したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第49回衆議院議員総選挙(任期満了2021年)スレ

3460チバQ:2021/10/18(月) 18:35:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/03ac7d3ff3c52e809d6a2541a1c953c6c6c7c135
秋元前議員、衆院選不出馬 IR汚職事件で一審有罪
10/18(月) 17:14配信

共同通信
 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で自民党を離党した秋元司前衆院議員が18日、国会内で記者会見し、19日公示の衆院選に出馬しないと表明した。9月に東京地裁で懲役4年などの実刑判決を言い渡された後に控訴し、東京15区から無所属で立候補の意向を示していた。

 秋元氏は国会議員秘書を経て2004年の参院選比例代表で初当選。10年の参院選で落選し、12年の衆院選で当選以降、3期務めた。

3461チバQ:2021/10/18(月) 19:41:29
公明推薦が出てない自民候補
茨城5区=石川昭政
東京8区=石原伸晃
東京17区=平沢勝栄
神奈川11区=小泉進次郎
静岡5区=吉川赳
愛知11区=八木哲也
大阪8区=高麗啓一郎 ただし二次公認
大阪14区=長尾敬
兵庫7区=山田賢司
岡山3区=阿部俊子
徳島1区=後藤田正純
福岡1区=井上貴博
福岡3区=古賀篤
福岡5区=原田義昭 ただし二次公認
福岡8区=麻生太郎
佐賀1区=岩田和親
熊本1区=木原稔
熊本4区=金子恭之
大分1区=高橋舞子(新)、


一次推薦出なかった候補は下記の通り

④は4次推薦の意味

北海道2区=高橋祐介(新)④
茨城5区=石川昭政、
東京8区=石原伸晃、同9区=安藤高夫④、同17区=平沢勝栄
神奈川5区=坂井学③、同9区=中山展宏③、同11区=小泉進次郎、同13区=甘利明③、
 同15区=河野太郎③、同17区=牧島かれん③、同18区=山際大志郎③
静岡5区=吉川赳
愛知11区=八木哲也
三重2区=川崎秀人(新)⑤
大阪11区=佐藤ゆかり⑤、同14区=長尾敬
兵庫7区=山田賢司
岡山3区=阿部俊子
徳島1区=後藤田正純
香川3区=大野敬太郎③
愛媛2区=村上誠一郎③
福岡1区=井上貴博、同2区=鬼木誠⑤、同3区=古賀篤、同4区=宮内秀樹②、同7区=藤丸敏②、同8区=麻生太郎
佐賀1区=岩田和親、同2区=古川康③
長崎1区=初村滝一郎(新)③、同2区=加藤竜祥(新)③
熊本1区=木原稔、同3区=坂本哲志②、同4区=金子恭之
大分1区=高橋舞子(新)、同3区=岩屋毅②
宮崎2区=江藤拓③、同3区=古川禎久③
鹿児島1区=宮路拓馬⑤、同2区=金子万寿夫③、同3区=小里泰弘③、
沖縄1区=国場幸之助③、同2区=宮崎政久③、同3区=島尻安伊子(新)③、同4区=西銘恒三郎③

二次公認
北海道7区 伊東良孝③▽群馬1区 中曽根康隆③ 長崎4区北村誠吾③

3462チバQ:2021/10/18(月) 19:42:33
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASPBL6CY8PBLUTIL047.html
IR汚職事件の秋元司氏、衆院選不出馬を表明 「混乱を避けたい」
2021/10/18 19:20朝日新聞

IR汚職事件の秋元司氏、衆院選不出馬を表明 「混乱を避けたい」

国会内で衆院選不出馬を表明した秋元司氏は、「来春には裁判の決着がつく。政治活動は続ける」と語った=2021年10月18日午後4時40分、東京都千代田区永田町1丁目、斉藤佑介撮影

(朝日新聞)

 統合型リゾート施設(IR)事業を巡る贈収賄事件で、有罪判決を受けた前衆院議員の秋元司氏(49)は18日に都内で記者会見し、19日公示の衆院選への立候補を見送ると表明した。東京15区から無所属で出馬を予定していたが、自民党本部が無所属候補2人に「推薦」を出したことを受け、「混乱を避けたい」と不出馬を決めたという。秋元氏は事件発覚補後に自民党を離党していた。

 18日の記者会見で、秋元氏は「このままでは党が推薦した候補者と戦うことになる。悔しい思いはあるが今回は出馬を見送り、いま争っている裁判をしっかり終わらせたい」と語った。

 東京15区では、当選後の自民入りを目指す無所属前職の柿沢未途氏(50)、地元都議や区議らが擁立し、自民都連が公認申請した無所属元職の今村洋史氏(59)が立候補を予定し、自民党本部は2人に「推薦」を出す異例の決定をした。

3463チバQ:2021/10/18(月) 19:47:26
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/hochi-20211018-OHT1T51148.html
カジノ汚職事件で控訴中の秋元司氏が衆院選出馬断念 地元に推薦候補立てた自民党本部に”恨み節”も
2021/10/18 18:45スポーツ報知

カジノ汚職事件で控訴中の秋元司氏が衆院選出馬断念 地元に推薦候補立てた自民党本部に”恨み節”も

秋元司氏

(スポーツ報知)

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で9月に実刑判決を受け、控訴中の秋元司前衆院議員が18日、国会内で記者会見し、19日に公示される衆院選に出馬しないことを表明した。

 秋元氏は、2019年12月に逮捕を受けて離党。その後も議員辞職はせず、活動を続けてきた。今回の衆院選では、従来の選挙区である東京15区から無所属で出馬を予定していた。

 秋元氏は不出馬の理由について「東京15区で自民党が2人の候補を推薦した。これまでの私の議員生活は全てが自民党としてのものであり、(出馬すれば)政党政治を否定することにつながってしまう」と説明。自民党本部が同区で、今村洋史元衆院議員と立民会派から離脱した柿沢未途前衆院議員の2人を推薦したことを受けたことが理由とした。

 自民党東京都連は党本部に対して同区で秋元氏を公認し、推薦候補を出さないように申請していたと指摘。「これまでは、都連の判断に従うというのが党本部のやり方だった。それが今回は崩れた。都連は怒りの声を上げているし、なぜそうなったのか甚だ疑問だ」と述べ、秋元氏が不出馬となる流れを作った党本部に対して”恨み節”も口にした。

 一方で、今回の衆院選では、都連が今村氏の支援を決めたとして「私も支援をさせていただく」と述べた。柿沢氏に対しては「自民の反対にいた方。何で推薦になったのか、正直理解できません」と苦言を呈した。

 控訴中の裁判に関しては「今回の事件に関しては、一切関与していないことを理解いただきたい。全てについて客観的な証拠を提示させていただいたが、裁判官が無視した」と改めて無罪を主張。自民党復党も目指すことも含め、「政治家としては、これからも全力で地元中心に活動していく覚悟でございます」と話した。

3464チバQ:2021/10/18(月) 19:49:17
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20211018khn000021.html
衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城1区・2区
2021/10/18 16:43河北新報

衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城1区・2区

衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城1区・2区

(河北新報)

 衆院が14日に解散され、衆院選の公示が19日に迫った。県内の6小選挙区には17人が立候補を表明した。投開票が31日という「超短期決戦」の直前情勢を探った。(敬称略)

■宮城1区 新人交え4氏激突

 5選を期す自民党前議員と、再選を狙う立憲民主党前議員が2度目の激突。日本維新の会新人と無所属新人を交えた4氏の戦いになる。知事選(14日告示)との同日選効果で投票率の上昇が見込まれ、各陣営は「花の1区」の浮動票の行方を注視する。
 自民の土井亨は企業の朝礼に出席するなど支持者のあいさつ回りを小まめに続ける。19日の第一声には、知事選で5選を目指す現職村井嘉浩が出席予定。抜群の知名度を借り、好スタートを切りたい考え。
 無党派層の支持獲得に向け、会員制交流サイト(SNS)をフル活用する。14日の衆院解散直後、始めたばかりのインスタグラムに自身の似顔絵とともに「コロナを乗り越え 新しい社会 安心な未来を 皆さんと共に創る」と投稿した。
 立民の岡本章子は特に青葉区で街頭活動を重ねてきたが、知事選告示による公選法の規定で中止を余儀なくされた。代わりに、イメージカラーである黄色のジャケットやスカーフを身に着けた党地方議員が支持者回りなどで浸透を図る。
 前回2017年は旧民進党から分裂した旧立憲民主党から出馬し初当選。その後の野党再編で一度はたもとを分かった議員の多くが再合流した。岡本は14日の選対会議で「皆さんのさらなる結束をお願いしたい」と語った。
 維新の春藤沙弥香は第三極としての支持拡大を目指し、インターネットを通じて教育の無償化などを訴える。
 無所属の大草芳江も立候補の準備を進める。

■宮城2区 無党派争奪戦 過熱

 7選を目指す自民党前議員と前回(2017年)1316票の僅差で敗れた立憲民主党元議員が再び対決する。有権者は東北最多の約45万人。移り気な無党派層の争奪戦が過熱する。
 自民の秋葉賢也は企業や支援者回りに余念がない。朝のつじ立ちも精力的にこなす。「コロナ禍だからこそ、安定した国政運営が必要だ」と支持を求める。
 4日には仙台市内で出版記念パーティーを開き、支援者ら約250人が参加。ゲストに安倍晋三元首相を招き、実力者とのパイプをPRした。
 前回は意思疎通の不足で不満を募らせた地方議員から激しい反発を受けたが、4年間で関係修復を図った。10日に開いた選対会議には、党所属の県議と市議の大半が参加した。
 立民の鎌田さゆりは雪辱を狙う。前回選では、旧希望の党の結党を巡る騒動の余波で、無所属での戦いを強いられた。
 前回選の後、立民に入党し、支持基盤の再構築に向けて地道に活動。野党共闘で自民現職を破った19年の参院選を皮切りに、同年の仙台市議選や県議選でも党勢拡大に奔走した。
 市議時代から地盤の泉区では自転車に乗り、住宅街を細かく回る。野党共闘での街頭演説では「新自由主義から、命を真ん中に置いた政治に転換しないといけない」と声を張り上げる。
 NHK党新人の林幸子は子ども手当の拡充、児童相談所の機能改善といった子どもの人権を重視した政策を訴える。

3465チバQ:2021/10/18(月) 19:49:47
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20211018khn000022.html
衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城3区・4区
2021/10/18 16:44河北新報

衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城3区・4区

衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城3区・4区

(河北新報)

 衆院が14日に解散され、衆院選の公示が19日に迫った。県内の6小選挙区には17人が立候補を表明した。投開票が31日という「超短期決戦」の直前情勢を探った。(敬称略) 

■宮城3区 共産見送りで変化

 6選を目指す自民党前議員に、立憲民主党の新人らが挑む。共産党が独自候補の擁立を見送ったことで、前回と構図が変わった。宮城3区の有権者は約28万7000人。名取、岩沼両市や柴田郡などの大票田で浮動票をどれだけ取り込めるかが選挙戦の鍵を握る。
 自民の西村明宏は党支部や後援会、支持団体などを回り、地盤固めに余念がない。9日に岩沼市であった会合では、野党共闘態勢を築く立民新人の動きを念頭に「今までと同じような選挙戦には決してならない」と地元議員らに訴え、組織の引き締めを図った。
 官房副長官などの要職を歴任し、インフラ整備に尽力した実績を強調。新型コロナウイルスの感染収束と地域経済の立て直しを最重要課題に挙げた上で、「政治の安定のために負けるわけにはいかない」と気勢を上げる。
 立民の大野園子は党の公募で選ばれ、昨年11月末に宮城3区からの立候補が決まった。野党統一候補として、党所属議員や連合宮城のほか、共産、野党共闘を目指す「市民連合みやぎ」の支援を得ながら、選挙態勢を急ピッチで構築している。
 知名度向上のため、ミニ集会や街頭演説を各地で重ねてきた。大河原町で2日にあった後援会決起大会でコロナ対策や格差是正、農業者の戸別所得補償制度復活などを訴え「政治を変えないと命と暮らしを守れない」と声を張り上げた。
 無所属の浅田晃司は衆院解散直前の12日に立候補を表明した。司法制度改革などを訴える。

■宮城4区 仙台近郊の争い鍵

 7選を狙う自民党前議員に共産党新人、日本維新の会新人が挑戦する。選挙区は水産業や農業、工業の各地域を抱え、有権者は約23万8200人。支持層を固めつつ、人口が増加傾向にある富谷市、黒川郡など仙台市近郊の無党派層を取り込めるかどうかが焦点となる。
 自民の伊藤信太郎は新型コロナウイルス下でも、週末の街頭演説などを続けてきた。選挙戦に向け、父で元衆院議長・故宗一郎の代からの後援会や地方議員が支援態勢を構築する。
 公示後は個人演説会を開かず、選挙カーによる遊説と会員制交流サイト(SNS)での発信に注力する方針。「コロナ対策と経済活動の両立や宮城に必要な政策を訴える」と語る。
 共産の舩山由美は比例代表東北ブロックの単独候補だったが、8月に小選挙区との重複立候補に変更が決まった。保健師の経験を基に医療・福祉の専門家としてコロナ対策を訴える。
 塩釜市に選挙事務所を置き、地方議員と連動して支持を広げる。漁業、農業関係者を回り、東京電力福島第1原発の処理水放出反対や、米価下落対策などの地域課題と向き合う。
 維新の早坂敦は国政初挑戦。宮城1区に党公認で立候補する新人と連動し、浸透を図る。10日に仙台市内でマイクを握り「国会議員の報酬や定数を30%減らす『身を切る改革』を実行し、教育費を完全無償化する」と党の政策を訴えた。
 9月下旬の立候補表明後は旧知の会社経営者らを訪ねるなどして支持を呼び掛け、富谷市内に今月、事務所を開いた。

3466チバQ:2021/10/18(月) 19:50:20
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20211018khn000023.html
衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城5区・6区
2021/10/18 16:46河北新報

衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城5区・6区

衆院選・戦いの構図<直前情勢> 宮城5区・6区

(河北新報)

 衆院が14日に解散され、衆院選の公示が19日に迫った。県内の6小選挙区には17人が立候補を表明した。投開票が31日という「超短期決戦」の直前情勢を探った。(敬称略)

■5区 立民に自民が挑む

 9選を期す立憲民主党前議員に自民党新人が挑む。有権者は約25万2800人。東日本大震災の最大被災地の石巻市や高齢化が進む周辺部を抱え、復興政策や地域の持続可能性を巡って与野党候補が激突する。
 立民の安住淳は約40拠点を構える後援組織と、系列の地元市議らが支える強固な地盤で選挙戦に臨む。党県連代表として野党勢力の結集にも注力し、票の上積みを狙う。
 10日に石巻市内のホテルで開いた会合で「経済活性化にかじを切る時期を誤り、感染爆発を招いた」と政府の新型コロナウイルス対策を批判。政権奪還を目指し「アベノミクスを転換させ、自公政権を終わらせる」と気勢を上げた。
 党国対委員長を務め、選挙期間は同僚らの応援演説で全国を回る。数少ない地元入りの機会に組織の総力を挙げて支持固めを図る。
 自民の森下千里は今年3月に公認候補として内定。前回衆院選で比例復活を逃した自民は所属の地元県議らが全面的に支援に乗り出し、議席奪還を目指す。
 タレント時代の知名度はあるが、国政選挙への挑戦は初めて。新型コロナの影響で地域の催しが中止となるなど活動の制約を受けながら、石巻市を中心につじ立ちや企業訪問を重ね、支持拡大に努める。
 16日は石巻市を視察した党総裁の岸田文雄を交えた地元女性の対話集会に参加。「女性が元気であれば会社や地域が元気になる」をモットーに子育て支援といった政策実現を訴える。

■宮城6区 共闘整え自共対決

 8選を目指す自民党前議員の厚い支持基盤を、元県議の共産党新人がいかに突き崩すかが焦点となる。
 自民の小野寺五典は防衛相だった前回、北朝鮮情勢の対応で選挙区に一度も入らなかったが、今回は精力的に足元を回る。
 衆院解散と知事選告示の14日も精力的に動き、地元と東京を往復した。大崎市のJR古川駅前では知事選の現職候補の応援に駆け付け、新型コロナウイルス対策の徹底や地域経済の立て直しなどを訴えた。
 支援態勢も充実。選挙区内の各市で党と後援会がタイアップして支持拡大を図る。気仙沼市では市議21人が9月下旬に支援する会を設立。会長の菅原清喜は「前回は全国トップの得票率だったが、選挙は水もの。しっかり後押ししたい」と気を引き締める。
 共産の内藤隆司は、7年ぶりに小野寺との戦いに挑む。昨年9月の擁立決定以降、各地を回って浸透に努め、先月下旬には大崎市古川に事務所を開いた。
 今月9日、市内で衆院比例東北ブロックの前議員高橋千鶴子と合同で街頭演説し、「安倍政権で憲法を壊す政治が進められた。野党連合政権の樹立を目指す」と訴えた。公示後は各地域ごとに個人演説会や「街角演説会」を予定する。
 立憲民主党は公示前まで宮城6区で候補者擁立の可能性を探ったが、断念した。内藤陣営は「市民連合みやぎ、立民と野党共闘が成立した」として、応援演説などの日程調整を模索する。

3467チバQ:2021/10/18(月) 19:51:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASPBL3WJ6PB8TIPE021.html
比例九州20議席めぐり火花 公明は自民に協力票の「見積もり」要求
2021/10/18 16:30朝日新聞

比例九州20議席めぐり火花 公明は自民に協力票の「見積もり」要求

立候補予定者らの街頭演説に耳を傾ける聴衆=2021年10月17日午後1時27分、福岡市中央区、松沢拓樹撮影

(朝日新聞)

 19日公示の衆院選では、比例九州ブロック(定数20)をめぐる戦いも熱を帯びる。4議席獲得をめざす公明党はコロナ禍で運動が制限されるなか、選挙区で支援する自民陣営に協力を迫る。前回1議席の共産党や日本維新の会は、政権批判票の受け皿となり党勢拡大を図りたい考えだ。

 「九州全体で100万票、沖縄で13万票」。公明は4議席に届くと見込む目標を設定。前回は九州全体で約91万2千、沖縄で約10万8千票を集めたが、ドント式による配分の結果、3議席にとどまった。

 「悲願」と位置づける4議席まで約9万票足りない計算だが、支持母体・創価学会の関係者は「前回もめいっぱい集めた数。新型コロナウイルスの影響で大規模な集会ができずハードルは高い」と漏らす。

 さらに前回、比例九州で当選した遠山清彦氏が今年2月、緊急事態宣言下に銀座のクラブを訪れたことが発覚して辞職。その後も地検の捜査を受け、政府のコロナ対策への批判も相まって逆風下で衆院選を迎えることになる。

 高い目標達成に向け、公明がテコ入れするのが、選挙協力する自民の支持層からの票だ。

 衆院選で公明は自民の選挙区候補を支援する見返りに、自民支持層からの比例票を求めてきたが、選挙区での協力に比べて十分な票に結びつかず不満をくすぶらせてきた。

 公明は今回、推薦を求める自民候補の陣営に比例票の「見積もり」を求めてきた。選挙区ごとに公明に回す比例票数の見通しを提案させ、選挙区での協力度合いを判断する。公明九州方面本部幹事長の浜崎達也・福岡県議は「自民公認というだけで、推薦を出すことはしない。ギブ・アンド・テイクで、『見積もり』をしっかりと精査して、協力するかどうかを判断する」と話す。

 公明は自民候補に推薦を出さない選挙区では自主投票とし、野党や無所属陣営も含め、公明に比例票を入れる層へ協力を呼びかける構えだ。公明関係者は「重要なのは目に見える協力をできる人は誰かということ。比例票獲得に協力してくれる人を見極める」と語る。

3468チバQ:2021/10/18(月) 19:51:29
 一方、立憲民主党は与党に代わる選択肢を示すことで比例票の掘り起こしを狙う。野党共闘のため、多くの選挙区で候補者を取り下げた共産は比例九州で2議席をめざすが、比例票の積み増しに課題を抱える。

 前回、野党候補の一本化のために選挙区での擁立を次々と見送った。その結果、14年の衆院選で約53万票だった九州比例の獲得票は約42万票に。選挙前の2議席から1議席に減った。

 今回はさらに野党一本化のための候補者取り下げを強めており、再び2議席を得るには従来の支持層だけでなく、無党派や選挙区で野党系候補に投票する政権批判層を取り込む必要がある。内田裕・共産党福岡県委員長は「引くところは引いた。野党共闘に誠実に尽くした共産を比例で伸ばしてほしい」と呼びかける。

 前回、比例九州で1議席だった維新は、立憲民主などの野党勢力に不満を持つ政権批判票を取り込み、2議席への積み増しを狙う。

 前回は九州の選挙区から比例重複で前職2人を含む4人が立候補し、計約27万7千票を得て20議席目に滑り込んだ。今回は選挙区から6人を擁立。コロナ下での発信が目立った吉村洋文大阪府知事(維新副代表)を前面に打ち出し、支持の掘り起こしを図る。

 選挙区で敗れた候補が比例復活するには、選挙区の当選者との差を表す惜敗率がカギを握る。別々の選挙区に立つ同僚候補が惜敗率を競う「見えない戦い」となる。4選挙区に候補が立つ福岡県の党関係者は「候補者全員の惜敗率が3割程度と『低空飛行』な争いになるだろう」と見込む。

 自民では、比例名簿の順位に注目が集まる。前回、九州比例で得た7議席のうち名簿上位の比例単独候補3人を除き4人が比例復活したが、惜敗率が低かった4位の2人が復活を逃した。

 前回に続き比例単独での公認が決まった今村雅弘氏は、比例での「73歳定年制」や「単独立候補は原則2回まで」とする党の内規の例外が認められた。鹿児島1区公認を宮路拓馬氏に譲った保岡宏武氏も比例単独で公認された。

 今村氏、保岡氏がそれぞれ所属する佐賀、鹿児島両県連はいずれも比例名簿の上位掲載を求めるが、比例単独の上位掲載者が増えるほど、選挙区で落選した候補者の比例復活の「イス」が減るだけに希望通りとなるかは不透明だ。(藤山圭、松沢拓樹、神野勇人)

●2017年衆院選の比例九州ブロックの政党別得票数と議席数(丸数字、ドント式で配分)

自民 218万1754 (7)

希望 116万8708 (4)

立憲 105万4589 (3)

公明 102万1227 (3)

共産  42万1962 (1)

社民  27万7704 (1)

維新  27万7203 (1)

幸福   5万0293 (0)

3469チバQ:2021/10/18(月) 19:54:29
https://news.goo.ne.jp/article/minaminippon/region/minaminippon-20211017155825.html
【令和決戦の構図・衆院選鹿児島3区】入り交じる支援者 勢力伯仲の一騎打ちへ
2021/10/18 11:00南日本新聞

【令和決戦の構図・衆院選鹿児島3区】入り交じる支援者 勢力伯仲の一騎打ちへ

南日本新聞

(南日本新聞)

 自民前職の小里泰弘氏(63)と立民元職の野間健氏(63)による一騎打ちが濃厚な鹿児島3区。選挙区が1減した2017年の区割り変更で旧4区から国替えした小里氏に、野間氏は1万2000票差で敗れた。合区された阿久根市などで知名度不足が課題だったが、草の根活動に徹し、顔と名前は浸透しつつある。

 これまでに立憲民主の重鎮、小沢一郎氏が姶良市の事務所設立に合わせ選挙区入り。9月は泉健太政調会長が、全国行脚で真っ先に訪れた。泉氏は「野間さんの全力支援を党本部に訴える」と宣言。野間氏も「何としても勝ち上がる」と声を張り上げた。立民県連の伊地知紘徳幹事長代行は一連の鹿児島入りを「勝てる可能性が高いとみている」と歓迎、全面支援に期待する。

 希望の党から臨んだ前回、旧4区に、ほぼなかった野間氏のポスターは相手陣営と争うように立ち並ぶ。全10市町に後援会を整えた野間氏は「背中は見えたが、まだまだ遠い」。

 小里氏は「前回の票差を広げて勝つ」ことを“至上命令”に掲げる。校区単位より細やかという後援会は約300に及ぶ。全7市に市議団後援会を立ち上げ、女性部を細かく再編成。岩切秀雄・元薩摩川内市長が陣頭指揮し友好企業・団体を回り引き締めに躍起だ。

 北薩は今夏の大雨で川内川流域が被災。小里氏は国交相視察に同行するなどした。党国土交通部会長を経験、治水・防災に明るく、「自らに課せられた活動」と話す。県内の衆院議員で最も岸田文雄首相に近い谷垣グループに所属、総裁選もいち早く支持に回った。

 ただ一連の新型コロナウイルス対応などで自民党や小里氏陣営への風向きは順風と言えない。小里氏の妻・祐子さんを中心とする女性部「友祐会」や、青年部の行動隊がつながりを横にも広げ、政策の浸透に取り組む。同隊幹部を務める40代の会社社長は野間氏を支援した時期もあった。「西回り自動車道や川内港再開発事業は小里さんでないと進まないのでは」とみる。

 薩摩川内市など旧3区は、05年の郵政選挙で保守分裂した選挙区だ。自民の集票マシンと呼ばれた郵政団体「全国郵便局長会」(全特)は郵政民営化方針に反発し自民を離れた経緯がある。民営化に反対し自民を去った旧国民新党の松下忠洋氏(故人)に続き、保守中道の後継者となった野間氏を支えてきた。

 西薩地区のある郵便局長OBは「今回も野間さん」と明言。「声掛けで動いてくれる住民がいる。現役局長も頑張るはず」。だが郵政団体は一枚岩ではない。北薩地区の局長は「前回から小里さんに回った」と明かす。

 公示直前に県内で野党共闘が実現、焦点となっているのは三つどもえだった前回の共産票1万余だ。ただ、野間氏陣営にとって野党色が強まれば保守票取り込みに不利に働くため神経をとがらせる。

 3区で天王山となるのは大票田の薩摩川内市。小里氏陣営が「前回は6000票差をつけられたが、今は五分五分では」と言えば、野間氏陣営は「牙城の優勢を保ちつつ、敵陣の旧4区で上積みを図っている」と譲らない。

 一騎打ちの公算が大きくなり、両氏の来歴などを巡り陣営支援者は入り交じって過熱。鋭さは増すばかりだ。「情勢は混沌(こんとん)としており、先行きは見通せない」と口をそろえる。

3470岡山1区民:2021/10/18(月) 19:55:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ebd3d1f6e86a10738601b1660e13e44ef78c8fc
維新、国民が比例に新人【21衆院選】
10/18(月) 19:18配信

5
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
日本維新の会(上)と国民民主党のロゴ

 日本維新の会は18日、衆院選の比例中国に喜多義典氏(54)、同四国に佐藤暁氏(59)の2新人をそれぞれ擁立すると発表した。

 
 また、国民民主党も同南関東に新人で元参院議員秘書の長谷康人氏(40)を新たに擁立する。


https://news.yahoo.co.jp/articles/67e444001518c9779ccbff480eecf4b6e965e003
共産、衆院選公認候補130人を発表 小選挙区、現行制度で最少
10/18(月) 18:12配信

58
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
共産党の小池晃書記局長=13日、国会内

 共産党は18日、衆院選の公認候補130人を発表した。

 立憲民主党などと候補者調整を行ったため、小選挙区候補は105人にとどまり、現行の小選挙区比例代表並立制が導入されて以来、過去最少となった。比例代表の単独候補は25人。

 小池晃書記局長は記者会見で「今度の衆院選は政権選択選挙だ。210を超える選挙区で(野党は候補を)一本化できた」と強調。その上で「貧困と格差を広げ、政治の私物化がはびこり、新型コロナウイルス対応が後手後手に回った政権を続けていいのか」と述べ、政権交代の実現を訴えた。

 小池氏は目標議席について「比例代表で850万票、得票率15%以上。小選挙区での議席も大幅増を実現したい」と語った。

3471チバQ:2021/10/18(月) 19:55:26
https://news.goo.ne.jp/article/minaminippon/region/minaminippon-20211018093743.html
〈衆院選 鹿児島2区〉奄美の保守票 争奪戦 前職・金子さん「出身者に任せて」 前知事・三反園さん「第2の故郷」強調
2021/10/18 11:47南日本新聞

〈衆院選 鹿児島2区〉奄美の保守票 争奪戦 前職・金子さん「出身者に任せて」 前知事・三反園さん「第2の故郷」強調

南日本新聞

(南日本新聞)

 19日公示、31日投開票の衆院選を控え、鹿児島2区で立候補を予定する2陣営が奄美の保守票を巡り動きを強めている。奄美の投票率は本土より高く、有権者数は2区全体の約4分の1を占める重要地域だ。瀬戸内町出身の自民前職金子万寿夫さん(74)の陣営は「奄美のことは出身者に任せて」と地盤固めに余念がない。元鹿児島県知事の無所属新人三反園訓さん(63)は知事時代に訪れた奄美を「第二の故郷」と訴え、切り崩しを狙う。

 「島のことは皮膚感覚で分かる」-。公示直前の16、17の両日、奄美本島入りした金子さんが訴えた。5市町村6カ所で打った街頭演説には奄美選出の3県議や、金子さんの推薦を決めた公明党の議員らも並んだ。各首長がリレーでマイクを握り、組織力を前面に押し出した。

 故郷・瀬戸内ではスーパー前に人だかりができた。鎌田愛人町長(58)は「奄美の心を一番分かっているのは金子さん。島に何回足を運んだかは問題ではない」と、「知事時代に27回奄美入りした」とアピールする三反園さんをけん制。奄美市住用の保育所職員女性(45)は「島のことは島の人じゃないと。三反園さんが言う『第二の故郷』の意味がよく分からない」と話す。

 2017年の前回衆院選での区割り見直しで、2区には旧3区だった南さつま市、枕崎市などが加わった。有権者に占める奄美票の割合は30%超から25%程度に下がり、本土票の比重が増した。金子さん陣営は「奄美選出の国会議員の灯を消してはならない」と危機感を強める。

 前回選挙では、自民を離党した瀬戸内出身の元県議が立候補し、奄美の保守票分裂が懸念された。今回、元県議の後援会長を務めた自民元県議の与力雄さん(76)=奄美市=は金子さんの応援に回った。23年度末に期限切れを迎える奄美群島振興開発特別措置法延長を見据え「奄美一丸で地元のために働く議員を国政に送らなければ」。

 ただ、「4年前の敵を支援できるか」と内輪の“しこり”を懸念する声も。16日夜、奄美市名瀬であった金子さんの講演会には、友好団体や支援者ら約150人が集まったが、ある関係者は「裏では三反園さん側の人もいる」と漏らす。

 奄美には、金子さんのこれまでの政治姿勢を疑問視する自民支持者もいる。奄美群島の50代の建設業者は観光振興や発信力に期待し、三反園さんを支援する。「奄美のために懸命に仕事をするかどうかと、出身者かどうかは関係ない。変化を求める若い人を中心に三反園さんへの支持が広がっている」と明かす。

 元県議で共産新人の松崎真琴さん(63)の陣営も奄美での戦いを重視する。前回、2区の共産候補は金子さんの得票に遠く及ばなかった。今回は前職と元知事の保守票争奪戦が予想され、野党共闘で逆転する構想を描く。19日は鹿児島市での出発式後に奄美入りする予定で、米重均選挙対策部長は「保守分裂はチャンスだ」と力を込める。

3472チバQ:2021/10/18(月) 19:56:10
https://373news.com/_news/storyid/145152/
2021/10/16 07:39
【令和決戦の構図・衆院選鹿児島1区】戦後初の与野党一騎打ち いずれの組織も一枚岩とは言えず

シェア


拡大拡大
 令和初の衆院選は19日公示される。衆院解散で事実上の選挙戦に入り、鹿児島県内4選挙区の立候補予定者10人は一斉に動きを加速させている。25年ぶりの全選挙区独占を狙う自民。立憲民主、共産、社民は初めて共闘態勢を整えた。政権を懸けた「決戦の構図」を探る。

 市民グループ「衆院選での市民・野党共闘をめざすALLかごしまの会」は10日、鹿児島市で野党立候補予定者4人と共通政策を結び、野党共闘の歯車がようやく動き出した。

 「より大きな固まりができた。みんなの努力を勝利という形で結実させる」。立憲民主前職の川内博史氏(59)は会見で、政権交代へ決意を語った。野党間で候補者を一本化し、4区のすみ分けは固まった。県都1区は戦後初めて与野党の一騎打ちとなる見込みだ。

 国会では政府の新型コロナウイルス対策や森友・加計問題の黒塗り文書を追及。政調会長代行として、党の政策づくりにも携わる。立候補は10度目だ。「正直言って政権交代の時より反応がいい」。初の1区連勝に向け、手応えをつかむ。

 民主党政権が誕生した2009年は11万7000票を得た。「あのときは政権交代への期待だった。今はみんなが怒っている」。コロナ下の困窮者、弱い立場の人のためにこそ政治の力は必要と訴える。

 懸念材料もある。立民の県連設立は8月末。役員人事を巡り旧立民側と旧国民側の意思疎通が進まず、全国で唯一、県組織のない状態が半年間続いた。党本部が介入し総選挙には間に合ったものの、支持組織の連合鹿児島を含め一丸となって戦う態勢とは言いがたい。連合傘下の労連幹部は「県連ができたことすら聞いていない。組合員に川内氏を応援するよう伝えたが、どこまで本気でできるだろうか」と首をひねる。

 一方、自民にとって1区は前回唯一、「保守王国」で議席を落とした選挙区だ。10月9日の選対会議で、前職の宮路拓馬氏(41)は「議席奪還は至上命題。保岡宏武氏と一つになり、死力を尽くす」と力を込めた。公認を3年10カ月にわたって争い、比例九州に回った保岡氏(48)は「しっかり1区を応援する。その思いに一点の曇りもない」と言い切った。

 ただ保岡氏を応援する一部の支持者は、宮路氏への選挙協力に態度を硬化させる。県議の一人は「支持者の受け止めに今も温度差がある。一枚岩になって選挙に臨む雰囲気ではない」と漏らす。県連は保岡氏陣営の協力が不可欠として、てこ入れ策の一環で比例名簿上位にするよう党本部へ重ねて申し入れた。

 総務政務官を務めた宮路氏は携帯料金引き下げ、ワクチン接種推進の目玉政策に携わった実績を強調。ライフワークとする女性活躍や障害者福祉の政策にふれ、浮動票取り込みにも活路を見いだす。

 公認を機に組織戦も本格化させた。保岡氏や県議らが同行、企業や業界団体を回る。ある陣営幹部は「元々は友好団体。徐々に心の整理をつけ、やはり自民しかないとの雰囲気が出てきた」。

 周辺では「野党が議席を取れば、仕事は増えない」との訴えも強めているという。主な業界団体は宮路氏推薦を決定。従来型の組織固めに余念はない。

 必勝を期し、ある自民幹部が明かす。「次の世代の議員を育てる時期に来ている。宮路氏が1区で勝たなければ、保岡氏と公認を巡って延々と争いかねない。次の選挙にも確実に響き県内全体の行く末に関わる」

3473チバQ:2021/10/18(月) 19:56:21
https://373news.com/_news/storyid/145152/
2021/10/16 07:39
【令和決戦の構図・衆院選鹿児島1区】戦後初の与野党一騎打ち いずれの組織も一枚岩とは言えず

シェア


拡大拡大
 令和初の衆院選は19日公示される。衆院解散で事実上の選挙戦に入り、鹿児島県内4選挙区の立候補予定者10人は一斉に動きを加速させている。25年ぶりの全選挙区独占を狙う自民。立憲民主、共産、社民は初めて共闘態勢を整えた。政権を懸けた「決戦の構図」を探る。

