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あいさつ、雑談、スレを立てるほどでもない話題

1やぱーの@管理人:2006/09/14(木) 04:31:57

リクエストにより。

336松戸彩苑:2008/01/19(土) 18:51:56
日本も「エスペラント抜き」で国際化が進行してますね。

http://www3.nhk.or.jp/news/2008/01/19/k20080119000077.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/01/19/d20080119000077.html

  アジアの買い物客に電話通訳

国内の個人消費が伸び悩むなかで、日本百貨店協会は、消費意欲が旺盛なアジアの観
光客を取り込もうと、全国のデパートを訪れる中国や韓国などの人たちを対象に、コール
センターに常駐する通訳が電話で接客に応じるサービスを始めることになりました。

このサービスは、日本百貨店協会が20日から始めるもので、大阪にあるコールセンター
に常駐している中国語や英語などの通訳が、売り場を訪れた海外の買い物客からの商品
への質問や相談に電話で応じ、店員との会話を支援します。東京・新宿のデパートでは、
サービスの開始を前に、すべての販売員にコールセンターの電話番号が書かれたカード
を配り準備を進めています。国際観光振興機構によりますと、観光などで去年日本を訪れ
た外国人の数は、中国や韓国などアジアを中心に増加し、過去最高の800万人を超える
見通しです。日本百貨店協会では、国内のデパートの売り上げが11年連続で減少するな
ど低迷するなかで、消費意欲が旺盛なこうしたアジアの観光客を取り込みたいとしており、
全国260余りのデパートでサービスを展開する計画です。日本百貨店協会の今井成价常
務理事は「アジアの観光客の購買力はどんどん高まっている。大きなビジネスチャンスと
して売り上げにつなげていきたい」と話しています。

337りょほう:2008/01/26(土) 18:00:49
「ファイルを共有する」とかいうときの、「共有」を意味するエスペラントの単語を知っていたら教えてください。

http://raporto.info/2008/01/25/kiotoosako-polico-arestis-kreinton-de-komputila-viruso-pro-kopirajta-atenco/
ニュース記事を投稿したのですが、「ファイル共有ソフト」の「共有」(Share)をエスペラントで訳せず、とりあえず「交換」と読み替えて、
"dosiero-interŝanĝa programaro"としました。

エスペラント日本語辞典には、komunaの派生語に「共有する」は載っていないようです。

とりあえず、当分は「共有」を「交換」に読み替えて対応します。

338Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/01/26(土) 21:35:22
>>337
kunhaviはどうでしょう?

339松戸彩苑:2008/01/27(日) 01:27:25
NPIVの havi の項に

  Kun〜i. posedi komune: kun〜i opinion(Z).

というのが載っていますね。

ただし kunhavi は「共有している」という静的な状態を表わす表現(いわゆる「線動詞」)だ
と思います。

ですから「それまでの共有していなかった状態から、共有している状態に変化させる」とい
うことであるならば、kunhavigi とすべきではないですかね?

ほかにも、ĉies に igi を付けて ĉies-igi とすることなんかも考えられるわけですが、これ
は今のところ一般的ではないですね。

340松戸彩苑:2008/01/27(日) 09:21:53
>>337 の記事を読んだんですけど、こういう場合には interŝanĝo のほうが良いのかな、
とも思いました。

341松戸彩苑:2008/01/27(日) 09:25:07
>>339 で ĉies-igi というのを提案したんですけど、よく考えたら ĉes-igi に似すぎですね。

342松戸彩苑:2008/01/27(日) 09:44:15
dividi とか kun-dividi に「共有する」の意味がありますね。

343Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/01/27(日) 13:29:22
dividiは「分かち持つ」ですね。「共有化する」はkomunigiでいいのでは?

344松戸彩苑:2008/01/27(日) 14:13:18
私もいろいろ書きましたが、やはりコンピューターに詳しいエスペランティストに訊いたほうが良いですね。

残念ながら、私はコンピューターには詳しくないんですよ。

345松戸彩苑:2008/01/27(日) 14:25:46
http://joostje.komputilo.org/KompLeks/html/DEFAULT.html

これはロシアのエスペランティストが作成した、エスペラントのコンピューター用語の電子辞書ですね。

2600くらいの用語が収録されてるらしいんですが、「共有する = to share」は載ってませんね。

346りょほう:2008/01/27(日) 21:09:03
Raku ◆yP0a9GGqWAさん、松戸彩苑 さん、レスありがとうございます。

kun-haviとかはいい線いっていると思いますが、
とりあえず、interŝanĝiで対応します。

>>344
>>345
たしかに、辞書を作成したPokrovskijさんにメールで直接聞いてみるっていうのも手ですよね。
ま、ぼちぼちやってみます。

347KamelioJapana:2008/01/28(月) 16:59:53
今月1月31日木曜日にNHK衛星第二放送で21:00より「モーターサイクル・ダイアリーズ」という映画が
上映されます。

当時、無名の医学生だったチェ・ゲバラが中南米の冒険の旅を通して、人間的に成長していく姿を追ったもので、
ゲバラや政治に特別な関心がなくとも普遍的な青春の物語として心に響く作品です。
関心のある方は、是非、ご覧になってください。

http://tvstation.jp/contents/mov/backnumber/60.html

348littorio:2008/01/28(月) 20:32:33
最近はゲバラの神格化が著しいですね。
そのうち「カトリックの聖人に列聖しろ」という運動も始まりそうですね。

349Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/01/28(月) 21:21:04
「人間的に成長」の行き着く先がゲリラ戦士ですか?ぷ。

350Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/01/29(火) 23:06:57
ゲバラは革命やゲリラ戦で多くの人間を殺したり"処刑"したりしたでしょうね。
それとも彼が殺したのは「人間」じゃなかったのでしょうか?

351papageno:2008/01/30(水) 03:24:07
>>347
ゲバラってエスペランティストだったんですか?

352Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/01/30(水) 07:10:23
>>351
違うでしょ。でもエスペランティストと同じ理想を・・・(笑

353littorio:2008/01/31(木) 23:24:37
スターリンか毛沢東がエス好きだったらエスは広まったのでしょうか?
両国とも「多民族多言語国家で主導民族の言語は結構ややこしい」という
民族的に中立なエスを公用語とする目はあったように思いますが。

354KamelioJapana:2008/02/01(金) 08:29:11
スターリンは若い頃 E を学習したことがあると言っていましたが、党のトップに上り詰めて後
自分の「社会主義建設」を正当化しその結果の惨状を覆い隠すためあれほど盛んだったソ連の E
運動を最終的には徹底的に弾圧しました。

その時点でソ連の「社会主義」は口先では何と云おうとも internaciismo からかけ離れたもの
となってしまいました。
真のinternaciismo の視点を持たない限り多民族国家といえども E を採用することは無いと
思います。自国と外国を隔てる垣根を作ろうとする為政者にとっては E は正に「危険な言語」
でしかないからです。
自らはグルジア出身にも拘らず、スターリンが公用語にしようと考えたのは「大ロシア民族主義」
を大いに鼓舞することの出来るロシア語以外には考えられなかったでしょう。

355Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/01(金) 21:11:12
共産主義の反人道性犯罪性についてはこのサイトが勉強になります。
ソ連のエスペランティストはこの体制にひたすら奉仕したのです。最後に
弾圧されたことが彼らの罪を免ずるものではないことは明らかです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/kenichi.htm#shakai20

