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教育問題について考える

1剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:24:13
敗戦後・GHQの指導により始まった平和教育
その後朝鮮戦争ベトナム戦争により方向も変わったと思われる。
反日偏向教育とはいかなる物であろうか。
また、60年ぶりに教育基本法が改正されます。
本スレは教育問題について話し、枝葉末節にこだわり過ぎないようにしましょう。

2剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:24:48
イカフライ氏
ネットの議論ってそもそも意味あんの?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2500/1144112308/167,169

たまたま、そういう先生に当たってしまった人たちが、偏向反日左翼教育!なんぞと言っているのかもしれません。
ただ、その情報がネットで垂れ流されると、その当時まだ学校にも入っていなかった、またはせいぜい低学年程度だった人も「80年代はそうなんだ!」と信じ込んで、それがいつの間にか真実に成る、ということはあるのかも知れません。
自分のブログにも書いたんですが、ネヨウトの脳内には「偏向左翼反日学校」なるものが存在しているのかも知れません。
 今度はこちらから質問しますが、大神さんが学校教育を受けられたのは、いつ頃ですか?
 あなたの受けた学校教育の中で、個人的に突出したヘンな教師ではなく、組織的に反日偏向左翼的だった教育はありますか、そして、それはどんな教育ですか?

3剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:25:08
柏葉英一郎氏(171)
私のところは実際そうでしたよ。
何度も「反戦映画」を見せられましたし。

というかね、パンピーは基本的に政治とか歴史自体に興味ないですから。
人間は興味のないことはすぐに忘れます。
例えば、学校時代に習った数学の公式を、イカフライ女史は覚えていますか?
おそらく覚えていないと思います。
『記憶にない〜』ってのも、おそらく忘れたからでしょう。

4剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:25:38
大神氏(175)
私は80年代後半に小学校教育を受けましたよ。

それこそ毎年平和授業と言うことで反戦ビデオを見せられて、しかもその内容が
空襲の被災者の話で、「この悲劇が起きたのは日本が戦争を起こしたから」という
内容でしたが、

          これは反日教育ではないんですかね?

戦時国際法に違反した無差別空襲を行なったアメリカは一切悪い存在では
ありませんでしたよ。でも何故か1945年以後はアメリカは悪の存在でした。
ついでに言えば狭山裁判のような現代の権力による同和差別の話もしょっちゅう
されていましたね。

また、日本はアジアの国々を侵略して、アジアの民衆を殺して・・、という話は
しょっちゅうされていましたよ。

      こういった一方的な物の見方は反日教育ではないんですかね?

あと、こんなのもありましたよ。

「創氏改名で朝鮮人が嫌々名前を変えさせられた。その時に朝鮮の人が反発心から
生まれてきた赤ん坊の名前に「裕仁」という名前をつけた。そうしたらその
赤ん坊は日本の警察官から地面に叩きつけられて殺された」

というのを普段はそんなこと(つまりバカアカではないまともな人間)を
言わない【当時30代】の男性教師が私達に言っていましたよ。

  こういった今となれば明らかに嘘と分かることを学校の先生が教えるのは

             反日教育ではないのですかね?
             
学校の先生は日教組の研修、そして職場の職員向けのパンフレット、こういった
ものから教わるんですよ。学校の先生は。

と言うよりも日教組に限らず公務員は警察、防衛庁、海保の職員以外は組合が
あるんですが、現代でも組合(国労、自治労)では反軍、反米、反基地が普通
にパンフレットの中に入っていますからね。

ちなみに私は組合には入りませんでしたが(私がいる出先の庁舎では190人中入って
いないのは私を入れて二人だけでしたが)、デモとかには若手職員は普通に「動員」
されますし、若手はユース部(昔青年部)の研修ということで組合の研修(教育)を
受けます。

そうなると中にはそれを真に受ける人間も居る訳で、80年代は風潮からその効果が
強くて、さらに日教組だと職業の特性から他の公務員の労組よりも更に強かったの
でしょう。

