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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

4963パリ行最終便:2017/11/08(水) 23:35:57
>>4960
>こうした流れを受けて、きたる2018年度の受験では名門の日本医科大学(東京都文京区)も学費大幅値下げを予定している。


学費を下げないと日医(日本医大)の私立御三家としての立場が危うくなりますから。

4964とはずがたり:2017/11/09(木) 14:11:36
>>4959-4962
少子化で医学部の世界も競争しないと勝てなくなってきてますでしょうか。興味深いっすね〜。医者なんて職業には全く興味ないけど(;´Д`)

4965とはずがたり:2017/11/12(日) 15:38:43
高須もただのバカだな。

高須克弥氏、米学会の会員資格はく奪か 人権団体が声明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00000068-asahi-soci
11/9(木) 20:13配信 朝日新聞デジタル

 米国のユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は8日、ナチスを称賛する内容のツイートをしていた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長の会員資格を米美容外科学会が?奪(はくだつ)したとして、この処分をたたえる声明を発表した。

 高須氏のツイッターのアカウントは「南京もアウシュビッツも捏造(ねつぞう)だと思う」と書くなどしてきた。同センターは「ナチスと大日本帝国の犠牲となった人々の記憶を傷つけるもの」などと強く批判し、同学会に除名処分を求めていた。

 センターのエイブラハム・クーパー副代表は声明で、同学会から「高須克弥氏は学会の規約に反したとの結論に至り、会員資格を?奪した」との手紙を受け取ったと発表し、「この決定を称賛する」とした。

 高須クリニックの担当者によると、「院長は9日は会議中で連絡がつかない」という。高須氏のアカウントは9日午後、「アメリカ美容外科学会からはまだ何の連絡もない。本人が知らない追放なんかあるか」と投稿した。学会に対して「いま退会する」とメールを送ったことも記し、「会員の僕には聞き取り調査も弁明もありません」とも記した。

朝日新聞社

4966パリ行最終便:2017/11/13(月) 22:27:39
>>2159
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E9%A3%9F%E9%81%93%E7%99%8C

食道癌の手術の術式を世界で初めて確立したのは千葉大学医学部第二外科教授、ついで東京女子医科大学消化器病センター所長の中山恒明であるらしい。中山は食道癌の手術を30分で終了したらしい。中山は、かつて東大出身の教授が大半を占めていた千葉大学医学部にあって、千葉大学出身教授の第一号である。『白い巨塔』の財前教授のモデルは複数いると言われ、そのうち一人は中山らしいが、中山自身は患者家族の涙ながらの訴えに負けて死亡時刻を書き換えたために千葉大を追われた、どちらかというと人間味にあふれる人物だったらしい。中山が主に手術をしたのは現在の千葉大学医学部第三講堂らしい。千葉大学医学部周辺に古い旅館が点在するのは、中山の手術を見るために世界中から訪れた医師たちが宿泊するためであったらしい。

4967とはずがたり:2017/11/16(木) 13:11:49
開業医を優遇しすぎてんねんヽ(`Д´)ノもっと政策的に開業医減らして勤務医増える様に誘導せえ。

常勤医の「ブラック職場」 約8割が当直後に連続勤務
https://www.j-cast.com/kaisha/2017/11/13313592.html
2017/11/13 10:39

医師の過酷な労働実態が明らかになった。当直明け後の勤務体制について、78.2%の常勤医が「通常勤務」を強いられていることが、全国医師ユニオンや医労連(日本医療労働組合連合会)などの「勤務医労働実態調査 2017」でわかった。調査は2017年11月9日に公表された。

連続勤務で、医師の集中力や判断力が低下すれば、誤診や医療事故につながりかねない。

連続勤務は日常茶飯事

「過労死ライン」に当たる月80時間以上の残業を超えている医師は、常勤医(当直なし)で4.9%、常勤医(当直あり)では7.3%だった。研修医はさらに高い数字だ。また、1か月の休みが「ゼロ」の常勤医は8.2%いた。

