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おちゃめくらぶ掲示板

1御茶目菜子:2009/09/12(土) 15:33:12
現在大阪オフ中にょ
現在大阪オフにょ。
昼食を12時に済ませ現在3時のおやつ休憩にょ。
昼ご飯を食べてから現在までいろいろ買い物をしたけどもう3万円くらい使っているにょ。
めぼしいものは大体買えたけどそろそろ資金が尽きるにょ。


マリモーマさんへ
>今日は 大阪オフだけど 関西は 雨が降ってたよ

さっきは結構降っていたにょ。
また詳しくは明日書くにょ。

2564マリモ―マ:2019/04/07(日) 16:37:52
次は水冷式を組みたい
そろそろPCが重くなってきたかも
金があったら マザーボードとCPUを交換するべきなのかな?

2565:2019/08/24(土) 21:35:09
PC-E500エミュレータ
最近、安い8インチWindowsタブレットでPC-E500を始めました。(ポケコンの代わりとして使うと決めているのでエミュレータとウイルスバスターしか入れていないです。)
しかしこのエミュレータはタブレット非対応の様でキーボードやマウスが必須で携帯性の面ではたいへん厳しいです。世の中、なかなか都合よくいかないものですね!
御茶目さんのサイトを愛読しながら今後のポケコン人生を楽しみたいと思います。

2566タフオ:2019/08/30(金) 00:10:41
初投稿なのですが...
初めまして。いつも愛読させていただいております。プチバースで何度かお会いしたことはありますが、初めてここに投稿するので挨拶をさせていただきました。
プチコン歴9ヵ月の僕ですが、御茶目さんのプログラムを参考にしてプログラムを作っています。
今から本格的なプログラムに挑戦していこうと思います。
以上、タフオの下手なご挨拶でした。

2567御茶目菜子:2019/12/03(火) 23:57:22
Let'snote CF-RZ5をゲット
今日は私の誕生日にょ。
これで16歳になったにょ。

というわけで、自分用のプレゼントとして新しいPCを買ったにょ。
ずっと欲しかったLet'snote CF-RZ5にょ。
CPUはCore m5-6Y54、メモリ8GB、SSD256GB、LTEモデルにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1201863353984929793

同じ10.1インチ液晶を搭載したLet'snote CF-J10からの買い替えとなるにょ。
これでLet'snoteは通算10台目にょ。(ノートPC全体では通算48台目)
http://ochameclub.web.fc2.com/shokai.htm
ちなみに今回購入のRZ5は中古で69800円だったにょ。
中古で69800円というと高いイメージがあるかもしれないけど、元の定価が27万円の
高価なPCだけに美品でこの価格はお買い得だと思うにょ。

 ◎私のLet'snote歴
 CF-S51(11.1インチ、Celeron 366MHz)
  ↓
 CF-R2(10.4インチ、Pentium M 1GHz)
  ↓
 CF-R3(10.4インチ、Pentium M 733 1GHz)
  ↓
 CF-R5(10.4インチ、Core Solo U1400 1.2GHz)
  ↓
 CF-R9(10.4インチ、Core i7-620UM 1.2GHz-2.26GHz)
  ↓
 CF-J10(10.1インチ、Core i5-2540M 2.6GHz-3.3GHz)
  ↓
 CF-RZ5(10.1インチ、Core m5-6Y54 1.1GHz-2.7GHz)
  ※複数台購入の機種があるため合計では10台となる

Let'snoteを買った理由はもちろんモバイルするためだったけどモバイルに求める性能も
年々高まっているにょ。
S51を買った頃はWebの利用においてもYouTubeもニコ動もなくて普通にテキストや画像の
サイトを閲覧する程度だったからこれでも問題なかったにょ。(Flashを使用した
サイトが重かった程度)
しかし、ネットでも動画が一般化してきてS51ではどうしようもなくなったにょ。
S51は最大メモリ128MBだったのでメモリ搭載の面でもどうしようもなくなったにょ。
R2を買った当時はPenM1GHzが異次元の性能に感じたにょ。
何せ当時ゲーム用に使っていたPen3-M1.13GHz搭載のノートPCよりも高速だったからにょ。
メモリも標準で256MBだったものの768MBまで増設可能だったため自作PCの次に高性能な
PCだったにょ。
R3は最大メモリ搭載量こそR2と同じ768MBで両者ともPenMを搭載とはいえR2とR3のCPUの
性能比較をするとHD動画を再生すれば同じPenMでもBanias(R2)とDothan(R3)では
大きな違いが現れたにょ。
もちろん、それだけではなくてバッテリー駆動時間がR2が公称5時間、実駆動3時間程度
だったのがR3では公称9時間、実駆動6時間程度に伸びたのが大きいにょ。
CoreSoloを搭載のR5はフルHD動画も再生がギリギリ可能な実力を持っていたし、公称
11時間まで伸びたのが大きいにょ。
R9ではCore i7を搭載ということで当時はこれ以上のCPUはモバイルには要らないとさえ
思っていたにょ。
おまけに当時は大容量の6GB搭載が可能だったのが大きかったにょ。
ただし、モバイル用とはいえ、XGAという画面解像度にはすでに限界を感じていたにょ。
J10は通常電圧版CPUを搭載であるためそれまでの超低電圧版(Uタイプ)のCPUを搭載した
R9とは性能差は歴然だったにょ。
そして、メモリは本体裏のスロットに加えて隠しスロットがあり、メモリスロットが2つ
あるため最大16GBにすることができるにょ。
そのため現在でも十分通用する性能と言えるにょ。(というか、現在の最新PCでもメモリ
4GBというアホなモデルが多く存在する)

今年でそのJ10が発売されてから7年、中古で購入してから4年となるにょ。
それで、4年ぶりのモバイルPCの更新というわけで今回RZ5を購入したにょ。
このRZ5は3年前に発売された機種だけど、今でも十分に現役で使える性能があると
私は思うにょ。
では、J10と比べてどうなのかを比較してみることにしたにょ。

リカバリ直後のCrystalMark2004のスコアは以下のようになったにょ。

    CF-J10  CF-RZ5
     Win7   Win10
 Mark 135725  185596
 ALU   42417  35569
 FPU   42866  38041
 MEM   25789  38720
 HDD   6444  40817
 GDI   13486  13230
 D2D   2016   5426
 OGL   2707  13703

J10はCore i5-2540Mなのだけど通常電圧版(TDP35W)のCPUを搭載ということで発売
された2012年当時の普通のノートPCと同レベルの性能だったにょ。
それに対してRZ5は2016年の製品とはいえ、TDP4.5Wのモバイルに特化したCore mを搭載
なのでCPU性能は少しダウンしているにょ。(ただし、J10はWin10を導入してやると
かなり速度が低下するため同じWin10同士ならばRZ5に軍配は上がる)
速度向上で顕著なのはHDDの項目だけどこれはJ10はHDDモデル、RZ5はSSDモデルである
ためにょ。(J10にSSDを入れれば同レベルのスコアになる)
あとGPU性能も大幅にアップしているのが分かるにょ。
これは、SandyBridge内蔵のIntel HD Graphics 3000からSkylake内蔵のIntel HD
Graphics 515の差にょ。
ドラクエXベンチ(1280x720標準品質)ならばJ10が2000程度だったのが、RZ5は5670へと
大幅に性能が上がっているにょ。
唯一RZ5でダウンしたのがメモリ搭載量にょ。
J10は標準の2GB+増設8GBの10GBを搭載しているのに対してRZ5は標準8GB(増設不可)
だからにょ。
私はまともにWin10を使うならばメモリ8GBは必須と考えているので必要最低限は確保
されていると思うにょ。

私はJ10から買い換えるならばRZ5(もしくはそれ以降の機種)と考えていたのだけど
最近は海外メーカーから7インチ台、8インチ台のUMPCがたくさん発売されているため
モバイル用として買うならばRZに拘る必要性はないという人もいるかもしれないにょ。
個人的にはモバイルPCに求めているものはサイズ(フットプリント)、重量、堅牢性、
駆動時間なのだけど単体で見ればRZ5より優れているものはいくらでもあるにょ。
ただし、現時点で海外メーカーから発売されているUMPCで私が納得できるキーボードを
搭載しているものは存在しないにょ。
私がRZ5に拘った理由はこれが私が納得できるキーボードを搭載したミニマムサイズ
だからにょ。
そして、長年モバイル用にはLet'snoteを使ってきたため信頼性も非常に大きいにょ。

では、なぜRZ4やRZ6ではなくRZ5なのかという話だけどこれはRZ4だとJ10からのCPU
性能低下が気になる(BroadwellとSkylakeでは同クロックでもSkylakeの方が高速な上、
Skylakeの方がクロックが高くなっており性能差はそれなりに大きい)のと市場に中古で
流通している製品のほとんどが4GBモデルであるためにょ。
8GBモデルが見つかっても最近はRZ5との価格差が小さくなっているためRZ5の方が
お得感を感じてしまうからにょ。
RZ6は単純にRZ5より割高であるためにょ。
基本的にRZ6のKabylakeは同一クロックならばSkylakeとほぼ同じ速度にょ。
確かにCore i5-7Y54のターボブースト時のクロックはCore m5-6Y54と比べて大幅に引き
上げられているけれどその分価格も高価になっているにょ。(中古でも美品ならば余裕で
10万円を超えてしまう)
10万円以下で入手可能な比較的安価なRZ6はすべてCore i3-7Y30を搭載であり、それ
ならばCore m5-5Y54を搭載したRZ5の方が高速であるためRZ6を選ぶメリットはほとんど
ないにょ。
つまり、個人的にはRZ5がコスパの面で優れているということにょ。
RZシリーズが欲しい人で価格重視ならばメモリ4GBモデルのRZ4ならば状態にもよるけど
2万円台から入手が可能となっているにょ。
RZシリーズはメモリ増設不可であるため中古において4GBモデルと8GBモデルの価格差が
非常に大きくなっているにょ。
個人的には4GBモデルは眼中にはなかったのだけど4GBモデルが許容できる人ならば
4GBモデルを買う方がコスパが非常に高くなるにょ。(使用用途を限定したサブ機で
あれば4GBでも特に問題はないかもしれない)

RZと同レベルのフットプリントである10インチクラスの機種は実は非常に多いにょ。
しかし、大半がSSDではなくeMMCだし、CPUはAtomもしくはその系列のCPUとなっている
ため動作にもっさり感があるにょ。
Atomも第1、第2世代の頃は当時の最新のWindowsであるVistaや7を動作させるには全く
性能が足りていなかったものの第3世代(BayTrail)では最新のOSであるWin8が普通に
動くレベルまで性能が向上したにょ。
しかし、Win10では性能不足を感じてしまうにょ。
その一番の原因はAtomのシングルスレッド性能が低すぎるためにょ。
Atom x5-Z8500とCore m5-6Y54を比較すると後者はマルチスレッド性能で約2倍、シングル
スレッド性能ならば約3倍となっているにょ。
そのため普通にOSを使うだけでも体感速度で差が表れているにょ。
ちなみにCore m(YタイプのCPU)がUタイプのCPUと比べてもっさりに感じることがある
のは排熱が間に合わずターボブーストが働かない場合にょ。
その場合でもAtomよりはマシだけどCore mは定格クロックが低いためターボブーストが
利くか利かないかが非常に大きいというわけにょ。
RZは排熱処理で優れているためゲームやエンコードなどの無茶な作業を行わない限りは
体感速度ではシングルスレッド性能にあまり差がないUタイプのCore i5とそれほど
変わらないということにょ。
逆に言えばゲームやエンコを行うのにCore mは不適といえるにょ。(こんなことは
あえて私が言うまでもない話だけど)

というわけで、RZ5はモバイル時の使用であれば私にとっては十分な性能をもっているし
これでキーボード内蔵の2in1 PCとして考えると770gなので十分軽いと思うにょ。
そして、Let'snoteならではの十分な拡張ポートや交換可能なバッテリも評価に値する
ポイントだと思うにょ。(昨今はバッテリが交換不可の機種ばかりで中古で買ったけど
モバイルとしては実用にならないという可能性もあるため交換可能なバッテリを搭載と
いうだけでモバイルに対する安心感は桁違いになる)
個人的にはJ10からの買い替えとなったためJJ10の分厚さと煩さと液晶品質が改善された
というだけでもかなり買い換える価値があったと思ったにょ。
これからJ10の代わりにRZ5をどんどん使っていこうと思うにょ。

2568御茶目菜子:2019/12/04(水) 00:32:56
レスにょ
ラララさんへ

電子手帳はシャープのPA-8500を使っていたにょ。
その後、ザウルスのPI-6500を買ってそれ以降はザウルス派になったにょ。


マリモーマさんへ

たしか、初代Core iでしたっけ?
そろそろ自作PCの組み換え時かもしれないにょ。
個人的にはRyzenのコスパの高さがおススメにょ。


みさんへ

エミュとはいえポケコンを使用してくれるのはうれしいにょ。
ぜひ、参考にしてみてにょ。


タフオさんへ

Petitverseは私はまだ現役で投稿しているにょ。
というか、自サイトの方の更新ができてないので最新作はtwitterかPetitverseを見て
欲しいにょ。

2569御茶目菜子:2019/12/31(火) 07:40:45
冬コミ(C97)で新刊のプチコン4本を頒布するにょ
本日、冬コミ(コミックマーケット97)で冬コミ新刊「プチコン4 1画面プログラム 完全
マニュアル JH」を頒布するにょ。
http://petitverse.hosiken.jp/community/petitcom/topic/?read=1373&ukey=1

これは1画面プログラムを作るためのテクニックの詳細解説を行っている本にょ。
他所では絶対に読めないすばらしい内容(自画自賛)となっているにょ。

頒布場所は冬コミ4日目12/31(火)、南ヨ-36bでいつもの「まりも友の会」様のスペース
となっているにょ。
価格は1冊たったの100円にょ。
これは印刷費用よりも安いにょ。
私の人件費を考えたら1冊1000円とか2000円とかになると思うのでバーゲンプライスにょ。
というわけで基本的に売り切れても再販はないので来られる方は早めにどうぞ!

この本では初心者でも理解できるように図入りでサンプルプログラムもたくさん用意して
詳細な解説を行っているにょ。
基本的には1画面プログラムJHを作るため知識、技術を惜しむことなく解説している本
なのだけど、どうやったら面白いゲーム、ユーザーのことを考えたゲームができるかと
いうものも詳しく書いているのでゲーム制作に興味がある中上級者の方もぜひ読んで
みて欲しいにょ。

私がこれまでに作ったプチコンシリーズの本は今回の本で13冊目となるのだけど、
今回の本が今までで一番情報量(文字数)が多いにょ。
それだけ詳細解説には自信があるにょ。(無駄に文字数が多いという説も・・・)

ちなみに、この本で解説しているのは「教室でお花摘みなんか許しません JH」
「玉転がしゲーム JH」「SIMPLE RACING JH」の3作品にょ。。
現時点で私が公開している14作品からこの3作品を選んだのには理由があるにょ。
SIMPLE RACING JHは1画面プログラムJHのゲームの中で最も遊べるゲームなのでこれは
最初から確定だったにょ。(このゲームはプチコン3号のQSP版からの移植であり、初出
から改良を重ねまくっているので完成度が最も高い)
3作品を解説予定なので残りの2作品はゲームシステムが「非常にシンプルなもの」と
「センサーを使用したもの」というのをターゲットにしてみたにょ。

センサーを使用のゲームとなると現時点では最新作となる「PETIT SKI JH」があるにょ。
このゲームはゲーム的にはオススメできるのだけど「SIMPLE RACING JH」との解説の
流れを考えると「玉転がしゲーム JH」の方がスムーズに行えるためこれに決まったにょ。
シンプルなゲームとなると「100m走 JH」や「連射計測JH」があるのだけど100m走ゲーム
に関しては過去のプチコン本では過去に何度も採り上げたのでみんな飽きているだろう
から今回はやめたにょ。
「連射計測JH」ではなく「教室でお花摘みなんか許しません JH」を選択したのは
プログラムリストの短縮効果が非常に大きいためにょ。
シンプルな内容のゲームを装飾することで1つの作品に仕上げるというテーマで書いた
章なので装飾をしたら1画面には収まらないけどこれはプログラムリストを短縮すれば
収まってしまうというのが分かるような作品にしたかったためにょ。

要するに頭の中に解説の流れとなる筋書が粗方できていたのでその筋書にマッチした
3作品を選んだというだけのことにょ。
そのため順番に読んでいけばあそこの伏線がここで活かされているというのが随所に
あるため各章ごとに独立して読める内容になっているものの順番に読んでいけば更に
理解が深まるような記述が行われているにょ。
基本は完成度の高い(面白い、プレイしやすい、見た目に優れた)1画面プログラムに
よるゲーム作るための方法を書き記した本なので結局は1画面プログラムのような制限の
あるプログラムに興味が無ければあまり意味がない本とはいえ、ゲーム制作という観点で
考えると1画面プログラムに興味が無くても役立つ部分が含まれているためぜひ実際に
コミケ会場で内容を確かめて欲しいにょ。

2570御茶目菜子:2019/12/31(火) 12:42:27
2019年に購入したデジタル機器
毎年恒例の無駄遣いチェック!
というわけで、私が今年購入したデジタル機器のまとめをしてみたにょ。

  5月 デジカメ   Cybershot DSC-WX300  10000円(中古)
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1124289210310021121
  7月 タブレットPC Galaxy Book 12     79800円(新品)
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1152943164728025089
  9月 ゲーム機   Nintendo Switch Lite  19800円(新品)
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1175448746299052032
  9月 タブレットPC ARROWS Tab Q584/H   12800円(中古)
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1178341445595324417
  9月 腕時計    Baby-G BGD-5000-1JF  13180円(新品)
 12月 2in1 PC    Let'snote CF-RZ5    69800円(中古)
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1201863353984929793
 12月 Blu-rayレコーダー AQUOS 2B-C10BW1  37800円(新品)
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1211849942030942209
 12月 Amazon端末  Echo Show 5       4980円(新品)
 12月 Amazon端末  Fire 7タブレット    2280円(新品・2台)

それぞれ、買った経緯、選択理由などについて書いていくにょ。

WX300は2012年に買ったWX100からの買い替えとなるにょ。
WX100はいい機種だったけど何度も落下させているためか、最近は電源を入れても動作
しない(ズームをするとフリーズするなど)ということが多くなってきたにょ。
これではいけないと思い代用となるコンデジを探したのだけど近年はスマホの普及に
よってコンパクトなコンデジはほとんど姿を消していたにょ。
WXシリーズの最新作となるWX800は30倍ズームを搭載、チルド液晶などの大幅な進化を
しているもののその代償として筐体の大型化となっているにょ。
薄型がWXの特色だったのにHXシリーズとほぼ同サイズとなってしまったにょ。
したがって、WX800はHX99からマニュアル機能を省いた機種という感じになっているにょ。
WX100は当時、光学10倍ズーム搭載では世界最小、最軽量だったというのに魅力を感じて
購入したのだけどWX800にはその面影が全くないので候補から外したにょ。(WX800を
買うくらいならば本体サイズがあまり変わらないRX100シリーズが欲しいと思った)

そこで目を付けたのがWX800の先々代モデルとなるWX350にょ。
これは2014年モデルながらまだ普通に現役として売られている機種にょ。
とはいえ、5年前の機種を当時とあまり変わらない価格で買うのは馬鹿らしいため程度の
よいWX300の中古を見かけたのでこれにしたにょ。
WX300は本体サイズや機能はWX350と大差はないにょ。
サイズ的にはWX100よりは大きいものの光学20倍ズームということを考えれば十分許容
範囲であるため一応満足はしているにょ。
WX100でも搭載されているUSB充電機能も健在なので充電に関しても特に不満はないにょ。
専用充電器を使わないと充電できないコンデジはそれだけで購入対象外となるからね。


Galaxy Book 12はお絵描き用として買ったにょ。
すでにお絵描き用としては多くのタブレットPC、2in1 PCを持っているのだけどどれも
一長一短だったにょ。
個人的には(中古市場でのコスパが非常に高いため)好きな機種であるAtom婆(これは
同一機種を3台持っている)だけどCPUがAtomでメモリが4GBということで本格的に絵を
描くにはスペック不足を感じていたにょ。
それを補うために買ったのがSurface Pro 2にょ。
Surface Pro 2はHaswell世代(第4世代)のCore i5を搭載し、メモリは8GBで256GBのSSD
搭載ということで普通にPCとして使えるスペックを備えているためお絵描き用としては
特に不満を感じていなかったにょ。
しかし、バッテリが死亡してしまったにょ。
バッテリが死亡した状態でもACを挿せば使えるもののSurface Pro 2のACは磁力で付いて
いるため簡単に抜けてしまうという問題があるにょ。
万一抜けた場合はせっかく描いた絵がパーになってしまうにょ。
そもそも、線をつなぐのが嫌だからタブレットPCでお絵描きしているわけだしね。

と言うわけで買ったのがAtom婆の上位モデルとなるM婆にょ。
Surface Pro 2よりも薄型軽量で悪くない機種だったもののやはりメモリ4GBだとお絵描き
するのに辛かったのですぐに使わなくなってしまったにょ。
というわけで中古市場だけではなく予算を8万〜10万円程度まで広げて新品も視野に
入れることにしたにょ。
新品でも8万円程度で買えるドスパラのRayTrektabの10インチモデルがなかなか良さそう
に思えたもののやはりCPUのCeleron N4100が懸念材料となっていたにょ。
そこに登場したのがGalaxy Book 12の価格下落にょ。
ずっと10万円以上していてのが今年に入ってから新品で10万円を切る価格で見かける
ようになっていたにょ。
私が買う頃には7万円台まで下落(確認した最安値は買った後に見かけた69800円)して
いたためこれに決めたにょ。
Galaxy Book 12はKabyLake(第7世代)のCore i5を搭載ということでSurface Pro 2より
スペック面で優れていたにょ。(Surface Pro 5と同レベルの性能)
しかも、対応のSペンはワコムfeelの中では最高に近い書き味と精度を誇っているにょ。
有機ELモニタであるためモニタの性能も抜群だし、USB PD充電が可能(5Vで充電も可能)
というのが最高にょ。
とりあえず、現時点でこれ以上に私のニーズにあった機種は存在しない感じで良い買い物
だったと思っているにょ。


Nintendo Switch LiteはNintendo Switchをモバイルするために発売日に購入したにょ。
Nintendo Switchはその名の通り、携帯ゲーム機のように使えるだけではなくTV接続を
して据え置きゲーム機として使えたり、コントローラーを外してテーブルモードで使う
こともできたりと多彩な使い方ができるのがウリとなっているのだけど私はほとんど
携帯モードで使っているにょ。
携帯ゲーム機として考えるとNintendo Switchは大きく重い機種にょ。
メーカー側も3DSシリーズの終了によってNintendo Switchへと移行をさせたがっている
のだけどNintendo Switchのサイズ、重量、価格はネックとなっていたにょ。
したがって、3DSシリーズが終わるのであれば小型軽量で安価なNintendo Switch互換機が
発売されるのは確実と思いずっと待っていたにょ。
そんな中で発売されたのがNintendo Switch Liteだったにょ。

