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2016年上半期第3期レビュー投稿掲示板(3月20日締め切り)

1やっすん:2016/02/25(木) 22:03:13
2016年度レビューワー制度詳細はコチラ

http://blog.livedoor.jp/worldrubber-ten/archives/1399519.html

2らくとあいす:2016/02/26(金) 19:47:49
太陽Pro極薄皮付ブルー レビュー

・自己紹介
 卓球歴9ヶ月の中1
 戦型はシェーク裏裏フォア主戦です

・環境
 ボール:セルロイド
 ラケット:友達のコルベル(バタフライ)
 比較ラバー:太陽Pro極薄

・第一印象
 相変わらず粒が太いです。粘着力は太陽Pro極薄よりちょっと強い?
 やはりシート、スポンジともに硬いです。

・試打
 ●フォア打ち
  フォア打ちが安定してできました。
  今回の試打で驚いたことはほぼネットミスをしなかったことです!
  ブルースポンジを搭載したおかげで球持ちができたために球をホールドして打てます。
  皮付なのに少し軟らかく感じました。ブルースポンジの弾力のよさですね。

 ●バック打ち
  バック打ちもフォア打ちと同様に安定してできました。
  やはりネットミスはありませんでした。

 ●ドライブ
  フォアドライブ
  ・上回転に対して
   太陽Pro極薄は擦りに行かないと弾く感じだったのですが、
   ブルースポンジになって球持ちがあるために擦っても食い込ませてもドライブができます。
   しっかり回転もかかります。
  ・下回転(カット)に対して
   薄く擦れても食い込んでも入ります。
   しかし、食い込みすぎると飛ぶので擦るつもりで厚くあたっても入るみたいな感覚です。

  バックドライブ
   自分自身バックドライブは苦手というか
   普通のラバー(いつも使ってるタキファイアD)だとまったくできないのですが、
   太陽Proのシート+太陽Pro極薄のフリックのやりやすさ+プルースポンジによる球持ち=いつもできない人でもできる!!
   といった感じで、なんとなく振りをまねして当てるだけで入ってしまうんです!
   バックでも食い込ませたドライブができるんです!

 ●スマッシュ
  普通に球が走ります。そして安定もします。

 ●リフト
  太陽Pro極薄と同じでリフトはやりやすい。
  球持ちがあるものの弾きはいいので快速ナックルリフトが出せます。

 ●ツッツキ
  ツッツキは安定感が半端ない。
  擦って切るもよし、食い込ませて切るもよし。
  特に食い込ませても安定するのはこのラバーの特徴だと思いました。

 ●カット
  太陽Pro極薄ではカットをすると、
  「薄く切れないと、擦れる前に飛んでいき、オーバーする」
  という印象だったのですが、ブルースポンジの球持ちで安定し、
  「薄くても厚くても安定し、初心者でも安定したカットができる」
  という印象でした。

・まとめ
 バック面のラバーに「安定しやすく使いやすい極薄」を求めている人や
 極薄を使ったことのない極薄初心者、弾まなさと安定感を追求するカットマンに僕はお勧めします。

3バルサミコ:2016/03/07(月) 23:49:49
メイスプロ48度 バルサミコ

●自己紹介
・卓球歴11年以上
・戦型両ハンドドライブ
・打感にこだわりあり

・現在使用用具
R  特殊素材ラケット
FR キョウヒョウNEO3
BR オメガV

●おおまかなイメージ
・「粘りよりも一撃性!」「KingproとBREAKPROどっちも買うと高い!」としたコンセプトで購入したラバー。動機も目的もガバガバであったのだが、使ってみたら意外や意外、一撃性も去ることながら安定感抜群で、6枚以上買い換えた抜群のスルメラバー。どの技術もそつなくできる。守って点をとるよりも、主導権を握り攻めきりたい方にお勧めしたい逸品。本当に愛したラバーであり、布教の為に周囲に配るほどのMaze-Addictionであったため、長文にてメイスプロ愛を語らせて頂きます。
●詳細レビュー
水星2を使用していた私が、水星2ではつなぎがうまくいかない場合、棒球になる苦行展開から逃げ出すために(用具に頼りたくなって)使用した。水星2と比べれば打感に応じたスピード、距離、回転幅は若干小さいがチョリがけの際の回転量は多く、棒玉にはなりにくい。またループドライブの連打となればある程度振れさえすれば安定していれることができ、高い絶好のチャンスボールが来るまでシコシコ粘り強く攻めることができる。詰まった時でも安定したスピンボールを出せる点をこのラバーの第一の特徴としてまず強調したい。
 前述のようにかけ続けることができた際に来るのはネットより高いチャンスボール。こういったボールに対して上からスピードドライブでいくか、それともスマッシュで行くか迷う方が多いと思う。キョウヒョウや水星のような飛ばない粘着性であれば技術がある選手でなければスマッシュでいくことはほぼ不可能に近く、普通はスピードドライブで行くことになると思うが、粘着の特性上飛んだり飛ばなかったり、当たりどころが悪くミスをしたりと安定させることは難しい。一方、メイスプロの場合高いボールに対しては常にスマッシュかスピードドライブのどちらも狙える。理由としてはメイスプロの特徴として球持ちがいいこと、BREAKPROのような弾きの良さがあることが挙げられるのはぐっちぃ氏の動画を見た事があるものならだれでもわかるであろう。しかして、長く使い続けた私

