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ここだけ悪魔が侵食する都市

海沿いにある小さな街・海馬市

この街は、封印が解かれ魔界の門からはい出た悪魔が侵食しつつあった――!



2ちゃんねるスレッドを利用したオリジナルキャラクターなりきりPBWです
期間は1月17日より、3月13日まで(延長の予定もあり)新規の方はいつでも大歓迎です。不明な点があれば雑談スレならびに質問スレに気軽にお書き込みください。

このスレッドのルールとして、「名前欄の記入は必須」となっています。
どんな書き込みもかならず名前欄にトリップをつけて参加してください。

詳しいルールや設定などは専用wikiへ
http://www27.atwiki.jp/akumasekai

管理人ツイッターhttps://twitter.com/heartfullflower

1 : ここだけ悪魔が侵食する都市・ロールスレ 1月17日〜(240) / 2 : 雑談スレ(874) / 3 : 黒の月―― Lucifer went forth from the presence of Jehovah(55) / 4 : NPC登録スレ(21) / 5 : 人妻テレフォンセックス無料体験付き電話番号「人妻出会い」(1) / 6 : イベント提案スレ(64) / 7 : キャラクター登録審査(174) / 8 : オープン前議論スレッド(168) / 9 : 参加日程スレ(27) / 10 : 海馬市陽動作戦 Who has "gift" for the sacrifice ?(48)
11 : 設定提案スレ(39) / 12 : 夜桜学園強化合宿 Date et dabitur vobis(56) / 13 : 物語ロールリクエストスレ(1) / 14 : ここだけ悪魔が侵食する都市・テストロールスレッド(261) / 15 : ここまでのあらすじ・ロールまとめスレ(16) / 16 : 業務連絡スレ(3) / 17 : wiki記入代行スレ(1) / 18 : テストスレッド(21) / 19 : ルール・設定質問スレ(1)  (全部で19のスレッドがあります)

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1 ここだけ悪魔が侵食する都市・ロールスレ 1月17日~ (Res:240)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1管理人 :2016/01/17(日) 17:56:02 ID:???0
ここだけ悪魔が侵食する都市のロールスレッドです。
自作のキャラクター一人を描写する「通常ロール」と
操作フリーのキャラクターを描写できる「物語ロール」があります。

置き主体になる場合は、再会時間を明記して置いてください。
その他ルールはwikiを参照にしてください。

234福居 沙里亜 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/18(月) 14:46:54 ID:R3rU1bJo0
>>233

 閑散とした改札口で、福居は液晶に駆け寄り、安堵と軽微な落胆の混ざった息をつく。
 両親が当初予定していた時刻に戻って来なくとも不要な心配をしなくて済む。が、久々の再会に水を差されてしまうように感じてしまうかどうかは別の話だ。
 取り急ぎ、母に向けてメッセージを送る。遅延情報を見た旨だけ記せば、身内から見ても聡明な母は、おそらく全てを察して、父が余計な気を揉まないように伝えてくれる。

 さて、宙に浮いた時間をどうしようか、と、ひとまずは人の流れの邪魔にならないよう、切符売場の端、柱によって窪みとなっているスペースで壁に背を預ける。
 ちょうど改札から出てきた者達は福居がいることに気づかない形になるが、待ち人はこの電車では来ないのだ、問題はあるまい。
 そして、それでも人の波を見るでもなく眺めてしまうのは、本当なら今頃、というただの些細な感傷だ。

 ――だからこそ、人混みの中でも目立つ長身に何となく視線を向けた福居は、その隣を見覚えのある歩き方で進む姿に、目を見開いた。
 え、という声を出す時間もあればこそ、その見覚えのある顔は、エレベーターへと向かっていく。

 踏み出そうとして、逡巡する。見覚えはあったが、眼鏡をかけていない顔はあの雨の日に見たきりだ。隣にいた相手に見覚えはない、学園の教員ではない、……そもそも佐倉はもう教員ではなく、福居ももう生徒ではない。
 そもそもエレベーターで降りた先はロータリーだ、今から追いかけても。
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235佐倉 斎 ◆ovLCTgzg4s :2017/09/18(月) 16:46:02 ID:Zp4VpA3k0
>>234

誰かが来ているな、とは思っていたが、別段気になるものでもなかった。
煙草を注意しに来ているようにも思えない。大方、此方の方角に用事でもあるのだろう、と。
だから、その姿が、明確に佐倉へ近付いていると気付いて、目線を向けたとき。

「……ぁー。」

相手に聞こえない程度の小声で唸る。彼女の姿を見た最後は、あの時計台だったろうか。
進路指導担当でもなかったし、意図的に学校との接触も避けていたので、その後の様子は聞いていない。
だが、見る限り、彼女は変わりない様子だった。──そんなことを考えている場合ではないが、安心する。

携帯灰皿を取り出し、煙草を消して、吸い殻を中に入れる。
どういう表情を作ればいいのかよく分からない。彼女はあの夜を、どこまで覚えているのか。
── 1つ間違えば、彼女の日常を崩すような気もする。それは嫌だ。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


236福居 沙里亜 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/18(月) 20:41:51 ID:R3rU1bJo0
>>235

 幸か不幸か、福居は佐倉の弱い笑みの意味を、彼の意図通りに受け取った。
 ──正確には、そう受け取ることがこの場の最適解だと、無意識のうちに理解した。
 両親の仕事に関することへの距離感を適切に育んできた賜物だろう。

「はい、お久しぶりです。……えっと」

 何も気づいていないように、何も知らないように、笑って頷き、僅かに首を傾ける。
 在学中はお世話になりました、は堅苦しいだろうか。
 そもそも、それでは会話が続かず、遅かれ早かれ気まずい空気が流れてしまう。
 何かないか、と佐倉から視線を外し、目に映ったのは夕暮れ時の緋色。
 ……本人から口にするには周囲を逆に気遣わせる話題だが、思いつくものはこれしかない。

「──あの、色々とお世話になりました。
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237佐倉 斎 ◆ovLCTgzg4s :2017/09/18(月) 22:11:42 ID:Zp4VpA3k0
>>236

本当に“通り魔”に襲われたと信じている人間は、語尾を上げない。
そして、福居沙里亜ほど聡明な人間が、混濁した記憶をそのままに、礼を述べたりはしない。
きっと、彼女は大方を分かった上で、佐倉の心中まで慮っているのだろう。家族のこともあって、慣れているに違いない。
福居夫妻と彼女の間で“それ”があることには、佐倉は関知しない。──家族のことだ。きっと、それでいいのだろう。

