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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6897チバQ:2021/08/19(木) 21:52:54
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-210819X153.html
岸田氏、出馬意欲にじませる=下村、高市氏も動き強める―自民総裁選
2021/08/19 21:03時事通信

 自民党の岸田文雄前政調会長は19日、東京都内で開かれた岸田派の会合であいさつし、菅義偉首相の任期満了に伴う党総裁選について「自民党は幅広い選択肢を持つ政党だと示す貴重な場だ。しっかりとした選挙をやらなければならない」と述べた。首相の無投票再選に異論を唱え、自身の出馬に意欲をにじませた発言だ。岸田派内では、岸田氏以外に首相の対抗馬が出れば、立候補すべきだとの声が出ている。

 岸田氏は昨年9月に総裁選に初出馬し、石破茂元幹事長とともに首相に敗れている。会合では派のメンバーから岸田氏の再挑戦を求める声が相次いだ。会合後、岸田氏は記者団に「激励の言葉をたくさんいただいた。こうした気持ちに感謝しながら、しっかり受け止めたい」と語った。

 一方、下村博文政調会長は19日、二階俊博幹事長と党本部で会い、総裁選について「可能性があればチャレンジしたい」と伝えた。安倍晋三前首相や所属する細田派の細田博之会長にも18日に出馬への意欲を報告したと説明した。

 会談後、下村氏は記者団に、20人の推薦人集めに関し「いろいろな方から推薦人になると言っていただいている」と述べる一方、安倍氏からは「下村さんをすぐやるよという状況じゃないのは分かるよね」と伝えられたことも明かした。

 高市早苗前総務相も19日、二階氏と党本部で会い、「出馬の決意を固めた」と説明した。

6898チバQ:2021/08/20(金) 14:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ffd578c198742c12243b03d34f56cebf47bf8a0
自民総裁選、各派沈黙 前回の雪崩現象一変
8/20(金) 7:10配信

時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=19日午前、東京・永田町

 菅義偉首相(自民党総裁)の再選が懸かる党総裁選で、各派が沈黙している。

 秋の衆院選が迫る中、中堅・若手を中心に「菅首相では戦えない」との危機感が強まっており、派閥幹部も状況を見極めているとみられる。二階派を率いる二階俊博幹事長の菅氏支持表明に続き、主要派閥が雪崩を打った昨年の総裁選とは様相が一変している。

【図解】内閣支持率の推移

 首相は昨年8月29日、二階氏や森山裕国対委員長(石原派)と会談し、出馬の意向を伝達。二階、森山両氏は支援する意向を示した。この情報は即座に広まり、同31日には党内最大の細田派と第2派閥の麻生派、無派閥議員グループが追随。わずか3日間で「菅総裁」誕生が事実上決定した。

 これに対し、今回の総裁選に向けては今のところ、二階氏や安倍晋三前首相ら派閥領袖(りょうしゅう)、党重鎮数人がわずかに首相支持を公にしているだけだ。前回同様の先を争うような派閥単位での動きは見られない。

 背景には、自民党内で今、若手からベテランまで菅首相で衆院選を戦えるのかという疑念が急速に広まっていることがある。こうした傾向は、選挙基盤が弱いと指摘される各派の中堅・若手の間で特に強い。

 関西の中堅議員は「地元を回ると首相の評判は最悪だ。退いてもらわないと選挙は戦えない」と強調。東京の中堅議員も「首相を代えた方がいい。党ではなく首相が嫌われている」と漏らした。現時点で派閥が締め付けを強めれば、かえって結束が乱れかねない情勢だ。

 19日の石原派在京議員懇談会でも意見は割れた。中堅議員が政府の新型コロナウイルス対応を問題視。出席者の一人が「政府・自民党への批判がここまで深まるのは初めてだ」と指摘し、総裁選への態度を慎重に検討すべきだと発言。これに対し、別の出席者は「首相が代わっても感染状況は変わらない」と主張した。

 同日の岸田派会合では、若手議員が「岸田文雄会長が決断したら従いたい。強いリーダーで信頼を得て衆院選を戦うべきだ」と、岸田氏に出馬を迫る場面もあった。

 ある派閥の幹部は「菅首相でまとめようとしたら若手の反発がすごいだろう」との見方を示し、こう語った。「急いで表明する必要はない。様子を見てからでいい」。

6899チバQ:2021/08/21(土) 01:13:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7adc2a2472f0fde519b8d0df50b3ad28ac3ca73
無投票から一転…「ポスト菅」活発化 総裁選は混戦の様相
8/20(金) 9:44配信

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西日本新聞
国会議事堂

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に向けた動きが、活発化してきた。衆院の解散・総選挙前に総裁選が実施されるとの観測も強まる中、「ポスト菅」に意欲を示す下村博文政調会長と高市早苗前総務相が19日、相次ぎ二階俊博幹事長と党本部で会談し、出馬意向を伝えた。政権、与党に批判的な世論を敏感に感じ取る党内からは、複数候補による「開かれた総裁選」を求める声が高まっており、構図は混沌(こんとん)としてきた。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 「多くの方から出馬すべし、という声が上がっている。チャンスと可能性があればチャレンジしたい」。まず二階氏の元を訪れたのは下村氏。首相に指名された党三役の要職にあるものの、着々と出馬準備を進めている。18日には所属する細田派出身の安倍晋三前首相とも会い、下村氏周辺は立候補に必要な20人の推薦人集めに自信を見せる。

 その2時間後。今度は高市氏。「出馬の決意を固めたと報告した。幹事長から『しっかり頑張りなさい』との温かいお言葉をいただいた」。気脈を通じる安倍氏に再々登板を打診してきたという高市氏は「7月下旬に断られたので、そんなら私が出たろうやないかと決意した」とも語った。

 総裁選は「9月17日告示、29日投開票」の日程が有力視されており、今月26日に正式に決まる。首相が告示前に衆院を解散すれば、自動的に総裁選は凍結され、衆院選後まで先送りされるが、ここにきて複数の党幹部が否定し始めている。

 そもそも首相は、衆院選に勝利した上で、その後の総裁選での「無投票再選」を思い描いていた。だが、政府の新型コロナウイルス対応に国民の風当たりは強く、2009年の野党転落を知るベテランは「大変なことになる」と青ざめる。

 焦りを募らせる若手・中堅からは「総裁選先行論」が噴出。党の多彩な顔ぶれを世間に示し、論戦を展開することで党勢回復につなげたいとの期待が混じる。

 そうした中で先陣を切った下村氏と高市氏。2人の動きが呼び水となり、コロナ禍の権力闘争に二の足を踏んでいた「有力候補」も名乗りを上げやすくなりつつある。昨秋、首相に敗れた岸田文雄前政調会長は19日、記者団に「総裁選の日程が確定してから対応を明らかにする」ととどめたものの、同日の岸田派の会合は「主戦論でまとまった」(中堅)。出馬意欲を示す野田聖子幹事長代行も近しい議員に働き掛けている。

 首相は17日の記者会見で「総裁選に出馬するかは時期が来れば当然のこと。変わりはない」と意欲を改めて示した。ただ、当初描いた無投票再選どころか混戦の様相を呈してきている。

 今のところ最大派閥の細田派に影響力を残す安倍氏や、第2勢力の麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相は、首相支持で「揺らぎはない」(麻生氏周辺)とされるが、その一挙手一投足に首相も目を凝らしているという。18日、安倍氏は下村氏にこう伝えた。「『じゃあ、応援するよ』という状況じゃないのは分かっているよね」 (河合仁志)

6900チバQ:2021/08/21(土) 01:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7846c776df81f52b6d471a2bc613b779be01a76e
マレーシア、次期首相にイスマイルサブリ氏 UMNOがポスト奪還
8/20(金) 19:39配信

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毎日新聞
新首相に任命された「統一マレー国民組織」(UMNO)のイスマイルサブリ・ヤーコブ前副首相=マレーシアのクアラルンプール近郊プトラジャヤで2020年5月11日、AP

 マレーシアのアブドラ国王は20日、新首相として「統一マレー国民組織」(UMNO)のイスマイルサブリ・ヤーコブ前副首相(61)を任命した。議会で承認されれば、21日に宣誓式を開く。長年、首相の座を独占してきたUMNOは3年ぶりに首相ポストを奪還する。

 地元メディアによるとアブドラ国王は、国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続くことから、解散総選挙は適切ではないと判断した。16日に辞任したムヒディン前首相の後任について、下院(定員222、欠員2)各議員に推薦する候補者を提出するように要請。114人から推薦されたイスマイルサブリ氏が適任であると判断した。

 UMNOはマレーシアが1957年に独立して以来、首相を独占してきたが、汚職事件をきっかけに2018年に首相の座を明け渡していた。【バンコク石山絵歩】

6901チバQ:2021/08/21(土) 01:42:27
相変わらず決断力ねえなあ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9dec047cff35791a50232f830d18a7b4f6b8d00
自民党総裁選 岸田氏“日程決まった後に判断”
8/20(金) 19:06配信

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HOME広島ホームテレビ
自民党広島県連の役員会に出席した岸田前政調会長

自民党総裁選への出馬を模索する動きが活発化する中、
広島選出の岸田文雄前政調会長は、自身の出馬について明言を避けました。


広島市内で行われた自民党県連の役員会に出席した岸田前政調会長。
総裁選への出馬について、日程が決定した後で最終的な判断をしたいと述べるに留まりました。

【自民党 岸田文雄前政調会長】
「広島の皆さんからもずいぶんいろいろな声をいただいております。激励の声も大変多いと感謝をしています。
様々な事情を勘案して自分がどうするか来週総裁選挙の日程が決定してから考えたいと思います」

19日、都内で開かれた岸田派の会合でも
出馬表明を早くするよう求める声が相次ぎましたが明言しませんでした。

総裁選の日程は、26日に決まる予定です。

6902チバQ:2021/08/21(土) 06:57:51
れきしにifは、、、
ですが、谷垣がチャリで怪我しなかったら、どんな風になってたんですかねえ。安倍も右寄りに歯止めかかっただろうし、二階の権力もここまでなかっただろうし。
ガースーより良い総理になったんじゃないかな?なんて妄想してしまいます。

6903チバQ:2021/08/21(土) 07:26:09
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210820-567-OYT1T50245.html
石破氏、総裁選不出馬を示唆…「感染急拡大の最中の表明は個人的に違和感」
2021/08/20 22:58読売新聞

石破氏、総裁選不出馬を示唆…「感染急拡大の最中の表明は個人的に違和感」

石破茂氏 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党の石破茂・元幹事長は20日、自身のブログで、9月末の任期満了に伴う党総裁選について、「(新型コロナウイルスの)感染急拡大の最中に、名乗りをあげると表明することには個人的に違和感を覚える」と記し、出馬を見送る意向を強くにじませた。

 石破氏は20日のBSフジの番組でも現在は新型コロナ対策に注力すべきだとしたうえで、「菅首相では選挙を戦えないので顔を替えるということが国民に理解されるのか、国民にどう映るのか、我々は恐れを持って考えなければならない」と指摘した。

 総裁選には、下村政調会長と高市早苗・前総務相が出馬に意欲を示している。

6904チバQ:2021/08/21(土) 07:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb827c30d5c56d8444af9b707a0299e0da33000a
自民総裁選、石破氏出馬厳しく 「ポスト菅」人気も傷跡癒えず
8/21(土) 7:12配信

時事通信
記者団の質問に答える自民党の石破茂元幹事長=2020年10月22日、衆院議員会館

 菅義偉首相の自民党総裁任期が9月で満了することに伴う総裁選をめぐり、石破茂元幹事長の立候補は厳しいとの見方が根強い。

 「ポスト菅」の有力候補として世論の人気は依然高いものの、昨年の総裁選に惨敗し、足元の石破派内で求心力が急落した傷が癒えていないためだ。

 石破氏は20日夜、BSフジ番組に出演。総裁選について問われると、政府の新型コロナウイルス対応に触れつつ、「感染拡大がものすごい中で、その気があろうがなかろうが今、口の端に乗せることではない」と言及を避けた。

 報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率は軒並み発足以降の最低水準に低迷。10月21日の衆院議員任期満了まで残り2カ月となる中、党内には首相交代を望む声がくすぶる。

 一方の石破氏は「次の首相」調査で常にトップを争う。首相を支える二階派幹部は「石破氏が総裁選に出馬すれば構図は大きく変わる」と警戒。党関係者は「石破氏が首相になればイメージチェンジになる」との見方を示した。

 ただ、昨年の総裁選が影を落とす。党内各派が「菅支持」で雪崩を打つ中、石破氏は派内の慎重論を押し切って立候補したが、岸田文雄前政調会長にも敗れ最下位となった。派閥会長の辞任を余儀なくされ、側近だった山本有二元農林水産相ら3人が休会、退会。現在の所属議員は17人で、総裁選出馬に必要な「推薦人20人」に届かない。

 今月には派閥の代表世話人を務める鴨下一郎元環境相も引退を表明。同派関係者は「派閥として総裁選に動ける状況ではない」と内情を明かす。

 最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相、第2派閥・麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相との関係もネックだ。石破氏は両氏の首相在任中、その政権運営を厳しく批判した経緯があり、今もしこりが残る。閣僚経験者は「2人とも石破氏を絶対に許さない」と指摘。国会議員の支持拡大という積年の課題は解消されないままだ。

 石破氏の総裁選出馬について、周辺は慎重姿勢だとしつつも、「強い要請があれば考えるだろう」との見方を示す。これに対し、党幹部は「石破派はバラバラで、他派が推すこともない。出馬は無理だ」と疑問視した。

6905とはずがたり:2021/08/21(土) 11:16:53

石破の逆云っとけばいいから次の総裁選は盛り上がってしまいそう。。

石破氏、菅氏の総裁再選支持 感染拡大「私がやると言うべきでない」
8/20(金) 23:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d39184187480fa200259d9194faffd4768cec37d
毎日新聞

 自民党の石破茂元幹事長は20日のBSフジの番組で、党総裁選への対応について「新型コロナウイルスの感染拡大で国民が恐怖におののき、(菅義偉首相ら)みんなが一致して向かっている時に『私がやります』とは、その気があろうがなかろうが口の端に乗せるべきではない」と述べ、現状では自身は立候補せず、首相の再選が望ましいとの考えを示した。

 石破氏は、次期衆院選に向けて「菅氏では『選挙の顔』にならない」との声が党内で出ていることについて「直接聞いたことは一度もないが、『菅さんでは選挙が戦えないので顔を変えます』というのが本当に国民に理解されるのか」と指摘。総裁選と衆院選の時期が近接していることを念頭に「首相は衆院選によって主権者たる国民が決めるもの。自民党員だけではない。本当の『フルスペック』は衆院選だ」と述べ、総裁選で党員・党友投票の実施を見送ることはやむを得ないとの認識も示した。【青木純】

6906とはずがたり:2021/08/21(土) 17:32:21
小泉・河野辺りは閣内に取り込まれてて動けずか。石破も続投支持だし,対抗馬がへたれな岸田と宛て馬の高市や下村で闊達な意見を戦わせられる自民党アピールの場として総裁選使うだけで交替迄行かない?

小泉氏が首相支持表明 河野氏は明言せず 自民党総裁選
8/20(金) 16:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/29f2e39bbee358c792ebb85b4c3fe30e6f2b2b04
時事通信

 菅義偉首相の9月末の任期満了に伴う自民党総裁選をめぐり、小泉進次郎環境相は20日の閣議後記者会見で「もう一度、闘う首相の良さを多くの方に感じていただけるような機会にしてほしい」と述べ、首相を支持する方針を明らかにした。
 
 小泉氏は「闘う首相の姿が今、伝わっていないというのは何とかしたい」とも語り、発信力の強化に向け助力する考えを示した。

 一方、河野太郎規制改革担当相は「ワクチン接種をしっかり進め、規制改革を進めるという今の仕事をしっかりやりたい」と述べるにとどめ、明言を避けた。

 西村康稔経済再生担当相は自らの立候補の可能性について「総裁選のことを考える余裕はない。何とか(新型コロナウイルスの)感染を抑えていけるように全力で取り組んでいきたい」と語った。

6907とはずがたり:2021/08/21(土) 17:58:43

石破だと地方票で圧勝して国会議員が動揺して逆転のドラマがあり得たと思うけど高市や岸田では難しい様な気がしますがどうなんでしょうかねえ。

此処で引くと石破は先ずは洋平や谷垣的ポジションを目指すのか?推薦人的に引かざる得ないんだろうけど。

自民総裁選、石破氏出馬厳しく 「ポスト菅」人気も傷跡癒えず
2021年08月21日07時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082001102&g=pol

 菅義偉首相の自民党総裁任期が9月で満了することに伴う総裁選をめぐり、石破茂元幹事長の立候補は厳しいとの見方が根強い。「ポスト菅」の有力候補として世論の人気は依然高いものの、昨年の総裁選に惨敗し、足元の石破派内で求心力が急落した傷が癒えていないためだ。

 石破氏は20日夜、BSフジ番組に出演。総裁選について問われると、政府の新型コロナウイルス対応に触れつつ、「感染拡大がものすごい中で、その気があろうがなかろうが今、口の端に乗せることではない」と言及を避けた。
 報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率は軒並み発足以降の最低水準に低迷。10月21日の衆院議員任期満了まで残り2カ月となる中、党内には首相交代を望む声がくすぶる。
 一方の石破氏は「次の首相」調査で常にトップを争う。首相を支える二階派幹部は「石破氏が総裁選に出馬すれば構図は大きく変わる」と警戒。党関係者は「石破氏が首相になればイメージチェンジになる」との見方を示した。
 ただ、昨年の総裁選が影を落とす。党内各派が「菅支持」で雪崩を打つ中、石破氏は派内の慎重論を押し切って立候補したが、岸田文雄前政調会長にも敗れ最下位となった。派閥会長の辞任を余儀なくされ、側近だった山本有二元農林水産相ら3人が休会、退会。現在の所属議員は17人で、総裁選出馬に必要な「推薦人20人」に届かない。
 今月には派閥の代表世話人を務める鴨下一郎元環境相も引退を表明。同派関係者は「派閥として総裁選に動ける状況ではない」と内情を明かす。
 最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相、第2派閥・麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相との関係もネックだ。石破氏は両氏の首相在任中、その政権運営を厳しく批判した経緯があり、今もしこりが残る。閣僚経験者は「2人とも石破氏を絶対に許さない」と指摘。国会議員の支持拡大という積年の課題は解消されないままだ。
 石破氏の総裁選出馬について、周辺は慎重姿勢だとしつつも、「強い要請があれば考えるだろう」との見方を示す。これに対し、党幹部は「石破派はバラバラで、他派が推すこともない。出馬は無理だ」と疑問視した。

6908とはずがたり:2021/08/21(土) 23:10:19

菅から交替となってもヘタレ岸田ならまあ安心だけどそれでもご祝儀相場あるのかねえ。。

「ポスト菅」へ名乗り、岸田氏出馬のそろばん勘定 26日に出馬を表明、本格的な総裁選が濃厚に
泉 宏 2021/08/21 07:40
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%83%88%e8%8f%85-%e3%81%b8%e5%90%8d%e4%b9%97%e3%82%8a-%e5%b2%b8%e7%94%b0%e6%b0%8f%e5%87%ba%e9%a6%ac%e3%81%ae%e3%81%9d%e3%82%8d%e3%81%b0%e3%82%93%e5%8b%98%e5%ae%9a-26%e6%97%a5%e3%81%ab%e5%87%ba%e9%a6%ac%e3%82%92%e8%a1%a8%e6%98%8e-%e6%9c%ac%e6%a0%bc%e7%9a%84%e3%81%aa%e7%b7%8f%e8%a3%81%e9%81%b8%e3%81%8c%e6%bf%83%e5%8e%9a%e3%81%ab/ar-AANyehm?ocid=wispr

 コロナ感染拡大で、秋の政局の焦点だった9月解散論が遠のき、自民党内では総裁選先行論が大勢となりつつある。高市早苗前総務相(無派閥)らが出馬に動き、岸田文雄前政調会長も総裁選日程の決まる8月26日に出馬表明する可能性が強まった。

 岸田氏は名門派閥・宏池会(岸田派)の領袖で、他候補にとって高いハードルとなる「議員20人以上の推薦」は確実だ。現総裁の菅義偉首相も出馬を明言しており、岸田氏が出馬表明すれば、党員・党友も含めたフルスペックでの本格総裁選実施が確定する。

会合で相次いだ岸田氏出馬を求める声
 東京五輪後も内閣支持率は下落し、国民の間では菅首相の交代論が拡大。与党内に強まる「菅首相では選挙を戦えない」との不安が、総裁選での菅氏再選を不透明にしている。

 2020年9月の前回総裁選で大差の2位に終わった岸田氏だが、その後も現職を倒すだけの党内基盤はつくれていない。ただ、「今回出馬を見送れば、総理・総裁候補の権利を失う」(側近)との危機感が岸田氏の背中を押している。

 総裁選先行で菅首相が再選されても、その後の衆院選で自民が大幅に議席を減らせば、改めて首相の退陣論が浮上する。このため、岸田派内には「勝てないまでも、首相とがっぷり四つで勝負できれば、次への展望が開ける」との声も広がる。

 岸田派(宏池会)は19日、都内の事務所で開いた会合で次期総裁選への対応を協議した。席上、ベテランと若手の双方から岸田氏の出馬を求める声が相次ぎ、岸田氏も総裁選日程が決まる26日に最終判断する意向を示した。

 十数名の在京議員が参加した同日の派閥会合では、岸田氏が「コロナ禍で国民がどのように総裁選をみているのか。しっかり考えながら対応しなければならない」とあいさつ。出席者からは「総裁選に出馬すると早急に決断すべきだ」「今こそ、宏池会の神髄を天下に鳴り響かせてほしい」などと、岸田氏の出馬決断を求める声が相次いだ。

 岸田氏は会合後、「自民党は幅広い選択肢を持つ政党だと示す貴重な場だ。しっかりとした選挙(総裁選)をやらなければならない」としながらも、「私自身の総裁選への対応は具体的に日程が確定してから明らかにしたい」と従来の方針を繰り返した。

 岸田氏はすでに側近議員らとの協議を通じて「菅政権をめぐる状況をみても、今回は本格総裁選を実施すべきで自分も出馬したい」との意向を固めたとされる。

 前宏池会会長として同派に強い影響力を持つ古賀誠元幹事長は同日も岸田氏の出馬に否定的な考えを示したが、岸田氏としては26日に総裁選日程が決まった段階で、並行して開く派閥総会で正式に出馬表明する段取りを想定している。

人気投票で石破、河野氏と大差
 岸田氏は石破氏とともに2020年9月の党総裁選に出馬。しかし、二階俊博幹事長が率いる二階派を先頭に、安倍晋三前首相の出身派閥の細田派、麻生太郎副総理兼財務相の率いる麻生派など主要派閥が支援した菅首相に大差で敗れた。

 総裁選を受けて発足した菅政権は、当初は極めて高い内閣支持率を維持していたため、「本格政権として次期衆院選を戦うためにも次期総裁選は無投票再選が当然」(自民幹部)との見方が党内の大勢となった。石破氏が総裁選惨敗の責任をとって石破派会長を辞任したこともあり、岸田氏についても「次の総裁選への出馬は困難」(岸田派幹部)との見方が支配的だった。

 その後、コロナ対応の迷走で内閣支持率が急落して状況は変わった。各種世論調査における「次の首相」の人気投票で、岸田氏はトップを争う石破氏と河野太郎規制改革担当相(コロナワクチン担当)に大差をつけられている。

6909とはずがたり:2021/08/21(土) 23:10:52
>>6908
 その岸田氏が陣頭指揮を執った4月下旬の参院広島選挙区再選挙では、自らが押し立てた自民公認候補が、野党統一候補に惨敗。自民党内に「岸田氏は選挙に弱い」との声が広がり、岸田派内でも「このままでは総理・総裁の芽もなくなる」(ベテラン)との危機感が強まっていた。

 もともと総裁選をめぐる岸田氏の拠り所は、当選同期で親しい安倍氏や宏池会の仲間でもあった麻生氏の支援だった。岸田氏は、政局の節目で安倍、麻生両氏と個別会談を重ねてきたが、両氏とも「当面、菅首相を支える方針は変えられない」と冷たい反応だった。

 このため、岸田氏は6月に自らが会長となる「新たな資本主義を創る議員連盟」を旗揚げ。最高顧問に安倍、麻生両氏を迎え、145人の国会議員が参加した初会合には党税制調査会の甘利明会長も顔を見せた。

 安倍、麻生、甘利の3氏は、その頭文字から「3A」と呼ばれ、いまや自民党の最高権力者となった二階氏の対抗勢力とみる向きが多い。岸田氏の議連など、3Aや二階氏が名を連ねる新たな議員組織が相次いで発足し、「ポスト菅に向けて互いに影響力を競う状況」(自民長老)になっている。

 そうした中、岸田氏にとっての「最大の敵」(側近)とみられているのが二階氏だ。次期衆院選では複数の小選挙区で岸田派と二階派の推す候補が激しい公認争いを展開している。 

山口3区で二階・岸田両派が一触即発に
 特に、岸田派ナンバー2で同派座長の林芳正元文科相が参院議員を辞職して出馬する衆院山口3区では、現職の河村建夫元官房長官が二階派の会長代行とあって、「二階・岸田対決」による保守分裂選挙となっている。二階氏サイドは「現職優先が当然で、林氏は除名処分にする」と息巻くが、岸田氏も徹底抗戦の構えで一触即発の状態が続いている。

 その一方で、林氏の出馬が「首相を目指すための衆院くら替え」であることが事態を複雑にしている。林氏が次期衆院選で勝てば、岸田派に2人の首相候補が並び立つことになるからだ。

 林氏は岸田氏より4歳年下だが、参院5期のベテラン議員だ。参院議員にもかかわらず、文科相だけでなく経済財政相や農林水産相も歴任するなど閣僚歴も豊富だ。しかも、安倍氏の首相再登板につながった2012年9月の総裁選では、当時の古賀派(現岸田派)から出馬した経験も持つ。

 岸田氏が総裁選出馬を見送り、次期衆院選で林氏が衆院議員となった場合、「総理・総裁候補を林氏にして、岸田派を林派に衣替えする可能性もある」(同派閣僚経験者)との見方も出始めている。岸田氏にとって、「今回の総裁選が最後のチャンス」(同)ともなりかねないわけだ。

 岸田氏は19日に最大派閥である細田派に強い影響力を持つ森喜朗元首相と会談。総裁選や次期衆院選への対応をめぐり、安倍、麻生両氏とも随時会談する意向とされる。

 総裁選には下村博文政調会長(細田派)と高市氏が19日、相次いで党本部に二階幹事長を訪ね、立候補を目指す考えを伝えた。二階氏は高市氏に対し、「しっかり頑張りなさい」と激励したという。

横浜市長選も党内情勢に影響
 こうした中、22日に投開票となる横浜市長選の結果も、総裁選をめぐる党内の動きに大きな影響を与えそうだ。カジノを軸とする統合型リゾート(IR)の横浜港誘致の可否が最大の争点だが、誘致反対を掲げて閣僚(国家公安委員長)を辞職して立候補した小此木八郎氏を菅首相が全面支援しているからだ。

 横浜港へのIR誘致は菅首相の肝いりで進んできただけに、有権者の間では「菅首相の変節が理解できない」との声が噴出している。しかも、コロナが横浜市を中心に感染爆発していることへの菅首相への批判が、小此木氏への逆風となっている。

 自民党が先週に実施した情勢調査でも、立憲民主など主要野党が支援する横浜市立大の山中竹春元教授が小此木氏をリードしているとされる。横浜はまさに菅首相の地元で、与野党対決で小此木氏が敗れる事態となれば、「菅首相では選挙を戦えない」との声が加速し、総裁選に向けた菅降ろしにつながる可能性もある。

 「宏池会のプリンス」と呼ばれる岸田氏は人柄の良さで知られる一方、「戦闘能力に欠ける」(自民幹部)と揶揄されてきた。まさに風雲急を告げる政局秋の陣に向け「戦う岸田を前面に出すしか道はない」(岸田派幹部)のが実態と言えそうだ。

6910チバQ:2021/08/22(日) 19:15:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffd2392a7b34909024b181737f690c814d9f120d
菅政権は詰んだ? 世論調査から読み解く現状
8/22(日) 15:02配信

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時事通信
新型コロナウイルス感染拡大を受け、記者会見する菅義偉首相=17日午後、首相官邸

