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2016年上半期第3期レビュー投稿掲示板(3月20日締め切り)

12ザーシー:2016/03/21(月) 03:38:32
◆守備系技術
・ブロック
当てるだけのブロックはラバー自体の食い込みが良いので相手のボールをしっかりと捉えて落ち着いて返球することが可能です。
やや自分から相手ボールに合わせて当てにいくようにすると正確な返球ができました。
ハード系のラバーは相手の強打に打ち負けない反面、万が一押されてしまうとボールがラバー表面から落ちてしまうことがありますが、食い込みのよいEL-Pは安定したブロックで返球することが可能です。

・カウンター
カウンターは相手の回転に強い回転をかけ返すことはあまり得意ではない印象を受けました。
MX-PやMX-Sは相手ボールの回転により強い回転をかけ返すカウンターが得意ですが、EL-Pはハード系ラバーの回転により強い回転をかけ返すことは難しいと感じました。
EL-Pの場合は強いインパクトでボールを大きく食い込ませたミートドライブで、相手コートにボールをねじ込むようなカウンターが好印象でした。
カウンターの場合は回転勝負よりもインパクト勝負の方が向いていると思います。

・ロビング
ボールに飛距離が出しやすいので下げられた後のロビングは好印象でした。
またミドル系のスピン系テンションの中ではグリップ力が強いので相手の強ドライブの回転にも負けることなく落ち着いてロビングを打つことが可能です。

・カット
相手の強ドライブにやや押されやすいと思いました。
カウンター同様に相手の回転により強い回転をかけ返すことはあまり得意ではないので、単純に回転量でドライブと勝負をするとカットでは苦しいと感じました。
EL-Pをカットマンの方が使用する場合はバック粒などの異質ラバーでのカットを基本にしてフォアのEL-Pでのドライブで果敢に攻めていくほうが適していると思います。
EL-PはMX-PやMX-Sほどカットに向いているとは感じられませんでした。

◆台上系、サーブ、レシーブ
・ストップ、ツッツキ
ラバーが軟らかめなので食い込み過ぎてボールがやや弾んでしまうことがあり注意が必要です。
MX-PやMX-Sは硬いのでツッツキをブチ切ることができストップもよく止まりましたが、EL-Pはやや慣れが必要だと思います。

・ショート、プッシュ
食い込みが良く弾道が安定し非常に好印象でした。
MX-Sは弱いインパクトで食い込ませることが難しくボールが落ちてしまうことがありましたが、EL-Pはボールをしっかり掴むので打球が非常に安定します。

・フリック、チキータ
フリックはややボールが飛び出す感覚がありましたが慣れれば問題ないと思います。
チキータは食い込みが良く回転もかかるのでスピン系テンションの中ではかなりやりやすいと思いました。

・サーブ
ショートスピンサーブはハード系のスピン系テンションや粘着ラバーとまではいかないもののグリップ力が強いためかなり強力な回転をかけることが可能です。
スピードロングサーブは食い込みがよく少しの力で威力を出すことが可能なので非常に強力です。

・レシーブ
チキータや深めのツッツキ、被せ気味のプッシュなど強くインパクトをし回転をかけるレシーブが好印象でした。
逆にストップやフリックなどの弾みにシビアなレシーブは想像よりも少し跳ねることがあるので慣れが必要です。


◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、安定性と回転力が両立されたラバーを探している方におすすめです。
ハード系ラバーの回転力は非常に強力ですが制御が難しい一面もあります。
エボリューションEL-Pは強い回転力を誇りながら軟らかいスポンジを搭載しているので食い込みが良くプレー全体の安定性が高いです。
またハード系ラバーへの繋ぎとして使用するのも良いと思います。

◆まとめ
一時期は追いつけ追い越せテ○ジー状態だったスピン系テンションラバーの開発競争も、最近ではメーカーごとにそれぞれ異なるテーマを持って開発されていると感じます。
ノングルーやプラボール化など変化の大きい近年の卓球においてはオーバースペックよりも万人受けする使いやすさが求められていると思います。


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