「右へならへ」が公務員ですが、80年代の風潮から考えたら当時の教師は
組合の上から指示されたことには逆らえませんからね。ただ、地域によっては
温度差はあるでしょうが。

あと、80年代末期に私は塾に行っていたのですが、塾の社会の教材には思いきり
自衛隊を「憲法違反」のように書いていましたよ。そしてそれはZ研、A館になら
ぶ大きさだったN研という全国的な規模の学習塾でしたが。

と言うよりも普通に80年代は反日、反米、反軍、反自衛隊、反国家教育でしたよ。

5剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:27:46
友引氏(177)および、平和主義者は戦いがお好き?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2500/1146511765/59

偏向教育の例として挙げられたことの多くについて、立派な平和教育をしていた学校が80年代にはあったのだなあという感想です。
あれを偏向教育というのは、自慰史観の持ち主でしょう。
一例。今も原爆に苦しむ同胞がいるし、その後も、ビキニの被曝もあり、チェルノブイリもあり、劣化ウラン被害もあるのに、原爆の被害について詳しく知らないままでいることはできないでしょう。
はだしのゲンはビジュアルに訴えるいいマンガだと思います。
****人によって違った形を持つ愛国心を評価の対象にするようなこのところの教育の方が、よほど偏向教育です。
いろいろ教えてくださってありがとうございました。
もうひとつ、ご意見を伺いたいのですが、近頃、「愛国心」を通知表で評価することがニュースになっていますが、あなたはこの問題をどうお考えでしょうか?
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060526k0000m040165000c.html

6剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:28:08
イカフライ氏(178,180)
>近頃、「愛国心」を通知表で評価することがニュースになっています。

バカとしか言いようが無いw
「愛国心」5とか、「愛国心」1とか、通信簿に書くのか?

そもそもさ、学校ってのは、まあ、いるいろなことを一応、習うわけだ。
数式や化学反応を覚えていないのは、社会に出て少なくともその人の社会生活には必要が無いから。
だから、読み書きや99の掛け算は殆どの人が覚えている。
で、ネットウヨが、ネットウヨだけが学校で受けたと称する偏向教育だけをやたらと覚えているのは、彼らに共通するなんらかの原因・理由があるんだかな、きっと。
まあ、それが己への一切の批判を許さない狭量さだったり、ネットにおいて相手を議論なら離れさせない粘着さに繋がるんだろけれど。
それがどこから来るのかは個々の問題だろうが、自分の中のなにかの欠落があるんだろうな。
ネトウヨの議論は平和のために役に立たない、と結論つけるのはそこでね。
ウヨ的意見てのは、単なる個人の劣等感のうまい逃避の言い訳になりやすいんだよな、だからこそ、ネットにはびこる。

7剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:28:28
大神氏(183)
>イカフライさん

>バカとしか言いようが無いw
>「愛国心」5とか、「愛国心」1とか、通信簿に書くのか?

   イカフライさんは現実の通知表って知っていてこれを書いているんですか?

「定量出来ない」という意味で書いているのですか?それとも「愛国心だから駄目」
なんですか?一度じっくりと通知表を見た方がいいですよ。

>偏向教育についてだけど、パンピーはバカだと言わんばかりだね、柏葉さんも、大神さんも。

馬鹿じゃないよ。覚えていても間違いに気付かなければどうでもいいことだし。

と言うよりもイカフライさん、80年代の人間が覚えているかいないかが問題
なのではなくて、偏向教育が行なわれていたかどうかの真偽が問題なのですよ?

          「記憶に無い」=「だから無かった」

ではないのですよ。例えば、ある幼稚園で保育士が幼児に「馬鹿」とか、「死ね」
とか言っていたとします。で、幼児達のほとんどが忘れていたとします。
だからと言って、その保育士が馬鹿とか死ねとか言った事実が存在しないことには
ならないでしょう?

