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メキシコ・中米・カリブニュース

1taro:2019/06/05(水) 04:56:52
メキシコ・中米・カリブニュースの10です

2taro:2019/06/05(水) 04:57:16
メキシコ、米の「安全な第三国」指定拒否へ トランプの対メキシコ関税はブーメランに
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12254.php

メキシコのエブラルド外相は3日、米国が同国を「安全な第三国」に指定し、米国への難民申請者を移送してメキシコで保護するという案を米国側が提示しても拒否する考えを示した。両国の交渉団は3日から移民問題で協議を開始する。

エブラルド外相は、中米からの不法移民が米国との国境に到達するのを防ぐ取り組みを継続的に行う決意を表明。ただ、メキシコを「安全な第三国」とし米国で難民申請する移民をメキシコでの移民申請に強制的に切り替えるという、一部の米当局者が好む案については、選択肢にはないと断言した。

外相はワシントンで記者団に「米国側からはまだ提案されていないが、受け入れることはできない案で、米側もそれを知っている」と述べた。

同外相はワシントンで予定される一連の高官協議でポンペオ米国務長官と会談する予定。トランプ米大統領が発動する構えの対メキシコ関税について、最終的には米国市場に出回る幅広い商品の価格上昇につながるとの懸念もあり、金融市場は協議の行方に注目している。

トランプ大統領は前週、メキシコ国境からの不法移民流入に同国が十分に対応していないとし、6月10日以降メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明した。

世界の金融市場には動揺が走り、3日の原油先物は、米中および米・メキシコの貿易摩擦が世界的な原油需要低下につながるとの懸念が高まったことで下落した。

メキシコ料理チェーンを展開する米チポトレ・メキシカン・グリルは3日、対メキシコ関税導入によって約1500万ドルのコストが発生するとの試算を示した。

米国の経済団体も関税発動に反対しており、全米商工会議所は法的措置を含む異議申し立てについて検討していると明らかにしている。

米国の優先項目
マカリーナン国土安全保障長官代行は2日、メキシコは不法移民対策としてグアテマラとの国境沿いの国境警備職員を増やすべきと指摘。協議で米国が優先項目として提案する可能性がある。

メキシコのロペスオブラドール大統領は今年に入り、不法移民の拘束と強制送還を強化してきた。ただ、中米グアテマラやホンジュラスなどから米国に向かう移民の流れは阻止できていない。

米当局者によると、8万人の不法移民が収容所で拘束されており、4月には中米などから10万人以上が米国境に到達、米国境警備職員の手に負えない状況となった。

メキシコは昨年12月に米国に難民申請する不法移民をメキシコで待機させる米政府の方針を受け入れた。これまでのところ8835人がメキシコに移送されている。

メキシコ経済は米国向け輸出への依存度が高いため、制裁関税が発動されれば影響は大きい。トランプ大統領は関税率を最終的に25%まで引き上げる可能性があるとしている。

ゴールドマン・サックスのエコノミストらは6月10日に5%の対メキシコ関税が発動される確率は70%と予測した。

米政府統計によると、2018年のメキシコの米国向け輸出は3470億ドルに上っており、5%の関税は6月10-30日の期間に約10億ドルの税負担が発生することを意味する。

メキシコのセアデ外務次官(北米担当)は移民問題を巡る対立は北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の批准を妨げる可能性があると警告している。

ゴールドマン・サックスのエコノミストらは新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」が年内にカナダを含む3加盟国による手続きを経て批准される確率を60%から35%に引き下げた。


[ワシントン/メキシコ市 3日 ロイター]

3taro:2019/06/05(水) 05:04:10
米、新たなキューバ渡航規制 クルーズ船や教育目的の旅行禁止
6/5(水) 4:29配信 ロイター
[ハバナ 4日 ロイター] - 米国務省は4日、新たなキューバ渡航制限を導入すると発表した。ベネズエラ・マドゥロ政権を支持するキューバに圧力を掛ける。

新たな規制の下、米国民によるクルーズ船を含む船舶や航空機による渡航が禁じられるほか、これまで規制の対象外とされてきた教育目的の人材交流も禁止される。

オバマ前政権によるキューバ渡航の規制緩和によって、米国民のキューバ旅行はここ数年ブームを迎えていた。

トランプ政権による新たな渡航制限の発表を受け、クルーズ運航大手の株価は軒並み下落。ノルウェージャン・クルーズ・ライン<NCLH.N>は3%超下落し、3カ月半ぶりの安値を更新。ロイヤル・カリビアン・クルーズ<RCL.N>も2%安で推移した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00000024-reut-s_ame

4taro:2019/06/05(水) 05:04:37
米大統領、議会共和党をけん制 メキシコ関税阻止は「愚か」
6/5(水) 2:02配信 ロイター
[ロンドン/ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、不法移民対策として自身が提案した対メキシコ関税導入計画を阻止することは「愚かな行動」とし、共和党内で強まっている阻止に向けた動きをけん制した。

トランプ大統領は先月末、メキシコ国境からの不法移民流入に同国が十分に対応していないとし、6月10日以降メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明した。

トランプ大統領は訪問先の英国で記者団に対し、「議会共和党が阻止するとは思っていない。阻止すれば愚かなことだ」と述べた。

共和党のマッカーシー下院院内総務はこの日、関税導入の回避に向けた解決策を見出す構えを表明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00000012-reut-s_ame

5taro:2019/06/05(水) 05:05:22
米国と移民問題巡り関税期限前に合意の見通し=メキシコ大統領

[メキシコ市 4日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は4日、米国との移民問題について、トランプ米大統領が設定した期限の6月10日より前に米国と合意が得られるとの見通しを示した。

トランプ大統領は5月30日、メキシコ国境からの不法移民流入に同国が十分に対応していないとし、6月10日以降メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明した。

ロペスオブラドール大統領は定例記者会見で、米国との協議は順調に進んでいるとし、「6月10日より前に合意できると楽観視している」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00000007-reut-s_ame

6taro:2019/06/05(水) 05:07:06
メキシコ外相「米国と共通認識得られる」、移民と関税巡り
6/5(水) 1:50配信 ロイター
[ワシントン 4日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は4日、ワシントンで行われている米・メキシコ間の移民と関税を巡る協議について、両国は共通の認識を得られると予想していると述べた。

メキシコと米国は昨日から協議を開始。エブラルド外相は2日目の協議に入る前に記者会見を行い、これまでの協議は「生産的」だったとし、「共通の認識が得られると考えている」と述べた。

協議は5日まで継続する見通しとし、メキシコ側が5日に移民問題に関する提案を示すことを明らかにした。この提案が交渉のたたき台になることを期待しているとし、メキシコから弁護士のほか、民間部門の幹部が週内にワシントンを訪問し、メキシコの立場を説明するとも述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00000005-reut-s_ame

7taro:2019/06/06(木) 04:33:19
米、キューバ渡航制限を強化 人的交流など禁止

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米政権は4日、渡航や商取引の制限強化を柱とした新たな対キューバ規制策を発表した。教育目的の人的交流やクルーズ船の寄港などを禁止する。キューバ軍当局の大きな収入源となっている観光業に打撃を与えるのが狙い。5日から施行される。

 米政府はキューバへの渡航に関する「キューバ資産管理規則」ですでに米国民の観光目的の渡航を禁止しているが、改正により渡航制限を厳格化する。家族訪問などは引き続き認める。

 AP通信などによると、キューバへ渡航する米国人の多くはクルーズ船を利用し、交流プログラムなどに参加する傍らで観光を楽しむ形を取っている。キューバ軍当局の資金源を断つことで、南米ベネズエラの反米マドゥロ政権への支援をやめさせる意図もある。

 ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はツイッターで「キューバのドル獲得を阻む行動を続ける」としたうえで、キューバがマドゥロ政権を支えていると改めて非難した。

 米誌フォーブス(電子版)によると、キューバ当局は2019年、500万人以上の観光客と30億ドル(約3240億円)超の観光収入を見込んでいる。

https://www.sankei.com/world/news/190605/wor1906050021-n1.html

8taro:2019/06/06(木) 04:34:52
トヨタ最大1150億円負担 米の対メキシコ関税で主要部品取引先に

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米政権が表明した対メキシコ関税をめぐり、トヨタ自動車が米国の販売店に対し、関税発動でトヨタに部品を供給する主要取引先に最大10億7000万ドル(約1150億円)の負担増が生じるとの試算を伝えたと、ロイター通信が4日に報じた。

 報道によると、トヨタ北米法人幹部が3日に販売店に電子メールを送付。その中で、関税発動によるコスト負担が2億1500万〜10億7000万ドル増えると試算されているという。

 米政府は、メキシコ国境からの不法移民や薬物の流入を阻止する対策を、メキシコ政府に要求。同国が十分な対応策をとっていないとして、メキシコからの全輸入品に今月10日から5%の関税を課し、段階的に10月までに最大25%まで引き上げると表明した。

 トヨタなどの大手自動車メーカーは、北米自由貿易協定(NAFTA)のもとで輸出入が原則無税となるメキシコなどに、部品供給網(サプライチェーン)を整備してきた。一部の完成車は、米国内の工場に持ち込んだ部品を組み立てて製造している。

 実際に関税措置が発動されれば、トヨタなどの日本メーカーに加え、メキシコに拠点を置くフォード・モーターなどの米大手メーカーも、大きな影響を受けるとみられている。自動車メーカーの間では、10日の発動予定日を前に、急いで部品をメキシコから米国に輸出する動きもみられるという。

https://www.sankei.com/world/news/190605/wor1906050007-n1.html

9taro:2019/06/06(木) 04:36:03
大阪でのG20サミット欠席へ メキシコ大統領

 メキシコのロペスオブラドール大統領は4日の定例記者会見で、今月下旬に大阪市で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を欠席すると述べた。具体的な理由は明らかにしていない。エブラルド外相らが代理出席する。

 トランプ米大統領はメキシコ政府に不法移民の米国への流入を止めるよう求め関税発動を表明。G20サミットでロペスオブラドール氏と直接交渉する機会もあるとみられていた。メキシコでは、ロペスオブラドール氏がトランプ氏との対峙(たいじ)を避けたとの見方が広がり、野党からは批判も上がっている。(共同)



https://www.sankei.com/world/news/190605/wor1906050009-n1.html

10taro:2019/06/06(木) 04:42:45
米政権、クルーズ船のキューバ乗り入れ禁止 旅行者に混乱

(CNN) トランプ米政権は4日、キューバへの渡航制限を強化し、米国のクルーズ船が同国に乗り入れることを禁止すると発表した。

突然の発表を受けて、米クルーズ業界に動揺が走っている。大手のノルウェージャンクルーズラインは動向を注視し、キューバ行きクルーズへの影響を見極めるとのコメントを出した。ロイヤル・カリビアン・クルーズは、キューバに向かう予定だった5日と6日の出航について旅行日程を変更するとしたほか、影響を精査すると明らかにした。CNNはほかの数社にもコメントを求めたが、回答は得られていない。

混乱はインターネットの旅行サイトや、すでにキューバ行きのチケットを購入していた旅行者らにも広がっている。


クルーズの口コミ情報サイト「クルーズ・クリティック」のエリカ・シルバースタイン氏は、同サイトも「待機モード」だと話す。同氏は一方で、クルーズ会社は悪天候などで旅程を変更することも多く、キューバ行きの旅が中止に追い込まれても同様に調整を図るだろうと指摘した。

トランプ政権はこれまでに、対キューバ制裁を緩和したオバマ前政権の政策を非難し、渡航制限などを復活させてきた。文化、教育面の交流を目的としたグループでの渡航は容認していたが、今回の発表ではこの枠も廃止された。ただし、5日以前に航空チケットを購入したり、宿泊予約を取ったりしていた場合は渡航を認めるとの条項もあり、クルーズ船の乗り入れ禁止との矛盾がさらに混乱を招いているようだ。

https://www.cnn.co.jp/usa/35138033.html

11taro:2019/06/06(木) 04:45:56
米、対メキシコ関税発動しない可能性=通商製造政策局長

[ワシントン 5日 ロイター] - 米ホワイトハウスのナバロ大統領補佐官(通商製造政策局長)は5日、対メキシコ関税が発動されない可能性があるとの認識を示した。

トランプ大統領は前週、メキシコ国境からの不法移民流入に同国が十分に対応していないとし、6月10日以降メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明した。[nL4N2374P7]

ナバロ氏はCNNに対し、「メキシコが不法移民問題に注目し始めたことから、同国に対する関税は発動されないと確信している」と語った。

ペンス副大統領、ライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ポンペオ国務長官はこの日、関税を巡りワシントンでメキシコの交渉団と協議する。[nL4N23B44I]

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000006-reut-s_ame

12taro:2019/06/08(土) 04:23:49
米からの関税発動迫るメキシコ、回避に奔走 移民流入阻止策講じる

【6月7日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、メキシコ製品への関税発動を表明している問題で、両国間で協議が続く中、メキシコ側は6日、中米から米国への不法移民流入に歯止めをかけるための複数の対策を打ち出し、関税回避に奔走した。

 メキシコ市は米側の要求を満たす狙いで、同国南部の対グアテマラ国境に国家警備隊員6000人を配備する方針を発表。さらに、数百人の移民集団(キャラバン)を阻止し、移民の米国への不法入国を支援した疑いのある者らの銀行口座の凍結も行った。

 一方米首都ワシントンでは、両国の交渉担当者らが2日目となる協議に臨んだものの、亡命申請手続きや大半の移民の出身地である中米諸国への経済支援など、複数の争点で合意を模索する状況が続いた。

 先月には、米国とメキシコの国境沿いで身柄を拘束された移民の数が、過去13年で最多の14万4000人に上った。トランプ政権は、10日以降メキシコからの全輸入品に5%の関税を課す方針を表明。実際に発動されれば、輸出に依存するメキシコ経済にとっては大打撃となりかねない。

 トランプ大統領が先週この方針を示した際には、メキシコが米国への移民流入を阻止できなければ、関税率を毎月5ポイントずつ増やし、最高25%まで引き上げると述べていた。

 トランプ氏は、第2次世界大戦(World War II)中のノルマンディー上陸作戦開始日「Dデー(D-Day)」から75年の記念式典に出席するために訪問したフランスで報道陣に対し、メキシコ側は「積極的に取り組む必要があるし、恐らく取り組んでくれるだろう」「われわれは関税を発動するとメキシコに伝えたし、私は本気だ」と述べた。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の報道によると、関税回避につながる方策として、グアテマラを通過してメキシコを経由し米国に到達したホンジュラスとエルサルバドルからの移民を、グアテマラに送還することを認める案などが挙がっているという。(c)AFP/Alina DIESTE

https://www.afpbb.com/articles/-/3228928?cx_part=top_latest

13taro:2019/06/08(土) 04:26:20
不法移民で国境へ部隊派遣案 メキシコ、米との協議で 米紙報道

【ワシントン=住井亨介】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、トランプ米政権が不法移民問題をめぐって表明した対メキシコ関税をめぐり、米国、メキシコの政府間協議でメキシコ側が中米グアテマラとの国境に6千人の部隊を派遣する案を提示したと報じた。両国の協議担当者の話としている。メキシコ国内を通過して米国へ向かう不法移民を国境で阻止することで、10日に予定される関税発動を回避したい考えとみられる。

 報道によると、メキシコが提案している部隊は、ロペスオブラドール大統領が治安対策のために軍と連邦警察の要員で創設した「国家警備隊」で、9月までに6千人を派遣する。

 6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、メキシコが5月に国外退去処分とした移民は約1万6500人で、過去4年間で最大。当局が国境警備にあたっているが、中米諸国からの移民の流入を防ぎ切れていないのが現状で、新たな部隊で対応を強化する狙いがある。

 トランプ氏が対メキシコ関税を表明して以後、メキシコ側は不法移民対策に乗り出している。ロイター通信によると、5日に国境でグアテマラからの移民を阻止し数十人を拘束。6日には移民の人身売買に関わった疑いで26人の銀行口座を凍結したことを発表した。

 また、ワシントン・ポストによると、両国の協議では、中米諸国から米国に入った難民申請者をメキシコなどに移送できるようにする案も協議されているという。

https://www.sankei.com/world/news/190607/wor1906070004-n1.html

14taro:2019/06/08(土) 04:32:20
同じホテル滞在の米国人3人が相次ぎ死亡、昨年もカップルが体調急変 ドミニカ共和国

(CNN) 中米ドミニカ共和国のリゾートホテルに滞在していた米国人3人が、相次いで死亡していたことが明らかになった。昨年、同じホテルに滞在した米コロラド州のカップルも、この施設に滞在していて急に具合が悪くなったと証言。エアコンを通して殺虫剤がまかれた疑いがあるとして、同ホテルを相手取って訴えを起こしている。

コロラド州に住むケイリン・クナルさん(29)とボーイフレンドのトム・シュワンダーさん(33)は昨年6月、ドミニカ共和国のホテル滞在中に具合が悪くなったとして、今年に入り、同ホテルの経営者を提訴した。

クナルさんはCNNの取材に対し、同じホテルに滞在したメリーランド州の夫婦とペンシルベニア州の女性が死亡したと知って、激しい憤りに駆られたと話し、「何かがある。私たちに起きたことは、彼らに起きたことと関係があるかもしれない」と語った。

エドワード・ホルムズさん(63)とシンシア・デイさん(49)のカップルは先月、このホテルの部屋で、意識を失った状態で見つかった。

地元当局による検視の結果、2人は呼吸器不全と肺水腫を起こしていたことが判明。デイさんは脳浮腫も起こしていた。

その5日前には、夫とともに滞在していたミランダ・シュアップワーナーさん(41)が死亡した。両カップルとも、同じ日にチェックインしていた。

シュアップワーナーさんは心臓発作と肺水腫、呼吸器不全を起こした形跡があった。毒物検査の結果はまだ出ておらず、地元当局が3人の死亡について捜査を続けている。

ホテルの広報担当はクナルさんとシュワンダーさんの提訴について、係争中であることを理由にコメントを避けた。ホルムズさん、デイさん、シュアップワーナーさんの死については、「2つの不幸な出来事について、相関関係をうかがわせる痕跡はない」としている。

ドミニカ共和国のフランシスコ・ガルシア観光相は6日の記者会見で3人の死について、「個別の事案であり、ドミニカ共和国は安全な観光地」だと強調した。

クナルさんとシュワンダーさんは昨年、13日間の予定でドミニカ共和国に滞在していたが、6日目の朝になって、クナルさんはひどい頭痛で目が覚めたという。朝食を終えて部屋に戻ると、「壁にペンキを塗ったような薬品臭が充満していた」。

フロントに電話をかけてもなかなか反応はなく、ようやくやって来たベルボーイとマネジャーは、「空気清浄機」だとする装置を持ち込んだ。それは室内用のヒーター程度の大きさだったという。

部屋をアップグレードしてもらい、その晩は別の部屋に宿泊したが、クナルさんの具合は悪くなる一方で、シュワンダーさんも体調を崩した。2人とも強い腹痛や下痢に見舞われて大量の汗をかき、クナルさんは血便、シュワンダーさんは涙や唾液が止まらない症状もあった。

クナルさんは数日前に見た光景を思い出していた。2人が滞在している部屋の前で、メンテナンス係がエアコンの装置を覆うヤシの木に何かを散布している光景だった。

症状は悪くなる一方だった。結局2人は休暇を途中で切り上げ、追加で600ドルを負担して米国へ帰国した。

クナルさんを診察したかかりつけの医師は、有機リン酸エステルが原因だった可能性があると診断した。有機リン酸エステルはアリやゴキブリなどの殺虫剤に使われる薬品で、皮膚や呼吸、飲食を通じて吸収すると、唾液や涙が増え、下痢や吐き気、発汗、混乱などの症状を引き起こす。エモリー大学の専門家によれば、呼吸器系の問題や呼吸器不全を引き起こすこともあるという。

クナルさんは死亡した3人に思いを寄せ、裁判に勝つこと以上に、何が原因だったのかを知りたいと訴えている。

https://www.cnn.co.jp/world/35138160.html

15taro:2019/06/08(土) 04:38:33
米、メキシコの移民対策歓迎 協議は「長い道のり」=高官

[ワシントン 7日 ロイター] - 米ホワイトハウス高官は7日、不法移民や貿易を巡るメキシコとの協議について、メキシコ側が提案した移民対策は心強いとしつつも、なお「長い道のり」が残されているとの認識を示した。

また、交渉が順調に進捗すれば、トランプ大統領が週明け10日に発動される予定の関税措置を見送る可能性があると述べた。

ペンス副大統領のマーク・ショート首席補佐官はFOXニュースに対し、「一段の詳細の詰めに取り組んでいる」と説明。ペンス副大統領とポンペオ国務長官が5日行った提言に基づき、メキシコが前日示した提案は「心強い内容だった」とした上で「メキシコは問題を認め、解決策を提示している。しかし、なお長い道のりになるだろう」と語った。

さらに、トランプ政権が同日中に、週明け10日の対メキシコ関税発動に向けた「正式通告」と行う見通しとしつつも、「交渉が順調に進捗すれば、トランプ大統領は週末の間に取り消すこともできる」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000001-reut-s_ame

16taro:2019/06/08(土) 04:41:33
メキシコ、人身売買関与の疑いで26人の口座凍結 移民規制強化
6/7(金) 7:44配信 ロイター
[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコ財務公債省は6日、人身売買に関与した疑いのある26人の銀行口座を凍結した。トランプ米大統領から強い圧力を受ける中、移民規制を強化している。

同省の金融情報機は、声明で「人身売買とキャラバン(移民集団)の違法な援助への関連が疑われる」口座を凍結したとしている。

トランプ大統領は先週、メキシコ国境からの不法移民流入に同国が十分に対応していないとし、6月10日以降メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明した。[nL4N236563]

メキシコは関税発動を阻止するため、米政府高官と協議を行っている。

同省は、2018年10月以降「キャラバン」の移動ルートに沿って人々の金融取引を調査してきたとし、「キャラバンの移動中に、チアパスとケレタロからさまざまな国に不審な取引を行った集団が特定された」と説明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000029-reut-s_ame

17taro:2019/06/08(土) 04:45:58
米国境で拘束の移民、5月は前月比32%増の14万人

【AFP=時事】米・メキシコ国境で先月、米当局により身柄を拘束されたり、入国を阻止されたりした移民の数が、前月比で32%増の14万4000人余りに上ったことが、5日に発表された公式統計により明らかになった。米国には難民申請を目指す中米諸国の人々が殺到している。

 米税関・国境警備局(CBP)によると、移民の大半はグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの出身者で、うち5万7718人は子どもだった。

 5月に拘束された移民の数は前年同期比で3倍近く増加しており、移民が急増している現状が浮き彫りになった。移民の増加は、国境警備当局の業務を圧迫しているほか、米・メキシコ関係に深刻な危機をもたらしており、米政府はメキシコが移民の流入を助長していると非難している。

 米税関・国境警備局のジョン・サンダース(John Sanders)長官代行は「われわれは完全な緊急事態にある。システムは崩壊している」と語った。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はメキシコに対し、移民の米国境到達を阻止する措置を講じなければ、メキシコからの輸入品に対し今月10日から高い関税を課すと警告。マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領は間もなく、メキシコ政府高官らと会談し、この問題について協議する予定だ。

 当局によると、入国に必要な書類を持たずに米国境に達した移民の数は2006年以降で最多となっており、今会計年度が始まってからの8か月間で67万7000人を記録。こうした移民は2006年には単身のメキシコ人男性が多かったが、現在は中米諸国出身の家族連れが主となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

【関連記事】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000003-jij_afp-int

18taro:2019/06/09(日) 03:49:02
米、対メキシコ関税回避 不法移民対策で合意

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領は7日、米国への不法移民対策をめぐってメキシコと合意に至ったとし、同国からの全輸入品に10日から課すとしていた5%の関税発動を「無期限に延期する」とツイッターで表明した。関税が導入されれば両国経済やメキシコに進出する日本企業が悪影響を被ると懸念されていた。トランプ氏は、重視してきた不法移民対策で大きな成果を得た形で、来年の大統領選に向けて有利な材料となりそうだ。

 米国務省の発表によると、メキシコとの国境を越えて米国に入った難民申請者をメキシコに移送する制度を拡大し、審査期間中はメキシコが仕事や教育などを提供することで合意した。メキシコはまた、移民が流入する自国南部の国境警備を強化するため、現地に部隊を派遣する。米国とメキシコの両政府は5日から米首都ワシントンで協議を続けてきた。

 トランプ氏はツイッターで「メキシコは強力な対策に合意した。これで不法移民の米国流入を大幅に減らすことができる」と合意成果を強調した。

 米メディアなどによると、移民をメキシコに移送する案は同国を「安全な第三国」として移民を保護させるもので、米側が提案していた。メキシコ側は「移民の最終的な移住先となる恐れがある」との懸念を示していた。

 トランプ氏は5月30日、メキシコが米国への移民や薬物の流入を防ぐために十分な対策をとっていないとし、メキシコからの全輸入品に関税を課す方針を表明。関税率を5%から25%まで段階的に高めていくとしていた。

 関税の発動は両国経済への影響が大きいとして、米産業界や議会などからは反対の声が上がっていた。

https://www.sankei.com/world/news/190608/wor1906080009-n1.html

19taro:2019/06/09(日) 03:52:41
対メキシコ関税を「無期限停止」 トランプ氏、移民対策の合意受け発表

CNN) トランプ米大統領は7日、メキシコ製品に対する関税発動を「無期限で停止する」と表明した。メキシコ側との協議で移民対策をめぐる合意に至ったとしている。

トランプ氏はツイッターで「米国がメキシコと署名を伴う合意に達したことを喜んで報告する」と言及。10日に予定されていた関税発動を無期限で見送る考えを明らかにした。

トランプ氏が関税発動を突然表明したのは先週。米国への移民流入を阻止するよう、メキシコ政府に一段の圧力をかける試みだった。その後トランプ氏が欧州歴訪に向かい、大部分の時間を国外で過ごすなか、交渉担当者は貿易戦争の新たな拡大を避けるべく懸命の取り組みを行っていた。

米首都ワシントンでは、メキシコ当局者とトランプ政権が3日間にわたり集中的な討議を重ねた。メキシコのエブラルド外相と米国務省による7日の協議は11時間以上に及んだ。

トランプ氏は欧州から帰国した7日遅く、メキシコ当局者が自らの要求に応じたと言及。「メキシコは同国経由で米南部国境に向かう移民の流れを止める強力な措置を講じることに同意した」と述べた。

両国の共同宣言では、非正規移民の抑制策を強化するためメキシコ側が「前例のない措置を」講じると説明。警備隊を全土に配置し、メキシコの南部国境で重点対応するとしたほか、人身売買取引を排除するために「断固たる行動」を取るとしている。

両国はまた、亡命目的で国境を越えた者を「速やかに」メキシコに送還することでも合意した。送還者はメキシコ側で亡命申請をめぐる裁判所の判断を待つことになる。メキシコ側はこうした個人の入国を許可し、仕事や医療、教育を提供するという。

メキシコから米国への移民は急増し、米国の移民や国境警備の当局の人員等は逼迫(ひっぱく)している。5月だけで13万3000人が不法入国し、うち1万1000人は親と離れた子どもだった。

https://www.cnn.co.jp/business/35138197.html

20taro:2019/06/09(日) 04:06:59
経済影響、当面は回避 効果なければ追加措置も 米がメキシコ追加関税見送り

 トランプ米大統領は7日、メキシコからの全輸入品に対する追加関税を無期限で延期すると表明した。メキシコの不法移民対策が不十分として10日から5%の追加関税を発動する方針だったが、米メキシコ両政府が7日、移民対策の強化で合意した。追加関税による両国経済やメキシコに進出する日本企業への影響は回避されたが、実際に米国に流入する中米移民が減らなければ問題が再燃する可能性もある。

 トランプ氏は7日夕(日本時間8日朝)、訪問先の欧州から帰国後、ツイッターで「メキシコに対する関税は無期限に延期する。その代わり、メキシコは国内を通過する移民流入を阻止する強力な措置を取る」と表明した。

 両政府は7日、移民政策に関する共同声明を発表。メキシコは同国南部のグアテマラとの国境に警備部隊を展開し、中米諸国からの移民取り締まりを強化するほか、米国は米国内で難民申請の審査を待つ移民をメキシコ側に移送する制度の運用を拡充する。また、米国への移民流入が抑制されない場合、両国は90日以内に追加措置を講じるとした。

 トランプ氏は5月30日、メキシコ政府の不法移民対策に不満を示し、メキシコからの全輸入品に6月10日から5%の追加関税を発動し、10月に25%まで引き上げると表明した。米メディアによると、メキシコ国境からの移民流入が5月に急増し、不法移民阻止を大統領選公約に掲げたトランプ氏が憤ったことが発端だったという。

 追加関税が発動されれば、メキシコの対米輸出の主力である自動車や同部品の供給網が打撃を受け両国経済の混乱は必至だっただけに、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)など大手3社でつくる米自動車政策評議会は「政権の決断に感謝する」と歓迎の声明を出した。

 メキシコは移民対策と関係のない関税で圧力をかけるトランプ政権の手法に反発しつつも、経済的打撃を回避するため歩み寄った。メキシコのロペスオブラドール大統領はツイッターで「メキシコ国民全員の支援のおかげで関税発動を避けることができた」と述べた。しかし、移民増加の背景にある中米の貧困問題は解決が難しく、実際に流入が減らなければトランプ氏が再び追加関税を持ち出す懸念は残っている。【ワシントン中井正裕、高本耕太】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000064-mai-int

21taro:2019/06/09(日) 04:10:15
カリブ海の島国、安保理メンバーに 人口11万人で最少

 東京都中央区より少ない人口約11万人の島国が、世界の平和と安全に深く関わることになった。7日にあった国連安全保障理事会の非常任理事国選挙で、中米カリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーンが初めて選ばれた。安保理の歴史上、最も人口の少ないメンバーになる。

15カ国からなる安保理は、米英仏中ロの常任理事国を除く10カ国を非常任理事国が占める。地域ごとに枠が決められており、セントビンセント・グレナディーンはラテンアメリカ・カリブ海枠として、国連加盟国193カ国中185カ国の賛同を集めた。任期は2年で来年1月から始まる。

 ゴンザルベス首相は選出後の会見で「これは歴史的な出来事だ」と述べた上で「小さな発展途上の島国として、気候変動がもたらす安全保障上の影響を心配している」と指摘。持続可能な開発をめざし、各国と連携を取ると抱負を述べた。

 安保理では国際問題を巡って度々採決が行われ、1票の持つ意味は大きい。同国のキング大使は、国連の主要機関の一つである経済社会理事会(ECOSOC)の議長を務めるなど各国代表部に名前が知られている。今回の選出は、キング氏が各国に働きかけた成果との見方が強い。

 過去に非常任理事国に選ばれた人口の少ない国にはいずれも欧州のマルタ(約43万人)やルクセンブルク(約60万人)がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000014-asahi-int

22taro:2019/06/10(月) 04:38:18
メキシコ軍、重火器で抵抗の密漁中国マフィアを機関銃で制圧

 メキシコ西岸のカリフォルニア湾で、絶滅が危惧されている高級魚、ニベ科の「トトアバ」約8億元(約130億円)相当を密漁し、中国に密輸したとして、中国司法当局はこのほど中国マフィアの構成員11人を起訴していたことが分かった。

 彼らの狙いはトトアバの浮袋で、中国で若返りの効果があるとされる漢方薬として珍重されている。浮き袋を乾燥させた「魚肚」は、ナマコ、アワビ、フカヒレと合わせて「参鮑翅肚」と呼ばれ「中国四大海味」の1つ。

 フランス通信(AFP)によると、メキシコ海軍の艦船が今年4月下旬の深夜、カリフォルニア湾内で、トトアバを密猟している不審船約20隻を発見、拿捕しようとしたところ、不審船からは大量に石が投げられた。さらに、武装した一団が重火器を使って抵抗したため、機関銃などで制圧し数十人を逮捕した。

 不審船の内部にはトトアバが大量に貯蔵されており、その数は2万匹にも達していたことが分かった。

 逮捕者はほとんどがメキシコ人だったが、そのなかに11人の中国人が含まれていたことが分かり、中国司法当局に連絡し、中国側に引き渡したという。

 中国側の取り調べによると、彼らは中国南部広東省江門市を根城にしている中国マフィア組織の一味だった。

 また、その後、メキシコ警察は4月下旬、飛行機の預け入れ荷物にトトアバの乾燥した浮き袋を大量に詰めて運ぼうとしていた中国人の男1人を逮捕した。男のスーツケース2個が強烈な異臭を放っており、なかを調べたところ、トトアバの浮き袋416個を発見した。逮捕された男は罰金600ドル(約6万6000円)を支払い、条件付きで釈放されたという。男は中国マフィア一味の仲間だとみられている。

 中国や香港では、トトアバは乱獲がたたって絶滅危惧種に指定されており、現在は禁漁となっている。マフィア一味はここ数年、メキシコのカリフォルニア湾に頻繁に現れて密漁しており、乱獲のあおりで、カリフォルニア湾のトトアバも絶滅危惧種に指定されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190608-00000011-pseven-cn

23taro:2019/06/10(月) 04:39:27
メキシコの不法移民対策を確信、農産品も購入拡大=トランプ大統領

[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、メキシコが不法移民対策を厳しく実施するとの見方を示した。米国に入国しようとする中米からの移民を阻止するため、メキシコは移民管理の拡充や国境警備の強化で新たに合意した。

トランプ大統領はツイッターで「メキシコは懸命に取り組むだろう。そうすれば、米国とメキシコの合意は大きな成功を収めることになる」と書き込んだ。

大統領はまた、メキシコが直ちに米国から農産品を「大量に」購入することを開始すると明らかにした。

ただ、メキシコがこのような約束をしたかどうかは現時点で明らかになっていない。不法移民対策に関する両国の共同文書では、農産品の購入拡大への言及はなかった。

メキシコのロペスオブラドール大統領は8日、トランプ大統領と会談し、友好的な関係と対話へのコミットメントを示したと述べた。

トランプ大統領は7日、不法移民対策を巡りメキシコと合意したことを明らかにし、メキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した。[nL4N23F018]

民主党上院トップのシューマー院内総務はツイッターで、合意について「歴史的だ。問題は解決したことから、この件に関して耳にすることはもうないと確信している」と皮肉的なコメントを発表した。

世界貿易機関(WTO)のラミー前事務局長は、メキシコが関税問題から自国を解放しようとしたことは理解できるとした上で、同国が将来的にトランプ大統領の脅しを受けるリスクが高まったと指摘。

ラミー氏は、ロペスオブラドール大統領が関税を巡るトランプ大統領との対立でWTOに仲裁を要請していれば、WTOがメキシコに有利な判断を示していたことは「疑いの余地がない」と述べた。ただ判断に至るまでは2年程度がかかったとの見方を示した。

「国境を越える移民が多すぎるから関税措置を発動するという考えは、WTO協定の精神からかけ離れている」とロイターに語った。

現時点では、米農産物の購入拡大に関するホワイトハウスのコメントは得られていない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190609-00000010-reut-s_ame

24taro:2019/06/10(月) 04:41:14
メキシコ大統領、米国による関税発動の回避祝う 「経済危機は起きない」

【AFP=時事】メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は8日、移民抑制と引き換えに米国による対メキシコ関税の発動を回避したメキシコ政府を称賛し、「メキシコで経済危機・財政危機は起きない」と述べた。

 しかし、左派のロペスオブラドール氏はドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領に対し、中南米からの集団脱出を阻止するにはメキシコが国境を閉鎖するだけでは不十分で、米国が中米諸国の経済発展に投資をしなければならないと指摘した。

 ロペスオブラドール氏は米国境に接するメキシコ北部の町ティフアナ(Tijuana)で開かれた集会で、「国境の閉鎖や強制的な手段だけでは解決策にならない。唯一の解決策はチャンスの少なさや貧困への対策を行うことだ。そうすれば移動は任意的なものになる」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190609-00000014-jij_afp-int

25taro:2019/06/11(火) 04:46:37
米メキシコ合意の不法移民対策、人身売買業者に恩恵か

【6月10日 AFP】米メキシコ両政府が不法移民対策の強化で合意したことにより、メキシコからの全輸入品に対する米政府による関税発動は回避されたが、これによって明らかに恩恵を受けたものがいると専門家は指摘する。人身売買業者だ。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権は今月10日からメキシコからの全輸入品に対する5%の追加関税を発動し、10月までに最大25%に引き上げると表明。しかし両政府は7日、メキシコ政府が新設した国家警備隊を対グアテマラ国境沿いに配備し、密入国をあっせんする組織を解体するという不法移民対策で合意し、関税発動は直前で回避された。

 しかし、国家警備隊が対グアテマラ国境沿いで存在感を増せば、人身売買ビジネスが拡大するだけだと専門家は指摘する。

 メキシコのイベロアメリカ大学(Universidad Iberoamericana)で国際情勢を研究するハビエル・ウルバーノ(Javier Urbano)氏は、「規制のメカニズムが導入され、一層厳格化されれば越境にかかるコストが上昇し、人身売買の組織化が強化される」と指摘。「(越境が)困難になりコストが上昇すれば、人身売買業者の需要も高まる」と強調した。

 北上する移民にしばしば同行する活動家のルイス・ビジャグラン(Luis Villagran)氏も、強硬な政策は人身売買業者の需要を高めるだけだと指摘する。また、このような狭量な移民政策によって人身売買業者に頼る中南米出身者が増えていると批判している。

 多くの移民がグアテマラからメキシコに入国を試みる一方、ビジャグラン氏によると対ベリーズ国境を越境するルートも確立され始めており、さらに「対ベリーズ国境付近には警備隊は配備されておらず、業者は越境させるのに900ドル(約9万8000円)を要求している」という。

 また、いちかばちかで米国行きを目指す移民たちも対応は迅速だ。

 メキシコ南部チアパス(Chiapas)州タパチュラ(Tapachula)にある避難施設に滞在しているホンジュラス移民の男性(57)は、「懸念しているのは米国が国境を封鎖するかもしれないことだ」と語る。

 男性は「でも、移民たちはいつもやり遂げる。米国は国境を閉じることも、いくつもの壁を建設することもできるが、移民たちはいまだにやってくる」「トランプはやれることをなんでもできる、しかし移民を止めることはできない」と語った。(c)AFP/Yussel GONZALEZ

https://www.afpbb.com/articles/-/3229265?cx_part=top_latest

26taro:2019/06/11(火) 04:51:25
トランプ氏とメキシコ大統領が電話会談 関税交渉合意後

 メキシコのロペスオブラドール大統領は8日、不法移民急増を受けた関税発動を巡る交渉の合意後、トランプ米大統領と電話会談を行ったとツイッターで明らかにした。詳細は不明だが、その後、米国と国境を接するメキシコ北西部ティフアナで開いた集会で、対米関係の重要性を強調した。

 メキシコの経済界では米国の関税発動が回避されたことに安堵感が広がっている。一方で米国の不法移民をメキシコで待機させる制度の強化は、さらなるメキシコの治安悪化などにつながるとの反発も出ている。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/190609/wor1906090012-n1.html

27taro:2019/06/11(火) 04:59:20
米と合意の移民対策制度の拡充、まだ確認せず=メキシコ当局者

[ティフアナ(メキシコ) 9日 ロイター] - 米国とメキシコが合意した、メキシコ国境から米国に不法入国し保護申請をした移民をメキシコ側で待機させる制度の履行拡大について、メキシコ当局者は9日、現時点でメキシコに送り返された移民は確認していないと述べた。

米国とメキシコは7日、メキシコ国境を越えて米国に不法入国して保護申請した移民について、審査が行われる間メキシコ側で待機させる制度(MPP、Migrant Protection Protocols)の拡充を直ちに実行することや、メキシコが国境警備要員を派遣するなど、不法移民対策を強化することで合意した。

米アリゾナ州とニューメキシコ州に接するメキシコのソノラ州や米テキサス州に接するタマウリパス州の当局者は、MPPの拡充について何も知らされていないと述べた。

ソノラ州のクラウディア・パヴロヴィチ知事は8日遅くに出した声明で、この計画についての情報を待っている状態だと説明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190610-00000031-reut-s_ame

28taro:2019/06/11(火) 05:00:18
トランプ大統領、メキシコ関税見送りで合意内容巡る批判に反論

[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、メキシコへの関税発動見送りについて、合意事項に不法移民の流れを止めるための新たな抜本的内容が盛り込まれてないとの批判に対し、詳細はまもなく発表されると反論した。

7日に発表された合意では、メキシコが米農産物の輸入拡大を約束したのか、メキシコが以前表明した南部のグアテマラとの国境での警備強化をさらに拡大するのかなど、依然不透明。

民主党の上院幹部は、合意内容の多くは目新しさを欠くと指摘。メキシコの駐米大使は、農産物についての確約があるかについては確認を控えた。

両国はワシントンで3日間にわたり協議を行った。トランプ大統領は、メキシコが米国への不法移民流入問題でより強力な措置を打ち出さなければ、10日に5%の関税を課す方針を示していた。

大統領はツイッターに「メキシコは国境問題で協力的でなかったが、今は完全に信頼している。会談で(ロペスオブラドール)大統領は、今後は積極的に協力し問題に適切に対応すると約束した」と投稿。

「重要なことは、きのうの発表には、特に合意内容について含まれていなかったことがあるということだ。今後適切な時に発表される」と反論した。

トランプ大統領は詳細には言及しなかった。ホワイトハウスと国務省からのコメントは得られていない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190610-00000004-reut-s_ame

29taro:2019/06/12(水) 04:57:23
メキシコ、不法移民対策で周辺国と協議も 45日後に対策評価へ

[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は10日、米国への不法移民の対策を巡り、追加的な対応を来月に米国と検討する可能性があると述べた。ブラジルやパナマなどとも協議する意向だという。



トランプ米大統領は7日、不法移民対策を巡りメキシコと合意したことを明らかにし、メキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した。両国が出した共同声明によると、メキシコは米国に入国した難民申請者の審査が行われる間、メキシコに送還して待機させる措置を拡充することで合意。メキシコはまた、同国南部のグアテマラ国境に武装した警官6000人を展開することを約束した。

追加的な措置は、主に中米からメキシコに入国し、米国境に向かう移民の数が今回の合意を受けた対策でも45日以内に減らない場合、必要になると、エブラルド外相は指摘した。

トランプ政権は、メキシコ側が十分な対策を講じなかったと判断した場合、関税発動の可能性はなおあると警告。ポンペオ米国務長官は記者団に、4─6週間内に成果を挙げることを期待していると述べた。

エブラルド外相はラジオ番組で、45日以内に移民対策の成果が出なければ「米国が求めるメキシコの『安全な第三国』指定について協議を始めることになる」と表明。また、そのような措置はメキシコ議会との協議が必要になるとも述べた。

米国は前週の対メキシコ協議で同国を「安全な第三国」に指定し、メキシコを通過して米国に入り、難民申請した移民をメキシコが恒久的に受け入れることを要求したが、メキシコ側は拒否していた。

一方、トランプ大統領はこの日、メキシコが近く、同国議会で審議が必要な両国合意の「未公開部分」を公表すると語った。詳細は明らかにしていない。大統領は記者団に、メキシコ議会の承認が必要で、「承認されなければ関税などの対応を考えなくてはならない」と述べた。

エブラルド外相はメキシコが移民の流れを阻止できないなら、他の諸国の関与が必要になるかもしれないと説明。

中米出身の不法移民はグアテマラやパナマ、またアフリカからの不法移民はブラジルを通って米国に向かうことが多い。

外相は「提案した措置が成功しなければ、米国のほか、グアテマラやパナマ、ブラジルと協議する必要がある」と述べた。詳細には触れなかったが、難民申請は最初の到着国で行うことが必要になるかもしれないと示唆した。

ブラジル、パナマ、グアテマラの各政府はコメントの求めに応じていない。

https://jp.reuters.com/article/usa-trade-mexico-ebrard-idJPKCN1TB2IJ

30taro:2019/06/12(水) 04:59:37
メキシコ、南部国境インフラ改善へ 米と合意の移民対策順守=外相
6/12(水) 2:08配信 ロイター
[メキシコ市 11日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は11日、米国と前週に合意した不法移民対策を順守するためには、グアテマラとの国境インフラを大幅に改善する必要があるとの見解を示した。

エブラルド外相は定例記者会見で、メキシコはこれまで南部の国境にあまり重点を置いてこなかったという認識を示し、移民の流入問題に対処するには南部の国境管理を強化する必要があると指摘。グアテマラとの国境沿いへの国境警備隊派遣を加速させていることを明らかにすると同時に、メキシコに入国するすべての移民希望者は、メキシコ当局への申請が必要になると述べた。

その上で、米国と合意したコミットメントを達成するために、メキシコは南部にある移民関連施設を改善する必要があるとし、現在は国境らしい国境もない南部を「できるだけ北部と同じようにする」考えを示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000009-reut-s_ame

31taro:2019/06/12(水) 05:00:06
米メキシコ移民対策合意、最大の目玉はこれから=トランプ氏
6/12(水) 2:06配信 ロイター
[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日、不法移民対策に関するメキシコとの合意について、「最大の目玉はまだ明らかになっていない」とツイッターで強調した。ただ、詳細には踏み込まなかった。

ホワイトハウスのサンダース報道官は、フォックス・ニュースとのインタビューで、メキシコ当局はこれまでに不法移民対策を巡って追加措置が発表される可能性はあるとしており、今後も協議を継続していくと述べた。

メキシコのエブラルド外相は10日、45日以内に移民対策の成果が出ない場合、「米国が求めるメキシコの『安全な第三国』指定について協議を始めることになる」と表明した上で、そのような措置はメキシコ議会との協議が必要になると述べた。トランプ氏はメキシコが近く同国議会で審議が必要な両国合意の「未公開部分」を公表するとの見通しを示している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000006-reut-s_ame

32taro:2019/06/12(水) 05:00:42
元レッドソックスのオルティス氏、ドミニカで撃たれ負傷(字幕・10日)
6/11(火) 11:09配信 ロイター

米大リーグ(MLB)のレッドソックスなどで活躍し、2016年に引退したデービッド・オルティス氏が9日夜、故郷ドミニカ共和国のバーで銃撃され負傷。容体は安定しているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00010006-reutv-s_ame

33taro:2019/06/12(水) 05:01:22
メキシコ関税リスクなお、移民対策の進展不十分なら=米国務長官

[ワシントン 10日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は10日、メキシコの不法移民対策に十分な進展が見られない場合、米国はメキシコに対して関税を発動する可能性が依然としてあると述べた。記者団に対し語った。

トランプ米大統領は7日、不法移民対策を巡りメキシコと合意したことを明らかにし、メキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した。[nL4N23F018]

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00000020-reut-s_ame

34taro:2019/06/12(水) 05:01:46
メキシコ上院、来週にも新NAFTA批准=大統領
6/11(火) 5:21配信 ロイター
[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は10日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」が来週、議会上院で批准されるとの見通しを示した。

ロペスオブラドール大統領は定例記者会見で、USMCA批准は来週の臨時議会の優先事項となると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00000007-reut-s_ame

35taro:2019/06/13(木) 04:23:42
メキシコ、南部国境に警備隊を迅速展開 12日から開始=外相

[メキシコ市 12日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は12日、南部国境への国家警備隊の展開をこの日から開始するとした上で、前週米国と合意した不法移民対策にのっとり速やかに部隊を展開すると表明した。

外相はロペスオブラドール大統領との会見で「きょうから向こう数日間で部隊の展開は速やかに進捗するだろう」と語った。

メキシコは前週、米国への難民申請者の審査が行われる間、メキシコに送還して待機させる措置を拡充することや、約6000人の国境警備要員を南部グアテマラとの国境に派遣するなどの不法移民対策で米国と合意した。

外相は45日以内に移民対策の成果が求められていることに関連し「45日以内に多くの事をしなければならない。約束したことを実行する」と強調した。

エブラルド氏は前日、45日間以内に対策の成果が出せなかった場合、中米移民の難民申請をメキシコが「安全な第三国」として引き受ける可能性があることを認めた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000009-reut-s_ame

36taro:2019/06/13(木) 04:24:16
メキシコ、移民対策原資に大統領専用機売却資金など充当=大統領
6/13(木) 2:21配信 ロイター
[メキシコ市 12日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は12日、前週に米国と合意した移民対策の一部原資に、前政権時代の大統領専用機やその他の航空機の売却で得られる資金を充てると明らかにした。

大統領によると、国連の試算に基づくとメキシコ政府が保有するボーイング787型機(ドリームライナー)の販売価格は最低でも1億5000万ドル。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000003-reut-s_ame

37taro:2019/06/14(金) 04:15:12
オルティス氏銃撃、85万円提示され犯行か ドミニカ警察

ドミニカ共和国サントドミンゴ(CNN) 米大リーグのボストン・レッドソックスで活躍したデービッド・オルティス氏が銃撃を受けた事件で、母国ドミニカ共和国の警察は13日までに、容疑者たちは40万ドミニカペソ(約85万円)を提示され犯行に及んだとの見方を示した。

司法長官によると、事件では実行犯とみられるロルフィ・フェレイラ・クルス容疑者(25)が新たに逮捕された。警察は声明で、フェレイラ・クルス容疑者が犯行を自供したとしている。

当局はフェレイラ・クルス容疑者の他に6人が事件に関与したとみている。ドミニカ国家警察の長官は、12日の時点で逃亡を続けているのは1人だけだと明らかにした。

容疑者グループの罪状は不明だが、捜査員は殺人未遂事件として扱っている。

警察によると、捜査員はマオにある容疑者の1人の自宅から、埋められていた火器を回収したという。

事件は9日、首都サントドミンゴのナイトクラブで発生。襲撃直後にエディ・ウラジミール・フェリス・ガルシア容疑者が逮捕され、11日遅くに出廷した。

フェリス・ガルシア容疑者は実行犯をバイクに乗せて現場まで運んだ疑いが持たれている。実行犯は銃撃後、銃を手にしたまま現場から逃走したという。

オルティス氏は治療継続のため、米マサチューセッツ州ボストンの病院に空路搬送された。妻の声明によると、現在は集中治療室で回復中だという。

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35138418.html

38taro:2019/06/14(金) 04:25:49
組織的保険金殺人!? エルサルバドルで発覚した「黒い未亡人」事件
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190613-00194498-hbolz-s_ame

 5月に入ってエルサルバドルで加害者が「黒い未亡人」と呼ばれる事件の公判が初めて開かれた。従来、「黒い未亡人」といえば、チェチェン紛争で家族を失った女性たちが組織したイスラム主義テロ組織であったが、エルサルバドルのものはそれとは違う。それは、現在のエルサルバドルで勢力を伸ばしつつある凶暴な暴力組織が背後に控える恐るべき犯罪形態なのだ。

組織的保険金殺人!?
 どういう犯罪なのか? まず暴力組織に恐喝されているある女性が、それまで面識のない男性と結婚する。その後、結婚相手の男性に生命保険をかけさせ、女性の背後にいる暴力組織のメンバーが彼女の夫を殺害して、彼女は保険金を受け取る。そしてその女性から暴力組織が保険金を巻き上げる……という犯罪だ。

 この事件を調査している主任検事ビオレタ・オリバレスによると、黒い未亡人が保険金でこれまで得た収入総額は10万ドル(1300万円)にまで上るそうだ。500ドル(55000円)もあればひと月ゆとりある生活ができる国だ。10万ドルというのはエルサルバドルでは大金だ。(参照:「Elsalvador.com」、「BBC」)

 具体的な手口について、オリバレス検事はBBCの取材にこう答えている。
「暴力組織のメンバーが高級車をレンタルで借りて、そのグループに協力している女性がその車に乗ってバルなどに行って男性をハント。センチメンタルな関係にまで発展したあと、結婚して米国に行きたがっている姪っ子がいると告白して男性に姪っ子との結婚を誘うのだ」

 更に、オリバレス検事はこれに絡んで犯行に至るまでの過程を次のように説明している。

「黒い未亡人」もまた恐喝の被害者
 まず、”姪っ子”役になる若い女性は過疎地域に住んでいる女性を対象に選び、首都のサン・サルバドルで月給250ドル(27500円)で家事手伝いとその家庭の子供の世話の仕事があると言って誘うのである。そこで3週間働いたあと、近くの別の家に連れて行かれて、それまで全く面識のないそこの住人と結婚を義務づけられるのである。それに従わない場合は彼女の郷里の家族を殺害すると脅迫し、また肉体的そして性的暴行を受けるという。そこで彼女は仕方なく結婚するわけだ。

 一旦結婚すると、暴力組織のグループの指図に従って彼女は夫となった彼に銀行の生命保険に加入することを説得するのである。銀行の保険はステータスがあるという。それから3-4週間後に暴力組織3のメンバーによって彼は殺害されるのである。

 その後の葬儀では夫の死亡を嘆き悲しんでいる未亡人という振る舞いを演じる義務を暴力組織から指示される。その目的はひとつ。掛けた生命保険の死亡保険金を受け取るのに疑いをもたれないためである。死亡保険金として受け取る金額は1万5000から3万ドル(165万円から330万円)が相場だという。勿論、それも暴力組織が抱えている弁護士から事前に助言されているそうだ。(参照:「Elsalvador.com」、「BBC」)

39taro:2019/06/14(金) 04:26:01

背後にいるのは若者を中心とする凶悪な暴力組織
 この背後にいる暴力組織というのは、M-13と呼ばれる犯罪組織だ。

 現在、中米(エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラ)では若者が中心となったこうした犯罪組織が深刻な社会問題になっている。彼らは犯罪(恐喝、強奪、殺害、麻薬密売、誘拐など)を犯して資金を稼ぐことが飯の種となっており、一切の躊躇いもなく人を殺害することで恐れられている。

 こうした犯罪組織は大きく2つの組織があり、一つはBarrio 18(B18)。そしてそのもう一つが、「黒い未亡人」の背後にいるMara Salvatrucha(M-13)なのだ。
 エルサルバドルではM-13が勢力を張っている。その数が凄まじい。なんと、人口650万人に満たない国でおよそ10万人がM-13に属しているというのである。そして彼らへの恐れからであろうが協賛者は100万人いると推測されている。

「黒い未亡人」犯罪の発覚は逃げ延びた女性の証言から
 オリバレス検事が黒い未亡人事件の背景を詳しく説明できるのも、これまでの彼女の調査に加えて、今回初めて黒い未亡人に仕立てられそうになったが国外に脱出できた一人の女性(仮名モニカ)が、今回の公判で証人となることを約束して彼女の口からも詳細が証言されたからである。(参照:「Elsalvador.com」)

 公判にあたり、検察はモニカの居場所を突き止め、彼女が公判でビデオリンク方式を利用して証言することを誓ったのであった。
 公判の結果、主犯格は懲役30年、他にも25年、15年が判決として下されたのである。

 今回の裁判は黒い未亡人事件として初めての公判であったが、オリバレス主任検事によると、これまで黒い未亡人にさせられた女性は想像されている以上の数に上るはずだと指摘している。その詳細が掴み難いのは彼女たちもその後証拠を消すためにM-13のメンバーによって殺害されるケースもあるからだという。

<文/白石和幸>
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身

ハーバービジネスオンライン

40taro:2019/06/15(土) 05:01:12
元MLB選手のオルティス氏、銃撃の瞬間の映像公開(字幕・13日)
6/14(金) 17:02配信 ロイター

大リーグ(MLB)元選手のデービッド・オルティス氏が銃撃された事件で、ドミニカ共和国当局は新たな映像を公開。
映像では、逮捕された25歳の男が店内を進み、至近距離からオルティス氏の背中を撃っている。
オルティス氏殺害計画に関わったとして、これまでに6人が逮捕された。
当局は7人目の容疑者を捜索中だ。
ドミニカ共和国の司法長官は「ドミニカ共和国政府、警察、司法省は、事件の完全解決に尽力する」と語った。
銃撃で使われた銃は、警察が回収した。
オルティス氏は「ビッグ・パピ」の愛称で親しまれ、レッドソックスで3回のワールドシリーズ優勝に貢献した。
指名打者として活躍し、2016年に現役を引退した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00010010-reutv-s_ame

41taro:2019/06/15(土) 05:03:52
16日、グアテマラ大統領選 候補者乱立で決選投票か

 【サンパウロ共同】中米グアテマラで現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選が16日、実施される。19人の候補者が乱立する中、各種世論調査では中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス候補が20%台前半の支持率でトップ。しかし誰も当選に必要な過半数を得票できずに、8月11日に上位2者による決選投票にもつれ込むとの見方が強い。

 治安や雇用創出が主な争点。大統領は憲法で再選が禁じられており、モラレス氏の与党候補は支持率が低迷している。

 大統領選は即日開票されるが、大勢判明は17日以降になる可能性もある。新大統領は来年1月14日就任で任期4年。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00000142-kyodonews-int

42taro:2019/06/16(日) 04:12:21
インド人6歳女児が米メキシコ国境で死亡 インド人移民の越境増の現実

(CNN) 米税関・国境警備局(CBP)は14日までに、アリゾナ州ルークビル近郊のメキシコ国境地帯でインド人と見られる女児の遺体を発見したと発表した。

遺体で見つかったのはグルプリート・カウルちゃん(6)。CBPは女児を含む集団が人身売買業者によって国境付近で車から降ろされ、「危険な荒れ地」を越境するよう指示されたようだと述べた。

アリゾナ州検視当局は14日、カウルちゃんの死因を熱中症と発表。国境警備隊が12日に遺体を発見した場所では、気温は42度前後で推移していた。

カウルちゃんの死は、米メキシコ国境を越えるインド人移民が近年増えているという現実を浮き彫りにするものだ。

国境警備隊の統計によると、米南西部の国境で逮捕されるインド人の数は増加基調にあり、特に昨年は急増。2018年度に逮捕されたインド人は8997人で、前年の2943人から3倍以上に増えた。

ただ、全体では低い割合にとどまっており、2018年度に南西部国境地帯で逮捕された移民全体の2%ほどに過ぎない。国境地帯で逮捕される移民の大半はメキシコやグアテマラ、エクアドル、エルサルバドルなどの中南米諸国から来ている。

移民政策研究所(MPI)の研究助手、ジェシカ・ボルター氏は「一般的な傾向として、他の国から来る移民は大幅に増加している。インド人だけではない」と指摘する。

ただ、南西部国境地帯ではバングラデシュ移民の逮捕も増加しており、2017〜18年度にかけて逮捕者は564人から1198人に倍増。CBPは最近、テキサス州でコンゴ共和国などから来たアフリカ移民が逮捕された件にも言及した。

ボルタ―氏は、こうした傾向は米国に簡単に入国できるとのうわさが広がっていることを示すものだと指摘。ただ、米大陸以外からの移民が米メキシコ国境を目指す流れは過去10年続いているとも言及した。「彼らはビザの発給方針が緩いブラジルやエクアドルなどに入国し、北上して中米やメキシコを経由して米国を目指している」

米国土安全保障省はこの数カ月、国境で起きているのは人道危機だと位置付けている。不法移民の収容者はかつてメキシコ人男性の単身者が大半だったが、今は亡命を求める中米出身の家族や身寄りのない子どもが主体となっている。

https://www.cnn.co.jp/usa/35138523.html

43taro:2019/06/16(日) 04:20:52
米、不法移民200人を送還 倍増にメキシコ反発

 【ロサンゼルス共同】トランプ米政権は14日、難民申請中の不法移民をメキシコで待機させる制度に基づき、南部テキサス州エルパソからメキシコ側に約200人の移民を送還した。これまで1日約100人だった人数枠を倍増させた形だが、メキシコのエブラルド外相は「無制限に受け入れない」と強調。同国は米側の動きに反発しており、今後問題化する可能性もある。

 メキシコのメディアが報じた。一方、同国移民当局のトップは14日、辞任を発表。理由は明らかにされていないが、対米交渉結果などへの不満が原因の可能性がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00000037-kyodonews-int

44taro:2019/06/18(火) 05:08:59
キューバ経済混乱、脱出の市民増える 米政権「兵糧攻め」厳しく

 カリブ海の社会主義国キューバで物不足から経済の混乱が深まり、国外に避難する人が増えている。トランプ米政権が、オバマ前政権の緊張緩和路線を180度転換し、経済制裁を強化しているからだ。観光に活路を求めるキューバに対し、米国は今月、クルーズ観光船の立ち寄りも禁止。兵糧攻めの構えだ。【サンパウロ山本太一、ハバナで竹下理子】

 「厳しい局面に入っている。国民に平静を求める」。ディアス外国貿易・投資相は5月10日、国営メディア…

https://mainichi.jp/articles/20190616/k00/00m/030/223000c

45taro:2019/06/18(火) 05:09:49
ピースボート、ハバナ寄港中止 米国の対キューバ制裁で

 国際交流NGO「ピースボート」(本部・東京都)の船が、キューバの首都ハバナへの寄港を中止したことが分かった。4日に発表された米国の対キューバ経済制裁強化が理由だという。船は、キューバで1月に起きた竜巻の支援物資を積んでいたが、届けるのは断念するという。

 船には約1200人が乗り込み、4月に横浜を出発。8日に米ニューヨークを出港し、13日にハバナ着の予定だった。キューバでは1月の竜巻で多くの家屋が倒壊。6人が死亡し、多数が負傷した。船には、洋服や靴など段ボール約20箱分の支援物資が積まれていた。被災者を支援しようと、在日キューバ人が中心になって支援を呼びかけ、集めたものだった。

 ところが米トランプ政権が4日、キューバに対する新たな制裁措置を発表した。米財務省のプレスリリースによると、クルーズ船やヨット、個人用の航空機がキューバに行くことを禁じるもので、5日に発効するとしていた。破った場合にどのような罰則があるかは記されていないが、この発表を受け、米国からキューバに行くクルーズ船は中止になっている。

 ピースボートが今回使っている船は、米南部マイアミを拠点とする船会社「シーホーク・コーポレーション・リミテッド」のオーシャンドリーム(パナマ船籍)。この制裁措置についてピースボートが米国の弁護士に相談すると、「キューバ行きはやめたほうがいい。今後、ほかの国に行く際の支障になるかもしれない」と助言されたという。

 このため寄港地をジャマイカの…

https://www.asahi.com/articles/ASM6F536KM6FUHBI024.html

46taro:2019/06/18(火) 05:11:24
グアテマラ大統領選、中道左派候補がリード 決選投票の公算大

[グアテマラ市 16日 ロイター] - 中米グアテマラで16日、現職モラレス大統領の任期満了に伴う大統領選が投開票された。開票率20%の段階で、中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス候補がリードしている。

トレス候補の得票率は23.33%。右翼の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ候補が15.70%で2位に付けている。

当選を確実にするには得票率が50%を超える必要があり、19人の候補が票を争っていることを踏まえると、結果は8月11日の上位2者による決選投票に持ち越しとなる見通しだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000055-reut-s_ame

47taro:2019/06/18(火) 05:12:10
米と合意の不法移民対策、メキシコ与党内で批判噴出

[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコと米国が合意した不法移民対策の内容について、メキシコのロペスオブラドール大統領率いる左派政党、国家再生運動(MORENA)内で批判が噴出している。

MORENAの重鎮議員らは、中米からの移民の米国流入を防ぐため、メキシコが緩衝地帯となるというトランプ大統領の要求に強く反発。メキシコは米国の要求に屈するべきでないと主張している。

両国が今月7日に合意した不法移民対策は当初、詳細が明らかになっていなかった。ただその後の発表によると、45日間で移民流入を十分抑制できない場合、メキシコは法改正を行うことで譲歩することになるかもしれない。

これにより、メキシコはいわゆる「安全な第三国」となり、米国への難民申請手続きをメキシコ国内でさせる仕組みを受け入れることを強いられる可能性がある。

MORENAの重鎮の1人で下院議長のポルフィリオ・ムニョス・レド氏は、米国の「安全な第三国」要求を受け入れれば、主権を失うことになるとし、「米国はわれわれの国を収容所にしようとしている」と批判。トランプ氏は「経済テロ」でメキシコに圧力をかけているが、メキシコはそれに屈するべきでない、と主張した。

追加関税発動回避へ米国と合意した条件のひとつに、不法移民取り締まりを目的とした、中米グアテマラとの国境付近への「国家警備隊」派遣がある。この合意内容にも批判が集中している。

国家警備隊は、国内の麻薬組織撲滅のため新たに立ち上げられた部隊で、ロペスオブラドール大統領の看板政策。ムニョス・レド議員は、移民対策のために組織された部隊ではないと指摘した。

オルガ・サンチェス内相も「いかなる国家警備隊であっても、2000人や3000人のキャラバンを止めることは不可能だ」とコメントし、国家警備隊の活用に懐疑的な見方を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000044-reut-s_ame

48taro:2019/06/18(火) 05:13:01
メキシコ外相、G20で中米移民危機への注目求める文書提出へ

[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は14日、今月日本で行われる主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、中米からメキシコを通って出国する大量の移民に注目するよう参加国に呼びかける文書を提出する方針を明らかにした。

外相はメキシコ上院の公聴会で、「グループ参加国に関心を持つよう呼びかける文書を提出する。中米で発生している危機に目をつぶるのをやめるよう求めていく」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000037-reut-s_ame

49taro:2019/06/19(水) 05:11:38
米当局、不法移民の排除を来週開始=トランプ大統領

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、米当局が来週、国内に不法滞在している数百万人の移民の排除を開始すると述べた。

大統領はツイッターで「移民税関捜査局(ICE)が来週、米国に不法入国した数百万人の外国人を排除する手続きを開始する」と明らかにした。詳細は示さなかった。

米国には主にメキシコと中米から不法入国した推定1200万人の移民が滞在している。

大統領はまた、グアテマラが「安全な第三国」に関する合意文書に署名する準備を整えているとツイートした。

ペンス米副大統領は先週、グアテマラが「安全な第三国」として周辺国からの難民申請者を受け入れる可能性があると示唆した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000068-reut-s_ame

50taro:2019/06/20(木) 04:29:32
グアテマラ、「安全な第三国」で米国と合意まだ=内相

[グアテマラ市 18日 ロイター] - グアテマラのデゲンハルト内相は18日、同国はまだ、米国への難民申請者にとって「安全な第三国」になることにコミットしていないと述べた。その上で、米国とともに中米からの移民流入を抑制する手段を分析していると明らかにした。

トランプ米大統領は17日のツイッターへの投稿で、グアテマラは「安全な第三国」に関する合意文書に署名する準備を整えていると述べ、同国が近隣諸国から難民申請者を受け入れる可能性を示唆した。

デゲンハルト内相は、記者団に対し「われわれは安全な第三国になることを受け入れるとはまだ言っていない。両国に適した措置を見つけるため協議中だ」と述べた。

米国がグアテマラを「安全な国」と見なしたことについては歓迎する意向を示した。

グアテマラが「安全な第三国」の役割を受け入れた場合、他国に向かう途中でグアテマラに入国する移民の難民申請を処理する義務を負うことになり、ホンジュラスやエルサルバドルから米国に向かう難民が対象になる可能性がある。

隣国メキシコは、移民対策でグアテマラとの国境の管理を強化するよう米国から圧力を受けているものの、これまでのところ、安全な第三国になることを拒否している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000027-reut-s_ame

51taro:2019/06/21(金) 04:48:36
メキシコ、新NAFTA批准 3カ国の中で初
6/20(木) 5:39配信 ロイター
[メキシコ市 19日 ロイター] - メキシコ議会上院は19日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の批准を巡る採決を行い、圧倒的多数で承認した。3カ国の中でメキシコが初めての批准国となる。

上院はUSMCAの批准を賛成114票、反対4票で承認。メキシコ議会では最大の貿易相手国である米国との貿易の保全に向けた動きに対する反対はほとんど見られず、採決に参加したほぼすべての野党議員がUSMCA批准に賛成票を投じた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00000015-reut-s_ame

52taro:2019/06/22(土) 04:07:03
ホンジュラスで大規模デモ、大統領の辞任要求 放火や略奪も

【6月21日 AFP】中米ホンジュラス各地で19日、フアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernandez)大統領の政策に抗議し辞任を要求する大規模なデモが行われ、一部が暴徒化して商店に放火したり略奪を行ったりする騒ぎとなった。人々は、大統領が医療・教育サービスの民営化を計画していると主張している。

 首都テグシガルパでは、教師や学生、医師ら数千人がデモを行い、道路を封鎖。夜に入ってデモ隊の一部が商店を襲うなど暴徒化した。このデモで、タクシー運転手1人が死亡した。

 ホンジュラスではこのところ警官やトラック運転手らが待遇改善を求めてストライキを続けており、緊張が高まっている。

 デモから一夜明けた20日、テグシガルパ市内には軍の兵士が展開し、襲撃に遭った店舗では従業員らが後片付けに追われた。(c)AFP


https://www.afpbb.com/articles/-/3231248?cx_part=top_latest

53taro:2019/06/22(土) 04:19:46
メキシコ、不法移民対策で19カ国と会談へ=外相
6/22(土) 3:44配信 ロイター
[メキシコ市 21日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は21日、米国への不法移民を阻止する措置の支持を得るために今後数週間で19カ国と会談をすると述べた。

何万人もの移民が中米からメキシコを通って米国に渡ってきたことを受け、トランプ米大統領は先月、メキシコからの輸入品に関税をかけると一時表明した。

エブラルド外相はこの日、大統領の定期記者会見で「移民対策の計画・実行の支持を拡大するため、既に向こう数週間で19カ国と会う予定」と説明。「先進国が計画に参画するかどうかにかかっている」と語った。

エブラルド氏はメキシコが越境請負業者のネットワークを捜査していると述べた。こうした業者は付添人のない未成年者も対象としているという。

メキシコのロペスオブラドール大統領は、米国と合意した不法移民対策を検証すると述べた。「トランプ大統領と良好な関係でいたい」とし、トランプ氏とは複雑な関係であることが多いものの、合意に至る意思が感じられたと付け加えた。

ロペスオブラドール氏は前日、不法移民対策の計画策定に向け中米エルサルバドルのブケレ新大統領と会談した。

ロペスオブラドール氏は、米国への移民が多い国における貧困や暴力、民主主義の欠如など、不法移民の根本的な原因に対する取り組みを優先すると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000009-reut-s_ame

54taro:2019/06/23(日) 04:34:01
「これは剣ではありません」コロナビール、缶同士がレゴみたいに連結する新デザインが話題に

メキシコのコロナビールが、新しい缶デザインを紹介するキャンペーン動画が話題になっている。(浜田理央 / ハフポスト日本版)

キャンペーンは「Fit Packs」。

海洋汚染の一因となっているプラスチックごみを減らすため、缶同士がまるでレゴのように連結し、包装材なしで持ち運べるデザインとなっている。

キャンペーン動画によると、飲料業界では毎年、1700万トン以上のプラスチック包装材を使用しているという。

コロナビールはこれまで、6缶1セットで運べる輪っか状のプラスチック素材などで包装されていた。

新デザインは包装材が全くいらない。底の部分が蓋状になっており、他の缶の上に重ねてひねると、缶同士が連結するつくりになっている。

一度に連結できる上限は10缶ほど。バッグなどを使わずに持ち運ぶことができるため、ビニール袋の削減にもつながる。

マーケティング担当者は動画の中で、「飲料業界でプラスチック素材を削減する方法はたくさんありますが、代わりに別の素材で包装したりすることが多く、統一して採用されているものはありません」と説明。

新デザインについて、「とてもシンプルですし、プラスチック包装材を完全に取り除くので、コスト面でも有益です」とアピールしている。

動画では、男性が重ねた6つの缶を振り回しながら、「みなさん、僕が持っているのは剣ではありません」と話す場面も収められている。

ブランドマネジャーは、「誰もが使えるものにしたいので、業界全体がこの缶のデザイン図を入手できるようにしています。みんなで取り組めば環境にとってプラスになる」と期待を寄せている。

動画がTwtter上で拡散すると、「ロケット鉛筆みたい」「日本で販売されたらチャンバラが始まる」「ビールが武器になる時代が来た」などと反響が広がった。

浜田理央 / ハフポスト日本版

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00010003-huffpost-int

55taro:2019/06/23(日) 04:35:11
1ドルで母国に帰れます=メキシコの格安航空、中米不法移民に呼び掛け
6/22(土) 15:03配信 時事通信
 【サンパウロ時事】メキシコの格安航空会社(LCC)ボラリスは21日、同国内で暮らす中米出身の不法移民に向け、1ドル(約107円)で母国に帰ることができるキャンペーンを発表した。

 EFE通信が伝えた。同国は米国入りを目指す中米出身者の中継点で、多くの不法移民が滞留している。

 「家族再会プログラム」と称するボラリス社のキャンペーンは、「現在メキシコで暮らす不法移民のうち、自発的に母国に帰りたい中米人」が対象。身分証明書か出生証明書、旅券があれば1ドルと税金で出身国への航空券を手にすることができる。同社は「不法移民問題の代替的な解決策」と説明している。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000051-jij-int

56taro:2019/06/24(月) 04:02:27
メキシコへの関税見送り〜日本も他人事ではないアメリカの“禁じ手”

ジャーナリストの須田慎一郎がニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月10日放送)に出演。アメリカがメキシコと不法移民対策で合意し、メキシコからの輸入品への関税を見送ったニュースについて解説した。

アメリカ、メキシコへの関税見送り
アメリカのトランプ大統領はメキシコからの全輸入品に6月10日から課すとしていた、5%の関税を見送ると発表した。不法移民対策でメキシコと合意し、トランプ氏にとって大きな成果を得た形となった。

飯田)ディールで譲歩を引き出したということで、移民を食い止めるような強硬措置をメキシコが取ることで合意したそうです。

須田)言うことを聞かせたということなのでしょうが、このまま関税が課せられてしまうと、メキシコ経済が壊滅的な打撃を与えられるのですね。日本も自動車メーカーがメキシコに生産拠点を置いています。部品や半製品をそこに持ち込んで、組み立ててアメリカに輸出する。アメリカとメキシコの関税が低いことを利用して、サプライチェーンの一角としてメキシコが位置付けられています。これが関税をかけられてしまうと、場合によってはメキシコから生産工場を全部移転してしまうということになりますから、メキシコとしては慌てて不法移民対策で同意したということです。
ただ私が思うに、この関税という貿易上のツールが、この手の経済や貿易に無関係な要求のために使われるのは、やり過ぎではないでしょうか。これは禁じ手だろうと私は思いますが。

飯田)ある種の内政干渉を行うツールとして、関税を使うということですね。

禁じ手である“関税”に味を占めてしまったアメリカ
須田)日本も他人事ではありません。日本にも同じ要求が突き付けられる可能性もなきにしも非ずです。ただ単純に、日本からアメリカに対して巨額の貿易製品が行って、日本が膨大な貿易黒字を抱えていることに対しての関税発動ではなく、安全保障政策について日本がアメリカの言うとおりにならなかったら、とか。外交上言うとおりにならなかったら、となると、関税というツールが出て来る可能性はあります。関税は間違いなく貿易上の問題なのですが、貿易上の不満を解消するために関税に頼るというのも、近代の貿易交渉としては禁じ手とされているのですが、アメリカはその味を占めてしまったのではないかなと思います。

日本も他人事ではない
飯田)G20のタイミングでムニューシンさんと麻生さんが会談をした。そこでは為替条項の話は出なかったということですが、須田さんが常々ご指摘になっていらっしゃるのは、この為替条項こそが問題なのだということです。

須田)そうです。アベノミクスは円安に誘導することで、特に大企業や輸出関連企業、自動車電気機械などの業績を回復させて株価を押し上げるやり方をやって来た。ですから旧民主党政権時代はドル円で80円〜90円だったのが、一気にピーク時は125円、平常でも110円前後を推移しています。これが曲がりなりにもアベノミクスの成果を生み出して来た源泉なのですよ。

飯田)これと関税とどっちを取るかと言われたら、具合が悪いですね。

須田)見て見ぬふりをして来たアメリカが言い出したら、怖いなと思います。それを言い出す前に日本としては、農業や他の部分でも譲歩する必要性が迫られているのかなと思います。

飯田)包囲網が縮められて来た感じがありますね。

ニッポン放送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00010054-nshaberu-int

57taro:2019/06/25(火) 04:39:45
トランプ米大統領、不法移民の一斉摘発を2週間延期

[ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日のツイッターへの投稿で、23日に予定していた不法移民の大規模な一斉摘発を2週間延期すると明らかにした。不法移民問題で民主党指導部との妥協を模索するためとした。

トランプ氏は、民主党の要請により、妥協がまとまるかどうかを見極めるために摘発を延期すると説明。「難民と抜け穴の問題への解決策が見つからなければ、一斉摘発が始まる」と強調した。

トランプ氏は最大10都市で不法移民家族を一斉に摘発する計画だが、民主党は中止を求めて圧力をかけた。

事情に詳しい関係者によると、米民主党のペロシ下院院内総務は21日に電話でトランプ氏に一斉摘発の中止を求めた。ペロシ氏は22日には宗教界の指導者にもトランプ氏に圧力をかけるよう働き掛けた。

https://news.yahoo.co.jp/categories/world

58taro:2019/06/25(火) 04:41:10
ドミニカ共和国でアメリカ人観光客がまたもや死亡、この1年で9名が犠牲に

ここ最近ドミニカ共和国でアメリカ人観光客の不審死が相次ぎ、死因をめぐって憶測が盛んに飛び交う中、また1人アメリカ人が同国のホテルで死体となって発見された。

現地時間20日未明、ドミニカ共和国ソスアのホテル・テラ リンダでジョセフ・アレンさん(55歳)が死んでいるのが発見されたとCNNが報じている。聞くところでは、彼はホテルの常連客だった。ドミニカ共和国政府の職員によると、初期の検視結果により死因は心臓発作と判明。争った痕跡はなかったという(ホテル・テラ リンダにコメントを求めたが、すぐに返答は得られなかった)。

アレンさんを含め、この1年ドミニカ共和国のホテルに滞在中、またはチェックアウト後まもなく死亡したアメリカ人観光客はこれで少なくとも9人となった。6月10日にはスタテンアイランドの53歳の女性、レイラ・コックスさんがプンタカナのエクセレンス リゾーツで死んでいるのが発見された。CNNによると、彼女もまた心臓発作で死亡したとホテルが声明を発表した。

ドミニカ共和国政府は5月に、ペンシルベニア州の女性ミランダ・シュワップ・ウェルナーさん(41歳)がラグジュリー バイーア プリンシペ・ブーゲンビルで死体となって発見されたと発表。その数日後、エドワード・ネイサン・ホームズさん(63歳)とシンシア・アン・デイさん(49歳)の夫妻が同じ系列の別のホテルで死亡した。初期の検視報告によると、3人とも発見時に肺に水が溜まっており、呼吸不全の痕跡も見られたという。

今月上旬の時点では確認されていなかったが、また別のアメリカ人観光客ロバート・ウォレスさんも4月にプンタカナのハードロック・ホテル&カジノで死亡していた。姪の話では、彼はミニバーのドリンクを飲んだ後、体調不良を訴えたという(被害者の1人、シュワップ・ウェルナーさんも、ホテルのミニバーからドリンクを飲んだあと具合が悪くなったとみられることから、少なくとも何人かのケースでは、偽造アルコールが原因だったのではとの憶測も飛んでいる)。昨年夏にも、イヴェット・スポートさん、デヴィッド・ハリソンさんの2人がそれぞれプンタカナのバイーア プリンシペとハードロック・ホテル&カジノで亡くなっている。

ドミニカ共和国で亡くなった人の中には、ABCの番組『シャーク・タンク』の出演者の一人バーバラ・コーコランさんの兄もいる。だが彼女は、兄のジョンが去る4月にドミニカ共和国で死んだと発表したが、のちに、兄は心臓の持病を抱えていて「家族は自然死だと考えています」と述べた。

ドミニカ共和国は世界でも人気観光地のひとつ。ドミニカ共和国内務省によると、毎年270万人のアメリカ人が島を訪れている。同国のフランシスコ・ガルシア観光大臣は、観光客の死に関連性はないとし、「個別の事件」だと述べた。

以前ローリングストーン誌に充てた声明の中で、ハードロック・ホテル&カジノ プンタカナの代表者は「これまでも、そして現在も、お客様の安全と健康が我々の最優先事項です」と述べた。グランドバイーアの代表者からはまだコメントは得られていないが、6月7日のTwitterの投稿で、アメリカ人観光客の死に関する最近の報道に反論し、「世間に出回っている、弊社のイメージや評判を損ねるような誤った情報について、完全に否定いたします」と述べ、さらに同チェーンは「警察当局および現在進行中の捜査に心から敬意を表します。弊社は警察および現在進行中の捜査に全面的に協力していることを重ねて申し上げます」と付け加えた。

Translated by Akiko Kato

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190624-00031294-rolling-int

59taro:2019/06/26(水) 04:40:52
メキシコ、米国境に1万5000人を派遣 移民対策で

(CNN) メキシコのサンドバル国防相は24日、米国との国境に約1万5000人の兵士を派遣したことを発表した。

サンドバル国防相によれば、同国北部に国家警備隊と軍部隊からなる約1万5000人が派遣されたという。

メキシコでは、ベリーズやグアテマラと接する南部の国境にすでに約2000人の国家警備隊を派遣している。移民の多くは中米諸国から移動を始めて、メキシコを通過して米国を目指す。

メキシコに対しては、トランプ米政権が移民の流入を抑制するよう圧力をかけていた。一方、メキシコは国連や米国に移民の抑制に向けた取り組みを支援するよう求めていた。

https://www.cnn.co.jp/world/35138999.html

60taro:2019/06/26(水) 04:44:50
バイデン氏、幼少時に不法入国した「ドリーマー」への市民権訴え

[ワシントン 24日 ロイター] - 2020年の米大統領選挙で民主候補の指名争いに名乗りを上げているジョー・バイデン前副大統領は24日、幼少時に親と共に不法入国した通称「ドリーマー」と呼ばれる人々に市民権を与えるべきだと訴えた。また、国境管理の技術に一段と投資すべきだとの考えを示した。

バイデン氏のコメントはマイアミ・ヘラルド紙の論説欄に掲載された。今週フロリダ州では、大統領選の民主党指名を争う候補者の最初の討論会が予定されている。

バイデン氏は、トランプ大統領が提案するメキシコとの国境の壁建設について、不法移民や違法薬物の米国流入の抑制にはつながらないと指摘。「国境の安全を確保することは不可欠だが、壁建設は現実からかけ離れたスローガンだ」と批判した。

ドリーマーの市民権について具体的なことは提案しなかった。

オバマ前大統領は、約80万人の若者の在留を一時的に認めるため、不法入国した若者の救済制度「DACA」を大統領令で導入した。一方、トランプ氏はDACAの撤廃を求めている。

バイデン氏は、トランプ政権の政策は、中南米やカリブ海諸国と米国の関係を壊していると批判。米国は「法治国家で移民の国だ」と指摘した。バイデン氏のコメントは、移民政策で同氏が一部の民主党指名争い候補者よりも穏健な政策を取る可能性を示唆している。

民主党候補者の移民政策を巡っては、オバマ前政権で住宅都市開発長官を務めたフリアン・カストロ氏が不法入国者を犯罪者扱いすることを止めるよう訴えている。また、エリザベス・ウォーレン上院議員やカマラ・ハリス上院議員などは、移民税関捜査局の仕事を大幅に削減することを提案している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000033-reut-s_ame

61taro:2019/06/27(木) 04:34:50
水死した移民親子の写真に衝撃と怒り、米・メキシコ国境

【6月26日 AFP】米国とメキシコの国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川で、メキシコ側から同川を渡って米国入りを試みたエルサルバドル人男性とその2歳の娘が水死した。その衝撃的な写真が公開され、激しい怒りを巻き起こすとともに、亡命希望者が直面する危険が改めて浮き彫りになった。

 AFPが入手したメキシコの裁判所の法廷記録によると、オスカル・マルティネス・ラミレス(Oscar Martinez Ramirez)さん(25)は妻(21)と娘を連れてエルサルバドルから逃れ、23日午後、川を渡る決心をしたという。

 その際ラミレスさんは娘を守るため、おんぶをしてその上からTシャツを着ていた。しかし激しい水流にのまれて流され、父子は母親の目の前で溺れた。母親は生き延び、対岸にたどり着いたという。

 ラミレスさんと娘の遺体は25日、メキシコ北東部タマウリパス(Tamaulipas)州マタモロス(Matamoros)で発見された。

 若い父親と幼児がうつ伏せになって水面に浮かんでいる一連の写真は、エルサルバドルとメキシコ国内で激しい怒りを呼んだ。メキシコ政府はこれまでにも、移民の処遇をめぐって厳しい批判にさらされている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3232161?cx_part=top_topstory&cx_position=3

62taro:2019/06/27(木) 04:34:50
水死した移民親子の写真に衝撃と怒り、米・メキシコ国境

【6月26日 AFP】米国とメキシコの国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川で、メキシコ側から同川を渡って米国入りを試みたエルサルバドル人男性とその2歳の娘が水死した。その衝撃的な写真が公開され、激しい怒りを巻き起こすとともに、亡命希望者が直面する危険が改めて浮き彫りになった。

 AFPが入手したメキシコの裁判所の法廷記録によると、オスカル・マルティネス・ラミレス(Oscar Martinez Ramirez)さん(25)は妻(21)と娘を連れてエルサルバドルから逃れ、23日午後、川を渡る決心をしたという。

 その際ラミレスさんは娘を守るため、おんぶをしてその上からTシャツを着ていた。しかし激しい水流にのまれて流され、父子は母親の目の前で溺れた。母親は生き延び、対岸にたどり着いたという。

 ラミレスさんと娘の遺体は25日、メキシコ北東部タマウリパス(Tamaulipas)州マタモロス(Matamoros)で発見された。

 若い父親と幼児がうつ伏せになって水面に浮かんでいる一連の写真は、エルサルバドルとメキシコ国内で激しい怒りを呼んだ。メキシコ政府はこれまでにも、移民の処遇をめぐって厳しい批判にさらされている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3232161?cx_part=top_topstory&cx_position=3

63taro:2019/06/27(木) 04:53:50
同志よタブーと戦え、キューバに初の性玩具店オープン

 共産主義国家キューバの首都ハバナで、初の性玩具店がオープンした。期間限定のポップアップストアではあるが、国営企業が出店を容認したのは初めてとみられる。

 「法的には、キューバで開店した性玩具店はない。性玩具は闇市場で、高い値段で売られている」と店舗を企画したアーティストは話す。

 キューバの人々は概ね性に寛容であるが、性玩具に対して否定的に見る人が多い。とくにバイブやディルドは同性愛者が使うものだという考え方が、男性を中心に支配的だからだ。

 キューバでわいせつとみなされる物は一切販売が禁止されている。そのためポルノを販売する店は一切ない。キューバ人は海外で買ってきた性玩具を、こっそりスーツケースに入れて持ち込むしかないという。

 店舗を企画したアーティストは「タブーを打ち破りたかった」と話している。

最終更新:6/26(水) 16:31
ロイター

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00010012-reutv-s_ame

64taro:2019/06/27(木) 04:55:30
米国境警備局長代行が退任へ、不法移民の子供への対応巡り批判
6/26(水) 5:21配信 ロイター
[ワシントン 25日 ロイター] - 米税関・国境警備局(CBP)は25日、ジョン・サンダース局長代行が7月5日付で退任すると発表した。

国境警備当局が不法移民の子供に十分な水や食料を与えず、数週間にわたり拘束しているとして、移民擁護団体や民主党から批判が高まる中での退任となる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000018-reut-s_ame

65taro:2019/06/28(金) 04:33:40
動画:「アメリカンドリームを追っていた」 移民親子水死、家族の悲痛な思い

【6月27日 AFP】「息子たちはアメリカンドリームを追っていた」――メキシコから米国への入国を試み、国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川で水死したエルサルバドル人のオスカル・アルベルト・マルティネス・ラミレス(Oscar Alberto Martinez Ramirez)さんの母親ローサ・ラミレス(Rosa Ramirez)さんは、AFPの取材で涙ながらに語った。

 川に浮かぶオスカルさんと1歳の娘バレリアちゃんの遺体を捉えた写真は26日、世界中に衝撃を与えた。

 このひどく心が痛む写真は、2人の祖国であるエルサルバドル国内でも激しい怒りを呼んだ。同国では毎日、200人近い人が同じような危険を冒す覚悟で米国を目指し出発している。

 AFPの取材に応じたローサさんは、「痛みは計り知れない。息子たちは米国にたどり着くことだけを望んでいた…より良い生活を手に入れるというアメリカンドリームを追っていた」と語った。ローサさんが住む首都サンサルバドルの東部地区はギャングの活動が活発なエリアで、オスカルさんはそこのピザ店で働いていた。

 ローサさんによると、オスカルさんと妻のタニアさん、バレリアちゃんは4月3日にエルサルバドルを出発し、メキシコ・タパチュラ(Tapachula)の移民保護施設で2か月間過ごした。米国への亡命申請手続きを開始したもののしびれを切らせて川を渡ることを決断したのだという。

  オスカルさんらは23日、リオグランデ川に入った。タニアさんは不安を感じてメキシコ側の川辺に残ったが、そこでオスカルさんとバレリアちゃんが流れにのみ込まれる様子を目の当たりにすることとなった。当時、オスカルさんはバレリアちゃんを自分のTシャツの中に抱いて川を渡っていたという。

「息子は私に、バレリアを米国で育てたいという夢を語っていた。貧困から脱し、家族のために家を買い、より良い生活を送りたいと言っていた」とローサさんは話す。そして、「私は書類を持たずに米国に行くことは非常に危険で、それほどの危険を冒す価値はないと思っていた」と付け加えた。

 エルサルバドルでは、2人が死亡したニュースを受け、遺族に寄り添うメッセージがソーシャルメディアにあふれた。同国のナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は2人の遺体を政府の費用で帰国させるよう命じた。

 エルサルバドル移民研究所(Salvadoran Migrant Institute)のセサル・リオス(Cesar Rios)氏は、「この写真はエルサルバドル人移民の苦しみを表している。心が痛む写真で政府に移民問題への対策を求めるものとなった」と語った。

 映像は取材に応じたローサさん。地元メディアのTELEPRENSA CANAL 33が25日撮影・提供。(c)AFP

66taro:2019/06/28(金) 04:38:39
米国境警備局トップ辞任=不法移民の子の収容環境に批判

 【ワシントン時事】米国の国境管理を統括する税関国境警備局(CBP)のサンダース局長代行が、7月5日付で辞任することが明らかになった。米各メディアが25日、CBP職員に辞任の意向と謝意を伝えるサンダース氏のメッセージ内容を報じた。
〔写真特集〕トランプ政権を去った人々

 米政府の移民政策をめぐっては、メキシコ国境で拘束された不法入国者の子供らがテキサス州にある国境警備隊の施設で、劣悪な環境下で収容されていると米メディアが最近報道。人権団体の調査担当者は「衛生状態や生活環境のために伝染病が広がる危険がある」と警告し、移民当局の対応に批判の声が上がっていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062600313&g=int

67taro:2019/06/28(金) 04:42:49
ホワイトハウス、上院通過の移民対策支出法案の下院可決要請
6/28(金) 1:50配信 ロイター
[ワシントン 27日 ロイター] - 米ホワイトハウスは27日、共和党主導の上院が可決した移民対策支出法案を下院で通過させるよう要請した。

上院は前日、メキシコ国境からの移民流入急増対策として46億ドルの支出を認める法案を可決。今後は下院を通過した法案との擦り合わせ作業が必要となる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000011-reut-s_ame

68taro:2019/06/29(土) 04:28:58
メキシコ、北部地域で4万人の移民・難民雇用へ=大統領


 28日、メキシコのロペスオブラドール大統領は米国との国境に近い北部地域で、米国への移民を希望する移民・難民のために4万人の製造業部門での雇用を創出することを明らかにした。写真はロペスオブラドール大統領。4月15日撮影(2019年 ロイター/Edgard Garrido)
[メキシコ市 28日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は28日、米国との国境に近い北部地域で、米国への移民を希望する移民・難民のために4万人の製造業部門での雇用を創出することを明らかにした。

ロペスオブラドール大統領は定例記者会見で、この件に関して製造業者と来週に合意書に署名できるとみているとし、「法的な問題はない。移民・難民が煩雑な手続きなしで職に就けるよう手配している」と述べた。

米国は1日に受け付ける移民申請の数に上限を設けている上、申請後も結果が出るまで申請者をメキシコに送り返しているため、米国との国境沿いのメキシコ北部には多くの移民・難民が足止めされている。こうした中、メキシコ北部では工場の労働力不足が顕著となっており、移民・難民が解決の糸口になる可能性がある。

ただ、ロペスオブラドール政権の下で米国との国境沿いの地域の最低賃金が倍増されたものの、多くの移民・難民の出身国であるグアテマラやホンジュラスなどの中米諸国と比べるとまだ低い水準にある。さらに、多くの移民・難民は就労許可を持っていないため、米国との国境沿いのティファナやシウダーフアレスなどの都市ではシェルターなどの施設が不足している。

ロペスオブラドール大統領は新たな施設の建設計画が進んでいることを表明。「シェルターのほか、食料や医療品などを十分に提供するための資金が承認されつつある」と述べた。

また、メキシコ南部地域でも移民・難民に対し職業とシェルターを提供する意向であることも明らかにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00000010-reut-s_ame

69taro:2019/06/30(日) 05:36:28
米メキシコ国境沿いの不法移民検挙、6月に25%減へ
6/29(土) 6:02配信 ロイター
[ワシントン 28日 ロイター] - 米国土安全保障省のマカリーナン長官代行は28日、6月に米・メキシコ国境沿いで検挙された不法入国者数が、過去最高に達した5月から最大25%減少する見通しを示した。

中米から米国への入国を目指し北上する移民の阻止に向けて、メキシコ政府が取り締りを強化していることが背景にあると説明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00000016-reut-s_ame

70taro:2019/06/30(日) 05:39:20
自ら「世界一ハンサムでクール」 エルサルバドルのブケレ大統領

 【サンパウロ共同】中米エルサルバドルで1日に就任したブケレ大統領(37)が、ツイッターのアカウントの自己紹介欄に「世界で最もハンサムでクールな大統領」と一時表示したが、批判を受けて29日までに削除した。ソーシャルメディアを駆使する斬新なスタイルで知られる同氏流のユーモアだったが、インターネット上では不快感を示す意見もあった。

 ブケレ氏は2月の大統領選で、過去30年にわたり政権を担ってきた左右二大政党に属さない候補として初当選。

 今月下旬にメキシコを訪問した際には同国メディアが「世界で最もクールでハンサム」と形容していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00000073-kyodonews-int

71taro:2019/07/01(月) 05:08:29
メキシコ外相が訪中へ 対米依存見直し関係強化

 20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席のため大阪を訪問したメキシコのエブラルド外相は29日、7月1、2両日に北京を訪れ、経済関係強化をテーマに高官協議を行うと述べた。メキシコなどのメディアが報じた。メキシコは、国境や通商問題でぎくしゃくする米国への貿易依存を見直そうと、中国などに接近している。

 エブラルド氏は大阪とメキシコを映像でつないで記者会見した。「中国でのメキシコの存在感を高めたい」と強調した。大阪で、中国の習近平国家主席と個別に接触したという。

 メキシコはインド、シンガポールなどとの関係強化も目指している。

 ロペスオブラドール氏は、トランプ氏が対応を強く求めている移民問題を念頭に「国内の差し迫った状況」への対処を理由にサミットを欠席した。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/190630/wor1906300006-n1.html

72taro:2019/07/02(火) 04:35:35
水死した移民親子、エルサルバドルに無言の帰国

【7月2日 AFP】メキシコと米国の国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川から米国を目指して水死した父娘の遺体が6月30日、母国エルサルバドルに帰国した。

 親子の遺体を乗せた車はメキシコからグアテマラを通過し、エルサルバドルの閣僚マリオ・デュラン(Mario Duran)氏が立ち会う中ラアチャドゥーラ(La Hachadura)に到着した。

 オスカル・アルベルト・マルティネス・ラミレス(Oscar Alberto Martinez Ramirez)さん(25)と娘のバレリアちゃん(1歳11か月)がリオグランデ川でうつぶせの状態で亡くなった様子を捉えた衝撃的な写真を受けて、世界中で懸念や怒りが広がった。米国による国境沿いでの移民取り締まりに責任があると非難する声も上がった。

 エルサルバドル移民研究所(Salvadoran Migrant Institute)のセサル・リオス(Cesar Rios)氏はAFPに対し、2人の死は「若者に将来を与えることができる威厳ある人生を保証していない、政策の無能ぶり」を象徴していると語った。

 メキシコを渡って米国を目指す移民の大半は、犯罪組織の暴力で引き裂かれたエルサルバドルなど中米諸国出身。エルサルバドルの首都サンサルバドル近隣に暮らすマルティネスさんとその家族は、貧困と犯罪組織による容赦ない暴力から逃れてメキシコで人道ビザを取得し、大勢の移民同様、米国での難民申請手続きを待つ予定だった。

 マルティネスさんとバレリアちゃんは先月23日、川を渡り米テキサス州ブラウンズビル(Brownsville)近くにまでたどり着こうとした際に溺死。妻のタニア・バネッサ・アバロス(Tania Vanessa Avalos)さんは、どうすることもできず河岸からその様子を見ていたという。アバロスさんは先週サンサルバドルに戻った。マルティネスさんとバレリアちゃんの遺体は後日埋葬される見通しだ。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3233068?cx_part=top_topstory&cx_position=3

73taro:2019/07/02(火) 04:36:11
水死した移民親子、エルサルバドルに無言の帰国

【7月2日 AFP】メキシコと米国の国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川から米国を目指して水死した父娘の遺体が6月30日、母国エルサルバドルに帰国した。

 親子の遺体を乗せた車はメキシコからグアテマラを通過し、エルサルバドルの閣僚マリオ・デュラン(Mario Duran)氏が立ち会う中ラアチャドゥーラ(La Hachadura)に到着した。

 オスカル・アルベルト・マルティネス・ラミレス(Oscar Alberto Martinez Ramirez)さん(25)と娘のバレリアちゃん(1歳11か月)がリオグランデ川でうつぶせの状態で亡くなった様子を捉えた衝撃的な写真を受けて、世界中で懸念や怒りが広がった。米国による国境沿いでの移民取り締まりに責任があると非難する声も上がった。

 エルサルバドル移民研究所(Salvadoran Migrant Institute)のセサル・リオス(Cesar Rios)氏はAFPに対し、2人の死は「若者に将来を与えることができる威厳ある人生を保証していない、政策の無能ぶり」を象徴していると語った。

 メキシコを渡って米国を目指す移民の大半は、犯罪組織の暴力で引き裂かれたエルサルバドルなど中米諸国出身。エルサルバドルの首都サンサルバドル近隣に暮らすマルティネスさんとその家族は、貧困と犯罪組織による容赦ない暴力から逃れてメキシコで人道ビザを取得し、大勢の移民同様、米国での難民申請手続きを待つ予定だった。

 マルティネスさんとバレリアちゃんは先月23日、川を渡り米テキサス州ブラウンズビル(Brownsville)近くにまでたどり着こうとした際に溺死。妻のタニア・バネッサ・アバロス(Tania Vanessa Avalos)さんは、どうすることもできず河岸からその様子を見ていたという。アバロスさんは先週サンサルバドルに戻った。マルティネスさんとバレリアちゃんの遺体は後日埋葬される見通しだ。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3233068?cx_part=top_topstory&cx_position=3

74taro:2019/07/02(火) 04:39:48
メキシコの大都市で大量のひょう 最高で2m、押し流された車も

【7月1日 AFP】メキシコ・ハリスコ(Jalisco)州のグアダラハラ(Guadalajara)で6月30日、大量のひょうが降り、住民を驚かせ、車が立ち往生した。ひょうは最も多いところで2メートル積もったという。

 ハリスコ州のエンリケ・アルファロ(Enrique Alfaro)知事も、「グアダラハラでこんな光景は見たことがない」と驚きを示した。

 アルファロ氏は、「気候変動は現実なのかと自問させられる。これらこそ、今まで誰も見たことのない自然現象だ。信じ難い」と語った。

 首都メキシコ市の北西に位置するグアダラハラは人口約500万人で、同国で最も人口の多い都市の一つ。ここ数日の気温は31度前後だった。

 この時期にひょうが降ることは珍しくはないが、今回ほど大量のひょうが降った前例はない。

 家屋と事業所合わせて200軒近くがひょうによる損傷を受けた。また丘陵地帯では少なくとも50台の自動車が氷の濁流に押し流され、中には氷の下に埋没した車もあった。

 州の防災当局によると、死者の報告はないが、2人が「低体温症の初期症状」を示したという。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3232942?cx_part=top_latest

75taro:2019/07/02(火) 04:40:35
台湾総統、中米・カリブ海諸国歴訪へ

 台湾の総統府は1日、蔡英文総統が11〜22日の日程で、外交関係のあるハイチなど中米・カリブ海諸国4カ国を歴訪すると発表した。往復でそれぞれ米国を経由する。台湾メディアは米国の経由地をニューヨークとコロラド州デンバーだと報じているが、総統府は確認を避けた。(台北 田中靖人)

https://www.sankei.com/world/news/190702/wor1907020003-n1.html

76taro:2019/07/03(水) 05:09:29
中国メキシコ、貿易拡大へ 米対抗で連携強化

 【北京共同】中国の王毅国務委員兼外相とメキシコのエブラルド外相は2日、北京で会談し、両国の投資や貿易を拡大し、経済協力を強化することで一致した。トランプ米政権による制裁関税を念頭に、両外相は「保護主義反対」を打ち出し、連携して米国の圧力に対抗する姿勢を示した。

 メキシコは、国境や通商問題であつれきを抱える米国への貿易依存を見直そうと中国に接近。同様に米国との対立が深まる中国も、メキシコとの関係強化により「米国の裏庭」と呼ばれる中南米で影響力拡大を図る狙いだ。

 王氏はメキシコのロペスオブラドール大統領の訪中を要請した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000155-kyodonews-int

77taro:2019/07/04(木) 05:26:14
「危険なほど過密」米テキサス州の移民施設、国土安全保障省が警告

【7月3日 AFP】米テキサス州にある移民収容施設が「危険なほど過密」な状態だとして、米国土安全保障省(DHS)の監察長官が2日、警鐘を鳴らした。

 DHSのジェニファー・コステロ(Jennifer Costello)監察長官代行はケビン・マカリーナン(Kevin McAleenan)DHS長官代行へ提出した報告書で「(テキサス州南部)リオグランデバレー(Rio Grande Valley)では、子どもと大人が危険なほど過密な状態で長期間拘束されており、この事態を緩和するために迅速な措置を講じるようDHSに奨励する」と伝えた。

 報告書にはまた同州にある複数の施設で撮影された写真が掲載されており、幼い子どもを含む多数の移民が、おりのような待機場所や小部屋の中に肩を突き合わせるようにして詰め込まれている様子が捉えられている。

 コステロ氏によると、収容施設を管理する幹部の一人はこの状況を「カチカチ動く時限爆弾」と表現し、施設職員と収容されている移民の安全について懸念を強めているという。

 またDHSの監察当局が6月初旬、リオグランデバレーにある国境警備隊の収容施設5か所を視察した際には「同伴者のいない外国人の子ども、家族、独身の成人らが、深刻な過密状況下で長期にわたり拘束されている」実態を確認したという。

 この5か所のうち3か所では、子どもがシャワーを浴びることができず、服を着ている人がほとんどいなかった。また2か所では温かい食事の提供がなく、出されていたのはサンドイッチのみだったという。ソーセージのサンドイッチのみの食事で便秘に苦しむ人もいた。

 さらに独身の成人の大半が1か月間シャワーを浴びておらず、清拭用として代わりにウエットティッシュが配られていた。

 国境警備隊の統計によると、リオグランデバレー一帯では2018年10月から今年5月までに22万3263人が施設に収容され、前年同期から124%増加している。

 DHS監察当局の報告書が提出された前日には、民主党議員のグループがメキシコと国境を接するテキサス州の不法移民収容施設を視察。「恐ろしい」状況にあると非難していた。(c)AFP/Chris Lefkow

https://www.afpbb.com/articles/-/3233473?cx_part=top_latest

78taro:2019/07/05(金) 04:21:28
国家警備隊と連邦警察の統合案に大勢の警官が抗議、メキシコ

【7月4日 AFP】メキシコの首都メキシコ市で3日、連邦警察官数百人がアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領の国家警備隊と連邦警察の統合案に抗議し、道路を封鎖するなどのデモを行った。

 左派のロペスオブラドール氏は、麻薬密売により凶悪化する犯罪や連邦警察内にまん延する汚職に対処するため、国家警備隊を新設した。

 しかし警官らは、政府が連邦警察官の賃下げを計画する一方、大統領は連邦警察を軍の指揮下に置くことで憲法違反をしていると非難した。

 大勢の怒れる警官らは夜明け前に首都の司令センター前に集まり、日中までデモを続けた。主要道路2本を封鎖し、首都の端にある料金所を一時的に占拠する場面もあった。

 警官らは4日も全国ストライキを実施し、抗議を続けると宣言している。(c)AFP

79taro:2019/07/05(金) 04:21:55
国境の壁建設問題、米控訴裁も麻薬対策費の流用認めず

[3日 ロイター] - 国防総省の麻薬対策関連予算25億ドルをメキシコ国境沿いに壁を建設する費用に振り向ける米政府の計画について、米連邦控訴裁判所は3日、計画の差し止めを命じた一審判決を支持する判断を下した。

トランプ政権は壁建設費について議会の承認が得られないことから、2月に国家非常事態を宣言して既に割り当てられた予算の使途を変更する形で67億ドルの建設費を捻出。これに対し、カリフォルニアなどの州と複数の団体はそれぞれ、差し止めを求める訴訟を提起していた。

米カリフォルニア州の連邦地裁は前週、麻薬対策関連予算25億ドルを流用する計画は違法との判断を示し、差し止めを命じた。これを受けてトランプ政権は控訴し、上訴審の判決が出るまで差し止め命令を保留するよう申し立てた。

第9巡回連邦控訴裁の判事3人によるパネルは「議会は(トランプ政権が)設置を求めている国境の障壁に予算を割り当てなかった。議会は現時点で壁建設は国民の利益にならない判断したようだ。われわれが異なる結論を出すべきではない」と説明。

差し止め命令保留の申し立ても却下し、憲法は納税者の資金をどのように使うか判断する権限を議会に与えているとした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000047-reut-s_ame

80taro:2019/07/05(金) 04:23:21
トランプ氏、収容施設に不満ある移民には「米国に来るなと言うべき」

[ワシントン 3日 ロイター] - メキシコ国境沿いの米不法移民収容施設の管理を巡り民主党や市民権擁護団体などから批判が強まる中、トランプ米大統領は3日、ツイッターへの投稿で、収容所の状態に不満がある移民には「米国に来るな」と伝えるべきだと主張した。

移民収容施設を最近訪れた民主党の議員や活動家らは、食料や水が不足し、人数を詰め込みすぎで劣悪な状態にあると訴えてきた。

テキサス州のメキシコ国境にある移民収容施設を視察した国土安全保障省の監察官も2日に、収容可能人数の2倍もの人が押し込められた状態を報告している。

ただ、トランプ氏はツイッターで「急いで設置あるいは改築された収容施設の状態に不法移民が不満を感じるなら、来るなと伝えればいい。全ての問題が解決する!」と強調。

トランプ氏は先に「国境警備職員は病院職員や医師、看護師ではない」とツイート。「国境警備職員は役割をはるかに越えた素晴らしい仕事をしている。不法移民は出身国にいるよりもはるかに良好で安全な環境で暮らしている」と書き込んでいた。

税関・国境警備局(CBP)職員が移民に対する不適切なコメントなどをフェイスブックに投稿していると報じられた問題を巡り、国土安全保障省のマカリーナン長官代行は調査を命じたことを明らかにしたが、民主党のシューマー上院院内総務はCBP幹部らの解任を求めた。

テキサス州の収容施設を今週訪れた民主党のホアキン・カストロ下院議員は、移民が2週間以上シャワーの使用を認められず、服薬もできず、水道の蛇口が壊れた区域に閉じ込められていたと指摘。電話会見で「人権が軽視されていることは明らかだ」と訴えた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000019-reut-s_ame

81taro:2019/07/05(金) 04:28:35
メキシコ政府、グアテマラ国境に国家警備隊の「永続的な配備」開始

【AFP=時事】メキシコ政府は3日、移民の流入を防ぐため、グアテマラとの国境に流れるスチアテ川(Suchiate River)沿いに国家警備隊の「永続的な配備」を開始したと発表した。

 国家警備隊の指揮官、ビセンテ・アントニオ・エルナンデス(Vicente Antonio Hernandez)氏は報道陣に対し、スチアテ川沿いに加え、南部チアパス(Chiapas)州内61か所の国境横断地点にも国家警備隊を配備すると明らかにした。

 エルナンデス氏は、5月以降2万400人の移民が組織犯罪から「救出」され、人身売買業者30人が逮捕されたと述べた。またメキシコと米国の国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川から米国を目指して水死した父娘の事例を挙げ、「彼ら(移民)の流入を許容し続ければ、われわれは非常に無責任だということになるだろう」とコメントした。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は5月、メキシコから越境して米国入りを目指す中米出身移民を阻止する対策を講じなければ、メキシコからの全輸入品を対象に追加関税を発動すると警告。1週間の厳しい交渉の末、米国とメキシコは6月7日に合意に達し、国境沿いへのメキシコ国家警備隊の大規模配備や、米国で難民認定申請が処理されるまで移民をメキシコ国内にとどめることが取り決められた。

 移民をめぐる取り決めは今のところ、トランプ氏の思い通りの結果を生み出しているように見える。ケビン・マカリーナン(Kevin McAleenan)国土安全保障長官代行は6月28日、南部の国境で6月に拘束される移民の数は25%減少するとの見通しを示した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000024-jij_afp-int

82taro:2019/07/05(金) 04:29:28
中米ホンジュラスでデング熱流行、緊急事態宣言 一斉駆除も
7/4(木) 12:35配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【7月4日 AFP】中米ホンジュラス当局は3日、デング熱で多数の死者が出たことを受け、全国に緊急事態宣言を発令し、主な媒介蚊であるネッタイシマカの一斉駆除を実施した。同国では、今年に入って少なくとも44人がデング熱で死亡している。

 映像前半は駆除を行う当局関係者と駆除のためペットと一緒に屋外に出た住民。3日撮影。後半は子どもを含むデング熱感染者、首都テグシガルパの大学病院で3日撮影。(c)AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00010003-afpbbnewsv-int

83taro:2019/07/06(土) 04:43:17
メキシコ、新貿易協定の抜け穴解消へ米と対応=高官
7/6(土) 3:14配信 ロイター
[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコのヘスス・セアデ北米担当外務次官はロイターのインタビューで、新たな貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の抜け穴解消へ、米国と緊密に連携して取り組んでいると明らかにした。労働・環境規定の強化を求める米議会民主党の要求に応える狙いだ。

民主党は懸念が対処されない限り、批准手続きを遅らせる構えもちらつかせている。

セアデ次官によると、紛争解決制度の抜け穴解消に焦点を当てている。

メキシコが不公正でルールに反した労働条件で製品を生産、輸出した場合、現在の合意のもとで米国は正式に貿易紛争手続きに着手することは可能だ。だが制度に抜け穴があり、メキシコが紛争パネルの設立を阻止することが理論的に可能になっているという。セアデ次官は「抜け穴解消の方策を見いだそうとしている」と話した。

ペロシ下院議長の報道官は、議会民主党にとって新協定の労働・施行規定は主要な懸念事項と指摘。「協定案のこうした重要分野強化に向け、議長は党内や米通商代表部(USTR)と連携し続けている」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000007-reut-s_ame

84taro:2019/07/09(火) 04:46:44
米難民対策に「がくぜん」、国連人権弁務官が改善訴え
7/9(火) 2:24配信 ロイター
[ジュネーブ 8日 ロイター] - 国連人権高等弁務官事務所のバチェレ弁務官は8日、米国への移民や難民が収容される施設の状況に「がくぜんとする」と述べた。

バチェレ氏は、声明で「小児科医として、また、母親として、元大統領として、子どもが過密状態の施設の床で寝されていることに非常に衝撃を受ける。医療や食料も十分にない上、衛生環境も悪い」と語った。

「ほとんどの移民や難民は、保護と尊厳を追い求めて、そして暴力と飢餓から逃れるために、子どもとともに危険な旅に出る」と指摘。「やっと安全な地に着いたと思ったら、大切な人から引き離され、悲惨な施設に閉じ込められる。こうしたことはいかなるところでも起きてはならない」とした。

またバチェレ氏は、成人の自由を奪うことは最終手段であるべきで極力短い期間に抑えなければならないと主張。法的保護が保障され、国際人権基準を満たす必要があると訴えた。

さらに子どもにとっては、たとえ整った環境下での短期間の収容でも健康や発達に深刻な影響を与えると指摘。「国境管理は正規でない移民を見つけて収容し、迅速に国外退去させることだけを目的とした視野の狭い政策に基づいてはならない」と強調した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000010-reut-s_ame

85taro:2019/07/10(水) 04:56:06
乗り捨てられた船から4億円相当の現金、当局が押収 プエルトリコ

(CNN)米自治領プエルトリコの当局者がこのほど、乗り捨てられた船の中にあったバッグの中から計370万ドル(約4億円)分の現金を発見した。船はライトを点灯せずに航行していたところを国境警備要員が追跡していた。

7日に現金を押収したのは、米税関・国境警備局(CBP)と麻薬取締局(DEA)の職員。追跡された船舶は、無灯火のままプエルトリコから米領バージン諸島へ向かって航行していた。

追跡を察知した船舶は突然向きを変え、プエルトリコ東岸のファハルドへ引き返すと、河口の近くに上陸した。

報道向けの発表によると、職員らは船舶の乗員らがバッグを降ろしているのを目撃した。職員らが近づくと乗員らは現場から逃げ去ったという。

CBPのカリブ海地域担当幹部は8日に声明を出し、「引き続き他の法執行機関と連携をとり、密輸行為の摘発と抑止に向けカリブ海地域全域で活動に当たる」と述べた。

船内には、札束がぎっしり詰まったダッフルバッグ5個のほか、銃弾を装填(そうてん)した拳銃1丁、銃弾63発も見つかった。

CNN.co.jp

https://news.livedoor.com/article/detail/16747159/

86taro:2019/07/10(水) 04:58:30
メキシコ政府の人権委員会、国家警備隊による不法移民拘束に懸念

[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコ政府の人権問題を監視する委員会のトップは8日、国家警備隊が米国を目指す不法移民の拘束を担うことに懸念を示すとともに、不法移民対策における同部隊の権限を明確にすべきだとの考えを示した。

国家警備隊は、国内の麻薬組織撲滅のため新たに立ち上げられた部隊で、ロペスオブラドール大統領の看板政策。ただ、米国の追加関税を回避するため国境付近で不法移民を取り締まる任務が課せられている。

国家人権委員会(CNDH)のトップ、ルイス・ラウル・ゴンザレス氏は、不法移民拘束時の手続きを中心に、国家警備隊が移民当局を支援する際の手順と規定を正式に発表すべきで、そうした手順や規定がないとしたら、早急に策定して公表すべきだ、と述べた。

国家警備隊の3分の1近くに当たる約2万1000人が国境付近に派遣されているが、その役割に関する明確な規定はない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000058-reut-s_ame

87taro:2019/07/11(木) 05:04:02
メキシコ金融市場、突然の財務相辞任に揺れる-通貨ペソと株価急落

メキシコのウルスア財務公債相は9日、政策を巡る政権内の意見の違いを理由に突如辞任を発表した。ロペスオブラドール政権で初の主要閣僚の辞任を受け、通貨ペソは一時急落、株価も大きく下げた。後任にはエレラ副財務公債相が指名された。

  ペソはウルスア氏の辞任発表を受け、対ドルで一時2.3%安を付けた。その後、ロペスオブドラドール大統領が後任にエレラ氏を起用すると発表し、下げ幅は縮小した。現地時間9日午後3時23分(日本時間10日午前5時23分)現在、1.2%安となっている。メキシコの主要株価指数は一時2%下落した。

  ウルスア氏はロペスオブラドール大統領の古くからの側近で、ロペスオブラドール氏がメキシコ市の市長時代に市の財務責任者を務めた。

  バークレイズの中南米担当チーフエコノミスト、マルコ・オビエド氏は、エレラ氏が財務公債相に就任しても経済政策は大きく変わらないと指摘。「ロペスオブラドール大統領が全てを指図しており、それは変わらないだろう」と述べた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-09/PUE9S86K50Y801

88taro:2019/07/11(木) 05:06:29
メキシコ、景気後退は差し迫っていない=新財務相

[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコのエレラ新財務公債相は9日、景気後退が差し迫っているとは思わないとの認識を示した。

第1・四半期のメキシコ経済はマイナス成長で、アナリストの間では景気低迷がさらに続くとの見方が多い。

エレラ氏は、財務公債相への指名後初めて開いた会見で「景気後退が近いとは思わない。グローバルなレベルでは減速が見られるが、(メキシコが)景気後退に近いとは到底考えられない」と述べた。

同国では9日、ウルスア財務公債相が「過激」な経済政策を理由に辞任。ロペスオブラドール大統領は後任に経済運営で定評のあるエレラ財務次官を充てる人事を直ちに発表した。

メキシコ統計局は今月末に国内総生産(GDP)統計を発表する。第1・四半期のGDPは前期比0.2%減と、2018年第2・四半期以来のマイナス成長となった。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは最近の顧客向けリポートで「メキシコは事実上、景気後退に陥ったようだ。昨年第4・四半期の経済はほとんど成長しておらず、今年第1・四半期はマイナス成長となった。当社は第2・四半期もマイナス成長となり、メキシコが景気後退に陥ると予想している」と述べた。

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、メキシコ政府による予想のつかない政策と多額の負債を抱える国営石油会社ペメックスを巡る問題でメキシコの経済・財政見通しが厳しくなっていると指摘している。

エレラ氏は、財政面の優先課題は変わっていないとし、政権がマクロ経済の安定を優先課題にしており、責任ある財政運営を行うと表明。今年の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字をGDP比1%とすることを目標にすると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00000059-reut-s_ame

89taro:2019/07/11(木) 05:07:42
メキシコ新財務相、財政規律維持を表明 基礎的財政黒字目指す

[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコのエレラ新財務公債相は9日、この日辞任したウルスア前財務公債相が重視した財政規律を維持する意向を表明し、市場の懸念払しょくに努めた。

エレラ氏は、ウルスア氏が掲げた対国内総生産(GDP)比1%の基礎的財政黒字という目標から脱線することはないと強調し、2020年予算案でもおそらく類似の目標を設定するだろうと述べた。

ウルスア氏は9日、政権の「過激」な経済政策や高官間の利害衝突、十分な根拠のない政策決定、省人事への介入などを理由に辞任した。

大規模インフラプロジェクトで突然企業の利益に反する決定を行うなど、市場の信頼を揺るがしてきたロペスオブラドール政権において、ウルスア氏の財政規律へのコミットメントはプラスと受け止められていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00000063-reut-s_ame

90名無しさん:2019/07/11(木) 18:03:28
原油価格 メキシコ湾での暴風雨リスクで高騰が継続

日本時間13時47分の時点で、北海ブレント原油先物9月限は0.34%高の1バレル=67.24ドルに、WTI原油先物8月限は0.46%高の1バレル=60.71ドルとなった 。10日、両ブランドの値上げ幅は3%に達した。

安全環境執行局(BSEE)は10日、暴風雨になる可能性がある熱帯性暴風雨のために、エネルギー関連企業が米国のメキシコ湾での石油生産を31.9%削減したと報告した。10日、企業は15の生産プラットホームと4つの設備から職員を避難させた。

https://sptnkne.ws/5SZv

91taro:2019/07/12(金) 04:20:45
動画:VWビートル、生産終了 メキシコ工場でセレモニー

【7月11日 AFP】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は10日、同社を象徴する小型車「ビートル(Beetle)」の生産を終了した。メキシコ中部プエブラ(Puebla)の工場ではセレモニーが行われ、最後の限定モデルが披露された。

 工場で生産された最後の1台は大きな歓声で迎えられ、フォルクスワーゲン・メキシコ(Volkswagen Mexico)のステファン・アイヒェ(Steffen Reiche)最高経営責任者(CEO)は「70年近くにわたって3代モデルが受け継がれたビートルを失うことは、様々な人の感情を呼び起こすだろう」と語った。

「ビートルファイナルエディション」と銘打たれた限定モデル65台はメキシコ国内でインターネット販売される予定で、本体価格は2万1000ドル(約230万円)から。1番から65番までシリアルナンバーが割り振られ、各車両の左側には記念プレートが付けられる。

 昔を懐かしむような雰囲気に満ちたイベントでは従業員らが「ありがとうビートル」と書かれたおそろいの黄色いTシャツを着用し、多くのファンを生んだ唯一無二の存在である車に別れを告げた。

 VWは2015年に明るみに出た排ガス不正問題への対応のさなかだった昨年9月、ビートルの生産終了を発表。ビートルの歴史はナチス・ドイツ(Nazi)の時代にまでさかのぼり、1930年代に国民車構想を打ち出したナチスの指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の支援を受けたフェルディナント・ポルシェ(Ferdinand Porsche)が開発した。

 第2次世界大戦(World War II)後、連合国はVWを最優先企業としてドイツ自動車産業の再生に取り組んだ。

 映像は10日撮影。(c)AFP/German CAMPOS

https://www.afpbb.com/articles/-/3234768?cx_part=top_latest

92taro:2019/07/12(金) 04:27:12
米国目指した10歳少年、メキシコで襲われ重傷 父の遺体と路上に放置

(CNN) 中米グアテマラから米国を目指した親子が途中で何者かに襲われ、メキシコの道路脇に放置されているのが見つかった。10歳の少年は首に7センチ近い傷があり、ジーンズにTシャツ、薄手のジャケットを羽織った姿で、父親の腕に抱かれるようにして倒れていた。父親は絶命していた。

2人はメキシコのベラクルス州を横断する途中で襲われていた。父子を襲った悲劇は、時には密輸業者に命を預けてでも、危険を犯して米国を目指そうとする人たちの窮状を物語っている。

メキシコ・モレロス州当局によると、グアテマラ人のクリスティアン君(10)と父のルディさん(37)は5月28日にグアテマラを出発した。クリスティアン君のおじと、いとこも一緒だった。

一行はグアテマラで密輸業者に金を払い、米国まで連れて行ってもらう約束を取り付けていたが、メキシコで見捨てられ、麻薬密輸組織のロスセタスに誘拐された。同組織は米国にいる被害者の親族に身代金1万2000ドル(約130万円)を要求。親族は8000ドルを送金したが、誘拐犯から返事はなかった。

数日後の7月6日、モレロス州の道路脇に倒れているクリスティアン君とルディさんが発見された。ルディさんはのどをかき切られて死亡していたが、クリスティアン君にはまだ息があった。

クリスティアン君のおじといとこは脱出して、メキシコ当局に保護されているという。

クリスティアン君はモレロス州内の病院に運ばれて手当てを受けている。グアテマラ外務省によると、手術を受けて健康状態は良好だという。

グアテマラ外務省は、ルディさんの遺体を引き取る意向を表明した。残る3人は、メキシコに人道ビザで滞在するか、グアテマラに戻るかの選択を迫られる。

https://www.cnn.co.jp/world/35139791.html

93taro:2019/07/12(金) 04:35:52
メキシコ新財務相、沈んだ表情が話題に 指名受ける動画で

 メキシコで新たに財務公債相に就任したアルトゥロ・エレラ氏が、ロペスオブラドール大統領に同相に指名される動画で沈んだ表情を見せ、インターネット上で話題となっている。

 前任のカルロス・ウルスア氏は、十分な根拠もなく経済政策が決定されていると批判し、財務公債相を急きょ辞任した。

 動画では、大統領が話す中、横に立ったエレラ氏が気落ちした顔つきでいるのが確認できる。

 ボティランケージや行動を分析する専門家は、エレラ氏がアイコンタクトを避け、たくさんまばたきしたことは緊張の表われを示している可能性があると指摘。大統領が公約について語ると、まばたきの回数は増えたという。エレラ氏は時には1分間に約60回まばたきしていた。

 しかしエレラ氏はその後、記者団に対しリラックスした表情で「以前の職務では笑い過ぎと批判されたので、厳粛さを要する時には慎重に行動するよう心掛けている」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00010012-reutv-s_ame

94taro:2019/07/12(金) 04:37:04
米南部国境で拘留の単身児童は200人、5月から大きく減少=当局者

[カリゾースプリングス(米テキサス州) 10日 ロイター] - 米国境当局高官は、10日時点で南部国境地帯の施設に収容されている単身の子どもの数が約200人となっており、5月時点の2500人超から大きく減少していることを明らかにした。政府による越境児童収容予算拡大が奏功しているという。

同高官は記者団との電話会議で匿名を条件に、国境当局者が発見した単身の子どもは全員、72時間以内に保健福祉省(HHS)に引き渡されていると説明。「現在、収容人数が200人程度となっていることは大変前向きだ。HHSに資金が拠出されるようになってから、大きく違っている」と述べた。

議会は6月、国境における(収容)環境改善を目的とする45億ドルの緊急追加資金拠出法案を承認。このうち28億8000万ドルは、単身の子どもの居住と世話の提供に充てられている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000036-reut-s_ame

95taro:2019/07/13(土) 04:29:50
米・グアテマラ、15日に首脳会談 「安全な第三国」で合意の公算
7/13(土) 0:32配信 ロイター
[ワシントン 12日 ロイター] - 米ホワイトハウスは12日、グアテマラのモラレス大統領が週明け15日に訪米し、トランプ大統領と移民や安全保障問題などについて討議すると発表した。

両国の政府筋によると、両首脳は来週の会談で、難民受け入れを巡り、グアテマラを米国の「安全な第三国」とすることで合意する可能性がある。

トランプ大統領は先月、中米から米国に向かう移民抑制に向け、グアテマラと「安全な第三国」を巡る取り決めで合意に近いと述べていた。両国が合意すれば、グアテマラは米国への難民申請者を受け入れ、審査を行うことになる。

ホワイトハウスは声明で、会談では「移民や安全保障問題を中心に、両国の関係強化に向けた方策については話し合う」ほか、グアテマラの経済拡大や雇用創出に向けた他の中米諸国との関係強化についても討議するとした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000003-reut-s_ame

96taro:2019/07/13(土) 04:30:16
米、不法移民の検挙を今週末に開始 全米10都市=トランプ大統領
7/12(金) 23:30配信 ロイター
[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、国外退去の対象となっている不法移民の検挙を全米10都市で今週末から開始すると明らかにした。

これに先立ち、ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は、国外退去の対象となっている少なくとも2000世帯の不法移民の検挙が14日に始まる見通しと報じていた。

トランプ大統領は記者団に対し、不法移民の国外退去処分は秘密ではないとし、不法移民検挙に関する情報が事前に伝わっても構わないと述べた。

その上で「可能な限り、犯罪者に焦点を絞る」とした。

検挙が行われる見通しの都市の市長は、移民税関捜査局(ICE)による国外退去処分に協力しない意向を表明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000120-reut-s_ame

97taro:2019/07/13(土) 04:32:03
米当局、不法移民約2000世帯の検挙を14日に開始=報道
7/12(金) 6:09配信 ロイター
[ニューヨーク/ワシントン 11日 ロイター] - 米当局が、国外退去の対象となっている少なくとも2000世帯の不法移民の検挙を14日に開始する見通しと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が元・現政府高官の発言として報じた。

トランプ大統領は6月17日、ツイッターへの投稿で、数百万人に上る不法移民の一斉摘発を始める方針を示していた。 ただNYTによると、政権内の意見の不一致で計画は延期されていた。

ロイターは報道を確認しておらず、移民税関捜査局(ICE)からのコメントも得られていない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000027-reut-s_ame

98taro:2019/07/16(火) 04:16:03
週末の不法移民摘発、「非常にうまくいった」=トランプ大統領
7/16(火) 2:51配信 ロイター
[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領は15日、週末の不法移民摘発は「首尾良く」行われたと語った。

トランプ大統領は先週、国外退去の対象となっている不法移民の検挙を全米10都市で開始すると表明。米紙ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は、国外退去の対象となっている少なくとも2000世帯の不法移民の検挙が14日に始まる見通しと報じていた。

しかし14日夜時点で、数都市から小規模な摘発が実施されたという報告しか入っていない。

トランプ大統領は記者団に対し「米移民税関捜査局(ICE)が週末に行った摘発は非常にうまくいった」とし、「周知されていないだろうが、14日に多くが摘発され、非常に首尾良く運んだ」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000009-reut-s_ame

99taro:2019/07/16(火) 04:16:26
トランプ米政権、難民申請巡り新規制
7/16(火) 2:41配信 ロイター
[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米政権は15日、メキシコ国境での難民申請手続きに新たな基準を設けると発表した。

国土安全保障省と司法省は声明で「米国への難民申請者の基準に制約を加える」ことによって、移民に対する「新たな基準」を設ける方針を示した。

新基準は16日から実施される見通しで、新たな基準の下、米国到着前に「第3国」の少なくとも1カ国で、迫害もしくは拷問からの保護を求めていない移民の難民申請は困難となる可能性がある。

しかし、他国がどのように対処するかは不透明なままだ。グアテマラのモラレス大統領は同日訪米し、中米から米国に向かう移民抑制に向け、「安全な第3国」を巡る取り決めで合意する可能性があると伝わっていたものの、グアテマラは前日、訪米を延期すると発表した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000008-reut-s_ame

100taro:2019/07/16(火) 04:20:05
米グアテマラ首脳会談延期=移民押し付け協定を警戒

 【グアテマラ市AFP時事】中米グアテマラの大統領府は14日、ワシントンで15日に予定されていたモラレス大統領とトランプ米大統領との首脳会談が延期になったと発表した。

 隣国ホンジュラスやエルサルバドルの移民が米国を目指してグアテマラを通過する際、足止めする役回りを米政府が押し付けてくると考えられ、会談実施に強い反対意見が噴き出していた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000007-jij-int

101taro:2019/07/17(水) 04:32:21
グアテマラ憲法裁、難民巡る「安全な第三国」指定に差し止め命令

[グアテマラ市 15日 ロイター] - 米国を目指す難民の受け入れ問題を巡り、中米グアテマラの憲法裁判所は、モラレス大統領が同国を「安全な第三国」と宣言することに対する仮差し止め命令を下した。

判決は14日遅くに出た。これより先、グアテマラ政府はワシントンで予定されていたモラレス大統領とトランプ米大統領との会談が延期されたと発表。会談でモラレス氏は、グアテマラを米国の「安全な第三国」とすることに合意するとみられていた。

米国は、同国での難民申請を目指して北上する移民をグアテマラやメキシコなどの諸国が受け入れるよう求めている。

米政府は15日、米国への難民申請手続きに新たな基準を導入し、中米などから北上する移民に対し、米国到着前にまず、メキシコやグアテマラなどの「第三国」で迫害もしくは拷問からの保護を求める難民申請を行うよう義務付けると一方的に発表。

グアテマラ憲法裁の訴訟は、政府の人権オンブズマンや外相経験者4人が提起。「安全な第三国」指定はグアテマラの住民に有害で、「極めて重大」な措置だと訴えていた。

原告の1人であるエドガー・グティエレス元外相は憲法裁による「明確な判断」だったと評価。「われわれは大惨事をまぬがれた」とした。

グアテマラ政府は判決についてコメントしていない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000064-reut-s_ame

102taro:2019/07/17(水) 04:35:54
米、メキシコ国境で難民拒否へ 新規制導入、人権団体反発
7/16(火) 7:15配信 共同通信
 【ワシントン共同】トランプ米政権は15日、南部メキシコ国境に中米諸国から殺到している移民の流入を阻止するため、難民申請の要件を厳格化すると発表した。これまで認められてきた南部国境や米国内での難民申請がほぼ不可能になり、難民申請者の保護も拒否する。16日から新規制を適用する予定だが、人権団体は激しく反発しており司法闘争は必至だ。

 新たな規制は、難民や移民が第三国を経由して米国に来る場合、その第三国に難民申請することを義務付ける。現状では、米国に申請すれば、可否の結果が出るまで米国滞在が認められているため、申請段階で厳しく制限し流入を防ぐ狙い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000016-kyodonews-int

103taro:2019/07/18(木) 04:17:58
米トランプ政権の新難民申請規制めぐり、人権団体らが提訴

【7月17日 AFP】米国自由人権協会(ACLU)や弁護士団体などは16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権が導入した、メキシコ経由で流入する移民の難民申請資格を制限する新規制をめぐり訴訟を起こした。

 カリフォルニア州サンフランシスコの連邦裁判所に訴訟を提起したACLUのリー・グラント(Lee Gelernt)弁護士は声明で「トランプ政権の難民規制の中でも、最も過激だ」と表現。「国内法と国際法に明らかに違反しており、耐えられるものではない」と述べた。

 ウィリアム・バー(William Barr)米司法長官は15日、対メキシコ国境から流入する難民申請者の数に米国は圧倒されているとして、新規制の必要性を説明。規制は翌16日から実施されている。

 原告となった南部貧困法律センター(SPLC)や憲法権利センター(CCR)などは、新規制は米国の難民申請制度を形骸化し、迫害から逃れる難民に扉を閉ざす試みの一つだと主張。

 SPLCのメリッサ・クロウ(Melissa Crow)弁護士は「この政権による難民申請者への容赦ない戦いは、卑劣なものに他ならない」「次から次へと政策を通じて、この政権は南部国境で危機を生み出している」と非難し、新規制は状況を悪化させるだけでなく、迫害から逃れた移民の安全を危うくすると述べた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3235569?cx_part=top_latest

104taro:2019/07/18(木) 04:20:27

メキシコ麻薬王に終身刑 米地裁、密輸や殺人罪

 米ニューヨーク・ブルックリンの連邦地裁は17日、麻薬密輸や殺人などの罪に問われたメキシコの「麻薬王」ホアキン・グスマン被告(62)に終身刑を言い渡した。米メディアが伝えた。

 メキシコ最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」を率いた被告はメキシコの刑務所を2度脱獄した後、2016年に拘束され17年に米国に移送された。

 これまでの公判で元側近は、被告が12年10月、メキシコ大統領就任を控えたペニャニエト氏に1億ドル(約110億円)の賄賂を贈ったと証言した。

 被告は1980年代から麻薬組織幹部となり、約20年にわたりシナロア・カルテルを統率。最大200トンのコカインやヘロインなどを漁船やヘリコプター、潜水艦、地下トンネルを使って米国に密輸し、140億ドルを稼いだ。敵対勢力メンバーら数十人の殺害を主導し、薬物収益のマネーロンダリング(資金洗浄)をしたとされる。(ニューヨーク 共同)



https://www.sankei.com/world/news/190718/wor1907180002-n1.html

105taro:2019/07/18(木) 04:31:35
米大統領、閣議で移民制度改革・国境警備強化法案を公表=高官
7/17(水) 1

[ワシントン 16日 ロイター] - トランプ米大統領は16日、国境警備の強化と移民制度改革に向けた法案を閣議で示した。移民制度改革では、移民の能力や功績に基づき受け入れを決める「メリットベース」を採用するという。政権高官が匿名を条件に明らかにした。

高官は、法案を議会に提出する時期については言及しなかった。

大統領は16日、共和党のマコネル上院院内総務、マッカーシー下院院内総務と会い、法案の詳細と今後の計画を話し合うという。

高官は、共和党内の意見対立で移民改革が頓挫した経緯を引き合いに出し、「この法案を巡り、共和党内の意見をできるだけまとめることを目指す」と発言。「両院内総務が同法案を採決にかけることを望むかどうか、打診してみる。少なくとも民主党は、共和党の一致した見解を知ることになるだろう」と語った。

高官によると、共和党の上院議員10人が同法案の共同提案者となっている。

ホワイトハウスは一部の民主党メンバ―と同法案を協議したが、民主党議員の賛同を得られるかどうかは不明という。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000054-reut-s_ame

106taro:2019/07/19(金) 04:53:10
メキシコ国境、難民申請ほぼ不可能に トランプ政権公告

 米トランプ政権は16日、南部のメキシコ国境での難民申請を多くのケースでできなくする新政策を決め、官報で公告した。

 同政権の厳しい移民対策の一環だが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は「保護を必要としている人を危険にさらす」と懸念を表明している。

 新政策のもとでは、米国にたどり着く前に通過した国で難民認定を求めた上で拒否された経緯がなければ、米国への難民申請ができない。南部国境で難民申請する人はメキシコの南から陸路で移動する中米グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの人たちが大半で、メキシコかその南のグアテマラでまず申請しなければならなくなった。

 中米3カ国からの移民は米当局に拘束されると「ギャングに付け狙われた」などと治安の悪さを理由に難民申請することが多いが、グアテマラもこうしたギャングの勢力範囲だ。メキシコも麻薬組織などの活動が活発で治安が悪く、十分な保護が受けられないという側面もある。ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ政権は新政策について協力をメキシコ、グアテマラ両国に求めたが、合意できないまま発表に踏み切ったという。

https://news.livedoor.com/article/detail/16792494/

107taro:2019/07/19(金) 04:55:11
「脱獄不可能」な刑務所に収監へ メキシコ麻薬王に終身刑、1兆円超没収命令

 メキシコ最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」の元最高幹部で、「麻薬王」と呼ばれたホアキン・グスマン被告(62)=通称・エルチャポ=に対し、米ニューヨークの連邦地裁は17日、米国への麻薬密輸や資金洗浄などの罪で終身刑を言い渡した。また、126億ドル(約1兆3600億円)の犯罪収益没収も命じた。

 被告はこれまで2回脱獄しており、米メディアは、監視が厳重な西部コロラド州の刑務所に収監される可能性が高いと伝えている。

https://mainichi.jp/articles/20190718/k00/00m/030/053000c

108taro:2019/07/19(金) 04:58:40
メキシコ、米の「安全な第三国」で合意する用意なし=駐米大使
7/19(金) 4:13配信 ロイター
[ワシントン 18日 ロイター] - メキシコのマーサ・バルセナ駐米大使は18日、メキシコが米国への難民申請者にとっての「安全な第三国」となることで合意する用意はないと、米国側に繰り返し表明していると語った。

メキシコ政府は6月、中米からの不法移民流入を抑制することで、トランプ米政権と合意。22日の期限までに効果が確認されなければ、メキシコは米国の「安全な第三国」になることを受け入れなければならない。

バルセナ大使は「安全な第三国」に関する取り決めについて、「繰り返し伝えてきているが、われわれに署名する用意はない」と述べた。

メキシコのエブラルド外相は週末21日にメキシコ市でポンペオ米国務長官と会談する予定。

トランプ政権は今週、米国への難民申請手続きに新基準を導入すると発表。米国到着前にまず、メキシコやグアテマラなどの「第3国」で迫害もしくは拷問からの保護を求める難民申請を義務付け、第3国で申請をしていない移民によるメキシコ国境での難民申請はほぼ不可能とした。

バルセナ大使は米国の「一方的な」動きとし、メキシコ政府は支持しないとの考えを示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000010-reut-s_ame

109taro:2019/07/19(金) 05:00:50
米国防総省、メキシコ国境に兵士2100人を追加派遣
7/18(木) 5:36配信 ロイター
[ワシントン 17日 ロイター] - 米国防総省(ペンタゴン)は17日、メキシコとの国境に約2100人の兵士を追加派遣すると発表した。トランプ大統領が進める不法移民対策を支援する。

メキシコ国境近辺には現在、約4500人の州兵や軍兵士が動員されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000019-reut-s_ame

110taro:2019/07/22(月) 03:46:44
メタノール混入酒による中毒相次ぐ、19人死亡 中米コスタリカ

【AFP=時事】中米コスタリカで、高濃度のメタノール混入酒による中毒発症者が相次ぎ、死者も出る事態となっている。

 コスタリカ保健省によると、6月第1週以降のメタノール中毒発症者は34人。これまでに19人が死亡しており、内訳は32〜72歳の男性14人、女性5人。事態を受けて同省は19日、国民に向けて警報を発令するとともに、6銘柄の酒を警告対象として発表した。当局によると、これまでに約3万本が押収され、現在も全国規模で捜査が続行中だという。

 メタノールは、大量に摂取すると失明や肝臓障害を引き起こし、死亡する場合もある。

 当局ではメタノール混入濃度は不明としているが、日刊紙ナシオン(La Nacion)は、首都サンホセにあるカルデロン・グアルディア病院(Calderon Guardia Hospital)のドナルド・コレーラ(Donald Corella)救急部長の話として、押収した混入酒のメタノール濃度は30〜50%だったと報じた。

 コレーラ氏によると、カルデロン・グアルディア病院で治療を受けていたメタノール中毒患者のうち、6人が死亡。4人は一命は取り留めたものの「非常に深刻な後遺症」がみられ、失明して永遠に視力を失ったり、脳に障害を負ってパーキンソン病のような震えの症状に苦しんだりしているという。

 当局によると、メタノール中毒で死亡した19人の多くはホームレスかアルコール依存症患者だった。

【翻訳編集】AFPBB News

https://news.livedoor.com/article/detail/16806765/

111taro:2019/07/23(火) 04:24:06
メキシコの殺人、上半期は過去最高の1万4603件=公安当局

[メキシコ市 21日 ロイター] - メキシコ公安当局がウェブサイトで公表した統計によると、今年上半期の同国における殺人件数は1万4603件と過去最多を記録した。通年でも、過去最多となった昨年の2万9111件を突破する勢い。

昨年上半期の殺人件数は、登録ベースで1万3985件だった。

メキシコは長年暴力に悩まされており、歴代の政府は残忍な麻薬カルテルの元締めを確保する対策を講じてきたが、その結果、ギャングの分散と内部抗争の悪化を招いている。

昨年12月に就任した左派のロペス・オブラドール大統領は、歴代の政権による経済政策が暴力を助長したとし、現政権は汚職の一掃と国内格差の是正を通してこの問題に取り組むと表明した。前任と異なった方法での解決を模索するロペス・オブラドール政権にとって、複雑な犯罪組織対策は大きな試練となっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000041-reut-s_ame

112taro:2019/07/23(火) 04:25:32
パナマが使い捨てポリ袋禁止、中米で初

[パナマ市 20日 ロイター] - パナマは20日、中米諸国で初めて、使い捨てポリ袋の使用を禁止した。ビーチの公害抑制と、国連が世界最大の環境問題の1つに位置づけているこの問題への対策支援が目的。

すでに使い捨てポリ袋使用を全面的または部分的に禁止している、あるいは使用抑制のため課税している国は60カ国以上あり、中南米地域ではチリとコロンビアが実施している。

この政策は2018年に承認されたもので、パナマでは今後、スーパーや薬局、小売店は速やかに、また卸売り店は2020年中に、従来のポリ袋使用停止が義務付けられる。

違反すると罰金が貸される可能性があるが、生ものの包装など衛生上の理由がある場合は例外的に使用が可能という。

中南米では、鳥類や亀、海獣、鯨、魚類の体にポリ袋の残骸が絡みついたり、これら生物がポリ袋を食べてしまう例が散見される。パナマ沿岸では、人口密集地付近を中心に海岸にポリ袋が散乱している風景も珍しくない。

循環経済を推進する団体、エレン・マッカーサー財団が2016年に発表したリポート「新プラスチック経済」によると、新たな公害対策が講じられないまま消費が拡大した場合、2050年までに海洋に存在するプラスチックの重量が全魚類を上回るとみられている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000025-reut-s_ame

113taro:2019/07/23(火) 04:30:03
メキシコで国際エイズ会議開幕、焦点は移民危機とHIV感染

【AFP=時事】医薬品を手に入れるために国を出ざるを得なかったベネズエラ人を通じてなのか、もしくは気付かぬままウイルスに感染している中米移民たちからなのか──中南米移民危機の深刻な局面であるエイズウイルス(HIV)のまん延が、メキシコの首都メキシコ市で21日に開幕した国際エイズ会議(International AIDS Conference)の焦点となる。

 今回の会議には、約6000人の科学者、医師、活動家、政府関係者らが参加。HIVとエイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)に関する最新の治療法や研究について学び、また人為的・社会的コストについて議論する。

 エイズ会議の共同議長を務めるメキシコの医師でエイズ専門家のブレンダ・クラブツリー(Brenda Crabtree)氏は、現時点でHIVに感染した中南米移民に焦点を当てたプログラムはないと指摘した。

 会議に先立ち主催者らは、メキシコに早く到着した出席者らを、同国で最も貧しく危険な地域の一つであるイスタパラパ(Iztapalapa)にある治療施設「コンデサ・クリニック(Condesa Clinic)」へ案内した。この施設では出身国にかかわらず患者を受け入れ、法的地位を問うことなく無料治療を提供している。

 クラブツリー氏によると、ベネズエラでは約12万人のHIV感染者やエイズ患者が抗レトロウイルス療法(ART)を必要としているが、現在8万人近くがそうした治療を受けられずにいる。

 コンデサ・クリニック院長のフロレンティーノ・バディアル(Florentino Badia)氏によると、同院の患者の4人に1人はベネズエラ人で、さらにコロンビア人が16%、その他、中米諸国出身が16%を占めている。

 南米北部ベネズエラとコロンビアの出身者の大半は仕事を求めて合法的にメキシコに入国する一方で、中米出身者の多くは必要書類を持たずに入国しているという。

 昨年11月、移民キャラバンで大勢の移民がメキシコに入国した際にも、このクリニックでは無料検査を実施した。6人が気付かぬままHIVに感染していたことが分かり、その後治療を受けた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000015-jij_afp-int

114taro:2019/07/23(火) 04:31:29
メキシコの国境対策を評価 米国務長官、関税回避か
7/22(月) 5:54配信 共同通信
 【ロサンゼルス共同】ポンペオ米国務長官はメキシコ市で21日、エブラルド外相と会談し、6月の合意に基づくメキシコ側の不法移民対策の強化で国境問題に「著しい前進」がみられたと前向きな評価を示した。メキシコ外務省が発表した。米国務省によると、ポンペオ氏はメキシコ側の姿勢に感謝の言葉を述べた。

 メキシコ国境からの不法移民流入を不服とするトランプ政権はメキシコへの懲罰関税の発動を検討したが、同国の摘発強化などを条件に見送った。会談は合意から45日後の中間評価にあたり、米側が示唆していた懲罰関税は当面回避される見通しとなった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000044-kyodonews-int

115taro:2019/07/24(水) 04:24:42
プエルトリコで大規模デモ 知事が女性や同性愛者を侮辱

 【ニューヨーク=上塚真由】米自治領のプエルトリコのロセジョ知事がSNS(交流サイト)で女性や同性愛者を侮辱するメッセージをやりとりしていたことが発覚し、首都サンフアンなどで辞任を求める抗議活動が拡大している。甚大な被害を受けた2017年9月の大型ハリケーン「マリア」の復興が遅れていることも要因となり、自治領政府への不満が増幅している。

 プエルトリコのメディアは今月13日に、ロセジョ氏と自治領当局者らの間で交わされた通信アプリ「テレグラム」のやりとりを暴露。この中で、米ニューヨーク州の女性政治家を「売春婦」と呼んだり、同性愛者でプエルトリコ出身の歌手リッキー・マーティン氏を下品な言葉で侮辱したりしていたことが発覚した。

 ロセジョ氏は21日に来年の知事選に立候補しない意向を示したが、辞任は否定。抗議の声は収まらず、米メディアによると、22日にはサンフアンで数十万人がロセジョ氏の辞任を求めてデモに参加し、高速道路を占拠する騒動となった。

 17年当時にハリケーンへの支援が不十分としてロセジョ氏と対立したトランプ米大統領は22日、「無能でひどい知事だ」と批判し、攻撃を強めている。

https://www.sankei.com/world/news/190723/wor1907230019-n1.html

116taro:2019/07/24(水) 04:31:42
米への不法移民36%減、メキシコの警備強化で

【ニューヨーク=丸山修一】メキシコのエブラルド外相は22日の定例記者会見で、メキシコを経由して米国に入る不法移民が直近の45日間で36%減少したことを明らかにした。治安部隊などを大量に投入して警備に当たらせている成果が出ているとしており、米からの追加関税の発動回避に自信を示した。21日に会談したポンペオ米国務長官にも説明したという。

エブラルド氏によると、米国に不法移民対策の実行を約束した6月7日時点で1日当たり4千人近い不法移民がメキシコ経由で米国入りしていた。直近では対策の成果が出て同2500人程度まで減ってきたという。ポンペオ氏もメキシコの対応を評価しており、エブラルド氏は今後も警備を続けて不法移民の減少傾向を確実なものにしたいと話した。

米国への不法移民問題では、難民申請を希望する移民がメキシコで待機したまま手続きを進めるよう米国が要求する可能性が取り沙汰される。この点に関し、エブラルド氏は引き続き受け入れられないとの姿勢を強調した。エブラルド氏によると21日のポンペオ氏との会談では、移民の待機に関して話し合いはなかったとしている。

トランプ米大統領は5月に不法移民対策が不十分だとして、メキシコからの全輸入品目に追加関税を課すと発表した。メキシコは6月7日に米国との間で、メキシコへの追加関税を無期延期にする代わりに米国へ流入する不法移民を減らす対策をとることで合意した。メキシコは2万人以上の治安部隊を南北国境に配置し、不法移民の取り締まりを強化している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47656630T20C19A7000000/

117taro:2019/07/24(水) 04:41:47
米不法移民一斉摘発の身柄拘束は35人、対象は2100人超=移民税関捜査局
7/24(水) 3:10配信 ロイター
[23日 ロイター] - 米移民税関捜査局(ICE)は23日、7月13日の週末にかけて実施した不法移民の一斉摘発で身柄を拘束した不法移民の数が35人だったことを明らかにした。摘発の対象者は2100人を超えていたが、ICEは一斉摘発の実施が事前に広く報じられたため、拘束者が少なかったと説明している。

トランプ大統領はこの一斉摘発を「国境問題解決作戦(Operation Border Resolve)」と呼び、結果について「大成功だった」としていた。ただ実際は、摘発が実施されている様子が広く目撃されることはなかった。

ICEのマシュー・アルベンス局長代理は、今回の摘発は法律違反が確認された特定の個人を対象したものだったと説明。過去の摘発はメディアに広く報道されなかったことが一部要因となり、今回より成果を挙げられたとの見方を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000015-reut-s_ame

118taro:2019/07/24(水) 04:42:22
トランプ氏、グアテマラに選択肢検討 「安全な第三国」合意できず
7/24(水) 1:00配信 ロイター
[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、グアテマラが米国への難民申請者に対する「安全な第三国」の取り決めで合意しないことを受け、同国に対する選択肢を検討していると表明した。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で「グアテマラは安全な第三国を巡る取り決めに向けた米国との合意を破ることを決めた。われわれには動く用意がある」とし、「禁止」や「関税」などの「選択肢を検討している。グアテマラは良からぬ態度を取っている」と述べた。

トランプ大統領が言及した選択肢の詳細は明確ではない。

米国を目指す難民の受け入れ問題を巡り、グアテマラのモラレス大統領は訪米し、グアテマラを米国の「安全な第三国」とすることで合意するとみられていたが、グアテマラの憲法裁判所は先週、「安全な第三国」と宣言することに対する仮差し止め命令を下した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000004-reut-s_ame

119taro:2019/07/24(水) 04:44:18
メキシコでまた警官が移民施設に嫌がらせ、州人権委が捜査

[メキシコ市 22日 ロイター] - メキシコのコアウイラ州で週末、警察が移民に嫌がらせを行い、収容施設を襲撃すると脅迫したことが分かった。州当局責任者と施設長が明らかにした。メキシコではここ数カ月、こうした報告が相次いでいる。

コアウイラ人権委員会のウーゴ・モラレス委員長は、複数のオンライン投稿と目撃証言から、連邦警察官が20日、北部サルティジョ市の移民収容施設で警官による問題行為があったことを確認したと述べた。

この翌日ポンペオ米国務長官は、6月の関税発動回避合意に基く米国への移民抑制努力についてメキシコを称賛している。

モラレス委員長は、「当局者らが全国の施設で嫌がらせを行っており、残念ながら移民は当局者を信頼できなくなっている」と述べた。

連邦警察と警備隊は、コメント要請に応じていない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000079-reut-s_ame

120taro:2019/07/24(水) 04:44:46
メキシコ、「安全な第三国」制度で米とこれ以上協議せず=外相
7/23(火) 4:23配信 ロイター
[メキシコ市 22日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は22日、米政府が難民申請手続き中の移民をメキシコ側へ移送して待機させる「安全な第三国」制度について、米国とこれ以上協議しない姿勢を強調した。

メキシコ政府は6月、中米からの不法移民流入を抑制することでトランプ政権と合意。この日までに効果が見られない場合、メキシコを「安全な第三国」に指定することを検討するとしていた。

エブラルド外相は会見で、21日にポンペオ米国務長官と会談したと明らかにした上で、ポンペオ氏から「安全な第三国」制度に関する言及はなかったと説明。米南部国境での不法移民の検挙数は先月、約3分の1減少するなど、メキシコ政府による取り組みの効果は表れていることから、「安全な第三国」制度は必要ないとの考えをポンペオ氏に伝えたとした。

さらに「『安全な第三国』制度を巡る米国の姿勢を推測することはできないが、われわれの立場は明確だ。われわれは制度に同意せず、これに関する交渉は受け入れない」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000020-reut-s_ame

121taro:2019/07/25(木) 04:23:49
ポピュリズムに陥るメキシコ新政権

 メキシコでロペス・オブラドール(通称AMLO)が大統領選で圧勝してから1年、新政権はポピュリスト政策を次々と打ち出しているが、そこには多くの制約と問題がある。メキシコの将来は、AMLOがポピュリスト活動家からステーツマンへと脱却できるかどうかにかかっている。

 ステーツマンの第一条件は、やはり、外交に関心を持つことであろう。この点、AMLOは依然として甚だ心もとない。同氏は、G20首脳で唯一大阪サミットに欠席した。また、7月初めにリマで開催された太平洋同盟首脳会議も欠席した。未だ、海外出張はしておらず、トランプとも電話で話しただけである。安倍総理あての書簡では、欠席の理由を自らの対応と存在を必要とする緊急の課題があるためと説明しているが、数日間の国外出張ができないとは思えない。就任早々、大統領専用機を贅沢だと売り払い、航空機はエコノミーと宣言した時から、このような事態が懸念されたが、今日の国際社会で首脳外交は重要であり、ここまで内向きということになると、メキシコの存在感、発言力は弱まってしまう。

 AMLOの外交政策で評価できるのは、不法移民の源である中米の開発支援である。エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラの経済が安定し成長し、移民の流出が止まれば米=メキシコ関係も安定するし、日本もODAで支援すべき立場にある。G20は、そういった支援要請を行う格好の機会であったはずであるが、そのような機会は活かされなかった。

 内政面では、AMLOのポピュリズム戦略の核心は、公的資金の使途を変更して、自らの政治的プロジェクトに国家を従わせることにある。恩顧主義ポピュリズムと言ってもよい。ただ、エコノミスト誌の7月4日付けの記事‘AMLO’s populism is both rampant and constrained’によれば、彼のポピュリズム戦略には、3つの制約がある。それによれば、第1の制約は、最大のものは、メキシコ経済が米国との貿易協定に依存していることである。実際、先月、メキシコが中米諸国からの不法移民の流れを阻止しなければ、メキシコの輸出品に関税を課す、とトランプ大統領が脅すと、メキシコ政府は直ちにそれを呑んだ。第2に、AMLOはマクロ経済的安定とペソの価値の維持を約束、これまでのところ、経済成長を犠牲にして約束を守ってきた。今年は成長率が1%を超えない見込みだが、そこにはAMLOに疑念を持つ経済界が投資を控えた影響もある。そして、第3に、上院で憲法改正に必要な3分2の議席を押えていない。さらに、AMLOの与党Morenaは規律ある政党ではなく、おおざっぱで緩やかな運動に過ぎない。

 AMLOの支持率は、依然として60%を超えてはいるが、以前は70%を超えた時期もあり、経済は停滞、治安の悪化には歯止めがかからず、国民の不満も出始めており、現在支持率は低下傾向にある。治安については、AMLOの目玉政策でもあった軍の再編成による国家警備隊が配備され始めた(国内で最も暴力的な150地域に国家警備隊を配備する予定)のは最近であり、これがどの程度効果を上げるか、見定める必要があろう。

 国内の評価に限れば、やはり、今後、治安対策において成果を上げられるか否かに大きくかかっていると思われる。治安の改善が進まず経済の停滞が続けば、支持率が下がり、ますますポピュリスト的なバラマキに頼ろうとし、上記エコノミスト誌の記事も示唆する通り、市場がこれを嫌って経済がさらに停滞するという悪循環が懸念される。逆に、治安が顕著に改善するようなことになれば、国民の信頼が増し市場も評価し、その政権基盤をさらに固めることになろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190724-00010002-wedge-s_ame

122taro:2019/07/26(金) 04:11:08
脳損傷の在キューバ米外交官、MRIで明らかな異常確認 研究

【ワシントンAFP=時事】キューバ駐在の米外交官ら40人あまりが不可解な状況で脳損傷を負ったとされる問題で、症状を調査した米ペンシルベニア大学の研究チームは23日、外交官らの脳には明らかな異常が見られたとする論文を米国医師会雑誌に発表した。(写真はキューバの首都ハバナにある米国大使館)
 研究チームは米政府の依頼により調査を開始。2016年後半から2018年5月にかけて外交官らが負った症状の原因について、論文では結論は一切示されていない。
 しかし論文の共著者であるペンシルベニア大のラジーニ・バーマ教授(放射線医学)によると、磁気共鳴画像装置(MRI)検査を行った結果、外交官らの脳に「何かが起きた」ことが確認されたという。
 バーマ氏は調査結果が「想像していなかったこと」だとし、「言えることは見つけるべき真実が存在するということ」「何が起きたにせよ、原因は持病によるものではない」と指摘した。
 キューバの首都ハバナに駐在する外交官や一部の家族は2016年後半以降、平衡障害やめまい、異常な眼球運動、不安のほか、「認識のもや」と表現する症状などを訴えた。
 研究チームは外交官らのMRI画像と2対照群の48人の画像を比較。違いは統計学的に有意であり、なおかつ脳の白質と運動をつかさどる小脳に関わるものであることが分かった。
 米国務省の報道官は調査について、「この非常に複雑な問題に対する医学会による議論」であると歓迎の意を示し、「国務省の最優先事項は常に職員の安心と安全、健康である」と強調した。
 バーマ氏は、外交官やその家族を経過観察した上で「こうした変化が進むのか、変わるのか確認すること」が重要だとしている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2019/07/25-08:53)

https://www.jiji.com/jc/article?k=20190725038909a&g=afp

123taro:2019/07/27(土) 04:30:00
プエルトリコ知事、辞任表明
7/27(土) 0:20配信 毎日新聞
 カリブ海の米自治領プエルトリコのトップ、リカルド・ロセジョ知事が24日、8月2日付で辞職すると表明した。辞任を求める大規模な抗議デモが連日起き、弾劾の動きも出ていた。ロセジョ氏はバスケス法務長官が引き継ぐと明かしたが、バスケス氏への批判も根強く、混乱が続く可能性もある。

 ロセジョ氏は21日に辞任を否定しつつ、次期知事選への不出馬を表明したが、事態は収拾しなかった。地元メディアが7月上旬、ロセジョ氏が側近とチャットアプリで女性や同性愛者を侮辱する発言を繰り返していたと報道。2017年のハリケーン被害からの復旧の遅れに不満が高まっていたこともあり、デモが続いていた。【サンパウロ山本太一】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000004-mai-s_ame

124taro:2019/07/27(土) 04:31:03
メキシコ、米国境に展開する軍を増派の可能性=トランプ大統領

[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、メキシコが米国境に展開する軍を増やす可能性があるとの見方を示した。

大統領は、ウェストバージニア州に出発する際、ホワイトハウスで記者団に、メキシコが国境に軍を展開していることにより国境における移民拘束は「はるかに少なくなった」と指摘。「メキシコでは長年カルテル(麻薬密売組織)が国境を牛耳っており、(軍の展開は)メキシコにとっても良いことだ。メキシコ大統領はカルテルの一掃が必要としている。現在2万1000人が展開されており、今後増派されるだろう」と語った。

メキシコは今月、対メキシコ関税発動回避の条件として米国への移民流入抑制策を講じたことで、米国境における移民拘束数は6月に前月から30%減少したと発表した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000027-reut-s_ame

125taro:2019/07/28(日) 05:00:47
防費での壁建設認める 米最高裁、25億ドル分 トランプ政権に追い風

 【ワシントン支局】米連邦最高裁は26日、トランプ大統領が目指すメキシコ国境での壁建設に、25億ドル(約2700億円)分の国防総省予算の転用を認める判断を示した。壁建設を重要公約に掲げ、来年には大統領選を控えるトランプ氏にとって追い風となる。

 トランプ氏は同日、「国境の安全と法の支配にとって大きな勝利だ」とツイッターに書き込んだ。最高裁判事9人のうち、トランプ氏が指名した2人を含む保守派5人が賛成した。

 壁建設費をめぐっては、トランプ氏が下院で多数派を握る民主党と対立し、連邦政府機関の一部閉鎖を招いた。トランプ氏は今年2月、国家非常事態を宣言し、議会を通さずに国防費などから計67億ドルを組み替えて、壁建設予算の確保を目指していた。

 これを受けて、西部カリフォルニア州や自然保護団体などが提訴。下級審では、国家非常事態宣言に基づく予算転用を認めない判断が出ていた。

 民主党のペロシ下院議長は26日、声明で、国防予算転用は「軍の即応性を弱める」とし、「議会が超党派で繰り返し支出を拒否してきた」と指摘。最高裁の判断は「憲法と法律を台無しにする」と批判した。

https://www.sankei.com/world/news/190727/wor1907270007-n1.html

126taro:2019/07/28(日) 05:08:27
グアテマラ、米と「安全な第3国」で合意 トランプ氏の圧力受け
7/27(土) 6:29配信 ロイター
[ワシントン 26日 ロイター] - グアテマラは26日、米国への難民申請手続き中の移民を巡り、いわゆる「安全な第3国」になることで合意し、米政府との合意書に署名した。

グアテマラのモラレス大統領は先週、同合意書に署名するはずだったが、グアテマラの憲法裁判所は議会の承認を得ずにこうした合意書に署名することはできないと判断。議会は夏季休暇に入っていたため対応が遅延し、トランプ米大統領は23日、同国に対する関税措置などの導入を検討するとツイッターに投稿し、圧力を高めていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000021-reut-s_ame

127taro:2019/07/28(日) 05:11:16
米・グアテマラが難民合意調印 トランプ氏が締結拒否に報復示唆

【AFP=時事】米国と中米の小国グアテマラは26日、米国に向かう移民がグアテマラに入国した際、同国で難民申請させることを定めた、いわゆる「安全な第三国」合意を締結した。合意案は物議を醸し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が今週、調印を拒めば厳しい報復措置を取るとグアテマラ側に警告していた。

 トランプ大統領は記者団に対し、合意は「合法的な難民申請者に安全を提供するとともに、難民からの搾取を止める」ものだと述べた。

 同大統領は「この画期的な合意により、コヨーテ(メキシコ経由の移民を米南部国境から数千人規模で密入国させている業者)や密入国あっせん業者は廃業に追い込まれる」と述べた。

 トランプ大統領は今週、米国への不法移民流入を抑えるための合意をグアテマラが拒んでいると非難。報復措置として、渡航禁止措置、関税、送金手数料、または「以上すべて」を課すと警告していた。

 合意は26日、グアテマラのエンリケ・デゲンハルト(Enrique Degenhart)内相とケビン・マカリーナン(Kevin McAleenan)米国土安全保障長官代行により、米ホワイトハウス(White House)の大統領執務室(Oval Office)で署名された。合意内容は、グアテマラ経由で米国を目指すエルサルバドルやホンジュラスからの移民に適用される見込み。

 米非政府組織(NGO)国際難民支援会(RI)は、今回の合意は「非常に憂慮すべきもの」だとし、「中米で最も弱い立場にある人々の一部を重大な危険にさらす」と表明。

 同会のエリック・シュウォーツ(Eric Schwartz)会長は、「難民や難民認定希望者にとって、グアテマラは少しも安全ではない」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000008-jij_afp-int

128名無しさん:2019/07/29(月) 17:15:56
メキシコ、ホンジュラスを支援へ 対米移民対策で、両国首脳会談

【ロサンゼルス共同】メキシコのロペスオブラドール大統領は27日、同国東部ベラクルス州で、中米ホンジュラスのエルナンデス大統領と首脳会談し、米国に向かう移民の数を抑えるために年内約2万人の雇用創出を支援する考えを明らかにした。メキシコのエブラルド外相が発表した。

 両氏はグアテマラ、エルサルバドルを含む中米諸国やメキシコ南部の経済発展への協力も話し合った。

 トランプ米大統領が不法移民問題で中米諸国への反発を強める中、移民の権利を尊重する左派ロペスオブラドール氏は貧困対策の重要性を強調し、振興策を模索。トランプ政権にも投資を訴えている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000024-kyodonews-int

129taro:2019/07/30(火) 04:43:37
米最高裁、国境の壁建設に国防費転用認める 大統領「大きな勝利」

[ワシントン 26日 ロイター] - 米連邦最高裁は26日、国防総省の予算のうち25億ドル分を転用し、メキシコ国境沿いの壁建設に充てる米政府の計画を認める判断を示した。壁建設費を巡り議会民主党と攻防を繰り広げてきたトランプ米大統領は「大きな勝利」と強調した。

最高裁判事のうち保守派5人が賛成し、リベラル派4人が反対。下級審は予算の転用を差し止める判断を下していたが、これを覆した。

大統領は判決の数分後に「壁で大きな勝利だ」とツイッターに投稿。「国境警備と法の支配における大きな勝利だ!」と強調した。

最高裁は短い文書で、原告側の団体には訴訟を起こす理由がないとの主張を政府側は「十分に示した」と説明。

予算の転用は違法であると訴えた原告側の環境保護団体シエラクラブの弁護人は「国境の壁建設に軍事資金を転用することを認めるきょうの判決は、カリフォルニア、ニューメキシコ、アリゾナ各州のコミュニティーや公共の土地と水源を囲い込み、破壊することになる」と批判した。

トランプ政権は壁建設費について議会の承認が得られないことから、2月に国家非常事態を宣言して既に割り当てられた予算の使途を変更する形で67億ドルの建設費を捻出。これには25億ドル相当の国防総省向け予算が含まれた。壁建設費を巡る議会民主党との攻防は今年1月まで35日間に及ぶ連邦政府機関の閉鎖を招いた 

トランプ政権は、壁建設費は現行の2019会計年度が終了する9月末までに使う必要があるため、裁判所の迅速な判断が必要だったとしている。

原告団にはシエラクラブ以外に、国境地帯に居住する人々の権利を訴える団体、南部国境コミュニティ連合が含まれた。

カリフォルニア州オークランドの連邦地裁は先に、国防総省の麻薬対策関連予算を壁建設費に振り向ける米政府の計画は違法との判断を示し、差し止めを命じていた。

政権側は控訴し、上訴審の判決が出るまで差し止め命令を保留するよう申し立てたが、第9巡回連邦控訴裁は一審判決を支持するとともに、差し止め命令保留の申し立ても却下していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000016-reut-s_ame

130taro:2019/07/30(火) 04:45:19
メキシコ、ホンジュラスを支援へ 対米移民対策で、両国首脳会談
7/29(月) 9:15配信 共同通信
 【ロサンゼルス共同】メキシコのロペスオブラドール大統領は27日、同国東部ベラクルス州で、中米ホンジュラスのエルナンデス大統領と首脳会談し、米国に向かう移民の数を抑えるために年内約2万人の雇用創出を支援する考えを明らかにした。メキシコのエブラルド外相が発表した。

 両氏はグアテマラ、エルサルバドルを含む中米諸国やメキシコ南部の経済発展への協力も話し合った。

 トランプ米大統領が不法移民問題で中米諸国への反発を強める中、移民の権利を尊重する左派ロペスオブラドール氏は貧困対策の重要性を強調し、振興策を模索。トランプ政権にも投資を訴えている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000024-kyodonews-int

131taro:2019/07/31(水) 04:24:10
メキシコ、米と「安全な第三国」で合意できず─大統領=通信社

[メキシコ市 29日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は29日、米国への難民申請者に対する「安全な第三国」になることは受け入れられなかったと表明した。ブルームバーグのインタビュー記事を自身のツイッターに掲載した。

記事によると、ロペスオブラドール氏は、移民問題への最善の対応策は経済発展への協力で、メキシコは既にそれを実施してきたと述べた。

「いわゆる安全な第三国の提案は受け入れていない。そのような合意に責任が持てなかった」と語った。

中米グアテマラは「安全な第三国」になることに合意している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00000056-reut-s_ame

132taro:2019/07/31(水) 04:25:00
メキシコ、ホンジュラスの2万人雇用創出支援 米への移民流出抑制へ

[メキシコ市 27日 ロイター] - メキシコ政府は27日、ホンジュラスで年内に2万人分の雇用を創出する計画を援助し、コーヒー農家を支援する方針を明らかにした。米国への移民流出を抑制することが狙い。

メキシコのロペスオブラドール大統領とホンジュラスのエルナンデス大統領は、中米の繁栄のために協力することを約束した。中米では貧困と暴力により、集団で国を脱出し、米国を目指す人々が増加している。

この集団をめぐり、国境警備を最優先するトランプ米大統領は、メキシコとホンジュラスに対し、移民流出対策を強化しない場合、経済的な脅威が及ぶと警告した。

エルナンデス大統領は、中米で「雇用創出のための重要な国際連立」が形成されることへの期待を示し、ロペスオブラドール大統領は、資金と雇用の面で中米を支援すると強調した。メキシコは特に、国際価格下落で苦しんでいるホンジュラスのコーヒー農家を支援する方針を示し、「コーヒー生産改善のため、必要なことすべてにおいて支援する」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00000050-reut-s_ame

133taro:2019/07/31(水) 04:26:56
メキシコ財務相、250億ドルの景気刺激策発表 「直ちに効果」

[メキシコ市 29日 ロイター] - メキシコのエレラ財務相は29日、総額250億ドル強の景気刺激策を発表し、直ちに効果をもたらすとの見方を示した。インフラ整備や投資、民間消費を促進し、景気浮揚を図る。

メキシコでは31日に第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値が発表される予定で、ロイター調査のアナリスト予想中央値は季節調整済み前期比で横ばい。ただ、アナリストの一部は2四半期連続のマイナス成長となり、リセッション(景気後退)入りしたと予想している。[nL4N24U01C]

メキシコは基礎的財政収支で対国内総生産(GDP)比1%の黒字達成を目指しており、エレラ氏は景気刺激策による予算への影響は想定していないと述べた。刺激策による経済成長率への影響について見通しは示さなかった。

同氏は記者会見で「インフラ事業の立ち上げを促進し、インフラ投資や民間消費を奨励する一連の措置に4850億ペソ(255億ドル)を投じる」と述べた。

また、景気刺激策には税控除や今年の政府支出の加速、2020年に計画されていたモノとサービス購入の前倒し、インフラ基金の資金活用が含まれるとした。

同相は、メキシコも世界的な逆風の影響を受けていると指摘し、「一連の措置は経済に直ちに影響をもたらす」と述べた。

メキシコ財務省の発表によると、景気刺激策には官民による道路や都市開発などのインフラプロジェクトが含まれるほか、開発銀行が中小企業に融資を提供する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00000043-reut-s_ame

134taro:2019/07/31(水) 04:27:42
トランプ大統領、米国への亡命求める人に新たなハードル

[29日 ロイター] - バー米司法長官は29日、家族が脅迫を受けているということは亡命申請の十分な理由にならないとの判断を下した。トランプ米政権が移民取り締まりを強化するなか、米国への亡命を求める人々に新たなハードルを設けた。

バー氏は、亡命資格を得られる人の枠を狭めるため、セッションズ前司法長官やウィテカー前司法長官代理が活用したのと同じ権限を使い、全ての移民担当裁判官の基準となる判断を下した。

トランプ大統領は、米国への亡命を希望する人々について、不正申請が多いとして削減する方向で動いている。

米移民裁判所は司法省の管轄下にあり、司法長官は案件に介入できる。

難民申請において家族との関係を扱った案件(Matter of L-E-A)でバー氏は、あるメキシコ人男性に亡命資格があるとした入国不服審査会(BIA)の判断を却下した。バー氏は、この男性が受けた麻薬カルテルからの脅迫は、当初は男性の父親に向けられていたものだとし、BIAの判断は不適切だと指摘した。

米亡命法は、亡命申請者が、人種、宗教、国籍、政治的意見、特定の社会的グループのメンバーという理由で迫害を受けたことを示した場合、個別の状況に応じて案件を審査することを義務付けている。

このメキシコ人男性の案件を担当する移民弁護士は、移民裁判所は過去数十年にわたり家族を特定の社会的グループと見なしてきたとし、そうした流れを突然変えれば、今後多くの案件に影響が及ぶと懸念を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00000028-reut-s_ame

135taro:2019/08/01(木) 04:26:14
国境の壁でシーソー遊び 隔てる柵が「架け橋」に(19/07/31)

子どもたちが楽しむシーソーがあるのは意外な場所でした。 ピンク色のシーソーで楽しそうに遊ぶ子どもたち。しかし、相手は柵の向こうです。実はアメリカとメキシコの「国境の壁」です。アメリカの大学教授らが10年前にデザインした国境をまたぐシーソーが、トランプ政権が強硬な移民政策を進める今、両国の「架け橋」として設置されました。シーソーが設置されると、アメリカとメキシコの子どもだけではなく大人たちも参加し、柵の間から言葉を掛け合いながら楽しんでいました。デザインした大学教授は「国境が喜びと一体感に満ちあふれていた」と話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

https://www.youtube.com/watch?v=P0ynqKx7840

136taro:2019/08/01(木) 04:33:16
メキシコで犯罪組織の宝飾品を競売、収益は貧困層支援に
7/31(水) 13:23配信 ロイター

 メキシコで、麻薬密売などの犯罪組織や脱税者が所有していた宝飾品がオークションにかけられた。収益は貧しい人たちの支援に充てられる。
  ロペスオブラドール大統領は、貧困層や高齢者を支援し汚職を取り締まるため、様々なプログラムを実施している。
 メキシコは毎年、GDPの5─9%を汚職で失っているとされる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00010012-reutv-s_ame

137taro:2019/08/02(金) 04:57:49
メキシコで「世界最大のサンドイッチ」作りに挑戦、長さ72メートル

[メキシコ市 31日 ロイター] - メキシコの首都メキシコ市で31日、世界最大のサンドイッチ作りに挑戦するイベントが開催された。

作られたのはメキシコ伝統のサンドイッチ「トルタ」。近年、大量生産のファストフードに押されがちな中で、認知度を上げるのが狙いだ。

この日は長さ72メートルの巨大トルタが完成し、集まった人たちに振る舞われた。

主催者によると、メキシコで作られたサンドイッチとしては最長の記録を更新した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190801-00000024-reut-s_ame

138taro:2019/08/03(土) 05:22:12
「魂が砕けた」 国境で拘束された移民の動画に、祖国のおばが涙
8/2(金) 14:09配信 ロイター

グアテマラに住むロリンダ・アマヤさんは先週、移民女性がメキシコ国家警備隊に米国への入国を懇願している動画を見て涙を流した。動画に映っていたのは数週間前、借金をして夜に村を逃げ出した、姪のレディ・ペレスさんだった。
そのビデオを見た時、ロリンダ・アマヤさんは悲嘆に暮れた。前週ネットに投稿された動画に、彼女の姪が、メキシコ国家警備隊に自分と息子を米国へ入国させるよう、泣きじゃくりながら懇願しているのが映っていたのだ。
グアテマラ移民のレディ・ペレスさんはこう話した。
「息子がより良い暮らしをし、学校教育を受け、より良い人生を送り、成長するために、私は米国に行きたい。この世を去る日に、息子に残せるのはそれだけだ。私にはお金がないので、息子にお金を残すことができない」
警官が視線をそらした時、ペレスさん親子は米国の国境を走って越え、そして拘束された。
ペレスさんが家を出てから初めて分かった消息だった。麻薬カルテルの暴力で知られる地域で
貧困から逃れるため。
ペレスさんの祖母、ドロレス・モラレスさんはこう話した。
「息子により良い暮らしをさせるため、彼女は出ていった。ここでの生活はとても貧しいが、そこに行くには大きな犠牲を伴った」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00010010-reutv-s_ame

139taro:2019/08/05(月) 04:26:51
テキサス銃乱射“メキシコ人狙い撃った”情報に衝撃(19/08/04)

アメリカ南部テキサス州で銃の乱射事件があり、少なくとも20人が死亡、26人がけがをしました。警察は「ヘイトクライム」の可能性も視野に捜査を進めています。事件現場から報告です。 (国吉伸洋記者報告) メキシコとの国境に近いエルパソは、ヒスパニック系の住民が8割を占める国境の街で事件が起きました。発生からすでに半日以上が経過して深夜に入りましたが、現在も警察による厳重な警備体制が続いています。地元の警察によりますと、3日午前に大型スーパー「ウォルマート」などで男が自動小銃を乱射し、少なくとも20人が死亡、26人がけがをしました。被害者のなかには9人のメキシコ人が含まれているということです。容疑者として拘束された21歳の白人の男1人の犯行とみられています。この男は犯行の前にメキシコ系住民や移民を非難する声明をインターネットに投稿していたとみられ、特定の人種などに対する憎悪犯罪、いわゆる「ヘイトクライム」の可能性が指摘されています。容疑者はメキシコ人を狙って撃っていたという情報もあり、移民の国のアメリカに大きな衝撃が広がっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

https://www.youtube.com/watch?v=zgGki7-Dqjk

140taro:2019/08/05(月) 04:28:55
国境壁の街、史上最悪の日 2カ月の子かばった母も犠牲

 米国でまた、銃の乱射事件が起きた。20人もの命が奪われた現場は、メキシコとの国境に近いテキサス州エルパソ。不法移民を防ぐための国境壁の建設が問題になっており、容疑者のものとみられる犯行声明は移民への憎悪に満ちていた。

 46人もの死傷者を出した乱射事件の直前、ネット掲示板に4枚の「犯行声明」が投稿された。

 「私はクライストチャーチの犯人と彼の犯行声明を支持している。今回の攻撃は、ヒスパニック系がテキサスを侵略していることに対する応答だ」

 警察はこれを、パトリック・クルシウス容疑者(21)が書いたとみている。

 「クライストチャーチ」は、3月にニュージーランドでイスラム礼拝所にいた51人が殺害された事件を指すとみられる。その事件でも、非白人の移民を中傷する声明が出されており、まねしたようだ。

 「米国は内側から腐っていっている。平和的な手段でこれをとめることは、不可能に近いように思える」。今回の声明は、犯行の「理由」をそう説明する。

 「メディアは私を白人至上主義者と呼び、トランプ(大統領)の物言いを責めるだろう。メディアはフェイクニュースで評判が悪い」とも書き、現政権の厳しい移民政策とは関係ないと訴えている。

 「自らの国を破滅状態から更生する戦いに向かうことを、光栄に思う」

 そんな一文で終わる声明が投稿されてまもなく、家族連れでにぎわう土曜のウォルマートにクルシウス容疑者が現れた。AP通信によると当時、店内には3千人ほどが買い物に来ていたとみられる。

パン、パン 6秒で銃声10発
 警察によると、使われたのは小銃。声明などから、自動小銃AK47の一種である可能性が高い。店内の防犯カメラの映像には、銃1丁を持ち、射撃用の耳あてをつけたクルシウス容疑者が映っていた。

 目撃者が米メディアに語ったところによると、犯行は駐車場で始まったという。屋外にいたという男性は「目の前で女性が撃たれた」と話す。「そいつは私にも撃ってきた。けど、窓に当たった」

https://www.asahi.com/articles/ASM84444FM84UHBI00G.html

141taro:2019/08/06(火) 04:24:50
テキサスの銃乱射は「国内テロ」 メキシコ人犠牲者は6人

 【エルパソ=上塚真由】米南部テキサス州エルパソで3日に20人が死亡した銃乱射事件で、捜査当局は4日、記者会見し、拘束したパトリック・クルシウス容疑者(21)による「国内テロ」とみて捜査を進めていると明らかにした。ヒスパニック(中南米)系を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性が高く、連邦法で定められた憎悪犯罪禁止の適用も検討しているとした。

 捜査当局は4日、同州ダラス郊外にある容疑者の自宅など関係先3カ所を捜索。容疑者のものとみられる犯行声明では、同州で増え続けるヒスパニックによる「侵略への攻撃」と事件を正当化しており、動機などを慎重に捜査している。