「少し、おかしな話をするかも知れない。意味が分からなかったら忘れて。」

だけれど、佐倉が“それ”を彼女に強いるのは違う気がした。
佐倉は礼に応じることなく、不自然な笑みを消し去って、彼女と瞳を合わせる。
表情は固まった。──しかし、声色は、それとは対照的に。校内で彼女と話していたときのような。

「君が本当にそう覚えてるのなら、それでいい。
 でも、俺が覚えていることは少し違う。だから俺は、俺の覚えてる通りのことを元に、話そうと思う。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


238福居 沙里亜 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/20(水) 02:02:26 ID:R3rU1bJo0
>>237

 おかしな話をするかも知れない、という台詞には、少し不思議そうな顔をすることで了承とした。あくまで話を聞く合図としての表情の変化だ。
 しかし彼の、ありがとう、という言葉に、福居の瞳が揺れる。
 単に驚いただけで負の感情が呼び起こされたわけではないと、瞳を合わせていれば容易に分かるだろう。
 本当に、本当に驚いているのだということも。

 彼女の周りの「大人」は皆、知らせないことで守ろうとする者ばかりだったから。
 だから「子ども」は、知らないふりをすることが、礼儀で彼等への貢献だった。

 笑って告げてくれた彼に、小さくひとつ頷く。言葉を選ぶ。
 周囲に愛されて育った彼女は、校内と変わらぬ優しい声音の「教師」が、時間が許す限り自分を待ってくれると何の疑問もなく思っている。
 ──佐倉が助けてくれたから、最後の一線で「教師」全てに絶望を覚えず、まだ信じ続けることが出来ている。

「……はい。皆さんが守ってくれたおかげで、此処で普通に大学生活を送れてます」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


239佐倉 斎 ◆ovLCTgzg4s :2017/09/21(木) 00:54:38 ID:Zp4VpA3k0
>>238

「……うん。」

佐倉はただ、彼女の言葉に頷いた。 頷くことしかできなかった、というのが、正しいか。
言葉を紡げば、どうしたって嘘になる。これほど素直な言葉に、取り繕って応えることはできない。
── そして、多分、自分は放っておけば、後悔したのだろうけど。 こうして約束した以上、もう後悔はできない。

彼女がこれで良かった、と思うのなら、佐倉も、これで良かった、と思うのだ。
欺瞞ではない。遠く繋がるために、同じものを持っただけ。だからこそ、こうして笑って頷けた。

ロータリーに青い車が滑り込み、停まった。時を同じくして、電車がホームに着いた音が聞こえる。
佐倉はゆっくりとした歩き方で、彼女の脇を抜ける。車の助手席の扉に手を掛け、力を籠める。緩く、扉が開く。
最後に、彼女に何か言い残すべきか迷った。──またね、は違う。じゃあね、も違うか。もっと、どうでもいい話がいい。
それなら、最後に自分が守れた、彼女の日常を見て、この場を去れるのだろうから。 何がいいだろう。
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240福居 沙里亜 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/23(土) 13:27:53 ID:R3rU1bJo0
>>239

 脇を抜け、車へと乗り込む佐倉を送る形で見つめる。
 去り際、告げられた言葉に、相手の仕草を真似するようにゴムで纏めた髪に触れた。
 言葉としては何も返す暇もなく、佐倉を乗せた車は市役所のある方角へと進んでいった。
 反射的に手を振ったが、見えていない可能性のほうが高いだろう。

 「……ずるい」

 機嫌を損ねたような言葉だが、彼女の表情はどこまでも穏やかだ。
 そして、この場合その胸中を的確に表しているのは後者である。
 以前、福居が『事件』に巻き込まれる前、コンビニの抽選で当たったのだと何の他意もなくくれたものの中にヘアゴムの類があったことを、佐倉は知っているのだろうか。
 ……十中八九知らないだろうな、と結論付ける。
 それでいい。構わない。
 多分、これからしばらくは、この髪型でい続けるのだろう。それだけの話だ。
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2 雑談スレ (Res:874)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1管理人 :2015/12/24(木) 22:31:24 ID:???0
プレイヤー同士の交流雑談にお使いください
込み入った話、ルール設定などはは議論スレに
参加日程調整などは「参加日程スレ」に投下ください

868四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/16(土) 00:50:36 ID:R3rU1bJo0
メール確認しました。ありがとうございます。
近いうちにあちらのテストスレで諸々確認いたします。


869四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/16(土) 23:23:59 ID:R3rU1bJo0
沙里亜エピローグとなるロールを投下しました。
あのイベントで守って貰ったからこそ彼女の日常があるので、
(メタな話をすれば、彼女が死ぬルートも考えて動かしていたので)
彼女が「日常」にいたがる理由である両親の帰還で〆ておこう、と。
置きでのんびりロール出来れば幸いです。


870佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2017/09/17(日) 20:05:03 ID:Zp4VpA3k0
お返ししておきました、よろしくです


871四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/18(月) 14:54:17 ID:R3rU1bJo0
お返ししました。
もう少し進めたほうが良かったかな?と思いつつとりあえずここまでで。

描写してませんが、佐倉さんが海馬支部と今回の件で連絡取ってるっぽいので、
支部のモブから
「福居夫妻がようやく帰ってくる……
 いやあの人ら地元がここなだけで所属違うけど……
 うち今手薄なんだからそのまま永住してよ馬鹿あああああ」
ぐらいの泣き言は聞いてるかもしれませんし聞いてないかもしれませんね。


872佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2017/09/21(木) 00:56:27 ID:Zp4VpA3k0
藤堂が寺生まれのTさんというのが個人的なツボ
とりあえず、こちらからは以上ですかね


873四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2017/09/23(土) 13:29:15 ID:R3rU1bJo0
「破ァ!!」で悪魔を退治する藤堂さんが思い浮かんで噴き出しました。
こちらからも以上になります。お付き合いいただきありがとうございました。


874佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2017/09/23(土) 19:19:35 ID:Zp4VpA3k0
改めまして、ありがとうございました
福居さんのEDにお邪魔させていただいた形ですが、佐倉のEDにもできた気がします


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3 黒の月―― Lucifer went forth from the presence of Jehovah (Res:55)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1管理人 :2016/03/18(金) 01:21:29 ID:???0
【海馬市山中・次元の狭間・『幻影城』】

 かつて多くの悪魔や眷属たちでにぎわっていた幻影城には、今やただ一人の悪魔しかいない。
 一台のピアノに向かい、一心不乱に美しい音を奏でる悪魔――始祖悪魔ルシファは、長い交響曲を奏で終えると、ゆらりと立ち上がった。