サイズや価格はまだウワサ段階(発売の1年以上前)で出ていた情報から私が推測した
ものと概ね同じだったにょ。(PS Vitaクラスのサイズで2万円を切る価格)
実際のサイズはPS Vitaよりは少し大きいけどNintendo Switchと比べると十分小型軽量
であるため問題はないにょ。
私はNintendo Switchでプレイするゲームの大半はプチコン4なのだけどプチコン4を使う
場合にはサイズや形状の問題が懸念されていたけど実際に使ってみると特に問題には
感じなかったにょ。
それよりは、アカウント管理の問題が大きかったにょ。
私は3DSシリーズを5台持っているけどそれぞれにプチコン3号を買っているにょ。
プチコン3号では同一のニンテンドーアカウントでは無くても無線によるローカル通信に
よって制作しているプログラムのやり取りができていたにょ。
プチコン4ではそれができないためアカウントを統一する必要があるにょ。
しかし、同一アカウントだと購入は1回だけで済むものの同時に起動が可能なのは1台に
限られるにょ。(複数台で同じダウンロードアプリの同時起動はできない)
したがって、Nintendo Switchはいつも使う本体にして、Nintendo Switch Liteはサブに
徹することにしたにょ。
結果として、Liteでプチコン4を使うには毎回ネットワーク接続が必要になってしまった
ため外出先で使うのが面倒になってしまったにょ。
というわけで、パッケージ版のプチコン4を出して欲しいにょ(笑)


ARROWS Tab Q584/Hは単に安かったからというのが買った理由にょ。
この機種はAtom婆のライバルと言える機種で、Atom婆と比べて優れている点としては防水
機能搭載とか、WQXGA(2560x1600)の高解像度液晶を搭載などが挙げられるにょ。
しかし、ペンの性能はAtom婆の方が上だし、防水である反面で本体は分厚いため携帯性は
Atom婆の方が上にょ。(本体が分厚いため「ペンが本体に内蔵できる」というプラス面も
あるけどね)
液晶解像度の高さもAtom婆もフルHDより広いWUXGA(1920x1200)ということもあり、この
Q584/Hの恩恵はそれほど大きくはないにょ。(むしろ、Atom婆よりもCPU性能が低いため
必要以上の高解像度はもっさりの原因になりかねない)
私にとってQ584/HのAtom婆に対する一番のメリットはキーボード部にヒンジがあるという
ことにょ。
Atom婆の専用キーボードは溝に挿すタイプなので角度調整は一切できないし本体を膝の上
などの不安定な場所で使うと本体部分の落下のリスクがあるにょ。
その点、Q584/Hならばその心配はないのでノートPCライクの使用をするならばAtom婆より
優れていると思うにょ。
とはいえ、ノートPCとして使うならば使えそうだけど今年買ったRZ5によってその機会は
ないということで結局買ったものの使わずじまいとなっているにょ。(私にとっては結構
よくある話)


Baby-G BGD-5000-1JFを買ったのは今まで使っていた腕時計(Baby-G)が壊れたためにょ。
壊れたといってもベルト破損なので時計としては機能しているんだけどね。
G-shock、Baby-Gは防水で衝撃に強く時計部分が壊れることはほぼ無いにょ。
しかし、ベルトに関しては案外もろいし、汎用品が取り付けられないため専用品を使う
しかないにょ。(さすがに10年近く使えばベルトも劣化してしまう)
ベルトを修理して使うという方法も考えたけどすでに幾度となく落下等によって本体
部分も結構ボロくなっているため今回買い換えることにしたにょ。
買い換える際はデザインが気に入ったものと(前回に引き続き)電波ソーラーであると
いうことを必要項目に挙げたにょ。
そして、予算は2万円以下という条件の中でいくつかの候補の中でぱっと見た感じの
デザインでこの機種に決めたにょ。
派手なピンクでも良かったけど普段身に付けるものだからこれくらいワンポイントの
方がおしゃれかなと感じたためにょ。


Let'snote CF-RZ5はLet'snote CF-J10からの買い替えとなるにょ。
https://6407.teacup.com/ochame/bbs/5146
詳しくは先日も書いたのだけど私はずっとLet'snoteの10インチモデル(主にRシリーズ)
を愛用してきたにょ。
J10を買ったのもその流れがあったためにょ。
J10はスペック面では当時は不満はなく今でも普通に使えているもののTDP35Wの省電力
ではない通常版のCPUを搭載しているため発熱が大きく分厚く高負荷時のファンの音も
それなりに大きいにょ。
あとIPS液晶に慣れた今となってはTN液晶の視野角の狭さやWXGA(1366x768)という
解像度の低さも気になっていたにょ。
というわけで、RZシリーズにそのうち買い換えたいとずっと思っていたにょ。

今回ようやく買い替えに至ることができたのも状態の良いRZ5の8GBモデルが中古でも納得
できる価格まで値下がりしたためにょ。
RZ4の4GBモデルならば2年くらい前には5万円を切っていて買い替えはいつでも可能(個人
的には5万円を1つの目安としていてJ10やその前のR9も中古で5万円を切ってから購入して
いる)となっており、最近では状態によっては2万円台で購入が可能になっているにょ。
しかし、個人的にはWin10を使うのに4GBではさすがに厳しいにょ。
RZシリーズはメモリを増設できないため購入の際はメモリ搭載量が重要となっているにょ。
(普段使っているJ10はメモリが増設可能であるためメモリ10GBで使用している)
あとRZ4やRZ5のCore m3モデルはJ10からのCPU性能ダウンが大きいため買うならば最低
でもRZ5のCore m5モデルと考えていたにょ。
私の過去の経験から1割の速度差はベンチで比較しないと体感ができないけど3割速度差が
あれば体感で分かるためそこまでの速度低下を避けたかったためにょ。(J10にWin10を
入れるとWin7と比べて2割くらいCPUスコアが落ちる)
やっぱり、新しい機種に買い換えたのに体感的に遅くなったというのは避けたいからね。
今回買ったRZ5のCore m5-6Y54だとベンチではCPU性能はJ10と比べて劣るけど体感的には
互角に感じるにょ。
それで、J10と比べて大幅な薄型軽量となり、J10で不満だった液晶もWUXGAのIPS液晶で
改善され画面が360度回転のYogaスタイルの2in1(タッチ対応)であるためタブレットと
しても使えて買い換えて本当に良かったと感じているにょ。


Blu-rayレコーダー(AQUOS 2B-C10BW1)は自室専用のレコーダーとして買ったものにょ。
アナログ放送時代はPCにTVキャプチャを繋いでTV視聴や録画を行っていたけどデジタルに
なって著作権がガチガチになってからは扱いにくくなったため地デジ完全移行後はPS3に
torneを繋いだり、自室のTV(AQUOS)にHDDを繋いだりして録画をしていたにょ。
リビングにはAQUOSBly-rayレコーダー内蔵TVがあったためそれで問題はなかったけど
最近はリビングのレコーダーの調子が悪くなっていたにょ。
一体型なので修理に出すのも億劫だし、レコーダーも全く使えないわけではないという
ことで買い替えも抵抗があったので今回は自室用にレコーダーを買い増すことにしたにょ。
購入にあたってはHDDは最低でも1TBは欲しいし、チューナーは2つは欲しかったにょ。
この機種を選んだのは私の要求するスペックを満たして唯一4万円を切っていたことに
加えてAQUOSだったためにょ。
TVがAQUOSであるためレコーダーもAQUOSで統一したかったという簡単な理由にょ。
あとドラ丸が使いやすそうだったというのもAQUOSにした理由にょ。
とはいえ、設置や設定を行う時間が確保できないため買ってから1週間以上も放置状態
でまだ使ってないのだけど・・・。


Amazon端末であるEcho Show 5やFire 7は今月のAmazonのセールで購入したものの到着
するのは来月(2020年1月)中旬の予定となっているにょ。
買った理由は単に安かったからにょ。
Echo show 5は5インチモニタ付きのスマートスピーカーだけど完全なスピーカーである
Echo Dotと比べてモニタがあるというだけで使い方が非常に多彩になっているため十分
遊べるのではないかと思うにょ。
使わなくなってもカラー液晶搭載の置時計として活躍してくれそうにょ(笑)

Fire 7はKindle専用の端末として購入したにょ。
漫画を読むにもカラーページはカラーで読みたいし、電子ペーパー端末はレスポンスが
悪いためあまり使う気にはなれないためにょ。
Fire 7はAndoidベースのOSを採用とはいえ、Amazonアプリストアの品揃えが悪いため
タブレットとして使うならばイマイチみたいにょ。
Fire 7はスペックが低い代わりに通常でも5980円と低価格となっているにょ。
セールではそれが3280円で、2台以上購入すると2000円引きだったので今回は2台まとめて
購入したにょ。
これにより、1台あたり2280円という信じられない安さとなっているにょ。(一緒に
買った専用ケースの方が、本体より高価という逆転現象が起きている)
この価格であれば壊れてもそれほど痛くはないし、2台あれば壊れた時の予備機として
使えるからね。



今年買ったデジタル機器についてざっと見ていくとこんな感じになっているにょ。
これ以外にもデジタル一眼レフの交換レンズ(AF-S 18-200mm F3.5-5.6G ED VR)や
アクティブスタイラスペンを2本買っていたりなど周辺機器に関しては数えればきりが
ないくらいあるにょ。

というわけで、もう半日でついに2020年代に突入にょ。
2020年って昔(90年代)は近未来という感じがしていたけど周囲を見てみるとあまり
近未来的は雰囲気はないにょ。
2010年代も90年代から見れば近未来っぽいイメージがあったけど実際は大したことは
なかったからね。
これは時代をワープしているのではなくその流れをずっと見ているからこそ気付かない
面もあるにょ。
というわけで、ざっくりと2010年代を振り返ってみるにょ。
あまり変わり映えのない10年だけどそんな中でデジタル機器に関しては大幅な進化を
遂げていると思うにょ。

10年前はスマホがようやく普及しようとしてきたという感じだったけど今はスマホは
持っていて当たり前のものであり、むしろ、ネットも日常生活はスマホが中心となって
きているにょ。(おちゃめくらぶの公式サイトは相変わらずスマホの利用は全く考慮
されてないけど大手サイトではスマホで快適に閲覧できるか否かが死活問題となる)
スマホはこの10年で桁違いに大きな性能向上となったのだけどPCにおいてはここ10年では
スマホほど大きな進化はないにょ。
それでも、ここ最近はデスクトップPCにおいてはCPUの多コア化が急加速していたりして
大きな進化を遂げているにょ。
モバイルPCにおいては、この10年で薄型化、軽量化とタブレットPCの普及が大きな進化と
言えるにょ。
10年前のタブレットPCというと分厚くていかにも業務用というものしかなかったにょ。
だからこそ、2010年に(今ではとても軽いとは言えない)初代iPadが登場時にもて
はやされたにょ。
それが、Windows 8や第3世代Atom(Baytrail)の登場で薄型で安価なタブレットPCが急増
したにょ。
とはいえ、PCにおいてキーボードの存在が非常に大きいためタブレットPCとしても使える
2in1 PCが2010年代後半から急激に増えたにょ。

20年前にADSLによって一般家庭にブロードバンドが普及したのだけど2010年からサービス
開始の4G(ドコモではXi)によってモバイルブロードバンドが普及したにょ。
ドコモではFOMAの名称で親しまれている3Gサービスは国内では2001年に開始されたにょ。
当初は規格値で384Kbpsであり、すでに8MbpsのADSLが普及していたことを考えると決して
高速とは言えなかったけど2.5GであるPDC(回線交換式で9.6Kbps、パケットで28.8Kbps)
と比べると高速だったにょ。
3Gは徐々に進化を遂げて3.5Gでは3.6Mbps・・・7.2Mbps・・・14MbpsとかつてのADSLに
近いレベルまで高速化が行われたにょ。
そんな中で2010年に満を持して開始された4Gは当初は75Mbpsでこれも徐々に高速化が
行われて今では1Gbps近い速度になっているにょ。
もちろん、実測でこれだけの速度が出るわけではないのだけどそれでも(回線が混雑
していない状態だと)ブロードバンドと言えるくらいの速度にはなっているにょ。
これによって自宅ではネット環境のない人も増えているにょ。
かつて、パケ放題が登場する前に「パケ死」言葉があったのだけど(当時は割引サービス
適用前の状態だと1パケット128バイトあたり0.3円だったので1MBダウンロードするのに
2400円もの通信料金がかかった)
今でもそれは「ギガが足らない」という言葉に変わっているにょ。
結局どれだけ回線が速くなろうと無線の帯域には限界があるため完全定額を実現するのは
困難であり、これは来年からサービス開始が予定されている5Gでも変わらないと思うにょ。

というわけで、明日からいよいよ2020年だけどこの2020年代の10年間で何がどれだけ
変わるのか今から楽しみで仕方がないにょ。
さらば2010年代!こんにちは2020年代!

2571御茶目菜子:2020/01/02(木) 00:03:35
新年あけましておめでとう
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。


毎年恒例となっているプチコン書き初め大会を今年も開催するにょ!

 第5回プチコン書き初め大会
 http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom4/kakizome_5.htm

第1回はプチコンmkIIで作った私の初の毛筆ソフト「簡易毛筆QSP」を公開した記念に
開催したにょ。
第1回から毎年恒例を謳っていたのだけど本当に5回も続くとは思っていなかったにょ。
当初は毛筆ソフトなんか作る変わり者なんて私以外にいないだろうと思っていたのだけど
プチコン4では私以外にも毛筆ソフトを作った人も現れてうれしい限りにょ。
まぁプチコン4ではTOUCH関数でタッチ面積が取得できるようになり、それを使えば指や
導電ゴムを使用のタッチペンで筆圧検知が可能になるため毛筆っぽいプログラムを作り
やすいというのがありそうにょ。

第5回の題字は私がプチコン4で作った簡易毛筆JHで書いたにょ。
題字というのはその毛筆ソフトでどのレベルのものが書けるのかをユーザーに示す役割も
あるため非常に大事だと思うので結構時間を掛けて何枚も書いたにょ。
簡易毛筆JHは過去の簡易毛筆シリーズよりも描きやすく調整をしているとはいえそれでも
「はね」や「はらい」はある程度このプログラムに慣れないと難しいにょ。

今回の第5回は私の「簡易毛筆JH」の宣伝も兼ねているのだけど来年までに毛筆ソフトが
いくつか公開されたらそれらも公式アプリに加えてみたいにょ。
そうすれば、簡易毛筆JHの良い点、悪い点も見えてくると思うにょ。(JHの範囲内では
最善を尽くしたつもりだけど)
というわけで、第6回を行うためにもまずはこの第5回を成功させる必要があり、そのため
には皆さんの参加が必要不可欠になるにょ。
私が主催したポケコンソフトウェアコンテストも結局のところ参加者がいなくなったから
事実上の消滅となってしまったからね。

第5回といえばプチコン大喜利も今回第5回を迎えるにょ。
私は第1回でPETIT RUN mkIIで技術賞に入賞してからは入賞のノミネート止まりだった
けどそれはユーザーの広がりがあったためだと思うにょ。
プチコン大喜利はどんどん参加作品数が増えていって今回はプチコン4に限定されている
のが残念だけどそれでも前回を超える作品数が集まるのではないかと予想しているにょ。
その理由はいくつかあるけどプチコン4では参加のハードルが大幅に下がっているという
のが非常に大きいからにょ。
何せアップロードするだけで大喜利への参加が完了してしまうからね。
あとプチコン4は体験版が用意されている上に大喜利開催の時期に合わせてプチコン4の
製品版のセールも行っているからね。
プチコン4に触れるためのハードルも下がっているにょ。
そして、小林社長の存在が非常に大きいにょ。
大喜利の商品の北海道の海の幸というのは普通の会社だったらその辺で買ってから発送
するだろうけどプチコン大喜利では社長が自ら漁に出かけて捕ってくるわけだからね。
こんなことは普通のコンテスト主催者ではありえないにょ。(誉め言葉です)

ちなみに今回のプチコン書き初め大会は例年より期間が長い(終了が遅い)のだけど
それはプチコン大喜利と開催時期が重なっているからにょ。
第1回プチコン書き初め大会は第4回プチコン大喜利の終了日と重なってしまい参加が
できなかったという不満の声があったため今回はプチコン大喜利は1月9日まで受け付けて
いるためプチコン書き初め大会は1月10日まで受け付けることにしたというわけにょ。
ゲーム制作とは異なり書き初めであればいくら何度も繰り返して書いても1日あれば十分
書けるだろうと判断したためにょ。

2572御茶目菜子:2020/01/12(日) 22:15:32
RX100M3を買ってみた
新しいデジカメを買ったにょ。
機種はソニーのCybershot RX100M3にょ。
ちなみに中古で3万円だったにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1214926753929367553

コンデジなのに中古で3万円というと高いと思う人もいるかもしれないけどコンデジにも
関わらず一眼レフ並の画質で撮影できるため実はコスパは非常に高い機種と言えるにょ。。

これでソニーのコンデジは7台目(P10、T1、TX1、WX100、WX300、WX300、RX100M3)で
コンデジ全体だと30台くらい買っているにょ。
メインとして使用しているコンデジはこんな感じになっているにょ。

◎私が普段持ち歩いているデジカメの変遷

 ミノルタ DiMAGE X20
  ↓
 ニコン  S1
  ↓
 ソニー  TX1
  ↓
 ソニー  WX100
  ↓
 ソニー  WX300

私はポケットに楽々入るくらい薄型で小型軽量の機種が好みなので昔は屈曲光学系の機種
ばかり買ってきたけど最近(というか2012年に買ったWX100以降)は屈曲工学系の機種で
自分の好みに合う機種がなくなってきているため沈胴系の機種を買っているにょ。

そもそもコンデジ自体が2010年頃をピークに市場の縮小傾向がずっと続いているにょ。
その理由としてよく挙げられているのがスマホの普及に伴うものにょ。
それが本当なのか私の記憶から辿って行ってみるにょ。(記憶を元に書いているため多少
不正確な部分があるかもしれない)
日本においては2000年にJ-PHONE(現在のソフトバンクモバイル)から発売されたガラケー
J-SH04でカメラ機能を搭載して「写メ」(写メールの略)という言葉が流行するくらい
ケータイで写真を撮ることが一般化してきたのだけどJ-SH04はたったの11万画素であり
今から考えると非常に貧弱なものだったにょ。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/504.html

J-SH04が発売された2000年当時は最新の高価なモデルのデジカメ(コンデジ)がようやく
300万画素に達した(私が持っているCOOLPIX 990が2000年発売で334万画素)とはいえ店頭に
売られている多くの機種は100〜200万画素だったし、入門機では35万画素の機種がまだ
普通に売られていた頃にょ。
そのためこの時点ではデジカメはようやく普及しはじめた頃というレベルであり、アナログ
カメラ(銀塩カメラ)を置き換えるようなレベルには達していなかったにょ。
私の過去の実験においてもL版プリントならば200万画素必要、A4プリントならば500万画素
必要といった感じだったからね。
デジカメは2002年の段階でようやく販売台数シェアで銀塩カメラと互角になり、それから
わずか数年後の2005〜2006年に完全に銀塩カメラに変わる存在(デジカメのシェアが銀塩
カメラのシェアを圧倒)になってしまったのだけどそれは性能アップ(画素数アップ)が
かなり影響していると思われるにょ。
2005年の時点では普及クラスの機種でも500万画素に達していたため私の実験と世間の評価
というのは概ね一致しているにょ。

銀塩カメラと比べて画質で格段に劣る黎明期(95〜96年)のデジカメであってもそれを好んで
使う人はいたにょ。
それはプリントせずに撮った写真を見ることが可能だし、PCとの親和性が高いためにょ。
デジカメは90年代後半から普及してきたインターネット上(メールも含む)で使用することが
多かったにょ。
これが銀塩カメラだとフィルムスキャナでフィルムから取り込むかフラッドヘッドスキャナ
でプリントした写真を取り込むか、カメラ屋で撮った写真をフォトCDにしてもらうなどの
方法を採る必要があったにょ。
しかし、デジカメならばそんな手間いらずでPCで活用できたにょ。
これは2000年の時点では画素数が少なくて銀塩カメラの代わりにはなりにくかったという
のもあるし、写真レベルでプリントが可能な家庭用プリンタがようやく普及しはじめた時代
だったということもあるにょ。

J-SH04が発売された当時はデジカメそのものがまだようやく普及を始めた頃(ケータイも
ようやく普及してきた頃)であり、ケータイで写真を撮るという発想は無かったにょ。
だからこそ、撮った写真をそのままメールで送れる写メは画期的なことだったにょ。
これは、当時はケータイのメールで送れるサイズに制限があったのもなかなかそういう
発想に至らなかったのもあるし、通信料金も高かったのも理由となっているにょ。
だから当時のデジカメと比べると非常に貧弱な11万画素というカメラ機能もあまり気に
ならなかったにょ。
そもそもケータイの画面で見るだけならば96x130ドットの液晶に対しては十分な画素数が
あったわけだしね。

とはいえ、2000年以降はデジカメの画素数競争が急速に進んでいったにょ。
それと同時に写メで爆発的に普及したケータイのカメラ機能も画素数競争が激しくなって
いったにょ。
2003年に発売されたJ-SH53でついにケータイの内蔵カメラが約100万画素(1メガピクセル)
に達し、同年に発売されたV601SHでは初のAF対応の200万画素に達したというのを見れば
その進化の速度が分かると思うにょ。
2003年といえば普通のデジカメだと上位モデルで500万画素程度、下位モデルで200万画素
程度だったので2000年の時点ではコンデジと比べて桁違いに劣っていたケータイの内蔵
カメラが2003年の時点でケータイの内蔵カメラは普及クラスのコンデジに追いついたという
ことになるにょ。
もちろん、専用の画像処理エンジン(専用のDSPチップ)を搭載しているデジカメとは
異なり、ケータイでは当時は貧弱だったCPUですべて処理していたためレスポンスという
面ではデジカメと比べてかなり劣っていたけどね。
私もV601SHは発売日に買ったけど最高画質で撮影すると保存に15秒かかるためさすがに
最高画質で撮影することはほとんどなかったにょ。(ちなみに当時メインで使っていた
コンデジであるX20は最高画質でも2〜3秒程度だった)

デジカメの画素数競争を陰で支えてきたのはフラッシュメモリの大容量化にょ。
1997〜98年頃はデジカメは35万画素程度が一般的だったためまだ銀塩カメラを脅かす
存在ではなかったのに加えて記録メディアも8〜16MB程度が一般的だったのだけど98年には
メガピクセル機が登場したため最高画質だと1枚に数10枚しか撮影ができなかったにょ。
しかも、予備の記録メディアも高価で買えなかった時代であるため今のように気軽にどんどん
撮りまくれるという時代ではなかったにょ。(当時の液晶モニタでは上手く撮れたかどうかの
判断も難しかった)

しかし、2000年頃には64MBのCF(コンパクトフラッシュ)が1万円を切るようになったにょ。
私はX20やV601SH(ともに2003年)では4000円くらいで買った256MBのSDカードを使用して
いたにょ。
それ以降は同じ価格ならば1年で2倍もしくはそれ以上のペースで大容量化が進んでいったにょ。
その結果デジカメの普及が高まった2006年頃には1GBとか2GBのものが気軽に買えるように
なっていたにょ。
画素数の増加を大きく超えるペースで記録メディアの大きさが大きくなっていったため
デジカメは残り枚数を気にせず撮影できるという銀塩カメラにはない大きなメリットを
手に入れられるようになったにょ。(今ではmicro SDも128GBならば2000円弱、256GBでも
4000円程度で入手可能であり1枚の記録メディアにJPEG画像であれば最高画質であっても
数万枚も保存することが可能となっている)

iPhoneが登場以降国内ではスマホが急速に普及したのは記憶している人も多いと思うの
だけど実は、スマホがデジカメ(コンデジ)にも影響を与えているにょ。。
日本でiPhoneが初めて発売されたのは2008年のiPhone 3G(iPhoneとしては2世代目)と
なるにょ。
すでに2005年にはウィルコムからW-ZERO3というWindows Mobile搭載のスマホが発売
されており、それを基準に考えてもiPhoneは日本では事実上の国内初のスマホから3年後に
発売されたスマホとなっているにょ。
そして、V601SHの発売から5年近く経つのにV601SHと同じ200万画素だし、V601SHでも搭載
しているAFにも対応しないということでiPhoneのカメラ機能は日本のガラケーと比べて
大きく遅れている感じだったにょ。
しかし、iPhoneのカメラ機能はそこからの進化が大きかったにょ。
2010年に発売されたiPhone 4は500万画素でHD動画も撮影可能になり、あっという間に
普及クラスのコンデジに追いついてしまったにょ。

 iPhone 4があればコンデジは要らない!?
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/2488