4バルサミコ(続きです):2016/03/07(月) 23:50:25
が推したい特徴としてフラット系技術が異様にやりやすい点を強調したい。私自身が使い込んで身に付けた感覚ではあるが、前腕で振り切るのを意識しつつ、ラケットの中央でゴッと当てるイメージで強打すると高いボールはほぼほぼ入るし、癖玉で取り辛い。所謂中級者レベルでネットを越えてくることはない。しかし、こうしたイメージでの強打となると球を持ちすぎるか、ホームランするかだと思うのだが、メイスプロの絶妙な硬度、絶妙な弾道のせいか私の場合は何故か台に収まる。同じ感覚でオメガ、テナジー、水星2、キョウヒョウ等で試してみたのだが、どれもボールが遅くオーバーミスをしたりと再現できなかった。知人に打ち方を教えた結果、私と同じくメイスプロでのみ入り、バックでも同様であった。どのラバーにも特有の感覚、技術があると思うのだが、とりわけ決め球においてメイスプロには存在し、それが十分強力なものである。スピードドライブでいけるのは勿論だが、フラット系がおすすめで、また飛びが良いために打ちミスが無い。十分に売りとなる点と言えよう。
 有利展開でのメイスプロの有用性はこれまでで充分伝わったと思うのだが、このラバーの良さはそれだけではない。守備においても非常に有用であるのだ。守備のやりやすさがこのラバー第三の特徴であり、スルメラバーと感じる点である。スルメラバーとは「するめいかのように噛めば噛むほど味が出てくるラバー」を意味するのだが、メイスプロを使い込めば使い込むほど、ぶっちゃけた話卓球が上達する。というのも打感が「しっかりしている」のだ。水星2と比べれば最大回転量に劣るものの、かけた分だけ回転がかかるし、スピンボールを出せる安定性、平均打球速度など使いやすさでは優れているといえる。それを示すように回転の強弱・速度の大小を打感でしっかり変えられる。つまりは勝手に飛んでいる感覚が無いということ。弾む粘着テンションや、テンションラバーが流行る昨今において勝手に飛ぶ、勝手に回転がかかるといった言葉が聞かれるようになって久しいが、私がこれまで使ってきた所謂高性能ラバーにおいて、「ラバーが勝手に」といった感覚が無いラバーはなかった。どれも性能を高めすぎた故にプレイヤーを置き去りにしてしまうのだ。そんな中でこのメイスプロは高性能でありながら、勝手に飛ぶといったことは相手がとんでもない強打を打ってこない限りなかった。自分の力量、自分の技術に応じてしかボールは応えてくれない。となればプレイヤーが努力した分だけラバーは応えてくれる。なかなかこういったラバーと出会うことは無いのではないか。ブロックに関して限局すれば、前に押す押さないの程度がもろにブロックが入るか入らないかに反映される。つまりは正解となる押しの程度が結果としてすぐに出るためにブロックの上達が非常に早い。これはフォアブロック、バックブロック両方に関してで、感覚を磨くにはもってこい、また感覚を得てしまえば安定するといった練習に非常に有用なラバーと言える。また、自分から振らない限り飛ばないラバーであるためカウンターも勿論やりやすい。このラバーでブロックの感覚を得ればあとは飛ばさないようにかけるだけでカウンターになる。レベルを上げるにはもってこいのラバーではないだろうか。技術的な方法論としてはぐっちぃ氏が動画であげているし、氏の打法を実践してみればこのラバーで十分に入るようになる。WRMの

