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自民党スレ

7330チバQ:2021/09/27(月) 09:33:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1635342e1fabd362300a8057c514c3c4f5414b
自民総裁選の中で細田派に不満のマグマ 若手が安倍氏に世代間闘争仕掛ける
9/27(月) 7:05配信

NEWSポストセブン
若手議員たちの不満続出?(写真/共同通信社)

「総選挙の顔」を選ぶはずの自民党総裁選。出馬した4人は、今後の日本を占う上で重要な役割を担うが、現実的には4人の候補より安倍晋三・前首相と麻生太郎・副総理という2人のキングメーカーのほうが政治的存在感を発揮している。

【写真】ややシャープな顎の福田達夫氏。他、眉間にしわを寄せる麻生太郎・副総理

 とくに安倍氏はツイッターで高市早苗・前総務相との2連ポスターを公開したり、議員に電話を掛けまくるなど自分の総裁選以上の熱の入れようで、「高市が票を伸ばしていることに上機嫌」(安倍側近)なのだという。

 安倍・麻生の2Aが取ったのが「3股作戦」だ。安倍氏の出身派閥・細田派は高市氏と岸田文雄・前政調会長を支持、麻生派は河野太郎・規制改革相と岸田氏への支持をそれぞれ打ち出し、「誰が勝っても2Aの権力は残る」(安倍側近)という計略をめぐらせた。だが、そうした計略が、逆に2Aの権力基盤を脅かしている。自民党で繰り返されてきた派閥の“世代間闘争”を呼び起こしたからだ。

「安倍さんのやり方は田中角栄・元首相に似ている。闇将軍になるつもりなら細田派は危うい」

 そう語るのは同派の長老だ。こう続けた。

「かつて最大派閥・田中派を率いた田中氏は、総裁選では自分の派閥から総裁候補を出さず、数の力で大平正芳氏、鈴木善幸氏、中曽根康弘氏らを順番に首相に据え、キングメーカーと呼ばれた。しかし、派内の不満がたまって最後は子分だった竹下登・元首相にクーデターを起こされた。安倍さんも同じ道を辿ろうとしている」

 たしかに自分の派閥から総裁候補を出馬させないという手法は似ている。安倍氏は前回の総裁選で無派閥の菅義偉・首相を支持し、今回もわざわざ無派閥の高市氏を担ぎ出した。細田派では安倍側近の下村博文・政調会長が出馬を希望していたにもかかわらず、安倍氏は後押ししようとはしなかった。細田派から総裁候補が出馬すれば、派内の世代交代が進んで実権を失う。派閥の後継者をつくらないのはキングメーカーの常套手段と言っていい。

 そうした手法は細田派内に大きな“不満のマグマ”を生み、ついに若手議員の“決起”を招いた。福田康夫・元首相の長男で「細田派のプリンス」と呼ばれる達夫氏が“長老支配打破”を掲げて派閥横断的な若手グループ「党風一新の会」(約90人)を旗揚げし、細田派からも1〜3回生議員16人が参加した。

 達夫氏は衆院当選3回とまだ若手だが、安倍氏にとってはキングメーカーとしての地位を脅かす存在だ。細田派は達夫氏の祖父の福田赳夫・元首相がつくった福田派がルーツで、いわば派閥のオーナー家と言える。3代目の達夫氏も、祖父、父に続く「将来の総理・総裁候補」の呼び声が高い。党内では、小泉進次郎・環境相の“兄貴分”としても知られる。

「安倍家と福田家には3代にわたる確執がある」と指摘するのは両家に詳しい政治ジャーナリスト・野上忠興氏だ。

「派閥の創立者である福田赳夫さんは、安倍氏の父・晋太郎さんが初めて総裁選に出馬したとき、子飼いの中川一郎氏を出馬させてわざと晋太郎さんの票を削った。晋太郎さんに後継者として力をつけさせないためだった。2代目の康夫氏と安倍氏も肌が合わず、小泉政権時代に官房長官と副長官として北朝鮮政策をめぐって激しく対立した。

 因果はめぐるで、いまは攻守所を変えて安倍氏が派の実権を握っているが、派閥を奪い返されないために福田家の3代目に絶対に力をつけさせたくないはずです」

 一方の達夫氏は安倍氏が派閥に君臨している限り、自分の出番を邪魔されることが分かっているから、この機会に若手を結集して安倍氏に世代間闘争を仕掛けた。最大派閥の細田派では、達夫氏に近い若手と父・康夫氏シンパの中堅・ベテランが一定の勢力を占めており、安倍氏に対抗する力もある。

 危機感を募らせた安倍氏は派内を猛烈に引き締めに出たという。

「達夫の旗揚げを聞いて安倍さんの目の色が変わった。それまでは高市応援といっても総裁選は高みの見物だったが、自分の力を見せつけようと、総裁選に深く介入していった」(前出・安倍側近)

 派内は安倍系と福田系とに大きな亀裂が入った。安倍氏のキングメーカーとしての力の源泉は、最大派閥・細田派の「数の力」だ。細田派が分裂状態になれば、誰が総裁選に勝利しようと、安倍氏の力は衰退に向かう。

※週刊ポスト2021年10月8日号

7331チバQ:2021/09/27(月) 11:18:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dd364821b4daa50783802fb5feb7712332445df
岸田氏2位なら河野氏不利?「2位3位連合」なるか
9/27(月) 0:59配信

産経新聞
自民党総裁選(29日投開票)は、4候補が1回目の投票で過半数を得られず、上位2人による決選投票に進むとの見方が強まっている。有力視されるのは1回目の投票で河野太郎ワクチン担当相が1位となり、決選投票が①河野氏と岸田文雄前政調会長②河野氏と高市早苗前総務相-となるケースだ。岸田、高市両陣営の「2位-3位連合」による逆転が可能か否かが焦点となっている。


「ひどいフェイクニュースだ」。河野氏は、4候補が出演した26日のフジテレビ番組で、こう声を荒らげた。番組出演者が「河野氏と岸田氏の決選投票になると、岸田氏が逆転する可能性があるという考え方が一般的」とした上で、河野氏陣営の議員が1回目の投票で高市氏に投票し、高市氏を2位にしようとする動きがあると伝えた。河野氏は否定し、猛反発した。

だが、この想定を裏書きするように、党内では決選投票に向け有力者が電話などで腹の探り合いを始めている。背景には、決選投票の仕組みと、岸田、高市両氏の支持層の違いがある。

決選投票は議員票382票と党員・党友票47票の計429票で争い、第1回投票に比べ議員票の重みが増す。①のケースは河野氏不利との見方がある。河野氏の「脱原発」や年金制度改革、党の部会を軽視する発言などに反発が広がっているためだ。

一方、岸田氏は新たに旧竹下派(平成研究会)の支持を得るほか、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相とも関係が良好だ。決選投票で安倍氏が支持する高市氏の票が乗りやすい環境といえる。

②の場合は複雑だ。高市氏は主に保守系議員の支持を受ける。岸田派(宏池会)をはじめ岸田氏に近い議員はリベラルな考えが多く「高市氏には乗れない」(岸田派幹部)との声も多い。野田聖子幹事長代行の票も多くが河野氏に流れる公算が大きい。

一方で高市氏が2位の場合は党員票を想定以上に多く獲得したことになり、「選挙の顔」とみた議員が高市氏支持に多く流れることもあり得る。河野氏が所属する麻生派(志公会)会長の麻生氏が「高市氏を推す」との情報もある。

河野氏の陣営は「党員票の多数を得た候補を決選投票で逆転すれば、批判されて衆院選で痛い目にあう」と牽制(けんせい)する。これに対し閣僚経験者は「河野氏の党員票が5割以上なら逆転は許されない雰囲気になるが、5割未満なら『反河野』が半数以上いることになり、逆転は許される」と話す。決選投票の場合でも、1回目の党員票の行方がかぎを握ることになりそうだ。

投票の形式は異なるが、自民党総裁選では過去4回、決選投票が行われた。第1回投票で2位だった候補が逆転した例は、安倍氏が勝利した平成24年を含め2回ある。

7332チバQ:2021/09/27(月) 21:49:45
良い総裁選だと思います、今回
https://news.yahoo.co.jp/articles/13d9a6b82b88020e4851d4de4bae6860d3d16ccc
総裁選 政策を競う 岸田・高市氏 同姓婚に慎重 河野・野田氏は「別姓」賛成
9/27(月) 20:17配信

産経新聞
自民党総裁選(29日投開票)では選択的夫婦別姓やLGBT(同性愛者など性的少数者)など社会の多様性に関する課題も争点となっている。河野太郎ワクチン担当相や野田聖子幹事長代行が時代の変化に応じた柔軟性を求める一方、高市早苗前総務相は日本の伝統や文化に根差した家族制度の原則を崩すことに慎重な姿勢を示している。

夫婦で同じ姓にするか、婚姻前の姓を名乗るかを選ぶ選択的夫婦別姓をめぐっては、伝統的家族制度を破壊するとの観点から自民党内でも賛否が大きく分かれている。党ワーキングチームは6月に論点整理を行い、①夫婦同姓の意義②旧姓使用の拡充策③子供に不利益が生じないよう配慮された制度か否か―など10項目の論点を挙げている。

選択的夫婦別姓への反対を明言するのは高市氏だ。自民党が旧姓の通称使用拡大を公約に盛り込んできたことを指摘し、「まず公約を最大限実行することに全力を注いでいく」と述べた。実際に高市氏は総務相在任中に中央省庁や企業などでも通称が使用できるよう制度改正するなど柔軟な運用に尽力してきた実績もある。

岸田文雄前政調会長は3月に発足した党の「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」の呼びかけ人に名を連ねたが、総裁選では「議論はすべきだ」と述べつつ、慎重な立場を崩していない。岸田氏は夫婦間での議論については理解を示すが、子供の姓の決め方などについては「国民の中でも十分に整理ができていない」と指摘し、乗り越えるべき多くの課題を抱えている現状を強調した。

同性婚に関し、岸田氏は「議論はあってもいいが、現状では認めるところまでは至ってない」と語り、慎重な姿勢を示す。高市氏も同じ立場だ。

一方、野田氏は積極的に選択的夫婦別姓の実現を目指すとともに、同性婚にも理解を示す。

野田氏は総裁選で、他の3候補と差別化するために「多様性社会」の必要性を前面に打ち出しており、選択的夫婦別姓についても「原則として自由意思で名字が選べることを進めていくべきだ」と主張した。野田氏は平成8年に法制審議会が選択的夫婦別姓の導入を答申したにもかかわらず、今も実現していないことについて「非常にじくじたる思いだ」と語っている。

河野氏も選択的夫婦別姓について、今月25日の党のインターネット番組で「夫婦別姓にしたいという人がいる。そう望んでいる人に反対する理由はない」と述べ、個人の自由を尊重する姿勢を強調した。同時に党内保守派に根強い反対意見があることも意識し、「党議拘束をかけずに議論し、本会議で賛成か反対か自分で決めてくださいという形にするのがいいのではないか」と語った。

河野氏はまた、同性婚を実現するには「婚姻は両性の合意のみに基づく」としている憲法24条が障壁になるとし、憲法改正も含めた議論の必要性を指摘している。(千田恒弥)

7333チバQ:2021/09/27(月) 21:53:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/91c97df54ef35f1c8fa16200a54e4e84875a3e92
総裁選ドキュメント 岸田陣営、決選投票「河野-高市氏」なら高市氏支援
9/27(月) 19:07配信

産経新聞
遠藤利明氏

自民党総裁選(29日投開票)に出馬している岸田文雄前政調会長を支援する陣営は27日、国会内で選挙対策本部会合を開いた。本部長を務める遠藤利明元五輪相は冒頭のあいさつで「何としてもみなさんの力で岸田新総裁を誕生させてほしい」と訴えた。

出席者によると、決選投票で河野太郎ワクチン担当相と高市早苗前総務相が対決する場合、高市氏の支援を回ることを確認したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e612455a61143e4cabfeb678a527f7b0d90944e0
河野、岸田氏決選の公算大 国会議員票が勝敗左右
9/27(月) 19:19配信

共同通信
河野太郎氏(左)、岸田文雄氏(右)

 自民党総裁選は29日午後に投開票され、菅義偉首相の後任となる第27代総裁が選出される。共同通信社が調べた国会議員の支持動向に党員・党友票の情勢を加味すると、トップには河野太郎行政改革担当相が立つものの過半数に届かず、2位の岸田文雄前政調会長と決選投票に進む公算が大きくなった。高市早苗前総務相が追い、野田聖子幹事長代行は票が伸びていない。

 国会議員の支持動向調査は、27日までに議員本人や周辺などへの取材で確認した。議員票は、岸田氏が130票台半ばを固めてリード。河野氏は100票台に乗せ、高市氏は90票台後半、野田氏20票超と続く。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ec70733c1b2447aa348296684c498a40dabd4f7
総裁選ドキュメント 旧竹下派、岸田氏支持に 茂木氏「派内の声多い」
9/27(月) 18:52配信
自民党旧竹下派(平成研究会、51人)会長代行の茂木敏充外相は27日の派閥会合で、党総裁選(29日投開票)について「ベテランから若手まで『分厚いオール自民党』の体制を誰だったら築けるか(派内の)意見を聞いた。現状では岸田文雄前政調会長を支持したいという声が多い」と述べた。その上で「1回目の投票はもちろん、特に決選投票では、できる限りまとまって対応していきたい」と訴えた。

同派では35〜40人程度が岸田氏支持に回る見通しで、茂木氏の発言は事実上の支持表明といえる。

7334チバQ:2021/09/27(月) 21:56:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b1f3f43bfab5e34a4ae6321dc9e6800dfe2731d
総裁選ドキュメント 小泉氏ら「四志の会」、縁起物で河野氏を激励
9/27(月) 18:56配信

産経新聞
高齢者と語り合う河野太郎ワクチン担当相(右)と小泉進次郎環境相=27日午前、東京都新宿区(奥原慎平撮影)

自民党総裁選(29日投開票)に出馬した河野太郎ワクチン担当相は27日、国会内で小泉進次郎環境相や斎藤健元農林水産相、橘慶一郎、伊東良孝両衆院議員の激励を受けた。

小泉氏ら4人は平成21年衆院選で初当選した同期で「四志(しし)の会」というグループを結成している。4人は鈴木貫太郎元首相が座右の銘とした「奉公十則」の直筆のコピーや日本酒「勝駒」など縁起物を河野氏に贈っていた。

民主党(当時)に政権交代を許した平成21年の衆院選で初当選した4人がそろって河野氏支持を訴える形になる。小泉氏は「総裁選後の衆院選も(野党転落の)危機感を持っているからこそ、リーダーは河野氏だ」と強調した。

斎藤氏も「自民党と国民の乖離(かいり)がまた生じているのではないか。それを埋めるのは河野氏だ」と語った。

河野氏も記者団に「自民党が国民の気持ちと乖離すると政権を託されない」と述べ、「国民一人一人が望むものに手が伸ばせる国を作りたい」と意気込んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea5b6ca29edf941b072c456a92a9fa80a86153b
山本元農相が石破派を退会 16人に、昨年から休会
9/27(月) 13:09配信

共同通信
 自民党石破派(水月会)は27日、山本有二元農相(衆院比例四国、当選10回)が同派を退会したと発表した。17日付。石破派は16人となった。山本氏は昨年12月から休会中だった。事務総長の鴨下一郎元環境相に退会届を提出し、了承された。

 山本氏は派閥の会長代行を務めるなど、石破茂元幹事長の側近として活動。石破氏が立候補した昨年の総裁選では、選対本部長を務めた。

7335チバQ:2021/09/28(火) 07:41:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/453bc2945e7d2dddd31b33cd4b5429e65a218b68
自民総裁選 岸田氏、議員票130超か 全体首位は河野氏
9/27(月) 19:40配信

毎日新聞
オンラインで行われた「オープンタウンミーティング」で、参加者の質問に答える(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区の自民党本部で2021年9月26日、いずれも宮間俊樹撮影

 29日に投開票される自民党総裁選について、毎日新聞は終盤情勢を探った。国会議員票(382票)は岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が130票超を固め、河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=と高市早苗前総務相(60)=無派閥=が追う。国会議員票と同数の党員・党友票を加味すると、河野氏が3割台半ばを占めて首位をうかがうが、当選に必要な過半数には達しない見通しで、上位2人による決選投票が実施されるのが確実な情勢だ。

 国会議員票の動向については、27日までに国会議員本人や秘書らを取材して確認した。130票超の岸田氏に対し、河野氏が100票超、高市氏が80票超で続いた。野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=は約20票を獲得する見込みだ。

 岸田氏は自身が会長を務める岸田派(46人)を固め、竹下派(51人)の半数以上から支持を受ける。細田派(96人)や麻生派(53人)にも浸透する。竹下派は態度決定を先送りしてきたが、27日の派閥総会で事実上、岸田氏支持を確認した。ただし、他3候補を支持することも容認する。

 河野氏は麻生派の約5割、石破派(16人)や石原派(10人)の多くから支持を受け、二階派(47人)の約4割にも浸透。高市氏は支持を受ける安倍晋三前首相が強い影響力を持つ細田派の半数以上を固め、野田氏は苦戦している。

 17〜22日に都道府県連幹部らへの取材を基に分析した党員票の動向も加味すると、河野氏が全体の3割台半ばを獲得しそうだ。岸田氏は3割強の見込みで、両氏が競り合っている。高市氏は2割強、野田氏は1割未満の情勢だ。ただし、国会議員のうち1割程度は態度未定・不明で情勢はなお流動的な要素も残る。

 河野氏は27日、東京都内で記者団に「国民の広い支持をいただいて、それをもとに勝ち抜いていく戦略に変わりはない」と訴えた。岸田氏は「最後の最後まで結果は分からない。緊張感を持って戦い抜きたい」と強調。高市氏は「手応えはとても良くなってきている」と述べ、野田氏は「最後まで走り抜く」と述べた。【まとめ・高橋恵子】

 ◇29日の自民党総裁選スケジュール

午後1時     投開票開始(東京都内のホテル)

午後2時20分めど 投票結果発表

※過半数獲得の候補がいなければ上位2人で決選投票

午後3時40分めど 決選投票結果発表

夕以降      新総裁記者会見(党本部)

7336チバQ:2021/09/28(火) 07:54:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6be01e0deca372180cf1fb66b43f8f074021eed4
自民総裁選、6派閥が支持候補を一本化せず…決選投票にらみ思惑交錯
9/28(火) 5:00配信
読売新聞オンライン


(写真:読売新聞)

 自民党総裁選(29日投開票)で、各派閥は上位2人による決選投票を見据えた戦略を巡らせている。1回目の投票について、岸田文雄・前政調会長が率いる岸田派を除く党内6派閥が支持候補の一本化を見送った。各派は、実施確実な情勢となった決選投票は国会議員票の比重が高まるため、派閥の力を示す好機とみている。


 第3派閥の竹下派(51人)は27日、党本部で会合を開き、事実上の自主投票を確認した。会長代行の茂木外相は同派所属議員の意向について「現状では、岸田氏を支持したいという声が多かった」と報告した。ただ、河野太郎行政・規制改革相と高市早苗・前総務相、野田聖子幹事長代行を支持する議員もいたとして、「最大限尊重する」と明言した。

 同時に、茂木氏は「決選投票では、できる限りまとまって対応したい」と強調した。茂木氏は、決選投票に岸田氏が残った場合は派の大半を岸田氏支持でまとめるシナリオを描く。

7337チバQ:2021/09/28(火) 08:50:15
河野政権だと、石破幹事長、小泉官房長官
として。

岸田政権だと、甘利か茂木幹事長ですかね。ポスト岸田狙いで林芳正官房長官?(それか根本匠?)高市も重要ポストが必要だな

7338とはずがたり:2021/09/28(火) 20:00:36
甘利が前懸かってるので甘利が2Aの名代として幹事長なんじゃないでしょうかね。高市副総裁とか!?出世するなあ。。

7339とはずがたり:2021/09/28(火) 20:22:35
まあべつに凄い事を云った訳では無くて派閥ってのは本来こういうものである。

二階幹事長「対応したくない人は出て行ってもらう」 総裁選の決選投票、派閥で結束する方針
2021年9月28日 13時40分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/133533

 自民党の二階俊博幹事長は28日の会見で、総裁選が決選投票にもつれ込んだ場合の二階派の対応について、「(派閥でまとまった)対応したくない人は出て行ってもらうよりしょうがないよね。ちょっと愚問じゃないかな。こういうプロの世界では」と述べ、二階派としてまとまって行動する考えを示した。
 記者が「若手から派閥一任ではなく自分の判断で投票する 環境を作ってほしいと要望があり、自主投票の派閥が多い」と質問すると、二階氏は「地域の期待を背負って出てきているわけですから。見識を持って自信を持って自らの信ずる所を、投票行動を行っていただきたい」と、個人の判断を尊重する考えを示した。
 ただ1回目の投票で決着がつかず、上位2人による決選投票となった場合は、「対応したくない人は出て行ってもらうよりしょうがないよね」などと述べ、二階派で結束する考えを示した。派としてだれに投票するかについては「まだそこはよく相談をして対応したいと思います」と述べるにとどめた。

7340チバQ:2021/09/28(火) 22:09:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210928k0000m010327000c.html
自民総裁選、29日投開票 決選投票なら「岸田氏優位」の見方も
2021/09/28 20:26毎日新聞

自民総裁選、29日投開票 決選投票なら「岸田氏優位」の見方も

オンラインで行われた「オープンタウンミーティング」で、参加者の質問に答える(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区の自民党本部で2021年9月26日、いずれも宮間俊樹撮影

(毎日新聞)

 菅義偉首相の後継総裁を決める自民党総裁選は29日、投開票される。1回目の投票でいずれの候補も過半数に届かず、河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=と、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が決選投票に進んだ場合、党内では国会議員票で優勢な岸田氏が有利との見方が出ている。ただ、高市早苗前総務相(60)=無派閥=が追い上げるなど各陣営の争いは激しさを増している。

 総裁選には野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=も立候補している。

 総裁選は382票の国会議員票と同数が党員・党友票に与えられているため、党員票でリードする河野氏は1回目の投票で1位になる可能性が高いとみられるが、勝利に必要な過半数の獲得は難しい状況だ。

 岸田氏は1回目の投票で2位に入り、上位2人による決選投票で逆転勝利するシナリオを描いている。決選投票は382票の国会議員票と都道府県票47票で行われるため、国会議員の動向が大きく左右する。岸田氏の陣営は高市氏陣営に対し、どちらかが河野氏に続いて2位になった場合は決選投票で協力する「2位3位連合」に向けた調整を進めている。ただ、高市氏も支持拡大を進め、両氏の2位争いは激しさを増しており、岸田氏は28日の岸田派会合で「開票が終わるまで予断は許されない。結果が出るまで戦い続ける」と引き締めを図った。

 これに対し、河野氏は28日の記者会見で「国民の声にきちんと耳を傾けた総裁選が行われるものと信じている」と述べ、「2位3位連合」の動きをけん制した。陣営は決選投票にもつれ込むことを見越して国会議員への働きかけを強めている。

 高市氏は28日、東京都千代田区の日枝神社を参拝し、記者団に「今日までいい選挙戦を戦わせてもらったことにお礼を申し上げた。人事を尽くして天命を待つ」と語った。野田氏は国会内で開いた陣営の会合で「最後まで一番を目指して頑張り抜く」と強調した。【堀和彦、小田中大】

7341チバQ:2021/09/28(火) 22:11:19
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210928X218.html
「勝ち馬」乗って結束腐心=人事で処遇期待―自民派閥
2021/09/28 19:55時事通信

 29日投開票の自民党総裁選で、二階派など独自候補不在の派閥は決選投票にもつれ込んだ場合、できるだけ結束して対応しようと躍起となっている。「勝ち馬」に乗って勝利に貢献したとアピールし、その後の党役員・閣僚人事での処遇を期待しているためだ。

 二階派は28日の総会で決選投票での対応を協議し、1回目の投票と同様、自主投票を確認した。ただ、会長代行の河村建夫元官房長官は出席者に「迷った場合は会長や幹部に相談いただきたい」と念押しした。

 同派には全4候補の支持者が混在しているため、特定候補へ強引に集約すればあつれきが生じかねない。それでも「相談」を促すのは、総裁選後の人事をにらんで派の大半をまとめ、「勝ち馬に乗って党4役の一角を押さえたい」(幹部)との狙いがあるとみられる。

 実際、会長の二階俊博幹事長は総会に先立つ記者会見で決選投票でまとまった対応を取るか問われ、「(まとまって)対応したくない人は出ていってもらうしかない。愚問じゃないか、プロの世界では」とどう喝とも取れる答弁。若手からは「会長の意向を忖度(そんたく)しろということなのか」と戸惑う声が出た。

 二階氏はこれまで支持候補を表明せず、同日の会見でも「まだ決めていない」と述べた。この後、候補者の高市早苗前総務相(60)と河野太郎規制改革担当相(58)の訪問をそれぞれ受けたが、「頑張れ」と激励しただけだった。幹事長として政局を切り回してきた二階氏の沈黙に、党内からは「不気味だ」(細田派中堅)と警戒する向きもある。

 一方、同じく候補不在の旧竹下派は、会長代行の茂木敏充外相が会見で「大半が岸田氏支持でまとまった」と強調。勝ち馬を岸田文雄前政調会長(64)と見る同派幹部は決選投票に関し、所属議員51人のうち45人以上が岸田氏に投票するとの見方を示した。石原派は臨時総会で、会長の石原伸晃元幹事長が「一致協力して当たろう」と呼び掛けた。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092801019&g=pol
「2-3位連合」焦点 自民総裁選、決選投票確実―29日投開票
2021年09月28日20時32分

【図解】自民総裁選の仕組み
【図解】自民総裁選の仕組み


 菅義偉首相の後継を選ぶ自民党総裁選は29日、党所属国会議員による投票が行われ、郵送などで投じられた党員・党友票と合わせて開票される。4候補とも1回目で過半数を獲得する勢いはなく、上位2人の決選投票に進むのは確実。「2-3位連合」の成否が焦点だ。
 議員や陣営への取材を基に最終盤の情勢を探ると、党員票では河野太郎規制改革担当相(58)、議員票では岸田文雄前政調会長(64)が先行し、党員票でも議員票でも高市早苗前総務相(60)が迫る。河野氏が1回目でトップに立つとみられるが、過半数には至らず、「河野氏と岸田氏」か「河野氏と高市氏」の組み合わせの決選投票となる公算が大きい。
 岸田、高市両陣営で「2-3位連合」を組み、決選投票で河野氏を追い落とそうという動きが出る中、河野陣営からは「厳しい情勢」(坂本哲志地方創生担当相)との声が漏れた。河野氏は閣議後の記者会見で「自民党が国民の声に耳を傾ける政党だと衆院選前に世の中に知らしめることが大事だ」と「2-3位連合」をけん制した。
 一方、岸田氏は岸田派の会合で「着実に支持を積み上げてきたと手応えを感じている」と強調。同時に、「開票が終わるまで決して予断は許されない。一つのミスが大きく勝敗に影響する」と述べ、緊張感を保つよう呼び掛けた。
 高市氏は国会近くの神社で必勝を祈願した後、記者団に「すがすがしい気持ち。人事を尽くして天命を待つ」と語った。これに先立ち、支持候補を明らかにしていない二階俊博幹事長を党本部に訪ねた。
 野田聖子幹事長代行(61)は選対本部の打ち上げ式で、「最後まで1番を目指して頑張り抜く」と強調した。
 党員投票は28日に締め切りを迎えた。29日は東京都内のホテルで午後1時に国会議員の投票が始まり、決選投票になれば同3時40分ごろに結果が判明する見通し。
 1回目は議員票と党員票各382票の計764票で争われる。党員票は各候補の得票数に基づいてドント方式で配分される。決選投票では議員票は382票のまま、党員票は都道府県各1票の計47票に圧縮される。上位2人のうち得票数が多かった方が各都道府県の1票を獲得する方式だ。