356littorio:2008/02/02(土) 00:12:48
Raku ◆yP0a9GGqWAさま、
上記のサイト読みました。
漠然と思っていたことが明瞭に書かれていて興味深かったです。
(フランス革命の暗黒面、
スターリンへの「ユダ、偽弟子」という「不当」な非難)

357KamelioJapana:2008/02/02(土) 07:42:00
楽さま。
私は、ある程度いたし方ないとも思います。最終的に変節したのは体制の方であって
ソ連のエスペランチストではありませんでしたので。E を守るために体制とある程度
妥協しなければならなかった彼らには同情しますよ。

質こそ違いますけど、戦前・戦中の日本や過ってのナチスドイツ下のエスペランチストたち
も似たような状況におりましたが、裏切り者と単純に断罪することは私にとっては少し酷過ぎる
見解であります。

358Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/02(土) 16:28:34
>>356でリンクしたページの中で見ていただきたいのは
「6、二〇世紀社会主義を問う」です。

359Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/02(土) 23:27:34
>>357
「変節」ではありません。スターリンはレーニンとトロツキーが作り上げた
大量殺人システムを継承拡大しただけです。

360KamelioJapana:2008/02/03(日) 08:08:13
仰りたいことは分かりますが、問題を逸らさないで頂きたいです。

361KamelioJapana:2008/02/07(木) 08:07:33
上記のように言っておきながら問題を蒸し返すのは、とも思いましたが、

>「6、二〇世紀社会主義を問う」

の筆者の彼はお気の毒でしたね。「あれ程信奉していた組織に裏切られた。」と云う気持ちも強いのでしょうね。
その恨み辛みの様なものがひしひしと伝わってきます。
日本にも昔コミンテルンに指導された人たちの他に、山川均、荒畑寒村、宇野弘蔵等のマルクス思想に影響を
受けて自分の頭で社会主義の問題を考えた人もいたんですがね。

362Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/09(土) 13:38:02
はい、はい、わかりました。山川均さんや荒畑寒村さんや宇野弘蔵さんの思想が
ザメンホフの思想と一致してるんですね。勉強になりました。ありがとうござい
ます。

363松戸彩苑:2008/02/10(日) 14:43:55
Google と Yahoo! Japan で「エスペラント 掲示板」って入れて検索すると、ここが一番上
に表示されるようになったんですね。

364littorio:2008/02/16(土) 00:36:02
Cxu marksismo estat malesperia filozofio?
Marksisto pensas Havuloj kaj Malhavuloj ne kompreni reciproke.

365松戸彩苑:2008/02/17(日) 11:28:47
鈴木孝夫、田中克彦(著)『対論 言語学が輝いていた時代』(岩波書店 2008年)って
本のなかに、エスペラントのことがずいぶん書いてありますね。

366りょほう:2008/03/22(土) 14:56:20
ARIA The ORIGINATION の第9話「その オレンジの風につつまれて…」で、アリス(CV 広橋涼)
が唄ったカンツォーネ「ルーミス エテルネ」の歌詞がエスペラントです。

367なつ:2008/03/24(月) 00:23:21
>>366
すごいですね。イタリア語だと思った人が多いんじゃないでしょうか。
テレビでエスペラントの歌が流れたのはもしや初めてでは?
で、「ルーマス・エテルネ」じゃないんですかね?

368りょほう:2008/03/26(水) 00:27:43
>>367
>で、「ルーマス・エテルネ」じゃないんですかね?

「ルーミス エテルネ」は「永遠に輝いた」って意味ですから、「今は輝いていない」って意味にもとれます。
ストレートに現在形で「永遠に輝いている」としなかったのが引っ掛かります。

■過去形の理由を考えてみた
1. 作詞者(窪田ミナ)の誤訳
他の節には現在形で書かれている部分があるし、可能性としては低い

2. アクアがテラフォーミングされる前を懐かしむ歌だから

アリスが歌う直前のアテナさんとの会話:

アテナ「知っていますか? ウンディーネさん。」
アリス「ん」
アテナ「この星の地表に水があふれ、アクアと呼ばれるようになる前、
この世界は、一面のオレンジ色だったと、聞いたことがあります。
だからかしら、世界がオレンジ色に染まるこの時間帯が、私たちアクアに住む人間には
とても愛おしく、なつかしい。まるでここに私たちの永遠があるよう・・・。」

わざわざ、セリフを耳コピーしましたが、違うかもしれません。
過去形で書かれているStelo de l'espero, stelo lumis eterne. Lumis eterne.
の直前の、情景を記述する部分は現在形です。
Orang^a c^ielo emocias mian spiriton.
過去を懐かしく思う歌なら、この部分も過去形のはず・・・。

ああ、ぐだぐだになってきた・・・。

そもそも、深い意味はないのか・・・。

ところで、「永遠に輝いた」の主語は"Stelo de l'espero"です。
これが意味するものが分かれば、わかるような気がします。
「永遠に輝いた(今は輝いていないかもしれない)希望の星」ってなんだろ。

369Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/03/29(土) 19:16:33
Raforto.infoに何が起きているのか、わたしには
さっぱりわかりません。りょほうさん、何か
ご存知なら教えてください。

370Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/03/30(日) 07:44:27
http://www.liberafolio.org/Members/bluacxielo/Per%20kaj%20Por%20Esperanto?searchterm=Raporto.info
↑ここで紹介されている"Beijing 2008"も開きません。いつからなのか知りません
が、偶然なのでしょうか?

371Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/03/30(日) 11:27:54
"Beijing 2008"をGoogle検索すると
"Ĉi tiu loko povas damaĝi vian komputilon." と警告が出ます。
中国語のサイトを見たらコンピューターがおかしくなることがよくある
という話を聞きましたが、これもそれなんですね。何か仕込まれるんで
しょうか?

372ベダウリンデ:2008/04/02(水) 22:53:26
Raforto.info直ってますね。中断時期が何日から何日までだったのか知らないのですが
3月9日の記事の次ぎが、今日4月2日です。
何の変哲もない、北京オリンピックの聖火リレーの記事でした。
あれは書きたい人が書きたい事を書くニュースレポートみたいだから、全ての事件がバランスよく上がる訳ではないけど、
チベットの事件に全然触れられてないの、何なんだろうって思う。
ミャンマーの事件も特に載ってないようだし、肝心な事件が載ってないニュースサイトだなあ、って思う。
それにしても、チベット事件の時に一時中断してたなんて、何だか怪しいなーと思う。

373りょほう:2008/04/03(木) 00:16:37
>>372
>それにしても、チベット事件の時に一時中断してたなんて、何だか怪しいなーと思う。

raporto.infoはEl Popola Ĉinioの編集者さんが管理人なので、チベットや台湾、ウイグル問題など、中国政府に都合の悪い事件が発生した場合には、
事件を扱った記事が消されたり、何らかの対応が行われるのがあのサイトでは「正常」な状態です。

さすがに、サイトを中断するところまでいくとは思いませんでしたが・・・。

374KamelioJapana:2008/04/03(木) 07:28:34
>>373
私は、ミャンマーの件以来、遅かれ早かれこう言ったことが起こるだろうなとは、
危惧していました。
Cxina Radio Internacia en Pekino のサイトでも、私のPCの不具合だけでは、如何にも説明できない
放送の繋がらないことが今までもたまにありましたから。