時代は少し遡り、2007年に小型のノートPCであるEee PCがASUSから発売されたにょ。
小型のノートPCなんて1995年にIBM(現在はPC部門はレノボに吸収)から発売されたPC110
(通称「ウルトラマンPC」)をはじめ東芝(現在はPC部門はシャープに吸収)から発売
されたLibretto 20など90年代には多くの小型のPCが存在していたにょ。
したがって、2007年当時は自作PC用のパーツメーカーとしては日本国内での知名度は
高かったもののPCメーカーとしての知名度は皆無といっても過言ではなかったASUSの
Eee PCが話題になったのはどうしてかというと定価49800円という非常に低価格であった
ためにょ。
小型のPCなんて90年代からたくさん存在するとはいえ、それらの機種は定価は15万円〜
25万円くらいで気軽に買えるようなものではなかったにょ。

その、Eee PCで始まった小型モバイルPCのブームだけどそれを後押ししたのはIntelから
発売された低価格でありながら超省電力型CPUのAtomの登場とマイクロソフトが特定条件下で
Windows XPを超低価格(本来は100ドル程度のライセンス料が20ドル程度に引き下げ)で
提供したことにょ。
これらによって超低価格PCである「ネットブック」が誕生したにょ。
ネットブックがヒットしたのは「安いPC」「自分専用のPC」という需要があったためだけど
それは当時のインターネット(要するにWebブラウジング)はPCでの利用がメインだった
ためにょ。
確かにガラケーでもWeb閲覧はできたものの基本的にはケータイサイトのみにょ。
フルブラウザ(PCサイトビューア)によってPC用サイトの閲覧もできたけどあくまで
限定的なものであり、Web閲覧にはPCの存在が必要不可欠だったにょ。
ネットブックは更なる価格下落に加えてイーモバイルのPocket Wi-Fiなどとのセット
販売で100円で購入ができたりで2009年にはピークを迎えたにょ。

そのネットブックは衰退するのも早かったにょ。
すでに一般への提供を終了していたXPを特別低価格で提供していたマイクロソフトだけど
2010年にXPの提供を完全に終了してWin 7 starterへと移行をしたにょ。
低価格版のXPは基本的には標準的なXP homeと同一機能だったのに対して低価格版の7となる
7 Starterは7 homeと比べて機能が大幅に制限されていたにょ。
それに加えてAtomの性能はあまり上がっておらずXPでは快適に動いていたネットブックも
7を動作させるには非力であり、非常にもっさりになってしまったにょ。
小型のPCであったネットブックは小さすぎて使いづらいというユーザーも多かったため筐体
サイズがどんどん大きくなってしまったにょ。
そのためネットブックを買ったけど持ち歩かずに自宅専用で使用するという人が大半と
なったにょ。
そうなるとWin7も普通に使えるノートPCの低価格化に伴い安いだけがウリのネットブックの
存在意義も失ってしまったにょ。
これらの理由によって、Atomを搭載したネットブックは一気に衰退をしていったにょ。
(ここ数年は厳密な定義による「ネットブック」ではないけどドンキの19800円ノートPCの
ようにAtom系のCPUを搭載した廉価なPCも多く発売されているためネットブックの思想を
持つPCが完全になくなったわけではない)

 ネットブックが売れなくなったワケ
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/2616

ネットブックが衰退した2010年以降(直接的な因果関係はないのだけど)スマホが急速に
普及していったにょ。
これによってSNSやクラウド等のWeb上のサービスもどんどんスマホに対応していったにょ。
当サイト(おちゃめくらぶ)は2020年の現時点でもスマホは無視して90年代の昔から
基本的には変わってないのだけど2010年代はWebの主要利用者がPCからスマホへと移行した
大きな変革の10年だったにょ。

ここでコンデジに話を戻すことにするにょ。
Webの利用がPCがメインであった頃ならばデジカメで撮影してPCで投稿という方法が
一般的だったのだけどスマホがメインになるとスマホで完結するユーザーが一般的に
なっていったにょ。(ガラケー時代もそれが可能だったのだけどケータイ専用サイト
のみであり極めて限定的なものだった)
そうなると一旦PCに転送する必要のあるコンデジはワンクッションが必要になるため
Wi-Fi機能付きのSDカードが注目を浴びたり、本体にWi-Fi機能を内蔵して撮影した写真を
スマホに転送が可能なコンデジも増えていったにょ。
しかし、Wi-Fi機能が無かったり、3倍ズームくらいで画質が凡庸なローエンドなコンデジは
どんどん市場から姿を消していったにょ。
一時は半年に1回はモデルチェンジがあったコンデジも1年とか2年に1回のモデルチェンジ
になっていきスマホのカメラの進化に完全に置いていかれていくことになったにょ。

例えばソニーの人気モデルであるWXシリーズは2013年にWX200とWX300を発売、2014年に
WX350を発売、2015年にWX500を発売、2018年にWX800を発売という感じで新発売の
ペースが落ちていき、そして、WX200では光学10倍ズームだったのが、WX300では20倍
ズーム、WX500では30倍ズームになったにょ。
当然光学ズームの倍率が高くなればなるほど筐体サイズは大きく(厚く)なるので
もはや、WX500やWX800にはWX100やWX200の頃のような薄型コンパクトの面影は無くなって
きているにょ。
それだけスマホのカメラでは絶対に撮れないという望遠(高倍率ズーム)しかコンデジを
購入させるポイントがなくなってしまったからにょ。

コンデジの衰退はスマホの影響だけではなくレンズ交換式デジカメの大幅な躍進も
関係しているにょ。
2000年代初頭には安い者でも本体が20〜30万円していて高価すぎて変えなかったデジタル
一眼レフも2005年頃には買いやすい価格に低下したにょ。
ニコンだとボディ価格で10万円を切るD50が発売されたあたりからデジタル一眼レフが普及
し始めることになったにょ。
しかし、レンズ交換式デジカメの大幅な躍進を支えたのはミラーレス一眼の存在が非常に
大きいと思うにょ。
確かにデジタル一眼レフは画質面では優れていたにょ。
その反面で大きくて持ち運びにくいためよほどのカメラ好きの人ではない人が買った場合
押し入れの肥やしになってしまうケースも少なくなかったにょ。
ボディが小型軽量なミラーレスによってそれが軽減されたと思われるにょ。

なぜ、コンデジが衰退傾向にある中でレンズ交換式のデジカメが伸びていったのかというとや
デジカメの画質を左右しているのは「画素数」ではなく「センサーサイズ」だからにょ。
確かにコンデジの画素数が500万画素くらいまでならば画素数の増加が画質に結びついていた
ものの1000万画素くらいに達した頃には画素数は完全に無意味なものになっていたにょ。
それは、普及クラスのコンデジに使われているセンサーが非常に小さくて画素数を増やしても
レンズが解像しないし、1画素当たりの光の量が画素数が増えるほど減少するためノイズが
多くなってしまうからにょ。
そのため私は1800万画素のWX300を普段は500万画素モードで撮影しているくらいにょ。
実は普及クラスのコンデジに使われているセンサーサイズは1/2.3インチであり、面積は
フルサイズセンサーと比べて30分の1という小さい米粒のようなサイズとなっているにょ。
PCのCPUでいえばAtomとCore i9を比較するようなものであり、性能面(画質面)において
比べ物になるようなレベルではないにょ。
したがって、普及型のコンデジの2000万画素とフルサイズのデジタル一眼の2000万画素は
同じ2000万画素といっても全くの別物と言える画質になっているにょ。

 フルサイズ      30倍   一般的な写真のフィルムサイズ
 APS-C         13倍   入門機や中級機のデジタル一眼でよく用いられるサイズ
 フォーサーズ(4/3)   8倍
 1インチセンサー     4倍   RX100等の高級コンデジで用いられるサイズ
 1/1.7インチセンサー ??1.5倍  かつて高級コンデジでよく用いられていたサイズ
 1/2.3インチセンサー ??1倍   多くのコンデジやスマホで用いられているサイズ

とはいえ、大きなセンサーを搭載することによる弊害もあるにょ。
筐体サイズの大きさ、重さの増加と価格の上昇が挙げられるにょ。
それを抑えるべく普及型の1/2.3インチセンサーの1.5倍の面積である1/1.7インチセンサー
搭載のデジカメも発売されている(発売されていた)にょ。
いわゆる「高級コンデジ」というものにょ。
もちろん、センサーサイズが1.5倍大きくなったからといって画質が極端に変わるものでは
なくて画質を良くするためにはレンズも良いものにしなくてはならないためコストが
かかってしまうにょ。
高級コンデジは、その価格に似合うだけのものにするために細かい設定を可能にしてカメラ
好きの人が好むようなものに仕上げているにょ。
90年代に新塩カメラにおいて通常のコンパクトカメラが2、3万円で買えるのに10万円近い
高級なコンパクトカメラが一定数のユーザーを獲得していたのだけどデジカメにおいても
2000代半ばにはデジカメそのものの価格がどんどん下落していき銀塩カメラと同じく
普及クラスのコンデジの上に高級コンデジにカテゴライズされるデジカメを用意し始めて
いったにょ。
高級コンデジは普及型コンデジの2倍、3倍、もしくはそれ以上の価格でも売れるため
コンデジの衰退が見え始めた頃から各社ともにこれまで以上に高級コンデジに力を入れて
きたにょ。

 ミラーレスが売れている今だからこそ高級コンデジが熱い!?
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/3546

そのような各社がしのぎを削っている中で2012年に発売されたのが初代のRX100にょ。
RX100の最も革新的だった点は、高級コンデジの中では小さめの筐体サイズの中で1インチ
という比較的大きなセンサーを搭載したことにあるにょ。

 RX100はS100のライバルになる・・・?
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/3297
 1インチセンサーが今後の高級コンデジのスタンダードになる!?
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/3342

RX100シリーズに採用されている1インチセンサーは普及型のコンデジの1/2.3インチセンサーの
4倍、高級コンデジでは一般的な1/1.7インチセンサーの2.8倍のサイズとなっているにょ。
センサーサイズが画質の大きな要素となっているためこれが高級コンデジのターニング
ポイントになったにょ。
センサーサイズが大きくなれば画質の向上には繋がるけど大きく重く高価になるという
問題点があり、その落としどころとしては1インチセンサーがベターだと2012年の段階で
革新していたにょ。
というのもスマホには筐体サイズの関係から1インチセンサーを搭載することは不可能
だから(計算上は)画質面でスマホに対してアドバンテージを保つことができるにょ。
もちろん、スマホには強力なプロセッサーを内蔵しているため画像処理によって見た目の
画質はかなり上げられるため計算通りにはいかないだろうけど少なくとも2012年の段階
では当時のスマホと比べてRX100では圧倒的な差があったのは事実にょ。


ここで、今回私が買ったRX100M3に話を戻すにょ。
RX100M3はWX300からの買い替えというか買い増しになるのだけどこれはWX300の画質に
限界を感じたためにょ。
確かに、発売された2013年の時点としてはまずまず普通の写りに感じるものだったにょ。
それでも、無理な画素数アップ(1/2.3インチで1800万画素)によって等倍で見た場合
には当時のコンデジの中でも画質は良いとは言えなかったにょ。
まぁ、ソニーお得意の裏面照射センサーを採用や連写合成によるノイズ低減によって
室内のノンフラッシュ撮影ならば他社のコンデジよりも画質面では優れていたけどね。
私が普段twitter等で公開する場合にはXGAにリサイズして色合いをPCで調整してから
投稿しているためtwitter上で見るだけならば割と良い感じなのだけど加工前のものを
見るとやはり画質の悪さが非常に目立ってしまっているにょ。
そして、フルオート専用カメラであるためほとんど弄りようがないにょ。
したがって、高級コンデジを買おうとずっと思っていたにょ。

今回買ったRX100M3は発表された当時は最高のコンデジに思えたにょ。

 最強のコンデジRX100M3を発表!
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/4557

さて、RX100シリーズといえば、初代から最新のM7までの8モデル中、M5を除く7モデルが
現時点でも生産を続ける現行の製品となっているにょ。(M5はM5Aにリニューアルして
継続販売中)
これは普及型コンデジであるWXシリーズがWX350、WX500、WX800を併売しているのと
同じ状況だけどそれぞれ価格とスペックを変えているため併売が成立しているにょ。
昔だったら価格据え置きでスペック向上となっていたためこのような併売は成立する
ことはなかったにょ。
販売店は新機種が発売されたら旧機種を大幅値下げの在庫処分を行い売り
さばいていた
ために当初は2〜3万円のコンデジが1年後には1万円で買えることは良くあったにょ。
しかし、初代RX100は発売から今年で8年経つものの未だに高値を維持しているにょ。
まぁ高値といっても8年前のコンデジの割には値下がり率が小さいというだけであって発売
当初と比べて安くはなっているし、他社の1インチセンサー搭載のコンデジと比べると圧倒的
といえる安さになっているにょ。
新機種が登場する度に価格が上乗せされているため初代RX100の発売当初の価格と最新の
RX100M7の発売当初の価格を比べると2倍くらいの差があるにょ。

そうなるとRX100シリーズの中でどれを選ぶかは予算と必要なスペックで決まるにょ。

 RX100
  センサー 2090万画素 1インチ CMOS
  レンズ 、換算28-100mm F1.8-4.9
  動画 フルHD
  チルト液晶 ×
  EVF △(オプション)
  Wi-Fi ×
  価格.com 新品最安値 32800円(2020年1月12日現在)
       中古最安値 19250円

 RX100M2
  センサー 2090万画素 1インチ CMOS(裏面照射型)
  レンズ 、換算28-100mm F1.8-4.9
  動画 フルHD
  チルト液晶 〇
  EVF △(オプション)
  Wi-Fi 〇
  価格.com 新品最安値 55800円(2020年1月12日現在)
       中古最安値 23050円

 RX100M3
  センサー 2090万画素 1インチ CMOS(裏面照射型)
  レンズ 、換算24-70mm F1.8-2.8
  動画 フルHD
  チルト液晶 ◎(自撮り対応)
  EVF 〇(144万ドット)
  Wi-Fi 〇
  価格.com 新品最安値 55800円(2020年1月12日現在)
       中古最安値 32500円

 RX100M4
  センサー 2100万画素 1インチ CMOS(裏面照射型)
  レンズ 、換算24-70mm F1.8-2.8
  動画 4K
  チルト液晶 ◎(自撮り対応)
  EVF ◎(235万ドット)
  Wi-Fi 〇
  価格.com 新品最安値 81455円(2020年1月12日現在)
       中古最安値 50600円

 RX100M5A
  センサー 2100万画素 1インチ CMOS(裏面照射型)像面位相差検出
  レンズ 、換算24-70mm F1.8-2.8
  動画 4K
  チルト液晶 ◎(自撮り対応)
  EVF ◎(235万ドット)
  Wi-Fi 〇
  価格.com 新品最安値 83000円(2020年1月12日現在)
       中古最安値 70616円

 RX100M6
  センサー 2100万画素 1インチ CMOS(裏面照射型)像面位相差検出
  レンズ 、換算24-200mm F1.8-4.5
  動画 4K
  チルト液晶 ◎(自撮り対応)
  EVF ◎(235万ドット)
  Wi-Fi 〇
  価格.com 新品最安値 109251円(2020年1月12日現在)
       中古最安値 74800円

 RX100M7
  センサー 2100万画素 1インチ CMOS(裏面照射型)像面位相差検出
  レンズ 、換算24-200mm F1.8-4.5
  動画 4K
  チルト液晶 ◎(自撮り対応)
  EVF ◎(235万ドット)
  Wi-Fi 〇
  価格.com 新品最安値 125825円(2020年1月12日現在)
       中古最安値 113300円

大雑把にスペックの違いを見ていくと初代からM2はセンサーの違いによる暗所性能のアップと
液晶のチルト機能(角度を変える機能)の搭載、M2からM3はレンズを明るくし、EVFを搭載
して自撮りを可能、M3からM4は高速メモリ積層型センサーによって動画性能が大幅にアップ
して4K動画も可能、M4からM5は像面位相差検出機能によってAF機能が大幅にアップ、M5から
M6はレンズの高倍率化、M6からM7はAFがミラーレス最上位モデルのα9と同等になる
という感じで基本性能はアップしているにょ。
ただし、レンズの高倍率化によってレンズが暗くなったり、性能の向上によって筐体
サイズが大きく(厚く)なったりしているため必ずしもすべての面において向上している
というわけではないにょ。

私は室内撮影時における暗所性能の向上と屋外撮影時におけるEVFの搭載を重視して機種を
選択したにょ。
その結果最もコスパ面で有利だったのがM3だったにょ。
センサー自体はM2と同等なのだけどレンズが明るい(望遠端は3倍くらい明るい)ため
暗所では有利になるにょ。
チルト機能はM2では90度だったのが180度動くようになり自撮りが可能になったのもM3の
大きなメリットにょ。
あとマクロ機能はRX100シリーズはどれも5?だけどこれはあくまで広角端の話にょ。
望遠端だとM3〜M4が一番寄れるにょ。
明るいレンズというだけではなく望遠で接写をしたい人もM3〜M5がベターとなるにょ。
M4と比べるとM3はEVFは若干解像度の面で劣るけどそれでも必要十分な性能はあるため問題
ないし、動画機能が大幅に強化されて4Kにも対応したM4と比べると見劣りするもののフルHD
でも高ビットレートで撮影できるため必要十分な性能はあるにょ。
そして、M4で強化された機能とそれに対して中古で買う場合に2万円追加できるかというと
微妙な感じだからね。

というわけで、2014年自体ではRX100M3は最強のコンデジだったけど今はコスパが最高の
コンデジだと思うにょ。
新品でもお正月のセール時には4万円台になっていたからね。
さて、問題はどの程度の画質かということにょ。
画質に期待して買ったのにWX300と比べて価格に似合うだけの画質向上がないと無駄な
投資になってしまうからね。

というわけで手元にあったフィギュアと野口さんの肖像画をWX300とRX100M3で撮り比べて
みたにょ。

 https://twitter.com/ochame_nako/status/1214930483856859136
 https://twitter.com/ochame_nako/status/1216034808339394566

結果は見ての通りRX100M3の圧勝にょ。
まぁセンサーサイズが4倍、レンズの明るさも4倍(2段分)も異なり、単純計算では
暗所性能は16倍あるのだからこれくらいは変わってもらわないと困るけどね。
計算上ではF3.5-5.6くらいの標準ズームを搭載のAPS-Cセンサーを搭載のデジタル一眼を
上回る性能となっているくらいだからね。(暗所性能においてもボケ量においても)
とはいえ、スマホのカメラ機能とは異なり、デジカメの画質の向上はここ数年はほとんど
停滞している(画像処理エンジンが変わったからといって画質の傾向が変わっても画質
向上に明確な変化はない)ということもありRX100M3は現時点においてもRX100シリーズを
含めたコンデジの中ではかなり上位に位置する画質だと思われるにょ。
しかし、(最近のカメラを重視した)スマホに勝てるレベルのデジカメが欲しいとなると
RX100M3くらいが最低のラインと言えそうにょ。
RX100M3は画質を考えた上でのコスパは高いもののAFが弱いのでその辺が気になる人なのら
M5以降の機種の方が良いかもしれないけどね。

2573マリモーマ:2020/03/27(金) 21:48:58
小味毛
コミケ中止だって これは大事件だね

2574御茶目菜子:2020/04/25(土) 13:16:42
私が普段持ち歩いているモバイル機器(2020年版)
新型コロナウイルス(COVID-19)の大流行によって日本全国に緊急事態宣言が発令されて
1週間が経過したにょ。
これによって、3密(「密閉」「密集」「密接」)を避けるように言われておりその対策の
1つがテレワークとなるにょ。

テレワークによってPCの需要が急増しているにょ。
中古ノートPCの売り上げは前年比300%というショップもあるくらいにょ。
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1246565.html
仕事に使うPCなのに中古を買うとは・・・と感じる人もいるかもしれないけどこのご時世
なので大して予算もないというのが実情だと思うにょ。
潤沢な予算があれば新品のハイエンドPCを買えばいいだけなのだけど予算が少なければ中古
というのも選択肢として十分にあり得るにょ。
新品だと予算が少なければCeleron+メモリ4GB(しかも増設不可)という機種になってしまう
ことが多いのだけど中古だとそれよりも安くCore i5+メモリ8GBというPCが入手可能だからね。
Core i5といっても世代によって性能差が大きいのだけど機種を選ばなければ第4世代Core i5
(Haswell)でも1万円台から入手可能にょ。
第6世代Core i5(SkyLake)でも2万円台から入手可能にょ。

第2世代Core i5(SandyBridge)でも最新のCeleronよりも高性能なのだけど今買うならば
最低でもHaswellもしくはそれ以降を選択したいところにょ。
これならばメモリを8GB以上、システムドライブがSSDであればWebブラウジングやオフィス
ソフトの使用といった一般的な用途ならばう特に不満なく使えるからね。
2年くらい前ならSandyBridgeをオススメしていたけど今はあの時のSandyBridgeと同じ価格帯で
Haswellが入手可能なのでSandyBridgeに拘る必要は全くないにょ。(SandyBridgeの方が安く
入手できることが多いけどSandyBridgeの方がコスパが良いとは言えなくなってきている)
とはいえ、Haswell世代から「メモリ増設不可」という機種が増えているので購入する場合は
メモリが増設できるか否か、増設できない場合は搭載メモリが8GB以上か否かを確認しておく
方が良いにょ。
メモリ4GBでも使えなくはないけどWin10は起動するだけでメモリを2GB消費するためメモリが
4GBではGoogle Chromeでタブを複数開くだけでスワップが発生するしタブをそんなに開かなく
ても他のアプリと同時に使用するだけでもスワップが発生するためメモリ4GBと8GBでは普通に
使用するだけでも体感速度に差が出てくるにょ。(8GBと16GBでは体感速度の差は感じにくい)
とはいえ、すべての業種でテレワークに対応ができるわけでもなくどうしても出勤しなくては
ならない場合も少なくないにょ。
そうなると、単純にコスパだけを重視するという選択ではなくモバイルに適したPCの選択が
必要になってくるにょ。


というわけで、前置きが少し長くなったけど私が普段持ち歩いているモバイル機器の紹介を
行うにょ。
過去に何度か行っているけどその2020年版ということにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1248982715782721538

これが私が普段持ち歩いている機器だけど機器の紹介のところにある「モバイルランク」と
いうのが何なのか分からないという人がいるので説明しておくにょ。

◎モバイルランクについて
 モバイルランクA ・・・ 常にポケットに入れている機器
 モバイルランクB ・・・ ポーチ等で手荷物として持ち歩いている機器
 モバイルランクC ・・・ バッグに入れて持ち歩いている機器

