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オフ会 開催案内

1管理者:2002/03/23(土) 16:37

【富士門流信徒掲示板 オフ会 開催案内】スレッドを立ち上げます。オフ会関連の伝達や、参加申し込み、予定変更などを書きこんでください。

665一字三礼:2006/03/07(火) 21:02:34
犀角独歩さん、れんさんがご報告くださったように、私も松山先生の法華経講義に参加させていただきました。

こちらの講義の、伝統的な天台・日蓮宗学から離れて梵文法華経からその内容を解明しようとするスタンスはとても刺激的です。

私もれんさん同様、日時の都合がつく限り参加させていただこうと思います。

666犀角独歩:2006/05/08(月) 08:46:44

彰往考来さん

> 足を運びますか

わたしは近場ですから、もう一度、行くことは痛痒はありません。
パンナコッタさんから抜け駆け(笑)というご批判も頂戴しましたので、皆で集まって観るのも一考かと存じます。

今回の霊宝殿の展示は以下の通りです。
http://www.geocities.jp/saikakudoppo/siryoshu/reihoden_0605_tenji.pdf
(著作権に触れるというほど、大げさではないと思いますが、上記は明日には削除します)

伝日蓮漫荼羅のほかには、狩野派の見事な書画が何点か、書写本尊としては、たぶん、彰往考来さんの食指を動かすのは日深のもので、八大竜玉が向かって、右側に勧請されている大幅の展示があります。

全体で30点の展示なので、あまり見応えはありませんが、参集には異議はありません。

今月はあと、14、21、28日、わたしは今月は日曜日は予定を入れていませんので、いつでもけっこうです。彰往考来さん、パンナコッタさんのご都合でいかがでしょうか。先にお声のあがったれんさん、独学徒さん、一字三礼さんほか、皆さんも如何ですか。お流れ覚悟でいちおう、提案させていただきます。

667犀角独歩:2006/05/08(月) 08:51:02

666のジャンプ先、何故か、ワンクリックでは飛びません。
アドレスバーに、コピペすると表示されます。
http://www.geocities.jp/saikakudoppo/siryoshu/reihoden_0605_tenji.pdf

668れん:2006/05/08(月) 12:07:19
犀角独歩さん                             
私は、今月は日曜は28日しか休みが取れないので、皆さんのご集まりに参加出
来なくても、28日に拝観させて戴くつもりでおります。         
先月展示の日蓮自筆曼荼羅から、あれだけの情報を見分けられた独歩さんの
確かな鑑別眼の上からご解説いただければ、皆さんも大変勉強にもなり、また
納得いくものと存じますし、伝日蓮曼荼羅を実地に拝観することで日蓮自筆との
相違を認識することで、より確かな鑑別眼を養えると存じます。

669彰往考来(しょうおうこうらい):2006/05/08(月) 15:35:26

私も28日が都合がよいです。
伝・日蓮漫荼羅を拝観する機会はそうありませんので。

彰往考来

670犀角独歩:2006/05/08(月) 21:07:02

では、28日ということにいたしましょう。
漫荼羅鑑識は、わたしより、れんさん、また、彰往考来さん、パンナコッタさんをはじめ、みなさんのほうが、ずっと、目が肥えていらっしゃるでしょう。
各地の虫払にご参詣の独学徒さんもいらっしゃいますね。

詳しくは参加者に限り、メールでご連絡するということで。
現段階では、れんさん、彰往考来さん、わたしの3人。ご一緒いただける方は、わたしまでメールをお寄せください。
開館は10:00〜15:00ですから、その間の開催ということになります。

以上、東京ミニオフとします。管理人さん、よろしくお願い申し上げます。

saikakudoppo@rio.odn.ne.jp

671独学徒:2006/05/08(月) 21:16:34

犀角独歩さん、ご参加の皆様、今晩は。
私は28日は、午後からでしたらかけつけられそうです。

672犀角独歩:2006/05/08(月) 21:19:03

独学徒さん

では、午後からといたしましょう。

673問答迷人:2006/05/09(火) 10:55:50


犀角独歩さん

今回のオフ会、参加させていただきたいと存じます。

お手数ですが、よろしくお願いいたします。

674犀角独歩:2006/05/09(火) 11:39:38

問答名人さん

ご参加の由、ご遠路恐縮ながら、たいへんに嬉しく存じます。
ただいま、会場も予約いたしました。
研究発表を申し出ていただいた方もあります。
霊宝殿拝観ばかりではなく、充実した会になりそうです。

675独学徒:2006/05/12(金) 23:28:41

>673

すごいことになってきましたね。
問答名人さんがおこしとは、もうミニオフ会ではなく、本オフ会ですね。
なんとしても当日は、駆けつけたいと思います。

676きゃからばあ:2006/05/13(土) 16:32:59

犀角独歩さんに参加希望のメールをしました。
当日、ご参加されるみなさん、どうかよろしくお願いします。

677犀角独歩:2006/05/13(土) 17:38:54

きゃからばあさん、どうも。

全国から、皆さんがご参集くださることを嬉しく存じます。

681彰往考来(しょうおうこうらい):2006/05/19(金) 07:31:12

28日のオフ会では「富木常忍に授与された本尊について」と題した研究発表をさせていただく予定にしています。
これは、富木常忍(日常)師が書写した「永仁3年の本尊」の諸尊配座の解析から中山法華経寺に旧蔵していたと考えられる曽存した富木常忍に授与された蓮祖本尊を推定するというものです。

彰往考来

682犀角独歩:2006/05/19(金) 08:40:41

研究発表を、楽しみにしております。
よろしくお願い申し上げます。

683犀角独歩:2006/05/25(木) 12:20:34

5/28 オフ会について

ただいま、ご参加申し込みをいただいた方に、メールで詳細を送信いたしました。
もし、未着の方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。

現段階で締め切っておりません。
当方から、特に個人宛にお誘いすることはいたしません。
参加ご希望の方は、わたしまで、メールにて、本名と連絡先を副えて、お申し込みください。

参加費は1000円とさせていただきます。

saikakudoppo@rio.odn.ne.jp

684問答迷人:2006/05/25(木) 12:46:35

犀角独歩さん

メール戴きました。お手配、ありがとうございます。

当日は時間に間に合うように、上京いたします。よろしくお願いいたします。

685犀角独歩:2006/05/26(金) 01:43:49

問答さん、わざわざご丁寧に有り難うございます。

いちりんさん。本日はお会いできてたいへんに嬉しく思いました。
積年のご無礼は改めて、お詫び申し上げます。
28日、お時間がございましたら、是非、ご参加ください。
お待ち申し上げております。