 メキシコ政府はメキシコ人の犠牲者数をこれまで3人としていたが、AP通信によると、ロペスオブラドール大統領は4日、犠牲者は6人だったと明らかにした。

 トランプ米大統領は4日、東部ニュージャージー州で記者団に対し「この国に憎悪の居場所はない」と事件を改めて非難。この日、軍の施設や大使館などの政府機関に半旗を掲げるよう指示した。これに対し、来年11月の大統領選の民主党候補者は相次いで、トランプ氏の人種差別的な発言が憎悪犯罪を助長してきたと攻撃を強めている。

 一方、オハイオ州デートンの繁華街で4日未明に9人が死亡した銃乱射事件で、地元警察は4日、犠牲者の1人が警官に射殺されたコナー・ベッツ容疑者(24)の妹(22)だったと明らかにした。容疑者は発砲開始から約30秒後に警察官によって射殺されたという。捜査当局は短時間の犯行だったことから、特定の人種などを狙った憎悪犯罪との関連は低いとみている。

https://www.sankei.com/world/news/190805/wor1908050001-n1.html

142taro:2019/08/06(火) 04:39:53
米テキサス州の銃乱射、当局は国内テロとして捜査

[エルパソ(米テキサス州) 4日 ロイター] - 米南部テキサス州エルパソで3日に20人の死者が出た銃乱射事件について、米当局者は4日、事件を国内テロとして捜査していると明らかにした。

テキサス州西地区の米連邦検事ジョン・バッシュ氏は4日の記者会見で、連邦当局は今回の事件を国内テロとみなしていると明らかにし、それに応じて「迅速かつ確実に公正な裁きを行う」と言明した。

テキサス州のアボット知事は事件について、ヘイトクライム(憎悪犯罪)のようだとの見方を示し、警察はパトリック・クルシウス容疑者がインターネットに投稿したとみられる文書から人種差別が動機とみられるとしている。

過激主義者などが使用するネット上の掲示板に投稿された4ページの文書では今回の銃撃を「ヒスパニック系によるテキサス州侵略への対処」と表現しているほか、3月にニュージーランドのモスク(イスラム教礼拝所)で51人が死亡する銃乱射事件を起こした男への共感も記されていた。

米連邦捜査局(FBI)は4日に発表した声明で、こうした事件に刺激を受けて国内の過激主義者による犯行がさらに増えることに懸念を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000052-reut-s_ame

143taro:2019/08/06(火) 04:41:57
メキシコ、銃乱射で米に法的措置検討 「国民保護せず」
8/5(月) 19:30配信 朝日新聞デジタル
 米テキサス州エルパソで起きた銃乱射事件で、メキシコのエブラルド外相は4日、メキシコ国民を保護しなかったとして米政府に対し、法的な措置を検討すると明らかにした。事件では、メキシコ人7人が死亡し、7人がけがをした。

 外相はこの日、「(ロペスオブラドール・メキシコ)大統領から、在米メキシコ人が守られるよう、メキシコの怒りを、迅速かつ強力な法的行動に移すよう指示を受けた」とする声明を動画でツイッターに投稿した。

 その後に開いた記者会見では、外相は「無実の在米メキシコ人コミュニティーやメキシコ系米国人に対するテロ事件」だと批判。米国に対し、容疑者の身柄引き渡しなどを求める可能性についても言及した。容疑者に銃を誰が販売したのかなどについても捜査するという。

 外相は「野蛮な犯行を拒否する。我々は怒っている。憎しみの文化を後押しすることはできない」と語り、メキシコや中南米からの移民排斥を訴えてきたトランプ政権に対し、「憎悪犯罪に反対する立場」を打ち出すよう求めた。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000060-asahi-int

144taro:2019/08/07(水) 04:18:32
テキサス州銃乱射 死者22人に 犯行声明のネット掲示板閉鎖 

【エルパソ=上塚真由】米南部テキサス州エルパソで3日起きた銃乱射事件で、地元警察は5日、新たに2人が病院で死亡し、死者は22人になったと発表した。検察当局は殺人容疑でパトリック・クルシウス容疑者(21)を訴追し、ヒスパニック(中南米)系への敵意を背景にしたヘイトクライム(憎悪犯罪)とみて捜査している。

 地元メディアによると犠牲者22人は15歳から90歳。13人が米国人で、他にメキシコ人7人、ドイツ人1人が含まれているという。残る1人はメキシコ国籍の可能性がある。中西部オハイオ州デートンで4日未明に9人が死亡した別の銃乱射事件と合わせると、計31人が亡くなった。

 またエルパソ市長は5日の記者会見で、トランプ大統領が7日にエルパソを訪問すると明らかにした。トランプ氏の排他主義的な言動が憎悪犯罪を助長させているとの批判があり、訪問に際し地元でも反発が起きる可能性がある。

 一方、容疑者が事件を起こす直前に「ヒスパニックの侵略への攻撃」と犯行声明を投稿していたインターネット掲示板「8chan」が5日、閉鎖された。この掲示板は白人至上主義を掲げる極右思想や憎悪犯罪の主張を拡散していると批判されており、ニュージーランドで3月に発生した銃乱射事件の被告も犯行声明を出していた。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、事件を受け、掲示板にサイバー攻撃対策などの運営サポートを提供していたIT企業がサービス停止を決定し閉鎖に追い込まれた。

https://www.sankei.com/world/news/190806/wor1908060012-n1.html

145taro:2019/08/07(水) 04:28:02
メキシコ大統領、米国の「でたらめな」銃販売非難

[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は5日、米南部テキサス州で起きた乱射事件でメキシコ人多数が死亡したことを受け、米国の「でたらめな」銃販売についてよく考えるべきだと非難した。定例の記者会見で語った。

大統領は「他国の政府が決めたことをメキシコは強く尊重するが、こうした不幸な事件が起きた以上、でたらめな銃の販売をどうにかするため、熟考し分析し決断すべきだ」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00000018-reut-s_ame

146taro:2019/08/08(木) 04:34:27
廃車バスが教室に、メキシコ国境で移民の子どもたちが勉強

[ティフアナ(メキシコ) 5日 ロイター] - 米国と国境を接するメキシコのティフアナで、廃車となったバスが、移民の子どもたちの学習の場として再利用されている。

クラスは「イエス・ウィー・キャン」というプログラムを通じて提供され、移民の子ども向けにバイリンガル教育が行われている。

バスとして使われていた当時の定員数は55人だが、現在では一部を撤去して80人の子どもが勉強できる。

これまで5─12歳の児童37人を受け入れており、今後数週間でさらに20人を受け入れる予定。今後は、外にあるテントでティーンエージャー向けのプログラムも計画しているという。

「バス教室」に通う子どもの家族の大半はホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラ、また麻薬組織の対立に巻き込まれる恐れのあるメキシコの一部の都市などの出身。米国への亡命を申請するため、ティフアナで数週間から数カ月待機している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000048-reut-s_ame

147taro:2019/08/08(木) 04:39:20
白昼堂々、金貨1500枚強奪=ネット配信ドラマまねる? -メキシコ市

 【サンパウロ時事】メキシコ市中心部で6日の白昼、造幣局の関連施設に強盗団が押し入り、金貨1567枚を奪って逃走した。

 被害総額は約5000万ペソ(約2億7000万円)。手口が米動画配信大手ネットフリックスで配信されているスペインの人気ドラマに似ているとインターネット上で話題になっている。

 現地メディアによると、銃などで武装した6人組の男が侵入し、警備員を制圧。金庫から造幣局が鋳造している「センテナリオ金貨」などを強奪した。犯行時間は10分に満たなかった。同金貨は額面50ペソ(約270円)だが、1枚3万1500ペソ(約17万円)で取引されているという。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000070-jij-int

148taro:2019/08/10(土) 03:27:40
メキシコ、19人の他殺体発見 麻薬組織間の縄張り争いか

【8月9日 AFP】メキシコ中西部ミチョアカン(Michoacan)州のウルアパン(Uruapan)で8日、麻薬密売組織間の縄張りをめぐる抗争で殺害されたとみられる計19人の遺体が市内の数か所で発見された。州検察当局によると、遺体はばらばらに切断されたり、高架橋につるされたりしていたという。

 地元メディアが報じた画像には、脅迫メッセージが書かれたビニールシートと数人の遺体が高架橋からつるされている様子が写っている。地元の麻薬カルテル抗争では脅しの手段としてよくみられる行為だ。

 州検察によると、遺体は市内の3か所から見つかり、ばらばらに切断されて高架の道路沿いに放置されたものもあった。

 州検察のアドリアン・ロペス(Adrian Lopez)主任検事は記者会見で、「複数の犯罪組織の地元支部の間で、麻薬の生産、流通、消費の支配権をめぐって縄張り争いが起きている」と説明したが、関与が疑われる犯罪組織の名は明らかにしなかった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3239258?cx_part=top_latest

149taro:2019/08/11(日) 03:10:20
テキサス州銃乱射事件 容疑者が「メキシコ人を標的」と供述

 【ニューヨーク=上塚真由】米南部テキサス州エルパソで3日起きた銃乱射事件で、殺人容疑で訴追されたパトリック・クルシウス容疑者(21)が「メキシコ人を標的にしていた」と供述したことが9日、明らかになった。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が同容疑者の調書を元に報じた。

 クルシウス容疑者が事件直前に投稿したとみられるインターネット上の犯行声明でも、米国で増え続けるヒスパニック(中南米)系の「侵略」への攻撃だと書かれていた。連邦捜査局(FBI)は事件について「国内テロ」と断定し、連邦法に基づく憎悪犯罪(ヘイトクライム)での起訴を視野に捜査を進めている。

 エルパソはメキシコ国境に接し、人口の8割以上が中南米系でメキシコからの買い物客も多い。事件では中南米系やメキシコ人など22人が死亡し、二十数人が負傷した。クルシウス容疑者は現場から約千キロ離れた同州ダラス郊外に住んでおり、事件を起こすために訪れた可能性が高い。



https://www.sankei.com/world/news/190810/wor1908100006-n1.html

150taro:2019/08/11(日) 03:17:05
中米グアテマラは、なぜ「安全な第三国」になったのか? トランプの恫喝に従わざるを得ない小国の悩み
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190810-00198918-hbolz-int

 中米のグアテマラがトランプ米大統領の脅しと圧力に屈して「安全な第三国」になることを受け入れた。その署名が7月26日、ホワイトハウスでトランプの立ち会いのもとケビン・マカリーナン米国土安全保障長官代行とグアテマラのエンリケ・デゲンハルト内相との間で交わされた。

「安全な第三国」とは何か?
「安全な第三国」とは何を意味するものか読者には説明が必要であろう。

 それを具体例を挙げて説明すると、仮にエルサルバドルから米国に移民を目指す者がいたとする。米国はその受け入れを拒否して「安全な第三国」であるグアテマラに送還できることになるということなのである。或いは、米国に移民するには事前にグアテマラで移民申請を出す必要があるということである。

 しかも、「安全な第三国」となったからには米国から送還された者に住居、社会保障、保健サービス、職場、教育などを施し、本国に送還しないこと。更に、その家族を受け入れる用意もあることとなっている。(参照:「BBC」)

 人口1600万人のグアテマラは、60%は貧困層という国民の大半が極貧にある国である。このような国が「安全な第三国」になることなど不可能である。なにしろ、この厳しい国情から逃れる為にグアテマラから今も多くの人たちが米国へ移住を目指しているのだから。

 そのグアテマラが前述したような保障とサービスを米国から送還された移民に提供する「安全な第三国」になることなど絶対に不可能でジョークにもならない話なのだ。(参照:「Prensa Libre」)

「国を抵当に入れるようなもの」と識者は批判
 グアテマラの「自由と発展基金」法務部長であるエドガー・オルティッツ氏は「国家を抵当に入れるようなものだ。グアテマラ市の第5地区にある宿泊所に留まっている移民に対してさえ充分な対応サービスができないでいるのに」という内容を現地電子紙「Nómada」を通して言及したという。

 また、人権擁護監察官のホルダン・ロハス・アンドゥラデはモラレス大統領のこの決定を「違憲で邪悪な行為だ」と断定した。そして「グアテマラに留まっている移民に対して最低限の保障さえ提供できないのに、この合意は人権を侵害することになる」と指摘し、「仮にグアテマラが移民の人権を侵したとしても、グアテマラの国家としての責任は問われるが、米国は如何なる意味においてもそれに応じることしないはずだ」と確言した。米国が共同責任を取ることはしないということだ。

 グアテマラ政府は交わされた合意の内容について国内では「移民保護申請の為の合意協定」という表現を使い「安全な第三国」という言及は避けているという。(参照:「BBC」)

151taro:2019/08/11(日) 03:17:51
なぜモラレス大統領は危険な合意を結んだのか?
 コメディアン出身で政治の素人だったジミー・モラレス大統領が、なぜこのような国家にとって危険な合意を米国と結んだのか? そこには自国民の米国への移民を容易にするという意図があった。

「安全な第三国」になるのと交換で米国はグアテマラ人の米国への移民に対してビザを発給して米国で一時的に労働を容易にするという取り決めをしたのである。先ず、その対象として農業関係での労働、そのあと建設業やサービス業にもそれを広げるとした。(参照:「BBC」、「El pais」)

 現在米国には120万人のグアテマラ人が在住しているという。その一方で、今年も既に7月の時点で31424人が米国から送還された。昨年は1年間で30138人だった。グアテマラが「安全な第三国」となって、この面でもグアテマラからの不法移民に対し緩和が見られるかもしれない。両国の取り決めにはここまでの詳細は表面化されていない。(参照:「El Periodico」)

モラレスの決断は「独断専行」
 また、モラレス大統領の任期は来年1月で終了する。その為、今後の人気を気にせずに思い切った決断を下せるということもある。それとは反対に8月11日の次期大統領選挙を控えて勝利の確率が高いサンドラ・トッレス候補は「国民に背を向けて秘密裏に交渉するのはもう十分だ。グアテマラ人の未来を拘束させるようなことは取り決めないで欲しい」と述べて、モラレス大統領の米国とのこれまでの外交を批判している。

 同様に前回の大統領選候補だったマンフレッド・マロキンは「モラレス政権下で米国に移民しようとする人が2倍に増えた。そして今、彼の政権終了間際になってグアテマラ移民を合法化させて、その代わり我々の国土を(米国に)手渡そうとしている」と述べてモラレス政権を批判した。

 中米の3か国グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルから米国へ移民しようとする人たちが絶たないのも国は貧困で暴力が横行しているからである。それはグアテマラも同様である。

 この合意への批判は外相経験者のエドガー・グティエレスからも聞かれた。彼は「今回の合意は憲法の規定を冒とくするものだ」と指摘して、「どのような内容に署名したのか99.9%のグアテマラ市民が知らない」「国家機密でないのに、そうであるかのような扱いだった」「モラレスが何を約束したのか我々は知らないでいる」と述べて、つんぼ桟敷に置かれていることに不満を表明し「立法議会に対して重大な侵害を政府は犯している」と指摘した。(参照:「El pais」)

152taro:2019/08/11(日) 03:18:13
メキシコは拒否の姿勢崩さず
 トランプ大統領は前述の署名が交わされた際に、この合意でグアテマラからの移民が農家や牧場で働くことが容易になることを指摘して、「我々はグアテマラ代表と協議した。これからは合法的な形でそれ(入国)が出来る。この合意によってコヨテ(密入国の道先案内人)や密入国斡旋業者は仕事がなくなるはずだ」「彼らは悪人だ。人の不幸を利用して多くのお金を稼いでいる」と述べた。

 トランプ大統領はメキシコにも「安全な第三国」を受け入れることを要請したが、現在までメキシコはそれを拒否している。(参照:「El pais」)

 メキシコはそれに合意すると米国から送還された移民を保護せねばならなくなる。寧ろ、米国に協力していることを示す為にメキシコ南部の国境地帯に軍隊の派遣を増員させた。この成果があって、この一カ月半で中米からの移民の入国を36%減少させたという。

 また、米国の陰になってあまり注目されないが、メキシコはこの5か月間に45000人の不法移民を本国に送還している。それも「安全な第三国」になれば積極的に展開できなくなる。

背景には「トランプの脅し」も
 トランプ大統領は、グアテマラが「安全な第三国」になるための条件を満たすことが出来ないことを承知でグアテマラにそれを受け入れさせた。

 つまり、そうしないのであれば輸入関税を挙げるとか言って脅迫したのだ。

 トランプの狙いは唯一米国に移民しようとする人たちを減らすことである。その為には隣国を犠牲にしてもそれを達成させることである。

 グアテマラからの移民を今後正式に受け入れる代わりに、その数倍の他国の移民を米国はグアテマラに送還しようというわけである。

 トランプ大統領が米国大使館をイスラエルのテルアビブからエルサレムに移した時も、その後についてグアテマラ大使館を移したのがモラレス大統領であった。この決定の背後にも米国が今後グアテマラに対し有利な条件を用意してくれるのを望んでいたようである。

 しかも、この移転の決定をどの国よりも早く下すということも米国により印象づけることになる。モラレス大統領の耳にチェコが先ず移転の名乗りを挙げる可能性があるということが届いていたという。それで、モラレス大統領は移転の決定を早めたようである。それは同時にイスラエルからの多くの分野で経済そして技術的支援を得るためのものでもあった。

 グアテマラのような小国は売国奴とも言えるような外交を展開する必要があるのかもしれない。因みに、グアテマラは台湾と国交を結んでいる僅かの国のひとつである。

【白石和幸】
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身

ハーバービジネスオンライン

153taro:2019/08/13(火) 05:05:52
極度に治安悪化のグアテマラ、新大統領に右派候補

 【リオデジャネイロ=田口直樹】中米グアテマラで11日、ジミー・モラレス大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が投開票された。地元紙プレンサ・リブレ(電子版)によると、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(63)の当選が確実になった。新大統領は来年1月14日に就任する。任期は4年。

 選挙管理当局の中間集計(開票率99%)では、ジャマテイ氏の得票率は58・04%、中道左派の野党、国民希望党のサンドラ・トレス氏(63)は41・96%。ジャマテイ氏は11日夜、勝利宣言した。

 グアテマラでは「マラス」と呼ばれる犯罪集団が横行し、治安が極度に悪化している。貧困や汚職も深刻で、米国を目指す移民も多い。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20190812-OYT1T50120/

154taro:2019/08/13(火) 05:07:52
グアテマラ大統領選、右派候補が勝利

[グアテマラ市 11日 ロイター] - グアテマラで11日、大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏が勝利したと発表した。

開票率95%超の段階で、ジャマテイ氏が約59%を得票。対抗馬の中道左派、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏は41%だった。

来年1月に就任する次期大統領は、貧困や高い犯罪発生率といった経済・社会問題への取り組みに加え、不法移民を巡る米国との「安全な第三国」協定で難しい対応を迫られる。

現モラレス政権は7月、制裁をちらつかせた米国の圧力に屈し、米国への難民申請を希望する難民の申請手続きを請け負う「安全な第三国」となることに同意した。

ジャマテイ氏は選挙戦で、グアテマラは難民申請者の急増に対応する体制にないとして、「安全な第三国」協定締結を批判。世論調査でも10人中8人以上が「安全な第三国」になることに反対の立場をとっている。

しかし、ジャマテイ次期大統領が「安全な第三国」協定を修正できるかどうかは不透明。ユーラシア・グループの中南米地域ディレクター、リサ・グライス・ターゴウ氏は「米国との協定への対処で、次期大統領はルーズ(負け)・ルーズの状況に直面する。それが次期大統領にとって最大の試練だ」と述べた。

https://jp.reuters.com/article/guatemala-election-idJPKCN1V209R

155taro:2019/08/13(火) 05:19:21
メキシコが国境警備強化、高まる移民の危険 誘拐やゆすりも

【AFP=時事】ホンジュラス出身のホセ・コントレラス(Jose Contreras)さん(31)は、他の移民たちと一緒に密林を通り抜け、貨物列車によろよろとしがみついた。米国とメキシコは米国への移民流入阻止の取り組みを強化することで合意したが、コントレラスさんは米国に行くという夢を諦めるつもりはない。

 メキシコはグアテマラとの国境に兵士数千人を配置しており、米国へ向かう旅はこれまで以上に危険なものとなっている。グアテマラも、移民の流入阻止で米国と合意している。

 4人の子どもを持つコントレラスさんは、新天地を求め毎日のように米国に旅立つ移民の一人で、ホンジュラス北西部サンペドロスラ(San Pedro Sula)を8日前に出発した。

 グアテマラのエルナランホ(El Naranjo)からメキシコ国境まで、33キロにおよぶ国立公園を横切るために26ドル(約2800円)を支払った。さらに40マイル(約65キロメートル)先のメキシコ・テノシケ(Tenosique)まで行くには42ドル(約4400円)かかる。

 テノシケで移民らは「ザ・ビースト(The Beast、野獣の意味)」と呼ばれる貨物列車に飛び乗る。

 コントレラスさんは午前1時、古代マヤ文明の遺跡がある観光の街パレンケ(Palenque)を目指し、ホンジュラス人約50人とともに列車に乗った。

 コントレラスさんによると密入国業者は、移民を捕まえようとしている保安要員が大勢いると脅し移民に恐怖心を植え付け、多くの金を支払わせようとしているという。お金がない人は、指輪や時計など貴重品を差し出すか、置き去りにされるかのどちらかを選ばなくてはならない。

■誘拐やゆすりの危険も
 ザ・ビーストのヘッドライトと線路から響く金属音が、パレンケの湿った夜明けの空気を切り裂く。移民たちは列車から降り、線路沿いを歩く。

 パレンケの鉄道駅付近にあるカサ・デル・カミナンテ(Casa del Caminante)移民シェルターの所長である修道女のマリア・テージョ(Maria Tello)さんは「移民の多くは警察や犯罪者に強奪されるのを避けるため、ここまで来るのにジャングルや山の奥深くを通る方法を選択する」と語った。

 メキシコ当局は7月下旬、グアテマラとの国境に位置するチアパス(Chiapas)州で誘拐されたホンジュラス人一家を救助した。また、あるホンジュラス人はグアテマラの治安当局に3回もお金を渡さなければならなかったと話す。そうしなければバスから降ろすと言われたという。

 テージョさんは、移民らがどのルートを通ってくるのか正確には知らないが、「知っていたとしても彼らを危険にさらすことになるから明かさない」と述べた。

 メキシコ政府は、移民に対する新たな措置は品位と人権に配慮し、尊厳をもって正式な書類を保有していない旅行者を扱うためのものだと主張する。だが、テージョさんは「(移民から)持ち物全部を取り上げており、適切な扱いをしているとは思えない」と冷笑する。

 コントレラスさんは他のホンジュラス人と一緒になって、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とメキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領との間に結ばれた合意を激しく非難した。合意では、米国による対メキシコ関税の発動を回避するため、メキシコ国境の国家警備隊員を増員することになっている。

「両大統領がやっていることは、スズメバチの巣をつつくようなものだ。被害が発生し、死者が増えるだろう」とコントレラスさんは述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000010-jij_afp-int

156taro:2019/08/14(水) 04:26:38
米政権、移民関連の新規則発表 合法移民の制限につながる可能性

(CNN) トランプ米政権は12日、合法移民の制限につながる可能性のある新たな規則を発表した。永住権やビザ(査証)の申請却下を容易にする内容で、米入国と滞在を許可される合法移民の数は大幅に減る可能性がある。

米当局は先週、ミシシッピ州の食品加工工場で不法移民の一斉摘発を実施していた。今回の発表はこれと合わせ、米政権が合法移民の制限と不法移民の摘発に集中的に取り組んでいることを示すものだ。

新たな規則では、申請者が低所得または低学歴で、メディケイド(低所得者向け医療保険)やフードスタンプ(食料配給券)、住宅補助などの公的扶助を利用した経験がある場合、多くのケースで永住権やビザの申請が却下されるとみられる。

米市民権・移民局(USCIS)のクッチネリ局長代行はホワイトハウスで記者会見し、新規則を通じ「入国や滞在を試みる人の自助と自立」を促す考えを示した。ただ、低所得の移民が米国に来るのは一層難しくなる可能性が高い。

新規則が低所得移民を不当に狙い撃ちしているのではないかとの質問に、クッチネリ氏は「われわれは所得水準を問わず、あらゆる人の自立を期待している」と強調。自立が不可能な場合は、永住権取得の可否をめぐる判断で非常に不利に働くことになると指摘した。

米国土安全保障省によると、新たな規則は合法的な経路での入国や在留を目指す人が対象で、約38万2000人に影響が出ると予想される。ただ、移民支援団体からは、数百万人に影響が及ぶ可能性を指摘する声も上がっている。

https://www.cnn.co.jp/usa/35141192.html

157taro:2019/08/14(水) 04:38:08
警官による少女レイプに女性たちが抗議デモ メキシコ

【8月13日 AFP】メキシコで警官が10代の少女をレイプした疑いがもたれている2件の事件をめぐり、首都メキシコ市で12日、法の裁きを求めるデモが行われ、約250人が参加した。大半が女性のデモ参加者らは「正義を!」と叫び、検察庁出張所のガラスドアを割り、沈静化を呼び掛けた同市治安長官にピンク色のグリッター(光を反射する装飾用素材)を浴びせた。

 デモのきっかけとなったのは最近起きた二つの事件。17歳の少女が同市北部でパーティー帰りに警官4人によってパトロールカーの中でレイプされたと主張している事件と、16歳の少女が市中心部にあるメキシコ国立写真美術館で警官1人にレイプされたと主張している事件だ。1件目についてはこれまで警官らは拘束されておらず、処分も受けていない。2件目については、8日に警官が逮捕された。

 デモが荒れた様相を呈してくると、メキシコ市のヘスス・オルタ(Jesus Orta)治安長官が直接デモ隊を迎え、「事件は終わったわけではない。私たちは皆さんの側に立っている」と述べて沈静化を図ったが、デモ隊は同氏にピンク色の塗料をかけ、また警備に就いていた警官隊にスプレーペンキを浴びせた。さらに検察庁の事務所前にブタの頭を置き、覆面をした参加者らが石を投げて事務所のガラスドアを割った。

 メキシコ市初の女性市長であるクラウディア・シェインバウム(Claudia Sheinbaum)氏は記者会見で、デモには共感するが暴力行為はいけないと非難し、「(2件の事件には)捜査が必要だ。だが、これは抗議行動ではなく挑発行為だ。(デモ隊は)政府による暴力を誘発しようとしているが、われわれはそうするつもりはない」と語った。

 メキシコ市司法長官のエルネスティナ・ゴドイ(Ernestina Godoy)氏はツイッター(Twitter)への投稿で、これらの事件について「多方面からの捜査」が行われていると述べた。

 メキシコには長らく男らしさを誇示する歴史があり、女性や少女に対する暴力の発生率が非常に高い。国連(UN)によると、メキシコでは1日9人のペースで女性が殺害されている。

 映像は抗議デモ、12日撮影。(c)AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190813-00010006-afpbbnewsv-int

158taro:2019/08/15(木) 05:42:32
米、新NAFTAを9月に批准すると予想=メキシコ大統領
8/15(木) 5:33配信 ロイター
[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は14日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」について、米国は9月に批准すると予想していると述べた。

ロペスオブラドール大統領は「9月に批准されると予想しており、これによりメキシコは大きな恩恵を受ける」と述べた。

メキシコはUSMCAをすでに批准している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190815-00000016-reut-s_ame

159taro:2019/08/16(金) 05:23:26
メキシコ中銀、5年ぶり利下げ 政策金利8.00%
8/16(金) 4:56配信 ロイター
[メキシコ市 15日 ロイター] - メキシコ中央銀行は15日、政策金利<MXCBIR=ECI>を8.25%から8.00%に引き下げた。利下げは2014年6月以来。インフラ鈍化や国内経済のスラック(需給の緩み)拡大、最近の国内外のイールドカーブの動向などに言及した。

声明によると、政策委員5人が25ベーシスポイント(bp)の利下げに票を投じる一方、1人が金利据え置きを主張した。

中銀は昨年12月以降、政策金利を8.25%に維持。ロイターが実施した調査ではアナリストおよびエコノミスト16人中11人が金利据え置きを予想。5人が25bpの利下げを予想していた。

中銀は「国内経済のスラック状態が想定以上に続き、マイナスの需給ギャップが拡大している。重大な不確実性がある環境では、成長リスクのバランスは依然として下方向に傾いている」とした。

格付け会社フィッチのラテンアメリカソブリン部門共同責任者、チャールズ・セビル氏は利下げについて、前回の中銀会合以降にインフレリスクが低下し、国内外の成長リスクが増大したことを反映したと指摘。「国内政策のリスクと為替相場に影響を与えるリスク回避の可能性を考慮すれば、メキシコ中銀は慎重な姿勢を維持するだろうが、米連邦準備理事会(FRB)の金利軌道次第で追加利下げのドアが開くかもしれない」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190816-00000016-reut-s_ame

160taro:2019/08/16(金) 05:26:19
テキサス銃乱射、米政府はテロ行為と認定する必要=メキシコ外相

[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は14日、米国のテキサス州エルパソで今月3日に発生した銃乱射事件について、メキシコ人を標的としたテロリズム行為だったとの認識を改めて表明し、米政府に対しテロ行為と認定するよう呼び掛けた。

エルパソで発生した銃乱射事件では22人が死亡。このうち8人がメキシコ国籍を持っていた。エルパソはメキシコとの国境に近く、事件を起こした男は移民に対する憎悪を募らせていた。[nL4N25140G][nL4N253459]

エブラルド外相はロペスオブラドール大統領と共に臨んだ記者会見で、「1人の人間が起こした事件であり、テロ行為ではなかったと言う人もいるかもしれない」としながらも、再発防止に向けた措置を取る必要があり、こうした措置の第一歩は「メキシコ人の殺害を目的としたテロ行為だったと認定することだ」と述べた。

ロペスオブラドール大統領は、メキシコ政府がエルパソの銃撃事件容疑者をメキシコで裁判にかけるために身柄の引渡しを要求すると表明。「犯人をメキシコで裁判にかけるために、身柄の引渡しを求める」とし、「こうしたことは二度と起きてはならない。ヘイトクライム(憎悪犯罪)はもう見たくない」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190815-00000021-reut-s_ame

161taro:2019/08/16(金) 05:32:40
自然と歴史が残るメキシコ・チャプルテペック公園、「国際大規模都市公園賞」受賞
8/15(木) 14:02配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【8月15日 AFP】メキシコの首都メキシコ市にあるチャプルテペック(Chapultepec)公園はこのほど、都市公園やレクリエーションを専門とする国際組織「World Urban Parks(ワールドアーバンパークス)」が主催する「国際大規模都市公園賞(International Large Urban Parks Award)」の金賞に輝いた。

 同公園には7平方キロメートルにわたって緑地が広がっており、城や噴水などの歴史的建造物も残されている。散歩やピクニックに訪れる家族連れも多く、市民の憩いの場となっている。映像は14日撮影。(c)AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190815-00010003-afpbbnewsv-int

162名無しさん:2019/08/18(日) 04:16:01
動画:警官の少女レイプに抗議するデモ隊が暴徒化、バス停を破壊 メキシコ

【8月17日 AFP】メキシコの首都メキシコ市で16日、警察官が10代の少女2人をレイプしたとされる事件に抗議していたフェミニストらが暴徒化し、バス停を破壊した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3240223?cx_part=top_latest

163taro:2019/08/18(日) 04:33:48
香港だけじゃない! 「麻薬独裁者」に怒る南米・ホンジュラス国民デモを起こす

麻薬に関わる数々の疑惑が急浮上

香港で市民による反体制デモが世界的なニュースになっている一方で、中米でもデモが盛んに行われている国がある。ホンジュラスだ。

その理由は「麻薬独裁者」の存在にある。

英公共放送「BBC」によると「フアン・オルランド・エルナンデス大統領の辞任を要求するデモ隊が、警察隊と暴力的に衝突している」という。さらに「いくつかのビルは火が付けられ、警官隊は催涙ガスや放水砲でデモ参加者らを追い払おうとした」と報じている。

このデモは、エルナンデス大統領に関するある疑惑が浮上したことで始まった。

同記事が指摘するには、彼が「2013年の大統領選において、選挙活動に麻薬関連で手に入れたカネを使った」可能性が明らかになったのだ。

ホンジュラスでは、実は以前から反政府デモが散発していた。カタールTV「アルジャジーラ」によれば、保健政策に反対する医療従事者や教員などが、4月ごろに反エルナンデスのデモを行ったという。これに対し政府が厳しい取り締まりをしたことで、デモが大きく広がった。再選を禁じる従来の憲法を改正し、2期目を務めるエルナンデスの独裁的なやり方にも批判が高まった。
その後、反エルナンデスのデモは鎮まったり再燃したりを繰り返していたが、今回のデモにはまた別の理由がある。問題はアメリカでの事件に端を発する。

「ここ50年で最悪のデング熱の流行で、デモ活動は少し下火になっていた。だが8月2日、アメリカで麻薬売買とマネーロンダリングの事件で起訴されている大統領の弟アントニオ・エルナンデスに対する起訴状が公開されたことで、反政府デモが再燃した。なぜなら、エルナンデス大統領も共謀者として事件に関与していたと指摘されたからだ」と米誌「フォーリンポリシー」は書く。

しかも、エルナンデスの疑惑はそれだけではない。記事は「訴状によるとエルナンデスは、麻薬売買から得た収益で高官らに賄賂を贈り、2013年の大統領選への支持を求めていたとも指摘されている」としている。これを受けて、学生団体や左派政党、地方の団体など多くの組織が全土でデモ行進を呼びかけた。

中南米の犯罪専門サイト「インサイト・クライム」によれば、エルナンデスは、ホンジュラスの国境地域で市長を務めたことがある人物を介して「麻薬密売の利益から150万ドルを受け取っていた」らしい。

中南米のTV局「テレスール」は、エルナンデスのことをデモ隊が「麻薬独裁者」と呼び、辞任を要求していると報じている。一方でエルナンデスは、この疑惑は反対勢力による「組織的な中傷工作」だと否定しているという。



米「AP通信」は、エルナンデスが訴状の公開から数日後に慌ててアメリカを訪問したと報じた。「実質的には麻薬国家を運営していた疑惑」について、政府高官らに事情を説明し、協議をしたとみられている。

ただ「インサイト・クライム」によれば、この疑惑により、これまで近い関係だったアメリカとの良好な関係は終わると分析している。というのも、エルナンデスはこれまでアメリカに媚を売りながら、麻薬密売などに厳しい姿勢を表向きには見せてきたからだ。

もっとも、疑惑について真摯に説明すべき対象は国民である。デモはまだおさまりそうにない。

Toshihiro Yamada

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190817-00000003-courrier-int

164taro:2019/08/20(火) 03:19:09
ハラペーニョに混入させたマリフアナ4トン、米国境検問所で発見

(CNN) メキシコから米国へ入国しようとしたトラックの積み荷から、ハラペーニョに混入させたマリフアナ約4トンが発見され、米税関・国境警備局(CBP)に押収された。

発表によると、米カリフォルニア州オタイメサの国境検問所を15日に通過しようとしたトラックで、運転手に不審な様子が見られたことから2次検査を実施した。

探知犬を使って調べた結果、ハラペーニョの梱包(こんぽう)に不審があることが分かり、梱包の中から緑色のパッケージ300個以上を発見。現場で行った検査でマリフアナだったことが確認された。末端価格は230万ドル(約2億5000万円)相当と推定される。

CBPは不審に気付いた職員の対応について、「我々の社会への薬物侵入を防いだだけでなく、国境をまたぐ犯罪組織が多額の利益を手にする事態も防止した」と評価している。

運転手はメキシコ国籍の37歳の男性だった。男性が何らかの罪に問われるのかどうかは分かっていない。

同じ施設では13日にも、プラスチック自動車部品の積み荷の中から4.5トンあまりのマリフアナが見つかっていた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35141409.html

165taro:2019/08/22(木) 03:47:15
メキシコ裁判所、娯楽目的のコカイン使用許可を認める判決

【8月21日 AFP】メキシコの首都メキシコ市の裁判所は、コカインの娯楽目的での使用の許可を求めて訴えを起こしていた2人に対し、許可を認める判決を下した。同国の麻薬戦争の解決に取り組む団体「メキシコ・ユナイテッド・アゲインスト・クライム(Mexico United Against Crime)」が20日、明らかにした。判決は上級裁判所による審査を経る必要があるが、同団体は「歴史的な一歩」だと歓迎の意を示している。

 メキシコ・ユナイテッド・アゲインスト・クライムによると、判決は2人に「コカインの所持、持ち運び、使用」を認めるもので、同様の判決が出されるのはメキシコでは初めて。ただ、販売については認められていない。

 また判決は今年5月に出されたもので、裁判所は医薬規制当局である連邦衛生リスク対策委員会(COFEPRIS)に2人のコカイン使用を認可するよう指示したという。

 メキシコは近年、厳格な薬物禁止政策から徐々に距離を取っている。左派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は、薬物の所持・使用などの非犯罪化の検討を繰り返し訴えており、同氏率いる政党「国家再生運動(Morena)」は娯楽目的のマリフアナ(大麻)使用を合法化する法案を議会に提出している。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3240740?cx_part=top_latest

166taro:2019/08/22(木) 03:48:52
動画:抗議デモで身に着けるコスチュームがずらり、キャリア20年以上の女性活動家 メキシコ

【8月21日 AFP】メキシコ人の活動家であるフリア・クルーグ(Julia Klug、65)さんは、抗議デモに参加する際、色鮮やかなコスチュームを身に着ける。豚や司教、大統領、法王など、手持ちの衣装数百点の中からその都度ふさわしいものを選び、デモに色彩を添える。そうした活動を20年以上も続けてきたクルーグさんは、メキシコ市で行われる抗議デモに欠かせない存在だ。

 映像前半は、クルーグさんの自宅に飾られたデモのコスチューム。後半は、コスチュームを身に着けデモに参加するクルーグさん。2012年8月、16年6月、17年2月、12月、18年6月、19年8月6日と8日に撮影。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3240791?cx_part=top_latest

167taro:2019/08/22(木) 03:58:44
米、メキシコ産トマトの反ダンピング調査中止に同意

[メキシコ市 21日 ロイター] - メキシコのマルケス経済相は21日、米政府がメキシコ産トマトの反ダンピング(不当廉売)調査を中止することに合意したと発表した。米国に輸出されるメキシコ産トマトの大多数が、国境で検査を受けることになるが、数カ月にわたる両国の対立に終止符が打たれることになる。

米政府とメキシコの生産者の間で合意が成立した。同相がツイッターで明らかにした。

米商務省は5月、米国による反ダンピング調査の停止を決めた協定を両国が更新できなかったことを受けて、メキシコ産トマトに17.5%の輸入関税を導入。関税導入後、両国は交渉を続けてきた。

メキシコ政府によると、同国は年間約20億ドル相当のトマトを米国に輸出している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000081-reut-s_ame

168taro:2019/08/22(木) 07:41:26
元マーリンズ・カスティーヨら麻薬密売疑いで逮捕

アストロズなどで通算109セーブを挙げた元抑え投手オクタビオ・ドテール(45)とマーリンズで03年世界一に貢献した元二塁手ルイス・カスティーヨ(43)が、ドミニカ共和国で麻薬密売と資金洗浄に関与した疑いで逮捕。

https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201908210000433.html

169taro:2019/08/23(金) 03:40:51
出生地主義の廃止を「真剣に」検討、トランプ氏が再度言及

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は21日、米国で生まれた子どもに米国籍を自動的に付与する「出生地主義」について、廃止を「真剣に検討している」と述べた。ホワイトハウス近くで記者団に表明した。

検討の詳細には触れなかった。トランプ氏の発言は、出生地主義を認める憲法修正第14条に抵触しており、法廷闘争を即座に招く可能性がある。来年の米大統領選に立候補している民主党のハリス議員は「大統領は真剣に憲法を読むことを検討すべきだ」とやゆした。

トランプ政権は21日、必要な書類を持たず米国に入国した家族の無期限の拘束を提案。子どもを抱えた場合、拘束を20日間にとどめる現行の内規の代替措置として示した。

トランプ氏は昨年にもニュースサイトのアクシオスの取材に、大統領令を出して出生地主義を終えさせる意向を示したことがある。ただ、中止させる具体的な段取りなどには言及しなかった。

トランプ氏は当時、「米国にやってきて子どもを出産する。その子どもが米国市民となり、市民としての全ての恩恵を85年間にわたり享受出来る制度がある世界で唯一の国だ」と主張し、「馬鹿げている。止めなければならない」と続けていた。実情を見た場合、米国と同様の出生地主義を抱える国は30カ国以上に達している。

この発言は連邦議会議員らからも反発を受け、与党・共和党のライアン前下院議長は「大統領令で出生地主義を終えさせることは出来ない」とも反論していた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35141628.html

170taro:2019/08/23(金) 03:56:02
キューバへの渡航、7月は前年比23.6%減 米国の渡航制限強化で

[ハバナ 21日 ロイター] - キューバ国家統計局が21日公表したデータによると、7月の同国への渡航者は前年同月比23.6%減少した。トランプ米政権によるキューバ渡航制限の強化で観光産業が打撃を受けていることを確認する内容となった。

渡航者は6月にすでに前年比20%減少していた。米国は6月、新たなキューバ渡航制限を導入し、米国民のクルーズ船での渡航を禁止。渡航禁止の免除基準も厳しくした。

キューバ政府は先月、通年の渡航者数見通しを500万人超から430万人に大幅に下方修正した。前年実績の470万人を8.5%下回る水準。

渡航者の減少は国の観光産業に影響を及ぼしているが、レストランや宿泊施設、タクシー業など米国が支援する意向を示す、成長しつつある民間セクターにも打撃を与えている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000069-reut-s_ame

171taro:2019/08/26(月) 04:49:08
約900人が一斉に踊る! 民族舞踊の最多人数でギネスに挑戦 メキシコ

【8月25日 AFP】メキシコ第2の都市グアダラハラ(Guadalajara)で24日、民族舞踊を一斉に踊る人数のギネス世界記録(Guinness World Record)更新を目指すイベントが行われた。これまでの記録は、やはりグアダラハラで2011年に達成された457人。

 会場となった広場には24日、真夏の暑さをものともせず、刺しゅうを施した鮮やかな民族衣裳に身を包んだ男女882人が集結。マリアッチ楽団の演奏に合わせて一斉に踊り、ギネス世界記録に認定された。

 ギネス挑戦イベントを主催したグアダラハラ商工会議所(Chamber of Commerce of Guadalajara)のハビエル・オレンダイン(Xavier Orendain)氏は記者らを前に、「今回の新記録達成によって、メキシコの伝統が若者の間にも浸透していることが示された」と語った。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3241297?cx_part=top_topstory&cx_position=4

172taro:2019/08/28(水) 04:46:53
移民家族の無期限拘束で米19州が提訴、トランプ政権相手取り

[ニューヨーク 26日 ロイター] - カリフォルニア州など米国の19州と首都ワシントン(コロンビア特別区)は26日、難民申請の審査を受けている子供連れの不法移民家族を無期限に拘束することを可能にする新規則の差し止め命令を求め、トランプ政権を相手取り訴訟を提起した。

州司法長官らがロサンゼルス連邦地裁に提起した訴訟は、前週23日に正式に公開された新規則の差し止めを求めるものとしては初めて。新規則は10月に施行する予定となっている。

カリフォルニア州のザビエル・ベセラ州司法長官は「トランプ政権の新規則は冷淡にも子供の安全と幸せをリスクにさらしている」と批判した。

ホワイトハウスは同訴訟についてまだコメントしていない。

新規則は移民の子供の収容期間を20日までとした1997年の「フローレス合意」を撤回する狙いがある。フローレス合意は当初、親なしで入国した子供が対象だったが、2015年に親に連れられて入国した子供が追加された。

トランプ政権の高官らは、子供の長期間収容が認められていないことが、難民申請先として米国を選ぶ誘因になっていると指摘する。トランプ大統領は子供連れの不法移民が国境沿いで拘束されても、すぐに釈放され、その状態で難民申請の審理が終わるのを待つことになる現在の制度を「キャッチ・アンド・リリース」と呼んで問題視ししてきた。

ただ、フローレス合意の撤回に向けた取り組みにはさらなる法的な対抗策が見込まれるだけでなく、移民収容施設の収容人数の大幅引き上げなどが必要になるとみられる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000035-reut-s_ame

173taro:2019/08/28(水) 04:47:10
移民家族の無期限拘束で米19州が提訴、トランプ政権相手取り

[ニューヨーク 26日 ロイター] - カリフォルニア州など米国の19州と首都ワシントン(コロンビア特別区)は26日、難民申請の審査を受けている子供連れの不法移民家族を無期限に拘束することを可能にする新規則の差し止め命令を求め、トランプ政権を相手取り訴訟を提起した。

州司法長官らがロサンゼルス連邦地裁に提起した訴訟は、前週23日に正式に公開された新規則の差し止めを求めるものとしては初めて。新規則は10月に施行する予定となっている。

カリフォルニア州のザビエル・ベセラ州司法長官は「トランプ政権の新規則は冷淡にも子供の安全と幸せをリスクにさらしている」と批判した。

ホワイトハウスは同訴訟についてまだコメントしていない。

新規則は移民の子供の収容期間を20日までとした1997年の「フローレス合意」を撤回する狙いがある。フローレス合意は当初、親なしで入国した子供が対象だったが、2015年に親に連れられて入国した子供が追加された。

トランプ政権の高官らは、子供の長期間収容が認められていないことが、難民申請先として米国を選ぶ誘因になっていると指摘する。トランプ大統領は子供連れの不法移民が国境沿いで拘束されても、すぐに釈放され、その状態で難民申請の審理が終わるのを待つことになる現在の制度を「キャッチ・アンド・リリース」と呼んで問題視ししてきた。

ただ、フローレス合意の撤回に向けた取り組みにはさらなる法的な対抗策が見込まれるだけでなく、移民収容施設の収容人数の大幅引き上げなどが必要になるとみられる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000035-reut-s_ame

174taro:2019/08/29(木) 05:05:49
メキシコでバー襲撃、26人死亡 武装集団が銃乱射し放火

【8月28日 AFP】(更新、写真追加)メキシコ東部ベラクルス(Veracruz)州コアツァコアルコス(Coatzacoalcos)で27日夜、武装集団がストリップバーを襲撃し、少なくとも26人が死亡、11人が重傷を負った。武装集団は店内で銃を乱射した後、客らを内部に閉じ込めて火を放ったという。当局が明らかにした。

 生存者らの証言によると、武装集団はバー「カバジョ・ブランコ(Caballo Blanco)」に押し入り銃を乱射し、出入り口をふさいだ上で放火。店内では音楽が大音量で流れていたため、客やダンサーの多くは火の手が上がるまで襲撃に気付かなかったという。当局は、犠牲者の多くは煙の吸引により死亡したと説明。銃撃による死者が出たかどうかは今のところ不明だ。

 現場に駆けつけたAFP記者によると、店内は大破した状態で焦げた部分もあり、床には裏返った椅子やがれきが積み重なっていた。建物の前には多くの警官と救急車が集まっていたという。

 ベラクルス州知事の発表によると、容疑者の一人はこれまでにも犯罪行為を繰り返し、先月に逮捕されていたものの、州検察当局によって48時間以内に釈放されていた。アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は事件を「恥ずべき」ものと非難し、事件の背景に地元当局と犯罪組織の共謀関係があった疑いについて連邦当局が調査すると表明した。

 ベラクルス州はメキシコ湾(Gulf of Mexico)に面し、米国へ不法移民を入国させようとする人身売買業者や麻薬カルテルがよく使うルートとなっている。そのため敵対する麻薬カルテル間の縄張り争いの舞台ともなっており、一触即発の状態が続いている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3241920

175taro:2019/08/31(土) 05:01:59
メキシコのポピュリズム経済政策に、行き詰まり感

【経済着眼】新大統領の盟友、財務相が突如辞任
 メキシコでは、圧倒的な人気で議会の多数派を占めたオブラドール大統領率いる左派政権が昨年12月1日に発足して8カ月以上がたった。過去36年間続いた中道右派の経済テクノラートが主導してきた政治体制が、左派ポピュリストの政治体制に大きく変化した。

 新大統領は経済政策面では中道右派が踏襲してきた新自由主義(ネオリベラリズム)が苦しい国民生活をもたらした諸悪の根源、と強く非難して、開発政策を中心に市場機能重視から国家主導・再分配重視政策へと姿勢を転じた。

 しかしながら、経済界や国際金融界ではポピュリスト的な経済政策がメキシコ経済の中長期的な成長性を失いかねないとして、政権への失望が深まっている。大統領の盟友とされたウルスアズ財務相が7月9日に突如辞任を表明した。大統領あての辞任書簡で同氏は「現政権では十分な根拠もないまま政策が決定されている。また財務省の仕事を知らない官僚による政策の押し付けは許されない」と厳しく政権運営の在り方を批判した。

 政権発足時から衝突を繰り返してきたロモ大統領チーフスタッフやナーレ・エネルギー相らがぺメックス(国営石油公社)の投資拡大を吹き込んだことなどを指すようだ。

 オブラオール大統領は閉鎖的でナショナリスティックな経済政策に挑むとして前ぺニャ・ニエト政権が進めていたプロジェクトの見直しを行った。例えば、完成途上にあった130億ドルをかけて完成する予定であったメキシコシティー新国際空港の建設を中断させた。エネルギー政策でも、石油、電力業界への民間参入を大きく後退させて国家主導政策に切り替えた。

 燃料自給を目指して製油所の建設などの政策を重視した。すでに精製事業の累積赤字が膨らんでいるにもかかわらず、ぺメックスに80億ドルという巨費を投じて新規に製油所を建設させようとしている。稼働前から大幅な赤字が見込まれており、産業界などから大きな批判を浴びている。

 メキシコ政府の財政基盤を支えてきた石油生産はピークの2004年の日量340万バーレルから毎年減少して昨年は日量181万バーレルへとほぼ5割減となった。ぺメックスが十分な開発資金や探鉱・開発ノウハウにかけていたためだ。ぺニャ・ニエト前政権は民間の資金とノウハウの導入に熱心で、民間企業とぺメックスによる鉱区の共同開発を推進してきた。

 しかし、オブラドール大統領は「民間資本の導入や民営化は利権に絡んで一部の企業、公務員に恩恵を与える一方で一般国民の生活困窮につながってきた」として前政権の政策を否定してきた。

 このため鉱区の民間入札を凍結して、ぺメックス中心の開発に戻しつつ、日量240万バーレルへの生産水準引き上げを目指すとしている。このような資金力、技術力に劣る国家主導のエネルギー政策は、非現実的と内外投資家などから強い批判を浴びるところとなっている。

176taro:2019/08/31(土) 05:02:10

 メキシコ経済は、オブラドール政権誕生以来、景気低迷が続いている。7月31日に発表された19年第三四半期の実質GDPは前期比+0.1%と第二四半期のマイナス成長(-0.2%)からは立ち直ったものの、19年上期の実質成長率(前年比)はわずか+0.2%に過ぎない。2019年通年の成長率見通しも市場予想では+0.9%と政府の+2%の見通しを大きく下回っている。

 このような状況の下で、メキシコ政府は250億ドルに及ぶ景気刺激パッケージを組成することを強いられたほか、メキシコ中銀も7月31日のFRB利下げの発表もあって8月15日には利下げを決定するとみられている。投資と並んで雇用創出も激減しており、19年上期中の新規雇用者数は前年を39%下回っている。

 オブラドール政権の経済政策に関する不透明性の拡大が投資マインドを悪化させている。さらに追い打ちをかけているのがトランプ大統領によるメキシコからの移民抑制に対する圧力、さらには世界貿易を取り巻く環境悪化である。外需、内需とも低迷を強いられそうである。

 格付け会社はオブラドール政権下のメキシコを厳しく査定している。フィッチはソブリン格付けを6月5日にBBB+からBBBに格下げした。ムーディーズもそのしばらく前にA3の格付けを変えていないものの先行き見通しをネガティブにした。各社ともエネルギー政策とインフラ政策が稚拙に過ぎ、中長期の成長ポテンシャルが低下する懸念を指摘している。

 オブラドール政権の支持率自体は経済情勢の悪化にもかかわらず、おおむね7割台で高止まりを続けている。これは同政権が一般国民の関心が高い腐敗汚職の撲滅や治安情勢の悪化に真剣に取り組んでいるとみられているためだ。メキシコでは公務員の汚職が蔓延しているほか、麻薬カルテルの強い影響で過去最高の殺人件数(18年 4.4万件)を記録した。

 オブラドール大統領は国家警備隊の創設や上級公務員の不逮捕特権はく奪、省庁予算の削減など、この方面では着々と改革を進めていると受け止められている。大統領自身の年収半減を打ち出したほか、公務員の給与についても例えば最高裁判事が年収4,000万円というこの国としてはべらぼうに高い高級官僚の年俸削減につとめている。しかし、全般的にみれば、政府機関の深刻な資金不足や人材の枯渇など負の側面も大きくなっている。

 オブラドール政権は次第に急進的になり、政敵をつぶすことに神経を集中していると指摘されている。また、地に足のついたプラグマティックな経済政策を打ち出せずにいる。いまメキシコに必要なのは、より多くの改革と投資、競争促進、生産性向上などであり、経済モデルをひっくり返すことではないはずである。

 もう一方の中南米の雄であるブラジルでは、ボルソナーロ大統領が連邦予算の約半分を占める公的部門の年金改革に着手するなど、不十分ながらも政治的に困難とみられた改革を進めてきた。さらに、投資促進に焦点を当てた大胆なマクロ政策や構造改革にも熱心であり、メキシコとは対照的に国際的な評価が高まっている。

 オブラドール大統領は年収削減や出張での民間機利用、また地方の集会などに頻繁に足を運ぶなど目線の低さが評価されている。ただ経済政策については専門性に乏しく、就任当初から辞任したウルスアズ財務相などの経済専門家にゆだねるとみられていた。しかし最近では財政支出の中身までいちいち口出しをするようになってきたと伝えられる。

 ブラジルに次ぐ中南米第二の経済大国であるメキシコ経済を再生するには、同大統領がぺメックスの改革やインフラ投資路線の修正などを専門家の声をよく聞くように努めていく必要があろう。

俵 一郎 (国際金融専門家)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00010003-socra-int

177taro:2019/09/01(日) 03:15:52
メキシコ大統領の執務室で隠しカメラ見つかる、本人は心配せず

【8月31日 AFP】メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は29日、自身の執務室から「高性能カメラ」が見つかったと明かした。

 同氏は首都メキシコ市中心部に位置する国立宮殿(National Palace)で行われた記者会見で、「数日前、大統領府の執務室の一室から、ごく小さな高性能カメラが見つかった。われわれは録画されていた」と述べた。

 反既成勢力を掲げて昨年大統領に就任した新興左派のロペスオブラドール氏は、スパイ行為とみられるカメラ設置の首謀者が誰なのかは示唆しなかった一方、何も隠すものはないとし、心配はしていないと述べた。

 同氏は、「こんなことをして、何を得られたのか? われわれが議論していることは全て完全に合法であり、透明性がある。われわれを不利にするために利用できるものはない」と主張し、「神経質な問題ではないと思う。隠すものは何もない…われわれが話すこと全ては、公的領域にあるべきだ」と話した。

 ロペスオブラドール氏は就任時、大統領警護隊を解散させ、代わりにボディーガードの小規模なチームを採用したり、大統領専用機を売り払って民間機で移動したりするなど、安全面に対して緩い姿勢で知られている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3242342?cx_part=top_latest

178taro:2019/09/04(水) 04:57:13
ハリケーン「ドリアン」、バハマ直撃で5人死亡 米3州で避難命令

[マーシュ・ハーバー(バハマ) 2日 ロイター] - 大型で強い勢力のハリケーン「ドリアン」は2日、カリブ海のバハマを直撃した。洪水や強風で家屋が倒壊し、少なくとも5人の死者が出た。米国立ハリケーン・センター(NHC)によると、ドリアンは米東海岸に接近しており、フロリダを含む3州で避難命令が出された。

ドリアンは2日正午前に5段階のうち4番目に強い「カテゴリー4」に格下げられたが、なお強い勢力を維持。米東部時間2日午後5時(日本時間3日午前6時)の発表では、グランド・バハマ島の上にあり、少なくとも3日午前まで滞留する見通し。最大風速は時速240キロに達しており、フロリダ州ウェストパームビーチから約170キロの距離に接近している。

NHCは、グランド・バハマ島では海面の高さが通常より4─5メートル上昇する恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。

バハマのミニス首相は2日の記者会見で、バハマ北部のアバコ諸島で少なくとも5人が死亡したと述べた。国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)によると、バハマで約1万3000戸の家屋が倒壊あるいは深刻な被害を受けた可能性がある。

NHCによると、3日遅くにはゆっくり北西に進み、フロリダ、ジョージア、サウスカロライナの各州の沿岸部を北上する見通し。

米ホワイトハウスでは当局者がハリケーン対策を策定。報道官によると、トランプ大統領は1時間おきに報告を受けている。

ドリアンの接近に伴い、フロリダ州では9つの郡が避難命令を発令。トランプ大統領が所有するリゾート「マールアラーゴ」があるパームビーチ郡も含まれている。

このほか、サウスカロライナ州の8つの郡、ジョージア州の6つの郡でも避難命令が発令された。

フロリダ州のオーランド国際空港は3日午前2時に空港を閉鎖すると発表。オーランドにあるテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」<DIS.N>は3日は通常より早く営業を終了する。

ハリケーンの接近に伴い空の便も乱れており、デルタ航空<DAL.N>は、フロリダ州フォートローダーデールなどの空港が閉鎖されたため、2日と3日の発着便55便を欠航。アメリカン航空グループ<AAL.O>によると、フロリダとバハマの7つの空港が一時閉鎖となり、ジョージア、ノースカロライナ、サウスカロライナを含む20以上の空港について渡航警告が出されているという。

最近のハリケーンの巨大化について、科学者は気候変動の影響を指摘している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190903-00000010-reut-s_ame

179taro:2019/09/05(木) 05:17:51
【映像】ハリケーンの最中決死の避難 直撃を受けたアバコ島の住民
9/4(水) 11:07配信 AP通信

アバコ島、バハマ諸島、9月4日(AP)― 観測史上最強といわれるハリケーン「ドリアン」は9月1日午後12時40分、バハマ諸島北部のアバコ島に上陸した。
 ハリケーンの強さを示す5段階のカテゴリー「5」の勢力を維持したまま、島民が学校や教会などに避難する中、最大瞬間風速毎秒82.5メートルの猛烈な風が、民家の屋根を吹き飛ばし、車を横転させ、電線をズタズタに切断した。
 アバコ島のエルボー・ケイに上陸したドリアンは午後2時、同島マーシュ・ハーバーに再上陸。
 ハリケーンの直撃を受けた西隣のグランド・バハマ島では、島のインフラが壊滅的打撃を受け、各地で洪水が発生した。
 バハマ諸島に大きな爪跡を残したドリアンは3日、カテゴリー「2」に減衰したが、それでも最大風速毎秒48.6メートルと非常に強い勢力を保ったまま、グランド・バハマ島フリーポートの北約70キロの海上を、時速4キロという非常にゆっくりした速度で北西に進んでいる。

(日本語翻訳 アフロ)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00010000-aptsushinv-s_ame

180taro:2019/09/06(金) 03:52:54
バハマのハリケーン死者20人に 7万人に支援必要

 大西洋の島国バハマのサンズ保健相は4日、同国を直撃したハリケーン「ドリアン」による死者が20人に達し、さらに増える見込みだと語った。米メディアが伝えた。

 国連人道問題調整室(OCHA)のローコック室長(事務次長)は4日、バハマの首都ナッソーを訪れ「アバコ諸島やグランドバハマ島で7万人以上が緊急支援を必要としている」と強調、国際社会に援助を呼び掛けた。米ホワイトハウスによると、トランプ大統領は4日、ミニス首相と電話会談し、支援を提供することを伝えた。

 ドリアンは4日、米南部ジョージア州東方沖の大西洋を北上し、5段階分類で下から2番目の「カテゴリー2」から再び勢力を強めて「カテゴリー3」に。米ハリケーンセンターは「命に関わる危険」があるとして警戒を呼び掛けた。(共同)



https://www.sankei.com/world/news/190905/wor1909050015-n1.html

181taro:2019/09/06(金) 03:56:40
米国防総省、「国境の壁」建設へ3800億円を転用 与野党から批判の声

ワシントン(CNN) 米国防総省がドナルド・トランプ米大統領の進めるメキシコとの国境沿いでの壁の建設に向けて36億ドル(約3800億円)の予算を転用すると明らかにしたことで、与野党から批判の声が出ている。

国内的にみると、23の州と3カ所の米領のプロジェクトから約18億ドルが転用される。加えて、国防総省は海外の軍事関連の建設計画18億ドル超について、メキシコとの南部国境の11のプロジェクトに振り分ける。全体として国内外の127のプロジェクトが保留となる。トランプ大統領は当初、壁の建設費用はメキシコが支払うと約束していた。

影響を受けるのは、危険な廃棄物を貯蔵するために使われる施設や、海軍の船の修理用施設など。これらの施設は修理や増設の必要があると認められていた。

予算の転用によって米領プエルトリコも大きな打撃を受けそうだ。4億ドル超の軍事関連の建設計画の予算が壁の建設に振り分けられる見通し。

欧州では7億7100万ドルのプロジェクトが影響を受ける見通し。こうしたプロジェクトには飛行場の改修なども含まれ、ロシアの脅威に対する同盟諸国の防衛力向上を意図したものとなっている。

国防当局幹部は「全てのこうしたプロジェクトは我々にとって重要だ。しかし、対応するよう命じられた南西部国境における緊急事態にも対処する必要がある」と述べた。

予算の転用については、与野党から批判の声が出ている。

共和党でユタ州選出のミット・ロムニー上院議員とマイク・リー上院議員は連名で、空軍基地のための建設費が転用されることに懸念を表明した。

民主党でバージニア州選出のティム・ケーン上院議員とマーク・ウォーナー上院議員は、国防総省から4つの軍関連の建設計画の予算7700万ドル超について、壁の建設に転用されると知らされたと明らかにした。ウォーナー議員は声明で、バージニア州での重要なプロジェクトを支援する資金などを減らすことは、国内外の脅威に対処するための備えが減ることになると指摘した。

https://www.cnn.co.jp/usa/35142240.html

182taro:2019/09/06(金) 14:13:44
メキシコ麻薬王「先住民に財産寄付」=1兆5000億円、米国の没収逃れ

 【サンパウロ時事】米国で終身刑を言い渡され収監中のメキシコの「麻薬王」ホアキン・グスマン(通称エルチャポ)受刑者が、自身の財産140億ドル(約1兆5000億円)をメキシコ先住民に寄付する意向を示していることが5日分かった。

 メキシコ紙ウニベルサルが伝えた。

 グスマン受刑者はメキシコ最大の麻薬組織「シナロア・カルテル」のボス。米ニューヨークの連邦地裁は今年7月、麻薬取引などの罪で終身刑と巨額の罰金を科していた。代理人によると、同受刑者は家族との電話の中で、米政府が全財産を没収しようとしていると主張。「金は米国ではなくメキシコ政府のもの。先住民族コミュニティーに分けてもらいたい」とメキシコのロペスオブラドール大統領に求めたという。 

時事通信社

https://news.livedoor.com/article/detail/17040044/

183taro:2019/09/09(月) 04:27:04
メキシコの国民的芸術家が死去 フランシスコ・トレド氏、79歳

 メキシコの国民的芸術家、フランシスコ・トレド氏が5日、同国南部オアハカ州の自宅で死去した。79歳。肺がんを患っていた。メキシコのメディアが7日までに報じた。

 40年オアハカ州生まれで、先住民サポテコ系。首都メキシコ市で芸術を学び、60年代には欧米で一時活動した。地元で動物や昆虫、サポテコの伝統文化などを題材に絵画や陶芸、彫刻など多くの作品を製作し、05年に「もう一つのノーベル賞」といわれるスウェーデンの「ライト・ライブリフッド賞」を受賞するなど国際的に高い評価を受けた。

 汚職など不正を糾弾する活動にも従事し、国民から尊敬を集めた。(メキシコ市共同)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00000016-kyodonews-int

184taro:2019/09/12(木) 05:09:52
バハマ人口の17%が家失う 死者50人、電気も水道も復旧せず

(CNN) ハリケーン「ドリアン」に直撃されたカリブ海の島国バハマの被災地は、上陸から9日たった10日も電気も水もない状態が続く。住宅が軒並み土台から吹き飛ばされた地域もあり、バハマの全人口のおよそ17%に当たる7万人が住む家を失った。

警察によると、これまでに確認された死者は50人。アバコ諸島で42人、グランドバハマ島で8人の遺体が見つかった。

行方不明者の数は不明だが、大勢の人ががれきの下敷きになったり、高波に押し流されたりした可能性がある。現地では捜索救助活動が続いており、死者の数はさらに増える見通し。



特に被害が大きかったアバコ諸島では、これまでに約5000人が脱出したが、残る住民は窮状に立たされ、救援物資を受け取るために被災者が何時間も行列に並んでいる。

人道支援団体によると、同諸島ではマーシュハーバー地区だけでも約1100棟の建物が破壊された。グランドバハマ島では発電機も使えなくなって食品が腐り始め、住民が不安を募らせている。

米当局者によると、トランプ政権は、人道上の理由から一時的な滞在を認める「一時保護資格(TPS)」の制度を、ドリアンで被災したバハマ国民には適用しない方針だという。

首都ナッソーの避難所は8日までに満員状態になった。グランドバハマ島から避難してフェリーで米フロリダ州へ向かおうとした約119人は、ビザがなければ下船するよう命じられた。

米国際開発庁(USAID)のグリーン長官は被災地の状況について、「まるで核爆弾が落とされたような状態」と形容している。

https://www.cnn.co.jp/world/35142511.html

185taro:2019/09/13(金) 04:34:52
動画:パナマ当局、先住民居留地で1.7トンのコカイン押収

【9月12日 AFP】パナマ当局はこのほど、カリブ海(Caribbean)沿岸の先住民居留地グナヤラ(Guna Yala)でスピードボートを追跡し、1.7トンのコカインを押収したと発表した。追跡の際、エンジン2基を搭載したボートは座礁し、乗組員らは逃走したという。

 パナマは南米から米国へ向かう麻薬密輸ルートの通過地点となっている。パナマ当局は今年に入り、すでに26トンの薬物を押収している。

 映像は首都パナマ市で10日撮影。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3244234?cx_part=top_latest

186taro:2019/09/13(金) 04:46:47
米最高裁、トランプ政権の難民申請規則を支持 訴訟決着まで

[11日 ロイター] - 米連邦最高裁は11日、米南部国境から入国する移民による難民申請を事実上不可能にする新規則について、合憲性を問う訴訟の判決が出るまで有効とする判断を示した。

移民政策の厳格化を掲げるトランプ大統領には追い風となる。トランプ氏はツイッターに「最高裁での大きな勝利だ」と投稿した。

最高裁の判事9人のうち、リベラル派2人が反対に回った。

米政府は7月に新規則を公表。中米諸国からの移民流入を抑制するため、メキシコなど第3国を経由して米国に到着する移民に対し、まずは第3国で難民申請することを義務付けた。

米国の人権擁護団体、全米市民自由連合(ACLU)などは新規則は米移民法に違反しているほか、規則制定の手続きにも違法性があるとして訴訟を提起していた。

新規則が7月に施行されてから8日後、カリフォルニア州の連邦地裁は全米を対象に同措置の差し止めを命令。その後、第9巡回区控訴裁判所は差し止め命令の対象範囲を狭める判決を下したが、今週9日に同地裁は再び全米を対象とする差し止め命令を出し、翌10日に第9巡回区控訴裁が対象を再び狭めていた。

最高裁の判断により、差し止め命令は解除された。

ACLUの弁護士は「これは暫定的な決定で、最終的にわれわれが勝利すると強く期待している」と表明。「何千世帯もの人命に影響が及ぶ」と強調した。

ホワイトハウスのギドリー報道官は、最高裁の判断は下級審の「誤った」判決を否定するもので、トランプ政権はこれに「満足している」と表明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000030-reut-s_ame

187taro:2019/09/13(金) 04:47:41
バハマ諸島、ドリアンの死者数は少なくとも50人に

[ナッソー(バハマ) 10日 ロイター] - バハマ諸島では、先週襲った史上最強クラスのハリケーン「ドリアン」による死者数が、少なくとも50人に拡大した。

当局者が10日明らかにした。被害が深刻だったグレートアバコ島での死亡が大半で、同島のマーシュハーバー地区では瓦礫の中から新たに遺体がみつかっており、死者数はさらに増えるとみられている。

ドリアンは時速320キロの暴風を伴ってバハマに到達。カリブ地域ではハリケーンとしては最強クラスで、バハマ史上最悪の被害をもたらした。

今後の復興が不透明ななか米国への移住を目指すほうがましと話す住民もいるが、移民抑制の姿勢を取るトランプ政権が受け入れるかは分からない。

国連世界食糧計画(WFP)は7万人余りが食糧と住居を必要としていると推計。カリブ地域で損壊した保険対象の不動産は30億ドルにのぼるとの見通しもでている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000053-reut-s_ame

188taro:2019/09/13(金) 07:28:19
中米からの難民申請を大幅制限 米最高裁が認める

米連邦最高裁は11日、アメリカへの難民申請者の資格を厳しく制限する、ドナルド・トランプ政権の新規則の効力を認める決定を出した。

これにより、第三国を経てアメリカ入国を目指す移民は、米国境に到着する前に、通過する国で難民申請をしなくてはならない。

移民削減を掲げるトランプ政権
トランプ政権は7月、この新たな移民管理の規則を発表。しかし直後に、サンフランシスコの下級裁判所がこれを無効とする判決を出していた。

この規則をめぐる法廷闘争は各地で今後も続くが、当面はこの決定が全米で効力をもち得る。

トランプ氏は再選を目指す2020年の大統領選に向け、移民の削減を政権の大きな目標に掲げている。

「メキシコ人以外を実質排除」
規則は、中央アメリカから徒歩でメキシコを経てアメリカへの入国を目指す、何万人もの人々に影響が及ぶとみられる。

アメリカ南西部の国境地域では、今年8月末までに81万1016人が拘束された。うち約59万人はエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの出身とされる。大多数は家族1人以上とともに移動していた。

今回の規則により、米国境に到着する前に通過した国で難民申請をしていない人々は、その機会を失うことになる。

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メキシコの米国境付近に集まった移民たち(2019年8月)
この規則に反対してきた米自由人権協会(ACLU)は、「米南部国境に来る、メキシコ人を除く全ての難民を、入国地点で実質的に排除するものだ」と非難している。

第三国で難民申請をして認められなかった人や、人身売買の犠牲者は、これまでどおりアメリカで難民申請ができる。

米司法省の報道官は、今回の決定により、南部国境地域での危機的な状況が改善されるとの見方を示した。

https://www.bbc.com/japanese/49674373

189taro:2019/09/14(土) 05:40:22
【映像】エネルギー危機が顕在化 石油電力不足に喘ぐキューバ
9/13(金) 12:05配信AP通信

ハバナ、キューバ、9月13日(AP)― 南米ベネズエラからの石油に大きく依存しているカリブ海にある共産主義の島国キューバで9月12日、エネルギー不足が顕在化している。
 ガソリンスタンドには車やトラックが長い列を作り、島内の唯一の公共交通機関であるバスも運休が相次いでいる。ガソリンや軽油不足に加えて、電力需給も逼迫(ひっぱく)しており、週明けにも大規模停電が差し迫っているという。
 ミゲル・ティアスカネル大統領は国民に忍耐を呼び掛けているが、日に日に国民の不満は大きくなっている。
 キューバは南米ベネズエラからの石油輸入に大きく依存している。マドゥロ独裁政権を支援する見返りに、ベネズエラから原油を受け取っているキューバに対して、米財務省は今年7月、同国の国営石油商社に経済制裁を科すと発表した。

(日本語翻訳 アフロ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00010000-aptsushinv-s_ame

190taro:2019/09/14(土) 05:42:16
米最高裁の難民申請制限支持、容認できず=メキシコ外相

[メキシコ市 12日 ロイター] - 米南部国境から入国する移民による難民申請を事実上不可能にするトランプ政権の新規則を連邦最高裁が当面有効と判断したことについて、メキシコのエブラルド外相は容認できないという考えを示した。

7月に公表された新規則では、中米諸国からの移民流入を抑制するため、メキシコなど第3国を経由して米国に到着する移民に対し、まずは第3国で難民申請することを義務付けている。最高裁は11日、合憲性を問う訴訟の判決が出るまで規則は有効と言い渡した。

外相は「これは米国側の問題であり、メキシコは同意しておらず、わが国には異なる政策がある」と指摘。第3国申請については2国間もしくはそれ以上の国の合意が必要になるとした上で「メキシコはいかなる条件の下でも受け入れない」とした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000014-reut-s_ame

191taro:2019/09/15(日) 04:49:52
メキシコ伝統「死者の日」にちなんだバービー発表、文化盗用との批判も

【AFP=時事】着せ替え人形「バービー(Barbie)」はバラエティー豊かだ。水着の美女から宇宙飛行士、さらには大統領にまで多岐にわたる。そして今度は、メキシコの文化をたたえ、骸骨のフェースペインティングを施してマリーゴールドの花冠をかぶった人形が登場した。だが文化盗用との批判も出ている。

 米玩具大手マテル(Mattel)は12日、メキシコで11月1日と2日に祝福される「死者の日(Day of the Dead)」から着想したバービー人形の新作を発表した。

 このバービー人形は、メキシコの著名なイラストレーター、ホセ・グアダルーペ・ポサダ(Jose Guadalupe Posada、1852〜1913年)が1912年に描いた有名な作品、骸骨の貴婦人「カトリーナ(Catrina)」に由来している。黒いドレスを身にまとい、マリーゴールドやチョウ、頭蓋骨で装飾されたこの人形は、75ドル(約8100円)で販売される。

 しかし、この人形をめぐっては、由緒ある伝統文化を金もうけに使う「文化の盗用」だとして批判も出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00000005-jij_afp-int

192taro:2019/09/17(火) 05:39:26
トップス1枚が月給相当 「バブルはじけた」キューバの現実
https://dot.asahi.com/aera/2019091300025.html?page=1

 今や世界でも数少ない社会主義国として、独自の文化を育んできた。慢性的なモノ不足のなか、明るさを失わないキューバの人々の心も揺れている。AERA 2019年9月16日号に掲載された記事を紹介する。

 バスを待つとき。アイスクリーム店に入るとき。キューバ人は並ぶことに慣れている。

「エル・ウルティモ?」(列の最後の人は誰?)

 キューバを旅行するとき、「便利なスペイン語表現は?」と聞いて、教えてもらったのがこの言葉だった。キューバにおいてモノ不足は日常だ。しかし今年5月、首都ハバナの知人男性から、Facebookを通じて届いたメッセージは切実だった。

「1日並んでも、料理の油が買えない。1990年代のような深刻な事態になるのでは」

 店の棚から生活必需品が消え、配給でまかないきれない鶏肉も値段がはね上がったという。食料自給率が20〜30%といわれるキューバでは、輸入に頼る品が突然入手できなくなるのは珍しいことではない。だが今回のモノ不足はソビエト連邦崩壊後、「草を食べてしのいだ」と言われたほどの危機を連想させる。そんな不安が書かれていた。

 キューバはどうなるのか。6月、現地に飛んだ。

 豆売りの呼び声を真似する子どもたち。道端のサッカー少年たちにゲキを飛ばす父母。若者の笑い声につられてはねる犬。体形をアピールするワンピースで闊歩する女性や、葉巻をふかしながら通行人を見つめる高齢の男性。どこからか陽気な音楽が鳴り、色とりどりのクラシックカーが走り抜ける。

 夏祭りのように騒がしい、元気いっぱいなハバナの下町コミュニティー。これぞ、キューバだ。悲愴感は感じられない。

 それでも、やはりモノ不足は深刻だった。市場では真っ赤なマンゴーが積み上がっているが、肉などの輸入品を売るスーパーは空っぽの棚が目立つ。街の中心部にも異変が起きていた。

「オバマバブルがはじけた」

193taro:2019/09/17(火) 05:39:36
 今回メッセージをくれた30代の男性はこう嘆いた。ウェーターをするレストランの店内は2年前は大にぎわいだったのに、今は客もまばら、生バンドの演奏も心なしか哀愁を帯びている。広場には赤やピンクに輝く「アメ車」のオープンカーが並んでいた。ハバナを1周できるタクシーだが、客がおらず、置物のようだ。

 オバマ前米大統領がキューバと国交を回復したのは2015年。経済制裁の緩和を進め、キューバを訪れるアメリカ人が増えた。先んじて、キューバでは自営業が一部許可されたこともあり、レストランや観光タクシーの開業が相次いだ。

 ところが、この動きに「待った」をかけたのが、17年に就任したトランプ米大統領だ。アメリカからの渡航条件を引き締め、今年6月にはクルーズ船の寄港を禁じた。オバマバブルに期待していた人々の夢ははじけた。

 キューバの経済システムは改革のただなかにあり、今回のモノ不足が経済制裁と直結しているかはわからない。一方、キューバの社会で「お金」の存在感が増しているのは確かだ。

 そもそもキューバは、「シェアエコノミー」に近い社会だ。教育や医療は無料で、配給もある。クラシックカーは市民の乗り合いタクシーだし、住まいもほぼ無料で与えられる。稼げばそれだけ税金も高くなるが、ローンなどの「借金」もない。

「革命後の理想は助け合う社会。政治も宗教も、人を助けることを一番大事にしてきた」

 アフリカの民俗信仰とカトリックが融合したキューバの宗教「サンテリア」の聖職者(ババラオ)で60代のヘススさんはこう話す。

「キューバの医療が世界に誇れる水準になったのは国内外で困った人を助けるため。宗教者も相談に乗ってサポートする」

 隣の家で砂糖がなくなれば、差し出す。食事に困っている人がいれば食べさせる。だが、そんな助け合いの社会が変わってきたという指摘も多かった。

 たとえばキューバでは女の子が15歳になると、大人の仲間入りを祝う。娘にドレスを着せ、豪華なパーティーを開く親は、「立派なプレゼントを用意できる人のみ、招待することがある」(観光業、30代男性)という。

「現地のペソ(CUP)で買えるものは安く、外国人用の通貨(CUC、兌換ペソ)でしか買えないものは驚くほど高い」

 こう話すのは30代の銀行員女性だ。キューバは二重通貨制で現地ペソと兌換ペソの価値の差が25倍ある。彼女の収入の多くは、兌換ペソ払いの洋服とネット接続代に消える。

 このとき着ていた、腕にレースをあしらったトップスは「メキシコに行った人から27CUC(約2900円)で買った」という。キューバ人の平均的な月給に相当する金額だ。

 昨年末から使えるようになった、携帯電話のネット接続は1GBのデータ量で10CUC(約1100円)もする。
「私の婚約者は愛があれば結婚式はいらないと言うけれど、ウェディングドレスを着てパーティーもしたい。お金と時間がかかりそうだけど……」

 医療と教育、最低限の物資は手に入るが、それ以上を望むとお金がかかる。だが給料は上がらない。こうした社会に不満を持ち海外移住を考える人もいる。

 大学教授の助手をする20代男性はアメリカに移住し、自分の力を試し、稼ぎたいと語る。

「学校で革命家チェ・ゲバラの信念である『搾取をしない』大切さを教えられた。その結果、工場の経営もままならずこのシャツも靴も、輸入品。キューバは自分たちで何もつくれない」

 そう言って肩をすくめた。

 一方で民泊経営をする地方出身の50代男性は、キューバの変化に期待していると話す。

「子どものころ、フィデル・カストロ政権が冷蔵庫など電化製品を支給してくれてその優しさが心にしみた。アメリカに支配されないよう社会主義を保つのは大変だけど、政府はみんなのためにがんばっている」

 男性は最近、ビジネススクールに通い始めた。経理やマーケティングなどを学び、「稼いだお金を投資に回すのも大事とわかった」。半年間教授とマンツーマンで学んだが、授業料は安い。教育への援助を惜しまないのがキューバらしいという。

 若い世代にも、今のキューバを支持する人はいる。趣味は日本のアニメという自営業の20代男性も、「仕事ばかりで終わる人生は嫌。好きなことに時間を注げるキューバがいい」と話す。

 海外でも絶大な人気を誇る伝説のバンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」でも活躍したジャズピアニストのロランド・ルナさん(41)は、海外に滞在した時期もあったが、今はキューバで暮らす。

「家族、友達、そして景色と記憶。音楽と同じくらい、深く愛しているものがここにはある」

(ライター・斉藤真紀子)

※AERA 2019年9月16日号

194taro:2019/09/17(火) 05:40:54
モノ不足でもコスプレ 「給料4か月分をウィッグに」キューバのアニメファン〈AERA〉

 キューバが慢性的なモノ不足に陥っている。オバマ前米大統領による国交回復で一時は経済が上向いていたが、トランプ政権下でのアメリカからの渡航条件引き締めなどを受けて厳しい状況に追い込まれているのだ。しかしそんな中でも、自らの趣味の世界を楽しむべく工夫をこらす若者たちがいた。AERA 2019年9月16日号に掲載された記事を紹介する。

「私はアニメオタクです」

 キューバにいると、こんな自己紹介をする若者によく出会う。日本人とわかると、親しみを込めて日本のアニメの話をしてくれる。皆一様に明るく快活、社交的な印象だ。

 2008年からアニメ好きを集めてイベントや勉強会を開いていたエルネスト・ロペスさん(38)はこう話す。

「キューバのアニメファンは、仕事に勉学に励む、活動的な“リア充”が多いんです」

 キューバでは国営放送で日本のドラマやアニメが放映されてはいるが、DVDの販売はなく、ネット接続は高額でスピードも遅い。好きな作品を見るためには、USBメモリーをファン同士で回覧し、情報をシェアするのが有効だ。自ずと交流は活発となり、社交性も高まるという。

 アニメと共にコスプレも人気だが、衣装や小物を手に入れるのは容易ではない。手縫いしたり、不用品をリサイクルするなどして自作しているという。

 ウェートレスのダニエラ・ロドリゲスさん(22)が初めてコスプレをしたのは14歳のとき。コスチュームは基本は手作りだが、作るのが難しいものもある。

「皿洗いして貯めたお給料の4カ月分を、全部ウィッグにつぎ込みました」

 と話す。今は毎月新しいコスプレの衣装を作り、イベントに参加する。イベントで出会って意気投合したルイスさん(21)と今年3月に結婚した。

 エンリケ・メイヨさん(27)は5年前、アニメイベント「フリーク・ゾーン」を立ち上げた。コスプレコンテストやクイズ大会などがあり、子どもから高齢者まで、毎月平均200〜300人、多いときは700人もの参加者が集まる。こうしたイベントは地方でも毎月開催され、各地域の交流も活発だ。

「日本のアニメには友情、連帯、家族愛、自然を大切にする心など、キューバに共通する価値観を見いだすことができます」

 そう話すのは、動物病院で働きながら、獣医学の博士号を目指す学生のリサンドラ・ロドリゲスさん(21)。子どものころ、しゃべる猫と家族との愛情を描いた「みかん絵日記」が大好きだった。「犬夜叉」で友人同士の助け合いに心を揺さぶられ、「Angel Beats!」で愛を伝える大切さを学んだ。

 前出のエンリケさんは、日本アニメの魅力についてこう話す。

「日本のアニメには社会の倫理をテーマにした作品も多く、親や先輩を敬う文化が感じられる。キューバ社会はやや自己中心的になりつつあるので考えさせられます」

 古きよきキューバの価値観を、日本のアニメのなかに見いだしているのだ。(ライター・斉藤真紀子)

※AERA 2019年9月16日号

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190913-00000027-sasahi-s_ame

195taro:2019/09/19(木) 04:29:52
メキシコで袋詰めの29遺体発見 井戸底に大量遺棄

【AFP=時事】メキシコ第2の都市グアダラハラ(Guadalajara)近郊で、井戸の底からプラスチック製袋119個の中に入れられた少なくとも29人の遺体が見つかった。当局が17日、明らかにした。

 大量の遺体は今月3日、グアダラハラから車で45分ほどの人里離れた場所にあるラプリマベーラ(La Primavera)と呼ばれる地域で発見され、専門家チームが人数特定に向けた作業を続けていた。

 地元ハリスコ(Jalisco)州の検察当局は「完全な遺体13体、部分遺体19体分の合計29人の遺体」が見つかったと発表した。同州では近年、麻薬カルテル間のなわばり争いによる暴力事件が相次いでいる。

 当局は記者会見で、遺体の分析が進められる中で、犠牲者数がさらに増える可能性があるとの見解を示した。同州検察当局によると、これまでに特定された犠牲者のうち27人が男性、2人が女性だった。身元が特定されたのは4人のみで、いずれも家族によって行方不明の届けが出され、うち3人には犯罪歴があったという。

 今回の現場近くからは5月にも、遺体30体が埋められているのが見つかっている。メキシコでは、政府が2006年に同国で大きな勢力を持つ麻薬カルテルと闘争に軍隊を動員して以降、墓標のない状態で埋められた遺体が3000か所以上で5000体近く見つかっている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000005-jij_afp-int

196taro:2019/09/20(金) 04:20:56
トランプ氏、遊説先でメキシコ国境の壁訪問 不法移民抑制アピール

[サンディエゴ/オタイメサ(米カリフォルニア州) 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、再選に向けた資金集めで訪問したカリフォルニア州で、メキシコとの国境沿いの壁建設現場に足を運び、不法移民の流入を取り締まる自身の公約をアピールした。

トランプ氏は遊説のため3日間の日程で米西部の州を訪問している。

トランプ氏は、サンディエゴのオタイメサで、高さ9メートルの鉄とコンクリート製の壁を視察。壁は地下深くまで達しておりトンネルを掘って入国を試みるのは困難で、上部には熱吸収材が使用され登れないようになっていると説明した。

記者団に対し「この壁の上で卵を焼くことはできるが、登ることはできない」と語った。

その上で、国境警備に関しては依然として非常事態が続いているとの見解を示した。壁の建設が完了すれば、国境からの米軍引き揚げが可能と指摘した。

また、メキシコが不法移民抑制に向け多くの兵士を国境に派遣していることに言及し、移民問題への同国の対応は「素晴らしい」と述べた。ただメキシコが協力をやめれば、同国の製品に輸入関税を課すと警告。5%の関税を導入すれば、国境の壁の費用が容易にカバーされると指摘した。

トランプ氏は2月、議会の承認を得ずにメキシコ国境の壁建設費を確保するため、国家非常事態を宣言した。

トランプ氏は今回の米西部訪問で、選挙キャンペーンの資金集めのイベントも開催。共和党全国委員会(RNC)の当局者によると、トランプ陣営とRNCが今回の訪問中に集める資金は約1500万ドルになる見込みだ。

トランプ氏は、民主党の強力な地盤であるロサンゼルスやサンフランシスコのホームレス問題への批判も展開した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000051-reut-s_ame

197taro:2019/09/21(土) 04:56:34
キューバ駐在外交官の謎の脳損傷、殺虫剤が原因? カナダ研究

【AFP=時事】キューバの首都ハバナ駐在の外交官ら数十人が謎の脳損傷を負った問題で、蚊を駆除するくん煙剤に含まれる神経毒が原因だった可能性があるとするカナダの研究結果が19日、明らかになった。カナダや米国の外交官と家族を襲った不可解な症状については、「超音波兵器」による攻撃ではないかとの見方も出ていた。

 外交官らが最初に症状を訴えたのは2016年。めまいや倦怠(けんたい)感、頭痛、聴覚・視覚の合併症などで、のちに「ハバナ・シンドローム」として知られるようになった。カナダ・米当局は当初、何らかの「音響兵器」を使った攻撃を疑い、米国とキューバの外交関係は悪化。一方、カナダ当局はその後、音響攻撃の「可能性は考えにくい」と結論付けた。

 カナダ・ハリファックス(Halifax)にある研究機関「脳修復センター(Brain Repair Centre)」の研究チームは、ノバスコシア州保健局(Nova Scotia Health Authority)、ダルハウジー大学(Dalhousie University)と共同で、記憶、集中力、眠りのサイクルをつかさどる脳の各部位がどのように損傷を受けるかを調べ、「神経毒への暴露」が症状を引き起こした可能性があるとの結論を導き出した。

「音響兵器とは何の関係もなかった」「くん煙タイプの蚊の駆除剤に使われる神経剤が原因の可能性が高い」との研究概要を、公共放送ラジオ・カナダ(Radio-Canada)のオンラインニュース誌「オンケート(Enquete)」は報じている。

 この研究には26人が参加。このうちキューバに住んだことのない人々を対象グループとし、血液検査と脳MRI検査を行った。

 研究はキューバで被害に遭ったカナダ人15人について、「心身が徐々に消耗する症状」を訴えていたが、米国人らが報告した大きな耳鳴りや震えなどの症状はみられなかったと指摘。カナダ人外交官らは、市販の殺虫剤に含まれるごく少量の神経遮断剤に長期にわたってさらされていた可能性が高いと結論付けた。

 キューバでは殺虫剤の散布が定期的に行われており、2016年にはジカウイルス感染症(ジカ熱)の流行対策として、ウイルスを媒介する蚊の駆除キャンペーンが展開されている。ラジオ・カナダは、大使館の記録によれば外交施設や官舎でも殺虫剤がまかれていたと伝えた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00000026-jij_afp-int

198taro:2019/09/26(木) 05:30:09
交通機関にウマ、調理に木炭 モノ不足・キューバのあの手この手
9/25(水) 15:17配信ロイター

米国による経済制裁を数十年間受けてきたキューバ。基本的な生活用品が不足する中、公共交通機関の代わりに馬を配置し、調理にはガスの代わりにまきや木炭を使用し、昼間を最大限に活用して節電することが推奨されている(ナレーションなし)。

<字幕本編>
キューバでは、公共交通機関の代わりにウマが配置されている。
米国の経済制裁による燃料不足に取り組む。
主婦のセリア・ペレスさんはこう述べた。
「ガスや石油が不足しており、いつまで続くか分からないので、まきや木炭での調理を始めた。短い間なのか、問題が拡大するのかは分からない」
市民にも、日光を最大限に利用した節電が求められている。
政府は、病院や観光業に燃料を優先しているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00010011-reutv-s_ame

199taro:2019/09/26(木) 05:30:46
メキシコで列車同士が衝突、強盗未遂犯による置き石が原因
9/25(水) 14:39配信ロイター

メキシコ中部イダルゴ州のノパラで19日、強盗が襲おうとしていた列車に、別の列車が衝突する事件が発生した。その瞬間を捉えた映像を、メキシコの検察当局が公開した(映像のみ)。
調べによると、容疑者らが強盗のため、線路に石を置いて列車を止めようとしていたところへ、別の列車が衝突したという。死亡者は報告されていない。
同国の犯罪組織は、麻薬取引や恐喝など従来の犯罪から、実入りの良い列車強盗などに移行しようとしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00010010-reutv-s_ame

200taro:2019/09/28(土) 04:11:42
国連総会壇上でスマホ自撮り=「演説、時代遅れ」-エルサルバドル大統領

 【サンパウロ時事】中米エルサルバドルのブケレ大統領(38)が26日、ニューヨークで開かれている国連総会で登壇した際、スマートフォンで「自撮り」写真を撮影した。世界の指導者が集う厳粛な場での行為は物議を醸しそうだ。

 一般討論演説に臨んだブケレ氏は、あいさつの後、「失礼、ちょっと時間をください」と断って満面の笑みでパチリ。演説では「(国連)総会の形式は時代遅れ。世界が変化していることを受け入れなければならない」と強調し、各首脳が演説に代わり、国連総会サイトに動画を投稿すべきだなどとデジタル改革の必要性を訴えた。
 自撮り写真はその後、ツイッターなどに掲載された。
 6月に就任したばかりのブケレ氏は、選挙戦でもインターネット交流サイト(SNS)を積極活用。ツイッターでは最近まで「世界で最もハンサムでいかした大統領」と自己紹介していた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019092700333&g=int

201taro:2019/09/28(土) 04:15:44
壁建設巡る非常事態宣言の無効化決議案、米下院でも2回目の可決

[ワシントン 27日 ロイター] - 米下院は27日、トランプ米大統領が今年2月にメキシコ国境の壁建設費を確保するために発令した国家非常事態宣言を無効化する決議案の採決を行い、賛成多数で可決した。下院での決議案可決は2回目。

民主党が多数を占める下院での投票結果は賛成236票、反対174票。共和党議員11人と独立系議員1人が賛成に回った。上院も25日に2回目の採決を行い、賛成54、反対41で可決していた。

トランプ米大統領は今年3月、上下院で可決された同様の決議案に対し拒否権を行使。米議会はトランプ氏の拒否権を覆すことができなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190928-00000008-reut-s_ame

202taro:2019/09/28(土) 04:16:16
カリブ海のサンゴに新種の病気、まるで「死の行進」
9/27(金) 15:36配信ロイター

米領バージン諸島のセント・トーマス島沖。カリブ海のサンゴを新たな病気がむしばんでおり、科学者たちはサンゴに触らないという禁を破り、病気にかかった標本を採取して感染拡大を食い止めようとしている。

<字幕本編>
サンゴを死滅させる病気が、カリブ海全域で広がっている。
バージン諸島大学のマリリン・ブラント博士
「過去数十年間に遭遇したサンゴの病気の中で、最も深刻なものの1つが『石サンゴ組織損失病』だ。サンゴを非常に急速に死滅させる。病原体が何なのかは不明。抗生物質に反応するので、細菌の可能性があると思う」
科学者らは現在、拡大を食い止める研究のため、サンゴに触れないという基本原則を破り、標本を採取している。
最初に白斑が現れるこの病気は、徐々にサンゴの色と生命を奪う。科学者によると、数百年生きているサンゴの一部が数週間で死滅したという。
ブラント博士
「サンゴ礁をむしばむ、死の行進のようなものだ。研究は進んでいるが、この行進を止めるのは非常に難しいだろう」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00010007-reutv-s_ame

203taro:2019/09/28(土) 04:17:22
メキシコ中銀、25bp利下げ 2会合連続

[メキシコ市 26日 ロイター] - メキシコ中央銀行は26日、政策金利<MXCBIR=ECI>を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、7.75%にすると決定した。利下げは予想通り。インフレ低下やスラック(需給の緩み)の拡大などに対応した。

政策委員2人が、50bpの利下げを主張した。

中銀は8月、政策金利を8.25%から8.00%に引き下げ、2014年6月以来、約5年ぶりの金融緩和に踏み切った。[nL4N25B3MN]

中銀は声明で「インフレ率の低下や経済に内在する需給の緩みのほか、内外の長短国債利回り格差の動きを踏まえ、金利を7.75%に引き下げることを決定した」と表明。

ただ「経済活動はこれまでの2四半期、および7月に停滞したが、今後は年末にかけてやや回復するとみられる」とし、メキシコ経済は最悪期を脱した可能性があるとの見方を示した。

マルケス経済相は、ニューヨークでのブルームバーグ主催イベントで「信用へのアクセスは、国内企業の業績にとり重要課題の1つだ」と指摘。資金調達コストは非常に高水準で、景気回復には利下げが重要だと説明した。

その上で、物価の伸び悩みや米連邦準備理事会(FRB)の最近の利下げを踏まえると、追加利下げの余地があるとの見方を示した。

ゴールドマン・サックスのエコノミスト、アルベルト・ラモス氏は、年内25bpの利下げについて、1回から2回へと予想を変更した。

中銀の政策金利発表前に公表された7月の国内総生産(GDP)は、前月比(季節調整済み)0.1%縮小した。上期のメキシコ経済は、かろうじて景気後退(リセッション)入りを回避している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00000046-reut-s_ame

204taro:2019/09/28(土) 04:20:33
学生43人行方不明から5年=捜査、ゼロからやり直し-メキシコ

 【メキシコ市AFP時事】メキシコ南部ゲレロ州で学生43人が警察に捕まった後、犯罪組織に引き渡され行方不明になってから26日で5年が過ぎた。

 メキシコ検察は、犯罪組織の抗争に巻き込まれ、殺害後に遺体は焼却されたと発表したが、米州機構(OAS)の独立調査で否定された。

 5年の間に政権交代し、2018年に就任したロペスオブラドール大統領の下、検察は「ゼロから」捜査をやり直すと誓っている。独立調査団は、学生らのバスには、米国に密輸する大量の麻薬が隠されていて、学生らは犯罪に巻き込まれた可能性があると推理していた。

 メキシコ市では26日、学生を中心にしたデモが行われ「裁きを!」と訴え行進した。一部は暴徒化し、店舗を破壊し放火した。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00000093-jij-int

205taro:2019/09/29(日) 04:30:33
ニカラグア主要紙「逆境」で廃刊 左派政権が印刷を妨害

 【サンパウロ共同】27日付の中米ニカラグアの主要紙ヌエボディアリオは「経済的、技術的、物流上の逆境」のため、同日をもって休刊すると発表した。事実上の廃刊。現地からの報道によると、独裁色を強める左派オルテガ大統領への批判を続ける同紙などに対し、政権側が印刷用紙やインキの輸入を妨害してきたためだという。

 米州新聞協会は「ニカラグアと自由な世界にとっての恥だ」と政権を非難するドミンゲス会長の声明を発表した。

 同紙は1980年5月創刊で、26年創刊のプレンサ紙に次いで同国で2番目に歴史のある新聞だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190928-00000026-kyodonews-int

206taro:2019/10/01(火) 03:26:32
メキシコ遊園地でジェットコースターが脱線、2人死亡

【AFP=時事】メキシコの首都メキシコ市にあるラフェリア(La Feria)遊園地で28日、ジェットコースターの脱線事故が起き、2人が死亡、2人が負傷した。当局が明らかにした。

 検察当局によると、機械のトラブルでジェットコースターの車両が脱線し、地上約10メートルから落下したことが初期捜査で分かったという。

 頭部外傷により男性2人が死亡したとみられている。女性2人が病院に搬送され、うち1人は重傷を負った。

 ラフェリア遊園地はツイッター(Twitter)で、「恐ろしい事故が起きたことを深く遺憾に思う」とし、事故に関する捜査を開始したと述べた。

【翻訳編集】AFPBB News


https://news.livedoor.com/article/detail/17159755/

207taro:2019/10/03(木) 05:16:24
GM、メキシコで6000人を一時帰休 米工場ストで部品不足

【AFP=時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors)は1日、同社の米工場で先月から行われている全面ストで生産に影響が出たため、メキシコの2工場の従業員6000人を一時帰休にすると明らかにした。

 メキシコ中部シラオ(Silao)にあるピックアップトラックの組み立て工場と変速機工場で、「全米自動車労働組合(UAW)のストに関連する部品不足の結果、業務に支障が生じた」(同社広報)ため、一時帰休に踏み切ったという。

 AFPが入手した内部文書によると、GMはシラオの組み立て工場の従業員らに無期限の強制休暇に入るよう命じ、賃金の55%に当たる手当を支払うと通知した。GMによると解雇された従業員は一人もおらず、シラオ工場の従業員らはスト終了後に復職する予定だという。

 米国では労働協約改定をめぐるGMとUAWの対立により、GMの従業員5万人近くが先月16日にストに突入。すでに3週目に入っている。

 GMは、カナダの工場や、日本のいすゞ自動車(Isuzu Motors)との合弁事業でディーゼルエンジンを製造している米オハイオ州の工場でも、3000人以上の従業員の一時帰休に踏み切っていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000016-jij_afp-int

208taro:2019/10/05(土) 03:32:55
メキシコ音楽賞、セクハラ疑惑のドミンゴ氏への授与見送り

【AFP=時事】メキシコのクラシック音楽賞「バトゥータ(Batuta)賞」の主催者は3日、多くのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑が持ち上がっている世界的オペラ歌手プラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)氏への授与を見送ると発表した。

 第1回となる授賞式が5日に首都メキシコ市で行われ、ドミンゴ氏は他の15人と共に受賞者となるはずだった。しかし主催者は「疑惑が全て晴れるまで」授与を保留すると決定した。

 ドミンゴ氏の選出に対しては、メキシコオペラ界の一部から批判の声が上がっていた。

 自身もセクハラを受けたと主張するメキシコ人ソプラノ歌手のビオレッタ・ダバロス(Violeta Davalos)さんはAFPに対し、「どうして人格を考慮することなく、芸術性に対して賞を授与するのか?」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000019-jij_afp-int

209taro:2019/10/06(日) 04:58:21
セクハラ疑惑のドミンゴ氏、メキシコ音楽賞受賞決定 式典には出席せず

【AFP=時事】メキシコのクラシック音楽賞「バトゥータ(Batuta)賞」の主催者は4日、数々のセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑が持ち上がっている世界的オペラ歌手プラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)氏(78)に賞を授与するとの最終決定を下したことを発表した。


 ドミンゴ氏は5月に同賞の受賞者に選ばれ、今月5日に首都メキシコ市で行われる第1回目の授賞式で他の15人と共に賞を授与される予定だったが、主催者は今月3日、「疑惑が全て晴れるまで」授与を見送ると発表していた。しかし4日になって方針を一転させ、ドミンゴ氏に賞を授与すると決定。ただし、本人は式典には出席せず、映像での参加になると発表した。

 ドミンゴ氏のセクハラ疑惑をめぐっては、20人の女性が、無理やりキスをされたり、スカートの中に手を入れられたり、胸を触られたと告発。こうした行為は少なくとも1980年代から続いていたとされる。

 疑惑を受けてドミンゴ氏は2日、ロサンゼルス歌劇場(LA Opera)の総監督を辞任すると表明。事実上、米国での活動に幕を閉じることとなった。また同氏は先週、米ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(Metropolitan Opera)で予定されていたすべての演目から降板すると発表した。他にも、複数の米国の歌劇場がドミンゴ氏への出演依頼を取り下げるなどの措置を取っている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000016-jij_afp-int

210taro:2019/10/07(月) 05:04:37
メキシコのポポカテペトル火山、一晩で14回の噴火

(CNN) メキシコ国立防災センター(CENAPRED)は6日までに、同国中部にあるポポカテペトル山で一晩で14回の噴火が立て続けに起きたと報告した。同山はメキシコで最も活動が盛んな活火山の1つ。

14回の噴火が起きたのは現地時間の今月2日午前1時から同7時15分までの間で、3日に1回、4日にもさらに3回発生した。水蒸気の発生、ガスの放出や少量の降灰も報告した。

同センターは住民に対し噴火口を含め同山に近寄らないよう勧告。豪雨が発生した場合、地滑りや土石流を引き起こす恐れがあるとして同山の谷間から退去するよう促した。

センターが発令する火山活動警報は、近辺住民に警戒を怠らないことを求める黄色の段階となっている。

ポポカテペトル山はモレロス、プエブラ両州の間にそびえる。1994年に噴火するまで火山活動は休止状態にもあった。同年以降、火山活動に伴うごう音などの響きは周辺住民にとって日常茶飯事の現象となっている。

https://www.cnn.co.jp/world/35143583.html

211taro:2019/10/07(月) 05:08:30
米政権が移民規制、保険の支払い能力義務付け

[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、医療保険の支払い能力を証明できない移民の入国を制限する文書に署名した。11月3日に発効する。

入国後30日以内に支払いが手当てされない、または本人に支払い能力がない移民希望者の入国を認めない。

トランプ氏は文書の中で、「我が国の医療保険システムが無保険の問題に取り組む中、政府は医療保険の支払い能力を証明できない外国人を受け入れて事態を悪化させている」とした。対象は移民査証(ビザ)で米国への入国を希望する人たちに限るという。

雇用主が支払いを保証している保険や、高齢者向けの保険「メディケア」は、入国が認められうるプログラムの例として文書に記載されている。

一方、18歳以上の場合、低所得者向けの公的保険「メディケイド」は認められないとした。

トランプ大統領は合法、不法ともに移民の削減を政策の目玉に掲げている。政権は9月、2020年度には現行制度で最低となる1万8000人しか難民を受け入れない方針を打ち出した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00000006-reut-s_ame

212taro:2019/10/07(月) 05:12:22
古代アステカの球技「ウラマ」 メキシコ市で500年ぶり復活

【AFP=時事】今から500年前、現在のメキシコに到着したばかりのスペインの征服者たちは、先住民たちが行っていた競技を禁止した。それは重いボールと石でできた円形のゴール、そして人間のいけにえを用いる競技だった。

 しかし、メキシコ市の経済的にあまり裕福ではない地区で今、若い選手たちのグループがこの競技をプレーしている──いけにえは除いて。

 先住民のナワトル語で「ウラマ」と呼ばれている競技は、スポーツと祭礼、儀式が融合したものだ。選手らは競技の開始前、誇らしげに厚い革のベルトを腰に結ぶ。

 数千年の歴史を持つウラマはかつて、マヤ(Maya)、インカ(Inca)、アステカ(Aztec)など、アメリカ大陸のさまざまな文明においても存在していた。スペイン征服前のメキシコでは、豊作を願う儀式や戦争などさまざまな状況に合わせて行われた。近年では、メキシコなど各地で復活しているが、古代アステカ王国の首都だったメキシコ市で試合が行われるのは、およそ500年ぶりだ。

 伝統的なベルトと腰布を身に着けた選手は、高さ6メートルのところに設置された石の輪を通すように狙って、およそ4キロのゴムボールを腰で打つ。

 球技場は、宇宙の二元性を表す非常に象徴的な場所だったが、試合の結果は選手らにとって、恐ろしいほど現実的だった。斬首によっていけにえとなる可能性があったのだ。伝統は数世紀をへて変化したと研究者は言う。時にいけにえとなったのは勝者であり、それは名誉とみなされた。敗者がいけにえになった時もある。

 ウラマは、1519年にカトリック教徒だったスペインの征服者が上陸した直後に一度消滅した。以来、アステカの首都テノチティトラン(Tenochtitlan、現在のメキシコ市)で再び試合が行われたことはなかったが、文化団体「FARO」が、市内アスカポツァルコ(Azcapotzalco)地区でウラマを復活させようと、競技場の設営を決定した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00000007-jij_afp-int

213taro:2019/10/11(金) 04:12:41
メキシコの市長、トラックで引きずり回される 道路補修めぐり農家が襲撃

メキシコ南東部チアパス州ラス・マルガリータスで8日、市長がピックアップトラックにロープでつながれ、引きずり回された。警察は事件に関与した住民11人を逮捕した。

報道によると、ホルヘ・ルイス・エスカンドン・エルナンデス市長に大きなけがはなかった。

エルナンデス市長が選挙公約に掲げた道路の補修を行っていないとして、地元の農場経営者らが襲撃するのは今回で2回目。

事件を受け、同市には警察官が追加配備された。



メキシコではたびたび、市長や地元の政治家らが、捜査協力を拒んだ麻薬密売組織から標的にされる。しかし、選挙公約をめぐって襲撃されるケースはあまりない。

エルナンデス市長は、誘拐と殺人未遂容疑で告発する方針という。

市長室から引きずり出され
通行人が撮影した映像では、男性集団が市長を市長室から引きずり出し、トラックの荷台に乗せようとする様子が確認できる。



また、ロープでトラックにつながれた市長が、同市内サンタ・リタの路上を引きずり回される姿が監視カメラ映像に映っていた。

数十人の警察官が市長救出にあたった。警察官と集団がもみ合いとなり、数人が負傷した。

4カ月前には、エルナンデス市長を狙った集団が、市長を見つけることができなかったため市長室を破壊した。

ラス・マルガリータス市長選をめぐっては、エルナンデス市長は対立候補の支持者との乱闘に参加した疑いで逮捕されたが、証拠不十分で釈放された。

(英語記事 Mexico mayor tied to car and dragged through town)

https://www.bbc.com/japanese/49996011

214taro:2019/10/13(日) 05:02:18
ディアスカネル大統領選出 キューバ国会、憲法で創設

 キューバの人民権力全国会議(国会)は10日、ことし改正された憲法で国家評議会議長(元首に相当)に代わり創設された大統領のポストに、現議長のミゲル・ディアスカネル氏(59)を選出した。任期は5年。実質的な最高権力者は共産党トップのラウル・カストロ前議長(88)であり、体制が大きく変化することはない。

 ディアスカネル氏は2018年4月、1959年の革命後に生まれた世代として初めて議長に就任していた。副大統領にはバルデスメサ第1副議長(74)が選ばれた。憲法改正で創設された首相は年内にも任命される予定。

 かつてカストロ兄弟が全権を掌握していたのに対し、次世代の指導部では権力の分散を図るとみられる。大統領と首相のポストは、76年の国家評議会創設で廃止されていた。(ハバナ 共同)

https://www.sankei.com/world/news/191011/wor1910110015-n1.html

215taro:2019/10/14(月) 04:37:21
米へ、メキシコから移民集団北上 約2千人が国境目指す

 【ロサンゼルス共同】メキシコ南部チアパス州で12日朝、中米諸国やアフリカ諸国などの出身者約2千人の移民集団(キャラバン)が米国境を目指して北上を始めた。地元メディアが伝えた。米国への難民申請を望んでいるが、来年に大統領選を控えるトランプ政権は移民対策の一層の強化を図っており、混乱が起こる恐れもある。

 昨年10月、中米ホンジュラスから米国を目指す大規模な移民集団が出現。その後も複数の集団が現れ、米国は軍派遣などで国境地帯の警備を強化している。不法移民を「侵略者」と非難するトランプ大統領は新たな集団の北上を受け、メキシコ政府に厳格な対応を迫る可能性がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00000043-kyodonews-int

216taro:2019/10/15(火) 06:25:17
メキシコ、移民集団の北上を阻止 米国境への接近認めず

 【ロサンゼルス共同】メキシコ当局は13日までに、同国南部チアパス州から米国境を目指して北上していた約2千人の移民集団(キャラバン)を数百人の治安部隊を投入して、バスなどに乗せて解散させた。地元メディアが伝えた。トランプ米政権の圧力を受けたメキシコ側が移民らの米国境接近を認めない姿勢を改めて示した形。

 だがメキシコ南部では、ほかにも米国を目指す移民ら数百人と治安部隊の小競り合いがたびたび発生。左派ロペスオブラドール政権は移民らにメキシコ南部の滞在を認める融和策で説得を続けているが、国内でも批判が高まっており、難しい対応を迫られている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000017-kyodonews-int

217taro:2019/10/16(水) 19:51:13
犯罪組織が警察車両を襲撃、警官13人死亡 メキシコ
10/16(水) 10:00配信CNN.co.jp
(CNN) メキシコ西部ミチョアカン州で14日、警官が麻薬カルテルによる襲撃を受け、地元当局によれば、警官13人が死亡した。

ミチョアカン州の検事によれば、警察車両5台が早朝、アギリヤ市を走行していたところ、30人以上の武装した集団に襲撃された。

襲撃犯らは5台の武装したとみられる車両に乗っていて、大口径の銃器を発砲した。

治安部隊が現場に派遣され、死傷した警官を発見した。警察車両も撃たれて、2台が炎上していたという。

SNSに投稿された画像には、警察車両に麻薬カルテルを表す「CJNG」と書かれたビラが残されていた。

ロイター通信によれば、州当局はこの写真が本物だと確認した。ビラには警察に対して、同地域のライバルの犯罪組織を支援しないよう警告する内容が書かれていた。

メキシコでは、麻薬組織による抗争が悪化する中で、治安の維持に苦慮している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-35144010-cnn-int

218taro:2019/10/19(土) 04:37:15
麻薬王エル・チャポの息子、銃撃戦の末に身柄拘束

【10月18日 AFP】メキシコの治安部隊は17日、米国で終身刑を受け収監されているメキシコの元麻薬王、ホアキン・グスマン(Joaquin Guzman、通称エル・チャポ〈El Chapo〉)受刑者の息子を銃撃戦の末、身柄拘束した。

 アルフォンソ・ドゥラソ・モンタニョ(Alfonso Durazo Montano)治安・市民防災相は、メキシコ西部シナロア(Sinaloa)州の州都クリアカン(Culiacan)で拘束された男が自らのことを、グスマン受刑者の息子の一人で、同受刑者が2017年に米国へ身柄を引き渡されるまでその麻薬カルテルの一部を支配していたオビディオ・グスマン(Ovidio Guzman)だと名乗っていると述べた。

 人口75万人のクリアカンでは、激しい銃撃戦が長時間繰り広げられた。道路には燃えた車両が残され、恐怖に陥った住民らが逃げまどう姿がみられた。メキシコのテレビ局では、重火器で武装したグループの攻撃を受ける兵士や警官の姿が放映された。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3250168?cx_part=top_latest

219taro:2019/10/19(土) 19:16:27
麻薬組織幹部を拘束も釈放、交戦激化し市民保護で メキシコ

メキシコ市(CNN) メキシコの治安省は19日までに、同国シナロア州クリアカンで麻薬組織「シナロア・カルテル」の幹部の捕捉(ほそく)作戦に踏み切り一時拘束したものの、市民の安否が気遣われる激しい銃撃戦に発展したためその後釈放したと発表した。

作戦中止を受け、カルテル側は銃撃戦で拘束した軍兵士や治安執行機関要員の計9人を解放したという。同国のアルフォンソ・ドゥラソ治安相などによると、終日続いたとされる治安部隊と同カルテルの間の銃撃戦で、住民らは家内などに身を隠す苦難を強いられた。

17日の銃撃戦に伴い、カルテル構成員5人と市民1人を含む7人が死亡。ロペスオブラドール同国大統領は記者会見で「犯罪者の捕獲は多数の住民の命以上の価値はない」と述べた。記者団に迫られ、幹部を釈放したことを否定しなかった。

この幹部は同国で「麻薬王」と呼ばれ米国で服役中のホアキン・グスマン受刑者の息子であるオビディオ・グスマン・ロペス容疑者(28)。米財務省によると、シナロア・カルテルを仕切る中心人物の1人となっている。

米司法省は今年2月、米国への麻薬密輸容疑で兄と共に訴追していた。今回の捕捉作戦は米国への身柄送還が狙いだった。

作戦は同幹部らが潜む民家の制圧を図るために開始。機関銃など治安部隊を上回る兵器で武装したカルテル構成員が駆け付けて激しい銃撃戦になったという。CNN系列局「ADN40」によると、カルテル側は装甲車両も動員し、激しい砲撃も浴びせた。

また、クリアカン市内の他の場所でも市全体に混乱を生じさせるような攻撃も発生したという。銃撃戦の発生で住民は家内にとどまるよう勧告された。また、学校も閉鎖された。

https://www.cnn.co.jp/world/35144189.html

220taro:2019/10/20(日) 04:49:49
動画:メキシコ、麻薬王の息子取り逃がす 「ずさん」な作戦認める

【10月19日 AFP】メキシコ治安当局は、17日に麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者の息子オビディオ・グスマン(Ovidio Guzman)容疑者(28)を一時拘束したものの、麻薬組織側の反撃により大規模な銃撃戦が起きたため身柄を解放したことを認めた。解放の判断をめぐり、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は厳しい批判にさらされている。

 ルイス・クレセンシオ・サンドバル(Luis Cresencio Sandoval)国防相は、西部クリアカン(Culiacan)で実施された作戦で治安部隊がオビディオ容疑者を短時間拘束したものの、反撃を受けて同容疑者を解放したと説明。作戦が「ずさんに計画された」ものだったと認めた。当局によると衝突は6時間に及び、民間人1人と兵士6人が死亡、警察官3人が負傷した。

 オビディオ容疑者は父親のグスマン受刑者が2017年に米国に引き渡された後、きょうだいと共に麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」を牛耳っている。

 クリアカンの作戦現場では17日午後、同容疑者が拘束されていた住宅を重武装したカルテルのメンバーらが取り囲み、市内各地で機関銃による大規模な銃撃を開始。恐怖に陥った住民らは身を守ろうと逃げまどい、路上では複数の車が炎上した。

 ロペスオブラドール大統領は「状況は非常に厳しく、多くの市民の命が危険にさらされていた」と述べ、容疑者解放の判断を擁護。作戦は昨年9月に米国から受けたオビディオ容疑者の受け渡し要請に基づいて行われたものだったと説明した。

 メキシコでは今週、他にも2件の銃撃戦で28人が死亡しており、治安対策ですでに苦境に立たされていた大統領にとっては悪夢の1週間となった。(c)AFP/Marcos Vizcarra

https://www.afpbb.com/articles/-/3250325?cx_part=top_latest

221taro:2019/10/20(日) 04:57:34
メキシコ大統領、米議会に新貿易協定批准を要請 賃上げなど約束
10/18(金) 14:58配信ロイター
[17日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は17日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の早期批准を求め、米下院歳入委員会のニール委員長に書簡を送付した。メキシコの労働改革に向けて賃上げと改革遂行のための財源手当てを約束する内容。

大統領は物価上昇率を最低でも2%ポイント上回る賃上げを毎年続けると表明。同国財務省、議会下院、地方議会の議員に労働改革を確実にするための予算増額を要請したと明らかにした。

メキシコのセアデ外務次官によると、このための予算増額率は約23%の見込み。

財務省と労働省は既に労働裁判所、調停機関、雇用訓練などの財源として2020年度の補正予算約6900万ドルを要求している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00000075-reut-s_ame

222taro:2019/10/20(日) 05:02:38
麻薬組織幹部を拘束も釈放、交戦激化し市民保護で メキシコ
10/19(土) 15:51配信CNN.co.jp
メキシコ市(CNN) メキシコの治安省は19日までに、同国シナロア州クリアカンで麻薬組織「シナロア・カルテル」の幹部の捕捉(ほそく)作戦に踏み切り一時拘束したものの、市民の安否が気遣われる激しい銃撃戦に発展したためその後釈放したと発表した。

作戦中止を受け、カルテル側は銃撃戦で拘束した軍兵士や治安執行機関要員の計9人を解放したという。同国のアルフォンソ・ドゥラソ治安相などによると、終日続いたとされる治安部隊と同カルテルの間の銃撃戦で、住民らは家内などに身を隠す苦難を強いられた。

17日の銃撃戦に伴い、カルテル構成員5人と市民1人を含む7人が死亡。ロペスオブラドール同国大統領は記者会見で「犯罪者の捕獲は多数の住民の命以上の価値はない」と述べた。記者団に迫られ、幹部を釈放したことを否定しなかった。

この幹部は同国で「麻薬王」と呼ばれ米国で服役中のホアキン・グスマン受刑者の息子であるオビディオ・グスマン・ロペス容疑者(28)。米財務省によると、シナロア・カルテルを仕切る中心人物の1人となっている。

米司法省は今年2月、米国への麻薬密輸容疑で兄と共に訴追していた。今回の捕捉作戦は米国への身柄送還が狙いだった。

作戦は同幹部らが潜む民家の制圧を図るために開始。機関銃など治安部隊を上回る兵器で武装したカルテル構成員が駆け付けて激しい銃撃戦になったという。CNN系列局「ADN40」によると、カルテル側は装甲車両も動員し、激しい砲撃も浴びせた。

また、クリアカン市内の他の場所でも市全体に混乱を生じさせるような攻撃も発生したという。銃撃戦の発生で住民は家内にとどまるよう勧告された。また、学校も閉鎖された。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191019-35144189-cnn-int

223taro:2019/10/26(土) 04:42:31
米、新NAFTAの承認手続き近く開始へ=メキシコ外務次官
10/26(土) 4:33配信ロイター
[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコのセアデ外務次官は25日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)について、米議会は間もなく承認手続きを開始するという考えを示した。

次官は会見で「新協定に関するペロシ下院議長や議員らによる協議は進展しており、間もなく承認手続きが始まると思われる」と語った。

メキシコの労働改革を巡る米議員への説得工作は順調かという質問には「うまくいっている」と応じた。ロペスオブラドール大統領は労働改革に向け、賃上げや改革遂行のための財源手当てを約束している。[nL3N27311B]

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191026-00000009-reut-s_ame

224taro:2019/10/27(日) 04:26:25
米、キューバへの航空便の大半禁止へ 圧力強化で

(CNN) 米運輸省は26日までに、米国の民間航空会社によるキューバ便のうち首都ハバナを除く9空港への運航を今年12月10日から禁止すると発表した。

オバマ前政権の政策を転換しキューバへの締め付けを政経両面などで進めるトランプ政権の方針に沿った措置。

米運輸省の通達によると、今回の運航制限はポンペオ米国務長官の要請によるもので、キューバ国民の抑圧を続け、反米路線を掲げるベネズエラのマドゥロ政権を支援するキューバ現体制への経済的な圧力を強めるのが狙いとしている。

トランプ政権は今月21日、キューバの国営航空に米企業が航空機を貸し出すのを阻止するための規制を強化してもいた。

9空港への運航規制についてキューバ外務省幹部は、同国の打ち破ることの出来ない反抗心を罰するため帝国主義はさまざまな都市への通常の航空便に狙いを定めたとし、家族の交流などへの悪影響を省みない措置と非難した。

https://www.cnn.co.jp/business/35144477.html

225taro:2019/10/29(火) 05:27:36
ハイチ首都、警官賃上げデモと反政府デモ 2人死亡

【AFP=時事】ハイチの首都ポルトープランスで27日、警察官の賃上げを求めるデモと反政府デモが同時に行われ、2人が死亡した。

 死者が発生したのは、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領の辞任を要求する反政府デモで、1人目はデモ隊に向かって発砲された銃弾に当たり死亡。続いて発砲した男が怒ったデモ隊によって撲殺され、遺体を焼かれた。

 反政府デモと並行して警官の賃上げを求めるデモが、警官とその支持者ら数百人によって行われた。デモの開始前、警官らはハイチ国家警察(PNH)の本部で賃金に対する不満を訴えた。覆面をした警官は、報復措置を恐れて匿名を条件にAFPの取材に応じ、「われわれの賃金は悲惨だ。保険もない。保険証はあるが、どの病院へ行っても支払いをしなければならない」と語った。

 モイーズ大統領は2017年2月に政権を握ったが、この選挙結果をめぐっては広範囲にわたる不正の疑いがもたれ、モイーズ氏の勝利を認めたくない野党勢力は同氏に怒りを向けてきた。

 ハイチでは8月末にも、国内の燃料不足に抗議するデモが激化し暴動と化した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000027-jij_afp-int

226taro:2019/10/31(木) 04:41:03
米メキシコ国境の拘束・送還、19年度は11年ぶり高水準

[エルパソ(米テキサス州) 29日 ロイター] - 米税関・国境警備局(CBP)によると、2019会計年度(9月末まで)に米国のメキシコ国境で拘束された移民希望者の数が、前年度比

88%増加した。

9月単月で見ると、拘束または送還された人数は年度最少の5万2546人で、夏の暑さで渡米者が減ったことから5月のピーク時を

64%下回った。しかし前年同月比では4%増加した。19年度の国境における拘束・送還人数は97万7509人と、過去11年で最多となった。

CBPのロバート・ペレス副局長は記者会見で、9月に拘束された移民希望者のほぼ半分は子どもと家族で、多くは人身売買カルテルの手引きで渡米していると指摘。「こうしたやからはこれら弱者を搾取して利益を得ている。それゆえ、これは依然危機といえる」と述べた。

CBPのマーク・モーガン局長代行は、1日に平均1400人が拘束されている事態は安全保障上のリスクを浮き彫りにしていると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00000058-reut-s_ame

227taro:2019/11/01(金) 05:28:43
麻薬王の息子逮捕に向かった35人の国家警備隊に200人の殺し屋が反撃。岐路に立たされるアムロ大統領の対カルテル政策

 10月17日、麻薬王ホアキン・グスマン(エル・チャポ)の息子のひとり、オビディオ・グスマン(エル・ラトン、28歳)がメキシコの国家警備隊に逮捕されたが、彼のカルテル組織シナロアの猛攻な反撃を受けて釈放するという事件があった。

 この事件後に、逮捕から釈放に至るまでの背後にあった状況が次第に明らかにされつつある。

メキシコのアムロ大統領の「太陽政策」と米国の思惑
 まず、米国の麻薬取締局(DEA)が オビディオ・グスマンの居場所を突き止めた時に、在メキシコ米国大使館のカルロス・パスクアル大使はそれをどこに伝えるべきか困惑していたことがウィキリークスによって明らかにされた。つまり、メキシコ軍、連邦警察、あるいは海軍。どの相手も信頼するには十分ではないということなのである。というのも、マヌエル・アンドレス・ロペス・オブラドール(アムロ)が大統領に就任して以来、それまでメキシコ政府が12年間採用して来たカルテルのボスを徹底して捕まえる戦術ではなく、アムロは彼らに対して柔軟な姿勢で取り組んでより平和的な理解を求めて彼らによる暴力を減らそうとしていたからである。ところが、事態は逆にカルテルはより狂暴になって行ったというのが現状である。(参照:「Infobae」)

 オビディオ・グスマンを捕まえて米国で裁く為に送還するのを望んでいる米国にとって、アムロのカルテルに対する柔軟な取り組みに不信の念をもっている。そのため、パスクアル大使はこの3つの組織にその情報を流すのではなく、彼らと情報を共有してカルテルのボスを追跡している米国の諜報員チームに大使はそれを伝えることにしたということなのだ。

 ただ、最終的にメキシコの軍と警察が米国の諜報員からの情報を受け取ってからの対応は、オビディオ・グスマンを捕まえるということで今回は一致した。特に、アムロは、彼を逮捕しないでいることで、米国にメキシコ政府がカルテルと共謀して彼を逮捕しようとしていないと思われることを懸念したからである。

 アムロの脳裏にあるのは米国、カナダ、メキシコの新自由貿易協定T-MECがまだ米国の議会で批准されていないことを考慮してオビディオ・グスマンを逮捕しないでいると、その批准にマイナス影響するのではないかと懸念しているというのだ。(参照:「Infobae」)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191031-00205315-hbolz-int

228taro:2019/11/01(金) 05:29:09
裏目に出たアムロ大統領の判断
 しかし、アムロはカルテルに取り組む姿勢に不慣れなのか、あるいは生ぬるいのか、カルテルの幹部を捕まえるのに通常であれば強烈な印象を与えるほどに大勢の部隊を派遣するのが常識である。ところが派遣したのは僅か35人からなる国家警備隊であった。

 それに対してシナロアが即座に対応したのは200人の殺し屋を送ったのである。それも不意を衝かれての反撃ではなく、そのような事態が発生した場合はどのように対応すればよいのかということに事前の訓練をしているというのが伺えた反応だというのだ。

 オビディオ・グスマンがいる場所だけではなく、市街の主要なアクセス地点を包囲し、車を放火したり、軍人や警察官の家族が住んでいる地域にも侵入して政府を脅威にさらした。更に、オビディオ・グスマンを釈放することに決めた決定的な要因となった2つのビデオを警備隊本部に送った。このビデオのひとつには捕捉に向かった警備隊員少なくとも6人が逆に彼らに拘束されている画像が映しだされていたということ。もう一つのビデオは隊員のひとりが頭に銃弾を撃ち込まれて死亡している映像であった。(参照:「Sin Embargo」)

米軍使用の重機関銃で武装したカルテル
 更に、カルテルが反撃に持ち込んで来た武器のひとつに米軍が使用しているブローニングM2重機関銃がある。1分間に500発以上発射でき、この性能を凌駕するものは今のところないという代物である。

 国防省の報告によると、メキシコでは毎年20万件の武器が密輸入されているという。その7割は米国からである。この10年間に200万件の武器が密輸入されて、政府は僅かに19万3000件を押収しただけだという。

 カルテルが如何に容易に武器を手に入れているかということを示すものとして、米国との国境にある49か所の税関で29か所は密輸入を摘発できるだけのインフラに乏しいとされている。また通関でトラックの重量を計る際にその重さに不審があってもそれを追求できない掟になっているというのだ。摘発すれば検査を担当した検査官の家族が報復される可能性があるということなのだ。(参照:「Sin Embargo」)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191031-00205315-hbolz-int&p=2

229taro:2019/11/01(金) 05:29:47
面目丸つぶれとなった国家警備隊
 結局、国家警備隊は彼を釈放することを決めたのであるが、その決定を誰がしたのか未だに明らかにされていない。しかし、メディアやソーシャルネットではその決定に憤慨していることがコメントされ、特に軍部では強い憤りを感じているという。

 しかも、この事件があってから数日後にミチョアカン州の都市アギリリャで14人の連邦警察官が殺害された。同様にゲレロ州のテポチカにおいても軍隊と犯罪者の間で武力衝突があり15人が死亡した。

 2007年から麻薬との戦いで25万人が死亡し4万人が行方不明になっている。

 アムロは大統領選挙選中に良い報酬と新しい装備を導入した国家警備隊の創設を提唱していた。カルテルや犯罪組織への取り締まりを強化しようとしていたのである。良い報酬というのは一部警察官や軍人がカルテルと密着することを避けるするためである。実際、連邦警察と軍隊から派生させた国家警備隊は創設されたが、現在のアムロは麻薬とカルテルへの取り組みに何をしようとしているのか明確な方針を示さないままでいる。また、カルテルと結びつきの強い麻薬の一部は合法化するとアムロは述べていたが、その後撤回するという事態も起きた。(参照:「Infobae」)

 結局、これまでの大統領が実施して来たようにカルテルを武力でもって撲滅して行くしかないのか。アムロ大統領は岐路に立たされている。

<文/白石和幸>

【白石和幸】
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身

ハーバー・ビジネス・オンライン

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191031-00205315-hbolz-int&p=3

230taro:2019/11/02(土) 04:53:30
メキシコ国境で待機の移民「レイプや拷問の被害が急増」

<国境なき医師団の活動報告によれば、地元犯罪組織による移民の誘拐が急増し拷問手法も残虐性を増している>

メキシコ南部で活動している国境なき医師団(MSF)のチームは10月30日、現地での活動報告書を発表。アメリカへの入国を目指す移民に対する、暴力の高まりがみられると指摘した。犯罪組織による「拷問の手法」がますます残虐になりつつあるという。

同報告書によれば、メキシコとグアテマラの国境のすぐ西に位置する町、テノシケでは、移民に対する暴力や誘拐の報告が増えている。移民たちが犯罪組織による「拷問、性的暴行やゆすり」の被害に遭っており、この1カ月足らずの間にその数が急増しているという。

「誘拐事件が急増していることに加えて、この地域で活動する犯罪組織が使う拷問の手法が、ますます残虐なものになっている」と、テノシケの医療活動責任者ジェマ・ポマレスは声明で述べた。

「この地域で誘拐や拷問の被害に遭いMSFチームの治療を受けた移民の数は、1カ月足らずで11人にのぼった。今年の1月から8月の間に誘拐されて治療を受けた移民の総数と同じだ」

MSFは現地で移民たちの医療相談や心理相談に応じており、この中で数多くの被害の報告を受けた。それによれば、誘拐された移民たちは空き家に連れて行かれ、無理やり衣服を脱がされて、何時間も屋外に縛りつけられた。そして親族の電話番号(ゆすりに使う)の提供に同意するまで、暑さや悪天候に耐えることを強要された。

トランプの「メキシコ残留政策」が原因
医療チームは現地で、性的暴行の被害に遭った者のほかに、銃やナイフで傷を負った者の治療も行ったと報告した。性的暴行を受けた移民の中には、性器に電気ショックを与えられたり、配偶者や友人がレイプされるのを見せられたりした者もいたという。

MSFのメキシコ担当コーディネーターであるセルジオ・マルティンは声明の中で、犯罪組織が移民を狙うケースが急増した原因は、アメリカが移民政策を厳格化したことにあると批判した。

「移民政策の厳格化が非人道的な結果をもたらし、生き延びるために必死で国を逃れてきた大勢の人々をさらに苦しめている」とマルティンは声明で述べた。

メキシコ政府は、移民のアメリカ流入を阻止しろというドナルド・トランプ米政権からの圧力を受けて、移民の取り締まりを強化している。それが原因で「移民たちは摘発を逃れるために、ますます危険なルートを取らざるを得なくなっている」とMSFは警告している。

やっとの思いでアメリカとの国境にたどり着いても、移民たちを待っているのは、それまでの旅路と同じく危険な環境だ。トランプ政権はメキシコとの間で、難民申請手続き中の移民をメキシコで待機させる協定(「メキシコ残留」政策)を結んでいる。この制度の下、アメリカへの難民申請を希望する移民たち(18歳未満の子ども数千人も含まれる)は、アメリカが審査を行う間、何週間もメキシコで待たなければならない。

こうした移民たちが誘拐や拷問、性的暴行やゆすりなどの危険に直面している問題については、MSF以外にも複数の組織が警告を発してきた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチも、10月に発表した報告書の中で同様の懸念を表明。メキシコで待機を余儀なくされている難民申請希望者が「暴力的な攻撃を受けたり脅されたりした」例を少なくとも343件確認しており、一部の移民からは誘拐や暴行、レイプの被害報告があると指摘した。

こうした複数の報告があるにもかかわらず、トランプ政権は10月28日、メキシコ残留政策をさらに厳格化することを決定。同政策はこれまで国境地帯の通関手続き地5カ所に適用されてきたが、それを6カ所に拡大したのだ。

米国土安全保障省のケビン・マカリーナン長官代行は声明の中で、トランプ大統領は「国境地帯での人道危機に対処するために、あらゆる措置を講じている」と説明。メキシコ残留政策は「こうした取り組みに欠かせないもの」であり、「制度は一貫性があり、健全に機能するものだと確信している」と主張した。

(翻訳:森美歩)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13313.php

231taro:2019/11/02(土) 04:55:00
「下半身に電気ショックをうけた」メキシコ南部 暴力や拉致被害に遭う移民が急増

メキシコ南部の国境地帯で、移民・難民に対する拉致事件増加し、暴力が深刻化している。

国境なき医師団(MSF)の医療や心のケアを担当するスタッフが、メキシコ南部を通る移民から聞き取った証言によると、大勢の患者が拉致や拷問、激しい暴力、残虐行為、性暴力被害などについて話をしていることが分かった。これらの暴力は、グアテマラとの国境を越え、メキシコ南部のテノシケ市に入ってすぐに起きている。「今、この地域では、犯罪組織による拉致と拷問が飛躍的な勢いで増えています」とMSFの医療コーディネーター、ヘンマ・ポマーレスは話す。


メキシコには、暴力と貧困を逃れようと米国を目指する数千人が毎年入国している。ほとんどが、中米の「北部三角地帯」と呼ばれるエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスを出発して北上してきた人たちだ。だが、メキシコで安全な場所や保護を得るどころか、激しい暴力にさらされているのが実情だ。

テノシケ市でMSFは、1カ月足らずの間に11人の移民を治療。治療した患者は全て、拉致と拷問の被害者だった。このデータは2019年1月〜8月末までにMSFが同市で治療した拉致被害者の数に等しい。

診療とカウンセリングを受けた被害者からは、非人道的な被害の実態が明らかになった。移民・難民は廃屋に連れて行かれ、服などを無理やり脱がされた。その上で、屋外に何時間も縛られたまま放置。寒暖差が激しい環境にさらされ、親戚の電話番号を脅し取られた。

MSFはこれまでに銃撃か刃物で負傷した患者のほか、性暴力の被害者を治療。一部の性暴力の被害者は、肛門など下半身に電気ショックを受けるなどの拷問被害にも遭っていた。こうした被害に遭った患者のうち、数人は、共に行動していた仲間がレイプされるのを見るよう強制された、とも語っている。

MSFはメキシコ南東部テノシケ市で、これまで4年間にわたって医療援助活動を実施してきた。グアテマラを出発してメキシコを通る移民への暴力は常に存在していた。だが、これほどの激しい暴力はかつてはなかった。従来と異なるのは、これまで暴力があまりみられなかった南部でも、同様の暴力が起きるようになったことだ、とポマーレスは話す。

つい2週間ほど前にもMSFは、メキシコ政府に対して、移民・難民を犯罪者として拘束し、祖国に送還することで米国への流れを封じ込めようとする政策について、警鐘を鳴らしたばかりだ。こうした政策のため、移民は違法な手段に走り、以前よりもさらに危険な経路をたどっている。

その結果、女性から子ども、男性まで犯罪組織の被害に遭っている人たちが増えている。犯罪組織は、移民が通る経路全域で刑罰を受けることなく活動。特にグアテマラとテノシケ市をつなぐ道筋で活発に活動している。米国との国境付近に位置するメキシコ国内の複数都市でも活動していて、MSFが援助した人びとの半分以上が、拉致されたことがあると話している。

「北部国境地帯でMSFが目撃していた移民・難民への激しい暴力が、南部でも見られるようになるのは時間の問題に過ぎませんでしたと」とメキシコでMSF活動責任者を務めるセルヒオ・マルティンは話す。

「現在起きている事態は、人道問題です。移民政策強化によって、命がけで逃げてきた何千人もの人の苦しみを増やしているのですから。保護も受けられずにこれほどの残虐性をもって移民・難民が扱われている現状は容認不可能です」

https://www.msf.or.jp/news/detail/headline/mex20191101ay.html

232taro:2019/11/04(月) 03:47:02
メキシコ密輸団、国境の壁突破=市販工具で簡単に「隙間」-米紙

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は2日、米政府が不法越境を阻止するためメキシコ国境に建設した壁が、メキシコの密輸組織によって繰り返し突破されていたと報じた。100ドル(約1万1000円)程度で市販されている工具で突破可能といい、トランプ大統領が選挙公約の目玉に掲げていた壁の有効性に、疑念を生じさせそうだ。

 国境の壁は、垂直に立てた5.5〜9メートルの鉄筋の「くい」を横に並べた構造。同紙が米当局者の話として伝えたところでは、くいを地面近くで切断して横方向に押せば、比較的容易に人が通れる大きさの「隙間」を作ることができる。
 くいの切断は、日用品店で売られている電動のこぎりに専用の歯を装着すれば、数分程度で可能。密入国者が多いカリフォルニア州サンディエゴでは、切断して人が通った後、隙間を繰り返し利用できるよう、くいを元の位置に戻して発覚しづらく細工するケースもあったという。
 壁が突破された事案は公表されておらず、当局者も同紙に、突破の件数や詳細な場所、壁の修復方法を明らかにしていない。メキシコの犯罪組織は密輸で巨額の利益を得ているといい、国境警備隊の元幹部は「壁を改良したところで、彼らは新しい手法を開発する」と話している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019110300293&g=int

233taro:2019/11/06(水) 04:44:44
メキシコの麻薬カルテル、米国籍の9人殺害…敵対組織と誤認か
11/6(水) 2:07配信読売新聞オンライン
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】AP通信によると、メキシコ政府当局者は5日、メキシコ北部で米国籍の女性3人と、少なくとも子ども6人が麻薬カルテルによって殺害されたと明らかにした。女性らの乗った車を、敵対組織のものと間違えた可能性があるという。ケガをした5人の子どもは米国アリゾナ州の医療機関へ搬送され、治療を受けているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00050151-yom-int

234taro:2019/11/06(水) 04:52:31
地球の裏側でも“日本ブーム”到来!メキシコの「リトルトーキョー」がいまアツい

日本からはほぼ地球の反対側に位置するメキシコシティ。ここ数年、この街では飲食店やアート施設、ホテルにいたるまで、日本の影響を受けたさまざまなビジネスが急成長している。


日本ブームの火付け役
メキシコシティの北部にある、リトルトーキョーと呼ばれるごく小さいエリアは、いまかつてないほどの盛り上がりを見せている。そのきっかけは、レストランオーナーのエド・ロペスによるところが大きい。彼自身はメキシコ生まれだが、父方の曾祖父が日本生まれだ。

ロペスは2013年に1軒の寿司屋をオープン。いまや、彼のエド・コバヤシ・グループは、数ブロックのなかでラーメン屋や焼き鳥屋を含む複数のレストランを経営している。

2018年の12月には、「エミリア」という地元の食材を使った創作日本料理店と、ハイファイ・オーディオで音楽を聞けるカクテルラウンジ、「トーキョーミュージックバー」をオープンした。最近では、ロペスは寿司屋兼ウィスキーバーや、わさびや柚子胡椒を使用した唐揚げ屋の立ち上げにも携わっている。

リトルトーキョーにはなんと旅館もある。2018年4月にオープンした「リョカン(Ryo Kan)」は、布団のある畳部屋で寝るか、一般的なベッドで寝るかの選択ができ、屋上には温泉も完備している。

激しいメキシコ文化とは真逆なのがイイ!
インスタグラム上で有名なフードアカウントを持つマックス・セント・ロメインは、「多くのメキシコ人が日本のカルチャーを高く評価している。なぜなら、日本とメキシコの文化は両極の存在だからね」と語る。

「日本文化は優雅で繊細、ミニマリズム的だし、メキシコはとにかく派手で、大きくて、激しいんだ」

緑豊かなローマノルテ地区の周辺には、客が絶え間ない行列を作る店がある。彼らのお目当ては、日本語で喜びを意味する「ラク」という名の小さなコーヒーショップだ。この店はコーヒーが人気だが、店主が点てた抹茶をいただくこともできる。

「ラク」からそれほど遠くない一画は、リトルトーキョー2.0となりつつあり、日本の自転車ショップ「トーキョーバイク」や和包丁の「亀山社中」の支店が進出している。さらにそこから1マイルもしないところには、あんぱんなどを売るれんが造りのベーカリー「ツボミ」が、そこから数ブロック先には日本人アーティストの作品を扱う「ハシ・ギャラリー」がある。
「ラク」のオーナー、マウリシオ・ズビラッツは、多くの日本的な考え方に導かれているという。彼の店は、コンクリートの壁にひびが入っていたり、木の幹をスツールとして使用したりしているが、彼によるとそれはわびさびの概念、つまり不完全さのなかに美を見出すという美学を表している。

また、彼は日本のホスピタリティの心である「おもてなし」を大事にしており、「お客様が最高の体験をできるように、細かいところにまで細心の注意を向けます」と語ってくれた。

ズビラッツにとって、自家製のコーヒーを提供することは、あくまでも目的を達成する手段にすぎない。その目的とは、抹茶を点てることで、ドアの向こうに広がるこの活気ある賑やかな町から、一時的であっても、静かな休息の時間をお客様に提供することだ。そして、このときが彼にとって一番幸せな時間なのだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191104-00000002-courrier-s_ame

235taro:2019/11/07(木) 05:09:56
トランプ、ヒスパニック向けフェイスブック広告で隠した「不法移民の国外追放
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13332.php

来年の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領陣営はこの半年間、不法移民取り締まり強化への支持を呼び掛ける英語広告を、フェイスブックに3000件以上投稿した。多くは「不法移民の国外追放」を求めるオンライン請願書への署名を呼び掛けるものだ。

ところが同期間に陣営が投稿した1200件のスペイン語広告は、選挙公約の柱である不法移民対策にほぼ触れていない。

代わりに掲載されているのは、民主党はベネズエラ流の社会主義を望んでいるとの警告や、「Latinos for Trump(トランプ支持の中南米系)」の合言葉が描かれた商品の宣伝だ。ロイターが5月以降のトランプ氏のフェイスブック広告6万9000件以上を調査した結果、明らかになった。

「社会主義を認めますか?イエス、それともノー?」とスペイン語の広告は問いかけている。米経済は好調だと訴え、左派として有名な民主党のオカシオコルテス、オマル両議員をたたく内容のものもある。

英語版とスペイン語版の対照は、トランプ氏が両天秤戦略という大きな賭けに出ていることをうかがわせる。同氏の対移民強硬姿勢を賞賛し、主な支持基盤である白人共和党層をたきつける一方で、マイノリティー有権者の中で最大の票田となるヒスパニック系にも秋波を送ろうとしているのだ。

テキサス、ニューメキシコ、フロリダ各州ではヒスパニック系有権者を対照に、「Vamos to Victory(勝利へ)」と銘打ったツアーも催行した。

メキシコ人を「殺人犯」、「強姦犯」呼ばわりするトランプ氏だが、2016年の大統領選ではヒスパニック系の票の3分の1近くを獲得した。ロイター/イプソスが7―9月に実施した世論調査では、ヒスパニック系の支持率は全有権者の39%に比べると低いが、29%に達した。

アリゾナやフロリダなど多様化が進む州で勝つには、この支持層をてこにした運動が鍵になる。

しかしヒスパニック系は、トランプ氏が強行して撤回した不法移民親子の分離拘束などの移民政策を、非ヒスパニック系白人有権者ほどには支持しそうにない。

ロイター/イプソスの調査では、移民問題を最優先すべき政治課題だと考えるヒスパニック系のうち、国境警備の強化など保守的政策を支持すると答えたのは10人に4人で、非ヒスパニック系白人の10人に8人を下回った。

意見が分断する問題だけに、トランプ氏がスペイン語の広告から移民問題を外すのは賢明だと共和党政治ストラテジスト、マイク・マドリード氏は言う。

米国のヒスパニック系住民約6000万人の間で、スペイン語は広く話されている。スペイン語人口は米有権者の約10%を占め、多くがアリゾナ、フロリダ両州など大統領選の主戦場に住んでいる。

トランプ陣営のデジタル広告展開は大統領選の候補者中で最も大きく、ロイターの分析によるとスペイン語の広告は民主党候補者18人を合わせた分量を上回っている。

ウォーレン上院議員らの民主党候補もスペイン語で広告を出しているが、トランプ氏と異なり英語広告と同じ内容だ。移民の貢献をたたえ、トランプ氏の移民政策は分断を招き、人種差別的だなどと訴えている。

ロイターの分析は、ニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングのコンピューター科学者らが集めたフェイスブック広告データに基づいて実施した。

中南米系はトランプ氏支持か
米大統領選において、ヒスパニック系は伝統的に民主党寄りだが、トランプ氏の経済政策や中絶などの問題に対する姿勢は、自らの保守的な価値観に合うと考える層もいる。

「トランプ氏を支持する中南米系は間違いなく増えていると思うけど、怖くてカミングアウトできずにいる」と話すのは、ミシガン州ルナピエールに住む28歳のヒスパニック系専業主婦だ。

一方、テキサス州ヒューストンでITの仕事に携わる28歳の男性は、トランプ氏の移民政策を嫌悪しており、英語であれスペイン語であれ同氏の広告は有害だと批判。8月に同州エルパソで大半がヒスパニック系の22人が殺害された銃乱射事件の数日後、フェイスブックに英語の「Latinos for Trump」広告が流れてきたのを見て、広告をブロックしたと語った。

トランプ陣営の広報担当者ダニエル・ブチェリ氏は、ヒスパニック系有権者は、違法薬物の持ち込みを阻止し、不法移民、特に犯罪者の送還に取り組むトランプ氏の政策を評価していると話し、「ラティーノのコミュニティーも、安全な環境で暮らしたいという点ではその他のコミュニティーと変わらない」と述べた。

(Jason Lange, Elizabeth Culliford記者)

236taro:2019/11/07(木) 05:11:31
メキシコで米国籍の一家9人殺害 敵対勢力と間違われ? トランプ氏「麻薬組織との戦争の時だ」
11/6(水) 10:39配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米国との国境に近いメキシコ北部で4日、米国籍を持つ末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)系信徒の一家が武装集団に襲撃され、子供6人を含む9人が死亡する事件が起きた。一帯は暴力事件が多発している地域で、対立する麻薬組織と間違われて殺害された可能性があるという。

 トランプ米大統領は5日、ツイッターで「メキシコは、米国の支援で麻薬組織との戦争を行い、一掃するときがきた」と強調したが、メキシコのロペスオブラドール大統領は記者会見で「外国の干渉は必要ない。戦争は最悪だ」と拒否した。両首脳はその後、電話会談を実施し、ホワイトハウスによると、トランプ氏は犯人を処罰するための支援を申し出た。

 米メディアなどによると、モルモン教徒系の一家は米国とメキシコの2重国籍で、メキシコのソノラ州に居住。3台の自動車に分かれて移動中に、待ち伏せしていた武装集団に襲われた。武装集団は発砲した上、ガソリンをかけて自動車を燃やしたという。犠牲者は女性3人と子供6人で、子供のうち2人は1歳未満の乳児だった。けが人も出ているという。

 メキシコの一部地域は治安の悪化が深刻となっており、ロイター通信によると、今年1〜6月ですでに約1万4600件の殺人事件が発生。麻薬組織の撲滅など治安対策が不十分としてロペスオブラドール政権への批判があがっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000516-san-s_ame

237taro:2019/11/08(金) 05:04:57
米国人女性・子供9人殺害 トランプ氏「麻薬カルテルと戦争」―メキシコ北西部

 【ブラジリア、ワシントン時事】メキシコ北西部ソノラ州の検察局は5日、チワワ州との州境で4日午後、現地在住の米国人を乗せた3台の車列が待ち伏せされて銃撃を受け、9人が殺害されたと発表した。米国人らはいずれもモルモン教徒。地元メディアによると、犠牲者は女性3人と、乳児を含む12歳未満の子供6人だった。

 3台には女性3人と未成年14人が分乗していた。モルモン教徒らは現地で暴力追放運動を行っていたといい、ドゥラソ治安・市民防災相は記者会見で「犯罪組織の勢力争いに誤って巻き込まれた可能性がある」と述べた。
 ソノラ、チワワ両州は米国境に接しており、複数の麻薬カルテルが覇権をめぐって激しい抗争を繰り広げている。
 トランプ米大統領は事件を受け、ツイッターに「メキシコは今こそ、米国の支援を得て麻薬カルテルと戦争し、連中を地上から消し去る時だ」と投稿。大統領報道担当官によると、トランプ氏はその後、メキシコのロペスオブラドール大統領と電話で会談し、犯人を間違いなく裁きにかけるため、米政府として協力すると申し出た。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019110600771&g=int

238taro:2019/11/08(金) 05:23:20
モルモン教徒家族ら殺害、麻薬組織ラ・リネアの犯行か メキシコ

【AFP=時事】メキシコで末日聖徒イエス・キリスト教会(Church of Jesus Christ of Latter-day Saints、通称モルモン教)信徒の米国籍の女性3人と子ども6人が殺害された事件で、メキシコ当局は6日、犠牲者らは間違われて麻薬組織ラ・リネア(La Linea)の標的にされた疑いがあると明らかにした。一方、悲しみに暮れる遺族は、犠牲者らは意図的に殺害されたと主張している。

 米国とメキシコの二重国籍を持つ女性3人と子ども6人は、米国境に接するソノラ(Sonora)州とチワワ(Chihuahua)州を結ぶ道路を車で移動していたところ襲撃され、集中砲火を浴びて死亡した。

 銃撃の際、同乗していた他の子ども8人が逃げたが、うち6人は負傷した。事件は米国とメキシコ双方に衝撃を与え、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はメキシコの麻薬カルテルに対する「戦争」を叫んだ。

 捜査を行ったメキシコ当局は、チワワ(Chihuahua)州に拠点を置く麻薬組織ラ・リネアが、ソノラ州に拠点を置くライバル組織「ロス・サラサル(Los Salazar)」の襲撃を回避するために、事件が発生した無法な山岳地帯へ武装集団を派遣したと述べている。

 しかし犠牲者の親族らは、間違われて襲撃を受けた可能性を否定し、家族は意図的に標的にされたと主張している。

 遺族の一人はAFPに対し、「私たちの家族が巻き込まれたという、カルテル同士の決闘も銃撃戦もなかったはずだ。彼らは殺害された。大勢が殺されてしまった。チワワ州の麻薬組織が単独で実行した殺人だ」と述べた。

 娘や孫が犠牲となった男性によると、逃げた子ども2人は叔母に当たる女性が、降伏を示すジェスチャーで手を挙げて車から降りたところで射殺されたのを目撃したという。

 今回犠牲となったレバロン(LeBaron)一家とラングフォード(Langford)一家が襲撃されたのはこれが初めてではない。メキシコで犯罪撲滅を目指す団体「SOSチワワ(SOS Chihuahua)を設立したベンジャミン・レバロン(Benjamin LeBaron)氏は2009年、当時16歳だったきょうだいの誘拐を受けて抗議運動を主導していた際に暗殺された。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191107-00000027-jij_afp-int

239taro:2019/11/09(土) 05:32:02
メキシコ移住のモルモン教徒9人惨殺、生存者が生々しい証言
11/8(金) 10:28配信ロイター

メキシコ北部で4日に米国籍の末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)信者の女性や子ども9人が殺害された事件について、襲撃の模様を語った生存者の生々しい証言を遺族が公表した。

<字幕本編>
米国籍のモルモン教徒の家族9人がメキシコで惨殺されてから3日。事件の詳細が明らかになりつつある。
これらは当局、親族、および生き残った人の話からまとめられた。

メキシコの2州の州境近くを、母親3人と子ども14人が複数のSUVで移動中、銃撃を受けた。
クリスティーナ・マリー・ラングフォード・ジョンソンさんは、ギャングのメンバーではないことを示そうと、手を振りながら車外へ。
クリスティーナさんは射殺された。
車を出る前に、女児を車の床に隠したとみられる。
この「フェイス(信仰)」という名の女児は助かった。

11マイル(約17.7キロ)離れたところでは、別の車が銃撃され炎上。
「ロニータと私の孫4人は焼かれた」
ロニータ・ミラーさんと4人の子供が死亡した。

その後、3台目が攻撃され、ドーナ・ラングフォードさんと息子2人が死亡。
親族が、車の残骸を撮影した。
「悲惨だ。あの弾痕を見てくれ。何ということだ、シートに血が」

この車では7人の子供が生き残った。
そのうち、デビン・ラングフォードさん(13)は目の前で母親と2人のきょうだいが射殺された後、ほかの子どもらを隠し、助けを求めて14マイル(約22.5キロ)歩いた。戻らない彼を追いかけた妹のマッケンジーさん(9)は、暗闇で迷子になっていた。
9カ月の弟は胸を撃たれ、他のきょうだいも銃傷を負った。
近年のメキシコで、米国人に対する最も恐ろしい襲撃事件と呼ばれている。
事件について公式な説明はまだない。
メキシコ当局は、ギャングと間違えられ、抗争に巻き込まれた可能性があるとみているが、メキシコ在住の米国人モルモン教徒、ジュリアン・レバロンさんは「完全な嘘」だと主張。襲撃は事前に計画されていたもので、想像を絶する残虐さの表れだと述べた。
対立するギャングを抗争におびき寄せるため、利用されたとみる遺族もいる。
メキシコ当局は調査を強化し、犠牲者のために正義を約束した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00010002-reutv-s_ame

240taro:2019/11/09(土) 05:35:04
米のキューバ制裁、解除要請決議 国連総会、反対3カ国
11/8(金) 9:48配信共同通信
 【ニューヨーク共同】国連総会本会議は7日、米国にキューバへの経済制裁を解除するよう要請する決議案を賛成多数で採択した。米国とイスラエル、ブラジルの3カ国が反対した。同内容の決議は28年連続で、ロイター通信によるとブラジルが反対したのは初めて。

 決議に法的拘束力はなく、制裁解除のためには米議会の承認が必要。共和党が多数派の米上院が承認する見通しは立っていない。賛成は187カ国で、コロンビアとウクライナは棄権した。

 1月に就任したブラジルのボルソナロ大統領はトランプ米大統領への親近感を公言しており、今回の投票行動に影響したとみられる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000044-kyodonews-int

241taro:2019/11/12(火) 18:11:34
ボリビア大統領、脱出失敗 メキシコ政府「迎えに行く」

 不正選挙疑惑から辞職表明に追い込まれた南米ボリビアのモラレス大統領が11日、メキシコに亡命を申請し、受け入れられたと地元メディアなどが報じた。モラレス氏は10日の辞職表明直前に国外への脱出を試みたが、アルゼンチンなど周辺国が、モラレス氏が乗った大統領専用機の領空通過を拒否し、ボリビアを出国できなかったという。

 現地報道によると、11日午後、メキシコのエブラルド外相が「モラレス氏から電話があった」とし、亡命申請を明らかにした。メキシコ政府がモラレス氏を迎えに行くという。モラレス氏は反米左派で知られ、メキシコは左派のロペスオブラドール氏が昨年12月、大統領に就任した。

 別の報道によると、モラレス氏を乗せた大統領機は10日午後3時40分ごろ、アルゼンチンに向け離陸したが、国境を接するアルゼンチン、チリ、ペルー、ブラジルに領空の飛行を拒否された。専用機はその後、モラレス氏の政治的な地盤であるボリビア中部コチャバンバ県の空港に着陸した。

 モラレス氏のメキシコへの亡命にあたっては、ペルーが領空通過を認めたとの情報もある。

 辞任表明後、モラレス氏はツイッターで「私を違法に逮捕しようとする命令があった」などと主張し、大統領選のやり直しを求めた一連の抗議デモを「市民、政治、警察のクーデターだ」と批判した。ベネズエラのマドゥロ大統領やキューバのディアスカネル大統領ら周辺国の左派政治家が相次いで、モラレス氏支持を表明した。

 これに対し、ボリビア警察は「逮捕命令はなかった」と発表したほか、野党候補らも「国民の抗議活動は不正に対する民主的な行動でクーデターではない」などと声明を発表した。

https://www.asahi.com/articles/ASMCD1W08MCDUHBI007.html

242taro:2019/11/14(木) 05:39:19
ジャマイカで禁止された「スキャンダルバック」

毎日のように世界中のニュースで取り上げられる環境問題。

海岸の地形が刻一刻と変化し、砂浜が狭まってくるなど、島国に暮らしていると地球温暖化の影響を日々この目で確かめることができます。

一昔前は、発展途上国は発展が最重要課題で環境保全は二の次などと言われていましたが、今となってはそんな悠長なこと言ってられません。途上国だって真摯に取り組んでいます。

ジャマイカでは、お買い物の際に荷物を詰めるプラスチックバッグのことを「スキャンダルバッグ」と呼びます。80年代にプラスチックバッグが登場し、当時は中身が見えちゃう色だったので、買ったものを見られてあれこれ噂されちゃうよ、ってことからスキャンダルバッグと名付けられたそうな。どんだけゴシップ好きなんだジャマイカ人。笑

そのスキャンダルバッグが2019年元旦に突如、使用禁止となりました。ジャマイカ的ビッグニュース! この日を境にスーパーでお買い物するにはMyエコバッグが必需品に。エコバッグがない場合はダンボール箱に荷物を詰めてくれたり、少量だと紙袋に入れてくれたりもしてくれます。

一度方針が定まったら即行動に移すのがジャマイカの感心するところ。スキャンダルバッグに続いてプラスチックストローも廃止となり、テイクアウト用の発泡スチロール製お弁当ボックスも肩身が狭くなり、クラシックなペーパーボックスが大活躍。竹製のMyストローを販売する人も現れ、エコ産業は刻一刻と進化しています。

この流れでいくと、箸を使うアジア人の私たちは使い捨ての箸を使う習慣も見直さなければいけないのかも。個人的には、ご飯をテイクアウトする際にMyお弁当箱に詰めてもらう習慣が今後浸透していけばいいなぁと思っています。

設楽紗千

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191113-00010001-courrier-s_ame

243taro:2019/11/14(木) 05:40:02
米国でヒスパニック標的の憎悪犯罪が増加=FBI年次報告

[12日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は12日、ヘイトクライム(憎悪犯罪)に関する年次報告を発表した。それによると、2018年にはヒスパニック系を標的としたヘイトクライムが21%超増加した。

おりしもトランプ大統領が移民に厳しい政策を実施、今年8月には、テキサス州エルパソのウォルマート店舗で発生した銃乱射事件の容疑者がメキシコ人を標的にしたと供述するなどしている。

カリフォルニア州立大学の憎悪・過激主義研究センターのブライアン・レビン所長は「テロリズムが関心事だった2016年前後には、イスラム教徒への攻撃がピークとなった。いまは移民が最大の話題となっており、ヒスパニック系の人々が標的となっている」と述べた。

2018年に攻撃の被害に遭ったヒスパニックは671人で、前年の552人から増加した。

ただ、ヘイトクライム全体の数は7120件で、0.77%の減少に転じた。FBIは、減少の理由には触れていない。

黒人を標的としたヘイトクライムは、1992年の統計開始以来最低水準となり、全体に黒人を標的としたものが占めた割合は27%と、96年のピーク時に記録した42%から大きく低下した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00000073-reut-s_ame

244taro:2019/11/15(金) 05:16:48
トロツキーからモラレスまで メキシコに逃れた亡命者の系譜

【AFP=時事】ロシアの革命家レオン・トロツキー(Leon Trotsky)や、スペイン出身の映画監督ルイス・ブニュエル(Luis Bunuel)、チリのサルバドール・アジェンデ(Salvador Allende)元大統領の夫人、オルテンシア・ブッシ(Hortensia Bussi)──メキシコには何万人もの政治亡命者を受け入れてきた長い伝統がある。12日には、ボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)前大統領がメキシコ入りし、その系譜に加わった。

 以下に、メキシコが受け入れてきた著名な亡命者をまとめた。

■サンディーノ、そしてトロツキー

 メキシコの元外交官、アウグスティン・グティエレス・カネット(Agustin Gutierrez Canet)氏によると、メキシコが初めて受け入れた政治亡命者は、1920年代のニカラグアで駐留米軍への武装蜂起を指揮した革命家、アウグスト・セサル・サンディーノ(Cesar Augusto Sandino)だった。

 しかし、サンディーノはメキシコ政府に革命を支持するという約束を破られたと主張。いら立ちを募らせた末、1930年に同国を去った。

 その7年後、サンディーノよりはるかに有名な亡命者がメキシコに到着する。トロツキーだ。

 マルクス主義革命を提唱したトロツキーは、1929年にヨシフ・スターリン(Joseph Stalin)によってソビエト連邦を追放され、トルコ、フランス、ノルウェーを経て、1937年にメキシコにたどり着いた。

「ラサロ・カルデナス(Lazaro Cardenas)大統領に(トロツキーを)保護するよう求めたのは、壁画家のディエゴ・リベラ(Diego Rivera)だった。だが、その結果はご存じの通りだ。メキシコによる保護に欠陥があり、ラモン・メルカデル(Ramon Mercader)が現れた」(グティエレス氏)

 スペインの共産主義者にしてソ連情報機関の秘密工作員だったメルカデルは、トロツキーの交友関係に入り込んだ後の1940年、本人の自宅でトロツキーを暗殺した。殺害に使われた凶器は登山用具のピッケルだった。


■スペイン共和派

 スペイン内戦で共和派が敗れると、カルデナス政権下(1934〜40年)のメキシコは、フランシスコ・フランコ(Francisco Franco)政権を逃れた亡命者2万人余りを受け入れた。その後、共和派は1939年から46年までメキシコに亡命政府を置いた。

 この間の亡命者には、詩人のレオン・フェリペ(Leon Felipe)や、冒頭で名前を挙げた伝説的な映画監督ブニュエルがいる。

 フェリペは革命家チェ・ゲバラ(Che Guevara)とフィデル・カストロ(Fidel Castro)の友人だった(カストロもまた、キューバでの武装蜂起が失敗した後にメキシコに身を寄せ、同国でキューバ革命を開始した)。

 また、ブニュエルは共和派のスパイとして活動したほか、プロパガンダを担当していたが、1946年にメキシコに移って国籍を取得。古典的名作『忘れられた人々(The Young and the Damned)』を制作した。

■70年代の中南米独裁政権とモラレス、メキシコ大統領が抱える政治的リスク

 1970年代には中南米各国で独裁政権による残虐な統治が続き、さらに多くの亡命者がメキシコに逃れた。チリでは1973年のクーデターで社会主義政権を率いたアジェンデ大統領が死亡。大統領夫人のオルテンシア・ブッシは首都サンティアゴのメキシコ大使館に逃げ込んだ後、メキシコに亡命した。

 メキシコでは昨年、左派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)氏が大統領に当選。今月12日に同じく左派のモラレス前ボリビア大統領を受け入れたが、今回の措置によって政治的リスクを抱える可能性がある。

 ロペスオブラドール大統領はドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領との間で「平和と愛」の関係を維持しようとしているが、トランプ大統領はモラレス氏嫌いを公言しており、受け入れによって両大統領の関係が損なわれかねない。

 しかし前出の元外交官、グティエレス氏は、モラレス氏の保護は国際条約上の義務に従った措置だと指摘。「政治亡命者の保護が、イデオロギーをめぐる配慮によって左右されないことが重要だ」とした上で、亡命は「政治的迫害を受け、生命、自由、安全が危険にさらされている人々のため」の措置だと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191115-00000000-jij_afp-int

245taro:2019/11/18(月) 04:54:23
メキシコで不明の不法移民の親50人、捜索の旅を開始

【11月17日 AFP】行方不明の中米不法移民の親50人で構成されたキャラバンが15日、メキシコ南部国境を出発し、同国を北上する捜索の旅を開始した。

 非政府組織(NGO)のメソアメリカン移民運動(MMM)が主催する捜索の旅は15回目。メキシコを旅しながら、同国で行方不明になった不法移民を捜索する。

 女性45人、男性5人から成るキャラバンは、グアテマラからメキシコ南部チアパス(Chiapas)州に入った。今後は、米国を目指す中米からの不法移民の通り道として知られているメキシコの各都市をめぐり約5000キロを旅する。

 MMMのリーダーを務めるマルタ・サンチェス(Martha Sanchez)さんがAFPに語ったところによると、メキシコで行方不明になっている不法移民は推定7万〜12万人。その多くはすでに死亡しているとみられるが、メキシコのどこかで暮らしながら、家族と連絡が取れずにいる人もいるという。不法移民は当局による摘発への懸念や、通信手段がないことから、家族との連絡を絶つことが多い。

 キャラバンはいわゆる「メキシコ湾(Gulf of Mexico)ルート」を北上。13州を通過して北部の都市モンテレイ(Monterrey)を目指す。行方不明者を捜すだけでなく、米国でのより良い暮らしを求めてメキシコを通過する不法移民たちのドラマもメキシコの国民や当局に伝えていく。

 居場所の手掛かりが見つかることを期待して刑務所や保護施設への訪問や、行方不明となっている不法移民の写真の掲示も行う。モンテレイを含む4か所で母子の再会が予定されている。旅は12月3日に終わる予定。キャラバンは15年前に始まり、これまでに310人の居場所を特定してきたという。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3255170?cx_part=top_latest

246taro:2019/11/18(月) 04:54:53
メキシコで不明の不法移民の親50人、捜索の旅を開始

【11月17日 AFP】行方不明の中米不法移民の親50人で構成されたキャラバンが15日、メキシコ南部国境を出発し、同国を北上する捜索の旅を開始した。

 非政府組織(NGO)のメソアメリカン移民運動(MMM)が主催する捜索の旅は15回目。メキシコを旅しながら、同国で行方不明になった不法移民を捜索する。

 女性45人、男性5人から成るキャラバンは、グアテマラからメキシコ南部チアパス(Chiapas)州に入った。今後は、米国を目指す中米からの不法移民の通り道として知られているメキシコの各都市をめぐり約5000キロを旅する。

 MMMのリーダーを務めるマルタ・サンチェス(Martha Sanchez)さんがAFPに語ったところによると、メキシコで行方不明になっている不法移民は推定7万〜12万人。その多くはすでに死亡しているとみられるが、メキシコのどこかで暮らしながら、家族と連絡が取れずにいる人もいるという。不法移民は当局による摘発への懸念や、通信手段がないことから、家族との連絡を絶つことが多い。

 キャラバンはいわゆる「メキシコ湾(Gulf of Mexico)ルート」を北上。13州を通過して北部の都市モンテレイ(Monterrey)を目指す。行方不明者を捜すだけでなく、米国でのより良い暮らしを求めてメキシコを通過する不法移民たちのドラマもメキシコの国民や当局に伝えていく。

 居場所の手掛かりが見つかることを期待して刑務所や保護施設への訪問や、行方不明となっている不法移民の写真の掲示も行う。モンテレイを含む4か所で母子の再会が予定されている。旅は12月3日に終わる予定。キャラバンは15年前に始まり、これまでに310人の居場所を特定してきたという。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3255170?cx_part=top_latest

247taro:2019/11/22(金) 04:41:01
国連専門家、米の移民関連子ども拘束数を過大発表 誤り認め謝罪

【AFP=時事】国連(UN)報告の作成を主導した独立専門家が、移民に関連して米国で拘束されている子どもの数を過大に発表していたとして謝罪した。

 国連独立専門家のマンフレッド・ノバク(Manfred Nowak)氏は18日、ジュネーブでの記者会見で、米国では移民に関連して10万人を超える子どもが拘束されていると説明した。しかし、数字は現在ではなく2015年のものだった上、一時点の総数ではなく、年間の累積人数だった。

 AFPをはじめ多くのメディアは、発表の誤りが明らかになったことを受けて記事の取り下げを余儀なくされた。ソーシャルメディア上では取り下げを受けて激しい批判が起こり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持者らは、政権の移民政策を中傷するために記事が意図的に使われたと非難の声を上げた。

 ノバク氏は「自由を奪われた子どもに関する国連グローバル調査(United Nations Global Study on Children Deprived of Liberty)」を主導した後、国連総会の委託で800ページの報告書を起草。会見はこの報告書を発表するために行われた。

 席上、ノバク氏は「全体的に見て、親と一緒だった子どもと大人の同伴がない子どもや未成年者の合計で、米国は特に数が多い国だ。米国では10万人を超える子どもたちが移民関連の拘束下にある」と述べた。

 AFPは数字の大きさを懸念し、ノバク氏に確認を要請したが、同氏は自身が挙げた数字が正しいと繰り返し主張。「現時点で収容されている総数は10万3000人だ」と述べた上、この値は入手可能な最新の公式データと「非常に信頼できる」追加の情報源に基づいた「控えめ」な推計だと説明した。

 しかし国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は翌日、ノバク氏の発言には「ある程度、誤解された部分がある」との声明を発表した。

 OHCHRによると、同氏が言及したデータは実際にはバラク・オバマ(Barack Obama)政権時代の2015年にまとめられたもの。人数は同年中に拘束された子どもの累計で、一時点での総数ではなかった。

 AFPが改めて説明を求めると、ノバク氏は「これが通年のデータであること」などを、「もっと明確にすべきだった」と認め、「明らかな誤解があった(中略)申し訳ない」と謝罪した。

 AFPは、元の記事の根拠が全面的に誤っていたと判断し、取り下げを決めた。

 2018年10月から2019年9月までを対象とする米税関・国境警備局(US Customs and Border Protection)の公式集計によると、期間中に国境で逮捕された同伴者のない子どもは7万6020人だった。また、子どもか成人かにかかわらず親族と一緒に拘束された人は47万3682家族だった。

 どちらの数字も累計で、現時点で拘束されている人数を表すものではない。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191122-00000000-jij_afp-int

248taro:2019/11/27(水) 05:26:28
メキシコ第3四半期の経常収支、2期連続で黒字
11/26(火) 10:04配信ロイター
[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコ中央銀行が25日発表した第3・四半期の経常収支は20億1300万ドルの黒字で、2四半期連続の黒字となった。

国内総生産(GDP)に対する黒字の比率は0.7%で、第2・四半期から縮小した。

経常収支は第1・四半期に80億ドル強の赤字だったが、第2・四半期には45億2000万ドルの黒字に転換していた。

キャピタル・エコノミクスの中南米エコノミスト、エドワード・グロッソップ氏は「この統計から読み取れる最大のポイントは、景気の弱さが輸入の減少につながり、経常収支の赤字を縮小させていることだ」と述べた。

メキシコは今年上期に小幅な景気後退に陥り、第3・四半期はゼロ成長だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191126-00000028-reut-s_ame

249taro:2019/11/27(水) 05:32:24
ホンジュラスのコーヒーは歓迎されても人間は追い返される──知られざるコーヒー危機
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191126-00010001-newsweek-int

世界屈指の原産地ホンジュラスを襲う植物病と価格下落の深刻度
14歳のホルマン・ペレス・ロペスが、ホンジュラス西部の町コルキンの自宅をこっそり抜け出したのは、昨年11月の早朝のこと。家族には行き先も、別れも告げていない。つらくてとても無理だった。

だが、父親のフリオ・ペレスには、息子がどこに向かったのか分かっていた。「多くの人が出ていった」と、ペレスは自宅のポーチで語った。目の前にはコーヒー農園が広がる。その向こうには同じような家が数十軒見える。だが、どれも空っぽだ。

「少なくとも80世帯が出ていった」とペレスは言う。「何もかも失って、そうするしかなかったのだ。私たちも今、同じ状況にある」

コルキンの多くの住民と同じように、ペレス家は何代にもわたり、コーヒー豆を生産して生計を立ててきた。だが、世界的なコーヒー豆の価格低迷と、さび病(植物病の一種で、コーヒー豆の生産を数年不可能にする)の流行で、多くの家が多額の借金をしてでも踏みとどまるか、この土地を出るかの選択を迫られた。

ぺレスの息子が選んだのは後者だ。父親と同じ道をたどっても未来はない。アメリカに行けば仕事があるはずだ。その稼ぎを故郷に送れば家族の生活の足しになるだろうと考え、ホルマンはアメリカを目指すことにした。

だが、グアテマラとメキシコの国境を流れる川を渡った所で、メキシコの移民当局に捕まり、ホンジュラス行きのバスに乗せられてしまった。「もっといい生活がしたかった」と、彼は振り返る。「家を出るのはつらい決断だったけれど、故郷には幻滅していた。仕事があるとは思えなかった」

実際、コルキンのコーヒー農園の多くには仕事がない。さび病の流行で、生産が大幅に縮小しているからだ。

ホンジュラスをはじめとする中南米諸国では、2012年にさび病が大流行。コーヒー豆の生産が最大80%減少し、 推定170万人が仕事を失った。既に立ち直った地域もあるが、コルキンは違う。地域全体での対策がほとんど取られていないことと、コーヒー豆の価格低迷が原因だ。

さび菌に感染したコーヒーの木が1本見つかると、農園全体が感染リスクにさらされる。感染した木は、葉が落ちて豆が育たない。植え替えても、新しい苗木が実をつけるまでには早くて4年かかる。

8月に本誌が訪れたとき、ペレスの農園のコーヒーの木は、ほとんどがさび病に感染していた。「見てのとおり、どの木も葉が残っていない。悪い兆候だ」とペレスは言って、農園全体を見渡した。「だが、どうすることもできない。今年の収穫はごくわずかだろう」

通常なら、ペレスの農園は麻袋35個分のコーヒー豆を出荷できる。ところがさび病の影響でその数は4袋に激減。当然、収入も大幅に減った。これでは家族を養うのにも、1万レンビラ(約4万4000円)の借金を返済するにも「とても足りない」と、ペレスはため息をつく。

250taro:2019/11/27(水) 05:34:41
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191126-00010001-newsweek-int&p=2

世界的な供給過剰で低迷
11年前に妻が都会に出ていって以来、ペレスは息子のホルマンと娘を男手ひとつで育ててきた。既に娘は家を出て、じきに子供が生まれるが、ぺレスは子供たちの将来が心配でならない。「借金を返済できるのか。息子は自分の家を建てたいと言っているし」。よその農園の仕事もしてきたが、収入は安定しない。

コルキンのマリア・ラステ ニア・アヤラ副町長は、ペレスら多くの零細コーヒー農家の窮状を嘆く。アヤラによると、この地域のコーヒー農園は2種類ある。1つは、日払い労働者を雇う大規模農園で、5〜6カ所ある。もう1つは、「数え切れないほどたくさんの」零細農園だ。

「コルキンの人口は約1万8000人。その大多数が小さな農園を持っている」と、アヤラは言う。その多くがさび菌の打撃を受けた。さらに「コーヒー豆の価格下落が追い打ちをかけた」。

世界のコーヒー需要は好調だが、コーヒー豆の価格は過去10年来、下落傾向が続いている。世界最大のコーヒー生産地であるブラジルで品種改良によって生産量が増加し、それが世界的な供給過剰を引き起こして価格を押し下げているのだ。

さらにホンジュラスでは、さび菌の流行が今後の見通しを悪化させている。「(価格下落とさび菌流行の)どちらかだけなら切り抜けられたかもしれない。だが両方やられては......。コーヒー豆はこの地域の最大の農作物の1つ。その生産が打撃を受ければ、人々の生活が直撃を受ける」と、アヤラは言う。

アボカドなど別の作物への生産転換を図るコーヒー農園もあるが、家族を養えるほどの収入にはつながっていない。アヤラによると、コルキンの町役場はさび菌に強い品種の導入を支援したり、計500人に食糧援助をしたりしている。若者に大工仕事や工芸などの職業訓練も行なっている。

だが、コミュニティー全体に支援を行き届かせるのは容易ではない。「人々はごく最低限の助けを求めて役所にやってくる。子供を4〜5人抱えた母親が、食べ物がないと訴える姿を見るのは本当につらい」と、アヤラは言う。「だから多くの人がこの町を出ていった。家族全員で、あるいは子供たちだけで」。

3児の母マルタ・サンチェス(29)もその1人。彼女は2人の子を連れてアメリカに行こうとした。そのうちの1人は心臓に異常がある。

サンチェスと夫のロイ・アレクサンデル・ロペス(31)は長年、コーヒー生産で生計を立てていた。「私たちはコーヒー農園で出会った。11年前のことだった」、とサンチェスはほほ笑んだ。

それから10年以上たち、2人はコーヒー栽培をほぼ諦めざるを得なくなった。代わりに自宅で食料雑貨店を開業するために融資を受けた。

ケイリン(10)、サムエル(7)、ヘルソン(2)の3人の子供を抱え、生活は苦しかった。特に問題だったのはヘルソンの病気だった。「ここを出ていこうとしたのは、そのためだった」とサンチェスは言う。「あの子には薬と診察が必要だったから」

251taro:2019/11/27(水) 05:36:18
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191126-00010001-newsweek-int&p=3

アメリカ入国を夢見て
夫婦は昨年夏、難民としての保護を求めてホンジュラスからアメリカに集団で向かう「キャラバン」の話を聞いた。

このニュースは後に世界中で大きく報道され、ドナルド・トランプ米大統領を激怒させたが、2人はヘルソンに治療を受けさせるチャンスと受け止めた。「急いで荷造りして出発することにした」と、サンチェスは言う。

夫とサムエルは留守番として残り、彼女は娘のケイリンと息子のヘルソンを連れてコルキンを出発した。不安はあったが、「強い思いがあれば恐怖は乗り越えられる」とサンチェスは言う。

彼女たちはキャラバンを追い掛け、無事に合流できたが、グアテマラに入国した直後、ヘルソンが発熱と咳に襲われた。最悪の事態を恐れたサンチェスは地元警察に助けを求め、病院の救急処置室に行かせてほしいと頼んだ。警察は、退院したらキャラバンに再合流できるように取り計らうと言ったそうだが、サンチェスは危険過ぎると判断して旅を続けるのを断念した。

今は息子のためにお金をためるしかない考えていると、サンチェスは言う。だが、店の経営はうまくいっていない。近くには似たような家族経営の店が何軒もある。

サンチェスは、もっと利益率の高い服や靴を売る店を始めたいと考えている。「ここではコーヒー農園以外に、できることはほとんどない」と、ロペスは付け加えた。「それも、ここ5年は厳しさを増している。コーヒー価格の下落は本当にきつい」

ヘルソンは最近、繰り返し発作に苦しむようになった。「コルキンにも保健所はあるが、看護師だけで医師がいない。薬もほとんどない」と、サンチェスは言う。しかも薬は高価で簡単に手に入らない。「アメリカで治療を受けることをずっと夢見てきた」

アメリカとの国境では無数のホンジュラス人家族が追い返されてきたが、コーヒーは大歓迎される。コルキンを含むコパン県産のコーヒーは、カフェ・アルーコのような輸出業者を通じてアメリカで幅広く販売されている。

252taro:2019/11/27(水) 05:38:25
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191126-00010001-newsweek-int&p=4

苦しくても働き続けるしかない
アルーコはアメリカのコー ヒー豆販売業者のサンフラン シスコ(SF)ベイコーヒー と密接な関係にあるため、地元のコーヒー農家に高い買い付け料金を支払うことができたと、アルーコの「テイスト・テスター」のアナ・セシリア・エステベスは言う。「直近の4年間は固定価格で買い上げてくれたので、以前に比べて(経営が)安定してきた」

15年に1ポンド当たり30レンビラ(約130円)だったコーヒーの国際価格は、現在では10〜15レンビラにまで下がっている。だが、アルーコからSFベイコーヒーへの卸価格は20レンビラ以上だと、エステベスは言う。

SFベイコーヒーも、ホンジュラスで2万2000以上の農家と取引があり、直近の収穫期には1ポンド当たり26〜30レンビラの高値で買い付けたと認めている。コーヒー農家が直面する格差や経済的苦境に対処するための措置だ。

同社は17年、さび病の大発生で打撃を受けたホンジュラスの農家向けに、さび病に強い品種を含む100万本のコーヒーの苗を贈った。その後もコルキンでの学校建設の資金や奨学金を提供している。

コルキンのコーヒー農家にとってはありがたい支援だが、全員がこうしたプログラムに参加できるわけではない。厳格な要件下でアルーコ向けのコーヒーを栽培する「パートナー」は283軒。地元の農園主のごく一部だ。

コーヒー豆をコルキンで調達している業者はSFベイコーヒーだけではない。ネスレのような業界の巨人も、この地域のアラビカ種を購入している。だがペレスのようなコーヒー農家は、家族を十分に養えるだけの収入を得られないのが実情だ。