7342チバQ:2021/09/28(火) 22:12:38
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-pol2109280003.html
「政治のプロ」に聞く新政権人事予想! 高市新総裁で「岸田幹事長」、岸田総裁なら「高市官房長官」、河野新総裁なら「石破幹事長、小泉官房長官」か 自民党総裁選あす投開票
2021/09/28 17:05夕刊フジ

「政治のプロ」に聞く新政権人事予想! 高市新総裁で「岸田幹事長」、岸田総裁なら「高市官房長官」、河野新総裁なら「石破幹事長、小泉官房長官」か 自民党総裁選あす投開票

石破氏

(夕刊フジ)

 自民党総裁選はあす29日、投開票が行われる。河野太郎行革担当相と、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相が激しく競り合い、野田聖子幹事長代行が追いかけている。事実上、上位3人の三つどもえだが、新総裁・新首相次第で、政権中枢の布陣は大きく変わりそうだ。中でも、党の「人事とカネ」を握る幹事長と、政権のスポークスマンである官房長官の人事は注目される。果たして、自民党は一致結束して衆院選に突入できるのか。永田町をウオッチする「政治のプロ」に聞いた。

 ◇

 「誰が総裁になっても、かなり難しく悩める人事になるだろう」

 政治評論家の小林吉弥氏はこう語った。すでに幹事長と官房長官については、さまざまな名前が取り沙汰されている=別表。

 まず、河野氏が新総裁・新首相になった場合だが、「あくまで新政権は『選挙管理内閣』だ。国民的人気の高い石破茂元幹事長が幹事長、小泉進次郎環境相が官房長官になれば、衆院選も勝てるだろう」(若手議員)などとそろばんを弾く。

 だが、小林氏は「面白い考えだが、絵の描いた餅だ。その組み合わせでは、政権そのものが機能しないだろう」と指摘した。

 背景には、麻生太郎副総理兼財務相や安倍晋三前首相を中心とする、石破氏への強烈なアレルギーがある。石破氏は麻生政権末期、現職の農水相でありながら麻生氏に直接退陣を迫った。安倍政権下でも「後ろから鉄砲」を撃つような言動が目立った。党内不満が爆発するとの見立てだ。

 では、誰なら適任か。

 小林氏は「挙党体制を築くには、岸田氏がいいだろう。総裁選で激突した相手だが、総裁と幹事長は別の派閥という『総幹分離』の慣例に沿い、一致結束の姿勢を示すことになる。麻生氏も、将来の『大宏池会』構想をにらんで納得するはずだ。ただ、二階俊博幹事長が『岸田幹事長』に断固反対する可能性がある。そうなると、河野氏と同じ麻生派だが、安倍氏に近く、総裁選で岸田氏を推していた甘利明税調会長もある」と語った。

 岸田氏は、党役員の任期に「1期1年、3期まで」という党改革を打ち出し、事実上、二階氏続投を認めない流れをつくった。

 進次郎氏については、河野氏が21日、党内若手議員でつくる「党風一新の会」主催の意見交換会で、「党改革をするなら、幹事長は、はっちゃけていい」と、サプライズ登用も匂わせていた。

 小林氏は「進次郎氏に、390人近い国会議員や全国の地方組織をまとめる幹事長職は無理だ。現実的には、あくまで『選挙の顔』として官房長官に起用するくらいが妥当だろう」と語った。

 では、「岸田政権」の場合、人事はどうなりそうか。

 政治評論家の伊藤達美氏は、幹事長には、麻生派の甘利氏や鈴木俊一氏、細田派の塩谷立氏の名前も挙げ、「甘利氏は、麻生派のベテラン勢が総裁選で『岸田支持』に回る流れをつくった。鈴木、塩谷両氏は地味だが、実直な党運営が期待でき、党内融和も図れる」と語った。

 官房長官には、「高市氏が適任だ。総裁選で明確になったが、政策通で説明能力にもたけている。高市氏は、決選投票での『2位3位連合』での連携がささやかれる」と語った。

 高市氏が新総裁・新首相になれば、どうなりそうか。

 伊藤氏は「高市氏が総裁になれば、逆に、岸田氏の幹事長もあり得る。岸田氏には『聞く力』もあるし、適任だ」と語った。

7343チバQ:2021/09/28(火) 22:12:51
 ■高市政権ならば安倍氏「副総理兼外相」も

 政治ジャーナリストの安積明子氏は、あえて西村康稔経済再生相を幹事長に登用する可能性を示し、「高市氏を強力に支援してきた安倍氏にも、細田派の事実上のオーナーである森喜朗元首相にも近く、信頼も厚い。失言に気を付ければ務まるだろう」と語った。

 官房長官には今回、高市選対事務総長として汗をかいた城内実元外務副大臣を予想した。城内氏は、元外務官僚で、父は警察庁長官を務めるなど霞が関にも人脈を誇る。

 伊藤氏も「城内氏は弁が立ち、説明能力が高い」とした。

 このほか、注目の人事はありそうか。

 伊藤氏は「高市政権ならば、安倍氏が『副総理兼外相』などの立場で再び、国際舞台に出ていくことも考えられる。すぐにではなく、新総裁任期3年の間ではないか」と分析した。

7344チバQ:2021/09/28(火) 22:13:56
>>7339とは違いますね
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_TEWRZPHZJBPZHPYYCF4QBEUM6Q.html
総裁選ドキュメント 二階派、決選投票も自主投票
2021/09/28 17:39産経新聞

総裁選ドキュメント 二階派、決選投票も自主投票

自民党役員会に臨む二階俊博幹事長=28日午前、東京・永田町の自民党本部(松井英幸撮影)

(産経新聞)

自民党総裁選(29日投開票)をめぐり、二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会、47人)は28日の会合で、決選投票になった場合も自主投票とする方針を確認した。会合後、河村建夫元官房長官が「気持ちは一つだが、それぞれの立場を尊重したい」と記者団に語った。

二階派は、1回目の投票は自主投票とし、決選投票は結束して行動することを目指していた。しかし、若手議員を中心に河野太郎ワクチン担当相を推す声が強い一方、高市早苗前総務相を支持する議員もいるため、意見集約が難しい状況となっていた。

7345チバQ:2021/09/28(火) 22:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c55773b625519c3786f87e21d565ad6539db5e8
麻生太郎氏が恐れる「河野家への大政奉還」 総裁選後に麻生派空中分解も
9/28(火) 7:05配信


NEWSポストセブン
麻生太郎・副総理が懸念することとは…(写真/共同通信社)

 まもなく投開票の日を迎える自民党総裁選。この国の舵取りを担うトップを決める選挙であるはずなのに、クローズアップされるのは候補者本人ではなく、「どの“重鎮”が誰を推しているか」ということばかりだ。麻生太郎・副総理は総裁選でテンションが上がりすぎてコロナをめぐる”舌禍事件“まで起こした。


「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか、その根拠は何なのか、本当にそれが必要で効果があったものなのか」(9月21日の記者会見)

 副総理の立場にありながら、政府のコロナ対応をそう批判。国民にすれば、“お前が言うのか”と呆れる無責任ぶりだが、この人、“コロナは俺の仕事じゃない”とばかりに、総裁選での河野太郎・規制改革相潰しに本気も本気になっていた。

「学級委員の選挙と訳が違う。これは権力闘争だ」

 派閥の緊急総会でそのように檄を飛ばし、他の総裁候補ではなく、派閥会長の座を脅かす身内の河野氏との権力闘争に突入した。

 これまでも麻生氏は河野氏の総裁選出馬にことごとく“待った”をかけてきた。昨年9月の総裁選では、出馬に動いていた河野氏を呼び出し、

「おまえの父親は首相になれなかった総裁だ。俺も首相は1年で終わった。焦らないほうがいい。必ず良い機会は来る」

 そう説得して断念させたとされる。

 河野氏は過去1度、麻生内閣が総選挙に大敗して自民党が野党に転落した2009年総裁選に出馬したが、このときも「麻生さんは出馬にいい顔をせず、河野さんに推薦人を出して応援したのは菅(義偉)さんのグループだった」(麻生派議員)。

 それもこれも、「河野家への大政奉還」を恐れているからだ。麻生氏は河野氏の父・洋平氏(元自民党総裁、元衆院議長)から引き継いだ弱小派閥に、旧山崎派の甘利明グループ、旧谷垣派の佐藤勉グループ、旧山東派を合併させて細田派に次ぐ党内第2派閥へと拡大した。“俺が派閥のオーナー”という意識が強い。

 しかし、“創業家”出身の河野氏が総裁選に出馬すれば、麻生派は「河野派」へと世代交代し、派の実権を奪われかねない。権力を維持するために、80代の麻生氏は、60歳に近い河野氏に「まだ早い」「時期を待て」と言い続けてきたのだ。それが今回、河野氏の出馬で派閥は大混乱に陥った。麻生派の中堅議員が語る。

「派内は岸田支持に回った甘利さんと河野さんとの事実上の跡目争いになっている。こうなっては麻生会長も収拾できない。河野さんが勝てば河野派に衣替えして外様の一部の議員が離脱し、負けたら河野さんのほうが派を割って出るだろう」

 こちらも権力基盤の麻生派が総裁選後に空中分解を起こしそうだ。

※週刊ポスト2021年10月8日号

7346チバQ:2021/09/28(火) 22:18:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d41c8afe1955056d1c9c52972b6d1b281ca2dd82
「決選」へ河野氏包囲網か 岸田・高市陣営歩み寄り 自民総裁選
9/28(火) 7:07配信


時事通信
自民党の甘利明税調会長(写真左)と安倍晋三前首相

 自民党総裁選は最終盤に入り、決選投票を見据えた駆け引きが激化した。

 河野太郎規制改革担当相(58)がリードしているとみて、岸田文雄前政調会長(64)を推す甘利明党税調会長と、高市早苗前総務相(60)を支援する安倍晋三前首相が「2位―3位連合」を視野に会談。「河野氏包囲網」とも取れる動きに対抗しようと、河野陣営に加わる二階派の一部が1回目の投票で高市氏に票を回す「奇策」も浮上している。


 「岸田さんはしっかりしてきた。たくましくなった」。安倍氏は27日、衆院議員会館で甘利氏と向き合い、こう伝えた。岸田陣営は、決選投票に進んだ場合の支援についても「好感触」(幹部)を得たという。甘利氏はこの後、所属する麻生派の会長、麻生太郎副総理兼財務相と面会した。安倍氏との会談内容を報告したとみられる。

 安倍氏は、保守的な政治信条が重なる高市氏を全力で押し上げてきた。自らの支持基盤である保守層へのアピールに加え、岸田氏が告示前、森友学園問題について「国民が納得するまで説明する」と発言したことへの反発もあったとされる。

 だが、高市氏が決選投票に残った場合、岸田氏率いる岸田派(46人)は高市氏のタカ派的な政策と相いれず、河野氏支援に流れるとの見方がある。安倍氏が岸田氏への態度を和らげたとすれば、「政敵」である石破茂元幹事長を取り込んだ河野氏の当選阻止に傾いている可能性もある。

 岸田氏は国会議員票で優位に立つが、「党員人気」では河野氏に遠く及ばない。このため、議員票の比重が大きい決選投票に進んで逆転する戦略だ。岸田氏支持が6割を占める旧竹下派の会長代行、茂木敏充外相は27日の同派会合で「決選投票はできる限りまとまりたい」との意向を示し、岸田陣営では結束しての支援に期待が高まる。

 高市氏も勝負を諦めてはいない。安倍氏の「しつこい」とまで言われる電話を使った多数派工作を背に議員票で岸田氏を猛追しており、党員票次第で2位に入る可能性も取り沙汰される。陣営は岸田氏を支持する議員の7割確保を目標に、決選投票で高市氏に投票するよう呼び掛けている。

 一方、河野陣営は議員票が伸び悩み、決選投票に不安が拭えない。こうした中、河野氏を支持する二階派議員が1回目に高市氏へ投票する動きがあると党幹部らが明かす。岸田氏をはじき出して、高市氏を相手にした方が勝算があると踏んでいるためだという。同派幹部は27日に党本部で対応を協議。28日には派閥会合を開く。

 ただ、同派会長の二階俊博幹事長は自身の対応も明言していないとされ、派閥の方針とは言えない。河野氏は26日のフジテレビ番組で、高市氏に票を回そうとしている動きを司会者が伝えると「ひどいフェイクニュースだ」といら立ちをあらわにした。周辺も「票を流す余裕はない。2位にすら入れなくなる」と否定した。

 野田聖子幹事長代行(61)は27日、記者団から決選投票への対応を問われ「一番目指して頑張るのみだ」と語った。

7347とはずがたり:2021/09/28(火) 23:30:04


山本有二元農相が石破派退会 昨年から休会、石破派は16人に
[2021年9月27日13時24分]
https://www.nikkansports.com/general/news/202109270000409.html

自民党石破派(水月会)は27日、山本有二元農相(衆院比例四国、当選10回)が同派を退会したと発表した。17日付。石破派は16人となった。山本氏は昨年12月から休会中だった。事務総長の鴨下一郎元環境相に退会届を提出し、了承された。

山本氏は派閥の会長代行を務めるなど、石破茂元幹事長の側近として活動。石破氏が立候補した昨年の総裁選では、選対本部長を務めた。(共同)

山本有二氏が石破派休会 退会せず「距離置き活動」
https://www.sakigake.jp/news/article/20201216CO0108/
2020年12月16日 掲載

 自民党石破派(水月会、19人)の山本有二元農相(比例四国)が同派に「休会届」を提出し、受理されたことが16日、関係者への取材で分かった。退会はしない。山本氏は周囲に「派閥と距離を置き、自由な立場で活動したい」と説明している。休会期間は未定で、会合などの派閥活動には参加しないという。

 休会届は15日、鴨下一郎事務総長に提出した。9月の党総裁選に敗北し、会長を引責辞任した石破茂元幹事長にも報告した。会長不在が続く石破派は、17日の会合で複数の世話人による「集団指導体制」への移行決定を目指している。

自民・山本氏が石破派退会
9/27(月) 12:29配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/449a66ccf93cf55d0e1fb54f7c644ee5e4d8cb42
時事通信

 自民党石破派は27日、休会中だった山本有二元農林水産相が退会したと発表した。

 山本氏は17日付で鴨下一郎事務総長に退会届を提出していた。これにより、同派は16人となる。

7348とはずがたり:2021/09/28(火) 23:32:02
三原じゅん子氏、SNSに「見事なまでの罵詈雑言」が殺到し嘆き…野田聖子氏推し発言で
9/15(水) 12:59配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/55f4780a77b9fbd4450dfbd3d4f92cd08608b2b3

7349とはずがたり:2021/09/29(水) 00:05:50

河野氏「派閥まとめる必要ない」
2021年09月11日00時30分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091100022&g=pol

 自民党総裁選への立候補を表明した河野太郎規制改革担当相は10日夜のTBS番組で、自身が所属する麻生派の対応が割れていることについて「派閥をまとめることは全く必要がない」と明言した。河野氏は「国のリーダーを選ぶわけだから、議員一人一人が誰がいいかを決めて投票するのが筋だ。グループでまとまって誰を選べというのは民主主義ではない」と語った。

麻生派支持割れ「私の不徳」 河野氏
2021年09月15日16時58分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500873

 自民党総裁選に出馬する河野太郎規制改革担当相は15日のテレビ朝日の番組で、所属する麻生派が自らへの支持で一致していないことについて、「私の不徳の致すところはある」と述べた。まとまらない原因に関し「明らかに河野さんと政策が違うと言われたことがある」と説明した。

「ひどいフェイク!」 河野氏、フジ司会者に抗議―自民総裁選
2021年09月26日18時14分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092600344

 「ひどいフェイクニュースですよ」。自民党総裁選に出馬した河野太郎規制改革担当相が26日のフジテレビの番組で、最終盤の動きに関する司会者の解説に割り込み、こう抗議する一幕があった。
河野氏「メディアは反省して」 「政治家としてどうか」と野田氏

 司会者は番組冒頭、上位2人による決選投票では岸田文雄前政調会長より高市早苗前総務相と争った方が河野氏の勝利につながりやすいとの計算から、河野陣営の中で票の一部を最初の投票で高市氏に振り分けようとする動きが出ていると説明し始めた。
 これに対し、河野氏は発言を遮り、「するわけないですよ、そんなこと。冗談はよしてくださいよ」などと声を荒らげた。

7350チバQ:2021/09/29(水) 06:31:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/a165cd706eeb6d73908da680f0fe6b4ba8e5df66
岸田氏 二階幹事長の奇策に警戒 高市氏との「2位―3位連合」で逆転なるかが焦点
9/29(水) 5:30配信


スポニチアネックス
岸田前政調会長

 自民党総裁選は29日に投開票され、菅義偉首相の後任となる第27代総裁が選出される。4人の候補者と各陣営は28日、電話で国会議員の支持固めを進めるなど最後の追い込みに全力を挙げた。

 河野太郎行政改革担当相は閣議後会見で新型コロナウイルス対応に関し「できるのは私しかいない」と強調。岸田文雄前政調会長は岸田派会合で「全てを懸け結果が出るまで戦い続ける」と訴えた。高市早苗前総務相は国会近くの日枝神社で必勝祈願。野田聖子幹事長代行は会長を務める生殖補助医療の在り方を考える超党派議員連盟の会合に出席した。

 総裁選は河野氏が党員票の半数以上を確保も過半数には届かないとみられ、最終盤に入り決選投票を見据えた駆け引きが激化。第1回投票は(1)河野氏(2)岸田氏(3)高市氏(4)野田氏の順になるとみられ、「2位―3位連合」で岸田氏の逆転がなるかが焦点となっている。高市氏全面支援の安倍晋三前首相は“河野派”の中心にいる石破茂元幹事長と敵対しており、岸田陣営との河野包囲網構築へ動きを加速させたようだ。

 一方、岸田陣営が警戒するのが河野氏支持とみられている二階俊博幹事長の奇策。二階派は自主投票としているが、河野票を多少減らしても高市氏を2位に押し上げ、決選投票で河野氏を勝たせるという算段だ。河野氏支持の同派議員が高市氏に乗り換えたとの動きも伝えられている。27日の岸田陣営の会合で、岸田氏と高市氏のどちらが2位になっても「協力し合うことが前提」との発言も出たが、リベラルな考えが多い岸田派では「タカ派色が強い高市氏では乗れない」との声も強く、河野、高市両氏が争う決選投票になれば、野田票に加え、岸田票の一定程度も河野氏に流れるとの皮算用だ。

 当の二階氏はこの日の会見で、誰を支持するかについて「まだ決めていない」と相変わらず明言を避け、決選投票での二階派の対応に関しては「(まとまって)対応したくない人は出ていってもらうしかない。ちょっと愚問じゃないかな。こういうプロの世界では」と結束力に自信を見せた。同派はその後の会合で決選投票も自主投票で臨む方針を大筋で了承したが、額面通り受け取っていいか、いぶかる声も出ている。

 最後まで不気味さを醸し出す「寝業師」がキャスティングボートを握ることになるのか、腹の探り合いは決選投票直前まで続く。

7351チバQ:2021/09/29(水) 06:32:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bb9bcd1c53f600e4d5da55bd40f903f780b3363
<独自>決選投票での共闘 岸田、高市両陣営が正式合意
9/29(水) 5:00配信

産経新聞
(左から)岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相(宮崎瑞穂撮影)

自民党総裁選に立候補している岸田文雄前政調会長と高市早苗前総務相の両陣営幹部が28日夜、東京都内で会談し、決選投票で岸田氏と高市氏のどちらかが河野太郎ワクチン担当相と対峙(たいじ)することになった場合、両陣営が協力することで正式に合意した。両陣営の関係者が明らかにした。

総裁選をめぐっては、3氏と野田聖子幹事長代行のいずれも1回目の投票で過半数を得られず、上位2人による決選投票に進むとの見方が強まっている。

関係者によると、岸田氏と高市氏の両陣営幹部は、河野氏の年金政策やエネルギー政策などが不安定だという問題意識を共有した。総裁選後に控える衆院選や来年の参院選に向け、「政権の安定性」を重視する観点から共闘することを決めた。

7352チバQ:2021/09/29(水) 12:12:14
事実か把握してませんが
下記のままいけば岸田ですね
https://twitter.com/kabusamu/status/1443046250643787779?s=19
【総裁選速報】党員・党友票※午前11時20分時点
1位:河野氏(5万8000票)
2位:岸田氏(4万2000票)
3位:高市氏(2万5000票)

7353とはずがたり:2021/09/29(水) 12:33:28
「決選」へ河野氏包囲網か 岸田・高市陣営歩み寄り―自民総裁選
2021年09月28日10時22分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092701011&g=pol

 自民党総裁選は最終盤に入り、決選投票を見据えた駆け引きが激化した。河野太郎規制改革担当相(58)がリードしているとみて、岸田文雄前政調会長(64)を推す甘利明党税調会長と、高市早苗前総務相(60)を支援する安倍晋三前首相が「2位―3位連合」を視野に会談。「河野氏包囲網」とも取れる動きに対抗しようと、河野陣営に加わる二階派の一部が1回目の投票で高市氏に票を回す「奇策」も浮上している。

 「岸田さんはしっかりしてきた。たくましくなった」。安倍氏は27日、衆院議員会館で甘利氏と向き合い、こう伝えた。岸田陣営は、決選投票に進んだ場合の支援についても「好感触」(幹部)を得たという。甘利氏はこの後、所属する麻生派の会長、麻生太郎副総理兼財務相と面会した。安倍氏との会談内容を報告したとみられる。
 安倍氏は、保守的な政治信条が重なる高市氏を全力で押し上げてきた。自らの支持基盤である保守層へのアピールに加え、岸田氏が告示前、森友学園問題について「国民が納得するまで説明する」と発言したことへの反発もあったとされる。
 だが、高市氏が決選投票に残った場合、岸田氏率いる岸田派(46人)は高市氏のタカ派的な政策と相いれず、河野氏支援に流れるとの見方がある。安倍氏が岸田氏への態度を和らげたとすれば、「政敵」である石破茂元幹事長を取り込んだ河野氏の当選阻止に傾いている可能性もある。
 岸田氏は国会議員票で優位に立つが、「党員人気」では河野氏に遠く及ばない。このため、議員票の比重が大きい決選投票に進んで逆転する戦略だ。岸田氏支持が6割を占める旧竹下派の会長代行、茂木敏充外相は27日の同派会合で「決選投票はできる限りまとまりたい」との意向を示し、岸田陣営では結束しての支援に期待が高まる。
 高市氏も勝負を諦めてはいない。安倍氏の「しつこい」とまで言われる電話を使った多数派工作を背に議員票で岸田氏を猛追しており、党員票次第で2位に入る可能性も取り沙汰される。陣営は岸田氏を支持する議員の7割確保を目標に、決選投票で高市氏に投票するよう呼び掛けている。
 一方、河野陣営は議員票が伸び悩み、決選投票に不安が拭えない。こうした中、河野氏を支持する二階派議員が1回目に高市氏へ投票する動きがあると党幹部らが明かす。岸田氏をはじき出して、高市氏を相手にした方が勝算があると踏んでいるためだという。同派幹部は27日に党本部で対応を協議。28日には派閥会合を開く。
 ただ、同派会長の二階俊博幹事長は自身の対応も明言していないとされ、派閥の方針とは言えない。河野氏は26日のフジテレビ番組で、高市氏に票を回そうとしている動きを司会者が伝えると「ひどいフェイクニュースだ」といら立ちをあらわにした。周辺も「票を流す余裕はない。2位にすら入れなくなる」と否定した。
 野田聖子幹事長代行(61)は27日、記者団から決選投票への対応を問われ「一番目指して頑張るのみだ」と語った。

7354チバQ:2021/09/29(水) 14:12:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/97631f265deb5036571d85221875f0b84acc20e7
高市氏支援のアベノフォン鳴らず、”小石河連合”包囲網で逆転劇「議員票星取表」入手〈dot.〉
9/29(水) 9:22配信
 自民党総裁選の投開票がいよいよ9月29日、行われる。世論調査などでは、河野太郎ワクチン担当相が先行し、岸田派会長の岸田文雄前政調会長が2番手、高市早苗前総務相と野田聖子幹事長代行が追う展開だ。

 郵送の党員投票は28日に締め切られ、残すは国会議員投票のみだ。昨年9月の総裁選では、菅義偉総理をいち早く推した、二階俊博幹事長と安倍晋三前総理、麻生太郎副総理兼財務相がキングメーカーとして存在感を示した。安倍氏は今回、高市氏支持を表明しているが、麻生派と二階派は自主投票。1回目の投票で過半数を獲得する候補者がなく、決戦投票となる可能性が高い。

「派閥の駆け引きが、水面下で火花を散らしている。2回目の決戦投票で誰がキングメーカーになるのか。総理の椅子同様に激しいね」

 こう話すのは、自民党の閣僚経験者だ。その手にはどの候補者に票を投じるか、個別の国会議員の名前が明記された「星取表」があった。

 見せてもらうと、調査ではトップを走る河野氏は約110票、岸田氏が約140票、高市氏が約90票、野田氏が22票という数字が出ていた。議員票の総数は382票、まだ30人ほどの議員が態度保留という。

 「星取表」には、「T」と「K」というマークが議員ごとに手書きされている。「T」は河野氏で「K」は岸田氏を意味するそうで、決戦投票でどちらに投じるかという票読みだという。

「1回目の投票は1位が河野氏、2位が岸田氏でほぼ確定。高市氏が2位に食い込むという下馬評もあったが実際は厳しい」(前出の閣僚経験者)

 こうした結果が出て総裁選のキングメーカーたちの動きも慌ただしくなった。

「安倍氏が高市氏の支援を依頼する電話、“アベノフォン”をここ数日はやめたそうだ。高市氏はどうやっても2位には入れないと悟り、周囲にブレーキをかけはじめた。星取表を見ても、高市氏を推すと言っていた議員が急に岸田氏に流れている。当初、星取表では高市氏支持だった人数が100人とされたが、90人を切るまで落ちている」(前出・自民党の閣僚経験者)

 安倍氏が事実上、率いる派閥「清和政策研究会」(清和会)所属の国会議員は総裁選がはじまり、何度か安倍氏の議員会館の事務所を訪れたという。

「安倍氏は高市氏本人にも電話を入れて『記者会見での目線は…』などと指導。部屋の外に声が聞こえるのもお構いなしでした。それを知って、マスコミ関係者もよく部屋の前に集まって聞き耳を立てていた。だが、安倍氏のアベノフォンは最近、鳴りを潜め、周囲にも『ちょっと届かないな』と言葉少なに呟き、『決戦投票でどう派閥が結束するかだ』とも言っていたそうです」

 安倍氏とこれまで対立してきた石破茂元幹事長が今回は河野氏を支援。また河野氏を推す小泉進次郎環境相が「清和会批判」発言をし、河野氏支持へと一時、傾いた安倍氏が高市氏を全面的に推すきっかけとなった。

 盟友の麻生氏も石破氏との仲が芳しくない。麻生派所属の多くは同じ派閥の河野氏ではなく、岸田氏に投じると「星取表」で記されていた。「星取表」を見ると、清和会や麻生派所属の議員には「K」のマークが打たれている。2回目は岸田氏に投票という意味だ。

「決戦投票は清和会、麻生派は岸田氏推しでまとまるとみられている。竹下派も決選投票では岸田氏という方向です」(閣僚経験者)