 市民グループ「衆院選での市民・野党共闘をめざすALLかごしまの会」は10日、鹿児島市で野党立候補予定者4人と共通政策を結び、野党共闘の歯車がようやく動き出した。

 「より大きな固まりができた。みんなの努力を勝利という形で結実させる」。立憲民主前職の川内博史氏(59)は会見で、政権交代へ決意を語った。野党間で候補者を一本化し、4区のすみ分けは固まった。県都1区は戦後初めて与野党の一騎打ちとなる見込みだ。

 国会では政府の新型コロナウイルス対策や森友・加計問題の黒塗り文書を追及。政調会長代行として、党の政策づくりにも携わる。立候補は10度目だ。「正直言って政権交代の時より反応がいい」。初の1区連勝に向け、手応えをつかむ。

 民主党政権が誕生した2009年は11万7000票を得た。「あのときは政権交代への期待だった。今はみんなが怒っている」。コロナ下の困窮者、弱い立場の人のためにこそ政治の力は必要と訴える。

 懸念材料もある。立民の県連設立は8月末。役員人事を巡り旧立民側と旧国民側の意思疎通が進まず、全国で唯一、県組織のない状態が半年間続いた。党本部が介入し総選挙には間に合ったものの、支持組織の連合鹿児島を含め一丸となって戦う態勢とは言いがたい。連合傘下の労連幹部は「県連ができたことすら聞いていない。組合員に川内氏を応援するよう伝えたが、どこまで本気でできるだろうか」と首をひねる。

 一方、自民にとって1区は前回唯一、「保守王国」で議席を落とした選挙区だ。10月9日の選対会議で、前職の宮路拓馬氏(41)は「議席奪還は至上命題。保岡宏武氏と一つになり、死力を尽くす」と力を込めた。公認を3年10カ月にわたって争い、比例九州に回った保岡氏(48)は「しっかり1区を応援する。その思いに一点の曇りもない」と言い切った。

 ただ保岡氏を応援する一部の支持者は、宮路氏への選挙協力に態度を硬化させる。県議の一人は「支持者の受け止めに今も温度差がある。一枚岩になって選挙に臨む雰囲気ではない」と漏らす。県連は保岡氏陣営の協力が不可欠として、てこ入れ策の一環で比例名簿上位にするよう党本部へ重ねて申し入れた。

 総務政務官を務めた宮路氏は携帯料金引き下げ、ワクチン接種推進の目玉政策に携わった実績を強調。ライフワークとする女性活躍や障害者福祉の政策にふれ、浮動票取り込みにも活路を見いだす。

 公認を機に組織戦も本格化させた。保岡氏や県議らが同行、企業や業界団体を回る。ある陣営幹部は「元々は友好団体。徐々に心の整理をつけ、やはり自民しかないとの雰囲気が出てきた」。

 周辺では「野党が議席を取れば、仕事は増えない」との訴えも強めているという。主な業界団体は宮路氏推薦を決定。従来型の組織固めに余念はない。

 必勝を期し、ある自民幹部が明かす。「次の世代の議員を育てる時期に来ている。宮路氏が1区で勝たなければ、保岡氏と公認を巡って延々と争いかねない。次の選挙にも確実に響き県内全体の行く末に関わる」

3474チバQ:2021/10/18(月) 19:57:57
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/512957
自民2区、挙党態勢進む 野党共闘の行方に注目 衆院選 栃木県内小選挙区情勢
11:00


 19日公示となる衆院選で、県内5小選挙区には12人が立候補を予定している。自民党の2区候補者選定や野党候補の一本化調整などを経て、解散直前で固まった構図。1区以外の4選挙区で与野党候補が一騎打ちとなり、激しい戦いが予想される。県内各選挙区の情勢を探った。

衆院選 19日公示 栃木県内5選挙区 12人出馬へ
 【1区】13期目を目指す自民前職の船田元(ふなだはじめ)氏(67)に、立憲民主党新人の渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(38)、共産党新人の青木弘(あおきひろし)氏(60)、日本維新の会の元職柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(52)が挑む。野党候補の一本化ができず、船田氏の優位は揺るがないが、陣営の緩みや組織の上滑りを懸念する声もある。

 【2区】6期目を目指す立民前職の福田昭夫(ふくだあきお)氏(73)に、自民県連の公募で選ばれた新人の五十嵐(いがらし)清(きよし)氏(51)が挑戦。直前まで出馬の意向を示していた西川鎭央(にしかわやすお)氏(50)が比例に転出し、父で元農相の公也(こうや)氏が五十嵐選対の顧問に就くなど挙党態勢構築が進む。迎え撃つ福田氏は、市町議による支援組織を設立するなど支持固めに奔走する。一方で支援県議の減少や支持者の高齢化などが懸念材料。

 【3区】自民前職の簗和生(やなかずお)氏(42)が4選を目指し、立民新人の伊賀央(いがひろし)氏(57)は初の国政挑戦。簗氏は各市町ごとに後援会を立ち上げ着々と足場を固めるが、選対に地元の複数の自民県議が入らず対立を懸念する声も。伊賀氏は知名度不足の克服が課題。

 【4区】9期目を目指す自民前職の佐藤勉(さとうつとむ)氏(69)に、立民新人藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(44)が挑む。2人の戦いは4度目だが、初の一騎打ち。組織力で勝る佐藤氏に対し、藤岡氏は草の根で支持を訴える。候補者を立てない共産の動向など、野党共闘の行方が注目される。

 【5区】10選を目指す自民前職、外相の茂木敏充(もてぎとしみつ)氏(66)に、共産新人の岡村恵子(おかむらけいこ)氏(68)が挑む。全国を遊説する茂木氏は選挙区不在が多くなるが、留守を預かる盤石な組織が「総理候補にふさわしい得票を」と引き締めを図る。立民は候補者擁立を見送ったが、岡村氏の積極的な支援には回らない見通し。

3475とはずがたり:2021/10/18(月) 19:58:16
3(小此木→中西・小林)・4(山本・早稲田・浅尾)・6(遠山→古川・青柳・櫛田)・8(三谷・江田)・9(中山・笠)・12(星野・阿部・水戸)・16(義家・後藤)

https://twitter.com/24mizushima/status/1450049540971634695
笑っちゃうぜ!!
@24mizushima
恐らく、三原じゅん子さんが19日に廻る所が自民党神奈川の重点区。3・4・6・8・9・12・16
 前回県連から出た重点区から、3区が加わっただけ。
 相変わらず、7区(とは註:鈴木・中谷)は外れている。1区(とは註:篠原・松本)は外さざるを得ない。
午後7:42 ・ 2021年10月18日・Twitter Web App

3476チバQ:2021/10/18(月) 19:59:42
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/512955
藤岡、佐藤両氏 一騎打ち 4度目の顔合わせで初 衆院選栃木4区
11:00
 10日、小山市内で行われた立憲民主党新人藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(44)の総合選対本部結成式地区代表者会議。「今度こそ議席を取れなければ万死に値する。死にものぐるいの戦いだ」。トレードマークの赤いネクタイを締めた藤岡氏は、不退転の決意を語った。

衆院選 19日公示 栃木県内5選挙区 12人出馬へ
 9選を目指す自民党前職佐藤勉(さとうつとむ)氏(69)への挑戦は4度目。今回は初の一騎打ちとなる。合同選対には立民県連と連合栃木に小山商工会議所青年部有志も加わり、新たな支援態勢を敷く。

 初回の2012年衆院選では佐藤氏に約6万票引き離されたが、回を追うごとに得票数を増やし、前回17年は約3万5千票差に縮めた。以降、4万軒近く訪問し、市民の声を聴き続けてきた。

 現有の2区に続く議席獲得に向け、立民県連関係者は「4区が最も可能性が高い」と意気込む。昨年の小山市長選で藤岡氏が支援した浅野正富(あさのまさとみ)氏が自公推薦を受けた現職を破ったほか、今春の真岡市長選でも両党推薦の石坂真一(いしざかしんいち)氏が再選したが新人に肉薄された。自民の五十嵐(いがらし)清(きよし)前県議(51)が2区に転出したことも好材料と受け止める。

 菅政権末期の8月末の各種世論調査では、佐藤氏に肉薄しているとの情報も流れた。しかし岸田新政権が発足し、自民の支持率は上昇。藤岡氏に吹いていた追い風が止まったとの見方も出ている。

 一方の佐藤氏は、盤石の組織力で迎え撃つ。「25年間培ってきたものがある。皆さんのご要望に真摯(しんし)に取り組み、恩返ししたい。原点に返ってこの選挙を乗り切りたい」。2日、小山市内の会合で佐藤氏は政府や党の要職を歴任した実績を語り、支持を訴えた。

 佐藤氏の強みは、各市町に張り巡らされた強固な選対組織だ。小山市の浅野市長を除く4区内の全首長が役職に尽き、県議や地方議員と連動した組織は揺るがず、農商工団体の支援も厚い。

 石坂市長は11日に開かれた後援会総連合会の会合で、「国で仕事をするほど地元に帰れないのが政治家。地元で毎日米つきバッタのように歩いているのが政治家じゃない」と藤岡氏を暗に批判した。

 しかし藤岡氏の動きに対する陣営の危機感は強く、佐藤氏は6月以降、1日100軒以上を回るなど精力的に動いた。党総務会長の職が解かれた9月末以降は、地元での活動に一層力を入れる。

 「初出馬の時より本気だ」。佐藤氏自身がこう語るほど今回の選挙にかける思いは強く、藤岡氏の比例復活を許さない圧勝を狙う。

3477チバQ:2021/10/18(月) 20:00:21
山形県
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20211018104506.html
衆院選・県内選挙区の公示直前情勢
2021/10/18 10:45山形新聞

 衆院選はあす19日に公示される。県内3小選挙区に出馬を予定する7人は事務所や選対組織を整え、街頭活動や支援者訪問など前哨戦が激しさを増してきた。各選挙区の公示直前の情勢を探った。(文中敬称略)

【1区】遠藤氏、国政の実績アピール/原田氏、分配重視へ転換訴え
 県1区は、自民前職の遠藤利明に、立憲民主新人の原田和広(まさひろ)が挑む。分厚い組織力で9期目を狙う遠藤に対し、野党統一候補の原田が非自民の勢力をどれだけ結集できるか。
 遠藤は16日に山形市で選対発足式に臨んだ。選対本部長にタカミヤホテルグループ(山形市)の岡崎弥平治会長を据え、県議らを各市町の支部責任者とする陣容を整えた。総選挙を統括する党選対委員長の要職に就き、選挙期間中の地元入りは難しいが、後援会を中心に支持拡大を目指す。陣営は21日以降、選挙区全域で演説会を連日開催し、国政や県政での実績をアピールする戦術。組織の厚さに、支持者の中には上滑りを警戒する声があり、引き締めを図りながら足場を固めている。
 原田は共通政策で合意した立民、国民民主、共産、新社会の各県内野党組織から支援を受けるほか、最大の支持母体である連合山形が運動を支える。分配重視の経済政策への転換を訴え、非自民層や無党派層の取り込みを狙う。新型コロナウイルスの感染抑止の観点から屋内での集会は極力控え、街頭活動を中心とした草の根運動を展望する。14日に非自民系の県議や市町議による支援議員団の会議を開き、結束を確認した。野党連携が機能し、各組織が連動した戦いを展開できるかが焦点となる。

【2区】鈴木氏、米沢で厚み増す組織/加藤氏、地元勝利もこだわり
 県2区は、4選を目指す自民前職の鈴木憲和に国民民主新人の加藤健一が挑む。ともに南陽市在住。最大の票田の米沢市は今回、激しい票の奪い合いとなる“草刈り場”の様相を呈している。地元・南陽市では、来夏に控える参院選、次期市長選を見据えた思惑が交錯している。
 鈴木は3期9年の実績を踏まえ、コメの需要拡大をはじめとした農業施策、気候変動対策、首都圏と地方の格差是正などを訴える。16日に米沢市で事務所開きを行った。党組織、地区・企業後援会、公明との連携を含め、米沢市で厚みを増した支援組織の歯車が十分にかみ合うかが注目される。懸念は組織内の緩みと政権批判票の動き。南陽市では来夏の市長選を想定し「非自民系候補者の擁立意思をそぐほどの票を集める」と士気が高い。
 加藤は21歳で車いす生活となった自らの経験を基に、共生社会の実現を政策の柱に据える。後手とされた新型コロナ対策を引き合いに、自公政権を批判。最近は参院議員舟山康江の支持層を意識し、農業政策も前面に押し出す。米価下落を踏まえた農業者戸別所得補償制度の復活を主張する。17日に南陽市で総決起集会を開いた。舟山の出馬が見込まれる来夏の参院選と市長選を見据え、弾みをつけようと地元での勝利にもこだわりを見せる。

【3区】加藤氏、自公議員と浸透図る/阿部氏、非自民系陣営固める/梅木氏、支援団体と連携強化
 県3区は、自民前職の加藤鮎子と共産の梅木威(たけし)、前県議で無所属の阿部ひとみの2新人が争う。同日選となる酒田市議選(24日告示、31日投開票)とも連動し、支持獲得を目指す。
 3選が懸かる加藤は鶴岡、酒田、新庄各市の事務所を拠点に自公の県議、市町村議らと連携して幅広く浸透を図っている。建設、農業の関係団体とのつながりを意識し、15日は3市で開かれた会合に出席し、存在感をアピール。岸田政権下で国土交通政務官に就き、インフラ整備や防災・減災対策などの実績を強調。デジタル田園都市国家構想の推進意欲も示す。18日は酒田・飽海地域の総決起大会を開き、選挙戦への弾みをつける構え。
 阿部は地元の酒田・飽海地域以外では支持基盤が弱いことから、鶴岡市内や新庄・最上地域を重点的に回ってきた。非自民系の県議、市町村議、前職批判を強める経済人による支援体制を構築し、自らが支援した元酒田市長・元衆院議員の阿部寿一を支えたスタッフらも陣営を固めている。連合山形の推薦を受けたが知名度不足は否めない。非自民系国会議員や、連携を強調する知事吉村美栄子がどの程度の支援行動に乗り出すかも注目される。
 梅木は県内小選挙区で唯一の党公認候補として、知名度アップを図っている。地元鶴岡市で街頭活動を重ね、酒田・飽海、新庄・最上の両地域でも共産の市町村議と共に支持拡大の働き掛けを重ねている。新社会党や支援団体との連携強化を進める。

3478チバQ:2021/10/18(月) 20:00:52
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20211018101031.html
長崎県内全区で与野党対決 衆院選 あす公示 無所属、諸派も参戦
2021/10/18 10:10長崎新聞

 第49回衆院選は19日公示される。県内4小選挙区には前職4人、新人9人の計13人が立候補を予定。全選挙区で与野党対決の構図となり、自民は長崎1区と2区で前職の引退に伴い新人を擁立する。野党は1区で国民民主前職が県内唯一の議席死守に臨み、2〜4区で立憲民主が議席奪取を狙う。3区は無所属、諸派の新人各1人、4区は無所属2新人が参戦する。投開票は31日。
 1区は国民民主前職の西岡秀子氏(57)が連合長崎などの支援を受け再選を目指す。自民新人の初村滝一郎氏(42)は県議、市議らが全面バックアップ。共産新人の安江綾子氏(44)も被爆地の思いを訴え、支持拡大を図る。
 2区は前職の父の地盤を受け継いだ自民新人の加藤竜祥氏(41)と、島原藩主の遠縁で比例北陸信越からくら替えする立民前職の松平浩一氏(47)が、ともに知名度アップを図っている。
 3区は強固な組織票を持つ自民前職の谷川弥一氏(80)が街頭で国境離島新法など実績を訴える。立民新人の山田勝彦氏(42)は若さを打ち出し「世代交代」をアピール。県議を5期務め、地域を“どぶ板”で回ってきた無所属新人の山田博司氏(51)との三つどもえとなるとみられたが、元東彼川棚町議で政治団体代表の石本啓之氏(52)も出馬を表明した。
 4区は、15日にようやく公認が決まった自民前職の北村誠吾氏(74)が街頭活動に力を入れるが、北村氏の引退を求めた前佐世保市議で無所属新人の萩原活(ひろし)氏(61)が批判票の獲得を狙う。立民新人の末次精一氏(58)は街頭で政権交代を訴え、元大学助手で無所属新人の田中隆治氏(78)も立候補する。

3479チバQ:2021/10/18(月) 20:01:47
https://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-20211018090600.html
下地幹郎氏が出馬会見 沖縄1区から コロナ対策を最重視 新基地は協議を推進
2021/10/18 09:06沖縄タイムス

下地幹郎氏が出馬会見 沖縄1区から コロナ対策を最重視 新基地は協議を推進

沖縄タイムス

(沖縄タイムス)

[2021衆院選 10・31]

 19日公示、31日投開票の衆院選に向け、前職の下地幹郎氏(60)=無所属=は17日、那覇市牧志の事務所で沖縄1区からの出馬表明と政策発表の記者会見を開いた。新型コロナウイルス対策を最重要政策に挙げ、普天間飛行場の名護市辺野古の移設には賛否を示さず「裁判ではなく、協議する基地政策を推し進めたい」と述べた。

 下地氏はコロナ対策について、大型ホテルを療養施設として活用し、自宅療養者をゼロにすると強調。健康上の問題などでワクチン接種ができない県民が月に5回、無料でPCR検査を受けられるクーポンの発行などを掲げた。

 米軍基地の負担を軽減するため、馬毛島の活用や、新たな日米間の合意が必要だと訴えた。

 そのほかに教育の無償化や沖縄振興策なども訴えた。

 会見には、県内建設大手国場組の国場幸一会長ら経済界の関係者、県内の保守系首長や議員のOBらでつくる「県政奪還を実現し沖縄の確かな未来を創る会」の安次富修共同代表らが同席した。

3480チバQ:2021/10/18(月) 20:19:34
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137119?rct=ibr_shu21
衆院選 茨城
<対決の構図 衆院選いばらき>(上)
2021年10月16日 07時58分
 四年ぶりの衆院選(十九日公示、三十一日投開票)に向け、県内でも与野党の立候補予定者らが事実上の選挙戦に突入している。県内七つの小選挙区の動向を三回に分けて紹介する。(衆院選取材班)
◆7区 中村王国に包囲網
 十五選を目指す立憲民主党前職の中村喜四郎(72)と、自民党の前職永岡桂子(67)の六度目の対決が軸。保守系無所属を貫いてきた中村が野党に加わり、「保守分裂」の構図は一変した。
 自らオートバイを運転して地元を回る中村は「立民に入ったからといって特別な違いはない」と強調するが、周辺からは「地元でどう評価されるか」と不安の声も。永岡は「初の与野党対決。立民には負けられない」と奮い立つ。
 中村は一九七六年に初当選。将来の首相候補と目され建設相などを務めたが、ゼネコン汚職事件で実刑が確定し失職。自民離党後も後援会「喜友会」の組織力を背景に無所属での当選を重ね、近年は「無敗の男」の異名を取る。
 永岡は〇五年、急死した夫の地盤を継いで初出馬。五回続けて中村に敗れ、すべて比例復活に甘んじる。特に過去三回は、公明党が例外的に自民公認の永岡ではなく中村を推薦してきたことも影響した。
 中村が野党にかじを切ったことで、公明は今回、永岡推薦を決定。永岡陣営は「比例は公明」と訴え、小選挙区の公明票とのバーターを狙う。地元の首長や自民県議らとの「九連ポスター」を各所に貼り出し、中村包囲網も印象付ける。
 一方、「中村王国」には衰えも見られる。一九年の結城市長選や昨年の常総市長選では、中村系候補が自民系に敗北。県議会の中村系会派も所属議員の自民会派移籍などが相次ぎ、今年ついに消滅した。
 中村の援軍となりそうなのは共産党だ。委員長志位和夫ら党幹部と信頼関係を築き、昨年は党大会にも来賓として出席。共産は候補擁立を見送った。
 日本維新の会新人の水梨伸晃(のぶあき)(42)も参戦した。ベテラン同士が対峙(たいじ)する中、現役世代の票の掘り起こしを図る。
◆1区 無所属で背水の陣
 自民党前職の田所嘉徳(67)と無所属元職の福島伸享(51)の一騎打ちとなる見込み。過去三回の対決はいずれも田所が制し、二〇一四年のみ福島が比例復活した。今回は共産党が候補者を立てず、福島を実質的に支援。接戦も予想される。
 元県議の田所は、元農相赤城徳彦の政界引退を受け、一二年の衆院選で初当選。安定して十万票超の得票をはじき出してきた。
 福島は経済産業省の元官僚。〇三年以降、野党候補として六回出馬し、選挙区と比例復活で一回ずつ当選した。前回は希望の党公認で八万二千票あまりを得たが、党の失速もあり比例復活もならなかった。
 かつて民主党や民進党に所属した福島は、立憲民主党や国民民主党には加わらず、両党や連合茨城は今回、推薦を見合わせた。比例復活のない背水の陣となるが、「党より人物」を掲げ、保守・革新の双方に幅広く支持を呼びかける。
 二万票程度と見込まれる共産票について、福島は「直ちに何万票も来るとは思わない」としながらも、九月の知事選では共産推薦の新人候補の応援に駆け付け、接近を図った。れいわ新選組代表の山本太郎との友情もアピールする。
 パラオ共和国・ペリリュー島の遺骨収集に参加したほか、水戸市内では市医師会長との二連ポスターを大量に貼り、保守層への浸透も狙う。JA水戸の一部役員の支援も受ける。
 一方、菅内閣で法務副大臣を務めた田所は、週末の在京当番で「東京を離れられないこともあった」と危機感を募らせる。岸田内閣の発足に伴い副大臣の任を終え、出遅れを取り戻すように遊説を始めた。
 田所は県西の筑西市、福島は県都・水戸市が地盤。お互いが相手の地元にどれだけ食い込めるかもカギとなる。(敬称略)

3481チバQ:2021/10/18(月) 20:19:55
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137265?rct=ibr_shu21
衆院選 茨城
<対決の構図 衆院選いばらき>(中)
2021年10月17日 07時55分
◆5区 野党共闘実現せず
 自民党の石川昭政(49)と国民民主党の浅野哲(さとし)(39)の前職二人が、大票田の日立市や、日本原子力発電東海第二原発が立地する東海村などで競り合う。県内の選挙区で唯一、野党共闘が成立せず、共産党新人の飯田美弥子(61)も参戦した。
 石川は党職員を経て、二〇一二年に初当選。北茨城市などに多い保守票をベースに、サラリーマン層の厚い都市部の日立市で浮動票獲得を狙う。十九日の公示後は、党総裁選で石川が推薦人に名を連ねた政調会長の高市早苗が応援に入る予定だ。
 浅野は前回一七年、経済産業相や民主党幹事長などを歴任した大畠章宏の後継として希望の党公認で立候補。党の失速で苦戦したが、日立製作所を中核とする日立グループ労働組合の組織票を背景に、石川を約五千票差まで追い詰め、比例復活した。日立労組出身の内山裕(ゆたか)会長率いる連合茨城が全力で支えるものの、選挙区内の組合員の減少という課題を抱える。
 党勢が低迷する国民にとっては、議席の上積みを狙える数少ない選挙区だが、比例北関東の議席確保は厳しい情勢で、選挙区当選が至上命令。党代表の玉木雄一郎ら幹部を次々と応援に投入する構えだ。立憲民主党も浅野を支援する。
 右派色の強い石川は県内の自民候補で唯一、公明党に推薦依頼を出していない。とはいえ、浅野周辺は「大畠が築いていた公明との人間関係が浅野には乏しい。公明票の多くは石川に流れるのでは」とみる。
 「反共」感情の強い国民は、共産との候補一本化を拒否。共産も「原発再稼働反対を明確にする」と飯田の擁立を取り下げなかった。政権批判票の分散は避けられない。
 無所属新人の田村弘(49)も立候補する。公示後は自ら選挙カーを運転し、選挙区をくまなく回る予定だ。
◆6区 自民若手に危機感
 ともに前回二〇一七年に初当選した自民党前職の国光文乃(あやの)(42)と立憲民主党前職の青山大人(やまと)(42)が再び相まみえる。共産党は前県委員長田谷武夫を擁立していたが、衆院解散直前に取り下げ、青山の支援に回ると発表した。
 前回は、国光が約六千票の僅差で青山に勝った。国光の陣営関係者は「一回目はラッキー。二回目が本番」と気を引き締める。青山は「選挙区で勝ち上がり、野党の比例復活の枠を増やす」と雪辱を期す。
 国光は厚相や党総務会長を歴任した丹羽雄哉の地盤を継承したものの、県外出身ゆえに「落下傘」のイメージが付きまとう。これを払拭(ふっしょく)できるかが課題だ。つくば市のほか、土浦、石岡両市にも事務所を構えて地元固めに力を入れる。
 休日夜間診療などを担当する現役医師であることを生かし、新型コロナウイルス対策についてメディアで発信したり、オンラインで有権者と意見交換したりして知名度アップを図る。
 岸田派に所属し、昨年の党総裁選では岸田文雄の推薦人に。岸田が二度目の挑戦で首相の座を射止めたことは追い風だと期待する。公示後は岸田が応援に入る方向で調整している。
 県議出身の青山は前回、希望の党から立候補。比例復活で初当選を果たした。旧国民民主党を経て、「政権交代可能な二大政党制を目指す」と新立民の結党に参加した。
 まめに朝の駅立ちを繰り返し、選挙区を満遍なく歩いてきた。自民の丹羽の秘書だった経歴もあり、「党派に関係なく支持してくれる人を回っている」。
 共産は前回も野党共闘を探ったが、青山が希望公認となったために実現しなかった。前回、約二万四千票を獲得している「共産票」は強力な援護射撃となりそうだ。(敬称略)

3482チバQ:2021/10/18(月) 20:20:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137407?rct=ibr_shu21
衆院選 茨城
<対決の構図 衆院選いばらき>(下)
2021年10月18日 07時38分
◆4区 梶山王国揺るがず
 八選を目指す自民党前職の梶山弘志(66)の優位は揺るがない。共産党新人の大内久美子(72)と日本維新の会新人の武藤優子(57)が、梶山の強固な地盤に風穴を開けられるかが焦点だ。
 4区は元官房長官の父・静六以来の「梶山王国」。前回二〇一七年は、得票率約七割で他を寄せ付けなかった。安倍・菅内閣で経済産業相、岸田政権でも幹事長代行の要職に就任。幹事長の甘利明を補佐するとともに、県連会長として「県内七選挙区全勝」を期す。
 共産の県副委員長で元県議の大内は、前回は1区から立候補したが、今回は野党共闘を進めるため、立憲民主党や国民民主党と競合しない4区にくら替えした。両党支持層を取り込めるかがカギとなる。
 武藤は一二年衆院選の1区、一六年参院選の茨城選挙区に続く三度目の国政挑戦。陣営は「(梶山の)胸を借りる」として惜敗率六割を目標に掲げる。
 選挙区の全五市町が日本原子力発電東海第二原発(東海村)の事故に備えた広域避難計画の策定対象となっており、再稼働問題は争点の一つだ。梶山は推進、大内は原発の即時撤廃を主張する。武藤は「再稼働は難しい」としている。
◆2区 野党共闘に不安も
 十三選を目指す自民党前職のベテラン額賀福志郎(77)と立憲民主党元職の藤田幸久(71)の一騎打ちとなる見通しだ。共産党は候補者を立てない。
 党幹事長や官房長官を務めた橋本登美三郎の地盤を継承した額賀は、比例復活の二〇〇九年を含めて十二回連続当選。党政調会長や財務相などを歴任したが、近年は重要ポストから離れ、県政界でも存在感が低下している。前回一七年は過去最低得票だった。
 一八年に名門派閥「平成研究会」の会長を退任したのも、指導力に不満を持つ参院議員らの突き上げが背景にあったとされる。引退の時機を逸したとの厳しい声も上がるが、額賀は「自分の選挙に使える時間も増える。全力で戦いたい」と闘志を燃やす。
 一方、藤田は県選出参院議員を二期務めたものの、鹿行地域との縁は薄い。連日各地で集会を開き、追い上げに懸命だ。ただ、頼みの綱の連合茨城は、藤田が旧国民民主党から旧立民に移籍した経緯への不信感から推薦を拒否。民主党政権時代の日本医師会長だった元県医師会長の原中勝征らが勝手連的に支える。
 陣営関係者は「反自民票がいきなり自民に行くとは考えにくい。支持はあるはず」と期待をつなぐ。
◆3区 自民中堅に手堅さ
 六選を目指す自民党前職の葉梨康弘(62)に立憲民主党新人の梶岡博樹(44)と日本維新の会新人の岸野智康(27)が挑む。共産党は候補擁立を見送った。
 警察官僚出身の葉梨は、義父の地盤を継いで二〇〇三年に初当選。直近三回の選挙では次点に二倍以上の大差で圧勝している。
 菅内閣で農林水産副大臣に就き、持続可能な農業などに取り組んだ実績をアピール。公務の合間を縫って支援者を細かく回り、組織固めを続けてきた。岸田派の中堅議員でもあり、岸田文雄の首相就任もプラス材料になると期待する。
 守谷市議や県議を務めた梶岡は、旧国民民主党から立候補する予定だったが、昨年発足した新立民に合流。旧立民が3区に擁立していた新人と調整の末、梶岡が統一候補に決まった。
 駅頭などで「国民の声が届く政治を取り戻す」と訴えを重ね、支持拡大を図る。十日は党幹事長の福山哲郎が応援に駆け付けた。
 岸野は今年七月の東京都議選に日本維新の会公認で立候補し、落選。「茨城維新の会」代表の参院議員石井章の地元取手市を拠点に、比例票の掘り起こしに努める。(敬称略)

3483チバQ:2021/10/18(月) 20:21:01
https://www.tokyo-np.co.jp/article/136899?rct=stm_shu21
衆院選 埼玉
衆院選 各小選挙区の情勢(上)
2021年10月15日 07時18分
 埼玉県内十五の小選挙区では立候補予定者らが準備を進めている。各選挙区の情勢を三回に分けて紹介する。
◆【1区】 共闘で議席奪還目指す
◆村井英樹(41) (元)内閣府政務官 自前<3>
◆武正公一(60) (元)財務副大臣 立元<6>
◆吉村豪介(40) 参院議員秘書 維新
◆佐藤真実(37) 民生委員 無新
 自民党岸田派に所属し、総裁選への貢献で上げ潮ムードの村井と、野党共闘の成立で議席奪還に燃える元職の武正が争い、維新と無所属の新人二人が挑む。
 村井は「(共闘は)厳しい状況につながると思うが気にせず、任期中にやってきたことを愚直に訴えるだけ」と強調。武正は「地元を歩き地域に密着した四年間、有権者の反応もいい」と手応えを語る。
 吉村は政治の仕組みを根幹から変革すると訴え、佐藤は防災を中心に市民目線の政治実現を掲げる。
◆【2区】 7選自民に3新人挑む
◆新藤義孝(63) (元)総務相 自前<7>
◆奥田智子(52) (元)県議 共新
◆高橋英明(58) (元)川口市議 維新
◆田島剛(42) ジム経営 れ新
 八選を目指す自民の新藤に、共産、維新、れいわの新人三人が挑む構図。
 知名度で優位に立つ元総務相の新藤は党務の合間を縫って地元に入り、支援企業・団体などから幅広く支持を集めている。
 元県議の奥田は「政治を変える絶好のチャンス」と支持を訴える。元川口市議の高橋は自民支持層などへの浸透を狙う。田島は消費税廃止を訴えている。
◆【3区】 前職 事実上の一騎打ち
◆黄川田仁志(51) 内閣府副大臣 自前<3>
◆山川百合子(52) (元)県議 立<前><1>
◆河合悠祐(40) 会社役員 N新
 黄川田と山川の前職二人が激しく争う構図となっている。
 黄川田は地域の催しにこまめに顔を出すなど、三期で地道に支持基盤となる足場を築いてきた。
 山川は前回、小選挙区で黄川田に敗れたが比例で復活。知名度がある草加市で票を上積みし、越谷市でも浸透を図っている。
 河合は若年層を中心に支持拡大を狙う。
◆【4区】 4人が立候補で乱戦に
◆穂坂泰(47) 環境大臣政務官 自前<1>
◆工藤薫(71) (元)新座市議 共新
◆浅野克彦(47) 党県連代表 国新
◆小笠原洋輝(37) 無新
 五人による混戦だった前回から打って変わって前職に新人三人が挑む構図に。前職の穂坂以外は顔触れも変わった。
 穂坂は一期ながら、内閣第二部会副部会長としてデジタル庁立ち上げに関わった実績をアピール。新座市議を七期務めた工藤は「野党共闘で政権交代を目指す選挙にしたい」と意気込む。国民県連代表の浅野は生活保護家庭で苦学して北海道大を卒業した経験から、教育の無償化が持論。産別労組の推薦を集め、宣伝カーで選挙区内を回る。新人の小笠原も準備を進めている。
◆【5区】 前職2人 6度目の戦い
◆牧原秀樹(50) (元)経済産業副大臣 自<前><4>
◆枝野幸男(57) 党代表 立前<9>
 十選を目指す枝野に牧原が六度目の戦いを挑む。
 牧原は前回、四万二千六十八票差で小選挙区で敗れたが、比例復活で四期目の当選を果たした。地元での活動を重視し「私以上に地元の事情を把握している者はいない」と地域密着をアピールする。
 党代表の枝野は抜群の知名度を誇るが、選挙期間中は党候補者の応援で全国を回るため、自身の選挙区にはほとんど入れないという。自公政権による新型コロナウイルス対策は失政だと断じ、政権交代を訴える。
<記事の見方>
 氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分。<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、立=立民、共=共産、維=日本維新の会、国=国民、れ=れいわ新選組、N=NHK党、無=無所属。敬称略
◆小選挙区の区割り
【1区】 さいたま市見沼(5区を除く区域)・浦和・緑・岩槻区
【2区】 川口市(15区を除く区域)
【3区】 草加・越谷市(13区を除く区域)
【4区】 朝霞・志木・和光・新座市
【5区】 さいたま市西・北・大宮・見沼(北西部の一部)・中央区