686いちりん:2006/05/27(土) 01:34:49
独歩さん
あそこでお会いするとは、思いがけないことでした。
お話できて、よかったです。また、今後とも、よろしくお願いします。
28日は、インドのアマチという方が来日されて、いまのところ、そちらのほうに出かける予定です。
ご案内、ありがとうございます。

687独学徒:2006/05/27(土) 09:18:06

犀角独歩さん、メールの方確かに拝受しました。
ご案内ありがとう御座います。
明日はどうぞよろしくお願いいたします。

688犀角独歩:2006/05/28(日) 01:10:35

駆け込みのお申込もあり、賑やかなオフ会になりそうです。
本日は、皆さん、よろしくお願い申し上げます。

689独学徒:2006/05/28(日) 19:43:28

オフ会ご参加の皆様、本日はありがとうございました。
丁度今頃、いい気分になられているころでしょうか。
車人間の私は、なかなかお酒の席に参加できず、申し訳ありません。

今日は大変有意義な一日となりました。
特に遠方よりお越しの皆様、本当にお疲れ様でした。

690れん:2006/05/28(日) 20:47:27
犀角独歩様・一字三礼様・独学徒様・皆様。
本日は、初めてこの掲示板のオフ会に参加させて戴き、大変有意義な時間を過ごさせていただき、誠に有難うございました。
彰往考来さんの大変素晴らしい御発表を拝聴できましたことは、本日最大の収穫でございました。
今後とも皆様のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。早々

691一字三礼:2006/05/28(日) 21:33:28

問答迷人さん、犀角独歩さん、れんさん、オフ会参加の皆さん

本日は、ありがとうございました。

彰往考来さん、文系の私には目から鱗の素晴らしい内容の研究発表でした。

その他、貴重なお話をたくさん伺うことができまして、大変有意義な一日でした。

692パンナコッタ:2006/05/28(日) 22:06:48
オフ会参加のみなさん、どうもありがとうございました。 
遠方よりお越しの問答さん、きゃからばあさん、お疲れ様です。

一次会で気を失っていた自分を含め、こんどは”無飲派”を結成してみますか。

693大縫 薫:2006/05/29(月) 01:50:52
独歩様、彰往考来様、藤川1号様お疲れ様でした。
問答様、きゃからばあ様遠方よりお越し頂きご苦労様でした。
今後とも宜しくお願い致します。

694問答迷人:2006/05/29(月) 05:32:07

犀角独歩さん

お手数お掛けいたしました。大変有意義なオフ会、有難うございました。

彰往考来さん 大縫 薫さん

貴重な発表、誠に有難うございました。

ご参加の皆様

貴重なご意見、お話、有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

695犀角独歩:2006/05/29(月) 08:05:04

皆さん、たいへんにご苦労さまでした。

今回は、問答名人さんの久方のご参加ということもあり、たいへん多くの方がお出でくださりました。

彰往考来さん、大縫さん、ご発表、勉強になりました。

感想、その他は追って記させていただきます。

有り難うございました。

696彰往考来(しょうおうこうらい):2006/05/29(月) 12:16:32

無事帰りました。皆様ありがとうございました。

彰往考来

697犀角独歩:2006/05/29(月) 19:20:01

昨日のオフ会の、彰往考来さんの発表は日常の本尊は、文字通り、書写であり、その原本を探るというものでした。

この研究を通じて、改めて「書写」ということを考えさせられました。
質問の段階で、「では、石山の歴代の本尊はどうか」という点について、参加者通じて、原本となったものがないのではないかということで一致したわけです。

日顕さんでしたか、「奉書写之」の‘之’は「戒壇本尊」を指すということでした。ところが、実際は、この彫刻と歴代の書写本尊が違っていることは既に話し合った点でした。また、歴代の本尊は、その座配が一様ではないわけで、もし、特定の、たとえば、彫刻を写したのであれば、みな同じであって然るべきですが、実際は、そうなっていません。さらに日興と日目では、その形式が違っていたり、上古と中世から近代では違っている点なども、既に話し合ったことでした。

このような疑義に対して、「書写は内証を写す」などといった反論もなされたわけですが、ならば、内証とは何かという説明が必須であるけれど、この点は語れないわけでした。

わたしとしては、これら検証に当たり、資料とできるのが、興風談所や、石山系のものには不満があります。また、資料の使用に当たり、彼等の解釈がこびり付いた形で伝聞される点は、かなり危険を感じます。他の例でいえば、示書や、条々事などが典型で、その他、考証についても、わたしは石山圏のものは決して手放しで採用しない注意を払っています。そもそも、彫刻の真偽も見極められず、日蓮本仏論などの過悪に何ら注意を払っていない古文書分析とはいったい何なのかという疑問があるからです。

やや話はずれましたが、彰往考来さんの偏差値を活用した分析は、門下書写本尊を考えるうえで必須の方法となるのでしょうが、わたしは、どうも苦手なことに属します。その意味から、研究をさらに参考にさせていただこうと思った次第です。

698きゃからばあ:2006/05/29(月) 20:21:51

折角の上京のため少し遊んできたので、今頃の帰宅になってしまいました。

オフ会にご参加のみなさま、皆様のお陰で本当に楽しい、また有意義な一日になりました。
本当にありがとうございました。
次回もできる限り参加したいと思いますので、今後もよろしくお願いします。

699犀角独歩:2006/10/07(土) 14:15:16

■秋季合宿のお知らせ■

問答名人さんはじめ、皆さん。

来る11月24日(金)/25日(土)の2日間、ご住職・楠山泰道上人のご厚意により、横須賀大明寺様において、秋季合宿を開催します。

日蓮宗僧侶と富士門流縁者が一堂に会し、語り合うことを目的にしたものです。
講演、研究発表、意見交換。千載一遇の拝観もございます。

一泊二日、食事代、資料代、また、御礼を含めて1万程度の参加費を考えております。(酒代は、その他実費といたしたいと思います)

施設には限りがあります。予定数を超えた場合は、抽選とさせていただきます。
お申し込みは、ご芳名(実名)、ご連絡先住所・電話番号を添え、以下、アドレスまでメールをください。

