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新・鉄道綜合スレ
5087
:
OS5
:2025/06/23(月) 17:57:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d3996319fcfd29092ed97c1b7adcad248d9d89b
北陸新幹線の米原ルート、滋賀県の人が「来なくていい」と考える切実な理由 知事「受ける恩恵が小さい」
6/23(月) 12:17配信
福井新聞ONLINE
小浜・京都ルート支持を明言し「米原ルートを受け入れることは今後もない」と語る三日月大造滋賀県知事=大津市の同県公館
平日早朝の滋賀県長浜市のJR長浜駅。通勤、通学客が続々と姫路(兵庫県)行き新快速に乗り込む。午前6〜7時台は約20分間隔に出発し、利便性が高い。北陸新幹線敦賀以西の延伸で石川県の一部などが主張する「米原ルート」が現実になると、北陸線、琵琶湖線がJRから経営分離され、並行在来線となる可能性がある。
大津市の職場に向かうため新快速を待っていた団体職員の50代男性は「並行在来線になって、滋賀県が新快速の便数を維持できるだろうか。北陸新幹線は来なくていい」と素っ気なく話した。
長浜市は伝統的建造物群を生かした「黒壁スクエア」が観光客に人気だ。長浜観光協会が昨年11月に行った来訪者アンケートによると、居住地別では滋賀県内を含む関西が最多の43%で、北陸は7%のみ。京都、大阪からの来訪者は東海道新幹線の米原経由ではなく、割安なJR新快速の利用が大半という。
「新快速の利便性が下がると誘客に大きな打撃になる」と同協会の今井克美専務理事。JR在来線の維持が最優先との認識だ。大手門通り商店街振興組合の眞杉国史(くにちか)理事長も「米原ルートで北陸からの観光客が増えるならいいが、在来線を経営分離してまでは賛成できない」と語った。
■ ■ ■
「米原ルートを望んでも求めてもいない」。5月に東京都内で開かれた北陸新幹線建設促進同盟会(会長・杉本達治知事)の大会で、滋賀県の三日月大造知事はこう訴え、小浜・京都ルートへの支持を改めて明言した。米原ルートを強く否定した発言について「かかる費用に比べて、受ける恩恵が小さい」と語る。
整備新幹線の財源スキームは、貸付料(JRが国に支払う施設使用料)を充てた上で、残りを国と地方が2対1の割合で負担する仕組みだ。米原ルートで滋賀県を通れば建設費の地元負担が生じる上、並行在来線の運営に対する財政負担も見込まれる。三日月知事は「北陸線が経営分離される可能性は大。かつ、特急サンダーバードが走る湖西線もそうなる可能性がある」との見方を示す。
2016年に与党が小浜・京都ルートを決定する以前、滋賀県と関西広域連合は工期や費用面で優位だとして米原案を支持した時期がある。「当時は滋賀の負担を関西で分け合う合意があった。ところが京都府が府内のルートを主張し始め、JR西日本も米原案を否定した。そのため主張を改め、小浜・京都ルート支持で一貫している」と経緯を話した。
米原市の中には米原ルートへの転換を求める声もある。自民党会派の市議の一人は「長浜と彦根に挟まれ、米原の観光や経済は埋没している。北陸新幹線が来ても“乗換駅”のままだという人もいるが、地域再開発のきっかけになる」と語る。
角田航也市長は昨年12月の定例市会で、米原ルートとなった場合の並行在来線化や建設費負担の懸念に触れ「プラスとマイナス両方の効果を分析しつつ、現状の東海道新幹線米原駅の徹底活用と、北陸線の利用促進に率先して取り組む」と慎重な言い回しに終始した。
三日月知事は衆院議員時代に国土交通副大臣などを務めた際、北陸新幹線の長野以北や金沢以西の延伸議論が複雑化したと振り返り、多方面に利害が絡む国家プロジェクトの前進は容易ではないと語る。「京都の立場に立てば財政負担などに懸念があるのは当然。国は、京都の負担軽減策を含め議論していかないといけない」と指摘する。
福井新聞社
5088
:
OS5
:2025/06/29(日) 23:34:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/db0d7763f76150de69f0c2c3aa7afde864454365
「開業後」の福井がヒント…北陸新幹線延伸後のまちづくり課題に、「生かす策考え続ける」
6/29(日) 16:30配信