3484チバQ:2021/10/18(月) 20:21:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137112?rct=stm_shu21
衆院選 埼玉
衆院選 各小選挙区の情勢(中)
2021年10月16日 07時46分
◆【6区】 自民と立民の前職激突
◆中根一幸(52) (元)内閣府副大臣 自<前><4>
◆大島敦(64) 党組織委員長 立前<7>
 中根と大島は六度目の対決。八選を目指す大島は、自民党が政権に返り咲いた二〇一二年の衆院選以外はいずれも小選挙区で勝利。前回一七年の選挙も選挙区内の全市町で勝利する貫禄を見せた。
 今回は野党共闘で一騎打ちとなる。前回、共産党候補に投じられた二万九千票の行方によっては、さらなる苦戦を強いられることを警戒する中根は「厳しい戦いになる」と気を引き締める。政権与党の一員としての実績と子育て支援策の充実を訴え、無党派層からの支持拡大を図る。
◆【7区】 前職と2新人の混戦に
◆中野英幸(60) 県議 自新
◆小宮山泰子(56) 党国土交通部会長 立<前><6>
◆伊勢田享子(44) (元)貿易会社社員 維新
 自民新人の中野、立民前職の小宮山の争いに、維新新人の伊勢田が加わる混戦模様だ。
 自民は前回出馬した前職の神山佐市が比例北関東ブロックに回り、衆院議員を四期務めた中野清を父に持つ中野を立てた。神山の支持層をどこまで確保できるかが鍵となる。
 過去三回、神山に敗れて比例復活した小宮山は「税制の不公平解消を」などと訴え、二〇〇九年以来の小選挙区当選を狙う。
 伊勢田は富士見市議の夫の支援で、知名度不足を挽回できるか。
◆【8区】 共産支持層の動向カギ
◆柴山昌彦(55) (元)文部科学大臣 自前<6>
◆小野塚勝俊(49) (元)日本銀行員 無元<1>
 文部科学大臣を務め党県連会長で七選を目指す柴山に、前回は希望の党公認で落選した小野塚が挑む。柴山が小選挙区で苦杯をなめたのは、民主党が政権を取った二〇〇九年(比例復活)だけ。この時は民主党公認だった小野塚が当選した。
 一方、毎回候補を立ててきた共産は今回、候補者擁立を見送った。前回選挙では小野塚と共産候補の票数を合計すると柴山を上回っており、共産支持層の動向が注目される。
◆【9区】 前回対決の3人で争う
◆大塚拓(48) (元)内閣府副大臣 自前<4>
◆杉村慎治(45) 衆院議員秘書 立新
◆神田三春(67) 党地区委員長 共新
 五選を目指す大塚に、杉村、神田の新人二人が挑む前回選挙と同じ顔触れとなる。
 大塚は党国防部会長などを歴任。「介護職員の処遇改善や幼稚園・保育園の無償化を」と唱える。
 前回は希望の党から出て次点だった杉村は「汗をかいて働く人が、笑って過ごせる日本をつくりたい」と訴える。三度目の挑戦となる神田は「『暮らしをよくする責任』を果たす政治を」と意気込む。
◆【10区】 地盤を継ぐ新人VS元職
◆山口晋(38) 衆院議員秘書 自新
◆坂本祐之輔(66) (元)東松山市長 立元<2>
 山口は自民党選対委員長など党要職を歴任した父泰明の勇退に伴い、党県連の公募を経て公認を得た。七期務めた父の「世襲」批判は覚悟の上で「若い人が定住したくなるような、魅力ある地域に」と訴える。
 前回希望の党から出て敗れた坂本は、二〇一二年と一四年の衆院選は維新で比例復活。それ以来の議席を目指す。四期務めた東松山市長時代、地域の子育て支援に尽力したと自負。「国会議員の一定数は、首長経験者がふさわしい」と新人候補をけん制する。
<記事の見方>
氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
(1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分。<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、立=立民、共=共産、維=日本維新の会、国=国民、れ=れいわ新選組、N=NHK党、無=無所属。敬称略
◆小選挙区の区割り
【6区】 鴻巣(旧鴻巣市、旧吹上町)・上尾・桶川・北本市、伊奈町
【7区】 川越・富士見・ふじみ野市(旧上福岡市)
【8区】 所沢・ふじみ野市(旧大井町)、三芳町
【9区】 飯能・狭山・入間・日高市、毛呂山・越生町
【10区】 東松山・坂戸・鶴ケ島市、滑川・嵐山・小川・川島・吉見・鳩山・ときがわ町

3485チバQ:2021/10/18(月) 20:21:57
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137261?rct=stm_shu21
衆院選 埼玉
衆院選 各小選挙区の情勢(下)
2021年10月17日 07時47分
◆【11区】 前職と2新人の争いに
◆小泉龍司(69) 党国際局長 自前<6>
◆島田誠(63) 党11区総支部長 立新
◆小山森也(30) 党県委員 共新
 前回衆院選前に自民に復党し七選を目指す小泉に、立民、共産の新人二人が挑む。
 小泉は新型コロナウイルスへの対応強化や、結婚への直接支援策の必要性などを主張。現職の強みを生かして支持を広げる。
 前寄居町長の島田は、県北部と都心の関係の進化を強調。次世代型産業の誘致などを訴え、与党との違いを出せるかが鍵となりそう。
 小山はコロナ禍で厳しい経済環境にある若者の現状を踏まえ、命と暮らしを守る政治の実現を主張。若い世代を軸に浸透を図る。
◆【12区】 四たびの対決 激戦必至
◆野中厚(44) (元)農水政務官 自前<3>
◆森田俊和(47) 党政調会長補佐 立<前><1>
 野中と森田は四度目の対決。過去三回はいずれも野中が小選挙区を制したが、前回は四百九十二票差だった。野党共闘で今回は一騎打ちとなり、前回共産党候補に投じられた一万九千票の行方が注目される。
 加えて今回は、森田の地元の熊谷市長選が同日の投開票。熊谷市は前回、森田が野中の倍の得票を獲得して接戦の要因となった大票田だけに、衆院選投票行動への影響も注目される。
 野中は三回当選の実績を訴えて熊谷で票の上積みを狙う一方、地元の加須市などでいかに優勢な戦いができるかが鍵となる。
◆【13区】 前職自民に立と共挑む
◆土屋品子(69) 党総務副会長 自前<7>
◆三角創太(33) 公認会計士 立新
◆赤岸雅治(60) 党地区委員長 共新
 前回、次点候補に四万六千を超す票差を付けた土屋に立民、共産の新人が挑む。野党の一本化を探る動きもあったが、調整はつかず三人による争いとなる。
 土屋はコロナ禍で大規模な集会が開けない中、街頭での訴えや後援会員へのあいさつ回りに力を入れる。
 三角は前回、希望の党の方針で公示直前に13区から11区への「国替え」を余儀なくされた。今回は準備を整えての挑戦。赤岸は「岸田政権は安倍・菅政権と変わらない。政権交代を」と訴える。
◆【14区】 激突4度目 共産も挑戦
◆三ツ林裕巳(66) (元)内閣府副大臣 自前<3>
◆田村勉(73) (元)長瀞町議 共新
◆鈴木義弘(58) 不動産会社役員 国元<2>
 南北に長い選挙区で、幸手市を中心に北部で強い三ツ林と三郷市など南部が地盤の鈴木が争い、さらに新人の田村が挑む。
 三ツ林と鈴木の対決は四度目となる。過去三回はいずれも三ツ林が選挙区で勝利。この一年は副大臣の公務の間を縫って地元回りをしてきた。鈴木は前回、結党に参画した希望の党から出馬したが、今回は国民での挑戦。この四年間、地元を地道に回り有権者の声を聞いてきた。
 田村は「福祉を切り捨て、格差が拡大した」として新自由主義からの脱却を訴える。
◆【15区】 無党派層の支持いかに
◆田中良生(57) (元)内閣府副大臣 自前<4>
◆高木錬太郎(49) 党倫理委員 立<前><1>
◆沢田良(42) (元)参院議員秘書 維新
 県内でも屈指の人口増加地区で、無党派層の支持をどれだけ取り込めるかが鍵になりそう。
 五選を目指す田中は内閣府副大臣を務めた実績を強調。デジタル化やポストコロナ社会のあり方、脱炭素社会の構築などを訴える。
 前回は立民の比例単独候補で当選した高木は、市民団体を通じた支援で事実上の野党四党統一候補に。小選挙区での議席を目指す。
 衆院選初挑戦の沢田は、自転車で地域を駆け巡る「どぶ板」で浸透を図ってきた。子育て支援や教育施策の充実、維新が掲げる抜本的税制改革などを訴える。
<記事の見方>
氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分。<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、立=立民、共=共産、維=日本維新の会、国=国民、れ=れいわ新選組、N=NHK党、無=無所属。敬称略
◆小選挙区の区割り
【11区】 熊谷(旧江南町)・秩父・本庄・深谷市、横瀬・皆野・長瀞・小鹿野・美里・神川・上里・寄居町、東秩父村
【12区】 熊谷(旧熊谷市)・行田・加須・羽生・鴻巣市(旧川里町)
【13区】 春日部(旧春日部市)・越谷(北西部の一部)・久喜(旧久喜市、旧菖蒲町)・蓮田・白岡市、宮代町
【14区】 春日部(旧庄和町)・久喜(旧栗橋・旧鷲宮町)・八潮・三郷・幸手・吉川市、杉戸・松伏町
【15区】 さいたま市桜・南区、川口(西部の一部)・蕨・戸田市

3486チバQ:2021/10/18(月) 20:23:06
https://www.chunichi.co.jp/article/346758?rct=siz_shu21
衆院選 静岡
迫る 8選挙区、予想の顔ぶれ<1>
2021年10月13日 05時00分 (10月14日 17時30分更新)
 岸田文雄首相は臨時国会会期末の十四日に衆議院を解散する。衆院選は十九日に公示され、三十一日投開票の日程で行われる。自公連立による岸田政権か、政権交代か。迫る決戦のときを前に、県内八小選挙区に出馬を予定する顔ぶれと情勢を四回に分けて紹介する。
※選挙区は西から順に紹介していきます。
◆7区 自、立民 一騎打ちか

 六選を目指す自民現職の城内実さんと、前回比例復活した立憲民主現職の日吉雄太さんの一騎打ちになる見通し。二〇一二年から三回連続で擁立した共産は野党共闘の流れを受け、候補者を擁立しない方針だ。
 一七年の前回は、別の選挙区で出馬を予定していた希望と立民の新人二人が公示直前に急きょ国替え。共産新人を含めて四人が立つ激戦を、城内さんが次点に十万票近い大差をつけて当選した。
 城内さんは、党総裁選で高市早苗候補の選対事務総長として支持拡大に奔走。岸田文雄新総裁として初の国政選挙となる参院静岡選挙区補選では、党の新人候補の選対委員長を務める。
 総裁選直後の取材では「多様な候補による政策論争を堂々と示せた」と結果を評価する一方、「新総裁への期待感と自身の選挙は別。地道な後援会活動で、地元に戻れなかった自身の出遅れと、参院候補の出馬表明の出遅れを挽回したい」と気を引き締めた。
 日吉さんは、臨時国会の開会前はほぼ選挙区に張り付いて活動。参院補選の告示後は、野党系無所属新人候補の応援に姿を出しつつ、消費税減税や新型コロナウイルス病床確保などで「自民党に代わる政策」を主張して浸透を図る。
 自由、国民民主と所属を変えたが、昨年九月の旧立民と旧国民の合流により再び、立民の看板で臨むことに。「徐々に顔も覚えられ、街の人からの反応は前回よりいい」と手応えを感じている。(鈴木太郎)
 城内  実 56 自現<5>
 日吉 雄太 53 立現<1>
◆8区 野党 一本化見通し

 自民現職の塩谷立さんと、立憲民主現職の源馬謙太郎さん(比例東海)の一騎打ちとなる公算が大きくなっている。共産が予定していた元職の立候補を取りやめ、野党は源馬さんに候補を一本化する見通し。県内の野党共闘の象徴区となり、二〇一七年の前回衆院選の結果を踏まえれば激戦が予想される。
 前回は、塩谷さんと、当時は希望から出馬した源馬さん、共産の三人による三つどもえで、塩谷さんが投票者の半数の約十万二千票を得て当選。一方、源馬さんと共産候補の獲得票を合わせると、塩谷さんに約三千七百票差まで迫る。
 野党候補を一本化すれば逆転の可能性が高まるとして、野党共闘を後押しする「市民連合」が立民と共産に調整を要請。共産は近く、正式に候補取りやめを表明する見通し。
 塩谷さんは衆院議員だった父の地盤や文部科学相などを歴任した長年の経歴を生かし、新型コロナウイルス収束後の成長戦略、経済再生、教育施策を中心に訴える。与党のコロナ対応では支援者からも批判があり「厳しい選挙戦。(コロナ禍で)模索しながら戦うことになる」と引き締める。
 源馬さんはこの四年間、いずれも党の合流で民進、国民、立民と渡り歩いた。地元では街頭活動などに精力的に取り組み、地道に支持を得てきたと自負。「国民生活を守れていない」と与党を批判し、消費税減税、予防中心の医療体制への変換、子育て支援の重要性を訴える。(坂本圭佑)
 塩谷立 71 自現<9>
 源馬謙太郎 48 立現<1>

3487チバQ:2021/10/18(月) 20:23:40
https://www.chunichi.co.jp/article/347291?rct=siz_shu21
衆院選 静岡
迫る 8選挙区、予想の顔ぶれ<2>
2021年10月14日 12時11分 (10月14日 23時11分更新)
◆2区 現新三つどもえか

 四選を目指す自民現職の井林辰憲さんに、立憲民主新人の福村隆さん、共産新人の山口祐樹さんが挑む。れいわ新人も出馬を予定していたが、五日に、野党共闘を理由に出馬を取りやめた。共産は県内の小選挙区で唯一、候補者を立てる。
 井林さんは二〇一七年の前回選で、当時の希望の新人に二倍近い得票で圧勝。農業、漁業が盛んな土地柄で、伝統的に自民が強固な地盤を誇る。地元の首長、議員選挙で候補者と一緒に遊説したり、支持団体との意見交換会を重ねるなど地道な活動を継続。応援する自民系市議からは「今回はさらに票を伸ばせる」と手応えを口にする。
 福村さんは前回選は7区で希望から出馬。昨夏、旧国民から現立民に参加した。「野党が一つになり、現政権に対する二大政党制をつくる。緊張感のある政治体制を」と訴える。労働組合の連合静岡の推薦も得て、街宣や街頭演説のほか、支持者へのあいさつ回りを欠かさないこまやかさも見せるが、知名度をどこまで高められるかが鍵となる。
 共産は当初予定していた鈴木千佳さんが参院補選にくら替えし、山口さんを擁立した。2区は浜岡原発再稼働やリニア中央新幹線南アルプストンネル着工への反対など同党が政策に掲げる問題があり、党県委員会の山村糸子委員長は「どうしても立てたい選挙区」。山口さんは静岡市出身で地元との関わりも薄いが、「地道に、勝つつもりで戦う」と意気込む。 (大橋貴史、酒井健)
 井林 辰憲 45 自現<3>
 福村  隆 58 立新
 山口 祐樹 31 共新

◆3区 初めて一騎打ちに

 自民現職の宮沢博行さんと、立憲民主元職の小山展弘さんが立候補を予定している。共産など他党から擁立の動きはなく、小選挙区比例代表並立制が導入された一九九六年の総選挙以降、静岡3区で初めての一騎打ちとなりそうだ。
 前回選では、宮沢さんと、希望の党の公認を得られずに無所属で出馬した小山さん、希望の元職鈴木望さんの三つどもえとなった。公明や各種団体の票を手堅くまとめた宮沢さんが約九万八千票を獲得し、小山さん(約八万二千票)と鈴木さん(約四万票)をかわした。
 宮沢さんの陣営は「これまでは野党の票が割れ、助けられた面もあった」と警戒する。過去三回の勝利は、一強といわれた安倍政権の恩恵もあり、「3区は内閣支持率に左右される傾向がある」と分析する。岸田政権の発足には「発信力の弱かった前首相に対する逆風がやんだだけ」と冷静に受け止め、公明とも強固に連携して、二割増しの票の上積みに余念がない。
 小山さんは長年の支援者や連合静岡などの後押しに加え、管内の行事や集会などにも顔を出して支援の輪を広げてきた。国民民主幹事長で参院議員の榛葉賀津也さんは「私は地元に戻れば小山党」と辛苦の四年間を耐えてきた小山さんを全力サポートする。元掛川市長で元国会議員の戸塚進也さんも「必ず勝たせたい」と協力を惜しまない。
 管内は浜岡原発があり、両者の原発への考えにも注目が集まる。 (中野吉洋)
 宮沢博行 46 自現<3>
 小山展弘 45 立元<2>

3488チバQ:2021/10/18(月) 20:24:23
https://www.chunichi.co.jp/article/347686?rct=siz_shu21
衆院選 静岡
迫る 8選挙区、予想の顔ぶれ<3>
2021年10月15日 05時00分 (10月15日 17時36分更新)
◆1区 県都 4人出馬予定

 自民前職で前法相の上川陽子さん、立憲民主新人で前県議の遠藤行洋さん、旧立民を離党した日本維新の会前職の青山雅幸さん、国民民主元職の高橋美穂さんの四人が立候補を予定する。
 二〇一七年の前回衆院選では、直前に民進党が希望の党と立民に分裂。自民の上川さんに対し、希望、立民、共産の三野党が候補者を擁立した。
 得票数上は、九万六千五百票を獲得した上川さんに対し、野党三党の合計票は約十一万票で、候補者を一本化すれば互角になる。共産は十三日、候補者の取り下げを発表したが、残りの野党三党は有権者の多い1区で比例票を稼ぎたい思惑もあり、調整が進まなかった。
 前回比例復活した青山さんは選挙直後に週刊誌でセクハラ疑惑を報じられ、一八年十月に無所属に。今回は維新から立候補する。青山さんの離党を受け、立民は一九年、県議(三島市)を二期務め、同年四月の県議選で落選した遠藤さんに白羽の矢を立てた。地元民放アナウンサー出身で知名度があると判断した。
 静岡市出身の高橋さんは一二年衆院選で維新で北海道2区から立候補し、比例復活。一四年は東京17区、一七年は北海道4区から出たが落選した。国民県連は一九年五月、高橋さんを公認した。
 上川さんは野党候補乱立を受け「野党がどうかではなく、絶対的に私を選んでいただけるかどうかだ」と話している。 (大杉はるか)
 上川陽子 68 自前<6>
 遠藤行洋 59 立新
 青山雅幸 59 維前<1>
 高橋美穂 56 国元<1>

◆4区 保守分裂どう影響

 自民前職の深沢陽一さんと、日本維新の会新人の中村憲一さん、国民民主新人の田中健さんが出馬を予定。自民の強固な地盤だが、六月の県議補選静岡市清水区選挙区の保守分裂の影響も指摘される。
 昨年四月、八期務めた望月義夫元環境相が急逝したことによる衆院補選で、地盤を引き継いだ元県議の深沢さんが圧勝。その欠員に伴う県議補選では、義夫さんの次女と元自民市議らが出馬した。
 保守分裂となり、深沢さんはいずれも支援しなかった。自民支持者の多くは「保守の地盤を守る」と深沢さん支持で一致するが、陣営関係者は「県議補選でのあいまいな態度に不満は残る」と懸念する。
 元富士宮市議で維新県総支部副代表の中村さんは、「保守の立場での既得権打破」を掲げ、地元・富士宮から静岡市清水区へ支持拡大を目指す。一九年の参院選の比例で維新は清水区で約四千七百票を獲得。「当時の党の知名度を考えればかなり多い。いかにこの票を増やせるか」と話す。
 田中さんは衆院補選で、無所属、野党四党の推薦で出馬したが、約三万票の差で落選。合流した国民民主の公認候補として再挑戦する。今回は野党統一候補の肩書ではないが、「静岡市議選や知事選で野党の方と共闘し関係も深めることができた」と語り、野党支持者の中で支持拡大を狙う。
 清水港の振興や富士川水系の汚泥の問題などへの考えも注目される。
  (中川紘希)
 深沢陽一 45 自前<1>
 中村憲一 47 維新
 田中健 44 国新

3489チバQ:2021/10/18(月) 20:25:01
https://www.chunichi.co.jp/article/348556?rct=siz_shu21
衆院選 静岡
迫る 8選挙区、予想の顔ぶれ<4>
2021年10月16日 12時34分 (10月18日 10時12分更新)
◆5区 4人が出馬を予定 

 小選挙区(5区)で六連勝中の無所属前職細野豪志さんと、自民前職の吉川赳さん(東海比例)、立民新人の小野範和さん、政治団体「愛地球党」の新人千田光さんが出馬を予定する。
 前回希望の党から出馬した細野さんは、二〇一九年に無所属のまま二階派の特別会員となり、自民入りを模索。初の無所属での選挙で「勝てなかったら政界を引退する」と不退転の決意で臨む。今回は自民入りを目指すことへの批判に加え、組織票もない。全国に応援に回った前回までと異なり地元に張り付く。一方で新たな保守票にも期待する。
 細野さんに三連敗中の吉川さんは二階前幹事長時代は細野さんとの兼ね合いで公認を得られるか不透明だったが、所属する岸田派の岸田文雄会長が新総裁となり、無事公認を得た。陣営は自民票の切り崩しを防ぐためにも、自民公認を旗頭に細野さんとの差別化を図る。吉川さんは「自民候補として正々堂々と政策を訴える」と気を引き締める。
 野党統一候補の小野さんは、反自民票をどこまで固められるかが鍵となり、「徐々に浸透してきている」と手応えを語る。かつて細野さんを支援していた民主支持層の取り込みも図り、労組との対話やつながりにも力を入れる。国民系で全面的な支援が難しい労組の人から「個人として応援する」との声ももらっているといい、期待する。
 土木会社代表の千田さんは、建設業活性化などを訴える。 (佐野周平、塚田真裕)
吉川赳 39 自前<2>
小野範和 48 立新
細野豪志 50 無前<7>
千田光 43 諸新
◆6区 県内屈指の激戦区

 過去三回は事実上、立憲民主前職の渡辺周さんと自民前職の勝俣孝明さんの一騎打ちだった。小選挙区では渡辺さんが八連勝中だが、前回はわずか六百三十一票差の県内屈指の激戦区だ。そこに「自民でも旧民主系でもない選択肢を」と日本維新の会新人の山下洸棋さんが立候補を表明した。
 渡辺さんの課題は父の代から続く強固な支持基盤の維持だ。前回希望の党から出馬した渡辺さんは旧立民、国民民主の合流で新立民を選択。当初、党の政策の違いから支持に難色を示す労組もあった。渡辺さんは別の選挙で国民色の強い候補と演説するなど誠意を見せた。ある労組幹部は「党ではなく人物として支持がもらえそうだ」と話す。
 勝俣さんは逆転に向け、有権者との意見交換を重ねる。自民系市議は「地道に努力する姿を見せられたが、コロナ禍で活動縮小を強いられた。従来の支持者をどれだけ固められるか、私たちの動きも重要」と気を引き締める。機動力のある若手議員らがインターネットなどを駆使し、投票率が低い傾向にある若者の票など上積みを狙う。
 山下さんは「議員が身を切る改革をせず、規制緩和も進んでいない」と、自民でも旧民主系でもない「第三の選択肢」を強調。陣営は「県内では珍しい『維新』というだけで注目される。しっかり政策も訴え、支持を拡大させたい」と話す。ネットも駆使するが「可能な限り直接支持を訴えたい」と「コロナ禍のどぶ板」で挑む。 (渡辺陽太郎)=おわり
勝俣孝明 45 自前<3>
渡辺周 59 立前<8>
山下洸棋 30 維新

3490チバQ:2021/10/18(月) 20:26:06
https://www.chunichi.co.jp/article/349502?rct=siz_shu21
衆院選 静岡
8区 参院補選も好機に 応援で存在感アピール
2021年10月18日 11時59分 (10月18日 12時17分更新)

 衆院が解散して初めての週末となった十六、十七両日、与野党が一騎打ちする注目の静岡8区(浜松市中区の一部など)は、自民前職の塩谷立氏(71)と立憲民主前職の源馬謙太郎氏(48)が、それぞれ参院静岡選挙区補選の立候補者の応援に駆けつけた。公示まで表立った政治活動が制限される中、有権者に声を届ける好機として自らの存在感をアピールした。
 「それぞれいた場所は違うが、同じ時期に政治の道に入った仲間。今度は国会で一緒に働きたい」。源馬氏は十六日、無所属新人の山崎真之輔氏(40)=立民、国民推薦=の街頭演説でエールを送った。山崎氏も「地方自治体だけでは解決できない問題を、源馬さんと一緒に国政で変えていきたい」と訴えた。
 源馬氏と山崎氏は、いずれも浜松市中心部が地盤。源馬氏は「浜松生まれ、浜松育ちの山崎さんをぜひ国会に送り出していただきたい。必ず二人で、この日本を元気にしていくと約束する」と支援を求めた。
 塩谷氏は十七日、自民新人の若林洋平氏(49)=公明推薦=に付きっきりで応援した。街頭では、新型コロナ対策や経済成長の重要性を訴え「第六波が来ないように対策を進める。将来を見据えた経済のため、新しい資本主義をつくる」と強調した。
 自らの衆院選にもたびたび言及し「厳しい選挙だ」と繰り返した。共産が8区の立候補者を取り下げたことを念頭に「数合わせで選挙に臨む政党を絶対に支持してはならない。自民公明の連立政権を支援いただき、新しい日本社会を築いていこう」と呼び掛けた。 (坂本圭佑、渡辺真由子)

https://www.chunichi.co.jp/article/347780?rct=siz_shu21
衆院解散 静岡8区・野党共闘に風雲
2021年10月15日 05時00分 (10月15日 16時49分更新)

衆院解散で万歳する自民党の塩谷立さん(中)=14日、国会で
衆院本会議に臨む立憲民主党の源馬謙太郎さん(中)=14日、国会で
 衆院が解散した十四日、戦後最も短い選挙戦が事実上スタートした。静岡8区(浜松市東区など)は、直前に野党が候補者を一本化し、政権選択の行方を占う注目区となった。十選を目指す自民前職の塩谷立さん(71)か、野党共闘で戦う立憲民主前職の源馬謙太郎さん(48)か-。二人が「激突」する争いの火ぶたは切られた。 (坂本圭佑、渡辺真由子)
 「厳しい選挙戦になる。戦う以上は一騎打ちでやるしかない」。塩谷さんは解散後、国会前で報道各社に囲まれ、冷静な口調で語った。目下の課題は新型コロナウイルス対策だとし「課題を解決し、次の世代にどうつなげるかが政治の役割。どのように日本を発展させていくかを訴えていきたい」と力を込めた。
 塩谷さんはこの日、朝から地元の浜松市内で企業の朝礼に出席して上京。解散後は党本部で公認証を受け取り、浜松市にとんぼ返り。夜も支援者有志の会合に顔を見せるなど、連日、地元で活発に動いている。
 危機感を強める背景には、野党による候補者の一本化がある。共闘を後押しする「市民連合」が立民と共産に調整を要請し、十三日に共産が正式に取り下げを表明。一九九六年の小選挙区制導入以来、初めて一騎打ちとなる。
 都市部を抱える8区は無党派層も多く、塩谷さんは過去に三回、小選挙区で野党候補に敗れた経験があり、後援会幹部は「単純に票が流れるなら痛手だ」と情勢を注視する。
 二〇一七年の前回選は、塩谷さんと、当時は希望の党の源馬さん、共産候補の三つどもえの争いで、塩谷さんが投票者の半数の約十万二千票を得て当選。源馬さんと共産候補の獲得票を合わせると、塩谷さんに約三千七百票差まで迫る。共産の関係者は「政権交代のため一本化を決めた」と説明する。
 源馬さんは夕方、東京から浜松市に戻ると、息つく間もなく、街頭に立った。参院補選期間中のため演説はできないが、約一時間、通行人や運転手に手を振った。「口に出しては言えないけれど『ここから選挙、頑張ります』との気持ちを込めた」と話す。
 三度目の挑戦となった前回選で比例復活により初当選。この四年間、医療制度改革の法案を提出するなど「恥じない活動はできた」と自負。共産の候補取り下げにも気を緩めず「一対一で勝てる選挙区として選ばれたのであれば、全力で戦いたい」と小選挙区での初勝利に意欲を見せる。

3491チバQ:2021/10/18(月) 20:27:56
https://www.chunichi.co.jp/article/349522?rct=aic_shu21
6区・前田雄吉さんは不出馬
2021年10月18日 05時00分 (10月18日 11時43分更新)
 十九日公示の衆院選で愛知6区から出馬の意向を示していた元職の会社役員前田雄吉さん(61)は十七日、今回は立候補しないと発表した。

3492チバQ:2021/10/18(月) 21:15:57
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/f-so-tp0-211018-202110170001400.html
【衆院選情勢分析1】苦戦の現役大臣も 若宮万博相、西銘復興相は「接戦」
2021/10/18 08:48日刊スポーツ

【衆院選情勢分析1】苦戦の現役大臣も 若宮万博相、西銘復興相は「接戦」

西銘恒三郎氏(2014年12月9日撮影)

(日刊スポーツ)

岸田文雄首相就任から27日後の今月31日に投開票される第49回衆院選は、明日19日、公示される。日刊スポーツでは全選挙区の最新情勢を、政治ジャーナリスト角谷浩一氏(60)とジャーナリスト鈴木哲夫氏(63)に分析してもらった。いくつかの注目選挙区や候補者について、情勢をお伝えする。

 ◇  ◇  ◇

今回の選挙戦を前に、岸田内閣で就任したばかりの現職大臣の中で、対立候補と「接戦」だと分析されたケースがある。東京5区の若宮健嗣万博相や、沖縄4区の西銘恒三郎復興相で、鈴木氏はともに「接戦」のマーク。角谷氏は、若宮氏について「やや不利」とした。

前&元大臣では、香川1区の平井卓也前デジタル相について、角谷氏は「接戦」と分析した。接戦の相手は、映画「なぜ君は総理大臣になれないのか(なぜ君)」に登場する立憲民主党の小川淳也氏。鈴木氏は小川氏を「やや有利」、平井氏を「やや不利」とした。

また、自民党内の激しい公認争いの末、公認された長崎4区の北村誠吾・元地方創生相について、立憲民主党の末次精一氏との間で、角谷氏、鈴木氏ともに「接戦」と指摘した。北村氏は岸田派所属。党長崎県連は、別の新人の公認を党本部に申請していた。

各選挙区の情勢は今後、変わる可能性がある。

3493チバQ:2021/10/18(月) 21:17:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211016ddlk44010459000c.html
<2021衆院選・決戦を前に情勢探る><2021衆院選・決戦を前に情勢探る>大分1区 知名度向上に躍起、自民 奪還狙う野党、共闘「ない」 /大分
2021/10/16 06:59毎日新聞

 14日に衆院が解散され、事実上の選挙戦に入った。解散から投開票日までわずか17日の短期決戦を前に大分1〜3区の選挙情勢を探る。

 多くの家族連れが訪れる大分市の商業施設で9日午後、街頭演説に臨む無所属前職の吉良州司氏(63)の姿があった。国会での実績や政策を説明しつつも、「無所属で活動している」と強調した。

 大分1区では過去4回、自民前職の穴見陽一氏(52)と激戦を繰り返してきた。穴見氏が政界を引退する中、吉良氏にとって小選挙区での議席奪還は必至のはずだ。

 政党に所属していれば政見放送や配布資料など利点もあるが無所属にこだわるのは、初めて無所属で臨んだ知事選時の思いに立ち返る「原点回帰」と、選挙目当てで所属政党を替えたくないという信念がある。今回も吉良氏を推薦する連合大分は「自民に投票したくない保守層もいる。無所属という吉良氏の立場はその受け皿になる」と期待する。

 新型コロナウイルスの影響で集会は思うように開けず、考えや主張を浸透させる機会は減った。連合大分と協力関係にある立憲民主党県連の関係者からは「小選挙区は候補者がいる2、3区が中心。問われれば『1区は吉良さんにと伝える程度』」との声も漏れる。陣営幹部は「新型コロナで投票率は下がるかもしれないが、無党派層の支持をどれだけ集められるかがカギだ」と語った。

 一方、小選挙区の議席の死守を目指すのは自民党だ。県議会閉会日の9月28日に開かれた県議団の会合で、所属議員21人に県連幹部から大分1区で出馬する新人の高橋舞子氏(33)の後援会カードが1人50枚ずつ配られた。

 高橋氏は元通信社記者。19年の公募で20〜50代の8人から選ばれた落下傘候補だ。大分市に地盤がないため直後から支持者回りなどに力を入れてきたが、新型コロナの影響で思うような活動ができていなかった。支援者の中からは「政権与党の候補者だから」「党が公募で選んだ人だから」などと高橋氏の名前や訴えゆえの支持ではないという声もあり、新人ゆえの認知度不足はついて回る。

 頼みの綱は政治の師匠と尊敬する党の重鎮、甘利明氏(現幹事長)。甘利氏がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉を担当した経済再生担当相と「番記者」の間柄だ。今年6月下旬に大分市で開かれた県連と友好団体の会合に応援に駆け付け、「全力で応援する」と約束した。先月下旬には、甘利氏との2連ポスターも登場。日々欠かさないという街頭演説にも慣れ「名前と顔を知られてきた」と手応えも感じる。

 関係者によると、公明党との蜜月ぶりをうたわれた穴見氏と比べて「自公協力」もまだ順調とは言えないが、陣営関係者は「大分1区は自民党の議席。負けるわけにはいかない」と力を込める。

 「市民と野党の共闘を発展させて政権を変えよう」と訴えるのは共産新人の山下魁氏(44)だ。1日10カ所以上の街頭演説や週に2、3回、支援者らとミニ集会を開き、支持拡大を目指す。陣営幹部は「岸田(文雄)内閣に対する有権者の失望を感じる」と強調。政権交代に向けた野党共闘については「門戸は閉ざさない」とするものの、吉良氏との選挙協力は「ないだろう」と話す。

 大分1区にはこの他、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の野中美咲氏(25)に加え、15日には大分市の元会社員、西宮重貴氏(43)が立候補を表明。前職と新人4人が争う混戦となっている。【津島史人、石井尚】

3494チバQ:2021/10/18(月) 21:19:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211018ddlk44010232000c.html
<2021衆院選・決戦を前に情勢探る><2021衆院選・決戦を前に情勢探る>大分3区 通算8回目、因縁の戦い 自民・岩屋氏と立憲・横光氏 /大分
2021/10/18 06:40毎日新聞

 ◇自民・岩屋氏、風向き変わる/立憲・横光氏、思惑はずれ

 衆院の解散、総選挙の日程が決まり、2人にとって通算8回目となる因縁の戦いが始まる。

 2人とは、自民前職の岩屋毅氏(64)と立憲民主前職の横光克彦氏(77)だ。岩屋氏は6月26日の記者会見で「横光さんとは長い付き合いで、もう戦友のようなもの。私が負けた選挙では自分の至らない点を教えてもらってきた」と謙遜する。一方の横光氏も9月15日の記者会見で「これまで私が岩屋さんに3勝してるって? ずっと負け続けてきた印象の方が強いけど」と持ち上げた。

   ◆  ◆

 岩屋氏と横光氏は中選挙区時代も含めて過去7回対決し、岩屋氏が4勝、横光氏が3勝した。中でも2017年10月の前回選挙は元テレビドラマ俳優の横光氏にふさわしい劇的な展開になった。

 発足間もない立憲民主の枝野幸男代表から出馬を要請された横光氏の表明は公示3日前だった。12年に岩屋氏に敗れて政界を引退していた横光氏は俳優に戻り、映画「シン・ゴジラ」などに出演。後援会は解散しており「人も金もない裸一貫の選挙戦」に突入した。

 「無謀とは分かってはいるが、立ち上がらずにはいられなかった」と涙をにじませて街頭で訴え始めた。野党陣営は横光氏への一本化で結束した。

 楽観ムードだった岩屋氏は驚がくする。第一声でも「これ以上はない強敵との戦い。私の政治人生で最大の試練」と危機を強調した。

 横光氏の猛烈な追い上げを振り切った岩屋氏だが、それまで維持してきた10万票を割った。横光氏は比例代表で復活当選した。

   ◆  ◆

 ただ、岩屋氏の表情は今年に入っても晴れなかった。自民党の「政治と金」を巡る問題などが相次ぎ、今年6月26日の記者会見では「相当に困難な向かい風の選挙になる。自民党の不祥事へのご批判、お叱りの声をしっかり受け止めたい」と悲壮感を漂わせた。

 ところが、国民の人気が低い菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を9月3日に表明し、党改革を掲げる岸田文雄前政調会長(現首相)らによる総裁選がスタート。風向きは変わり始めた。

 今度は横光氏が驚いた。9月15日の記者会見で横光氏は「菅さん相手が一番戦いやすかったのに、すっといなくなってしまった。思惑がはずれた」と語った。

 10月2日の記者会見でも「自民党総裁選の4候補とも自民党の古い体質を批判し、我々と似たような主張をしている。誰が総裁になっても我々には厳しい」と険しい表情を浮かべた。