375ベダウリンデ:2008/04/04(金) 22:14:25
>>373
そうだったんですか。。
あそこは中国の国営放送みたいな記事を書く人が頻繁に投稿してたから、
チベット問題で盛り上がって「炎上」しちゃったのかな?とか思ってたのですが。。。
事態は私の想像を超えていました。
日本ではウヨサヨ問わず言論の自由は許されているので、「検閲」なんて事態は想像できませんでした。
「世界」は恐ろしい。。。日本はそんな事態になりませんように。。。

376Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/04/05(土) 19:36:31
Raporto.infoを見てください。驚くべきことです。
http://raporto.info/

377りょほう:2008/04/05(土) 20:49:49
>>376
Marian C GHILEAさんがチベット暴動の記事を投稿しました。
http://raporto.info/2008/04/04/fresaj-violentoj-en-tibeto/

で、それに対してlazuracxielo(管理人)が「西側メディアの報道はでたらめだ!」とかコメントしています。

西側メディアの報道に対して、中国新華社通信がいちゃもんつけるいつもの図なので、私は驚きませんでした。

記事を投稿したMarian C GHILEAさんは、管理人がEl Popola Ĉinioの編集者なのを知らないのかもしれません。

Marian C GHILEAさんのページはこちら
http://nordastelo.googlepages.com/

378Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/04/06(日) 07:01:09
Marian C GHILEAさんの記事はまだ削除されてませんね。
エスペラントへの検閲はエスペラントのボスに委ねられているのでしょうか。
中国国内で読めるのかどうかも問題ですが、わたしにはさっぱりわかりません。
とにかく興味深いことです。

379ベダウリンデ:2008/04/06(日) 16:57:59
Marian C GHILEAさんのブログを見ました。
自分の記事は削除できないだろう、と書いていましたね。
なぜなら、自分のブログと他のエスペラントサイトで、検閲について抗議するから、と。
どうなってしまうのか、目が離せません。
エスペランチストって、平和平和と唱えつつも、恵まれた環境でのほほんとしてるイメージが私にはあったので、
こういう気骨の入った記事を読むと、エスペラントを見直します。
言論の自由があってこそ、エスペラントの存在価値がある、と思っていたので。
(ちなみに彼自身はチベットに関しては欧米と中国の中間の立場、とありました。ガチガチ反中ではないようです)

380松戸彩苑:2008/04/06(日) 17:09:53
ウェブ魚拓でこのページをコピーしておきましたから、削除されても大丈夫です。
http://s01.megalodon.jp/2008-0406-0340-11/raporto.info/2008/04/04/fresaj-violentoj-en-tibeto

381Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/04/08(火) 20:12:49
Raporto.infoはMarian C GHILEAさんの後の記事がありません。
困惑しているようですね。中国国内では恐らく見られないでしょう。
とにかく目が離せません。
よろず掲示板にPorliberecoさんがApelacio pri Tibetoを貼りつけてます。
どう扱われるでしょう。無視でしょうか。削除はないでしょう。

382Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/04/09(水) 07:01:03
新しいニュースサイトeo.eventeoはネットで盛んに話題になっています。
まだ試運転中で運営者の情報は公表されていませんが今後が楽しみです。
http://www.google.com/search?hl=eo&q=eo.eventeo&lr=lang_eo

383ベダウリンデ:2008/04/10(木) 09:41:48
新しいニュースサイト、期待ですね。
一日に何個も記事があって、文も長くて、私にとっては読むの大変ですが、
こういうのがさらさら読める日を目指して、少しづつ勉強続けたいと思います。
映画「靖国」の記事もあり、どんな人が運営者なのか、気になります。
パッと見、非常に中立的に書かれている印象でした。

私がエスペラントでやりたい事は、文学とか詩を読む事ではなく(エスペラント運動の動向とか言語権云々なんて論評にも興味ない)
日常会話でも、旅行でもなく、世界のニュースを読むことです。
政治や文化だけでなく、世界の下らない笑えるニュースとか、スポーツとか、流行りものの紹介とか、
そういうのが読めたらいいなと思います。(ただし、ネットでお金をかけず)
今はそういうのが少ないですが、あったら楽しいだろうなあ、と思います。

Marian C GHILEAさんのブログはあれからまだアップされてなくて、それもちょっと心配です。

384ベダウリンデ:2008/04/14(月) 16:13:19
Marian C GHILEAさんご健在な様子で安心。

385ベダウリンデ:2008/04/14(月) 16:34:09
しかし中国エスペランチストのカキコを読むと、ぞわーっと血の気が引く感じがした。
エスペラントって名目は平和の言語のはずなのに、エスペラント文が読めるようになって中国の怖さというものを初めて知った気がする。

386ベダウリンデ:2008/04/16(水) 08:59:20
Do Esperanto estas interesa.
Mi povas ekscii tion,kion mi ne sciis en la japana lingvo.
まー、だからエスペラントは面白いんですよね。
日本語では分からなかった事を知れるから。

387Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/04/16(水) 12:06:34
中国のエスペラント団体は事実上国家機関で幹部は官僚です。共産党独裁下の
エスペラントはすべてそうでした。中国のエスペランティストとの付き合い方は
単に自由が制限された国のエスペランティストとの付き合い方とは根本的に異なる
複雑で困難な問題を提起します。

388エスペロ:2008/04/16(水) 13:11:36
Ne konante terurecon de Cxinio au afektante ignoron prie,Cxinion amike
favoras japanaj maldekstruloj,kiuj cxiam deklamas:paco,homrajto,kontrau-diskriminacio,
demokratio,ktp...
中国の怖さを知らないか或いは知らない振りをして、中国に擦り寄るのが日本の左翼・・・
彼らは、いつも、平和・人権・差別反対・民主主義・・・などと叫んでいる・・・

Ili silentadas je Cxinio,kiu atencadas homrajton plej feroce en la mondo...
彼らは、世界最大の人権侵害国・中国には沈黙を続けている・・・

389ベダウリンデ:2008/04/16(水) 21:06:40
libera.folioにeventeoが紹介されてましたね。
私がエスペラントに期待してた事と、eventeoチームが考えてる事がシンクロしてて、感動なんですけど。
eventeoはエスペラントを、世界で起こってる全ての事を知れ渡らせる良い道具だと思ってるんだって。
それで、時には楽しいテーマもニュースにしたいと思ってるそう。
エスペラント運動の記事が無いのも特徴。まさに理想的です。
libera.folioは運動系の話題が多くて、今まであまり見てなかったのですが、
raportoの事をカオスとか言ってて、結構ユーモアのある編集局かも。
日本の「会」に入らなくても、エスペラントって楽しめますね。

390松戸彩苑:2008/04/17(木) 02:53:54
>>385
私なんかからすれば、Raporto.info のチベットの記事が10日たっても消去されないという
ことのほうが、よっぽど驚きですね。

391ベダウリンデ:2008/04/17(木) 09:58:25
>390
あの記事自体は、敢えて残しているのでしょうね。
理由は? 色々あると思うけど、中国人民を統制できているという当局側の自信の表れ?
或いは、Marianさんの抗議予告も効果あったのかな? 
皆様はどう分析されますか?