 東京五輪閉幕を受けた報道各社の世論調査が出そろった。菅内閣の支持率は、政権維持の危険ラインとされる3割前後。不支持率は5〜6割程度で、不支持が支持を大きく上回っている点が共通だ。菅政権はほぼ詰んだのか? 時事通信の8月調査結果(6〜9日に面接方式で実施)から、政権の現状と有権者の意識を読み解いてみた。(時事通信解説委員長 高橋正光)

【図解】内閣支持率の推移

◇内閣支持29%、2カ月連続の危険ライン
 時事調査によると、内閣支持は29.0%(7月比0.3ポイント減)、不支持は48.3%(同1.5ポイント減)で、初めて支持が3割を切った前回からほぼ横ばいだった。この1カ月間の出来事を列挙すると、新型コロナウイルスの感染者急増、中等症の感染者は自宅療養と受け取られた入院制限に関する説明不足への批判、菅義偉首相の広島平和記念式典でのあいさつ読み飛ばし、日本選手の活躍を含めた五輪の盛り上がりなどがある。横ばいという結果から、感染爆発などのマイナス要因を五輪の盛り上がりというプラス要因が相殺したと推察できる。菅首相は緊急事態宣言とワクチン接種の進捗(しんちょく)で新規感染者が減少、五輪効果と相まっての支持率の反転を期待していただけに、横ばいは誤算と言える。

 年齢別の内閣支持率を見ると、「18〜29歳」から「60歳代」までのすべての年代で3割を切っているが、「70歳以上」は37.4%。高齢者のワクチン接種が進んだことが影響している可能性がありそうだ。

 一方、政党支持率は自民23.7%(同2.3ポイント増)、公明4.5%(同2.0ポイント増)、立民3.9%(同0.6ポイント減)、共産1.3%(同0.5ポイント減)、維新2.0%(同変わらず)、国民0.3%(同0.2ポイント減)、社民0.2%(同変わらず)、「支持政党なし」61.4%(同2.5ポイント減)。与党は増え、立民、共産、国民が微減。自民支持のうち、内閣支持は59.4%、公明支持では43.9%。菅内閣は、与党支持者すら固め切れていない。「支持政党なし」に至っては、20.0%。国政選挙で勝敗を左右するとされる無党派層を、ほとんど取り込めていないことがうかがえる。

6911チバQ:2021/08/22(日) 19:15:26
◇先に総裁選なら波乱も
 時事通信の次回9月調査は10〜13日に実施し、結果は17日に判明する見通し。こうした中、内閣支持率の反転につながるような材料は見当たらない。ワクチン接種は進んではいるものの、感染者は爆発的に増え続け、菅政権は緊急事態宣言の対象拡大と期限の9月12日までの延長に追い込まれた。今後の政治日程として、同17日告示―29日投開票で調整が進む自民党総裁選と10月21日が任期満了の衆院選が控える。菅首相は総裁選前に衆院を解散、勝利し「国民の信任」をバックに総裁選を無投票で乗り切る戦略を描いていたとされる。

 しかし、自民党内では、「宣言発令中の解散は、国民感情を考慮すると困難」との見方が支配的。期限の9月12日で宣言を解除し、総裁選告示前の16日までに解散する余地は残ってはいるものの、1カ月弱で解除が可能になるほど感染者数が減少、医療の逼迫(ひっぱく)状況が解消されるとは考えにくい。そして、総裁選に突入した場合、内閣支持率が危険ラインのままでは、安倍晋三前首相、麻生太郎副総理、二階俊博幹事長らの支持を得て国会議員票の過半数を固めることはできても、党員投票で対抗馬に大きく水をあけられかねない。これまでの例から、党員投票(各都道府県連で開票)の結果の一部は、国会議員投票の前に漏れるケースが多く、党員投票での苦戦が伝われば、菅首相支持の議員が対抗馬に雪崩を打つかもしれない。議員票と党員票の配分は同数。複数候補の争いとなれば、菅首相の再選は一気に不透明になるだろう。

 8月20日時点で、下村博文政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が出馬に意欲を示すが、立候補に必要な国会議員20人の推薦人を確保できるかは分からない。昨年9月の総裁選に出馬した岸田文雄前政調会長、石破茂元幹事長は去就を明らかにしていない。また、若手議員が派閥の締め付けをはねのけて、世代交代を掲げて出馬を模索する動きが出てくることも考えられる。

◇麻生政権時との違い
 総裁選の前にしろ、後にしろ、菅首相の下で衆院選となった場合、政権は維持できるのか? 世論調査の結果からは、必ずしも悲観的とは言えない。

 衆院議員の任期満了を控えて内閣支持率が低迷している点で、菅政権は麻生政権に似ていると指摘されるが、両政権を取り巻く状況で異なる点が一つある。それは、野党第1党の支持率だ。麻生政権下の自民党は2009年8月30日投開票の衆院選(定数480)で、119席の惨敗(民主は308議席)を喫し、野党に転落した。その約2カ月前の7月調査(9〜12日に実施)を見ると、内閣支持率は16.3%(不支持64.2%)。政党支持率は自民15.1%、公明4.6%、民主18.6%、「支持政党なし」55.7%。自民支持のうちの内閣支持は48.0%、「支持政党なし」ではわずか11.1%。麻生内閣の支持率は菅内閣より10ポイント以上低い上、民主の支持率が自民を逆転した。8月調査でもこの傾向が変わらず、衆院選の投開票日を迎えた。既存野党が政権批判票の受け皿になっていない点が、麻生内閣当時とは決定的に違う。

 ちなみに、安倍政権下、自民が281議席を得た前回衆院選(定数465)の約2カ月半前に当たる17年8月調査を見ると、内閣支持率は36.6%、不支持は44.1%。政党支持率は自民25.7%、民進3.2%。「支持政党なし」は62.2%で、このうちの内閣支持は24.1%だった。内閣不支持が支持を上回り、無党派層の支持も離れているが、野党第1党も政権批判票の受け皿になっていない点は、現在の菅内閣と同じだ。この後、民進は、小池百合子東京都知事が立ち上げた希望の党への合流組と、枝野幸男氏が結成した新党(立民)組、どちらにも参加しない無所属組の三つに分かれて衆院選に突入。野党陣営の候補者乱立にも助けられ、自民党は大勝した。

 衆院選の勝敗を左右するのは言うまでもなく、289の小選挙区。立民が次期衆院選で政権をうかがうには、小選挙区での野党候補の一本化という「戦術」のみならず、無党派層を取り込んで党の支持率を大きく上昇させる「戦略」の構築が欠かせない。望ましいことではないが、このまま衆院選となれば、政権批判票のかなりが行き場がなく、棄権に回ることも考えられる。与党の側から見れば、逆風にさらされる菅首相の最大の基盤は、政権批判票の受け皿になっていない立民など既存野党と言えそうだ。

6912チバQ:2021/08/22(日) 20:25:31
さて総裁選が盛り上がりそうですね
1280: チバQ :2021/08/22(日) 20:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/147a0160392991ba5c420004742f83683f4dde82
横浜市長に野党系新人 首相、支援候補敗れ打撃 勝利の山中氏、IR反対
8/22(日) 20:17配信

時事通信
山中竹春氏

 任期満了に伴う横浜市長選は22日に投開票が行われ、無所属新人で元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦=が、現職と新人の計7人を破り、初当選を確実にした。

 市選出の菅義偉首相にとって、側近で自身が支援した前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)が野党系候補に敗れたことは打撃となる。衆院選を前に、自民党内で「選挙の顔」となることに疑問の声が広がりそうだ。

 過去最多の8人が争った選挙戦で、林文子市長(75)が進めてきたカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致をめぐって論戦が交わされ、山中氏ら6人の新人が反対や取りやめを訴えた。また、首相が小此木氏の支援に動いたことで、感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルスへの対応を含めた政権運営の是非も争点に浮上した。

 山中氏は、立民の推薦に加え、共産、社民両党の支援を得た「カジノ反対の野党統一候補」として選挙戦に臨んだ。データ分析の専門家としてコロナ対策に取り組んできた経歴もアピール。政権批判票を幅広く取り込んだ。

 小此木氏は「IR取りやめ」を明言。自民党の大半の市議と公明党から実質的な支援を受けた。しかし、衆院議員として所属した自民は、市議会で林市長と二人三脚でIR誘致を進めてきた経緯があり、取りやめ方針への理解が広がらなかった。林氏は地元経済界と一部の自民市議の支援を得て、3期12年の実績を訴えたが及ばなかった。

 知名度が高い元長野県知事の田中康夫氏(65)、前神奈川県知事の松沢成文氏(63)らもIR反対を主張したが、浸透しなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/296576e5d32833a923a377f554513158d2a4df5a
菅首相「選挙の顔」として致命傷、小此木氏敗北で自民党総裁選など影響必至
8/22(日) 20:13配信

日刊スポーツ
小此木八郎氏(20年12月14日)

過去最多の8人が立候補した横浜市長選の投開票が22日、行われ、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)が4選を目指した林文子氏(75)らを破り、初当選することが確実となった。

横浜がお膝元の菅義偉首相(72)が全面支援した前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)が敗れたことで、菅首相は「選挙の顔」として致命的なダメージを負った。9月末に任期満了を迎える自民党総裁選や、10月に任期満了となる衆院の解散・総選挙の行方に影響を与えるのは必至で、政局は流動化しそうだ。

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非が争点となった市長選で、小此木氏はIRを推進する菅内閣の閣僚でありながら「誘致取りやめ」を掲げて出馬。36人いる自民党系市議は小此木支持派とIRを推進する林支持派に分裂し、菅氏の秘書出身の5人の市議も小此木氏支持3人、林氏支持2人と二分する事態になった。

故小此木彦三郎元通産相の秘書出身で小此木氏とは45年以上の交友がある菅首相は7月29日、小此木氏を「全面的かつ全力で応援する」と表明。8月3日の自民党役員会でも「小此木をやる」と述べ、党を挙げての支援を求めていた。しかし、IRを国家的プロジェクトとしてきた菅首相が「取りやめ」を公約とする小此木を支援する分かりづらさ。小此木氏が「どうせ菅さんと結託して、当選してほとぼりがさめたら、(IRを)1回やり直すんだろうと、4割の方が疑いの目で見ている」とぼやく状態になっていた。

さらに新型コロナの新規感染者の急拡大で、コロナ対策が争点化。菅内閣のコロナ対策への批判票、不満票が「コロナ専門家」をうたう山中氏に取り込まれる形になった。菅内閣の支持率は時事通信、朝日新聞、NHKの調査で、危険水域の20%台になっている。4月の衆参の補選、再選挙で3連敗。7月の都議選でも惨敗したのに続き、地元でも敗れたことで、「選挙の顔足り得るか」と問う声がさらに大きくなりそうだ。【中嶋文明】

6913チバQ:2021/08/22(日) 20:26:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/42581230f3e9bc99493c51e721a58a8bb49921f8
横浜市長選で衝撃の大敗 菅首相が総裁選前に電撃解散も「勝ち抜くと驚嘆のメンタル」〈dot.〉
8/22(日) 20:10配信

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AERA dot.
菅義偉首相と小此木八郎・前国家公安委員長(C)朝日新聞社

「やばい。午後8時過ぎに野党候補に当確が出るなんて衝撃だ…。出口調査ですでに野党に10ポイント以上、負けていた。菅首相は最後まで望みがあると言い続けていただけに今頃、真っ青だろうな」

【画像】ポスト菅の大穴候補ランキングはこちら

 こう力なく語るのは、自民党幹部だ。22日投開票された横浜市長選は、立憲民主党などが推薦する元大学教授、山中竹春氏が自民党の推す前国家公安委員長、小此木八郎氏に勝利したことが確実となった。

 菅義偉首相の側近で、閣僚を辞して横浜市長選にのぞみ、圧勝と思われていた小此木氏。午後8時に投票が締め切られるとすぐ、山中氏に当確が出る衝撃の幕切れとなった。

「横浜市長選の大敗でもう菅政権はだめなんじゃないか、というムードが一気に強まりました。菅首相や政権幹部のイライラはピークに達し、周囲もピリピリして官邸の空気は澱んでいます。いまだに菅首相はなぜ、小此木氏で勝てなかったのか、自分が動いたのになぜだ、と敗因を理解できずにいます。首をかしげていました」(官邸関係者)

 菅首相は小此木氏の父親で建設大臣などを歴任した彦三郎氏の秘書を経て、横浜市議、衆院議員となり、神奈川2区(横浜市内)が地盤だ。小此木家は八郎氏の祖父の時代から横浜を地盤に衆院議員を世襲してきた名門なだけに大敗の打撃は計り知れない。前出の自民党幹部も動揺を隠せず、こう言う。

「小此木氏が出馬表明した時は、誰もが圧勝と思っていた。それがこのザマです。菅首相の地元でもある横浜市長選を落としてしまった。コロナの感染拡大が止まらず、対策が後手にまわる菅政権にNOが突きつけられた選挙だったと思いますね」

 選挙戦の最終日。横浜市内を演説していた小此木氏の周囲には聴衆がまばらで閑散としていた。自民党の横浜市議はこう振り返る。

「空気に向かって演説しているようでした。動員はかけたが、支援者が反応しなかった。閣僚まで務めた小此木氏にとって、屈辱的な光景でした。菅首相のコロナ対応に対する市民の不信感がそのまま、現れたなと思いました」

 横浜市長選の争点は、いつの間にかカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致から新型コロナウイルス対策になっていったという。

「小此木氏がコロナ対策を訴える度に『感染者を減らせ』とヤジが飛んだ。有権者からの冷たい視線を感じました」(同前)

 横浜市長選の大敗で「菅おろし」も始まりつつある。9月17日に告示され、同29日に予定される自民党総裁選挙。安倍晋三前首相が率いる清和会(細田派)所属の国会議員はこう語る。

「横浜市長選で市民、国民が菅首相に対し、ダメ出しをしたということ。月曜日から政局が激化し、清和会など大派閥の総裁候補選びが本格化する。解散総選挙も間近ですから、選挙に勝てる人が総裁候補となるでしょう。うちでは政調会長の下村博文さんが名乗りを上げているけど、安倍前首相の3度目の登板もありうる。派閥を超えて人気が高いのは、麻生派の河野太郎ワクチン担当相ですね」

6914チバQ:2021/08/22(日) 20:26:51
 安倍前首相に近い高市早苗衆院議員も立候補の意向を示している。だが、菅首相も黙ってはいないはずだという。

 新型コロナウイルスの感染拡大で9月12日まで延長された東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪などの緊急事態宣言は当初、8月31日までだった。
延長幅が12日間というのは、なんとも中途半端な感があるが、そこに「駆け引き」があるという。



「自民党総裁選のスタートが9月17日。同12日まで緊急事態宣言ですから、5日間の空白が生まれる。菅首相がここで電撃的に解散総選挙に打って出るという話が周辺から出ています。もともと解散の余地を残すために緊急事態宣言を12日まで延長した訳です…。自公連立与党で過半数を取れば、国民から信任された、と総裁選に出て続投するというシナリオを考えているようだ」(前出の自民党幹部)

 だが、新型コロナウイルス対策の相次ぐ失敗で新規感染者、重症者の増加が止まらず、不人気の菅首相が解散総選挙に踏み切れば、自民党が大敗する危険性もある。

また、東京地検特捜部が捜査を進めているテクノシステム社の詐欺事件に関連した公明党の遠山清彦元財務副大臣の「口利き疑惑」という爆弾もある。公明党の国会議員はこう語る。

「東京地検特捜部の捜査のメスが入り、遠山氏の”爆弾”がいつ炸裂するのか気が気でないです。捜査の影響で解散総選挙になれば、うちは厳しい選挙となる。自民党の選挙まで手が回りませんよ」

「菅おろし」が加速する中、菅首相は21日午前、東京・代々木のJR東京総合病院を受診した。演説原稿の読み飛ばしや読み間違いなどの失敗も続き、体調面を心配する声も出ている。

「人間ドッグのフォローで受診自体は、大したものでは全くないのですが、ずっと休んでないので疲労が蓄積しているのは周囲から見ても明らかです。それでも気力の衰えなどで、辞めたいなどとは一切、漏らさず、総裁選も勝ち抜けると思っているのが、菅首相のメンタルの偉大さ。そこだけは感嘆しますね」(前出の官邸関係者)

 菅首相の次の一手が注目される。(今西憲之 AERAdot.編集部)

6915チバQ:2021/08/22(日) 20:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/66774051ccefee8afa87585b1c6dadfcadaddef9
首相のおひざ元・横浜市長選でも敗北 求心力低下は必至、混迷の政局
8/22(日) 20:00配信

朝日新聞デジタル
緊急事態宣言の期限延長と地域の追加を決め、記者会見で記者の質問に答える菅義偉首相=2021年8月17日午後9時30分、首相官邸、上田幸一撮影

 横浜市長選は22日投開票され、新顔で元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦=が、新顔で元国家公安委員長の小此木八郎氏(56)や現職の林文子氏(75)らを破り、初当選を確実にした。

 菅義偉首相が支援した小此木八郎元国家公安委員長が敗北の見通しとなったことで、政局は一気に流動化しかねない情勢だ。現下のコロナ感染の収束が見通せず、衆院議員の任期満了まで2カ月を切る中、首相が思惑通りに解散権を行使できない可能性もある。

 横浜は首相のおひざ元でありながら、自民党をまとめきれずに分裂選挙に至ったほか、あえて支援した小此木氏を押し上げられなかったことは、求心力低下に直結する。

 首相の自民党総裁任期は9月30日に迫り、総裁選は9月17日告示、29日投開票の日程を軸に調整が進む。首相はすでに再選への意欲を示し、二階俊博幹事長や安倍晋三前首相らが再選支持を表明している。

 しかし、「全敗」した4月の衆参3選挙や、過去2番目に少ない議席に低迷した7月の東京都議選に続く地元での敗北で、次期衆院選を控える党内からは「選挙の顔」として疑問視する声が高まっている。

 首相が当初描いたとされる総裁選前の衆院解散や、総裁選での無投票再選には反対論が根強く、首相交代や執行部刷新を求める声に押され、衆院選前の総裁選実施と対立候補を擁立する動きが本格化しそうだ。情勢次第では事実上の任期満了選挙に追い込まれる可能性もある。

 一方、「菅政権が問われる選挙」と位置づけた野党側は、4月の衆参3選挙に続く「野党共闘」での勝利となったことを受け、次期衆院選に向けた共闘戦略の構築を急ぐ構えだ。(岡村夏樹、北見英城)

朝日新聞社

6916とはずがたり:2021/08/22(日) 20:57:02

「菅さんはブレた」そして敗れた横浜市長選 衆院選前に陰る求心力
https://mainichi.jp/articles/20210822/k00/00m/010/241000c
毎日新聞 2021/8/22 20:07(最終更新 8/22 20:50) 有料記事 655文字

 菅義偉首相が全面支援した小此木八郎氏の敗北は、市議時代に「影の市長」と呼ばれた菅氏の求心力に陰りが出てきたことを強く印象づけた。自民党総裁選と次期衆院選を前にして、菅氏が負った政治的ダメージは大きい。

 陰りの前兆は選挙戦の前から見え隠れしていた。多選や高齢を理由に現職の林文子氏を見限った菅氏と自民党横浜市連。だが林氏に代わる候補者探しでつまずいた。さらに現職の閣僚でありながら、政権が推進するカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致中止を打ち出した小此木氏の出馬を翻意させられなかった。

 IR事業を推進する政権のトップでありながら、自身の考えを明確に説明しないまま小此木氏を支援するに至った菅氏。直前まで、IR誘致を進める林氏の後ろ盾でもあった。党内では「菅さんはブ…

6917チバQ:2021/08/23(月) 08:29:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/79983fc49e7be5012f375e2a7eb5058eee67c551
自民、「菅離れ」拡大必至 お膝元敗北、政権に激震 横浜市長選
8/23(月) 7:03配信

時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=20日、東京・永田町

 菅義偉首相の地元である横浜市の市長選で、首相自身が全面支援を打ち出した前国家公安委員長の小此木八郎氏が敗れ、政権に激震が走った。


 衆院議員の任期満了まで残り2カ月。9月の自民党総裁選に向けて「党の顔にならない」と交代を望む声が広がるのは必至だ。

 「ご苦労さま」。首相は22日夜、小此木氏から電子メールで選挙戦敗北の連絡を受け、こう返信した。首相側近の坂井学官房副長官はテレビインタビューで「自民党で小此木候補に推薦を出すことができなかった。まとめきれなかった」と敗因を語った。

 自民党神奈川県連会長だった小此木氏は独自候補を立てられなかった責任を取るとして6月に閣僚を辞任し、市長選に出馬。党が過去2回推薦した現職の林文子氏も名乗りを上げ、保守分裂となった。「菅派」市議も割れた。

 「自主投票」で臨む党の立場を離れ、個人として小此木氏支援を公言した首相の対応は異例だ。内閣支持率が低迷する中、お膝元で行われる重要選挙を制して反転攻勢に出たいとの思いもあったとみられる。今月3日の党役員会で「総裁の立場にあるが、友情支援する」と宣言した。

 小此木氏は首相がかつて秘書を務めた彦三郎元建設相の三男。首相自ら地元有力者らに電話で支持を求めたといい、坂井副長官がビラ配りをした。

 だが、深入りは裏目に出た。当初、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致が主な争点となったが、首相参戦により政府の新型コロナウイルス対策に焦点が当たる展開に。岸田派中堅は敗因について「首相への拒否感だ」と断言。麻生派の閣僚経験者は「首相を嫌い小此木氏から離れた人もいたはず」と語った。

 昨年9月の菅首相就任以来、自民党は負け続き。3月の千葉県知事選は約100万票差で惨敗し、4月の衆参3選挙に全敗。7月の東京都議選は過去2番目に悪い結果だった。横浜市長選は「首相の敗北」という側面を持つ点で深刻だ。

 自民党総裁選は衆院解散がなければ「9月17日告示、同29日投開票」の日程で行われる方向。今月26日に決定するが、与党内はにわかに浮き足立っている。二階派若手は「危機的だ。退陣論が噴き出す」と懸念。公明党関係者も「野党が勢いづく。このままではきつい」と危機感を隠さなかった。

 一方、菅政権に土をつけた立憲民主党の江田憲司代表代行は、衆院選をにらみ「いい受け皿があれば自民党は恐るるに足りない。胸に響く政策を打ち出せるかが立民に突き付けられた課題だ」と記者団に語った。

6918チバQ:2021/08/23(月) 08:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed45a4f0f7f8b3cde2ad2d2237218a9927f522c7
<独自>岸田氏、自民党総裁選に出馬意向
8/23(月) 5:00配信

産経新聞
自民党の岸田文雄前政調会長(川口良介撮影)

自民党の岸田文雄前政調会長(64)は菅義偉首相(72)の任期満了(9月30日)に伴う党総裁選に出馬する方向で調整に入った。複数の関係者への取材で分かった。自民は26日に総裁選の日程を決定する予定で、「9月17日告示-29日投開票」が有力視されている。岸田氏は日程が確定した段階で正式な出馬表明に踏み切る方針だ。


岸田氏は総裁選で新型コロナウイルス対策に加え、中間層などへの所得分配による格差是正などを訴えるとみられる。菅首相はすでに総裁選に出馬する意向を示しており、総裁選は両者の対決が軸となりそうだ。

昨年9月の前回総裁選では、首相が党幹部や主要派閥の支持を受け、岸田氏らを破った。二階俊博幹事長ら有力者は今回も首相再選を後押しする意向だ。

ただ、衆院選を間近に控え、菅政権のコロナ対策が批判を浴びる中、外相などの要職を歴任した岸田氏に期待する声があり、19日の岸田派(宏池会)会合では早期決断を求める意見が相次いだ。岸田氏も総裁選出馬への意欲をにじませていた。

首相周辺では、緊急事態宣言が9月12日の期限に解除された場合、総裁選告示までの間に衆院解散を表明し、総裁選を凍結させる案もくすぶる。首相が衆院選の先行を判断すれば岸田氏は戦略の練り直しを迫られる可能性もある。総裁選には下村博文政調会長や高市早苗前総務相が出馬に意欲を示すが、推薦人20人を確保できる見通しは立っていない。

6919チバQ:2021/08/23(月) 08:33:14
https://www.nikkansports.com/general/column/nakayama/news/202108220000358.html?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=%E3%80%91%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E6%B0%8F%E5%9C%A7
「まさか」も起きた自民党総裁選の歴史 菅首相の再選に「まさか」はあるか
菅義偉首相(2020年9月撮影)
菅義偉首相(2020年9月撮影)
菅義偉首相をめぐる環境が、不穏な色合いになり始めた。新型コロナウイルスデルタ株による感染急拡大に政府の対応は追いつかず、内閣支持率も急落。報道各社の世論調査の中には7月以降、政権退陣につながりかねない「危険水域」といわれる支持率30%割れも出始めた。永田町に勤める人に話を聞くと「先日報じられたNHKの調査が3割を割った(29%)のを見たとき、緊張感を感じた」そうだ。「こんな状況でもまだ、3割ある。昭和の時代の内閣ならもっと低いはず」と、話す人もいた。

2000年以降、森内閣、鳩山内閣など、支持率3割割れとなった後、期間は異なるものの、結果的に退陣に追い込まれた内閣は多い。菅内閣の支持率は昨年9月の発足時、6割を超えたものもあった。現在、1年たたずにほぼ半減した計算になる。

そこで不透明感を増しているのが、9月30日に任期満了となる菅首相の自民党総裁選への対応だ。菅首相は8月17日の記者会見で「(再選出馬は)時期がくれば当然のこと」と早々と出馬に言及したが、今秋に行われる衆院選を前に、議員の声は厳しい。安倍1強時代の「追い風選挙」経験しかない若手は「菅首相では『選挙の顔』にならない」と不安を漏らす。今回は、国会議員だけで決めるのではない、党員・党友投票を含む「フルスペック」となる見通し。下村博文政調会長、高市早苗元総務相らが早くも出馬に意欲をみせる。

出馬には20人の推薦人が必要で、意欲はあっても出馬できなかった人はこれまで何人もいた。派閥の締め付けがあったり、「派閥の論理」の壁は意外に高く、意欲があるからといって出馬できるとは限らない。

そんな自民党総裁選。これまで「まさか」の展開が起きたこともあった。

有名なのは2001年、森喜朗氏の後任を選ぶ戦いで、最大派閥をバックに優勢だった橋本龍太郎氏を破ったのは小泉純一郎氏だった。各地の街頭で「自民党をぶっ壊す」と絶叫、日に日に聴衆が増えていく様子は、取材していて圧巻だった。地方組織の予備選で圧勝し、国会議員も雪崩を打って小泉氏を支持。3度目の出馬で総裁になった。

そんな小泉氏も、2度目の出馬(1998年総裁選)では、2位に食い込めるとの見立てが一転、3人中3位、まさかの最下位。「意外だな」とつぶやくのが精いっぱいだった。

安倍晋三前首相の再登板のきっかけとなった2012年総裁選も、「まさか」の一例。候補者乱立に加え、同派閥からもう1人出馬し安倍氏は劣勢とみられたが、派閥横断的に支持が広がり、決選投票で石破茂氏を破った。

小泉、安倍氏の勝利は、いい意味での「まさか」だったが、菅首相の立場は対照的。今、局面打開の要素はほとんど見つからない。東京オリンピック(五輪)終了後に待っていたのは、デルタ株の感染拡大と医療体制の危機的な逼迫(ひっぱく)。広島の平和祈念式でのあいさつ読み飛ばし、長崎での「トイレ遅刻騒動」は事務方や秘書官のミスのようにいわれ、責任転嫁ぶりにも批判が集まった。記者会見では聞かれたことに答えない。すべてが負の連鎖の中、総裁選に臨む。

8月26日に正式に決まる総裁選日程は「9月17日告示、29日投開票」の線。総裁選の前に衆院を解散して総裁選を先送りし、衆院選勝利の上で無投票再選という、鉄板の「プランA」は、緊急事態宣言下で既に崩れた。来月12日までとなっている東京などの緊急事態宣言の区切りから、総裁選告示予定の17日まで「4日間の空白」は、首相の思惑で発生したといわれる。この4日の間に首相は衆院解散などの動きに打って出るのか…。ただこの「プランB」も、感染が収束しないことには発動できない。土俵際にあることは確かだ。

「人生には『上り坂』もあれば『下り坂』もある。そしてもう1つ、『まさか』がある」。こう言ったのは小泉氏だ。小泉氏も「まさか」の坂を登り、三度目の正直で自民党総裁、首相の座にのぼり詰めた。本来、よほどのことがなければ菅首相が党総裁に再選されるはずだった今年の自民党総裁選。新型コロナで混乱する中、「まさか」は起きるのだろうか。

1つの鍵を握るのは、今日8月22日に投開票される横浜市長選。首相の地元で首相系の候補が敗れれば、自民党は週明け、一気に党内政局モードになる。【中山知子】

6920チバQ:2021/08/24(火) 10:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/afec405c12fe2f292558a9073e8d9d0bb3a4b733
「横浜ショック」求心力さらに傷 封印される首相の解散権
8/24(火) 9:18配信

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西日本新聞
菅義偉首相

 お膝元の横浜市長選敗北で「選挙の顔」としての求心力が一層傷つき、菅義偉首相の衆院解散戦略がかすんでいる。自民党総裁選は衆院選に先立ち9月に実施され、党員・党友投票を含むフルスペックの選挙戦となりそうな情勢。これに勝利して党内の信任を得るまで、首相は実質的に解散権を封印された状態に置かれそうだ。その後の解散のタイミングも選択肢は、ほぼないに等しい。 (井崎圭、久知邦、大坪拓也)

【図解】自民党「実力者」の相関図

 「私、時期が来れば出馬させていただくというのは当然だ、という趣旨の話をさせていただいた。その考え方に変わりありません」。横浜市長選で全面支援した前国家公安委員長小此木八郎氏の敗戦から一夜明けた23日朝、記者団から総裁選への対応を改めて問われた首相は、こう意欲を示してみせた。

 総裁選の日程は26日、「9月17日告示、29日投開票」で決定される見通し。

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が、現在の期限である9月12日をめどに解除された場合、総裁選告示までのわずかな間に衆院を解散する余地は理論上、残されている。ただ、今回の「横浜ショック」は「首相が党トップとしてふさわしいのか」との不信の渦を自民内に巻き起こした。解散権を行使できる環境になく、その封印を解くために首相は、総裁選の政策論争を勝ち抜いて地力を示す以外にないとの見方が強まりつつある。

 これまでに、下村博文政調会長、高市早苗前総務相が立候補の意欲を表明し、昨秋の総裁選で首相に敗れた岸田文雄前政調会長も前向きさをほのめかしている。岸田氏が頼りとする安倍晋三前首相と麻生太郎副総理兼財務相の2人は、現時点では昨年からの首相支持を維持しているとされるものの、今後、党内の風向きが一変する可能性も消えない。官邸筋は「強気な首相だったが、今は『菅以外なら誰でもいい』という流れに傾くことを警戒している」と明かす。

 仮に総裁選で再選にこぎ着ければ、首相は直後の10月上旬に衆院解散を狙うとみられる。ワクチン接種は、このころには「全国民の8割に打てる態勢」(首相)と説明してきており、コロナ感染をある程度落ち着いた状況に導ければ、与党の理解も得やすい。

 衆院議員の任期は10月21日のため、解散せずに任期満了選挙を迎える展開もあり得る。1度だけあった1976年の任期満了衆院選では、自民は過半数割れの敗北に追い込まれた。「自らの手で解散する道を諦めていない」(政府関係者)という首相だが、狭い活路を開けるだろうか。

6921チバQ:2021/08/24(火) 10:50:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/ceb7714932dd28e562159b5fb0f24e1e3ab664f7
横浜市長選惨敗、自民党執行部は総裁選に活路…「首相のもとで衆院選戦えない」の悲鳴も
8/24(火) 8:13配信

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読売新聞オンライン
 自民党は、菅首相(党総裁)が支援した小此木八郎氏が惨敗した横浜市長選(22日投開票)の影響を抑え込もうと躍起になっている。市長選では、無党派層への支持に広がりを欠き、若手からは「首相のもとで衆院選は戦えない」との悲鳴が上がる。自民党執行部は、9月の総裁選で活発な論戦を交わし、局面打開につなげたい考えだ。

【動画】菅首相の似顔絵入り湯飲み、寄せられた注文数は何と…!