 そして、もうひとりのキングメーカー、二階氏は今回の総裁選では、3候補に推薦人を出したものの、影が薄い。二階派は9月24日、これまで延期されていた政治資金パーティーを東京都内のホテルで開催。

7355チバQ:2021/09/29(水) 14:13:12
 だが、来場者はわずかで基本的にはリモート配信での政治資金パーティーになった。

「緊急事態宣言でパーティーは延期かと思っていたが、二階氏が総裁選で二階派結束するため、幹事長在任中にやりたいとなり、決行した。だが、国会議員の参加もリモートなので寂しい感じでしたね。それに会場ではマスコミ関係者も入れず、司会が何度も『写真撮影、録音はご遠慮ください』と繰り返しアナウンスしていた。SNSで拡散してイメージが悪くなるのを警戒していました。二階氏は挨拶で『派閥というと、古臭いニュアンスですが…』と自虐的に言い、かなり気にしていました」(二階派の国会議員)

 肝心の二階派は総裁選で結束できるのか?二階派幹部はこう言う。 

「これまで副総裁など名誉職的なものは『一切いらない』と断言してきた二階氏。しかし、菅総理から総裁選前に党役員人事の改選について話があった時に、『副総裁かそれに準ずるポスト』の約束があり、応じた。今のところ二階派は自主投票ですが、裏を返せば、二階氏にポストを確約すれば、決戦投票では誰かにつくこともある。二階外しを言い出した岸田氏だけは、許せんと派閥の皆は怒っている。だが、二階氏の処遇を了承すれば、決戦投票のウルトラCで岸田氏もあり。幹事長交代で影響力が落ちている上、キングメーカーでなくなれば、二階派はやばいです」

 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう解説する。

「河野氏と岸田氏で決戦投票になるだろう。決選投票では岸田氏優勢との見方だが、党員票の情勢次第では河野氏もありえる。そして、安倍、麻生、二階のキングメーカーの動向が判然としないので、最後まで競る展開だと思う」

(AERAdot.編集部 今西憲之)

7356チバQ:2021/09/29(水) 15:39:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/afed0aa4bdbbd89febdedd9fec71360dc61c4088
自民党新総裁に岸田文雄氏 決選投票で河野太郎氏を制す
9/29(水) 15:03配信

中国新聞デジタル
自民党の新総裁に選出され拍手に応える岸田氏

 自民党総裁選は29日、東京都内のホテルで投開票され、岸田文雄前政調会長(64)=広島1区=を第27代総裁に選出した。1回目の投票で岸田氏が1位になったものの過半数に達せず、2位だった河野太郎行政改革担当相(58)との上位2人による決選投票を実施。岸田氏が257票を獲得して170票だった河野氏を上回り、勝利した。


 10月4日召集の臨時国会で菅義偉首相(72)の後継となる第100代首相に指名される。岸田氏が首相に就任すれば、広島県からは1991年の宮沢喜一氏以来30年ぶり4人目。広島市では戦前の加藤友三郎氏以来、被爆後は初となる。

 総裁選には高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)を含め4人が立候補。1回目の投票は国会議員1人1票と、党員・党友票382票の計762票で行った。岸田氏256票、河野氏255票、高市氏188票、野田氏63票だった。

 決選投票は国会議員1人1票と、都道府県単位で党員・党友票の得票が多かった候補者へ1票を配分する都道府県連票47票で実施した。

 岸田氏の総裁選挑戦は昨年に続き2度目。党役員任期を1期1年、連続3期までとする党改革で権力の集中と惰性を防ぐと強調。「令和版所得倍増」を掲げ、経済成長の適切な分配による格差是正を訴えた。

 総裁任期は24年9月末までの3年間。岸田氏は党役員人事に着手し新執行部を発足させる。間近に迫る衆院選に向け挙党態勢の構築を急ぐ。

中国新聞社

7357チバQ:2021/09/29(水) 15:39:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/80d05092844bc31bf96dfc45f4c34127717819b1
河野太郎氏、まさかの1回目投票2位 決選投票でも敗れて一家の悲願ならず 自民党総裁選
9/29(水) 15:04配信

スポーツ報知
河野太郎氏(ロイター)

 菅義偉首相の後任を選ぶ自民党総裁選が29日、投開票され、岸田文雄前政調会長が決選投票の末に河野太郎行政改革担当相を破り、第27代自民党総裁に選出された。

 事前予想では、国会議員票、党員票各382票による第1回目の投票で1位になるとみられた河野氏だが、投票箱を開けてみると議員票86票、党員票169票の計255票にとどまり、議員票146票、党員票110票の計256票を獲得した岸田氏に1票差で敗れる波乱が起きた。

 なお、3位は高市早苗前総務相で議員票114票、党員票74票の計188票を獲得。4位は野田聖子幹事長代行で議員票34票、党員票29票の計63票だった。

 国会議員票382票と都道府県連票47票で議員票のウエートが上がる決選投票では勝ち目は薄く、高市氏支持票をより多く取り込んだ岸田氏に敗北した。

 国民が「次の首相」として最も期待を寄せた河野氏は今秋に行われる衆院選の顔として期待する若手・中堅から推されたが、党全体に支持を広げるには至らなかった。

 祖父の一郎氏は副総理、父の洋平氏は自民党総裁になったが、首相の座をつかめなかった。3代にわたる河野家の悲願はまたしてもかなわなかった。

報知新聞社

7358チバQ:2021/09/29(水) 15:41:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5356a9638a2f9e80f834ddbe05340137e7eb8aa
河野太郎氏は直前に負けフラグ 決起集会に人集まらず…変わり者3人「小石河連合」がアダ
9/29(水) 15:03配信

東スポWeb
投票する河野氏(ロイター)

 自民党の総裁選が29日投開票され、河野太郎行革相(58)は決選投票で岸田文雄前政調会長(64)に敗れ、新総裁の座を逃した。地方票ではリードしたものの議員票では大きく水をあけられた。党内では「やっぱり小石河連合が…」と悲嘆の声も出た。


 1回目の投票では岸田氏が議員票146票、党員票で110票だったのに対し、河野氏は議員票86票、党員票で169票。党員票では59票もリードし、地方、党員、党友からの〝国民的人気〟を集めたが、議員票の支持は伸びないまま。決選投票でも涙をのんだ。

〝変人〟と評される河野氏は長老、ベテラン勢から「何をしでかすかわからない。年配議員は冷や飯を食わされる」と警戒された。さらに河野氏を援護したのが小泉進次郎環境相(40)と石破茂元幹事長(64)の2人。〝小石河連合(小泉・石破・河野)〟を結成したが、「変わり者が3人集まって、より何をしでかすかわからない」と当初の勢いはなくなり、支持も頭打ちとなった。

 総裁選直前に行われた決起集会でも〝敗戦ムード〟が事前に伝わり、出席した議員は数十人にとどまった。

「勝つぞーコール」の音頭を取った小泉氏は「いろんな事情で『河野さんだよ』『河野さん頑張れ』と声をあげられない議員が1人、2人ではなかった。あげられなかった声があがることを信じて、最後まで必勝を期したい」と挨拶した。大手を振って応援できない議員がいることが、河野陣営の苦しい事情を物語っていた。

東京スポーツ

7359チバQ:2021/09/29(水) 15:42:42
野田聖子が思ったより取りましたね
1回目の安心感で、河野⇒野田に流れた?


https://news.yahoo.co.jp/articles/5e621337d02ec1152dda1745a565862b31a2c391
【自民党総裁選】1回目で河野氏がまさかの2位、岸田氏が1票差でトップ
9/29(水) 14:24配信
日刊スポーツ
総裁選の投票結果。岸田氏と河野氏の決選投票へ

自民党総裁選は29日、都内のホテルで投開票され、午後1時から所属国会議員による投票が行われた。


国会議員票と、28日に締め切られた党員・党友票の合計で争われるが、第1回投票で、岸田文雄前政調会長(64)がトップに立った。

事前の予想では河野氏がトップになるとみられたが、河野氏は岸田氏より1票少なく、まさかの2位だった。議員票で、河野氏は高市早苗前総務相にも敗れ、3位だった。

各候補の得票は、

◆岸田文雄前政調会長(64)が議員票146票、党員票110票の計256票

◆河野太郎行革担当相(58)が議員票86票、党員票169票の計255票

◆高市早苗前総務相(60)が議員票114票、党員票74票の計188票

◆野田聖子幹事長代行(61)が議員票34票、党員票29票の計63票という結果になった。

過半数となった候補がおらず、上位の岸田、河野両氏による決選投票となった。

なおこの日の有効投票数は議員票380票、党員票382票の計762票で、過半数は382票。


https://news.yahoo.co.jp/articles/b08bc93dc43d19def578f4d7596878ef9c135aab
米、外交継続に安心感 台湾、経済政策を重視 自民総裁選
9/29(水) 15:33配信

時事通信
 【ワシントン時事】自民党新総裁に岸田文雄前政調会長が選出されたことを受け、米政府関係者らの間には日米同盟を基軸に据えた安倍、菅両政権の外交政策が継承されると一定の安心感が広がっている。

 一方、覇権を強める中国と対峙(たいじ)する上で、同盟国の日本がいかに安定政権を維持できるかが最大の関心事となっている。

 米国では、菅義偉首相が1年で交代を迫られたことで日本政治の不安定化に対する懸念が再燃している。米政府関係者は「首相が『回転ずし』のようにくるくる代わるのは悪夢だ」と吐露。カーネギー国際平和財団のジェームズ・ショフ上級研究員は、岸田氏が主要派閥の支持を得ているものの、「河野太郎規制改革担当相の支持者が岸田氏を支えるとは限らない」と懸念を示した。

 「民主主義対専制主義」を掲げるバイデン大統領は、対中国で同盟国との協力を重視。日米外交筋は「台湾有事を想定した日米の連携強化は重要な課題だ」と指摘し、日本の役割拡大に期待を示した。外相経験のある岸田氏に「冷え切った日韓関係の改善に踏み切ってほしい」とも語った。

 一方、ショフ氏は「米政府は日本が経済的に強くなることを求めている」と分析。菅氏が推進したデジタル改革や、新たな在留資格「特定技能」制度による外国人労働者の受け入れなど、日本の生産性と競争力を高める経済政策を岸田氏が継続するかを注視していると述べた。

7360チバQ:2021/09/29(水) 15:51:49
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210929-OYT1T50159/
自民党新総裁に岸田文雄氏…決選投票で河野太郎氏破る
2021/09/29 15:09
自民党総裁選2021
 菅首相の後継を選ぶ自民党総裁選は29日午後、東京都内のホテルで投開票を行い、岸田文雄・前政調会長(64)を第27代の新総裁に選出した。岸田氏は国会議員票と党員・党友票による1回目の投票でトップに立ち、決選投票でも257票を獲得し、170票だった河野太郎行政・規制改革相(58)を上回った。


 岸田氏は、10月4日召集の臨時国会で第100代首相に指名され、新内閣を発足させる。岸田氏の任期は2024年9月末まで。

 1回目の投票では、党員票で河野氏が169票を獲得し、岸田氏が110票で続いた。高市早苗・前総務相(60)は74票、野田聖子幹事長代行(61)は29票だった。国会議員票は岸田氏が146票で最も多く、高市氏が114票、河野氏が86票、野田氏が34票だった。

 これにより、1回目の投票では、岸田氏が256票でトップに立ち、河野氏が255票、高市氏が188票、野田氏が63票となった。いずれも過半数を獲得できず、岸田氏と河野氏による決選投票が行われた。

 総裁選は国会議員票382票と同数の党員・党友票の計764票で争われた。決選投票では、国会議員票は382票のままだが、党員票は都道府県連各1票の47票に圧縮された。

7361チバQ:2021/09/29(水) 16:02:15
河野は固めたはずの議員票からも逃げられてますね
>>7335
>130票超の岸田氏に対し、河野氏が100票超、高市氏が80票超で続いた。野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=は約20票を獲得する見込みだ。
岸田;130票超⇒146票
河野;100票超⇒ 86票
高市; 80票超⇒114票
野田; 20票 ⇒ 34票

7362岡山1区民:2021/09/29(水) 16:19:25
自民党内で生理的に嫌われてる石破氏と、世間から生理的に嫌われてる菅総理と手を組んだ時点で河野氏は詰んだんでしょうね

7363チバQ:2021/09/29(水) 17:06:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/bab1b8f972270ebf46e68b3f7d78e485d61d84e7
総裁選ドキュメント 岸田新総裁「全員野球で衆院選、参院選に臨む」
9/29(水) 15:37配信

産経新聞
【自民党総裁選2021】自民党総裁選で新総裁に選出された岸田文雄前政調会長=29日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

自民党新総裁に選出された岸田文雄氏は29日、総裁選後のあいさつで「衆院選、参院選に臨まなければならない。生まれ変わった自民党を国民にしっかり示し、支持を訴えなければならない。総裁選は終わり、ノーサイドだ。全員野球で自民党が一丸となって衆院選、参院選に臨んでいこう」と訴えた。

岸田氏は「わが国の未来に関わる重大な課題が山積している。早速、今日から全力で走り始める。ぜひ一緒に走っていただきたい」と呼びかけた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8f8508e16492e28967f7cad25a47858450280f
河野陣営「議員票ここまで少ないとは…」 最後は“大差”で岸田新総裁 河野氏完敗の舞台裏は
9/29(水) 16:06配信
自民党総裁選で、岸田新総裁が誕生したことを受けて、党内の反応について、国会記者会館から鹿嶋豪心記者が中継で伝える。

敗れた河野陣営からは、「議員票がここまで少ないとは思わなかった」という驚きの声も上がっている。

もともと河野氏の陣営は、党員票で圧倒すれば議員心理に影響するとみて期待を寄せていた。

ただ、1回目の投票で、党員票と議員票あわせて2位に甘んじたことで、戦略上のミスを認めざるを得ないという声が上がっている。

また当初、河野氏支持とみられた議員票が、岸田、高市、野田の3氏に流れたとの見方があり、「最後は二階派の票が大きく動いた」という指摘が多く聞かれる。

一方、連立を組む公明党の幹部からは、「右や左に振れ過ぎない岸田氏が総裁になってよかった」と、岸田新総裁の誕生を歓迎する声が上がっている。

岸田氏は、30日に行われる党役員人事に向けた検討に着手するが、岸田カラーを打ち出せるかどうか、早速問われることになる。

7364チバQ:2021/09/29(水) 17:08:47
>>7362
コロナ感染者が増え続けていたら≒菅政権支持率が低いまま≒自民党衆院選大敗リスクがあったら
河野の勝利だったと思います。
菅と河野がワクチン頑張ったから、岸田勝利になったのだと思います。

7365チバQ:2021/09/29(水) 17:14:57
誰の記事かと思えば宮崎謙介か
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b069df5a5b2289c63e2c7f668489360cc324aba
「岸田文雄・新総裁」誕生へ、その3つの勝因とは
9/29(水) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

● 大混戦となった 自民党総裁選挙

 自民党総裁選挙が本日、投開票となります。

 きっと業界の界隈で「次期総裁は岸田文雄氏だ」と誰よりも早くから言い切っていたのは私ではないでしょうか。政治ジャーナリストの田崎史郎氏や他のコメンテーターの方々でも明言されていませんでしたが、ようやく終盤になって、「岸田じゃないか?」とつぶやく声が増えてきました。

 この記事を書いているのは総裁選挙の投開票前ですが、新総裁は岸田氏で確定でしょう。未来の田崎史郎氏を目指し、岸田氏の勝因を分析したいと思います。

 今回の総裁選挙は、大混戦でした。近年まれに見る盛り上がりだったのではないでしょうか。そして、政策論争が極めてきちんと行われました。これはコロナの影響です。

 従来の総裁選挙では、候補者が全国行脚をして街宣車の上で順番にマイクを持って10分くらい演説をするという光景が見られました。

 ですが、コロナ禍でそれができない分、オンラインを通しての意見交換や討論会が多く開かれていたため、従来のような「10分の演説だけ逃げ切れば勝ち!」というようなものではなく、とことん深掘って細かい政策まで言及することになりました。テレビや新聞やネット記事を読んで政治に詳しくなった若者も増えたのではないでしょうか。

 さあ、その混線だった総裁選を勝ち抜くとみられる岸田氏は何が違ったのか。勝因を分析すると、3つのことが挙げられると思います。

7366チバQ:2021/09/29(水) 17:15:15

● 岸田陣営を支えた 3人のブレーン

 一つ目はなんといっても「反二階勢力の取り込み」に成功したことです。絶大な権力と存在感を持っている二階俊博幹事長に切り込むことで、菅義偉総裁陣営の出ばなをくじいたところから岸田氏の今回の戦いは始まっていました。

 これは先日の記事(「次期自民党総裁は岸田文雄氏」と言い切れる理由、宮崎謙介元議員が解説)でも書きましたが、永田町に激震が走りました。「岸田さん、気合入ってるな」という声をよく耳にしました。そこで菅首相の出馬を断念へと導き、大混戦の土俵を作り出し、最後の最後まで、二階陣営を敵に回しながらも、反二階勢力を取り込むことに成功したのです。

 二つ目はブレーンの若返りです。今回の総裁選での岸田陣営の最側近は、若き優秀な政治家である木原誠二氏、村井英樹氏、小林史明氏の3人です。

 村井氏と小林氏は私の当選同期でもあり、よく知っています。小林氏はイケメンなことはさておき、河野太郎ワクチン担当相の右腕としても大活躍しており、その分、今回の総裁選挙では村井氏が大きく貢献していたとのことです。

 村井氏は東大、財務省、ハーバード大学大学院の経歴で文句なしの天才です。その財務省時代の採用担当だったのが木原誠二氏です。木原氏と村井氏はともに財務省出身のスーパーエリートです。

 木原氏は私の議員時代の先輩でもありますが、兄貴肌で後輩思いのアツい方です。議員ではなくなった私をご自身の誕生会に呼んでくださったときにはグッときました。

 話がそれましたが、岸田氏は、こうした優秀な若手たちに政策を練らせて、前回の総裁選からずっと地道に準備をしてきました。だからこそ、今回の岸田氏にはどこか新しい風が感じられたのです。

 個人的に特にすごいと思ったのは「中間層の底上げ」を明言した経済政策です。

 たとえば、賃金が公的に決まるにもかかわらず仕事内容に比べて報酬が十分ではない看護師、介護士、保育士などの賃金を引き上げるために「公的価格評価検討委員会(仮称)」を設置して公的価格を見直すなど、経済政策の中身も非常に具体的でした。

 これは「Japan as No.1」と言われた1980年代頃の日本を思い出させます。当時の日本経済の強みはどこにあったのかというと、分厚い中間層です。

 岸田陣営はどこを強くすれば日本が再びよみがえるのかということを分析し、きちんと絵を描けていると、個人的に感じられました。

● 河野対策より 高市対策が奏功

 そして三つ目として挙げられるのは総裁選挙のシナリオです。選挙戦を戦っている中で、岸田陣営はまず、決選投票に持ち込めるかということを入念に調べていました。

 そして、野田聖子氏が出馬することが決まった瞬間から決選投票のシナリオは濃厚だと想定されていたことは間違いなく、熾烈(しれつ)な2位争いが繰り広げられてきました。

 高市早苗氏との戦いが実際の岸田総裁誕生へ向けてのカギとなることを早期から考えていたからこそ、岸田陣営は後半に向けて河野対策よりも高市対策に力を入れていました。

 そして最終的に河野氏と高市氏が正反対のような政策を打ち出してくれたおかげで、決選投票となれば、高市票が岸田氏へと流れることになるのです。

 派閥力学の及ばなかった今回の総裁選挙は、基本的に「人間関係」と「政策」の2つで決まることになるでしょう。

 総裁選挙の1回目の投票で自分たちの「推し」が落選してしまった陣営の票は、決選投票において、もちろん人間関係の近い候補者を支持することはあり得ますが、政策的により近い候補者に流れていくでしょう。つまり、高市陣営は河野陣営と考え方がかなり対極にありますので、高市陣営が岸田氏へと流れることになるのです。

 これらの3つが岸田氏勝利の要因です。

 いずれにせよここからは衆院選に突入です。

 今回の衆院選はこの総裁選フィーバーの熱が冷めないうちに行われ、結果として自民党が大勝するだろうと予想しています。

 さらには来年夏の参議院選挙もありますが、安全運転の岸田内閣は参議院選挙も乗り切ることでしょう。

 総裁選挙で見せた新しい岸田氏による政権運営の手腕に期待したいと思います。

 (元衆議院議員 宮崎謙介)

宮崎謙介

7367チバQ:2021/09/29(水) 17:16:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c0d33c8c38adbb864ade3d8a9adaa9226299de8
自民党・岸田新総裁誕生までの「仁義なき多数派工作」 ポストをエサに裏切りと脅迫が横行した醜悪
9/29(水) 16:15配信

日刊ゲンダイDIGITAL
自民党の新総裁に選出された岸田文雄前政調会長(C)共同通信社

 2週間に及んだ自民党総裁選は29日、やっと決着した。

 事前予想では議員票、党員票各382票による1回目投票で1位になるとみられた河野太郎氏だが、議員票86票、党員票169票の計255票でまさかの2位。議員票146票、党員票110票の計256票を獲得した岸田文雄氏に1票差で敗れる波乱。そして決選投票の結果、257票の岸田氏が170票の河野氏を破り、第27代総裁に選出された。

本気で改革する気なら今でしょ! 自民党総裁選4候補こぞって“脳内お花畑”のウンザリ

 選挙戦最終盤、各陣営は政策そっちのけで議員票382票を奪い合う多数派工作を展開。寝返りを誘う“人事案”が飛び交い、脅迫まがいの引きはがしも行われた。まさに文字通りの「国民不在」だった。

  ◇  ◇  ◇

「高市さんを応援して欲しい」「でないと衆院選の応援は難しいな」

 高市前総務相の支援に回った安倍前首相は、党内若手議員の携帯を鳴らしては、こう迫っていた。脅迫めいた多数派工作に、若手議員は震え上がったという。

「選挙が弱い若手は、もちろん安倍さんの応援が欲しい。それ以上に、裏切ればマークされかねないから、とても断れません。実際、議員の間では『安倍総理は裏切りを許さないだろう』と言われていた。突然の直電を受けた若手は『ここまでするのか……』と、戦々恐々としていました」(自民党関係者)

 えげつない多数派工作を展開したのは安倍前首相だけではない。日本テレビの報道によると、高市陣営は、「表向きは河野のままでいいからこっちにこいと言っている」「寝返りそうな人には高市本人にピンポイントで電話をかけさせている」とロコツな引きはがしをやっていたという。

 よほど、各陣営の切り崩しが激しかったのか、河野陣営で選対事務総長を務めた坂本哲志1億総活躍担当相はきのうの会見で、議員票を巡って「(支持を)ひっくり返されたり、ひっくり返したりの連続だ」と吐露していた。

「終盤にさしかかるほど、『○○が他陣営に寝返った』『△△は裏切ったようだ』と疑心暗鬼が拡大。『どうせ、決選投票になる。1回目の投票は野田幹事長代行に入れ、様子見しよう』などと漏らす議員もいたようだ。河野応援団からは、決選投票で優位に立つための情報が流された。決選投票になった場合、47票ある都道府県票のうち40前後が河野支持に回るとの情報です。『世論を無視するのか』と議員を揺さぶる“材料”になったはずです」(永田町関係者)

「自由に投票できたのは地盤が固い世襲議員だけ」
決選投票で岸田文雄前政調会長(右2)が新総裁に(C)共同通信社

 ポストをチラつかせた多数派工作も過熱。選挙戦終盤では、真偽不明の“人事情報”が飛び交った。

「まことしやかに囁かれたのは“岸田政権”の人事です。安倍前首相の出身派閥・細田派の支持を固めるためでしょう。幹事長として同派の萩生田文科相の名前が浮上。また、竹下派を取り込む狙いから、派内で将来の総裁候補とされる小渕優子元経産相も幹事長として名前が挙がった。一方、“河野政権”の人事も飛び交ったが、『本当にポストを約束してもらえるのか』と疑問の声が上がっていた」(前出の自民党関係者)

「誰なら選挙に勝てるか」「誰を支持すればポストにありつけるか」と思惑が渦巻いた総裁選だった。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「安倍前首相ら重鎮の意向が働いた今回の総裁選で、自由に投票できたのは地盤が固い世襲議員だけではなかったか。多くの議員が勝ち馬に乗ることに右往左往し、各陣営も多数派工作にかまけていた。国民不在はもちろん、『党を良くしたい』という思いも見えてこなかった。公職選挙法が適用される選挙ではないので仕方ありませんが、ちょっと醜悪な選挙でした」

 国民はだまされず総選挙で鉄槌を下すべきだ。

7368チバQ:2021/09/29(水) 17:19:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d6f17d6cbf792e129980167f1dc8232e04f0bd
【自民党総裁選】河野太郎氏が国会議員票3位「うわあ〜」報道陣驚きの声
9/29(水) 14:57配信

日刊スポーツ
自民党総裁選投開票直前に行った決起集会の壇上で最後の決意を明かす河野太郎行革相(撮影・鎌田直秀)

自民党総裁選は29日、都内のホテルで投開票され、午後1時から所属国会議員による投票が行われた。

国会議員票と、28日に締め切られた党員・党友票の合計で争われたが、第1回投票で岸田文雄前政調会長(64)がトップに立った。

事前の予想では河野太郎行革相(58)がトップになるとみられただけに、会場の様子を見守るホテル内のプレスルームでは、集まった100人以上の報道陣から「ええっ」と、驚きの声が上がり、騒然となった。

特に、国会議員票で高市早苗前総務相(60)が114票と、河野氏の86票を上回ったことが分かった際には、「うわあ〜」などと特に大きな驚きの声が上がった。

7369チバQ:2021/09/29(水) 19:30:42
https://news.yahoo.co.jp/byline/oohamazakitakuma/20210929-00260629
岸田自民党新総裁が誕生、事前予想と党員・党友票の地域別偏りを検証

大濱崎卓真選挙コンサルタント・政治アナリスト
9/29(水) 16:


 自由民主党総裁選挙は9月29日、議員票の投開票ならびに党員票の開票が行われ、決選投票の結果、岸田文雄前政調会長が第27代新総裁に選ばれました。

 早速、この総裁選の総括と議員票の当初予測の事後分析、ならびに都道府県別の党員・党友票について解説をしていきます。

議員票は予想より河野氏↓高市氏↑、その理由は
 議員票については、自らがどの候補に投票するかを明らかにした集計「自民党総裁選2021_議員票動向」によれば、投票が始まる直前の状況で河野氏89票、岸田氏101票、高市氏69票、野田氏21票、(不明102票)でした。

 また、各種報道などによれば、議員票については岸田氏が約145票、河野氏が約125票、高市氏が約90票、野田氏が20票程度との観測が多くみられました。

 一方、最終的な結果は、岸田氏は146票とほぼコンセンサス通りでしたが、河野氏は86票、高市氏は114票、野田氏は34票となり、河野氏が議員票予想から40票程度減らした一方、高市氏が25票程度、野田氏が15票程度増やしました。

 投票日前日には河野氏・高市氏が相次いで二階幹事長を訪問したほか、二階幹事長はその日の会見で決選投票における二階派の動きについて「(派閥拘束に)対応したくない人は、出ていってもらうしかしようがない。ちょっと愚問じゃないかな。プロの世界では」と述べるなど、二階派での結束が予測されていました。