 中津市で開かれた10月9日のミニ集会では「岸田新総理のイメージは悪くない。菅さんに対する岸田さんの良さを自民党はどんどん打ち出してくるだろう」と話した。

 岩屋氏の方は余裕も出てきた。総裁選で応援した河野太郎氏は、総裁に選ばれなかったゆえに人気に傷が付いていない。10月9日に豊後高田市の党支部総会で岩屋氏は「岸田さんは大学の同級生で人柄はよく存じている。一兵卒として支えていきたい」と明快だった。因縁の戦いを制するのは果たして。【大島透、宮本勝行】

3495チバQ:2021/10/18(月) 21:21:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211016ddlk06010021000c.html
<2021衆院選・決戦の構図><2021衆院選・決戦の構図>/上 1区 「あるじ不在」地力で勝負 師の魂背負い、9選阻む /山形
2021/10/16 05:26毎日新聞

 柔和な表情の奥に強い覚悟と責任が秘められている。首相となった岸田文雄の盟友であり、自民党四役の一翼を担う立場として、敗北は許されない。

 「総理にとって何が大事か。選挙に勝つことだ」。解散1週間前の今月7日、自民党の遠藤利明は、山形新幹線のかみのやま温泉駅に降り立った。党務などで多忙を極めて50日ぶりに地元に戻り、記者団にこう言い残して、後援会関係者らのもとに向かった。

 遠藤が「おんぶに抱っこ。初めての経験で五里霧中だ」と話すとおり、党選対委員長として全国を走る。あるじ不在だが、陣営幹部は「世論を謙虚に受け止め、留守を預かれる地力が必要だ」と気を引き締める。

 遠藤の前には、自民党出身で農水族の大物、鹿野道彦が立ちはだかってきた。1996年以降、保守票を奪い合い、選挙区の戦績は3勝3敗の五分。2012年に民主党政権が崩壊し、鹿野も引退した。遠藤は15年の山形市長選で、半世紀続いた革新勢力の牙城を崩し、地盤を強固なものとしてきた。友党である公明党の協力も得て、9選を目指す。

 そんな1区で奪還を託されたのは、遠藤と激闘を繰り広げた鹿野を「政治の師」と仰ぐ立憲民主党の原田和広だ。遠藤と相まみえるのは14年以来だ。

 「自民党の権力に立ち向かった鹿野先生の魂を背負って最後まで戦い抜く」。原田は鹿野の政治塾(20年解散)出身。共産党が独自候補を取り下げ、野党統一候補として戦うことが決まった9月19日の記者会見で、こう強調した。

 初めて遠藤に挑んだ7年前は、ダブルスコア以上の大差で惨敗を喫したが、今回は県内の4野党が初めて結束する選挙態勢で立ち向かう。原田は共産党県委員会を初めて訪れ、共闘を確認。宅地開発が進む新興住宅街の子育て世帯ら、浮動票の取り込みを図るためSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の積極的な活用も進める。

 原田の県議選の得票数や他の野党票の積み上げなどから、立憲民主党県連の幹部は「十分、選挙区での勝算はある」と話した。【小寺泰介】

     ◇

 19日公示、31日投開票の衆院選を前に、県内3選挙区の構図を追った。(敬称略)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇1区の立候補予定者

遠藤利明 71 党選対委員長 (8)自前

原田和広 48 党県幹事長 立新

 ※丸囲みの数字は当選回数

3496チバQ:2021/10/18(月) 21:22:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211018ddlk06010059000c.html
<2021衆院選・決戦の構図><2021衆院選・決戦の構図>/下 3区 「加藤」「阿部」の因縁対決 事実上の保守分裂 /山形
2021/10/18 05:18毎日新聞

 加藤と阿部――。二つの名字は、3区の選挙戦で忘れることができない因縁がある。関係者の誰もが、必勝を誓う原動力の一つとしてきた。

 「4回目の因縁対決だ」。9月25日、酒田市内であった自民党の加藤鮎子の事務所開きで、選対幹部は語気を強めて鼓舞した。

 加藤は、2012年の衆院選で父紘一が敗れた元衆院議員の阿部寿一に14年の衆院選で挑み、1488票差の辛勝。17年は酒田で1万3486票の水をあけられたが、鶴岡と新庄で上回って選挙区全体で2万2265票差をつけて圧勝した。

 あれから4年。加藤は岸田政権で国交政務官となり、共産党と無所属候補の挑戦を受ける。特に、元県議の阿部ひとみの出馬は、女性同士による事実上の保守分裂となり、加藤包囲網を築けるかを左右する。加藤も「地域に根ざした『保守』は私」と強調する。陣営はお膝元の鶴岡で票を稼ぐ戦略を描くが、10日に投開票された鶴岡市長選で支援した新人候補が僅差とはいえ敗れ、分析を急ぐ。

 勝敗のカギを握りそうな阿部は、加藤の事務所開きの2日前に立候補を表明した。父は自民党で、元市議会議長。市議時代は寿一の選挙を支えた。阿部は保守層の後援会を軸に切り崩しを図り、野党共闘を進める「5者会議」にも秋波を送る。

 さらに、経済界の有力支持者らに対し、知事の吉村美栄子の強い要請に応じた出馬だったと明かし、県内で支持が高い知事との蜜月ぶりを強調。知事のキャッチフレーズ「県民党」を打ち出す。

 「最上と庄内の発展は、地域で生まれ育った国会議員の存在が大事だ」と指摘。県議時代の知事派議員や地元議員、経済界の有力後援会と連携し、加藤包囲網を築く構えだ。

 懸念されるのは、加藤氏への対抗馬が2人立候補すること。共産党は、県委員の梅木威を、県内唯一の公認候補とした。自主的に支援した鶴岡市長選での現職勝利をアピールするなど党勢拡大を訴え、打倒・自民党のもう一つのカギを握っている。【長南里香】(敬称略)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区の立候補予定者

加藤鮎子  42 国交政務官 (2)自前

梅木威   62 党県委員 共新

阿部ひとみ 60 [元]県議 無新

 ※丸囲みの数字は当選回数

3497チバQ:2021/10/18(月) 21:25:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211016ddlk42010452000c.html
<決戦の秋・衆院選の構図2021><決戦の秋・衆院選の構図2021>2区 一騎打ち 浸透度が鍵 /長崎
2021/10/16 06:58毎日新聞

 4選を目指して事務所開きを済ませていた自民党現職の加藤寛治氏(75)が8月末、健康面を理由に引退を表明し、長男の竜祥氏(41)が県連の公募で後継候補に選ばれた。比例北陸信越ブロックからくら替えする立憲民主党現職、松平浩一氏(47)との一騎打ちの構図になりそうだ。

 「実際に選挙を担うことになる(県連の)選考委員が一致して『竜祥さん』でまとまった。態勢は整った。これをフル回転させるだけだ」。3日に竜祥氏の地元・島原市であった事務所開きで、参院議員の古賀友一郎県連会長はそう強調した。

 竜祥氏の祖父は元県議。副農相を務めた父寛治氏も県議を経て国政に上っており、強固な「地盤」を持つ。竜祥氏は「政治家が代わっても地域の課題は変わらない」とし、父から受け継いだ地盤と看板を頼りに選挙戦に臨む意向だ。

 ただ、父が元衆院議員とはいえ、出馬表明が9月12日と遅かったため知名度不足は否めない。後援会は急ピッチで竜祥氏が地元県議と並び立つポスターを島原市内に貼り巡らせた。本人も大票田の諫早市などでつじ立ちをするなどして懸命にアピールしている。

 一方、松平氏は幕末まで島原藩主を務めた深溝(ふこうず)松平家の遠縁にあたり、3年前に2区へのくら替えを表明。知名度が全くないところからミニ集会や地域回りなど地道な活動で地域への浸透を図ってきた。「地域の声を聞き、国会に届ける役割を3年間ぶれずにやってきた」と胸を張る。

 2区は過去3回、寛治氏が強固な保守地盤を誇る島原半島で他候補を圧倒してきたが、連合系労組も抱える諫早市では、加藤氏の得票が他候補の合計得票を上回ったのは前回のみ。しかもその差はわずか808票だった。

 松平氏の陣営関係者は「保守が強い地域とはいえ、自公政権への不満は確実にある。竜祥氏への代替わりを機に(自民を)離れる人も出るだろうから勝機はある」と話し、12年ぶりの非自民系候補の勝利を目指す。

 諫早市に続き、9日には島原市にも事務所を開いた松平氏。この日は連合長崎や国民民主党などの関係者らが加わった総合選対も発足した。知名度は依然として不足しているが、「街頭演説の際、立ち止まる人が格段に増えた。無党派層への支持を広げ、投票率を上げていきたい」と意気込む。【近藤聡司】

………………………………………………………………………………………………………

 ■立候補予定者■=敬称略

加藤竜祥 41 自新

松平浩一 47 立前(1)

〔長崎版〕

3498チバQ:2021/10/18(月) 21:26:59
https://nordot.app/821188429977878528
2021衆院選ながさき 長崎1区 象徴的な与野党対決
2021/10/14 09:48 (JST)10/14 10:32 (JST)updated
 「安倍政治を変えられるかどうか象徴的な選挙区。絶対に負けられない」。2日、国民民主党現職の西岡秀子(57)=1期目=の応援で来崎した党代表、玉木雄一郎は報道陣を前に語気を強めた。対抗の自民党が擁立したのは、党内に強い影響力を持つ元首相安倍晋三の元政策秘書、初村滝一郎(42)。いまだ森友、加計学園や桜を見る会の問題がくすぶる安倍との対決を演出することで、批判票を取り込もうとする意図が透けて見える。
 ただ陣営には危機感も漂う。初村陣営が9月に入り短期間で、前環境相の小泉進次郎や地元議員らと顔を並べるポスターを約1400枚張り、日に日に追い上げられているとの実感が増す。2日の選対会議では県議の深堀浩が「現職のアドバンテージはもうない」と出席者にハッパをかけた。
 さらに支援組織である連合長崎の中核、三菱重工労組長船支部は、国内の造船不況で組合員数が4年前の初当選時から約800人減少。関連業者も仕事を求めて県外に流れた。陣営からは「ボディーブローのように効いてくるかもしれない」との懸念も漏れる。
 「まだぼんやりだが相手の姿が見えるようになってきた」。12日、長崎市内で開かれた初村の拡大選対会議。県議や市議、後援会関係者ら約200人を前にマイクを握る初村の声は、徐々に熱を帯びていった。「相手の背中に追いつき、追い越す。その気概を持って市内を駆けずり回る。初村、戦って参ります」
 陣営幹部によると、地元経済界の支援や強固な組織票を持つ公明党との連携はこれまで以上に強化された。だが西岡が街頭に立てば旧知の市民から声を掛けられる姿も頻繁に見られ、「西岡は強い。こちらはまだまだ足りない」と気を引き締める。
 ある県議は「1区の3割は浮動票」と分析する。街頭演説では、安倍の秘書として培った経験と人脈を強みとしてアピールするが、「言いすぎれば『反安倍』につながる懸念もある」。だが14日の解散以降も、安倍や党政調会長の高市早苗ら著名な国会議員を続々投入する予定。別の県議は新人の知名度不足をカバーするには「そこに頼るしかない」と話す。
 共産党新人の安江綾子(44)は党県委員会副委員長で県議の堀江ひとみらと長崎市内を回っている。4日に発足した岸田内閣の顔触れを「中身は今までと何も変わらない」と批判。被爆体験者の救済や核兵器禁止条約への参加を訴え、支持拡大に努めている。

3499チバQ:2021/10/18(月) 21:27:29
https://nordot.app/821549796065558528
2021衆院選ながさき 長崎2区 知名度不足、共通の課題
2021/10/15 10:20 (JST)10/17 08:40 (JST)updated
 「未来あるまちづくり、古里づくりに精進していく」。2日夕、自民党新人の加藤竜祥(41)は島原市内で県議らと宣伝カーの上に立ち、マイクを握った。地元で初めての街頭演説だったが、足を止める通行人はまばら。通り掛かりの高齢男性がつぶやいた。「竜祥君はどれね」
 衆院議員を3期務め、体調不良を理由に引退した父寛治(75)の後任に急きょ決まった。父の私設秘書として主に地元で活動してきたが、複数の自民議員は「有権者から『顔と名前が一致しない。見たことがない』との声を聞く」と口をそろえる。
 父親は前回10万票近くを獲得し、次点の野党候補に4万票の差をつけた。その組織を引き継ぐが、ここ4年間で支持層の高齢化がさらに進んだ。短期決戦に伴い地元での“露出”が時間的に制約される現状に、支援者は「これまで父親を支持していた有権者が今回どう反応するか」と票の動きを読みあぐねている。
 擁立決定から1カ月がたった12日早朝、竜祥は大票田諫早市の道路沿いでドライバーらに手を振りアピールしていた。「島原半島でさえなかなか浸透していない。諫早、時津、長与はもっとそう。とにかく走り抜けるしかない」。取材にそう答えると、慌ただしく西彼地区へ向かった。
 9月末の日曜、島原市内の海岸。再選を目指す立憲民主党前職の松平浩一(47)は市民グループの清掃活動に姿を見せた。「島原にゆかりがある松平さん」-。新入会員としてこう紹介されると、「コロナもぶった切る勢いで草を刈っていきます」と語り、場を和ませた。
 「島原藩主も務めた深溝(ふこうず)松平家の末裔(まつえい)」という縁で比例北陸信越からくら替えし、選挙区での戦いに挑む。ミニ集会や地域回りを重ね、政府のコロナ対応への不満などを吸い上げてきた。特に力を入れてきたのが相手地盤の島原半島だ。
 「相手が息子に代わり、その話題でこちらが埋没している」と陣営関係者は懸念するが、松平本人は「誰が出ても自分の政策を訴えていくだけ」と意に介さない。9日には島原で事務所開きをし、「経済回復が遅れている」と政権批判を強めた。
 同日は連合長崎や国民民主、社民の関係者も加わった総合選対が発足。「ようやく体制の姿が見えてきた」との声の半面、知名度不足という課題は相手陣営と共通する。事務所開きに参加した支援者は口元を引き締める。「衆院議員を1期務めたとはいえ、投票用紙に名前を書いてもらったことがなく、新人と同じ。島原での浸透度の目標を100点満点とすれば、30、40点。まだまだだ」

3500チバQ:2021/10/18(月) 21:28:01
https://nordot.app/821921638524993536
2021衆院選ながさき 長崎3区 「実績」か「世代交代」か
2021/10/16 10:29 (JST)10/16 13:30 (JST)updated
 2日、自民党前職の谷川弥一(80)は大村公園駐車場にいた。聴衆約100人を前に、成立に尽力した国境離島新法を挙げ「政治家に大事なのは行動し結果を残すこと」と言葉に力を込めた。
 前回は約8万4千票を獲得。野党候補3人の得票総数を3万近く上回る圧勝だった。今回も強固な後援会を軸にした組織戦で7選を目指す。
 ただ隣の長崎1、2区で自民立候補予定者が40代に代わり、谷川の年齢を不安視する声は増している。そんな懸念を振り払うかのように、8月から大村の県市議らと街頭に立ち、1日2回マイクを握ることも。「選挙期間前のつじ立ちで本人が話すのは初めて。それだけ危機感があるのだろう」と陣営関係者は話す。
 にもかかわらず対立候補が複数出ることで「反自民の票が割れる」と楽観ムードが周辺に漂う。ある自民市議は「この時期にしてはのんびり。気を抜くと票が流れてしまう」と危ぶむ。
 その受け皿になろうと立憲民主党新人の山田勝彦(42)が駆け回る。父の元農相、正彦が谷川と競って築いた人脈を受け継いだ。当然、世代交代を訴える。
 月に延べ1〜2週間、3区内に散らばる離島を巡り、対馬市では父と手分けして地域を歩いた。10日は五島市内で演説し「島の消費税ゼロ」など振興策を列挙。20〜30代のスタッフを中心にチラシを配布するなど若さを前面に打ち出している。
 だが、これだけ回っても離島では五島市出身の谷川の存在が大きく「島で勝つのは難しい」(後援会関係者)。このため陣営は浮動票や無党派層の多い大村市、佐世保市早岐地区での浸透が鍵を握るとみる。その上、五島市選出県議で無所属新人、山田博司(51)の出馬により「自民票を奪い、勝彦と谷川の票差が縮まるのでは」と期待をつなぐ。
 当の博司陣営も「離島では特に自民票を取り込めている」と手応えを語る。実際、街頭演説の聴衆には自民支持者の姿もみられる。
 今月、正式に出馬表明する4年前から、地域を“どぶ板”で回り知名度アップを図ってきた。「これまで12万世帯以上に足を運んだ。運動量では他候補に負けない」と表情は自信にあふれる。10日はJR大村駅前で、災害対策や子ども政策など県議5期の実績をアピール。「県民の声を国政に届け、新しい日本、新しい長崎をつくりたい」と訴えた。
 しかし、政党の推薦や大きな団体の支援もなく、支持をどこまで広げられるかは未知数-他陣営からはそんな声が聞こえる。
 三つどもえになるとみられたが、元東彼川棚町議の石本啓之(52)も15日、出馬の意向を明らかにした。=敬称略=

3501チバQ:2021/10/18(月) 21:28:39
https://nordot.app/822278648478892032
2021衆院選ながさき 長崎4区 組織一丸になれるか
2021/10/17 10:30 (JST)
 「公認を得ることができました」。16日朝、自民党前職の北村誠吾(74)は佐世保市中心部の国道沿いでにこやかに手を振った。帯同した県議や市議は「ようやく胸を張れる」と安堵(あんど)感をにじませた。
 地方創生担当相時代の失言などに対し、選挙区内から不満が噴出。複数の支部や団体から推薦を受けた前県議会議長の瀬川光之と争う事態となり、県連は瀬川を党本部に公認申請した。
 8選に向け巻き返しを図る北村は「次代に継ぐ」というキャッチフレーズを打ち出し、ポスターにも記した。ある自民関係者は、世代交代を望む若手中堅の県市議がこれを「あと1期だけ」という手形と受け取り、彼らの「やる気に火を付けた」とみる。今月に入り、街頭活動で北村に加勢する人数は明らかに増えた。
 公認争いは衆院解散翌日の15日までもつれたが、党本部の裁定で決着した。だが「組織を二分した溝は深いまま。簡単に挙党態勢は築けない」との見方は少なくない。
 しかも党内の不満に呼応し、元佐世保支部幹事長で北村を支えた前佐世保市議の萩原活(ひろし)(61)が11日、突如出馬の意向を明らかにした。「公認争いは党への不信感を招いた。北村氏は退くべきだ」と訴えて離党。保守層の“反北村票”の獲得に意欲を見せる。
 立憲民主党新人の末次精一(58)は1日、同市中心部で「政権交代に向け大きな一歩を踏み出したい」と訴えた。隣には社民党党首の福島瑞穂。末次は演説後、笑顔で「次は玉木(雄一郎)さんに」と国民民主党代表にも秋波を送った。
 長崎4区は共産党が擁立を見送っており、「野党共闘が実現する」と自信をのぞかせる。
 ただ、足元は万全とは言えない。末次がこれまで在籍した自由党や生活の党などは県内基盤が弱く、「末次は本格的な党営選挙には慣れていない」と陣営関係者。7月には、立憲民主党県連から、連携不足や選対立ち上げの遅れを不安視され、候補者差し替えの話まで持ち上がった。
 選挙態勢は8月に固まったものの、末次の後援会と支援労組は別々に活動し、定期的に合同選対会議を開く形にした。過去の衆院選で非自民候補の選対には、集票力のある佐世保重工業(SSK)などの労組が入り込んでいた。それだけに、北村陣営ほどではないにせよ「今回は一体感に欠ける」と声が漏れ聞こえる。
 このほか元神戸大助手の田中隆治(78)も出馬予定。2019年佐世保市長選では、現職との一騎打ちで落選したが、約2割の得票率で批判票を一定集めた。
 それぞれの思惑や事情が絡み合いながら19日、選挙戦の本番に突入する。
=敬称略=

3502チバQ:2021/10/18(月) 21:30:24
https://news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-129070516.html
《決戦の構図 2021衆院選》群馬1区 自民 しこり解消急ぐ 野党から3人、共闘は困難
2021/10/17 06:00上毛新聞

《決戦の構図 2021衆院選》群馬1区 自民 しこり解消急ぐ 野党から3人、共闘は困難

上毛新聞

(上毛新聞)

 衆院解散を受け、各陣営は19日公示、31日投開票の衆院選に向けて事実上の選挙戦に突入した。解散から17日後の投開票という短期決戦。群馬県内5小選挙区では16日時点で14人が立候補を予定する。与野党による一騎打ちが見込まれる選挙区がある一方、各勢力が乱立する選挙区もあり、様相はさまざま。舌戦が本格化する各選挙区の構図に迫る。 群馬1区は県内最多の4人が名乗りを上げる。自民党は公認問題が決着。しこりを残さず、選挙戦を通じて自民支持層をまとめられるかが今後の焦点となる。一方の野党勢力は3人が立候補を予定。政権批判票の受け皿になれるかが各陣営とも課題となりそうだ。 「4年間、第一の目標としてきた1区での公認が形になった。議席を死守する責任を感じている」。自民前職の中曽根康隆氏は15日、党本部からの公認決定の連絡から間を置かず介護従事者らとの意見交換会に臨み、選挙戦への決意を新たにした。 前回は比例北関東ブロックからの出馬となったが、1区公認獲得をにらみ、これまでに選挙区内に約50の後援会を組織。多いときは1日20キロ近く歩き、支援を広げてきた。コロナ下の選挙戦のため今後も大きな集会は極力避けることになるが、後援会を中心とした小規模な集会を重ねて支持固めを図る構えだ。 中曽根氏と公認を争った自民前職の尾身朝子氏の陣営は16日の選対会議で、中曽根氏に協力する方針を確認。陣営幹部は「決着がついたら一つになって協力する必要がある。しこりを残してはいけない」と語った。18日に尾身氏が中曽根氏を訪ね、正式に意向を伝えるという。 自民が保守分裂を避けられた一方、野党勢力は共闘の実現が困難な状況。立憲民主党県連は新人の斎藤敦子氏の公認を申請したものの、党本部は1区を空白区とすることを示唆した。共産党との2党間で進める候補者一本化の前提が成り立たなくなっている。 立民県連は独自に斎藤氏に対する「支援」を決定。斎藤氏の陣営関係者は、党公認が決まらない状況を踏まえ、「群馬の立民候補者は斎藤氏だと積極的に訴えていく」と話す。 「ようやくスタートラインに立った」。無所属で出馬予定だった元職、宮崎岳志氏は15日、日本維新の会の公認を得たと記者団に報告し、気を引き締めた。立民に公認を求めるなど野党統一候補として立候補することを目指してきたが、共闘の協議は進まず、今月に入ってから本格的に維新公認での出馬を検討してきた。自身の政治姿勢と維新の主張との違いを指摘する声もあるが、「大枠は変わらない」と強調。17日には選対会議、事務所開きを行い、急ピッチで態勢を整える。 共産新人の店橋世津子氏は衆院が解散された14日も前橋市内の街頭に立ち支持を訴えた。短期決戦も意に介さず、店橋氏は「これまでに聞いてきた市民の声を凝縮して政権交代を目指す」としている。(まとめ 山田祐二)

3503チバQ:2021/10/18(月) 21:30:56
https://news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-129088265.html
《決戦の構図 2021衆院選》群馬2区 浮動票の行方に注目 前、元職 三つどもえ
2021/10/18 06:00上毛新聞

《決戦の構図 2021衆院選》群馬2区 浮動票の行方に注目 前、元職 三つどもえ

上毛新聞

(上毛新聞)

 衆院選群馬2区は、前回2017年の選挙で比例復活も許さなかった自民党前職の井野俊郎氏に、比例北関東から転じる立憲民主党前職の堀越啓仁氏と、無所属で再起を懸ける元職の石関貴史氏が挑む形だ。浮動票と反自民票の行方が注目される。 井野氏は前回以降、より細かに後援会を新設。住民個々の話を聞き「初当選の時くらい歩いた」。商工農の団体トップや県議らが選対を固め、各市町で地元議員が組織戦の態勢を取る。ただ、選対内は「三つどもえで痛いのは野党」「相手は前職と元職。有利とは限らない」と見方が交錯する。 事務所内には協力関係にある公明党のポスター。事務所開きでは、同党公認で比例北関東に出馬予定の前県議もあいさつするなど連携を深める。 堀越氏は衆院が解散された14日夕、伊勢崎市内の集会で「私の命は皆さんのために使う覚悟」と声を張った。細かく座談会を重ね、会員制交流サイト(SNS)で虐待防止や環境保護などを広く訴えてきた。小選挙区初挑戦のため、知名度向上や団体推薦獲得などにもさらに力を入れる。陣営幹部は「支持者ではなかった人を取り込みたい」と意気込む。 「保守刷新」を掲げる石関氏は「いろいろな方法を、無所属らしく試してみたい」と知恵を絞る。比例名簿登載などの利点に代え、自転車遊説や動画サイトへの毎日投稿で政治に関心が薄い層などを地道に掘り起こす考え。陣営関係者は「厳しい戦いだが、4期の実績と地元に貢献したいという誠意を訴える」と前を向く。(まとめ 高野聡)

3504チバQ:2021/10/18(月) 21:31:27
https://news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-129088269.html
《決戦の構図 2021衆院選》群馬3区 野党共闘をアピール 自民、組織固めや支持拡大に力
2021/10/18 06:00上毛新聞

《決戦の構図 2021衆院選》群馬3区 野党共闘をアピール 自民、組織固めや支持拡大に力

上毛新聞

(上毛新聞)

群馬3区は自民の笹川博義氏、立民の長谷川嘉一氏の前職2人が激しく争う構図。前回は2人の一騎打ちだったが、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の説田健二氏が出馬を決め、今回は3人の争いとなりそうだ。 東毛地区の保守系県議、市議、町議らでつくる東毛議員懇話会の支援を受ける笹川氏。17日の同懇話会の会合の冒頭、選対を長年支え、6月に死去した谷津義男元農水相に、他の出席者とともに黙とうをささげた。 「思いを継ぎ、責任を自覚して地元の声を国会に伝える」。あいさつに立った笹川氏は4選への決意を語り、出席者に改めて支援を訴えた。谷津氏の後任として選対トップを務める清水聖義太田市長ら首長の支持も得ながら、環境副大臣、党国対副委員長を経験した実績を訴え、組織固めや支持拡大に力を入れる。 「野党が一つになっていることを受け止め、歩みたい」。同日午後に太田市役所前で行われた長谷川氏の街頭演説には、3区に候補者を擁立しない共産党の東毛地区委員長の渋沢哲男氏らも駆け付け、野党の共闘による政権交代を訴えた。 街頭活動を中心に草の根選挙を徹底する。小まめに遊説に回り、支援者の協力を得て多くの宣伝ポスターを掲示する。動画投稿サイト「ユーチューブ」でも政策を発信する。 野党共闘によるひずみなどもあり、連合群馬の推薦は取り消された。だが陣営は「謙虚に訴えを続ける」と支持拡大に奔走する。 説田氏は4月の太田市長選にNHK党公認で出馬した町田紀光氏の人脈を受け継ぎ、会員制交流サイト(SNS)を駆使した選挙戦を思い描く。(まとめ 小泉浩一)

3505チバQ:2021/10/18(月) 21:33:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211018ddlk07010055000c.html
<2021衆院選・福島><2021衆院選・福島>戦いの構図/下 /福島
2021/10/18 05:19毎日新聞

 ◆3区

 ◇9選立憲に挑む自民

 県内の立候補予定者で最多の10回当選を目指す立憲民主党前職、玄葉光一郎氏(57)に自民党前職、上杉謙太郎氏(46)が挑む。過去2回はいずれも共産党候補がいたが、今回は初めて一騎打ちになる見込みで、両陣営とも投票率の向上と無党派層への浸透を当選への課題に挙げる。

 野党共闘により前回選の共産票が追い風材料になっている玄葉氏。ただ、今回は衆院解散から投開票日まで戦後最短ということもあり、これまで選挙期間中の約半分を全国各地の他候補の応援に充てていた方針を改めた。15日の記者会見で玄葉氏は「時間の許す限り、自分の言葉で地元の皆さんと話し、自分の考えを訴えたい」と述べ、街頭活動にいそしむ覚悟だ。

 一方、上杉氏はこの4年間、白河市の自宅から国会に通っていたため、毎朝6時半から選挙区内でつじ立ちを続け、知名度アップを図ってきた。野党共闘は織り込み済みで、「厳しい戦いでも、必ず小選挙区で勝ちを取りに行く」と強気な姿勢を見せる。岸田新内閣では外務政務官に登用され勢いもある。SNS(ネット交流サービス)などを使って若い世代の票の掘り起こしを続け、地元企業や各種団体回りの票固めも欠かさない。【磯貝映奈】

 ◆4区

 ◇当選3回同士の対決

 自民党の菅家一郎氏(66)と立憲民主党の小熊慎司氏(53)の前職2人の対決になる見通し。ともに2012年初当選の当選3回で、小選挙区では菅家氏2勝、小熊氏1勝と毎回激戦を演じ、交互に比例復活してきた。

 今回の最大の焦点は、前回選で共産党、社民党の2候補が獲得した計約1万7000票の行方だ。小熊氏は両党と候補者を調整し、野党の共闘を実現。前回選1209票差で辛勝した菅家氏を脅かしている。

 この事態に菅家氏の陣営は「負けているところからの戦いだ」と支持者間で危機感を共有。票の掘り起こしを図ろうと前回選以上に若者が多用するSNS(ネット交流サービス)での情報発信に力を入れている。菅家氏も「与党議員として地元に貢献してきたことを訴えていく」と述べ、副復興相を務めたことや、JR只見線の復旧財源確保に尽力してきた実績を強調する。

 小熊氏の陣営は候補一本化の緩みを警戒し「単純な上積みにはならない。1番の敵は慢心だ」と引き締める。昨年亡くなった元民主党最高顧問・渡部恒三氏のスタッフも合流しており、小熊氏は「自民への批判票を捉えたい。恒三先生と約束した2大政党制を実現させる」と力を込める。【三浦研吾】

 ◆5区

 ◇7選自民に共産新人

 東京電力福島第1原発を選挙区内に抱え、東日本大震災から10年が経過した被災地で復興をどう進めるかが最大の争点。8選を狙う自民党前職の吉野正芳氏(73)に共産党新人の熊谷智氏(41)が挑む構図になる見通しだ。自民対野党の一騎打ちは小選挙区制が導入された1996年以降で初めてになる。

 吉野氏は前回、現職の復興相として選挙戦の半分を北海道や東北などの候補者応援に費やした。今回はべったり地元に張り付いて地盤固めを図る。「復興は道半ばだ」として、公示日は広野、浪江、楢葉町での街頭演説を予定するなど、双葉郡での支持拡大に力を入れる。ただ、党の公認争いで長年しのぎを削った故坂本剛二氏の支援者らとの確執が癒えたとはいえず、盤石とは言い切れない。

 2度目の挑戦となる熊谷氏。出馬を予定していた立憲民主党の新人が断念したことで野党の一本化が成立したが、共産を含めた共闘に否定的な連合福島は「自主投票以外に道はない」(今野泰会長)と決めた。第1原発にたまる処理水の海洋放出反対など野党共通の政策を訴えながら有権者に政権選択を問い、短期決戦の中でどれだけ「野党の顔」として票を集められるかが鍵だ。【柿沼秀行】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県内小選挙区の立候補予定者

 ◆3区

上杉謙太郎 46 外務政務官 (1)自前

玄葉光一郎 57 [元]外相 (9)立前

 ◆4区

菅家一郎 66 [元]副復興相 (3)自前

小熊慎司 53 [元]参院議員 (3)立前

 ◆5区

吉野正芳 73 [元]復興相 (7)自前

熊谷智 41 党地区委員長 共新

3506チバQ:2021/10/18(月) 21:33:54
――――――――――――――――

 ◇前回2017年の衆院選開票結果

 ◆3区

当 92930 玄葉光一郎 無所属

比 60006 上杉謙太郎 自民

  11196 橋本健二 共産

 ◆4区

当 68282 菅家一郎 自民

比 67073 小熊慎司 希望

   9492 古川芳憲 共産

   8063 渡辺敏雄 社民

 ◆5区

当 86461 吉野正芳 自民

  51478 吉田泉 希望

  16154 熊谷智 共産

   7186 遠藤陽子 社民

 ※政党欄は当時の所属

………………………………………………………………………………………………………

<1区>

福島、相馬、南相馬、伊達市、伊達、相馬郡

<2区>

郡山、二本松、本宮市、安達郡

<3区>

白河、須賀川、田村市、岩瀬、西白河(西郷村を除く)、東白川、石川、田村郡

<4区>

会津若松、喜多方市、西郷村、南会津、耶麻、河沼、大沼郡

<5区>

いわき市、双葉郡

3507チバQ:2021/10/18(月) 21:40:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211016ddlk05010056000c.html
<2021衆院選・現地ルポ><2021衆院選・現地ルポ>/上 小選挙区陣営の動きは 野党「一本化」が焦点 /秋田
2021/10/16 05:26毎日新聞

 衆院選(19日公示、31日投開票)の県内3小選挙区はいずれも与野党候補が1人ずつ立候補を表明し、一騎打ちの構図になる見通しだ。前回(2017年10月)はいずれの小選挙区も自民候補が勝利。一方、今回候補者を事実上「一本化」した野党は票の積み増しを狙う。各小選挙区の陣営側の動きを追った。【高野裕士、田村彦志、下河辺果歩】

 ■1区

 ◆冨樫博之氏

 「こんなに厳しい選挙は初めて」

 9月に秋田市内であった自民・公明両党の時局講演会で、自民前職の冨樫博之氏(66)はこう強調した。

 コロナ禍での活動の制約と共に理由に挙げたのが、野党候補の一本化だ。秋田市内の冨樫氏の事務所には、対抗馬の立憲前職、寺田学氏(45)と過去に直接対決した12、14年の結果を示す表が掲示されている。いずれの選挙でも冨樫氏が勝利したが、寺田氏の得票数に当時立候補した非自民の他の候補者の票数を足せば、冨樫氏の得票数を上回ることを示す内容だ。対立候補の一本化に対し陣営を引き締める意図がある。

 一方で冨樫氏の追い風とされるのが、解散前の岸田新内閣での副復興相就任だ。自民県連幹部は「(これまでの冨樫氏の経歴の)政務官などの役職は一般の人には分かりにくい。分かりやすい『副大臣』の響きなら選挙になれば強い」と分析。「地方議員出身で東北選出の冨樫さんが最も活躍できる役職」と歓迎する。冨樫氏は「当選すれば、いの一番に被災地を見て歩く」と意欲を見せる。

 ◆寺田学氏

 寺田氏は冨樫氏からの初勝利を目指す。民主党政権が下野した12年は約2万4000票差で完敗したが、直近の直接対決の14年は約8600票差で比例復活当選。今回は野党候補の一本化や自民の新型コロナ対応を巡る批判を背景に、14年時以上に寺田氏が巻き返す可能性を与党関係者も指摘する。

 寺田氏は「東北6県の中で秋田だけ群を抜いて自民支持率が高い。厳しい状況は変わらない」と冷静に見る。寺田氏を支援する組織の幹部は、17年に寺田氏が比例単独に回った点を挙げ「寺田さんは前回(17年)、自分の名前を書いてもらう選挙をしていない。小選挙区で勝つには相当厳しいことを想定し取り組む必要がある」と語る。

 40代半ばで小学生の息子を持つ寺田氏。陣営関係者は「同世代の子育て世帯から育児の悩みなどを積極的に聞いてきた」と語る。寺田氏は「今後の世の中をどういう世代に任せるのか」を訴える選挙だと強調。「世代交代を進め、若い人が中心になって日本を引っ張ることが必要だ」と語る。