5バルサミコ(続きです2):2016/03/07(月) 23:51:06
卓球講座の教材としての利用価値も非常に高いラバーとも言えよう。
●デメリットとまとめ
 デメリットとしては勝手に飛ぶことが無いため、軽打戦に弱いことが挙げられる。相手がブロック主戦で低く短く返し台から下がって攻めることを封じられた際、台の近くで自分から強打できなければじり貧展開を強いられる。無論このラバーは振れば振っただけ応えてくれるので練習さえすればなんてことはなくデメリットとはなりえない。ただ前陣で三球目練習というのはなかなか苦痛、下がって引き合いをしていた方が楽だというタイプの人は相手によっては苦労することがあるかもしれない。 
まとめとして、以下の三大特徴を再びあげる。
第一:詰まった時でも安定してスピンをかけることができる
第二:フラット系技術が異様にやりやすい
第三:するめいかのように噛めば噛むほど味が出てくるラバー
 …やはり魅力的なラバーにしか見えない。
メイスプロは私の師である。強いボールを出したくて強く打てば、正しい打ち方であった場合ラバーは素直に強いボールを出してくれる。間違った打ち方をすればボールは入らなかったり、エネルギーロスの所見が見られる。それに対して新たな技術・打ち方を勉強し実践を繰り返せばいずれは正解をメイスプロが教えてくれるのだ。メイスプロが教えてくれる技術には制限がない。飛ぶ飛ばないの感覚をこのラバーで覚えたらブロックは絶壁と化す。少なからず、私はこのラバーでカウンターとブロックを練習し安定感を手に入れてからより癖のあるラバーへと移行した。メイスプロを本職としなくても、師として使うというのもまた一興かもしれない。文字通り万能ラバーであるメイスプロ、ロングセラーでリピーターが多い理由は私が書いたことだけでは収まらないだろう。しかし一度使えばじわりじわりとこのラバーの良さがわかってくると断言したい。そして二枚目を買った時、あなたは「スルメ」中毒の一人となっているかもしれない…。

6あやきん:2016/03/13(日) 21:07:33
タキファイア・C・SOFT(薄)のレビューの追伸をさせていただきます

●自己紹介
卓球歴 もうすぐ2年にたどり着く程度の中2(もうすぐ中3) 部長で、裏裏カットマンです
比較していくもの
は 前回のレビューの方です→0 http://rubber.blog.jp/archives/51869875.html
こちらは実際新品の方をレビューしていましたので 今回はOLD版について追伸させていただきます

回転が非常に良くかかります
と、あります。
球持ちが良い・・・それは主に引っ掛かりの方でした
買った当初は球持ちが良かったのですが
それは粘着によるものです 粘着がはげると球持ちがすり減り、粘着性高摩擦がほぼ摩擦のみの回転となり
買った当初とは変わります
安定性 これはキープされるようです

前回のレビューでは優判定でした 
理由は買った当初の性能に優判定が多かったからです
でも今回の内容のように
寿命による性能の劣化が著しいという判断から
「良」判定にさせていただきます
でも、買った当初の性能は決して間違ってはいないだろう・・・と信じています
では、失礼しました

7なお:2016/03/17(木) 18:35:06
 ラザントグリップ

 ラザントグリップ 2.1mm レビュー
   
■レビュー環境
 ・戦績 県大会ベスト16
 ・所有ラケット 水谷隼superZLC
         水谷隼
         王道04
         コルベル 
         馬林エキストラオフェンシブ
         バーサル
         サムソノフフォースプロ
         松下浩二
         天王星Uranus3
         フォルティウスFT 
         
■商品説明
 いまだかつてない精度をその手に。意のままに打球を操る。
 新たに開発されたトップシートとスポンジによって高いグリップ力を備え、
 精度の高いプレーを可能にするハイパフォーマンスラバー。より速くより正確に狙った
 ポイントへボールを繰り出す。自由自在にボールを操り相手を翻弄せよ。

 ◆アカ・クロ 1.7/1.9/2.1mm
 ◆Speed:113 Spin:116 Control:82 
 ◆スポンジ硬度:45°

■第一印象
 プラスチックになってボールが落ちることが多くなって、
 また硬い硬度の場合それが顕著に表れるので
 なにか良さげなラバーはないかと探してみて見つけました。
 WRMの謳い文句ではこの硬度の中で最もスピンが掛かるというものだったので、
 宣伝に便乗して使ってみたのですが、
 これがなかなかの性能だったのでレビューしてみました。
 たまにラザントパワーグリップとの比較も交えていきたいと思います。