読売新聞オンライン
福井駅付近を走る北陸新幹線の車両(3月、福井市で)
四国に新幹線が誕生する際、まちづくりのヒントになる光景かもしれない。
昨年3月に北陸新幹線金沢―敦賀間が延伸開業した福井県。県都の玄関口・福井駅前は、商業施設やバスターミナル、再開発ビルが広がる。
目を引くのは、県内で多くの恐竜の化石が発掘された「恐竜王国」をアピールする恐竜モニュメントだ。駅周辺で25体ほどある。6月下旬、経営するアパレル会社の取引先を訪れたという東京都の女性(54)は「新幹線ができて、圧倒的に訪れやすくなった」と喜び、部下らと記念撮影を楽しんでいた。
関東から客1.3倍
福井県内の整備費用の概算
北陸新幹線の基本計画が決まったのは四国の新幹線より1年早い1972年。73年には整備計画に格上げされ、金沢―敦賀間は2012年に着工された。
携帯電話の位置情報を基にした福井県の推計によると、県内4駅のうち前年と比較可能な3駅を訪れた人は、延伸後1年で2割程度増えた。東京と福井が直結したことで、関東圏からは約1・3倍、新潟、長野両県からは1・5倍の増加だ。福井県は「首都圏への速達性が飛躍的に向上し、全国で福井を知ってもらう機会が増えた。観光地への来訪客や宿泊客数が増加し、二次交通の利用者数、売り上げが伸びた」とする。
県内の事業費は約1兆1200億円。JR西日本が施設の使用料として約6000億円を支払い、県や駅が立地する4市は約1700億円を負担する。国からの交付税措置を踏まえると、県と4市の負担は実質約800億円との試算だ。「投資を行うことでお客さまが増え、利益が上がるということが新幹線でわかった」。杉本達治知事は胸を張る。
並行在来線好調
福井県内の北陸新幹線と並行在来線
福井駅の駅舎には、並行在来線となった北陸線敦賀―大聖寺間(約84キロ)の経営をJR西から引き継いだ第3セクター「ハピラインふくい」のマークがある。
福井県はハピラインに14億円を出資。県内17市町のうち、沿線7市町が計3億3820万円、沿線ではない10市町も計6180万円を負担する。
6月下旬の平日夕方、ハピラインの福井駅ホームは学生や通勤客で混雑していた。通勤で利用する敦賀市の男性(52)は経営分離後について、「増便され、車両数も増えて不便さは感じない。運賃は高くなったが、これしか交通手段がないので仕方ないかな」と話す。
県などによると、延伸後は1日当たり約2万1000人が利用。目標の2万人を上回る。列車を約3割増やし、敦賀―福井間では廃止された特急の代わりに快速列車を導入。ラッシュ時は車両を増結するなど、利便性向上策が奏功している。
一方、経営状況は厳しい。開業後5年で運賃を5〜15%値上げ。29年以降はさらに値上げする方針だ。それでも不足する収入を補うため、県と沿線7市町は計70億円の基金を拠出する予定だ。
外国人宿泊46位
田んぼの中に立つ越前たけふ駅(福井県越前市で)
延伸後も課題は残る。増加が期待された福井県内の外国人宿泊者数は24年、9万2000人と全国46位。四国で最も多い香川(90万6000人)の1割ほどに過ぎない。
県内各地を訪ねると、異なる様相を見た。越前たけふ駅(越前市)は市街地から約3キロ離れ、乗り継げる鉄道や路線バスはない。駅前は道の駅と駐車場を除けば、水田が広がる。
乗車数は1日約500人と県内4駅で最少。駅前で客待ちをするタクシー運転手の男性(59)は「ビジネスの出張客を平日に乗せるくらい。観光客はほとんどいないよ」とこぼす。
駅前では企業の研究開発拠点が建設中で、ホテルも計画されている。越前市観光誘客課は「駅周辺は何もない一からのスタートだった。降りようと思ってもらえるようなにぎわいづくりに、今、まさしく取り組んでいる」とする。
北陸新幹線の始発・終着駅となった敦賀駅。敦賀市中心部で約1・5キロ続く商店街はシャッターが目立つ。駅前商店街振興組合の河藤正樹理事長(55)は「駅で乗降する人は多いが、市内を巡る人の流れが生まれていない」と感じる。営む土産物店には延伸後、東京などから客が押し寄せたが、最近は落ち着き始めた。
延伸から1年が過ぎ、河藤さんは「2度目は敦賀に来てくれるだろうか」と自問し、こう実感する。「新幹線頼みではうまくいかない。新幹線を生かす策を考え続けなければいけない」
5089
:
OS5
:2025/07/10(木) 15:18:28
