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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1とはずがたり:2014/05/04(日) 19:49:37
東欧・ギリシャ正教・中央アジア・旧ソ連諸国・シベリアなど

新疆とかは大中華スレとは棲み分け微妙な感じで場合によってはこちらにも。

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A6%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%CA

1909チバQ:2022/05/23(月) 11:42:22

北欧2国 トルコと電話会談
 【カイロ=酒井圭吾】北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請したスウェーデンのマグダレナ・アンデション首相とフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は21日、加盟に反対するトルコのタイップ・エルドアン大統領とそれぞれ電話会談した。加盟に理解を求めた2国首脳に対し、トルコは自国の主張を改めて伝えた模様だ。

 北欧2国の首脳がエルドアン氏と会談するのは、加盟申請後初めて。トルコのアナトリア通信によると、エルドアン氏はアンデション首相に対し、テロ組織とみなすクルド労働者党(PKK)や関連武装勢力に対して「具体的な措置」を取るよう促した。スウェーデンが2019年からトルコに科している武器禁輸措置の取り下げも求めたという。

 ニーニスト大統領は、NATO加盟によりフィンランドとトルコの関係が強まることを説いたといい、ツイッターに「今後も話し合いは続く」と投稿した。

露企業の会長職 独元首相退任へ
 ドイツメディアは20日、ロシアのプーチン大統領と親交が深いドイツのゲアハルト・シュレーダー元首相(78)が露最大の国営石油企業ロスネフチの会長職を退任すると報じた。シュレーダー氏から任期延長を辞退するとの申し出があったという。

 同氏は1998〜2005年に首相を務め、独露間の天然ガスパイプライン事業「ノルトストリーム」を推進した。ロシアのウクライナ侵攻後、フィヨン元仏首相ら露関連企業で役職を得た欧州元首脳が役員を次々と辞任する中、シュレーダー氏は要職にとどまっていた。

 独誌シュピーゲルによると、独連邦議会の予算委員会は19日、シュレーダー氏の事務所スタッフの人件費(昨年約5400万円相当)など、首相経験者に認める特権の一部を停止する動議を可決した。欧州連合(EU)の欧州議会は19日、シュレーダー氏が露系企業の要職にとどまる場合、制裁リストに加えるようEUに求める決議を採択した。(ベルリン支局 中西賢司)

1910チバQ:2022/05/23(月) 15:25:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/17d847134643678ddd1f361718890a585798f3a2
ロシア、東部要衝制圧へ攻勢…長期化視野に戒厳令・総動員令を90日間延長
5/23(月) 13:22配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ウクライナ東部ルハンスク(ルガンスク)州の知事は22日、SNSで、露軍が同州の要衝セベロドネツク市に、4方向から同時に突入を図ったと明らかにした。ウクライナ軍が防いだという。

 露軍は、東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)の制圧を目指しており、ルハンスク州は約9割を制圧した。同州の行政上の中心地、セベロドネツクはウクライナ側に残された重要拠点だ。英国防省は22日、「ロシアが目下、戦術上優先している地域の一つ」と指摘した。

 露軍は同市を包囲しようとしているとみられる。ウクライナ軍参謀本部は22日、「露軍が(隣接する)ドネツク州で我々の軍隊の防衛を突破し、ルハンスク州との州境に到達しようとしている」と説明した。ドネツク州の知事は22日、露軍の攻撃で民間人5人が死亡したと発表した。

 ウクライナ国営通信によると、同国の最高会議(国会)は22日、ロシア侵攻後から続く戒厳令と総動員令を90日間延長すると決めた。これまでは1か月ごとの延長だった。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、露軍を侵攻開始前の位置まで押し戻す意思を示しており、長期化を見越した措置だ。

 一方、南東部マリウポリの市長の顧問は22日、露軍がマリウポリの出入りに関し、許可証を取得させる制度を導入したと明らかにした。マリウポリは露軍が事実上全域を制圧しており、支配強化が進んでいる。

1911チバQ:2022/05/24(火) 21:55:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a26bd8b257a45896ec4fbd37ed4101c41dac1a7
プーチン氏の威信低下、露に「3つのシナリオ」
5/24(火) 21:25配信

産経新聞
ロシアによるウクライナ侵攻から24日で3カ月が過ぎた。プーチン露政権はウクライナ東部と南部での支配領域拡大を急ぐが、ウクライナ軍が頑強な抵抗を続けており、戦闘は長期化しそうだ。ロシア側の犠牲者増加や経済悪化により、プーチン大統領の威信が低下するとの見通しも強い。今後のロシアにあり得る3つのシナリオを探った。

第1に、プーチン氏がクーデターで失脚する可能性が侵攻直後から指摘されてきた。露連邦保安局(FSB)の匿名職員が在外の人権団体に提供した「内部文書」が根拠の一つとされる。文書は「侵攻は失敗し、クーデターにも発展しうる」とする内容で、英調査報道サイト「ベリングキャット」の露専門家、グロゼフ氏も「文書は実際にFSB職員が書いた可能性が高い」との見方を示した。

FSBでウクライナ問題を担当する「第5局」は、誤った情報を伝えたとしてプーチン氏の怒りを買ったと報じられている。報道によれば、同局の職員約150人が解雇された。英国防省やウクライナ情報当局は最近、プーチン氏が侵攻の遅れにいらだち、露軍の高級将校を相次いで更迭したとも明らかにした。FSBや軍部に反発が蓄積している可能性がある。

第2は、プーチン氏に対する国民の支持が失われるケースだ。侵攻後、プーチン氏の支持率は約8割にのぼるが、どこまで実態を反映しているかは不明だ。

露官製メディアは自国軍の損害を隠蔽(いんぺい)しており、国防省も3月下旬に1351人の戦死を公表して以降は沈黙している。ただ、米英の防衛当局やウクライナ軍は露軍の損失が甚大だと指摘。最近は露国内でも一部メディアや専門家が苦戦に言及し始めた。戦局打開のため、プーチン氏が総動員令を発令して国民の反発を買うこともあり得る。

対露経済制裁などで露国内のインフレ率はすでに前年比20%に達した。露政府も今後の景気悪化と失業者の増加を認めている。

第3は、プーチン氏が忠実な後継者に権力を禅譲し、「院政」を敷くシナリオだ。欧米メディアではプーチン氏の健康不安説がしばしば取り沙汰されており、今月9日の戦勝記念日にはプーチン氏が大統領府職員のコワリョフ氏(36)と親密に話し込む様子が映像で報じられた。コワリョフ氏はプーチン氏と同じくアイスホッケーが趣味といい、一部に「後継候補か」との観測が出ている。

1912チバQ:2022/05/24(火) 21:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3e9e539d1b5f417d6d6b4c713f94ac91ccece3
2030年の万博開催地、ロシアが立候補取り下げ
5/24(火) 18:21配信

CNN.co.jp
(CNN) ロシアは2030年の国際博覧会(万博)開催地への立候補を取り下げた。同国外務省が23日に発表した。

ロシアはモスクワへの万博誘致を目指していたが、外務省は声明で「公正、公平な審査が期待できない」と主張。欧米諸国が国際協力のあらゆる分野からロシアを追放しようとする「大規模な反ロシア運動」により、またひとつ万博というイベントが犠牲になったと述べた。

外務省は同日、立候補の撤回を博覧会国際事務局(BIE)に通知したという。

BIEも通知を受け取ったことを確認。ロシアのミシュスティン首相が、近い将来また立候補したいとの意向を示したことを明らかにした。

30年の開催地は23年、BIE加盟170カ国によって選出される。モスクワ以外にウクライナ南部オデーサ、イタリアの首都ローマ、韓国の釜山、サウジアラビアの首都リヤドが名乗りを上げている。

1913チバQ:2022/05/25(水) 17:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/692d88ee3d1e59c2188e7c7789eb6bd5b07ceb5a
モルドバ、親ロシア派前大統領を拘束 国家反逆などの容疑
5/25(水) 11:08配信

AFP=時事
モルドバのイゴル・ドドン前大統領(2019年6月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】モルドバの当局は24日、親ロシア派のイゴル・ドドン(Igor Dodon)前大統領を国家反逆や汚職の容疑で拘束し、首都キシニョフにある自宅など12か所を家宅捜索した。検察が明らかにした。


 ドドン氏は2016〜2020年に大統領を務め、公然とロシアから支援を受けていた。2019年には、政治的盟友の新興財閥(オリガルヒ)、ウラジーミル・プラホトニュク(Vladimir Plahotniuc)氏から金銭を受け取った収賄の疑いが持たれている。プラホトニュク氏は2020年に国外逃亡したが、その後、米国入国を拒否された。

 モルドバでは主にルーマニア話が使われているが、少数とはいえ無視できない数のロシア語話者もいる。東部トランスニストリア(Transnistria)には、親ロシア派支配地域「沿ドニエストル・モルドバ共和国」も存在する。政治危機が頻発し、親欧米派と親ロ派の間で定期的に政権交代が起きている。【翻訳編集】 AFPBB News

1914チバQ:2022/05/26(木) 20:09:06
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220525-567-OYT1T50263.htmlロシア軍、標的の都市を絞って攻勢…ドンバス地方の大規模包囲から戦術転換か
2022/05/26 01:11読売新聞

ロシア軍、標的の都市を絞って攻勢…ドンバス地方の大規模包囲から戦術転換か

24日、ウクライナ東部ルハンスク州で、セベロドネツクの方向に発射された親露派武装集団の榴弾砲(りゅうだんほう)=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ロシア軍は25日、ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクへ激しい攻撃を続行した。露軍は全域制圧を目指すドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)で、標的の都市を絞って攻勢をかける姿勢が目立っている。米政策研究機関「戦争研究所」は24日、露軍がドンバスのウクライナ軍全体を大規模に包囲する戦術から転換したとの分析を明らかにした。

 戦争研究所は露軍地上部隊がセベロドネツクの南西約20キロ・メートルまで迫っていると指摘した。進軍速度は遅く、包囲後も攻略に時間がかかるとの見通しを示した。

 ルハンスク州知事は25日、SNSで、セベロドネツクに続く砲撃で市民6人が死亡、8人が負傷したと明らかにした。市郊外では地上戦も繰り広げられているという。ドネツク州知事によると、露軍は同州北部でも攻撃を強化し、24日には、約1万人の住民が残るスビトロダルスクを掌握した。

 英国防省は24日、露軍がセベロドネツク以外の要衝リシチャンスク、ルビージュネを包囲するため攻撃を強化しているとの分析を示した。露軍はこれまで、ドンバス地方の西部を管理するウクライナ軍を広範囲に包囲して孤立させる戦術で全域制圧を狙っていた。

 タス通信によると、セルゲイ・ショイグ国防相は24日、軍事作戦の遅れを初めて認め、「作戦の全任務を達成する」として持久戦を辞さない構えを見せた。

 また、南部ザポリージャ州当局によると、露軍は同州にもミサイルを撃ち込み、民家62棟が損壊し、少なくとも1人が死亡した。

1915チバQ:2022/05/26(木) 20:10:18
https://www.afpbb.com/articles/-/3406543
モルドバ、親ロシア派前大統領を拘束 国家反逆などの容疑
2022年5月25日 11:06 発信地:キシニョフ/モルドバ [ モルドバ ロシア ロシア・CIS ]
【5月25日 AFP】モルドバの当局は24日、親ロシア派のイーゴル・ドドン(Igor Dodon)前大統領を国家反逆や汚職の容疑で拘束し、首都キシニョフにある自宅など12か所を家宅捜索した。検察が明らかにした。

 ドドン氏は2016〜2020年に大統領を務め、公然とロシアから支援を受けていた。2019年には、政治的盟友の新興財閥(オリガルヒ)、ウラジーミル・プラホトニュク(Vladimir Plahotniuc)氏から金銭を受け取った収賄の疑いが持たれている。プラホトニュク氏は2020年に国外逃亡したが、その後、米国入国を拒否された。


 モルドバでは主にルーマニア語が使われているが、少数とはいえ無視できない数のロシア語話者もいる。東部トランスニストリア(Transnistria)には、親ロシア派支配地域「沿ドニエストル・モルドバ共和国」も存在する。政治危機が頻発し、親欧米派と親ロ派の間で定期的に政権交代が起きている。(c)AFP

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1916チバQ:2022/05/26(木) 20:11:36
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220526-OYT1T50156/
ロシア、志願兵の上限年齢を50歳に引き上げ…兵員不足をカバーする狙いか
2022/05/26 16:15
 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子】ロシアのプーチン大統領は25日、ウクライナ南部のヘルソン州、ザポリージャ州の住民を対象に、ロシア国籍を取得する手続きを簡素化する大統領令に署名した。一方的に「ロシア化」を進めて実効支配を固定化する狙いで、ウクライナ側は反発している。

 ロシアに5年以上居住する、といった通常の取得要件を撤廃し、身元審査も緩和する。大統領令では「人道目的」だと主張した。ザポリージャ州の親露派「政権」の幹部は25日、ロシア通信に対し、国籍を取得したことを示す身分証明書の発行が数日以内に始まると語った。


 ウクライナ外務省は25日、声明を出し、「露国籍の取得を強制する道を開くもので、ウクライナの主権と領土保全、国際人道法の重大な違反だ」と非難した。

 一方、ロシア通信などによると、ロシアの上下両院は25日、志願兵の年齢上限を撤廃する法案を可決した。プーチン大統領が署名し発効する。

 現在は、志願兵として契約可能な年齢を、露国民は18〜40歳、外国人は18〜30歳と定めている。国防省高官は25日、法改正によって年齢の上限をいずれも50歳まで引き上げると説明した。ウクライナ侵攻に伴う戦死傷者が増え続ける中、兵員不足をカバーする狙いがありそうだ。

 東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)では、露軍とウクライナ軍の激しい攻防が続いている。ルハンスク州の知事は25日、SNSで、州の95%が露軍に制圧されたと明らかにした。

1917チバQ:2022/05/26(木) 20:14:05
https://www.asahi.com/articles/ASQ5V0FWBQ5SUHBI054.html
マリウポリの製鉄所、自力で脱出した民間人も 「出てからも地獄」
ウクライナ情勢

ポーランド西部ポズナニ=坂本進2022年5月26日 12時00分

 ロシア軍の激しい攻撃を受けたウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」で、3月上旬に逃げ込んだあと、自力で脱出した民間人が複数いたことが、退避者への取材で明らかになった。ロシア軍の砲撃により退避の途中で、亡くなった市民もいたという。

 3月1日から製鉄所の地下シェルターに滞在し、同25日に自力で脱出したセルギイ・ドフノさん(61)が5月24日、避難先のポーランドで朝日新聞の取材に証言した。


 ドフノさんは妻や長男のほか、別の家族ら計9人で地下シェルターを出発。製鉄所内では、別の地下シェルターから出てきたとみられる女性が被弾し、絶命するのを目撃した。製鉄所の出口付近では、ロシア兵とウクライナ兵が地上戦を繰り広げ、戦闘が収まるまで何時間も物陰に隠れたという。

 製鉄所を出た後は、ロシア側の支配地域を抜けるため、野宿などで6日間過ごし、4月1日に国際赤十字委員会のバスでロシア側の支配地域を脱出した。

 ドフノさんは「製鉄所を出てからも地獄だった。体力的に限界を迎え、出会ったロシア兵には『殺してくれ』と頼んだ。今、こうして生きているのは偶然が重なった結果だ」と話した。(ポーランド西部ポズナニ=坂本進)

1918チバQ:2022/05/27(金) 11:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5433e7249795ef2edce506bc0b3ce08b9aeb2df6
露軍、東部ハリコフ攻略へ再び攻勢か ルガンスク州も制圧迫る
5/27(金) 9:49配信

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産経新聞
ロシア国旗

ウクライナ第2の都市、東部ハリコフの中心部で26日、ロシア軍の攻撃により民間人7人が死亡、17人が負傷した。地元当局が通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。ハリコフとその周辺ではウクライナ軍の攻勢により露軍の占領地の奪還が進み、市内では24日に地下鉄の運行が再開されるなど市民生活が回復しつつあったが、露側が同市の攻略に向け攻撃を再開した可能性がある。

【表でみる】ロシア・ウクライナが失った兵器の数

露軍が制圧に向けて猛攻を仕掛けている東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクをめぐり、同州のガイダイ知事は26日、露軍が同市近郊の高速道路を一時的に掌握したと明らかにした。その後ウクライナ側が奪還したものの、露軍が激しい攻撃を加えているという。ロイター通信が伝えた。

ルガンスク州は露軍が9割超を支配しており、セベロドネツクを制圧すれば事実上同州全域を掌握するとみられている。ガイダイ氏はウクライナ軍が「露側の攻勢を食い止めるために、徐々に後退している」と認めつつ、「個々の戦闘ではなく、戦争に勝つことが重要だ。部隊が前線から後退することは(戦略上)ありうる」と強調した。露側による同市の制圧が迫っているとみられる。

ロイターによるとウクライナのクレバ外相は26日、東部情勢が極めて悪化していると指摘したうえで、国際社会からの武器供与支援の強化が必要だと強調した。

1919チバQ:2022/05/28(土) 20:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3407177.html
ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守
2022/05/28 15:20AFPBB News

ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守

ウクライナ東部ドンバス地方リシチャンスク近郊のウクライナ兵(2022年5月23日撮影)。(c)ARIS MESSINIS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は27日、国民向けに行っている毎日恒例のテレビ演説で、東部ドンバス地方を死守するために「あらゆる手」を尽くすと明言した。ドンバスではロシア軍の攻撃が激化し、ウクライナ軍は包囲される事態を避けるためにいくつかの要地からの戦略的撤退を検討をしている。

 ゼレンスキー氏は、ロシアが「ドンバスに最大限の迫撃砲と予備兵力を集結」させているとして、「ミサイル攻撃や空爆、何でもありだ」と述べた。

「われわれは今ある防衛力が許す限り、国土を守り続ける」として、防衛力強化のために「あらゆる手を尽くしている」とも述べた。

 ロシア軍は、東部ルガンスク州とドネツク州を含むドンバス地方を完全制圧しようと総力戦を仕掛けている。ゼレンスキー氏は、ドンバスでロシアが「ジェノサイド(集団殺害)」を行っていると非難している。 【翻訳編集】AFPBB News

1920チバQ:2022/05/28(土) 20:51:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_PGGQOEJ6WFOU7KBXPM5VCWKHPA.html
プーチン露政権の「身内」から侵攻への批判続々 統制に綻びか
2022/05/28 19:25産経新聞

ウクライナに侵攻したロシアで最近、エリート外交官やプーチン政権に近い軍事評論家、親政権派メディアから侵攻への批判が相次いでいる。侵攻の長期化と露軍の損害拡大が背景にあるとみられ、欧米メディアなどからはプーチン政権の統制に綻(ほころ)びが出ている可能性も指摘される。ただ今後、侵攻に批判的な意見が露社会全体に広がり、プーチン体制を動揺させうるかはなお不透明だ。

在ジュネーブの国連の露代表部に勤務してきた露外交官、ボリス・ボンダレフ参事官は23日、侵攻に抗議するため辞職すると表明。交流サイト(SNS)上で「侵略戦争はウクライナ国民だけでなくロシア国民に対しても犯罪だ」とプーチン政権を痛烈に批判した。

これに対し、ペスコフ露大統領報道官は24日、ボンダレフ氏の見解について「少数意見に過ぎない」と切って捨ててみせた。

しかし、公の場での侵攻批判は最近、ボンダレフ氏以外からもなされている。

5月16日、退役大佐の露著名軍事評論家、コダリョノク氏は国営テレビ番組で「露軍は苦戦しており、今後も状況は悪化する」「作戦はロシアを孤立させた」などと発言。親政権派オンライン新聞「レンタ・ルー」も今月9日、プーチン大統領を「哀れな独裁者」「血みどろの戦争を勃発させた」などと断罪する一連の批判記事を掲載した。

コダリョノク氏は国営テレビでの発言を数日後に事実上、撤回。レンタ・ルーも「記事掲載はごく一部の編集者が無断で行った」とし、記事を削除したが、欧米メディアは一連の動きについて「露政権周辺で侵攻に否定的な声が強まっている」との見方を示した。

強固な統治基盤を築いてきたプーチン政権にとり、周辺から侵攻への批判が出るのは異例の事態だ。ただ、批判が個人レベルの域を出て、社会的な反戦運動や反政権デモにつながるかは現時点では不透明だ。

露世論調査によると、プーチン氏の現在の支持率は約8割で、侵攻への支持率も7割超に上る。政権側の言論圧力や情報統制が行われている中での調査で、実態とかけ離れているとの指摘もあるが、一方で反戦デモなども起きていない。

ただ今後、仮に経済状況の悪化や大規模な徴兵などで侵攻の不利益を多くの国民が実感した場合、反発がプーチン政権に向かい、政権の意思決定に影響を与える可能性も排除されない。

1921チバQ:2022/05/29(日) 20:06:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/907016c8e313eea660b762dbf0c5112faa059495
ロシア、ドネツク州リマン「制圧」 ウクライナは米に反撃兵器要請
5/29(日) 9:30配信

毎日新聞
ロシア国旗=ゲッティ

 ロシア国防省は28日、ウクライナ東部ドネツク州の都市リマンを制圧したと発表した。ウクライナ軍は同地域周辺で防戦一方になっているとみられ、米国などに反撃用の兵器の供与を求めている。


 リマンはルガンスク州の主要都市セベロドネツクから約60キロの距離に位置する鉄道の要衝で、ロシア国防省は28日、ロシア軍と親露派武装勢力が管理下に置いたと発表した。一方、ロイター通信などによると、ウクライナ側はリマンで戦闘が継続していると主張している。

 ロシア軍はルガンスク州の95%を占領しており、AP通信によるとセベロドネツクでは建物の9割が被害を受け、これまでに少なくとも1500人が死亡している。

 ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は28日、ツイッターに「70キロ先から攻撃を受け、反撃する術がない状況は厳しい。ウクライナはロシアを退却させることができるが、効果的な兵器が必要だ」と投稿。ロイター通信によると、米国製の多連装長距離ロケットランチャーの供与を繰り返し求めた。米政府高官はロイターに対し、米国が供与を検討していることを明らかにした。

 ウクライナとロシアの停戦交渉は再開の見通しが立っていない。ウクライナ側の停戦交渉代表を務めるポドリャク氏は通信アプリ「テレグラム」に「ロシアとのいかなる合意も意味を持たない」と投稿した。ゼレンスキー大統領も「交渉相手となり得るのはすべての決定権を持つプーチン大統領のみだ」と述べ、27日に収録されたオランダのテレビのインタビューでも「プーチン氏以外は外相であろうが、何を発言しても意味がない」と語った。【ブリュッセル宮川裕章】

1922チバQ:2022/05/30(月) 09:27:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a32a8742a84e50f71457321db106b6c12942de1
ゼレンスキー氏、治安機関の州トップを解任「防衛のために働かず」
5/30(月) 7:07配信
 ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、領土防衛の任務を果たさなかったとして、情報収集や治安維持を担うウクライナ保安局(SBU)のハルキウ州(同国北東部)トップを解任したことを明らかにした。同日、国民向けの演説で明らかにした。

 ゼレンスキー氏は、SBUの同州トップに対し、「侵攻当初からハルキウ防衛のために働かず、自分のことばかり考えていた」と非難した。その動機については、捜査で明らかになるとした。同州当局によると、州の31%がロシア軍に制圧されているという。

 ゼレンスキー氏は同日、同州を訪問して被害状況を視察。前線の兵士も激励した。侵攻以降、ゼレンスキー氏がキーウ(キエフ)州を離れた場所で公に姿を現すのは初めて。東部州ではロシア軍の猛攻が続いており、士気を高める狙いがあったとみられる。

朝日新聞社

1923チバQ:2022/05/30(月) 10:58:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/849d87cc655c5cac332388a4c97cfea23ccd9f06
ゼレンスキー氏、侵攻後初めてキーウ離れる…東部ハルキウ州で兵士激励
5/29(日) 21:17配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=渡辺晋】ロシアによるウクライナ侵攻は29日、東部ルハンスク州の要衝都市セベロドネツクを巡って両軍が激しい攻防を繰り広げた。市北東部のホテルを占拠した露軍は制圧に向けて攻勢を強めているが、ウクライナ軍も激しく抗戦している模様だ。

【ウクライナ写真特集】息子の墓に涙の口づけ、地雷で両脚を失った花嫁

 同州のセルヒ・ハイダイ知事は29日午前、SNSを通じ、露軍について「市の深くには前進できていない」との見方を示した。

ウクライナ東部ルハンスク州リシチャンスクから避難し、鉄道に乗る家族(28日)=AP

 ただ、市内に約1万3000人残るとされる住民の退避や物資供給は困難な状況だ。セベロドネツク市の市長は、砲撃のため住民の退避は進まず、医療も限られていると訴えている。