 河野氏は決選投票で岸田氏と戦うと不利とみて高市氏に票を回すという観測について「ひどいフェイクニュースだ」「するわけないですよ、そんなこと。冗談はよしてください」と述べていました。最終盤では高市氏の伸びが想定より少ないことからこの作戦は実際に行われなかったとみられますが、結果的に票の流れがこのようになったことは、河野氏(陣営)の意思とは別のところで、議員票を回す動きがあったとの考え方もあるでしょう。

党員・党友票の地域別偏りはどうだったか

 各候補の都道府県別党員・党友票占有率を地図で可視化しました。(拡大した画面はこちら)

 NHKによれば、岸田氏は自身の出身である広島県だけでなく、岸田派が強いと呼ばれる都道府県など想定を上回る都道府県で有利になったことも最終的な票が伸びたことの理由となったことでしょう。河野氏は全体的に党員・党友票を伸ばすことができましたが、それでも地域差が出ました。高市氏は都市部に強く、また野田氏も一部の都道府県で健闘した結果がうかがえます。

7370チバQ:2021/09/29(水) 19:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/67d7b5dd551bd0e4b311df83aa4143133f18d063
「勝ち馬」乗って結束腐心 人事で処遇期待 自民派閥
9/28(火) 20:33配信
時事通信
記者会見する自民党の二階俊博幹事長(右)=28日午前、東京・永田町の同党本部

 29日投開票の自民党総裁選で、二階派など独自候補不在の派閥は決選投票にもつれ込んだ場合、できるだけ結束して対応しようと躍起となっている。

 「勝ち馬」に乗って勝利に貢献したとアピールし、その後の党役員・閣僚人事での処遇を期待しているためだ。

 二階派は28日の総会で決選投票での対応を協議し、1回目の投票と同様、自主投票を確認した。ただ、会長代行の河村建夫元官房長官は出席者に「迷った場合は会長や幹部に相談いただきたい」と念押しした。

 同派には全4候補の支持者が混在しているため、特定候補へ強引に集約すればあつれきが生じかねない。それでも「相談」を促すのは、総裁選後の人事をにらんで派の大半をまとめ、「勝ち馬に乗って党4役の一角を押さえたい」(幹部)との狙いがあるとみられる。

 実際、会長の二階俊博幹事長は総会に先立つ記者会見で決選投票でまとまった対応を取るか問われ、「(まとまって)対応したくない人は出ていってもらうしかない。愚問じゃないか、プロの世界では」とどう喝とも取れる答弁。若手からは「会長の意向を忖度(そんたく)しろということなのか」と戸惑う声が出た。

 二階氏はこれまで支持候補を表明せず、同日の会見でも「まだ決めていない」と述べた。この後、候補者の高市早苗前総務相(60)と河野太郎規制改革担当相(58)の訪問をそれぞれ受けたが、「頑張れ」と激励しただけだった。幹事長として政局を切り回してきた二階氏の沈黙に、党内からは「不気味だ」(細田派中堅)と警戒する向きもある。

 一方、同じく候補不在の旧竹下派は、会長代行の茂木敏充外相が会見で「大半が岸田氏支持でまとまった」と強調。勝ち馬を岸田文雄前政調会長(64)と見る同派幹部は決選投票に関し、所属議員51人のうち45人以上が岸田氏に投票するとの見方を示した。石原派は臨時総会で、会長の石原伸晃元幹事長が「一致協力して当たろう」と呼び掛けた。

7371チバQ:2021/09/29(水) 19:37:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d0e07d7e5cf2b0a334c8eefa33608f77e0dec1a
【総裁選】「逆バネ」ウワサ本当だった? 菅氏に抱きつかれた候補また敗戦
9/29(水) 17:30配信

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日刊スポーツ
自民党総裁選投開票、自民党総裁選で投票する菅義偉首相(撮影・小沢裕)

菅義偉首相が支持を表明した河野太郎氏が議員票で大差をつけられ、完敗した。

永田町では菅首相の支持は「逆バネ」になり、足を引っ張る可能性があるとウワサされていた。


菅氏が支援を表明した候補は総裁選で分が悪く、橋本龍太郎氏の後継を決める1998年の総裁選では、菅氏は1回生ながら派閥に反旗を翻し、梶山静六氏に出馬を要請。梶山氏とともに平成研究会(当時小渕派)を離脱し、選対事務局次長として戦ったが、小渕恵三氏225票、梶山氏102票、小泉純一郎氏86票で、ダブルスコアで敗れた。

麻生太郎氏の後任を選ぶ2009年の総裁選でも当時所属していた宏池会(当時谷垣派)を離脱し、河野太郎氏を擁立したが、谷垣禎一氏300票、河野氏144票、西村康稔氏54票で、ダブルスコアで完敗している。

菅首相は8月の横浜市長選で市長選では異例の支援を明かし、小此木八郎前国家公安委員長を応援したが、逆に新型コロナ対応など政府への不満を呼び込み、惨敗を喫したばかり。菅氏に抱きつかれた候補は敗れるというジンクスが生まれてしまった。

7372チバQ:2021/09/29(水) 19:38:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0c012c8bbefa76278e166b095c7c5d5ad760f0f
圧勝で 岸田新総裁が誕生「幹事長は高市氏、野田氏は初代こども庁長官?」どうなる小石河連合〈dot.〉
9/29(水) 18:39配信


AERA dot.
岸田文雄新総裁の瞬間(C)朝日新聞社

 自民党総裁選の投開票が9月29日、行われたが、「想定外」の展開となった。1回目で岸田文雄前政調会長が256票を獲得しトップ。1位と呼び声高かった、河野太郎ワクチン担当相が255票で2位だった。高市早苗前総務相が188票、野田聖子幹事長代行が63票だった。

【写真】注目の新幹事長は?

 しかし、全体の過半数を獲得した候補者がおらず、決戦投票となった結果、岸田氏が257票で170票の河野氏を破り、自民党総裁の座につくこととなった。

 当選が決まり、挨拶に立った岸田氏は「ノーサイド、全員野球で一丸となって衆院選、参院選に臨んでいこうではありませんか」と晴れ晴れとした表情で語った。岸田派幹部も破顔でこう喜びを語る。

「決戦投票になるとは思っていたが、1回目から岸田氏が1位になれるとは驚き。当初、想定された高市氏との2位3位連合にならなくてよかった」

 下馬評では、1回目はトップ通過が確実視されていた河野氏だったが、岸田氏に1票差で2位という結果だった。河野氏陣営の国会議員はガックリした表情でこう話す。

「議員票では1回目で高市氏に負けて3位、これがすべてです。決戦投票では主要派閥である清和会や麻生派などが岸田氏に流れることはわかっていた。岸田氏から“二階外し”を突き付けられた二階派ですが、わだかまりを捨て、完全に岸田氏に乗りましたね。いくら党員票で強くても、議員に人気がなければ、勝てません。小石河連合を組んだことが議員票では逆効果でしたね」

 首相官邸も新しい主が決まり、胸をなでおろした様子だ。

「ここまで岸田氏が圧勝したことには一様に驚きの声があがりました。安定的な政権基盤の下に新総裁が誕生したことに安堵しているスタッフが多い。岸田さんについては、総裁選を通じ、温厚な人柄と力強さが増し、リーダーとしての覚悟が見て取れたと高評価でした。順当な結果と見る意見が多いです。他方で河野さんは惨敗と言っていいでしょう。切れやすい性格などと報じられてきましたが、リーダーとしての器の差が出た、という声もあります」(官邸関係者)

  岸田氏が1回目からトップに立ち、決戦投票でも大差で勝利したことから自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう予測する。

「党員票では河野氏が上回ったが、トータルでは2回とも岸田氏が勝った。他から雑音が入らないので岸田氏は組閣、人事がやりやすくなりますね」

 今後の焦点は、岸田政権の党幹部人事と組閣だ。岸田氏は総裁選中、自身が当選した暁には、候補者を要職につけると話していた。また、岸田氏は当選後の挨拶で、「衆院選、参院選がある」と繰り返していた。

「まずは選挙に勝てる人事になると思います。選挙で人気なのは、河野氏と小泉進次郎環境相。この2人が選挙の顔になる人事になると思う」(前出・岸田派幹部)

 そこで、注目されるのが幹事長だ。2012年の総裁選では、安倍晋三前首相は決戦投票で争った石破茂氏を幹事長につけ、直後の政権交代となった衆院選挙に大勝した。幹事長には河野氏が有力視されているという。だが、安倍氏が率いる最大派閥、清和会の国会議員はこう語る。

「河野氏が議員票で3位、高市氏は2位。岸田氏が当選した裏には安倍氏のサポートがあったことは明らかだ。高市氏が女性として初の幹事長になれば、斬新さをアピールできる」

7373チバQ:2021/09/29(水) 19:39:16
 河野氏はこれまで党三役の経験がないことから、政調会長という声もあるそうだ。そして、もうひとり注目されるのが、麻生太郎副総理兼財務相だ。

 麻生氏は派閥の一員である河野氏でなく、岸田氏を最初から支持したという。麻生氏の信頼厚く、岸田選対の顧問でもあった、甘利明税調会長を財務相に起用という見方もある。

「岸田氏が一番、頭を悩ませるのが麻生氏だろう。甘利氏を財務相に据えて、麻生氏には副総理にプラスなんらかの肩書で処遇することになるのではないか。二階幹事長も5年あまり続けた幹事長の椅子から去る。いつまでも麻生氏が副総理兼財務相で動かないというのもちょっとね」(前出・岸田派幹部)

 また、総裁選では「こども庁創設」が何度も議論されてきた。

「一番、熱心だった野田氏をこども庁の初代長官か、少子化担当相に起用しそうだ。そうなれば、推薦人を8人も出したうちのメンツも保てるよ」(二階派所属の国会議員)

 党人事については、30日にも決まる見込み。組閣は国会での首班指名後の10月4日となる。当選後の挨拶でも「私の特技は人の話をよく聞くこと」と語った岸田氏。

「岸田氏のよさはバランス感覚ですね。安倍氏、麻生氏にも配慮しながらうまく党人事や組閣をまとめると思います。“二階外し”でぶつかった二階派も最後は結果をみれば、勝ち馬の岸田氏に乗ったでしょう。複雑な思いは水に流して、きちんと二階氏の顔を立てますよ。私も岸田氏と何度か一緒に仕事をさせてもらいましたが、そういう気配りができる人。選挙がすぐですから、顔になる河野氏、小泉氏に加え、人気が出た高市氏らをうまく配置するでしょう。せっかく総裁選で盛り上がったのに、党人事、組閣でもめると選挙に勝てなくなりますから」(前出・田村氏)

 岸田新総裁の手腕はいかに。

(AERAdot.編集部 今西憲之)

7374チバQ:2021/09/29(水) 19:39:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/042b2e7a797c1055d1c958eeb312aaa9b91ae7c5
崖っぷちから頂点に 不出馬・敗北、糧に奮起 岸田自民新総裁
9/29(水) 18:03配信

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時事通信
 2018年の前々回は不出馬を選択、昨年は敗北を喫し、総裁候補として崖っぷちに立たされていたが、岸田文雄氏は自らを奮い立たせ頂点に上り詰めた。

 
 18年は自ら率いる岸田派内の主戦論と慎重論のはざまで揺れ、結局は出馬を見送った。自民党内では「優柔不断」との冷ややかな声も漏れた。昨年は意を決して立候補したが支持は集まらず、大差を付けられ2位に沈む。「岸田は終わった」と言われたことも一度ではない。

 それでも諦めず、機会をうかがった。菅内閣支持率が急降下する中、真っ先に出馬に名乗りを上げた。主要各派の支持を取り付けていたわけではない。ただ、ここで見送れば自らの総裁候補としての賞味期限が切れかねない―。政治生命を懸けて勝負に出た。

 出馬表明の記者会見では、長期にわたり権力を握ってきた二階俊博幹事長の交代を念頭に、党役員の若返り策を大胆に提示。腹を据えた岸田氏への評価は高まり、菅義偉首相の総裁選不出馬のきっかけにもなった。

 選挙戦では、「決意」「覚悟」を何度も口にした。「最後まで分からない」。決選投票が不可避の情勢の中、ぎりぎりまで自ら電話で支持をお願いし続けた。

 動画サイトのライブ配信にも積極的に挑戦。秘書を務める長男や妻も動員し、「一家総出」で親しみやすいイメージづくりに努めた。実直で生真面目な性格は「地味で発信力に欠ける」とも指摘される。課題の「発信力」強化は道半ばだ。

 広島が地元で核軍縮がライフワーク。若い頃の夢は小説家だ。全国有数の進学校として知られる開成高出身として初の総裁でもある。

7375とはずがたり:2021/09/29(水) 20:08:19
高市氏「結果受け止める」
議員票2位に自信も
https://nordot.app/815901571060613120
2021/9/29 20:01 (JST)
c 一般社団法人共同通信社

 自民党の高市早苗前総務相は29日、総裁選で敗れたことに関し「結果は重く受け止める。党員票が足りなかったのは、全て私の不徳の致すところだ」と自身の陣営会合で述べた。議員票が岸田文雄新総裁に次ぐ2位だったことには「私の政策に賛同していただいた」と自信をにじませた。

 会合後の記者会見で、安倍晋三前首相の支援について「政策は自由にやらせていただいた。電話などで足りないところをカバーしてもらった」と強調。次期総裁選を巡っては「政策を磨き、次に向けて力を蓄えたい」と語った。

7376チバQ:2021/09/29(水) 21:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d5cfdac866b744b5702ad59d3ce7265bbad8313
河野氏・高市氏と甘利氏の要職起用が浮上…岸田新総裁「老壮青バランス、中堅・若手登用が必要」
9/29(水) 21:11配信

読売新聞オンライン
総裁選の健闘をたたえ合う(左から)野田氏、菅首相、岸田新総裁、高市氏、河野氏(29日)

 自民党の岸田文雄新総裁は29日、党役員・閣僚人事に着手した。10月1日に党四役などの役員人事を正式に決め、新執行部を発足させる考えだ。総裁選で党員票トップの河野太郎行政・規制改革相、1回目投票の国会議員票で2位につけた高市早苗・前総務相を重要ポストで処遇する案が浮上している。

 岸田氏は29日の記者会見で、人事について「老壮青のバランス、中堅・若手の登用が必要だ」と語った。総裁選で戦った河野、高市、野田聖子3氏の処遇を問われ「党内で能力を発揮してもらえるようなことを考えていきたい」と述べた。

 岸田氏の陣営顧問を務めた甘利明党税制調査会長の要職起用も取りざたされている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e036683afaafa2ac56692166b875ba3c157d2be8
党員・党友票は河野太郎氏44%で根強い人気 岸田文雄氏は28.9%
9/29(水) 21:02配信

毎日新聞
自民党の総裁室の椅子に座る岸田文雄前政調会長=東京都千代田区の同党本部で2021年9月29日午後6時47分、竹内幹撮影

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選は29日、投開票された。岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が決選投票で河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=を破り、第27代総裁に選出された。

 全国の党員・党友票は、河野太郎行政改革担当相が得票率44・1%(33万5046票)で、岸田文雄前政調会長の28・9%(21万9338票)を上回った。1回目の党員投票結果を都道府県ごとに集計し、2人のうち得票数がより多い候補が1票を得る都道府県票(計47票)も、河野氏が39票と岸田氏の8票を大きく上回り、河野氏の根強い党員人気をうかがわせた。

 都道府県別では、河野氏が関東1都6県や京都、大阪、兵庫など37都道府県で最多得票。うち12県の得票率は50%を超えた。岸田氏は地元・広島に加え、青森、山形、山梨、島根、山口、香川、熊本の各県でトップ。高市氏が最多だったのは70%超を得票した地元・奈良のみ。野田氏が最多だったのは36%超の得票を占めた地元・岐阜のみだった。【木下訓明】

7377チバQ:2021/09/29(水) 21:36:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c59dea6d478cbf66998e0624cf12279c84a4ed33
岸田氏、総裁選3候補を役職に起用へ 二階幹事長は交代の方針
9/29(水) 20:17配信

毎日新聞
記者会見する自民党の新総裁に選ばれた岸田文雄前政調会長=東京都千代田区の同党本部で2021年9月29日午後6時24分、竹内幹撮影

 自民党の岸田文雄・新総裁(64)は29日、党本部で記者会見し、党役員・閣僚人事の方針について「総裁選を通じて党が多彩な人材を持ち、中堅・若手をしっかり登用すると言ってきた。老・壮・青のバランスが必要だ」と述べた。総裁選を戦った河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=や高市早苗前総務相(60)=無派閥、野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=の起用が焦点となる。在任5年を経過した二階俊博幹事長(82)=二階派=は交代させる。


 岸田氏は、総裁選の3候補について「一緒に政策論争をする中で素晴らしい能力を実感した」と評価し、何らかの役職に起用する考えを示した。総裁選で提唱した幹事長以下の党役員任期を「1期1年、連続3期まで」とする案については「党改革に対する思いは1ミリたりとも後退していない」と述べ、堅持する考えを示した。二階氏の後任幹事長については「大変重要な役職だ。まだ具体的な名前が確定したものではない」と述べるにとどめた。

 党役員任期は30日までだが、「できるだけ急ぎたいが明日1日はやはりかかるのではないか」と述べた。新旧役員は、10月1日にも交代する。

 二階氏の後任幹事長には、萩生田光一文部科学相(58)=細田派=や甘利明税調会長(72)=麻生派、茂木敏充外相(65)=竹下派、高市氏などの名前が挙がっている。【野間口陽】

https://mainichi.jp/articles/20210929/k00/00m/010/010000c?inb=ys
刷新か派閥均衡か 岸田文雄新総裁を待ち受ける人事の試練
中田卓二

毎日新聞 2021/9/29 15:05(最終更新 9/29 16:33) 有料記事 1213文字

 自民党総裁選は29日投開票され、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が当選した。10月4日召集の臨時国会で新首相に選出される見通しだ。新総裁はさっそく党役員人事に着手する。11月投開票が有力な衆院選に向け刷新感を出すか、今後の党運営を重視して主要派閥に配慮するか、早くも手腕が試される。

 現在の党役員の任期は30日まで。新総裁は幹事長、政調会長、総務会長、選対委員長の党四役の人選を急ぐ。さらに10月4日召集の臨時国会で首相に選出された後、直ちに組閣する運びだ。

 岸田氏は総裁選への立候補を表明した際、党役員の任期制限を提起した。在任が5年を超えていた二階俊博幹事長に対するけん制で、これが一連の菅義偉首相退陣劇の起点になった。それだけに岸田氏の人事に注目が集まる。

 総裁選中、4人の候補はいずれも、自身が勝利したらほかの3候補を党や内閣の要職で起用するという考えを示し、選挙後の「挙党一致」をアピールした。野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=が「非常にいい競争をしながら、協力するときは協力する」と述べるなど、新型コロナウイルス禍の中、権力闘争色を極力薄める思惑も透ける。

 焦点の新幹事長は…

7378チバQ:2021/09/29(水) 21:37:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aa3e99bf0ef55d91d0acba6f00d6a070eff15eb
【総裁選】安倍氏も暗躍「岸田・高市連合」誕生  派閥分裂再編へ引き金
9/29(水) 20:53配信

日刊スポーツ
決戦投票の末に自民党新総裁となった岸田文雄前政調会長は(手前から)野田聖子幹事長代行、高市早苗前総務相から健闘を称えられ手を挙げて応える(撮影・小沢裕)

菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選の投開票が29日行われ、岸田文雄前政調会長(64)が第27代総裁に選出された。本選では優位と予想された河野太郎行革相(58)を岸田氏が1票上回ってトップに立ち、高市早苗前総務相(60)と野田聖子幹事長代行(61)が脱落。過半数を獲得に至らず、上位2人による決選投票では、岸田氏が257票で170票の河野氏を圧倒した。岸田氏が多くの議員票を集めた背景には、高市氏との好連携が大きく影響した。新総裁は10月4日召集の臨時国会で首相指名選を経て、第100代首相に就任する。


   ◇   ◇   ◇

岸田新総裁の誕生は「岸田・高市連合」が産声を挙げた瞬間でもあった。投開票会場で新総裁と3候補、菅首相の記念撮影が行われた。撮影前に岸田氏は高市氏と笑顔でグータッチを交わした。岸田氏は「総裁選は終わった。ノーサイドです。全員野球で自民党が一丸となって次期衆院選に臨む」と党内融和を唱えた。その岸田氏の報告会に高市氏がサプライズ登場。「4人でツアーのようにテレビ局を一緒にまわっていると、だんだん愛情が沸いて来て(笑い)、離れがたい気持ちになってきた」と、蜜月をアピールした。

決選投票へ向けて両陣営は前日28日午後からトップレベルの調整を進めた。岸田氏が決選投票に駒を進め、高市氏が敗れた場合に決選投票で高市陣営は岸田氏支持で合意し、本選で高市氏が獲得した議員票114の大半は岸田氏に流れた。

選挙戦の最終盤で、高市氏陣営は支持を決めかねている議員の切り崩しに成功した。対象議員の個別データを基に高市氏自身が電話でアプローチする戦術を展開した。用件は留守番に一切残さずに、相手が根負けするまで直接対話で説得した。これが功を奏し、本選で河野氏が議員票86票で、まさかの3位にも「想定よりも減ったが驚きはない」(高市陣営)と言い切った。

高市氏は本選で計188票と2強に迫った。その裏にはフィクサーを目指す安倍晋三前首相の暗躍があった。安倍氏は高市氏支持を表明し、20人の推薦人確保に影響力を発揮した。総裁選中に当選3回以下の若手議員が中心で派閥横断した約90人が「党風一新の会」を立ち上げたが、中堅議員は「安倍さんが動いている」と語った。

自主投票を掲げる若手グループの幹部に対して、立候補者の1人が支持を打診すると「実は、もう派閥で決まっている」と語ったという。本選では派閥を横断した自主投票が主流とされ、河野氏を支持する動きが脚光を浴びた。だが、実際には本選から従来の派閥の力学で支配され、最終的に安倍氏の影響下にある高市氏と岸田氏によるタッグが誕生した。

党改革を巡って役員任期を「1期1年、最長3年」と公約に掲げた岸田氏に対し、二階俊博幹事長は反発した。だが、二階派も最後は岸田支持と河野支持で割れた。退任する二階氏の求心力低下で「空中分解だ」(元閣僚議員)と指摘されている。今後、焦点の役員人事を含め、総裁選を引き金に派閥は分裂再編へ動きだそうとしている。【大上悟】

7379チバQ:2021/09/29(水) 21:48:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210929k0000m040300000c.html
「冷や飯」の大阪自民安ど 「政権、親維新ではなくなる」
2021/09/29 20:59毎日新聞

「冷や飯」の大阪自民安ど 「政権、親維新ではなくなる」

自民党総裁選で党員・党友票の開票作業をする大阪府連の関係者ら=大阪市中央区で2021年9月29日午前9時35分、望月亮一撮影

(毎日新聞)

 野党の日本維新の会は、約9年に及んだ安倍晋三、菅義偉両政権と蜜月関係を築く一方、維新と対立する自民党大阪府連は政権から冷遇されてきた。岸田文雄新総裁の誕生で維新は政権中枢とのパイプが断たれることになり、自民府連には安堵(あんど)感が広がる。維新にとっては2025年大阪・関西万博やカジノを含む統合型リゾート(IR)で国との連携が欠かせず、新政権との関係構築に向けて出方をうかがう構えだ。

 「これまでは府連と官邸との風通しが悪く、政権与党の優位性が全くなかった。総裁が代わり、環境の変化に期待している」。自民府連の多賀谷俊史幹事長は新総裁誕生を歓迎した。

 12年12月に第2次政権を発足させた安倍氏と官房長官だった菅氏は憲法改正で維新の松井一郎代表(大阪市長)と意気投合。橋下徹氏も含めた4人で定期的に会合を持つなど、与野党の立場を超えて太いパイプを持った。万博は安倍、菅両氏の強力なバックアップが誘致実現の決め手となり、菅政権でも良好な関係は続いた。

 政権は維新との関係をよそに、身内であるはずの自民府連とは距離があった。府連は、大阪市を廃止・分割する維新の看板政策「大阪都構想」に反対してきたが、都構想への賛否を問う15年と20年の2度の住民投票ではいずれも、党本部から明確な支援は得られなかった。府連幹部は「今までみたいに維新と近い政権ではなくなり、府連にとってプラスであることは間違いない」と期待を寄せる。

 ◇松井氏「岸田さん、何やりたいか見えない」

 これに対し、松井氏は29日、記者団に「最後は永田町の派閥の論理で決まった。与党や政府と是々非々で対峙(たいじ)するのは変わらない」と淡々と受け止めた。そのうえで、「岸田さんが何をやりたいのか、今は見えない」と話し、新政権の出方を注視する考えを示す。

 維新内部には菅氏の首相退陣に伴い、政権中枢とのパイプが失われることへ危機感が強く、所属国会議員は29日、「当然、影響があるに決まっている」と話した。また、ある維新関係者は「岸田さんになったからといってマイナス面は特にない。これまでプラス面が大きすぎたので、フラット(普通)に戻るだけだ」と懸念を払拭(ふっしょく)した。

 間近に迫る衆院選への影響も必至だ。維新と自民は次期衆院選で府内19小選挙区のうち、14選挙区で対決する公算が大きい。

 ある自民候補は「不人気だった菅さんが交代し、新しいリーダーの下で選挙を迎えられる。政権が発足すれば、さらに岸田さんの人柄が受け入れられるのでは」と期待する。

 一方、維新候補の一人は「河野(太郎)さんが勝っていたら、改革イメージが維新と重なるので岸田さんの方が戦いやすい」と指摘。別の維新候補は「衆院選のために総裁選を利用し、自民の追い風になっている」と警戒した。【石川将来、野田樹、田畠広景、鶴見泰寿】

7380チバQ:2021/09/30(木) 01:09:06
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_55TPM7ORFNJ7NEA223YLOMWPLI.html
甘利氏の党四役での起用案浮上 岸田自民党新総裁
2021/09/30 00:23産経新聞

甘利氏の党四役での起用案浮上 岸田自民党新総裁

甘利明税調会長(春名中撮影)

(産経新聞)

自民党は29日、菅義偉首相の任期満了に伴う総裁選を行い、第27代総裁に岸田文雄前政調会長(64)を選出した。岸田氏は1回目の投票で1位だったが過半数に至らず、決選投票で2位の河野太郎ワクチン担当相を下した。岸田氏は10月4日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で第100代首相に選出される予定。組閣、認証式などを経て岸田内閣が発足する。

岸田氏は幹事長を含む党役員人事に着手した。岸田氏を支援した麻生派(志公会)の甘利明税調会長の党四役での起用案が浮上している。岸田氏は総裁選で争った河野氏や高市早苗前総務相らを要職で処遇する意向を示した。10月1日にも決定する。岸田氏の総裁任期は令和6年9月末まで。

岸田氏は総裁選出後のあいさつで「総裁選は終わった。ノーサイドだ。全員野球で一丸となって衆院選と参院選に臨んでいこう」と呼びかけた。また、新型コロナウイルス対策に尽力する考えを示し「数十兆円規模の経済対策を年末までにしっかりと作り上げなければならない」と強調した。

岸田氏はその後、記者会見に臨み、コロナ対策について「全てを懸けて必死に取り組む」と強調。他の3候補について「ぜひ党内で能力をしっかり発揮していただけるようなことを考えていきたい」と語った。

11月までに行われる衆院選の勝敗ラインは「自公両党で過半数」だと明言した。衆院解散については「今後、臨時国会が開かれる。政治条件をしっかり見極めた上でしかるべき時期を判断していきたい」と述べた。衆院議員は10月21日に任期満了を迎えるが、衆院選は11月7日か14日投開票の日程が想定されている。