■ドライブ
 ドライブを打ってみるとやはりシートの引っ掛かりの良さを感じることが出来ました。
 また、最近のスピン系テンションらしくスピードも結構出るのですが、
 弾むだけではなくて、しっかり台に収まってくれる安定感がありました。
 硬度としては45度と最近の主流のスピン系より少し柔らかめなので、
 ラリーなどでは打ち負けてしまうのかなと思っていたのですがそんなことは無く、
 非常にラリー戦に強いラバーだと思いました。
 ラリーになった時に押されてしまうのが柔らかめのラバーのデメリットだと
 思っていたのですが見事に裏切られました。
 ラリー戦でも質の高いボールを打つことが出来ました。
 特に思ったのが詰まった時のチョリドラですかね。
 硬めのラバーの場合、ちょっと擦っただけでは落ちてしまうのですが、
 ラザントグリップの場合柔らかく、尚且つ引っ掛かりがあるので、
 少しのスイングでもドライブが打つことが出来たのは好印象でした。

■ミート打ち
 パワーグリップで特に苦労したのがこのミート打ちでした。
 ラバーが硬くて食い込ませることが出来ずに難しいと感じていました。
 しかし、このラザントグリップの場合では食い込ませることがやり易く
 容易に弾くことが出来てミート打ちが格段にやり易くなったと感じています。
 スピードも硬めのスピン系とほぼ同じぐらいなので威力も満足できるものでした。
 ただ回転の影響は強く受けるのでそのあたりについては
 しっかりと考えておくべきだと思います。
 
■台上技術
 シートの引っ掛かりが良いのでチキータや台上ドライブもかなりやり易く感じました。 
 これまでは、チキータや台上ドライブがやり易いラバーと言えば硬いラバーが多くて
 フォアに貼るには良いのですが、
 中級者などではバックに同じのを貼るには厳しいものがありました。
 ただ、このラザントグリップは柔らかめなのでそのようなことはなく、
 両面に貼っても問題なくプレーすることができるでしょう。
 ツッツキやストップは弾みが良いため長くなることが多くありました。
 このあたりはやはり硬いスピン系のパワーグリップなどのラバーと比べてしまうと
 少し差がついてしまうなと思いました。
 ただツッツキなどでも回転を掛けやすいので、
 回転を強めに掛けることで対処すれば大丈夫だと思います。

8なお:2016/03/17(木) 18:37:21
 続きです

■ブロック
 パワーグリップと同じく引っ掛かりが良く、
 また柔らかいので相手の回転にかなり敏感になってしまいます。
 ブロックで粘るよりもカウンターなどで回転を掛けていって、
 強気に攻めていった方が良いと感じました。
 スピードと回転を生かしたプレーがやはりこのラバーにはあっているのではないでしょうか。
 
■サーブ
 パワーグリップと同様の回転量を期待できます。
 ただショートサーブにおいてはパワーグリップの方が硬いので、
 やはり自然と短い下回転などのサーブが出せるのですが、
 ラザントグリップではショートサーブが少し長めにでてしまう気がしました。
 逆にロングサーブになると無印グリップの方がスピード感のある
 速さを生かしたサーブを出すことが出来ました。

■総評
 硬くなく、また柔らかすぎることもなく本当に絶妙な硬度設計だなと思いました。
 この硬度なら上級者だけではなく中級者でも比較的扱いのではないでしょうが。
 特にラリー戦での強さは特筆すべきもので、
 伊達にラザントの名前を付けているものではないと感じましたね。
 ヨーロッパ系の選手には特に受ける性能だと思いました。
 本当にバランス重視といった感じで弾みすぎず、
 引っ掛かってくれてしっかりコントロールできるレベルのものだと思いました。
 また、柔らかめなのでしっかりと食い込みを実感することが出来て、
 大変使いやすいなと感じました。
 パワーグリップを使ってみたけど性能は高いのに、硬すぎて使えなかった人にお勧めしたいです。
 ラザントの名前を聞いたことがあるけれど悩んでいた方にも是非お勧めしたいです。
 皆さんも是非、このラバーからラザン党デビューしてみませんか?

■備考
 ファンジップ二度塗りで使用。

9しん:2016/03/20(日) 06:42:53
金星2極薄 
バック面に使用

ラケット テンプテックOFF+ 地球E3(5枚合板) キョウヒョウハオFL

ラインナップが増えた極薄シリーズ。私もよく極薄シリーズは使用していますが、プラボールになってよく言われる「球持ち」、これが極薄の中であると思われる金星2極薄を使用してみました。ボンバード極薄との比較をまじえて。

ツッツキ
普段よくボンバードを使用していますが、ナックルサーブを軽くツッツくと、入りはするものの中途半端な回転量で浮く事もありますが、金星2極薄では、同じように軽くツッツキをすると回転量も結構あり、浮きにくい。これはかなりいいです。
上板が硬いラケットに合わせたボンバードだと球離れが早いですが、金星2極薄では、球も持つ感じがあるので、ゆっくり飛んで、安定感があります。
ブッツリ行くとボンバードが切れるのでしょうが、試合でなかなかブッツリ行けなかったりしますからね。
金星2極薄は、比較的軽いタッチで、回転があり、低くレシーブできるというのが特徴で、非常に実践的なラバーであるといえます。ただし、極薄といはいえ、ボンバード極薄よりも厚みがあるので、、ブッツリ行こうとすると、オーバーミスがやや出はしますが。
が、やはり極薄なので、通常の厚目のラバーよりはやりやすいです。