 東部ドネツク州の主要都市スラビャンスクでも警戒が強まり、地元メディアによると、市当局は28日、住民に対し早急に街から退避するよう呼びかけた。

29日、ウクライナ東部ハルキウ州で、兵士らの拠点を訪れたゼレンスキー大統領(左から2人目、ロイター)

 ドネツク州の西隣にあるドニプロペトロウシク州では、露国防省が29日、州内で大規模な兵器庫をミサイルで破壊したと発表した。

 ウクライナ大統領府の発表によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は29日、東部ハルキウ州を訪問し、兵士らを激励した。侵攻開始後、キーウ周辺から離れたのは初めてで、ハルキウ市では崩壊した住宅や行政庁舎を視察した。

1924チバQ:2022/05/31(火) 19:31:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220530k0000m030218000c.html
「ウクライナにいるロシア軍内で、上官への反抗起きた」 英国防省
2022/05/30 19:38毎日新聞

「ウクライナにいるロシア軍内で、上官への反抗起きた」 英国防省

ウクライナ北東部ハリコフを訪れ、ロシア軍の空爆で受けた被害を視察するゼレンスキー大統領(中央)=2022年5月29日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

(毎日新聞)

 ロシアの侵攻が続くウクライナの大統領府は29日、ゼレンスキー大統領が北東部ハリコフ州を視察したと発表した。ロイター通信によると、ゼレンスキー氏が首都と近郊のキーウ(キエフ)州を離れるのは2月24日の侵攻後初めて。

 発表によると、ゼレンスキー氏はハリコフ市の行政庁舎や市北東部の住宅街などを視察。ウクライナ軍の前線の兵士らとも面会し、「国のために命を危険にさらしている。ウクライナの独立を守ってくれて感謝している」などと激励した。

 ハリコフ州知事は、州内の3割が今も露軍の占領下にあり、露軍の攻撃で約2230棟の高層ビルが損壊したことなどを報告。ゼレンスキー氏は、被害にあった建物を修復できるか調査するよう求めたほか、新築の家屋にはシェルターを付ける必要があると指摘した。

 同州では激戦が続いていたが、ウクライナ軍が今月中旬、露軍を国境まで押し戻したと発表した。この日のゼレンスキー氏の訪問後、ハリコフ市では周辺で起きたとみられる爆発音と白煙が確認されたと報じられた。

 東部ルガンスク州の主要都市セベロドネツクを巡る攻防はなお続いている。ロイターなどによると、同州のガイダイ知事は30日、郊外から中心部に向かい露軍が侵攻していると明らかにした。民間人2人が死亡し、5人が負傷したという。

 露軍は同州の95%を占領。AP通信によるとセベロドネツクでは建物の9割が被害を受け、1500人以上が死亡した。ラブロフ露外相は29日、仏メディアに、東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州一帯)の「解放」が「絶対的な優先事項だ」と強調した。

 英国防省は30日発表の戦況分析で、「露軍は中・下級将校の『壊滅的な損失』に苦しんでいるようだ」と指摘。さらに「ウクライナにいる露軍の中で、上官への反抗が起きているという信頼できる複数の報告がある」と明らかにした。

 一方、トルコのエルドアン大統領は30日、プーチン露大統領やゼレンスキー氏とそれぞれ電話協議する。トルコは両国との良好な関係を生かし、仲介役として存在感を発揮している。タス通信によると、エルドアン氏はトルコメディアに「戦争が可能な限り早く平和に終わることを望んでいるが、状況は日を増すごとに悲観的になっている。両大統領と話し、対話や外交の手段を用いるよう促し続けるつもりだ」と述べた。【金子淳、畠山哲郎】

1925チバQ:2022/06/01(水) 19:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f972b60535f2a5d537d359331d3d0c15122ad2f2
ロシア軍内で“銃口を向け合う”一部反乱?ロシア兵音声「撃ってみろ…一緒に吹き飛ぼう」 プーチン“盟友”も戦争非難の動き
6/1(水) 14:21配信
FNNプライムオンライン

ロシア軍の一部で反乱が起きているという情報を、イギリス国防省が明かしました。さらに、ロシア軍の兵士とされる音声からは、末期的ともとれるような状況が浮き彫りになっています。専門家は“内部崩壊”のシナリオもあり得ると指摘しています。


「行かないと撃つぞ!」銃口向けあい軍内部で対立か
これはウクライナ保安庁が公開した、ロシア兵の会話とされる音声です。

ウクライナ保安庁公式Twitterより:
指揮官のやつがここに来たんだよ。やつは僕に聞いたんだ。「任務終了まであとどれくらいだ?」って。僕は「20日と少し」と言った。
そうしたらやつは「じゃあ、この20日間の内に死んでくれ」って

指揮官への不満を募らせるロシア兵。

ウクライナ保安庁公式Twitterより:
うちの大隊は600人いたんだけど、今は215人しかいない。他は死んだか怪我をしている。ほとんど全員が前線に行くのを拒んだ。
すると、ある兵士が、「ほら、殺せよ!」って。そいつは、手榴弾を出してピンを引っ張って言ったんだ、「ほら、撃ってみろよ!一緒に吹き飛ぼう」って。
特殊任務部隊は、僕たちに銃を向けていて、僕たちも彼らに銃を向けたんだ。あと少しで互いを撃ち合うところだった

ロシア軍内部で起きたとみられる、一触即発の事態。
ロシアのウクライナ侵攻から3カ月あまり。イギリス国防省の分析によると、ロシア軍の中級から下級の将校に壊滅的な人的損害があり、さらに、高度な訓練を受けた幹部や権限を持った指揮官が不足して、士気が低下しているといいます。

さらに、火炎瓶が次々と投げ込まれ、炎上しているロシア軍の登録・入隊事務所の映像も。

今、ロシア国内ではこうした軍の登録、入隊事務所への襲撃が相次いでいると、ウクラナメディアなどが報じています。一方、アメリカの戦争研究所は、ロシア軍内部で「大統領府が戦争に勝つために十分なことをしていない」という不満が増えているとしています。

ロシア国内だけでなく、軍内部からも戦争継続への反発の声が漏れているような現状。どのように分析すればよいのでしょうか。

1926チバQ:2022/06/01(水) 19:19:53

フジテレビ・風間晋 解説委員:
どれだけ広がっているか、というのは、はっきりしないところがありますが、想定していた以上に戦争が長期化しているということが、様々な不安や疑問などを呼び起こす事態に繋がっていると思います。ですから最大のポイントは、長期化していて、様々な矛盾が表面化してきているということだと思います

そして、批判の声は意外なところからも上がっているといいます。「プーチンの盟友」といわれる宗教指導者も異論を唱えたと報じられているのです。

プーチン氏の盟友…ロシア正教会の総主教も“戦争非難の動き”
その発言をしているのは、5月に行われた戦勝記念日にも参加していた、ロシア正教会のキリル総主教です。
英・ガーディアン紙によるとキリル総主教は、5月29日、モスクワ中心部にあるハリストス大聖堂で「ウクライナ教会が苦しんでいることを私たちは完全に理解している」と述べました。苦境にあるウクライナへ同情するようなコメントと受け取られています。
ロイター通信によると、キリル総主教は元々、特別軍事作戦を支持してきたことで、ウクライナ正教会が決別を表明していたといいます。そんな中で、今回の発言があったというのです。
なぜ、こうした動きが出てきているのでしょうか。

筑波大学名誉教授の中村逸郎さんに話を聞くと、「ロシア正教会は、国民の7割が信仰する国教。その総主教が発言したことで、これまでプーチン大統領を支持してきた高齢者層にも影響が大きいのではないか」といいます。
また、多くの犠牲者が出ているにも関わらず、戦勝記念日である5月9日までに戦果が上がらなかったことや、ベラルーシなどの旧ソ連諸国からも支援が受けられなかったこと、具体的には、軍事作戦に対する兵士や兵器の供給が受けられなかったことなどがあげられています。

そして、新たな経済制裁の動きも出てきました。

新たな経済制裁を追加 EUは一枚岩か
EUは首脳会議を開き、EU圏内へ船で輸送されている、ロシア産石油の輸入を即時禁輸で合意。この合意の対象は、EUが輸入しているロシア産石油の3分の2にあたる量です。依存が高いハンガリーのパイプライン輸入は対象外となりました。
そして、ロシアの大手銀行「ズベルバンク」を国際送金システムから排除。

今回の経済制裁に対し、EUのミシェル大統領は「ロシアにとって大きな軍事資金源を断った」と話しています。

フジテレビ・風間晋 解説委員:
EU全体で合意できることを優先して、ハンガリーの事情に配慮したということだと思うのですが、ハンガリーはロシアに対してかなりの依存度がある。ただ量的にみると、EU全体がロシアから輸入している原油の量の中に占める、ハンガリーの割合というのは本当に少ないです。ですから、そこに特例を設けることによって、EUが統一してロシアに対するという形を作ったということだと思います

(めざまし8 6月1日放送)

めざまし8

1927チバQ:2022/06/02(木) 22:41:12
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220602-567-OYT1T50183.html
ロシア軍・ドボルニコフ総司令官の更迭説浮上…2週間姿が確認されず
2022/06/02 18:42読売新聞

ロシア軍・ドボルニコフ総司令官の更迭説浮上…2週間姿が確認されず

アレクサンドル・ドボルニコフ氏(右)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 ロシア軍のウクライナ侵攻作戦を統括するアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が更迭されたとの説が浮上している。

 米紙ニューヨーク・タイムズは5月31日、ドボルニコフ氏の姿が過去2週間確認されておらず、任務を続けているかどうか、米当局者の間で臆測を呼んでいると報じた。4月上旬に任命されたばかりだが、陸軍と空軍の連携強化に失敗し続けているという。

 露軍の動向を調査する露独立系団体「CIT」は、総司令官がゲンナジー・ジドコ軍政治総局長に交代したとの分析を明らかにした。ジドコ氏はドボルニコフ氏と同様、シリアでの軍事作戦の指揮経験があるという。

1928チバQ:2022/06/02(木) 22:42:22
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2022060201000986.html
ロシア、デフォルト迫る 米欧制裁、市場の信用失墜
2022/06/02 18:52共同通信

ロシア、デフォルト迫る 米欧制裁、市場の信用失墜

ロシア財務省のビル=2021年3月、モスクワ(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】金融業界団体が、ロシア国債の一部で利息が支払われなかったと1日に認定し、ロシアは国家としてのデフォルト(債務不履行)に近づいた。米欧主導の経済制裁でロシアをデフォルトに追い込み、市場での信頼を失墜させて世界経済から分断する包囲網が狭まった。ロシアの外貨建て国債は次回23日と24日に利払い期限を迎える。米国は制裁の一環として投資家の受け取りを制限しており、ロシアは支払いを完了できない可能性が高い。

 ロシア財務省は2日、「必要であれば当事者間で解決し、全ての債務の履行を図る用意がある」と表明した。

1929チバQ:2022/06/02(木) 22:44:13
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-_economy_finance_RBKSGJKGFJLIXMV3NOBM6ECYNY.html
経済苦境は長期化、国際的孤立際立つ 露デフォルト
2022/06/02 17:34産経新聞

ロシアが発行したドル建て国債で利払いの不履行が起きたと認定された。米欧格付け会社が〝正式〟な認定を出せない状況での判断とはいえ、金融市場は既に事態を織り込んでおり、事実上のデフォルト(債務不履行)といえそうだ。信頼回復の道のりは遠く、ロシア経済の苦境はウクライナ危機が収束した後も中長期的に続く懸念が強まった。

デフォルトとは債券の元本償還や利息の支払いが期限通り行われない状態を示す。通常は格付け会社が認定することで債権者との交渉が始まるが、制裁でロシア国債の格付け業務が禁止されたことで、世界の大手金融機関でつくるクレジットデリバティブ決定委員会の判断が注目されていた。

格付け会社が判断しなければ一般的なデフォルト認定とはいえず、ロシア側も支払い能力と意思があると主張しているため、正式な線引きは当面見込めない。

とはいえ、ロシア国債は債券市場で既に不履行を織り込んだ価格で取引されており、市場関係者は「事実上のデフォルトとみなしている」(野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミスト)。通貨ルーブルの相場も1日、大きな反応はみせなかった。今回の判断は市場の認識を改めて裏付けた形だが、世界経済への影響は限定的だ。

一方、ロシアは国際的信用が失墜し、既に外貨建て債券の新規発行が難しい。通常はデフォルトの結果として陥る資金調達難が現実化しており、正式認定が出るかどうかは今やあまり意味を持たなくなっている。

ただ、ロシア政府がデフォルトを認めない限り信頼回復に向けたプロセスすら始まらず、経済の打撃は相当な長期化が見込まれる。今回のデフォルトがロシアの国際的孤立と暗澹(あんたん)たる将来を決定付ける象徴的な意味合いは、やはり大きい。(田辺裕晶)

1930チバQ:2022/06/06(月) 19:30:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/121a14d655bc49bd127496412b9b1e7807d47f27
プーチン大統領が焦燥? ロシア軍内部で異変 4月上旬に就任の侵攻総司令官を1カ月余で更迭か 国内治安担当幹部らも解任
6/6(月) 17:00配信
夕刊フジ
ロシア国旗

ウクライナ全土の20%を占拠したとされるロシア軍だが、内部で異変が生じているのか。4月上旬に就任したウクライナ侵攻を統括する総司令官の姿が確認できないとして、更迭説が浮上した。プーチン大統領はほかにも軍や国内治安担当部門の幹部らを相次いで解任している。ウクライナ軍の反撃が本格化するのを前に、「焦りの表れ」とみる向きもある。

【表でみる】「終結のあり方」でEU亀裂鮮明

更迭説が持ち上がったのはロシア軍のアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官。5月31日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ドボルニコフ氏が2週間、姿をみせておらず、責任者の地位にあるのか憶測を呼んでいると報じた。

ドボルニコフ氏は2015年にロシアが介入したシリア内戦で指揮を執り、「シリアの虐殺者」と恐れられた。シリアでは多くの民間人が犠牲となり、化学兵器も使用された。

「ロシア連邦英雄」の称号を持つドボルニコフ氏は4月上旬にウクライナ侵攻の総司令官に就任。空軍と陸軍の連携を模索するなど、失敗続きだったロシア軍の戦局打開の役割を担っていた。報道が事実だとすると、わずか1カ月余りでの更迭となる。

筑波大名誉教授の中村逸郎氏は「ドボルニコフ氏はミサイル攻撃で破壊活動を指揮した一方、連携すべき地上戦力側では略奪が起きるなど、統制の乱れも目立つ。後任に愛国主義教育を兼ねる軍政治総局長を務める人物の名前も浮上していることから、規律の立て直しを図る狙いがあるのだろう。ロシア側の焦りを感じる」と分析する。

ロシア軍幹部の去就をめぐっては、ウクライナ第2の都市ハリコフ攻略の失敗を理由に第1親衛戦車軍の中将が更迭されたほか、巡洋艦「モスクワ」が撃沈されたことで、黒海艦隊の副提督を停職処分にしたと英国防省が分析している。

一方、軍トップのゲラシモフ参謀総長のように一時、動向が不明となっていたが、その後、姿を見せた例もある。

ロシア国内でも幹部の解任が相次いでいる。露紙プラウダ(英語電子版)は、プーチン氏が先月30日、内務省の5人の将官と、1人の警察幹部を解任したと報じた。

中村氏はこれに関して、国内の統制に関連した動きとみる。「内務省は、マフィア集団や反社会勢力に近く、市民から賄賂を受け取るなど、腐敗や汚職が進んでいる組織として知られている。ロシア国内で反戦機運が高まる中で、引き締めを強めたものと思われる」

ウクライナでのロシア軍をめぐっては、強制動員された兵士らが「低い士気と劣悪な訓練をさらに悪化させている」と米シンクタンクの戦争研究所が分析している。

ウクライナ側は欧米が供与した兵器が前線に到着する今月中旬以降に反転攻勢に出る構えだ。

前出の中村氏は「ロシア軍は制圧地域で踏ん張る形になるが、士気が低下していることもあり、相当数の損害が出るのではないか」との見通しを示した。

1931とはずがたり:2022/06/07(火) 10:41:53

東部都市、一進一退の攻防 ロシア軍にウクライナ抗戦
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060400415&g=ukr
2022年06月04日19時25分
2日、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続く同国東部ドンバス地方の都市セベロドネツクの市街から立ち上る黒煙(AFP時事)

2日、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続く同国東部ドンバス地方の都市セベロドネツクの市街から立ち上る黒煙(AFP時事)

 【イスタンブール時事】ロシア軍のウクライナ東部制圧作戦で焦点となっているルガンスク州の都市セベロドネツクでは、劣勢のウクライナ軍が一部街区を奪還する動きも見られ、一進一退の攻防が続いているもようだ。ウクライナ軍は4日、セベロドネツク南方で「敵は攻撃に失敗した」と戦果を強調する声明を出した。

【地図で見るウクライナ情勢】ロシア軍侵攻 近隣国に逃れた難民の数

 ウクライナ軍は、ロシア軍がセベロドネツク攻略に向けて部隊を増強し、激しい交戦が展開されているとの認識を表明。セベロドネツクの南方や南西では、ウクライナ側が攻撃を阻んだと主張した。
 ルガンスク州のガイダイ知事は3日、セベロドネツクの市域の70%が一時ロシア軍の手に落ちたものの、反攻によりうち20%で同軍を退けたと強調した。知事は4日、「ロシア軍は犠牲を負いながらもセベロドネツクでの攻撃を続けている」と述べた。

1932とはずがたり:2022/06/08(水) 13:29:27
ぬれた様子ないけど「国後島から泳いできた」…ロシア人を名乗る男性、亡命を希望
2021/08/22 15:38
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210822-OYT1T50064/

 北海道標津町でロシア人を名乗る男性が「国後島から泳いできた」と話し、亡命を求めていることが21日、関係者への取材でわかった。道警が男性に事情を聞いており、今後、札幌出入国在留管理局が経緯を調べる。
ロシア人を名乗る男性が現れた北海道警中標津署標津駐在所(21日、北海道標津町で)

 ロシア人を名乗る男性を発見した標津町の70歳代の町民によると、19日午後5時頃、海岸沿いの中標津署標津駐在所付近をうろうろしている男性を見つけた。男性は20〜30歳代くらいで、紺色のスポーツウェア姿。スニーカーをはき、リュックなどを持っていたという。

 不審に思った町民が声をかけたところ、男性は片言の日本語で「パスポートがない」「国後島」「泳いできた」と説明したという。

 北方領土の国後島から標津町までは約20キロ離れている。町民は「泳ぐことは不可能でないと思うが、海水温は冷たい。ぬれていた様子は全くなかった」と驚いていた。

 札幌出入国在留管理局は、詳しい上陸手段や、男性の身元について確認を進め、上陸を許可するかどうか対応を決めるとみられる。

1933とはずがたり:2022/06/08(水) 14:36:29
ウクライナ、穀物輸出巡るロシアとトルコの会談に「招かれず」…ゼレンスキー氏明かす
2022/06/07 10:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220607-OYT1T50100/
ウクライナ情勢

 【キーウ(キエフ)=渡辺晋】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、ロシア軍に黒海沿岸を封鎖され、穀物輸出が停滞している問題に関し、8日に予定されるトルコとロシアの外相会談に自国は招かれていないと明らかにした。有志国の海軍が「護送船団」を組んで航行の安全を確保する方式を軸にトルコや英国、国連などと協議しているとも語った。
マイホーム「予算増か部屋数減か」木材高騰で建築ピンチ…合板は7割高・夏に在庫切れも
6日、ウクライナ東部ドネツク州の前線付近で榴弾(りゅうだん)砲を放つウクライナ軍の兵士ら=ロイター
ゼレンスキー大統領(AP)

 ウクライナ国営通信などによると、記者会見したゼレンスキー氏は、黒海封鎖の影響で最大2500万トンの穀物輸出が停滞しており、秋には7500万トンに達する恐れがあると説明した。

 セルゲイ・ラブロフ露外相とトルコのメブリュト・チャブシオール外相の会談はトルコ・アンカラで予定されている。米ブルームバーグ通信は6日、両国が南部オデーサ港からの航行の安全を保証する「回廊」の設置で暫定合意したと報じた。これに対し、ウクライナ側はロシアが最終的に合意を履行するかどうかについて、不信感をあらわにしている。

 ウクライナ海軍は6日、露海軍黒海艦隊を沿岸から「100キロ・メートル以上後退させた」と発表した。デンマークなどから供与された対艦ミサイルなどが効果を発揮している可能性がある。

 一方、ウクライナ国防省は6日、情報機関・情報総局のキリル・ブダノフ局長が攻防が続く東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクを視察したと発表。ウクライナ軍は、セベロドネツクへの補給ルートを自国軍が確保していると強調した。

 また、ウクライナの内務次官は6日、戦闘に参加している自国兵士は約70万人で、国民のこれまでの死傷者数は約4万人に上っていることを明らかにした。

1934チバQ:2022/06/08(水) 15:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8dafc34c1b0597ea0f25f33510046d2239e25cc
要衝で激しい市街戦 ロシア、東部州「97%」制圧 黒海の一部奪還とウクライナ
6/7(火) 17:51配信

時事通信
ウクライナ軍とロシア軍の激しい戦闘で煙が上がるウクライナ東部セベロドネツク=2日(AFP時事)

 【ロンドン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日夜、ビデオを通じて演説し、東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクでロシア軍との激しい市街戦が続いていると明らかにした。

 一進一退が繰り返されているもようだが、大統領は同日の記者会見で「ロシア軍は数で勝り、より強力だ」と述べ、苦戦していることを認めた。

 東部ドンバス地方の支配拡大を狙うロシア軍は当面の重点目標として、同地方を構成するルガンスク州全域の掌握を目指しているとされる。タス通信によると、ロシアのショイグ国防相は7日、州の97%が「解放された」と述べ、大部分を制圧したと主張した。

 ゼレンスキー大統領は、セベロドネツクや、川を挟んでその西方にあるリシチャンスクが砲撃などの猛攻にさらされており、両市とも「死の街」と化したと表現した。

 米シンクタンクの戦争研究所の6日の報告書によると、ロシア軍が同日時点でセベロドネツクの大半を押さえているもよう。ただ、「陣地の支配権が頻繁に入れ替わる」状況が続いているようだと報告書は指摘した。ショイグ国防相は7日、セベロドネツクの住宅地域を完全に支配下に置いたと主張。残る工業地域やその周辺の制圧を目指し、作戦を継続していると述べた。

 ゼレンスキー氏によると、ロシア軍はルガンスク州に隣接するドンバス地方ドネツク州でも主要都市スラビャンスクなどに激しい攻撃を加えている。

 一方、ウクライナの国営通信によると、同国海軍司令部は6日、黒海北西部に展開していたロシア艦隊をウクライナ南部沿岸から100キロ以上沖に後退させたと明らかにした。

 黒海北西部にはウクライナ最大の貿易港であるオデッサが面し、ロシア艦隊による海上封鎖の下に置かれている。海軍司令部はこの海域が依然として厳しい状況にあるとしつつ、ロシアによる「完全支配」の一部を奪還したと主張した。

1935とはずがたり:2022/06/08(水) 16:11:19

ロシアのエリートに広がる「ポスト・プーチン」論議 有力後継は【解説委員室から】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202206kaisetsuiin027
2022年06月02日13時00分

リストには3人の名が

 ラトビアに拠点を移したロシアの反政府系メディア、「メドゥーサ」(5月25日)は、ロシアのエリートの間で「ポスト・プーチン」をめぐる議論がますます広がり、後継者の名が静かに話し合われているとし、候補リストにメドベージェフ安全保障会議副議長、ソビャニン・モスクワ市長(63)、キリエンコ大統領府第1副長官(59)の3人が上がっていると報じた。

 モスクワのエリートの間では、ウクライナ侵攻の長期化で悲観論が台頭し、プーチン大統領に直接不満を表明する者もいるという。

 ロシアの新興メディア「レポルチョール」(5月27日)も、4年間大統領を務め、プーチン氏を裏切らなかったメドベージェフ氏が後継ナンバーワンとし、「もともと政権内リベラルだったが、最近はソーシャルメディアで西側に核のどう喝をするなど、後継を意識してタカ派的発言をしている」と分析。政治学者のジュラブレフ地域問題研究所長も「エリートへの利権分配という点で、メドベージェフへの安心感が強い」と述べ、後継1番手に挙げた。
米政府が画策?