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/b9025cbbae8b7a03812122ae04a105c6819eb003/?mode=top
広島の路面電車に「快速」登場へ “新線”開通にあわせてダイヤ改正 広島駅はめっちゃ便利に
2025.07.10 14:14
掲載
駅前大橋ルート開業にあわせてダイヤ改正
広島電鉄は2025年7月8日、来月3日に予定されている新線「駅前大橋ルート」開業に伴うダイヤ改正と、停留場の変更の概要を発表しました。
【画像】これが広電の「快速」運行時刻&停車駅です
今回のダイヤ改正では、広島駅〜稲荷町〜比治山下間を結ぶ駅前大橋ルートが開業します。広島駅が駅ビル2階に移設となり、JRの中央改札口と同一平面で乗り換えが可能となります。
駅前大橋ルートの開業にあわせて、松川町停留所が新設される一方、既存の猿猴橋町停留所は8月2日をもって廃止となります。的場町と段原一丁目の両停留所は、一旦8月2日をもって廃止となりますが、2026年春の循環線開業時に再開される予定です。
駅前大橋ルートの開業により、1・2・6号線の広島駅〜稲荷町間と、5号線の広島駅〜比治山下の運転経路が変更となり、所要時間が約4分程度短縮します。
また、1号線の広島駅発・広島港行の広島駅〜紙屋町東間で「快速便」の実証運行が始まります。この「快速便」は、平日朝ラッシュ時に2本が設定されます。
加えて1号線(広島駅〜広島港)では平日朝ラッシュ時時間帯に4本増発。大型車両の運行本数が平日116本から126本に増えます。2号線でも、平日夕ラッシュ時間帯に2本が増発される予定となっています。(乗りものニュース編集部)
5090
:
OS5
:2025/07/13(日) 21:51:09
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20250710-OYTNT50165/
<福井の課題 参院選2025>中・新幹線 小浜・京都ルート
2025/07/11 05:00
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「北陸新幹線小浜・京都ルート建設促進同盟会」の決起集会でガンバロー三唱する関係者(6月14日、小浜市で)
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延伸計画 停滞に焦り
「(北陸新幹線敦賀以西の延伸について)小浜・京都ルートで決定していると、石破総理も明言している。ルートは決して揺るがない。認可着工まであと一歩だ」
6月14日、小浜市の杉本和範市長は、市内で開かれた、嶺南6市町や商工団体などによる「北陸新幹線小浜・京都ルート建設促進同盟会」の決起集会で強調した。県選出の国会議員や杉本知事らも同様に訴え、早期開業に向けたガンバロー三唱で締めくくった。
強い口調の背景には、同ルートでの延伸計画が停滞していることへの焦りがある。
大阪までの延伸ルートは2016年、政府・与党が小浜、京都両市を経由する「小浜・京都ルート」に決定。24年中に京都駅付近などの詳細なルートを絞り込んだ上で、25年度内の着工を目指していた。
しかし、京都府内で工事に伴う地下水への影響や重い財源負担への懸念が広がるなどし、与党整備委員会は昨年末、25年度内の着工を事実上断念した。
理解促進のため、建設主体の国土交通省と鉄道建設・運輸施設整備支援機構は3月、府内の自治体向けの説明会を初めて開いた。だが、6月6日、京都市議会が現ルート案での建設に反対する決議案を賛成多数で可決。同30日には、舞鶴市議会がルート再考を求める決議案を賛成多数で可決するなど、逆行とも言える状況となっている。
石川県は、5月に東京都内で開かれた沿線都府県でつくる「北陸新幹線建設促進同盟会」の大会で、小浜・京都ルートでの大きな課題が明らかになる場合には、敦賀と滋賀県米原市をつなぐ「米原ルート」を含めた再考を求める文書を配布。同ルートには触れず、小浜・京都ルートでの早期着工を求める決議案が採択される際には、関係者の一部が、席を立つ事態となった。
◎
小浜市では今年に入り、小浜・京都ルートの早期実現を訴える民間団体が相次いで発足している。
杉本知事は1月、小浜市までの先行開業案を「初夢」として披露。県議会の支持も得て、6月には国の来年度予算の概算要求に向けた県の「重点提案・要望書」に、小浜先行開業案の検討を初めて盛り込んだ。杉本知事は同月、小浜市内で開かれた会合で「初夢が正夢になると確信している」と意欲を示した。
