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It takes 人 量 to do. (人が〜するのに量がかかる。)に関して。

1うりぼうたろう★:2008/02/20(水) 01:32:19 ID:???0
このように訳せる理由がよくわかりません。というか、あやふやです。
だって、take の目的語であるはずの人が日本語訳では to 不定詞の主語になってしまっている
のだから、訳がわかりません。
だけど、自分なりに考えてみました。

例文:It takes the average moterist 317 feet to stop a car that is going at 55 miles an hour.
(訳:平均的ドライバーが時速55マイルで走る車を停めるには317フィート必要である。)

take は
「意識的に手にとって、have 空間(主語の守備範囲内とでも言いましょうか。)の中に取り込む。」
というのが基本イメージで、
またこの文は第4文型だから、「手渡す」というのが基本イメージです。
It を「漠然とした状況のit」ととるか「形式主語のit」とるかが問題となると思いますが、
とりあえず両方でとっておくと、

「漠然とした状況は、317フィートという距離を意識的に手にとって自らの中に取り込むのです。
 『317フィートという距離ってどんな距離?』という不足情報があるけれど、
 その不足情報は to stop 以下が埋めてくれる。317フィートという距離は、
 時速55マイルという「点速度」(一定速度)でワシャワシャ進んでいる車を停めるのに必要な距離。
 そして平均的ドライバーにその取り込んだものを手渡すのです。」
or
「それ(It)は317フィートという距離を意識的に手にとって自らの中に取り込むのです。
 それ(It)というのが不足情報で、その不足情報は時速55マイルという「点速度」(一定速度)で
 ワシャワシャ進んでいる車を停めること。
 平均的ドライバーにその取り込んだものを手渡すのです。」

 「漠然とした状況は平均的ドライバーに対して、一定時速55マイルで進んでいる車を停めるのに必要な
  317フィートという距離を取り込んで手渡すのです。」
⇒or
 「一定時速55マイルで進んでいる車を停めることは平均的ドライバーに対して、
  317フィートという距離を取り込んで手渡すのです。」

 「漠然とした状況は一定時速55マイルで進んでいる車を停めるのに必要な
  317フィートという距離を取り込んで平均的ドライバーに手渡して使わせてあげる。」
 (「手に取る⇒手にとって使う」という意味の派生と、第4文型の「〜させてあげる」という意味。)
⇒or
 「一定時速55マイルで進んでいる車を停めることは
  317フィートという距離を取り込んで平均的ドライバーに手渡して使わせてあげる。」
 (「手に取る⇒手にとって使う」という意味の派生と、第4文型の「〜させてあげる」という意味。)

 (平均的ドライバーの立場から考えると、)
 「平均的ドライバーは、漠然とした状況が取り込んだ、一定時速55マイルで進んでいる車を
  停めるのに必要な317フィートという距離を使わせてもらう。」
⇒or
 (平均的ドライバーの立場から考えると、)
 「平均的ドライバーは、一定時速55マイルで進んでいる車を停めることが取り込んだ、
  317フィートという距離を使わせてもらう。」

⇒「平均的ドライバーは、時速55マイル(一定)で進んでいる車を停めるのに
  317フィート要する。」

⇒「平均的ドライバーが時速55マイル(一定)で進んでいる車を運転しているときの
  制動距離は317フィートである。」

こんな感じでしょうか?

よろしくお願いします。

2パーヤン★:2008/02/20(水) 08:23:13 ID:???0
うりぼたろうさん、宜しくお願いします。

Itはここではto stop以下のことです。

>take は
>「意識的に手にとって、have 空間(主語の守備範囲内とでも言いましょうか。)の中に取り込む。」
その通りです。後半は田中茂範先生の方の説明ですかね。
この場合は人が主語ではないのでより抽象的に捉えている田中先生の定義の方がわかりやすいかもしれません。

まず単純な文から考えていきましょう。

It takes 317 feet.
it(漠然と頭に浮かんでいる、言葉に言い表わさないその何か)は317 feetを自分のところに取り込む

このtakeの手に取る、取り込む動作は何の目的もなくtakeしているのではなく
「手に取って何かに使う」(P238・ネイティブスピーカーの単語力1基本動詞)
何らかに使うために取り込んでいるわけです。

取り込んで何に使うのか?→to stop a car と補ってあげる。

it(=to stop a car)は317 feetを取り込んでto stop a carに使ってるよ
→逆を返せば車を止めるのには317 feet必要。
It take 〜 to doが〜するのに〜かかる、になるカラクリはこういう事です。

3パーヤン★:2008/02/20(水) 08:24:29 ID:???0
更に今回は第4文型で
It takes the average moterist 317 feet
となっています。
先生のSVOOはgiveの感覚で捉えると
itは317 feetを取り込んで、the average moteristに手渡している。
(結果、317 feetはthe average moteristのもの)
つまり、ここでは317 feetかかるのはthe average moteristが対象、彼らにとってのこと
と、かかる対象を限定する意味合いで置かれていると思います。

上に出た田中先生のhave空間理論だと
itがtakeするのは単なる317 feetではなくthe average moterist <have> 317 feet(という状況)
やはり対象者を限定する意味合いに通じます。

まとめると
>例文:It takes the average moterist 317 feet to stop a car that is going at 55 miles an hour.
it(漠然と頭に浮かんでいる、言葉に言い表わさないその何か)は、317 feetを自分のところに取り込み
平均的ドライバーにそれを負わしめて、〜する車を止めるのに使います。
→時速55マイルで走行する車を止めるのには、平均的ドライバーにとって、317マイルかかります。
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>(訳:平均的ドライバーが時速55マイルで走る車を停めるには317フィート必要である。)