党推薦なし
横浜市長選の結果について、記者団の質問に答える菅首相(23日、首相官邸で)

 「地方自治における選挙の結果が、国政に反映することはない」

 自民の森山裕国会対策委員長は23日、国会内で記者団に、市長選の結果は政権運営に影響を与えないとの認識を示した。別の党幹部も「影響は限定的だ」と強調した。

 首相のお膝元での市長選は、首相の盟友の小此木氏が立憲民主党推薦の山中竹春氏に約18万票の大差で敗れた。小此木氏の得票は、市内全18区のうち、首相の選挙区である衆院神奈川2区を構成する三つを含む17の区で山中氏を下回った。

 自主投票で臨んだ自民は、市議36人中6人が現職の林文子氏の支持に回った。小此木、林両氏の得票を足すと山中氏を上回る結果に終わり、自民市連会長の坂井学官房副長官は22日夜、「党推薦を出せず、まとめきれなかった」と敗因を分析した。

「選挙の顔」
(写真:読売新聞)

 読売新聞の出口調査によると、無党派層の投票先は山中氏が4割強で、小此木、林両氏は1割ほどに低迷。小此木氏は自民支持層の投票先でも4割弱にとどまった。無党派層の動向は衆院選でも勝敗を左右する可能性が高い。若手の間では、首相を「選挙の顔」とすることを不安視する声が広がっており、党内からは「このままでは衆院選では都市部で壊滅的な敗北を喫しかねない」との声が漏れている。

 逆風の中で、党執行部が活路を求めるのが総裁選だ。事実上の首相を決める場となるだけに、国民の注目度は高い。各候補の討論会などがメディアで取り上げられる機会も多く、首相周辺は「総裁選で新政策を打ち出し、勝利すれば求心力が回復する」とみる。

対抗馬
 対抗馬擁立に向けた動きも今後、激しくなりそうだ。昨年の総裁選に出馬した岸田文雄・前政調会長には23日、出馬を促す声が多く寄せられた。出馬を目指す下村政調会長は同日、同じ細田派所属の世耕弘成参院幹事長と面会した。関係者によると、支持の取りつけには至らなかったという。

 自民が野党に転落する前の麻生内閣時代には、党内で退陣要求が公然と出た。今回も「首相以外なら誰でもいいので代わってほしい」と首相交代を期待する若手はいるが、現時点では表立った「菅降ろし」には発展していない。首相に近い閣僚経験者は、「地元活動をおろそかにしてきた若手が、衆院選を前に右往左往しているだけだ」と苦言を呈している。

6922チバQ:2021/08/24(火) 11:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d68083844ae5588d519fa4faaf16142cb9364d
岸田氏、出馬論強まる 横浜敗北で動き加速 自民総裁選
8/24(火) 7:22配信

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時事通信
記者団の質問に答える自民党の岸田文雄前政調会長=5月12日、東京・永田町の同党本部

 横浜市長選で菅義偉首相が全面支援した候補が敗北したことを受け、自民党岸田派で23日、会長の岸田文雄前政調会長に9月の党総裁選への出馬を求める声が強まった。

 首相は総裁選に再出馬し、首相続投を目指す考えに変わりはないと表明。次期衆院選への不安が党内に広がる中、総裁選に向けた動きが加速した。

 岸田氏は23日、衆院議員会館の事務所にこもり、派所属議員らと電話で情報交換。関係者によると、「出馬してほしい」との声が多く寄せられたという。岸田派名誉会長だった古賀誠元幹事長は岸田氏に自制を求めているが、同派関係者は「派内は主戦論が大半だ」と語った。

 党内には「菅首相では衆院選を戦えない」として複数候補による総裁選を望む声が広がりつつあり、他派閥にも岸田氏に期待する声が一部から出る。こうした意見の背景には、首相の再選支持を表明した二階俊博幹事長や安倍晋三前首相らの態度が「変化しつつあるのではないか」(自民党関係者)との見方が出始めたことがある。

 自民党は総裁選日程について「9月17日告示、同29日投開票」を軸に調整しており、今月26日に正式決定する。首相は9月の衆院解散の余地は残しつつも、総裁選を先行させ、衆院選を後回しにする方向で検討している。

 首相は横浜市長選敗北からの態勢立て直しに全力を挙げる。23日には横浜市長選の敗北について「大変残念」と記者団に述べつつ、新型コロナウイルス対策に全力で取り組む考えを強調。「時期が来れば(総裁選に)出馬するのは当然だ。その考え方に変わりない」と語った。

 一方、石破茂元幹事長は23日、記者団に「総裁選の間、恐らく政治は止まる。(感染が)厳しい状況の中、自民党が機能停止に近い状態を起こすことが国民の理解を得られるとは思わない」と総裁選先送りを主張。まずは臨時国会を召集してコロナ対策の立法措置を講じ、衆院選で国民の審判を仰ぐのが筋だとした。総裁選が実施される場合の自身の対応に関しては明言を避けた。

6923チバQ:2021/08/24(火) 17:09:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ebb962e34175dadb4acf90ead8145609f66dae
二階氏「選挙戦えないは失礼」 菅首相の総裁再選、改めて支持
8/24(火) 12:32配信

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毎日新聞
記者会見する自民党の二階俊博幹事長(右)。左は野田聖子幹事長代行=東京都千代田区の同党本部で2021年8月24日午前11時半、竹内幹撮影

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、菅義偉首相の党総裁選での再選を支持する考えについて「変わりはない」と述べ、首相続投が望ましいとの意向を改めて表明した。二階派として再選を支持するかについても「当然のこと。愚問だよ」と強調。「誰々さんでは選挙を戦えないというのは失礼な話だ」とも述べ、次期衆院選に向けて党内で浮上している首相交代論をけん制した。


 9月17日告示、29日投開票を軸に検討されている総裁選の日程については「予定通り淡々とやるべきだと当初から考えている」と述べ、先送りはしない考えを示した。衆院解散の時期については「首相が判断する」と述べるにとどめた。【野間口陽】

6924チバQ:2021/08/25(水) 11:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/28ee76c9d98b4dd95471131273507f8d2c2b48a7
首相支持「変わりはない」 “一蓮托生”を選んだ二階氏の勝負どころ
8/25(水) 11:07配信

西日本新聞
自民党の二階俊博幹事長

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選を巡り、二階俊博幹事長は24日の記者会見で、首相を支持する考えに「変わりはない」と述べ、二階派を挙げて支援する意向を表明した。「お膝元」の横浜市長選で支援した候補が敗れ、コーナーに追い込まれた首相との「一蓮托生(いちれんたくしょう)」を選んだ二階氏。総裁選で首相を再選に導き、次期衆院選を目前に控えて浮足立つ党内を沈められるか、勝負どころを迎えている。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 二階氏は昨年の総裁選で他派閥に先駆け首相支持を表明し、「圧勝」の流れをつくった立役者の一人。無派閥で党内基盤が弱い首相を一貫して支えることで、人事や選挙の公認権など「力の源泉」である幹事長ポストを握り、5年を超える歴代最長の在任記録を更新中だ。二階氏を「極めて頼もしい」と評する首相も、全幅の信頼を寄せている。

 その二階氏が、首相に対して珍しく毒づく場面があった。22日の横浜市長選投開票日が迫った17日、周囲に「直言できる人が他にいるか。俺が言うしかない」とまくし立てたのだ。政府はこの日、東京都などへの新型コロナウイルスの緊急事態宣言を9月12日まで延長することを決定。9月上旬に衆院を解散し、衆院選に勝利した上で、総裁選で無投票再選を果たすという首相の優先シナリオが風前のともしびとなっていた。

 市長選で劣勢が伝えられる候補者陣営に秘書を送り込むなど、前のめりに肩入れする首相に危うさを感じていたのかもしれない。不満の矛先について二階派関係者は「『一言、俺に相談があってもいいんじゃないか』という幹事長なりのメッセージだ」と読み解く。

 それでも他に総裁選で二階氏の心をつかむ有力候補は見当たらず、「失敗がないのに首相を代える意義は見つからない」のが実情だ。加えて、衆院選に向け立憲民主党をはじめとする野党の支持率が伸び悩んでいることも、「首相支持」のかねての判断にブレが生じなかった要因とみられる。

 23日、二階派幹部との協議の席で二階氏は、首相の下で衆院選を戦うことに危機感を募らせる派内の若手・中堅を念頭に、「心配事があるなら、しっかり聞いてやれ」と指示を出した。

 首相の下で「キングメーカー」継続をうかがう二階氏にとっても、衆院選の勝利は必須条件。一方で、党内から「やり過ぎだ」と眉をひそめられた自派閥の拡大路線で生じた衆院小選挙区の公認争いは、安倍晋三前首相が影響力を保つ細田派などとの間で「全く調整できていない」(選対関係者)とされ、火種は残ったまま。安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相ら党内実力者とのあつれきも深まる。

 「誰からも縛られないで自由闊達(かったつ)に党の将来、国の将来を話し合う。当然でしょう」。首相を当てこすった日から約1週間の25日、二階氏は党本部で首相と向き合う。

 (河合仁志)

6925チバQ:2021/08/25(水) 18:48:53
1295: チバQ :2021/08/25(水) 18:48:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/18e3575f79020e8cd1a395316afce245e519812d
二階最側近・林幹雄幹事長代理の長男県議が100万円不記載
8/25(水) 16:12配信

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文春オンライン
今期限りで身を退くはずが…… ©共同通信社

 二階俊博幹事長の最側近として知られる林幹雄・幹事長代理(74)。その林氏の長男で、後継者と目される林幹人・千葉県議(47)が、林氏からの寄附金100万円を政治資金収支報告書に記載していないことが、「週刊文春」の取材でわかった。幹人氏は収支報告書を修正する考えだという。

【画像】「大樹会」収支報告書の献金部分

 1993年に初当選した林氏。経産相などを歴任し、現在9期目のベテランだ。

「二階氏の会見や会食には必ず付き従っています。先日も与党幹部の5人会食が批判されましたが、本来は自公の幹事長、国対委員長4人の会談だった。ところが二階氏には“通訳”代わりの林氏が必要だったため、5人になってしまったのです」(政治部記者)

 実は、林氏は今期限りで政界を引退し、次期衆院選は幹人氏が出馬する方向で調整が進んでいた。

「実際、幹人氏は6月頃から辻立ちを始め、7月下旬にも『親父は引退する』と言っていました。人脈はもちろん、政治資金の面でも、世襲政治家である幹人氏は父親の力を借りています」(県連関係者)

 例えば、林氏が代表を務める政治団体「大樹会」の2019年分収支報告書によれば、同会は2019年1月21日、幹人氏が代表を務める「自由民主党千葉県成田市第三支部」あてに100万円の寄附金を拠出している。だが、「自由民主党千葉県成田市第三支部」の2019年分収支報告書には、この寄附金の収入の記載がない。

 政治資金規正法に詳しい神戸学院大の上脇博之教授が指摘する。

「政治資金規正法違反の『不記載罪』にあたります。世襲政治家が経済的に恵まれていることなどへの批判も高まっているだけに、父親の政治団体からの寄附金処理を巡っては、より一層の透明性確保が求められます」

 幹人氏は以下のように回答した。

「収支報告書を確認したところ、記載漏れになっていることがわかりましたので、早急に修正いたします」

 だが、幹人氏を巡る問題はこれだけではない。

 後援会関係者が明かす。

「林氏には引退したくても、できない理由があるのです。それは、幹人氏の不倫疑惑。後援会幹部から『幹人氏の国政転身は応援できない』と追い詰められているのです」

 不倫については「事実ではない」と否定した幹人氏。だが、後援会幹部の依頼を受け、彼の行動を探偵が調査した「不倫報告書」が、父親の林氏に突き付けられていた――。

 8月25日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び8月26日(木)発売の「週刊文春」では、幹人氏に関する「不倫報告書」の詳細や、林氏が後援会幹部から追及される2時間に及ぶ会合の音声、二階氏の次男・直哉氏の銀座での「酩酊写真」、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理、二階氏らが挙って菅義偉首相の再選を支持する背景など、「噴き出す政権の闇」を総力特集している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月2日号

6926チバQ:2021/08/25(水) 19:18:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/3618eb70013440147aac547ade6fb77c0bbbf9f8
二階幹事長が「厳重注意」 次男の銀座「酩酊写真」
8/25(水) 16:12配信

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文春オンライン
息子は“別人格”? ©共同通信社

 緊急事態宣言中の8月17日昼、二階俊博幹事長(82)ら自公両党の幹部5人が日本料理店で会食をしていた問題。国民には4人以下での会食を求めていただけに批判を浴びたが、その当夜、二階氏の次男で、元大臣秘書官の二階直哉氏(49)が知人らと銀座のクラブに足を運んでいたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

【画像】銀座のクラブに入る二階氏の次男・直哉氏

 直哉氏は2008年8月、二階氏が経産相に起用されると、大臣秘書官に就任。二階氏が09年9月に大臣を退任するまで秘書官を務め続けた。この間、少なく見積もっても、約400万円の報酬を得ていたことになる。

「以降、直哉氏は事務所を離れて中国ビジネスに傾倒していきます。とはいえ、2015年に総務会長だった二階氏が主導して約3000人にのぼる大訪中団を結成した時には、その一員として直哉氏も同行していました。同じ年に、直哉氏は日本とベトナムが共同開催した交流イベントの実行委員に加わっていますが、ベトナムは二階氏が友好議員連盟会長を務めるなど、縁の深い国。直哉氏は父親の政治活動の周縁で仕事をしていると言えます」(二階家を知る人物)

 現在は、地域活性化を手掛けるコンサルタント会社の代表取締役や、一般社団法人の理事などを務めている。

 その直哉氏が白いシャツに黒いジャケット姿で、知人2人とともに銀座に現れたのは、8月17日の夜8時20分。ゲリラ豪雨に見舞われた最中、和服女性に先導され、雑居ビルに吸い込まれていく。向かった先は、直哉氏の行きつけという会員制クラブ「S」だった。

 一行が店の入るビルから出てきたのは、約4時間半後の翌18日深夜0時40分過ぎ。上機嫌の直哉氏らは路上で立ち止まり、一人のスマホを皆で覗き込んで大爆笑したり、マスクを顎まで下げて歩いたりしていた。その後、自宅マンション近くでタクシーを降りた直哉氏。付近の駐車場で煙草を吸ってから、千鳥足で帰宅するのだった。

 だが、緊急事態宣言中の東京都では酒類を提供する飲食店には休業要請が出され、都民は、要請に応じない店の利用を厳に控えるよう呼びかけられている。

 直哉氏はどう答えるのか。携帯電話で話を聞いた。

「勘弁してもらえねぇかな」
――8月17日夜に銀座のクラブに行った?

「仕事の付き合いでそういうことも。(相手が)地方から出てきた場合は。今回(の同行者)もコンサル先。今は政治に関わってないし、勘弁してもらえねぇかな」

――訪中団に参加していた。

「それだって自費ですよ。政治の関係で人をたくさん送り込みたいと言ったから、行っただけで。(政治は)家業でも何でもないし、俺はそんな志はない。後継問題も俺には関係ないよ」

 二階幹事長にも見解を尋ねたところ、書面で以下のように回答した。

「本人に確認したところ、飲食店に行ったことを確認しました。緊急事態宣言の中、極めて不適切な行為であることから厳重注意をしたところです」

 8月25日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び8月26日(木)発売の「週刊文春」では、二階氏の次男・直哉氏の銀座での「酩酊写真」のほか、二階氏の最側近である林幹雄幹事長代理を悩ます長男県議の「不倫報告書」の存在、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理、二階氏らが挙って菅義偉首相の再選を支持する背景など、「噴き出す政権の闇」を総力特集している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月2日号

6927チバQ:2021/08/25(水) 20:48:43
そいや千葉11区に伊藤和男県議と石破の二連ポスターがありましたね。
保守分裂ありますかね?

6928とはずがたり:2021/08/25(水) 22:42:00

自民総裁選、9月29日投開票 衆院選後回し、菅首相が伝達
2021年08月25日21時57分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082500965&g=pol

 菅義偉首相(自民党総裁)は25日、自身の任期満了に伴う総裁選を公選規程に従い9月下旬に実施し、衆院選を後回しにする意向を固め、二階俊博幹事長に伝えた。同党は26日に、総裁選日程を「9月17日告示、29日投開票」と決める見通し。衆院選は総裁選後、10月21日の任期満了か解散に伴い行われるが、時期は新型コロナウイルスの感染状況に左右されそうだ。

 首相は当初、9月5日の東京パラリンピック閉幕直後に衆院を解散し、総裁選を先送りする構想を描いていた。だが、新型コロナの感染が収まらず、9月解散は困難と判断した。総裁選日程の確定で、立候補を目指す動きが具体化する。これまでに首相が再選出馬を明言。岸田文雄前政調会長も出馬の意向を固め、下村博文政調会長、高市早苗前総務相らが意欲を示している。
 首相は25日、党本部で二階氏、林幹雄幹事長代理と約30分間会談。党側が26日午前に開く総裁選挙管理委員会などの手続きを経て日程を正式決定すると説明したのに対し、首相は「党にお任せします。粛々とやってください」と伝えた。
 この発言について党関係者は「総裁選、衆院選の順に行うという意味だ」と解説。会談では、党が最近行った衆院選の情勢調査を基に意見を交わし、衆院選後の特別国会も視野に入れた政治日程も協議したとみられる。

6929チバQ:2021/08/26(木) 09:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/9879295b607efff052bb47143a8d75e65397f2a0
岸田氏「首相との違いを打ち出したい」総裁選出馬へ…知名度アップがカギ
8/26(木) 7:30配信

読売新聞オンライン
知名度向上、党員票カギ
自民党の会合であいさつする岸田前政調会長(25日、自民党本部で)

 自民党の岸田文雄・前政調会長が出馬の意向を固め、総裁選は複数候補で争われる見通しとなった。菅首相(党総裁)の無投票再選を避けるため、党内では岸田氏への待望論が強まっていた。選挙戦は、首相と2度目の挑戦となる岸田氏を軸に展開しそうだ。

 「他派閥で支援してくれる人もいる。首相との違いを打ち出したい」

 岸田派(46人)を率いる岸田氏は25日、衆院議員会館の事務所で同派幹部と面会し、こう決意を伝えた。

 昨秋の総裁選で首相に敗れた岸田氏は、総裁選について「チャンスがあれば挑戦したい」と繰り返してきた。新型コロナウイルス禍で現職首相に挑めば「無用な政局を起こしたと批判される」(幹部)との慎重論も派内にくすぶっていた。

 ただ、報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率は軒並み過去最低を記録。22日の横浜市長選で、首相が全面支援した小此木八郎・前国家公安委員長が敗れると、党内では「衆院選前に首相は代わってほしい」といった声が飛び交った。党青年局からは、複数候補で政策論争を交わす総裁選の実施を求める意見が出た。

(写真:読売新聞)

 下村政調会長や高市早苗・前総務相が出馬に意欲を示しているが、推薦人20人確保のメドはたっていない。こうした状況に加え、岸田派座長で参院議員だった林芳正・元文部科学相が、将来の総裁選出馬を視野に、次期衆院選に山口3区からくら替え出馬することも、岸田氏の判断に影響したようだ。

 前回総裁選では、党内7派閥のうち5派閥が首相を支持し、首相が圧勝した。今回も主要派閥は引き続き支援するとみられ、首相が優勢な状況は変わらない。二階幹事長は24日、他派に先駆け、二階派(47人)としての再選支持を宣言した。岸田氏の頼みの綱で、最大派閥・細田派(96人)に影響力を持つ安倍前首相も、再選支持を周囲に明言している。

 それでも、岸田派中堅は「派閥幹部が首相支持でも、造反票を期待できる」とそろばんをはじく。「フルスペック」で行われる今回の総裁選は、国会議員票と同数の党員・党友票の行方が、勝敗を左右する。読売新聞社の8月の全国世論調査では、「次の首相に誰がふさわしいか」の問いで、岸田氏は4%にとどまっており、どこまで知名度をアップさせられるかがカギを握りそうだ。

6930チバQ:2021/08/26(木) 10:17:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b68f5ef4798683a66bfdbedbc47259224f291c6
目立つ棒読み、弱い発信力 菅首相 宣言小出し、与党不安視
8/25(水) 21:55配信

時事通信
緊急事態宣言の拡大などが決まり、記者会見する菅義偉首相=25日夜、首相官邸

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、菅義偉首相の発信力の弱さが際立っている。

 記者会見で質問に正面から答えず、原稿の棒読みも目立ち、「説明不足のイメージが定着した」(自民党関係者)との指摘も。緊急事態宣言の対象追加でも野党から「小出し」と批判されており、政権浮揚の材料は見当たらない。

【図解】内閣支持率の推移

 「私の言葉について厳しい指摘を頂いた。しっかり受け止め、真摯(しんし)に対応していきたい」。首相は25日の記者会見で、コロナ対応に関する首相の言葉が国民に届いていないと指摘されると、神妙な面持ちでこう答えた。

 政府が宣言対応を決めた後に、首相が会見に応じるのは慣例だが、官邸サイドは当初、今回は宣言の追加にとどまることを理由に「会見は必須ではない」(高官)と見送りを模索していた。だが、見送る場合の「説明不足」批判を恐れたとみられ、一転して25日朝に開催が固まった。政府高官は「24日から首相が考えて適切に判断した」と説明した。

 ただ、「パフォーマンスが不得手」(自民党関係者)とされる首相に、説明責任を果たそうとする姿勢は見られない。宣言をめぐり関係閣僚と協議した23日、首相は内閣記者会の取材要請を拒んだ。取材に応じた翌24日は宣言追加を明かしたが、取材はわずか2分間。今年2月に18分間の取材に応じたケースと比べると差は歴然。政府側が取材を打ち切ったため記者団が追加質問したが、首相は見向きもせず立ち去った。

 首相は会見での発信力強化のため、演台の両脇に置いたプロンプター(原稿映写機)を使うが、視線が定まらず使いこなしているとは言い難い状況だ。党中堅は「原稿を読んでばかり。自分の言葉で話し方を練習してほしい」と注文を付ける。政府関係者は「会見すればするほど内閣支持率が下がる」と嘆いた。

 宣言追加などへの対応も相変わらず「小出し」対応が続く。17日に7府県の追加を決めたばかりで、25日に8道県を宣言に加えたが、自治体の要請をほぼ丸のみした形。野党は「バナナのたたき売り状態だ」(立憲民主党幹部)と批判した。

 衆院議員の任期満了(10月21日)が迫る中、自民党内では「首相では戦えない」との声が広がる。お膝元の横浜市長選で首相が全面支援した候補が敗れたのは、首相のコロナ対応が要因とみられている。

 首相はワクチン接種の加速に期待をかけるが、期限の9月12日までの解除は困難との見方が出ている。政府高官は「必要なら延長する」と指摘せざるを得なかった。

6931チバQ:2021/08/26(木) 20:18:57
上手くいったら 岸田⇒林⇒小野寺 宏池会長期政権?w
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f147168dcb42670a0783c3b5b69c70d9830cb8
岸田氏が出馬表明、自民総裁選に「大激戦」の予感
8/26(木) 19:01配信
東洋経済オンライン
8月26日、記者会見で自民党総裁選出馬を正式表明する岸田文雄前政調会長(写真:時事)

 波乱必至の政局秋の陣の展開も左右する自民党総裁選は8月26日、9月17日告示・29日投開票の日程が決まった。これを受けて岸田文雄前政調会長が出馬を表明し、複数候補による総裁選実施が確定した。

 総裁選前の衆院解散を模索してきた菅義偉首相も「コロナ対応が最優先」と総裁選先行で再選を目指す構えに転じた。このため、衆院選は10月以降に先送りされ、党員・党友投票も含めた本格総裁選で菅、岸田両氏らが雌雄を決することになる。

■総裁選の展開は流動的に

 菅首相の地元の横浜市長選では、自らが支援した側近候補が野党系候補に惨敗。自民党内には「菅氏は選挙の顔にならない」との不安、不信が急拡大している。2020年9月の前回総裁選で菅氏支持に雪崩を打った党内各派閥も、二階俊博幹事長の率いる二階派以外は様子見の構えで、今後の総裁選の展開も極めて流動的だ。

 菅首相は前回同様、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相の支持を得て、対抗馬を圧倒しての総裁再選を目指している。しかし、選挙基盤が弱い若手衆院議員らは「派閥談合での菅再選では国民の批判を招く」と反発。内閣支持率の低迷もあって、「党員・党友票では菅氏の苦戦は避けられない」(閣僚経験者)との見方も広がる。

