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教育問題について考える

31柏葉英一郎 ◆xNHCOHd/MU:2007/01/21(日) 01:04:25
>>29
ども、遅レスですが、あけましておめでとうございます。
で、

>「父親達の星条旗」では米兵にとっては憎たらしい日本軍陣地も

恥ずかしながら、私はまだ「星条旗」の方は観てないんです。
仕事に追われているうちに、いつの間にか終わってましたので。
ま、レンタルで出たら観ようかと思っています。

>この点視点が変わるとどうなるかを描いていて良かったと思います。

これは大事だと思います。
同じ事象でも、立場が違えば見方も違うわけですからね。
で、私見ですが反戦派と呼ばれる方々には、これが欠如しているんじゃないかと。
なんというか「神の視点」でものを言っているような感じで。
うろちい氏なんかが、『全人類共通の〜』とか言っているのを見ると。
私にはそう感じるんです罠。

で、映画の話に戻りますが、イーストウッドはよく勉強しているなあと。
例えば、陸海軍の確執なんて、一般の日本人で知っている人はほとんどいませんからね。
そして、これこそが帝国を敗北に追いやった最大の原因ということも。
戦後の我が国は、陸軍を悪玉にし、海軍を善玉にするという感じです。
私も若い頃は、そう思いこんでいました。

が、よくよく調べてみると、少なくとも大東亜戦争中の海軍の無能と頑迷ぶりは救いようがないほどで。
むしろ、陸軍の方が合理的で柔軟なんですよね。
陸軍は水際決戦の失敗を教訓にして、ペリリューや硫黄島などで洞窟戦術を採り、実際に成果を上げました。
が、海軍は何度失敗しても、水際決戦に固執して同じ過ちを繰り返したわけで。
それ以前にも、大本営を無視して勝手に戦線を拡大、嘘の戦果を報告、挙げ句の果てにサイパンの防備は全くしてなかったという体たらく。
陸軍側が忠告しても、『口出しするな!』『統帥権干犯だ!』と口汚く罵るだけ。
なんつーか、自分の殻に閉じこもっているというか、悪しきセクト主義というか・・・・。
これは私見ですが、戦争の原因を作ったのは確かに陸軍かも知れませんが、敗戦の原因を作ったのは間違いなく海軍だと思います。
戦後の海軍善玉論は、海軍出身者が権力の中枢に多くいたり(中曽根など)、またインテリ層が海軍に多かったせいでしょう。
そして、彼らが一方的なものの見方を垂れ流した・・・・というのが真相じゃないかと。

で、これまた私見ですが、戦時中の海軍と今の反戦派はよく似ていると思います。
他人の意見を聞かない、強烈なセクト主義、失敗しても同じ事ばかりしている、忠告を攻撃と捉える、嘘を平気でつく、全体のことを考えない、自己満足に浸る・・・・などなど。
あと、エリート意識がやたら強いところも似ていますかね?
ま、これは反戦派だけじゃなく、我が国の組織によく見られがちな傾向で、恥部といってもいいかも知れませんが。
その意味では、反戦派もまた日本的なのかも。


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