「ここでは誰もがコーヒーに頼って生きている」とアルーコのエステベスは言う。「常に豊作というわけにはいかないけれど、この業界はそういうもの。苦しくても頑張って働き続けるしかない」

ペレスは自分や子供、まだ見ぬ孫の将来を達観しているようだ。「息子には、私もここから出ていきたいと感じたことが何度もあると伝えた。もう限界だ、ここを去るしかないと。でも、子供たちとこの家を捨てて出ていくわけにはいかない」

ペレスはそう言ってから、ため息をついた。「時々こう思うんだ。神様にお祈りしたら、後は全てあの方の思し召し次第だと」

シャンタル・ダシルバ

253taro:2019/11/28(木) 05:17:19
米、メキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定へ=トランプ氏

[ワシントン/メキシコ市 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日に放送されたインタビューで、メキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する考えを表明した。麻薬密輸や人身売買といった犯罪への関与が理由。

トランプ氏はテロ指定に向けて「過去90日間取り組んできた。指定はそれほど簡単ではなく、手続きを経る必要があるが、その手続きを進めている」と述べた。

テロ組織に指定された団体については、米国民がそれを承知の上で支援するのが違法であるほか、テロ組織のメンバーが米国に入国するのは認められておらず、強制送還される可能性がある。金融機関がテロ組織関連の資金を保有していると気づいた場合は、資金を差し押さえて米財務省に通知する必要がある。

トランプ氏の発言を受け、メキシコ外務省は26日、米国務省に高官級会合を求める意向を表した。メキシコの組織的犯罪への武器や資金の流れも議題にするよう求める考えを示した。

「二国間関係にとって非常に重要なこの問題を協議するため、エブラルド外相がポンペオ米国務長官に連絡を取る」と表明した。

エブラルド外相はツイッターへの投稿で、同国は国家主権を侵害するいかなる動きも容認しないと強調。「われわれは断固とした姿勢で臨む」と続けた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00000048-reut-s_ame

254taro:2019/12/03(火) 05:14:52
武装集団と治安当局衝突 21人死亡 メキシコ国境

 メキシコ北部コアウイラ州で1日までに、麻薬組織の武装集団と地元治安当局との衝突があり、双方で少なくとも21人が死亡した。当局が発表した。現場は米南部テキサス州との国境近く。同日で発足1年を迎えた左派ロペスオブラドール政権は、治安問題への対応の遅れで批判を受けており、さらに風当たりが強まりそうだ。

 トランプ米政権もメキシコの麻薬組織をテロ組織に指定する方針を表明し、移民問題に次ぐ両国関係の新たな火種に。ロペスオブラドール政権は米軍の越境による取り締まりなどを警戒し「内政干渉」と猛反発しているが、米国の圧力がさらに強まる可能性もある。

 ロペスオブラドール大統領は1日、メキシコ市中心部で行われた就任1年の記念式典で「メキシコは自由で主権ある国家だ。外国から、いかなる内政干渉も受け付けない」と主張し、テロ組織指定を認めない姿勢を改めて示した。バー米司法長官が近く協議のためメキシコ入りする予定。

 衝突の詳細は不明。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/191202/wor1912020007-n1.html

255taro:2019/12/03(火) 05:31:21
現在メキシコで最凶となっているカルテルCJNGに対抗すべく、他のカルテルが団結して200人の殺し屋を送り込む
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191202-00207890-hbolz-int

メキシコの麻薬組織カルテルで現在最も勢力を振るっているのがハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン(CJNG)である。リーダーのネメシオ・オセゲラ・セルバンテス(通称エル・メンチョ)は次の「麻薬王」になるだろと米国麻薬取締局(DEA)が見ている人物だ。この2年間で3つの州にも勢力を拡げ、現在32ある自治州の内の25州で活動している。

最凶カルテルが地方のカルテルのシノギを横取り
 最近のメキシコではカルテルが分裂する傾向にある中にあって逆に勢力を拡大しているのが狂暴なCJNGである。米国ではCJNGを同じく狂暴で急成長したイスラム国と比較している。CJNGが勢力を伸ばすことによって縄張り争いから他のカルテルとの対立も激しくなっている。シナロアもその対立しているカルテルのひとつだ。

 CJNGに対抗すべく他のカルテルが団結した動機となったのが、グアナフアト州で石油パイプラインから石油を抽出し転売して利益を稼いでいた地元カルテルのサンタ・ロサ・デ・リマのシノギを横取りするかのように進出して来たのがCJNGだからである。

 特に、グアナフアト州でこの抽出による盗難ビジネスが盛んになったのはメキシコ最大の石油会社ペメックス(PEMEX)のパイプラインの3分の1が同州に設置されているからだ。

 ところが、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(アムロ)が大統領に昨年12月に就任してから彼が最初に取り組んだのがパイプラインからの石油の抽出を防止させることであった。そこで、パイプラインによる石油の供給をやめてタンクローリ車で石油を輸送するようにした。ということで、この石油の抽出は7割減少した。それに代わるシノギとなったのが誘拐、強盗、ゆすりなどである。

 例えば、セラヤ市のホテルではカルテルに毎月2500ペソ(14000円)を納めるようになっている。それを拒否すれば何らかの妨害を受けることになるからである。(参照:「Infobae」)

256taro:2019/12/03(火) 05:33:35
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191202-00207890-hbolz-int&p=2

地元政治家や警察を買収し、治安を悪化させるだけのCJNG
 CJNGが同州でも次第に支配を強めて行った背景には地元の政治家や警察の幹部との絆を強めていったからである。資金力のあるCJNGは彼らに賄賂を配るのは得意である。(参照:「El Espanol」)

 グアナフアト州は比較的犯罪の少ない州であったがCJNGが進出して来てから地元カルテルとの衝突などもあって殺害事件も急増して行った。2006年は242人が殺害されたのに対し、2009年404人、2012年771人、2016年961人、2017年1096人、2018年4282人という恐ろしいほどの殺害被害者増加率となっている。

最凶カルテルに対抗して他のカルテルが共闘
 そこで地元カルテルのサンタ・ロサ・デ・リマはシナロアなどに救援を望むようになっていた。

 実は、これに対してシナロアは当初消極的であった。CJNGがシナロアを脅かすことがなかったからだ。シナロアではそのリーダーのエル・メンチョもいずれ逮捕されると見ていた。ところが、CJNGは逆に積極的にしかも大胆に投資などをしていたことからシナロアと縄張りがかち合う市場が生まれるようになってきた。(参照:「Sin Embargo」)

 そこでシナロアは遂に腰を上げたのである。シナロア、ロス・セタス、デ・ゴルフォやカルテル・デ・グアダラハラの設立者カロ・キンテロらが団結しておよそ200人の武装した殺し屋を、CJNGがコントロールしているビリャグラン市に集結させたビデオがネットに載った。(参照:「Vanguardia」)

 TwitterやYou Tubeでもまだ拡散している。

 シナロアはエル・チャポが米国の刑務所に収監されてから、組織の動きが停滞するのではないかと見られていた。ところが、息子の一人オビディオ・グスマンが先月国家警備隊に逮捕されたが、シナロアの猛攻な反撃を受けて釈放せねばならなくなったという事件があってからシナロアは現在も健在だという証拠を見せつけたのであった。

 これからメキシコはCJNGの勢力を挫くべくシナロアをリーダーとして他のカルテルと一緒になっての攻防が激しく展開しそうだ。

<文/白石和幸>

【白石和幸】
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身

ハーバー・ビジネス・オンライン

257taro:2019/12/04(水) 03:06:56
メキシコ、銃撃戦で22人死亡 治安問題が政権に打撃

【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ北部コアウイラ州のミゲル・リケルメ知事は2日、同州のビジャウニオン市で市庁舎を襲撃した武装集団と治安当局との間で銃撃戦となり、22人が死亡したことを明らかにした。治安問題を巡り発足1年を迎えたロペスオブラドール政権は国内外から批判を受けており、今回の事件は新たな打撃となりそうだ。

事件は11月30日から12月1日にかけて発生した。地元当局によると70人以上の武装集団が市庁舎を襲撃したのをはじめ、複数の場所で治安当局との衝突が起きた。死亡した22人には州の警察官4人と市民2人も含まれる。リケルメ知事は事件に関与したと見られる2人を拘束していることも明らかにしたが、捜査状況などについては明らかにしていない。

メキシコは治安悪化が深刻になっている。敵対する麻薬カルテル同士による抗争などもあり、銃撃戦や殺人事件は珍しくない。総人口は日本とほぼ同じ約1億2600万人だが、1〜10月までで殺人事件の被害者数は公式に記録されているだけでも3万人弱に上る。単純計算で1日あたり約100人が殺されていることになる。

トランプ米大統領も麻薬カルテルをテロ組織に指定する方針を示し、メキシコの治安問題と原因になっている麻薬カルテルへの断固とした対応を求めている。ロペスオブラドール大統領は1日、自身の就任1年を祝う集会で「外国からいかなる干渉も受けない」と演説し、強気の姿勢を強調した。ただ今回の事件で米国の圧力が高まる可能性もあり、ロペスオブラドール氏は難しいかじ取りを迫られそうだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52883700T01C19A2000000/

258taro:2019/12/04(水) 03:10:39
メキシコ、経済成長は予想より低調でも富の分配は改善=大統領
12/2(月) 9:49配信ロイター
[メキシコ市 1日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は1日、メキシコ市で行った就任1周年の演説で、同国の経済成長は今年、予想よりも低調にとどまったと指摘しつつも、富は現時点で従来よりも平等に分配されるようになったと強調した。

ロペスオブラドール氏は年率4%の経済成長を公約に掲げて大統領に就任したが、その後経済は低迷し、今年上半期には緩やかな景気後退に陥った。

外国からメキシコへの投資は持ちこたえたが、国内投資家は、就任から数週間後にメキシコ市の新空港建設計画を突然撤回した措置など大統領の決定に動揺した。

ロペスオブラドール氏は福祉プログラムを経済政策の中心に据えたほか、貧困層を支援するためとして物流系統から中間業者を排除した。

メキシコは経済成長を高める上で米国市場への輸出に大きく依存しており、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」の批准を米国に強く働き掛けている。メキシコは新協定を批准済み。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191202-00000015-reut-s_ame

259taro:2019/12/05(木) 04:15:45
中国、エルサルバドルへ新競技場など提供へ 台湾との断交後

【12月4日 AFP】中国政府は3日、南米エルサルバドルへのインフラ支援プロジェクトの一環として、新設する国立競技場と図書館の費用を負担することに合意した。エルサルバドルは先に台湾と断交し、中国との国交を樹立している。

 エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は3日、今夏に大統領に就任してから初めて中国を訪問し、習近平(Xi Jinping)国家主席と会談した。


 ブケレ大統領は同日、ツイッター(Twitter)で「習近平国家主席はエルサルバドルに、巨大かつ返済不要な協力を申し出てくれた。運営はわが国の政府が完全に担う」と発表。この事業計画には、大勢を収容できる「近代的な」競技場の建設も含まれていると明らかにした。

 中国とエルサルバドルが発表した共同声明によると、中国政府は水事業や観光地の再開発事業などの費用を負担する他、経済協力やエルサルバドルへの中国人の観光促進で合意したという。

 中国は近年、外国への投資やインフラ支出を強化しており、中国政府が支援する融資の恩恵を受けた国々の債務が膨らむリスクがあるとの懸念が高まっている。

 ただブケレ大統領は4日のツイートで、「一部の反対者ら」が中国と締結した協定を「債務のわな」だと呼んで攻撃しようとしていると批判。「『返済不要』のどの部分が理解できなかったんだ? これは貸し付けではない、寄付だ」と述べた。

 ドミニカ共和国とブルキナファソに続き、エルサルバドルは昨年台湾と断交し、8月に中国と国交を樹立した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3258098?cx_part=top_topstory&cx_position=3

260taro:2019/12/06(金) 04:58:59
麻薬カルテル対策でメキシコと協力=米国務省高官
12/5(木) 12:18配信ロイター
[ワシントン 4日 ロイター] - 米国務省高官は4日、トランプ米大統領が先週メキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する考えを示したことを受けて、麻薬カルテルへの対策で適切な手段をみつけるためにメキシコ政府と協力していると明らかにした。

トランプ氏は26日に放送されたインタビューで、麻薬密輸や人身売買といった犯罪への関与を理由にメキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する考えを示した。

こうした動きは、メキシコ内で軍事作戦を行う権利を米国に直ちに与えるものではないが、メキシコ国内では内政干渉だとして反発の声が上がっている。

ロドリゲス国務副次官補は会見で具体的な措置は明らかにしなかったが、米政府機関はこの問題を数カ月検討していると説明。「適切な手段をみつけるため(メキシコと)協力する必要がある」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00000059-reut-s_ame

261taro:2019/12/06(金) 04:59:47
USMCA改定協議が進展、バイオ医薬品保護は大幅縮小へ=メキシコ

[ワシントン 4日 ロイター] - メキシコ政府は4日、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の改定に向けた協議が進展していると明らかにした。バイオ医薬品に対する保護措置が大幅に縮小される見通しで、米製薬会社にとって打撃となる一方、薬価の下落につながりそうだ。

USMCAは、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる枠組み。メキシコは既に承認しているが、米議会は批准を見送っている。野党・民主党がバイオ医薬品保護措置や労働規制などについてトランプ政権に内容修正を要求しているためだ。

こうした中でUSMCA改定を巡る協議のメキシコ首席代表を務めるセアデ外務次官は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との4時間近い会談の後、これまでよりも合意に近づいていると強調した。

セアデ氏は記者団に、なお解決すべき問題が2つか3つ残っているとしながらも、数日中に合意に至る可能性があると指摘。ただ「われわれが受け入れ不可能な要素もある」とくぎを刺した。5日も協議を続ける見通しだとした。

最も意見が対立している問題の1つは、USMCAで定められたさまざまな労働基準をメキシコが順守するための方策だ。米民主党は基準実行を監督する査察官を設置することを提案し、メキシコが断固としてこれを拒否している。もっともロペスオブラドール大統領は3日、米国、メキシコ、第三国の代表で構成する委員会が、長期にわたり労働基準を点検することを受け入れる用意はあると述べた。

セアデ氏は地元紙への寄稿で、査察官の設置を否定した。

同氏は寄稿で、バイオ医薬品に対する「非常に強固な保護」を「劇的に緩和する」ことが話し合われているとも表明。それ以上詳しく言えないとしたが、米民主党はUSMCAでバイオ医薬品企業に10年間の独占権を認めていることが、薬価高騰につながると批判していた。

NAFTA再交渉でメキシコの首席交渉官を2018年まで務めたケネス・スミス氏はロイターに対し、民主党はバイオ医薬品に対する保護措置の撤回を迫っていると指摘。

USMCAの規定が撤回されれば、保護の度合いが大幅に低いNAFTAの規定に立ち戻るか、妥協策として新たな文言で合意が結ばれる可能性があると続けた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00000042-reut-s_ame

262taro:2019/12/07(土) 04:43:16
麻薬カルテル対策、米司法長官と「良い会談」できた=メキシコ大統領

[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は5日、国内の麻薬カルテル問題について、米国のバー司法長官と「良い会談」ができたと述べた。トランプ米大統領が先週、メキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する考えを示したことを受けて、バー長官は複数のメキシコ高官と会談を行っている。メキシコ国内では内政干渉だとの声が上がっている。

会談に先立ち、ロペスオブラドール氏は記者団に、2国間協力を話し合う中でこの問題について協議すると述べ、関連資料を参考として使うと説明した。ただ、この資料について詳細は明らかにしなかった。

米国務省は4日、麻薬カルテル対策で適切な手段をみつけるためにメキシコ政府と協力していると明らかにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00000029-reut-s_ame

263taro:2019/12/10(火) 04:34:09
メキシコ、鉄鋼巡る米の要求は条件付きで容認の方針 USMCAで

[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は8日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」で米国が要求している自動車用鉄鋼の扱いについて、協定批准後5年以上の猶予があるなら受け入れる考えを示した。

USMCAは既にメキシコで批准手続きが完了しているが、米国は下院で多数派を占める民主党が労働基準や環境に関する規定の実効性に懸念を示し、批准手続きが滞っている。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表はまた、自動車関税をゼロにする条件である原産地規則における域内調達の定義について、鉄鋼やアルミニウムは原料を溶かす工程から北米で行われると新たに規定するよう要求した。

エブラルド氏は「この規定は多くの問題を生じさせるとの見解をメキシコとして伝えた」と表明。USMCAでメキシコの首席交渉官を務めるセアデ外務次官が同国の要求を示すために数時間内にワシントンを訪問すると述べた。

「協定批准と同時にこの規定が有効になるならば、メキシコは受け入れないと(米国に)伝えるつもりだ」と指摘。

その代わり、鉄鋼についてはUSMCA批准後5年以降ならば新たな規定を有効にすることを認め、アルミニウムについては、メキシコは原料を生産していないため、原産地規則の厳格化は認めないと述べた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191209-00000027-reut-s_ame

264taro:2019/12/11(水) 05:12:33
メキシコ大統領、新NAFTA巡り米下院議長に決断促す
12/10(火) 6:51配信ロイター
[メキシコ市/ワシントン 9日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は9日、ペロシ米下院議長に対し、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」批准を決断するよう促した。

トランプ米政権、メキシコ、下院民主党はUSMCAの議会批准に向け、協定修正で合意に近づきつつある。

ロペスオブラドール大統領は、米大統領選を控える来年に批准がずれ込むことを避けるための時間はなくなりつつあるとして、「今がその時だ」とペロシ氏の決断を促した。

同大統領によると、メキシコ議会は米民主党の要求を満たすため、労働者や環境保護に関する規定の実効性を高める修正に応じたという。

トランプ大統領は国内協議がうまく進んでいるとし、労働組合からも好感触を得ていると述べた。

これに対し、メキシコの業界団体は、米国側への一部譲歩が国内産業に損害を与えると懸念を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191210-00000017-reut-s_ame

265taro:2019/12/11(水) 05:14:22
メキシコの大使が万引き アルゼンチンから召還
12/10(火) 21:31配信時事通信
 【サンパウロ時事】南米アルゼンチンで10月末、メキシコ大使が書店で本を万引きして取り押さえられていたことが分かった。

 複数の地元メディアが8日報じた。

 捕まったのは駐チリ大使なども務めたリカルド・バレロ大使(76)。10月26日午後、ブエノスアイレス市内の大型書店で、640ペソ(約1160円)の伝記を新聞紙にくるんで客用ロッカーに保管。複数のCDを購入した後、新聞紙を回収して店を出ようとしたが、警報器が鳴って警備員に囲まれた。駆け付けた警官は「驚いて職業を聞き返し、身分証を再確認した」という。外交特権で拘束などは免れた。

 メキシコ外務省は8日、大使召還を発表。任命権者であるロペスオブラドール大統領は9日の記者会見で「大使はこれまで問題を起こしたことがなかった。残念な事件だ」と強調。「誰しも間違いを犯す」と擁護した上で、「外務省がしかるべき措置を取る」と説明した。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191210-00000153-jij-int

266taro:2019/12/12(木) 05:45:46
国境の壁建設費、米連邦地裁が国防費36億ドルの転用を阻止

[ワシントン 10日 ロイター] - 米テキサス州エルパソの連邦地裁判事は10日、メキシコ国境沿いの壁建設に軍事建設費から36億ドルを振り向ける米政府の計画の恒久的差し止めを命じた。

トランプ政権は大統領選が行われる来年11月までに少なくとも450マイルの壁を建設すると表明しており、差し止め命令は大統領にとって痛手となる。

司法省報道官は控訴する方針を示した。

トランプ大統領は壁建設費を巡り議会の承認が得られないことから、2月に国家非常事態を宣言し、国防費を壁建設に回せるようにした。

トランプ大統領は昨年12月、57億ドルの壁建設費を議会に要求したが、議会が承認したのは要求の4分の1にとどまった。このためトランプ氏は、国防総省や財務省の予算から壁建設費を確保するため、国家非常事態を宣言した。

エルパソ郡と、エルパソを拠点に活動する移民制度改革推進団体は、非常事態を宣言して予算を転用しようとするトランプ氏の試みは大統領の権限を超えているとして提訴。

連邦地裁のデビッド・ブリオネス判事は10月、非常事態宣言は違法だとする判決を下し、軍事資金の転用は議会が歳出法案で示した使途に反するため違法だと指摘。仮差し止めを申し立てるよう原告側に要請していた。

米最高裁は今年7月、国防総省の麻薬対策資金から25億ドルを壁建設に回すことを認める判断を示し、トランプ政権にとって大きな勝利となった。[nL4N24T1ED]

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000072-reut-s_ame

267taro:2019/12/14(土) 05:38:39
暴力吹き荒れるメキシコ、AFP記者らが24時間総力取材

【12月13日 AFP】麻薬がらみの殺人が横行しているメキシコで11月22日、AFPは日々起きる残虐な犯罪を24時間記録するため、全土にフォトジャーナリストとビデオジャーナリストを配置した。メキシコでは、麻薬カルテル根絶のため2006年に政府が軍を動員して以来、25万人以上が殺害されている。過酷な状況の中で取材を行ったジャーナリストらの感想をここに記す。

■他人の苦しみが自分の苦しみに


 かつて「世界の殺人の首都」と呼ばれたシウダフアレス(Ciudad Juarez)は、フォトジャーナリストのエリカ・マルティネス(Herika Martinez)記者(36)の地元だ。「私の写真は、娘を亡くした母親たちや殺人事件の被害者たち、暴力が横行し人がいなくなった街などを捉えている」

 麻薬カルテルによる縄張り争いや麻薬捜査などでは、いつ、誰が死んでもおかしくない。時には、罪のない一般市民が銃撃戦に巻き込まれることもある。

「シウダフアレスでフォトジャーナリストをしていると、常に死や苦しみが間近にある。涙や銃弾、血などを見て他人の苦しみを追体験することになるのだが、その苦しみが徐々に自分自身のものになる」

■暴力は見過ごせない、でも写真見てつらくなる時も

 ペドロ・パルド(Pedro Pardo)記者(44)は、本当は「レッドページ」など担当したくなかったと話す。レッドページとは、その日起きた暴力関連の記事のことで、メキシコの新聞ではほぼ毎日掲載される。

 しかし、「フォトジャーナリストとして暴力を見過ごすことはできない。それを伝える責任がある」。現在はメキシコ市を拠点としているパルド記者は言い、「自分が撮影した写真を見てつらくなる時がある。人間だから」と明かした。

■社会の中心部まで浸透した暴力をカメラで証言

 ラシド・フリアス(Rashide Frias)記者(35)は、シナロア(Sinaloa)州の州都クリアカン(Culiacan)に住んでいる。シナロアは、麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者の拠点だ。

 フリアス記者が今回のプロジェクトで撮影した写真の中には、男性の遺体を写したものもある。夜間、照明を当てられた小型車の運転席には男性の青白い顔が浮かび上がっていた。「こういった事象がメキシコ社会の中心部まで浸透しているさまを、カメラを使って証言した」、「メキシコではいつ、どこででも死が感じられる」

■切断遺体に驚かなくなった人たち

 かつて太平洋の高級リゾートとして栄え、現在は暴力のまん延により治安が悪化したアカプルコ(Acapulco)に駐在するフランシスコ・ロブレス(Francisco Robles)記者(38)は、人々の感覚はまひしていると話す。「切断された遺体を見ても驚かなくなった。顔色も変えずに犯罪現場の脇を通り、まるで何事もないかのように、ただの観光客向けのアトラクションででもあるかのように、写真や動画を撮影している」

■怪物になった気分

 フリオ・セサル・アギラル(Julio Cesar Aguilar)記者(41)は、12年前に引っ越した北部の産業都市モンテレイ(Monterrey)で犯罪現場を撮影している。自身は空き巣に4回入られ、2回引っ越しをしたという。

「時々、1日が始まったばかりの時は正常だが、写真を撮っているうちに自分の外見が変わり、夜にはほとんど怪物になった気分になることがある」「こんなふうにして日一日が過ぎていく」とアギラル記者は語った。(c)AFP/Patrick Anidjar

https://www.afpbb.com/articles/-/3258740?cx_part=top_topstory&cx_position=4

268taro:2019/12/15(日) 04:54:06
動画:メキシコ市が警察官の肥満対策、毎月5800円支給の減量計画に1000人参加

【12月14日 AFP】世界ワーストクラスの肥満大国メキシコの首都メキシコ市で、肥満の警察官を対象にした減量プログラムが行われている。毎月1000ペソ(約5800円)が支給されるこのプログラムには、1000人超が参加している。11日撮影。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3259588?cx_part=top_latest

269taro:2019/12/16(月) 06:47:36
メキシコで遺体の大量遺棄現場発見、50体掘り起こされる

【12月15日 AFP】メキシコ西部ハリスコ(Jalisco)州グアダラハラ(Guadalajara)郊外の農場で、少なくとも50人の遺体が掘り起こされた。地元当局が14日、明らかにした。同州は、麻薬組織による暴力抗争の舞台で、大きな被害を受けてきた。

 遺体が埋められていた場所は3週間余り前に発見された。地元の検察当局は14日、男性12人と女性1人、計13人の遺体の身元が判明し、遺族らに引き渡したと述べた。犠牲者らの身元と死因の特定を続ける予定だという。


 グアダラハラ郊外では9月3日、埋められた34人の遺体が発見された。付近にある別の場所でも、5月に30人の遺体が発見されている。

 強大な麻薬カルテル「ハリスコ・ヌエバ・へネラシオン(Jalisco Nueva Generacion)」が拠点を置き、組織犯罪に関連した暴力沙汰に見舞われている同州では、州当局によると今年1月から11月にかけて2500件近い殺人が報告されている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3259660?cx_part=top_latest

270taro:2019/12/16(月) 06:48:44
ミス・ワールド2019、優勝はジャマイカ代表

【12月15日 AFP】英ロンドン東部にある大型展示場「エクセル・ロンドン(ExCel London)」で14日、第69回「ミス・ワールド(Miss World)」世界大会の最終選考が行われ、ジャマイカ代表のトニアン・シン(Toni-Ann Singh)さん(23)が優勝した。

 心理学の学生であるシンさんはツイッター(Twitter)に、「ジャマイカのセントトーマス(St. Thomas)のあの小さな女の子と世界中の女の子へ──自分自身を信じて。あなたたちには夢をかなえる価値と力がある。この栄冠は私のものではなくあなたたちのものです。あなたたちには生きる目的がある」と書き込んだ。

 ジャマイカ代表が優勝したのはシンさんで4人目。2位はフランス代表のオフリー・メジノ(Ophely Mezino)さん、3位はインド代表のスマン・ラオ(Suman Rao)さんだった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3259629?cx_part=top_latest

271taro:2019/12/16(月) 07:00:51
アングル:ハイチの治安が最悪レベルに、横行する暴力と腐敗

[ポルトープランス 10日 ロイター] - ベニト・バーナードさんの足は傷つき、血がにじんでいる。幼い子どもたちを連れて粗末な小屋を逃げ出した彼女は、サンダルを突っかける暇さえなかったと話す。

ハイチの首都ポルトープランスで最も評判の悪いスラム街をギャングが徘徊し、民家に押し入って発砲したためだ。

47歳のバーナードさんとその家族は、現在、ポルトープランス市内のシテ・ソレイユ区役所の中庭で避難生活を送っている。同じように騒乱状態から逃げてきた市民は200人以上。この国は、市民の一部指導者いわく、過去10年以上の間で最悪の無法状態にある。

「連中は住民の家に押し入り、殴りつけ、発砲した」。木陰に広げた敷物に横たわるバーナードさんは、涙ながらにそう語る。「誰もが逃げ出した。だから私も子どもたちを連れて、急いで家を離れた」

国連の平和維持部隊は15年間の駐留を終え、2017年にハイチから撤収した。人口の6割近くが1日2ドル40セント以下で生活する、南北アメリカ大陸の最貧国ハイチの法と秩序はしたという建前だ。

だが、部隊が撤収した後には治安の空白状態が残された。この1年間、治安部隊がモイーズ大統領に対する抗議行動への対処に追われたため、治安悪化はいっそう深刻になった。

国連ハイチ司法支援ミッションのセルジ・テリオー警察部門長官は、メディアとのインタビューで、「リソースに限りがあるため、ハイチの警察は犯罪組織の活動を思うように抑制できていない」と語った。

急速なインフレの進行を伴う経済悪化と低所得地区への投資不足により、犯罪は深刻化し、そのレベルは一線を越えた。

外交関係者は、こうした状況によって地域の安定に対する脅威が高まっており、移民や麻薬・武器密輸といった動きにも波及するのではないかと懸念しており、国際社会でも警戒感が生じている。米連邦議会下院の外交委員会は10日、ハイチに関する公聴会を開催した。この20年間で初めてのことだ。

モイーズ大統領はすでに国内を統治する力を失い、辞任すべきと批判されている。一方、51歳の大統領は状況はすでに沈静化しつつあり、任期満了まで務めるとしている。

住民によると、ギャングは縄張りを争い、「みかじめ料」を徴収し、麻薬や武器を売買しているという。

人権活動家や一般の国民は、政治家は与野党関係なく反政府運動の抑圧や扇動のために犯罪組織を利用しており、武器の供与や犯罪の揉み消しに協力していると話す。

https://jp.reuters.com/article/haiti-violence-idJPKBN1YG0ZG

272taro:2019/12/17(火) 06:01:58
メキシコ労働改革巡る対立、USMCA頓挫させない=外相
12/17(火) 3:31配信ロイター
[メキシコ市 16日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は16日、同国の労働改革を監視する米国の査察官を巡る対立が新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を頓挫させることはないとの認識を示した。

同時に、米国が指名することを提案している監察官については「メキシコが認可する」とし、「他国が任命することはできない」と言明した。

米下院に13日提出されたUSMCA施行に関する付属文書では、メキシコの労働改革の順守状況を監視する米専門家を最大5人指名する案が示された。これを受け、メキシコのセアデ北米担当外務次官は前日反発し、「なりすまし」査察官を受け入れないと表明した。[nL4N28Q09G]

USMCAの行方が注目される中、メキシコ・ペソ<MXN=>は午前の取引で1ドル=19ペソを割り込み、約5カ月ぶりの高値を更新した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000012-reut-s_ame

273taro:2019/12/17(火) 06:05:06
メキシコ、USMCAで「なりすまし」査察官受け入れず=外務次官
12/16(月) 10:56配信ロイター
[メキシコ市 15日 ロイター] - メキシコのセアデ北米担当外務次官は15日、新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」で、メキシコの労働改革が他国の専門家による監視対象とされたことに反発し、「なりすまし」査察官を受け入れないと表明した。

米・メキシコ・カナダの3カ国は10日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定USMCAの修正文書に署名したが、労働基準を巡る規定が主な争点となっていた。[nL4N28K4AF]

セアデ氏は、ツイッターへの一連の投稿で「メキシコは、なりすまし査察官に関するいかなる措置も決して受け入れない。理由は単純だ。メキシコの法律で禁じられている」と述べた。

米下院に13日提出されたUSMCA施行に関する付属文書では、メキシコにおける労働改革の順守状況を監視する米専門家を最大5人指名する案が示されている。

これを受けてセアデ氏は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表に宛てた同日付の書簡で、驚きをあらわにするとともに付属文書に懸念を表明。直接協議するため、米国を訪問する意向を示した。

新協定は1年以上前に署名されたが、その後、米下院で過半数を握る野党・民主党が労働基準の厳格化などを要求し、3カ国が修正協議を行ってきた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000026-reut-s_ame

274taro:2019/12/18(水) 05:36:52
2019年の記者死亡は49人 紛争地で減少も暗殺・収監は増加

【12月18日 AFP】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は17日、2019年に報道に関連して死亡した記者は世界全体で49人だったと発表した。過去16年間では最少。イエメン、シリア、アフガニスタンでの紛争取材中に死亡した記者が多かった。

 RSFは、過去20年の平均である約80人と比べれば今年の死者数は「歴史的に少ない」ものの、「ジャーナリズムは依然として危険な職業だ」と指摘した。


 クリストフ・ドロワール(Christophe Deloire)事務局長は、メキシコだけで10人が死亡するなど、平時と見なされる国での記者殺害件数が憂慮すべき高水準にとどまっているとし、「中南米諸国で殺害された記者は計14人で、中東と同等になっている」ことに警鐘を鳴らした。

 同事務局長は、紛争地で死亡した記者が減少したことは喜ばしいが、「民主主義国で仕事をする記者の暗殺が増えている。これは民主主義に対する真の挑戦だ」と述べている。

 RSFによると、記者の死亡件数は減ったものの、収監される記者は増えている。2019年に収監された記者は389人前後で、前年から12%増加。このうち半数近くが中国、エジプト、サウジアラビアの3カ国で発生した。

 サウジに対しては、トルコのイスタンブールに置く総領事館で昨年、コラムニストのジャマル・カショギ(Jamal Khashoggi)氏が殺害された事件への責任が指摘されている。

 このほか、シリア、イエメン、イラク、ウクライナを中心に世界で57人の記者が人質として拘束されている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3259927?cx_part=top_latest

275taro:2019/12/18(水) 05:44:46
革命の英雄が全裸に、メキシコのアート作品が波紋広げる
12/17(火) 14:27配信ロイター

 メキシコ革命の英雄が、靴と帽子以外は裸で馬にまたがる姿を描いたアートが公開され、論争を招いている。とりわけゲイに対する寛容性が低い地域で、同性愛者のように描かれているとして批判が高まっている。(ナレーションなし)

  メキシコ革命の英雄が裸に―。1枚の絵が騒動を巻き起こしている。

 描かれているのはメキシコ革命の英雄、エミリアーノ・サパタ。

 だがこの絵のサパタは、ハイヒールとピンク色の帽子以外に何も身に着けていない。革命の英雄が同性愛者のように描かれているとして、一部の人はこの絵を燃やすよう要求している。

 ある市民は「サパタは屈強な男で、農民と国を守るために武器を取った。彼はメキシコ革命の象徴であり尊敬すべき英雄だ。このような侮辱を受ける筋合いはない」と怒り心頭だ。

 一方作者は、表現の自由は認められるべきと主張。

 サパタはメキシコの国民的英雄で、特に地方での支持は根強い。首都に比べ、地方は同性愛者に対する寛容性が低い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00010007-reutv-s_ame

276taro:2019/12/18(水) 05:46:21
メキシコ沿岸でいかり2基発見、アステカ帝国征服したスペイン艦隊のものか
12/17(火) 14:00配信AFPBB News

(c)AFPBB News

※音声はありません

【12月17日 AFP】メキシコ・ベラクルス(Veracruz)州の沿岸でこのほど、鉄製のいかり2基が発見された。研究者らによると、アステカ帝国(Aztec Empire)を征服したスペイン人探検家エルナン・コルテス(Hernan Cortes)の艦隊のものである可能性があるという。映像はメキシコ国立人類学歴史学研究所(INAH)提供。撮影日不明。(c)AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00010004-afpbbnewsv-int

277taro:2019/12/19(木) 05:20:49
トランプ米政権、メキシコ国境の壁建設は目標未達成も=高官

[ワシントン 17日 ロイター] - 米国土安全保障省の税関・国境警備局(CBP)のマーク・モーガン局長代行は17日、記者団に対し、来年末までにメキシコ国境沿いに総延長450マイルの壁を建設するとのトランプ政権の目標について、達成できないかもしれないと認めた。

壁建設はトランプ氏の2016年大統領選で公約の目玉で、来年の大統領再選に向けても重視し続けている。

モーガン氏は「われわれの2020年末の目標は450マイルだ」と繰り返した上で、「目標をなおも達成できるかどうか現時点で明言しにくいが、目標に近付こうとしているのは確かだ」とした。トランプ政権下でこれまでのところ93マイルの壁が建設されたと述べた。

CBPの統計によると、うち少なくとも90マイルは既存の構造物の置き換えだ。だがモーガン氏は記者団に、トランプ政権下で建設された壁はすべて「新設」とみなされるべきだと主張した。

米連邦地裁は先週、壁建設に軍事建設費から36億ドルを転用する計画の差し止めを命じた。これに関し、モーガン氏は、差し止め命令が連邦高裁で早期解除されなければ、建設日程に悪影響が出かねないと訴えた。

トランプ政権の複数の高官はここ数カ月、大統領選の来年11月までに新設ないし既設で計450マイルの壁建設を目指すと表明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000062-reut-s_ame

278taro:2019/12/19(木) 05:22:25
メキシコ最低賃金引き上げ、インフレ助長や雇用打撃ない=財務相

[メキシコ市 17日 ロイター] - メキシコのエレラ財務公債相は17日、ツイッターで、16日に政府が承認した1日当たり最低賃金の20%引き上げについて、インフレ助長や雇用への打撃を伴わずに労働者の購買力を高める戦略の一環と説明した。

2年連続の大幅引き上げとなり、中央銀行がコアインフレ率を抑制しにくくなるとの専門家の見方もある。

最低賃金は、2020年に123.22ペソ(6.36ドル)へ引き上げられる。米国との国境に近い北部地域では5%の引き上げにとどまり、185.56ペソとなる。同国で最低賃金の水準近辺の給与を得ている労働者は約1100万人。

エレラ財務相は「これは過去44年で最大の引き上げ幅であり、歴史的な引き上げだ」などとツイートしたが、この投稿は後に削除された。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000033-reut-s_ame

279taro:2019/12/20(金) 04:59:03
刑務所暴動で15人死亡 パナマ
12/19(木) 8:32配信時事通信
 【サンパウロ時事】中米パナマの検察当局は18日、首都パナマ市東郊の刑務所で17日に暴動が発生し、15人が死亡、13人が負傷したと発表した。

 対立する犯罪組織に所属する収監者が衝突したという。

 暴動があったのはパナマで最大規模のラホジタ刑務所。17日午後に激しい銃撃戦が起き、収束後、自動小銃を含む8丁の銃が見つかった。コルティソ大統領は記者会見で「到底受け入れがたい」と強調。銃が所内に持ち込まれた経緯を含め、事件の徹底解明と再発防止を当局に指示した。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00000023-jij-int

280taro:2019/12/22(日) 05:38:57
14歳少女を車でひいたのは「メキシコ人だから」、女逮捕 米

(CNN) 米アイオワ州クライブの警察は20日、メキシコ人であることを理由に14歳少女を車でひいた42歳の女を殺人未遂の容疑などで逮捕、訴追したと発表した。

報道発表文によると、事件は今月9日、被害者が中学校へ歩いて向かっている際に発生。歩道上にいた少女に車をぶつけ、その後逃走したという。

同州デモイン居住の容疑者は取り調べに、少女がメキシコ人であることが犯行の動機だったと供述。「中南米出身者を嘲笑する一連の発言も示した」とした。ヘイトクライム(憎悪犯罪)に該当するか調べているともした。

地元のCNN系列局WOI-TVによると、少女は1週間後に学校へ戻ることが出来た。当初受けたけがの程度は伝えられていない。

少女は別のCNN系列局KCCI-TVに、バスケットボール試合のため学校へ行こうとしていたとし、ぶつけられた衝撃は思い出せないと指摘。「私は何もやっていない。バスケットボール試合へ向かっていたただの少女」とも述べた。

同系列局によると、容疑者は同じく今月9日、デモイン西部のコンビニ店で従業員や客に人種差別的な行動を示した暴行の罪で訴追された。少女をひいた1時間半後の騒ぎだったという。

クライブはデモインから約9マイル(約14キロ)離れている。

https://www.cnn.co.jp/usa/35147204.html

281taro:2019/12/22(日) 05:44:46
米カーニバルのクルーズ船同士が衝突、乗客負傷 メキシコ

アトランタ(CNN Business) メキシコ南東部コスメル島の港湾で20日、米客船運航大手カーニバル・クルーズ・ラインのクルーズ船同士が衝突し、乗客1人が負傷した。

衝突したのはクルーズ船「カーニバル・グローリー」と「カーニバル・レジェンド」。目撃者が撮影した動画には、カーニバル・グローリーの甲板が衝突によって破損した様子が映っている。

カーニバルはCNNに寄せた声明で「破損状況を見極めているところだが、両船の安全に航行できる能力に影響するような問題はない」と説明した。

カーニバルは今回の事故を、移動中の船が別の船など静止中の物体に衝突する「アリジョン」だと説明。接岸しようとしたカーニバル・グローリーが停泊中のカーニバル・レジェンドに衝突したという。

衝突を受けて第3デッキと第4デッキの食堂から避難が行われ、この際に乗客1人が軽傷を負ったという。

カーニバルは陸地での一日を満喫してほしいと乗客に伝えたとしており、今回の衝突で両船の旅程に影響が出ることはないとみられる。

カーニバル・レジェンドの乗客の女性はCNNに「そこまでひどい衝突ではなかった」「大きな波が船に打ち寄せた感じだった」と証言。カーニバル・グローリーに乗っていた男性も「揺れは感じたが、気にならなかった」と語った。

カーニバル・レジェンドは衝突後、船内アナウンスで潮の流れが事故原因になったと説明。一方、カーニバル・グローリーでは、強風が要因とのアナウンスが流れたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-35147198-cnn-int

282taro:2019/12/23(月) 04:54:19
動画:古代アステカの球技「ウラマ」 メキシコ市で500年ぶり復活

【12月22日 AFP】今から500年前、現在のメキシコに到着したばかりのスペインの征服者たちは、先住民たちが行っていた競技を禁止した。それは重いボールと石でできた円形のゴール、そして人間のいけにえを用いる競技だった。

 しかし、メキシコ市の経済的にあまり裕福ではない地区で今、若い選手たちのグループがこの競技をプレーしている──いけにえは除いて。


 先住民のナワトル語で「ウラマ」と呼ばれている競技は、スポーツと祭礼、儀式が融合したものだ。選手らは競技の開始前、誇らしげに厚い革のベルトを腰に結ぶ。

 数千年の歴史を持つウラマはかつて、マヤ(Maya)、インカ(Inca)、アステカ(Aztec)など、アメリカ大陸のさまざまな文明においても存在していた。スペイン征服前のメキシコでは、豊作を願う儀式や戦争などさまざまな状況に合わせて行われた。近年では、メキシコなど各地で復活しているが、古代アステカ王国の首都だったメキシコ市で試合が行われるのは、およそ500年ぶりだ。

 伝統的なベルトと腰布を身に着けた選手は、高さ6メートルのところに設置された石の輪を通すように狙って、およそ4キロのゴムボールを腰で打つ。

 球技場は、宇宙の二元性を表す非常に象徴的な場所だったが、試合の結果は選手らにとって、恐ろしいほど現実的だった。斬首によっていけにえとなる可能性があったのだ。伝統は数世紀をへて変化したと研究者は言う。時にいけにえとなったのは勝者であり、それは名誉とみなされた。敗者がいけにえになった時もある。

 ウラマは、1519年にカトリック教徒だったスペインの征服者が上陸した直後に一度消滅した。以来、アステカの首都テノチティトラン(Tenochtitlan、現在のメキシコ市)で再び試合が行われたことはなかったが、文化団体「FARO」が、市内アスカポツァルコ(Azcapotzalco)地区でウラマを復活させようと、競技場の設営を決定した。

 映像は8月21日撮影。(c)AFP/Natalia CANO

https://www.afpbb.com/articles/-/3249106?cx_part=top_latest

283taro:2019/12/23(月) 04:57:13
キューバ首相にマレロ氏 憲法改正で創設、国会任命

 カリブ海の社会主義国キューバの人民権力全国会議(国会)は21日、ことし改正された憲法で創設された首相職に、これまで観光相を務めてきたマヌエル・マレロ氏(56)を任命した。任期は5年。やはり改正憲法で創設された大統領職に10月に就任した、ディアスカネル氏(59)を補佐する役割を果たす。

 大統領や首相などのポスト創設は、1959年のキューバ革命世代が一線を退く中、カストロ兄弟に集中していた権力の分散を図ることが目的とみられる。

 マレロ氏は観光関連の国営企業勤務を経て、2004年から観光相。首相に指名したディアスカネル大統領は「経済で重要な役割を持つ観光相を務め、外国のカウンターパートとの交渉術にもたけている」と称賛した。弟のラウル・カストロ氏(88)は、共産党第1書記に2021年4月までとどまる予定。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/191222/wor1912220001-n1.html

284taro:2019/12/23(月) 05:04:52
刑務所で囚人衝突、18人死亡 ギャング団の抗争か ホンジュラス

 【テグシガルパAFP時事】中米ホンジュラス北部テラの刑務所で20日夜から翌朝にかけて、囚人同士の衝突が発生し、少なくとも18人が死亡、16人が負傷した。

 刑務所当局が21日、明らかにした。地元メディアは、刑務所内でギャング団の抗争が起きたと報じている。

 刑務所の報道官は、囚人の一部が武装しているため「こちらが殺される恐れ」があり、慎重に調べないといけないと述べた。ホンジュラスでは14日にも首都テグシガルパ近郊の刑務所で、中米系移民が米国で組織した犯罪集団「マラ・サルバトルチャ(MS13)」のメンバー5人が別の収監者に殺される事件があり、緊張が高まっていた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00000048-jij-int

285taro:2019/12/23(月) 05:08:30
キューバ新首相にマレロ氏…首相職は43年ぶり復活
12/22(日) 23:40配信読売新聞オンライン
 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】キューバの人民権力全国会議(国会)は21日、マヌエル・マレロ観光相(56)を首相に選出した。キューバは、長年のカストロ兄弟による統治から、権力分散による集団指導体制への移行を目指し、首相職を復活させた。

 首相職は、キューバ革命を率いた故フィデル・カストロ氏が1976年に国家評議会議長に就任し、全ての権限を掌握した際に廃止された。今年2月の国民投票を経て4月に施行された改正憲法に基づき、43年ぶりに復活した。

 マレロ氏の首相任期は5年。キューバ共産党機関紙グランマ(電子版)などによると、ディアスカネル大統領(59)が、人民権力全国会議に「共産党政治局で適切に推薦された」と説明し、全会一致で承認された。マレロ氏は15年以上観光相を務めており、主要な外貨獲得源である観光での政策手腕が評価されたという。

 国家評議会議長を務めていたディアスカネル氏は10月、改正憲法で新設された大統領(国家元首に相当)に就任した。一方、共産党トップの第1書記は、引き続きフィデル氏の弟、ラウル氏(88)が務める。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00050162-yom-int

286taro:2019/12/24(火) 05:15:17
刑務所内で殺人相次ぐホンジュラス、週末だけで死者36人に

【12月23日 AFP】刑務所内で犯罪組織絡みの殺人が相次いでいる中米ホンジュラスで、軍と警察が統制の回復を試みる中、22日にも刑務所1か所で新たに衝突が起き、死者はこの週末だけで計36人に上った。

 22日午後に衝突が発生したのは、首都テグシガルパの北方60キロにある刑務所。犯罪組織の構成員18人が死亡した。


 治安当局は地元メディアに対し、「銃器やナイフ、マチェーテ(なた)」を使った乱闘となり、負傷者も10人いると明かした。

 20日夜にも、テグシガルパ北西部の港町テラ(Tela)の刑務所で発砲があり、受刑者18人が死亡、16人が負傷していた。

 今月14日にテグシガルパ東部ラトルバ(La Tolva)にある重警備の刑務所で、危険視されている犯罪組織「マラ・サルバトルチャ(Mara Salvatrucha、MS-13)」の構成員5人が受刑者1人に殺害されたことを受け、フアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernandez)大統領が取り締まりの強化を宣言。

 17日には、国内27か所の刑務所を軍と警察の管理下に置くよう命じていた。これら27か所には受刑者約2万1000人が収容されており、超過密状態にある。

 治安当局はその後、「高リスク」とされる刑務所18か所に兵士と警察官合わせて約1200人を配置すると発表していた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3260846?cx_part=top_latest

287taro:2019/12/25(水) 05:42:05
聖職者33人が未成年者175人に性的虐待、メキシコの修道会が発表
12/24(火) 10:32配信ロイター

 メキシコのカトリック系修道会「レジオン・オブ・クライスト(キリストの軍団)」は21日、創設者であるマルシアル・マシエル司祭(故人)を含む聖職者33人が、未成年者175人に対し性的虐待を繰り返してきたとする調査報告を明らかにした。このうちマシエル司祭は、12歳の少年を含む60人に虐待を行っていたという。

 カトリック系団体の幹部による未成年者への性的虐待が明らかになった。「レジオン・オブ・クライスト(キリストの軍団)」は21日、内部調査の結果を発表。それによると約70年にわたり幹部らが繰り返し虐待を行っていたという。

 また組織の創設者であるマルシアル・マシエル司祭(故人)は、12歳の少年を含む、男子少なくとも60人に対し性的虐待を行っていた。

 2008年に死亡したマシエル司祭は、ローマカトリック教会でおそらく最も悪名高き小児性愛者だった。二重生活を送りながら、少なくとも2人の女性に極秘出産させた自らの子供たちにも虐待を行っていた。

 この調査結果はバチカンに大きな衝撃を与えている。バチカンは2006年まで数十年間にわたり、マシエル司祭に対する虐待の訴えを否定してきたからだ。

 同団体が設立されたメキシコシティでは、信者の間に衝撃が走っている。あるカトリック信者の女性は「宗教は私たちが幸せを感じるためにあると思う。子供の幸福のために教会を信じてやってくるのに、こんなことが起きていたなんて。事件によって多くの人が信仰を失った」と話していた。

 報告書は1941年から2019年の間に、聖職者33人が未成年者175人に対し性的虐待を行ったと結論付けている。被害者の多くは11歳から16歳の少年だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00010005-reutv-s_ame

288taro:2019/12/27(金) 06:05:36
メキシコ外務省、ボリビア代理公使呼び出す 外交官監視に抗議へ

[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコ外務省は25日、ボリビアの首都ラパスに駐在するメキシコの外交官らに対する「嫌がらせやどう喝」に抗議するため、ボリビアの代理公使に会談を要請した。

メキシコは23日以降、同国の駐ボリビア大使公邸や大使館が警察官などによって過剰な監視をされているとして懸念を表明している。

ボリビアでは左派のモラレス前大統領が11月に辞任し、同じく左派のメキシコのロペスオブラドール大統領がモラレス氏の亡命を受け入れたことから、両国の関係は悪化している。

メキシコ外務省は声明を発表し、ボリビアの代理公使に対して26日に「ボリビア当局の行為」について直接説明するよう求めたことを明らかにした。

在ボリビアのメキシコ大使館はボリビア外務省に宛てた24日付の書簡で、11月以降、大使館の建物周辺に配置されている警察官の数が増えているほか、建物の上空を無人偵察機が飛行していると指摘。こうしたことが「大使館の職員をどう喝し、外交官らの平和と尊厳を踏みにじっている」と主張した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-00000035-reut-s_ame

289taro:2019/12/28(土) 05:06:10
麻薬カルテルを幇助したメキシコの元公安大臣が逮捕される

米ニューヨーク東地区連邦検事局のリチャード・P・ドノヒュー検事は、3件のコカイン密輸及び密輸共謀罪、1件の虚偽申告罪を含む起訴内容を現地時間10日に公表した。ルナ被告はダラスで逮捕されたが、警察は被告をニューヨークへ移送して起訴手続きを進める方針だ。

「今日の逮捕は、犯行当時にどのような地位にいた者であろうとも、カルテルがアメリカ合衆国及びメキシコに甚大な害を及ぼすのに加担した人物に対し、正義を果たすという我々の決意の表れです」とドノヒュー検事は声明を発表した。

ルナ被告は2001年から2012年の間、複数のメキシコ政府の要職を歴任した。起訴状をはじめその他裁判資料によると、2001年から2005年にはメキシコ連邦捜査局のトップに就任。2006年から2012年には公安大臣として、メキシコの連邦警察を統轄していた。アメリカ側の主張によると、この間シナロア麻薬カルテルは被告に数百万ドルの賄賂を渡し、その見返りとして「安全な密輸経路、警察の手入れに関する機密情報、対抗カルテルの情報などを得、それによりコカインをはじめとするドラッグ数トンをアメリカ合衆国へ密輸していた」。

ドノヒュー検事らは少なくとも2回、シナロア・カルテルが3〜500万ドルが入ったブリーフケースをルナ被告に直接渡していたこと、2012年にアメリカに移住するまで数百万ドルを懐に収めていたことを主張した。2018年に帰化申請を行った際、正式な書類で過去の犯罪歴について虚偽の申告を行ったとしても罪に問われている。

有罪となれば、ルナ被告には少なくとも懲役10年、最高で終身刑が求刑される。

Translated by Akiko Kato

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191226-00032747-rolling-int

290taro:2019/12/28(土) 05:07:31
メキシコ、ボリビアとの関係悪化で国際司法裁判所に訴え

[メキシコ市/ラパス 26日 ロイター] - メキシコは26日、在ボリビアの外交施設の尊重を主張し国際司法裁判所に仲裁を求めた。

メキシコのエブラルド外相が定例会見で明らかにした。

メキシコは23日以来、ボリビアの首都ラパスにある大使館が警察などによって過剰に監視され、外交官らが嫌がらを受けていると主張している。

両国の関係は、ボリビアのモラレス前大統領が11月に辞任し、メキシコのロペスオブラドール大統領がモラレス氏らの亡命を受け入れて以来悪化。

ボリビアのロンガリック外相は、メキシコの国際裁判所への訴えは「法的に誤った推論」で取り下げられるべきと主張した。

エブラルド外相によると、メキシコがボリビア人9名の亡命を受け入れた後、ボリビアがこのうちの4名に対する逮捕状発行を通告してきた。

外相は、裁判所がメキシコが亡命者を受け入れる権利と外交施設の尊重を支持することに期待を表明。「国際社会のコンセンサス」はメキシコ側にあると述べた。

ボリビア政府によると、メキシコ大使館で亡命を求めた9人の中には、モラレス前大統領の側近が含まれている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000055-reut-s_ame

291taro:2019/12/28(土) 05:10:43
メキシコ東部でマヤ文明の宮殿発見、1000年余り前に居住か

[メキシコ市 26日 ロイター] - メキシコ東部ユカタン州のクルバ遺跡近くで、古代マヤ文明のエリート層が1000年余り前に居住していたとみられる大型の宮殿が発見された。メキシコ国立人類学歴史学研究所(INAH)が発表した。

INAHによると、現代のリゾート地、カンクンに近い地域で発見された宮殿の遺跡は高さ6メートル、長さ55メートル、幅15メートル。宮殿が居住用に使われたのが、西暦600━1050年の2回の長い期間であった可能性を示しているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000050-reut-s_ame

292taro:2019/12/28(土) 05:13:18
メキシコ麻薬カルテルへのテロ組織指定、米政権内にも強い反対論

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は今年11月にメキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する方針を表明したが、その発表に至る前の数週間に、米政府閣僚や主要な大統領補佐官の多くが指定に反対意見を述べていたことが、事情に詳しい関係者5人の話で明らかになった。

政権高官を含む2人の関係筋によると、反対論の大きな根拠は、テロ組織指定を強行すると、米国境での不法移民対策や麻薬密輸取り締まりにメキシコが協力を控えるなど、両国関係が悪化しかねないとの懸念だった。同時に、テロ組織に指定すれば、メキシコからの移民がテロから逃れたという理由で米国に難民申請し、認可を得やすくなるという指摘もあった、と同高官らは述べた。

ホワイトハウスでの影響力が大きい移民問題強硬派のスティーブン・ミラー大統領補佐官も早い段階からテロ組織指定に懸念を示した高官の一人だったという。

その後、11月8日の会合で次官級の高官はテロ組織指定を棚上げするよう進言することを全会一致で決定。11月20日の閣僚級の会合でも同様の決定が全会一致で下されたという。2つの会合にはミラー氏のほか、国務、司法、国土安全、国防、財務、商務の各省などの代表が出席した。

ホワイトハウスとミラー氏はコメントを控えた。

<トランプ氏はメキシコの反発受け再考>

トランプ大統領は同月26日に保守派のコメンテーター、ビル・オライリー氏とのインタビューで、メキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する考えを表明。しかし、それから2週間も経たない12月9日にトランプ氏はツイッターへの投稿で、メキシコのロペスオブラドール大統領の要請で、テロ組織指定を一時的に見送ると明らかにした。

大統領が事前に閣僚らの進言を受けていたかは取材で判明しなかった。[nL4N2870X6]

米政権高官は、これは方針の撤回というより戦略的な動きだと指摘。「(メキシコの)さらなる協力を得るために、テロ組織指定をちらつかせるだけでも十分に効果はある」と述べた。

そのうえで、麻薬密輸および移民対策におけるメキシコの協力姿勢によっては、テロ組織指定が再び検討される可能性は十分にあると述べた。

メキシコ政府は、麻薬カルテルを過激派組織「イスラム国」や国際武装組織「アルカイダ」と同等に扱う場合、米国が軍事介入する口実になるとの懸念を示してきた。

ロペスオブラドール氏の報道官は24日、ロイターに対し、大統領が12月5日のバー米司法長官との会談で、テロ組織指定は米国による内政干渉に当たるとして容認しないと伝えたと明らかにした。エブラルド外相はトランプ氏の見送り表明を受け、「良い結果をもたらす」とツイートして歓迎の意を表した。

2018年まで10年間、米国務省のテロ対策部門でテロ組織指定の責任者を務めたジェイソン・ブラザキス氏(現米ミドルベリー国際大学院教授)は、麻薬カルテルのテロ組織指定は2国間関係を損ねるだけでなく、メキシコで事業を展開する外資系企業の撤退や投資見直しなどを促し、同国経済に打撃を与える可能性があると指摘。「犯罪とテロの境界線を曖昧にするのは非常に問題がある」とした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000035-reut-s_ame

293taro:2020/01/01(水) 05:08:46
1千年前のマヤ文明の宮殿発見、聖職者ら使用か メキシコ

(CNN) メキシコ南東部ユカタン半島でこのほど、1000年以上前のマヤ文明の宮殿遺跡が発見された。

メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)によると、遺跡はリゾート地カンクンの西方約100キロ、ユカタン州クルバ考古学地域で見つかった。

建物の大きさは高さ約6メートル、長さ約55メートル、幅約15メートルに及ぶ。専門家は、マヤ文明の2つの時代を通じて、聖職者や役人がこの建物を利用していたと推測する。宮殿の他には寺院、住居などの石作りの構造物も見つかっている。

発掘に携わった考古学者のアルフレード・バレラ氏は「作業はまだ初期段階。この場所で最も巨大な構造物の1つを発掘し始めたに過ぎない」と語り、未解明な部分も多いマヤの文明社会の解明に向けて意欲を示した。

INAHによると、宮殿の建物や陶磁器、壁画の技術は同じくユカタン半島にある世界遺産チチェン・イッツァの技術に似ている。チチェン・イッツァもマヤ文明の遺跡で、その歴史は5世紀にまでさかのぼると見られている。

マヤ文明は現在のメキシコや中米北西部にかけて繁栄したメソアメリカ文明の一つで、紀元前2000年からスペイン人による征服まで続いた。

クルバ遺跡は復元作業が終わるまで一般には非公開となっている。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35147536.html

294taro:2020/01/08(水) 05:11:27
米領プエルトリコで連日の地震、1人死亡 観光名所が崩壊

【1月7日 AFP】(更新、写真追加)米自治領プエルトリコ南部沖で7日、マグニチュード(M)6.4の強い地震が発生し、少なくとも1人が死亡、広い地域で被害が出た。ワンダ・バスケス(Wanda Vazquez)知事は非常事態を宣言。プエルトリコでは前日の6日にもM5.8の地震が起き、観光名所だった天然岩のアーチ「プンタ・ベンターナ(Punta Ventana)」が崩壊していた。

 米地質調査所(USGS)によると、地震は午前4時24分(日本時間同日午後5時24分)に発生。震源はプエルトリコ南部ポンセ(Ponce)から南に13.6キロの地点で、十数回の余震も発生した。地震直後には津波警報が出されたが、後に解除された。

 プエルトリコ電力公社(Puerto Rico Electric Power Authority)によると、2017年のハリケーン「マリア(Maria)」で深刻な損害を受けていた現地の電力網は地震の発生を受け自動的に停止された。

 プエルトリコでは昨年12月28日から地震が頻発している。6日に起きたM5.8の地震では複数の建物が倒壊して停電や小規模な土砂崩れが起きていたが、死傷者は出ていなかった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3262483?cx_part=top_latest

295taro:2020/01/08(水) 05:26:40
米国人家族がメキシコからの帰りに襲われ死傷 国境付近

(CNN) メキシコの親族宅を訪れていた米国人一家が、帰る途中の幹線道路上で武装集団に襲われ、13歳の少年が死亡、家族3人が負傷した。


米国内にとどまっていた少年の父親によると、一行は年末年始の休暇に、メキシコ北部ヌエボレオン州の親族宅を訪問した帰りだった。4日夜、米国境に近いタマウリパス州の幹線道路を2台の車で走行中に待ち伏せ攻撃を受けたという。

父親は、上の息子が両脚を撃たれて死亡し、妻(41)が腹部、下の息子(11)と義理の兄弟(48)がそれぞれ脚を撃たれて負傷したと話した。

地元当局によると、一家は見知らぬ集団に襲われ、そのまま車を走らせようとしたが衝突されて銃撃を受けた。当局者らによれば、負傷者らの容体は安定している。

現場に出動した捜査チームによると、米オクラホマ州ナンバーの車2台と、犯行グループが使ったとみられるタマウリパス州ナンバーの車1台が衝突していた。

犯行グループの行方は不明。父親は家族が襲われた理由に心当たりはないと話している。

米国務省当局者はこの襲撃で米国人1人が死亡したことを確認し、遺族に弔意を表した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-35147676-cnn-int

296taro:2020/01/09(木) 05:43:21
【写真特集】ギャングへの救いなき福音派の祈り

<エルサルバドルのギャングメンバーは、服役中の刑務所内でキリスト教福音派に改宗する者が多いが、それでも悪の連鎖からは自由になれない>
エルサルバドルは20年以上、ギャング間の抗争による暴力に苦しんでいる。2015年には西半球で最も高い殺人率を記録。ギャングと政府の血まみれの抗争を避け、国を去っていく国民が後を絶たないのが現状だ。非営利組織の国際危機グループによると、640万人の人口のうち、ギャングのメンバーは6万人、ギャングと何らかの関わりがある者が50万人いるという。

昨年に新議会が発足したものの、政治家はギャングを撲滅せず、抑制する政策を取るだけ。その結果、刑務所の収容人数は上限を大幅に上回ってしまった。

刑務所内ではキリスト教福音派へ改宗する人が多い。北東部のサンフランシスコ・デ・ゴテラにある刑務所がいい例だ。「18番街」と呼ばれるギャング組織での活動により有罪となった1500人は、いま全員が熱心な福音派信者になった。

ただ、改宗して全ての受刑者が救われるわけではない。ある者は再び罪を犯し、ある者は過去の因縁から抹殺された。福音派が「最後の手」を差し伸べても、悪の連鎖から自由になれない運命を背負っているのかもしれない。

Photographs by Nadege Mazars

撮影:ナデージュ・マザー
フランス人ドキュメンタリー写真家。2000年代はグラフィックデザイナーとして活躍し、2013年に社会学の博士号を取得。現在はコロンビアの首都ボゴタを拠点に、紛争の起源と平和へのプロセス、移民、医療制度、天然資源の採取など、幅広いテーマを取材する

<本誌2019年12月10日号掲載>

ナデージュ・マザー(写真)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200108-00010005-newsweek-int

297taro:2020/01/10(金) 05:53:42
プエルトリコで相次ぐ地震、知事が非常事態を宣言、なぜ頻発?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200109-00010001-nknatiogeo-sctch

7日未明にはM6.4が発生し少なくとも1名死亡
 1月7日未明、カリブ海に浮かぶ米自治領プエルトリコで、マグニチュード(M)6.4の地震が発生した。プエルトリコでは1週間以上前から地震が頻発していたが、今回の地震はそのなかで最も規模が大きく、今後も余震が続くと予想される。

 プエルトリコの南西沖では、6日にもM5.8の地震が発生したばかりだ。2019年12月28日以降、一帯ではM2以上の地震が400回以上も起きている。米地質調査所(USGS)によれば、多くの地震は比較的震源が浅く、住民たちはおそらく数十回の地震を感知しているという。

 2017年にハリケーン「イルマ」と「マリア」の直撃を受けたプエルトリコは復興の途上にあるが、6日と7日の大地震は地域社会に壊滅的な被害をもたらし、多くの住宅が損壊したほか、一部地域が停電し、数カ所で地滑りが起きた。観光名所だった岩のアーチ「プンタ・ベンターナ」も崩壊した。少なくとも1人の死亡が確認され、知事が非常事態を宣言した。

 米国大学間地震学研究連合(IRIS)の地震地質学者ウェンディー・ボーハン氏は「プエルトリコの人々は多くの困難に直面しています」と語る。「建物は壊れ、当然ながら、人々は恐れています。今も地震が続いているためです。彼らは来る日も来る日も地震を感じています」

 しかも、余震が続く可能性は高く、研究者たちは今後の予想を立てるため、最近起きた地震の調査を進めている。

「ごく狭い範囲で、複雑な地殻の活動がいくつも起きています」とボーハン氏は話す。

板挟みのプエルトリコ
 プエルトリコは古くから地震に見舞われてきた。プエルトリコは北米プレートと接するカリブプレートの端に位置する。世界の地震の大部分はこうしたプレートの境界で起きている。

「プエルトリコの島全体が活発なプレート境界にあたります。米カリフォルニア州と同様、どこで地震が起きてもおかしくない場所です」と、USGSのスーザン・ハフ氏はメール取材でコメントしている。ただし、プエルトリコの地質構造はもっと複雑だ。

 プエルトリコの北岸沖にはプエルトリコ海溝が東西に走り、北米プレートがカリブプレートの下に北側から沈み込む「沈み込み帯」となっている。また、プエルトリコ南岸沖にはムエルトストラフがあって、USGSによれば、カリブプレートの一部が南側から沈み込んでいるように見える箇所がある。つまり、プエルトリコは南北から押しつぶされているような状態だという。その結果、地震が多発するのだ。

 プエルトリコ大学マヤグエス校プエルトリコ地震ネットワーク(PRSN)のエリザベス・バナコア氏は、プエルトリコでは特に群発地震が多いと説明する。群発地震とは、ほぼ同じ規模の地震が断続的に発生する地震活動だ。ただし、理由は解明されていないと、バナコア氏は言い添えている。

 一部の群発地震は、揺れの方向と地層に加わる力については、特定の法則に従っているように見える。2013年のある研究では、プエルトリコ北で起きた複数の群発地震が、カリブプレートに沈み込む北米プレートが裂けた結果だと示唆している。しかし、原因はおそらく1つではない。

298taro:2020/01/10(金) 05:54:12
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200109-00010001-nknatiogeo-sctch&p=2

今後も地震は起きる
 バナコア氏は今回の地震について、群発地震ではなく従来型の地震だと考えている。前震、本震、余震と続いているように見えるためだ。研究者による調査は終わっていないが、1つだけ確かなことがあると、バナコア氏は語る。「今後も地震が起きるということです」

 USGSの予測では、M6.4の地震発生の1週間以内にM5以上の地震が起きる確率は90%。M6以上の地震が起きる確率は22%だ。これはあくまで現時点の予測であり、調査結果と今後の情報次第で変わる可能性もある。

 まだ裏付けは取れていないものの、今回の地震の多くはプエルトリコ南西のプンタ・モンタルバ断層で起きているようだと、バナコア氏は述べている。プエルトリコ南西の断層は活発なことで知られる。計器による記録が始まってからの数十年間、プンタ・モンタルバ断層では目立った活動は見られなかったが、地質年代の観点からすれば、数十年など一瞬にすぎないと、バナコア氏は語る。

「地質年代について語るときの単位は数百万年〜数十億年です」。バナコア氏は次の目標として、プンタ・モンタルバ断層で同レベルの活動が起きる頻度を解明したいと話している。

 バナコア氏はプエルトリコの人々に、USGSやPRSNのような信頼できる筋から最新情報を入手するよう呼び掛けている。そうすれば、いつでも避難できるよう準備を整えられる。

 IRISのボーハン氏は「送電線や樹木、斜面から離れ、安全な場所で過ごしてください。何かが落ちてくる場所、危険なものがある場所に近づいてはいけません」と助言している。「地震は今後も起きるという認識を持ってください」

文=MAYA WEI-HAAS/訳=米井香織

299taro:2020/01/11(土) 05:34:25
米メキシコ国境で亡命希望者が自殺、入国拒否され喉かき切る

【AFP=時事】米テキサス州ファー(Pharr)とメキシコ北部レイノサ(Reynosa)を隔てる国境検問所の橋の上で、米国への入国を拒否されたメキシコ人亡命希望者が喉をかき切って自殺した。メキシコ当局が9日、明らかにした。

 メキシコ・タマウリパス州の検察当局によると、自殺したメキシコ人男性は「亡命を希望して米国側へ(橋を)渡ろうとしていた。入国を拒否された後、メキシコ側へ数メートル歩き、ナイフで自分を切った」という。

 この2日前、米国に流入する不法移民の人数削減を目指すドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の米政府は、メキシコ人亡命希望者をグアテマラに送る計画を発表していた。

 人権団体は、メキシコで多発する残忍で暴力的な犯罪を逃れてきた亡命希望者たちがグアテマラで同様の危険にさらされることになると指摘し、米政府の計画を批判している。

 米当局の9日の発表によると、昨年12月中に米南部の国境で逮捕されたり入国を阻止されたりした移民は4万620人に上る。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200110-00000020-jij_afp-int

300taro:2020/01/12(日) 05:22:09
6歳女児のレイプ殺人疑われた男性、群衆にリンチされ焼死 メキシコ

【AFP=時事】メキシコ南部チアパス(Chiapas)州カカオアタン(Cacahoatan)で10日、6歳の女児をレイプし殺害したと疑われた男性が、怒れる群衆にリンチ(私刑)を受け、生きたまま火を付けられ死亡した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200111-00000010-jij_afp-int

301taro:2020/01/14(火) 05:38:52
39年前に発見の金の延べ棒、スペイン人征服者の略奪品と判明 メキシコ

【1月13日 AFP】メキシコの首都メキシコ市にある公園で1981年に発見された金の延べ棒が、約500年前にスペイン人のエルナン・コルテス(Hernan Cortes)ら征服者(コンキスタドール)が略奪した古代アステカ(Aztec)文明の財宝の一つであることが、新たな研究で明らかにされた。

 1.93キロの延べ棒は、メキシコ市中心部にあるアラメダ(Alameda)公園沿いの建設現場で、掘削作業中に建設作業員が発見した。


 その後39年間、延べ棒の由来は謎に包まれたままだった。

 メキシコ国立人類学歴史学研究所(INAH)は、特殊なX線によって延べ棒の出どころをようやく確認できたと発表。「悲しき夜(Noche Triste)」と呼ばれるコルテスの劇的かつ一時的な退却の際に略奪されたものだった。

 研究により、延べ棒の組成が同時期のアステカ文明の他の遺物と一致することが明らかになった。

 1520年6月30日の夜、大勢の司祭や貴族が殺害されたことに憤慨していたアステカ人は、スペイン人征服者らを当時の首都テノチティトランから追い出した。

 この際に征服者たちは、略奪した持てる限りのアステカの財宝を手にして脱出。今回の延べ棒も一緒に持ち出されたとみられている。

 INAHは、「征服のエピソードの一つである『悲しき夜』は、今年人々に思い出されることだろう。この出来事の物質的証拠は一つだけあり、それが500年前にテノチティトランの運河に沈んだこの延べ棒で、最近の分析により(スペイン人の)逃避行に由来するものであることが確認された」と述べた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3263204?cx_part=top_topstory&cx_position=4

302taro:2020/01/14(火) 05:44:12
世界初の「3Dプリント住宅街」、完成に一歩前進 メキシコ

(CNN) メキシコの貧しい農村地帯でこのほど、巨大な3Dプリンターでつくった住宅2棟が完工した。世界初となる「3Dプリント住宅街」の完成に一歩踏み出した形だ。

2棟の住宅は単なる試作品ではない。開発業者は2020年末までに50棟の新築住宅を建設して、地元住民が木材や金属、あり合わせの資材で自作した家に置き換えたい考えだ。

入居予定の家族が暮らすのはメキシコ南部タバスコ州の地震地帯で、洪水も頻発する。住宅の設計に当たっては、耐震性を備え、豪雨に見舞われても乾燥を保てる作りにすることを心がけた。

建設を手掛ける非営利団体「ニューストーリー」のブレット・ハグラー最高経営責任者(CEO)兼共同創業者は「こうした家族は最も弱い立場にあり、所得水準も最低レベルだ。平均1日3ドルで暮らしている」と指摘する。

「住まいは文字通り掘っ立て小屋で、雨期に雨が降ると浸水してしまう。水位が膝まで達して何カ月も下がらないと話す女性もいる」

ニューストーリーは仮設住宅を必要とする世帯の支援に取り組む。14年の創設以来、南米とメキシコで2700棟以上を建ててきたが、3Dプリンターを使った住宅建設プロジェクトは初めてだ。

3Dプリンター技術の開発は提携先の建築技術会社「ICON」が担当。入居世帯の募集については、メキシコの非営利団体「エチャレ」が協力している。

現場では巨大プリンターから乾燥時に固まるコンクリート素材を排出し、1層ずつ壁をつくっていく。24時間体制でプリンターを稼働させた場合、数日で一度に2棟を建設できる。

このコンクリート素材は従来のコンクリートに比べて頑丈だという。建物の基礎部分は耐震性を持たせるために補強してある。

完成した平屋根の住宅は米南西部を思わせるデザインだが、壁は丸みを帯びている。約46平方メートルの屋内に寝室2つ、浴室1つ、リビング、キッチンを完備する。

価格は未定。ただ、ニューストーリーは収入の2〜3割を負担してもらう方向で各家族と調整を進めている。

「バルカン2」と名付けられたプリンターの製造はICONが手掛けた。3年間をかけて試作を重ね、プロジェクトに使用可能なプリンターを開発した。

バルカン2は約46平方メートルの住宅2棟の工事を同時並行で進めることができるが、1棟ずつであれば約185平方メートルの家も建設可能だ。

3Dプリンターを使った住宅建設はスピード向上が目覚ましい。ニューストーリーとICONが18年3月に発表した3寝室の住宅の場合、建設に要した時間は48時間だった。

ICONのジェーソン・バラードCEO兼共同創業者はCNNに対し、「1年前に比べ10倍の性能になった」と説明。3Dプリンターは従来の手法に比べて低コストでスピードも速いため、世界を変える大きな可能性を秘めていると指摘する。

国際NGO「ハビタット・フォー・ヒューマニティ」の2015年の調査によると、適切な住居を持たない人の数は世界で約16億人に上る。

問題解決のための技術自体は既に存在するので、あとはこれを住宅弱者向けの家づくりに応用すれば、未来への大きな希望がもたらされるだろう。

バラード氏は「3DプリンティングはSFではない。私たちはSFの世界から現実に足を踏み入れた」「将来的には、最善の価値や理想に届く住宅ソリューションの実現に向け、この技術が人類の最高の希望になるはず」と力を込めた。

https://www.cnn.co.jp/tech/35147550.html

303taro:2020/01/14(火) 05:45:04
メキシコの覆面レスラー「ラ・パルカ」さん死去、試合中のけがが原因

(CNN) メキシコの覆面レスラー、ラ・パルカ(本名ヘスス・アルフォンソ)さんが11日、昨年の試合で負ったけがが原因で死亡した。

メキシコのプロレス「ルチャリブレ」の興行大手、トリプレア(AAA)がツイッター上で発表し、遺族らに弔意を表した。

アルフォンソさんは昨年10月の試合中に負傷。10日に腎不全の兆候を示し、呼吸補助装置を装着していたが、11日に肺と腎臓の機能が停止した。

アルフォンソさんは1987年にプロレスラーとしてデビュー。20年余り前から「ラ・パルカ」のリングネームで国内外の興行に参加し、数々のタイトルを獲得した。

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35147914.html

304taro:2020/01/14(火) 05:53:23
ハイチ大地震10年、大統領「傷口開いたまま」
1/13(月) 21:52配信読売新聞オンライン
 カリブ海の島国ハイチで、30万人以上が死亡したマグニチュード(M)7・0の地震から12日で10年を迎え、各地で追悼式が行われた。

 現地紙ルヌベリスト(電子版)によると、首都ポルトープランスなどでは多くの市民が教会に集まり、犠牲者を悼んだ。モイーズ大統領は、自身のツイッターに「10年が経過しても傷口は開いたままだ。時は心を穏やかにしてくれるが、(震災を)忘れさせてはくれない」と投稿した。

 国際移住機関(IOM)によると、地震では約150万人が住む家を失い、今でも3万人以上が避難所などでの生活を強いられているという。(リオデジャネイロ支局 淵上隆悠)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00050166-yom-int

305taro:2020/01/14(火) 05:54:47
ハイチ大地震から10年、進まぬ復興 治安と政情の安定が必要と日本大使

【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチは12日、死者20万人超、負傷者約30万人を出した大地震から10年を迎え、各地で犠牲者を追悼する催しが開かれた。政情不安が続く一方、復興は遅々として進まず、悲しみと苦悩の入り交じる悲観的なムードの中での節目の日となった。

 ハイチは2010年1月12日、マグニチュード(M)7.0の大地震に見舞われた。揺れは35秒以上も続き、首都ポルトープランスや近隣の町はがれきと化して、150万人以上が自宅を失った。

 地震発生直後から国際的な支援や寄付の申し出が相次いだが、数十億ドル規模の義援金・救援金はこれといった成果をもたらさないままどこかへ消えてしまった。生き残った人々は、震災前と変わらぬ人口過密や治安の悪さといった危険にさらされながら、苦しい日々を送っている。

 地震直後に被災者の治療に当たった緊急医療援助団体「国境なき医師団(MSF)」の現地代表は、現在のハイチについて「外傷センターを再開せざるを得なかった。だが、今や診察する外傷患者の半数以上は銃で撃たれた人々だ」と述べた。

 水野光明(Mitsuaki Mizuno)駐ハイチ日本大使は、ハイチ支援に携わる外国の企業や団体が直面している問題を指摘。「効果的な良い協力活動のためには、治安と政情の安定が必要だ」「日本企業も何社かハイチに進出してきたが、ギャングから脅迫を受けることもある。より良い支援のためには治安の確保が欠かせない」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000017-jij_afp-int

306taro:2020/01/18(土) 05:22:27
米国防総省、壁建設の要請受ける 再び予算転用へ=高官

[ワシントン 16日 ロイター] - 米国防総省の高官は16日、国土安全保障省から総延長約435キロメートルの壁をメキシコとの国境沿いに建設するよう要請を受けたと明らかにした。国防総省の麻薬密輸対策費が転用される見通しだという。

議会民主党はトランプ大統領によるこれまでの国防予算の転用に反対しており、今回の要請を巡り再び対立姿勢を強める可能性がある。

高官は匿名を条件に、要請された壁建設の費用と実行可能性を現在検討していると明らかにしたが、費用について観測を語るのは控えた。

13日の米紙ワシントン・ポストは、トランプ政権が国防予算72億ドルの転用を要請する方向で検討を行っていると報じていた。

同政権は、大統領選挙が行われる2020年11月までに、最低限でも総延長644キロの壁を建設すると公約してきた。

米税関・国境警備局の12月下旬時点の統計によると、これまでに建設された壁の総延長は160キロにわたる。

今回要請があった壁建設がいつ始まるかは不明。ただ、高官は、建設のための費用は現会計年度が終了する9月30日までに使う必要があると語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00000055-reut-s_ame

307taro:2020/01/20(月) 05:51:40
過去の救援物資見つかる、責任者を解任 地震被害のプエルトリコ

プエルトリコ・ポンセ(CNN) 昨年末からの地震で大きな被害が出ている米自治領プエルトリコ南部の町で、倉庫に放置されたままの救援物資が見つかり、緊急事態対策当局のトップが解任された。

南部ポンセの倉庫から18日、大量の飲料水などが見つかった。バスケス知事によると、2017年のハリケーン直撃で持ち込まれた物資とみられる。バスケス氏は同日中に責任者のカルロス・アセベド氏を解任し、州兵長官を後任に指名した。

町の住民が倉庫に押しかけ、当局に物資の配布を求めた。現地のCNN系列局によると、同日午後には被災者が倉庫の前に列をつくり始めた。

アセベド氏は当局を通した声明で不手際を否定し、物資配布を積極的に進めていると主張した。

同氏によると、昨年のハリケーン接近と干ばつで600パレット分近い飲料水を配布したが、約80パレット分は賞味期限切れのため倉庫に残っていた。処分の指示も出ていなかったという。

バスケス氏はローマン州務長官に調査を命じ、48時間以内に結果を報告するよう指示。「南部への物資運搬に数千人が出動する一方で、倉庫に物資が放置されていたことは許せない」と述べた。

プエルトリコ南部では、ポンセなど3町で計8000人余りが屋外避難施設での生活を強いられている。中には自宅の壁や屋根が崩壊することを恐れ、帰れなくなっている住民もいる。
https://www.cnn.co.jp/world/35148177.html

308taro:2020/01/20(月) 05:54:45
大地震から10年、復興進まず希望の見えないハイチの惨状
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200119-00010000-nknatiogeo-s_ame

政府が機能しない中で耐える国民たち
 カリブの島国ハイチ。首都ポルトープランスのノートルダム大聖堂があった場所に立ち、ケトリー・ポールさんは、荒れ果てた廃墟を見つめていた。そこには、かつてステンドグラスの窓や信徒席があった。ポールさんは47歳で、5人の子供を持つ母親だ。

 2010年1月12日にハイチを襲った大地震で、31万6000人が亡くなり、150万人が負傷し、150万人が家を失った。

 地震後、世界各国から人道的な支援が集まった。さらに、133億ドルにのぼる支援金の約束もまとまっていただけに、大聖堂は再建され、家を失った人向けの新しい住居が用意されると、ハイチの人々は考えた。不安定なこの国の生活はよくなるだろうと、ポールさんも思い描いていたのだ。

 現実には、震災から10年経った今も、ハイチの現状は復興からはほど遠いものだ。政治的な対立が原因で企業は倒れ、経済は停滞。外国からの援助も下火になった。

 確かにポルトープランス全域を覆っていた瓦礫や、ありあわせの材料で作ったテントだらけの街並みは姿を消した。一部だが定住区域もできた。しかし、電気も衛生設備もなく、治安も悪いまま、3万2000人以上にのぼる被災者が今も暮らしている。

 ハイチでも特に有名な建物が大聖堂と大統領府だが、これらもいまだ再建に手がつけられていない。米国とフランスが1億ドルかけてつくると約束した公立病院も建築開始から6年たっても完成からは程遠く、費用をめぐる争いで工事自体が中断されたままだ。

 現在、ポールさんは、倒壊したノートルダム大聖堂近くで、今も屋根代わりに張った防水布の下で暮らしている。恒久的な住宅はほとんど建てられていない。マグニチュード7.0の地震の後に多くの人が思い描いていた明るい未来は現実とはならず、ハイチは今、かつてないほど深刻な経済不況に陥っている。国民の不満はこの貧しい国全体を飲み込み、ハイチの人々は政治指導者への信頼を急速に失いつつある。

 地震が起こる前、ハイチの状況は上向いていた。経済は改善に向かい、国外投資家が投資を検討し、ハイチ国民自身も未来に希望を抱いていた。

 ところが震災と、それに続く2度の大統領選挙と議会選挙の後、政治の機能不全は悪化するばかりだ。腐敗に対する国民の抗議は過激さを増し、2019年には3回にわたって全国規模の抗議行動が起きている。

 クレオール語で「ペイロック」と呼ばれるこの抗議行動では、政府に反対する人々が、燃えるタイヤや岩などを使って道路にバリケードを張り、首都内外や都市間の移動ができないようにした。これによって学生は50日以上通学ができず、ホテルは閉鎖して従業員が一時解雇されるなど、様々な人道的な危機に苦しむことになった。

 高まる不満をさらに煽ったのが、ベネズエラによる石油の優遇提供プログラム(石油協力機構ペトロカリブ)からの援助資金20億ドルだ。この資金は地震後のプロジェクトに投資される予定だったが、政府監査官によって横領が指摘され、それが反政府運動に拍車をかけた。

 地震から10年目となる2020年、ハイチはさらに深刻な危機を迎えようとしている。ハイチには、もはや議会や政府が存在しているとは言えない。20年1月13日からは、大統領自らが統治に乗り出している。

 そして、ポールさんのようなハイチ国民は、10年経っても生きるための苦闘が続いている。

 経済危機は、燃料不足、急激なインフレ、そして貧困を招いた。腐敗に抗議する人々は、2019年には学校や企業を閉鎖し、何カ月にもわたって幹線道路を封鎖した。

 地震によって10万棟以上の建物が倒壊し、政府の建物もひとつの省を除いてすべてなくなってしまった。にもかかわらず、いわゆる「援助国のハイチ疲れ」も加わった数々の危機にさらされ、復興はさらに困難を極めている。

「われわれは国家として失敗したのです」。初期の復興計画に関わった都市計画家・建築家のレスリー・ヴォルテール氏だ。

309taro:2020/01/20(月) 05:55:18

 失敗の証拠は、首都ポルトープランスを歩けばすぐ見つかる。成功事例もあるが、手放しで喜べるような代物ではない。

 地震のあと、国会で新しい建築基準法が成立しなかったものの、耐震対策が施された新しいホテルが次々に建った。しかし、19年の政治危機では、わずか数カ月の間に3度も国が機能しなくなった。こうした余波で、ベストウェスタン・ホテルが閉鎖を発表。さらに、その他のホテルも従業員を解雇した。

 地震は、ハイチ社会を代表する知識人、芸術家、フェミニスト、その他の著名な改革の担い手たちの命も奪った。こうした人々の不在が、現在と未来のために苦闘するハイチに重くのしかかっている。

 17年に就任したジョブネル・モイーズ大統領も求心力を失い、国民の支持を失っている。抗議の声は今後、さらに高まる恐れがある。

 政府は19年10月に予定されていた、上院の一部、下院のすべて、そして地方で選出された政府関係者全員の改選選挙を実施せず、モイーズ大統領自身が法令による統治を行うことを発表した。ハイチの人々の間には、大統領が自己の利益のために不当に法を行使するのではないかとの疑念があり、これが新たな緊張を招いている。2019年3月以降、政府が存在してこなかったことは以前から懸念の種となっており、同国の主要な経済団体からは、大統領には独裁的な傾向が見られると非難する声も出ている。

 国連は400万人のハイチ国民に人道危機が及ぶと警告しているが、ハイチ政府の不在は、危機を回避するために国際社会が提供する援助の妨げにもなっている。

 世界銀行によると、政治の混乱に巻き込まれて身動きが取れず、1日2.41ドルの貧困ライン以下の生活を送るポールさんのような貧困層は、数百万人にのぼる。

「大統領は市民を見ていません。何も見ていないのです」とポールさんは言う。「この先の10年間も、わたしは道端で暮らすことになるのでしょう」

 ポールさんが暮らす仮の家は、周辺から拾い集めた材料で作られたテントだ。木材を置いただけの扉、コンクリート板の床、USAID(米国国際開発庁の略称)という文字が入ったグレーの防水シートからできている。

 近隣で行われる暴力的な抗議行動と蔓延する犯罪のせいで、ポールさんは夜、眠らずにただ横になって、子供たちを見守っている。「放火されるかもしれないので、いざというとき、子供を連れて逃げるために起きているのです」

 全国規模の抗議行動以降、ポールさんが店を出している歩道の市場も衰退した。ハイチ製の密造酒やタバコ、その他、手に入るものは何でも扱ったが、店の売り上げでは、まともな屋根のある家は手に入らなかった。それでも、子供たちに食べ物を与え、末っ子の1年間の学費51ドル46セントを賄うことはできたと、ポールさんは話す。

「ペイロック(抗議行動)のせいで、わたしの商売はめちゃくちゃです。もう商売と言えるほどの実入りもありません」

310taro:2020/01/20(月) 05:55:33
 地震の日、ポールさんは屋外市場の自分の店舗で商売をしていた。地面が激しく揺れ始めると、ポールさんは子供3人の手を取って通りに飛び出した。現在7歳の末っ子は、その頃まだ生まれていなかった。

「震災直後のほうが、少しくらいは食べるものが見つかりました。今は何もありません。状況は悪くなるばかりです」

 ハイチの人々は何度も危機に直面してきた。1986年に30年近く続いたデュヴァリエ家による独裁政権が終わった後、ハイチは幾度かの軍事クーデターを経験している。また民主的に選ばれた大統領が誕生したが、亡命する事態も経験した。米国による経済封鎖にも苦しめられた。ハリケーンの被害も何度もあり、2008年には30日間で4度の暴風雨に見舞われている。そして2010年の地震はハイチを壊滅的な状態に追い込んだ。

 しかし、過去の危機よりも、現在の危機のほうが深刻だと指摘する声は多い。武装集団、経済破綻、とどまるところを知らない腐敗、民衆の不満と、不穏な要素がこれ以上ないほど揃っている。

「何もかも崩壊しつつあります」と語るのは、米バージニア大学で政治学を教えるハイチの専門家、ロバート・ファットン氏だ。「権力の座に完全な空白があるのです。モイーズ大統領とその政府に対し、国民は大きな不満を抱えていますが、野党には彼を退場させる力がなく、国際社会もモイーズを嫌ってはいても、代替案を持っていません」

 自らを経済の改革者とみなし、何世紀にもわたってハイチの不公平と不安定を生み出してきた経済および政治制度を担おうとしているモイーズ大統領は、辞任の要求を拒否し、自身が陥っている政治的苦境は、敵対者や同国の経済エリートに原因があると主張している。

 モイーズ大統領はまた、貧困層支援の資金を官僚が横領した事件の報告書において、自身と身内の政治家が名前を挙げられた。しかし、この汚職疑惑についても否定している。

「わたしは未来について非常に悲観的です」と、ファットン氏は言う。「唯一、前向きなことが言えるとすれば、歴史は驚きや予想外の展開に満ちているということくらいです」

 多くのハイチ人が、現代のモーセが彼らを導いて絶望の海を越えてくれるのを待っているが、水平線上には誰の姿も見えない。野党は分裂したままでまとまりがなく、非難にさらされる大統領を倒すことができない。

 米国を中心とした国際社会は、ハイチ国内の不安定と貧困の根本的な原因を解決するため、国内での対話と合法的な政府の樹立を求めてきた。

「事態は暗たんたるものです。貧困は増大し、不公平が蔓延し、経済は荒廃し、自国通貨グルドの価値は下がり、統治する人々にも正当性がほとんどありません。その結果、よりよい未来への明確な展望もないまま、事態は崩壊しつつあるのです」

 地震以前、ポールさんは大聖堂のミサに参加していた。大聖堂は美しかった。今は敷地の裏手に建築費300万ドルの臨時教会が立ってはいるが、それは自分のテントを見下ろすあの堂々たる建物とは別物だ。

「わたしは希望を持っていました」。倒壊した大聖堂を見つめながら、ポールさんは言う。「再建されるだろうと思っていたのです」

 ポールさんは臨時の教会で行われるミサにも、可能なときには足を運んでいる。彼女が祈ることはいつも同じだ。

「わたしは神に、今のこの状況を変えてほしいと願うんです。どうかいいことが起こりますようにって」

文=JACQUELINE CHARLES/訳=北村京子

311taro:2020/01/20(月) 05:56:35
パナマ先住民の村でいけにえの儀式、7人の遺体発見 警察部隊を増派

【AFP=時事】パナマの辺境地にある先住民の村で、子ども6人と妊婦1人が宗教儀式の犠牲(いけにえ)にされたとみられることから、警察の増援部隊が派遣された。当局が17日、明らかにした。

 警察部隊が向かったのは、首都パナマ市から約250キロ離れたカリブ海(Caribbean Sea)沿岸、ノベブグレ(Ngabe Bugle)自治区にあるテロン(Terron)という共同体。地元住民らは「恐怖に陥っている」という。

 隣接するベラグアス(Veraguas)県のエンリケ・マルティネス(Enrique Martinez)警察長官は、同地域に「現在、特別部隊が向かっている」と発表した。

 現地では16日、妊婦1人と1歳から17歳までの子ども6人の遺体が葬られた埋葬地が発見された。遺体には殴られた痕があった。

 警察は前日の15日、残忍な悪魔ばらいに関与したとされる正体不明の宗派を強制捜査し、10人を拘束、15人を救出していた。犠牲者は「拷問を受け、いけにえとされ」、救出された15人も犠牲になる可能性があったという。

 容疑者の一人は、埋葬地で発見された妊婦の父親だった。妊婦は、同じく遺体となって発見された子ども6人のうち5人の母親だった。

 隣接するボカスデルトーロ(Bocas del Torro)県のラファエル・バロエス(Rafael Baloyes)首席検事は「彼らは儀式に関与した宗派のメンバーとみられ、犯行に及んだ人物らだと推定される」と語った。

 治安省では、この宗派について「神の新光(God's New Light)」と呼ばれている集団だとしている。当局によると、救出された人々には子ども9人と妊婦2人が含まれ、やけどと殴打による傷の手当てを受けた。

 集団からかろうじて逃れたドミンゴ・ゴンサレス(Domingo Gonzalez)さんは、地元テレビ局TVN2に、集団のメンバーに裸にされた少年が、実の父親に殴られているところを見たと語った。「子どもを聖書とげんこつで殴り始め」「彼(の首)をつかみ『自分の中にある悪魔を追い出せ』と言っていた」という。

 儀式は密生した草木に囲まれた牧場で行われ、外側からは見えないようになっていたという。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-00000023-jij_afp-int

312taro:2020/01/22(水) 05:34:19
動画:メキシコ国境警備隊、川越え試みた移民集団を催涙弾で撃退

【1月21日 AFP】グアテマラから川を渡ってメキシコ国境の突破を図った中米からの移民集団(キャラバン)数千人が20日、催涙弾を使用したメキシコ国境警備隊によって撃退された。

「2020年キャラバン(2020 Caravan)」と呼ばれる中米出身の不法移民約3500人は20日早朝、スチアテ川(Suchiate River)のグアテマラ側に集まり、移民当局に対して米国へ向かう旅を続けさせるよう要求した。

 当局からの応答は直ちになく、移民たちはこの時期浅瀬になっているスチアテ川を歩いて渡り始めた。しかし、メキシコ南部国境を監視する警備隊が移民を追い返すために催涙弾を撃ち込むと、おびただしい数の移民の間に動揺と混乱が広がった。

 催涙ガスをよけるために顔周りを布や衣服で覆った大勢の移民らは国境警備隊に石を投げつけ、警備隊は暴徒鎮圧用の盾で身を守った。一部の移民は非常線を突破したが、多くは後退せざるを得なかった。

 当局によると、国境を突破した約200人がその後、拘束されたという。AFP特派員は幹線道路沿いで身柄を拘束され、バスやトラックに乗せられる大量の移民を目撃した。何人かは逃げようとしたが失敗し、やはり拘束されていた。

 メキシコ当局は「合法的に安全で秩序ある方法」で入国する限り、移民を歓迎する用意があるとしている。だが、メキシコは米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領から、それとは逆の措置を取るよう圧力をかけられている。

 トランプ氏は昨年、メキシコが対米国境に到達する中米出身の不法移民の波を阻止する対策を強化しない場合、厳しい関税を課すと警告した。メキシコは今回初めて、スチアテ川を渡ろうとするキャラバンの強制阻止に乗り出した。

  映像前半はスチアテ川を渡って国境突破を図ろうとする移民。後半はグアテマラ側の上空から撮影したメキシコとの国境付近の橋の上で待機する移民。20日撮影。(c)AFP/Gabriela COUTINO, with Henry MORALES in Tecun Uman, Guatemala

https://www.afpbb.com/articles/-/3264503?cx_part=top_latest

313taro:2020/01/22(水) 05:39:12
2019年のメキシコ殺人件数が過去最多に、政策転換の効果なく

[メキシコ市 20日 ロイター] - メキシコ治安省の発表によると、2019年に同国で発生した殺人件数は前年比2.5%増の3万4582件で、過去最多となった。2018年12月に就任したロペス・オブラドール大統領は、より穏健な治安運営を公約しているが、暴力が増加し続ける形となっている。

メキシコは2006年以来、麻薬カルテル対策で軍を起用してきたが、密輸犯を逮捕・殺害しても麻薬がらみの暴力抑制につながらず、犯罪組織間の抗争で殺人が増加する結果を招いていた。

こうした事態を受け、当局は先週、犯罪司法制度の全面見直し案を議会に提出。来月上院で審議されることとなった。進展すれば、米国との安全保障協力がより円滑に運ぶ可能性がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-00000077-reut-s_ame

314taro:2020/01/24(金) 06:15:58
新型ウィルス メキシコでも疑い例
1/23(木) 11:53配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】メキシコのロペスオブラドール大統領は22日、定例の記者会見で、中国で発症した新型コロナウイルスの感染が疑われる男性患者が見つかり、確認を進めていると明らかにした。

 地元メディアによると、感染が疑われる患者は、北東部タマウリパス州に住む大学教員の男性(57)。昨年12月末に中国湖北省武漢市を訪れ、1月10日にメキシコに帰国したという。新型コロナウイルスをめぐっては中国以外でも感染者が確認されており、21日には米国での感染者が発表された。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00000526-san-s_ame

315taro:2020/01/24(金) 06:16:33
グアテマラのサーカスから、ライオンやトラ救出 南アの保護区へ
1/23(木) 15:45配信ロイター

中米グアテマラのサーカスで過酷な扱いを受けていたライオンやトラが救出され、南アフリカの野生動物保護区で新しい生活を送ることになった。動物保護団体によると、長い間おりに入れられ、虐待を受けていたという(ナレーションなし)。

グアテマラのサーカスから救出されたライオンやトラたちが、南アフリカの野生動物保護区で新しい生活へ。

場所:南アフリカのフリーステート州

監禁と虐待に何年も耐えていたが、グアテマラでサーカスでの動物利用が禁止されたため、救い出された。

国際動物愛護団体「ADI」のジャン・クリーマー代表
「サーカスで受けた体や骨へのダメージは、あまり良くない状態だ。
爪や完全な歯がないと狩りや、そしゃくができず、野生に戻ることはできない。保護され世話してもらう必要がある」

21頭のライオンやトラが保護区に移され、回復中だという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00010010-reutv-s_ame

316taro:2020/01/27(月) 05:51:27
黄金に輝く礼拝堂を見に行こう メキシコ、プエブラ

「2020年に行きたい世界の旅先25」第12回
ナショナル ジオグラフィックの編集者とエクスプローラーたちが、2020年に行くべき最も心躍る行き先を25カ所選んだ。今年も注目の旅行先リストを発表するため、私たちは17カ国に及ぶナショナル ジオグラフィック トラベラーの編集チーム、そして世界を飛び回っている専門家たちから意見を募った。2020年にぜひ行きたい、持続可能な旅先を紹介する。

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行くべき理由:再度注目されているバロック建築を見に行こう。

知っておきたいこと:1531年にスペイン人によって設立された、メキシコで4番目に大きな街プエブラは、バロック建築の砦だ。100ブロック分の広さがあるこの街の中心街は、ユネスコの世界遺産に登録されており、17世紀から18世紀の華やかな建物であふれている。

 多くの建物の装飾に使われているのは、タラベラ焼きのタイルだ。明るく彩色されたこの小さな逸品には、プエブラ独自の味わいとヨーロッパの植民国による影響が混ざり合っている。

 豪華さに関しては、金箔で覆われたサントドミンゴ教会のロサリオ礼拝堂(上)にかなうものはそうはない。現在のバロック人気を後押しするように、2016年には国際バロック美術館が開館した。その翌年、マグニチュード7.1の地震に見舞われはしたものの、美術館の活気は失われていない。

 地震後、プエブラでは至るところでインフラが改善され、新しいホテルもオープンしている。とはいえプエブラは、今も伝統に根ざした街だ。「プエブラは、外国からの観光客が押し寄せる街ではありません」。プエブラ・スペイン協会会長のアントニオ・プラド氏はそう語る。「だからこそ、ここでは本物のメキシコの街を体感できるのです」

おすすめの時期:いつでも

おすすめのプラン:プエブラ・スペイン協会による個人のスペイン語集中レッスン(1〜16週間)は、年間を通じて毎週月曜日開講。

文=NATIONAL GEOGRAPHIC STAFF/訳=北村京子

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200126-00010001-nknatiogeo-s_ame

317taro:2020/01/27(月) 05:56:45
毛のないメキシコの伝統犬「ショロイツクインツレ」、ヒップスター時代に人気再燃
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200126-00000012-jij_afp-int

【AFP=時事】メキシコの首都メキシコ市に立つ風格あるドロレス・オルメド美術館(Museo Dolores Olmedo)には、20世紀メキシコ美術にそびえ立つカップル、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)とディエゴ・リべラ(Diego Rivera)の世界最大のコレクションが展示されている。だがここには、この素晴らしい場所を分かち合うもう一つのメキシコの誇りがいる。メキシコ原産の毛のない黒い犬「ショロイツクインツレ」、略称「ショロ」だ。

 緑豊かな庭に住む13匹の犬たちは、カーロとリベラが飼っていた犬たちの子孫だ。彼らが誇りにしていたこのメキシコ伝統の犬種は、今はペットとして人気を集めている。

 ショロは極めてメキシコ的な古代犬で、歴史は7000年前にまでさかのぼり、約5500年前に人間に飼われるようになった。

 古代アステカ(Aztec)文明の人々は、死に神を意味する「ショロトル(Xolotl)」と犬を意味する「イツクインツレ」をつなぎ合わせて「ショロイツクインツレ」と名付け、死後の世界「ミクトラン(Mictlan)」の道案内をしてくれると信じて死者とともにこの犬を埋めた。

 1519年にスペイン人の征服者(コンキスタドール)らがアステカに到来して以降、ショロは流行としてもてはやされたり、時代遅れになったりを繰り返してきた。だがそれから5世紀がたった今また「ヒップスター」と呼ばれる流行に敏感な人々から愛され、首都およびメキシコ全土で脚光を浴びている。

■野生化で絶滅回避
 頭頂部にモヒカン刈りのような毛が生えている一部を除いて、ショロには被毛がない。専門家らによると、被毛を形成するDNAが正しく読み取られない遺伝子変異によるものだという。

 また、前臼歯が欠損していることも知られており、口からピンク色の舌がのぞいているときには独特な風貌になる。

 ショロの体温はとりわけ高く、古代にはリウマチやぜんそく患者の患部にショロの体をあてがう治療が行われていた。

 1810年にスペインからの独立戦争が起きる頃には、ショロは絶滅寸前に陥っていた。スペイン人は異教の象徴だとしてこの犬を嫌い、殺したり食べたりすることもあった。だが、ショロはメキシコ南部の山あいで野生となって生き延びた後、メキシコ先住民の小作農民らによって再び飼われるようになった。

 ショロがメキシコ文化の象徴として復活を遂げたのは、1910年のメキシコ革命(Mexican Revolution)後のことだった。

 革命では、独裁者ポルフィリオ・ディアス(Porfirio Diaz)と欧州寄りの支配層が追放された。そして、カーロやリベラをはじめとする新たな文化的エリートらが、長らく蔑視されていた先住民文化の象徴の復興に取り掛かった。もちろん。その中にショロも含まれていた。

 20世紀半ばに撮影された白黒写真にはショロを抱き、誇り高い表情をしたカーロとリベラが写っている。リベラは実業家でアートコレクターの友人、ドロレス・オルメド(Dolores Olmedo)にショロのつがいを寄贈した。その子孫が今、旧オルメド邸である同美術館の庭で走り回っている。

■映画のキャラクターに起用
 ショロは21世紀の今、メキシコの文化に誇りを持つ20〜30代の若者の間で再び人気を集めている。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のトレンド欄などでも取り上げられ、2016年には公式な「メキシコ市の象徴」にもなった。

 飼い主の一人であるメキシコの有名ロックバンド「カフェ・タクーバ(Cafe Tacvba)」のフロントマン、ルベン・アルバラン(Ruben Albarran)さんは「(ショロは)私が愛するメキシコ文化とつながっている」とAFPに語った。

 ショロはまた2017年のディズニー(Disney)映画『リメンバー・ミー(Coco)』にも登場。同作品は米アカデミー賞(Academy Awards)長編アニメ賞を受賞した。【翻訳編集】 AFPBB News

318taro:2020/01/28(火) 05:03:27
両腕のないモデル、ミス・メキシコの栄冠目指す
1/27(月) 15:56配信ロイター

 メキシコのモデル、アナ・ガブリエラ・モリーナさんは、生まれた時から両腕がないが、ミス・メキシコ大会に出場するため、地元の州のコンテストでの優勝を目指している。

 モリーナさんはこう語る。「私には障害がある。鏡を見れば分かる。肉体的なものだ。でもこれまで24年間、この障害を抱えてきた私にとって、これは障害ではない。他の普通の人間と同じように感じる。私は自分の人生を生きてきた。それどころか、私の障害は制限にはならない」

 モリーナさんは、メキシコのミスコンでの多様性の拡大を呼び掛けている。

 「受け入れるのは非常に難しくもある。『どうして私が?』という疑問は常に存在してきたから。でもこれまで人生に起きたことをすべて克服し、私は今もここにいる」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00010008-reutv-s_ame

319taro:2020/01/29(水) 05:01:17
〔海外地震〕ジャマイカ付近でM7.3(1/29)
1/29(水) 4:30配信レスキューナウニュース
米国地質調査所(USGS)によると、日本時間1月29日04:10頃、ジャマイカ付近を震源とするM7.3の地震が発生しました。【1月29日04:30現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:ジャマイカ付近(北緯19.3度 西経78.8度)

発生日時(日本時間):1月29日04:10頃
震源の深さ:10km
地震の規模:M7.3

■基礎データ
ジャマイカ
人口:293.4万人
首都:キングストン
在留邦人数:187人(外務省発表)

レスキューナウ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000001-rescuenow-int

320taro:2020/01/29(水) 16:50:55
元近鉄のエルビラ氏、殺害される
メキシコ出身投手

 近鉄で投手として2000年に無安打無得点試合を達成したメキシコ出身のナルシソ・エルビラ氏が同国東部ベラクルス州で殺害されたと28日、複数のメキシコメディアが報じた。52歳だった。武装集団に銃撃され、一緒にいた息子も殺されたという。

 00年に近鉄入団。同年6月20日の西武戦でノーヒットノーランを成し遂げ01年までプレーした。1990年に米大リーグ、ブルワーズでプレーした実績もある。(共同)

https://this.kiji.is/595117766973129825?c=39546741839462401

321taro:2020/01/30(木) 05:34:45
キューバ付近でM7.7の地震 カリブ海沿岸で小規模な津波を観測

 日本時間の1月29日(水)4時10分頃、海外で規模の大きな地震がありました。

 震源地は中米(キューバ)で、地震の規模(マグニチュード)は7.7と推定されます。この地震による日本への津波の影響はありません。

 震源は米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)による。

震源近傍では津波発生の可能性
 一般的に、この規模の地震が海域の浅い領域で発生すると津波が発生することがあります。

 太平洋津波警報センター(PTWC)は、カリブ海沿岸のベリーズ、キューバ、ホンジュラス、メキシコ、ケイマン諸島、ジャマイカの沿岸に、1m以下の津波が到達する可能性があるとの情報を発信しています。

(5時15分追記)
 PTWCによると、ケイマン諸島のジョージタウンで0.11mの津波が観測されたとのことです。

(5時55分追記)
 PTWCによると、今後は若干の海面変動の可能性があるものの、津波被害の心配は無いとのことです。

ウェザーニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00013080-weather-soci

322taro:2020/02/01(土) 06:06:00
動画:漁村に飛来する無数のペリカン、村おこしに一役 メキシコ

【1月31日 AFP】メキシコ中部ハリスコ(Jalisco)州にある、同国最大の淡水湖「チャパラ湖(Lake Chapala)」には、毎年この時期になると、カナダから無数のペリカンが飛来し、それを目当てに大勢の観光客がやって来る。ペリカンは漁村で出た魚の廃棄物を餌にしながらこの湖で越冬し、春になると繁殖のためカナダに帰って行く。

 地元住民は「ここにペリカンが飛来してよかった。観光スポットになれば、大勢の見物客がやって来て地元も潤う。この村や私たちの文化のことも少し知ってもらえる」と話していた。


 映像は28日撮影。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3266105?cx_part=top_latest

323taro:2020/02/01(土) 06:08:37
米・メキシコ間、最長の麻薬トンネルを摘発

米税関・国境警備局は30日までに、米国、メキシコ国境線の南西部で見つかった薬物密輸用のトンネルとしては最も長い約1313メートルのものを摘発したと発表した。

https://www.cnn.co.jp/video/19136.html

324taro:2020/02/01(土) 06:13:15
麻薬密輸トンネル、掘りも掘ったり1.2キロ 米・メキシコ国境またぎ
1/31(金) 12:39配信ロイター

国境をまたぐ1.2キロのトンネルで、麻薬を密輸――。
麻薬を運ぶため、メキシコのティファナから米サンディエゴまで国境をまたいで掘られた4000フィート(約1.2キロ)超のトンネルが発見された。米税関国境警備局(CBP)が内部のビデオを公開した(ナレーションなし)。

警備局によると、トンネルの起点はティファナ。米サンディエゴのオテイメサ国境検問所の西にある工業地域に通じていた。
トンネルは高さ約5.5フィート(1.7メートル)、幅2フィート(0.6メートル)。深さは平均70フィート(21.3メートル)だった。
トンネルにはエレベーターのほか、線路と手押し車、強制換気や排水機能が備わっていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200131-00010005-reutv-s_ame

325taro:2020/02/04(火) 05:18:28
違法伐採に抗議のチョウ保護活動家、遺体で発見 メキシコ

【2月3日 AFP】メキシコで、チョウの保護を推進していた活動家が行方不明になり、2週間後に遺体で見つかった。当局が明らかにした。

 亡くなったのはオメロ・ゴメス(Homero Gomez)さん(50)。特徴的なオレンジと黒の羽を持つチョウ「オオカバマダラ」の保護区を運営していたゴメスさんは、先月14日から行方が分からなくなっていた。


 ゴメスさんの遺体は、オオカバマダラが越冬することが多い西部ミチョアカン(Michoacan)州の井戸の底で発見された。死因は明らかになっていない。

 ミチョアカン州は複数の犯罪組織の拠点となっており、近年ではこれらの組織に対抗するための自警団も結成されている。

 他の活動家らはゴメスさんが亡くなったことについて、ゴメスさんが同域での違法伐採に抗議していたことに関係している可能性があると指摘している。

 毎年カナダや米国から最長4500キロを移動し、メキシコ中西部の温暖なモミやマツの林の中に群れをつくるオオカバマダラは、森林伐採や除草剤、気候変動の脅威にさらされている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3266501?cx_part=top_latest

326taro:2020/02/05(水) 05:52:44
メキシコのチョウ保護活動家、遺体で発見 2人連続

(CNN) メキシコ中西部ミチョアカン州で1日までに、チョウの保護活動に取り組んでいた男性が遺体で発見された。同州では先週、行方不明になっていた別の保護活動家の遺体も見つかっていた。

ミチョアカン州オカンポ近郊には「王様チョウ」とも呼ばれるオオカバマダラが冬を越す保護区があり、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界自然遺産にも登録されている。

地元当局が1日に発表したところによると、ラウル・エルナンデス・ロメロさんはこの保護区で非常勤のツアーガイドを務めていた。先月27日に自宅を出たまま帰らず、家族が当局に届け出た直後、31日に遺体が発見された。

体のあちこちに殴られたような跡が残り、頭部には鋭い凶器によるとみられる傷があった。

オカンポでは先週、1月13日から行方不明になっていたオメロ・ゴメス・ゴンザレスさんの遺体も貯水池から見つかっていた。死因は溺死(できし)とみられ、頭部に外傷があった。

ゴメスさんは「オオカバマダラの守護者」と呼ばれていた。メキシコの国家人権委員会(CNDH)は、ゴメスさんが保護活動を展開するなかで不法な森林伐採業者と対立していた可能性を指摘した。

https://www.cnn.co.jp/world/35148903.html

327taro:2020/02/06(木) 05:45:57
メキシコで銃乱射、9人死亡 中西部、子どもらも犠牲に
2/5(水) 11:38配信共同通信
 【ロサンゼルス共同】メキシコ中西部ミチョアカン州ウルアパンのゲームセンターで3日、武装した男4人組が銃を乱射し、12〜14歳の3人を含む計9人が死亡した。地元メディアなどが4日伝えた。犯行の背景は明らかになっていないが、同州では麻薬組織による抗争や治安当局への襲撃がたびたび起きている。

 検察などによると、男らは軍が使用する武器を所持しており、現場からは65発分の薬きょうが見つかった。特定の人物を狙っていたとみられるが、突然、居合わせた客に向け銃撃を始めたという。他に2人が負傷した。

 メキシコでは「麻薬戦争」と呼ばれる状態が続いている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000063-kyodonews-int

328taro:2020/02/08(土) 05:05:34
エルサルバドル送還後、殺害か 米国移住不許可の138人

 【ロサンゼルス共同】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは6日までに、米国への移住が認められず本国の中米エルサルバドルに送還された人のうち、2013年以降少なくとも138人が殺害されたとする報告書を公表した。トランプ米政権が難民認定を厳格化し「無情な政策がもたらす悲劇的な結果に目をつぶっている」と批判した。

 同団体は米国からの送還者や家族、政府、非政府組織の関係者と、米移民当局者ら計約150人に聞き取りを実施した。

 報告書によると、犯罪集団から脅迫を受けた警官だった女性は難民申請が認められず、送還された後に殺害された。犯罪集団に銃撃されたとみられる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000063-kyodonews-int

329taro:2020/02/09(日) 05:30:45
大統領専用機、くじ抽選で国民に「譲渡」提案 メキシコ

(CNN) メキシコのロペスオブラドール大統領は、大統領専用機を国民に宝くじ抽選で「譲渡」することを決め、今年5月5日の祝日に販売を開始するとの暫定方針をこのほど発表した。

維持管理費がかさむ一方の専用機対策の一環。その上で専用機の処理方法に関する最終的な決定は今月15日に下す考えも示した。

くじは1枚27米ドル(約2970円)で、計600万枚の販売を目指している。

ロペスオブラドール氏は反汚職、既成勢力との決別や貧困根絶などを主張して2018年の大統領選で当選。米ボーイング社製の787ー8型の豪華な大統領専用機の売却も公約し、自らは民間の旅客機を利用することで話題となった。

専用機は数百万米ドル相当の税金を使ったとし、自国の貧困層の救援に充てた方が良策と主張。専用機は使われずほこりがたまるだけで維持管理費も膨らむ一方だった。1億3000万ドル相当と高額なため売却相手が見つかりにくく、医療器具などとの交換を条件に米国やカナダへ売り込んだこともあるが失敗した。

現在の専用機は12年のカルデロン元大統領時代に2億1870万ドルの値段で購入。革製の広い座席、ダブルベッド、シャワー付きの広々とした浴室なども備える。

高額な価格が国内の一部で物議を醸し、16年まで未使用だった。この前にペニャニエト前大統領が委託した報告書では売却すれば、多額の損失が出るとの結論も出ていた。

メキシコ政府によると、ロペスオブラドール氏は大統領就任の際、国民の約42%が貧困にあえいでいる国情の中で豪奢(ごうしゃ)などの象徴とする大統領宮殿に住まないことを公言。大統領職の報酬の40%のみを受け取るとの考えも示していた。

https://www.cnn.co.jp/travel/35149156.html

330taro:2020/02/09(日) 05:30:45
大統領専用機、くじ抽選で国民に「譲渡」提案 メキシコ

(CNN) メキシコのロペスオブラドール大統領は、大統領専用機を国民に宝くじ抽選で「譲渡」することを決め、今年5月5日の祝日に販売を開始するとの暫定方針をこのほど発表した。

維持管理費がかさむ一方の専用機対策の一環。その上で専用機の処理方法に関する最終的な決定は今月15日に下す考えも示した。

くじは1枚27米ドル(約2970円)で、計600万枚の販売を目指している。

ロペスオブラドール氏は反汚職、既成勢力との決別や貧困根絶などを主張して2018年の大統領選で当選。米ボーイング社製の787ー8型の豪華な大統領専用機の売却も公約し、自らは民間の旅客機を利用することで話題となった。

専用機は数百万米ドル相当の税金を使ったとし、自国の貧困層の救援に充てた方が良策と主張。専用機は使われずほこりがたまるだけで維持管理費も膨らむ一方だった。1億3000万ドル相当と高額なため売却相手が見つかりにくく、医療器具などとの交換を条件に米国やカナダへ売り込んだこともあるが失敗した。

現在の専用機は12年のカルデロン元大統領時代に2億1870万ドルの値段で購入。革製の広い座席、ダブルベッド、シャワー付きの広々とした浴室なども備える。

高額な価格が国内の一部で物議を醸し、16年まで未使用だった。この前にペニャニエト前大統領が委託した報告書では売却すれば、多額の損失が出るとの結論も出ていた。

メキシコ政府によると、ロペスオブラドール氏は大統領就任の際、国民の約42%が貧困にあえいでいる国情の中で豪奢(ごうしゃ)などの象徴とする大統領宮殿に住まないことを公言。大統領職の報酬の40%のみを受け取るとの考えも示していた。

https://www.cnn.co.jp/travel/35149156.html

331taro:2020/02/11(火) 05:39:24
壊滅状態のバハマ、再建進まず がれきと化した被災地に次のハリケーンシーズン迫る

(CNN) 昨年9月、ハリケーン「ドリアン」に直撃され壊滅的な被害が出たカリブ海の島国バハマ。5カ月たった今もがれきと化したまま復興が手つかずの被災地もあり、今年のハリケーンシーズンが迫る中で、支援団体などが再建を急いでいる。

最も大きな被害が出たアバコ諸島では、マーシュハーバー地区で作業員やボランティアの仮設住宅ができ、屋根の修理や道路の修復が行われるなど、復興の兆しも見え始めた。

しかしそれ以外の地区は、野良犬のほかに生き物の影はなくひっそりと静まり返り、遠くから聞こえるチェーンソーやハンマーの音だけが静寂を突き破る。

公共サービスの復旧も遅れている。バハマ災害復旧当局は、「アバコの電力は夏の初めまでには完全復旧を見込んでいる」と説明した。

ハリケーンシーズンが迫り、復興の緊急性は増しているが、作業のための人手は足りない状態が続く。

支援団体によると、島の住宅の多くが破壊されたため、住民のほとんどは島外へ避難した。今も住む家がないことから、避難した住民の大半は帰還できていない。「我々は何千人ものボランティアを必要としている。大量の人出が必要だが、労働力不足のために復興が進まない」と担当者は言う。

各国から集まったボランティアは、マーシュハーバー地区で被災した学校内に設置された仮設の宿舎に寝泊まりしている。

バハマ政府は住民の帰還を支援するため、ドーム型の仮設住宅の設置作業を進めている。

夏のハリケーンシーズン到来まであと数カ月。道路上に放置されたままのがれきの山は、突風に吹き飛ばされれば人命を危険にさらしかねない。

グランドバハマ島も、およそ6メートルの高波で島の大部分が浸水し、住宅4200棟あまりが水につかる被害に見舞われた。

赤十字の担当者は、「そうした住宅の一部はまだ建っていたとしても、安全に住むことはできない」「ここでも長期的な避難所が必要とされている」と話す。

飲料水の不足も深刻だ。バハマ災害対策当局によると、グランドバハマ島で供給される水は、高波の影響で塩分濃度が極端に上昇。現時点で全世帯の65%に被害が及んでいるという。「3月までにはこの数字は大幅に減り、夏の終わりまでには完全になくなる」と当局は見込む。

一方、電力はグランドバハマ島のほぼ全域で復旧した。

それでも島のインフラや経済活動に与えた影響は甚大だ。失業率は高止まりし、インフラが破壊されたために本格的な復興に向けた活動が難しくなっている。

「今はただ飲料水を受け取るためだけでも、がれきの間を縫って歩かなければならない。日常的に直面する課題が、復興や再建を難しくしている」「被害の規模はあまりに大きく、復興には長い時間がかかる。バハマ単独ではできない」と赤十字の担当者は語る。

学校は、グランドバハマ島でもアバコ諸島でも大半が損壊し、授業が再開されるのは秋になる見通しだ。

ハリケーン直後に現地入りした国際支援団体の多くは今も被災地に残り、復興支援活動を続けるための寄付を募っている。

https://www.cnn.co.jp/world/35149214.html

332taro:2020/02/13(木) 05:09:18
犯罪まん延のメキシコ南部、子供たちに武器の訓練 国中に衝撃

 メキシコ南部の小さなコミュニティーが、子供たちに軍隊式の武器訓練を開始した。中にはまだ6、7歳の子供もいる。
 ゲレロ州では犯罪組織による暴力行為がまん延しており、住民は選択肢はほとんどないと語る。一部の学校は犯罪組織によって支配されているという。
 ベルナルディーノ・サンチェス氏は、町を守る「コミュニティー民兵」を設立。「もう学校にいかない子供もいる。子供たちが犯罪組織を結成して時間を無駄にするのではなく、彼らを訓練して組織に入らせないようにする。教育の一環だ」と語った。
 リンコン・デ・チャウトゥラの人口は6500人と少ないが、ここ数年の間、暴力行為が多発している。
 先月には10人が待ち伏せされて殺害された。犯罪組織ロス・アルディーヨスのメンバーの仕業とみられる。さらに多くの人が拷問を受け、中には頭部を切り落とされた人もいる。
 サンチェス氏によると、ギャングたちは農民を恐喝し、アヘン栽培を強要しようとしている。「ロス・アルディーヨスは、ケシのペーストを高い値段で買うと住民に申し出るが、2─3回勝った後には値段を下げる。住民がもう売りたくないと言ったら、強引に奪って彼らを殺してしまう」
 子供たちに武器の訓練を提供するという取り組みは、メキシコ中に衝撃を与え、世界でも伝えられた。しかし地域の年配の住民らは、遠く離れた首都メキシコ市の当局者の注意を引こうとするのが主な目的だと認めた。
 ロペスオブラドール大統領は、問題への関心を高めるために子どもたちを利用することを非難している。
 メキシコの昨年の殺人件数は3万4000件を超え、記録的な数字となった。
 一方で、町の住民の多くは恐怖におびえて暮らしている。農民はショットガンを背負ってトウモロコシ畑を守り、民兵は24時間パトロールを続けている。

最終更新:2/12(水) 12:43
ロイター

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00010006-reutv-s_ame

333taro:2020/02/15(土) 05:02:19
メキシコ中銀、政策金利を7.0%に25bp引き下げ 約2年ぶり低水準
2/14(金) 7:04配信ロイター
[メキシコ市 13日 ロイター] - メキシコ中央銀行は13日、政策金利<MXCBIR=ECI>を25ベーシスポイント(bp)引き下げ7.0%とすることを全会一致で決定した。経済の停滞と総合インフレ率が目標を若干上回っていることが背景。利下げは5会合連続で、政策金利は約2年ぶりの低水準となった。

ロイターが実施した調査ではアナリスト24人のうち23人が25bpの利下げを予想していた。

中銀は声明で「最新のデータに基づくと、2020年の経済成長率は中銀が昨年7─9月の四半期報告で示した見通しを下回ると予想され、リスクは下向きに傾いている」と指摘。総合インフレ、インフレ見通し、経済のスラック(需給の緩み)の増大、内外の利回り曲線のこのところの動きを勘案し、利下げを決定したとした。

その上で、総合インフレ率とコアインフレ率は前回の四半期報告で示した見通しを「若干上回る」との見方を表明。インフレに対する上方リスクとして、コアインフレ率が低下しにくくなっていることのほか、賃金上昇による労働市場と物価への波及効果、外国為替相場の調整の可能性などを挙げた。

中銀のディアス・デレオン総裁はラジオインタビューで、 2月26日に公表する次回の四半期報告で今年の経済成長率見通しを下方修正すると表明。最大の貿易相手国である米国との通商関係のほか、ロペスオブラドール大統領の政策決定を巡る先行き不透明性が成長の重しになっているとの認識を示した。

ただ、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」で先行き不透明感は一部解消したと指摘。「米国との通商関係を巡る不確実性がある程度解消したことで、国内のリスクプレミアムは低下した。これにより、経済活動が回復する可能性がある」と述べた。

ロペスオブラドール大統領の経済政策を巡る懸念から企業が投資を控えたことなどを背景に、メキシコ経済は昨年は約10年ぶりにマイナス成長に陥った。一方、インフレ率は1月は3.24%と、中銀が目標とする3.0%を若干上回った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200214-00000024-reut-s_ame

334taro:2020/02/16(日) 03:59:14
ハイチの無認可孤児院で火災、子供15人死亡 「動物のような暮らし」

【2月15日 AFP】カリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランス南郊にある無認可の孤児院で13日午後9時(日本時間14日午前11時)ごろ火災が発生し、入所していた子供15人が死亡した。現場を視察した治安判事が14日、AFPに明らかにした。

 レモンド・ジャン・アントワヌ(Raymonde Jean Antoine)治安判事は、死亡した15人のうち2人は焼死し、13人は煙を吸って搬送先の病院で死亡したと話した。


 アントワヌ氏によると、ケンスコフ(Kenscoff)にあるこの孤児院は、2013年以降は無認可で運営され、66人前後の子供が入所していたとみられている。

 入所していた子供の一人がアントワヌ氏に語ったところによると、電気がつかなかったため子供たちが部屋でろうそくを使っていたところ、火が燃え移って火災になったという。

 火災の原因と孤児院の責任者を特定するため、現在調査が行われている。

 AFPの記者が現場を取材したところ、2階建ての建物は、2段ベッドが小さな部屋に詰め込まれ、階段は狭く、使用可能な出入り口は1か所だけと、完全に荒れた状態だった。

 現場を視察したアントワヌ氏は「子供たちは動物のような暮らしをしている」と述べ、孤児院に消火器は見当たらず、出火当時、大人は3人しかいなかったことも明らかにした。

 ハイチでは、2010年に起きた大地震後に孤児院が急増した。児童福祉当局によると、2019年初めの時点で、国内で存在が確認された756か所の児童施設のうち運営許可を得ているのは35施設のみだった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3268453?cx_part=top_latest

335taro:2020/02/16(日) 04:05:03
25歳の女性惨殺、大衆紙1面に遺体の写真 憤りの声強まる メキシコ

(CNN) メキシコの首都メキシコ市で25歳の女性が惨殺され、遺体が切断される事件があった。複数のメディアが遺体の写真を1面に掲載したことで、事件に対する憤りの声や、法改正を求める声は一層強まっている。

当局の9日の発表によると、警察がメキシコ市内の住宅を訪れ、イングリッド・エスカミージャさんの遺体を発見した。遺体は皮膚がはがされ、一部の臓器がなくなっていた。メキシコでは、女性を狙った凶悪犯罪が相次いでいた。

現場では、血まみれの姿の46歳の男が逮捕された。その後リークされた写真と動画には、血まみれの姿の男が映っていて、激しい口論の末に女性から殺すと脅され、この女性を刃物で刺したと供述している様子だった。男は証拠隠滅の目的で遺体の皮膚をはいだとされる。

メキシコ市長は、検察が被告人に対して最高刑を求刑すると表明した。警察によると、逮捕されたのは女性の夫だった。

この事件に対する憤りの声は、地元の大衆紙やニュースサイトが、惨殺された被害者の遺体の写真を掲載したことで、一層強まった。

メキシコではこの数カ月、女性に対する暴行事件の扱いと、報道の在り方を変えるよう求めて、各地で抗議デモが展開されていた。

メキシコ市の検察は、問題の写真のリークに関して公務員の捜査を行っており、犠牲者の写真の公表を刑法で禁じることを検討していると発表した。

メキシコでは、女性が性別を理由に殺害される事件がここ数年で急増。2018年の912件から19年は1006件に増え、検察によれば、過去5年間で137%増えている。

女性団体や支持者は14〜15日にかけ、メキシコ市内でデモ行進を予定している。

https://www.cnn.co.jp/world/35149426.html

336taro:2020/02/18(火) 05:50:48
世界で2頭だけ、中国に所有権のないメキシコのパンダたち

【AFP=時事】メキシコの首都メキシコ市のチャプルテペック(Chapultepec)動物園で大人気のジャイアントパンダ、シンシン(Xin Xin)とシュアンシュアン(Shuan Shuan)は、園の関係者らによると唯一無二の存在だ。それは、中国に所有権がない世界でただ2頭のジャイアントパンダだからだという。

2頭はメキシコで生まれた。名前は中国語だが、「所有権はメキシコにある」とラファエル・ティナヘロ(Rafael Tinajero)園長はAFPに語った。

 シンシンとシュアンシュアンは、1975年に中国政府からメキシコに贈られたつがいのパンダ、迎迎(Ying Ying)と佩佩(Pe Pe)が残した最後の子孫たちだそうだ。

 中国は1980年にパンダに関する政策を転換し、野生パンダ保護活動への支援と引き換えに短期間の貸し出しのみを行うと決定した。だが、迎迎と佩佩は政策転換前にメキシコにやって来たため、子孫を中国に返還する必要はないのだという。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000029-jij_afp-int

337taro:2020/02/22(土) 04:52:45
自家製潜水艦から5トン超の麻薬、当局が押収 パナマ

(CNN) パナマ当局は21日までに、同国沖合で5トンを超える麻薬を運んでいた潜水艦を摘発した。公安省が明らかにした。

パナマ国家航空隊の隊員が19日、領海内をパトロールしていたところ、半潜水型とみられる「自家製の」潜水艦を西部のボカス・デル・トロ県近海で発見した。

公安省によると当局は潜水艦内部にあった5トンを超える量の麻薬を押収し、コロンビア人4人を逮捕した。逮捕者について現時点でそれ以上の情報はない。

同省は麻薬の種類を特定していないが、過去に捕まった密売人は同様の潜水艦を使い、米国や欧州へコカインを運んでいた。

これらの潜水艦は一度海中に潜ると見つけ出すのが困難で、事前の情報や航空機で上空から探すといった方策が必要になるという。

https://www.cnn.co.jp/world/35149716.html

338taro:2020/02/22(土) 04:53:40
自家製潜水艦から5トン超の麻薬、当局が押収 パナマ

(CNN) パナマ当局は21日までに、同国沖合で5トンを超える麻薬を運んでいた潜水艦を摘発した。公安省が明らかにした。

パナマ国家航空隊の隊員が19日、領海内をパトロールしていたところ、半潜水型とみられる「自家製の」潜水艦を西部のボカス・デル・トロ県近海で発見した。

公安省によると当局は潜水艦内部にあった5トンを超える量の麻薬を押収し、コロンビア人4人を逮捕した。逮捕者について現時点でそれ以上の情報はない。

同省は麻薬の種類を特定していないが、過去に捕まった密売人は同様の潜水艦を使い、米国や欧州へコカインを運んでいた。

これらの潜水艦は一度海中に潜ると見つけ出すのが困難で、事前の情報や航空機で上空から探すといった方策が必要になるという。

https://www.cnn.co.jp/world/35149716.html

339taro:2020/02/22(土) 04:56:38
メキシコ大統領、前任者の汚職事件捜査 「認識していない」

[メキシコ市 20日 ロイター] - メキシコのロペス・オブラドール大統領は20日、ペニャニエト前大統領が汚職事件を巡り司法当局による捜査を受けていると報道されたことについて、認識していないと述べた。

大統領はこの日午前の定例記者会見で「前大統領に対する捜査として、認識しているものはない。この捜査に関する情報は得ていない」と述べた。

ただ、司法当局は独立しており、実施している全ての捜査に関する情報を大統領と共有する必要はないと指摘。「検察当局は自主性を持っている。それは私に情報を伝えてこないということであり、その必要はない」と述べた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は19日、この捜査に関して伝えた。メキシコ国営石油会社ペメックス[PEMX.UL]の前最高経営責任者(CEO)、エミリオ・ロソヤ容疑者の不正疑惑を巡る捜査の一環という。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000055-reut-s_ame

340taro:2020/02/22(土) 04:59:21
メキシコで24人の遺体発見 麻薬組織の抗争犠牲者か
2/21(金) 10:32配信時事通信
 【サンパウロ時事】メキシコ中西部ミチョアカン州の検察当局は20日、同州コエネオの空き地で24体の遺体を発見したと発表した。

 麻薬密売組織間の抗争の犠牲者とみられる。

 遺体は空き地の数カ所に埋められており、一部は切断されていた。20〜40代で、女性が5人含まれていた。約半年前に殺害されたとみられる。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000048-jij-int

341taro:2020/02/27(木) 05:11:07
動画:メキシコ先住民の環境抵抗運動、麻薬組織から土地奪還 「ごみゼロ」へ

【2月26日 AFP】メキシコ西部の町チェラン(Cheran)では、松の木に覆われていた丘陵が、違法伐採によって生態学的な不毛の地と化した。先住民プレペチャ(Purepecha)の人々は、銃で武装し土地を取り戻そうと決めた。

 違法伐採業者や背後にいる麻薬組織に住民らが戦いを挑んでから8年。山あいの無法地帯にあるこの町は事実上、先住民らの自治区となっている。

住民らは居住区ごとの住民会議に基づいた独自の自治制度を敷き、独自の警察も組織している。そして、黒焦げになったむき出しの土地を青々とした松の木で再び埋め尽くすため、野心的な環境保護プログラムも実施している。

 この町が変わってしまったのは、自動小銃「AK47」で武装した麻薬組織「ラ・ファミリア・ミチョアカーナ(La Familia Michoacana)」のメンバーが現れてからだ。当時、メキシコ政府が全面的な「麻薬戦争」を開始したことで、麻薬組織は他の違法行為に手を広げようとしていた。

 彼らはわが物顔で違法伐採を行うようになり、闇市場で木材を売りさばくために広大な森林の樹木を切り倒した。「1日にトラック100〜200台分の木を運んで行った。(当局は)何も言わなかった」と地元住民は話す。

 麻薬密売業者らは「松の木を全部切り倒してしまったら、次は女性を誘拐して家屋を奪う」と話していたという。

■武器を取った住民たち

 2011年4月15日の夜明け、チェランの教会の鐘が鳴った。住民らは武装し、先住民プレペチャの町に通じる道路を封鎖して検問所を設け、交差点ごとにかがり火をたいて夜通し見張りを立たせた。住民らの抵抗は麻薬組織との銃撃戦へと発展し、一連の衝突で住民2人が死亡。さらに土地の奪い合いをめぐって6人の住民が、違法伐採業者に殺害されたとみられる。

 だが、住民らは辛うじて町を奪還し、今はライフル銃で武装して森林を巡回している。また地元企業らが地域ぐるみで環境保護に取り組み、メキシコ国内で最先端のごみ再生事業を運営している。こうして違法伐採された土地1万2000ヘクタールの半分以上をこれまでに再生させた。

■ごみゼロへ

 リサイクルセンターには限られた安全装置やさび付いた堆肥化装置しかないが、ここで働く作業員らは、町の環境政策の柱である「ごみゼロ」の取り組みに関わっていることに「誇り」を感じているという。

 チェランでは、ごみを6種類に分別している。首都メキシコ市の倍の分け方だ。ごみはすべて再利用やリサイクル、堆肥化することを目標に掲げている。

 持続可能な発展を支援する団体「アビナ(AVINA)」の包括的リサイクル事業を率いるアナ・マルティネス(Ana Martinez)氏は「メキシコのどの地域よりもごみの分別が徹底されている」と述べた。

 映像は2019年10〜12月撮影。(c)AFP/Jennifer GONZALEZ COVARRUBIAS

https://www.afpbb.com/articles/-/3270327?cx_part=top_latest

342taro:2020/02/27(木) 05:21:09
メキシコのポポカテペトル山で激しい噴煙 瞬間捉えた映像
2/26(水) 16:15配信AFPBB News

(c)AFPBB News

※音声はありません

【2月26日 AFP】メキシコの首都メキシコ市近郊にある活火山、ポポカテペトル(Popocatepetl)山で25日、激しい噴煙と溶岩の流出が確認された。だが、これに伴い噴火警戒レベルの引き上げは行われなかった。

 映像はポポカテペトル山の噴火の瞬間。25日撮影・提供。(c)AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00010005-afpbbnewsv-int

343taro:2020/02/27(木) 05:23:30
国境越しのメキシコ少年射殺、米国境警備隊員の刑事免責は妥当 米最高裁

【AFP=時事】米メキシコ国境で約10年前に起きた、米国境警備隊員がメキシコ側にいた少年グループに発砲し、10代のメキシコ人少年1人が死亡した事件で、米最高裁は25日、遺族の訴権を認めず、警備隊員への刑事免責の付与を妥当と判断した。

 保守派が過半数を占める米最高裁は、5対4で米国境警備隊員の刑事免責を認めた。

 事件は2010年6月7日、米側のテキサス州エルパソ(El Paso)とメキシコ側のシウダフアレス(Ciudad Juarez)間の国境付近で発生した。米側にいた米国境警備隊のヘスス・メサ(Jesus Mesa)隊員が、メキシコ側にいた少年グループに発砲。友人3人と一緒にいたセルジオ・エルナンデス(Sergio Hernandez)君(当時15歳)が死亡した。

 遺族によると、エルナンデス君たちは国境線のフェンスに触ったり走り回ったりして遊んでいた。エルナンデス君が撃たれたのは、メキシコ側に18メートルほど入った地点だった。

 このためメキシコ人がメキシコ領内で死亡した場合に米国法は適用できないとする裁判管轄を根拠に、メサ隊員に刑事免責が付与された。

 この事件は一度、2017年にメキシコ政府の支援を受けた遺族によって米最高裁まで持ち込まれている。しかし、最高裁はニューオーリンズ(New Orleans)の連邦控訴裁に審理を差し戻した。控訴裁では国境警備隊員の免責を支持したが、別の裁判所が扱った過去の同様の事件の判決と食い違っていたため再度、最高裁が扱うこととなった。

 対移民強硬姿勢を貫いているドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権は、重要な国家安全保障機能が損なわれかねないとして最高裁に対し、国境警備隊員の免責を保証するよう要請していた。

 これに最高裁判事のうち保守派5人は賛成したが、リベラル派4人は反対。ルース・ベイダー・ギンズバーグ(Ruth Bader Ginsburg)最高裁判事は反対意見の中で、「実際には(国境警備隊員の)起訴によって、米国の外交政策も安全保障も危険にさらされることはない」「被弾した瞬間にエルナンデス君がいた場所がどこかは全く問題ではない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000026-jij_afp-int

344taro:2020/02/29(土) 06:29:44
メキシコで初の感染者
新型ウイルス、伊帰り

2020/2/29 05:53 (JST)
©一般社団法人共同通信社

 【ロサンゼルス共同】メキシコ政府は28日、最近イタリアを訪れていた首都メキシコ市在住の男性(35)が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。メキシコでの感染確認は初めて。

 保健省などによると、男性は2月14日からイタリアを訪れ、22日に帰国した後、風邪に似た症状を訴えて検査を受けていた。症状は比較的軽く、現在は医療施設で隔離されているという。

 中南米では、ブラジルでもイタリア帰りの男性の感染が判明している。

https://this.kiji.is/606227975275856993

345taro:2020/03/03(火) 05:37:50
メキシコ大統領支持率が一段と低下、暴力増加と景気低迷で=調査

[メキシコ市 1日 ロイター] - 調査会社ブエンディア・アンド・ラレドが1日発表した世論調査によると、ロペス・オブラドール大統領の支持率が一段と低下している。記録的な暴力事件発生率と景気低迷が原因とみられている。

調査は2月20─26日、1000人の成人に実施。その結果、大統領支持率は62%で、前回調査が行われた昨年11月末時点の67%から低下。昨年2月の支持率は85%だった。

同調査会社のホルヘ・ブエンディア代表は「経済と治安の問題が徐々に支持率を押し下げ始めている」と述べた。

大統領は、過去最悪の水準にある暴力発生率を低下させ、経済成長を加速させると公約して2018年12月に就任。しかし、メキシコは昨年緩やかな景気後退(リセッション)に突入、殺人事件発生率は記録を更新している。

また、世論調査によると、メキシコが誤った方向に進んでいるとの回答は全体の40%で、11月の29%から上昇。一方、正しい方向に進んでいるとの回答は49%となり、同57%から低下した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000038-reut-s_ame

346taro:2020/03/05(木) 05:18:47
赤ちゃんが落下寸前、母ナマケモノは素早かった コスタリカで映像撮影

(CNN) 中米コスタリカに生息する野生のナマケモノが樹上で出産する珍しい場面に、ツアー客の一行が遭遇した。母ナマケモノは素早く手を伸ばし、生まれた瞬間に落下しそうになった赤ちゃんを抱きとめていた。

ナマケモノの1種、ノドチャミユビナマケモノの出産シーンは2月下旬に撮影された。樹上で生まれた赤ちゃんは、へその緒がつながっただけの姿で数秒間、宙づり状態になった。

しかしすぐに母ナマケモノが腕を伸ばしてすくい上げ、抱きかかえていた。

地元の保護団体の専門家レベッカ・クリフ氏によると、こうした場面をとらえた映像は極めて希少だという。「ナマケモノは熱帯雨林の高い樹上で人目に付かず生息していて、カムフラージュを得意とする。野生のナマケモノが見られるだけでも幸運なのに、出産の様子が観察できたのは本当に特別だった」

フェイスブックにこの動画を投稿したツアーガイドのスティーブン・ベラ氏は、8年のガイド経験の中で初めてだったと振り返り、「自分の目が信じられなかった。ものすごく興奮した」「きっともう二度と見られない」と話している。

クリフ氏は、過去に同じようなナマケモノの出産シーンに遭遇したことがあるといい、赤ちゃんがへその緒だけで宙づりになる事態は「ナマケモノの出産では驚くほど高い確率で起きているのかもしれない」と推測する。

ただ、ほとんどの場合は、母ナマケモノが低い場所に下りてきて出産することが分かっているという。

今回目撃されたナマケモノの親子は元気な様子で、今も同じ場所にいるとベラ氏は伝えている。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35150256.html

347taro:2020/03/09(月) 05:00:35
タイでトランスジェンダーの美人コンテスト、メキシコ代表が優勝

【3月8日 AFP】タイの観光地パタヤ(Pattaya)で7日、トランスジェンダーによる美人コンテスト「ミスインターナショナルクイーン 2020(Miss International Queen 2020)」が開催された。世界各国の代表者が美を競い合い、メキシコ代表のバレンティナ・フルシェ(Valentina Fluchaire)さんが優勝した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3272201?cx_part=top_topstory&cx_position=4

348taro:2020/03/10(火) 05:32:36
女性狙った殺人相次ぐメキシコでデモ隊が暴徒化、政府庁舎に火炎瓶
3/9(月) 14:14配信ロイター

 国際女性デーを迎えた8日、メキシコでは女性たちが頻発する性暴力犯罪に怒りを爆発させた。

 女性たちは街頭に設置された防護柵をなぎ倒し、建物を破壊するなどして、政府に対し女性が被害にあう殺人事件の減少に取り組むよう求めた。

 政府が入る国立宮殿には火炎瓶が投げつけられた。活動家らは、この日の抗議を受けて政府が女性の保護に本腰を入れることを期待している。

 メキシコでは25歳女性がパートナーに惨殺された事件や、 7歳少女が学校から連れ去られた上、殺害された事件を受けて市民の怒りが高まっていた。

 メキシコ当局によると、同国では1日に少なくとも10人の女性が殺害されている。(ナレーションなし)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00010007-reutv-s_ame

349taro:2020/03/10(火) 05:38:38
飛び散る火の粉...危険な花火祭り メキシコ
3/9(月) 17:04配信FNN.jpプライムオンライン

FNN.jpプライムオンライン

飛び散る火の粉に、悲鳴や歓声が上がっている。

火事や事故ではなく、花火の生産で有名なメキシコ中部の町で行われた花火祭りの様子。

「燃える病院から患者を救った」と言い伝えられている町の守護神を祝うもので、雄牛をモチーフにした山車からは激しい火花が散り、人々がその周りを駆けめぐる。

恒例のお祭りだが、危険がつきもので、毎年、けが人も出ているという。

FNN

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00010005-houdoukvq-int

350taro:2020/03/12(木) 04:53:52
古代マヤ文明の初期の文字、グアテマラの石碑に見つかる

【3月12日 AFP】グアテマラで発見された約2000年前の石碑に、かつて中米の大部分を支配した古代マヤ文明の初期の文字が見つかった。マヤ文明の専門家らが10日、明らかにした。

 西暦100年ごろのものとされる「石碑87(Stela 87)」は2018年9月、首都グアテマラ市から南西約140キロに位置するエルアシンタル(El Asintal)のタカリクアバフ(Takalik Abaj)遺跡公園内で見つかった。

 石碑に刻まれた象形文字は解読が進められている最中だが、あるドイツ人研究者によると、「言語としての読み方」はないにしろ、この「初期のマヤ文字」には支配者の存在とその称号の証しが示されているという。

 タカリクアバフは元々、オルメカ人が紀元前1500年から紀元100年ごろまで住んでいた都市だった。

 同公園の遺跡の責任者を務めるグアテマラ人考古学者は、後年発展を遂げたマヤ文字の黎明(れいめい)期において、タカリクアバフは「実験室」のような場所だったと説明している。

 同国のアレハンドロ・ジャマテイ(Alejandro Giammattei)大統領は10日、タカリクアバフ遺跡が国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)として登録されるよう申請する考えを示した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3272842?cx_part=top_topstory&cx_position=4

351taro:2020/03/12(木) 05:07:15
パナマで初の新型コロナ死者、新たに7人の感染確認

[パナマ市 10日 ロイター] - パナマ保健省は10日、新型コロナウイルス感染による国内初の死者が出たと明らかにした。新たに7人が検査で陽性となったという。

トゥルネル保健相は9日に国内初の陽性を確認。感染者は比較的軽症と説明した。また、政府は感染拡大について透明性を心がけているとした。

10日の発表によると、感染が確認されている人のうち1人は重症で、集中治療室で治療を受けている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000091-reut-s_ame

352taro:2020/03/13(金) 05:08:41
メキシコ市の地下鉄駅で衝突事故 死者1人、負傷者41人
3/12(木) 11:10配信ロイター

メキシコ市の地下鉄で11日、列車同士が衝突し、少なくとも1人が死亡、41人が負傷した。事故現場のタクバヤ駅は、市内で最も混雑する地下鉄駅の1つ(ナレーションなし)。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00010004-reutv-s_ame

353taro:2020/03/13(金) 05:08:57
メキシコ市の地下鉄駅で衝突事故 死者1人、負傷者41人
3/12(木) 11:10配信ロイター

メキシコ市の地下鉄で11日、列車同士が衝突し、少なくとも1人が死亡、41人が負傷した。事故現場のタクバヤ駅は、市内で最も混雑する地下鉄駅の1つ(ナレーションなし)。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00010004-reutv-s_ame

354taro:2020/03/13(金) 05:09:52
中南米で相次いで全校休校指示、新型コロナ懸念で

[サンサルバドル/パナマ市 11日 ロイター] - 中南米で、これまでに少なくとも3カ国が、新型コロナウイルス拡大抑制策として、公立・私立の学校で短期間、全授業を中止する指示を出している。

エルサルバドルのブケレ大統領は、全国にテレビ中継されたメッセージで、3週間の全校休校を指示。これまでに国内で感染は確認されていないが、この期間はあらゆる集会を禁止すると付け加えた。

これより先、パナマのMaruja Gorday教育相が、新型コロナに対する懸念を理由に、11日から少なくとも4月7日まで、国内の大半で公立・私立の学校を休校にするとの声明を発表した。

また11日には、ペルーのビスカラ大統領が、少なくとも3月30日まで全校を休校にすると表明した。同国政府がこれまでに確認している感染は15人。

一方、中南米諸国で最も感染確認が多いブラジルでは、こうした措置は発動されていない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00000070-reut-s_ame

355taro:2020/03/15(日) 15:06:57
メキシコ、1カ月の一斉休校に 新型コロナ対策で

【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ教育省は14日、大学を含むすべての学校を対象に、21日から1カ月間の一斉閉鎖を始めると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためとしている。4月に予定されていたセマナサンタ(聖週間)による休暇を前倒ししたうえで拡大する。政府は急激に感染者数が増加するとみており、本格的な対策に乗り出す。

一斉閉鎖は私立大を含め全国の25万校、3300万人の学生が対象となる。全国を対象に、かつ期間も1カ月に及ぶ閉鎖は極めて異例の措置だ。もともと4月6〜17日に予定されていた聖週間休暇を前倒しし、かつ延長する。閉鎖期間中は、学校ごとに通信教育などの実施を検討している。

メキシコでは14日正午時点での感染者数は26人で死者は出ていない。ただ、12日午後9時時点での感染者数は15人で、急激に増えている。保健省は今後、国外だけでなく国内で感染するケースが増えてくるとみており、手洗いなどの予防策の徹底を呼びかけるなど警戒を強めている。

学校閉鎖とは別に、サッカーのプロリーグは、無観客での試合実施に踏み切るなど、大規模な観客が予想されるイベントで、日程を延期したり中止したりする動きも出始めている。休校措置を受けて、今後はこうした動きがさらに広まるとみられる。

メキシコ政府は現時点でいずれの国や地域に対しても入国制限措置は実施していない。ただ、一部の空港では体温チェックなどの健康状態の検査を厳格にし始めている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56816070V10C20A3000000/

356taro:2020/03/16(月) 06:14:54
毛のないメキシコ伝統犬「ショロイツクインツレ」、ヒップスター時代に人気再燃
3/15(日) 13:05配信AFPBB News

(c)AFPBB News

【3月15日 AFP】メキシコの首都メキシコ市に立つ風格あるドロレス・オルメド美術館(Museo Dolores Olmedo)には、20世紀メキシコ美術にそびえ立つカップル、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)とディエゴ・リべラ(Diego Rivera)の世界最大のコレクションが展示されている。だがここには、この素晴らしい場所を分かち合うもう一つのメキシコの誇りがいる。メキシコ原産の毛のない黒い犬「ショロイツクインツレ」、略称「ショロ」だ。

 緑豊かな庭に住む13匹の犬たちは、カーロとリベラが飼っていた犬たちの子孫だ。彼らが誇りにしていたこのメキシコ伝統の犬種は、今はペットとして人気を集めている。

 ショロは極めてメキシコ的な古代犬で、歴史は7000年前にまでさかのぼり、約5500年前に人間に飼われるようになった。

 古代アステカ(Aztec)文明の人々は、死に神を意味する「ショロトル(Xolotl)」と犬を意味する「イツクインツレ」をつなぎ合わせて「ショロイツクインツレ」と名付け、死後の世界「ミクトラン(Mictlan)」の道案内をしてくれると信じて死者とともにこの犬を埋めた。

 1519年にスペイン人の征服者(コンキスタドール)らがアステカに到来して以降、ショロは流行としてもてはやされたり、時代遅れになったりを繰り返してきた。だがそれから5世紀がたった今また「ヒップスター」と呼ばれる流行に敏感な人々から愛され、首都およびメキシコ全土で脚光を浴びている。

■野生化で絶滅回避

 頭頂部にモヒカン刈りのような毛が生えている一部を除いて、ショロには被毛がない。専門家らによると、被毛を形成するDNAが正しく読み取られない遺伝子変異によるものだという。

 また、前臼歯が欠損していることも知られており、口からピンク色の舌がのぞいているときには独特な風貌になる。

 ショロの体温はとりわけ高く、古代にはリウマチやぜんそく患者の患部にショロの体をあてがう治療が行われていた。

 1810年にスペインからの独立戦争が起きる頃には、ショロは絶滅寸前に陥っていた。スペイン人は異教の象徴だとしてこの犬を嫌い、殺したり食べたりすることもあった。だが、ショロはメキシコ南部の山あいで野生となって生き延びた後、メキシコ先住民の小作農民らによって再び飼われるようになった。

 ショロがメキシコ文化の象徴として復活を遂げたのは、1910年のメキシコ革命(Mexican Revolution)後のことだった。

 革命では、独裁者ポルフィリオ・ディアス(Porfirio Diaz)と欧州寄りの支配層が追放された。そして、カーロやリベラをはじめとする新たな文化的エリートらが、長らく蔑視されていた先住民文化の象徴の復興に取り掛かった。もちろん。その中にショロも含まれていた。

 20世紀半ばに撮影された白黒写真にはショロを抱き、誇り高い表情をしたカーロとリベラが写っている。リベラは実業家でアートコレクターの友人、ドロレス・オルメド(Dolores Olmedo)にショロのつがいを寄贈した。その子孫が今、旧オルメド邸である同美術館の庭で走り回っている。

■映画のキャラクターに起用

 ショロは21世紀の今、メキシコの文化に誇りを持つ20〜30代の若者の間で再び人気を集めている。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のトレンド欄などでも取り上げられ、2016年には公式な「メキシコ市の象徴」にもなった。

 飼い主の一人であるメキシコの有名ロックバンド「カフェ・タクーバ(Cafe Tacvba)」のフロントマン、ルベン・アルバラン(Ruben Albarran)さんは「(ショロは)私が愛するメキシコ文化とつながっている」とAFPに語った。

 ショロはまた2017年のディズニー(Disney)映画『リメンバー・ミー(Coco)』にも登場。同作品は米アカデミー賞(Academy Awards)長編アニメ賞を受賞した。

 映像は2019年11月撮影。(c)AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-00010005-afpbbnewsv-int

357taro:2020/03/17(火) 05:09:28
米国境警備隊の日常に密着──不法移民の逮捕から救命まで

【3月16日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の移民政策をめぐり、論争が激化する米国。人里離れた場所で、米国を目指す中南米からの移民の波に最前線で向き合うのは、緑色の制服に身を包んだ国境警備隊だ。

 AFPはこのほど、テキサス州の国境警備隊に3日間同行し、前線を守る警備隊の日常を取材した。

「生まれた場所が違っていたら、われわれも同じことをするだろう」──テキサス州サンダーソン(Sanderson)の国境警備隊のサデウス・クリーブランド(Thaddeus Cleveland)氏は、日々出会う移民について語った。

■警察官、警察犬、救助隊の間のような任務

 国境警備隊は米メキシコ国境で、複雑な任務を果たす。警察官、警察犬、救助隊の間のような役割だ。

 徒歩や馬、トラック──巡回の形はさまざまだ。暗視ゴーグルや人感センサー、カメラや麻薬探知犬などを用いるが、テクノロジーよりもノウハウが、逮捕の決め手となることも多い。

 クリーブランド氏は、警備隊員の追跡スキルについてこう話す。「われわれは足跡を探す。土がないところでは、蹴られた石や壊れたブラシといった物を探さなければならない。これらは、誰かがその場所を通過した証拠になるからだ」

 ビッグベンド(Big Bend)地区では昨年、およそ500人の警備隊員が、1624人の不法移民を拘束した。これは、ほんの一部にすぎない。2018年10月〜2019年9月の1年間に逮捕された不法移民は、100万人近くに上る。

 警備隊の仕事は、法を守らせることだけではない。救命を担うこともある。

 プレシディオ(Presidio)の国境警備隊のデレク・ボイル(Derek Boyle)司令官は、巡回という警備隊の典型的な一日は「山や小川、河川から移民を救い出す救助の場」に変わることもあると話した。

 映像は1月28〜30日撮影。(c)AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00010004-afpbbnewsv-int

358taro:2020/03/19(木) 05:17:26
メキシコ国境で拘束の外国人、米が即時送還を検討 コロナ対策

[ワシントン 17日 ロイター] - 米国のトランプ政権は、メキシコとの国境で拘束した外国人全員を直ちにメキシコに送還することを検討している。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるための措置としている。複数の政権関係者が明らかにした。

現在検討中の措置は、入国手続きが行われる場所以外で不正に米国に入国した移民を対象とするもので、合法的な移住や商業輸送には影響はないという。

しかし、国土安全保障省と税関・国境警備局(CBP)の当局者2人は、国境で拘束したすべての外国人を対象にすることも検討中と述べている。

メキシコ政府は17日遅く、外務省が短い声明を発表し、米側から公式提案を受けていないと反論した。この声明は、いかなる提案であれ影響を分析し、自国の利益、公衆衛生、人権を守るために行動するとしている。

この措置については、ニューヨーク・タイムズ紙が最初に報じた。政権が今回の措置を導入すれば、訴訟が起こされる可能性が高く、メキシコ政府の協力が必要になる可能性もある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000102-reut-s_ame

359taro:2020/03/20(金) 04:24:22
トランプ政権、メキシコからの違法入国者即時送還へ コロナ対策

[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、新型コロナウイルスの感染拡大封じ込めに向けて、メキシコからの違法入国者を即時送還させるための法令を施行する方針を示した。

トランプ氏はホワイトハウスでの会見で、感染病の拡大を防ぐために、特定の国や地域からの人や物の入国を阻止する権限について、公衆衛生局長官に与える法令を施行する考えを示した。

18日にもこの措置に踏み切る可能性があるとしたが、メキシコとの国境を完全に封鎖することは計画していないと説明した。

ロイターは17日に関係者の話として、トランプ政権が、メキシコとの国境で拘束した外国人全員を直ちにメキシコに送還することを検討していると伝えた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200319-00000063-reut-s_ame

360taro:2020/03/21(土) 04:50:39
米・メキシコ、「不要な」出入国制限で合意

【3月21日 AFP】米国とメキシコの両国は、新型コロナウイルスの流行を受けた措置として、両国間の国境での不要不急の出入国を21日から制限することで合意した。米国が20日、明らかにした。米国はカナダとの間でも同様の措置を発表している。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はこの措置について、「国境管理に当たる職員、移民、そして一般市民への感染拡大」を阻止するために必要だと説明。マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官はホワイトハウス(White House)での記者会見で、米・メキシコ間の貿易は継続すると述べた。(c)AFP



https://www.afpbb.com/articles/-/3274477?cx_part=top_latest

361taro:2020/03/27(金) 05:03:44
キューバが「奇跡の新薬」と医師ら400人を世界に派遣、新型肺炎治療を支援
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/400-6.php

<「医療先進国」キューバの薬や治療を試したい15カ国からすでに打診があったが、トランプのアメリカだけは支援を拒否。対キューバ経済制裁を復活させたための意地か>

キューバは新型コロナウイルスへの有効性が期待される「奇跡の新薬」を届けるため、世界中に医療チームを派遣する。

この新薬はインターフェロン・アルファ-2Bリコンビナント(IFNrec)という抗ウイルス薬。キューバと中国の研究チームが共同で開発した。今年1月から中国で活動してきたキューバの医療チームは、COVID-19のパンデミック(世界的大流行)克服のため世界各地でこの薬を用いた治療を行う。世界全体で新型コロナウイルスの感染者は3月27日時点で累計44万人を上回り、死者は2万人を突破した(一方、回復した人も30万人を超える)。

キューバの医療チームは1980年代に先進的なインターフェロン治療でデング熱の感染拡大を阻止。その後にHIV、子宮頸癌を引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)、B型肝炎とC型肝炎のウイルスを抑える上でも成果を上げてきた。

英グラスゴー大学の講師でキューバ事情に詳しいヘレン・ヤフェによれば、IFNrecは「最終的に死に至りそうな患者の重篤化と合併症を防ぐ」と、キューバのバイオテクノロジー専門家ルイス・ヘレラ・マルティネスが説明しているという。ヤフェはこの治療法が新型コロナウイルス に対する「奇跡の新薬」になる可能性があると見ている。

制裁が足枷に
ヤフェは本誌の取材に応じ、自分が知るだけでも15カ国がこの薬を求めてキューバに接触してきたと語った。「地方自治体の長や病院の理事長も、危機に対処するため一刻も早くキューバの抗ウイルス薬を手に入れたがっている」と、ヤフェは言う。

IFNrecはCOVID-19の治療薬としてはアメリカでは認可されていないが、類似したウイルスに有効なことは証明されている。

中国のCDCに当たる国家衛生健康委員会はCOVID-19の治療薬として他の30種の薬と共にIFNrecを挙げている。世界保健機関(WHO)も今後、インターフェロン・ベータを含む4種の治療薬についてCOVID-19に対する有効性を調べる計画だ。

キューバの野心的なパンデミック対策は、米政府の長年にわたる経済制裁に足を引っ張られてきた。アメリカの制裁は「COVID-19のような大規模な公衆衛生上の危機への対応に限らず、あらゆる分野でわが国の発展を妨げる大きな障壁となっている」と、キューバの当局者は本誌に語った。「制裁解除はキューバに大きな恩恵をもたらす。医療は、約60年前に科された制裁で最も打撃を受けた部門の1つだ」

362taro:2020/03/27(金) 05:06:24
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/400-6_2.php
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/400-6_3.php

医療分野でこの当局者が特に問題視するのは、米国務省が「人身売買に関する年次報告書」でキューバが医療従事者を外国に売り渡していると主張していること。オバマ政権時代の国交回復で、一時この報告書におけるキューバの評価は引き上げられたが、2019年に再び最低ランクに落とされた。

キューバ外務省は米政府のこうした批判にたびたび抗議し、米政府の経済制裁こそ国際法違反であり、キューバは国際社会に人道的に貢献していると主張してきた。

「経済封鎖にもかかわらず、キューバの医師は世界59カ国で働いている。うち37カ国でCOVID-19の感染者が出ている」と、当局者は言う。

この37カ国にはグレナダ、ジャマイカ、ニカラグア、スリナム、ベネズエラなど中南米やカリブ諸国に加え、COVID-19の感染拡大で世界最多の死者を出しているイタリアも含まれる。COVID-19にはまだ有効性が実証されたワクチンや治療法はないが、キューバ当局は自国の医療協力により、国際的な規模で危機を軽減できると確信している。

「キューバで医学を学び、中南米諸国やキューバで研修を受けた医師は、世界に2万9000人以上いる。彼らはCOVID-19との闘いに全力を尽くすだろう」と、当局者は力を込めた。

アメリカは韓国などに支援要請
キューバ国内では今のところ感染拡大は抑えられている。キューバ保健省によれば、人口約1150万人に対し、3月24日段階で確認された感染者は40人で、死者は1人だ。

キューバは豊かではないが、医療部門は発達している。1959年にキューバ革命を起こしたフィデル・カストロが、教育や福祉とともに医療を社会主義革命の柱にしていたからだ。

キューバ外務省によると、「協力ミッション」で外国に派遣される400人の医師と専門家が現在、首都ハバナのペドロ・コウリ国立熱帯医学研究所で研修を受けている。同研究所はCOVID-19感染症の治療を中心的に担う医療センターに指定されている。

ドナルド・トランプ米大統領は、アメリカ国内で急激に拡大する新型コロナウイルスを抑え込むため、国際社会から協力を引き出そうとしている。米国務省は、アメリカが経済援助を行ってきた国々に医薬品の提供を要請したと報道されている。またトランプ大統領は、韓国の文在寅大統領との電話会談で、検査キットや人工呼吸器などの医療機器の支援を要請した。3月24日に韓国大統領府が発表した。

一方で、キューバの支援は断っている。2005年にハリケーン「カトリーナ」でニューオーリーンズと周辺地域が壊滅的な打撃を受けたときもそうだった。キューバ当局者によれば、今回の危機に対するアメリカからの「公式の支援要請はない」。

「キューバでは今回のパンデミックが始まるより何カ月も前から、米政府の制裁強化により、石油と石鹸や食品など生活必需品が不足していた」と、ヤフェは本誌に語った。「世界の最先端を行くキューバのバイオテック産業も資金や物資不足で、研究開発が思うに任せぬ状況だ」

「キューバの医療チームは自国民だけでなく、世界中の人々を救うために、この厄介なパンデミックと戦いに行こうとしている。そのために必要なリソースを彼らが入手できるよう、アメリカは今すぐ経済封鎖をやめるべきだ」

363taro:2020/03/28(土) 05:15:12
キューバ、新型コロナ医療支援を「外貨稼ぎ」と断じた米国に猛抗議

【3月27日 AFP】キューバ政府は26日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて同国が世界各国に派遣した医師団について、米国が「疑惑とうその宣伝活動」を行っていると激しく非難した。

 キューバは医療従事者の養成プログラムが優れていることで知られ、世界61か国で3万人のキューバ人医師が活躍している。ここ数週間は新型ウイルス対応のため、要請に応じてイタリア、ベネズエラ、ニカラグア、グレナダ、スリナム、ジャマイカ、ベリーズに医師団を派遣している。


 キューバ外務省は、米国務省が「キューバの提供する国際医療協力に対し、継続的に悪質な疑惑とうその宣伝活動」を行なっていると外交文書で抗議。「米政府の疑惑の宣伝活動は、いかなる状況においても道義にもとる。全人類を脅かすパンデミックのさなかにあっては特に、キューバに対しても世界に対しても侮辱的だ」と非難した。

 これに先立ち米国務省はツイッター(Twitter)に、「キューバはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)に苦しむ国々に国際医療支援を提供しているが、この制度の悪用への加担を各国がやめた結果、受けた損失を埋め合わせようとしているだけだ」と投稿した。

 共産主義国で教育費が無料のキューバについて、米国務省は「医師や看護師らが劣悪な労働環境に身を置きながら、国際医療支援に従事して稼いだ給料のほとんどを(国が)確保している」と主張。「COVID-19対策でキューバの支援を求めている各国は、合意内容を精査し、強制労働に終止符を打つべきだ」としている。

 医療サービスの「輸出」は、60年近く米国の厳しい制裁を受けてきたキューバ経済の支柱の一つで、政府統計によると2018年には63億ドル(約6900億円)を同国にもたらした。だが、近年ブラジルやボリビア、エクアドル、エルサルバドルなど受け入れ先の国が相次いで左派から右派に政権交代し、キューバ人医師団が送り返される事例が相次いでいた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3275633?cx_part=top_latest

364taro:2020/03/28(土) 05:24:49
アメリカ人は「家から出るな」 メキシコ住民が国境を封鎖

アメリカ人が新型コロナウイルスを持ち込むとの不安がメキシコで強まり、国境近くの住民たちが検問所を封鎖する事態となっている。

米アリゾナ州の南に位置するメキシコ・ソノラ州の住民らは、25日に国境の検問所を数時間にわたって封鎖。26日も入国する車両の通行を遮断すると誓っている。

住民たちはマスクを着け、アメリカ人に「家から出るな」と告げるプラカードなどを掲げた。

アメリカでは新型ウイルスの感染者が8万3500人を超えて世界最多となった一方、メキシコの感染者は500人に満たない。

メキシコはアメリカとの国境を、「不可欠な」業務目的の渡航を除いて、全面閉鎖したことになっている。しかしメキシコの住民たちは、閉鎖はほとんど実施されておらず、当局は検査も全くしていないと抗議している。

検問所の封鎖を主導している団体「健康と人生のためのソノラ州民」は、国境を越えてメキシコに入国する全てのアメリカ人に、新型ウイルスの検査をするよう求めている。

この団体のメンバーのホゼ・ルイス・ヘルナンデス氏は米紙アリゾナ・リパブリックに、「連邦政府は現在のパンデミック(世界的流行)に対応する健康チェックをしていない。だから私たちはこの(国境の街)ノガレスにいる。メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領にすぐに行動を取るよう求めるために、この活動をしている」と話した。

■国境閉鎖と検査を要求

新型ウイルスのパンデミックへの対策では、アメリカのドナルド・トランプ大統領と同様、メキシコのロペスオブラドール大統領も批判を浴びている。

「健康と人生のためのソノラ州民」は、メキシコのアメリカとの国境を、観光や医療目的のアメリカ人とメキシコ人が越えることを禁止するよう求めている。この禁止には、アメリカの学校や職場に通うために毎日国境を越えている人も含まれると訴えている。

また、アメリカで国外退去を命じられたメキシコ人にも新型ウイルスの検査を実施するよう要求している。

団体は25日午後にデコンチーニ検問所を封鎖。今後も封鎖行動をすると表明している。

■大統領は握手やキスをやめず

トランプ米大統領は、メキシコからアメリカに入国する人数を削減することを重要政策の1つに掲げている。国境を越えて来るメキシコ人が、アメリカに社会問題をもたらしていると主張している。

トランプ氏は先週、新型ウイルス対策として国境を閉鎖する予定だと発表した。

米紙アリゾナ・リパブリックによると、米アリゾナ州では新型ウイルスの感染者が400人を超えており、メキシコと国境を接するすべての郡で新型ウイルスによる感染症COVID-19の死者が出ているという。

一方、メキシコ・ソノラ州では感染者は4人しか報告されていない。最初の感染者は3月16日に確認され、最近アメリカから帰国した高齢男性だった。

ロペスオブラドール大統領は、パンデミックへの遅い対応で国内外から批判されている。また、集会や握手、赤ちゃんへのキスなどを続けていることも非難の対象となっている。

(英語記事 Americans not welcome due to virus, say Mexicans)

(c) BBC News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-52059763-bbc-int

365taro:2020/03/28(土) 05:27:50
メキシコ経済、第2四半期は35.5%縮小も=JPモルガン

[メキシコ市 26日 ロイター] - JPモルガンは26日、2020年のメキシコ経済成長率見通しをマイナス7%に下方修正した。中でも第2・四半期は季節調整済みで年率マイナス35.5%になる見通しという。

年前半はマイナス成長が続いた後、後半には部分的に回復するとしている。

格付け会社S&Pグローバル・レーティングは26日、メキシコの格付けを「BBBプラス」から「BBB」に引き下げた。これを受け、JPモルガンは、近いうちに一段の格下げとなる可能性も排除できないと指摘した。

新型コロナウイルスの感染拡大や原油価格の急落で、メキシコ経済への打撃は深刻になると予想されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000101-reut-s_ame

366taro:2020/03/28(土) 05:29:18
メキシコ「BBB」に格下げ、見通しネガティブ 新型コロナで=S&P

[26日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは26日、メキシコの格付けを「BBBプラス」から「BBB」に引き下げ、見通しは「ネガティブ」とした。新型コロナウイルスの感染拡大や原油価格の急落で経済への打撃が予想され、政府による景気支援の必要性が高まると指摘した。

S&Pは、新型ウイルスや原油価格による顕著な衝撃が、すでに軟調なメキシコ経済をさらに悪化させるとの見方を示した。

2020年の国内総生産(GDP)成長率はマイナス2─2.5%と予想。21年にはプラス2%強に回復するとの見通しを示した。

格下げを受け、メキシコペソ<MXN=>は対ドルで1.6%超下落した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000042-reut-s_ame

367taro:2020/03/31(火) 05:06:08
ベンガルトラの赤ちゃん「コビッド」誕生、メキシコの動物園に希望
3/30(月) 16:04配信ロイター

メキシコの動物園でベンガルトラの赤ちゃんが生まれ、関係者を驚かせている。新型コロナウイルス感染症にちなんで「コビッド」と名付けられたが、ウイルスとは逆に、関係者らに希望と喜びをもたらしている。

メキシコ東部コルドバの私立動物園で、元気いっぱいのトラの赤ちゃんが誕生。関係者を驚かせるとともに、希望の光をもたらした。
ベンガルトラの赤ちゃん、「コビッド」。サーカスや個人から動物を救うための専門動物園で、3月14日に生まれた。
しかしこの赤ちゃんトラは、名前の由来となった病気ほど危険ではない。
名前は動物園のオーナーがつけた。オーナーの娘、キツィア・ロドリゲスさんは、コビッドの誕生に皆が驚いたと話す。
「大きな影響を与えるだろう。今は誰にとっても難しい状況だから。だがその誕生は、いつかお客さんに見てもらえるかもという希望を与えてくれる。コビッドは天からの贈り物だ」
赤ちゃんはサーカスで飼育されていた8歳のトラから生まれた。股関節骨折の手術後、健康な状態に戻った。
ロドリゲスさんは、いつか日常生活が戻り人々がコビッドに会いに来れるよう望んでいる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00010010-reutv-s_ame

368taro:2020/03/31(火) 12:48:58
メキシコが非常事態を宣言 新型コロナ拡大で

【メキシコシティ支局】メキシコ政府は30日、同国での新型コロナウイルスの感染者数が急増していることを受け、保健衛生上の国家非常事態を宣言した。4月30日までは不要不急の外出を慎むように求め、50人を超える人々が参加するイベントや集会も避けるように要請した。

メキシコでは30日時点でコロナウイルスの感染者数は1094人で、死者が28人。前日からそれぞれ101人、8人増えた。政府は従来、外出を慎む期間は4月19日まで、集会は100人超を禁じていた。

政府内には感染が今後も広がれば、スペインやイタリアなどのように、患者の増加に医療体制が追いつかなくなるとの危機感が強まっている。保健省は同日の会見で北部の病院ではクラスター(感染者集団)が発生しているとの見解を示した。

メキシコ政府は既に不要不急の外出を控えるように要請してきたが、今回の宣言によって国民へのより強い浸透を狙う。保健省幹部は会見で何度も「感染拡大を防ぐため家にとどまって欲しい」と述べ、危機感を示した。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO57438100R30C20A3FF2000?s=4

369taro:2020/04/01(水) 04:49:08
パナマ、外出認める曜日を男女別に指定 新型ウイルス対策を強化

【AFP=時事】中米パナマ政府は30日、新型コロナウイルスの拡散抑制を目指して外出制限を強化し、外出を認める曜日を男女別に分ける措置を発表した。

 これまでの外出制限では、性別による規制は設けられていなかったが、4月1日からは、男性と女性がそれぞれ異なる曜日に、一度に2時間までに限って外出が認められるという。

 男性がスーパーマーケットか薬局に行けるのは、火・木・土曜日で、女性の外出が許されるのは月・水・金曜日となる。日曜日は男女ともに外出禁止で、この新たな措置は15日間継続される。

 パナマで新型ウイルスの感染症例が最初に報告されたのは今月10日。以後27人が死亡した。感染が確認されたのは1075人で、うち43人が集中治療を受けている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-00000036-jij_afp-int

370taro:2020/04/03(金) 05:06:58
米大学生44人が新型コロナ感染、勧告無視しメキシコ旅行

(CNN) 米テキサス大学オースティン校は2日までに、春休みを利用しチャーター便でメキシコへ遊びに出かけた同校の学生ら約70人のうち44人の新型コロナウイルスへの感染が判明したと報告した。

新型肺炎対策でトランプ米政権が促す10人以上の密集回避や不要不急の空の旅の自粛を無視した行動となっている。CNNの取材に応じた同校の広報担当者によると、感染がわかったのはいずれも学生で自主隔離の措置を受けている。

地元のCNN系列局KXANによると、テキサス州州議会の下院議長は「馬鹿なことはやめろ。現実を知れ。成長しろ」などと学生らを強く叱責した。同校の学長は適切な判断と自らの行動が他人に影響することへの考慮を求めた。

旅行は2週間前に実施。ただ、メキシコは当時、米政府による新型肺炎絡みの渡航情報の対象国になってはいなかったという。米国がメキシコへの必要不可欠でない渡航の一時中止を呼びかけたのは3月19日だった。

オースティンの公共保健衛生当局によると、旅行の参加者の一部は民間旅客機を使って帰国したことが判明し、他の乗客らへの感染拡大への懸念も招いている。チャーター便に搭乗していた他の数十人も経過観察が進んでいるという。

オースティン市の市長は3月24日、自宅待機の指示を出していた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35151797.html

371taro:2020/04/03(金) 05:16:06
NYには帰らない!22歳女性が逃避行の行先に選んだ場所は…

 ハワイへ出かけたニューヨーカーのローラ・デイラーさん(22)は数週間後、自分が南米グアテマラへたどり着くことになろうとは夢にも思っていなかった。

 新型コロナウイルスが世界中に広がるのを目の当たりにした彼女は、この場所を選んだ。大勢の米国人が帰国のため政府の支援を求めたのに対し、デイラーさんは海外での避難生活を選んだ。

 デイラーさんが避難先に選んだのは、グアテマラの美しいアティトラン湖だった。「国境が閉鎖され、交通機関が止まる寸前にここへ来た」

 米国を離れ、中南米各国に身を寄せる米国人はデイラーさんだけではない。彼らは今や、20万人を超える感染者数を抱え、世界最大のホットスポットと化した米国から逃れた。中でもデイラーさんの出身地ニューヨークは、8万人以上が感染した。

 「家族や友人の意見は半々かな。帰ってきた方がいいという意見と、帰らない方が良いという意見と。NYの状況は良くないから。中には事態が悪化した時に備えて帰るべきだという人もいる。だけど私はそうは思わない」

 彼女はグアテマラでギターを弾いたり、本を読んだり、ジョギングをしたり、湖で泳いだり、スペイン語の勉強をしながら過ごしている。

 グアテマラの感染者数は依然40人前後。デイラーさんはこのままパンデミックが終息することを祈っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00010008-reutv-s_ame

372taro:2020/04/03(金) 05:16:52
米政権、カリブ海で軍事プレゼンス増強へ コロナに乗じた密輸対策

[ワシントン 1日 ロイター] - トランプ米政権は1日、麻薬カルテルやベネズエラのマドゥロ大統領といった「腐敗アクター」が新型コロナウイルス大流行に乗じて麻薬を密輸するのを防ぐため、カリブ海に米海軍艦艇と軍用機をさらに配備すると表明した。

トランプ大統領は「高まる脅威」に対処するため、同海域の軍事リソースを倍増すると指摘。リソースには駆逐艦、偵察機、人員を含んでいる。

米当局者と事情に詳しい2人の関係者によると、今回のオペレーションではベネズエラ近くまでの海軍艦艇派遣も指示する見通し。ただ、ベネズエラ沿岸までどの程度近付くのかは不明だという。

米政府は先週、ベネズエラのマドゥロ大統領と国防相ら政権幹部十数人を「麻薬テロリズム」に関与した罪で訴追した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000076-reut-s_ame

373taro:2020/04/04(土) 04:48:26
コロナビール製造を一時停止、メキシコ政府が不要不急と認定

[メキシコ市 2日 ロイター] - メキシコのビール最大手グルポ・モデロは2日、「コロナビール」などのビール製造を5日から一時停止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の抑制に向け、政府が不要不急の事業と認定。操業を一時中断するよう指示した。

グルポ・モデロは国内に11カ所の醸造所を持ち、世界180カ国に輸出している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00000095-reut-s_ame

374taro:2020/04/08(水) 05:02:32
メキシコ大統領、新興国向け「マーシャルプラン」を呼び掛け

[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は6日、新興国の新型コロナウイルス対策を支援するため、国際金融機関が新たな「マーシャルプラン」(復興援助計画)の策定を支援すべきだと表明した。

定例会見で述べた。大統領は米資産運用会社ブラックロック<BLK.N>のラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)と4日にテレビ会議を行い、この構想を提案したという。

大統領は「マーシャルプランのようなものが必要だ」と発言。「(フィンク氏に)提案した。国際通貨基金(IMF)からは何も話が出ていない。世界銀行からも何も話が出ていない。援助・支援の発表がない」と述べた。

大統領は、新興国向けの支援は「一方的な融資」ではなく「開発協力」の形で行うべきだとも主張した。

マーシャルプランは第2次世界大戦で被災した欧州諸国を支援するため米国が1948年に開始した復興援助計画。

スペインのサンチェス首相も、新型コロナ感染拡大による打撃から欧州が回復するにはマーシャルプランのような枠組みが必要だとの認識を示している。 

民間アナリストは、新型コロナの感染拡大でメキシコが今年、深刻な景気後退に陥ると予想している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000056-reut-s_ame

375名無しさん:2020/04/10(金) 04:18:17
「空き地を畑に」国家計画 コロナ禍の食料不足に備え ホンジュラス
4/9(木) 14:16配信時事通信
 【サンパウロ時事】中米ホンジュラスのエルナンデス大統領は7日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う食料不足に備え、国内の空き地を農地に転換する計画を発表した。

 
 エルナンデス氏は「世界は今年後半、食料不足に陥る可能性がある。ホンジュラスは自給自足を確立しなければならない」と強調。全国の未利用地を調べ、地権者に穀物や野菜、果物の栽培を命じる「食料安全保障国家計画」をぶち上げた。技術面や経済面で地権者を支援し、作物は適正価格を保証するという。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000054-jij-int

376taro:2020/04/12(日) 04:57:17
殺りくの荒野、ドローンで息子の遺体を捜す母 メキシコ

【4月11日 AFP】教師を引退したレティシア・イダルゴさん(57)は、顔に日焼け止めを塗り、雑草だらけの荒れ地をしっかりした足取りで歩いていく。イダルゴさんは大勢の人がこの荒野で殺されていることを知るようになった。当局が無反応なことにしびれを切らし、1年前から自分の手で行方不明の息子を捜しているのだ。息子の遺体を見つけるために学んだのが、ドローンの使い方だ。

 メキシコでは麻薬取引をめぐる行方不明者が、2006年以降6万人以上に上っている。イダルゴさんの息子ロイ・リベラ(Roy Rivera)さんもその一人だ。

 2011年1月11日の朝、北部ヌエボレオン(Nuevo Leon)州にある家に武装した男たちが押し入り、ロイさんを誘拐した。中には警官の制服を着た男もいた。イダルゴさんが助けを求めてバルコニーに出たとき、ロイさん兄弟はナイフで男たちに応戦していた。ロイさんの姿を見たのはそれが最後だった。