で、それを覚えていた子供がそれを言っていたとして、「覚えていたから異常」
とは言いませんよね。イカフライさん。


で、人間興味関心が無いことや昔のことは忘れるものなのですよ。私自身も忘れ
ていることが沢山ありますが。

8剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:37:22
忘れてた。

剣恒光(176)
それを偏向教育とは気づかず受け入れていた。とも言えるのですよ。
ほんらい、きづかれては偏向教育とは言えませんしねw
学校の先生の言うことは全て正しいと思っている人もいますから。
というか、エジソンの方が少数派でしょう。

自分自身も冬至は全く疑問を持っていませんでした。
修学旅行の6年生まではね。

修学旅行に広島が定番だったのは、やはりちょっと偏向ではないかな
近年はわざわざ南京まで行く学校も会ったそうな。
反戦系映画は毎週のように上映会。
漫画禁止なのに、はだしの限だけは奨励
国旗は絶対掲揚しない。
国歌は教科書に載ってるのに、練習しない。

9剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:39:43
記憶の問題になると、それこそ、個人的な問題ですので、
まずは下記のような教育がされていたか考えて見ましょう。
反日教育が記憶に無いと言う人でも
こういうことが有ったか?と聞けば思い出すかもしれません。
それを反日教育かどうかは一時置いておいて。

・日本はアジアの国々を侵略して、アジアの民衆を殺して・・、という話

・創氏改名で朝鮮人が嫌々名前を変えさせられた。その時に朝鮮の人が反発心から
生まれてきた赤ん坊の名前に「裕仁」という名前をつけた。そうしたらその
赤ん坊は日本の警察官から地面に叩きつけられて殺された

・反戦系映画は毎週のように上映会。
「この悲劇が起きたのは日本が戦争を起こしたから」
戦時国際法に違反した無差別空襲を行なったアメリカは一切悪い存在では
ありませんでしたよ。

・修学旅行に広島が定番だったのは、やはりちょっと偏向ではないかな
近年はわざわざ南京まで行く学校も会ったそうな。

・漫画禁止なのに、はだしの限だけは奨励

・国旗は絶対掲揚しない。
国歌は教科書に載ってるのに、練習しない。

10剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/27(土) 19:42:12
思い出した。

自衛官の話しとして、紹介されていた物に、
自分たちは事の善悪を考えず、命令されたことをやります。
そのように洗脳されるのです。

「軍隊とは人を洗脳して、善悪を考えられなくして、人殺しを作ります」

11大神:2006/05/28(日) 00:01:57
>剣恒光さん

スレ立て、転載&誘導有り難うございます。

ちなみに私の場合、修学旅行は長崎でした。もちろん見るのは原爆資料館でした。

私のところにも「はだしのゲン」はありましたね。

日教組推奨漫画だったのだろうな。

12友引:2006/05/28(日) 10:38:11
皆さんは 平和教育=偏向教育 というとらえ方で話しています。
国語も算数も教えず、原爆被害だけを教えたなんてことは、まずないでしょう。
原爆被害をまるきり教えなかったとしたら、これまた偏向教育であるはずです。
よく日本では近現代史を教えないといわれますが、世界の中の日本であるためには、近現代史は不可欠です。

13剣恒光 ◆yl213OWCWU:2006/05/29(月) 20:54:59
>>12
いや、だから、それを偏向教育と取ろうが、平和教育ととろうが、ただの社会科の一つと取ろうが、それはそれでまず置いといて、

それらしき物を列挙しようということなのですよ。

列挙した後、それが、変更してるかどうかの議論に写りましょう。

14イカフライ:2006/05/29(月) 22:04:24
 列挙するのはいいけれど、その真偽の確かめようはどうするの?
 