3508チバQ:2021/10/18(月) 21:40:21
■2区

 ◆金田勝年氏

 「2区で最も有権者が多いこの大館で勝たなければ、という(陣営の)熱い思いを感じている。大館で勝ってこそ2区の代議士だ」

 9月下旬、大館市であった自民前職の金田勝年氏(72)の事務所開きで、同市の福原淳嗣(じゅんじ)市長が強調した。福原氏はかつて金田氏の政策秘書を務めており、深いつながりがある。

 金田氏は前回の17年、大館市が拠点の対抗馬の立憲前職、緑川貴士氏(36)に同市では約3000票差で敗れたことが影響し、緑川氏の比例復活当選を許した。金田氏の主な地盤は能代山本地域だが、今回は対抗馬のお膝元、大館を重視する。

 金田氏は前回(17年)、テロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正を巡る法相時代の答弁の不安定さが批判を浴び、「逆風」下での選挙戦だった。金田氏は改正法の成立で職責を果たしたことを「大きな実績」と強調。その後20年からは衆院予算委員長の要職も務めた。「今までの努力を(有権者が)どう評価してくれるかの戦い。正当に評価していただければありがたい」と語る。

 ◆緑川貴士氏

 金田氏に小選挙区全体で1672票差まで迫り、「善戦」と評された前回選挙の結果を陣営は冷静に受け止める。ある陣営関係者は「4年前に金田さんが逆風の中でも勝てなかったのは(後援会の組織力などの)力の差。今回は金田さんへの逆風の世論も収まり、こちらには厳しい」と警戒。地元の大館市での得票を金田氏陣営が重視する点も「脅威」と受け止める。

 20年に立憲県連の代表に就任。県連の会見などで政権の新型コロナ対応などを痛烈に批判してきた。

 緑川氏は「野党への期待感が薄い」と率直に認めながらも、「政府のコロナ対応への不信がある中で、受け皿になるためにも小選挙区での勝利を目指す」と語る。

 緑川氏は初当選後、地元選挙区内での活動に力を入れてきた。陣営関係者は「国会開会中も大きな予定のない日はとにかく地元で有権者の声を聞いてきた」という。ある自民県議は「(地元の)市議も町議も歩かない時期に地域を回っていた」と語り、緑川氏への支持の広がりを予想し焦りを見せる。

3509チバQ:2021/10/18(月) 21:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211016ddlk26010257000c.html
<2021衆院選><2021衆院選>戦いの構図/中 /京都
2021/10/16 06:18毎日新聞

 ◆3区

 ◇前職2、新人1の争い 維新、急きょ候補変更

 2016年衆院補選や前回17年衆院選を含め、小選挙区で5回議席を得ている立憲の泉健太氏と、自民の木村弥生氏、維新の森夏枝氏の前職3人による激戦が予想されていた。森氏が21年9月末に立候補を辞退し、維新は新人の大山崎町議、井上博明氏を立てた。

 前回は比例北関東からの転身ながら、惜敗率89・7%と健闘し、比例近畿で復活した木村氏。ひとり親家庭の税負担控除を実現した実績や、看護師の経験を踏まえた新型コロナウイルス対策などを訴え、票の上積みを図る。

 党代表選に立候補し、政調会長に就いた泉氏は、他候補の応援で地元を空けることも増えそう。3区の候補擁立を見送った共産が最重視する1区に、府連代表として公認候補を立てようと模索していることもあり、反発も懸念される。

 「(拠点の)大阪に隣接する選挙区から、党候補は無くせない」と急きょ、立候補した井上氏は18年町議選で初当選。地元の出身を強調し、維新が3区の前回比例票で集めた約2万票を固め、更なる党勢の拡大を目指す。

 ◇予想される顔ぶれ

【3区】=17[希]14[自]

木村弥生 56 (2)自前

泉健太 47 (7)立前

井上博明 64 維新

 ◆4区

 ◇「保守地盤」変化あるか 連続出馬の3氏が激突

 自民前職の田中英之氏は4回連続、共産新人の吉田幸一氏は5回連続、無所属元職の北神圭朗氏は7回連続での立候補。09年衆院選を除き自民候補が当選してきた厚い保守の地盤に、変化が生じるかが焦点だ。

 初当選から小選挙区で負けなしの田中氏は、京都市議時代の選挙区だった右京区で強さを見せるが、他の地域では抜け出せないことも多い。国道9号のダブルルート化といったインフラ整備などを訴え、足場を固める。

 吉田氏は北陸新幹線延伸について、残土や土砂災害などの可能性を指摘し、農業従事者が生活できるようにすることが重要と説く。政権批判票を取り込み、自身最多だった前回の約3万8000票からの上積みを狙う。

 連合京都の支援を受ける北神氏は、前回は旧希望の党公認で落選。今回は無所属で「背水の陣」を敷く。選挙区内をくまなく回り、元財務官僚の「政策通」をアピール。無党派層のほか、信条的に近い維新支持層の取り込みも目指す。

 ◇予想される顔ぶれ

【4区】=17[自]14[自]

田中英之 51 (3)自前

吉田幸一 47 共新

北神圭朗 54 (3)無元

〔京都版〕

3510チバQ:2021/10/18(月) 21:42:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211018ddlk33010338000c.html
<2021衆院選・戦いの構図><2021衆院選・戦いの構図>4区 前職2人、争い軸に/5区 自民・立憲「因縁」対決 /岡山
2021/10/18 05:23毎日新聞

 ◇4区 前職2人、争い軸に

 4区はこれまで激戦を繰り広げてきた、自民前職の橋本岳氏(47)と、立憲民主前職の柚木道義氏(49)のほか、無所属新人の中川智晴氏(63)が立候補を表明している。

 5期目を目指す橋本氏と6期目を目指す柚木氏は、2005年の郵政解散選挙でともに初当選して以来、4区の議席を競い合ってきた。30代前半で議席を得た2人はともに40代後半となり、6度目の顔合わせに入る。

 橋本氏は父親の故龍太郎・元首相の引退を受けて立候補した。祖父の代からの政治家で3代目だ。05年は小選挙区で柚木氏に敗れて比例復活したが、09年は全国的な旧民主党への追い風によるあおりで比例復活も果たせず、岡山の政界から橋本家の名前が消えた。12年は「3回連続の小選挙区敗退なら後はない」と訴え、多くの報道陣が詰めかけた選挙戦最終盤の集会で支援者に土下座をし、初めて4区を制した。以後、14年、17年と連続して勝利した。

 一方、柚木氏は03年に故・龍太郎氏に挑んで敗れた後、大量の名刺を配って歩いたり、小グループの集いにも飛び込んで顔を売ったりするなど地道な活動を続けた。05年は、元首相の急な引退と後継者選びを巡る相手陣営の混乱もあり、橋本氏を破った。09年は政権交代の追い風に乗って13万票を超える大量得票で橋本氏を降した。12年は旧民主党政権への逆風で得票が6万票台に激減したが、比例で復活。14年と、希望の党から立候補した17年も比例復活で議席を得た。

 「星飛雄馬と花形満のようになる気がする」。初当選から間もないころ、橋本氏が地元報道関係者の集まりでふと漏らしたことがある。人気漫画「巨人の星」に例えて、柚木氏とのライバル関係が続きそうだと述べたのだが、その後の展開は予言通りとなった。

 今回、野党共闘のため、共産は4区の候補者擁立を取りやめた。09年の政権交代選挙以来で、これまで以上に激しい競い合いになることが予想される。【小林一彦】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇前回2017年衆院選の結果

橋本岳 自民  当93,172

柚木道義 希望 比72,280

平林明成 共産  13,907

 ※当は当選、比は比例復活当選

…………………………………………………

 ◇5区 自民・立憲「因縁」対決

 菅内閣の官房長官だった自民前職の加藤勝信氏(65)に、ともに新人で立憲民主のはたともこ氏(55)、共産の美見芳明氏(64)が挑む3人の戦いになる見通し。

 加藤氏とはた氏には、意外な因縁がある。キーパーソンは7月に亡くなった元参院議長の江田五月氏だ。

 旧大蔵省のキャリア官僚だった加藤氏は農相などを務めた故加藤六月氏の娘婿で、実質的に2世議員。しかし、国会に議席を得るまでには複雑な経過をたどった。1998年の参院岡山選挙区に無所属で出馬し、落選。直後から旧民主県連が接近し、2000年の衆院選は後の公認候補への格上げを前提に、無所属・民主推薦で岡山5区から出る準備が進められていたが、突然、自民比例中国ブロック候補に転進した。

 当時の旧民主県連代表が江田氏だった。加藤氏は江田氏の自宅を訪問し、推薦を辞退。これを受けて5区の旧民主候補となったのがはた氏だ。

 5区に隣接の広島県福山市出身で薬剤師のはた氏は前年に旧民主の衆院議員候補者公募に合格したばかりだったが、衆院解散当日に急きょ、公認出馬が決まった。江田氏ははた氏の立候補発表の席で加藤氏のくら替えを引き合いに「うそ、だましが通用するようでは公正・公平な21世紀は作れない」と語った。

 加藤氏も00年は落選。03年に比例中国単独で初当選した。以後も5区の自民公認を巡る元国家公安委員長の村田吉隆氏との確執を経て、09年以降は5区で選出。政治家としての原点は00年の自民へのくら替えにあった。

 はた氏は00年と03年に5区で出馬し、いずれも落選。11年、参院比例代表で繰り上げ当選して約2年間、議員活動をした。その政治活動はやはり00年の加藤氏のくら替えから派生したことになる。

 美見氏は3回連続で5区からの出馬。自身への投票とともに、比例中国での共産議席奪還を最大の目標にし、党の政策アピールに力を入れる。【小林一彦】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇前回2017年衆院選の結果

加藤勝信 自民 当100,708

樽井良和 希望   26,901

美見芳明 共産   13,649

 ※当は当選

3511チバQ:2021/10/18(月) 21:42:52
https://news.goo.ne.jp/article/mai<2021衆院選><2021衆院選>戦いの構図 1区 7選目指す前職、挑む新人 /長野
2021/10/17 05:54毎日新聞

 7選を目指す立憲民主党前職の篠原孝氏(73)に、元参院議員で5年ぶりの国政復帰を目指す自民党新人、若林健太氏(57)が挑む。前回選では無所属で出馬した篠原氏が大差を付け、3選を目指した自民の小松裕氏に比例復活をさせなかった(今月、石崎徹氏の辞職に伴い繰り上げ当選)。

 信州市民連合と政策協定を結び、「野党統一候補」として立つ篠原氏。昨年12月、羽田雄一郎参院議員(当時)が新型コロナウイルス感染症のため死去したことを受け、これまでのミニ集会を重ねる選挙戦から戦い方を一変させた。応援弁士も呼ばず、車で各地を回って要所で街頭演説を繰り返す方針だ。「それなりに(名前は)知られている。6期、なにをやってきたかを見てもらいたい」。これまでと変わらずに政権交代の必要性を訴えていく。

 若林氏は2016年参院長野選挙区で落選以降、衆院長野1区からの出馬を目指して北信地域を回り、支持拡大を図ってきた。17年衆院選の比例北陸信越地区での当選はならなかったが、18年に1区からの立候補が決定。「北信の停滞した空気を入れ替える」などと訴え、国政に地元の声を届けるためにも与党議席獲得の重要性を強調する。陣営関係者は「猛追しているが、それはまだ2番手ということ」と、さらなる浸透を目指している。【鈴木英世】nichi_region/region/mainichi_region-20211017ddlk20010063000c.html

3512チバQ:2021/10/18(月) 21:43:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211018ddlk03010016000c.html
<2021衆院選・選挙区事情><2021衆院選・選挙区事情>/下 3区 野党、協力体制を強化 自民「若い世代の支持拡大を」 /岩手
2021/10/18 05:18毎日新聞

 立憲民主党公認で18選を狙う小沢一郎氏(79)の後援会役員らが集まり、14日夜に奥州市内のホテルで開かれた選挙対策会議の席上、後援会の千葉龍二郎会長(77)が声を張り上げた。

 「首を長くして待った待望の小沢先生が第一声から地元に帰ってきます。本当に心強い思いであります」

 小沢氏が地元で公示日の朝を迎えるのは、初出馬の1969年以来という。これまで公示日は仲間の候補者を応援するため全国を飛び回り、自身の選挙区は本人がいなくても盤石だという自信を見せてきた。岩手3区は衆院議員として建設相などを歴任した父の佐重喜氏から続く「小沢王国」で、これまで対立候補を寄せ付けない強さを誇った。

 ところが、今回が4度目の対決となる自民党公認の藤原崇氏(38)が、国会中でも休日には地元に帰って支援者を回り、じわりと追い上げている。その運動量は小沢陣営にも伝わり、焦りが生まれているようだ。ある後援会幹部は「相手(藤原氏)はいつも帰ってきている。秘書さん方は地元の声を分かっていて小沢先生と協議して今回は帰ってくると決めたのでは」と話す。

 長年にわたり小沢氏を支えてきた陣営の高齢化も顕著だ。同級生が作った「一友会」は選挙で実動部隊となってきたが、ここ数年は活動が鈍り、各市町にある後援会支部が代わりを担っているのが実情だ。

 一方、藤原陣営は「反小沢票ではなく、藤原票を獲得しなければならない」と活気づく。小沢氏の地元、奥州市に青年部「崇友会(そうゆうかい)」を立ち上げ、20〜50代の約180人の会員が活動。崇友会幹部は「こちらは若い世代の支持を広げたい」と意気込む。

 ただ、藤原氏はこれまで3回、小選挙区で敗れて比例復活に甘んじてきた。連続の比例復活に厳しい見方もあり、「小選挙区で勝つことが選挙の本道」(藤原氏)と危機感も強い。9月下旬ごろからは「1日50カ所の街頭演説」を目標に、露出度を高めた。

 他党との連携も鍵を握ることから、県連会長として公明党県本部との協力体制も深化させた。15日にあった藤原陣営の選挙対策会議には公明党の東北ブロック選出の参院議員らが出席し、藤原氏もこの日あった公明党の会合に顔を出した。互いに「小選挙区は自民、比例は公明」とアピールし、少なくとも月1回は両者で幹部会議を開いているという。これまでなかった動きだ。

 一方の「野党共闘」は、岩手1区で候補者擁立を巡ってこじれた影響が小沢氏の応援にも出るのではとの懸念があったが、共産党県委員会幹部は「今回は市民と野党の共闘で政権交代を目指す選挙で、我々は野党共闘を進める仲間だ。4年前以上の協力体制をとる」と言い切った。【山田豊】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補予定者

藤原崇  38 自前(3)

小沢一郎 79 立前(17)

 ※丸数字は当選回数

小沢一郎

3513チバQ:2021/10/18(月) 21:44:42
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-601025.html
衆院選北海道6区 「結束」自公か、「共闘」野党か 19日公示 東陣営 士別と旭川勝利で勢い/西川陣営 「逆風から追い風」歓迎
2021/10/18 05:00北海道新聞

 19日公示―31日投開票の衆院選北海道6区(上川管内)は、立候補予定の新人3人のうち、2人が主要政党の公認を得た与野党対決となる。自民党の東国幹氏(53)は連立政権を組む公明党の推薦を受け、9月の士別と旭川の市長選を自公の支援で制した勢いにも乗って与党の総力戦で挑む。立憲民主党の西川将人氏(52)は前回2017年の衆院選で当選した立憲前職と同様、共産党などとの野党共闘で議席を死守する構えだ。

 「1人10万円の特別定額給付金は、自民党が公明党の提案を受け入れて実現した」。比例代表道ブロック(定数8)に出馬する公明前職の佐藤英道氏(61)は16日、旭川市内での街頭演説でこう強調した。東氏も並んでマイクを握り、「安心できる教育や福祉などの政策を実現できるのは自公連立政権だ」と与党の結束をアピールした。

 前々回14年の衆院選道6区は、立憲前職の佐々木隆博氏と自民元職の今津寛氏、共産新人の3候補が出馬し、佐々木氏が当選。今津氏は佐々木氏に約3千票差まで詰め寄り、比例復活当選した。だが17年は、市民団体「市民と野党の共同をすすめる6区の会」(6区市民の会)が発足し、野党統一候補となった佐々木氏が再び勝利。今津氏は約2万2千票の差をつけられ、比例復活できなかった。

 今津氏は現職時代、公明も加わった当時の新進党を離党して自民に復党するなど公明との間にしこりを残したが、「東氏に世代交代し、雰囲気が良くなった」(管内の公明幹部)。自民幹部も「士別と旭川市長選で自公が推した候補が勝ち勢いがある」とした上で「西川氏は前旭川市長で東氏は前道議。知名度で負けている」と気を引き締める。

 対する管内の立憲や共産、社民など野党勢力と6区市民の会は17日、野党共通政策の実現に向けた協定を旭川市内で結んだ。政策は憲法に基づく政治の回復や、科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化など大きく6項目。立憲幹部は「逆風から追い風になった」と歓迎し、野党統一候補となった西川氏は「なんとしても勝ち抜き、政権交代の大きなうねりをつくる」と決意を述べた。

 協定締結式では、共産幹部も「共闘で全力で総選挙を戦える」と効果を期待した。ただ、共産にとっては比例で出馬する元職の畠山和也氏(50)の国会復帰こそ最重要目標。9月の旭川市議補選では立憲候補が当選した一方、共産候補は落選した不満もあり、足並みがそろうかが問われる。

 道6区に立候補を予定しているもう一人は「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」党員の斉藤忠行氏(30)。(小林史明、綱島康之)

3514チバQ:2021/10/18(月) 21:45:11
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-601004.html
小選挙区後は与野党攻防8回 衆院選北海道10区 前回513票差、19日から激戦 民主かつて盤石、近年は公明3連勝
2021/10/18 05:00北海道新聞

小選挙区後は与野党攻防8回 衆院選北海道10区 前回513票差、19日から激戦 民主かつて盤石、近年は公明3連勝

小選挙区後は与野党攻防8回 衆院選北海道10区 前回513票差、19日から激戦 民主かつて盤石、近年は公明3連勝

(北海道新聞)

 19日公示、31日投開票の第49回衆院選は、1996年に初めて小選挙区比例代表並立制で行われた選挙から数えて9回目の戦いとなる。北海道10区(空知、留萌管内)は初回から5回連続で民主党(当時)が勝った後、自公政権が復活した2012年からは与党統一候補の公明党前職が3連勝中だ。前回はわずか513票差の激戦で、今回も激しい戦いが予想される。

 1994年の公職選挙法改正で小選挙区比例代表並立制が導入され、中選挙区制の旧道4区(定数5)=空知、胆振、日高管内=は、道9区(胆振、日高管内)と道10区(空知管内)に分離した。

 96年は空知管内が地盤の渡辺省一(自民)、小平忠正(民主)の前職2人が道10区で対決。夕張市職労出身で比例代表道ブロックから出馬の民主党元職中沢健次と連携した小平が完勝した。2000年は当選6期のベテラン渡辺が引退し、自民党は元農林水産省官僚の山下貴史(現深川市長)を擁立するも、労働組合と農民組織を固めた小平が4選を果たす。

 02年の公選法改正で道内13小選挙区が12に再編され、旧道7区だった留萌管内が合区した。03年は山下が小平に1万5千票差に迫って比例復活で初当選したが、05年の「郵政選挙」では郵政民営化法案に反対票を投じた山下は公認を得られず落選。自民党新人で元東京都青ケ島村教育長の飯島夕雁が比例で復活した。飯島は民主党政権が誕生した09年は比例復活はならずに翌年、11年の夕張市長選出馬(落選)のため、党道10区支部長を辞任した。

 小選挙区で5連敗と小平の壁を崩せない自民党が新たな候補選定に手間取る隙を突くように、公明党は09年に比例代表道ブロックで初当選した元道議の稲津久の擁立を決める。自民党は渡辺省一の長男で岩見沢市長の渡辺孝一を立てたが、自公協力を重視する党本部の意向で、12年は渡辺は同ブロックの比例単独1位となった。渡辺は14、17年も自公連携の一環で比例1位で当選したが、党の原則で比例上位優遇は2度まで。まだ決まらない今回の処遇の行方が注目される。

 小選挙区で盤石の強さを誇り、12年10月に第3次野田改造内閣で国家公安委員長として初入閣した小平だが、民主党政権の迷走という逆風は跳ね返せなかった。同年12月の総選挙では稲津に敗れて政界を退く。14年は小平の秘書を長く務めた神谷裕が初挑戦。2度目の挑戦だった17年は、自公統一候補の稲津に肉薄し、比例復活を果たした。

 今回は、稲津と神谷による3度目の対決となる見通し。3連勝中の与党が議席を守るか、野党が12年ぶりに奪還するか―。戦いの火ぶたはあす切られる。(衆院選取材班、敬称略)

3515チバQ:2021/10/18(月) 21:50:50
https://www.sakigake.jp/news/article/20211016AK0030/
あきた衆院選・戦いの構図(上)1区 前職同士の一騎打ち
有料会員向け記事 2021年10月16日 掲載
ツイートする
シェアする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
 衆院選(19日公示、31日投開票)が目前に迫ってきた。衆院解散から17日後に投開票を迎える異例の短期決戦。県内3小選挙区では、いずれも自民党候補と野党候補の一騎打ちとなる見通しだ。各選挙区の構図を探る。

 ◇  ◇

 秋田1区は、自民党前職の冨樫博之氏(66)と立憲民主党前職の寺田学氏(45)=比例東北=が激突する。2012、14年に続き3度目の対決。岸田政権で復興副大臣に就任し4選を期す冨樫氏に対し、前回は比例単独の立候補だった寺田氏が小選挙区での勝利を狙う。無党派層の動向が選挙戦の焦点となりそうだ。

 共産党と社民党の候補を含む4人が出馬した14年は、冨樫氏が6万6千票余りを得て再選したが、12年に約2万4千票だった寺田氏との差は約8600票まで縮小。寺田氏は比例復活当選した。

https://www.sakigake.jp/news/article/20211017AK0027/
あきた衆院選・戦いの構図(中)2区 与野党対決、再び激戦か
有料会員向け記事 2021年10月17日 掲載
ツイートする
シェアする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
 自民党前職の金田勝年氏(72)に、立憲民主党前職の緑川貴士氏(36)=比例東北=が挑む。金田氏は自民・公明票を固めた上で浮動票への食い込みを狙い、緑川氏は政権への批判票と浮動票の獲得を目指す。

 今回は立民と共産党が候補者の一本化に合意。前回1万3千余りあった共産票の行方も焦点となる。

https://www.sakigake.jp/news/article/20211018AK0016/
あきた衆院選・戦いの構図(下)3区 自共、異例の一騎打ち
有料会員向け記事 2021年10月18日 12時30分 掲載
ツイートする
シェアする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
 6選を狙う自民党前職の御法川信英氏(57)に、共産党新人の杉山彰氏(55)が挑む一騎打ちとなる見通し。これまで秋田3区に連続5回立候補してきた元職の村岡敏英氏は今回、出馬しない。小選挙区制導入後、自民と共産による一騎打ちは初めてとなる。両陣営とも「村岡票」の行方を注視している。

 御法川氏は2003年の初当選から18年がたち、入閣間近と目されるキャリアを積んできた。これまでの5期の経験を生かし、選挙戦では強さを見せたい構えだ。

3516チバQ:2021/10/18(月) 22:03:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1d7325b64feedba5f5864291963aa3f37df667e
福岡5区は与野党一騎打ちへ 自民一本化も亀裂深刻
10/18(月) 21:51配信

産経新聞
総決起大会で拳を突き上げる原田義昭氏(中央)=16日、福岡県朝倉市

19日に公示される衆院選(31日投開票)で、福岡5区は、自民党前職で元環境相の原田義昭氏(77)と立憲民主党新人の元福岡県議、堤かなめ氏(60)が立候補予定で、与野党一騎打ちの激戦が予想されている。自民は懸念されていた分裂を回避したものの、原田氏と元自民福岡県議の公認争いによって支持層に生じた亀裂は深刻だ。対する立民は野党共闘が実現し「互角以上の戦いができる」と議席奪取に自信をのぞかせる。

「公認に選ばれた以上、その大きな責任に応えていかなければならない。何としても議席を守り抜く」

原田氏は党本部による公認決定から一夜明けた16日午前、福岡県朝倉市で開いた総決起大会で支持者約150人を前に訴えた。ただ、同市は原田氏に対抗して出馬を予定していた元県議、栗原渉氏の地元。会場には空席が目立ち、公示目前にもかかわらず熱気を欠いた。

比例画策も不発

福岡5区では、昨年から1年以上にわたって原田氏と栗原氏が、支持層を二分する激しい公認争いを繰り広げた。9期目を目指す原田氏に対し、栗原氏は、県議選の対応など原田氏への不満を背景に若返りを求める地元県議らの後押しを受け出馬を決意した。

昨年12月には当時の山口泰明選対委員長が、今回は原田氏を公認し、選挙後に原田氏が栗原氏を後継指名する方向で仲裁に乗り出したが、まとまらなかった。原田氏が仲裁案を受け入れる考えを示すも「終生、政治家を続けるつもりだ」などと発言したため、栗原氏側に不信感が募り、事態は「ねじれにねじれた」(原口剣生県連会長)

「現職優先」を主張する原田氏と、地元7地域支部のうち5支部が支持していた栗原氏。結局、分裂だけは避けたい党本部が、当初山口氏が示した案に沿う形で裁定を下した。

15日午後4時、遠藤利明選対委員長と党本部で面会した栗原氏は、公認について「今回は原田氏、次回以降は栗原氏」とする「裁定書」を提示され、同5時までに決断するよう迫られた。隣室には岸田文雄首相(党総裁)、麻生太郎副総裁、甘利明幹事長が控え、結論を待っていた。関係者によると、遠藤氏は同意しない場合の「除名」にまで言及した。

無所属でも出馬する意向だった栗原氏だが、最後には裁定書に署名した。栗原氏は党本部で記者団に「言葉ではなかなか表せない」と目に涙を浮かべた。

自民関係者によると一時は「栗原氏公認、原田氏比例」との観測も浮上していた。しかし、直近の党の情勢調査では栗原氏が原田氏をリードしているものの、差はわずか数ポイントだったため、現職優先の方針が堅持された。

県議らが県選出国会議員を通じて栗原氏を比例代表で処遇するよう求める動きもあったが、党本部は「他の選挙区に示しがつかない」と受け付けなかった。

ある自民県議は、今回の公認争いの結果、「地域に深い溝ができてしまった」と嘆く。栗原氏の後援会幹部は「今更、原田氏をやれといっても無理に決まっている」と切り捨てる。

原田氏は「元のように戻るのは簡単ではないが、丁寧にお願いし、一本化して戦えるよう努力したい」と語るが、傷ついた地盤の修復は容易ではない。

女性票取り込み

一方、立民の堤氏は17日、同県太宰府市で街頭演説し、「今こそ国民のために働く政治家が必要だ。政治を変える要(かなめ)になる」と自らの名前になぞらえて政権交代を訴えた。

街頭演説には党の枝野幸男代表が駆け付け、マイクを握った。自身が官房長官を務めたかつての民主党政権が「悪夢」と非難されていることを踏まえ、自民政権を「地獄」と形容し、経済対策などを批判した。

福岡5区の情勢については「あちら(自民)は一本化しても大変なようだ。こちらは他の野党と力を合わせている」と強調した。

同区の野党共闘をめぐっては、共産党も新人を擁立する予定だったが、衆院解散を翌日に控えた13日に「野党議席を本気で増やすため」(共産県委員会の内田裕委員長)として、自主的に取り下げた。

堤氏を野党統一候補として担ぐことになった野党側だが、立民の候補擁立の過程では紆余(うよ)曲折もあった。

最初は会社役員女性が立候補する予定だったが、本人が辞退。その後、代わりに薬剤師男性の擁立が決定するも、再び辞退した。2度の候補者辞退を経て今年4月、ようやく堤氏に落ち着いた。

出遅れの影響も懸念される堤氏は、大学教員や県議としての経験から「女性の声を国政に届ける」と訴える。自民の内紛に嫌気がさした保守層にも食い込み、女性票の取り込みをもくろむ。

「互角以上の戦いができると思っている」

枝野氏は17日、記者団に手応えを口にした。(小沢慶太)

3517チバQ:2021/10/18(月) 22:23:25
https://www.sankei.com/article/20211018-ZPO44VGUYVPSXDNLZSV2YPQSBY/?450185
VS辻元氏 保守票がカギ 三つどもえの大阪激戦区
2021/10/18 12:30
19日の衆院選公示まであと1日となり、各地で舌戦が熱を帯びている。大阪10区(高槻市、島本町)は自民党と立憲民主党、日本維新の会の三つどもえの公算が大きく、浮動票に加えて自民系の保守票が草刈り場になる可能性がある。

「ローカルな維新は眼中にない」
「いつも反対ばかりといわれるが、実はちゃうんですよ。いいことは党を超えてまとめ、おかしなことには立ち向かう」

衆院解散当日の14日夕、JR高槻駅北口。立民前職の辻元清美氏(61)はピンク色のマイクを手に「政治のリセット」「大掃除」と政権交代を訴えながら、立民が先の通常国会で政府提出法案の8割に賛成したことに言及した。

野党第一党の副代表として、森友学園問題をはじめ政府追及の急先鋒でもある辻元氏が〝協調姿勢〟を示したのは、陣営の危機感の裏返しとも取れる。

平成29年の前回衆院選に野党統一候補として臨んだ辻元氏は約7万6千票を得て当選。次点の自民前職の大隈(おおくま)和英氏(52)を2万票近く引き離した。

辻元陣営が着目したのは31年の大阪府議選。大阪10区と同じ高槻市・島本町の選挙区(定数4)で、1位と2位を独占した大阪維新の会候補2人の得票数は合わせて8万票を超えた。うち1人は今回、10区に維新新人として挑戦する池下卓氏(46)だ。

辻元陣営の関係者は「自民批判層の受け皿が大阪では維新。こちらは横綱相撲とはいかない。何となく保守で、流動的な自民支持者をどれだけ引き込めるかが勝負だ」。辻元氏自身はあえて「ローカルな維新は眼中にない」と強弁する。


吉村氏の人気追い風
その維新は辻元氏への対抗心を隠さない。辻元氏の演説から約1時間後、高槻駅南口に姿を見せた吉村洋文副代表(大阪府知事)は若い女性ら少なくとも千人を超える聴衆を前にこう維新支持を呼びかけた。

「強い人がいるんです、辻元さん。強いんだ、こりゃ。何とか高槻の皆さん、お願いします」

維新は初挑戦の24年衆院選で公認候補が7万票余りを獲得し、辻元氏に競り勝ったものの、その後2回は得票数を減らし、3番手に甘んじている。今回、地元重視で擁立する池下氏は23年から府議を務め、3期目の今月5日付で辞職。衆院選出馬を見据え、街頭などで活動してきた。祖父や父は高槻市で自民市議を務めた政治家一家だ。

陣営関係者は「本人にとって選挙区の厳しい選挙は初めてだが、昔からの自民支持者の中には『池下ならいい』と推してくれる人が少なくない」とみる。

池下氏は取材に「なれ合い政治をストップし、是々非々でやっていきたい」と述べ、辻元氏を念頭に「自分は地域の声を聴き、課題が分かる。いきなり国会議員の人とは草の根からやってきたところが違う」と自信をのぞかせた。





自民は実績強調
知名度の高い辻元氏と、維新人気の追い風を受けるとみられる池下氏に対し、菅義偉(すが・よしひで)前政権から厚生労働政務官を務め、医師でもある大隈氏は新型コロナウイルス対策の実績を強調し、有権者への浸透を図る。

16日には稲田朋美元防衛相が応援に駆け付け、街頭演説で「(大隈氏は)政策の提言や実行だけでなく、現場にいってワクチンの接種までやった。コロナの大変なときだからこそ、大隈さんが絶対に必要なんです」と訴えた。

ただ政務官ゆえに頻繁に地元に戻ることは難しい。与党関係者は「地域への浸透が十分ではない」と指摘する。陣営はハンディを認める一方、「政務官だからこそ、訴えられるコロナ対策がある。政府の一員として行動してきたことを評価してもらえれば、ハンディを打ち消せる」と強気だ。

過去2回辻元氏に敗れ、比例復活している大隈氏は「現職政務官が落選すれば内閣の信頼性に響く」と表情を引き締め、「コロナ下の失業を解決し、ワクチン接種を終わらせるのが、私の仕事だ。(辻元氏のように)『総理、総理』と言っているのとは訳が違う」と力を込めた。(尾崎豪一、吉国在)

3518チバQ:2021/10/18(月) 22:24:17
https://www.sankei.com/article/20211017-I365XJFUNNNU5DXQT2IWMCNIDY/
自民・林氏が融和呼び掛け 山口3区公認で残る火種
2021/10/17 23:05
衆院選山口3区で自民党公認に決まった林芳正元文部科学相(60)は17日、公認をめぐり争った河村建夫元官房長官(78)の陣営に融和を呼び掛ける考えを示した。ただ、自民山口県連内には、河村氏の長男、建一氏(45)を比例中国に擁立する自民党本部の決定に不満がくすぶっており、火種となりそうだ。

林氏は「公認を頂いたことをきっかけに融和を図っていければと思っている」と山口県宇部市で、記者団に語った。ただ、建一氏を支援するかどうか問われると「私としては新人であるので自分の選挙に集中したい」と明言を避けた。


県連関係者によると、県連は建一氏の比例擁立について、県連から要請したものではないとして遠藤利明選対委員長宛てに抗議文を送ったという。文書では建一氏について「県連とは何ら関わりのない候補」と断じ、比例中国の前職、杉田水脈氏を比例名簿の上位に付けるよう求めている。

3519チバQ:2021/10/18(月) 22:28:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b47d3386fdddae5befcbe1bd06d7c319a03b3b52
福島の激戦区で野党共闘、自民に焦り 「死ぬ思いで支援獲得に動く」
10/17(日) 7:29配信

朝日新聞デジタル
青年会議所主催のネット討論会で政策などを披露する小熊(左)、菅家の両氏=2021年10月3日午後6時42分、福島県会津若松市、上田真仁撮影

 首相・岸田文雄への各党の代表質問が衆院本会議で始まった11日の夜。とんぼ返りで地元に戻った自民党前職の菅家一郎の姿が、会津若松市内であった同党の参院議員森雅子(福島選挙区)の後援会の会合にあった。


 「皆さんの力がぜひとも必要。どうかお力を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます」

 参加した市長の室井照平や地元県議ら約15人に頭を下げる菅家。森後援会の男性は「森後援会としても、ぜひとも菅家一郎に勝ってもらわなければならない。死ぬ思いで支持獲得に動いて頂きたい」と呼びかけた。

 危機感の要因は野党共闘だ。野党は県内全5選挙区で初めて候補者を一本化。中でも4区は2017年衆院選で、当選した菅家と立憲民主党前職の小熊慎司(当時は希望の党)との票差がわずか1209票。今回は立候補を見送り、小熊の支援に回る共産党と社民党の両候補の票を合算すると逆転する計算で、「(小熊氏と)1万5千票差がある」(自民党関係者)との声も出る。

 さらに逆風となるのがコロナ禍で飲食店などの需要が減り、下落した米価の問題だ。JA全農福島が示した米の概算金(1等、60キロ)は昨年比で2〜3割安く、会津産コシヒカリ以外は1万円を割った。特に原発事故後の風評で業務用への切り替えが進んだ県産米は影響が大きく、「どうやって生活するのか」との農家のうめきも聞こえる。