タブレットがFire 7とraytrektabの2台あったり、Windows PCがraytrektabとLet'snoteの
2台あったりしており、用途がダブっているように見える機器が結構あるけどこれは意図的に
冗長性を持たせているにょ。
唯一のモバイルランクAはスマホだけであり、スマホ1台ですべてを完結できればそれが
ベターなのは言うまでもないけどなかなかそうはいかないのが実情にょ。
というわけで補完の意味をこめてこのようになっているにょ。(raytrektabはコンテンツ
ビューアの面では性能不足であるためFire 7も持ち歩くことで補完している)
このモバイルランクの設定によって、持ち歩く機器を必要最小限に抑えるのと必要な機器が
無いという状況を無くすという2つのことが同時に行えているわけにょ。
上記の機器以外にもモバイルバッテリーや充電器やケーブル類なども持ち歩ているにょ。
モバイルバッテリーは10000mAhのこの製品にょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1248983792888328192
スマホと一緒に持ち歩いても苦にならない薄型サイズで充電、給電ともにPD対応なのが
良い部分にょ。(type Aが2ポート、type Cが1ポートあるし)
しかも、価格は1500円程度なので非常にお買い得にょ。(すでにAmazonでは売り切れになって
いて分厚くなってポート数が減った後継機のみ購入可能な状態なのでリンクは貼らないけど)

さて、私は昔は14インチの普通のノートPC(3?程度)を持ち歩いていた(もちろん普段
からは無理なので必要な日のみ)だけどそれだと辛いし必要な時に限って手元にPCが無いと
いう状況に陥ってしまうためモバイルノートを買うことにしたにょ。
2005年からは持ち歩き用のノートPCはLet'snote一筋なのだけどその変遷を見てみるにょ。

私の持ち歩き用のノートPC(2005年以降)※発売年ではなく購入年
             CPU            メモリ  OS
2005年 Let'snote CF-R2  Pentium M 1GHz       768MB  Win XP
2006年 Let'snote CF-R3  Pentium M 733(1.1GHz)   768MB  Win XP
2009年 Let'snote CF-R5  Core Solo U1400(1.2GHz)  1.5GB  Win XP
2014年 Let'snote CF-R9  Core i7-620UM(1.2-2.26GHz) 6GB  Win 7
2016年 Let'snote CF-J10 Core i5-2540M(2.6-3.3GHz) 12GB  Win 7
2019年 Let'snote CF-RZ5 Core m5 6Y54(1.1-2.7GHz)  8GB  Win 10

見ての通り、XP→7→10と移行していてVista、8はスキップしているにょ。
Vistaや8を搭載しているPCは持っているもののVistaはスペックが高いものでないと快適には
動かないため当時のモバイルノートでは無理があったのと8はタッチパネルを前提にした設計
であるためキーボードとマウス(タッチパッド)では使いにくいためモバイルノートでは
スキップしたにょ。

メモリ768MBは今見たらかなりしょぼく見えるけど当時は標準搭載メモリが256MBの時代で
768MBはそれを最大まで増設したものとなっているにょ。
このため当時はこれでも十分快適にXPが使えていたにょ。
このPCでお絵描きもしていたくらいだからね。(R2を買った時はメインノートPCを超える
性能だった)
CF-R2を買う前はLet'snote CF-S51とかLIFEBOOK 6300MCとかを使っていたけど6300MCは
最大メモリが160MBだった(Win98だったのでこれでも問題なかった)のに加えて当時出て
きたYouTube(当時は320x240という解像度だった)の再生が厳しかったために限界を
感じて買い換えたにょ。

Let'snoteは基本的に故障で買い替えというよりは性能面での不満で買い換えることが
多かったにょ。
R2からR3の買い替えは主にバッテリー駆動時間が改善(実駆動時間では2〜3時間だったのが
5〜6時間に改善)されたし、R3からR5はCPU性能とメモリ搭載量が改善されたにょ。
PenMとCore Soloってあまり性能差がないようなイメージがあるけどHD動画を再生させれば
Core Soloの方が圧倒的に快適だからね。

◎フルHD動画を再生するには・・・
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/2417

R5以降はR9、J10でCPU、メモリの強化によってその時代(購入時期)で不満のない性能と
なっていったにょ。
J10からRZ5だけは少し状況が異なるにょ。
CPUもメモリ搭載量も少しダウンしたからね。
しかし、それはそこまで気にならず、それ以上のメリットがあったにょ。(モバイルで
行う作業であればJ10の性能でも十分すぎるくらいだったため多少性能がダウンしても気に
なるレベルではなかった)

◎2019年に購入したデジタル機器
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/5149

少しスペックダウンの部分があるけど薄くて軽くなったという恩恵は非常に大きくてさらに
2in1のメリットも大きいにょ。(軽いため画面をひっくり返してピュアタブレットとしても
普通に使える)
J10からだとバッテリー駆動時間も伸びているのだけど私が買った本体はバッテリーが少し
劣化していたため新しいバッテリーを購入したにょ。(駆動時間はまだ未検証)
こういうことは最近のモバイルノートPCの大半はバッテリー交換不可となっているため
Let'snoteの大きなアドバンテージといえるにょ。

自宅の固定場所で使うPCであれば予算が許す限りスペック盛り盛りにしてやってもいいの
だけどモバイルノートの場合はなかなか難しいにょ。
モバイルノートだとGPUを搭載すること自体が困難だし、仮に搭載しても大きく重くなって
しまうため個人的には選択肢から外れてしまうにょ。(個人的には持ち歩き用のノートPCは
10インチクラスがベストだと考えているため)
これはノートPC以外にも同じことが言えて、モバイル機器はスペックが高くでも大きく重い
ものだと選択肢から外れてしまうにょ。
「大は小を兼ねる」ということはなくてバランスが重要ということにょ。(バランスには
サイズ、重量だけではなくて堅牢性、バッテリ駆動時間、価格なども含まれる)
そのため今回は私が選んだバランスだけどこの辺は人によって大きく異なる部分だと思うにょ。
私は「10インチがベストモバイルPC」といっても「13インチこそ至高のモバイルPC」とか
「7インチこそ究極のモバイルPC」とか言う人は当然出てくると思うし、それがその人に
とって正解なのは間違いないにょ。
正解は1つではなく各自それぞれの中にあるためにょ。
したがって、私は自分の正解を押し付けないし、他人の正解を否定もしないにょ。(これが
できてない人が多くて私は困っているけど)

2575御茶目菜子:2020/04/25(土) 13:24:29
レスにょ
マリモーマさんへ
>コミケ中止だって これは大事件だね

こういうご時世だから仕方がないと思うにょ。
冬コミでさえまだ開催できるか分からないし、最悪の場合はコミケ自体が終わってしまうかも
しれないにょ。
完全に収束するには数年かかるという考えの人もいるし、ある程度終息するまでは結局3密を
避ける必要があるためコミケの開催は絶望的にょ。

2576マリモーマ:2020/07/12(日) 19:27:32
密光満
冬コミも中止だそうだ
密対策は 無理だろうから仕方ないね
http://blog.esuteru.com/archives/9541633.html

2577あまさとしおん:2020/10/30(金) 12:27:04
(無題)
明日は11月1日。ということはおちゃめくらぶ21周年?

2578御茶目菜子:2020/12/31(木) 13:51:41
レスにょ
マリモーマさんへ

2021年のGWに久々にコミケが開催予定になっているけどこれも本当に開催できるかどうか
微妙かもしれないにょ。


あまさとしおんさんへ

おちゃめくらぶは無事21周年を迎えることができたにょ。

2579御茶目菜子:2020/12/31(木) 13:52:42
2020年に購入したデジタル機器
毎年恒例の私が今年購入したデジタル機器のまとめをしてみたにょ。

1月 デジカメ    Cybershot DSC-RX100M3  30000円(中古)
https://twitter.com/ochame_nako/status/1214926753929367553
2月 タブレットPC  raytrektab DG-D08IWP  15900円(中古)
https://twitter.com/ochame_nako/status/1231590072400527366
5月 デスクトップPC ThinkCentre M75q-1 Tiny 36200円(新品)
https://twitter.com/ochame_nako/status/1268892655359942656
9月 Amazon端末   Fire HD8         5980円(新品)
https://twitter.com/ochame_nako/status/1302967946793218049
9月 タブレットPC  raytrektab DG-D10IWP2  59800円(新品)
https://twitter.com/ochame_nako/status/1322551305596936192
10月 ポータブル電源 VITCOCO         11000円(新品)
11月 タブレットPC  raytrektab DG-D10IWP  39800円(新品)
12月 Amazon端末   Fire HD8         5980円(新品)

RX100M3はWX300からの買い替えとなるにょ。
WX300は2013年発売の機種ということもあり、高性能化が進んできた最近のスマホのカメラ
に劣る画質となっているにょ。
では、新しいコンデジならば画質ですぐれているかというとそうでもないにょ。
実はこのような1/2.3インチセンサーを搭載の普及クラスのコンデジは超望遠、防水と
いった特徴のあるものを除いて絶滅寸前になっているにょ。
これは当然ながらスマホの高性能化のためなのだけどそのため普及クラスのコンデジには
メーカーは力を入れておらず近年画質の向上はほとんど行われなくなっているにょ。
それ以前に新機種もほとんど発売されなくなっていて一時期は半年に1回はモデルチェンジ
していたコンデジは数年間新機種がないという状況になっているにょ。
したがって、スマホ以上の画質を目指すならば大型センサーを使った高級コンデジを買う
しかないにょ。
とはいえ、持ち歩くためにはできるだけコンパクトにしたいので前からずっと欲しかった
RX100シリーズを買うことにしたにょ。
といっても、最新モデルは10万円以上するため手が出せないにょ。
型落ちの中で私の要求を満たす最善の選択がRX100M3だったにょ。
やはり、F1.8からの明るいズーム、EVF、自撮りも可能なチルト液晶などがポイントと
なっているにょ。

DG-D08IWPは同じ8インチのタブレットPCであるVivoTab Note 8からの買い替えとなるにょ。
VivoTab Note 8を買った理由はワコムペンに対応しているという点にょ。
これでお絵描きがスムーズにできるのは当時は素晴らしかったため予備機を含めて3台買った
もののやはりスペック不足(特にメモリが2GBしかないという点)が気になってきたため
同じくワコムペンの8インチタブレットPCを・・・・となると選択肢はraytrektab以外に
なくなるにょ。
今月8インチraytrektabの新モデルが発売されたものの今年の初めの時点では私が買った
時点ではこれしか選択肢がなくしかも新品はすでに生産が終了していたため中古での購入
となったにょ。
VivoTab Note 8と比べるとペンの精度と追従性が格段に優れているし、メモリが4GBある
(4GBは少ないけどVivoTab Note 8の2倍)ため無茶をしなければラフから仕上げまでこれ
1台でできなくはないレベルになったにょ。

ThinkCentre M75q-1 Tinyは久々にメインマシン(SandyBridge Core i5のノートPC)の買い
替えとなっているにょ。
個人的にはSandyBridgeのCore i5(ノートPC用なので2コア4スレッド)はWin10 64bitを
動作させるには十分な性能があるとは言い難いし、メモリも16GBでは少々心許なくなって
きていたので買い替えを考えていたにょ。
しかし、選択肢がないにょ。
ハイスペックなPCを望んでいるわけではないのだけどメモリは32GB欲しかったためにょ。
この時点で選択肢が大幅になくなってしまったにょ。
SandyBridgeの頃とは異なり、今はノートPCの薄型化の影響もあって増設用のメモリ
スロットがない機種が大半となっているにょ。
そうなるとメモリ4GBのPCを買ってしまったら4GBのままずっと使う必要があり、どれだけ
CPUが高速でも快適な環境は望めないにょ。
メモリスロットを搭載するノートPCが一切なくなったということはなく実はゲーミング
ノートPCやクリエイター向けノートPCではメモリ増設できる機種はラインナップされて
いるにょ。
元々CPU自体は32GBとか64GBに対応しているのでメモリスロットさえあれば32GBにする
ことは容易にできるのだけどゲーミングノートPCやクリエイター向けノートPCは安いもの
では10数万円するためなかなか手が出せないにょ。
そんな中で別の選択肢として出てきたのがNUCなどの超小型デスクトップPCにょ。
超小型デスクトップPCの中でも断トツのコスパを誇るのがThinkCentre M75q-1 Tinyにょ。
何せM75q-1 TinyはRyzen 5を搭載しながら最小構成では32120円となっているからね。(最小
構成でもメモリは8GBで256GB SSDもしくは1TB HDDなので十分使えるレベルある)
メモリスロットは2つあるのでメモリを32GBにして1TBのNVMe SSDを増設し1TB SSD+1TB HDD
という構成にしたにょ。
ここまで増設しても5万円台で済む驚きのコスパにょ。
CPUは4コア8スレッドなので十分だし、GPUもIntel HD Graphicsと比べると数倍の性能があり
最近の重量級3Dゲームも設定変更すれば普通に遊べるくらいの性能があるにょ。

Fire HD 8はFire 7からの買い替えにょ。
Fire 7は非常に安価(通常でも5980円と安価だけど私はセール時に買ったので2280円だった)
であり、価格は非常に優れているもののだけど使っていくうちに様々な不満が出てきたにょ。
液晶の解像度が低すぎるとかアスペクト比16:9では画面サイズの割に漫画等を表示させたら
小さくなるなどの問題にょ。
これらはFire HD 8に買い換えることで改善できたにょp。
さらにtype Cによる高速充電が可能になったりなどのメリットがあるため価格こそFire 7より
高価であるものの満足度はFire 7より上に感じたにょ。
通常時でも9980円なのだけどセール時は5980円なのでこれだけできるタブレットは非常に
コスパが高いにょ。

DG-D10IWP2は同じ10.1インチタブレットPCであるAtom婆からの買い替えにょ。
私はAtom婆を4台持っているけれどそれはワコムEMRということもありお絵描きタブレット
PCとして非常に優れているのに加えてキーボードの使い勝手が良いため自宅用モバイルに
適しているためにょ。
そんなAtom婆でもCPUが非力とかメモリが4GBしかないという弱点があったにょ。
それを克服するのがこの10.1インチraytrektabにょ。
ペンの性能はAtom婆を大きく超えて、CPUもPentium N5000モデルということもありAtom婆を
大きく超えるにょ。
そして、メモリは8GBあるにょ。
さらに言えば、type C充電だったり、指紋認証が可能だったりでAtom婆より優れている
部分はたくさんあるにょ。
唯一負けているのは付属キーボードの出来くらいにょ。
というわけで11月には同じく10.1インチraytrektabのCeleron N4100モデル(キーボード
無し)も予備機として購入したにょ。


というわけで、いよいよ今年も今日が最後で来年もよろしくにょ!

2580御茶目菜子:2021/02/02(火) 14:18:53
Ryzen 7搭載ノートPCをゲット!
新しいノートPCを買ったにょ。
機種はレノボ IdeaPad Flex 550にょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1355878923561627657
レノボのPCは昨年ThinCentre M75-1 tiny(こちらはRyzen 5搭載で約3万円という超コスパな
小型PC)以来となるにょ。
私の通算52台目のノートPCとなるにょ。
今までに私が買った全PCの一覧は自己紹介ページに記載しているので良かったら見てにょ。
http://ochameclub.web.fc2.com/shokai.htm

今回買ったFlexスペックは下記ののような感じにょ。

CPU   Ryzen 7 4700U(2.0GHz ブースト時4.1GHz、8コア8スレッド)
メモリ 16GB(DDR4)※増設不可
SSD   512GB(NVMe)

価格はデジタイザペン付属で新品65800円(税込72380円)だったにょ。
ペンに対応していてもペンは別売りという機種も多い中でペンを同梱でこの価格という
のは非常にお得感があるにょ。(他のメーカーだと10万円超えは当たり前のスペック)

というわけでこのPCのベンチをとってみたにょ。
CineBenchとかはググればいくらでも見つかるので私が昔から使っているCrystalMark2004の
スコアを見てみるにょ。

    Flex550
     Win10
 Mark 392419
 ALU  106791
 FPU   68295
 MEM   76917
 HDD   63628
 GDI   15454
 D2D   6097
 OGL   55237

参考としてLet'snote CF-J10とCF-RZ5のスコアも書いておくにょ。

    CF-J10  CF-RZ5
     Win7   Win10
 Mark 135725  185596
 ALU   42417  35569
 FPU   42866  38041
 MEM   25789  38720
 HDD   6444  40817
 GDI   13486  13230
 D2D   2016   5426
 OGL   2707  13703

さすがは8コアのRyzen 7(Zen2アーキテクチャ)ということで私が今まで使ってきたノート
PCと比べても別次元の素晴らしい性能にょ。

次に3DベンチとしてドラクエXベンチ(DirectX9cの軽めの3D)とFF14ベンチ(DirectX11の
標準的な重さの3D)も実行してみたにょ。

 ◎ドラクエXベンチ(軽量級ゲームの目安)
            RZ5          Flex 550
   1280x720 標準  4350(普通)     16071(すごく快適)3.7倍
   1920x1080標準  2978(やや重い)   11822(すごく快適)4.0倍
 ◎FF14ベンチ(中量級ゲームの目安)
            RZ5          Flex 550
   1280x720 標準  2280(普通)      7915(非常に快適)3.5倍
   1920x1080標準????1313(設定変更が必要) 5195(非常に快適)4.0倍

※SkylakeのRZ5(Intel HD Graphics 515)に対してSandyBridgeのJ10(Intel HD Graphics
 3000は性能が半分以下(720pで2000程度)しかなくドラクエXベンチでも重いため除外した

両者を比較すれば性能差は一目瞭然で3.5〜4倍の性能差となるにょ。
統合型とはいえRyzen 7に内蔵のRadeon Graphicsは中量級のゲームならばフルHDでも普通に
プレイが可能な性能があると思われるにょ。(720pで設定を上げてプレイすることも可能)
さすがに重量級になると設定を落としても720pでもギリギリプレイできるかどうかという感じ
だけどゲーム目的ではなくついでにゲームを遊びたいとか重量級のゲームはプレイしないとか
ならば問題ないくらいの性能があるにょ。
Intel HD Graphicsでは軽量級のゲームしかプレイできないことを考えると雲泥の差だと
思われるにょ。
この手のベンチマークは「快適」判定が出てようやく普通に遊べるレベル(平均30fps)で
あるため快適にプレイするためには最上位の判定が必要になってくるにょ。

概ねIntel HD Graphics(Iris以外)<<Ice Lake G7<Radeon Graphics<Tigar Lake G7
という感じになるにょ。
IceLake(Irisに相当するG7)よりは性能で勝り、Tigar Lakeよりは劣るという感じにょ。
Tigar LakeであってもG4よりは優れるため現時点では統合型としてはトップレベルの性能
といえるにょ。


では、私がFlex 550を買った経緯を書いていくにょ。
これは2019年の年末までさかのぼるけど当時、手持ちのノートPCが2コア4スレッドのCPUの
機種ばかりなのでそろそ厳しいなと思い4コア以上のノートPCを買おうと思っていたにょ。
個人的にはPassMarkでマルチ3000くらいあればWin10は普通に使えると思っているけど決して
快適というわけではないためPassMark1万クラスのノートPCが欲しかったというわけにょ。
どのPCにするかをいろいろ見てみたところFlex550の前モデルであるIdeaPad C340のRyzen 5
モデルを買おうかと思っていたら比較検討していた数日間の間に直販の販売ページを見ると
希望するモデルが売り切れになってしまったにょ。
その後しばらくしてC340の在庫は復活したものの超コスパが高い小型高いThinCentre M75-1
tinyを見かけてしまいそれを買ったにょ。
このThinkCentreはRyzen 5(当時は4コア8スレッド)なのに約3万円で買えるし、小型の筐体
でありながらメモリスロットが2つあり最ぢあ64GBまで増設可能だし、2.5インチHDD(SSD)が
使えるSATAとNVMeのM.2スロットがあり増設も容易(ネジ1本外すだけで内部にアクセスできる
ので下手なデスクトップPCよりも簡単に換装できる)というわけでメモリは32GBに増設して
1TBのSSDと1TBのHDDを内蔵して使っているにょ。(32GB×2の64GBにしなかったのは32GBで
十分と感じたのと32GBのメモリモジュールが確実に動くというわけではないため)

ThinCentreも非常に良いPCなのだけどやはりノートPCで高性能なものが欲しいという物欲には
勝てず「やはり、今から買うならばZen+ではなくZen2だよね!」というわけでC340の後継機で
あるFlex 550に目が行ったにょ。(昨年秋の話)
しかし、1つ問題点があり買うのを少し躊躇してしまったにょ。

そもそも、なぜ数多くのノートPCの中から私が一昨年の末の段階でC340を候補にして選んだか
というとコスパが非常に高いためにょ。
Ryzen 5搭載の2in1で5万円台だからね。
「ただのノートPCには興味がありません。この中に2in1、4コア以上、ペン対応のPCがいたら
私の所に来なさい、以上!」というわけでこの条件を満たす最も安いものがC340というだけの
話だったにょ。(要するにノートPCを買うならばペン対応の2in1が欲しかったというだけ)
C340は最近のノートPCの中で珍しくメモリがスロット式になっているのがポイントにょ。
最近のノートPCは薄型化やコストダウンのためオンボードメモリのみで増設不可の機種が
大半だからね。
C340もメモリスロットがあるといっても分解して内部の隠しスロットにアクセスする必要が
あるものの8GBモデルはオンボード4GB+スロット4GBという構成になっているため4GBの
メモリモジュールを16GBに換装すればメモリ20GBにすることができるにょ。(32GBの
モジュールに換装して36GBにすることも理論上は可能)

しかし、Flex 550はついに本体から(コストダウンのためか)メモリスロットが削られて
オンボードメモリのみになってしまい増設不可になってしまったにょ。
これが、私がFlex 550を発売後にすぐに買わなかった一番の理由にょ。
買うのを躊躇している間にまたしても売り切れで注文不可になってしまい年が明けたにょ。
しかし、先日新しいFlex 550のレビューを見かけて直販サイトを見てみたら在庫が再び
復活していたにょ。
しかも、短納期(1週間以内)出荷だったにょ。(レノボのPCは安い代わりに納期は最悪で
1ヵ月、2か月待ちは当たり前なので1週間で手に入るというのは極めて稀なこと)
というわけで、速攻で注文してみたというわけにょ。

さて、購入する前には最大の懸念材料であった「メモリ増設不可」という問題をどうするかと
いうことにょ。
Win10はメモリ8GBは必要最低限のラインであるため快適に使えるラインではないにょ。
これが2コア4スレッドのPCならばそもそもCPU性能があまり高くないためそのCPUで困らない
用途を考えると8GBでも妥協ができるけど4コア以上のPCを活用するには8GBでは全然足らない
のが目に見えているにょ。
個人的にはRyzen 5でもCPU性能は十分に感じたものFlex 550のRyzen 5モデルは8GBしか選べ
ないので却下したにょ。
ThinkCentreの使用状況から考えてメモリは最低16GB必要だったので16GBモデルが選択可能な
Ryzen 7を選択したということにょ。
Ryzen 5モデルと1万円少々の価格差だけどCPUが6コア(Ryzen 5)から8コア(Ryzen 7)に
なるだけではなくメモリが8GBから16GBに倍増して、SSDも256GBから512GBに倍増しているため
Ryzen 7モデルも十分にコスパが高いと思うにょ。