 疑ってかかるつもりはないけれど、ネットでの個人的体験なんて確認のしようがないじゃない?
 ウソではないにせよ、極端に主観的な発言になっているケースだってあるわけだし。

15大神:2006/05/30(火) 22:43:37
>>14
>イカフライさん

>列挙するのはいいけれど、その真偽の確かめようはどうするの?
>疑ってかかるつもりはないけれど、ネットでの個人的体験なんて確認のしよう
>がないじゃない?
 
でも、その可能性を踏まえた上で尋ねられたのでは?

16友引:2006/05/31(水) 07:31:12
>>13
イカフライさんがいわれるように「個人的体験なんて確認のしようがないじゃない」ともいえますし、その体験が、80年代に全国で行なわれていた教育の中にしめる割合など分かりもしない(ここで発言した3人の、ごく特殊な経験かもしれない)とも言えます。
しかしまあ、私は自分が疑われた経験から、極力言葉通りに受け入れようともします。
そこで・・・・です。
「列挙」も出尽くした感がありますが (まだ出るにしても) 列挙した上で、偏向しているかどうか議論して、
その上で「偏向していた」として、(私は偏向していないと主張しますが)
だからどうなのですか?

17イカフライ:2006/05/31(水) 19:07:37
>>15

うーん、つまり。
例えば80年代の学校において、いじめが盛んだったかどうか、という議論する上で、自分がどんないじめを受けた、と言う体験を話しても、いじめについてどう思うかの議論にはなっても、その時期にいじめが盛んであったことの証明にはならないって言うのかなあ。
客観的データ、という表現が合っているのかどうか解らないんだけれど、他の時期(それより前の6-70年代)と比べてどうだったのか?とか、みたいな。

18柏葉英一郎 ◆xNHCOHd/MU:2006/06/07(水) 23:36:35
とりあえず、私が見させられた反戦映画の紹介をば。

 ガラスのうさぎ - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E

確か観たのは、小学校の視聴覚室だったはず。
で、この映画、長門裕之が機銃掃射で死ぬところしか覚えていません。
あと、子供心に『この映画つまんね』と思ったのと。

19大神:2006/06/08(木) 11:17:17
>>18
私の場合は「ピカドン」を見ました。アニメで人間がドロドロに溶けるやつ。単に気持ち悪くて、今考えると子供に見せるものでは無いと思いました。
よく考えるとこういう風に視覚を使って感情に訴えるのは戦時中のプロパガンダと同じですね。「悪魔のような敵兵が悪虐非道な行為をするイメージ」を植え付けて、嫌悪感を抱かせるのは。平和教育ではなくて宣伝と思えば納得できますね。

20ピカドン:2006/06/08(木) 11:44:58

http://www.kanshin.com/keyword/332567

21大神:2006/06/11(日) 12:12:38
>>20

人間の顔がドロドロとして目玉が落ちて・・・、と言うのはさすがに描写していないですね。



「子供に見せてもいいのか?」、「宣伝効果だけを考えていいのか?」、「生理的嫌悪感を
利用して感情に訴えかける手法はいいのか?」

というのを考えないのはさしずめ、子供に

              【防犯を考えるビデオ】

として「AV並のシーンがあるレイプシーンがある強姦反対防犯ビデオ」や、
「ゾンビビデオを上回るグロテスクさがある殺人シーンがある殺人反対防犯ビデオ」
を【悪役商会】から頼んできた来た「いかにも悪人」に演じさせたのを見せるような
ものですね。

22大神:2006/06/17(土) 23:13:09
 この前小学校に行ったら平和教育用の漫画があった(出てきたのはB−29による空襲、P-51による機銃掃射)。
確かタイトルは「炎の中の約束の絵」とかそんなだったような気がする。
ページは20ページくらいだった。

で、この本の場合は

 80年代に多かった「日本が戦争をしでかした犯罪者だから・・日本が悪いから」
というのは不思議に無かった。基調としては戦争での恐怖というのをテーマに持ってきていた。

ただ、首をかしげる点は

 特攻隊出陣を扱っているページがあったが、何故か「少年を駆り出して・・」となっていた。
細かい軍事的知識のミスをあげつらっているのではないが、作者は読んでいる子供達に
「自分達と同じような少年が・・」というのを意識させたかったというのが見て取れた。