「中国は非核国、非核地域は脅さない」という中国エスペランチストのカキコは、私にはショックでしたよ。
逆に読むと、保有国とはやる、そうならないためには中国だけが保有国になればいいのだ、と私は読み取ってしまった。
世界に向けてエスペラントで恫喝してるように思いました。

392KamelioJapana:2008/04/17(木) 20:38:42
皆様。中国当局とその支配下にある中国人民とを区別して考えましょう。

今後も経済発展の著しい新しい中華資本主義に翻弄される中国人民と如何に意思疎通を
図っていくかが、世界にとっても我が国自身の運命にとっても、好むと好まざるに拘らず
最も重要な課題とならざるをえないからです。

中国の政治変革を直接担えるのは、結局、彼ら中国人民以外にはいないのですから。

そして、そのことを支えるための民際交流が何処まで可能か、エスペラントとエスペランチストの
力量も問われていますね。

393Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/04/17(木) 21:26:59
↑中共の犬がまた吠えてます

394エスペロ:2008/04/17(木) 22:19:01
Diferencigi la Cxinan Autoritaton for de Cxina Popolo sub ties regado?
中国当局とその支配下にある中国人民とを区別する?

Mia kara Kamelio Japana,vi agnoskas ke Cxina Popolo estas regata de ties
Autoritato?
Kamelio Japana様は、中国人民は中国当局に支配されていると思うのですか?

Jes,certe,mi ankau samopinias kun vi...mia kara Kamelio Japana...
En Cxinio NE ekzistas LIBERA ELEKTO NEK DEMOKRATIO NEK HOMRAJTO...kiujn
vi traktas kiel plej observendan principon...cxu ne?
そう、確かに、同意見です・・・Kamelio Japana様・・・中国には、自由な選挙も
民主主義も人権もありません・・・これらは、あなたが金科玉条とされている
ものですよね・・・?

395Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/04/17(木) 22:30:24
私のボヤキ 投稿者:Kamelio Japana 投稿日:2008年 4月14日(月)17時45分35秒 i58-93-183-114.s05.a001.ap.plala.or.jp    編集済
ここ数日この掲示板がやっと賑やかになって来ましたね。
参加される皆々様に感謝いたします。

ついでに私のボヤキですが、近頃ネットでE関連のニュースを追ったり、ネット上で作業することにイササカ疲れてきています。
国内外から来たE関連のGazetojの読みかけのものが机の上に山積みなっております。
昨年からUEAは機関紙が「つんどく」になるのが勿体無いので年鑑会員に資格を変更しました。
ネットのお蔭でイロイロなMaterialojが無料で入る時代になりましたが、たまにはネットから完全に離れて、集中的にEの書物を一冊でも読み終えたいと願うこのごろであります。
というわけで当面「だにょ」さんのお力にはなれそうもありません。すいません。
http://6607.teacup.com/helesp/bbs/638

396松戸彩苑:2008/04/18(金) 03:30:29
>>391
> 「中国は非核国、非核地域は脅さない」という中国エスペランチストのカキコは、私には
> ショックでしたよ。

中国で使われている中学生用の中国史の教科書を日本語に訳したものが明石書店とい
う出版社から出てまして、それを立ち読みしたことがあるんですけれども、中華人民共和
国成立以降の歴史的成果の1つとして「原水爆の開発・保有」が取り上げられているんで
すよね。

この開発プロジェクトを率いた科学者のことが顔写真入りで説明してあったり、また「他の
核保有国からの攻撃を防ぐために、中国は核を保有したんだ」みたいなことが書いてあっ
たりしてましたね。
つまり中国政府は「自衛のために核兵器を持っているんだ」って言ってるんですね。

(余談になりますけど、日本においても「自衛のために必要なんだ」と言いさえすれば、改
憲しなくても核兵器を持つことは合憲なんですよね)

それから中国が初めて核実験を行なったのは1964年10月16日なんですけど、これは
ちょうど東京でオリンピックが開催されていた時なんですよね。
これも忘れてはならないことだと思いますね。

こういったことを私は知っていますので「中国は非核国、非核地域は脅さない」というカキコ
を見ても「そんなもんだろう」って感じです。

397ベダウリンデ:2008/04/18(金) 08:34:41
>396
なるほど、当たり前と言われれば当たり前でしたね。核を持ってる国の言い分、として。
でも私の感覚としては、当局側とはいえ一個人(つまり人民の一人)であるエスペランチストが
エスペラントで恫喝した、というのは、理屈を超えたショックなんですよ。
生の個人から直接言われたに等しい感覚。(ネットだけど)
中国語だったらまだいいんです。民族語ってある意味、内輪の言語だし、どうせ分からないし。
日本語に訳した文を読んだとしても、翻訳というフィルターを自覚してるから、直接言われた感が薄れる。
エスペラントって直に来るから、その意味、面白いです。

>392
中国の人民と当局は異なると言う話ですが、中国にも反体制の人たちはいると思うけど、
大体逮捕投獄(処刑?)されちゃって一掃されてるのかな?と思うんですけど、どうなんでしょう?
だって、今の中国って人民が率先して当局のお先棒を担いでる感じがしません?
反日運動やチベット関連の対応など、日本のテレビ等で見てる印象だけですが、みんな体制に順応してそうな感じ。
それだけ、国全体が今はイケイケムードなんだろうけど。
人民が政府の圧政を不満に思っていれば、当局と人民は違うと言えるけど、そんな感じしないんですよね。

ところでかねてからの素朴な疑問。
中国のエスペランチストで体制に批判的な人、または、中国のチベット人のエスペランチストっていないんですか?
そういう人が真実をエスペラントで発信してくれたらいいのに、と思っているのですが。
エスペラントってそのための言語、と私なりの理想は抱いていたのですが。(もしそうじゃなくも、割り切ってエスペラントやりますけど)

398ベダウリンデ:2008/04/18(金) 08:47:44
>395
そうそう、カメリオさんって、本読むのに忙しいから、もうネット見ないとか書いてたので、
ここにももう来ないのかと思って寂しく思っていたのですよ。
いたから驚いた。歓迎です。
Bonvenon,nia kara amiko,kamelio japana! Ĉu vi havas tempon?

399KamelioJapana:2008/04/18(金) 19:49:21
>Bonvenon,nia kara amiko,kamelio japana! Ĉu vi havas tempon?

Dankon pro via afabla komplimento. Jes, mi iam iel disponos iomon da tempo.

400松戸彩苑:2008/04/19(土) 12:28:28
>>397
「中国のエスペランチストで体制に批判的な人」ってのは聞いたことが無いですね。
そんなことをやる命知らずな人は、まずいないんじゃないですか?

それから「チベット人のエスペランチスト」ですが、少なくとも私は知りません。
いるかもしれませんが、いずれにしても中国を批判するようなことは言えないはずです。

401松戸彩苑:2008/04/19(土) 12:32:51
>>397
中国人も、家庭などではけっこう政府の批判とかをしてるのですが、しかし公共の場では、
そういうことは絶対に言えないらしいですね。

ですから、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・書籍・ネットなどでは、政府の言ってることをオウム
返しにするしかないみたいです。

402松戸彩苑:2008/04/19(土) 15:37:14
そういや中国では、こんな事もやってるんですよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%9B%BE

しかし、これを作っているのは西側の企業なんですよね。
こんなことに加担すれば歴史に汚点を残すと思うんですが、そういうことは考えてないん
ですかね?