詳しい内容につきましては、参加決定者の方にご通知申し上げますが、お問い合わせは受け付けます。

ふるってご参加ください。

犀角独歩
saikakudoppo@rio.odn.ne.jp

701犀角独歩:2006/10/11(水) 09:21:52

秋季合宿は、原則的に一泊としていますが、日帰り参加も歓迎します。
以下、現段階で決定してきたことを少々。


■式次第
おおまかな式次第は以下の通りです。

【第一日】
13:00 集合/開講式(御影堂)
13:30 堂内見学(御真蹟、重文級文化財等拝観)
14:30 研究発表
16:00 講演 楠山先生、貫名先生ほか
17:30 風呂(自由)
18:30 夕食 〜 懇親会
21:00 就寝

【第二日】
05:30 起床
06:00 朝勤(自由参加)
06:30 法話
07:00 休憩
07:30 朝食
08:30 会議(フリー・ディスカッション)
11:00 終了

■研究発表

研究発表は、お申し込みは、いまのところ、彰往考来さんが

『宗祖漫荼羅本尊に勧請された明星天玉に関する一考察』
『日蓮聖人御影に関する考察(Ⅰ)』
(− 玉沢妙法華寺蔵「日蓮聖人説法図」の制作年について −)

一字三礼さんも発表を予定されています。(内容未定)

702犀角独歩:2006/11/21(火) 08:34:53

先にご案内申し上げましたとおり、来る11月24〜25日の両日、横須賀・大明寺様で会場をお借りして、秋季合宿を行います。

食事その他の用意がありますので、本日(21日)をもって、締め切らせていただきます。

なお、既にご参加申し込みをいただいた皆さんには、確認のため、以下の点、メールでご連絡くださいますようお願い申し上げます。

(1) 参加 する・しない
(2) 宿泊 する・しない
(3) 夕食 摂る・摂らない
(4) 飲酒 する・しない
(5) 朝食 摂る・摂らない

(A) 一泊二食+資料代+会場使用料=¥10,000.
(B) (A)+飲酒=¥13,000.
(C) 日帰り=\1,000.
(D) (C)+夕食=¥5,000.
(E) (D)+飲酒=¥8,000.

saikakudoppo@rio.odn.ne.jp

703犀角独歩:2006/11/22(水) 16:32:03

参加お申し込みの方、全員と確認が取れました。

当日は、会場、12時。当日のご連絡は、携帯電話にお願いいたします。なお、登録電話番号以外では鳴動しません。留守録に切り替わったときは、必ずメッセージを吹き込んでください。登録後、折り返し、お電話を差し上げます。

宿泊は寺院となりますので、歯ブラシ、タオル、浴衣などの用意はありません。各自、お持ちください。

では、飲み過ぎ、寝不足にならない快適な合宿としたいと思います(笑)

704犀角独歩:2006/11/24(金) 08:02:33

秋季合宿、当日です。
ご参加の皆さん、よろしくお願い申し上げます。

705独学徒:2006/11/24(金) 23:35:37

「秋季合宿」ご参加の皆様、本日は大変にお世話になりました。貴重なお話を、種々お聞かせいただき、大変勉強になる一日でした。
また諸堂拝観と御真筆拝観の機会をくださいました、大明寺様、各上人様に感謝申し上げます。
日帰組の私は、途中暴走族の集団に車を囲まれることがありましたが、先ほど無事に自宅にたどり着きました。
明日の研究発表会に参加できないのが残念です。
パンナコッタさんがご投稿されていましたが、自宅に戻りましたら、目黒の公明党区議の辞職騒ぎが起こっていました。
明年の統一地方選を前に、創価・公明にとっては負の材料ができてしまい、新会長・新党首も落胆したのではないでしょうか。

またお会いできる日を楽しみにしております。
本日はありがとうございました。

706犀角独歩:2006/11/25(土) 19:20:18

昨日、本日の二日間、合宿の皆さん、ご苦労様でした。
有意義なところとなりました。
楠山上人、貫名上人をはじめ、ご参加の御上人各位には御礼申し上げます。
また、さらにもう一ラウンド、お付き合いくださりましたお二方、深く御礼申し上げます。

“言語”という道具の限界も感じるところも多くありましたが、大きな一歩となったと思います。

707犀角独歩:2006/11/26(日) 10:55:17

富士門秋季合宿、2日間に亘り、まことに有り難うございました。
総勢21名のご参加。会場をお借りした大明寺様・楠山上人、また、富士から講義に駆けつけてくださった貫名上人ほか、御上人方には深く御礼申し上げます。

第一日目は基調講演。第一題:貫名師からは『立正安国とユートピア・千年王国論』、第二題:楠山師からは『破壊的カルトマインド・コントロール』として、講義をいただきました。
第二日目は、研究発表。以下、やや報告します。ご本人から保管いただければ有り難く存じます。


■彰往考来さんからは『宗祖本尊に勧請された明星天玉に関する一考察』。

先の日教研での発表を補足した形で発表。
「明星天玉勧請の有無は、漫荼羅図示の日に、金星が空に出ているか・いないかと因果関係があるのではないのか」という仮説を立て、それを天体シミュレーションを行って、図示当日の金星を計測。結果、立てた仮説は成り立たないという結論であったというものでした。

・宗祖漫荼羅に勧請された明星天玉
・解析方法について
・弘安記の金星諸相の決定法
・明星天玉の勧請と金星諸相のまとめ
・弘安記の金星諸相の計算結果
・金星諸相に合致しない明星天玉のまとめ
・金星諸相と明星勧請有無の合致率
・考証:合致しないケース
・略本尊と明星有無の関係検証
・【結論】明星勧請有無と金星諸相の相関関係はない


■一字三礼さんから『菩薩の階位思想から見られる「法華経」の特徴』。

天台における五十二位と、それを受け継ぐ日蓮教学と、法華経典そのものが持つ菩薩の階位思想の相違を論究しようとする試論でした。
法華経に留まらず、般若経、華厳経、涅槃経その他の漢訳仏典をくまなく読み、さらに梵本直訳文、さらにサンスクリット語、英文まで精査する学力から、天台がいう五十二位の生成過程に迫ったうえで、法華経との齟齬を睨んだ内容となっていました。