 荒れ地に立つイダルゴさんには、行方不明者の捜索を専門とする特別検察官エドゥアルド・サウセド(Eduardo Saucedo)氏が付き添っている。後ろに立つ警官たちは、サリナスビクトリア(Salinas Victoria)に位置する広さ4ヘクタールの土地での捜索を指揮している。

 イダルゴさんは行方不明者の家族支援団体と一緒に、ドローンによる航空写真を補正したオルソ画像を用いて、遺体の存在を示す可能性のある地面の変色や陥没、盛り上がりといった変化が分かる地図を作ろうとしている。

 哲学と文学を学んでいた息子のロイさんは誘拐されたとき、19歳になるところだった。「シャイだけど優しい子だった」とイダルゴさんは言う。

 身代金を払う前にイダルゴさんは、ロイさんが持っていた携帯電話を通じて話すことができた。それからは携帯電話のGPS信号を利用して、家のパソコンからロイさんの位置を追跡していた。だがある日、ロイさんの携帯の信号は途絶えた。

■トレジャーハンターに教えを乞うたことも

 イダルゴさんは最悪の事態を想定し、埋められた遺体を捜す方法を探した。金棒を地面に突き刺し、遺体の腐臭を嗅ぐ方法を学んだり、トレジャーハンターに金属の探知方法を教えてもらったりしたこともある。最後に行き着いたのが、他の遺族と一緒にドローンを購入することだった。

 ドローンで最初に撮影した200枚以上の写真を見ている段階で、新たなヒントを得ることができた。「ここに空き地に通じる細い道が見える」と、イダルゴさんはノートパソコンのスクリーン上の1枚の画像を指さした。「この白いところは石でしょう。でもまとまってあるのは珍しい」

 この一帯では過去の捜索で、数千の白骨化した遺体が発見されている。だが、地下に埋まっている可能性のある遺体の捜索でドローンを使ったのは初めてだ。

 サウセド検察官によると、誘拐犯の一味が殺害した犠牲者の遺体をここに遺棄したという証拠がある。遺体を焼却し遺灰をばらまくか、浅い穴に埋めて発見しにくいようにしているという。

 法人類学者のフェルナンド・ゴンサレス(Fernando Gonzalez)氏は、空き地にある家で遺体を焼却していたと推測する。

 イダルゴさんは、「誰も私たちが今やっているような方法で遺体を捜そうとはしなかった」と語る。「だが、ここまで分かっても、今なおロイが見つからないことに無力さを感じる」 (c)AFP/Jennifer GONZALEZ COVARRUBIAS

https://www.afpbb.com/articles/-/3272347?cx_part=top_topstory&cx_position=4

377taro:2020/04/13(月) 04:41:14
キューバ産ラム酒「ハバナクラブ」、米国の制裁に直面

【4月12日 AFP】キューバの代表的なアルコール飲料であるラム酒の製造業者らが、米国の対キューバ制裁により厳しい状況に追い込まれている。

 キューバを代表するラム酒の銘柄、「ハバナクラブ(Havana Club)」の小さな蒸留所兼瓶詰め工場は、首都ハバナから南東へ30キロ離れたサンホセ(San Jose)にある。

 2018〜19年度には470万ケースのラム酒を製造したと、製造元ハバナ・クラブ・インターナショナル(Havana Club International)の開発部長セルヒオ・バルデス(Sergio Valdes)氏は誇らしげに語った。1ケース分の量は9リットルだ。

「ハバナクラブのラム酒は100%キューバ産。材料のすべてがキューバに由来しています」とバルデス氏は語った。しかし「ケースやボトル、ラベル、ボトルキャップについては輸入に頼っており、常に問題が起きる可能性がある」という。例えば「供給元から販売中止を告げられたり、供給元が利用している銀行を通じて私たちに支払いを行うことができないと言われる」可能性だ。

 このような状況になった背景には、キューバが左派同盟国のベネズエラに軍事支援を行っているとして、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が制裁を強化したことがある。

■「まだここにいる」

 キューバは1962年以降、常に何らかの形で米国から禁輸措置を受けてきたため、トランプ政権による制裁に慣れるのにも時間的余裕があった。

 今回の禁輸措置はキューバのラム酒輸出にとって特に厳しい内容だ。「世界市場の4割から締め出され、すでにブランドに影響が出ていることは間違いない」とバルデス氏は述べた。

 キューバの最高指導者、ミゲル・ディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)国家評議会議長は昨年12月、「彼らは殺そうとして撃ってくるが、我々はまだここにいる」と語った。

 米国による制裁は石油から金融、旅行まで、あらゆる産業に影響を与えてきた。ハバナのクルーズ船ターミナルから150メートルのところにあるラム酒博物館は、米国の定期船が入港を禁止されたため、ほとんど人けのない状態だ。

 トランプ大統領はまたキューバ系米国人が、キューバ政府とビジネスを行っている企業に損害賠償を求めることを可能にする「ヘルムズ・バートン法(Helms-Burton Act)」の条項を発動した。

 これは「ハバナクラブ」のブランド所有権をめぐったキューバ政府と米酒造大手バカルディ(Bacardi)による20年に及ぶ法廷論争を再燃させた。

 ラム酒はキューバの重要な輸出品だ。2018年には126か国に対し、40万ヘクトリットル、金額にして1億3600万ドル(約148億円)相当を輸出した。輸出量は2017年から40%減だったが、より高価で質の高い製品に注力したことで、輸出額では9パーセントの下落にとどまった。(c)AFP/Carlos BATISTA

https://www.afpbb.com/articles/-/3271161?cx_part=common_focus

378taro:2020/04/14(火) 04:34:49
姿見せず1カ月 臆測飛び交うニカラグア大統領 12日復活祭に「復活」説も

 新型コロナウイルスの感染が広がる中米ニカラグアのオルテガ大統領(74)が約1カ月、公の場に姿を現さず、動静に注目が集まっている。新型コロナに感染し「療養中」「死亡した」などさまざまな臆測が飛び交う。12日のイースター(キリスト教の復活祭)に姿を見せ「復活を演出」するとの見方も出ている。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の11日時点の集計によると、ニカラグアの感染者数は7人、死者数は1人にとどまる。だが周辺国が国境閉鎖や外出制限など厳格な措置を取る中、ほとんど対策を講じていない政府への批判が高まっている。

 オルテガ氏は3月12日にコロナ対策を協議するビデオ会議に出席して以降、公の場で姿が確認されていない。オルテガ氏の妻のムリジョ副大統領(68)は4月4日、「(オルテガ氏は)指揮し、調整している」と「健在ぶり」をアピール。だが詳細な説明を避けたため、かえってうわさが飛び交う事態に陥っている。

 ロイター通信によると、心臓発作で過去に2度倒れたオルテガ氏は慢性疾患を患っているという。重症化リスクを避けるため、自主的に隔離生活を送っているとの説もある。キリスト教徒が多いニカラグアでは、オルテガ氏が最後に姿を現してから1カ月となる4月12日にイースターを迎える。十字架にかけられたイエス・キリストが復活したことを祝う日で、求心力を高めるため、オルテガ氏が自身をキリストになぞらえ姿を現すのではないかとの観測も浮上している。

 ニカラグアでは2018年、反政府デモが頻発し、市民300人以上が治安当局との衝突などで死亡。大統領を通算4期務めるオルテガ氏と、ムリジョ氏の強権姿勢への批判が高まっている。【サンパウロ山本太一】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-00000003-mai-s_ame

379taro:2020/04/16(木) 04:52:22
中米ニカラグア、大統領が1カ月以上姿見せず 感染対策も発表なし
4/15(水) 15:20配信CNN.co.jp
メキシコ市(CNN) 新型コロナウイルス感染が世界各地に拡大するなか、中米ニカラグアではオルテガ大統領(74)が1カ月以上前から公の場に姿を見せず、感染対策も発表されていない。

オルテガ氏は2月21日に軍のイベントに出席した姿がテレビで放送され、オンラインでは先月12日に中米統合機構(SICA)の首脳会議に参加したが、その後の動静は明らかでない。

同国では国境封鎖や休校措置、人との接触を避ける「社会的距離」確保の行動規制もなく、感染対策は一部市民の自主隔離などにとどまっている。

先週末も各地で観光イベントや復活祭の行事がにぎやかに開催され、国営放送がその模様を報じた。

米州保健機構(PAHO)は同国の状況に懸念を示し、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は「中南米諸国の首脳で感染対策を発表していないのはオルテガ氏だけ」と指摘する。

HRWによると、オルテガ氏の妻、ムリージョ副大統領は国民に、落ち着いて仕事を続けるよう呼び掛けている。

政府が13日に発表した集計では、国内で確認された感染者は9人、経過観察中の患者が12人、死者は1人で、いずれも外国から流入した症例とされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-35152424-cnn-int

380taro:2020/04/16(木) 04:56:04
新型コロナで大統領選延期 ドミニカ共和国
4/15(水) 7:09配信時事通信
 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ドミニカ共和国の中央選管当局は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、5月17日に予定していた大統領選挙を7月5日に延期すると発表した。

 得票が過半数に届く候補が出なかった場合、同26日に上位2人による決選投票が実施される。

 世論調査では、中道左派の野党・現代革命党(PRM)の実業家ルイス・アビナデル氏が大きくリード。中道左派の与党ドミニカ解放党(PLD)のゴンサロ・カスティジョ前公共事業・通信相が続いている。現在2期目のメディナ大統領は、憲法が連続3選を禁じているため出馬できない。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000012-jij-int

381taro:2020/04/17(金) 04:50:23
メキシコ、企業が休業拒否なら強制閉鎖も 新型コロナ対策で

[メキシコ市 15日 ロイター] - メキシコ保健省は15日、企業が新型コロナウイルス感染防止のための休業措置に従わない場合、強制閉鎖に踏み切る可能性があると明らかにした。

保健省のロペス・ガテル次官はツイッターへの投稿で、4月3日から14日までの間、必要不可欠とみなされない企業の15%が休業を拒んでいると指摘し、こうした企業を対象に検査証明書を作成し、保健当局が閉鎖し、調査を行うとの考えを示した。メキシコは3月30日に非常事態宣言をした。

15日時点でメキシコ国内の感染は448人増の5847人。死者は43人増えて449人だった。

ガテル氏は先週、国内感染者が最大2万6500人に達する可能性があるとの見方を示していた。

一方、米国の製造業団体は、メキシコのロペスオブラドール大統領に対して特定の業界を「必要不可欠」と指定するよう求めている。それにより、医療関連など重要な業界の活動が米国とメキシコの双方で継続されるとしている。

全米製造業者協会は15日、ロペスオブラドール大統領に書簡を送り、「ウイルス防護器具や救命具、医薬品などの生産を増やす必要がある時に、重要なサプライチェーンをひとつでも途絶えさせる余裕はない」と訴えた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000095-reut-s_ame

382taro:2020/04/17(金) 04:50:56
メキシコを「BBBマイナス」に格下げ、見通しは安定的=フィッチ
4/16(木) 7:21配信ロイター
[15日 ロイター] - フィッチ・レーティングスは15日、メキシコの長期外貨建て発行体格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に引き下げた。見通しは安定的としている。

フィッチは、新型コロナウイルス感染拡大による打撃で、メキシコ経済が今年深刻な景気後退(リセッション)に陥るとの見通しを踏まえ、格付けを変更したと説明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000033-reut-s_ame

383taro:2020/04/17(金) 04:55:21
メキシコ、コロナ死者の火葬禁止へ 麻薬取引行方不明者捜索で

【AFP=時事】メキシコの保健省は14日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で亡くなった人の遺体の火葬を禁止すると発表した。麻薬取引をめぐる行方不明者数万人の捜索活動を妨げないようにするためだとし、コロナ犠牲者の遺体を火葬することが「好ましい」と勧告していた政府のこれまでの指針を覆した。

 政府の新型コロナウイルス対策を担当するウゴ・ロペス・ガテル(Hugo Lopez-Gatell)保健次官は、「重大な社会的悲劇である強制失踪が起きている国では、これは起きてはならないとする犠牲者のための法律が存在する」と述べ、「行方不明者捜索の可能性を、常に開いておく必要がある」と続けた。 

 保健省と内務省は数日以内に、火葬を禁止する同意書に署名する予定だ。

 メキシコではこれまでに5000人超の新型コロナウイルス感染者が報告され、406人が亡くなっている。

 同国では、麻薬カルテルの殺し屋や腐敗した権力者による犠牲者が痕跡もなく行方不明になるケースが頻繁に発生している。2006年以降、麻薬取引をめぐる行方不明者は6万人超に上っている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000017-jij_afp-int

384taro:2020/04/18(土) 04:58:07
メキシコ、6月1日からの経済正常化を模索 対策順守が必須=大統領

[メキシコ市 16日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は16日、学校や企業の再開を含む正常化を6月1日に開始することを模索していると明らかにした。ただし、人々が新型コロナウイルス感染対策措置を順守することが必須としている。

当局者らによると、メキシコへの新型コロナの流行到達は欧米より遅かった。しかし経済への影響は大きく、通貨ペソの対ドル相場は過去3カ月で約29%下落した。

政府の保健専門家らは、感染抑制策を5月30日まで延長するよう勧告。ただ保健省は、感染が見つかっていない、またはきわめて少ない地域では5月17日から規制が緩和される可能性があるとしている。

大統領は、感染率の低い地域では17日から正常化できる可能性があるが、高齢者、妊婦、あるいは糖尿病などの基礎疾患を持つ人には規制の適用が継続されると説明。午前の定例会見で、「引き続きすべての措置に従うなら、このほかの地域では教育やあらゆる生産活動の再開は6月1日となる」と述べた。

15日に確認された感染者数は448人、死者は43人。累計感染者数は5847人、死者は449人となっている。

しかし保健省のロペスガテル次官は先週、国内の感染者は2万6500人に達している可能性があると発言した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000078-reut-s_ame

385taro:2020/04/21(火) 06:29:24
メキシコ麻薬王「エル・チャポ」印の支援物資、娘らが市民に配布
4/20(月) 16:13配信ロイター

メキシコの有名な麻薬王、「エル・チャポ」(ちび)ことホアキン・グスマン受刑者の娘や麻薬カルテルが、新型コロナウイルスの感染拡大の中で資金難に陥っている市民に対し、支援物資の配布を始めた。

メキシコ第2の都市グアダラハラで、市民に支援物資が配られた。
箱には、有名な麻薬王「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン受刑者の顔マーク。現在、米国で警備が最も厳重な刑務所のADXフローレンスに収監されている。
エル・チャポの娘のアレハンドリーナさんは、経営する「エル・チャポ701」社を通じ、物資を配布。箱の中身は油や砂糖、米などの必需品だ。
同社CEOのフリオ・カンポス氏
「各製品の粗利を犠牲にすれば援助ができるし、痛手ではない。当社は商品を補充でき、人々は私たちの支援を受けるだろう。
これは始まりに過ぎない。パンデミックは拡大したばかりだ。メキシコにとって6月は、非常に難しい月になる。私たちは支援を続けていく」
カルテルのメンバーも援助を提供。ギャングらが物資を配布している動画をSNSで公開し、宣伝に努めている。
残忍さで有名な麻薬カルテルは、貧困層の支持を得ようとしてきた経緯がある。
メキシコ経済は、新型コロナの拡大で打撃を受けており、過去最悪の不況に陥る中、多くの人々がぎりぎりの生活をしている。
「エル・チャポ701」のブランド名は、09年の世界富豪ランキングで同受刑者が純資産10億ドルで701位に入ったことに由来。
「エル・チャポ」の身柄は2017年米国に引き渡され、19年に多くの薬物取引容疑で有罪判決を受けた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00010004-reutv-s_ame

386taro:2020/04/22(水) 05:03:24
【映像】コロナ禍でエサ代捻出に腐心 規制延長下のメキシコ動物園

メキシコシティ、メキシコ、4月21日(AP)― 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、外出規制が延長されたメキシコで、動物園や娯楽施設などが運営資金調達で厳しい局面に立たされている。
 メキシコでは、新型コロナウイルス感染拡大のピークが3週間先と見込まれていることから、外出や社会的距離などの規制が5月末まで延長された。
 規制延長は、国内に50カ所以上ある動物園やテーマパークにとってはまさに死活問題だ。
 メキシコシティのサファリパークもその一つで、1500頭のゾウやライオン、キリンなどの動物のエサ代から施設の管理費、さらに職員の給与をすべて来園者の入場料で賄っている。
 同動物園では、エサ代と職員の給与を捻出するため、コロナ騒ぎが収まった後の入場料が4分の1になる割り引きチケットをオンラインで先行販売。これまで1000枚以上が販売されたが、昨年のイースターに1日1万人を超えた入場者数にははるかに及ばない。
 動物園より状況が切迫しているのが遊園地だ。COVID-19の流行と同時にほとんどが閉園となり、再開も一番後回しになるのではないかとみられている。
 これまでのメキシコ全体の感染者は8200人で、死者は686人に上っている。
 新型コロナウイルスに感染した場合、発熱や咳(せき)など軽度から中程度の症状を引き起こすが、2〜3週間で解消する。その一方で、高齢者や既往症のある人の場合、肺炎などの深刻な症状を引き起こし、場合によっては死に至る可能性がある。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00010000-aptsushinv-s_ame

387taro:2020/04/23(木) 04:36:10
米から送還の不法移民が感染 グアテマラとハイチ

 不法移民対策を強化しているトランプ米政権が強制送還した中米グアテマラとカリブ海のハイチ出身者らの新型コロナウイルス感染が20日までに判明し、感染拡大を助長しているとして米国への批判が高まっている。

 両国とも国境を閉鎖して水際対策を取っていた。グアテマラ政府は米国からの送還者の受け入れを一時停止した。

 ロイター通信によると、グアテマラのジャマテイ大統領は19日、米国から空路で強制送還された不法移民のうち計50人の感染が確認されたと発表した。ハイチ保健省関係者は20日、約2週間前に送還された3人が陽性だったと明らかにした。

 両国とも発展途上国で、特にハイチは保健衛生分野が脆弱(ぜいじゃく)。新型ウイルスのまん延は壊滅的な打撃をもたらすと懸念されている。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/200421/wor2004210016-n1.html

388taro:2020/04/23(木) 04:40:45
トランプ政権、移民の入国を60日間停止へ 永住希望者対象が対象

[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、移民の入国を一時的に停止する大統領令に22日にも署名すると表明した。永住希望者を対象に60日間適用し、その後に延長を含め再評価するとした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で失業した米国民の雇用を守るため、永住希望者を入国停止の対象とするが、米国に一時的に入国する個人は対象外という。

大統領はホワイトハウスで記者団に対し「新型ウイルスの影響で失われた米国民の職が、新たに流入した移民に取って換わられるのは間違いで不当だ。われわれはまず、米国の労働者を大切にしなければならない」と説明。

「新たな移民に関するこの停止措置は、米国市民にとって不可欠な医療資源を保護することにもつながる」と述べた。

大統領は、大統領令をさらに60日かそれ以上延長する可能性があるとした。

トランプ氏は勝利した2016年大統領選の公約に移民制限を掲げていた。今回の大統領令を巡っては、トランプ氏が新型コロナ危機に乗じて長年の政策目標を実現するための動きとの指摘や、新型コロナへの政権の対応から目をそらす狙いがあるといった批判的な見方が出ている。また、大統領令を受けて裁判が起こされる可能性もある。

米政府高官が匿名を条件に語ったところによると、就労ビザ「H1B」などの対象者については、今回の大統領令とは別の措置で対応する方針。農業関係者など新型コロナウイルスへの対応に必要と判断される人材は、大統領令の対象外になるという。

高官はまた、米経済の再開に伴い移民の流入が増加することが予想されるため、政権としては、雇用主が移民を低賃金で雇うのではなく、解雇した労働者を確実に再雇用するようにしたいと説明した。[nL3N2C91QC]

トランプ大統領は会見で、さらなる移民関連措置を検討すると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000041-reut-s_ame

389taro:2020/04/25(土) 04:12:36
メキシコの医療従事者に相次ぐ襲撃の被害 背後に新型コロナ不安

メキシコ市(CNN) 新型コロナウイルスの流行が続く中、世界中で医師や看護師への称賛の声が高まっている。しかし中米のメキシコでは医療従事者が襲撃される事件が相次ぎ、関係者が不安を募らせている。

グアダラハラの自宅近くで犬を散歩させていたアロンドラ・ジョバンナ・トーレス医師は、背後から来た人物に突然、液体をぶちまけられた。

液体は左目に入り、首まで流れ落ちた。その刺激臭から、漂白剤を浴びせられたことに気付いた。首には焼けるような痛みを感じ、視界はかすみ、身に着けていた医療着は白く変色していた。


「ニュースで聞いてはいたけれど、まさか自分に起こるとは思わなかった」。トーレス医師はこの出来事に衝撃を受けたと振り返る。

メキシコ国家差別防止評議会の統計によると、医療従事者が襲撃される事件は3月中旬以来、全土で確認されただけで44件に上る。内容はさまざまだが、看護師や医師が顔面を殴られたり、体に熱湯をかけられるなどの被害に遭っている。

当局はこうした犯行の動機について、医療従事者がメキシコ全土でウイルスをまき散らしているといううわさに関係があるとみている。CNNの取材に応じた医師や看護師は数人が、SNSでウイルスを拡散させたと非難され、嫌がらせを受けたと訴えた。

メキシコで22日までに確認された新型コロナウイルスの症例数は1万544例、死者は約1000人に上る。

同国で新型コロナウイルス対策を指揮する保健省のウゴ・ロペスガテル次官は、「自分を守ってくれる相手に対し、恐怖や怒りなどの感情をぶつける人がいるのは憂慮すべき事態だ」と懸念を示す。

トーレス医師は、「拍手は要らないし、花ももらわなくていい。ただ、襲撃される不安を感じずに仕事をさせてほしい」と訴えている。

https://www.cnn.co.jp/world/35152937.html

390taro:2020/04/25(土) 04:21:36
米、強制送還前の一部移民に新型コロナ検査実施へ=当局者

[ワシントン/ニューヨーク 23日 ロイター] - 米政府は施設に収容している不法移民を強制送還する前に新型コロナウイルス検査を実施する方針だ。事情に詳しい当局者が23日、明らかにした。グアテマラやハイチ、メキシコなど中南米の国々に送還された移民に感染が続出していることが理由。

同当局者によると、米移民税関捜査局(ICE)は米厚生省から検査キットを1カ月当たり2000個調達し、強制送還者の検査を行う。ただ、全送還者に十分な検査キットは確保できない見通しのため、優先順位をつける必要があるという。

ICEと厚生省はコメントの求めに応じていない。

米国からの強制送還者の新型コロナ感染を巡っては、外国政府から抗議の声が上がっていた。同当局者は、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ハイチ、ジャマイカ、エクアドルといった中南米諸国が検査の実施を求めてきたと明かした。

グアテマラは、米国からの送還者の多数に新型コロナの陽性反応が出たのを受け、受け入れを停止すると表明。 アレハンドロ・ジャマテイ大統領は、23日時点で少なくとも85人の送還者が感染しており、国内で確認されている感染者の5分の1程度を占めていると述べた。

米当局者は、航空機による強制送還への協力を停止する国がさらに出ないよう、ICEが検査強化を決めたと説明した。

米国内の施設で収容されている移民のうち、250人以上に新型コロナの陽性反応が出ている。ただ、ICEの報道官は22日、全米に収容されている移民が3万2000人以上いるのに対し、検査数は約425件にとどまっていると明らかにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000096-reut-s_ame

391taro:2020/04/28(火) 03:19:11
エルサルバドル、ギャング組織別の収監を廃止 暴力沙汰への懸念も

【4月27日 AFP】エルサルバドルの刑務所で26日、受刑者らを犯罪グループごとに分けて収監する数年来の措置が廃止され、敵対関係にあるギャングの受刑者らが一緒に収監された。複数の当局者が明らかにした。

 同国のオシリス・ルナ(Osiris Luna)法務・治安副大臣はツイッター(Twitter)に、国内すべての刑務所で「われわれは今日、同じギャング組織のメンバーを同じ監房に集めるのをやめ、すべてのテロリストグループを一緒にして収監した」と投稿。



 犯罪グループによる街中での組織的な殺人事件が多発する同国では、敵対する犯罪グループのメンバー間の抗争を避けるため、2002年から刑務所内で分離する措置が取られていた。

 NGOのエルサルバドル人権委員会(CDHES)でコーディネーターを務めるミゲル・モンテネグロ(Miguel Montenegro)氏は、異なるギャングメンバーらを集めるという決定は、「暴動や標的を定めた殺人、大量殺人のリスクを伴う」と指摘。いつでも「爆発」し得る「時限爆弾」と評して警鐘を鳴らした。

 エルサルバドルでは24〜26日の週末に、ギャングらにより約50人が殺害されている。

 同国のナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は26日、ツイッターに「ギャングたちは、わが国の公安組織ほぼすべてが(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的な大流行)を抑えようと動いている事態を利用している」と投稿。前日の25日には、受刑者から刑務所外のメンバーに犯罪の指示が出されるのを阻止するため、全ての刑事施設で最大級の厳戒態勢を敷くよう命じていた。

 人口660万人のエルサルバドルは、戦争を除いた暴力沙汰が世界で最も多発している国の一つ。2019年における住民10万人当たりの殺人発生率は35.6件で、その大半は、ギャングの活動が招いたものだった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3280594?cx_part=top_latest

392taro:2020/04/29(水) 04:45:10
エルサルバドル大統領、ギャングへの殺傷武器使用を許可
4/28(火) 18:42配信CNN.co.jp
(CNN) 中米エルサルバドルで先週末、暴力事件が続発して少なくとも計50人が死亡したことを受け、ブケレ大統領は警察と軍に、ギャング組織のメンバーに対して殺傷力のある武器を使用する権限を認めた。

ブケレ氏は、国民に差し迫った脅威を及ぼしている「テロリスト」が対象だと説明した。

同氏は昨年6月、数十年前から続くギャングの暴力に対する強硬姿勢を掲げて大統領に就任した。

現在収監中のギャング構成員らは、国内7か所にある最重警備の刑務所で常時監禁状態に置かれている。さらにブケレ氏の指示の下、独房に金属板を張り、異なる組織のメンバーを同室にするなどの措置も追加された。

ブケレ氏は情報機関からの報告として、全国各地のギャング組織が刑務所内から指示を受けて殺人行為を激化させたとの見方を示した。

同氏はさらに、金属板で封鎖した独房の写真や、首都サンサルバドル郊外のイザルコ刑務所で受刑者らが身体検査を受ける場面の写真をツイッターに投稿した。

これに先立ち、矯正当局の責任者が同じ写真を公開していた。大勢の受刑者らが上半身裸で重なり合うように並んでいる。

同国は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、来月5日を期限にロックダウン(都市封鎖)措置を取っている。指示に従わない場合は拘束や隔離、車両没収などの罰則が適用される。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-35153105-cnn-int

393taro:2020/05/01(金) 04:20:11
メキシコGDP速報値、第1四半期1.6%減 09年以来の大幅縮小

[メキシコ市  30日 ロイター] - メキシコの国家統計局が30日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は前期比1.6%減となり、市場予想の1.7%減をやや上回ったが、2009年第1・四半期(5.1%減)以来の大幅な落ち込みとなった。

内訳は、農業、水産業、鉱業を含む第1次産業が0.5%増だった。製造業などの第2次産業は1.4%減。サービス部門を含む第3次産業も1.4%減だった。

メキシコは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための目立った封鎖措置を3月後半まで導入しなかった。パンデミック(世界的大流行)の影響が完全に反映されるのは第2・四半期とみられる。それでも、自動車の売り上げは3月に約25%減った。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ニクヒル・センガニ氏は、統計が3月の経済鈍化を反映しきれていない場合、第1・四半期の数字が下方改定される可能性があると指摘した。「政府の弱い対応を踏まえると、仮に当局者がこの四半期に新型ウイルスの危機を鎮めたとしても国内経済は低迷し続けるだろう」と話した。

キャピタル・エコノミクスは第2・四半期GDPが前期から約12%縮小するとみている。

ロペスオブラドール大統領に対しては、感染拡大への対応の遅さに加え、打撃を受けた企業への経済支援に消極的などと批判の声が上がっている。

財界の幹部との関係が良好ではない左派のロペスオブラドール氏は、「一時的な」危機に対応するために負債を負わないと述べている。大手企業の救済もしないと強調している。

メキシコ経済は19年に既に緩やかな景気後退に陥っている。アナリストは20年は最大約10%縮小するとみている。

第1・四半期GDPの確報値は5月26日に発表される。

第1・四半期GDPの前年同期比(季節調整前)も1.6%減だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200501-00000006-reut-s_ame

394taro:2020/05/06(水) 06:17:53
メチル酒で25人死亡 メキシコ
5/5(火) 7:03配信時事通信
 【サンパウロ時事】メキシコ中西部のハリスコ州でメチルアルコール入りの酒を飲んだ市民が相次いで体調を崩し、4日までに少なくとも25人が死亡した。

 4月25日以降、77人が視界が暗くなるなどの中毒症状を呈しているという。

 州当局の調べによると、被害者らは隣州ミチョアカンで製造され、ハリスコ州内で瓶詰めされたアルコール度数96度のサトウキビ酒「エル・チョリト」を飲んでいた。工業用メチルアルコールが混ぜられていたといい、検察局は3日に製造に関与した疑いで男1人を逮捕した。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200505-00000018-jij-int

395taro:2020/05/07(木) 04:57:00
メキシコ自動車業界、生産再開に向け指針を準備 時期は未定
5/6(水) 11:49配信ロイター
[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコの自動車・部品業界3団体は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて停止している工場の操業再開に向け、各社が従うべき指針を政府との間でまとめたことを明らかにした。

再開時期は未定だが、ロペスオブラドール大統領は17日から一部の地域で、今月末からは全土で、感染拡大防止のための封鎖措置を緩和することを目指している。

メキシコ政府の新型コロナ対策を指揮する当局者はロイターに対し、自動車産業の再開時期について決定は下されていないと語った。

メキシコ自動車部品工業会(INA)が公表した文書によると、指針では、政府が封鎖措置の解除に伴い設定する安全対策を順守できているかどうか各社が自己評価を行うことを想定している。

また、各社従業員が感染防止方法について政府のオンライン講習を受けることも想定している。

INAは各社が再開前に講じるべき具体的な措置について8日に政府当局者とオンラインで協議する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000046-reut-s_ame

396taro:2020/05/09(土) 03:58:37
海外も注目「キューバの新型コロナ対策」は本当に成功しているのか?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックで世界各地に医療団を派遣し、国際的に存在感を示しているキューバ。同国は、国内のコロナ対策も充実しているのだろうか? 資源に乏しい他国の手本にもなるのだろうか? キューバの強みと弱み、新型コロナ関連データをもとに研究者たちがケーススタディする。

キューバの強みと弱みとは?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを、他国より上手く乗り切っている国々があるようだ。そのなかでも当初から迅速に動いたのが、キューバだ。

キューバにはもともと有利な点がある。無料の国民皆保険があり、人口に対する医師の割合は世界最大、長い平均寿命や低い乳幼児死亡率など健康指標の水準も高い。

キューバには世界中で医療奉仕してきた医師が多く、外国での医療支援の経験が救急救命にも役立ってきた。

国民の教育水準も高く、先端医療の研究も進んでいる。国内に3ヵ所ある研究所は設備もスタッフも充実していて、ウイルス検査の面でも大きな強みになる。

さらに、中央集権型の計画経済なので、政府は資源を速く集められる。地方との緊密なつながりがあるため、国家緊急事態の計画がすみずみまで行き届く。キューバの災害準備計画は、障害者や妊婦など災害弱者の避難を法的に義務づけており、ハリケーンによる死者は驚くほど少ない。
だが、そんなキューバもコロナでは勝手が違うようだ。キューバは資源に乏しいため、災害からの復興も遅れがちで、住宅不足による多人数同居がソーシャル・ディスタンス(社会的距離戦略)を難しくしている。インフラの老朽化で、物資の供給も滞りがちだ。

米国による経済制裁の強化がパンデミックに重なったことも、キューバにとって痛手だ。観光収入が減ったうえに、国外からの投資も減る。貿易規制を受けて医療機器の輸入も困難になる。国際金融市場へのアクセスが妨げられ、緊急資金援助も受けにくくなった。

このように強みと弱みが混在するキューバがどうコロナ危機に対応するかを見ることは、興味深いケーススタディになるだろう。

397taro:2020/05/09(土) 03:58:47
キューバを近隣諸国と比較すると?
危機対応は迅速だった。2020年1月には「防疫プラン」を策定、医療従事者の訓練、治療用と隔離用施設の準備を開始、そして症状や予防法について国民(観光業界で働く人々を含む)に情報提供もしている。

最初の感染者3人が確認された3月11日には、接触者の追跡と隔離、全国の医学生による重症化しやすい人々の洗い出しや症状確認のための戸別調査、検査プログラムなどもろもろの準備が整っていた。

3月20日に21人の感染が確認されると、キューバ政府は観光客の入国を禁止し、重症化しやすい人々の外出禁止、リモートワークする人への備蓄提供、優先タスクへの労働力シフト、雇用保護、社会扶助などの施策を発表した。

キューバ政府は、新たな問題が起きるたびに対応を見直した。公共交通機関でのマスク着用やソーシャル・ディスタンスが充分でないことがわかると、サービス自体を停止した。そのうえで、感染者や不可欠な職の従事者には公共・民間双方の輸送手段が用意された。

買い物の混雑が減らないときには、配送システムが再編成され、オンラインショッピングが推奨された。他人との適正距離を守らない者への強制力も発動した。

4月15日時点での累積感染確認件数は766件で、人口100万人当たり68件だ(5月6日時点では1685件、100万人当たり149件)。この割合は、中南米・カリブ諸島では真ん中あたりの順位となる。
感染者数を大幅に少なく報告する国もあるので、データの精度は国によってかなり違う。キューバの感染者数は、世界保健機関(WHO)のプロトコルに沿った検査結果に基づいている。

隣国ドミニカ共和国とジャマイカはキューバに似た基準を用いているので、3国の感染推移を比較してみよう。人口、所得、観光依存度でキューバと最も近いドミニカ共和国のデータが示すのは、対策を少しでも間違えると感染拡大が抑えられなくなるということだ。一方、ジャマイカはその拡大防止に成功したようだ。
ジャマイカは、初動対応はキューバと似ていたが、観光制限前の国内感染者数がキューバより少なかったのが幸いした。キューバではクラスター感染が16に上り、当局はいまも感染拡大防止に苦慮している。

検査数とコストが鍵
今後、どれだけ多く検査するかがキューバを左右することになるだろう。検査の本気度は、検査実施件数と感染確認数の比が目安となる(前者の数字が大きいほど、本気度が高い)。
キューバの検査実施件数は4月15日時点で1万8825件(5月6日時点で5万7711件)、感染確認数との比は25:1、つまり検査25件につき1件が陽性となっている(5月6日時点では34:1)。ジャマイカは16:1(同13:1)、ドミニカ共和国は3:1(同4:1)。(5月6日時点で日本は12:1、韓国は60:1、台湾は149:1。)ちなみに、キューバで最近陽性と判明した人の約4割は無症状だ。
キューバの現行の接触者追跡と検査体制によって感染が封じ込められたとしたら、パンデミック制御の手本になるかもしれない。そうなれば多くのキューバの医師たちが他国に派遣され、その取り組みを伝えることになるだろう。

しかし、新型コロナウイルスの検査は1回につき約50ドル(5000円超)と高価だ。キューバは新型コロナとの闘いで善戦しているが、それが長引けば、金融アクセスの欠如が命取りとなるだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200508-00000002-courrier-int

398taro:2020/05/13(水) 05:19:03
麻薬組織首領、コロナで死亡 12人斬首で服役中 メキシコ
5/12(火) 7:42配信時事通信
 【グアダラハラ(メキシコ)AFP時事】メキシコの麻薬組織を率い、南部ユカタン州で2008年に12人を斬首して服役中だったモイセス・エスカミジャ・メイ受刑者が、新型コロナウイルスに感染して死亡したことが分かった。

 当局の関係者らが11日、確認した。

 エスカミジャ受刑者は、凶悪な麻薬カルテル「セタス」を構成する組織の首領。08年に南部のリゾート地カンクンで逮捕され、禁錮37年を言い渡されて西部ハリスコ州の刑務所で服役していた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000027-jij-int

399名無しさん:2020/05/15(金) 04:20:00
米、キューバを対テロ非協力国に再指定 北朝鮮、イランなど継続
5/14(木) 8:53配信時事通信
 【ワシントン時事】米国務省は13日、テロ対策をめぐる非協力国にキューバを再指定したと発表した。

 同国の指定は2015年に見送られて以来。他に北朝鮮、イラン、シリア、ベネズエラが指定されている。武器輸出管理法に基づく措置で、防衛物資の売却などが禁止される。

 国務省によると、南米コロンビア最大の左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)が19年1月の首都ボゴタの爆弾テロで犯行声明を出したことを受け、コロンビア政府が求めたハバナ滞在のELN幹部10人の引き渡しをキューバ側が拒否したことなどが理由。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000025-jij-n_ame

400taro:2020/05/15(金) 04:23:32
メキシコ、自動車産業の業務再開を容認へ

[メキシコ市 12日 ロイター] - メキシコ政府は12日、自動車産業の業務再開を認める方針を示した。新型コロナウイルスの感染拡大で混乱している北米のサプライチェーンの稼働が再開する可能性がある。

拘束力のある公衆衛生ルールを決定する政府の保健委員会は、自動車・航空産業など輸送機器メーカーを必要不可欠な経済活動に指定することに同意したと表明。詳細はロペスオブラドール大統領が13日に発表する見通しだ。

同大統領は定例会見で「あすニューノーマル(新常態)への復帰計画を説明する」とし「正常化ではない。変化が起きているためだ」と述べた。

保健委員会はツイッターで鉱業・建設を必要不可欠な経済活動と判断したことも明らかにした。業務を再開する産業はすべて、政府の公衆衛生対策に従う必要があるとしている。

メキシコの4月の自動車生産は約99%減少。米国企業はメキシコのサプライチェーンに依存しており、米国からは業務の再開時期で足並みを揃えるよう求める声が出ている。

ただ、メキシコでは米国に数週間遅れる形で新型コロナの感染が拡大しており、政府は早急な活動再開には慎重な姿勢を示している。

今後も経済活動が制限されるかどうかは不明。当局者が匿名を条件に明らかにしたところによると、自動車産業の業務再開は今月18日になる可能性が高い。

米自動車メーカーは工場の生産を今月18日に再開する計画を明らかにしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000088-reut-s_ame

401taro:2020/05/15(金) 04:24:47
メキシコなど13カ国追加 入国拒否は100カ国に
5/14(木) 22:07配信共同通信
 安倍晋三首相は14日、新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、メキシコやモルディブなど13カ国を入国拒否の対象に追加すると表明した。入国申請日前の14日以内に滞在歴がある外国人が対象。16日午前0時から発効させる。これで入国拒否の対象は計100カ国・地域に上った。

 対策本部会合に先立ち、政府は国家安全保障会議(NSC)を持ち回りで開き、入国拒否の追加を決めた。

 外務省は12日、13カ国に対する感染症危険情報をレベル3に引き上げ、渡航中止を勧告していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000181-kyodonews-int

402taro:2020/05/19(火) 05:23:20
メキシコ、ビール不足で密造酒事故多発 138人死亡の州も

【AFP=時事】メキシコ当局によると、新型コロナウイルス感染拡大による製造工場閉鎖でビールが不足し、密造酒を飲んで死亡する事故が同国で多発している。中部ハリスコ(Jalisco)州では、ここ数週間で少なくとも138人が死亡したという。

 メキシコでは政府の緊急事態宣言を受けてビール工場が閉鎖され、1か月もたたないうちにビールが在庫不足となった。業界筋によると、一部地域ではビールの値段が倍になったという。

 中部プエブラ(Puebla)州では53人が死亡し、その多くは同州チコンクアウトラ(Chiconcuautla)で開かれた集まりで、失明や肝機能障害を引き起こす恐れのあるメタノールが混ぜられた「レフィーノ」という密造酒を飲んでいたという。

 またプエブラ州のカカロクスチトル(Cacaloxuchitl)に住む男性は、父親がサンザシの一種であるテホコテのブランデーを混ぜた「テホン」と呼ばれる酒を飲んで中毒症状を起こし、死亡したと語った。

 男性はテホンについて「店で販売しており、誰でも買えることができる」「父は震え出し、次第に力が抜けていった。具合が悪いと言ったので病院へ連れていった」と述べ、「こんなことはこれまで一度もなかった」と話した。

 メキシコでは新型コロナ感染拡大により、コロナビールを生産する同国最大のビール製造会社グルーポモデロ(Grupo Modelo)や、ソル(Sol)を製造するハイネケン(Heineken)が4月に入って製造を一時中断。それを受け、密造酒を専門に扱う犯罪集団が、アルコールの供給不足に付け入ろうとしているという。

 ユカタン(Yucatan)州など一部の州ではアルコール飲料の販売が禁止されており、さらにはアルコールが特定の時間帯にしか購入できない州もある。

 飲料会社の中には製造を抗菌ジェルに切り替え、連邦政府や医療従事者らに寄付している会社もある。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00000027-jij_afp-int

403taro:2020/05/19(火) 05:29:28
国有石油会社が窮状 危機的状況のメキシコ

【経済着眼】ぺメックスの格下げとメキシコ経済
 メキシコは、新興国でOECDに最初に加盟した国であり、G20のメンバーでもあり、また通貨ペソは新興国通貨の中で中国の人民元に続く取引高となっているように新興国の代表株である。

 メキシコ経済の発展に寄与してきたのが国有石油会社であるぺメックスである。しかし、そのぺメックスが4月17日にムーディーズよりBa2へと投機的水準まで格下げされた。同時にメキシコ政府も格下げされ、投機的水準に今一歩まで迫った。

 ぺメックスは外国石油会社38社のメキシコ資産を接収して1940年に設立された同国最大の名門企業である。最盛期の1980年代前半には同国輸出の7割を占めていたほか、財政収入面でも歳入の4割程度を占めてメキシコ経済の屋台骨を支えてきた。

 しかし、近年では外国資本の参入を忌避したことに伴う技術水準の劣化を主因に石油・同製品輸出の大幅な減少をきたしていた。原油生産量はピークの2004年の日量340万バーレルから2019年には同173万バーレルと半減した。同国輸出に占める石油・同製品の比率は生産減少に価格の大幅下落が加わって5%程度まで落ちてきた。

 前ぺニャ政権ではエネルギー改革を標榜して設立以来73年ぶりに外国資本による探鉱・開発を許して生産量の引き上げ、技術水準の向上を期した。しかし、2018年12月に就任した左派ポピュリストであるオブラドール大統領は再び、国家主導へと再転換して前ぺニャ政権の下で決定された鉱区入札などを再凍結した。

 2020年に入りコロナウィルス感染の世界的な拡大に伴う経済活動の停滞を背景に石油需給はさらに急速に悪化した。サウジアラビアとロシアの対立を主因にOPECプラスは分裂して、原油価格はバーレル当たり60ドル台から一挙に20ドル台に急落した。米国原油市場では先物価格が一時マイナスに落ち込んだ。

 世界の石油需要は日量1億バーレルに達するが、コロナショックにより同3,000万バーレル以上の需要が蒸発したとみられる。価格下落を阻止するため、米国も含む産油国全体で約1,000万バーレルの大減産を行うことを合意した。その際、OPECメンバーであるメキシコは同40万バーレルの減産を要請された。しかし、メキシコはぺメックスの窮状を訴えて同10万バーレル削減で許され、その分の減産はトランプ政権の米国が負担することとなった。

 ぺメックスは1,050億ドルという巨額の対外債務を有し、今年だけで67億ドルの返済予定があるため、アルゼンチン政府と並びデフォルトの懸念が大きいと市場ではささやかれていた。こうした中でフィッチに続き、ムーディーズが格下げに踏み切ったわけだ。格下げ発表とともにニューヨークに上場されているぺメックスの債券価格は30%ほど下落した。今後、年金基金やSWFなど機関投資家の多くはジャンク債を保有することを禁止されているので売り圧力が続くものとみられる。

 ぺメックスに関しては、オブラドール政権が左派政権らしく、探査・開発の技術に優れた民間参入を大きく制限しながら、原油生産量の引き上げを目論んでいる。専門家の多くはおそらく上手くいかないであろうと予測している。

 またメキシコは産油国でありながら石油・同製品の収支は赤字を続けている。ガソリン消費の7割を輸入に頼っている。オブラドール政権は精油所施設への新規投資拡大を通じて同収支の改善を狙うが、精油所への投資は採算性が悪く、毎年多額の財政支出を強いられることになろう。メキシコ政府が格下げになった一因もここにあると言われる。

 メキシコ経済の両輪は自動車・同部品生産と石油部門である。石油部門を担うぺメックスがデフォルトさえ予測されるほど経営が悪化している。自動車部門も年産410万台(2018年)と世界第6位であるが、コロナショックで国内、対米向け輸出ともに伸び悩んでいる。IMFは先般発表した世界経済見通しで今年のメキシコの実質成長率を-6.6%と大きく落ち込むと発表した。メキシコは既に2019年後半からマイナス成長を続けている。メキシコ経済はさらに危機的な状況に陥るとみられる。

俵 一郎 (国際金融専門家)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00010002-socra-int

404taro:2020/05/20(水) 04:32:53
メキシコ、自動車産業の業務再開を準備 感染者は拡大

[メキシコ市 18日 ロイター] - メキシコ政府は18日、自動車・鉱業・建設分野の企業の業務再開に向けた指針を公表した。衛生対策の計画書を提出した企業に対し、72時間以内に業務再開の可否を伝える。

メキシコでは新型コロナウイルスの感染が拡大しており、一部の政治家からは経済活動の再開は危険だとの声が出ているが、メキシコのサプライチェーンに依存する米国は業務再開を求めている。

メキシコでは新型コロナで5000人以上が死亡。感染者は5万人を超えるとみられている。

米自動車大手、ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は、メキシコ中部グアナファト州シラオにある組み立て工場を20日にも再開する可能性を従業員に伝えた。

GMの元従業員で構成するグループは、GMの衛生対策を監視する独立委員会の設置を求めている。

GMは、従業員同士の距離を取り、新型コロナの症状がないか毎日検査すると説明。マスクと眼鏡を支給する方針も示した。

ロペスオブラドール大統領は定例会見で「建設、輸送、鉱業分野の企業は、今日から業務再開に向けた書類の手続きを開始できる。まずは衛生対策だ」と発言。

政府は今回の指針により、経済活動を段階的に再開できるとの見方を示している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200519-00000047-reut-s_ame

405taro:2020/05/23(土) 04:17:25
グアテマラ、感染した移民の強制送還でトランプ氏非難

【AFP=時事】グアテマラ政府は21日、新型コロナウイルスに感染した移民の強制送還をめぐり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を非難した。


 グアテマラのアレハンドロ・ジャマテイ(Alejandro Giammattei)大統領は、移民の強制送還によって同国の検疫センターは飽和状態になっており、脆弱(ぜいじゃく)な保健システムを圧迫していると述べた。

 ジャマテイ氏は米首都ワシントンに拠点を置く国際問題シンクタンク、大西洋評議会(Atlantic Council)に対し、「グアテマラは米国の同盟国だが、米国はグアテマラの同盟国ではない」と述べた。

「米国が強制送還を望んでいるのは理解するが、感染者が乗った航空機を飛ばすことは理解できない」とジャマテイ氏は話した。

 グアテマラ当局によると、同国で確認された新型コロナウイルスの症例2000例のうち、100例は米国から強制送還された移民だという。

「強制送還者を送ることは問題ではない。彼らは確かにわが国の問題だ。しかし米国の問題でもある。だからわれわれは問題を共有すべきであり、公平でなければならない」とジャマテイ氏は述べた。

 ジャマテイ氏はまた、米国がグアテマラに医薬品を提供していないことも指摘。「米国は、人工呼吸器(の提供)も含め他国を支援している。私たちはトウモロコシ1本すら受け取っていない」と訴えた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200522-00000011-jij_afp-int

406taro:2020/05/24(日) 04:03:57
メキシコ1部リーグが打ち切り、優勝チームなし 新型コロナ

【5月23日 AFP】サッカーメキシコ1部リーグは22日、新型コロナウイルスから同国サッカー界を守るために、優勝チームなしで後期リーグを打ち切った。

 メキシコ1部リーグはアペルトゥーラ(Apertura、前期リーグ)とクラウスーラ(Clausura、後期リーグ)の2期制を敷いており、後期は新型コロナウイルスの影響で全17節のうち10節を終えた3月に中断されていた。

 リーグは総会を開き、「サッカー関係者、選手、コーチ、ディレクター、レフェリー、ファンそしてメディアの誰も被害を受けないようにするため」、後期を終了すると決定。次のアペルトゥーラの開幕日は決めておらず、「保健省のガイドラインに従って日にちを設定する」とのコメント文を発表した。

 メキシコではこれまで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死者数が6000人を超え、中南米諸国ではブラジルに次ぐ2番目の多さとなっている。

 3月中旬にリーグが中断されて1週間も経過しないうちに、同リーグのエンリケ・ボニージャ(Enrique Bonilla)会長は体調不良を訴えていたが、深刻な症状ではなかった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3284513?cx_part=top_latest

407taro:2020/05/26(火) 04:41:14
医療スタッフの疲れ癒すセラピー犬、メキシコシティで活躍
5/25(月) 18:18配信

BBC News

(c) BBC News

専用の小さな防護服に黄色いブーツ、そしてゴーグルをつけたパグ犬のハーリーは、メキシコシティにある病院の英雄だ。

この病院では新型コロナウイルス患者の治療に追われるスタッフのため、訓練されたセラピー犬を雇った。

ハーリーの使命は医師や看護師、病院スタッフを毎日2時間かけて癒すことだという。

408taro:2020/05/27(水) 04:34:26
メキシコGDP、第1四半期は1.2%減、速報値から上方改定

[メキシコ市  26日 ロイター] - メキシコの国家統計局が26日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)確報値(季節調整済み)は前期比1.2%減となり、速報値の1.6%減から上方改定された。

新型コロナウイルスの危機が経済に影響し始めた第1・四半期は、製造業とサービス業の落ち込みを農業と林業などが一部相殺した。

2019年第4・四半期GDPは0.6%減と、前回発表の0.1%減より大幅に落ち込んだ。第3・四半期と第2・四半期はともに0.2%減だった。第1・四半期は0.2%増だった。全て前回発表の0.1%減から改定された。

メキシコは3月下旬まで封鎖措置を導入しなかった。新型ウイルスのパンデミック(世界的大流行)の悪影響は第2・四半期に顕著に表れる見込みだ。

封鎖措置によりメキシコ経済の主要部門はほぼ停滞した。アナリストは今年のGDPが10%前後落ち込むと試算している。

第1・四半期GDPの内訳は、農業、林業、水産業、鉱業を含む第1次産業が前期比1.7%増。製造業などの第2次産業は1.2%減だった。サービス部門を含む第3次産業は0.9%減だった。

第1・四半期GDPの前年同期比(季節調整前)は1.4%減と、速報値の1.6%減から0.2%ポイント上方改定された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f0375ed2ed27dd26a04879f8f7f4a0e1b1de28d

409taro:2020/05/27(水) 04:36:09
メキシコ市の死者、過去4年の平均を8000人上回る コロナ影響か

[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコの首都メキシコ市の今年1-5月の死者数が、過去4年間の同時期の平均を8072人上回っていることが研究者の調査で分かった。

新型コロナウイルスの感染拡大が原因となった可能性がある。

保健当局の発表によると、メキシコ市の新型コロナによる死者は1655人。当局は実際の死者数が発表よりも多いことを認めているが、検査率が低いため、正確な死者数を推定するのは難しいとしている。

ソフトウエア開発者のMario Romero Zavala氏と経済コンサルタントのLaurianne Despeghel氏がメキシコ市の死亡証明書のオンライン・データベースを基に調査したところによると、年明けから5月20日までの死者は3万9173人。過去4年間の同時期の平均は3万1101人だった。

感染症が流行した一定期間の死者数が、過去の平均的な水準をどれだけ上回っているかを示す「超過死亡」は8072人。当局が発表した新型コロナの死者は、超過死亡全体の20%強に相当する。

メキシコでは国立統計院のデータで死者数が遡れるのは2018年までで、超過死亡の算出は難しい。

Despeghel氏は「今回の調査で新型コロナ感染症が拡大した時期に死亡率が上昇したことは分かったが、新型コロナが直接・唯一の原因だと判断するにはデータが不足している」と述べた。

ロイターがメキシコ市の13の葬儀場を調査した結果、5月第1週の超過死亡は、政府が発表した同時期の新型コロナ死者数の少なくも2.5倍に達している可能性がある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac10a4cc0090a605242b1b05cd6b787c59dd420b

410taro:2020/05/27(水) 04:41:21
コスタリカで同性婚がスタート「私たちは歴史のページを開いた」。中米で初、世界では28番目の実現

太平洋とカリブ海に挟まれた中米の国コスタリカで、5月26日深夜から同性カップルの結婚が可能になった。

中米で同性婚が法制化されたのは、コスタリカが初だ。

同性婚支持団体の「Si Acepto Costa Rica (誓います、コスタリカ)」はこの日、大規模な祝賀イベントを開く予定だった。しかし新型コロナウイルスの影響で、オンライン祝賀会に変更したと同団体のジーア・ミランダさんはニュースサイト「コスタリカ・スター」に語る。

「パンデミックで国や世界が大変な状況にあります。しかしそういった時にこの歴史的な節目を迎え、大勢の同性カップルや家族が法的な認定を受けられるようになったことは、より良い将来へのメッセージにつながると思います」

2018年、最高裁が同性婚の禁止は違憲と判断
コスタリカの最高裁判所は2018年、同性カップルの結婚の禁止は、憲法に違反するとの判決を下した。

そして議会に対して18カ月以内に同性婚を整備するように求め、もし法整備がなされなければ、2020年5月26日に自動的に同性婚が法制化されるとした。

この日までに議会が法制化しなかったため、5月26日深夜を過ぎた後は、同性婚を禁じる法律は無効になった、と地元メディアのティコタイムズは伝える。

コスタリカでは国民の約70%をカトリック教徒が占め、同性カップルの婚姻に反対する人も少なくない。

ロイターによると、同性婚の法制化がスタートする直前には保守系の議員たちが、新型コロナウイルス対策などを理由に、施行を18カ月遅らせるよう求めていた。

動議は最終的に否決され、予定通り26日に平等な婚姻が実現することになった。

26日0時を過ぎた後、カルロス・アルバラード・ケサダ大統領も同性婚が実現することを祝福するコメントを投稿した。

私たちはずっと待っていた
大統領のLGBTI人口問題委員を務めるルイス・サルザールさんはAFPに、「同性カップルは何十年も自分たちの平等な権利が認められることを待ち望んでいた」と話す。

「彼らは、他の市民たちと同じ税金を支払い、法の下で同じ義務を果たしているにも関わらず、性的指向で権利を否定され、差別的な扱いを受けてきたのです」

Si Acepto Costa Ricaのミランダさんは、同性婚が合法化されてもすぐに社会が変わる訳ではないかもしれないが、法制化によって少なくとも法のレベルでは二級市民ではなくなり、大きな前進だとティコタイムズに語る。

「私たちは新しい歴史のページを開いたのです。(平等な婚姻は)宗教的な信条ではなく、基本的な人権なのです」


コスタリカの同性婚の実現は、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、コロンビア、エクアドルに続いてラテンアメリカで6番目となる(メキシコの一部の地域でも、同性婚が合法化されている)。

また、コスタリカが加わったことにより、世界28の国や地域で同性婚が可能になった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/34a89e2313b813790b73e9bf4a232062eb4bda6c

411taro:2020/05/28(木) 04:08:47
メキシコの1日当たり新型コロナ死者数501人、最多を記録

[メキシコ市 26日 ロイター] - メキシコ当局は26日、新型コロナウイルス感染症による1日当たりの死者数が501人と、これまでの最多を記録したと明らかにした。新たに確認された感染者の数も最多となった。

保健当局によると、感染者の累計は7万4560人で、死者数は8134人に上った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d06c7774f486d456e149314b815c86ca575461a7

412taro:2020/05/30(土) 04:37:26
マンモス約60頭の骨、空港建設地で発見 メキシコ

(CNN) 中米メキシコの首都メキシコ市近郊で、マンモスの骨が約60頭分発見されたことがわかった。メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)が明らかにした。

骨が発見されたのはスンパンゴで、国際空港の建設が進められている。メキシコ市の北東約48キロに位置するこの地域はかつて湖があった。科学者によれば、マンモスは湖にはまって死んだ可能性がある。

雄や雌、若いマンモスの遺体が3カ所で見つかった。人間がマンモス相手に狩りをした形跡はみつからなかった。ただし、マンモスが湖にはまった後に一部を利用した可能性がある。

今回骨が見つかったのは、トゥルテペックから数キロ離れた場所。トゥルテペックでは、約1万5000年前にマンモスを捕まえるために使われた大規模なわなが発見されていた。

空港の建設地では骨の調査が続いている。完全な骨をどれだけ見つけたのかについてはまだはっきりとはしていない。

同地ではまた15人の遺骨も発見された。スペイン人による征服以前の遺骨だという。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35154505.html

413taro:2020/06/02(火) 04:49:56
熱帯暴風雨「アマンダ」、中米エルサルバドルを直撃 14人死亡

【AFP=時事】太平洋で発生した熱帯暴風雨「アマンダ(Amanda)」が5月31日、中米エルサルバドルとグアテマラを直撃し、洪水や停電が相次ぐ中、これまでに少なくとも14人が死亡、1人が行方不明となっている。

 アマンダは今年の太平洋のハリケーン・シーズン初となる熱帯暴風雨で、エルサルバドルを直撃した後、やや勢力を弱めてグアテマラに向かった。

 エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は、被害に対処するため15日間の国家非常事態を宣言した。防災当局によれば、倒木や鉄砲水、土砂崩れ、停電などの被害が出ており、損壊家屋は200棟に上っている。

 総務省によると、死者14人は全てエルサルバドル国内で確認された。また、首都サンサルバドルのエルネスト・メイソン(Ernesto Muyshondt)市長は、死者の半数は市内で確認されたと発表。被災者や土砂崩れなどの危険の高い地域の住民約4200人が政府運営の避難所に移ったことを明らかにした。

 人口660万人のエルサルバドルでは、国民の9割近くが洪水や土砂崩れの起きやすい土地に住んでいるとみられている。

【翻訳編集】AFPBB News

https://news.livedoor.com/article/detail/18348125/

414taro:2020/06/04(木) 04:29:19
長さ1・4キロ「最古最大」のマヤ遺跡か 日本人率いる調査団発見

 メキシコ東部の熱帯雨林で、紀元前1000年ごろに建築されたとみられるマヤ文明最古で最大の建造物を発見したと、猪俣健・米アリゾナ大教授を団長とする茨城大などの国際調査団が3日付英科学誌ネイチャーに発表した。長さ約1・4キロ、幅約400メートル、高さが15メートルの土の舞台(大基壇)で祭事に使われたとみられる。「アグアダ・フェニックス遺跡」と名付けた。

 調査チームの青山和夫・茨城大教授は「文明初期に大きな建造物が造られていたのは驚きで、マヤ文明の起源に迫る成果だ」と話している。

 マヤ王朝が確立後の西暦250〜950年に、王の権力を誇示するために高く建てられたピラミッドとは異なり、平面的な構造が特徴という。定住生活が始まって間もない時期で、大規模な建築を共同作業で造り、集団の結束を高める役割があったとみられる。

https://www.sankei.com/life/news/200604/lif2006040002-n1.html

415taro:2020/06/06(土) 03:13:48
メキシコ、新型コロナ新規感染者が連日過去最多 死者816人増

[メキシコ市 4日 ロイター] - メキシコ保健省が4日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は4442人となり、前日に記録した過去最多を更新した。死者も816人増加した。

これにより、累計感染者数は10万5680人、死者は1万2545人となった。

メキシコでは今週に入って死者が急増しており、ロペスオブラドール大統領は4日朝の定例会見で政府の対応を擁護した。

「(米国で最も深刻な流行が見られた)ニューヨークのような状況ではない」と述べ、メキシコは感染拡大を抑えられていると主張。人口比での死者はフランス、スペイン、ドイツやブラジルより少ないと指摘した。

保健当局者は最近の死者急増について、集計方法の見直しにより、過去に発生した死亡例が新たに算入されていることが理由だと説明。見直しは継続中だとしている。

米ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、メキシコの新型コロナ死者は世界で7番目に多い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd01a4e4677049c934222ae29fefa99c0a57a821

416taro:2020/06/09(火) 03:51:41
トランプ政権、米マリオットにキューバのホテル閉鎖を指示

[ハバナ 5日 ロイター] - トランプ米政権は、ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナル<MAR.O>に対して、キューバで展開するホテルの閉鎖を指示した。同社の広報担当者が明らかにした。

現在マリオットが所有するスターウッドホテル・アンド・リゾートワールドワイドは2016年、キューバでホテル事業に乗り出すと発表した。オバマ政権下でキューバと米国の関係が正常する中、1959年のキューバ革命以降で初めてキューバで事業展開する米国のホテルとなった。

一方、トランプ大統領は、キューバへの制裁の強化を表明。ベネズエラのマドゥロ政権を支援する同国で民主的改革を推し進めるよう圧力をかけている。11月の大統領選に向け、再選に重要なフロリダ州でキューバ系米国人の支持を得る狙いがあるとみられる。

マリオットの広報担当者は、財務省がハバナにあるホテルを8月末までに閉鎖するよう指示したと説明。キューバ国内で準備を進める他のホテルについても財務省が開業を認めないとしていると明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/24e3c40bb93e35d752f7f71c52d6845c2a19fa5c

417taro:2020/06/11(木) 04:36:08
メキシコ、コロナ感染ピーク達せず 当面は増加継続=保健次官

[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコ保健省のロペス・ガテル次官は9日、国内の新型コロナウイルス感染はなおピークを付けておらず、向こう数週間は増加が続くと警告した。

定例記者会見で「感染件数はまだピークに達していない。向こう数週間は新規感染者の増加が続くと予想される」と述べた。政府は従来は感染拡大は5月上旬にピークを付けると予想していたが、拡大は収束していないため、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)など抑制策のさらなる緩和が困難になっている。

新型ウイルスの感染拡大の中心地はこのところ中南米地域にシフト。メキシコでは先週、感染による1日当たりの死者数が初めて米国を上回った。

メキシコ当局は感染による死者数の予想を徐々に引き上げており、現在は10月までに最悪の場合3万5000人に達すると予想。ただ、米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)は先週、メキシコの死者数は8月までに7万5516人に達するとの見通しを示した。

メキシコの感染者の累計は12万0102人。8日の新規感染者数は約3000人だった。感染による死者数は1万4000人を超えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/710c477bc50677e8eb18b7e8acbed788814e61ab

418taro:2020/06/13(土) 03:09:00
キューバがコロナ封じ込めに成功 医療水準高く、隔離策を徹底

【ハバナ共同】カリブ海の社会主義国キューバが新型コロナウイルス流行の封じ込めに成功を収めている。以前から途上国支援で医師を派遣するなど、医療分野は中南米カリブ地域では先進的との定評があり、感染拡大を防止するための徹底した隔離政策などが効果を上げてきた。

 キューバ政府によると、10日時点の感染者数は2219人で、約85%が既に回復したという。死者は84人。致死率は3.79%と、米州全体の5.43%と比べて低く抑えられている。

 政府は検査に力を入れ、感染が確認されると本人のみならず家族も病院や自宅での隔離措置が取られた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8fd8f2669d529fa04a13748e1960ce67de221ae8

419taro:2020/06/14(日) 04:00:58
ひつぎから最後のシュート 警官、サッカー少年誤射 メキシコ
6/13(土) 15:07配信

時事通信
 【サンパウロ時事】メキシコ南部オアハカ州で11日、警察官に誤って射殺された16歳のサッカー少年の葬儀が営まれ、チームメートらはひつぎにボールを当てて「最後のシュート」を決めさせ、少年との永遠の別れを惜しんだ。

 
 地元報道によると、少年はアカトランデペレスフィゲロア在住のアレキサンデル・マルティネスさん。9日深夜、友人らとオートバイで買い物に出た帰りに警官に頭を撃たれた。麻薬カルテルのメンバーと間違えられたとみられる。

 マルティネスさんは近くの街にあるサッカークラブで活躍していた。チームメートらは埋葬に向かう前にサッカーコートに立ち寄り、ひつぎをゴール前に安置。仲間の一人が蹴ったボールがひつぎに当たり、跳ね返ってゴールに吸い込まれると、一斉にひつぎに覆いかぶさり、涙ながらにマルティネスさんの最後のゴールを祝福した。

 マルティネスさんの母親は「息子はサッカー選手になる夢を持っていたが、絶たれてしまった。息子を返してほしい」と悲嘆に暮れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b963b302292c48b0f034751f3f42695cc60bd124

420taro:2020/06/18(木) 04:15:32
ホンジュラス大統領が感染 職務は続行

 中米ホンジュラスのメディアによると、同国のエルナンデス大統領が新型コロナウイルスに感染したことが16日判明した。首都テグシガルパの陸軍病院で治療を受けているが、重篤ではなく、テレワークで職務を続ける予定という。

 エルナンデス氏は先週末から体調が悪くなり、検査で陽性が判明した。妻のアナさんも陽性だったが、症状はないという。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/200617/wor2006170038-n1.html

421taro:2020/06/19(金) 05:16:40
中米ホンジュラス大統領夫妻、新型コロナに感染

(CNN) 中米ホンジュラスのフアン・エルナンデス大統領が、新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたことを明らかにした。中南米で大統領の新型コロナウイルス感染が確認されたのは初めて。

エルナンデス大統領は16日夜のテレビ演説で、「週末にかけて具合が悪くなり、今日、新型コロナウイルスに感染していると診断された」と発表した。

症状は軽度で現在は治療を受けており、大統領の職務は隔離された環境で、経過観察を受けながら続行するとした。

エルナンデス大統領の妻、アナ・ガルシア・デ・エルナンデス氏と、大統領の側近2人も検査で陽性と判定された。

大統領によれば、妻は今のところ無症状で、診断を受けて自己隔離に入っている。

大統領府は16日の声明で、「大統領は常時、衛生当局が推奨する予防策に努めていたが、職務の性質上、完全に隔離された状態を保つことはできなかった」と説明。国民に対しては、マスクを着用し、手を頻繁に洗うなどの対策を続けるよう促している。

ホンジュラスは今月8日から、段階的に経済活動の再開を開始していた。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、同国でこれまでに確認された症例数は少なくとも9656例、死者は330人となっている。

中南米ではこの数週間で、感染者数の急増が伝えられていた。

https://www.cnn.co.jp/world/35155465.html

422taro:2020/06/19(金) 05:18:41
トランプ氏との会談、新型コロナで可能性低い=メキシコ大統領

[メキシコ市 17日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は17日記者団に対して、7月1日に「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」が発効するのに合わせてトランプ米大統領に提案したワシントンでの首脳会談について、実現の可能性は低いとの見方を示した。ただ「完全に取りやめたわけではない。様子をみる必要がある」とも述べた。

ロペスオブラドール大統領は数カ月前にトランプ大統領との首脳会談を提案。国内の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、先週、電話会談で行う可能性を示唆した。

大統領府は首脳会談が可能かどうか両国は検討を続けているとし、「全ては国内の感染状況次第だ」と説明した。

メキシコ保健当局は、今週国内の感染状況はピークに達するとの見通しを示している。

ワシントンでの首脳会談が実現すれば、ロペスオブラドール大統領にとり就任後初の外国訪問となる。

USMCAは、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定。NAFTAが1994年に発効して以来、約四半世紀ぶりの改定となる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc3a4c6fa6ee760fd73ee87ffdcf39c40d171eea

423taro:2020/06/20(土) 04:41:39
米最高裁、不法移民の救済廃止認めず トランプ大統領反発

 【ワシントン=黒瀬悦成】米連邦最高裁は18日、子供のときに親に連れられて米国に入国した不法移民の若者の強制送還を猶予する、「DACA」と呼ばれる救済措置を廃止するとしたトランプ政権の決定を認めない判断を下した。

 11月の大統領選を前に、不法移民への強硬な政策を打ち出し保守層の支持固めを目指すトランプ大統領は、最高裁の判断に不服を示し、措置の廃止に向けた手続きを改めて始めると表明した。

 今回の判断をめぐっては、最高裁判事9人のうちリベラル派の4人に加え、保守派のロバーツ最高裁長官が支持に回った。残る保守派4人は反対した。判断は措置の廃止に関し「合理的な説明を行わなかった」とし、手続きが「恣意(しい)的で気まぐれだった」と指摘した。ただ、制度廃止の是非には言及せず、適正な手続きを踏めば廃止が可能と解釈可能な余地を残した。

 救済措置はオバマ前政権下で導入された。対象となる若者は「ドリーマーズ(夢あふれる人たち)」と呼ばれ、米国内に約65万〜70万人いるとされる。

 トランプ氏は2017年9月に救済措置の廃止を発表したが、下級審では廃止を差し止める判決や命令が相次ぎ、措置は継続されていた。

 最高裁は15日、職場でのLGBT(性的少数者)差別に関し、トランプ政権の立場に反する形で「違法」とする判断を下した。トランプ氏は18日、最高裁による一連の判断に関しツイッターで「最高裁は私のことが嫌いなのか。高度に政治的な決定だ」と非難した。

 トランプ氏の最高裁判断への態度は、立法、司法、行政の三権分立の原則を離れて自身の意に反する勢力を敵とみなす性向を示すことにもなる。トランプ氏はツイートで「最高裁判事を入れ替えるべきだ」とも主張した。

https://www.sankei.com/world/news/200619/wor2006190034-n1.html

424taro:2020/06/20(土) 04:49:27
メキシコ、新型コロナ新規感染者5662人 過去最多更新


[メキシコ市 18日 ロイター] - メキシコ保健省は18日、新型コロナウイルスの1日当たり新規感染者が過去最多の5662人になったと発表した。

感染者は累計16万5455人。死者は667人増え、1万9747人。

ただ、政府は実際の感染者数は発表よりも多いとの認識を示している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d203544a07af173dd50de1ad0d8c89588d5e15

425taro:2020/06/21(日) 05:36:14
メキシコで廃屋から14遺体 麻薬カルテルが殺害か
6/20(土) 14:42配信

時事通信
 【サンパウロ時事】メキシコ西部ハリスコ州検察局は18日、ラゴスデモレノ市の廃屋2軒から14体の遺体が発見されたと発表した。

 同州は凶悪な麻薬カルテル「ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン」の本拠地。他組織との激しい抗争の舞台となっており、麻薬絡みで殺害された可能性がある。

 遺体は男性12人と女性2人で、一部は腕などを縛られていた。身元が判明した男女2人については5月中旬以降、行方不明届けが出されていた。付近には薬きょうが散らばっていたという。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/37598beaae79eea9cdf6de5efeec8c0497daee26

426taro:2020/06/21(日) 05:38:58
カストロ氏暗殺に人生ささげたキューバ人元CIAスパイ、米マイアミで死去

【AFP=時事】米中央情報局(CIA)の元スパイで、キューバのフィデル・カストロ(Fidel Castro)元国家評議会議長の暗殺や社会主義政権の弱体化に生涯をささげた同国出身のアントニオ・ベシアーナ(Antonio Veciana)氏が18日、米フロリダ州マイアミで死去した。91歳だった。娘のアナ・ベシアーナスアレス(Ana Veciana-Suarez)さんが19日、AFPに明らかにした。


 2017年に出版されたベシアーナ氏の自伝「Trained to Kill(『殺すために訓練されて』の意)」では、キューバ国立銀行の会計士だった自身が1959年、別名「ビショップ(Bishop)」として知られていたCIA諜報(ちょうほう)員のデービッド・アトリー・フィリップス(David Atlee Phillips)氏に勧誘され、カストロ氏暗殺のためにキューバの首都ハバナで訓練を受けていた過去についての詳細が語られている。

 キューバが全面的に不安定化する中、ベシアーナ氏は、同国政府が親から子どもの親権を奪うとしたうわさを拡散。1960〜62年には、「ピーターパン作戦(Operation Peter Pan)」として知られる集団脱出が実施され、親たちはカトリック教会の事務所を通じてキューバからわが子を脱出させ、大人の同伴者のいない未成年者はフロリダ州の施設に収容された。同作戦でキューバから米国に送られた子どもは、約1万4000人に上る。

 ベシアーナ氏は1961年、カストロ氏への攻撃未遂後に米国に亡命。その後も2回にわたりカストロ氏を殺害しようと試みたが、最終的には1979年に暗殺作戦を諦めた。カストロ氏は2016年、自然死した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/f689919d90303256930d690e33685fa208ffdd0a

427taro:2020/06/22(月) 05:03:19
メキシコで215人の遺体遺棄、コロナ禍でも絶えない組織犯罪

【6月21日 AFP】メキシコ西部ハリスコ(Jalisco)州グアダラハラ(Guadalajara)近郊の9か所で1〜5月に多くの遺体が遺棄されているのが発見され、少なくとも215人の遺体が確認された。当局が20日、明らかにした。

 ハリスコ州のヘラルド・オクタビオ・ソリス(Gerardo Octavio Solis)検事はビデオ会見で、「遺棄現場で215人の遺体が見つかった。その多くはすでに身元が判明し、遺族に引き渡すことができる」と説明した。

 遺体の多くは、グアダラハラの都市部に位置するサポパン(Zapopan)、トラホムルコ(Tlajomulco)、ファナカトラン(Juanacatlan)、エルサルト(El Salto)のフェンスで囲まれた土地や放置された農場に遺棄されていた。

 ソリス検事は、人手不足のために分析待ちとなっている遺棄現場が5か所あると明かし、遺体の数は今後増えるとしている。

 メキシコでは新型コロナウイルスの流行を受けて外出制限などが課されているが、そのような状況下でも組織犯罪の終息の兆しは見られない。

 公式統計によると、フェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)元大統領が組織犯罪取り締まりのために軍を投入した2006年後半以降、同国では28万7000件以上の殺人事件が発生。組織犯罪による闘争に関連した事件数については明らかになっていない。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3289552?cx_part=top_latest

428taro:2020/06/24(水) 04:43:23
メキシコ南東部でM7.4の地震 津波警報発令

【6月24日 AFP】(更新)米地質調査所(USGS)によると、メキシコ南東部オアハカ(Oaxaca)州で23日、マグニチュード(M)7.4の強い地震があった。米政府は同国と中南米の太平洋側沿岸部に津波警報を発令した。

 メキシコ当局によれば、震源地はオアハカ州クルセシータ(Crucecita)で、衝撃波はおよそ700キロ離れた人口約880万人の首都メキシコ市(Mexico City)まで達した。


 米政府は、メキシコと中南米の太平洋沿岸部に津波警報を発令。米国の太平洋津波警報センター(PTWC)は、グリニッジ標準時(GMT)午後4時16分(日本時間24日午前1時16分)以降、震源地から1000キロ以内の場所で最大3メートルの津波が発生する恐れがあると述べた。

 メキシコのテレビ局ミレニオ(Milenio)によると、同国の市民保護当局は「現時点では被害の速報はない。複数の機関が優先順位の高いインフラの評価を続けている」と述べた。

 メキシコでは2017年にもM7.1の地震が発生し360人が死亡した。現在新型コロナウイルスの感染が拡大している同国では、18万5000人がウイルスに感染、2万2500人余りがウイルスにより死亡し、死者数は中南米地域で2番目に多い。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3290005?cx_part=top_topstory&cx_position=2

429taro:2020/06/25(木) 05:00:21
トランプ氏、再び移民を大統領選の争点化 「壁」320キロの成果強調 ビザ発給停止も

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は23日、メキシコとの国境に近い西部アリゾナ州ユマを訪れ、不法移民の流入阻止に向け国境警備を厳格化していくと強調した。トランプ氏は22日、企業駐在員や特殊技能職など一部の就労ビザ(査証)の発給を今年末まで停止すると発表するなど、11月の大統領選での再選に向けて移民問題を主要争点に改めて位置づけ、米国人の雇用と安全を外国人から守っていく姿勢を打ち出していく考えだ。

 アリゾナ州は共和、民主両党の勢力が拮抗(きっこう)する激戦州に位置付けられ、2016年の前回大統領選ではトランプ氏が僅差で制した。最近の世論調査では、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領がわずかにリードしている。

 トランプ氏はこの日、メキシコ国境の壁建設が200マイル(約320キロ)を超えたことを記念する式典に出席し、「壁は不法移民も新型コロナウイルスも阻止した」と強調した。トランプ氏がメキシコ国境地帯を訪れるのは今年初めて。

 一方、トランプ氏は22日、特殊技能を持つ人や企業内の転勤者など一部の就労ビザの発給を年内は停止すると発表した。新型コロナの感染拡大で失業者が急増したのを受け、米国民の雇用確保を優先するための措置としている。

 発給停止の対象となるビザは企業内転勤者の「L」、IT技術者など特殊技能職の「H-1B」、熟練・非熟練労働者の「H-2B」、外国人労働者の同行家族の「H-4」、交流訪問者の「J」で、24日から実施される。4月に導入した米国永住権(グリーンカード)の発給停止措置も年末まで延長する。

 クチネリ国土安全保障副長官代行は23日、FOXニュースの番組で、ビザの発給停止で「約52万5千人の米国人の雇用を確保できる」と説明した。

 トランプ氏は、前回大統領選での勝利は、厳格な移民政策と米国人の雇用保護を掲げたことが要因であると確信しており、今回の大統領選でも移民問題をめぐる1期目の成果を強調していく方針だ。

https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240018-n1.html

430taro:2020/06/25(木) 05:05:34
メキシコ南部でM7.4の大規模地震、死者少なくとも6人

[クルセシータ(メキシコ) 23日 ロイター] - メキシコ南部で23日、マグニチュード(M)7.4の大規模な地震が発生し、少なくとも6人が死亡、重傷者が複数出ている。数百キロ離れた首都メキシコ市も強い揺れに見舞われた。

死者が出ているのは震源に近いオアハカ州。州都オアハカ市と沿岸部を結ぶ山間の道路が落石で遮断され、救助隊員の到着に時間がかかったもよう。山間の村で重傷者が3人でているという。

震源地とされる同州の沿岸都市クルセシータでは、地震から数時間経った後も余震を恐れる住民が家の外で過ごしているとの目撃情報がある。一帯では約200戸の住宅が損壊したという。

ソーシャルメディアに投稿された動画では、震源近くの村で病院などの建物が大きく損壊している様子が確認できる。

メキシコ当局によると、死者の中には国営石油会社ペメックスの従業員1人が含まれている。ペメックスはオアハカ州にある国内最大の石油精製施設を一時閉鎖した。

当局者によると、メキシコ市でもこの地震で2人が負傷、30以上の建物が損壊した。

米海洋大気局(NOAA)はメキシコと中南米の太平洋沿岸に津波の恐れがあるとしていたが、その後解除した。

米地質調査所(USGS)によると、地震の震源はポチュトラの北東69キロ。震源の深さは26キロ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fd315f973f9742a961b9f8426b088917a28cd6c

431taro:2020/06/25(木) 05:11:11
メキシコ、6月は13万人の雇用喪失の恐れ=大統領

[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は24日、国内の雇用情勢について、6月に入ってからすでに8万5000人の正規雇用が失われたと述べ、月末までに最大13万人が失業する恐れがあるとの見方を示した。

メキシコ経済は新型コロナウイルス感染拡大で大きな打撃を受けており、ロペスオブラドール大統領はこの影響で最大100万人の正規雇用が失われる恐れがあると予想。国際通貨基金(IMF)はこの日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、今年のメキシコ経済が10.5%のマイナス成長に陥るとの見方を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d3f51db6f5e657445a23f43ff79d3fbc80ab893

432taro:2020/06/25(木) 05:17:05
グアテマラの大統領官邸で151人感染 新配属の警備員からクラスター
6/24(水) 7:42配信

時事通信
 【サンパウロ時事】中米グアテマラからの報道によると、ジャマテイ大統領は22日、大統領官邸の職員ら151人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことを明らかにした。

 1人が死亡したが、69人は既に回復したという。

 6月1日に官邸に配属された警備員からクラスター(感染者集団)が発生したとみられる。ジャマテイ氏は「(感染者が)回復し、職務に復帰できることを望んでいる」と述べた。ジャマテイ氏自身は陰性だった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/abed4be28aae2e5017062ec5c8b94f22b436203f

433taro:2020/06/26(金) 04:23:38
三つ子の新生児が新型コロナ陽性、容体は安定 メキシコ

(CNN) メキシコ中部サンルイスポトシ州で今月生まれた三つ子の未熟児が、新型コロナウイルス感染の検査で陽性反応を示したことが分かった。

州保健相が24日の記者会見で語ったところによると、三つ子は17日に誕生。州当局が定めた未熟児への対応に従って新型ウイルスの検査を実施したところ、3日後に陽性が判明した。

保健相によれば三つ子の容体は安定していて、経過は良好。1人が呼吸器症状を示したが、抗生物質がよく効き、現在も投与を続けている。

両親はPCR検査で陰性判定が出た。三つ子とはビデオ会議システムを通して面会している。

保健当局者らによると、新型ウイルスは胎盤や母乳を通して感染する可能性も考えられるが、今のところ世界にも研究例がないという。

CNNは当局に、三つ子の感染源に関する詳しい情報を問い合わせたが、回答は得られていない。

https://www.cnn.co.jp/world/35155872.html

434taro:2020/06/26(金) 04:28:29
コロナで隠れたメキシコ経済政策の迷走

 メキシコ経済は、経済政策の迷走とコロナ禍に苦しんでいる。メキシコのコロナウイルスの感染者は、6月15日現在14万人を超え、死者は約1万7000人に達している。依然として新規感染者が増加しているが、メキシコ政府は、各州ごとに状況に応じて企業活動の再開に踏み切っている。

 感染防止と経済活動再開のジレンマの中で経済状況は悪化し、第1四半期のGDP成長率は年率換算でマイナス4.9%を記録し、4月には55.5万人の正規雇用が減少した。これは、1つには、中央政府の企業支援策が極めて貧弱なことによる。しかし、より根本的な要因は、比較優位性を活かした市場経済の原則に沿った経済政策の方がより効果的であるにもかかわらず、ロペス・オブラドール大統領の政策が逆方向を向いていることである。このままでは、メキシコにとって失われた6年となってしまう可能性が高い。

 米外交問題評議会のShannon K O’Neil副会長は、Bloombergに5月28日付で掲載された論説‘Lopez Obrador Can Save Mexico by Embracing Globalization’で、以下の諸点を指摘している。

・過去30年で、メキシコは世界で最も開放的な経済地域の1つとなった。貿易はGDPの80%を占め、高賃金の雇用と長期的な経済成長の基礎を提供している。

・ロペス・オブラドールは筋金入りの反グローバル主義者であり、メキシコを世界から切り離そうとしている。エネルギー、農業の自給自足に固執し、国内の生産者を強く保護している。

・外国からの資金と専門知識を電力部門に受け入れることで、より安価で、安定的で、効率的な電力網への移行が加速され、国際的なサプライチェーンにおけるメキシコの役割が高まり、雇用を拡大する。農業貿易の拡大は、消費者価格を低く保ち、より生産性の高い作物への特化を促し、自給自足農業による貧困からの脱却を可能にする。市場原理に基づいたルールの遵守と政治性のない支援は、経済成長の原動力となる国内外の投資を呼び戻すことになるだろう。

・しかし、ロペス・オブラドールは方針を変えそうにない。現在の不況はさらに深刻化するだろう。現在起こっている中国からのサプライチェーンの移転は、メキシコを迂回し、長期的な経済の可能性を制限することになるだろう。

 上記の論説ではメキシコについてかなり厳しい見方が示されているが、概ね的を射た指摘である。

 メキシコ国民の関心は、従来の治安問題から、現在はコロナウイルス問題が第1位となり、第2位が経済状況である。大統領支持率は下がったとは言え、依然として50〜60%ある。これは大統領自身が汚職とは無縁であることに基づく根強い支持と、コロナウイルス問題のおかげで、治安の悪化や経済政策の行き詰まりから国民の目をそらすことができているためと言える。

 ロペス・オブラドール大統領の経済政策は、上記の論説の指摘とは正反対の適切とは思われないものが多い。特に、大統領の政策の目玉であるマヤ観光鉄道プロジェクトについては疑問である。採算性と環境への影響が不明確な中で、法的な根拠のないお手盛りの国民投票を根拠に強引に実施を決め、今年に入り、5区間のうち3区間の入札が行われ動き始めた。大統領は自画自賛するであろうが、総工費7000億円程度の内、総額の半分は観光客からの税収を期待しており、政府資金は10%程度の由である。鉄道が建設されるのが生物多様性保護や考古学の面で極めてセンシティブな地域であり、今後大幅な費用の増加や反対運動の可能性など、将来への禍根を残すことになりかねないであろう。

 ロペス・オブラドールの頑固さはトランプ並みである。徹底した内向き志向で、未だに海外出張は無く、国際社会におけるメキシコの存在価値を損なっている。筋金入りの左派にしては、ほとんど米国に逆らわず、打算に加えて性格的にトランプに対して苦手意識があるのではないかとも思われる。仮に民主党政権になればその本性を現してくるかもしれない。来年のメキシコの下院の中間選挙で、野党側が体制を立て直すことができれば、大統領の暴走の多少の歯止めとなるかもしれない。

岡崎研究所

https://news.yahoo.co.jp/articles/41e7d53b9ca91f6439f894178c79dce0effed84b

435taro:2020/06/27(土) 04:55:17
メキシコ市公安トップ、銃撃で負傷 護衛ら3人死亡

【6月27日 AFP】メキシコの首都メキシコ市で26日、重武装した集団が同市のオマル・ガルシアハルフチ(Omar Garcia Harfuch)公安庁長官(38)を乗せた車を銃撃し、護衛2人と現場を車で通りかかった女性の計3人が死亡、同長官も撃たれ負傷した。同市のクラウディア・シェインバウム(Claudia Sheinbaum)市長が明らかにした。

 シェインバウム市長によると、同長官は病院に搬送されたが、危険な状態は脱したという。長官は病院からツイッター(Twitter)に投稿し、襲撃は強大な麻薬組織「ハリスコ新世代(Jalisco New Generation)」によるものだったとし、自身が銃弾3発を受けたことを明らかにした。

 市長によると、事件を受けて12人が逮捕された。メキシコではここ10年間、麻薬組織による暴力事件が増えているが、メキシコ市の治安は比較的安定していた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3290597?cx_part=top_topstory&cx_position=1

436taro:2020/06/27(土) 05:04:20
メキシコ大統領「高齢者介護は女性が自宅で」 差別的と批判殺到

[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領が25日、女性が家庭で高齢の家族の面倒を見るという伝統が新型コロナウイルス感染抑制に有効だと示唆し、男女差別的な発言だと批判を浴びている。

同大統領が女性に対し配慮に欠けた発言を行って批判されるのは、これが初めてではない。

同大統領は「女性の役割を変えたいと考えるのはフェミニズムの目標の1つに過ぎない。メキシコでは伝統的に、女性が両親の面倒を見るものだとされてきた。男性は介護にあまり関与しない」と述べた。

また、欧州では高齢者介護施設で新型ウイルス感染が拡大する一方、メキシコでは高齢者を家族が自宅で介護する習慣があると指摘。「家族は最も重要な社会の安全網だ」と述べた。

これに一部議員らは猛反発。政党「市民運動」のマルタ・タグレ議員はツイッターに「大統領の19世紀的発言を翻訳すると、男性は高齢者の介護をする責任はなく、女性は無償の労働をするものであり、伝統とは男性優位主義のことだ」との批判を投稿した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0e9a829587378b019272bec06e3c145039c98a3

437taro:2020/06/27(土) 05:04:58
米大使、対メキシコ投資の有望性を疑問視か 後に発言釈明

[メキシコ市 25日 ロイター] - 在メキシコ米大使のクリストファー・ランドウ氏は25日、メキシコへの投資の有望性を疑問視しているとも思われる発言を行った。奇しくも北米の新貿易協定の発効を数日後に控えたタイミングでの発言で、ソーシャルメディアで強い反発の声が上がった。

大使はその後、ツイッターで本来の意図が伝わらなかったと釈明した。

大使はメキシコの全国工業会議所連合会(CONCAMIN)が主催したウェブキャストで「私の大使としての仕事の重要部分は、問題が生じればその修復を図り、率直に言えば米国人に投資を奨励することだ」と説明。

「ただ、私は彼らにうそはつけない。海外からの投資意欲をそぐような事柄を目にすると、現在が対メキシコ投資の好機だと伝えることもできない。さまざまな部門で懸念材料があるのは明白だ」と語った。

北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」は7月1日に正式に発効する。

ランドウ氏はメキシコのロペスオブラドール大統領のエネルギー政策の一部を批判したが、踏み込んだ話はなかった。

「エネルギー部門をはじめ、過去数カ月に取られた措置の幾つかは、過去に行われたことを尊重し、ルールを変えないという政府の約束について不透明感を生じさせた」と述べた。

同氏はその後、ツイッターに「私が今朝、メキシコへの投資で今は適切な時期ではないと述べたと伝えられているが、そうは言っていない。投資家は確実性を追求していると述べただけだ」と投稿した。

その上で、USMCAは北米全体に投資を呼び込む「黄金の機会」を作り出していると続けた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bea0089794270fbb545dd1728954ba1a7cc45b71

438taro:2020/06/27(土) 05:05:31
メキシコ、新型コロナ死者が2.5万人突破 感染者数約20.3万人

[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコ保健省は25日、この日確認された新型コロナウイルスによる新規感染者が6104人、死者は736人だったと発表した。

これにより、これまでに確認された感染者は20万2951人、死者は2万5060人となった。

政府は、実際の感染者数は確認されているよりはるかに多い公算が大きいとの見解を示している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b36f180ede707d4b820c51097647bdfdc928580a

439taro:2020/06/30(火) 04:26:20
米政権の壁建設、高裁が国防予算の転用認めず

[26日 ロイター] - 米連邦高裁は26日、トランプ政権が国防予算を転用してメキシコ国境の壁の建設に25億ドルを拠出するのは認められないとの判決を下した。

判決は2対1。連邦高裁はトランプ政権に予算を転用する憲法上の権限はないと主張。議会が転用を承認しておらず、「軍事上の必要性も予見できない」との判断を示した。

また、連邦高裁は、今回の訴訟を起こした20州のうち、メキシコと国境を接するカリフォルニア州とニューメキシコ州には訴訟を起こす法律上の権利があるとの判断を示した。

米司法省の報道官は、コメントを控えている。

カリフォルニア州のベセラ司法長官は、トランプ大統領による「違法な資金強奪」に歯止めをかける判決だと歓迎の意向を表明。

民主党のペロシ下院議長も「法の支配の大きな勝利」と述べた。

ただ、連邦最高裁は、訴訟が続いている間は25億ドルの拠出を認める判断を示しており、今回の判決の影響力は限られる公算が大きい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bb5195c6bc89270797c08faddb1fd4d951c403b

440taro:2020/07/02(木) 04:09:37
アエロメヒコが破産法申請 新型コロナで需要減

 メキシコの航空大手アエロメヒコは6月30日、米裁判所に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う需要減が響いた。運航を継続しながら再建を目指す。

 アンドレス・コネサ最高経営責任者(CEO)は声明で「産業は航空需要の深刻な減少により前例のない試練に直面している」と説明した。メキシコのメディアによると、アエロメヒコの5月の利用客数は前年同月比で92・4%減少した。

 中南米では5月、コロンビアの中南米大手アビアンカ航空を傘下に持つアビアンカホールディングスと、チリに拠点を置く最大手のLATAM(ラタム)航空グループが連邦破産法11条の適用を申請している。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/200701/wor2007010031-n1.html

441taro:2020/07/02(木) 04:19:25
メキシコ・アカプルコ湾に真っ黒な水、下水管破損か
7/1(水) 16:49配信

ロイター

メキシコの有名なリゾート地、アカプルコの海に6月25日、炭のように真っ黒な未処理の下水が流入した。下水管の破損とみられており、ビーチを汚し、観光業に悪影響が出る恐れがある(ナレーションなし)。

メキシコのリゾート、アカプルコで未処理の真っ黒な下水が海へ……。
目撃者によると、黒い水は25分ほど絶え間なく流入。「水の勢いは激しかった。悪臭がひどく、吐き気がした」という。
暫定報告によると、降り続いた大雨で下水道が破損し、下水があふれたのが原因。
アカプルコでは何年も前から下水管の破損が多発し、住民からの苦情が相次いでいた。地元当局は、調査と壊れた排水溝の修理を約束した。
アカプルコは、かつてハリウッドスター御用達のリゾート地だったが、近年は犯罪組織の悪影響で外国人観光客が激減。新型コロナウイルスも追い打ちをかけている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b589bd9f100aea83417814b6acbc6a26758f33bd

442taro:2020/07/02(木) 04:20:11
メキシコ大統領、来週訪米へ トランプ氏と初会談

[メキシコ市 30日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は来週米国を訪問し、トランプ米大統領と初の会談に臨む。エブラルド外相は30日、米政府から7月8─9日の日程で訪米の招待があったことを明らかにした。

ロペスオブラドール大統領は2018年12月の就任以来、外遊を行ったことがない。メキシコ国内ではトランプ大統領が不人気のため、米国を最初の外遊先に選ぶのは政治的リスクが高い行為と言える。

メキシコ政府の2人の関係者は先に、訪米は7月8─9日になる可能性が高いと明らかにしていた。エブラルド外相はツイッターに「米政府から7月8─9日の公式訪問の招待を受けたと確認する」と投稿。訪米の詳細は1日に説明するとした。

エブラルド外相とマルケス経済相が大統領の訪米に随行するとみられる。

エブラルド氏は招待を受け入れたかどうかには言及しなかったが、ロペスオブラドール氏は4月にトランプ氏との会談について発言しており、招待を受け入れた可能性が高い。

ロペスオブラドール氏はトランプ氏との会談について、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」の7月1日の発効を祝う意図があるとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/deac39dd80b8fd6a99ab76edfe84bf4dedb25931

443taro:2020/07/03(金) 04:22:50
メキシコで薬物リハビリ施設襲撃、24人死亡 1カ月で2件目

 【サンパウロ時事】メキシコ中部グアナフアト州イラプアトで1日夕(日本時間2日朝)、薬物依存症患者のリハビリ施設を武装集団が襲撃し、24人を殺害、7人を負傷させた。同市では6月6日に別の薬物リハビリ施設でも同様の事件が発生しており、10人が死亡している。いずれも麻薬カルテルの犯行とみられる。

 地元メディアによると、武装集団は車で施設に乗り付け、入所者らに床に横たわるよう命令。その後、銃を乱射した。武装で警察を上回ることもある麻薬組織の犯行は迷宮入りすることが多い。当局者は「犯人は4人で赤い車に乗ってきた」と述べた。襲われたのは無認可の施設だった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070200764&g=int

444taro:2020/07/06(月) 04:18:48
メキシコ 水中洞窟に石器時代の鉱物採掘跡
7/5(日) 23:29配信

テレビ朝日系(ANN)

All Nippon NewsNetwork(ANN)

 メキシコの水中洞窟で1万2000年前の鉱物採掘の痕跡が発見されました。

 幻想的な雰囲気が漂う水中洞窟。そこには石器時代の人々が鉱物を採掘していた痕跡が残っていました。メキシコ・ユカタン半島の水中洞窟を調査した研究者らによりますと、中から採掘のために掘った穴や石槌(いしづち)のような採掘道具、作業をしていた人たちが迷子にならないように位置を表示していた目印などが見つかったということです。研究者はこれらを約1万2000年前の人々が壁画の材料となる鉱物を採掘していた証拠だと分析しています。当時、この洞窟はまだ陸地でしたが、最後の氷河期の後、海水面が上昇したことで水没したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e212ec62c6f5ead32799e13cd76036884a097ab

445taro:2020/07/06(月) 04:20:22
メキシコ、新型コロナ死者数で世界5位に フランス抜く

【AFP=時事】メキシコで4日、新型コロナウイルスによる死者数が3万366人に上り、その数はフランスを抜いて世界で5番目となった。保健省が明らかにした。

 保健省によると、3日から4日にかけて新たに6914人の感染が確認され、累計感染者数は25万2165人となった。1日の新規感染者数としては、同国で新型コロナウイルスの感染が確認されて以降最多となった。

 人口1億2700万人超のメキシコは、累計死者数で1日にスペインを抜いたばかりだった。

 公式統計をまとめたAFPのデータによれば、世界で最も被害が出た国は今も米国で、ブラジル、英国、イタリアがこれに続く。

 パンデミック(世界的な大流行)の中心地となっている北米・中南米地域においては、メキシコは米国とブラジルに次いで3番目に大きな影響を受けている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/98dd1a4cc20a6af98ccbd1aeb0a7411c322a21ce

446taro:2020/07/07(火) 04:18:24
焦点:メキシコ麻薬戦争ついに首都へ、大統領の「非暴力」尻目に

[メキシコ市 27日 ロイター] - 「麻薬戦争」が繰り広げられるメキシコの中でも、首都メキシコ市は比較的平穏なオアシスに近いと考えられていた時期があった。しかし市の治安責任者の乗った装甲仕様の車を武装集団が銃を乱射して襲うという衝撃的な暗殺未遂事件により、少なくとも麻薬カルテルの1つが平和を破るのも恐れないことが証明された。

負傷したガルシア・アルフッシュ治安庁長官(38)は直ちに、犯行は恐らく最も暴力的な麻薬カルテル「ハリスコ・ヌエバ、ヘネラシオン(CJNG)」によるものだと指摘した。すぐに病院のベッドから携帯電話にメッセージを入力、投稿したとみられる。

長官は肩と鎖骨、膝を撃たれたものの、麻薬カルテルの取り締まりを続けると誓っている。

事件は26日朝、メキシコ市きっての高級住宅街で起きた。カルテルの武装集団は長官の命を奪うことには失敗したが、警護の2人と、出勤途中の女性が巻き添えで死亡した。

治安専門家のエルビエル・ティラド氏は「最近まで、メキシコ市では大きな麻薬カルテルは活動していないと多くの人が思っていたが、事実は違った」と語る。

ロペスオブラドール大統領は27日のビデオメッセージで、政府の情報機関は襲撃計画を事前に察知し、長官に特別な警戒を呼び掛けていたと釈明した。

メキシコ市の市長によると、襲撃の首謀者とされる男を含め既に約20人が逮捕されている。

襲撃について多くのアナリストは、CJNGが自らの力を誇示するために実行したもので、複数の麻薬カルテルがメキシコ市で勢力を拡大している証拠だとみている。

一方、麻薬カルテル専門家のトマス・グエバラ氏は「私に言わせれば、力の誇示というより、溺れかけた人間の悪あがきだ」と言う。暫定的な報告書では、カルテルは約3週間前から襲撃を計画しており、警察は直後に逆襲、逃げる武装集団を一網打尽にすることができたとしている。グエバラ氏は「少なくともメキシコ市では、警察は良い仕事をしている。これで他州の警察部局も士気が上がると期待したい」と語った。

CJNGはシナロア・カルテルと並び、メキシコ最強のギャング集団だと考えられている。月給が安く訓練も行き届かない全国の警察部局内部に首尾よく入り込み、その保護のもとで麻薬密売のビジネスを展開してきたとされる。

左派のロペスオブラドール大統領は前任者と比べ、犯罪集団撲滅に向けてさほど対決的な姿勢で臨んでいない。社会福祉支出を増やして、犯罪の根本原因と見なす貧困および若者の失業問題に取り組むことを優先してきた。

大統領は27日のメッセージでも、「だれに対しても戦争は宣言しない」と述べるとともに、将来の襲撃は防ぐと約束した。「彼らがわれわれを脅すのは許さない」と語った。

しかし大統領就任1年目の昨年、同国の殺人件数は過去最多を更新し、今年はさらに増えそうな勢いだ。このため大統領は方向転換を迫られる可能性が高い。

治安専門家のティラド氏は、「軍を動員する必要があるだろう」とした上で、それでもCJNGなど高度に武装した連中の拡張や命を狙う新たな襲撃は抑えられそうにないと予想。「まるで前に映画で見たような光景だ」と語った。

(Lizbeth Diaz記者)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c536c5ca7ed273d3ac9388e4269f97e02437e660

447taro:2020/07/07(火) 04:19:44
ドミニカ大統領選、野党候補当選 政権交代は2004年以来

 【サンパウロ共同】カリブ海のドミニカ共和国で5日、現職メディナ氏の任期満了に伴う大統領選が投開票された。選挙管理当局による6日までの開票の結果、野党現代革命党(中道左派)の実業家ルイス・アビナデル氏(52)が初当選した。地元メディアが伝えた。新大統領は8月16日就任で、任期4年。

 与党ドミニカ解放党(同)からの政権交代は2004年以来。6人が立候補し、中間集計(開票率約83%)ではアビナデル氏は得票率約53%と当選に必要な過半数を獲得した。現職の後継カスティジョ氏(59)は約38%と2位で、6日未明に敗北を認めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f557b636091fb9839cc9d572520bf847dcc844ca

448taro:2020/07/08(水) 04:00:27
メキシコ、新型コロナ流行は来年4月まで続く可能性=保健次官

[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコ保健省のロペス・ガテル次官は6日、同国の新型コロナウイルス感染は来年4月まで続く可能性があるとともに、今年10月から冬のインフルエンザシーズンにかけて感染が増加するとの見通しを示した。

同次官はこれまでにも危機のピーク時期予想を先送りし、死者と感染者数は報告より多い公算が大きいと発言している。

同国でこれまでに確認された感染者は26万1750人、死者は3万1119人で、ロイターの算出では世界で5番目の死者数となっている。

同次官はラジオ・フォルムラとのインタビューで、新型コロナ感染者数は冬まで高水準が続き、流行が春まで続く可能性があると警告。「10月にインフルエンザシーズンが始まる。また、秋から冬にかけてCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)も平行して流行する可能性を示す合理的な予想もある」と述べた。

流行期間については「来年3月か4月まで」続く可能性があると述べた。

米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)は、メキシコの死者数は10月までに8万8000人を突破するとの見通しを示している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4855c61bf85060a5d895eb7439df5b00ac873403

449taro:2020/07/09(木) 04:18:56
【映像】麻薬密輸団のジェット機か? メキシコ幹線道路に着陸炎上

 メキシコ南東部ユカタン半島のキンタナ・ロー州で7月5日、幹線道路に着陸、炎上しているプライベートジェットとみられる双発の航空機を、付近を通りかかったドライバーが撮影した。
 メキシコ国防省によれば、このジェット機は同国の領空を侵犯したとしてインターセプトされ、同州ポルユク付近の道路に着陸。乗員がトラックに乗り換えて逃亡する際に、飛行機に火を放ったとみられている。
 地元メディアは、軍のヘリコプターがジェット機を銃撃したと報じたが、映像には写っていない。
 軍と警察はトラックを捜索。乗り捨てられたトラックから、200キロを超える“コカインのような白い粉”が発見されたという。

(メキシコ、ポルユク、7月8日、映像:Antonio Carlos Hernandez via Storyful/アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7dfca3311eeb3ca96bbe467cb7c8a1339651e1d2

450taro:2020/07/10(金) 04:30:37
米メキシコ首脳が初会談 北米貿易協定発効で
7/9(木) 8:54配信

時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、メキシコのロペスオブラドール大統領とホワイトハウスで初めて直接会談した。

 北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定が1日に発効したことを受け、両国の連携強化を確認する共同宣言に署名した。2018年12月に大統領に就任したロペスオブラドール氏にとって初外遊となる。

 トランプ氏は共同会見で、19年に米国の最大の貿易相手国となったメキシコとの関係は「かつてないほど強固かつ緊密だ」と強調した。ロペスオブラドール氏は「新協定は北米の存在感を高める」と応じ、新型コロナウイルスをめぐる米国の医療支援に謝意を示した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/afa007a8c1e3cb4d66366e9071b0f2f903476cfc

451taro:2020/07/14(火) 04:09:28
ハリケーンで被害のプエルトリコ、トランプ大統領が「売却」を検討 米紙報道

ワシントン(CNN) 米国土安全保障省の元高官は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、2017年のハリケーンで壊滅的な被害が出た米自治領プエルトリコについて、トランプ大統領が売却案を検討していたと語った。

プエルトリコがハリケーンに直撃された2017年9月当時に国土安全保障省の長官代行だったエレイン・デューク氏のインタビューは、10日のニューヨーク・タイムズ紙に掲載された。この中でデューク氏は、「大統領の当初の考えは、どちらかといえば実業家的だった」と振り返っている。

デューク氏によれば、トランプ大統領は「電力を外注できるのか。あの島を売却できるのか。あるいはあの資産を処分できるのか」と語ったとされる(同氏によると、トランプ大統領が持ち出したプエルトリコ売却案は、その後真剣に検討されたことも、論議されたこともなかった)。


プエルトリコはハリケーン「マリア」の直撃で壊滅的な被害が発生し、大規模な停電などの影響も続いた。死者は3000人近くに上った。

トランプ大統領は過去に、政権が災害復旧のために割り当てた数十億ドルの支援の管理をめぐってプエルトリコ政府を批判していた。2018年11月にはホワイトハウス当局者が議会指導部などに対し、大統領はプエルトリコ支援のための追加拠出を望んでいないと説明した。

トランプ大統領は一貫して、ハリケーン被害に対する政権の対応に問題はなかったと強調し、「素晴らしい成功だった」との認識を示していた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35156688.html

452taro:2020/07/14(火) 04:13:41
メキシコ、新型コロナ死者3万5000人突破でイタリア抜き世界4位に 葬儀場データによる実態はその倍か?

ロイターのデータによると、メキシコの新型コロナウイルスによる死者の累計は12日に3万5000人を突破し、イタリアの死者数を超え、米国、ブラジル、英国に続き世界で4番目の数を記録した。

一方、ロペスオブラドール大統領は、国内の感染拡大は抑制されつつあるとの見方を示し、「保守的なメディア」が人々の警戒心を過度に高めていると批判した。

12日に死亡が確認された人は276人、新規感染者は4482人だった。死者は合計3万5006人、感染者は29万9750人に達した。イタリアの死者は3万4954人、感染者は24万3061人。

ロペスオブラドール氏はここ1週間、感染状況の報告を受けており、楽観視していると説明。「明るい報告で、好ましい。感染拡大は収束しつつあり、勢いを失っている」と自信を示した。

スタティスタによると、人口約1億2000万人のメキシコでは、100万人当たりの新型コロナ死者数は世界で16番目に多い。

ただ、当局は、ウイルス検査が限られていることから、実際の数字はこれよりもずっと多くなる可能性があると説明している。ロイターが5月に葬儀場のデータを基に分析した結果、死者数は現在報告されている数の倍に達する可能性がある。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/350004.php

453taro:2020/07/15(水) 03:55:49
超軽量動力機から66キロの違法薬物を押収 米・メキシコ国境

(CNN) 米税関・国境警備隊(CBP)は13日、145.5ポンド(約66キロ)の覚せい剤「メタンフェタミン」をメキシコとの国境付近にあった超軽量動力機から押収したと明らかにした。

薬物を押収したのは11日。11日午前に超軽量動力機が低空で米カリフォルニア州ヒーバー近くを飛行しており、当局が捜査に乗り出していた。

金属製のかごと白色のダッフルバッグが見つかり、バッグの中にはメタンフェタミンで一杯のプラスチック製の入れ物26個があった。末端価格は32万7375ドル(約3500万円)に上るとみられる。

飛行機を操縦していた人物や捜査に関連した逮捕者がいたかどうかについては明らかにされていない。

https://www.cnn.co.jp/usa/35156765.html

454taro:2020/07/15(水) 04:04:23
メキシコのエネルギー政策、北米新協定に違反も カナダ企業が指摘

[メキシコ市/オタワ 14日 ロイター] - カナダのエネルギー企業4社は政府に宛てた書簡で、1日に発効した北米の新貿易協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」にメキシコのエネルギー政策が違反している可能性があると指摘した。

カナダのフリーランド副首相やモルノー財務相、シャンパーニュ外相ら政府当局者に送られた書簡をロイターが確認した。

メキシコのロペスオブラドール政権は、前政権が進めたエネルギー産業の民間開放を批判し、エネルギー政策における国家の役割を拡大する必要があると主張。数十億ドル規模の契約の再交渉を求めている。

書簡を送ったのはカナディアン・ソーラー<CSIQ.O>、アトコ<ACOx.TO>、ノースランド・パワー<NPI.TO>、JCMパワー。4社はメキシコで太陽光や水力発電事業などの投資を行っている。

4社は、新規の再生エネルギー施設の試運転停止や発電所の開発・操業制限を決めたメキシコ政府の措置により、自社のメキシコ事業が危険にさらされる可能性があると主張した。

その上で、メキシコの措置はUSMCAなど同国が締結している貿易協定での合意に反している可能性があると指摘。メキシコがカナダ企業との契約を守るよう、カナダ政府は外交ルートを通じた対応を検討すべきだと訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6869be8512cff5343339f0151f12e69b1f71acc7

455taro:2020/07/16(木) 04:03:46
計画中の移民巡る大統領令、「能力に基づく」ものに=トランプ氏

[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、移民を巡って政権が計画している大統領令は「能力に基づく」ものになると表明した。

大統領は、幼少期に親と米国に不法入国した若者「ドリーマー」の強制送還を猶予する「DACA」に言及。記者団に対し「われわれはDACAに対処する。なぜなら私がそう遠くない将来、近いうちに新たな移民を巡るアクション、非常に非常に大きな能力に基づく移民アクションに署名するからだ。これはDACAの決定に基づいており、私にはそれができる」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec7a8ff3fb2e616cabe65fa896b0257aba701d4d

456taro:2020/07/18(土) 04:28:07
メキシコ首都中心部に古代アステカの遺跡、建物改修中に発見
7/17(金) 13:20配信

ロイター

 メキシコの首都メキシコ市中心部にある一般的な建物。この中で、考古学者が予想外の発見をした。
 見つかったのは、アステカ帝国の宮殿の遺跡。宮殿はスペインの征服者によって破壊された。遺跡は、社会的支援を行う非営利組織が建物を改修中に見つかったという。
 (考古学者のラウル・バレラ氏)
 「地盤沈下を起こさないように、多くの予防策を講じた。歴史的建造物を傷つけないように、掘ってもよい場所とそうでない場所を専門家とエンジニアに確認した」
 バレラ氏によると、この遺跡はスペインの征服者エルナン・コルテスが所有していた。コルテスは1518年にメキシコに入った。都市テノチティトランに到着後、破壊された宮殿に滞在したとされる。
 バレラ氏は「コルテスが滞在した建物には、玄武岩や火山岩が使われている。これはアシャヤカトル(アステカ帝国の君主)の宮殿が破壊された時に残ったものだ。宮殿が発掘場所にあったことは、様々な資料で示されている」と述べた。
 テノチティトランと宮殿がスペイン人の征服によって陥落した後、住民らは神殿や宮殿の破壊を余儀なくさせられたとされている。これらの遺跡は、現代のメキシコ市の基盤となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9dc8dd814b92e4949d66699966e04c6b7f7cbd49

457taro:2020/07/19(日) 04:40:56
ニカラグア大統領の息子制裁 米政府
7/18(土) 7:22配信

時事通信
 【ワシントン時事】米政府は17日、中米ニカラグアの左翼政権を率いるオルテガ大統領の息子フアン・カルロス・オルテガ氏を含む2個人と2団体を制裁対象に指定すると発表した。

 政府資産の横領や私有財産の不当接収などの不正行為に関与したというのが理由で、米国内の資産が凍結され、米国人との取引が原則禁止される。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b4f5df6c7a1b87af7d26898e2fbd9f131d4f4f83

458taro:2020/07/21(火) 04:19:05
パナマ・ガトゥン湖近くで若者7人の遺体 武装2人組に襲われたか

パナマのガトゥン湖近くで18日、若い男女7人の遺体が見つかり、警察が捜査している。

遺体で見つかったのは17歳から22歳までの女性4人と男性3人。首都パナマシティの北約80キロにあるガトゥン湖近くの、木が生い茂ったエリアで発見された。

7人はガトゥン湖に14人のグループで向かった。残りの7人は、武装した男2人に襲われたと証言した。

検察によると、1人が逮捕されたという。

銃で撃たれたか
14人のグループは17日にガトゥン湖へ歩いて出かけたと、EFE通信は報じた。

犠牲者の中には銃で撃たれたような傷を負った人もいたと、殺人事件担当のアドルフォ・ピネダ検察官は記者団に述べた。

「あらゆる観点から見て、本当に衝撃的な出来事だ」

犯行の動機はまだわかっていない。当局は遺体が見つかったエリアを捜索した。

報道によると、5人の遺体はガトゥン湖の岸辺にある避難所あるいはシェルターの中で、2人の遺体は屋外で見つかった。

地元メディアは、一部の犠牲者の家族が17日に警察に、家族が行方不明になっていると通報していたと伝えた。

https://news.livedoor.com/article/detail/18602831/

459taro:2020/07/21(火) 04:23:23
キューバ、米との友好ムード消失…観光客減で苦境「5年前の興奮は何だったのか」

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】カリブ海の社会主義国キューバが、米国と2015年に国交回復して20日で5年を迎えた。トランプ米政権が前任のオバマ政権の路線をひっくり返して反キューバにかじを切り直したため、一時広がった友好ムードは跡形もない。

 トランプ米大統領は10日のフロリダ州での集会で、キューバとの国交正常化について「オバマとバイデン(前副大統領)による背信行為だ。ばかげている」とこき下ろした。

 オバマ大統領の外交成果をことごとく否定するトランプ氏は、対キューバ外交もやり玉に挙げた。

 2017年に就任するとさっそく、米国人観光客のキューバ渡航制限を拡大し、最近ではキューバをテロ対策への協力が不十分な国に再指定した。

 今年11月の大統領選をにらんで支持固めにつなげる狙いもある。とりわけ激戦州のフロリダ州には、キューバ革命で財産を失った移民やその子孫が多く暮らし、キューバへの厳しい姿勢は受けがいい。

 これに対し、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は16日、首都ハバナの革命宮殿で閣僚を前に演説し、「我々は、あらゆる方向から銃で狙われる戦場に身を置かねばならない」と、トランプ政権への恨みをあらわにした。

 キューバは米国との国交正常化で、経済不振からの脱却を目指した。観光客は正常化前の14年に301万人だったが、18年には471万人まで伸びた。米国からの直行便就航後は特産のラム酒や葉巻が売れ、タクシー運転手はチップで潤った。

 それがトランプ政権による締め付けが強まるにつれ、キューバ経済は目に見えて失速した。

 ハバナのエンジニア、デビット・ロドリゲスさん(30)は19日、本紙の取材に「街は観光客であふれ、好景気に沸くと信じた5年前の興奮は何だったのか」とため息をついた。

 さらに今、新型コロナウイルスも足を引っ張る。苦境は深まるばかりだ。

◆キューバ フィデル・カストロ氏(後の最高指導者)らが1959年に親米政権を打倒し、革命政府を樹立した。61年に社会主義路線を宣言し米国と断交した。62年にソ連によるキューバへの核ミサイル配備を巡る「キューバ危機」が起きた。オバマ政権の前の歴代米政権はキューバの体制転換を目標とし、経済制裁などの孤立化政策をとった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aab8c7e589e3528fe957cb79673df2bf01850cbc

460taro:2020/07/22(水) 04:22:58
メキシコの殺人件数、今年上半期に過去最多を記録=政府速報値
7/21(火) 9:44配信

ロイター
[メキシコ市 20日 ロイター] - メキシコ政府が20日発表した速報値によると、今年上半期に同国で発生した殺人件数が過去最多を記録した。

ドゥラソ治安相がロペス・オブラドール大統領との定例記者会見で発表した上半期の殺人件数は1万7439件で、前年同期比1.7%増加した。

6月単月では前月比2.2%減少し、前月比では3カ月連続の減少となったものの、ドゥラソ治安相はこの数字は依然「絶対的に極めて高水準」と認めた。

最新データによると、昨年の殺人件数は3万4600件超で、過去最多だった。

メキシコは長年ギャングによる暴力に苦慮しており、政府の対策は相次いで失敗に終っている。ロペス・オブラドール大統領は、2018年12月の就任後、新たな戦略で暴力を減らすと公約しているが、殺人件数は増加し続けている。

また、男性が性別を理由に女性を殺害する「フェミサイド」の増加ペースが今年上半期に加速し、前年同期比9.2%増の489人となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf19bff1b1b06afa89385ab5decbf9772e6c74a4

461taro:2020/07/24(金) 04:07:43
誘拐した子どもに工強制労働、0〜15歳の23人救出 メキシコ

(CNN) メキシコ南部チアパス州の観光地で、家族の元から誘拐されて手工芸品販売の仕事を強要されていた子ども23人が救出された。

チアパス州検察の20日の発表によると、子どもたちは同州サンクリストバル・デ・ラスカサスにある住宅から救出され、女3人が人身売買や強制労働にかかわった容疑で逮捕された。

子どもたちの年齢は生後3カ月〜15歳。家族の元から連れ去られ、身体的、精神的暴力で脅されて、強制的に工芸品を販売する仕事をさせられていた。

救出作戦が始まったのは、検察が行方不明になった幼児の捜索に乗り出したことが発端だった。幼児は6月30日、母親に連れられて出かけた公設市場で行方が分からなくなっていた。

救出された子どもの中にこの幼児がいたかどうかについて、現時点で当局は明らかにしていない。

チアパスはグアテマラと国境を接するメキシコ最南端の州で、多様性に富んだ生物や気候を目当てに観光客が訪れる。

有名なマヤ遺跡があって先住民人口も多く、文化も自然もメキシコ有数の多様性を誇る。

半面、メキシコで最も貧しい州でもあり、2017年にはマグニチュード8.1の地震が襲っていた。

https://www.cnn.co.jp/world/35157199.html

462taro:2020/07/28(火) 03:59:41
吹き出す溶岩、中米グアテマラ・パカヤ山が噴火

【AFP=時事】中米グアテマラの活火山であるパカヤ(Pacaya)山が25日、噴火した。

 同国の首都グアテマラ市の南方55キロに位置するサンビセンテパカヤ(San Vicente Pacaya)郡からは、同火山の火口から溶岩を噴出する様子が見られた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b272d3026888861bc95125e023a0efeb29d16d3

463taro:2020/07/30(木) 04:21:16
キューバ産ラムと葉巻は「独裁政権の資金源」 購入控えてと米当局

【7月29日 AFP】キューバを最も象徴する二つの製品、ラム酒と葉巻たばこを購入・消費することは同国の独裁政権を財政的に支援することにつながる──。米当局はそのように主張し、両製品を購入しないよう警告している。

- 米国のマイケル・コザック(Michael Kozak)国務次官補代行(西半球担当)は27日、ツイッター(Twitter)に「キューバの経済は私有財産の収奪と国民の抑圧に依存している。政権が製造したラム酒や葉巻は、人的コストに見合わないぜいたく品だ」と投稿。


 英語とスペイン語で投稿されたツイートには、火の付いた葉巻の画像と一緒に「値段に見合う価値なのか?」という文言も添えられている。

 また、翌28日のツイートでコザック氏はグラスに入ったラム酒の画像と共に「責任を持って消費せよ」と書き込み、「すべてのラム酒のボトルはキューバの独裁政権を永らえさせるために売られている」「まだそのモヒートを楽しんでいるのか?」と投稿した。

 バラク・オバマ(Barack Obama)米前政権によって米・キューバ関係は修復に向かったが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の就任以降、両国の関係は大幅に悪化している。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3296266?cx_part=top_latest

464taro:2020/08/01(土) 04:36:29
メキシコGDP速報値、第2四半期17.3%減 過去最大の落ち込み

[メキシコ市 30日 ロイター] - メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が30日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は前期比17.3%減と、過去最大の落ち込みとなった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により工場が閉まったほか、買い物客や観光客が減ったことや貿易が落ち込んだことが響いた。

INEGIのサンタエージャ長官はツイッターで「2020年第2・四半期GDPは前期比17.3%減と大幅なマイナスとなり、GDP統計で最大の下落幅となった」と述べた。

前年同期比は18.9%減だった。

メキシコ中央銀行の5人の理事会メンバーの一人、エスキベル委員は29日、GDPが今年8.5ー10.5%減少するとの見通しを示した。エコノミストも同様な見通しを示している。

キャピタル・エコノミクスのアシスタント・エコノミスト、ニキル・サンガニ氏は「メキシコはまだ新型コロナの感染拡大と格闘している上、米国の経済回復は勢いをなくしているようだ。メキシコ経済の回復は向こう数四半期にわたり遅いペースになる」と予想。第2・四半期の落ち込みについて「新興国の中で、最も大幅にピークからどん底へ急降下した国」の一つとの見方を示した。

内訳は、農業や水産業を含む第1次産業が2.5%減。製造業や鉱業、建設業などの第2次産業は23.6%減。小売りやサービス部門を含む第3次産業は14.5%減だった。

ロペスオブラドール大統領は定例記者会見で、経済が4月と5月に「底を打った」と指摘。今は回復の兆しが見られるとし、V字回復となるとの見方を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60d34aea4da9597f9340f0844e44af16c50259ac

465taro:2020/08/03(月) 03:26:43
ネット通販不慣れなキューバ、コロナで利用急増もトラブル続出
https://www.afpbb.com/articles/-/3290877?cx_part=common_focus

【8月1日 AFP】新型コロナウイルス流行によるロックダウン(都市封鎖)の最中、電子商取引で世界に追いつきたいキューバ共産党の指導部はネット通販の利用を奨励したが、結果、多くのユーザーを怒らせることになった。

 新しいテクノロジーに関するブログを主宰している首都ハバナ在住の技術者、ホルヘ・ノリス(Jorge Noris)さん(34)が初めてオンライン・ショッピングで注文した品はついぞ手元に届かなかった。「1か月たって、注文の品が届いたかどうか尋ねる電話が店からあった」。返金を受けるために、店頭まで行かなければならなかったのも驚きだった。


 新型ウイルス流行の影響で、食品のオンライン通販は世界中で大盛況だ。だが、2018年に第3世代(3G)移動通信システムが本格展開したばかりのキューバでは、「トゥエンビオ(Tuenvio)」というオンラインストアが立ち上がっただけで、オンライン通販自体がまだ新しい。

 一方、米国による経済制裁下で品不足のキューバでは、食品店の前の長蛇の列は日常的な光景だ。トゥエンビオの目標はこの憂鬱(ゆううつ)な列を葬り去ることだったが、今やネット通販を利用した消費者らが苦情を言ったり、行方不明の品物を受け取ったりするために実店舗の前に列をつくっている状況だ。


■医療関連より多かった苦情

 キューバのミゲル・ディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)大統領は、テレビで新たなシステムの欠陥を認めざるを得なくなった。「パンデミック(世界的な大流行)の間、医療に関する苦情よりもオンライン・ショッピングに関する苦情の方が多く寄せられた」

 人口1100万人超のキューバの新型コロナウイルスによる被害は、感染者2588人、死者87人(7月30日時点)と比較的抑えられている。それに対し、ネット通販の方は「現実が許容量を超えてしまった」とディアスカネル氏は述べた。

 オンラインストアのトゥエンビオにとって、ショックは大きかった。政府がロックダウンを命じる前、同サイトの1日当たりのビジター数は数百人だったが、発令後は8000人まで増えた。2月にはわずか1300件超だった注文数も、3月には6000件、さらに5月は前半だけで7万9000件近くまで急増した。

 ハバナ大学(University of Havana)キューバ経済研究センター(Center for the Study of the Cuban Economy)のフアン・トリアナ(Juan Triana)教授は、「トゥエンビオの事態については状況全体の中で見る必要がある。緊急時に緊急の解決方法として奨励され、極めて急いで実行に移された。おそらく時間も、必要な検討も、他の成功例の研究もなかったのだろう」と弁護する。

■アマゾンで買いたくても…

 ハバナのスーパーマーケットの前では、オンライン通販による注文の配達に駆り出されたトラックやバン、タクシーさえもが商品を積み込んでいた。軍の傘下の流通企業シメックス(Cimex)とティエンダス・カリベ(Tiendas Caribe)は苦情が殺到したため、点検と称してサイトの一部を閉鎖してしまった。

 ヤイマ・デ・ロス・サントス(Yahima De Los Santos)さん(43)は自分の買い物を自分で取りに来た。「自分で店に来た方がいい。品物が行方不明になったりしないから」というサントスさんだが、ネット通販自体の利用は喜んでいる。「並ばなくていいのが何よりね」

 記事冒頭のノリスさんはこう語った。「ネット通販の世界では顧客体験が重要だが、キューバではそれは全て脇に置かざるを得ない。他に選択肢がないからだ。僕だってアマゾン(Amazon)で買い物をしたいが、それは不可能だ。トゥエンビオで買うしかない」 (c)AFP/Katell ABIVEN

466taro:2020/08/05(水) 03:58:18
スペイン前国王、中米ドミニカ共和国へ亡命か 報道

【8月4日 AFP】不正疑惑の渦中に置かれ、亡命する意向を発表して衝撃を与えたスペインの前国王フアン・カルロス1世(Juan Carlos I、82)が、すでに中米のドミニカ共和国に渡ったと、複数のスペイン紙が4日、報じた。

 前国王は3日、自身の息子で現国王のフェリペ6世(King Felipe VI)が「責務を全う」するのを助けるために、スペインを離れる決断を下したと明かしていた。

 前国王をめぐっては、スイスの銀行口座にサウジアラビアから約1億ドル(106億円)が秘密裏に振り込まれたとの疑惑が持ち上がっていた。

 王室のウェブサイトに掲載された前国王の書簡には、いつ、どこへ出国するのかについての直接的な言及はなかった。

 だが全国紙ABCは4日、前国王はスペインを2日に出国し、ポルトガルを経由してドミニカ共和国へ渡航したと報じた。

 地方紙バンガルディア(La Vanguardia)と全国紙ムンド(El Mundo)も同じく、前国王はドミニカ共和国の友人宅に滞在する予定だと伝えた。その一方、オンライン紙のコンフィデンシアル(El Confidencial)は、青春時代の一時期を過ごしたポルトガル、もしくはフランス、イタリアに滞在している可能性があると報じている。

 ただ、前国王の弁護士は3日、前国王は亡命して司法の裁きを逃れようとしているのではなく、検察当局の取り調べには応じ続けるとのコメントを発表した。(c)AFP/Daniel SILVA

https://www.afpbb.com/articles/-/3297456?cx_part=top_topstory&cx_position=2

467taro:2020/08/06(木) 04:20:29
メキシコの麻薬王エル・メンチョ、私設病院を建設か

https://news.yahoo.co.jp/articles/adea25c126d58fe7e95f72b98fb395800f4a7516?page=2

【記者:Tom Phillips】
 メキシコで最重要指名手配されている麻薬王のエル・メンチョ(54)容疑者が、同国西部ハリスコ州に私設病院を建設したことが報じられた。

 メキシコの麻薬密売組織「ハリスコ新世代カルテル」(スペイン語のイニシャル「CJNG」で最も広く知られている)を率いるエル・メンチョことネメシオ・オセゲラ・セルバンテス容疑者はここ数か月で、同地域の反社会勢力の中でも特に目立つ存在になっている。6月には、メキシコ・シティーの警察署長を殺害しようと、明け方に暗殺者を送り込んだとしてニュースになった。

 7月中旬には、まるで軍の兵士のように武装するエル・メンチョ容疑者のメンバーら多数を捉えた動画がソーシャルメディアで拡散し、その悪評はさらに広まった。ただしメキシコ政府は、この動画の信ぴょう性に疑問を投げかけている。

 そして7月下旬、エル・メンチョ容疑者をめぐる新たなニュース飛び交った。病院の建設に資金を提供したというものだ。  

 日刊紙エルウニベルサルは情報報告を引用し、エル・メンチョがハリスコの州都グアダラハラから南西250キロにあるEl Alcihuatl村に病院を建設したと報じた。

 中南米地域のギャングは、治安部隊などに銃撃された際に公的病院へ行くことを避けるために、医療専門家を雇っていることが多い。

 しかし自身の病院を建設するというエル・メンチョの決意は、腎疾患の治療のために、農村部の潜伏先(El Alcihuatlも含まれるとされている)から危険を冒して出て行きたくないという思いから来ているようだ。エルウニベルサル紙によると、エル・メンチョに雇われている人物や地元の住民も病院を利用できるという。

 エルウニベルサル紙によると、病院が設置された自治体ビージャ・プリフィカシオンは、エル・メンチョのカルテルにとって重要拠点の一つとされ、ここでは2015年、メキシコ当局がエル・メンチョの身柄拘束を試みた際に、軍のヘリコプターがロケット弾撃ち落されているという。

 近年、ハリスコ新世代カルテルはますます力を付けている。2018年には、米国当局がエル・メンチョ逮捕を「最優先事項」だと宣言し、身柄拘束につながる情報に1000万ドル(約11億円)の懸賞を出すと発表した。

 エル・メンチョの息子は今年2月、麻薬密売の罪で起訴されて米国に引き渡されており、娘もその数日後、米出ワシントンで逮捕されている。しかしエル・メンチョは、現在も自由の身のままだ。エル・チャポが禁錮刑に服していることで、メキシコで最も悪名高いギャングの名はエル・メンチョが手にしている。

468taro:2020/08/06(木) 04:22:16
秘密主義

https://news.yahoo.co.jp/articles/adea25c126d58fe7e95f72b98fb395800f4a7516?page=2

 ラテンアメリカの組織犯罪を追跡するウェブサイト「インサイト・クライム」の編集長を務める犯罪専門家で、メキシコのカルテルについて研究しているクリス・ダルビー氏は、メキシコ当局が現在、エル・メンチョを「社会にとって最大の敵」と位置付けていると指摘する。

 エル・メンチョの指揮の下、ハリスコ新世代カルテルは、大量のコカインや大麻、さらにはフェンタニルのような合成麻薬の米国への密輸や、武器、人身、燃料などの売買を通じ、メキシコ最大の犯罪組織に成長した。

「ハリスコ・カルテルは、今はやりの組織だ」とダルビー氏は話す。

 同氏は、カルテルが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を利用して、サカテカスやベラクルス、グアナフアトといったメキシコ国内の州で勢力を「積極的に拡大」している一方で、エル・メンチョ自身についてはあまり知られていないことに触れた。

「彼は非常に秘密主義なのだ。あまり姿を見せない。エル・チャポは、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルのように人と交流していたし、そのような人間性のため熱狂的な信奉者もいた。しかしエル・メンチョは、そういった『庶民派』とは違う。麻薬組織の重鎮らは目立つことを嫌うようになった。彼もその一人だ」

 エル・メンチョの組織拡大はつまり、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領が、エル・メンチョ逮捕への圧力の高まりに直面していることを意味する。

「メキシコ軍が一致団結して取り組めば、エル・メンチョを見つけ出して消すことも必ずできると私は思う」とダルビー氏は述べた。

「(しかし)それでも何も変わりないだろう。おそらく、ハリスコ・カルテルを弱体化させ、バラバラにすることはできるかもしれないが、メキシコが少しでも安全になるわけではない。ただ他の人物が後を継ぐだけだ」

【翻訳編集】AFPBB News
「ガーディアン」とは:
1821年創刊。デーリー・テレグラフ、タイムズなどと並ぶ英国を代表する高級朝刊紙。2014年ピュリツァー賞の公益部門金賞を受賞。

469taro:2020/08/08(土) 03:58:00
メキシコ、新型コロナ死者数が5万人突破 世界3位に

[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコ保健省は6日、新型コロナウイルス感染者数が6590人、死者は819人増加したと発表した。これにより、累計感染者数が46万2690人、死者は5万0517人となり、死者が5万人を突破した。

2週間ほど前には死者は4万人で、ウイルスが急速に拡大していることが鮮明になった。

新型コロナによる死者数は、米国が16万人に、ブラジルが10万人にそれぞれ迫っており、メキシコは世界で3番目に多い国となった。

一方保健当局者らは、メキシコの感染者数、死者数ともに、報告されているより大幅に多い公算が大きいとの見方を示している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2f2acffe25e3b12bdf66a0203325f387464aa6a

470taro:2020/08/08(土) 04:01:21
2020年は大西洋ハリケーン多発年に、過去最多水準の可能性

【AFP=時事】米海洋大気局(NOAA)は6日、大西洋でのハリケーン発生件数が今年、観測史上最多水準となる可能性があると発表した。名前の付く規模の勢力の熱帯低気圧は19〜25個発生するとみられ、うち11個がハリケーンに発達すると予想している。

 NOAA気候予報センター(CPC)のハリケーン予報責任者ゲリー・ベル(Gerry Bell)氏は、大気条件と海洋条件の関係で「今年の熱帯低気圧は平年より多く、強く、長く勢力を維持すると予想している」と述べた。

 ハリケーンに発達する11個の熱帯低気圧のうち、3〜6個は風速50メートルを超える大型ハリケーンになるとみられている。

 最大25個という発生数予想は、22年間に及ぶNOAAのハリケーン予想史上でも最多水準だという。これには既に発生した9個の熱帯低気圧が含まれており、うち2個はハリケーンに成長した。既に米南部とカリブ海(Caribbean Sea)沿岸の住民は、ここ数週間に大荒れの天気に見舞われている。

 大西洋のハリケーンシーズンに発生する名前の付いた熱帯低気圧は、平年なら12個ほど。しかも、この時期までには2個程度しか発生せず、9個目が発生するのは10月に入ってからだ。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/e768aee480752af77603190736ee6ce29b25fe10

471taro:2020/08/12(水) 04:16:45
メキシコ、新型コロナ死者が5.3万人突破 1週間で約5000人増

[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコで10日、新型コロナウイルス感染症による死者が5万3000人を突破した。メキシコの死者数は米国、ブラジルに次いで世界で3番目に多い。過去1週間では5000人近く増加した。

保健省の発表によると、感染者は5558人、死者は705人、それぞれ増加し、累計感染者数は48万5836人、死者数は5万3003人となった。

首都メキシコ市の市長はこの日、市の当局者がウイルス検査で陽性と判明したことを受け、自身も再検査を行うまで数日間、自宅で隔離を行う方針を示した。体調は万全で、在宅で業務を遂行していると述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eeee989f5e6b27d771e88475cd18ab868dcd2037

472taro:2020/08/13(木) 03:37:00
100歳超のコロナ感染者が多数回復、118歳も重症化せず メキシコ

【8月12日 AFP】専門家の間では、新型コロナウイルスによる死亡リスクが高齢者ほど高いとの見解で一致している。しかしメキシコでは、多数の100歳以上の感染者がこの見解を覆し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に打ち勝っている。

 公式統計によるとメキシコでは、100歳以上の高齢者計78人が同感染症と診断され、うち23人が亡くなった。一方で100〜118歳の少なくとも53人が回復し、別の2人は症状が出てから1週間余りの時点で自宅療養をしている。

 驚くべき事例の一つは、南東部タバスコ(Tabasco)州出身の男性(118)が先月発症したが、わずかな治療で済んだことだ。この男性には死亡リスクを高める基礎疾患がなかった。

 メキシコでは新型コロナウイルスによる死者が5万3000人確認されている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3298725?cx_part=top_topstory&cx_position=3

473taro:2020/08/13(木) 03:46:44
メキシコで米中3社がワクチン臨床試験へ 新型コロナ

【メキシコシティ=宮本英威】メキシコ政府は11日、新型コロナウイルスに関連して、米国と中国の3社が開発中のワクチンの臨床試験を実施すると発表した。米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)と雲南沃森生物技術(ウォルバックス・バイオテクノロジー)の計3社と合意した。

開発の最終段階である臨床試験(第3フェーズ)を実施する。薬事規制当局の承認を得て、治験は9月から2021年1月の間に始まる見通しだ。

政府はワクチン購入に最大1000億ペソ(約4700億円)を確保しているという。政府によると、中国の2社は中南米への供給を視野に、メキシコでのワクチン製造を検討している。

メキシコでは10日時点で、新型コロナの累計感染者数が48万5836人、死者数は5万3003人が確認されている。前日に比べてそれぞれ5558人、705人増えた。死者数は米国とブラジルについで世界で3番目に多い。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62542690S0A810C2000000/

474taro:2020/08/15(土) 04:59:47
メキシコ経済はV字回復困難、U字の見込み=中銀副総裁

[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコ中央銀行のグスマン副総裁は14日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による景気低迷からの回復がV字ではなくU字となる可能性が高いとの見方を示した。

グスマン副総裁はラジオのインタビューで「V字回復を見込むのは難しい。それよりはU字回復となるだろう」と話した。

グスマン氏は、新型コロナ感染がさらに拡大し再び事業閉鎖を余儀なくされた場合、W字回復となる可能性も除外していないと述べた。

ロペスオブラドール大統領はV字回復とのなるとの見方を示している。メキシコの国内総生産(GDP)は今年、10%以上の落ち込みとなる見通しだ。

メキシコ中銀は13日、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、4年ぶりの低水準である4.5%とした。ただ、今後は利下げペースが鈍化することを示唆した。

グスマン氏は国内物価について、今年上昇した後、インフレ率が2021年の下半期に中銀の目標である3%に達するとの見通しを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5169b34d25cb84eb72789635dcb5bb68183c4136

475taro:2020/08/15(土) 05:00:26
米、加・メキシコ国境閉鎖を9月21日まで再延長 コロナ抑制で

[ワシントン/オタワ 14日 ロイター] - 米国土安全保障省(DHS)のウルフ長官代行は14日、新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、カナダとメキシコへの不要不急の渡航制限措置を9月21日まで延長すると確認した。

長官代行はツイッターへの投稿で、3カ国が国境閉鎖を新たに30日延長する方針で合意したことを明らかにした。

渡航制限は3月に導入され、米国内でのウイルス感染拡大に伴い延長されている。

7月17日時点のイプソス・レイドの世論調査によると、カナダでは米国との国境を少なくとも年末まで閉鎖すべきとの回答が85%に達した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/35ed86ec9eb4cd763344074d789e793166e12bf3

476taro:2020/08/18(火) 04:31:26
コスタリカで1トン超のオランダ行きコカインを押収
8/17(月) 8:30配信

TBS系(JNN)

Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.

 中米・コスタリカで、パイナップルが積まれオランダに向かうコンテナの中から1トンを超えるコカインが押収されました。

 コスタリカの警察によって次々と運ばれていく重そうな銀色の包み。その中身はコカインです。

 コスタリカ警察は9日、カリブ海に面する都市リモン州で、末端価格で数百万ユーロ=数億円相当の1250キロのコカインを押収したと発表しました。

 公安相によりますと、オランダ・ロッテルダムへ輸送予定のパイナップルが積まれたコンテナを捜索したところ、918個のコカインの包みが発見されたということです。

 コスタリカでは今年すでに9件、違法薬物の密輸が摘発され、合計9.1トンが押収されています。(17日06:38)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d85d039ec2878e41e3b0eb31460110cc081c3415

477taro:2020/08/19(水) 05:05:49
ロシアのワクチン「最初に接種」 効果保証なら メキシコ大統領

 【サンパウロ時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は17日、ロシアが世界で初めて承認した新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」について、効果が確かめられれば自身が真っ先に接種を受ける考えを示した。

 同ワクチンをめぐっては、十分な数の臨床試験が行われておらず、安全性への疑問の声も出ている。

 ロペスオブラドール氏は「(治験の)結果として効果があることが分かれば(ロシア側に)連絡を取る」と説明。「われわれにとっては大事なことなので、私が最初にワクチン接種を受ける。効果があるという保証が必要だ」と述べ、自らの行動で国民の不安を払拭(ふっしょく)する意思を表した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/869192f0162aebe63f9a63bb6bb1750c64738cff

478taro:2020/08/21(金) 05:01:28
国境通過車へのトランプ氏課税案、メキシコの市長が批判

[シウダー・フアレス(メキシコ) 19日 ロイター] - 米国との国境沿いにあるメキシコのシウダー・フアレス市の市長は19日、トランプ米大統領が国境の壁建設資金確保のために米国へ入国する自動車への課税を計画していることについて、11月の大統領選での票集めを狙ったものだと批判した。

シウダー・フアレス市のアルマンド・カバダ市長は「これは前回選挙で争点となり、トランプ氏に票を与えており、今回もトランプ氏は捨て身になってこれを利用し、前回と同じ票を確保しようとしている」と批判した。

当局データによると、昨年メキシコから米国に入国した車の数は約7300万台で、1日平均は約20万台。

トランプ氏はアリゾナ州で18日に行った演説で、メキシコが壁の建設費用を100%支払うと主張し、国境を通過する車から通行料を徴収する考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c67bedb8094fbae6b6b6d06b0a0e35d74e7114f

479taro:2020/08/21(金) 05:05:23
キューバもワクチン競争に名乗り 24日から治験開始
8/20(木) 10:02配信

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時事通信
 【サンパウロ時事】キューバ国営通信プレンサ・ラティーナは18日、国内研究機関が開発した新型コロナウイルスのワクチン候補「ソベラナ01」について、国家医薬品医療機器管理機関が治験の第1、2段階の実施を承認したと伝えた。

 
 治験は19歳から80歳の市民676人を対象に行われる。24日に開始し、来年1月11日に完了。結果は2月に判明するという。ディアスカネル大統領は「われわれが主権を保つためには、自分たちのワクチンが必要だ」と語っていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a02a0deca96341240e5eca1a324627f15b18686

480taro:2020/08/23(日) 04:57:08
コロナ禍で家庭内暴力が増加、メキシコは倍増か 中南米諸国

(CNN) 世界保健機関(WHO)の米州事務局、汎米保健機構のエティエンヌ事務局長は22日までに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中南米諸国の一部の国などで家庭内暴力が増えていると報告した。

同局長によると、アルゼンチンでは家庭内暴力を訴える連絡件数が3分の1増え、メキシコでは昨年比で50%以上の激増を示したという。

報告されるのは少数の事例であり、実態はより深刻で、被害が各地で広がっている可能性があるとも指摘。被害者は自宅にこもり続け、支援施設などへの連絡も阻止され、友人や家族への接触もままならない境遇にあるとし、「我々は行き場がないこれら犠牲者を放置しているような状態にある」との懸念を示した。

エティエンヌ事務局長は記者会見で、新型コロナ予防策の自宅待機や社会経済的な影響で家庭内暴力のリスクは高まり続けているとも指摘。「家庭はもはや多くの人々にとって安全な空間ではない」と強調した。

中南米諸国では新型コロナの蔓延(まんえん)の急加速が目立っている。

https://www.cnn.co.jp/world/35158523.html

481taro:2020/08/25(火) 04:56:46
米に2つのハリケーン上陸へ、メキシコ湾・カリブ海地域で被害拡大

[ヒューストン 23日 ロイター] - ハリケーン「マルコ」と熱帯性低気圧「ローラ」が23日、カリブ海とメキシコ湾に同時に襲来し、米ルイジアナ州沿岸部やキューバで多くの住民が避難を余儀なくされたほか、ハイチの首都では道路が浸水している。これらの地域では今週、さらに被害が拡大することが予想されている。

23日にハリケーンに発達したマルコは24日にルイジアナ州沿岸部に上陸する見通し。ローラは23日にドミニカ共和国とハイチを通過し、キューバに襲来。勢力を拡大して26日にハリケーンに発達した後、27日にテキサス州かルイジアナ州に上陸すると予想されている。

トランプ米大統領は23日、ルイジアナ州に災害宣言を出した。トランプ氏は、ローラによる豪雨に見舞われたプエルトリコにも同様の宣言を出している。

ルイジアナ州のジョン・ベル・エドワーズ知事は24日朝までに強風を伴った嵐が襲来すると警告。23日夜までに避難しない場合はマルコとローラの両方を乗り切る備えをしておくべきだと州民に呼び掛けた。

エネルギー・農業・気象データ提供会社DTNの気象学者、クリス・カー氏によると、ローラは5段階のうち勢力が下から2番目の「カテゴリー2」、あるいは3番目の「3」のハリケーンに発達し、西に進んで、米国内第4位の都市ヒューストン(テキサス州)に接近する可能性がある。

地元当局によると、ドミニカ共和国では壁の倒壊により、母親と7歳の息子を含む少なくとも3人が死亡した。停電も発生し、100万人超に影響が出ているほか、1000人以上が避難を余儀なくされ、イサベラ川周辺地域では複数の家屋が倒壊した。

ハイチの首都ポルトープランスでは洪水で道路が浸水し、腰まで上がった泥水の中を歩く人の姿が見られた。

ハイチ当局によると、これまでに7人が死亡。このうち少なくとも2人が洪水で流されたほか、自宅に木が倒れてきて10歳の少女が犠牲になった。

キューバ東部でもローラの襲来で、木がなぎ倒されたり、建物の屋根が吹き飛ばされたりしている。政府によると、東部の州グアンタナモでは停電も発生した。

米国立ハリケーン・センター(NHC)は23日、数日中に相次いで2つのハリケーンが米沿岸に襲来することで、しばらくの間、災害をもたらす危険な状況が続く可能性があると警告している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c17ca9ad4e627d995ebec8f56db5b6fb6d57ea9

482taro:2020/08/26(水) 04:01:47
ウサイン・ボルト氏、新型コロナ陽性 母国ジャマイカ報道

【8月25日 AFP】24日に自主隔離に入ったことを明かした元陸上男子短距離のレジェンド、ウサイン・ボルト(Usain Bolt)氏について、母国ジャマイカのメディアは、同氏が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと報じている。

 日刊紙ジャマイカ・オブザーバー(Jamaica Observer)は、同国のクリストファー・タフトン(Christopher Tufton)保健相が同日夜、ボルト氏が新型ウイルスの検査で陽性だったことを認めたと報じた。

https://www.afpbb.com/articles/-/3300981?cx_part=top_topstory&cx_position=5

483taro:2020/08/26(水) 04:17:21
メキシコ、公立校の授業をテレビ配信 民放4局と連携
8/25(火) 17:30配信

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AFPBB News

(c)AFPBB News

【8月25日 AFP】メキシコで24日、公立学校の新学期が始まり、新型コロナウイルス対策としてテレビ放送による授業配信がスタートした。

 メキシコ政府は国内全土に授業を配信するため、4つの民間放送局と連携。教室での授業が可能になるまで、4歳から18歳の生徒ら3000万人がテレビ放送を通じて授業を受ける。

 アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は新学期開始を宣言し、「感染拡大、痛み、苦労にもかかわらず、われわれは持ちこたえている」と述べた。

 メキシコでは新型コロナウイルスにより6万人以上が死亡し、死者数は米国とブラジルに次いで多い。また、対面での授業は今年3月から中断されている。

 メキシコ政府によるとインターネットの普及率が7〜8割にとどまる一方、テレビは94%の家庭が視聴可能だという。

 またエステバン・モクテスマ(Esteban Moctezuma)教育相によると、遠隔地ではラジオによる授業配信も行われる。

 映像は24日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/af314d7ad11016107e8991b6010acbced57fd529

484taro:2020/09/02(水) 04:46:44
動画:マスクをしないとお仕置きだ!? 覆面レスラーが着用促す メキシコ

【8月31日 AFP】メキシコの首都メキシコ市にある市場では、新型コロナウイルス対策としてマスク着用の必要性について意識を高めてもらおうと、覆面レスラーが医療用マスクを配布している。場内でマスクを着用していない若者を見つけると、いとも簡単に持ち上げマスクの着用を促していた。

 メキシコでは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)以降、6万4000人(8月31日時点)以上が命を落としている。毎年のように興行が行われているアリーナも、今年は閉鎖を余儀なくされた。



https://www.afpbb.com/articles/-/3302004?cx_part=common_focus

485taro:2020/09/03(木) 04:27:42
メキシコ経済、一部の国よりコロナの打撃乗り切る 大統領が主張

[メキシコ市 1日 ロイター] - メキシコのロペス・オブラドール大統領は1日、一般教書演説を行い、新型コロナウイルスによる国内経済への打撃は一部の国よりは抑えられていると主張し、自身の新型コロナ対応を正当化した。

メキシコ経済は新型コロナ感染予防のためのロックダウン(都市封鎖)で、第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)が前期比17.3%減と、過去最大の落ち込みとなった。[nL3N2F159J]

大統領は「世界的大惨事にも関わらず、上期の経済縮小率は10.4%だった。打撃を受けたものの、イタリア、スペイン、フランス、英国より打撃を抑えることができた」と主張した。

「我々は(新型コロナの)世界的大流行に直面したが、対外債務を増やすことなく、また、モラルに反する救済に公的資金を投入することなく、経済危機を乗り切る」と述べ、メキシコ経済はV字型回復を達成すると強調した。

メキシコ中央銀行は先月公表した四半期報告で、今年の成長率が場合によってはマイナス13%前後に沈む恐れがあるとの見方を示した。[nL4N2FS3ZJ]

国民の間では、新型コロナにより景気が悪化するなか、政府の支援策が十分でないとの声も出ている。首都メキシコ市の国立宮殿前には多数の人が集まり、失業者への給与補償などを訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5d5d96baefea199f4762b37ce50bafb1c38229

486taro:2020/09/03(木) 04:29:07
米政権、生鮮果実・野菜輸入巡りメキシコに協議要求 将来関税も

[ワシントン 1日 ロイター] - トランプ米政権は1日、農家支援策の一環として、生鮮果実・野菜の輸入を巡ってメキシコとの高官級協議を求める方針を表明した。将来の関税発動の可能性が高まっている。

米通商代表部(USTR)はまた、「ブルーベリーの輸入拡大が国内ブルーベリー農家にもたらしている深刻な損害の程度」を審査するため、米国際貿易委員会(USITC)が緊急輸入制限(セーフガード)調査を開始することも求める。

USITCが損害を確認すれば、米政府は関税を発動する可能性がある。

ライトハイザーUSTR代表は声明文で「トランプ大統領は米国の農家が直面する挑戦を認識しており、全ての米国生産者にとっての公正な貿易と公平な条件を促進・確保することにコミットしている」とした。

USTRはさらに、メキシコ産イチゴ、ベルペッパーといった季節産物の輸入を巡る懸念に対処するため、向こう90日以内にメキシコとの協議を求めると表明。イチゴ・ベルペッパー輸入に対するUSITC調査に向け、国内生産者と協力するとした。

メキシコ経済省はこれに対し、「米国向けメキシコ農産品輸出の優先的アクセスを守る」方針を表明。ただ、米国の懸念に対して「双方が納得のいく解決策を見出す」よう努力する意向も示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1dc1b3f3513f77eae1862c0059f8d1b5f695a97

487taro:2020/09/05(土) 04:55:23
メキシコ海軍がコカイン2.9トン載せた密輸船摘発、3人逮捕

 メキシコ海軍は1日、麻薬の密輸船を摘発した際の映像を公開した。映像には、ヘリコプターから逃げようとする際に、船の乗員が海に何かを投げ捨てる様子や、兵士らがヘリから降下して船に乗り移る際などが収められている。

 当局によると船から麻薬とみられる包み74個を発見。コカイン2.9トン相当を密輸しようとしていたとみられる。海軍によるとこの摘発で3人の身柄を拘束した。(ナレーションなし)

https://news.yahoo.co.jp/articles/848bfa53d6038cc5755194fcf86151a3cbee1b4b

488taro:2020/09/05(土) 05:01:37
ジャマイカ総選挙で与党圧勝 ホルネス首相が続投へ
9/4(金) 15:05配信

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時事通信
 【サンパウロ時事】カリブ海のジャマイカで3日、総選挙(下院定数63)が実施され、中道右派の与党ジャマイカ労働党(JLP)が中道左派の野党・人民国家党(PNP)に圧勝した。

 JLP党首のホルネス首相が続投する。

 中央選管の暫定集計によると、開票率98.9%現在でJLPが39議席、PNPが14議席を獲得。開票が終わっていない10選挙区もJLPが取る見通しで、半数をわずかに上回った解散前から大きく勢力を伸ばした。ホルネス氏は「ありがとうジャマイカ。これはより強い未来のための勝利だ」と勝利宣言した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/79d7823383a243d137e2b032c2004f4bcc57b4dc

489taro:2020/09/06(日) 03:16:10
メキシコ海軍がコカイン2.9トン載せた密輸船摘発、3人逮捕

 猛スピードで航行する不審な船―。

 メキシコ海軍は1日、麻薬の密輸船を摘発した際の映像を公開した。映像には、ヘリコプターから逃げようとする際に、船の乗員が海に何かを投げ捨てる様子や、兵士らがヘリから降下して船に乗り移る際などが収められている。

 当局によると船から麻薬とみられる包み74個を発見。コカイン2.9トン相当を密輸しようとしていたとみられる。海軍によるとこの摘発で3人の身柄を拘束した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/848bfa53d6038cc5755194fcf86151a3cbee1b4b

490taro:2020/09/08(火) 04:54:43
エルサルバドル刑務所公開、過密状態のギャング受刑者

【AFP=時事】エルサルバドル政府は4日、ギャングの受刑者らが「厳格」に収監されている2か所の刑務所内を報道陣に公開した。

 房内では同国の2大ギャング勢力であり、対立する「マラ・サルバトルチャ(Mara Salvatrucha、MS-13)」と「バリオ18(Barrio 18)」のメンバーらが一緒に、詰め込まれるように収監されていた。受刑者らは全員、上半身裸に白いショーツ姿で、新型コロナウイルス対策としてマスクを着用している。

 今回の報道陣ツアーは、殺人事件を減らせば刑務所内で便宜を図るとして政府がMS-13と「交渉」しているとの疑惑の報道を受け、ナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領の指示で矯正当局が行った。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/315f32fcb1ed3722a71b7445b9e4157a87ce6b90

491taro:2020/09/10(木) 04:12:48
メキシコ、緊縮型予算案を発表 大型景気対策盛り込まず

[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコ政府が8日、議会に提出した2021年度予算案は、歳出を抑えた緊縮型の予算となった。

医療・社会保障やインフラ分野で一定の支援策を盛り込んだが、エレラ財務公債相は、新型コロナウイルスの流行を受けて先進国のような大型景気対策を打ち出せば、財政が破綻すると表明。「国民全員に資金を支給できればよかったが、これが現実だ」と述べた。

同相は、公共医療部門や、道路建設などのインフラ部門が実質ベースでプラス成長になり、雇用の創出につながるとの見通しを示した。

年内の新税導入や増税を見送る方針も改めて示した。

ウェブサイトに掲載された予算案によると、債務の対国内総生産(GDP)比率は2021年末までに引き下げる。

年金など一部の社会保障費は増額するが、2020年の歳入の伸びは6.4%にとどまる見通しという。

利払い費を除いた基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字は2021年にゼロとなる見通し。経済成長率の予測は約4.6%。

メキシコ産業開発・経済成長研究所のホセルイス・デラクルス所長は「経済の再活性化よりも、財政規律を目標にしているようだ。政府は、これ以上の債務拡大を回避する非常に強い決意を示すことを重視している」と述べた。

メキシコ中銀は、2020年の経済成長率がマイナス13%に達する可能性があると予測。2021年については1.3-5.6%のプラス成長を見込んでいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/601992c6728a9a608e820897b6d63498abf8f89f

492taro:2020/09/11(金) 05:00:51
メキシコ予算案、「楽観的」との批判も 政府は反論
9/10(木) 11:46配信

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ロイター
[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコのエレラ財務公債相は9日の会見で、前日公表した2021年度予算案に対し、一部で「楽観的」との見方が出ていることについて、「責任ある予測」を行ったと反論した。

政府は前日、緊縮型の予算案を公表。格付け会社ムーディーズは、緊縮型のアプローチは「持続不可能だ」との認識を示した。[nL4N2G5498]

BBVAのアナリスト、Carlos Serrano氏は「楽観的な予測に基づいている。特に経済成長と原油生産の予測がそうだ」とし「経済成長が、政府予測ではなく、市場予測に沿った水準となり、原油生産が回復しなければ、赤字になるだろう」との見方を示した。

ムーディーズのソブリンリスク担当アナリスト、Ariane Ortiz-Bollin氏は、緊縮型の予算となったことで、債務水準よりも経済成長を懸念していると指摘。「これは持続不可能だ。毎年、これを繰り返すことはできない」と述べた。

予算案では、今年の経済成長率をマイナス8%と予測。メキシコ中銀は、最悪のケースでマイナス13%になると予測している。

ロペスオブラドール大統領とエレラ財務公債相は、国内経済について、欧米のような大規模な景気対策を打ち出せるような状況ではないと主張。財務の健全性を保つため、新たな借り入れを拒否している。

ただ、メキシコ経済は1930年代の大恐慌以降で最悪の景気後退に直面しており、大手・中小企業からは支援を求める声が出ている。

エレラ財務公債相は、予算案の経済予測では新型コロナウイルスのワクチン開発を前提にしていないが、国内経済は今後も新型コロナ危機の影響を受けると予想。

「ワクチンがない間は、異例の経済情勢が続くだろう」との見方を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b8508600157dd886b760060552353cec209d583

493taro:2020/09/11(金) 05:01:35
8月メキシコCPIは19年5月以来の大幅上昇、一段の利下げ余地も
9/10(木) 9:31配信

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ロイター
[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコ国家統計地理情報局が9日公表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.05%上昇し、2019年5月の4.28%以来で最高となった。果物、野菜、商品の価格上昇が押し上げた。

ロイターのアナリスト調査による予想をやや上回った。

ただ、中央銀行のジョナサン・ヒース副総裁は、格付け会社ムーディーズ主催の電話会合で、まだ一段の利下げ余地があるとの見方を示した。次回の政策決定会合は、9月24日に開催される。

中銀は昨年8月以来政策金利を合計375ベーシスポイント(bp)引き下げており、現在は4.5%。インフレ目標は3%プラスマイナス1%ポイント。

財務省は8日、議会に提出した2021年予算案で、今年末時点のインフレ率を3.5%と予想した。

8月のCPIは前月比では0.39%上昇。果物と野菜の価格は

2.97%上昇した。変動の大きい一部品目を除くコア指数は前月比0.32%上昇、前年比では3.97%上昇した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e0a2ea91e48c970f7faf302caa4e55a271be142

494taro:2020/09/15(火) 04:57:56
メキシコの世界遺産「テオティワカン」 5カ月ぶりに再開

新型コロナ感染拡大で約5カ月間、閉鎖されていたメキシコの世界遺産「テオティワカン」が今月10日に再開され、観光客が戻ってきた。

「死者の大通り」とその先にあるピラミッド。

テオティワカンは、かつてアメリカ大陸最大の都市だった。

ただ、使われていた言語や都市の元々の名称など、依然として、謎に包まれたままだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba8a9ca448f9e7f4916dbb45ca7b14aac575e37

495taro:2020/09/16(水) 04:40:08
「白衣の軍団」派遣のキューバ、医療外交で存在感高まる

キューバは人口1100万のカリブ海の小国だが、新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむ海外へ「白衣の軍団」を派遣し、国際舞台で存在感が高まっている。

新型コロナにより、多くの国で医療システムが危機に直面する中、多くの医師を擁するキューバが海外へ「白衣の軍団」を派遣している。
パンデミック後、キューバ医師団は5大陸約40カ国に派遣され、人口1100万のカリブ海の小国は医療外交で存在感を発揮。死亡率が世界で最も高いペルーなどで絶対不可欠な医療サービスを提供している。
必要とされていることは明白だと、キューバ人医師は話す。
フアン・パブロ・ファルコン医師
「私たちキューバの医師は、ここへ助けにやって来た。率直に言ってこの国には医師が必要だ。毎日医師は訓練をしているが、医師は必要であり、経験豊富な医療従事者は若いスタッフを訓練するため必要だ」
キューバは1959年の革命以来、西アフリカのエボラ出血熱やハイチのコレラなど、災害や病気の発生時に自国の医師を派遣してきた。
だが最近、米トランプ政権はキューバの医師団を批判。搾取的な労働条件を理由に挙げている。
キューバを知る識者は、米国の批判にも一理あるものの、世界の大半がキューバの医療外交に好意的だと話す。
元在キューバ英国大使のポール・ヘアー氏
「各国へ機器や人員を提供することに、外交上の利点があると分かり、キューバはとても迅速に準備し、存在意義を示した。
問題は、パンデミック後も長期的な利点になるかどうかだが、海外からキューバへの見方は、米政権からの見方とはかなり異なる」
キューバのコロナ感染者は4684人、死亡者は108人にとどまる。国民1人当たりの世界平均の10分の1だ。
医療従事者が余っている一方、食料や医薬品は不足。キューバ経済は感染拡大以降、観光客や海外援助の減少に加え米国の渡航制限などで大きな打撃を受けている。
だが、医療従事者らは国内外から英雄視されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61b27c1bb77caa7d2d55162427ba334662d3db8d

496taro:2020/09/19(土) 04:06:45
米、加・メキシコとのコロナ渡航制限継続 来月21日まで

[オタワ 18日 ロイター] - 米国とカナダは18日、新型コロナウイルス対応として実施している両国間の不要不急の渡航制限措置を10月21日まで新たに30日延長した。

同措置は3月に導入され、これまでに複数回延長されている。

米・メキシコ国境の閉鎖も同日まで延長される。

米およびカナダの政府筋は今週、コロナ感染状況を踏まえ、不要不急の渡航制限措置が少なくとも11月末まで延長される公算が大きいとの認識を示していた。

米疾病対策センター(CDC)によると、17日時点の米国のコロナ感染者数は累計661万人超、死者は19万6000人超。

感染が比較的抑制されていたカナダでも最近、感染者数が急増しており、保健当局者は前日、コロナ流行が制御不能となる可能性があると警鐘を鳴らした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/85764eea704b9005f9171bc6f7dc766a2b408f13

497taro:2020/09/20(日) 04:31:42
接戦州の票狙い? トランプ氏、プエルトリコに緊急支援 17年ハリケーン被害

 トランプ米大統領は18日の記者会見で、2017年9月に大型ハリケーンで大きな被害を受けたカリブ海の自治領プエルトリコの復興に計130億ドル(約1兆3600億円)の補助金を追加で支給すると発表した。被災から3年後の「史上最大の緊急援助」(トランプ氏)に、米CNNテレビなどは「11月の大統領選で接戦の南部フロリダ州に移住した被災者らの取り込みを図っている」と指摘している。

 プエルトリコは米本土から南東に約1600キロ離れた島で、人口は約293万人。17年9月に複数の大型ハリケーンの直撃を受け、約3000人が犠牲となり、全島の送電網が破壊されるなど壊滅的な被害にあった。ホワイトハウスによると、今回の補助金は電力網システムの再建と教育施設の修復などに充てられるという。

 トランプ氏はハリケーンの被害発生当時、支援が迅速でなく、不十分だったとして強い批判を浴びた。追加の支援についても「自治領政府はすでに多額の支援を受けている」などとして反対してきた経緯がある。トランプ氏は18日の記者会見で、今回の支給について「これまで自治領政府の腐敗がひどかったが、今は改善されて我々と良い関係だ」と説明した。

 フロリダ州は16年の大統領選でトランプ氏の勝利を決定づけた接戦州の一つ。米紙ワシントン・ポストによると、同州にはハリケーンの被害を受けて数万人が移住しており、プエルトリコ系の住民は120万人を超えるという。【ワシントン鈴木一生】

https://mainichi.jp/articles/20200919/k00/00m/030/108000c

498taro:2020/09/20(日) 04:32:36
中南米首脳で4人目 グアテマラ大統領も新型コロナウイルスに感染

 【サンパウロ共同】中米グアテマラのジャマテイ大統領は18日、新型コロナウイルスに感染したと発表した。同国メディアが伝えた。症状は軽微だが強い体の痛みがあり、自宅隔離に入ったとしている。

 ジャマテイ氏は15日に議会で行われた独立記念日の式典に出席。アギラル文化・スポーツ相も18日に感染が確認された。

https://news.livedoor.com/article/detail/18922394/

499taro:2020/09/22(火) 04:08:23
エルサレムに大使館移転へ 親米ホンジュラスが年内

 中米ホンジュラスのエルナンデス大統領は20日、ツイッターで、在イスラエル大使館を現在のテルアビブからエルサレムに年内移転する方針を明らかにした。イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談したと明らかにし、「相互に大使館を設置することで合意した」と述べた。イスラエルは現在、ホンジュラスに領事館のみを置いている。

 エルサレムはイスラエルとパレスチナが帰属を争い、大使館を置いているのは米国とグアテマラの2カ国しかない。イスラエルはエルサレムを首都と主張するが、日本を含む国際社会の大半が認めず大使館をテルアビブに置いている。

 親米のホンジュラスは19年9月にエルサレムに通商関連の外交事務所を開設し、大使館の移転に前向きな姿勢を示していた。(共同)



https://www.sankei.com/world/news/200921/wor2009210004-n1.html

500taro:2020/09/22(火) 04:13:08
マヤ人捕らえた奴隷船を初の確認、メキシコ沖の沈没船調査

(CNN) メキシコの考古学研究チームが、東部のユカタン半島沖で発見された難破船について、先住民マヤ人の奴隷取引に使われた船だったことが確認されたと発表した。マヤ人の奴隷船が見つかったのは初めてだとしている。

この研究結果はメキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)が15日に発表した。

「ラ・ウニオン」と呼ばれる外輪蒸気船の残骸は、ユカタン半島北部のシサルから約2カイリ(約3.7キロ)沖合のメキシコ湾で2017年に考古学チームが発見した。しかしマヤの奴隷船だったことが確認されるまでには、それから3年を要した。

同船は1855年〜1861年にかけ、月に25〜30人ほどのマヤ人を捕らえてキューバに運び、サトウキビ畑で強制労働させていた。INAHによると、この時代のユカタン半島では「カースト戦争」と呼ばれるマヤ人の反乱が起きていた。

奴隷は1人当たり25ペソで仲介業者に売られ、キューバのハバナで男性は160ペソ、女性は120ペソで売られていたという。

同船は1861年9月19日、キューバに向かう途中で沈没した。メキシコは1829年に奴隷制を廃止し、マヤ人の強制連行にも禁止令を出したにもかかわらず、奴隷取引が続いていたことがこれで証明されたと研究チームは指摘する。

研究チームは、爆発して火災が起きる原因となったボイラーと、形が残っていた木製の外輪から、同船の船籍を突き止めた。ガラス瓶の破片や陶器、一等席の乗客が使っていた真鍮(しんちゅう)製の食器なども見つかった。

沈没事故によって乗員80人と乗客60人の半数が死亡した。しかしマヤ人の奴隷は乗客ではなく積み荷や商品として記載されていたことから、死者の数は分かっていない。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35159864.html

501taro:2020/09/24(木) 04:14:55
いつか訪れたい旅:発見相次ぐ古代マヤ文明 グアテマラ

【行くべき理由】
マヤの過去と現在に出会いにいこう。

【知っておきたいこと】
画期的なレーザー技術により、研究者たちにとっての宝の地図ができた。グアテマラ北部のマヤ生物圏保護区に広がるジャングルの林冠の下で発見が相次いでいる。

 約2100平方キロを上空から調査する事業「PACUNAMライダー・イニシアチブ」で集まった情報から、長年隠れていたピラミッドや監視塔などの遺構を考古学者たちが発見。ここに先コロンブス期の大規模な文明があったことや、その文明が多くのマヤ専門家の認識よりもかなり複雑だったことが分かってきた。一般にはまだ公開されていないが、これら最新の発見は、グアテマラが昔も今もマヤ文化屈指の拠点だとあらためて思わせる。

 古いルーツが特に濃く残るのが、密林に覆われたマヤ世界の中心、北端のペテン地方だ。ワシャクトゥン、ヤシュハ、エル・ミラドール、ティカル国立公園では、中央アメリカの先史時代をしのばせる宝物が見られる。多文化に彩られた現代のグアテマラは、マヤの子孫が人口の半分以上を占め、中米で唯一、先住民が文化の点で多数派の国となっている。アティトラン湖周辺のツトゥヒル族の村を訪ねると、マヤの文化を体験できる。

【おすすめの時期】
11月〜12月

【こちらもおすすめ】
ツトゥヒル族の職人がツアーやワークショップを手掛けており、アティトラン湖に拠点を置く団体「エシカル・ファッション・グアテマラ」が提供する織物、革製品、毛糸が売られている。

文=エリック・ピネド(ナショナル ジオグラフィックトラベラー、ラテンアメリカ版編集コーディネーター)/訳=高野夏美

https://news.yahoo.co.jp/articles/f742c99d631c0971de8a5a385effe1200afdb6c9

502taro:2020/09/26(土) 05:20:51
メキシコ中銀、4.25%に利下げ コロナ危機の不確実性継続
9/25(金) 5:39配信

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ロイター
[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコ中央銀行は24日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で打撃を受けた経済を下支えするため、政策金利を0.25%ポイント引き下げて4.25%にすることを決定した。

利下げは昨年8月から11会合連続。過去5会合は0.5%ずつ引き下げていた。

中銀は、6月と7月に景気が回復し始めたものの、不確実性と下振れリスクがあると説明した。

声明では、新型コロナ流行により経済活動、インフレ、金融ショックのリスクが継続していると強調。1930年代以来、同国最大の景気後退が予想されるとした。

インフレ率はこのところ、総合指数もコア指数ともに約4%上昇で推移しているが、中銀は中長期的には3%を超える「安定した」見通しを想定していると指摘。ただ、インフレ軌道のリスクバランスはなお不透明とし、「インフレ、経済活動、金融市場について言及されたリスクを考慮すると、金融政策と経済全般に大きな課題が生じる」と述べた。

中銀は新たな情報に基づいて、新型コロナ危機による生産性への影響や「現在直面している金融ショックの展開」を考慮し、今後「必要な全ての措置」を講じると強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21a7de2b551cb5582944e83b852b57c056b16cc9

503taro:2020/09/27(日) 04:06:59
コロナ危機で注目されるキューバの医療外交。その陰で犠牲になるキューバの医師たち

◆「医療外交」の犠牲になるキューバの医師や看護師

 世界を襲っているコロナ危機でキューバの医療外交が注目を集めている。1960年代に誕生した医師や看護師を世界に派遣する「ビジネス」は現在キューバの重要な外貨獲得源となっている。例えば、2018年に医療団派遣によって獲得した外貨は85億ドル(9000億円)。それはキューバの輸出総額のほぼ半分近くを占めるようになっている。(参照:「ABC」)

 ところが、その陰にはキューバの医師や看護師が政府の犠牲になっていることはまだ十分に知られていない。それを示すかのように今月に入ってマドリードに本部を置くNGO組織「Prisoners Defenders」がキューバ人医師400人を代表して国連に彼らがキューバ政府の奴隷となって働かされていることを訴えた。

◆医療派遣中に亡命した医師や看護師は1万人!?

 例えば、彼らが外国に医療団のメンバーとして派遣されると、パスポートは取り上げられる。亡命しないようにさせるためである。
 また、派遣されるのを拒否すると政府か本人そして彼の家族にまで報復処置が下すのは常なること。政府にとって彼らは重要な外貨獲得源である。というのも、彼らを派遣せねば外貨を得ることができなくなるという事情があるからだ。
 ところが派遣された国からキューバ政府が受け取る外貨の3割程度しか彼らには支給されない。残りはすべて政府の歳入になっている。

 劣悪な条件に反発して派遣されている最中に亡命した医師や看護師は5000人から1万人に及ぶと推察されている。この人数を正確に知ることができないのはそれを裏付ける統計が存在しないからである。一旦、亡命すると最低8年間は帰国できないことになっているが、永久に戻れなくなるというのが現実である。彼らが帰国して亡命した国の豊かさを国内で喧伝することは政府にとって都合が良くないからである。(参照:「ABC」)

◆家族の待遇を「人質」に取られて……

 既に5年間キューバに戻れないでいるマノレイス・ロハス・エルナンデスがスペイン紙『ABC』の電話インタビューに答えた内容を以下に要約することにした。そこから読者は彼らが置かれている現状をより把握できるはずである。

 外傷医であり整形外科医でもあるマノレイス・ロハス・エルナンデス(37歳)は現在マイアミに住んでいる。2014年にエクアドルに派遣されて1年半そこで医療活動を行った後亡命した。以下に彼からの回答を列記する。

「自分の意志で行った。。。。実際にはキューバの経済的現状から行くのは義務のようなものだった」
「たくさんのゆすりがある。例えば、ベネズエラの場合だと誰もこのミッションでそこには行きたくない。最初の頃は事情は非常に良かった。しかし、その後状況が悪化して誰も行きたくなくなった」
「もし行かないのであればもう外国に派遣される機会に巡り合うことはなくなる。あるいは国内で辺鄙なところで家族からも遠く離れたところに送られる」
「医学部の卒業生の90%はミッションに加わることを希望している。国の状況はすべての職場で厳しくなっている。ミッションは我々にとって唯一の救いである」
「キューバから外国に出る為だった。外国に出る方が国内で魚を売る仕事や豚を飼育するよりもましだった」
「国内ではいろいろな事が語られているが、現実を知るにはそれを経験せねばならない。目的地に着くとたくさんの資金をもっているキューバ政府は我々が住む家賃を負担してくれる。私の場合は200ドルが支給された。しかし、この金額で住める場所は非常に悪い条件下のところだった」
「キューバ政府がエクアドルと契約した内容は一人の医師に対して2630ドルだった。しかし、我々が受け取る給与は僅かに700ドル。3800ドルで契約した場合の医師が受ける給与は800ドル」

 また彼が説明しているように、彼らの人権が無視されている例として到着した時点でパスポートが没収される。派遣された国で国内旅行をすることも禁止されている。亡命を防ぐためである。また、現地の住民との接触もできるだけ控えるように義務づけられている。

 派遣される前に、国にとって彼らの派遣が如何に大事であるかということが彼らに伝えられるそうだ。また「派遣される国の指導者も称えることも教育された。私が派遣されたエクアドルはラファエル・コレアが大統領だった」と語ったが、因みに、ラファエル・コレアは汚職による公判から逃れるために現在ベルギーに亡命している。

 ベネズエラに派遣された場合は、大統領選挙で一軒一軒市民の住宅を訪問して「我々医師のサービスが受けれるのは現大統領のお陰だから彼に票を入れるように」とアピールしていくのも仕事のひとつだったそうだ。

504taro:2020/09/27(日) 04:08:41
◆亡命したがゆえに子供とも離れ、コロナで亡命先の職も失った

 エクアドルに住んでいる時にもうキューバで生活することはできないと感じたという。というのも、「子供のヨーグルトさえもキューバにはない。このミッションが終わればキューバには戻りたくなくなっていた」と述べて、二人の幼少の子供を残しての亡命を決めるのは苦しい決断だったという。「おそらくもう二度とキューバには戻れないかもしれない」と感じたそうだ。

「子供をキューバから連れ出すことを考え続けていたが、できなかった」
「私の家族にとって精神的損害は計り知れないものだった」

 娘が病気の時も入国させてくれなかったという。「短期間、母親と子供に再会しようとハバナ港に寄港するクルージングに乗船したが亡命した医師が乗船しているという理由で入港が拒否された」と語った。

 一旦亡命すれば医療活動をすることは容易ではないということで見つかる仕事をして生活費を稼がねばならなくなる。しかし、「Cobid-19の影響で働いていたホテルが閉店した。また別に働いていた店も人員削減で解雇された」と言う。

「キューバ政府は我々が稼いだお金の大半を手にしていることに胸が痛む。外国に派遣されて3-4年家族から遠く離れた生活を余儀なくさせられている我々にそれに見合った報酬を支給されれば理想的だった」

 彼を含め同じミッションに参加した16人の中で5人が亡命したそうだ。彼によれば、平均してミッションの30%が亡命しているという。

 現在キューバの医療派遣団はおよそ3万人。世界62か国で医療活動をしている。その内の35か国からキューバ政府は外貨を稼いでいるそうだ。外貨を貰っていない国というのは非常に貧困な国に派遣しているからであるが、例えば、外貨が不足しているベネズエラでは原油を送ってその代金にしている。

 世界のニュースの中でエボラやコロナの感染で派遣されたキューバ医療団が活躍していることが報じられることがあるが、そこには以上のような医師や看護師が犠牲にされていることも知っておいてほしい。

<文/白石和幸>

【白石和幸】
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身

https://news.livedoor.com/article/detail/18959209/?p=2

505taro:2020/09/27(日) 04:16:06
「熟成樽キャビン」に宿泊できる、メキシコの「テキーラ三昧ホテル」

メキシコのテキーラ町にあるおしゃれなホテルでは、宿泊客に醸造樽を模したキャビンに滞在する体験を提供している。



このホテル「マティセス・オテル・デ・バリカス」は、1日あたり1万5000リットルのテキーラを生産する蒸留所の敷地内にある。

ホテルでは、試飲や見学ツアーなど、メキシコ産の人気の蒸留酒テキーラに関するすべてを知る機会が提供されている。

スイスのある町では2020年8月、チョコレート工場の故障で町に「チョコの雪」が降るという事件が起こった。とはいえ、「チョコレートでできた家に住む」という夢についてはあきらめている人も多いだろう。一方で、それと同じくらい魅力的な体験はできるかもしれない。「テキーラ樽の中で眠る」ことだ。

蒸留酒のテキーラ誕生の地であるメキシコのテキーラ町の郊外には、テキーラ蒸留所の敷地内に設けられたおしゃれなプチホテル「マティセス・オテル・デ・バリカス(Matices Hotel de Barricas、スペイン語で「樽のホテル」)」がある。ひとつの文章のなかにこのように「テキーラ」という単語が頻繁に登場しても気にならない人には、このホテルはうってつけの宿泊先だろう。

このホテルは宿泊客に対して、見た目も雰囲気も本物のテキーラ熟成樽にそっくりな、巨大な樽型のキャビン(バレルルーム)に滞在する体験を提供している。しかもこれらのキャビンは、テキーラの原材料となる植物、リュウゼツランが植えられた畑のまっただ中に設置されている。

このホテルのコンセプトは、「テキーラの魔法を、人の五感と融合させ、テキーラを熟成させる道のりをたどる」ことだという。

このホテルの樽型キャビン(30室)や、スタンダードタイプの「シルバー・キング」ルーム(4室、この名前からして、どれほど「スタンダード」なのかは疑問だ)でくつろぐだけでも、ほろ酔い気分になれるかもしれない。

砂漠のような風景に惑わされてはいけない。それぞれの部屋には、テレビやエアコンからバスローブやミニバーまで、通常のホテルの客室にある設備はすべてそろっている。さらに、「エクストラ・エイジド」と呼ばれるバレルルームには、専用のジェットバスが備えられている。

宿泊料金は、スタンダードタイプの「シルバー・キング」ルームおよび「エイジド・キング」バレルルームで1泊1室3950メキシコペソ(約1万9700円)。さらに奮発して200ドル(約2万1200円)ほどの料金を払えば、高級タイプの「エクストラ・エイジド」バレルルームで、樽の中で過ごす最高の宿泊体験ができる。

バレルルームの室内の様子はこんな感じだ。

506taro:2020/09/27(日) 04:16:18

あるいは、こんな内装の部屋もある。

このホテルは、テキーラ蒸留所「ラ・コフラディア(La Cofradia)」の敷地内にある。1日あたりの生産量が1万5000リットルに達する大規模な蒸留所だ。試飲会や蒸留所の見学ツアーも用意されていて、テキーラができるまでの全過程を間近で見ることができる。

蒸留が終わったテキーラの原酒は、マンゴーの木で作られた丸い木樽に詰められ、熟成し飲用に適する状態になるまで、敷地内のセラーに保管される(中には、特に長期間にわたって熟成されるものもある)。

宿泊客は、蒸留所内のショップでお好みのテキーラをボトル単位で買うことができるほか、コフラディア内の陶芸工房でオリジナルのボトルをデザインすることもできる。

テキーラの歴史をさらにくわしく知りたいなら、敷地内にあるミュージアムを訪ねるのもいいだろう。また、地下4.5メートルの空間に広がる、由緒あるエレガントなバー兼レストラン「ラ・タベルナ・デル・コフラーデ(La Taberna del Cofrade)」にも、足を運んでおきたい。メキシコがスペイン領だった時代の後半、テキーラの製造が禁止されていたころには、今はレストランになったこの場所で、人々はひそかにテキーラを蒸留し、販売していたという。

現在は、このレストランは伝統的なメキシコ料理に加え、テキーラをベースにしたさまざまなカクテルを提供している。

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、メキシコとアメリカは、両国間の陸上国境をまたぐ不要不急の移動を制限する共同イニシアティブを実施している(執筆時)。これにより、アメリカから陸路でメキシコに入ろうとする旅行者は、訪問の目的が不要不急と判断された場合、入国を拒否される可能性がある。

空路でメキシコ入りする選択肢は残されている。アメリカ国務省による外国への渡航を避けるよう求める勧告が、8月6日付で緩和されたからだ。とはいえ、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、「旅行は、COVID-19への感染および拡散のリスクを高める」と警告している。

安全に旅行できる状況になったら、お気に入りのバレルルームを選び、リュウゼツランの香りが漂う、テキーラづくしのバケーションに出かける用意を整えよう。

[原文:You can sleep in a barrel in a blue agave field in Mexico and drink tequila right from the source]

(翻訳:長谷 睦/ガリレオ、編集:Toshihiko Inoue)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fff615ddb9f245a449efa04d1d0ec458f916b10c

507taro:2020/09/28(月) 04:08:54
世界で最も重かった男性、コロナを克服 減量治療のおかげ?