結局for A to doと同じように、the average moteristとto stop a carには意味上の主語述語関係が読み取れるので
このような訳になるんだと思います。

うーんいまいちスッキリ説明できないのがもどかしいですが
こういうことだと思います。

4うりぼうたろう★:2010/01/01(金) 17:13:23 ID:???0
パーヤンさん、ありがとうございました。
よく理解できました。

返事が遅くなってしまい、すみませんでした。

5パーヤン★:2010/01/02(土) 21:52:17 ID:???0
いえいえ、僕もこの頃バタバタして中々書き込めないんですよ。

みなさん気になさらずに書きたい時に書いてくださいね

6うりぼうたろう★:2010/02/16(火) 05:26:01 ID:???0
ありがとうございます。

新たにスレッドを立てるのもナンなので、ここを再利用させてください。

7うりぼうたろう★:2010/02/16(火) 05:27:06 ID:???0
物の大きさと構造の複雑性について論じた科学的論説に出てきた文です。
http://blog.livedoor.jp/livermore_file/archives/26728.html

It is no surprise that the most complex features of the Universe, which proved most reluctant to yield to the traditional methods of scientific investigation, should exist on our scale.

最終部に出てくる should についてです。
駿台予備学校が出している「青本」の解説に、
この should は一般に「感情の should」と呼ばれるもので、ここでは主節に surpurise があるために使われている。これは「驚き;遺憾などの主観的判断」を表す主節の後で用いられるもので、「…すべきだ」という義務の意味はない。
とありました。
どうして should に感情の意味があるのかはわかりません(shall=強い意志 の名残?)が今は保留して受け入れることにして、ここに should を置く必然性についてお聞きしたいのです。
「主節に surprise があるために使われている」と解説にありましたが、本文では「no surprise」となっていて、「驚き」が否定されています。
「主節に surprise があるために使われている」が正しいとすれば、本文では surprise ではなく、正反対の no surprise が使われているのだから、should を使う必然性は無いと思います。
この本文と同じように、主節で「no surprise」を使っていても that 節内で should を使っていない例なんて、検索をすればいくらでも出てきます。
あるいは、この解説は、仮定法現在の文(要求・主張の文)に should を入れた文のことを想定しているのかなとも思いましたが、exist は事実を述べているはずなので、また、仮定法現在の文(要求・主張の文)に should を入れた文の should には多少なりとも「〜べき(義務)」の意味が含まれているので、この仮定は完全に否定されます。

そして自分なりに考えてみました。
「宇宙で一番複雑なのは我々人間を含む生物なんだよ。どう?意外だったでしょ?おっどろいたでしょ?こんなに身近なところにあるなんて。」
本文にこういうニュアンスを含めたいから、should を置いて「驚き」や「意外性」を示したかったのでは?と思ったのです。
つまり、主節に surprise があるから、that 節に機械的に should を置くんだよということではなくて、that 節の中身に意外性や驚きのニュアンスを込めたいから should を置いたのではないかということです。

以上の考えは正しいでしょうか?
また、「感情の should」なるものの成り立ちも併せてお教え願えれば、と思っています。
どうぞよろしくお願いします。

8うりぼうたろう★:2010/02/16(火) 05:42:15 ID:???0
もし、
意外性や驚きのニュアンスを込めたいから should を置いた
という考えが正しいなら、
surprise などの特定の語が無くても、
意外性や驚きのニュアンスを込めたいなら should を置いても良いということになりますが、そのような例はありますか?

また、解説の和訳ではこの should は訳出されていないのですが、
「驚くべきことではない」と平たく訳すると意外性が出ないので、
「驚くべきことなんかじゃない」とささやかに訳出するか、あるいは、
「意外なことに我々の規模で存在している」と露骨に訳出するかした方が良いんじゃないのかなと思うのですが、どうでしょう?

9パーヤン★:2010/02/19(金) 11:20:51 ID:???0
うりぼたろうさん、お久しぶりです。

この感情のshould実は元々は原形だったのが
イギリスで3人称に原形はおかしいという議論から
後付け的につけられたという話もあるんですよ。

旧掲示板過去ログ

ttp://wiki.livedoor.jp/onishi_eah1/d/6685.%bb%fe%c0%a9%a4%ce%a4%a2%a4%eb%a4%ca%a4%b7%a1%a3%28EAH%29

でもその論争がイギリスで起こる以前にアメリカに移住している人達もいましたから
アメリカでは原形を使いますね。

でなぜ原形かというとリンク先のraintreeさんも言っている通り
surpriseなのは実際の事象として述べられていることではなく
あくまで話し手の主観的な主題なんです。

It's surprising he says so.←これは実際言ってることに対して驚いている。

It's surprising he say so.←これは彼が言うことに自体に対して驚いている。
                        (そんな事考えるだけで驚いてしまう)

>>7ですと
宇宙に関する最も複雑な特質が我々の尺度で存在するなんて、
そういう主題を頭で想定すること自体全然驚くことじゃない。


ということで

宇宙に関する最も複雑な特質が我々の尺度で存在しているという事実に対して
驚くことはないと評価しているわけではないです。

文脈が
>宇宙で一番複雑なのは我々人間を含む生物なんだよ
なら
宇宙で一番複雑なのは我々人間を含む生物なんだって考えたっていいじゃない
別に驚くことじゃないということでしょ。


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