当直をする常勤医の時間外労働は、月平均で約64時間。こうした長時間労働の背景には、夜間や休日の救急医療や重症者に対応する「当直勤務」が大きく影響している。当直明け後の勤務体制について78.2%が「通常勤務」と答えており、連続勤務が日常茶飯事となっているようすがうかがえる。

また、当直明けの連続勤務と医療ミスとの関係についての問いでは、「(集中力や判断力が)通常時と比べて大幅に低下していると思う」が36.3%、「やや低下していると思う」が42.7%と、約8割が低下していると答えた。

電子カルテの入力ミスなどの単純なミスを含む、診療時のミスについては、3割近い常勤医が「ミスが増えている」と答えている。

さらに、労働時間の管理を「自己申告」(最多の51.6%)で任せているケースが多く、「タイムカードなどの客観的管理」(27.5%)や「管理なし」(17.6%)と、十分に管理されていない実態もわかった。

なお、調査は2017年7〜9月に実施。医労連などが学会や自治体を通じて約1800人から回答を得て、そのうちインターネットでの回答を除く1621人分を分析した。

4969パリ行最終便:2017/11/18(土) 18:07:20
http://www.hirokom.org/clinic/top.htm
http://www.hirokom.org/clinic/gaiyo.htm

>1回の面接は原則として50分間(20000円)となります。各種保険は使用できません。

>当院での投薬を希望される方は、各種保険が使用できませんので、実費となります。


スゴイ・・・・ぼろ儲け。

公立病院の精神科(心療内科)ならば、千数百円ですむ。

4970とはずがたり:2017/11/19(日) 18:35:27

<厚労省>医師不足把握に新指標 地域偏在是正に活用へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171119-00000007-mai-soci
11/19(日) 7:15配信 毎日新聞

 厚生労働省は医師の地域偏在を是正するため、地域ごとに医師がどの程度足りないかを示す新たな指標を導入する方針を固めた。そのデータを基に、医師派遣に関する都道府県の権限を強めるなどして平準化を図る。有識者検討会で年内に対策を取りまとめ、来年の通常国会に医療法の改正案を提出する方針だ。

 これまで医師の偏在は、人口10万人当たりの医師数で議論されてきた。国の調査では、最多の京都府(308人)と最少の埼玉県(153人)との間に2倍の差がある。同じ県内でも、例えば愛知県の尾張東部(361人)と尾張中部(79人)では4.6倍の開きがある。だが医療のニーズは地域ごとにまちまちで、単純比較できないとの指摘もあった。

 そこで厚労省は、住民の年齢分布、近隣の医療圏への行きやすさといった地理的条件なども加味し、実態に沿ったデータを作ることにした。全国を約340地域に分けた2次医療圏ごとに医師の不足度合いを算出し、対策のベースとする。

 不足する地域での医師確保には、都道府県の権限を強める。多くの大学医学部の定員には、一定期間の地元勤務を条件に奨学金返済を免除する「地域枠」があるが、都道府県が定員増などを大学に要請できるようにする。地域枠の卒業生を医師不足地域に派遣したり、病院ごとの臨床研修の定員を調整したりする機能も持たせる。また、地域医療の核となる病院の院長になる要件に、医師不足地域での勤務経験を加え、キャリア形成の優遇を図る。

 診療科の偏在も改善を進める。この20年間で、麻酔科や放射線科、精神科の医師は6〜8割程度増えたが、激務の外科医や産婦人科医は横ばいだ。厚労省は診療科ごとの各都道府県の需要を予測し、必要な専門医数の目安を示して勤務先を誘導する。来年度導入される新専門医制度でも、研修病院が都市部や大学病院に偏らないよう日本専門医機構が都道府県と調整することを、法律に明記する。【熊谷豪、河内敏康】

4971とはずがたり:2017/11/19(日) 18:35:57
これどうなったんだ?