403ベダウリンデ:2008/04/21(月) 10:20:01
Gravas libereco de parolo.
言論の自由って大事ですよね。。。

404松戸彩苑:2008/04/27(日) 12:46:30
Raporto info にまたまたチベットネタです。
http://raporto.info/2008/04/26/cinio-daurigas-gazetarajn-atakojn-kontrau-dalai-lama-malgrau-oferto-diskuti/

405松戸彩苑:2008/04/27(日) 19:27:38
1964年に中国初の原爆実験を行なったときに中国政府が出した声明の全文ってのが
ありましたので、リンクを貼っておきますね。

ttp://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPCH/19641016.O1J.html

406やぱーの@管理人:2008/04/30(水) 15:15:29

 配信誌「商社マンに技あり!」特別オフ会を開催します。
 
 http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/

 7月5日(土)午後4〜6時、東京・代々木で!
 (2ヶ月後です。)

 平成13年4月2日発刊の配信誌「商社マンに技あり!」。
8年目に突入しました。
 そこで読者の皆さんとの会合を企画しました。
 出席ご希望のかたは、このメールへの返信のかたちでお知
らせください。

1.日時: 7月5日(土)午後4〜6時

2.場所: SYDホール
      東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目25-2
      http://www.syd.or.jp/

3.会費: おひとり 1,500円(会場代・資料代等)

4.プログラム:
 (1) 第1部 講演
「英語のキモは句動詞 (phrasal verb) だ」
      
 以前配信コラムで取り上げて好評だったテーマです。
中学3年ていどの英語の知識があればついてきていた
   だけるよう、語学のコツをお話しします。

   内容はもちろん、配信コラムとは別の新作です。

   簡単な資料もご用意します。

(2) 第2部 詩の朗誦(ゲスト:声優・香坂夏希さん)

   ロシア詩人オクジャワの「青い風船の唄」など3篇の
外国詩を泉幸男が和訳・解説して、原語と日本語で朗
読・朗誦します。
   
  そのほか日本の現代詩の名作も何篇かご紹介します。 
 
   ミュージカルふうに読んでみるという泉流の試みに、
   皆さまがどう反応されるか……。(ちょっと心配。)

   ゲストの香坂夏希さんは、↓ こんなかたです。
   http://www.feathered.com/talent/natsuki_k/

(3) 休憩10分

(4) 第3部 対談「夢をかなえる」
   
ゲストの香坂夏希さんと泉 幸男の対談です。

   時間があれば、読者・参加者の方々からいただくご質
問にもお答えしたいと思います。
   
  (当日、客席からご発言いただくことはしません。
   ご質問は事前または当日にメールかメモでお願い申し
   上げます。)

 (5) いったん6時で中締めをして、若干の休憩のあと、対
談を続けます。
読者・参加者からのご質問へのお答えを中心に構成し
ます。

(6) 催しは6時半でほんとにお開きとします。
   懇親会等は予定していませんので、ご了承ください。
 
5.ご注意:
 
 (1) 小学生およびそれ以下の児童の参加は、保護者の同伴
   があっても一律にお断りします。

(2) 参加される大多数のかたが快適に過ごせるよう、常識
   的なマナーには従っていただきますので、主催者側の
   係の者にご協力をお願いします。

6.お願い:

  どんな方がどれだけ集まるか把握した上で、会場設営に
  あたりたいと思います。

  出席ご希望のかたはこのメールに返信する形で「出席希
  望」の連絡をお願いします。
  
  そのさい、お名前(本名)、お住まいの都道府県をお知
  らせください。

  もしよろしければ年齢とご職業も書いていただけると、
  話を準備するときの心積もりの参考になりますので、あ
  りがたいです。
  
  メールをいただいたら、数日以内にご返事を差し上げます。

  念のため、メールのあて先は
mailto:t-izumi@f5.dion.ne.jp

407ベダウリンデ:2008/05/02(金) 10:00:39
今、ラポルトインフォが繋がらないんですけど、一時的であってほしいです。
事情を考えると「ついに閉鎖か!?」という気もしなくないですが、
中国のおばかプロパガンダをエスペラントで読めた楽しいサイトだったです。
もっともっとプロバガンダして、それにみんなテキトーに突っ込みいれて、そんな楽しいサイトが続いてほしかったのですが。。(復旧期待)
思えばあの中国が「誰でも投稿できる」サイトを持っていたなんて画期的でした。
それに、プロパガンダでも何でもいいから、自分の主張をエスペラントで世界にばら撒く、というのは、
エスペラントの最もまっとうな使用方法ではなかったか、と思うのです。
今それをやってるのは中国や一部団体だけなのですが、世界のあらゆる団体がどんどん自分のプロパガンダを発信して、
「プロパガンダ合戦」にでもなったら、エスペラントは自ずと「世界語」になるかもね??
日本国内だけでのウヨサヨ合戦だけでなく、ガイジンさん達を交えた世界規模の「合戦」が読みたい。

408ベダウリンデ:2008/05/02(金) 15:35:49
ラポルトインフォ元気でしたよ。
ダルフールに関する中途半端な記事が載ってた。
これからも楽しく盛り上がってほしいものです。

409ベダウリンデ:2008/05/06(火) 09:13:08
ビヤリストク(聞き覚えある都市名だと思ったら、ザメンホフの故郷でしたね)でエスペラントテレビができましたね。
10分番組ですが、無いよりは有るほうがずっとマシですね。
音楽、スポーツ、映画の項目もエスペラント語放送があったらなーと思います。

410ベダウリンデ:2008/05/09(金) 19:06:54
ラポルトインフォにまた突っ込み入ってたなー
ああやって意見の異なる他者とエスペラントで議論できるってとっても素晴らしいと思うんだけど。
決して不必要に相手を侮辱することのない、大人の議論。ガイジンさんだからできるのかな?
同じ思想だからみんな仲良し平和って理論は浅いよね

411Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/06/04(水) 12:55:49
日本の公安がエスペラントを勉強している?
http://www.liberafolio.org/2008/sekurservoj/

エイプリルフールのネタみたいですね。久々に北海道エスペラント協会の
サイトを覗いてみたらけっこう活動してますね。感心しました(皮肉じゃありませんよ)。
北京五輪反対言ってますよ。日本の左翼団体では例がないんなないですか。
さすがエスペランティストですね。見直しました。言ってる中身はおそまつだけど。
http://lea-h.sakura.ne.jp/

412ladio:2008/06/04(水) 18:01:32
MATのメーリングリスト員ちょっとずつ増えてます。
後、私は個人的に大衆の心理をちょっと勉強しています。
最終目標は大衆を煽動してエスペランティストを増やすことですからね。

そうそう、大衆の心理といえば、右にせよ左にせよイデオロギーに依存している人、
あなた大衆ですよ。
自らの心理的弱さをイデオロギーという大樹に依存して、
自らの自我を考えないようにしている。
弱い自我を隠蔽しようとしているのです。
そこから抜け出すためには(まあ、別に抜け出すことをおすすめするわけではありませんが、)
自らの哲学を考え、、、まぁいいや。
まだ本を読んでる途中なので何とも言えない。。。

413松戸彩苑:2008/06/04(水) 22:02:22
>>412
私もMATの活動には興味があるんですが、しかしワガママを言わせていただくと、私はメー
リングリストよりも電子掲示板のほうが性に合ってるんですよね。
ですから、こちらの掲示板にMAT専用スレを1枚立てさせてもらえれば良いよなぁって思っ
たんですが、しかし「だにょ」さんがこちらに書き込めないんですよね。
なんとかならないものかと思います。