 メドベージェフ氏は2012年大統領選で続投を希望したが、現政権を築いた「オーナー社長」のプーチン氏に「代われ」と言われ、やむなく退陣した。プーチン氏の健康不安説で、復権のチャンスと見なしている可能性もある。

 反政府系評論家のワレリー・ソロベイ氏は「バイデン米政権が、親米派・メドベージェフの大統領復帰を画策している」と奇妙な発言をした。メドベージェフ氏はオバマ前米大統領と気質が合い、新戦略兵器削減条約(新START)に調印しただけに、当時副大統領だったバイデン氏が裏で画策するかもしれない。

 キリエンコ氏はクレムリンの政治戦略を担当し、プーチン氏と頻繁に接触。ウクライナ対策の責任者に起用された。1990年代に首相を務め、大統領への野心を持つといわれる。ただし、ウクライナ風の名前がマイナスになる。ソビャニン市長はウクライナ侵攻に関与していないことがプラスに働くが、少数民族出身だ。

 「メドゥーサ」は、「エリートらは後継問題を語っても、大統領に退陣を促せるのは重病だけと認識し、うんざりしながら戦争加担の仕事をしている」と伝えた。どうやら、エリートには宮廷クーデターを起こす気概はなさそうだ。

「後継者として最悪」

 一方、ロシアの通信アプリ「テレグラム」に投稿する謎の「SVR(対外情報庁)将軍」は4月末、「大統領の健康状態が急変した場合、国の運営をパトルシェフ安保会議書記(70)に移管することで2人は一致している。医師は早期外科手術が必要としているが、プーチンは同意していない」とし、「来年はポスト・プーチンの時代になる」と指摘した。

 情報機関出身のパトルシェフ書記は、プーチン氏の最大の腹心。投稿は、強硬派の同書記を「後継者として最悪」としている。しかし、ドンバス地方の独立承認をめぐる2月21日の安保会議公開討議で、パトルシェフ氏とSVRのナルイシキン長官は外交交渉に言及しており、戦争に賛成ではなかった。

 ウクライナ侵攻は、プーチン氏の強烈な歴史観と使命感に基づく個人的プロジェクトで、大半の幹部は内心、反対だったとみられる。

 ただし、憲政上、大統領が職務執行不能に陥った場合、首相が大統領代行になり、3カ月後に大統領選が実施される。首相以外の人物に「権力の移管」はできない。

 現在の首相は、2年前に連邦税務局長官から抜擢されたミシュスチン氏(56)。イデオロギーを持たない経済テクノクラートで、オリガルヒ(新興財閥)の支持がある。同氏が大統領代行になれば、停戦に動きそうだ。

1936とはずがたり:2022/06/08(水) 16:11:32
>>1935
謎の36歳も話題に

 後継問題では、5月9日の対独戦勝記念式典で、プーチン氏と親しげに話す謎の若者が話題になった。大統領府報道部のドミトリー・コワリョフ氏(36)で、父がガスプロム幹部。大統領とはクレムリンのアイスホッケーチームの同僚という。

 コロナ禍で有力閣僚もプーチン氏に近づけない中、親しげに話し、体を支える素振りも見せた。ロシアのSNSや大衆紙のサイトで、「後継候補か」と騒然となった。しかし続報はなく、後継説は消えそうだ。

 ロシアの政治学者は「主要テレビや有力紙は一切報じておらず、イエローペーパーだけだ。政治経験のない若者に大統領が務まるはずがない」と否定した。

 とはいえ、後継者報道がロシアで飛び交うことは、戦争長期化で重苦しい閉塞感が漂う中、変化を望む社会の願望を示唆している。

「院政」のもくろみ

 ロシアでは2年後の2024年3月17日に大統領選が実施される。プーチン氏は当然、5選を狙っていたとみられるが、残酷な侵略戦争で「戦争犯罪人」(バイデン大統領)と指弾され、外交活動が困難になる。2年後は71歳で、健康不安も深まる。

 その場合、プーチン氏は腹心を後継大統領に起用し、自らは国家評議会議長として「院政」を敷くかもしれない。20年の憲法改正で国家評議会は内政・外交の基本方針を策定することが規定され、議長の権限が強化された。

 こうした後継論議が出始めたこと自体、プーチン氏の影響力と威信の低下につながる可能性がある。

【筆者略歴】東京外国語大学ロシア語科卒。時事通信社でモスクワ、ワシントン各特派員や外信部長などを歴任。2012年から現職。「秘密資金の戦後政党史」(新潮選書)、「ジョークで読む世界ウラ事情」(日経プレミアシリーズ)、「独裁者プーチン」(文春新書)など著書多数。

(2022年6月2日掲載)

1937チバQ:2022/06/09(木) 13:10:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5737da87aff6fe910eae9c391dc5716fb972ea07
地元知事「後退の必要も」 ロ軍、要衝都市で攻撃継続 ウクライナ東部
6/8(水) 20:32配信
時事通信
7日、ウクライナ東部セベロドネツクで、砲撃を受けて立ち上る煙(AFP時事)

 ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクをめぐり、ウクライナ軍とロシア軍は8日も攻防戦を展開した。

 ロシアのショイグ国防相はこれより先、同州の「97%」を制圧したと主張。ロイター通信によると、ルガンスク州のガイダイ知事は8日、地元テレビに「ウクライナ軍は後退しなければならないかもしれない」と述べ、セベロドネツクの現状は厳しいとの認識を示した。

 ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領は7日夜のビデオ演説で、ルガンスク州を含む東部ドンバス地方で「勇敢な防衛戦が続いている」と強調。ガイダイ氏は後退について「セベロドネツクの放棄を意味するわけではない」としており、防御が堅い地点まで下がって戦線を立て直し、徹底抗戦を続けるという意味だと説明した。

 ルガンスク州全域の支配を目指すロシア軍にとって、セベロドネツク掌握は当面の最重要目標となっている。既に押さえた住宅地域に加え、工業地域などの制圧を目指し、攻勢を強めている。これに対しウクライナ側は、ロシア側の支配下にある南部ヘルソン州で反攻作戦を続けている。

 タス通信によると、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所でロシア側に投降した1000人以上のウクライナ兵が、捜査のためロシアへ移送された。ウクライナ軍は7日、これまで自軍兵士210人の遺体がロシアから引き渡されたと発表した。大半が製鉄所で死亡したという。

 ゼレンスキー氏は7日の演説で「占領者(ロシア)はわが軍の抵抗がこれほど強いと思っていなかった」と国民を鼓舞。一方で、ロシア軍はドンバス地方に新たな部隊を投入しようとしていると語り、警戒感を示した。

1938チバQ:2022/06/09(木) 17:25:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b21481dcd99dc927b6006790b508bbbbfc64c4b
ロシア大統領側近、南東部を訪問 「編入論」でウクライナ揺さぶり
6/9(木) 13:33配信


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時事通信
ロシア軍が占領したウクライナ南部ヘルソンに掲揚された旧ソ連の戦勝旗=5月20日(AFP時事)

 ロシア軍が占領したウクライナ南部ヘルソンと南東部メリトポリを7日、プーチン大統領の側近、キリエンコ大統領府第1副長官が訪問した。

 政権は2月21日、東部ドンバス地方の親ロシア派支配地域を一方的に独立承認しているが、それ以外の占領地の扱いが焦点で、ロシアへの編入論も飛び交っている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、編入に向けた住民投票が強行されれば、停戦交渉に応じないと警告した。編入論はロシアによる揺さぶりの可能性もある。

 キリエンコ氏の訪問に際し、現地の親ロ派政治家からの発言が相次いでいる。ロシア通信によると、ヘルソン州のストレモウソフ氏は、地元の反対で断念したとみられていた住民投票について「(編入に向けて)行われると思う」と説明。ただ、実施目標の時期には言及しなかった。

 メリトポリを含むザポロジエ州のロゴフ氏は「住民投票は今年行われる」と強調。一方、シャルライ氏は「いつどのように行うか検討中。まだ州の約70%しか解放されていない」とし、州都ザポロジエの占領を待つべきだと主張した。

 こうした表明は、プーチン氏の最終決定を待たずして一斉に飛び出したとみられる。8日付のロシア有力紙「独立新聞」は、内外への「プロパガンダ」として利用したものと分析した。

1939チバQ:2022/06/10(金) 09:45:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7525733ef6a190aa5a720bbd2b8e3a45ca52313b
大統領側近キリエンコ氏に存在感 ウクライナ占領地責任者 「後継者に意欲」見方も・ロシア
6/10(金) 7:09配信

時事通信
ロシア大統領府第1副長官のキリエンコ氏=2020年4月、モスクワ(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領の側近の一人、キリエンコ大統領府第1副長官(59)が存在感を増している。

 ウクライナ侵攻開始後、東部ドンバス地方の親ロシア派などを担当する責任者に就任。7日には南部と南東部の2都市を訪問しており、ロシアへの編入が取り沙汰される占領地の将来のカギを握るとみられている。

 独立系メディア「メドゥーザ」が8日に伝えたところによると、政権で影響力の強い「シロビキ」(軍・治安機関出身者)が9月のロシア統一地方選の延期を主張する中、キリエンコ氏はこれに異を唱え、予定通り実施するようプーチン氏を説得。2人の距離は一層縮まっている。

 「ロシアには使命があり(ウクライナでの)行動は正しい」とも発言。「常に大統領の目の前で喜ばれることを話す」(政権関係者)と評され、プーチン氏の後継者になることに意欲的との見方もあるという。

 キリエンコ氏は5月4日、プーチン氏が「制圧」を宣言していた南東部マリウポリを訪れた。今月7日にはロシア通貨ルーブルの流通が始まった南部ヘルソンと南東部ザポロジエ州メリトポリを現地視察。実効支配の固定化に向けた「住民投票」の可否や時期を探っているもようだ。

 メドゥーザは5月24日にも関係者の話として、政権内部で「プーチン後の将来」が話題になっていると報道。後継者になり得る人物として、モスクワのソビャニン市長、メドベージェフ前首相、そしてキリエンコ氏の3人の名前が挙っていると伝えていた。

 キリエンコ氏はエリツィン政権下の1998年、史上最年少の35歳で首相に就任したが、金融危機を受けて解任。国営原子力企業ロスアトム社長などを歴任した。2016年、内政を統括する第1副長官に着任。15年に暗殺された野党勢力の故ネムツォフ元第1副首相に近かったことでも知られている。

1940チバQ:2022/06/13(月) 17:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e0747bf5ab8c40fa2a37baab35ccce9ed39cee9
ウクライナ戦争「2年続く恐れ」 反政権派のロシア元首相
6/13(月) 17:31配信
時事通信
 【パリAFP時事】ロシアのカシヤノフ元首相(64)はAFP通信のビデオインタビューに応じ、ロシアのウクライナ侵攻について、戦争は最高で2年続く恐れがあるとの見解を示した。

 
 カシヤノフ氏は、2000〜04年にプーチン政権の初代首相を務め、首相解任後に反政権派に転じた。2月のウクライナ侵攻開始3日前にプーチン氏が招集した安全保障会議の様子を見て初めて、「戦争があると実感した」と説明。「プーチン氏は既に正気でないように見えた。医学的にではなく政治的な観点からだ」と指摘した。

 カシヤノフ氏は「もしウクライナが陥落すれば、次はバルト諸国だろう」と述べ、ウクライナの勝利が不可欠だと強調。戦争を終結させるためウクライナに領土の割譲を求める意見については、「間違いであり、西側諸国がその道に進まないことを願う」と述べた。

1941チバQ:2022/06/17(金) 08:38:20
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220616-OYT1T50220/
第1次大戦のような消耗戦に…ロシア軍、装甲戦力を「最大3割失った」
2022/06/17 06:42
ウクライナ情勢
 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ロシアとの停戦協議でウクライナ代表団トップを務めるダビド・アルハミア氏は15日、東部戦線での戦闘が激化し、ウクライナ軍の死傷者が1日あたり最大約1000人に上っていると明らかにした。戦死者は1日に200〜500人も出ているという。

 米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は15日、ブリュッセルでの記者会見で、露軍が装甲戦力を最大30%失ったと指摘し、「第1次世界大戦のような消耗戦になっている」と述べた。


 露軍が戦力を集中させている東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクに関しては、重火器の量で勝る露軍側が「4分の3を掌握した」と述べた。ただ、露軍には補給や指揮命令系統などの課題もあり、ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)全域制圧は「不可避とは言えない」との認識も示した。

 ウクライナ軍の制服組トップは15日、露軍がルハンスク州を制圧するため「9方向から同時に攻撃しようとしている」との分析を明らかにした。露軍は、ウクライナ軍が米欧から供与された重火器を本格投入する前に制圧地域を拡大する狙いとみられる。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220617-OYT1T50008/
マクロン氏「ウクライナは欧州の一員」…仏・独・伊首脳、キーウでゼレンスキー氏と会談
2022/06/17 06:37
ウクライナ情勢
 【パリ=梁田真樹子】フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相は16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。マクロン氏らは、ウクライナが求める兵器の追加供与を進める方針を表明した。

 ロシアの侵攻後、仏独伊の3首脳がウクライナを訪問するのは初めて。会談で3首脳とゼレンスキー氏は、ウクライナの欧州連合(EU)加盟に向け、工程表をまとめる方針で一致した。また3首脳は、黒海を通じたウクライナの穀物輸出再開に向け、露軍に封鎖解除を要求する考えを強調した。


 共同記者会見でマクロン氏は、「我々はウクライナの側に立つ。ウクライナは欧州の一員だ」と強調した。ゼレンスキー氏は、「会談の結果に満足している」と評価した。

 仏独伊は、早期の停戦を重視するスタンスだが、ウクライナとの間には溝もある。マクロン氏は今月上旬、「ロシアに恥をかかせてはならない」と発言し、ウクライナ側から批判された。

 3首脳そろっての訪問には、ウクライナの不信を取り除き、停戦交渉に関与する足がかりとする狙いがあるとみられる。

1942とはずがたり:2022/06/18(土) 00:20:43
ウクライナをEU加盟候補国に 欧州委が勧告
6/17(金) 19:34配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbda2ca4964f39f17d0ffccf0a2d8bd2f2386eae

【AFP=時事】(更新)欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)は17日、ウクライナに対して正式にEU加盟候補国の地位を付与するよう勧告した。ただ、加盟実現には数年を要することになる。

 欧州委のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は「ウクライナは加盟候補国として歓迎されるべきだ。これは、今までに好ましい取り組みがなされ、さらに重要な取り組みが残っているという理解に基づいている」と述べた。

 欧州委の勧告を受け、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はソーシャルメディアに、「われわれの勝利を確実に近づけるEU加盟に向けた道のりの最初の一歩だ」と投稿し、「歴史的な決断」を行ったフォンデアライエン氏や加盟各国に謝意を表明した。【翻訳編集】 AFPBB News

1943とはずがたり:2022/06/18(土) 00:23:05

ウクライナEU加盟は「数十年後」の可能性 仏大統領、新組織設立を提唱
https://www.afpbb.com/articles/-/3404138?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3410273
2022年5月10日 21:43 発信地:ベルリン/ドイツ [ ドイツ フランス ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]

【5月10日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は9日、ウクライナなどが欧州連合(EU)に加盟するには「数十年」かかる可能性があるとの見方を示し、代わりにEUの枠を超え、英国などの加盟も想定した新たな政治組織を設立することを提唱した。

 マクロン氏は同日、ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相と会談するため同国首都ベルリンを訪問した際にこの案に言及。これについてショルツ氏は、「非常に興味深い提案」であり、マクロン氏と議論できたことを「とてもうれしく思う」と述べた。

 ウクライナのEU加盟申請をめぐっては、欧州委員会(European Commission)が来月にも委員会としての意見表明を行うとの方針を示している。これは既存の加盟国がウクライナの申請を検討するのに先立つ重要な一歩となる。

 だがマクロン氏は、「ウクライナに加盟国候補という地位を与えるために手続きを加速させることはできても、われわれの規定や基準を考えると、ウクライナが実際にEUに加盟するには数十年かかるだろう」と指摘し、EUの枠組みを超えた組織の新設を検討した方がより効率的かもしれないとの考えを示した。

 また、ウクライナの他、モルドバ、ジョージアなどEU加盟を希望する国々を欧州内に受け入れる必要性は喫緊の課題だとして、英国の加盟も想定した新たな「欧州政治共同体」の設立を呼び掛けた。

 さらに、ボスニア・ヘルツェゴビナをはじめとする西バルカン諸国や、数十年前からEU加盟を検討している国々がこの新組織への加盟を検討する可能性もあると述べた。(c)AFP

1944チバQ:2022/06/22(水) 18:23:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/cab3710fca551497e7b3200076e1fee54fcc25ba
プーチン氏の健康めぐり臆測 怪しげな長寿法、がん説も
6/22(水) 17:54配信
AFP=時事
ロシア・モスクワの軍病院を訪問し、負傷兵を見舞うウラジーミル・プーチン大統領(2022年5月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】鹿の角から抽出した血液を浴びる「長寿法」を行ったり、外遊の際は外国政府に健康状態を悟られないよう排せつ物を側近が回収したりしている──。10月で70歳になるロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の健康状態をめぐり、怪しげなものからセンセーショナルなものまで、検証不能なさまざまな臆測が流れている。


 プーチン氏の健康状態は、特にウクライナ侵攻後、欧州の将来を左右する要因となっている。だが、プーチン氏は20年にわたって権力の座にあったが、マッチョなイメージを演出するためにクレムリン(Kremlin、大統領府)が公開した、例の有名な上半身裸の写真以外に、健康に関する情報はほとんどない。

■保養地に「フェイクオフィス」?

 ロシア語のニュースサイト「プロエクト(Proekt)」は4月、公開情報に基づいた調査報道で、プーチン氏が南部の保養地ソチ(Sochi)を訪問するタイミングで、大勢の医師が同地入りしていると指摘した。

 甲状腺がんの専門医エフゲニー・セリバノフ(Yevgeny Selivanov)氏もその一員だった。過去数年間、同氏がソチ入りしたタイミングと、プーチン氏が突如、公の場から姿を消すタイミングは、符合することが多かったとしている。

 しかもソチには、プーチン氏が静養中にも首都で執務しているかのように見せかけるため、モスクワ郊外にある大統領公邸を模した「フェイクオフィス」が設置されているという。

 同サイトはさらに、プーチン氏がはまっている「長寿法」の一つに、シベリア(Siberia)に生息する鹿の角から抽出した血液を浴びるというものがあり、同地出身の盟友セルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相に勧められたと伝えている。

 仏週刊誌パリ・マッチ(Paris Match)は今月、プーチン氏が2017年にフランス、19年にサウジアラビアを訪問した際、健康状態を外国政府に察知されないよう、同氏がトイレに行くたびに側近らが付き添い、尿や便を回収していたと報じた。

 米誌ニューズウィーク(Newsweek)も今月、米情報機関の機密情報として、プーチン氏が4月、進行しているがんの治療を受けたと伝えた。米国家安全保障会議(NSC)はそうした情報の存在を否定。しかしウクライナ国防省のキリロ・ブダノフ(Kyrylo Budanov)情報総局長は英衛星放送スカイニューズ(Sky News)のインタビューで、証拠は示さなかったが、プーチン氏はがんだと主張した。

1945チバQ:2022/06/22(水) 18:23:40
■具体的な情報は
 クレムリンがプーチン氏の健康問題を認めたことが、一度だけある。2012年秋のことだ。当時、プーチン氏が足を引きずる姿が目撃され、同氏は複数の会合への出席を取りやめ、公の場から姿を消した。

 クレムリンはその時、プーチン氏は筋肉を痛めたと説明した。一方、あるメディアは、モーターハンググライダーでツルと並んで飛行した際の出来事で、背中の状態が悪化したと報じた。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の際にも、異常な振る舞いが見られた。プーチン氏との面会に当たってクレムリンが示した厳しい条件に従わなかったとして、一部の指導者は長大なテーブルを挟んで座らされた。フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領や国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長のように。

 プーチン氏が4月、ショイグ国防相と会談した際、テーブルの端を強く握り締めていたことも臆測を呼んだ。体の震えを抑えるためだったとの説も出回った。

 世界的に政府関連の業務がコロナ下態勢から通常態勢に戻りつつある中でも、プーチン大統領はオンライン方式を多用している。

■健康不安を否定

 クレムリンのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は、プーチン氏が深刻な健康問題を抱えているとの見方を強く否定している。

 実際、最近行われたトルクメニスタンのグルバングルイ・ベルドイムハメドフ(Gurbanguly Berdymukhamedov)大統領との会談の様子を見ても、肉体面での衰えの兆しはうかがえなかった。

 本命視されている後継者は浮上していない。プーチン氏は軍の最高司令官でもあり、2月24日のウクライナへの侵攻開始は同氏が決定したものだ。

 プロエクトのロマン・バダニン(Roman Badanin)編集長は「ロシアは国家運営を担っている人物の心身の健康状態について真実を知らされていない」と話す。「世界中が、赤いボタンを押して人類を破滅に導くこともできる人物が健康なのか知らないのだ」【翻訳編集】 AFPBB News

1946チバQ:2022/06/22(水) 18:24:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a087b0dfc48c6cdbefe74b6d35783157ed3b7dfb
飛び地との鉄道輸送制限されたロシア、リトアニアに「挑発的行為」と抗議…EUの対露制裁
6/22(水) 15:37配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 ロシアが飛び地カリーニングラード州を巡って、欧州への反発を強めている。バルト3国のリトアニアが、ウクライナ侵攻を巡る対露制裁の一環で、同国を通過して同州とロシアを結ぶ鉄道輸送を制限したためだ。

 鉄道輸送の制限は今月17日に始まった。リトアニア外務省は20日の声明で、欧州連合(EU)の対露制裁の枠組みにより、制裁対象となっている製品を載せた貨物列車の通行を禁止したと説明。鉄鋼や金属製品、セメントなどが想定され、同州知事は、バルト海経由で受け入れた建設資材などをリトアニア、ベラルーシを経由してロシアに輸送できなくなるとの懸念を示した。

 露外務省は20日、駐露リトアニア臨時代理大使を呼び、「挑発的な行為」と抗議し、「輸送が完全に復活しなければ、ロシアは国益を守る措置を講じる権利がある」と反発した。同省は21日にも、EUの駐露大使を呼び抗議したという。

 露国防省は20日、カリーニングラード州の複数の演習場で、露海軍バルト艦隊のミサイル部隊など約1000人が参加する軍事演習を開始したと発表した。期間は不明だが、自走式多連装ロケット砲など約100基を投入し、数百発の発射を行う。同艦隊は9〜19日にもバルト海と同州の演習場で、「仮想敵」の艦艇や潜水艦を撃退するとの想定で演習を実施したばかりだった。

1947チバQ:2022/06/23(木) 21:09:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/5200176ef0867bf0bdac79b2976b33431d6f834b


親露派「国家承認」否定 カザフ、ロシアとすきま風

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6/23(木) 20:02配信



ウクライナに侵攻したロシアと、軍事同盟を結ぶ中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンの間にすきま風が吹いている。カザフのトカエフ大統領は17日、ロシアが侵攻に先立って「国家」承認したウクライナ東部の親露派支配地域をカザフが国家承認しないと表明。トカエフ氏がロシアからの勲章授与を拒否した、とも伝えられた。露与党幹部からは、カザフもウクライナと同じ運命をたどる-と脅迫じみた発言も飛び出した。 トカエフ氏は17日、露北西部サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムの全体会合にプーチン露大統領と2人で出席。質疑応答で、ロシアが国家承認した親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」(自称)をカザフは正式な国家とみなしていない-とし、承認しない考えを示した。 「カザフは開かれた市民社会で、国民には特別軍事作戦(侵攻の露側呼称)への多様な意見がある」とも指摘。露メディアは、国民の侵攻批判を事実上禁じたロシアを当てこするような異例の発言だと報じた。 さらにカザフメディアは18日、フォーラムでロシアがトカエフ氏に国家勲章を授与しようとしたが、トカエフ氏が断ったことを同氏の報道官が認めた-と報じた。ペスコフ露大統領報道は「勲章授与は当初から計画されていなかった」と否定。真相は不明だ。 トカエフ氏の発言について、露政権与党「統一ロシア」幹部のザトゥリン氏は18日、露ラジオ局のインタビューで「ロシアへの挑戦だ」と反発。「ウクライナのような問題がカザフにも起き得る」と述べ、軍事力の行使さえちらつかせた。 ザトゥリン氏の発言の背景には、露国内で以前から「侵攻に関し、カザフはロシアに非同調的だ」との見方が強いことがある。実際、トカエフ氏は侵攻当初から対話による早期停戦を求めてきた。ウクライナのクレバ外相によると、4月に会談したカザフのトレウベルディ外相は、ロシアの制裁逃れに協力しない、と約束したとされる。 トカエフ氏はフォーラムで「露社会の一部にカザフへの批判があるが、両国の関係悪化はロシアの損となる」と忠告した上で関係発展を続ける意思を示した。 外交官出身で欧米側との人脈も深いトカエフ氏は、ロシアとの対立を避けつつも、ロシアに同調して欧米側との摩擦を招く事態を防ぐ思惑だとみられている。

1948チバQ:2022/06/24(金) 07:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2a54108e59e840699a8d7c7b10521110582a2e5
ドネツク激戦、親ロシア派兵士55%死傷か…英国防省「異常な水準」
6/23(木) 12:08配信
読売新聞オンライン
22日、ウクライナ東部ドネツク州の破壊された住宅(AP)