厚労省検討会 医師不足地域で勤務を…開業の条件に
http://mainichi.jp/articles/20160520/k00/00m/040/094000c?inb=ys
毎日新聞2016年5月19日 22時14分(最終更新 5月20日 01時19分)

 将来の医師数のあり方を議論している厚生労働省の有識者検討会は19日、医師が大都市などに集中する現状の是正策として、開業前に医師が不足している地域や診療科での一定期間の勤務を義務づけることを盛り込んだ中間取りまとめを了承した。必要な法整備などを整理し、年内に報告書をまとめる。

 国は2000年代に問題化した医師不足を解消するため、08年度から医学部定員の枠を暫定的に広げるなどして医師数を毎年約4000人ずつ増やしてきた。その結果、00年は201.5人だった人口10万人当たりの医師数が14年は244.9人まで増えたが、最も多い京都府(307.9人)と最少の埼玉県(152.8人)では約2倍の差がある。女性医師の比率が高い小児科や産婦人科などの人員不足も解消されていない。

 このため検討会では、医師配置に関わる直接的な対策が必要だとして、勤務地や診療科を調整する方法を模索、その一つとして、診療所などを開業する場合は、特定の地域・診療科で一定期間診療に従事することを許可の要件とする案を盛り込んだ。勤務期間などは今後議論する。

 一方、大学の医学部定員については、今年度(9262人)程度を当面維持するとした。厚労省は、今の定員だと40年には人口減などで医師が1万8000人程度余ると試算しているが、医師不足が著しい地域で設けている増員枠を撤廃すると悪影響が大きいとの判断から、以前の定員に戻すことは見送った。【細川貴代】

4972パリ行最終便:2017/11/20(月) 06:03:43
静岡県の医師を増やそうという試み。

>静岡県の地域枠は全国最多の7大学34人となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171118-00000016-at_s-l22
静岡県「医学部地域枠」 関西医科大と締結、日本医科大は拡充

11/18(土) 8:17配信


 静岡県は17日、県内病院での勤務を条件に県外の医学生に奨学金を出す「医学部地域枠」について、新たに関西医科大(大阪府枚方市)と協定を結んだ。併せて、日本医科大(東京都文京区)が2018年度から地域枠の定員を拡充することも決まった。静岡県の地域枠は全国最多の7大学34人となった。

 協定の締結式が県庁で開かれ、関西医科大の友田幸一学長と川勝平太知事が協定書に署名した。関西医科大は18年度から新たに5人分の地域枠を設置する。友田学長は「学生には地域医療の重要性を説き、地域で活躍する人材として育てていきたい」と述べた。日本医科大からは弦間昭彦学長が出席し、地域枠を従来の1人から4人に増やすことを報告した。

 川勝知事は「静岡県の健康寿命は全国トップクラスだが、県内に医師が少なく、地域から悲鳴が上がっていた。地域枠は大変ありがたく、全面的に支援していく」と述べた。

 地域枠の医学生1人に対して月20万円の奨学金が貸与される。在学6年間で計1440万円が支給され、卒業後、県内の病院で9年間勤務すると返済が免除される。
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静岡新聞社

4973パリ行最終便:2017/11/20(月) 06:54:23
外科医の場合、卒後10年で(10年選手)やっと一人前になる。

>>4972
>卒業後、県内の病院で9年間勤務すると返済が免除される。

使い物にならない外科医として9年間勤務・・・・・・・

4974パリ行最終便:2017/11/21(火) 14:53:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171121-00010000-jij-life
石原裕次郎の受け持ち医に=研修医時代の向井千秋氏