【9月27日 AFP】世界で一番重い人に認定されたことのあるメキシコ人男性フアン・ペドロ・フランコ(Juan Pedro Franco)さん(36)が、新型コロナウイルス感染症から回復した。数年にわたるダイエットや運動、数百キロの減量につながった胃の縮小手術が功を奏したと本人は信じているという。

 かつて595キロあったフランコさんは、世界一重い人間として2017年にギネス世界記録(Guinness World Records)に認定された。この重さは、雄のホッキョクグマの平均体重を上回る。



 フランコさんの体重は現在208キロだが、糖尿病や高血圧、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患を患っていたことがあるため、ウイルスとの闘いは特に厳しいものとなった。

 メキシコ中部アグアスカリエンテス(Aguascalientes)州の自宅からAFPの取材に応じたフランコさんは、新型コロナウイルス感染症について「非常に攻撃的な病気だ。頭痛や体の痛み、呼吸困難や発熱があった。私は非常に高リスクな人間だった」と述べた。

 新型コロナによる死者の数が世界で4番目に多いメキシコは、子どもと大人の肥満率がそれぞれ世界第1位と2位を占めている。7万4000人を超える死者のうち、4分の1は過体重であった。

 フランコさんの手術を担当したホセ・アントニオ・カスタネダ(Jose Antonio Castaneda)医師は、「糖尿病や高血圧、心臓疾患の患者は深刻な合併症が起きやすい」とし、「克服できる可能性は非常に低い」と述べた。

 ただ、かつて重すぎてベッドから起き上がることすらできなかったフランコさんは、例外だった。

 66歳の母を新型ウイルスで亡くしたフランコさんは、3度の手術を含む減量治療によって今では糖尿病や高血圧の症状が抑えられているため、生き延びることができたと信じている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3306715?cx_part=top_latest

508taro:2020/09/29(火) 04:51:28
【海外発!Breaking News】譲り受けた11匹の子犬をヘビの餌にしていた男(メキシコ)

メキシコで子犬の新しい家族を探している人達に「子犬を譲り受けたい」と声をかけていた男がいた。しかし男は子犬をペットとしてではなく、養殖中のヘビの餌にしていたようだ。『The Sun』『Daily Star』などが伝えている。

メキシコ、アグアスカリエンテス州在住のケヴィン・ペラルタ・デラトーレ(Kevin Peralta de la Torre)とその恋人アレウ・オルトルサイアス(Aleh Ortlsaias)が、複数の人から譲り受けた子犬を養殖しているヘビの餌にしたとしてSNS上で非難されている。

『The Sun』によると、ケヴィンはSNSを通じて子犬を譲渡しようとしている人達に声をかけ、子犬を次々と譲り受けていたという。しかし譲渡後、子犬の様子を知るためにケヴィンに連絡を取ろうとメッセージをしても返信がなく、電話をかけても着信拒否設定をされてしまうそうだ。

こうしたことから子犬を譲渡した人達はケヴィンに不信感を募らせ、SNS上では「私もケヴィンに子犬を譲渡した」との声が次々とあがった。そしてSNSユーザーによって次のような驚くべき事実が浮き彫りとなった。

「この男は子犬をヘビの餌にして殺していますよ。彼がヘビを養殖していることはずっと前から知られています。」
「私は彼に3匹の子犬を譲渡した後、携帯電話がブロックされてしまったわ。」
「私も彼に子犬をあげてしまったわ。これらの投稿を見て今、子犬のことがとても心配。」

どうやらケヴィンは過去4か月間に、SNSを通じて分かっているだけでも11匹の子犬を譲り受けていたようだ。またケヴィンは、SNSで彼について注意喚起していたカレン・マルケスさん(Karen Marquez)に対して、「投稿を削除するように」と自宅に押しかけたことが明らかになっている。

カレンさんもまたケヴィンに子犬を譲渡しており、その後連絡が取れなくなったことで注意を呼びかけていたのだった。カレンさんは自宅にやって来たケヴィンについて次のように明かした。

「8月12日の午前2時、ケヴィンがうちにやってきました。私は身の安全のためドアを開けることはしませんでしたが、彼は7時40分頃まで私がドアを開けるのを外でずっと待っていたんです。」

「彼は私に投稿を削除するよう頼んできました。それはかなり必死な様子でしたが、私は『譲渡した子犬が無事である証拠と誰かに譲ったのであれば、それが誰なのかを教えてくれるまでは絶対に削除しない』と伝えました。」

のちにケヴィンから証拠写真が送られてきたようだが、カレンさんが譲渡した犬ではなく、どこかで撮影した野良犬とおぼしき写真だったそうだ。カレンさんは弁護士を通じて9月1日、アグアスカリエンテス州司法長官にケヴィンが動物虐待を働いたとして訴状を提出したという。

その後、カレンさんの呼びかけが功をなしたのか、SNS上で次々とケヴィンについて注意するように情報が拡散されていった。しかしSNSユーザーによると、ケヴィンは名前とプロフィール写真を変えて新たにアカウントを開設しているそうだ。

ケヴィンについて詳しい素性はまだ分かっていないものの、SNSユーザーの中にはケヴィンの職場まで突き止めたという人もおり、その勤務先と思われるメキシコの大手醸造会社にはケヴィンについて処分を求める声が相次いで寄せられている。

https://news.livedoor.com/article/detail/18965821/

509taro:2020/09/30(水) 04:12:29
バーで11人射殺、麻薬絡みか メキシコ

 【サンパウロ時事】メキシコ中部グアナフアト州検察は27日、ハラルデルプログレソ市のバーで同日未明、女性4人を含む11人が射殺されたと発表した。

 現地報道によると、バーは無許可営業で、女性4人は従業員。麻薬カルテル絡みのトラブルとみられる。

 グアナフアト州は自動車産業が盛んで、日本の関連企業が数多く進出しているが、近年は麻薬カルテルの抗争が激化。メキシコで2年連続、最も殺人の多い州となっている。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e967d1c04ba30ee5e6ec6daf461e0d3e968888

510taro:2020/09/30(水) 04:19:32
メキシコのバーで男女11人の遺体発見、ギャングの抗争と関係か

 メキシコ中央部グアナフアト州のバーで27日、男女11人が遺体で発見された。銃撃されたものとみられる。同州では、地元ギャングと「ハリスコ新世代カルテル」の縄張り争いが続いており、警察は関連を調べている。

 州の当局によると、ハラル・デル・プログレソ市のバーで未明、男性7人女性4人が遺体で発見された。また別の女性1人も、銃で撃たれ負傷した。

 組織暴力の根絶を目指すとする政府の公約にもかかわらず、同国の殺人事件発生率は記録的な水準に達している。

 自動車生産の中心であるグアナフアト州では、地元ギャングと「ハリスコ新世代カルテル」の縄張り争いが激化している。今年7月には同州の麻薬更生施設で、24人が射殺される事件が起きた。

 今回の事件は、治安改善を公約に掲げて当選したロペスオブラドール大統領就任以来、最悪の大量殺人事件の1つとなった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d447b43db04d8c3b89b36bcd55cf38b3e52212e

511taro:2020/09/30(水) 04:22:13
米、キューバ送金の企業を制裁対象に…米国民は金融取引を禁止

 【ワシントン=海谷道隆】米国務省は28日、キューバへの国際送金を手がける企業「アメリカン・インターナショナル・サービシーズ(AIS)」を制裁対象に加えると発表した。キューバ軍がこの企業を支配下に置き、利益を得ているためとしている。

 米国民や米企業はAISとの金融取引が禁じられる。ポンペオ国務長官は声明で「トランプ大統領は、共産主義体制と長年闘うキューバ国民との連帯を明確にしてきた」とし、キューバ政府が関与しない送金手段を選ぶよう促した。キューバ国民にとって、米国に移住した家族らからの送金は重要な生活資金となっている。

 トランプ政権は11月の大統領選に向け、接戦州フロリダ州で影響力を持つキューバ系米国人を取り込むため、キューバ政府に強硬な姿勢を鮮明にしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8af87fa874dcfcc84dc0a32aff735d5af744ecd6

512taro:2020/09/30(水) 04:22:48
中国とキューバ、国交樹立60年で祝電…米念頭に関係強化確認

 【北京=吉田健一】中国の習近平(シージンピン)国家主席とキューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、両国が国交樹立60年を迎えた28日に祝電を交わし、両国関係の強化を確認した。中国外務省が発表した。

 習氏はディアスカネル氏に「両国の協力は全面的に深化し発展している。(中国の巨大経済圏構想)一帯一路を共に積極的に建設し、両国の人々に利益をもたらしている」と伝えた。ディアスカネル氏は友好関係の発展の重要性を強調した。

 習氏とキューバのラウル・カストロ共産党第1書記も祝電を交わした。中国は対立する米国を念頭に、中南米の反米左派諸国に影響力を持つキューバとの関係を重視している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1882aecd9556b6392a0b7b12335cdb34d2adc2b4

513taro:2020/10/03(土) 05:22:13
キャラバン、米国へ向かう ホンジュラスからグアテマラ入り

 【エントレリオス(グアテマラ)AFP時事】米国を目指す中米の移民集団「キャラバン」が1日、ホンジュラスから隣国グアテマラに入った。総勢約3000人。グアテマラ政府は先週、新型コロナウイルス対策で半年間閉鎖していた国境を開放、待ちかねたように9月30日夜、ホンジュラスをキャラバンが出発していた。

 移民問題は米大統領選の大きなテーマ。投票まで1カ月に迫る中で移動は始まった。
 国境警備のグアテマラ軍は、入境する移民に飲料水を手渡し、キャラバンからは拍手が起きた。インターネット交流サイト(SNS)を見て参加したヘフレイ・アマジャさん(20)は「新型コロナなんて気にしない」と強調。ミゲル・アルティガさん(27)は「中米では新型コロナで死ぬか、飢えて死ぬかの二択だ」と述べ、アメリカン・ドリームを見つけに行くと誓った。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100200280&g=int

514taro:2020/10/04(日) 05:25:02
メキシコ大統領、キャラバン北上に疑念 「米大統領選と関係」
10/3(土) 6:53配信

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時事通信
 【サンパウロ時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は2日、米国を目指す中米の移民集団「キャラバン」数千人が北上を始めたことについて、「米大統領選と関係していると信じる」と述べた。

 投票まで1カ月となったこの時期に不法移民問題に注目が集まれば、移民制限を唱えるトランプ大統領に有利に働く可能性がある。

 ロペスオブラドール氏は記者会見で、ホンジュラスをたったキャラバンがグアテマラに到達したことを「とても奇妙だ。米大統領選直前に出発したのは偶然にしては出来過ぎている」と指摘。「選挙のために集まった兆候がある。誰の得になるのかは分からない」と述べ、大統領選のいずれかの陣営が裏で糸を引いている可能性を示唆した。

 ロペスオブラドール氏はさらに、「われわれは指をくわえて見過ごすことはない」と強調。メキシコに入国した場合は、米国の政争に巻き込まれないよう、何らかの措置を取る方針を明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4114d0fa7089c065c536a62bc2b28df115a5f82

515taro:2020/10/05(月) 04:23:19
【図解】キャラバン、大部分が帰還へ=グアテマラが強制送還通告

 【サンパウロ時事】米国を目指して中米グアテマラを北上中の移民集団「キャラバン」約3000人のうち、2000人以上が3日、米国入りを断念して引き返した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/104668e6a2a4ee49ad38f1b4eb4b65f42f025fd3

516taro:2020/10/06(火) 04:57:26
103歳女性、新型コロナから回復 メキシコ

【AFP=時事】慢性肺疾患のある103歳のメキシコ人女性が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復した。メキシコ社会保険庁(IMSS)が発表した。

 IMSSは、女性の名前をドナ・マリア(Dona Maria)とだけ明かし、11日間入院していたと発表した。

 新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した女性は、慢性肺疾患こそあるものの、糖尿病や肥満、高血圧をはじめとする重症化の危険因子は他に無く、IMSSによると、こうした事情が「治療に寄与した」という。

 9月22日、発熱と呼吸困難、鼻水の症状に苦しんだ女性は、メキシコ西部ハリスコ(Jalisco)州グアダラハラ(Guadalajara)の地域病院に入院した。人工呼吸器は必要としなかった。

 女性は2日、自宅に戻った。IMSSが発表した写真には、主治医らに拍手を送りながら、病院を車椅子で出る女性が写っていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/119c674abd22662d9b5f4bdce049a289d600cf99

517taro:2020/10/07(水) 05:07:08
覆面レスラーが熱戦再開、メキシコの「ルチャリブレ」

メキシコ式プロレス「ルチャリブレ」。新型コロナウイルスの感染拡大で、一時興行を休止していたが、このたびドライブイン方式での試合を再開。覆面レスラーらがリングに戻ってきた(ナレーションなし)。

メキシコの覆面レスラーらが、リングに戻ってきた。
メキシコ式プロレス「ルチャリブレ」が、ドライブイン形式で、興行を再開。
会場には普通、数千人のファンが詰めかけていたが、新型コロナ感染対策で一時中止されていた。
筋肉と筋肉のぶつかり合いを、車内から観戦できる。
ファンのリリアーナ・、サンチェスさん
「とても安心して観戦できる。叫んだりしてエキサイトしながら、以前のように楽しめる」。
ルチャリブレはメキシコで、最も人気のあるスポーツの1つ。謎の覆面レスラーらが、エキセントリックでドラマチックなパフォーマンスを繰り広げる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f68400e30488b2c5a7007d4dbf0ea4f5487db57

518taro:2020/10/09(金) 04:50:29
WHOが懸念表明、キューバなどカリブ諸国のコロナ感染急増巡り

[ブラジリア 7日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)米州地域事務局である汎米保健機構(PAHO)のカリッサ・エティエンヌ事務局長は7日、WHOはキューバやジャマイカなど新型コロナウイルス感染拡大を効率的に制御してきた国で感染が急増していることと、カリブ11カ国で緩やかだった感染ペースが劇的に加速していることを懸念していると明らかにした。

ワシントンから行なったバーチャルブリーフィングで述べた。

米州の感染者は累計1700万人超、死者は57万4000人超で、感染者は世界の半分、死者は半分以上を占めている。

被害が最も深刻なのは引き続き米国とブラジルだが、感染拡大が再燃し、地域全体の感染はきわめて活発な状態が続いている。

エティエンヌ事務局長は「この地域では50万人以上の子どもと若年層が感染しており、その数は増え続けている。多くは軽症か無症状で、感染を認識していない」と述べた。

一方事務局長は、米州全土で重傷者と集中治療を必要とする入院者の数が減少している点を良いニュースとして挙げ、集中治療室の利用減は、ウイルスと重傷者への対処方法に対する知識の蓄積などが奏効した結果との見方を示した。

このほか事務局長は、新型コロナは性別や所得、人種間での格差を拡大させていると指摘。

WHOによると、米国では黒人とヒスパニック系、先住民族の感染の確率が白人に比べて3倍高く、入院率は5倍、死亡率は2倍高い。ブラジルとコロンビアのアマゾン地域では、先住民族の感染確率が他の集団より10倍高くなっているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/347d05207225320794cbced291cce8887668d0de

519taro:2020/10/09(金) 04:51:02
ハリケーン「デルタ」、カンクンを直撃 被害は予想下回る

[カンクン(メキシコ) 7日 ロイター] - 大型ハリケーン「デルタ」の直撃を受けたメキシコのカリブ海沿岸のリゾート地カンクンで7日、被害状況が明らかになった。ただ、ユカタン半島を横断したデルタによる被害は、当初の予想より軽いもようだ。

デルタは上陸前に勢力を弱めていたが、数千人に及ぶ住民と観光客は事前に避難した。現地の道路は冠水し、海上に停泊していたボートは転覆。割れた窓ガラスや破壊された屋根の残骸から、ハリケーンの強さがうかがえる。

デルタは6─7日の夜中は非常に強い勢力を保っていたが、その後は最大風速を毎時110マイル(177キロメートル)に落とし、カテゴリー2に弱まった。

米国立ハリケーン・センター(NHC)は、テキサス州ハイランド、アラバマ州─フロリダ州のメキシコ湾沿岸に高潮警報を発令した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e492cd30eb4d8b9b449f29973c64d8a15ce0666c

520taro:2020/10/12(月) 07:15:38
ローマ教皇は先住民に謝罪を 500年前の迫害でメキシコ大統領

 【メキシコ市AFP時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は10日、フランシスコ・ローマ教皇宛ての書簡で、500年前のスペインによる征服に絡み、先住民迫害に対する教会の関与を謝罪するよう求めたと明らかにした。
 大統領はソーシャルメディアで公開された書簡で、スペイン国王と同国政府、バチカン(ローマ教皇庁)はスペイン支配下でなされた「最も非難されるべき残虐行為」について先住民に謝罪すべきだと指摘。「信仰や文化に対する不当な行為を二度と犯さないという誠実な約束」を求めた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101100310&g=int

521taro:2020/10/12(月) 07:19:34
米移民収容施設、メキシコ人女性に同意ない不妊手術実施か

【AFP=時事】メキシコ外務省は10日、米国の移民収容施設でメキシコ人女性の少なくとも2人が、本人の同意なく不妊手術を受けさせられたと発表した。

 発表によると、米ジョージア州の民間収容施設で不妊手術などの不規則行為があった疑惑が先月浮上し、同州アトランタ(Atlanta)にあるメキシコ領事館がこれらの件を確認したという。

 女性の1人は、子宮摘出術ではない「外科的介入」を本人の同意なく施され、術後、何のケアも受けられなかったという。

 メキシコ外務省は「総領事が医療専門家に意見を求めた後、この専門家は資料を綿密に調べ、医療行為に不規則または特殊な点があったとみている」としている。

 また、すでにメキシコに送還されている別の女性についても事実確認を行っているという。この女性も「本人の完全な同意なく婦人科手術を受けさせられた」とみられ、「医師の診断や医療行為の内容について、スペイン語での説明を受けていなかった」という。

 メキシコ政府は先月末、ジョージア州アーウィン(Irwin)郡の移民収容施設で、メキシコ人6人が同意なく不妊手術を施された可能性について調査を行っていると発表。この施設では収容者が米移民税関捜査局(ICE)による拘束下にあり、施設の看護師による内部告発で疑惑が明らかとなった。

 この看護師によると、収容されていた女性たちは、なぜ自分たちが子宮摘出術を受けなければならないのか十分理解していなかったという。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/10070ac74a1c9b57a5fda253e49493aab4df3070

522taro:2020/10/12(月) 07:20:38
メキシコ、コロンブス像撤去 米大陸到達の記念日前に

【AFP=時事】メキシコ当局は10日、首都メキシコ市に設置されていたイタリアの探検家クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)の像を撤去した。12日にはコロンブスの米大陸到達を記念した行事が予定されており、活動家団体がこの像を引き倒そうと計画していた。

 文化省はメキシコ市当局の要請を受け、同市レフォルマ通り(Reforma Avenue)にあった像を撤去したと発表。撤去理由については、修復のためだと説明した。

 1492年10月12日にコロンブスが米大陸に到達したことに合わせて、複数の活動家団体が「われわれは(その像を)引き倒す」と称したデモを計画していた。

 メキシコでは10月12日は、同国の先住民と欧州人による多様な遺産をたたえる祭日「民族の日(Day of the Race)」となっている。

 撤去されたコロンブス像は1877年にレフォルマ通りに初めて設置された像で、1992年に損傷を受けていた。

 メキシコ市のクラウディア・シェインバウム(Claudia Sheinbaum)市長は、修復作業が完了したら像は戻される予定だと述べた。

 米国各地ではここ数か月間、コロンブス像は先住民に対する虐殺や搾取の象徴であるとして活動家らが引き倒したり破壊したりしていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/a88048c8cff8c02ef782b3e5a60e9d8fc6d4d0c4

523taro:2020/10/12(月) 07:22:20
忘れられたアフリカ系メキシコ人、悪魔の踊りにロバの骨でルーツ祝う

【10月11日 AFP】悪魔の踊りに花火、ロバの骨でできた楽器を使い、メキシコのアフリカ系住民は自分らのルーツを祝う──しかし、数百年にわたり暮らしているにもかかわらず、メキシコでのアフリカ系コミュニティーに対する社会的な認知度は低い。

 メキシコ南部ゲレロ(Guerrero)州クアヒニクイラパ(Cuajinicuilapa)では、守護聖人であるトレンティーノの聖ニコラウス(Nicolas)をたたえ祭りを開く。これは、文化の衰退とアイデンティティーの消失を食い止めるための取り組みの一つだという。

 アフリカ系メキシコ人は、メキシコ人口1億2800万人のうち約150万人を占める。だが彼らの存在は、太平洋に面したゲレロ州の一部地域を除きあまり知られてはいない。奴隷としてアフリカから連れてこられた人々の子孫についての記述を歴史書のなかで見つけることも難しく、キューバやハイチ、ベリーズからの移民と間違われることも珍しくない。

■まだ残る人種の否認

 クアヒニクイラパには、アフリカ系メキシコ人の歴史と文化に特化した博物館がある。アンジェリーカ・ソロア(Angelica Sorroa)さん(58)は、博物館で働く唯一の従業員で、マネジャーからガイドまで全て一人で担当している。

 ソロアさんは、「私たちは子どもたちが幼いうちから自分らのルーツを受け入れるよう話している」と述べ、人種に対する体系的な否定がメキシコ社会に残っていることを指摘する。「誰が奴隷の子孫になりたいと思いますか?」

 アフリカ系メキシコ人の祖先は1519年、スペインのエルナン・コルテス(Hernan Cortes)ら征服者(コンキスタドール)とともにメキシコにたどり着いた。それから10年後、カカオや綿のプランテーション、畜産に従事させる目的でアフリカの人々を奴隷として連れてきた。歴史家によると、アフリカから連れてこられた人の数は数十年間で約25万人に上ったという。

 その後、アフリカの人々はメキシコ先住民との生活に溶け込んでいった。しかし、独立後もクアヒニクイラパは社会的に孤立していたため、そこで暮らしていたアフリカの人々は自分らのアイデンティティーを維持することができた。

■「この国にしっかりと根を張っている」

 教師のホゼ・パチェーコ(Jose Pacheco)さん(39)は、「悪魔の踊り」といった祖先をたたえる伝統の継承に人生の大部分をささげてきた。

 もともとは、アフリカの神をたたえる祭りも、今日ではキリスト教の行事の一部を成すようになっているという。

 歴史書に記述はなくとも「アフリカ系メキシコ人は、この国にしっかりと根を張っている」と、パチェーコさんは話した。

 映像は守護聖人をたたえる祭りの様子。9月9、10日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6922ac4af4daa37f174dc51a1ff62dd36341d2a

524taro:2020/10/12(月) 07:23:32
抗ヘビ毒血清の研究所、馬の血漿抗体でコロナ治療薬開発 コスタリカ

【10月11日 AFP】中米コスタリカの研究所が、馬の血漿(けっしょう)抗体を用いた新型コロナウイルス感染症薬の開発を進めており、現在患者27人を対象とした治験を行っている。

 コスタリカ大学(University of Costa Rica)のクロドミロ・ピカド研究所(Clodomiro Picado Institute)は、抗ヘビ毒血清の製造研究で知られ、その血清は中米やアフリカ諸国に輸出されている。

 今回同研究所では、中国と英国の研究所から入手した新型コロナウイルスのタンパク質を、馬6頭に接種。後に馬の体内で発生し、血漿中に含まれる抗体を回収している。

 研究員によると、患者数百人を対象にした治験の第3段階を終え、承認された場合、この治療薬は「特に深刻な症状には至っておらず、体内のウイルス量が多過ぎない」罹患(りかん)初期の患者に投与される予定だという。

 映像は9月21、24日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/faa5e8a6f1ac49acb3b8abf77b80fe349c915b6b

525taro:2020/10/15(木) 04:22:33
両生類襲う「スーパー真菌」 ツボカビとの闘い パナマ

【10月12日 AFP】中米パナマの研究所で、絶滅危惧種のパナマゴールデンカエル約200匹が、外界から守られた環境で隔離生活を送っている。壊滅的な被害をもたらす真菌から保護するためだ。パナマに生息する両生類の3分の1が、この真菌によって絶滅の脅威にさらされており、科学者らは「危機的」状況だと表現している。

 黄色や金色の体に黒い斑点が特徴の小さなパナマゴールデンカエルは、首都パナマ市の北に位置するガンボア(Gamboa)にあるパナマ・スミソニアン熱帯研究所(STRI)で、管理の行き届いた水槽環境を享受している。緑生い茂るパナマの固有種にもかかわらず、自然の生息地では一匹も姿を確認されていない。そのため野生では絶滅したと考えられており、繁殖が可能な動物園で約1500匹を見かけるだけとなっている。


https://www.afpbb.com/articles/-/3308803?cx_part=common_focus

526taro:2020/10/15(木) 04:24:15
国連人権理事国に中国、ロシアにキューバ… 総会が選出、批判も

 国連総会(193カ国)は13日、人権理事会の理事国(47カ国)のうち今年末で任期が切れる15カ国を改選する選挙を実施し、アジア太平洋枠から中国、東欧枠からロシア、中南米枠からキューバを選出した。任期は来年1月から3年間。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは、中国が「大規模な人権侵害」をしており、ロシアも「シリア内戦で数々の戦争犯罪に加担している」と批判。3カ国を人権理に「ふさわしくない国々」と指摘した。

 理事国は世界を5地域に分けて選出する。アジア太平洋枠ではサウジアラビアが落選。ほか4地域は改選国と立候補国の数が同じだったため事実上の信任投票となった。人権理は人権問題が指摘される国への勧告などを行う。日本は今年1月から理事国を務めている。(共同)


https://www.sankei.com/world/news/201014/wor2010140014-n1.html

527taro:2020/10/17(土) 04:14:42
メキシコ前国防相、米で逮捕 麻薬関連容疑

【10月16日 AFP】(更新)メキシコのサルバドル・シエンフエゴス(Salvador Cienfuegos)前国防相が15日、麻薬組織に関与した疑いで、米国で逮捕された。アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領が16日、明らかにした。

 シエンフエゴス容疑者は、家族旅行で訪れた米ロサンゼルスの空港で身柄を拘束されたとみられている。ロペスオブラドール大統領は、同容疑者には「麻薬密輸に関与した疑いがかけられている」と説明。詳細は16日、米当局によって公表される予定だとした。

 シエンフエゴス容疑者は、エンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)前大統領の下で2012〜18年に国防相を務めた。メキシコの元閣僚が米国で逮捕されるのは、ヘナロ・ガルシア(Genaro Garcia)元公安相に続き2人目。ガルシア元公安相は昨年12月、悪名高い麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」から巨額の賄賂を受け取って麻薬の対米輸出をほう助したとして米テキサス州で逮捕されたが、容疑を否認している。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3310250?cx_part=top_latest

528taro:2020/10/17(土) 04:23:11
米当局、約1トンの覚醒剤を押収 米国史上最高

(CNN)米麻薬取締局(DEA)は14日、覚醒剤のメタンフェタミン2200ポンド(約1トン)あまりを米カリフォルニア州で押収したと発表した。米国内での摘発量としてはDEA史上最大規模となる。

メタンフェタミンは今月2日、カリフォルニア州ロサンゼルス東部の隠し場所で押収された。ほかにも約400キロのコカインが見つかっている。薬物はダッフルバッグ25袋に詰められて、配送できる状態になっていたという。

DEAは、覚醒剤の大量取引が行われている都市を重点的に捜査する「クリスタルシールド作戦」を展開中。今回の摘発もその一環だった。

DEAロサンゼルス支局の特別捜査員によると、今回の事件に絡む容疑者は、麻薬カルテルに関係する大物だった可能性が大きい。「これほどの量の薬物を任されるのは、カルテルが非常に信頼している人物だ」「下っ端が1800万ドル(約19億円)相当の薬物を任されるはずがない」(同捜査員)

捜査員によると、麻薬カルテル「シナロア」を率いていたホアキン・グスマン被告が逮捕されたことで同カルテルに混乱が生じ、対抗するカルテル「ハリスコ」が台頭する余地が生じた。

当局は容疑者数人を拘束しており、今後捜査が進めば逮捕者が増える見通し。

DEAの14日の記者会見では、カリフォルニア州サンディエゴで先週、メタンフェタミンなど3000ポンド以上の薬物が押収された事件にも言及、「この2回で、米国とメキシコの全ての男性、女性、子どもに十分行き渡る以上の量が押収された」と話している。

CNN.co.jp

https://news.livedoor.com/article/detail/19062372/

529taro:2020/10/18(日) 04:34:01
米当局、メキシコ前国防相を拘束=「ゴッドファーザー」の異名、カルテル癒着

 【サンパウロ時事】米ロサンゼルス国際空港で15日、メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相(72)が麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いで拘束された。ロイター通信が伝えた。立場を利用してメキシコの麻薬カルテルによる米国への麻薬密輸に手を貸していたという。
 米検察当局によると、ペニャニエト前政権下の2012〜18年、軍を率いた前国防相は「エル・パドリノ(ゴッドファーザー)」の異名を取り、賄賂を受け取って一部のカルテルを保護。軍を押さえて何トンものコカインやヘロイン、覚せい剤、マリフアナなどの密輸を手助けした。軍によるカルテル掃討作戦では「味方」に手心を加える一方、敵対組織は激しくたたいたとされる。
 米検察は「前国防相は賄賂の見返りとして、殺人や拷問などの暴力を繰り返すカルテルがおとがめなしで活動するのを許してきた」と指摘した。 

https://article.auone.jp/detail/1/4/8/6_8_r_20201017_1602889821469006

530taro:2020/10/18(日) 04:36:44
麻薬組織の首領の正体は…メキシコ前大臣、米で身柄拘束

 メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬カルテルのトップとして君臨し、「エル・パドリーノ」(ゴッドファーザー)の異名で呼ばれていたとされている。

 メキシコや米国のメディアによると、シエンフエゴス前国防相は15日、家族旅行で米ロサンゼルスの空港に降り立ったところ、米麻薬取締局(DEA)に身柄を拘束された。コカインやヘロインなどの麻薬密売のほか、資金洗浄の疑いももたれている。DEAは「エル・パドリーノ」と呼ばれるメキシコの麻薬組織の首領の行方を追っていたところ、シエンフエゴス前国防相だと判明したという。

 中南米から米国への主要な麻薬密輸ルートにあたるメキシコでは、密輸を取り仕切る複数の麻薬カルテルが対立。縄張り争いなどの抗争で治安が悪化し、軍が介入する「麻薬戦争」が行われてきた。シエンフエゴス前国防相は取り締まりを指揮する立場だったが、カルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしたりしていたという。

 メキシコの歴代政権は麻薬組織の壊滅を掲げてきたが、政府高官や警察との癒着も次々と明らかになり、政治腐敗が問題となってきた。19年12月には、「麻薬戦争」を始めたカルデロン政権のガルシア・ルナ公安相がシナロア・カルテルから賄賂を受け取っていたとして、米テキサス州で逮捕されており、今回のシエンフエゴス前国防相の起訴でさらに波紋が広がりそうだ。(サンパウロ=岡田玄)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb974392ac56b59716e7ea65c9a41537482c3ed

531taro:2020/10/21(水) 04:14:24
露の「マイクロ波」攻撃か キューバ駐在の米外交官ら聴覚障害

 キューバ駐在の米外交官らが聴覚障害などの不調を相次いで訴えた問題で、19日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ロシアの「マイクロ波」によるとみられる攻撃が原因と伝えた。キューバ駐在の44人と中国駐在の15人が、米医療機関で治療や検査を受けたとしている。

 マイクロ波兵器の開発や使用に実績のあるロシア政府が背景にいるとの見方にもかかわらず、ロシアとの関係改善を目指すトランプ政権は実態解明に消極的で、被害情報などを専門機関と共有することにも後ろ向きだという。

 「ハバナ・シンドローム」と呼ばれる症状は、キューバや中国に駐在した外交官やロシアに出張した中央情報局(CIA)職員らが発症。聴覚障害や脳損傷などが特徴で、キューバ居住歴のあるカナダ人14人も同様の症状を訴えている。

 2016年にハバナの米大使館、18年には広州総領事館で職員や家族らが症状を訴えた。キューバ、中国、ロシアのいずれの政府も関与を否定している。(共同)



https://www.sankei.com/world/news/201020/wor2010200028-n1.html

532taro:2020/10/21(水) 04:22:42
トランプ政権の移民政策、連邦最高裁が審理へ メキシコ待機政策

[19日 ロイター] - 米連邦最高裁は19日、米国への難民申請者をメキシコで待機させるトランプ政権の移民政策「メキシコ待機政策」の合法性を審理すると発表した。

同政策を巡っては、連邦移民法に違反している可能性が高いとの判決が昨年、下級審で出ており、トランプ政権が最高裁に上告していた。

下級審は同政策の差し止めを命じたが、最高裁は訴訟が終了するまで差し止めを見送るよう3月に命令。同政策は現在も施行されている。

メキシコ待機政策は昨年1月に導入され、トランプ大統領はこの政策により中米諸国からの移民が減ったと主張している。

一方、移民支援団体と難民申請者11人はこの政策が違法だとして提訴。11人は、暴力から逃れるためエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスから米国に入国したが、その後メキシコに移送された。

米自由人権協会の弁護士は「この違法で邪悪な政策により、難民申請者は毎日、重大な危険に直面している。裁判所で繰り返し違法判決が出ており、最高裁もそうした判断を示すべきだ」と述べた。

司法省の報道官はコメントを控えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d2d530a73c578a193afb1b83b6ca502700fcaec

533taro:2020/10/22(木) 04:45:46
トランプに引き離された親子の悲劇。545人の子の親が行方不明に

トランプ政権の「ゼロトレランス(一切容赦なし)」政策で、2017〜2018年に親たちから引き離された移民の子ども達のうち、少なくとも545人の子どもの親が見つかっていないと、親子の再会に携わっている弁護士たちが明らかにした。

ACLU(アメリカ自由人権協会)が10月20日に裁判所に提出した文書によると、そのうち約3分の2の親が、子どもと引き離されたまま中米に強制送還されたと考えられている。

ACLUのリー・ゲラント弁護士は、「子ども達の中には、引き離された時に小さな赤ちゃんだった子もいます」とCNNに話す。

ゲラント弁護士のツイート「トランプ政権によって引き離された545人の子どもの親をみつけられていないことを、裁判所に報告しました。そのうちの何人かは、数年前に引き離された時にまだ赤ちゃんでした。私たちは、すべての子どもたちの親を見つけるまで諦めません」

2年経っても消えない爪痕

トランプ政権は2018年に、入国書類を持たずに国境を越えようとする移民を厳しく取り締まる「ゼロ・トレランス」政策をスタート。その一環として、国境を超えた移民の親と子を引き離して、別々に隔離する政策をとった。

後に、引き離しはそれ以前から行われていたことが明らかになった。ACLUによると、2017〜2018年の間に親から引き離された子どもたちの人数は少なくとも4200人にのぼる。

同団体は「アメリカの入国管理局は、移民の親の多くを子どもと引き離したまま強制送還させた上、多くの親たちの連絡先を保持しなかった」と指摘している。

引き離された家族の多くは、ACLUやその他の団体の努力で再会できた。しかし2年以上たった今でも親の居場所がわからないという事実はアメリカ社会にとって衝撃であり、トランプ政権にとって逆風となりそうだ。

新型コロナウイルスの影響で捜索は難しくなっているものの、ACLUはすべてのこどもたちを家族と再開させる決意だという。ゲラント氏はNBCのインタビューで、次のように語る。

「すべての家族をいつ探し出せるのかと聞かれますが、残念なことに私たちにもそれはわかりません」

「しかし私たちはどれだけ時間がかかろうと、すべての家族を見つけるまで、捜索をやめません。悲劇的なことに、何百人もの家族が子どもと離されたまま、中米に強制送還されました。残された子どもたちは、里親や遠い親戚に面倒を見てもらっています」

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AB%E5%BC%95%E3%81%8D%E9%9B%A2%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%A6%AA%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87-545%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%AE%E8%A6%AA%E3%81%8C%E8%A1%8C%E6%96%B9%E4%B8%8D%E6%98%8E%E3%81%AB/ar-BB1afi22

534taro:2020/10/25(日) 04:38:35
死産の新生児、6時間後に遺体安置所で泣き声あげる 医師の誤診か(メキシコ)

このほどメキシコで、死産と診断された新生児が遺体安置所の冷蔵室で生きていたことが判明した。葬儀社のスタッフが死亡したはずの新生児が泣き声をあげていることに気づき、両親へ連絡を入れる事態となった。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

メキシコ中南部に位置するプエブラ州のソーナ総合病院(Hospital General de Zona)で、現地時間の今月21日午前4時29分に男の赤ちゃんが生まれた。しかし妊娠23週だったことから低出生体重児で誕生し、バイタルサイン(生命徴候)が見られなかったためその場で死産と診断された。

その後、新生児は葬儀社の遺体安置所内にある冷蔵室に安置された。ところが死産と診断されてから6時間近く経った午前10時頃、葬儀社のオーナーであるミゲル・アンヘル・フローレスさん(Miguel Angel Flores)が、亡くなったはずの新生児が泣き声をあげて身体を動かしているのに気付いた。

https://news.biglobe.ne.jp/international/1023/tec_201023_2477889540.html

535taro:2020/10/26(月) 04:46:36
「署名した」批准文書投稿 50番目のホンジュラス外相

 核兵器禁止条約の50番目の批准国となった中米ホンジュラスのロサレス外相は24日、「今日は歴史的な日。条約批准文書に署名をした」とツイッターで表明し、24日の日付が入った文書の写真も投稿した。

 ロサレス氏は「ホンジュラスは批准50カ国目となり(条約)発効を可能にした」と述べた。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/201025/wor2010250020-n1.html

536taro:2020/10/26(月) 04:52:09
核禁止条約、批准50番目はホンジュラス 国連創設75周年の節目に

 核兵器禁止条約を50番目に批准したのは中米の小さな国・ホンジュラスだった。批准した24日は国連創設から75周年の節目。ロサレス外相はこの日の朝に「(ホンジュラスを含めた原加盟国による)国連憲章の署名から75年。平和と安全、発展を支えるという目的を達成するために、引き続き努力する」とツイートしていた。

 条約を批准した国・地域は島国や小さな国が多い。ホンジュラスも、面積は約11万平方キロで日本の約3分の1。人口も約974万人で日本の約100分の8だ。麻薬犯罪組織の抗争などで治安も悪く、移民として豊かな米国を目指す人も多い。こうした小さな国は大国の「エゴ」に翻弄(ほんろう)されてきたが、賛成国の数を積み上げることで、核廃絶への決意を条約発効という形で示した。

 ホンジュラスが国会で批准を承認したのは9月24日で、その後、最終的な行政手続きを進めていた。ロサレス外相は10月2日に開かれた国連の会合で演説し、核廃絶に向けて決意を語っていた。「核兵器は平和と私たちの未来にとって永続的な脅威です。核兵器の廃絶を進めるうえで、私たちのささやかな、しかし誠実な貢献を期待していてください」【ニューヨーク隅俊之、サンパウロ山本太一】

https://news.yahoo.co.jp/articles/52a5347cdefb783b8a227558799465d3eae6eb7c

537taro:2020/10/28(水) 03:02:59
悪名高い「罪人の流刑地」、観光地として再生 コスタリカ

【10月27日 AFP】罪人の流刑地として暗い歴史を持つコスタリカのサンルーカス(San Lucas)島が、観光客のパラダイスに生まれ変わった。

「監獄島」として有名な米アルカトラズ(Alcatraz)島のコスタリカ版といった太平洋側のニコヤ湾(Gulf of Nicoya)に位置するこの島には、1873年から1991年まで、拷問や非人道的な刑務所として知られていたコスタリカ史上最も悪名高い刑務所があった。



 しかし、1995年に建築上の価値が認められ、2001年には野生生物保護区に指定された。複数の政府機関が240万ドル(約2億5300万円)ほどをかけて、ウオーキング用の小道を整備し、インフラを修復。放置されていた500ヘクタールのこの島は8月から、ハイキング、手つかずのビーチ、さまざまな野生動物との遭遇が楽しめる風光明媚(めいび)な観光地として再生された。

 刑務所としてのサンルーカス島の歴史は、トマス・グアルディア(Tomas Guardia)大統領率いる軍事政権が、「好ましくない」とみなした政治家を送り込む拘置所として始まった。その後、国内の最も凶悪な犯罪者が収容される、厳重に警備された刑務所となった。

 囚人の一人だった小説家のホセ・レオン・サンチェス(Jose Leon Sanchez)氏は、この刑務所に10年以上にわたって収容され、後にその体験を1963年の小説「Island of Lonely Men(仮訳:孤独な男の島)」に記している。小説では、虐待、飢え、囚人間の性的虐待などが描かれており、1974年にはメキシコで映画化された。

 刑務所は円形の中庭にぐるりと七つの凶悪犯罪者用房が配置され、中央には柵に囲まれた穴がある。穴は脱獄を試みた囚人を罰として入れるためのもので、サンチェス氏によると、この穴で1日過ごすよりも死んだ方がましだと囚人らは話していたという。

 壁には、刑務所の歴史の一部が刻んである。囚人たちの描き込みがある。

 新型コロナウイルスの感染予防対策として島の見学は週末のみ、各40人までの3グループ限定で、海岸には立ち入ることはできない。(c)AFP/Marco SIBAJA

https://www.afpbb.com/articles/-/3309869?cx_part=common_focus

538taro:2020/10/30(金) 04:54:26
【海外発!Breaking News】「私の顔を奪っても、人生は奪えない」SNSで訴える酸攻撃の被害女性がインフルエンサーに(ドミニカ共和国)

今から9年前に酸攻撃を受けた女性が、Instagramに多数の写真や動画を投稿し「酸攻撃は私の顔を奪っても、人生は奪えない」と力強いメッセージを発信し注目されている。『Primer Impacto』『CNN en Español』などが伝えた。


ドミニカ共和国の首都サントドミンゴの北西に位置するボナオ在住のエスター・ヒメネスさん(Esther Jimenez、34)は2011年9月、25歳(一部報道では27歳とも)の時に見知らぬ男に酸攻撃を受けた。

当時エスターさんはカフェでレジ係をしており、男はいきなりやってきて「これはお前に送られたものだからな。俺がかけてやるよ」と言い放つと、ガラス瓶に入った酸をエスターさんの顔に振りかけた。


カフェでその様子を目の当たりにした人々は、激しい痛みでもだえ苦しむエスターさんの顔に水をかけると、近くの病院へと連れて行った。しかしそこでは手に負えず、エスターさんはサントドミンゴの「ルイス・エドゥアルド・アイバー病院(Luis Eduardo Aybar hospital)」の熱傷専門病棟へと搬送された。

エスターさんは顔、首、腕、足にIII度の熱傷を負い、その後4年間は入退院を繰り返した。これまでに受けた手術は27回に及び、身体の一部の皮膚を顔や首に移植した。また鼻の一部は腐り落ち、右の眼球は摘出せざるを得なかった。

エスターさんは「熱傷の後の焼けるような苦しみは耐え難いものがありました。私は正直、『助からないだろう』と思っていたのです。女きょうだいに『私の顔の様子を教えてくれる?』と聞くと『皺が寄った紙のようだ』と言われました。でもあの時は外見がどうだとか、全く気になりませんでした。私はとにかくあの痛みから解放されたかったのです」と当時を振り返ると、こう続けた。

「事件の後、母は酸攻撃に遭った私を直視できず、それが原因で命を落としました。また当時付き合っていた彼や友人数人が私から離れていきました。」

なおドミニカ共和国では酸攻撃をした者には5年の刑が科せられるが、エスターさんに酸をかけた男は未だに捕まっていない。エスターさんは「犯人を捕まえて欲しい気持ちはもちろんあります。ただ捕まってもたった5年で刑が終わってしまうのです。そして私が失ったものは二度と返ってこないのです」と憤る。

それでもエスターさんはなんとか立ち直り、神に感謝し、自分を失うことはなかった。現在4人の子供を持つシングルマザーであるエスターさんは、自分の経験を動画や写真でInstagramに明かしており、フォロワーは72000人を超えている。またYouTubeのアカウントも開設し、酸攻撃に対する刑の重罰化と酸の販売規制などについても語っているようだ。

そんなエスターさんが、メディアやInstagramで語った言葉をご紹介したい。

「『酸攻撃がなかったら』と思うことは今でもあります。でもこの9年間で、私は酸攻撃に遭った人々を支えるネットワークを見つけ、ずいぶん強くなりました。熱傷をして片目を失ってしまいましたが、私は自分の顔を隠そうとは思いません。だって今はとても幸せだし、美しいと感じるから。それに私には愛する4人の子供たち、姉妹、近所の友人、そしてフォロワーがいる。だから自分の経験を語って、同じ被害に遭った人たちをインスパイアする存在になりたいと思っています。」

なおロンドンを拠点に活動する非営利団体で、酸攻撃の根絶と被害者支援に取り組む「アシッド・サバイバー・トラスト・インターナショナル(Acid Survivors Trust International、ASTI)」によると、世界での酸攻撃の被害者は毎年1500人にのぼるそうだ。しかしこれは報告された数字で、被害に遭いながら通報しないケースも多いという。

画像は『Esther Jimenez 2020年10月26日付Instagram「Tienes sabor a miel」、2020年10月12日付Instagram「A pesar de mi quemadura perder mi ojo」、2020年10月3日付Instagram「Que linda me siento」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

https://news.livedoor.com/article/detail/19138966/

539taro:2020/10/30(金) 05:03:42
メキシコ、コンクリートに埋められた我が子を自らの手で掘り出す親の慟哭
https://news.yahoo.co.jp/articles/11b14e13a888dfd8583d86c3bd260aeb3bca87dd

膨大な数の人間が失踪し続けるメキシコ。その大半がまだ若い男性だ。我が子は何に巻き込まれ、どんな目に遭い、そして今どこにいるのか──何ひとつわからず、胸が潰れそうな不安と悲しみに打ちひしがれる親たちだが、国はまったく捜査に乗り出さない。

ひと目でいい、遺体でもいいから我が子に会いたい。そんな親たちは手を血だらけにしながら、コンクリートと土を掘り続ける。

その家からは死の匂いがする
ティフアナのロマ・アルタ通りにある造りかけの2階建て家屋から、死の匂いが漂っていた。放置されたままのその物件からは時々、叫び声が聞こえる──そんな報告も近所の人々からあがっていた。

中に入ると、床には何本もの空のコカ・コーラ、何十もの子供のおもちゃ、そして学生用のノートが散乱していた。いたるところに衣服が積み上げられている。一部が焼け焦げたマットレスがドアフレームに支えられていて、部屋を閉めれば、その場しのぎの吸音ドアとしての役割を果たしていた。

床に釘付けされた木の板には鎖が据え置かれている。そばには鎖がじゃらじゃら取り付けられた岩が積み上げられていた。

「Te Amo(愛している)」

部屋の隅に、赤いスプレーでそうつづられている。

親たちは、我が子がこの床に鎖でつながれていたのだと確信している。過去11ヵ月の間にこの物件から10代の少年4人の遺体が見つかったのだ。

しかし、その遺体を発見したのは警察ではない。

子供たちの遺体を捜索していた母親たちが、情報提供者に導かれて発掘したのだ。彼女たちが言うには、コロニア・カンポス地区にあるその家は、麻薬カルテルと密約関係にあったと疑われている元ティフアナ警察官が所有している。

当てにならない政府と警察
9月。暖かな陽の差す土曜の朝、親たちが交代でコンクリートの基礎部分をドリルでこじ開けようとした時だ。

我が子を探しに来た母親の1人であるバルバラ・マルティネスが、エンセナダ市の電話番号を持つ何者かから電話を受けた。その男は、バスルームの右側にあるコンクリート基礎の下部分を約1ヤード半 (約140 cm)、山積した瓦礫の下を掘るよう指示してきたのだ。

電話をかけてきた者いわく、マルティネスの息子、セザールはそこにいるのだという。彼女は電話をスピーカーホンに切り替えたので、他の親たちも男の話を聞くことができた。男いわく、そこにいるのはセザールだけではない。他にもいくつかの死体があるのだ。

マルティネスは息子を見つけ出すため、そして行方不明になった他の子供たちの親のために、恐れと怒りを抑え、丁寧な口調で男と話す。

電話を切り、彼女はこう言った。

「きっと私の息子はそこにいる。やつらが脅そうと何をしようと、構いやしない。あの男は私の息子をここに埋めたケダモノなんだから」

外ではバハ・カリフォルニアの警察官が敷地の境界線の前に立っている。彼らは、敷地の入り口を塞ぐようにタイヤや板を積み上げた親たちに「逮捕する」と脅迫していた。親たちの行為は住居不法侵入にあたり、逮捕されたり刑務所行きになったりするぞ──そう警察たちは警告する。

そして、取材に来ていた12人の記者も含めて写真を撮り、外に駐車している全車両のナンバープレートを記録していた。

「たとえ現場で遺体が発見されたとしても警察は捜査などしない」と親たちは口を揃えて言う。これに関して、バハ・カリフォルニア州知事のハイメ・ボニージャはコメントしようとしない。理由は「捜査は行われているから」らしい。

しかし過去11ヵ月もの間、捜査のために規制テープが張られ、現場が封鎖されることはなかった。州警察当局が現場に入り、指紋を採取し、現場証拠を収集したためしもない。

540taro:2020/10/30(金) 05:04:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/11b14e13a888dfd8583d86c3bd260aeb3bca87dd?page=2

「私の心はもう死んでいる」
正午、数人の警官が擁壁にはしごを掛け、敷地になだれ込んできた。双方から怒声が響き渡り、何人かの親たちが警察の前に立ちはだかって進入を拒もうとしている。他の親たちは、その間に現場を掘り続けた。

アメリカ人のイエス・バラハス・チェアエザットは両腕を広げて警察の進入を阻止し、警察が撤退するまで叫び続けていた。彼の兄弟は2019年、アメリカとメキシコの国境付近にある街、テカテで行方不明になっている。

この集団は「失われた宝を探す母親たち」と呼ばれる。メキシコ中から集った何百人もの親で組織されており、お互いに行方不明の子供たちの遺体を探すために協力し合う。大勢で集まることで安全な環境をつくり、捜索中もその後も、互いに励まし合っているのだ。

メキシコ政府によれば、2006年から2019年で6万1000人以上の市民が失踪している。だが政府はこれまで、急増する行方不明者の捜索に失敗してきた。

「失われた宝を探す母親たち」は、そんな現状を受けた親たちによる対応策なのだ。

行方不明者の大半を占めるのは20代前半の男性だ。犯罪に関与していた者もいるが、明確な理由もなく消息を絶つ者もいる。恐らくは、同国で急増する暴力犯罪組織により、自らの意思とは関係なく巻き添えになった犠牲者たちだろう。

「メキシコ政府に市民を守る力などありません」と、リバーサイドの住民であるバハラス(63)は言う。

マルティネスの息子、セザールは、2018年10月にティフアナのウルビ・ヴィラ・プラドII地区から姿を消した。当時17歳だった。彼の親友と2人の仲間の遺体は、ロマ・アルタ通りにある同物件の調査中に見つかっている。

マルティネスは、床を掘り返しているときに電話をかけてきた男の名前を知らない。彼はエンセナダ市の有力人物であり、同物件の所有者でないことだけはわかっているという。

男がなぜヒントをくれたのか、その動機は不明だ。彼は親たちを愛する者のもとへ導いたが、脅しもした。

「彼は私に言ったんです」とマルティネスは語る。

「ご婦人、どうなるか分かっていますか? でしたら先に進みなさい。そして息子さんを見つけ出し、埋葬してあげればいい。その後に私はあなたを殺しに行きましょう。何故かって? あなたは私が作った墓場を暴いてしまったんですから」

彼女は脅迫を一笑に付してこう返した。

「私を見てみろ。この心はもう死に果てている。あんたは私の息子を殺した。これ以上にあんたができることなんて、あると思うのか」

541taro:2020/10/30(金) 05:06:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/11b14e13a888dfd8583d86c3bd260aeb3bca87dd?page=3

犯罪者になるか、死体になるか
マルティネスは他からも情報をつかみ、1年近く前に同家屋に足を走らせている。それが4人の遺体の発見につながった。

情報源となった男性は、心痛に明け暮れながらも息子の捜索を続けているとつづった彼女のフェイスブックを見て、情報を渡したのだ。

だが男性は、彼女に情報を流した数日後、銃撃され致命傷を負っている。マルティネスは彼の家族を危険にさらすことを恐れ、その名前は伏せてほしいと語った。

親たちがもっぱら捜索するのは、ティフアナ郊外の人里離れ、起伏に富んだ丘の中腹である。「秘密の墓」として知られる集団墓地だ。彼らは6月以降に20体以上の遺体を見つけ出した。

だが今週土曜の任務はいつもとは違った。家屋内での捜索だったのだ。そうした物件はギャングの管理下におかれた地域にあることが多く、親たちは通常、あえてそのような場所を捜索することはない。

「ティフアナにはこうした家がそこら中にたくさんあるんです。そこには何百人もの人が埋められています」

「子供たちに何が起こったのか、まったく分からないままの母親もたくさんいるのです」とバラハスは言う。

彼は何時間も電動工具とシャベルで掘り続け、疲れ果て地べたに横になっていた。

うたた寝から目を覚ますと、彼は再び掘り始める。

「なぜこうするかって? 彼らは私と同じ犠牲者なんです。アメリカもそうですが、誰もがみんな私たちに背を向けてますがね」と彼は言う。

「カルテルは、子供たちに麻薬を売りさばくように迫ります。さもなければ殺すと脅すんです。子供たちが拒否でもしようものならば、殺される」

「簡単なことです。子供たちは犯罪に手を染めるか、死体になるか、どちらかしかないんです」

この地獄から抜け出したい
サンディエゴに住むエマ・メドラノは、バラハスが家の基礎の下の地表を数フィート掘るのを、傍で静かに見ていた。彼女の18歳の息子、ミゲル・レンドンは5月29日、ティフアナのクアウテモック大通りにあるモーテルから姿を消した。

「遺体が見つかるたび、私の息子かもしれないと思ってしまう。あの子が死んだなんて信じたくはありません。でももう3ヵ月以上も経っているんです」とメドラノは言う。

バラハスはさらに掘り続けたが、何も見つからなかった。

捜索に参加した1人の若者が、1フィート (約30 cm) 以上地面を掘ったところで手を止めた。彼はハンドルの付いた長い金属製の建設用ロッドを手にすると、地表に打ち込んだ。

それは、彼らが何百回も行ってきたことだ。引っ張り上げたロッドの先端から腐臭がしたとき、遺体が見つかったことがわかるのだという。

今回は決定打となるような臭いはなかった。がっかりした若者は、ロッドを脇に投げやり、シャベルを使って掘り続け、掘った土を山積みにしていった。

日が傾きかけ、マルティネスはますます取り乱す。作業をしながら泣き出すこともあった。何時間も掘り続けた彼女の感情は極度に高まり、自分の身長よりも深い穴の中で息を切らした。

マルティネスは座ってボトルの水を口に運んだ。そして言う。平和に、そして定期的に足が運べる安らかな場所に、息子の遺体を埋葬しなければいけないと。

「そうすれば、落ち着いて彼に語りかけることができますから」

「私は今ここにいるのに、なぜあなたはこんなことになってしまったのか──なぜあなたを失ってしまったのか、分からないの。それでも私は、いつだってあなたのことを1人にしないからね、と」

彼女は午後の遅い時間まで捜索を続けた。

「早くこの地獄のような穴から出ていきたいんです」

「でも、息子が見つかるまでここにいます」

バラハスは真夜中まで掘り続けた。その手は血に染まっていたが、誰の遺体も見つからなかった。

Wendy Fry

542taro:2020/10/31(土) 04:26:13
エルサルバドルで豪雨による土砂崩れ 6人死亡、35人行方不明

【10月31日 AFP】中米エルサルバドルの首都サンサルバドル近郊で30日、豪雨による土砂崩れが発生し、6人が死亡、約35人が行方不明になっている。警察が発表した。

 内務省によると、消防隊、警察、軍から約300人が出て、行方不明者の捜索に当たっているという。

 首都から約15キロに北に位置するネハパ(Nejapa)では、家屋50軒が土砂に押し流され、教会に身を寄せていた35人ほどが被災地から避難した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3313065?cx_part=top_latest

543taro:2020/10/31(土) 04:34:32
「隠し墓地」から59遺体 多くが若者、犯罪組織が殺害か―メキシコ

 【サンパウロ時事】メキシコ国家行方不明者捜索委員会は28日、中部グアナフアト州のサルバティエラで犯罪組織が死体遺棄に使ったとみられる隠し集団墓地を発見し、少なくとも59遺体を収容したと発表した。組織に拉致、殺害された可能性が高い。

 委員会は行方不明者家族の情報に基づき、20日から捜索を開始。今後の作業でさらに遺体が見つかる可能性があるという。責任者は「59人のうち10〜15人は女性とみられる。ほとんどが若者で、未成年者の可能性がある」と述べた。麻薬戦争のさなかにあるメキシコでは、カルテルに誘拐された可能性がある行方不明者は4万人に上るとされ、頻繁にこうした集団墓地が見つかっている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020103000323&g=int

544taro:2020/11/01(日) 04:57:07
ニカラグアで「猿ぐつわ法」承認 サイバー犯罪特別法
10/31(土) 12:05配信

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共同通信
 【サンパウロ共同】中米ニカラグアのオルテガ大統領は30日「サイバー犯罪特別法」を承認した。主要紙プレンサなどは、同法が「猿ぐつわ法」と呼ばれ、政府に批判的なメディアを取り締まる口実となり、報道の自由を脅かすと報じた。

 大統領派が多数の議会で27日に可決。「フェイクニュース」などが処罰の対象で、今後終身刑が科せられる可能性もあるとしている。

 米州人権委員会は、16日に議会が可決した「外国人スパイ規制法」と合わせて、ニカラグアの人権の「危機が深刻化する」として無効にするよう求めている。

 ニカラグアでは反体制派らへの迫害が続いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e13e38ce81c80b3d0a52374b65f89fbbc988bcd4

545taro:2020/11/02(月) 05:59:27
メキシコ伝統・死者の日の「泣く女」、コロナ仕様で上演

https://news.yahoo.co.jp/articles/00825250f00d218d36dad41a382bb31e62e0b13f

【AFP=時事】白いドレスを着た母親が、新型コロナウイルスに侵されて亡くなったわが子を捜し、悲嘆に暮れて水上庭園をさまよう──アステカ(Aztec)神話にさかのぼる伝統劇「ラ・ジョローナ(La Llorona、泣く女の意)」が、現在のコロナ禍に合わせて脚色された。

 11月1〜2日の「死者の日(Day of the Dead)」を前に、メキシコの首都メキシコ市南部にある国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)、ソチミルコ(Xochimilco)の水郷地区で、新型ウイルスの犠牲者らに哀悼の意を示し、「ラ・ジョローナ」が上演されている。

 髪を振り乱し、亡くなった子どもたちを捜し求める幽霊の伝説は南米全域でみられ、毎年死者の日が近づくとよみがえる。泣く母親を11年間にわたって演じてきたナジェリ・コルテス(Nayeli Cortes)さんは、「これは、愛する人たちにさよならを言わずにこの世を去ったすべての人の思い出と、その喪失に苦しむすべての家族にささげるものです」とAFPに語った。

 華やかな衣装で知られるこの劇の上演は、27年目の今年、マスクの着用や観客数の制限といった対策を講じて実現した。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるメキシコの死者数は8万6000人と世界の中でも多く、他の国々同様、家族を引き離している。

 舞台監督を務めるマリア・ルイサ・カスティージョ(Maria Luisa Castillo)さんは、「亡くなった人は私たちと共にいます。私たちは、亡くなった人たちに向けて『私たちはあなたのことを覚えている。あなたを決して忘れない』と、敬意を込めて伝えようとしています」と話した。

 専門家によると、ラ・ジョローナ伝説は1550年頃、スペイン人修道士によって初めて記録に残された。500年前にスペインに征服されたアステカ帝国の首都テノチティトラン(Tenochtitlan、現メキシコ市)の終焉(しゅうえん)の前に現れた凶兆と関係があると考えられている。

 メキシコの死者の日は、生者と死者を分かつ門が開く時だと信じられている。鮮やかな色彩と凝った衣装で知られる祝祭は今年、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で縮小して開催される見通しだ。【翻訳編集】 AFPBB News

546taro:2020/11/04(水) 11:40:48
大型ハリケーン「エータ」、ニカラグアに上陸 中米で壊滅的被害の恐れ

(CNN) 「カテゴリー4」の大型ハリケーン「エータ」が現地時間の3日午後、中米ニカラグア北東部に上陸した。豪雨や洪水は数日にわたって続くと予想され、米国立ハリケーンセンターが警戒を呼びかけている。

米国立ハリケーンセンターが「極めて危険な」ハリケーンと位置付けるエータは、カリブ海に面したニカラグア北東部のプエルトカベサス南部に上陸した。中米の一部地域は、生命を脅かす高潮や暴風、鉄砲水に見舞われている

エータの最大風速は約62メートル。ハリケーンの目が通過する地域では、壊滅的な暴風による被害が予想される。

ロイター通信がニカラグア災害対策当局の話として伝えたところによると、プエルトカベサスでは住宅の屋根が吹き飛ばされる被害や、樹木の倒壊、電線の寸断、洪水などの被害が発生している。

地元の聖職者はロイター通信の取材に対し、市内は停電に見舞われ、政府の避難所は満員状態だと話していた。

隣国ホンジュラスでも河川の氾濫(はんらん)による洪水や土砂崩れなどの被害が発生している。

ニカラグアからホンジュラスにかけての沿岸部一帯には、引き続きハリケーン警報が出されている。

米国立ハリケーンセンターによると、ニカラグアやホンジュラスでは所によって今週いっぱい豪雨が続く見通しで、鉄砲水や河川の氾濫、土砂崩れによって生命が脅かされる恐れもある。

ニカラグアは中米の最貧国で、ハリケーンが上陸したプエルトカベサスは同国の中でも貧困地域にある。ユニセフは緊急支援物資を用意して、子どもや家族のニーズに応えるための計画を立案したと発表した。

エータは6日までに低気圧となってベリーズに接近する見通し。

https://www.cnn.co.jp/world/35161878.html

547taro:2020/11/06(金) 04:48:51
【映像】ホンジュラスで決死の救出劇 熱帯低気圧の大雨で洪水発生

 ハリケーンから熱帯低気圧に変わった「エータ」がもたらした大雨で11月4日、中米ホンジュラス北部で洪水や土砂崩れが発生した。ホンジュラスと、エータが上陸したニカラグアで3人が死亡した。
 ホンジュラスのヨロ県では、河川の氾濫による洪水で孤立した住民が、消防救助隊に救出された。また、カリブ海に面したアトランティダ県の港湾都市ラ・セイバでは、大雨で橋が流された。
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によれば、エータは3日にはハリケーンから熱帯低気圧に変わり、4日にはさらに低気圧となってホンジュラスからベリーズに向かっているという。

(ホンジュラス、ヨロ県、11月5日、映像:Bomberos Honduras via Storyful/アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8f36241363ee2c9f2c8667bb92d399c1e27a2d4

548taro:2020/11/07(土) 04:42:52
中米諸国、ハリケーンで深刻な被害 死者70人超

[テグシガルパ/グアテマラ市 5日 ロイター] - ハリケーン「エタ」は中米諸国に豪雨をもたらし、土砂崩れなどで5日時点で死者は70人を超えた。

エタはカテゴリー4の強力なハリケーンに発達して3日にニカラグアに上陸し、隣国ホンジュラスに進んだ。

グアテマラでは死者が50人を突破。

ホンジュラスでは8人の死亡が確認された。5000人以上が避難所に避難し、20カ所の橋が損壊しした。

ニカラグアでは、土砂崩れで鉱山労働者2人が死亡した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a672326d122d909fa383f76744817054e4288e86

549taro:2020/11/08(日) 04:21:54
ハリケーンで百人超死亡か 中米グアテマラなど

 大型ハリケーン「エタ」が中米を通過、6日までにグアテマラなど各国で土砂崩れを引き起こし、100人以上が死亡したとみられる。現地メディアなどが報じた。

 エタは3日、5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」の勢力でニカラグアに上陸、その後熱帯低気圧に変わったが、各地で大きな被害をもたらした。グアテマラ中部のケハ村では、約150戸が土砂に埋まり、100人以上が犠牲になったとみられるという。

 ホンジュラスでも10人以上が死亡、パナマやニカラグア、コスタリカでも死者が出た。エタはカリブ海を北上しており、キューバなどに接近している。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/201107/wor2011070008-n1.html

550taro:2020/11/08(日) 04:30:55
ハリケーン、死者150人に グアテマラ
11/7(土) 9:01配信



時事通信
 【サンパウロ時事】グアテマラのジャマテイ大統領は6日、ハリケーン「エタ」による死者が推定150人に達したと発表した。

 「まだすべて確認していない」が、行方不明者数を勘案したと述べた。エタは5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」のハリケーンとして今週、中米を直撃。現在は熱帯低気圧に勢力が弱まっている。

 グアテマラ救助当局によると、大雨により、北部ペテン県や東部イサバル県を中心に地滑りや洪水が多発している。AFP通信によれば、中米のうちパナマで少なくとも5人、ホンジュラスで子供2人、コスタリカで2人が地滑りに巻き込まれるなどして死亡。各国で多くの人々が避難を余儀なくされている。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e66c810362e48ee31d0c71a9c8d917b5637855b

551taro:2020/11/10(火) 04:00:35
【映像】グアテマラで大規模土砂災害 150戸以上が土砂の下敷きに

ケハ、グアテマラ、11月9日(AP)― ハリケーン「エータ」の上陸で、中米グアテマラ中部サン・クリストバル・ベラパスで大規模土砂災害が発生し、少なくとも27人が死亡、100人以上が行方不明となっている。グアテマラ当局が11月8日、明らかにした。
 現地入りした捜索班によれば、人口約1200人の先住民の村ケハで5遺体を収容したが、150戸以上の家屋が土砂の下敷きになった可能性があるという。
 パナマからメキシコ一帯にかけて、エータがもたらした低気圧で、5日連続して大雨となり、グアテマラ全土で6万人以上が避難生活を余儀なくされている。
 また、中米各地でも大規模な洪水や土砂災害が発生、死者・行方不明者の数は今後さらに増えるものと予想されている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd3705b81ff6b453efdb5f78d5c10acc54bc2edb

552taro:2020/11/10(火) 04:01:29
メキシコ大統領、バイデン氏祝福控える 米民主議員から失望の声

[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は7日、米大統領選について、法的に決着するまで待つとし、バイデン前米副大統領への祝福を控えた。これを受けて、米民主党のヒスパニック系議員らから失望の声が出ている。

ロペスオブラドール氏は7日の会見で、全ての法的懸案事項が解決するまで米大統領選の結果についてコメントを控えると述べた。トランプ米大統領との摩擦を避けるためとみられる。

ロペスオブラドール氏は「どちらか一方の候補者を祝福することはできない。選挙のプロセスが終わるまで待ちたい」と説明した。

これを受けて、米下院外交委員会小委員会のトップで民主党のワキーン・カストロ議員はツイッターに「驚くほどの外交的失敗だ」と投稿。アリゾナ州上院のマルティン・ケサダ議員も「失望の域を超えている」と批判した

https://news.yahoo.co.jp/articles/05577f162e9c77f05228f40025f6268c8cbf3ab4

553taro:2020/11/10(火) 04:07:03
メキシコの「死者の日」

メキシコで伝統的な「死者の日」の祝祭が行われた。10月31日から3日間、国民は亡くなった家族や友人をしのんだ。動画リポート。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab84b2448141e610890500bf817c63e06f7c55f0

554taro:2020/11/12(木) 05:14:02
ジャーナリストが中継直前に撃たれ死亡 メキシコ

(CNN) 中米メキシコで31歳のジャーナリストが中継を行う直前に銃撃され、搬送先の病院で死亡したことが11日までに分かった。

ニュースサイト「エル・サルマンティーノ」で勤務していたこのジャーリストは、銃撃を受けた9日、中部グアナフアト州サラマンカで見つかった「複数の遺体」について報じていた。同州の司法当局が明らかにした。

現在事件は特別チームが捜査中だが、これまでのところ逮捕者は出ていない。

エル・サルマンティーノはフェイスブック上で声明を発表し、当該の記者が卑劣な襲撃の標的になったと主張。今回の事件だけでなく、サラマンカで連日起きているあらゆる襲撃を非難するとし、迅速に捜査を進めることを強く求めた。

ジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、メキシコでジャーナリストが殺害されるのは過去1カ月足らずで3人目。CPJはメキシコをジャーナリストにとって最も危険な国としている。

国際NGO「国境なき記者団(RSF)」はツイッターで、今年に入りメキシコでは9人のジャーナリストが殺害されていると発表した。

昨年のメキシコでの殺人事件件数は、3万5000件を超えて過去最高を記録した。グアナフアト州は薬物がらみの事件や犯罪組織同士の抗争が国内で最も深刻な状況となっており、今年1〜8月の殺人事件件数が2250件と、前年同期より25%以上増加している。ロイター通信が公式のデータを引用して報じた。

https://www.cnn.co.jp/world/35162288.html

555taro:2020/11/13(金) 04:29:40
女性殺害への抗議デモ中、メキシコ警察が発砲 国連「過剰な武器使用」

 メキシコで9日、若い女性の切断遺体が発見されたことを受けて市民が抗議活動を行っていたところ、地元カンクンの警察が発砲した。事件を受けて国連は「過剰な武力行使だ」として、メキシコ当局に対し調査を要求した。

 リゾートとして知られるカンクンで9日夜、半自動小銃とみられる銃声が鳴り響き、デモ隊が一斉に逃げ出した。発射されたのが実弾なのかわからず、現場はパニックになった。

 デモのきっかけは、先週末20歳女性の遺体が発見されたこと。遺体はバラバラに切断され、地元メディアは「明らかに暴行されていた」と伝えた。

 カンクン警察は、デモ隊に対する武器使用についてコメントを拒否した。少なくとも2人の記者が負傷したが、メキシコ人権委員会はけがが発砲と関連するのか明言していない。同委員会は当局に対し迅速な調査を求めるとともに、デモの現場で警察が実弾を使うことがないよう政府に求めた。メキシコ内務省も「武器使用と弾圧行為」を調査するよう要求した。

 この問題でカンクン警察の本部長が解任されたほか、キンタナ・ロー州警察トップが辞任したと、州知事が明らかにした。

 メキシコでは、今回遺体で発見された女性の殺害を巡り、このところ抗議活動が活発化していた。デモ隊が建物を占拠し、警察と衝突する事態も起きていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aac9b9907769e1c63d68c948d2d2c81ef9e4c984

556taro:2020/11/14(土) 05:26:13
メキシコ中銀、金利を予想外に据え置き インフレの状況見極め

[メキシコ市 12日 ロイター] - メキシコ中央銀行は12日、政策金利を4.25%に据え置いた。市場では利下げが見込まれていたため、予想外の結果だった。インフレ圧力を巡る状況を見極めるため、利下げを「停止」する必要があるとの見方を示した。

中銀は2019年8月以来、前回会合まで連続で利下げを実施しており、約1年半ぶりの据え置きとなった。

中銀の5人の委員のうち4人が据え置きに賛成し、1人は0.25%の利下げを主張した。

ロイター調査のアナリストは4.0%への利下げを予想していた。

中銀は声明で「(利下げ)停止によってインフレ率の軌道が目標水準に収束するのを確認するために必要な猶予が確保された」とした。

メキシコの10月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.09%上昇と、17カ月ぶりの大幅な伸びとなり、中銀の目標上限から一段と上振れた。中銀のインフレ目標は3%で上下ともに1%ポイントの許容範囲が設けられている。

メキシコペソ<MXN=>は中銀の決定を受け、一時下げ幅を縮小した。

ロペスオブラドール大統領は10月23日に金利はなお高水準で、国民がお金を借りやすくし、景気回復を促進するにはさらなる低下が必要だと述べていた。

キャピタル・エコノミクスの新興国市場チーフエコノミスト、ウィリアム・ジャクソン氏は、「中銀は緩和サイクルに区切りを設けたわけではない」と指摘。1人の委員が0.25%の利下げを主張し、前回会合の議事要旨でもその他2人の委員が態度を決めかねている可能性が示されていると説明。中銀の「停止」という文言やペソの最近の対ドルでの上昇、新型コロナウイルス流行の景気への影響を踏まえると、今後、追加の政策支援を議論する強い根拠がなおあると述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7a0f8b295d157799bab88fd90a28785bacf155

557taro:2020/11/16(月) 05:35:46
メキシコの新規感染100万人突破、世界で11か国目

 メキシコの新型コロナウイルスの感染者数が、累計で100万人を超えました。

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、メキシコの新型コロナウイルスの新規感染者の数は15日、100万人を突破しました。感染者が100万人を超えたのは、世界で11か国目です。死者も10万人に迫っています。(16日01:18)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d10922458297b890a33f5c0cee754b5ebd9bdf3

558taro:2020/11/18(水) 04:42:02
【映像】洪水の中で助けを待つワンコ メキシコ南部タバスコ州で

 ハリケーンから熱帯低気圧に変わった「エータ」は、メキシコ南部に大雨を降らせ、各地で河川の氾濫や洪水が相次いだ。
 南部のタバスコ州で11月13日、洪水で取り残された市民を捜索中の救助隊が、窓枠に前足でつかまって、助けを待つラブラドール・レトリバーを発見した。
 救助隊員に頭をなでられたラブラドールは、自分から前足をボートの船べりに掛け、水から救い上げられたが、衰弱している様子で、救護施設に運ばれた。
 エータがもたらした暴風雨で、タバスコ州のオクソロタンでは、24時間で315ミリの雨が降り、南隣のチアパス州でも279.5ミリの大雨となり、少なくとも20人が死亡した。

(メキシコ、タバスコ州、11月17日、映像:Newsflare/アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3337d235232f005d35c1308499104d7b07628612

559taro:2020/11/19(木) 04:04:23
最強級ハリケーン「イオタ」が中米直撃、10人死亡 熱帯暴風雨に
【11月19日 AFP】中米諸国をハリケーン「イオタ(Iota)」が直撃した。少なくとも10人の死亡が確認され、家屋の損壊や倒木、道路の冠水などが報告された。中米の一部地域は2週間前にも、熱帯暴風雨「エータ(Eta)」の被害を受けたばかり。

 「壊滅的」とされるカテゴリー5のイオタは16日夕方、ニカラグアに上陸。同国では6人が死亡した。今年大西洋で発生したハリケーンの中で、最強のカテゴリー5に発達したのはイオタが初めて。

 カリブ海(Caribbean Sea)に浮かぶコロンビア領の島々では合わせて2人が死亡。パナマでは先住民族の女性1人が死亡し、雨が弱まってもなお2000人が避難所に身を寄せている。

 イオタはホンジュラスに上陸後、ハリケーンから熱帯暴風雨へと勢力を弱めた。風速22メートルの非常に強い風を伴って同国を通過後、17日朝にエルサルバドルに上陸した。

 エルサルバドル政府によると、風によって木がなぎ倒され、バイクの運転手が死亡したという。警戒地域から800人超が避難している。

 イオタはその後エルサルバドル西方に移動して太平洋へ抜け、低気圧に変わる予報となっている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3316722?cx_part=top_topstory&cx_position=2

560taro:2020/11/19(木) 04:18:36
米、メキシコ元国防相への起訴取り下げ 二国間関係に配慮

[メキシコ市/ワシントン 17日 ロイター] - 米司法省とメキシコ司法長官局は17日、麻薬取引などに関与したとして米国で身柄を拘束されたメキシコ元国防相のシエンフエゴス氏(72)について、米検察が起訴を取り下げ、メキシコ側に調査を委ねると発表した。外交的な配慮による措置としている。

米検察は裁判所への文書で「米国は、センシティブで重要な外交政策上の配慮が、政府の被告訴追への関心を上回ると決定した」と説明した。

米当局によると、シエンフエゴス氏は米で起訴が取り下げられれば、自主的にメキシコに帰国することにすでに合意した。

シエンフエゴス氏は軍のトップを務め、ペニャニエト前政権で2012年から18年まで国防相を務めた。

米当局は、同氏がメキシコで自身の権限を利用して麻薬カルテルの一派を対立グループから守り、対立グループの掃討を指示したと主張。同氏は今月、罪状を否定していた。

同氏は、麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして昨年10月にロサンゼルス空港で身柄を拘束された。同氏の逮捕や調査は、メキシコ側に事前に通知されておらず、同国の防衛関係高官の間で動揺が広がった。

メキシコのロペスオブラドール大統領は、対抗措置として、米麻薬取締局(DEA)がメキシコで活動できるようにする協力合意を見直すと警告。バー米司法長官やDEAとメキシコ当局とで事態打開の道を探っていた。

起訴取り下げの発表を受け、メキシコのエブラルド外相は、米の起訴取り下げは前例がなく、メキシコの主権とメキシコ軍に対する敬意を象徴すると述べ、今回の措置を受け、両国の安全保障面の協力が進展し得ると指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b9a0ebc7729386f7bf154213d6f70b735b139bd

561taro:2020/11/20(金) 05:01:11
【映像】「アイオータ」が残した爪痕 中米に連続してハリケーン

テグシガルパ、ホンジュラス、11月19日(AP)― 洪水や河川の氾濫、濁流に流された橋など、中米諸国で猛威を振ったハリケーンの被害が11月18日、徐々に明らかになっている。
 最大級の勢力を持つ「カテゴリー5」に発達したハリケーン「アイオータ」は16日、瞬間最大風速69メートルの猛烈な暴風を伴って、2週間前の「エータ」とほぼ同じニカラグア北部に上陸した。
 ニカラグアでの死者は6人と発表されているが、通信状況の改善とともに、死者の数は今後さらに増えるものとみられている。
 アイオータは18日にはエルサルバドルで熱帯低気圧に変わったが、集中豪雨による洪水や土砂災害などが発生する危険性は大きい。
 大雨を伴った低気圧の中心が通過したホンジュラスの首都テグシガルパでは、低地や洪水多発地帯、さらに土砂災害の危険がある高台の住民が、安全な場所に避難を余儀なくされている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d08f17c062b835a13bc060e339eb70180242b87

562taro:2020/11/20(金) 05:01:34
米、カナダ・メキシコとの国境封鎖を12月21日まで延長見通し

[ワシントン 18日 ロイター] - 米国土安全保障省の当局者は18日、国境を接するカナダやメキシコとの不要不急の往来禁止措置が12月21日まで延長される見通しと明らかにした。国内で新型コロナウイルス感染が急増しているため。

現行の制限措置は今週21日に期限切れとなる。

国境封鎖は新型コロナ拡散を防ぐため、3月から続いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3545a5a80edf948fa299399e379ec9bb3e97e644

563taro:2020/11/21(土) 04:31:10
今年最強のハリケーン「イオタ」 中米諸国で死者44人 460万人被災

【AFP=時事】今年最強の大西洋ハリケーン「イオタ(Iota)」の直撃を受けた中米諸国では19日、救助隊が土砂をかき分けて犠牲者の捜索活動を本格化させる中、合わせて少なくとも44人の死亡が確認された。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は、地域全体で子ども180万人を含む460万人が被災したとみている。

 イオタは16日、最強のカテゴリー5の勢力でニカラグア北西部に上陸。やや勢力を弱めつつ内陸部を進み、2週間前に熱帯暴風雨「エータ(Eta)」の被害を受けたばかりの地域に大きな被害をもたらした。

 特に被害の大きな地域にはニカラグア北部マタガルパ(Matagalpa)県の山岳地帯が含まれる。ニカラグア政府は、国土が「壊滅的」な被害を受けたと発表した。

 米国立ハリケーンセンター(NHC)は、集中豪雨と洪水の影響によりホンジュラス、ニカラグア、グアテマラの各地で土砂災害が発生しやすくなっていると警告している。

 ホンジュラスでは、北部スラ盆地(Sula Valley)でウルア(Ulua)川とチャメレコン(Chamelecon)川が氾濫し、工業地帯の大部分が水没。中心都市サンペドロスラ(San Pedro Sula)では住宅の浸水被害が相次ぎ、空港も冠水した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/85ad3de1e13ec2248fd915c4c94b75d451778373

564taro:2020/11/21(土) 04:32:18
今年最強のハリケーン「イオタ」 中米諸国で死者44人 460万人被災

【AFP=時事】今年最強の大西洋ハリケーン「イオタ(Iota)」の直撃を受けた中米諸国では19日、救助隊が土砂をかき分けて犠牲者の捜索活動を本格化させる中、合わせて少なくとも44人の死亡が確認された。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は、地域全体で子ども180万人を含む460万人が被災したとみている。

 イオタは16日、最強のカテゴリー5の勢力でニカラグア北西部に上陸。やや勢力を弱めつつ内陸部を進み、2週間前に熱帯暴風雨「エータ(Eta)」の被害を受けたばかりの地域に大きな被害をもたらした。

 特に被害の大きな地域にはニカラグア北部マタガルパ(Matagalpa)県の山岳地帯が含まれる。ニカラグア政府は、国土が「壊滅的」な被害を受けたと発表した。

 米国立ハリケーンセンター(NHC)は、集中豪雨と洪水の影響によりホンジュラス、ニカラグア、グアテマラの各地で土砂災害が発生しやすくなっていると警告している。

 ホンジュラスでは、北部スラ盆地(Sula Valley)でウルア(Ulua)川とチャメレコン(Chamelecon)川が氾濫し、工業地帯の大部分が水没。中心都市サンペドロスラ(San Pedro Sula)では住宅の浸水被害が相次ぎ、空港も冠水した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/85ad3de1e13ec2248fd915c4c94b75d451778373

565taro:2020/11/23(月) 05:55:58
グアテマラ国会議事堂にデモ隊が放火、大統領の辞任要求 新予算案に怒り殺到

【AFP=時事】中米グアテマラの首都グアテマラ市で21日、アレハンドロ・ジャマテイ(Alejandro Giammattei)大統領(64)の辞任を求める抗議デモが行われ、国会議事堂の建物一部がデモ隊によって燃やされた。貧困にあえぐ同国では、今週議会を通過した予算案に怒りの声が殺到している。

 議事堂からそれほど遠くない国家文化宮殿(National Palace of Culture)前でも、ジャマテイ氏の辞任を求める平和的なデモが行われた。

 グアテマラでは、新予算案や新型コロナウイルス対策の財源不足をめぐり、ジャマテイ政権と議会への不満や憤りが広がっている。

 保守派の親政権派政党が多数を占める議会では今週、同国史上最高額となる約130億ドル(約1兆3500億円)の予算案が可決された。この予算の大部分が大企業関係のインフラ事業に充てられる方針で、貧困がまん延し5歳未満の子どもの半数が栄養失調に苦しむ同国では怒りの声が巻き起こっている。

 今年1月に政権の座に就いた医師のジャマテイ氏は、汚職を一掃し組織犯罪と闘うことを明言。しかし同政権は、国内の病院不足といった新型コロナウイルスの政府対応をめぐる論争で持ちきりとなっている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe856d2022cd08cc6f7b1cab5f31dc68b2a50589

566taro:2020/11/24(火) 04:48:47
メキシコ、獄中から街を統べる”市長”─親戚は麻薬王、甥は最重要指名手配犯
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b39939f3363584998d8fb49feda6158e2c006c

メキシコの国から地方レベルまで麻薬カルテルが政治に食い込んでいる。メキシコシティの南の小さな街・アマクサックでは、麻薬組織のリーダーと親戚関係にある男が市長になり、投獄された後も自治体への影響力を保ってきた。この街の様子を追った米「ワシントン・ポスト」の長編ルポタージュを2回に分けてお届けする。
市長に選ばれた男の声が、拡声器から鳴り響いた。ここは、メキシコシティから南に約136キロメートル離れた小さな街アマクサックの中央広場。地元有権者たちは慣れきっていた。

「ブエナス・タルデス。アミーゴス・イ・アミーガス(アミーゴたちよ、こんにちは)」。アルフォンソ・ミランダ・ガイェゴは高々と語った。

「ここ連邦刑務所から、メキシコのみなさまに挨拶します」

ミランダは、約1126キロメートル離れた場所から電話をかけていた。砂漠のど真ん中にある連邦刑務所14号の高い塀の中だ。メキシコ最大の麻薬カルテルに密かに協力していたとして、州の検察に立件されたが、密輸した携帯電話でアマクサックを統べる方法を見つけたのだ。

地方自治に食い込む裏社会
ミランダは2018年5月に逮捕されていたが、刑務所から選挙運動し、大勝して2期目の当選を果たした。後任が市庁舎に入っても、ミランダは地元の役人と連絡を取り合い、新しい道路を通すために四六時中電話をかけ、市幹部向けに演説を行い、支援者をまとめた。

「すぐに出て行く 」。そう約束していたが、誘拐や組織犯罪で告発されたことについては、ほとんど触れなかった。

検察によると、麻薬密売人に買収された政治家、ということでミランダは投獄された。メキシコ全土で繰り返し起こっている、犯罪の浸透した事例の一つだ。

汚職はメキシコ政府の上層部にもはびこっているようだ。この1年、メキシコでは2人の元治安当局者が別々に起訴され、国を揺るがした。アメリカの検察は、サルバドール・シエンフエゴス元国防相とヘナロ・ガルシア・ルナ元公安相が在職中に麻薬カルテルを支援したとしている。

一方、連邦内閣の高官が逮捕されたことで、市長や警察署長が麻薬カルテルと同盟を結んだ地方レベルでのガバナンスの危機は、覆い隠された。その犯罪的支配の広がりは、今になってようやく表に現れてきた。

アマクサックのあるモレロス州では、36の自治体の半数以上のトップがカルテルと関係を結んでいたことが判明したと昨年、捜査員が発表。証拠として、地元の役人とカルテルのボスの間で交わされた電話の録音や、カルテルの武装集団に協力しろと市長が脅迫される映像が挙げられた。

「憂慮すべきレベルまで浸透している」と、モレロス州の最高幹部である州長官のパブロ・オヘダ・カルデナスは話した。

567taro:2020/11/24(火) 04:49:04
アマクサックは、地方政治と犯罪の裏社会が結びついている事例だと、州の当局は考えていた。ミランダは、メキシコ南部と中央部の大半の地域で特にヘロインの取引を支配する「ロス・ロホス」のリーダーのサンティアゴ・マザーリ・エルナンデスの叔父だ。

そして、アマクサックは、その取引ルートの重要な玄関口。捜査員は、マザーリ・エルナンデスが親戚の政治活動に資金を提供したと自慢げに話す録音を見つけたという。「金を使って選挙運動を支援して、票を得た」と、マザーリ・エルナンデスは語っている。

2018年に発足した州の新体制は、地方自治体をカルテルの支配から引き離すことを約束した。モットーは「妥協なき行政」。地方警察を麻薬組織の手先に変える、政治家とカルテルのボスの癒着に対するメッセージだ。しかしアマクサックの事例は、疑惑の政治家が捕まったとしても、地方政治と犯罪組織を切り離すことの難しさ示している。

州の検察はミランダに対する疑惑を公表していないが、ミランダは無罪を主張している。

「不当に投獄されている」とミランダは電話で語った。「法がねじ曲げられている」
逮捕されて数週間、ミランダは 刑務所から息子のガブリエルに電話をかけた。ある考えがあったのだ。携帯電話をこっそり持ち込めば、刑務所からアマクサックを操れると。

「街の人々は私の声を聞きたがっている」と、ミランダはワシントン・ポストのインタビューで語った。「私の話を聞きたがっている。私が死んでおらず、生きていると知りたいんだ」

電話では、公共事業の進捗具合や、スタッフの給料の支払い確認といった、通常の命令を伝えることもあった。だが、ミランダは有名な政治家として、広場の周りの道を闊歩し、人々の世話を焼いて金を貸していた頃のような、注目を浴びたかった。そこで、2019年始めに、イベントで流されるメッセージを送り始めたのだ。

「公約を実行でき、とても光栄で嬉しく思います」。カサウアトラン地区の道路の開通式で、ミランダの声は響き渡った。街はこの儀式にだんだん慣れていった。メッセージの再生が終わると、人々は獄中の市長に拍手を送った。

568taro:2020/11/24(火) 04:49:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b39939f3363584998d8fb49feda6158e2c006c?page=2

市政トップに君臨する一族
ミランダ自身と家族は、アマクサックの政治ヒエラルキーのトップに君臨していた。畜産農場と精肉店を営み、広々とした家にはミランダの写真や雑誌記事の切り抜きが飾られていた。「公僕の鑑」と書かれた見出しもある。白髪まじりの髪を完璧に整え、パリッとアイロンが当てられた白いシャツを着たミランダが、微笑みを浮かべ写真に納まっている。

ミランダは、2009年から2012年まで市長を務めた。カウボーイハットにジーンズ姿で大通りを闊歩し、街の壁には自身の党のスローガン「共に歴史を作ろう」が太字で記された。

息子のガブリエルを秘書に任命。甥のホルヘ・ミランダは、2015年から2018年まで市長を務めていた。もう1人の息子のレネは、アマクサックの市長選で敗れ、当時の市長だったミランダは、市長室の取り壊しを命じた。(後にミランダはこのタイミングは偶然だったと述べている)。

ミランダは愛されていたのか、恐れられていたのかは分からない。

市の家畜市場を改修し、職人やレストランのための小さなショッピングセンターを建設した。貧しい人々の医療費も、自分のポケットから支払った。だが、ミランダの親戚がメキシコ国内で最も強力な麻薬王であることも知られており、敵の死体は家畜市場の下に埋められているという噂も流れていた。
2014年、検察当局が麻薬密売組織との協力疑惑でミランダを調査していると発表した時、アマクサックの支持者たちは州議会に対し、ミランダの任命撤回を拒否した。2018年に彼が投獄された際には、州都で抗議活動を行った。

手書きのプラカードにはこう書かれていた。「我々は社会的なリーダーに票を投じた」「彼は地域社会の支援に身を捧げた」

ミランダがアマクサックの政界で出世していく中、甥のマザーリ・エルナンデスがロス・ロホスのリーダーになった。アメリカの麻薬取締局は、北米のヘロイン取引で台頭してきたこのグループを追っていた。マザーリ・エルナンデスは メキシコで最も強力な男に、そして最重要指名手配犯になった。

公の場では、ミランダ一族はマザーリ・エルナンデスと距離を置こうとしてきた。何年も会っていないという人もいる。

「彼はいい人だったけれども、何をしようとしているかよく分からなかった」と、ミランダの義理の娘のエリカ・ブリトは話す。
メキシコ高官によると、この一家は団結して動いており、メキシコではびこる地方政治と麻薬密売が結びついていることを示した事例としている。ミランダの逮捕後数ヵ月間、市は市長の後任指名を拒否した。

「この男は法的には市長ではないと、説得しようとした」と、モレロス州の最高幹部のオヘダは振り返る。投獄された時に被選挙権が停止されたからだ。「だが、何の反応もなかった。怯えていたのかもしれない」

そしてミランダは、国で最も神聖な儀式に臨んだ。伝統的な独立宣言「ドロレスの叫び」を録音したのだ。毎年(独立記念日前夜の)9月15日、メキシコ中の広場で地方や国のトップはこの宣言を読み上げる。

アマクサックの市職員は、携帯電話をサウンドシステムに接続し、再生ボタンを押した。ミランダの声が群衆に響き渡り、メキシコの国旗が、本来なら市長が立っているはずのステージの前に掲げられていた。頭上には緑と赤のライトが煌めいていた。

「主権と自由を与えてくれた英雄たちよ、万歳!」。ミランダは、叫んだ。大砲が遠くから発射され、歓声が上がり、再生が止まって、気まずい沈黙が続いた。

ミランダの親戚や同僚ですら、ショックを受けた。

息子のレネは「やりすぎだと思った」と振り返る。(つづく)

569taro:2020/11/25(水) 04:48:26
世界最大の大麻市場誕生か メキシコ上院、合法案可決

 メキシコで嗜好品として大麻使用の合法化を目指す動きが進んでいる。上院は19日、賛成多数で法案を可決。下院で承認されれば国家としてはウルグアイ、カナダに続き3カ国目の合法化となり、「世界最大規模の大麻市場」(欧米メディア)が誕生する見通しだ。

 大麻の違法取引を抑制し、組織犯罪や腐敗、暴力行為を阻止する狙い。メキシコでは違法取引による莫大な富を背景に複数の麻薬組織が強い影響力を持ち、抗争や犯罪が相次ぐ「麻薬戦争」が長く続いている。

 一方、反対派からは健康被害や子どもの使用を懸念する声が上がっている。

 地元メディアなどによると、法案は大麻の使用や28グラムまでの所持、自宅での一定量の栽培、認可を受けた事業者による成人への販売を容認する内容。子どもの使用や売買への関与は認めない。上院の採決は賛成82、反対18、棄権7だった。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/201124/wor2011240023-n1.html

570taro:2020/11/25(水) 04:53:47
中米ベリーズ首相、コロナ感染で隔離…就任から12日目

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】中米ベリーズの首相府は23日、ジョン・ブリセニョ首相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2週間の隔離を行い、再度、検査を受けるという。ベリーズでは、11日の総選挙で人民統一党が約12年ぶりに政権を奪還し、党首のブリセニョ氏は、12日に首相に就任したばかりだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d4e7b309512d98ec9a48b2c849432602f369e99

571taro:2020/11/27(金) 04:39:10
メキシコ大統領祝意伝えず バイデン氏へ、結果見極め

 メキシコのロペスオブラドール大統領は25日の記者会見で、米大統領選を巡り「選挙手続きが終われば意見を表明する」と述べ、現時点でバイデン次期大統領に祝意を示すことを見送った。メキシコメディアが伝えた。各国からバイデン氏へ祝意が伝えられる中、勝者と認めていない国家首脳はごく少数となっている。

 ロペスオブラドール氏は「(結果確定に)先んじて祝意を示すことには賛同しない」と強調。トランプ大統領が敗北を受け入れていないことを念頭に、最終的な選挙結果が判明するまで待つ姿勢を示した。

 ロペスオブラドール氏は米主要メディアがバイデン氏の勝利を伝えた7日にも「全ての法的問題が解決するまで待つ」と述べ、祝意伝達を見送っていた。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/201126/wor2011260026-n1.html

572taro:2020/12/02(水) 05:00:37
アレシボ天文台が崩壊 プエルトリコの巨大望遠鏡

【12月2日 AFP】米領プエルトリコにあるアレシボ天文台(Arecibo Observatory)の巨大電波望遠鏡が1日、崩壊し、900トン余りの受信機が約140メートル下のパラボラアンテナに落下して粉砕した。同天文台は、映画「007」シリーズの撮影でも使われていた。

 同天文台では今年、パラボラアンテナの上につり上げられていたプラットフォームを支えていたケーブルのうちの2本が断線。エンジニアからは老朽化を警告する声が上がり、全米科学財団(NSF)は先月、望遠鏡の解体を発表したばかりだった。


 現場の写真には、空中にちりが舞い上がる様子が写されている。NSFの広報担当ロブ・マーゲッタ(Rob Margetta)氏はAFPに対し、プラットフォームが落下したことを認め、負傷者が出たとの情報はないと説明。「さらなる詳細は確認でき次第、発表する」と述べた。


 アレシボ天文台の望遠鏡は世界最大級で、1960年代から多くの天文学上の発見に貢献してきた。壮大なスケールと立地でも有名で、映画『007/ゴールデンアイ(Goldeneye)』ではこのパラボラアンテナの上でアクションシーンを撮影。映画『コンタクト(Contact)』では、米女優ジョディ・フォスター(Jodie Foster)演じる天文学者が宇宙人の信号受信を試みる施設としてアレシボ天文台が使われた。(c)AFP/Ricardo Arduengo, with Ben Sheppard in Washington

https://www.afpbb.com/articles/-/3319056?cx_part=top_latest

573taro:2020/12/02(水) 05:08:56
WHO事務局長、メキシコの新型コロナの状況に懸念表明

[ジュネーブ 30日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は30日、メキシコの新型コロナウイルス感染と死亡が増加し、政府が来年1月まで感染拡大が続くと予想していることを踏まえ、同国が「悪い状況」だと述べた。

メキシコのコロナ死者は世界で4番目に多い約10万6000人。確認されている感染者は110万人超だが、公衆衛生の専門家らは実際の数字はこれよりはるかに多いとみている。

テドロス事務局長はジュネーブで記者会見し、「メキシコにおける感染者と死者の増加規模は大変懸念される」と発言。1週間の死者数が10月12日までの週が2000人だったのに対し、11月23日までの週は4000人前後だった指摘し「これはメキシコが悪い状況にあることを示している」と述べた。

「感染者、死者ともに増加するのは極めて深刻な問題と思われる。われわれはメキシコに対し、極めて真剣になるよう要請する」と述べた。

メキシコのロペスガテル保健次官は同日夜の記者会見で、テドロス氏を「大いに尊敬する」としながらも、同氏に答える必要はないと述べた。

メキシコは6月から厳格なロックダウン(都市封鎖)を解除し始めた。経済的に苦しい人々は外出して働く必要があり、政府は全国規模の封鎖措置の再実施には消極的だが、ここ数週間、一部の州で感染抑制に向け規制強化の動きが出ている。

https://article.auone.jp/detail/1/4/8/111_8_r_20201201_1606801861834135

574taro:2020/12/06(日) 04:48:08
無認可金鉱が崩落、少なくとも10人閉じ込めか ニカラグア

【12月5日 AFP】中米ニカラグアで4日、無認可の金鉱が崩落し、作業員ら少なくとも10人が閉じ込められた。政府系メディアが報じた。

 現場となった南部ラエスペランサ(La Esperanza)地域では、作業員らの救出活動が行われている。

 副大統領で政府報道官でもあるロサリオ・ムリジョ(Rosario Murillo)氏は、崩落が起きた際に立て坑にいた作業員の人数や死者の有無については明らかにしておらず、政府系ニュースサイト、エル19デジタル(El 19 Digital)によれば、「悪い知らせがないことを願っている」と発言するにとどめている。

 一方、独立系現地紙プレンサ(La Prensa)は目撃者のコメントとして、少なくとも15人が金鉱の中に閉じ込められていると報じた。

 ニカラグアでは、無認可の採鉱場で働いている人々が3000人はいるとみられている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3319783?cx_part=top_topstory&cx_position=2

575taro:2020/12/07(月) 05:44:00
「テスラ・テキーラ」発売…当初考えていたネーミングはメキシコ当局が却下

イーロン・マスクが率いるテスラは11月、「テスラ・テキーラ」という名前のテキーラを発売した。

テスラは当初、「テスラキーラ」という名称で申請したが、メキシコのテキーラ規制委員会に阻止された。

テキーラとして販売する場合、そのブランドを損ねることを避けるため、テキーラという言葉を変更せずにそのまま使用しなければならない。

テスラは、ブランド名の「テスラ」に「キーラ」を付けただけと主張したが、メキシコ産業財産庁はその名前での商標登録を拒否した。

新しいテスラ(Tesla)関連商品として発売されたテキーラは当初、「テスラキーラ(Teslaquila)」と呼ばれる予定だったが、この飲料に関するメキシコの厳しい規制のため、面白味のない「テスラ・テキーラ」という名前に落ち着かざるを得なかったと、The Vergeが報じた。

同社は、赤いサテンのショートパンツや1500ドルのサーフボードなど、さまざまなグッズを発売してきており、11月には「テスラ・テキーラ」を1本250ドルで発売した。「テスラ・テキーラ」は数時間で完売となり、eBayで空のボトルを700ドルで転売しようとする者も出てきている。

イーロン・マスク(Elon Musk)CEOは、テスラが倒産したことを思わせる2018年4月のジョーク的なツイートで、最初に「テスラキーラ」という言葉を使った。

イーロンはテスラモデル3にもたれて気絶しているところを発見された。周囲には「テスラキーラ」のボトルがあり、頬には乾いた涙の跡が残っていた

それから数カ月経った2018年10月、「テスラキーラ、近日発売」とツイートし、彼はこの冗談をブランディングにつなげたようだった。

しかしこれは、予想以上に難しかった。テキーラという名は原産地呼称で守られている。つまり、アルコール飲料をテキーラとして売るためには、メキシコで製造した上で各種の規制に従わなければならない。The Vergeによると「テスラキーラ」という名前を付けようとするテスラの試みは、メキシコのテキーラ規制委員会によって阻止された。

「『テスラキーラ』は、テキーラを想起させる。テキーラという名称は保護されている」と、テキーラ規制委員会は2018年11月に主張した。

マーティン・ムニョス(Martín Muñoz)委員長は、「テスラキーラ」の名前は飲み物の原産地に関して混乱を招く可能性があると語り、委員会は2019年2月、産業財産庁に異議を申し立てた。基本的にテスラがテキーラを作りたいなら、テキーラのブランドを損ねることを避けるため、テキーラという言葉は変更を加えずそのまま使用しなければならなかった。

そして1カ月後、メキシコ産業財産庁は、「テスラキーラ」の商標登録を許可しないと裁定した。テスラは7月、ブランド名の「テスラ」に「キーラ」を付けただけと反論したが、当局は納得しなかった。

しかし、ムニョス委員長には悪い感情はないようだ。​彼はThe Vergeに「テキーラ業界にとってイーロン・マスクは重要な人物だ。彼は実業家としてのイメージを持ち、この業界のルールを遵守することを示している。これは間違いなくすべてのテキーラ生産者にとってよいことだ」と述べた。

​「我々はイーロン・マスクとテスラ・テキーラのブランドを歓迎する」

テスラ・テキーラはカリフォルニアの企業、Nosotros Tequilaが製造した。ロイターによると、同社はメキシコのCasa Maestriの傘下にある。

テスラのプロダクトデザイン担当のハビエル・ベルドゥーラ(Javier Verdura)は、The Vergeの取材に対して、「テスラ・テキーラ」の製造予定については回答しなかったが、稲妻型の特徴的なボトルを製造できるメーカーを探すのに苦労したと語っている。

[原文:Elon Musk wanted to name his tequila 'Teslaquila,' but Mexico wouldn't let him]

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7e240698a925296f4f4a1e328365ce9f702c26e4

576taro:2020/12/10(木) 06:11:42
メキシコ新経済相にクロティエ氏指名、経済界との関係意識か

[メキシコ市 7日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は7日、マルケス経済相の後任として元選挙対策責任者のタチアナ・クロティエ氏を指名した。経済界との関係修復を目指す大統領の取り組みを後押しする可能性がある。

連邦議員のクロティエ氏は、ロペスオブラドール氏が大統領に当選した2018年の選挙戦で大きな役割を果たしたが、政権メンバーには入っていなかった。

英語が流ちょうでコミュニケーション能力に長ける同氏は、ロペスオブラドール大統領が成長加速と投資環境の改善に努める中、企業と政府の重要な橋渡し役を務める可能性がある。

クロティエ氏の父親故マヌエル氏は、産業界に近い中道右派の国民行動党(PAN)で1988年に大統領候補になったこともあり、一族は主要野党だったPANと長い関係を持ってきた。

また、ロペスオブラドール大統領はこの日、財務省高官のガリア・ボルハ氏を中央銀行の新副総裁に指名した。

現在財務官を務めるボルハ氏は、エレラ財務相の側近とされ、メキシコ市長時代のロペスオブラドール氏の下で働いた経歴もある。

金融政策への立場はあまり知られていないが、アナリストの中には、前任のグスマン副総裁よりもハト派的な姿勢を取るのではないかとの見方もある。グスマン氏は、利下げにより慎重なアプローチを取ったタカ派寄りのメンバーとして知られた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e39c5e4ac49c9a813767d6baa8c6fc54a6a76a62

577taro:2020/12/12(土) 05:27:13
二重通貨解消、固定相場制導入へ 1月1日から予定―キューバ大統領

 【サンパウロ時事】キューバのディアスカネル大統領は10日、ペソと兌換(だかん)ペソの二重通貨体制を年内に廃止しペソに一本化した上で、新年からは1米ドル=24ペソの固定相場制を導入する方針を発表した。共産党機関紙グランマが伝えた。
 複雑な為替体系を簡素化することで外国などから投資を呼び込み、経済を活性化させるのが狙い。キューバではかつて高級な輸入品は兌換ペソでしか買えず、手にすることのできる一部の国民と他の国民の間で不平等が生じていた。
 テレビを通じ10日夜(日本時間11日午前)、国民に向けて演説したディアスカネル氏は「1月1日から(二重通貨解消を)開始する状況は整ったと考えられる」と指摘。「すべての経済問題を解決する魔法ではないが、国際経済危機、新型コロナウイルス禍、(米国の)経済封鎖に対してより確かな前進をもたらしてくれるだろう」と意義を強調した。
 キューバでは経済危機に陥っていた1994年に国民が一般に使うペソと、外国人が主に使う兌換ペソの二重通貨制を導入。1米ドル=1兌換ペソに為替レートを設定し、1兌換ペソからの両替は24ペソにすることで外貨を確保するとともに物価上昇や闇ドルの流通を抑えてきた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121100611&g=int

578taro:2020/12/12(土) 05:30:28
メキシコ中銀、余剰現金の買い入れ法案を批判

[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコ中銀は10日、商業銀行が保有する余剰現金の買い上げを中銀に義務付ける法案を批判した。

中銀の独立性に悪影響が及び可能性があるほか、麻薬組織の収入を中銀が吸い上げることになりかねないとしている。

法案は与党・国民再生運動(MORENA)がまとめ、9日に上院で可決された。ロペスオブラドール大統領は、上下両院で可決された場合は、同法を順守する義務があると主張している。

メキシコでは、外貨準備の利用や経済政策などを巡って、中銀と与党・大統領と対立するケースが目立っている。

中銀は10日遅く、同法が成立すれば、中銀が「リスクの高い」業務を引き受けることになり、外貨準備がリスクにさらされる恐れがあると主張。通貨ペソを防衛する能力が低下しかねないと批判した。

市場関係者も、同法案を懸念しているとみられ、上院の法案可決後、ペソは対ドルで0.8%下落した。

中銀のディアスデレオン総裁は下院に対し、中銀との協議を通じて法案を修正すべきだと呼び掛けた。与党は法案の修正についてコメント控えている。

与党は、今回の法案について、資金洗浄にはつながらず、金融システムの利用で不利な立場に立たされている貧しい移民を支援することが狙いだと説明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/001fc21f704b9aaab1a855546de05c8aad54f4db

579taro:2020/12/12(土) 05:31:12
キューバ、1月に事実上の通貨切り下げ 二重通貨制度を廃止

[ハバナ 10日 ロイター] - キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は10日遅く、金融改革の一環として、現行の二重通貨制度を廃止するとともに、複雑な為替システムを一本化すると発表した。来年1月1日から実施する。

為替レートは1米ドル=24ペソの固定レートのみとする。これより有利なレートもあるものの、事実上の大幅な通貨切り下げとなる。

キューバでは30年近く、「ペソ」と米ドルにペッグしている「兌換ペソ(CUC)」の2種類の通貨が流通してきた。

為替制度も複数あり、国有企業向けには1対1に固定される一方、公的機関のジョイントベンチャーや特区での給与支払いなどは1CUC=24ペソで換算されるレートが使用されてきた。

キューバは2011年にCUCの切り下げを行ったことはあるが、1米ドル=1ペソに固定された「ペソ」の相場は1959年のキューバ革命時以来、変更されたことはない。今回の改革は過去60年で事実上初の切り下げとなる。

今回の金融改革で政府はCUCを廃止する方針。ただ、大統領から直接、廃止への言及はなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/28dce6441860f025d73053c39eb836fc75b297b8

580taro:2020/12/12(土) 05:34:43
11月時点で19人が暗殺! メキシコのジャーナリストにとって2020年は最悪の年となった
https://news.yahoo.co.jp/articles/f921db2a4f583ae1abc6e3f61b7893169ed689cf

 麻薬組織カルテルと犯罪グループが蔓延るメキシコでジャーナリストが暗殺される事件が多発している。スペイン紙『El País』メキシコ支局からの11月25日付報道によると、今年は11月の時点で19人が暗殺され、これはこの10年間で最大の記録だという。また暴行事件も今年は224件となってこれも2015年以来最大の件数となっているそうだ。

 更に同紙は2010年から数えると138人のジャーナリストが暗殺されている、と指摘している。その内訳は13%が女性、87%が男性となっている。暗殺事件が多発しているのはベラクルス、オアチャカ、ゲレロ、タマウリパス、チウアウアの5つの州だと報じた。

 例えば、ベラクルス州の例を挙げると、この15年間で27人が暗殺され、6人が行方不明になっているとスペインを代表する通信社『EFE』の情報を電子紙『20Minútos』(9月19日付)が伝えている。

政治家とカルテルの癒着を報じることへの報復
 ベラクルス州はカルテルのひとつロス・セタスが勢力を張っていたところであった。ところが最近は5つのカルテルが同州でも縄張り争いを拡げるようになり、カルテル同士の戦いや政治家との癒着などを報道しようとするジャーナリストがその犠牲になっているということだ。
 また警察も信頼できない。カルテルと癒着して安い給料を補う形でカルテルの犯罪を隠れて支援している警察も多くいるからだ。

 ゲレロ州の場合だと、2000年から数えると25人のジャーナリストが殺害されていることを『EFE』(10月17日付)が報じた。さらに同通信は今年8月には地元電子紙「Iguala PMニュース」の発行責任者パブロ・モルガレスが暗殺されたことを取り上げて、彼は「ジャーナリストを守る人権保護組織」から保護を受けていたにもかかわらず暗殺された、と報した。

 パブロ・モルガレスは死の脅迫を受けていたからこの保護組織に加盟していた。しかし、一度脅迫されるとそれが必ず実行されるというジンクスを前に、ジャーナリストの一人、匿名希望者は「私の人生は全く変わってしまった。今では人生を生きがいのあるものにすることを考えるようになっている。そして私の息子たちと愉しむことだ。私のプランは家族を連れてメキシコを離れることだ。私の家族を犠牲にするような危険は冒したくない」と同通信の取材に答えたことも掲載されている。

 ゲレロ州で活動しているカルテルと犯罪グループはロス・ゲレロス・ウニドス、ロス・ロホス、ラ・ファミィア、カルテル・インデペンディエンテ・デ・アカプルコ、ロス・マルキナ、カルテル・ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオンで、彼らの間で縄張りを争っている。特に、カルテル・ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオンというのは急成長しているカルテルで、もともとカルテルシナロアの分派だった組織で最も狂暴なカルテルだとされている。

581taro:2020/12/12(土) 05:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f921db2a4f583ae1abc6e3f61b7893169ed689cf?page=2

「ジャーナリストになることは歩く死人になること」
 その一方で、収監されて拷問も受けた経験のあるジャーナリストのペドロ・カンチェは「彼らは我々を絶滅させようとしている。ジャーナリストになるということは歩く死人になることだ。我々は死の宣告を受けている。しかし、犯罪によって死ぬのではない。我々の務めである仕事をしたことによって死ぬのだ」と語っていたことが2017年5月の地元電子紙『SinEmbargo』で掲載されたが、真実を伝えるという使命感を強くもったジャーナリストもいる。

 同様に麻薬について権威的な存在だったジャーナリストのハビエル・バルデスは彼の同僚だったミロスラバ・ブリーチが暗殺された時に、その翌日ツイッターで、「ミロスラバは詳しく報道するので暗殺された。地獄のことを報道するというのが罪で死の判決が下されるのであれば、我々全員を暗殺したらどうだ。沈黙することなど御免だ」と開き直って綴ったのも同じく同電子紙の同月別紙で掲載されている。しかし、彼もその後暗殺されてしまったという……。(参照:『SinEmbargo』)

労働条件も過酷なメキシコのジャーナリスト
 ジャーナリストに注意を払い保護する為に国が運営している委員会が200人のジャーナリストを対象にしたアンケート調査したところ、彼らの80%が8時間以上の勤務をしていると答え、週末に休むことは少ない、残業手当を支給されているのは8%、バケーションを取っているのは24%と答えたことも前述の『20Minútos』が報じている。そして、73%のジャーナリストが平均給与として7500ペソ(3万9000円)しか受け取っていないことも明らかにした。

 このように給与が低いので、一人のジャーナリストが例えば4社の報道を兼ねて働いたり、または副業で働いて収入を増やすというのは一般化しているという。
 もともと、メキシコは労賃が低い国としてよく知られている。これは政府の政策によるもので、また労働組合も昇給を要求するための力がない。労賃の安さが外国からの企業の進出を容易にさせて米国への最大の輸出国となった要因でもある。

582taro:2020/12/12(土) 05:36:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/f921db2a4f583ae1abc6e3f61b7893169ed689cf?page=3

資金不足のジャーナリスト人権保護組織
 テーマをジャーナリストが受ける脅威という点に戻すと、2年前の2018年9月の地元電子紙『Animal Político』がメキシコでは10人のジャーナリストの内の8人が脅迫を受けた経験があることを指摘している。だから、事実を隠すことなく報道するということに困難を伴うことが多くあると指摘している。隠すことなく報道するという行為は自らの死を意味するようになる可能性があるからだ。脅迫には電話、ワッツアップでのメッセージなどを介して知らせて来るそうだ。

 電子紙『Niusdiario』(11月26日付)によると、2018年12月にアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(アムロ)が大統領に就任して以来現在まで38人のジャーナリストが暗殺されているそうだ。

 その内の6人は「ジャーナリストを守る人権保護組織」に加盟していた。現在までこの組織に加盟しているジャーナリストは798人いると報じている。
 しかし、この組織への予算は十分ではなく、加盟者を十分に保護できていないのが現状だという。だから、それぞれジャーナリスト自身が注意して行くしかない。しかも、アムロは就任してからそれまでの大統領と比較してカルテルや犯罪グループへの取り締まりを緩めた。彼らへの取り締まりを緩める代わりに彼らの方で自主的に無用な犯罪を避けるように対話を強調しようとしたからである。しかし、犯罪グループにそのような方針を示しても彼らは逆にそれを悪用して犯罪をますます過激化させていった。それに気づいたアムロは軍隊と警察から優秀な隊員を募り、彼らのを給与も上げて編成した防衛隊を組織したが、まだその組織力は十分に発展しておらずカルテルらとの戦いにも十分な成果を挙げていないのが現状だ。

 メキシコのもう一つの問題は犯罪が起きてもその証拠を集めることが容易ではなく、公判に持ち込めない、あるいは公判になっても証拠不十分で容疑者が処罰されないというケースが8割以上あるということだ。

 イグアラ市で2014年に起きた43人の学生が失踪したという事件について証拠不十分で未だに公判を開くことができないでいる。これには同市の当時に市長そして警察がこの事件の犯罪に絡んでいるのは明白だとされているが、6年経過した今もそれを裏付ける証拠が揃わない状態のままである。

<文/白石和幸>

【白石和幸】
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身

583taro:2020/12/13(日) 04:43:33
キューバ、最低賃金月額を5倍に引き上げへ

【12月12日 AFP】キューバのミゲル・ディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)大統領が10日、来年1月1日に施行される改革の一環として最低賃金月額を現行の5倍に引き上げる方針を発表したと機関紙が11日に報じた。これにより、最低賃金は現在の400ペソ(約1600円)から2100ペソ(約8700円)になる。

 改革では1994年に導入された米ドルと等価に固定された兌換(だかん)ペソを今後6か月かけて廃止し、通常のペソのみを残す。ペソの価値は兌換ペソの約24分の1。

 この試みの目的は、キューバ経済を効率化して簡明化を図り、外国から投資を呼び込むことにある。同国は現在、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権に制裁を強化され、経済的に困窮している。

 改定後の最低賃金の給与体系は職種に応じて32段階に分かれ、最高で9510ペソ(約4万円)となる。キューバの統計当局によると、現在の平均最低賃金はわずか879ペソ(約3700円)。

 キューバの今年の経済成長率はマイナス8%と予測されている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3321008?cx_part=top_topstory&cx_position=3

584taro:2020/12/13(日) 04:45:48
メキシコもワクチン承認 来週にも接種開始

 メキシコの保健当局は11日、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの緊急使用を承認したと発表した。メキシコメディアなどが伝えた。接種は早ければ来週にも始まる見通し。既に接種を開始した英国をはじめ、バーレーンやカナダも承認している。

 メキシコ政府は3400万回超分の供給を受けることでファイザーと合意している。当初は25万回分となる見込みで、最前線で対応に当たる医療従事者らが最初に投与を受ける。

 メキシコでは死者が11万人超に上っており、ジョンズ・ホプキンズ大の集計では米国、ブラジル、インドに次ぎ世界で4番目に多い。メキシコ当局によると、累計感染者数は約122万9千人。検査態勢が不十分で、実際の感染者はさらに多いとの指摘が出ている。(共同)



https://www.sankei.com/world/news/201212/wor2012120025-n1.html

585taro:2020/12/16(水) 05:08:37
アステカ時代の「頭蓋骨の塔」から119体の人骨発掘 メキシコ

【メキシコ市AFP=時事】メキシコの考古学者らは11日、首都メキシコ市中心部で、数百年前のアステカ時代の遺物「頭蓋骨の塔」から女性や子どもを含む119体の人骨を新たに発掘したと明らかにした。(写真は最近発見された「フエイ・ツォンパントリ<頭蓋骨の塔>」の東側)
 発掘されたのは、「頭蓋骨の塔」を意味する建造物「フエイ・ツォンパントリ」の東側。頭蓋骨の多くが拘束された敵の戦士らのもので、この塔はアステカ帝国の敵に対する警告として建てられたと考古学者らはみている。
 メキシコ国立人類学歴史学研究所は専門家らの話として、遺骨の一部は神々を鎮める儀式のいけにえとして殺された人々のものである可能性があると発表。
 考古学者のバレーラ・ロドリゲス氏は、「このうち何人が戦士だったかを判断することはできないが、いけにえの儀式のために捕らえられた人々もいるかもしれない」と述べた。
 15世紀の終わり頃に建てられたとみられている直径4・7メートルの頭蓋骨の塔は、アステカの首都テノチティトランにある主要な神殿の一つがあったテンプロ・マヨール地区に位置する。この場所は、今日のメキシコ市の歴史地区に当たる。
 同地域ではこれまでに600以上の頭蓋骨が発掘されており、メキシコ当局はここ数年における同国で最も重要な考古学的発見の一つに挙げられると評している。
 アステカ帝国は1521年、スペイン人コンキスタドール(征服者)によって滅ぼされた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

https://www.jiji.com/jc/article?k=20201214040937a&g=afp

586taro:2020/12/17(木) 04:38:13
メキシコ大統領がバイデン氏に祝意伝達

 メキシコのロペスオブラドール大統領は15日の記者会見で、米大統領就任を確実にしたバイデン前副大統領に書簡で祝意を伝えたと明らかにした。地元メディアなどが伝えた。これまで「選挙手続きが終われば意見を表明する」と語り、バイデン氏の勝利を明確に認めていなかった。

 ロペスオブラドール氏は14日付の書簡に「国民から与えられ、当局により承認された勝利を祝うためこの文面をしたためる」と記し、中南米から米国を目指す移民への対応を巡り両国が協力していく必要性を強調した。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/201216/wor2012160003-n1.html

587taro:2020/12/17(木) 04:39:46
アステカ遺跡で119個の頭蓋骨発見、男女や子どもが生贄に メキシコ市

(CNN) メキシコの首都メキシコ市にあるアステカ時代の遺跡「頭蓋骨(ずがいこつ)の塔」で新たな区画が発掘され、人間の頭蓋骨119個が見つかった。メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)が発表した。

頭蓋骨の塔はINAHの考古学調査団が5年前に発見。今回発見された119個の頭蓋骨は塔の東部の区画で見つかった。これはアステカの首都テノチティトランに7カ所あった頭蓋骨の集積地のうちの1つと思われる

同地ではこれまでに計484個の頭蓋骨が見つかっていた。年代は1486〜1502年のものと推定されている。

新たに発掘された壁は、神に生贄(いけにえ)をささげる儀式で殺されたと思われる男女の頭蓋骨で構成されていた。このうち少なくとも3人は、大きさや歯の発育具合から子どもだったと推定されている。

専門家はロイター通信の取材に対し、「このうち何人が戦士だったのかは不明だが、恐らく一部は生贄の儀式のための捕虜だった」「全員が神聖化され、神への贈り物とされたり、神々の化身とされたりした」と説明している。

アステカ時代に築かれた構造物の多くは、1500年代にスペインに占領された後に破壊された。

頭蓋骨の塔も多くが破壊されて断片が散乱し、後に人類学研究チームによって発掘されている。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35163925.html

588taro:2020/12/17(木) 04:54:50
メキシコ議会、中銀改革巡る法案の審議延期 ペソ上昇

[メキシコ市 16日 ロイター] - メキシコ議会は16日、中央銀行の改革を巡る法案の審議を延期することで合意した。これを受けて、通貨ペソは上昇した。

同法案はこの日、下院での審議が予定されていたが、メキシコの金融システムへの信頼を大きく損ねるとし、メキシコ中銀や米国、ムーディーズ・インベスターズ・サービスなどに加え、政府内からも批判が出ていた。

エレラ財務相はツイッターへの投稿で、議会の審議延期を確認したとした上で、テクニカル面など含めてより踏み込んだ議論をする余地が出来たという点で、適切な判断だと評価した。

審議延期の決定を受けて、通貨ペソは1.5%超上昇した。

提案されている改革案は、商業銀行が送還できない外貨を中銀が買い取るもので、移民の本国送金を助けると法案の支持者は指摘する。

ただ、この法案が先週上院で可決されたことを受け、中銀や業界団体、エコノミストなどからは、麻薬組織の収入を中銀が吸い上げることになりかねないとして批判が出ていた。

議会上下両院のトップは共同会見で、法案は今後、両院、中央銀行、財務省、規制当局で構成されるパネルで検討され、1月中の合意形成と採決を目指すと説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e957842ad7a35707051b4cbcdeb9cc2b9ba8a8

589taro:2020/12/20(日) 05:56:26
コロナ拡大のメキシコ市、生活に不可欠でない活動を一時停止

【AFP=時事】メキシコの首都メキシコ市と、隣接するメキシコ(Mexico)州は、新型コロナウイルス感染者が急増したことから、この週末から来年1月10日まで生活に必要不可欠ではない活動をすべて停止することになった。メキシコ市のクラウディア・シェインバウム(Claudia Sheinbaum)市長が18日、発表した。

 食料の販売、エネルギー、運輸、製造、金融など生活に必要不可欠な活動は行うことができる。

 シェインバウム市長は、病床占有率が75%に迫っており、必要不可欠ではない移動を減らすよう市民に呼び掛けているにもかかわらず入院は増えていると述べた。

 ウーゴ・ロペスガテル(Hugo Lopez-Gatell)保健次官は、メキシコ市とメキシコ州には合わせて2300万人が暮らしており、死者が増えていることから「非常手段を取る」必要が出てきたと説明した。

 人口約1億2880万人のメキシコではこれまでに130万人近くの新型コロナウイルス感染者が確認され、うち11万6000人以上が死亡している。

 メキシコ市だけでも感染者は27万7000人以上、死者は1万9500人以上となっている。 【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/43110512ead3026c1991bed9777397bb4087002f

590taro:2020/12/21(月) 05:01:40
バイデン氏、移民対応協力 メキシコ大統領と電話会談

 バイデン次期米大統領は19日、メキシコのロペスオブラドール大統領と電話会談し、中米諸国から米国を目指す移民への対応や国境地帯の安全確保、新型コロナウイルス対策などで協力を深めていく意向を強調した。政権移行チームが発表した。

 両氏はメキシコなど中米諸国が抱える移民問題の根本原因に対処する必要性を確認。バイデン氏は「人道的で秩序ある新たなアプローチ」の促進に向け、メキシコを含む域内各国と緊密に連携していく考えを示した。

 ロペスオブラドール氏も19日、ツイッターに「両国民の繁栄のため協力していく責務を再確認した」と投稿し、エブラルド外相は「友好的な会談だった」と説明した。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/201220/wor2012200017-n1.html

591taro:2020/12/21(月) 05:07:32
メキシコシティの遺跡から、さらに頭蓋骨を発見…アステカ帝国の儀式の謎を解明へ

メキシコにある1400年代に建てられたアステカの塔の新しい発掘区画で、119個の人間の頭蓋骨が発見された。

スカイニュースによると、この塔は1486年から1502年にかけて、3期に分けて建設されたと考えられている。

これは、侵略者であるスペイン人を恐れさせたという、首都テノチティトランの守護神フイッティロポッチリの神殿にあった「頭蓋骨の塔」の一部だと考えられるとBBCが報じている。

テレグラフ紙によると、今回の発見によって、この場所で660個以上の頭蓋骨が見つかったことになり、近年のメキシコで最も重要な考古学的発見といわれている。

メキシコにある1400年代に建てられたアステカの塔の新しい発掘区画で、119個の人間の頭蓋骨が発見された。スカイニュースによると、この塔は1486年から1502年にかけて、3期に分けて建設されたと考えられている。

頭蓋骨は、円形に内側を向くように並べられ、積み上げられている。専門家によるとその内部に何かがあったのか、それともなかったのかはわかっておらず、頭蓋骨は切り取られてすぐに並べられ、肉が腐って落ちるとそのすき間を埋めるようにモルタルが塗りこまれたと見られる、とスカイニュースは報じている

ロイター通信によると、研究チームが2020年3月に直径約4.7メートルの塔の正面と東側の部分を発掘したところ、女性や子ども、男性の頭蓋骨を発見したことに衝撃を受け、アステカ帝国でのいけにえの儀式について疑問が投げかけられるようになったという。

BBCによると、アステカ帝国は14世紀から16世紀にかけてメキシコ中央部の大部分を支配していたが、スペインのエルナン・コルテス(Hernán Cortés)率いる侵略軍によって、1521年に首都テノチティトラン(Tenochtitlan)が陥落し、滅亡した。

これは「頭蓋骨の塔(Huey Tzompantli)」の一部だと考えられており、テノチティトランを守るウィツィロポチトリ(Huitzilopochtli:アステカ神話の太陽神・軍神・狩猟神)の神殿に建てられ、スペインからの侵略者も恐れていたと、BBCは付け加えた。

考古学者のラウル・バレラ(Raul Barrera)は「この中の何人が戦士だったのかは分からないが、おそらく、いけにえの儀式のために捉えられた人もいただろう」とロイター通信に語った。

「分かっているのは、彼らはすべて神聖化され、神への贈り物、あるいは神の化身に変えられたということだ」

テレグラフ紙によると、この塔は世界遺産「メキシコシティ歴史地区」のテンプロ・マヨールというアステカ時代の首都テノチティトランにおける主要な神殿にある。これまで見つかった頭蓋骨の数は600個以上になり、メキシコ当局はこれを近年のメキシコでの最も重要な考古学的発見と位置づけているという。

[原文:Tower of human skulls reveals more secrets of human sacrifice in the Aztec Empire]

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5de6a4fbf6c27df3dc13e00c23abc9f0a038f630

592taro:2020/12/23(水) 04:49:03
バイデン次期政権、中米2カ国出身者の強制送還猶予検討=関係筋

[ワシントン 21日 ロイター] - バイデン次期米大統領の政権移行チームは、中米のホンジュラスとグアテマラが11月にハリケーンの被害を受けたことを踏まえ、両国からの入国者の強制送還を猶予する措置を検討している。事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。

政権移行チームは、両国からの入国者に「一時保護資格(TPS)」を認めるかどうかを検討。TPSは、入国者の母国が自然災害や武力闘争などに見舞われて安全に帰国できない場合、合法的に米国内に在留して働くことができるようにする制度だ。TPSは6カ月から1年半にわたって適用され、更新することができる。

TPSは不法移民と合法移民の双方を対象としている。ただ犯罪歴のある入国者や、安全保障上の脅威になると考えられる場合には適用されない。

関係者は、バイデン氏が来年1月20日に大統領に就任して正式に検証する人員が配置されるまでは、決定はされない見通しだと強調した。

政権移行チームの広報担当者はコメントを拒否した。

TPSを巡る政権移行チームの協議は、トランプ政権からの大きな方向転換を示している。トランプ大統領はTPS認定の段階的な縮小を検討していた。

ホンジュラスとグアテマラには11月に2つのハリケーンが襲来。ホンジュラス政府によると、同国では100人超が死亡、30万人余りが避難を強いられ、今なお12万5000人強が避難所で生活している。

グアテマラでもハリケーンにより数十人が死亡、道路や橋などのインフラは破壊され、広範な農地が洪水に見舞われた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/412ad29b0b9a460b478654e5882528da48a66e67

593taro:2020/12/24(木) 04:37:17
メキシコ、23日にファイザー製コロナワクチン第1便が到着=外相

[メキシコ市 22日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は22日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの第1便が23日に到着すると明らかにした。

外相は定例記者会見で、「第1便はすでにベルギーのファイザー工場にあり、23日正午前に到着する見通し」と述べた。

また外相は、第2便が29日に出荷予定で、今後毎週到着するとし、1月末までには141万7659回分が供給されると説明した。

ロペスオブラドール大統領は21日、最初のワクチン接種対象は医療従事者、その後高齢者、基礎疾患を持つ人が接種を受けると述べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a085105599302e135f9dc96eb62f41c2d1a6f72d

594taro:2020/12/25(金) 05:15:55
メキシコでも24日からファイザー製ワクチン接種開始

 メキシコ政府は23日、アメリカの大手製薬会社ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチン接種を24日から始めることを明らかにしました。

 AP通信などによりますと、メキシコの首都メキシコシティの空港には23日、ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンが生産拠点のあるベルギーから到着しました。

 このワクチンについて、メキシコの保健当局は今月11日に緊急使用を許可しています。今回到着したワクチンは24日から2週間ほどかけ医療関係者から接種が行われ、その後も来年1月末までに140万回分が到着する予定です。

 ワクチンの到着を受け、メキシコのエブラルド外相は「まだパンデミックに直面しているが、きょう(24日)が『終わりの始まり』になる」と述べました。

 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、メキシコでは感染者が135万人を超えていて、死者は世界で4番目に多い12万人あまりに達しています。(24日16:27)

https://news.yahoo.co.jp/articles/317ff183f63808f966597bc835e8d7075442e418

595taro:2020/12/28(月) 05:43:50
カリブ最初の民はほぼ絶滅していた、南米から侵入者
https://news.yahoo.co.jp/articles/98f47c253d2d0d0f3d0a4576cbba1f88e11f6476

最新研究、174人分のDNAから古代カリブの歴史が明らかに
 700以上の島々が点在するカリブ海。人類は、いつからどのようにしてこの島々に住むようになったのか。考古学者たちは長年にわたり、大胆な航海者たちの起源と移動ルートを解明しようと苦心してきた。そして今、古代人のDNAから、島々の秘められた歴史が明らかになりつつある。

 驚くべき発見のひとつは、スペイン人の侵略が始まる1492年より1000年以上前に、南米からの新参者たちがカリブ諸島の先住民をほぼ絶滅させていたかもしれないということだ。さらに、スペイン人が到来した時代の島民も数は、これまでの推定よりかなり少なかった可能性も浮かび上がった。

 数年前までは、カリブ諸島のような温暖で湿度が高い地域の骨からDNAを抽出することは不可能だった。だが、遺伝子解析技術の進歩のおかげで、米ハーバード大学の遺伝学者デビッド・ライク氏の研究室では、ベネズエラからバハマ諸島にかけて各地で発掘した174体からDNAを抽出することに成功した。

 その成果が、12月23日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された。7月にはデンマークのコペンハーゲン大学の研究室が、93体のカリブ諸島の古代人のゲノム分析に関する論文を学術誌「サイエンス」に発表しており、今回の発表はこれに続くものだ。この「サイエンス」誌の論文の共同著者で、ドイツ、マックス・プランク人類史科学研究所の所長であるヨハネス・クラウス氏は、今回の快挙を受けて「カリブ海諸島の古代の移住の歴史を、詳細に知ることができるようになります」と語っている。

 どちらの論文でも確認されているのは、およそ2500年前に、製陶術を持つ農耕の民(セラミック時代の人々)が南米の北東沿岸を出航し、カリブ海の島々を移動し始めたことだ。しかし、彼らは島の最初の入植者ではなく、多くの島で狩猟採集民と遭遇した。先に定住していたのは、およそ7000年前から6000年前に中米や南米北部の沿岸からやってきた人々だった。

 この先住の狩猟採集民(古期の人類)は、新たな入植者が到来してまもなく、ほぼ全滅したとみられている。セラミック時代の人骨には古期の人間の遺伝子特性がわずかだったことから、この2つの集団が交わる機会はまれだったことが推察される。セラミック時代の人々は、現代のアラワク語を話す人々とつながりがある。新たに入植した彼らは、先に定住していた狩猟採集民に取って代わった。狩猟採集民は、病気や戦いによって滅びたと推測されている。

 しかし、この異なる2つの集団間の交流については、複雑な歴史をうかがわせる興味深い例外も見つかっている。

「驚いたことに、古期の生活様式が、西暦900年頃までキューバ西部に残っていたのです」と、米フロリダ自然史博物館の考古学者で、「ネイチャー」論文の共同著者であるウィリアム・キーガン氏は話している。「彼らは他の集団とほとんど交わることなく、ひっそりと生活していたようです」

596taro:2020/12/28(月) 05:44:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/98f47c253d2d0d0f3d0a4576cbba1f88e11f6476?page=2

興味深い発見
 ハーバード大学の論文で最も興味深い発見のひとつは、スペイン人が到来した当時、プエルトリコやイスパニョーラなど大きな島の先住民の人口がスペインの記録より大幅に少なかったという点だ。

 コロンブスがカリブ海を訪れてから10年後、あるスペインの修道士が、イスパニョーラ島(現在のハイチとドミニカ共和国)の人口を350万人と推定している。だが、最新の数理モデルに基づいて遺伝子データを当てはめたところ、住民はわずか数万人だったことが示された。ヨーロッパ人の侵略がもたらした病気やその他の影響で数十万人もの先住民が命を落としたという従来の説に、疑問を投げかけるものだ。

「古代の人口を推定するこの新たなアプローチは、過去の移住や文化の変容に対する見解を根本的に変える可能性があります」と、クラウス氏は話している。

 スペイン人の入植後に多くの先住民が死亡したものの、遺伝子調査によれば、彼らのDNAは、ヨーロッパからの入植者や奴隷にされたアフリカ人の遺伝子と混在して現代の島民に受け継がれている。

「ネイチャー」誌の論文著者たちによれば、今回のデータの収集や分析は、子孫のコミュニティや現地のカリブ人の研究者たちと協力して行われたという。この調査は、ナショナル ジオグラフィック協会の支援を受けている。

つながりを築く
 比較的人口が少ない島の住民が、数世紀にわたってどのように近親交配を避けてきたかという謎は、まだ解明されていない。大陸からの大規模な移住が行われた形跡はない。考古学者の話では、新たな証拠から、島々の間の広範囲に及ぶ交流によって遺伝子の多様性が維持された可能性が示されているという。

 米バンダービルト大学の遺伝人類学者で、今回の調査には参加していないジェイダ・ベン・トレス氏は、「ネイチャー」誌に発表された論文について「この地域の人々のつながりが明らかになりました」と評している。トレス氏の研究チームは、次のステップは、スペイン人が1492年に到来するまではどちらかというと閉鎖的だったカリブ海の島々の間のリンクを解明することだと考えている。

 米メリーランド大学の人類学者、ミゲル・ビラー氏は、「ここは、世界有数の活動的で強い結びつきのある海域だったのです」と語る。「考古学だけでは不可能でしたが、DNAの活用によって、カリブ海域の歴史がようやく明らかになるでしょう」

文=ANDREW LAWLER/訳=稲永浩子

597taro:2020/12/29(火) 04:55:31

メキシコ市初の女性市長が取り組む変革

「メキシコ市はとても不平等です。それを減らしたいです」。メキシコ市初の女性市長であるクラウディア・シェインバウム氏は、都市圏の汚染や犯罪、貧困を解決しようとしている。ノーベル平和賞を受賞した科学者であるシェインバウム氏の意欲的な構想を紹介する。動画リポート。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c35706b117c780122227b1a7b6fdc4be6d7b777f

598taro:2021/01/05(火) 05:36:54
バハマでデジタル通貨「サンドドル」始動 国家による全域導入に世界が注目

それはおよそ、革命には見えなかった。 グリーンスムージーとフエダイのバーガー。場所はバハマのヘルシーフード・カフェだ。

だが将来の世代は、これが時代の転換点だったと振り返るかもしれない。商業銀行の役目をひっくり返し、事実上の世界通貨であるドルの地位を揺るがしかねない技術を、初めて全土で国家が導入した瞬間だ。

バハマ中央銀行が発行した、アプリで使えるデジタル通貨「サンドドル」を使って購入された最初の商品が、このスムージーとバーガーだった。

首都ナッソーでカフェNRGを営むドーン・サンズさんは、ビデオを通じてロイターに仕組みを説明しながら、「簡単よ。メッセージが出たら入金完了。人々が慣れ親しめば大きく広がっていくと思う」と語った。

住民約39万人の群島国家で始まったこの実験は小規模なものだが、米連邦準備理事会(FRB)から欧州中央銀行(ECB)、中国人民銀行、英イングランド銀行まで、世界各国の主要中央銀行が注視するだろう。

こうした中銀も現金の利用が減ったことで微妙な立場に立たされており、各々、独自のデジタル通貨の発行を見据えている。

中銀は、自分たちを用無しにしようと生み出されたビットコインのような暗号資産(仮想通貨)を警戒しつつも、革命の可能性を秘めた船には乗り遅れたくないし、米フェイスブックのような巨大IT企業の暗号資産には土俵を譲りたくないと考えている。

カンボジアのような小国も、独自のデジタル通貨プロジェクトを進めている。こうしたデジタル通貨は、特に発展途上国の世界では、銀行へのアクセスを現状阻まれている人々に金融サービスを提供する手段になると期待されている。

バハマの仕組みは、ユーザーへの普及から事業主側の高い決済手数料の回避といった面に至るまで、中銀デジタル通貨がどのように導入され、実際に機能し得るのかの手掛かりを与えてくれる。

ロンドンの中銀シンクタンク、公的通貨金融機関フォーラム(OMFIF)のフィリップ・ミドルトン副会長は「だれもが関心を抱いている。これは第一歩と言って差し支えないと思う」と語る。

「大国の主要中銀が学びを求めるのであれば、(バハマの事例こそ)総合的な教材と言える」

出だしは好調
サンドドルはこの10月に導入され、その後数週間かけて利用者が参加してきた。

約700の島や遠く離れた岩礁から成るバハマは現金の安全な輸送に課題を抱えるため、人々の金融サービスへのアクセス向上がサンドドルの主な目的の一つだ。決済も重要な分野となる。

NRGカフェのサンズさんは、この技術によって零細事業主はクレジットカード会社の手数料を回避できると説明。自身もオムレツやパニーニの商いで4%前後のクレジットカードやデビットカードの手数料を取られており、「零細企業にとって4%は非常に痛い」と話した。

サンドドル導入に際し、まず6つの送金・決済業者が認可を受けた。バハマ中銀はこうした業者のデジタル財布に対してサンドドルを発行する。そうした業者を介し、市民や事業主はアプリ経由でサンドドルにアクセスし、保有し、利用することができる。

中銀によると、商業銀行1行を含む他の3企業も現在、制度参入の審査を受けている。

中銀のデータによると、現在流通しているサンドドルは13万ドル相当で、従来の通貨であるバハマドルの5億0800万ドル相当の規模に比べるとわずかだが、出だしは好調だ。

バハマ中銀、ユーザー、技術を供与している金融機関3社への取材によると、サンドドルは今のところ決済手段として機能しているようだ。

送金業者オムニ・ファイナンシャル・グループのデアドレ・アンドリューズ氏は、商業主は顧客がサンドドルで買い物できるようにしたいと望み、あちこちで制度に参加し始めていると話した。

コロナ時代に安全
バハマの中銀デジタル通貨は、個人が中銀に直接口座を持つのを認めていない。中銀と個人が直接やり取りするようになれば、商業銀行から預金が流出し、そのビジネスモデルが揺るがされかねないからだ。このため、中銀デジタル通貨が伝統的な金融機関に及ぼす影響という点では、バハマの実験は手掛かりにはなりにくい。

バハマ中銀でサンドドル計画を統括するキムウッド・モット氏は、多くの事業主にとっては、コロナ禍中に現金の取り扱いを避けられるのがサンドドルの魅力の1つだと説明。「迅速で滞りもない上に、コロナの時代には安全だ」と語った。

(Tom Wilson記者)


https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2021/01/post-95304.php

599taro:2021/01/07(木) 04:58:38
アサンジ被告はメキシコ亡命を 「司法の勝利」と大統領

 【サンパウロ時事】英国で拘束中の内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告(49)の米国引き渡しをロンドンの裁判所が認めなかったことを受け、メキシコのロペスオブラドール大統領は4日、被告の政治亡命を受け入れる用意があると英政府に申し出た。メキシコは亡命者受け入れに寛容な伝統がある。

 ロペスオブラドール氏は「司法の勝利だ。アサンジ氏はジャーナリストで、もう一度機会を与えるに値する」と裁判所の判断を称賛。被告に「われわれがあなたを保護する」と呼び掛けた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010500287&g=int

600taro:2021/01/09(土) 05:41:54
米議会乱入、メキシコ大統領「干渉するつもりはない」

 アメリカのトランプ大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入したことについて、メキシコ大統領は「干渉するつもりはない」とコメントしました。

 ロイター通信によりますと、メキシコのロペスオブラドール大統領は7日、乱入事件で人命が失われたことについて遺憾の意を示したものの、「トランプ大統領とは非常に良好な関係にあり、干渉するつもりはない」と述べました。一方、「バイデン次期大統領との対立もない」としています。

 また、ロペスオブラドール大統領は、ツイッターやフェイスブックがトランプ大統領のアカウントを一時凍結したことについて、「私は検閲は好きではない」として、受け入れられない考えを示したということです。(08日13:42)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cfc7b0c7d2d7a01c438fa03d5cc18b78656d7814

601taro:2021/01/09(土) 05:42:41
ハイチ、9月に大統領選

 【ポルトープランスAFP時事】カリブ海のハイチの暫定選管当局は7日、大統領選と議会選を9月19日に実施すると発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f82446a7d06eb9757fcfac91207de4c0c2d453e4

602taro:2021/01/13(水) 06:13:14
米、キューバをテロ支援国家に再指定 政権交代前に制裁

 【ワシントン=住井亨介】ポンペオ米国務長官は11日、キューバをテロ支援国家に再指定したと発表した。指定を解除し、キューバとの国交を正常化させたオバマ前大統領の路線を覆すもので、20日のバイデン次期大統領就任を前に旧路線の復活を容易にさせない狙いがある。キューバの反発は必至とみられる。

 再指定の理由として、コロンビアが要求している、左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)幹部らの送還を拒否していることに加え、多数の犯罪者をかくまっている問題を挙げた。キューバの治安当局が南米ベネズエラで独裁体制を維持する反米左翼、マドゥロ大統領を支援していることなども理由としている。

 テロ支援国指定により、米国の経済制裁の対象となるほか、キューバへの経済支援や武器輸出ができなくなる。

 ポンペオ氏は声明で「米国は、民主的な政府を求め、人権を重んじるキューバ国民を支援し続ける」と強調した。

 トランプ政権は発足以来、キューバのカストロ政権による人権侵害を非難し、自由選挙の実施や政治犯の釈放、表現の自由の尊重を要求。また、ベネズエラを軍事的、経済的に支援しているなどとしてキューバへの圧力を強めてきた。

 米国は左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)などに協力したとして1982年にキューバをテロ支援国家に指定。オバマ前政権が2015年に指定を33年ぶりに解除していた。

https://www.sankei.com/world/news/210112/wor2101120002-n1.html

603taro:2021/01/15(金) 05:42:58
メキシコ大統領「自由の女神怒る」 米大統領締め出し、SNSを批判

 【サンパウロ時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は13日、米国でトランプ大統領をインターネット交流サイト(SNS)から締め出す動きが広がっていることについて「自由の女神が怒りで青くなっている」と述べ、SNS運営会社に言論の自由を保証するよう促した。

 
 ロペスオブラドール氏は「気付いていないかもしれないが、彼ら(SNS運営会社)が決断を下してから(もともと青い)ニューヨークの自由の女神が怒りで(さらに)青くなっている」と強調。自由の女神が象徴する「自由」が危機に陥っていると警告し、私企業による検閲を非難した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/10e75ff003f49c10e520eb9f90b2d39cc798ebe9

604taro:2021/01/16(土) 05:45:17
メキシコの前国防相、不起訴に 麻薬密売の証拠「なし」

 メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が「麻薬組織のトップ」との疑いがもたれた事件で、メキシコ検察は14日、「犯罪に関わった証拠が見つからなかった」として、訴追しないと発表した。シエンフエゴス前国防相は米国で身柄拘束されながら、メキシコ政府の強い要請で移送された経緯があり、ロペスオブラドール政権への批判が高まる可能性がある。

 シエンフエゴス前国防相は昨年10月、米麻薬取締局(DEA)が米ロサンゼルスで拘束した。ペニャニエト前政権時代、麻薬組織の取り締まりを指揮する立場にありながら、犯罪組織から賄賂を受け取り、麻薬密売を助けるなどしたとされた。米メディアはDEAが「ゴッドファーザー」と呼ばれる犯罪組織のリーダーを追ったところ、シエンフエゴス氏だったと報じた。

 だが、ロペスオブラドール政権は事前の通告がないまま、元高官の身柄が拘束されたことに「主権の侵害だ」と反発。身柄を引き渡すよう求め、米側に対して「メキシコ国内で活動するDEA職員を追放する」などと迫ったという。米側は11月、異例の起訴取り下げを行い、シエンフエゴス前国防相は母国に移送された。

 ロペスオブラドール氏は「メキシコで処罰する」と説明してきたが、検察は不起訴にあたっての発表で、「米当局と本人から資料提供を受け捜査したが、犯罪組織と前国防相の接触は確認できなかった」とした。麻薬組織の保護・援助を目的とした行為や、収賄なども証拠がなかったという。ロペスオブラドール氏は15日朝の定例会見で、「DEAが作り上げた疑惑の捜査を進めないと、検察が確認した」と述べた。

 メキシコでは、麻薬カルテルの影響力が強く、捜査機関や裁判所にも及んでいるとされる。シエンフエゴス前国防相の移送が決まった段階から無処罰となる可能性が指摘されてきたが、実際に不起訴となったことで、政権への批判が高まる可能性がある。(サンパウロ=岡田玄)

https://news.yahoo.co.jp/articles/30e1a1723576ff50228c983f29cd4dcb21f30c6b

605taro:2021/01/17(日) 05:09:06
ホンジュラスから米国目指す、移民ら4500人 グアテマラ入り

【AFP=時事】(写真追加)より良い生活を求めてホンジュラスから米国に向け北上した少なくとも4500人の移民集団(キャラバン)が15日夜、グアテマラに入った。現地のAFP特派員が明らかにした。国境警備隊は移民らを妨害しなかったという。

 この人数は、グアテマラ国境沿いに位置するホンジュラスの町エルフロリド(El Florido)の警察当局が推計したもの。キャラバンの中に子連れの家族が多くいたため、警察は移民らを通したという。

 移民らは、貧困や失業、ギャングや麻薬組織による暴力の他、昨年11月に上陸したハリケーンなどの被害から逃れるため、グアテマラとメキシコを経由し、数千キロもの距離を歩いて米国を目指そうとしている。

 長きにわたって厳しい反移民政策を掲げたドナルド・トランプ(Donald Trump)政権が終わることで、移民たちはジョー・バイデン(Joe Biden)次期政権下でのより良い生活を期待している。

 キャラバンは14日にホンジュラスを出発。米当局はすでにキャラバンに対し警告を発しており、移民の多くにとってこの移動は悲しい結末になるとみられる。

 バイデン氏は「公正で人道的な移民制度」を約束し、中米の人々を米国へ向かわせる根本的原因となっている貧困と暴力の問題に取り組むと表明している。

 しかし米税関・国境警備局(CBP)のマーク・モーガン(Mark Morgan)局長代行は先週の発表で、キャラバンに「時間と金を無駄に」しないよう警告。「法の支配と公衆衛生」に関する米国の取り組みが政権交代によって影響を受けることはないと述べた。

 ホンジュラスからは2018年10月以降、ときに数千人の移民が参加するキャラバンが多数出発している。

 しかしいずれも、トランプ氏の命令で配備された数千人規模の米国境警備隊員や兵士らに行く手を阻まれた。トランプ氏はメキシコから到着した移民について、麻薬などの犯罪を米国に持ち込む「レイプ犯」だと述べていた。

 メキシコ当局は14日夜、キャラバンの到着を見込んで出入国審査官500人をグアテマラ国境に動員したと明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/818a792d7536f573bb64820ca11e6eb04f774881

606taro:2021/01/18(月) 05:40:22
バイデン大統領就任を前に中米からの“移民キャラバン”がアメリカ目指し北上

 トランプ大統領の移民政策を批判してきたバイデン氏が大統領に就任するのを前に、中央アメリカからアメリカ国境を目指す移民集団「キャラバン」が北上を続けています。

 中米ホンジュラスから隣国グアテマラの入国ポイントに押し寄せる難民たち。貧困や暴力から逃れるため、大勢が列をなしてアメリカを目指す今年最初の移民集団「キャラバン」です。

 これまでにおよそ9000人がグアテマラに入国していますが、新型コロナウイルス対策などで不法入国への取り締まりが強化されていて、警察や軍が入国を阻止しようとして衝突が起きました。北上を続けられたとしても、その先のメキシコでも警察や兵士を配備して対応する方針で、キャラバンがアメリカ国境にたどり着くのは困難を極めそうです。

 バイデン氏は先月、中南米からの難民申請について「人道的で秩序ある対応を行う」と述べていました。(17日19:52)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6af9de105f9adaf42f1868e3015196e54e61354e

607taro:2021/01/19(火) 06:36:49
グアテマラ当局、アメリカ目指す移民数千人の越境を阻止

アメリカでバイデン新政権が発足すれば入国しやすくなると期待して、中南米各国から数千人がアメリカを目指している。そうした中、グアテマラ当局は17日、隣国ホンジュラスとの国境近くに治安当局を投入し、移民数千人の入国を阻止した。

グアテマラ当局はホンジュラスとの国境に近い路上で、移民数千人に対して警棒や催涙ガスを使った。政府は、「違法の大量移動」は認めないとしている。

ここ数日のうちに主にホンジュラス人が約7000人、貧困や暴力を逃れようと越境してグアテマラに入国しているという。その多くはさらに北上してメキシコを経由し、アメリカに入ろうとしている。

中米では毎年、数万人が危険を冒して、多くは徒歩でアメリカを目指す。

20日に就任するジョー・バイデン次期米大統領は、前任者ドナルド・トランプ大統領による厳しい移民制限や不法入国の摘発を終わらせると約束してきた。ただしバイデン次期政権の関係者は、アメリカの移民政策が一晩でそっくり変わるわけではないので、アメリカを目指さないようにと警告している。

グアテマラに入った集団は
ホンジュラスからグアテマラに入った集団は、バドオンド村の近くで治安当局に制止された。兵士や警官が道路を封鎖し、移民たちの前進を阻止した。

突破しようとする人たちと治安当局の押し合いになり、複数の負傷者が出た。

移民の多くは撤退し、次の機会をうかがって待機したり、近くの山間部に逃げ込んだりした。

グアテマラ移民当局の責任者は米紙ニューヨーク・タイムズに、自分たちの治安当局が「非常に複雑な状況を落ち着かせることに成功した」と述べた。

グアテマラ大統領府は声明で、「グアテマラからのメッセージははっきりしている。こうした種類の違法な集団移動は容認しない。だからこそ我々は周辺諸国と協力して、これを地域の問題として取り扱おうとしている」と述べた。

移民の多くは、母国に蔓延(まんえん)する暴力や貧困から逃れるためアメリカを目指すと話す。昨年11月に中米を襲った2回の巨大ハリケーンで、現地の状況はさらに悪化している。

娘を連れて移動しているダニア・イネストロサさん(23)はAFP通信に、「仕事も食べ物もないので、アメリカに行くことにした」と話した。

アメリカでバイデン新政権が発足すれば、トランプ政権下よりも入国しやすくなると期待する移民も多い。

バイデン次期政権の対応は
バイデン次期政権の関係者は中南米諸国の人たちに、危険を冒してアメリカ国境を目指さないよう呼びかけている。

米NBCニュースによると、次期政権の幹部は、難民としてアメリカに入国しようとする人たちは、「ただちにアメリカに入れるわけではないと理解する必要がある」とくぎを刺している。

バイデン次期政権は、正式な移民資格のないまますでにアメリカで生活している人たちについての対応を優先させる方針だという。

バイデン氏の政策顧問、スーザン・ライス元米国連大使はスペイン語の通信社EFEに対して、「国境沿いの事務処理能力は、電源のように簡単にオンとオフが切り替えられるものではない」と説明。

「移民や難民としての入国を希望する人たちは、政権初日からいきなり国境で全員の入国申請がただちに処理されるようになるなど、そんなことを言って回る連中は絶対に信じてはならない。そんなことにはならないので」と念を押した。

米税関国境取締局(CBP)の幹部も、アメリカとメキシコの国境から入国を目指す人たちに「時間と金を無駄にしないように」と呼びかけた。

2018年10月にホンジュラスから数千人が集団でアメリカを目指して北上した際には、トランプ大統領は「侵略」だと呼んで強く警戒した。トランプ政権はこれまで、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの各国政府に、北上する不法移民の取り締まりを強化するよう圧力をかけ続けた。

(英語記事 Migrant caravan: Guatemala blocks thousands bound for US)

https://www.bbc.com/japanese/55702104

608taro:2021/01/19(火) 06:49:48
グアテマラ治安部隊、移民集団を棒でたたいて押し戻す…徒歩でホンジュラスから米への途中で衝突

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】米国のバイデン次期政権による寛容な移民政策を期待して中米ホンジュラスから徒歩で北上を始めた移民集団が17日、隣国グアテマラで治安部隊と衝突した。

 当局が公表した映像では、国境から数十キロ離れた町バドオンドで、移民集団の一部が取り締まりの突破をはかったため、治安部隊が棒でたたくなどして押し戻した。

 ロイター通信などによると、移民集団は14日頃にホンジュラスを出発し、既に9000人以上がグアテマラに入国したという。

 ホンジュラスでは、暴力や貧困から逃れるため、グアテマラからメキシコを経由して米国を目指す人が絶えない。新型コロナウイルスや、昨年11月に直撃した二つの大型ハリケーンの影響で、仕事や住居を失った人も多いという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/134fa919e6875d2456241339704486142938e7d7

609taro:2021/01/19(火) 06:50:40
キューバ駐日大使、テロ支援国家再指定「ばかげた措置」 トランプ政権を批判

 カリブ海の社会主義国キューバのミゲル・ラミレス駐日大使は18日、オンライン講演会を開き、トランプ米政権がキューバを6年ぶりに「テロ支援国家」に指定したことに関して「一方的でばかげた措置」と批判した。20日にバイデン次期米大統領が就任することにも触れ「(バイデン氏の下で)この措置は必ず撤廃されるだろう」と両国の関係改善に期待を示した。

 キューバを巡っては、バイデン氏が副大統領を務めた2015年、オバマ前政権がテロ支援国家の指定を解除。同年には54年ぶりに国交を回復させた。しかし、トランプ政権はオバマ氏の取り組みを否定し、キューバへの米国人の渡航や米国からの送金などを制限。両国の対立が再燃した。

 ラミレス氏は、キューバに対し既に多くの経済制裁が科される中での今回の措置は、「去りゆく政権の最後のあがきで、バイデン氏に対する圧力だ」と非難。バイデン氏に対して「キューバ国民は期待しており、どんなに考えてもトランプ政権よりはひどくならないと考えている」と述べた。

 一方、両国関係の改善は「米国次第だ」との立場を示す。1959年のキューバ革命以降、米国の歴代政権がキューバの体制転換を試みてきたといい、「我々が妥協することはない」と強調。それでも「お互いに尊重し合うことが基礎になる」と語った。【中村聡也】

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd19062b2744eda8b3f3c8ce13e05476bc1b900e

610taro:2021/01/20(水) 05:18:11
メキシコで12人の遺体発見、自警団が殺害した誘拐犯か

【AFP=時事】メキシコ当局は18日、ギャング絡みの暴力行為が相次いでいる同国東部で、拷問を受けた痕のある12人の遺体が遺棄されているのが見つかったと明らかにした。

 ベラクルス( Veracruz)州のエルアマテ(El Amate)で17日に住民が死体を発見したのを受けて捜査が開始された。地元公安当局が明らかにした。詳しい状況や遺体の身元は現時点では明かされていない。

 しかし、匿名を条件にAFPの取材に応じた国家警備隊(National Guard)関係者によれば、12人は現地の自警団によって殺害された誘拐犯とみられている。

 メキシコ最大級の港があるベラクルス州では、ライバル関係にある麻薬組織「ハリスコ新世代(Jalisco New Generation)」と「ロス・セタス(Los Zetas)」が残虐な縄張り争いを繰り広げている。

 メキシコ当局によれば、政府が麻薬取引対策に軍を動員した2006年以降、約30万人が殺害されており、そのほとんどはギャング絡みの暴力に関連しているという。これに対抗してメキシコ各地で武装した市民による自警団が現れている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/f289b90bd7f35fab17685a6a77fb42e1feb1d2d9

611taro:2021/01/20(水) 05:18:59
グアテマラ治安部隊、移民集団を分断し進行阻止

【1月19日 AFP】中米グアテマラの治安部隊は18日、徒歩で米国を目指すホンジュラスの移民集団(キャラバン)約4000人を分断し、進行を阻止した。現地のAFP取材班が確認した。

 警官隊は統制の取れた動きで前進し、警棒で盾をたたいて音で威嚇。移民らを追い散らした。

 移民らは今もグアテマラ国内にとどまっている。その多くは集団を再結成し、より良い暮らしを目指して北上を再開するとみられる。

 15日にホンジュラスを出発したキャラバンは、国境から約50キロのグアテマラ南東部の町バドオンド(Vado Hondo)で16日から足止めされている。

 先に進むのを待っている移民らは屋外で寝起きして主要道路をふざぎ、貨物トラックの大渋滞を発生させた。

 キャラバンが18日に治安部隊に阻まれて後退した際、警察に投石する人もいた。

 治安部隊は移民らを押し返して道路をトラックが通行できるようにしようとした際、催涙ガスを使用した。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/05a0c6f7065a9a11ff3180b8dc951055317ec464

612taro:2021/01/21(木) 04:52:58
グアテマラ、米目指す移民数千人をホンジュラスに送還

【AFP=時事】グアテマラ当局は19日、ホンジュラスから徒歩で米国に向かっていた移民集団(キャラバン)数千人をバスやトラックで本国に送還した。米国でのより良い暮らしを期待して北上していた移民たちの願いはかなわなかった。


 18日、グアテマラの町バドオンド(Vado Hondo)に集結した移民約4000人を治安部隊が分断して進行を阻止した。

 移民らは19日にエルフロリド(El Florido)の国境検問所に送り返された。移民集団の大半は15日、ここからグアテマラに入った。

 グアテマラの移民当局によると、子ども数百人を含む約3500人がすでにホンジュラスに戻された。

 移民集団の接近に備えてすでに国境を閉鎖したメキシコも、バスを出して移民らの本国送還を支援したが、多くの移民は乗車を拒否した。

 タクシー運転手だったが新型コロナウイルスの流行のために失業したアレクサンダーさん(24)は、「ホンジュラスに戻るぐらいなら死ぬ」とAFPに語った。「ホンジュラスに戻ったって、飢え死にするか、ギャングの暴力で死ぬだけだ」

 移民らは、貧困や失業、ギャングや麻薬組織による暴力の他、昨年11月に上陸したハリケーンなどの被害から逃れるため、グアテマラとメキシコを経由し、数千キロもの距離を歩いて米国を目指そうとしている。

 長きにわたって厳しい反移民政策を掲げたドナルド・トランプ(Donald Trump)政権が終わることで、移民たちはジョー・バイデン(Joe Biden)次期政権下でのより良い生活を期待している。

 15日以降、約9000人がホンジュラスを出発した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/d06b370304d9116d3971ecfcd83ce27180b1ec4a

613taro:2021/01/23(土) 05:01:41
バイデン氏、海外からの渡航者の隔離義務化に向けた大統領令発令

[ワシントン 21日 ロイター] - バイデン米大統領は21日、航空便で入国する渡航者に対する自己隔離の義務付けに向けた大統領令を発令した。また、政府機関に対し、州間移動でのマスク着用義務化を迅速に実施するよう指示した。

大統領令は航空便で入国する渡航者について、米疾病対策センター(CDC)が出している海外渡航に関する指針の中で「推奨されている期間の自己隔離」を含めて適用可能な項目を「実行できる範囲」で順守すべきだとしている。順守をどのように徹底するかについては説明がない。

また、米政府機関に対し、CDCの指針を含め、「陸路での入国に関する公衆衛生上の規則」についてカナダとメキシコと協議するよう指示している。カナダおよびメキシコとの国境からの不要不急の入国は2月21日までほぼ全面的に停止されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/800359df8ca05f9c939e380b0f5e6467e822191a

614taro:2021/01/23(土) 05:03:17
メキシコ大統領 国境の壁建設中止を歓迎

 アメリカのバイデン新大統領がメキシコ国境の壁の建設を中止したことについて、メキシコ大統領は21日、これを歓迎する意向を表明しました。

 アメリカとメキシコの国境の壁をめぐっては、トランプ前大統領が不法移民対策の目玉に据えて建設を進めていましたが、バイデン大統領は就任初日の20日、建設費を拠出する根拠となっていた非常事態宣言を解除する大統領令に署名し、建設が中止されました。

 AP通信などによりますと、メキシコのロペスオブラドール大統領は21日の記者会見で、壁の建設中止について「とても良い」と述べ、歓迎する意向を示したということです。

 トランプ政権の強硬な移民政策からの転換が図られる中、ロペスオブラドール大統領は移民問題を新型コロナ対策と経済回復に並ぶ隣国アメリカとの「3つの重要課題」の1つに位置づけています。(22日17:41)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4665080f29116a619116dd7a94ab1138a6141fca

615taro:2021/01/24(日) 05:59:33
バイデン、分断の厳しさにさっそく直面 テキサス州「移民退去凍結は違憲」と仮差し止め請求

米テキサス州のパクストン司法長官は22日、バイデン政権が不法移民の国外退去を100日間凍結したことは違憲だとし、同州南部地区連邦地方裁判所に仮差し止めを請求した。

国土安全保障省は20日、一部不法移民の国外退去を22日から100日間凍結すると発表。パクストン長官は、国土安全保障省が移民法に違反し、同法に関するテキサス州との合意を破ったした上で、不法移民の国外退去が凍結されればテキサス州は「取り返しのつかない損害」を被ると訴えた。


https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/01/post-95467.php

616taro:2021/01/24(日) 06:03:12
キャラバン絶対阻止 米メキシコ・グアテマラ3カ国

 【グアテマラ市AFP時事】米、メキシコ、グアテマラの3カ国は22日、新型コロナウイルス対策を理由に、中米の移民集団「キャラバン」のグアテマラ・メキシコ両国通過を絶対に阻止すると発表した。

 グアテマラのブロロ外相と、駐グアテマラの米メキシコ両大使が会談して合意した。

 ブロロ外相は「大勢が一斉に移動する事態を看過できない」と強調。メキシコのルイス大使は「家を離れないでほしい。家族、特に子供を危険にさらしてはいけない」と呼び掛けた。

 バイデン新政権発足で米政府の軟化を期待しホンジュラスから入国したキャラバンは、グアテマラ警察と衝突。催涙弾に投石で対抗している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/147369a1311e1de69375cb8cef1cf489529b7639

617taro:2021/01/26(火) 04:52:22
メキシコ大統領が感染、新型コロナ、症状は軽微

 メキシコのロペスオブラドール大統領(67)は24日、新型コロナウイルスに感染したとツイッターで明らかにした。「症状は軽いものの、既に医療処置を受けている」と説明、当面の間、大統領宮殿から公務に目を配るとしている。

 ロペスオブラドール氏は公の場でもマスクを着用しないことが多く、感染拡大が深刻化する中でも飛行機で国内各地を頻繁に飛び回っていた。

 10日には大統領報道官も検査で陽性と判定されたことを明らかにしていた。

 メキシコの累計感染者は約175万人で、死者は15万人近く。同国では検査態勢が不十分で、実際の感染者はさらに多いとの指摘が出ている。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/210125/wor2101250013-n1.html

618taro:2021/01/26(火) 04:57:35
メキシコ大統領、コロナ感染を公表…「特権」批判気にしてワクチン優先接種拒む

 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】メキシコのアンドレス・ロペスオブラドール大統領(67)は24日、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。すでに治療を受けており、症状は軽いという。自らツイッターで公表した。

 AP通信などによると、大統領は特権的との批判を避けるためワクチンの優先接種を拒んでいたという。これまでマスク着用にも消極的で、コロナ対策が不十分との批判も出ていた。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210125-OYT1T50090/

619taro:2021/01/26(火) 05:00:55
メキシコ大統領、新型コロナ検査で陽性 「症状軽い」

[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は24日、新型コロナウイルスの検査で陽性になったと発表した。大統領は、症状は軽く、現在治療を受けているとしている。

メキシコは現在、新型コロナの感染第2波に見舞われており、累計の死者数は数日中に15万人を突破するとみられている。

67歳のロペスオブラドール大統領は「私はいつものように楽観的だ」などと述べた。大統領は、マスク着用に反対の姿勢を示している。

大統領はツイッターで、治療中は内相が朝の定例記者会見を行うとした。ただ、25日のロシアのプーチン大統領との電話会談については、予定通り行うとしている。


https://news.yahoo.co.jp/articles/947b7a8e7b5a9fce13d03dffa9bc5c9434c81380

620taro:2021/01/26(火) 05:01:45
バイデン氏、メキシコ大統領に移民政策の転換表明

[ワシントン 23日 ロイター] - バイデン米大統領は22日、メキシコのロペスオブラドール大統領と電話会談を行い、トランプ前大統領の移民政策を転換する方針を伝えた。ホワイトハウスが23日に発表した。

バイデン氏は、合法的な移民ための新たな道筋を構築すると共に、亡命申請手続きを改善する計画を説明。ホワイトハウスによると、「優先課題には前政権による過酷な移民政策の転換が含まれている」という。

トランプ氏は不法移民を取り締まるだけでなく、合法移民の受け入れも制限するなど厳しい政策をとっていた

ロペスオブラドール氏は、バイデン氏と移民問題や新型コロナウイルスなどを協議したと発表。同氏はツイッターで、両国関係が好ましいものになり、国民や両国に利益をもたらすことを示唆するような会談だったと語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e99c29039cd162607265eafe0dcfc3028236d345

621taro:2021/01/27(水) 04:50:40
メキシコのコロナ死者が15万人突破、首都では医療逼迫

[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコで新型コロナウイルス感染による死者が25日、公式に確認された数字で15万人を突破した。同国では過去数週間に感染が急増しており、首都の医療システムが限界に達しているという。

24日には、ロペスオブラドール大統領(67)が感染を公表、軽症で治療を受けていると明かしている。大統領は心臓疾患と高血圧の既往歴を持つ。

25日に保健省が発表した死者は659人で、累計が15万0273人となった。同日に確認された新規感染者は8521人、累計は177万1740人となった。

政府は、感染者の実数は確認されているよりはるかに多い公算が大きいとしている。

メキシコは感染抑制に苦戦しており、世界で4番目に死者数が多い。首都では感染した親族のための酸素ボンベの購入・レンタルに苦慮する家庭が頻出している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f6e7503a3eb4b0f228dfebd5e6c85a389f432c3

622taro:2021/01/27(水) 04:54:59
エブラルド外相はコロナ陰性、陽性の大統領と「接触」も メキシコ

(CNN) メキシコのエブラルド外相は25日、新型コロナウイルス感染の検査で陰性の判定を受けたと発表した。同国では24日、ロペスオブラドール大統領の感染が判明していた。

エブラルド氏はツイッターに、PCR検査の結果が陰性だったとの声明を書き込んだ。ただし「助言に従って」、27日に再び検査を受けるとしている。

声明によれば、同氏は引き続き在宅で執務する予定。26日には国連安全保障理事会のオンライン会合に参加し、中東問題をめぐるメキシコの立場を説明するという。

ロペスオブラドール氏とエブラルド氏は22日、マスクを着けずに並んで座り、バイデン米大統領との電話会談に臨む姿が伝えられていた。その場にはほかにも2人が同席していた。

メキシコ保健省の統計によると、同国ではこれまでに新型ウイルスの感染者が177万1740人確認され、15万人以上が死亡した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9cb17807d357e079b9298c5340bfa7c6939ad5ce

623taro:2021/01/29(金) 05:16:40
メキシコ大統領の新型コロナ感染、軽症で経過は順調=保健次官

[メキシコ市 27日 ロイター] - メキシコ保健省のロペス・ガテル次官は27日、 軽症の新型コロナウイルス感染症で治療中のロペス・オブラドール大統領(67)の経過は順調と明らかにした。

同次官は政府の定例記者会見で、大統領は一時発熱し軽い頭痛があるが「不安はない。症状は最小限で、大統領は極めて活発だ」と述べた。

オルガ・サンチェス内相もこれに先立ち、大統領の様態は「安定しており良好」と語っていた。

大統領は24日、中部で行われた行事に出席して空路首都に戻った後、陽性となったと公表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a693247958ad8a401fafad33644d0104a4ce0c80

624taro:2021/01/30(土) 05:23:34
バイデン政権、対キューバ強硬政策見直しへ=大統領報道官

[ワシントン 28日 ロイター] - バイデン米政権は、キューバに対して強硬的な姿勢に転じたトランプ前大統領の外交政策を見直す。サキ大統領報道官が28日明らかにした。

サキ氏は「われわれのキューバ政策は2つの原則によって規定される。まず民主主義と人権への支持であり、これがわれわれの取り組みの中核になる。次に米国民、特にキューバ系米国民はキューバに自由の意義を伝える最高の外交官だ。だからトランプ前政権の政策を見直していく」と語った。

トランプ氏は2017年の大統領就任以来、キューバへの締め付けに乗り出し、米国人の渡航やキューバへの送金の制限を強化したほか、ベネズエラ産原油のキューバ輸出に制裁を科した。

こうした政策はキューバ系の多い南部フロリダ州で人気を集め、昨年11月の大統領選ではトランプ氏が同州を制する一因になった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d6c0437c4fb2185b133bf0c3992e4442f40a029

625taro:2021/01/31(日) 04:32:09
バイデン氏、移民制度刷新に向け大統領令 2月2日署名へ

[ワシントン 29日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサキ大統領報道官は29日、バイデン大統領が2月2日に移民制度刷新に向けた大統領令に署名すると発表した。

さらに、トランプ前政権の移民政策の下、米・メキシコ国境で引き離された家族の再会を目指す作業部会について、アレハンドロ・マヨルカス氏が国土安全保障省長官指名が承認された段階で責任者を務めると明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec24ac78d5ec5ce172e0b2004e98d69f077fcb1d

626taro:2021/02/01(月) 05:38:46
米NY市、中南米系地区のワクチン接種に白人が殺到

(CNN) 米ニューヨーク市内の中南米系住民が多い地区で、新型コロナウイルスワクチンの接種に外部から多数の白人が押し寄せていたことが分かった。

ニューヨークのワシントンハイツ地区は中南米系の住民が多く、新型ウイルス感染拡大で特に大きな打撃を受けてきた。

ワクチン接種は14日から地区内の陸上競技場で始まり、州内在住の65歳以上が対象とされた。

クオモ知事は接種開始にあたり、ニューヨーク・プレスビテリアン病院などと協力して、非白人の住民が取り残されない態勢を目指すと表明していた。

ところが現場の医師らによると、接種を受けた第1陣は、同地区以外の州内各地から集まった白人が圧倒的に多かったという。

デブラシオ市長は29日のオンライン会見でこの状況について、「本末転倒もはなはだしい」と怒りをあらわにした。

市議らの指摘によると、接種の申し込みには登録や審査の手続きが必要で、英語が話せなかったりインターネットを使えなかったりする住民には対応していない。

23日に会場入りした医師は、当日接種を受けた約2400人の大半が地元住民ではなかったと指摘。「ワシントンハイツであんなにたくさん白人の姿を見たのは初めてだ」とツイートした。同医師は、当日受け付け制を設けて地元住民枠を確保し、手続きを支援するといった対策が必要だと主張した。

CNNが先日、米国内の14州を対象に実施した調査でも、ワクチン接種率は白人の平均4%に対し、黒人では1.9%、中南米系は1.8%にとどまるとの数字が出ていた。ニューヨーク州などではワクチンの供給不足が伝えられ、格差がさらに深刻化することも懸念される。

https://www.cnn.co.jp/usa/35165825.html

627taro:2021/02/03(水) 05:17:13
米政権、最高裁に国境の壁建設など巡る訴訟の弁論中止求める

[ワシントン 1日 ロイター] - バイデン米政権は1日、トランプ前政権が上訴していたメキシコとの国境の壁建設費用や、米国への難民申請者をメキシコで待機させる「メキシコ待機政策」を巡る訴訟について、口頭弁論の中止などを米連邦最高裁に求めた。

最高裁はこの2つの訴訟について2月22日と3月1日にそれぞれ、弁論を行う予定となっている。

バイデン政権はすでに国境の壁建設とメキシコ待機政策を停止する計画を発表しており、これらの訴訟は審理する意味がない可能性がある。

メキシコ国境沿いの壁建設を巡る訴訟は、トランプ氏が憲法上の権限を越え、議会で承認された国防費を建設費に転用することで議会の権限を侵害したとして提起された。

2019年に導入されたメキシコ待機政策では、数万人の難民申請者が審査の期間中、米国に入国できず、メキシコ側で待機を余儀なくされている。

どちらの訴訟も、下級審でトランプ氏に不利な判断が下されており、最高裁は昨年、トランプ政権の上告を審理することを受諾していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/886d75d242997cbe44ae5028b3d147a1127f0e8a

628taro:2021/02/04(木) 05:33:16
米加でコロナ感染減少、メキシコ増加 米州20カ国で変異株確認

[ブラジリア 3日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は3日、先週1週間の米州における新型コロナウイルス感染者が180万人、死者が4万7000人に上ったと発表した。

米国とカナダでは数週間ぶりに減少した半面、メキシコでは年末年始の休暇中に観光客が訪れた地域を中心に感染者と死者が引き続き増加しているとした。

カリブ海諸国の大半は新規感染者数の減少が見られるが、ドミニカ共和国、ハイチ、プエルトリコ、キューバなどは引き続き増加しているという。

南米ではほぼ全ての国で感染者が増加し、とりわけブラジルとコロンビアの状況が深刻と指摘した。

また、米州の20カ国で新型コロナ変異株が検出されているものの、頻度は依然限定的との見方を示した。

新型コロナワクチンの公平な分配を目指す枠組み「COVAX」を通じた南米へのワクチン供給は2月後半から開始される見込み。ペルー、ボリビア、コロンビア、エルサルバドルには米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンが供給され、英アストラゼネカ製ワクチンはWHOによって緊急使用が承認され次第、3530万回分が供給されるとした。

ただ、ワクチンの供給量は限られており、最初はどの国でも供給が不足するとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/03d2a4385b880bcbaff1e7f5ddbb7c4413813bc4

629taro:2021/02/04(木) 05:33:50
バイデン氏、不法入国の家族再会で作業部会 移民政策を慎重に転換

[ワシントン 2日 ロイター] - バイデン米大統領は2日、メキシコとの国境における難民申請手続きの見直しや、トランプ前大統領の「ゼロ寛容政策」によって国境で引き離された不法入国者の家族の再会に向けた作業部会を設置する大統領令に署名した。

バイデン氏は署名に際し「家族に抱かれた子どもをはぎ取るという、前政権の倫理的にも国としても恥ずべき行為を取り消すためにわれわれは取り組む」と強調した。

移民推進派はバイデン政権に迅速な行動を求めているが、バイデン氏の側近らは、トランプ前政権が導入した幾重にも絡み合う規制を解きほぐし、移民寄りの制度を確立するのは時間を要すると指摘。

ホワイトハウスのサキ報道官は同日、「一夜にして変わることはない」と述べた。

事実、バイデン氏はトランプ氏の強硬な移民政策を転換すると同時に、不法入国者の急増を防ぐ必要があり、難しい舵取りを迫られている。バイデン氏が性急に事を進め、適切な手続きを省けば、反対派が提訴してバイデン氏の取り組みを頓挫させたり遅らせる可能性もある。

バイデン氏がこの日署名した大統領令は、新型コロナウイルス対策としてトランプ政権が発令した、違法な越境者の強制退去に関する規制の廃止は含まれなかった。

メキシコ国境を越えて米国に不法入国し、保護申請した移民を審査の間メキシコ側で待機させる制度(Migrant Protection Protocols)に関しては見直しを指示。バイデン政権は既にMPPの新規受け付けを停止しているが、既に申請があった分についての対応はまだ明らかにしていない。

バイデン政権の高官は1日、記者団に「同制度の代替措置を導入するのにどれだけの時間がかかるのかは、はっきりとは言えない」と述べた。

バイデン氏はさらに、トランプ政権が「公的負担」を理由に導入した、低所得層の移民への米国永住権(グリーンカード)の発行を制限する規制の見直しも指示した。

1月に裁判所に提出された関連訴訟の資料によると、親と引き離されたままの不法移民の子供は600人以上おり、新設の作業部会による親探しは難航が必至だ。ある高官によると、2日に上院に承認されたマヨルカス国土安全保障長官が作業部会を率いる見通し。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a215b8b01a487ddbe0765d5c18a963abf374a1b1

630taro:2021/02/05(金) 04:39:19
バイデン氏「恥ずべき行為終わらせる」…移民政策を転換

 【ワシントン=横堀裕也】米国のバイデン大統領は2日、トランプ前政権下で離ればなれとなった不法移民の親子の再会を支援するなど、移民政策の見直しに関する一連の大統領令に署名した。移民の受け入れに厳しい立場を取った前政権からの転換を強調した。

 前政権はメキシコ国境付近で拘束した成人の不法入国者を全て刑事訴追する「ゼロ寛容」政策に基づき、不法入国した親子を引き離して収容し、国内外から非人道的だと批判された。今でも多くの親子が離ればなれになったままという。

 バイデン氏は国土安全保障長官をトップとする作業部会を設置する大統領令に署名し、記者団に「我々は前政権による道徳的・国家的に恥ずべき行為を終わらせる」と述べた。この日は、難民申請者の受け入れ態勢の強化などを指示する大統領令にも署名した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210204-OYT1T50107/

631taro:2021/02/07(日) 06:08:29
新型コロナ感染のメキシコ大統領、検査で陰性に

 先月、新型コロナウイルスに感染したメキシコのロペスオブラドール大統領が5日、検査で陰性になったことを明らかにしました。

 先月24日、新型コロナウイルスに感染したことを発表したメキシコのロペスオブラドール大統領は5日、検査で陰性になったことを明らかにしたうえで「健康だ」と話しました。数日静養したのち、公務に完全復帰する見通しです。

 ジョンズホプキンス大学の調べによりますと、日本時間の6日午前9時現在、メキシコの感染者は世界で13番目に多い189万9820人、死者は世界で3番目に多い16万2922人にのぼるなど、深刻な状況が続いています。

 ロペスオブラドール大統領は感染後も主にワクチン配布について大統領府から公務を行っていたということで、先月25日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した際には、今後2か月間でワクチン「スプートニクV」の供給を2400万回分受けると明らかにしていました。(06日16:15)

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf4a53d02ed469861ccb5193e43844c75789c8e

632taro:2021/02/09(火) 05:28:39
ハイチ政府、クーデター阻止と発表 大統領殺害を計画か

【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチの政府は7日、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領の殺害を試みたクーデター計画を未然に阻止したと発表した。ロックフェラー・バンサン(Rockefeller Vincent)法相は、最高裁判事と国家警察幹部ら少なくとも23人を逮捕したとしている。

 モイーズ大統領は、首都ポルトープランスの空港の滑走路で夫人とジョセフ・ジュトゥ(Joseph Jouthe)首相を伴って記者会見し、「大統領府の警備責任者に感謝する。クーデター首謀者らの目的は、私の命を奪うことだった」と述べた。

 ジュトゥ首相によれば、首謀者らは大統領府の警備を担当する複数の警官に接触し、モイーズ大統領を逮捕して「暫定大統領」を就任させる計画だったという。

 モイーズ大統領はこの1年間、議会の承認を得ずに大統領権限を行使してきた。自身の任期は来年2月7日まで残っていると主張しているが、野党側はこの憲法解釈を否定し、今月7日で任期切れを迎えるとして抗議している。

 ハイチでは、2015年に行われた前回大統領選でモイーズ氏が当選したものの、不正があったとして選挙結果が無効とされ、翌16年のやり直し選挙で改めてモイーズ氏が当選したという経緯がある。

 近年、ハイチでは政府に腐敗がまん延し、ギャングによる犯罪が野放しになっていることに怒った国民がデモを続けている。モイーズ大統領は4月に改憲の是非を問う国民投票を行うと表明しているが、人権団体や女性の権利団体は、この計画に実務的な支援を提供しているとして国連(UN)を批判している。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%81%E6%94%BF%E5%BA%9C-%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%BF%E3%83%BC%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%81%A8%E7%99%BA%E8%A1%A8-%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E3%82%92%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%8B/ar-BB1dufZ3

633taro:2021/02/09(火) 05:35:35
噴出する溶岩、グアテマラのパカヤ山 火山活動活発化

【2月8日 AFP】中米グアテマラ当局は、首都グアテマラ市の南方約50キロに位置する活火山のパカヤ(Pacaya)山から火山灰や溶岩が噴出し、火山活動が活発化しているとして、警戒を続けている。映像は7日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/6904c117a393a6e8ddeb1a1da8e5631947fa498c

634taro:2021/02/11(木) 05:09:25
キューバがテロ情報通報 異例の協力、米政権交代影響?