・はじめに
Ⅰ『小品般若経』と『十地経』
 1.『般若経』の成立年代 2.『小品般若経』の四種菩薩 3.『十地経』とその異訳 4.『十地経』の菩薩の階位 
Ⅱ『法華経』における菩薩の階位
 1.「三草二木」 2.「方便品」の階位説
Ⅲ「四種菩薩」・「十地説」と「法華四種説」との比較
 1.共通点 2.相違点
Ⅳ結論

708犀角独歩:2006/11/26(日) 10:57:07

―707からつづく― (訂正 ○保管 ×補完)

■藤川一郎さんからは、特に論題を設けず、日興以来の石山教学に隠されてきた
神道を論究。日蓮宗においては、祈祷、鬼子母神・十羅刹女、七面大明神など、神は仏と並立して信仰されています。しかし、日興門流においては「神去法門」という“しばり”があることから、神が信仰対象とされれば、矛盾を来すという構造を有しています。この点は、他日蓮宗の僧俗の方には、理解しづらい点であろうと思います。また、神仏分離令を経た近代の石山教学では、廃仏毀釈のアンチテーゼは強く、また、戦前の小笠原慈聞の「天皇本尊論」「神本仏迹論」を打ち消し、それまで虐げられてきた「日蓮本仏論」「仏本神迹論」の発揚は、むしろ、戸田によって積極的に推進され、逆に影響を大石寺が受けたという経緯があるわけです。しかし、このことは、石山が本来潜めていた日興以来の法華神道をさらに封じ込めていく形にもなりました。
しかし、実のところ、神道的側面は、石山の此処彼処に見られるという指摘が、発表の趣旨でした。

レジュメがなかったので、勝手に趣旨を整理させていただきました。

本尊の直前に置かれる鶴丸徳利と樒、神棚に上げる瓶子と榊を仏前に換えたものである。

(参:
神棚瓶子 http://img2.store.yahoo.co.jp/I/ise-miyachu_1924_9013269
鶴丸徳利 http://www.interq.or.jp/tokyo/junya/tokkuri11.jpg

石山が使う阿吽に向き合う鶴丸を瓶子(徳利)の蓋にして、本尊直前に置き、地域によっては榊と同一視される樒を上げる飾り方は、秘められた神道ではないのか。瓶子、徳利は酒の容器。さらに仏前には「御造酒(おみき)」と張り紙した酒を上げる。御造酒は御神酒であろう。

また、本地垂迹、権現、化身といった他で見られる教学解釈を隔たり、日蓮本仏論は「当体」という概念によって構築されている(参:石山勤行・観念「久遠元初自受用報身如来の御“当体”…大御本尊」)この当体は、神体論の影響によって形成されたものではないのか。

┌神=神体:瓶子:御神酒:榊
└仏=当体:徳利:御造酒:榊


つまり、これは石山・本尊三度相伝の二度「釈迦と申すは天照太神西天に釈迦と顕はれ諸仏の本誓妙法蓮華経を説き一切衆生悉く是れ吾が子なりと宣ふ、日本に又大明神と顕はれ正直に方便を捨つる本願の誓に酬て正直の頭に宿る、末法濁世の時は日蓮聖人と顕はれ諸仏の本意を顕はす、左れば釈迦上行天照太神、日蓮聖人只一躰の習にして釈迦幼少の御名は日種と、天照幼少の御名は日神と云ふ最も謂れあることなり、其れ天照太神と云ふときんば法華本迹の躰にて御座すなり、天照太神は面は女躰にて御座せとも実には陰陽和合神にて御座すなり、天と云ふ字は二人と書く是れ則陰陽の二なり、明神の明と云ふ字は又日月と書けり則ち日月は陰陽の躰、本迹の二門なり」を、現代に、日蓮本仏という仏本神迹に見せかけ、当体/徳利・樒に擬し、実は神本仏迹の神体(天照大神)/瓶子・樒を暗示するものなのだ、石山は隠された神道ではないのか、という内容でした。

石山では「一信二行三学」という順位が遵守されます。故に説法においても「当宗には談義あるべからず、其の故は談義とは其れ文段を横に沙汰する故に智者の所作なり、当宗は信の宗旨なる故に爾るべからず、但し竪に一宗の建立の様を一筋云ひ立るは説法」とします。また、勤行では一経読誦の禁止。しかし、ご承知のとおり、『御義口伝』を殊の外、尊重することは、つまり、法華経典の積極的な“読書”を、実は暗に示しています。

富士門流信徒の掲示板の集いでは、この一信二行三学という順位を敢えて、逆時にする試みを行ってきたものでした。すなわち、一に学的追究に勤め、そこから、行を考え、採るべき信はあるや・否やを考えようということです。

では、現時点はといえば、この第一の学の段階にあるということです。では、勧めるべき第二の行とは、いかなる形を採れるのか、いたるべき第三の信とは、何をもって確信とするのか、この点においては、やはり、大いに呻吟懊悩として、杳としているわけです。この点が今後の課題となっていくのだろうと思いました。

以上、報告とさせていただきます。

709犀角独歩:2006/11/26(日) 11:03:15

相変わらず、投稿毎に誤打をしてしまいました


┌神=神体:瓶子:御神酒:榊
└仏=当体:徳利:御造酒:榊


┌神=神体:瓶子:御神酒:榊
└仏=当体:徳利:御造酒:樒

710藤川一郎:2006/11/26(日) 18:13:53
>>708
厳密に言えば真意は違いますが、もう少しまとめて発表すべきであったと公開しております。
また、睡眠時間2時間という(単に飲みすぎ)状況で本来発表する部分を端折りましたので(笑)全く失敗でした。
健康なときに、あらためてやり直します。
別の部分もたくさん用意してるんですが(だんだん富士門や仏教と離れてマニアックな世界になっていきそうでそうで怖いんですが)。

711犀角独歩:2006/11/27(月) 19:24:53

藤川さん

> 富士門や仏教と離れてマニアックな世界

いや、そもそも板の本尊が生身の日蓮だとか、歯にくっついた肉が700年間生きていて、いまだに増殖しているなんていうのは、マニアックを通り越してホラーです(笑)

中世以降の石山は、オカルト臭いわけですから、それを神道との関係から、遡源するのは、日興の本意を表し、また、近代の無責任な説明を修正するうえで、極めて意義のあることだと思います。