 このため、二階氏とともにキングメーカーの立場を狙う安倍、麻生両氏の対応次第では、総裁選が「ポスト菅」も視野に入れた大激戦となる可能性も出てきた。

 自民党総裁選管理委員会は26日、任期満了に伴う総裁選を9月17日告示・29日投開票とする方針で一致。26日午後の総務会で了承された。今回総裁選は3年ごとの定例総裁選となるため、菅総裁が無投票再選とならない限り、全国の党員・党友らも参加して実施される。

 岸田氏は26日午後の岸田派総会で「昨年に引きつづいて総裁選に挑戦したい」と出馬宣言。同派ナンバー2の座長で、次期衆院選で参院から鞍替え出馬する林芳正元文科相が「結束して岸田総裁実現を目指そう」と檄を飛ばし、出席者全員が総裁選勝利に向けて気勢をあげた。

 岸田派は所属議員46人の有力派閥で、「国会議員20人の推薦」という出馬条件はクリアできる。今後、他派閥の支持者も含めて推薦人名簿を作成する方針だ。

 出馬表明後、国会内で記者会見した岸田氏は、政治に対する国民の信頼が崩れ、民主主義が危機に瀕しているとして「政治生命を懸けてわが国の民主主義を守っていきたい」などと決意表明。

 さらに、自民党活性化に向け、大胆な若返り人事の断行を主張。具体的には「党役員の任期は1期1年で連続3期まで」とすることで、過度な権力集中や惰性での党運営を排する考えを力説した。安倍前政権以来続く政治と金の問題では、「丁寧な説明と透明性確保」を強調し、得意の経済政策では宏池会創始者である故池田勇人元首相に絡めて「『令和版所得倍増』を目指す」と語った。

 すでに総裁選出馬への意欲を示している高市早苗前総務相(無派閥)、下村博文政調会長(細田派)も26日、それぞれ20人の推薦人確保による出馬に意欲満々だ。下村氏は26日、記者団に対して「(推薦人の)確保はできているが、より多くの方々の理解を得ることが必要だ」と自信をにじませた。

6932チバQ:2021/08/26(木) 20:19:20
■反菅票の分散狙い「第3の候補」も

 竹下派会長代行の茂木敏充外相や麻生派の河野太郎規制改革相も出馬を模索する構え。党内外で対応が注目される石破茂元幹事長は「総裁選より臨時国会を開催すべきだ」と慎重姿勢を示しているが、周辺は「派閥を超えて出馬への期待が盛り上がれば出馬もありうる」と期待している。

 こうした状況に、菅氏を支持する党内主流派幹部の間では「反菅票を分散させるため第3、第4の候補も立てるべきだ」との声も出る。このため、今後の展開次第では候補が乱立する大混戦の総裁選となる可能性も出てきた。

 現在、自民党所属議員は383人。総裁公選規程により有権者となる全国の党員・党友にも議員と同数の383票が付与され、立候補者は合計766票を取り合う。3人以上が出馬して党員・党友も含めた1回目の投票で有効投票総数の過半数の得票者がいなかった場合は、1、2位による決選投票となり、所属国会議員と都道府県代表(47人)による投票で新総裁を決定する。

 地方での演説会も予定するが、自民党はコロナ感染状況も考慮して、地方での街頭演説は控え、オンラインをフル活用しての各種候補者討論会などを行う方針だ。各候補にとって、党員・党友投票に向けてテレビやネット上でのアピール力が勝負のカギとなる。

 前回総裁選は当時官房長官だった菅首相と岸田、石破両氏による3人の戦いとなった。ただ、二階派を先頭に細田派や麻生派などが多くの派閥、グループが菅氏支持に雪崩を打ち、菅氏が岸田、石破両氏に圧勝した。

 しかし、今回総裁選を取り巻く自民党内の状況は1年前とは様変わりした。菅首相や二階幹事長が狙う無投票再選には党内若手などから不満が噴出。「総裁選で堂々と政策論争をしないと、衆院選の自民敗北は必至」との声が相次いだ。

 こうした声も踏まえ、25日に党本部で二階幹事長と会談した菅首相は「粛々と総裁選を実施してほしい」と伝えた。菅首相は緊急事態宣言の21都道府県への拡大を決めた後の25日夜の記者会見で、「衆院解散・総選挙の選択肢は非常に少なくなっている。ただ、あくまでもコロナ対策を最優先にする中で判断していきたい」と述べ、解散先送りの姿勢をにじませた。

■コロナ収束しなければ任期満了選挙も

 今後の政治日程からみれば、菅首相に残された選択肢は、あらかじめ総裁選告示前に総裁再選直後の9月30日の臨時国会召集を決め、再選されれば同日に解散断行、最短で10月24日投開票という日程を念頭に置いているとみられる。

 その一方で、9月に入ってもコロナが収束せず、パラリンピック閉幕後の9月上旬に緊急事態宣言の再延長を余儀なくされる可能性がある。その場合は解散を断念し、総裁選告示前の9月中旬に10月5日公示・17日投開票の任期満了選挙を閣議決定するケースも想定される。

 総裁選で岸田氏らが菅首相を破って新総裁に選出された場合、その後の衆院選など政治日程も大幅に変わる。新総裁を後継首相にするためには臨時国会での首相指名選挙が必要で、新首相は首相指名後の組閣で新内閣を発足させなければならない。

 この手続きには数日かかるとみられ、新内閣発足は10月初旬へずれ込む可能性が高い。新内閣発足直後の解散断行は可能だが、政治的には新首相の所信表明演説と、これに対する各党代表質問は「国民向けにも必須」(議会事務局)とみられている。

6933チバQ:2021/08/26(木) 20:19:35
 その場合、代表質問後の解散なら最短でも衆院選は10月19日公示―31日投開票となる。また、解散しないで事実上の任期満了選挙を選択した場合でも10月上旬閉幕なら投開票日は10月31日か11月7日となる。

 さらに、新首相がコロナ対策のための補正予算を国会提出した場合、成立までに最低1週間以上は必要なため、10月21日の衆院任期満了ぎりぎりの解散断行で、「解散から40日以内」との規定により最も遅い場合は11月28日投開票も可能となる。

 つまり、衆院選の時期は総裁選の結果次第で大きく変わり、9月以降のコロナ感染状況が総裁選結果や衆院選日程を左右する可能性が大きい。このため党内では「これから1カ月は何が起こってもおかしくない」との声が広がる。

 菅首相を窮地に追い込んだのは、22日に投開票された横浜市長選で支援した小此木八郎前国家公安委員長が惨敗したことだ。翌日、官邸で記者団の質問に応じた菅首相は「大変残念な結果だ。謙虚に受け止めたい」としながらも、「時期が来れば(総裁選に)出馬するのは当然だという考え方に変わりはない」と総裁選出馬を明言した。

■記者会見で続く答弁メモの棒読み

 25日夜の記者会見では「明かりははっきりと見え始めている」とワクチン接種の加速と中和抗体薬の幅広い活用などによるコロナ感染の早期収束と医療態勢逼迫回避に意欲と自信をにじませた。

 菅首相は後手批判が強いこれまでのコロナ対応についても肯定的に評価した。ただ、発信力不足については「私の言葉について厳しい指摘を頂いた。しっかり受け止め、真摯に対応していきたい」と神妙な表情で頭を下げた。ただ、これも答弁メモの棒読みで、会場だけでなく視聴者からも失笑を買った。

 総裁選に第3、第4の候補が加わった場合、最大のポイントとなるのは全体の半分を占める党員・党友票の行方だ。「次の首相」人気投票で常にトップ争いを続ける石破、河野両氏が参戦しなかった場合、人気では低迷する菅、岸田両氏のどちらに票が集まるかは「やってみなければわからない状況」(閣僚経験者)だ。

 ただ、ネット上で「#スガ以外」のハッシュタグが話題になるように、党員・党友の「菅離れ」が際立てば、衆院選を意識した所属議員による「菅降ろし」にも連動しかねない。二階派以外が事実上の自主投票を余儀なくされれば、議員票も大きく変動する可能性がある。

 18日にも予定される日本記者クラブ主催の候補者討論会をはじめ、連日実施されるとみられる各テレビ局やネット番組などで菅首相がどれだけ発信力をアピールできるか。それが総裁選の行方を左右することになりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6934チバQ:2021/08/26(木) 22:07:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c9749586ff6a36fb9794c23924bcdf0c6b58ef
麻生派で首相続投に反発の声 河野氏去就も焦点
8/26(木) 21:03配信


産経新聞
麻生太郎財務相(川口良介撮影)

自民党総裁選をめぐり、第2派閥の麻生派(志公会、53人)の中堅・若手が危機感を募らせている。領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相は菅義偉首相の再選を支持する意向だが、次期衆院選直前の内閣支持率の低迷を受けて「『党の顔』を変えるべきだ」との声が表面化。知名度が高い河野太郎ワクチン担当相の待望論も根強く、総裁選で一枚岩になれるかが注目される。


26日午後、国会内の一室に麻生派の幹部らが集まった。総裁選の対応について話し合ったとみられるが、退室するメンバーの表情は硬く、「簡単に決まるほど楽ではない」「何も言えない」と口を閉ざした。

安倍晋三前内閣から要職を担ってきた麻生氏。安倍氏とともに前回の総裁選に引き続き首相支持を示唆しているが、派内では異論が勢いを増しつつある。

原因は、首相が就任した昨年9月から続く選挙での苦戦だ。特に首相の地元で行われた22日の横浜市長選では、首相が推した小此木八郎前国家公安委員長が大敗した。

麻生派中堅は「菅総裁のまま衆院選に突っ込めば何十人もの仲間が討ち死にする」として、新しいリーダーの下で戦うべきだと主張。若手の間では、総裁選への出馬を正式に表明した岸田文雄前政調会長の支援に前向きな動きもある。

派内では独自の総裁候補を求める主戦論も根強い。最右翼は、かねて立候補に意欲を示す河野氏だ。ただ、河野氏は菅内閣の一員であり、同派幹部は「新型コロナウイルス禍でワクチンを担っている立場で総裁選に出るべきではない」と牽制(けんせい)する。

足並みの乱れの背景には、事務局長だった松本純元国家公安委員長の不在もある。麻生氏側近の松本氏は陰に陽に派内の不満の声を抑えてきたが、緊急事態宣言中の1月、深夜に東京・銀座のクラブを訪れたことで離党に追い込まれた。

麻生氏は依然、首相支持を明示していない。首相時代の平成21年の衆院選大敗を受けて下野し、その後復権した酸いも甘いも知る大ベテランの判断が総裁選の肝となりそうだ。(今仲信博)

6935チバQ:2021/08/26(木) 22:38:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d12ff9ca7d858a909f98062888e368309642af7
自民党総裁選のカギは河野太郎氏 出馬なら菅首相、二階幹事長体制は崩壊〈dot.〉
8/26(木) 13:05配信

AERA dot.
ボスの麻生財務相と話す河野ワクチン担当相(C)朝日新聞社

9月17日、いよいよ自民党総裁選がスタートする。29日の投票日を目指して立候補者がしのぎを削る。

 菅義偉首相は「出馬は当然」と続投に意欲を燃やす。しかし、神奈川2区の地元、横浜市長選で現職閣僚だった小此木八郎氏を擁立して大敗。新型コロナウイルス対策では失政続きで、支持率は3割を切るという惨状だ。

「もう菅首相では、解散総選挙は戦えない」

 自民党で当選3回の衆院議員は明確にNOを突きつける。だが、菅首相に近い国会議員はこう話す。

「菅首相は周囲にイエスマンばかりを置きたがる。だから、総裁選でも
まだ勝てると信じている。マイナス情報は入らないので『ワクチンさえ浸透すればまったく大丈夫。再選される』とハッキリ言っている」

 前回、菅首相支持をいち早く表明したのは、二階俊博幹事長だ。25日にも菅首相と会談した。記者団に菅首相は「コロナについて話し合った」とだけ述べたが、総裁選の話が出なかったというのは、あり得ない。

 今回の総裁選で前回と違う大きな点は、自民党内では非主流派とされる
石破茂衆院議員が「不出馬」を表明していることだ。

「前回の総裁選で各派閥が菅首相でまとまった理由は、石破氏をつぶすことでした。二階派だけでなく、安倍前首相、麻生太郎財務相らは『石破以外ならだれでもいい』という意向だった。岸田派会長の岸田文雄氏がパッとしないので、菅首相に乗り換えた。今回はそう簡単に二階氏も菅首相支持でまとめられないだろう。これだけコロナで失敗が続き、人気がない菅首相の再選を派閥で支持すれば、離反する若手議員もいるでしょう」(二階派の国会議員)

 菅首相には非常に厳しい情勢だ。最初に立候補を表明したのは、岸田派会長の岸田文雄元外相だ。昨年は菅首相と総裁の座を争い、敗れたが、得票数は2位だった。岸田派の衆院議員はこう話す。

「これまで優柔不断、グズグズしているイメージの岸田さんは、今年4月の参院広島選挙区の再選挙でも負けて、勝負弱さを露呈した。今回は誰よりも早く、出馬表明する以外に総理総裁への道はない、とやっと決断してくれた」

 岸田氏は自身が派閥のトップなので、20人の推薦人はすでに確保。岸田派は宏池会の系譜で麻生太郎財務相の麻生派(志公会)とは同門。両派が合併する「大宏池会」構想が以前からささやかれ、麻生派はじめ他派閥から支援が得られれば、菅首相を脅かす最有力候補だ。

 そして、自民党では「台風の目」として注目されているのが、下村博文政調会長だ。一部報道では推薦人集めで苦戦しているとされる。下村氏は安倍晋三前首相の出身派閥の清和会(細田派)所属だ。下村氏を支援する清和会所属の衆院議員はこう話す。

「下村氏はもう20人、キッチリと集めています。清和会の若手を中心に固めている。マスコミで推薦人が集まらないと吹聴されるのは、清和会は安倍前首相の次を狙う候補が何人もいます。下村氏が有力視されることへのやっかみもあってです。集まった推薦人は、菅首相では選挙は戦えないという危機感ある若手が多い。下村氏は安倍前首相とも親しい関係は知られるところ。すでに水面下では了解を取り付け、細田派の細田会長らにも挨拶を済ませている。26日にも出馬表明するのではないか」

 また、前総務相の高市早苗衆院議員も出馬に意欲を燃やす。しかし、無派閥とあって推薦人集めに苦労している模様だ。高市氏も安倍前首相に近いとされるが、前出の清和会所属の議員はこう話す。

6936チバQ:2021/08/26(木) 22:39:21
「清和会から高市氏に推薦人を貸すなど協力するという話は聞いたことがない」 

 そして注目は世論調査でも「次の総理候補」ではトップの支持を常に集める河野太郎ワクチン担当相だ。河野氏は麻生派に所属。ボスである麻生氏の意向が問題だ。しかし、解散総選挙が遅くとも10月には実施される。選挙の顔として、河野氏へ出馬を期待する声は大きい。麻生派に所属する衆院議員はこう話す。

「ボスの麻生さんの意向ではなく、河野氏自身が出馬を決断するかどうか。麻生さんが止めても出るというほど強い思い、根性があるなら、支持は一気に広がります」

 
受けて立つ菅首相にとって一番の脅威は、河野氏だ。今回は国会議員だけではなく、自民党の党員投票も含めたフルスペックの総裁選となるだけに、国民的人気が高い河野氏が有利という見立てもある。

「若い河野氏となれば、菅首相に引導を渡すことになる。菅再選の流れはゼロでしょう。菅首相は総裁選に出馬しても、2位にもなれずに惨敗というみじめな結果になりかねません。また河野氏が首相となれば、二階氏も幹事長は交代となるでしょうから二階氏の反撃もあるでしょう。そこまで河野氏が踏み切れるかですね」(自民党幹部)

 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう語る。

「解散総選挙がすぐそこ。支持率が落ち込む菅首相では厳しい。自民党は候補者を3、4人を立てて賑やかに総裁選をやり、党勢回復を狙っている。カギは河野氏の動向。出るか出ないかで、情勢が一変する。政治は一寸先が闇ですからね」

 自民党の総裁選の行方が注目される。
(AERAdot.編集部 今西憲之)

6937チバQ:2021/08/26(木) 23:44:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_UTACD2H3ABMWRFDLULBDCE7GVI.html
総裁選 雌伏の石破氏 党内の「待望論」に期待
2021/08/25 21:14産経新聞

総裁選 雌伏の石破氏 党内の「待望論」に期待

横浜市長選に挑んだ小此木八郎前国家公安委員長(右)の応援に駆け付けた自民党の石破茂元幹事長(左)=21日午後、横浜市のJR桜木町駅前(奥原慎平撮影)

(産経新聞)

来月にも行われる自民党総裁選で、石破茂元幹事長の去就が注目を集めている。石破氏は立候補に慎重な姿勢を示しているが、出馬すれば知名度の高さから党員・党友投票で優位に立つ可能性があるからだ。自ら率いる石破派(水月会)の退潮もあり、出馬する場合には、立候補に必要な20人の推薦人確保が焦点となる。

石破氏は25日、国会内で開かれた石破派の幹部会合で、総裁選の対応を問われ「石破派の選対委員長として、皆さんと一緒に衆院選を戦っていく」と述べるにとどめた。

党内では、次期衆院選が目前に迫る中、菅義偉(すが・よしひで)首相の地元である横浜市長選(22日投開票)で野党系候補が大勝したことなどを受け、当選回数の少ない若手議員らが「菅首相では選挙の顔にならない」として、首相の交代を求める声が出始めている。

ただ、最近の石破氏はこうした動きと距離を置く姿勢が目立っている。政局より新型コロナウイルス対応を優先するよう訴え、「与野党があらゆる知恵を出して、不安を払拭すべきだ」と強調。臨時国会の召集を求めている。

石破氏が出馬に及び腰となる事情もある。推薦人は17人の石破派だけで確保できない。昨年9月の総裁選で石破氏は国会議員票を26票しか得られず、菅首相に大敗した。石破派にはこのトラウマが残っており、擁立論は目立たない。

ただ、首相を支持する中堅議員は「選挙が弱い議員から待望論が出る可能性がある。石破氏はそれを待っている」と警戒を解かない。背景には根強い人気がある。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が21、22両日に実施した合同世論調査では、次の首相にふさわしい人物として石破氏が15・5%を集め、菅首相の2・5%を圧倒した。

こまめな選挙応援などが人気を支えており、横浜市長選では、敗れた小此木八郎前国家公安委員長の応援に入った。小此木氏は石破氏に近かったが、平成27年の石破派創設以降、疎遠になった。石破氏は「困ったときに助け合わずにどうするのか」と述べ、2日間で計10カ所演説会場を回り、小此木氏への支援を訴えた。

石破氏はなお平穏を装う。石破派の議員は「総裁選のことは考えずに自然体でよい。いつかはチャンスがめぐるだろう」と語った。

(奥原慎平)

6938とはずがたり:2021/08/26(木) 23:57:41
>>6927
あんま聞かないっすねえ。。

この人っすか?谷田川の弟と一緒の選挙区か。これが選挙区外の11区管内にあったんですか?高齢でもあるし出馬はないんじゃないかって気もしますが。

https://twitter.com/monodaiji/status/1115247824814333953

6939チバQ:2021/08/27(金) 05:06:31
>>6938
あっ、10区でした
佐原あたりで見かけやした

6940チバQ:2021/08/27(金) 23:18:48
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP8W54ZWP8WUTFK00H.html
自民党総裁選は首相支持?それとも…会見で聞かれた閣僚、対応は様々
2021/08/27 15:57朝日新聞

自民党総裁選は首相支持?それとも…会見で聞かれた閣僚、対応は様々

平井卓也デジタル改革相

(朝日新聞)

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選(9月29日投開票)をめぐり、閣内でも記者会見での対応がわかれている。首相支持を打ち出す閣僚、言葉を濁す閣僚――。首相の対抗軸として総裁選への出馬を模索する動きが活発化しており、閣僚といえども表立った支持表明は避けたいとの思惑もありそうだ。

 「(首相支持は)もちろん。総理には『降ろすなら降ろせ』と、不退転の決意で挑んでいただきたい」

 小泉進次郎環境相(無派閥)は27日の会見で、総裁選での首相支持を明言した。首相と小泉氏は選挙地盤が同じ神奈川県内で、懇意な関係にある。すでに首相支持を決めている石原派の坂本哲志地方創生相も「再選していただきたい」とエールを送った。

 慎重な言い回しに終始する閣僚も目立った。正式に出馬表明している岸田文雄前政調会長率いる岸田派の平井卓也デジタル改革相は「議員個人の考え方を話す場ではないと思う。どうかお許しいただきたい」とさえぎった。出馬に意欲を示す下村博文政調会長が属する細田派の丸川珠代五輪相も「政府の中の立場。発言は控えさせていただく」と言及を避けた。

 麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相。自身は首相支持の構えを崩していないが、派内では反発の動きもある。総裁選の対応を問われた麻生氏は「財務省の政策に関する会見で、今のような質問に答えることはない。(前も)同じように答えたと思うので学習してください」と突き放した。

6941チバQ:2021/08/27(金) 23:27:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/86e39aa5255c542c6ce32b444aae990cddc7a13b
総裁選 幹事長人事焦点に 岸田氏の任期限定案で
8/27(金) 21:22配信

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産経新聞
自民党・二階俊博幹事長=24日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党の岸田文雄前政調会長は27日、党本部で二階俊博幹事長と面会し、菅義偉首相の党総裁任期満了に伴う総裁選(9月17日告示、29日投開票)に出馬すると報告した。二階氏は激励したというが、もともと両氏の関係は微妙だ。また二階氏はすでに首相の再選支持を表明している。ただ、岸田氏が党役員の任期を限定する考えを示したことで、党内では二階氏の処遇が総裁選の焦点に急浮上している。

両氏は新型コロナウイルス対策の給付金や衆院選の選挙区調整をめぐり、つばぜり合いを演じてきた。会談後、岸田氏は記者団に「党務の最高責任者である幹事長へのあいさつだ」と述べるにとどめた。

26日の出馬記者会見で、岸田氏は総裁を除く党役員の任期を「1期1年で連続3期まで」に限定する方針を打ち出し、その後のBSフジ番組では自身が総裁になれば適用すると明言した。幹事長を歴代最長の5年以上も務めている二階氏の交代が念頭にある。

岸田氏は27日、党内最大派閥の細田派(清和政策研究会、96人)を率いる細田博之元幹事長や、麻生派(志公会、53人)の甘利明税調会長らを訪ねた。両派とも二階氏には人事面などで「自身の派閥のメンバーを優遇しすぎる」との不満が少なくない。細田派の閣僚経験者は「選挙区を歩くと二階氏への批判が多い。二階氏を交代させるなら岸田氏でも首相の続投でもかまわない」と語る。

再選を目指す首相は、細田派や麻生派の支援を期待するが、党運営の要として二階氏を重用してきており、二階氏との距離感が焦点となりそうだ。

一方、出馬の意向を示す下村博文政調会長は27日、立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保に自信を示した。近く正式に出馬表明をしたい考えだ。高市早苗前総務相も党重鎮に国会内で会うなど出馬に向けて協力を求めた。

6942チバQ:2021/08/27(金) 23:30:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/71d4f863f2cab73b676669e0a55ba266389d661b
「自民党を若返らせる」岸田氏打ち出しの裏に若手応援団 菅・二階vs岸田の構図が見え隠れ 総裁選の行方は? 
8/27(金) 21:01配信
「党役員任期を設けて権力集中と惰性を防ぐ」岸田氏の決意の裏に二階氏の影?
26日、現職の菅総裁に挑む形の岸田氏は他の候補者に先んじて一番乗りで出馬会見を行った。コロナ対策について菅総裁のこれまでの取り組みに敬意を払いつつも「国民の納得感につながっていない」と、国民の声を吸い上げ切れていない現状を課題として挙げた。そして党内改革として、自民党の党役員について「1期1年、連続3期までとすることで権力の集中・惰性を防いでいく」とし、「国民の声を聞く政治」と「自民党の若返り」を打ち出した。

これについて岸田氏は「自民党のガバナンス改革を一番目の柱に掲げたもので特定の誰かを指すものではない」としているが、永田町では「現状の菅・二階体制に向けた挑戦だ」と広く受けとめられた。

岸田氏の会見について、派内のベテラン議員は裏側をこう明かす。「会見での打ち出しには派内の若い連中の意見が多く取り入られている。地元の選挙区で『今の自民党の体制では厳しい』という声が多いのだろう」

岸田氏は27日に二階幹事長のもとを訪れ出馬の意向を伝えた。この際、二階幹事長からは「ぜひ頑張ってくれ」と言われたということだが、党役員の任期制については話題に出なかったということだ。

岸田氏の出馬は、現状の党人事の体制に不満をもつ若手や中堅の受け皿になる可能性があるため、「党の若返り」は今後の総裁選の焦点になる打ち出しと言えそうだ。

6943チバQ:2021/08/27(金) 23:30:19

9・29に向け約1カ月にわたる闘いがスタート 「国民のため」の総裁選となるか
総裁選にはこのほか、自民党の下村政調会長や高市前総務相が出馬の意向を示している。複数候補による総裁選になれば、「反・菅票」が分散するため、現職の菅総裁有利の闘いになるとの見方がある一方、9月17日の告示日までに下村氏・高市氏が20人の推薦人を集めることが出来るのかどうかというハードルも残っており、総裁選の行方は現時点でまだ不透明だ。

1年前の9月。総裁選を経て、党の総意の上で「国民のために働く内閣」を掲げ誕生した菅総裁。しかし1年後の今では、「国民の納得感が得られていない」と同じ党内から指摘されている現状がある。党内改革も必要だが、それ以上に、各候補者が今後、「国民のため」の政策について説明を尽くすことが、今何よりも求められている。

コロナ禍で実施される総裁選が、国民のために有意義なものとなることを期待したい。

(フジテレビ政治部 平河クラブ 亀岡晃伸)

亀岡 晃伸
FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

9月17日告示・29日投開票との日程が正式に決まった自民党総裁選挙。去年9月の総裁選とは異なり、党員・党友投票も行われ全国の自民党員の意見が反映される、いわゆる「フルスペック」の総裁選の幕がいよいよ切って落とされた。

【画像】総裁選出馬会見を行う岸田氏 

総裁選には菅総裁のほか、岸田前政調会長が正式に出馬を表明し、現職の菅総裁に岸田氏が挑むという構図を軸に展開されていくものと予想される。しかし、その対決構図の裏にいるキーパーソンが、歴代最長の5年以上の間、幹事長職を務める二階氏だ。

自民党トップの菅首相が二階幹事長の元にわざわざ出向く
8月25日午前、自民党本部の二階氏の元に菅総裁が足を運んだ。会談は菅総裁が申し入れ、コロナ対策や総裁選の日程について意見交換が交わされたものだったが、自民党のトップである菅総裁が、ナンバー2である二階氏の元を訪れて意見を求めた形となり「二階幹事長あっての菅総裁だ」ということが改めて印象づけられた会談となった。

二階幹事長「派閥でも菅再選支持」表明の一方 派内で異論も
その二階氏は、早くから「菅総裁を代える意義が見つからない」「続投を求める声が国民の間にも党内にも強いのではないか」などと、菅総裁の総裁選挙での再選を支持することを表明していた。さらに24日の会見では「二階派としても支持することは当然だ」と強い口調で断言した。22日の横浜市長選で、菅総裁の側近である小此木八郎氏が敗北し、「菅総裁が党の顔では選挙は戦えない」との声が若手や中堅から噴出していた最中での支持の表明は、実力者の二階氏が菅総裁に大きな恩を売る形となった。

二階氏の側近は「当然、菅総裁との会談を意識した発言で、これが二階流だ」と話し、会見前日の二階派の幹部会では「総裁選に向け幹事長の元で一致団結してやっていく」ことが確認されたという。

しかし、二階派内には、派閥全体の総意を得ずに二階氏が菅総裁支持を表明したことに不満の声も少なくない。26日に非公開の形で開かれた派閥の会合では「菅政権支持では地元の党友・党員に納得する説明ができない」「幹事長から派内にしっかり説明する場が必要」などの声も聞かれ、現時点では必ずしも「一枚岩」とは言えない状況だ。

6944チバQ:2021/08/27(金) 23:35:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c2cb047f308e720c93e11abc366a37d45e7679a
自民総裁選、派閥の結束問われる事態も…若手は「首相支持」に拒否反応
8/27(金) 1:39配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党の各派閥は26日、党総裁選に関する協議を本格化させた。党内7派閥のうち5派閥が雪崩を打つように菅首相(党総裁)の支持に回った昨秋とは異なり、意見集約に手間取る派閥も出ている。派閥幹部と若手の温度差も目立ち、各派の結束が問われる事態も生じそうだ。