総裁選は国会議員票と、「ドント方式」により議員票と同数になるよう各候補に割り当てられた党員・党友票の合計で争われた。岸田氏は1回目の投票で256票を獲得し、河野氏(255票)を1票上回った。3位は高市氏で188票、4位は野田聖子幹事長代行で63票だった。決選投票では、257票を獲得した岸田氏が勝利した。

7381チバQ:2021/09/30(木) 01:10:33
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP9Y7VZ5P9YUTFK00Q.html
要職起用に萩生田氏・甘利氏・高市氏浮上 岸田新総裁、党人事に着手
2021/09/30 00:12朝日新聞

要職起用に萩生田氏・甘利氏・高市氏浮上 岸田新総裁、党人事に着手

総裁室で席に着く自民党新総裁の岸田文雄氏=2021年9月29日午後6時46分、東京・永田町、内田光撮影

(朝日新聞)

 菅義偉首相の後任を選ぶ自民党総裁選は29日、東京都内のホテルで投開票され、岸田文雄前政調会長(64)が決選投票で河野太郎行政改革相(58)を破り、第27代総裁に選出された。総裁任期は3年。10月4日召集の臨時国会で、岸田氏は第100代首相に選ばれる。

 岸田氏は党役員人事に着手。細田派の萩生田光一文部科学相(58)や、麻生派幹部の甘利明税調会長(72)、総裁選で争った無派閥の高市早苗前総務相(60)らの要職起用が取りざたされている。

 総裁選では、国会議員票(382票)と党員・党友票(地方票、382票)の計764票で争う1回目の投票で、岸田氏は議員票でトップの146票で計256票を獲得。一方の河野氏は、議員票は3番目の86票だったが地方票でトップの169票を取り、計255票で岸田氏と1票差だった。高市氏は議員票114票で計188票。野田聖子幹事長代行(61)は議員票34票で計63票。また議員票は棄権1、白票1だった。

 ただ岸田氏は過半数に達しておらず、2012年以来の上位2人による決選投票に入った。国会議員票が全体の約9割を占める決選投票では、岸田氏が議員票249票で計257票を獲得し、議員票131票で計170票の河野氏に大差をつけて勝利した。

 岸田氏は29日夕、党本部で記者会見し、コロナ禍で国民の協力を得るため「年内に数十兆円規模の経済対策を策定する」と説明。「新しい資本主義を構築していきたい」とし、「成長と分配の好循環を実現し、全国津々浦々、成長の果実をしっかり届けたい。できるだけ幅広い国民の皆さんの給与を引き上げる経済政策をとっていきたい」と強調した。

https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021092901001426.html
高市氏、要職起用も 官房長官に上川氏取り沙汰
2021/09/29 23:19共同通信

高市氏、要職起用も 官房長官に上川氏取り沙汰

高市早苗前総務相、上川陽子法相

(共同通信)

 自民党の岸田文雄新総裁は29日、政権運営の要となる幹事長など人事の検討に入った。麻生派の甘利明税制調査会長、細田派の萩生田光一文部科学相の起用案が浮上。岸田氏と総裁を争った高市早苗前総務相の要職登用のほか、上川陽子法相の官房長官起用も取り沙汰されている。複数の関係者が明らかにした。

 岸田氏は総裁就任後、初の記者会見で人事に関し「若手だけを登用するのではなく、老壮青のバランスが大事だ」と述べた。

 甘利氏は総裁選で岸田氏陣営の選対幹部を務めた。甘利、萩生田、高市各氏は安倍晋三前首相との関係が近い。

7382チバQ:2021/09/30(木) 01:11:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210929k0000m010353000c.html
幹事長・官房長官に甘利氏、萩生田氏が浮上 河野氏の処遇も焦点
2021/09/29 23:13毎日新聞

幹事長・官房長官に甘利氏、萩生田氏が浮上 河野氏の処遇も焦点

記者会見する自民党の新総裁に選ばれた岸田文雄前政調会長=東京都千代田区の同党本部で2021年9月29日午後6時24分、竹内幹撮影

(毎日新聞)

 岸田氏は29日、党本部で記者会見し、党役員・閣僚人事に関し「総裁選を通じて党が多彩な人材を持ち、中堅・若手をしっかり登用すると言ってきた。老・壮・青のバランスが必要だ」と説明した。在任5年を超えた二階俊博幹事長(82)=二階派=の交代は確実。後任幹事長と官房長官には甘利明税調会長(72)=麻生派=や萩生田光一文部科学相(58)=細田派=らが取り沙汰されている。岸田氏と総裁選で争った河野、高市、野田3氏の処遇も焦点だ。

 岸田氏は、総裁選の3候補について「一緒に政策論争をする中で素晴らしい能力を実感した」と評価し、何らかの役職に起用する考えを改めて示した。今の党役員の任期は30日までで、岸田氏は「(人選を)できるだけ急ぎたいが、明日1日はやはりかかるのではないか」と述べた。新旧役員は、10月1日にも交代する見込みだ。

 総裁選で提唱した幹事長以下の党役員任期を「1期1年、連続3期まで」とする案については、「党改革への思いは1ミリたりとも後退していない」と堅持する考えを表明した。二階氏の後任幹事長は「大変重要な役職だ。まだ具体的な名前が確定したものではない」と述べるにとどめた。【野間口陽】

7383チバQ:2021/09/30(木) 01:12:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_JQIJAHBH5BOWHIZ2ZTKIMFFMAM.html
総裁選を追う 捲土重来の岸田氏「ノーサイドで衆院選へ」
2021/09/29 22:37産経新聞

29日の自民党総裁選は、昨年大敗した前政調会長の岸田文雄が捲土重来(けんどちょうらい)を果たし、第27代総裁に選ばれた。4候補による熾烈(しれつ)な戦いの終幕を追った。

■「支持率2%からの出発」 午前11時、高市陣営

高市は午前11時、陣営が国会内で開いた「必勝送り出し式」に姿を見せた。

「支持率2、3%からの出発だったが、多くの政策を訴えた。皆さんと政策を(首相として)実現できる日を心待ちにしている」。出席議員は総立ちで拍手を送った。派閥に属さない高市は、主義主張に賛同する保守の議員が支援した。当初はマスコミに泡沫(ほうまつ)扱いされたが、日を追うごとに議員の支持が増えた。

終始劣勢だった幹事長代行の野田聖子も11時、国会内の会合で支持議員に感謝の言葉を述べ、拍手喝采で送り出された。

■「山口が取れた!」 正午、岸田陣営

11時20分、岸田は国会近くの衆院議員宿舎を出る際、記者団に「後は天命を待つだけ。勝利を確信している」と強調した。青いネクタイは、役員任期制限を打ち出して「幹事長の二階俊博切り」と波紋を呼んだ8月26日の出馬表明記者会見と同じ。「総裁選の原点である覚悟を思い返し、臨みたかった」と語った。

正午、決起集会が始まり、表情をこわばらせた岸田は「岸田コール」に迎えられて会場入りした。

開会直前には、党員・党友票の都道府県別の集計結果が随時、会場に伝わった。河野圧勝とする事前報道が多かったが、一部で岸田が1位に。陣営関係者が「山口が取れた!」「青森が勝った」と会場で叫ぶと、出席議員が歓声と拍手。岸田自身も周囲に「想定外のところが取れている」とつぶやいた。

■「河野の応援は大変なこと」 正午、河野陣営

同じく正午、総裁選の会場でもある東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪内で、河野の決起集会が始まった。

元防衛相の岩屋毅は「党員票はほとんどの県で1位。国民の声、党員の声は河野太郎さんにあります」と強調した。党員票で圧勝し、それをテコに議員票も上積みするのが陣営の戦略だ。ただ、総裁選中の年金制度改革の主張や失言などで「危なっかしい」との議員の声が増した。突破力と発信力が売りの河野だが、決起集会では神妙な面持ちで語った。

「(所属する麻生派=志公会会長の)麻生太郎さんから『総裁選で特に河野太郎を応援するのは大変なことだ。それをやってくれる皆さんのことは、これから何があっても体を張って守れ』といわれた」。出席者の一人が「そうだ!」と叫んだ。河野はスピーチ後に3度、深々と頭を下げた。

環境相の小泉進次郎は「『いろいろな事情で声をあげられないが(本心は)河野さんだよ』という人が1人、2人ではない」と強調。「隠れ支持」の議員がいると指摘し、議員票の伸びに期待した。

■岸田1位にどよめく 午後2時、投開票会場

総裁選管理委員長の野田毅が午後2時、4候補の得票数を読み上げた。党員票と議員票の合計は河野が255、岸田が256-。

会場がどよめいた。1回目は河野がトップに立つとの見方が大勢だったからだ。河野の決起集会に出席した議員は、代理出席も含めて92人。ところが議員票は86どまり。小泉の思いと裏腹に多かったのは「隠れ不支持」だったのか。

3時過ぎ、河野との決選投票の末、岸田が新総裁に選出された。岸田はマスクを着けたまま自席から立ち上がり、笑顔は見せなかった。「ノーサイドです。一丸となって衆院選、参院選に臨んでいこう」。演説後、現首相の菅義偉や他の3候補と壇上で並んで記念撮影に応じた際に、ようやく笑った。

■岸田の報告会で一丸誓う 4時過ぎ、高市

各陣営はその後、それぞれ結果報告会を開いた。

4時前、高市の報告会。表舞台には出なかった前首相の安倍晋三が姿を見せ「私たちの論戦で、離れかかっていた多くの自民党支持者が戻ってきてくれたのではないか」と説いた。議員票に限れば河野を上回り、陣営幹部は「次は最有力候補だ」と意気込んだ。

高市は4時過ぎ、決選投票で共闘した岸田陣営の報告会に顔を出し、岸田と笑顔でグータッチ。「一丸となって直近の衆院選、来年の参院選を勝ち抜く決意だ」と誓った。

岸田は就任後の記者会見で、総裁選で戦った3候補について「一緒に政策論争をする中で素晴らしさを実感させていただいている。党内において能力を発揮していただけるようなことを考えていきたい」と語り、新政権で処遇する考えをにじませた。夜はテレビ出演を見送り、人事構想を練った。(敬称略)

(田中一世、永原慎吾)

7384チバQ:2021/09/30(木) 01:22:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3123c49796c5b88b8d242e12a6d244b8d401db6まさかの議員票3位の衝撃! 河野太郎氏が「二代目石破茂」襲名のピンチ
9/29(水) 18:29配信
東スポWeb
誤算だった河野氏(東スポWeb)

 自民党総裁選で岸田文雄前政調会長が29日、新総裁に選出された。

 国民的な人気が高いとされる河野太郎規制改革相は、岸田氏と決選投票にもつれこんだものの、87票差もの大差をつけられて惨敗した。

 今回、あらわになったのは、河野氏の国会議員票の想像以上の少なさだ。

 1回目の投票でトップに立ったのは岸田氏の146票。2位に続いたのは高市早苗氏の114票で、河野氏は86票しか獲得できなかった。これほど自民党内で不人気ならば、党員・党友票でリードしても、国会議員票が重みを持つ決選投票で勝てるはずがない。

 そのため、ツイッター上では、河野陣営についた〝党内不人気の筆頭〟石破茂氏になぞらえ「石破化(常に有力候補にはなるけど結局なれない)していきそう」「二代目石破茂」「石破化して総理の目が消滅」などと揶揄されている。

東京スポーツ

7385チバQ:2021/09/30(木) 01:30:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/e52189dbd8426a6b3be6217a130107d396c1bd7f高市・野田両陣営に手応え 河野氏陣営は想定外の伸び悩みに衝撃
9/29(水) 20:39配信
毎日新聞
自民党総裁選を終え壇上でたたえ合う(左から)野田聖子幹事長代行、菅義偉首相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎行政改革担当相=東京都港区で2021年9月29日午後3時25分、梅村直承撮影

 29日投開票の自民党総裁選では、岸田文雄・新総裁(64)=岸田派=だけでなく、1回目の投票で健闘した高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)=共に無派閥=も手応えを強調し、岸田新総裁の下での「結束」を誓った。一方、党員・党友票で1位となりながら議員票が伸び悩み、決選投票で敗れた河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=を支援した議員からは党員と議員の「意識のズレ」を問題視する声も上がった。

 「投開票を待っている間にもメールが来て『姿勢が悪い』と指導をいただいた」。岸田氏は自身の選対報告会で、笑いを誘いながら支援への謝意を繰り返し語り、総裁選で掲げた「聞く力」を実践していく姿勢を強調した。

 知名度で河野氏に劣る岸田氏は、1回目の投票で2位につけ、決選投票での逆転勝利を目指してきた。ところが、結果は1回目から1票差で首位に。そのまま決選投票でも河野氏を突き放した。「2、3位連合じゃなく、(1回目で)1位の候補になれた。これは大きい」と支援した議員は声をはずませた。

 また、1回目の投票で3位となった高市氏も選対の結果報告会で「本当に身に余る結果を得ることができた」と晴れ晴れした表情で語った。高市氏の議員票は、86票だった河野氏を上回る114票。高市氏を支援した安倍晋三前首相も「確固たる国家観を示した。私たちの論戦によって、はがれかかっていた多くの支持者が自民党に戻ってきてくれたのではないか」と保守層のつなぎとめに一役買ったと誇ってみせた。

 得票数が最少だった野田氏も、20人の推薦人数を大幅に上回る34の議員票を得た結果に満足そうな表情を浮かべた。野田氏は総裁選後、記者団に「しがらみのない、極めて自立した国会議員の方に私を支持していただいた」と強調。「私が出なければ、総裁選の争点に子どもや女性、社会的弱者は出なかったと思う。一定の役割、考え方の転換を伝えることができた」と胸を張った。今後について「応援してくれる人に不自由をかけないためにも、ある一定のグループの中でしっかり活動できたら良い」と派閥結成に含みを持たせる発言もした。

 一方、河野氏の陣営は、想定外の議員票伸び悩みにショックを隠せない。「人事で干されても文句は言えない」と意気消沈して話した。石破茂元幹事長は民放番組の中継で「党員票と議員票(の結果)がなんでこんなに離れたか。自民党の根本問題かもしれない」と指摘。「このズレを直していかないと、いつまでたっても『自民党は国民の意思と違うよ』ということを引きずってしまう」と警鐘を鳴らした。

 小泉進次郎環境相も「なかなか国民の皆さんからは分からない票の動き、議員の動きがあった」と記者団に語り、「全力でやって負けましたから。今回の学びや教訓を生かし、次に向けて進んでいけるよう一層努力したい」と話した。【宮島寛】

7386チバQ:2021/09/30(木) 01:33:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f36392845cf130d7e1df94f162697929f1985918岸田新総裁 改憲、皇位継承…保守系との距離感課題
9/30(木) 0:04配信
産経新聞
【自民党総裁選2021】自民党総裁選を前に決起集会に臨んだ岸田文雄前政調会長。左は裕子夫人=29日午後、東京都港区(桐山弘太撮影)

自民党総裁選で岸田文雄氏が新たな総裁に選出された。昨年秋の前回総裁選は菅義偉首相に大敗を喫したが、「闘志」を前面に出してトップの座をつかんだ。ただ、前途には新型コロナウイルス対策に加え、新政権の試金石となる衆院選など数々の難題が待ち受ける。党内の支持基盤も盤石とは言えず、勝利の余韻に浸る間はなさそうだ。

「さっそく今日から全力で走り始める。ぜひ一緒に走っていただきたい」

岸田氏は総裁選で勝利を収めた直後のあいさつに立つと、決意に満ちた表情で同僚議員にこう語りかけた。岸田氏は8月26日にいち早く立候補を表明した。前回の経験とスタートダッシュが奏功し、他の3候補を振り切った。また、5年以上幹事長を続ける二階俊博氏を念頭に党役員任期の改革案を発表するなど、「地味な男」から「闘う男」への脱皮も求心力を高める一因になった。

そんな岸田氏の最初の関門は目前に迫る衆院選だ。大幅に議席を失い「党の顔」に疑問符がつけば、来年夏の参院選に向け「岸田おろし」を招きかねない。

新型コロナ対策も待ったなしとなる。特別措置法に基づく緊急事態宣言は30日で全面解除となるが、10月から始まる行動制限の緩和を着実に進め、社会経済活動を軌道に乗せることが求められる。

ただ、ワクチン接種が進んでいるとはいえ、冬場に向け「第6波」の到来を予想する専門家は多い。新規感染者数が低水準で推移している間に公約に掲げた「医療難民ゼロ」の実現に向け、臨時医療施設や宿泊療養施設、医療従事者の確保を急ぐ必要がある。

一方、保守層の信頼が厚い安倍晋三前首相の後押しを受けた高市早苗前総務相との共闘で決選投票を制した経緯から、保守系が重視する憲法改正や皇位継承の男系維持などへの取り組みも問われる。

岸田氏は8日の産経新聞のインタビューで、総裁任期中に憲法改正を目指すと強調。皇位継承は「『女系天皇』以外の方法で考えるべきだ」と明言した。安全保障分野では弾道ミサイルを相手領域内で阻止する「敵基地攻撃能力」の保有を主張し、安倍氏と歩調を合わせる。

とはいえ、岸田氏はリベラル色が強いとされる岸田派(宏池会)の領袖(りょうしゅう)。岸田派内には、こうした安保政策に懸念の声があり、保守勢力が警戒する選択的夫婦別姓への賛成論も根強い。対応を誤れば総裁選勝利の原動力となった保守勢力が離れる可能性がある。

岸田氏は周囲に「誰もが長期政権にしたいと思って動き始めるだろう」と語るが、党内第5派閥の岸田派は46人にとどまる。まずは10月24日投開票の参院静岡、山口両選挙区の補欠選挙、そして11月までに行われる衆院選を勝利に導き、総裁選での訴えを着実に実現し、支持基盤を盤石にすることが急務となる。ある重鎮はこうつぶやいた。

「今はまだ仮免許。衆院選を勝って初めて本免許だ」

(永原慎吾)

7387チバQ:2021/09/30(木) 08:36:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8879e37256233d80745af488e5f111eea52e7584
岸田文雄新総裁 政治家3代目 東大受験3回失敗も
9/29(水) 23:13配信
産経新聞
昨年9月の総裁選で菅義偉首相に大敗し、スポットライトが当たらない不遇の日々を過ごしてきたが、1年で捲土(けんど)重来を果たした。


平成5年の衆院選で初当選。祖父も父も衆院議員を務めた政治家一家に育ち、24年には名門派閥・宏池会の会長に就任した。「エリート」とみられがちだが、学生時代には親族のほとんどが卒業した東大の受験に3度も失敗するという挫折も経験。小説家を目指した時期もあったが、「全部ものにならなかった」と振り返る。

政界屈指の酒豪として知られ、30〜40代の頃には「記憶がなくなるまで飲んだ」という失敗談も。「広島の酒が一番だ」と地元愛ものぞかせる。

家族は妻の裕子さんと息子3人。裕子さんがつくる広島風お好み焼きに目がない愛妻家でもある。総裁選では裕子さんや秘書でもある長男の翔太郎さんが岸田氏とともにインスタグラムのライブ配信に出演するなど家族一丸で戦った。

尊敬する人物は、宏池会を創設した広島県出身の池田勇人元首相。宏池会は長らく首相を輩出できなかったが、故宮沢喜一氏以来、約30年ぶりに宰相の座をつかみ取ることになった。

7388チバQ:2021/09/30(木) 09:38:07

広島 地元
青森 原発
山形 遠藤利明. 加藤鮎子
山梨 堀内詔子
島根 原発 細田・竹下 
山口 林芳正
香川 平井卓也
熊本 金子恭之

7389チバQ:2021/09/30(木) 10:15:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ada974b402d0f86c242d3c5ddba3b7b6872074
再起の賭けに敗れた石破氏、地元「見ていられなかった」
9/29(水) 22:43配信


山陰中央新報
支持した河野太郎行政改革担当相が敗れたことについて、受け止めを話す石破茂元幹事長=東京都港区、グランドプリンスホテル新高輪

 自民党総裁選で石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)は再起の賭けに敗れた。河野太郎氏の支持に全力を傾けることで総裁(首相)へと導き、自身と石破派(16人)の復権につなげるシナリオは崩れた。昨年の総裁選以降の求心力低下に今回の敗戦が重なり「ポスト首相」候補からの後退は避けられない状況だ。

 記者団の取材に応じた石破氏は「自分としてできるかぎりのことはやった。残念だ」と述べた。党員票で上回りながらも国会議員の支持動向が選挙結果を決めた構図は、自身が安倍晋三前首相に敗れた2012年総裁選と同じ。「暮らしに苦しんでいる人と国会議員の実感に差がある。そうでないと説明がつかない」と悔しさをにじませた。

 足場となる石破派は浮上のきっかけがつかめない。惨敗した昨年総裁選以降は退会が相次ぎ、27日にさらに1人の退会を発表した。

 告示直前まで対応を「白紙」とし続けた石破氏には地元で不満の声も上がった。党米子市住吉支部の山垣格市支部長(83)は「出ても勝てないから出なかったように映り、見ていられなかった。どう処遇されるか分からないが、再び総裁を狙うのはきびしいと思う」と冷ややかだった。

7390チバQ:2021/09/30(木) 10:16:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/536e18ed04715863bfeb6d406016edecc345d877
自民各派は「論功行賞」に期待…細田派は「岸田氏を勝たせた最大の功労者だ」と自負
9/30(木) 9:51配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党の新総裁に岸田文雄・前政調会長が就任し、焦点は党役員・閣僚人事に移った。岸田氏は自派の岸田派に加え、細田派や麻生派、竹下派のベテランに支持を広げており、各派は「論功行賞」に期待を寄せる。党員・党友票でトップだった河野太郎行政・規制改革相や、決選投票で協力を得た高市早苗・前総務相の処遇も注目される。

【図表】自民党総裁選の開票結果

 「人事については早急にたたき台を作り、しっかり確認していきたい」

自民党総裁選が終わり、岸田新総裁(左)とあいさつを交わす河野行政・規制改革相(29日午後、東京都港区で)=源幸正倫撮影

 岸田氏は29日、党本部で行われた総裁就任記者会見で、速やかに人事に着手する考えを示した。

 岸田氏は総裁選で、党役員の任期を「1期1年、連続3期まで」とする改革案を掲げた。この公約を踏まえ、在職日数が歴代最長の5年を超える二階幹事長を交代させ、麻生派の甘利明税制調査会長を起用する方向で調整している。

 麻生派(53人)からは河野氏が出馬したが、派閥としては「基本的に河野、岸田両氏を支持」とする戦略を取った。岸田氏の選挙対策本部顧問として尽力した甘利氏は岸田氏の勝利後、「どういうご下命があるかわからないが、そのポジションで全力を尽くしたい」と記者団に述べ、要職起用に期待感をにじませた。

 最大派閥の細田派(96人)では「幹事長か官房長官のどちらか」を求める声が上がる。同派の中堅・若手は、安倍前首相が全面支援した高市氏支持が多かったが、会長の細田博之・元官房長官らベテランは岸田氏を支持した。決選投票では岸田氏に支持を集約し、「党員票で劣勢の岸田氏を勝たせた最大の功労者だ」(ベテラン)と訴える。

 一方、自主投票とした二階派(47人)は一部が岸田氏支持に回った。1回目は河野氏に、決選投票で岸田氏に投票した同派中堅は「影響力を行使するためだ」と狙いを語った。ただ、菅首相誕生の流れを作った時のような存在感を発揮することはできなかった。

 対立候補の扱いにも関心が集まる。河野氏は世論調査で高い支持を得ており、直後に衆院選を控える中で「河野氏を人事で冷遇すれば、国民から批判を招きかねない」(岸田派中堅)と危惧する声もある。

 決選投票で岸田氏と協力した高市氏の要職起用も浮上している。高市氏は投開票後、岸田陣営の結果報告会に駆けつけ、「一丸となって岸田総裁を支える」と協力姿勢をアピールした。

 ただ、対立候補の陣営からは「党三役になれば、次の総裁選に出馬しにくくなる」(高市氏周辺)として無役になるべきだとの声もある。岸田氏は3候補の処遇に前向きな姿勢を示しているが、「挙党態勢」の見せ方に頭を悩ませそうだ。

7391チバQ:2021/09/30(木) 10:20:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/62206e72457e236b5f22100af0ec12b81ceab71d
「石破氏と組んだことがすべて」河野氏1回目でまさかの2位「完敗だ」
9/30(木) 10:01配信

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西日本新聞
自民党の両院議員総会を終え、降壇する河野太郎行革相(右端)。左奥から2人目は岸田文雄新総裁=29日午後3時27分、東京都内のホテル(撮影・中村太一)

 河野太郎行政改革担当相は、国民人気を背景に決選投票を経ずに1回目の投票で勝ち抜くシナリオを描いたが、頼みの地方票でさえ過半数に届かなかった。議員票も岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相の後塵(こうじん)を拝し、まさかの3位。自ら提起した政策や発言の危うさが目立ち、遠心力を強める結果になった。陣営からは「完敗だ」との声が漏れた。

【写真】開成高時代、硬式野球部で汗を流した岸田氏

 「私の力不足以外の何物でもありません」。29日午後、会場となった都内のホテルで報道陣の取材に応じた河野氏は淡々と語った。

 報道各社の世論調査で「次の首相にふさわしい人」の首位を独走した河野氏。知名度が高い石破茂元幹事長や小泉進次郎環境相とタッグを組んで地方票で他候補を圧倒し、衆院選を間近に控えた議員心理に影響を与えて1回目で雌雄を決する戦略を描いた。

 だが、実際は地方票は169票と4割強を固めるにとどまり、議員票では岸田氏だけでなく、高市氏にも大きく離された。直前の総決起大会には90人超の議員が出席したにもかかわらず獲得できた議員票は86票。その結果、岸田氏に1票差の2位で決選投票となる大誤算を招いた。

 敗因について河野氏が所属する麻生派議員は、最大派閥の細田派に影響力を持つ安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相と不仲の「石破氏と組んだことがすべて」と話す。議員票の「切り崩し」が加速し、想定外の支持離れを招いた。小泉氏は「国民から分からない議員の動き、いろんなものがあった」と話す。

 河野氏自身の失策も大きい。大幅な消費増税が想定される年金制度改革の提唱や、党の部会の議論を「ぎゃーぎゃーやっている」とやゆしたことで「河野氏の政策や発言は危なっかしい」と批判を浴びた。支援した石破派幹部は「空中戦ばかりやっている感じで議員票の詰めが甘い」と陣営を批判した。

 とはいえ、新型コロナウイルス禍で衆院選と来夏の参院選を迎える次期政権が、難しいかじ取りを迫られるのは間違いない。政権が行き詰まれば、国民人気が高い河野氏待望論が高まる可能性がある。

 「麻生さんからすれば岸田がこければ次は河野というカードを確実に持っている。河野は次に備えておけばいいんだ」。麻生氏周辺はそう語った。

 (久知邦、井崎圭)

7392チバQ:2021/09/30(木) 10:46:37
選対委員長だれやるんだろ?茂木か?
https://news.yahoo.co.jp/articles/135b74352d81e1002d31344b839c856132f35381
甘利氏を幹事長で最終調整 高市氏も重要ポスト起用へ
9/30(木) 9:15配信

産経新聞
自民党の岸田文雄総裁は、二階俊博幹事長の後任に麻生派(志公会)の甘利明税調会長を起用する方向で最終調整に入った。総裁選で戦った無派閥の高市早苗前総務相は党四役や重要閣僚への起用を検討する。30日、関係者への取材で分かった。10月1日にも役員人事を決定し、新執行部を発足させる。

甘利氏は安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相とともに、「3A(スリーエー)」と呼ばれる党内の実力者。今回の総裁選では岸田氏の支援にいち早く名乗りを上げ、選挙対策本部の顧問を務めた。