書いている人間もその時代の影響を受けるのが当然なので、最初の点は現代の日本見直し、
旧軍見直し、軍人見直し、左翼史観に距離を置くという影響を受けたのだろうか。

次の点としては子供達があまり興味を示さないから、身近に感じるように(無理にでも)
「同世代の子供が体験していた」という形にしたかったのではないかと思う。

戦後行なわれていた平和教育を時代ごとに、または教育を受ける子供達の周りの
大人の世代や社会ごとに見ると結構変遷しているのが分かるのでは無いかと思う。

最近は80年代には考えられないくらい世の中変わっている。バルトの楽園もそう
だが、「男達のYAMATO」はあの内容だったら昔だったら苦情が来てた。
それに医事新報のエッセイ欄に国立病院の医院長が戦艦大和の話や、自分の父が
海軍少佐だったことなんて書いていたが、昔だったら考えられなかった。

やっぱりそれも世代と社会情勢が変わったせいだろうと思う。

23イカフライ:2006/07/23(日) 10:46:17
>>18-21

残酷なのが戦争の実像なんだよな。
残酷な場面にショック受けて、「だから戦争はいや」っていうのも、あまりに単純な方法ではあるが、残酷な場面見せられたから反戦教育はいや、だから反戦もいや、っていうのもなあ。
しかも、それ、大人になっても引き摺っているって言うものねえ。

 ネトウヨはひ弱、っていうこれでひとつは証明できたな。

24大神:2006/07/24(月) 06:35:02
>>23

イカフライ「覚えていることを書いて下さい」

他[書きました]

イカフライ「大人になってまで引きずって(覚えて)いるとはひ弱だな(藁)」

※ それは煽りです

25大神:2006/07/24(月) 19:18:28
>イカフライさん

と、言うか「平和主義者は(略)」のスレ主旨とも関係するが、

[偏見こそが平和の敵]と思うのだが、イカフライさんは正に偏見だらけだと思いますが。。

しかもそれを指摘するとヒステリーを起こすし。

うろちいさんもスライムベスさんも友引さんもさすがに誰も

・ネットウヨはひ弱(マッチョかも知れないし、体格も良いかもしれないし、精神力が強いかもしれないし、そもそもひ弱の基準がわからないし)

・ネットウヨは女にモテない(ルックスか収入・地位かのどれかが良ければ現実男はモテるわけで)
・ネットウヨはリアルで居場所がない(仕事や学校で多くの人がそれぞれ人間関係で悩む。と、言うか職場の悩みのほとんどが人間関係で、それはネットウヨかどうかは関係ないわけで)
・ネットウヨはオタク(知識だけでオタクというなら、世の中は無関心かオタクかというどうしようもない世界なわけで)

に賛同しないのに、根拠も何もなくそれを言い続けて、それに異を唱える人間を非難するのは問題ではないでしょうか。

正に自称平和主義者のイカフライさんは戦いが好きで平和の敵のような気がしますよ。

26大神:2006/12/03(日) 17:34:04
来週か再来週辺りが教育基本法の改正(と防衛省昇格)かな?

27大神:2006/12/15(金) 23:57:53
本日成立。ギリギリまで審議した形かな

28柏葉英一郎 ◆xNHCOHd/MU:2007/01/12(金) 00:55:54
ついでにこちらにも。
私事で恐縮ですが、今話題のあの映画を先日観に行きました。

 硫黄島からの手紙
 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6504

この映画をなぜこのスレで言うのかというと、まあ上の方で反戦映画とか出てきたので・・・・。
で、率直な感想を言うと、非常によい映画でした。
所々に突っこみどころはありましたが(憲兵の犬殺しや小銃をライフルとか)、ほぼ史実通りでしたし。
ラストで手紙がばらまかれるところは、さすがに思わずじわっときましたね。