「万能の私が、人間の都市一つ手に入れられないなんて……なんて美しくて華やかな混乱なんだろう。
 私を愛したものたちが死に、しかし私はまた、彼らの名、すら、思い出せぬ……」

 ルシファにとって【堕天六芒星】の幹部の死や失踪など、とるにたらない些事なのかもしれない。
 それでも、気まぐれに欲したこの街を、いまだ手中にいれられない現実はここにある。
 そのことに、ルシファは笑う。笑い転げる。高らかな笑い声――
 不意にルシファは、自らの脇腹に手を突き刺した。
 そしてその右手から出てきたものは、自らのあばら骨だ。
 唇から呪詛がこぼれ出ると、骨はみるみる肉を纏い、ルシファとうり二つの姿に変形する。

「”コピールシファ”……百万分の一の力しか持たない君に、【黒の月】を託そう。
 この街を私から守り抜いた人間たちと、
 この街を手に入れ損ねた悪魔たちへの手向けだよ。
 君の目で、耳で、肌で、舌で、霊感で……もしあの街が、魔界になったらどんな風になるか。
 ……つぶさに見ておいで」

 腹から血を出し続けるルシファは、その血からソフトボール大の玉を、あばら骨だった「コピールシファ」に手を出す。
 コピールシファはそれを受け取ると、滑るように床を滑空し、幻影城の外へ出た。

【 3月17日。】

 その日、海馬の上空に、バスケットボール大の玉がプカリと浮かんでいた。
 だが、その玉の存在に気づくものは居ない。
 しかし、その気配に気づくものは――

49 ◆kmP3XI7i0M :2017/08/05(土) 23:58:19 ID:Zp4VpA3k0
>>48


「……ふふ。」

まさか、“黒の月”を半身ながらも、欠けさせる者が居るなんて。──これだから、人間は面白い。そう、ルシファは思った。
コピーであるが故に、彼の思考は“彼”と寸分違わない。この狂騒は、彼にとって、この世で最も甘美な響きでもある。
全能の彼であっても、自ら響かせられるのは独奏曲にすぎない。協奏曲こそ、美しい。彼のソロ・コンチェルトを支えるのは、やはり、人間で在るべきだった。

「でも、そろそろ飽きたかな。」

だけど、この曲にもそろそろ飽きた。黒の月の修復が終われば、終わらせようと思う。
主演奏者でありながら、指揮者でもある彼は、そう思った。この街が終われば、次の街で奏でるだけだ。或いは、この世全てを舞台にしてもいい。
──人間は不完全だ。空に飛んだぐらいで追って来ることができない。その不完全さは、時にして美徳だが、基本的には悪徳だ。
必要に迫られて安易な手を打つと、こうして、醒めることになる。これぐらいで途絶える曲なら、もう、名残も惜しみもありはしない── 
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


50 ◆kmP3XI7i0M :2017/08/06(日) 00:28:44 ID:Zp4VpA3k0
>>49

そこは、果てのない草原だった。

青々とした草が生い茂り、水平線はどこまでも真っ直ぐに走り続ける。──だが、そこに陽の光はない。
宙空に在り、この世界を照らすのは、“黒の月”にも似た、儚く煌めく球体。だが光量は僅かにすぎない。
人の眼であっては、一寸先も見えぬ闇と変わりなかった。 だが、桜井にはそれでも、この世界を優に見渡すことが出来た。

 ≪ここは……。≫

桜井は、獣だった。黒い色をした獣。天と地とを塗り潰す色。四足で歩む世界に風はない。闇から脚を抜き、また刺すように、前へと進む。
しばらく歩むと、水辺が見えた。覗き込むと、そこには獣の姿ではなく、少年の姿が映っている。

 ≪そうだ、俺は── 、   これ、は  …… ≫

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51ノラ ◆SWPOXuu/ls :2017/08/14(月) 13:36:50 ID:XcQX46DQ0
氷の鎖に捕らわれ、もがきながらも落下するコピールシファ。だが、魔鳥フリューゲルスの氷はそう簡単に砕ける代物ではない。例え相手がコピールシファであろうとも……
やがて、壮大な落下音とともに、コピールシファは社へと激突した。社は完全に崩壊し、辺りには、社の破片や砂鉾が飛び散り、視界を遮る。地上に居る皆は、桜井が戻ってきたことを喜ぶ暇も無く、戦い続けねばならないと悟り、崩壊した社の方を注視する。

「く……くくく……」

やがて、視界が開け、さも愉快そうに立ちあがり笑うコピールシファが姿を現した。しかし、その身体には未だに氷の鎖が巻き付いており、動きが制限されているようだ。

「今がチャンスだ!」

「待て!何かがおかしい!」

咲羽の作ったチャンスを無駄にするものか!そう思い駆け出したのは、桜井だ。それを制止したのは、コピールシファの様子がおかしいと感じた春日であった。

「くく……ははははは…………」

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52ノラ ◆SWPOXuu/ls :2017/08/14(月) 13:37:42 ID:XcQX46DQ0


木々は、燃え盛り、個々の消耗も激しい。皆が焦り始めた中、指示を出す者が

「陽子!あれよ!」

咲羽翼音だ。彼女は、この状況を打破する方法を知っていた。

「あれ……?……そうか!分かったわ!えぇい!!」

この状況を打破する力、それは、大宮が持つ九曜護符の水符だ。大宮は咲羽の指示をすぐに理解すると、水符を付与した破魔矢を、上空へ向けて放つ。すると、辺りに雨のように水が溢れだした。それにより、炎は鎮火する。
それだけではない、さらに、滝のような水流がコピールシファへと降り注ぐ。大宮、咲羽、ノラには、見覚えのある光景だ。

「今よ!咲羽さんっ!!」

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53黄昏 向日葵 ◆WnQfyNHn5I :2017/08/16(水) 11:41:51 ID:EA.i.G8.0
【数日後ーーー】

「うん、私はここに残るよ。大丈夫…パパこそ、身体壊さないようにね。」
コピールシファとの戦いが終わって数日が経ち、陽子と直斗の勧めで実家に居る父親に電話を掛けている。
私が陽子の家に押し入ってから、一回も実家に連絡してなかったからね。
引越した事も実家に言ってなかったけど、パパが海馬市のAPOH職員に連絡して大宮神社に居る事を知ったらしい。
パパは仕事ばっかりのママの代わりに家事をやりながら退魔師の仕事をこなしている。
私には三人の姉貴が居るけど、みんな家を出て退魔師としての仕事をしてるからね…
それを陽子と直斗に話したら、今直ぐ実家に連絡しろって言われたわけだ。

