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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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( ^ω^)「というわけで」
ベッドに腰掛けながら、ブーンは膝をぱしりと叩いた。
( ^ω^)「何が一体どうなってるのか分かる人、お手上げしてほしいお」
そう切り出したものの、しんと静まり誰一人動かない。
予想していた結果ではあるが、眉根を寄せて、ため息をついた。
弟者に無理やり隣のベッドに入れられた兄者が、上半身だけ起こしてうーんと首を倒す。
( ´_ゝ`)「ギコ先輩としぃ先輩は、今までずっとここに?」
首の位置を戻して、椅子に座るしぃとその横に腕組みして立つギコに問うた。
( ,,゚Д゚) 「…不甲斐ない話だが、朝練の時に腕を捻ってな。
道場の外の階段部分でしぃにテーピングをしてもらっていたんだ」
(*゚−゚)「その時に、道場から悲鳴が聞こえて…」
( ,,゚Д゚) 「入ってみたら、頭に黒い何かを付けた同級生が暴れていた」
ギコは腕組みを逆に直し。
目を伏せがちにしてから、間をおいて、また話し出した。
( ,,-Д-)「…それを見た奴らは、次々に悶え始めたんだ」
(*゚−゚)「…必死に、呼びかけたんだけど…」
倒れて苦しむ剣道部の人々に、ギコとしぃは体を揺すって必死に名前を呼んだという。
しかしそれも虚しく。
( ,,゚Д゚) 「そこにいた全員、黒い何かを体の一部に付けて暴れだした」
(*゚−゚)「そこでね、ギコ君は竹刀が大きな剣になって、私は持ってた包帯がこうなったの」
ギコは、突然襲って来た相手からしぃを助けるために。
しぃは、腕を怪我して動きが鈍るギコを助けるために。
必死に相手を思いやった結果が、巨大な剣と癒しの能力だった。
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