 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】英国防省は22日、ロシア軍の後押しを受けているウクライナ東部ドネツク州の親露派武装集団の死傷者数が、兵士数全体の約55%に上っているとの試算を明らかにした。東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)を巡る激戦で、露軍側の人的消耗が「異常な水準になっている」と分析した。



 英国防省の分析は、ドネツク州の武装集団が16日時点で戦死者数が2128人、負傷者数が8897人となっていると発表したデータに基づくもの。ドネツク州の武装集団の戦死者数は、露国防省が3月25日を最後に更新していない露軍兵士の戦死者数1351人を上回る。ウクライナ軍は兵士の死傷者数が1日あたり最大1000人に上っているとされ、消耗戦の激しさをうかがわせる。

 一方、米国の政策研究機関「戦争研究所」は21日、ロシア空挺(くうてい)軍の司令官が交代したと指摘し、司令官の大幅な入れ替えに着手している可能性があるとの分析を明らかにした。

 侵攻作戦を統括するアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が解任されたとの情報にも触れ、露軍がドンバス地方で攻勢を強める中での司令官の交代は、露軍の指揮命令系統が機能していないことの表れと評価した。

1949チバQ:2022/06/26(日) 00:51:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/96d9a3c90fd4398601a497b46056065929c847d7
ロシア軍、セベロドネツク全市制圧…ルハンスク州最後の拠点リシチャンスクでも攻勢
6/25(土) 21:14配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクの市長は25日、地元テレビを通じ、ロシア軍が全市を制圧したことを認めた。タス通信などは25日、同州の全域制圧を目指す露軍が最後の拠点都市リシチャンスク市内に入り、一部施設を占拠したと報じた。

 同州知事のSNSによると、市長は軍が撤収を完了し、露軍が司令官を任命して占領統治を始めていると述べた。ロシア通信など露メディアの記者は25日、ウクライナ軍が拠点にしてきた「アゾト化学工場」の状況を伝えている。地下施設に避難していたとされる500人超の住民は露軍の「保護下」に入るとみられる。

 露軍は同州制圧後、ドンバス地方を支配下に置くため、ドネツク州に兵力を集中させる狙いとみられる。タス通信によると、露軍が後押しする親露派武装集団の幹部は24日、「1週間半でリシチャンスク一帯を制圧できる」と述べた。

 一方、英国防省は25日、侵攻作戦を統括してきたアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が更迭されたとの情報を確認した。5月末に米メディアなどで更迭説が伝えられていた。英国防省は空挺(くうてい)軍司令官が更迭されたとの分析も示し、露軍側に指揮命令系統の混乱が続いている可能性がある。

 ウクライナの内務相顧問は24日、SNSに投稿した動画で米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)の使用開始を明かした。ウクライナ国防省情報総局トップは英テレビに対し、「8月になれば、戦闘の風向きは劇的に変化する」と述べ、反転攻勢に期待感を示した。

1950チバQ:2022/06/28(火) 07:38:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2978c50288c1dc3b22c3b22dbf4fcecd5927878
ロシア軍の侵攻総司令官、ジドコ氏に交代か…人望ないドボルニコフ氏は更迭
6/28(火) 6:38配信
読売新聞オンライン
赤の広場(ロシア・モスクワで)

 米政策研究機関「戦争研究所」は26日、ロシアのウクライナ侵攻作戦を統括する総司令官が、ゲンナジー・ジドコ軍政治総局長に交代したとの分析を明らかにした。英国防省も25日、侵攻作戦全体を指揮していた南部軍管区のアレクサンドル・ドボルニコフ司令官の更迭を確認していた。


 露軍がウクライナ東部ルハンスク州で制圧地域を徐々に拡大する中で指揮官が交代したのが事実であれば、プーチン大統領が戦況になお不満を抱いていることを反映したものとみられる。露軍は2月24日の侵攻開始当初から指揮命令系統が機能していないとの問題点を指摘されており、いまだに課題を解消できていないとも言えそうだ。

 戦争研究所は、セルゲイ・ショイグ国防相が26日、ウクライナの前線を初めて視察した際、ジドコ氏がショイグ氏の隣席で戦況について説明した点などに注目した。露国防省が発表した写真ではジドコ氏の肩書を確認できないように修正していたという。露国防省は総司令官の人事を発表したことがない。

 ジドコ氏は露極東地方を管轄する東部軍管区の司令官を務めた経験があり、ドボルニコフ氏同様、シリアでの軍事作戦を指揮した経験がある。

 ドボルニコフ氏は今年4月、プーチン氏からウクライナ侵攻作戦で初の総司令官に任命されたとされる。だが、国際的な民間調査機関「ベリングキャット」の幹部は今月中旬、ドボルニコフ氏が酒浸りで部下の人望もないことを理由に解任されたとの見方を示した。南部軍管区トップも更迭され、航空宇宙軍のセルゲイ・スロビキン司令官が後任として、侵攻作戦の現場指揮を担っているとの情報もある。

 東部ルハンスク州リシチャンスクの攻略は、中央軍管区のアレクサンドル・ラピン司令官が担当しているとされる。司令官同士が緊密に連携しているかどうかは不透明な面がある。

1951チバQ:2022/06/28(火) 20:32:57
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220627-OYT1T50126/
激しい人的消耗戦でロシア、兵役経験ない「高卒生」もすぐに志願兵契約可能に…改正法案を審議
2022/06/27 15:00
ウクライナ情勢
 【ローマ=笹子美奈子】インターファクス通信などは26日、ロシア議会下院で、日本の高校にあたる中等教育学校の卒業生をめぐって志願兵への採用を迅速化させる改正法案が審議されていると伝えた。長期化するウクライナ侵攻が激しい人的消耗戦となる中、兵力の確保が狙いとみられる。

 改正法案は、下院国防委員会委員長などプーチン政権与党の議員が提案した。同通信などによると、卒業生の場合、現行法で定められている3か月間の兵役を経なくても、志願兵の契約が可能になる。今週中に下院を通過する可能性もあるという。


 一方、ウクライナ国防省情報機関は26日、露軍がベラルーシで戦術航空機などの増強を合同パトロールの名目で計画しているとの見方を示した。合同か否かは不明だが、ベラルーシのウクライナ国境付近では22日以降、動員訓練が続いているとも指摘した。

 ロシアとベラルーシは、23日に国防相、25日に首脳同士が会談を行い軍事協力の強化について協議した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は26日夜のビデオ演説で「ベラルーシは戦争に引き込まれている。ベラルーシ市民はロシアの奴隷でも使い捨て要員でもない」と述べ、警戒を強めた。「強力で最新の効果的な防空(装備)が必要」とし、米欧にさらなる支援を求めた。

 また、独紙ウェルト(電子版)は26日、ウクライナ政府が対戦車ミサイルを独軍事企業から大量購入したと報じた。納品済みという。ウクライナは、3月にも独企業から対戦車ミサイルを調達しており、政府予算で計4000万ユーロ(約57億600万円)を支払ったとみられる。独自購入した武器が、独政府の供与を上回る試算だ。

 ウクライナ東部ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)では26日も激しい攻防が続いた。ウクライナのウニアン通信などによると、中部チェルカーシ州では26日、露軍のミサイル攻撃があり、鉄道施設が狙われたとみられている。

1952チバQ:2022/06/29(水) 18:29:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/acfef349a0b3a82da24e22a9d31633474f2e2c8f
ブルガリア外務省、ロシア外交官70人を追放へ…天然ガス供給停止で関係悪化
6/29(水) 17:57配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ローマ=笹子美奈子】ブルガリア外務省は28日、ロシアの外交官ら70人を、国家安全保障に脅威を与えるとして追放すると発表した。大使館に駐在する外交官と職員数を計48人に制限する方針も示した。

 発表文によると、同省は28日、駐ブルガリア露大使を召還し、外交官ら70人について、7月3日までに国外退去するよう求めた。露中部エカテリンブルクの領事館の一時閉鎖も発表した。

 露国営ガス会社ガスプロムは4月下旬、ブルガリア対し、パイプライン経由の天然ガス供給を停止し、両国の関係は悪化している。

1953チバQ:2022/07/01(金) 20:59:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/de55736013bf40ddfc52440b7108bef1e28e238f
露カリーニングラード緊迫 物流でリトアニアと対立
7/1(金) 20:40配信


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産経新聞
ロシア国旗

ロシア西部の飛び地カリーニングラード州(人口100万人)をめぐり、ロシアとリトアニアの緊張が高まっている。露本土とカリーニングラード州の間に位置するリトアニアが6月中旬、ウクライナ侵攻に伴う欧州連合(EU)の対露制裁を履行するとして、同州を出入りする貨物の国内通過を制限したためだ。同州を北大西洋条約機構(NATO)に対抗する上での要衝とみなすロシアは猛反発しており、「軍事措置を辞さない」との声も出ている。

EUとNATOの加盟国であるリトアニアが通過を禁じたのは石炭や金属、建材などを輸送する列車やトラック。リトアニアはEUの対露制裁に対応した措置だと説明している。主に露本土からカリーニングラード州への輸送を想定しており、露側の試算では、禁止された物資は全輸送量の40〜50%に達しうるという。

露メディアによると、同州には船舶による輸送も行われており、現時点で住民にパニックは起きていない。ただ、船舶の数には限りがある上、悪天候で船舶の航行が困難になる冬季にどう物資を輸送するかは不透明だという。

ペスコフ露大統領報道官は6月20日、「異例かつ違法な決定だ」と反発。露外務省のザハロワ報道官も29日、「ロシアはリトアニアに痛みを伴う対抗措置をとるだろう」と警告した。

露上院国際問題委員会のジャバロフ第1副委員長は29日、「状況は軍事紛争に発展しうる。露憲法は領土保護を定めている。ロシアは最終手段に訴えることをいとわない」と軍事力を行使する可能性も示唆した。

露専門家の間では、露政権の対抗措置は経済的なものになるとの見方が強い。

ただ、プーチン露大統領は、第二次大戦で旧ソ連がナチス・ドイツから奪取したという歴史を持つ同州を重視。同州はNATO圏のポーランドやリトアニアに接し、バルト海の対岸にはNATO加盟を目指すフィンランドが位置する軍事的な要衝でもある。このため、リトアニアの措置を「敵対行為」とみなすロシアが軍事行動に出る恐れは排除されない。

一方、ロイター通信は6月末、EUがロシアとの間でこの問題を非公式に協議しており、近く妥結する可能性があると報じた。制裁対象品目であっても露領土間の移動であれば、制裁の適用対象外とする案などが出ているという。

1954チバQ:2022/07/01(金) 21:00:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2917f8b6631686194f732b32ed315b6c84b3a9f3
バルト海「NATOの湖」に 北欧2国加盟、緊迫化必至
7/1(金) 20:35配信


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時事通信
ロシアの飛び地カリーニングラード=2018年6月(AFP時事)

 【ロンドン時事】北大西洋条約機構(NATO)は6月29日の首脳会議で、スウェーデンとフィンランドの加盟手続き開始で合意した。

 ロシアのウクライナ侵攻を機に軍事的な中立からの転換を決めた北欧2カ国の加盟は、ほぼ確実な情勢。これにより、戦略的に重要な欧州北部のバルト海は、加盟国に囲まれた「NATOの湖」(英BBC放送)と化す。

 ◇皮肉な北方拡大
 ロシアのプーチン大統領はNATO「東方拡大」阻止を理由の一つに、ウクライナ侵攻を開始した。しかし、皮肉にもこれがNATOの「北方拡大」を招き、ロシアの孤立は深まった。

 侵攻を目の当たりにして脅威を再認識したスウェーデンとフィンランドは5月、集団安全保障の枠組みでの防衛強化を目指し、NATO加盟を申請した。加盟が実現すれば、両国が面するバルト海沿岸は、サンクトペテルブルクなどフィンランド湾に面するロシア北西部のわずかな海岸と飛び地カリーニングラード州を除き、全てNATO加盟国で占められる。

 バルト海はロシアと大西洋を結ぶシーレーン(海上交通路)で、NATOとロシアの双方が軍事的関心を寄せる。ここが「NATO化」すれば、ロシア海軍や空軍の行動は著しく制限される。

 ◇互いに威嚇
 警戒を強めるロシアは6月初旬、艦艇60隻が参加する演習をバルト海で行い、NATOをけん制した。プーチン氏は6月29日、NATOが北欧2カ国に関連施設を設ければ「対処する」と警告。今後、さらに大規模な演習に踏み切り、沿岸国を威嚇することも考えられる。

 一方、NATOも6月上旬から約2週間、14加盟国と北欧2カ国による合同演習をバルト海で実施した。さらにスウェーデンは同月中旬、カリーニングラードに近いバルト海の自国領ゴットランド島で米軍と共同訓練を行い「有事」への備えを誇示した。

 NATOは今後もバルト海で演習や海上警備を増やし、ロシアに対抗していく構えだ。バルト海情勢の緊迫化は必至と警戒されている。

1955チバQ:2022/07/02(土) 23:27:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/d71bf5269ddde352c67ed8f89a39007f1f63df6c
ロシアが黒海封鎖維持へ、大型揚陸艦3隻を配備…穀物輸出の再開が不透明に
7/2(土) 21:55配信


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読売新聞オンライン

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(写真:読売新聞)

 【キーウ=深沢亮爾、ワシントン=田島大志】ウクライナ軍は1日、ロシア軍が黒海沖に大型揚陸艦3隻を新たに配備し、海上封鎖の強化に乗り出していると指摘した。露軍は6月末に黒海西部のズミイヌイ(蛇)島から撤収したものの黒海封鎖を維持する構えとみられる。ウクライナ軍によるズミイヌイ島の奪還がウクライナ産穀物の輸出再開につながるかどうかは不透明になっている。

【表】一目でわかる…ロシアの戦力はウクライナを圧倒している

1日、ロシア軍のミサイル攻撃で破壊されたウクライナ南部オデーサ州の住宅(ロイター)

 ウクライナ軍は1日、露軍がズミイヌイ島に放置した兵器などを破壊するため、空爆したとする映像を公開した。

 英国防省は2日、中部ポルタワ州クレメンチュクの商業施設や南部オデーサ州の集合住宅など露軍による民間施設へのミサイル攻撃が相次いでいることに関連し、露軍が地上攻撃の精度に課題がある対艦ミサイルを爆撃機から発射しているとの分析を明らかにした。米国防総省高官も1日、記者団に同様の見方を示した。

 高官は、露軍が制圧を目指し攻勢を強める東部ルハンスク州リシチャンスクの情勢に関して「ロシアが領土を巡るごくわずかな利益のために高い代償を払っている」と指摘した。兵士が多数死傷し、兵器や装備を失っていると示唆したものだ。

 露国防省は2日、露軍制服組トップのワレリー・ゲラシモフ参謀総長が前線を視察したと発表した。

 一方、タス通信によると、東部ドネツク州の親露派武装集団は1日、ウクライナ軍に参加していた英国人戦闘員2人を新たに訴追した。武装集団の「裁判所」は6月、英国人2人とモロッコ人1人に死刑判決を言い渡している。

1956とはずがたり:2022/07/03(日) 11:30:34
ウズベクで改憲反対デモ 大統領、一部条項を撤回
2022/7/3 05:25
https://www.sankei.com/article/20220703-TBMVGOJJ6NNTPNFVSAUAF5CMC4/
国際
アジア

反応
ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領(AP=共同)
ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領(AP=共同)

中央アジア・ウズベキスタン西部のカラカルパクスタン自治共和国の首都ヌクスで1日、自治共和国の権限を縮小する条項を含んだ憲法改正に反対する数千人規模のデモが発生した。治安機関は2日にデモ隊を解散させ参加者の一部を拘束。ミルジヨエフ大統領は同条項の撤回を決める一方、同自治共和国に3日から1カ月間の非常事態宣言を発令した。インタファクス通信などが伝えた。

デモ参加者は、改憲案には同自治共和国が住民投票を経て独立する可能性を排除する内容が含まれているとして抗議。大統領は2日急きょ現地入りし地元選出議員らと会談、事態の沈静化を図った。

ミルジヨエフ氏は昨年10月の大統領選で再選。今年6月、大統領任期を現行の5年から7年に延長することや、死刑の廃止などの憲法改正案を発表した。(共同)

1957チバQ:2022/07/05(火) 10:23:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400556&g=int
プーチン政権、飛び地の孤立警戒 貨物封鎖、バルト海NATO化―核でけん制・カリーニングラード
2022年07月05日07時13分

 ウクライナをめぐって北大西洋条約機構(NATO)とロシアの対立が続く中、プーチン政権はバルト海に臨む自国領カリーニングラード州の孤立化に警戒を強めている。NATO加盟国の東欧ポーランドとリトアニアに挟まれた飛び地であり、北欧スウェーデンとフィンランドも加盟してバルト海が「NATOの湖」となれば、戦略的要衝が陸と海から脅かされかねないためだ。

 リトアニアは6月18日から、欧州連合(EU)の制裁対象の貨物を積んだ列車の通過を禁止した。ロシア本土から同盟国ベラルーシまでは問題ないが、カリーニングラード州へと向かう列車は最終的にリトアニアを通過しなければならない。
 ロシア外務省は20日、対抗措置を警告。プーチン大統領に近いパトルシェフ安全保障会議書記が21日に現地入りして「リトアニアに深刻な悪影響を及ぼす」と述べた。当面は経済面の措置にとどまるとみられるが、封鎖への危機感は強い。
 強硬論も飛び出しており、報道によると、旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のジャバロフ上院外交第1副委員長は、自衛権を持ち出して「(封鎖されれば)軍事衝突に至る可能性がある」と発言。ロシア軍は実際、6月にカリーニングラード州で軍事演習を行った。北欧2カ国のNATO加盟の動きに合わせるかのように、バルト海周辺で領海・領空侵犯も繰り返している。
 「発火点」となり得るのはどこか。かねて注視されてきたのは、カリーニングラード州を取り囲むポーランドとリトアニアの2国間国境、通称「スバルキ・ギャップ」。ロシアとしては、約1000キロの国境地帯を制圧すれば、ベラルーシからカリーニングラード州に至る「回廊」を築けると同時に、バルト3国を孤立化できる。NATOが侵攻プランとして恐れているものだ。
 ベラルーシは2月の憲法改正により、ロシア軍の核兵器を配備できるようになった。カリーニングラード州では核弾頭を搭載可能な地上発射型ミサイルシステム「イスカンデル」が展開。5月に模擬発射の演習を実施し、NATOを威嚇した。
 米政治専門紙ポリティコ(電子版)は6月20日、ウクライナ侵攻の中、スバルキ・ギャップが「地球上で最も危険な場所」と化していると報道。「NATOとの軍事衝突に発展した場合、ロシアの最初の攻撃目標になる」と警鐘を鳴らした。

1958チバQ:2022/07/05(火) 17:28:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/b76807b847036177d095b02ac5ed4a38af62df27
ウクライナ南部に親露派が「州政府」設置…トップはロシア行政担当者、直接支配進む
7/5(火) 12:13配信


読売新聞オンライン


4日、ウクライナ東部スラビャンスクで、ロシア軍のロケット攻撃で破壊された家の中を歩く住民(AFP時事)

 【キーウ=深沢亮爾】タス通信などによると、ロシア軍が全域制圧を宣言しているウクライナ南部ヘルソン州で4日、親露派が「州政府」を設置したと一方的に発表した。トップには、ロシアの情報機関・連邦保安局(FSB)元職員で、ロシアの飛び地カリーニングラード州のナンバー2を務める人物が任命されたという。

 このほか、教育や農業の責任者も配置された。これまでは、ヘルソン州の親露派が「軍民政権」を構成してロシアへの同化政策を進めてきたが、ロシアの行政担当者を派遣することで、直接支配を一歩進めた形だ。

 一方、ウクライナ東部ドンバス地方のうちルハンスク州を制圧した露軍は、残るドネツク州への圧力を強めている。

 ウクライナ軍参謀本部は4日、露軍がドネツク州北方を激しく攻撃したと発表した。露軍は、主要都市スラビャンスク周辺の集落など約10か所で砲撃や空爆を行ったほか、近接するクラマトルスク方面では戦車なども投入したという。

 タス通信によると、ルハンスク州の親露派武装集団の幹部は4日、ウクライナ側最後の拠点だったリシチャンスクの西方約30キロ・メートルにあるドネツク州の都市シベルスクに向けて進軍を続けていると説明した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日の国民向けのビデオ演説で、「ドンバス地方などで我々は露軍の攻撃を打ち破る必要がある。時間と超人的な努力を要するが、他に選択肢はない」と抵抗を呼びかけた。

1959チバQ:2022/07/06(水) 07:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/dedce6766ba22a4cec690bca90ec866d1254ba79
ドネツク州西部地域の攻防が焦点 ウクライナ軍支配地に砲撃相次ぐ
7/5(火) 21:57配信
朝日新聞デジタル
ウクライナ東部ドネツク州スラビャンスクで破壊され、炎を上げる建物(右)。リャフ市長が3日、フェイスブックに投稿した

 ウクライナ軍参謀本部によると、同国東部ルハンスク州の完全支配を宣言したロシア軍は4日から5日にかけ、同州隣のドネツク州で複数のウクライナ軍支配地に砲撃を浴びせた。一方、北東部や南部では都市へのミサイル攻撃も続いた。

 ロシアのショイグ国防相は4日、プーチン大統領と面会し「ルハンスク州の作戦完了」を報告。ウクライナ軍がルハンスク州内の事実上最後の拠点となったリシチャンスクからの撤退を認めたことで、戦闘の焦点は今後、ウクライナ軍が維持するドネツク州西部地域の攻防に移るとみられている。

 ウクライナ軍参謀本部は5日朝の発表でドネツク州内の拠点都市スラビャンスクやクラマトルスクの周辺の町へ砲撃が相次いだとした。特にロシア軍が支配するハルキウ州イジュームとスラビャンスクとの間にある多くの町が標的になった模様だ。

 ルハンスク州との境界に近い人口約2万のドリナやスラビャンスクの南東約50キロで親ロシア派の支配地域に近いノボルハンスケでは地上戦もあったという。スラビャンスク、クラマトルスクのウクライナ軍を孤立させる狙いとみられる。

朝日新聞社

1960チバQ:2022/07/06(水) 09:06:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0ad58678395a5d8b22edef5ee915f17cb7830df
ベラルーシ軍参戦「不可能」 反政権派チハノフスカヤ氏
7/6(水) 7:28配信
時事通信
ベラルーシの反政権派スベトラーナ・チハノフスカヤ氏=4月29日、ワシントン(AFP時事)

 【ワルシャワAFP時事】2020年のベラルーシ大統領選の反政権派候補でリトアニアに逃れたスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は5日、ロシアによるウクライナ侵攻へのベラルーシ軍参戦について「ほぼ不可能」と思うと語った。

 訪問先のワルシャワで記者団に述べた。

 チハノフスカヤ氏は「もちろん、私が保証できる話ではないが、私が得ている情報や専門家の話を聞くと、まず無理だ」と断言。理由として「ベラルーシ軍は今、著しく士気を欠いている。ウクライナ人と戦いたいとは誰も思っていないし、ルカシェンコ(ベラルーシ大統領)やプーチン(ロシア大統領)のために死にたいと望む兵士もいない」と指摘した。

1961チバQ:2022/07/07(木) 08:38:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/887927812906f705064f6c9b3162e72976bde510
露前大統領「サハリン2」日本排除示唆、資源調達に暗雲…電気・ガス代上昇値上がり懸念
7/7(木) 6:55配信
読売新聞オンライン
 ロシアのメドベージェフ前大統領は5日、先進7か国(G7)が検討している露産石油を巡る新たな対露制裁に反発し、「日本はロシアから石油もガスも得られなくなる」とSNSに投稿した。露極東サハリンの石油・天然ガス事業「サハリン2」での日本企業排除を示唆したもので、日本の資源調達は一段と不透明になっている。

「石油ガス得られなくなる」

揺さぶり


(写真:読売新聞)

 G7は、露産石油の取引価格に上限を設定することを検討している。岸田首相は3日、上限設定で現在の「半分程度の価格」となる見通しを示していた。これに対し、メドベージェフ氏は「市場の石油は大幅に減り、価格もはるかに高くなるだろう」と反論した。

 メドベージェフ氏は、ロシアの安全保障会議副議長を務め、ウクライナ侵略を巡って対外的に過激な発言を強めている。ガソリン価格高騰や電力供給の問題が広がる日本を威嚇し、揺さぶりを強める思惑もありそうだ。

 タス通信によると、露国営ガス会社ガスプロム幹部は4日、下院のエネルギー委員会で、日本を含めた「非友好国」にロシア産の液化天然ガス(LNG)の購入をロシア通貨ルーブルで支払わせることを提案した。日本はサハリン2からLNGを輸入しており、筆頭株主でもあるガスプロムの提案通りとなれば日本への影響は大きい。