11/21(火) 11:04配信


大スターにも身構えず

 医師になって4年目を迎え、向井千秋氏は心臓外科のレジデント(研修医)としてめまぐるしい日々を送っていた。1981年4月の日曜日の朝。その日は久しぶりのオフで妹と映画に行くことになっていたが、患者が救急搬送されたとの連絡を受け病院に向かった。
 「急に呼び出されることはしょっちゅうあるから、約束は妹ぐらいしかしなかった。妹なら急に病院に行かなきゃいけないと言えば、分かってくれる」と話す。
 腰痛を訴えて整形外科を受診した患者が、心臓外科に移ってきた。痛みの原因が解離性大動脈瘤(りゅう)らしいという。カルテを見ると、氏名は石原裕次郎とある。「私、あれは芸名だと思ってたから『この人、石原裕次郎さんと同じ名前じゃない』って言ったら、看護師が『本人です』って」
 主治医は教授で、向井氏は受け持ち医として病棟に泊まり込んだ。しかし患者が国民的大スターだからといって特に身構えることもなかった。「患者さんって、総理大臣でも隣のおじさんでも幼稚園児でも、誰でも自分の家族だと思って診ればいいっていう考えだった」。いつも通りに接していたという。
 向井氏は病状の説明を求められ、病室にいた男性に話をした後で、看護師に「今の人、どっかで会ったことがある」と言った。看護師は「あれは先生、渡哲也っていうんですよ」と答えたという。当時はテレビを見る時間もなかったと振り返る。
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石原裕次郎の受け持ち医に=研修医時代の向井千秋氏





カンフー姉ちゃん

 向井氏の誠実な応対ぶりに、石原事務所のスタッフたちからは「カンフー姉ちゃん」と呼ばれ、親しまれた。白いズボンと上着が中国拳法カンフーの胴着に似ていたからのようだ。月曜日に1週間分の下着を持って病院に行き、院内では私服は着なかった。米国のメディカルドラマ「ベン・ケーシー」の登場人物をまねて、下着の上に白衣を着ていたという。
 石原氏が麻酔から覚め、気管から装着されたチューブが抜かれると「ああ、先生、大海原をさまよっている感じがしてましたよ」と話した。手術後の第一声に、向井氏は「ヨットマンらしくて、なんかロマンチックな人だなあと思った」と印象を語る。
 難しいといわれた解離性大動脈瘤の手術は成功し、奇跡の復活と話題になった。連日の報道で、病院の屋上からガウン姿で手を振っていた姿を思い出す人も多いだろう。
 「男の軍団ね、石原軍団の人たちは、すごく気持ちのいい人たちだったですね。私はもともと体育会系だから。あれ、体育会の気質なのね」
 病院周辺には大勢のファンやマスコミが押しかけ、大スターの回復を見守った。騒然とした周囲の様子にひるむ間もなく、向井氏の日常は慌ただしく過ぎて行った。(ジャーナリスト・中山あゆみ)

4975パリ行最終便:2017/11/23(木) 19:20:23
冲中重雄

1963年東京大学退官時の最終講義での自身の教授在任中の誤診率(14.2%)の発表は有名。

世間やマスコミは誤診率の高さに驚き、医師たちは誤診率の低さに驚いたという。

4977とはずがたり:2017/12/03(日) 16:42:42
汚れとんのお,医学界は

弘前大元教授が論文不正=14本で捏造、盗用
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111401323&g=soc#cxrecs_s

 弘前大(青森県弘前市)は14日、1月に死去した元医学部教授の論文14本に捏造(ねつぞう)や盗用があったと発表した。

 弘前大によると、元教授は2000〜03年に同大に在籍。調査対象とした論文38本のうち、02〜06年に発表された骨折予防などに関する14本に捏造などが認められた。
 大学側に告発があったことなどから内部調査していた。元教授は生前、調査に症例数の水増しなどを認めたという。
 元教授の論文は佐藤敬学長が共著者となっていたが、英文校正しかしておらず不正には当たらないとした。一方、校正のみで共著者としたことは「不適切な研究行為」と認定した。(2017/11/14-22:42)

4978とはずがたり:2017/12/05(火) 22:00:51

WEB特集 高額な抗がん剤 廃棄の実態
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1205.html?utm_int=detail_contents_tokushu_002
12月5日 18時30分