岸田氏は安倍、麻生両氏と意思疎通ができ、若手からの信頼も厚い重鎮の甘利氏を起用することで、党運営を軌道に乗せ、次期衆院選や来年の参院選に臨みたい考えだ。

また、岸田氏は総裁選の決選投票で「1・3位連合」を組み、勝利の立役者となった高市氏も重要ポストで処遇する。30日中にも政調会長や総務会長などの人事の検討も進め、新執行部の骨格を固める方針だ。

7393チバQ:2021/09/30(木) 10:49:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/45bd32b177c8785437c383c30ddcf9c70d7a91c3
次期ファーストレディー 英語堪能な裕子夫人 岸田氏とはお見合い婚
9/30(木) 5:30配信

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スポニチアネックス
16年、平和記念公園の原爆慰霊碑前で献花する、岸田外相(当時)の裕子夫人(中央)(代表撮影)

 ◇自民党総裁選

 岸田氏を支える妻の裕子(ゆうこ)さん(57)が次期ファーストレディーとなる見込みだ。岸田氏より7歳年下で、選挙区の広島県出身。実家は県内の旧家で、1988年にお見合い結婚した。

【写真】この笑顔!今井絵理子氏のインスタライブに出演した岸田氏(インスタから)

 県で屈指の進学校である広島女学院高から東京女子大に進み、英語が堪能な国際派。岸田氏が外相時代の2016年には、G7広島外相会合も経験。英国、フランス、イタリア、カナダの外相夫人を平和記念公園に案内したり、各国の駐日大使夫人とのお茶会を主催するなど、外交面でのサポートはバッチリだ。

 私生活では3人の息子を持つ。岸田氏と2人の息子が東京で同居しており、裕子さんは地盤の広島と行き来する生活。これまでメディアにはあまり出演しなかったが、昨年の自民党総裁選では議員宿舎での岸田氏の夕食風景などを公開。庶民的なメニューやエプロン姿で食事を見守る光景が話題になった。

7394チバQ:2021/09/30(木) 11:16:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a7228000af2d6e18b5e85e907464fa9f6d8312a
自民幹事長に甘利氏起用で調整 官房長官は萩生田氏浮上
9/30(木) 10:39配信
共同通信
岸田新総裁(右)の報告集会であいさつする自民党の甘利税調会長=29日午後3時57分、東京都内のホテル

 自民党の岸田文雄総裁は30日、幹事長に甘利明税制調査会長を起用する方向で調整に入った。複数の関係者が明らかにした。

 また、官房長官に萩生田光一文部科学相を充てる案が浮上した。官房長官起用が取り沙汰された上川陽子法相は重要ポストで処遇する構え。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3263094b0a85bc54b0558639ae53a75890178dbd
誤算、自滅、不発…河野太郎氏惨敗 これだけの理由
9/30(木) 10:04配信

スポニチアネックス
総裁選を終え、壇上でグータッチを交わす(左から)野田聖子幹事長代行、菅義偉首相、岸田文雄新総裁、高市早苗前総務相、河野太郎行革相(代表撮影)

 自民党は29日、総裁選の投開票を行い、決選投票で岸田文雄前政調会長(64)を第27代総裁に選出した。大方の予想を覆し、第1回投票で1票差の1位となったが、過半数に達せず、2位の河野太郎行政改革担当相(58)を決選投票で大差で破った。総裁任期は2024年9月末までの3年間。10月4日召集の臨時国会で、退陣表明した菅義偉首相の後継となる第100代首相に指名される。河野氏は誤算が相次いだ上、自滅した場面もあり、惨敗を喫することになった。


 菅首相の不出馬表明を受けて「待ってました!」とばかりに手を挙げた閣僚の河野氏。「選挙の顔」選びの様相が濃くなる中、派閥横断的に若手・中堅の支持を集め、序盤では先頭を走っていたが、終わってみれば惨敗。記者団に「私の力不足だ。多くの仲間がここまで支えてくれたことに改めて感謝したい」と敗者の弁を述べた。

 誤算に次ぐ誤算、そして、自滅が招いた惨敗劇だった。正式出馬表明前から脱原発などの持論を封印、ぶれた印象を与えた河野氏。多くの支持を得ていた要因の「らしさ」をかなぐり捨てて選挙戦に突入した。それとは矛盾するように唱え続けたのは「争点は国民の支持」。議員票の比重が増し不利となる決選投票を回避、党員票で圧勝し第1回投票での決着を目指した。しかし、ふたを開けてみれば半数を下回る169票(得票率44%)。下馬評を大きく下回った。

 河野陣営は経済関係など票田である各種の自民党支持団体に投票呼び掛けを訴えたが、名門・宏池会を母体とする岸田陣営が既に回った後で大方刈られた状態だった。

 国民の支持が高い石破茂元幹事長と小泉進次郎環境相を陣営の中心メンバーに据えた「小石河連合」も不発。河野氏が火の粉をかぶらないよう、石破、小泉両氏が派閥政治の悪弊を指摘するなど役割分担。しかし、麻生、安倍両政権への批判が過ぎた石破氏に対するアレルギーは強く、支持は広がらず。組織に縛られない浮動票と言える一般党員への浸透が期待された“小泉神話”も効果は出なかった。

 陣営が注力したのは河野氏が得意のインターネットを駆使した戦術。党員票獲得を狙ったものだが、裏を返せば、河野選対は実力者との交渉、多数派工作、切り崩しなどの汚れ仕事を担える陣容ではなかった。自派議員以外に忌憚(きたん)ない意見交換ができる同僚がいないとされる石破氏、若手のリーダー格を自任する当選4回の小泉氏には荷が重い役回りだった。

 武器である発信力があだとなった舌禍事件もあった。90人が名を連ねる若手グループ「党風一新の会」との意見交換会で、政策決定プロセスに関連して「部会でギャーギャー」と発言。「党の役割を軽視」との反発が広がった。小泉氏が「党風一新」と口にし「世代間抗争」を演出するなど、同会メンバーの多くは河野シンパとみられていたが、同会は党より官邸の意向が強く働く「政高党低」の改革も旗印の一つ。若手の離反を招いた。

 自民党関係者は「会中心メンバーが河野さんでは動かなかった」と明かし「これは大誤算」と指摘。「党の支持率も回復傾向にある中、実力者らによる切り崩しも進んだ。選挙優先とはいえ、若手は逆らうリスクと天びんにかけた。元々、河野さんに恩があるわけでもない」と解説した。

 討論会では発信力を発揮するどころか、“あやうさ”があぶり出された。消費税率大幅アップ必至の年金制度改革案や、原発再稼働を容認する一方、核燃料サイクルを止める矛盾を他候補から狙い撃たれ、効果的な反論もできなかった。

 記者団に「またチャンスがあれば、しっかりやっていきたい」と3度目の立候補に意欲を見せた河野氏。しかし、異名である「壊し屋」よろしく、「改革派」という河野像を自身で壊した感のあった総裁選。次があるか微妙と言えそうだ。

7395チバQ:2021/09/30(木) 11:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd758e012aa89d51ac44dc246c6e4f1d435f2d99
安倍氏「あとは人事だね」…周到に準備されていた“岸田・高市連合”
9/30(木) 10:58配信

西日本新聞
自民党総裁選を終え開かれた両院議員総会で、あいさつする岸田文雄新総裁(手前)=29日午後3時22分、東京都内のホテル(撮影・中村太一)

 29日、岸田文雄新総裁を選出した自民党は、急進的な変化でなく安定感を、いわば「守り」を優先した。事前の調整通り、1回目の投票で3位だった高市早苗前総務相の陣営が、決選投票でこぞって岸田氏に乗る戦術「岸田・高市連合」が実現。その改革志向で世論の人気を博していた河野太郎行政改革担当相を包囲し、封じ込めた。党内派閥、実力者の駆け引きを基とした「内輪の論理」による決着は、迫る衆院選にどんな副作用をもたらすのか。


 「河野太郎君、255票。岸田文雄君、256票…」

 午後2時すぎ。1回目の投票結果を野田毅・総裁選挙管理委員長が読み上げた瞬間、国会議員で埋め尽くされたホテルの会場をどよめきが包んだ。大方の予想を覆し、河野氏が首位を取れなかったからだ。党員・党友票で頭一つ抜け出し、議員票も手堅く3桁に乗せるはずが、議員票は86票と伸びを欠き、114票の高市氏にも後れを取った。

 「これで誰も文句は言えないだろう」。1回目を何とか2位でしのぎ、決選投票で逆転する展開を思い描いていた岸田氏の陣営幹部が独りごちる傍らで、隣席の党幹部は「うわっ、こんなことがあるのか」。思わず、声を上ずらせていた。事実上、軍配が岸田氏に上がった瞬間だった。

 約2時間後。完勝の歓喜に沸く岸田氏の勝利報告会に突如、高市氏が姿を現した。「離れがたい『チーム』だ。一緒に力を合わせて党を盛り上げていきましょう!」。自身の善戦もあってか、張りのある声が響いた。

 対河野の「岸田・高市連合」は、周到に準備されていた。

 大規模な経済対策、憲法改正、外交方針…。高市氏の陣営幹部によると、両幹部間で政策のすり合わせも済ませ、決選投票は「岸田氏一元化での協力」を確認し、「計算通り」に事は運んだ。高市氏をバックアップしてきた安倍晋三前首相も「あとは人事だね」と周囲に漏らし、出身派閥・細田派の処遇要求をにおわせ、つまり暗に“岸田首相”にかじを切っていたという。

 「ずいぶん、切り崩したからね」。原発政策や皇室問題などで相いれないだけでなく、自身に盾突く石破茂元幹事長、小泉進次郎環境相と組んだ河野氏の進撃をストップさせた安倍氏。会場から帰途に就く際は達成感も漂わせた。

     ■ 

 昨秋の総裁選。優柔不断で頼りなげな雰囲気を拭えず、菅義偉首相に完敗した岸田氏自身もしたたかに「脱皮」した。

 「一匹おおかみ」の河野氏の手が届きにくい業界団体にアプローチし、党員・党友票を積み上げて河野氏に抵抗。最大派閥と保守層に影響力を保つ安倍氏、その盟友で第2派閥を率いる麻生太郎副総理兼財務相へ秋波を欠かさず送り、決選投票では抵抗なく議員票が流れ込むような素地を整えた。

 来夏に参院選を控え、政策的な「冒険」をしない穏健政権を希求する参院議員の心理にも意を用いた。根回しなく、持ち前の「突破力」で唐突な方針転換もいとわない河野氏と異なり、安倍氏の長期政権下で7年8カ月、外相と政調会長を無難に務め上げた「安定の岸田」を最大限、売り込んだ。「たくましくなったよね」。当選同期の友人である安倍氏もようやく、正面から岸田氏を認めた。

      ■ 

 とはいえ、河野氏が1回目の投票で獲得した党員・党友票はトップの169票、得票率は約44%。39の都道府県で1位を確保し、抜群の知名度を裏付けた。国民全体の民意により近いとされる党員・党友の投票行動が、党内の権力闘争の帰結である議員票によって覆される逆転現象。岸田新総裁が踏みしめる土壌は盤石ではない。

 今回、河野氏の応援に回る形で安倍氏と対峙(たいじ)した石破氏はこの日夕、こうくぎを刺すのを忘れなかった。「党員の判断と、国会議員の判断のずれは、間違いなく衆院選で問われることになる―」

 (河合仁志、前田倫之)

7396チバQ:2021/09/30(木) 11:18:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9c1568567c0924fea3e5ccaf79f2876a8bb269f
総裁選 1位・3位連合で「河野包囲網」
9/30(木) 7:45配信

産経新聞
自民党総裁選の勝敗を決めたのは、1回目の投票で僅差で1位となった岸田文雄新総裁と3位の高市早苗前総務相の両陣営による「1位・3位連合」の協力だった。両陣営は「河野太郎首相」の誕生だけは避けたいという思惑で一致していた。

岸田氏陣営で顧問を務める甘利明税調会長は、27日に高市氏を後押しする安倍晋三前首相と会談。さらに両陣営幹部が28日夜に会談し、河野氏を相手に決選投票となった場合は、初回で3位となった候補が協力することを確認していた。

実際、決選投票では岸田氏が国会議員票で249票を獲得し、1回目から103票を上積みした。高市氏は1回目で114の議員票を獲得しており、この大半が岸田氏に流れたとみられる。

岸田、高市両氏の陣営では、河野氏が総裁選の論戦で言及した年金制度改革や原発政策に対する考え方などへの批判が渦巻いていた。特に高市氏陣営では、選択的夫婦別姓や同性婚に賛成したり、首相としての靖国神社参拝を公然と否定したりしていた河野氏への懸念があり、決選投票でスムーズに岸田氏を支持することができたとみられる。

一方、河野氏は決選投票で131票の議員票を獲得し、1回目から45票を積み増した。河野氏への包囲網を察知していた陣営関係者は「決選投票では30票程度しか上積みできないと思っていたが、思ったより乗った」と振り返った。

4位となった野田聖子幹事長代行を支持した勢力や、「初回の投票で河野氏から高市氏に投票先を変えるよう圧力を受けていた細田派(清和政策研究会、96人)の一部議員らが決選投票で戻ってきた」(閣僚経験者)との見方もある。

新首相の下でのポスト獲得などを念頭に、決選投票でまとまって行動することを目指す派閥も多かった。ただ、河野氏が決選投票で議員票全体の34%を得たことを踏まえると、一定数は派の意向に関係なく支持先を決めた実態も浮かぶ。これから岸田氏が河野氏を支持した勢力とどう向き合うかも、党運営を占う試金石ともなる。(水内茂幸)

7397チバQ:2021/09/30(木) 11:19:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b4d9effd828109791daa8672f009aa80738bab5
幹事長説も 甘利明氏が河野・菅・小泉追い落とし「神奈川のドン」へ
9/30(木) 7:05配信

NEWSポストセブン
岸田文雄・新総裁誕生の最大の功労者と言われる甘利明氏(時事通信フォト)

 岸田文雄氏を新総裁に導いた最大の功労者と言われているのが、自民党税調会長の甘利明氏である。河野太郎氏が所属する麻生派でありながら岸田陣営の選対顧問を務め、麻生派から河野票を引きはがすことに成功した。自民党中堅議員が語る。


「甘利さんは次期幹事長の有力候補と言われています。幹事長でなくても、党の要職か主要閣僚に就けるのは間違いないでしょう。甘利さんにとっては、河野さんが総裁になれば麻生派の中で立場がなくなり、政治家として“一丁上がり”になってしまうところだった。

 今回の勝利で、麻生派を継げる可能性も高まりました。原発推進派の代表として、河野氏の脱原発路線を食い止めることにも成功した。総裁選で最も大きな果実を得たのは甘利さんでしょう」

 もう一つ、甘利氏にとって大きな利を得ることになるのは自民党神奈川県連での立場だ。神奈川県連では、これまで菅義偉首相をトップとして、河野太郎氏、小泉進次郎氏が世襲で引き継いだ盤石の地盤をバックに強い影響力を築いてきた。今回、その主流派が軒並み河野支持でまとまった結果、一敗地にまみれてしまったのだ。

 これにより、神奈川県連では傍流だったはずの甘利氏が、一気に覇権を握る可能性が出てきた。自民党神奈川県連関係者は言う。

「神奈川県連では、横浜の菅氏、平塚の河野氏、横須賀の進次郎氏と、海沿いエリア選出の議員が力を持ってきたのに対して、内陸である厚木選出の甘利氏は力が弱かった。盟友だったはずの菅氏に弓を引き、岸田氏を支援するという行動に出た背景には、県連内でのパワーバランスを変えたいという気持ちもあったはずです。

 今回も神奈川の党員票では河野氏が圧倒しましたが、敗れてしまったことで県連では失望感が広がっている。菅氏は首相を退いた上、盟友だった小此木八郎氏は横浜市長選に敗北、次期総裁に推した河野氏も敗れたとなれば求心力が失われるのは必然。甘利氏が菅氏に代わって“神奈川のドン”として君臨することになるかもしれません」

 菅政権で官房副長官を務めた自民党横浜市連会長の坂井学氏は、総裁選後のツイッターで「私が支援し、党員票も多くいただいた河野太郎候補は残念ながら及びませんでしたが、今後も自民党を、そして日本を前に進めていくため、政府与党の一員として共に頑張ってまいります」と無念さをにじませた。

 対照的に甘利氏は総裁選後の報告会で「本当にうれしい。日本が、世界が待っているリーダーになってほしい」と喜色満面。麻生派ながら甘利氏について岸田氏の推薦人に名を連ねた川崎エリア選出の山際大志郎氏は、〈会場で甘利氏から労をねぎらわれ〉〈県内議員の多くが河野氏支持に回る中での活動だったが、「自分なりの信念で動き、こうした結果になって良かった」と話した〉(神奈川新聞デジタル版9月29日付)という。

 総裁選後にパワーバランスが変わるのは、永田町だけではないということだ。

7398チバQ:2021/09/30(木) 14:49:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/05d7efcfeb27fee17f9d059ee37d3cbdff1ec87f
「あいつは偉くなるぜ」つぶやいた麻生氏 “終わった政治家”から起死回生の一打
9/30(木) 11:20配信

西日本新聞
自民党の新総裁に選出された岸田文雄前政調会長=29日午後3時11分、東京都内のホテル(撮影・中村太一)

 「岸田は終わった」「派閥の長として持たないのではないか」。7年8カ月の長期政権を担った安倍晋三前首相が退いた昨年9月の自民党総裁選。岸田文雄氏(64)は、安倍氏とは当選同期の間柄で、安倍政権で要職も歴任。禅譲狙いとされたが、安倍氏が後継に選んだのは菅義偉首相だった。大差で敗れ、無役となった岸田氏に対し、永田町で広がったのは容赦ない声だった。

【写真】開成高時代、硬式野球部で汗を流した岸田氏

 試練は続く。2019年参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を受けた今年4月の再選挙。総裁候補としての復活を懸け、地元に張り付いて全力で支援した自民新人候補は、「政治とカネ」の逆風に沈んだ。

 地元広島での信頼失墜。岸田氏は日々の思いをしたためてきた手のひらサイズのノートに危機感を書き殴った。「党への不信感」「衆院選は苦しくなる」…。

 そして今回の総裁選。菅内閣の支持率が低迷する中、退路も、確かな勝算もなく名乗りを上げた。立候補表明の記者会見で打ち出したのは、党役員の任期を限る大胆な党改革。百戦錬磨の二階俊博幹事長に退任を迫る乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負は、二階氏だけでなく、菅首相にまで引導を渡す結果に。

 起死回生の“ホームラン”に自信を深め、総裁選の出陣式では鬼気迫る表情で訴えた。「時代が求めるリーダーは私だ」

 だが、森友学園問題で安倍氏の不興を買うとすぐさま修正して配慮。とがった主張という印象を与える河野太郎氏を敬遠する空気も広がり、全方位外交で気を配る岸田氏が結果的に「勝ち馬」となった。

 決選投票で河野氏を破り、総裁に選出された岸田氏。硬い表情で壇上に上がると、会場を見回しながら声を張り上げた。「岸田文雄の特技は、人の話をしっかり聞くということであります」

口数は控えめ、守ったセカンド
 白球がグラブをはじき、バットが空を切る―。夕日が差す東京都内の高校の運動場で、青年は土まみれで黙々と動いた。走り込みをサボる部員を尻目に、倒れ込むまで全力で駆けた。

 「線は細くても真面目だった。本当にたくましくなった。人は変わるんだな」。開成高野球部で先輩だった半田常彰さん(66)=千葉県浦安市=は、テレビの中でフラッシュを浴びる岸田文雄氏(64)に半世紀近く前の面影を重ねた。

 技量を補うひたむきさを買われ、主にセカンドを守った。口数は控えめ。練習から帰る道中、仲間の意見や冗談に「うんうん」と笑顔で耳を傾けた。

 東大合格者数が40年連続トップの私立の名門校。当時、父の文武氏は通産省官僚、親族に首相となる宮沢喜一氏がいた。3度の東大受験に失敗し「俺に価値はあるのか」と悩んだ。

 1978年に早稲田大に入学。夏目漱石やドストエフスキーを読みあさり、大学ノートに小説を書いた。米国で暮らした幼少期には、白人の女の子に握手を拒まれ、人種の壁を感じた。内向的な一面は「正義や理不尽の意味を考えた」という体験と無縁ではなかった。

 人生を導いたのは“まつりごと”の熱気だった。日本長期信用銀行(現新生銀行)に就職後も広島に帰省し、自民党衆院議員に転身した父の選挙を支えた。老若男女が事務所に集い、時に任侠(にんきょう)の世界とおぼしき住人が押しかけた。1票を懸けて生身の人間が激しく交錯する世界。29歳で父の地元秘書になった。

「あいつは偉くなるぜ」つぶやいた麻生氏
 自民党総裁選でアピールした「聞く力」の原点は、若手時代にさかのぼる。

7399チバQ:2021/09/30(木) 14:49:20
 父が亡くなった翌年、35歳で地盤を継いで臨んだ93年の衆院選で初当選。祖父から続く3代目の国会議員となった。

 毎週末、広島市に戻ると、目抜き通りの交差点に置いたビールケースの上でマイクを握った。路面電車の中からも視線を集め、タクシー運転手は「また岸田が立っとる」と話題にした。

 「あいつは偉くなるぜ」。後援会長の伊藤学人さん(72)は当時、同じ派閥の先輩だった麻生太郎副総理兼財務相がその姿を見てつぶやいたのを覚えている。

 閣僚になってもできる限り地元に戻った。15人ほどの親子が集う催しが公園であると知るや、「顔を出すのは当たり前だ」と秘書を諭し、駆け付けて握手して回った。「凡事徹底」で9回連続の当選を重ねた。

「敵をつくらない」堅実に要職歴任
 早くに権力闘争の恐ろしさを肌で知り、永田町きっての“慎重居士”になった。

 2000年の「加藤の乱」。池田勇人元首相から続く名門派閥・宏池会の“プリンス”だった加藤紘一氏が主導したが土壇場で尻込み。「なぜやめるんですか」。岸田氏らが血気盛んに迫っても覆らなかった。

 加藤氏は総裁の芽を断たれた。「絶対に負け戦はしてはいけない」。心に刻んだ岸田氏。「敵をつくらない」とされる性分で堅実に要職を歴任していく。

 12年には派閥を率いた。第2次安倍政権で外相や政調会長も担うと「ポスト安倍」の最右翼に浮上。しかし、「与えられた役割を全力でこなし、首相は目指してこなかった」(岸田氏周辺)。安倍晋三氏の顔色をうかがう「禅譲路線」に、「優柔不断」「戦えない男」の評価がまとわりついた。

 長年の後見役である元広島県議会議長の林正夫さん(80)に岸田氏は「政治の世界に禅譲なんて絶対にないんです」。脱皮を模索しているようだった。

 雌伏の末にようやくつかんだ総裁の座。「政治にとっては決断力が大変重要だ」。記者会見で自らに言い聞かせるように表情を引き締めた。

 (大坪拓也)

7400とはずがたり:2021/09/30(木) 17:03:58

自民選対委員長に遠藤元五輪相氏起用へ
2021/9/30 16:57 (JST)
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/816218028430671872?c=39550187727945729

 自民党の岸田文雄総裁は30日、選対委員長に遠藤利明元五輪相を起用する意向を固めた。関係者が明らかにした。

自民党 政調会長に高市前総務相 岸田新総裁が起用の意向固める
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210930/k10013284301000.html
2021年9月30日 16時43分

自民党役員人事で、岸田新総裁は政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

自民党の岸田新総裁は、10月1日に党役員人事を決定することにしていて、人選を進めています。

そして、岸田氏は、政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

高市氏は、衆議院奈良2区選出の当選8回で、60歳。無派閥です。

平成5年の衆議院選挙で無所属で初当選し、旧新進党などに所属したあと、平成8年に自民党に入党しました。

安倍前総理大臣と保守的な政治信条が近いことで知られ、平成18年の第1次安倍内閣では沖縄・北方担当大臣として初入閣しました。

その後、第2次安倍内閣の発足に伴い、政務調査会長に就任し、総務大臣などを歴任しました。

そして、今回の総裁選挙に立候補し、安倍氏の支援を受けて、岸田氏と争いましたが、1回目の投票で3位となり、敗れました。

決選投票では、高市氏を支持した議員の多くが、岸田氏に票を投じたものとみられ、岸田陣営と連携し、岸田氏の勝利に貢献しました。

岸田氏としては、みずからと総裁選挙を争った高市氏を政務調査会長に起用することで、党内融和を図るとともに、高市氏が安倍氏と近いことから、政権運営の安定を図るねらいもあるものとみられます。

7401とはずがたり:2021/09/30(木) 17:04:44

自民国対委員長に高木氏起用へ
2021/9/30 16:58 (JST)
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/816218056773681152

 自民党の岸田総裁は30日、国対委員長に高木毅衆院議員運営委員長を起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。

7402チバQ:2021/09/30(木) 17:04:57
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210930/k10013284301000.html
自民党 政調会長に高市前総務相 岸田新総裁が起用の意向固める
2021年9月30日 16時43分

自民党役員人事で、岸田新総裁は政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

自民党の岸田新総裁は、10月1日に党役員人事を決定することにしていて、人選を進めています。

そして、岸田氏は、政務調査会長に、みずからと総裁選挙を争った、無派閥の高市早苗・前総務大臣を起用する意向を固めました。

高市氏は、衆議院奈良2区選出の当選8回で、60歳。無派閥です。

平成5年の衆議院選挙で無所属で初当選し、旧新進党などに所属したあと、平成8年に自民党に入党しました。

安倍前総理大臣と保守的な政治信条が近いことで知られ、平成18年の第1次安倍内閣では沖縄・北方担当大臣として初入閣しました。

その後、第2次安倍内閣の発足に伴い、政務調査会長に就任し、総務大臣などを歴任しました。

そして、今回の総裁選挙に立候補し、安倍氏の支援を受けて、岸田氏と争いましたが、1回目の投票で3位となり、敗れました。

決選投票では、高市氏を支持した議員の多くが、岸田氏に票を投じたものとみられ、岸田陣営と連携し、岸田氏の勝利に貢献しました。

岸田氏としては、みずからと総裁選挙を争った高市氏を政務調査会長に起用することで、党内融和を図るとともに、高市氏が安倍氏と近いことから、政権運営の安定を図るねらいもあるものとみられます。

7403とはずがたり:2021/09/30(木) 17:06:19
https://twitter.com/Nao_Maeda_Asahi/status/1443486121866891269

前田 直人 (THE ASAHI SHIMBUN)
@Nao_Maeda_Asahi
【速報】自民党の岸田文雄総裁は萩生田光一文科相を官房長官に充てる方針を固めた (17:00)

7404チバQ:2021/09/30(木) 17:14:33
www
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fdcfb2fa13ff9a37999e7913617798aaf5bde3e
自民党広報本部長に河野行革相起用へ
9/30(木) 17:05配信

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共同通信
 自民党の岸田総裁は党広報本部長に、総裁選を争った河野太郎行政改革担当相を充てる方針を固めた。関係者が明らかにした。

7405チバQ:2021/09/30(木) 17:15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/e17862853a7a8e52e21f350dd4f51ad74b3ef7be
自民・古川氏、石破派を退会へ 勢力は15人に
9/30(木) 16:20配信

産経新聞
古川禎久氏(斎藤良雄撮影)

自民党の古川禎久元財務副大臣が石破派(水月会)を退会する意向を固めたことが30日、分かった。古川氏は同日、同派で事務総長を務める鴨下一郎元環境相に退会届を提出した。退会が認められれば、石破派は15人となる。複数の関係者が明らかにした。

古川氏は平成27年9月の石破派創設から30年12月まで事務総長を務めていた。

7406チバQ:2021/09/30(木) 17:16:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc01c0dd8e91b028b5b70d6d7c009787a28b9a36
岸田氏のお好み焼き、ソースが「賞味期限切れ」だった 総裁選後ツイートに思わぬ注目
9/30(木) 13:38配信

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J-CASTニュース
自民党の岸田文雄新総裁。お好み焼きのツイートが話題だ

 自民党の岸田文雄前政調会長が2021年9月29日に投開票された総裁選を制し、ツイッターのプロフィールにも「第27代自民党総裁」の1行が加わった。この日夜には、妻の裕子さんが作ったお好み焼きの写真を投稿し、「今日は、一生忘れられない美味しさでした」と感慨深げだった。

【画像】話題の岸田氏のツイート

 この写真をめぐって、一部のネットユーザーが、ソースの賞味期限が切れていることを発見。庶民派ぶりを表すエピソードだと受け止める向きもあるようだ。

■もやしやキャベツの上に大量のソース

 岸田氏は総裁選出後、総裁室の椅子に座った写真とともに、総裁選を競った3人の候補者に対して「建設的な政策論争ができたこと、心から感謝申し上げます」とツイート。支援者にも

「チーム岸田 の皆さまのご支援、本当にありがとうございました。今日から新しい自民党がはじまります」

と感謝した。

 その次のツイートでは、もやしやキャベツの上に大量のソースがかけられたお好み焼きの写真とともに、妻の裕子さんにも感謝した。

「帰宅すると、妻の裕子がお好み焼きを作ってくれていました。インスタライブで私が、『妻の作ってくれるお好み焼きが大好きです』と言っていたからです。いつも最高に美味しいけど、今日は、一生忘れられない美味しさでした。ありがとう」

賞味期限切れは珍しくないので「好感度高い」「まあ仕方ない」
 大阪のお好み焼きは、小麦粉の生地と肉やキャベツなどの具を混ぜ合わせるのに対し、広島のお好み焼きは、生地の上に具を重ねていくのが特徴。ツイートされたのは、岸田氏の地元、広島のお好み焼きだ。

 お好み焼きの写真には、ソースの容器も映り込んでいる。ソースは「ミツワ お好みソース 420g」だとみられ、賞味期限の欄を拡大して期限切れを指摘する声も出た。賞味期限切れのソースを使うのは必ずしも珍しくないとの声もあり、「好感度高い」「まあ仕方ない」といった声も。庶民派ぶりを印象づけるエピソードとして受け止められているようだ。

 岸田氏は9月9日のJ-CASTニュースのインタビューで、SNSの活用法について

「プライベートの話は、これも関心がある方もおられますので、少しずつ発信しますが、何と言っても政策だと思っています」

などと話していた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

7407とはずがたり:2021/09/30(木) 17:51:19
おっと,最長3期3年縛りで鈴付けにきたっ!