 立憲は民主党政権時代に導入し、自公政権が廃止した農業者戸別所得補償制度の復活を掲げ、農家にアピール。共産も過剰在庫米の政府買い上げなどで攻勢を強める。一方の自民は岸田が11日、在庫米の保管経費を政府が補助する考えを表明したが、JAが要望する「過剰在庫米の市場隔離」からするとパンチ不足は否めない。

 JA会津よつば組合長の長谷川正市は、菅家が8月1日に開いた事務所開きに自民の友好支援団体代表として出席。取材に対してこう語気を強めた。「政権与党の中で(過剰在庫米の市場隔離などを)しっかりとお願いしたい」

     ■

 「数年前は一緒に衆院選を戦った同士。それが今では同じ釜の飯を食う形になっている」。9月18日、会津若松市であった小熊陣営の連合後援会役員会。小熊は17年に4区で候補を立てた社民関係者に向かって壇上から頭を下げた。

 小熊は元自民県議。10年参院選でみんなの党から初当選し、その後は日本維新の会、民進党、希望の党、国民民主党などを渡り歩き立憲入りした。旧民主系や共産とは距離を置く「第三極」に身を置いた期間が長く、共産との共闘に慎重な姿勢を示したこともあった。12年、14年、17年衆院選で共産、社民が4区で候補を立てた要因でもある。

 小熊はこの4年、地ならしを続けた。19年の衆院大阪12区補選では共産候補の応援に入り、現地で街頭演説。東京電力福島第一原発の処理水問題では「理解を得られていない、反対だ」と賛否を明確にした。こうした姿勢に、距離のあった共産も「自公政治を変える戦略の中で、小熊さんを全力で支持する」(地区委員長の唐橋則男)と評価。

 12年の引退以来、小熊を支えてきた元衆院議員で、「黄門様」こと渡部恒三が昨年死去。渡部の後援会は最盛期に4万票の影響力があったともされ、保守層の取り込みにも心を砕く。

 この戦いで、小熊が身につけているのは渡部の遺品のネクタイだ。西郷村にある渡部ゆかりの施設に残っていた3点を譲り受けた。陣営の広報部長の真部正美は「小熊の敵は菅家ではない。後援会が緩まないこと」と断言する。

 衆院解散前の13日、小熊は保守系の村議を同乗させ、西郷村を回った。コロナ対策として「車に乗ったままで訴えを聞いてもらう新しいスタイルを試みる」ともいう。=敬称略(上田真仁)

【福島4区】

■立候補予定者

菅家一郎(66)自民・前(3) 元会津若松市長

小熊慎司(53)立憲・前(3) 元参院議員

■2017年衆院選の結果

○菅家一郎(自民)68282

△小熊慎司(希望)67073

 古川芳憲(共産) 9492

 渡辺敏雄(社民) 8063

*丸数字は当選回数、○は当選、△は比例復活

朝日新聞社

3520チバQ:2021/10/18(月) 22:28:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/610660a8b7bcef0434b5d0e8ce1fc737079c30da
<衆院選三重選挙区・2区を行く>県内屈指の激戦区 ベテラン引退で前新対決 大票田の鈴鹿がカギ
10/17(日) 11:00配信

20
この記事についてツイート
この記事についてシェア
伊勢新聞
 自民前職のベテラン、川崎二郎氏=比例東海=が引退。二郎氏の長男で秘書を務めてきた自民新人の秀人氏と、元文科相で九選を目指す立憲前職の中川正春氏による一騎打ちの見込みとなっている。

 前回選挙では区割りが大幅に変わり、閣僚経験者同士が激戦を繰り広げた。今回も県内屈指の激戦区となる見通しだ。関係者によると、一部情勢調査では今回も「ほぼ互角」との結果が出たという。

 今回が初の出馬となる秀人氏。前回選挙で二郎氏が中川氏に敗北したことを踏まえると、父親の地盤を引き継ぐだけでは厳しい状況だ。大票田の鈴鹿市で得票の上積みを図れるかが勝敗の鍵を握る。

 7月の出馬表明からは、鈴鹿市内を中心に活動を展開。二郎氏は小泉進次郎前環境相らに「秀人をよろしく」と託したという。16日には早速、野田聖子地方創生担当相が来県して応援演説に立った。

 日頃の活動からは、対抗馬への強い意識が垣間見える。秀人氏が強く訴えるのは「世代交代」。ツイッターなどのSNS(会員制交流サイト)を駆使して「若返り」を有権者にアピールする狙いだ。

 街宣では「立憲=共産党との闘い」と書いた旗を掲げて野党共闘を批判。「選挙区内の亀山にリニア中央新幹線の駅ができる。立憲はリニアに反対する共産と手を組んだ」(陣営幹部)という筋書きだ。

 他方の中川氏。支援者らは秀人氏の「世代交代」に「世襲だろ」と皮肉るも、中川氏自身は「意識していない」と動じない。「相手の土俵では戦わないという強い思いから」(陣営関係者)という。

 激戦だった前回を考慮してか、前職でありながらも地道な活動に努める。先月からは、広場などに支援者を集めて「青空懇談会」を開催。若者の支持を奪われまいと言わんばかりに、SNSでの発信にも励む。

 ただ、懸念されるのは鈴鹿市内を中心とした労組の動向。前回参院選は野党候補の得票が鈴鹿市で与党候補を下回る結果に。愛知では今月、トヨタ労組の組織内候補が衆院選不出馬を表明して激震が走った。

 自動車系労組には「推薦を依頼しているが、今のところ未定」と立憲県連の幹部。中川氏を支援する県議は「今回は厳しい戦いになる」と気を引き締める。これまでの支持をつなぎとめられるかが焦点だ。

伊勢新聞

3521チバQ:2021/10/18(月) 22:30:27
https://digital.asahi.com/articles/ASPBK64N7PBFPTIL00S.html?pn=6&amp;unlock=1#continuehere
「自公連携」対「野党共闘」 大阪16区、自公立幹部が相次ぎ応援
会員記事2021衆院選

笹川翔平、添田樹紀、井石栄司2021年10月17日 21時00分

 20年以上続く自公連立の「軸」とされる公明党前職と、立憲民主党の前職が激突する衆院大阪16区(堺市堺区・東区・北区)。19日の公示を前に自民、公明、立憲各党の幹部が相次いで応援に入っている。自公の組織力か、野党共闘の勢いか。それぞれの枠組みの真価が試される。

 公明副代表の北側一雄氏(68)は17日、堺市内の街頭で実績をアピールした。「いま政治の最優先課題はコロナ対策。ワクチン確保をリードしてきたのは間違いなく公明党です」

 当選9回のベテランで、党幹事長や国土交通相を歴任。2015年成立の集団的自衛権の行使を一部容認する安全保障関連法をめぐる自公協議を担った。

 太田昭宏前代表や井上義久副代表の引退で世代交代が進むなか、「北側氏は公明党の要で、自公連立にとって軸になる存在。絶対に負けられない」(公明党大阪府本部関係者)との声が上がる。

 前回の17年衆院選は、立憲の森山浩行氏(50)との一騎打ちで、北側氏が当選した。公明内には「投票率が伸びず、自公の組織力が勝った」との見方もある。ただ、今回は、その組織力に揺らぎがみえる。

ここから続き
 ひとつは新型コロナウイルスの影響だ。支持母体の創価学会員の活動に制約があり、関西創価学会の関係者は「質・量とも前回と同じような運動ができていない」と危機感を募らせる。

 もうひとつは、大阪維新の会の看板施策で、大阪市を廃止して四つの特別区に再編する大阪都構想の影響だ。都構想の是非を問う昨年の2度目の住民投票で、公明は賛成に転じた。次期衆院選で維新との対決を懸念したからだった。都構想は否決となったが、維新との関係を維持しており、維新支持層の票も狙う。

 一方、都構想に反対した自民との間にはしこりが残った。自民支援者は「住民投票で公明は維新と組んだ。にこにこ笑って『北側さん、頑張って』なんてあり得ない」と憤る。

 公明側は自民支持層のつなぎとめに躍起だ。山口那津男代表は7月、衆院選に向けた最初の遊説先として大阪16区に入り、「(コロナ禍の)難局を乗り越えるためには、自公連立政権しかない」と訴えた。

 今月7日、北側氏が堺市内のホテルで開いた国政報告会。自民の堺市議によると、約500人の招待客の多くは自民支持者だった。出席者によると、登壇した安倍晋三元首相は北側氏を「自公政権にとって大切な存在」とし、支援を呼びかけたという。

3522チバQ:2021/10/18(月) 22:30:48

 立憲の森山氏は、自公の足並みの乱れを突く。

 「東京では自民、大阪では維新と組んで、あっちもこっちも中途半端。こんな形で日本の政治をおかしくしている人たちに負けるわけにはいかない」

 6日夜、堺市内の街頭演説で力を込めると、聴衆から拍手がわいた。駆け付けた立憲の枝野幸男代表も「まっとうな政治をつくるために、なくてはならないのが森山浩行だ」と訴えた。この日、テレビ出演のために大阪を訪れた枝野氏が街頭に立ったのは大阪16区の1カ所だけ。関係者は「16区を重視していることの表れだ」と話す。

 森山氏の陣営は、野党共闘の枠組みも追い風になると期待する。

 13日、選挙区内を歩いて支持を呼びかけていた森山氏は、男性の有権者から声をかけられた。「他の野党を応援しているが、今回は政策が一致しているから森山さんに投票できる」

 野党共闘には「選挙目当ての野合」との批判もあるが、共産党大阪府委員会の幹部は「単なる候補者の一本化ではない。野党で政権をつくろうという合意のもとでのがっちりとした共闘だ」と強調。共産支持者に「比例は共産、選挙区は森山さん」と呼びかける。

 ただ、過去3回の衆院選では森山氏の敗戦が続き、今回も「北側陣営の戦力の分厚さ」(森山氏周辺)が横たわる。野党共闘が有権者の投票行動にどの程度結び付くのかも不透明だ。

 それでも立憲幹部は、コロナ感染対策や経済立て直し、公文書改ざん問題などが争点となるなかで自信を深める。「大阪16区は与野党一騎打ちの構図。政権への厳しい評価を明確に示すことができる重点区だ」(笹川翔平、添田樹紀、井石栄司)

大阪16区 予想される顔ぶれ
森山浩行(50)立前②〈元〉府議

北側一雄(68)公前⑨党副代表

西脇京子(49)N新 主婦

大阪16区の過去2回の開票結果
(2014年)

北側一雄 公前 66,673

森山浩行 民元 38,331

西村真悟 次前 26,567

益 修一 共新 22,809

(2017年)

北側一雄 公前 77,335

森山浩行 立元 65,780

*党派の略称は、民(民主)、公(公明)、次(次世代の党)、共(共産)、立(立憲)

3523チバQ:2021/10/18(月) 22:36:40
https://digital.asahi.com/articles/ASPBG6QBXPBDOHGB005.html?pn=7&amp;unlock=1#continuehere
岐阜4区、55年ぶりの保守分裂が生んだしこり「飛騨はかわった」
会員記事2021衆院選

山下周平2021年10月15日 18時30分
北アルプスを望む岐阜県高山市の市街地=2020年3月、山下周平撮影
写真・図版写真・図版写真・図版
 富山から愛知両県境まで、岐阜県を南北に貫く岐阜4区は、小選挙区制になった1996年以降、自民党が議席を守り続ける「保守王国」だ。3世代にわたり飛驒地域の地盤を守るが、立憲民主党などの野党が突き崩そうと火花を散らす。

 「100人をめどに4区内の知人を紹介して」

 6日、自民県議にそんな趣旨の文書が配られた。県連幹事長と連名で文書を出した重鎮の猫田孝県議(81)は「引き締めを図るというのかな。厳しい状況ということを知らしめる意味だ」。13日には、猫田氏自らが4区内の建設業者の団体を行脚した。

 国土交通相などを歴任した金子一義氏(78)から、前回の2017年衆院選で3代目の長男俊平氏(43)に替わり再選をめざす。盤石にも見えるが、重鎮県議が乗り込むのは異例だ。

 4区では森友・加計学園の疑惑追及で注目を集めた立憲の今井雅人氏(59)も活動する。

 4回連続で比例復活当選し、17年は金子氏に約1万5千票差まで迫った。今回、共産党との野党共闘で今井氏に一本化され、17年の得票を単純に足せば、金子氏との勝敗は逆転する。

ここから続き
 金子氏は北部の飛驒地域(3市1村)、今井氏は南部の愛知県境の都市部で浸透する。

 金子陣営を悩ますのが1月の知事選の「しこり」だ。

 自民県連は候補者を一本化できず、55年ぶりの保守分裂選挙となり、県議や首長らを二分。4区も同様で、金子氏が現職古田肇知事を支持した一方で、自らの地盤で都竹淳也・飛驒市長(54)らは対立候補を支援した。知事選後、県連が「ノーサイド」を宣言し、金子氏は会見で「(分裂選挙の)影響はない」と言う。

 しかし、地域にはわだかまりが残る。

 「飛驒から代議士をなくすわけにはいかない」と首長や地方議員らが結束して金子氏の衆院選を支えてきたが、関係者の一人は「いまの飛驒地域がみんな同じ方向を向いていると言えるか。知事選を境に変わってしまった」と嘆く。

 ただ、これが陣営を覆う「厳しさ」の大きな要因なのか懐疑的な見方もある。

 「もっと街頭に立って有権者に訴えた方がいい」

 陣営関係者は金子氏にそう進言した際、「組織固めを重視したい」と言われたと明かす。組織選挙で歴代勝ち続けてきた経験からだが、飛驒地域は少子高齢化による人口減少や若者の都市部への流出が止まらない。後援会も高齢化し、新たな支持層開拓が不可欠だが「地元活動のやり方は4年間変わらなかった」。

 一方で、今井氏は「コロナ下で人と会えなくなった」として、4区の都市部で街頭活動を強化。麦わら帽子姿で、今夏も国道沿いに5時間立ち続けて手を振るといった活動を続けた。10月になってもなお、首の後ろまで真っ黒に日焼けした姿が、さらに金子陣営の引き締めに拍車をかける。

 4区には、維新新顔で可児市議を2期務めた佐伯哲也氏(51)も立候補の準備を進めており、新型コロナウイルス対策や、道州制などの行政機構改革を柱に政策を訴えている。(山下周平)

3524チバQ:2021/10/18(月) 22:37:36
https://digital.asahi.com/articles/ASPBG7J35PBGTNAB001.html?pn=2&amp;unlock=1#continuehere
分裂自民戸惑う支援者 宮崎1区 「好機」意気込む立憲
吉田耕一、神崎卓征、平塚学2021年10月15日 16時00分
 衆院が14日に解散した。19日の衆院選公示を前に、宮崎県内では前哨戦が展開されている。

ここから続き
 「おいたちゃ、どうすりゃいいっちゃろか」。10月上旬、宮崎1区内の自民党県議の携帯電話に支援者から問い合わせがあった。衆院選の投票先のことだ。

 「『自分で判断して下さい』としか言えない」と県議。前回まで自民前職・武井俊輔氏(46)=当選3回=の陣営で選挙対策の中心的役割を担ったが、今回は距離を置く。「不祥事を巡って信頼関係が崩れた」

 6月、武井氏を乗せた車検切れの車で秘書が当て逃げ事故を起こした。自民支持層の批判を受けて党県連は武井氏の公認申請を見送り、選挙対応は個々の「自主判断」に任せると決定。なおくすぶる不満を受けて9月27日、県連役員だった脇谷のりこ氏(64)が県議を辞め、無所属での出馬を表明した。保守分裂選挙が避けられない情勢の中、党本部は現職優先で10月11日に武井氏を公認した。

 先の自民県議は「不祥事の顚末(てんまつ)が一切公表されない」と憤るが、武井氏が公認されたため「党人として必要最小限は応援する」と複雑な表情。「予想された日程より選挙が早まったから、悩む期間が短くなって良かった」と苦笑する。

 前回、1区内の自民県議は全員が武井氏陣営の選挙対策本部に名を連ねた。今回は県連の決定通り、各自の「自主判断」で動く。

 ある県議は武井氏も脇谷氏も応援しないという。不祥事に厳しい声が寄せられる武井氏。県議1期目半ばで実績の少ない脇谷氏。「国会議員にふさわしい人物を送り出す」という信念に照らせば「どちらも難しい」。野党候補を応援することも考えられない。「自民支持者でも、白票や棄権を選ぶ人が増えるかも」

 支援団体も困惑する。

 4日の脇谷氏の事務所開きでは、自民県連の職域支部である県薬剤師連盟の小山明俊会長から推薦状が手渡された。同連盟は武井氏も推薦しているが、顧問の脇谷氏に「何もしないわけにはいかん」と小山会長。「中途半端だが、両氏への自由投票になるだろう」と連盟役員は示唆した。

 同じ職域支部の県看護連盟を6日、脇谷氏が訪問。推薦を頼んだが、同連盟は武井氏の推薦を不祥事後に取り消し、再検討した上で推薦した経緯から「今さら変えられない」と渡部京子会長は断った。脇谷氏を県議選では推薦したが、「今回は頼まれて困った」。

 自民と連立政権を組む公明党にも割り切れ無さが残る。党本部は14日、武井氏の推薦を発表。県本部の重松幸次郎代表(県議)は「党本部が推薦すれば、連立相手の自民候補を応援するのは当然だ」と話す。

 だが、支持母体の創価学会員の間には、記者会見など公式な場で謝罪しない武井氏に失望したという声も。武井氏に投票してきた宮崎市の60代女性は「若くて清廉潔白というイメージが壊れた」と批判。今回は投票先を迷っているという。

 「改革路線の保守政党」を自任する日本維新の会。武井氏と四たび相まみえる新顔の外山斎氏(45)も「政治家の責任の取り方」を問うている。「説明しない、責任も取らない。不満に思う自民党員もいる」。外山氏も脇谷氏も、武井氏に批判的な自民支持層の「受け皿に」と目論(もくろ)む。

 保守分裂が追い風になるのは立憲民主党の新顔・渡辺創氏(44)。9月下旬、党本部から応援に来た枝野幸男代表は「小選挙区で勝てる可能性のある所を回っている」と説明した。

 非自民候補が1区で勝ったのは、自民が分裂した2009年が最後。渡辺氏を推薦する連合宮崎の中川育江会長も「久しぶりに自民が割れ、千載一遇のチャンスだ」と意気込む。

 気掛かりなのは政党支持率だ。朝日新聞の世論調査によると、衆院選直前(09年8月)の支持率は旧民主29%、自民22%。今月は立憲5%、自民37%と様相が全く異なる。中川会長は「09年は旧民主に圧倒的な追い風を感じたが、今回は立憲に支持の広がりが見えない」と不安も漏らす。(吉田耕一、神崎卓征、平塚学)

3525チバQ:2021/10/18(月) 22:41:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/40a55c2ccbb66b685dd3cdf0a1cf0c528bac076d
暴言・杉田水脈氏を「比例上位に」岸信夫氏が出した「要望文書」の中身
10/18(月) 22:05配信

NEWSポストセブン
杉田水脈氏は2017年の衆議院総選挙で自民党の比例代表の公認候補として出馬し当選

 衆議院議員総選挙(10月31日投開票)に向けた候補者選びを巡って、公示直前(10月16日)に自民党山口県連が作成した「異例の文書」を入手した。文書は安倍晋三・前首相の弟であり、防衛大臣を務める岸信夫・山口県連会長名義で、党本部の遠藤利明・選挙対策委員長に宛てたもの。自民党の比例中国ブロックの公認決定を巡り、党本部の決定に抗議し、さらには過激な発言で物議を醸してきた杉田水脈氏の掲載順位の優遇を求める内容となっている。

【写真】公示日直前の10月16日に安倍晋三元首相の実弟・岸信夫防衛相が自民党の遠藤利明選対委員長に送った「杉田水脈を比例上位に」という要望が書かれた「異例の文書」現物

 安倍政権下で起きた森友学園問題を厳しく追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏はこの文書から、「安倍前首相が比例名簿の順位決定に今でも強い影響力を持っていることが窺える」と指摘する。公示直前に異例のドタバタ劇となった自民党の比例名簿発表の裏側で何が起きていたか、相澤氏がレポートする。

 * * *

 今回、入手した文書を読み解くうえで、まず「山口3区」での自民党公認候補を巡る“騒動”について知っておく必要がある。参議院議員だった林芳正・元文部科学大臣が将来の総理総裁をにらんで鞍替え出馬を表明。現職は二階派の重鎮で31年間議員を務めた河村建夫・元官房長官だったが、岸田政権が誕生し、二階俊博氏が幹事長を退いたことで情勢が一変。岸田派である林氏の立場が強まり、河村氏は引退を勧告され、「長男の河村建一氏の比例単独擁立」を見返りにそれを呑んだのだ。

 筆者が入手した〈第49回衆議院議員総選挙に係る比例代表第二次公認候補者について〉と題された文書はそれに絡む内容だ。日付は自民党が二次公認を発表した翌日にあたる10月16日で、差出人は自民党山口県連会長の岸信夫氏と同幹事長の友田有氏の連名。宛先は党選対委員長の遠藤利明氏となっている。

 河村氏の引退に伴って比例代表の中国ブロックで建一氏が追加公認されたことについて、〈ご本人(注・建一氏)から、山口県連に対しては、何らの要請も申請手続きも出されておらず、当県連から党本部に対して公認決定を願い出た候補でもありません〉としたうえで、〈比例代表中国ブロックの第二次公認候補として河村建一氏が決定されたことに強く抗議を申し上げる〉〈この方は、山口県連とは何ら関わりのない候補であることを確認させていただきます〉と強い調子で抗議している。土壇場で特定の公認候補を批判することも異例だが、それよりも自民党関係者の間で物議を醸したのが最後の3行だ。

〈当県連といたしましては、比例代表中国ブロックでは、既に、現職の杉田水脈氏を第一次公認候補としてご決定いただいており、本候補の名簿上位掲載にご配慮をいただきますよう、強くお願い申し上げます〉

 衆議院の比例代表は全国のブロックごとに名簿掲載の順位が当落を左右する。名簿の順位は党本部が決めるから、各都道府県連にとって地元の候補が上位に掲載されるかどうかは最大の関心事だ。とはいえ、特定の候補の公認決定に〈強く抗議〉し、別の候補の〈上位掲載〉を〈強くお願い〉するというのは異例のことだ。文書を出した責任者の岸氏は安倍晋三元首相の弟である。兄の安倍氏に近い杉田氏の上位掲載を、弟の岸氏が取り計らうという構図が透けて見える。

3526チバQ:2021/10/18(月) 22:41:55
「生産性」問題の後も擁護した安倍氏
 ここで〈上位掲載〉を〈強くお願い〉されている杉田水脈氏は、数々の差別発言で騒動を巻き起こしてきた。特に2018年に雑誌『新潮45』(新潮社)に掲載された寄稿の内容が問題視された。

「LGBTのカップルは子供を作らない、つまり『生産性』がない」

 子供を産まないと生産性がないという。では子供がほしくても叶わない人はどうなるのか? 人の価値を生産性に置き換えるのは命の選別につながり、決して許されないというのが世界的な常識だ。この言葉に国内外から抗議が殺到し、自民党本部前では抗議のデモが行われた。『新潮45』は反論を特集したが、それがまた批判を呼んで遂に休刊に追い込まれた。

 そんな杉田氏は兵庫県の出身で西宮市役所などに勤めた後、2012年に日本維新の会から立候補し比例代表近畿ブロックで初当選。次の選挙(2014年)で落選した後は慰安婦問題などで保守的な言論活動を展開。これが安倍晋三首相(当時)の目に留まり、自民党からの立候補につながったとされる。なぜ、出身地の兵庫ではなく縁もゆかりもない山口の県連に所属し、比例中国ブロックから立候補したのか。山口県内の政界関係者は語る。

「安倍さんが自ら“引き取って”山口県連に所属させた。当時の県連幹部は頭を抱えていましたよ。『総理の頼みだからなあ。断れんよ』と。ただ杉田さんはそれから熱心に県連幹部のところを回ったので、県連内ではウケがよくなった」

 一連の騒動もあり、当然ながら自民党内には杉田氏に批判的な声が多い。それでもこの4年間、杉田氏が国会議員でいられたのは安倍前首相の後ろ盾があったからだ。前述の「生産性」問題の際も、現職総理だった安倍氏は「まだ若いから、注意をしながら、仕事をしてもらいたい」と擁護するようなコメントを出していた。

 杉田氏は前回の選挙では中国ブロックで比例名簿「17位」。それより上位の16人は全員小選挙区との重複立候補である。中国地方は“保守王国”でほとんどの小選挙区で自民党候補が当選。比例復活は1人だけで、杉田氏はその次の順位で当選しており、比例単独では事実上の「トップ掲載」だった。
 今回の選挙でも冒頭の文書にある通り、自民党山口県連は杉田氏をただ1人、比例単独候補として擁立した。ただし、今回はほかの県の選挙区事情もあって、中国ブロックの比例単独トップ掲載が保障される状況ではなかった。10月18日夜に筆者が入手した発表用の名簿を見ても、杉田氏の掲載順位は比例単独候補として3番目となっている。

 前回よりも下になったとはいえ、中国ブロックの比例で自民党が5議席を獲得した2017年の総選挙と同水準の結果となれば当選圏内となる位置には残った。その一方で驚かされたのは、河村建一氏の処遇である。10月15日の時点では「比例中国ブロック」での公認と発表されていたのが、急転直下で「比例北関東ブロック」の比例単独候補として2番目の位置に入ることになったのだ。安倍元首相の意向もあって、山口県連が急きょ、建一氏の比例公認に抗議し、杉田氏の名簿上位掲載を強くお願いした結果、建一氏が北関東ブロックへの押し出されることになったのではないか。

 自民党山口県連は文書について「党本部の選対のほうに提出していたのは事実です」(事務局長)とだけ回答した。

 有権者に信を問う小選挙区での出馬とは異なり、比例単独は党の論理で当選させることができる。社会の多様性に対して問題発言を繰り返してきた杉田氏を強く推すという山口県連の要望を、有権者はどう見るだろうか。

■取材・文/相澤冬樹(ジャーナリスト)

3527とはずがたり:2021/10/18(月) 22:44:38

オール徳島,仁木氏推薦 立民の判断待たず【2021衆院選とくしま】
https://www.topics.or.jp/articles/-/605616

立憲の推薦の見通しが立たないものの

3528チバQ:2021/10/18(月) 22:50:54
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=800720&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=1350
比例中国単独は自民7人、河村氏の長男追加 名簿順位に固唾のむ
中国地方・総合2021/10/15 23:07

 衆院選(19日公示、31日投開票)で、自民党の比例代表中国ブロック(定数11)の単独立候補予定者が15日、7人に膨らんだ。新人として、引退する河村建夫元官房長官(山口3区)の長男で秘書の建一氏(45)を追加した。今後は、小選挙区との重複候補も加わる。7人は、当落を左右する名簿順位を固唾(かたず)をのんで見守っている。


 前回2017年の衆院選で、自民党は比例中国の名簿1位に重複候補16人を、17〜23位に単独候補7人を載せた。5議席を得て、唯一小選挙区で敗れた広島6区の1人が復活し、17〜20位の4人が当選した。

 今回公認が出た7人のうち、名簿上位で処遇されるのが元党広島県議で新人の石橋林太郎氏(43)だ。広島3区支部長に内定した後、自民、公明両党本部の調整で小選挙区を公明党に譲ったためだ。石橋氏は15日、広島市安佐南区で開いた集会後、「党同士の約束は守られると考えている。1、2、3位ぐらいと勝手に思っている」と語った。

 複数の関係者によると、自民党最大派閥の細田派に所属する党参院議員で新人の高階恵美子氏(57)も比較的上位になる可能性があるという。ある党関係者は「細田派出身の安倍晋三元首相たちの影響力が背景にある」との見方を示す。

 河村建一氏も建夫氏の党への功績を考慮し、上位処遇とみる党関係者は多い。建一氏はこの日の取材に「国政に挑戦したかった。順位は党本部が判断する」と気を引き締めた。

 これら「特別扱い」せざるを得ない新人3人が、比例単独の前職2人の順位に影響する可能性がある。

 党広島県連の幹部たちは所属する畦元将吾氏(63)を「当落線上」と気をもむ。前回は名簿21位で落選したが、20位の三浦靖氏が参院議員へ転身し、19年7月に繰り上げ当選した。畦元氏は20年の党員獲得数が全国会議員で7位と貢献したが、「まな板の上のコイ。党の判断を待つだけ」(秘書)と受け止める。

 党山口県連所属で前回は名簿17位だった杉田水脈氏(54)は「党に任せている」と語る。このほか、いずれも新人で岡山県議の小林孝一郎氏(44)と党鳥取県連事務局長の徳村純一郎氏(67)も比例単独となる。

 こうした中、重複立候補者の順位にも注目が集まる。比例復活が2回以上連続すれば、重複を原則認めない党の基本方針に、広島6区の比例中国前職が該当する。複数の関係者によると、重複立候補者を名簿の上位と下位で2段階に分ける案が党内で取り沙汰されているという。

3529チバQ:2021/10/18(月) 22:51:55
https://www.asahi.com/articles/ASPBJ5TW4PBJUTFK00F.html
立憲が比例の公認発表、衆院選に240人擁立へ 定数の半数を上回る
2021衆院選立憲

2021年10月16日 22時06分
 立憲民主党は16日、衆院選の比例区単独で公認する26人を発表した。小泉内閣で首相秘書官を務めた小野次郎氏らが入った。小選挙区を含めた公認予定候補者は計240人(うち女性44人)で衆院定数の半数を上回る擁立になる。発表された候補は以下の通り。

 【元職】南関東=小野次郎(68)、金子健一(63)▽東京=川島智太郎(57)▽近畿=豊田潤多郎(72)

 【新顔】北海道=原谷那美(37)、秋元恭兵(42)、田中勝一(52)▽東北=佐野利恵(31)、鳥居作弥(47)、内海太(74)▽北関東=石塚貞通(54)、船山幸雄(67)、高杉徹(68)▽東京=高松智之(47)、北出美翔(35)▽北信越=石本伸二(60)▽東海=芳野正英(47)、大島もえ(45)▽近畿=笹田能美(56)▽中国=加藤寿彦(74)、姫井由美子(62)▽四国=長山雅一(33)、小山田経子(43)▽九州=出口慎太郎(39)、大川富洋(39)、川西義人(48)

3530チバQ:2021/10/18(月) 23:12:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/669404e216be2504141024d0d7903d87d38257d1
岩手県 立憲県連 衆議院選挙1区事実上の自主投票に
10/16(土) 11:50配信
立憲民主党岩手県連は15日夜、臨時の常任幹事会を開き、衆議院選挙の岩手1区について事実上の「自主投票」とすることを決めた。常任幹事会では前職・階猛氏と新人の佐野利恵氏による岩手1区の公認問題について、佐野氏の出馬を取り下げ、比例単独に回す経緯などが報告された。また、投票先については「それぞれの判断で行動してもらう」とし、事実上の「自主投票」とすることを決め た。1区には、このほか、共産党の新人、吉田恭子氏と自民党の前職、高橋比奈子氏が立候補を予定している。

3531チバQ:2021/10/18(月) 23:20:05
立憲比例単独候補
▽北海道
原谷那美(37)2019年参院選国民北海道落選
秋元恭兵(42)、
田中勝一(52)

▽東北
佐野利恵(31)岩手1区候補者調整(階猛が出馬)
鳥居作弥(47)福島5区候補者調整(共産党が出馬)
内海太(74) 元宮城県議(気仙沼)2015年引退

▽北関東
石塚貞通(54)2017年千葉7区立憲落選→埼玉14国替え→埼玉14候補者調整(鈴木義弘が出馬)
船山幸雄(67)2019年県議選落選(さくら市)
高杉徹(68)  茨城3区候補者調整(梶岡博樹が出馬)

▽南関東=
小野次郎(68)元職 自民→みんな→維新の党→民進 山梨3区
金子健一(63)元職 小沢系 千葉11区

▽東京
川島智太郎(57)元職 小沢系 東京9区
高松智之(47)2017年東京9区希望の党落選
北出美翔(35)2016年参院選生活の党比例落選

▽北信越
石本伸二(60)

▽東海
芳野正英(47) 元三重県議 2019年参院選三重県落選
大島もえ(45) 尾張旭市長選落選

▽近畿
豊田潤多郎(72)元職 小沢系 京都
笹田能美(56)

▽中国
加藤寿彦(74) 元山口県議(下関)2015年落選
姫井由美子(62)「小沢ガールズ」

▽四国
長山雅一(33)
小山田経子(43)2019年参院選国民民主比例落選 ミニスカ行政書士

▽九州
出口慎太郎(39) 2019年熊本県議選落選(菊池市)
大川富洋(39)  2020年鹿児島市議選落選
川西義人(48)

3532チバQ:2021/10/18(月) 23:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5dd0bf44a8578f9c8f2a578acc150afa137206c
二階派の重鎮も涙 自民公認争い背景に山口県の「世襲多すぎ問題」 なんと“世襲率”は100%
10/18(月) 16:05配信

37
この記事についてツイート
この記事についてシェア
NEWSポストセブン
林芳正・元文科相(時事通信フォト)

 10月31日投開票の総選挙に向けて、一部の選挙区では自民党の候補者選びがギリギリまで難航した。10月15日には2次公認の35人が発表されたが、複数の候補予定者が競合していた「山口3区」では、二階派の重鎮が公認から漏れ、引退に追い込まれた。総選挙直前の総理交代に伴って、後ろ盾だった二階俊博氏が幹事長を退任するという権力構図の変化があったことに加え、保守王国・山口の“多すぎる世襲議員”という問題も垣間見える。

【写真】「3世議員」の岸田総理

 山口3区では、二階派幹部の河村建夫・元官房長官と、参院からの鞍替えを狙う林芳正・元文科相が立候補の構えを見せていたが、最終的に党本部は林氏の公認を決定。河村氏は引退し、同氏の長男が比例中国ブロックの名簿に掲載される見込みだ。全国紙政治部記者が解説する。

「党本部で選挙を取り仕切る幹事長が二階氏のままであれば、現職だった河村氏が公認から外れる展開にはならなかったかもしれない。ただ、林氏は無所属でも出馬する構えだったから、河村氏が公認されても選挙で敗れていた可能性はある。

 結局、有力政治家を多く輩出してきた山口では、世襲を目論む議員の数に対して、選挙区が足りないという現象が起きていて、それが自民党内での諍いにつながっている一面がある」

 戦後、山口選出の政治家からは岸信介、佐藤栄作、安倍晋三という3人の総理大臣が生まれている。岸氏の長女・洋子さんと安倍晋太郎・元外相の息子が、山口4区で選出されてきた安倍氏であり、山口2区の岸信夫・防衛相だ(生後間もなく岸家の養子となったため岸姓)。山口1区の高村正大氏も父は高村正彦・元自民党副総裁、そして今回、山口3区での公認が決まった林氏も、父は林義郎・元蔵相。“世襲率100%”の県なのだ。県連関係者はこう言う。

「中選挙区時代の旧・山口1区は、定数4で自民党の候補が3人当選する“保守王国”だった。

 小選挙区制導入前の最後の総選挙となった1993年は、すでに安倍晋太郎氏から代替わりしていた安倍晋三氏、代替わり前だった林義郎氏、そして今回引退した河村建夫氏の3人が当選。それが1996年の総選挙から小選挙区制になって、旧・山口1区は新たに山口3区、4区に分割された。枠が1つ足りないため、3区に河村氏、4区に安倍氏、そして林氏は比例中国ブロックに回るという調整になった経緯がある」