で、この映画は果たして何を訴えていたのか?
反戦?それとも日本軍賛美?
私はそのどちらでもなかったと思います。
ただただ戦争の現実、そして家族への想いを描いていたのだと。
どちらが善とか悪とか、戦争は正しいとか間違っているとか、そんな単純なものではない。
結論などなく、それは自分で考えろ・・・・そういう感じですかね。
だからこの映画に対する賛否は分かれると思いますし、どう受け取ったのかもそれぞれだと思います。
物語自体は単調なんですが、非常に奥が深い映画だと私自身は思いました。

それから、この映画はイーストウッド・・・・いや、欧米人だからこそ作れたのかなあとも。
というか、邦画で戦争を扱った作品はあまり面白くないし、非常に浅いものばかりで。
たぶん、邦画で作ったら、お涙ちょうだい浪花節、戦争はイクナイ!・・・・ってな感じになったんじゃないかと。
それもあからさまに。
私が上で出している映画なんて、まさにそんな感じでしたし。
押しつけがましくて、正直うんざりするものばかり。

私が受けた反戦教育もまた、そういう価値観の一方的な押しつけだったわけで。
まあ、正直な話、うんざりしましたよ。
ただ、その反発で右に行ったわけじゃないですが(どちらかといえば恩師の影響)。
軍事に関してはまあ、子供の頃から興味ありましたけどね。
私の子供の頃はプラモブームで、ガンプラだけじゃなく戦闘機やら戦艦やらも作っていた延長で。
だから、硫黄島の戦いも小学生の頃から知っていました。
ただ、詳しく知ることになったのは随分と後になってからですが。

で、映画の話に戻すと、イーストウッドがインタビューで『なぜ日本人はこの戦いを知らない?』と驚いたそうです。
彼にしてみれば硫黄島の戦いは、メキシコと戦って壮絶に玉砕した「アラモ砦の戦い」に似ていると感じたのかも知れません。
確かに我が国でこの戦いを知っているのは、一部の保守派や歴史愛好者、軍ヲタぐらいかも。
特に反戦派がクローズアップするのは、東京大空襲や広島&長崎、それに沖縄戦ぐらいですか。
どれも民間人に犠牲者が出たものばかり。
どう考えても公正ではなく意図的で、お涙ちょうだいを狙ったんじゃないかと私には感じられます(それプラス、旧軍と米軍を悪玉にする)。
これでは硫黄島で壮絶に散った、栗林中将以下の将兵が浮かばれませんわ。
皮肉にも彼らを最も讃えているのが、敵だった米国というのがなんとも・・・・。
反戦派はもう少し考えたらいいんじゃないですかね?

29大神:2007/01/12(金) 23:08:30
>>28

私は封切の日のレイトショーで見に行きましたね。
とても感動しました。「父親達の星条旗」とセットで見るととても奥が
深いと思いました。

「父親達の星条旗」では米兵にとっては憎たらしい日本軍陣地も、
「硫黄島からの手紙」では生きるために必死で戦っている様が描かれており、
この点視点が変わるとどうなるかを描いていて良かったと思います。

ちなみにクリント・イーストウッドは確か中国から「南京大虐殺」の
映画監督を頼まれていたと聞きました。その後に監督を降りたとも聞きま
したが(結局中国は三人の中国人監督によって作らせたそうですが)、
代わりにこの二作を作ってくれて良かったと思いますね。

30大神:2007/01/12(金) 23:33:15
>>28
>結論などなく、それは自分で考えろ・・・・そういう感じですかね。
>だからこの映画に対する賛否は分かれると思いますし、どう受け取ったのかもそれぞれだと思います。
>物語自体は単調なんですが、非常に奥が深い映画だと私自身は思いました。

日本の平和教育に関して言えば、この「自分で考えさせる」と言う姿勢と、
「どのように考えるか」という教育が抜けているなと思いますね。
大体予め答えが用意されていますし、思考法もかなり決まった形に
沿うようにされます。