北陸新幹線が全線開業すれば、関西との交流人口が大幅に増加し、経済波及効果は年間約2700億円とも見込まれている。ただ、沿線府県の足並みがそろわない現状では、皮算用となりかねない。
大阪でのイベントやライブなどに日帰りでよく行くという福井市の女性(37)は漏らす。「少しでも速く確実に(関西と)往復できるのがいちばん。いつ完成するか分からないような状態が続くなら、正直、ルートは問わない」
5091
:
OS5
:2025/07/13(日) 21:51:20
候補者に聞く(届け出順)
北陸新幹線の敦賀―新大阪間延伸について、小浜・京都ルートで進めるべきと考えますか。
読売新聞福井支局が福井選挙区(改選定数1)の候補者に実施したアンケートの回答を、ほぼ原文のまま紹介する。
○=「進めるべきだ」、×=「進めるべきではない」、△=「どちらとも言えない」の選択肢から選び、理由や政策を記述してもらった。
山田 和雄さん 共新
× 共産党は新幹線の建設費地方負担と在来線切り捨てに反対してきた。小浜ルートでは県と小浜市に巨額の財政負担が求められる。小浜線についても、JRが維持するとの確約はない。
かずえちゃん 立新
○ 新幹線建設は国の責任において実現する。京都府に対し技術的な根拠を丁寧に説明し懸念払拭に努力してほしい。国を動かすために、北陸3県や大阪府は一致団結して小浜・京都ルートへの機運を高めていくことが必要。
滝波 宏文さん 自現
○ 小浜経由は原子力立地への国の約束。小浜京都ルートでの新大阪開業に向け、科学的に丁寧に京都の懸念払拭に努め、京都大阪の官民の小浜京都ルート支持者と連携し、今年末京都駅位置決定、来年度認可着工を目指す。
浜田 智さん 諸新
○ 小浜ルートを進め、延伸効果を拡大した方がいい。日本のトンネル掘削工事の技術は優れているので、工期や費用面の課題も解決につながるのではないか。
千田 崇裕さん 参新
○ 全線開業を目指しつつ小浜まで先行開業し、山陰新幹線まで早くつなげるべきであると考える。山陰地方と日本海側の関西地方、北陸地方が結束していくことで、日本海側に新たな経済圏を作ることを目指していきたい。
大坂幸太郎さん 保新
○ 京都の地下水の話など理解はできるが、国策として取り組むべきだ。地方経済の活性化や災害時の代替ルートとしてもインフラ整備を求める。
山中 俊祐さん 国新
○ 他ルートよりも地域経済への寄与、大阪への移動効率が優れる点、そして何よりも南海トラフ地震が迫る中、東京―大阪間輸送ルートのバイパスとして最有力。京都府の懸念には国が経済的支援を実施すべき。
5092
:
OS5
:2025/07/16(水) 21:31:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea722b1b10d02c80bd1d480c09d1cc8bb03c11ac
JR美祢線、BRTで復旧へ JR西で初 豪雨で被災し全線運休
7/16(水) 20:26配信
毎日新聞
線路が波打ったままの状態になっているJR美祢線の鉄橋=山口県美祢市で2024年6月17日午後2時42分、杉山恵一撮影
2023年夏の豪雨で被災し、全線運休が続く山口県のJR美祢(みね)線を巡り、沿線の3市と県、JR西日本などでつくる利用促進協議会は16日、同県山陽小野田市で臨時総会を開き、鉄道での復旧を断念し、バス高速輸送システム(BRT)の導入を軸に検討を進める方針を決めた。今後、知事と3市の市長が協議し、最終決定する。被災した鉄道路線をBRTに転換して復旧するのは全国4例目で、JR西では初めてとなる。
【写真】豪雨被災で23年にBRT転換したJR日田彦山線
美祢線は県を縦断する厚狭(あさ)(山陽小野田市)―長門市(長門市)の約46キロ。23年6月30日から7月1日の豪雨で、湯ノ峠(ゆのとう)(山陽小野田市)―長門湯本(長門市)の約37キロの区間で橋が流されたり、盛り土が流出したりするなど計80カ所で被災した。
利用促進協議会の下に設置された復旧検討部会は、鉄道▽BRT▽路線バス――の3案で復旧費などを試算。鉄道での復旧費は58億円以上、年間運営費は5・5億円以上、復旧まで最低10年を要するとした。