 「私どもは引き続いて首相をしっかりと支えていきたい」

 石原派(10人)を率いる石原伸晃・元経済再生相は26日の派閥会合後、記者団に、派として首相再選を支持する方針を明らかにした。会合では石原氏が総裁選対応への一任を取りつけ、昨秋の総裁選に続く首相支持に異論は出なかったという。

 だが、すんなりとまとまった石原派は例外だ。選挙基盤の弱い若手議員らが、内閣支持率が低迷する首相のもとで衆院選に臨むことに、不安を募らせているためだ。

 二階幹事長が独断で派としての首相支持を宣言した二階派(47人)。26日の在京議員懇談会は、二階氏が欠席したこともあってか、荒れ模様となった。「派として誰を支えるかは議論してほしい」と注文がついたほか、「この支持率の低さでは、全員討ち死にだ」と怒号も飛んだ。

 竹下派(52人)は26日の会合で方針決定を見送った。会長代行の茂木外相は「竹下(亘)会長は、基本的に菅政権を支えることに変わりはない」との方向性を示すにとどめた。茂木氏は会合後、記者団に「それぞれ国民の反応を聞いている。そうしたことも踏まえ、最終的な方向を見極めたい」と語った。前回同様に首相支持でまとめるには、丁寧な手続きが必要と判断したとみられる。

 麻生副総理兼財務相は26日、国会内で、麻生派(53人)の幹部らと意見交換を行ったが、結論は出さなかった。

 最大派閥の細田派(96人)は会長の細田博之・元官房長官が首相再選支持を表明したが、派としては具体的な議論に着手できていない。同派は、所属衆院議員に占める当選3回生以下の割合が55%に上る。昨年に続く「首相支持」に拒否反応を示す若手も多い。同派の下村政調会長が出馬に意欲を示していることも、事態を複雑にしている。

 派閥を超えて局面打開を目指す動きも出てきた。当選3回を中心とした派閥横断の衆院議員15人ほどが26日、国会内で集まり、求められる党や総裁のあり方を取りまとめることを確認した。福田達夫衆院議員(細田派)は記者団に「派閥が先ではなく、一人ひとりがなぜ(その候補を)選んだかを示さなければならない」と語った。ふさわしいと考える候補がいない場合、独自候補の擁立も視野に入れる。

6945チバQ:2021/08/27(金) 23:38:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c9792ecb21dd4628766fa8fac3913ae7cbe6eda
首相再選“薄氷のシナリオ” 様子見の派閥も…「賞味期限持つかどうか」
8/27(金) 9:58配信
西日本新聞
菅義偉首相

 「9月17日告示、29日投開票」の日程が正式決定し、自民党総裁選が事実上、走りだした。26日、名乗りを上げた岸田文雄前政調会長は背水の陣を敷き、菅義偉首相は前回と同じく、実力者たちの担ぐ「みこし」に乗って再選を目指す戦略を描く。だが、党内各派閥は支持率低迷にあえぐ首相が、直後に控える衆院選の「党の顔」たり得るのか、慎重に見極めようとの姿勢。他の有力候補が出るか否かも大勢を左右する要因とみられ、無派閥で党内基盤がもろい首相にとって先の読みづらい「薄氷のシナリオ」の戦いとなる。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 「時期が来たら出馬すると申し上げてきた。それに変わりはない」。26日午後、首相は東京都内の視察先で記者団にこう述べ、総裁選に立候補する意欲を重ねて強調した。

 実際には、「誤算の総裁選」になってしまったと言える。本来は、9月上旬の東京パラリンピック閉幕後に衆院解散を断行し、総選挙で一定の結果を出すことにより、先送りした総裁選を無投票で制するはずだった。その先に、来夏の参院選の勝利と「長期政権」が視野に入っていた。

 だが、新型コロナウイルス対応が結果的に後手に回り、感染拡大を食い止められず、内閣支持率は「危険水域」とされる2割台に突入。7月の東京都議選、8月の横浜市長選と、大型選挙ではいずれも結果を出せていない。

 関係者によると、最近、衆院選に関して行われた情勢調査の中には「自民が40議席以上減」との結果もあったという。世論の逆風を敏感に感じてか、選挙基盤の弱い党内の若手・中堅からは「菅さんじゃ戦えない」との悲鳴が上がり始めている。

      ■      

 じりじりと追い込まれる首相がよりどころにするのが、動かせる配下を多く抱える実力者たち。昨秋のように、序盤戦に「数の力」で一気に支持の大きな潮流をつくり出す展開を見越す。

 政権のキングメーカーである二階俊博幹事長は、いち早く派閥として首相支持を打ち上げた。今も大きな影響力を保つ安倍晋三前首相と、第2派閥を率いる麻生太郎副総理兼財務相も今のところ、「菅路線」のはしごを外すような気配は見せていない。

 政府関係者によると、首相経験者の2人の「A」は8月中旬に会談した時点では、こう意見の一致を見たとされる。「菅を助けてやろうじゃないか―」。とはいえ、麻生派の有志は26日にも集まったものの、派閥としての総裁選の対応は保留した。各派閥も「首相の賞味期限が持つかどうか」(自民関係者)と、まだ洞が峠を決め込んでいるような節がある。

 票の分散をもくろむ思惑から、候補者が乱立する展開もありそうだ。今後、党員・党友の地方票争奪を巡り首相の不人気ぶりがあぶり出された場合、自らの選挙を控えた国会議員が動揺し、派閥領袖(りょうしゅう)の意向に従わない「面従腹背」の動きに出かねない。政府関係者は「今回は派閥の引き締めが弱ければ、一気に『反菅』になびくかもしれない」と警戒する。 (古川幸太郎、河合仁志)

6946チバQ:2021/08/28(土) 00:09:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/400c34516e76fc1494e79bcc829a4571c910b49b
このままだと単独過半数割れに 自民党総裁選で「岸田文雄」が勝ちそうなシナリオとは?
8/27(金) 10:45配信
デイリー新潮
「菅離れ」拡大の一途と神奈川2区の得票率の衝撃
昨年も戦った2人

 自民党総裁選は「9月17日告示、29日投開票」が決定した。立候補者はまだ確定的ではないが、事実上、菅義偉総裁(首相)と岸田文雄前政調会長がぶつかる恰好だ。主要派閥のボスは軒並み菅総裁を支持する意向だが、意外にも「岸田勝利」を予言する永田町関係者は少なくない。全国的な知名度も高いとは言えない岸田氏が勝つのはどういうシナリオなのか占ってもらった。

【写真4枚】この記事の写真を見る

 産経新聞社とFNNによる直近の調査によると、菅首相に今後どれぐらいトップを続けてほしいかという質問については、「9月末までに行われる自民党総裁選まで」が最も多く48.2%で、「すぐに交代してほしい」の19.9%と合わせると70%近い人たちが「9月末までの交代」を願っている様子がうかがえる。そして、自民党を支持する人を見ても、半数以上(52.5%)の人が菅首相の交代を望んでいた。

「次の首相にふさわしい政治家」については、河野太郎行政改革担当相が17.9%、自民党の石破茂元幹事長が15.5%で、以下、小泉進次郎環境相(11.4%)、安倍晋三前首相(8.6%)と続いている。一方、岸田氏は、3.5%、菅首相は2.5%だった。

 読売新聞社の直近の調査でも、「9月の総裁任期までの交代」を求める人は合計66%に達している。「次の首相にふさわしい自民党の政治家」は、石破氏が19%で、河野氏が18%、小泉氏が17%の順で、菅首相は3%にとどまっている。

「菅離れ」がかなり拡大している印象を受けるが、政治部デスクAに聞くと、

「先の横浜市長選の結果は本当に当事者にとっては大ショックでした。現職首相のおひざ元、候補者は地元出身の2世議員で首相とは一心同体、野党は分裂している……と負ける要素はどこにあるのという選挙で完敗したのですから。菅さんの選挙区である神奈川2区を見ても、自民党推薦候補の得票は勝利した野党候補に負けており、これもまた衝撃的でしたね」

6947チバQ:2021/08/28(土) 00:09:30
自民党の支持率はさほど下がっていない
 デスクAが続ける。

「自民党は独自の情勢調査を繰り返していますが、なかなか結果は芳しくないようです。このまま菅さんで選挙を戦った場合、自民党単独で過半数(233)割れという厳しい数字が出ており、その場合、引責辞任は必至でしょう」

 ここまで窮地に追い込まれたら誰がやっても同じではないかというツッコミも当然あるだろう。しかし、デスクBはこんな見方をする。

「内閣支持率はおおむね30%前後と低調な状態が続いていますが、自民党の支持率はさほど下がっていないことがひとつの注目点になると思います。それが仮にぐっと下がっていれば、河野さんとか石破さんのような人、つまり国民の間で人気があるけれど自民党にとっては劇薬的という、諸刃の剣のような存在が必要になるかもしれません。しかし、現状はそうではなく、“菅さんが嫌い”“菅さんの顔はもう見たくない”という声だけが強い。となると、“顔”が岸田さんに変わるだけで景色が変わり、内閣支持率は急上昇し、選挙でもそこまで議席を減らさずに済むのではないかという見方が出てきています」

 一方で、先に触れたように、岸田氏は「次の首相にふさわしい政治家」アンケートをしても常に下位で、それはこれまでとなんら変わっていない。

「まさに全国的には“岸田さんって誰?”って感じで、こんな知名度も人気もなくてどうやって選挙を勝ち抜けるのか? という疑問はもっともだと思いますが、差し当たっては菅さんよりマシというだけでポイントが高い。今求められているのは嫌われないリーダーかもしれません。実際、岸田さんのことを嫌いだという人は永田町で聞いたことがないんですよ」

疑似的な政権交代の歴史
 とはいえ、党内第4派閥・二階派はいち早く菅支持を打ち出し、第3派閥・竹下派、第2派閥・麻生派、そして最大派閥の細田派も現在は菅支持と見られており、数のうえでは岸田氏に勝ち目はなさそうに見える。

「そうですね。岸田さんがボスの岸田派は第5派閥(46人)ですから、実質的に細田派のオーナーである安倍さんと麻生さんをどう口説けるかという点は大事です。そもそも、去年の総裁選前までこの2人は岸田さんを推していたわけですから脈がないわけではない。それよりも、国会議員票と同数与えられる全国の党員票をどれくらい取り込めるのかということの方が重要かもしれません。“菅さんより岸田さんの方がマシ”だという勢力の支持を取り付けられれば、その声に敏感な派閥のボスたちも菅支持から方向性を変えざるを得ないでしょうから」

 改めてデスクAに聞くと、

「かつての自民党は派閥がしのぎを削り、40日抗争に代表されるように党内での主導権争いを繰り返してきました。いわば疑似的な政権交代が結果として活力の源となり、政権を維持することができていた。現在、国民の間には、『菅さんはどうしてもイヤだけど野党に政権は担当してもらいたくない』という声は結構根強いように見えます。となると、総裁選でトップを変えて解散総選挙に臨み、国民の審判を仰ぐというのが自然な流れのような気がしてもいます」

 目下、派閥のボスの支持だけなら菅総裁の圧勝という状況に変わりはない。しかし、そもそも政策や主義主張ではなく、それぞれの損得、好みで「推し」を決めているところもあるため、事態は流動的である。「菅さんも野党も嫌」という声を強い追い風に出来れば、岸田氏の逆転もありえるということか。総裁選まで約1ヵ月、コトはそう単純には進まなさそうな気配がある。

デイリー新潮取材班

2021年8月27日 掲載

新潮社

6948チバQ:2021/08/28(土) 00:16:45

6971 :チバQ :2021/08/27(金) 23:53:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/d90cbe43a95988ddbf2a65384b070b5e12a670c8
「政治生命を懸ける」政界きっての“慎重家”岸田氏の決断
8/27(金) 11:20配信

西日本新聞
岸田前政調会長

 捲土(けんど)重来を期すべく、名門派閥、岸田派を率いる自民党の岸田文雄前政調会長が重い腰を上げた。26日、総裁選への出馬を表明し、「政治生命を懸け、新しい政治の選択肢を示す」と宣言。昨年の総裁選で後塵(こうじん)を拝した菅義偉首相に再び挑む覚悟を前面に打ち出した。政界きっての「慎重家」とされる岸田氏の決断の裏には、「最後のチャンス」となりかねない危機感があった。


 会見場の国会内の一室。岸田氏は冒頭、新型コロナウイルス対応に当たる首相への敬意をゆっくりと口にした。拡大する緊急事態宣言下で、いわば権力闘争を仕掛けることにちゅうちょした心情をうかがわせた。

 だが、その後は表情を一変させ、世論に不評な政権運営や「政治とカネ」を巡る党の対応を念頭に、「国民政党であったはずの自民党に声が届いていない、と国民は感じている」。「信頼」という言葉を何度も織り交ぜながら、ポストコロナの経済対策や医療体制の強化といった練ってきた政策を丁寧に披歴した。

 とりわけボルテージを上げたのは、「党役員は1期1年、連続3期までとする。中堅若手を大胆に登用し、党を若返らせる」と言及した場面。首相の後ろ盾となり、在職歴代最長を更新中の二階俊博幹事長に対して、党内にある根強い交代論をにおわせたのは間違いなかった。

 この1、2週間、周囲に困惑した表情を見せていた岸田氏。総裁選対応を問われても「チャンスがあれば」と繰り返すだけ。主流派閥の後ろ盾もなく、首相に大差をつけられた前回の再来を懸念したのか、政策論争を求める党内の機運を注意深く見定めていた。

 ただその間も、他派閥の協力を取り付けようと最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相や、麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相らに秋波を送り続けた。色よい返事は得られなかったものの、選挙地盤の弱い若手を中心に「菅さんでは選挙で勝てない」との声が寄せられていた。仮に決戦を回避すれば岸田派内の求心力は低下。派ナンバー2で、衆院選にくら替え出馬する林芳正元参院議員へのトップ交代論が起き、派閥領袖(りょうしゅう)の地位を失いかねないとの事情もあった。文字通り、「出なければ終わり」(派幹部)の瀬戸際だった。

 岸田氏側近は「『反菅』票を取り込んで勝機をつかむ」とにらむ。各地に広がる首相のコロナ対応への不満を期待に変える政策を打ち出せば、「党員票で圧勝の流れができ他派閥も動く」との期待感は大きい。この日の派閥会合では、小泉純一郎元首相が党員票をてこに勝利した2001年総裁選の再現を目指す声が上がった。 (大坪拓也)

6949とはずがたり:2021/08/28(土) 12:09:41

岸田氏が出馬報告 二階幹事長「しっかりやれ」
[2021/08/27 18:25]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000226975.html


 まずは二階幹事長に出馬報告です。

 自民党・岸田前政調会長:「ご激励を頂きました。コロナ禍での総裁選挙、色々難しい選挙だけれど党勢拡大のためにぜひ頑張ってくれと、しっかりやれと」

 岸田前政調会長は二階幹事長と会談し、幹事長らの役員任期を「1期1年・連続3期」までとすると訴えています。

 一方、下村政調会長は周辺に対して「来週前半にも出馬会見をする」と話しているということです。

6950とはずがたり:2021/08/28(土) 13:29:05
>>6939
季節外れ(=選挙時期じゃない)なのに掲示された県議のポスターってちょいちょい見るのでそんな感じなんじゃないでしょうかねえ〜。

6951とはずがたり:2021/08/28(土) 13:34:47

二階氏、総裁再選支持を明言 菅首相とあす会談、政治日程めぐり
2021年08月24日12時36分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021082400496&g=pol&s=09

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、菅義偉首相の党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選で、首相の再選を支持すると明言した。横浜市長選で首相が全面支援した候補が大敗し、党内からは「選挙の顔」としての首相の資質に疑問の声が上がっているが、二階氏は「(再選支持の考えに)変わりはない」と強調した。<下へ続く>


 二階氏は会見で、新型コロナウイルス対応を念頭に「誰がやっても難しいときだ。当面の責任者として頑張っていると評価している」と指摘。二階派として首相を全面支援する考えを示した。

自民、「菅離れ」拡大必至 お膝元敗北、政権に激震―横浜市長選

 首相と二階氏は25日、党本部で会談する予定。総裁選や衆院解散・総選挙の日程をめぐり協議するとみられる。総裁選の日程は「9月17日告示、同29日投開票」を軸に調整しており、今月26日の総裁選挙管理委員会で決定する。

6952とはずがたり:2021/08/28(土) 20:10:28
党改革ってことは案里への自民党からの億5千万円洗いざらいはっきりさせるってことでそんなんでは安倍ちゃん一派の支持得られないやろ。1億5千万も有耶無耶,夫婦別姓も先送りで悪者にした二階を切るだけで誤魔化すつもりか?

腰抜けマスコミどもはちゃんと岸田に1億5千万はっきりさせるのか聞けよな〜

自民岸田氏、地元で「党改革」主張 二階派幹部は不快感
https://www.asahi.com/articles/ASP8X64YDP8XUTFK00P.html
2021年8月28日 18時45分

 自民党の岸田文雄前政調会長は28日、任期満了に伴う党総裁選への立候補を表明してから初めて地元・広島入りし、党広島県連の幹部らに報告した。会合後記者団に、総裁を除く党役員の任期を「1期1年、3期まで」とする自らの党改革案について、「(自民党が)国民の信頼を回復するためには、自らが変わらなければいけない。改革をしっかり進めたい」と語った。

 岸田氏はこの日、広島市内のホテルで県連の会合などに出席。その後記者団の取材に応じ、「人事において、中堅・若手もしっかり登用しなければいけない。新陳代謝ができる政党であるということを示さなければいけない」と述べ、改革の必要性を訴えた。党内の反応については「私に直接言ってこられる方は肯定的におっしゃる方が圧倒的に多い」と述べた。

 岸田氏の党改革案は、二階俊博幹事長ら一部の党執行部の続投を事実上否定しており、二階派の幹部は不快感を示している。また、菅氏に近い佐藤勉総務会長も、「いかがなものか」と疑問を呈している。

6953チバQ:2021/08/28(土) 23:16:59
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP8X64YDP8XUTFK00P.html
自民岸田氏、地元で「党改革」主張 二階派幹部は不快感
2021/08/28 18:45朝日新聞

自民岸田氏、地元で「党改革」主張 二階派幹部は不快感

自民党総裁選に立候補し演説会に臨む岸田文雄政調会長=2020年9月8日午後1時54分、東京・永田町の自民党本部、遠藤啓生撮影

(朝日新聞)

 自民党の岸田文雄前政調会長は28日、任期満了に伴う党総裁選への立候補を表明してから初めて地元・広島入りし、党広島県連の幹部らに報告した。会合後記者団に、総裁を除く党役員の任期を「1期1年、3期まで」とする自らの党改革案について、「(自民党が)国民の信頼を回復するためには、自らが変わらなければいけない。改革をしっかり進めたい」と語った。

 岸田氏はこの日、広島市内のホテルで県連の会合などに出席。その後記者団の取材に応じ、「人事において、中堅・若手もしっかり登用しなければいけない。新陳代謝ができる政党であるということを示さなければいけない」と述べ、改革の必要性を訴えた。党内の反応については「私に直接言ってこられる方は肯定的におっしゃる方が圧倒的に多い」と述べた。

 岸田氏の党改革案は、二階俊博幹事長ら一部の党執行部の続投を事実上否定しており、二階派の幹部は不快感を示している。また、菅氏に近い佐藤勉総務会長も、「いかがなものか」と疑問を呈している。

6954チバQ:2021/08/28(土) 23:17:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_2VJZEXBT7VP73MKQPL57XHX57Q.html
下村氏、推薦人「確保」も派閥冷ややか 自民総裁選
2021/08/28 18:28産経新聞

下村氏、推薦人「確保」も派閥冷ややか 自民総裁選

自民党・下村博文政調会長(春名中撮影)

(産経新聞)

9月の自民党総裁選に意欲を示す下村博文政調会長が、立候補に必要な党所属国会議員20人の推薦人を「確保した」と公言している。ただ、所属する最大派閥の細田派(清和政策研究会、96人)幹部や下村氏に近い安倍晋三前首相は菅義偉(すが・よしひで)首相の再選を支持する構えを崩していない。新型コロナウイルス対策に責任を負う党三役の下村氏の出馬には否定的な意見が根強く、先行きは見通せない。

「推薦人は既に20人以上の協力をもらえる予定だ。より多くの方の賛同を得て出馬したい」。下村氏は27日、東京都内で記者団にこう述べ、立候補に重ねて意欲を示した。26日には安倍氏の事務所を訪ね、改めて思いを伝達した。

街頭などでは「コロナ対策や少子高齢化対策、ウィズコロナの国家ビジョンなど、自由闊達(かったつ)に議論する必要がある」と述べ、首相の弱点ともいわれる「国家観」も含め論戦すべきだとの主張を展開している。

下村氏は着々と出馬への布石を打ってきた。党政務調査会で、総裁選公約の柱と見定めてきた、経済的豊かさにかわる「幸福度」や「充実度」に当たる指標「ウェルビーイング」の研究を推進。今年4月には生い立ちや主要政策を網羅した著書を出版した。

しかし、後押しを期待する派の反応は芳しくない。派閥会長の細田博之元幹事長は首相支持を明言。また、参院細田派(清風会)会長の世耕弘成参院幹事長は、下村氏が党の新型コロナ対策本部長であることから「政権与党でコロナ対応に責任を持っている方は出馬すべきではない」と言い切った。派を離れている安倍氏も同様の考えだ。

派内には下村氏が出馬を強行することで対応が割れることへの危機感も少なくない。野党時代の平成24年の総裁選に際し、当時の谷垣禎一総裁を支える党三役の石原伸晃幹事長が出馬を表明し、「平成の明智光秀」と批判されたことを引き合いに出す向きもある。

逆に出馬を期待する声は派外から漏れてくる。首相周辺は立候補を表明した岸田文雄前政調会長との一騎打ちを懸念し、「下村氏に出てもらい、党員・党友票を分散させるという考えはありうる」と語った。(沢田大典)

6955チバQ:2021/08/28(土) 23:36:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/74faf5509d19b57918d10105ffca5a1b91d4eed3
「菅首相では戦えない」若手に危機感 「党壊れるかも」自民派閥の結束に揺らぎ
8/28(土) 9:38配信

西日本新聞
菅義偉首相

 自民党総裁選を巡り、各派閥の結束が揺らぎだしている。菅義偉首相の再選支持の立場を示す派閥領袖(りょうしゅう)に対し、党内の若手・中堅を中心に「首相では衆院選を戦えない」と不安視する声が渦巻いているからだ。党内7派閥のうち、5派閥が雪崩を打って首相支持に回った昨秋の総裁選から様相は一変。各派閥は情勢を見極めながら慎重に態度を決定することになりそうだ。


 「菅はだめだ」「(首相支持を)派閥が強制はできない。俺は強制されない」

 26日、二階派(47人)の在京議員懇談会は、会長の二階俊博幹事長が欠席だったこともあり、怒号が飛び交った。二階氏が派としての首相支持を独断で決めたことへの批判や、「丁寧な手続きを踏むべきだ」との要望が相次いだという。

 すんなり首相支持でまとまったのは石原派(10人)のみ。最大派閥の細田派(96人)、第2派閥の麻生派(53人)、竹下派(52人)は、いずれも会長が首相支持の姿勢を示しているが、派の態度は決めていない。

 各派が一枚岩になれない要因は、選挙基盤が弱い若手議員らの「菅離れ」だ。内閣支持率が危険水域の首相では衆院選の「顔」は務まらないと反発。若手らに「菅支持」を押し付ければ離反も招きかねず、「今回はエネルギーを使って丁寧に進める必要がある」と各派ともに慎重姿勢を示す。

 ただ、新型コロナウイルス対応への世論の逆風は強く、東京都議選や横浜市長選など「連敗」続きの首相は求心力が著しく低下しており、派内の意見集約は容易ではない。「(衆院選で)皆、生き死にが懸かっており、簡単には決められない」「自主投票になる可能性もある」。派閥幹部からはこんな声も漏れる。

 一方、危機感を強める若手の一部には派閥を超えた動きも出てきた。26日、当選3回を中心とした衆院議員15人が集まり、国民に求められる党や総裁のあり方を取りまとめ、党内で議論していくことを確認した。

 総裁選には首相のほか、岸田文雄前政調会長が立候補を表明。下村博文政調会長と高市早苗前総務相も意欲を示す。前回と違って、国会議員票と同数となる党員・党友票がより重視され、選挙前の衆院議員は地方の声をないがしろにはできない。派閥幹部は「首相支持で派内を固めても党員投票の結果次第では勝ち馬に乗ろうと造反する議員が出かねない」と頭を抱える。

 「菅」か「反菅」か自主投票か-。派閥がどの選択をしても党内に禍根を残しかねない。首相続投支持の立場の安倍晋三前首相は、周囲にこう漏らしている。「党が壊れるかもしれない」

 (東京支社取材班)

6956チバQ:2021/08/28(土) 23:51:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee8865b4ececd7e204fb883f38dee53fd1516c79
自民、衆院選へ渦巻く危機感 総裁選、安倍氏焦点 野党「菅降ろし」警戒〔深層探訪〕
8/28(土) 8:24配信

時事通信
横浜市長選から一夜明け、記者団の質問に答える菅義偉首相=23日午前、首相官邸

 秋の衆院選に向け最後の試金石と目された横浜市長選でも自民党が惨敗を喫した。菅義偉首相(党総裁)の新型コロナウイルス対応に対する有権者の強烈な不満が改めて浮き彫りとなり、党内には「菅首相で選挙は戦えない」と危機感が渦巻く。総裁選が迫る中、刷新への期待が出ており、最大派閥を実質的に率いる安倍晋三前首相の動向が焦点となりそうだ。


 ◇首相への「ノー」
 「大変残念な結果だ。謙虚に受け止めたい」。首相は市長選から一夜明けた23日、首相官邸で記者団に力なく語った。9月の総裁選については「(出馬の)考え方に変わりない」と強調した。

 コロナ対応が最大の争点になった横浜市長選で、首相は近い関係にある小此木八郎前国家公安委員長を全面支援。だが、小此木氏の得票は32万票余りで、野党系の山中竹春氏に18万票差をつけられた。

 保守分裂もあったが、首相の選挙区の衆院神奈川2区を構成する同市西、南、港南3区でも得票が下回った。昨年9月の政権発足以降、自民党は国政補選や大型地方選で負けが込んでいる。

 党内では「選挙の顔」としての首相に厳しい見方が広がった。閣僚経験者は「民意が首相に『ノー』を突き付けた」と指摘。中堅は「このままだと衆院選は悲惨なことになる」と漏らす。ある大阪選出の若手は「首相交代を求めて声を上げようと仲間と話し合っている」と明かした。

 ◇交錯する思惑
 首相を支持してきた安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相の「翻意」を望む向きも少なくない。安倍氏の出身派閥、細田派のベテランは党が衆院選の情勢調査を最近行ったと明かした上で、「無残な結果に違いない。安倍氏にも危機感を持ってもらいたい」と訴える。麻生派幹部は「うちは菅氏支持」としつつ「今のところは」と付け加えた。

 総裁選をめぐっては岸田文雄前政調会長の出馬論が勢いを増してきた。竹下派幹部は「岸田氏が出るなら安倍、麻生両氏のお墨付きが得られたということだ」と解説。公明党からも「岸田氏なら菅氏よりまし」(幹部)との声が出ている。

 24日には首相が東京五輪と共にこだわったパラリンピックが開幕するが、政権浮揚は見込めない。開催中に自粛ムードが緩んで感染がさらに拡大する恐れもある。

 首相の後ろ盾となってきた二階俊博幹事長は23日、「情報交換」を名目に二階派幹部を党本部に集めた。ある出席者は「引き続き首相を支えるべきだ」と主張したが、二階氏自身は一言も発しなかった。二階氏は、気脈を通じる森山裕国対委員長(石原派)とも約50分間会談した。

 ◇立・共、残る不協和音
 野党は衆院選へ手応えを深めている。立憲民主党の安住淳国対委員長は23日、記者団に「大きな固まりになれば地滑り的勝利を起こせると立証できた」と指摘。共産党の小池晃書記局長も記者会見で「共闘の大きな勝利だ」と語った。

 一方で自民党内の「菅降ろし」の動きに神経をとがらせる。内閣支持率が低迷する首相が相手なら衆院選を有利に戦えるとみているためだ。立民の福山哲郎幹事長は記者団に「1年前に担いだ菅氏を否定するのは非常に違和感がある」とけん制。同党幹部は「首相交代で支持率が戻れば厳しくなる」と漏らした。