日本人の死因で最も多い「がん」。近年、革新的な抗がん剤が登場する一方、こうした新薬は価格が高く、医療現場で処方が増えると、その分、国の財政が圧迫される構図が続いています。こうした中、患者に投与された後、使い切れずに廃棄された抗がん剤が年間730億円余りにのぼるという試算を専門家がまとめました。なぜ、高額な抗がん剤がこれほど、廃棄されているのか。国の対策は?(政治部 厚生労働省担当記者 奥住憲史)



止まらない“医療費”の膨張と、高額な薬剤

「42兆3644億円」

皆さんは、この数字を見て何を感じますか? あまりにもケタが大きく、ピンとこないかもしれませんが、これは、平成27年度に国民が医療機関で病気やけがの治療を受けるのにかかった費用の総額です。

ニュース画像
「私には関係ないよ」とはいきません。このうちの40%近くにあたる「16兆4700億円」は公費、つまり、私たちが納めている税金で賄われているのです。

この巨額な医療費はこれからも膨らみ続けるとみられ、その分、私たちの負担も否応無しに増えていくわけです。

医療費を押し上げる一因とされているのが、公的医療保険が適用される高額な薬です。

ニュース画像
例えば、高い治療効果から「夢の抗がん剤」とも呼ばれる「オプジーボ」。手術ができないほど進行した肺がんや皮膚がんを縮小させるなど、これまでの抗がん剤には無い治療効果が確認された一方、国の負担分も含めて年間およそ3500万円もの費用がかかることで、注目を集めました。

ことし2月に緊急的に価格が引き下げられましたが、それでも、患者1人で年間1000万円以上かかるケースもあります。

廃棄額は“738億円”

ところが、こうした高額な抗がん剤が、患者に投与された後、使い切れずに廃棄されているというのです。

私は、ある関係者を通じて、慶応大学大学院の岩本隆 特任教授を取材しました。

岩本氏から渡された資料のタイトルは「医療費の抑制に向けて」。使い切れずに廃棄された抗がん剤が、金額に換算してどの程度の規模になるのか、国立がん研究センター中央病院の協力を得て推計した詳細なデータが記されていました。

資料を読み込もうと、表紙をめくって最初に目に飛び込んできたのは、「廃棄額は738億円」という数字でした。奇をてらうでもなく、淡々と記されたこの数字に、私は衝撃を受けました。

永田町・霞が関では、伸び続ける社会保障費をどうやって削減するのか、業界団体も巻き込んだ激しい議論が毎年、繰り返されているだけに、決して小さな金額ではないと感じたからです。

岩本氏は、去年7月からことし6月までに販売された100種類の抗がん剤の廃棄率などのデータをもとに試算した結果、全国で1年間に廃棄される抗がん剤は全体の9点8%、金額にしておよそ738億円にのぼるとしています。

廃棄額が最も多いのは「アバスチン」という抗がん剤で、およそ99億3000万円、次いで、先に触れた「オプジーボ」が90億7000万円などとなっています。全体の廃棄額の8割にあたる、およそ601億円分は、病床数が200床以上の病院で廃棄されたとしています。



4979とはずがたり:2017/12/05(火) 22:01:09
>>4978-4979
抗がん剤はなぜ余る?

医療機関で患者に投与される高額な抗がん剤。なぜ使い切れずに余ってしまうのか。

ポイントは、「抗がん剤の使用量」と「販売方法」にありました。

抗がん剤の使用量は、患者の体重などに応じて細かく変わります。たとえば、「オプジーボ」を体重70キロの患者に投与する場合、1回210ミリグラムとされています。

しかし、「オプジーボ」は、「100ミリグラム入り」と「20ミリグラム入り」の2種類しか販売されていません。

このため、薬の調製にあたる薬剤師は、「100ミリグラム入り」を2本、「20ミリグラム入り」の半分だけを使います。すると、「20ミリグラム入り」は、10ミリグラム余ってしまうのです。