ところで、MATが活動していくうえで私がもっとも危惧しているのは「アニメやマンガの専門
用語がちゃんとあるか」って事なんですね。
おそらく、そういったものも必要じゃないかって思うんですけど、どうなんでしょうかね?
そういった用語が不足している場合、私も出来る範囲内で協力しようとは思いますが、しか
し「私はアニメやマンガには詳しくない」ということと、それから「時間をかけないとなかなか
良い訳語は出来ない」「合成ではどうしても表現できない場合も少なくない」といったことは
知っておいていただきたいですね。

それから、私が「エスペラント改造論」スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/7882/1160642811/l50
で以前から論じているように、そもそも「日常生活に関する語彙・表現が不足・混乱してい
る」ということがあります。
アニメやマンガを訳す場合に、こういった点が問題化する可能性があるわけですね。
まぁ「大ざっぱに訳す」ということでクリアできるケースも少なくないだろうなとは思いますが、
これがエスペラントの弱点ですので、注意する必要があるでしょう。

しかし「人間の心理を勉強する」ってのは判るんですが「大衆を煽動してエスペランティスト
を増やす」というのは穏やかでないですね。
というか、幸か不幸かエスペラントには「大衆を煽動」できるような要素がまったく無いんじ
ゃないですかね?
「楽してカネが儲かりそうに見える」とか「人から誉められるかもしれない」とかいった要素
があれば引っかかる人間も出てくるでしょうが、エスペラントは「自力で何千もの単語や表
現を憶えないといけない」「話者がものすごく少ない」「日常的に使用している国や地域が
どこにも無い」「身につけてもカネにならないし、誉めてくれる人もほとんどいない」という有
様ですから、どう頑張っても煽動はムリなんじゃないかと思いますね。

ということで煽動はムリだと思いますが、しかし心理面について考えるということは、たしか
に重要だとは思います。
私はかつて富岡多恵子(著)『「英会話」私情』(日本ブリタニカ 1981年)という本に載っ
ていた、エスペラントについて書かれた部分を引用したことがあったんですが
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/7882/1199456754/11-12
「外国語を少しだけ憶える」→「使ってみる」→「通じて感動する」
ということが大事だと思うんですね。
「通じて感動する」あるいは「理解できて感動する」でも良いんですが、このような感動体験
がきわめて大事であって、こういう体験があるからこそ「勉強して良かった」「これからも勉
強しよう」と思えるわけです。
結局、エスペラントの初心者の人たちには、エスペラントを通じて「感動」を体験してもらうよ
うにすれば、長続きするのではないのだろうかと、私は考えているわけです。

長年エスペラントをやっている人たちだって、学習を開始した初期には、こういった、ささいだ
けれども嬉しかった体験というのが、きっとあったはずなんですね。
でも、大昔のことですっかり忘れてしまっているのか、「感動体験が決定的に重要だ」という
ことがちゃんと判っているのか疑問に思えるような人も少なくないんですね。
そういうのは、まずいと思いますね。

ということで、心理的な面を考慮するのは大事だと思いますので、勉強がんばってください。

(終わり)

414ladio:2008/06/05(木) 00:06:06
マンガやアニメにそんな難しい用語ありましたっけ?
ライトノベルだってライトというだけあって、それほど難しい単語は無いと思うのですが。。。
強いて言えばオノマトペでしょうか。
エスペラントにはさすがに日本語ほどはないでしょう。
まあ、困ってから考えるって事でいいんじゃないでしょうか。
その辺は楽観的に。

それから大衆煽動は可能でしょう。
新しいイデオロギーをちょろっと作ってしまえばいいのです。
ホマラニスモではちょっと弱いですから、何か強烈なものを用意しようと思います。

415松戸彩苑:2008/06/05(木) 06:01:16
>>414
> マンガやアニメにそんな難しい用語ありましたっけ?

エスペラントには「学術的な用語」はたくさんあるんですけど、むしろ「日常生活のなかで使
われるような易しい語彙・表現」に不足・混乱しているものがあるんですね。

でもたしかに最初のうちは、そういうことをあまり気にせずに始めたほうが良いのかもしれま
せんね。
---

> それから大衆煽動は可能でしょう。
> 新しいイデオロギーをちょろっと作ってしまえばいいのです。

>>412

  そうそう、大衆の心理といえば、右にせよ左にせよイデオロギーに依存している人、
  あなた大衆ですよ。
  自らの心理的弱さをイデオロギーという大樹に依存して、
  自らの自我を考えないようにしている。
  弱い自我を隠蔽しようとしているのです。

って書いてあるから「イデオロギーを批判してるんだろうな」って思ったんですが、でもエス
ペラントの普及のためなら、心理的な弱さも利用しようっていうんですか?

ずいぶん大胆な話ですけど、でもまぁ面白いかもしれません。

どんなイデオロギーが出来るのか、期待して待つことにします。

416松戸彩苑:2008/06/05(木) 06:11:56
こんな記事がありました。

http://www.sanspo.com/shakai/news/080604/sha0806041554015-n1.htm

  MOEってナンデスカ? アキバ紹介本

家電やオタク文化の街として海外からも注目を集める“アキバ”を英語でどう表現するか−。
ズバリ「英語で秋葉原を紹介する本」というタイトルの本が出版された。

東京を訪れたちょっとオタクな米国人親子を、日本人の商社マンとその息子が観光案内す
るストーリー仕立て。メードカフェやアニメグッズ専門店を巡りコスプレ姿の女性に遭遇、看
板のMOE(もえ)の意味について尋ねたり、家電量販店で買い物を楽しんだりする会話な
どを英和対訳で紹介する。

章末には、秋葉原の歴史や日本の漫画についてまとめたコラムも。本の担当者は「外国人
の視点で見た内容。日本人があまり気付かない街の魅力を再発見してもらえれば」と話す。
語学書専門の「語研」が刊行。1680円。

417松戸彩苑:2008/06/05(木) 06:31:42
しかし「よろず相談室」で議論をしたときに、あちらの方が「今のやり方でやってダメになる
んならダメになれば良い」って言ってるのには呆れましたね。

思想のためにエスペラントをやること自体はまったく構わないんですが、少しは話者を増や
すことも考えたらどうなんだ!と思いましたね。

あんな文章を部外者が見れば「やっぱりこれはふつうの社会運動ではないんだな」って思
うと思うんですが、そういうことはもうどうでも良いんでしょうね。

「言葉のステータスは、話者の数で決まってしまう」とかってことも言いたいですし、あきらか
に偏った平和思想なんかにも言いたいことはあるんですが、とてもじゃないですが理屈が
通じそうにないので、放っておくしかないと思いました。

ですから
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/7882/1158845064/111
にも書きましたが、思想以外の目的でエスペラントをやることを勧めるような宣伝活動をして
いくしかないんじゃないでしょうか。

418ladio:2008/06/06(金) 18:59:33
>>415
別にイデオロギーを批判しているわけではありません。
私自身イデオロギーから離脱することは出来ませんし、
現代人なら誰しもそうでしょう。
ただ、自分で作ったイデオロギーか他人が作ったイデオロギーかという
違いはあるかと思います。
前者は哲学的ですが後者は宗教的です。
私は後者を見下します。まあそんなことはいいのです。

いいイデオロギーを思いつきました。
まだ内容は明かせませんが、非常に感情的で排他的なものです。
大衆が喜んで煽動されそうな思想です。
エスペラントが広まる日も近いですよ。