一方、全線をBRTに転換し、湯ノ峠―厚保(あつ)(美祢市)のうちの約4・2キロを専用道化する案では復旧費は約55億円、年間運営費は約2・5億円で、復旧まで3〜4年とされた。JR西は「BRTでの復旧が望ましい」としていた。
この日の臨時総会では沿線3市の意見がBRTでおおむね一致。終了後、取材に応じた利用促進協議会会長の篠田洋司・美祢市長は「自治体にとって運営費の負担が少ない運行手段で、いち早く復旧して前に進みたい。BRTで便数を増やし、通勤や通学、観光客など利用者の利便性を高めて、鉄道と同等のネットワークをつくりたい」と述べた。費用負担などについては、今後設置する法定協議会で話し合う。
◇東日本大震災以降、相次ぐ転換
被災した鉄道路線をバス高速輸送システム(BRT)で復旧させる例は2011年の東日本大震災以降、相次いでいる。12〜13年にはJR東日本の気仙沼線と大船渡線、23年には九州北部豪雨(17年)で被災したJR九州の日田彦山線のそれぞれ一部区間に導入された。
鉄道事業者にとっては、採算の見込めない路線に多額の復旧費をかけることは経営悪化につながりかねない。県や沿線自治体が鉄道施設を所有し、事業者は運行を担う「上下分離方式」で鉄道を復旧した例もあるが、被災した自治体の台所事情は苦しく、国や県などの支援がない限りは鉄道での復旧は難しいのが実情だ。
BRTに転換すれば、事業者は施設の維持管理費などを抑えることができ、利用者のニーズに応じて路線や乗降場を設置することも可能だ。利用者にとっては路線バスよりも安価な料金で乗ることができる場合もある。
事業者と利用者双方にメリットがあるように見えるが、大阪産業大学の波床正敏教授(交通計画)は「利用者が少なくなれば路線そのものが消滅する恐れもある。鉄道と同等の利便性を実現するにはかなりの努力が必要で、BRT駅を中心としたまちづくりを実施するなどの変革が求められるだろう」と指摘する。【杉山恵一】
5093
:
OS5
:2025/07/16(水) 21:39:54
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250714-OYT1T50180/
「1日平均383本」日々違う東海道新幹線のダイヤ…新システム、条件入れ最大3分でPCが表示
2025/07/15 05:00
竹田迅岐
「世界一の過密ダイヤ」とされる東海道新幹線(東京―新大阪)。2024年度の運行本数は、過去最多となる1日平均383本を数えた。車両数に限りがある中、運行本数が増えたのはJR東海が昨春に導入した車両運用システムの存在がある。
手書き時代は「気の遠くなる」計画策定
東海道新幹線は毎日同じ時間、場所を走っていると思われがちだが、実はそうではない。季節や曜日、人気アーティストのライブ開催といった1日限りの催しも考慮し、日々異なるダイヤが組まれている。
1964年に東海道新幹線が開業した時、運行本数は1日60本だった。その後本数は増え続け、89年度に初めて1日平均が250本を超えて252本に。2005年度には300本を超え、14年度には1日平均350本に達した。コロナ禍で一時落ち込んだものの、運行本数は増え続けている。
ダイヤは発車時刻や駅名が書かれた列車運行図表(ダイヤグラム)に、新幹線の動きに見立てた線(スジ)を何本も引いて完成させる。その後、約170編成ある車両をどう割り当てるかを考える。往復回数を増やすなど、車両を効率的に運用できれば運行本数の増加につながる。
割り当て作業といえば、定規を持った社員がダイヤのスジとスジをでつなげていくのが定番だった。色々な条件を考えながら一本一本つなげるのは気の遠くなる作業で、お盆などの繁忙期は1日分が完成するのに20時間を費やすこともあったという。
業務効率化の必要に迫られたJR東海は17年、運用計画のシステム化に乗り出す。開発に着手してから7年たった24年春のダイヤ改正からシステムを導入した。
「その日ごとに作っているダイヤ」や「始発時の車両の位置」といった所定の条件をシステムに入力して最大3分待つと、パソコン画面上の「求解中」の文字が「求解完了」に変わる。そして、同じ車両を使うことができるスジ同士がつながった1日分の運用計画が表示される。
ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの繁忙期は、2時間ほど細かな修正を加えて運行計画を完成させる。運行本数が少ない平日では、人の目で確認した上でシステムがはじき出した計画通りに運用する日もあり、時間と人手の大幅な削減を実現した。