逆にオススメできないのはメモリ4GBのRyzen 3モデルにょ。
いくら安くてもメモリ不足が足を引っ張るのでCPU性能はそこそこ速い(4コア)とはいえ
使っていたら絶対に不満が出るのが目に見えているにょ。
Win10 64bitは起動の時点で2〜3GBのメモリを消費しているし、VRAM共有のため4GBでは何も
ソフトを起動していなくてもメモリの空きはほとんどないためスワップが頻発してしまい
本来のパフォーマンスが全然発揮できないからね。
Win10を使うにはメモリ8GB、ストレージ256GB(SSD)というのはもはや基本的人権と言っても
過言ではないにょ。
メモリ16GB、SSD512GBならば普通の使い方であれば問題はないと思われるにょ。
もちろん、4K動画編集をしたりとかならば16GBでは全然足らないため32GB以上は必要になって
くるけど動画編集もフルHDまでならば(使用するソフトにもよると思うけど)問題はないと
思われるにょ。
8GBでも問題ない用途もあるもののさすがに今から新品PCを買うならばメモリ4GB(増設不可)
だけは論外と言ってもにょ。
まぁ、中古で1万円くらいで買えるPCならばおもちゃとして4GBのPCもありだと思うにょ。
おもちゃとして使うか実用的に使うかは人それぞれなので「4GBのPCはすべて悪」というわけ
ではないにょ。(職場のPCが4GBならば職場におもちゃを置いていることになる)
というわけで、今回16GBが唯一選択できるFlex 550のRyzen 7モデルを買ったわけにょ。
C340にはあったメモリスロットが削られたのは残念だけど他社製の2in1もほとんどメモリ
スロットがないわけなので諦めるしかないにょ。(16GBならば普通に使えるし)

Flex 550を買う際に拘ったペンの対応の有無だけどこれはタブレットに変形できる2in1だから
こそ非常に大きな意味を持つにょ。
私は今までにタブレットPCを10台以上買っているけどペンの有無は操作性において非常に
重要な意味を持つにょ。
それはWindows PCはそもそもマウスとキーボードを前提に作られているためにょ。
タッチは直感的なポインティングデバイスとしては非常に有用であるもののタッチは
ポインティングデバイスとしてはあまりに精度が低くてマウスレベルには使えないにょ。
これが、ペンならばマウス以上の精度で直感的に使えるためタブレットPCのポインティング
デバイスとしては最高のものにょ。
私が使っているLet'snote CF-RZ5は2in1だけどペンには対応してないためタブレットに
変形して使うことがほとんどなくなっているにょ。
つまり、2in1を活用するためにはペンは「あると便利」ではなく「必要不可欠なもの」と
言っても過言ではないものにょ。
そのため多くの2in1のPCはペンに対応しているにょ。(ペンに対応していない2in1もある
ため購入の際はよく調べておこう)

ペンに対応している2in1 PCは多いもののペンが付属している2in1 PCとなると一気に減って
しまうにょ。
多くの機種はペンが別売りだったりするし、そのペンも1本1万円前後と結構な価格になって
いるためペンを後から買おうとすると結構大きな出費になるにょ。
あとPC本体は在庫があってもペンは在庫がないという場合も多いためペンが最初から付属
しているFlex 550は非常にありがたいし、付属していることによってさらにコスパが高まって
いるにょ。
Ryzen 7モデルでも本体が税別65800円だからもしもペンが別売りだったら税別5万円台相当に
なるため他社のPCと比べるとコスパの高さが非常よく分かると思うにょ。(完成度の高い
ENVY x360のRyzen 7モデルはペン別売りで本体は税別9.8万円)

ペンはポインティングデバイスとしては非常に優秀というだけではなくペンがあることで
文字が書けたり、絵が描けたりするというメリットもあるにょ。
むしろ、こちらの方がメインかもしれないにょ。
ペンにはいくつかの方式があるにょ。
タブレットPCのペンの方式については私の講座で解説しているためそちらを見てもらえたら
よく分かるにょ。

 タブレットPCについて
 http://ochameclub.web.fc2.com/CG/making.htm#tabletpc

Flex 550はワコムのAES(アクティブ静電結合)という方式が採用されているにょ。
搭載しているのはAES 2.0にょ。
基本的に互換があるためAES 1.0の本体にAES 2.0のペンを使ったり、AES 2.0の本体にAES
1.0のペンを使ったりも可能であるもののバージョンが低い方に統一されてしまうため
AES 2.0の本体ならばAES 2.0のペンを使うのが望ましいにょ。

個人的にはタブレットPC用のペンはワコムEMRが最高だと感じているにょ。
それはジッターが少ないためにょ。
ジッターというのは簡単にいえばノイズによって斜めの線がガタガタになる現象にょ。
これはゆっくりペンを動かしたり、手振れ補正を少な目にしたらよく分かるにょ。
人によって手を動かす速さが違ったり、手振れ補正の量も違うし、組み合わせるペンに
よっても変わってくるためジッターが許容できるかどうかは実際に自分自身で使わないと
よく分からないにょ。
私は今まで極力ジッターを避けるためジッターが非常に少ないワコムEMRを搭載の機種ばかり
買ってきて今回ワコムEMR以外のペンを採用している機種を初めて買ったため試し書きを
してみたにょ。

実際に斜め線を引いてみたらジッターが多いのは事実にょ。
しかし、絵が描けないかというとラフ程度ならば案外問題なく描けてしまったにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1355879603043110918
リンク先の絵も2、3分でサラサラっと描いた絵だけどこれくらいならばジッターがあっても
十分に描けるにょ。
今後ペン入れでも使えるかについても試してみようと思うにょ。
では、なぜ私はワコムEMRが好きなのにワコムEMRの2in1を買わないかというとそれは選択肢が
ないためにょ。
無いものは選べないにょ。
5、6年前まではワコムEMRを搭載のPCはたくさんあったものの薄型化やコストダウンの関係で
今やほとんどのタブレットPC、2in1 PCはワコムAESかMPPとなっているにょ。
ここ3、4年だとワコム純正のバカ高いMobileStudioを除けばワコムEMRは数えるほどしか出て
ないにょ。
例えばドスパラのraytrektabなどがあるにょ。
確かに選択肢としてはあるもののCPUがAtom系であり貧弱にょ。
Core iを搭載したものといえば第7世代Core i5を搭載したGalaxy Book 12があるにょ。
この機種は私も買っていて今のメインお絵描きPCとなっているけど現状ではお絵描き専用
として使えば特に不満がある性能ではないもののそれ以上のことを行えば2コア4スレッドの
Core i5ではCPUパワー不足を感じたり、メモリ8GBではメモリ不足を感じてしまうにょ。
では、ワコムEMR以外は全く使えない性能かというと私も店頭で少し試し書きをした程度
なので何とも言えないにょ。
その答えを出すために今回Flex 550を買ったにょ。
「EMRよりは劣るけどAESでも問題なく絵は描ける」か「EMRより劣るためお絵描き目的で
AESを買うのはやめた方がいい」かはこのFlex 550を使うことで分かることにょ。
私は十分に使ってないものを頭ごなしに否定するのは嫌いにょ。(こういう頭ごなしに
否定するような人は実際によく見かける)
そのため実際に使ってみてそれから私はこう思うということが自分の言葉として言える
ようになりたいにょ。
そのための投資として約7万円は安いと思うにょ。(仮にお絵描きに使えないレベルで
あってもポインティングデバイスとしてペンが非常に有用なのは変わらないし、高性能な
2in1 PCは欲しかったので実質タダでAESを使える環境が手に入ったようなもの)

さて、Flex 550の付属物を見てみると専用のペン以外はペンホルダーとACアダプタが同梱
されていたにょ。
ペンホルダーはUSBポートに挿すタイプ(充電するのではなく単なる固定用)で持ち歩く際に
ペンを無くさないようにするためのものにょ。
ペンは充電式ではなくよくありがちな単6電池を使用するにょ。
単6電池は数年前よりは入手性は良くなっているもののまだ「どこでも売っている」ような
ものではないため常に買い置きが必要に感じるにょ。
単4ではなく単6を使うのは太さと重量の問題があるためとはいえ、そもそも単6自体は日本
では流通していなかった電池でタブレットPCの普及で需要が増えたような電池であるため
今後も「どこでも売っている」ようなレベルに達するのは難しそうにょ。

もう1つの付属品であるACアダプタだけど丸型コネクタのよくありがちなタイプにょ。
今時Type Cではないの!?と思うかもしれないけどType C充電にも対応しているので問題は
ないにょ。
実際に手持ちのPD対応の充電器機器で試してみたところ20V出力が可能なものならば問題なく
充電ができたにょ。
ただし、急速充電には65W必要となるにょ。
付属のACアダプタがType Cではないのは残念だけど貴重なType Cを潰さないで済むという
メリットがあるためある意味良かったのではないかと思われるにょ。(Flex 550はUSB
ポートがType Aが2つ、Type Cがしかないため)

現時点で、Flex 550の不満点といえば、液晶の品質、Type Cの映像出力ができない、作りが
安っぽいという点にょ。(映像出力自体はHDMIがあるので問題ないけど)
液晶はグレアで反射が激しいというだけではなく色域が少し狭めで標準ではやや黄色系に
なっているにょ。
発色は調整をすればあまり問題はないし、色域の狭さもプロが使うには問題外のレベルとは
いえ個人が普通に使うならば大きく問題になるようなレベルではないと思うにょ。
まぁ見比べたらGalaxy Book 12(有機ELモニタ)の方が発色が断然いいため普段しょぼい
モニタを使っている人ならばそれほど気にならないかもしれないにょ。(色域は狭めだけど
IPS液晶であるため視野角そこそこ広いのと2in1でプレゼンをして複数人で同時に見たり
という場合には特に問題はないレベル)
というわけで、普通に使えるレベルとはいえお絵描き目的として買うならばあまりオススメ
できるPCではないにょ。
Galaxy Book 12の方が断然いいにょ。(今となっては新品は入手が困難だしあっても高くて
オススメできないけど)

あと、筐体の作りも価格相応のレベルなのでそれほど問題ではなく10万円以上で売られて
いるPCと比べると劣る(いかにも安っぽい)というだけにょ。
製造の不具合による筐体の作りの悪さは初期の頃はよくあったみたいだけど私が買った
本体は特に本体にずれやキズは無かったので今は改善されているのかもしれないにょ。
初期の本体はファンが異常なほど回って非常にうるさいという問題があったみたいだけど
これはBIOSの更新で改善されたみたいなので私が買った本体では通常時はファンの音は
ほぼ聞こえず、ベンチとかで負荷を挙げた際に少し聞こえるという感じで「ファンが
うるさい」という問題はすでに改善されたものが出荷されていると思われるにょ。

というわけで、これらのことが許容できるならばFlex 550はコスパが非常に高いオススメ
できるPCになっていると思うにょ。
価格差を考えれば多少品質が低くて個人的には妥協できるレベルに感じたにょ。
ただし、国内メーカーレベルの品質や保証を考えている人にはオススメはできないにょ。
まぁ、品質を求めるならば同じレノボであればこのFlex 550ではなくYogaシリーズを買う
方がいいし、hpのENVY x360などペンが使えるこのクラスの性能の2in1は数多く発売されて
いるのでそれを選択する方が幸せになれるかもしれないにょ。
しかし、10万円以上は覚悟する必要があるにょ。(しかも、ペンは別売りの機種が多い)
あと気になるとすればZen3アーキテクチャのRyzenの存在にょ。
恐らくFlex 550も半年後にはZen3にモデルチェンジされると思われるにょ。
だから、それを待って買おうと思っている人もいるかもしれないけど発売直後というのは
初期不良も多い(レノボは中国なので初期不良も対応が面倒だし遅い)ということに加えて
納期も不安定(1か月、2か月待ちは覚悟しておいた方がいい)ということを考えると
今欲しいならば様々な不具合がすでに改善されたうえに短納期になっている今Flex 550を
買うのが一番だと思うにょ。
PCは欲しい時が買い時だし、Zen3対応の後継機の不具合が解消されるのを待っていたら
1年後(2022年初頭)になりそうだし、そうなるとZen4の足音が聞こえているため永久に
買えなくなってしまうにょ。

まだ、少ししか触ってないので今後使い込むことで新たな問題点が見つかるかもしれない
けど何かあればtwitterの方に書いていくのでフォローをよろしくにょ!

 https://twitter.com/ochame_nako

2581マリモ―マ:2021/03/08(月) 21:52:27
(無題)
コミケ延期だそうだ 開催できるのか?
https://www.comiket.co.jp/info-a/C99/C99Notice2.html

2582御茶目菜子:2021/03/13(土) 13:14:25
レスにょ
マリモーマさんへ
5月開催予定だったけど緊急事態宣言が出ていることを考えると現時点でコミケのような
国内トップレベルの大規模イベントの開催は厳しいにょ。
というわけで、5月開催予定だったコミケは12月に延期されてしまったわけだけど
下手をすると昨年と同様に今年もコミケが開催されない年になりかねないにょ。

2583御茶目菜子:2021/03/13(土) 13:15:11
私がRX100M6を買った理由(ワケ)
またしても新しいデジカメを買ったにょ。
今回買ったのはソニーのCybershot DSC-RX100M6にょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1368406081873932291
中古で税込7.3万円(税別6.4万円)だったにょ。

コンデジなのに中古で7万円というのは糞高いと感じるかもしれないけど新品だと12万円くらい
する現行機種であるため新品と比べると5万円くらい安いにょ。
最新モデルはM6ではなくM7だけどM7は新品だと14万円くらい、中古でも10万円くらいするにょ。
M7はM6よりもさらにAF性能が向上(M6でも十分爆速)しているし、マイク入力が可能である
ため動画メインの人ならばM7の方がいいかもしれないけど私は静止画メインで動画も撮ると
いうレベルであるためそこまでマイク入力に対する強い拘りがないためコスパを考えてM6の
中古にしたにょ。

私が今までに買ったコンデジは30台以上あるけどその中でソニーのコンデジは全部で9台にょ。
羅列するとP10、T1、TX1、WX100、WX300、WX300、RX100M3、WX350、RX100M6という感じに
なるにょ。
WX300が2つあるのはミスではなく同機種を買い換えたためにょ。
この中でメインコンデジになったのはTX1以降でそれ以降はソニーのコンデジが私の撮影を
支えているにょ。
もちろん、撮影目的で出かける時は別途デジタル一眼を使っているのだけどコンデジを使う
理由は手軽さと小型さを求めているためにょ。


RX100M6を購入に至るまでの流れを理解してもらうためにここで少し私のデジカメ(主に
コンデジ)の変遷を簡単に書いていくにょ。
私のデジカメの原点といえるのが90年代に購入したPDA「パワーザウルス MI-610DC」にょ。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980303/sharp.htm
これはPCカードスロットに装着できるデジカメユニットがセットのモデルで当時は定価で
168000円だったにょ。
静止画は最大でVGA(640x480)で動画撮影機能は無し(ユーザー制作のアプリによって
音無しの160x120くらいの動画は撮影できた)という今となっては貧相な使用だけど当時は
非常に重宝できたにょ。
撮影、編集、テキスト入力、FTP、Web閲覧がすべて1台でできためポケットの中に納まる
小型端末で今のスマホのようなことが20年以上前にはすでにできていたからね。

それから2000年代に入り手に入れたのがeggyにょ。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/stapa/3151.html
これはWebに繋がるコミュニケーションツールだったけど私が一番のメインで使っていたのが
動画撮影機能にょ。
QVGA(320x240)ながらMPEG4で撮影できたので非常に重宝したにょ。
当時はようやくコンデジが動画に対応しはじめたという時期であり、動画もMotion JPEGが
主流でファイルサイズの割には画質がダメだったにょ。
eggyを作ったのはシャープであり、シャープはeggyを作る前にインターネットビューカム
というMPEG4動画を撮影できるデジカメを作っていたにょ。
しかし、インターネットビューカムが実売4万円程度だったのに対してeggyは値崩れにより
1万円を切っていたため動画撮影性能は大差ないことを考えると動画目的で買うならば
eggyは非常にコスパの良い端末だったにょ。

2003年に手に入れたのがV601SHにょ。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/mobile_catchup/16876.html
これはデジカメではなくケータイ(ガラケー)にょ。
カメラ付き携帯はJ-SH04ですでに実現されていたし、2003年の時点で私は数台のコンデジを
持っていたためたかがケータイのカメラを紹介するまでもないけどケータイのカメラなのに
普通のコンデジに匹敵する画質だったのに非常に驚かされたにょ。
200万画素という画素数も当時の普及型コンデジと同レベルだったからね。
そして、驚いたのが動画機能にょ。
QVGAでeggyよりも滑らかで高画質な動画撮影ができたにょ。
つまり、その時点で私が持っていたデジカメに匹敵する静止画と私が持っていたデジカメを
超える動画を撮影できたというわけにょ。(翌年にSV-AV35を買って動画のなめらかさでは
追い抜かれたけど)
では、コンデジを捨ててV601SHをメインコンデジ代わりに使えるかというとそうではなく
最高画質ではレスポンスが悪すぎて全く実用にならなかったためにょ。
何せ1枚撮影するごとに15秒くらい待たされていたからね。

2005年になるとデジカメはだんたん高画質になってそろそろ銀塩カメラ(普通のフィルム
カメラ)を置き換えようかと思っていたもののデジタル一眼を買うのは資金的に厳しいと
いうことでメイン撮影に据えるために目を付けたのがネオ一眼にょ。
買ったのはLUMIX FZ-5で発売してすぐに買ったにょ。
https://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/03/14/1141.html
私が買ってきた他のコンデジよりも優れた高画質だったもののデジタル一眼と比べると
画質の差は歴然で見た目は一眼レフっぽいけど極小センサーの限界を感じ始めたのもこの
時期にょ。
FZ-5を買うことでAPS-Cセンサーを搭載したデジタル一眼への興味がより強くなりその後
ニコンD50、ペンタックスK200D、ニコンD7000を買って現在に至っているけどデジタル
一眼の話をすると長くなるのでまたコンデジの変遷に戻すにょ。

コンデジの性能はどんどんよくなり、L版プリントやWebで公開する写真ならば十分の性能
になってきたけどやはり動画の性能が物足りなくなってきたにょ。
QVGAではなくVGAでキレイに撮れるものを・・・と思い買ったのが、ビクターのEvrio
GZ-MC100にょ。(新品が値崩れをしていたため2万円くらいで購入)
https://av.watch.impress.co.jp/docs/20040914/victor.htm
これはデジカメではなくデジタルビデオカメラだけどポケットサイズでDVDクオリティーの
MPEG2動画が撮影機能なカメラにょ。
記録媒体は標準でマイクロドライブが採用されていてCFカードやSDカードも使用することが
できたにょ。
ただし、電池が持たない、動作がもっさり、ビットレートの割に画質がイマイチですぐに
使わなくなったにょ。

PCのマシンスペックも上がり、モバイルノートでもHD動画(720p)が再生できるように
なったのでHD動画を撮影できるものを・・・ということで買ったのがXacti HD2にょ。
https://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/02/07/5537.html
動画用としては非常に素晴らしいカメラだったにょ。
まさにV-LOGに最適なカメラにょ。(広角側が少し弱いため自撮りは厳しいけど)
昨今はYouTubeをはじめ多数の動画共有サイトやSNSで気軽に動画を公開できV-LOGという
言葉も普及してきているけど同時はYouTubeも今ほどは盛り上がっておらず日本においては
ニコニコ動画が大人気の時代であり、Xactiのようなカメラは今だったら当時よりも売れ
そうな気がするにょ。

2010年に入り普通のデジカメにおいても720pが当たり前になっていてそろそろ動画カメラと
静止画カメラを分けるのではなく一本化したいということで買ったのがソニーのTX1にょ。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/336542.html
今では当たり前だけど当時は世界発の裏面照射CMOSセンサーということでその性能が気に
なって買ったものの静止画はノイズが多すぎて日中でもマルチショットでノイズを低減
しないと使えないレベルだったにょ。

2012年に買ったWX100が私にとっての普及型コンデジの「必要十分」を満たすレベルに
到達したにょ。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/514930.html
裏面照射センサーもようやく納得できる画質になり、普及型コンデジでありながら
ISO12800で撮影可能だったにょ。
そして、何よりUSB充電が可能になったのは大きいにょ。
TX1は東京旅行に持って行った際には電池切れを起こして撮影ができなくなってしまった
けどUSB充電ができればモバイルバッテリ経由で充電が可能だからね。
WX100の後にWX300を2台とWX350を買ったけどこれは20倍望遠を求めたからではなく
30倍望遠は要らないからコンパクトなボディが欲しかったというだけにょ。

WX100、WX300を使うことで分かってきたのが画質の限界にょ。
実は2000年代の10年間には著しい進化があったコンデジの画質も最近10年間では本当に
微々たる変化にとどまっているにょ。
では、デジカメの進化が止まったのかというとそうではなく主戦力がコンデジからスマホへ
移っただけにょ。
スマホのプロセッサ性能アップやAIの熟成によってここ数年は普及型のコンデジはスマホに
画質で差を付けられているにょ。(ガラケーはプロセッサー性能が低く一部のカメラ重視の
機種以外はコンデジに劣る画質だったけどスマホはガラケーと比べてプロセッサー性能が
圧倒的に高くセンサー性能がコンデジと同レベルであれば得られる画質はコンデジを上回る)
つまり、今となっては1/2.3インチセンサーを搭載のコンデジをあえて買う意義は例えば
「光学30倍ズーム」等の付加価値に十分な価値を見出せるかどうかで決まるというわけにょ。
スマホの画質より上だと思って量販店で3万円の1/2.3インチセンサーのコンデジを買ったり
したら性能にがっかりしてしまうにょ。
普及型コンデジの売り上げが10年前と比べて壊滅的なレベルまで落ち込んでいるのは
当然の結果だと思われるにょ。

では、ある程度の画質が欲しいという場合にはどうしたら良いかというと大型センサーを
搭載のデジカメを買うしかないにょ。
1インチセンサーを搭載のデジカメならば1/2.3センサーの約4倍の面積、APS-Cセンサーを
搭載のデジカメならばさらに3倍の面積、フルサイズセンサーならばさらにその2倍以上の
面積になるにょ。
センサーの面積が大きければ受ける光の量が増えるため性能に直結するにょ。
スマホのカメラの性能が上がっても約4倍の1インチセンサーを搭載のデジカメならば画質で
十分に対抗したり場合によっては上回ることが可能になるにょ。
ただし、センサーサイズが大きくなればなるほど筐体やレンズが大きくなったり、高価に
なるという弊害があるにょ。
普通のコンデジのサイズを保ちつつ画質をそれなりに求めるならば1インチセンサー搭載
機種を選ぶのがベターにょ。
ソニーならばRX100シリーズ、PanasonicならばTXシリーズ、キヤノンならばG7Xシリーズが
これに該当するにょ。

というわけで、私が昨年中古でRX100M3を買ったという話に繋がるわけにょ。
このRX100M3は24-70mm相当の2.9倍ズームとなっているにょ。
この焦点距離では普段使いでも物足りない場合もありし、接写性能も物足りなかったため
WX300やWX350を併用していたにょ。
このRX100M3は画質面では満足できたもののAF性能は不満があったにょ。
これが普及型のコンデジならば「こんなものだろう」で済ませられるけど普及型コンデジの
数倍の価格である高級コンデジに該当する製品なのでより不満が高まっていったにょ。

というわけで、まずは購入候補を絞ることにしたにょ。

 ◎購入条件(絶対条件は1インチ以上の大型センサーを搭載)
 (1)サイズはRX100M3と比べて大きすぎない
 (2)AF性能がM3を上回る
 (3)ズームレンジはM3と同等以上
 (4)レンズは暗すぎない
 (5)接写性能はM3より上
 (6)EVFを搭載
 (7)チルト(自撮り対応)もしくはバリアングル機能を搭載
 (8)USB充電可能
 (9)予算の上限は7万円程度