>>416
まずいですね。急がねば。でもメンバー集まらない。。。

419ame:2008/06/06(金) 22:56:38
あのぅ…あまり関係ないのですが…
外国人と交流などをするときに、口が裂けても「宗教を見下している」というようなことは言わないほうがいいですよ...。
人格疑われますからね...。

日本人は、宗教なんかはてんで知的な活動ではないと思っているから、宗教を見下したり軽蔑したりする人が多いですよね。
本来、宗教は人間の知的産物であるのですが...。

420ame:2008/06/06(金) 23:06:30
>ただ、自分で作ったイデオロギーか他人が作ったイデオロギーかとい
う違いはあるかと思います。

ないです。
完全にオリジナルの思想やイデオロギーをもてる人間などいませんから。

421ame:2008/06/06(金) 23:30:47
ラノベ、ラノベ言っていますが、ラノベ読んだことありますか?
ライトと銘打たれているだけあって、普通の小説より軽いものかのように思われていますが、あまり変わらないですよ…。
むしろ、翻訳が非常に難しい作品が多いように思います。

422ame:2008/06/06(金) 23:50:12
>>412
なんか、やり口が中島義道のそれと非常に似ていますよね...。
多数の「自我に目を背ける弱い大衆」と少数の「哲学者」の二つに分けて、自分は常に「哲学者」の側に立って大衆を批判する...っていう。

でも実際のところ、その「大衆」が自我から目を背けているなんてことは全く断言できないんですよね。
むしろ、「哲学者」の側よりもずっとずっと自分で哲学してる人だっているだろうし。

423松戸彩苑:2008/06/07(土) 05:18:38
>>418
> いいイデオロギーを思いつきました。
> まだ内容は明かせませんが、非常に感情的で排他的なものです。
> 大衆が喜んで煽動されそうな思想です。

これを読んで、久しぶりに大爆笑しました。

ふつうイデオロギーというのは、ほとんど命がけで作りだしたり信じたり、あるいは批判した
りするものなんですが、ladio さんにはそういう感覚がまったく無いんですね。

でも、たしかに考えてみれば、世間には「非常に感情的で排他的な」イデオロギーが多い
かもしれませんね。
(エスペラント運動もそうかもしれません)

少々危険な香りも感じられるんですが、しかし、どんなイデオロギーが出来るのか楽しみで
す。

それから、ladio さん御自身の思想というか世界観というのも気になりますね。
---

しかし ladio さんは「世間の人たちの理性」というものをまったくアテにしておられないように
感じられるんですけれども、エスペラント運動に関しては、私も同意見です。

エスペラントが発表されてから120年もたっているのに、現在の世界のなかでもっとも理性
的で「人権」や「平等」に敏感なはずの西ヨーロッパにおいて、エスペラント運動が衰退して
るんですから、世間の人たちの理性なんかをアテにしていてはダメだと思いますね。

そんな事をしてるから、エスペラント運動が危機に瀕しているんだとしか、私には思えないん
ですよね。

それに、私じしんも「面白そうだなぁ」と思ってエスペラントを始めた人間です。
理性的に考えてたら、エスペラントなんか絶対にやらなかったと思いますしね。

でも私は ladio さんと違って「大衆を扇動しよう」とはさすがに思いませんよ。
>>413 の後半に書いたように、私は「感動体験をしてもらおう」と考えていて、「娯楽を利用
する」というのもこの「感動体験」をしてもらうための一手段なんですね。

(終わり)

424ladio:2008/06/07(土) 16:18:42
>>419
宗教とは死の恐怖に対する自己防衛システムであり、
哲学の下等版です。宗教とは他人の哲学の模倣もあります。
しかし哲学、特に死生観を考えることもまた
死の恐怖に対する自己防衛システムです。
つまり、哲学、宗教は恐怖によって支配された心の働きなのです。
人間は、死の恐怖に打ち勝って、死を避けながら、死からの逃避と関係のない活動により、
生を全うしなければならないというのが私の意見です。

>>420
まあ、完全なオリジナル性を問われれば、自他の違いは無いと言えますね。
オリジナリティーというのは組み合わせの問題でしょうね。
あの人のこの思想と、別のある人のこのイデオロギーと、
と色々組み合わせてオリジナル的なものを作るってところでしょう、実際は。

>>421
ライトノベルは勿論読んでます。
で、言われてみれば、確かに普通の小説と変わらないですね。

>>422
>でも実際のところ、その「大衆」が自我から目を背けているなんてことは全く断言できないんですよね。
>むしろ、「哲学者」の側よりもずっとずっと自分で哲学してる人だっているだろうし。

そういう人は大衆の定義から外れます。大衆は心理的な事実として定義されます。
大衆とは、"自分を「すべての人」と同じだと感じ、
しかもそのことに苦痛を感じないで、自分が他人と同じであることに喜びを感じるすべての人々"です。
(オルテガ・イ・ガセット「大衆の反逆」より)

私は哲学者ではありません。私の哲学は3年前に完成し、終焉を迎えました。
今は、「ただ生きるもの」です。もはや大衆でも哲学者でもないと自任しております。

>>423
大爆笑ありがとうございます。(^^)v

>しかし ladio さんは「世間の人たちの理性」というものをまったくアテにしておられないように
>感じられるんですけれども、エスペラント運動に関しては、私も同意見です。

大衆は理性で動かず感情で動くと本に書いてありました。
(本の言うことを真に受けるのかお前は、って感じですが。。。)

>それから、ladio さん御自身の思想というか世界観というのも気になりますね。
思想:唯我独尊。
世界観:私が生まれ、世界が出来た。そして世界は私が生まれる前からあったという法則が現れた。
ってところです。大した思想も世界観も持っていません。

425ame:2008/06/07(土) 19:49:55
宗教と哲学の間に優劣などというものはありません。
なぜなら、そもそもこれらが互いに比較できるような同質なものではないからです。
哲学とは、遙か昔から一貫して、「真理を探す」学問です。
宗教は、自分の知性が消滅することをいかに捉えるかを考えるものです。
なぜこの間に優劣がつけられようか。
またはつけたとして何の意味があろうか。
そういう問いをまず自らに向けてみる、という哲学的誠実さはあなたにはないようですね。

自分の哲学は三年前に完成した、と仰っておりますが、思考停止をしたということですね、わかりました。
「大衆」になるまいとあなたがしている時点で、残念ながらあなたはオルテガのいう立派な「大衆」なのですが。

426ame:2008/06/07(土) 20:10:02
>>423
でもよく考えてみたら、イデオロギーを作って大衆にけしかける、ということ自体「世間の人達の理性」を思い切りアテにしたものですよね。
私は理性をアテにできないなら、世の人たちの感性に訴えるような活動をしていけばいいのではないかと思います。
イデオロギーでは感性に訴えることは無理ですから、無駄であるというか。

427ladio:2008/06/08(日) 00:46:11
もしかしたら私は宗教の一面のみをとらえているようですね。
「自分の知性が消滅することをいかに捉えるかを考える」?
私の知識を超越しています。
私はあの世の想定が死の恐怖に対する自己防衛システムであると考えているだけです。
哲学も一分野しか考えていませんでした。
自分とは何か、世界とは何か。
「我思う、故に我あり」は私を神にまでする世界観を与えてくれました。
もしかしたら、死をも超越するかもしれない。
しかし、それは結局死にたくないという無意識が作り出した、
死の恐怖に対する自己防衛システムであることに気づきました。
そして私は死生観について考えることは死に対する逃避であるとして、
死亡対策以外の活動こそが崇高だと考えました。
それは芸術活動でした。何の役にも立たず、ただそれが自己目的化しています。
自己目的化した活動こそが最も人間の生を表していると考えています。