 ロシアはこの1週間、日本への圧力を強めてきた。プーチン大統領は6月30日、サハリン2の運営会社の資産を、新会社に無償譲渡するよう命じる大統領令に署名した。外国企業は新会社設立から1か月以内に、ロシア政府が提示する条件に基づき、新会社の株式取得に同意するかどうかを通知する必要がある。

権益
 サハリン2には三井物産が12・5%、三菱商事が10%出資している。日本が調達するLNGの約9%がロシア産で、ほとんどをサハリン2が占めている。露産LNGを失えば、電気やガスの供給に支障が出る恐れがある。このため、日本は米欧と協調してロシア産の石炭や原油の禁輸や段階的禁止を表明する一方、天然ガスへの制裁は見送り、サハリン2の権益を維持する方針を示してきた。

 しかし、権益が維持されるかは予断を許さない状況になってきた。大手商社内には「日本社会や経済への影響を考えると簡単には手を引けない」とあくまで権益維持が必要との声も上がる。ただ、日本側が新会社の株式取得を求めても、ロシア政府が同意するかどうかは不透明だ。

 サハリン2からのLNGの供給先は、運営会社「サハリン・エナジー・インベストメント」が買い手と交渉して決めている。新会社に日本企業が出資しなくなれば、日本側の意見が採り入れられなくなる公算が大きい。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの土田陽介副主任研究員は「(権益の維持は)極めて難しい。日本は自国の権益であると主張し、圧力をかけ続けるしかない」と指摘する。

困難な代替
 露産LNGの代替は容易ではない。一部のエネルギー企業が代替手段と考えていた米テキサス州にあるLNG輸出拠点「フリーポート」は、火災で稼働を停止しており、部分的な操業再開は10月上旬となる見込みだ。

 電気・ガス会社は、需給に応じて取引する「スポット市場」からの購入を迫られる。ただ、スポット価格は長期契約価格の2・5倍で推移しており、「LNG船1隻(約7万トン)をスポットに切り替えると、100億円収支が悪化する」(エネルギー企業幹部)という。

 調達費用の増加は電気・ガス代の上昇に直結する。すでに1年前より1〜3割上昇しているが、一層の値上がりにつながれば家計を圧迫し、日本経済に影響が及ぶ。野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは「(スポットで3倍の価格で購入した場合)日本の輸入費は年間で1兆円程度増加し、名目国内総生産(GDP)を0・2%程度押し下げる」と分析している。

1962チバQ:2022/07/13(水) 14:02:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca7a5a271858772b64f4040edf7881c8d2481d2d
ウクライナ、ドナウ川の港から黒海へ抜けるルートで穀物輸出開始…要衝奪還で可能に
7/13(水) 12:13配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ロンドン=笹子美奈子】ウクライナ政府は12日、隣国ルーマニアとの国境となっているドナウ川沿いの港から黒海へ抜け、穀物を輸出するルートが稼働し始めたと明らかにした。先月末に黒海の要衝ズミイヌイ(蛇)島をロシア軍から奪還したことで、航行が可能になったという。

 ウクライナ当局によると、この4日間で、ウクライナ産の穀物を輸送する貨物船16隻が、このルートを通ったという。当局は、このルートの活用により、穀物の輸出を月間50万トン増やせるとの見通しも示したが、従来の輸出拠点港だった南部オデーサやミコライウの取扱量をカバーできるほどではない。

 13日にはロシアとウクライナ、トルコ、国連が、ウクライナ産穀物の輸出が停滞している問題について協議する。ウクライナが新ルートを稼働させたことで、ロシア側が態度を硬化させる可能性もある。

 ウクライナ大統領府によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、穀物の主要な輸出先である中東・アフリカ地域の担当特使を任命した。ロシアが自国産穀物の輸出拡大を図ろうとしている動きに対抗し、ウクライナとの関係をつなぎとめる狙いとみられる。

1963チバQ:2022/07/15(金) 10:21:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/1817bac48e7b57305f61d05feb48abbb6821d930
アゾフ製鉄所の戦闘員100人超、公判へ 親ロシア派勢力トップ
7/15(金) 9:20配信
CNN.co.jp
ドネツク人民共和国を率いるデニス・プシリン氏=13日、ウクライナ東部ドネツク

(CNN) ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派分離主義勢力が自称する「ドネツク人民共和国(DPR)」のトップ、デニス・プシリン氏は13日、アゾフスターリ製鉄所に立てこもっていた戦闘員のうち100人以上が公判にかけられる見通しだと明らかにした。

【映像】息子亡くしアゾフ連隊に加わった女性、製鉄所で死亡

プシリン氏はSNSのテレグラムで戦闘員に言及。「彼らはすでに捕虜収容所から公判前勾留施設に移送された。これ以外にもあらゆる準備が進められている。彼らには公判が待っている」と述べた。

ウクライナ南部マリウポリにあるアゾフスターリ製鉄所は、ロシアに占領された同市の最後の抵抗拠点となっていたが、最後まで残っていた戦闘員グループの投降に伴い、5月に陥落した。

ロシア当局は当時、製鉄所を守っていた戦闘員1700人以上が退去し、DPRで勾留中もしくは入院中だと述べていた。

欧米政府や人権団体からは、裁判で有罪となった場合、死刑が言い渡される可能性があるとの懸念の声が上がっている。

ロシア国営タス通信によると、DPRの議会は今月8日、死刑執行の禁止を廃止した。同議会の刑事・行政法委員会のシシキナ委員長は「極刑を使う選択肢は重大犯罪に対する抑止力になる」と発言したという。

DPRでは英国人2人とモロッコ人1人がウクライナの「雇い兵」であることを理由に死刑判決を受け、上訴している。

シシキナ氏は先日、捕虜交換でアゾフの戦闘員を解放する可能性を否定していた。

1964チバQ:2022/07/15(金) 19:54:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bcff91e972490ecbf4eb4b706eb365fcf3df6af
攻撃できない拠点 原発を「軍事基地化」するロシア軍の驚きの作戦
7/15(金) 19:31配信


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毎日新聞
ウクライナ南部ザポロジエ原発の前にとめられたロシア軍の戦車。車体にはカムフラージュがかけられている=2022年3月16日、ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトム提供・ロイター

 ウクライナに侵攻したロシア軍は、南部にある欧州最大のザポロジエ原発と作業員たちを支配下に置く。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、ロシア軍は同原発の敷地内に重火器などを配置し、「軍事基地化」を進めている。原子炉を安定した状態にするための冷却水の貯水槽近くには、対人地雷を敷設して防御体制を固めているという。武力衝突が起きれば大惨事につながりかねず、緊張状態の長期化は避けられない。

【写真特集 チェルノブイリ原発の今】

 ◇3月に占拠されたザポロジエ原発

 WSJは7月上旬、作業員やウクライナ当局者らの話として、同原発を3月初旬に制圧した500人を超すロシア軍部隊が、多連装ロケットシステム「スメルチ」や戦車などを敷地に配備していると報じた。周囲にはざんごうを掘り、建屋の地下にはロシアの国営原子力企業ロスアトムの技術者らもいるという。

 ウクライナ軍は、原発の北側を流れるドニエプル川の対岸の街に拠点を置くが、原発には反攻することなく監視にとどまっている模様だ。ザポロジエ原発には原子炉6基が集中立地しており、交戦状態となれば連鎖的に炉心溶融が起きる恐れもある。WSJは「(ロシア軍は)ウクライナ側が原発を攻撃しないことをわかっている」とする欧州の外交関係者の見方を伝えた。

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は6月の声明で、同原発について「明らかに耐えがたい」状態と述べ、人質状態にある作業員らが極めてストレスの強い条件で労働を強いられていることに「重大な懸念」を表明した。IAEAは、原子力安全の専門家らによる査察団の検証が必要だとしているが、実現の見通しはたたない。

 ◇想定外の危機に驚がく

 拓殖大学の佐藤丙午教授(安全保障)は「原発に対するさまざまな形の攻撃は想定されてきたが、今回のように破壊を前提とせず、敷地の占拠や、施設の軍事拠点化のような作戦への対応は、これまで十分に議論されてこなかった」と指摘。ロシア軍の狙いについて「ウクライナ軍が攻撃できない拠点を確保することではないか」とした上で、「敷地内の防御体制を固めることは、(放射性物質の飛散につながるような)ウクライナ側の攻撃のリスクを抑えることにもつながる。また、ウクライナの継戦能力と意欲を考えた時に、電力を『人質』として取ることは死活的な意味を持つ」との見方を示す。

 ドニエプル川の下流には、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島の穀倉地帯がある。水源の汚染を避けて、ザポロジエ原発を安全に保つことは「ロシアにとっても大きな利益になる」(佐藤教授)。

 ◇日本に突きつけた課題は

 ウクライナにおける想定外の事態は、日本にも重い課題を突きつけた。

 公益財団法人「笹川平和財団」の核不拡散・核セキュリティ研究会(座長=鈴木達治郎・長崎大教授)は7月1日、国内の原子力施設の防護をめぐる想定の見直しなどを政府に求める緊急提言を発表した。

 研究会メンバーも務めた佐藤教授は「日本では原発が占領される事態は想定しにくいとはいえ、リスクに対して備えておく必要はある。自衛隊や警察などの防護部隊が、原発の周辺地域でより機動的に動ける体制は整えておくべきではないか。現状の対策には常に穴があるとの前提に立ち、あらゆる緊急事態に十分対応できるシステムを構築していくことが重要だ」と話した。【八田浩輔】

1965チバQ:2022/07/22(金) 18:01:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6182678230eeae34797fa879fb3e001274d35d6
ロシア軍失速「力尽きる寸前」 人的不足、作戦行動一時停止も 英情報長官
7/22(金) 15:56配信

時事通信
英国の対外情報機関、秘密情報部(MI6)のムーア長官=2019年4月、仏北西部ディナール(EPA時事)

 【ロンドン時事】英国の対外情報機関、秘密情報部(MI6)のムーア長官は21日、ウクライナに侵攻を続けるロシア軍について「失速し、力を失う寸前にある」とする見解を明らかにした。

 ロイター通信が伝えた。長官は「今後数週間、人的資源の供給がますます困難になるだろう」と述べ、ロシア軍が作戦行動を何らかの形で一時的に停止せざるを得なくなる可能性を指摘した。

 米コロラド州で開かれた安全保障フォーラムで語った。

 ロシア軍はアゾフ海や黒海に面したウクライナ南東部の広範な地域を占領。東部ドンバス地方で支配領域の拡大を目指しているが、このところ部隊の動きが目立って緩慢になっているもようだ。

 米シンクタンク、戦争研究所の21日付の戦況報告によると、ロシア軍は7日から16日にかけて作戦行動を一時休止。その後、ドンバス地方のドネツク州スラビャンスクの北西、セベルスクとバフムト周辺で小規模な攻撃を続けているが、21日現在、新たに「決定的な領域」を確保するには至っていない。

 一方、英国防省は22日の報告で、ロシア軍が地上攻撃用ミサイルの「深刻な不足」により、本来防空用のミサイルを転用するケースが増えていると指摘した。

1966チバQ:2022/07/24(日) 22:37:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072300320&g=int
ウクライナ南部支配も「目標」 ロシア、侵攻5カ月で明言―長期戦の出口見えず
2022年07月24日07時23分

ウクライナ南部ザポロジエ州メリトポリの穀物貯蔵施設で警戒に当たるロシア兵=14日(AFP時事)
ウクライナ南部ザポロジエ州メリトポリの穀物貯蔵施設で警戒に当たるロシア兵=14日(AFP時事)


 【ワルシャワ時事】ロシアがウクライナに全面侵攻してから24日で5カ月となる。プーチン政権がウクライナの「非ナチ化」「非軍事化」を叫ぶ一方、ゼレンスキー政権は徹底抗戦の構えを崩さない。ロシアは主戦場としてきた東部ドンバス地方に加え、南部でも支配強化を目指すと警告し、ウクライナに対する欧米の重火器支援をけん制。長期化する戦闘の出口は見えないままだ。
<ウクライナ情勢 関連ニュース>

 ◇2州を例示
 「地理的目標が変わった」。ロシアのラブロフ外相は20日の国営メディアのインタビューで、目的は親ロシア派支配地域のあるドンバス地方の「解放」にとどまらないと明言し、「(南部の)ヘルソン州やザポロジエ州などもある」と例示した。
 ロシア軍は、侵攻開始から間もなくヘルソン州全域とザポロジエ州の一部を制圧した。支配を固定化する目的で、ロシアへの編入に向けた「住民投票」を強行するとみられてきたものの、反ロシアの民意も根強く、実現していない。
 プーチン大統領は5月の演説で、完全支配を目指すドンバス地方について「歴史的な土地」だとの見解を示した。南部2州の占領に関しては「大義」を明確にしてこなかったが、ラブロフ氏は「非軍事化」のためにも支配の強化が必要だという立場を打ち出した。
 ◇「帰属棚上げ」撤回か
 ロシアが南部情勢に神経をとがらせるのは、米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)を警戒しているためだ。
 「ロシアからウクライナ南部に兵器を送り込む拠点になっている」。ウクライナ国防省高官は今月16日、南部クリミア半島に対するHIMARSを使った攻撃を示唆した。
 HIMARSをめぐっては、バイデン米政権が提供に当たり、プーチン政権を過度に刺激する事態を避けようと、ロシア領を攻撃可能な長射程の地対地ミサイルではなく射程約80キロのロケット弾に使用する弾薬を限定した経緯がある。
 ロシアは約8年前に併合を宣言したクリミアを「固有の領土」と主張するが、ウクライナは、自国領に居座る「占領軍」を攻撃することは欧米も容認すると踏んでいる可能性がある。
 ただ、ゼレンスキー政権は3月の停戦交渉時、クリミアの帰属問題を棚上げし、外交交渉で取り戻す考えを示していた。仮にクリミアを攻撃すれば、方針の撤回となる。
 ◇「終末の日」警告
 ラブロフ氏はHIMARSの配備を念頭に、イスタンブールで停戦交渉が行われた3月末から「状況が一変した」と強調した。今月17日にはメドベージェフ前首相が、クリミア攻撃なら「『終末の日』が訪れる」と核兵器使用を警告した。
 ゼレンスキー大統領は「脅迫は受け入れない」と強気の姿勢を貫くが、ロシアによる核使用の危険が現実味を増せば、欧米もウクライナ支援に及び腰になる恐れがある。

1967とはずがたり:2022/07/25(月) 00:37:56

そろそろロシアの国民経済にも明白なダメージが欲しい所だが,その痛打になってんのかね?

ロシア国民の破産宣告、今年上半期は約40%増
2022.07.24 Sun posted at 16:30 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35190875.html?ref=rss

(CNN) ロシア経済発展省は24日までに、今年上半期に破産宣告あるいは債務返済のための資産整理を申告した同国国民の人数は前年同期比で37.8%増を記録したとの報告書を公表した。

これらロシア国民の総数は12万1313人で、破産宣告が最多の地域は首都モスクワの6000人以上だった。首都近辺の地域がこれに続き5600人以上となった。

同省当局者は今年上半期の数字に触れ、破産に見舞われた国民の人数は既に相当な高水準に達していると認めた。

報告書によると、個人の破産は2019年には6万8980人だったが、21年には19万2833人とほぼ3倍に膨れ上がっていた。

個人的な破産宣告の件数とロシアによるウクライナ侵攻との明白な因果関係を示す材料はないが、ロシアは侵攻以降、多数の国際的企業が同国市場から撤収するなどの影響を受けている。ロシアは日米欧やほかの諸国から資産凍結などの制裁も科された。

1968チバQ:2022/07/28(木) 10:35:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfcde5c4dff72ccf7bc3281593d6227e7ea199e4
ロシア、併合準備本格化か ウクライナ東部の占領地域で
7/28(木) 7:09配信

時事通信
住民投票でロシアのクリミア半島併合が承認され喜ぶ人々=2014年3月、ウクライナ南部クリミア半島セバストポリ(EPA時事)

 【ワシントン時事】ウクライナの情報機関である保安局(SBU)は26日、ロシアがウクライナ東部の占領地域の併合を正当化するための「住民投票」実施に向けた動きを本格化させていると発表した。

 2014年のウクライナ南部クリミア半島併合の際にも「住民投票」が行われており、米政府は「決して認めない」と警告。「投票」の実施に踏み切れば、ロシアと西側諸国のさらなる対立激化を招くことは確実だ。

 SBUによると、東部のドネツク州やルガンスク州では親ロ派組織を利用して「住民投票」を実施し、ロシアへの編入を図る計画が進められている。さらに南部のヘルソンやザポロジエ、北東部のハリコフなどの各州にも活動範囲を広げているという。SBUは親ロ派が作成した文書を含む計画の内容も公開した。

 占領地域の併合をめぐっては、米政府も19日に「ロシアが詳細な計画を検討している」として、非難したばかりだ。

 米シンクタンクの戦争研究所は26日付の戦況報告で、ロシアで統一地方選が行われる9月11日ごろに占領地域で「住民投票」が行われる可能性があると指摘した。一方で、同研究所は「ロシア軍が初秋までにウクライナの占領地域を大きく拡大することはなさそうだ」と分析した。

 ロシア軍は25日から26日にかけて東・南部で攻撃を継続し、東部バフムトの周辺でわずかに前進した。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は26日の国民向けビデオ演説で「必ず反撃する」と強調した。

 ロシアとウクライナが合意した黒海を経由した穀物輸出をめぐっては、週内に再開する方向で準備が進んでいる。

1969チバQ:2022/07/30(土) 08:41:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/613b7bf1135b9f3fd551d780ed6ae25a6098ba77
ロシア、中央アジアで戦闘員募集か 兵力不足の政権、高給と国籍提示
7/30(土) 3:20配信
 ウクライナ侵攻で兵力不足に悩むロシア軍が、中央アジアの旧ソ連・キルギスで「企業の警備員」などの求人を装い、戦闘員の募集を始めた模様だ。ウクライナ紙ウクラインスカ・プラウダ(電子版)が中央アジアの報道を引用する形で29日までに伝えた。同様の求人広告は隣国ウズベキスタンでも確認されたという。

 報道によると、ロシアの民間軍事会社ワグネルが求人に関与しているとみられる。中央アジアのジャーナリストがSNS(ネット交流サービス)に出された求人広告の連絡先に問い合わせたところ、雇用者側は月給10万ルーブル(約21万円)の警備員ではなく、「ウクライナの戦闘地域で月給24万ルーブル(約50万6000円)の任務」を紹介。応募すれば「ロシア国籍取得にも道が開ける」と述べたという。

 米シンクタンク「戦争研究所」も26日、同様にロシアが中央アジアから人員を募集しているとの見方を示した。

 欧米情報機関もロシアの兵力不足を指摘しており、英情報機関・秘密情報部(MI6)のムーア長官は21日、米国での講演で「ロシア軍は今後数週間で人員確保がさらに困難になる」と分析。そのうえで、これまで前線に送られた兵士は貧しい農村の若者や少数民族出身者が多く、プーチン露大統領はモスクワなど都市部の中流家庭の若者は招集していないと述べた。

 旧ソ連構成国ではロシア語を話せる住民が多く、ロシア軍は自国の若者の代わりに周辺国での兵力確保に乗り出した可能性がある。【ロンドン篠田航一】

1970チバQ:2022/07/30(土) 16:29:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e364979aed0b302cc3257d3071b54c16be29cb36
昨秋にチェルノブイリへ工作員 ロシアが「無血開城」地ならし 報道
7/29(金) 20:32配信


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時事通信
ウクライナ北部のチェルノブイリ原子力発電所=4月26日(EPA時事)

 ロシア軍が2月下旬のウクライナ侵攻開始直後から1カ月以上占拠した北部のチェルノブイリ原発について、ロイター通信は28日、プーチン政権が昨年11月の段階で「無血開城」を目指し、工作員を送り込んでいたと伝えた。

 原発の保安担当幹部に接触し、戦闘が起きないよう画策していたという。

 報道内容が事実なら、ロシアは昨年春から断続的に国境付近に大軍を集めるのと並行して、ウクライナ国内でも開戦に向けて着々と地ならししていたことになる。

 ロイターが関係筋への取材を基に伝えたところによると、ロシア軍は侵攻開始当日の2月24日、ベラルーシ国境経由でチェルノブイリ原発に侵入。ウクライナ国家親衛隊の部隊が待ち構えたが、2時間弱で169人が武装解除に応じたという。原発はその後、ロシア軍が北部一帯から撤退するまで占拠し、停電や作業員が交代できないなどのトラブルが続いた。

 また、チェルノブイリは、情報機関のウクライナ保安局(SBU)からロシア側に対し、金銭と引き換えにウクライナ軍の内部情報を提供する舞台になっていたという。ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記は、ロイターに「外敵だけでなく、残念ながら内なる敵も存在する」と警鐘を鳴らした。

 SBUをめぐっては、やはり侵攻開始から間もなく南部ヘルソン州が制圧されたことに絡み、地方幹部が国家反逆容疑で拘束された。ゼレンスキー大統領は今月17日、SBUの一部職員がロシアに協力していると指摘し、バカノフ長官らの解任を発表している。

1971とはずがたり:2022/07/31(日) 09:40:39

日本でも品不足あったしまああんま莫迦にはできないねえ。。

ロシア版「マクドナルド」でポテト不足、原因は不作と制裁
2022年7月9日 11:39 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3413722

1972チバQ:2022/08/09(火) 11:36:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/d96e94be74a6ffdee1b04b3f4c86906f95ce528d
ロシア元副首相、国際チェス連盟会長に再選 ウクライナ候補敗れる
8/8(月) 12:14配信
【AFP=時事】国際チェス連盟(FIDE)の会長選が7日にインドで行われ、現職のロシアのアルカジー・ドゥボルコビッチ(Arkady Dvorkovich)元副首相(50)が圧倒的多数で再選された。


 ドゥボルコビッチ氏は、各国チェス連盟の179票中157票を獲得。ウクライナの候補で「グランドマスター」の称号を持つアンドリー・バリシュポレツ(Andrii Baryshpolets)氏(31)は、わずか16票にとどまった。

 ロシアの国営タス通信(TASS)によると、ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領府報道官は「非常に良いニュースで、意義ある勝利だ」と評価した。

 2月のウクライナ侵攻以降、ロシアの競技者はさまざまな国際スポーツ連盟から出場禁止処分を受けている。

 バリシュポレツ氏はドゥボルコビッチ氏に対し、「今、ウクライナで起きていることと、ロシア政府とロシアの軍事構造をつくり上げた責任はあなたにある」と非難していた。

 一方、ドゥボルコビッチ氏は、自身は「ウクライナの悲劇的な出来事において、強い立場」を取ったと述べ、FIDEに対するロシアの関与を減らす方針を支持していると述べた。

 ドゥボルコビッチ氏は今年3月、米誌マザー・ジョーンズ(Mother Jones)に掲載されたインタビューで「私の思いはウクライナ市民と共にある」と述べ、ウクライナ侵攻への批判とみられる主張を行っていた。

 だが、同氏はロシア国内で激しい非難にさらされ、「ナチズムや、一部の国が他国を支配するようなことはあってはならない」と発言。ウクライナがナチズムに支配されており、西側諸国がウクライナをひそかに乗っ取ろうとしているとのロシア政府の見解をえん曲的に支持したものだとみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

1973チバQ:2022/08/09(火) 11:57:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/7601ce2162e60c3aaf6778cd9306a31e1696187e
戦時下で結婚急ぐ若者急増、首都では8倍超に ウクライナ
8/8(月) 20:58配信



【AFP=時事】ウクライナ中部クレメンチュク(Kremenchuk)で、テチアナさん(31)は6月の結婚式当日、大きな音にたたき起こされた。シャンパンのコルク栓を抜く音なら良かったのだが、実際は自宅近くにロシアのロケット弾が着弾した音だった。

 デザイナーのテチアナさんはAFPに「最初は雷鳴かと思ったが、空に雲はなく、砲撃だったと気付いた」と述べ、砲弾の直撃に備えて部屋から廊下に急いで避難したと振り返った。

 夜明け前の攻撃による被害に動揺したものの、テチアナさんと婚約者タラスさんは、6時間後に迫った式を決行する意思を確かめ合った。

「初めは式をキャンセルすべきではないかと思ったけれど、婚約者から予定通りにしようと言われた」と語ったテチアナさんは、「戦争に、私たちの計画を台無しにする権利はない。私たちには家族をつくり、人生を満喫する権利がある」と強調した。

■長期化する戦争

 クレメンチュクが位置するポルタワ(Poltava)州では、2020年に1300組が結婚したのに対し、2月24日にロシアがウクライナに侵攻した後の6週間で1600組が結婚した。

 首都キーウでは、結婚の急増ぶりはさらに顕著だ。5か月間に9120件の婚姻届が提出され、2021年の結婚式の数が1110件だったことから、8倍以上も増加したことになる。