使い切れなかった分を別の患者に投与することは禁止されていませんが、多くの医療機関は、1度開封された薬が細菌に感染する可能性があることなどを考慮して、そのまま廃棄しているのが実情です。

では、なぜ、量を少なくして販売しないのでしょうか。厚生労働省は、開発費用などのコストに見合わないため、製薬メーカーの判断で、販売する薬の種類を絞り込んでいると説明しています。

私が取材した、ある病院の薬剤師は、「正直、『もったいない』と思うが、抗がん剤を投与するには『安全であること』が大前提なので、それが十分担保されない限り、余った薬を別の患者に投与しないで、廃棄するのはやむを得ない」と話していました。

調査にあたった専門家は

今回の調査にあたった慶応大学大学院の岩本隆 特任教授は、「安全性を確保するガイドラインをしっかり作った上で、抗がん剤の処方が多い病院を中心に、残った薬を捨てずに次の患者に使うようにすれば、国の医療費を年間500億円ほど削減できるのではないか」と話しています。

岩本氏によれば、国内の病院の中には、数年前から独自に定めた安全基準に基づいて、余った抗がん剤を別の患者に投与し、医療費の削減につなげている病院もあるということです。

厚生労働省 “残薬”活用の検討に乗り出す

自民党の行政改革推進本部も、「余った薬を捨てずに活用すべきだ」と指摘しているのを受けて、厚生労働省は、11月中旬、専門家による研究班を発足させました。

使い切れなかった抗がん剤を、別の患者に安全に投与するために必要な機材や、薬剤師の配置のあり方、それに投与の手順などを盛り込んだガイドラインを今年度中に取りまとめる方針です。さらに、医療費の削減効果がどの程度あるのかも調べることにしています。

取材を終えて

国の来年度の予算編成で、政府は、6300億円程度が見込まれる社会保障費の伸びを5000億円程度に抑える方針です。 …

それだけに、余った抗がん剤を別の患者に使うことで、年間数百億円の医療費を削減できるとした専門家の提言は、社会保障費をめぐる議論に別の角度から一石を投じるものだと思います。 …

奥住憲史
政治部 厚生労働省担当記者

4980パリ行最終便:2017/12/08(金) 05:58:50
http://www.arsvi.com/d/m01h196909.htm
東大病院精神神経科病棟(通称赤レンガ)占拠・自主管理

4981とはずがたり:2017/12/13(水) 09:46:14
死因3位肺炎を予防する「のどの筋トレ」とは?
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170915-OYT8T50004.html?from=yrank_ycont
耳鼻咽喉科医師 西山耕一郎
2017年09月20日 08時29分無断転載禁止

 「水が飲みにくくなってきたんです。水を口にすると、むせるようになり、薬の錠剤も飲めなくなりました。このままでは、ごはんも食べられなくなってしまうかも……」

 以前、受診したある高齢女性は、こんな不安を訴えていました。

 咳せき込んだり、痰たんがからまったりするといった症状は、特に高齢者の場合、「飲み込む力」が衰えている可能性が考えられます。

 「飲み込む」という行為は、のどの中で、「気管の入り口を閉じる」「食道を開く」「食道へ送り込む」といった一連の動きが、瞬時に連携して行われることで成立しています。

 このとき、ちょっとしたズレや反応の遅れが生じると、ゴックンと飲み込もうとした飲食物が食道ではなく、誤って気管へ入ってしまいそうになります。危険を察知した体は瞬間的に、むせたり、咳き込んだりして、侵入物から身を守る防衛反応を見せます。

 むせたり、咳き込んだりすることがしょっちゅうあるようなら、飲み込む力が衰えているサインと考えてもいいでしょう。飲食物が誤って気管のほうへ侵入する「誤嚥ごえん」を起こす可能性が高まっています。