712藤川一郎:2006/11/27(月) 20:49:14
>>711
オカルト
私はこのような言葉も見直して良いような考えもあります。
そもそも新興宗教の影響と近代科学主義の影響で「オカルト」=「胡散臭い」
と言う認識が強いように思います。
そもそもオカルト(occult・ラテン語)とは、基督教を正当とした場合の、
それ以外の異端な神秘主義を言うんですから、仏教全体が実は基督教から言えば
オカルトになるんでしょうからね。
私はオカルト肯定論者ですので、どんどん“オカルト”に入って行きたいですね
(でも、オを取ったカルトは嫌ですが・笑)。

以上、洒落を効かせて失礼します。

713犀角独歩:2006/11/28(火) 07:52:48

> 712

これはそうですね。なにもオカルトという言葉を使うことはありませんでした。
単に「肉が生きている? そんな馬鹿な。あなた、そんなことを本気で信じてるの? おいおい、大丈夫かよ?」というストレートな言語でよいのでしょうね(笑)

714藤川一郎:2006/11/28(火) 09:54:07
一応、一言。
近年、御肉牙について浅井さんが言及したのが「顕正会の東北代表者会議」と言う会合なのですが、その内容は「御肉牙は生きている」「肉の部分がどんどん増えていき最後には光り輝く」といったものです。多分その資料が私の家をひっくり返せば出てくるような気がするんですが(元会員から入手)。

顕正会から日蓮正宗(塔中の講中)についた方が、御講の席で「御生骨について教えてください」と聞いた事がありました。
その時、そこの住職は
「それは伝説だよ。確かに数百年続いたそのような伝説はあるよ。だから伝説としては否定するものでは無いし、軽くは見ないが、それをもって日蓮正宗が正しい理由にはしないことになっているよ。だから本当に御肉が増えているのか、また光り輝くのかは分からないよ。科学的に考えれば多分無いだろうね。だから御肉牙があるから大石寺が正しいという短絡的な説明をしてはいけないよ。それは浅井さんの頃から法華講では言わないことになってるんだがね。まあ、戸田さんは言っていたようだがね(笑)。」
と言うようなものでした(平成13年頃・詳細不正確)。

その講中はそれこそ、独歩さんも御存知の、一心不乱に他宗に猪突猛進する講中ですが、その講中の住職ですら「科学的には無いだろうね」と公的な御講の法話で堂々と語られましたので、それが現在の日蓮正宗の見解であろうと思います。

715犀角独歩:2006/11/28(火) 18:54:52

藤川さん

それは、その一住職の見解でしょう。お肉が生きている話を創価学会の戸田さんと、浅井さんにかぶせて、日蓮正宗は言っていないなんていうのは、ちょっと、どうかと思いますね。

では、この前の御座代わりの時は「御生骨拝観」と言わず、「御死骨拝観」とでも言ったのでしょうか(大笑)

石山は、お肉が生きているというのは、別段、覆していないでしょう。
まあ、藤川さんと、引用された石山教師が、「御肉牙」を本物だと信じていないことは、よぉくわかりました。

慣習に従って、御座代わりに、「御生骨拝観」なんかやられるために、常識ある僧俗は困ってしまうという話なんでしょうね。まあ、ご苦労なことです。
しかし、わたしはこの件では、絶対に「追撃の手を緩めません」、念のため。

ちなみに、『法華随感』は、妙光寺の尾林さんが前文も書き、認可した書ですが、ここには、御肉が生きているという記述があります。石山住職もいろいろと言うことでしょうか(笑)

716犀角独歩:2006/11/28(火) 18:56:27

【715の訂正】

誤)『法華随感』
正)『法華講随感』

717藤川一郎:2006/11/29(水) 11:38:38
れんさんに返事を書きたいので、まずは本スレッドに移記させてください。

名前:れん 投稿日: 2006/11/26(日) 11:25:11
大明寺貫主楠山上人様、貫名上人様、犀角独歩様、御参集の諸賢の皆様。この度は、私如き弱輩をも、秋季合宿に参加させて戴き、誠に有難うございました。
蓮師の御真蹟の拝観、また貴重な霊宝を拝観し感激いたしました。貫名上人・楠山上人の初日の御講演は、大変すばらしく拝聴いたしました。彰往考来さん、一字三礼さん、藤川一郎さんの二日目の研究発表、何れも、日頃からの御研鑚の深さが伺われ、大変勉強になりました。また、初めて日蓮宗寺院の朝勤にも参加させて頂き、貴重な経験をさせて戴きました。本当に有難うございました。
短文ではございますが、これをもってお礼に替えさせて戴きます。

718藤川一郎:2006/11/29(水) 11:41:43
れんさん、ご苦労様でした。
皆様が朝勤していた時間はおろか、帰ってきてもしばらく寝ていた藤川です(爆)。
さてさて、れんさんは隣で寝ておられましたが、起こしてしまってすいませんでした。
謝ろうと思って謝れませんでした。
ここで深く陳謝申し上げます。
機会がありましたら、また・・・。

719れん:2006/11/29(水) 19:55:16
藤川さん
>718
いえいえ、そのことは、お気になさらないで結構です。私は寧ろ皆さんのお話を始めから詳しく聴聞したかったのですが、私の持病には寝不足が一番の大敵なもので、早めに就寝しましたが、夜明け前の小一時間、私が起きましたとき、なかなか面白いお話をお聞かせ頂き感謝しております。藤川さんの研究発表の内容も大変興味深く拝聴いたしました。蓮師の宗教はいわば和製仏教ですから、蓮師やその門下は国風を大事にして、神道を含めた日本古来の文化を教義や(石山的に言えば)化儀の中に巧みに取り入れていたのではと思います。その点、地の利もあったのでしょうが、時代に流されず、他門流とくらべても富士にはそうした伝統も残っている様にも思われますので、日本古来の文化と蓮師の宗教との相関、また日本古来の文化と石山義の関係を考究していくことは、大変有意義であると思いました。
ともかくも、御多忙の御身にもかかわらず、お声掛けとご挨拶、誠に有難うございました。

720藪の中:2007/02/07(水) 22:43:38
 はじめまして、皆さんの、活発な意見とても参考になりますが、私には学が無いので半分も分かりません。出来ましたら、素人相手の勉強会など開いていただけると有り難く、この掲示板も尚、勉強させていただけると思いますが。どうでしょうか、どなたか、お願いできないでしょうか?