補足すると(1)はコンデジとして考えると私にとっては大きく重くなって高性能になっても
無意味だからにょ。
(2)はM3で感じている不満点だからこれが解消できないと買う意味がないにょ。
(3)は広角側は24?もしくはそれよりも広角に対応、望遠側は70?もしくはそれよりも
望遠に対応ということにょ。
(4)レンズはM3がF1.8-2.8のかなり明るいレンズを搭載しているためこれと同等以上となると
選択肢がほとんどなくなるからある程度は許容としたにょ。
ただし、広角側がF2.8より暗かったり、望遠側がF5.6より暗かったらその時点で対象外にょ。
(5)も実はM3での不満点だったからせめてM3より接写性能が上回って欲しいにょ。
(6)EVFはM3では144万ドットだったからやはりそれと同等以上のものは欲しいにょ。
(7)M3のチルト機能は上方向が180度、下方向が45度まで対応しているのでそれくらいは
最低でも欲しいにょ。
(8)これは上記のように2012年の段階で必要性を痛感しそれ以降のコンデジは絶対条件と
して挙げているけど2012年当時はUSB充電が可能な機種は少なかったけど今となっては大半の
機種が対応しているので特に問題はなさそうにょ。
(9)さすがにいくら高性能でもコンデジに10万円はちょっと・・・と考えてしまうので予算は
7万円程度にしたにょ。(良い製品ならば多少の予算オーバーは可)

以上の条件を満たす製品を絞り込むと次のようになるにょ。

       レンズ   マクロ  サイズ     重量 中古価格相場
RX100M4  24-70mm F1.8-2.8 5? 101x58.1x41mm   298g 4万円台
RX100M5  24-70mm F1.8-2.8 5? 101x58.1x41mm   298g 5万円台
RX100M5A  24-70mm F1.8-2.8 5? 101x58.1x41mm   299g 6万円台
RX100M6  24-70mm F2.8-4.5 8? 101.6x58.1x42.8mm 301g 7万円台
G5X MarkII 24-120mm F1.4-2.8 5? 110x60.9x46mm   340g 7万円台

1インチセンサー搭載コンデジは多数発売されているものの絞り込みによって残ったのは
この5機種だけにょ。
この中には残らなかったもののオススメできる機種としてはレンズが暗いため選考外に
なったけどLUMIX TX1は10倍ズーム搭載でありながら中古で3万円台なので1インチセンサー
搭載で安価な高倍率モデルが欲しい人にオススメにょ。
あとLUMIX LX9はEVF非搭載であるため選考外になったけど24-72mm F1.4-2.8という非常に
明るいレンズを搭載しているため暗所性能広角のボケを重視している人にはオススメにょ。
何気にマクロも3?だし、中古相場は4万円台と安価にょ。


上記5機種の中で私が選んだのは冒頭に書いたようにRX100M6にょ。
M3はAF性能は普及クラスのコンデジと同レベルと弱かったのがM5では1インチセンサー
としてはの初の像面位相差検出センサーを作りRX100M5に搭載されたにょ。
これによって、AF性能(特に動体に対する性能)は飛躍的に高まったにょ。
M6にはこれをさらに進化させた爆速AFが搭載されているにょ。

しかし、私が今回買ったのはM5ではなくM6にょ。
M6がM3〜M5Aと比べて大きく変わった部分といえば24-70mmF1.8-2.8の2.9倍ズームから
24-200mmF2.8-F4.5の8.3倍ズームになったことにょ。
ズーム倍率が高くなり様々な被写体にも対応できるようになった反面でレンズが1段半も暗く
なっているので暗所性能では劣り、M6はM3よりも3世代新しい後継機とはいえM6の方が
すべての面でM3より優れているわけではないにょ。
そのためM5〜M5のレンズを搭載の新機種を望んでいる人もいてM5をM6相当のAFや画像処理
エンジンを搭載した(ただし、レンズや筐体はM5のまま)にしたM5Aが発売されたにょ。
RX100シリーズはすべてが現行製品という中でM5だけがM5Aの登場によって生産終了したにょ。

確かにRX100M6はM3と比べてレンズが1段半暗いにょ。
そのため暗所性能においてはM3の方がM6を上回るにょ。(ただし、M6はM3と比べて画像
処理エンジンの改良があるため単純にM3が1段半分画質で上回るわけではない)
おまけにマクロにおいてもM3は最短5?、M6が最短8?でスペック上ではこれも暗所性能と
同じくM3の方がM6より優れているように見えるにょ。
しかし、暗所性能とは異なり、実は接写性能はM6の方が上にょ。
それはM3は広角端(24?)のみ5?に対してM6は50?付近まで8?まで寄れるためにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1368408925926682624
これを見てのように24?の広角端で撮影する場合を除きM6の方が接写性能で上回っているのが
分かるにょ。

私はこれまでコンデジはWX350とRX100M3との2台体制だったけどあえてM5(M5A)を買わずに
M6にしたのはM5を選択したらM3が不要になるためにょ。(G5X MarkIIにしなかったのも
この理由に加えてわずかなサイズ、重量アップが結構気になってしまったため)
しかし、M6を購入することでM3を活かすことができ、これにより1インチセンサーで24-200mm
F1.8-4.5という素晴らしい環境が手に入ったにょ。
やはり、1台ですべてを任せるから「レンズが暗い」「望遠が足りない」等の不満が出てくる
わけであり、複数台用いてお互いの弱点を補完しあうのが解決策だと言えるにょ。
どうしても、1台だけで済ませたい場合もM6を使えば大抵の被写体にとか対応できるにょ。

M6はAFスピードが爆速(私がメインで使っているデジタル一眼D7000より速い)だし、
24〜200?をカバーしていて普段の撮影には困らないし普通のコンデジよりも高画質なので
持ち物を減らしたいけど画質はそれなりに確保したいという場合には最適にょ。
旅行ならばこれ1台で済ませることも可能にょ。
200?では少し物足りないという人でもさらに2倍の400?の超解像ズームでも普通のコンデジ
レベルの画質は確保できるため1000?クラスの超望遠が必要という人以外は十分満足でき
そうな感じにょ。
そして、M6からようやくタッチに対応したためタッチフォーカスによって画面上の任意の
場所に簡単にピント合わせが可能になったのもすごく便利にょ。
とりあえず、現時点では私の中での最適解だと追われるにょ。

2584御茶目菜子:2021/06/24(木) 12:40:27
小さいは正義!Windows 10ポケコン!? OneMix 2Sを手に入れた
先日、7インチUMPCである「OneMix 2S」を買ったにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1406452583699423237
スペックはCore m3-8100Y、メモリ8GB、SSD256GB(PCI-E)で中古で51300円だったにょ。
買ったのは、「さくらピンクエディション」でピンクがとても可愛いモデルにょ。
このさくらピンクエディションは、天板に描かれたネコの模様もいい感じで付属の専用の
スタイラスペンも本体と同色なのがいい感じにょ。

ちなみに、これは私が購入した通算54台目のノートPC(ノートPCにはWindowsタブレットPCを
含める)となっているにょ。
http://ochameclub.web.fc2.com/shokai.htm

私はちっちゃい子(ガジェット)が好きで昔からポケコンとかザウルス等のPDAとかソニーの
VAIO UXや富士通のLOOX UのようなUMPCを買ってきているのでまずはUMPCについての歴史に
ついて少し振り返ってみることにしたにょ。
UMPCというのはUltra Mobile PCの略で超小型のモバイルPCを示すわけだけどこの言葉自体は
2006年頃にIntelが言い始めて広まっただけであり、UMPC(小型PC)が2006年に始まったという
わけではないにょ。

まず、最初の小型サイズのコンピュータとなるとやはりポケコンが真っ先に挙げられるにょ。
1977年に登場したPC-1200はポケットに入る小型サイズのボディにQWERTYキーボードと液晶
モニタを乾電池で動き標準でBASICが使える正真正銘のコンピュータだったにょ。(メモリは
128ステップと非常に少ないけど)
マイコンブームによって1980年代になると多くのメーカーがポケコンに参入して数多くの
ポケコンが作られたにょ。
ポケコンはその名のようにポケットに入るような小型のコンピュータにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1389575357733359616
ちなみに私が最初に買ったポケコンはPC-1245(リンク先にあるPC-1262と同じサイズであり
PC-1245は当時のPC-12シリーズの入門機だった)でこのポケコンは1486バイトしかメモリが
無かったもののRPG等の多くのゲームを作ったにょ。
ポケコンはポケットに入るほどの小ささがウリだけど機種によってはポケットに入れたら
はみ出てしまうような機種や入れにくいレベルの大きさの機種もあるけどサイズ面で今の
UMPCと比べても十分にアドバンテージがあり、機種によってはスマホと同レベルのサイズの
ポケコンもあるにょ。
そのためポケコンがUMPCの元祖といっても過言ではないと思うにょ。
ポケコンの話を始めるとそれだけでも糞長くなるのでこれくらいにしておくにょ。

小型のパソコンの話をするとなるとポケコンであるPB-100はボディに「Personal Computer」と
書かれたカシオ公認のパソコンなのだけどそうではなくパソコン用のOSが動く小型マシンの
話をしておくにょ。
1986年には当時主流になりつつあった16bitパソコンPC-9801と互換性があるラップトップPC
PC-98LTが登場したにょ。
ラップトップPCというのは小型の液晶を採用して手でつかめるサイズのハンドヘルドPCに
対して膝の上において使える大画面液晶を搭載したPCを示しているにょ。(ラップトップPCは
後に薄型化によって「ノートPC」と呼ばれるようになったけど英語圏では未だに「ラップ
トップ」と呼んでいる)
普通のサイズのノートPCをUMPCと呼ぶのはさすがに無理だけど実は1990年にPC-98LTと互換の
ある小型のPC-98HAが発売されているにょ。
PC-98LTがパソコンならばPC-98HAはUMPCといっても過言ではないにょ。
まぁ、昨今の10インチノートPCクラスのサイズ(昔のLet'snoteのような分厚いボディ)で
1?超えなのでUMPCとして考えると微妙なんだけどね。

MS-DOSが動作する小型PCは90年代には数多く作られたにょ。
やはり外すことができないのはヒューレットパッカードから1991年に発売されたHP95LXにょ。
これはIBM-PC/XTと互換性のある超小型のコンピュータにょ。(実際はパソコンではなくPDA
扱いされることが多いけど)
この機種はサイズ的にはポケコンに近い大きさにょ。
その後、HP100LX→HP200LXと進化していきスペックアップによってデフォでは英語しか扱う
ことができなかった機種だけど日本語を扱うことができるようになったにょ。

HP200LXを出すならばPDAについても少し触れておくにょ。
PDA(携帯情報端末)はスマホの祖先といっても過言ではないもので日本においては1980年代に
発売が開始された電子手帳の発展型となっているにょ。
日本では90年代前半はザウルスが主流であり、90年代後半になると海外からPalm OS機がやって
きて(日本ではソニーのCLIEシリーズが有名)、Windowsの簡易版ともいえるWindows CEを搭載
したPDAも数多く登場したにょ。(当時のキーボード付きのWindows CE搭載機はハンドヘルドPC
と呼ばれていたけど80年代のハンドヘルドPCとは異なる定義によるものなので注意)
これらのPDAは90年代後半からのインターネットの普及によってヒットとなり、スマホが登場
し始めてからはどんどん廃れていったにょ。
まぁ、2019年に発売されたGemini PDAのようなAndroidスマホだけど昔のPDAを彷彿させる機種も
あるけどね。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1165943.html

話は戻り普通のWindowsを搭載したUMPCで元祖は何なのかというとIBMから1995年に発売された
「ウルトラマンPC」ことPC110だと私は思うにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/729679148961042432
このPCは標準ではMS-DOS搭載の小型PCだけど上位モデルは15MBのCF(コンパクトフラッシュ)を
搭載してWindows 3.1がインストールされているにょ。
さすがにスペック的にWin3.1の動作は重かったけどこのPC110の先進性は素晴らしかったと
思うにょ。
サイズはフルキーボードを搭載したUMPCとして今でも最小クラス(GPD micro PCと同程度の
大きさ)だし、HDDを搭載しない世界初のシリコンディスク搭載のWindows PCとなっているにょ。

日本において非常に重要となるのは「ミニノート」というジャンルを確立した1996年に東芝から
発売されたLibretto 20にょ。
VHSビデオテープサイズの本体にフルのWindows 95が搭載されていたのに当時は驚いたにょ。
ただし、HDDの容量が270MBと小さく圧縮保存のため読み込みがさらに遅くなっていて実用的に
Win95が動くと言われたら微妙な感じだったにょ。
その後、Librettoはシリーズ化されていったけど画面サイズがどんどん大きくなり、本体も
どんどん肥大化していったにょ。
Libretto対抗としてNECから発売されたmobio NXは逆に1機種のみで姿を消したにょ。

ミニノートブームができた要因はWin95によってPCが爆発的に普及して一般的なA4サイズの
ノートPC(当時は2〜3kg程度の機種が大半であり持ち歩きが困難だった)よりも小型軽量の
機種の需要も高まったためにょ。(A4サイズのノートPCと呼ばれているものは実際はA4
ファイルと同クラスのサイズであり、12インチ液晶搭載機でも今の14〜15インチクラスの筐体
サイズとなっていた)
あと、HDDの大容量化も進んでミニノートに内蔵できるようなHDDでWin95が使えるレベルの
容量に達したのも大きいにょ。
さらに主流がニッケル水素バッテリからリチウムイオンバッテリに変わりつつあったため
小型軽量化がしやすくなったのも理由として挙げられるにょ。
そして、当時のモバイルPC用のCPUはメインストリーム向けのものでもTDPが2〜3W(今より
1桁小さい)であったため当時の排熱技術でも容易に小型化できたことに加えて当時は液晶が
高価だったため小さいボディで小さい液晶であれば低価格化も実現しやすかったのもミニ
ノートが盛り上がった理由と言えると思うにょ。
96〜97年にはこのようにミニノートPCが出てくる下地ができあがったわけだけどミニノートは
多少スペックが低くても小型軽量で安いからヒットしたにょ。
スペックが低いといっても今のAtomのようにメインストリーム向けのCPUと比べて極端に性能が
低いようなCPUを搭載ではなくメインストリーム向けの下のグレード(今だとCore i3)を搭載
して発熱や価格を抑えたというだけであり、使えないレベルで低い性能では無かったにょ。

しかし、90年代末には主流がデスクトップPCからノートPCへと移り変わりつつあったにょ。
モバイルに適した1?代前半のノートPCも多く登場して小さくて使いにくいミニノートは
どんどん機種が減っていったにょ。
そして、CPUのTDPもPentiumII以降は大幅に上がったので小型化が困難になったにょ。
性能は低いけど省電力(低発熱)のCrusoeがTransmetaから発売されて小型軽量のノートPCに
多く採用されたにょ。
VAIOにおいては初代C1はPentium II266MHzだったけどC1VJではCrusoe600MHzを搭載しているにょ。
(Crusoeは同クロックのPentium IIの半分程度の性能しかなかったもののクロックでカバーして
C1VJがC1と比べて極端に性能が劣ることは無かったもののどんどん性能が上がるPentium II、
IIIに性能で引き離されていった)
モバイルに特化したCrusoeが多くのモバイルPCに採用されてくるとそれに対抗してIntelは低
電圧版のPentium IIIを発売したにょ。
しかし、低電圧版PenIIIは高価だったにょ。
そのためかつてはミニノートPCはスタンダードノートPCよりも安価だったのに対してモバイル
ノートPCはスタンダードノートPCよりも高価となってしまったにょ。
これによって筐体のフットプリントがB5用紙未満のいわゆる「ミニノート」と呼ばれるものは
どんどん姿を消していったにょ。

2000年代に入りWindows XPの時代に突入すると日本における主流はノートPCになったにも
関わらずミニノートはほとんど無くなったにょ。(有名なのはLet'snote Rシリーズくらい)
そして、UMPCと呼べるほど小さな機種は完全に姿を消していたにょ。
そんな中で2004年に海外でOQO社から発売されたOQOは衝撃が走ったにょ。
このOQOがWinXP時代の最初のUMPCと思われるにょ。
しかし、ただでさえWin9xやWin2Kと比べると重くなったXPを貧弱なCrusoeで動かすわけだから
動作速度の遅さは想像できるし、何より業務用を想定したためか価格が非常に高価だったため
日本でヒットすることは無かったにょ。
そんな中で安くてフルのWindowsが動作する個人向けの小型PCとして期待が高まったのは
Intelが2006年に提唱したUMPCにょ。
これはマイクロソフトはOrigamiプロジェクトと呼んでいたにょ。
Intelは2007年にA100、A110というUMPC用のTDP3WのCPU(DothanコアのPentium Mがベース)を
発売してマイクロソフトはUMPCにおいては格安でWindowsを提供することで小型軽量低価格を
実現することができたにょ。
そして、Intelは2008年にはAtomと呼ばれる新設計の超低消費電力CPUを発売したにょ。
(IntelはAtom発表前まではARM CPUを作っていたけどARMを売却してAtomを発表したわけだから
Atomの方向性とAtomに対する自信がよく分かった)

では、UMPCが売れたかというと一部の需要はあった(5〜7インチ程度のUMPCは数多く作られた)
ものの国内で大ヒットとなったのはAtomベースの超低価格PCであるネットブック(7〜10
インチの液晶を搭載した低価格ノートPC)の方だったにょ。
2007年にASUSから発売されたEee PC(それまではASUSというとPCパーツベンダーで有名だった
もののこのEee PCによってPCベンダーとして有名になった)が大ヒットしたことが大きいにょ。
それによって、小型だけど使い勝手はあまり良くないUMPCよりもある程度使いやすいサイズで
当時はすでに軽量なOSとなっていたWinXPが選択できて非常に安価だった(国内メーカーの
普通のノートPCが10万円に対してネットブックは海外メーカーならば2〜3万円で国内メーカー
でも5万円程度)上にEモバイルなどの回線セットでは100円で販売されることも多くて
ネットブックは一時期爆発的なヒットとなったにょ。
しかし、初代AtomはNT6系カーネルのOS(Vista以降のWindows)をまともに動作させるだけの
性能はない上にスマホの普及などの様々なな要因が重なって数年で一気に廃れたにょ。

その後、2012年にWindows 8が発売開始されてそれと同時に第3世代Atom(コードネーム:
BayTrail)を搭載した安価なタブレットPCも多く発売されたにょ。
このタブレットPCは「艦隊これくしょん」のヒットで売れまくったにょ。(BayTrailは
CPU性能が大きく底上げされて第2世代と比べてWin8がまともに動作するくらい性能が上がった
のも売れた要因だと思われる)
すでにスマホが普及しつつあったもののスマホではFlashが動作しないためここまでのヒットに
つながったと思われるにょ。
しかし、そんな艦これ特需はそんなに長続きしないにょ。
Win8はタブレットPCに特化したOSであるためユーザーからの改善を期待をする声も大きく
それに応えるべく登場したのが2015年に発売されたWindows 10にょ。

Win10登場後、第4世代Atom(コードネーム:CherryTral)を搭載の機種も発売されたにょ。
CherryTralはBayTrailと比べてCPU性能のアップはあまりないもののGPU性能は大きく
上がったにょ。(GPU性能に関しては初代Core iのArrandaleよりもは圧倒的に上で
第2世代Core iのSandyBridgeよりやや劣る程度)
タブレットばかりがもてはやされてしばらく音沙汰が無かったUMPCだけどクラウドファン
ディングによって投資を募りGPD社から販売されたのがGDP WINの初代機にょ。
このGPD WINこそが出ては消えを繰り返してきたUMPCにおける現在の流れをくむUMPCの最初の
1台と言えるにょ。

ここからの流れは普通にUMPCと検索すればたくさん該当ページがヒットすると思うので
さっくりと書いておくにょ。
GPD WINシリーズはGPD WIN 2→(GPD WIN Max)→GPD WIN 3が登場して、それとは別の
シリーズとしてGPD Pocketが登場したにょ。
そのGPD Pocketに対抗してGPD社から抜けた開発者が作ったのはOne Netbook社のOneMixにょ。

これで、UMPC黎明期からOneMixの発売までの流れが大体分かったと思うけど実はOneMixも
たくさんの機種が発売されているため非常に複雑なのでそれについて説明しておくとこんな
感じになるにょ。

◎OneMixシリーズの変遷

 7インチ
 2018年5月      2019年10月   2020年6月
 OneMix(初代) → OneMix 1S → OneMix 1S+
 Atom x5-z8350   Celeron 3965Y Core m3-8100Y
    ↓
 2018年11月   2019年5月
 OneMix 2  → OneMix 2S  、 OneMix 2Sプラチナエディション
 Core m-7Y30   Core m3-8100Y Core i7-8500Y
            ↓
 8.4インチ    2019年8月
         OneMix 3 Core m3-8100Y
         OneMix 3S Core m3-8100Y
         OneMix 3Sプラチナエディション
            ↓
         2019年12月
         OneMix 3 pro Core i5-10210Y
         OneMix 3 proプラチナエディションCore i7-10510Y
            ↓
 10.1インチ
         2021年4月
         OneMix 4 Core i5-1130G7
         OneMix 4プラチナエディション Cpre i7-1160G7

初代OneMixはGPD Pocketとの差別化として360度回転する2in1やペン対応で安いという点が
挙げれるにょ。
その反面でCPUがAtom x7-z8750のGPD Pocketと比べて貧弱なz8350だったり、筐体の厚みが
均一であるためぱっと見た目ではGPD Pocketよりも分厚く見えてしまったにょ。
CPUが貧弱という面を改善するためすぐにKabyLakeコアのCore mを搭載したOneMix 2を発売
したにょ。
GPD Pocket 2が同じCPUを採用したため当時最新のAmberLakeコアのCore mを搭載した
OneMix 2Sを半年後に発売して、同じCPUを搭載した8.4インチ版(OneMix 3シリーズ)も
すぐに発表したにょ。(2Sの3カ月後に発売)
3を発売後、2Sの下位機種となるOneMix 1Sを発売したにょ。
すぐに3の上位モデル(実質3の後継モデル)となるIceLakeコアのCore mを搭載した3proを
発売して、2Sがディスコンになったにょ。
それに伴い2Sと同じ仕様の1S+(2Sの色違い)が追加されたにょ。
という感じで初代〜3proまでは目まぐるしく新機種が導入されていったにょ。
OneMixシリーズは7インチ→8.4インチ→10.1インチとどんどん大型化してきているのだけど
これは7インチのように小型なPCは特殊でありより販売量が見込めるサイズへとシフトして
いっただけのことにょ。
これは90年代のミニノートの衰退、2000年代のUMPCではなくネットブックのヒットを見ても
大型化の流れは過去に何度も行われており、「またか・・・」という感想しか出てこないにょ。

厳密にはOneMixシリーズではないものの同社のUMPCには上記の他にOneGX1、OneGX1 pro、
one netbook A1等が存在するにょ。
その中で冒頭のようにOneMix 2Sさくらピンクエディションを選んだのは下記の4つの理由が
あるからにょ。

◎OneMix 2Sさくらピンクエディションを買った理由
(1)7インチというサイズ感
(2)スペック
(3)価格
(4)デザイン

上記4つの理由についての解説を書いていくにょ。

(1)私は過去にVAIO UX、LOOX U/G90、GPD WIN(初代)などを買っているにょ。
私は昔から10インチのモバイルノートPCを使っている(現在はLet'snote CF-RZ5を使用)
ためにそのサブ機としてUMPCを使っていたにょ。
しかし、VAIO UXは1.8インチHDDのため起動が遅く、キーボードが絶望的に使えず、
バッテリー駆動時間が短い(軽めの使用で1時間半程度)で結局実用には至らず、LOOX Uは
初代Atomということで(上位モデルのz550搭載機を購入にも関わらず)速度が遅く実用には
至らず、GPD WINはクラウドファンディングで期待して入手したもののOSが非正規品扱い
だったり、初期型であるためか動作が不安定だったりで実用には至らなかったにょ。
それ以降は8インチタブレットPCでサブ用途を満たそうとするもののやはりキーボードが
ないと不便なことが多くキーボードを常に持ち歩くとなると逆に嵩張ってしまうという
問題があるためある程度妥協して使っていたにょ。