JR東海は、お盆の帰省ラッシュに加え、平日のビジネス客の利用が想定された昨年8月9日、史上最多となる1日483本の東海道新幹線を走らせる計画を立てた。システムの開発時には想定していなかった本数で、人間が期限内に計画するのは難しい規模だという。
しかし、前日の8日に宮崎県沖の日向灘でマグニチュード7・1の地震が発生し、南海トラフ地震の「臨時情報(巨大地震注意)」が発表された。JR東海は社内規定に基づき、一部区間で減速して運行することに。9日は、減速分の遅れが最終列車まで続いたが、予定の本数を走らせることができた。この日の車両運用を担当したJR東海の細川一彦さん(46)は「駅員らの尽力に加え、システムを使って細かく運用計画を組めたことが大きい」と振り返る。
今年4月に開幕した大阪・関西万博の会期中はのぞみを増やしている。混雑が見込まれる週末を中心に、午前6時台に首都圏を出発するのぞみを最大14本にする日も設定した。
東海道新幹線は、今後も需要増が予想される。車両運用システムの開発に携わったJR東海の小泉匡秀さん(38)は「システムを使って年々増える運行本数に対応し、乗客の使い勝手がいい計画を作っていきたい」と話した。
5094
:
OS5
:2025/07/16(水) 21:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2b3998da2b55861167aa7e6cca6e6fcc9663cd1
JR美祢線の鉄道復旧を断念、山口の沿線3市長ら協議会 2023年の大雨で被災し全線運休
7/16(水) 15:35配信
中国新聞デジタル
盛り土が流出し、線路が宙づりになった美祢線(2024年7月)
2023年の大雨で被災して全線運休が続く山口県西部のJR美祢線の復旧方法を話し合う協議会の臨時総会が16日、山陽小野田市であった。沿線3市の市長をはじめ、県やJR西日本、沿線の経済団体などから16人が出席。復旧までの期間が最短でも10年かかり、自治体の費用負担も見込まれることから鉄道での復旧を断念する方針を確認した。今後は、JR西が提案したバス高速輸送システム(BRT)での復旧を軸に復旧方法を検討していく。
【画像】大雨で鉄橋が崩落した美祢線
美祢線は23年夏の大雨で鉄橋が流失したり線路が崩落したりして、山陽小野田、美祢、長門の3市を結ぶ全46・0キロが運休となった。直後に沿線自治体側は早期復旧を求めたが、JR西は利用低迷などを理由に応じず自治体との協議を求めた。
被災から約1年後の24年8月、自治体やJR西で構成する美祢線利用促進協議会が復旧方法の検討を開始。鉄道▽BRT▽路線バス―による三つの復旧案を併記した報告書をまとめて今年5月の協議会総会に提出した。JR西は運営費が割安なBRTの方が持続可能性が高いとして「BRTによる復旧が適当だ」と求めたが、沿線自治体側は「精査したい」として持ち帰り、内部で検討を進めていた。
中国新聞社
5095
:
OS5
:2025/07/16(水) 21:55:27
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/676512
芸備線の存廃議論、すれ違う思い 乗客数以外にも価値を探る住民【2025参院選 現場から】
2025/7/15
(最終更新: 2025/7/15)
twitter
東城駅の待合室で、ローカル線の行く末を案じる泉さん
広島、岡山両県を結び、JR芸備線(159・1キロ)は中国山地を縫うように走る。広島県庄原市東城町の泉公介さん(77)は県境に近い東城駅をたびたび使う。この日も新見行き列車に乗り込んだ。
東京暮らしを経て2018年にUターンした泉さん。自動車の運転免許は持っていない。白内障だが町内に眼科はなく、治療のため新見駅(岡山県新見市)前の眼科に通う。
割安 通院の支え
庄原市中心部にも眼科はあるが、高速バスで片道1360円。年金暮らしの泉さんにとって片道510円と割安な鉄道はありがたい。「治療を続けるために芸備線は必要。生命線なんです」
そんな住民にとってのライフラインが今、存廃に揺れる。国が設置し、24年3月に議論がスタートした芸備線の再構築協議会はJR西日本や沿線自治体などが参加し、国は「行司役」を担うとする。備後庄原―備中神代(庄原、新見市)間の在り方を議論し、原則3年で結論を出す方針だ。