 この時に比例に回った林義郎氏の長男である芳正氏は1995年に参院山口選挙区から出馬して議席を得て以降、これまでに当選5回を重ねてきた。「総理を目指すうえで必須となる衆院の鞍替えをうかがってきたが、なかなかチャンスが巡ってこなかった」(同前)というなかで、今回ついに二階派の重鎮である河村氏から議席の“奪取”を試みたわけだ。自民党関係者が語る。

「林氏は今回が鞍替えのラストチャンスと考えたのでしょう。『1票の格差』の是正のために次の次の衆院選から、“10増10減”といわれる小選挙区の区割りの見直しが行なわれる見通しです。

 これによって山口県の定数は4から3に減る見込み。そうなれば、林氏が衆院に鞍替えするのは今以上に困難となる。今回、小選挙区で自民党から公認された高村氏、岸氏、林氏、安倍氏はいずれも盤石の戦いとなる見込みだが、次の衆院選では4人のなかで公認候補となるための“椅子取りゲーム”が発生するのは必至だろう」

3533チバQ:2021/10/18(月) 23:21:54
 それにしても、自民党の世襲議員の多さはかねて疑問視されてきたが、なかなか解消される気配がない。

 今回も三重2区では川崎二郎・元厚生労働相の長男である秀人氏、愛媛1区では塩崎恭久・元官房長官の長男・彰久氏、埼玉10区では菅政権下で選対委員長を務めてきた山口泰明氏の次男・晋氏が公認候補となった。

 山口3区と同様に、公認問題が最後までもつれた群馬1区も、選挙区で公認されたのが中曽根康弘・元首相の孫である康隆氏で、比例に転じたのが尾身幸次・元財務相の長女・朝子氏。世襲議員同士でひとつの枠を競い合っていた。候補者を公募した結果、“たまたま現職の息子が候補に選ばれました”というかたちを取っているケースもあるが、それを額面通りに受け取る有権者ばかりではないだろう。

「菅義偉・前首相は自民党では20年ぶりとなる“非世襲の総理大臣”で、叩き上げのイメージがあったが、新総理の岸田文雄氏は祖父、父も衆院議員を務めた『3世議員』です。世襲ばかりであることがクローズアップされてくると、自民党にとって思わぬ逆風となるかもしれない」(別の自民党関係者)

 有権者はどのような審判を下すことになるのか。

3534チバQ:2021/10/18(月) 23:24:21
岡山3区 表と記事の内容が違うやんけ
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab0a2ad628c3c9fc4f70cc4820153eab2b562a9a
岡山3区で平沼ジュニア優勢の裏に“学会の恩返し” 野党統一は進まず
10/18(月) 9:06配信

日刊ゲンダイDIGITAL
逢沢一郎氏(C)日刊ゲンダイ

【国民置き去り総選挙 全289区当落予想】岡山

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。(前)は比例で当選。

“選挙の神様”が占う10.31総選挙の行方「自民党は30議席減がベース、最悪40減もある」

 ◇  ◇  ◇

【岡山1区】
○○逢沢一郎67自前
  原田謙介35立新
  余江雪央43共新

 自民の逢沢氏は2019年に違法デリヘル豪遊を週刊文春にスッパ抜かれたが、12期目も危なげない。一方、緊急事態宣言下でのセクキャバ通いを報じられ立憲を除名された高井崇志氏も、前回同様、この選挙区からの立候補を予定していたが、れいわ公認で滋賀3区に国替え。“ちくびセンセー”逢沢氏と、“犬になりたい”高井氏の一戦は消えた。

【岡山2区】
△○山下貴司56自前
▲ 津村啓介50立(前)

 前回希望の党から出馬した津村氏の評判がイマイチ。元法相の山下氏が優勢。

岡山4区・橋本岳氏、岡山5区・加藤勝信氏は盤石
2017年衆院選の出陣式で決意表明する平沼正二郎氏(C)共同通信社

【岡山3区】
△△阿部俊子62自前
  森本栄73立新
  尾崎宏子65共新
▲▲平沼正二郎41無新

 前回に引き続き、阿部氏と平沼氏の保守分裂。阿部氏は自民公認だが、決して優勢ではない。

「阿部さんは宮城出身。地元の人ではないから、地元出身の立憲・森本さんに票が流れる可能性もあります。平沼さんはもともと、父・赳夫さんの代から商工会や地元企業の後ろ盾があり、今回は創価学会が全面協力するとの話も出ている。2年前の参院選で、平沼さんと阿部さんは比例票に公明党と書いてくれる有権者の名簿を求められ、平沼さんの方が圧倒的に多かったといいます。学会は平沼さんに恩を感じているようです」(地元記者)

 平沼氏が一歩リードだ。

【岡山4区】
△○橋本岳47自前
▲ 柚木道義49立(前)

 昨年、元厚労政務官の自見英子との不倫を報じられた橋本氏だが、「逢沢さんの『ちくび』スキャンダルが衝撃的すぎた」(地元関係者)のが幸いし、大勢に影響なし。

【岡山5区】
○○加藤勝信65自前
  はたともこ55立新
  美見芳明64共新

 前官房長官の加藤がテッパン。

3535岡山1区民:2021/10/18(月) 23:57:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa0d8a5a5199a95136106e1cb317712d27fdb33f
自民・河村氏長男は北関東32位=比例名簿を発表【21衆院選】
10/18(月) 21:24配信

59
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
自民党本部=東京都千代田区

 自民党は18日、衆院選の比例代表名簿を発表し、公認候補を336人で確定させた。

 内訳は小選挙区と比例代表の重複が251人、比例単独が59人、小選挙区単独が26人。政界引退を表明した河村建夫元官房長官(山口3区)の長男で新人の建一氏は当初の比例代表中国ブロックから北関東ブロックに移り、32位に登載された。

【国会議員情報】河村 建夫(かわむら たけお)氏

 小選挙区で公認を争い、比例に回った前職のうち、鈴木貴子氏が北海道ブロック、尾身朝子氏が北関東ブロック、鷲尾英一郎氏が北陸信越ブロックでそれぞれ1位に登載された。

 四国ブロックでは山本有二元農林水産相が1位となったが、福山守氏は13位、福井照・元沖縄・北方担当相は14位と前職の中でも明暗を分けた。

 また、党の内規で定める比例代表の73歳定年制の例外として77歳の奥野信亮氏が近畿ブロック、74歳の今村雅弘元復興相が九州ブロックの1位で処遇された。

 一方、小選挙区単独のうち24人は「73歳定年制」により重複が認められず、岸田文雄首相と小泉進次郎前環境相は自らの意思で重複を辞退した。

3536岡山1区民:2021/10/19(火) 03:42:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f9d6478d18b89c3aaf25eccd5f9bed678f5884a
自民の比例名簿順位【21衆院選】
10/18(月) 23:11配信

32
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
 自民党が18日発表した衆院選比例代表名簿の登載順位は次の通り。

 (丸囲み数字は順位。同一順位の重複立候補者は省略。「前」は前職、「元」は元職、「新」は新人。敬称略)
 【北海道=15人】(1)鈴木貴子(前)(2)渡辺孝一(前)(3)重複候補11人(前6人、元3人、新2人)(14)鶴羽佳子(新)(15)長友隆典(新)
 【東北=25人】(1)津島淳(前)(2)重複候補22人(前20人、新2人)(24)前川恵(元)(25)入野田博(新)
 【北関東=39人】(1)尾身朝子(前)(2)重複候補30人(前28人、新2人)(32)河村建一(新)(33)神山佐市(前)(34)西川鎮央(新)(35)上野宏史(前)(36)中野英幸(新)(37)佐藤明男(前)(38)鈴木聖二(新)(39)小川雅幸(新)
 【南関東=35人】(1)重複候補29人(前26人、新3人)(30)出畑実(前)(31)高橋恭介(新)(32)文月涼(新)(33)望月忠彦(新)(34)高木昭彦(新)(35)及川博(新)
 【東京=28人】(1)高木啓(前)(2)重複候補21人(前20人、新1人)(23)伊藤智加(新)(24)松野未佳(新)(25)小松裕(前)(26)西田譲(元)(27)和泉武彦(新)(28)崎山知尚(新)
 【北陸信越=25人】(1)鷲尾英一郎(前)(2)重複候補19人(前14人、新5人)(21)山本拓(前)(22)佐藤俊(新)(23)工藤昌克(新)(24)滝沢圭隆(新)(25)近藤真衣(新)
 【東海=35人】(1)重複候補30人(前25人、新5人)(31)山本左近(新)(32)木造燿子(新)(33)森由起子(新)(34)松本忠真(新)(35)岡本康宏(新)
 【近畿=40人】(1)奥野信亮(前)(2)柳本顕(新)(3)重複候補36人(前32人、新4人)(39)湯峯理之(新)(40)野村広志(新)
 【中国=22人】(1)石橋林太郎(新)(2)重複候補16人(前14人、新2人)(18)高階恵美子(新)(19)杉田水脈(前)(20)畦元将吾(前)(21)小林孝一郎(新)(22)徳村純一郎(新)
 【四国=16人】(1)山本有二(前)(2)重複候補11人(前6人、元1人、新4人)(13)福山守(前)(14)福井照(前)(15)二川弘康(新)(16)井桜康司(新)
 【九州=30人】(1)今村雅弘(前)(2)保岡宏武(新)(3)重複候補25人(前21人、新4人)(28)河野正美(元)(29)新義明(新)(30)田畑隆治(新)

3537チバQ:2021/10/19(火) 07:51:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/693ac758547be57c3d78043971911f96ad0218d4
河村建夫氏「時の流れ考え決断」 引退を正式表明 山口3区立候補見送り「党内で野党的になったので」
10/19(火) 6:01配信
中国新聞デジタル

 衆院選山口3区への立候補を見送った自民党の河村建夫元官房長官(78)は18日、山口市内で記者会見し正式に引退する意向を表明した。「31年間、党のために尽くしてきただけに残念だが、時の流れを考えて決断した」と柔らかい表情を見せた。


 河村氏は11選を目指して直前まで林芳正元文部科学相(60)と党公認を争った。最後は党の要請を受け入れ、保守分裂を避けた形だ。「総裁選が潮目になったと思う。党内で野党的になったので」と述べた。

中国新聞社

3538とはずがたり:2021/10/19(火) 08:37:05

トヨタ労組、組織内候補断念の裏側 労使協調の「ステップ」だった
有料会員記事2021衆院選
https://www.asahi.com/articles/ASPBH777XPBHOIPE022.html
土井良典、鈴木裕、藤崎麻里、柏樹利弘 小林圭、近藤郷平、東谷晃平2021年10月16日 7時00分

 「青天のへきれき」

 「寝耳に水だ」

 トヨタ自動車労働組合が、衆院解散の日に公表した組織内候補、古本伸一郎氏(無所属、愛知11区)の立候補取りやめ。愛知県の旧民主勢力は、労組の力を原動力に「民主王国」を築き上げてきた。19日公示の衆院選はどうなるのか。

トヨタ労組、50年来の組織内候補に突然の幕引き 地元が感じた異変
全トヨタ労連、異例の「与党シフト」 突き動かすCNへの危機感
 愛知14区(豊川市など)の立憲民主党新顔、田中克典氏(47)は15日昼、取材に対して「トヨタ労組の真意がわからない」と戸惑いを口にした。

 トヨタ労組を中核とする全トヨタ労働組合連合会(全ト)は、愛知県内の立憲の立候補予定者6人に地区レベルでの推薦を決めていた。田中氏もその1人。しかし、それが変わらないのか、よくわからない。

 関係者によると、トヨタ労組の決定を受け、地盤を引き継いだ元職からは「厳しいね」と電話があった。

 陣営幹部は「(同労組の決定に)すごく驚いたが、うちは新人。とにかく動くしかない」と話す。

 一方、愛知15区(豊橋市など)の立憲前職、関健一郎氏(43)は「慌てることはない」と淡々と話した。

 選挙区内には、約8千人が勤めるトヨタ田原工場がある。関氏によると「工場の関係者から、支援の確約を得ている」という。

 支持基盤とする連合愛知の地域組織は、トヨタ労組の支部が中心だ。事務局の担当者も「地方選などで築いてきた地域のつながりは、崩れることはない」。ただ、「どういうことなのか」などと支援者から問い合わせも寄せられている。担当者は「労組からしっかり説明してほしい」と求めた。

 トヨタ系の企業が多い愛知7区(瀬戸市など)。立憲元職、森本和義氏(55)の陣営も、「今までのおつきあいもあるし、大きく変わらないのではないか」。今のところ静観の構えだ。

 選挙での支援は、投票だけではない。全トなど組合関係者は、旧民主系の陣営にスタッフを送り、選挙運動を支えるのが常だった。

 愛知9区(稲沢市など)の立憲前職、岡本充功氏(50)の陣営関係者は、「これまで築いてきた人間関係をむげにはしないだろう」としつつ、全トからの人数と頻度が減ることを懸念する。「応援の質が落ちるのは間違いない」

トヨタ労組OBは今回の候補取り下げについて「ステップの一つだった」と明かしました。記事後半で詳報します。

 組合関係者にも波紋が広がる…

3539とはずがたり:2021/10/19(火) 08:37:47
>>3538

https://twitter.com/Kyonkyon_senkyo/status/1450097326324793352
きょんきょん/衆院選2021
@Kyonkyon_senkyo
朝日新聞「全トヨタ労働組合連合会(全ト)は、愛知県内の立憲の立候補予定者6人に地区レベルでの推薦を決めていた。田中氏もその1人。」

愛知県内で全ト推薦の立憲6名ってこんな感じ?

森本(7区)?、岡本(9区)、重徳(12区)、大西(13区)、田中(14区)、関(15区)?

3540名無しさん:2021/10/19(火) 08:45:22
>>3536
東海ブロック35位の岡本康宏って、まさか立民の元名古屋市議会副議長と同一人物!?

http://okapon.nagoya/

3541名無しさん:2021/10/19(火) 08:46:29
>>3541
こっちのほうがいいか

https://cdp-japan.jp/member/314/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E5%BA%B7%E5%AE%8F

3542チバQ:2021/10/19(火) 08:59:54
>>3408 1区
>>3446 2区
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3cfc8104971e974c1e9febf1fa421861f77306
震災から5年、争点どこに【1票の現場・熊本3区】
10/18(月) 18:55配信

熊本日日新聞
 14日、衆院の解散で国会に「万歳」がとどろいてから約6時間後。熊本3区の自民党前職、坂本哲志は東京から合志市であった自身の選対会議に駆けつけた。あいさつの冒頭、「総裁選ではみなさんにご苦労と心配を掛けた」と支援者らへの“おわび”を口にした。

 坂本は昨年9月、菅内閣で地方創生や少子化対策の担当相として初入閣。今年9月の自民総裁選では前評判の高かった河野太郎の選挙責任者を務め、熊本の後援会など党員票の取りまとめにも動いたが、岸田文雄に敗れた。岸田新内閣の閣僚名簿に坂本の名はなく、「大臣」として衆院選に臨むことはできなかった。

 閣僚だったこの1年間は公務が忙しく、選挙区入りが激減した。「電話一本よこさんし、顔も見せん」(支援者の市議)と不満を訴える声もあり、「現場の声を聞いて回るのが本来の自分の姿だ」と地元活動に力を入れる。

 熊本3区は阿蘇や上益城など2016年の熊本地震の被災地を多く抱え、発災から1年半後にあった17年の前回選挙は「震災復興」の訴え一色だった。「自民による復旧・復興の加速化」などを掲げた坂本は、自身最多の12万9312票を獲得して共産党新人を一蹴し、6選を果たした。

 それから4年が経過。JR豊肥線や国道57号、新阿蘇大橋といった主要な交通インフラが再建され、ピーク時に約4万8千人いた仮設住宅の入居者も184人(9月末)にまで減少した。復旧・復興の一服感とともに、地元では「今回は目立った争点が見当たらない」(阿蘇市議)との見立ても広がっている。

 「復旧・復興は進んだと思うが、首相も代わったばかりで、何を重視して1票を投じたらいいか悩む」と益城町の復興住宅に住む85歳男性。坂本を応援する自民県議の岩本浩治は「政治の実績は、時間がたてば有権者から忘れられがちだ」と気を引き締める。

 坂本に対峙[たいじ]する野党の候補者が選挙のたびに変わるのも、関心が高まらない要因の一つとされる。今回、野党の選挙区すみ分けで立つのは、社民党新人で国政初挑戦の馬場功世。「市民と野党の共闘で政治を変えよう」と各地で街頭演説を重ね、労組OBや農業者らへの浸透を図っている。ただ、3区は広大なだけに「まだ坂本の対抗馬の名前も顔も知らない」(高森町の商工関係者)という声も。

 2日には、社民党首の福島瑞穂が合志市であった馬場の総決起集会で演説。過去に金銭授受問題で閣僚を辞任した甘利明が自民幹事長に登用されたことを批判し、「疑惑の説明責任を果たしておらず、政権交代しかない」と気勢を上げた。社民は昨年の党分裂で国会議員が衆参1人ずつになり、存亡をかけた戦いだ。

 第3の候補として9月に名乗りを上げたのがNHK党新人の本間明子。受信料を払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送化」のほか、県内ただ一人と予想される女性候補として「女性の政治参加の推進」も訴える。しかし、東京在住で熊本との縁がない「落下傘候補」で、有権者の反応は未知数だ。

 かつて03、05年には坂本と元農相の松岡利勝=故人=が保守系同士の激闘を繰り広げた3区。近年は坂本が危なげなく勝ち上がるケースが続いており「選挙熱が冷めているのは否定できない」と阿蘇郡市の首長。各陣営とも有権者が投票所に足を運ばない事態を恐れており、投票の呼び掛けにも躍起だ。=敬称略(衆院選取材班)

3543チバQ:2021/10/19(火) 09:00:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/e74e3c699101fdab8c95817e85c4dce8856e5f03
悲願の初入閣 得票効果は…【1票の現場・熊本4区】
10/19(火) 8:03配信
 熊本4区の自民党前職、金子恭之は3日夕、岸田新政権で総務相に起用されることが内定するとすぐ、自民県連幹事長で球磨郡選出県議の松田三郎の携帯電話を鳴らした。「頻繁に帰れなくなるかもしれないが、よろしく頼みます」。目前に迫る衆院選の地元対応を依頼する内容だった。

 岸田派で「大臣候補の1番手」と目されていた当選7回の金子。総裁選では、同じ派閥の議員らと熊本の全党員に岸田文雄への支持を呼び掛けるはがきを送り、県内党員票で1位に押し上げた。

 選挙前に悲願の閣僚ポストを射止め、勢いづく金子陣営。だが、支持率が低迷した菅前政権の頃は嫌なムードも漂っていた。8月29日投開票の八代市長選では、金子が二人三脚で応援した現職の中村博生が3選を果たしたものの、得票は前回から1万票余りも減少。自民の元市議は「負けに等しい結果だ」と表情を曇らせた。

 関係者に苦い記憶がよみがえった。自民に逆風が吹いていた2009年の八代市長選では、自民の推した現職が革新系新人に敗北。直後にあった衆院選も、金子が大票田の八代市で社民党候補の中島隆利の後塵[こうじん]を拝し、比例復活を許した。

 今回の中村の伸び悩みは「悪夢の再来」の予兆にも見えたが、岸田への政権移行によって内閣支持率は上昇。金子は「大臣就任で陣営の結束力は高まった。有権者に投票に行ってもらえれば、おのずと結果は出る」と自信を見せる。

 金子と3度目の対決に臨むのが、立憲民主党前職の矢上雅義。「有権者の間で大臣への期待は広がっておらず、得票効果は薄い」と20年来の“因縁”の相手に冷ややかな視線を送る。

 先に国会議員になったのは矢上だった。中選挙区最後の1993年衆院選で日本新党から初当選し、新進党を経て自民に移籍。2000年選挙で自民候補となった矢上を破ったのが、無所属で初出馬した金子だった。その後、金子が自民に入って地盤を固め、矢上は相良村長に転身。17年選挙では矢上が立民新人として金子に挑み、敗れたものの59%の惜敗率で比例復活した。

 この4年、野党の県内唯一の国会議員として活動してきた矢上。4選を目指す今回は、立民最大の支持団体の連合から早期に推薦を得た。合同の選対組織まではつくっていないが、立民県連副代表で県議の磯田毅は「反自民の受け皿となるべく、立民や連合がそれぞれ支援態勢を整えている」と力を込める。

 熊本4区は、昨年7月豪雨で甚大な被害が出た球磨川流域を抱える。国や県が支流の川辺川で検討する治水専用のダム計画に関し、金子と矢上のスタンスに大きな違いは見られない。相良村長時代には従来の川辺川ダムに反対していた矢上だが、新たな流水型ダムは容認する姿勢のためだ。

 「豪雨災害によってダム容認の人が増えた」。幅広く票を取り込む狙いが透ける矢上に対し、ダムに反対する球磨郡の町議は「自分たちの考えに近いかどうかで選挙の力の入れ具合を決める」とくぎを刺す。

 19日スタートする選挙戦。矢上が最後まで自らの運動に専念するのに対し、金子は主要閣僚として数日間、全国の自民候補の応援で地元を離れる。4区は県域の半分を占めるほど広大なだけに、本人不在の影響を懸念する支持者もいる。「総務相に恥はかかせられない。相手に比例復活もさせない完全勝利を果たす」と意気込む自民県議の吉永和世。その成否が明らかになるのは12日後だ。=敬称略(衆院選取材班)=終わり

3544チバQ:2021/10/19(火) 11:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-601468.html
維新3候補 どう影響 北海道1〜5区 19日衆院選公示
2021/10/19 05:00北海道新聞

維新3候補 どう影響 北海道1〜5区 19日衆院選公示

維新3候補 どう影響 北海道1〜5区 19日衆院選公示

(北海道新聞)

 19日公示、31日投開票の衆院選の小選挙区で、札幌圏の道1〜5区の5議席について、与党と野党のどちらが過半数を取るかが注目される。過去5回の衆院選で過半数を取ったのは、直近の3回は自民党だった一方、2009年と05年は旧民主党だった。今回は4選挙区で立憲民主党と共産党が候補を一本化するほか、日本維新の会が3選挙区に候補を擁立し、有権者の判断にどう影響するかがポイントとなりそうだ。

 旧民主党は05年に札幌圏の3選挙区で勝利し、政権交代を果たした09年は5議席を独占。しかし、民主党政権への批判が強まった12年は、自民が一転して5議席を獲得し、14年も4選挙区で議席を得た。

 17年の前回衆院選は、立憲と共産が3選挙区で共闘して立憲の候補に一本化し、うち2選挙区で勝利。一方、旧民進党から分裂した立憲と希望の党(当時)の候補が競合した道4区(札幌市手稲区、西区の一部、後志管内)など3選挙区で自民党の候補が当選した。

 今回については、共産党は札幌圏の3選挙区に候補を擁立する方針を示していたが、立憲との協議で道5区(札幌市厚別区、石狩管内)以外の候補を取り下げ、立憲候補を統一候補とすることで合意した。

 その結果、道4区は自民候補と立憲候補の一騎打ちに。道1区(札幌市中央区、南区、西区と北区の一部)、道2区(札幌市北区の一部、東区)、道3区(札幌市白石区、豊平区、清田区)の3選挙区は自民と立憲に加え、維新が候補を擁立してそれぞれ3人の争いとなる見通し。道5区は自民と立憲、共産、無所属の4人が立候補するとみられる。

 各陣営は、立憲と共産との共闘の効果や、維新の候補が与野党どちらの得票に影響を及ぼすかなどについて読み切れていない上、投票率も勝敗を大きく左右するとみている。(中村征太郎)

■道1〜5区 候補予定者第一声の日程 

 19日公示、31日投開票の衆院選で、札幌圏(道1〜5区)の候補予定者が19日に行う第一声の予定は次の通り。(敬称略)

 【道1区】▽船橋利実(自前)午前10時 大通公園西4▽道下大樹(立前)午前8時半 札幌国際ビル前(中央区北4西4)▽小林悟(維新)午前10時半 JR札幌駅南口前(中央区北4西3)

 【道2区】▽高橋祐介(自新)午前9時15分 北海道銀行麻生支店前(北区麻生町5)▽松木謙公(立前)午前9時 イオン札幌麻生店前(北区北39西4)▽山崎泉(維新)正午 地下鉄麻生駅前(北区北40西4)

 【道3区】▽高木宏寿(自元)午前9時半 選対本部事務所前(豊平区月寒中央通5)▽荒井優(立新)午前9時 地下鉄平岸駅前(豊平区平岸3の7)▽小和田康文(維新)午前11時15分 地下鉄平岸駅前(豊平区平岸2の7)

 【道4区】▽中村裕之(自前)午前8時45分 羊蹄山麓事務所前(後志管内倶知安町北2東1)▽大築紅葉(立新)午前8時45分 富士見橋付近(倶知安町北3東10)

 【道5区】▽和田義明(自前)午前9時 ホテルエミシア札幌前(厚別区厚別中央2の5)▽池田真紀(立前)午前9時15分 カテプリ新さっぽろ前(厚別区厚別中央2の5)▽橋本美香(共新)午前10時 共産党厚別区委員会前(厚別区厚別中央3の2)▽大津伸太郎(無新)午前10時 JR千歳駅南口(千歳市千代田町7)

 ※党派は自=自民党、立=立憲民主党、共=共産党、維=日本維新の会。前=前職、元=元職、新=新人。第一声の時間と場所は変更の可能性があります。

3545チバQ:2021/10/19(火) 11:51:12
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-601442.html
衆院選北海道11区 石川氏と中川氏再対決へ きょう公示 石川氏 教育と医療は平等に 中川氏 宇宙食研設置に意欲
2021/10/19 05:00北海道新聞

衆院選北海道11区 石川氏と中川氏再対決へ きょう公示 石川氏 教育と医療は平等に 中川氏 宇宙食研設置に意欲

衆院選北海道11区 石川氏と中川氏再対決へ きょう公示 石川氏 教育と医療は平等に 中川氏 宇宙食研設置に意欲

(北海道新聞)

 19日に公示される衆院選の北海道11区(十勝管内)には立憲民主党前職の石川香織氏(37)と、自民党元職の中川郁子氏(62)が立候補する予定だ。前回2017年の選挙に続き、2度目の一騎打ちとなる公算が大きく、両氏は既に政策を発表、31日の投開票に向けて準備を整えた。初日はそれぞれ帯広市内で第一声を上げた後、池田町内などを回って政策を訴える考えだ。

 小選挙区制で衆院選が行われるのは1996年以降9回目。1〜7回目までは与野党候補3氏による争いだったが、前回から石川、中川両氏が対決する構図となった。女性議員の増加が国際的な課題となる中、立候補者が女性のみという全国でも珍しい選挙区になっている。

 石川氏は19日、同市西4南29の選挙事務所前で午前9時半に第一声を上げた後、市内を遊説。午後2時20分に幕別町役場前で街頭演説を行う。その後は池田、本別、足寄、陸別の各町を回る。足寄町内では個人演説会も開く。

 中川氏も第一声は、午前9時半から同市東1南25の選挙事務所前で実施。市内での遊説を経て池田町へ向かい、午後2時半から十勝池田町農協前で街頭演説を行う。豊頃町農協前や、浦幌町役場上浦幌支所前でも街頭演説を行う計画だ。

 一方、両氏は18日までに、選挙戦で重点的に訴える政策の発表をそれぞれ行った。食・1次産業やコロナ対策などの各分野で自身の主張を明らかにし、支持を訴えている。

 石川氏の政策は、暮らしやコロナ対策など7項目からなる。17日の記者会見では、親から子への貧困の連鎖を食い止める必要があるとして、「教育や医療はどこに住んでいても平等でなければならない。自治体の体力などに左右されてはいけない」と訴えた。

 中川氏は18日の記者会見で、経済や医療・福祉など7項目の政策を発表した。新しい「十勝ブランド」の創造では、宇宙食研究所を十勝に造りたいと説明。「宇宙食は災害のための非常食になる。しっかり新しい産業として確立していける」と強調した。(衆院選道11区取材班)

3546チバQ:2021/10/19(火) 11:53:14
https://news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-129110160.html
群馬県関係は4党12人 自民は尾身氏が単独1位 比例名簿
2021/10/19 06:00上毛新聞

群馬県関係は4党12人 自民は尾身氏が単独1位 比例名簿

上毛新聞

(上毛新聞)

 衆院選の公示を控え、各党は18日、比例名簿を発表した。本県関係は自民、公明、立憲民主、日本維新の会の4党から、小選挙区との重複立候補を含め12人が登載された。 自民党は、小選挙区の群馬1区の前職で、今回は比例北関東ブロック単独で臨む尾身朝子氏を名簿順位1位に充てた。前回の比例南関東から比例北関東に切り替えて単独立候補する前職の上野宏史氏は35位。 いずれも前職で、1区に初めて出馬する中曽根康隆氏、2区の井野俊郎氏、3区の笹川博義氏、4区の福田達夫氏、5区の小渕優子氏は重複立候補し、5氏とも名簿順位は同列2位だった。 尾身氏は18日夕、1区公認を巡り競合した中曽根氏の選挙事務所を訪れた。10分程度の会談後、両氏が報道陣に対応し、会談で尾身氏が「共に頑張って参りましょう」と伝え、中曽根氏が「自民党勝利に向けて一致団結して頑張っていきましょう」と応じたと説明した。 公明は比例北関東単独の新人、福重隆浩氏を3位とした。 立民は、2区の堀越啓仁氏、3区の長谷川嘉一氏の前職2人と、4区の新人の角倉邦良氏を重複立候補とし、比例北関東の名簿に同列1位で登載した。維新は1区の元職、宮崎岳志氏を重複立候補とし、比例北関東の同列1位に載せた。(山田祐二)

https://news.goo.ne.jp/article/tokushima/region/tokushima-20211019010147.html
福山氏、比例四国13位 前回2位【2021衆院選とくしま】
2021/10/19 05:05徳島新聞

 自民党本部は18日、衆院選比例代表候補者の名簿順位を発表した。四国ブロックの徳島県関係では前職の福山守氏(68)が、同列2位で並んだ小選挙区との重複候補に次ぐ13位で登載された。選挙区見直しによって比例に回った福山氏は2014、17年の衆院選では2位で優遇されていた。

 四国ブロックの名簿登載者は16人で、1位は17年選挙で高知2区で敗れて比例復活した山本有二氏(69)。2位は徳島1区の後藤田正純氏、徳島2区の山口俊一氏ら重複候補11人が入った。高知1区から比例に回って14、17年選挙で名簿1位だった福井照氏(67)は14位となっている。

 小選挙区比例代表並立制による過去8回の衆院選で、自民党が比例四国で獲得したのは3議席が6回、2議席が2回だった。福山氏が当選するには、3議席の獲得なら重複候補11人のうち10人が選挙区で勝つ必要がある。

 福山氏は徳島新聞の取材に「この結果を受け止め、しっかり頑張る」と語った。

 遠藤利明選対委員長は四国を含めた全ブロックの順位について、記者団に「総合的に判断した」と述べた。

 12年の衆院選徳島1区で当選した福山氏は、県内の小選挙区数が3から2に減ったのに伴い、14年選挙から比例に回った。代替措置として名簿上位が約束された2回の選挙が終わり、順位が注目されていた。四国の国会議員でつくる「四国ブロック両院議員会」は6月、重複候補を惜敗率で救済するため、同列1位で並べるよう党本部に要望していた。

3547チバQ:2021/10/19(火) 11:55:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211016ddlk27010341000c.html
<戦いの構図><戦いの構図>’21衆院選 予想される顔ぶれ/1 4区 前職3人と元職争う /大阪
2021/10/16 06:19毎日新聞

 19日公示、31日投開票の衆院選は、府内19の小選挙区で前哨戦が展開されている。各選挙区の戦いの構図を探った。【隈元悠太、清水晃平】

 ■1区

 2017年の前回選で1242票差の接戦を演じた自民と維新の前職2人の争いに立憲、共産、れいわの新人3人が加わり混戦模様だ。

 大西氏は防衛政務官としての実績を強調し、保守層を取り込んでの3選を狙う。前回、比例復活の井上氏はコロナ収束後の経済再生を唱え大西氏への雪辱を期す。外資系企業で勤務経験がある村上氏は適切な競争原理が働く経済政策を主張。竹内氏は政府の病床削減方針を批判して医療改革を訴える。八幡氏は学費無償化など教育改革を呼び掛ける。

 ■2区

 自民、立憲の前職に維新新人が加わり、三つどもえの選挙戦となりそうだ。

 左藤氏は小学校での35人学級実現など、教育分野での実績や5期務めた経験を強調する。尾辻氏は政府のコロナ対応を批判。看護師などの待遇改善を訴え政権批判票の受け皿を目指す。大阪市議からの転身を目指す守島氏は国政での「改革実現」を強調。SNSも活用し知名度向上を図る。

 ■3区

 無所属での出馬意向を示していた自民元大阪市議が選挙区での立候補を見送り、公明前職と立憲元職、共産新人、無所属新人による戦いが見込まれる。

 佐藤氏は自民との連立政権で政策実現に貢献してきた実績を強調。萩原氏はコロナ禍で国民が疲弊していることから減税を柱とした経済政策を訴える。渡部氏は経済や男女間の格差問題を主張し、現役世代の支持を狙う。中条氏は保守層への浸透を目指す。

 ■4区

 自民、共産、維新の前職3人に立憲元職が加わり接戦が予想される。

 中山氏は自衛隊によるコロナワクチンの大規模接種センター開設に、副防衛相(当時)として携わった実績を示し6選を目指す。清水氏はカジノを含む統合型リゾート(IR)反対や介護と保育の充実を主張。美延氏は議員定数や報酬を削減する「身を切る改革」を訴え、維新の改革姿勢をアピールする。国政復帰を目指す吉田氏はコロナの影響を受けた産業を支援し、にぎわいの再生を掲げる。

 ■5区

 強固な組織票に支えられた公明前職に、共産元職やれいわ新人、無所属新人が挑む形となりそうだ。

 国重氏は総務政務官として実現に貢献した携帯電話料金の引き下げなどを実績とし、行政のデジタル化推進を訴える。宮本氏は「命を守る政治」を強調し、自公政権や維新に批判的な有権者の受け皿を目指す。大石氏は積極的な財政支出による雇用拡大や所得増加を掲げる。籠池氏は司法制度改革を訴える。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆各選挙区の立候補予定者

 ◇1区

大西宏幸 54 (2)自前

村上賀厚 62 立新

竹内祥倫 39 共新

井上英孝 49 (3)維前

八幡愛 34 れ新

 ◇2区

左藤章 70 (5)自前

尾辻かな子 46 (1)立前

守島正 40 維新

 ◇3区

萩原仁 54 (1)立元

佐藤茂樹 62 (9)公前

渡部結 40 共新

中条栄太郎 52 無新

 ◇4区

中山泰秀 51 (5)自前

吉田治 59 (4)立元

清水忠史 53 (2)共前

美延映夫 60 (1)維前

 ◇5区

国重徹 46 (3)公前

宮本岳志 61 (4)共元

大石晃子 44 れ新

籠池諄子 64 無新

3548チバQ:2021/10/19(火) 11:55:39
2がないけど
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211018ddlk27010258000c.html
<戦いの構図><戦いの構図>’21衆院選 予想される顔ぶれ/3 11区 自立維有数の激戦区 /大阪
2021/10/18 05:23毎日新聞

 ■11区

 自民、立憲の前職2人に維新新人1人が参戦。全国有数の激戦区となる見込みだ。

 前回比例復活の佐藤氏は経済政策に明るく、賃上げ対策を重要テーマに掲げる。保守系を中心に政権与党支持層の結束を目指す。ベテランの平野氏は立憲の党代表代行や選対委員長の要職。野党勢力の糾合を目指し、地域企業のOBらを中心に票固めを進める。中司氏は枚方市長、府議を歴任し強固な支持基盤を持つ。かつては自民の地元支部長を務めたこともあり、保守層取り込みを狙う。