「色々あった。うん、解ってる。みんなに良くしてもらってる。」
私は海馬市で起こった事をパパに話す。
直斗との出会い、陽子に良くしてもらってる事、風祭さんが陽子の事を紹介して貰った事…
そして、コピールシファとの戦いの事…

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54稲葉竜也 ◆3wYYqYON3. :2017/08/20(日) 03:35:09 ID:KWGlvlj60
>>46

「へぇ……よく知ってんじゃねえか。光栄だな」

硝煙が銃口からたなびく機関銃を、ゆっくりと草薙へ向ける竜也。
オメガから与えられた悪魔や退魔師に関する知識はさわり程度のものだ。オメガについての過去も、目の前の人間が何者かも、竜也には知る由もない。
……もっとも、その辺りの話を竜也は気にしないのだが。

「あぁ、悩む間もなくつぶれちまった。お前はもう少し、骨があればいいんだが……な˝っ!?」

引き金を引こうとしたその瞬間、唐突に竜也のそばの瓦礫が爆ぜた。
本物の爆発に勝るとも劣らない不可視の一撃は数十の破片をばらまき、そのいくつかはあっさりと竜也の身体を貫き、赤を無造作にまき散らす。
そして、数十キロ単位の破片のシャワーによる追撃。竜也の肉体は今や原形をとどめたパーツのほうが少なく、自らで作った惨状にあまりに見合ったものとなった。

「……ぁあぁ……いいねぇ……やってくれるじゃねえか」
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55 ◆UBnbrNVoXQ :2017/08/27(日) 13:53:19 ID:R3rU1bJo0
>>54

オメガの存在を知っていた草薙が、そのバックアップによる再起動を知らないはずがない。
竜也は知る由もないだろうが、周囲の電子機器のうち幾つかは、再生までの間に触手によって破壊されていた。
それにも関わらず即座に舞い戻ってきた姿に、草薙は珍しく演技ではなく素の表情で目を見開く。

――これには、皮肉にも彼がAPOHの中でも上位の幹部クラスであることが起因していた。
地位が上がれば自ずと交渉事が増え、比例してそれ以外の仕事からは遠ざかる。
前線に立つことは勿論、些細な事務作業からもだ。
そして、そもそも出世が早く名だたる戦績と言えば冷戦の頃に遡る草薙にとっては、一般にここまで電波局や電子機器が普及した風潮は、知識として知っていても感覚として追いつかない。
事実、二十年も前であれば、今の破壊活動でオメガの息の根は止めれずともバックアップを妨げるには十分だったのだ。

「…………老いるとは、嫌なものだねェ。食事も戦闘も女を抱くことも、若いというだけで青二才どもが邪魔をする」

吐き捨てた言葉は、ガトリング砲を生成する竜也に届いただろうか。
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4 NPC登録スレ (Res:21)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1管理人 :2015/12/23(水) 15:41:44 ID:???0
持ち枠にカウントされない、操作フリーの無能力者や組織の大幹部クラスのキーマンなどのキャラクターを作成し登録するスレです
ここで作られたキャラはどなたでも自分のロールに組み込むことができます

ただし、操作フリーの中でもある程度の条件
「殺害禁止」「悪落ち禁止」等は指定できます

NPCテンプレート
【種族】(人か悪魔か、それ以外か?)
【名前】【性別】【歳】
【外見】
【能力】(無くても構いません)
【来歴】
【目的】
【性格】(どんな口調なのか、思考方法なども……)
【備考】
【キャラクター操作フリーか否か】(条件があればここに)

15管理人 :2016/01/30(土) 02:22:50 ID:???0
>>13 >>14

双方とも悩みどころなのは、
PCキャラの配下であり、モブ以上の能力もある。
こうした「PCキャラのオプション」をどこまで認めていいのかどうかの線引きが難しいなあと思っておりました。

特に>>14は、モブ扱いするには能力がちゃんとある「操作キャラ」並の実力もあったりして、
プレーヤーキャラとNPCの境界をどこに引こうかなあというのが今後(同じ系統のなりきりを主宰する時)の課題と言えます。

懸念で言えば、「キャラに紐づけされた、特定PCのための強化支援NPC」が続々登場してしまっては
キャラクターが際限なく強化できてしまうなあと思っていたところでして、
しかしこの双方のキャラは、どう考えても「PCにするには足りない」し、NPCとして非常に魅力的という所もあります。

(おそらくこの「なりきり」が、まだ「プレイヤーが能力バトルを楽しむもの」という遺伝子が残っている結果だと思います……。
 そのため、キャラの強さの「公平性」という所に引っかかっているんじゃないか。
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16 ◆ovLCTgzg4s :2016/02/04(木) 22:11:49 ID:FZqbjWPA0
【種族】人間

【名前】上野健児 【性別】男 【歳】24

【外見】中肉中背の気弱そうな制服警官

【能力】なし 柔道と剣道、逮捕術はそれなりに

【来歴】
半年ほど前に海馬市に赴任した新任警官
うみうま派出所の警察官だが、赴任したばかりの頃悪魔絡みの事件に巻き込まれる
その際佐倉斎に助けられたことから、悪魔の存在を知る警官として良いように使われている

【目的】警官として海馬市の平和を守る

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17管理人 :2016/02/04(木) 23:41:29 ID:???0
>>16
OK


18四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2017/08/13(日) 20:50:22 ID:R3rU1bJo0
隊長娘のキャラシ作ってみました。
過去の人物である以上、「バトルにあまり影響しないキャラ」というNPCの定義に当てはまるかと思ったのでこちらに投げますが、操作キャラのほうが良ければそちらのスレに再度投げます。

***

「同じ言葉を持ち、同じ心を持つのなら、人間と悪魔に違いはありません。
 きっと、分かり合えるはずです」

【陣営】人間
【名前】橘宮子(たちばな みやこ)
【性別】女
【歳】? ※現在生死不明のため。佐倉、四羽と同い年かひとつふたつ上のイメージ。
【外見】腰まで伸ばした濡れ羽色の艶やかな髪。
    同じ色の大きな瞳は黒目がちで、見上げる姿勢になると潤んでいるように見える。
    華奢な体格に育ちの良さを思わせる挙動で、とても戦闘職の人間とは思えない。
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19佐倉 春日 ◆kmP3XI7i0M :2017/08/13(日) 22:21:31 ID:Zp4VpA3k0
>>18
問題ないと思います