思考停止したと言われればそうかもしれません。
哲学的思考が必要なくなったと言いましょうか。

>「大衆」になるまいとあなたがしている時点で、残念ながらあなたはオルテガのいう立派な「大衆」なのですが。
まあそれもいいでしょう。煽動する側でありさえすれば、私は大衆であろうがなかろうがあまりこだわりません。
私には昔から大衆煽動願望があります。また煽動されたくないという願望も。

>>426
イデオロギーは勿論感性に訴えかけるものでなければなりません。
イデオロギーが感性に訴えかけることは本に書いてありましたよ(本を鵜呑みにするあほ。)

428ame:2008/06/08(日) 01:04:42
>死亡対策以外の活動こそが崇高だと考えました。
>それは芸術活動でした。何の役にも立たず、ただそれが自己目的化しています。
>自己目的化した活動こそが最も人間の生を表していると考えています。

こういう考え方はイギリスなんかでは昔からありまして、それをもっとも端的に信じていたのはかの有名な経済学者、ケインズでした。
彼は何の役にも立たない芸術に耽溺することこそ、もっとも崇高な人間の生き方であるとして、仲間内のサークルの中で芸術鑑賞に親しんでいました。

さて、このサークルに招かれたとある一人の小説家は、ケインズのこの態度を後に「虫酸が走る」と厳しく回顧しています。
彼は、貧しい家の出自でした。ケインズの態度は(ケインズの出自は富裕層)、腹も空かせたことのない、餓死の恐怖に喘いだことのないような金持ちの傲慢に過ぎない、と。
死の恐怖におののきながら、毎日を一生懸命に生きる貧乏人の気持ちなど、ケインズにはわかりもしないのだろう、と。

ケインズは、晩年の回顧で、「今なら彼の気持ちが分かる」というようなことを述べています。

429ame:2008/06/08(日) 01:27:43
「我思う、故に我あり」、この言葉に強い示唆を受けたということですが、それはキリスト教徒がキリストの教えに強い示唆を受けることとなんら変わらないのです。
宗教は哲学と違う、ということを書いといていうのもなんですが、宗教それ自体は哲学の一潮流であるのも事実(比較は不可、という点においてはかわりません)。

私はある特定の宗教の信者であるわけではありませんが、宗教思想の研究をする者として、「宗教は哲学より下等」云々の書き込みには相当に腹が立ちましたので、長々と書かせていただきました。
失礼しました。

430ame:2008/06/08(日) 01:54:38
もう少し書かせてください。ごめんなさい。

人間のような知性を持った個体は、知性を駆使することによって、おおよそ世の中のほとんどを「わかったつもり」になることができます。
それで知性は安心することができるのですね。知性にとって、わからないこと、知らないものは恐怖の対象であるわけです。

しかし、その知性が生命である以上、どうしてもわからないことがある。
知り得ないことがある。それが「死」です。個体としての知性は、絶対に「死」を理解できない。

だから死は怖いのです。

自分のわからないことを考える、知らないことを知ろうとする、これが知性が知性たるゆえんです。

そして宗教とは、人間が死に対して挑む知的活動に他なりません。
キリスト教にしても仏教にしても、人間が死にたいして果敢に挑んだ知的活動の結晶なのです。

外国人の多くは何故、無宗教の人間を軽蔑するのか。
簡単な話です。宗教を持たないことと、考えることをしないこと、この二つを、等号で結んでいるからです。
知性ある人間なら、死にたいする飽くなき興味を持って当然であると。そして死に対する知的活動の結晶である宗教を持っていて当然である、と。
このように考えるんですね。

宗教の本質は信じること、思考を停止することではありません。
宗教は死の恐怖から逃避するためのものではないのです。
むしろ、死の恐怖に真正面から対峙するものであるのです。

431ladio:2008/06/08(日) 01:58:33
「我思う、故に我あり」に強い示唆を受けたときまだ私は宗教徒でした。
言われて気づきましたが、むしろ哲学が宗教と同じであって、両方下等かもしれません。
死を知ってしまった人間の動物的本能のなせるわざと言えそうです。
また貧困状態も動物的な下等な状況だと言わねばなりません。
ここで言う下等とは決してさげすんだ意味ではなく、
生物として必要なことを下等と定義しているだけです。
一方芸術は何の意味もありません。遊びの範囲です。
私はこの無意味な活動を生物として高度だと定義します。
私はたまたまそこに価値を見いだしただけです。

432ladio:2008/06/08(日) 02:08:09
>>430
しかし、死について考えた結果、天国やらあの世やらを想定しては、
全く下等と言わざる終えません。
「死にたいする飽くなき興味」
なるほど、確かに死は人類にとって永遠のテーマかもしれません。
そこについて考えるのは自由です。
しかし、私は決して答えのでないその問題を追求することに価値を見いだしません。
私にとって、問題は答えが出るから面白いのです。
決してわからないことがわかっている問題に手を出すことは退屈です。
証明の不可能性が証明されている証明問題を解こうとすることは無意味です。

433ame:2008/06/08(日) 02:20:52
論理を徹底させましょう。
人間は別に、知る必要のないことを知らなくても生きていけることができます。
別に「死」に対して何ら考えなくても、生きていけることはできるのですよ。

知性ある生命は、皆価値ある生を生きたいと考えます。
そのために死について考えたり、芸術に親しんだりするのですね。
その点で、芸術はあなたに「価値」を提供している点で無意味ではないし、あなたにとって必要であるわけですよね。

あなたの論理を貫徹させるならば、完全な遊びである芸術に意味を見出している点で、芸術すらも「下等」なものです。

下等だとか高度だとかいう区分が、意味のないものだとわかりませんか?

434ame:2008/06/08(日) 02:36:22
私が思うに、ladioさんはニーチェなどを読んでみるといいかと思います。
おそらく、ニーチェの思想がladioさんの考えるものと一番近い。
まあ、余計なお世話ですから、スルーしていただいて構いませんが…。

435ladio:2008/06/08(日) 02:46:27
この議論を通じて私に新たな考えが浮かびました。
「人間の生は、無意味であり且つ面白いものによって充実したものとなる。」
死生観について考えることは死なない状態にならないという点で無意味です。
しかし、やはり考えることは知性を満足させてくれます。
芸術もまさに無意味のたまものです。しかし、面白いのです。
死生観にせよ、芸術にせよ、無意味且つ面白いという点で共通しています。
無意味な思惟こそ、人間の最も高度なあるべき姿なのです。

宗教・哲学はそれが考えられたものでなく、単なる他人(イエス氏やブッダ氏など)の模倣であるとき、
それは下等だと言わなければならない。
しかし、自分で考え、その考える行為を楽しんだとき、それは高度だということが出来る。

つまり、遊びとしての考察行為こそが人間のあるべき姿なのです。
言い換えれば、自己目的化こそが人が人たるゆえんなのです。

>>434
ニーチェですか。神は死んだってやつですね。
でも難しいですよね。私には「ソフィーの世界」くらいがちょうどいいです。


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