721犀角独歩:2007/02/08(木) 19:20:34

720 藪の中さん

はじめまして。

> 素人相手の勉強会

こちらの掲示板は、堅苦しい感じが致しますか。
真面目なご質問であれば、過去に語られたことでも、また、どんなに初歩的なことであっても、皆さん、ちゃんと応えてくださいますよ。

でも、勉強会が希望でしたら、もう少し、自己紹介をなさったほうがよろしいのではないでしょうか。

723藪の中:2007/02/09(金) 23:46:33
遅くなりすみません。
お言葉に甘え、質問を。ひとつは、日蓮さんの遺骨は何処にあるのでしょうか?
身延の特別参拝で見られるものでしょうか?草庵跡近くのお墓にあるのでしょうか?
可能性の一番高いことを、教えてください。

もうひとつは、もし法華経が御釈迦さんの説かれたものでは無いと知っていたら、どうなっていたのでしょうか。
お馬鹿な質問ですみません。

724犀角独歩:2007/02/10(土) 06:34:27

藪の中さん

こちらはオフ会開催のスレなので、以下に移動しまた。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/364/1014180269/3209

726犀角独歩:2007/07/22(日) 15:11:14

■富士門夏季合宿のご案内

8月31日、9月1日の両日、富士門夏季合宿を開催いたします。
現段階で、特別講師として島田裕巳師が決定しています。師には、今回、上梓された『公明党VS.創価学会』の内容に沿って御講義をいただくことになっています。詳しい内容については、随時、アップする所存です。

日時:8月31日(金)午後12時〜9月1日(土)午後12時まで
費用:1.2万円(内訳:宿泊費2,000円+1日目昼食1,000円+懇親会(兼夕食)6,000円+2日目朝食500円+昼食1,000円+テキスト代1,500円)

講義:島田裕巳師ほか
   http://blog.livedoor.jp/saikakudoppo/archives/51015242.html

お申し込みは住所・電話番号・E-mailを明記のうえ、以下、アドレスまでお願いいたします。参加資格票をお送りいたします。
定員数に達した場合は、抽選とさせていただきます。
また、2日目の午前中は研究発表会といたします。発表くださる方も併せて応募いたします。

 皆さんのご参加をお待ちいたします。


 saikakudoppo@rio.odn.ne.jp

727犀角独歩:2007/07/22(日) 15:15:03

なお、ご参加は、日帰り、通い、また、一部参加も可とします。

たとえば、通いで講義参加のみの場合、テキスト代1,500円ということになります。自由な形でご参加いただければと存じます。

728きゃからばあ:2007/07/23(月) 13:25:49
早速、参加のメールを送信いたしました。
独歩さん、よろしくお願いします。
久しぶりのオフ会の参加なので、みなさんにお会いできるのが楽しみです。

729犀角独歩:2007/07/23(月) 18:06:45

きゃからばあさん

お久しぶりです。合宿へのご参加、歓迎いたします。
貴メールは届いていないようです。
まあ、以前にご参加いただいておりますので、参加ということで、人数に加えさせていただきます。
有り難うございました。お会いできることを楽しみにしております。

730犀角独歩:2007/07/23(月) 18:21:47

今回の合宿のテーマは、島田先生にご講演いただくことも踏まえて『創価学会の近現代とその周辺』としようと考えています。

その他、講演者のスケジュールその他で調整中ですが、全体的には、以下のようにも考えています。

■日蓮門下とその周辺

・戦前の日蓮門下とその周辺
・戦中戦後の日蓮正宗とその周辺
・創価学会の近現代とその周辺

■立正安国論を考える

・『立正安国論』を現代に読み解く
・『立正安国論』は封印すべきか

■諸問題を検証する

・摂折論、今成批判を検証する
・大石寺二つの彫刻を検証する

■研究発表

・未定(発表者がいらっしゃれば、お願いします)

731犀角独歩:2007/07/24(火) 02:30:25

研究発表につき、2題お申し込みがありました。

732きゃからばあ:2007/07/28(土) 12:51:49
今年になって何度か、独歩さんにメールを送ったが音沙汰がなかった。しかし今回、私からのメールが届いていないことが判った。ならばと携帯メールから送信してみた。しかし届いていないようだった。
結局、独歩さんから「まあ、ご質問等ありましたら、富士門流信徒の掲示板にでもお寄せください。」とお返事をいただきました。
よって些細な事でもこの掲示板に書き込むかもしれませんが、管理人さん勘弁してください。
さて独歩さんへ。
オフ会について会場がわかりません。前回の合宿に参加しなかったので場所がわかりません。
場所によっては車で行こうか、JRで行こうか悩んでいます。
場合によっては新幹線の指定席を予約しなければなりません。
独歩さん、よろしくお願いします。

733犀角独歩:2007/07/28(土) 16:13:19

きゃからばあさん、どうも。

どういうわけか、まったくメールが届きません。
何故でしょうかね?

さて、開催場所ですが、前回と同様、大明寺です。
駐車場はあります。高速の出口から10分以内です。

734犀角独歩:2007/07/28(土) 16:13:55

大明寺
http://www.daimyoji-n.or.jp/

735偶ロム偶ログ:2007/07/30(月) 02:52:33
合宿限定で、いくつかのおみやげを参加者数分持参する予定です。
用意する関係で、できれば一週間ほど前に人数が確定されれば助かります。

736犀角独歩:2007/07/30(月) 06:00:12

偶ロム偶ログさん

お土産の件感謝、人数はそれではご連絡させていただきます。
有り難うございます。

737犀角独歩:2007/07/31(火) 01:09:50

きゃからばあさんも記されておりましたが、どうも、わたしへのメール、不着事故が相次いでいるようです。

最近、わたしにメールをくださり、返事のない方がいらっしゃいましたら、わたしは返信は100%を心がけていますので、それは不着事故です。

この場をお借りするのは、恐縮ですが、こちらにお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。

738犀角独歩:2007/08/06(月) 08:46:25

レジュメがすっきりとまとまってこないのですが、現時点では、以下は決まっています。

島田裕巳師『公明党VS.創価学会』
楠山泰道師『立正安国論を現代に読む』

あと、研究発表のお申し出は、わたしを含めて、いまのところ4題。
いまのところ、題目のお届けは1題です。

『「日蓮聖人説法図」(玉澤妙法華寺蔵)の制作年に関する一考察』

わたしはパワーポイントを使った2彫刻の鑑別と、摂折論について少し話させていただくつもりです。

参加者はいつもどおり、日蓮宗(僧俗)、大石寺、創価学会、顕正会それぞれの現役脱会を問わずのご参加です。

739モーニング:2007/08/18(土) 18:33:25
オフ会で研究発表させていただきたいと思います。
テーマは「創価学会のひとり勝ちに関する考察――学会歌からのアプローチ」
以上、よろしくお願いします。