20 ◆ovLCTgzg4s :2017/08/23(水) 00:41:17 ID:Zp4VpA3k0

三羽烏の赤目です 宮子さんと同じ理由でNPCの方に投げます
お時間あれば査定お願いしますー

「ほらほら、ビビってないで前出ろ四羽。ケツは持ってやるよ。」
「愛花ー、お母さんが迎えに来たぞー。
 暇だったろ、佐倉より宮子の方が良かったよなー。でもお礼はちゃんと言っとけよー。」
「私のこの眼を見た奴は逃さない──なんてポリシーはないが、アンタを逃がす気もない。」


【名前】四季森 華澄(しきもり かすみ) 【性別】女【歳】享年34歳(暫定設定)

【外見】
女性の中にあっては頭1つ抜ける高身長。髪型は黒のポニーテール。
堅い場所を除いてはスキニージーンズにシャツ、といったような簡単な服装を好む。
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21四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2017/08/23(水) 01:15:51 ID:R3rU1bJo0
>>20
問題ないかと思います。
このキャラシを読んで四羽に
「学生時代はよく食事を抜いていた(そして四季森さんの食事の世話になっていた)」
という設定が増えました。


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5 人妻テレフォンセックス無料体験付き電話番号「人妻出会い」 (Res:1)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1人妻 :2017/04/16(日) 13:16:55 ID:wcKa.woU0
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6 イベント提案スレ (Res:56)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1管理人 :2016/01/17(日) 19:08:09 ID:???0
物語全体に関わる大きなイベントを開催したいという方がいましたら
こちらのスレで提案をお願いします。
その時は

・イベント名
・イベント時期(土日など人の多く集まる時間が望ましい)
・簡単な概要
・登場してほしいキャラクターなど

 を書き、
 参加したい方がいればこちらにアンカーをつけて参加の意思を示してください。
 参加者が4名以上を目安で開催してください。
 また、「直接参加はできないけれどキャラクターは参加させたい」場合は、その旨を書き込み、
 簡単な行動の指針や、NGなどを書いてイベント主催者のコントロールに任せてください。

 イベント会場は通常のロールスレか、もし必要であれば専用のスレッドを立ち上げても構いません。
 
(※ たとえば、「参加者が誰もいないがキャラクター参加は4名いた」場合も開催OKです。
 その場合は、イベント主催の大規模ソロールという形になります。)

58四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2016/04/03(日) 21:18:17 ID:R3rU1bJo0
皆さんご意見ありがとうございます。
A案ベースで対六芒星に関する話も盛り込む形であらすじを更新してみます。

ただ、明日から一週間多忙な時期が続きまして、あらすじ投下は4/10~4/11になるかと思われます。
申し訳ございませんが、少々お待ち頂ければ幸いです。


59四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2016/04/11(月) 01:09:05 ID:R3rU1bJo0
【「黒の月―― Lucifer went forth from the presence of Jehovah」エンド案あらすじ改訂版まとめ】
※キャラの敬称略、ご了承ください。

●救出パート
大宮・春日により桜井救出。ノラ・黄昏により咲羽救出。
ただし、桜井、咲羽共にいつ再び暴走するか分からないため、桜井は大宮が、咲羽は黄昏が目を光らせることを決める。
※ノラはPC視点では再暴走の可能性があるため不適。春日は全体の責任を負う以上、個人注視は出来ない。
※以降、大宮・春日・桜井・ノラ・黄昏・咲羽を「学生組」と表記。

●街中パートA
ヴェルゾリッチ出現により戦闘要員が出払った市役所前で暴動発生。
迅速に対応を行った草薙だが、NPC1(ハーフ悪魔)を敢えて逃がす。
暴走し、被害を拡大するNPC1。
そこに、NPC2(四羽と交戦していた陰陽師)から草薙の話を聞いた竜也が現れ、NPC1を惨殺する。
計画が狂ったことに怒りを覚えた草薙と、ようやく「暇つぶし相手」を見つけた竜也による交戦。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


60メモリーとか  ◆3wYYqYON3. :2016/04/11(月) 19:24:45 ID:DUOXuzWM0
シナリオ案投下乙です
ぱっと思い当った点は「ヴェルゾリッチについて、普通に合体攻撃辺りで大ダメージを負わせて撤退させる(orリリス辺りに回収させる?)のではだめなのか?」辺りです
黄泉の前さんに関しては、某ほむほむみたいに「愛よ」で押し通しちゃっても良いんじゃないかなと思ってます。(もしくは、此方に黄泉の前さん関連のシーンをよこしていただければある程度の理由付けをいたします)


61クラーク ◆CELnfXWNTc :2016/04/11(月) 22:26:59 ID:4/vq468o0
特に問題はないかと思います。黄泉の前さんに関しては、私も押しきっちゃって大丈夫かと思います。というか、ノラが感情により暴走を抑えてますし(彼女はハーフですが)


62佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2016/04/11(月) 22:42:02 ID:zJF4vFbk0
自分はこれで問題ありません
今のところ、ロール参加できる時間は無さそうです、申し訳ない
また時間ができたら連絡させて頂きます


63四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2016/04/12(火) 00:27:22 ID:R3rU1bJo0
皆さんすぐにご確認いただきありがとうございます。
ロールへの参加についても承知しました。

ヴェルゾリッチさんについては、保身で撤退するキャラに見えず……。
それでは、大ダメージを負わせてリリスさんが回収、とさせていただきます。

黄泉の前さんについては、押し切らせていただきます。
愛って強いなあ……。

さて、私情で申し訳ございませんが先程帰宅したばかりでして、再開ロールは12~13の夜になると思われます。
今しばらくお待ちいただくこと、ご了承願います。
もしくは、救出パート、街中パートA、街中パートBのどれかをどなたか物語ロールで進めて頂けるのであれば、それに続ける形でロールします。
(上記3パートは、マヤさん&マユさんの行動さえ上手く処理出来ればほぼ同時系列なので順番の前後、及び並行も問題ないかと)


64四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2016/04/13(水) 01:26:11 ID:R3rU1bJo0
申し訳ない、昨日今日と帰宅が日付変わってからで物語ロールが出来ておりません。
また、14日までロールが出来るか怪しい、15日以降であれば問題なく、という状況です。

お手数ですが、>>63に書いてあるパートでどなたかロール(通常、物語問わず)が出来る方がいらっしゃいましたら、代わりに再開して頂けませんでしょうか。
まとめを買って出ておいて、申し訳ありません。
出来る限り早く出てこれるように調整します。


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7 キャラクター登録審査 (Res:166)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1管理人 :2015/12/20(日) 21:08:06 ID:???0
 ここは使用するキャラクターの登録と審査のスレッドです
 下記のテンプレートを参照にして、キャラクターを作成してください
 一人以上のOKでキャラを使えます
 
人間側テンプレート
【陣営】
【名前】【性別】【歳】(日本の都市にいそうな名前で。外人もOK)
【外見】
【能力】
【来歴】
【目的】
【備考】(表の顔の職業など)
【キャラクター操作フリーか否か】

悪魔テンプレート
【陣営】
【名前】【性別】【年齢】
(名前は真名でも通名でも。年齢は0歳から43億歳まで可能。外見にもかかわるので「外見年齢」を補足してくれると助かります)
【外見】(人間擬態時と真の姿の双方を)
【能力】(パワーダウン時の能力減少についても)
【来歴】
【目的】
【備考】
【キャラクター操作フリーか否か】

168 ◆UBnbrNVoXQ :2016/03/02(水) 21:45:17 ID:PPT7m0gs0
>>167
OKかと思います!
念のための確認ですが、《大輪の花冠》で創造出来る植物は、例えば触れれば即毒が回る毒草を作れる、などの不可避かつ万能なものではない、という認識で良いでしょうか?