ロングサーブに対するレシーブ
表ソフトの選手が特に使用する、ナックルロングに対するレシーブでは、バックドライブを手首中心でキュッとかけると、いい具合に引っかかって、回転量もまあまあで、安定する弧線を描き、入っていきます。ボンバードの場合はロングサーブをバックで対応するのが難しい面がありましたので・・。
ただし、金星2極薄の場合は、伸びてくるロングサーブには、角度を注意しないと、オーバーミスが出やすいです。ボールがラケットに当たった瞬間は、ボールが上に上がりやすいです。

10しん:2016/03/20(日) 06:44:32
金星2極薄 続き

バックドライブ
ボンバードでは擦るドライブでの回転量が多く、それはかなり効果があるのですが、金星2極薄では、食い込みがあるので、バックドライブの安定感がでます。
擦って打っても入ります。がボンバードより回転量は少なく、浅くなりやすいですね。
とはいえ、きっちり食い込ませて打てば、回転量、スピード共まあまあで、いいドライブを打つ事ができます。
少し下がったところからのバックドライブも、食い込みがあるおかげで、打てますね。
通常の裏ソフトより回転力は落ちますが、近い感じの威力あるボールが打てます。


ブロック
ボールを受けた瞬間、少し上に飛び出しますが、それから失速して入るような感じです。
深く入るのと、この失速感で相手が戸惑う場面もありました。
自然にナックルも出ます。
ボンバードが直線的なブロックになるので、オーバーミスは金星2極薄が多くなりますね。
ブロックの弾道は、ボンバードが低く浅く、金星2極薄は高く深くなります。
変化はボンバードが出ますが、安定感は金星2極薄があります。やはりブロックをした時に金星2極薄の食い込みを特に感じるようになります。
中陣からでも入れるだけなら、角度に慣れたら、大丈夫ですが、回転をかけて返すというのは難しいですね。角度や当たり方によっては、思わぬ方向に行くことも。
ボンバードよりもブロック時の落ちミスは、減ります。

まとめ
ラケットとの相性は、ブロック時に飛ぶラケットだと、ボールが早く行く、しなるラケットだとゆっくり上に上がって飛んで行くという差がありますが、ツッツキはどちらも良く切れるし、好みの問題のような気がします。軟らかいラケットが、ツッツキにおいては金星2極薄の球持ち感をより生かし、ブロックに関しては、硬いラケットが、スーッと直線的に行くボールになって、ナックル度が強く感じました。

ボンバード極薄からの移行だと、同じ極薄シリーズとはいえ、くせが減って、かなり扱いやすくなったラバーと感じるかと思います。それでいてツッツキの切れ、ブロックの安定感、変化はあり、振りぬきやすいラケットと合わせると、バックドライブもなかなかの威力を発揮するので、オールラウンド性がある極薄です。
プレー領域も、ボンバードは前陣、金星2極薄なら前陣より後ろ、中陣よりちょっと前あたりまでなら、なんとかOK。と言っていいと思います。
球持ちがあるので、プラボールにも対応した極薄ラバーです。

11ザーシー:2016/03/21(月) 03:37:43
エボリューションEL-P(TIBHAR)

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 普段はペンドラ+粒高ですが、時々シェークも使います。

◆試打環境
・使用ラバー
エボリューションEL-P 1.9mm 赤

・使用ラケット
吉田海偉
馬琳エキストラオフェンシブ-中国式
パラドックス-R
幻守-中国式
ティモボルALC-ST
ワルドナーオールプレイ-ST
SK7-ST
松下浩二-ST
極守2-ST

◆第一印象
エボリューションシリーズはTIBHARから発売されているスピン系テンション裏ソフトラバーです。
MX-S、MX-P、EL-P、FX-Pの4種類のバリエーションがあります。
MX-Sは回転特化型を謳っておりトップシートもスポンジも他の3枚に比べ設計が大きく異なります。
球質もかなり特徴的でシリーズの中でも一際異彩を放つラバーです。
MX-P、EL-P、FX-Pの3枚は回転重視型の正統派スピン系テンションラバーでトップシートが共通でスポンジ硬度がそれぞれ異なります。
今回レビューするEL-Pはその3枚の中でも中間硬度のスポンジを搭載しています。
中間を「EL」とする表現からは某蝶々社のスレ○バーELが連想されます。
またスピン系テンションラバーの硬度の多くはハード系(オリジナルの硬度)とソフト系の2種類のバリエーションが存在しますが、エボリューションシリーズはミドル系のEL-Pがラインナップされているためプレースタイルに合わせて3種類のバリエーションから適したラバーを選ぶことが可能です。
今回はエボリューションMX-Pとの比較も重視しながらレビューを書いていこうと思います。