 キーウ中心部の役所ではある土曜日、40組以上のカップルが門出を迎えた。

 アナスタシアさん(22)との結婚を控えたビタリーさん(25)は、戦地に赴くため軍服を身にまとっていた。「戦争の最中に結婚するのは最も勇敢かつ困難な決断だ。次に何が起こるか分からないのだから。すぐに前線へ行くかもしれない」と話した。

 ウクライナでは婚姻手続きが簡素化され、届けを出したその場で結婚できるようになったことも、増加を後押ししている。ビタリーさんは「戦争は続く。今結婚した方がいい」という考えだ。

■ウクライナ人の反骨精神
 公務員のチャルニフさん(21)は3月初め以降、息をつく暇もなく結婚儀礼を執り行っており、戦時中の特別な役割を果たしていると自負している。「公務員として国民を心の面で支えることで、国のためになれるはずだ」

 戦時下では、若者が恋愛を結婚へと急いで成就させる傾向が強いことは歴史的に証明されている。第2次世界大戦(World War II)中の1942年、米国では180万組が結婚したが、この数字はその10年前と比べて83%の増加だった。

 チャルニフさんによると、特に兵士の間での結婚が増えているという。「こういう困難な状況の中では、あす何が起こるか分からない。皆、可能な限り早く結婚しようとしている」

 中部ビンニツァ(Vinnytsia)のヨガ講師ダリア・ステニュコワさん(31)は、ビタリー・ザバリニュクさん(30)との結婚式を何週間もかけて計画してきたが、式を翌日に控えて最悪の事態に見舞われた。

 ロシア軍の巡航ミサイルが市中心部に着弾。26人が死亡し、婚姻登録を受け付けている役所に被害が出たほか、ステニュコワさんのアパートも破壊された。

 ステニュコワさんは「ショックは受けたけれど、結婚式を行う決意は揺るがなかった。諦めるのは問題外だった。家は破壊されてしまったけれど、私たちの人生はそうではない」と語った。

 市内に祝宴を催せるようなムードはなく、友人や家族を呼ぶ会は延期せざるを得なかった。ただ、何とか婚姻手続きだけは別の場所にある役所を探して済ませようと決めたステニュコワさん。

「どの役所も新たな1組を受け入れる余裕はなかった。可能性はないと断られたが、とにかく行ってみることにした」ところ、「一日中待つ覚悟だったが、到着して3分で結婚することができた」という。

 ステニュコワさん夫婦は、結婚を記念し、攻撃を受けたアパートで写真撮影するというユニークな試みを行い、注目を集めた。「ウクライナ人がどれほどたくましいのか、その反骨精神を世界に示すメッセージだった。ロケット弾が頭上を飛来していても結婚する準備はできている」 【翻訳編集】 AFPBB News

1974チバQ:2022/08/24(水) 08:16:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/47f3f1862b4e94770d3ea087e36b38354a98c516
復興進まず 首都近郊、ロシア軍破壊 ウクライナ
8/24(水) 7:13配信


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時事通信
文化センターの壁にヒマワリを描くオレナ・ヤンコさん親子=22日、キーウ郊外イルピン

 【イルピン(ウクライナ)時事】ロシア軍の侵攻で多くの建物が破壊されたウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外のイルピンでは、ロシア軍の撤収後も復興は進んでいない。

 24日で侵攻から半年となるが、攻撃を受けた住宅やビルの大半は再建されることなく放置されたままだ。

 ◇再建は困難
 「最も民間施設らしい建物に無数の弾痕があるなんて、本当にひどい」。屋根が崩落し、室内にはがれきが散乱する文化センターを訪れたキーウ出身の学生ダリナ・クロルさん(26)は憤る。イルピンは、ウクライナ軍が3月末にロシア軍のキーウ侵攻を直前で阻止した激戦地。ロシア側は民間人を標的にしていないと主張するが、300人近い民間人が死亡したとされる。

 壁が崩れ落ちた大型ショッピングセンターや部屋がむき出しになったマンションと同様、コンサートに利用されてきた文化センターも廃虚と化している。マルクシン市長によると、約1500戸の住宅が完全に破壊された。ロシア軍はイルピンから撤退したが、東部や南部で戦闘は続いており、復興に向けた動きは鈍い。

 自宅が全壊したダリア・シカンさんは、庭に止めたキャンピングカー暮らしだ。「家を再建するための費用はない」と嘆く。ロシア軍の撤収以降、攻撃はないが、「ここで起きたことを思い出すと、安全になったと思うことはできない」と涙ぐんだ。

 ◇癒やしと支援
 復興が遅れる中、破壊された車や建物にペイントを施す活動がイルピンで始まった。

 戦闘に巻き込まれ、焼け焦げた車が山積みにされた「自動車の墓場」を記者が訪れると、その一角にある車数台のボディーにウクライナの国花ヒマワリの絵が鮮やかな色彩で描かれていた。米国の芸術家によるプロジェクトだ。芸術による癒やしだけでなく、これらを基にしたデジタル作品を制作し、売り上げをウクライナ支援に充てる計画という。

 芸術家に協力し、半壊した文化センターに残った壁一面にヒマワリを描いていたオレナ・ヤンコさん(32)は「ヒマワリはウクライナの象徴。(壁画が)ロシアの侵攻で亡くなった人たちの象徴になってくれれば」と願う。

1975チバQ:2022/08/24(水) 09:42:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/06f972902172d75ff536ba4e33f2b27da44c6589
「ロシア支配下で暮らすのは奴隷と同じ」…停戦タブー視、ウクライナ徹底抗戦
8/24(水) 7:54配信


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読売新聞オンライン
 【キーウ=笹子美奈子】ロシアの侵略から24日で半年となるウクライナでは、市民が徹底抗戦の覚悟を強めている。避難先から首都キーウに戻った人たちは、攻撃の手を緩めないロシアを許せない心情をあらわにした。

 ロシア軍が前線で放棄した戦車などが陳列されたキーウの目抜き通りに21日、多くの市民が集まった。国旗を掲げたり、民族衣装で記念写真を撮ったりとまるで勝利したかのような雰囲気だ。「もっとたくさん露軍の戦車が破壊されたのを見たい。露軍はまだ我々の領土にいる。完全にたたきのめさねばならない」。オレクサンダー・ボイコさん(65)は興奮気味に語った。

 ウクライナの研究機関「ラズムコフ・センター」などが8月5〜12日に実施した世論調査によると、75%以上が領土を奪還するまでの戦争継続を支持し、92%がウクライナの勝利を信じている。

 戦争の長期化は、市民生活を苦境に追い込んでいる。7月の消費者物価指数は前年同月比で22・2%上昇した。それでも、停戦を主張するのはタブー視されている。5歳と10歳の娘を持つナタリア・ステパウスカさん(35)は「子供たちのことを考えれば戦争は早く終わってほしい。でも、文句を言っていられない。あらゆる犠牲を受け入れなければ」と言う。

 激しい戦火にさらされる地域の住民さえ、徹底抗戦を唱えている。露軍が全域制圧を宣言する南部ヘルソンから8月上旬、7日がかりでキーウに避難してきたビクトル・ブラヒンさん(46)は「ロシア国旗の下で暮らすのは、奴隷になるのと同じだ。だから戦わざるを得ない」と言い切った。

 兵士や市民の犠牲は増え続けている。だが、犠牲が増えるほど、停戦は遠のくと見る向きもある。オレクサンドル・ミハイレウコさん(71)は「戦争を止めたい。でも、遺族や負傷兵が何のための犠牲だったのかと言って停戦を許さない。だから勝つまで戦い続けなければならないのだろう」とため息をついた。

露76%「作戦を支持」
(写真:読売新聞)

 ロシアでは、主要メディアを通じたプーチン政権のプロパガンダが浸透している。侵略当初は盛り上がった「反戦」の機運はしぼみ、市民は関心を失っている。

 露独立系世論調査機関レバダ・センターの最新調査によると、ウクライナでの「特殊軍事作戦」への支持は76%と高止まりしている。

 モスクワ郊外の物流倉庫で働くアレクセイさん(49)は、「当初は特殊軍事作戦に賛成か反対か判断がつかなかったが、今は支持している」と話した。ウクライナに関する報道を見ることは少なくなったという。特殊軍事作戦については、「来年春頃に終わるといい」と語った。

 侵略開始直後に全国に広がった反戦を訴える街頭デモやSNSへの投稿は、当局の厳しい弾圧で息を潜めている。

 プーチン政権は戦闘の長期化について、「米欧がウクライナに兵器を送り込んだためだ」と強調する。現在のロシア国旗が初めて公式に使われたとされる「ロシア国旗の日」の22日には、各地で愛国心を高揚させるイベントが開催された。プーチン大統領は「外国の覇権を許さない。ロシアは大国だ」とする国民向けメッセージを出し、米欧をけん制した。

 運転手のアンドレイさん(65)は、こうした政権側の主張を受け入れており、「米欧がウクライナへの支援を強めれば、ロシアにも戦闘が広がるのでは」と米欧への不満を示した。

1977とはずがたり:2022/08/25(木) 17:39:26
流石のエルドアンも露土戦争以前に戻せとは言えないかw
個人的にはウクライナの領土である以上にスターリンによって追放されたクリミアタタールのものやで、とは思うが、、

?琿条約の撤廃を餌に習近平と組んでロシアが奪った領土奪い返してもええんちゃうかw

トルコ大統領、クリミア半島返還は国際法の要請
https://www.cnn.co.jp/world/35192265.html?ref=rss
2022.08.24 Wed posted at 14:30 JST

政府としてウクライナの領土の一体性を支持すると強調したトルコのエルドアン大統領/Adem Altan/AFP/Getty Images

政府としてウクライナの領土の一体性を支持すると強調したトルコのエルドアン大統領/Adem Altan/AFP/Getty Images

(CNN) トルコのエルドアン大統領は23日、自国の立場を改めて表明し、トルコ政府はウクライナの領土の一体性を支持し、ロシアが2014年に行ったクリミア半島の併合に反対すると明らかにした。トルコ国営アナトリア通信が伝えた。

エルドアン氏は、ウクライナ首都キーウで開催された国際会議「クリミア・プラットフォーム」にビデオメッセージを寄せ、クリミア半島はウクライナに返還されなければならないと述べた。同国際会議はクリミア半島問題の平和的解決を目指して設立され、開催は今回で2回目。

エルドアン氏は、「クリミア半島のウクライナへの返還は基本的に国際法上の要請だ」と述べた。

エルドアン氏はトルコ政府が引き続きクリミア・プラットフォームを支援すると述べた。

エルドアン氏は、トルコがクリミア半島の併合を認めていないと述べ、併合の初日からそうした措置は違法だと公に表明してきたと述べた。

エルドアン氏はウクライナの領土の一体性や主権、政治的団結を守ることは、周辺地域だけでなく国際社会の安全保障と安定にとっても重要だとの見方を示した。

1978とはずがたり:2022/08/28(日) 20:15:05
侵略半年でゼレンスキー氏「我々は最後まで戦う」と決意表明…露国防相、政権転覆視野に侵略継続
読売新聞 / 2022年8月25日 0時14分
https://news.infoseek.co.jp/topics/20220824_yol_oyt1t50230

 【キーウ=笹子美奈子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵略開始から半年となった24日、国民向けのメッセージで「我々は最後まで戦う」と述べ、ロシア軍に屈しない決意を改めて表明した。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相も24日、ゼレンスキー政権の転覆を視野に、侵略を継続する姿勢を強調した。戦闘が終結する兆しはない。

 ゼレンスキー氏のメッセージは旧ソ連からの31回目の独立記念日に合わせたもので、キーウ中心部の独立広場などで屋外収録した。露軍が24日にキーウへのミサイル攻撃を強化するとの情報が飛び交う中、露軍に立ち向かう姿勢を示した。

 キーウは臨時休業の店舗が目立ち、警戒感に包まれた。24日は夕方までに空襲警報が5度鳴り響いた。

 英首相府は24日、ジョンソン首相がキーウを訪問したと発表した。

 ゼレンスキー氏は23日の記者会見で、ロシアが2014年に併合した南部クリミアに関し「我々はあらゆる手段でクリミアを奪還する」と訴えた。「手段は、他の国々に相談することなく、我々自身で決める」とし、外交的な解決は期待できないとの認識を示した。「我々は現時点で、ロシアとの停戦に応じる用意はない」とも語った。

 ゼレンスキー氏は今年6月、露軍を侵略開始前の状態まで撤退させれば「重要な暫定的な勝利」になると述べていた。クリミアの武力奪還に慎重だった従来方針を転換した可能性がある。

 一方、露国防省によると、ショイグ氏はウズベキスタンで開かれた上海協力機構(SCO)国防相会合で、露軍の苦戦が伝えられる侵略作戦に関し、「計画通り推移し、すべての任務は遂行される」と強弁した。露軍の進軍速度が落ちているとの指摘についても「意図的だ」と強調した。

 露国防省は24日、ウクライナ東部ドネツク州や南部ザポリージャ、ミコライウ両州などでウクライナ軍の拠点にミサイル攻撃や砲撃を行ったと発表した。

1979とはずがたり:2022/08/28(日) 20:16:07
“プーチンの頭脳”の娘 爆殺される犯行声明
8/22(月) 19:46配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68008622afec2c9afbd0d37e36256d1a06d6214

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フジテレビ系(FNN)

FNNプライムオンライン

ロシアのプーチン大統領の側近、アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘・ダリア氏が乗った車が、モスクワで爆発し死亡した事件で、ロシア国内の反プーチン勢力・国民共和国軍(NRA)が、犯行声明を出した。

犯行声明で、NRAは「プーチン大統領が民族戦争を起こし、ロシア兵を無意味な死へと追いやった軍事犯罪者だ」と批判した。

ドゥーギン氏は「プーチンの頭脳」と呼ばれ、死亡した娘のダリア氏も、父親同様、今回のウクライナ侵攻を支持していたという。

1980チバQ:2022/08/30(火) 20:14:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/418422ed46d2068ec39cb4889267214f8086160b
ウクライナ軍、南部の領土奪還へ多方面で反撃開始…露軍の「第1防衛線」突破か
8/30(火) 19:55配信


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読売新聞オンライン
29日、ウクライナ南部ミコライウで、攻撃により破壊された住宅を調べる警察官ら(ロイター)

 【キーウ=梁田真樹子】ウクライナ軍南部方面の報道官は29日の記者会見で、ウクライナ軍が、南部ヘルソン州などロシア軍が占領する地域の奪還に向け、多方面での反撃を開始したと明らかにした。南部の領土奪還を目指し本格的な反転攻勢に乗り出した可能性がある。東部ドネツク州制圧を重視する露軍の侵略作戦や戦況全体に影響しそうだ。

【表】一目でわかる…ロシアの戦力はウクライナを圧倒している

 南部のウクライナ軍部隊は、露軍が侵略初期の3月から占領するヘルソン州に構築している「第1防衛線」を突破したと強調した。

 露国防省は29日、ヘルソン州や隣接するミコライウ州で少なくとも3方面から攻撃されたと認めた。その上でウクライナ軍に「多大な犠牲が出た」と反論した。

 ウクライナの国防相は7月、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から南部の領土奪還作戦に着手するよう指示されたことを明らかにしていた。

1981チバQ:2022/08/31(水) 20:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/82a477417dc84f0f4d6443a7bfe0baa546ec78ae
ロシア軍の蛮行、内部告発 精鋭兵士、暴露本出版し渡仏
8/31(水) 20:34配信


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時事通信
 ロシア軍の精鋭部隊、空挺(くうてい)軍の一兵士が、従軍したウクライナ侵攻やロシア軍による略奪行為などの蛮行を批判する暴露本を出版し、物議を醸している。

 軍への批判を「偽情報」流布として犯罪扱いするロシアで、こうした内部告発は極めて異例。8月上旬、暴露本の抜粋が公開され、欧米で知られるようになった。

 AFP通信などによると、兵士はパベル・フィラティエフさん(34)。既にパリ郊外シャルル・ドゴール空港に到着し、フランスに政治亡命を求めているという。

 フィラティエフさんはロシア南部ボルゴグラード出身。故郷に近いチェチェン共和国で従軍し、いったん除隊した。その後、経済面の困窮もあって昨年8月に軍へ復帰。ロシアが併合したクリミア半島に送られ、今年2月、隣接するウクライナ南部ヘルソン州への侵攻作戦に加わった。負傷のため、前線には復帰しなかった。

 暴露本のタイトルは、ロシア軍の兵器に白色で記された3種類のマークに由来する「ZOV」。欧米メディアで内部告発者として英雄視されているが、ロシアの保守派からは「裏切り者」と批判の声が上がっている。

1982とはずがたり:2022/09/01(木) 16:48:36
「リトアニアはたたえず」 ゴルバチョフ氏死去で
https://nordot.app/937703778761474048
2022/08/31
 【ベルリン共同】バルト3国の一つ、リトアニアのランズベルギス外相は31日、ゴルバチョフ元ソ連大統領の死去を受け「リトアニア人がゴルバチョフをたたえることはないだろう」とツイートした。ゴルバチョフ政権下の1991年1月、ソ連はリトアニアの独立運動に軍事介入し、多数の市民が死傷した。

 ランズベルギス氏は「占領を長引かせるため、軍隊が市民を殺害したという単純な事実を決して忘れない」と投稿した。

 リトアニアは90年にソ連からの独立を宣言したがソ連は承認せず、91年1月に首都ビリニュスでソ連軍がテレビ局などを急襲し、市民ら14人が死亡した。

c 一般社団法人共同通信社

1983とはずがたり:2022/09/07(水) 10:12:16
ウクライナ反転攻勢意気込む 「ヘルソン州だけでなく全方面に」
https://mainichi.jp/articles/20220906/k00/00m/030/268000c
毎日新聞 2022/9/6 19:01(最終更新 9/6 19:01) 1310文字

 ウクライナのゼレンスキー大統領は5日に放映された番組で、ロシアに占拠された地域の奪還作戦について「(南部)ヘルソン州だけではなく、全ての方面で展開している」と述べた。ロシアは今月11日に占領地域での自国への併合の是非を問う住民投票の実施を模索してきたが、ウクライナの反転攻勢を受けて延期に追い込まれた。ウクライナの反撃とロシアの苦戦が顕著になっている。

 ゼレンスキー氏は5日放映された米ABCニュースとのインタビューで、被占領地域の奪還について「非常に難しい任務だが、(達成するのは)時間の問題に過ぎない」と発言。ウクライナ軍は8月末に南部の奪還作戦に着手したことを宣言していた。この日の発言は、進行中の作戦が東部やロシアに強制編入されている南部クリミアにも及ぶことをにじませたとみられる。

ウクライナ
 ロシアは今月11日に予定する自国の統一地方選に合わせ、ウクライナ東部ルガンスク、ドネツク両州や南部ヘルソン、ザポロジエ両州の占領地域で、ロシアへの併合の是非を問う住民投票を計画したとみられてきた。しかし5日になり、ヘルソン州に設置された「軍民行政府」幹部のストレモウソフ氏が治安上の理由を挙げ、延期する意向を表明。他州の占領地域でも住民投票が延期されるとみられる。

 ヘルソン州では情報機関の州幹部が裏切ったこともあり、今年2月にロシアが侵攻を開始すると、早い段階で大部分の地域が占領下に置かれた。その後は社会保障費がロシアの通貨ルーブルで支払われてきたほか、ロシアのパスポートが供与されるなど、プーチン政権が支配地域を自国へ組み込むための施策を進めてきた模様だ。

 しかし、高機動ロケット砲システム(HIMARS)など米国製兵器の供与が進んだこともあり、ウクライナ軍はロシアが利用してきた州内のインフラへの攻撃を激化し、一部集落の奪還に成功。米シンクタンク「戦争研究所」は今月4日、「ウクライナ軍がロシアの兵たんや指揮系統を混乱させようとする中、反転攻勢のペースは日々、劇的に変わる可能性が大きい」との分析を明かしている。

 ヘルソン州では、ロシア側に寝返った要人を暗殺しようとする事例も相次ぐ。8月30日には、与党所属議員でありながらもロシア側に転じたアレクセイ・コバレフ氏が射殺された。ロシアの英字紙モスクワ・タイムズによると、ロシアの占領地域では同月にロシア側要人の暗殺を試みた事案が9件起こり、3件だった7月から急増。占領下でレジスタンスが起こっているほか、ウクライナ軍が関与している可能性も取り上げられている。

 隣接するクリミアでも8月に入ってから、ロシアの軍施設で爆発が相次いで発生しており、ウクライナ軍による計画的な攻撃ではないかと推測されている。

 苦戦が伝えられるロシア軍では、給与支払いや装備品配備などが恒常的に遅れている模様だ。英国防省が4日に明かした情勢分析では、ロシア軍内部での士気や規律の低下を取り上げている。兵力不足も顕著になっており、国内の愛国主義的勢力などは、総動員令の発令を求めている。ただしロシア軍は8月下旬、兵員の定数を13万7000人増員すると発表し、立て直しを図る構えを示した。【大前仁】

1984とはずがたり:2022/09/08(木) 23:12:42
【社説】プーチン露大統領に焦燥の兆し
新たな脅しとイランや北朝鮮からの兵器調達は追い詰められている証拠
https://jp.wsj.com/articles/russias-ukraine-setbacks-11662611824
By The Editorial Board
2022 年 9 月 8 日 13:39 JST

 ロシアの対ウクライナ戦争は、ウクライナ側にわずかに有利な展開になったようだ。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が新たな脅しをかけていることと、ロシアが従来は兵器を供与してきた国々からの兵器調達に奔走していることは、それを示す一つの兆候だ。

 ロシアは2月の電撃作戦が早期の勝利で終わると予想していたが、紛争はこう着状態となり、ウクライナは現在、ロシアの兵たんを破壊し、領土を取り戻すために南部で反転攻勢に出ている。ロシアは軍需物資の備蓄を取り崩さざるを得なくなった。特にスマート兵器の補充に苦労しているのは、西側諸国による制裁で、最新兵器に使われるコンピューターチップなどの部品の対ロ輸出が禁止されているためだ。

 こうして、世界最悪のならず者国家であるイランと北朝鮮を相手にした、ロシア政府の「物乞い作戦」が始まった。米情報当局者らは5日、「深刻な供給不足」を緩和するため北朝鮮がロシアを支援していると記者団に語った。これは、イランがロシア政府にドローン(無人機)を供給しているという先月の報道に続くものだ。大国の地位を主張する国は通常、必要とする国々に兵器を提供するが、その逆はない。

 プーチン氏は7日、ロシアのエネルギー輸出をさらに減らす可能性を示唆したほか、黒海を通じたウクライナ産の穀物輸出を容認するという、自らが結んだ合意の破棄をも辞さない姿勢を示した。このことからも、プーチン氏の不安の度合いを測ることができる。ロシアは最近、パイプライン「ノルドストリーム1」を通じた欧州への天然ガス供給を停止した。プーチン氏は供給停止を延長して、その対象に石油と石油精製品を加えるとの脅しをかけた。同氏は寒い冬に向かう欧州の指導者にさらなる政治的圧力をかけたいと考えている。しかし、そのような供給停止はどんなものであれ、戦費となるロシア政府の収入にも打撃を与える。

 穀物に関して言うと、プーチン氏は今夏、ロシアが世界の食料不足の責任を問われないようにするために、ウクライナからの輸出を容認する合意を締結した。同氏は7日、西側諸国が途上国への食料供給を口実に、さまざまな面で自分たちを利するために合意を利用しているのは「あからさまな詐欺」だと非難した。

 しかし、プーチン氏は食料の市場がグローバルであることや、穀物輸出合意の目的の一つが、供給拡大を通じた食料価格の押し下げだったことを分かっている。価格が低下すれば、貧しい国々にも恩恵が及ぶ。プーチン氏はウクライナ産穀物の輸出を本当に停止させれば、それが引き起こす苦難について、責任を問われることになる。

 プーチン氏がウクライナ産穀物の輸出を本当に阻止した場合には、米国はプーチン氏に対し、ウクライナ産穀物輸送船の艦船による護衛を、有志連合諸国が検討するだろうと警告することも可能だ。同様の計画は、1980年代にイランの脅威への対策としてペルシャ湾から石油を運び出すタンカーを護衛するという形で、実施されたことがある。ロシア軍が人員と物資の不足に苦しむ中、平和的な護衛任務を遂行している西側諸国の船舶への威嚇に、プーチン氏が乗り気になるとは考えられない。

 ウクライナでの戦争の終結までの道のりは遠い。そしてプーチン氏は、残虐行為と脅しをエスカレートさせるかもしれない。しかしロシア政府のから騒ぎぶりは、ウクライナ側の抵抗とウクライナへの外国の支援の効果が表れていることを示している。プーチン氏が侵攻を継続するならば、ウクライナと最前線に位置する北大西洋条約機構(NATO)諸国に対するその策略を止めるためには、最新兵器の供給を続けることが極めて重要となる。ウクライナだけでなく、ロシアもまた苦しい状況にある。