169 ◆xZ2R3SX0QQ :2016/03/02(水) 21:57:24 ID:/hFq9EzI0
>>168
その認識で大丈夫です!


170福居 四羽 ◆UBnbrNVoXQ :2016/03/02(水) 23:09:48 ID:R3rU1bJo0
>>169
それでは改めて、OKかと!


171 ◆CELnfXWNTc :2016/03/09(水) 21:51:31 ID:WMSJckpE0
【陣営】人間側(ハーフ)
【名前】ノラ・クラーク【性別】女【歳】15
【外見】
白い髪を、肩くらいまで伸ばした少女。頭部には、二本の黒い小さな角が生えている。形状は山羊の角に近い。服装は、角を隠すために必ずフード付きのパーカーを着用している。学校の制服の上からも羽織っている。なお、学生や教師達には頭に怪我をしているからと説明している。
【能力】
身体の一部を、黒い外殻を纏った悪魔のものへと変化させる能力を持つ。その場合、攻撃力と防御力が人間を超えた凄まじいものとなる。
主に出来ることは、腕や足を怪力を持つものに変えたり、鋭い先端部を持ち伸縮する尾を生やしたり、翼を生やし空を飛んだりなど。外殻と同じ成分で出来た剣を作り出すことも可能。

また、小黒無甚の実験により、悪魔の細胞を取り込んだ影響からか、青い炎を操る能力を手に入れた。大きさは、最大でもサッカーボール程、一度に三つ程度しか出せない等、火力は強くないが、自在に動かすことが出来る。また、外殻の剣にこの炎を灯す事も可能。

更に、ヴァイオレットの死後、彼女から聖具も受け継いだ。ただし、直接使用出来るのは、銀の剣のみ。
銀の剣は、直接触れるとハーフのノラには刺激が強い為、柄の部分に切り取られた聖骸布が巻いてある。刃には、聖油が塗ってあり、ヴァイオレットが扱うのと同様に、悪魔に有用な赤い炎を灯す事が出来る。
これにより、右手に外殻の剣、左手に銀の剣と二本の剣を扱った戦いも可能になった。また、外殻の剣の青い炎と銀の剣の赤い炎を合わせ、紫色の炎『ヴァイオレット・ソウル』を放つことも出来る。『ヴァイオレット・ソウル』は、ノラの仲間を守りたいという思いにより、その火力を増していく性質を持っている。ただし、これを使うとノラ自身の疲労が激しいため、連発は出来ない。

弱点としては、悪魔とのハーフであるため、純粋な悪魔程ではないが太陽に弱い。直射日光に長時間当たると、気を失ってしまう。その為、彼女の着用するパーカーは、日差しを軽減する特殊な素材で出来ている。また、耐日光効果のある塗り薬も使用しているが、それでも太陽の下では動きが鈍り、能力も思うように扱えない。炎を操る能力も弱体化し、炎を操作することが出来なくなってしまう。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


172 ◆xZ2R3SX0QQ :2016/03/09(水) 22:22:04 ID:/hFq9EzI0
>>170
ありがとうございますっ


173メモリーとか ◆3wYYqYON3. :2016/03/09(水) 22:31:45 ID:DUOXuzWM0
>>171
大丈夫だと思います


174 ◆CELnfXWNTc :2016/03/10(木) 09:53:15 ID:.mvvvIrQ0
>>173
ありがとうございます。


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8 オープン前議論スレッド (Res:160)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 8
1管理人 :2015/12/16(水) 23:44:38
このなりきりの基本的ルールなどを話し合うスレッドです

162管理人 :2016/03/02(水) 02:23:14 ID:???0
なかなか参加できない管理人ですみません。

前回の議論にて、3月13日までの延長となりましたが、
皆さまにもう一度延長か終了かの決を問いたいなと思います。

また、今回の議論が、延長かどうかを決める最後の決とさせていただきたくおもいます

管理人判断として、延長は最大でも3月27日(日)の深夜までとさせていただければなと思います。
年度も変わり、また期間限定のストーリー重視なりきりでは、終わりがないと先細り、
エンドのロールがなく終わってしまうのだけは避けたく
「まだもう少し遊びたい」と思うころに週末が来るのが一番のもり上がりと考えます。

皆さまのご意見を頂き、
13日終了に賛成ならその旨を。
延長を希望する場合は、その日時を提案いただければと思います。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


163管理人 :2016/03/02(水) 02:29:04 ID:???0
ちなみに管理人1号としては……

矛盾しますが、管理人17日までほぼ参加できなかったりしまして、
管理人としてエンドイベンを主催するとした21日(月・祝日)までとしたらば
開催できるかもなあと言う個人的事情で延長の一票を投じさせていただきます。

もちろん、13日終了でも、なんとか時間を割いてワンロールはできますが、
エンドイベントを主催できる猶予がないのが現状です……

もともと2月で終了と考えていたスケジュールだったため、思わぬ形で延長となり
ありがたい事にここまで皆さんが盛んにロールをしていただいていて、うれしい誤算ではありました
みなさんにはご迷惑をおかけしますが、こんな感じで意見表明させていただきます。


164春日 佐倉 ◆ovLCTgzg4s :2016/03/04(金) 13:32:33 ID:FZqbjWPA0
13日終了で賛成です
テストロール期間の存在も考えれば、21日になると流石に長すぎるかと

エンドイベントの話ですが、この間のイベントをそれに位置づけていいと思います
既に堕天六芒星が二人撃退されてますし、この辺でやめんべとルシファが言っても、展開的には不自然じゃないですから
管理人さんが13日はワンロールしか落とせないのでしたら、取り敢えず撤退宣言みたいなのだけ落として頂いて、
その後、お手隙の時にもう少し詳しいエンドロール書いて頂くのが有り難いです