協議会はこの夏、潜在需要を探る実証事業を始める。岡山市内で9日にあった協議会では、19日〜11月下旬の土日祝日に走らせる臨時列車に関する討議が熱を帯びた。
「周知には時間がかかる。増便は1年間実施を」と広島県の横田美香副知事。これに対し「運転士や車両に限りがある」と4カ月を超す増便には慎重なJR西。地元との思いは擦れ違う。
議論の行方を地元は注視する。「乗った、乗らないの数字の議論に終始してはいけない」。庄原商工会議所の本平正宏専務理事(63)は実証事業の先行きに警戒感を示す。
JR西によると、備後庄原―備中神代間の23年度の輸送密度(1キロ当たりの1日平均乗客数)は88〜20人で、新型コロナウイルス禍前の19年度に比べ微増。収支率は21〜23年度の備後落合―東城間は改善したとはいえ0・8%で、公表した管内30区間中、最低だった。
実証事業に疑問
本平専務理事の心配は、交流サイト(SNS)などに現れる「乗らないなら廃線に」との主張だ。庄原市内の経済団体は今年3月、芸備線に関わる権利ビジネスや、ふるさと納税を活用した利用促進など幅広い振興策を市やJR西に要望した。「廃線になれば、将来にわたって地域が失う利益は大きい。果たして今回の実証事業で、鉄道が地域にもたらす幅広い価値を測れるのか」と首をかしげる。
広島など4県知事は今春、石破茂首相を訪ね、ローカル線を含む鉄道ネットワークの在り方を国の責任で示すよう求めた。首相は「鉄道はつながってなんぼ。国との議論を一回した方がいい」とし、知事が国と議論する場を設ける考えを示した。6月に閣議決定された25年の骨太方針は「ローカル鉄道の再構築、鉄道ネットワークの在り方」などの議論の深化に関し、「さらなる取り組みを進める」と掲げる。
通院に芸備線を使う泉さんは「ライフラインだけじゃない」と言う。鉄道を乗り継いで島根でそばを食べたり、西城の町で燻製(くんせい)を購入したり…。「過疎地域の豊かな暮らしや魅力をどう守り、磨いていくか。日本全体の問題を芸備線は突きつけている」と語る。(菊池諒)
5096
:
名無しさん
:2025/07/18(金) 10:23:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea7eed5ae596bc3700fde87e186595863c8a4353
【参院選】争点③新幹線延伸 敦賀以西「小浜ー京都」ルートの賛否 関西でも争点に 延伸への道筋は混沌
7/17(木) 20:08配信
参議院議員選挙の争点に注目して候補者の訴えをお伝えするシリーズです。3回目は北陸新幹線の敦賀から西の延伸です。福井県選挙区の候補者たちに、敦賀から大阪に向けて小浜-京都ルートで全線開業を目指すべきか聞いたところ、スタンスはこのようになっています。
FBC福井放送
共産党新人の山田候補以外は、いずれも小浜-京都ルートでの延伸に賛成しています。
敦賀以西をめぐっては、延伸先の関西でも参院選の争点になっています。
FBC福井放送
小浜市の野村徳夫さん(76)。
集めているのは小浜-京都ルートでの早期開業を求める署名です。2月からたった1人でJR小浜駅前や戸別訪問で署名集めをしています。
■野村徳夫さん
「このままいくと小浜は人口も減るし、高齢化も進む。すたれる一方、新幹線の駅ができることによって、小浜の街そのものが変わっていく。(自分に)できるのは、署名かなと」
これまでにおよそ2200人の署名を集め、1万人分を目標にしています。
FBC福井放送
■野村徳夫さん
「なかなからちが明かないもので、皆さんの賛同もらえれば署名してもらって。(頑張ってくれてるな)」
■署名した人
「団体で、多数の力でアピールするのももちろんだが、個人がどう思うかが一番大事だし、そういう機会を野村さんが署名で回ってくれるのは非常にありがたいし、貴重なことだと思う」
FBC福井放送
この他にも嶺南では、早期着工を目指す民間団体も発足しています。県内では一日も早い延伸を望む機運が高まる一方、その道筋は不透明となっています。
■日本維新の会 吉村洋文 共同代表
「他のルートと比較検討して、それが正しいかどうか、もう一回ちゃんと考えましょう」
日本維新の会の共同代表を務める大阪府の吉村知事は先月、延伸ルートの再検討を参院選の京都選挙区の党の公約として掲げました。
FBC福井放送
■日本維新の会 吉村洋文 共同代表