◆攻撃系技術
・基本打ち
安定感のあるラリーをすることが可能です。
弱い力でもボールが食い込んでラバーがボールをしっかりと掴みグリップするので、ハード系のラバーに見られる打球時にボールが落ちるなどの凡ミスの心配がありません。
打球感もソフトでクセが無いのでラリーをしていて心地良さを感じました。
スピン系テンションの中では食い込みの良さがウリのエボリューションシリーズにミドル硬度のスポンジが組み合わさることでより安定性が増していると感じました。

・ドライブ
食い込みが良くラバーがボールをしっかりと掴むので安定性が高く伸びのあるミートドライブを打つことが可能です。
MX-Pもボールが食い込みやすいので安定感のあるミートドライブを打つことが可能でした。
しかしミドルスポンジを搭載したEL-Pはボールの伸びと使いやすさが向上し多少体勢が崩れたり弱い力でインパクトした場合でも威力を落とさずにミートドライブを打つことが可能です。
特にバックハンドでのミートドライブは非常に安定し威力も出しやすいのでバック対バックでのドライブラリーが苦手な方にはぜひ試して頂きたいです。
擦るドライブはシートの引っかかりが強くボールに非常に強力な回転がかかります。
MX-Pのドライブの回転力の最大値には劣るものの、相手の強力な下回転を持ち上げるグリップ力はエボリューションシリーズ共通です。
EL-PとMX-Pを比較した場合、安定性のあるミートドライブの連打でラリーを制するならEL-P、ループドライブでの回転量で相手をねじ伏せるならMX-Pが適していると思います。

・スマッシュ
ボールがラバーにしっかりと食い込むので、ボールを一瞬掴んで投げ飛ばすような安定重視のスマッシュを打つことが可能です。
ラザントパワーグリップなどのハードなスピン系テンションは弾くようなスマッシュが得意ですが、EL-Pのようなミドル〜ソフト系のラバーは掴んで投げるような安定性のあるスマッシュが得意だと感じました

12ザーシー:2016/03/21(月) 03:38:32
◆守備系技術
・ブロック
当てるだけのブロックはラバー自体の食い込みが良いので相手のボールをしっかりと捉えて落ち着いて返球することが可能です。
やや自分から相手ボールに合わせて当てにいくようにすると正確な返球ができました。
ハード系のラバーは相手の強打に打ち負けない反面、万が一押されてしまうとボールがラバー表面から落ちてしまうことがありますが、食い込みのよいEL-Pは安定したブロックで返球することが可能です。

・カウンター
カウンターは相手の回転に強い回転をかけ返すことはあまり得意ではない印象を受けました。
MX-PやMX-Sは相手ボールの回転により強い回転をかけ返すカウンターが得意ですが、EL-Pはハード系ラバーの回転により強い回転をかけ返すことは難しいと感じました。
EL-Pの場合は強いインパクトでボールを大きく食い込ませたミートドライブで、相手コートにボールをねじ込むようなカウンターが好印象でした。
カウンターの場合は回転勝負よりもインパクト勝負の方が向いていると思います。

・ロビング
ボールに飛距離が出しやすいので下げられた後のロビングは好印象でした。
またミドル系のスピン系テンションの中ではグリップ力が強いので相手の強ドライブの回転にも負けることなく落ち着いてロビングを打つことが可能です。

・カット
相手の強ドライブにやや押されやすいと思いました。
カウンター同様に相手の回転により強い回転をかけ返すことはあまり得意ではないので、単純に回転量でドライブと勝負をするとカットでは苦しいと感じました。
EL-Pをカットマンの方が使用する場合はバック粒などの異質ラバーでのカットを基本にしてフォアのEL-Pでのドライブで果敢に攻めていくほうが適していると思います。
EL-PはMX-PやMX-Sほどカットに向いているとは感じられませんでした。

◆台上系、サーブ、レシーブ
・ストップ、ツッツキ
ラバーが軟らかめなので食い込み過ぎてボールがやや弾んでしまうことがあり注意が必要です。
MX-PやMX-Sは硬いのでツッツキをブチ切ることができストップもよく止まりましたが、EL-Pはやや慣れが必要だと思います。