あとは個々人で自キャラのケジメだけつけてやるぐらいですかね
それにしても、無理にこのシリーズでつけずに、この先のシリーズに繋げることを考えてもいいんじゃないかなあ、と思います
場所とか時間とか背景事情とか移せば、成長とかの展開も作りやすいですしね


165メモリーとか ◆3wYYqYON3. :2016/03/04(金) 23:04:26 ID:DUOXuzWM0
21日まで延長に賛成です
だらだら続けるのは良く無いと思いますが、かと言って今更1-2週伸びてもさして問題あるかと聞かれたらそうでは無いと思うので、それなら参加できる住民ができるだけ多い方が良いと思うのが理由です
それに、あっさりワンロールでルシファに撤退されてもカタルシスも何も無いと思います


166四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2016/03/05(土) 01:19:57 ID:R3rU1bJo0
延長に一票投じます。
個人的には、
・やりたい展開をやる時間は十分いただいて満足している
・三連休にどれだけ時間を使えるか分からない
という理由で終了を希望したいのですが、
・ご多忙の中、参加者の希望に沿って延長を決定し管理して下さった管理人様と、最後に一回ロールして終わりたい
という気持ちが強いです。


167クラーク/小黒 ◆CELnfXWNTc :2016/03/05(土) 07:37:30 ID:aZHpa2k60
延長に賛成します
管理人氏含め、できる限りの人が風呂敷を畳んで終われるのが理想的だと思うからです。


168管理人 :2016/03/07(月) 02:39:01 ID:???0
13日賛成が1、
21日延長が私を含め四、という事で、
自分の都合で申し訳ないですが、このなりきりのとりあえずの終了は、
とりあえず21日とさせていただきます!

まだ多忙が多いのですが、なんとか時間を作り21日終了へのエンドイベントの告知を今週中には出したいと思います。
またこの掲示板を閉鎖するわけではもないので、21日以降は各自エピローグ投下などは自由に行えるようにいたします

管理人であるのに全く身動きが取れず申し訳ありませんが、もう少しだけお付き合いいただければと思います


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9 参加日程スレ (Res:19)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 9
1管理人 :2015/12/24(木) 18:42:52 ID:???0
参加できる時間帯などを書き込むスレです
今日は何時ごろまで参加できるか
また、今日は時間がないが何時ごろ返信できるかを書き込むスレです
参加いただく場合はなんとなくこちらに何時まで居られるかを書き込んでみてからご参加ください

21サヴァノック 福居沙理亜 ◆UBnbrNVoXQ :2016/02/14(日) 01:29:49 ID:R3rU1bJo0
明日(14日)は16~18時、21~24時であればロール可能です。
また、レスを返すとしたら1回程度でしょうが、午前中も一度見に来ます。


22佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2016/02/14(日) 02:04:39 ID:FZqbjWPA0
こちらは明日、21時~24時でしたら安定してロール可能かと思います
16時~18時の方は明日の午後になってみないと分からないので、追って連絡させて頂きます


23佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2016/02/14(日) 13:00:30 ID:FZqbjWPA0
16��18時も、多分大丈夫です
最初のレスはちょっと反応遅れるかも知れませんが…


24佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2016/02/17(水) 23:03:58 ID:FZqbjWPA0
ロールスレ116ですが、今日は1時ぐらいまで待機してます
凍結も置きでも大丈夫ですので、お暇な方がいらっしゃれば是非


25桜井直斗 ◆o/zdiZN8A2 :2016/02/18(木) 17:53:39 ID:if7ZXLvA0
ロールスレ131は今日1日募集してます
誰でもどーぞー


26佐倉 春日 ◆ovLCTgzg4s :2016/03/02(水) 00:42:55 ID:FZqbjWPA0
ロールスレ210ですが、今夜中にお返しは出来ないと思います
2日は日中なら大丈夫ですが、夜はお返しできません
3日は安定してお返しできるかと思います


27四羽 福居 ◆UBnbrNVoXQ :2016/03/03(木) 02:23:11 ID:R3rU1bJo0
ロールスレ212、次に返せる時間帯は22~26時になります。
明くる日も変わらず、ですね。
絡みに行っておいて申し訳ないのですが、5日は返せないので、それまでに〆るか一日凍結して6日の夜に〆るかで考えて頂ければ助かります。


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10 海馬市陽動作戦 Who has "gift" for the sacrifice ? (Res:40)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 10
1プロローグ ◆UBnbrNVoXQ :2016/02/26(金) 00:15:29 ID:R3rU1bJo0
その日、会議直後の海馬市市役所第三総務課に異常を告げたのは、腐臭、だった。
半死半生で立っていたのは、数日前行方不明になったAPOH職員。何かを告げようとして成せず、崩れるように倒れ伏す。
彼を支え、とにもかくにも治療しようと各々が動く中で、男の手から封筒が滑り落ちた。
拾い上げた佐倉に、四羽が視線を向ける。
ヴァイオレットが佐倉へと近寄っていく。その眼差しは鋭いものだ。

「そりゃ何だい、斎」

躊躇いなく封を切り、中身を改めた佐倉は、端的に答えた。

「――宣戦布告、みたいですよ」

誰からの、と告げる代わりに、便箋を広げてみせる。流麗な筆跡。
薄い笑みが見えるような口調で、差出人はかく語る。

次の金曜日、18時……冬ともなれば完全に日が落ち切った時刻。
商店街、神社仏閣、そして市役所を同時多発で攻めに伺う。
ただし、市役所を攻める自分は、最初の1時間だけ海馬岬に留まろう。
被害を甚大化させたくなければ、自分を楽しませられるだけの戦士を送って寄越せ――。

――差出人は、堕天六芒星少将。【腐敗の永世棋魔】サヴァノック。

42夜桜学園4-4 ◆UBnbrNVoXQ :2016/02/29(月) 03:26:05 ID:R3rU1bJo0
時計台に辿り着いた春日たちは、惨劇の後のような情景の中で立ち尽くす桜井に息を呑んだ。
しかし、彼等の友情は伊達ではない。彼が“黒獣”と知って尚、桜井がやったとは誰も思わない。
桜井、桜井くん、先輩、とそれぞれに呼んで駆け寄っていく。振り返った桜井は、泣きそうな顔をしていた。

「みんな……! 頼む、何か方法があるなら教えてくれ、先輩が……!」

言いさして指し示された沙里亜の酷い有様に、ノラが悲鳴をあげそうになって踏みとどまる。
ノラの華奢な肩を支えるように大宮が手を置き、咲羽が沙里亜の脈をとってまだ生きていることを確認する。