740犀角独歩:2007/08/19(日) 10:39:05

モーニングさん

お久しぶりです。
なかなか勇壮な題名ですね。
ご発表を楽しみにしております。
当日は、立場の違う方々も多数ご参加されます。
お手柔らかにお願いいたします(笑)

では、お会いできることを楽しみにしております。

741犀角独歩:2007/08/23(木) 13:44:05

夏季合宿が、1週間後に迫りました。
昨日、最終確認のメールを申込者全員に送信させていただきました。
何人かの方から確認のお返事が届いておりません。
もし、メールが届いておりませんでしたら、ご一報ください。
また、届いている場合は速やかに返信をお願いいたします。

食事、布団の手配など、準備のために実数の掌握が必要です。
ご協力ください。

saikakudoppo@rio.odn.ne.jp

742きゃからばあ:2007/08/23(木) 22:38:25

やはりメールが来ていません。(悲しいー!)
でも私からメールを送信しました。(やっぱり届かないかな?)
念のためここに書き込みます。
「私は必ず参加です。」

743犀角独歩:2007/08/24(金) 03:17:55

きゃからばあさん

すみません。先ほど、送信いただいたメールは届きました!
また、今回は、一つお願い事までして、恐縮です。

お会いできることを楽しみにしております。

744一字三礼:2007/09/01(土) 20:45:50

犀角独歩さん
合宿ご参加のみなさん

大変に有意義な時間を過ごすことができました。

4名の方の研究発表は、日頃から研鑽された方面の題材で、大変に興味深く、私も勉強させていただきました。

ただ、研究発表と称してレジュメに歌詞カード一枚を配られた方がいらっしゃいましたが、その内容は研究とは程遠い、自分の所属する団体を讃美するだけの非常につまらないものでした。今回の合宿では、研究発表者が多数おられると聞いて、私は自身の研究発表を辞退したのですが、このようなくだらない内容のものに遠慮して発表を辞退してしまったことを後悔しています。

ただ、全体的には、日頃聞けない貴重なお話をうかがうこともでき、非常に有意義でした。

犀角独歩さん、それから楠山上人をはじめとする大明寺のみなさん、ご参加のみなさん、ありがとうございました。

745犀角独歩:2007/09/01(土) 21:32:57

一字三礼さん、早々に有り難うございます。

昨日、本日の両日にわたり、26名のご参加をいただき、夏季合宿を無事終了いたしました。

内容に関しましては、追ってブログに投稿させていただく所存です。

皆様、有り難うございました。

746彰往考来:2007/09/02(日) 10:45:27

>744 歌詞カード一枚を配られた・・・その内容は研究とは程遠い

一字三礼さん

色々なご意見があることはごもっともです。ただ私は歌詞の分析は興味深く拝聴いたしました。
その後のフリートーキングでも島田先生に聞いていただきたかったですねというご意見もありました。
たかが歌詞、されど歌詞でその内容にその教団トップの意向が入っていて会の活動の方向をそちらに向けていく。考えてみればあたりまえの事ですがそれすら気がつかなかった自分はお粗末というか修行がたりないというか、反省させられる点ではありました。
組織論として考えるなら、なぜ国歌とか社歌といった類があるかを含め考えさせられるご発表でした。
ま、しかし貴殿がおっしゃるように研究発表といえるかどうかは確かに疑問ですね。あくまで個人的なご見解を発表されたととらえています。

犀角独歩さん、ご参加の皆様

お疲れさまでした。有意義な時間を過ごせたこと、感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

彰往考来

747犀角独歩:2007/09/02(日) 10:47:11

彰往考来さん、ご参加の皆さん

ご発表のとき、やや話題となりました浮世絵の日蓮の袈裟が朱色の件、たまさか、大明寺本堂の奧にある妙覚の間に入ったところ、ここに奉安されている日蓮座像がまさに朱色の袈裟を着ていました。楠山師に尋ねたところ、江戸時代の作だということでした。

748パンナコッタ:2007/09/02(日) 11:54:05
ご参加のみなさん、お疲れさまでした。
日帰り組の自分は、帰りの電車が車両点検トラブルの影響で神田駅で止まってしまいましたが
秋葉原乗り換えだったので、一駅歩きました。 転重軽受って、やつですか。アハハ

赤い袈裟は『天台系では、ないのか』とのご意見がありましたが、
”越前永平寺の僧侶が徳川将軍に拝謁したとき、司会役の奏者番が名前を忘れて僧衣が赤色なのを見て
咄嗟に「越前の赤坊主にござりまする」と言い、舌をペロッとだしてしまった。後日、拝謁者の名前を
忘れた事は咎められなかったが、舌を出した事が不敬であると差し控えを命ぜられた”(甲子夜話続編)
 との話があり、禅宗系も使っていたようですね。
また目立つインパクトと同時に、品位のあるイメージを色刷りの中で醸し出していたのかもしれませんね。

749れん:2007/09/02(日) 17:18:32
犀角独歩さん、ならびに皆様。
仕事の都合上、初日のみの日帰り参加でしたが、さまざまなことを見聞し、大変勉強になりました。
今後とも、皆様よりのご指導ご鞭たつの程、お願い申し上げます。

750富士川一郎:2007/09/02(日) 18:29:59
学会歌の件ですが、研究発表としては私としては良く分かりました。創価学会の精神が「倒れた者の仇討ち理論で出来ている」と言うのは納得できました。
しかしながら、「学会の一人勝ちの理由が、仇討ち理論であった」事を、学会員が発表するのは、創価学会としてはマイナスになるように感じました。
これを堂々と主張するのはそれが正しいと思っているのでしょうが、世間ではマイナスになりますよね。

戸田城聖青年訓の一節を思い出しました。
「されば諸君よ、心を一にして難を乗り越え、同信退転の徒の屍を踏み越えて、末法濁世の法戦に、若き花の若武者として、大聖人の御おぼえにめでたからんと願うべきである。」
これこそ仇討ち理論が見えてくるように思います。