 立民、共産両党の衆院選競合区は約70に上り、候補者調整も課題だ。立民は共産との共闘に否定的な連合への配慮から協議入りに及び腰。共産側には今回の横浜市長選を含めて立民系候補の自主支援に回されてきたことへの不満も高まる。

 小池氏は会見で「選挙協力は対等、平等、相互尊重だ」と強調。立民に政策合意を改めて促した。

6957チバQ:2021/08/29(日) 09:11:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/be3533d4b5022e216ad68c06d49b4a586b517198
岸田氏「二階外し」前面に 党内不満の吸収狙う 自民総裁選
8/29(日) 7:11配信

時事通信
自民党広島県連の会合に臨む岸田文雄前政調会長=28日、広島市中区

 9月29日投開票の自民党総裁選への出馬を表明した岸田文雄前政調会長(64)は、菅義偉首相(72)との政策や政治スタイルの違いに加え、首相を支える二階俊博幹事長の続投を認めない姿勢を前面に出す構えだ。


 在職5年を超えた二階氏に対しては党内に不満が渦巻いており、劣勢と目される議員票で切り崩しを期待できるからだ。

 岸田氏は28日、地元・広島市で党広島県連の会合に出席し、出馬の決断を報告。関係者によると、出席者から二階氏批判の声が上がった際、「二階幹事長のありように国民が関心を寄せている。風通しの良い政党にする」と述べ、党役員任期を最長3年とする公約について説明した。

 岸田氏は二階氏と27日に面会した際の様子にも触れ、「どんな反応をされるかと思ったが、上機嫌だった。したたかな政治家だと思った」と振り返っていたという。県連は岸田氏の全面支援を決めた。

 岸田氏が26日の出馬記者会見で強調したのは、「助け合う社会」など首相との対立軸に加え、党役員任期の限定を柱とする「ガバナンス改革」だった。岸田氏は「誰かを狙ったものではない」としているが、党内では「二階外しが主眼」(細田派中堅)との見方が大勢だ。

 岸田氏の訴えの背景には、党内に「二階氏の党運営は我田引水」(竹下派中堅)との不満が充満していることがある。実際、二階派メンバーが人事で優遇されるケースが目立ち、党資金の使い方も不透明との疑念がくすぶる。二階氏を頼りにしてきた首相には打ち出せない強力なアピールポイントと言える。

 二階氏のほか安倍晋三前首相、麻生太郎副総理兼財務相が首相再選支持の立場を取る中、岸田氏はこれまでのところ議員票で劣勢とみられている。ただ、安倍、麻生両氏はかねて二階氏と緊張関係にあり、「二階外し」は首相の支持基盤にくさびを打ち込む形にもなる。

 県連の会合後、岸田氏は近く安倍氏を訪ねると明かし、「ぜひ私の思いや政策を理解いただけるよう努力したい」と表明。同時に「何と言っても国民、党員に向いて選挙を進めなければいけない。それがひいては議員や実力者に影響してくる」と語った。

6958チバQ:2021/08/29(日) 09:46:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/b93f0e4ae1ef092735272e4c688d49b8e569089b
【自民党総裁選】「菅さんも岸田さんもダメ。でも岸田さんの方がマシ」と中堅代議士が言う理由
8/29(日) 8:01配信

デイリー新潮
救世主はいずこ? 
岸田文雄氏

 自民党の岸田文雄・前政調会長(64)は8月26日、党総裁選に出馬する意向を明らかにした。総裁選は9月17日に告示され、29日に投開票が行われる予定だ。

【写真4枚】菅首相と、それを支持する面々

 ***

 自民党の中堅代議士が、本音を打ち明ける。

「下村博文・政調会長(67)や高市早苗・前総務相(60)が出馬する可能性は残っています。とはいえ実質的に、菅義偉首相(72)と岸田さんの一騎打ちになると見られています。そして、安倍晋三・前首相(66)、麻生太郎・副総理兼財務相(80)、二階俊博・幹事長(82)の3人が菅首相を支持する限り、結果は明らかでしょう」

 現在、自民党の国会議員は、衆参合わせて計383人。これを派閥別に見るとどうなるか、政治担当記者が解説する。

「岸田派は46人。これに対し、菅首相を支持する派閥は、安倍前首相が所属する細田派が96人、麻生派は53人、二階派は47人です。合計すると196人。この時点で383人の過半数193人を上回ります。加えて石原派10人のトップである石原伸晃・元幹事長(64)や、石破派17人の石破茂・元幹事長(64)も、菅首相支持を表明しました。菅さんを支持する国会議員票は盤石と言っていい情勢です」

 自民党の選挙管理委員会は26日、国会議員1人1票の「国会議員票」と全国の党員・党友による投票で配分が決まる「党員票」を、同数で争う選挙と決めた。もし“地方の反乱”が起きれば、岸田氏にも勝機がある。

“ご祝儀相場”への期待
「岸田さんには国会議員票より党員票が集まるのかもしれませんが、“反・菅”の受け皿になれるかは未知数です。派閥から地方の党員に『菅さんに投票しなさい』と指示が出ます。そう簡単には逆らえないでしょう」(同・記者)

 菅首相の再選は、可能性大──こうした下馬評を大前提として、前出の代議士は、「本音を言わせてもらえば、岸田さんの方が遙かにマシです」と漏らす。

「岸田さんは人気がない、大して知名度もない。とはいえ、菅さんよりはマシでしょう。岸田さんが党総裁となり首相に就任すれば、“ご祝儀相場”が期待できます。新しい首相は有権者に期待されるはずです。支持率が急落している菅首相がいなくなったということで、自民党の“自浄作用”が評価されるかもしれません。総選挙を考えれば、岸田さんの方がいいと思います」

 代議士が胸中を吐露するのは、自民党が行った世論調査「選挙情勢調査」の最新結果が明らかになり、かなりの逆風が見えてきたからだ。

「調査の結果、来る衆議院選挙で自民党は、40議席から70議席を失うという結果が出ました。8月26日、日刊ゲンダイと夕刊フジは、共に自民党大敗の可能性を大きく報じました。自民党に対する批判の激しさを物語っています」(前出の記者)

自民党70議席減!?
 自民党は現在、衆院で276議席を獲得。これは各委員会で委員の過半数を確保できる「絶対安定多数」の261議席を上回っている。

「おまけに連立を組む公明党が29議席を持っています。合計すると305議席となり、衆院定数の3分の2となる『圧倒的多数』の310議席にあと一歩という数字になります」(同・記者)

 自民党が行った予測のうち、まず最も議席減が少ない「40議席」からシミュレーションしてみよう。

「276議席から40議席を引くと、236議席になります。衆議院の過半数は233議席ですから、それは辛うじて維持できます。また、公明党の29議席を足すと265議席で、一党だけの数字ではないので注意が必要ですが、両党で『絶対安定多数』の261議席を超えます」(同・記者)

 マイナス40議席なら、許容範囲内というわけだ。では最悪の70議席減となれば、どんな結果になるのだろうか。

6959チバQ:2021/08/29(日) 09:47:04
結局は菅再選? 
「276議席から70議席を引くと、206議席になります。自民党単独では過半数割れです。公明党の29議席を足すと235議席となり、辛うじて過半数の233議席は上回ります。とはいえ、これだけ与党に逆風が吹いたとなると、公明党が29議席を維持できるか疑問です。その結果、自民・公明の連立与党でも過半数を割るのではないかという推測が流布しているのです」(同・記者)

 先に、もし岸田総裁=首相が誕生すれば、“ご祝儀相場”が期待できるという代議士の見解を紹介した。しかし、“救世主”となるかと言えば、そんなことはない。

「8月に行われた読売新聞の世論調査で、『次の首相にふさわしい自民党の政治家』が質問されました。トップは石破さんの19%、次点は河野太郎・行政・規制改革相(58)の18%でした。一方、岸田さんは、何と4%に過ぎませんでした。2001年の総裁選で小泉純一郎・元首相は(79)は、地方遊説で“小泉旋風”を巻き起こし、党員票だけで勝利を確実にしました。岸田さんに同じことを望むのは酷というものです」(同・記者)

 前出の代議士は、岸田氏の不人気は理解しているという。

党員も諦めムード? 
「菅さんがダメなのは明らかですが、岸田さんでもダメなんです。コロナ政策ではトップダウンで対策をどんどん打ち出す人が向いていますが、岸田さんは慎重な人で、根回しもきちんとやる。全く逆のタイプですからね。発信力もあまりないし、その点は菅さんと似たり寄ったりでしょう。国民から人気が出るとは思えません」

 総裁選は無記名投票だが、しっかりと票読みが行われる。裏切れば「誰だ」と犯人捜しが始まる。国会議員とはいえ、派閥の指示を簡単に無視することはできない。

 ならば岸田氏の勝機はゼロなのか──いや、可能性がないわけではないという。

「カギを握るのは麻生さんじゃないでしょうか。麻生派は自主投票を模索しているという話もあります。更に麻生さんは、幹事長ポストを熱望しています。菅さんが続投なら、幹事長の二階さんも続投でしょう。そこで岸田さんが麻生さんに、『自分が総裁になれば、幹事長のポストを用意する』と密約する手はあります。麻生さんが岸田支持に回れば、他の派閥はもちろん、党員票にも影響を及ぼす可能性が出てくるでしょう」(同・代議士)

 とはいえ、最終的に浮き彫りとなるのは、「自民党の人材不足」だという。

「安倍一強の頃、『安倍さんの後継者がいない』と、党の将来を不安視する声が出ていました。二階さんが菅さんを担ぎ出し、最初は『叩き上げで庶民派のパンケーキ首相』という触れ込みで有権者の支持を集めました。しかし、コロナ禍で指導力を発揮できず、菅さんの支持率低迷に歯止めはかかっていません。この危機を救う自民党の“スター”は、少なくとも今のところは見当たらないのです。総選挙のことだけを考えれば、菅さんより岸田さんの方がマシというお寒い状況です」(同・代議士)

デイリー新潮取材班

2021年8月29日 掲載

新潮社

6960チバQ:2021/08/29(日) 09:47:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/6967d2234369e75f332a7ddaf6decd5c46eb85bb
自民党総裁選、首相再選のシナリオ崩壊へ 進次郎氏、首相に檄も…石破氏は出馬に色気 二階派は異論噴出に動揺
8/28(土) 16:56配信

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夕刊フジ
菅首相は、自民党支持層の「菅離れ」に直面している

 自民党総裁選(9月17日告示、29日投開票)をめぐり、菅義偉首相を支えてきた主要派閥の統率が乱れている。新型コロナウイルス対策への不満などから、菅内閣の支持率は一部の世論調査で30%以下の「危険水域」に突入。最大勢力の細田派(96人)と第2派閥の麻生派(53人)では意見集約が難航し、「首相支持」を明言した二階俊博幹事長率いる二階派(47人)でも異論が噴出している。首相再選のシナリオは崩壊しつつある。

【表でみる】次の首相にふさわしいのは

 「菅首相には『降ろすなら、降ろせ』と、戦う姿勢をもって挑んでもらいたい。首相自身の言葉で戦いきってもらいたい」

 小泉進次郎環境相は27日の記者会見でこう語ったが、現状を正確に理解しているとは思えない。

 菅首相の地元・横浜市の市長選(22日投開票)は、「菅政権の信任投票」という側面もあっただけに、全面支援した候補が惨敗した真実は極めて深刻だ。

 昨年9月の総裁選では、二階氏の号令で「菅支持」で結束した二階派も、26日の同派会合では異論が飛び交った。

 あるベテラン議員は「地元は『菅政権ではダメだ!』と言っている。派閥で縛るべきではない」と声を張り上げた。

 閣僚経験者は「派閥政治で首相の再選を決めれば衆院選は大惨敗する」と危機感を示し、別の議員も「細田派と麻生派は派閥単位で対応を決めないという情報がある。様子を見るべきだ」と訴えた。

 衆院選が間近に迫るなか、細田派や麻生派の中堅・若手から「選挙の顔」として首相への不安が表面化している。

 こうしたなか、石破茂元幹事長は27日、多くの出馬要請があるとしたうえで、「現時点でまったくの白紙だ。まだ時間がある。出るとも出ないとも決めていない」と鳥取市で記者団に語り、色気をにじませた。

 安倍、麻生政権下で、党内から左派野党のような批判を繰り返し、「後ろから鉄砲」を撃ちまくっていた石破氏だけに、出馬となれば「石破包囲網」が構築される可能性もある。

6961チバQ:2021/08/29(日) 12:21:41

6977: チバQ :2021/08/28(土) 23:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/648cb404ad4b112739f54a87a4c16d3ac82b76fc
自民ベテラン「首相の首をすげ替えないと」 世論調査、支持率最低
8/28(土) 23:07配信

毎日新聞
自民党本部=東京都千代田区で、曽根田和久撮影

 毎日新聞の28日の世論調査で、内閣支持率が過去最低の26%に落ち込んだことで、政府・与党は「危険水域に入った」と危機感を強めている。次期衆院選が迫る中、自民党内で「菅離れ」が進み、9月29日投開票の党総裁選の情勢が流動化する可能性もある。


 自民の野田聖子幹事長代行は28日、支持率低下について「新型コロナウイルスのデルタ株への国民の不安を払拭(ふっしょく)できていないことが大きく、謙虚に受け止めたい。コロナ対策と発信を強力に進めなければならない」と語った。公明党の山口那津男代表は「『政府・与党がしっかりしろ』という厳しい指摘だ。的確に医療サービスが行き届いていない。やれることは全てやらなければならない」と述べた。

 支持率26%は、第2次安倍政権で最低だった2017年7月と並ぶ数値だ。この時は「森友・加計学園問題」への批判が高まり、自民は直前の東京都議選で歴史的な大敗を喫した。官邸幹部は「この時と同じということは、最も懸念する岩盤支持層の崩壊にはなっていない」と強調する。

 菅義偉首相はワクチン接種を進めて新型コロナの感染状況を好転させ、政権浮揚につなげたい考えだ。総裁選の論戦で政権のコロナ対策に理解を得たい思惑もある。

 だが、自民党支持層の内閣支持率は61%にとどまり、7月の前回調査の69%から8ポイントも減少。党内でも首相や政権への不満が高まっている。立候補を表明した岸田文雄前政調会長が率いる岸田派の中堅は「ここまで来るとワクチンだけでは評価されない。首相で衆院選は大丈夫かという声はますます増える」と語る。党ベテランは「首相の首をすげ替えないといけないのではないか」と指摘。別の党関係者は「もう何をやってもしょうがない状況になってきた」と漏らし、閣僚経験者も「最悪のコースをたどっている」と語るなど厳しい声が相次ぐ。

 首相への批判が高まり、総裁選の行方は急速に不透明になっている。党重鎮は「党勢回復のためには、きちんと総裁選をしなければいけない」と述べ、二階派議員は「総裁選を追い風にしないといけない」と話す。だが「支持率はここが底なのかは、まだわからない」と不安視する意見は根強く、「党の顔が変わっても、中身が変わらないと意味がない」との見方もある。若手の一人は「この悪い雰囲気が収まるのか、どうしようもない所まで行き着くのかだ」と情勢を慎重に見極めている。

 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は取材に「政権の無為無策のコロナ対応を国民が評価しないのは当然だ。一日も早く臨時国会を開き、補正予算も組んで国民の生活を守らなければならない」と訴えた。共産党の小池晃書記局長は「菅政権に圧倒的な不信任が突きつけられており、政権は真剣に受け止めるべきだ」と強調した。だが、野党各党の支持率の大幅な上昇は見られない。野党幹部は「そんなに甘くはない。野党の支持率が上がっているわけではなく、野党共闘の姿を一刻も早く国民に見せる責任がある」と述べた。【田中裕之、加藤明子、野間口陽】

6962チバQ:2021/08/29(日) 14:35:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae123a7135032dbe161bf07740e86fe47a2c635f
出るの? 出ないの? 煮え切らない石破氏の「二つの壁」
8/29(日) 11:00配信

西日本新聞
石破茂氏

 9月29日投開票の自民党総裁選に向け、過去4度戦っている石破茂元幹事長が態度を明確にしていない。昨年の総裁選で大敗し、自らが率いる石破派はメンバーが減り、国会議員の支持拡大も見通せない。今回は我慢の不出馬との見方が根強いが、石破氏は「白紙」として出馬を排除していない。遠のいた宰相の座をたぐり寄せる戦略をどう描くか、注目される。


 「自分がどうすべきかよく考えなければいけない。うそやまやかしのない政治をやる」。石破氏は28日、地元・鳥取県で開かれた会合で、新型コロナウイルス対策の臨時国会が開かれない場合、総裁選への対応を検討することをにじませた。これまで菅義偉首相の下で衆院選を戦うこと「やむなし」としていた石破氏だが、総裁選の日程が決定した直後から柔軟な姿勢を見せている。

 ただ、立候補の準備をしているそぶりも見せていない。煮え切らない態度は、乗り越えなければならない二つの壁があるからだ。

 派閥幹部の慎重論を押し切り、出馬した昨年9月の総裁選では最下位に沈んだ。責任を取り、石破氏は会長を辞任。派閥を離れる議員が相次ぎ、自派だけでは立候補に必要な「推薦人20人」に届かない17人。最側近だった鴨下一郎元環境相が引退を表明するなか、「いま総裁選をやる熱はない」(中堅議員)と擁立論は高まっていない。

 国会議員の支持拡大も一向に見えない。前回の議員票はわずか26票。石破派が“次”を見据えて、他派閥に支援を働きかけても「無理」(中堅)という冷たい反応ばかり。今回は先に立候補を表明した岸田文雄前政調会長が、菅首相との対立軸をアピールする。仮に石破氏が出馬しても、どこまで支持が広がるかは見通せない。石破氏は周囲に「推薦人が集まっても、今の自民党では私の意見に納得しないだろう」と悩みを打ち明ける。

 とはいえ、世論調査では次の首相候補として依然高い人気を誇る。自民党関係者は石破氏の態度について「『菅首相じゃ戦えない』という若手の待望論を待っているのではないか」と分析する。

 一方、石破氏の出馬に否定的な石破派議員は「反主流派は常に党内結束の道具になり、悲哀があった」とし、総裁選後をこう描く。「今回立たなければ、非主流派が交代するかもしれない」

 (井崎圭)

6963とはずがたり:2021/08/29(日) 17:24:59
>>6962
>石破氏の出馬に否定的な石破派議員は「反主流派は常に党内結束の道具になり、悲哀があった」とし、総裁選後をこう描く。「今回立たなければ、非主流派が交代するかもしれない」
岸田派を非主流派にして自分らは菅体制主流派入りを目指してる様だけど安倍ちゃんに嫌われてるからなあ。

6964とはずがたり:2021/08/30(月) 01:11:33
時事と共同で随分ニュアンスが違うが。。

閣僚や地元神奈川と色々障壁はあるし,こんな時に引き継ぐのは不利な役回りではある

菅首相の再選支持、明言せず=河野担当相・自民党総裁選
時事通信社2021年8月29日 10:46
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_2021082900154/

河野太郎規制改革担当相は29日のフジテレビ番組で、9月の自民党総裁選で菅義偉首相の再選を支持するか問われ、「今はワクチン接種(の調整)を閣僚としてやっているから、まず自分の仕事をしっかりやりたい」と明言を避けた。

河野太郎氏、自民党総裁選で菅首相再選支持を示唆 自身の出馬は語らず
https://www.nikkansports.com/general/news/202108290000332.html
[2021年8月29日11時38分]

河野太郎行政改革担当相は29日のフジテレビ番組で、菅義偉首相の政権実績に触れて、自民党総裁再選を支持する考えを示唆した。「首相のリーダーシップで進んだことが評価されず非常に残念だ。われわれも発信を強化しなければならない」と述べた。

実績として、新型コロナウイルスワクチンの接種加速化、温室効果ガスの2050年実質的排出ゼロ目標設定などを強調。「菅首相だからこそできた。評価につながらないのは、じくじたる思いだ」と語った。

自身の出馬についても問われたが「今は閣僚として自分の仕事をしっかりやりたい」と述べるにとどめた。(共同)

6965とはずがたり:2021/08/30(月) 11:36:16

こわいw

田崎史郎氏 二階幹事長の派閥「怖いっすよ」「入る奴拒まない、出る奴許さない」
8/25(水) 15:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ace581d902dbe0fafffeb3efc9f7a1ebf611222
デイリースポーツ

 政治ジャーナリスト田崎史郎氏が25日、TBS「ひるおび!」で自民党総裁選に向けた動きを解説した。

 番組では安倍晋三前首相や麻生太郎財務相でも派閥をまとめるには時間がかかるが、派閥を掌握する二階俊博幹事長は早くも菅義偉首相再選支持を切り出したことを伝えた。

 田崎氏は二階派について「派閥らしい派閥ですよ」と指摘し「二階さんがかつてこんなこと言われてたんですけど、入る奴は拒まない、出る奴は許さない」。

 司会の恵俊彰が「もの凄く怖いじゃないですか」と応じると、田崎氏は「怖いっすよ!」と返し「いいよいいよと入ったら、出れねえぞと。凄い世界ですね」と語っていた。

6966とはずがたり:2021/08/30(月) 11:51:55

さあここで政調会長の辞表叩き漬かられるかどうかがミスターゼロから脱却できるかどうかの分岐だぞw

菅首相、下村政調会長と会談 自民総裁選へ臆測
2021年08月30日11時45分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021083000412&g=pol

 菅義偉首相(72)は30日午前、自民党の下村博文政調会長(67)を首相官邸に呼び、10分余り会談した。下村氏は、首相が再選を目指す9月の党総裁選への出馬に意欲を示している。ただ、党内には現職党幹部の出馬を疑問視する声もあり、臆測を広げそうだ。

6967とはずがたり:2021/08/30(月) 12:34:17

自民党現職の金看板配られておいて死んでしまうとかアホやろ。

総裁選、菅首相支える二階派に異変「若手死んでしまう」
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASP8V6X8WP8VUTFK00N.html?iref=pc_rellink_05
楢崎貴司、野平悠一2021年8月27日 7時00分

 自民党総裁選の日程が9月17日告示、同29日投開票で確定し、岸田文雄前政調会長が立候補を表明した。党内では菅義偉首相への不満が高まっており、選挙戦の行方は見通せない。首相の無投票再選のシナリオが崩れた党執行部は、党内の動向に神経をとがらせる。

 波乱を予感させる一幕が菅政権の中核といえる二階派(47人)の会合であった。

 「聞いていない。きちんと議論して決めるべきだ」

 「国民からどう見られるか考えた方がいい」

 26日昼の二階派会合。派閥…

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残り:1027文字/全文:1250文字

6968チバQ:2021/08/30(月) 16:36:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/611eeaee37dfc1aa4e99118e923096254abd7046
河野氏、首相再選支持を明言せず…内閣支持率の低迷には「忸怩たるものがある」
8/30(月) 8:05配信

読売新聞オンライン
河野行政・規制改革相

 河野行政・規制改革相は29日のフジテレビの番組で、9月の自民党総裁選で菅首相の再選を支持するかどうかについて、「今はワクチン接種を閣僚としてやっているので、まず自分の仕事をしっかりとやりたい」と述べ、態度を明らかにしなかった。

 菅内閣の支持率が低迷していることに関しては、「首相のリーダーシップで進んでいるところが、なかなか評価されていないのは、正直忸怩(じくじ)たるものがある」と語った。

6969チバQ:2021/08/30(月) 16:38:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/87ff5a846a5abaef1a632da1e1c20e42749aa90b
菅総理“立候補か政調会長辞任か”下村氏に
8/30(月) 11:32配信

日本テレビ系(NNN)

Nippon News Network(NNN)

菅総理大臣は30日、自民党総裁選への立候補に意欲を示している下村政調会長を総理官邸に呼び会談しました。下村氏に対し、立候補するのか政調会長を辞任するのか決断を迫ったとみられます。

菅総理は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する新たな経済対策の策定を検討しています。

自民党幹部によりますと、菅総理は下村氏に対し、総裁選に立候補するならば政調会長として経済対策のとりまとめを任せる考えはないことを伝えたものとみられます。

政府関係者も「下村氏に総裁選に出るのか政調会長を辞任するのか直接、真意を確認するための会談だった。立候補するのであれば政調会長を続けさせるわけにはいかない」と話しています。

会談終了後、下村氏は何も語らずに官邸をあとにしました。

下村氏は近く立候補を正式に表明する予定でしたが、判断が注目されます。



https://news.yahoo.co.jp/articles/062f5c14e01075107cfbd33a76e5138ac5c4e751
自民・下村氏、総裁選出馬断念
8/30(月) 13:19配信

産経新聞
自民党の下村博文政調会長(沢田大典撮影)

菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)の総裁任期満了に伴う総裁選への出馬意欲を示していた自民党の下村博文政調会長は30日、出馬を断念する方針を固め、所属する細田派(清和政策研究会、96人)幹部に伝えた。複数の関係者が明らかにした。


下村氏は同日朝の都内での街頭演説でも総裁選について「準備している」と述べていた。関係者によると、その後に首相と官邸で会談し、出馬断念か政調会長辞任を迫られ、翻意したという。

6970チバQ:2021/08/30(月) 17:38:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7315e4b85f802ca1cf9461487846e478b144396
「これは二階政局だ」岸田氏発言に自民党関係者 「火中の栗を拾おうと思う政治家はいない」の声も〈AERA〉
8/30(月) 11:59配信

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AERA dot.
昨年の自民党総裁選で、壇上に並ぶ岸田文雄政調会長(左、当時)と菅義偉官房長官(当時)/2020年9月14日、東京都港区(c)朝日新聞社

 自民党総裁選は実質、菅首相と岸田氏の一騎打ちになる見通しだ。だが、党内からこの総裁選は「二階政局だ」と指摘する声が漏れてくる。AERA 9月6日号から。

【写真】総選挙まで勢いは続く?注目の人といえば…

*  *  *
「あんなに地味で何をしたいか分からない人が、現総理と比べるとまだ良く見えるんだよな。本人は実直でいい人だよ。だけど実績と知名度が決定的にない。オーラがないとでも言うのかな。新幹線に乗っていても、誰もあの人が政治家だと気がつかない。派閥の領袖なんだよ」

 テレビに映し出される映像を見ながら、ある自民党幹部はそう皮肉たっぷりに訝った。

■岸田氏が不文律を破る

 8月26日、昨年に自民党総裁の座を菅義偉首相(72)と争った岸田文雄・前政調会長(64)が、任期満了に伴う総裁選挙への出馬を表明。無投票再選を画策していた菅陣営は戦略を変更せざるを得なくなった。総裁選には岸田氏の他に、高市早苗・前総務相(60)、下村博文・現政調会長(67)らも出馬をにおわせているが、事実上、菅首相と岸田氏の一騎打ち。告示は9月17日、投開票は29日と決まった。

 しかし、現時点では岸田氏を推す声は少数派だ。自民党関係者の一人は、党内第5派閥に甘んじる岸田氏では、出馬に必要な20人の推薦人は確保できても、全国の党員票を含めたフルスペックでの選挙になるとはいえ、当選は厳しいとみる。それに、岸田氏は会見で絶対に犯してはならない不文律を破ってしまったという。

「岸田さんは党役員の任期を『1期1年、連続3期までにする』と明言した。それは新総裁になったら、二階(俊博)幹事長(82)の続投はないと明言したに等しい。今の党内政治を回しているのは菅さんでも、岸田さんでもない。言い換えれば、これは『二階政局』なんですよ」

■総選挙は負け方の問題

 この岸田氏の挑発は、二階氏と対峙し、党内に隠然たる力を持つ安倍晋三前首相(66)と麻生太郎副総理兼財務相(80)を意識して、秋波を送ったものと言われている。ただ両氏は現段階では菅氏の続投を表向きは支持。岸田氏の狙いは、コロナ終息の道筋を示すどころか、感染爆発と医療崩壊を招いた党内の「菅批判票」だ。

6971チバQ:2021/08/30(月) 17:38:27
 自民党総裁の最大の責務は「選挙の顔」だ。ただ菅首相は、直近の横浜市長選はおろか、今年に入って行われた補欠選挙、再選挙など主だった選挙に惨敗し続けている。そんな矢先、自民党に衝撃が走った。8月21、22日に自民党が秘密裏に行った衆院選の全国調査で、現有276議席から最大「60議席」を失い、単独過半数(233議席)を大きく割り込むという結果が出たのだ。安倍人気にあやかって当選した若手は惨敗必至。岸田氏は、日々高まる党内の菅首相批判の受け皿になれるのか。

 ただ菅陣営も黙ってはいない。岸田人気が高まればある奇策に打って出る可能性がある。それが、総裁選前の解散だ。自民党国対関係者は、菅首相がパラリンピック閉幕直後の臨時国会の召集に向けた準備を始めていると明かす。