 誤って気管へ入りそうになった侵入物を、せきなどで出すことができるうちは問題ありません。

 しかし、うまく吐き出せずに、そのまま肺に入り込んでしまったら、細菌が増殖し、「誤嚥性肺炎」を引き起こす危険があるのです。

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4982とはずがたり:2017/12/13(水) 09:48:26
>>4981
誤嚥性肺炎が増える背景

 厚生労働省が発表している日本人の死亡原因(2015年)は、1位が悪性新生物(がん)、2位が心疾患(心臓)、3位が肺炎、4位が脳血管疾患、5位が老衰となっています。かつては、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」が3大死因と呼ばれましたが、2011年に肺炎が、脳血管疾患を追い抜いて以来、この順位が続いています。

 肺炎で死亡する人のほとんどは、75歳以上の高齢者です。また、肺炎で亡くなる人の7割以上で、誤嚥が関係しているとみられます。つまり、肺炎で死亡する高齢者が増えているのは、誤嚥性肺炎が増えていると考えられるのです。



 食べ物を食道、空気を気管へと仕分けるのは、のどにある「喉頭蓋」という器官です。これは、“のどの防波堤”の役割をしており、食べ物を飲み込むときは気管の入り口をふさぎます。

 この動きをスムーズに行っているのは、のど仏の筋肉です。のど仏の筋肉の衰えは、「飲み込み力」を低下させ、反射神経や知覚の低下と並んで、誤嚥を招く要因となります。



以下略

4983とはずがたり:2017/12/13(水) 13:30:19
記事
おときた駿(東京都議会議員/北区選出)2017年12月12日 22:43
男性議員だけど、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を接種してきた 1/2
http://blogos.com/article/264856/

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

今月初め、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の安全性を検証してきた医師・ジャーナリストの村中璃子氏が、その功績を認められ英科学誌ネイチャーからジョン・マドックス賞を受賞したことがネットを中心に大きな話題となりました。

●海外の一流科学誌「ネイチャー」 HPVワクチンの安全性を検証してきた医師・ジャーナリストの村中璃子さんを表彰(BuzzFeed)

ジョン・マドックス賞受賞スピーチ「10万個の子宮」日本語訳をnoteにて公開しました。日本から世界へ広がった暗闇に青く灯るワクチン不安。英語のバージョンも公開しています。
https://note.mu/rikomuranaka/n/n64eb122ac396

10:27 - 2017年12月9日

ジョン・マドックス賞受賞スピーチ全文「10万個の子宮」|村中璃子 Riko Muranaka|note
Riko Muranaka The John Maddox Prize Speech 2017.11.30, London 世界では毎年、53万人が子宮頸がんと診断され、27万の命が失われている。 現在では子宮頸がんを防ぐワクチンがあり、世界130カ国以上で使われているというのに。   しかし、近い将来、ワクチン接種率の高い国では、子宮頸がんは歴史の本でしか見つからない過去の病気となるだろう。...


いやあ本当に良かった、これで「ワクチンにはとんでもない副作用がある!」という科学的根拠のない風評被害も、少しずつ収まっていくだろう…

などと楽観視をしていた私ですが、ちょうどそんな折にごく身近にも

「ワクチン接種は積極的に推奨するべきじゃない。慎重な議論が必要」
「(なぜ?と尋ねると)副作用があるとテレビでやっていた。やはり怖い」

と考えている・感じてる方がいることがわかり、これは想像以上に深刻な状態だ…と改めて痛感しました。

ネット上で大きな話題になっているとはいえ、村中氏の受賞については全国紙・テレビメディアにはほとんどスルーされている状況であり、目下のところ日本人がもっとも信頼するメディアである「テレビ」の影響力は計り知れません。

「なんだか怖い」

と感じている人に、科学的にはこうなんだと説明してもなかなか響かないもので(言い方も悪かった…反省)、どうしたものかと途方にくれていたところ、友人からこんなアドバイスが。

「男性も子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)が接種できるので、実践して示してみては?」

??!!!