・ショート、プッシュ
食い込みが良く弾道が安定し非常に好印象でした。
MX-Sは弱いインパクトで食い込ませることが難しくボールが落ちてしまうことがありましたが、EL-Pはボールをしっかり掴むので打球が非常に安定します。

・フリック、チキータ
フリックはややボールが飛び出す感覚がありましたが慣れれば問題ないと思います。
チキータは食い込みが良く回転もかかるのでスピン系テンションの中ではかなりやりやすいと思いました。

・サーブ
ショートスピンサーブはハード系のスピン系テンションや粘着ラバーとまではいかないもののグリップ力が強いためかなり強力な回転をかけることが可能です。
スピードロングサーブは食い込みがよく少しの力で威力を出すことが可能なので非常に強力です。

・レシーブ
チキータや深めのツッツキ、被せ気味のプッシュなど強くインパクトをし回転をかけるレシーブが好印象でした。
逆にストップやフリックなどの弾みにシビアなレシーブは想像よりも少し跳ねることがあるので慣れが必要です。


◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、安定性と回転力が両立されたラバーを探している方におすすめです。
ハード系ラバーの回転力は非常に強力ですが制御が難しい一面もあります。
エボリューションEL-Pは強い回転力を誇りながら軟らかいスポンジを搭載しているので食い込みが良くプレー全体の安定性が高いです。
またハード系ラバーへの繋ぎとして使用するのも良いと思います。

◆まとめ
一時期は追いつけ追い越せテ○ジー状態だったスピン系テンションラバーの開発競争も、最近ではメーカーごとにそれぞれ異なるテーマを持って開発されていると感じます。
ノングルーやプラボール化など変化の大きい近年の卓球においてはオーバースペックよりも万人受けする使いやすさが求められていると思います。

13ザーシー:2016/03/21(月) 03:39:10
書き込みが遅れてしまい申し訳ありません。
よろしくお願い致します。

14佐藤美紀:2016/03/26(土) 02:22:31
●紹介道具;エボニー (5枚合板+2枚ソフトカーボン)

●比較道具;ハッドロウSR(7枚合板) インナーフォースZLC(5枚合板+2枚ザイロンカーボン)

今回はレビューが遅れてしまい申し訳ございませんでした。
早速ですが今回はラケットをレビューします!このラケットはなんとぐっちぃさんもサブとして使っています‼(・ω・)ノ
上板に黒檀という硬く弾む木材が使われていて粘着に合うと聞いたので全てのフォアにMazeProブルー,バックにファスタークG-1を貼ります。

【自己紹介】

卓球歴:2年

年齢:14歳中学2年生

今回で2回目のレビューとなります。レビューは始めたばかりですが用具の知識には自信があります!一応オープン大会で賞状を取れる程度の実力です。できる
だけ皆さんに分かりやすく感想が伝わるように頑張ります‼では、始めます(=゚ω゚)ノ


①第1印象

まず第1印象ですが、ラケットを見た瞬間『かっこいい』と思いました‼やはり上板の黒檀の黒色が高級感を出していますね!グリップのデザインはシンプルです
が薄い茶色の周りに白色のラインが入っているので、黒檀の色がさらに映えています。また、グリップレンズの代わりに銀河のマークの彫刻が入っています!
ソフトカーボンが入っていますが、「本当にカーボンが入っているの?」と思うくらい薄いです(=゚ω゚)ノこれには驚きました‼これは安定性も期待できますね〜


②玉突き

次はラバーを張らずに玉突きをしてみました。ボールを突いてみるとかなり高い音がしました!しかもかなり弾みますね〜(^ω^)上板が硬い黒檀で特殊素材
が入っているので打球感はかなり硬いと思っていましたが、極薄のソフトカーボンが使われているので思ったより柔い純朴に近い打球感でした!ハッドロウもイ
ンナーフォースも同じくらいの打球感で、『普通よりちょっと硬め』という感じでしたね。弾みは比較道具の中でも1番でした‼やはりかなり「ぶっ飛び」の部類
でした(・ω・)ノ