「野党の求めに応じ、総裁選よりもコロナ対策だと言って臨時国会を召集。1週間の駆け足で補正予算を組む。国会さえ開いてしまえば、いつでも解散を打てるので、本当に解散カードを切るかどうかは別にして、岸田氏への十分な牽制になるという戦略でしょう」

 ただし、このタイミングでの補正予算には財務省は否定的だ。事務方のトップである矢野康治・財務次官は徹底した財政健全派だ。いずれにしても、総裁選挙は、自民党というコップの中の権力争いでしかなく、それによって確実に政治空白が生まれる。前出の自民党幹部はこう漏らす。

「前回の衆院選が勝ちすぎた。今回は新総裁が誰になっても負け戦。あとは負け方の問題。この感染爆発は誰の手にも負えない。政治家生命をかけて火中の栗を拾おうと本気で思う政治家はいませんよ」

(編集部・中原一歩)

※AERA 2021年9月6日号

6972チバQ:2021/08/30(月) 21:18:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/29f87ed8f8933e348585b3760a1aafe48a5b3cf8
総裁選、安倍氏への接近が活発に 首相周辺はうらみ節も
8/30(月) 20:38配信

朝日新聞デジタル
参拝を終え、靖国神社を後にする安倍晋三前首相=2021年8月15日午前10時45分、東京都千代田区、藤原伸雄撮影

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選をめぐり、安倍晋三前首相の動向が焦点となっている。先に首相の再選支持を表明した安倍氏だが、最近は表だった動きを見せずに静観の構えだ。立候補予定者からは秋波が相次ぎ、首相周辺は警戒している。


 総裁選への立候補を表明している岸田文雄前政調会長は30日、安倍氏の事務所を訪れ、約10分間面会した。関係者によると、安倍氏は岸田氏が26日に開いた出馬会見に触れ、「評判いいね」と語り、エールを送ったという。

 岸田氏は、昨秋の総裁選に引き続き、安倍氏の支援に期待を寄せる。安倍氏の意向は、出身の党内最大派閥である細田派だけではなく、党内第2派閥の麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相のほか、党内の保守系議員にも大きな影響を与えるためだ。

 出馬会見で岸田氏は、党改革案として、党役員の任期を「1期1年、連続3期まで」と提唱。安倍、麻生両氏とのすきま風がささやかれる二階俊博幹事長の幹事長「続投」を事実上否定した。さらに、岸田氏が一度は「前向きに議論をすべき課題」と述べた選択的夫婦別姓制度については、「引き続き議論しなければいけない」と述べるにとどめ、制度導入に慎重な安倍氏への配慮が透けた。

 安倍氏との面会では憲法改正にも意欲を示したといい、安倍氏への「接近」が鮮明になっている。

 安倍氏に秋波を送るのは、立候補に意欲を示す高市早苗前総務相も同じだ。

 高市氏は26日、記者団に「立候補したいと思ったのは安倍内閣のやり残した案件がいくつもあるからだ」と強調。自身の経済政策を「ニュー・アベノミクス」と説明し、安倍政権の政策の継承・発展を訴える。

 高市氏は無派閥とはいえ、保守系議員として安倍氏とはもともと近い関係にある。最近でも電話などでやりとりを続けており、立候補に必要な「推薦人20人」に向けて保守人脈などを頼りに動き始めている。

 ただ安倍氏は周囲に、「人間として菅さんを支持する」と語っており、官房長官として自身の政権を長く支えた首相の再選支持の態度を崩していない。

 一方、党内では岸田、高市両氏の活発な動きを安倍氏が「黙認」しているとの見方も強まっている。そうした安倍氏の姿勢に、首相周辺からは「裏切りだ」との声も出始めている。(笹井継夫、山下龍一、岡村夏樹)

朝日新聞社

6973とはずがたり:2021/08/30(月) 22:43:42
岸信夫・防衛相「歩行に支障」の健康問題浮上 よぎる兄のトラウマ
8/30(月) 7:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d424566b1a4ccd13d871c42e5f4ccdc47ce0150d
NEWSポストセブン

 アフガニスタンへの自衛隊機派遣、豪雨被害の災害出動と激務の自衛隊だが、そのさなかに指揮を執る岸信夫・防衛相(62)の健康不安説が流れている。

「体調が非常に悪いらしい。兄の安倍晋三・前首相が退陣したときのように深刻なのではないか」

 複数の防衛省関係者から同じ情報を得た『週刊ポスト』は岸氏を追跡し、体調異変の現場を目撃した。

 8月10日、18時過ぎに公用車で防衛省を出た岸氏は都内の鍼灸院へ。車を降りると、膝をかがめ、お腹をかばうように前屈みになってよたよた歩き出した。車のトランクに手をついて体を支える場面もあった。何かあれば支えられるように、SPが心配顔で後ろをついていく。相当重症のようだ。8月13日、靖国神社を参拝したときは、岸氏は右手で杖をついていた。

 そして8月20日の金曜日。岸氏は防衛省から帰宅後、長男で秘書官を務める信千世氏(元フジテレビ記者)とともに右手で杖をつき、右足を引きずるように自宅の周囲を15分ほど歩いた。リハビリのようにも見えた。

 岸氏が歩行に支障をきたしているのは間違いないが、防衛省は何も公表していない。国家安全保障に詳しい松村昌廣・桃山学院大学法学部教授はこう指摘する。

「防衛大臣の健康問題は国の安全保障にかかわる問題です。統治の観点で見れば、総理大臣が防衛大臣の健康問題をチェックしなければなりません。結果、不安があれば、交代させるなりの措置を取るべきでしょう」

 改めて岸事務所に取材すると、こう回答した。

「足の調子が悪く、医師と相談し、念のため杖をついています。職務に影響はございません」

 政治家の健康不安は政治生命に関わるだけに隠したがるものだが、明らかな症状が出ているなら公表したほうが憶測を呼ばずに済む。兄弟で悲劇を繰り返してはならない。

※週刊ポスト2021年9月10日号

6974とはずがたり:2021/08/30(月) 22:47:16

【独自】稲田朋美氏が自民党総裁選不出馬と明言 「菅内閣で国民の審判を受けるべき」
上田耕司2021.8.30 16:00dot.#稲田朋美#自民党総裁選#菅内閣
https://dot.asahi.com/dot/2021083000014.html?page=1

 自民党総裁選(9月17日告示、29日投開票)で再選を目指す菅義偉首相。それに対して「ポスト菅」として前政調会長の岸田文雄氏が出馬表明した。ほかかにも、前総務相の高市早苗氏や政調会長の下村博文氏なども出馬に意欲を示している状態だ。行革相や政調会長、防衛相を務めた稲田朋美衆院議員の目には今回の総裁選はどのように映っているのだろうか。本人に聞いた。
*  *  *
 解散・総選挙の風向きにも影響を与える総裁選の行方。今回は、前回の「簡易型」とは違い、国会議員だけでなく、全国の党員・党友も投票に参加する。日程が決まる前から連日、総裁選関連のニュースが世間を賑わせていた。

「総裁選についての大量の報道を見ていると、党内がすごくざわついている感じを受けます。こういう時はあまりガタガタしない方がいいんじゃないかな、と私は思いますね。自民党が政権を失った2009年、麻生内閣の末期も内閣支持率が低迷し、党内はガタガタしました。焦ると、かえって良い結果は得られないんじゃないかと思っています」

菅首相は今回の総裁選で再選を目指す意向を示しているが、党内からは「菅氏では総選挙は戦えない」という声も漏れる。7月の東京都議選で予想外に苦戦、8月22日に投開票だった横浜市長選では菅首相が推した候補が敗北。地方選挙では連敗続きで、新型コロナウィルスの感染拡大も止まらず、党内では若手、中堅を中心に「菅離れ」が起きている。

 稲田氏は、菅内閣の1年をどのように評価しているのか。

「この1年、菅さんのどこがどう悪かったのか、聞かれても、そう明確に答えられないと思うんですね。コロナの感染拡大が止められなかったのは、菅さんだけの責任なのかというとそうではない。今、誰が総理をやっても難しい局面なんですよ。昨年9月の総裁選では、自民党の主要な派閥を含め、議員のみなさんが菅さんにやってもらいたいと考えて総裁を託した。それをわずか1年で支持率が落ちたからといって、衆院選挙前に選挙戦を有利に運ぼうと総理を変える。その考え方がおかしいと思います。ここで目新しくするよりも、菅内閣で国民の審判を受けるべきではないでしょうか」

6975とはずがたり:2021/08/30(月) 23:12:39

「選挙の顔、務まらない」 渦巻く「菅離れ」若手・中堅が不安視
https://nordot.app/804098457632129024
2021/8/28 06:17 (JST)8/28 15:17 (JST)updated
c株式会社西日本新聞社

菅首相=27日午前、首相官邸
自民党総裁選を巡り、各派閥の結束が揺らぎだしている。菅義偉首相の再選支持の立場を示す派閥領袖(りょうしゅう)に対し、党内の若手・中堅を中心に「首相では衆院選を戦えない」と不安視する声が渦巻いているからだ。党内7派閥のうち、5派閥が雪崩を打って首相支持に回った昨秋の総裁選から様相は一変。各派閥は情勢を見極めながら慎重に態度を決定することになりそうだ。

「菅はだめだ」「(首相支持を)派閥が強制はできない。俺は強制されない」

6976チバQ:2021/08/30(月) 23:47:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/06b8f23453fc43d2685b371d72f201c84a4c9f78
出馬「白紙」石破氏の動向、他陣営警戒
8/30(月) 20:31配信


産経新聞
石破派「水月会」のセミナーで講演する、自民党の石破茂氏=7月8日、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

自民党総裁選(9月17日告示、29日投開票)をめぐり、石破茂元幹事長の動向に関心が高まっている。「次の首相」候補として根強い人気を誇るだけに、出馬に踏み切れば情勢を一変させる可能性があり、立候補を表明している菅義偉(すが・よしひで)首相(党総裁)や岸田文雄前政調会長は警戒感を強めている。また、石破氏とは長年の政敵関係で、党内に強い影響力を持つ安倍晋三前首相の対応も焦点となりそうだ。


石破氏は8月30日、総裁選への対応について「白紙」と記者団をけむに巻きつつ、「世論調査の数字が悪いから(首相を)代えるということは慎むべきだ」と述べ、衆院選を目前に浮足立つ党内を牽制(けんせい)した。

周囲には出馬を促す声もあるが、言質を与えていない。石破氏を支える石破派(水月会、17人)も早期の出馬表明には否定的だ。国会議員の支持基盤がいまだ脆弱(ぜいじゃく)な上、総裁選の構図が流動的なためだ。派中堅は「出るにしても慎重に話し合ってからだ」と語る。

菅陣営は石破氏の動きに神経をとがらせている。昨年の前回総裁選では国会議員の支持が広がらなかった石破氏を退けたものの、国民からの人気は健在だからだ。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が21、22両日に実施した合同世論調査で、次の首相にふさわしい政治家を尋ねたところ、15・5%を獲得した石破氏は2位。2・5%で7位に沈んだ首相は大差をつけられた。

石破氏が出馬すれば、党員・党友票を獲得するための戦略の再考を迫られかねない。ただ、首相側には「新型コロナウイルス対策で大変な状況の中、石破氏があえて火中の栗を拾うだろうか」(政府関係者)と立候補を疑問視する声もある。

岸田氏は29日、記者団から石破氏について問われると、「私は立候補を表明している。しっかりと思いを訴え続けていく」と述べるにとどめた。石破氏とは石原伸晃元幹事長、中谷元・元防衛相も入れた「四季の会」を結成している。4氏とも昭和32年生まれで、定期的にそれぞれの誕生日を祝う間柄だったが、新型コロナ禍で昨年7月以降は集まることもなくなっている。

石破氏の動きに岸田氏は平静を装うが、陣営は焦りの色を濃くしている。首相との一騎打ちであれば「反・菅票」の上積みが見込めるが、石破氏の参入で分散する恐れがあるためだ。石破氏は地方での知名度が高いことから、頼みの党員・党友票で後れを取る事態も懸念している。

両陣営と同様、石破氏の動向を注視しているのが安倍氏だ。首相再選を支持する構えで、党内の選挙基盤が弱い3回生らが石破氏になびくことを警戒している。

安倍氏に近い議員は石破氏が出馬した場合の対抗措置として「女性初の首相候補として売り出せる高市早苗前総務相を出馬させ、党員・党友票を分散させる考えはありうる」と話す。安倍氏の出身派閥である細田派(清和政策研究会、96人)内では石破氏に勝てる数少ない候補として、安倍氏の出馬待望論も根強い。(奥原慎平)

6977チバQ:2021/08/30(月) 23:47:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/abb2486ee4cff474eca3d0c9055a2718736c0cdb
下村氏、総裁選出馬を断念 首相と会談後一転、政調会長続投を希望
8/30(月) 19:58配信

毎日新聞
自民党の下村博文政調会長

 自民党の下村博文政調会長(67)=細田派=は30日、菅義偉首相(72)=無派閥=の任期満了に伴う党総裁選への出馬を見送る意向を表明した。党本部で記者団に「政調会長をしながら総裁選の準備をするのは、人としてできないと判断した」と説明した。

 首相は同日、下村氏と首相官邸で会談。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた追加経済対策の準備を指示する一方、総裁選に出馬する場合はその作業を任せられないという考えを伝えた。下村氏は政調会長続投を希望し、総裁選には出馬しない意向を派閥関係者らに伝えた。下村氏は「党の政策責任者としての責任を放棄することになり、まさに私利私欲と映ってしまう。職務に専念して国民の期待に応えたい」と述べた。

 自民党の政策責任者として首相を支える立場にある下村氏に対しては、党内から「出馬すれば組織がガタガタになっているという印象を与えかねない」(党所属の衆院議員)との声も上がっていた。細田派に強い影響力を持っている安倍晋三前首相も下村氏の出馬に後ろ向きだった。【遠藤修平】

6978とはずがたり:2021/08/31(火) 00:06:29

二階劇場で無双して下村をあっさりとひねり潰して最後は二階幹事長に続投も拘らずと云う事で一気に菅再選を決めに来てる。
アガサ・クリスティのそして誰もいなくなったばりのサスペンス仕立て。最後読者は,えっ交替決まってた二階さん高笑いしとるやんってどんでん返し喰らう訳だw
だいたい選対委員長が引退して幹事長まで交代させてどうやって選挙戦うねん。
ただまあ選挙向けに幹事長は形だけでも変えて若手とか抜擢する可能性もあるのかな。今回選挙区調整難しいから荷が重そうだけど。。二階が選対委員長兼総務局長兼副総裁兼任で睨み利かせるかもw

自民二階幹事長、岸田氏の党改革案に不快感
https://nordot.app/804963995762081792?c=39550187727945729
2021/8/30 15:39 (JST)8/30 15:55 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 自民党の二階俊博幹事長は30日、共同通信のインタビューで、総裁選出馬を表明した岸田文雄前政調会長による「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期まで」との党改革案に不快感を示した。「失敬だ」と述べた。

自民二階幹事長、首相の総裁再選重ねて支持
2021/8/30 15:47 (JST)8/30 16:05 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/804966127993569280

 自民党の二階幹事長はインタビューで、菅首相の総裁再選支持を重ねて表明した。「現在の困難な状況で、首相として日々真剣に取り組んでいる。引き続き担うことが党のために大変良い」と述べた。

下村政調会長“自民党総裁選”立候補を断念
8/30(月) 12:47配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b61b58a24fef47e31dca0c8acd5bc7f2433e7c4f
日本テレビ系(NNN)
Nippon News Network(NNN)

自民党の総裁選への立候補に意欲を示している下村政調会長が、立候補を断念したことが分かりました。

菅総理大臣は30日朝に下村政調会長と会談し、新型コロナウイルス対策のための新たな経済対策をめぐり、総裁選に立候補するならば政調会長として任せる考えはないことを伝え、立候補するか政調会長を辞任するか決断を迫りました。

自民党幹部によりますと、下村氏は、自らが所属する派閥の幹部に「経済対策を政調会長としてしっかりやれと総理から言われた。経済対策をしっかりやりたい」として、総裁選への立候補を断念する考えを伝えたということです。

また、別の幹部によりますと、下村氏は、安倍前総理と会談し立候補を断念する考えを伝えました。

菅政権、二階幹事長の交代など刷新検討
2021/8/30 22:13 (JST)8/30 22:40 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/805063195023966208?c=49404987701575680

 菅政権が二階俊博自民党幹事長の交代を含めた衆院選前の党役員刷新を検討していることが分かった。複数の関係者が30日、明らかにした。

6979チバQ:2021/08/31(火) 10:18:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d413538448be5344bde3fcecd81ec197891ce06
菅首相強気、下村氏抑え込む 苦戦予想で巻き返し 自民総裁選
8/31(火) 7:27配信

時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=30日午前、東京・永田町

 9月の自民党総裁選をめぐり、下村博文政調会長(67)は30日、立候補を断念した。


 人事権を握る菅義偉首相(72)が、出馬するなら政調会長を辞任するよう事実上迫り、抑え込んだ格好だ。総裁選で苦戦も予想される中、強気で巻き返しを図る首相の姿勢が鮮明になった。

 「政調会長が出馬するなら、経済対策の取りまとめをお願いすることにはならない」。首相は30日、下村氏を首相官邸に呼んでこう通告。下村氏はこの後、記者団に「今の職務に専念する」と表明せざるを得なかった。

 党内では、地元の横浜市長選すら大敗した首相に対し、中堅・若手を中心に「菅首相のままでは衆院選を戦えない」との声が広がる。各派は首相支持をにじませながらも様子見の構えで、派閥として態度決定したのは石原派だけだ。

 首相は30日、二階俊博幹事長とも官邸で会い、経済対策の策定を指示した。新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中、かねて必要性は指摘されていたが、このタイミングでの打ち出しには、総裁選と衆院選に勝ち抜く決意を党内外にアピールする思惑が透ける。

 一方、いち早く出馬表明した岸田文雄前政調会長(64)は、最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相、第2派閥・麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と相次ぎ面会。安倍、麻生両氏は「頑張れ」と激励した。安倍氏はまた、党役員の任期制限を掲げた岸田氏の記者会見について「評判いいね」と語ったという。

 世論調査で人気の高い石破茂元幹事長(64)は記者団に対し、臨時国会を召集してコロナ対策を議論すべきだと改めて主張。自身の出馬については、地元から期待が出ていると紹介しつつ、「全くの白紙だ」と述べた。

6980チバQ:2021/08/31(火) 10:19:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4c7666ed185608e76808c77cf8c5ac17078f25e
首相、幹事長ら党役員の刷新検討 二階氏も容認「遠慮せずに」
8/31(火) 0:05配信

産経新聞
(左から)菅義偉首相、二階俊博幹事長=25日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)は、二階俊博幹事長ら9月で任期が切れる党役員を刷新する方向で検討に入った。二階氏も幹事長交代を容認している。複数の党関係者が30日、明らかにした。首相は二階氏を政権運営の後ろ盾として重用してきたが、5年以上にわたって幹事長を務める二階氏には、党内で若手を中心に交代を求める声が強まっている。総裁選(9月17日告示、29日投開票)で再選を期すには、幹事長交代が不可避と判断したとみられる。

首相は8月30日午後、官邸で二階氏と約30分間会談した。首相は追加経済対策の検討を指示する一方で、幹事長交代を検討していることも伝えた。これに二階氏は「自分に遠慮せずに人事をやってほしい」と応じたという。

総裁選への出馬を表明している岸田文雄前政調会長は30日、国会内で安倍晋三前首相、麻生太郎副総理兼財務相と相次ぎ会談し、支援を要請した。安倍氏は党内最大派閥の細田派(清和政策研究会、96人)に影響力を持ち、麻生氏は第2派閥の麻生派(志公会、53人)を率いる。安倍、麻生両氏は岸田氏にエールを送ったというが、いずれも首相の再選を支持するとみられている。

一方、政府・与党は野党が求めている総裁選前の臨時国会の召集を見送る方針を固めた。臨時国会を開催するかを見極めた上で総裁選の対応を判断するとしていた石破茂元幹事長は30日、記者団に「白紙だ。国会本来の役割を忘れてはいけない」と述べるにとどめ、出馬の有無に関しては明言を避けた。

立候補に意欲を示していた下村博文政調会長は30日、出馬断念を表明した。これに先立ち下村氏は首相と官邸で会談。下村氏によると、首相は追加経済対策の検討を指示し、下村氏が出馬する場合は政調会長を辞任する必要があるとの認識を示したという。

6981とはずがたり:2021/08/31(火) 11:50:40
岸田の決死の党改革案も二階のあっさり交替容認でなんのアピールにもならなくなったぞw

安倍前首相と麻生氏、二階氏に対する「苦々しい思い」…秋波送る岸田氏を激励
8/31(火) 11:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/235bc2010f45a37079236e80583fa51b51e2f93e
読売新聞オンライン

 自民党総裁選に出馬表明した岸田文雄・前政調会長は30日、安倍前首相と麻生副総理兼財務相と相次いで会談した。安倍、麻生両氏は菅首相の再選支持の立場を崩していないが、岸田氏との関係も良好だ。岸田氏は、安倍、麻生両氏と緊張関係にある二階幹事長を狙い撃ちする党改革案を打ち出し、2人に秋波を送る。

改憲姿勢

 「(総裁になれば)憲法改正をやります」

 安倍氏の事務所を訪れた岸田氏は、憲法改正を宿願とする安倍氏に、こう訴えた。岸田氏は約10分の会談の中で、党役員任期を「1期1年・連続3期」までとする党改革案も説明した。安倍氏は「記者会見の評判はいい。頑張って」と応じた。総裁選での具体的な対応の話は出なかった。

 その後の麻生氏との会談でも、党改革案が話題となった。岸田氏は「これから色々とあると思うので、ご指導ください」と伝え、麻生氏から激励された。

 岸田氏はこの日、党所属議員の事務所も訪ねて回り、出馬表明時に掲げた党改革案をアピールした。

 岸田氏の党改革案は、刷新を求める若手に加え、安倍、麻生両氏へのアピール材料にすることを狙ったと受け止められている。安倍、麻生両氏は、幹事長を5年以上務め、首相との密接さを誇示する二階氏に苦々しい思いを抱いているとされるためだ。

 岸田派は第5派閥で46人。岸田氏は、安倍氏が影響力を持つ出身派閥の細田派(96人)と、麻生氏が率いる麻生派(53人)の中堅・若手を取り込む戦略を描く。安倍、麻生両氏はともに「菅首相では衆院選を戦えない」との派内の声に苦慮している。岸田氏周辺は「安倍、麻生両氏との親密さを印象付ければ、若手を切り崩しやすくなる」と期待を込める。

 ただ、安倍、麻生両氏との接近には、岸田派内でも「岸田氏が二階氏とは別の重鎮に従うだけと映れば、改革イメージが薄れる」との懸念もくすぶる。

 首相側からは、岸田氏の改革の本気度や整合性を問う声も上がる。岸田氏は閣僚については、対外的な関係構築の必要があるとして「任期は考えるべきではない」と主張する。麻生氏は8年以上も財務相の座にある。政府高官は「権力の集中を問題視するなら、閣僚にも当てはめるべきだが、麻生氏には言えないのだろう」と指摘する。

二階氏不快感
 岸田氏の党改革案について、二階氏は30日、首相官邸で記者団に「岸田が言ったからどうしなきゃいかんて、そんなことない」と述べ、強い不快感を示した。

 一方、動向に注目が集まる石破茂・元幹事長は30日、国会内で記者団に、総裁選対応について「白紙だ」と繰り返した。役員任期制限に関しては「基準がよくわからない。長いから、すなわち駄目だということではない」と疑問を呈した。

6982とはずがたり:2021/08/31(火) 12:41:19

総裁選,昨日の一連ので終盤戦が終わってたらしいw

https://twitter.com/kokkai_kengaku/status/1432542399755030534
国会よもやま話
@kokkai_kengaku
[08/31 12:09]
自民党幹部は、菅首相が来週にも幹事長交代を含む党役員人事を行うとの見通しを示した
午後0:14 ・ 2021年8月31日・Twitter for iPhone

6983チバQ:2021/08/31(火) 17:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/13539a16f9bfdd74ac2c3949891cf1aaa8b7c3b9
首相、二階幹事長の交代など検討…党役員刷新で求心力の回復図る考え
8/31(火) 1:16配信

読売新聞オンライン
二階幹事長

 菅首相(自民党総裁)は30日、次期衆院選前に自民党の二階幹事長の交代を含む党役員人事を行う検討に入った。複数の政府関係者が明らかにした。党役員の任期は9月末に切れる。首相は党刷新に乗り出す姿勢を示すことで、求心力の回復を図りたい考えだ。


 首相は30日、首相官邸で二階氏と会談した。二階氏は周囲に首相が交代が必要と判断すれば、容認する意向を示しているという。首相は25日の記者会見では、衆院選前の党役員人事について「全く白紙だ」と述べていた。

 二階氏は、安倍内閣時代の2016年8月に幹事長に就任し、在任は5年以上にわたる。首相は、党をまとめ上げる二階氏の手腕を高く評価しているが、「強引な党運営や物議を醸す発言が目立つ」などと、若手を中心に二階氏の交代を求める声が広がっている。

 二階氏を巡っては、自民党総裁選に出馬表明した岸田文雄・前政調会長が、党役員任期を「1期1年・連続3期」までとする党改革案を打ち出し、党内で評価する声が出ていた。総裁選での首相再選を支持する立場の安倍前首相や麻生副総理兼財務相も二階氏の交代が必要だとの考えを持つとされる。

6984チバQ:2021/08/31(火) 18:49:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c16bb19ff7180f52d5c60806306fd101a36b5976
幹事長候補は総裁選断念した下村政調会長か? なりふり構わぬ岸田潰しの菅首相に”ドン引き”〈dot.〉
8/31(火) 18:01配信

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二階幹事長(右)の交代を決断したとされる菅首相(C)朝日新聞社

 9月17日にスタートする自民党の総裁選で“大波乱”があった。

 

【写真】二階幹事長が推すポスト菅の大穴はこちら

 菅義偉首相は8月31日、二階俊博幹事長の交代を含む自民党役員人事、内閣改造を9月上旬に断行すると“反撃”に出たのだ。

 菅首相に対して、岸田派の岸田文雄会長が出馬表明し、「自民党総裁以外の役員は1期1年、連続3期まで」と党革案を公約にかかげ、「二階外し」に打って出た。

 菅首相の支持率は3割を切る「危険水域」が定番化する中、岸田氏優勢の流れができつつあった。自民党閣僚経験者はこう語る。

「菅首相はやばいと思ったんでしょうね。一気に動いたな」

 菅首相は30日、二階俊博幹事長と首相官邸で面会。その後、二階氏は報道陣に「いまここにきて、急に誰だった?岸田が言ったからどうしなきゃいかんって、そんなことない」と改革案に不満をぶちまけていた。

 その後、菅首相が9月にも自民党役員人事を行うとわかり、二階氏の幹事長交代は確実となった。

 菅首相が昨年の総裁選で勝った最大の要因は、二階氏が真っ先に支持を表明し、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相がその流れに乗ったことだった。

「菅首相は今回、水面下で安倍氏や麻生氏に総裁選の支援を求めたがハッキリとは回答を得られていない。そこで二階氏を交代させて2人に近い人物を幹事長に据えて支援を得ようとの考えではないか。選対委員長も交代するようだ。10月の選挙は大変なことになる」(前出・自民党の閣僚経験者)

 幹事長の後任として名前があがっているのは、安倍氏、麻生氏と共に「3A」と呼ばれる甘利明元経産相。さらに30日に総裁選出馬断念を表明した下村博文政調会長だ。二階氏が首相官邸を訪れる数時間前、下村氏の姿は首相官邸にあった。夕方になって下村氏は総裁選出馬を断念し、政調会長を続けると表明した。

「下村氏は当初、政調会長を辞任してでも出馬したいと言っていた。推薦人20人も確保したが、『菅首相などから切り崩される』と名前は明かしていなかった。しかし、菅首相から官邸へ呼びだされ、『政調会長をやめるか、総裁選に出馬するのをやめるか、どっちだ』ときつく迫られた。最終的には、安倍前首相に相談し、断念を表明した。菅首相が続投となれば、それなりのポストを用意するというアメもあったんでしょうか。菅首相が上手だった」(自民党幹部)