自由度が少ないんですね。

私も小さい頃に受けて思ったのですが、基本的に一つの結論が予め用意
されています。そして子供は大人のそういう作為的なところはすぐに
見抜くので、

「ああ、これは考えるのではなくて、こう言えば(こう作文に書けば)いいのだな」

ということが分かります。で、大体女の子や学級委員長タイプの子供は
その点を上手に見抜き二重丸の作文を書きます
(私は劣等生だったので思ったままのことを書いていつも叱られていましたが)。


ちなみにイギリス(アメリカだったかな)の教育ではチャーチルを例に取り、

①:若い頃(ボーア戦争時)に騎兵将校だった時のチャーチルが綴った厭戦気分を示す手紙
②:年を取ってからM1928サブマシンガンを片手に微笑むチャーチル

の同一人物における二つの年(取り巻く状況も含めて)も考えも違うという事実
から

ア:貴方はこの同一人物における対照的な思考の違いをどのように考えますか?
  また、その理由は何ですか?思ったことについて述べなさい。
イ:貴方はこの銃を携えて微笑むチャーチルの写真を見てどのように思いますか?

等といった形で自分の力で考えさせる教育をしています。

この点、日本は「もう少し見習わなければ・・」と言いたいところですが、
ディベートやレポートといった「考える教育」よりも「習うことが中心」
な日本の教育では向かないのだろうなと思います。

31柏葉英一郎 ◆xNHCOHd/MU:2007/01/21(日) 01:04:25
>>29
ども、遅レスですが、あけましておめでとうございます。
で、

>「父親達の星条旗」では米兵にとっては憎たらしい日本軍陣地も

恥ずかしながら、私はまだ「星条旗」の方は観てないんです。
仕事に追われているうちに、いつの間にか終わってましたので。
ま、レンタルで出たら観ようかと思っています。

>この点視点が変わるとどうなるかを描いていて良かったと思います。

これは大事だと思います。
同じ事象でも、立場が違えば見方も違うわけですからね。
で、私見ですが反戦派と呼ばれる方々には、これが欠如しているんじゃないかと。
なんというか「神の視点」でものを言っているような感じで。
うろちい氏なんかが、『全人類共通の〜』とか言っているのを見ると。
私にはそう感じるんです罠。

で、映画の話に戻りますが、イーストウッドはよく勉強しているなあと。
例えば、陸海軍の確執なんて、一般の日本人で知っている人はほとんどいませんからね。
そして、これこそが帝国を敗北に追いやった最大の原因ということも。
戦後の我が国は、陸軍を悪玉にし、海軍を善玉にするという感じです。
私も若い頃は、そう思いこんでいました。

が、よくよく調べてみると、少なくとも大東亜戦争中の海軍の無能と頑迷ぶりは救いようがないほどで。
むしろ、陸軍の方が合理的で柔軟なんですよね。
陸軍は水際決戦の失敗を教訓にして、ペリリューや硫黄島などで洞窟戦術を採り、実際に成果を上げました。
が、海軍は何度失敗しても、水際決戦に固執して同じ過ちを繰り返したわけで。
それ以前にも、大本営を無視して勝手に戦線を拡大、嘘の戦果を報告、挙げ句の果てにサイパンの防備は全くしてなかったという体たらく。
陸軍側が忠告しても、『口出しするな!』『統帥権干犯だ!』と口汚く罵るだけ。
なんつーか、自分の殻に閉じこもっているというか、悪しきセクト主義というか・・・・。
これは私見ですが、戦争の原因を作ったのは確かに陸軍かも知れませんが、敗戦の原因を作ったのは間違いなく海軍だと思います。
戦後の海軍善玉論は、海軍出身者が権力の中枢に多くいたり(中曽根など)、またインテリ層が海軍に多かったせいでしょう。
そして、彼らが一方的なものの見方を垂れ流した・・・・というのが真相じゃないかと。