「小浜-京都ルートで変わりないが、それでもそれしかないという進め方をするのか、あるいは米原も含めた他のルートも検討した上で、最終的な判断をするべきなのか考えると、僕は比較検討すべき時期に来ている」
沿線の京都府では、建設費や工期が従来の想定から大幅に膨らんだことや、地下水への影響を懸念してルートの見直しを望む声が上がっています。
5097
:
名無しさん
:2025/07/18(金) 10:23:25
京都市議会は先月、地下深い場所でのトンネル建設に反対する決議を可決しました。一方で、早期の事業推進のために、国などに丁寧な説明を求める決議も可決されていて、情勢は混沌としています。
■京都市 松井孝治市長
「全ての方がこのいずれかに賛成をしていることは、私にとっては極めて重く受け止めなければならない」
一方、事業主体のJR西日本は。
FBC福井放送
■JR西日本 倉坂昇治社長
「全線開業してこそ、大阪までつながることによって効果を最大限発揮できる。特急サンダーバードのご利用の3分の1は京都駅で乗り換える方ですので、京都駅付近を通ることが望ましいという考え方に変わりはない」
先行きが見えない敦賀から先の延伸。選挙の結果次第では、延伸への道筋がさらに混沌とすることも予想されます。
FBC福井放送
北陸新幹線はこれまでの「地域振興」という側面に加えて、東海道新幹線の「代替ルート」としての役割も担う、いわゆる「国土強靭化」の側面もあります。
選挙で選ばれるリーダーたちには沿線の理解を得ながら、こう着した事態を前に進めていく手腕が求められます。
FBC福井放送
◇ ◇ ◇
5098
:
名無しさん
:2025/07/21(月) 18:40:45
https://www.asahi.com/articles/AST7H14QCT7HUTIL03FM.html
山形新幹線の故障、いまだ原因不明 地元「旅行先から消える不安」
有料記事
細沢礼輝 安斎耕一 斎藤徹 増山祐史2025年7月15日 18時00分
山形新幹線の最新型車両「E8系」4編成が相次いで故障し、東北新幹線との直通運転が中止されてから17日で1カ月となる。この間、新たに故障した1編成も含め、原因が判明していない。乗客が増える夏休み期間を前に、通常ダイヤに戻るめどが立たない、異例の事態となっている。
JR東日本の喜勢陽一社長は15日の定例会見で、「大変なご心配とご迷惑をかけていることを改めておわびする」と謝罪。「原因をしっかり究明し、お客様に安心して利用してもらえるよう取り組む」と述べた。
走行中のE8系4編成が相次いで故障したのは6月17日。車内の各機器に電力を供給する「補助電源装置」が故障してモーターの制御装置を冷やせなくなり、モーターが動かなくなった。さらに同月30日、東京都内の車両基地に停車中の別の車両で同じ補助電源装置が故障した。
昨年3月にデビューしたE8系は計11編成あるが、故障した5編成はいずれも昨年10月以降に納車され、夏季に走るのは初めてだった。最初に故障した4編成はすべて同じ半導体部品が破損していた。残る1編成も近く分解検査される予定だ。
これまでの調査で、半導体と電流を制御する基板が特定の部品同士の組み合わせになると誤動作が起きることを確認。さらに、気温などの環境条件の影響を調査中という。
計900本以上運休、影響は25万人以上
5099
:
OS5
:2025/07/26(土) 17:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a0070091a43f717b098524a81e5a1f1f967c9d
平成筑豊鉄道が全線で一律20%運賃値上げ申請へ…通勤・通学定期も対象、認可されれば10月から
7/26(土) 16:02配信
読売新聞オンライン
平成筑豊鉄道の車両基地や本社がある金田駅
平成筑豊鉄道(福岡県福智町)は25日、全線(伊田、糸田、田川線)の旅客運賃を一律で約20%値上げする認可申請を九州運輸局に行うと発表した。認可されれば、10月から新運賃となる。
【写真】平成筑豊鉄道の列車
同社によると、運賃値上げは、消費税が10%となった2019年以来。消費増税に伴う値上げを除くと、09年以来という。経営難が続くなか、収支改善のために必要と判断した。通勤・通学定期も対象。最も安い「1〜3キロ」区間は、現行の220円から270円となる。
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