7インチUMPCというサイズ感は絶妙で10インチノートPCと使い分けをするならば程よい
大きさとなるにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1406453242729418752
こんな感じでLOOX Uと比べても小さいし、Nintendo Switchよりも横幅が小さくて両手に
持って親指で操作ができるというのが10インチノートPCでは実現できないメリットと
なるにょ。
そして、その気になればポケットに入れることも可能だしね。
キーボードも5本指を使ったタッチタイピングは困難だけどキーピッチは16?あるために
テーブルに置いた状態だと3〜4本指を使ってある程度高速なタイピングは可能に感じたにょ。

個人的には小さい方が好きなのでGPD micro PCも気になったにょ。
価格面やサイズ面でもOneMix 2Sよりアドバンテージはあるもののスペック面での物足りなく
感じたので今回はOneMix 2Sにしてみたにょ。
まぁ、OneMix 2Sのさらなるサブ機としてそのうちGPD micro PCも買うかもしれないけどね。


(2)昨今はドンキのNANOTEのように7インチUMPCは非常に安価で入手ができるにょ。
しかし、過去にUMPCをせっかく買ったのにすぐに使わなくなった理由として動作の遅さが
挙げられるにょ。
そのため使っていてストレスに感じるレベルのものであればどうせ買ってもすぐに
使わなくなるのが明白であるためある程度のスペックの高さを求めたにょ。
個人的には現在モバイルのメインで使っているLet'snote RZ5がWin10を実用的に使う場合の
最低スペックと考えているにょ。
ちなみに、RZ5はCPUがCore m5-6Y54、メモリ8GB、SSD256GB(SATA)となっているにょ。
GPD Pocket 2はストレージがeMMCという点が気になったので必然的にOneMix 2もしくは
2Sとなったにょ。
OneMix 2もOneMix 2Sも体感できるような性能差はないものの不具合が多い初期型を避ける
ために後期版であるOneMix 2Sを選択したにょ。
まぁ、価格差もあまりないし、後述のようにピンクがあるのも非常に重要なポイントにょ。

では、OneMix 2Sの性能はどれくらいかというとCPU性能はCINEBENCH R15においては
シングル121、マルチ241というスコアになっているにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1406453864639852545
シングルスレッド性能はCleron N4100の約2倍となっていてそれが体感速度に大きな影響を
及ぼしているにょ。
4コアだろうと8コアだろうとシングルスレッド性能が低ければ体感では遅く感じるため
多コアはある程度高いシングルスレッド性能があって初めて真価を発揮できるにょ。
ストレージに関してはPCI-E接続であるためリードでは1.4GB/sと非常に高速にょ。
まぁ、NVMeとかだとリードで3〜4GB/s出る機種もあるためこの速度は決して速いという
わけではないもののSATAだと500MB/s程度、eMMCだと200MB/s以下であるためそれらと
比べると桁違いに高速であり、十分に体感できる差と言えそうにょ。


(3)買う場合にはやはり重要となるのは価格にょ。
メインで使うPCであれば10万円以上出せるけどあくまで用途はモバイルのサブ機にょ。
言ってしまえばサブのサブみたいな感じのPCにょ。
そのようなPCであるためやはり予算的には5万円くらいという感じにょ。
新品で買うならばこの価格帯ではAtomとかCeleronしか買えないにょ。
そうなると買ったけどスペック不足で使えないというオチになるのが買う前から目に見えて
いるにょ。(まぁraytrektabとかはお絵描き専用と割り切ることで低スペックでもそれなりに
使えるレベルにはなっているけど)
しかし、中古であれば5万円でOneMix 2Sが手に入ることが分かったため状態の良さそうな
ものを時間を掛けて探していて今回見つかったので購入に至ったということにょ。

この辺の予算が人によって異なると思うけどもしも予算が3万円だと通常だとAtomかCeleronしか
選択肢がないためCore mを狙うならば状態をある程度妥協する必要があるにょ。
7インチUMPCが欲しいけど状態が良いものを探すのが面倒とか新品がいいというのであれば
中古で探すのをやめて新品のOneMix 1S+を買うのが得策にょ。
もちろん、その場合は予算が5万円では無理なので予算を8万円くらいに増額する必要があるにょ。
one netbook A1であればもう少し安く買えるのでそれを狙うのもありにょ。(レガシーポートが
必須ならばA1は良い選択肢となる)


(4)買った端末を実際に持ち歩くかどうかは自分が好きなデザインかどうかが非常に重要なもの
となるにょ。
自宅で使うだけならば見た目は拘らず必要な性能を満たしていればいいけど屋外で使うならば
自分好みであることは使うための心理的なハードルを下げてくれる(使いたいと思わせて
くれる)重要な要素になるためにょ。
私は昔からピンクが好きでPDAにしろゲーム機にしろピンクが選択肢にあるのであればピンク
モデルを買ってきたのだけどOneMix 2Sには「さくらピンクエディション」が用意されている
ため迷うことなくこれを選択したにょ。


というわけで、私が今回OneMix 2Sを買うまでの経緯を簡単に書いてみたのだけど使い勝手に
関してはかなり慣れを要求される機種であることは確かにょ。
サイズ等の兼ね合いで誰に対しても手放しにオススメできるものではなくかなりユーザーを
選ぶ端末だからね。
したがって、スペック的に問題無さそうだからこれをメイン機として使うなんてことを
考えていると使いにくさだけが目立ってしまいダメな端末に思えてしまうにょ。
そういう人は素直に普通のノートPCを買った方が256倍は幸せになれるにょ。
多少の不便さはあるけど普通にWin10が使える性能があってポケットに収まるレベルの小型の
PCが欲しいという人ならばその不便さを許容することですごく魅力的なPCへと一変するにょ。

ちなみにOneMix 2Sの不便なところはキーが小さく変態配列である・・・というのはまぁ慣れで
何とかなるとしてハードウェア的にどうにもならない気になる点としては、SSDがM,2スロット
ではなく基板直付けである(交換不可)という点にょ。
これだけで、ダメと思う人はOneMix 1〜2には向いていないので別の機種を買うのが得策にょ。
そして、もう1つは充電には12V、2.5Aが必須という点にょ。
5V充電が可能であれば大抵のUSB充電器やモバイルバッテリーで充電や給電が可能になるけど
12Vという現行のPDでは捨てられたもの(12VはPD rev.1.0では採用されていたので旧規格との
互換性を重視しているACアダプタや古いACアダプタのみ対応)なので非常に機種を選んで
しまうという点がネックとなるにょ。
私は買う前にその辺を理解した上で買ったから問題なかったものの買ってからそれらに
気づいたら落胆したり、ダメ端末扱いする人が必ず出てきそうにょ。

何にせよ「安い買い物ではないのだから買う前には十分に調べておく」というのは非常に
重要なことにょ。
事前に知っているのと知ってないのとでは雲泥の差だからね。
それが、許容できるかどうかは実際に使ってみないと分からない部分があるため許容が
できなかったら勉強代と思ってあきらめるしかないにょ。(発売されてすぐの機種ではなく
発売後1〜2年経って買うならばネット上にいくらでも情報があるため知らなかったというのは
単に自分がちゃんと調べてないのが悪い)
私はこうやって過去に数多くの機種を買ってきたからこそこういった合理的な思考を身に
付けることができたにょ。
1つでも気になる点が見つかったら買わないという考えもありだけど自分に100%完全に
ぴったり合う機種なんてほぼ見つからないので買うことによって得られる幸せや利便性は
手に入らないにょ。(ガラケーからスマホに変える場合も何らかの問題はある場合が大半
だけど買うことによって得られる利便性の方が遥かに大きいというのはスマホユーザー
であれば誰もが理解できていると思う)
そういう意味でも、鳴れや使い方でどうにかなりそうな問題かどうしても許容できない問題
かを理解する上でも迷っている機種があったら「買う」という選択をオススメしたいにょ。
それは、多くの人が「買う理由」よりも「買わない理由」を探してしまがちだからにょ。
まぁ、予算が有限であるためそうなってしまうのは仕方ないんだけどね。

2585御茶目菜子:2021/12/25(土) 14:48:49
C99(冬コミ)の新刊「プチコン4 お絵描き入門」完成
年に2回開催されていたコミケですが、新型コロナウイルスの影響でしばらく開催されて
なかったのですが、この年末にはコミケが2年ぶりに開催されるにょ。
そのコミックマーケット99(C99)では私はプチコン4本を出すにょ。
そのタイトルは「プチコン4 お絵描き入門」にょ。

http://ochameclub.web.fc2.com/CLUB/ochame.htm#dojin

これは、プチコン4でお絵描きに興味がある人は必見の本となっているにょ。
主な内容は下記の通りにょ。

・プチコン4のお絵描きソフトをすべて紹介
・タッチペンの種類と特徴の解説
・お絵描きプログラムの解説
・実際にプチコン4でお絵描きを行いそれを元にしたお絵描き方法の初心者向けの解説

これは上記の新刊の中でも触れているけどNintendo Switchによるお絵描き環境は3DSから
大きく変わっているにょ。
今回新刊を作るにあたってお絵描き関係の本にするという構想は1年前から練っていたにょ。
ただし、プチコン4のお絵描き環境はその1年前から変化しているため制作はギリギリになって
から開始されたにょ。(プチコン4のユーザーが増えたためかお絵描きソフトもqあszくぇ急増した)

今回のお絵描き入門本では主にmoh6anさんが作ったお絵描きソフト「MOHAN」で描いた絵を
元に執筆が行われているにょ。
MOHANの良いところはレイヤーが多数使える本格的なお絵描きソフトという点にょ。
プチコン3号で作ったお絵描き入門本は私が作った超シンプルなSIMPLE PAINT QSPを元に
して執筆が行われているにょ。

http://ochameclub.web.fc2.com/CG/homika.jpg

このSIMPLE PAINT QSPやPETIT PAINT QSPといった私のQSPによるお絵描きソフトは最低限の
機能しかなくQSP(改行込みで最大294文字)でお絵描きソフトを作らなければいけないと
いう制約があったからやむを得ないにょ。
そのため、普段PCでやっているようなお絵描き手法は使えずかなり原始的な手法で行って
いるため入門本なのにメイキングでは初心者の参考になる部分は少なかったにょ。
もちろん、どういった工程で行うのかということそのものは参考になるだろうし、今回の
新刊ではページ数の都合で掲載できなかったパーツごとの描き分け方法も掲載している
のでそういう面では「プチコン3号お絵描き入門」は今回の「プチコン4お絵描き入門」と
比べて劣っていたというより方向性が異なると捉えることもできるにょ。

MOHANを使うことで私が普段PCでやっているお絵描きの流れをほぼそのままNintendo Switchで
実現することができたにょ。
これはNintendo Switchでお絵描きソフトとして発売されている「Colors Live」でも実現が
できないことにょ。
とはいえ、MOHANでやはり気になったのは動作の重さとたまにエラーで落ちるということにょ。
今回の本を作るにあたっては描いていた絵が途中でエラーが出て保存ができなかったため
また最初から描き直すという事態に陥ってしまったにょ。
そして、次はその反省点からこまめにセーブしていたのだけどそれでも最後にエラーで
落ちてしまったのでmoh6anさんに報告して対応してもらったにょ。
したがって、最新バージョンでは私が陥ってしまった問題は防げるようになったのでは
ないかと思われるにょ。

というわけで、まだまだNintendo Switchでお絵描きしている人は少数派だと思うけど
今回の新刊がきっかけで増えることを願っているにょ。
というわけで、この「プチコン4 お絵描き入門」を実際に見てみたいという人はぜひ
冬コミに来てにょ。
頒布している場所は12/31(金)、東テ-19a「まりも友の会」様に委託しているにょ、

2586御茶目菜子:2021/12/27(月) 00:20:09
GPD MicroPCは令和版ウルトラマンPCか
自分へのクリスマスプレゼントとしてUMPCを買ったにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1474957871205220354
今回買ったのはGPD MicroPCで中古で25800円だったにょ。
通算55台目のノートPCにょ。
ちなみに過去に買ったPCは自己紹介ページにすべての機種を記載しているにょ。
http://ochameclub.web.fc2.com/shokai.htm

まずは私がGPD MicroPCを買った経緯を書いておくにょ。
私は80年にポケコンを買ったことから始まり小型の端末(コンピュータ)が大好きにょ。
それは90年代にはPDAに目が行きポケコンライクなDOSマシンHP200LXに非常に興味が沸いて
しまったにょ。
しかし、日本語化するためには10万円以上かかってしまいさすがに手が出なかったにょ。
その後1995年にカラー液晶搭載の超小型DOS/VマシンであるIBM PalmTop PC110(通称
「ウルトラマンPC」)が発表されたにょ。

このPCは上位モデルはスマートピコフラッシュ(現在のコンパクトフラッシュ)にWin3.1を
インストールしたモデルが用意されているにょ。
つまり、ハガキサイズの超小型Windowsマシンとして使えるにょ。(Windowsを使うには
非常に貧弱なスペックだったけど)
96年には東芝からVHSビデオテープサイズのLibretto 20が発売されたにょ。
当時はUMPCという言葉は無かったけどまさにUMPCと呼べる存在だったにょ。

という流れの中で私が96年に買ったのはザウルスPI-6500だったにょ。
どこにザウルスを買う流れがあったのかは謎だけどシャープのポケコン、シャープの
電子手帳を使ってきたのでシャープのザウルスに流れたのは自然な結果と言えるにょ。
本当はHP200LXが欲しかったけど予算的に無理というのもあったにょ。
そして、その後99年にパワーザウルスMI-610Pを買ってモバイル環境下でのインターネット
接続も可能になったにょ。(当時は2Gケータイに接続もしくはグレー公衆電話に接続
していた)
2000年代に入りザウルスのOSが独自OSからLinuxに変わったのでリナザウであるSL-C750を
買ったにょ。
しかし、ザウルスシリーズもそれから数年後に消滅してしまったにょ。
それにはスマホやUMPCの登場が影響していると思われるにょ。
まぁザウルス自体がスマホやUMPCに進化できていたら歴史は変わっていたかもしれない
けどね。

まだ、初代iPhoneが登場する前、2005年に日本においては画期的なスマホであるW-ZERO 3が
発売されたにょ。
これが日本で発売された初の本格的なスマホ(=初のスマホではない)といえるにょ。
大々的にニュースで採り上げられたものの当時は一部の人しか受け入れられなかったにょ。
このW-ZERO 3が発売された翌年2006年にマイクロソフトから発表されたのがOrigamiにょ。
コードネーム「Origami」は今となっては知る人ぞ知る名称だけどこれは要するにマイクロ
ソフトが提唱したUMPCのことにょ。
UMPCというのは2005年頃にIntelが提唱していたにょ。
当時UMPCのコンセプトモデルの動画がYouTubeにかなり出回っていて私がYouTubeを見始めた
のも2005年頃からにょ。
UMPCのOSはWindowsだけではなくLinuxも考慮されていたのに対してマイクロソフトの
Origamiは広義にはUMPCに含まれるもののWindowsかつタッチパネル採用という点が異なって
いたにょ。
つまり、2005年はスマホとUMPCの元年といっていい年だったにょ。

2006年にはソニーから4.5インチ液晶を搭載した超小型PCであるVAIO Type U UX90Sが発売
されたにょ。
これはUMPCブームに乗って出た機種というよりも2004年に発売されたVAIO Type Uの後継
モデルだったにょ。
つまり、UMPCとかOrigamiとか言う前にソニーはすでにそんな感じの製品を発売していた
というだけのことにょ。
私はVAIO UXを買ったもののやはりこのサイズでCore Solo(初代Core系CPU)を搭載した
のは無理がったのかバッテリーが全然持たないし、ストレージが1.8インチHDDという激遅
HDDだったためせっかくCPUはそこそこの性能であっても体感速度がすごく遅かったにょ。
VAIO UXにはWindows機において初めてと言えるSSD搭載モデルが用意されていたものの
当時は16GBしかなくしかも非常に高価でとても手が出なかったにょ。

IntelもUMPCを推しているし、これから訪れるスマホの時代に対応すべく省電力CPUを
開発していたにょ。
その第1弾として登場したのがIntel A100とA110というCPUにょ。
これはすでに発売されていたDothanコアのPentium Mの動作クロックを落としてTDPを
下げたものにょ。
しかし、本命となったのはIntelが本気でARMの市場を狙いにきたAtomというCPUにょ。
みんなご存じ「低性能」の代名詞ともいえるAtomだけど当初は性能が高かったという
わけがなく安価で低消費電力がウリのCPUだったにょ。
AtomはスマホやUMPCの市場を狙っていたためPC用に使うことは想定されていなかったにょ。
そのためDirect Xとの相性はあまり良くなかったにょ。
しかし、低価格というのを武器にして当時ノートPCのチップセットで主流だった945GMの
ダウングレード版である945GSEと組み合わせることによる(当時としては)恐ろしく
低価格の小型ノートPCである「ネットブック」は大ヒットとなったにょ。
これは当時はネットブックに用いられているWindowsは悪評高いVistaではなくXPだった
ことやモバイルルータとのセット販売で実質100円とかで販売されたことも影響して
いるにょ。

私も初代Atom搭載機としてはLOOX U/G90を買ったにょ。
私が買ったのは上位モデルであるAtom Z550(2GHz)搭載機だしSSD搭載ということもあって
Atom機なのに定価13万円くらいだったにょ。
それでもWin7はもっさりで実用にならずドラクエXベンチは640x480の低設定でも紙芝居
状態でベンチを完走させることさえできなかったにょ。
Atom登場後たくさん発売されいたキーボード付きのUMPCだけど2010年頃にはほとんど
見かけることがなくなり、第2世代のAtom(CloverTrail)を搭載したUMPCは発売される
ことがなかったにょ。

そんな低性能の代名詞とも言えるAtomが見直されたのが第3世代のBayTrail登場後にょ。
2013年はすでにiPadも登場しており空前のタブレットブームになっていたにょ。
新しく発売されたWindows 8はタブレットに特化したWindowsで従来ユーザーには不評だった
もののそのお陰で安価なタブレットPCが多数販売されたにょ。
新型AtomであるBayTrail採用である廉価タブレットPCが多数発売されたものの従来のAtom
ではWindowsはもっさりしていて実用にならなかったのにBayTrailではそこそこ普通に
使えるレベルの速度になったにょ。
それに当時大人気であったPCゲームの「艦これ」が廉価タブレットPCの売上に大きく
貢献したにょ。
実は艦これはFlashで作られた(※FlashはすでにGoogle Chromeでもサポートが終了して
いる)ゲームであるためPCでなくても動作は可能だけど当時のスマホではFlashは動作
しなかったので安価でそれなりの性能のPCというのは需要が高かったにょ。
私はBayTral時代のタブレットPCだけで9台持っているものの当時は2GBあればWindowsは
それなりには動いていたし4GBあれば重い作業をしなければ問題なく使えていたにょ。
しかし、この世代でもキーボード付きのUMPCが登場しなかったにょ。

ところが、2016年に突然新たなUMPCが登場したにょ。
それがGPD WINにょ。
キーボード付きのUMPCとしては久々でありしかも3DS LL並に小さくしかもクラウドファン
ディングでは39800円程度で安価だったにょ。
小さいもの好きの私は当然GPD WINに飛びついたにょ。
筐体サイズは満足したもののキーボードが非常に使いにくいし動作自体が不安定だった
ためまともに使えるレベルに達してなかったにょ。
その後UMPCはたくさん出たけどなかなか手を出せなかったにょ。
そんな中で私が買ったのはOneMix 2Sだったにょ。

 小さいは正義!Windows 10ポケコン!? OneMix 2Sを手に入れた
 https://6407.teacup.com/ochame/bbs/5165

OneMix 2Sはサイズ感はUMPCとしてはギリギリ許せるサイズであり、その後どんどん
大型化、高価格化が進んでいたUMPCとしては私が許せる7インチまでというサイズの
中で最も高性能なCore m3-8100Yを搭載しているという点が良かったにょ。
少なくともドンキのUMPCを買うよりは高い満足度を得られたと思っているにょ。
とはいえ、実際に半年間使ってみるとやはり立った状態で両手で持って使うには
サイズや重量が大きすぎるという問題を強く感じてしまったにょ。

私がUMPCに求めているものはスマホとノートPCの中間のものであり、ノートPCでは
実現できない機動性(立った状態でも使用可、バッグ無しでも持ち歩き可)があり
スマホでは実現ができない自由度やキーボードによる文字入力にょ。
だから、OneMix 2Sより大きかったり重かったりしたらいくら高性能であろうと私の
用途を満たすことはできないにょ。(ノートPCの方を置き換えるというのであれば
話は別だけど)
というわけで今回GPD MicroPCを買ってみたというわけにょ。

買った理由は粗方分かったと思うのでとりあえずスペック紹介とベンチ結果を
書いておくにょ。
スペックはCPUがCeleron N4100、メモリ8GB、ストレージがSSD(SATA接続)128GBと
なっているにょ。
これはraytrektabの10インチモデルと同一であり、今となってはほぼ最下層に近い
性能となっているにょ。
Celeron N4100は話題のGIGAスクール構想の廉価PCで採用されることも多いけどメモリ
4GBでeMMCという劣悪な環境で子供たちが使っている場合が多いためそれよりはマシな
性能といえるにょ。

というわけでベンチ結果は下記の通りにょ。
比較対象としてCore m3-8100Y搭載のOneMix 2Sの結果も併記しておくにょ。

           GPD MicroPC  OneMix 2S
 CineBench R15
   マルチ         240cb    241cb
   シングル        67cb    121cb
 CrystalMark 2004
   MARK        166691    196545
   ALU          48826    40180
   FPU          35442    35999
   MEM          29910    42436
   HDD          33688    48215
   GDI          9180    15649
   D2D          3514     4246
   OGL          6131     9820
 ドラクエXベンチ
   1280x720標準     2717     6235

CineBench R15を見てみるとマルチコアのスコアは240cb対241cbでほぼ互角であることが
分かるにょ。
しかし、シングルコアのスコアを見ると67cb対121cbで半分強のスコアになっているにょ。
これがWindowsを普通に使っている時の体感速度の差になっているにょ。
マルチコアをフルに使ってくれるようなアプリを動作時はCore mと互角になるけどそう
ではない時は体感で分かるくらいの速度差があるにょ。
とはいえ、Atomのように極端に遅いものではなくWin10が使えるくらいの性能は十分に
あるにょ。
Celeron N4100はGemini LakeだけどこれはAtom系列のCPUではあるものの純粋なAtom CPU
としての最終モデルであるCherryTrailと比べると2世代も新しいためにょ。
GPD MicroPCとOneMix 2Sが大きく差が開いているのがストレージ性能とゲーム性能にょ。
ストレージは両方ともSSDとはいえSATAとPCI-Eではさすがに差が大きいにょ。
あとGPU性能においてはOneMix 2SはIntel HD Graphicsであるため低めであるとはいえ
世代が新しい分だけ順当に進化しているのに対してGeminiLakeに内蔵のGPUはCherryTrailの
頃からほとんど進化していないためドラクエXに関しては半分以下の性能になっているにょ。

GPD MicroPCは基本性能においてはOneMix 2Sと比べて大きく劣るとはいえ10年前のミドル
クラスのノートPC(SandyBridge Core i5、SSD搭載機)に匹敵するくらいのCPU、GPU、
ストレージ性能でありながら超小型で安価というのが魅力となっているにょ。