③フォア打ち

実際に打ってみました!打ってみて1番に『丁度いい弾み』だと思いました(^ω^)
粘着ラバーはもともと弾まないものが多いので、ぶっ飛びのエボニーと合わせれば丁度いい弾みになりましたね〜 しかも粘着ラバーということもあって自然に回転が
かかります!結構直線的なボールになると思ったのですが、ソフトカーボンのおかげなのか少し手に響くような感じがあり弧線を描きました!インナーフォース
は硬いザイロンカーボンのせいか直線的なボールがでました。
まとめると、
弾み⇨ エボニー > インナーフォース >ハッドロウ
回転⇨ エボニー = ハッドロウ > インナーフォース
弧線⇨ エボニー < ハッドロウ >≫インナーフォース
という感じで、エボニーは回転と弾みを両立していてバランスがいいです!
特殊素材が入っているラケットは上級者用とイメージしがちですが、このエボニーはそのイメージを無くしてくれました‼弾みすぎず、弾まなすぎず、というむしろ
粘着ラバーで打ったボールが入りにくい中級者に使ってもらいたいくらいです‼(=゚ω゚)ノ
ドライブではかなりいいボールがでました!女子はパワーが無いため粘着を扱うのが難しく、前陣から下がれずつまったり、仕方がなく下がってネットミスとい
うことも少なくないはずです。しかし、エボニーはかなり弾むので中陣で戦ってもネットミスはあまりありませんでした‼また、他の特殊素材より弧線が上がるた
めか安定します!なのでコントロールもしやすく狙ったところにボールを持っていく感じがしました。また、比較道具の中でも1番軽いのでパワーがなくても振れ
るラケットだと思いました( ´ ▽ ` )ノ


④バック打ち

バックにはテンションを貼ったためか、ぶっ飛びでした‼
粘着と合わせると丁度いい球持ちでしたが、バックは少し球離れが早い気がしました。テンションと合わせると、弾みはインナーフォースと同じくらいですが、
打球感はハッドロウと似た感じでした!ハッドロウなどの上板に硬い木材が使われてるラケットが好きな人は、両面にテンションをはって中陣で戦うこともオス
スメできます‼フォアに粘着を貼れば、バックとフォアでボールの威力の下が出て、相手もかなり戦いにくくなると思います‼(^ω^)
前陣の人はバックドライブを打つと弾んでミスしやすいと思うので、叩くように打つと回転も自然とかかるので、ミート打ちが1番やりやすかったです(・ω・)ノ

15佐藤美紀:2016/03/26(土) 02:58:15
⑤台上技術,サーブ

最後に台上技術ですが、ストップとツッツキを擦ると強烈に切れました‼擦らないツッツキやストップでは、粘着だとしっかりと入り回転もかかりますが、テ
ンションでやると少し飛んでいき、ストップを抑えるのが難しくなってしまいます。逆に、長いツッツキをするときは鋭いボールが出るので、これも使い分け
れば相手は結構苦戦すると思います‼フリックや角度打ちは当てて少し前に出すだけで速いボールがでました!また、しっかりと弾けば、回転が分からなくて
も入りました。黒檀は擦ると強烈な回転が生まれるので回転が分からなくてもかけ返してレシーブすることがとてもやりやすかったです‼(^ω^)

サーブは粘着だとロングとショートの差を付けやすかったです!そのため、同じモーションでもロングサーブやショートサーブの打ち分けがやりやすく、相手を
惑わすことが出来ました‼しかし、サーブも擦る技術が大事になるのでテンションでは少し練習をしないとショートは難しいと思いました(・ω・)ノ


●感想
エボニーは粘着ユーザーの「純木ラケットは弾まないから下がれない」という悩みと「特殊素材は粘着だと扱いにくい」という悩みに応えたような、弾みと回転
を両立したバランスのいいラケットという感じでした。
このエボニーは粘着ユーザー以外でも、「もっと弾みと安定性のあるラケットが欲しい」と感じているテンションユーザーの方にも、「黒檀のラケットを試した
いけど高くて試せない」という方にもオススメできるラケットです‼
さらにこのラケットはコントロールもしやすく扱いやすいので、特殊素材を使ったことのない方でも、中級者の方でも満足できる性能が発揮できるラケットだと
思います‼値段も税込で10,000円以下と高くはないので、是非1度購入して使ってみてください‼
きっとこのラケットは満足した性能を発揮してくれるはずです‼(=゚ω゚)ノ

☆最後までレビューを読んでいただきありがとうございました!(^ω^)

16佐藤美紀:2016/03/26(土) 10:28:18
書き込みが遅れてしまい申し訳ございませんでした。
よろしくお願いします。

17やっすん:2016/03/26(土) 17:52:07
日頃レビューを投稿して下さる皆様

佐藤美紀さんの投稿に関しましては、私が記事を作成したのが25日だったため
3期分として扱うことができていません。(文章チェック等のため公開は26日となりました)
そのため4期分として扱わせていただきます。

18佐藤美紀:2016/03/27(日) 12:24:12
書き込みが遅れてしまい申し訳ございませんでした。
よろしくお願いします。


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