「それなんだが、桜井」

春日が手短に先刻見たことを伝える。そして、四羽の言葉を一言一句洩らさず。
すると桜井は場違いなほどに躊躇いのない安堵の表情を向け、春日に手を差し出した。

「良かった……! サンキュ、春日!」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


43夜桜学園4-5 ◆UBnbrNVoXQ :2016/02/29(月) 03:28:24 ID:R3rU1bJo0
同刻、海馬市のとある山中。
朽ちた古社まであと数十歩といったところで、老樹に手をつき、ぜえぜえと呼吸を繰り返す男がいた。
同じ退魔師から二度目の屈辱を味わったブロンドバロンである。
佐倉の決死の一撃の影響は、とても無視出来るものではなかった。
本体こそ逃れたものの、分裂時の九割が霧散した。それも、対悪魔用の武器で、だ。
戦闘で折れた爪に加え、髪は乱れ、顔は爛れ、体に刻まれた傷はどれもこれも決して浅くはない。
並の悪魔であれば死んでいただろう。ブロンドバロンとてここまで来れたのが僥倖、といったところだ。
呼吸の合間、呪うような言葉が吐き出される。

「誤算……何たる誤算だ……この私が!! “櫻殺斎”め!!」

彼奴は死んだはずだ。戦いには勝った。
そう思えど怒りは鎮まらない。崇高なる儀式を邪魔されたのだから。

「このままではルシファ様に顔向け出来ぬ……かくなるうえは……!!」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


44エピローグ ◆UBnbrNVoXQ :2016/02/29(月) 03:30:16 ID:R3rU1bJo0
凍てつく冬の夜。生贄を利用した策略が、立案され、攻略された。
生贄を殺す「毒薬」を持つ者は誰だったのか。
生贄を救う「才能」を持つ者は誰だったのか。
「gift」は誰が手の内に――

――それが明かされようと明かされまいと。
確かに、一方の生贄は死に、他方の生贄は生かされたのだ――。
生贄という運命からの皮肉な「贈り物」を、免れるかのように。

【gift】
1.贈り物
2.才能
3.(主にドイツ語を母語とする地方で)毒薬


45桜井直斗(ベオルクスス) ◆o/zdiZN8A2 :2016/02/29(月) 07:14:13 ID:if7ZXLvA0
>>44

────こうして、海馬市に広がっていた連続腐乱死体事件は幕を閉じた。

主犯格であるサヴァノックは討伐されたと、後から聞かされたが
かつての同僚ないし上司であっただろうベオルクススはその話を聞いても何も言わなかった
同胞の死も悼むことも無い
そして俺は、まともに話してもいないその悪魔の死に胸が痛む

この戦いがなければ、互いに傷つくこともないだろうと
そして────いつもの日常に回帰する。

「──────桜井、くん!」
「福居...先輩? どうしたんですわざわざ2年教室のとこまで来て」

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46 ◆CELnfXWNTc :2016/02/29(月) 11:04:55 ID:UkvWjC2E0
>>44
「終わった……みたいだね……」

戦いの後、病院へと運ばれたヴァイオレット。医者曰く、立っていられたのが不思議な状態、だったらしい。そんな状態で、戦い続けていたのだ。
今回は、無理をし過ぎた。それが祟ってか、もう長くないのだろう。そんな彼女は、病院のベッドの上で、明けつつある夜空を眺め、呟いた。

明けない夜は無い。アタシは、朝を向かえられないかもしれないけど……

「けど……それでもいいさ……」

だって、あの子の、ノラの成長を見られたのだから。ノラは、まだまだ一人前とは言い難いし、危なっかしい面もあるのも確かだ。誰かの支えが必要なのは代わらないだろう。だけど、その誰かが自分である必要は無い。
そうだ、ノラには仲間が居る。悪魔との戦いを通して出会った、信頼出来る仲間達が。

「アタシはようやくお役目御免だね……」

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47 ◆xZ2R3SX0QQ :2016/02/29(月) 13:07:20 ID:/hFq9EzI0
>>44

全てが終わり、結果としては''悪魔サイド''の敗北で物語の膜は降りた。
今回の侵攻に加担をした悪魔達の詰めが甘かったのか、はたまた人間達が強かったのかは分からない。
然し、終焉を迎えた事件を踏まえて判明した事実が一つだけある。それは人間は決して弱くないということ。ただ指をくわえて、悪魔達を眺めるのではなく、立ち向かっていく勇気を、そんな強さを人間達持っていた。
皆がそれぞれの感情を抱きながらも力を合わせ、巨大な敵に挑む勇ましい姿は決して弱者が見せるめのではない。
眷属を――――いや、部下を駒としか考えず、仲間という概念を理解していない存在が多い悪魔からして見れば、今回の人間達の戦ぶりは新鮮であり好奇なものであった。

「あーあ、楽しかった」

ゆえに、そんな戦い方を見れただけでもリリスバシレイアはラッキーだったと思う。魔界に身を置き、幻影城に引きこもっていた時には目にすることも叶わないでいた悪魔と人間の戦い。
大切なものを守る為に戦う人間の姿は中々に面白いものだ。無人となった夜桜学園の屋上で一人、リリスバシレイアは夜空を見上げて不敵に笑う。

「それにしても、あたしの演技もなかなかね。
 あのナオトって男も、中の奴も、二人とも見事に騙されちゃって!」
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48神社仏閣XX ◆UBnbrNVoXQ :2016/02/29(月) 23:13:06 ID:R3rU1bJo0
――……これは、現状誰も知らない話。

ヴェルゾリッチと拳を交えた後、撤退したと思われた竜也。
聞きようによっては捨て台詞に聞こえる言葉を吐いた後に0と1の羅列に包まれたためにそう認識されたが、真実は違った。
悪魔も退魔師たちもその場を去った数分後、再び禍々しい緑の光がそこに現れる。
消える寸前確かにヴェルゾリッチの炎を食らったにも関わらず、無傷の姿を見せた男は憎々しげに舌打ちをする。

「……ちっ、逃がしたか」

しかも、間の悪いことに自分が敵前逃亡したと思われた可能性すらある。癪に障って仕方ない。
苛立ちのままに手近なゴミ箱を蹴飛ばす。中身がぶちまけられ、空き缶が転がる。その乾いた音さえ不愉快だ。

あらぬ方向――現在オメガが拠点としているスーパーコンピューターのある方角を睨む。

先程、夜間オメガの常駐するサーバーに負荷がかかり、復活が遅れたのだ。
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