では、サイズ面でどれくらい優れているのかというと横幅でいえばGPD MicroPCはOneMix 2Sと
比べて5?くらい小さく奥行はほぼ互角となっているにょ。
この5?の差は非常に大きいにょ。
そのため無理なく両手に持ったまま親指でタイピングが可能になっているにょ。
サイズ面でいえばOneMix 2Sよりも3DS LLに近い感じにょ。
奥行は3DS LLよりも大きいものの横幅は3DS LLよりも若干小さいくらいにょ。
サイズでいえば上記の四半世紀前の最小サイズのPCである「ウルトラマンPC」と同レベルの
大きさであり、そこから1?くらい薄型化されている感じにょ。
実際にウルトラマンPCを手に取ったことがあればサイズ感は分かると思うにょ。
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1166/289/html/9_o.jpg.html
まさに令和のウルトラマンPCといった感じにょ。

GPD MicroPCはこの小ささでありながらUSBポートはType Aが3つ、Type Cが1つの合計4つ、
フルサイズのHDMIポート、有線LANに加えてシリアルポートまで備えており拡張性に優れて
いるにょ。
そして、キーボードにおいては初代のGPD WINとは比べ物にならないくらい打ちやすいにょ。
親指タイプであれば十分に合格点が与えられるレベルのキーボードにょ。
テーブルにおいて使うならばサイズの小ささからタッチタイピングは困難だけど3本指で
ならば高速にタイピングできそうな感じにょ。

あと、OneMix 2Sと比べて地味にうれしいのが5V充電に対応している点にょ。
OneMix 2Sは充電のためには12V、2.5Vが必須だったにょ。
これはスマホ用のPD充電器では対応していないだけではなく最新の65Wとか100Wの充電器
でも充電できる保証はないにょ。
それは、12V自体がPD2.0まではサポートされていてPD3.0ではサポート外になったためにょ。
そのため充電器やモバイルバッテリーをかなり選んでしまうという点が問題だったにょ。
だから、スマホ用のPD充電器ではなく100円ショップで売られている安価な5V2.4Aくらいの
充電器でも問題なく充電ができるGPD MicroPCは充電のしやすさという面では非常に
優れているにょ。

OneMix 2Sを購入時はGPD MicroPCとどちらを買うのか迷ったにょ。
迷ったためデザイン的に好きな方であるピンクのOneMix 2Sを買ったにょ。
もちろん、デザインだけではなくギリギリ許せるサイズで最高性能という点も魅力的に感じた
ためにょ。
ところが私が使うシーンではOneMix 2Sでは大きいと感じることが意外に多かったため
GPD MicroPCを買い増すことを考えていたものの買おうと思った時には中古市場ではGPD
GPD MicroPCは品薄状態になり、OneMix 2Sを買おうとした時よりもGPD MicroPCの価格は
高騰してしまっていたにょ。
時期を逸したためより高性能な最新のCeleronであるJasperLakeを搭載のGPD MicroPCが
発売されるのを待つことにしたにょ。
ところが、GPD Pocket 3の予想外の進化を見る限り、GPD MicroPC 2の発売はほぼ無いと
感じてしまったにょ。

ということで、お買い得なGPD MicroPCを探していてこの度ようやくめぐり合うことが
できたため購入に至ったというわけにょ。
コスパを度外視すればもっと早く変えたのだけど待つことで5000円くらいは安く買う
ことができたにょ。
PCは欲しい時が買い時とはいえ、それはコスパを考えない場合の話であり、コスパを
ある程度考えるならば相場価格の変動は見据える必要があり、いくらまで下がれば
即決購入するという「判断の早さ」が必要になってくるにょ。
これで、待てばさらに安くなるだろうと考えていると安い本体が売り切れてしまい
結局待った上に割高な本体を買うか買うのを諦めるかという最悪の二択を迫られることに
なるにょ。

2587御茶目菜子:2021/12/31(金) 20:23:27
年末恒例今年買ったガジェット一覧
年末恒例の今年買った主なガジェットをまとめてみたにょ。

  1月 CyberShot WX350           デジカメ 中古10000円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1350445837533368321
  1月 PC-G850VS              ポケコン 中古 8900円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1350822737367863296
  1月 IdeaPad Flex 550           ノートPC 新品72380円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1355878923561627657
  2月 Xperia XZ              スマホ  中古 9800円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1398635784266149892
  3月 CyberShot RX100M6          デジカメ 中古72930円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1368406081873932291
  4月 ネッククーラーEvo          冷房機器 新品 4980円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1404871542538792960
  4月 KZ ZAX                イヤホン 新品 6550円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1414080199126175745
  5月 PC-1262+CE125S           ポケコン 中古11800円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1389573745698697220
  5月 raytrektab RT08WT        タブレットPC 新品29660円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1395744416376102920
  5月 fire HD 10 エッセンシャルセット  タブレット 新品24980円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1399113425439977472
  6月 OneMix 2S              UMPC   中古51300円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1406452583699423237
  6月 ミストクーラー FIVE         冷房機器 新品 3980円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1403934427030327297
  8月 KZ ZAS                イヤホン 新品 7600円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1427646308773466118
  9月 SOUNDPEATS T2            イヤホン 新品 4464円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1442507351139880962
  9月 EarFun Free Pro           イヤホン 新品 4499円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1442507918289428486
  9月 AVIOT TE-D01m            イヤホン 新品 9281円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1444302739656232960
 10月 KZ AZ09 Pro             イヤホン 新品 3999円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1455787316916613127
 11月 Jabra Elite Active 75T        イヤホン 新品11400円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1474418549817221120
 11月 KZ SK10               イヤホン 新品 3900円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1474419656270422017
 12月 GPD MicroPC             UMPC   中古25800円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1474957871205220354
 12月 2T-C22DE               テレビ  新品32800円
    https://twitter.com/ochame_nako/status/1476872944500768772


今年はPCを4台買っているのでそれぞれの買った理由や現在の使用状況について書いて
いくにょ。
まず、IdeaPad Flex 550はメインPCの買い替えとなるにょ。
さすがにもう第2世代Core i5(SandyBridge)は厳しかった(性能をサブ機に追い越された)
ので何かいいPCはないかと探している時に見かけて買ったものにょ。
8コアのRyzen 7にメモリ16GB、SSD 512GBで360度回転する2in1のPCでしかもデジタイザペン
付属で税込72380円だったので格安に感じたにょ。
メモリ8GB、SSD256GBならばもっと安く入手できたけど10年前発売のSandyBridge搭載PCで
さえメモリ16GBなのでメモリ8GBのメイン機は論外に感じたにょ。
CPUは十分すぎる性能でGPUは統合型とはいえIntel HD Graphicsと比べて圧倒的に高性能で
FF14ベンチにおいてフルHDで「とても快適」判定が出るレベルなので個人的にはライトに
PCゲームをプレイするならば十分に実用レベルの性能に感じたにょ。

あと2in1でデジタイザ(ワコムAES)搭載ということでお絵描きに使えるかどうかも気に
なったけどこっちは期待はずれでワコムはEMRは良くてもAESはダメと実感したにょ。
お絵描きは引き続きGalaxy Book 12を使用することにしたにょ。
こちらはペンの性能もすばらしく画面も有機ELで非常にキレイであるため最強のお絵描き
タブレットPCだけどさすがにそろそろ第7世代Core i5(KabyLake)では厳しくなりつつある
ため買い替えたいけど候補がないのが難点となるにょ。(強いて挙げるならばSurface Pro 8
となるけどどうせ買うならば32GBモデルが欲しいので予算的に厳しい)

raytrektab RT08Wは8インチのペン対応のタブレットPCだけど私はすでに8インチraytrektab
旧モデルを持っていたためその買い替えとなるにょ。
お絵描きのサブ機として買ったのだけど旧モデルからCPUが強化、メモリ倍増、指紋認証
搭載とパワーアップしているにも関わらず2万円台で買えるのでコスパは最強にょ。
raytrektabは8インチが新旧で2台、10インチは2台(上位モデルと標準モデル)の合計4台
持っているけどペン性能に関してはWindowsタブレットPCの中でもトップレベルなので
お絵描き用としては非常にオススメにょ。
現在新品で売っているのは8インチのRT08Wだけとなっているけど小さくてペン性能に優れた
安価なタブレットPCが欲しい人は在庫がなくなる前に買うことをオススメするにょ。
ただし、CPU性能が旧モデルから強化されたとはいえ所詮はCeleron N4000でPCとしては現在
最底辺クラスの性能なのでお絵描きソフトによっては動作にもたつく可能性があるにょ。
まぁ、私はSAIをメインに使っているので性能面は特に問題はないけどクリスタだとブラシに
よっては重く感じるにょ。
このクラスのPCでありながらメモリは4GBではなく8GBあるのでお絵描きだけに使うならば
よほど大きなキャンバスで描かない限りは問題はないにょ。

OneMix 2Sは7インチのUMPCにょ。
普段は持ち歩き用にはLet'snote RZ5を使っているけど10.1インチ液晶で重量は700g台とは
いえ持ち歩きはそれなりに負担は大きいし両手に持って使うという使い方はほぼ無理なので
小型のUMPCが欲しいということで買ったのがOneMix 2Sにょ。
「両手に持って使う」ということを想定すると液晶は7インチが限界に感じるにょ。
そうなると候補として挙がるのがGPD Pocket初代もしくは2、OneMix初代、2、2S、それに
ドンキUMPCであるNANOTEなどがあるにょ。
その中から私がOneMix 2Sを選んだのは7インチUMPCの中で最高性能だったためにょ。
それにピンク色の筐体も可愛くて気に入ってしまったためにょ。

小さいUMPCが欲しいだけならばGPD WINがあるにょ。
実はGPD WINは初代が発売される際にクラウドファンディングで入手しているにょ。
その小ささに感動したのだけどゲームのプレイに特化した筐体となっていてキーボードは
完全におまけだったために私が欲しかったUMPCとは少し違う感じがしたにょ。
あとクラウドファンディングで買ったGPD WINは初期バージョンであり、非常に動作が不安定
だったのでBIOSをアップデートしたら文鎮化してしまったにょ。
仕方ないので再び中古でGPD WINを入手したもののインナーケースを使用せずにバッグに放り
込んでいたら液晶が割れてしまったにょ。
買い替えや修理も考えたけど「そんなに使ってないからまぁいいか・・・」とそのまま放置
状態となって後継機であるGPD WIN 2も入手することは無かったにょ。

OneMix 2Sを半年間使ってみて意外に両手で持って使う機会が多かったのでOneMix 2Sでは
さすがに両手で持って使うにはギリギリサイズで使いにくいということで先日GPD MicroPCを
買ったにょ。
実は、GPD MicroPCはOneMix 2Sを買う際にも候補の1つとして挙がっていたにょ。
しかし、性能面の低さを懸念して選択肢からはずれたのだけど今回はより小型軽量で両手に
持って使うということを前提にしたためスペックが少し低いことには目をつぶって購入
することにしたにょ。
懸念された性能の低さだけどメモリ8GBでeMMCではなくSSDであるためかWin10はサクサクとは
いかなくても特に大きなもたつきは感じなく使えているにょ。
Celeron N4100ということでGPU性能もSandyBridge Core i5と同じくらいの低さであるため
あまり期待してなかったものの予想以上には使える感じでDL Siteで購入したゲームの
大半は問題なく遊べそうな感じにょ。


続いて、fire HD 10についてにょ。
私はfireシリーズは7インチのfire 7を2台、8インチのfire HD 8を2台の計4台持っていて
普段はKindleで買った電子書籍(主に漫画)やYouTube等の動画鑑賞用に使っているけれど
私の経験上最も無難なタブレットのサイズが10インチなのでfire HD 10がモデルチェンジの
タイミングで買ってみたにょ。
10インチあればコミックスが見開きで読めるのは良い感じにょ。
ただし、買ったのはキーボードとOfficeがセットになったエッセンシャルセットだった
ためこれは無くて単体でも良かった気がしたにょ。
キーボードを使えばノートPCのようになると思いきやキーボードが重くてセットで1?を
超えてしまうし、ポインティングデバイスを内蔵していないため画面タッチとキーボードを
併用する必要があり、専用キーボードをメリットをあまり感じずキーボードはすぐに使うのを
やめてしまったにょ。


今年買ったポケコンは2台にょ。
PC-1262はポケコンの中では最小クラスに位置するPC-12シリーズの事実的な最終モデル
となるにょ。
実際はPC-1262のさらに後にはPC-1280が発売されているけどこちらは中身がPC-1475と同等
なのでPC-1262と比べると一回りサイズが大きくなっているにょ。(とはいえ、折り畳み式
ポケコンはシャープでは他にないし、倍精度BASICやメモリ増設が可能な仕様を考えると
なかなか魅力的なポケコンなので機会があれば入手したい)
私が買ったPC-1262は小型のプリンタとマイクロカセットがセットになったCE-125Sとの
セットとなっているにょ。(PC-1262本体は動作確認済みだけどCE-125Sは動作未確認品
なのでもしかしたら壊れているかもしれない)
PC-1262は一昔前のスマホ並みに小さい筐体サイズにこのクラスのポケコンとしては大画面
となる24桁2行の大画面液晶や当時としては大容量の10.2KBの大容量メモリを搭載している
(当時の標準は8KB程度)ため小さいポケコンが欲しいならばぜひオススメの1台にょ。

PC-G850VSはシャープのポケコンでは最終モデルとなるにょ。
24桁6行の大画面液晶を搭載してZ80、8MHz相当の高速CPUを搭載しているため全ポケコンの
中でも最速クラスに位置するにょ。
ポケコンの中で基本性能を重視したモデル、たくさんのゲームが作られたモデルが欲しい
ならばオススメの1台にょ。(ただし、ポケコンとは思えない大型な本体なのがネック)
私は長い間ポケコンはPC-E500をメイン機として使っていてPC-E500ならばノウハウを脳内に
蓄積しているもののG850シリーズはこれが初入手であるためまだその辺のノウハウが無い
もののそのうちゲームを作って公開してみようと思うにょ。


今年はデジカメは2台買ったにょ。
Cybershot WXX350は普段使い用のデジカメとして買ったにょ。
WX300からの買い替えとなるにょ。(WX350は7年前に発売された機種だけど現在も現役機種
として普通に量販店で新品で売られている)
実はすでにRX100M3を昨年買っているもののこちらは暗所性能は素晴らしいのだけどその
反面で普段使いするには望遠側が物足りないのとマクロが弱すぎるのが難点なのでWX300の
置き換えができずWX300と併用していたためWX350もWX300と併用して使っていたにょ。
しかし、さすがにWX300もWX350も普及クラスのデジカメということで高級コンデジに位置
するRX100シリーズに劣るのは仕方ないとしてもスマホに劣るレベルだったため普段使いが
できるより高性能なデジカメが欲しくなってしまったにょ。

RX100M6を買ったのはそれが理由にょ。
望遠側が200mmあれば普段使いで困ることはないし、AFで迷うこともなく非常に高速で
ピントが合うにょ。
ある程度明るい場所ならばM6はM3と比べても同等以上の画質が得られるため普及クラスの
コンデジであるWX350と比べて圧倒的に優れているにょ。
マクロ性能に関してもM6はM3よりも優れているにょ。
単にカタログ上の最短撮影距離だとM3は5?、M6は8?でM3の方が優れているように見える
けれどM3は広角端(24?)でM6は標準域で最短となるため撮影倍率ではM6の方が優れて
いるにょ。
当然、同じ撮影倍率であればワーキングディスタンスにおいてもM6の方が優れているため
マクロ性能においては断然M3よりもM6の方が上になるにょ。
とはいえ、M3はレンズが1,5段分くらい明るい(APS-Cミラーレスを普通の標準ズームで
使用するくらいのボケ量や暗所画質を得られる)ということで暗い場所で撮影するならば
M6よりもM3の方が圧倒的に優れているにょ。


ミストクーラーFIVE、ネッククーラーEvoは両方ともサンコーレアモノショップで購入
したにょ。
ミストクーラーの方は壊れた自室の扇風機の代わりとして夏の間は大活躍してくれたにょ。
風量は卓上型として考えれば十分ある方だし、ミスト機能は帰宅直後に少し使うくらいで
あれば十分な効果があったにょ。
ただし、ミストを長時間使えば湿度が上がるため体感温度がどんどん上がっていくので
過剰に使うのは逆効果に感じたにょ。
ネッククーラーは昨年モデルと違いバッテリー内蔵型(モバイルバッテリーにも対応)
ということで買ってみたにょ。
付けてみた感想は積めたい缶ジュースを常時首元に置いている感じであるためなかなか
良いのだけど付けたまま外に出たら目立つということで結局使わなくなってしまったにょ。


イヤホンについてだけど今年は上記のリストに書いてないものを含めると有線は20個以上、
無線も20個以上買っているにょ。
イヤホン界隈の人だと「全然少ない。年間で3桁はいかないと・・・。」と思うかもしれ
ないけど一般人からすれば異常なほどの購入数かもしれないにょ。
とはいえ、大半が廉価機種であるため金額的には6桁にようやく達するレベルだと思うにょ。

昨年と比べて今年になって大きく変わったものといえばこのイヤホンの購入数にょ。
このきっかけになったのは昨年末にKZ ZSTXを買ったことが発端にょ。
それまで、オーディオテクニカ、SONY、victorで5000円クラスのイヤホンを買い続けて
いてそろそろvictorのイヤホンがヘタってきたから新しいものを買おうとした時に
2000円で非常に高音質とネット上で騒がれていたZSTXを見かけたにょ。
私の過去の経験からすると2000円台のイヤホンだと5000円クラスと比べて音が劣るのは
分かっていたし、当時知らなかった怪しげな中華メーカーだったものの2000円くらい
ならばダメ元で買ってみたにょ。
それが大正解だったにょ。
私は響く低音に伸びやかな高音のいわゆるドンシャリの音が好きなのだけどZSTXはまさに
そのドンシャリそのものだったためにょ。
そして、このZSTXの音が私のイヤホンにおける基準の音へとアップデートされたにょ。
私が時々twitterで書いているイヤホンレビューもこのZSTXの音を10点とした時の点数で
評価しているにょ。

2000円台のZSTXでこれだけの音が出るならばさらなる上位モデルはどんな音なのかと
気になって購入したのがKZ ZAXにょ。
これは1DD+7BAの片側8ドライバというすごいイヤホンにょ。
ドライバ数を考えるとソニーだったら10万円を超える金額になってもおかしくはないの
だけどZAXはそれよりも桁違いに安くバーゲンプライスといっていい価格にょ。
気になった音質も聴いた瞬間にZSTXを超えたと感じるくらい素晴らしい音を鳴らして
くれてさらに1段階ステージを上がったのを実感できたにょ。

そのZAXの後継機となるZASは発売前から期待していて発売されてすぐに購入したにょ。
聴いた感じは完全に低音重視で解像感はZAXと比べたら劣るという感じだったけど
しっかりエージングを行ったりリケーブルをしたりしたらZAXを超えるすばらしい音に
変化したにょ。
音質重視で聴く際にはKB EARの純銀8芯ケーブルにリケーブルしてハイレゾ対応のUSB DACに
バランス接続して聴いているにょ。
とても、1万円以下のイヤホンとは思えないくらい音に感じているにょ。(10万円の製品を
聴いたことがないため「10万円クラスの音」とはさすがに言えないけど)
そして、気づいたらKZ系のイヤホンだけで6個買っていたにょ。

今年は無線イヤホンもようやく本格的に購入を始めたにょ。
Bluetoothイヤホンは昨年の時点でゲオで買った999円の安いネックタイプのものを使って
いたけどこちらはダイソーの300円有線イヤホンにも劣る音だったにょ。
このため無線は音質的に有線と劣ると思っていたのだけど機種によるのかもしれないと
思い安いものを片っ端に買っていったにょ。
その結果、2000円クラスでもダイソーの300円イヤホンに音質で劣ることが分かったにょ。
もちろん、ダイソーのイヤホンが音質が良いわけではなく安価な無線イヤホンの音が
悪いだけにょ。
そして、5000円クラスまで予算を上げることでようやくダイソーの300円イヤホンを超えて
きて1万円クラスにまで予算を上げるとようやく高音質と呼べるものが手に入ることが
分かったにょ。
とはいえ、1万円クラスの完全ワイヤレスイヤホンでも2000円台で買えるZSTXに音質で
劣るということも分かったためなかなか厳しい感じがしたにょ。

そんな中で完全ワイヤレスでZSTXを超える音質を実現できたのはKZのイヤホン(qdc
タイプと呼ばれるKZのC pinに対応)を完全ワイヤレスイヤホンに変えるためのblue
toothモジュールKZ AZ09proにZASもしくはZAXを組み合わせた場合にょ。
前モデル(というか下位モデル)であるAZ09も持っているけどこちらは無線の接続が
不安定だし、AACまでに対応となっているのに対してAZ09proはQCC3040チップを搭載
して無線が安定して接続が可能になり、aptX Adativeに対応して音質面でも向上して
いるにょ。
だから、AZ09ではなくAZ09proを買うのをオススメしたいにょ。(ちなみにネット上を見る
限り、私がAZ09proを国内で初レビューとなっている)
と言いたいけど後継機のAZ10がすでに発売予定になっているためこちらがどんな感じかも
気になるにょ。(AZ10はすでにAmazonで注文しているので到着次第レビューを行う予定)


最後に買ったのはシャープのテレビにょ。
これは自室用の22インチTVの買い替えとなるにょ。
現在使っているヤツがTVが映らず外部入力しか動かない状態なのでTVを見るにはBD
レコーダー内蔵のチューナーしかなかったにょ。
少し不便だったので今回買い換えることにしたにょ。
このTVを選んだのは4Kのご時世なのにこのクラスのTVはどれも1366x758だからにょ。
つまり、フルHDのモデルを選ぼうとしたらこの機種しか選択肢がないためにょ。
現在使っているのも今回買ったTVの旧モデルだしね。
TVは映らなくてもモニタとして使えるため今回買ったTVと合わせてトリプルモニタの
完成にょ。
まぁ、モニタを3台並べるには部屋を片付ける必要があるのでせっかく買ったTVだけど
実際に使用できるようになるのは少し先になりそうにょ。


というわけで今年買ったガジェットを買った理由と使用感についてまとめてみたけど
基本的には大半の製品はYouTube等でのレビューを見たりして買っているのでそれほど
失敗することはないにょ。
とはいえ、すべて正解だったかというとそんなことはなくレビュー前に買ったものや
そもそもレビューを誰も行っていない製品やレビュアーと私の感覚の不一致などがある
ため少なからずハズレ製品があるにょ。
安価なものだとハズレと分かっていて買うこともあるのでハズレだからダメというわけ
ではないけどね。
まぁ、実際はガジェットだけではなくゲームや漫画なども同じくらい使っているため
年間の散財金額は7桁は余裕で超えていると思うにょ。(漫画はデジタルで年間1000冊
程度、紙で200〜300冊くらい買っている)



来年もこんな感じでいろいろと買っていく予定なのでよろしくにょ!


《 追 記 》

私が今年買って良かったガジェットベスト5

1位 KZ AZ09 Pro
2位 Cybershot RX100M6
3位 OneMix 2S
4位 IdeaPad Flex 550
5位 KZ ZAS

※インパクト、どれだけ生活を豊かにしてくれたか、価格など総合的に判断をしました。

2588あまさとしおん:2022/06/13(月) 20:22:08
そういえば
2022年8月1日でteacup.がなくなるね
どうするんだろう、ここは

2589御茶目菜子:2022/07/31(日) 23:20:55
レスにょ
あまさとしおんさんへ

一応掲示板自体はしたらば掲示板に移転します。
URLは近日中にトップページから張り直します。
過去ログの移動は申し込みましたが、期限ぎりぎりなので正常に反映させるかは分かりません。



この掲示板も8月1日の13時で無くなります。
23年間もの間ありがとうございました。




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