で、これまた私見ですが、戦時中の海軍と今の反戦派はよく似ていると思います。
他人の意見を聞かない、強烈なセクト主義、失敗しても同じ事ばかりしている、忠告を攻撃と捉える、嘘を平気でつく、全体のことを考えない、自己満足に浸る・・・・などなど。
あと、エリート意識がやたら強いところも似ていますかね?
ま、これは反戦派だけじゃなく、我が国の組織によく見られがちな傾向で、恥部といってもいいかも知れませんが。
その意味では、反戦派もまた日本的なのかも。

32うろちい:2007/01/23(火) 03:20:38
>で、私見ですが反戦派と呼ばれる方々には、これが欠如しているんじゃないかと。
>なんというか「神の視点」でものを言っているような感じで。
>うろちい氏なんかが、『全人類共通の〜』とか言っているのを見ると。

確かに、所詮日米対戦なんてのは、「反帝国主義の僕」にとって「は」日米とも「あっち側の話」
ですよ。
で、「あっち側」の立場で考えたとして、戦争を起こさなくするために、
どんな効能があるんです、今回の映画の場合は?
その辺の感想を聞きたいですね。

「神の視点」なるものは必要ですね。
「戦う双方にそれぞれの事情やエピソードがある」とかなんとかってのは、
それらをふまえて考察を客観的なところで展開しなくちゃ、
感傷に浸るくらいの意味しか無い。
ヤクザ映画が面白い、という域を出ていない。

今回の作品は、作り手の意図や作品の優秀さはともかくとして、
少なくとも受け手側にとっては、ヤクザ映画的ムーヴメントなんじゃないかなー
と、僕としては白けています。

ちなみに
客観的なところで展開したところで、結論を主体的に実践しないと、
思考のお遊びでしかない、と、僕はよく自分にいいきかせます。

33大神:2007/01/23(火) 23:49:41
>>31
「硫黄島からの手紙」、朝日新聞もどちらかと言うと肯定的に書いていました。
夕刊紙なので若い冷静な記者が書いたのかも知れませんが。

ちまみに記事の内容としては
「熊本のある映画館では12月の来館者は9割だった。映画館主が言うには
「こんな事は初めて」とのこと。興行成績は一番で武士の一分と並んだロング・ラン」
という感じでした。

ちなみに映画としての見た感じとしては情感に訴えかけるのは
「男達の大和」の方が強かったですね。

>セクト主義

基本的に海軍も陸軍も官庁な訳で、そこでは担当者が
「これじゃいかんよな・・」と思っても仕事をしていればそれで通っ
てしまいますし、他所からも容喙はされないんですよね。
今も昔も行政としての組織で見れば本質的には変わらないと思います。

排他的で形の上だけでも整っておけばいいというところは
ムラ意識の強い日本人の国民性なのでしょう。


ちなみに戦前・戦中の陸軍の海軍評では
「海軍は何でも『反対』というが、陸軍が用意したものをちゃっかり後で相伴するズルイところがある」
というのがありました。

>陸軍は水際決戦の失敗を教訓にして、ペリリューや硫黄島などで洞窟戦術を採り、実際に成果を上げました。
が、海軍は何度失敗しても、水際決戦に固執して同じ過ちを繰り返したわけで。

陸軍は反斜面戦術や迫撃砲の多用などでキル・レシオを少しずつ改善して言っていましたね。
硫黄島やペリリューもそうですが、沖縄戦などでは損害が4万以上(18万の兵力のうち、後方を除くと一線の
半分に損害を与えている)米軍の戦車の半分が撃破されていますから。

34大神:2007/01/23(火) 23:52:59
>>32
>うろちいさん

まだ見ていない上での発言だと思いますが、
この映画はアメリカ人が見るには戦争を考えるにおいてとても良いものだと
思いますよ。

アメリカの敵がどのようなものだったか、同じ人間ということを理解する上でも。


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