男性でも接種できるんですね?!しかも、色々な効果があるとのこと。不勉強ながら、まったく存じ上げませんでした…。

かつてO-157によって社会的不安が巻き起こった際に、とある政治家が「カイワレを爆食いする」というパフォーマンスで風評被害の払拭を試みたように、古来から「著名人が率先垂範する」という手法には定評があるところです。

というわけで議会中ですが、登庁前に新宿のクリニックに立ち寄り、早速私も子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を接種してきました^^

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を巡る差し迫った実情
実体験に入る前に、簡単に現状をおさらいしておきます。

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となって発症します。

HPVは主に性交渉などによって感染し、多くは免疫力によって排除されるものの、これが持続的に感染するとがんに進行する場合があります。

4984とはずがたり:2017/12/13(水) 13:30:31
>>4983-4984
HPVには約100種類あると言われていますが、HPVワクチンはこのうち最もガンに進行しやすいいくつかのタイプのHPVの感染を防ぐもので、性交渉が始まる前の思春期に打つことが効果的とされています。

このためわが国では、12歳から16歳の女子に対してはHPVワクチンを公費で摂取する定期接種対象としているのですね。

ところが定期接種が実施されるようになった直後から、ワクチンを原因とした体調不良(副作用)を訴える声が相次ぎます。

改めて後述しますが、そうした症状はワクチン接種とはなんら因果関係がないものです。

ところが国は、公費による定期接種こそ継続するものの、「積極的な推奨を控える」という奇妙な対応を取ったことで、事実上のワクチン接種は頓挫。

ワクチンの副作用で苦しむと「されている」人々の声をメディアが積極的に発信したため、一時期は7割を超えていたワクチン接種率は現在なんと約1%にまで落ち込み、これは当然のことながら先進国では最低レベルです。

この影響もあり、子宮頸がんに罹患される方は年間で1万人、そのうち3,000人もの方が命を落とすと言われています。

日本では毎年、3000の命と1万の子宮が失われている。

母校北海道大学で講演をした際、ひとりの若い産婦人科医が私にこう尋ねた。

――僕たちだけあとどのくらい子宮を掘り続ければいいんですか。
子宮を「掘る」、すなわち子宮を摘出するという意味だ。

日本では国家賠償請求訴訟が終わるまでには10年を要すると言われる。また、訴訟が終わるまで、接種再開を決断できる首相や官僚は出ないだろうとも言われる。よって、もし子宮頸がんワクチン接種再開まであと10年を待つ必要があるとすれば、日本人の産婦人科医は、いったいいくつの子宮を掘りだせばいいのだろうか。

答えは「10万個」だ。

掘り出した10万個の子宮を想像してほしい。その持ち主である女性たち、そこから生まれ母を失った子どもたちを。そこから生まれてくるはずだった子どもたちを。

(村中氏の受賞スピーチより抜粋)

そして村中氏が受賞スピーチで述べているように、罹患された方の多くが子宮を摘出することになっているのです。

さらに詳細を知りたい方は、下記の記事をご参照下さい。

●2000年度生まれ以降は子宮頸がんから守られない? HPVワクチン実質ストップの影響
●子宮頸がんワクチン、国内でも予防効果を示す研究報告が続々

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、男性が接種していいの??
一般的に「子宮頸がんワクチン」の名前で知られていますから、当然に「子宮」がある女性のためのワクチンであると考えられています。

ですが、この子宮頸がんの原因となりワクチンで対策する「ヒトパピローマウイルス(HPV)」は男女関係なく感染するウイルスで、喉頭がんなどの原因になります。
また、いわゆる性病の一つである尖圭コンジローマもHPVが原因で引き起こされることから、こちらにも予防の効果があります。

そうした背景もあって著名AV男優であるしみけんさんが子宮頸がん(HPV)ワクチンを接種し、一部で話題となりました(私は最近知りましたが…)。

よって男性の場合も女性と同様、性交渉が始まる前の男子が打つことが効果的と言えます。


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