 【サンパウロ時事】南米コロンビアのモラノ国防相は8日、同国最大の左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)が首都ボゴタでテロを計画しているとの情報を、在ボゴタのキューバ大使館から得たと明らかにした。

 ELNはキューバとつながりが深く、キューバ側から親米のコロンビア政権に通報があるのは異例。

 キューバ大使館は、コロンビア政府に「信ぴょう性は評価できないが、ELNの部隊が近日、ボゴタで軍事攻撃を仕掛ける可能性があるとの情報を得た」と伝えた。キューバの首都ハバナに滞在しているELN幹部らは計画を関知していないという。

 トランプ前米政権は政権交代直前の1月、テロ組織に指定しているELN幹部をかくまっていることなどを理由に、キューバをテロ支援国に再指定。キューバ側のコロンビアへの協力姿勢は、バイデン政権による指定解除を後押しする可能性がある。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6082d72f21cc545c27b6efc9ccdfa945650a74bb

635taro:2021/02/12(金) 06:04:56
メキシコ中銀、昨年9月以来の利下げ 政策金利4.00%に

[メキシコ市 11日 ロイター] - メキシコ中央銀行は11日、政策金利を4.25%から4.00%に引き下げた。利下げは昨年9月以来。同国で新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で経済見通しの不透明感が続いている。

利下げの決定は全会一致。ロイターのエコノミスト予想と一致した。

中銀は、国内のインフレを巡るリスクバランスは経済活動の見通しと同様に不透明だと指摘。一方、経済のリスクは下向きに傾いているとした。

声明では「コロナの感染増加、ワクチンの生産・流通の遅れ、財政刺激策の規模、その他の緊張関係など、世界的にリスクが広がっている」との認識を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73a9a92f7db553877ebafdbf2e89e702925e9737

636taro:2021/02/13(土) 05:46:20
壁建設の非常事態宣言を解除 バイデン米大統領

 【ワシントン=住井亨介】米ホワイトハウスは11日、トランプ前大統領が不法移民の流入を食い止めようと、メキシコとの国境に壁を建設するために発出した非常事態宣言を、バイデン大統領が解除したと発表した。

 ペロシ下院議長に宛てられた10日付の書簡でバイデン氏は、非常事態宣言が「不当なものだった」と指摘した。バイデン政権下においては「税金が壁建設に使われることはない」とも断言した。

 壁建設を選挙公約としていたトランプ氏は2019年2月、非常事態宣言を出し、国防総省が持つ土木建築向け財源などを組み替えて、壁の建設に投入できるようにした。

 バイデン氏は1月20日の大統領就任初日に、壁の建設を中止する大統領令に署名していた。

https://www.sankei.com/world/news/210212/wor2102120008-n1.html

637taro:2021/02/14(日) 06:09:18
米、移民待機制度を廃止へ メキシコから受け入れ開始

 米国のサキ大統領報道官は12日、ホワイトハウスで記者会見し、米国に難民申請した中米諸国からの移民を隣国メキシコで待機させる制度の廃止に向け、19日から待機中の申請者を順次米国に受け入れると発表した。トランプ前政権が進めた不寛容な移民政策の見直しの一環。

 この制度は「移民保護手続き」と呼ばれ、難民申請の審査結果が出るまでメキシコ側に送り返して待機させるもの。移民らが治安の劣悪な国境地帯で危険にさらされたり、審査状況に関して米側と連絡を取るのが極めて困難だったりするとして、人権団体などが批判していた。

 国土安全保障省によると、対象は約2万5千人。移民らは米国入国に際し、新型コロナウイルスの検査を受ける。マヨルカス国土安保長官は声明で「米政府は安全で秩序だった、人道的な移民制度を再構築する」と強調した。(共同)



https://www.sankei.com/world/news/210213/wor2102130012-n1.html

638taro:2021/02/14(日) 06:16:18
【図解】グアンタナモ閉鎖へ調査=テロ容疑者収容施設―米政権

 【ワシントン時事】サキ米大統領報道官は12日、ホワイトハウスで記者会見し、バイデン政権が任期末までにキューバ・グアンタナモ米軍基地のテロ容疑者収容施設の閉鎖を目指すと述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7bc1688f822efdf429cd305486ec1d6b857df40c

639taro:2021/02/15(月) 05:38:56
キューバ、資本主義への扉をさらに開く 長年の停滞越え

ハバナ(CNN) キューバが今月に入り、長年待望され、そして恐らく不可逆的な一歩を踏み出した。民間部門の大幅な拡大だ。

キューバの共産党政権は6日、国民が間もなく大半の仕事で職を求めたり、起業をしたりできるようになると発表した。

これまで民間部門での就業は公的に認められた127の部門に限られていた。こうした仕事には理髪店や修理業、ヤシの木の伐採、ドレスアップして観光客と写真に納まる「ダンディー」と呼ばれる仕事などがあった。

だが多くのキューバ人は、政府のリストにインターネット利用の拡大に伴う仕事の機会がなく、またイノベーションや発明の可能性が制限されている状況に不満を募らせていた。

それが今、2000以上の仕事の分野での就業が認められるようになる。

「閣議で承認された自営業に関する新たな措置は、人々が実行できる活動を極めて大きく広げるものだ。こうした種類の仕事を開発する新しく重要な一歩だ」。進みの遅かったキューバ経済近代化の取り組みを監督し、「改革の皇帝」と呼ばれる当局者のマリノ・ムリロ・ジョルジュ氏はそう語る。

キューバではかつて、旧ソ連の崩壊で経済がほぼ壊滅的な状態となるまで、自営業や資本主義はほとんど認められていなかった。旧ソ連は同国の最大の貿易相手だった。

その後少しずつ、行ったり来たりを繰り返しながら、国民が低賃金の国の仕事をやめて自営業を始めることが認められた。政府統計では、現在60万人あまりのキューバ人が民間部門で働く。ただ同国の盛況な闇市場を考えると、その人数ははるかに多い可能性が高い。

それでも政府当局者は起業家を必要悪と捉えたり、米国の敵対勢力にキューバ革命打倒を許しかねない「トロイの木馬」の可能性があるものと見たりすることが多かった。

キューバ当局の公式な方針では、自由市場の改革は「急がず、しかし歩みを止めず」進めることになっているものの、実際の開放は停滞していた。政府には起業家をさらに支援することがよいのかどうか疑問視する見方があったようだ。

だが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生し、またラウル・カストロ氏(89)が4月に共産党トップから退任を予定する中、政府は今年、ついに2つの大きな改革に着手した。入り組んだ二重通貨制度の統一化、そして今回発表した就業制限の撤廃だ。

政府は124の活動では民間部門の参入を制限する予定だ。まだその活動の発表はないが、医療や電気通信、マスメディアといった分野で国の独占が続きそうだ。

新たな措置は徐々に国の経済の様相を変えていくだろうと、キューバ人経済学者のリカルド・トーレス氏は語る。

トーレス氏はCNNに対し、「どの124の活動の禁止が続くのかはまだわからないが、専門的な職業に及ぶ可能性があると考えるのがよさそうだ。教育に巨額の投資をしてきた国で昔からある需要だ」と語った。

こうした変化はキューバが米国との関係改善を探る中での動きともなる。トランプ政権の4年間では新たな一連の経済制裁を科されてきた。

民主党のパトリック・リーヒ上院議員(バーモント州選出)はツイッターに、「これは大幅に遅れていたものだが、歓迎すべきニュースだ。米国は禁輸措置がこれまでも、これからも、キューバの民間企業を制裁するためのものではないということを確認すべきだ」と投稿した。

「半世紀以上を経て、冷戦時代の禁輸措置を撤廃する時期を迎えているのではないか。その目的は何も達成できず、苦しむキューバ国民の生活をさらに厳しくするだけだった」(リーヒ氏)

リーヒ氏はキューバとの関係改善を長年支持してきた人物。今月初めには60年近くに及ぶ対キューバ禁輸措置を撤廃する法案を共同提案した。

キューバ―で長年苦しんできた独創性に富む起業家たちは、何が起きるのかを注視していくだろう。



本稿はCNNのパトリック・オップマン記者による分析記事です。

https://www.cnn.co.jp/world/35166479.html

640taro:2021/02/18(木) 05:58:50
新型コロナワクチンへのアクセス「不公平」 メキシコ、国連安保理に問題提起へ

 メキシコ政府は16日、新型コロナワクチンの確保に国際的な格差が生じているのは「不公平」だとして、国連安全保障理事会で問題提起する考えを明らかにしました。

 ジョンズ・ホプキンス大学の調べによりますと、メキシコの累計感染者は200万人を超えているほか、死者は世界で3番目に多い17万人以上にのぼっています。

 こうした中、エブラルド外相は16日、新型コロナワクチンへのアクセスをめぐって、ワクチンを生産する国に比べて中南米諸国をはじめとする生産しない国では接種率がはるかに低く、「不公平」だとして、17日の国連安保理で問題提起することを明らかにしました。メキシコは国連安保理の非常任理事国を務めています。

 メキシコはファイザー製のほか、ロシアや中国製を含む複数の契約でおよそ2億3000万回分のワクチンの供給を受ける予定ですが、接種が終わったのは75万回にとどまっています。(17日17:58)

https://news.yahoo.co.jp/articles/65de99c1fe92331981d98547b951ad3b67a99bfb

641taro:2021/02/19(金) 06:19:57
米国務長官がグアテマラ外相と電話会談、移民問題の対処方針説明

[ワシントン 17日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は17日、グアテマラのブロロ外相と電話会談し、米国は不法移民問題が起きる原因に対処すると伝えた。

米国務省の声明によると、ブリンケン長官は不法移民発生につながっている「構造問題」として、地域特有の汚職、経済機会不足、および治安問題を挙げた。そのうえで、移民問題に対する「安全で秩序ある人道的なアプローチ」は両国の国益になると説明したという。

バイデン米大統領は、トランプ前政権が打ち出した多くの移民強硬政策を撤回すると公約。ある当局者によると、政府は今週、トランプ前大統領が実施したプログラムのためメキシコで足止めされている数千人の亡命希望者について、手続きを開始するという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d142decd39b959b52173f14bfdfe993b8cff040

642taro:2021/02/19(金) 06:21:20
メキシコ、米に天然ガスの安定供給求める テキサス州が輸出制限

[メキシコ市 17日 ロイター] - メキシコ政府は17日、在メキシコ米国大使館に対し、天然ガスの安定的な供給を求めた。

米南部を中心に厳しい寒波の影響で電力供給が逼迫(ひっぱく)する中、テキサス州のアボット知事は17日、同州からの天然ガス輸出を制限する声明を発表。天然ガス生産会社に対し、21日まで州外に出荷しないよう指示するとともに、州エネルギー規制当局に対し、この禁輸措置を実施するよう要請した。

これを受け、メキシコ国内の自動車工場の生産に影響が出ている。中部シラオにある米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)工場では、16日夜から17日にかけて操業を停止。独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のメキシコ法人も、18─19日に一部の生産を停止すると発表した。

テキサス州の輸出制限についてクルティエル経済相は、メキシコ国内産業への影響に懸念を表明。「テキサス州の状況は理解できるが、協力して行動しなければ事態はさらに悪化する」とし、在メキシコ米国大使館の大使代理と連絡を取って影響回避を図っていることをツイッターで明かした。

バイデン政権はメキシコ大使をまだ任命していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/289b01a43a39e9c21758ed47a3c9f92bf8b7f6ac

643taro:2021/02/21(日) 05:14:12
メキシコで待機の難民申請者、米入国開始 バイデン政権が政策転換

【AFP=時事】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領がドナルド・トランプ(Donald Trump)前政権の移民政策を全面的に転換したことを受け、米国に難民認定を申請してメキシコで待機している人々のうち、最初の25人が19日に米国に入国した。米入国を求めてメキシコで待機している人々は数万人に上る。

 トランプ前大統領の「メキシコ待機(Remain in Mexico)」政策では、主に中南米出身の数万人の人々は難民認定申請の審査結果が出るまで、メキシコに送られ待機させられていた。正式には「移民保護プロトコル(MPP)」と呼ばれ、物議を醸したこの政策に対し、バイデン政権は直ちに廃止へ向け動き出し、19日に第1段階をスタートさせた。

 AFPの記者によると、25人は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の関係者らに付き添われ、メキシコのティフアナ(Tijuana)からバスで国境を越えた。

 カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)の保護当局の職員は匿名を条件に取材に応じ、25人が現地のホテルに到着したと認めた。最終的な目的地は明らかにされていない。

 米国自由人権協会(ACLU)は25人の入国について、米国の難民認定制度を立て直す「重要な一歩」と評価。しかし、ACLUサンディエゴ支部のエドワード・シフエンテス(Edward Sifuentes)氏は「この非人道的な政策により、今なお多くの人々が足止めを食らっている」と述べた。

 米国土安全保障省によると、手続きが進んでいる申請は約2万5000人分。メキシコ当局は、自国内にとどまっている申請者が6000人いるとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/544f5c716c4ed87e28b3f3b648b080475d71ccc6

644taro:2021/02/23(火) 04:38:18
【映像】メキシコで死体遺棄現場発見 犯罪組織の隠し墓所の可能性

アルバラド、メキシコ、2月22日(AP)― メキシコ当局は、メキシコ湾に面するベラクルス州のマングローブが生い茂る熱帯の島で、少なくとも3カ所の墓穴を発見した。
 メキシコ国家行方不明者捜索委員会はベラクルス州で、遺体が入った複数のプラスチック製の袋を、墓穴とみられる浅く掘られた溝から発見した。正確な遺体の数はまだ分かっていない。
 同州ではこれまでに、犯罪組織が遺体遺棄のために掘ったとみられる大規模な墓所が発見されており、行方不明者の家族などが繰り返し当局に捜索を要請していたが、地理的条件が捜索作業を困難にしていた経緯がある。
 メキシコでは2006年の麻薬戦争勃発以降、これまでに8万人以上が行方不明となっている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e27c3b48b3ebd1a5179e5ec677853287d3290cf3

645taro:2021/02/23(火) 04:38:59
米、カナダ・メキシコとの陸路往来制限を延長 3月21日まで

[ワシントン 19日 ロイター] - 米政府は19日、カナダとメキシコとの陸路での不要不急の往来禁止措置を少なくとも3月21日まで延長すると発表した。新型コロナウイルス対策として同措置が最初に導入されてから1年となる。

バイデン政権下での延長発表は今回が初めて。当局者によると、ホワイトハウスは陸路で国境を越える際の条件を強化する可能性について検討している。

カナダは制限解除に消極的で、陸路で帰国する一部カナダ人に対し最近、新型コロナ検査を義務付ける措置を導入した。

米政府は1月26日から、空路で入国するほぼ全ての人に新型コロナの陰性証明提示を義務付けているが、陸路での入国者には同様の義務を課していない。

バイデン大統領は1月に出した大統領令で「陸上の出入国地における公衆衛生上の手続きについてカナダとメキシコ政府との外交上のやり取りを直ちに開始」するよう米当局者に命じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c87eeea85dd07076afd7999b07e5a8d5c5bb4a6e

646taro:2021/02/23(火) 04:41:52
バイデン大統領、メキシコ国境の壁建設を中止「税金を今後使うことは一切ない」


バイデン大統領(©︎AP)

バイデン新大統領は現地時間の2021年2月11日、米議会にトランプ前大統領による2019年の国家非常事態宣言を無効にすることを告げた。当該の非常事態宣言は、トランプが愛してやまなかったメキシコとの国境の壁建設計画への予算を増強する目的のものだった。

ナンシー・ペロシ下院議長へ向けた書簡によると、バイデン大統領は「メキシコとの国境に関する非常事態宣言を無効にすることを決定した」、「また、アメリカ国内の納税者たちの税金は、今後一切壁の建設には使わないとすることが私の政権運営の方針となる。そして、これまで壁の建設に充てられたあらゆるリソースを再び精査することを報告する」ことを約束した。同書簡は「これによって議会には、当該の非常事態宣言は抹消することを報告し、政府は今後、メキシコとの国境における壁の建設を一切行わない」と締められている。

当該の非常事態宣言はトランプが、財務省から6億ドル、国防省から61億ドルの資金を壁の建設に流用することを可能にするものだった。

そして2020年2月、トランプ前大統領は非常事態宣言の内容を更新した。そこには、さらに追加で38億ドルの税金を壁建設に転用し、メキシコにその補償を行わせるといった内容が盛り込まれたが、それはトランプお得意の嘘であった。トランプの壁建設への要求は2018年終盤から2019年初めまでの間、政府を部分的に機能不全に陥らせた。その後、議会がこの予算案を拒むと、トランプは非常事態宣言を出し強行採決を行なったが、この際に当時のバイデン大統領が共和党員らから非難を受けたことは忘れてはならない。

バイデン大統領は、大統領就任初日に壁の建設中止に意欲を示した。また2月初めには、トランプの反移民政策に対して専門の調査団を組織することで、親と離れ離れになった子どもたちを救済する措置を行うことも発表している。

しかし、新型コロナウイルスの影響により、ホワイトハウス報道官のジェン・サキが言うところの「人道的な」プロセスに則った委員会が組織されるまで、少なくともバイデン大統領はメキシコからの亡命希望者を送還するトランプ前大統領の政策を続けざるを得ない状況にある。サキは2月10日(水)、「国境にいる人たちの大半は送り返されている」、と記者に告げた。

アメリカとメキシコの国境地帯の軍事化はトランプの下で始まったわけではない。ニクソン、クリントン、ブッシュと、数十年にわたる各政権でこうした政策が取られていた。そしてトランプ政権の忌むべき有害な政策を経て、「やり直し」のボタンを押すだけではどうにもならなくなってしまった。そして今やっと、スタート地点にたどり着けたと言えるだろう。

PETER WADE, PATRICK REI

https://news.yahoo.co.jp/articles/aea65896b4ceb4edf11765d9b490d6b0bcc43c33

647taro:2021/02/23(火) 04:42:40
バイデン大統領、メキシコ国境の壁建設を中止「税金を今後使うことは一切ない」


バイデン大統領(©︎AP)

バイデン新大統領は現地時間の2021年2月11日、米議会にトランプ前大統領による2019年の国家非常事態宣言を無効にすることを告げた。当該の非常事態宣言は、トランプが愛してやまなかったメキシコとの国境の壁建設計画への予算を増強する目的のものだった。

ナンシー・ペロシ下院議長へ向けた書簡によると、バイデン大統領は「メキシコとの国境に関する非常事態宣言を無効にすることを決定した」、「また、アメリカ国内の納税者たちの税金は、今後一切壁の建設には使わないとすることが私の政権運営の方針となる。そして、これまで壁の建設に充てられたあらゆるリソースを再び精査することを報告する」ことを約束した。同書簡は「これによって議会には、当該の非常事態宣言は抹消することを報告し、政府は今後、メキシコとの国境における壁の建設を一切行わない」と締められている。

当該の非常事態宣言はトランプが、財務省から6億ドル、国防省から61億ドルの資金を壁の建設に流用することを可能にするものだった。

そして2020年2月、トランプ前大統領は非常事態宣言の内容を更新した。そこには、さらに追加で38億ドルの税金を壁建設に転用し、メキシコにその補償を行わせるといった内容が盛り込まれたが、それはトランプお得意の嘘であった。トランプの壁建設への要求は2018年終盤から2019年初めまでの間、政府を部分的に機能不全に陥らせた。その後、議会がこの予算案を拒むと、トランプは非常事態宣言を出し強行採決を行なったが、この際に当時のバイデン大統領が共和党員らから非難を受けたことは忘れてはならない。

バイデン大統領は、大統領就任初日に壁の建設中止に意欲を示した。また2月初めには、トランプの反移民政策に対して専門の調査団を組織することで、親と離れ離れになった子どもたちを救済する措置を行うことも発表している。

しかし、新型コロナウイルスの影響により、ホワイトハウス報道官のジェン・サキが言うところの「人道的な」プロセスに則った委員会が組織されるまで、少なくともバイデン大統領はメキシコからの亡命希望者を送還するトランプ前大統領の政策を続けざるを得ない状況にある。サキは2月10日(水)、「国境にいる人たちの大半は送り返されている」、と記者に告げた。

アメリカとメキシコの国境地帯の軍事化はトランプの下で始まったわけではない。ニクソン、クリントン、ブッシュと、数十年にわたる各政権でこうした政策が取られていた。そしてトランプ政権の忌むべき有害な政策を経て、「やり直し」のボタンを押すだけではどうにもならなくなってしまった。そして今やっと、スタート地点にたどり着けたと言えるだろう。

PETER WADE, PATRICK REI

https://news.yahoo.co.jp/articles/aea65896b4ceb4edf11765d9b490d6b0bcc43c33

648taro:2021/02/24(水) 04:29:48
メキシコ麻薬王「エル・チャポ」の妻、米空港で逮捕 違法薬物密輸共謀容疑

【AFP=時事】(更新)米当局は22日、同国で終身刑を科され収監されているメキシコの麻薬王、ホアキン・グスマン(Joaquin Guzman、通称エル・チャポ〈El Chapo〉)受刑者の妻をワシントン郊外のダレス国際空港(Dulles International Airport)で逮捕した。米司法省が発表した。

 グスマン受刑者の妻、エマ・コロネル・アイスプロ(Emma Coronel Aispuro)容疑者(31)は同空港に到着したところを拘束された。コカイン、メタンフェタミン、ヘロイン、マリフアナなどの違法薬物の米国への密輸を共謀した疑いがかけられている。

 グスマン受刑者は悪名高いメキシコの麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の元最高幹部の一人。2019年7月、米ニューヨークの連邦裁判所で終身刑を言い渡されている。

 司法省によると、コロネル容疑者はシナロア・カルテルの活動に関与し、グズマン受刑者の2度の脱獄計画を支援したとされる。

 米当局はこれまで、コロネル容疑者を逮捕する方針を明らかにしていなかった。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/089b9f38ab894bd20d0a46af71f78d2a0c612be1

649taro:2021/02/26(金) 05:47:22
17歳でミスコン優勝、麻薬王「エル・チャポ」の妻 濃密なその人生

【AFP=時事】メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者の妻、エマ・コロネル・アイスプロ(Emma Coronel Aispuro)容疑者(31)の経歴は、濃密だ。17歳で小さな町のミス・コンテストで優勝し、その1年後に32歳年上の麻薬王と結婚。モデル、インフルエンサー、ファッションデザイナーとして活躍してきた。

 今週、麻薬密輸の共謀容疑で米首都ワシントンの空港で逮捕されたコロネル容疑者には、グスマン受刑者が最高幹部を務めていた麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の取引に関与した疑いがかけられている。

 グスマン受刑者に終身刑が言い渡された2年前の裁判では、すらりと背の高いコロネル容疑者が3か月間ほぼ毎日、体の線を強調した服装にしっかり化粧をし、長い黒髪をなびかせて傍聴に訪れては夫にほほ笑みかけたり、投げキスを送ったりする姿が注目を集めた。当時7歳の双子の娘たちを傍聴席に連れて行き、父親に一目会わせようとしたこともあった。

 それが、コロネル容疑者にとっては夫に近づける限界だった。米当局はコロネル容疑者に勾留中の夫との面会や電話を禁止し、判事は裁判終了時に2人が抱き合って別れを惜しむことすら認めなかった。

 このときの裁判の証人によるとコロネル容疑者は、2015年にグスマン受刑者がメキシコの刑務所から脱獄した際、独房内のシャワースペースの下に掘られた長さ1.5キロのトンネルをバイクで駆け抜けて夫の逃亡を助けた。さらに1年後にも、再拘束された夫の脱獄計画を支援したという。

■多くのファン

 コロネル容疑者は、シナロア・カルテルの幹部の一人で通称「ナチョ(Nacho)」こと故イグナシオ・コロネル( Ignacio Coronel)のめいで、米カリフォルニア州に生まれ、メキシコで育った。メキシコと米国の国籍を保有する。

 判決後には、麻薬組織幹部らの血縁者の生活を追ったテレビ番組「クルー・カルテル(Crew Cartel)」に出演し、物議を醸した。

 コロネル容疑者には大勢のファンがいる。ユーチューブ(YouTube)には化粧や髪形をまねしたい人たち向けの指南動画が幾つも投稿され、インスタグラムにも彼女の写真を掲載するアカウントが複数ある。ファンが作ったアカウントの一つは、「どんな女性も女王にはかなわない」をうたい文句にしている。

 公の場では、たびたび浮気を繰り返す夫にさえ忠実な妻に徹してきたコロネル容疑者は、麻薬について話したことは一切ないが、夫への称賛を隠したことはない。裏社会では冷酷さで知られたグスマン受刑者のことを、コロネル容疑者は裁判の際「素晴らしい父親であり、友人であり、兄弟であり、息子であり、パートナーだ」と語っていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/344f8eb3fec068154b96ab8950a0c26ae025ee01

650taro:2021/02/28(日) 05:56:48
ハイチの刑務所で大規模脱走、25人死亡 約400人逃亡中

【2月27日 AFP】ハイチの首都ポルトープランス郊外の刑務所で25日、大規模な集団脱走が発生し、刑務所長や一般市民を含む25人が死亡した。26日の時点で400人以上の受刑者が逃亡したままとなっている。

 当局は、受刑者6人とポール・エクトル・ジョゼフ(Paul Hector Joseph)刑務所長ら計25人が死亡したと発表した。この中には逃亡した受刑者に殺害された一般市民もいたという。



 事件が起きたクロワデブーケ(Croix des Bouquets)の刑務所には、26日朝の時点で、収監されていた受刑者1542人のうち1125人しか残っていなかった。

 死亡した受刑者の一人は犯罪組織リーダーのアーネル・ジョゼフ(Arnel Joseph)受刑者。26日にオートバイに乗っていたところを刑務所の北約120キロに設置されていた検問所で制止され、その際に警官を襲ったため対応した警官が射殺したという。

 ハイチの主な犯罪組織の一つを率いるとされていたジョゼフ受刑者は、2019年に逮捕された。昨年7月には脱走計画を明かした動画をソーシャルメディアに投稿し、その数日後に脱走を試みていた。殺人罪で服役していたジョゼフ受刑者は過去に2度、2010年と2017年にポルトープランスの別の刑務所から脱走している。

 クロワデブーケの刑務所は、カナダからの資金で2012年に設立され、厳重な警備が敷かれている。最大収容人数は872人だが、今回の集団脱走発生時はその2倍近くが収容されていた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3333923

651taro:2021/02/28(日) 05:58:02
「体の半分に感覚ない」 メキシコの医療現場、コロナ後遺症への対応課題に

【AFP=時事】メキシコ人のアレリ・トーレス(Areli Torres)さん(31)が新型コロナウイルスに感染した時、発熱と頭痛の症状は数日で消えた。しかし、医師らが長きにわたる後遺症を正しく診断するまで、7か月かかったという。メキシコでは今、医療現場が長期の後遺症に苦しむ患者への対応に追われている。

 エンジニアのトーレスさんは昨年6月、新型コロナに感染。最もひどい症状は4日ほどで治まったが、感染から1か月後、体の一部の感覚がなくなり始めた。現在、最も強い違和感は脚に出ている。



 トーレスさんは「すべてが不確かで、すべてが試練だ。4人の医師の診察を受けた」と話す。

 医師の一人は不安が原因だとみて、抗うつ薬を処方した。トーレスさんはセラピーにヨガ、運動を試したが、それでも「体の半分に感覚がない状態」が続いたという。

 今月になってようやく、別の医師が新型コロナウイルスによる神経系の炎症が原因だと突き止めた。

 公式の統計によると、人口およそ1億2600万人のメキシコでは少なくとも160万人が新型コロナウイルス感染症から回復し、約18万4000人が死亡した。

 後遺症に苦しんだ人の数に関するデータはない。しかし、医師らは次第に、当初は症状が軽かった人も、後遺症が出るリスクがあるとの見方を示している。

 症状は呼吸器や胃腸、腎臓、肝臓、神経系に表れ、倦怠(けんたい)感や筋力の低下、神経系の疾患、不安感に直面することもあるという。

 世界保健機関(WHO)は今週、各国政府に対し、新型コロナの後遺症に関する調査を優先的に行うよう求めた。WHOによると、新型コロナウイルス感染症にかかった人のうち10人に1人は12週間が経過しても体調がすぐれず、症状がさらに長期化するケースも多いという。

【翻訳編集】AFPBB News

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%BD%93%E3%81%AE%E5%8D%8A%E5%88%86%E3%81%AB%E6%84%9F%E8%A6%9A%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E7%8F%BE%E5%A0%B4-%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%BE%8C%E9%81%BA%E7%97%87%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%AB/ar-BB1e4std

652taro:2021/03/02(火) 05:21:15
メキシコのコロナ対応担当次官が感染し入院、順調に回復=当局者

[メキシコ市 28日 ロイター] - メキシコの新型コロナウイルス感染対応の先頭に立っている保健省のウゴ・ロペス・ガテル予防普及担当次官が、過去5日間、新型コロナ感染のため入院していることが分かった。保健関係の当局者が、同国で初の感染者が確認されてからちょうど1年目となった28日に明らかにした。

次官は軽い症状を訴えた後、20日に陽性が判明。現在順調に快復しているという。

同次官はマスクの必要性を軽視し、検査抑制戦略を先導しているとして批判を受けている。

ロイターの算出によると、同国における新型コロナの累計死者数は

18万5715人で、世界で4番目に多い。

国家疾病予防監視プログラムセンター(Cenaprece)のルイ・ロペス所長は、ロペス・ガテル次官は24日、酸素補給が必要になったとの医師団の判断から「早期の入院」措置が取られたと説明。記者会見で、「順調に快復しており、明日にも退院できると期待している」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a47bc4a665d0e8286addcfb082e601c0ac279d4

653taro:2021/03/03(水) 03:54:04
米政府、メキシコとの新型コロナワクチンの共有を否定

[ワシントン/メキシコ市 1日 ロイター] - 米国のバイデン政権は1日、新型コロナウイルスワクチンをメキシコと分け合う計画はなく、自国民の接種を優先すると表明した。

バイデン大統領とメキシコのロペス・オブラドール大統領のビデオ会談に先立ち、ホワイトハウスのサキ報道官が明らかにした。ビデオ会談ではワクチンの問題が取り上げられるとみられていた。

同報道官は会見で「すべての米国人の接種を確実にすることが政権の優先課題だ。この目標を達成すれば、喜んで追加の措置を協議する」と述べた。

バイデン大統領はビデオ会談でこの問題を協議することを記者団に明らかにしたが、会談終了後に発表された公式声明にはワクチン配布に関する言及はなかった。

バイデン大統領は、全国民の接種に必要なワクチンを7月下旬までに調達すると表明している。

米疾病対策センター(CDC)によると、同国ではこれまで7690万回のワクチン接種が行われた。すでに配布されたワクチンで人口の23%が2回目のワクチン投与を受けることが可能という。

ロイターがまとめたデータによると、メキシコで投与されたワクチンは250万回分で、人口の約1%。メキシコ政府は供給不足に不満を抱いており、富裕国がワクチンを買い占めるとの懸念を強めている。

ロペス・オブラドール大統領はビデオ会談に先立ち、バイデン大統領にワクチンを分け合うよう求める意向を示していた。

両国は、会談終了後に発表した共同声明で、新型コロナ対策で協力を深めると表明。「移民の尊厳と、秩序ある安全な正規の移住の重要性を認める」移民政策で協力する意向も示した。

03/02 12:49 ロイター


https://article.auone.jp/detail/1/4/8/111_8_r_20210302_1614657542317494

654taro:2021/03/04(木) 06:26:04
パナマのミスコン、トランスジェンダー女性の応募可能に

【AFP=時事】中米パナマのミスコンテスト主催団体「セニョリータ・パナマ(Senorita Panama)」は、今年から「法的・医学的手続きがすべて完了している」トランスジェンダー女性に対し、コンテスト参加の門戸を開くと発表した。

 セニョリータ・パナマが主催する同名のコンテストは、ミス・ユニバース(Miss Universe)のパナマ代表選考会となっている。ミス・ユニバースは各国の大会主催者に、その国で法的に女性と認められた人にも参加資格を広げるよう求めている。

 セニョリータ・パナマのトップ、セサル・アネル・ロドリゲス(Cesar Anel Rodriguez)氏は2日、AFPに対し、今回の決定はミス・ユニバースのトランスジェンダー女性に関する規約に沿ったものだと話した。

 ロドリゲス氏によると、パナマでは2018年時点で、少なくとも10人がトランスジェンダー女性として法的に認められているという。

 大会関係者によると、現時点ではトランスジェンダー女性からの応募はない。

 ミス・ユニバースでは2018年、スペインのアンヘラ・ポンセ(Angela Ponce)さんがトランスジェンダー女性として初の代表に選ばれた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/431d88f8f3561d89fb19cc4c02447fe8ba0b6203

655taro:2021/03/05(金) 05:11:37
メキシコ中銀、21年成長率予想を4.8%に引き上げ

[メキシコ市 3日 ロイター] - メキシコ中央銀行は3日に公表した四半期報告書で、2021年と22年の経済成長率と雇用の伸び予想を上方修正した。ただ、新型コロナウイルスの感染状況が景気の下振れリスクだと指摘した。

中心的なシナリオで国内総生産(GDP)伸び率は21年が4.8%、22年が3.3%と予想。従来予想は21年が3.3%、22年が2.6%だった。

21年の雇用の伸びは25万─57万を見込む。従来の15万─50万から引き上げた。

メキシコ経済は20年、新型コロナの影響で約90年ぶりとなる深刻な景気後退(リセッション)に陥った。ただ、中銀は20年第4・四半期の経済は予想以上に回復したと指摘している。

中銀は見通しの引き上げについて、20年末に景気回復が進んだことや、米鉱工業生産が底堅く伸びるとの想定に基づいていると説明した。

ディアスデレオン総裁は、景気回復ペースは国ごとに異なり、新型コロナのワクチン接種状況や景気刺激策の規模に大きく左右されると指摘した。

メキシコは景気刺激策をさほど講じておらず、製薬会社からのコロナワクチンの調達も難航している。

総裁は、米国の景気回復などの国外要因を注視し、今後の政策を検討すると説明。その上で、新型コロナの感染状況が深刻なリスク要因だと指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0be50b1e4bcf6f39f7db5a003abf38464a7905cd

656taro:2021/03/07(日) 05:41:26
カストロ氏の孫、高級車運転動画で謝罪 キューバ

 キューバで社会主義革命を率いた故フィデル・カストロ氏の孫で企業家のサンドロさん(29)がハバナで高級外車を運転している動画がソーシャルメディアで出回り、国民の多くが経済的に厳しい生活を強いられている中で激しい非難が起きた。サンドロさんは5日までに自身のインスタグラムで謝罪した。中南米メディアなどが報じた。

 出回った動画の中で、サンドロさんはメルセデス・ベンツを時速約140キロで運転。「僕たちは質素だけど、たまには家にあるこのおもちゃを外に出さないとね」などと話していた。サンドロさんは釈明の動画で、車は知人に借りたものだとし、迷惑をかけた人たちに「深くおわびする」と述べた。

 キューバでは車に800〜1500%の関税を課しており、乗用車はほとんどの市民には手が届かない。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/210306/wor2103060015-n1.html

657taro:2021/03/07(日) 05:48:36
コロナ禍で観光地から「農地に戻る」 キューバ・ビニャーレス

【AFP=時事】キューバの桃源郷といわれる美しい町ビニャーレス(Vinales)で1年前、カルロス・ミジョ(Carlos Millo)さんは民宿を営んでいた。

 だがコロナ禍で観光客の足が遠のき、ミジョさんや町の人々は昔ながらの自給自足生活に戻らざるを得なかった。「私たちは再び土地を耕すしかありませんでした」。そうAFPに語ったミジョさんは、自宅の後ろの50平方メートルの庭でフダンソウやトマト、マメ類などを育て始めている。

 ビニャーレスの人口は約2万8000人。コロナ禍以前、町民の8割は直接的または間接的に観光業から収入を得ていた。町は「モゴーテ」と呼ばれる巨大な石灰岩の岩山に囲まれた肥沃な渓谷にある。

 町の名前の由来となったビニャーレス渓谷(Vinales Valley)は1999年、「独特なカルスト地形と、そこで数世紀にわたり続いている(主にタバコ栽培における)伝統農法」が評価され、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産(World Heritage)に登録された。ユネスコによると、建築や工芸品、音楽といった固有の伝統文化も豊かだ。

 わずか10年前まで、ビニャーレスの経済を支えていたのはタバコ栽培を中心とする農業だった。だが、経済の自由化が進むにつれて、外国人観光客が流入。ミジョさんのように農業からサービス業に身を転じた人々もいる。

 だが新たな繁栄は、長くは続かなかった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で、ゲストハウスやレストラン、カフェやショップに改造された色鮮やかな木造の家々は、悲しいほどにがらんとしている。

 ミジョさんは、観光業は「いくつもの家族を大いに助けてくれました」と語る。ミジョさんは民宿の営業を再開できる日が待ちきれないという。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/7746b4da346e82b3b9723028baf5ffe98dce3faa

658taro:2021/03/08(月) 05:33:21
キューバ新体制にカストロ家の影

【まとめ】
・4月にラウル・カストロ第1書記引退、ディアスカネル大統領が後継。
・ラウル氏の子息や元女婿が陰の実力者、新体制の基盤は不安定。
・ディアスカネル大統領の経済改革案、本来の改革・開放とは無関係。

■「当分はラウル氏院政」との見方も

キューバにとって2021年は歴史的転機となる年である。

4月に開催する第8回共産党大会で党のトップであるラウル・カストロ第1書記が退任する見通しだ。これにより、実兄の故フィデル・カストロ氏が率いた1959年のキューバ革命以来続いてきたカストロ兄弟の支配体制が終わり、ディアスカネル大統領を党第1書記とする新たな体制がスタートする。

最大の関心はディアスカネル氏が果たしてどれだけ新リーダーとして独自の政策を打ち出すことができるかだ。「ディアスカネル氏の権力はまだ固まっておらず、リーダシップを発揮できるような状況ではない」(長年キューバ事情を研究するペルー・カトリカ大の政治学者)とみる中南米専門家は多い。

こうした専門家の意見に共通するのは、キューバ政治におけるカストロ一族の影響力を強調する見方である。ディアスカネル大統領は優秀なテクノクラートで、ラウル氏が自らの後継者として選んだ人物とされ、同大統領とマレロ首相による二人の指導体制への移行もスムースに行われるとの予想が一般的。だが、「当分の間はラウル氏の事実上の院政が続く可能性が大きい」(前述のペルー・カトリカ大政治学者)との説が取り沙汰されている。

■“陰の実力者ナンバーワン”は軍の企業統括組織トップか

 ラウル氏の影響力が残るとみる根拠は、同氏の身内に政治発言力を増している実力者2人の存在である。一人はラウル氏の息子であるアレハンドロ・カストロ氏。アレハンドロ氏は今年56歳。61歳のディアスカネル大統領とはそれほど年も違わないが、強硬な反米主義者といわれる。

在京キューバ大使館関係者によれば、同氏は軍人出身で、内務省で情報部門の責任者の地位についていたが、ラウル氏が党と政府の権力を掌握するのに伴い、父親の個人的顧問として数々の重要な政治決定に関与するようになったという。

2015年4月、キューバ国家評議会議長だったラウル氏が当時のオバマ米大統領との間で1956年以来初の両国首脳会談を行った際にも、アレハンドロ氏が同行しており、そのころから政治の表舞台にも登場するようになったようだ。

一時は「ラウル氏の後継者」とうわさされたこともある。もう一人の実力者はラウル氏の娘と結婚、その後離婚した元女婿、ルイス・アルベルト・ロドリゲス氏。ロドリゲス氏は革命軍事省傘下の企業統括組織のトップとしてキューバ企業の大半を支配下に置くとされる人物だ。米政府は昨年、同氏を制裁の対象に加えている。「ロドリゲス氏はアレハンドロ氏を上回る陰の実力者ナンバーワンで、その影響力をディアスカネル大統領は無視できないだろう」(米マイアミのネットメディア)との声も聞かれる。

■ 最近の経済改革は危機脱却への“苦肉の策”

ディアスカネル大統領は年初来、通貨ペソの切り下げや二重通貨制の廃止、自営業認可の大幅拡大など相次いで経済改革策を打ち出した。一連の改革策について「キューバがいよいよ、本格的な改革・開放に向かう前兆」(スペインの有力メディア)「バイデン米新政権発足に伴い対米関係の改善を目指す可能性も」(米マイアミのネットメディア)といった分析もある。

しかし、米国の中南米問題専門シンクタンク「インターアメリカン・ダイアログ」(IAD)の専門家は「過去30年で最悪の経済危機から脱却するための“苦肉の策”で、本来の改革・開放政策や対米関係とは無関係」と指摘する。

実際、キューバ経済はトランプ前米大統領による経済制裁の強化に新型コロナウイルスの打撃も加わり、深刻さを増している。2020年の経済成長率がマイナス11%に落ち込むと予想され、物不足が深刻化し、国民の不満が増大する中、デモが急増しているとの情報もある。ディアスカネル新体制が独自の路線を打ち出すとしても、それにはまだまだ時間がかかりそうだ。

(了)

山崎真二(時事通信社元外信部長)

https://news.yahoo.co.jp/articles/92de886213a8616f96887f7e6a48ea88a90d6dbd

659taro:2021/03/09(火) 05:46:34
米メキシコ国境での拘束者、2月は約10万人に増加=関係筋

[ワシントン 5日 ロイター] - メキシコから米国に入国を試み拘束された人の数は2月に10万人近くに増加した可能性がある。2人の関係筋がロイターに明らかにした。

米税関・国境警備局(CBP)は間もなく2月の公式データを発表する予定だが、2月の拘束者の数は1月の7万8000人から増加し、移民が急増した2019年6月以来の高水準に達したとみられる。2月としても2006年以来の高水準となる。

バイデン大統領はトランプ前大統領の強硬な移民政策の転換を進めているが、共和党は、不法移民が増えるとしてバイデン氏の移民政策を批判している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/27d50d0fc43cec747772d7b65f91996e331db412

660taro:2021/03/10(水) 04:59:10
グアテマラ・パカヤ山が噴火、周辺地域を覆う降下物

【3月9日 AFP】中米グアテマラにある火山、パカヤ(Pacaya)山が噴火し、周辺の町は火山からの降下物で覆われた。映像は5日撮影。

 地元エルロデオ(El Rodeo)のとある住民は、「多くの人が怖がっているが、私たちは既にこの生活に慣れている」と話した。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/8db9884ec3908d51e4bbb0f70d0339d722ee67d6

661taro:2021/03/11(木) 06:20:52
ホンジュラス大統領が麻薬密輸ほう助 米検察が主張

【AFP=時事】米ニューヨークの連邦裁判所で開かれた麻薬密輸事件の公判で、検察側は9日、ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernandez)大統領がコカイン数トンの米国への密輸をほう助していたと主張した。

 検察は公判での冒頭陳述で、麻薬密輸の罪に問われているジョバンニー・フエンテス(Geovanny Fuentes)被告が2013年と14年の会合でエルナンデス大統領に現金2万5000ドル(約270万円)の賄賂を渡したと指摘。大統領は見返りとして被告を守り、「触れられない」存在としたと主張した。

 一方で弁護側は検察の主張に疑問を呈し、「どうやら、大統領を買収するには2万5000ドルしかかからないようだ」と皮肉った。

 エルナンデス大統領は2014年1月に就任し、2018年に2期目を開始した。米検察当局はエルナンデス氏を麻薬密輸の共謀者とみなしているが、今のところ訴追はしていない。エルナンデス氏の弟のトニー・エルナンデス(Tony Hernandez)被告は2019年、ニューヨークでの裁判で、大量の麻薬を密輸した罪で有罪を言い渡されている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/087993f2b7bd272052c243ef72ce22193807679a

662taro:2021/03/12(金) 05:13:13
マリフアナ解禁法案、下院通過 麻薬組織の弱体化狙う メキシコ

 【サンパウロ時事】メキシコ下院は10日、マリフアナを解禁する法案を可決した。

 昨年11月に上院を通過したが、下院で修正を加えられているため再び上院に送付される。

 法案は左派の与党・国家再生運動(MORENA)が提出。消費などは18歳以上に限られ、所持は28グラムまで。許可なくそれ以上所持していれば罰金や刑罰が科される。大麻草の栽培やマリフアナの流通などは免許制を導入する。

 メキシコは強大な武力を持つ麻薬カルテルが抗争を繰り広げており、劣悪な治安の改善が大きな課題となっている。ロペスオブラドール大統領は、マリフアナ合法化が麻薬を資金源とするカルテルの弱体化につながると主張している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/99d31315d37d129c289d7839d939360e065ac41a

663taro:2021/03/13(土) 05:26:38
焦点:高度化する米メキシコ密入国、リストバンドで越境者管理

[米テキサス州ペニタス 9日 ロイター] - 米・メキシコ国境のリオグランデ川の渓谷沿い、テキサス州ペニタスに近い丈の低い草原には、メキシコからの越境者たちが剥ぎ取った色付きのプラスチック製リストバンドが何百本も捨てられている。

米国の国境管理当局者によれば、金を払って密入国する人々を把握するためのリストバンドで、有力麻薬カルテルや密入国斡旋業者の間で、そうした動きが広がっていることの証拠だと言う。

赤、青、緑、白…色とりどりのプラスチックバンドには、「到着」や「入国」を意味するスペイン語のラベルが付いているものもあり、ロイターへの証言者によれば、移民たちが急ごしらえのイカダで川を越えた後、投棄されているという。

いったい何に、どのように使われているのか、これまで広く報道されたことはなかった。

<斡旋料の支払いを把握>

国境警備員から逃れようとする移民もいるが、それ以外のほとんどは中米諸国からの家族連れか、親を伴わずに旅をしてきた年少者で、自ら国境管理当局に出頭し、たいていは亡命を申請する。

テキサス州南東部、3万4000平方マイル(約8万8000平方キロ)以上にわたって拡がるリオグランデ渓谷地帯の国境巡視員は、このところ複数の逮捕に携わる中で、こうしたリストバンドを着用した移民に遭遇している。

米税関・国境警備局のマシュー・ダイマン広報官はロイターの取材に対し、「リストバンドに記された情報は、密入国斡旋組織が利用している多数の情報を示している。(仲介料の)支払い状況や、どの斡旋組織が扱っているかなどだ」と語る。

民主党のバイデン大統領率いる政権が、トランプ前大統領が進めた厳しい移民政策を覆そうと試みている。共和党からは、厳格な移民政策を緩和すれば移民危機が生じるとの警告が発せられている。

暫定のデータに通じた2人の人物によれば、この2月、米国の国境管理当局が米・メキシコ国境で行った逮捕や移民の即時国外追放措置の件数は10万件近くに達しており、月ベースでは2019年半ば以来最多となっている。

664taro:2021/03/13(土) 05:26:48
<通過料、数千ドルにも>

ワシントンのシンクタンク「バイパーティザン・ポリシー・センター」で移民・国境政策担当ディレクターを務めるテリーザ・カーディナルブラウン氏は、(リストバンドによる)識別システムは、米メキシコ国境を越えて移民を流入させている犯罪組織の高度化を象徴している、と話す。

カーディナルブラウン氏は「犯罪組織は、ビジネスのようなやり方をしている」、つまり「より多くの支援者を見つけ、効率を追求」している、と指摘する。移民は米国まで移動するために数千ドルを払う場合もあり、密入国斡旋業者は、メキシコ領内の複数地域を通過させるために麻薬カルテルに金をつかませなければならない。

「これは金儲けのための事業であり、誰が支払い済みか注意深くチェックしなければならない」とカーディナルブラウン氏。「リストバンドは、移民を把握する新しい手法ではないか」

だが移民問題の専門家によれば、メキシコ北部で活動する犯罪集団は以前からずっと、どの移民がギャングの支配地域を通行する権利を得るための代金、さらには米国国境を越えるための仲介料を支払い済みか記録するシステムを使ってきたという。

カーディナルブラウン氏によれば、2019年、高速バスに乗って国境に到着する中米諸国からの移民が増大したとき、密入国斡旋業者は「バスを降りる前に支払い状況を確認できるよう、移民の氏名と識別番号」をダブルチェックする形で、移民希望者を監視していたという。

<命を守る「紫のバンド」>

テキサス州マッカレンと国境を隔てる、メキシコ有数の危険な街レイノサで、1人の移民がロイターの取材に応じた。報復を恐れて匿名を希望しつつ、その人物は自分が着けていた紫のリストバンドの写真を見せてくれた。

彼は数カ月前にホンジュラスからレイノサに到着し、この街の犯罪組織の1つに500ドル(約5万4000円)を払い、誘拐や強奪から身を守るための紫のリストバンドを確保したと話した。別の犯罪組織の支配下にある川を渡るために移民か斡旋業者が金を払えば、別のリストバンドをもらえるという。

「こうやって、私たち移民や『コヨーテ』は危険を免れている」と言う。「コヨーテ」とは、スペイン語の隠語で、密入国斡旋業者を意味する。

匿名を条件に取材に応じた密入国斡旋業者は、リストバンドが麻薬カルテルの支配地域を通過する権利のために金を払ったことを明示するシステムであることを認める。

「リストバンドを身につけていれば、間違って殺されることはなくなる」とこの斡旋業者は言う。

移民や斡旋業者らは、渡河の権利のために金を払ったことを明示するリストバンドを使用するのは、抗争の多いタマウリパス州で河川に面した地域を支配する麻薬カルテルが必要としているシステムだと話している。

今年1月、レイノサからわずか40マイル(約70キロ)しか離れていないタマウリパス州内で、ある移民グループが虐殺された。この事件に関連して逮捕されたのは、現地のメキシコ警察官12人である。

(Adrees Latif記者、Laura Gottesdiener記者、Mica Rosenberg記者)

(翻訳:エァクレーレン)

https://news.yahoo.co.jp/articles/68d2a9ec6be2ff92576c602c5952b3303d6c4984

665taro:2021/03/13(土) 05:29:03
カリブ海に面する50の国・地域、津波に備えサイレンやテレビ放送の動作確認

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】カリブ海に面する約50の国・地域で11日、合同津波対応訓練が行われた。国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の政府間海洋学委員会などが2011年から毎年のように開催しており、今年は東日本大震災から10年の節目の日を選んで実施した。

 訓練では、米ハワイの太平洋津波警報センターなどと連携し、沿岸部のサイレンや緊急テレビ放送の動作などを確認した。

 米海洋大気局によると、この地域では1946年8月、ドミニカ共和国沿岸を襲った津波で約1800人が犠牲になった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7328a0dfe4ef7d08d99b31948cd63bcca0f6fa73

666taro:2021/03/18(木) 04:55:03
米、越境者が20年ぶり高水準 未成年者の収容施設拡充へ

[ワシントン 17日 ロイター] - 米国土安全保障省(DHS)のマヨルカス長官は17日、メキシコからの越境者が20年ぶり水準に増加していると述べ、未成年者の収容施設拡充を急いでいると説明した。

米税関・国境取締局(CBP)によると、米南西部国境で拘束された人の数は2月に10万0441人となり、2019年の国境危機以来の高水準となった。

マヨルカス氏は声明で、当局が拘束して強制送還した人の大半は単身で入国を試みた成人だと指摘。保護者が同伴していない未成年の越境者もいるが、未成年者は強制送還していないと説明。保健福祉省が未成年者を保護できるよう体制を整えているほか、収容施設の拡充を進めていると述べた。

バイデン米政権は、トランプ前政権よりも寛容な移民政策を打ち出しており、米入国を目指して国境地帯を訪れる中米出身者が増えており、単身で入国を試みる未成年者も急増している。

バイデン大統領はABCニュースとのインタビューで「来月までには行き場のない子供たちを収容できる体制が整うと思う。こうした子供たちを保護する必要がある」と強調した。

一方、共和党からはバイデン政権の移民政策に対する批判が出ている。下院共和党トップのマッカーシー院内総務は15日、テキサス州エルパソの収容施設を視察した際に「この危機は新政権の政策により引き起こされた」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bab32094bd21cc1b6cd427161d45f64e7af18e69

667taro:2021/03/19(金) 05:13:04
アストラゼネカ製ワクチン、カナダ・メキシコへの送付を検討 バイデン米政権

ワシントン(CNN) 米国のバイデン政権が、備蓄されている英アストラゼネカ製の新型コロナウイルス用ワクチンの一部をカナダとメキシコに送付することを検討していることがわかった。政権幹部が明らかにした。

メキシコ外務省によれば、カナダとメキシコからの要請を受けて、積極的な協議が行われているという。少なくともメキシコに対しては早ければ19日にも合意が発表されるとみられる。

ロイター通信によれば、メキシコのエブラルド外相は16日午前、記者団に対し、進展がみられているものの、詳細については19日まで判明しないとの見通しを示した。エブラルド外相は、可能な限り多くのアストラゼネカワクチンを要請したと述べた。

バイデン政権は、ワクチンを共有する前に、すべての米国人に対して接種が可能な量のワクチンの確保に専念している。もし今回の合意が実現すれば、米国としては直接他国にワクチンを提供する最初の機会となる。米国からのワクチン供給は、米国と比較してワクチン接種に苦慮しているカナダとメキシコにとって追い風となりそうだ。

サキ米大統領報道官は17日、カナダとメキシコからワクチンの要請を受けていることを確認し、注意深く検討していると述べた。

当局者によれば、検討中の選択肢のひとつは「交換」に関するもので、カナダとメキシコで将来過剰なワクチンが出た場合にはそれを米国と共有するという。

米国にはアストラゼネカワクチンが数千万回分備蓄されており、アストラゼネカによれば、米政府は4月末までに約5000万回分のワクチンを入手できる見通しだという。ただし、アストラゼネカが米食品医薬品局(FDA)に対して緊急使用許可(EUA)の申請を行っておらず、依然として米国で治験が進められているため、ワクチンは米国人には利用できない。

アストラゼネカのワクチンはカナダとメキシコで承認を受けている。アストラゼネカ自身もバイデン政権に対して備蓄分を他国に提供することを検討するよう求めている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48f41892fd592d58b1effc10ad3443b2fea1007d

668taro:2021/03/20(土) 03:19:36
メキシコ国境に未成年の移民殺到 バイデン政権苦境

 【ワシントン=住井亨介】親の同伴なく米国への入国を試みる未成年の移民が米南西部のメキシコ国境に押し寄せ、人道的な移民政策を掲げるバイデン米政権が苦境に立たされている。移民に強硬だったトランプ前政権からの政策転換に移民らは期待するが、収容施設は逼迫(ひっぱく)し、劣悪な環境下に置かれている。「人道的危機」(ペロシ下院議長)ともいわれる状況には民主党内からも批判が出ている。

 米税関・国境警備局(CBP)によると、南西部国境で2月に入国を試みて拘束された移民の数は10万441人で、1月に比べて28%増加した。過去1年で最少だった昨年4月の約5・9倍に上る。

 この中でも、親の同伴のない未成年者は1月から6割の大幅増加となった。米CNNテレビによると、こうした未成年者で、CBPに拘束後、国境地帯の施設に収容されているのは4000人以上に上るという。

 バイデン大統領は米ABCテレビとのインタビューで「(国境を)越えてこないで」と訴え、サキ大統領報道官も記者会見で「国境は開かれていない」と繰り返すなど、政権は移民の増加に危機感を強めている。

 移民の出身国は、主に中米の「北部三角地帯」と呼ばれるグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルが中心で、新型コロナウイルス流行に伴う経済情勢の悪化やハリケーン被害が原因とされている。

 特に未成年が増えている背景には、人道的見地からバイデン政権が未成年者を送還せずに保護していることがあるとみられる。法律では72時間以内に厚生省に引き渡して親族などを探す必要があるが、同省側の施設は新型コロナ対策の影響で空きがなくなっており、移民らは国境地域の施設にとどめ置かれている。

 国土安全保障省は米連邦緊急事態管理庁(FEMA)に支援を要請。収容施設の環境整備に取り組む姿勢を示したものの、急増する移民に追いつかず、バイデン氏は民主党内外からの批判にさらされている。

 共和党のマッカーシー下院院内総務は「この危機は新政権の政策によるものだ。バイデン(大統領)による国境危機と言わざるをえない」と非難。身内である民主党のカンナ下院議員は、劣悪な環境にとどめ置かれている状況に「人権侵害だ。われわれは彼らの入国申請を認める必要がある」と主張している。

https://www.sankei.com/world/news/210319/wor2103190019-n1.html

669taro:2021/03/20(土) 03:26:58
米下院、移民関連2法案を可決 「ドリーマー」と農業従事者を保護

[ワシントン 18日 ロイター] - 米下院は18日、幼少期に親に連れられて不法入国した「ドリーマー」

と農業に従事する不法労働者に米市民権の獲得に道を開く2本の法案を可決した。

法案は上院に送られるが、上院では与野党の勢力が拮抗しており可決は困難が予想される。

ドリーマーを対象とした法案は、強制送還を恐れることなく米国での生活・労働・兵役・教育などを認めるもので、一定の条件を満たせば市民権を得ることができる。採決の結果は228対197で、共和党から賛成に回ったのは9人にとどまった。

もう一つの法案は農業に関わるおよそ100万人の外国人労働者を強制送還から守るもので、247対174で可決された。

両法案ともトランプ前大統領の強硬な移民政策を反転させる民主党の取り組みの一環。一方多くの共和党議員は新たな移民制度改革の前にメキシコとの国境の警備を強化する必要があるとして法案に反対している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d8a6492a9e5892987a5e6a5ebb2da7d370c181

670taro:2021/03/20(土) 03:34:01
コロナ禍契機にITスキル習得、貧困層の子どもたち メキシコ

【AFP=時事】メキシコの貧困層の子どもたちがコロナ禍による休校をきっかけに、デジタル世界に飛び込む機会を手にしている。

 首都メキシコ市近郊のチマルウアカン(Chimalhuacan)では、ごみ捨て場のそばで暮らす子どもたちにパソコンやインターネットの使い方を教える活動をNGOがしている。生徒らは、親世代が働くごみの山から遠く離れた生活を夢見ることができるようになった。

 ミゲル・テヘダ(Miguel Tejeda)さん(14)は、コロナ禍以前はパソコンを触ったことがなかった。学校にもパソコンは一台もなかった。

 だがこの半年間でテヘダさんをはじめ5歳から21歳の200人が、寄付された中古パソコンを使い、基本的なITスキルを学んだ。

 テヘダさんは「パソコンを使えば、勉強するのがずっと簡単になります。いろんな科目をよく理解できるようになりました」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/1476ebdd7d328fe79ad7c8e89889b3c75b196447

671taro:2021/03/21(日) 04:24:15
エルサルバドル代表の女性サーフィン選手、落雷で死亡

【3月20日 AFP】エルサルバドルのサーフィン代表チームのメンバーだった女性選手が19日、練習中の落雷により死亡した。同国の新聞・テレビ・スポーツ庁が明らかにした。

 死亡したのはカテリーネ・ディアス(Katherine Diaz)選手(22)。現地メディアによると、南西部エルトゥンコ(El Tunco)のビーチの海から上がろうとしたところ、落雷に遭った。


 ディアスさんは国際大会に向けて準備を進めており、サーフィン協会のメンバーでもあった。新聞・テレビ・スポーツ庁はツイッター(Twitter)に「お悔やみ申し上げる」と投稿し、友人や家族へ哀悼の意を表した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3337810?cx_part=top_topstory&cx_position=4

672taro:2021/03/21(日) 04:28:39
メキシコで偽ワクチン1千本超 ロシア「挑発の可能性」

 メキシコ政府は17日、南東部カンペチェ州の空港で、ホンジュラスに向かうプライベート機から、ロシア製のワクチン「スプートニクV」とデザインされた小瓶1155本を押収したと発表した。ロシア側は18日、偽ワクチンだったと発表し、「信用を落とすための挑発行為の可能性」を主張した。

 メキシコ政府の発表によると、ホンジュラス北西部サンペドロスーラに向かっていた自家用飛行機を、軍の支援を受けた税関職員が調査。5775回分に相当する1155本のスプートニクVの小瓶があった。二つのクーラーボックスの中に、ジュースなどに紛れていた。ホンジュラス国籍の乗員と乗客は身柄を拘束したという。

 ロシアの政府系ファンド、ロシア直接投資基金(RDIF)は18日、「違法出荷の偽スプートニクVワクチンを押収したメキシコに感謝」と題したプレスリリースを発表。押収された容器やラベルのデザインなどが本物とは異なると説明した。「偽ワクチンを出荷し、スプートニクVの信用を落とすことを目的とした可能性がある」とし、「挑発行為」を防止したメキシコ政府に感謝するとした。(サンパウロ=岡田玄)

https://news.yahoo.co.jp/articles/092398fac0e67fe5443c9e77c5e6b3e2a65c5e05

673taro:2021/03/22(月) 04:56:08
邦人女性殺害の容疑者特定 16年に別事件で死亡 トリニダード・トバゴ

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国トリニダード・トバゴの警察当局は19日、2016年2月に同国を訪問中の長木谷麻美さん=横浜市、当時(30)=が殺害された事件で、容疑者の男を特定したと発表した。

 同年12月に別の事件で警官と銃撃戦になり、死亡したという。

 特定されたのは、デビッド・アレン容疑者=当時(31)=。16年12月に女装して首都ポートオブスペインの飲食店に強盗に押し入った際、非番の警官と撃ち合いになり、射殺された。未解決事件捜査班が証拠を精査し、長木谷さん殺害事件の容疑者と断定した。

 長木谷さんはプロの演奏家で、カーニバル関連イベントに参加するため渡航。ポートオブスペインの公園で、カーニバルの衣装姿のまま絞殺体で見つかった。

 事件をめぐっては、直後に当時の市長が「女性は乱暴されないように自ら身を守る責任がある」と発言。世論の猛反発を浴びて辞任した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c527c925741003bd72c52790d4e2f1073c7f4a9

674taro:2021/03/23(火) 04:57:47
カナダ鉄道大手が米KCS買収、初の北中米縦断鉄道網実現へ

[21日 ロイター] - カナダ鉄道大手カナディアン・パシフィック・レールウェイ(CP)は21日、同業の米カンザスシティー・サザン(KCS)を250億ドルで買収することに合意したと発表した。昨年7月の米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)発効に伴う北米地域の貿易取引拡大を見据えた動きで、初めてカナダと米国、メキシコが1つの鉄道網でつながる。

KCSの株主は1株当たりCPの0.489株と現金90ドルを受け取る条件で、KCSの評価額は1株当たり275ドル、19日終値に対しては23%のプレミアムが乗せられた。

買収実現には、米陸上運輸委員会(STB)の承認が必要。CPのクリール最高経営責任者(CEO)はロイターのインタビューで「STBの買収却下は想定していない」と述べ、CPとKCSの鉄道網が重複していない点などから、当局の審査を通過するだろうと自信を示した。STBの審査は来年半ばまでに終了するとみられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ec9e5b2cd9685acd8360fb61efc3ecdf2106c40

675taro:2021/03/25(木) 04:34:49
中米グアテマラが空港を閉鎖 火山灰が降り積もって滑走路が使用不可 機体も灰まみれ

 グアテマラの首都グアテマラシティーの玄関口となるラ・アウロラ国際空港が22日に閉鎖された。市内から南に50キロに位置しているパカヤ山(標高2552メートル)が2月初旬に噴火し、依然として火山灰が市内に降り注いでいる状況。空港の滑走路や飛行機の機体も灰の層に覆われたために、航空当局では安全な離発着が行えないと判断して閉鎖に踏み切った。

 AP通信によれば、パカヤ山は2010年の噴火で取材していた記者1人と住民2人が死亡。噴火の規模が大きかった2018年には火砕流で少なくとも110人が死亡して200人が行方不明となっている。

 航空機のエンジンなどへの影響も考えられるため、いつ空港業務が再開できるかは不明。なおパカヤ山は観光ルートのひとつにも組み込まれているが立ち入り禁止となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fbbd88ddccf505887db4e6c33fc499d560ae5a3e

676taro:2021/03/26(金) 05:15:31
「鼻だけマスク」、メキシコの研究者らが開発

こちらは「鼻だけマスク」。メキシコの研究者らが開発した。

普通のマスクの下に着用して、食べたり飲んだりするためにデザインされている。メキシコ市で撮影。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6d5d3b85a0db065a3bab3b6b9a73088b7e577e5

677taro:2021/03/26(金) 05:16:08
米移民対応、ハリス副大統領が担当 メキシコ・中米と協力

[ワシントン 24日 ロイター] - バイデン米大統領は24日、南部メキシコからの不法移民が急増している問題について、ハリス副大統領が政府の対応を率いると発表した。ハリス氏はメキシコや中米各国と連携して対策に当たる。

バイデン氏はオバマ政権下で副大統領として同様の問題を担当している。ハリス副大統領を責任者に指名することで、移民問題を政権の優先課題とする。

バイデン政権発足以降、メキシコから米国へ不法入国しようとする人々は急増している。同伴者がいない未成年者も多く、保護された未成年者が十分に設備が整っていない施設に収容されているという問題も出ている。

バイデン氏は、不法移民対策では、メキシコ、ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルの協力が必要になると強調し、ハリス氏が「外交的取り組みを主導し、これらの国と協力することになる」と説明した。ハリス氏も「簡単ではないが、重要な仕事だ」と述べた。

バイデン氏は「入国しようとする人を減らすには、人々が国を離れたくないようにすることが最善だ」と述べ、自国内の治安悪化や麻薬カルテル問題、ハリケーンや洪水、地震などの災害が米国への移民増加の背景にあると説明した。

政府高官によると、ハリス氏は、各地域の問題解決に焦点を当て、人々が祖国にとどまり、そこで亡命申請を出来る環境を整えるために各国首脳と協力する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec7d9e89a8e799ad0fd3c72336c54e944d0298e

678taro:2021/03/26(金) 05:19:47
降灰の国際空港を再開 中米グアテマラ

 【サンパウロ時事】中米グアテマラ政府は24日、首都グアテマラ市の南郊に位置するパカヤ火山からの降灰のため一時閉鎖していたアウロラ国際空港を再開した。

 滑走路上に積もっていた火山灰を除去したという。

 ただ、この日グアテマラを訪れる予定だったバイデン米政権の使節団は、パカヤ山の火山活動活発化の影響で航空便がキャンセルされたことから、訪問を延期した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dd14ed5bb34ed012f8afe4ab9b2239e7d1cb304

679taro:2021/03/27(土) 04:50:28
越境試みた9歳児死亡 米メキシコ国境の川で

【3月27日 AFP】米メキシコ国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川で、米国入国を試みたメキシコ人の9歳児が死亡した。米国境警備隊(Border Patrol)が26日、発表した。同国境地帯では最近、米国への入国を試みる移民が急増している。

 この子どもは今月20日、グアテマラ人女性とその子どもの3歳児と一緒に、川の中流の小島で意識不明の状態で打ち上げられているのが見つかった。女性と3歳児は応急手当により意識を取り戻したが、9歳児は死亡が確認された。亡くなった子どもの性別は明らかにされていない。


 メキシコ国境には連日、米国を目指して数千人の移民が押し寄せており、危険な状態に陥り救出された移民はここ5か月で500人に上る。国境警備隊幹部は26日、移民の人数は増え続けていると説明。25日には不法入国を試みた約6000人の移民を拘束したと明らかにした。

 以前は米南部国境での不法入国により拘束された移民の大半が単身の成人だったが、最近はおよそ半数が家族連れや保護者のいない子どもだ。その大半はメキシコに送還されるが、家族連れの一部、また保護者のいない子どもは全員が、米国内での滞在を認められている。

 こうした子どもの収容や手続きのために使用されている税関・国境警備局(CBP)と厚生省の施設はいずれも、許容量を大幅に超えた満員状態となっている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3339048?cx_part=top_topstory&cx_position=1

680taro:2021/03/29(月) 05:36:49
メキシコから米へ単独越境、子ども528人が新型コロナ陽性

(CNN) 米政府は28日までに、親などを伴わずメキシコから米国へ越境して保護された子どもの移民528人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したと報告した。

移民の子どもらに対応する難民定住行政部局が明らかにした。隔離措置を受けている528人は、政府の施設に現在収容される子どもの人数の4.4%に相当。感染が判明したものの入院が必要な症状にないともした。

同部局が現在保護している子どもは約1万1900人。これら子どもの間で見つかった感染は医療施設などで確認された分だけでも昨年3月24日以降で計3715人に達した。

バイデン政権は現在、メキシコとの国境沿いで急増する子どもの移民への対応を迫られ、その対策で批判も受けている。テキサス州のアボット知事は同州へ流入する移民は住民に感染リスクもたらしているとも主張したが、その証拠は示さなかった。

ただ、同部局が今回示した移民の子どもの感染率は比較的、低い水準であることを示唆している。米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、テキサス州での感染率は今月24日時点で7日間の平均が6.1%だった。

https://www.cnn.co.jp/world/35168475.html

681taro:2021/03/30(火) 04:50:31
ホンジュラスとメキシコ、東京五輪出場決定 サッカー男子

【3月29日 AFP】東京五輪のサッカー男子、北中米カリブ海予選は28日、準決勝が行われ、米国を2-1で下したホンジュラスと、カナダに2-0で勝利したメキシコが本大会の出場権を獲得した。

 決勝は30日に行われるが、東京五輪の同地域の出場枠は二つのため、ホンジュラスとメキシコは準決勝を突破した時点で目標を達成した。

 前半アディショナルタイムにフアン・カルロス・オブレゴン・ジュニア(Juan Carlos Obregon Jr.)のゴールで先制したホンジュラスは、47分には相手GKデビッド・オチョア(David Ochoa)が蹴り出したボールがルイス・パルマ(Luis Palma)に当たってゴールに吸い込まれて加点した。

 米国は52分にジャクソン・ユエイル(Jackson Yueill)がペナルティーエリアの外から1点を返したが、逃げ切ったホンジュラスが4大会連続5回目の五輪出場を果たした。3大会連続で五輪出場を逃した米国は、前回のリオデジャネイロ五輪予選でもホンジュラスに敗れている。

 一方、2012年ロンドン五輪で金メダルに輝いたメキシコは、58分にウリエル・アントゥナ(Uriel Antuna)が均衡を破ると、その後ヨハン・バスケス(Johan Vasquez)のゴールで勝利を決定づけ、12回目の五輪出場を決めた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3339335?cx_part=top_topstory&cx_position=5

682taro:2021/03/30(火) 05:01:04
メキシコ、コロナによる死者は報告数より6割多い可能性

[メキシコ市 28日 ロイター] - メキシコ政府が公表した、平年に比べて死者数がどれだけ増えたかを示す「超過死亡」の統計によると、同国の新型コロナウイルスによる死者数は報告数を60%以上、上回っている可能性が高い。

メキシコ保健省の最新統計によると、コロナ流行発生から今年の第6週までに「新型コロナ感染症関連」で死亡証明書が発行された死者数は29万4287人に上った。これは、比較対象として記載されている報告済みの死者数(18万2301人)より61.4%多い。

この報告済みの死者数がいつ時点のものかは特定できないが、2月中旬以降に2万5000人以上が死亡しており、27日時点の累計の死者数は20万1429人だった。

メキシコ政府はかねてより、新型コロナによる実際の死者数は報告数を大幅に上回っている可能性が高いとしていた。

新型コロナ流行発生から2021年第6週までの期間の超過死亡は41万7002人だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/679cd12593ae62122a0fbc84991f6d050bbf76a7

683taro:2021/04/01(木) 04:35:16
メキシコからの越境者、今年は100万人突破も=米高官

[ワシントン 30日 ロイター] - 米国境警備隊の高官は30日、メキシコから米国入りを目指す中米からの不法越境者の数が今年100万人を超えるとの見通しを示した。

トランプ前政権下で移民が急増し、97万8000人近くが拘束された2019年以来の水準に達する可能性がある。

2月の拘束者数は約10万人と、19年半ば以来の高水準だった。米国境警備隊の高官は記者団に、通常4─6月は越境者が増加する傾向にあるため、今年の不法越境者は100万人を超える可能性があると語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/76549ebf84f780bc53c8b33ef05f35c59564a4a3

684taro:2021/04/01(木) 04:35:51
米副大統領とグアテマラ大統領、移民対策協力で一致

[ワシントン 30日 ロイター] - ハリス米副大統領は30日、グアテマラのジャマテイ大統領と電話で会談し、米国を目指す移民が抱える根本原因に対応するために協力することで一致した。

ホワイトハウスは声明で「雇用創出のほか、グアテマラおよび同地域の人々の状況改善に向けた革新的な機会の創出に努めることで一致した。これには、透明性の促進や犯罪対策などが含まれる」と説明した。

バイデン大統領は、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルと協力して米国への移民流入抑制に取り組むよう、ハリス副大統領を指名した。流入はここ数週間大きく増加している。

現地報道のほか、ロイターが確認したところによると、30日にはホンジュラスから数百人が米国への移動目的でグアテマラ国境に向けて出発。ハリス氏はジャマティ大統領に対し、南部国境での治安確保の取り組みに謝意を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cebc571fe24a64d27b27ab3c84766286f30165d

685taro:2021/04/01(木) 04:41:37
ホンジュラス大統領の弟に終身刑 麻薬密輸の罪で 米連邦地裁

 【ニューヨーク時事】米ニューヨークの連邦地裁は30日、中米ホンジュラスのエルナンデス大統領の弟で、米国へのコカイン密輸などの罪で有罪評決を受けた元議員トニー・エルナンデス被告(42)に対し、終身刑を言い渡した。

 罰金1億3850万ドル(約153億円)も科された。AFP通信などが報じた。

 被告は2018年に米南部フロリダ州の空港で逮捕され、19年に有罪評決を受けた。検察側は被告による麻薬密輸について、国家ぐるみの犯罪とみてエルナンデス大統領も「共謀」していたと主張していた。大統領は関与を否定している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/37c51592d7207d8fbe2aec7be42ad57d1d2ae151

686taro:2021/04/02(金) 04:44:45
大量のコカイン密輸、大統領の弟に終身刑言い渡し

 【ニューヨーク=寺口亮一、リオデジャネイロ=淵上隆悠】米ニューヨークの連邦地裁は30日、大量のコカインを米国に密輸したなどとして、中米ホンジュラスのフアン・エルナンデス大統領の弟に終身刑の判決を言い渡した。検察側は、売り上げの一部がエルナンデス氏に流れたと主張しており、密輸について「国家ぐるみだ」と非難している。

 エルナンデス氏を巡っては、地裁で3月に開かれた別のホンジュラス人の男の裁判でも関与を疑わせる証言が出ている。米紙ニューヨーク・タイムズによると、密売人とされるこの男の裁判では、証人出廷した匿名の人物が「賄賂を受け取ったエルナンデス氏は『米国人の鼻にドラッグを詰め込んでやれ』と言った」などと証言したという。

 エルナンデス氏は疑惑を完全否定し、来年1月の任期まで麻薬組織との戦いを続けると強調している。ただ、30日の判決を受け、首都テグシガルパではエルナンデス氏の辞任や逮捕を求めるデモが行われた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8908206cc75e1d8fb8e1c5e8c31c389c24bf6684

687taro:2021/04/03(土) 06:07:41
米大使館前に「キューバ国旗」 巨大モニュメント建設 ハバナ

 【ハバナAFP時事】キューバの首都ハバナにある米大使館前に、巨大なキューバ国旗をイメージしたコンクリート製のモニュメントが登場した。

 1月の米バイデン政権発足後も2国間関係改善の兆しが見えない中、市民からは突然の建設工事に冷めた声も出ている。

 モニュメントは高さ12メートルで、反米デモが頻繁に開催されてきた広場に位置する。共産党機関紙グランマなど政府系メディアは、この種のニュースを大々的に報じる傾向があるが、今回はこれまでのところ言及していない。ただ、国営建設会社はフェイスブックで「われわれの反帝国主義を掲げる舞台にそそり立つ」と紹介している。

 政府系情報誌の編集者マイケル・ホセ・ロドリゲスさんは「モニュメントなのか、彫刻なのか、傘なのか、正直何なのか分からない」と戸惑いを見せた。また「後ろから見るとギロチン」と評する市民もいる。

 米キューバ関係は、トランプ前政権が制裁を強化したため対立が深刻化。バイデン大統領の就任で変化への期待が高まったものの、キューバ政府の人権侵害問題が横たわり、改善は進んでいない。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f84d47a869ddc5f88efb2b5261e5a520e9ae777

688taro:2021/04/04(日) 05:08:12
メキシコ、頭部切断された8人の遺体発見

【AFP=時事】メキシコ警察は、国内西部ミチョアカン州(Michoacan)の田舎道で頭部を切断された男性8人の遺体を発見した。捜査当局が2日、明らかにした。同州は麻薬組織が活動していることで知られている。

 警察は1日、ミチョアカン州アギリヤ(Aguililla)の山岳地帯の過疎地に遺体が遺棄されているとの通報を受けて現場に急行。頭部を切断された男性8人の遺体を発見した。検察当局の発表によると、遺体には銃痕とみられる傷もあった。アギリヤではこのところ、麻薬組織による襲撃事件が報じられている。

 メキシコ政府は2006年、麻薬撲滅戦争を開始して軍を投入。それ以降、約30万人が死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/004dd2fa1a3e20dbdf17197f6bb00542bcc1404a

689taro:2021/04/04(日) 05:09:34
東カリブ中銀、デジタル通貨を試験発行 口座不要、アプリで利用

 【ニューヨーク時事】カリブ海8カ国・地域の金融政策を担う東カリブ中央銀行(ECCB)は2日までに、デジタル通貨「Dキャッシュ」の発行を試験的に始めたと発表した。

 米ドルとの固定相場制を採用する東カリブ・ドル(ECドル)のデジタル版。銀行口座を持っていなくても、専用のスマートフォンアプリを通じ、買い物や送金、企業間決済などができる。

 中央銀行が発行するデジタル通貨をめぐっては、日銀をはじめ、米国、欧州、中国などの中銀が研究を進めているほか、バハマとカンボジアでは既に発行されている。

 Dキャッシュは、代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインでも利用されているブロックチェーン(分散型台帳)技術を採用。バルバドスのフィンテック企業と提携して開発した。認定を受けた事業者から購入できる。まずは、セントルシア、グレナダ、アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネビスの4カ国で流通させる。

 ロイター通信によると、ECCBは2025年までに、現金利用の半減を目指している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1d6a87ec90624b0ee478344bb3d306930ac085b

690taro:2021/04/05(月) 05:07:02
教師がカヌーでやってくる 先住民の村で対面授業 パナマ

【4月4日 AFP】パナマの教師グラシエラ・ブーチェ(Graciela Bouche)さん(37)は週に一度、自らが暮らす熱帯雨林の小さな町から、約2キロ離れた先住民の村にカヌーで向かう。この村のインターネットの接続状況は不安定で、オンラインでの授業が困難なのだ。

 異色なカヌーでの通勤にかかる時間は約15分。接岸するとノートパソコンやホワイトボード、マーカーなどの教師の必需品を持ち、ブーチェさんはカヌーをおりた。

 児童らのために食べ物も用意している。先住民の村エラプル(Ella Puru)は、観光業に依存しているため、新型コロナウイルスの流行で収入源が突然絶たれてしまった。

 エラプルはパナマ運河(Panama Canal)の一部を構成するチャグレス川(Chagres River)沿いのコミュニティーで、先住民エンベラの人々が暮らしている。

 授業が行われるのは、わらぶき屋根で設けられた日陰の「教室」だ。30人ほどの児童らは、カラフルな布が敷かれたプラスチック製のテーブルの周りに座り、マスク姿でブーチェさんの話に耳を傾ける。周囲には、伝統的な衣装と見事なハイビスカスの髪飾り、それとマスクを着用した保護者らの姿がある。

 ブーチェさんはAFPに対し、「インターネットへの接続の問題と、他地域の児童と同じ教育にアクセスできていないという状況を知り、このコミュニティーに関わることを決めました」と語った。「部分的にでも対面での授業を行おうと思ったのです」

 コロナの流行前、エラプルなど地域の先住民コミュニティーの子どもたちは、隣接するパナマ県の約15キロ離れた学校に通っていた。通学するには、まず保護者が子どもたちを集合場所にボートで連れて行く必要があり、さらにそこからバスで40分移動しなければならないという。その学校も現在はコロナ禍で閉まっている。

 子どもたち同士では、エンベラの言葉を使っているが、ブーチェさんとはスペイン語で会話をしている。

 英語の授業は携帯電話で記録され、ブーチェさんはその様子をSNS経由で同僚に見せて評価を依頼する。

「パンデミック(世界的な大流行)の危機が過ぎたら、通学手段の改善に期待したい」とブーチェさん。「通学を安定させ、子どもたちの学習時間をしっかりと確保できるようにすべきです」と述べた。

 お昼ごろになると、ブーチェさんはまたカヌーに乗り、自宅のある町へと戻っていった。午後は、町の子どもたちへのオンライン授業が控えているのだ。

 映像は3月9日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/c10f217f270bbf824bdde97d06789f1288de66bc

691taro:2021/04/06(火) 04:50:52
「子どもの命を危険にさらさないで」、移民だます偽情報にCMで対抗 米

ワシントン(CNN) 中南米から米国への移住を目指して米南部の国境にたどり着く人が激増する中で、バイデン米政権が移民を思いとどまらせる目的で2万8000本あまりのラジオCMを展開している。

移民の多くは偽情報や密輸業者が流すうわさにおびき寄せられて米国とメキシコを隔てる国境にたどり着く。米政府のCMがそうした人たちにどれほど影響を及ぼすことができるのかは不明だ。

グアテマラで放送されている45秒のCMは、米国を目指す一行に子ども連れで参加したいと思っている男性を、友人の男性が思いとどまらせようとする内容。

子連れなら簡単に国境を越えられると主張する男性に対し、友人の男性は米国を目指す旅の危険性を説き、強盗に遭ったり誘拐されたり殺害されたりするかもしれず、新型コロナウイルスに感染する恐れもあると言い聞かせ、「偽りの希望を根拠に自分の子どもたちの命を危険にさらしていはいけない」と訴える。

続くナレーションではグアテマラでも成功できると強調し、出国して家族を危険にさらしてはいけないと呼びかけている。

米政府が展開する同様の広告は、ブラジル、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスで1月から放送されている。米国務省報道官によると、スペイン語、ポルトガル語や先住民の6言語で133のラジオ局を通じ、中南米の少なくとも700万人向けに流しているという。

会話の内容は実際の証言に基づくもので、米政府はSNS経由でもこうした内容を伝えている。

米国を目指す複数の要因
米国を目指す移民の急増は、中南米で偽情報が広がっていることによる。

中米諸国では暴力が横行し、新型コロナウイルスや昨年2度にわたって襲ったハリケーンの影響による経済的打撃も大きい。密輸業者が流す偽情報や、バイデン政権下で国境の取り締まりが緩和されて移民が歓迎されるようになったという情報は、そうした窮状から抜け出したい人たちを駆り立てる。

米国とメキシコを隔てる国境に到達した移民の数は増え続けている。米税関・国境警備隊(CBP)が3月に対応した移民は17万1700人と、2月の合計を大幅に超え、昨年以来、増加傾向が続く。同伴者のいない未成年は過去最高を記録した。

米政府は新型コロナ対策でただでさえ財政状況が苦しく、国境施設は定員オーバーの状態で、子どもたちは子どもの世話に適さない施設で暮らしている。

先月CNNの取材に応じたロクサナ・リベラさん(28)は昨年11月、ハリケーンによって自宅が破壊され、6歳の娘を連れてホンジュラスを離れた。

リベラさんは、子どもを連れていれば米国の国境を自由に越えられるようになったという話をニュースで聞いたと話す。米国にいる親類も同じような情報を伝えてきたという。ほかの移民たちの話も似たような内容だった。

ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は2日の記者会見で、中南米の移民に米国行きを思いとどまらせる対策の難しさを認め、ラジオCMは米政権が展開するキャンペーンの一部でしかないと説明、「引き続きもっと広範かつもっと効率的に発信する方法を模索する」とした。

https://www.cnn.co.jp/usa/35168862.html

692taro:2021/04/06(火) 04:58:22
ホンジュラスの4歳の男の子、アメリカの国境を1人で越えようとして保護される

アメリカとメキシコの国境を1人で越えようとしていた4歳の男の子が保護された。

メキシコ当局によると、男の子はリオ・グランデ川近くの国境に向かって歩いていたという。

国境では、アメリカに入国しようとする同伴者のいない移民の子どもの数が増えている。

アメリカとメキシコの国境に向かって1人で歩いている4歳の男の子が見つかったと、メキシコ当局は3月31日(現地時間)に発表した。

ロイターによると、男の子に同伴者はおらず、リオ・グランデ川近くの国境に向かって歩いているところを見つけたと、メキシコの入国管理局(INM)は述べた。

ホンジュラスから来たこの男の子は、メキシコのINMのメンバーとアメリカの州兵によって保護されたと、ロイターは報じた。

男の子は、ホンジュラスから来た複数の母親と子どもたちのグループの近くで見つかったものの、男の子の身内だと名乗る人間はいなかったと、ロイターは伝えている。

男の子とこのグループは、ロイターが「家族福祉のためのメキシコ当局の現地支部」と呼ぶ場所へと連れて行かれた。

バイデン政権による移民政策の転換後、アメリカを目指して国境へやって来る同伴者のいない子どもの数が増加している。

バイデン政権はこうした子どもたちを追い返したり、危険な状況にさらしたり、適切なチェックを受けていないアメリカ国内の誰かのもとに送り込むことはしたくないとしていて、国境の収容施設は混雑している。

[原文:Officials found an unaccompanied 4-year-old boy walking toward the US border, as Biden faces a surge in migrant children trying to enter]

(翻訳、編集:山口佳美)

https://news.yahoo.co.jp/articles/300bf615fddc3bb7d966743f081cf1cec7e8ace7

693taro:2021/04/08(木) 04:53:22
アメリカへの移民が倍増ペース バイデンへの非難も急増中

アメリカでは2020年10月〜21年9月に、メキシコ国境を越えて入国を図る移民の数が100万人以上に上る見込みだ。昨年度の45万8088人の倍以上に膨らむとみられている。税関・国境取締局(CBP)によれば、今年2月までの南部国境からの移民は既に39万人を超えた。バイデン米政権の誕生直前から入国希望者が押し寄せているのは、バイデン大統領がトランプ前政権の移民政策を覆すことを公約しているため。急激な不法移民の増加に、バイデンを非難する声も高まっている

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/04/post-96000.php

694taro:2021/04/09(金) 04:36:12
30代の男2人、高齢者に扮しワクチン接種 メキシコ

【AFP=時事】メキシコ当局は7日、高齢者に扮(ふん)し、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた30代の男2人を逮捕したと明らかにした。

 男2人は、髪と眉毛を白く染め、マスクとフェースシールドを着けて、首都メキシコ市の60歳以上を対象としたワクチン接種会場を訪れたという。2人は偽の身分証明書を提示してワクチン接種を受けたが、会場で職員と話した時の声が高齢者にしては若かったことから変装が発覚した。

 UNOTVは、メキシコ市職員のクリスティーナ・クルス(Cristina Cruz)氏の話として、高齢者の声ではないと気付いた同僚が当局に通報したと報じている。

 男2人は身元詐称の容疑がかけられている。

 人口1億2600万人のメキシコの新型コロナウイルスによる死者は20万5000人で、世界で3番目に多い。同国では医療従事者や高齢者を対象に1000万回近くのワクチン接種が終わっている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec407690c1318cf8d3f79765f2a19c7871a0008b

695taro:2021/04/10(土) 04:23:12
ひとり泣きながら「助けて」 米・メキシコ国境でさまよう少年を保護

アメリカとメキシコの国境付近で、10歳の男の子が1人でさまよっているのが見つかった。

男の子はニカラグアから複数人のグループと一緒に移動してきたが、目を覚ますと置き去りにされていたと泣きながら訴えた。

保護された男の子は米税関国境管理局(CBP)の施設へ移された。

保護者を伴わず中南米からアメリカへ越境する子どもが増えており、アメリカ側の移民収容施設は満員状態になっている。

3月には過去最多となる1万8500人以上の子どもが越境した。

https://news.livedoor.com/article/detail/19998423/

696taro:2021/04/10(土) 04:30:02
大統領、米特使の会談に応ぜず 訪米時の意趣返しか エルサルバドル

 【サンパウロ時事】移民問題を話し合うため中米エルサルバドルを訪問した米国のスニガ特使は8日、ブケレ大統領が会談要請に応じなかったことを明らかにした。

 ブケレ氏は2月に突然訪米。バイデン政権高官との面会を打診したが断られたと伝えられており、意趣返しの可能性がある。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/88fa3de12775956fade1b320e5446376478f2b11

697taro:2021/04/11(日) 04:51:21
「一人で来ました」 12歳でグアテマラから1か月…米国境に子ども移民の波
https://news.livedoor.com/article/detail/20001945/

【AFP=時事】密入国業者が操る小さなボートに乗って、12歳のオスカル君はメキシコからリオグランデ(Rio Grande)川を渡り、米テキサス州に着いたばかりだ。南米グアテマラからの1か月に及ぶ危険な旅を終えて涙を流し、腹をすかし、おびえている。

「ベンゴ・ソロ(一人で来ました)」。オスカル君がスペイン語で発した米国到着の第一声だ。

「何も食べるものがなかったので、こっちに来ました」と、やせ細った少年は茶褐色の大きな瞳でAFPに語る。


 就任から2か月以上がたったジョー・バイデン(Joe Biden)大統領にとって、メキシコ国境に押し寄せる移民の急増は最大課題の一つだ。

 バイデン氏率いる民主党政権発足以降、大人の同伴者がいない子どもや多くの家族が入国を許可されてきたが、政府や国境警備隊の収容施設には人があふれかえっている。

 オスカル君の希望は、ロサンゼルスに15年住んでいるペンキ職人のおじと再会することだ。グアテマラを出発する前に「ママに泣いちゃダメと言われたけど、泣いてしまいました」と、涙をこらえきれずに語った。

 一人息子のオスカル君を育てるシングルマザーの母親は、新型コロナウイルスの感染拡大で清掃作業員の職を失った。

■「より良い暮らし」

 米国への旅で最悪だったのは、メキシコ国境近くで他の移民と一緒に12時間、トレーラーの中に詰め込まれたときだ。「暑くて、みんな気絶し始めました」。オスカル君も気を失ったが、誰かが水をくれたおかげで助かった。

 旅の途上で一人、友達ができたのは良い思い出だが、今では行方が分からない。「あきらめちゃダメだ、神様のご慈悲とともにやり遂げようって言ってくれました。あっち(米国)ではより良い暮らしがあるんだって」

 米国では「勉強することができる。ママを連れてくる方法を学ぶんだ」とオスカル君は言った。

 AFPは3月27日の夜、正規の書類を持たない70人以上の移民がリオグランデ川を渡り、ここテキサス州ローマ(Roma)に次々と到着したのを目撃した。ほとんどがグアテマラかホンジュラスから来た移民で、2人だけルーマニア出身だった。そのうちの二十数人が同伴者のいない子どもや思春期の少年少女で、最年少は7歳だった。

 移民らは到着後、やぶに囲まれた砂地の道を1キロ以上歩き、待ち受けていた国境警備隊員に身を預けた。

 この小道には、移民らが落としたり捨てたりしていった、それまでの暮らしがしのばれる品々が散乱していた。例えば、川を渡る際に密入国業者に与えられた身元識別用のプラスチック製ブレスレット、靴の片方、ウエットパンツ、赤ん坊のがらがら、ホンジュラスの紙幣などだ。

 当局は、未成年者については家族と再会できるよう尽力する。難民申請のための聴取を待つことになる家族もいれば、国外退去を迫られる家族もいる。

 単身で到着した成人はすべて国外退去処分になると、米政府は告げている。時に入国者が一晩で数百人に上ることもある。こうした光景は地元の住民にとって日常茶飯事だという。

 共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は、全長約3200キロのメキシコ国境を封鎖しようとした。同党は、民主党のバイデン現大統領が政策転換したために移民の殺到を招いていると非難している。

698taro:2021/04/11(日) 04:51:41
■子どもは送還しない

 バイデン氏はトランプ氏の移民政策の多くを破棄する方向だが、国境を開放しているわけではないと主張する。正規の書類を持たない入国者のほとんどは直ちに国外退去させるとも述べている。

 ホワイトハウス(White House)のジェン・サキ(Jen Psaki)報道官はテレビ番組フォックス・ニュース・サンデー(Fox News Sunday)で「18歳未満の子どもたちを危険な旅に追い返すことはしない」と言明した。

 サキ氏は「それは、彼らが米国にとどまる許可を得たということではない」とも付け加えた。「われわれは彼らを人道的に扱い、それぞれのケースを審査する間、彼らに安全な場所を確保したい」

 コロナ禍で一時鈍化した米国への不法入国者数は、今年2月には10万人近くに上り、2019年半ばの水準に戻っている。うち単身で入国し、当局に身を預けた未成年者は前月比28%増の9400人以上だった。当局はさらに増加が続くと予想する。

 米国側に入ってすぐにAFPのインタビューに応じた十数人の移民希望者は、貧困や暴力、失業が主な理由で国を離れたと語った。コロナの感染拡大と最近彼らの国を襲ったハリケーンがそれに輪をかけた。

 何年も別れたままの親との再会を夢見る少年少女も多い。グアテマラから来たディエゴさん(17)は、携帯電話を借りて、生後わずか1か月のときに彼を残したまま米国に去った母親に電話をかけることができた。

「母は泣きだしました。僕もです。17年も会っていなかったから」と言った。「心の中に大きな穴がある気がします。もう一度、母の愛でその穴を埋めたいです」

699taro:2021/04/11(日) 05:00:58
カリブ海セントビンセント島で火山噴火 40年ぶり、1万人超避難

【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国セントビンセント・グレナディーンのセントビンセント(Saint Vincent)島で9日、40年以上休止状態にあった火山が噴火した。空は噴煙で覆われ、1万6000人に避難命令が出された。

 噴火したのは、同島北部にある同国最高峰のスフリエール(Soufriere)火山(標高1234メートル)。現地の緊急事態管理当局によると、高温の火山灰と煙は高さ6000メートルに到達。同島は南北の長さが約29キロあるが、火山灰は火山の反対側、南端にあるアーガイル国際空港(Argyle International Airport)まで到達した。

 地元ニュースサイト「news784.com」は、火山灰が垂直に噴き上がり、球形に広がる様子を捉えた映像を掲載。負傷者は確認されていない。

 スフリエール火山は1979年を最後に噴火していなかったが、数か月前から噴火の兆候がみられていた。過去最大の噴火は100年以上前の1902年に起き、1000人以上が死亡した。

 ラルフ・ゴンザルベス(Ralph Gonsalves)首相は8日夜、火山付近の「レッドゾーン」に指定された地域に住む1万6000人に対し避難命令を発令。避難者の受け入れを準備している隣国アンティグア・バーブーダの当局者によると、1万2000〜1万5000人がすでにレッドゾーンから避難した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/b39e9223c965739fe04572dd1afdb3a860fdfffc

700taro:2021/04/12(月) 04:08:46
キューバ、初の動物福祉法公布 闘鶏やいけにえは対象外

【4月11日 AFP】キューバで10日、同国初となる動物福祉法が公布された。動物虐待に対する罰金が定められた一方、闘鶏や宗教儀式での動物のいけにえは禁止していない。

 キューバでは2019年、動物保護法の制定を求めデモが行われた。共産主義のキューバーで市民の要求が認められ法制化されるのは今回が初めてで、市民社会の勝利だと考えられている。



 2019年4月7日に首都ハバナで行われたデモには約500人が参加。政府が許可した非政治的な民間によるものとしては、初の大規模デモとなった。さらに今年2月にも、農業省前に数十人の動物愛護活動家が集まり抗議活動を行った。

 国家評議会は動物福祉法の目的について、あらゆる生き物の生存必須条件として、人間とそれ以外の種の間で調和の取れた関係を築くことだと説明している。

 今回、闘犬は禁じられたが、闘鶏については、国が監督する団体が主催する限りは合法とされた。キューバでは闘鶏が伝統的に行われており、故フィデル・カストロ(Fidel Castro)元国家評議会議長の一族の財産にも闘鶏場が含まれている。

 さらに、ナイジェリアからの奴隷によってキューバに伝わった民間信仰「サンテリア(Santeria)」での動物のいけにえも引き続き認められる。ただし、「動物の痛みとストレスを避けるため、いけにえは素早くかつ思いやりを持ってささげること」とされている。

 保護対象には、すべての哺乳類、鳥類、蜂、爬虫(はちゅう)類、魚類、軟体動物、甲殻類、両生類が含まれ、動物の福祉とは「肉体的・身体的な観点から、生死を問わず動物が適切な状態にあること」と定義されている。

 動物には「人間の世話や保護」を受ける義務があると定めており、違反者には500〜4000ペソ(約2200〜1万8000円)の罰金が科される。(c)AFP/Carlos BATISTA

https://www.afpbb.com/articles/-/3341490?cx_part=top_latest

701taro:2021/04/12(月) 04:11:48
カリブ海の火山、3度目の噴火 島に煙が立ち込める

(CNN) カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーン諸島のスフリエール火山で9日、3度目の噴火が観測された。

西インド諸島大学(UWI)地震研究センターのエルーシラ・ジョセフ所長が9日夜、3度目の噴火があったことを報告した。詳細は発表されていないが、2回目までに比べて小規模だったとみられる。

国家緊急事態管理局(NEMO)のツイートによると、10日朝には火山灰の濃い煙と強い硫黄臭が首都キングスタウンまで達した。NEMOは呼吸器疾患のある住民らに向けて十分な注意を呼び掛けた。

同日起きた最初の噴火では、噴煙が約6100メートルの高さまで達した。2度目の噴火は午後2時45分ごろに起き、噴煙の高さは約4000メートルだった。

火山から約8キロの町にいるというフリージャーナリストのケントン・チャンス氏は同日、CNNへの報告で、灰が降り続けているものの量は減ってきたと述べた。「普段は火山の眺望が素晴らしい場所だが、今は大気中の灰が多くてその姿が見えない」という。

https://www.cnn.co.jp/world/35169161.html

702taro:2021/04/15(木) 04:35:20
メキシコ、国産ワクチンの開発を発表 今月中に治験開始へ

(CNN) メキシコ政府は13日、国産の新型コロナウイルスワクチン「パトリア」の開発を進めていることを明らかにした。

国家科学技術審議会(CONACYT)によると、すでに動物実験が成功し、今月中には90〜100人を対象にした第1段階の臨床試験(治験)を開始する。

鳥類の感染症、ニューカッスル病のウイルスをベースにしたワクチンだという。動物用医薬品の研究を手掛けるアビメクス社と政府が共同で開発している。

第1段階の結果は来月までに出る見通し。治験が成功すれば、年内に承認される可能性がある。

国産ワクチンの開発には、国際開発協力庁(AMEXCID)からの1500万ペソ(約8100万円)に加え、CONACYTが1億3500万ペソを出資した。

メキシコでこれまでに承認されたワクチンは英アストラゼネカ、中国のカンシノとシノバック、米ファイザーの各社製と、インドのコバクシン、ロシアのスプートニクV。6種類合わせて1690万回分の供給を受け、1220万回分を接種が完了している。

https://www.cnn.co.jp/world/35169367.html

703taro:2021/04/15(木) 04:43:08
キューバ大使館「国産ワクチン」で講演会

東京にあるキューバ大使館が14日、新型コロナウイルスに対応したキューバの国産ワクチンの開発状況について講演会を行い、3つのワクチンが最終段階の臨床試験に進んでいると説明しました。

講演会はオンライン上で開かれ、日本のメディアや国会議員、専門家など100人あまりが参加しました。

■国産ワクチン3種が「第3相」
講演した駐日キューバ大使館のミゲル・アンヘル・ラミレス大使は、キューバで新型コロナウイルスに対応した国産ワクチンが現在5種類開発されていると説明し、うち3つのワクチンが最終段階の臨床試験に入っているとして、開発が順調に進んでいると強調しました。

このうち国内の研究所で開発中のワクチン「ソベラナ02」では臨床試験で90%の有効性が確認されたとしています。

■キューバ 高い医療水準
キューバは1959年の革命以降、医療制度の拡充に力を入れる政策が進められ、中南米諸国のなかで高い医療水準にあるとされています。また、予防医療に積極的に取り組みB型肝炎や肺がんワクチンを自国で開発するなど国産ワクチンの開発にも力を入れてきました。

新型ウイルスの感染が拡大する中、アメリカによる経済制裁で、人工呼吸器の輸入が制限されるなど、医療の面でも厳しい状況に置かれていますが、自力で感染拡大防止に努め、新型ウイルスによる犠牲者は比較的低い水準に抑えられています。

■国際社会と協力
キューバの新型ウイルスワクチンについてはアルゼンチンやメキシコなど中南米諸国のほか、インドやパキスタン、アフリカ連合が購入を希望しているとしています。ワクチン開発の臨床試験は外国とも協力して行うということです。

■年内には接種を完了
今後、6月にもワクチンの国内承認をめざし、8月には60歳以上の高齢者全員を含む700万人に接種を行い、年末までには国民全員、1100万人あまりに接種を終わらせたいとしてます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1728c967af201b7a25a6322bd1cd30c8f84cd8f4

704taro:2021/04/16(金) 05:09:28
16日からキューバ共産党大会 革命以来の「カストロ兄弟統治」終焉へ 【ニューヨーク=平田雄介】カリブ海の島国キューバで16日、第8回共産党大会が始まる。党トップのラウル・カストロ第1書記(89)が退任し、兄の故フィデル・カストロ氏らと親米バティスタ政権を打倒した1959年のキューバ革命以来続いてきた「カストロ統治」が終焉する見通しだ。党大会は19日まで。

 後任の党第1書記には革命後に生まれたディアスカネル大統領(60)の就任が有力視されている。

 キューバの政治体制は共産党の一党独裁。ディアスカネル氏が2019年に国家評議会議長(元首)に代わり創設された大統領職に就任した後も、ラウル氏は最高権力者である第1書記に留まっていた。表舞台を去った後も、党内がもめた場合の相談役として影響力は維持するとみられる

 5年に1度の党大会では、昨年の成長率がマイナス11%に落ち込んだ経済危機や新型コロナウイルスの感染拡大、報道や表現の自由を制限する体制に不満を抱く活動家への対応も議題となる。

 新たな第1書記の当面の課題は、内政上の危機を乗り越え、権力基盤を固めることだ。15年に国交を回復した米国との関係改善に向けた動きは常に注目されるが、党や政府、革命軍に「対米譲歩」と受け止められるような動きはできず、外交ではロシアや中国、反米左派が政権を握る南米ベネズエラとの関係を重視する可能性が高い。

 ロイター通信によると、現地の生活は1月に通貨制度の改革が始まってから急激なインフレに見舞われ、食料や医薬品を含む生活必需品が不足している。米国のトランプ前政権が強化した経済制裁やコロナ禍による観光客の減少も経済を押し下げる要因になっている。

 経済人を中心に改革派は部分的に導入している市場原理をさらに拡大するよう求めるが、党執行部には経済自由化が体制崩壊につながるとの懸念が強いとされる。最終日に発表される見通しの党執行部人事でマチャド第2書記(90)ら“革命世代”の交代が進むかどうかも焦点だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e45bd769c6f9b46da3b1799e08df309d1509357

705taro:2021/04/16(金) 05:12:07
メキシコ下院、民間企業の燃料輸入許可撤回を可能にする法案可決

[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコ下院は14日、現行法を改正し政府が民間石油企業による石油精製製品の輸入許可の撤回を可能にする法案を可決した。

エネルギー市場への国の影響力強化を目指すロペス・オブラドール大統領の意向を反映した法案で、賛成292票、反対153票、棄権11票で可決した。上院に送られる。

議論の的の一つとなったのは、経済や安全保障上の危機といった一定の状況下で、ガソリンなど燃料の輸入・販売許可の政府による撤回を可能にする炭化水素法の改正。

投票前に連邦経済競争委員会(COFECE)は、法案の一部は業界内の競争に影響を及ぼし、消費者に値上げを強いることになると懸念を示していた。

ガス・石油業界に法的な不透明感を与え、石油に関する許可制度をゆがめるとの警戒感も示された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dfa57b3014dac7639ce411986f64f5d1361914ab

706taro:2021/04/17(土) 04:42:32
ラウル氏、共産党トップ退任へ 16日から5年ぶり党大会―キューバ

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国キューバで一党独裁体制を敷く共産党は、16日から4日間の日程で5年ぶりとなる第8回党大会を開催する。1959年のキューバ革命成立以来、62年にわたり国の指導中枢を担い続けてきたラウル・カストロ氏(89)が党トップの第1書記を退く見通し。

 ラウル氏は2016年に90歳で死去した兄のフィデル氏や、アルゼンチン出身の故チェ・ゲバラ氏らとともにキューバ革命を指揮。目と鼻の先にある米国の圧力にあらがってカリスマ指導者の兄をナンバー2として支え、08年のフィデル氏引退とともに元首である国家評議会議長職を引き継いだ。
 11年の第6回党大会ではフィデル氏から第1書記も継承。理想家肌のフィデル氏とは一線を画し、実務家として市場経済導入などを推進して破綻の瀬戸際にあった経済の立て直しに尽力した。
 18年には国家評議会議長職を「革命を知らない世代」のディアスカネル現大統領(60)に委譲。後ろ盾として、大所高所から国のかじ取りを見守ってきた。ラウル氏の引退後も、同氏が敷いた「現実路線」に変更はないとみられる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041500842&g=int

707taro:2021/04/17(土) 04:43:19
カリブ海の島国で火山噴火 国連、人道支援で100万ドル支出

 【ニューヨーク=平田雄介】カリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーンで9日に発生したスフリエール火山の噴火をめぐり、国連のドゥジャリク事務総長報道官は15日、避難民を支援するため国連の緊急対応基金から100万ドル(約1億800万円)を支出すると発表した。

 噴火の影響で一時、住民ら計約2万人が避難。このうち約4500人がなおも避難所で生活している。火砕流や火山灰で農業や畜産業が打撃を受け、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生じていた貧困や食料不足に拍車をかけると懸念されている。

 ロイター通信によると、現地では場所によっては20センチの降灰があった。飲料水が汚染され、道路の通行が困難になって捜索救助活動を阻んでいる。死者やけが人は報告されていない。

 スフリエール火山は1902年に起きた噴火で約1600人が亡くなった。79年の噴火を最後に休止状態にあったが、昨年末から灰を噴出するなど火山活動が活発になっていた。

https://www.sankei.com/world/news/210416/wor2104160017-n1.html

708taro:2021/04/18(日) 04:57:29
キューバ カストロ統治に幕 弟ラウル氏退任を表明

 【ニューヨーク=平田雄介】キューバのラウル・カストロ共産党第1書記(89)は16日始まった第8回党大会で演説し、今大会を限りに国の最高指導者である第1書記を退任すると表明した。ロイター通信などが伝えた。1959年に親米バティスタ政権を打倒したキューバ革命以来、兄の故フィデル氏と続けてきた「カストロ統治」が終幕する。

 後任の第1書記は党大会最終日の19日に選出される見通し。ラウル氏は「情熱と反帝国主義の精神に満ちた」若い世代に党の指導権限を引き渡すと述べた。革命後に生まれ、2018年にラウル氏から国家元首の地位を引き継いだディアスカネル大統領(60)の就任が有力視されている。

 退任について、ラウル氏は「役目を果たした満足と祖国の未来への信頼」を得たために自ら判断したとしている。一方で「生きている限りは祖国と革命、社会主義を守るために足をあぶみに置いておく」とも語っており、今後も影響力を保っていく意向を示唆した。

https://www.sankei.com/world/news/210417/wor2104170012-n1.html

709taro:2021/04/18(日) 05:05:18
米政権、難民受け入れ拡大計画を棚上げ 前政権の1.5万人維持

[ワシントン 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、今年の難民受け入れ数をトランプ前政権が設定した歴史的低水準の1万5000人に据え置く命令に署名した。

一方、ホワイトハウスは、バイデン氏が5月中旬までに今年度の残り期間についての最終的な難民上限引き上げを発表すると述べた。

バイデン氏は2月、9月30日に終了する2021年度中に難民受け入れの上限を6万2500人に引き上げる計画を示唆していたが、これまで実施を控えている。

米政府関係者によると、バンデン氏が慎重な姿勢を示したのは、米メキシコ国境に到着する移民がここ数カ月で増える中、難民をさらに受け入れるという印象を持たれることに懸念したようだ。

これに対し、民主党上院ナンバー2のダービン議員は「最大の難民危機に直面しているのに、1万5000人に制限する理由はない」とし、大統領の決定を非難した。

ホワイトハウスのサキ報道官はその後、最終的な上限は5月15日までに決めると釈明。当初目標の6万2500人という数字について、「現政権が引き継いだ壊滅的な難民受け入れプログラムを踏まえると」年度末までに引き上げるのは難しいとの考えを示した

https://news.yahoo.co.jp/articles/c60f0ad13a2fc489daae1153046b2a5d0d24108f

710taro:2021/04/18(日) 05:17:12
カストロ氏、米と関係改善期待 「敬意ある対話」を

 【ハバナ共同】社会主義国キューバで16日開幕した第8回共産党大会で、党トップである第1書記からの退任を表明したラウル・カストロ氏(89)は、基調報告でキューバは「米国と敬意ある対話を促進する意思がある」と述べ、主権や独立に干渉しないという条件でのバイデン米政権との関係改善に期待を示した。

 カストロ氏は2015年に当時のオバマ政権と歴史的な国交回復にこぎ着けたが、トランプ前政権はキューバへの経済制裁を強化。ホワイトハウスのサキ報道官は16日の記者会見で「対キューバ政策の変更はバイデン大統領の現在の優先事項ではない」と述べており、両国関係の先行きは不透明だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9389d8094e95ecb937d7fc9c16e9fe118bb02b98

711taro:2021/04/19(月) 04:15:28
刑務所の外で「密輸猫」捕獲、薬物詰めた袋装着 パナマ

【4月17日 AFP】南米パナマの地元当局は16日、薬物を詰めた袋状の布を体に装着した猫を刑務所の外で捕獲した。刑務所内への密輸に利用されていたとみられている。

 現場は首都パナマ市の北に位置するコロン(Colon)県にある刑務所の外で、捕獲されたのは白猫。猫は刑務所の敷地内に入ろうとしていた。

 刑務所を管理する当局の幹部によると、猫は首の周りに袋状の布をくくり付けられ、中には白い粉、葉っぱ、さらには「植物性の物質」が入っていた。別の当局者によると、コカイン、クラック(喫煙タイプのコカイン)、マリフアナ(大麻)とみられている。

 同地では動物を使って刑務所に薬物を密輸する事案は珍しくなく、受刑者らは餌で動物をおびき寄せるという。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3342616?cx_part=common_focus

712taro:2021/04/20(火) 05:04:13
キューバ新指導者にディアスカネル氏 カストロ統治に幕

【4月20日 AFP】キューバ共産党は党大会最終日の19日、党トップのラウル・カストロ(Raul Castro)第1書記(89)の後任として、ミゲル・ディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)大統領(60)を選出した。60年に及んだ「カストロ統治」に幕が下ろされた。

 キューバ革命を率い、1959年から2006年に病気を患うまで権力を握ったフィデル・カストロ(Fidel Castro)氏、その弟のラウル氏の後を継ぐディアスカネル氏は、キューバ初の文民指導者となる。ただ同氏は党の方針を固持しており、指導者交代後も大きな政策転換はない見通し。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3342914?cx_part=top_topstory&cx_position=3

713taro:2021/04/20(火) 05:05:29
キューバ、カストロ時代終わる ディアスカネル大統領を党トップ選出

 【ニューヨーク=平田雄介】キューバ共産党は第8回党大会最終日の19日、今大会限りでの退任を表明していたラウル・カストロ党第1書記(89)の後任に、ディアスカネル大統領(60)を選出した。共産党ナンバー2のマチャド第2書記の退任も決定。ロイター通信などが伝えた。

 キューバの政治体制は共産党の一党独裁で、第1書記は党トップ。ディアスカネル氏の昇格で、ラウル氏が兄の故フィデル氏と築いた60年余りの「カストロ時代」は終わる。

 ディアスカネル氏は、カストロ兄弟らが親米バティスタ政権を倒したキューバ革命の翌年の1960年生まれ。大学卒業後、ラウル氏のボディーガードなどを務めた後、中米ニカラグアに赴任。キューバの地方都市で党の要職に就き、2013年に政権のナンバー2国家評議会第1副議長に革命後の世代から初めて抜擢(ばってき)された。同評議会議長(元首)を経て、19年から新設された大統領を務めている。

https://www.sankei.com/world/news/210420/wor2104200002-n1.html

714taro:2021/04/20(火) 05:06:54
メキシコ大統領 米国に移民抑制策を提案へ 【ニューヨーク=平田雄介】メキシコのロペスオブラドール大統領は18日、米国境へ押し寄せる移民希望者を抑制するため、メキシコの地方で一定期間働けば最終的に米国籍を得られる地域協定の対象国を、中米諸国に拡大するよう米国側に提案すると表明した。

 ロペスオブラドール氏がインターネット上に投稿した動画で明らかにした。22日に始まる気候変動に関する首脳会合(気候変動サミット)でバイデン米大統領に提案するという。

 メキシコ国境から米国への入国を試みる人には中米のエルサルバドルやグアテマラ、ホンジュラスの出身者も多い。将来的な米国籍取得の道を保証することで不法移民などを減らす狙いがあるとみられる。

 地域協定のメキシコでの名称は「センブランド・ヴィダ」(種まき生活)。農林業振興による貧困問題の解決と気候変動対策を兼ねている。参加者は、政府の支援を受けながら3年間農作業に従事すれば、米国の6カ月間の就労ビザを得られる。有効期限が切れた後に帰国する必要はあるが、その後3年の間に非違行為がなければ米国籍を申請する権利を得られるという。

 米税関・国境警備局(CBP)によると、メキシコと接する米南西部から入境しようとした人は今年3月だけで17万2千人を超え、2月比で7割増加した。



https://www.sankei.com/world/news/210419/wor2104190014-n1.html

715taro:2021/04/21(水) 04:47:35
キューバ新体制、バイデン政権は様子見

 【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は現時点でキューバ政策をつまびらかにしておらず、当面は同国の人権状況などを注視する構えだ。米国のキューバ政策は、バイデン氏が副大統領として仕えたオバマ政権による融和路線をトランプ前政権が従来の強硬路線に引き戻した経緯があり、国民には「反カストロ」感情も根強い。バイデン氏には、来年の中間選挙を念頭に、キューバ問題に深入りしないのが得策だとの計算もありそうだ。

 「バイデン氏にとって、キューバ政策の転換は外交上の優先事項ではない」

 サキ大統領報道官は16日、キューバ共産党指導部の刷新を受けたバイデン政権のキューバ政策について問われ、こう断言した。人権状況の改善を促すのがキューバ政策の原則だとも付け加えたが、短期的には“様子見”に徹する考えとみられる。

 背景には、共産党支配を嫌って米国に渡ったキューバ系を中心に、キューバの現体制と関係を改善することへの反対論が米国内で根強いとの事情がある。

 キューバでは1959年の革命で親米バティスタ政権が崩壊。米国は61年の断交後、キューバに厳しい経済制裁を科してきた。

 両国関係はオバマ政権の2期目に大きく変化した。2014年にオバマ大統領とラウル・カストロ国家評議会議長(いずれも当時)が関係正常化を進めることで合意し、その後、制裁緩和や首脳会談、外交関係の再開などを相次いで実現した。

 だが、17年に就任したトランプ前大統領は制裁強化に方針を転換。今年1月の退任直前には、オバマ政権が指定を解除していた「テロ支援国家」にキューバを再指定した。3月にはトランプ氏に近い共和党の上院議員らが、バイデン氏が同指定を再解除するのを阻止する法案を提出している。

 バイデン氏の目下の課題は、来年の中間選挙で民主党の議席を積み増し、政権基盤を強化することにある。南部フロリダ州などで影響力を持つキューバ系を取り込むためにも、安易にキューバとの関係改善には動けないのが実情だ。

https://www.sankei.com/world/news/210420/wor2104200026-n1.html

716taro:2021/04/21(水) 04:48:37
キューバ共産党で世代交代進む ラウル氏影響力は残る見通し

 【ニューヨーク=平田雄介】キューバ共産党は第8回党大会最終日の19日、今大会限りでの退任を表明していたラウル・カストロ党第1書記(89)の後任に、1959年のキューバ革命後に生まれたディアスカネル大統領(60)を選出し、閉会した。また、党ナンバー2のマチャド第2書記(90)や序列5位だったバルデス副首相(88)が退任し、マレロ首相(57)が新たに党政治局員に選出されるなど革命世代からの交代が進んだ。ロイター通信などが伝えた。

 キューバの政治体制は共産党の一党独裁。ディアスカネル氏の昇格により、ラウル氏が兄の故フィデル氏と築いた60年余りの「カストロ時代」は終わった。

 19日は党内で重要な決定をする政治局員14人を選出した。唯一の革命世代としてミエラ国防相(77)が留任。ラウル氏の元娘婿で軍人のロペスカジェハ氏が政治局入りした。ディアスカネル氏は「国の将来に関わる全ての戦略的決定はラウル・カストロ将軍と相談する」と述べており、国防相を長く務めたラウル氏の影響力は残りそうだ。

 ディアスカネル氏は大学卒業後、電気技師としてキューバ革命軍に入隊し、ラウル氏のボディーガードを務めたことでカストロ兄弟の知遇を得た。2003年に党政治局員に選出され、18年に国家評議会議長(元首)に就任。憲法改正で同議長に代わって創設された大統領を19年10月から務めている。

 ディアスカネル氏は政権運営の「連続性」を重視する立場を示してきた。社会主義や反米を掲げる一方、市場原理を部分的に導入し、米国との国交を回復したラウル氏の路線を踏襲するとみられている。

 喫緊の課題は経済危機の克服だ。キューバでは今年1月からの通貨制度改革によってインフレが起き、食料や医薬品など生活必需品が不足している。米国の経済制裁や新型コロナウイルス禍による外国人観光客の減少も響いている。

 昨年秋には反体制派の芸術家が街に繰り出して公然と政権に抗議した。政府は自宅に軟禁した上でインターネットを遮断するなど抑圧しているが、小規模デモが各地で散発している。

 国内をまとめる必要から対米関係で弱気な姿勢は見せられず、当面、外交面ではロシアや中国、反米左派政権の南米ベネズエラを重視する姿勢が続くとみられている。

https://www.sankei.com/world/news/210420/wor2104200025-n1.html

717taro:2021/04/21(水) 04:54:40
米、対キューバ政策見直し進まず 中国・イランへの対応優先

 【ワシントン時事】キューバで「カストロ時代」が終わりを告げる中、冷戦時代から激しく敵対してきた米国では、対キューバ政策の見直しが進んでいない。

 1月に発足したバイデン政権は、最重要課題の新型コロナウイルス対策のほか、外交では中国やイランへの対応を優先せざるを得ないためだ。

 「キューバ政策の変更や追加措置は現状、大統領の外交政策で最優先事項に入っていない」。サキ大統領報道官は16日の定例記者会見で、キューバ政権が民主化に取り組む必要性を指摘した上で、米側は政策変更を急いでいないと説明した。

 米国とキューバはオバマ政権時代の2015年、双方の大使館を再開し54年ぶりに国交を回復。オバマ氏は翌16年、米大統領として88年ぶりにキューバを訪問した。

 だが、トランプ前大統領は、キューバが「何万人もの自国民を殺してきた勢力に連なる人々に、今日まで支配されている」と断じ、方針を180度転換。オバマ政権時代に緩和された渡航制限や商取引規制などの制裁を再び強化し、退任直前の今年1月には「テロ支援国」に再指定した。

 オバマ政権で副大統領を務めたバイデン大統領が就任したことで、米国は再び対話路線に戻ると見られていた。ロイター通信によると、ラウル・カストロ氏も共産党トップ退任前、「米国と敬意を持って対話し、新たな関係を構築したい」と語っていた。

 だがバイデン氏は就任以降、前政権時代にぎくしゃくした同盟国などとの関係修復に尽力している。中国、イラン、ロシアなど難しい外交課題を抱え、キューバ政策に手が回らないのが実情。来年秋の中間選挙をにらみ、フロリダ州などのキューバ系住民に根強い反カストロ感情に配慮している面もありそうだ。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f899bd3fd8e030bff6638a97e4576cada60d4a61

718taro:2021/04/22(木) 04:43:22
プーチン氏、キューバ共産党トップ就任で祝意

 ロシア大統領府は20日、プーチン大統領がキューバ共産党トップの第1書記に就任したディアスカネル大統領と電話会談し、祝意を伝えたと発表した。

 会談では2国間の戦略的関係の強化や経済協力の重要性を確認。新型コロナウイルス対策でも協力する意向を表明した。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/210421/wor2104210006-n1.html

719taro:2021/04/23(金) 04:12:37
偽ファイザーワクチン、メキシコとポーランドで摘発 最高27万円で販売

【4月22日 AFP】米製薬大手ファイザー(Pfizer)の新型コロナウイルスワクチンの偽造品が、メキシコとポーランドで摘発された。1回分2500ドル(約27万円)で販売されたものもあったという。米紙の報道を、ファイザーと当局者が認めた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、メキシコの診療所では約80人が偽ワクチンの接種を受けた。体に害はなかったとされるが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への効果はゼロだ。



https://www.afpbb.com/articles/-/3343510?cx_part=top_latest

720taro:2021/04/23(金) 04:31:06
川で置き去りにされた移民の子ども2人、国境警備隊が救出 米テキサス州

(CNN) 米テキサス州を流れるリオグランデ川で、中米ホンジュラス国籍の子ども2人が米国境警備隊に救出された。中南米から米国を目指す移民が増え続ける中で、子どもたちが危険にさらされている実態が改めて浮き彫りになった。

救出されたのは7歳と13歳の男の子で、リオグランデ川をエアボートでパトロールしていた国境警備隊員が15日、急流に囲まれた中州に残っている小さな手形と足跡を発見。不審に思って足跡をたどったところ、子ども2人を見つけた。

近付いてくる警備隊員を見た子どもたちは、川に入ってボートに到達しようとしたが隊員に止められた。隊員はボートで近づき、2人を引き上げて無事救出した。2人は兄弟や親類ではなかった。

2人はメキシコで母親と離れ離れになり、米国の国境越えを手助けするという男性と出会ったが、河川敷に取り残されたと話しているという。

国境警備隊デルリオ支部のオースティン・スケロ氏によると、こうした子どもたちは増える一方だという。「子どもたちは川で置き去りにされたり、自分たちで渡ったりしている。子どもたちだけで、電話番号と名前を書いたストラップを首から下げただけの姿で見つかっている」

デルリオ地区で拘束される付き添いのいない子どもは今年度に入って230%増え、国境で逮捕される犯罪者も増えているといい、「こんな事態は経験したことがない」とスケロ氏は話す。

救出された子どもたちは元気な様子で、同州イーグルパスの施設に一時的に収容され、保健福祉省の施設に移動する予定。

13歳の少年は、メキシコを走る列車の中で母親と離れ離れになり、7歳の少年は、川の近くで眠っていて目が覚めたら母親がいなくなっていたと話している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b8dbcd0faaaceef7d7d8367a6b990aafb324c3a1

721taro:2021/04/27(火) 11:55:10
メキシコ、人材派遣を原則禁止に

【メキシコシティ=宮本英威】メキシコ連邦議会上院は20日、労働法や社会保険法などの改定案を可決した。下院は13日に通過しており、人材派遣が原則禁止となる法案が成立した。政府は人材派遣が税金逃れに加え、福利厚生の提供が不十分になると判断していた。自動車関連を中心に工場を構える日本企業にも影響が出そうだ。

ロペスオブラドール大統領の署名を経て公布される見通しだ。人材派遣会社が正式に雇用した労働者について、他社の事務所や工場で働く形式は原則として禁止となる。派遣先企業の本業ではない、社内の清掃作業などに従事する人材の派遣は引き続き認められる。

政府は人材派遣を巡り、法律が定める福利厚生や社会保険が提供されていないことを問題視してきた。民間企業は毎年12月に働いている労働者に冬季一時金を支払う必要がある。人材派遣会社を経由すると解雇しやすいため、年末の解雇増の要因になっているとされる。

与党・国家再生運動(MORENA)の上院代表リカルド・モンレアル議員は「人材派遣の過度な利用で、労働者の権利や経済活動が侵されている」と指摘した。

民間経済団体はコスト増になるために強く反対してきた。メキシコ人材企業協会(AMECH)は、460万人の派遣労働者のうち「派遣先企業の正規雇用になるのは30%にとどまり、10%が失業し、60%は非合法な就労になる」(エクトル・マルケス会長)と指摘している。

政府は当初は2月までの議会通過を目指してきたが、経済団体の反発を受け、労働者利益分配金(PTU)に関する条項を修正するなどの対応をとった。

政府が2020年11月に公表した資料によると、政府は4709回の査察を実施し、約1200社で違法な人材派遣が確認された。86万2489人の労働者に悪影響が及んだと報告した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN210WV0R20C21A4000000/

722taro:2021/04/30(金) 03:45:19
アステカ遺跡を保護する屋根、豪雨で倒壊 メキシコ

【4月29日 AFP】メキシコ首都メキシコ市で28日、市内に残存するアステカ(Aztec)の神殿の中で最も重要とされるテンプロ・マヨール(Templo Mayor)を保護する屋根の一部が、ひょうを伴う嵐で倒壊した。関係者らが明らかにした。

 テンプロ・マヨールを含むメキシコ市の歴史地区は、1987年に国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産(World Heritage)に登録されている。同地区は新型コロナウイルス対策として閉鎖されていたが、事故の前日に再開されたばかりだった。

 倒壊したのは、テンプロ・マヨールを保護するために設置された、アクリル板と金属で作られた屋根。遺跡そのものへの被害の詳細は現時点では明らかになっていないが、考古学者らは深刻な被害はないとみている。

 地元自治体によると、豪雨による屋根の一部倒壊により1人が負傷したが、入院の必要はなかった。

 14世紀に建設され、15世紀にかけて改築を重ねたテンプロ・マヨールはアステカの信仰の中心地で、多数の人間のいけにえがささげられたとされる。

 1521年、スペイン人がアステカの首都テノチティトラン(Tenochtitlan)を制圧し、植民地として街を再建した際に、広大なテンプロ・マヨールも破壊された。1914年に遺構が発見され、1970年代に本格的な発掘作業が行われた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3344615?cx_part=top_topstory&cx_position=4

723taro:2021/05/03(月) 04:39:08
焦点:「ハイチ社会は地獄に落ちた」、誘拐激増でおびえる市民

[ポルトープランス 26日 ロイター] - ハイチ国内で誘拐事件が多発している。だが、誘拐が日常茶飯事になりつつあるこの国でさえ、5歳のオルスリナ・ジャヌースちゃんの事件は大きな怒りを呼び起こした。

オルスリナちゃんは1月末、首都ポルトープランスの街路で遊んでいるところを連れ去られた。母親のナデジ・サントゥイレールさんによれば、絞殺されたと見られるオルスリナちゃんの遺体が発見されたのは1週間後。サントゥイレールさんはピーナッツ売りで生計を立てており、4000ドル(約44万円)の身代金を払う余力はなかった。サントゥイレールさんが地元のいくつかのラジオ局の取材に応じ、葬儀費用の寄付を訴えたことで、その嘆きは電波を通じて拡がった。

サントゥイレールさんは今、娘の命を奪ったギャングから殺害予告を受けて身を隠している。「私がラジオに出演して事件を非難したので狙われている」と彼女はロイターに語った。

サントゥイレールさんが暮らす貧しい犯罪多発地域の警察は、ロイターの取材に対し、事件は捜査中だと述べた。

これまでも深刻な政治不安と経済不振のため混乱に陥ってきた人口約1100万人のカリブ海の島国ハイチは、誘拐事件のまん延という新たな危機に見舞われている。国連がまとめた公式データによれば、昨年発生した誘拐事件の件数は2019年の3倍に当たる234件だった。

だが、実際の件数はもっと多い可能性が高い。ポルトープランスの非営利組織「人権分析研究センター」所長のギデオン・ジャン弁護士によれば、犯罪組織による報復を恐れて、誘拐事件を通報しない住民も多いからだ。ジャン氏は、同センターの記録では昨年796件の誘拐事件が発生していると語る。

ハイチ国家警察にコメントを求めたが、回答は得られていない。ジョヴネル・モイーズ大統領は、政府は最大限の努力を行っており、誘拐対策に投入するリソースを強化していると繰り返し述べている。もっとも同大統領は4月14日、「誘拐が日常茶飯事になっており」、長引く治安悪化への取組みが「効果を上げていない」と公式に認めている。

人権活動家やハーバード大学法科大学院の国際人権クリニックによる新たな報告書は、モイーズ政権が権力維持と反対派抑圧のために暴力的な犯罪組織と手を組んでいると主張している。野党勢力はモイーズ大統領の辞任と暫定政権への権力委譲を要求しており、暫定政権のもとで自由で公正な選挙を確保できるような国内の安定が達成されるまで、9月に予定されている大統領選挙・国会議員選挙を延期すべきだと主張している。


ハイチのクロード・ジョゼフ首相代理は、こうした告発や報告書の指摘を否定。選挙実施を控えてモイーズ政権を揺さぶるために反民主主義勢力が暴力を煽り立てていると述べ、「彼らは選挙実施を阻止するためにギャングを煽動している」と、ロイターに語った。

犯罪組織は、わずかな身代金を目当てにサントゥイレールさんのような貧しい人々を標的にする場合もある。だが誘拐の被害が多いのは、教師や聖職者、公務員、小規模事業の経営者といったハイチの中流階級だ。この層はボディーガードを雇えるほど豊かではない一方で、それなりの資産や人脈があるため身代金を集められるからだ。

最近の事件で最も注目を集めたものの1つが、4月11日、首都の北東に位置する街クロワ・デ・ブーケで、カトリックの神父5人、修道女2人、一般人3人が誘拐された事件だ。誘拐された神父のうち4人が所属するフランス系の宣教師団体であるサンジャック聖職者協会が25日に出した声明によれば、グループのうち4人はその後解放されたが、6人は行方不明のままだ。身代金支払いの有無について、同団体の関係者はコメントを控えるとしている。

ポルトープランスのカトリック大司教区は4月初めの声明で、「ここ最近、私たちはハイチの社会が地獄へと墜ちていくのを目にしている」と述べている。

724taro:2021/05/03(月) 04:39:39
<「誘拐が経済を台無しに」>

ハイチ国内で誘拐や犯罪組織による暴力が急増した最近の例は、2004年、反乱によりジャンベルトラン・アリスティド大統領(当時)が退陣し、国連平和維持軍の派遣に至った時期だ。

人権活動家らは、2019年10月に国連平和維持軍が撤退した後、ギャングによる犯罪が再び増加したと話す。ハイチ経済が動揺している時期だけに、誘拐に旨みがあったのだという。

また人権活動家らは、政治的要素もあると指摘する。モイーズ政権は、野党勢力の地盤とされる地域を威嚇し、この3年間国内を揺るがせている抗議行動に関連して反体制派を抑圧するために、犯罪集団を利用していると彼らは主張する。

ハーバード大学法科大学院国際人権クリニックが4月22日に発表した報告書は、2018年から20年にかけてギャング主導で行われた貧困地域への3件の襲撃で少なくとも240人の住民が死亡しているが、その「計画、実行、隠蔽に政府上層部による関与」があったと主張している。この報告書は、これらの襲撃事件に対するハイチ国内及び国際的な人権専門家による調査に基づいている。報告書は、政府がギャングに資金、武器、車両を供与し、訴追から守ったと指摘している。

米財務省は12月、襲撃事件の1つについて計画を支援したとして、ハイチの有名なギャング首領とモイーズ政権の元当局者2人を制裁の対象に加えた。3人とも関与を否認している。

ポルトープランスで活動する「人権擁護国民ネットワーク」のプログラム・マネジャーであるロージーオーギュスト・デュセナ氏によれば、誘拐の頻発犯罪組織が野放しになっていることの当然の結果であるという。

「私たちが問題にしているのは、体制が自ら武装ギャングと連携している点だ」とデュセナ氏は言う。

ロックフェラー・ヴァンサン司法公安大臣は、政権とギャングとの連携は一切ないと否定する。ヴァンサン氏は12月、ロイターに対し、誘拐の増加は「混沌の印象を生み出して」モイーズ政権の足を引っ張ろうとする政敵の企みだと語った。

ハイチ国民の多くは誘拐の増加に怯えている。7つの民間企業団体のトップは今月、犯罪増加は「容認できないレベル」に達したとする共同声明を発表した。声明は、ハイチの治安悪化に抗議して4月15日に行われた全国的なストライキを支持している。

ハイチのエコノミストであるエッツァー・エミール氏は、「誘拐は経済を台無しにしている」と語る。同氏は、観光・エンターテイメント部門が萎縮していると指摘する。

モイーズ政権は、犯罪行為を止めるために懸命に取り組んでいると主張する。2年前、同政権はギャング構成員の武装解除と一般社会への復帰を目的とした委員会を復活させた。この1年、政権は警察の予算を増額し、かつて誘拐事件の増大に悩んでいたコロンビアに助言を求めた。3月、ハイチはこの問題に取り組むために誘拐防止対策本部を設置し、身代金のマネーロンダリングの追跡といった措置を講じた。

それでも同月には、誘拐の被害者が監禁されることの多いスラム地区で発生した犯罪容疑者との銃撃戦で、4人の警察官が殉職した。政府はギャングが幅を利かせている地域に1カ月の非常事態を宣言た。だが、誘拐はなおも増え続けている。

モイーズ大統領は今年9月の大統領選挙で再選をめざさないとしており、野党からの早期退陣要求を退けている。同大統領は4月14日、「治安悪化という切迫した問題」への対処を改善するため、挙国一致政権を成立させたいとする声明を発表した。

725taro:2021/05/03(月) 04:39:55
<フードをかぶせ、銃を突きつけ、拷問>

だが、多くのハイチ国民は依然として懐疑的で、不安に苛まれている。

被害者の1人は29歳の医師だった。昨年11月、ポルトープランスの病院での夜勤を終え、自分の車で帰宅中のところを誘拐された。彼は匿名を条件に、ロイターに自分の体験を語った。

夜明け頃、武装した4人の襲撃者が彼を後部座席に押し込み、頭にフードを被せ、銃を突きつけて車を走らせたという。最終的に誘拐犯が彼を放り込んだ部屋には、先に拉致されていた男性1人、女性2人の被害者がいたという。

医師によれば、誘拐犯らは、解放されたければ家族に電話して50万ドルの身代金を用意させるよう命じた。最初に電話をした2人は、そんな大金は払えないと答えた。誘拐犯らは医師を殴りつけ、脅しを口にした。

「3人目に電話して満足のいく回答がなかったら殺す、と言われた」

医師のガールフレンドによれば、彼女と他3人の友人がギャングと交渉したという。他の誘拐犯の標的になることを恐れて、いくら払ったかは明らかにしなかった。

医師は、自らの誘拐事件について国家警察の誘拐対策部門に通報したという。同部門にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

一緒に監禁されていた誘拐被害者がどうなったのかは分からない。誘拐犯らは、彼らの家族がまだ身代金を払っていなかったため、溶けた発泡スチロールを被害者の肌に浴びせて拷問していたという。

幼い娘を誘拐・殺害されたサントゥイレールさんは、誘拐事件についてラジオ番組で話した後、いつも背後を気にしているという。

「(誘拐犯は)今度会うことがあったら殺してやる、と私に言った」と彼女は明かした。

(翻訳:エァクレーレン)

https://jp.reuters.com/article/haiti-kidnappings-idJPKBN2CH0B5

726taro:2021/05/04(火) 04:32:17
米サンディエゴ沖で船転覆、3人死亡27人負傷 不法入国の密航船?

 米西部カリフォルニア州サンディエゴ沖で2日、ボートが転覆して大破し、地元当局によると3人が死亡、27人が負傷し病院に搬送された。当局は米国への不法入国を狙った密航船とみて、ボートの航行ルートや詳しい事故の経緯を調べている。

 通報があったのは2日午前10時(日本時間3日午前2時)前。米メディアによると海上で7人を救出したが、うち3人が死亡、他の多くの乗船者は自力で海岸にたどり着いたという。記者会見した当局者は、ボートは定員超過だったとの見方を示した。

 現場はメキシコ国境に近いサンディエゴ市街地から数キロ先の岬の周辺。この海域では4月末、米国への入国資格がないメキシコ人21人を乗せた船が当局に拿捕される事件も起きている。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/210503/wor2105030002-n1.html

727taro:2021/05/05(水) 04:37:15
列車通過中に高架橋崩落、23人死亡 メキシコ首都

【5月4日 AFP】(更新、写真追加)メキシコの首都メキシコ市で3日、列車が通過中だった高架橋の一部が崩落し、少なくとも23人が死亡、約70人が負傷した。当局が明らかにした。

 数十人が乗客の救助に当たっていたが、車両が非常に不安定なことから中断され、クレーン車の到着を待つことになった。


 車1台が下敷きになったが、中に人がいるかどうかは明らかになっていない。

 目撃者の一人はメキシコの民放大手テレビサ(Televisa)に、「突然、高架橋が揺れた」と語った。「ほこりが見えなくなると、私たちは助けになれないかと駆け寄った。悲鳴は聞こえなかった。彼らがショックを受けていたかどうかは分からない」

 この目撃者によると、事故が起きたのは午後10時(日本時間4日正午)ごろだという。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3345176?cx_part=top_topstory&cx_position=2

728taro:2021/05/05(水) 04:39:50
メキシコ線路崩れ23人死亡 地下鉄高架、65人搬送

 メキシコの首都メキシコ市で3日夜、地下鉄の高架線路が崩落して車両ごと落下し、地元当局は23人が死亡、少なくとも65人が病院に搬送されたと明らかにした。地元メディアが伝えた。映像では、列車や構造物がV字形に折れて地上の車を押しつぶしており、当局は車両内に取り残された乗客の救助や被害状況の全容把握を急いでいる。

 メキシコの日本大使館によると、日本人が被害に巻き込まれたとの情報は入っていない。

 事故があったのは3日午後10時半(日本時間4日午後0時半)ごろ。地下鉄12号線オリボス駅の地上5メートルほどの高さにある線路が突然崩れ、真下の道路に落下した。曲がった車両が不安定な状態で止まり、救助作業は難航。AP通信によると、地下鉄12号線が建設された当時のメキシコ市長はエブラルド現外相で、市長退任直後から工事の質をめぐって疑問の声が上がっていたという。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/210504/wor2105040024-n1.html

729taro:2021/05/05(水) 04:44:51
メキシコ大統領、マヤ人に謝罪 政府やスペインが「虐待」

 【サンパウロ時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は3日、南東部ユカタン半島のキンタナロー州で、先住民マヤに対する古今を通じた迫害を謝罪した。半島は、紀元前1000年ごろから16世紀にかけて栄えたマヤ文明の中心地。同氏はローマ教皇やスペイン国王に、植民地時代の人権侵害を謝罪するよう求めてきた。

 左派のロペスオブラドール氏は「3世紀にわたる植民地時代と2世紀にわたるメキシコの歴史において、個人や国家、外国政府がマヤ人に行ってきたひどい虐待を心から謝罪する」と強調。その上で「先住民は今でも開発や略奪、抑圧、人種差別、排斥と虐殺に苦しんでいる」と述べ、状況改善を訴えた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021050400456&g=int

730taro:2021/05/05(水) 04:56:10
メキシコで高架崩落 欠陥で一時運行中止も

メキシコの首都・メキシコシティーで3日、鉄道の高架線路の一部が走行していた列車の車両とともに崩れ落ちました。地元メディアによりますと、この事故でこれまでに23人が死亡しました。

この高架線路はおよそ10年前に建設されましたが、その後、欠陥が見つかり、一時、運行が中止されたことがあったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96fe01e67634995a1d2ff52aac03d6514e1ab45a

731taro:2021/05/05(水) 05:00:34
グアテマラのパカヤ山、活発な火山活動続く

【AFP=時事】中米グアテマラのパカヤ(Pacaya)山で活発な火山活動が続いている。最近生じた新たな亀裂からは、灰と煙が立ち上り、溶岩流も確認された。

 標高2500メートルを超すパカヤ山の溶岩流は隣接する農園に被害を及ぼし、地域のコミュニティーを危険にさらしている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/9889f9ffc05dbcafbb66399b1888a158f795de66

732taro:2021/05/06(木) 05:10:38
コカインを靴底に隠し密輸図った女を逮捕 米アトランタの空港

(CNN) 米税関・国境警備局(CBP)によると、ジョージア州アトランタの国際空港で3日、7足の靴底に計約1.4キロのコカインを隠し、密輸を図ったとして21歳の女が逮捕された。

CBPによると、容疑者はジョージア州在住。この日にカリブ海の島国ジャマイカから帰国し、税関で職員に呼び止められた。

荷物の中からスニーカーやサンダル、厚底パンプスなど7足の靴が見つかり、それぞれのソール(底)に白い粉が隠されていた。粉はその場での検査でコカインと判明した。

当局によると、末端価格4万ドル(約440万円)相当と推定される。容疑者は地元警察に引き渡され、近く起訴される見通し。

CBPが押収する薬物は1日に1600キロを超える。薬物を靴に隠して密輸を図った例としては、アリゾナ州のメキシコ国境沿いにある検問所で昨年12月、合成麻薬450グラムあまりを粘着テープで靴の中に張り付けて持ち込もうとした男が、探知犬に見つかっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d309307ef728da879090834528301677ddee995

733taro:2021/05/08(土) 03:25:17
中南米から米へ不法越境の子ども コロナ感染相次ぐ

 中南米からアメリカへ不法に越境する子どもたちが急増するなか、アメリカの収容所で子どもたちが新型コロナウイルスに感染するケースが相次いでいます。

 移民に寛容な姿勢を取るバイデン政権発足後、中南米から保護者を伴わずアメリカへ越境する未成年が急増しています。

 ロサンゼルス近郊にある収容所では約700人が収容されていて、そのうち55人が新型コロナに感染しました。

 別の収容所では3000人以上がすし詰めにされ、集団感染が起きているということです。

 感染した未成年の移民の数は今年に入り少なくとも450人に上り、今後さらに増える見通しで、バイデン政権の対応が問われています。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf1740373caa8002aa6b6794eea5e5bfe645dd5a

734taro:2021/05/09(日) 04:30:57
「命をささげる」覚悟の子も メキシコ麻薬組織と戦う村の自警団

【5月8日 AFP】メキシコ・ゲレロ(Guerrero)州アヤウアルテンパ(Ayahualtempa)村。木製の模造ライフルを持った子どもたちが、武装した自警団の大人のメンバーたちと一緒に練り歩いていた。村民は、麻薬組織が殺人や誘拐を繰り返しているにもかかわらず、当局は自分たちを見殺しにして何も手を打ってくれないと憤る。

 豆やトウモロコシ栽培で生計を立てている農家が集まるこの村は、アヘンの一大生産地帯にある。村の乗っ取りをたくらむ麻薬カルテル「ロス・アルディジョス(Los Ardillos)」に殺害された村民は、2019年から少なくとも9人に上っている。


「政府の役人がここに来て支援を約束してから15か月たつのに、まだ何の助けもない」と自衛団のリーダー、ベルナルディノ・サンチェス(Bernardino Sanchez)氏は言う。

 チャヨさん(17)は2年前に自警団に加わった。

「ロス・アルディジョスは僕の大切な家族を誘拐した。丸腰で外を歩くと、やつらに誘拐される」とライフルを肩に掛けて語った。「学校に行くと、やつらに連れ去られる。だから、子どもは勉強もできない」

 メキシコ政府が麻薬カルテル撲滅に軍を動員した2006年以降、全国で30万人以上が殺害されている。

 メキシコ南部太平洋岸のゲレロは、アヘンやマリフアナ(大麻)の取引をめぐる犯罪組織間の抗争で治安が最も悪化している州の一つだ。昨年の全国の殺人件数が3万4552件だったのに対し、同州は1434件だった。

 リゾート地として有名なアカプルコ(Acapulco)もあるが、山岳地帯は貧困率が非常に高く、人口のおよそ3分の2が貧困状態にある。1990年代からは、犯罪組織絡みの暴力行為を受け、州内で自警団の結成が相次いだ。

■援助を求める叫び

 アヤウアルテンパ村のスポーツセンターで最近行われた戦闘訓練には、6歳から12歳までの子ども約30人が参加。その後、模型ライフルや木の棒を握り、サンチェス氏の先導で村を練り歩いた。

「親を亡くした子どもに永遠なれ!! 住む場所を奪われた同志に永遠なれ! 亡くなった兄弟に永遠なれ!」。サンチェス氏が、小型トラックからシュプレヒコールを上げ、その後ろに、ライフルや銃をかざした自警団の成人メンバーが続く。

 自警団は昨年も同じように村を行進した。狙いは、左派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領の気を引くことにあったが、同氏は「(国の)恥だ」と一蹴した。

 だが、村民は、この行進は暴力の犠牲者と教育への援助を求める叫びだと主張する。

「大統領に、私たちの地域を見に来てほしい」とサンチェス氏は訴える。

 ロペスオブラドール大統領は、暴力と貧困の原因は歴代政権で汚職がはびこってきたことにあると指摘。社会事業への投資で解決を図ると訴え、2020年の投資額は140億ドル(約1兆5000万円)を超えた。

 一方、サンチェス氏は、子どもたちを巻き込んだ行進は当局の関心を引くためであることを認めつつも、子どもたちの訓練は犯罪組織から身を守るために欠かせないと主張する。

 通学を諦めたルイスさん(13)は、村をパトロールしたり、両親の畑仕事を手伝ったりしている。

「親から、もう勉強しなくていいって言われた。(麻薬カルテルに)誘拐されるからって」とルイスさん。「他にどうしようもない」

 ルイスさんは「上手に撃つ」ことに集中している。一方、チャヨさんは、何があろうと覚悟している。「必要なら、大切な人や家族のために命をささげてもいい」と話した。(c)AFP/Yussel GONZALEZ

https://www.afpbb.com/articles/-/3344335?cx_part=common_focus

735taro:2021/05/09(日) 04:34:00
米メキシコ、移民で連携、中米からの流入抑止へ

  ハリス米副大統領は7日、隣国メキシコのロペスオブラドール大統領とオンラインで会談した。

 中米3カ国からメキシコを経て米国に入る不法移民が急増していることを受け、3カ国の経済問題などに対処する「戦略的パートナーシップ」を構築し、移民の流入抑止に向けて連携することで合意した。

 米ホワイトハウスが発表した。

 両氏はパートナーシップを通じて、多くの移民の出身国であるエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの3カ国の雇用や災害対応の改善に取り組むことで一致した。ハリス氏は6月8日にメキシコを訪問する。

 ハリス氏は3カ国やメキシコ南部の経済発展を後押しするため、米国から経済代表団を派遣する考えも示した。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/210508/wor2105080013-n1.html

736taro:2021/05/11(火) 04:24:07
中南米から「ワクチンツアー」 米のビーチに無料接種会場

【5月10日 AFP】米フロリダ州のマイアミビーチ(Miami Beach)に、新型コロナウイルスワクチンの無料接種会場が週末限定で設置されている。9日には、中南米諸国からの渡航者らが長蛇の列をつくり、175人が接種を受けた。

 特設会場を訪れた人々は、居住証明の提示を求められることなく、オンラインでチェックインを済ませると、1回で接種が完了する米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンの無料接種を受け、接種証明を受け取った。

 接種を受けたのは、エクアドルやエルサルバドル、ベネズエラなど、ワクチンの供給不足により接種計画の進展に遅れが出ている中南米諸国の人々だ。

 ホンジュラスから8日に米国に到着したマリア・ボニーヤ(Maria Bonilla)さん(40)はAFPに対し、「私の国では(新型コロナウイルスの流行が)手に負えない状況にあり、近くワクチン接種が受けられる見込みはあまりない」と述べた。63歳と73歳の両親も一緒に来たという。

 ワクチン接種希望者の急増に伴い、航空運賃が高騰。アルゼンチン・ブエノスアイレス発マイアミ行きのチケットは通常約1000ドル(約11万円)だが、今月に入り2000ドル(約22万円)に跳ね上がっている。(c)AFP/Leila MACOR

https://www.afpbb.com/articles/-/3346022?cx_part=top_topstory&cx_position=4

737taro:2021/05/12(水) 04:51:34
メキシコ行方不明者の母親、母の日に抗議デモ「子どもたちはどこ?」

【5月11日 AFP】メキシコの首都で10日、母の日に合わせ母親数千人が、国内各地の行方不明者の捜索を求め抗議デモを行った。

 メキシコでは多くの人がまん延する暴力の犠牲になっているが、加害者が刑罰を逃れることも少なくない。

 抗議デモに車いすで参加したヨランダ・モラン(Yolanda Moran)さん(77)は、母の日だからといって祝うことなど何もないと話し、「私たちの子どもはどこ?」と訴えた。

 モランさんは、息子のダン・ジェレミール・フェルナンデス(Dan Jeremeel Fernandez)さんの大きな写真を抱えていた。ダンさんは、2008年12月9日に北部の街トレオン(Torreon)で失踪した。当時35歳だった。

 1本の白いバラを手に、白いドレスで参加したモランさんは、行方不明者の母親は皆、疲れ果てていると語った。「私たちは生きているのではない。生き残っているのだ。毎年、年をとり、疲れやすく、病気になりやすくなっている」

 黒い服を着た年配の女性が持っていた横断幕には、「麻薬の売人、軍、検察官は皆、クズ!」と書かれていた。

 メキシコでは2006年に政府が麻薬カルテルとの闘いに軍を投入して以来、公式統計で8万人以上が行方不明になっている。同時期に約30万人が殺害されている。当局は、大半がギャングの暴力と関連しているとしている。

 国内には行方不明者の親族による100近い団体があり、検察当局に全国的な法医学データバンクの設立を求めている。公式統計上、検視当局には少なくとも3万8500人の身元不明遺体があるという。

 行方不明者の写真を並べたカーペットの横で、マリサ・トレホ(Marisa Trejo)さんは当局の「無関心」を非難し、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は「選挙で多くの支援を約束したが、実際には全く実行していない」と訴えた。

 トレホさんの息子フランシスコ・アルバベラ(Francisco Albabera)さんは22歳だった2012年3月6日、大学へ向かう途中でいなくなった。「私の心は二つに割れてしまった。私の息子が奪われたあの日、私の人生も奪われた」(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/d04b6bf15a57a7d2bc56070dc537f5a8787b3890

738taro:2021/05/13(木) 04:40:59
カストロ一族のキューバ支配は終わらない

 キューバ共産党大会初日の4月16日に、ラウル・カストロが党第一書記辞任を表明し、党大会最終日にディアスカネル大統領が、後任に就任した。カストロと同年代の革命世代の有力指導者も政治局員から引退した。

 カストロ兄弟による共産党を通じたキューバ支配が終わったことは間違いない。しかし、ディアスカネル第一書記兼大統領(2018年に見せかけの政権交代の一環としてカストロによって登用された経緯がある)を通じて、或いは、カストロの元義理の息子で孫の父親でもあるロペス・カジェハス将軍等を通じてラウルの影響力は残り、カストロ一族の支配は続くと見られる。

 他方、ラウル・カストロは、兄の後を継いで以来、公務員の任期制度やキューバ人の渡航制限の緩和、通貨制度の改革などの制度の自由化に取り組み、オバマ米大統領(当時)の下で雪解け関係も進んだわけで、「社会主義か死か」と叫び続けたフィデル・カストロや革命世代のイデオロギーとは一線を画す漸進的かつ部分的開放路線を進めてきた。そのラウルが後継者として育成し、将来を託したのがディアスカネルであるので、これによりキューバ共産党の革命世代から革命後の新世代への権力の移行が完成したとも云えるであろう。

 ディアスカネル政権においては、国民の生活上の不満等に対処する上でも、これまでのような経済面での市場化を段階的に進めるであろうが、政権の安定性に影響を及ぼすような民主化措置は期待し難い。軍内に多少の確執はあるようであるが、党大会でカジェハスが政治局員に登用されるなどカストロ一族側の新世代も支配力を強化しており、軍内の対立、民衆の蜂起、体制内改革といったことは、何れも現実性に乏しいように見える。

 ディアスカネル自身は技術者で、共産党のヒエラルキーを上る過程でラウル・カストロに認められたプラグマッティックな人物であるとの評もあり、彼に期待する向きもある。しかし、国民的なカリスマ性があるわけではなく、軍部や情報部門をどこまで掌握しているのか、どこまで本人自身の政策的自由度があるのかは未知数である。当面、他の国と同様コロナ対策やパンデミックによる経済困難にいかに対処するかが大きな課題であり、これに成果を上げることが国民の支持や政権の安定度の鍵となろう。

 バイデン政権は、ラウル・カストロやその子供、更にカジェハスに対するものを含むトランプ政権による追加的なキューバ制裁措置を解除しておらず、同政権にとってキューバ問題の優先順位は高くないとされており、当面は、米国から何らかのイニシアティブが取られる可能性は低いだろう。

岡崎研究所

https://news.yahoo.co.jp/articles/aeca169b23cbfbc7e02179c0e8977434e751b38a

739taro:2021/05/13(木) 04:41:58
米議員がGMに情報提供要請、メキシコ工場の労働者権利侵害巡り

[メキシコ市 11日 ロイター] - 3人の米下院議員は11日、メキシコのシラオにあるゼネラル・モーターズ(GM)の工場で労働者の権利侵害の報告があるとし、GMに情報提供を求めた。

また、今後メキシコで労働者が組合活動を行う際には中立的な立場を維持するよう要請した。

これを受け、メキシコ当局は、シラオのGM工場の労働組合に対して、労働者の団体契約に関する投票を再度実施するよう命じた。

メキシコ労働省は、先月実施された投票に「重大な不正」があったと指摘した。この投票は、労働者が同意なしに結ばれた低賃金の契約に縛られることがないよう、メキシコの労働改革に基づき行われるもの。労働省はGMの組合に対して30日以内に再投票を行うよう命じた。

北米自由貿易協定(NAFTA)に代わり昨年発効した通商協定USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)では、労働者の権利保護のためにこうした投票を実施する規定が設けられている。

NAFTAでは、労働規定の施行手段がほとんどなかったため、メキシコの賃金は低迷し、現在、経済協力開発機構(OECD)37カ国の中で賃金水準は最下位となっている。USMCAにはこうした状況を改善するため、労働者が賃上げを要求できる権利拡大など盛り込んでいる。

メキシコでの労働者の権利侵害を巡っては、米国の最大手労働団体、労働総同盟・産業別組合会議(AFL─CIO)が10日、米政府に嘆願書を提出。メキシコのマタモロスの自動車部品工場・トリドネックスの労働者が独立的な組合結成を拒否されたとし、労働者の権利侵害について不服を申し立てた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5868e1855142289da004c7b85f3cadb62bf1d3d

740taro:2021/05/13(木) 04:45:20
メキシコ国境での拘束者、17.8万人と20年ぶり高水準 米CBP

(CNN) 米税関・国境警備局(CBP)は11日、4月に米国とメキシコとの国境で拘束した移民の人数が17万8000人超だったと明らかにした。3月からわずかに増えて、20年ぶりの高水準となった。ただ、同伴者のいない子どもの移民の数は減少した。

CBPによれば、4月に拘束した同伴者のいない子どもの移民は1万7171人と3月の約1万9000人から減少した。

CBPが拘束している子どもの数は11日時点で455人と、3月のピーク時の5767人から90%以上減少した。CBPの保護下に置かれる時間は平均して28時間となっている。

拘束された移民のうち半数以上の11万人あまりが単身の成人だった。トランプ前政権時代の新型コロナウイルスに関連した緊急措置としてメキシコなど出身国に即座に送り返される対象となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e75a754cc3ff4a712412f56eecf5642dd10e04b3

741taro:2021/05/15(土) 12:12:08
メキシコで日本食店オーナーが銃撃され死亡

 【ニューヨーク=平田雄介】メキシコ北西部ティフアナで13日、日本食店を経営する男性が何者かに銃で頭や胸を撃たれて死亡しているのが見つかった。現地からの報道によると、男性の名前はヨシダ・タロウさんで、現地警察は国籍など身元の確認を急ぎ、強盗殺人事件とみて調べている。

 報道によると、ヨシダさんは「ヨシ・ラーメン」2店舗を経営。13日午前、開店準備のため店舗に来た従業員が、金庫が開いているのに気づき、2階の居室でヨシダさんが倒れているのを発見した。

 金庫にあった十数万円相当の現金のほか、防犯カメラの録画映像が持ち出されていたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3f6a8838021b7f1c71050a5cb897dbfbe51004

742taro:2021/05/17(月) 04:29:16
マッチョ文化に挑む メキシコ先住民の女子ソフトボールチーム

【5月16日 AFP】中米メキシコ・ユカタン(Yucatan)半島の乾いたグラウンドに勢ぞろいした女性たちは、刺しゅう入りの伝統衣装に裸足といういで立ち。マヤ系先住民の彼女らはバットとソフトボールを手にし、男女差をめぐる固定観念と、この国のマッチョ文化に挑んでいる。

 ロッカールームも、端正な芝生もないホームグラウンドは、メキシコ南東部キンタナロー(Quintana Roo)州のマヤ系先住民の居住地、ホンゾノート(Hondzonot)村にある。チームは、名付けて「小悪魔(Diablillas)」だ。

 試合の観客は、ほとんどがビール片手の男たち。過酷な直射日光を避け、木陰の石の上に座っている。

 チームが最初にぶつかったのは、性差別の壁だった。「あの人たち、女性がプレーできるなんて思っていなかったんです。でも、男性と同じくらい、いや、それ以上にできることを見せてきました」とキャプテンのファビオラ・マイ(Fabiola May)さん(29)は誇らしげだ。「今では、夫たちもたくさん応援してくれます。私たちを批判する人もまだいるけれど、気にしていません」

 選手の多くは母であり、主婦だ。手工芸品を売って暮らしを立てている女性もいる。だが、新型コロナウイルスの感染拡大はメキシコにも大打撃を与え、他の商売と同じく、儲けは大きく減っている。

■「切っても切れない」民族衣装

 試合前、マイさんはマヤ語で最後の指示を選手らに与えた。

 その日の対戦チームは、隣接するユカタン州の村ピステ(Piste)から来た「ピステの戦士(Guerreras de Piste)」だ。やはりマヤ系の女性たちだが、ズボンにTシャツ、スニーカーという装いだ。

 対して、20人の「小悪魔」たちは裸足でプレーすることを選んでいる。その方がずっと楽だし、身に着けた鮮やかなウィピル同様、このチームらしさが出ている。手縫いで刺しゅうを施したウィピルは、何世代も引き継がれてきた民族衣装だ。

「ウィピルをユニフォームに決めたのは、私たちから切っても切れない、マヤ人であることの証しだから」と言うフアナ・アイ・アイ(Juana Ay Ay)さん(37)。スミレの刺しゅう入りのウィピルを着ている。

 数か月かけて出来上がる伝統衣装は、キンタナロー州の暑さを過ごしやすくしてくれる。

「小悪魔」軍はさらにイヤリングやメークをして、グラウンドに立つ。彼女たちにとって、すべての試合は祝祭なのだ。

■「私たちにはできる」

 アマチュアのチーム「小悪魔」は3年前、ホンゾノ―トの村役場が地元女性を対象にしたスポーツ振興を図って生まれた。公的な支援はなくなっていったが、選手たちのソフトボール熱は止まなかった。

 初めはテニスボールや借り物の用具を使用していたが、今では自前の用具がそろっている。憧れのプロ野球チーム、メキシコシティ・レッドデビルズ(Mexico City Red Devils)から贈られたものだ。

「小悪魔」の試合はすべて親善試合。メキシコにプロの女子ソフトボールリーグはないが、創設する話はある。

 東京五輪では初めてソフトボール競技に女子代表が出場する。チーム構成は、ほとんどが米国で生まれ米国でプレーしているメキシコ系の選手だ。

 世界野球ソフトボール連盟(World Baseball Softball Federation)の女子ランキングで、メキシコは米国、日本、カナダ、プエルトリコに続く5位。

 ソフトボールがメキシコに根付いてから1世紀以上たつが、「小悪魔」はこのスポーツの今後の成功に貢献したいと願っている。

 彼女らが住む地域社会は、長年直面している困難に加え、コロナ禍によって観光や建設業界で多くの仕事が奪われた。

「小悪魔」はガソリン代が無いために、ホームでしか試合ができない。だが、チームで積んだ経験が、グラウンドを離れても、生きることの励みになっている。

「ご覧のように、ここはたくさんのものが欠けていて貧しいです」とマイさん。けれど「やる気になればできます」と強調した。

「初めはこんなふうになると思っていませんでした。私たちにはできないとばかり言っていたけど、今なら、できるんだって知っています。そして、チームとして、もっとできることも」 (c)AFP/Alejandro Castro

https://www.afpbb.com/articles/-/3342272?cx_part=common_focus

743taro:2021/05/17(月) 04:42:48
メキシコ“邦人銃殺”現場から現金なくなる

メキシコ北西部のティフアナでラーメン店を経営する日本人とみられる男性が銃で撃たれて死亡しました。現場からは現金がなくなっていて、警察が犯人の行方を捜査しています。

事件があったのは、アメリカと国境を接するメキシコ・ティフアナです。

地元メディアによりますと、この街でラーメン店を経営するヨシダ・タロウさんが13日、自宅として使っていた店の2階で死亡しているのが見つかりました。

ヨシダさんは、イスに座った状態で見つかり、頭や胸を銃で撃たれていたということです。

また、店の金庫にあった日本円にしておよそ16万5000円がなくなっていたほか、防犯カメラの映像を収録した記録媒体が抜き取られていたとの報道もあります。

ヨシダさんを知る人「親しみのある笑顔を絶やさない、話し好きな人でした」「彼のような善良な人が事件に巻き込まれて残念です」

観光地として知られるティフアナは犯罪が多発していて、5月に入ってからおよそ70人が殺害されているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/344cbae3d6d1715f08c04bb33bf5201b36efcb19

744taro:2021/05/18(火) 04:29:20
ミス・ユニバース、優勝はメキシコ代表 国情訴えたミャンマー代表に衣装賞

【AFP=時事】第69回ミス・ユニバース(Miss Universe)世界大会の決勝が16日、米フロリダ州で行われ、メキシコ代表のアンドレア・メサ(Andrea Meza)さん(26)が優勝した。大会では、ミャンマー代表が国軍によるデモ弾圧に目を向けるよう訴える一幕もあった。

 昨年の大会は、新型コロナウイルス流行の影響で延期となっていた。今年はフロリダ州ハリウッドのハードロック・ホテル&カジノ(Hard Rock Hotel & Casino)で開催され、テレビ放送された。

 決勝にはメサさんの他、ブラジルやペルー代表らが残っていた。

 今大会では、上位21人に残ったミャンマー代表のトゥザ・ウィント・ルウィン(Thuzar Wint Lwin)さんがステージ上で、ミャンマー国軍によるクーデターと抗議デモ弾圧に目を向けるよう訴え、話題となった。

 トゥザ・ウィント・ルウィンさんは自己紹介動画で、クーデター抗議デモに参加する写真を見せ、「私たち国民は死にかけています。毎日、軍に撃たれています」と述べ、「皆さんに、ミャンマーで起きていることについて声を上げてほしいと思います」と訴えた。

 トゥザ・ウィント・ルウィンさんは13日のナショナル・コスチューム(民族衣装)審査で、伝統衣装に身を包み、「ミャンマーのために祈りを」と書かれたプラカードを持った姿で登場。最優秀賞を受賞した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c2fd1c988ca8be2e5165fdcdacb3ace0e4ac08d

745taro:2021/05/19(水) 04:31:58
アングル:中南米で米国ワクチンツアーが人気、航空運賃も急騰
https://news.yahoo.co.jp/articles/08c138da6b1bb12bd0944876dd1095b3871f6168

[メキシコ市/リマ 11日 ロイター] - 「新型コロナウイルスのワクチンを打ちたいですか?米国のビザをお持ちなら、お任せください」──旅行代理店の広告には、そう書かれていた。ワクチン接種を受けるために米国に渡航するというメキシコ国民向けのツアー商品である。

近くはメキシコ、遠くはアルゼンチンに至るまで、ラテンアメリカ諸国からは何千人もの人々が米国行きの航空券を予約している。自国におけるワクチン接種計画が難航しているため、世界で最も成功した部類に入る米国のワクチン接種体制を利用しようという考えだ。

ラテンアメリカは、今回のパンデミック(世界的大流行)による最悪の影響を受けた地域の1つである。死者数は今月にも100万人を超える勢いであり、ワクチン接種の順番をこれ以上待たされるのはごめんだという人は多い。

独力で米国に向かう人もいるが、それ以外は旅行代理店によるツアーを利用する。旅行代理店側では、ワクチン接種の予約、フライト、ホテル宿泊の手配、さらには市内観光やショッピングの手配といったオプションまで組み合わせたツアーパッケージを提供している。

グロリア・サンチェスさん(66)と夫のアンヘル・メネンデスさん(69)は4月下旬にラスベガスを訪れ、1回接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンを打ってもらった。

メキシコに戻ったサンチェスさんは、「この国の公衆衛生サービスは信用できない」と語る。「米国に行っていなければ、まだワクチン接種は受けていなかっただろう」

サンチェスさんによれば、夫妻が参加したのはメキシコ市の旅行代理店が企画したツアーで、米国側では現地ラスベガスの提携業者が対応してくれた。

米国側の提携業者はワクチン接種の予約を手配し、彼らをラスベガスのコンベンションセンターまで送り届けた。2人はそこでメキシコのパスポートを提示し、接種を受けた。

「バカンスにしてしまうつもりで、丸1週間滞在し、死ぬほど歩き回り、本当に贅沢だけど美味しい料理を頂き、ショッピングも少し楽しんだ」とサンチェスさんは言う。

旅行代理店RSCトラベルワールドを経営するレイ・サンチェス氏によれば、ワクチン接種ツアーの需要が盛り上がるなかで、メキシコから米国への航空運賃は3月中旬以来30ー40%上昇した。

同氏は「メキシコからは数千人、他のラテンアメリカ諸国からも数千人が、ワクチン接種のために米国を訪れている」と語る。人気の目的地は、ヒューストン、ダラス、マイアミ、ラスベガスだという。

ワクチン接種のために米国を訪れたラテンアメリカ諸国民の数に関する公式なデータは見当たらなかった。旅行者が渡航理由としてワクチン接種を挙げることは一般的ではない。

だが米国の都市は、資金繰りに苦しむホテル、レストランやその他のサービス産業が切望していたビジネスをもたらすワクチン接種ツアーのブームに飛びついた。

ニューヨーク市政府は5月6日、ツイッターに「ニューヨークへようこそ。ワクチンがあなたを待っています。当市を象徴する名所で、J&J製ワクチンを接種いたします」と投稿した。

在ペルー米国大使館は最近のツイッターへの投稿で、ペルー住民に対し、ワクチン接種を含め医学的処置のために米国を訪問することは可能だとアドバイスしている。

米国への観光ビザで渡航したラテンアメリカ諸国の住民にロイターが取材したところ、自国の身分証明書があれば接種を受けることができたと話した。

はるか南のアルゼンチンでも、旅行代理店がワクチン接種ツアーを販売している。

ブエノスアイレスで見られる広告では、マイアミでワクチン接種を受けるための推定費用が詳しく示されている。航空運賃が2000ドル(約22万円)、1週間のホテル滞在費が550ドル、食費350ドル、レンタカー500ドル、ワクチン接種は無料。合計で3400ドルだ。

746taro:2021/05/19(水) 04:32:11
<自国では早期接種の見込みなし>

当初、ワクチン接種ツアーを希望するのはラテンアメリカ諸国の富裕層が中心だったが、現在では、それほど裕福ではない人々の予約も増えつつある。多くの人にとっては、長時間に及ぶフライトの費用だけでも一大事である。

リマの自動車用品店の従業員は「6月にカリフォルニアに行くためにお金を集めている」と話す。「国内の状況を考えると、近いうちにワクチン接種を受けられる見込みはまったくない」

前出のサンチェス氏によれば、米国へのワクチン接種ツアーの参加理由として一般的に挙げられるのは、大半のラテンアメリカ諸国でワクチン接種が遅れていることだという。

国内にワクチン製造のためのインフラがほとんどまったく無いため、ラテンアメリカでのワクチン接種計画においては、ワクチン供給の遅れや不足が壁となっている。米疾病対策センター(CDC)と「アワー・ワールド・イン・データ」によると、米国はすでに2億6200万回近いワクチン接種を行った。これは、合計人口では米国の約2倍に当たるラテンアメリカ全体の接種回数の約2.3倍となっている。

ラテンアメリカ諸国におけるワクチン接種計画への不信感も1つの要因だ、とサンチェス氏は指摘する。

当局により大量の偽ワクチンが押収されたとの報道や、2回目の接種の時期が来たときにワクチンが不足しているといった点も、ラテンアメリカ諸国の人々が挙げる不信感の理由だ。

ワクチン接種ツアーは米国向け航空旅客が急増する契機となった。ロンドンに拠点を置く航空コンサルタント会社MIDASアビエーションのレネ・アーマス・マエズ民間航空担当副社長は、航空各社が増便を進めているものの、出発日時の迫った便の料金は1月に比べ2倍、あるいは3倍にも上昇していると述べた。

ラテンアメリカ地域最大の航空会社であるLATAM(ラタム)航空グループは6日、新型コロナウイルスに対するワクチン接種のため米国に向かおうとするラテンアメリカ諸国の人々による需要が増大しているとした。

メキシコ航空大手アエロメヒコによると、メキシコ・米国間の航空旅客数は、3月から4月にかけて35%増加した。

またアメリカン航空は、ここ数カ月、ラテンアメリカ各地からの需要が急増しており、特にコロンビア、エクアドル、メキシコ方面を増便していると明らかにした。

「これらの市場の多くにおける需要増大に対し、運航頻度の増加、新ルートの追加、ワイドボディ機の利用などで対応し、結果として輸送能力が増大している」と説明した。

ジュリアナ・コラメオさん(29)にとって、ワクチン接種を受けるチャンスが得られたことは救いになった。メキシコ市に住むコラメオさんとボーイフレンドは、2人とも2020年に新型コロナに感染した。

2人は4月にニューヨーク市を訪れ、薬局でワクチン接種を受けた。

「ワクチン接種を受けて、泣きたい気分だった。ホッとして、希望が生まれた」とコラメオさんは言う。「米国で接種を受けられてとても嬉しい。もっと多くの人が(こういう形で)接種できればいいのに」

(Anthony Esposito記者、Cassandra Garrison記者、Marco Aquino記者)

(翻訳:エァクレーレン)

747taro:2021/05/20(木) 03:56:04
中米エルサルバドル 中国への傾斜強める 「民主的統治」求める米に反発

 【ニューヨーク=平田雄介】中米エルサルバドルのブケレ大統領は18日、側近や元閣僚が米国務省の報告書で汚職の疑いをかけられていると米メディアで報じられたことを受け、対中傾斜の姿勢を強めた。ツイッターに、中国は「無条件」で5億ドル(約544億円)を公共事業に投資してくれたなどと投稿し、援助の条件に「民主的統治」を求める米国に反発した。ロイター通信が伝えた。

 ブケレ氏は今月1〜2日にかけ、自ら率いる与党が多数を占める議会の支持の下、汚職事件を捜査していた検事総長や、新型コロナウイルス禍での経済再開などをめぐり政権と見解を異にすることの多かった最高裁の判事5人全員を更迭し、後任に政権と立場の近い人材を据えた。

 これに対し、ブリンケン米国務長官は2日の声明で「深い懸念」を表明。ブケレ氏とエルサルバドルで面会した米国のスニガ中米担当特使が12日に「司法の独立が失われれば、投資環境にも悪影響が出る」と記者団に語るなど溝が深まっていた。

 エルサルバドルは、米国の影響力が強い国際通貨基金(IMF)に借款10億ドルを申請中。契約に際し民主的統治を求める条項が盛り込まれるとみられている。

 一方、ブケレ氏の「司法支配」について、在エルサルバドル中国大使館は「主権に関する事柄には干渉しない」と表明し、米国と対照的な態度をみせている。

 エルサルバドルは2018年に台湾と断交し、中国と外交関係を樹立した。台湾との外交関係を保つ隣国のホンジュラスとグアテマラが新型コロナウイルスのワクチン不足に陥る中、これまでに中国製215万回分の供与を受けている。

 ブケレ氏は18日夜に新たに50万回分のワクチンが届くと明らかにし、中国の習近平国家主席を称賛して感謝の意を示している。
https://www.sankei.com/world/news/210519/wor2105190015-n1.html

748taro:2021/05/20(木) 04:04:38
110年前の中国人虐殺を謝罪 メキシコ大統領、先住民マヤに続き

 【サンパウロ時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は17日、革命のさなかの110年前に北部トレオンで中国人300人以上が反政府の革命軍によって殺害された「トレオンの虐殺」について、中国側に公式に謝罪した。左派のロペスオブラドール氏は「過去の清算」に熱心で、3日には先住民マヤに殺りくや虐待を謝罪。一方で、ローマ教皇やスペイン国王に対し、16世紀のメキシコ侵略を謝るよう要求している。

 ロペスオブラドール氏は現地で行われた「謝罪式典」で、祝青橋・駐メキシコ中国大使を前に、事件は人種差別に根差していたと指摘し、その後も中国人への迫害が続いてきたことを謝罪。その上で「メキシコはもう二度と人種差別や偏見、外国人嫌悪を許容しない」と宣言した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051800711&g=int

749taro:2021/05/21(金) 04:19:21
刑務所で抗争、4人惨殺 グアテマラ

 【グアテマラ市AFP時事】中米グアテマラ西部の刑務所で19日、暴力団の受刑者同士の抗争があり、少なくとも4人が死亡した。

 警察報道官は「首を切られて惨殺されていた」と述べた。

 報道官によると、数日前に発生した暴力団同士の事件に絡む報復とみられる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f93596d22fc711190eedf3099d4da3912866539

750taro:2021/05/23(日) 05:16:09
「私たちは動物じゃない」 花嫁として売られるメキシコの少女たち

【5月22日 AFP】メキシコ南部の先住民社会には、娘を売って結婚させる慣習がある。エロイナ・フェリシアーノ(Eloina Feliciano)さん(23)は、14歳の時にゲレロ(Guerrero)州の山岳部にある自宅で、自分を売って結婚させないでと母親に懇願したが、聞き入れられなかった。

「私たちは動物じゃない。売られるのは動物だ」。同国で最も貧しい地域の一つ、ゲレロ州メトラトノク(Metlatonoc)に住むフェリシアーノさんは話す。

 先住民「ミシュテカ(Mixtec)」の共同体には、フェリシアーノさんのように慣習に従わされた少女は大勢いる。こうした慣習では、女性は虐待され、夫の家族は貧困から抜け出せないという批判も多い。ゲレロ州では多数の共同体で今もこうした契約が交わされているが、娘を売り渡す慣習は終わらせるべきだという声は強まっている。

 住民らがAFPに語ったところによると、新婦の親が新郎側に要求する金額は、米ドル換算で2000〜8000ドル(約22万〜約200万円)ほどだ。

 山岳部人権トラチノリャン・センター(Tlachinollan Center of Human Rights of the Mountain)の代表を務める人類学者のアベル・バレーラ(Abel Barrera)氏は、売られて結婚した少女たちは虐待を非常に受けやすいとして、「婚家で奴隷扱いされ、家事と農作業を押し付けられている」と指摘する。義理の家族から性的暴行を受けることもあるという。

 助産師のモリリア・フリオ(Maurilia Julio)さん(61)も子どもの時に売られた一人だが、自分の娘たちには決して同じ運命をたどらせなかった。

「お金が欲しいので娘を11万ペソ(約60万円)や12万ペソ(約66万円)で売ることにしたと言う女性は多い。それを聞くと、とても悲しい。自分の子なのに」と話す。

 公式の統計によると、メキシコの総人口1億2600万人のうち先住民は約10%を占め、このうちの70%近くが貧困生活を送っている。ゲレロ州では昨年出産した9〜17歳の少女は3000人を上回った。この中には、親に売られて結婚させられた少女もいる。(c)AFP/Jennifer Gonzalez Covarrubias

https://www.afpbb.com/articles/-/3347953?cx_part=top_topstory&cx_position=4

751taro:2021/05/23(日) 05:23:29
元警官宅から多数の遺体 乱暴後に殺害の疑い―エルサルバドル

 【サンパウロ時事】中米エルサルバドルの法務・治安省は21日、北西部チャルチュアパで8日に女性2人の殺人容疑などで逮捕された元警察官の自宅庭から、少なくとも8人の遺体が発見されたことを明らかにした。地元報道によると、容疑者は47人を埋めたと話しているといい、さらに増える可能性が高い。

 逮捕されたのはウゴ・オソリオチャベス容疑者(51)。2010年に強姦(ごうかん)罪などで服役していた刑務所を出所。直後から女性を拉致した上で暴行を加え、殺害していったとみられる。当局は、拷問や殺人に加担したとして他に11人を逮捕した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052200393&g=int

752taro:2021/05/23(日) 05:28:31
キューバ国産ドローン、技術者の夢乗せ空を舞う

【AFP=時事】ハイタカの外見や鳴き声を忠実に再現したドローンが、キューバの飛行場で鳥を追い払っている。このドローンは、木材や金属片、プラスチックで作られたものだ。

 遠くから見ると鳥に見まがうかもしれない。ドローンは1.3メートルある翼で空を舞ったり、急降下したりと1時間ほど自律飛行できる。羽はやや硬いが印象的だ。

 ドローンを手掛けるのは、技術者集団「アラソルシオネス(Alasoluciones)」。1962年から米国の制裁下にある同国で、外国の技術に代わって、より安価な国産品を開発しようと活動している。

 アラソルシオネスのエルネスト・アラゴン(Ernesto Aragon)さん(50)は、「私たちは課題を解決したい気持ちをかたくなに持ち続けてきた」と語る。

 材料の調達や技術的な問題に加え、キューバ共産党(PCC)の管理下にあるため、民間の商取引が法律で禁止されていることも課題となっている。

■キューバ産の技術

 プロジェクト開始から4年。エンジニアらは、離陸から着陸まで自律飛行するドローンの開発に何とかこぎ着けた。

 このドローンは空港で鳥を追い払うのに使われている他、政府によって、農家の作物観察、ガス配管や電気設備、通信塔の点検などにも活用されている。

 キューバの法律では個人事業は禁止されているため、アラソルシオネスはこれまで企業登録ができなかった。

 だが今年2月、政府はこれまで厳格な管理下にあった2000以上の業種について、国家公務員ではなく民間の事業主としての登録を許可すると発表。4月に実施されたPCCの党大会では、マヌエル・マレロ(Manuel Marrero)首相が技術革新を促進するため、中小企業の登録を可能にする規定をまとめていると述べた。