まあもういい加減その前にくたばれよなあとは思うけど,矍鑠でなりよりですな。

自民党副総裁に麻生太郎氏を起用へ
https://mainichi.jp/articles/20210930/k00/00m/010/210000c
毎日新聞 2021/9/30 17:33(最終更新 9/30 17:35) 53文字

 自民党の岸田文雄総裁は30日、麻生太郎副総理兼財務相(81)=麻生派=を党副総裁に起用する方針を固めた。

7408チバQ:2021/09/30(木) 18:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f19dbf494723553812a5873528ea08042bee25
【速報】自民総務会長に福田達夫氏起用 細田派 若手議員と議員連盟設立
9/30(木) 17:24配信
自民党の総務会長に、当選3回の福田達夫氏を起用することが固まった。

岸田新総裁は、総務会長に、細田派の福田達夫衆議院議員を起用する意向を固めた。

福田氏は当選3回で、今回の総裁選に際して、若手議員らと議員連盟を設立し、党改革を訴えていた。

福田氏の祖父は、赳夫元首相、父は康夫元首相。

一方、選対委員長には遠藤利明元五輪相の起用が固まった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b71edde580a74d5bf7856743ec91876ae0f1b925
小渕優子氏を党組織運動本部長に起用へ
9/30(木) 17:12配信

読売新聞オンライン
小渕優子氏

 自民党の岸田文雄総裁は30日、党組織運動本部長に小渕優子・元経済産業相を起用する意向を固めた。

7409チバQ:2021/09/30(木) 18:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d51a372445c9b4fed33b22f1191567b39c7203
官房長官に萩生田文科相、自民党政調会長に高市前総務相 岸田氏方針
9/30(木) 17:12配信

朝日新聞デジタル
会見する萩生田光一文部科学相=2021年9月28日午前10時48分、東京・霞が関の文科省、伊藤和行撮影

 自民党の岸田文雄・新総裁は30日、新しい党執行部の陣容を固めた。幹事長に甘利明税調会長、政調会長に高市早苗前総務相、総務会長に当選3回の福田達夫衆院議員を起用する。政府の要となる官房長官には萩生田光一文科相を起用する方針だ。


 党四役の選挙対策委員長には遠藤利明元五輪相、国会運営を仕切る国会対策委員長には高木毅元復興相を充てる。総裁選の決選投票で争った河野太郎行政改革相は党広報本部長に、小渕優子元経産相は党組織運動本部長に就任する。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASP9Y6RP5P9YUTFK00W.html?oai=ASP9Z5Q4KP9ZUTFK01R&ref=yahoo
沈む二階氏、岸田氏の背後で復権する「3A」 手腕試される船出に
有料会員記事自民党総裁選2021自民

岡村夏樹、野平悠一2021年9月30日 6時00分コメント
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総裁室の席に着く自民党新総裁の岸田文雄氏=2021年9月29日午後6時47分、東京・永田町、内田光撮影
写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版

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 自民党は秋の衆院選の顔となるリーダーに岸田文雄前政調会長を選んだ。菅義偉首相の突然の総裁選「離脱」から3週間余り。混戦模様の選挙戦を議員票で圧倒した背景には安倍晋三前首相ら党重鎮の力添えがあった。「生まれ変わった自民党」を実現できるか、さっそく手腕が試される船出となる。

 29日午後の東京都内のホテル。決選投票の結果がアナウンスされると、岸田氏は目をつぶり、天をあおいだ。そして、壇上で訴えたのは刷新感だった。

 「私たちは、生まれ変わった自民党をしっかりと国民の皆さんに示し、支持を訴えていかなければなりません」

 しかし、勝敗の行方を左右した背景には、2012年からの第2次安倍政権で党内を差配し、長期政権を築いてきた安倍氏らの姿があった。

「岸田さんのところには手を出さないようにしている」
 「高市氏をやらなければダメだ」。17日の総裁選告示直前、安倍氏は高市早苗前総務相の支援を渋る側近議員の説得にかかるなど活発な動きを見せていた。出身派閥である細田派の名簿にチェックを入れながら、中堅・若手を中心に電話で支援を呼びかけた。


 高市氏は当初、立候補に必要…

7410チバQ:2021/09/30(木) 18:07:23
https://digital.asahi.com/articles/ASP9Y6VR0P9YPITB00M.html?pn=9&unlock=1#continuehere
「良いことがない」広島から岸田首相誕生へ、地元が寄せる期待と視線
会員記事自民党総裁選2021自民

大久保貴裕、比嘉展玖、宮城奈々2021年9月30日 6時00分


岸田文雄新総裁の誕生を祝い、万歳する広島の支援者ら=2021年9月29日午後3時42分、広島市中区、上田潤撮影
写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版
 29日投開票の自民党総裁選で、岸田文雄氏(64)=衆院広島1区選出=が新総裁に選出された。10月4日にも開かれる衆参本会議で、広島から戦後3人目となる「第100代内閣総理大臣」に指名される見通しだ。被爆地を選挙区とする初の首相ともなる。(大久保貴裕、比嘉展玖、宮城奈々)

【速報中】岸田文雄氏、あす党人事を固める意向 「具体的な名は…」
 広島からの新総裁誕生を見つめながら、県連幹部が繰り返したセリフがある。

 「なに一つ良いことがない。つらい、厳しい、悔しい日々だった」

 河井克行元法相夫妻による買収事件で政治不信がうねりとなり、4月の参院再選挙で敗北。2019年参院選をめぐって夫妻側に提供された1億5千万円の詳しい説明を求めても、党本部はまともに取り合わない。そのなかで迫る衆院選に、県連内には無力感すら広がっていた。「ダメなことをダメと言えない自民党。今日がそれを変えるスタートだ」。幹部はこう息巻いた。

 この日、県連の地方議員や岸田氏の後援会幹部ら約200人は、広島市中区のホテルに集合。大型モニター越しに東京で行われている開票の様子を見守った。

 午後2時ごろ、1回目の投票で岸田氏が首位に立った時は互いに拳を挙げて静かに喜び合ったが、午後3時半に決選投票の結果が発表されると、会場内には大きな歓声と拍手がわき起こった。

 特別な思いで岸田氏の姿を見つめる人もいた。自民の公認候補として再選挙を戦った西田英範さん(40)。朝日新聞の取材に「あの時は岸田氏と二人三脚で走ったが、有権者から『信頼できない』との生の声をたくさん聞いた。本当に苦しかった」と振り返った。「でも、すぐに『説明責任が大事だ』と訴え、動いたのが岸田さんの強さ。国民に近い政治を実現してくれるはずだ」

後援会長「頑張ったね、とは言わない」
ここから続き
 新首相となる岸田氏は早速、いくつもの「壁」に直面することになる。

 河井夫妻側に提供された1億5千万円など安倍・菅両政権時代から積み残された問題の説明責任をどう果たすのか、今年1月に発効した核兵器禁止条約に被爆地選出の首相としてどう向き合うか――。文雄氏の父・文武氏の時代から岸田家を支えてきた後援会長の伊藤学人さん(72)はあえてこうクギを刺した。

 「『よく頑張ったね』とは言わない。これまでうたってきた政策を着実に実行してほしい。総理になるのは、過程にすぎない」

県内得票、「最低9割」の目標届かず
 県内の党員・党友による投票では、岸田氏が全体の8割超を固め、ほかの3候補を突き放した。県選出国会議員や県連が総出で支持拡大に動き、全国平均29%を大きく上回る票を獲得したものの、県連幹部が目標としていた「最低9割」までには届かなかった。

 党発表によると、1位は岸田氏で2万902票(84%)。2位の河野太郎氏が1922票(8%)、3位の高市早苗氏が1696票(7%)、4位の野田聖子氏が320票(1%)と続いた。県内の有権者数は2万7391人で、有効投票は2万4840票。投票率は90・79%に上った。

 ただ、県連内では「限りなく100%近く。最低でも9割」との目標を立てていた。昨年の総裁選の予備選でも岸田氏は県内票の8割を獲得。この数字を念頭に「いまの勢いならさらなる上積みが可能」(県連幹部)とみていたが、「政治とカネ」をめぐる岸田氏の最近の発言が一部支持者の反発を招くなどしたため、固めきれなかった。

 開票結果を受けて、県連幹部は記者団に「(県内の党員は)いままでつらい、悔しい思いをしてきた。その反動が岸田氏への期待に変わったたまものだ」と指摘。「8割という結果が不満ではない。これだけ岸田色に染まった投票行動はない」と胸を張った。

 県連の開票作業は午前8時40分、広島市中区にあるホテルでスタート。県議ら5人が立会人を務め、スタッフ約30人が、集まった投票はがきを約3時間にわたって数えた。

7411チバQ:2021/09/30(木) 18:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fbc8c10ba5b40e2418618f318a4a4771cb99bb6
官房長官に松野博一元文科相起用へ
9/30(木) 18:27配信

産経新聞
松野博一氏

自民党の岸田文雄総裁は30日、10月4日に発足する予定の新内閣の官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用する方針を固めた。松野氏は最大派閥の細田派に所属している。

7412名無しさん:2021/09/30(木) 19:39:42

■細田派
下村博文 1954年 当選8 選対委員長 文科相 官房副長官 幹事長代行
稲田朋美 1959年 当選5 防衛相 特命相 政調会長 幹事長代行
松野博一 1962年 当選7 文科相

西村康稔 1962年 当選5 経済財政相 官房副長官
萩生田光一1963年 当選5 文科相 官房副長官 幹事長代行 

世耕弘成 1962年 当選参5 官房副長官 経済産業相 参院幹事長
柴山昌彦 1965年 当選6 文科相

派閥外
高市早苗 1961年 当選8 政調会長 総務相 特命相


■麻生派
河野太郎 1963年 当選8 特命相 国家公安委員長 外務相 防衛相 
 
■竹下派
茂木敏充 1955年 当選9 選対委員長 政調会長 特命相 経済産業相 経済財政相 外務大臣   
加藤勝信 1955年 当選6 総務会長 官房副長官 特命相 厚労相 官房長官
小渕優子 1973年 当選7 特命相 経済産業相

■岸田派
岸田文雄 1957年 当選9 政調会長 特命相 外務相 防衛相 
林芳正  1961年 当選参5 経済財政相 防衛相 農水相 文科相
小野寺五典1960年 当選7 防衛相

■二階派
武田良太 1968年 当選6 特命相 総務相
派閥外
野田聖子 1960年 当選9 特命相 総務相 幹事長代行

■石原派
■石破派
■谷垣G

7413とはずがたり:2021/09/30(木) 19:42:49
事務担当の官房副長官に北村氏起用を検討
2021/9/30 19:21 (JST)9/30 19:39 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/816254013995368448

 自民党の岸田総裁は、事務担当の官房副長官に北村滋前国家安全保障局長を起用する方向で検討に入った。関係者が明らかにした。

7414とはずがたり:2021/09/30(木) 21:00:29

自民・古川氏、石破派を退会へ 勢力は15人に
2021/9/30 16:17
https://www.sankei.com/article/20210930-LZ2TPYT2DZOHHAPNIGUAE5H2QQ/

自民党の古川禎久元財務副大臣が石破派(水月会)を退会する意向を固めたことが30日、分かった。古川氏は同日、同派で事務総長を務める鴨下一郎元環境相に退会届を提出した。退会が認められれば、石破派は15人となる。複数の関係者が明らかにした。

古川氏は平成27年9月の石破派創設から30年12月まで事務総長を務めていた。

7415チバQ:2021/09/30(木) 21:55:09
3A内閣って言われそうな役員人事だなあ

副総裁  麻生太郎(麻生派)
幹事長  甘利明 (麻生派)
政調会長 高市早苗(無派閥 実質安倍派)
総務会長 福田達夫(細田派)
選対委員長遠藤利明(谷垣G)

国対委員長高木毅 (細田派)
広報本部長河野太郎(いちおう麻生派)
組織運動本小渕優子(竹下派)

官房長官 萩生田光一

7416チバQ:2021/09/30(木) 21:56:01
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_7VVDJVHVGRORPNUXID77Y24QIA.html
自民役員人事骨格固まる 甘利幹事長、福田総務会長
2021/09/30 20:15産経新聞

自民役員人事骨格固まる 甘利幹事長、福田総務会長

自民党麻生派の会合で談笑する麻生太郎副総理兼財務相(右奥)と甘利明税調会長(左奥)。左手前は河野太郎ワクチン担当相=30日午後、東京都千代田区(春名中撮影)

(産経新聞)

自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員人事の骨格を固めた。党四役では党運営の要となる幹事長に甘利明税調会長(72)を起用し、総務会長に衆院当選3回の福田達夫議員(54)を抜擢(ばってき)。政調会長に高市早苗前総務相(60)、選対委員長に遠藤利明元五輪相(71)をそれぞれ登用する。首相就任後の組閣では、官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用する方向で検討している。

党役員では、広報本部長に河野太郎ワクチン担当相(58)、組織運動本部長に小渕優子元経済産業相(47)、国対委員長に高木毅衆院議院運営委員長(65)、幹事長代行に梶山弘志経済産業相(65)をそれぞれ充てる方針も決めた。10月1日に決定し、新執行部を発足させる運びだ。

甘利氏は安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相とともに「3A(スリーエー)」と呼ばれ、総裁選では岸田氏の支援にいち早く名乗りを上げた。岸田氏は党内に影響力を持つ安倍、麻生両氏と良好な関係を築き、若手とも意思疎通ができる甘利氏を幹事長に起用することで党運営を軌道に乗せ、衆院選に臨みたい考えだ。

また、総裁選で争った高市、河野両氏を処遇することで挙党態勢をアピールする。岸田氏は29日の総裁選勝利後、「ノーサイドだ。一丸となって衆院選、参院選に臨んでいこう」と呼びかけていた。福田氏の起用は、岸田氏が掲げてきた「中堅・若手の大胆な登用」を実行した形といえる。福田氏の父、康夫氏と祖父の赳夫氏はともに元首相。

岸田氏は10月4日召集の臨時国会で菅義偉(すが・よしひで)首相の後継となる第100代首相に指名される見通し。その後、組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、新内閣を発足させる。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_7VVDJVHVGRORPNUXID77Y24QIA.html
官房長官に松野氏=副総裁・麻生氏、幹事長・甘利氏―3役に福田氏抜てき、高市氏も―新執行部1日発足
2021/09/30 21:00時事通信

 自民党の岸田文雄総裁は30日、幹事長に麻生派の甘利明党税調会長(72)、官房長官に細田派の松野博一元文部科学相(59)を充てる人事を固めた。麻生太郎副総理兼財務相(81)を副総裁で処遇する方向。総務会長には細田派で当選3回の福田達夫衆院議員(54)を抜てきし、総裁選を争った無派閥の高市早苗前総務相(60)は政調会長、麻生派の河野太郎規制改革担当相(58)は広報本部長とする。

 選対委員長には谷垣グループの遠藤利明元五輪担当相(71)を起用。国対委員長は細田派の高木毅衆院議院運営委員長(65)、組織運動本部長は旧竹下派の小渕優子元経済産業相(47)、幹事長代行は無派閥の梶山弘志経産相(65)とする。総裁選候補のうち、残る野田聖子幹事長代行(61)の処遇も焦点となる。

 これにより、新政権の骨格が固まった。総裁選で支援を得た最大派閥・細田派と第2派閥・麻生派を手厚く処遇し、政権基盤の安定を図るとともに、若手や女性の起用で清新さをアピールする布陣だ。岸田氏は10月1日に新執行部をスタートさせ、同4日の首相指名後直ちに組閣し、新内閣を発足させたい考えだ。

 甘利氏は衆院当選12回。安倍晋三前首相や麻生氏と近く、3人の頭文字を取って「3A」と呼ばれる。総裁選では岸田氏支持をいち早く打ち出し、選対顧問を務めた。松野氏は衆院当選7回で、細田派事務総長を務める同派の中核メンバーだ。

 岸田氏は30日、東京都内で開かれた岸田派の会合に出席し、「日本、自民党にとって正念場を迎えている。国難を乗り越えるべく、力を合わせて努力していきたい」と強調した。

 岸田氏は麻生氏と都内のホテルで会談。甘利氏や自らに近い岸田派の木原誠二衆院議員(51)と党本部で協議し、人事の調整を進めた。木原氏は官房副長官起用が取り沙汰されている。事務の官房副長官には北村滋前国家安全保障局長(64)の名前が挙がっている。

 一方、参院自民党は30日の特別総会で、任期を迎えた世耕弘成参院幹事長の再任を決めた。残る参院政審会長などの人選は、岸田氏による党役員・閣僚人事の顔触れを見た上で決定する。

7417チバQ:2021/09/30(木) 21:57:07
間違えた
官房長官は松野博一か

7418チバQ:2021/10/01(金) 04:48:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/44add1b7d1be2c07a6836afed366f5a09299df1e岸田総裁、「3A」取り込み 衆院選へ党内基盤強化
9/30(木) 23:36配信

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産経新聞
派閥の会合で発言する麻生太郎副総理兼財務相。左は甘利明税制調査会長=2021年9月16日午後、東京都千代田区(春名中撮影)

自民党の岸田文雄総裁が甘利明税調会長を幹事長に、麻生太郎副総理兼財務相を副総裁にそれぞれ起用するのは、岸田氏を支える意向の安倍晋三前首相を含めた「3A」を取り込んで盤石ではない党内基盤を確立し、目前に迫った衆院選に万全を期す狙いがある。

【イラストでみる】岸田新総裁はこんな人

岸田氏は、総裁選勝利に貢献した甘利氏について、早い段階から幹事長への起用を思い描いていた。総裁選の決選投票で岸田氏に多くが加勢した最大派閥の細田派(清和政策研究会)が幹事長ポストを求める動きもあった。しかし、最終的に側近らからの「幹事長は意中の人を据えるべきだ」との進言を受け入れた。

安倍、麻生、甘利の3氏は姓の頭文字から「3A」と呼ばれる。麻生氏は菅義偉政権も含め8年9カ月の長期にわたり政権の中枢を担ってきた。甘利氏は第2派閥の麻生派(志公会)に所属し、安倍政権でアベノミクスの推進や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉に携わった。

甘利氏は選対委員長として令和元年参院選を指揮した経験もあり、首相就任後ただちに衆院選に臨む岸田氏には心強い。甘利氏側近は「他派閥の領袖(りょうしゅう)クラスと渡り合えるのは甘利氏以外にいない」と語る。

ただ、不安要素もある。甘利氏は平成28年に金銭授受疑惑で経済再生担当相を辞任。今も与野党から「疑惑は晴れていない」との声があがる。岸田氏側は疑惑は清算されたと踏むが、総裁選で岸田氏と戦った陣営のベテラン議員は「甘利氏の説明に世間が納得するかどうかだ」と懸念を示す。

一方、岸田氏は衆院選の公約づくりを担う政調会長に政策通の高市早苗前総務相を起用する。総裁選で安倍氏は高市氏を支援し、決選投票で「1位・3位連合」を組んで岸田氏を後押しした。岸田氏の陣営関係者は「総裁選で高市氏の政策への理解力とコミュニケーション能力は圧倒的だった。岸田氏との政策の乖離(かいり)も感じない」と話す。

官房長官に安倍氏の出身派閥の細田派から松野博一元文部科学相を登用することにも安倍氏への配慮がにじむ。総裁選を争った河野太郎ワクチン担当相は党広報本部長とし、発信力の高さを活用したい意向だ。

現段階で党や政権中枢に岸田氏が率いる岸田派(宏池会)の議員は見当たらない。岸田氏は、自派よりも他派閥を尊重する「挙党態勢」の人事を背景に衆院選を制したい考えだ。(千田恒弥、永原慎吾)

7419チバQ:2021/10/01(金) 04:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c0eef4a6462b99b117948fe1d88e96031420835総裁選各陣営、人事にやきもき 河野氏側は冷や飯も
9/30(木) 20:25配信

産経新聞
派閥の例会に臨む河野太郎ワクチン担当相=30日午前、東京都千代田区(春名中撮影)

自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員や閣僚の人事の検討を本格化させた。9月29日の総裁選後、岸田氏は挙党態勢の構築を強調している。ただ、人事権を握った者が自身を支持した議員は論功行賞として厚遇し、対立陣営の議員には冷や飯を食わせる場面は多い。各陣営はやきもきを続けている。

【写真】グータッチをする新総裁の岸田氏と河野ワクチン担当相

「30年ぶりに宏池会が総裁派閥となった。責任の大きさをかみしめなければならない」。30日、東京都内で開かれた岸田派(宏池会)会合に出席した岸田氏は拍手で出迎えた所属議員にこう呼びかけた。同派は高揚感に包まれているが、重要ポストの多くを、総裁選で支援を受けた他派閥に譲るとの見方が大勢だ。

最大勢力の細田派(清和政策研究会)では、すでに固まった人事のほかに塩谷立元文部科学相の起用が取り沙汰されている。総裁選終盤に事実上の岸田氏支持を決め、岸田氏優位を決定づけた旧竹下派(平成研究会)では、茂木敏充外相の続投や、待機組の初入閣を求める声がある。

高市早苗前総務相の陣営では政調会長に起用される高市氏以外の要職起用への期待感がある。総裁選の決選投票で「岸田-高市連合」を結成し、岸田総裁誕生に貢献したからだ。高市氏を支持した安倍晋三前首相に近い萩生田光一文科相や、選対本部事務局長を務めた木原稔首相補佐官を推す声がある。また当選3回の小林鷹之衆院議員が若手の有望株として浮上している。

決選投票で敗れた河野太郎ワクチン担当相の陣営は冷や飯食いが濃厚だ。石破茂元幹事長や石破派(水月会)の議員、佐藤勉総務会長らベテラン組、小泉進次郎環境相も重用されない見通しだ。野田聖子幹事長代行は党や国会関連の役職に就く可能性があるが、陣営の議員にポストが回るかは不透明だ。(沢田大典)

7420チバQ:2021/10/01(金) 04:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/efda8b23eeced99804e6b0fce609f37ad0755528自民党新人事 「論功行賞」の色強く 高市氏と河野氏明暗分ける
9/30(木) 21:57配信

毎日新聞
自民党総裁選から一夜明け、記者団の質問に答える岸田文雄総裁=東京都千代田区の同党本部で2021年9月30日午前10時31分、竹内幹撮影

 自民党の岸田文雄総裁は30日、幹事長に甘利明税制調査会長(72)=麻生派、政調会長に高市早苗前総務相(60)=無派閥、総務会長に福田達夫国対副委員長(54)=細田派=を起用する方針を固めた。第2次安倍内閣の2012年12月から副総理兼財務相を務めている麻生太郎氏(81)=麻生派=を副総裁に充てる調整をしている。10月1日の臨時総務会を経て新執行部を発足させる。官房長官には、松野博一元文部科学相(59)=細田派=を充てる。


 党三役以外では、選対委員長に遠藤利明元五輪担当相(71)=無派閥▽国対委員長に高木毅衆院議院運営委員長(65)=細田派▽組織運動本部長に小渕優子元経済産業相(47)=竹下派▽広報本部長に河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=を起用する方針を固めた。

 甘利氏は総裁選でいち早く岸田氏支持を打ち出し、選対顧問を務めた。岸田氏が後ろ盾とする安倍晋三前首相や麻生氏とのパイプ役を果たした。安倍政権だった16年、金銭授受問題で閣僚を辞任している。

 高市氏も、決選投票で互いに協力する「1・3位連合」を形成して岸田氏当選に貢献。選対本部長を務めた遠藤氏や高木氏、小渕氏ら岸田氏への支持を明確にした顔ぶれが多く、「論功行賞」の色が強く出た人事となった。総裁選で決選投票まで争った河野氏と、党三役で重用された高市氏とは明暗を分けた。

 福田氏は当選3回の若手で、総裁選を機に「党風一新の会」を設立させ、候補者に党改革の必要性などを申し入れたことで注目を集めた。

 岸田氏は10月4日召集の臨時国会で菅義偉首相の後任の新首相に選出される見通しで、新内閣発足に向けた閣僚人事も進める。麻生氏が副総裁に就任するのは新内閣発足後となる見通しだ。

 岸田氏は30日の岸田派会合で「総裁に就任してから、まずは態勢を整えなければならない」と人事を急ぐ考えを示した。そのうえで、その後に控える臨時国会や衆院選などの日程に触れ、「党にとって正念場だ。それに向けてやらなければならないことが本当にたくさんある」と述べた。【田中裕之、小田中大】

7421チバQ:2021/10/01(金) 04:53:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0b9e8742239677cd4e1c811af0a25cb9db5e7c「小石河連合」で玉砕!石破茂氏が1日に地元・鳥取で緊急会見 重大発表か
9/30(木) 23:36配信
東スポWeb
バックアップした河野氏は惨敗した