 菅首相の動きに警戒感をあらわにしているのが、岸田氏の陣営だ。菅首相に対抗するかのように、安倍前首相と麻生太郎副総理兼財務相と相次いで会談して、支援を呼び掛けた。

「安倍前首相や麻生氏の支援を取り付けられないと勝てないと岸田氏は思い切った策に舵を切った。安倍前首相との会談は当初、8月31日の予定だった。岸田氏が頭を下げて、1日早まった。それだけ風雲急を告げているということ。昨年9月の総裁選では菅首相の支援にまわった安倍前首相や麻生氏が今回は早々に岸田氏との会談に応じたことで、岸田氏は脈ありとみている」(前出の自民党幹部)

 岸田氏は昨年の総裁選では、出遅れた感があった。岸田氏は、安倍前首相・麻生氏連合の後押しという構図を作ろうと急ピッチで動いているのだ。だが、その展開になるには、総裁選が実施されなければいけない。岸田派の国会議員はこう話す。

「8月30日に『9月7日に衆院解散』という情報が流れました。確認に走っていると、今度は『総裁選挙前の臨時国会の召集見送り』『二階氏の幹事長交代』という展開の早さに岸田氏も右往左往しています」

 二階外しには成功したが、岸田陣営は激しく揺さぶられているのだ。

「岸田氏の二階外しで菅首相はケンカを売られたようなものだ。幹事長交代を打診され、二階さんがOKしたというが、そんな単純な話ではない。二階さんが納得する取引があったと思う。二階さんには石破茂氏という手札もある。岸田派は総裁選に負け、総選挙になれば、報復も含め難題が持ち上がる可能性もある」

6985チバQ:2021/08/31(火) 18:50:08
 二階派の国会議員がこう自信ありげに指摘するのは選挙区調整だ。総選挙は衆院議員の任期満了となる10月21日前に実施するため、10月5日公示・17日投開票が有力視されている。岸田派は衆院山口3区に林芳正元農相が参院から鞍替えを表明。二階派の重鎮、河村建夫氏が現職だ。また、静岡5区は、岸田派の現職、吉川赳衆院議員が出馬する。だが前回の選挙では、無所属で二階派入りしている、細野豪志衆院議員が小選挙区で勝利している。どちらの選挙区もまだ、誰が自民党の公認候補となるか決まっていない。

「岸田氏は今回の総裁選が最後のチャンスでしょう。総選挙も控えているので、何があっても勝ち抜く覚悟だ」(前出の岸田派議員)

 一方、コロナ対策の失敗で国民の支持を失いつつある菅首相だが、総裁選の勝利に闘志を燃やしているという。

「自民党の政党支持率は野党がダメなこともさほど悪くない。総裁選で勝って自分の手で総選挙をやると燃えている。菅首相は昔から岸田氏とはソリが合わず、距離がある。絶対に岸田氏だけには負けたくないという思いがある。しかし菅総裁、下村もしくは甘利幹事長では50〜60議席ぐらい減らしそうだ。頼みの公明党も東京地検特捜部の捜査で動けないので与党にとって厳しい選挙になる」(官邸関係者)

 今後、安倍前首相と麻生氏が、どの候補を支援するか最大の注目だ。安倍前首相の出身派閥の清和会所属の国会議員がこういう。

「うちや麻生派の若手議員の多くは選挙基盤が盤石ではない。『菅首相で選挙は戦えない』という声が圧倒的な中で、簡単に総裁は決められない。ただ、菅首相がうちの下村氏を恫喝まがいに総裁選出馬を断念させた強引さに拒否反応を示す若手議員は多い」

 総裁選出馬の意向を示している高市早苗元総務相はまだ20人の推薦人を確保できていないとみられる。菅首相VS岸田氏の一騎打ちになるのだろうか?
(AERAdot.編集部 今西憲之)

6986チバQ:2021/08/31(火) 19:55:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d413538448be5344bde3fcecd81ec197891ce06
菅首相強気、下村氏抑え込む 苦戦予想で巻き返し 自民総裁選
8/31(火) 7:27配信

時事通信
首相官邸に入る菅義偉首相=30日午前、東京・永田町

 9月の自民党総裁選をめぐり、下村博文政調会長(67)は30日、立候補を断念した。



 人事権を握る菅義偉首相(72)が、出馬するなら政調会長を辞任するよう事実上迫り、抑え込んだ格好だ。総裁選で苦戦も予想される中、強気で巻き返しを図る首相の姿勢が鮮明になった。

 「政調会長が出馬するなら、経済対策の取りまとめをお願いすることにはならない」。首相は30日、下村氏を首相官邸に呼んでこう通告。下村氏はこの後、記者団に「今の職務に専念する」と表明せざるを得なかった。

 党内では、地元の横浜市長選すら大敗した首相に対し、中堅・若手を中心に「菅首相のままでは衆院選を戦えない」との声が広がる。各派は首相支持をにじませながらも様子見の構えで、派閥として態度決定したのは石原派だけだ。

 首相は30日、二階俊博幹事長とも官邸で会い、経済対策の策定を指示した。新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中、かねて必要性は指摘されていたが、このタイミングでの打ち出しには、総裁選と衆院選に勝ち抜く決意を党内外にアピールする思惑が透ける。

 一方、いち早く出馬表明した岸田文雄前政調会長(64)は、最大派閥・細田派出身の安倍晋三前首相、第2派閥・麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と相次ぎ面会。安倍、麻生両氏は「頑張れ」と激励した。安倍氏はまた、党役員の任期制限を掲げた岸田氏の記者会見について「評判いいね」と語ったという。

 世論調査で人気の高い石破茂元幹事長(64)は記者団に対し、臨時国会を召集してコロナ対策を議論すべきだと改めて主張。自身の出馬については、地元から期待が出ていると紹介しつつ、「全くの白紙だ」と述べた。

6987とはずがたり:2021/09/01(水) 10:32:19
二階を切って後任に岸田を据えて総裁選やらないという戦略が潰えての菅の解散しない表明追い込まれ,詰まり3A+岸田で主流派体制再構築に失敗か?

まあ批判されてるの菅そのものだしな。(勿論本質的に悪いのは3Aの方だけど,輿論其れに気付いているかどうか。。)

3Aが遺恨抱えてる広島が背後にいる岸田に乗り変える可能性あるのかねえ?

岸田氏「幹事長受けない」
来週の自民役員人事
https://nordot.app/805447808626393088?c=39546741839462401
2021/8/31 23:45 (JST)8/31 23:52 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 自民党の岸田文雄前政調会長は31日夜のBS日テレ番組で、菅義偉首相が調整に入った党役員人事を巡り、二階俊博幹事長の後任を打診されても拒否する考えを示した。「受けることは絶対にない。党総裁選に挑戦しようと手を挙げている」と述べた。

 人事に関し「幹事長を代えたからといって、画期的に内閣の支持率やイメージが変わるものではない」と指摘。「どうして今、代えるのかは首相から説明されると思う。国民に理解されるものでなければならない」とも強調した。

6988とはずがたり:2021/09/01(水) 10:34:57
この記事には
>首相はコロナ対策を最優先にすると表明しており、感染状況が収束しない中で解散すれば、厳しい批判を招くことが予想される。このため、党内では首相が解散に動いた場合、「閣僚を動員して解散の閣議決定に反対することも辞さない」(閣僚経験者)との声も出ている。
とあるが先程解散はしないと表明に追い込まれた。

昨夜のは毎日の勇み足か,猛烈な党内からの反撥か?

なんか人事断行も出来るか怪しくなってきた。

人事権と解散権が封じられたら総理は辞任するしか無いのが大前提だ。


菅首相、9月解散を模索 10月17日投開票軸、総裁選先送りも―6日にも内閣改造
2021年09月01日00時05分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021083101261&g=pol

 菅義偉首相(自民党総裁)が9月中旬に衆院を解散し、同29日投開票の党総裁選を先送りすることもあり得ると周辺に漏らしていることが分かった。複数の政権関係者が31日、明らかにした。二階俊博幹事長の交代を柱とする内閣改造・党役員人事を週明けの6日にも行い、新型コロナウイルスの感染状況を見極めて最終判断する意向。衆院選の日程は10月5日公示、17日投開票を念頭に置いている。ただ、党内には強い反対があり、先行きは不透明だ。

 首相は先に、衆院選を総裁選の後にする意向を党に伝えていた。その後、岸田文雄前政調会長が出馬を表明し、苦戦を予想する声も出てきたことから、戦略の転換を模索しているとみられる。9月13〜16日に臨時国会を召集して解散する案が出ている。関係者によると、首相は総裁選を先送りせず、戦後2回目の任期満了選挙を同じ日程で行う可能性も排除していない。
 首相はコロナ対策を最優先にすると表明しており、感染状況が収束しない中で解散すれば、厳しい批判を招くことが予想される。このため、党内では首相が解散に動いた場合、「閣僚を動員して解散の閣議決定に反対することも辞さない」(閣僚経験者)との声も出ている。
 総裁選を目前に控えた首相が、幹事長を含む党役員人事に踏み切るのは極めて異例。総裁選で争う岸田氏が事実上公約した二階氏交代の争点化を避ける狙いがある。最低水準に落ち込む内閣支持率を踏まえ、態勢を立て直す狙いもある。ただ、支持低迷の原因は首相自身にあるとして、政権浮揚効果は限定的との見方も党内にある。
 首相は既に二階氏から交代への了解を得ており、人事は9月5日の東京パラリンピック閉幕の直後を想定している。新幹事長として体制の刷新を印象付けられる人材の起用を検討。知名度の高い石破茂元幹事長や河野太郎規制改革担当相、実務能力に定評のある萩生田光一文部科学相らの名が取り沙汰されている。
 顔触れ次第では閣僚の入れ替えが必要になるため、内閣改造を同時に行う方向で検討している。党幹部は「幅広い人事になるだろう。党人事をやれば内閣改造と連動する」との見通しを示した。

6989チバQ:2021/09/01(水) 11:06:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5232508135190412cda292ab456bed55eda5db4b
「二階外し」でも求心力回復は不透明…岸田派「目玉商品をつぶされた」
9/1(水) 9:41配信

西日本新聞
自民党本部

 菅義偉首相は二階俊博幹事長を交代させる党役員人事の検討に入った。自民党総裁選(9月17日告示、同29日投開票)を見据えた「二階外し」は、党改革を公約に掲げる岸田文雄前政調会長を意識した争点つぶしの狙いがある。首相は人事刷新で求心力を回復したい考えだが、支持率が低迷する首相の下での衆院選を不安視する中堅若手議員は多く、局面打開になるかは見通せない。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 「私が申し上げてきたのは自民党改革。特定のどなたかを念頭に申し上げたものではない。これからもしっかり訴え続けないといけない」。幹事長交代の報道が駆け巡った31日、首相に機先を制されても岸田氏は記者団に淡々と話した。総裁選への立候補表明で語った「役員任期は1期1年、連続3期まで」という党改革案は、歴代最長の5年にわたって幹事長ポストに座り、権勢を振るう二階氏を意識したものだ。

 「目玉商品をつぶされた。なりふり構わない何でもありの目くらましだ」と首相サイドへの憤りを隠さない岸田派に対し、官邸幹部は「首相は以前から二階氏の党運営に物足りなさを感じ、交代を考えていた」とけむに巻く。首相周辺は岸田氏を「政敵」と見定め、「コロナという見えない敵には苦戦したが、今回は敵が見えている」と総裁選に自信をのぞかせる。

 二階氏の交代を望む安倍晋三、麻生太郎両首相経験者からの支援も期待できる。主導権を握っているかのように振る舞う首相だが、実際は「追い込まれた末の窮余の策の面が強い」(政府関係者)。

 党内7派閥のうち5派閥が雪崩を打って支持に回った前回総裁選と異なり、各派の領袖(りょうしゅう)が首相支持を表明しても、「派閥の指図なんて聞かないやつが多い。馬耳東風だ」(派閥幹部)。

 永田町では、首相が岸田氏を人事で取り込むことで、総裁選の回避を狙っているのではと見る向きも。岸田派幹部は警戒感を強める。「そんなことになれば派閥がもたない。羽交い締めにしてでも止める。(岸田氏の)男がすたるよ」

 人事刷新による求心力回復を狙う首相に対しては、「一番辞めてほしい人が居座るのなら何も変わらない」との冷ややかな声も党内にはある。

 総裁選や総選挙を目前にした時期の異例の幹事長交代に踏み切る首相だが、この“奇策”が功を奏すのか。後手に回る新型コロナウイルス対応で危険水域に落ち込んだ内閣支持率が果たして上向くかも不透明だ。 (久知邦、大坪拓也)

6990チバQ:2021/09/01(水) 11:58:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cbe4a89067c5cdc047b2838fbe8f8e672a2c330
菅おろしではなく二階おろしだったのか…岸田さん人気急上昇という自民党総裁選のフシギな展開
9/1(水) 11:51配信

FNNプライムオンライン
岸田さんはブレイクしたのか
FNNプライムオンライン

菅首相の「二階切り」には驚いたがそれだけではない。この人事のスゴイところは、永田町では「おとなしい」と見られていた岸田前政調会長の一言が「強面」の二階幹事長を交代に追い込んだことなのだ。岸田の二階おろし、である。

【画像】「二階おろし」て後任の幹事長は?この人は「悪手」・・・か。

8/26(木)に岸田氏は出馬表明した。世間の反応は、良くて「また出るの?」。悪ければ「岸田って誰?」という程度である。だが岸田氏は二階氏にケンカを売った。自民党の役員任期を「1期1年で連続3期までにする」との公約を発表したのだ。

岸田さんやるな、と驚いていたのだが、8/30(月)の日経新聞を読んでもっと驚いた。岸田氏の支持率がグッと上がっていたのだ。「次の自民党総裁にふさわしい人」という設問に対し河野太郎(16%)、石破茂(16%)に次いで13%で堂々の3位。菅首相は11%で4位。しかも自民党支持層に限ると(1)菅(20%)(2)河野(18%)(3)岸田(14%)(4)石破(12%)となっている。

岸田氏は政治家や官僚の間では評価は高いが、国民人気という意味ではイマイチだった。はっきり言って泡沫候補だったのだ。それが初めて世論調査で人気者の石破、河野や実力者の菅に並んだのだ。岸田氏はついにブレイクしたのだろうか?

ちなみにあまり話題になってないが菅氏も支持率が上がってきている。いざ総裁選をやるとなると自民支持者の菅支持は結構多いということだ。この数字だけだと「菅が岸田をリード。河野が出ればわからなくなるが石破は出ても伸びない」と読める。

菅おろしでなく二階おろしだった
そして同じ日にもう一つ驚いた。菅首相は二階幹事長に交代を要請し、二階氏はどうやらそれを受け入れたようなのだ。翌8/31(火)の新聞各紙に「二階氏交代」という見出しが躍るのを見て「自民党ってすごいな」と思った。

実は二階氏は「引き際」を探っていたフシがあるので、おろしたのではなく背中を押しただけなのかもしれない。二階氏の処遇は本人含め引くに引けず、クビも切れず、で身動き取れなくなくなっていたのだ。

一連の動きの最中に挨拶に行った岸田氏に対して安倍、麻生の両氏が「会見評判いいよ」とか「頑張れ」と前回総裁選に比べて妙に優しかったのは、もちろん菅氏との両にらみということもあるが、むしろ二階おろし(背中押し?)をしてくれたことに対するお礼であり、たとえ菅再選でも、将来的には河野太郎の前に岸田総裁もありうる、というメッセージだろう。

2人は現時点ではまだ菅支持だ。

8/31(火)の日経平均は値を戻した。つまりこの一連の政治の動きに市場が安堵したということなのかもしれない。市場の読みは菅再選、自民は衆院選で議席を減らすが過半数はかろうじて確保ということなのだろう。

6991チバQ:2021/09/01(水) 11:59:12
石破幹事長は悪手か?
「岸田人気」を危惧したのか、菅首相は先に解散総選挙を行って、総裁選を先送りすることも検討したようだが、9/1の会見でこれを否定した。このまま解散せずに総裁選中に閣議決定して10/17に投開票する「任期満了選挙」が有力視されている。

焦点の後任幹事長だが、岸田氏を嫌いな菅氏が石破氏を充てるという説があるが、石破氏を嫌いな安倍、麻生両氏が岸田氏に急接近する危険性があり悪手だ。河野氏の方がまだ可能性はあるし、選挙にも好都合だが本人が向いているか、という問題もある。茂木外相、加藤官房長官、萩生田文科相と他にもできそうな人はいるが、甘利税調会長が一番すわりがよさそうな気がする。

政局の行方は混とんとしている。総裁選で菅氏が岸田氏に辛勝、衆院選もかろうじて単独過半数、というパターンが可能性が一番高い。その場合岸田氏は「次の首相」という「称号」を手に入れるが、菅氏には干されるだろう。岸田氏が勝つ場合は安倍、麻生連合が寝返る、という意味なので、菅氏が党を割るということにはならないのだろうか。菅氏にはそういう怖いところがある。

【執筆:フジテレビ 解説委員 平井文夫】

平井文夫

6992チバQ:2021/09/01(水) 16:51:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/f72562b78ae5fdb4ab1cac9f8219c295ea75d052
首相 総裁選前の解散「できる状況ではない」石破氏を要職起用か
9/1(水) 11:54配信

TBS系(JNN)

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 菅総理は、今月予定されている自民党総裁選前の解散について、「今できる状況でない」として行わない考えを示しました。総裁選の日程先送りも否定しています。

 菅総理は、現在のコロナの感染拡大状況の下では解散は困難として、今月中旬までの解散の可能性を打ち消しました。

菅首相
 「今のような厳しい状況では、解散ができる状況ではない」

Q.今はもう解散しないということか?

菅首相
 「はい、今の状況ではできないということです」

 また、今月17日告示・29日投開票の自民党総裁選挙については、“日程の先送りは考えていない”としています。

 菅総理周辺や総理に近い与党幹部は、“総裁選前に解散総選挙を行うことも選択肢の一つ”としてきましたが、きょうの菅総理の発言でこうした思惑は打ち消されたことになりました。

Q.総裁選に向けた菅総理の今後の戦略はどうなりますか?

 やはり、人事となります。党執行部などの刷新をすることで、政権の体力回復を図ることが急務となります。既に菅総理は、二階幹事長を交代する方針を固めています。

 最大の焦点は幹事長ポストです。中堅・若手議員から支持を得るためには“選挙の顔”となりうる人材の登用が求められ、すでに党内からは、菅総理と親しい小泉環境大臣や河野行革担当大臣などの声が上がっています。

 その小泉氏は先ほど、菅総理と総理官邸でおよそ30分間会談しました。菅総理支持を明言している小泉大臣は昨夜、総裁選前の解散については絶対に行わないよう進言したことが明らかになっていて、存在感が増しています。

 また、総裁選への出馬についてまだ態度を表明していない石破元幹事長を要職で起用するとの見方も広がっていて、今後の石破氏の動向も大きな関心事となります。(01日11:32)



https://news.yahoo.co.jp/articles/4c6d8bbb425085635527b1b0d55415e0a198200d
菅首相“9月解散”明確に否定「最優先はコロナ対策」3日にも党役員刷新 党内の声は…
9/1(水) 12:16配信

フジテレビ系(FNN)

FNNプライムオンライン

菅首相は、9月中にも衆議院を解散するとの観測が広がっていることについて、1日、「今のような厳しい状況で解散できる状況ではない」と明確に否定した。

発言の真意について、国会記者会館からフジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者が中継でお伝えする。

菅首相が9月中に衆議院の解散に踏み切れば、自民党は大敗するという声が党内から噴出したため、首相自身が、いったん火消しした形。

菅首相「(9月中の衆院解散の可能性は?)最優先は新型コロナ対策だと。今回もまったく同じであります。今のような厳しい状況では、解散ができる状況ではないと、このように考えております」

さらに、菅首相は「総裁選の先送りも考えていない」と明言し、月内に衆議院を解散し、総裁選を衆院選後に先送りするとの一部観測も否定した。

二階幹事長の交代を含む党役員人事だが、FNNの取材では、早ければ3日にも、一部の閣僚人事とともに踏み切る方向で調整に入った。

菅首相の周辺を中心に、人事刷新後の、早期の衆議院解散を進言する動きがあるが、これに真っ向から反発する勢力もあり、自民党内は混沌としている。

ある自民党議員は、「菅首相は相当追い込まれている」と話し、別の関係者は、「菅首相は、自信満々に過ちを繰り返している。自民党は、衆院選で高い代償を支払うことになる」と危機感を強めている。

今後の党役員人事では、萩生田文科相や野田幹事長代行らの要職での起用が取りざたされているが、その先に控える総裁選の行方が見通せない中、人選が難航する可能性もある。

6993チバQ:2021/09/01(水) 16:58:10
幹事長は誰にしても「帯タスキ」ですね
河野太郎・小泉進次郎・野田聖子 イメージ重視過ぎがバレバレで反感くらいそう。河野・小泉だと内閣改造も絡むし、野田だと二階傀儡でAAの反感も
萩生田 内閣改造必要だわ、細田派同士だから下村下げなきゃいけないわ イメージ良くないわ
石破  AA反感するだけ
甘利  これはあるかも?
稲田朋美や高市早苗 無職/女性/AA受け良いってことでいいかも?下村問題あるが

6994とはずがたり:2021/09/01(水) 17:15:48
まあゆうてもイメージ重視のバレバレの狸芝居するんじゃ無いかとは思うので,野田聖子で女性,小泉で抜擢ぐらいの感じを出してくるんじゃ無いですかね?

河野は野心と自己愛で火中の栗の幹事長拾わなさそう。

内閣改造する余力なさそうで野田かなって感じはしてますが,確かに二階傀儡批判は付いて回りますよね。。
稲田や高市かなぁ,,

6995チバQ:2021/09/01(水) 19:03:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5aaba7a58ae547e8f7e377f778f5525cbfa1692
河野太郎大臣パワハラ音声 官僚に怒鳴り声「日本語わかる奴、出せよ」
9/1(水) 16:12配信

文春オンライン
ワクチン政策も取り仕切る河野氏 ©文藝春秋

 9月29日に自民党総裁選が迫る中、世論調査で「次期首相1位」に挙げられる河野太郎ワクチン担当相兼規制改革担当相(58)。8月24日に行われたオンライン会議の場で、資源エネルギー庁の幹部職員にパワハラを行った疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。

【画像】エネ庁が発表した「エネルギー基本計画」の素案

 会議には河野氏のほか、内閣府の山田正人参事官と、エネ庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官の3名が参加した。「週刊文春」はこの会議の様子を録音した約28分間の音声を入手。河野氏が山下氏と小澤氏を大声で怒鳴りつける様子が収録されていた。

 議題となったのは、3年に一度見直しが行われる「エネルギー基本計画」だ。10月の閣議決定を目指す中、エネ庁は8月4日に素案を発表していた。

 経産省関係者が語る。

「エネ庁の素案では、2030年に総発電量のうち、再生可能エネルギーの比率を『36〜38%程度』にすると記されています。これは2019年度の実績(約18%)の2倍に相当する、極めて高い目標値です。ただ、規制改革相として再エネ推進に取り組む河野大臣は『36〜38%』が『上限』ではないという意味で、『36〜38%以上』と明記するよう求めてきました」

 会議の場で行われたのは、「程度」と「以上」という文言を巡る攻防だ。

河野「日本語では、36〜38以上と言うのが日本語だろ」

小澤「え、え、えっと。えっとですね、政策的な裏付けを積み上げてですね……」

 必死で「程度」という文言について説明しようとする小澤氏に対して、河野氏はあくまで同じ言葉を繰り返す。

河野「だから36〜38以上だろ!」

小澤「いや、積み上げて36〜38程度……」

 河野氏はなおも説明しようとする小澤氏の発言を遮り、ドスの利いた声でこう怒鳴った。

河野「積み上げて36〜38になるんだったら、以上は36〜38を含むじゃないか! 日本語わかる奴出せよ、じゃあ!」

河野大臣の“ダメ出し”は13回に及んだ
 前出の経産省関係者が嘆息する。

「『36〜38%』という数字が『上限』でないことは素案に明記してありますし、『以上』という文言を入れれば、産業界に『最低でも38%は達成するだろう』と誤ったメッセージを与え、企業の設備投資などにも大きな影響を及ぼしてしまいます」

 そして、官僚に対する激しい言葉はこの後も続き、怒鳴る場面もあった。官僚の言葉を遮るように、「はい、次」「はい、ダメ」と連発される“ダメ出し”は計13回にも及んだ。

 パワハラ問題に詳しい佐々木亮弁護士が語る。

「『日本語わかる奴、出せよ』などの発言はパワハラに当たる恐れがあります。厚労省が作成したパワハラの指針では、『精神的な攻撃』という欄で、『人格を否定するような言動を行うこと』と明記されていますが、これに該当するでしょう。こうした高圧的な振る舞いが常態化した場合、官僚からパワハラで訴えられる可能性も出てきます」

 経産省に書面で尋ねると、こう回答した。

「各省協議を行っている最中であり、どの省庁とどのような協議を行っているかなど、各省協議についてコメントすることは控えさせていただきます」

 河野氏にも書面で事実関係を尋ねたが、期日までに回答はなかった。

 9月1日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および、9月2日(木)発売の「週刊文春」では、件のオンライン会議の席上、河野氏が官僚の説明に耳を傾けず、約28分間にわたって大声を張り上げる様子を詳報している。さらに、「週刊文春 電子版」では、音声も公開している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月9日号

6996チバQ:2021/09/01(水) 20:46:20
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/politics/nikkangendai-762454.html
菅首相“二階外し”で飛び交う「次期幹事長」の名前 総裁選か解散か…自民党内は大騒動
2021/09/01 14:45日刊ゲンダイDIGITAL

菅首相“二階外し”で飛び交う「次期幹事長」の名前 総裁選か解散か…自民党内は大騒動

菅首相は本気で解散するつもりか(C)JMPA

(日刊ゲンダイDIGITAL)

 最大の後ろ盾だった二階幹事長の切り捨てを決めた菅首相。狙いは何か――。一時は9月解散説も急浮上し、さっそく党内では「次期幹事長は誰か」と、複数の名前が飛び交っている。

 ◇  ◇  ◇

 菅首相は、来週6日にも党人事に着手し、新幹事長を決めるつもりだ。菅首相の周辺からは、このまま総裁選に突入するパターンと解散総選挙に踏み切るパターン、それぞれの人事構想が流れている。

「二階外し」の狙いの一つは、総裁選の対立候補・岸田元外相を潰すことだ。岸田氏は出馬表明した時に、「党役員任期を3年までにする」と明言。幹事長を5年間務める二階氏に事実上“クビ”を突き付け、党内から喝采を浴びた。菅首相は、岸田氏がぶち上げた「争点」を潰すため、「二階外し」を断行したとみられている。狙いは他にもある。

「以前から“二階外し”を要求してきた安倍前首相と、麻生財務相の支持を取り付けるためでしょう。二階さんを幹事長から外せば、『二階切り』を求めていた安倍・麻生のリクエストに応える形になる」(政界関係者)

 党内では“ポスト二階”として、さまざまな名前が飛び交っている。総裁選を盤石にするため、菅周辺で囁かれているのが「岸田氏抜擢」という“奇策”だ。

「選挙の顔」なら小泉環境相、野田幹事長代行、石破元幹事長
「岸田氏に幹事長就任を持ち掛けるのでは、という見方があります。もし岸田氏が受ければ、総裁選は事実上の“無投票”になる。岸田氏も意図が分かっているから、BS番組で『幹事長を受けることは絶対にない』と否定しています」(自民党関係者)

 これらは、菅首相が総裁選を切り抜けるためのシナリオだが、党内では「選挙の顔になる人物を幹事長にするはずだ」という声が上がり始めている。

「次の衆院選では、国民受けが悪い菅首相は、とても全国を応援で回れる状況にない。そのため、解散総選挙となったら新幹事長が総理総裁に代わって全国を走り回ることになるでしょう。注目を集められるのは、小泉進次郎環境相、野田聖子幹事長代行、石破茂元幹事長の3人くらいしかいません。3人とも幹事長を受ける可能性はゼロではないと思う。進次郎は『菅支持』を明言しているし、野田さんも『次の総理』として名前を売るチャンスになる。微妙なのが石破さんです。新幹事長として選挙を仕切り、大勝すれば、党内で『救世主』と受け止められ、『ポスト菅』の最右翼になる。しかし、惨敗したら、菅首相と一緒に選挙敗北の責任を取らされ、次期総理の目が完全についえる恐れがあります」(前出の政界関係者)

 しかし、幹事長を代えたくらいで菅政権は浮上しないのではないか。


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