 アラソルシオネスのエリック・カルモナ(Erick Carmona)最高経営責任者(CEO)は、「中小企業法が施行した時に、企業登録できるよう準備している」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/939ed792905fd8ab56d98a78f05705dc0c1ec8c6

753taro:2021/05/25(火) 04:19:02
中国、ワクチン外交で中南米に浸透 危機感強める米国

 【ニューヨーク=平田雄介】中南米の強権化が進む国家で中国が新型コロナウイルスをめぐる「ワクチン外交」を強化している。中米エルサルバドルのブケレ大統領が、対外援助の条件に「民主的統治」を求める米国に反発して中国からのワクチン提供に期待を示すなど、対中傾斜を進める国も出てきた。米国の「裏庭」とされる中南米への中国の浸透に、バイデン米政権も警戒を強めている。

 米国際開発局のサマンサ・パワー局長は21日、ブケレ氏が今月初めに最高裁判事と検事総長を更迭したことを批判し、援助を引き揚げると発表した。パワー氏はオバマ元大統領の下で国連大使を務めた与党・民主党の人権強硬派。発表では「司法の独立と権力の分立は民主主義に不可欠な要素だ」と強調した。

 ブケレ氏は2019年に大統領に就任。支持率が9割を超えるなど国内での人気は高い。今月1日に国会の支持の下、新型コロナの感染予防に伴う経済規制の解除などをめぐって見解を異にすることの多かった最高裁の判事5人全員を、2日には汚職事件を捜査していた検事総長を解任。強権化の傾向を強めている。

 これに対し、ブリンケン米国務長官は2日の声明で「検事総長は米国との捜査協力で有能なパートナーだった」と述べ、最高裁判事の更迭と合わせてブケレ氏を批判。その後、米政府は改善を申し入れたものの、ブケレ氏に耳を傾ける気配はなく、「民主的統治」を求める米国に対し、中国は「無条件」で5億ドル(約544億円)を援助してくれたとして評価した。

 同氏の強気の背景には、中国の投資がある。エルサルバドル国会は18日、太平洋に面した首都サンサルバドルの沿岸インフラ設備で中国の開発援助を受け入れる協定を批准。米国は、カリブ海からパナマ運河を抜けて太平洋に至る海上交通路(シーレーン)付近で中国の進出を許した。

https://www.sankei.com/world/news/210524/wor2105240014-n1.html

754taro:2021/05/25(火) 04:26:40
なぜ?カリブ海に中国ではなく台湾と国交を結ぶ小国があった!
https://news.yahoo.co.jp/articles/f15dd077ccbb614987a1d766acf7a74757914759

 カリブ海に「セントビンセント及びグレナディーン諸島」という小国がある。台湾を国家承認しているという非常にめずらしい国だ。なぜ中国ではなく台湾と国交を結んでいるのか?  そこには、カリブ海の位置に起因する意外な理由があった──。ルポライターの安田峰俊氏が、中国に対峙する12カ国の姿を描いた『中国vs.世界 呑まれる国、抗う国』(PHP新書)より一部を抜粋・編集してお送りする。(JBpress)

■ 人口11万人の小国

 セントビンセント及びグレナディーン諸島、という国をご存知だろうか。非常に説明的な名前だが、れっきとした国家の正式名称である。

 この国はカリブ海東部に浮かぶ小アンティル諸島を構成する島国のひとつで、国土は主島であるセントビンセント島と、30以上に及ぶサンゴ礁の島々(グレナディーン諸島)からなる。以下、本稿では便宜的に「セントビンセント」と呼ぶことにしよう。

 すこし前に映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』(2003年公開)のロケ地に選ばれたことでやや名前が知られたものの、セントビンセントは絵に描いたような小国(ミニ国家)である。人口は11万人、面積は約390平方キロメートルで、おおむね熊本市や山形市と同程度だ。

■ 台湾にとって「乗り換え」のため必要な国々

 だが、中華圏の視点から見た場合、セントビンセントはかなり興味深い国である。

 在セントビンセント日本大使館が発表した国家概況データを見ると、セントビンセントは現代の国家としては非常に珍しく、主要輸出入相手国のリスト上位に「中国」が入っていない。かわりに輸入の第4位に名を連ねているのは、なんと台湾(シェア6.8%)である。

 それもそのはずで、実はセントビンセントは台湾を正式に国家承認しているという、世界でも非常に珍しい国なのだ。ゆえに、台湾はセントビンセントの首都キングスタウンに中華民国大使館を堂々と開設。対してセントビンセント側も、2019年に東アジアで最初の在外大使館を台北市内に開設させた。

 なお、カリブ海諸国では他にも、小アンティル諸島の近隣国であるセントクリストファー・ネイビス(セントキッツ)やセントルシア、さらに北方の大アンティル諸島のイスパニョーラ島にあるハイチが台湾を国家承認している。これらのカリブ4カ国はいずれも日本とも国交を持っているが、ハイチを除いて日本国内には大使を常駐させておらず、近隣国では台北だけに大使館を置いている。これらのカリブの小国たちは、日本よりも台湾との外交関係を重視しているのだ。

 いっぽうで台湾にとっても、中南米の国家群は他の地域にも増して重要な政治的意味を持っている。それは「乗り換え」だ。

755taro:2021/05/25(火) 04:28:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f15dd077ccbb614987a1d766acf7a74757914759?page=2

 細かい事情は後述するが、台湾(中華民国)は中国(中華人民共和国)との関係上、世界の大部分の国家と正式な国交を持てない状態に置かれている。そのため中華民国の総統(大統領)は、事実上の後ろ盾であるはずのアメリカにすら、堂々と訪問することができない──。

 だが、物事には常に抜け道がある。

 それは、中華民国総統がセントビンセントのような中南米の友好国に外遊する際に、飛行機の「乗り換え」をする(トランジット)という名目で、アメリカで降機することだ。こによって、本来は国交を持たないはずのアメリカに、台湾の指導者が短期訪問することが可能になる。

 一応、アメリカ当局は台湾の指導者がトランジットをおこなうたびに「私的な滞在」であると説明するのが通例なのだが、実際は米台双方の政府関係者の接触が非公式におこなわれている。

 2019年7月にも、総統再選を控えた蔡英文が「自由民主永続之旅」と銘打ってハイチ、セントキッツ、セントビンセント、セントルシアをめぐるカリブ外遊に出発。この際にも蔡英文は、往路と復路でそれぞれ2泊ずつアメリカに滞在している。

 翌月、アメリカは台湾に対して66機の戦闘機F16の売却を認めており、台湾の国内では、「訪米」の結果としてアメリカが蔡英文の再選にゴーを出したメッセージであったと受け止められた。

 台湾と国交を持つ中南米の小国たちは、その国自体の価値以上に、米台接触の口実を作るうえで重要な役割を担っているというわけだ。

 なかでもセントビンセントは、2019年6月に国連安保理の非常任理事国に選出(任期は2年間)されている。現在の台湾にとっては、ヨーロッパ唯一の承認国であるバチカンに次ぎ、重要な政治的価値を持つ友邦と言っていいだろう。

■ 中国が「札束外交」を批判した時代

 ところで、第三国が台湾(中華民国)と中国(中華人民共和国)の両国を同時に承認できないことはよく知られている。これは1949年の中華人民共和国の成立以降、中国側が自国と外交関係を結ぶ条件として「蔣匪(ジャンフェイ)」(蔣介石匪賊=中華民国)との断交を相手国に求め、また台湾側も「共匪(ゴンフェイ)」(共産匪賊=中華人民共和国)と国交を結んだ国と断交してきた名残である。台湾は1990年代の民主化後、穏健な現実路線に外交姿勢を転換したが、中国側は「ひとつの中国」の原則に固執し、他国に対して中台の二者択一を求め続けている。

 かつて1969年の時点では、全世界で中国を承認する国はわずか47カ国で、対して台湾を承認する国は70カ国に及んでいた。だが、1971年の中国の国連加盟(台湾の国連脱退)や翌年のニクソン訪中・日中国交正常化などを経て、風向きは大きく変わる。

 やがて米中間に国交が結ばれた1979年には、121カ国が中国を承認するようになったのに対して、台湾を承認する国は22カ国と、圧倒的な差がつくようになった。さらに1990年代にはサウジアラビアや韓国、南アフリカなどが次々と台湾と断交し、台湾を承認する主要国は存在しなくなった。

 もっとも、台湾側も手をこまねいていたわけではない。台湾は1980〜90年代にかけて、自国と外交関係を結んでくれる国家を活発に新規開拓するようになり、中南米やアフリカ・南太平洋の小国や新興国に接近。国家承認を次々と取り付けるようになった。

 他ならぬセントビンセントも、独立からわずか2年後の1981年に台湾と国交を結んでいる。数年後にはセントキッツやセントルシアなどの近隣国もそれに続いた。

756taro:2021/05/25(火) 04:30:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/f15dd077ccbb614987a1d766acf7a74757914759?page=3

 こうした動きの背景にあったのは、当時の台湾の強力な経済力だ。アジアNIESの一角を占める高度経済成長に湧いていた台湾は、1992年にはドイツに次ぐ世界2位の外貨準備高を記録し、豊かさを武器に徹底した援助攻勢を展開したのである。第3世界の小国のなかには、当時の台湾になびく国も少なからず存在し、李登輝政権下の1990年代の台湾は、最多で30カ国もの承認国を獲得するに至った(日本ではあまり知られていないが、前出のトランジット外交の活発化など、当時の李登輝の外交には功績が多い)。対して、この時代の中国は天安門事件前後の政治的混乱から抜けきれず、資金力にも限りがあったことから、しばしば台湾の後塵を拝した。現在では考えられない話だが、台湾が経済力を武器に承認国を拡大する行為を、なんと中国が「銀弾外交(札束外交)」と呼んで批判する局面すらみられたのだ。

 もっとも、中台間の力関係はほどなく逆転する。政権基盤の弱い民進党の陳水扁政権(2000〜2008年)が台湾で成立すると、中国の巻き返しによって北マケドニア、チャド、コスタリカなどの各国が台湾から離反した。また、中台両岸が札束を積み合う陣取り合戦を前に、セネガルや中央アフリカ、セントルシアなど、断交と国交樹立を繰り返して小銭を稼ぐ不届きな国も少なからず現れるようになった。

 その後、国民党の馬英九政権(2008〜2016年)が成立すると、中国との不毛な承認合戦を避ける方針(「活路外交」)が提唱され、また中国側も馬政権との関係が良好だったことから、陳政権時代のような強引な国交剥奪作戦は停止されることになった。

 だが、2016年に民進党の蔡英文政権が成立すると、中国の攻勢は再び活発化する。もはや中台間の経済力は完全に逆転しており、台湾は防戦一方になった。

 世界の「小国」たちにしてみれば、中国と国交を結ぶことは単純に援助を得られるのみならず、投資や観光客の誘致の面でも旨味が大きかったのである。

■ 2020年の総選挙でも、台湾派が勝利

 しかし、セントビンセントは建国直後から台湾と国交を結び、国連の場でもしばしば台湾を擁護する発言をおこなってきた。

757taro:2021/05/25(火) 04:31:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/f15dd077ccbb614987a1d766acf7a74757914759?page=4

 たとえば2019年5月には、セントビンセントのブラウン保健相が、世界保健機関(WHO)の年次総会である世界保健総会(WHA)の席上で台湾のオブザーバー参加を強く要求。「台湾は中華人民共和国の一部ではなく、独立した全く異なる政府」であると踏み込んだ演説をおこなったことが、台湾国内で大評判になった。もっとも、だからといって安心できるわけでもない。むしろ、セントビンセントと台湾の関係は、今後はかなり不安含みと言ってもいいほどである。

 たとえば、蔡英文が総統に就任した直後の2016年8月には、セントビンセントの野党・新民主党のユースタス党首が特別に開いた記者会見の場で「自分たちが政権を奪還すれば中国と国交を結ぶ」と発言。中国から与えられる貿易や投資の魅力を強く主張している。

 この発言は波紋を呼んだが、同年10月に訪台したラルフ・ゴンザルベス首相が台湾との関係を引き続き重視する姿勢を表明し、ひとまず沈静化した。

 2020年11月におこなわれた総選挙では、「親中発言」をおこなっていた新民主党が与党になる可能性は十分にあったが、結果的には与党の労働党が定数15議席のうちで9議席を獲得して勝利し、ひとまず台湾との断交の可能性は遠のいた(もっとも、台湾からの奨学金を得て海外留学をおこなっているセントビンセント人たちへの配慮から、新民主党も選挙前には対台湾姿勢を和らげる姿勢を見せていた)。

 カリブ海に浮かぶミニ国家・セントビンセント及びグレナディーン諸島。「国会」議員が15人しかいない小さな島国が、人口約2357万人の台湾を動揺させ続けているのはなんとも皮肉だ。

安田 峰俊

758taro:2021/05/25(火) 04:35:16


米航空局、メキシコの航空安全性評価引き下げへ=関係筋

[ワシントン/メキシコ市 21日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)はメキシコの航空安全性評価を最上位から1段階引き下げる準備を進めている。消息筋4人が明らかにした。引き下げられれば、メキシコの航空会社は新規の米国便を追加できなくなり、両国の航空会社間のコードシェアリング(共同運行)協定に基づく相互の便の座席販売などが制限される。

引き下げは「カテゴリー1」を「カテゴリー2」にするもので、数日内に発表される見通し。その後にFAAがメキシコ当局による航空監督について長期の見直しに入る。現行の便数への影響はない。

今回の措置は、メキシコ当局の安全監督が国際民間航空機関(ICAO)の安全基準に満たないとFAAが判断したことを意味する。

ある業界筋も、FAAが懸念しているのは運航の安全性の問題ではなく、メキシコ当局による航空会社への監督の問題だと指摘した。

消息筋によると、FAAは懸念についてメキシコの航空規制当局と長く協議を続けてきた。FAA側がメキシコ現地でも評価を実施したが、懸念がまったく解決されなかった。FAAが取る措置については、既にメキシコ政府に通知されているという。

コロナ禍の中でメキシコは米国人にとって最も人気の休暇先となっている。昨年に米国と欧州を結ぶ旅客便が規制されたことで、米航空会社は欧州向けだった航空機をメキシコ便に振り向けた。今年4月の米国・メキシコ便搭乗者は230万人近かった。

消息筋によると、アエロメヒコとコードシェア協定を結んでいるデルタ航空は、今回の引き下げに伴い、アエロメヒコ便の予約済みの乗客の一部に対し、新たに発券し直す必要が出てくる。

FAAは2010年にもメキシコ当局の監督不備を理由に航空安全評価を「カテゴリー2」に引き下げ、4カ月後に「カテゴリー1」に戻したことがある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b74c1ba8d94a5f9b69e7e43aee514a1c50fafacb

759taro:2021/05/27(木) 04:17:04
メキシコGDP、第1四半期は0.8%増 速報値から上方改定

[メキシコ市  26日 ロイター] - メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が26日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)確報値(季節調整済み)は前期より0.8%増え、4月30日公表の速報値の0.4%増から上方改定された。

メキシコ経済は、1930年代以来の深刻な落ち込みから徐々に持ち直している。市場予想は0.6%増だった。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による景気への打撃で、2020年のGDPは前年比で8.3%減った。約90年ぶりの大きな落ち込みとなった。

3月のGDPは前年同月比0.8%増。前月比では2.6%増だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c1f85bfa36a179d073af1fdc331d6702b586f88

760taro:2021/05/29(土) 05:11:02
キューバ代表二塁手、東京五輪予選で訪れた米国で亡命か

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】キューバ野球連盟は26日、東京五輪の米大陸予選(31日〜6月5日)に出場するため、米フロリダ州入りしていた代表選手の1人が、チームを離脱したと発表した。米国に亡命したとみられる。

 連盟やロイター通信によると、離脱したのはセサル・プリエト二塁手(22)。米国とキューバの両球界は2018年、キューバ選手が亡命せずに米国でプレーできる協定を結んだが、対キューバ制裁を強めたトランプ前政権が無効としたため、その後も選手の亡命が続いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/25093b82b25db21ea22814ad40d7c4d555345f32

761taro:2021/05/30(日) 04:37:32
移住者による大豆生産で、メキシコ先住民の養蜂が危機に

「何千年もの間、マヤの人々はミツバチを育ててきました。そこにメノナイトが大きな機械をもってやって来て、森を広範囲にわたって切り払い始めたんです。シカやオオハシが暮らし、何より大切なミツバチがすんでいる森です。彼らは木々を伐採し、何千年も前からあった、あらゆるものを壊しました」

 メキシコの先住民マヤの一人、エベラルド・チャブレはそう話す。チャブレはがっしりとした体格をした実直な養蜂家だ。

 1930年代以来、マヤの養蜂家たちは、先祖の神殿跡や国内最大の熱帯林が残るユカタン半島を生活の場とし、世界屈指の蜂蜜生産者となってきた。しかし80年代以降、この地に別の集団がやってきた。キリスト教の一教派メノナイト(再洗礼派)のなかでも最も保守的な「オールド・コロニー・メノナイト」と呼ばれる人々だ。

 彼らは電気や電話、自動車といった文明の利器を使わずに暮らし(ただし、農業機械は使う)、この半島に入植して以来、広大な面積の森を伐採し、農地に変えてきた。しかし養蜂家たちによれば、メノナイトが行っている大規模な農業、とりわけ遺伝子組み換え大豆の栽培と農薬散布がミツバチたちを殺し、蜂蜜を汚染しているという。

 蜂蜜は多くのマヤの家族にとって主要な収入源だ。毎年2万トンほどの蜂蜜がユカタン半島から主に米国や欧州連合(EU)に出荷されている。2007年以降にメキシコ政府が遺伝子組み換え大豆を承認すると、EUは同国から輸入される蜂蜜に対して、遺伝子組み換え体の含有検査と表示を求め、場合によっては輸入を拒否すると通達してきた。

 2012年、養蜂協同組合は同業者とともに、遺伝子組み換え大豆を許可した政府機関を訴えた。許可の決定に際して、先住民社会に意見を求めなかったのは違法だというのが理由だ。

 実際、出荷された蜂蜜のサンプルを分析したところ、ミツバチは大豆の花粉を広範囲にわたって摂取していた。また、遺伝子組み換え大豆に散布されている除草剤のグリホサートが、マヤの養蜂業者たちも育てるセイヨウミツバチの飛翔行動に悪影響を及ぼしていることもわかった。

 裁判は養蜂家たちの勝利に終わった。しかし、メノナイトの農業者たちは現在もカンペチェ州で遺伝子組み換え大豆を栽培していると認める。さらに、グリホサートを空からも地上からも散布している。

「法的に言えば事態は改善されていますが、実際はそうではないのです」と話すのは、養蜂業者の訴訟を担当した弁護士のナアイェリ・ラミレス=エスピノサだ。「あの地域では今でも、遺伝子組み換え大豆が栽培されているのを私たちは承知しています。当局には、こうした問題を解決する力はありません。種豆はどこにでもあるのです」

文=ニーナ・ストローリック英語版編集部

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c08ff90e116cbbdadc381b90b43a0f03b840735

762taro:2021/06/01(火) 05:10:43
候補者の暗殺、昨年9月以降88人に メキシコ中間選挙

メキシコ市(CNN) メキシコで6月6日に行われる中間選挙を前に、各地で政治家や候補者の暗殺が相次いでいる。現地のコンサルティング会社によると、昨年9月以来、殺害された政治家や候補者は少なくとも88人に上る。

この88人を含めて数なくとも565人が、何らかの犯罪の標的にされてきた。

メキシコ政府によると、今回の中間選挙は史上最大の規模になる。投票が締め切られる6月6日までには、史上最悪の死者を出す可能性もある。

北部ソノラ州カへメの地方選に立候補していた元検察官のアベル・ムリエタ氏は2週間前の日中、人通りの多い通りで支持者と一緒にビラ配りをしていたところ、車に乗った男2人に銃撃されて死亡した。

ムリエタ氏は一貫して犯罪対策を筆頭の公約に掲げ、殺害される前日に収録された最後のキャンペーンCMでは「私たちの子どもを奪い、家族を崩壊させる麻薬はもうたくさんだ。私は法を制定する。私の手は震えていない。私は恐れない」と訴えていた。

当局は、何者かが故意に同氏を狙ったとみて捜査を続けているが、容疑者は特定できていない。

25日には別の候補者が選挙運動中に射殺された。アルマ・ロサ・バラーガン氏は、メキシコの中でも特に治安の悪いグアナフアト州モロレオンの市長選に立候補していた。死の直前にフェイスブックで中継したライブイベントでは、「一緒にやれば、もっとうまくできます」と明るい調子で有権者に呼びかけていた。

グアナフアト州司法長官は候補者の暗殺を非難、捜査は現在も進められている。

メキシコ全土でこれほど多くの候補者が殺害されている動機は不明だが、専門家は犯罪組織や勢力争いが絡む可能性を指摘する。

メキシコの治安問題に詳しい専門家のアナ・マリア・サラザール氏によると、多くの場合、小規模な犯罪組織や大規模な麻薬密売組織が、自分たちの支持する候補者を当選させるために、気に入らない候補者を標的にしていると思われる。

さらに、政治家や候補者本人が犯罪組織とつながっていることもある。

犯罪組織は候補者への資金提供や支援を行っており、そうした関係から手を引こうとした候補者は脅迫されたり殺害されたりするという。

メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領は3年前に就任して以来、麻薬犯罪組織と全面対決していたそれまでの戦略を転換。麻薬組織にメンバーが加わらないよう、長期的な根本原因である貧困問題への取り組みを優先してきた。

だがサラザール氏は、候補者が殺害される一因はこの戦略にあると推測、犯罪組織が実質的に野放し状態になり、「存在する権利」を与えられていると指摘する。

政府に対しては何十年も前から、候補者を守るための対策が不十分だと批判する声が上がっており、その状況はロペスオブラドール大統領になっても変わらない。大統領は最近の記者会見で、「候補者にとっては困難な時だ」「我々は引き続き候補者を守り続けなければならない」と語った。

しかし政府の対策が不十分な一因は、問題の深刻さを認識していないためだとの批判もある。

政府の公式統計では、殺害された政治家や候補者は現時点で14人と、コンサルティング会社の推計よりも大幅に少ない。

メキシコでは未解決の犯罪が90%を上回る。投票日が迫る中、さらに多くの候補者が殺害されるのではないかという懸念は強まっている。

https://www.cnn.co.jp/world/35171560.html

763taro:2021/06/01(火) 05:21:03
キューバの移民船転覆、行方不明者10人の捜索打ち切り 米フロリダ沖

(CNN) 米フロリダ州キーウエスト沖で起きたボートの転覆事故で、米沿岸警備隊は行方不明になっていた10人の捜索を29日で打ち切ったと発表した。

発表によると、捜索活動には米海軍や空軍、税関・国境警備局(CBP)、フロリダ州魚類野生生物保護委員会なども加わり、船舶やヘリコプターで123時間以上かけて約2万3000平方キロの範囲を捜索した。しかし事実関係を慎重に検討した結果、捜索の打ち切りを決めた。

ボートは米国への移民を目指す人たちを乗せて23日にキューバを出航し、26日夜に転覆した。沿岸警備隊は27日、定例パトロール中に海上で数人を発見して8人を救助、2人の遺体を回収していた。

沿岸警備隊によると、キューバの経済危機が悪化したことで、危険を冒して船で米国を目指す人が増えているという。

数千人が危険な横断を試みた1990年代に比べれば数は大幅に少ないものの、今回の増加傾向に対して沿岸警備隊は警戒を強め、「航海に耐えられない船で海に乗り出すことは勧めない。定員超過だったり、天候の予想がつかなかったり、人命が失われたりする危険はあまりに大きい」と強調した。

米国に入国したキューバ人は、見つかればほとんどが本国に送還される。それでも経済状況が悪化する中、必死の思いで米国を目指す人はさらに増える可能性がある。

キューバ政府の統計によると、2020年の同国経済は、新型コロナウイルスのために観光業がほぼ壊滅状態となり、11%縮小した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7086f9b92cdda0f1fe4fd989c8d4064687846e58

764taro:2021/06/02(水) 05:08:44
キューバの変革:二重通貨制度廃止のインフレ
https://news.yahoo.co.jp/articles/b010da38d6712d6073d2e80fdc56ed317736d37f
 コロナ・パンデミックに襲われたキューバの2020年GDP(国内総生産)成長率は、マイナス11%を記録した。これはソ連が崩壊した1991年とほぼ同じ水準である。

 キューバ政府は基本的に、経済危機が深刻になって国民の不満が高まり、追い詰められるまでは改革をしない。その意味では、今回のコロナによる経済危機はいい機会と言えるわけで、2021年1月から施行された改革はその表れであった。

 ただし、その3カ月後に開催された今年4月の第8回党大会を見ると、勇み足で始めた1月からの改革が足踏みした印象である。

懸案だった二重通貨制度
 キューバ政府が今年に入って実施した改革は2つある。

 1つは「金融の秩序化」(Ordenamiento Monetario)と呼ばれる二重通貨制度の廃止である。これは10年前の第6回党大会から取り組むと発表されていたもので、今年1月1日に実施された。

 キューバでは1994年から1ドル=1ペソの交換レートを持つ「兌換ペソ(CUC)」と、一般の労働者が受け取る賃金、公共料金や配給物資の支払いに使われる外貨交換できない「非兌換ペソ(CUP)」の2種類の通貨が流通し、1兌換ペソ=24非兌換ペソのレートで交換されていた。

 2004年には、ブッシュ(子)米政権(当時)による対キューバ経済制裁強化に反発したフィデル・カストロが米ドルの流通を停止。国内の外貨店での支払いは兌換ペソのみとなるなど、兌換ペソは広く使われてきた。

 この二重通貨制度は、赤字国営企業の保護に使われた面が強い。財務体質が悪化した国営企業に対して、1兌換ペソ=24非兌換ペソの一般レートではなく、1兌換ペソ=1非兌換ペソ、あるいは1兌換ペソ=5非兌換ペソなど、非兌換ペソを過大評価したレートを適用することができたからだ。

 一方で輸入企業を優遇し、輸出企業の競争力をそぐ側面もあり、早い時期から二重通貨制度を廃止する必要性は指摘されてきた。

 政府の経済統計を検討する際にも、この二重通貨制度は障害であった。政府は一部の国営企業に優遇為替レートを適用し、自営業や協同組合には1ドル=1兌換ペソ=24非兌換ペソの並行レートを適用していた。GDPの何%が優遇為替レートで計算されたのかは常に不明であり、米ドル建てで計算した経済規模がわからない状態が続いてきた。

 今回の二重通貨制度の廃止により、兌換ペソを廃止し、非兌換ペソ1種類を流通させることになった。1ドル=24ペソの固定為替レートが発表されたので、少なくとも2021年度からの経済統計は米ドル建ての値が求められるようになるはずだ。

765taro:2021/06/02(水) 05:09:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b010da38d6712d6073d2e80fdc56ed317736d37f?page=2

物価が4〜5倍に
 中国やベトナムでも1990年代に兌換通貨と非兌換通貨の二重通貨制度の廃止が実施されたが、これにより自国通貨価値の過大評価が表面化した。両国とも廃止直後からハイパーインフレとなり、収束まで2〜3年を要している。

 キューバ政府はこのコストを考えて、長年同制度の廃止を先送りしてきた。しかしコロナ危機により、抜本的な改革をする必要がある、とついに腹を決めたということになる。

 ところが中国やベトナムの場合は、それまでに市場メカニズムの大幅な導入が行われ、民間部門の経済活動の自由度が拡大していた。両国の経済は二重通貨制度の廃止前に高成長を記録し、ハイパーインフレに耐えるだけの余力があった。

 これに対してキューバの場合は、経済は低成長のまま、コロナ危機に押されて制度廃止を断行した格好だ。

 対策として、物価上昇に備えて公的部門労働者の賃金を平均5.2倍引き上げること、「不当に価格を吊り上げる場合は」高額の罰金を科すことが発表された。また、「農牧産品自由市場」や「手工芸品自由市場」などの公営市場における価格に上限を設定し、価格統制を開始した。

 しかし米メディアによれば、二重通貨制度の廃止が発表された2020年12月10日の翌日から自由市場の価格が4〜5倍に上昇したという。

 政府は1月から価格統制を行い、インフレ抑制に乗り出したが、人々は価格統制された市場に物を売りに行かなくなり商品は闇市場に消えた。食料や衣類などは闇で購入せざるを得なくなっていると考えられるが、闇市場は当然政府の価格統制の外にあり、市場メカニズムが機能するため、高価格となる。

自営業の職種拡大も実施されたがーー
 キューバ政府が実施したもう1つの改革が、2月に入って行った自営業者の職種の大幅拡大(127種から2000種以上へ)である。これによって医療・教育などの一部の職業を除き、ほぼすべての仕事に自営が認められたが、コロナ下では投入財の入手が難しい。

 自動車の修理のための部品はすべて輸入に頼っているが、貿易は政府に独占されており、その政府は外貨不足のために十分な量を輸入できないでいる。観光客が来ないので、レストランは休業せざるを得ない。公共交通機関は止まり、買い出しのためには自分で運搬手段を調達しなければならないが、流通はすべて国家独占である。

 自営業の拡大は歓迎すべきだが、現在はまだその効果が期待できる段階ではない。コロナが収束してから、自営業が発展するかどうかが問われることになるだろう。

766taro:2021/06/02(水) 05:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b010da38d6712d6073d2e80fdc56ed317736d37f?page=3

長蛇の列ができる国営外貨店
 この状況下で、国民生活は一層厳しい状況が続いている。

 政府が国民に保障する生活必需品の配給は遅配・欠配が目立ち、鶏肉やせっけんなど生活必需品は、国営外貨店でしか購入できなくなった。

 前述の通り国営外貨店の価格は1ドル=24非兌換ペソの公定レートで計算され、公務員が賃金として受け取る非兌換ペソでも買い物ができるが、商品の入荷量は限られており、外貨店の前では早朝から長蛇の列ができる。列の後ろの方の人は買えないことも多い。

 またそもそも外貨店の価格は、非兌換ペソの収入しかない公的部門労働者には高価である。公的部門労働者の賃金は5倍に引き上げられたので、国営外貨店での買い物に限れば、購買力は5倍になった。需要は高まったが政府が外貨で輸入する商品の供給は増えず、外貨店でも品不足が続いている。

 米マイアミのメディアは、外貨もなく多額の非兌換ペソの現金も持たない人々が物々交換をしていると報じている。子どもの食べ物を買うために、自分のよそ行きの服を自宅で売ったり、直接食べ物と服を交換したりしているのだ。

 1米ドル=24ペソの公定レートについても、現在闇ドルレートは1ドル=50~60ペソと伝えられている。政策の上で市場メカニズムを否定しても、現実の生活の中では闇市場という形でそれが機能する。今のところ恐れていたほど闇ドルレートは上昇していないが、経済が回復すれば米ドルの需要が高まり、闇レートも上昇する恐れは残る。

 コロナ禍の中で窮乏する国民の不満は久しぶりに高まっている。

 1990年代からキューバに関するニュースを報道する米国マイアミのネットニュースのCubaNetは2021年1月5日、2020年のデモの回数は3倍に増えたと報じた(Se triplican protestas públicas en Cuba en últimos cuatro meses de 2020 (cubanet.org)。

 政府は国民の不満を抑えるためにも、大胆な経済改革を実行する必要に迫られている。

767taro:2021/06/02(水) 05:11:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b010da38d6712d6073d2e80fdc56ed317736d37f?page=4

中国やベトナムのような経済改革は行わない? 
 しかしながら、このような状況である割には、第8回共産党大会の前後に発表された経済改革や方針は、今一つ熱意に欠けるのである。

 実際に党大会での議論を見てみると、基本的には10年前の第6回党大会で決められた「党と革命の経済社会政策に関する指針」を引き続き実行に移していく、という決議が可決されたにとどまっている。

 市場経済化や資本主義的な制度の導入を警戒していることは、今回の大会の決議の中に、「生産者や商業活動に参加する業者が、社会の利益や原則に反する悪習や投機、条件を押し付けることを防ぐ必要がある」と書かれていることにも表れている。確かに、不当な価格のつり上げを政府が防ぐことは必要だし、大多数の資本主義国の政府でもそのような政策をとれるようにしている。

 ただ今のキューバの物価上昇は、1月に二重通貨制度を廃止したために起きたインフレを、価格統制で乗り切ろうとしている政府の政策の問題にある。政策の上で市場メカニズムを否定しても、現実の生活の中では公営自由市場から商品が消え、闇市場に流れるという形でそれが機能する。 

 また、ミゲル・ディアスカネル新第一書記は演説で中国やベトナムの経験に触れたが、問題はその触れ方である。

 中国もベトナムも社会主義計画経済の重要性を確信しており、それぞれ試行錯誤を繰り返して現在に至っているのだ、と述べたのだ。つまり中国やベトナムの経済における民間部門の役割の重要性には触れず、これらの国々が言説としては、現在も社会主義経済の建設を標榜していることを強調しているように映る。キューバがこれから中国やベトナムのような経済改革を行うことはない、と示唆しているように思われる。

更なる経済改革には慎重姿勢
 このように国内外の期待をよそに、キューバの指導部は、大規模な改革には慎重な姿勢を崩していない。

 現在の指導部の希望の星は、キューバ国内で開発された5種のコロナワクチンである。このうちの3種については、国内の60歳以上の市民にボランティアを募り、今年3月には第3フェーズの治験を行った。

 ワクチンは3回接種とのことで、筆者の友人の大学教授2名が3月末に3回目の接種を終えたと聞いている。5月中には、首都ハバナの成人の住民全員にワクチンを少なくとも1回は接種し終える予定と4月に発表された。

 もしワクチンが効果を発揮し、コロナの集団免疫が確立できれば、外国からの観光客も呼び込めるし、国内の経済活動を再開できる。

 5月20日の政府発表によれば、全国で111万人に接種を行ったそうである。これは全国民の1割にあたる。キューバの現況や、政府が取り得る限界を考えれば、よい戦略である。

 ワクチンの成果は現時点ではわからないが、政府はとりあえずワクチン効果を見極めるまでは、さらなる経済改革は見送る公算が高い。キューバ政府は追い詰められれば改革をするが、そうでなければ改革をやめるのが、過去30年間繰り返されてきた習慣だからだ。

 ワクチンによって集団免疫を確立できれば、経済を全面的に再開し、1〜2月に行った改革だけでどこまで国民生活を改善できるか観察するだろう。他方、ワクチンで期待したほどの効果を得られなければ、もう少し改革を進めるに違いない。

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所 主任研究員 山岡加奈子

768taro:2021/06/02(水) 05:12:29
キューバの変革:終わらない「カストロ時代」
https://news.yahoo.co.jp/articles/887e5dc526f1550da8b3266597a9cd10b476737a

 2021年4月16〜19日に開催された第8回共産党大会の最大のニュースは、ラウル・カストロ(89)が10年間務めた党第一書記の地位を退き、ミゲル・ディアスカネル=ベルムーデス大統領(61)に譲ることであった。

 ラウルは2018年に、当時の国の最高指導者の地位であった国家評議会議長から退き、ミゲル・ディアスカネルに引き継いだ(翌年、憲法改正によって設けられた大統領職にディアスカネルが就き、国のトップは国家評議会議長から大統領に代わった)。今回共産党の最高指導者の地位である第一書記の地位からも引退することで、すべての公職から退き、彼の言葉を借りれば「一兵卒として引き続き党と革命に奉仕する」こととなった。

 ラウルの引退そのものは驚くことではない。2008年に国家評議会議長に就任するときも、2011年に党第一書記に就任するときも、それぞれ5年の任期で再選1回、計10年務めたら退くと明言していた。ラウルはその約束を守り、それぞれ10年後にディアスカネルに譲ったことになる。

権力移譲という観点では不適切だったラウルの演説
 しかし筆者は、ラウルの実質的な地位は今後も変化しないと考えている。

 というのは、この大会でのラウルの演説とディアスカネルの演説を比較すると、ラウルが経済改革の課題や改革の限界など、具体的な今後の政府の政策について述べているのに対し、ディアスカネルは革命やカストロ兄弟の功績、米国の脅威や国家としての独立主権の重要性など、抽象的な話に終始し、第一書記に就任したばかりにもかかわらず、自分がこれからどのように党を指導していくつもりなのか、具体的な展望や政策について何も言っていないからだ。

 ラウルの演説の中で目を引いたのは、「改革には限界がある」と述べたところである。

 キューバでは今年1月に二重通貨制度の廃止、2月に自営業の業種拡大などが行われてきた。彼は1月以降の改革が、キューバに資本主義を復活させたい、キューバ国民の資産を大規模に民営化したい、と考える人には不十分だと批判されていること、いくつかの職種が自営業として認められないことを不満に思う人がいることを受けて、「利己的で強欲なカネの亡者が民営化を望んでいる。これは60年以上かけて築いてきた社会主義社会の基礎を損なうものだ」と批判した。

 さらに、海外との貿易を民間部門もできるようにしてほしいという希望について、「党指導部としては認めることはできない。(改革には)できることとできないことがあり、限界があるのだ」と釘を刺したのである。

 この発言が今後のキューバの経済改革に与える影響については後述するが、権力移譲という観点から言えば、この日をもって引退する指導者が、後継者を前にして、今後のキューバのあるべき方向についていろいろと発言するのは適切とは思えない。

769taro:2021/06/02(水) 05:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/887e5dc526f1550da8b3266597a9cd10b476737a?page=2

テクノクラートとカストロ家の二重権力構造
 実際にフィデル・カストロは、2006年7月末に病気のため政治の舞台から姿を消し、弟ラウルが暫定指導者となってからは、2016年に死去するまで現在の政治や政策について一切発言をしなかった。

 フィデルは自身が戦った革命闘争の思い出を語り、革命当時の回顧録執筆を行い、日本の安倍晋三前首相を含む海外の要人とも会談したが、公の場で、病気になる前のように現在の政策について意見を言うことはなかった。もちろん私的な場でラウルから相談を受けたり、助言したりしていた可能性はあるが、内外に向けて現在のキューバの指導者はラウルである、というスタンスを堅持したのである。

 しかし今回の党大会でのラウルとディアスカネルの演説を比べると、ラウルが前述の発言をしたのに対して、ディアスカネルの演説の中では、経済改革について言及した箇所はずっと少なかった。

 確かにラウルは演説の中で、「有能な指導者のグループに国家の指導を譲ることができることに満足している」と述べている。これだけ聞けば、カストロ兄弟の支配から、若手指導者たちの集団指導体制に移行したように見える。

 しかし現実には、ラウルの力は依然として強く、さらにはラウルの子ども世代が革命軍の中で権力を握っており、軍を中心にカストロ家の権力基盤が形成されている。

 つまり表向きはディアスカネル大統領やマヌエル・マレロ首相(57)などの若手テクノクラート出身者が指導者となっているように見えるが、実際には革命軍の中でカストロ家の人々が本当の権力を保持するという、二重構造が生まれているのだ。

カストロ家の後継者と目されるラウルの元娘婿
 ラウルには革命闘争の同志だったビルマ・エスピンとの結婚で、息子が1人、娘が3人いる。息子アレハンドロは革命軍の士官であり、ラウルの後継者として海外の一部で注目されている。

 さらに娘の一人デボラの元夫であるルイス・アルベルト・ロドリゲス=ロペスカイェハスは、革命軍の大佐であり、革命軍が所有する国営企業のコングロマリット「GAESA(Grupo de Administración Empresarial)」を統率する実力者である。数年前にデボラと離婚した後も、カストロ家の一員として扱われている。

 このルイス・アルベルトをカストロ兄弟の真の後継者とみなす海外の専門家は多い。革命軍の士官であり、カストロ家の姻戚であり、かつキューバの優良国営企業を集めたコングロマリットのトップとして経済も握っているからである。

 アレハンドロもルイス・アルベルトも政治家としての地位はなく、基本的に軍人である。つまり政治家としての地位は、ディアスカネルらテクノクラートに任せつつ、軍と経済の中枢部分を掌握している。そこから、表で政治を任されるテクノクラートと、裏で軍と経済を握るカストロ家の2代目、という二重構造の構図が浮かぶ。

 ラウルは今年6月に90歳になる。高齢なので、今後の健康状態によっては、早晩ディアスカネルらに指示を出すことはできなくなるかもしれないが、その場合はアレハンドロやルイス・アルベルトが実権を握ることが予想される。

 ちなみにフィデルにも2度の結婚で6人の子どもがいるが(婚外子も含めればさらに多い)、フィデルの子どもたちは誰も権力の中枢にはいないようである。不世出のカリスマ政治家であったフィデルの子どもたちよりも、政治家としてはむしろ凡庸と言っていいラウルの子どもたちのほうが政治家には向いているようで興味深い。(つづく)

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所 主任研究員 山岡加奈子

770taro:2021/06/03(木) 04:42:05
ブリンケン氏、中米諸国に不法移民対策で一層の協力要請

[サンホセ 1日 ロイター] - 米国のブリンケン国務長官は1日、訪問先の中米コスタリカで、中米諸国からの不法移民対策で域内の各国政府に一層の協力を呼び掛けるとともに、多くの中米地域で民主主義や人権が損なわれているとして懸念を表明した。

コスタリカのアルバラド大統領との共同記者会見でブリンケン氏は、移民対策へのコミットメントを共有するパートナー国との対話の重要性を強調。

続けて「課題に対処し、好機を捉える上で良い統治が非常に重要だ。しかし、現在は、中米の多くの地域で民主主義と人権が損なわれている状況にある」と述べ、司法の独立性の低下や独立系メディアと非政府組織(NGO)の締め付け、汚職撲滅に向けた取り組みの抑制を例に挙げた。米国も過去に後戻りすることがあったと語った。

また、移民対策で域内協力がかつてないほど重要になっていると訴えた。

ブリンケン氏は、コスタリカで中米およびメキシコの首脳と会談した。

中米諸国からメキシコを経由して米南部国境を越える不法移民の多くは、貧困と治安悪化が深刻なグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの3カ国の出身者だ。米政府は同3カ国が統治改善を確約する見返りとして支援に合意している。

ブリンケン氏はまた、低所得国向けに新型コロナウイルスワクチンを供給する計画について、約1週間内にどのように配布するかについて公表すると述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/42f9f758ac2dc5ee9e93b36430b943757953fb42

771taro:2021/06/03(木) 04:45:06
重度の栄養失調の子ども倍増、ユニセフが支援訴え コロナ禍のハイチ

(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は先月31日、カリブ海の島国ハイチで、重度の急性栄養失調に陥る子どもたちの数が、昨年から2倍以上に増える見込みであることを明らかにした。同国はコロナ禍の他、増え続ける暴力沙汰や乏しい社会インフラにあえいでいる。

同基金は、5歳未満の子どもたち8万6000人超が重度の急性栄養失調に陥る可能性があると警告。昨年は4万1000人だった。

ユニセフのラテンアメリカ・カリブ地域事務所のジャン・ゴフ所長はハイチへの1週間にわたる訪問を終えた後、「病院では、非常に多くの子どもたちが栄養失調にあえいでいるのを目にし、何人かは治療が間に合わなければ回復することはないだろう」と指摘。

今後数週間で、さらなる緊急の財政支援がなければ、栄養失調に対してわれわれが提供している、命を救うための治療が継続できなくなり、一部の子どもたちは死ぬリスクにさらされることになる」と述べた。

ユニセフは、急性栄養失調の治療に使用する調理済みの栄養治療食品(RUTF)が来月にも底をつくとし、予防および治療プログラムを実施するための必需品や薬品を購入するには、300万ドル(約3億3000万円)が「早急に」必要だとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab36a9c2db51c5c0b28add934818d5e9f3135cc1

772taro:2021/06/04(金) 04:38:05
動画:キューバでよみがえる米クラシックカー 町工房のアメ車ドクター

【6月3日 AFP】キューバの街中では、かなり年季が入った米国製の車を日常的に見かける。パブロ・マンソ(Pablo Manso)さんが生計を立てている極めてニッチな仕事、それは1955〜57年製の米国車シボレー(Chevrolet)の修理だ。

 共産主義を掲げる島国の中部にある小さな町、プラセタス(Placetas)。独学で技術を身に付けたマンソさんは、15年前に自宅に建てた工房で仕事に精を出している。

 キューバは米国による経済制裁で、自動車やその部品、修理用機械などの輸入が制限されている。マンソさんは自ら組み立てた機械で、シボレーの部品を再現する。「現代の車には興味はありません」と53歳のマンソさんは肩をすくめる。

 昼夜を問わず働き、試行錯誤を繰り返し、何年もかかって独学で技術を習得したマンソさん。「何度も頭をかきむしりました」と笑う。

 そんな努力が実り、今日では国内各地やさらに遠方から、車を走らせ続けたいシボレーのオーナーが、マンソさんを頼ってくる。

 注文は米国、カナダ、イタリア、スペインからもある。「たくさんの国から部品の依頼が来ています」とマンソさんは誇らしげだ。

 マンソさんによると、シボレーが「近代的なモデルへと大いなる飛躍」を遂げて「黄金期」を迎えたのは1955年から1957年にかけて。だからこの年代の修理を専門としている。自分でも赤白ツートンの55年製ベルエア(Bel Air)を所有している。ほとんどが純正部品だが、エンジンは劣化には勝てず、同国を走る大半のシボレーと同じく他社製を搭載している。

 映像は4月に取材したもの。(c)AFP/ Katell ABIVE

https://www.afpbb.com/articles/-/3349543?cx_part=common_focus

773taro:2021/06/04(金) 04:42:45
畑に巨大な陥没穴が出現 メキシコ

メキシコ中部プエブラ州にある畑に、深さ約20メートル直径約60メートルの巨大な陥没穴が出現した。穴の近くの住民は避難しており、これまでにけが人は出ていない。今後、現地当局者は穴ができた原因の調査を行うとしている

https://www.cnn.co.jp/video/20394.html

774taro:2021/06/04(金) 04:44:42
畑に“巨大穴”が 数時間で急に…なぜ? メキシコ

のどかな田園地帯に突然、「巨大な穴」が出現しました。

 人々の視線の先にあるのは巨大な穴です。

 その大きさ直径約60メートル、深さ20メートルほどもあります。

 穴は先月29日、メキシコ・プエブラ州の畑に突如、出現しました。

 当局によりますと、初めは直径5メートルほどでしたが、その後、数時間で急に大きくなったということです。

 原因として、地下水のくみ上げなどで土壌が軟化したことが考えられるとしています。

 州知事は、地元住民に近付かないよう警告しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2275d5305595ffe093a6d45bbeee14de0457d237

775taro:2021/06/05(土) 04:55:25
中米グアテマラ 中国のワクチン外交に屈せず 台湾と外交関係維持を明言

【ニューヨーク=平田雄介】中米グアテマラのジャマテイ大統領は3日、米国から新型コロナウイルスのワクチン50万回分の提供を受けると発表した。ロイター通信が同日配信した単独インタビューでは、中国製ワクチンを調達しないとし、台湾との外交関係を維持する一方、「北京との関係樹立を模索しない」と明言。中国が影響力拡大を目指す「ワクチン外交」に屈しない姿勢を示した。

グアテマラが米国から提供を受けるのは、米ホワイトハウスが同日発表した海外提供2500万回分の一部。米政府高官は「政治的意図はない」としているが、米国の〝裏庭〟とされる中南米での中国の浸透を食い止める形となった。

ジャマテイ氏はロイターのインタビューの中で「中国からのワクチン調達には興味がない」と語り、理由について「有効性が低い」と述べた。台湾に対して長年の関係に基づく「忠誠心がある」とも語った。

中国がワクチン提供と引き換えに台湾と断交するよう中米ホンジュラスや南米パラグアイに圧力をかける中での発言で、台湾メディアは、台湾の外交部(外務省に相当)が同日、感謝の意を示したことを速報。既存の協力関係を基礎として新型コロナに対抗し、永続的な繁栄と発展を促進していくという方針を伝えた。

中南米で台湾と外交関係があるグアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パラグアイの4カ国はワクチン接種率が2〜4%台と、世界平均の11・08%を大きく下回る。中国の圧力で、ワクチンが入手しづらくなっていると伝えられてきた。

中南米ではブラジルの熱帯雨林アマゾンで発生した変異株が猛威を振るい、被害が深刻化。3日までの死者数は115万人を超え、世界の3割を占めている。

https://www.sankei.com/article/20210604-IEDZHIF5KFNU5CLVZ5Z6SIPPVU/

776taro:2021/06/05(土) 05:04:52
米、グアテマラにコロナワクチン500万回分提供へ

[グアテマラ市 3日 ロイター] - グアテマラのジャマテイ大統領は3日、米国から新型コロナウイルスワクチン500万回分の供給を受けると発表した。

バイデン米大統領は3日、これまでに他国に提供すると表明した8000万回分の新型コロナウイルスワクチンのうち、2500万回分の提供方法を発表していた。米国に対しては、国際社会から余剰ワクチンの提供を求める圧力がかかっている。

グアテマラをはじめ、多くの途上国のワクチン接種ペースは鈍い。

ジャマテイ大統領は「米政府がわれわれと協力し、500万回分のワクチンを供与すると連絡があった」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56aeb3ac6b1867ed845bdcb714054b02d548912c

777taro:2021/06/07(月) 05:11:06
ビットコインを法定通貨に エルサルバドル大統領が法案提出へ

【6月7日 AFP】中米エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は5日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(Bitcoin)を法定通貨とする法案を近く国会に提出すると表明した。実現すれば世界初となり、外国送金に依存する同国の経済を変革する可能性がある。

 ブケレ氏は米フロリダ州マイアミでの会議「ビットコイン2021(Bitcoin 2021)」へのビデオメッセージで、「私は来週、ビットコインを法定通貨とする法案を国会に提出する」と明言した。

法案について、雇用創出を目指すとしたブケレ氏は、エルサルバドルの「人口の70%が銀行口座を持たず、非公式経済で働く」と指摘。法案が実現すれば「公式経済の域外の数千人を取り込むことができるようになる」とアピールした。

 法案はブケレ氏の支持者が優位を占める国会で承認される必要がある。同国政府は法案の詳細を明らかにしていない。

 エルサルバドルでは、外国で働くエルサルバドル人からの送金が、国内総生産(GDP)の約22%相当と経済の大部分を占める。公式発表によると外国からの送金は昨年、59億ドル(約6500億円)に上った。

 ブケレ氏はビットコインについて、こうした数十億ドルの送金ができ、仲介のために数百万ドルを失わずに済む、「最も急速に成長している方法」と評価。「ビットコインを使用することで、100万を超える低所得世帯が受け取る金額が毎年、数十億ドル増加する」と述べた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3350341?cx_part=top_topstory&cx_position=3

778taro:2021/06/08(火) 04:43:11
メキシコ中間選挙、投票ブースに人体の一部 武装集団の脅威で終了時刻の前倒しも

(CNN) メキシコで中間選挙の投票が行われた6日、北部バハカリフォルニア州の投票ブース少なくとも2カ所で人体の一部が見つかった。

州司法当局の報道官によると、犯罪捜査班が遺体の身元を調べている。

同国では中間選挙の選挙期間中にかつてないほどの流血が相次ぎ、投票日の治安も懸念されていた。

西部シナロア州では同日、複数の投票所が武装集団の脅威により、終了時刻の前倒しを余儀なくされた。具体的には投票箱の強奪や、職員らに対する暴力が報告された。

現地のコンサルティング会社によると、昨年9月に選挙戦が始まってから殺害された政治家は96人に上る。

中部グアナフアト州では投票日の12日前、市長選の候補者が集会の最中に銃で撃たれ死亡した。北部ソノラ州では先月13日、ビラ配布中の市長候補が白昼、銃撃を受けて死亡していた。

ロペスオブラドール大統領は「銃撃ではなくハグを」との公約を掲げて就任したが、国内の暴力は抑制できていない。

https://www.cnn.co.jp/world/35171933.html

779taro:2021/06/09(水) 05:17:08
キューバ選手2人目亡命の可能性 ソフトバンクGM今後の獲得の見直し検討

東京五輪米大陸予選にキューバ代表で出場したソフトバンクのアンディ・ロドリゲス投手(22)が再来日の航空便に搭乗しなかったことで三笠取締役GMが8日、オンライン取材に応じた。

「『亡命したのでは』と言われていますが、明らかではない。まずは所在の確認。今のところ、契約を解除する意向はありません」と語った。現在はソフトバンク、キューバ野球連盟ともにロドリゲスと音信不通になっているという。

球団によると、ロドリゲスは日本時間の5日に受ける予定だったPCR検査に姿を見せず、7日の便に搭乗しなかった。同GMは、再来日の便に搭乗しなかったことは契約違反と説明。所属選手が海外で亡命となれば、20年のコラス以来2人目。同GMは「キューバ選手との契約やキューバ野球連盟との関係は、状況が整ってから考えていかなければならない」と、今後のキューバ選手獲得の見直しも検討することを示唆した。また、アルフレド・デスパイネ外野手(34)とリバン・モイネロ投手(25)は予定通り、7日に日本に向けて出発した。

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202106080000659.html

780taro:2021/06/09(水) 05:18:58
ハリス米副大統領が初外遊 中米から「米国に来ないで」

 ハリス米副大統領は7日、初外遊で中米グアテマラを訪問し、ジャマテイ大統領と会談した。厳しい移民政策をとってきたトランプ前政権からバイデン政権に代わり、中米から米国に入国しようとする人が急増。会談では、その背景にある中米の経済状況や犯罪組織への対処に米国が協力することで一致した。ハリス氏は会談後、「(米国に)来ないでほしい」と呼びかけた。

 グアテマラは、南米の国々から米国を目指す移民の通り道にもなっている。ハリス氏は「優先事項のひとつは不法移民を阻止することだ。国境に来れば追い返される」と強調。グアテマラの南北の国境では移民管理のために協力していくことで合意したという。

 現地での対策に力を入れるため、米司法省などが地元当局と汚職や密入国の対策で協力する。経済状況の改善のため、女性の活躍支援に4千万ドル(約44億円)、若者らの起業や住宅建設の支援に計4800万ドル(約52億円)も提供するという。ハリス氏は8日、メキシコのロペスオブラドール大統領とも会談する予定だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/999989208295549265b6f2b60cae573ac4c36ce0

781taro:2021/06/09(水) 05:20:39
妊娠中に転倒し「中絶」で禁錮30年の女性、9年収監後に仮釈放 中米

【AFP=時事】中米エルサルバドルで、妊娠中に転倒し人工中絶したとして禁錮30年の判決を受け、約9年刑に服したサラ・ロヘル(Sara Rogel)さん(28)が7日、仮釈放された。関係者らがAFPに明らかにした。

 当時20歳の学生だったロヘルさんは、妊娠8か月の時に洗濯中に滑って転倒した。

 家族が意識不明の状態で横たわるロヘルさんを発見し、病院へ運んだが、そこで当局が人工中絶に及んだ疑いでロヘルさんを拘束した。

 ロヘルさんは加重殺人の罪で禁錮30年を言い渡されたが、その後、弁護団が手を尽くして禁錮10年に減刑された。今回仮釈放が認められたとはいえ、出国は禁じられる。

 保守的で敬虔(けいけん)なカトリック教徒が多いエルサルバドルでは、いかなる状況でも人工中絶が禁止されており、「加重殺人」で有罪となれば禁錮8〜50年の刑が下される。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/133a206d9be874338a480e1a29353a0ec460ab04

782taro:2021/06/09(水) 05:29:34
メキシコ、G7合意の最低法人税率を支持 2022年予算に反映へ

[メキシコ市 7日 ロイター] - メキシコのヨリオ財務副大臣は7日、主要7カ国(G7)財務相が5日に合意した各国共通の最低法人税率を15%以上とする方針を支持すると表明した。2022年の予算案に反映させたい意向。

メキシコを含む20カ国・地域(G20)は来週ベネチアで、より広範な合意について検討を行う。

ヨリオ財務副大臣はラジオ番組で「これは世界的な合意を促し、税率引き下げ競争を回避するものだ」として歓迎の意を表明。G20で合意に達した場合、10月に行われるG20のレビューに先立ち、9月に提出される同国の2022年予算案に盛り込みたいとの意向を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d4d1eb67e4f6816cb94036f24dc15ab9645a396

783taro:2021/06/09(水) 05:30:17
米、グアンタナモ収容所の閉鎖に向け特使任命を検討

[ワシントン 7日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は7日、下院外交委員会の公聴会で、政府はキューバのグアンタナモ米海軍基地内にある容疑者収容施設の閉鎖に向けた特使の任命を「積極的に検討」していると述べた。

同収容所は、2001年9月11日の同時多発攻撃発生を受け、外国人容疑者を収容するために設立された。収容者の取り調べに用いる手段が拷問に近いとの批判も上がっており、米国の行き過ぎた「テロとの戦い」の象徴ともみなされている。

民主党のオバマ政権下で閉鎖する方針が決まったものの、共和党のトランプ前大統領がそれを覆した。オバマ政権の副大統領だったバイデン大統領は、収容所の閉鎖を支持している。

この収容所にはこれまで約800人が収容されていた。現在の収容者は約40人で、うち9人は他国に移送される方向。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebe6f49b8673de9d3310a9f52f93876a0811b1e3

784taro:2021/06/10(木) 04:48:13
ハリス氏は「並外れた女性」、対米関係は新段階=メキシコ大統領

[メキシコ市 9日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は9日、米国とメキシコの関係が全く新しい段階に突入したと述べた。前日には中米訪問中のハリス米副大統領とメキシコ市で会談していた。

ロペスオブラドール氏は定例記者会見で、ハリス氏を「並外れた女性」と称賛し、会談は「非常に良いものだった」と評価。「全く新たな段階だ」と語った。

メキシコのエブラルド外相によると、ハリス氏の訪問に続き、マヨルカス国土安全保障長官が14日にメキシコを訪れ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて実施している国境 での移動制限措置の解除について協議するという。

会談は15日に行われる予定。制限措置は一度に全て解除されるわけではなく、再開時期などを調整する。

また、ハリス氏は今回の訪問で、メキシコの労働者の権利向上を目的とした新たな労働改革の実施を支援する意向を表明。これを受け、ロペスオブラドール氏は自動車業界などを中心にメキシコ国内の賃金を引き上げ、米国との格差を縮める必要があるとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b07b19d796dbd80d182d1fee48276dbc0678768e

785taro:2021/06/10(木) 05:02:50
ビットコインを法定通貨に 世界初、議会が可決 エルサルバドル

 【ニューヨーク時事】中米エルサルバドルの議会は8日、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインを法定通貨にするための法案を賛成多数で可決した。

 ビットコインの法定通貨への採用は世界で初めて。ただ、価格変動が激しいため、実際に通貨として定着し、決済などでの利用が進むかは不透明だ。

 90日後に施行する。法案を提出したブケレ大統領は、議決前に「あらゆる人が金融サービスを受けられるようになり、投資や観光、革新、経済発展をもたらすだろう」とツイッターに投稿し、意義を強調した。ロイター通信によると、現在の法定通貨である米ドルの使用も継続する。

 法案によると、ビットコインによる物品・サービスの価格表示や納税が可能となる。政府や企業などの経済主体は原則としてビットコインでの支払いを受け入れなければならない。米ドルとの交換比率は金融市場によって決まるとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d70e4f2337ea4207ed3f3d31016615e9eb7518b0

786taro:2021/06/11(金) 04:49:58
メキシコで突如出現した“穴”巨大化続け住宅が被害

 メキシコに突如、出現した穴は直径125メートルを超えて巨大化を続け、住宅を飲み込み始めました。

 メキシコ中部プエブラ州の緑あふれる田園地帯でひときわ目立つ大きな穴。

 AP通信によりますと、先月下旬に現れた穴は次第に大きくなり、今月9日までに直径125メートルを超えました。

 そして、よく見ると穴の縁に建っている住宅は崩れ掛けています。

 この住宅の女性は「引っ越したい」と話しているということです。

 穴の下にある地下水のくみ上げが原因との見方があり、穴はさらに広がりそうです。

 周辺の住民らが穴に近付くと危険なため軍の兵士が派遣され、警備にあたっています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/852f0e485e089f4d45e30a9ab12a23cb554defc2

787taro:2021/06/12(土) 04:16:36
メキシコ麻薬王「エル・チャポ」の妻、罪認める 麻薬密輸ほう助など

【AFP=時事】米国で終身刑を科され収監中のメキシコの麻薬王、ホアキン・グスマン(Joaquin Guzman、通称エル・チャポ〈El Chapo〉)受刑者(63)の妻が10日、夫の麻薬密輸のほう助などについて罪を認めた。

 グスマン受刑者の妻、エマ・コロネル・アイスプロ(Emma Coronel Aispuro)被告は米首都ワシントンで行われた裁判で、麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)など3件すべてについて罪を認めた。

 コロネル被告は裁判官に問われるたびに、「有罪です」と3回答えた。9月15日に判決が言い渡される予定。最低でも禁錮15年、最高で終身刑が科される可能性があるが、罪を認めたことで刑期を短縮される可能性もある。

 米当局は2月、夫の麻薬密輸ビジネスを「ほう助」した疑いで、ワシントン郊外のダレス国際空港(Dulles International Airport)でコロネル被告を逮捕した。同被告は膨大な量のコカイン、メタンフェタミン、ヘロイン、マリフアナを米国へ密輸する取引を共謀した罪に問われている。

 夫のグスマン受刑者は、メキシコで悪名が高い麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の元最高幹部で、2017年に米国に送還され、2年後に終身刑を言い渡された。

 コロネル被告は小さな町のミス・コンテストで優勝した翌年、グスマン受刑者と結婚した。米司法省によると、カルテルの活動に参加するようになったコロネル被告は、メキシコの刑務所からのグスマン受刑者の二つの脱獄計画にも協力したとされる。2015年の脱獄は、独房内のシャワースペースの下に掘られた長さ1.5キロのトンネルをバイクで逃走し、成功している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/d39e10f92efff61b9dbdeaec6d3be3f9c8c7124c

788taro:2021/06/15(火) 05:13:08
【映像】メキシコシティ猟奇殺人事件 民家の床下から17人の遺骨

メキシコシティ、メキシコ、6月14日(AP)― メキシコの首都メキシコシティで起きた連続殺人事件の捜査に当たっている警察が、首都郊外の民家の床下から、17人の被害者のものとみられる3787個の骨の破片を発掘した。
 容疑者が住んでいた借家の発掘作業は5月17日から続けられており、捜査当局は発掘範囲を広げる方針で、さらなる遺骨が見つかる可能性が出てきた。
 民家からは骨の破片の他に、数年前に行方不明になった被害者の身分証や所有物が発見されていることから、猟奇殺人事件のスタートは数年前にさかのぼるとみられている。
 これまでにコンクリートの床下から掘り出された骨の破片は、バラバラに解体された遺体の一部であり、解体されていない遺体が埋められているとの見方もある。
 “アンドレ”としか身元が明かされていないが、72歳の容疑者は元精肉業者で、5月14日に最後の犠牲者となった34歳の女性の体は、解体用の刃物でバラバラにされ、切り刻まれていたという。
 被害者の女性は警察署長の妻で、署長の顔見知りであるアンドレと買い物に出掛けたその日に、行方不明となったことから、アンドレが容疑者として逮捕され、連続殺人事件が明るみに出た。
 捜査当局は現在、犠牲者の身元特定の手掛かりを得るため、骨の破片からDNAの抽出を試みている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d808706401596ff7561df83cde63dec0847e529c

789taro:2021/06/16(水) 05:08:42
米国際開発庁、エルサルバドルに1.15億ドルの支援表明 移民抑制で

[サンサルバドル 14日 ロイター] - 米国際開発庁(USAID)のサマンサ・パワー長官は14日、米国はエルサルバドルからの移民抑制のため、同国に1億1500万ドルの支援を行うと表明した。

長官は同地の大学で行われた移民に関する会合でこの政策を発表し、「われわれは、若者たちの機会を拡大し、暴力を逃れる支援を行うため、中米諸国と協力していける」と述べた。

支援の内訳は、治安維持に5000万ドル、女性に対する暴力対策のプログラムに3500万ドル、および職業訓練に3000万ドル。

USAIDはまた、新型コロナウイルス感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)の影響を受けているグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの中小企業を対象に、1200万ドルの支援を提供するとしている。

米政府は先に、中米からの移民流入の根本原因への対策として40億ドルを拠出する方針を打ち出している。



https://news.yahoo.co.jp/articles/27799b183449a25c243698bcc1fbc882a61e9a95

790taro:2021/06/16(水) 05:11:32
中米経済統合銀、エルサルバドルのビットコイン法定通貨化を支持

[サンサルバドル 14日 ロイター] - 中米経済統合銀行(CABEI)のトップは14日、エルサルバドルが暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨化するための作業に関して、技術的な支援を行うと表明した。ただ、CABEIが発行する債券は引き続き、ドル建てのみになると述べた。

エルサルバドルの議会は先週、世界で初めて、ビットコインを法定通貨として認める法案を可決した。大胆な動きに称賛の声が上がる一方で、国際通貨基金(IMF)との融資交渉の先行きを危うくするとの懸念が投資家に広がった。

CABEIのダンテ・モッシ頭取はオンライン会見で、ビットコインが法定通貨となれば、海外からの送金コストの低下など、国民に多くの好機をもたらすと指摘。「われわれは非常に楽観的だ」とした。

CABEIはエルサルバドルの財務省および中央銀行と協力し、法制化の作業を行うチームを選定すると明らかにした。

CABEIがビットコインでの支払いを受け付けるかとの問いに対しては、現在はドルのみを取り扱っていると応じた。

エルサルバドルは米ドルも法定通貨として存続させる方針で、ビットコインの使用は任意とし、ドルとの交換レートは市場で決定される。

モッシ氏はまた、エルサルバドル政府に対し、ビットコインの使用者を管理し、その匿名性を悪用した犯罪を阻止するための規制の枠組みを整えるよう求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/32d1f0a14269cdcbe09ed753a4e04de65f8ed11d

791taro:2021/06/17(木) 04:46:11
トランプ氏、テキサス州知事とメキシコ国境視察へ 移民問題で不満

[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ前米大統領は15日、今月中にアボット・テキサス州知事とともにメキシコとの国境を視察すると表明した。両者は米国への越境移民の増加に不満を示している。

トランプ氏、アボット氏ほか共和党員は、国境に到着する移民が月単位では過去20年で最多となっているのを受け、民主党のバイデン大統領がトランプ政権時代の移民抑制策を逆行させていると批判している。

トランプ氏は、アボット知事から今月30日に国境視察に招請されたとの声明を発表。「国境は、世界がうらやむ警備レベルから世界が哀れむ無法地帯へと転落した」とした。

ただ、総距離2000キロの国境のどこを視察するかは明らかにしなかった。アボット知事の事務所はコメント要請に応じていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8be2b27966858fa456aced65a1627da32ddcbba8

792taro:2021/06/17(木) 04:46:58
米国土安保長官、メキシコ外相と会談 移民や貿易問題協議

[メキシコ市 15日 ロイター] - 米国のマヨルカス国土安全保障長官は15日、訪問中のメキシコでエブラルド外相と会談し、移民や貿易、公衆衛生などの問題を協議した。

マヨルカス氏は、米国とメキシコの国境は不法越境者に開かれていないとのバイデン政権の明確なメッセージを伝えたと明らかにした。

ここ数カ月、貧困や治安悪化などから逃れるために中米諸国から米国を目指す移民が急増しており、バイデン政権は対応に苦慮している。米税関・国境取締局(CBP)によると、10月以降に拘束した不法越境者は92万9000人を超えている。

マヨルカス氏は記者会見で、メキシコと米国はともに不法移民の抑制に取り組んでいると説明。「ここ数カ月の移民急増に対して両国が何をできるかをお互いに問い掛けた」と述べ、「米国がメキシコに対応を求めるだけでなく、双方で何ができるかが問われている」と強調した。

マヨルカス氏は、新型コロナウイルス対策の渡航規制緩和に向け、国境地域でコロナワクチンの接種を加速させることについても協議した。ただ、接種を証明する「ワクチンパスポート」の導入は検討していないという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d94c7eec3c4024493f800a9a528d4556772484c

793taro:2021/06/17(木) 04:49:01
メキシコで列車脱線、住民1人死亡

 【グアダラハラ(メキシコ)AFP時事】メキシコ西部ハリスコ州で15日、搾油用の種子を積んだ貨物列車が脱線して沿線の民家に突っ込み、高齢の住民1人が死亡、3人が負傷した。

 地元消防当局が明らかにした。

 当局がツイッターに投稿したところでは、同州の町サンイシドロマサテペックで、機関車2両と貨車12両が横転。事故原因は不明で、検察などが調査を続けている。先月には首都メキシコ市で、地下鉄の高架橋が崩落する事故が起き、26人が死亡した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/eff0474a3126ee9fc26bc3d66df63b529ed9a583

794taro:2021/06/17(木) 04:50:27
前ニカラグア大統領が死去 エンリケ・ボラニョス氏

 前ニカラグア大統領のエンリケ・ボラニョス氏が14日に死去した。93歳。昨年8月から健康状態が悪化していた。現地メディアなどが報じた。

 28年5月マサヤ県生まれ。米セントルイス大卒。83〜88年経営者協会会長。96〜00年副大統領。02〜07年大統領。独裁色を強めて18年に市民を激しく武力弾圧したオルテガ現大統領を批判していた。(サンパウロ共同)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a62b30e99479d2e6157c6118994cb574b365663d

795taro:2021/06/19(土) 05:00:00
ニカラグアの反米左派大統領、反体制派への弾圧激化 13人拘束

 11月の中米ニカラグア大統領選で通算5選を目指す反米左派、オルテガ大統領(75)が反体制派への弾圧を激化させ、独裁色を強めている。警察は今月に入って、大統領候補8人のうち有力な対抗馬となる4候補を含め、反体制派13人を相次いで拘束や自宅軟禁した。国連など国際機関は、公正な大統領選を担保するため、反体制派の釈放を要求。米国は制裁を強化するなど、国際社会との間で緊張が高まりつつある。

 ニカラグアの警察は6月2日、反体制派指導者クリスティアナ・チャモロ氏(67)を自宅軟禁下に置き、反体制派への捜査を本格化させた。警察はクリスティアナ氏が運営していた財団を通じ資金洗浄(マネーロンダリング)した疑いを持っている。今も自宅軟禁中のクリスティアナ氏は容疑を否定し、捜査は「政治的迫害」と主張する。

 クリスティアナ氏は、1990年の大統領選でオルテガ氏を破ったビオレタ・チャモロ元大統領(91)の娘で、反体制派の有力新聞社幹部。今回の大統領選に向け野党統一候補として擁立する動きが進んでおり、オルテガ氏への有力な対抗馬になるとみられていた。

 警察はその後も捜査の網を広げ、13日までに元駐米大使や経済学者ら有力な大統領候補3人を含め、計12人をさらに拘束した。オルテガ氏は一連の捜査を通じて対抗馬の活動を妨害し、反体制派の弱体化を狙っているとみられている。

 グテレス国連事務総長の報道官は9日、「拘束を非常に懸念している。(大統領選の)民主的なプロセスに対する国民の信頼を損なう」と述べ、反体制派の釈放と公正な大統領選の実施を要請した。米州機構(OAS、米州大陸の全35カ国加盟)は15日に緊急常任理事会を開き、釈放などを求める決議を採択した。

 バイデン米政権も9日、民主主義を弱体化させているとして、オルテガ氏の娘で政府高官のカミラ氏ら4人の米国内の資産を凍結する制裁を発動。ブリンケン米国務長官は「弾圧の波」が続いているとし、「自由な選挙のため、全ての外交的、経済的ツールを活用する」と追加制裁を示唆した。

 警察は今回、反体制派弾圧の手段として、オルテガ派が多数を占める国会で2020年に可決した「反逆防止法」を適用した。「外国の干渉を促す」などした「祖国への反逆者」に禁錮15年を科すことができる。構成要件が曖昧なため、「米国と連携して政権打倒を図っている」などと理由をつけ、オルテガ氏が反体制派への弾圧に悪用する可能性が懸念されていた。

 オルテガ氏は左翼ゲリラ幹部として79年の独裁政権打倒に貢献し、84年の大統領選で初勝利。その後、3回の選挙で落選したが、06年、11年、16年の大統領選で連続3回当選した。近年、大統領の無制限の再選を認める憲法改正を主導したり、妻ムリジョ氏(69)を副大統領に据えたりし、長期の強権支配や縁故主義に非難が高まっている。ニカラグアでは18年、反体制派による大規模デモが頻発し、治安当局との衝突などで300人以上が死亡した。【サンパウロ山本太一】

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd271fa6df9a9c75879ae009ef1a0faeb956960e

796taro:2021/06/19(土) 05:06:22
刑務所でギャング同士が銃撃戦、5人死亡 ホンジュラス

【AFP=時事】中米ホンジュラスの警備が厳重な刑務所で17日、対立するギャング同士が銃撃戦を繰り広げ、少なくとも5人が死亡した。当局が発表した。

 司法省の報道官は、いまだ非常に危険な状況のため、当局はまだ刑務所に入ることができていないと明らかにした。

 2大ギャング勢力で、対立する「バリオ18(Barrio 18)」と「マラ・サルバトルチャ(Mara Salvatrucha、MS-13)」の構成員らによる銃撃戦は、首都テグシガルパの東40キロに位置するラトルバ(La Tolva)の刑務所で起きた。

 テグシガルパの病院によると、この刑務所から負傷者15人が搬送されたという。

 受刑者の親族ら数百人が、情報を求めて病院や刑務所の前に集まっているとの報道もある。

 ソーシャルメディアでは、刑務所内での銃声や爆発音を捉えた音声が拡散された。

 警察によると、バリオ18とMS-13は、複数の都市の郊外や農村部を含む広範な地域を支配し、麻薬密売、自動車窃盗などの縄張りをめぐって争っている。

 ホンジュラスの28か所の刑務所には約2万2000人が収容されており、過密状態にある。専門家らが「犯罪学校」のようだと指摘する刑務所からは、殺人、恐喝、拉致といった犯罪が命じられ、刑務官が手を貸しているとされている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9ee57aadcd7cad8ecf1a05d4a3e4d1494dae3b9

797taro:2021/06/22(火) 04:56:30
カナダとメキシコとの入国制限、来月21日まで延長 米

(CNN) 米政府はカナダ、メキシコ両国との国境を陸路またはフェリーで越える不要不急の移動を制限してきた措置について、来月21日まで延長する方針を明らかにした。国土安全保障省(DHS)が20日、ツイッターを通して発表した。

制限解除の条件については、DHSなどの米政府機関が参加するカナダ、メキシコとの専門家会議で検討が進められているという。

米国とカナダは昨年3月、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための国境封鎖で合意していた。

カナダのブレア公共安全相は18日、米国を含む外国への不要不急の渡航禁止措置を来月21日まで延長すると発表。トルドー首相はその後の記者会見で、延長には不満の声も多いことを認める一方、国民の安全確保を目指す方針を強調した。

トルドー氏は制限緩和の条件として、新型コロナウイルスワクチンを国民の75%以上が1回接種し、20%以上が2回目まで完了することを挙げた。ワクチンを打った人が、打っていない人にうつす可能性はあるとも指摘した。

ブレア氏によると、カナダ政府はワクチン接種済みの人を対象とした制限緩和の見通しをまもなく発表する。

カナダに空路入国する人は現在、新型ウイルスの検査や隔離措置に加え、政府指定のホテルに3日間滞在することが義務付けられている。

米国からメキシコに空路入国する場合、検査での陰性証明や隔離は不要だが、リゾートホテルでは多くの場合、健康状態に関する質問事項への回答を求められる。米疾病対策センター(CDC)はメキシコへの渡航者に対し、ワクチン接種を事前に完了するよう勧告している。

https://www.cnn.co.jp/usa/35172669.html

798taro:2021/06/23(水) 05:11:33
キューバ、国産コロナワクチン候補「アブダラ」の有効性92.28%

[ハバナ 21日 ロイター] - キューバ政府は21日、同国で開発した3回接種型の新型コロナウイルスワクチン候補「アブダラ」が、後期臨床試験で92.28%の有効性を示したと発表した。

数日前には、同じく国内で開発した3回接種型のワクチン候補「ソベラナ2」が、2回接種を終えた段階で62%の有効性を示したとしていた。

いずれのワクチン候補も、まもなく同国の規制当局から緊急承認が見込まれている。ソベラナ2の発表は、開発したフィンレイワクチン研究所を監督する国営バイオ医薬品会社バイオキューバファーマが行った。アブダラの発表は、これを開発する遺伝子工学バイオ技術研究所が行った。


キューバは外国からコロナワクチンを輸入せず、自前で賄う態勢を続けてきた。実際、同国のバイオ技術部門は何十年もワクチンを対外輸出してきた実績がある。現在はコロナワクチン候補を5種類開発しており、アルゼンチンやジャマイカからメキシコ、ベトナム、ベネズエラなどから購入への引き合いがある。イランは今年初め、ソベラナ2の生産を後期臨床試験の一環として着手している。

キューバ当局もコロナワクチン候補の接種を研究の名目で既に開始。これまでに人口約1120万人のうち約100万人が接種を完了している。政府統計によると、首都ハバナでは1カ月前にアブダラの接種を初めて以来、毎日の新規感染者数が半減したとしている。

https://news.livedoor.com/article/detail/20409365/

799taro:2021/06/23(水) 05:21:02
メキシコ各地で地震避難訓練、首都では600万人参加

【AFP=時事】メキシコ各地で21日、コロナ禍で初となる地震を想定した避難訓練が実施され、数百万人が参加した。

 メキシコは新型コロナウイルスによる打撃が最も大きな国の一つで、政府統計によると死者は23万1000人以上に上っている。だが、感染者数と死者数が着実に減少していることを受け、コロナ流行前は定期的に実施されていた避難訓練を再開した。

 当局はコロナ感染拡大防止のため、参加者にマスクの着用とソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)の徹底を呼び掛けた。

 首都メキシコ市では、南部ゲレロ(Guerrero)州沖合を震源とするマグニチュード(M)8.1の地震を想定した避難訓練が実施され、約600万人が参加。市内に設置された1万2000台以上のスピーカーから警報が鳴ると、多くの人が建物から避難し路上に出た。当局は、約200台のスピーカーが故障していたと明らかにした。

 この警報システムはメキシコ市の住民900万人に、太平洋岸を震源とする地震の揺れを事前に知らせることを目的としている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa9ece7b2d6a63349af4c51aa3477cdc6fe604aa

800taro:2021/06/25(金) 05:03:45
秋山仁さんにドミニカ共和国が勲章 数学世界ビリ脱出へ

 数学者の秋山仁・東京理科大特任副学長がカリブ海の島国・ドミニカ共和国の数学教育振興に貢献したとして同国からクリストファー・コロンブス勲章を授与された。24日に東京・西麻布のラテンアメリカサロンで授与式があった。


 秋山さんは在ドミニカ共和国大使の牧内博幸さんから同国の数学力アップに力を貸してほしいと依頼を受け、2017年、18年と同国を訪問して各地で講演したほか、理科大の数学体験館にあるような遊びながら数学を学べる教具を寄贈。解説書などのスペイン語訳も進めた。

 寄贈された教具は、当初は首都にある通信博物館内に造られた「数学博物館」で、20年12月からは青少年児童図書館内にできた「秋山仁数学体験館」で展示されている。展示品を触ったり動かしたりしながら数学を学ぶには説明員の助けが必要で、説明員の養成も支援プロジェクトの一環として進めてきた。

 3年ごとに実施される経済協力開発機構(OECD)の学力調査(PISA)に同国は15年から参加しているが、数学的リテラシーはこれまで2回とも最下位だった。政府は教育に力を入れる方針を打ち出しており、牧内大使の働きかけで日本との協力関係が生まれた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69515563171e6e99259f00321e58bdeb08df3dd7

801taro:2021/06/25(金) 05:12:22
米は対キューバ制裁解除を…国連総会で決議採択、日本賛成・米反対

 【ニューヨーク=寺口亮一】国連総会は23日、米国による対キューバ制裁の解除を求める決議を日本を含む184か国の賛成多数で採択した。米国とイスラエルが反対し、3か国が棄権した。同様の決議採択は29回目で、米国のバイデン政権発足後では初めて。

 キューバのブルノ・ロドリゲス外相は総会で制裁について「(キューバ国民を)窒息死させる」と非難。米国の代表は「民主主義の推進や基本的人権の尊重などキューバに対する取り組みの一環だ」と反論した。

 同様の決議採択は2019年までに28年連続しており、昨年は新型コロナウイルスの流行で見送られていた。米国はオバマ政権がキューバと国交を回復した16年に初めて反対から棄権に回った。トランプ前政権は経済制裁などで締め付けを再び強め、17〜19年の決議にはいずれも反対した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99bb59b31716fd80edeab84a3d68cf45e77b9a54

802taro:2021/06/26(土) 04:25:49
メキシコ2年半ぶり利上げ 4・25%、インフレに対応

メキシコ中央銀行は24日の金融政策決定会合で、政策金利を0・25%引き上げ4・25%とすることを決めた。多数決による決定で、利上げは2018年12月以来、2年半ぶり。高まるインフレ圧力に対応した。

メキシコ中銀は発表文で、同国の経済は3月に大きく回復した後、4月にやや減速したものの「年内は再び回復基調を取り戻すとみられる」と指摘。インフレ期待への悪影響を回避するため、金融政策を強化する必要があると強調した。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210625-L6TX6B3JHBJ67KFTVV6DX6URZ4/

803taro:2021/06/26(土) 04:34:11
エルサルバドル、9月7日にビットコイン法定通貨化 「使用任意」

[サンサルバドル 24日 ロイター] - 中米エルサルバドルのブケレ大統領は24日に演説し、このほど議会を通過した暗号資産(仮想通貨)ビットコインの法定通貨化について、9月7日に施行すると表明した。使用は任意だとした。

議会はビットコインを法定通貨として採用する大統領提案を賛成多数で承認。ビットコインの法定通貨採用は世界初。

ブケレ大統領は「ビットコインの使用は任意になる。望まなければ誰もビットコインを受け取ることはない。ビットコインで支払いを受ければ自動的にドルで受け取ることを選択できる」と述べた。給与や年金は引き続き米ドルで支払われるとした。

アセナ・ビットコインはこれに先立ち、100万ドル超を投じて住民が海外からの送金を受け取る場所を中心にエルサルバドルで仮想通貨ATM約1500台を設置する計画を明らかにした。アセナ・ビットコインのウェブサイトによると、ATMはビットコイン売買に利用できるという。

ブケレ大統領は「われわれがビットコイン法を通過させた理由の一つはまさに送金する人々を支援するためだ」と説明。仮想通貨を利用することによってこれまでの高い手数料をなくすことができると付け加えた。

エルサルバドルは海外在住の労働者からの送金に大きく依存している。世界銀行のデータによると、同国への送金は2019年に約60億ドルと国内総生産(GDP)の約2割を占め、比率が世界で最も高い国の一つとなっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4597b2d77a5826ef137eea4edf191fb81e479f22

804taro:2021/06/27(日) 03:30:18
ビットコイン利用すれば30ドル、エルサルバドル大統領が国民に提供約束

【6月26日 AFP】中米エルサルバドルのナジブ・ブケレ・オルテス(Nayib Bukele Ortez)大統領は24日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(Bitcoin)用のデジタルウォレットを開設した国民には1人30ドル(約3300円)相当のビットコインを提供することを約束した。

 ブケレ氏の発議により、エルサルバドルの議会は今月、ビットコインをあらゆる商品やサービスの支払いに利用できる通貨として認め、すでに法定通貨として導入されている米ドルと併用する法案を可決した。これにより、同国では9月からビットコインが法定通貨となる。

しかし、この動きには、世界銀行(World Bank)や国際通貨基金(IMF)、野党が抵抗を示している。

 ビットコインの導入を促進するため、ブケレ氏は国営テレビで24日夜、ビットコイン用のデジタルウォレット「Chivo」を開設した国民には、1人当たり30ドル相当のビットコインを提供すると発表。

 ブケレ氏は、「これは贈り物」だとして、「ダウンロードして登録するだけで、30ドル分のビットコインを受け取れる」と述べた。ただし、財源は明らかにしていない。

 同氏によると、人口650万人のエルサルバドルでは、すでに5万人以上がビットコインを使用している。

 ブケレ氏はツイッター(Twitter)で、ビットコイン法について国民の不安をあおっているとして野党批判を繰り広げている。さらに、ビットコインを使用するかどうかは任意であり、賃金や年金は引き続き米ドルで支払われると請け合っている。

 24日には、首都サンサルバドルに市内初のビットコインのATM(現金自動預払機)が開設され、米ドルをデジタルウォレットに入金できるようになった。

 ビットコインのATMは、この他に沿岸部の町エルゾンテ(El Zonte)にしかないが、多数の企業や個人が、公共料金から散髪、缶入りソーダなどの代金の支払いまで、あらゆる機会にビットコインを利用している。(c)AFP/Oscar BATRES

https://www.afpbb.com/articles/-/3353632?cx_part=top_topstory&cx_position=4

805taro:2021/06/30(水) 03:55:57
メキシコ政府は嗜好用マリフアナの合法化を、最高裁が判断

[メキシコ市 28日 ロイター] - メキシコの最高裁判所は28日、政府と議会は嗜好用マリフアナの使用を合法化すべきとの判断を下した。

嗜好用マリフアナの合法化法案の審議が頓挫している上院に承認を求める圧力が高まるとみられる。

ロペスオブラドール大統領が支持する同法案は、長年にわたり麻薬カルテル間の抗争に悩まされてきたメキシコに大きな変化をもたらし、米国やカナダのマリフア関連企業に巨大な市場を開放する可能性がある。

アルトゥーロ・サルディバル最高裁判事は、自身のツイッターに「自由のための歴史的な日」と書き込んだ。

最高裁によると、28日に発せられた宣言は、保健省が嗜好用マリフアナの消費に関連した活動を認可する上で法的障害を取り除くものという。

今回の判決は、マリフアナとその主要な活性成分であるTHCの非医療的・科学的使用禁止の合法性を巡り、長きにわたって争われてきた裁判の最終段階となる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f08c0481ed8bc9708864b2580b9279ae52ddc921

806taro:2021/06/30(水) 03:57:47
メキシコ当局、暗号資産リスクに警鐘 金融機関の扱い禁止

[メキシコ市 28日 ロイター] - メキシコの金融当局は28日、国内で暗号資産(仮想通貨)は違法であり、現行法で通貨とみなされておらず、暗号資産を扱う金融機関は罰則の対象になると発表した。

メキシコの資産家リカルド・サリナス氏は27日、自身の銀行、バンコ・アステカがビットコインを受け入れる可能性があると述べており、当局の発表はこれに対応したものとみられる。

サリナス氏はツイッターに「私はビットコインの使用を勧める。私の銀行がビットコインを受け入れるメキシコで最初の銀行となるため取り組んでいる」と投稿した。

同氏は昨年、流動性の高い資産の約10%はビットコインに投資していると明かしている。

メキシコ中央銀行と財務省、銀行規制当局は共同声明で「メキシコの金融機関はビットコインやイーサ、XRPなどの仮想通貨を使った業務を行ったり、一般に提供したりすることを許可されていない。仮想通貨と金融システムの健全な距離を保つことが理由だ」と説明した。

さらに、国内の金融機関は暗号資産取り扱いに関連したリスクが顧客に及ぶことを回避しなければならないとしている。

エレラ財務相も記者会見で、暗号資産は国内金融システムで使用が禁止されており、近い将来解禁されることはないと強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a96b87afcae78f8bcb63e1bc6a1ea36249c35fe

807taro:2021/07/01(木) 04:10:59
ビットコイン値上がり、メキシコの銀行オーナーが受け入れ支持

ニューヨーク(CNN) 暗号資産(仮想通貨)のビットコインの価格が28日、上昇した。メキシコの銀行のオーナーがツイッターで、同国での受け入れを後押しする書き込みをしたのに反応したとみられる。

バンコ・アステカのオーナー、リカルド・サリナス・プリエゴ氏は27日、自行がビットコインを受け入れる国内最初の銀行になるよう取り組んでいるとツイート。90万6000人を超える自身のフォロワーに対し、ビットコインは「今が買いだ。売りではない」と告げた。

プリエゴ氏は、国内2位のテレビ局や金融サービス会社も所有する。経済誌フォーブスによると、純資産は160億ドル近くに上る。

ビットコイン価格は過去24時間で約4.3%上昇し、3万4201ドルに達した。情報サイト「コインデスク」が明らかにした。

この数カ月、ビットコインの価格は乱高下が続いている。4月には6万5000ドル近い値を付けて過去最高を記録したものの、先週は2万8800ドルまで急落した。中国による仮想通貨への締め付け強化が影響した。

週末には日本と英国の当局が相次いで大手暗号資産取引所のバイナンスについて、無登録業者としての警告や事業禁止の発表を行っていた。

https://www.cnn.co.jp/tech/35173083.html

808taro:2021/07/01(木) 04:17:51
【映像】大雨で増水する川で立ち往生 メキシコ西海岸で大型トラック

シウアトラン、メキシコ、6月30日(AP)― 発達した熱帯低気圧「エンリケ」が通過中のメキシコ西海岸シウアトランで6月28日夜、増水したエル・オルガニト川で大型トラックが立ち往生し、孤立したドライバーが民間防衛隊に救助された。
 立ち往生したトラックのドライバーは命綱を腰に巻いて、隊員の指示で濁流に飛び込み、無事引き揚げられた。
 北上中の低気圧はカリフォルニア湾に向かっており、30日にはバハ・カリフォルニア半島に接近する見込み。
 米国立ハリケーンセンターは、この低気圧がもたらす大雨で、鉄砲水や土砂崩れが発生する危険性、さらには海岸での「生命を脅かす」ような高波や離岸流に対する警報を出して、警戒を呼び掛けている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1beffa4a35eff6a4eceef30caf91054b538866b4

809taro:2021/07/01(木) 04:18:33
メキシコ、米国境の移動制限修正を提案 ワクチン接種進展で

[メキシコ市 29日 ロイター] - メキシコ政府は米国に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種進展に伴い両国の国境での移動制限を修正すべきだと提案した。エブラルド外相が29日に明らかにした。

米国とメキシコの国境では、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を受けて昨年3月に不要不急の移動制限が導入され、30日ごとに延長されてきた。

国境付近の街や事業者は、行き来する人の減少によって打撃を受けている。

エブラルド外相は「両国でワクチン接種が進むに伴い、どのような制限や活動を必須と見なすかの判断基準が変わる。メキシコはその点を提案している」と述べた。

メキシコのロペスオブラドール大統領は25日、米国の正副大統領とカリフォルニア州知事に可能な限り早期の国境再開を求める考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec02e6398d7923a2419cb3f09ccbbc1f3c0e5acf

810taro:2021/07/02(金) 03:44:38
メキシコのコロナ死者、60%多く 統計で改めて可能性示唆

[メキシコ市 30日 ロイター] - メキシコの新型コロナウイルスによる死者数が公式な報告数よりも約60%多い可能性があることが、保健省が30日に公表したデータで改めて判明した。

メキシコ政府はかねてより、実際のコロナ死者数は報告数を大幅に上回っている可能性を指摘。3月に発表されたデータでも、死者数が公式統計より6割ほど多い可能性が示唆されていた。

保健省の最新統計によると、コロナ流行発生から今年の第20週(5月23日)までに「新型コロナ感染症関連」で死亡証明書が発行された死者数は35万1376人に上った。これは、同期間の公式に報告された死者数(22万1647人)を58.5%上回っている。

保健省は30日、新たな感染者が6105人、死者は244人だったと発表。累計の公式感染者数は251万9269人、死者は23万3047人となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84583e9aee4a42332549701b235492bdf40c73cb

811taro:2021/07/03(土) 04:15:14
ハイチ首都で暴力沙汰が頻発、1万人超の市民が避難 ギャング団の抗争で

(CNN) ハイチの首都ポルトープランスでは、一部の地域で銃撃や放火などの暴力沙汰が相次いでおり、援助団体によれば、1万人超の市民が自宅から避難したり、危険な地域に取り残されたりする事態となっている。

最近では先月29日夜、連続して殺人事件が発生し、同国政府の発表によるとジャーナリストや活動家などが殺害された。

同国政府は「憎むべき行為と、ハイチの人々のあらゆる階層で、苦しみと悲嘆の種をまく盲目的な暴力を強く非難する」との声明を発表し、殺人犯を司法の裁きにかけるよう国家警察と法務省に指示したと述べた。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、推定95組の武装犯罪組織の間での犯罪行為や縄張りをめぐる争いが首都で「広範なパニック」を引き起こしているという。

同組織によると、武装したグループは地元警察を標的とする他、障害のある人々が暮らすキャンプや一般市民の住宅のある区域に火を放っている。6月だけでも暴力沙汰によって推定1万3600人の住民が自宅から避難する事態となっており、ギャングの活動によって避難を強いられた人々の数は過去9カ月間の3400人から大幅に増加している。

首都を拠点に活動する国連児童基金(ユニセフ)の代表者ブルーノ・マース氏はCNNに対し、同基金は女性や子どもたちから、武装グループによって自宅が燃やされたとの「数百もの」証言を集めたと説明。

抗争によって援助団体は教会や公共の施設で保護されている多くの避難家族と直に接触することが妨げられていると話した。

https://www.cnn.co.jp/world/35173309.html

812taro:2021/07/03(土) 04:16:25
白人主体の高校バスケチーム、中南米系多数の相手チームにトルティーヤ投げ優勝資格失う 米加州

(CNN) 米カリフォルニア州南部で、メンバーの大半を白人が占める高校バスケットボールのチームが地方大会を制した優勝校としての地位を剝奪(はくだつ)された。中南米系が中心の相手チームに向けて、試合後にトルティーヤを投げたためだという。大会を運営する当局が先月30日に明らかにした。

同州で学校間のスポーツ対抗試合を運営する組織CIFは報道向けの発表で、当該の事象を徹底的に調査、分析したと説明。そのうえで、試合の対戦相手に向けた差別的かつ人種に基づく軽蔑的な行動について、教育に根差した競技活動の原則に反すると改めて強調した。

さらに、調査結果を受けて、該当するカテゴリーの今年の優勝校は空位にすると発表した。

問題の試合は先月19日、中南米系が大多数のオレンジグレン高校と、ほとんどが白人で構成されるコロナード高校との間で行われ、後者が勝利した。

試合後、コロナード高校のメンバーの一部が相手選手に向かってトルティーヤを投げた。観戦者の証言や動画の記録によると、その前にコート上では何度か激しい言い争いが起きていた。

CIFはコロナード高校の選手らを2024年の学年度末まで保護観察処分にすると発表。チームとスタッフにはスポーツマンシップを身に着けるためのワークショップへの参加を義務付けるとしている。そこには人種や文化に対する配慮を学ぶ取り組みも含まれる。

「この件については疑う余地がない。中南米系が大半のチームにトルティーヤを投げる行為は容認できず、制裁を受けてしかるべきだ」と、CIFは述べた。

コロナード高校を管轄する地区の教育委員会も先月、試合後に出された人種差別を非難する決議を全会一致で承認していた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35173299.html

813taro:2021/07/06(火) 04:24:11
「ゴジラ出現か」海に巨大な炎 メキシコ

メキシコの海に突如現れたのは、オレンジ色をした巨大な円形の炎。その中心部からはボコボコと何かがわき出ているように見えます。「ゴジラが出現か」とSNS上でも話題になりました。

その正体は、海底油田につながるパイプラインで起きた火災です。その周辺には放水を行う船の姿も。

ロイター通信などによりますと、メキシコ湾で2日、メキシコの国営石油会社「ペメックス」の海底パイプラインでガス漏れが発生し、火災が起きたということです。

火は、およそ5時間後に消し止められ、この火災によるけが人はいませんでした。「ペメックス」は事故の原因について、調査を開始したと発表しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bf23a30bc484c1a3162de7a7c98c30ad60101c5

814taro:2021/07/07(水) 03:58:40
熱帯低気圧「エルサ」、キューバ上陸 フロリダ州に向け北上

[ハバナ 5日 ロイター] - 熱帯低気圧「エルサ」が5日、キューバ中南部のピッグス湾近辺に上陸した。米国立ハリケーン・センター(NHC)によると、キューバの一部では最大38センチの降雨が予想されており、大規模な鉄砲水や土砂崩れが発生する恐れがある。

6日早朝には米フロリダ州最南端のフロリダキーズ近辺を通過し、6、7日に同州西海岸の一部に接近、もしくは通過することが見込まれており、NHCによると、フロリダ州西海岸の大部分で熱帯性暴風雨警報と高潮警報が出されている。

フロリダ州南部を中心に5日夜から6日にかけ、複数の竜巻が発生する恐れがあるほか、7日までに同州およびジョージア州沿岸地域では最大15センチの降雨が予想されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6b1efede11d3898fdcd20e5445fb8cb60923b15

815taro:2021/07/08(木) 03:25:45
ハイチのモイーズ大統領、暗殺される 自宅襲撃で夫人も負傷

【7月7日 AFP】(更新、写真追加)カリブ海(Caribbean Sea)の国、ハイチのジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が7日朝、自宅で襲撃を受け暗殺された。クロード・ジョセフ(Claude Joseph)暫定首相が発表した。ジョセフ氏によると、大統領夫人も負傷し入院している。

 ジョセフ氏は、国民に対し冷静でいるよう呼び掛け、警察と軍が安全を守ると強調した。同氏は「大統領は自宅で、英語とスペイン語を話す外国人らによって暗殺された」と述べた。

 モイーズ氏は、2018年に予定されていた議会選挙が政治的混乱により延期された後も、大統領令で政策を実施し、中南米で最貧国であるハイチを統治してきた。

 米ホワイトハウス(White House)は7日、暗殺について「恐ろしい攻撃」と非難し、捜査を支援する用意があると表明した。

 ジェン・サキ(Jen Psaki)大統領報道官は、「捜査を行う際には、米国はハイチ国民と政府に、どのような形であれ支援する」とし、現在情報を収集中だと説明。ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は声明で、「この凶悪な行為を非難する」と表明した。

 一方、英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は同日、ツイッター(Twitter)に、「モイーズ大統領の死に衝撃を受け、悲しんでいる」と投稿し、哀悼の意を表した。さらに、暗殺は「許し難い行為だ」と非難するとともに、冷静でいるよう呼び掛けた。

 ハイチでは政治危機に加え、ここ数か月は身代金目的の拉致事件が多発するなど、国内の武装集団の影響力が強まっていた。また、慢性的な貧困と頻発する自然災害に直面している。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3355536?cx_part=top_topstory&cx_position=1

816taro:2021/07/08(木) 03:28:06
ハイチ大統領 自宅で暗殺される 首都厳戒

【ニューヨーク=平田雄介】カリブ海ハイチのモイーズ大統領が7日未明、首都ポルトープランス近郊の自宅で武装集団に暗殺された。ジョゼフ暫定首相の発表をロイター通信が伝えた。警察と軍が首都全域で厳戒態勢を敷いている。

大統領夫人も撃たれて病院で治療を受けている。ジョゼフ氏は「冷酷で野蛮な行為」と非難した上で「政府の持続性と国を守るために全ての手段をとる」と述べた。武装集団の身元は不明だが、スペイン語や英語を話していたという。

ハイチでは2018年7月に石油関連製品の一斉値上げの発表を受けて暴動が発生した後、首相交代が相次いだ。食糧不足が深刻化し、武装集団と警察が街中で衝突する事件が増えており、今年2月にはクーデター未遂が起きるなど政治や社会が混乱している。

モイーズ氏は2017年2月、大統領に就任。19年10月に予定されていた国会議員選挙(二院制)を実施できず、昨年1月に下院議員全員と上院議員の3分の2が任期切れで失職。戒厳令を出し憲法改正を目指すモイーズ氏に対し、野党は5年間の任期を超えて独裁体制を樹立しようとしていると非難を強めていた。

https://www.sankei.com/article/20210707-C54AWIQOAJN7RNMWYKUHF7YTBM/

817taro:2021/07/08(木) 03:33:52
ミス・メキシコ大会で集団コロナ感染 保健当局「主催者は不誠実」

 【サンパウロ時事】メキシコ北部チワワ州の保健局は5日、州都チワワで1日に行われた「ミス・メキシコ」大会で、参加した各州代表の女性32人のうち15人が新型コロナウイルスに感染していたことを明らかにした。主催者側は対応に非協力的だったといい、保健局は「主催者の不誠実さ、不透明さは遺憾」と憤りをあらわにした。

 地元紙によると6月30日、保健当局に「コンテストに病気の人がいる」と匿名の電話があった。当局は職員を派遣し、イベントを開催する際に義務付けられている参加者らの抗体検査結果を提出するよう求めたが、主催者側は持っていなかった。参加者らの行動記録などを報告するよう求めた書簡も受け取りを拒まれたという。
 その後のPCR検査の結果、今月5日までにスタッフを含む少なくとも16人の感染が判明。大会はイベントホールで行われ、約300人が集まっていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070700730&g=int

818taro:2021/07/08(木) 03:38:46
ハイチで大統領暗殺、自宅に武装集団 暫定首相は非常事態を宣言

[ポルトープランス/ニューヨーク 7日 ロイター] - ハイチ政府は7日、モイーズ大統領(53)が同日未明、自宅に押し入った武装集団に射殺されたと発表した。ハイチの首都ポルトープランスでは数カ月前から武装集団による抗争が続いていた。

ジョセフ暫定首相は「野蛮な行為」と非難した上で「政府の持続性を確実にし、国を守るために全ての手段を講じる」と言明。非常事態を宣言した。

ジョセフ氏によると、事件が起きたのは現地時間午前1時ごろ。「身元不明の集団が大統領の自宅を襲撃し、大統領が殺害された。武装集団の何人かはスペイン語を話していた」と説明した。大統領夫人も撃たれ、病院で手当を受けている。

事件を受け、バイデン米大統領は「凶悪な行為を非難する」とし、非常に憂慮すべき情勢で、一段の情報が必要と述べた。

米ホワイトハウスのサキ報道官は、米政府が「この悲劇的な襲撃」について情報を収集しているとし、「必要ないかなる支援も実施する用意を整えている」と述べた。

グテレス国連事務総長の報道官は声明で「犯人は裁かれなければならない」と強調。「国連はハイチ政府および国民を引き続き支持する」とした。

国連安全保障理事会の7月の議長国であるフランスのニコラ・ド・リヴィエール国連大使は大きな衝撃を受け、悲しみを抱いていると表明。8日にも安保理の会合が開かれる見通しと述べた。

ジョセフ氏は、安保理の早急な開催を要請し、国際社会による暗殺事件の調査開始を求めた。

在ハイチ米大使館は「現在の治安情勢」を踏まえ、7日は閉館すると発表した。

人口約1100万人のハイチは西半球最貧国で、2010年の大地震やハリケーンなど自然災害からの復興で苦闘していた。

モイーズ氏はバナナ輸出業者から政治家に転身し、17年に大統領に就任。今年に入り、野党からは、モイーズ氏が任期を超えて独裁体制を築こうとしているとして批判の声が高まっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6cb74cbe2dc603f091d018f4fc32d70a12d3ca7

819taro:2021/07/08(木) 03:40:35
メキシコ、新型コロナ新規感染者が7989人 2月以降で最多

[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコ保健省によると、6日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者は7989人と、2月26日以降で最多となった。ワクチン接種が迅速に進まない中、感染再拡大の兆候が示されている。

6日に確認されたコロナ関連の新たな死者は269人で、累計は23万3958人。感染者の累計は254万9862人。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec9fa16aa774bea6a580628babbd43327e01839d

820taro:2021/07/08(木) 03:47:31
反体制派5人拘束 中米ニカラグア

 【サンパウロ時事】中米ニカラグアの警察当局は5日、11月の大統領選で通算5選を目指す左派オルテガ大統領の対抗馬となる可能性がある反体制派の指導者ら5人を、警察官殺害などの容疑で拘束した。

 オルテガ氏は6月初旬から反体制派への締め付けを強化。20人以上が拘束され、国際社会から批判が出ている。

 現地メディアによると、5日に拘束されたのは、大統領選出馬がうわさされる農民運動指導者や、学生運動のリーダーら。いずれも2018年に発生し、300人以上の死者を出した反政府デモでの「罪」を問われた。これまでに拘束された反体制派の多くは、保釈後に国外に逃れているという。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7b2bc6a83c8f639bcee02bfe0a74413bfd6e34

821taro:2021/07/09(金) 03:54:21
ハイチ大統領暗殺事件 武装集団2人拘束、4人殺害

【ニューヨーク=平田雄介】カリブ海ハイチの警察当局は7日、モイーズ大統領を暗殺した武装集団のうち2人を拘束し、4人を殺害したと発表した。ロイター通信が伝えた。

ジョゼフ暫定首相は15日間の戒厳令を宣言。治安部隊と武装集団の戦闘が続いている。

モイーズ大統領は7日未明、首都ポルトープランスの自宅で襲われ、死亡。マルティヌ大統領夫人も負傷し、米マイアミの病院に搬送された。重体という。

襲撃犯の正体や動機などは不明。在米ハイチ大使館は公式ツイッターで「高度な訓練を受けた重武装集団による十分に計画された攻撃」との見方を示した。

武装集団が襲撃の際、米麻薬取締局を名乗ったとの報道もあるが、駐米ハイチ大使は否定している。

ハイチでは2月にクーデター未遂が発生。モイーズ氏と、同氏の辞任を求める野党の対立が続いていた。

https://www.sankei.com/article/20210708-K6BPEJU3RZLHVHMGTW7OWRBCDI/

822taro:2021/07/09(金) 03:56:32
ハイチ厳戒態勢に、大統領暗殺の容疑者逮捕・殺害

(CNN) カリブ海の島国ハイチでジョブネル・モイーズ大統領が何者かに襲撃されて殺害されたことを受け、クロード・ジョゼフ首相代行が「封鎖状態」を宣言した。

首相代行によると、7日午前1時ごろ、モイーズ大統領の私邸が襲撃され、大統領が死亡した。

ハイチのボキット・エドモンド駐米大使によれば、マルティーヌ・モイーズ大統領夫人も銃撃され、米フロリダ州マイアミの病院に避難して手当てを受けている。重体だが容体は安定しているという。

エドモンド大使が7日にCNNスペイン語放送に語ったところによると、ハイチ国家警察は暗殺事件に関連して容疑者2人を拘束し、4人を殺害した。

逮捕・殺害された容疑者は外国人だったとエドモンド大使は述べ、警察が国籍の特定を急いでいると説明。容疑者がモイーズ大統領の私邸に行く際に使った車両から判断すると、ハイチ人が加担したと思われると話している。

これに先立つ記者会見でエドモンド大使は、襲撃したのは「雇い兵」だったとの見方を示し、「よく訓練された殺し屋」だったと形容していた。

現場をとらえた映像の中で、襲撃犯はスペイン語を話し、米麻薬取締局(DEA)の捜査官を名乗っていたという。「偽のDEA捜査官だったと思われる」とエドモンド大使は語った。

襲撃犯がまだハイチ国内にいるかどうかは不明だが、もし出国したとすれば、陸路で国境を越えてドミニカ共和国に逃亡したはずだとエドモンド大使は指摘。航空機が離陸すれば発見されていたはずであり、襲撃を受けて空港は閉鎖されていると説明した。空港は状況が落ち着けば再開するとしている。

ジョゼフ首相代行は国民に向けたテレビ演説で封鎖状態を宣言し、「この国が混乱に陥ることは望まない」として市民に平静を呼びかけた。

封鎖状態は、ハイチの3段階の緊急レベルのうち、最も低い「非常事態」と最も高い「戦争状態」の中間に位置する。

封鎖状態の下では国境が封鎖され、戒厳令が一時的に発令されて、軍と国家警察が法執行の権限をもつ。

暗殺されたモイーズ氏の後任の大統領に誰が就任するのかは、現時点ではっきりしない。

通常であればハイチ最高裁長官が就任することになっているが、最高裁長官は最近、新型コロナウイルスのために死亡した。ジョゼフ首相代行が後任に就くためには議会の承認を得る必要がある。しかしこのところ選挙が実施されていなかったため、議会は実質的に機能不全状態にある。

モイーズ大統領の任期中は国政選挙も地方選挙も実施できない状況が続き、国の統治機構の大部分は空白状態にある。9月には憲法の是非を問う国民投票や大統領選、議会選が予定され、首長選や地方選は2022年1月16日に予定されている。

ハイチ大統領の暗殺を受け、各国の首脳らが追悼の談話を発表している。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は大統領暗殺を強く非難、「犯人は法によって裁かれなければならない」と強調した。

米国のジョー・バイデン大統領も暗殺を非難する談話を発表し、記者団に対して「ハイチの状況が非常に憂慮される」と語った。

https://www.cnn.co.jp/world/35173595.html

823taro:2021/07/09(金) 03:58:00
メキシコ国境の不法越境逮捕が拡大、10月以降で百万人超 米

(CNN) メキシコから米国へ不法に越境し逮捕された移住希望者らが昨年10月以降、100万人以上に達したことがこのほどわかった。国土安全保障省の当局者2人が明らかにした。

メキシコとの国境周辺で2019年に発生した移民殺到の危機時の水準を既に上回る事態となっている。

バイデン政権は今年の初期以降、対メキシコ国境での多数の逮捕件数への対応に苦慮。マヨルカス国土安全保障長官は今年3月、過去20年に比べより多くの不法な越境者に直面する趨勢(すうせい)にあるとの危機感を示していた。

米税関・国境警備局などは今年6月の逮捕者数はまだ発表していない。ただ、今年9月30日までの2021会計年度内で既に100万人を超えたとの認識を示した。

逮捕者の多くは何度も越境を試みているという。新型コロナウイルス対策の影響も指摘されている。

バイデン政権は昨年、国境周辺で逮捕した場合、迅速に送り返す政策を導入。ただ、付き添いのない子どもは対象外となっている。

当局者によると、21日間の平均数字を見た場合、今年6月に摘発した越境行為は連日6300人以上に達していた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35173616.html

824taro:2021/07/09(金) 04:05:41
米カナダ、メキシコのエネルギー・投資政策に懸念

[メキシコ市/ワシントン 7日 ロイター] - 米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)が発効から1年となり、3カ国の経済通商担当閣僚が7日にメキシコ市で会談した。米国とカナダは、メキシコのエネルギー政策に懸念を表明した。

米通商代表部(USTR)のタイ代表は共同記者会見で、具体論には踏み込まず、メキシコのロペスオブラドール政権のエネルギー政策を懸念を持って注視していると述べた。

先週、 メキシコ政府は、メキシコ湾南部の油田の運営会社に、同油田を最初に発見した米タロス・エナジーが主導するコンソーシアム(企業連合)ではなく、国営のメキシコ 石油公社(ペメックス)に選定した。

カナダのエング貿易相は「特にエネルギーと鉱業分野におけるメキシコの投資環境に引き続き懸念を抱いている」と述べた。ただカナダの鉱山会社アメリカス・ゴールド・アンド・シルバーが運営するメキシコ北部の鉱山が再開する見通しとなったことを歓迎した。この鉱山では、長い間労働争議が続いていた。

USTRによると、タイ代表は、メキシコのビジャロボス農業相とも会談し、遺伝子組み換え穀物などバイオテクロノジー製品の認可を早急に再開する重要性を強調したほか、メキシコ湾の違法漁業問題などについても話し合った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19f013d2b36f0d761a1f659f48c5ad756abca7fb

825taro:2021/07/10(土) 03:08:42
ハイチ大統領暗殺、実行犯はコロンビア国籍26人と米国籍2人 当局発表

【7月9日 AFP】(更新)カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチの警察当局は8日、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領暗殺の実行犯は少なくとも28人いると発表した。国籍はコロンビア人26人、ハイチ系米国人2人。

 レオン・シャルル(Leon Charles)国家警察長官は会見で、「コロンビア人15人とハイチ出身の米国人2人を逮捕した。コロンビア人3人を殺害し、8人が逃亡している」と述べた。

警察は7日、容疑者のうち4人を殺害したと発表したが、シャルル長官はこの矛盾については説明しなかった。

 一方、コロンビアのディエゴ・モラノ(Diego Molano)国防相は8日、モイーズ大統領暗殺の実行犯のうち少なくとも6人は、コロンビア国軍の元兵士とみられると発表。軍とコロンビア警察に捜査への協力を命じたことを明らかにした。

 ハイチでは以前から議会が機能しておらず、国政は大統領命令により行われていた。さらに今回の事件を受け、大統領に代わる指導者となる首相職を2人の人物が主張する事態ともなっている。

 3か月前に就任したばかりのクロード・ジョゼフ(Claude Joseph)暫定首相は今月5日、モイーズ大統領により後任人事が発表されており、近く退任する予定だった。後任に指名されたアリエル・アンリ(Ariel Henry)氏はジョゼフ氏について、「私の意見では、もはや首相ではない」と主張している。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3355770?cx_part=top_topstory&cx_position=3

826taro:2021/07/10(土) 03:14:38
在ハイチ台湾大使館内で大統領暗殺の容疑者11人逮捕、外交部発表

【7月9日 AFP】台湾当局は9日、カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチのジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が暗殺された事件で、首都ポルトープランスにある台湾大使館に逃亡中の実行犯とみられる容疑者11人が押し入り、その後警察に逮捕されたと発表した。

 ハイチは台湾と正式な外交関係を持つ15か国の一つ。在ハイチ台湾大使館は、事件現場となったモイーズ氏の私邸がある丘の近くにある。

 台湾外交部(外務省)の欧江安(Joanne Ou)報道官は、7日の暗殺事件を受けて台湾大使館は「安全上の理由で」閉鎖されていたが、「8日の明け方に、大使館の中庭に侵入している武装した男たちの一団を警備員が発見した。警備員は直ちに大使館職員とハイチ警察に通報した」とAFPに語った。

 その後、「ハイチ政府の要請を受け、容疑者の逮捕を支援するため、警察に敷地内への立ち入りを許可した」という。

 在ハイチ台湾大使館のウェブサイトは、武装した容疑者らを「傭兵(ようへい)」と呼び、モイーズ氏暗殺を「残酷で野蛮」な行為だと非難。「警察は午後4時(日本時間9日午前5時)ごろに作戦を開始し、容疑者11人の逮捕に成功した。作戦は滞りなく行われた」とする声明を発表した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3355841

827taro:2021/07/10(土) 03:23:01
ビットコイン法定通貨化、エルサルバドルの約8割が懐疑的=調査

[サンサルバドル 8日 ロイター] - 中米エルサルバドルの議会が暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨として採用するブケレ大統領の提案を賛成多数で承認したことに対し、国民の4分の3以上が懐疑的な反応を示している。8日公表の世論調査で分かった。

ビットコインの法定通貨採用は世界初で、これまでのところ同様の動きを見せている国はない。ブケレ大統領は、海外在住の国民がエルサルバドルに送金する際にビットコインが役立つとしている。長年の法定通貨である米ドルも、並行して使用される。

フランシスコ・ガビディア大学系の調査機関ディスルプティバが公表した調査によると、ビットコインの法定通貨採用を「全く正しくない」という回答は全体の約54%、「少ししか正しくない」との回答が24%だった。採用を容認する回答は20%に満たなかった。

また、ビットコインについて「何も知らない」との回答は46%、ビットコインで支払いを受け取る意思はないとの回答は65%だった。

調査は7月1─4日、1233人を対象に実施され、誤差は2.8%。

ディスルプティバの担当者は、「デジタル化において、これは危険な賭けだ」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd9b5183f86854b3140e3f0f9c444f10c700a6a

828taro:2021/07/10(土) 03:24:59
ハイチ大統領暗殺、コロンビアの退役軍人やハイチ系米国人が関与

[ポルトープランス/ワシントン 8日 ロイター] - ハイチのレオン・シャルル警察署長は8日、モイーズ大統領(53)を暗殺した犯行集団が、コロンビア人26人、ハイチ系米国人2人で構成されていたとの認識を示した。

コロンビアのモラノ国防相は、初期段階の捜査ではコロンビア軍の退役軍人が事件に関与したとみられると表明、ハイチ警察の捜査に協力する方針を示した。

シャルル警察署長は会見に容疑者17人を同席させ、所持品のコロンビアのパスポート、アサルトライフル、山刀、無線機などを公開。「外国人がわが国に入国し、大統領を殺害した」と述べた。

同署長によると、警察は容疑者のコロンビア人15人、ハイチ系米国人2人を拘束。容疑者のうち3人は死亡し、8人は逃走中という。

ハイチの選挙関連担当相は、35歳と55歳のハイチ系米国人が容疑者に含まれると表明した。

米国務省のプライス報道官は、政府はハイチ警察の捜査協力要請に応じていると表明。逮捕者の中に米国人が含まれていたかについては、まだ確認できないとした。

ハイチと外交関係がある台湾の外交部(外務省)は、容疑者のうち11人は台湾の在外公館に侵入し、逮捕されたことを明らかにした。

これに先立ち、シャルル署長は8日、容疑者6人を逮捕したと発表。暗殺計画の首謀者は目下捜索中という。

シャルル署長はテレビ放映された記者会見で、首都ポルトープランス北部のペシオンヴィル地区の現場近くの民家で容疑者らを包囲し、7日夜にかけて激しい銃撃戦の結果、6人の身柄を拘束したと発表。現場から3人の遺体を収容した。

署長は「実行犯は突き止めた。現在は首謀者の捜索を進めている」と述べた。

地元メディアでは、容疑者が勾留されている首都ポルトープランスの警察署の外に数百人の住民が集まり、「彼らを燃やせ」と叫びながら、容疑者のものとみられる車両に火を放つ様子が報じられている。

これを受け、ハイチのジョセフ暫定首相は8日、容疑者を警察に引き渡し、私的制裁を加えないよう呼び掛けた。

またシャルル署長も住民は治安部隊に協力し、騒動を起こさないよう訴えた。

当局は現時点で大統領暗殺の動機を明らかにしていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/28e117d2d8558a3ef987218352041f001cadd232

829taro:2021/07/10(土) 03:33:44
ハイチ暫定首相が「職務継続」 国連代表が認識示す

 【ニューヨーク時事】ハイチ問題を担当するラリム国連事務総長特別代表は8日、オンラインで記者会見し、ハイチ大統領暗殺後もジョゼフ暫定首相が職務にとどまっており、憲法に基づき、大統領選まではジョゼフ氏が大統領の権限を継承するという認識を示した。

 米メディアによると、モイーズ大統領は暗殺の2日前に、神経外科医のアリエル・アンリ氏を新首相に任命。アンリ氏は地元メディアとのインタビューで「(ジョゼフ氏は)もはや首相ではない」と主張しているという。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad40135d182df32aa2cded82e39cbc61a8b1fc72

830taro:2021/07/11(日) 03:26:14
米と国連に軍派遣要請 ハイチ、米は否定的

大統領暗殺事件が起きたハイチのジョゼフ暫定首相は9日、米国や国連に軍隊の派遣を要請した。政情が不安定化する中、混乱拡大を回避、空港などの主要インフラを警備するためだという。AP通信などが報じた。米当局者は「現時点では」派遣の予定はないと述べた。

ジョゼフ氏は「われわれは確かに助けを必要としており、国際的パートナーに要請した」とAPに話した。ただ派遣の実現性は不透明だ。

暗殺事件に関わった襲撃犯の大半の出身国、コロンビアのバルガス警察長官は9日、襲撃犯を募集しハイチまでの交通費などを負担した警備会社4社を捜査していると述べた。ハイチ当局によると、襲撃犯は28人でうち26人がコロンビア人。多くが元軍人だという。スペイン通信によると、9日までにコロンビア人20人とハイチ系米国人2人が拘束され、コロンビア人3人が殺害された。残りは逃亡中。(共同)



https://www.sankei.com/article/20210710-7LPZIXK5F5NOVP4DU3LDU3W6SI/

831taro:2021/07/11(日) 03:27:31
ハイチ検察、実業家ら聴取へ 大統領暗殺で

ハイチのモイーズ大統領の暗殺事件で、同国検察は9日、モイーズ氏と対立していた有力実業家や野党関係者らを12日に聴取するとして召喚した。現地メディアなどが報じた。ハイチ当局は襲撃犯とは別に首謀者がいるとみており、真相究明につながるかどうかが注目される。

聴取対象の実業家は複合企業オーナーや電力部門の大企業関係者で、汚職疑惑が取り沙汰されており、対策を取ろうとしたモイーズ氏と激しく対立していたという。検察は暗殺現場となったモイーズ氏私邸の警備関係者らも聴取するとしている。

襲撃犯として拘束されたハイチ系米国人2人を聴取した判事は、2人がモイーズ氏を殺害するつもりはなく拘束する予定だったと供述したと説明している。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210710-PUSQ3G3PFZOJJILAQW7IJ5YESU/

832taro:2021/07/11(日) 03:28:47
コロンビア、ハイチ大統領暗殺で警備会社捜査

ハイチ大統領の暗殺事件で、大半の襲撃犯の出身国、コロンビアのバルガス警察長官は9日、襲撃犯を募集しハイチまでの交通費などを負担した警備会社4社を捜査していると述べた。コロンビアメディアが報じた。ハイチ当局によると、襲撃犯は28人でうち26人がコロンビア人。多くが元軍人だという。

バルガス氏は襲撃犯が二つのグループに分かれ、ハイチと陸続きのドミニカ共和国経由で5月と6月にハイチ入りしたと説明。スペイン通信によると9日までにコロンビア人20人とハイチ系米国人2人が拘束され、コロンビア人3人が殺害された。残りは逃亡中。

コロンビア軍を退役した元軍人は、ゲリラ対策などで実戦経験が豊富なことから警備会社や犯罪組織が好んで雇うという。

ハイチ当局は首謀者が別にいるとみている。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210710-R2PJ7FC6CJNB5MNUUYVY4Q6OXE/

833taro:2021/07/11(日) 03:36:23
キューバで国産ワクチン承認 中南米初

カリブ海の島国・キューバで9日、国産の新型コロナウイルスワクチンが承認されました。中南米諸国で開発・承認された初のワクチンとなります。

ロイター通信によりますと、キューバの医薬品規制当局は9日、国産の新型ウイルスワクチン「アブダラ」の緊急使用を承認したと発表しました。「アブダラ」は3回接種型のワクチンで、新型ウイルスに対し、92.28%の有効性があるとしています。

キューバは中南米諸国の中でも医療水準が高いとされ、キューバ製ワクチンについてはメキシコやジャマイカなどが購入を検討し、イランやベトナムなどが、製造に興味を示しているということです。

AP通信によりますと、「アブダラ」は中南米諸国で開発・承認された初のワクチンだということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/43713a736295da9b95e2ce336c965e1231d57233

834taro:2021/07/11(日) 03:52:11
米とコロンビア、ハイチに治安要員派遣 大統領暗殺で捜査協力

 ハイチのモイーズ大統領暗殺事件で、米国、コロンビアの両政府は9日、それぞれ治安当局幹部を現地に派遣すると明らかにした。28人とされる犯行グループはハイチ系米国人とコロンビア人で構成されており、両政府は真相究明に向け、地元当局の捜査に協力する。事件の動機や背後関係についてどこまで解明できるかが焦点だ。

 米政府は、米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省の幹部を現地入りさせる方針。コロンビア政府も警察や情報機関の高官を派遣する。コロンビアのドゥケ大統領は「真実を明らかにするため全面的に協力する」とツイートした。

 ハイチ警察の調べなどによると、事件には米国人2人と、コロンビアの退役軍人らコロンビア人26人が関与したという。当局は17人を拘束し、3人を殺害した。残り8人は逃走中。

 コロンビア人グループは四つの組織に雇われる形で、事件の約1カ月〜3日前にハイチ入りした。米国人2人は通訳の役割を果たしていた。

 拘束された17人の一部は、7日にハイチと外交関係がある台湾の大使館に侵入していたところを当局者に発見された。【サンパウロ山本太一】
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c5f2bebf5d3464f50619b01b30889afbf4ec7e

835taro:2021/07/12(月) 03:08:05
夫は乱射された……暗殺されたハイチ大統領の妻、事件後初めて発言
https://news.livedoor.com/article/detail/20512901/

ハイチのジョブネル・モイーズ大統領(53)が自宅で襲撃され死亡した事件をめぐり、妻のマルティーヌ・モイーズ氏が10日、事件後初めて公に発言した。

マルティーヌ氏は、モイーズ大統領は乱射され「蜂の巣状態」になったと説明。襲撃は一瞬のことで、大統領は「一言も話せなかった」と述べた。

大統領暗殺は7日午前1時ごろ発生。銃を持った一団がモイーズ大統領の自宅に押し入り、大統領とマルティーヌ氏を銃撃した。


現場で負傷したマルティーヌ氏は、米フロリダ州マイアミで治療を受けていた。

ハイチの警察当局は8日、大統領暗殺は元コロンビア軍兵士らを中心とした28人からなる暗殺団が実行したとの見方を示している。

「大統領の夢を暗殺しようとした」
マルティーヌ氏は10日、自身のツイッターアカウントに音声メッセージを投稿。今後も夫モイーズ氏の仕事を継続していくと誓った。この音声については、多くの人がマルティーヌ氏本人のものと確認している。

このメッセージでマルティーヌ氏は、事件当時の状況を説明し、「ほんの一瞬で暗殺団が私たちの家に押し入り、夫を銃弾で蜂の巣状態にした」と語った。

「この行いには名前がない。ジョブネル・モイーズのような大統領を、一言も話す機会を与えずに暗殺するなんてことは、情け容赦のない犯罪者にしかできないことだからだ」

マルティーヌ氏はまた、モイーズ大統領が狙われたのは政治的な理由だと示唆。特に、大統領の権限を拡大する憲法改正をめぐる国民投票を例に挙げた。

その上で、名前のない人たちが「大統領の夢を暗殺しようとした」と述べた。

「確かに私は泣いているが、この国をさまよわせるわけにはいかない。ジョブネル・モイーズ大統領の、私の夫の、国民に深く愛され、国民を愛していた大統領の血を無駄にするわけにはいかない」

836taro:2021/07/12(月) 03:08:19
大統領権限の拡大を模索
モイーズ大統領は2017年から、南北アメリカで最も貧しいハイチで実権を握ってきた。在任中は汚職の批判を浴びていたほか、今年初めには各地で大規模な反政府デモが起きるなど、厳しい時期が続いた。

また、2019年10月に実施されるはずだった議会選挙は延期されており、モイーズ氏が法に基づき実権を維持していた経緯がある。そうした中で、モイーズ大統領は今年9月に憲法改正のための国民投票を計画していた。

今年2月に野党が退任を求めた際、大統領は地震に対する暗殺と政権打倒計画を阻止したと語っていた。

大統領殺害の首謀者や動機はまだ明らかになっていない。なぜ暗殺者たちががモイーズ大統領の自宅に侵入できたのかなど、まだ解明されていない疑問も数多く残っている。警察は週明けにも、モイーズ氏のボディーガードから事情を聴く方針という。

野党政治家の1人は、現在報道されている事件の概要を疑問視している。スティーヴン・ブノワ元議員は9日に出演したラジオ番組で、「大統領を殺したのはコロンビア人ではない」と語ったものの、証拠は提示しなかった。

9日には拘束された容疑者らと、押収された武器の写真が公開された。容疑者のほとんどはコロンビア国籍だが、ハイチ系アメリカ人2人も含まれているという。

これまでに17人が拘束されている。また、3人が警察によって殺されたほか、8人が逃走中。容疑者のうち11人は、台湾が所有する外交施設に押し入ったところを拘束された。

コロンビア政府は、ハイチでの捜査に協力すると発表している。

一方、アメリカ当局はこの2人について確認していないが、一部報道では、米フロリダ州出身の「ジェイムズ・ソラジェス」という35歳の男が拘束されたとされている。

この男はアメリカとカナダの二重国籍を持ち、ハイチのカナダ大使館で警備員を務めていた経歴があるという。

ハイチのメディアは、この男ともう1人、「ジョゼフ・ヴィンセント」という名の男が、通訳として暗殺に関わっていたと報じている。

権力は誰の手に?
憲法は、議会が次期大統領を決定すると定めている。一方、完全に認められているものではないが、憲法の修正案では首相が権力を継承すべきだと示唆されている。

ただ、モイーズ大統領は暗殺前日の5日に、7人目となる新首相にアリエル・アンリ氏を指名したばかりだった。

アンリ氏はまだ就任宣誓をしていないが、自身が政権を握るべきだと主張。一方で、暫定首相を現在務めるクロード・ジョゼフ氏も正当性を主張している。

国連は、年内に大統領選挙が実施されるまで、ジョゼフ暫定首相が国政を担うべきだとしている。

こうした中、9日には議会のあるグループが、ジョゼフ・ランベール議長を新大統領に、アンリ氏を首相に据える案に署名した。

一連の状況は、政治的にも経済的にも長く混迷の中にあるハイチの問題を解決する兆しにはなっていない。

(英語記事 Haitian president riddled with bullets, says wife)

837taro:2021/07/12(月) 03:09:26
ラーメン店主殺害“口論”男逮捕 メキシコ

今年5月、メキシコで、ラーメン店を経営する日本人とみられる男性が銃で撃たれて殺害された事件で、地元の捜査当局は、容疑者の男を逮捕しました。

この事件は、今年5月、メキシコ北西部の観光地ティフアナでラーメン店を経営していたヨシダ・タロウさんが、頭や胸を銃で撃たれて殺害されたものです。

地元メディアなどによりますと、捜査当局は10日までに、36歳の容疑者の男を殺人容疑で逮捕したということです。男はヨシダさんと知り合いとみられ、事件当日は、仕事をめぐり口論になっていたということです。

男は金庫にあった現金約3万ペソ、日本円でおよそ16万6000円も奪ったとみられています。

捜査当局は、ほかにも共犯者がいるとみて、事件の詳しい経緯を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6962b5bd8c75acdf46bb3d800ebe2a7767c2eaac

838taro:2021/07/12(月) 03:13:14
ハイチ大統領暗殺、妻が事件後初の発言

【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチのジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が暗殺された事件で、重傷を負った妻のマルティーヌ(Martine Moise)氏が10日、事件後初めて公式に発言し、「国に道を見失わせてはいけない」と呼び掛けた。


 マルティーヌ氏は、7日未明の事件で重傷を負い、治療のため米マイアミの病院に搬送されていた。

 マルティーヌ氏は自身のツイッター(Twitter)公式アカウントにクレオール語の音声メッセージを投稿し、「私は生きている。神に感謝する」と述べた。「瞬く間に、傭兵(ようへい)が家に入って来て、夫に銃弾を浴びせた(中略)一言話す機会さえ与えられなかった」

 事件の首謀者も動機も明らかになっていないが、マルティーヌ氏はさまざまな考えられる動機を指摘。首謀者について、道路や水道、電気を整備したり、憲法改正国民投票や年末に選挙を実施したりする大統領の計画に不満を持っていたのかもしれないと述べた。

 マルティーヌ氏は、「私は泣いているのは事実だ。しかし、国に道を見失わせてはいけない」と述べた。「彼が流した血を(中略)無駄にしてはいけない」

 首都ポルトープランスでは10日、施設が徐々に営業を再開し、街に人通りが戻ったが、郊外にある米大使館には、国の先行きに不安を覚えて政治亡命を申請しようと、200人以上が集まった。

 米大使館前でAFPの取材に応じた人は、「大統領でさえ暗殺される状況では、一市民である私なんて助からない。亡命を申請して、他の場所でより良い生活を探さなければならない」と述べた。

 一方、マルティーヌ氏は、「近いうちに」フェイスブック(Facebook)を通じて国民と交流することを約束している。「私はみなさんを見捨てない」 【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/1241d1d6d673514f2523dfaa3b2749f983663bee

839taro:2021/07/13(火) 03:03:19
キューバで異例の抗議デモ 数千人か、大統領は火消し

社会主義国キューバで11日、食料不足や物価の高騰に苦しむ市民が政府への抗議デモを行い、首都ハバナなどでシュプレヒコールを上げながら歩いた。

AP通信は全国で数千人が参加したと報じた。無許可のデモは原則禁止されており、極めて異例の動き。ディアスカネル大統領は、食料不足は米国の経済制裁のせいだとして火消しを図った。

参加者はハバナの海岸沿いマレコン通りを「もうたくさんだ」「自由を」と叫びながら行進。警察への投石も起きた。米国による経済制裁の影響や新型コロナウイルス流行で主要な観光産業が打撃を受け、輸入頼みの食料供給が滞っている。

キューバの共産党機関紙グランマ(電子版)などによると、ディアスカネル氏は11日、国営テレビを通し、経済制裁が「物資不足を引き起こしている」と非難した。

昨年11月にも芸術家ら数百人が表現の自由を求めるデモを行ったが、大規模なデモは1994年の夏以来とされる。(共同)



https://www.sankei.com/article/20210712-CFRPK2WEWZICVBY7D3ZFF7IAUA/

840taro:2021/07/13(火) 03:44:51
ギャング抗争、大統領暗殺、コレラとコロナ──海図なき漂流国家ハイチ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/post-96679.php

<自然災害と人災で治安もインフラもズタズタに。暗殺された大統領の後任はコロナで死亡、暫定首相は近く退任予定で、民主主義も機能停止状態だ>

7月7日朝、ハイチの首都ポルトープランス在住のハイチ人ジャーナリスト、モニーク・クレスカにワッツアップで連絡を取り、「街は静かなのか」と聞いた。

「静かどころじゃない。(2010年の)地震の直後以降、こんなに静まり返ったのは初めて。車1台、バイク1台走っていない。通行人がいたとしても、その気配もない」

静かであっても平穏とは限らない。ハイチは今、息を潜めて答えを待っている。ジョブネル・モイーズ大統領の暗殺で今後どうなるのか。

モイーズは現地時間の7日午前1時頃、就寝中に正体不明の武装グループに銃撃され死亡した。妻も撃たれて重傷を負いマイアミの病院に搬送された。ポルトープランスの米大使館は「現下の治安状況に鑑みて」閉鎖。同じ島に位置し、ハイチとは過去に敵対関係にあったドミニカ共和国もすぐさま国境を閉鎖した。

大統領の自宅は厳重に警備されていたはず。そこに押し入ったとすれば犯人一味はプロ集団だろう。「明らかに資金もあり、(政権中枢に)コネがある連中の仕業」だと、クレスカはみる。

事件直後、ハイチのクロード・ジョセフ暫定首相は、一味の中にスペイン語と英語を話す者がいたと発表。外国の傭兵の犯行が疑われている(ハイチの公用語はフランス語とクレオール語だ)。

マイアミ・ヘラルドによると、襲撃を近隣住民が撮影した動画では「米取締当局の捜査の一環だ!」と、男が拡声器を使って英語で叫んでいた。もちろん事実かどうかは不明だ(バイデン政権はアメリカの関与を否定)。

その後ハイチの治安当局は一味の仲間を拘束ないし射殺したと発表したが、事件の全容は明らかになっていない。

後任をめぐるドタバタ
モイーズが敵に事欠かなかったのは確かだ。元バナナ輸出業者のモイーズ(享年53)は2017年の大統領就任早々から、退陣を求めるデモに手を焼いてきた。抗議が高まったきっかけは「ペトロカリブ」疑惑。ベネズエラがカリブ海諸国に優遇的に石油を提供する枠組みの資金20億ドルを、ハイチ政府が不正使用した疑いが浮上したのだ。

ハイチは地震、ハリケーン、国連の平和維持部隊が持ち込んだコレラの大流行など自然災害と人災に見舞われ、インフラも農業部門もズタズタになっている。ペトロカリブの資金はその再建に使われるはずだった。

841taro:2021/07/13(火) 03:45:20
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/post-96679_2.php

民主主義の機能停止も国民の怒りを噴出させている。昨年の議会解散後も選挙は実施されず、モイーズが大統領令を乱発して統治を行ってきた。

加えて、モイーズの任期をめぐる対立もあった。野党は今年2月で任期切れだと主張していたが、本人は2022年2月まで居座る構えだった。

モイーズは大統領の権限を強化するため憲法改正を掲げていたが、コロナ禍で国民投票の実施は2回見送られ、今年9月の実施を目指していた。

こうした政治的混乱のせいでハイチは食糧難に見舞われ、ワクチン接種もままならずコロナ禍は悪化する一方だ。首都では暴力が吹き荒れ、誘拐が頻発。ギャングの抗争が相次ぎ、多数の住民が家を追われて郊外などに避難している。

暗殺の黒幕が誰であれ、目下の問題は、実際にハイチを率いているのは誰かということだ。「そんなことは誰にも分からないだろう」と、クレスカは笑った。

ハイチの憲法では、大統領が死亡した場合は最高裁長官が後任に就くが、長官は新型コロナウイルスに感染して6月に死亡した。そこで普通は首相ということになるが、4月に暫定首相に就任したばかりのジョセフは近く退任する予定で、暗殺される2日前にモイーズがアリエル・アンリを後任に指名していた。

消えないアメリカの影
アンリは7日、自分が暫定首相として政権を引き継ぐとラジオで主張した。アンリは神経外科医の権威で、国のコレラ対策を指揮してきた。しかし、任命された経緯や、まだ就任の宣誓をしていないこと、就任を承認する議会が機能していないことなどを考えると、正統性には疑問が残る。

ハイチは今、海図もなく漂流している。政治的混乱の歴史には事欠かない国だが、暗殺の経験はほとんどなかった。

最後に大統領が暗殺されたのは1915年。その際、アメリカは権益保護を理由に米海兵隊をハイチに侵攻させ、占領は20年近く続いた。

米軍は1994年にもハイチに展開。軍事政権(民主的に選出されたジャンベルトラン・アリスティド大統領を91年に退陣させていた)の排除に動いた。2004年にアリスティドが再びクーデターで退いた際も、米軍は多国籍軍の主力としてハイチに上陸した。アリスティドは自分の失脚の背後にアメリカがいると非難したが、当時のジョージ・W・ブッシュ米政権は否定した。

こうした経緯から、多くのハイチ人は今回も米政府の出方を注視している。ジェン・サキ米大統領報道官は事件当日にCNNで、「恐ろしい犯罪」だと暗殺を非難。「われわれは必要な支援を提供する準備ができている」と語った。

842taro:2021/07/13(火) 03:45:49
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/post-96679_3.php

これに軍事行動も含まれる可能性があるかと、私は国防総省に質問した。質問は国家安全保障会議(NSC)に仲介されたが、回答はなかった。

モイーズが独裁色を強め、ハイチの治安が悪化しても、「国際社会はモイーズの味方を続け、彼はますます力を得た」と、国際政治学者のロバート・マグワイアは言う「ハイチでは政府への抗議が広がっていたが、最近になってようやくアメリカも反政府側に回った」

ドナルド・トランプ前米政権と共和党の一部にとって、モイーズを支持するかどうかは地政学の問題だった。ハイチは周辺国の政府と一線を画し、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を非難するアメリカに同調してきた。

バイデン政権は5月に、「1人の統治者による絶対的な支配」を終わらせて、年内に選挙を実施するようハイチに求めている。ただし、モイーズが暗殺される前から、「ハイチでは政府の支持者以外、正当な選挙が行われるとは誰も思っていない」とマグワイアは言う。

「暫定政府の正統性が今後の展開のカギになる」と、バージニア大学のマーリーン・ドー教授は言う。「ハイチの将来について、国民が発言する必要がある。エリート層が権力を握り、それを維持することに終始するという繰り返しになってはならない」

私はクレスカに、今回のハイチの危機に国際社会は何ができるだろうかと聞いた。

「私たちを侵略することでは決してない。軍隊を派遣することでも、解決策を押し付けることでもない。これは私たちの失敗だ。自分の失敗は自分で解決させてほしい」

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843taro:2021/07/13(火) 03:47:06
「首謀者の一人」医師拘束 ハイチ大統領暗殺、深まる謎

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチからの報道によると、モイーズ大統領が7日未明に首都ポルトープランスの自宅で暗殺された事件で、シャルル国家警察長官は11日、首謀者の一人としてハイチ人医師(63)を拘束したと発表した。

 国家警察は実行犯の外国人傭兵(ようへい)28人を特定。コロンビア人18人と米国人2人を拘束し、コロンビア人3人を殺害したが、5人が逃走中という。

 シャルル氏は米フロリダ州マイアミ在住とされる医師について「政治的な目的で、プライベート機で6月にハイチ入りした」と指摘。身辺警護目的と称し、マイアミの民間軍事会社を通じてコロンビアの元政府軍兵士らを集めたと説明した。医師らは当初モイーズ氏の拉致を狙っていたものの、途中で「作戦が変更された」という。ただ、海外在住の一医師が大統領拉致や暗殺をたくらむのは不自然で、動機や背後関係などは謎に包まれたままだ。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/227ebeb2dd314488a71c590c0d7987667353365d

844taro:2021/07/13(火) 03:49:14
キューバで異例の反政府デモ 電力不足や新型ウイルス対策に不満

キューバの首都ハヴァナなど数都市で11日、大規模な反政府デモがあった。社会主義の同国において、デモは異例。過去30年近くで最大規模となった。

デモ参加者らは、自由や民主主義を求めるとともに、新型コロナウイルスのワクチンが必要だと訴えた。

ハヴァナの南約30キロのサン・アントニオ・デ・ロス・バニョスであったデモの参加者は、「電力と食べ物の状況」に人々は憤っていると、AFP通信に話した。

ワクチン不足への怒りをあらわにするデモ参加者もいた。

デモの現場には、武装した治安部隊が出動。ハヴァナでは小競り合いが発生し、逮捕者が出た。

https://www.bbc.com/japanese/57801639

845taro:2021/07/13(火) 04:05:59
ハイチ大統領暗殺、実行犯集めた容疑者を逮捕 「政治的目的」と警察

【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチの国家警察は11日、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領の暗殺実行犯を「政治的目的」で集めたハイチ国籍の男を逮捕したと発表した。

 警察によると、クリスティアン・エマニュエル・サノン(Christian Emmanuel Sanon)容疑者(63)は6月に、複数のコロンビア人と共にハイチに入国した。レオン・シャルル(Leon Charles)国家警察長官は、閣僚同席で開いた記者会見で、「この人物は政治的な目的を持って、自家用機でハイチ入りした」と説明した。

 シャルル長官によると、サノン容疑者らの当初の目的はモイーズ大統領の拘束だったが、「後に作戦は変更された」という。暗殺作戦はハイチ国内で立案され、「さらに22人がハイチに入国した」としている。

 7日の暗殺事件後、これまでにコロンビア人18人が逮捕されている。ハイチ警察は18人の取り調べによって、サノン容疑者が米フロリダ州に拠点を置くベネズエラ系警備会社CTUを介して実行犯26人を雇ったことをつかんだ。

 シャルル長官によれば、実行犯の1人が犯行後、警察に追われる中で最初に連絡を取った相手がサノン容疑者だった。この実行犯は他に2人に連絡しており、警察はこの2人が暗殺の首謀者だとみている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7c212b7d1b4053329ad08cd1bad1d66999cc035

846taro:2021/07/14(水) 03:24:49
ハイチ、大統領暗殺で混迷 バイデン政権も懸念

【ニューヨーク=平田雄介、ワシントン=大内清】カリブ海ハイチがモイーズ大統領の暗殺事件を受けて混乱している。事件の全容解明に向けた捜査が本格する一方、政界では後任争いが起きている。バイデン米政権も〝裏庭〟に位置する同国が不安定化し、米国が介入せざるを得なくなる事態を懸念している。

暗殺事件は7日午前1時ごろ、ハイチの首都ポルトープランスのモイーズ氏の自宅で起きた。武装グループは同氏とマルティーヌ夫人を銃撃し、同氏はその場で死亡。夫人は重傷で、治療のためフロリダ州マイアミの病院に搬送された。事件について「攻撃はあっという間に起きたため夫は何も言えずに撃たれた」とツイッターに投稿した。

ハイチ国家警察は11日、すでに逮捕していたクリスチャン・エマニュエル・サノン容疑者(63)が首謀者の一人で、政治的な動機から武装グループを雇い犯行に及んだと発表。自ら大統領に就任しようとしていたという。警察はこれまでに容疑者3人を殺害し、サノン容疑者のほか、南米コロンビアの元国軍兵士ら18人とハイチ系米国人2人を逮捕。逃走中の5人を追っている。

犯行の詳しい動機は不明だが、マルティーヌ夫人は政府契約を独占してきたエリートや財閥などの解体を目指したモイーズ氏の排除が狙いだとの見方も示す。逮捕されたコロンビア人は南米ベネズエラ移民が米マイアミで経営する警備会社で働いていたことも判明。国内外の政治勢力の関与も取り沙汰されている。

南北アメリカ最貧国とされるハイチでは議会が機能不全に陥るなど政情不安が続いており、大統領暗殺で生じた権力の空白は混乱に拍車をかけている。

https://www.sankei.com/article/20210713-ZBB4AMFVZFPTHGVCTI4QHETHHU/

847taro:2021/07/14(水) 03:28:18
キューバ、米政府を非難 異例のデモに各国反応

 【ハバナ、メキシコ市、モスクワ、ブリュッセルAFP時事】キューバで11日、異例の反政府デモが起きたことを受け、当事国キューバをはじめ各国が12日、さまざまな反応を示した。デモを支持する米国に対し、キューバのディアスカネル大統領は、テレビ演説し「キューバの社会不安を引き起こすため経済的に窒息させる政策」を追求していると米政府を非難。何十年と続く米国の制裁で生じた数多くの難題に「立ち向かい、克服してきた」のがキューバ政府だと訴えた。

 カリブ海を挟んで向き合うメキシコのロペスオブラドール大統領は12日、「干渉主義者」は不要と訴え、キューバのデモへの干渉に反対した。一方で「医療と食料は基本的権利だ」と強調。メキシコは「新型コロナウイルスのワクチンを含む医薬品はもちろん、食料だって支援できる」とキューバに呼び掛けた。
 ロシア外務省のザハロワ情報局長も12日、声明を出し「主権国家への内政干渉、あるいは不安をあおる破壊活動は許されない」と訴えた。「キューバ内外の状況を注視している。キューバ市民の利益に基づき公共の秩序回復のため、キューバ政府はあらゆる必要な措置を行える」と強調した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071300229&g=int

848taro:2021/07/14(水) 03:38:45
キューバで異例の反政府デモ SNSで各地に 警察100人以上拘束

 経済危機が深まる社会主義国キューバの40都市以上で11日、食料不足や政府の強権ぶりを非難する反政府デモが起きた。共産党の一党体制下で無許可のデモは禁止されており、大規模なデモが起きるのは異例だ。米国や欧州連合(EU)は12日に相次いでデモを支持する立場を表明。デモに強硬姿勢で臨むキューバ政府に対する圧力を強めている。

 「自由を」「団結を」。首都ハバナの大通りで11日、多数のデモ参加者が声を張り上げて行進し、政権打倒を訴えた。参加者の一人はAP通信の取材に「食料品不足や(買い物での)長い行列にうんざりしている」と話した。共産党本部前に集まった人々は「キューバはあなたのものじゃない」と叫んだ。参加者は全土で数千人に達した。大規模デモが起きた1994年以降では最大規模の抗議活動とみられる。

 ディアスカネル大統領は11日、テレビ演説し、経済危機の主因は長年続く米国による経済制裁だと改めて指摘。デモはキューバを不安定化させる米政府主導の「組織的な挑発」だと批判した。「戦いの命令が下りた」とも述べ、親政府派の市民に街頭に出てデモに対抗するよう求めた。警察は11日以降、デモを呼びかけた反体制活動家ら100人以上を次々と拘束。12日は目立った抗議活動はなかった。

 参加者は2018年にインターネット接続が全面解禁された携帯電話を活用し、抗議の様子をSNS(ネット交流サービス)で中継した。平和的に抗議する参加者に対して警察官が暴行する動画などを次々とSNSに投稿。抗議活動への共感と当局への反感が強まり、デモが各地に広がった模様だ。政府は断続的にネット接続を遮断して対抗した。

 バイデン米大統領は12日、「専制的な政権による何十年にもわたる抑圧や経済的な苦しみからの自由を求めるキューバ国民を支持する」との声明を発表。EUのボレル外務・安全保障政策上級代表(外相)も12日、「人々は平和的に意見を表明する権利がある。抗議に耳を傾けるよう政府に求めたい」と述べた。

 キューバでは新型コロナウイルスの感染拡大で主力産業の観光業が打撃を受け、20年の経済成長率はマイナス11%に落ち込んだ。外貨の減少などを要因に、輸入に頼る食料品や医薬品の不足に拍車がかかった。物価も高騰し、市民の不平は高まる。キューバの後ろ盾だった旧ソ連が91年に崩壊した後の経済危機に匹敵するほど市民生活は疲弊している。

 キューバを巡ってはバイデン氏が副大統領を務めたオバマ政権が15年に国交を回復した。しかし、トランプ政権が制裁を強化し、関係は再び悪化。現在、バイデン政権は対キューバ政策の見直しを行っている。ブリンケン米国務長官は12日の記者会見で「政策の見直しはキューバ国民の政治的・経済的な幸福に焦点を当てている。現在、キューバで起きていることを注意深く見ている」と述べた。【サンパウロ山本太一、ワシントン鈴木一生】

https://news.yahoo.co.jp/articles/dca526ba0ebb84c13c51e8c1eeb05d6368af34f5

849taro:2021/07/14(水) 03:40:17
米、ハイチへの軍派遣要請を精査 暗殺の主犯格11日逮捕と警察

[ボゴタ/ポルトープランス/ワシントン 12日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサキ報道官は12日、ハイチが大統領暗殺事件を受けて要請した米軍の派遣を巡り、米政権は引き続き精査していると明らかにした。

ハイチのモイーズ大統領(53)が7日未明、自宅に押し入った武装集団に殺害された。同国の警察はこれまでにコロンビア人26人、ハイチ系米国人2人が実行犯との認識を示している。

米国防総省は11日、国土安全保障省と連邦捜査局(FBI)を中心とした専門家チームをハイチに派遣。暗殺事件の捜査を巡り、協力できる点を模索する。

また、ハイチの警察は11日、暗殺事件の首謀者の一人とみられる容疑者を逮捕したと発表。米フロリダ州在住で医師を名乗るハイチ人(63歳)で、暗殺事件の傭兵(ようへい)を雇った疑いがあるという。当局は動機について、政治的と説明しているが、詳細は明らかにしていない。

さらに12日には、事件に関与したとみられるコロンビア人に逮捕状が出された。コロンビアのメディアによると、容疑者は退役軍人という。

また、ブリンケン米国務長官は12日、年内に自由かつ公正な選挙の実施に向けて注力するようハイチの政治指導部に呼び掛けた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdda88e7f584a6b05155d91ee5bf49ad044ebc98

850taro:2021/07/15(木) 03:28:15
キューバのデモ対策会議にラウル氏

【ニューヨーク=平田雄介】キューバの反政府デモをめぐり、共産党機関紙グランマ(電子版)は13日、対策を協議する党政治局の会議にラウル・カストロ前第1書記が出席したと報じた。キューバを長く牽引(けんいん)したラウル氏の健在を伝えることで、国民の不安を抑えようとしたとみられる。

キューバでは食料や電力、医薬品の不足に抗議するデモが11日に起き、全土で計数千人が参加したとされる。治安部隊との衝突で1人が死亡し、少なくとも100人が拘束された。

インターネットの自由を監視する英拠点の団体によると、12日からは交流サイト(SNS)やメッセージアプリが使用不能になっており、デモへの参加呼びかけを警戒した当局が遮断した可能性がある。

ディアスカネル大統領は11日、一連のデモについて「キューバ系米国人のマフィアが不安をあおっている」と発言。グランマ紙も「米国によって組織化され、資金が提供された」と主張した。こうした見方について、ブリンケン米国務長官は12日、「重大な誤りだ」と否定した。

https://www.sankei.com/article/20210714-XXJX6IGAR5N5ZODJBDKMHROA64/

851taro:2021/07/15(木) 03:33:42
キューバ反政府デモ、初の死者 治安部隊が襲撃との証言も

大規模な反政府デモが続くキューバの当局は13日、デモに参加していた男性1人が死亡したと発表した。経済危機や食料不足、新型コロナウイルス対策などへの不満に端を発した抗議活動で死者が確認されたのは初めて。

国営メディアは、ディウビス・ローレンシオ・テヘダさん(36)が首都ハバナ郊外で12日に死亡したと伝えた。

当局によると、テヘダさんは政府施設を攻撃したグループの一員だったという。しかし目撃者は、治安部隊が同グループのメンバーを狙っていたとしている。

社会主義のキューバで全国的な反政府デモが起きるのは異例。



デモには数千人が参加。経済的崩壊や、食料や医薬品の不足、物価上昇のほか、政府の新型ウイルス感染症COVID-19への対応に反発した。キューバでは、こうした無許可集会は違法だ。

ミゲル・ディアスカネル大統領はデモ参加者の行為は「反革命的」だとしている。

政府はアメリカが資金を提供してデモを扇動していると主張。キューバが抱えている問題はアメリカの経済制裁によるものだとした。

https://www.bbc.com/japanese/57831002

852taro:2021/07/15(木) 03:34:57
キューバ、米政府を非難 異例のデモに各国反応

 【ハバナ、メキシコ市、モスクワ、ブリュッセルAFP時事】キューバで11日、異例の反政府デモが起きたことを受け、当事国キューバをはじめ各国が12日、さまざまな反応を示した。デモを支持する米国に対し、キューバのディアスカネル大統領は、テレビ演説し「キューバの社会不安を引き起こすため経済的に窒息させる政策」を追求していると米政府を非難。何十年と続く米国の制裁で生じた数多くの難題に「立ち向かい、克服してきた」のがキューバ政府だと訴えた。

 カリブ海を挟んで向き合うメキシコのロペスオブラドール大統領は12日、「干渉主義者」は不要と訴え、キューバのデモへの干渉に反対した。一方で「医療と食料は基本的権利だ」と強調。メキシコは「新型コロナウイルスのワクチンを含む医薬品はもちろん、食料だって支援できる」とキューバに呼び掛けた。
 ロシア外務省のザハロワ情報局長も12日、声明を出し「主権国家への内政干渉、あるいは不安をあおる破壊活動は許されない」と訴えた。「キューバ内外の状況を注視している。キューバ市民の利益に基づき公共の秩序回復のため、キューバ政府はあらゆる必要な措置を行える」と強調した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071300229&g=int

853taro:2021/07/15(木) 03:46:33
グアテマラがコロナ規制強化、感染急増で

[グアテマラ市 13日 ロイター] - グアテマラ政府は、先週新型コロナウイルス感染が急増したのを受け、13日に全土に「予防措置態勢」を発令した。屋外集会や公共の場でのデモを制限する。

感染流行開始当初は密を避ける感染対策として数カ月にわたり大規模イベントが中止されていたが、昨年9月以降は経済再開とともに規制が緩和されてきた。

今月8日に報告された感染者は3000人と、1日当たりの過去最多を更新した。

累計感染者は32万2120人、死者は9756人。国内でこれまでに少なくとも1回のワクチン接種を受けた人は人口の5.1%にとどまっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f92eed50400e50a4828c3aa8295cf0b32cc791b

854taro:2021/07/15(木) 03:47:46
反政府デモのキューバ、SNSアクセス制限=ネット監視機関

[ハバナ 13日 ロイター] - 世界のネット接続状況を監視する英ロンドンに拠点を置くネットブロックスによると、キューバではフェイスブックやワッツアップ、インスタグラムなどのソーシャルメディア(SNS)へのアクセスが制限されている。

キューバでは11日、数十年ぶりの規模とされる反政府抗議デモが国内各地で起きた。社会主義国キューバでデモは異例。

ロドリゲス外相は会見で、政府が意図的にインターネット接続を制限しているのではないかとの質問に対して、状況は「複雑だ」と答えた。停電が通信サービスに影響を与える可能性があるとし、「キューバは自国を守る権利を決して放棄しない」と説明した。

テレグラムとインスタグラムやワッツアップを所有するフェイスブックはコメントの要請に応じていない。ツイッターは、サービスの遮断は確認していないと説明した。

米国務省のプライス報道官は13日の会見で、キューバ政府に対して全ての通信手段を開放するよう求めた。「テクノロジーを遮断し、情報経路を遮断することは、キューバ国民の正当なニーズと望みに応えるものではない」と語った。

一方、国営メディアは13日、ラウル・カストロ前第1書記が「挑発的行為」に対処するため、11日の党政治局会議に参加したと伝えた。

カストロ氏は4月の共産党大会で党トップの第1書記を退き、後任にはディアスカネル大統領が就任した。ディアスカネル氏は4月に最重要事項に関しては今後もカストロ氏に相談すると述べていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0656f37a45c2534a948524b7724ac93d644cce0

855taro:2021/07/15(木) 03:53:03
米国に来ないで 米政府、ハイチ・キューバ人に警告

【AFP=時事】米政府は13日、政情不安が起きている中米ハイチとキューバの国民に対し、米国に逃れて来ないよう警告した。ルートは危険で、強制送還すると主張している。

 ハイチでは先週、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が暗殺され、指導部が混乱している。キューバでは先週末、経済的・社会的状況をめぐり各地で前例のない抗議デモが起きた。

 こうした事態を受け、米国のアレハンドロ・マヨルカス(Alejandro Mayorkas)国土安全保障長官は、「海路で移動を試みる時期ではない」と述べた。「こうしたリスクを取る価値はない」

 さらに、「はっきりさせておきたい。海に出ても、米国には来られない」と明言した。

 マヨルカス氏によると、両国から船で米国へ渡る試みが増えているという証拠はまだない。しかし、米沿岸警備隊は、フロリダ州の航空支援を受けて海上をパトロールしており、移民船を阻止する構えだという。

 マヨルカス氏は、「国籍にかかわらず、海上で阻止された移民は、米国への入国を許可されない」と語った。

 同氏によると、現在ハリケーンシーズンのフロリダ海峡(Florida Straits)を渡る旅は特に危険で、ここ数週間で米国への入国を試みた20人が死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd21ff1bba77dff6860b790c100d6db3b1ef1b5

856taro:2021/07/16(金) 03:44:46
大統領は12発の銃弾を浴びて暗殺された…大混乱のハイチ、元上院議員ら3人を指名手配

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】カリブ海の島国ハイチのジョブネル・モイーズ大統領(53)が暗殺されてから、14日で1週間たった。事件前から深刻な危機の中にあったハイチは一層の混乱に陥っている。

 モイーズ氏がポルトープランス郊外の私邸で襲われた7日未明。現場周辺のものとされる映像では、「DEA(米麻薬取締局)の作戦だ」「撃つな」と英語で叫ぶ声が聞こえる。武装集団がDEAの工作員を装っていたようだ。大統領の警護官が、武装集団を導き入れたとの情報もある。

 ベッド脇で発見されたモイーズ氏の遺体は12発の銃弾を浴びていた。足の骨が折れ、顔はひどく損傷していた。自身も撃たれ、米フロリダ州マイアミの病院で治療を受けたマルティーヌ夫人は、「武装集団が一瞬で押し入った」と語っている。

 実行犯は28人だったとされる。少なくとも5台の車に分乗して現場を離れた。追跡の警察との間で銃撃戦になり投降した。警察は実行犯のうち20人を逮捕、3人を殺害したとしている。5人は逃走中だ。

 逮捕者のうち、2人はハイチ系米国人。DEA関係者は、うち一人は情報提供者として雇っていたことがあると米メディアに明らかにした。

 残り18人はコロンビア国籍の雇い兵だ。退役軍人が中心で、左翼ゲリラとの戦闘経験も豊富とみられる。

 当局は11日までに、事件で中心的な役割を果たしたとされるクリスチャン・エマニュエル・サノン容疑者(63)も逮捕した。フロリダに拠点を置くハイチ出身の医師だといい、6月に帰国していた。フロリダの警備会社を通じて実行犯を集めた疑いがある。サノン容疑者は大統領暗殺の直後、実行犯から電話を受けたとされ、関係先からは銃弾や「DEA」と書かれた帽子も見つかった。

 ハイチ警察によると、実行犯の一部は、サノン容疑者の身辺警護要員として入国した。レオン・シャルル国家警察長官は11日の記者会見で、モイーズ氏を拘束する当初の計画が「(暗殺に)変更された」と述べた。

 警察は、サノン容疑者と共に計画を主導したグループがあるとみて捜査を続けている。13日には、ハイチの元上院議員ら3人を指名手配した。

 暗殺されたモイーズ氏を巡っては公金横領疑惑が浮上し、抗議デモが広がったことがある。強権的な政権運営を目立たせ、敵が多かった。大統領暗殺後、モイーズ政権の6人目の首相であるクロード・ジョゼフ暫定首相が戒厳令を発令し、自らの主導で国を治める構えだ。これに対し、モイーズ氏から次期首相に任命されていたアリエル・アンリ元内相が自分こそが合法的なリーダーであると主張している。

 情勢は 混沌こんとん としてきた。

  ◆ハイチ= 1804年にフランスから独立した世界初の黒人共和国。人口約1100万人で、1人当たり国民総所得(GNI)が約1330ドルの米州最貧国だ。軍事クーデターや反政府勢力の武装蜂起などで政情は混乱続きだ。災害も多く、2010年の大地震では30万人以上が死亡した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210714-OYT1T50444/

857taro:2021/07/16(金) 03:49:45
キューバのコロナ死者、1日の最多報告 反政府デモ後に

(CNN) キューバ保健省は14日、新型コロナウイルス関連の1日あたりの犠牲者数が過去最多の51人に達したと報告した。コロナ禍が始まって以降の累計の死者数は1659人となった。

14日に判明した1日の新規感染者数は6080人で、累計では25万6607人。

キューバではこれまで感染拡大の封じ込め策が功を奏していたが、ここ数週間になって感染者や死者が上昇に転じていた。

同国では11日、前例のない大規模な反政府デモが全土で発生、数千人規模の国民が路上で気勢を上げた。国民の多くは政府の新型コロナ対策や経済苦境に反発している。

1日あたり最多の新型コロナの犠牲者数はこのデモ発生後に発表された格好ともなった。

キューバはコロナ禍に直面して自国で開発したワクチンを投入。高率の有効性も発表している。ただ、接種を終えた国民は今月13日段階で189万4508人。総人口は約1140万人。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b98098a9d0b97d0ee0c06e12deb93edb19ed1b1b

858taro:2021/07/16(金) 03:53:31
インタビュー受けていたユーチューバー、放送中に当局が連行 キューバ

(CNN) キューバの首都ハバナで13日、ディナ・スターズのニックネームで知られる同国のユーチューバー、ディナ・フェルナンデスさんがインタビューの放送中、国家治安部隊によって連行される出来事があった。

キューバでは11日、多数の人々が路上に繰り出し反政府デモを展開する異例の出来事があり、フェルナンデスさんは歌手のジョトゥエルさんとともに、スペインの放送局「カナル4」からデモについてインタビューを受けていた。

フェルナンデスさんはインタビュー中に話を中断し、「国の治安部隊がここにいる。行かないといけない」と述べて、パソコンを友人に手渡した。この友人はパソコンを別室に持ち込み、カメラとマイクを付け続けた。背後で男性の声が聞こえるものの、話の内容は聞き取れない。

その直後、戻ってきたフェルナンデスさんは司会者に対して、彼女が警察官と呼ぶ人々から同行を要請されたと明かし、自分の消息についてはキューバ政府に責任があると付け加えた。

動画では治安部隊員の姿は見えず、フェルナンデスさんも強制的に連行された様子はない。

「私の身の上に起こり得ることは全て、キューバ政府に責任がある。私は行かないといけない」と話したフェルナンデスさんは、拘束されるのかどうか尋ねられると、「分からない。彼らは一緒に来てくれと話している」と答えた。

CNNはキューバ当局に対し、フェルナンデスさんに関して問いあわせたものの、現在のところ回答はない。

同国の反政府運動活動家は、11日に広がった抗議デモにより、100人超が拘束されたり行方不明となったりしていると話している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8a050e0335ceafafd76b03579c377857288ab95

859taro:2021/07/16(金) 03:54:27
建設責任者に禁錮208年 17年大地震で26人死亡の学校 メキシコ

 【サンパウロ時事】メキシコの裁判所は14日、2017年9月に中部を襲ったマグニチュード(M)7.1の地震で倒壊し、死者26人を出した首都メキシコ市南部の学校の建設責任者に禁錮208年の有罪判決を言い渡した。

 地元紙ウニベルサルなどが伝えた。

 倒壊したのは3歳から14歳の子供が通っていた私立エンリケ・レブサメン校。児童・生徒19人と職員ら7人が崩れた建物の下敷きとなって死亡した。責任者は工事に欠陥があったにもかかわらず、必要な検査をせずに、構造上安全だと保証していた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fc867874a9a4e572717f9828b9c9add5ac4f08f

860taro:2021/07/17(土) 03:35:48
バイデン氏「キューバは破綻国家」 米、強硬に傾斜へ

【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は15日、キューバでディアスカネル共産主義体制の失政や拙劣な新型コロナウイルス対策に抗議する大規模デモが起きている問題で「キューバは破綻国家であり、自国民を抑圧している」と指摘し、キューバ国民の救済に向け「多数の可能性を検討している」と表明した。バイデン政権がキューバ政策に関する具体的な方向性を提示するのは初めて。

バイデン氏は同日、ドイツのメルケル首相との会談後の共同記者会見で、「共産主義は世界中で失敗した制度であり、社会主義もあまり有効な代替制度とはいえない」と述べ、キューバの体制を批判した。

同氏はその上で、「キューバ政府を利することのない形でキューバ国民を救う方策を考えている」とし、国際機関などを通じた新型コロナのワクチン供給を検討していると語った。

バイデン政権はキューバ政策の見直しを進めており、オバマ元政権の和解政策に回帰するのか、オバマ政権に実施された渡航・送金規制の緩和を撤回するなど強硬路線を打ち出したトランプ前政権を継承するのかが注目されていた。

バイデン氏はこの日の記者会見で、送金規制を再緩和する可能性について「キューバの体制が送金されたカネを差し押さえる公算が極めて大きい」とし、現時点で再緩和する考えはないことを明らかにした。

バイデン氏は12日、キューバ情勢について、「普遍的権利を行使するキューバの人々を断固として支持する。キューバ政府に対し、人々の声の封殺を図る暴力を控えるよう求める」と表明していた。

国務省でも、トランプ前政権下で実施されたキューバのテロ支援国家指定を撤回する動きは出ておらず、バイデン政権としては当面の間、キューバに強硬姿勢で対処する構えだ。

https://www.sankei.com/article/20210716-3ZSOU7TBE5N3LAXJIWDXWATJDI/

861taro:2021/07/17(土) 03:42:49
大統領は12発の銃弾を浴びて暗殺された…大混乱のハイチ、元上院議員ら3人を指名手配

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】カリブ海の島国ハイチのジョブネル・モイーズ大統領(53)が暗殺されてから、14日で1週間たった。事件前から深刻な危機の中にあったハイチは一層の混乱に陥っている。

 モイーズ氏がポルトープランス郊外の私邸で襲われた7日未明。現場周辺のものとされる映像では、「DEA(米麻薬取締局)の作戦だ」「撃つな」と英語で叫ぶ声が聞こえる。武装集団がDEAの工作員を装っていたようだ。大統領の警護官が、武装集団を導き入れたとの情報もある。


 ベッド脇で発見されたモイーズ氏の遺体は12発の銃弾を浴びていた。足の骨が折れ、顔はひどく損傷していた。自身も撃たれ、米フロリダ州マイアミの病院で治療を受けたマルティーヌ夫人は、「武装集団が一瞬で押し入った」と語っている。

 実行犯は28人だったとされる。少なくとも5台の車に分乗して現場を離れた。追跡の警察との間で銃撃戦になり投降した。警察は実行犯のうち20人を逮捕、3人を殺害したとしている。5人は逃走中だ。

 逮捕者のうち、2人はハイチ系米国人。DEA関係者は、うち一人は情報提供者として雇っていたことがあると米メディアに明らかにした。

 残り18人はコロンビア国籍の雇い兵だ。退役軍人が中心で、左翼ゲリラとの戦闘経験も豊富とみられる。

 当局は11日までに、事件で中心的な役割を果たしたとされるクリスチャン・エマニュエル・サノン容疑者(63)も逮捕した。フロリダに拠点を置くハイチ出身の医師だといい、6月に帰国していた。フロリダの警備会社を通じて実行犯を集めた疑いがある。サノン容疑者は大統領暗殺の直後、実行犯から電話を受けたとされ、関係先からは銃弾や「DEA」と書かれた帽子も見つかった。

 ハイチ警察によると、実行犯の一部は、サノン容疑者の身辺警護要員として入国した。レオン・シャルル国家警察長官は11日の記者会見で、モイーズ氏を拘束する当初の計画が「(暗殺に)変更された」と述べた。

 警察は、サノン容疑者と共に計画を主導したグループがあるとみて捜査を続けている。13日には、ハイチの元上院議員ら3人を指名手配した。

 暗殺されたモイーズ氏を巡っては公金横領疑惑が浮上し、抗議デモが広がったことがある。強権的な政権運営を目立たせ、敵が多かった。大統領暗殺後、モイーズ政権の6人目の首相であるクロード・ジョゼフ暫定首相が戒厳令を発令し、自らの主導で国を治める構えだ。これに対し、モイーズ氏から次期首相に任命されていたアリエル・アンリ元内相が自分こそが合法的なリーダーであると主張している。

 情勢は 混沌こんとん としてきた。

  ◆ハイチ= 1804年にフランスから独立した世界初の黒人共和国。人口約1100万人で、1人当たり国民総所得(GNI)が約1330ドルの米州最貧国だ。軍事クーデターや反政府勢力の武装蜂起などで政情は混乱続きだ。災害も多く、2010年の大地震では30万人以上が死亡した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210714-OYT1T50444/

862taro:2021/07/17(土) 03:52:18
米、ハイチへの軍派遣は現時点で計画せず=バイデン大統領

[ポルトープランス 15日 ロイター] - バイデン米大統領は15日、ハイチに米軍を派遣する計画は現時点でないと表明した。モイーズ大統領の暗殺事件を受け、ハイチから空港などのインフラ保護のために軍派遣の要請を受けていた。

バイデン氏はホワイトハウスの記者会見で、ハイチには首都ポルトープランスにある米大使館を警備するために海兵隊を派遣すると述べた上で、「米軍部隊をハイチに派遣するという計画は現時点でない」と述べた。

米国は一方、モイーズ大統領の暗殺事件の捜査に引き続き協力している。これまでに多数の元コロンビア軍兵士が容疑者として浮上している。

コロンビアのドゥケ大統領は15日、モイーズ大統領暗殺の実行犯とされているコロンビア人元兵士らの多くは、ボディーガードとして働くためにハイチに渡ったと説明。その他の元兵士らは犯罪が計画されていると知っていたという。

モイーズ大統領は7日未明、自宅に押し入った武装集団に殺害された。ハイチ当局によると、武装集団にはコロンビア人26人、ハイチ系米国人2人が含まれていた。同国の警察はこれまでにコロンビア人18人を拘束し、3人を殺害した。

米国防総省のホフマン報道官は15日、拘束された容疑者のうち「数人」が過去にコロンビア軍現役兵士を対象とする米軍の訓練を受けたことがあると明らかにした。

米政権の高官はこの日、モイーズ大統領暗殺の実行犯は米国でも訴追される可能性があるとの見方を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/58ab596b3e55391bc4129906818387229309caec

863taro:2021/07/17(土) 03:53:35
米、キューバ移民が海から大量流入した場合の緊急対応策ある=高官

[ワシントン 15日 ロイター] - バイデン米政権の高官は15日、キューバから海を渡って米国を目指す移民が急増した場合の緊急対応策は整っており、フロリダ海峡における警備体制は「盤石」だと述べた。

同高官はその上で、マヨルカス国土安全保障長官の発言を繰り返す形で、キューバ移民に対し米国の海岸を目指さないよう警告を発した。キューバ政府の高官が国民の「集団移動」の可能性に触れたことについては「生命を危険にさらすことになるキューバ人への配慮に欠いている」と非難した。

キューバでは11日、数十年ぶりの規模とされる反政府抗議デモが国内各地で起きた。社会主義国キューバでデモは異例。

前出の高官は、デモはバイデン政権発足後すぐに開始した対キューバ政策の見直しの進め方に影響を与えるだろうと述べた。政策見直しに関し、キューバ政府ではなくキューバ人の支援を念頭に置いているとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ef723a38f4e8457eed39c2cfc8d960bcd42b5b1

864taro:2021/07/17(土) 04:02:47
ハイチ大統領暗殺事件 米軍の訓練を受けた容疑者も

 カリブ海の島国、ハイチの大統領が武装した集団に暗殺された事件で、アメリカメディアは逮捕された容疑者のうち、数人が過去にアメリカ軍の訓練を受けていたと報じました。

 ハイチのジョブネル・モイーズ大統領(53)が暗殺された事件で、ワシントン・ポストは15日、アメリカ国防総省の声明として「逮捕された元コロンビア軍兵士のうち数人が過去にアメリカ軍の訓練・教育プログラムを受けていた」と報じました。

 ハイチ当局はこれまでに少なくとも元兵士を含むコロンビア人18人とハイチ系アメリカ人3人を逮捕していますが、詳しい動機などは分かっていません。

 ワシントン・ポストは大統領暗殺とアメリカの接点が明らかになったことで「大統領暗殺がどのように計画され、誰が関与したのかについて、判然としないものがさらに複雑になることは確実だ」としています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/444ae860b5665fbe21afc8e53285465e19236c85

865taro:2021/07/18(日) 03:36:45
元官僚が大統領暗殺指示か ハイチ

ハイチのモイーズ大統領の暗殺事件で、捜査に協力しているコロンビアのバルガス警察長官は16日、ハイチ法務省の元官僚が大統領の暗殺を実行犯に指示したとの見方を記者会見で述べた。コロンビアのメディアなどが伝えた。

バルガス氏は、この元官僚が暗殺の3日前に、コロンビア人の実行犯容疑者2人に指示したと指摘した。ハイチ当局は元官僚の行方を捜している。

大統領は今月7日、首都ポルトープランス近郊の私邸で暗殺された。ハイチ当局はコロンビア人26人とハイチ系米国人2人の28人を実行犯として特定している。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210717-Q4B4JKQ7SBNGRJZ5OG5MIBSZTA/

866taro:2021/07/18(日) 03:48:40
キューバでも起きたソーシャルメディアの遮断は、「バラバラなインターネット」の到来を予見している
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d75ca8dc4d897b00a8dee2a765725d300624eda

経済危機に食糧不足、そして新型コロナウイルス感染者数の急増などを受けてキューバ全土で7月11日(米国時間)に抗議活動が起き、キューバ与党がFacebookやWhatsAppなどの人気のコミュニケーションプラットフォームやソーシャルメディアへのアクセスを遮断した。こうした手法は最近の独裁政権にとって常套手段になっており、混乱を抑え込もうとする際に頼りになる。だが、ますます分断化されるインターネットによって可能になったものでもある。

キューバ政府は過去にも同じような行動に出たことがあった。2020年11月にハヴァナで小規模な抗議活動が発生した際、主にWhatsAppとTwitterへのアクセスを遮断したのだ。しかし、今回はさらに踏み込んだ措置をとったようだ。

報道によると、キューバでは11日に短時間かつ広範囲にわたってインターネットが停止したようである。接続が回復したあとも、FacebookやWhatsAppのみならず、InstagramやSignal、Telegramもキューバからのアクセスが困難になったり、不可能になったりしたという。

また、大半の仮想プライヴェートネットワーク(VPN)も遮断されているようだ。ロンドンに拠点を置くインターネット監視団体「NetBlocks」は7月13日(米国時間)、プラットフォームの遮断は続いていると発表している。

「逮捕、報道機関への攻撃、インターネットアクセスの遮断などの報告がある」と、米州人権委員会で表現の自由に関する特別報告者のペドロ・ヴァカ・ヴィジャレアルは11日にツイートしている。「政府は抗議行動を抑圧したり非難したりするのではなく、平和的な集会と表現の権利を保証しなければならない」

キューバならではの事情
キューバの国営通信会社のEtecsaは1994年に設立され、ブロードバンドとモバイル通信サーヴィス「Cubacel」の両方を提供している。ところが、政府はインターネットに接続できる利用者を厳しく制限し続け、16年になってようやく徐々にアクセスを開放し始めた。

そして19年になり、政府は個人宅や企業に対して初めて限定的な接続を認め始めた。このように政府が全面的にコントロールしていることに加えてユーザー基盤がまだ初期段階にあるため、政府は広い範囲でインターネットを停止することもプラットフォームごとにブロックすることも、比較的容易に実行できる。

「キューバでインターネットの重要性が高まり始めてから、すでに20〜30年が経っています。しかし、政府が国営の通信事業者を通じて地域のインフラをコントロールできるので、いまだにインターネットは制限されていて、料金も高くなっています」と、ラテンアメリカの人権団体「Derechos Digitales」で公共政策担当ディレクターを務めるファン・カルロス・ララは言う。「とはいえ、遮断したり検閲したりするのはキューバの政権だけではありません。中南米に限らず抗議活動が起きるたびに、遮断や検閲が始まるだろうとわたしたちは身構えるのです」

中国のオンライン検閲システム「グレートファイアウォール(金盾)」のように政府が完全にコントロールできるように設計されたシステムとは異なり、キューバでは特定のサイトやサーヴィスを当たり前のようにブラックリストに載せたりブロックしたりはしていない。これは基本的に、その必要がないからだ。

「現在の状況には大きな意味があります。なぜなら、キューバには偶然とはいえ“自由なインターネット”があったからです」と、NetBlocksのトーカーは語る。「しっかり監視されていましたが、あまりにアクセスが限定されていたことで、それほど検閲されていなかったのです」

今回の遮断についてEtecsaは公式発表をしておらず、『WIRED』US版からのコメント要請にも応じていない。

「この国でいま起きていること以上に、わたしたちのなかには孤立した地域で新型コロナウイルス感染症で体調が悪い親戚がいるという人がたくさんおり、唯一の通信手段がインターネットなのです」と、Twitterユーザーのフェリクス・エルネストは13日に通信事業者に訴えかけている。「モバイルデータ通信を復活させるか、答えるかしてください。このサーヴィスを必要としている人がたくさんいるのです」

867taro:2021/07/18(日) 03:49:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d75ca8dc4d897b00a8dee2a765725d300624eda?page=2

常態化するインターネット規制
インターネットの遮断やプラットフォームのブロック、監視、検閲は、デジタルコントロールを確実にするために大規模なインフラプロジェクトに投資しなければならなかったロシアやイランのような国々の専売特許ではない。ミャンマーやヴェネズエラなども抗議行動や混乱に際して同様の措置をとっており、デジタルインフラがより中央集権的であることで比較的容易に実行できた。

また、19年から20年にかけてカシミール地方で起きたように、プラットフォームのブロックやインターネットの全面的な遮断が数日、数週間、さらには数カ月にもわたって間断なく続くこともますます珍しくなくなっている。

デジタル権を主張する人々は、デジタルなコミュニケーションを抑圧するこうした手段がいまや世界中で完全に根を下ろし、ユーザーのアクセスを短期的に脅かし、主権者の情報格差(デジタルデヴァイド)を悪化させていると強調している。

「不正に対する抗議活動に関しては、いまでは民主主義国家においても常態化してしまったようです」と、Derechos Digitalesのララは語る。「インターネットは情報を発信する手段なので、コロンビアやエクアドルでは遮断が実施され、チリではコンテンツが削除され、ボリビアでは旧暫定政府時代にユーザーが監視されていました」

バラバラになるインターネット
こうした傾向は、インターネット創設時の理想とは真逆である。インターネットはひとつの団体や政府がコントロールできない完全に分散化された“知識の泉”になるはずだったのだ。

ところが実際は、インターネットのトラフィックをさまざまな理由で監視したりフィルタリングしたりするためにつくられた技術は、必然的に政府が国民に対しても使用できるようになる。その国のインターネットインフラを物理的に外部と接続しているノードが、1つか数個しか存在しない場合は、なおさらだろう。

「結局のところ、将来的に独裁体制を倒してほとんどの人が基本的なインターネットの自由を手に入れることができる唯一の方法は、分散型技術だと思います」と、デジタル権の擁護団体「Fight for the Future」副代表のエヴァン・グリアーは語る。

NetBlocksのトーカーも、デジタルコントロールの手口は驚くほど広まっており、強力な独裁政権からナイジェリアのように政情不安が続く民主主義国家まで、いまではあらゆる国で利用されていると言う。

「実際のところ世界規模で見ると、インターネットはすでにバラバラに分割されており、分散してはいるものの制御可能な単位に切り分けられているのです」とトーカーは指摘する。「地球規模の通信環境に関して言えば、大きなことが起きつつあるように感じます。インターネット上のどのノードにも、世界中のどのノードにでも接続できたと言えるのは、いまの世代が最後になるかもしれません」

LILY HAY NEWMAN

868taro:2021/07/19(月) 03:33:42
ハイチ大統領夫人が帰国 米フロリダ州の病院から

ハイチでモイーズ大統領が暗殺された際に銃撃を受けて負傷し、米南部フロリダ州の病院で治療を受けていたマルティヌ夫人が17日、ハイチに帰国した。現地メディアなどが報じた。

夫人は23日に予定されているモイーズ氏の葬儀のために帰国した。首都ポルトープランスの空港にプライベートジェットで到着した夫人は黒い服に防弾チョッキを身に着け、負傷し包帯を巻いた右腕をつっていた。言葉は発さなかった。(共同)



https://www.sankei.com/article/20210718-6R3GKZAPVFPV3C6YPBF7SQHYFM/

869taro:2021/07/19(月) 03:34:53
茂木外相、キューバ訪問中止 大規模抗議デモ理由か

中米・カリブ海のグアテマラなどを歴訪中の茂木敏充外相が、19日に予定していたキューバ訪問を取りやめたことが16日分かった。キューバ外務省関係者や現地の日本大使館が明らかにした。キューバで11日に政府への大規模抗議デモが起きたため、情勢を考慮したとみられる。

当初の予定では、グアテマラの後、パナマ、キューバ、ジャマイカを訪れ、キューバではロドリゲス外相やカブリサス副首相と会談することになっていた。

キューバのデモは、全土で数千人が食料や電力の不足に対し政府の対応を非難した。デモが原則禁止されている同国では極めて異例で、国際人権団体によると参加者150人以上が拘束された。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210717-CZYJFFNNYRLV7NTMH5GSBACZOY/

870taro:2021/07/19(月) 03:40:42
カリスマが亡くなり、変わりつつあるキューバ 〜キューバで反政府デモ

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月16日放送)に外交評論家で内閣官房参与の宮家邦彦が出演。キューバで起きている反政府デモについて解説した。

社会主義のキューバでは異例とも言える全国規模の反政府デモが起きている。反政府デモは先週末、ハバナから南約30キロの地域サン・アントニオ・デ・ロス・バニョスで始まり、すぐにキューバ全土に拡大した。デモには数千人が参加し、経済的崩壊や食料・医薬品の不足、物価上昇の他、政府の新型コロナウイルスへの対応などが原因とみられている。

飯田)カストロ兄弟から変わるというタイミングです。

宮家)カストロ兄弟がやっていた時期から、ものごとが少しずつ変わりつつあるのではないかという予感がします。それが新型コロナのパンデミックで加速化した、劇症化しているのだと思います。もともと経済的に厳しかったところで、さらに経済がおかしくなった。食料も医療品も足りないとなれば、国民は怒るのだけれども、いままではそれをある程度抑えて来たわけです。

宮家)フロリダとキューバの距離は近い。フロリダ州には亡命したキューバ系の人がたくさんいます。そのなかにグロリア・エステファンという人気歌手がいましたが、彼女はケネディセンターで殿堂入りしました。たまたまそのときのショーを昨晩(15日)YouTubeで観ていたのだけれど、フロリダ州のスペイン語のコミュニティがどれだけ大きいか、そしてどれだけキューバと近いかがよくわかりました。エステファンさんはキューバ生まれの女性歌手なのです。そういえば、オバマ政権のときにキューバとの関係を改善したでしょう。

飯田)しましたね。

宮家)トランプさんはそれに反対だったから、あまりキューバ関係では動いていなかったけれど、とにかく国交を正常化してからアメリカとの交流が始まり、その後カストロさんというカリスマが亡くなった。そこからあたりアメリカの情報やモノがキューバに入り、アメリカの人々との交流もあって、政府の力が徐々に弱くなって行ったのではないかなと思います。ですから、キューバはいままでとは少し違うのだと思います。キューバ政府はインターネットを遮断していますが、下手をすると今後キューバで相当厳しい弾圧、流血の惨事が起きる可能性があるので、それだけは避けて欲しいと思います。

飯田)そのとき、バイデン政権はどうすると思われますか?