 ■12区

 維新の前職と、自民、立憲、共産の新人3人が出馬する見通し。

 藤田氏は現職の死去に伴う19年の補選で初当選。維新人気をてこに再選を目指し、国政での経験と実績をアピールする。その補選で敗れた北川氏は経済・教育政策を中心に据え、与党候補として雪辱を期す。宇都宮氏は政権交代の必要性を訴え、野党第1党への支持を呼びかける。松尾氏は核兵器廃絶を主張し、党勢の拡大を目指している。

 ■13区

 前回選は5人が乱立したが、今回は自民前職と、共産、維新の新人2人による争いとなりそうだ。出馬を断念した無所属元職の支持票の行方も注目される。

 財務相などを務めた故塩川正十郎氏の元秘書で、内閣政務官の宗清氏はコロナ対策や経済の立て直し、安全保障を中心に訴える。元東大阪市議の神野氏は「連帯と共同の力で野党連合政権を実現する」と主張する。岩谷氏は府議時代に大阪・関西万博誘致など維新の政策立案に貢献したことを強調し、無党派層への支持拡大を狙う。

 ■14区

 自民前職に共産、維新の新人が挑む。

 党副幹事長の長尾氏は、社会保障や経済、外交・安全保障を「三本柱」として訴え4選を目指す。小松氏は「国民の命を守る政治に変える」と、「安倍・菅自公政治」からの脱却を主張する。青柳氏は元国連職員で、SDGs(持続可能な開発目標)を広めた経歴などを訴え、幅広い層の支持を狙う。

 ■15区

 連続8期務めた自民前職が引退を表明。後継の自民新人、共産新人、維新前職が争う。

 竹本直一元IT・科学技術担当相の娘婿である加納氏は、国土交通省で働いた経験を生かしてまちづくりなどをアピールし、保守層への浸透を図る。為氏は医療福祉の充実などを訴え、自公政権や維新に対する批判票の取り込みを狙う。前回、前々回と比例復活した浦野氏は、大阪で維新が実現してきた「身を切る改革」などの成果を強調し、無党派層への支持拡大を図る。【高橋昌紀、山口一朗、園部仁史】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆各選挙区の立候補予定者

 ◇11区

佐藤ゆかり 60 (3)自前

平野博文 72 (7)立前

中司宏 65 維新

 ◇12区

北川晋平 34 自新

宇都宮優子 45 立新

松尾正利 62 共新

藤田文武 40 (1)維前

 ◇13区

宗清皇一 51 (2)自前

神野淳一 45 共新

岩谷良平 41 維新

 ◇14区

長尾敬 58 (3)自前

小松久 64 共新

青柳仁士 42 維新

 ◇15区

加納陽之助 41 自新

為仁史 72 共新

浦野靖人 48 (3)維前

3549チバQ:2021/10/19(火) 11:56:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211019ddlk27010338000c.html
<戦いの構図><戦いの構図>’21衆院選 予想される顔ぶれ/4止 16区 前職2人と新人争う /大阪
2021/10/19 05:55毎日新聞

 ■16区

 公明前職と立憲前職の2人が競り合う選挙戦に、NHK党の新人が加わる顔ぶれとなりそうだ。

 10選を目指す党副代表の北側氏は、地元インフラ整備推進の実績などを押し出す。国政報告会に安倍晋三元首相を招くなど自公政権の結びつきを強調して組織票固めを図る。前回は比例復活に回った森山氏は共産からの支援を取り付け、自公政権のコロナ政策などを批判。立憲の枝野幸男代表も応援に駆けつけ、支持拡大を狙う。西脇氏は少子化対策などを訴える。

 ■17区

 自民前職、維新前職の2人の争いに、共産新人が絡む。

 前回、前々回と比例復活当選した岡下氏は、政府と地元とのワクチン供給の調整や、公約だった中堺警察署の新設実現などを実績として強調。地盤の堺市中区を中心に、初の小選挙区での当選を目指す。党幹事長の馬場氏は議員定数や報酬の削減に加え、経済成長に向けた投資の必要性などを訴える。府外への応援演説も多数予定されるが、地元議員らがカバーして票をまとめる。森氏は医療費負担軽減や最低賃金引き上げを唱えて支持を広げる。

 ■18区

 自民、維新の前職2人と、立憲、共産の新人2人による争いが見込まれる。三つどもえだった前回選の構図に、新たに立憲が加わった形だ。

 4選を目指す遠藤氏は「身を切る改革」や高等教育までの無償化を訴える。前回、比例復活の神谷氏は、日本製コロナ治療薬の早期開発や経済復活を掲げる。川戸氏は「ゼロコロナ戦略」や少子化対策を唱え支持拡大を狙う。望月氏は政権交代や気候変動対策を訴えて浸透を図る。

 ■19区

 前回選で維新公認として当選し、その後NHK党へ移った前職が不出馬を表明。自民前職、立憲元職、共産新人、維新元職の4陣営が出馬の準備を進めている。

 前回は比例復活の谷川氏は総務政務官を務めた実績を生かし、小選挙区で勝利を目指す。前回、兵庫11区で希望から出馬した長安氏は地元の選挙区に戻っての挑戦。3度目の衆院選に挑む北村氏は与党批判票の取り込みを狙う。過去3回は11区で出馬した伊東氏は19区に移って国政復帰を目指す。【園部仁史、稲垣淳】=おわり

………………………………………………………………………………………………………

 ◆各選挙区の立候補予定者

 ◇16区

森山浩行 50 (2)立前

北側一雄 68 (9)公前

西脇京子 49 N新

 ◇17区

岡下昌平 46 (2)自前

森流星 38 共新

馬場伸幸 56 (3)維前

 ◇18区

神谷昇 72 (2)自前

川戸康嗣 46 立新

望月亮佑 29 共新

遠藤敬 53 (3)維前

 ◇19区

谷川とむ 45 (2)自前

長安豊 53 (3)立元

北村みき 55 共新

伊東信久 57 (2)維元

3550チバQ:2021/10/19(火) 11:57:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20211019k0000m010027000c.html
比例票狙う共産、複雑な心境の立憲 野党共闘不成立の青森では
2021/10/19 09:55毎日新聞

比例票狙う共産、複雑な心境の立憲 野党共闘不成立の青森では

一票を託す有権者(イメージ)=竹内紀臣撮影

(毎日新聞)

 衆院選は19日公示された。今回の選挙戦では前回選で全3区の議席を独占した自民に野党が挑む構図だが、野党共闘を巡っては全国で調整が進められた一方で、青森県内では成立しなかった。小選挙区での比例票積み上げを狙い共闘に距離を置く共産に対し、思惑の一致しない立憲民主の関係者らは複雑な心情をのぞかせている。【平家勇大、江沢雄志】

 「全てで一本化ではない。今の状況ではこの形がベスト」。12日、県庁で報道陣の取材に応じた共産党県委員会の畑中孝之委員長は、野党共闘について問われ答えた。その上で、1、2区で候補者の擁立を堅持し、候補を立てない3区では「反自民」との立場を示しつつ、比例票の掘り起こしに注力することを強調した。

 県内の野党共闘を巡っては、実を結んだ実績もある。2016年の参院選では共産の候補予定者が比例に回り、野党候補は旧民進から出馬した現立憲県連共同代表の田名部匡代氏に一本化され、当選。19年の参院選でも、共産が擁立候補を取り下げ、立憲候補を野党統一候補として立てた。敗れはしたが大票田の青森市や弘前市では得票数で当選した自民候補を上回った。

 しかし、今回の選挙戦では、共産にとって比例東北ブロックから出馬予定の前職、高橋千鶴子氏の議席維持は最優先事項。小選挙区で候補者を取り下げることにより比例票まで失うことは避けたい考えだ。

 ただ、共産が擁立した1、2区は前回選と状況が変わり、野党に加勢する状況もある。

 1区では、2017年の区割り改定を受けコスタリカ方式を採用した自民は、青森市を中心とする旧1区に地盤を持ち、前回選で圧勝した前職の津島淳氏は比例に回る。津島氏に替わって今回、現1区から出馬を予定する前職の江渡聡徳氏は十和田市などを中心とする旧2区出身。1区では初めての選挙となるが、区割り改定後、同市は現2区に組み込まれている。

 また、2区では自民出身の重鎮で前衆院議長の大島理森氏が引退。与野党とも新人による選挙戦となる見通しとなった。

 しかし、これまでに野党間の協議は水面下で続けられてきたが、衆院選に向けた共闘に関する議論は事実上棚上げされた。結果として、1、2の両区で立憲、共産が競合。畑中委員長は「これまでは共産が下げる形だったが、それだけでは自民党と対決する力を野党がつけることにならない」と断言した。

 3区から出馬予定の立憲新人で同党県連共同代表の山内崇氏は「候補者を簡単に出したり引っ込めたりはできない。判断をするのは党本部の責任だ」と話す。ただ、ある同県連幹部は「いまの選挙区の状況で共闘できれば一番良い形で戦えたはずなのだが」と漏らす。また、ある立憲の陣営幹部も「本当は共闘できればよかったが今になってそう言っても仕方がない。共産には共産の事情があるのだろう」とつぶやいた。

 自民党県連のある幹部は「野党から2人出れば候補が埋没する。そういう意味では良かった」と語った。

3551チバQ:2021/10/19(火) 11:58:30
https://news.goo.ne.jp/article/minaminippon/region/minaminippon-20211019090337.html
〈衆院選 鹿児島〉新人・保岡氏は自民の比例2位 九州ブロック名簿発表
2021/10/19 09:20南日本新聞

〈衆院選 鹿児島〉新人・保岡氏は自民の比例2位 九州ブロック名簿発表

南日本新聞

(南日本新聞)

 自民党は18日、衆院選比例九州ブロックの名簿を発表し、新人の保岡宏武氏(48)=鹿児島市=が2位に登載された。保岡氏は「尽力してくれた関係者に感謝する。鹿児島の1〜4区を応援し、5人目として当選できるよう頑張りたい」と語った。

 名簿3位に73歳未満の重複立候補者が並び、前職で鹿児島1区の宮路拓馬氏(41)=比例九州、鹿児島3区の前職、小里泰弘氏(63)も入った。

 保岡氏は前回、元法相で父親の故・興治氏が公示直前に引退したのに伴い出馬し落選。比例名簿登録に間に合わず、「比例復活」もかなわなかった。今回、1区の公認を巡って宮路氏と争い、県連は8月に「1区宮路氏、比例は保岡氏」を決定。保岡氏の比例名簿上位を求めて決議し、党本部に提出するなど、てこ入れしていた。

 森山裕県連会長は「県連の要望を受け入れてくれたことに感謝したい。若い2人が並び立つ一歩が踏み出せた。県内の4選挙区当選に全力を尽くす」と話した。

3552とはずがたり:2021/10/19(火) 13:18:18
れいわ 神奈川6、7区で立民公認候補を推薦
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-716629.html
れいわ新選組
衆院選
選挙 | 神奈川新聞 | 2021年10月19日(火) 06:40

 れいわ新選組は18日、衆院選に立候補する立憲民主党公認候補への推薦を発表した。神奈川県内の推薦候補は次の通り。(敬称略)

 ▽6区 青柳陽一郎

 ▽7区 中谷一馬

一覧
PrevNext



3553チバQ:2021/10/19(火) 16:32:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/6da7985c43fe80565982632422b82aca4c4d19be

「知事派」に警戒広がる 目立つ前職、来春にらみ 石川1区 
10/19(火) 12:48配信
北國新聞社

1
/
2

金沢市大浦小で開かれた式典に出席した(右から)馳氏、谷本知事、山野市長=9月18日、同市大浦町

 4氏が争う1区は、自民新人が来春の知事選出馬を表明した前職馳浩氏と二人三脚で選挙活動を展開する。候補内定から日が浅い新人にとって馳氏は心強い援軍である半面、知事選を優位に進めたい思惑が透け、谷本正憲知事の支持者には警戒感が広がる。一方、知名度抜群の馳氏が去ったことで反転攻勢に出たい野党だが、立憲民主と共産の共闘が破談となった上、日本維新の会の参戦で票の分散が懸念材料だ。



 「私の秘書も、事務所も、そのまま小森さんに引き継ぐことになります。来年の知事選挑戦がありますので」

 先月30日に行われた自民新人の小森卓郎氏(51)の事務所開き。あいさつに立った馳氏がこう語ると、県議の一人は露骨に顔をしかめた。「馳色が強すぎる」。かえって票離れが進むとの懸念がにじんだ。

 衆参合わせて国会議員を計8期26年務めた馳氏は高い知名度を誇り、2017年の前回選では次点の倍近い11万2千票余で圧勝した。その後継となる小森氏には、陣営が掲げた9万5千票の目標を超える「それなりの勝利」(陣営関係者)が求められる。

 財務省出身、妻の父が北村茂男元衆院議員といった肩書もあり、中村勲選対本部長は「恥ずかしい票数で当選させるわけにはいかない」と強調する。

  面会拒否も 2011年から3年間、県の部長として石川に出向していた小森氏だが、9月9日の出馬表明から40日程度しかたっておらず、一般的な知名度は極めて低い。馳氏の後押しが欠かせないのは当然と言える半面、7月に知事選出馬を表明した馳氏が目立つのを快く思わない人がいるのも事実だ。

 関係者によると、馳氏の知事選出馬の意向は、本人が意図しない形で党本部側から情報が漏れ、報道が先行した。戸惑いが広がる中、7月の会見で馳氏が「現職の後継」を自任したことに対し、身内の自民からも「谷本知事が出るとも出んとも言うとらんのに失礼や」との声が飛んだ。

 こうした経緯が、小森氏の活動にも影響を及ぼす。馳氏は企業、団体へのあいさつ回りについて「みんな大歓迎だよ」と語るが、関係者によると「馳さんが一緒なら会いたくない」と面会を断る企業や団体もある。

 小森氏が目標の得票数を超えて圧勝を飾れば、後ろ盾となった馳氏の存在感も高まる。ただ、ベテラン県議の一人は旧奥田系市議を中心にやぐらを組んだ維新の小林誠氏(44)に触れ、「馳さんが表に出すぎると、そっちに票が流れてしまうかもしれない」とこぼした。

 もう一つの焦点となるのが、知事選に出馬意欲ありとされる山野之義金沢市長の動向だ。山野市長は小森氏陣営の事務所開きに出席した一方、市長選初出馬時から支援を受ける小林氏の事務所開きに妻を出席させ、バランスを取った。

 今のところ、これ以外に山野市長の目立った動きはなく、衆院選では静観の構えを取る。知事選についても沈黙を貫く山野市長だが、県政界では「現職が出馬しなければ出てくるだろう」との見方が多い。

  野党、票分散を懸念 一方、自民の候補予定者が馳氏から無名の小森氏となり、野党第1党の立民は息巻く。党が擁立する新人荒井淳志氏(27)が早くから準備を進めてきたこともあり、「大チャンスだ」とボルテージを上げる。

 前回選では旧民主系の元職田中美絵子氏(現金沢市議)が馳氏に大差で敗れたものの、荒井氏陣営は今回、小森氏の得票が馳氏を大きく下回ると予想。立民県連関係者は「8万5千票まで上積みできれば勝ち目はある」と皮算用する。

 ただ、亀田良典氏(72)を擁立する共産との共闘がなくなり、革新票の結集は難しい状況。さらに、自民側は「確かに小森さんは馳さんより知名度に劣るが、田中さんと荒井さんの関係にも同じことが言える」と指摘。顔と名前が売れていない者同士の争いなら、組織力に勝る自民に分があるとの見方だ。

 ある関係者は、小森氏があいさつ回りで「ああ、小林さんね」と名前を間違えられたエピソードを紹介し、「木が二つ(小林)か、三つ(小森)か。有権者はその程度の認識だ」と皮肉を込めた。認知度も関心もいまだ低い県都の争いだが、その結果は次なる戦いの図式を左右しかねない。

3554チバQ:2021/10/19(火) 16:50:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e652ca743009a6d6f22a93f1b834eb45ec7b7275
輪島で元職の色薄れ 自民内紛七尾に火種 石川3区
10/19(火) 12:46配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
北國新聞社

1
/
2

並んで掲示されている西田、近藤両氏のポスター=輪島市内

 衆院が解散された14日、県内3選挙区は19日公示、31日投開票の超短期決戦をにらみ、実質的な選挙戦に突入した。各選挙区から立候補を予定する現職、新人の各陣営はどのような戦略を描くのか。議席を懸けた戦いの図式を追う。

 自民党の西田昭二(52)、立憲民主党の近藤和也(47)の前職2氏がしのぎを削る石川3区。2017年の前回選は、解散2日前に出馬表明した西田氏がわずか2110票差で勝利をもぎ取った。元職・北村茂男氏の地元輪島で大差を付けたことが鍵となったが、今回は元職の影響力が薄れた地盤で近藤氏が食い込みを見せている。

 「おい、近藤の事務所ができたぞ」

 9月上旬、奥能登の中心、輪島に近藤氏が初めて前線基地を置いたとの一報が、瞬く間に自民系市議の間を駆け巡った。

 前回選で西田氏は、当時希望の党だった近藤氏に同市で3378票差を付け大勝していた。「輪島で勝てれば3区を制することができる」と語り、「ホーム」に殴り込みをかけてきた近藤氏の影に、西田氏陣営は一気に緊張感を高めた。

 近藤氏が動きを強める背景には、引退から4年がたつ北村氏の影響力低下があるとされる。自民関係者の一人は「北村氏支持者だった人が近藤氏支持者に変わっているケースもある。西田さんが輪島で勝てたとしても僅差だろう」と厳しい表情を浮かべた。

 西田氏も手をこまねいているわけではない。8月以降、10回ほど輪島に入り、4、5千件のあいさつ回りをこなした。昨秋以来空席だった連合後援会長を梶文秋市長に要請したのも、この地で勝利する意味の大きさを意識してのことだ。

 近藤氏側も、妻が市内の1万2千軒を訪問。前回選で近藤氏に付く市議はいなかったが、今回は3人が支援に回る。

 市内には両氏のポスターが近距離に掲示されている場所も出てきた。「雰囲気は相当変わってきた」(近藤氏陣営)との感触も聞こえる奥能登の票田が、勝敗を大きく左右する。

  左右にウイング広げ 前回選の3区の得票を12市町別にみると、7市町で西田氏が勝利し、近藤氏は5市町で上回った。前回は3区全体で5212票を獲得した共産が今回擁立を見送ったため、仮にその票が近藤氏に入れば西田氏をたやすく逆転する。

 近藤氏は「政党や政策で人を見るべきではない」と繰り返し、立民ではなく「近藤党」を自称して保守、革新双方へしたたかにウイングを広げてきた。こうした戦略には自民から「共産との関係を隠し、政権選択選挙なのに立民所属を前面に出さないのはどうなのか」との批判がつきまとうが、意に介する様子はない。

 戦略は、衆院選1週間前に市議選の投開票日を迎える七尾市にも広がる。西田氏と溝がある自民の和田内幸三県議との接近だ。

 昨年10月の同市長選では西田氏が推す現職を破り、近藤氏と和田内氏が支持した茶谷義隆氏が当選した。和田内氏に連なる勢力が市議選でも伸張すれば、七尾が地元の西田氏の足元はさらに揺らぐことになる。

 西田氏の選対入りを固持した和田内氏は衆院選について、表向き「(西田氏の)邪魔はしないが、応援もしない」と話すものの、周囲には「近藤に投票しろ」と指示しているとされる。前回はなかった自民内の火種を抱え、西田氏は地元でも難しい局面に置かれている。

  「比例も困難」一変 一方、「衆院選は11月上旬」という大方の予想を裏切り、岸田文雄首相が10月31日の投開票を決めたことは、所属派閥の領袖(りょうしゅう)である岸田氏の総裁選勝利と合わせ、西田氏には二重の朗報だった。新政権の勢いそのままに選挙戦に突入できることになり、能登の自民系議員は一様に「いいことや」と腕をまくった。県議の1人は「西田は選挙区はおろか、比例すら難しいと言われとったが、空気が一変した」と語る。

 岸田首相の県入りを切望する西田氏陣営だが、14日時点では決まっていない。宮下正博県議は「何としても七尾に入ってほしい」とした上で、前回選で近藤氏とほぼ互角の戦いを演じ、3区の有権者の3分の1強を占める河北郡市での遊説にも期待を込めた。

 岸田首相就任の影響について、立民関係者は「安倍、菅政権と何も変わらないということを地道に訴えていくしかない」と話す。さまざな要素が複雑に絡み合い、風向きが読めない能登の戦いが続く。

3555チバQ:2021/10/19(火) 16:53:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5386a61b43c99f3ba737a6d08b17489c652ed868
大阪14区 代表おひざ元の維新、負けられぬ戦い
10/19(火) 12:32配信

14
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
19日に公示された衆院選で、大阪14区(八尾、柏原、羽曳野、藤井寺の4市)は、自民前職に維新、共産の各新人が挑む三つどもえの構図となった。

維新は過去3回の衆院選で2勝1敗と勝ち越すが、前回(平成29年)は1656票差で敗れ、比例復活に救われた。大票田の八尾市は維新の松井一郎代表(大阪市長)のおひざ元。維新にとっては連敗は許されない選挙区で、大激戦となりそうだ。

「未来に責任を持つ政治。(松井)代表の思いを継いでいく」。午前9時すぎ、八尾市の近鉄河内山本駅近くの選挙事務所で出陣式を開いた維新新人、青柳仁士(ひとし)氏(42)は大阪発の維新改革を国政へ広げることを訴えた。6月に公認が決まり、知名度の浸透に全力をあげてきた。維新人気で、てこ入れを図る。

「私は日本を守りたい。弱い人の生活を、当たり前の日常生活を守りたい」。午前10時すぎ、八尾市の近鉄八尾駅前で出陣式を開いた自民前職、長尾敬(たかし)氏(58)。大阪は「維新のブランド力が違う」(長尾氏)と警戒心を見せつつ、選挙期間中は党の大物議員らを弁士に呼び、選挙区での勝ちにこだわる。

「命を守る政治を実現する。自公、維新に負けるわけにはいかない」。午前9時前に、八尾市の商業施設「アリオ八尾」近くの選挙事務所前に立った共産新人、小松久氏(64)はこぶしを振り上げた。前回に続く国政挑戦。コロナ禍で「なぜ、検査の拡充をできないのか」と指摘し、政権交代を訴えた。

3556チバQ:2021/10/19(火) 18:57:23
>>3461



公明推薦が出てない自民候補
茨城5区=石川昭政
東京8区=石原伸晃
東京17区=平沢勝栄
神奈川11区=小泉進次郎
静岡5区=吉川赳
愛知11区=八木哲也
大阪14区=長尾敬
兵庫7区=山田賢司
徳島1区=後藤田正純
福岡1区=井上貴博
福岡3区=古賀篤
福岡5区=原田義昭 ただし二次公認
福岡8区=麻生太郎
佐賀1区=岩田和親
熊本1区=木原稔
熊本4区=金子恭之
大分1区=高橋舞子(新)、


一次推薦出なかった候補は下記の通り

④は4次推薦の意味

北海道2区=高橋祐介(新)④
茨城5区=石川昭政、
東京8区=石原伸晃、同9区=安藤高夫④、同17区=平沢勝栄
神奈川5区=坂井学③、同9区=中山展宏③、同11区=小泉進次郎、同13区=甘利明③、
 同15区=河野太郎③、同17区=牧島かれん③、同18区=山際大志郎③
静岡5区=吉川赳
愛知11区=八木哲也
三重2区=川崎秀人(新)⑤
大阪11区=佐藤ゆかり⑤、同14区=長尾敬⑥
兵庫7区=山田賢司
岡山3区=阿部俊子⑥
徳島1区=後藤田正純
香川3区=大野敬太郎③
愛媛2区=村上誠一郎③
福岡1区=井上貴博、同2区=鬼木誠⑤、同3区=古賀篤、同4区=宮内秀樹②、同7区=藤丸敏②、同8区=麻生太郎
佐賀1区=岩田和親、同2区=古川康③
長崎1区=初村滝一郎(新)③、同2区=加藤竜祥(新)③
熊本1区=木原稔、同3区=坂本哲志②、同4区=金子恭之
大分1区=高橋舞子(新)、同3区=岩屋毅②
宮崎2区=江藤拓③、同3区=古川禎久③
鹿児島1区=宮路拓馬⑤、同2区=金子万寿夫③、同3区=小里泰弘③、
沖縄1区=国場幸之助③、同2区=宮崎政久③、同3区=島尻安伊子(新)③、同4区=西銘恒三郎③

二次公認
北海道7区 伊東良孝③▽群馬1区 中曽根康隆③ 長崎4区北村誠吾③




https://news.yahoo.co.jp/articles/a73ff4a33fbbeffc5bcbd9023565e23b2ed1e9bd
自民候補2人を推薦=公明【21衆院選】
10/19(火) 18:27配信

時事通信
 公明党は19日の持ち回り中央幹事会で、衆院選の自民党公認候補2人を対象に第6次推薦を決めた。

 推薦候補は次の通り。(敬称略)
 大阪8区 高麗啓一郎▽岡山3区 阿部俊子

3557チバQ:2021/10/19(火) 18:57:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/220944e12c1d9f39219bc30ea1d66679ee46332a
元知事×元知事×元知事候補、因縁の対決 柏崎刈羽原発のおひざ元
10/19(火) 18:27配信
■衆院選 注目の選挙区

 東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟5区は、元知事対決に、元知事候補も加わる因縁の対決となっている。

【写真】無所属新顔の米山隆一氏

 2016年から18年に知事を務めた無所属新顔の米山隆一氏(54)は今回、野党統一候補として立候補。長岡市内の第一声で、女性スキャンダルで知事を辞職した点を謝罪し「身内を優遇するだけのアベノミクスから生活を豊かにする経済政策へ転換を」と訴えた。

 16年の知事選で敗れた無所属新顔で、全国市長会長も務めた前長岡市長の森民夫氏(72)は、今回は推薦などを受けずに戦う。長岡市内のホテルで「地域に根を張って、皆さんの意見や要望を生きた政策にする。できるのは私しかいない」と決意表明した。

 自民前職の泉田裕彦氏(59)は、3期12年にわたり知事を務めた。17年に旧山古志村長の長島忠美氏が急死したのに伴い新潟5区を受け継いだ。長岡駅前での第一声では「与党に雪国の声を届け、豪雪地帯で親子三代が笑顔ですごせる政策をつくる」と主張した。(伊丹和弘、白石和之、小川聡仁)

朝日新聞社

3558チバQ:2021/10/19(火) 18:58:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/196060cc199cce0765f3ab7021976c18067294fb
与野党“落選危機リスト”大物・著名候補28人 東京18区・菅直人氏が大接戦 大阪は三つどもえ 岩手3区・小沢一郎氏は高齢も意気軒昂
10/19(火) 16:56配信

209
この記事についてツイート
この記事についてシェア
夕刊フジ
 【衆院選2021年秋】

 令和初となる衆院選が19日公示され、31日の投開票に向け、12日間の選挙戦が始まった。新型コロナウイルス対策や経済政策に加え、中国の軍事的覇権拡大が進むなか、国民の生命と財産を守り抜く外交・安全保障政策も重要な争点だ。選挙区289、11ブロックの比例代表176の計465議席を争うが、個別の選挙区を見ると、閣僚や党要職などを歴任した候補らが崖っぷちの戦いを強いられている。夕刊フジでは、世論調査や情勢調査をもとに、「落選危機にある与野党大物・著名候補28人のリスト」を作成した。政治評論家の小林吉弥氏が解説した。

【表でみる】次期衆院選での議席予測(10月14日付)

 「経済、外交、安全保障、すべての分野において厳しい現実と向き合いながら責任ある理想を語っていく」

 岸田文雄首相(自民党総裁)は公示前日(18日)、日本記者クラブ主催の公開討論会で、こう語った。

 立憲民主党の枝野幸男代表は「支え合う社会をつくる」「(共産党など4野党共闘は)包括的な理念や政策は共有している」などと述べた。

 討論会には、公明党の山口那津男代表や、日本維新の会の松井一郎代表、共産党の志位和夫委員長、国民民主党の玉木雄一郎代表、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党の福島瑞穂党首、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反での立花孝志党首も出席した。

 夕刊フジが作成した「落選危機リスト」は別表の通り。あくまで選挙区での情勢で、比例復活は含まない。与野党の大物・著名候補がズラリと並んでいる。

 まず、東京では元首相がピンチだ。立憲民主党の菅直人元首相(75)のおひざ元・東京18区(武蔵野市、府中市など)に、自民党の長島昭久元防衛副大臣(59)が乗り込み、大接戦となっている。

 長島氏は2017年に、共産党との共闘を模索した旧民進党を見限って、19年に自民党に入党した。今回は、古巣の東京21区(立川市、国立市など)から国替えしての出馬となる。17日には、菅義偉前首相がJR武蔵小金井駅前に応援に駆け付け、多くの聴衆が集まった。

 小林氏は「長島氏は保守色が強い。中国情勢に不安があるなか、『安全保障通』であることも奏功しているのではないか。東京18区は伝統的に革新系が強いが、菅氏も若い有権者には『古い人』で、『民主党で失敗した首相』という認識なのかもしれない。長島氏の方が若さは伝わるだろう」とみる。

 大阪では、三つどもえの大接戦だ。

 大阪11区(枚方市、交野市)は、立憲民主党の平野博文元官房長官(72)と、前回17年選挙で比例復活となった自民党前職の佐藤ゆかり元環境副大臣(60)に、日本維新の会の新人、前大阪府議の中司宏氏(65)が挑む構図だ。

 同区では以前から、自民党と旧民主党系、日本維新の会による激しいバトルが展開されてきた。当選回数を重ねた佐藤、平野両氏が抜けきれない理由を、小林氏は分析する。

 「維新旋風が続いており、新鮮味ある中司氏が漁夫の利をさらう可能性がある。佐藤氏は初当選時の華やかさや存在感が、やや薄れた印象がある。平野氏は堅実だが、佐藤氏同様に印象が今一つだ。立憲民主党の党勢の弱さに、とばっちりを受けている」

 ■岩手3区 小沢氏、高齢も意気軒昂

 東北では、「中堅vs長老」の戦いが注目だ。

 岩手3区(花巻市、奥州市など)は、弁護士で自民党前職の藤原崇元復興政務官(38)が、かつては「剛腕」と恐れられた小沢一郎前衆院議員(79)を超すような勢いだ。小沢氏は公示日に選挙区入りし、第一声を上げるとされ、力の入れようがうかがえる。

 ただ、小林氏は「有権者の世代交代もみられるが、小沢氏は高齢でも意気軒高としており、父(佐重喜氏)以来の地力も効く」といい、「小沢氏有利」と分析する。

 新潟では、「元・前の知事対決」が見ものだ。

 新潟5区(長岡市、小千谷市など)は、元知事で自民党前職の泉田裕彦氏(59)と、前知事の新人、米山隆一氏(54)が激突し、前長岡市長の無所属新人、森民夫氏(72)が追う展開だ。米山氏は18年に文春砲が直撃して任期途中で辞任したが、泉田氏をしのぐ勢いだ。

 小林氏は「新潟は比較的革新色が強い。小説家でタレントとしても活躍する米山氏の妻、室井佑月氏の応援が有権者に歓迎されている。泉田氏は票田がある長岡市の前市長の出馬で、保守票を食われている」と語る。

 異例の短期決戦。風向きは変わるのか。

3559チバQ:2021/10/19(火) 19:00:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/30af551ccdf4295476557774507ed7518ca8b70f
兵庫1区は5候補乱立、保守対決も 7区は自・立・維の三つどもえ 衆院選公示
10/19(火) 13:29配信

神戸新聞NEXT
衆院選が始まり、集まった支持者らに手を振る候補者=19日午前、神戸市内(撮影・中西幸大、画像の一部を加工しています)

 暮らしはこれからどう変わるのか。これほどまで先の見通せない中での選択は記憶にない。19日に公示された衆院選。新型コロナウイルス禍は、社会が抱える課題を浮き彫りにした。不十分な医療体制、雇用や教育の格差、デジタル化の遅れなど多岐に及ぶ。長期政権を築いた安倍・菅政権の功罪もちらつく。「成長と分配」を巡る論戦はどう展開されるのか。兵庫県内の12選挙区で候補の訴えに耳を傾ける12日間が始まった。

【写真】衆院選、公正な選挙PRへ「白バラ旗」 兵庫県庁前に掲揚


■兵庫1区

 5人が立候補し、県内屈指の激戦区となった兵庫1区(神戸市東灘、灘、中央区)。野党共闘によって候補者の一本化が進み、共産党が初めて候補者擁立を見送った。自民党の前職と元自民県議による保守対決の様相も呈する。

 自民前職の盛山正仁氏(67)は、同市中央区の事務所で出陣式。第一声では、岸田文雄首相と同派閥であることを強調し「総理に近い議員として、これまで以上に地域の声を官邸に届けられる」と訴えた。野党共闘については「政策の中身をそっちのけで、選挙のためだけにくっついている」と批判した。

 対する立憲民主党の元職井坂信彦氏(47)は、前回の衆院選で議席を失った。同市灘区での第一声で「この4年間、本当に悔しい思いをしてきた。政治は明らかに悪化した。うそや隠し事が当たり前になってしまった」と強調。候補擁立を見送った共産の間接的支援を受ける中、「自民と井坂の大接戦になる」と訴えた。

 県内では過去最多の9人を擁立した日本維新の会。大阪に次ぐ「第2の牙城」とする兵庫で党勢拡大を図るため、候補者を前回の4人から倍増させた。同市中央区での出陣式に臨んだ新人一谷勇一郎氏(46)は「新たな風を吹かせ、日本を変えていく礎になる」と決意を語った。

 元自民県議の新人高橋進吾氏(53)は、同市東灘区で第一声。立候補の届け出と同時に党を除名となったことに触れ、「今の自民党は国民の側に立っているのか強い危機感がある。権力の上にあぐらをかいてはいけない。無所属保守の立場で皆さんと闘いたい」と支援者に呼び掛けた。

 無所属新人の木原功仁哉氏(37)は、同市中央区でマイクを握った。弁護士として新型コロナのワクチン接種中止を国に求める行政訴訟を起こしており、「国はワクチンの安全性の証拠を示さない。子どもたちを薬害から守らないといけない」と訴えた。(まとめ・三島大一郎)

■兵庫7区

 兵庫7区(西宮市、芦屋市)は、4選を目指す自民前職の山田賢司氏(55)に、立民新人の安田真理氏(43)と維新元職の三木圭恵氏(55)が挑む三つどもえの争いとなった。

 「コロナとの戦いで必ず結果を出す」。山田氏は西宮市内の事務所で気勢を上げた。前回は盤石の戦いで圧勝。だが2年前の参院選で兵庫に独自候補を立てた公明党の協力要請に応じなかったことなどから公明推薦を得られないまま。それでも「自公政権に力を」と支持を訴えた。

 安田氏はJR西宮駅前で「政権交代に希望を感じていただけるよう戦い抜く」と決意を表明した。2年前の参院選に続き、2度目の国政挑戦。野党5党の「統一候補」を前面に出し、ジェンダー平等や格差社会の是正を訴えて浸透を図る。「どんな法律を作るかが重要」と訴えた。

 兵庫5区から国替えし、2度目の挑戦となる三木氏は、西宮市内の事務所で「現状に合わせ制度を改革するのが維新だ」と語った。前回は希望の党と票を奪い合い、共倒れしたが、今回は勢いを意識し「第三極として良いことは良い、悪いことは悪いとはっきり物を申す」と力を込めた。(まとめ・山岸洋介)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板