 自民党の石破茂元幹事長(64)が1日に地元・鳥取県庁の県政記者室で会見を開くことが分かった。


 その中身は、石破氏が再起を賭けて小泉進次郎環境相(40)と〝小石河連合〟として応援した河野太郎行革担当相(58)が敗れた総裁選の総括、岸田文雄新総裁(64)のもとで行う任期満了に伴う衆院選の対応についてだ。

 永田町では石破氏が開く緊急会見について「衆院選に出馬しないのでは?」「派閥を解散するのでは?」など、様ざまな臆測が飛びかっている。

 石破氏の総裁選をめぐっては、河野氏を総理総裁にすることで、自身と石破派の復権につなげるシナリオを描いたが、岸田氏の勝利でものの見事に崩れ落ちた。

 昨年の総裁選で惨敗した以降の石破氏は、派閥メンバーの退会が相次ぐ不幸に見舞われ、苦しい立場に追い込まれていたという。

「今回の総裁選で石破氏は、告示直前まで出るか出ないか悩んだ結果、出馬を断念しています。地元では『再び立候補しても勝てる見込みがない』と厳しい視線が注がれていました」(自民党関係者)

 石破氏は会見で出処進退について触れるのか。

東京スポーツ

7422チバQ:2021/10/01(金) 08:04:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0892c74d742dfe8a9df95a8f00af5250362e38dd
【独自】財務相に鈴木・前総務会長を起用へ…麻生氏は党副総裁に
9/30(木) 23:58配信

読売新聞オンライン



 自民党の岸田文雄総裁は30日、党役員人事と新内閣発足に向けた選定を進め、党四役を固めた。幹事長に甘利明税制調査会長(72)、総務会長に福田達夫衆院議員(54)、政調会長に高市早苗・前総務相(60)、選挙対策委員長に遠藤利明・元五輪相(71)を内定した。麻生副総理兼財務相は副総裁に充てる。10月1日に決定する。

 閣僚人事では、麻生氏の後任の財務相に鈴木俊一・前総務会長(68)、官房長官に松野博一・元文部科学相(59)を起用する方針だ。

(写真:読売新聞)

 甘利氏は安倍前首相や麻生氏に近く、安倍政権の中枢を担った。3人の頭文字を取って「3A」とも称される。総裁選では、岸田氏支持をいち早く打ち出し、選対本部の顧問を務めた。

 福田氏は福田康夫・元首相の長男で、当選3回。衆院当選3回以下を中心とする派閥横断の「党風一新の会」の代表世話人に就き、総裁選で党改革を求めていた。当選3回以下の総務会長就任は初めて。岸田氏は総裁選で若手の登用を掲げており、抜てきとなった。

 高市氏は総裁選に立候補し、第1回投票で国会議員票では2位となった。決選投票では、安倍氏ら高市氏の陣営の多くが岸田氏支持に回った。

河野太郎氏

 岸田氏は30日、麻生氏と東京都内のホテルで会談し、人事について意見交換した。岸田氏は、最大派閥の細田派、第2派閥の麻生派の議員を主要ポストにつけることで、政権基盤を安定させる狙いがあるとみられる。

 党役員人事ではほかに、総裁選を戦った河野太郎行政・規制改革相(58)を広報本部長、小渕優子・元経済産業相(47)を組織運動本部長、高木毅衆院議院運営委員長(65)を国会対策委員長に内定した。幹事長代行には梶山弘志経産相(65)を起用する。

 新内閣の閣僚人事で、官房長官に内定した松野氏は細田派の事務総長を務め、他派閥との人脈も深い。政策決定が首相官邸主導で進む「政高党低」に党内の不満が高まっていることから、党との調整役として適任だと判断したとみられる。官房副長官には木原誠二衆院議員(51)、政務の首相秘書官には嶋田隆・元経済産業次官(61)を充てる。

 岸田氏は、10月4日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で首相に選ばれる。同日中に岸田新内閣が発足する見通しだ。

7423チバQ:2021/10/01(金) 08:21:59

https://news.yahoo.co.jp/articles/d891373d6665eb7d8a82878785b2bd79316edd57
背後に亡霊が…岸田新総裁 3Aの意向「聞く力」政権?“安倍カラー”反映の人事
10/1(金) 5:30配信


スポニチアネックス
岸田新総裁をめぐる相関図

 自民党総裁選から一夜明けた30日、岸田文雄新総裁は幹事長に岸田選対で顧問を務めた麻生派の甘利明税制調査会長を起用する方針を決めた。安倍晋三前首相が全面支援した高市早苗前総務相は政調会長で登用し、河野太郎行政改革担当相は広報本部長。一方、官房長官には安倍氏が高く買う細田派の松野博一元文部科学相を起用する方針を固めた。「聞く力」をアピールしてきた岸田氏。安倍、麻生両氏の意向をくみ取ろうとする「聞く力政権」になると皮肉る声が上がりそうだ。


 この日午前、党本部に入る際、記者団に「打ち合わせをいろいろ検討している」と話した岸田氏。党本部を後にして真っ先に会談したのは麻生太郎副総理兼財務相だった。人事を巡り協議したとみられる。

 麻生派は自派の河野氏が出馬する中、派としての対応について岸田氏との“二股作戦”を展開。甘利氏は安倍、麻生両氏に近く3人の頭文字から「3A」と呼ばれる麻生派の重鎮。いち早く岸田氏支持を打ち出し、安倍、麻生、岸田各氏の間に堅牢(けんろう)な橋を渡し、議員票上積みに貢献した。

 政権運営の要となる幹事長への甘利氏起用で「3A」が岸田政権で主導権を握るのは確実。麻生氏はこの日の麻生派会合で、自派の存在意義に関連して「従来通り政権のど真ん中できちんとやっていく」などと言及した。

 麻生氏自身は副総裁に起用される方向。続投なら13日に財務相在任期間が3214日となり、歴代2位の高橋是清蔵相と並ぶはずだった。続けたいとの意向を持っていたというが、今後は副総裁としてにらみを利かせる。

 一方、安倍氏の支援で議員票を大幅に伸ばした高市氏。事前予想で100票規模と伝えられたことにより、決選投票では「岸田・高市連合」で河野氏を上回るのは確実視され、「派閥横断的な岸田氏支持の流れを決定付けた」(自民党関係者)。論功行賞の側面とともに、保守路線を重視する安倍カラーが色濃く反映された人事だ。

 永田町でもっとも注目されたのが官房長官。「岸田派が死守する」(政府関係者)としていたポストで、上川陽子法相の横滑りか、岸田派事務総長で選対を取り仕切った根本匠元厚生労働相の起用が有力視されていた。

 しかし、一転して、細田派が重要ポストでの処遇を求めていたとされる萩生田光一文部科学相を充てる案が浮上。言わずと知れた安倍氏の側近中の側近。最終的に松野氏に落ち着き、安倍氏の“キングメーカー”ぶりが如実に表れた。

 松野氏は2016年8月、第3次安倍再改造内閣で文部科学相として初入閣。安倍氏が早くから目を付けていた存在で、6月発売の月刊誌のインタビューで細田派の「ポスト菅」候補として名前を挙げていた。現在は同派の事務総長を務める。

 関係者は「細田派は具体的ポスト名まで出していないと聞いている。岸田さんが安倍さんの意向を忖度(そんたく)したのだろう」と話した。

 《4日召集臨時国会、解散13or14日か》政府、与党は4日召集の臨時国会について、会期を14日までの11日間とする日程で最終調整に入った。8日に新首相の所信表明演説、11日から3日間で衆参両院の各党代表質問を実施する方向。複数の与党幹部が30日、明らかにした。野党は代表質問のほか予算委員会の開催も求めている。代表質問終了後の13日か14日に衆院を解散した場合、衆院選の投開票日として有力視される11月7日、14日のいずれも選択可能となる。解散せずに会期末で国会を閉じると、公選法の規定で11月7日投開票が決まる。

7424チバQ:2021/10/01(金) 08:22:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a257d6fe112ba166bba8dfe3edecb092d0e88cb8
岸田氏 広報本部長・河野氏を“冷遇”、党関係者「降格。いくら負けたと言ってもひどい話」
10/1(金) 5:30配信

スポニチアネックス
河野太郎氏

 ◇自民党総裁選一夜明け

 自民党の岸田新総裁と総裁選を争った河野太郎氏は広報本部長に登用されることになった。外相や防衛相を歴任し首相候補として階段を駆け上がってきただけに、事実上の降格人事となる。広報本部長はメディアへの情報発信やネットメディア対策を中心に、選挙対策や政策チラシの作成を担う。政界随一のツイッターフォロワー数を抱える河野氏の起用で、衆院選に向けて発信力を強化する狙いがあるとみられる。


 ただ役職の格としては、副総裁、幹事長、総務会長、政調会長、選対委員長の党五役に次ぐ役員ポスト。幹事長、財務相と並ぶ重要ポストと言われる外相経験者の河野氏だけに、党関係者は「普通に考えたら降格。いくら負けたと言ってもひどい話だ」とこぼした。

 同じく総裁選を争った高市氏は、陣営が決選投票で岸田新総裁誕生をお膳立てし、政調会長に重用された。それに比べると、河野氏は無役ではないものの冷遇された感がある。同関係者は「河野氏を登用したという事実は残る。河野氏にとっても打診を断れば干されるのは明らかで断れない状況だったのではないか」と指摘。「党内で足かせをはめることで、幹事長として仕切る甘利氏のにらみも利きやすい」と見立てた。総裁選を争った候補者では、野田聖子幹事長代行も要職起用が取り沙汰されている。

 河野氏の処遇はインターネット上でも物議を醸した。自らの発信内容に批判的なフォロワーを次々とブロックしている対応を巡り「岸田内閣にブロックされた河野氏」「自民党の悪口言ったらブロックされる」「ブロック本部長」などと揶揄(やゆ)する声が相次いだ。一方で、あくまで衆院選対策で選挙後にすぐ要職に戻ってくるとの期待感もあり、新たな立場でも存在感は放っていきそうだ。

7425チバQ:2021/10/01(金) 09:56:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d64a0920e8f80fb2b660df49b45e0589f937d6
自民・岸田文雄新総裁がサプライズ人事 祖父、父が首相「プリンス」福田達夫氏を総務会長に抜てき
10/1(金) 6:00配信

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スポーツ報知
自民党・岸田文雄新総裁

 自民党の岸田文雄新総裁(64)は30日、党役員人事に着手。総務会長に祖父、父が首相を務めた衆院当選3回の福田達夫議員(54)=細田派=を抜てきした。一方で、政権運営の要となる幹事長には、麻生太郎財務相(81)、安倍晋三前首相(67)と並び「3A」と呼ばれる甘利明税制調査会長(72)を起用。官房長官には安倍氏側近の松野博一元文部科学相(59)、政調会長には総裁選で安倍氏が後押しした高市早苗前総務相(60)が内定。「3A」の影響力が色濃くにじむ主要ポスト人事となった。

 異例の大抜てきだ。岸田新総裁は幹事長、総務会長、政調会長、選挙対策委員長の“党四役”に、わずか当選3回の福田氏を起用するサプライズ人事を決めた。

 福田氏は、祖父の赳夫氏、父の康夫氏がともに首相を務めた“政界のプリンス”。康夫氏が官房長官を務めていた2000年に父の臨時の秘書となり、康夫氏が首相に就任した07年には政務秘書官で政界に本格進出。17年には小泉進次郎環境相(40)から自民党農林部会長に指名を受け、農地をめぐる法制度の変更などの土地改革政策、いわゆる農政改革で実績を残し、政策通として一目置かれるようになった。

 今回の総裁選では、党内中堅若手の有志による「党風一新の会」を9月10日に設立し、代表世話人として、派閥にとらわれない総選挙を訴えてきた。設立と同時に「党改革を通じた政治改革」や「国民政党としての信頼回復」を求める提言をまとめ、党執行部などに申し入れることを決定。自主投票を呼び掛け「派閥一任で総裁選の行方を決めないことはほぼ達成できた」と手応えを口にしていた。

 岸田氏は、総裁決定時の9月29日の記者会見で「中堅、若手の思い切った登用が必要だと申し上げてきた」と述べていた。福田氏の抜てきで一応“公約”は果たした形だが、安倍氏の影響下にある細田派が主要ポストを獲得することになり、党関係者からは「安倍氏への配慮以外ない」との声も上がった。

 1日午後に党本部で開く臨時総務会で、甘利氏ら党四役人事を諮り正式決定。新四役は役員会に出席後、そろって記者会見する。

 岸田氏は4日召集の臨時国会で、菅氏の後継となる第100代首相に指名される。就任後、岸田氏は組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、新内閣を発足する。11月7日か14日投開票が有力視される衆院選で野党との対決に臨む。

 ◆福田 達夫(ふくだ・たつお)1967年3月5日、東京都生まれ。54歳。慶大法学部を卒業後、米ジョンズ・ホプキンズ大研究員を経て、三菱商事に入社。2012年に父・康夫元首相の引退表明を機に、衆院選に立候補し、初当選。17年に防衛相政務官兼内閣府大臣政務官(第3次安倍第3次改造内閣)に就任。21年に「党風一新の会」の代表世話人に就任。当選3回。群馬4区。

 ◆総務会長 自民党の最高意思決定機関で総務会の議長を担う。総務会では人事、法案など重要な政策方針を打ち出す時に、承認を得なければならない。ここでの決定事項は、全て党の意思決定とみなされる。総務会では全会一致が慣例で、党内での根回しができるベテラン議員が務めることが多い。過去には佐藤栄作、中曽根康弘、森喜朗の各氏らが後に首相となった。

報知新聞社

7426チバQ:2021/10/01(金) 11:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/66a33c3649030fa20cec2f61a4ca561171dc28f5
岸田新総裁、河野氏を党4役ではない党広報本部長で冷遇 3A影響力拡大
10/1(金) 9:16配信

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日刊スポーツ
岸田文雄氏(2021年9月17日撮影)

岸田文雄新総裁が、総裁選勝利から一夜明けた9月30日、党役員人事に着手した。午後6時20分すぎに党本部を離れた岸田氏は「まだ作業中です」としたが、党運営の中心を担う幹事長、総務会長、政調会長、選挙対策委員長の「党4役」人事は固まり、総裁選で決選投票を戦った河野太郎行革相は「党4役」から除外する事実上の冷遇となった。

【一覧表】起用が固まった自民党新執行部の顔触れ

党運営の要となる幹事長には、甘利明税制調査会長(麻生派)が内定した。幹事長は党内の人事権を掌握し、金庫番として党資金を管理、選挙の公認などにも強い権限を持つ。これに先だって岸田氏は麻生太郎財務相と会談し、党人事を巡って協議した。総裁選では甘利氏ら麻生派の重鎮が派閥所属の河野氏ではなく、いち早く岸田氏を支持。中でも甘利氏は岸田氏の選対顧問を務め、他派閥の議員票の切り崩しに尽力した。

一方で岸田氏は総裁選を戦った3候補の登用を明言し、「ノーサイド、全員野球だ」と党内融和を明言したが、河野氏が内定したのは広報本部長。兼務するワクチン担当相として最前線を担ったが、再任されることもなくなった。

論功行賞の人事が浮き彫りになった。総務会長には当選3回の福田達夫衆院議員(細田派)を抜てき。福田氏は約90人の若手グループ「党風一新の会」の代表世話人として自主投票による党改革を訴えた。同会の仕掛け人は安倍晋三前首相と言われ、福田氏は当初から岸田氏支持を表明し、貢献した。

安倍氏が擁立し、決選投票で岸田氏支持に回った高市早苗前総務相は政調会長、岸田陣営の選対本部長を務めた遠藤利明元五輪相(谷垣グループ)は選挙対策委員長に内定。注目の官房長官には松野博一元文部科学相(細田派)を起用する方針。

岸田氏を新総裁に押し上げた「3A」と言われる安倍氏、麻生氏、甘利氏の影響力は急拡大し、総裁選協力の見返り要求にあらがえない岸田氏の立場が、党人事に色濃く反映された。新総裁の初仕事から、組閣人事でも、3A忖度(そんたく)内閣が誕生する可能性が高まってきた。【大上悟】

7427チバQ:2021/10/01(金) 13:05:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/45aad6c4d7f0fdfa595c829de48f30b772d28b8a
早くも3Aに飲み込まれた岸田文雄新総裁 当選3回福田達夫氏〝厚遇〟に不満の声
10/1(金) 11:50配信

東スポWeb
早くも言いなり!?(ロイター)

 3A(安倍、麻生、甘利)の独壇場だ。自民党の新総裁に就任した岸田文雄氏(64)が30日、党役員人事に着手し、大筋で固まった。要職となる幹事長には、甘利明氏(72)、官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用し、総裁選を争った高市早苗氏(60)は政調会長、若手の意見を集約した福田達夫氏(54)を総務会長に抜てきした一方、河野太郎行革相(58)は広報本部長に“降格”。党内は「3Aの言いなり」「閣僚人事では秘策がある?」と疑心暗鬼に包まれている。党改革について「若返り」を主張した岸田氏は自分を出せるのか? 

【写真】21年前…見事なおみ足の高市早苗氏

人事の内定情報が伝わるたびに党内にはどよめきが走った。フタを開けてみれば、論功行賞&3Aの威光が如実に表れた。

 甘利氏は総裁選で、麻生太郎財務相(81)とともに岸田氏を支えた。安倍晋三前首相(67)の支援を受けた高市氏とその支持勢力は、決選投票では岸田氏に一本化。福田氏は福田康夫元首相の息子で、総裁選が始まると当選3回以下の議員を集めた「党風一新の会」を結成。脱派閥の投票を訴えたが、自身は岸田氏を支援していた。

「甘利氏は金銭授受疑惑で大臣を辞め、不起訴処分となったが、スネに傷がある身。せっかくの新総裁の門出で、なぜ幹事長に起用したのか。高市氏は政調会長経験があり、新鮮味がないし、福田氏に至ってはまだ当選3回。総務会長はベテラン議員が務めるところで、SP(警護)付きの特別な役職ですよ」と党内からは不満の声が漏れる。

 また、麻生氏も副総裁に内定しているとあって、「金庫番を安倍、麻生両氏が抑えた。岸田氏は『聞く力』を売りにしていたが、自身の岸田派からは誰も党役員に入っていない。3Aの言うことを聞き過ぎで、収拾がつかなくなっている」(党関係者)

 3Aと対立した二階派からの起用はなく、河野氏も冷や飯を食わされたことで、報復人事にも映るが、閣僚人事はこれから。果たして岸田氏はこのまま3Aにのみ込まれるのか。それとも独自のカラーを出せるのか。

 人間の個性を60分類のキャラクターに細分化した「個性心理學」を1997年から展開する「一般社団法人個性心理學研究所」総本部の弦本將裕理事長が分析した。

 個性心理學の分析によると、岸田氏はバランスの良いキャラクターの持ち主だ。

 岸田氏は生涯リズムが「学習」(将来の実りに期待を込めて準備を開始している時期)、年運も「学習」と名誉運に恵まれた上、9月は「成果」(全ての物事が順調に発展する時)の月で勝負運も最高だったという。

 弦本氏は「1957年7月29日生まれの岸田氏は、今回がラストチャンスだったと思います。67歳からは『整理』(収穫する種をまく大地を掘り起こし、耕す時期)の生涯リズムに入りますから。晩年運は最高なんですけどね。『夢とロマンの子守熊』なので、国民に夢を与えてもらいたいと思いますね。数字にも強いし、思ったことは本音で話ができるので、国民にも分かりやすい政治をしてくれると期待しています」と語る。

「夢とロマンの子守熊」とは、正直な人で感じたことをそのまま口にする。おとなしい印象だが、付き合っていくうちに活発で元気のいい面が出てくる。苦労にも耐え、創意工夫の精神が旺盛で実行力も兼ね備えているという。

 個性診断カルテによれば、岸田氏の行動パターンは、何ごとも目標を決めてからでないと行動できない。期限を決められないと弱いものの、決められた目標はキッチリ達成するタイプだそう。本音を言うことで、人間関係を築き上げていくという。

 弦本氏は「岸田政権は3年は持ちます。2023年は『浪費』(体調もすぐれず、気力も衰える時期)の年になりますから苦労するでしょう。生涯リズムが67歳から『整理』に入りますので」と分析しているが、果たして…。

東京スポーツ

7428とはずがたり:2021/10/01(金) 13:42:32

小石河連合,自民党内の人望無し連合を露呈。

河野氏支持の石破氏を直撃 87票差“完敗”どう分析?「党員票と議員票のずれは自民党の根本的な問題」
https://www.fnn.jp/articles/-/246093
2021年9月29日 水曜 午後4:40

自民党総裁選は決選投票が行われた結果、岸田文雄前政調会長が河野太郎規制改革相を87票差で破り、新しい総裁に選出された。

総裁選の投票を終えたばかりの石破元幹事長が、会場から生出演。

加藤綾子キャスター「まず、岸田さんが新総裁に選出されましたが、今、どのようなお気持ちでしょうか」

石破元幹事長「それはもう、こう決まったんだから、新総裁のもと、自民党が一致して国のために働ける。選挙はその結果なのでね。そこへ向けて努力をしていくということです。あれこれ言っても始まりません。みんなで一緒にやります」

松山俊行解説委員「石破さんは、出馬するかどうかかなり迷われていた時期があって、最終的には政策できちんと実現できるという方向性で河野さん支持ということを表明されたわけですが、実際にそれで戦われてみて、結果として、きょう1回目の投票で、予想よりもおそらく議員票も党員票も少なかったんじゃないかなと思いますが、その数字を見た時にどういう印象を持たれましたか?」

石破元幹事長「党員票は、彼も一生懸命頑張ったんだけども、よくこれだけ出たなと思います。ほとんどの地域で1位ですからね。これはありがたかったと思います。これと議員票が、何でこんなに離れたんだろうかということが自民党の根本の問題かもしれません。このずれを直していかないと、いつまでたっても自民党は国民の意思と違うよということを引きずっちゃうので、ここは何とかしなければならないですね」

松山解説委員「このあと総選挙があるわけですけれども、今回の党員票が1回目の投票では河野さんが1位だったにもかかわらず、決選投票で負けているということが、自民党にとって非常に大きいダメージとして出てくるのかどうか。この辺りはどう見ていますか?」

石破元幹事長「それはもう、あとひと月くらいしかないわけですよね。小細工を弄(ろう)したってどうなるわけでもない。判断するのはやはり、主権者である国民ですよ。この人たちは自分たちの意思と違うことをやっているな、違う行動をするなということになれば、支持が得られない。そういうことです。このひと月の間に、どれだけそれを埋めていくか。それぞれの地域の党員の意向、それは、その地域の人々の意向と言ってもいいでしょうね。それと違う判断をした人たちが、なぜこういう判断をしたのか。なぜこれが国のためなのかということをきちんと説明して、ご理解をいただくということが大事だと思っています」

松山解説委員「岸田さんは、ノーサイド、全員野球ということを最後、強調していましたが、そういった意味では、河野陣営からもきちんと幹部に起用してという、総体として自民党は当たっていくべきだと、そういうお考えですか?」

石破元幹事長「それは、人事権者は総裁だから、われわれがあれこれ言うべきじゃないが、派閥にこだわらずに有能な人は登用していく。それが国のための自民党というものです」

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7429とはずがたり:2021/10/01(金) 13:45:31
テレビの取材から40票も少なかった河野。総裁選で党の支持率上がったら用済み程度の存在だったようだ。

「河野さんと飯食ったのは1回だけだったな」“大差”で敗退した河野氏 国会議員の支持広がらず
9/29(水) 22:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1e37e68436e36c60698c94e9b88980b3f4508e1
FNNプライムオンライン

岸田氏が256票、河野氏が255票。自民党総裁選の1回目の開票結果が発表されると、会場がどよめいた。「1回目の投票では河野氏は1位になるだろう」という下馬評が覆された。党員票ではトップに立ったものの、議員票では岸田氏の146票、そして高市氏の114票に次ぐ86票と3位。この結果を見た時、河野陣営の議員の一人は「完敗だ」と悟ったという。迎えた決選投票では岸田氏が257票を獲得し、170票の河野氏は敗れた。議員票不足は明らかだった。

「河野さんと食事したのは1回だけ」
陣営幹部の一人は選挙期間中、何度もこう語っていた。

「なかなか議員票が伸びない」

これまでの歯に衣着せぬ物言いなどから、河野氏が自民党内で支持が広がらないことは予想されていた。

河野氏が所属する派閥のトップ・麻生副総理は「河野は大事な志公会(麻生派)の総裁候補だから」と周囲に話し、麻生氏の周辺議員らもかつては河野氏と他の議員の食事会をセットするなど人脈作りに汗をかいていた。しかし、あるベテラン議員は「河野さんと飯を食ったのは1回だけだったな」とこぼす。河野氏は総裁選前から「仲間作り」に苦戦していた。

所属する麻生派の全面支援得られず
菅首相が総裁選不出馬の意向を伝えた9月3日の正午前、河野氏は、周辺の議員に連絡し出馬の準備に入った。午後2時過ぎ、河野氏は麻生副総理のもとを訪れた。麻生氏は河野氏に「まずは派閥内をまとめろ」と伝えたが、「政策の不一致」を理由に、麻生派のベテラン議員らは軒並み河野氏支援に難色を示した。

それでも河野氏は国会内の議員事務所を訪問し、協力を求め続けた。しかし最終的に麻生派は「河野か岸田の支持を原則」とした。河野氏は所属する麻生派の支持を全面に得ることができなかった。

若手議員の支持獲得に失敗
「今回の決断は自分1人で悩んで決めたんではない。大勢の仲間の皆さんと一緒にいろいろと考え、いろいろと議論し、皆さんと一緒に決めたそういう決断だ」

河野氏は総裁選最中、陣営の会合で声を張り上げた。

若手中堅議員の「永田町に地殻変動を起こさないといけない。河野さんが日本を前に進めて欲しい」という声に押された河野氏は、岸田派を除き、原則自主投票となったことで、派閥横断の「仲間」を作り、議員票獲得の突破口を見出そうとした。

派閥に一任せず、個々の意志で投票すべきだと主張する、若手議員90人による「党風一新の会」の動きにも期待を寄せた。河野陣営からは「党風一新会の大多数が支持してくれば」と考え、派閥を超えて各議員に個別のアプローチを続けた。

「今の時代40〜50代は企業であれば幹部だ。なぜずっと自民党の『上』は変わらないのか。今、自民党は変わらないといけない」(自民党中堅議員)

そうした声は多くの若手中堅議員が賛同するところなのかもしれない。

しかしそこに壁としてたちはだかったのが、安倍前首相だった。安倍氏が強い影響力を持つ最大派閥・細田派は、多くの“安倍チルドレン”と言われる若手議員を抱えている。安倍氏が高市氏の全面支援を表明した結果、最大派閥から「若い仲間」を増やすことは叶わなくなった。

さらに党内第三派閥の竹下派も多くは河野氏支援にまわらなかった。国会議員への支持拡大も次第に手詰まりとなっていった。そして、総裁選最終盤、当初は河野氏を支持するとみられていた二階派内からでさえ、岸田氏を支持する動きが起きた。河野氏の「仲間作り」は絶望的な状況となった。

決選投票での議員票は131票
河野氏の周辺は、「正式な出馬表明の前から派閥の外から支援の動きがあり、それが却って麻生派内の溝を生んでいた。一方で、派閥を重視すれば“改革”イメージを損なってしまう」と苦しい胸の内を明かす。

総裁選終了後、記者団に次の総裁を目指すか問われ、「チャンスがあればしっかりやっていきたい」と語った河野氏。決選投票で獲得した議員票は131票。今回得た「仲間」の期待を背負い続け、さらに「仲間」を増やすことができるか。河野氏はこれから試されることとなる。

(フジテレビ政治部)


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