宮家)なかなか手は出せないと思います。ロシアもいますしね、とにかく、キューバ危機が起きたところですから。当然、キューバにも応援団がいるので、アメリカも簡単には手を出せないけれども、それでも徐々にキューバが変わって行くことは間違いないのではないかという気がします。

https://news.yahoo.co.jp/articles/71e440ba869cdfe7345a2cfc7b526e526eaeb3fd

871taro:2021/07/20(火) 03:46:02
キューバ政権揺さぶるデモ 党トップ就任から3カ月

【ニューヨーク=平田雄介】カリブ海に浮かぶ共産党一党独裁の島国、キューバで11日に起きた異例の反政府デモは、党トップの第1書記に就任してから19日で3カ月となるディアスカネル大統領の政権基盤を揺さぶった。ディアスカネル氏は自己批判するとして国民の怒りをなだめる一方、「革命世代」の威光も借りつつ、指導的な活動家を相次いで拘束するなど締め付けを強めている。

デモは11日、首都ハバナ郊外の住民が1日8時間を超える停電に不満を訴えたのがきっかけだった。「解放」を求める住民の動画は瞬く間にインターネットの会員制交流サイト(SNS)で拡散。食料や医薬品の不足も訴えるデモとなって各地に波及した。一部は暴徒化し商店を襲った。

一党独裁体制で言論や集会の自由がないキューバで反政府デモが行われるのは珍しい。11日以降も各地で散発し、これまでに450人が逮捕され、1人が死亡したと伝えられる。

11日のデモには数千人が参加したとみられ、冷戦終結後の1991年に崩壊したソ連の後ろ盾がなくなり、景気が悪化した94年以来の大規模デモとされる。

4月の党大会でキューバ革命の英雄ラウル・カストロ氏(90)の後継として第1書記に就き、党と政府の最高権力を手にしたばかりのディアスカネル氏にとり、デモの早期収束は威信をかけた課題だ。

当局はSNSやメッセージアプリで政府を批判し、デモ拡大に影響を与えた若者らを相次ぎ拘束した。携帯電話向けネット通信も遮断し言論統制を図る。

ディアスカネル氏は14日、テレビ演説で「私たちの問題の批判的分析を実行しなければならない」と語り、物資不足に対する政府責任の一端を認める一方、デモを裏で操り「政情を不安定化させたのは米国だ」と責任転嫁した。

17日には政府主催の大規模集会が行われ、ラウル氏も出席。ディアスカネル氏はラウル氏の前で、米国の経済制裁を非難し、海外メディアのデモ報道に対しても「キューバ全土に拡散したかのような悪意のある解釈をした」と攻撃した。

デモ拡大の背景にあるのは生活の困窮だ。主要産業の一つ、砂糖の生産量は減少が続き、2019〜20年収穫期は過去最低水準に低迷。農地は荒れ、製糖工場は操業を停止、製品を運ぶ鉄道はさびついている。

さらに近年力を入れてきた観光業も昨年来の新型コロナウイルス禍で打撃を受けた。政府は国産ワクチン開発に成功したとしているが、新規感染者数と死者数は6月下旬から急増中。7月11日のデモ直前からは「感染爆発」とも言える状態が続く。

今年1月の通貨改革では物価が急騰。米国からキューバへの送金が停止される中、海外親族らの送金に生活資金を頼る人は食料など必需品の入手にも困る状況だ。

キューバでは昨年11月にも芸術家を中心としたデモが起きた。当時のデモに参加し、今回のデモを目撃した芸術家のウィマー・バーデシアさんは英メディアの取材に「キューバには未来がない。豊かで威厳ある生活がない」と訴えた。

https://www.sankei.com/article/20210719-Q4Q3ZLXGTVOANCR4CZ7JDWEE24/

872taro:2021/07/20(火) 03:51:27
ハイチ大統領暗殺、司法省元職員が指示か=コロンビア警察

[ボゴタ 16日 ロイター] - ハイチのモイーズ大統領が今月7日に暗殺された事件で、コロンビアのバルガス国家警察長官は16日、ハイチ司法省の元職員が暗殺を指示した可能性があるとの予備捜査の結果を明らかにした。

ハイチ、コロンビア、国際刑事警察機構(インターポール)の捜査によると、この元職員は犯行の3日前に暗殺を指示したとみられている。

元職員の所在は不明で、コメントは取れていない。

バルガス長官によると、元職員は情報機関と共同で汚職対策を進めており、コロンビアの元兵士2人に暗殺を指示した。証拠や情報源の詳細を明らかにされていない。

元兵士のうち1人はハイチ警察に殺害され、1人は身柄を拘束された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f490c8cf8a71e6c6a60dc6c79cf423d8432874c

873taro:2021/07/20(火) 03:52:16
米連邦地裁、移民救済措置は違法と判断 バイデン政権は控訴へ

[ワシントン 17日 ロイター] - 米テキサス州の連邦地裁は16日、幼少期に親に連れられて米国に不法入国した若者「ドリーマー」の強制送還を猶予する措置「DACA」について、2012年に当時のオバマ大統領が議会の手続きを経ずに大統領令で同措置を導入したことは権限を超えていたとし、違法との判断を下した。

訴訟はテキサス州をはじめとする複数の州が共同で提起していた。バイデン大統領は17日、地裁の判断は「非常に不本意」だと述べ、DACA保護に向けて司法省が控訴すると表明した。また、移民問題を管轄する国土安全保障省が近く、DACAの法的地位を強化するために新たな規制を打ち出すと明らかにした。

同地裁はDACA導入時の手続きは連邦行政手続法に違反すると判断した。同措置の適用を受けている人は65万人近くと多いため、今回の違法の判断は一時的に保留するとしながらも、新規申請の受け付けを停止するよう命じた。

バイデン氏は「同裁判所の命令は現在のDACA受益者に現時点で影響しないが、何十万人もの若い移民の将来を不確かなものにする判断だ」と非難した。

その上で、ドリーマーに米市民権取得の道を開くことで恒常的な問題解決を図れるのは議会だけだと強調した。

民主党は同党単独の3兆5000億ドル規模のインフラ投資法案にドリーマーの市民権取得に向けた措置を盛り込み、「財政調整措置(リコンシリエーション)」を使って単独で可決するとみられている。

バイデン氏は「議会がリコンシリエーションあるいは他の手段を用いて、あまりにも長く恐怖の中で暮らしてきた全てのドリーマーに安心を与えることを切に願う」と訴えた。

マヨルカス国土安全保障長官は、今回の地裁判断によってバイデン政権のドリーマー保護の取り組みが頓挫することはないと表明。判断に沿って、DACAの滞在資格更新申請の処理を継続すると述べた。

トランプ前大統領は2017年にDACA廃止を打ち出したが、連邦最高裁は昨年、撤廃は「恣意(しい)的で一貫性がない」ため、連邦行政手続法に違反するとして認めなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/03ef9bf6e7576b2011b7a24473b2979844ee4902

874taro:2021/07/20(火) 03:52:54
ジョゼフ暫定首相、辞意表明=ハイチ

【ワシントン・ロイター時事】カリブ海の島国ハイチのモイーズ大統領が7日に暗殺された後、大統領職継承を主張していたジョゼフ暫定首相が辞意を表明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5dc97735d8da51729fae4fb4d7b7a15677ef52e

875taro:2021/07/20(火) 03:57:29
「犯人らしい者は犯人ではない」ハイチ大統領暗殺事件をめぐる謎 当時警備員らは何をしていたのか...
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac33092571434df037a965da9b36f790834c0c9d

カリブ海の島国ハイチで起きた大統領暗殺事件は、映画『戦争の犬たち』のような外国人傭兵によるクーデターかと思わせたが、その背景により複雑な構図が浮上してきた。

事件は2021年7月7日、ハイチのジョブネル・モイーズ大統領が首都ポルトープランス近郊の私邸で武装集団に銃で殺害されたもので、ハイチ国家警察は武装集団の4人を射殺、コロンビア人とハイチ出身の米国人2人を含む17人を拘束した。

さらに11日、国家警察は武装集団の首謀者として、米国フロリダ州に住むハイチ出身のクリスチャン・エマニュエル・サノン医師を逮捕したと発表した。

サノン医師はかねてハイチの権力奪取の意欲をユーチューブで語っており、自宅からは多数の銃弾や銃の部品などが押収されたという。これで、事件はフレデリック・フォーサイス原作の映画『戦争の犬たち』のように、同医師が外国人兵士を傭いクーデターをはかったものということで一件落着かと思わせた。

シナリオ通りにいかぬ状況証拠
しかしその後『戦争の犬たち』のシナリオでは説明できないことが判明してきた。

その一つが、事件当時大統領の公邸の警備部隊が武装集団と戦った形跡がなく、死傷者も出ていないことだ。この2月にもクーデター未遂事件があったハイチでは大統領の警護は厳重で、通常私邸周辺には100人前後の兵士が配備されていたはずだという。(ニューヨーク・タイムズ紙電子版7月8日)

また、首謀者とされたサノン医師は2013年に米国で破産宣告をしており、その後の収入は月額5000ドル(約55万円)で、全員で30人前後になるといわれる傭兵を雇い、襲撃作戦を展開する資金的な余裕があったとは思えないことがある。

さらに、公邸が襲撃された際に武装集団がスピーカーで「DEAの作戦だ。抵抗するな!」と英語で通告したと言われる。DEAとは米国の麻薬取締局のことで、武装集団がその名を騙って私邸への侵入をはかったのかと考えられたが、その後警察に拘束されたハイチ出身の米国人の一人が、かつてDEAの潜入通報者であったことをDEAが認めたため、ことがややこしくなった。

大統領の警備隊長の不審な行動
そうした折もおり、傭兵の多くの出身地であるコロンビアの雑誌「セマーナ」電子版が「ジョブネル・モイーズ大統領の警備隊長は何をしにコロンビアに来ていたのか?」という記事を掲載した。

記事は、大統領警備部隊のディミトリ・ヘラルド隊長が暗殺事件の前に何回もコロンビアを訪れていたことを、隊長が利用したアビアンカ航空の便名をあげて指摘し、同隊長が襲撃作戦の打ち合わせや、傭兵の採用にも関わっていたのではないかと疑問を投げかけた。

またヘラルド隊長は、武器密売組織にもからんでいたと米国から疑いがかけられており、モイーズ大統領も同隊長を信用していなかったと同誌は報じている。

「共和国大統領ジョブネル・モイーズは、彼の警備部隊によって暗殺された。コロンビア人たちはハイチから請け負っただけだ」

ハイチのラジオ局「マジック9」は、その番組の中で前上院議員のスティーブン・ブノワ氏がこう語ったとツイートした。

その後、ヘラルド警備隊長は、ハイチ国家警察によって身柄を拘束され、取調べを受けていると伝えられる。

「犯人らしい者は本物の犯人ではない」
ハイチで、この事件が外国人傭兵によるクーデターだったと考える者は少ないようで、事件の背景には暗殺されたモイーズ大統領が、2021年2月に任期を終えているにも関わらず退任を拒否していたことをめぐるこの国の権力闘争があるという見方が有力だ。

また、元DEAの潜入通報者が襲撃グループに居たことで麻薬組織がらみの犯行か、あるいは大統領の警備隊長が関わる武器密売組織も関係していたかと犯人探しが始まっているが、今のところいずれも確証はない。

「犯人らしい者は本物の犯人ではない。それでいちばん得をする者が犯人だ」

以前ベテランの国際事件記者から教わったことだが、今回のハイチの大統領暗殺事件も、それで誰が「得をする」のかが分れば犯人像が見えてくるのかもしれない。

【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】

876taro:2021/07/21(水) 03:10:52
ハイチ暫定首相が辞任へ 新大統領選出まで医師が引き継ぎ

【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチのモイーズ大統領が7日に首都ポルトープランスの自宅で暗殺された事件で、政府関係者は19日、権限を継承していたジョゼフ暫定首相が辞意を表明したことを明らかにした。

 モイーズ氏が暗殺数日前に首相に任命していた神経外科医アリエル・アンリ氏が20日にも引き継ぐ見込み。

 AFP通信などによると、政府関係者は「ジョゼフ、アンリ両氏が話し合いを重ねた結果、アンリ氏を首相とする包括的な政府を編成するに至った」と述べた。アンリ氏の任期は、9月実施の選挙で選ばれる新大統領が就任するまでとなる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2bcf2518d799a5f07fa468dd6663f1db66aecbb

877taro:2021/07/21(水) 03:11:41
ハイチ大統領暗殺、黒幕はジョセフ暫定首相?

<モイーズ大統領は暗殺される2日前に新首相を指名しており、ジョセフは暫定首相の座を降りる予定だった>

カリブ海の島国ハイチのモイーズ大統領が首都ポルトープランスの私邸で暗殺されたのは7月7日未明のこと。

警察はコロンビア国籍の傭兵を中心とした28人の実行犯を特定し、FBIなど諸外国の関係機関と連携して捜査を進めているが、事件の全貌は依然として謎に包まれている。

そんななか、コロンビアのテレビ局が、ジョセフ暫定首相が事件の「黒幕」だと報じた。

モイーズは暗殺される2日前に神経外科医のアンリ元内相を新首相に指名しており、ジョセフは近いうちに暫定首相の座を降りる予定だった。

だが警察当局は報道翌日の記者会見で、この疑惑を強く否定。モイーズの警備チームを率いていた責任者の身柄を拘束し、取り調べていると明らかにした。

実際、警備担当者への疑念はハイチ国民の間にも広がっている。

押し入った武装集団に大統領が射殺され、その妻も負傷したというのに、警備担当者らがそろって無傷だった点が疑問視されているのだ(編集部注:ほかにも、野党の元上院議員、司法省の元職員といった「黒幕」説が出ている)。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/post-96723.php

878taro:2021/07/21(水) 03:15:20
メキシコ首都郊外に野良犬のシェルター、軍が救助しケア提供

メキシコで、現在は使われていない幼稚園の建物が、野良犬の保護施設として生まれ変わった。犬たちはメキシコ軍によって救助された。

メキシコ市郊外にあるこのシェルター「ドギーズ・オブ・サンタ・ルシア」は、以前幼稚園として使われていた建物に設置され、最大50匹の犬に医療ケア、食べ物、住まいを提供している。

軍の獣医、カルラ・メデジンさんは「シェルターの目的は犬たちに一時的な家を提供し、人間や他の犬たちとの生活に適応させ、新しい家族に引き取ってもらうこと」としたうえで、「その過程で、メキシコ軍は必要であれば医薬品を与え、けがの手当てや避妊手術をして、すべてのワクチン注射を行う」と話した。

中には、近くの空港で探知犬や医療警告犬になるため選ばれる犬もいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1045360c51ffcc1882467ebf01ede431966ff8c7

879taro:2021/07/21(水) 03:17:17
米、キューバデモ受けた最初の措置を近く発表へ=国務省高官

[ワシントン 19日 ロイター] - バイデン米政権は、対キューバ政策見直しの一環および大規模デモに対するキューバ政府の取り締まりを受けた対応策として、最初の措置を近く発表する見通しだ。複数の国務省高官が19日、匿名を条件にロイターに明らかにした。

バイデン大統領がキューバへのアプローチを軟化する用意はなく、キューバでの大規模反政府デモが米国の政策に大きな影響を及ぼすことを改めて示唆するものだ。

また複数の高官は、バイデン政権がキューバ政府への圧力を維持しつつ、キューバ国民の窮状を和らげる方策をなお検討していると明言した。

バイデン大統領は先週、米国民がキューバにいる家族に送金することへの規制について、現時点で緩める用意はないと表明。キューバ政府が資金の大部分を差し押さえる懸念があるためとした。キューバへの送金はトランプ前米政権の下で遮断された。

しかし、国務省高官の1人によると、米政府はキューバ政府の手に渡らない形で送金を復活させる方策を検討している。同高官は詳細については言及を避けたが、こうしたメカニズムの構築には時間がかかるとの認識を示した。

また、ある高官はキューバでの反政府デモ発生という「歴史的瞬間」を受けて、今やキューバが「最優先事項」になっていると指摘。ただ、デモ発生前から政策見直しの一環として検討されている、キューバをテロ支援国に指定している措置を解除するかどうかについては決定の予定はないと明らかにした。

多くのアナリストは、バイデン大統領は2022年の議会選を控え、対キューバ政策を慎重に扱う必要が出てくる可能性があると指摘している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a1f4d9051583ac9f1a1c84be473219843786ad5

880taro:2021/07/21(水) 03:22:25
ニカラグア臨時代理大使、拘束された反体制派「立候補認めず」

 中米ニカラグアのクラウディア・ペレス駐日臨時代理大使は20日、オンライン講演会を開き、反米左派のオルテガ政権が6月以降、反体制派を相次ぎ拘束している理由について「犯罪行為をしたためだ」と説明した。11月には大統領選や議会選が控えるが「こうした拘束者の立候補は認められない」との立場を強調した。

 ニカラグアでは2020年12月、オルテガ派が多数を占める国会で、クーデターや外国の干渉を促す人物などを「祖国への反逆者」として罰する法案を可決。AP通信などによると、6月以降、大統領選でオルテガ氏の対抗馬となる6人の候補者らを含む20人以上が拘束された。

 7月下旬〜8月上旬には大統領や副大統領の候補、国会や中米議会の選挙の候補者登録が予定されている。ペレス氏は、法律に違反すれば「候補者として認められない」と指摘。拘束された人たちが法律に違反しており、候補者として政党に所属しなければならない規定なども満たしていないと説明している。

 オルテガ氏は1979年、左翼ゲリラのサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)を率いて、ソモサ一族の独裁体制を倒した。84年の大統領選で初当選後、一度は下野したが、06年から長期政権を築いている。14年には憲法改正を主導し、大統領の再選禁止規定の撤廃を導いた。

 ペレス氏はオルテガ政権の施策を「第2の改革だ」と評価し、貧困層削減などの成果を達成したと強調。国際社会では反体制派の拘束に懸念が広がっているが、「ニカラグアは今、(自国の)民族主権や威厳、自決権を守る過程にある」として、オルテガ政権の方針を正当化した。【中村聡也】

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa9893218b22fb17d6ad249bec9f1a37ca05b828

881taro:2021/07/22(木) 03:22:34
茂木外相、中米カリブ諸国と「連携確認」 影響強める中国けん制

 7日間の中米・カリブ海3カ国歴訪の日程を終えた茂木敏充外相は20日午後(日本時間21日早朝)、訪問先のジャマイカでオンライン記者会見した。茂木氏は、ワクチン外交などをテコにこの地域で影響力を強める中国を念頭に、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性について認識を共有し、連携を確認できた」と歴訪の意義を強調した。

 また、韓国の文在寅大統領の訪日見送りに関しては「日韓関係を改善したいとの思いは日韓で共通しているのではないか」と指摘。相馬弘尚・駐韓国総括公使の不適切発言については「外交官として極めて不適切なもので遺憾だ」と述べた。

 茂木氏はグアテマラ、パナマ、ジャマイカを訪問して外相らと会談したほか、中米統合機構(SICA、8カ国)やカリブ共同体(カリコム、14カ国)とのオンラインを活用した外相会合にも臨んだ。世界に15カ国ある台湾承認国のうち8カ国が中米カリブに集中しており、歴訪には中国をけん制する狙いがあった。

 各会談では、東シナ海や南シナ海での中国の海洋進出などについても協議しており、茂木氏は「力による一方的な現状変更への試みに対する深刻な懸念も共有した」と強調。「一大勢力である中米カリブ諸国との連携を確認できたことは大きな成果だった」と述べた。【飼手勇介】

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1b0dfbb57ac692fab16338d1a0907a8270e5e88

882taro:2021/07/22(木) 03:23:24
ハイチ新首相にアンリ氏が正式就任、秩序回復と経済再建目指す

[ポルトープランス 20日 ロイター] - ハイチ政府は20日、新首相にアリエル・アンリ氏(71)を正式に任命した。モイーズ大統領が暗殺されて混乱した国内の秩序を取り戻し、経済を立て直すという重い課題を背負うことになる。

アンリ氏は、モイーズ氏が暗殺される数日前に次期首相に任命した人物。正式な就任手続きが行われないままモイーズ氏が死亡し、暫定首相を務めていたクロード・ジョセフ氏から職務を改めて引き継いだ。

就任演説に臨んだアンリ氏は、まずモイーズ氏に哀悼の意を捧げるために1分間黙とうした後、国民に対して「今は団結と安定を目指す時だ」と訴えるとともに、9月に予定している選挙でできるだけ多くの人が投票できる環境を整えると誓った。

ジョセフ氏も、アンリ氏への権限移行は選挙を円滑に行う目的があると説明。ただ大統領の不在、治安悪化、経済低迷などハイチが置かれた状況は厳しいと指摘した。

アンリ氏とジョセフ氏はともに、政府が秩序と安全を回復させるのと同時に、犯罪や新型コロナウイルスのパンデミックで打撃を受けた経済の基盤強化に取り組む必要があると強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d8ab43ff02159a1294d40b727d56812f5b2ce27

883taro:2021/07/23(金) 03:36:39
キューバ「カリブの春」が独裁を打倒するのに、決定的に欠いているもの
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/sns-50.php

<アメリカの「裏庭」でついに起きた全国デモ、「カリブの春」到来に見えるがネット頼みの活動には限界が>

7月11日の日曜だった。やや時代遅れの3G通信網でつながったキューバ市民が国中で一斉に街頭へ繰り出し、抗議の声を上げた。長年にわたる政治的抑圧と自由の剝奪から、最近の食料・医薬品不足、さらには新型コロナウイルスの感染拡大まで、不満は山ほど積み上がっていた。

結果は、まず予想どおり。国家評議会を率いるミゲル・ディアスカネル議長(61)は国営テレビに姿を現し、昔ながらの流儀で抗議の市民を「反革命分子」と決め付け、アメリカ政府に操られた「虫けら」と罵倒した。

カストロ兄弟の後を継いだディアスカネルはハイテク好きでモダンな男とされていたが、危機管理の手法は旧態依然。全国の革命家(つまり政府支持者)に「街頭へ出よ、まさに戦闘の命令は下された!」と呼び掛け、デモ隊を排除させたのだった。

この日の同時多発的な反政府デモに関して外国メディアが報じたのは、権力に対する恐れを捨てて「自由」や「独裁政権打倒」を公然と叫ぶ市民の姿だった。しかし、今なぜ人々が立ち上がったのか、どうしてそれが可能だったのか、そもそも何が問題なのかを正しく理解するには、街頭での抗議活動だけでなく、サイバー空間での市民の活動に目を向ける必要がある。

政府がメディアを牛耳る国
欧米の先進諸国では、今どきインターネットが「民主化」や「革命」の道具になると言っても笑われるだけだろう。現実にはひと握りの巨大IT企業がネット空間を支配し、ひたすらユーザーの個人情報を収集して金儲けに使い、フェイクニュースがばらまかれて社会が分断されても知らぬ顔。そういう状況に、みんな気付いている。

だがキューバのように政府がマスメディアを独占し、報道機関を政治宣伝の具としてきた国では事情が異なる。検閲と無縁な情報交換を可能にするSNSの普及は、政府と国民の力関係を変える劇的なチャンスとなり得る。

そう、フェイスブックやツイッターに代表されるSNSだ。欧米でこそ、こうした巨大SNSは今や自己満足の自撮り写真やワクチンに関する有害な偽情報を拡散させて社会を堕落・混乱させる存在と見なされているが、キューバのような国では国営メディアを通さないディレクタス(直接送達)、つまりストリーミングによる動画のライブ配信を可能にするメディアとして重要な役割を果たしている。その証拠が11日のデモだ。

884taro:2021/07/23(金) 03:38:09
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/sns-50_2.php

ちなみにキューバの活動家や独立系ジャーナリストは、フェイスブックよりもワッツアップやシグナル、テレグラムのようなアプリを使っている。通信内容が暗号化されているため、警察に傍受・妨害されにくいからだ。

キューバで携帯電話によるデータ通信が可能になったのは2018年12月のことだ。政府は「近代化」の証しとして導入したのだが、活動家たちは政府の思惑を超えて、これを「横のつながり」の道具として最大限に活用した。

結果、さまざまな市民運動が生まれ、全体主義体制の存続に不可欠な情報統制の2本柱(恐怖で国民を縛り、分断で国民の連帯を阻む)が損なわれた。米ワシントン・ポスト紙によれば、サービス開始からわずか半年で、220万もの国民がデータ通信の利用を始めていた。

一昨年にはLGBT(性的少数者)の権利拡大を求めるデモがあり、ゲーム好きの人が集まるネットワークSNETをつぶすなというデモも起きたが、いずれも呼び掛けはSNSを通じて行われた。

SNS運動に特定の指導者はいない
当時、独立系オンライン誌ユカバイトのノルヘス・ロドリゲスはワシントン・ポストにこう語っていた。当局は「参加者を拘束して指導者を捜したが無駄だった。SNS生まれの運動に、特定の指導者はいない」と。

言うまでもないが、ネットはキューバ国民と外部、とりわけ海外在住キューバ人との連携で重要な役割を果たす。しかし、もっと大事なのは国内で、市民の間に「横の情報伝達」を実現させる役割だ。

政府の目が届かないところで国民がつながるのは、全体主義国家にとっては由々しき事態。だから国営通信会社ETECSA(エテクサ)は今度も、ネット接続の遮断で対応した。ここ1年、何度も繰り返してきたことだ。

総人口1100万の4割に当たる420万人が携帯電話でネットを利用している現状からすれば、全体主義国家の当局としては当然の措置だろう。なにしろ昨年11月と今年1月には、文化省庁舎の前で若手アーティストや知識人による大規模で注目度抜群の抗議集会も起きていた。

今回の場合、しばらくは自宅や公共エリアのWi-Fiでアクセスできた人もいるようだが、11日午後4時すぎからの48時間は、全く携帯電話がつながらなかった。私自身、独立系ジャーナリストたちとの交信が途絶えた。

885taro:2021/07/23(金) 03:40:05
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/sns-50_3.php

ある人は首都ハバナの公園からこう伝えてきた。「独裁政権はきっと私たちを1人ずつ追跡して捕まえる。公園にも当局の連中が見回りに来ている。どうか、私たちを見捨てないでくれ」

別のブロガーは南部サンティアゴ・デ・クーバから送信してきた。「全国でネットが遮断されている。SNSやウェブを利用するにはVPN(仮想プライベートネットワーク)が必要だ。まあ、想定内の展開だな。唯一の通信会社が国営なら、こうなる。これで明らかだろう、私たちは今、独裁制の下で暮らしているんだ」

米フロリダ州マイアミ在住で、革新的なデータ報道プロジェクト「インベンタリオ」に携わっている人からも連絡が来た。キューバ政府による抑圧を追跡し、ネット上の交信データを調べているのだが、今回の遮断措置によって現地の仲間と連絡が取れなくなったという。

それでも彼は、抗議デモが確認されたキューバ国内の現場約100カ所を示す対話型の地図を仲間と共に2日がかりで作成した。ネット接続が遮断される前に現地から投稿された多数の動画の集大成だ。

独裁的な国家は、いわゆる「アラブの春」を目撃して以来、米ノースカロライナ大学の社会学者ゼイネップ・トゥフェクチの言う「ネット接続された公共圏」の発展を阻止するため、陰険な対策の数々を用意してきた。

当局側もネット作戦を開始
インターネット経由の社会運動は、爆発的であると同時に脆弱でもある。明確な指揮系統を持つ組織構造を欠くので、活動家たちは脆弱なネットでつながっているにすぎない。体制側はそこに目を付け、インターネットの混沌と開放性と「自由な」特質を逆手に取るのだ。

いいかげんな情報や嘘っぽいニュースがネット上にあふれているのは周知の事実。だからキューバのような独裁国家は検閲のやり方を変えようと思い立った。反体制的なサイトや書き込みを摘発・排除する(当然、国際社会から非難を浴びる)代わりに、ネットを「無用の長物」に変えてしまう手を編み出した。

例えば、トゥフェクチによると「オンラインメディアに対する中傷攻撃、体制派を動員して偽情報をばらまく、詐欺や脅迫でネット空間を荒らす」などの手法だ。これで一般国民がネットを信用しなくなれば権力側の勝ちだ。

「情報の拡散を防ぎ、さらなる抗議行動を阻止する作戦にとどまらない。偽情報で人々を混乱させ、人々がネットに抱いていた希望や信頼を失わせる活動も含まれる」と言うのは、メキシコ在住のキューバ人ジャーナリスト、ホセ・ラウル・ガジェゴだ。いい例が最近ネット上に出現した「カマグエイ州が自由国家を宣言し、デモ隊が共産党の地方幹部を捕らえた。警官は制服を脱いでデモに加わっている」というデマだ。

886taro:2021/07/23(金) 03:40:57
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/sns-50_4.php

まさしくトゥフェクチの言うとおり。キューバのような全体主義国家はインターネットの匿名性と遍在性を逆手に取り、国民に疑念を植え付け、ネットを通じた呼び掛けを阻止できる。

グーグルのエジプト法人で働きながらフェイスブックで反体制派のページを立ち上げ、2011年の「アラブの春」に火を付けたワエル・ゴニムは翌年に出した著書『革命2.0』で、SNSがエジプト民衆の蜂起に役立ったことを認めつつも、その後のプロセスで社会の二極化が進み、やがて独裁体制が戻った事実を踏まえ、SNSの利用には慎重になるべきだとしている。

実際、「社会の解放にはインターネットがあればいい」という当初の素朴な信念は完全な間違いだった。

SNSベースの運動は既存の何かを壊すには有効だが、民主主義のような体制を新たに築くには向かない。

7月11日にキューバ人が体制への恐怖を捨てて決起したことは特筆に値する。そこでインターネットが果たした役割も認められていい。だが、しかと肝に銘ずべきだ。社会の解放と国家の再建、そして自由の獲得と法治主義の実現には、もっと確固たるものが必要だと。

©2021 The Slate Group

887taro:2021/07/24(土) 03:20:25
米、キューバ国防相らに制裁 「デモ弾圧」を非難

【ワシントン=大内清】バイデン米政権は22日、キューバでの反政府デモ弾圧に関与したとして、同国のロペスミエラ国防相と内務省傘下の治安部隊に制裁を科すと発表した。バイデン大統領は同日、「キューバの人々を黙らせようとする大量拘束とみせかけの裁判を明確に非難する」との声明を出し、キューバ共産党政権への圧力を強める考えを示した。

キューバでは今月11日以降、停電の常態化や食料・医薬品の不足などに抗議するデモが各地で発生。数百人が逮捕されたり、弁護人もいない裁判にかけられたりしているとされる。米政府の発表によると、ロペスミエラ国防相や、「ブラックベレー」とも呼ばれる治安部隊はこうした弾圧で中心的役割を果たしている。

米政権は、デモを押さえ込むためにキューバ当局がインターネットを遮断するのを防ぐことや、キューバ系米国人らからキューバへの送金が当局の中間搾取を受けないようにするための措置を検討するとも表明。在ハバナ米大使館のスタッフを増員し、外交活動やキューバ人向けの領事業務を拡充するとした。

https://www.sankei.com/article/20210723-P5G2IBDLPFNSTHWCGCJPCMKFL4/

888taro:2021/07/25(日) 03:22:10
暗殺されたハイチ大統領の国葬 会場外から銃声

【7月24日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチで23日、暗殺されたジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領の国葬が行われた。厳戒態勢が敷かれたにもかかわらず、会場外から銃声が聞こえ、不安定な治安情勢が浮き彫りになった。

 7日未明に首都ポルトープランスの私邸で射殺されたモイーズ氏の遺体は、北部カパイシアン(Cap-Haitien)に埋葬された。



 葬儀は野外で数時間にわたって行われた。ハイチ国旗が掛けられたモイーズ氏のひつぎには大統領綬が載せられ、周りには花が飾られた。軍が警備を担当し、兵士が国歌と大統領のための歌を演奏した。

 ハイチ政府や各国の外交官の代表が一人ずつ、モイーズ氏の妻マルティーヌ(Martine Moise)氏の前で足を止め、お悔やみを述べた。マルティーヌ氏も暗殺事件で重傷を負い、米国で治療を受けていた。

 マルティーヌ氏は片腕をつって固定し、黒い帽子とマスクを身に着けていた。マスクの片側には、モイーズ氏の写真が付いていた。

 マルティーヌ氏は感情を込めた追悼のスピーチで、「これほどの罰を受けるべき罪を何か犯したというのか?」と問い掛け、モイーズ氏は「無残に殺される」まで、ハイチの「腐敗し不公正な」政治を浄化しようとしていたと主張した。

「一夜にして、彼はシステム全体が結集して自分に反対して結集していることに気付いた」と述べる一方、「報復や暴力」は望んでいないと述べた。

 マルティーヌ氏の称賛とは裏腹に、モイーズ氏は人気がなかった。多くの人々は、ハイチがさまざまな問題で進展がなかったとして、モイーズ氏を非難している。

 警察がカパイシアン市街で厳戒態勢を敷いていたにもかかわらず、葬儀中に銃声が鳴り響いて一部の参列者が途中退席するなど、ハイチの不安定な治安情勢を象徴する出来事もあった。(c)AFP/Valerie Baeriswy

https://www.afpbb.com/articles/-/3358218?cx_part=top_topstory&cx_position=3

889taro:2021/07/26(月) 03:15:25
人気観光地メキシコのトゥルムで進む環境汚染、ホテルやレストランの建設が影響か

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca7598b48cfc66dbc6aa9a7786b3540b6f8ea79f#:~:text=%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%81%A7%E3%81%AF,%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E3%80%81%E7%B7%A8%E9%9B%86%EF%BC%9A%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E4%BD%B3%E7%BE%8E%EF%BC%89

メキシコのトゥルムでは、セノーテの汚染が進んでいる。観光客の増加に伴う建設ラッシュのせいだ。

ホテルやレストランの建設は、天然のフィルターのような役割を果たしているマングローブを破壊している。

マングローブがないと、下水や化学物質、排泄物といった汚染物質はトゥルムの水路にどんどん流出してしまう。

人気の観光地メキシコのトゥルムでは、デジタルノマドやその他の観光客の増加に伴い、建設ラッシュが起きている。

新しいホテルやレストランは、観光客にとって大きな魅力となっている。しかし、建設ラッシュは環境に災いを及ぼしている。こうした開発のせいで、セノーテと呼ばれる、水をたたえた陥没穴や洞窟(しばしば泳ぐ人の姿も見られる) の汚染が進んでいるのだ。メキシコの環境・天然資源省によると、ユカタン半島にある約6000のセノーテのうち、およそ80%が汚染されているという。

問題の一因は、建設ラッシュの中で起きているマングローブの破壊だ。マングローブは汚染物質が流出しないよう、天然のフィルターのような役割を果たしている。マングローブがないと、下水や化学物質、排泄物といった汚染物質はトゥルムの水路にどんどん流出してしまう。

そうした汚染物質は地下水系に入り込み、海に広がる恐れもある。ダイバーたちは、排泄物によって汚染されるセノーテの様子を記録している。また、建設ラッシュはウミガメといった野生生物の自然生息地を破壊することで、彼らに損害を与えている。

国連大学の研究によると、メキシコのリビエラ・マヤ地区の帯水層には、鎮痛剤の化学物質やコカインといった違法薬物、デオドラント化粧品や歯磨き粉などパーソナルケア製品の残留物、流出した化学物質といった地下水汚染物質が含まれているという。

カンクンにある複数のセノーテの大腸菌群を調べた2020年の研究によると、セノーテの汚染は「ラグーンや入り江、サンゴ礁といった近くの生態系にも悪影響を及ぼし、そうした生態系や公衆衛生の深刻な荒廃をもたらす」可能性があるという。

そして、問題を大きくしているのが、セノーテがしばしばごみ廃棄場として使われているという事実だ。ユカタン半島の生活廃水の約25%は、この地域の帯水層に処理されないまま行き着いている。研究者らは、こうした行為を減らすには、地域の廃水処理や下水の管理体制の改善が必要不可欠だと指摘している。農業排水への対応も、もう1つの重要なステップだ。

[原文:Divers found human waste in Tulum's sinkholes and cave pools as a construction boom in the region destroys a natural water filtration system]

(翻訳、編集:山口佳美)

890taro:2021/07/26(月) 03:16:12
コスタリカ初の五輪体操選手は18歳、親子でつかんだ切符

【7月25日 AFP】コスタリカのルシアナ・アルバラド(Luciana Alvarado)選手(18)は、同国で初めて五輪に出場する体操選手だ。

 母親のシェーリー・レイド(Sherlly Reid)さんは、娘であるアルバラド選手のコーチを務める。レイドさんは「母親とコーチの役割を切り離す」のは簡単にいかないこともあるが、東京五輪への出場について「成功した家族のプロジェクト」だと話した。
 
 映像はコスタリカでの練習の様子、6月29日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e7312c42c391366655f13c1cbe01649d89b95b7

891taro:2021/07/28(水) 03:53:34
米など21カ国外相、キューバの反対派大量拘束非難=共同声明

[ワシントン 26日 ロイター] - 米国を含む21カ国の外相が26日、キューバの反政府運動を巡る大量拘束を非難するとともに、インターネット回線の完全復旧を求める共同声明を発表した。

声明は米国のほか、オーストリア、ブラジル、コロンビア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、エクアドル、エストニア、グアテマラ、ギリシャ、ホンジュラス、イスラエル、ラトビア、リトアニア、コソボ、モンテネグロ、北マケドニア、ポーランド、韓国、ウクライナが署名。米国のブリンケン国務長官は、「世界中の民主主義勢力が1つになってキューバ国民を支援し、不変の人権を求める国民の要求を尊重するよう同国政府に求めている」と述べた。

米国は先週、キューバで起きた市民による反政府デモに対する弾圧で人権侵害があったとして、キューバのミエラ国防相および内務省の治安部隊全体に制裁を科すと発表した。



https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb50d7329f9fbd0006fdfa2ca4d223f5a03d866

892taro:2021/07/28(水) 03:54:45
政府、ドミニカ共和国に200億円支援 コロナ対策

政府は27日、カリブ海のドミニカ共和国の新型コロナウイルス対策を支援するため、2億ドル(約220億円)を上限とする借款を供与すると発表した。現地を訪問中の宇都隆史外務副大臣が交換公文に署名した。

ドミニカ共和国は新型コロナで主要産業の観光分野が大打撃を受けた。借款は財政支援として使途を限定せず、コロナ禍からの経済回復に役立てる。同国は2018年に台湾と断交し、中国と国交を結んだ。日本としては中国の影響力拡大を牽制(けんせい)する狙いもある。


https://www.sankei.com/article/20210727-CPZM6AQN4JILDHD5KBNJSDFQ3E/

893taro:2021/07/28(水) 04:00:05
コスタリカの体操選手、演技中に片膝つき拳を突き上げる。Black Lives Matterへの敬意表明

コスタリカの体操選手が、東京オリンピックでの演技の中に片膝をつき、拳を高く突き上げるポーズを取り入れ、人種差別に抗議した。


18歳のルシアナ・アルバラド選手は、コスタリカからオリンピックに出場する初の体操選手だ。7月25日に行われた体操女子予選に出場したアルバラド選手。演技の最後に、拳を高く突き上げ、片膝をつく振り付けを披露した。

拳を突き上げるポーズはアメリカ代表の黒人選手が1968年メキシコシティ五輪で披露したジェスチャーで、「ブラック・パワー・サリュート」と呼ばれる。黒人差別への抗議の意思が込められており、オリンピック史上、最も有名な政治的ジェスチャーとして知られている。

そして、片膝をつく行為はアメリカプロフットボールリーグ(NFL)の選手らが始めたジェスチャーで、黒人への暴力や差別に抗議する「Black Lives Matter」運動の高まりとともにスポーツ界に広がった。

AP通信は、 アルバラド選手はこの振り付けを披露することで、「Black Lives Matter」に敬意をあらわしたと伝えている。同選手は、オリンピックというグローバルな舞台で平等な権利を訴えることの大切さを強調したい、と語ったという。

「私たちは皆同じです。そして私たちは皆美しく、素晴らしいのです」とコメントしたという。

アスリートが意見表明
オリンピックでは歴史上、アスリートの意見表明は禁じられてきた。しかし国際オリンピック委員会(IOC)は今大会から方針を変え、一定の条件下であれば、メッセージ性を含む行為をすることが認められた。

今大会でも、サッカー女子チームなどが試合前に片膝をつく行為を見せている。

一方で、表彰式や開閉会式、選手村などの場でこうした行為をすることは、引き続き禁じられている。

CBSニュースは、アルバラド選手の行為は演技の中に含まれていたため、処分の対象となる可能性は低いと報じた。

アルバラドはこの演技で12.166点を獲得。決勝進出は叶わなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7ea2d20d734ab90e619526c6988ad0174980f8

894taro:2021/07/28(水) 04:03:35
キューバ制裁解除、決断を=米大統領に促す―メキシコ大統領

【サンパウロ時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は26日、バイデン米大統領に対し、キューバへの制裁を解く「決断」を下すよう促した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac8a9c2c75a0d6654d4f78e9da0db86936935a19

895taro:2021/07/28(水) 04:04:27
古代の球技、おしりでボールをコントロール! グアテマラ

【7月27日 AFP】古代の球技を練習するグアテマラのマヤ系先住民。腰やおしりでのみボールに触れることができるこの球技は、約3000年前にまでその起源をさかのぼることができるという。グアテマラには11チームが存在し、どのチームも12月上旬にメキシコで開催予定の国際大会に照準を合わせて練習に励んでいる。6月20日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/26650e30d7ad855808877a66a54531e2c75c38af

896taro:2021/07/29(木) 03:20:23
メキシコがキューバに支援物資 米制裁を「非人道的」と批判

【ニューヨーク=平田雄介】メキシコで左派政権を率いるロペスオブラドール大統領は27日、新型コロナウイルス危機の中、電力や食料、医薬品が不足し困窮するカリブ海の島国キューバへの人道支援を本格化したと発表し、米国によるキューバへの経済制裁を「非人道的だ」と批判した。

ロイター通信によると、軽油10万バレルを積んだメキシコ国営石油会社の船が26日、キューバの首都ハバナ港に到着。27、28両日もメキシコのカリブ海に面したベラクルス港から食料品や酸素ボンベ、医薬品を積んだ船が出発するという。

キューバのマルミエルカ貿易相はツイッターで「わが国は孤独ではない」とメキシコへの謝意を示した。

ロペスオブラドール氏はバイデン米大統領に制裁措置の再考を求め、メキシコの石油支援でキューバの病院の電力供給が可能になることに期待を示していた。

また、27日の会見では対米関係悪化のリスクを問われ、「メキシコは独立した国家だ」と強調。人道支援の是非の判断は主権の問題だとの見方を示した。

米キューバ貿易経済評議会(本部=ニューヨーク)によると、米国の経済制裁は、米国からキューバへの輸出を規制することに主眼があり、メキシコ産石油をキューバへ売却したり寄付したりすることを防ぐ具体的な措置はないという。

https://www.sankei.com/article/20210728-2HVXFGLDMZNRLCXQMK73XDOMZA/

897taro:2021/07/29(木) 03:28:51
ハイチ大統領暗殺、主任警護官を逮捕

【7月27日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチの警察は26日、今月上旬に起きたジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領暗殺事件の捜査の一環で、大統領警護隊の主任警護官を逮捕したと発表した。

 逮捕されたのはジャン・ラゲル・シビル(Jean Laguel Civil)容疑者。モイーズ氏は今月7日未明、自宅で武装集団に襲撃され暗殺された。武装集団は侵入する際、発砲することなく大統領警護隊の警備をすり抜けており、シビル容疑者の関与が疑われている。

 シビル容疑者は先に身柄を拘束されており、首都ポルトープランス近郊デルマ(Delmas)にある刑事施設で独房に勾留されている。

 警察はAFPに対し、モイーズ大統領暗殺事件の捜査対象としてシビル容疑者を逮捕したことを認めた。

 また、ポルトープランスの裁判所は既に、モイーズ大統領の警護を担当していた警察官4人の出国を禁じるよう入国管理局に命じている。

 さらに警察は、モイーズ氏に解任されたウェンデル・コック・テロ(Wendelle Coq Thelot)破棄院(最高裁)元判事に対する令状を出した。

 モイーズ氏暗殺について警察は、外国とのつながりを持つハイチ人グループが計画・組織したとみており、これまでにコロンビア人の傭兵(ようへい)約20人を逮捕している。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3358592

898taro:2021/07/29(木) 03:41:29
昨年の殺人犠牲、3万6579人 日本企業集中地が突出 メキシコ

 【サンパウロ時事】メキシコ国立統計地理情報庁は27日、2020年の殺人の犠牲者数が速報値で3万6579人だったと発表した。

 過去最悪の18年から106人、昨年から82人減少したものの、殺人発生率は人口10万人当たり29人と変わらず。近年0.3人で推移している日本の約97倍に達している。

 メキシコでは新型コロナウイルス禍中でも麻薬カルテルの勢力争いは衰えを見せず、犠牲者の多くは抗争に巻き込まれたとみられる。ロペスオブラドール大統領は治安改善を公約の一つに掲げていたが、「思うように殺人を減らせていないが、少なくとも何とか増加は抑えている」(5日の記者会見)と苦しい胸の内を明かしている。

 被害者数が最も多かったのは、3年連続で日本の自動車関連企業が多く進出している中部グアナフアト州。前年比1354人増の5373人と突出した。日本人学校がある同州イラプアトでは、20年6月と7月に相次いで薬物リハビリ施設が銃撃され、34人が死亡している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/72401b91e1e080e1ca3612686495505117dccdfc

899taro:2021/07/30(金) 03:21:51
【映像】犯罪に立ち向かう先住民ら メキシコ南部で自警団を結成

パンテルオ、メキシコ、7月29日(AP)― 数百人の武装グループが7月26日、メキシコ南部チアパス高地にある町パンテルオを襲撃し、車や住宅に放火、町役場を荒らして、21人の住民を拉致した。
 町を襲ったのは、麻薬カルテルから先住民のコミュニティーを守ろうと言う目的で結成されたばかりの自警団で、「エル・マチェテ」(山刀)と名乗っている。
 自警団の構成員は主に、チアパス高地で暮らすマヤ人の一派ツォツィル族で、拉致した21人は“人殺しと麻薬密売人”で、放火した車や住宅はすべて犯罪者らの所有物だと主張。
 拉致された人質は、自警団の拠点に連行されたといわれている。
 町の広場で開かれた集会で、エル・マチェテの代表は「先住民の命が大事かどうか、大統領に決めてもらおうではないか」と支持者らに呼び掛けた。
 これに対して、メキシコのロペスオブラドール大統領は「自警団の存在を認めるわけにはいかない」と、エル・マチェテの呼び掛けを拒否した。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/be8f3db6d950fd244ccfccca4fdaf5494a44d24b

900taro:2021/07/30(金) 03:22:18
ハイチ、極力早期の選挙実施に向け環境整備へ=新首相

[ポルトープランス 28日 ロイター] - ハイチのアリエル・アンリ新首相(71)は28日、政府としてできるだけ速やかに選挙を行なう環境を整えると表明した。

ハイチは既に政治が機能不全に陥り、経済低迷、ギャングの活動による暴力増加に苦しんでいるが、今月モイーズ大統領が暗殺されて混乱が一段と深まっている。

西側諸国は、ハイチ政府に民主的に正当性を与えるため可能なかぎり速やかに新指導者を選出するよう同国に促している。現時点で、大統領選と議会選は、9月に実施予定。

アンリ首相は、先週の就任以来初の記者会見で、「この政府の責務はできるだけ早期に選挙実施の環境を整えることだ」と述べた。

また、政府内の信頼再構築に努めるとし、今後の進行方法を巡るコンセンサス作りのため民間や政治指導者らと対話を持つと説明。選挙実施の障害となり得る「問題要素」をすべて排除していくとしたが、詳細には触れず、選挙日程の目標も明らかにしなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/07b26d4d159b9a5f6fbd14eca9225ab8c4ac1102

901taro:2021/07/31(土) 03:32:06
実際は35%多かった 昨年のコロナ死者数 メキシコ

 【メキシコ市AFP時事】メキシコの国家統計当局は29日、新型コロナウイルス感染による昨年の死者数が公式発表より35%多く、20万1163人だったと発表した。

 保健省は、昨年の死者数を14万8629人と公表していた。保健省は、病院での死者を集計しただけだったが、今回の統計では自宅などでの犠牲者も含めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd904c0fbc91cbe1bbad4c623d4d49c51259b226

902taro:2021/07/31(土) 03:33:05
元ゲリラと元ミス選出=11月の大統領選野党候補―ニカラグア

 【マナグアAFP時事】中米ニカラグアで、11月の大統領選に向け、野党連合が28日、大統領・副大統領候補に元親米右派ゲリラと元ミス・ニカラグアのコンビを選出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/75231866c736a7edcf16b3775a6abff5874d0e15

903taro:2021/08/01(日) 03:24:33
米、対キューバ圧力強化 デモ抑圧「失敗した政権」

バイデン米大統領は30日、ホワイトハウスでキューバ系米国人らと会談し、キューバの現体制を「失敗した共産主義政権」と批判、同国で今月起きた大規模なデモを支持する姿勢を示した。デモ隊を抑圧したとして、同国の警察とその幹部2人に対し、米国内に保有する資産凍結などの追加制裁を発表。圧力をさらに強化した。

22日にはバイデン政権下で初めてのキューバ制裁がミエラ国防相らに対して出されており、今回の措置はこれに続くもの。バイデン氏は会談で「自由を求める声が聞こえてくる」と述べ、デモに寄り添う姿勢を表明した。さらなる制裁の可能性について「キューバに大きな変革がない限り、あるだろう」と語った。

バイデン氏は、キューバ系米国人がキューバ当局を通さず現地の親族らに直接送金できる方法を検討するよう財務、国務両省に指示したことも明らかにした。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210731-MYQIJG4KIRPZXAPLMNLC6HEF3Y/

904taro:2021/08/04(水) 03:30:31
オルテガ大統領の出馬決定 5回目の当選目指す 中米ニカラグア

 【サンパウロ時事】中米ニカラグアからの報道によると、同国の左派与党、サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)は2日、ダニエル・オルテガ大統領(75)を11月の大統領選の候補者に擁立することを決定した。

 オルテガ氏が当選すれば通算5回目。副大統領候補には妻で現職のロサリオ・ムリジョ氏(70)が立つ。

 ゲリラ出身で反米左派のオルテガ氏は、2014年に憲法の連続再選禁止規定を撤廃。07年の政権復帰以降4期連続の当選を目指すことになる。

 オルテガ氏は近年、強権姿勢を強めており、ライバルと目される野党政治家ら30人以上を次々に拘束。欧米諸国から強い非難を浴びている。欧州連合(EU)は今月2日、「ニカラグアの政治状況はここ数カ月、悪化の一途をたどっている」として、ムリジョ氏を含む8人を制裁対象に加えた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2440445c7dcefda339f12315021f5fc099f64ec0

905taro:2021/08/06(金) 03:07:20
メキシコ政府、米国の銃メーカー11社提訴「多くの事件で使用」

 メキシコ政府は4日、違法な武器取引を助長する不正な商行為を行っているとして、米国の銃器製造会社11社を米マサチューセッツ州ボストンの連邦裁判所に提訴した、と発表した。

 メキシコでは年間3万5千人以上が殺されている。政府は多くの事件で米国製の銃が使われているとし、銃器メーカーが「自社の銃が不正な活動に利用されていることを認識している」と主張している。

 メキシコ外務省の発表や現地報道によると、被告はスミス・アンド・ウェッソン社やベレッタ社、コルト社など有名メーカーを含む11社。違法な銃器による殺人などの事件だけでなく、政府が犯罪組織対策に費やす公的なコストや、観光などの産業に与えている損失も含めた損害を賠償するよう求めた。メキシコ政府の試算では、賠償の対象となる額は同国の国内総生産の約2%に相当する規模だという。

 前例のない訴訟に踏み切った背景には、最悪の治安状況がある。メキシコ政府の発表によると、2020年の殺人件数は3万5千人を超え、過去最悪を記録した19年と同水準だった。毎日100人近くが殺害されている計算になる。

 麻薬の一大消費地の米国に隣接するメキシコでは、麻薬密売を取り仕切るカルテルが、政界や治安組織にも浸透している。組織間の抗争や治安部隊との銃撃戦で市民も巻き添えになっており、治安対策が長年の課題だ。

朝日新聞デジタル

https://news.livedoor.com/article/detail/20649995/

906taro:2021/08/06(金) 03:13:14
【映像】麻薬犯罪組織と戦う自警団 メキシコ南部で犯罪者ら拉致

パンテルオ、メキシコ、8月5日(AP)― メキシコ先住民族の自警団に拉致された21人の解放を求める政府と、政府に対する自警団の要求を協議する両代表の会合が8月3日、同国南部チアパス州のパンテルオで開かれた。
 チアパス高地で暮らすマヤ人の一派ツォツィル族が主体となって結成された、「エル・マチェテ」(山刀)と名乗る自警団が7月26日、パンテルオの町を襲撃し、車や住宅に放火、町役場を荒らして21人の住民を拉致した。
 麻薬カルテルから先住民のコミュニティーを守ろうという目的で結成された自警団は、拉致した21人は“人殺しと麻薬密売人”で、放火した車や住宅はすべて犯罪者らの所有物だと主張。拉致された21人は、人質として自警団の拠点に連行され、保護されているといわれている。
 麻薬組織や犯罪集団がはびこるメキシコの一部では、自らを守るために立ち上がった住民が自警団を結成する動きが広まっている。
 会合で自警団の代表は、政府に対して組織犯罪の問題を適切に認識し、21人の訴追を要求。これに対して、政府代表は「拉致された21人の健康状態の証明が先だ」と回答した。
 また、自警団は協議で、6月6日の選挙で選出された市長を拒否。10月1日に住民投票を実施して、新市長を選出することで政府の合意を取り付けた。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e83412265dc76f6aadb8e03f623a30da3c39ebfe

907taro:2021/08/06(金) 03:15:46
デルタ変異株、米州で感染拡大 汎米保健機構「非常に憂慮」

[メキシコ市 4日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)は4日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ」について、米州の約20カ国に感染が広がっており、「非常に憂慮される」との見解を示した。

また、別の変異株「ラムダ」について注視していることも明らかにした。

PAHOのエティエンヌ事務局長は、米国や中南米・カリブ諸国におけるデルタ株感染の拡大に対し、各国政府はマスク着用などの予防措置を優先し、特にワクチンの接種ペースを加速させるべきだと強調。

記者団に対し「デルタ型では感染がより容易に広がるとみられ、憂慮される。気を緩めている余裕はない」と語った。

中南米・カリブ諸国でワクチン接種を完了した人の割合は現時点でわずか18%にとどまっているという。

また、新型コロナの感染拡大は北米(特に米南部や東部)とメキシコ中部の一部で加速していると指摘。

グアテマラ、ブラジル、キューバでも新規感染者が増加していると述べた。

PAHOの新型コロナ・インシデントマネジャー、シルバン・アルディギエーリ氏は、米州では「アルファ」「ガンマ」といった変異株への感染例が依然として多いものの、アルゼンチンやペルー、チリ、エクアドルなど深刻な打撃を受けている南米諸国で最近ラムダ型が検出されていると指摘。

「ラムダはわれわれが関心を持っている変異株で、デルタは極めて憂慮すべき変異株だ」と語った。

ラムダについては、感染能力が高い可能性はあるが、現時点では症状を重症化させるリスクが高いと推測できる証拠がないとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abea99ebbb8ad7297e47ecdfd1cea07b4d1b8df7

908taro:2021/08/07(土) 03:27:48
メキシコの貧困率、人口の約半分に上昇 コロナ禍で事態悪化

[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコが5日に発表した政府統計で、昨年末時点における同国の貧困率が約44%に達していたことが分かった。新型コロナウイルス感染流行に伴う大幅な財政削減と企業閉鎖、レイオフによる経済低迷が事態を悪化させたという。

公式基準が定める貧困以下のレベルに陥った人々は、ロペス・オブラドール大統領が就任した2018年末から380万人増加し、2020年には総計で5600万人に達した。

国家社会開発政策評価評議会(Coneval)の統計でも、同じ期間の全人口に対する極貧率は7%から8.5%(約1100万人)に上昇した。

Conevalは声明で、「新型コロナによる衛生上の非常事態は、あらゆる側面で社会発展に向けた政策の課題を深刻化させた。特に、所得、医療、教育、メキシコ国民の食糧事情の課題が深刻となった」と指摘した。

メキシコでは、貧困の所得水準は地方で月収111ドル前後、都市部で170ドル前後。極貧の所得水準は基本的に必要な食糧の購入が困難なレベルで、地方では月収63ドル以下、都市部では88ドル以下と規定されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/36369aa8c4aca22ae4f72034cab9fa370de54a83

909taro:2021/08/08(日) 03:28:45
メキシコ国境に“麻薬トンネル”換気設備にレールも(2021年8月7日)

 アメリカと国境を接するメキシコの町で全長60メートルほどの地下トンネルが見つかりました。入口は住宅の内部にあり、麻薬の密売組織がアメリカとつなぐために掘ったということです。

 住宅の内部に掘られた穴。

 地下へと続くはしごの横には、電動の昇降機まで備え付けられています。

 アメリカとメキシコの当局は2日、国境近くの町メキシコ・メヒカリで地下トンネルを発見したと発表しました。

 トンネルは全長が約56メートルで、メキシコ側からアメリカに向かって掘り進められていました。

 住宅の内部から掘り進められた穴は国境を1メートル程越えたところで終わり、アメリカ側には出口がなく、未完成だったとみられています。

 当局によりますと、トンネルは麻薬密売組織が掘り進めたもので、換気設備や台車付きのレールも備え付けられていました。

 メキシコのメヒカリはアメリカとの国境に接した町で、以前にも密輸用のトンネルが何度も発見されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


https://www.youtube.com/watch?v=INZMGEcnqrE

910taro:2021/08/08(日) 03:35:07
有力野党連合を排除=ニカラグア大統領選

 【マナグアAFP時事】ニカラグア選管は6日、元「ミス・ニカラグア」のベレニセ・ケサダ氏を副大統領候補に据えた有力野党連合「自由のための市民たち(C×L)」から11月7日投票の大統領選参加資格を剥奪した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c6230fb17d262294997849104c5305cf2b2ebd9

911taro:2021/08/08(日) 03:36:04
有力野党連合を排除 ニカラグア大統領選

 【マナグアAFP時事】ニカラグア選管は6日、元「ミス・ニカラグア」のベレニセ・ケサダ氏を副大統領候補に据えた有力野党連合「自由のための市民たち(C×L)」から11月7日投票の大統領選参加資格を剥奪した。

 代表者らが米国との二重国籍で「明らかに違法」と判断した。

 2007年から権力を握るオルテガ大統領は、対抗し得る野党候補が登場すると、なりふり構わず弾圧している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f7a89815f52a4d894fc953cf6848a98ca71cc416

912taro:2021/08/09(月) 03:26:31
ニカラグアで野党弾圧に拍車 米、大統領選の「信ぴょう性すべて失われた」

【AFP=時事】11月に大統領選が予定されている中米ニカラグアで野党弾圧が強まっている。米国のアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官は7日、選挙の「信ぴょう性がすべて失われた」として、強権的なダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領を非難した。

 ニカラグアの選挙管理委員会は6日、有力野党連合「自由のための市民たち(CXL)」から11月7日の大統領選の参加資格を剥奪した。

 ブリンケン氏は、「オルテガ氏の敗北への恐怖が引き起こした、政権による非民主的で権威主義な直近の行為で、自由で公正な選挙が実施されるという期待が完全に消滅したと米国は考える」と述べた。

「最終的にもたらされる結果を含め、この選挙過程の信ぴょう性はすべて失われた」

 2007年から政権を握るオルテガ氏は、妻で副大統領のロサリオ・ムリジョ(Rosario Murillo)氏と共に、4期連続の当選を目指している。

 この2か月で大統領候補と目される7人を含む野党勢力の少なくとも31人が当局に拘束され、昨年12月に可決された法を根拠に国家反逆罪や国家主権を脅かした罪に問われている。この法はオルテガ氏に対抗する反体制派を排除する手段だと非難されている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f6e8e1b4eb8d256f0b69b706a0b020bba15bb9b

913taro:2021/08/11(水) 03:33:57
ハリス米副大統領、メキシコ大統領と移民・中米経済強化など協議

[メキシコ市 9日 ロイター] - ハリス米副大統領は9日、メキシコのロペスオブラドール大統領と移民問題や新型コロナウイルス対策、中米経済の強化の必要性について電話で協議した。

ホワイトハウスが声明を発表した。

ロペスオブラドール氏は、協議は良好だったとツイッターに投稿し、詳細については10日に公表する考えを示した。

ホワイトハウスによると、両氏は米・メキシコ国境への「不正な移民」に対処する二国間の既存の協力について協議し、農業や気候変動対策への投資を通じて中米経済を強化することで一致した。

ハリス氏は、中米における移民の根本的な原因への対応に向けて米国が7月29日に公表した戦略など、米国の取り組みの現状について報告した。

また、新型コロナワクチンについて、これまでにメキシコに送った400万回分に加え、追加提供にコミットしていると伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7076b36eb7f3624cb2d07b613fc8c156d5fb4ef8

914taro:2021/08/11(水) 03:49:49
ビットコインはエルサルバドル経済の救世主になるか…メリットとデメリットをバンカメが分析

バンク・オブ・アメリカ(BofA)によると、エルサルバドルの経済は、ビットコインの導入によって海外送金の決済コストを下げることで活性化する可能性があるという。

また、ビットコインによって経済のデジタル化が促進され、アメリカからの投資が増える可能性があるとも述べている。

しかし、ビットコインは激しく乱高下するため、全体としては悲観的な見方を変えていない。

多くの金融機関と同様、バンク・オブ・アメリカ(BofA)も、エルサルバドルがビットコインを法定通貨として採用することは、潜在的な利益よりもリスクの方が大きいとしている。

しかし、同行のアナリストは7月下旬に発表したノートで、移民した人がエルサルバドルに送金しやすくなる、銀行業務のデジタル化に役立つ、アメリカとのビジネスが拡大するなど、多くの利点があると述べている。

「(ビットコインの法定通貨化に対し)市場は過度に悲観的になっており、利点が見落とされている。ただし、これらの利点は確かに不確実なものではある」と、ラテンアメリカのストラテジストのクラウディオ・イリゴエン(Claudio Irigoyen)らがノートで述べている。

海外からの送金手数料が安くなる
多くの発展途上国と同様に、エルサルバドルでも海外からの送金が、経済の大きな部分を占めている。国外で出稼ぎをしている労働者が本国に送金する額がGDPの24%を占めるほどだ。

ビットコインを利用すると、エルサルバドルへの送金コストが下がり、経済に貢献できる可能性があるとBofAは述べている。銀行を介した国際送金の平均的なコストは10%以上だが、ビットコインを使用すればもっと安くなる可能性がある。しかし、ビットコインはボラティリティが高く、取引手数料も大きく変動するかもしれない。

経済のデジタル化に役立つ
BofAによるとエルサルバドルの成人の70%以上が銀行口座を持っていないという。しかし、デジタルマネーの一種であるビットコインはスマートフォンのアプリなどで簡単に利用できる。

「そのため、ビットコインを通じて電子決済へのアクセスを民主化することは、革新的な取り組みだといえる」とBofAのアナリストは述べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b193a399480ef449f208aa8aa870dd6f74a44d8

915taro:2021/08/12(木) 06:09:28
メキシコ大統領、バイデン氏を招待 9月下旬

[メキシコ市 11日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は11日、バイデン米大統領が9月下旬に同国を訪問するよう招待したと明らかにした。

10日には、米国のマヨルカス国土安全保障長官やサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)ら米政府高官が訪問先のメキシコ市で同国のエブラルド外相と会談し、移民対策における2国間協力の拡大について協議した。

ホワイトハウスは10日の協議について「高官らは移民問題の根本的な原因に対処するため、メキシコ南部と中米での開発促進の重要性を強調し、人権を尊重する安全で秩序ある移民管理での連携を約束した」と述べた。

9日には、ハリス米副大統領がロペスオブラドール大統領と移民問題や新型コロナウイルス対策、中米経済の強化の必要性について電話で協議した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/814e15a42d60b34d46082b04e6d7a92a3b4f17ee

916taro:2021/08/12(木) 06:10:15
米・メキシコ閣僚ら会談、移民対策での協力拡大巡り

[メキシコ市 10日 ロイター] - 米国のマヨルカス国土安全保障長官ら米政府高官は訪問先のメキシコ市でメキシコのエブラルド外相と会談し、移民対策における2国間協力の拡大について協議した。メキシコ外務省が10日夜、明らかにした。

会談には米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と 米国家安全保障会議(NSC)の西半球担当シニアディレクター、フアン・ゴンサレス氏も加わった。

メキシコ外務省は協議終了後「代表団は、移民や難民申請者の人権を尊重した上で、秩序があり安全で規則的な移民の流れを図るための協力拡大で合意した」と説明した。

エブラルド外相は協議後、米国との関係は「非常に順調」で、会談は「生産的」だったとツイッターに投稿した。

会談前の会見で同氏は、米国との国境再開に向けた取り組みや中米からの移民抑制のために米国が提案した措置が話し合われると述べていた。

メキシコのロペスオブラドール大統領はハリス米副大統領と9日に電話協議を開き、移民問題やコロナ対策、中米経済の強化の必要性について話し合ったばかり。

エブラルド氏によると、この電話会談で米国側は米モデルナのコロナワクチン350万回分と英アストラゼネカのコロナワクチン最大500万回分をメキシコに送ることで合意した。

米国によるメキシコからの不要不急の陸路入国禁止措置は8月21日に期限を迎えるが、エブラルド氏は同日までの国境再開は見込んでおらず、さらに時間がかかるだろうと述べた。

ロペスオブラドール氏は記者会見で、ハリス氏とは国境再開の必要性について見解が一致したが、具体的な時期の見通しは米側から示されなかったと述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/33681cd33fdaaa724deb5bce2a5a36953c295af0

917taro:2021/08/15(日) 05:24:59
ハイチでM7・2 深刻な被害か

米地質調査所(USGS)によると、カリブ海のハイチ西部で14日午前8時29分(日本時間午後9時29分)ごろ、マグニチュード(M)7・2の地震があった。震源の深さは10・0キロ。ロイター通信によると、深刻な被害が出ている恐れがある。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210815-A5JS6BXUDRKYLN7CT5UGK7W2WI/

918taro:2021/08/15(日) 05:32:52
ハイチでM7.2の地震 複数の死者か 公式発表なし

 米地質調査所(USGS)によると、カリブの島国ハイチ西部で14日午前8時半(日本時間午後9時半)ごろ、マグニチュード(M)7・2の地震があった。震源は西部セントルイスドゥスドゥの北東12キロ付近で、震源の深さは約10キロ。AFP通信によると、当局は複数の死者を確認したとしている。

 ロイター通信によると、揺れは首都ポルトープランスでも感じられ、建物の倒壊を恐れた住民が街路に飛び出したという。ハイチ政府などから、死傷者や被害についての公式の発表はされていない。SNS上では、崩れた家やがれきなど、地震の被害とされる動画を独立系メディアなどが投稿している。

 ハイチは人口の60%が貧困層とされる。今年7月には現職大統領が自宅で暗殺されるなど、政情不安が続いており、新型コロナウイルスのワクチン接種も進んでいない。2010年のハイチ地震では約32万人が死亡した。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/25b6417da46d289fcaf850b1042826a458ebe634

919taro:2021/08/15(日) 05:34:31
ハイチ地震の死者227人

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチからの報道によると、マグニチュード(M)7.2の地震による死者が14日、少なくとも227人に上った。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/136fc787b1bc1ecb10ce8c7c7b26912c216064e9

920taro:2021/08/15(日) 05:35:34
ハイチでM7.2、227人死亡 全土に1カ月間の非常事態宣言

 【ロサンゼルス共同】米地質調査所(USGS)によると、カリブ海のハイチ西部で14日午前8時29分(日本時間午後9時29分)ごろ、マグニチュード(M)7.2の地震があった。ロイター通信などによると、地元当局は少なくとも227人が死亡したと明らかにした。アンリ首相は全土に1カ月間の非常事態を宣言し、被災地での救助活動や被害状況の全容把握を急いでいる。

 震源地は首都ポルトープランスの西約125キロで震源の深さは10キロ。16日夜から17日朝にかけては熱帯暴風雨の襲来も予想されており、被害拡大の懸念が高まっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/16f613392414e831cd505ea8feaf22cef0ece275

921taro:2021/08/15(日) 11:51:11
大坂なおみ、大地震のハイチへ今週の賞金全額寄付 父の祖国「荒廃を見るのは辛い」

 女子テニスの世界ランク2位・大坂なおみ(日清食品)が自身のツイッターを更新。父の祖国であるハイチで大地震が起きたことについて「今週大会に出場し、ハイチの救援のために賞金をすべて寄付します」と、ウエスタン・アンド・サザン・オープンで得た賞金を全額寄付することを表明した。

 大坂は投稿文面に「ハイチで起きている荒廃を見るのは本当に辛いですし、私たちは安心できないように感じます。今週大会に出場し、ハイチの救援のために賞金をすべて寄付します。私たちの祖先の血が強いことは分かっています」とつづり、14日にマグニチュード7.2の大地震があったハイチを支援することを表明した。

 大坂はハイチ出身の父と日本人の母を持つ。今週は米国で開催のウエスタン・アンド・サザン・オープンに2回戦から登場予定となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/708859d9cea814e7aea536024e474f5003a76d3b

922taro:2021/08/16(月) 03:41:30
ハイチで地震7百人超死亡 1800人以上負傷

米地質調査所(USGS)によると、カリブ海のハイチ南西部で14日午前8時29分(日本時間午後9時29分)ごろ、マグニチュード(M)7・2の地震があった。ロイター通信によると、地元当局は倒壊した建物の下敷きになるなどして、724人が死亡したと明らかにした。負傷者は1800人以上。行方不明者も多数出ている。

現地からの報道によると、アンリ首相は全土に1カ月間の非常事態を宣言し、被災者の救助や被害状況の全容把握を急いでいる。

震源地は南西部レカイの北東約37キロで震源の深さは10キロ。地震による地滑りで幹線道路が通行できなくなり、救助活動は難航した。余震とみられるM5級の地震も頻発。16日夜から17日朝にかけては熱帯暴風雨の襲来も予想されており、被害拡大の懸念が高まっている。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210816-BSLMGFFMGBITFBAA3TSZ4K4OUE/

923taro:2021/08/16(月) 03:55:09
ハイチ地震、304人が死亡 邦人は全員の無事を確認

 カリブの島国ハイチで14日午前8時半(日本時間同日午後9時半)ごろに起きた地震で、ハイチの防災当局は同日、304人の死亡を確認したと発表した。行方不明者も多数いるといい、犠牲者はさらに増える可能性がある。ハイチ政府は1カ月間の非常事態を宣言した。


 発表によると、確認された死者は304人。負傷者や行方不明者は数百人にのぼるという。南西部の都市レカイなどで被害が大きく、ホテルや教会などの建物が倒壊するなどした。

 救急隊と市民が協力して、がれきの中から生き埋めになった人を救出しているという。また、主要道路が土砂崩れで寸断されており、復旧作業が続けられている。

 現地紙によると、病院なども被災し、屋外で治療が行われているという。

 政府は同日、1カ月の非常事態を宣言。モイーズ大統領の暗殺事件後に就任したアリエル・ヘンリー首相は「被災者を支援するため、我々は迅速に行動する」とツイートした。

 水野光明・駐ハイチ大使によると、援助関係者らハイチ国内にいる日本人19人は全員無事。被災者が使うテントなどの支援について、現地政府と調整中という。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e183a84a21474ab1c95278c49a38eb903b9d470

924taro:2021/08/16(月) 03:56:19
アングル:キューバを覆うデルタ株、海外から医師呼び戻しも

[ハバナ 11日 ロイター] - 昨年の大半にわたって新型コロナウイルスの封じ込めに成功してきたキューバがデルタ型変異株による急激な感染拡大に直面、海外で働く数百人の医師を帰国させる一方、ホテルを隔離施設や病院に転用するなど医療逼迫回避へ瀬戸際の対応を続けている。

<感染抑制成功から世界最悪の事態へ>

感染の抑制とともに、世界中に医師を派遣し、国内開発のワクチン接種も始めてきたキューバだが、ここ2か月で感染者数の7日間移動平均は8倍に拡大。その数は100万人当たり5639人と、世界平均の10倍にも及ぶ最悪レベルとなっている。

検査陽性率は世界保健機関(WHO)基準である5%の4倍、死者数の7日間平均は100万人当たり52人と、世界平均の6倍に達した。公式統計による累計死者数は世界平均の半分程度だが、診断されていないケースの存在を考慮すると実数ははるかに多いとの推測もある。さらに、現在は死者数も急増する一方だ。

キューバはコロナ禍前から数十年来で最悪の経済危機にあり、医薬品が不足しているほか、生活物資を求めて長蛇の列ができるなど、人々の暮らしはすでに厳しい制約を受けている。感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)実施は難しい情勢といえる。

中部都市サンタクララで大学教授を務めるアナ・イリス・ディアス氏は今週フェイスブックに「20時間待っている行列と、総合病院の廊下で死んでいく人々を目撃した。数時間待った高齢女性が、4日にわたり抗原検査もPCR検査も受けられずに死亡した。見たくなかった医療崩壊だ」と投稿した。

政府は米国による制裁強化でワクチンの材料調達が困難になり、接種妨げの一因になっていると指摘しているが、反政府派は国家運営経済の非効率が原因の側面が大きいと主張する。

<物資不足、埋葬も追いつかず>

東部グアンタナモ州在住の男性は、30歳の友人が新型コロナに感染し、薬と酸素がなかったため死亡したと話した。

「ここでは(抗生物質の)アジスロマイシンで治療している。通常なら薬局で16ペソで買えるのに、何カ月も品切れ状態だ」。男性は、現在は闇市場で3600ペソに値上がりしていると付け加え、自分自身も感染による呼吸困難のため吸入を行なっているが、最近は頻繁に停電するため(吸入用の)湯を沸かせないこともあると話した。

同州の社会サービス担当者は地元テレビで、今月初めから、全死因による死者の数が1日60人超となり、通常の平均の12人から急増していると述べた。一方、公式統計では同じ期間の州内死者数が10人以下となっており、新型コロナによる死者数が過少報告されている可能性が示唆されている。

また同担当者は、火葬施設の1つが過剰使用で故障したため新たな設備を設置中と説明。霊きゅう車不足から様々な公用車で遺体を運搬していると述べた。

一方、キューバでは、2種類の国産ワクチンをこれまでに人口の4分の1に対して接種した。当局者らは、これらのワクチンは第3段階の治験で90%超の効果が確認されたとしている。公式統計によると、人口の約3分の2が完全接種を済ませているハバナでは、8月第1週の新型コロナ死亡率が0.69%と他地域平均の0.93%を下回っており、ワクチンが効いていることが示唆されている。

(Sarah Marsh記者)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba0488a6e023bdfe825c77851833414132f7834c

925taro:2021/08/16(月) 11:46:45
ハイチ地震、死者1297人に 5700人以上負傷

【AFP=時事】(更新、写真追加)カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチで14日朝に発生したマグニチュード(M)7.2の地震で、現地当局は15日、死者が少なくとも1297人、負傷者が5700人以上になったと発表した。

 震源地は、首都ポルトープランスの西約160キロ。同市は2010年の大地震でも壊滅的な被害を受けた。

 大きな被害を受けた南西部の半島に位置するレカイ(Les Cayes)では、大半の住民が余震を恐れ、屋外で一夜を過ごした。

 市民保護局によれば、約1万3600棟の建物が全壊、1万3700棟以上が損壊し、今も大勢が下敷きになっている。

 米国立気象局(NWS)によると、熱帯低気圧「グレース(Grace)」の接近を受け、16日には豪雨、鉄砲水、土砂災害が発生する恐れがあるため、救助隊は警戒を強めている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f159c35071d38fa874893ccfc771b76f315ef23

926taro:2021/08/17(火) 03:33:42
ハイチ地震、死者1297人 大坂なおみ選手「心痛む」

 カリブの島国ハイチで14日午前8時半(日本時間同日午後9時半)ごろに起きた地震で、ハイチの防災当局は15日、1297人の死亡を確認したと発表した。南西部の都市レカイなどで被害が大きく、ホテルや教会などの建物が倒壊した。現地の日本大使館によると、在留邦人は全員無事だった。

 ハイチ政府は同日、1カ月の非常事態を宣言した。モイーズ大統領の暗殺事件後に就任したアリエル・アンリ首相は「被災者を支援するため、我々は迅速に行動する」とツイートした。

 ハイチ政府の発表や現地紙によると、救急隊と市民が協力して、がれきの中から生き埋めになった人を救出している。病院なども被災し、屋外で治療が行われているという。

 こうした中、父親がハイチ出身の女子テニスの大坂なおみ選手は14日、自身のツイッターアカウントに「ハイチの惨状に、本当に胸が痛む」と投稿した。

 今週のトーナメントの賞金すべてをハイチの救援活動に寄付すると表明し「私たちの祖先の血は強く、立ち上がり続けることを知っている」とも記した。

 水野光明・駐ハイチ大使によると、援助関係者らハイチ国内にいる日本人19人は無事だった。被災者が使うテントなどの支援について、現地政府と調整中という。

 米地質調査所(USGS)によると、地震は14日午前8時半ごろに発生し、マグニチュード(M)7・2。震源は、首都ポルトープランスの西約125キロで、震源の深さは約10キロ。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/571d600b1c40ba9ddbb1c54439ce277f705a79b8

927taro:2021/08/17(火) 03:34:33
ハイチ地震の死者1297人に、大雨予想で救助作業難航

ハイチで14日発生した地震による死者は、当局によると15日時点で1297人に達した。負傷者は約5700人。マグニチュード(M)7.2の大地震は、特に南西部の都市レカイ周辺を激しく襲った。

被災地ではがれきを取り除きながらの救助・捜索活動が続いている。ソーシャルメディアには、崩落した石材の下敷きになっている人々を住民が救助する様子が投稿された。ただ現地には熱帯低気圧が接近し、16日には大雨が予想されるため、作業は難航する見込み。

首都ポルトープランスには海外からの救助部隊や医師なども到着し、レカイ行きの航空便を待っている。

ハイチは新型コロナウイルスのパンデミックや経済的困窮、治安の悪化、モイーズ大統領暗殺に伴う政治的な混乱に悩まされてきた。地震被害の復旧・復興というさらに難しい課題を突きつけられた。 

アンリ首相はレカイに赴き、「われわれは一致協力して極めて深刻なこの状況に迅速かつ効果的な対応を打ち出す必要がある」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5c057c679c86d5c876b2249c4f8de1a7029aec9

928taro:2021/08/17(火) 03:39:54
ハイチ地震 周辺諸国から支援の動き

【8月16日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチで発生した地震に対し、周辺諸国が支援に動いている。コロンビア軍は人道支援物資の他、「隊員30人と犬2頭による捜索・救助チーム」を現地へと送った。また、メキシコ軍は医療物資と食料品を現地へ送った。

 映像前半はコロンビア空軍が15日撮影・提供。後半はメキシコ外務省が15日撮影・提供。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/8df0da155db8fc437179d9c68e52d8a8793b7262

929taro:2021/08/17(火) 03:41:14
グアテマラの少年施設、植物の世話を通じて社会復帰目指す試み

【AFP=時事】中米グアテマラの首都グアテマラ市東郊のサンホセピヌーラ(San Jose Pinula)にある少年施設では、社会復帰を促すセラピーの一環として収容者らはポインセチアの手入れを行っている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/c57e6ea4eb41ed0b9e8bedf870b05b304ef2ce91

930taro:2021/08/18(水) 05:14:22
ハイチ地震死者1419人 避難先、医療施設も不足

カリブ海のハイチを14日に襲ったマグニチュード(M)7・2の地震で、地元当局は16日、死者が少なくとも1419人、負傷者は約6千人に上ったと明らかにした。米メディアが伝えた。被災地では家屋を失った人々の避難先や医療施設の不足が深刻化。熱帯低気圧「グレース」の接近に伴って豪雨や土砂災害への懸念も高まっている。

行方不明者も多数いるが、人員や資材の不足で救助活動は難航しており、死傷者数はさらに増える恐れがある。

地元当局によると、約1万2千軒の建物が倒壊したり損傷したりして、約3万世帯が家屋を失った。多くの被災者がサッカー場などで避難生活を送るほか、南西部ジェレミーでは医療施設に患者を収容しきれず、屋外に置かれた担架やマットレスを使っている。

グレースは16日、ハイチ南西部の被災地周辺を通過する見込み。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210817-BYI34VYQWRJC7KUVNGGNLC6OOI/

931taro:2021/08/18(水) 05:16:34
ハイチ地震の死者1400人超 被災地に熱帯低気圧が接近中

ポルトープランス(CNN) カリブ海の島国ハイチで14日に起きた地震による死者は、16日までに1400人を超えた。被災地には熱帯低気圧が接近し、17日にかけて局地的な大雨が予想されている。

当局がこれまでに確認した死者は少なくとも1419人、負傷者は6900人。捜索救助作業が進むにつれて、死傷者数は今後さらに増える恐れがある。

被災地では住宅数万棟が破壊され、道路の寸断で必要物資の運搬が滞っている。

南西部の都市レカイとジェレミーを結ぶ道路では余震と土砂崩れで被害がさらに拡大するなか、復旧作業が続いている。

被災者の多くは野外で夜を明かす生活を強いられているが、熱帯低気圧はハイチとドミニカ共和国が分け合うイスパニョーラ島の南岸に接近中。雨量は一部で380ミリに及ぶと予想され、洪水や土砂崩れによる状況の悪化が懸念される。

アンリ首相は16日のツイートで救助作業を加速させると表明したが、現地のボランティア要員らは政府による対応の遅れに不満を募らせている。

米国防総省の報道官が16日に語ったところによると、米南方軍が現地にチームを派遣したほか、海軍も無人、有人の航空機を提供し、被害状況の把握に協力している。

https://www.cnn.co.jp/world/35175300.html

932taro:2021/08/18(水) 05:25:16
駐日キューバ大使、米を批判 「デモ参加者に報酬払った」

 カリブ海の社会主義国キューバで7月、1959年のキューバ革命後で最大規模とされる政府への抗議デモが起きた。ミゲル・ラミレス駐日キューバ大使は17日までに共同通信と会見し、経済的な困難や新型コロナウイルス流行拡大への庶民の不満があったことを認める一方、体制転覆を狙い米政府がデモ参加者に報酬を支払っていたと批判した。

 キューバでは食料や医薬品の不足、頻発する停電などが社会問題になっている。ラミレス氏は「根本的には60年以上にわたる米国の対キューバ経済制裁に起因する」と強調した。

 デモには全土で数千人が参加。反政府デモが禁止されている同国では極めて異例。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84ebfe55c96e0716cad91185050c8999cdbcd38e

933taro:2021/08/19(木) 05:51:12

ハイチ地震死者1941人に 激しい雨、当局対応中断も

カリブ海のハイチを14日に襲ったマグニチュード(M)7・2の地震で、地元当局は17日、死者が1941人、負傷者は9900人超に上ったと明らかにした。現地からの報道によると、熱帯暴風雨の通過に伴う激しい雨で当局の対応も一時中断を強いられ、被災地の窮状は厳しさを増している。

国連児童基金(ユニセフ)は被災者数について、54万人の子どもを含む約120万人と推定。多くの建物が倒壊し、病院や学校などの公共施設にも被害が及んでいる。

熱帯暴風雨「グレース」は17日までに被災地付近を通過した。被災地周辺では土砂崩れや洪水などへの警戒が続いている。

欧州連合(EU)は17日、被災地支援のため300万ユーロ(約3億8千万円)を拠出すると発表。危機管理担当のレナルチッチ欧州委員は声明で「さらなる支援の準備がある」と強調した。(共同)



https://www.sankei.com/article/20210818-FAINHU72INNBREPUITQEZB23TQ/

934taro:2021/08/19(木) 06:02:01
ハイチ大地震の死者1914人、食料や医薬品の不足深刻

[レカイ(ハイチ) 17日 ロイター] - ハイチで14日に起きたマグニチュード(M)7.2の大地震による死者は、17日時点で1941人に達した。熱帯低気圧が去って救助活動は再開されたが、首都ポルトープランスから現地までの途中、治安が悪化したり、洪水被害に見舞われたりしている地域があるため、人員や物資の輸送に苦戦。被災者からは大幅に不足している食料、避難場所、医薬品の支援を求める声が高まっている。

当局によると負傷者は9915人に上り、周辺の医療機関は対応が難しい状況。まだ行方不明者やがれきの下に取り残されている人も多い。

最も被害が大きかった都市レカイの主要病院の外で娘の遺体のそばで呆然と座っていたある女性は「医師が足りなくて、彼女は死んでしまった」と話した。

国際連合児童基金(ユニセフ)ハイチ事務所のブルーノ・メス氏は「地震のせいで数え切れないほどのハイチの家族が全てを失い、文字通り水の中に足がつかる状態で生活している。目下、約50万人の子どもたちは避難場所や清潔な水、医療、栄養食料を手に入れられないか、ごくわずかしか入手できない」と述べた。

国連は、必要な医療、水、避難場所、衛生用品などを提供するため緊急支援基金として800万ドルを拠出。グテレス事務総長は「一番被害が甚大な地域への対応を強化し続けていく」と明言した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc37ecb109eb55ec29b1461d67b53da6c9e3fb9e

935taro:2021/08/19(木) 06:06:57
ニカラグア、国際NGOの認可取り消し 強権批判を排除か

 【サンパウロ時事】中米ニカラグア政府は16日、貧困撲滅運動を進めるオックスファムなど、国際NGO6団体の国内活動認可を取り消した。

 同国では左派オルテガ大統領が連続4選を目指す11月の大統領選を控え、政権による野党やマスコミへの弾圧が激化。取り消しは、オルテガ氏の強権姿勢を批判する声を排除するためとみられる。

 対象となったのは、オックスファムや米民主党系の全米民主研究所(NDI)など欧米のNGO。政府は「法的代表者や本拠地、資金管理、そして(活動の)目的が届け出内容と一致しているか確認できなかった」と理由を説明している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1deaa5dc503a0fd823be48f35471891034a1dfb5

936taro:2021/08/19(木) 06:08:53
ハイチ地震の被災者120万人、暴風雨直撃で一層の窮状に ユニセフ

(CNN) カリブ海の島国ハイチ南西部を14日に襲ったマグニチュード(M)7.2の地震について、国連児童基金(ユニセフ)は17日、被災者は子ども54万人を含む120万人に上るとの推計を発表した。

これまでに確認された死者は少なくとも1941人、負傷者は6900人。死傷者はさらに増える見通しだが、被災地では豪雨の影響で土砂崩れが発生して道路が寸断され、捜索救助活動は難航している。

ユニセフの17日の発表によると、熱帯暴風雨「グレース」が16日に被災地を直撃し、水や避難場所の確保が一層困難になった。洪水や土砂崩れのために被災者の窮状はさらに悪化する見通しで、人道支援も一層難しくなることが予想される。

17日には各国が支援強化を発表した。米国防総省は、合同作業部会を設置して米国際開発局(USAID)の災害救援活動を支援すると表明。国連は800万ドル(約8億7600万円)、欧州連合(EU)は350万ドル(約3億8300万円)を、それぞれハイチ支援に割り当てた。

ユニセフのブルーノ・マース・ハイチ代表は、地震の被災地を襲う強風や豪雨を目の当たりにしたと述べ、「地震のために何もかも失った数えきれないほどの家族が、洪水によって文字通り足が水に浸かった状態で暮らしている」と訴えた。

ユニセフは支援団体と連携して防水シートや仮設トイレ、水タンク、衛生用品などを配っているという。

CNN気象専門家によると、ハイチ西部は雷雨が続き、地震の被災地では17日午後から夕刻まで雨が降り続くことが予想される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6169ca6d7e3b5fb600b064ffb42cc482fbb98174

937taro:2021/08/20(金) 05:18:38
ハイチ地震死者1941人に 激しい雨、当局対応中断も

カリブ海のハイチを14日に襲ったマグニチュード(M)7・2の地震で、地元当局は17日、死者が1941人、負傷者は9900人超に上ったと明らかにした。現地からの報道によると、熱帯暴風雨の通過に伴う激しい雨で当局の対応も一時中断を強いられ、被災地の窮状は厳しさを増している。

国連児童基金(ユニセフ)は被災者数について、54万人の子どもを含む約120万人と推定。多くの建物が倒壊し、病院や学校などの公共施設にも被害が及んでいる。

熱帯暴風雨「グレース」は17日までに被災地付近を通過した。被災地周辺では土砂崩れや洪水などへの警戒が続いている。

欧州連合(EU)は17日、被災地支援のため300万ユーロ(約3億8千万円)を拠出すると発表。危機管理担当のレナルチッチ欧州委員は声明で「さらなる支援の準備がある」と強調した。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210818-FAINHU72INNBREPUITQEZB23TQ/

938taro:2021/08/20(金) 05:22:19
ハイチ地震 死者2,189人 負傷者は1万2,000人超(2021年8月19日)

カリブ海の島国ハイチを襲った地震で地元当局は18日、死者が2,189人、負傷者は1万2,268人に上ったと明らかにしました。被害の調査が進んでいない地域もあり、死傷者の数はさらに増える恐れがあります。アンリ首相は地震が「私たちの限界や、いかに脆弱であるかということを改めて示した」と語り、災害対応が難航しているとの認識を示しました。

https://www.youtube.com/watch?v=poD8mPsTb0E

939taro:2021/08/20(金) 05:30:02
ハイチ大地震から5日、救援物資十分に届かず 政府へ募るいらだち

[レカイ(ハイチ) 18日 ロイター] - マグニチュード(M)7.2の大地震から5日が経過したハイチでは、現在もまだ地方の被災地に中央政府の救援物資が十分に届かず、住民の間でいらだちが強まっている。

地震発生直後、最も被害が大きかった都市レカイを訪れたアンリ首相は支援を急ピッチで進めると約束したが、被災者はその後、熱帯低気圧による豪雨や洪水、地滑りの被害にも見舞われた。

テント生活を続ける人々は水や食料の不足を訴える。ソーシャルメディアの投稿画像によると、南部レカイ市郊外の被害が特にひどかった遠隔地域では道路が損壊。このため車も目的地に近づけないでいる。

ロイターの記者は、物資を積んだヘリコプターがレカイの空港に到着したところに数十人が食べ物を求めて殺到した現場を目撃した。警察が制止し、ようやく荷物を運ぶトラックが出発できるようになった。

レカイの裁判所の判事ピエール・セネルさんは首都ポルトープランスの中央政府を批判。「私は裁判官としては政治的意見を持ってはならないが、1人の人間としてわが国の状況に不安を覚える。何も機能していない。政府はこの災害に対する備えを全くしていなかった」と憤った。

中央政府の市民保護局のチャンドラー局長は会見で、多くの地域に救援物資が行き渡っていないことは承知していると語った。一方で、当局が輸送作業を懸命に行っていると強調。「住民の焦りと絶望感は理解できる。しかし、市民保護局が任務を遂行できるようにするため、輸送部隊の進路をどうか妨害しないでほしい」と訴えた。

チャンドラー氏によると、人道的支援を必要とするのは少なくとも60万人、家を失った世帯は13万5000世帯。1週間のうちに必要な人全員に救援物資を届けるのを目標としているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/866c53a99664224edbd534353c6fe719ada6a25e

940taro:2021/08/20(金) 05:30:42
【映像】ハイチ地震 国道各所で寸断 救援物資の陸上輸送が難渋

カンプ・ペラン、ハイチ、8月19日(AP)― カリブ海に浮かぶ島国ハイチで8月14日朝に発生したマグニチュード7.2の地震で、これまでに1941人が死亡、1万人近くが重軽傷を負った。
 被害が大きかった同国南西部のル・カイと北のジェレミーを結ぶ国道は、至るところで土砂崩れや崖崩れで寸断されており、被災地への救援物資の陸上輸送が難渋している。
 衛星写真を分析した米国地質調査所によれば、震源地の南に位置するニップ県ラジルの西で、少なくとも150カ所で土砂崩れの跡が確認されている。また、南西部のグランダンス県ボーモンの南でも、100カ所近い地滑りがあった。
 この地震で住宅7000戸以上が倒壊、ほぼ5000戸が損壊し、約3万人が住む家を失った。さらに、病院や学校、教会、各種事業所などにも大きな被害が及んでいる。


(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8beb7b86f362277fdb914635d9f1293cf320de16

941taro:2021/08/20(金) 05:37:11
ハイチでM7.2の地震 2189人死亡 1万2千人以上負傷

 カリブ海の島国ハイチで起きた地震で、これまでに2100人以上が死亡しました。

 ロイター通信などによりますと、ハイチ西部で14日に発生したマグニチュード7.2の地震で、これまでに少なくとも2189人が死亡、1万2000人以上が負傷しました。

 豪雨による土砂崩れで道路が寸断されるなど、救助活動は難航していて、死傷者数はさらに増えるとみられています。

 現地の病院は治療を必要とする人であふれ返り、医療物資も不足していて、ほとんど機能していないということです。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f57b9e1b84a4c39137dea203aba0faaad260d3c

942taro:2021/08/20(金) 05:37:57
キューバ、SNSなど規制強化 反政府情報の拡散警戒か

 【サンパウロ時事】キューバ政府は、インターネット交流サイト(SNS)などの情報通信サービスの利用規制を強化する政令を公布した。

 共産党一党独裁の同国では7月、異例の反政府デモが同時多発的に発生。ディアスカネル大統領は、敵対する米国がSNSなどを通じて市民を扇動したと非難していた。

 今月17日に公布された政令は「利用者は、電気通信や情報通信サービスを、国の安全や秩序を攻撃したり、フェイクニュースを流布したり、違法行為を犯したりするために使うことを阻止する義務がある」と規定。具体的には、デモ参加の呼び掛けや、反政府的な情報の拡散を防ぐ狙いがあるとみられる。

 ディアスカネル氏はSNSで「デマやサイバー空間のうそへの対策だ」と説明した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea02f6cac8314b022e9ad67f5d0037b71e07741

943taro:2021/08/21(土) 04:49:51
「死臭が漂う」救助現場 大地震に見舞われたハイチ南西部レカイ

カリブ海の島国ハイチで14日朝に発生した大地震による死者が2000人を超えた。負傷者は1万2000人以上、行方不明者は300人以上となっている。

BBCのジェイムズ・クレイトン記者は、甚大な被害を受けた南西部レカイ市に入った。

現場で救助活動が続く中、あたりには死臭が漂っていると伝えた。

https://www.bbc.com/japanese/video-58266414

944taro:2021/08/21(土) 04:51:11
米、加メキシコとの陸路入国制限を9月21日まで延長

[ワシントン 20日 ロイター] - 米国土安全保障省は20日、新型コロナウイルス感染拡大に伴って導入したカナダ、メキシコとの不要不急の陸路入国制限を9月21日までの延長することを決めた。

カナダ政府は7月、新型コロナワクチン接種の完了を条件に、8月9日から米国人旅行者の受け入れを再開すると表明。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を受けて両国はそれまで、互いに入国制限を導入しており、企業は事業への打撃を指摘していた。

国土安全保障省はツイッターで「公衆衛生および医療の専門家と連携し、正常な旅行を再開する安全で持続的な対策を決めるために米国全土や国外のパートナーと緊密な協力を続けている」とコメントした。

米国はカナダ、メキシコとの間で2020年3月から陸路入国を制限しており、この措置は1カ月ごとに延長されている。ロイターは今週、延長される見通しと報じていた。

今回の制限は、夏の旅行シーズンの終わり以降まで続く。航空会社の関係者は新型コロナ感染者数が増えていることに言及し、米国が規制を解除するまで最低数週間、場合によっては数カ月間かかるとの見方を示す。

米国は現在、欧州域内を国境検査なしに移動できる「シェンゲン協定」の加盟国26カ国、英国、アイルランド、中国、インド、南アフリカ、イラン、ブラジルについて、直近14日間以内に訪れた外国人の大半の入国を禁止している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/37f77f8e3516cb62130a419c45e9f5795f9704d8

945taro:2021/08/21(土) 04:52:09
メキシコでコロナ感染の新たな波、感染者最多更新 死者25万人超

[メキシコ市 19日 ロイター] - メキシコでは新型コロナウイルス感染の新たな波に直面し、日々の感染者が過去最多を更新、累計死者数も25万人を超え世界的にも高水準となっている。

18日の感染者数は2万9000人近くで、統計上の一時的なぶれを除き国内で過去最多となった。死者は940人で実質的に2月以来最多となった。

保健当局によると、実際の感染者は公式発表よりかなり多いとみられ、今年発表された統計からは少なくとも60%多い可能性がある。

ただメキシコは以前よりも検査を増やしており、これが感染者の増加の一因という。

18日に行なった検査は7万3000件で、前年と比べて5倍程度。19日の新規感染者は2万3006人で、死者は850人。累計感染者数は317万5211人、死者数は25万1319人となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fe75c6af18ddd84f77909fdde1c97885f1f8e74

946taro:2021/08/22(日) 04:08:32
ハイチ地震1週間 政情不安で救援物資も不十分、過酷な避難生活

 ハイチで14日にマグニチュード(M)7・2の地震が発生してから21日で1週間を迎える。政情が不安定なハイチでは7月にモイーズ大統領が暗殺され、アンリ暫定首相が率いる政府が発足したばかり。混乱の中、救援物資も十分に行き渡らず、被災者は過酷な避難生活を強いられている。

 政府発表によると、これまでに死者は2189人、負傷者は約1万2200人に上る。行方不明者も多く、さらに犠牲者が増える可能性もある。

 「支援はほとんどなく、みんな疲れ果てている。『もう死ぬ人は死んでしまえ』という投げやりな気持ちになる人も出ている」。被害が深刻だった主要都市レカイに住むチリ人作業療法士の女性、コンスエロ・アルザモラさん(34)は毎日新聞の取材にそう語った。

 アルザモラさんは約10年前に移住し、2016年から障害者リハビリセンターの代表を務める。自宅を兼ねるセンターの建物に大きな被害はなかったが、余震による倒壊を恐れ、建物の前に設置したビニールシートの下に夫と2歳の息子とともに身を寄せ、雨露をしのぐ日々だ。

 レカイでは地震後に大雨に見舞われ、一部の救助活動が中断。アルザモラさんは「体がぬれて体調を崩さないよう気をつけている」と話す。商店や食堂は閉鎖され、水道網も打撃を受けたため、住民は井戸水に頼り、衛生的な水や食料の確保が難しいという。

 医療態勢もパンクする中、アルザモラさんは自力で被災者支援に乗り出した。センター前に仮設の「クリニック」を設け、負傷者の治療を開始。ボランティア約10人の協力を得て各病院を回り、不足していた医薬品を提供した。避難所の被災者にも歯ブラシやせっけんなどを届けた。

 アルザモラさんによると、多くの住民が余震による被害拡大を恐れ、レカイから周辺地域に避難したという。「街はゴーストタウンのように静まりかえっている。残っているのはけがをして動けない人か、移動するお金がない貧しい人たちばかりだ」と話す。

 暫定政権の対応にも課題が多い。アルザモラさんは「政府は外国からの人道援助の受け入れを十分に確保できていない。治安の問題もあり、支援が被災地に入るのも遅い」と指摘する。

 首都ポルトープランスとレカイをつなぐ一部の道路はギャングが支配。地震直後、陸路での人の移動や物資運搬は限られ、空輸が主流となっていた。政府はギャングの協力も得て、17日以降は陸上ルートで順調に物資を輸送していると説明するが、安定供給されていない可能性もある。【サンパウロ山本太一】

https://news.yahoo.co.jp/articles/9bc6db201fc0d8cfe9b0949ceeaf871b5d11880f

947taro:2021/08/23(月) 04:04:52
【Q&A】大統領暗殺に大地震 「ハイチ」ってどんな国?
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d653ceb5538a96cf56e0c7af01937e9c1d8fabf
 中米・カリブ海の島国ハイチ。現職の大統領が暗殺され、暫定首相が非常事態宣言を出したり、大規模な地震が発生したりしたことで世界的に注目を集めました。国際的にも最貧国の1つとされる同国。そもそも、ハイチとはどこにあり、どのような特徴のある国なのでしょうか。国際協力機構(JICA)中南米部中米・カリブ課でハイチを担当する木崎恵理子さん、同課課長の坂口幸太さんに話を聞きました。

3つのポイント】

・中南米で最初に植民地下から「独立」
・一つの島に国境線が引かれ、ドミニカ共和国と共存
・北南米で“最も貧しい国”

***

Q:そもそもどこにあるの?
米国の南東部に広がるカリブ海に浮かぶ島国です。周囲にはキューバ、ジャマイカ、プエルトリコなどの島国が並びます。

ハイチが近隣の国々と違うのは、キューバなどが「島=国家」なのに対し、ハイチはイスパニョーラ島という島の中に国境線が引かれ、ドミニカ共和国と共に存在している点です。ハイチが西側の約3分の1を、ドミニカ共和国が東側の約3分の2を占めています。

イスパニョーラ島の面積は北海道の面積とほぼ同じですが、そのうちハイチは約3分の1程度の約2.8万平方キロメートルを占めます。

Q:なんで島が2つの国に分かれているの?
冒険家のコロンブスは1492年、北米大陸とともにイスパニョーラ島にも到達しました。

その後、イスパニョーラ島は西側がフランス、東側がスペインの植民地となりました。それぞれが独立し、現在のハイチと、ドミニカ共和国に至るまでには、局面ごとに領土の奪い合いが起きました。一時的にハイチが島全体を支配した時代もありました。

Q:ハイチに先住民族はいたの?
はい、もともとイスパニョーラ島には先住民族タイノ族がおりました。しかし欧州から人々が入ってきたときに持ち込まれた疫病などにより、滅亡したとされています。いまでもタイノ族の末裔だと主張する人々はいますが、真偽は分かっていません。

Q:いつフランスから独立したの?
フランスは1697年にハイチを植民地化し、アフリカから多くの人々を奴隷として連れ込みました。現在でもハイチ国民の95%は黒人系です。

フランスで1789年、王制を打倒した革命が起きると、ハイチでも被支配層の間で独立への機運が高まります。そして、1804年に中南米地域で最も早く独立を果たしました。ただ、独立国として認められるため、フランスに多額の金銭を納めることを条件とされ、独立国としての船出は当初から厳しいものでした。

インフラ、教育制度などが整う前に独立したため、周辺諸国に比べて多くの困難を伴いました。隣国のドミニカ共和国では1930年代、独裁政権下で教育の底上げが図られ、近年では1人当たりのGDPがハイチの10倍に至ります。


※ハイチは1915年〜1934年の約20年間の米国統治時代に治安保持、保健衛生などの制度、インフラ整備などが一部整えられたものの、その後の第二次世界大戦や独裁政権の混乱期で再び衰退しました。

948taro:2021/08/23(月) 04:05:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d653ceb5538a96cf56e0c7af01937e9c1d8fabf?page=2

Q:現在、どのような社会課題があるの?
貧富の格差が激しく、国民の半数以上を占めると言われる貧困層は教育や医療を十分に受けられていません。これらの人々の多くは首都ポルトープランス市の低地やスラム街を中心に密集して生活しています。国際機関もギャングの攻撃を恐れて食料支援、保健医療や予防接種事業なども十分に進めることができなくなっています。

▼道路・上下水道・電気・通信・物流など基礎インフラ▼治安▼医療・保健▼災害▼教育――など多方面で改善が必要な状況で、世界の最貧国に分類され、アメリカ大陸では最も貧しい国です。

Q:地震が起きたけど、自然災害は多い国なの?
これまでに幾度となく自然災害に見舞われています。最近では2008年、12年、16年に大きなハリケーンの被害に遭い、特に08年には約800人が犠牲になりました。

また、2010年には大規模な地震が発生し、耐震性の弱い家屋が多いことも重なり首都近郊を中心に約31万人が亡くなりました。

Q:国際機関や日本はどのような援助をしてきたの?
JICAは1962年に研修事業や無償資金協力を開始し、2010年のハイチ大震災の復興支援として事業を拡大しました。近年は、ハイチの自立発展を目標に、人材育成に焦点を当てています。例えば、小中学校の建設、教員の養成や防災の意識を高めるための教育に関する協力も行っています。

日本以外でも多くのNGOや国際機関、旧宗主国のフランス、米国から援助を受けてきました。しかし、長年に渡って援助を受けてきたことから「援助慣れ」が起きていると指摘されています。

Q:政情不安は珍しいことなの?
いいえ、歴史を振り返るとそうとも言えません。

ハイチでは、その時々の政権をめぐる汚職のまん延は長きに渡る課題です。そして正規軍の力が弱いことから政権の座にない勢力が武装したギャングと手を組みクーデターや内戦を起こしてきた経緯があります。

2000年代に入り、国連平和維持軍が武装勢力の解体に努めましたが難航しました。2017年、19年と段階的に国連軍が撤退すると、ハイチ軍や警察の抑止力が弱まり、反政権勢力による武力行使が激化。治安は悪化の一途をたどっています。

949taro:2021/08/23(月) 04:06:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d653ceb5538a96cf56e0c7af01937e9c1d8fabf?page=3

Q:気候や文化面での魅力は?
カリブ海は透き通ったミルキーグリーン色をしており、美しいです。主要なエリアにある山々は木々が伐採されてしまっていますが、地方には緑が残っている森林公園が点在しています。

街を歩くと、壁画が描かれていたりして、日常生活にアーティスティックな面が溶け込んでいます。

文化面では、ブードゥー教という宗教の影響を受けており、独自の芸術性も非常に高く評価されています。道端では、色彩豊かなハイチ商人や人々を描いた絵画、手作りのメタルアート、カラフルなボール紙の器や木の実を使ったアクセサリーなど、多彩な作品が売られています。

950taro:2021/08/23(月) 04:11:34
ハイチ、年内選挙難しく 政情不安で復興遅れ 日本の水野大使

 【サンパウロ時事】大統領暗殺、マグニチュード(M)7.2の大地震と、立て続けに国難に見舞われたカリブ海の島国ハイチ駐在の水野光明大使が、21日までに時事通信の電話インタビューに応じた。


 水野氏は、政情不安により、31万人以上の犠牲を出した2010年の大地震からの復興が遅れているなどと「西半球最貧国」の現状を解説。今年11月に予定されている選挙の年内実施は困難との認識を示した。

 ―ハイチの政情は。

 30年近い独裁政権の後、1990年の民主的選挙によりアリスティド政権が誕生したが、(政治経済を牛耳ってきた)財閥を敵視したため亡命を余儀なくされるなどその後も政治は安定しなかった。(7月7日に暗殺された)モイーズ大統領は伝統的エリートではなく、政財癒着にメスを入れようとして一部財閥との関係が悪化していた。

 暗殺については捜査の進展を待つしかないが、司法職員への脅迫が相次ぎ、裁判官らが着手を尻込みしている状況だ。11月に選挙が予定されていたが、被災地は選挙ができる状況ではない。一般論で言えば、年内の選挙実施は難しくなった。

 ―なぜ10年の地震から復興が進んでいないのか。

 政情不安と治安問題が大きい。開発の成功には支援を受ける側の安定が必要だが、首相が頻繁に交代し、ドナー国としては話し相手が次々変わる状況だった。治安問題で援助団体が安心して活動できない「支援のしづらさ」も存在する。海外への頭脳流出も深刻だ。政官財あらゆるセクターで優秀な人材が不足し、なかなか政策が実現できず、地に足が着いた中長期的な開発戦略を立てられない状況だ。

 ―日本政府の今後の方針は。

 人口の9割が貧しく、4割が日々の食べ物に困っている。地方では電気も通っておらず、生活必需品にも事欠く状況だ。日本は国際協力機構(JICA)を通じた無償資金協力などで病院、学校、橋などのインフラを整備してきた。今後もこれを継続したい。

 ハイチでは日本の支援を多くの人々が認識し、感謝してくれている。ただ、諸問題が未解決のまま、今回の震災のように次々と新たな問題が積み重なっている状況で、どこから改善すればいいか悩ましい。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/49159966b2f3e0a4a51608b63bf736972060f7f5

951taro:2021/08/23(月) 07:01:42
ハリケーン「グレース」、子ども5人含む8人死亡 メキシコ

【8月22日 AFP】メキシコ東部に上陸したハリケーン「グレース(Grace)」により、21日までに生後2週間の乳児ら子ども5人を含む少なくとも8人が死亡した。洪水、土砂災害が発生し、住宅などが被害を受けた。

 カテゴリー3のグレースは、風速56メートルの強風を伴い、ベラクルス(Veracruz)州テコルトラ(Tecolutla)付近に再び上陸した。

同州州都ハラパ(Xalapa)の道路は茶色い泥水の川に変わった。

 クイトラワク・ガルシア(Cuitlahuac Garcia)州知事は会見で、テコルトラで7人、ポサリカ(Poza Rica)で1人が死亡したと述べた。うち6人は、丘陵の斜面が崩れ、自宅が埋もれた家族の母親と子どもだった。

 父親のアダン・モレノ(Adan Moreno)さんはAFPに、「地面が崩れる音が聞こえた。丘が押し流され、みんなそこにいた。私の妻と6人の子どもが」と声を詰まらせた。

 モレノさんは親類と一緒に土を掘ったが、助け出せたのは子ども1人だけだったという。妻と生後2週間の娘を含む5人の子どもは助からなかった。

 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、首都メキシコ市に大雨をもたらしつつ、内陸部を通過したグレースは消滅した。だが、来週には太平洋で新しいサイクロンが発生する可能性がある。(c)AFP/Ignacio Carvajal

https://www.afpbb.com/articles/-/3362718

952taro:2021/08/24(火) 05:19:19
ハイチ地震で負のスパイラル 支援依存でさらに弱体化する

<コロナ、ギャング抗争、大統領暗殺──疲弊するハイチ貧困層を直撃した大地震の非情>

マグニチュード7.2の大地震が8月14日に発生したハイチで、被災者のいら立ちが頂点に達している。【メアリー・エレン・カグナソラ】

救援活動が遅れ、不満を募らせた民衆は建物の倒壊現場に集まって仮設シェルター建設用の防水シートを要求。被災地は大地震の翌々日に暴風雨に見舞われたため、防水シートは以前に増して必需品だ。

大地震の死者数は18日時点で約2200人。負傷者は1万2000人を超え、多くは猛暑の中、屋外で治療を待っている。当局によると、倒壊家屋は5万2000戸以上で、約8万世帯が自宅を失った。

多くの貧困層は大地震で、頼みの綱の食料源や収入源を奪われた。新型コロナウイルスやギャングの暴力、7月の大統領暗殺事件と困難続きのハイチに追い打ちをかける。

大地震の結果、外国からの送金や国際団体の支援への依存が増し、ハイチはさらに弱体化するだろうと、経済学者エツァー・エミルは語る。「外国の援助は残念ながら、長期的には助けにならない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/9083c9ed3f337749e9309a42bb370058484a42dd

953taro:2021/08/25(水) 05:51:29
【映像】麻薬カルテルの大物を再逮捕 メキシコのフェリックス一家

マタモロス、メキシコ、8月24日(AP)― 米から国外追放になったメキシコの麻薬カルテル、アレジャノ・フェリックス一家の幹部が8月23日、刑期を終えてメキシコ東部のマタモロスで、メキシコ当局に引き渡された。
 エドゥアルド・アレジャノ・フェリックスは、ティファナを拠点とするフェリックス・カルテルの幹部で、数百トンのコカインとマリフアナをメキシコとコロンビアから米国に密輸したとして、米司法省から指名手配されていた。
 エドゥアルドは2008年10月、ティファナの自宅でメキシコ当局との銃撃戦で逮捕され、2012年に米司法省に引き渡され、米国内で服役していた。
 メキシコでは、過去10年でフェリックス一家の勢力が弱まり、代わりにシナロア・カルテルとハリスコ・カルテルが台頭してきた。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/505b0c3a352d1e855d348a38f11bddc2d5d39896

954taro:2021/08/26(木) 04:38:12
ペメックス、火災で中断した石油生産を30日までに再開

[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコ国営石油会社ペメックスのオクタビオ・ロメロ最高経営責任者(CEO)は24日、同社の沖合石油プラットフォームで発生した火災の打撃を受けた石油生産を30日までに全て再開させると明らかにした。

火災は22日にペメックスの最も生産性の高いク・マロブ・サップ油田の石油プラットフォームで発生した。この火災で作業員5人が死亡、2人が行方不明となり6人が負傷した。

油井125カ所の稼働が停止し、国内生産の25%に相当する日量42万1000バレルの石油生産が停止した。

ロメロCEOはユーチューブに投稿した動画で「日量7万1000バレルを生産する35の油井が復旧した。36時間以内にさらに29の油井の稼働を再開し、生産量をさらに(日量)11万バレル増やす」と述べ、「8月30日までに影響を受けた全ての生産を再開する」と説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73acd76272e0ea4fbb4359b26a78b8285e9f741f

955taro:2021/08/26(木) 04:39:17
ハイチ地震の死者2200人に、パンデミックと大統領暗殺、暴風雨と大混乱
https://news.yahoo.co.jp/articles/81f7c82e641dde713fd40187ab30012cd8fd5831

カリブ海の島国ハイチは、まるで災害を引きつける磁石のようだ。

 2010年の地震は首都ポルトープランスを壊滅させ、30万人の命を奪った。復興が進まない中、政治的な混乱や腐敗も絶えず、人々は苦しい生活を強いられてきた。

 そこへ、自然災害が立て続けに発生した。

 8月14日にこの国を襲った地震はマグニチュード7.2を記録。地震の後には熱帯性暴風雨「グレース」が襲来し、過酷な状況に拍車をかけた。直撃こそしなかったものの、絶え間なく降り続く雨は洪水を引き起こし、救助活動を待つ被災者に一層の負担を強いた。

 22日のハイチ当局の発表によると、死者は2200人を超え、行方不明者も344人を数える。負傷者は1万2200人以上、損傷または破壊した家屋は12万9900戸を上回る。当局はまた、最も被害の大きかった地域の約68万4000人が緊急の人道支援を必要としていると報告している。

 この国では普段から医療や支援が不足しているうえ、少なくとも44の医療機関が余震の影響を受けている。医療従事者たちは、中庭や寄宿舎だった建物を転用して、患者の治療にあたっている。

 ハイチ南部の半島に位置するジェレミーやレカイといった街では、かつて建物があった場所に瓦礫の山が積み上がっている。かろうじて立っている大聖堂は屋根が剥がれ落ちて空が見えている。農村地帯でも、壁が吹き飛ばされた家屋や、通行ができない道路もある。

大統領の暗殺、ギャングの台頭
 相次ぐ自然災害に、この国の多くの人々は敗北感と虚脱感に苛まれている。

「地震や暴風雨のニュースを聞くたびに、自分の中で何かが爆発してしまいそうになるのです」と、5人の子供を持つマリー・ロズリーヌ・マセナさん(56歳)は言う。「目には涙があふれ、もうこれ以上耐えられないと感じます」

 悲惨な状況に拍車をかけているのが、大統領暗殺によってさらに悪化した政治的混乱だ。ハイチのジョブネル・モイーズ大統領は7月7日、ポルトープランスの丘の上にある私邸で、銃の乱射を受けて殺害された。

 国内の治安の悪さも事態を複雑にしている。ギャングによる暴力が懸念されること、また地震の被災地とポルトープランスとを結ぶ幹線道路へのアクセスが確保できないことから、政府や国外からの救援隊が援助物資の配布を開始できたのは、災害発生後5日たってからのことだった。

 4人の子供の母親であるマリエット・アルティムさんは、これまでに大災害を3回経験してきた。ポルトープランスを襲った2010年の地震、2016年のハリケーン「マシュー」、そして今回の地震だ。2010年1月12日にポルトープランスで発生したマグニチュード7.0の地震によって、アルティムさんは家を失い、路上生活を余儀なくされた。この地震では、主に建物の構造が脆弱であったことが原因で、150万人が家を失った。

 2010年の地震の後、汚れたマットレスの上で、風雨にさらされたまま数カ月間を過ごした後、アルティムさんはポルトープランスに見切りをつけ、故郷のマルスリーヌに戻った。

 帰郷してからしばらくの間、生活費のやりくりに苦労はしても、アルティムさんの暮らしは平穏だった。しかし2016年、襲来したハリケーン「マシュー」によって、農地の多くが失われ、人々はさらなる貧困に陥った。

 そこへ襲いかかったのが今回の地震だ。

「悲惨な目にはもう何度も遭ってきました」。家族4人と一緒に夜を過ごしたサッカー場で、アルティムさんはそう語る。昨晩は防水シートが風にとばされてしまったため、激しい雨に打たれながら過ごしたという。「自分が立っていられるのは神が支えておられるのだろうと思います」

956taro:2021/08/26(木) 04:40:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/81f7c82e641dde713fd40187ab30012cd8fd5831?page=2

混乱の原因
 今回の災害以前から、ハイチは山のような課題といくつもの危機に直面していた。復興作業は2010年の地震から10年以上が経過した今も終わっておらず、何千人もの人々が仮設のキャンプで暮らしている。

 暗殺される以前、モイーズ大統領は、ラテンアメリカとカリブ海諸国の次の独裁者になろうとしているとの非難を受けていた。大統領令によって数多くの物議を醸す法律を制定し、専門家が違法だと指摘する憲法改正の国民投票を計画していたからだ。

 2019年には、ハイチはかつてないほど深刻かつ広範な経済的混乱に陥った。ペイロック(国の封鎖)と呼ばれる抗議運動によって、学校や企業は閉鎖され、雇用も麻痺状態に陥ったためだ。

 しかし、過酷な貧困や、政府が被災者に基本的なケアさえ提供できずにいることの最大の理由は、政治の腐敗だ。

 3つの独立した報告によると、ハイチ国民の生活を改善するはずだった約20億ドルの支援金(主に2010年の地震以降、ベネズエラが同国に提供したもの)は、元政府高官や政府と密接な関係にある者たちによって浪費または横領されたという。

 もしこの資金が適切に使用され、インフラが整備されていれば、ハイチはおそらく今回の地震にもう少しまっとうな対応ができていたことだろう。ハイチを惑わす混乱と政情不安が、人道危機と子供の栄養不足の悪化につながったことは間違いない。そうした状況は、ポルトープランスの南側の入口で武装ギャングの衝突が起こったせいでさらに悪化し、1万6000人以上が国内避難を余儀なくされた。

「寝る場所だけでもあれば」
 公衆衛生の専門家であり、神経外科医でもあるアリエル・アンリ首相は、1150万人の国民に向けて、苦境に立ち向かっていこうと呼びかけた。

 ハイチは甚大な人道危機にあるとアンリ氏は述べ、また地震は南部の広範囲を破壊したが、これはこの国の脆弱さを表していると付け加えた。

「まだ瓦礫の下にいる市民がいます。外国人もハイチ人も、大勢が救助にあたっています」

 素手とシャベルで幾人かを救出できた例もあるが、病院は治療を求めてやってくる負傷者の数に圧倒されている。

「ハイチを再建するために、われわれは力を合わせなければなりません」。アンリ氏は人々にそう語りかけた。「この国は物理的にも、精神的にも破壊されてしまいました」

 いまさら言われずとも、アルティムさんにもそれはよくわかっている。

 ハイチの多くの人々と同じく、アルティムさんはすでに、政府に多くを期待するべきではないことを学んでいる。政府に資金が足りないせいではなく、たとえ援助が来たとしても、かつてそれが自分のところまで届いたことはないからだ。いくつもの災害の中で、アルティムさんは、まるで自分が存在していないかのように感じていたという。

 今、アルティムさんが求めるのは最低限のものだ。

「寝る場所だけでもあれば」とアルティムさんは言う。「防水シートがあれば。何か食べるものがあれば」

文=JACQUELINE CHARLES/訳=北村京子

957taro:2021/08/27(金) 04:30:49
メキシコ海軍のヘリ バランス崩し着陸失敗

メキシコで、海軍のヘリコプターがハリケーンの被災地に向かう途中で、機械が故障し着陸に失敗しました。

着陸態勢に入る1機のヘリコプター。地面までの距離は、あとわずかでしたが、機体は一転、斜め上方向に上昇。着陸地点から離れていきます。

するとその後――

ゆっくり旋回を始めると、地面に衝突してしまいました。別のカメラでは、バランスを崩したヘリコプターが走行中のバスにぶつかる様子も見られます。間一髪で危機を逃れた車もありました。プロペラは地面に接触した衝撃で大破。空高く舞い上がっていました。

ロイター通信によりますと、着陸に失敗したのは、メキシコ海軍のヘリコプター。ハリケーンの被災地に向かう途中で機械が故障し、制御不能になったとみられています。

この事故により、ヘリコプターに乗っていた3人がケガをしましたが、命に別条はなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab42be097e073eb5781a28ea079b7d705d23d41c

958taro:2021/08/27(金) 04:33:33
メキシコ、アフガン人記者ら受け入れ

 【サンパウロ時事】メキシコ外務省は25日、民主政権が崩壊したアフガニスタンのメディア関係者やその家族124人を受け入れたと発表した。

 アフガンでは全権を掌握したイスラム主義組織タリバンが、メディア関係者を迫害する恐れが強まっている。

 エブラルド外相によると、124人は身の危険を訴えてメキシコ行きを申請。空港で出迎えた外相は「心から歓迎する」と述べた。渡航費や滞在費は民間団体などが負担するという。メキシコは24日にもアフガンの女学生グループの滞在を受け入れている。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/39e9f9f70e898763f74694e68173ac90fe4c64af

959taro:2021/08/28(土) 05:14:41
コロナウイルス不活化マスク、メキシコ研究チームが開発

[メキシコ市 26日 ロイター] - メキシコ国立自治大学(UNAM)の研究チームが、銀と銅のナノレイヤーを使用して新型コロナウイルスを不活化させるマスクを開発した。大学公報が伝えた。

UNAMはこの3層マスクを、銀を意味するマヤ語と銅の元素記号を組み合わせて「SakCu」と命名した。

試験では、新型コロナ陽性患者から抽出したウイルスをポリプロピレンに織り込んだ銀と銅のフィルム上に置いた。UNAMによると、ウイルス量が多ければ約8時間で80%以上が消滅、少なければ2時間で全ウイルスのRNA(リボ核酸)が検出不能となった。

マスクは再利用可能で、10回まで洗っても効果が維持される。

ただ、UNAMは量産はしないとし、現在の生産能力は1日200枚とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/43ae27388ffa874f9c7d36a441996a4a40114cef

960taro:2021/08/28(土) 05:15:57
米、メキシコに国境近くの移民収容キャンプ撤去要請=関係筋

[メキシコ市 26日 ロイター] - 米国はメキシコに対し、国境地帯にある移民収容仮設キャンプを撤去するよう要請した。安全保障上のリスクになる恐れがあり、犯罪組織を呼び込む可能性もあるためという。事情に詳しい関係者が明らかにした。

メキシコとの国境から米国に不法入国する移民の急増を巡り米国内で批判の声が強まる中、バイデン米政権はメキシコに移民を押しとどめる対策を求めてきた。

政府当局者や移民擁護団体によると、移民収容キャンプの中でもテキサス州と国境を接するメキシコのレイノサにあるキャンプは少なくとも2500人を収容する大型キャンプで、非衛生的な環境にあり、薬物密売組織のメンバーが困窮している移民を構成員として取り込むために訪れてくるという。

カリフォルニア州と国境を接するティフアナにも同様の規模の大型キャンプがあるという。

関係者らによると、米政府は数週間前からキャンプの撤去をメキシコに求めてきた。収容人数があまりにも多く、一斉に国境に向けて移動した場合に治安を脅かしかねないとの懸念があるという。

米国務省とホワイトハウスはコメントを控え、米国土安全保障省とメキシコ外務省はコメントの求めに応じていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5aa4fe2774701cda8380d51c6a5b70bdba277fcc

961taro:2021/08/28(土) 05:27:47
メキシコの身元不明遺体、5万体超 家族団体

【AFP=時事】メキシコで、集合墓に埋葬されているか法医学施設などに保管されている身元不明の遺体が5万体超に上ることが分かった。行方不明者の家族を代表する団体「Movement for Our Disappeared(行方不明者のための運動)」が26日、発表した。

 同団体は、メキシコが遺体の身元確認において「深刻な法医学上の危機」に直面していると警告した。

 同団体が法医学当局に開示請求して入手した数字をまとめた報告書によると、身元不明の遺体は約5万2000体に上り、60%は公営墓地にある集合墓に埋葬されている。

 それ以外の遺体は、法医学施設や大学、または政府が確認できていない場所で保管されているという。

 報告書はこの数字について、「過去15年間の暴力の増加が、特に強制失踪や殺人の面で、社会に大きな影響を与えていることを示している」と指摘している。

 また、法医学当局の問題点として、人材不足、不十分な研修、低賃金、臨時雇用などを挙げている。

 報告書によると、政府は新たな法医学的な身元確認の体制を構築することに同意しており、概要は数日中に明らかになる。

 メキシコの国家人権委員会(National Human Rights Commission)は2019年10月、国内の遺体安置所に身元不明の遺体3万体以上が保管されていると発表していた。

 メキシコでは2006年に政府が麻薬密売との闘いに軍を投入して以来、30万人以上が殺害されている。その大半は、犯罪組織に殺害されたとみられている。

 政府統計によると、行方不明者は全国で約8万2500人となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a1c36a530a869eb3f30b0d509556bda1ff50648

962taro:2021/08/29(日) 04:40:12
キューバ、暗号資産の使用認める 関連サービス事業者に免許

[ハバナ 27日 ロイター] - キューバ政府は、暗号資産(仮想通貨)の使用を認め、規制対象とすると発表した。共産主義国のキューバは米国の制裁下にあり、国際銀行制度を介した決済が複雑になっている。暗号資産の利用でこうした制裁を迂回できる可能性がある。

26日付の官報に掲載された決定によると、キューバの中央銀行は一部の仮想通貨の使用を認め、支払いに関連するサービス事業者に免許を与える。「社会経済上の利益のため」だとしている。

中南米諸国では暗号資産の利用が拡大している。エルサルバドルは6月、世界で初めてビットコインを法定通貨として採用した。ホンジュラスでは今週、仮想通貨の現金自動預払機(ATM)がお目見え。インフレが進むアルゼンチンやベネズエラでも、暗号資産への関心が高まっている。

キューバでは、国際決済システムや金融市場からキューバ人を締め出してきた米国の制裁を迂回する方法として、暗号資産が以前から一部で利用されてきた。若い世代はオンラインで買い物や投資をするのにデジタル通貨を購入し、企業はキューバ人への送金に暗号資産を利用した交換スキームを使うことがある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf5a09758fbc1ada098181e2c1e31ffde9cda59

963taro:2021/09/02(木) 04:13:59
「9万人以上。どこに?」 メキシコ失踪者家族が政府に抗議

【メキシコ市AFP=時事】メキシコの失踪者の家族らが30日、「強制失踪の被害者のための国際デー」に合わせ、大統領府前で抗議集会を行った。(写真は「強制失踪の被害者のための国際デー」に合わせ、メキシコ大統領府前で抗議集会に参加する失踪者の家族ら)
 家族らは「9万人以上。どこにいるのか?」と訴え、数万人を捜し出すためのさらなる努力を政府に求めた。
 マリア・テレサ・バラデスさん(39)は、「政府はなぜ他のことに神経を使い、強制失踪を気にしないのか?」と問い掛けた。マリアさんの兄弟のフェルナンドさんは、2015年に北部ソノラ州で消息を絶った。
 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のメキシコ事務所は当局に対し、失踪者とその家族の権利保障を強化するよう要請。「失踪は最も恐ろしい人権侵害の一つであり、(中略)各機関による献身的かつ協調的な対応が必要だ」としている。
 一方、同事務所は、昨年3月に数千人の遺体の身元確認を目的とした法医学チームが発足したことなど、これまでの取り組みについては評価した。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

https://www.jiji.com/jc/article?k=20210901041973a&g=afp

964taro:2021/09/02(木) 04:21:38
レイプの恐怖と隣り合わせ…地震で家失い避難の女性 ハイチ

【9月1日 AFP】ベスタ・ゲリエ(Vesta Guerrier)さん(48)は、8月14日にハイチで発生した大地震を生き延びたが、自宅は倒壊し、仮設キャンプで暮らしている。レイプされるかもしれないという不安を常に抱えながら。

 ゲリエさんはAFPに「私たちは安全ではない」と訴える。ハイチ女性の多くは、頻発する災害のたびに性暴力が横行してきたことを知っている。

 ゲリエさんが暮らす首都ポルトープランス南西部に位置するレカイ(Les Cayes)は、地震で大きな被害を受けた。ゲリエさんは現在、レカイのスポーツセンター内の棒とプラスチック製のシートで作られた頼りないシェルターに、夫と3人の子どもと暮らしている。

「何が起こってもおかしくない」とゲリエさんは言う。「特に夜には、誰でもこのシェルターに入って来られる」

 8月14日に発生したマグニチュード(M)7.2の地震により、2200人以上が死亡し、住宅数万棟が倒壊した。20万人以上が死亡した2010年の大地震から復興する途上だった。

 2010年の地震の際も約200人が、ゲリエさんと同じくほとんどプライバシーがない状態の避難キャンプに暮らしていた。

 2010年の大地震では、その後何年も仮設シェルターで暮らす人もいた。過密状態のキャンプは明かりが乏しく、夜になると武装集団や若者のギャングがうろつき、被災者を襲った。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)の2011年のまとめによると、地震発生後の約5か月で250件以上のレイプ被害が報告された。支援団体の多くは、これは実際の発生数のごく一部にすぎないと考えている。

 ゲリエさんは襲われるのを心配し、入浴する際には服をすべて脱がず、さらに他の人に見られないように暗くなるまで待つ。

 避難所には実質的に機能しているトイレがない。丸見えなため、ゲリエさんは不安と恥ずかしさを感じている。

 キャンプに避難していた別の女性は「私たちは子どもたちのことを心配している。本当に心配している。家族と暮らせるようにテントが必要だ」と訴えた。

 攻撃の危険があることから、主要な避難所から少し離れた場所に仮設キャンプが設置されている。

 ミルフォート・ルーズベルト(Milfort Roosevelt)牧師(31)は、「最も弱い人々」がここにいると語った。

「私たちは少女を守る。自警団が夜通し、若い男が女性に暴力を振るっていないか確認する」

 映像は8月23日撮影。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/972eece8bb48409fe4b62fcca98209c8c563d328

965taro:2021/09/08(水) 04:21:11
世界初、エルサルバドルでビットコインが法定通貨に

【9月7日 AFP】中米エルサルバドルで7日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(Bitcoin)が世界で初めて法定通貨に採用された。ただ、国内では懐疑的な見方が強く、国際社会からも消費者のリスクを警告する声が上がっている。

 ナジブ・ブケレ・オルテス(Nayib Bukele Ortez)政権は、ビットコインを法定通貨にすることで、国民の多くが銀行を利用できるようになる上、海外送金手数料を毎年4億ドル(約440億円)ほど節約できるとしている。

 最近の世論調査では、国民650万人の大多数がビットコインの法定通貨化に反対しており、20年前から法定通貨となっている米ドルを使い続けると回答している。

 ブケレ大統領は6月、米ドルに加えビットコインを法定通貨とする法案を議会に提出。可決から24時間以内に大統領が承認し、成立した。

 専門家や規制当局は、ビットコインの価格変動が激しいことや、利用者の保護に欠けていることから懸念を示している。

 政府は、ビットコインATM(現金自動預払機)を200機以上設置するとともに、反対派による放火を防ぐため、兵士を一部ATMの警備に当たらせている。

 ブケレ大統領は、ビットコインを利用した国民一人当たり30ドル(約3300円)を支給するとしている。(c)AFP/Carlos Mario MARQUEZ

https://www.afpbb.com/articles/-/3365141?cx_part=top_topstory&cx_position=2

966taro:2021/09/08(水) 04:24:52
エルサルバドル政府、ビットコイン約11億円分を追加購入 法定通貨化を前に

サンサルバドル(CNN Business) 中米エルサルバドルのブケレ大統領は6日深夜、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを法定通貨とする法律の施行を前に、200ビットコイン(約11億3000万円)を追加購入したと発表した。

エルサルバドルでは7日から、米ドルと並んでビットコインが正式に法定通貨となる。同国の保有額は、これまでに取得した分を合わせて400ビットコインとなった。

新法は国内すべての「経済主体」がビットコインによる支払いを受け付けるよう定めている。税金もビットコインで納められるようになる。

国民は政府公認の電子ウォレットをダウンロードすることができる。登録者には約3300円相当のビットコインを配布して普及を図る。

ブケレ氏は今年6月、米ストライク社と提携してビットコインを法定通貨とする計画を発表していた。

ビットコインなら銀行を使えない人々も利用できるとの期待がかかる一方、相場の変動を懸念して法定通貨化の見送りを求める声も上がっていた。

https://www.cnn.co.jp/tech/35176327.html

967taro:2021/09/08(水) 04:28:47
キューバ、2歳以上へのワクチン接種開始 世界初

【AFP=時事】キューバは6日、世界で初めて2歳以上への新型コロナウイルスワクチン接種を開始した。世界保健機関(WHO)による承認を受けていない国産ワクチンを使用する。

 人口約1120万人のキューバは、2020年3月以降大部分が閉鎖されている学校の再開を前に、子どもたち全員への接種を目指している。新年度は6日に始まったが、ほとんどの家庭でインターネットを利用できないため、テレビ番組を通じて在宅学習が行われている。

 キューバ製ワクチン「アブダラ(Abdala)」と「ソベラナ(Soberana)」の未成年を対象とした臨床試験(治験)の完了を受けて、3日に12歳以上への集団接種が開始された。6日には、2〜11歳への接種が中部シエンフエゴス(Cienfuegos)州で始まった。

 中国やアラブ首長国連邦(UAE)、ベネズエラなどが12歳未満へのワクチン接種計画を発表しているが、実行したのはキューバが初となる。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/63d212c90ffffd3bebf7326d34979beb906e3850

968taro:2021/09/09(木) 03:55:26
メキシコ最高裁、中絶に刑罰を科す州法に「違憲」の判断

(CNN) メキシコ最高裁は7日、人工妊娠中絶に刑罰を科す北部コアウイラ州の法律を違憲とする判断を下した。

サルディバル最高裁長官は、メキシコの全女性の権利を守るうえで「歴史的な日だ」と述べた。

コアウイラ州の中絶禁止法では、中絶手術を受ける女性本人に加え、「本人の同意の下で中絶を受けさせる者」も訴追の対象とされていた。

最高裁判事11人のうち3人を占める女性判事の1人は、中絶は道義的、社会的な負荷がともなう困難な決断だと述べ、法律によってさらに負荷を加えるべきではないと主張。「後から中絶を受けるつもりで自発的に妊娠する者はいない」と指摘した。

中南米ではアルゼンチンの上院が昨年12月、中絶を合法化する法案を可決した。

一方、国境を越えた米テキサス州では今月から、妊娠のごく初期から中絶を禁止する州法が施行されている。

https://www.cnn.co.jp/world/35176384.html

969taro:2021/09/09(木) 04:00:43
観光地アカプルコでM7.1の地震、1人死亡 4年前の同日にも被災

 7日午後8時47分(日本時間8日午前10時47分)ごろ、メキシコ南部でマグニチュード(M)7・1の大きな地震があった。メキシコ国立地震機関によると、震源は南部ゲレロ州アカプルコ南西11キロで、震源の深さは10キロ。70回を超える余震が記録された。ロイター通信によると、少なくとも1人が死亡した。

 震源に近いアカプルコは世界有数の観光地。現地からの報道では、地震でホテルで柱状の物が落下し、乗用車が下敷きになるなどした。メキシコ国内の広い範囲で揺れが確認された。首都メキシコ市でも揺れが感じられ、各地で停電になるなどした。ロイター通信によると、ゲレロ州知事が、地元テレビで死者1人を確認したと発言した。

 メキシコでは2017年の同じ日にも、同国南部でM8・1の地震が起き、オアハカ州などで約100人が死亡。同年9月19日にも同国中部でM7・1の地震が発生し、メキシコ市などで300人以上が死亡した。

 気象庁によると、この地震による日本への影響はないという。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/29a45831f39871213a49fb5afe1032feb5cae1b1

970taro:2021/09/09(木) 04:01:31
世銀、ビットコイン法定通貨化のエルサルバドル支援を拒否

[7日 ロイター] - エルサルバドルによる暗号資産(仮想通貨)ビットコインの法定通貨化について、世界銀行は7日、支援できないとの見解を改めて示した。環境面や透明性の点で欠陥があることを理由に挙げた。

世銀の報道官は声明で「エルサルバドル政府からビットコインに関して支援を求められたが、環境面、透明性の点で欠陥があることを踏まえると、世界銀行として支援できる対象ではない」と説明した。

同国はこの日、世界で初めてビットコインを法定通貨として導入した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53583ac5395ad9f617f284ec5dc1bd2352260ce2

971taro:2021/09/09(木) 04:02:43
キューバ 国産コロナワクチンの2歳以上に接種開始

 中央アメリカの社会主義国キューバで、2歳以上の子どもを対象に国産の新型コロナワクチンの接種が始まりました。

 キューバでは、2歳から18歳の未成年に対する国産の新型コロナワクチンの緊急使用が承認され、6日から2歳以上の子どもへの接種が始まりました。

 AFP通信は、中国などでも低年齢の子どもに対するワクチン接種が計画されているものの、接種が始まったのはキューバが初めてだと報じています。

 キューバではほとんどの家庭でインターネットが使えず、在宅学習はテレビを通じて行われるということで、新学期での本格的な授業再開に向け、子どものワクチン接種を急ぎたいものと見られます。

 ワクチンは「組み換えタンパクワクチン」という種類で、WHO=世界保健機関の承認は受けていないということです。(09日01:42)

https://news.yahoo.co.jp/articles/807b011fecfb06131278f0333127d93d835f780b

972taro:2021/09/09(木) 04:06:28
メキシコ地下鉄高架橋崩落、原因は梁の座屈 調査報告書

【AFP=時事】メキシコで地下鉄の高架橋が崩落し26人が死亡した事故で、調査の最終報告書が7日に発表され、圧力が加えられたときに、限度を超えると急激に変形が増大する「座屈」が梁(はり)に生じたことなどが原因だったと結論付けた。


 事故は5月3日、首都メキシコ市で発生し、走行していた車両ごと落下した。遺族からは責任者の処罰を求める声が上がっていた。

 崩落原因の調査を請け負ったノルウェーのエンジニアリング企業DNVは、6月に公表した調査報告書で、構造上の欠陥が原因だと指摘していた。

 DNVは7日に最終報告書を公表し、崩落の原因は「北側と南側の梁の座屈」で、ボルトの不備が「高架部分の一部で複合構造物が落下する原因となった」と指摘。これにより亀裂が生じ、「高架橋の荷重支持能力がさらに低下した」と結論付けた。

 調査の結果、ボルトの溶接欠陥や欠落、位置ずれがあったことが確認された。

 報告書は、梁が崩落した原因としては、力学的および設計上の欠陥などが考えられるとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/94775c59557ddf1a5554a65ec68d4d2b823d59e1

973taro:2021/09/10(金) 05:12:50
ビットコイン急落、エルサルバドルでの法定通貨化初日

ニューヨーク(CNN Business) 暗号資産(仮想通貨)のビットコインの価格は7日、10%以上急落し、4万3000ドル(約470万円)を割り込んだ。

これに先駆け中米エルサルバドルでは6月の発表通りにビットコインが正式に法定通貨となっていた。ビットコインを法定通貨とするのは世界で同国が初めて。

この措置には国内外から批判の声も上がっており、エルサルバドルでは国民による抗議行動も起きた。

エルサルバドルは過去に200ビットコインを購入しており、6日深夜に200ビットコイン、7日に150ビットコインを追加購入した。現時点で合計550ビットコインを保有している計算になる。

また現在国民は政府公認の電子ウォレットをダウンロードすることが可能。登録者には約3300円相当のビットコインを配布して普及を図る。

ビットコインは6日の時点で最高額5万3000ドル近くで取引されていた。

しかしコインデスクのデータによると、7日のニューヨーク市場では正午までに4万2921ドルまで値下がりした。

こうした動きについて市場関係者からは、エルサルバドルでの政策の実施に関連したものであり、「うわさで買って事実で売る」という投資の格言に基づく現象だとの見方が出ている。

https://www.cnn.co.jp/tech/35176372.html

974taro:2021/09/10(金) 05:21:25
エルサルバドル大統領、電子財布巡る問題対応をツイッターで国民に「指南」

[サンサルバドル 8日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインが正式に法定通貨となったエルサルバドルでは、ブケレ大統領がツイッターを通じて、政府が設けた電子財布(ウォレット)「CHIVO(チボ)」に起きている問題の対応方法を直接国民に「指南」するとともに、何かトラブルがあれば情報を寄せてほしいと呼び掛けた。

チボは取引手数料が無料で、銀行口座を持たない人々の間に広く普及すると期待されている。チボのユーザーに対して政府は30ドル相当のビットコイン給付も約束した。ただ初日から技術的問題が生じ、これまでに政府が対応のため2回、接続を切断した。

こうした中でブケレ氏は、ダウンロード方法を詳しく解説。また「現在メンテナンス中」と表示が出た場合は、アプリをいったん閉じて再スタートするよう促した。実際に複数のユーザーからは、ブケレ氏の投稿のコメント欄にインストールに関する問題が書き込まれている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/893af4b14e3a5780ba3b1d3ee6be78270c060bc1

975taro:2021/09/10(金) 05:22:00
米とのハイレベル経済対話、国境のインフラに焦点=メキシコ外相

[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコのエブラルド外相は8日、翌9日に開かれる米国との「ハイレベル経済対話」について、貿易と人々の移動、半導体産業、サイバーセキュリティーを促進するため、国境沿いのインフラに焦点を当てたものになると述べた。

外相はツイッター上で共有した動画の中で、4年ぶりに再開する同対話を活用し、メキシコへの投資を加速したいとの考えを表明。「国境のインフラといった問題」がテーマになるとした。メキシコの代表団にはクロティエ経済相も含まれる。

また、「人々が貧困や不安という理由で移民しなくてもいいよう」中米投資についても触れるほか、エレクトリックモビリティー、サイバーセキュリティー、半導体、メキシコの自動車産業も議題になるとした。

エブラルド氏によると、米国側の代表団はハリス副大統領が率いる。ブリンケン国務長官も参加する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/805f9e70adbcc93427a4540e14d68d24853ec010

976taro:2021/09/11(土) 04:45:17
供給網強化へ作業部会設置 米メキシコが経済対話


米、メキシコ両政府は米首都ワシントンで9日、4年ぶりとなる「ハイレベル経済対話」を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大で自動車部品の供給などが滞ったことを受け、サプライチェーン(供給網)強化の作業部会設置で合意。中米諸国からメキシコを通り米国境に押し寄せる不法移民を防ぐため、国境地帯への投資強化も議論した。

メキシコは米国や日本の自動車大手が工場を置いている。自動車業界は半導体不足によって生産が影響を受けており、供給網強化は日本企業にも恩恵がありそうだ。

対話には米側からハリス副大統領、ブリンケン国務長官、レモンド商務長官、通商代表部(USTR)のタイ代表、メキシコ側からはエブラルド外相、クルティエル経済相らが出席した。(共同)

https://www.sankei.com/article/20210910-S66U3M4AOVMY3L4RUEKPKAMNRM/

977taro:2021/09/12(日) 04:09:05
住宅街で土砂崩れ、4人不明 メキシコ

 【メキシコ市AFP時事】メキシコ市近郊の住宅街で10日、大規模な土砂崩れが発生し、当局によると、少なくとも4人が行方不明となった。

 巨大な岩が3軒の家を押しつぶした。

 メキシコ南部では7日、マグニチュード(M)7.1の強い地震が発生し、メキシコ市一帯でも揺れが感じられた。さらにメキシコ市を含む中部を豪雨が襲い、地盤が緩んでいたとみられる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4dc11f41d4275a6ec0d7ddd17cb67983f7f83fd3

978taro:2021/09/15(水) 04:24:01
「法定」仮想通貨、多難の船出 エルサルバドル、普及遠く

中米エルサルバドルが暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨に採用し、14日で1週間が経過する。国民の利便性を高めるためだとしてブケレ政権が始めた世界初の試みだったが、当初から電子財布などの金融インフラに不調が起きる多難な船出となっている。同国の「実験」は注目されたものの、価格変動が大きい仮想通貨への警戒感は国内外で依然、根深い。

「大勢が(仮想通貨対応の)ATMを使おうとしたが、稼働しないようだ」

先週末にかけ、各種のオンライン交流サイト(SNS)上では、ビットコインが振り込まれた政府公式の電子財布「チボ」から、専用ATMを使い資金を引き出そうとした利用者の〝失敗談〟が書き込まれた。

同国政府は7日にビットコインを法定通貨に指定したが、直後から、チボがスマートフォンにダウンロードできなかったり、専用ATMが動かなかったりする不具合が報告されていた。

ブケレ政権は国民1人当たり30ドル(約3300円)分のビットコインを配布する奨励策をとった。だが、欧米メディアによると一部の国民は、投機対象とされ価格変動が大きいビットコインから、価値が安定した米ドルに換金して引き出そうとしているもようだ。

エルサルバドルは自国通貨コロンを放棄し、物価安定策として2001年にドルを法定通貨にした。国民の約7割が銀行口座などを保有せず、ブケレ政権は、多くの国民が金融サービスを利用できるよう、送金手数料が安いビットコインをドルに並ぶ法定通貨に指定した。米国などの出稼ぎ労働者からの送金が同国経済を支えているため、仕送りをしやすくして経済活性化につなげる狙いもある。

ただ、世論調査で国民の8割超が法定通貨として信頼していないと回答。首都サンサルバドルで、法定通貨採用に反対するデモも発生した。周辺国の受けも良くない。メキシコ銀行(中央銀行)のディアス・デ・レオン総裁はロイター通信に、「自分の給与(価値)が日々10%も上下するような」仮想通貨を、人々は信頼できる通貨と見なさないとの認識を示すなど、普及へのハードルは高い。

仮想通貨はマネーロンダリング(資金洗浄)や犯罪資金に流用されやすいとの懸念が根強い。米国など主要国の当局や国際機関は、「透明性の点に欠陥を抱えた」(世界銀行の報道担当者)仮想通貨を、法定通貨としたエルサルバドルの動向が、既存の金融秩序を乱しかねないと神経をとがらせている。(ワシントン 塩原永久)



https://www.sankei.com/article/20210914-ZXCITHQLXFPAHB7UP5FBBCSNJY/

979taro:2021/09/16(木) 04:39:30
ハイチ大統領暗殺、首相の関与疑う 検察当局、起訴を求める

【ニューヨーク=平田雄介】カリブ海の島国ハイチの検察当局は14日、モイーズ大統領が7月に暗殺された事件をめぐり、アンリ首相の起訴を裁判所に求めた。主犯格とみられる人物と暗殺後に2度通話した記録があるとして、事件への関与を疑っている。

AP通信によると、アンリ氏は政治家らとの会合で「いずれ真犯人が見つかり処罰される」と述べ、自らの関与を否定した。検察側はアンリ氏の出国禁止も裁判所に求めている。起訴や出国禁止を求めた検察官を同氏は解任した。

事件は7月7日午前1時ごろ、首都ポルトープランス郊外のモイーズ氏の自宅で発生。コロンビアの元軍人らで組織された武装集団がモイーズ氏を銃撃した。アンリ氏は同日午前4時3分と同20分に主犯格とみられる人物と電話で話したとされる。

アンリ氏は事件の直前にモイーズ氏から首相に指名されていた。ハイチでは8月14日に大地震が発生し2200人超が死亡。政情が混乱する中、11月7日に大統領選が予定されている。

https://www.sankei.com/article/20210915-JZ3DPRUNYBJAXG2NQQAQKFUAQM/

980taro:2021/09/16(木) 05:33:45
メキシコ、半導体生産拡大に向け南部州に拠点建設も=経済相

[メキシコ市 14日 ロイター] - メキシコのクロティエ経済相はロイターのインタビューで、国内の半導体生産を拡大するため、製造に必要な水が豊富にある南部諸州に製造拠点を建設する可能性があるとの見方を示した。

「われわれがサプライチェーン(供給網)のバランス最適化について語る時、(南部への)展開を意味している」と述べ、中部ハリスコと北西部バハカリフォルニアの両州には既に半導体生産施設があると説明した。ロペスオブラドール大統領は貧しい南部諸州への投資と経済発展促進を主要な政策目標に掲げている。

クロティエ氏は「メキシコは半導体の組み立て、パッケージング、そしてウエハーで貢献できる」と語った。

メキシコと米国は先週、「ハイレベル経済対話」を再開し、半導体をはじめとする供給網の共有化で競争力の強化を図ることで合意した。クロティエ氏によると、両国は半導体や医療機器、医薬品のサプライチェーンに関する共同作業部会の設置で合意したという。

同氏によると、半導体に関する作業部会は来週、第1回会合を開く予定で、11月9日に成果を報告する見通し。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c633101d6b77befd0ec771300ece4313a7181bac

981taro:2021/09/17(金) 05:17:42
ハイチ首相、検察トップの解任を指示 大統領暗殺の捜査中

(CNN) カリブ海の島国ハイチのアンリ首相が、同国の検察当局トップの解任を命じていたことが分かった。同トップはモイーズ大統領の暗殺事件を調査していた。

首相の報道官が14日に明らかにした。解任を命じられたベドフォール・クロード検察官は、大統領暗殺に関連してアンリ氏の訴追を目指していた。

クロード氏は14日、CNNに対し、訴追の可能性について判事1人と話し合っていると明らかにした。また移民当局にアンリ氏の出国を禁止するよう指示を出した。

モイーズ大統領は7月7日、私邸で襲撃を受け殺害された。現行の調査では米国人やコロンビア人を含む数十人の容疑者の名が挙がっているが、政府当局者は引き続き首謀者並びに犯行の動機を探っている。

先週、クロード氏はアンリ氏に対し事件に関する証言を行うよう要請。その際示した証拠は、暗殺の主犯格とみられる容疑者1人が殺害の数時間後にアンリ氏に電話をかけていたというものだった。

CNNはアンリ氏に何度もコメントを求めたが返答はない。同氏の報道官はクロード氏解任の命令についてコメントを控え、アンリ氏が証言する予定だった法廷審問には出席しなかったと述べた。

首相府はツイッターでクロード氏の後任を発表した。ただアンリ氏にクロード氏を解任する権限があるのかどうかは不透明だ。

法律の専門家や元政府当局者らは、検察官を解任できるのは司法相だけだとの見解を示している。

バンサン司法相並びにクロード氏本人にコメントを求めたが、ともに返答はない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b3d9a566bf7a04a20e2901dc313e75c35c2a2a5

982taro:2021/09/17(金) 05:30:23
エルサルバドルで抗議デモ ビットコイン法定通貨巡り

 【サンパウロ共同】中米エルサルバドルの首都サンサルバドルで15日、強権的姿勢を強めるブケレ政権が代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインを世界で初めて法定通貨にしたことなどを巡って数千人が抗議デモを行った。ブケレ政権に対する大規模な反政府デモは初めて。同国メディアが報じた。

 同国では米ドルも法定通貨。デモ参加者はビットコインに対応したATMを破壊するなどした。

 参加者らは「ビットコインにノー」「独裁にノー」などと書いたプラカードを掲げた。ビットコインは7日に正式に法定通貨となったが、使用するためのアプリの不調などが続きうまく機能していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1421992573e5e5bda53f210a66d723972c6dbd58

983taro:2021/09/17(金) 05:31:01
エルサルバドルで抗議デモ ビットコイン法定通貨巡り

 【サンパウロ共同】中米エルサルバドルの首都サンサルバドルで15日、強権的姿勢を強めるブケレ政権が代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインを世界で初めて法定通貨にしたことなどを巡って数千人が抗議デモを行った。ブケレ政権に対する大規模な反政府デモは初めて。同国メディアが報じた。

 同国では米ドルも法定通貨。デモ参加者はビットコインに対応したATMを破壊するなどした。

 参加者らは「ビットコインにノー」「独裁にノー」などと書いたプラカードを掲げた。ビットコインは7日に正式に法定通貨となったが、使用するためのアプリの不調などが続きうまく機能していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1421992573e5e5bda53f210a66d723972c6dbd58

984taro:2021/09/18(土) 05:59:20
エルサルバドル債急落、ビットコイン法定通貨やIMF支援巡り懸念

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 中米エルサルバドルの国債価格が16日に急落し、米国債との利回り差(スプレッド)は過去最大の水準に拡大した。国際通貨基金(IMF)と協議中の10億ドルの金融支援が実現しない懸念があるほか、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの法定通貨化が信用格付けに悪影響を及ぼす恐れもある。

国債のスプレッドは986ベーシスポイント(bp)まで拡大し、2020年5月に記録した過去最大の水準を更新した。

格付け会社S&Pグローバルは同日、同国の法定通貨としてのビットコイン導入は信用格付けに直ちにマイナス方向に影響していると指摘。主要なリスクとして、IMFからの支援取り付けへの期待を損ね、財政の脆弱性を増大させ、銀行が融資を行う際に通貨のミスマッチを生じさせて銀行に打撃を与える可能性を挙げた。

ビットコインの法定通貨化に伴うリスクは想定されるメリットを上回っているようだとした。

国債価格は昨年10月に付けた安値近辺まで下げている。

証券会社アマースト・ピアポントの中南米債券責任者、シボン・モーデン氏は「経済の政策課題は引き続き、政治の政策課題よりも後回しにされており、予算の財源に関する明確な枠組みが不在で、財政規律へのはっきりとしたコミットメントもない」と指摘した。

15日にはブケレ大統領の強権的姿勢に抗議するデモ行進が繰り広げられ、ビットコインの法定通貨化に反対する声も上がった。

一方、最高裁の憲法法廷の判事が5月に解任され、同法廷が最近、ブケレ氏の24年再出馬に道を開く判決を下したのが原因で米国との関係は悪化している。

IMFの融資に関する決定では、米国が最大の投票権比率を持つ。

IMFのゲリー・ライス報道官はこの日、エルサルバドルへの支援は「協議中」と述べ、汚職対策と財政責任が優先議題になっていると説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b22366abb95dd0147b245af19e04afc61e66f1d1

985taro:2021/09/18(土) 06:02:19
記念日彩る“ドローン500台”コスタリカ

暗闇に浮かび上がる「200年」の文字。スクリーンに映されているのではありません。オリンピック開会式でも登場したドローンで描かれています。

15日は、中米コスタリカがスペイン独立200年を祝う記念日。その記念のイベントが開かれ、ロイター通信によりますと、500台のドローンが投入されました。

赤、白、青のコスタリカの国旗カラーを使ったデザインや、コスタリカに多く生息する動物のナマケモノ、特産のコーヒーをドリップするデザインも登場しました。

そして、コロナ禍で戦う医療従事者をたたえました。

地元住民
「ドローンはすごかった!こんなのは見たことないわ!私だけじゃなく、コスタリカ人みんなが感激してる。式典は全部コスタリカだったわ!」

コロナ禍の国民にとっては楽しい独立記念日となったようです。





https://news.yahoo.co.jp/articles/13fc4f2afd82e017231974201d419b76f9ff9ee4

986taro:2021/09/18(土) 06:03:38
政情不安が影響か米・メキシコ国境に難民申請のハイチ人ら殺到

 アメリカ南部テキサス州に、政情不安が続く中米ハイチ出身者を中心に、難民申請を希望する人たちが続々と押し寄せています。手続きを待つ人は1万人を超えているということです。

 メキシコとの国境・リオグランデ川を歩いて渡るのは、アメリカへの難民申請を希望する人たちです。

 ロイター通信などによりますと、国境沿いのテキサス州デル・リオにある橋の下には仮設のキャンプが作られ、大勢の人が手続きを待っています。その数は今週はじめの数百人から一気に増えて、15日夕方には1万人を超えました。多くがハイチ出身だということで、アメリカメディアは、7月の大統領暗殺や先月の大地震などが続く中、政情不安が背景にあると指摘しています。

 キャンプは高温に加え衛生状態が悪化していて、移民に寛容とされるバイデン政権がこの状況を招いたなどの批判も出ています。(17日16:24)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a8ba950d417e062222e091fa6aaebe7c4202447

987taro:2021/09/22(水) 05:25:57
「国境の南」からハイチ難民 リオグランデを渡渉して米国へ

シウダード・アクニャ、メキシコ、9月21日(AP)― カリブ海の島国ハイチから米国を目指す1万人を超える移民希望者が、メキシコから国境のリオグランデ川を渡渉、米南部テキサス州デルリオに集まっている。
 それに伴って、米国側でも国境警備を強化して、不法越境者の拘束と国外追放で対処しているが、現地は混乱を極めている。
 国境の南側メキシコのシウダード・アクニャから、リオグランデの浅瀬を徒歩で越えたハイチからの難民は、テキサス側に仮設のキャンプを設置。そこを拠点にメキシコとの間を往復して、身の回りの持ち物や食糧などを米国側に運び込んでいる。
 米の警備当局は9月19日、国境の検問所を閉鎖したが、翌日なってもリオグランデを渡る移民希望者の流れは止まるどころか、増えているという。
 2010年のハイチ大地震以降、米国を目指すハイチからの移民が跡を絶たない。

(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/158168cd9c5188020a2de92a41c980396a65f5fd

988taro:2021/09/22(水) 05:32:10
米、グアテマラ・エルサルバドル当局者を「汚職」リストに追加

[メキシコ市 20日 ロイター] - 米政府は20日、中米グアテマラの司法長官と側近、エルサルバドル最高裁の判事5人を「非民主的で腐敗した」当局者のリストに追加したと発表した。ブリンケン国務長官がツイッターで明らかにした。

両国における汚職への対応を巡り、バイデン米政権の苛立ちや懸念が強まっている兆候が浮き彫りとなった。

エルサルバドルのブケレ大統領はツイッターの投稿で「このリストは明らかに『汚職』とは無関係だ。完全に政治的な動きで、最もたちの悪い干渉だ」と批判した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a3eeddcf516cff8083410f22d0d2c60fbdace0e8

989taro:2021/09/22(水) 05:35:47
米国境警備隊 ハイチ避難民らを馬で威嚇、縄を振り回す姿も

 政情不安が続く中米ハイチの人たちを中心に難民申請の希望者がアメリカとメキシコの国境地帯に殺到していますが、アメリカ国境警備隊の対応が物議を醸しています。

 メキシコ側から川を渡り不法にアメリカに入ろうとする人たち。馬に乗ったアメリカの国境警備隊員たちが行く手を阻もうとしますが、縄のようなものを振り回して威嚇しているように見えます。アメリカとメキシコの国境付近にはハイチ出身者を中心にアメリカへの難民申請を求める人々が押し寄せていますが、この国境警備隊の対応について、ホワイトハウスのサキ報道官は。

サキ報道官
 「いきさつはわかりませんが、映像を見て誰もが容認できる適切なものだとは思いません」

 現地では、強制送還を逃れようと、再び川を渡りメキシコ側へ逃げ戻る人も見られています。(21日18:41)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc2ba8a95875563c505e660b6cc792804d6cf686

990taro:2021/09/23(木) 04:53:33
「絶望している」 ハイチ移民、米国境で絶たれる希望

【AFP=時事】流れにのまれないようロープにつかまり必死に川を渡る。子どもを肩車している人やかばんを頭に乗せている人もいる。──米国境で足止めされたハイチ移民が、食べ物や水、医療を求めリオグランデ(Rio Grande)川を渡り、メキシコへ引き返している。

 移民たちは、長く過酷な旅が無駄に終わるのではないかと不安を募らせている。

「私たちは絶望している」とハイチ人のマクシミル・マルカデュー(Maximil Marcadieu)さん(28)は言った。住んでいたチリから2か月近くかけてたどり着いた末、数千人の移民と同じく橋の下の吹きさらしのキャンプで立ち往生しているという。

「みんな米国に行くのを夢見ているのに、今や強制送還されている」

 国連(UN)は21日、米国が大勢のハイチ移民を強制送還したことに「深刻な懸念」を表明。本当に亡命を希望している人が危険にさらされる恐れがあると警告した。

 米テキサス州デルリオ(Del Rio)から国境を越えてメキシコ・シウダードアクニャ(Ciudad Acuna)へ入る際、メキシコ当局に拘束される可能性もある。

 しかし、多くはこの機会を利用して休息したり、食べ物を調達したり、治療を受けたりしている。

 ここ数か月で多くの人が、米国での新しい生活を求めて北上し、メキシコ南部にたどり着いている。その大半はハイチ人だ。

 米国の国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス(Alejandro Mayorkas)長官は20日、ハイチ人は「一時保護資格(TPS)」に基づく難民として米国に滞在できるという誤った情報が伝わっていると指摘した。

 TPSは2010年のハイチ地震の後、米国から帰国できなくなったハイチ人に適用された。

 さらにハイチでは今年7月7日、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が暗殺され政治的混乱に陥ったため、米当局はTPSの適用を7月29日以前に米国内にいたハイチ人に拡大した。

■「家族一緒に暮らすのがハイチ人」
 マルカデューさんは妻と2歳の娘を連れてチリを出発し、ボリビア、ペルー、コロンビア、パナマ、コスタリカ、ホンジュラス、ニカラグア、グアテマラ、メキシコを旅してきた。

 パナマとコロンビアの間では、命を落とす移民も少なくない無法地帯の密林、ダリエン地峡(Darien Gap)を4日間かけて歩いた。それだけの思いをしてたどり着いた今、強制送還される危険があるぐらいでは、最後の国境越えをあきらめようとは思わない。

「米国には家族がいるし、いつも一緒に暮らしたいと思うのがハイチ人だ。だからチリを出た」と、食料を探しにシウダードアクニャを訪れたマルカデューさんはAFPに語った。

 リオグランデ川沿いの公園では、国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」などが支援活動を行っている。移民に食料や水、ソフトドリンクなどを売ろうと車やトラックで乗り付ける人もいる。

 ハイチ移民は強い流れにのまれないようロープにつかまり、リオグランデ川を渡る。

「家族連れでも妊婦でも強制送還すると言っている」とエルビンソン・サンティル(Elvinson Saintil)さん(16)は語った。両親と3人のきょうだいと一緒に同じくチリからたどり着いたという。これから待ち受ける運命が不安でたまらず「怖い」ともらした。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/c149ff2c656979ef8be66cfe34c6c548fe365fc3
https://news.yahoo.co.jp/articles/c149ff2c656979ef8be66cfe34c6c548fe365fc3?page=2

991taro:2021/09/23(木) 05:00:25
移民追放巡りバイデン氏に圧力強まる、ハイチ難民が怒りの声

[ポルトープランス(ハイチ)/シウダードアクニャ(メキシコ) 21日 ロイター] - 米国の移民追放政策を巡り、バイデン大統領に停止を求める圧力が高まる中、ハイチの主要空港では21日、米国とメキシコの国境周辺から本国送還された人々が怒りの声を上げた。

米国とメキシコの国境を流れるリオグランデ川のテキサス州側の町デルリオと対岸のシウダードアクニャを結ぶ橋の下では、ハイチ人を中心に米国への入国を希望する1万人近くが間に合わせのキャンプ(滞在施設)で生活し、劣悪な環境が続いている。

米当局はここ数日に少なくとも4000人をこの場所から排除。数百人がハイチに送還されている。

ロイターの関係者によると、ハイチの首都ポルトープランスの空港では白いTシャツを着た男性の集団が降りた飛行機に戻り、少なくとも1人が再搭乗を試みた。

ハイチ政府が本国送還を受け入れたと聞いたと語り、政府に怒りをあらわにする人もいた。

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は、このような不安定な状況下で移民を国外追放するのは国際法に違反する可能性があるほか、避難所を求める人々の命を危険にさらすことになると警告した。

米民主党のシューマー上院院内総務も、移民をハイチに追放することは「常識を逸脱している」とバイデン氏を非難。移民キャンプでの国境警備隊の対応に怒りを表明した。

ハリス副大統領は、状況は複雑であり、ハイチの人々の基本的なニーズを支援するために米国はさらなる努力が必要だと述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2accc562787a4ea42beba966d1990adb0654bf25

992taro:2021/09/23(木) 05:01:36
米国境警備隊、移民を馬で追い回す 写真物議で長官が弁明

【AFP=時事】米国のメキシコ国境地帯で、馬に乗った国境警備隊がハイチ移民を追い回す場面を撮影した写真が話題を呼び、米政府に対する批判を生んでいる。米国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス(Alejandro Mayorkas)長官は22日、同省傘下の国境警備局を擁護した。


 AFPのポール・レイチ(Paul Ratje)カメラマンが19日、テキサス州デルリオ(Del Rio)で撮影した一連の写真には、国境警備隊が馬の長い手綱を振って不法移民を威嚇し、国境を流れるリオグランデ(Rio Grande)川に押し戻しているように見える場面が写っている。

 米国を含む世界各国のメディアは写真を繰り返し掲載。家畜の群れを統率するカウボーイを想起させるとの声や、馬に乗った警官や刑務官、奴隷主が黒人にむちを振るった過去をほうふつとさせるとの批判が上がった。

 マヨルカス氏は下院の国土安全保障委員会で、写真は「国としてのわれわれの姿を反映するものでも、税関・国境警備局(CBP)がどのような組織かを反映するものでもない」と弁明。「これらの画像に写っている出来事について、調査を命じた」と述べた。

 米国土安全保障省は現在、米国への移住を目指して国境を越えてくる大勢の人々の阻止に苦戦している。ハイチ移民の多くは、同国で大きな被害を出した2010年の地震などを受け、数年前に南米へ逃れていた人々だ。

 国境警備隊は先週末、航空便によるハイチ移民の強制送還を開始。しかし、問題の写真が話題を呼ぶと、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が率いる与党・民主党からも、移民の扱いに対する非難が相次いだ。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/2de1252ed269520c876d581b507cf813ffff6935

993taro:2021/09/23(木) 05:02:40
〔海外地震〕ニカラグア沿岸付近でM6.5・津波被害のおそれなし(9/22)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間9月22日18:57頃、ニカラグア沿岸付近を震源とするM6.5の地震が発生しました。津波警報センターは情報を発表しましたが、津波による大きな被害のおそれはありません。【9月22日20:00現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:ニカラグア沿岸付近(北緯12.1度 西経87.8度)
近隣都市の方角・距離:
北東  78.6 kmにヒキリリョ(ニカラグア チナンデガ県)
東北東 82.3 kmにコリント(ニカラグア チナンデガ県)
北東  93.4 kmにエル・ビエホ(ニカラグア チナンデガ県)
東北東 94.4 kmにチナンデガ(ニカラグア チナンデガ県)
東北東 101.2 kmにチチガルパ(ニカラグア チナンデガ県)

発生日時(日本時間):9月22日18:57頃
震源の深さ:30.7km
地震の規模:M6.5
津波:津波警報センターは情報発表も、大きな被害のおそれはない。

■基礎データ
ニカラグア共和国
人口:647万人
首都:マナグア
在留邦人数:88人(外務省発表)

レスキューナウ

https://news.yahoo.co.jp/articles/a9d649031f878f20b7492b95c35af8d2830d4679

994taro:2021/09/24(金) 05:05:30
メキシコの麻薬王の隠れ家が宝くじの賞品に…2020年に競売にかけるも買い手はなし

悪名高き麻薬王「エル・チャポ」の隠れ家が宝くじの賞品になるとAP通信が報じた。

メキシコ当局は2020年にも、この家を競売にかけたが買い手がつかなかった。

メキシコの海兵隊が2014年にこの家を襲撃し、エル・チャポはトンネルを通って脱出したが、数日後に捕まった。

メキシコの麻薬王、ホアキン・「エル・チャポ」・グスマン( Joaquín "El Chapo" Guzmán )の隠れ家が、メキシコの国営宝くじの賞品になったとAP通信( Associated Press)が報じた。

2014年2月、当時麻薬密売・密輸組織のシナロア・カルテル(Sinaloa cartel)の最高幹部だったグスマンは、メキシコのクリアカンのに潜伏していると言われていたが、当局の追跡を逃れ、トンネルや運河を通って逃亡した。結局、彼は数日後にマサトラン近郊で逮捕された。

そのクリアカンの家は、メキシコの海兵隊が麻薬王を捕まえるためにドアを突き破った後に改装された。AP通信によると、家の周囲を見渡せる監視カメラはすべて取り外され、地下トンネルにつながるバスタブの下の穴もふさがれたという。

メキシコのINDEP(Institute to Return Stolen Goods to the People)のウェブサイト上では、この家がエル・チャポの隠れ家であったことには一切触れておらず、「クリアカンの家(Casa en Culiacán)」としか記載されていない。

2021年6月にこの賞品について明らかにしたメキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール( Andrés Manuel López Obrador)大統領も、この家の歴史については多くを語らなかった。

この家の特徴についてオブラドール大統領は「黒いフェンスがあり、公園から7分のところにある」とだけ述べ、悪名高い麻薬王については言及しなかった。

INDEPは2020年にこの家を約13万ドル(約1420万円)で競売にかけたが買い手がつかなかったとAPは報じている。

この2ベッドルームの家は何年も放置されているが、18万3000ドル(約2000万円)の価値があると言われている。

グスマンには何度も当局から逃亡したことがある。1993年のグアダラハラ空港での銃撃戦に関する罪で、最高のセキュリティを施したグアダラハラ市郊外のプエンテ・グランデ(Puente Grande)に1995年に収監された。しかし、2001年1月、メキシコ最高裁判所がアメリカへのグスマンの引き渡しを認める判決を下した後、彼は洗濯物用カートに乗って脱獄した。

彼は2014年に再び捕まるまで13年間逃亡を続けた。そして2015年7月11日には、再び刑務所から脱走する。この時は監視カメラの死角になっていた独房の穴をすり抜けた。その穴は地下トンネルにつながっており、彼は工事費と賄賂で推定5000万ドル(約54億6500万円)を費やしたという。

エル・チャポは、最終的には2016年1月、故郷のシナロア州にあるロス・モチスで身柄を確保された。2017年1月にはアメリカに送還され、2019年7月に終身刑の判決を受けた。

宝くじの抽選会はメキシコの独立記念日の前日の2021年9月15日に行われたが、当選者の身元は明らかにされていない。

[原文:The safe house of Mexico's once most infamous drug lord 'El Chapo' is now a lottery prize]

(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)

https://news.yahoo.co.jp/articles/08939ff00e533c3268b28c702282b70cb3af33c9

995taro:2021/09/24(金) 05:10:40
「俺はクールな独裁者」 中米エルサルバドル大統領

【サンパウロ時事】中米エルサルバドルのブケレ大統領(40)が22日までに、自身のツイッターの自己紹介欄を「世界で最もクールな独裁者」に変更した。

 同氏を「強権的」と批判する内外の声をからかったとみられる。

 ブケレ氏は支持率が8割以上に達しているが、最近は司法や政敵への締め付けを強化。禁じられている連続再選に向けた憲法改正手続きを進めている。今月には国民の懸念をよそに、暗号資産(仮想通貨)のビットコインを世界で初めて法定通貨化した。

 反発を強める一部の市民は15日、首都サンサルバドルで数千人規模の抗議デモを展開。ブケレ氏は直後に紹介欄を「エルサルバドルの独裁者」に更新し、今回「格上げ」した。2019年6月の就任直後は「世界で最もハンサムでいかした大統領」を自称していた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/814288397de7d4d590057a62203deee91ff5910e

996taro:2021/09/25(土) 04:22:38
騎馬隊の移民対応は「言語道断」 バイデン氏、対処を約束

【9月25日 AFP】米国のメキシコ国境地帯で、国境警備隊が貧しいハイチ移民を馬に乗って制止する暴力的な場面が撮影されたことを受け、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は24日、国境警備隊の行動を「言語道断」と非難し、関係者は「代償を払う」ことになると明言した。

 バイデン氏はホワイトハウス(White House)での記者会見で、この問題に初めて言及。「ひどいものだった」と述べ、「言語道断だ。あの人たちは代償を払うことになると約束する」と表明した。

 バイデン氏は今年1月に就任した際、共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領による国境管理政策は非人道的であるとして、撤回を約束。だが就任から8か月がたち、メキシコ国境では大量の移民が不法入国し拘束される事態となっており、バイデン氏は苦境に立たされている。不法入国者の数は8月、20万人に上った。

 与党・民主党内からは、バイデン氏が厳しい国外退去規則の保持を決めたことで公約に違反したとの批判が上がっている。一方でホワイトハウスは、バイデン氏の決定は新型コロナウイルス対策に基づく必要なものだと説明している。

 共和党とFOXニュース(Fox News)は連日にわたりバイデン氏批判を展開。国境地帯は制御不能な状況にあり、政府は米国の治安維持を放棄していると非難している。

 今月には、国境地帯で撮影された写真がきっかけで、この問題に大きな注目が集まった。写真には、厳しい旅路を経て徒歩でメキシコから越境するハイチ移民の行く手を、国境警備隊の騎馬隊員が阻む様子が写されていた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3367807?cx_part=top_topstory&cx_position=1

997taro:2021/09/25(土) 04:26:22
米ハイチ特使、バイデン政権に抗議の辞任 移民送還「非人道的」

米国務省のプライス報道官は23日、カリブ海の島国ハイチ担当のダニエル・フット特使が辞任したと明らかにした。フット氏は辞表で、バイデン政権がハイチ移民ら数千人の本国送還を決めたのは「非人道的だ」と批判。自身の反対意見は却下されたとしており、抗議の辞任となった。

マヨルカス国土安全保障長官は南部テキサス州のメキシコ国境地帯に殺到するハイチなどからの不法移民を「追い返す」と警告していた。7月に特使に任命されたフット氏はブリンケン国務長官に宛てた辞表で、ハイチへの送還を逆効果だと指摘。「米国の対ハイチ政策には大きな欠陥があり、私の提言は無視され、却下された」と訴えた。

プライス氏は提言が無視されたとの指摘について「完全な間違いだ」と強調し、内部協議を十分に踏まえた上で政策を決定したと反論した。

地域の最貧国ハイチでは30万人超が犠牲となった2010年の地震以降、多くの人が米国を目指して出国。今年7月にモイーズ大統領が暗殺され、国内情勢が混迷している。(共同)


https://www.sankei.com/article/20210924-DP6PVZ4FVZPJJK2AQF6TTLPNB4/

998taro:2021/09/25(土) 05:11:03
今度はグアテマラで火山が噴火 カナリア諸島ラパルマ島の噴火から4日

 アフリカ大陸に近い大西洋のカナリア諸島・ラパルマ島で19日にクンブレ・ビエハ山が噴火したばかりだが、23日になってそこから7600キロ西に離れた中米グアテマラのフエゴ山(標高3763メートル)が噴火。大量の火山灰が上空に放出され、ふもとの町には溶岩が流れこんでいる。
 首都グアテマラ市の南西約35キロに位置するフエゴ山は同国に存在する三つの火山の一つ。今回の火山活動で深刻な被害は出ていないとされているが、2018年6月の噴火では死者113人、行方不明332人を記録している。

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/09/24/kiji/20210924s00042000352000c.html

999taro:2021/09/28(火) 04:51:30
エルサルバドル、リスク集団にコロナワクチンのブースター接種開始へ

[サンサルバドル 24日 ロイター] - エルサルバドルのブケレ大統領は24日、高齢者や医療従事者、基礎疾患のある人など多様な集団に対し、新型コロナウイルスワクチンの3回目追加接種(ブースター接種)を開始すると明らかにした。

同国は2月以降1200万回分のワクチンを調達している。

大統領はツイッターで、ブースター接種対象には、60歳以上の高齢者、現場の医療従事者、教員、軍職員、警官、消防士、および基礎疾患を持つ国民が含まれると説明。「イスラエルでの3回目接種における成功を踏まえ、エルサルバドルでの3回目接種開始を決定した」としたうえで、政府は26日から予約を受け付けると述べた。

中南米では、パナマ、エクアドル、チリなど、特定のリスク集団にブースター接種を行なう動きが相次いでいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/95e8585f5cfa67adeac092df8a3ed6e347e70660

1000taro:2021/09/30(木) 04:59:20
キューバ、高周波攻撃を否定 米外交官の体調不良問題

 【ハバナ共同】キューバ駐在の米外交官らが2016年から聴覚障害などの体調不調を相次いで訴えた問題で、キューバ科学アカデミーは29日までに、米国の専門家らが指摘した高周波攻撃の可能性を退ける報告書をまとめた。特定の人物を狙った攻撃は物理的に困難で、攻撃の証拠も米当局を含めた捜査で見つからなかったとしている。

 16年11月以降、ハバナの米国とカナダの大使館職員らが聴覚障害などを訴え、脳や神経系の損傷なども報告された。米国は職員を国外退避させるなど外交問題に発展。中国やロシア、オーストリアなどに駐在する米大使館職員らからも体調不良が報告された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a8406d72bc5ed70e4d5fd535033c8859018b33f




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