751大縫 薫:2007/09/02(日) 18:53:10
2日間にわたり、大明寺様を会場に様々な研究発表・討議などを通して
更に学問・信仰を深める事が適いました、会場を提供して頂きました大明寺
御住職楠山泰道上人・各御住職様・参加者一同に感謝申し上げます。
有難うございました。

753偶ロム偶ログ:2007/09/03(月) 11:03:48
参加された皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。

初日、かなりディープな研究発表ばかりでしたが、それぞれとてもすばらしいものだったと思いました。
赤衣については、民族学からのアプローチも必要かもしれませんね、
学会歌、私は教団擁護とか賛美には受け止めていませんでした。学会を動かす原動力といいますか、外せない要素のひとつとして「仇討ち」があったという発表は私としては「目からうろこ」のものでした。
フリーディスカッションではさらに突っ込んだ話になり、話題の写真二枚の比較検討で、新たな事実と疑問が露呈しましたが、これは驚愕でした。
二日目、島田先生のお話は著書からさらに踏み込んだものでした。
本当に有意義な二日間でした。

754一字三礼:2007/09/03(月) 23:20:15

いろいろなご意見がありますね。

まず、創価学会員ではない私は、タイトルの「創価学会のひとり勝ち」の意味がまったくわかりませんでした。

創価学会が「どのような相手」と「何」を争って「何時」、「どのような条件」で「勝」が確定したのか。

もしもこの「創価学会のひとり勝ち」という言葉が、通仏教用語もしくは通日蓮教学用語であったならば、それを知らないのは私の不勉強ということになりますが、これは明らかに違います。

発表者は、創価学会以外にはその意味が通じないであろうことを、説明もせずに「‘創価学会がひとり勝ち’した理由は、その学会精神にある」と始めました。

聞く者のことを考えない、実に独り善がりなものです。

また、学会精神は「仇打ち」と言ったのにも驚きました。
新宗教であれば、その布教精神が「仇打ち」であろうと「恨み」であろうと眉を顰めるだけですが、創価学会は日蓮法華系の宗教団体であったはずです。

本来であれば、その布教精神は、「法華経」に基づくか、宗祖日蓮の意志に基づくのが常識です。

「仇打ち」とは‘目には目を’‘暴力には暴力を’の心であり、宗教団体とはおよそ相いれない復讐の精神です。

独りよがりなタイトル、創価学会の組織はとても認めないであろう「仇打ち」の精神などという結論、どれをとっても聞く価値などない本当につまらないものでした。

755顕正居士:2007/09/04(火) 20:14:04
まあ あらゆるカルト、カルトまがいの集団は独りの世界に入って
「ひとり勝っている」イメージはありますね。
何者とも戦わないでいるのですから、一般には不戦敗というのですが、
「不戦敗は勝ち」という論理のようでありますね。
「働いたら負け」ともいくらか似ております。

756犀角独歩:2007/09/05(水) 17:20:45

★きゃからばあさんのご投稿を再掲させていただきました★

ご参加のみなさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
今回始めての合宿。大明寺の大きさにビックリしました。

毎回のオフ会でも感じますが、発表者の研鑽の凄さには頭が下がります。
本当にありがとうございました。

さて今回、ひとつだけショックなことがありました。
それは合宿とは別に勉強会があり、そちらの参加者の声を耳にしたときです。参加者のほとんどが自分の子供がカルト教団に入会している親で、子供の活動に不安を抱いていました。ちなみにこの勉強会は100回を超えているそうです。
そして私の隣に座っていた女性が涙ながらに話していました。
「娘がK会に入会し家を出てしまい先輩の信者と生活をはじめ、電話をしても途中で切られてしまう」等々。この話をきいて私は悲しくなりました。
そして私の長女が今年から大学に入学して一人暮らしを始めていますが、もしこの子がそんなカルト教団に入会したら…なんて考えたら、悲しくて悲しくて、本当に切なくなりました。
帰宅の車中でも、隣の女性のせつなさ、またそういう人が大勢いるんだと考えてしまい、悲しくて泣いてしまいました。

オフ会に参加していろんな人の話を聞いて、それを一人で楽しんで喜んでいた自分が恥ずかしくなりました。もちろん発表されている方々は使命があって、きちんと研鑽され大勢に話されることは素晴らしく尊敬します。問題はそれを聞いているだけで何もできない自分、そしてさらにカルト教団に悩んでいる人に対し何も言えない自分が本当におろかに感じました。
また同時にひとつの怒りが込み上げました。
「僧宝・僧侶と呼ばれる人々よ。真剣に悩んでいる人の前に自ら近づいて仏のところまできちんと導け。」
今回の合宿は私にとって忘れることのできない出来事になりました。

757波木井坊竜尊@日蓮宗葵講:2007/09/18(火) 10:15:01
僧侶になんか期待するから裏切られた気持ちになる。
在家主義者団体も同様。期待するからいけない。

758ラセード:2007/09/19(水) 09:21:03
君の書き込みにも全く期待などしていない。

762再挑戦者:2007/10/08(月) 19:53:56
 独歩さん、 >、、僧宝・僧侶と呼ばれる人々よ、真剣に悩んでいる人の前に近ずいて仏のところまできちんと導け、>
 、、、、
、、、誠に全く、、仰るとおりでございまする。 貴方は、一婦人の一声さえも見逃さないその姿の体現には、今まで誰もが気もつかなかった・忘れていたような、もっとも大切な?、何かを、思い出させてくれました。
 人としての、生き様の中での核心は、??、何かを示唆していますようでしょうか、、。 エラソーに能書き、ゴメンします、。

763犀角独歩:2007/10/08(月) 21:53:59

再挑戦者さん、有り難うございます。
ご引用のところは、きゃからばあさんのお言葉です。
わたしはまだまだ、だめですが、仰る「生き様の中心の核」という視点は、実に大切と存じます。

764いちりん:2007/11/07(水) 11:21:54
ふと池上本門寺のサイトをみてみましたら、いろいろと無料で学習の機会を提供していますね。

紀野一義氏の法華経、丸山 照雄氏、中尾 堯氏の講演など、毎月。
かつては、美輪明宏さんも、人生相談を担当していたようです。

http://www.honmonji.or.jp/02manabu/01gakusyu/gakusyu_index.html

※ところで、こういった講演会、学習会、催しの情報などをアップできるサイトがあると、ありがたいのですが。


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