1985チバQ:2022/09/12(月) 17:34:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022091200127&g=int
北東部の要衝「解放」 ロシア軍、撤退もインフラ破壊か―ウクライナ
2022年09月12日06時59分

ウクライナのゼレンスキー大統領=9日、キーウ(EPA時事)
ウクライナのゼレンスキー大統領=9日、キーウ(EPA時事)


 【ベルリン時事】反転攻勢を続けるウクライナ軍が、今春からロシア軍に占領されていた北東部ハリコフ州の要衝イジュームに入ったもようだ。AFP通信によると、ゼレンスキー大統領は11日、イジュームや近郊のバラクレヤなどを「解放」したと表明。親ロシア派幹部やロシア国営テレビも「撤退」を認めている。ウクライナにとって大きな戦果となる一方、ロシアの打撃は小さくない。


 イジュームは州都ハリコフと東部ドネツク州を結ぶ幹線道路が通る交通の重要拠点。10日にはウクライナ軍部隊が市の標識の前で青黄2色の国旗を掲げる動画がインターネット上で広まったほか、バラクレヤがほぼ「解放」されたとウクライナ軍幹部が宣言する動画も公表された。
 これまでハリコフ州での苦戦に言及してこなかったロシア国防省は10日、ドネツク州を解放するため「バラクレヤとイジュームの部隊の配置転換を行った」と発表。撤退を事実上認めた。
 ロシア軍は撤退の一方で、各地でインフラを破壊しているもようだ。ロイター通信によると、ハリコフ州のシネグボフ知事は11日、州都ハリコフやその周辺で、ロシア軍の攻撃によって停電や水道の停止が発生したと明らかにし、「占領者どもが重要インフラに打撃を与えた」と糾弾した。

1986チバQ:2022/09/12(月) 17:40:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d95d509ea8f067023315ffd83872f814783626c3
ウクライナ軍、東部ハルキウ州で「東京都の1・4倍」奪還…露軍「敗走」か
9/12(月) 11:52配信


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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領=AP

 【キーウ=梁田真樹子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日のビデオ演説で、ウクライナ軍が東部ハルキウ州の反転攻勢で、露軍が占領下で軍事拠点にしていたイジュームなどを奪還したと宣言した。ウクライナの大統領府顧問は11日、露軍が報復としてハルキウ州の火力発電所など重要施設を攻撃し、大規模停電を起こしたと非難した。

9日、ウクライナ東部ハルキウで、ロシア軍の攻撃により大きな被害を受けた商業施設(ロイター)

 露軍は2月24日の侵略開始当初から、ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の全域制圧を主要な侵攻目的に位置付け、イジュームは出撃拠点だった。

 ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は11日、SNSで、ウクライナ軍がハルキウ州で露軍から「3000平方キロ・メートル以上を奪還した」と強調した。奪還した面積は東京都の約1・4倍に相当することになる。

11日、ウクライナ東部ハルキウ州で破壊されたロシア軍戦車のそばを歩くウクライナ兵士(AP)

 ウクライナ軍参謀本部は11日、露軍がルハンスク州北西部の集落を放棄したと発表した。露軍は7月にルハンスク州の全域制圧を宣言していたが、ウクライナ軍の攻勢が及んでいる可能性がある。

 露国防省は10日、ハルキウ州の要衝イジュームから部隊を「再配置」したと発表し、計画的な撤退だと主張した。これに対し、米政策研究機関「戦争研究所」は露軍の「敗走だ」と指摘した。ハルキウ州の占領地喪失は、露軍にとっては4月の首都キーウ周辺からの撤退に匹敵する「痛手」となる。

 ロシア語の独立系ニュースサイト「メドゥーザ」は11日、プーチン露政権がウクライナ軍による東部や南部での反攻を受け、ウクライナで占領した地域を一方的にロシアに併合するための住民投票を「無期延期」にすることを決めたと報じた。

 一方、11日のハルキウ州などでの広範囲な停電に関し、ウクライナ大統領府長官は11日、停電はドネツク州など5州に及び、断水している州もあることを明らかにした。

1987チバQ:2022/09/13(火) 19:05:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8f938cb9d1875bb3f170c04f35dc82c05a85792
アゼルバイジャン・アルメニア間で再び軍事衝突 戦闘拡大の恐れも
9/13(火) 10:05配信
南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアとアゼルバイジャンは13日未明、両国の国境地帯で軍事衝突が起きたと発表した。両国は相手側による挑発が発端だと主張した。タス通信が伝えた。銃撃や砲撃の応酬で死傷者が出ているという。両国の仲介役を担ってきたロシアはウクライナ侵攻に追われており、戦闘は拡大する恐れがある。

タスによると、アルメニア政府は13日、パシニャン首相が軍事同盟を結ぶロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、衝突の情報を共有したと発表した。

両国間では2020年秋、係争地ナゴルノカラバフ自治州を巡る大規模な紛争が発生。両国に影響力を持つロシアの仲介で停戦が成立したが、その後も双方が相手側の攻撃を報告するなど緊張が続いてきた。

アルメニアは今年3月下旬にも、アゼルバイジャン軍が同自治州のアルメニア側支配地域に侵入したと非難。この際もロシアの介入によって、本格的な戦闘の再開は回避された。

ただ、ロシアは同自治州に駐留させていた停戦監視部隊の一部をウクライナ戦線に送ったとされ、ロシアの停戦維持能力の低下を指摘する声も出ている。

1988チバQ:2022/09/13(火) 20:26:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/0465ead0879bb59f3d466d2c9f3f031413e49cc4
ナゴルノめぐり再び衝突 アルメニア兵49人死亡
9/13(火) 19:49配信
AFP=時事
ナゴルノカラバフに残された、アルメニア軍に属するとされる車両(2020年11月30日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相は13日、アゼルバイジャン軍との衝突で少なくとも49人の自国軍兵士が死亡したと明らかにした。係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる紛争としては2020年以降で最悪の衝突となった。


 首相は議会で「現時点で(兵士)49人の死亡が確認されているが、残念ながらこれは最終的な数字ではない」と述べた。

 首相によると、アゼルバイジャン側が12日夜から激しい砲撃を行った後、戦闘は落ち着いているという。

 アルメニアは13日、アゼルバイジャン軍が自国に侵攻しようとしているとして、世界各国の指導者に支援を呼び掛けた。

 アゼルバイジャン国防省は、自軍はアルメニア側の挑発行為に対応しているだけだと説明。民間インフラを攻撃しているとのアルメニア側の主張を否定した。

 同省は今回の衝突で自軍兵士にも犠牲者が出ているとしているが、数字は発表していない。

 アルメニア系住民が多く住むナゴルノカラバフをめぐっては、1990年代と2020年に両国間で紛争が勃発した。

 1991年のソビエト連邦崩壊を受け、ナゴルノカラバフのアルメニア系住民がアルメニアへの編入を求め、独立を宣言したことをきっかけに戦闘に発展。この戦闘で約3万人が死亡したとされる。

 2020年秋の軍事衝突では、6週間の戦闘で6500人以上が死亡した。

 ロシアの仲介で停戦合意が結ばれ、アルメニアが数十年にわたり実効支配していた土地をアゼルバイジャンに引き渡した。また、ロシアが約2000人の停戦監視部隊を展開した。【翻訳編集】 AFPBB News

1989チバQ:2022/09/14(水) 07:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b32e4171f1c689c91b5bda73465ab82290b4745e
ウクライナ、2週間足らずで「茨城県」相当の領土奪還…ロシア軍に動揺か
9/13(火) 22:43配信



【キーウ=梁田真樹子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日夜にビデオ演説し、ロシアの侵略に反転攻勢に出ているウクライナ軍が9月初旬以降、「東部と南部の6000平方キロ・メートルを解放した」と明らかにした。ロイター通信によると、米軍高官は12日、東部ハルキウ周辺から撤退した露軍がロシア側に越境したとの見方を示した。露軍に動揺が広がっているとみられる。

【動画】ウクライナ軍、ドローン使いロシア艦艇2隻を破壊

 ウクライナ軍は2週間足らずの期間で、茨城県に匹敵する面積の領土を奪還したことになる。ゼレンスキー氏は「我々の軍の展開は続いている」と強調した。また、ウクライナ軍の報道官は12日、南部ヘルソン州に限っても、過去2週間の反攻で約500平方キロ・メートルを奪還したと発表した。

 ウクライナの国防次官は13日、SNSなどを通じ、今月6日以降、ハルキウ州で300か所以上の町や集落を「解放」し、その面積は約3800平方キロ・メートルに及ぶと明らかにした。ウクライナ軍は12日、同州に近いドネツク州の都市も新たに奪還したとしている。

 米軍高官は12日、露軍がハルキウ周辺から、装備を置き去りにして撤退したとの見方も示した。「ロシア(軍部隊)の混乱した指揮と統制を示している可能性がある」と指摘した。

 米政策研究機関「戦争研究所」も12日、露軍がヘルソン州の州都ヘルソンの北西約15キロ・メートルに位置する重要拠点に車両4台を放棄して撤退した可能性を示し、ウクライナ軍の反攻が「露軍の士気や軍事的な能力に重大な影響を与え続けている」との認識も示した。

 一方、11日にウクライナ側が奪還を宣言したハルキウ州の要衝イジュームでは、市議が12日、露軍の攻撃で少なくとも住民1000人が死亡したとの見解を示した。ウクライナ軍参謀本部は13日、奪還した地域では「露軍による戦争犯罪が毎日、最大で200件確認されている」と述べた。

 国際原子力機関(IAEA)は12日、南部ザポリージャ原子力発電所について、近隣の火力発電所とつなぐ非常用の送電線3本のうち2本目が復旧したと発表した。ただ、IAEAのグロッシ事務局長は「原発の安全、保安状況は依然として不安定だ」と強調した。

1990とはずがたり:2022/09/15(木) 09:45:03
https://twitter.com/karategin/status/1570063621316812808
露探【円谷猪四郎】
@karategin
アゼルは両者をキレさせない範囲で有利な国境画定≒アルメニアを削るつもりなのだろう。アルメニアには気の毒だが、軍事バランスが逆な時に妥協してカラバフ西側の占領地を返しておけば、国境をもっと東の方に引けていたかもしれない。

トルコ・ロシア首脳、アルメニアとアゼルバイジャン情勢巡り協議へ
https://jp.reuters.com/article/azerbaijan-armenia-turkey-russia-idJPL6N30L0BR
ロイター編集

1 分で読む
トルコ政府高官は14日、エルドアン大統領(写真)とロシアのプーチン大統領が16日にウズベキスタンで行う予定の会談で、アルメニアとアゼルバイジャンの情勢を巡り協議すると明らかにした。7日撮影(2022年 ロイター/Marko Djurica)

[アンカラ 14日 ロイター] - トルコ政府高官は14日、エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が16日にウズベキスタンで行う予定の会談で、アルメニアとアゼルバイジャンの情勢を巡り協議すると明らかにした。

旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間では軍事衝突が発生し、13日には両国の兵士100人近くが死亡した。

当局者は「アゼルバイジャンとアルメニア二国間の問題を解消するため、トルコはすでに接触を開始した。これ以上拡大する前に終わらせる必要がある」と述べた。

その上で「トルコは引き続きアゼルバイジャンを支持する」という立場を強調した。

エルドアン大統領とプーチン大統領の会談は、ウズベキスタンのサマルカンドで開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ行われる。

1991とはずがたり:2022/09/15(木) 09:49:51

https://twitter.com/karategin/status/1570143512292917248
露探【円谷猪四郎】
@karategin
テレグラムでカザフスタンが来年から集団安保条約機構での活動を停止するとの情報が流れたが、議会はこれを否定。ただアゼルとの友好関係もあるため、アルメニアへの派兵には反対とのこと

https://twitter.com/karategin/status/1570090126398705664
露探【円谷猪四郎】
@karategin
露は実質アルメニアへの救援を拒否しているとの記事

https://twitter.com/karategin/status/1569677776013373441
露探【円谷猪四郎】
@karategin

9月13日
あとロシアはいかに思ったより強くないのが分かったにせよ隣に住んでる反社みたいなものなので、今すぐ消えてなくなるような状況でもないと正面から喧嘩など売れない。なので完全に露をキレさせない範囲でアルメニアを叩いている
午後10:21 ・ 2022年9月13日

https://twitter.com/kamipapa_ro/status/1570095934956261376
かみぱぱ
@kamipapa_ro
アゼルバイジャン軍がワザとか誤射かはわからんけどロシア軍車両やっちゃってるの草

どうなるんかなこれ??

午前2:03 ・ 2022年9月15日

1992とはずがたり:2022/09/15(木) 09:53:12
https://twitter.com/HosakaSanshiro/status/1570165289915908097
Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
・カザフスタンは2023年からロシア盟主の集団安全保障条約のメンバーシップを一時停止(トルコの他、中国からも安全保障上何らかの確約を得ているか)。
・アゼルは対アルメニアで攻勢。アルメニアはモスクワに無理な軍事支援を要請。
・ルカシェンコは、ウクライナの独立記念日にお祝いのメッセージ。
午前6:39 ・ 2022年9月15日


Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
カザフがロシアの準属国なったと判断したのは半年前。その後の大変動は、露がウクライナに全面侵攻したからではなく、ウクライナが頑強に抵抗・攻勢に出て露の敗北・戦後の弱体化が決定的になっているから。ユーラシアの地図を変えたのは核兵器国ロシアではなく、中規模国ウクライナの戦う意思だった。
午前6:39 ・ 2022年9月15日


https://twitter.com/HosakaSanshiro/status/1554930015673806849
Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
アゼルバイジャンが、アルメニア側砲撃による自軍兵士死亡を口実に攻撃開始、ナゴルノ・カラバフの高台陣地をいくつか制圧。2020年に調停役となり「平和維持軍」を派遣したロシアはアゼルを停戦違反と非難。2020年と同じでアゼルはロシアが何もしない(今回はできない)ことを知っている。

午前5:39 ・ 2022年8月4日

https://twitter.com/HosakaSanshiro/status/1502761188672823297
Sanshiro Hosaka
@HosakaSanshiro
2月24日以降の衝撃が凄すぎてカザフのことすっかり忘れていたが、何かが起こっている。プーチン支援のクーデターでナザルバエフ派を一掃したトカエフ。だが幽閉状態にあったナザルバエフが突如トルコでエルドアンと会談。背景:先週からプーチンはカザフにウクライナに派兵するよう圧力をかけている。


午前6:39 ・ 2022年3月13日

1993とはずがたり:2022/09/15(木) 10:05:08
カザフ(⇔国内親露派)・アゼルバイジャン(⇔アルメニア)・グルジア(ジョージア)(⇔アブハジア・南オセチア)・ウクライナ(⇔ルハンシク・ドネツ)・モルドバ(⇔沿ドニエストル)辺りが旧ソ連内の反露国(⇔親露国・地域)。

1994とはずがたり:2022/09/16(金) 18:32:08
https://twitter.com/karategin/status/1570702624932102144
露探【円谷猪四郎】
@karategin
タジク?クルグズ間の国境紛争もはや銃撃戦では済まず、重火器を用いた本格的な戦闘になっている模様

2022年9月16日4:06 午後2時間前更新
キルギス・タジク国境紛争激化、重火器投入 民間人の死者も
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/kyrgyzstan-tajikistan-border-idJPKBN2QH0IG
1 分で読む


[ビシュケク 16日 ロイター] - 中央アジアの旧ソ連構成国、キルギスとタジキスタンの国境で今週始まった軍事衝突が激化している。両国は16日、戦車や迫撃砲などの重火器を使用したと互いに非難した。一連の衝突で民間人を含む少なくとも3人が死亡、27人が負傷している。

キルギスの国境警備隊は、数カ所の前哨基地が16日早朝にタジキスタン軍の砲撃を受け、国境地帯の至る所で衝突が発生したと発表した。タジキスタン軍は戦車や装甲兵員輸送車、迫撃砲を使用していると指摘した。

これに対しタジキスタンは、キルギス軍が「重火器」を使って前哨基地1カ所と7つの村を砲撃したと非難した。国境近くのイスファラでは民間人1人が死亡し、3人が負傷したという。キルギスは一晩で11人が負傷したと報告した。

キルギス政府は、両国の外相が衝突について協議したと明らかにしたが、国境警備隊は、2つの停戦合意がすでに破られていると述べた。

国境に接する両国の州知事が停戦交渉をする予定という。

1995とはずがたり:2022/09/16(金) 18:44:47
フェルガナ盆地周辺
http://geo.d51498.com/SilkRoad-Lake/2917/ussr/ferghana.html
ウズベキスタン領&タジキスタン領&キルギス領

1991年8月31日 キルギスとウズベキスタンがソ連から独立を宣言。フェルガナ盆地周辺に飛び地が出現
1991年9月9日 タジキスタンも独立を宣言

ソ連が解体して、中央アジアに「なんとかスタン」という国が続々と誕生したが、国境線が奇妙にクネクネ入り込んでいるのが、ウズベキスタンとタジキスタン、キルギス(キルギスタン)が境を接するフェルガナ盆地一帯だ。フェルガナ盆地はウズベキスタン領だが、本土との間は山岳地帯で隔絶され、平野を通って本土へ行くならタジキスタン領を通らなくてはならない。また盆地の周囲には各国の飛び地が散在していて、キルギス領内にタジキスタンの飛び地2つ(ヴォルフ、ジャンヤウル)と、ウズベキスタンの飛び地が4つ(ソフ、カラチャ、シャイマルダン、ジャンガイル)あり、ウズベキスタン領内にもタジキスタンの飛び地(サルヴァン)と、キルギスの飛び地(バラク)がある。
これらの飛び地はスターリンがソ連の指導者だった1936年、ロシアからカザフ(現在のカザフスタン)とキルギスが分離した時に形成された。フェルガナ盆地南側の山岳地帯であるオシュ地区は、1920年代から30年代にかけて「反革命ゲリラ」の拠点だったため、ソ連軍が直接占領していた。ゲリラが平定された後、遊牧民主体のキルギス領のうち農地に適した谷沿いの一角が、農民主体のタジキスタンやウズベキスタンに組み入れられた。ソ連時代はどこに帰属しようとソ連国内には変わりがないからたいした問題はなかったが、ソ連が崩壊して各共和国が独立すると、国境線や飛び地の帰属をめぐって紛争が続いている。

特にキルギス西南部のオシュ地区は、他国の飛び地が入り乱れているため、密輸や麻薬取引の拠点となり、イスラム系反政府ゲリラの拠点にもなっている。数年前にキルギスにいた日本人のNGO技術者が誘拐される事件が起きたが、犯行グループはタジキスタンの領内から進入してきたウズベキスタンの反政府ゲリラ(IMU=ウズベキスタン・イスラム運動)で、身代金の交渉はアフガニスタンでやったらしい。軍や警察が入りにくい飛び地は反政府活動の拠点にはもってこいの存在だ。

このため、キルギスは飛び地の併合を主張し、逆にウズベキスタンやタジキスタンは飛び地と本土との間を割譲するよう要求しているが、ウズベキスタンは「ゲリラの侵入阻止」を理由に、99年から飛び地の周囲に地雷を設置してしまった。さすがに国際的な非難を浴びて2004年末から地雷の撤去を始めたが、これまでに住民数十人と家畜数百頭が犠牲になったという。飛び地の住民はもちろん周辺に住む遊牧民のキルギス人も犠牲になり、キルギス側はウズベキスタンに賠償を求めている。

1996チバQ:2022/09/17(土) 19:41:44
https://www.sankei.com/article/20220917-7VEEKWMUV5JBBBDTCTQ7PW3MHA/
ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕
2022/9/17 19:34
三塚 聖平
森 浩
国際
欧州・ロシア
アジア
中国・台湾

ロシアと中国が主導する上海協力機構(SCO)がウズベキスタンで開いていた首脳会議は16日、「多極的な国際秩序」の強化を盛り込んだ「サマルカンド宣言」を採択し、閉幕した。米欧への対抗に向けて結束を示したが、ウクライナ侵攻の長期化に対する中国とインドの懸念も垣間見え、プーチン露大統領が侵攻への支持取り付けという期待通りの成果を得られたとは言いがたい。

際立った露の孤立
サマルカンド宣言は「米国一極」の国際秩序を念頭に「多極性の強化」を目指すことを強調し、「イデオロギー的な手法による国際問題の解決を排除する」とした。会議ではオブザーバー国のイランの正式加盟に向けた覚書が調印され、ベラルーシを正式加盟させる手続き開始を決定。エジプトやサウジアラビアなど3カ国を新たに対話パートナーにすることも決めた。


プーチン氏はSCOについて世界で「役割が拡大している」と成果を誇った。閉幕後の記者会見では、露軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州で攻勢にさらされている状況については、「目標達成に向けて進んでいる」と主張。露軍には余力が残っているとし、「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と余裕のそぶりもみせた。

ただ、サマルカンド宣言には米欧側への直接的な非難やウクライナに関する文言はなく、ロシアの孤立をかえって際立たせた。


発表文はウクライナに一言も触れず
中国の習近平国家主席は16日の首脳会議で「いかなる口実による他国の内政干渉にも共同で反対すべきだ」と加盟国の協調の重要性を強調した。だが、中国は米国への対抗上、緊密な対露関係を誇示しつつも、本格的な対立に巻き込まれて孤立化などするのは避けたい。ウクライナを巡る習氏の「懸念」にプーチン氏は15日の首脳会談で理解を示した。

中露首脳は2月の会談で友好関係に「上限はない」との共同声明を発表した。今回は共同声明もなく、中国外務省が発表した首脳会談の発表文は「ウクライナ」に関して一言も触れていなかった。


インドは日米欧に一定の配慮
プーチン氏は16日、インドのモディ首相と会談し、「ウクライナでの紛争を早く終わらせるために全てのことをしている」と述べたが、モディ氏は「今は戦争の時代ではない。問題解決に重要なのは対話と外交」とたしなめた。

インドはこれまで対露制裁を科す日米欧とは一線を画してきた。ロシアとは武器輸入などを通じて伝統的に関係が深く、ロシアを批判すれば、ロシアが中印の国境紛争で中国に加勢しかねないと警戒するためだ。SCOでは一時観測も上がった中印首脳会談は実現せず、冷却した中印関係が改めて鮮明となった。


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モディ氏がプーチン氏に「公式の場での最も辛辣(しんらつ)」(英メディア)な発言をしたのは、対中牽制(けんせい)で連携の重みが増す日米欧に一定の配慮を示したといえる。世界的な物価高を受け、モディ氏には戦争長期化が国内経済に与える影響も懸案だ。(北京 三塚聖平、シンガポール 森浩)

1997チバQ:2022/09/18(日) 09:55:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022091700140&g=int
戦死者212人、プーチン氏自制訴え アルメニアとアゼルバイジャンに―ナゴルノカラバフ
2022年09月17日05時53分

16日、ウズベキスタン・サマルカンドで会うアゼルバイジャンのアリエフ大統領(左)とロシアのプーチン大統領(AFP時事)
16日、ウズベキスタン・サマルカンドで会うアゼルバイジャンのアリエフ大統領(左)とロシアのプーチン大統領(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は16日、係争地ナゴルノカラバフをめぐって再び交戦した旧ソ連構成国アルメニアとアゼルバイジャンの両首脳と個別に協議し、自制を呼び掛けた。インタファクス通信によると、自国側の戦死者について、アルメニア側は135人、アゼルバイジャン側は77人と発表。双方で計212人に上っている。


 13日に再燃した紛争は沈静化に向かっている。上海協力機構(SCO)首脳会議のためウズベキスタン滞在中のプーチン氏は、アルメニアにとどまったパシニャン首相と電話会談。パシニャン氏は「国境地帯は比較的静かだが、アゼルバイジャンの攻撃により情勢は緊張したままだ」と相手側を非難した。
 プーチン氏は、ウズベクを訪れたアゼルバイジャンのアリエフ大統領と対面で協議。「情勢悪化を非常に懸念している。アルメニア側にも同じことを伝えた」と説明した。対するアリエフ氏は、ロシアの仲介に謝意を表明した上で「もう2日間ほど停戦が守られている。これは(双方が)大規模な紛争を望んでいない証拠だ」として緊張緩和を約束した。

1998とはずがたり:2022/09/20(火) 19:53:23
2022年9月18日日曜日
ポーランド、ロシア領迂回の運河開通―【私の論評】NATO艦隊がヴィスワ潟湖を利用できることになれば、ロシアとしては心穏やかではない(゚д゚)!
https://yutakarlson.blogspot.com/2022/09/nato.html?spref=tw

1999とはずがたり:2022/09/20(火) 19:53:39
南ウクライナ原発に攻撃 「核テロ」とロシア非難
https://news.yahoo.co.jp/articles/8eb1fc9d00826c8c9191e981e7e8e9ecb089b21f
9/19(月) 9:28配信

2000チバQ:2022/09/22(木) 18:58:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5b6a5f8cfaa067f2cdcc063b6d5a84e3e92b87
プーチン大統領への抗議デモ参加者に軍への召喚状を渡す ロシア報道
9/22(木) 16:31配信

朝日新聞デジタル
モスクワで21日、部分的な動員令に抗議するデモ参加者を拘束する機動隊=AP

 ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」は22日、プーチン大統領が発表した「部分的な動員令」に反対し、警察署に拘束されたデモ参加者に軍への召喚状が手渡されたと報じた。

【画像】プーチン氏が出した「本気」カード 小泉悠さんが語る動員の真の狙いとは

 モスクワの複数の警察署では、召喚状が拘束者に直接手渡されたという。別の警察署では、近く召喚状が手渡されることになる、と拘束者に告げられているという。

 メドゥーザによると、ある拘束者は、召喚状への署名を拒否すれば刑事事件で立件されることになる、と脅されたという。

 プーチン氏は21日、「我が軍が対峙(たいじ)するのは事実上、西側集団の全戦争マシンだ」などと述べ、軍務経験がある予備役の市民を招集することを明らかにしていた。

朝日新聞社

2001チバQ:2022/09/22(木) 19:00:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d8f552071d3f6c7056d6a2eb5942a04c5705959
兵士不足のロシア軍は「刑務所で囚人をスカウト」 戦場に送られた3000人は全滅の異常事態 この冬に敗れる可能性
9/22(木) 11:03配信

デイリー新潮
モスクワでテレビ演説するロシアのプーチン大統領

 ニュースサイト「TBS NEWS DIG」は21日、「【速報】プーチン大統領がロシアで部分的動員を表明 ロシア編入に向けた住民投票は『結果を支持する』」との記事を配信、YAHOO! ニュースのトピックスに転載された。担当記者が言う。


 ***

「ロシアのウラジミール・プーチン大統領(69)は日本時間の21日午後3時ごろに国民向けの演説を行い、“部分的動員”を表明しました。テレビ朝日は『現在、予備役にあって、特に軍隊への勤務経験や軍事的な専門性を持っている市民が動員の対象になる』と報じています」

 ウクライナに侵攻したロシア軍が苦戦している。そのため国内の保守派が「戦局の打開に向け国家総動員の体制が必要」と訴えていた。だが、実際に実施されると国民の強い反発を招く可能性が高いとも言われていた。

「プーチン大統領は『予備役に限る』と言明したため、“部分的総動員”と報じられたわけです。ロシア国民が反発しないよう折衷案的な政策を発表した可能性があります。ですが、国内では反対のデモや、国外に脱出する動きも出ているようです」(同・記者)

 プーチン大統領は核兵器の使用にも言及し、「これは、はったりではない」と強気の姿勢を見せた。

 とはいえ、改めて浮かび上がるのは、ロシア軍の苦境だ。もともとイギリスの国防省などが「ロシア軍は兵員不足が深刻」という分析を相次いで発表していた。

 おまけに、ロシアの民間軍事会社が刑務所の囚人に対し、釈放と報酬を条件に“志願兵”の勧誘を行っているという驚きのニュースも報じられた。

 ロシア軍がウクライナに侵攻を開始したのは今年2月のことだったが、早くも5月には兵員の不足が報じられている。

「囚人兵」の報道
「5月28日、ロシア政府は『志願兵の年齢上限を撤廃した』と発表しました。従来、志願兵の年齢は、ロシア人なら18歳から40歳、外国人は18歳から30歳と定められていたのです。この上限を法改正で撤廃したのですが、ロシアの一部メディアは『体力などを考慮し、50歳までの入隊志願者を受け入れる方針』と報じました」(同・記者)

 この時点でロシア軍は、国内での兵員補充に支障を来していたようだ。アメリカのシンクタンクも「50〜60歳代の志願兵を中心とした部隊が極東ロシアで編制された」と指摘している。ウクライナに兵力を集中させる必要から、国内が手薄になったのだろう。

「兵士の年齢を考えると、50歳や60歳は立派な“高齢者”です。そんな年齢層の兵士で部隊を構成するというだけでも驚きましたが、7月に入ると更に驚愕の報道が飛び込んできました。ロシアの独立系メディアが『サンクトペテルブルクの刑務所で、民間軍事会社ワグネルが、囚人に対して志願兵の勧誘を行っている』と伝えたのです」(同・記者)

 9月、この報道の信憑性が裏付けられた。BBCが「民間軍事会社のトップが刑務所で兵士を募集している動画が流出」と報じ、《検証の結果、この動画を本物と判断》したと伝えたのだ。

残酷な結末
「ワグネルはプーチン政権に近い軍事会社として知られています。ロシアの独立系メディアは、同社が囚人に『6カ月間の兵役で、釈放と20万ルーブル(約47万円)の報酬』を約束したと報じました。BBCが入手した動画でも、ワグネルの最高幹部が『6カ月働けば自由になる』と囚人に呼びかけている姿が収められていたそうです」(同・記者)

 その背景として、まずはロシア軍がウクライナで甚大な戦死者を出していることが挙げられるようだ。

「ロシア軍は現在に至るまで、1000人単位の戦死者しか発表していません。一方、ウクライナ軍は、5月の時点で3万人の戦死者が出たとする分析を発表しました。また、アメリカの国防総省は8月、ロシア軍の戦死者は7〜8万人と推計しています」(同・記者)

 兵員不足は深刻で、囚人を“勧誘”しているのではなく、実際は“強制”だという指摘もある。いずれにしても、彼らを待っていたのは、まさに残酷な現実だったようだ。

「ロシアに受刑者の支援団体があり、独立系メディアの取材に応じたのです。団体の分析によると、ワグネルと契約を結んだ囚人は約3000人。10日間から2週間の訓練で前線に送られたものの、ほぼ全員が戦死したと結論づけています」(同・記者)

2002チバQ:2022/09/22(木) 19:00:44
傭兵との違い
 兵員不足の原因として、徴兵忌避の問題も大きいようだ。ロシアでは18歳から27歳の男性に1年間の兵役が課せられている。

「ウクライナ侵攻では、こうした兵士も『演習に参加する』というウソの命令で最前線に送られたと報道されています。戦場で塗炭(とたん)の苦しみを味わっているのは間違いなく、悲惨な状況は口コミでロシア国内にも伝わっているようです。ロイターは7月、『徴兵拒否の若者が相次いでいる』と報じ、徴兵を避けるため国外に脱出した若者のインタビュー記事を配信しました」(同・記者)

 ある軍事ジャーナリストは「ロシア軍の現状は、あまりにも我々の常識とは違うことばかりで、言葉を失ってしまうほどです」と言う。

「囚人の志願兵を傭兵のように受け止めている向きもあるようですが、傭兵と民間軍事会社では求められる役割が異なります。前者は、戦力不足に苦しむ正規軍が経験豊富な外国人兵士などを雇用し、実際に戦闘行為を行わせます。一方の民間軍事会社は、本来、最前線で戦うことはありません」

 傭兵は、戦場の経験が豊富であるが故に、訓練する必要がない。即戦力だからこそ“商品価値”を持つ。

 対して民間軍事会社の実情は、「強力に武装した警備会社」というイメージのほうが正確だという。補給部隊や駐屯地の警備が主な任務だ。

能力不足の懸念
「ロシアの囚人には、兵士としての経験を持つ者も、持たない者もいます。しかし、傭兵のような“戦争のプロ”ではありません。ロシア軍が新兵訓練を担当するなら、まだ整合性があります。ところが報道によると、民間軍事会社が訓練も行うというのです。果たして彼らがそんなノウハウを持っているのか、疑問視せざるを得ません」(同・軍事ジャーナリスト)

 そもそも囚人は、法律を破って刑務所に服役していたのだ。心を入れ替えて更生しようとする者もいるだろうが、ならず者も少なくないだろう。

 そんな囚人に、いくら釈放と報酬という“ニンジン”をぶら下げたとしても、戦場で上官の命令に従うのだろうか? 

「軍律に従うかどうかだけでなく、囚人の“知的水準”も懸念されます。現代の戦争はハイテク化が進み、最前線の兵士でも電子機器を操作できるだけの教育を受けているほうが理想的です」(同・軍事ジャーナリスト)

 例えば、正規のウクライナ兵でも、高機動ロケット砲システム「HIMARS」を扱うため隣国のポーランドで研修を受けた。ロシアの囚人に、そんなことが可能だとは思えない。

冬将軍
 本当に軍隊を支えるのは、勤勉な兵士と下士官だという。だが、今のロシア軍は、新兵の補充にさえ汲々としている印象だ。

「序盤のキーフ攻略戦では、ロシア軍の下士官や前線の将校の抗命が相次ぎ、将軍レベルが最前線で督戦するという異常事態が出現しました。一時期、ロシア軍が長距離からのロケット攻撃に切り替えたのも、陸上部隊が動かなかったからでしょう。この士気低下が、一朝一夕に変わるとは思えません」(同・軍事ジャーナリスト)

 本来は最前線でリーダー役を務める下士官や将校でさえ厭戦ムードが高まり、脱走も日常化している──こうした報道が事実なら、囚人の新兵を前線に送ったとしても戦力として機能することはないだろう。

 冬の訪れが現実のものになっていくが、気温が低下するにつれ戦局が変化する可能性があるという。

 もともとロシア軍は冬に強かった。フランスのナポレオン一世(1769〜1821)がロシアを攻めた「1812年ロシア戦役」でも、ナチスドイツの侵略による「独ソ戦」(1941〜1945)でも、ロシアは“冬将軍”を味方に付けた。

2003チバQ:2022/09/22(木) 19:01:00
戦況が一変!?
「果たして今のロシア軍は冬将軍を味方にできるのか、はなはだ疑問と言わざるを得ません。装備は劣悪、士気は低く、兵員不足も深刻です。ウクライナ軍も兵員不足は同じですが、NATO(北大西洋条約機構)軍が提供した最新鋭の装備を持ち、士気は旺盛です。これまで、冬はウクライナ軍に不利と言われてきましたが、実際に寒くなると全く違う戦況になるかもしれません」(同・軍事ジャーナリスト)

 自衛隊OBからは「特にロシア陸軍が、あれほど軍隊としての体を成していないとは考えもしなかった。俺たちの血反吐を吐くような猛訓練は必要なかったのか……」という奇妙な嘆きも漏れているという。

註:参考記事は以下の通り

◆【速報】プーチン大統領 予備兵などロシア国民の部分的動員を発表 21日から 「これは、はったりではない」(テレ朝news・9月21日)

◆ロシア軍志願兵 年齢上限を撤廃 ウクライナ侵攻 兵力不足深刻化か(東京新聞・5月30日

◆露軍、兵補充難航か 米英分析 50〜60代の部隊も(読売新聞・7月14日)

◆ロシアの雇い兵組織「ワグネル」が刑務所で募集 動画が流出(BBC NEWS JAPAN
・電子版・9月17日)

◆ロシア軍兵力、13万人増枠 大統領令 「大規模動員、困難」見方も(朝日新聞・8月27日)

◆焦点:「ウクライナで戦いたくない」、徴兵忌避するロシアの若者(ロイター・電子版・7月22日)

デイリー新潮編集部

新潮社

2004チバQ:2022/09/22(木) 19:18:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce6afa07c454a0dd67ee6fc0439e71cebfa5c63
航空券急騰、5倍の70万円便も 動員令のロシア、国外脱出の動き加速
9/22(木) 15:32配信


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毎日新聞
モスクワの国際空港に駐機されたアエロフロート・ロシア航空の航空機=2020年3月4日、ロイター

 「戦争にノーを」――。ウクライナ侵攻を巡りロシアのプーチン大統領が部分的動員令を出したことで、ロシアでは21日、抗議活動が多くの都市に広がった。招集を逃れるため国外脱出を目指す人も相次いでおり、ロシア発の航空便は価格が高騰。治安当局が取り締まりを強化する中、ロシア国内に動揺はどこまで広がるのか、国際社会の注目が集まっている。


 AP通信などによると、モスクワでは21日、繁華街の通りに多くの市民が集まり、手をたたきながら「戦争反対」「プーチンを前線に送れ」などと声を張り上げた。だが、すぐに警官隊が取り締まりを始め、開始から15分で少なくとも十数人が拘束されたという。

 欧米メディアの記者がツイッターに投稿した動画では、デモ隊がスローガンを叫ぶ声が響く中、ヘルメットをかぶった警官隊が数人がかりで参加者を持ち上げたり、腕を押さえたりしながら、次々と連行していく様子が映されている。デモに加わった女性はAP通信に「私は何も恐れていない。自分の子供の命をあげるつもりはない。デモをしても何もならないだろうが、自分の考えを表明することは市民の義務だ」と訴えた。

 ロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏は21日、「犯罪的な戦争は明らかに深みにはまり、(状況が)悪化している。プーチンはできるだけ多くの人を巻き込もうとしている。何万人もの人々に血を塗りつけようとしている」と批判し、抗議活動を呼びかけた。

 部分的動員令をきっかけに、国外脱出をはかる動きも加速している。ロシア人がビザ(査証)なしで行けるトルコやアゼルバイジャンなどへ向かう便は21日、次々に満席となった。トルコ航空のウェブサイトでは、22日午前の時点でモスクワ発イスタンブール行きの片道航空券(エコノミークラス)は27日まで売り切れとなっている。28日は約20万円で売られているが、この便は部分的動員令の発令前は約5万円だった。ロイター通信によると、アラブ首長国連邦ドバイ行きは平均の約5倍の約70万円に高騰した便もあるという。旅行関係者はロイターに「出国禁止を恐れる人のパニック需要が起きている」と話した。

 こうした中、脱出をはかるロシア人に対して国境を閉じる動きも出始めた。ロイターによると、バルト3国は21日、動員逃れが理由だとしても、ロシア人を難民として受け入れることはないと明らかにした。ロシアと国境を接するバルト3国とポーランドは19日、経済制裁の一環としてロシア人観光客の受け入れ禁止を発表していた。ラトビアのリンケービッチ外相はツイッターで「安全上の理由から、ラトビアは動員を逃れるロシア人に人道的その他のビザを発行することはない」と投稿。エストニアのレインサル外相はロイターに「ロシア国民が義務を拒否したり、あるいはそうしたいと考えたりすることが、別の国で難民となる条件を満たすことにはならない」と述べた。【金子淳】

2005チバQ:2022/09/24(土) 21:05:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e9a177c30fea25c1ae9124e7ad5584c21c232d2

「戦争に行くか、投獄か」 ロシア、逮捕のデモ参加者に選択強要
9/24(土) 6:32
【AFP=時事】ロシアの予備役動員令に抗議するデモに参加したミハイル・スエチンさん(29)は、拘束されることは予測していたが、まさか自分が反対している軍への入隊を命じられるとは思いもしなかった。


 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が21日、国民に向けたテレビ演説で、第2次世界大戦(World War II)以来となる動員令を発表すると、国内では抗議が巻き起こった。

 首都モスクワでこれまでにも反政権デモに参加してきたスエチンさんはAFPの電話取材に、「いつものように逮捕され、警察に連行され、出廷させられることは覚悟していた。ところが、『お前はあす戦争に行く』と言われ驚いた」と語った。

 独立系人権団体「OVDインフォ(OVD-Info)」によると、21日に国内各地で行われたデモでは、1300人以上が逮捕された。モスクワの少なくとも15か所の警察署では、拘束された男性が徴兵用紙を手渡されたという。

 大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は翌朝の記者会見で、こうした手続きは「法律違反ではない」と擁護した。

 動員令発表の前日には、招集令状を拒否した人や脱走兵への処罰を強化する法案がロシア議会を通過。まだ新法として成立はしていないが、違反者に5〜15年の懲役刑を科す内容となっている。

■「戦争に行くか、10年間投獄か」

 警察署に連行されたスエチンさんは一人で部屋に連れて行かれ、翌日に徴兵事務所に出頭することを求める令状に署名するよう圧力をかけられた。警察官は、「これに署名してあす戦争に行くか、10年間投獄されるかのどちらかだ」と脅したという。

 スエチンさんは弁護士の助言に従い、署名を拒否。翌朝5時ごろに釈放された。だが警察は、重大事件を担当するロシア連邦捜査委員会に対し本件を通知するとし、スエチンさんは「非常にまずい」状況に置かれると警告した。

 だが、招集に応じた人の未来がこれよりも明るいわけではない。

 先週18歳になったばかりの大学生アンドレイさんは、モスクワでのデモで拘束された後、軍に招集された。

 アンドレイさんはAFPに対し、警察署では署名を拒否する人々が警官から「脅迫」を受けていたと証言。「自分が逃げられないのは明らかだった」ことから、徴兵事務所への出頭を誓約する文書に署名してしまったと語った。

■両親には伝えず

 ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は21日、学生は動員しないと約束しており、大学に入学したばかりのアンドレイさんは招集されないはずだった。「ロシアは無限の可能性を秘めた国だとはよく言ったものだ」とアンドレイさんは皮肉った。

 22日の徴兵事務所への出頭には応じないことにしたが、今は弁護士を探しているところで、今後どうするかは分からないという。

 両親には、心配をかけたくないとの理由でまだ打ち明けていない。「自分がどうなるのかがより見えてきたら、言うと思う」 【翻訳編集】 AFPBB News

2006とはずがたり:2022/09/24(土) 21:37:52
ロシア国境に出国待ちの長い車列、予備役招集から逃れようと隣国目指す
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4dece76d5d569126975f413702d677e2665377a
9/23(金) 13:46配信
BBC News
デイヴィッド・モロイ、フィラン・チャタジー(BBCニュース)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ侵攻をめぐり予備役の「部分的な動員令」を発動したことを受け、ロシアの国境沿いには22日、招集を回避するために出国しようとする人たちの行列ができた。

プーチン大統領が21日に発表した部分的動員令では、軍務経験がある予備役約30万人を招集する計画。

ロシア政府は戦闘年齢の男性たちが逃亡しているという報道は、内容が誇張されたものだとしている。

しかし、ジョージアとの国境には、戦争から逃れようとする男性を含む車列が何キロにもわたって続いている。

男性の1人は名前を伏せてBBCのレイハン・デミトリー記者の取材に応じ、プーチン大統領の発表直後、パスポートをつかみ、ほかには何も持たずに国境に向かったと話した。男性は戦地に送られる可能性があるという。

一部の目撃者によると、ヴェルフヌイ・ラルス検問所の車列は約5キロは続いていた可能性がある。別のグループは国境を越えるのに7時間かかったと話した。現地撮影の映像では渋滞が続く中、車やトラックから一時的に離れる運転手の姿が確認できる。

ジョージアはロシア人がビザなしで入国できる数少ない隣国の1つ。ロシアと1300キロにわたり国境を接するフィンランドに渡航する際には、ビザが必要となる。フィンランドでも夜間の交通量の増加が報告されているが、同区に当局は管理可能な範囲だったとしている。

ロシア人が空路で移動可能なトルコ・イスタンブールやセルビア・ベオグラード、ドバイなどへ向かう航空券は、部分的動員令が発表された直後から価格が急騰し、一部の路線は完売した。トルコのメディアは、片道航空券の売り上げが大きく伸びたと報じている。ビザが不要な目的地へ向かうフライトには数千ユーロかかる可能性がある。

ドイツのナンシー・フェーザー内相は22日、招集から逃れたロシア人をドイツが受け入れる可能性を示した。内相は、「厳しい弾圧」を受ける恐れがある逃亡者はそれぞれ個別に、身元検査をしたうえで保護することになると述べた。

一方でリトアニア、ラトヴィア、エストニア、チェコ共和国はこうしたロシア人の保護は行わないとし、ドイツとは異なる考えを示した。

■拘束者も招集か

部分的動員令の発動を受け、首都モスクワやサンクトペテルブルクなどロシアの主要都市では21日に抗議行動が起き、1300人の逮捕者が出たと報告されている。

また、抗議行動に参加して拘束された人の中には、警察署での勾留中に招集令状を手渡されたとの報道もある。ロシア政府のドミトリー・ペスコフ大統領報道官は報道について問われると、そうした行為は法律違反ではないと述べた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は22日、毎晩定例のビデオ演説で、動員に抵抗するようロシア人に求めた。

ロシア人が戦死していることに言及し、「もっと人数を増やしたいのか?  嫌なのか?  だったら抗議するんだ。反撃しろ。逃げろ。そうでなければウクライナ側の捕虜になることになる」と述べた。

部分的動員令をめぐり、ロシア国内ではいつになく強い反発が起きている。

イギリス国防省は21日朝の戦況報告で、「この限定的な動員でさえ、一部のロシア国民にはきわめて不評となるはず」だと指摘した。

「プーチンは必要のきわめて高い戦闘力を生み出すために、相当の政治的リスクを受け入れている。この動きは事実上、ウクライナで戦う志願兵を使い果たしたことを認めたことになる」と、国防省は見方を示した。

国防省はさらに、たとえ動員が成功しても、新しい部隊の戦闘態勢が整うまでにあと数カ月はかかるとしている。

ロシア当局は動員の対象を軍務経験者に限定し、広範な徴兵は行わないとしている。

しかしロシア国内では、正式発表よりも大規模な動員になるのではないかとの憶測も流れている。

欧州に拠点を移したロシアの独立系リベラル紙「ノーヴァヤ・ガゼータ」は、プーチン氏の部分的動員令には機密扱いの追加文章が含まれており、その内容が隠されていると報じた。

機密扱いの部分には、現在報じられている30万人ではなく最大100万人の招集を可能とすることが記されていると、同紙は政府関係筋の話として伝えた。

2007とはずがたり:2022/09/24(土) 21:38:10
>>2007
■<解説>「自分で腕の骨も足の骨も折る。招集を回避するためなら何でもする」――オリーシャ・ゲラシメンコ、リーザ・フォクト(BBCニュース)

セルゲイさん(仮名)にはすでに招集がかかっている。

26歳の博士課程の学生で、講師も務めるセルゲイさんは、プーチン氏の演説前夜、食料品の配達を待っていた。

しかし、自宅にやって来たのは私服姿の男2人だった。署名するよう軍事書類を渡された。

ロシア政府は兵役を終えた、特別な技術や戦闘経験のある人だけが招集されると説明していた。

しかし、セルゲイさんには軍務経験はない。

ロシアでは招集から逃れれば犯罪行為とみなされるため、セルゲイさんの義父は心配している。

義父は国営の石油会社で働いている。数時間後、会社の人事から合法的な軍務免除について連絡があった。

しかしほとんどのロシア人男性はその対象にならないため、招集を避ける策をそれぞれが模索している

モスクワに住むヴィチャスラフさんは、友人たちと共に、医療関係者のツテを頼り、健康上の理由を作れないか画策している。

「精神疾患があったり、薬物依存の治療を受けているとするのが、安くて効果的かもしれない。ただかもしれない」とヴィチャスラフさんは言う。

「薬でふらふらになって運転中に逮捕されれば、うまくいけば免許を取り上げられて、治療を受けさせられる。確実ではないが、もしかするとこれで(徴兵が)避けられるかもしれない」

ヴィチャスラフさんの義理の兄弟は、招集令状が届けられたときに不在だった。母親が目にした令状は、9月19日から23日の間に軍務につくよう命令する内容だった。

「彼は今では部屋に閉じこもって、鍵を閉めて出てこない。3歳と1歳の小さい子供が2人いるのに、どうすればいいんだ」

カリーニングラード在住の別の男性はBBCに、徴兵を避けるためなら何でもすると話した。

「自分で腕の骨も足の骨も折る。これを避けるためなら何でもする」

(英語記事 Russians flee to border after military call-up )

2008とはずがたり:2022/09/27(火) 15:07:15
女性群衆が警官包囲 「ウクライナに居座り」と非難 ロシア各地
https://news.yahoo.co.jp/articles/674e885ba271385f0379a90a24ac62a65574bab9
9/26(月) 13:34配信
時事通信

 ロシア南部ダゲスタン共和国で25日、予備役を対象とした部分動員令に抗議する群衆が、取り締まる警官を包囲したり、道路を封鎖したりした。

 人権団体や独立系メディアが通信アプリ「テレグラム」で伝えた映像によると、中心地マハチカラでは女性の姿が目立ち、うち1人は「ロシアはウクライナに居座っている」と侵攻を露骨に非難。警官隊が威嚇射撃する騒動になった。

 21、24両日に都市部を中心に全土で呼び掛けられた反戦デモとは別の抗議行動で、軍・治安機関以外に安定した職が少なく、既に戦死傷者を多数出している地方に不満がくすぶっていることを示した。極東サハ共和国ヤクーツクでも、女性の群衆が輪になって警官数人を取り囲んだ。

 人権団体が把握する拘束者はマハチカラで100人、ヤクーツクで24人だが、実際にはそれ以上の可能性がある。


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