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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5387チバQ:2020/10/12(月) 13:32:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f61e971ae8d5a54ca8fe60869ccbd3be7422b1f
党内は冷ややか…ポスト菅狙い?下村政調会長、独自色に躍起
10/12(月) 11:08配信




東京・平河町の自民党本部(資料)
 9月の菅義偉政権発足に伴う自民党役員人事で政調会長に就いた下村博文氏が、独自色を出そうとアクセルを吹かせている。日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を政府が拒否した問題で、党内に学術会議のあり方を検討するプロジェクトチーム(PT)を設置すると表明。批判が高まる首相の側面支援に向け、党の議論を自ら主導する姿勢をアピールした。ただ、背後に「ポスト菅」に名乗りを上げたい思惑やライバルへの対抗心が見え隠れし、冷ややかな目も向けられている。

【画像】新内閣を命名するなら?870人に聞いた

 26日召集予定の臨時国会を前に、与野党攻防の最大焦点に浮上した学術会議の問題に、下村氏は素早く反応した。6日の政調審議会で「政策決定におけるアカデミアの役割を議論していく必要がある」と述べると、7日の就任後初の定例会見では、学術会議から2010年以降、政府への答申や勧告、要望がないと指摘。「活動が見えていない」と断言し、PT設置を発表した。行政改革の一環として組織の体質論に切り込み、政府の任命拒否を正当化する狙いだ。

 下村氏は8日にも、自民支持層に慎重論が根強い「選択的夫婦別姓」を党内議論のテーマにする考えを披露。前任の政調会長を3年超務め、菅氏と首相の座を争った岸田文雄氏との違いや、自らの存在感を印象づけたい意向をにじませた。

 下村氏は当選8回のベテラン。安倍晋三前首相の側近とされ、9月の総裁選でも立候補を模索した。実現しなかったのは、功名心から出る軽はずみな発言がたびたび物議を醸し、支持に広がりを欠いたからだ。

 党憲法改正推進本部長だった18年には、議論に消極的な野党を「職場放棄」と挑発。野党の猛反発で改憲論議が停滞した。昨年9月には、改憲論議のテーマに同性婚を挙げ、伝統的家族観を重視する党内保守派から批判を浴びた。

 学術会議を巡る下村氏の前のめりの姿勢に、所属する細田派の関係者は「『自分が、自分が』の地金が出始めた」と手厳しい。政調会長経験者も「PTの議論は学術会議批判一色になる懸念がある。逆に政府の足を引っ張ることにならなければいいが…」と気をもんでいる。

 (河合仁志)

5388チバQ:2020/10/12(月) 13:51:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc9d307ab10b9a51548e7e7af33086cf339ef1d4
2度目の都構想住民投票 コストや区の数などに違い
10/12(月) 10:28配信
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前回と今回の大阪都構想協定書の比較
 2度目の住民投票で是非が問われる大阪都構想の協定書(設計図)は、5年前の前回とどう違うのか。大阪府に広域行政を一元化し、特別区が身近な行政を担うという制度設計は変わらないが、特別区の数や区割り、初期コストなどは大きく変わった。推進派は「バージョンアップした」と強調するが、反対派は「住民サービスが低下する恐れは変わらない」としている。

【グラフ】新型コロナの府内感染者の推移と都構想の経過

 最大の違いは、特別区の数と区割りだ。5つの特別区を置くとした前回案に対し、今回は淀川▽北▽中央▽天王寺の4特別区とされている。

 制度設計を議論する大阪府市の法定協議会では6区案も検討されたが、財政基盤の安定や人口の格差を抑えることを重視したほか、各特別区に核となるターミナルや中心部を置くことができる区割り方法として、最終的には4区案が採用された。

 淀川区には新大阪、北区には大阪・梅田、中央区には難波、天王寺区には天王寺・大阪阿部野橋の主要駅があり、人口1人当たりの自主財源の最大格差は前回案の1・54倍から1・19倍に、将来推計人口の最大格差も2・05倍から1・33倍にとそれぞれ縮小している。

 市民にとって関心が高い区名は、推進派の大阪維新の会が主導する形で決められた。前回案では「湾岸」や「南」など、地域になじみのない名称に難色を示す有権者も少なくなかった。今回は府市事務局が公表した4区の名称案のうち、「東西区」と「南区」について維新は独自にアンケートを実施。「淀川区」と「天王寺区」にそれぞれ変更することを提案し、法定協で了承された。

 コスト面では、前回は3特別区で新庁舎建設を予定したため庁舎整備費などの初期費用が約600億円に膨らんだが、今回は既存庁舎を活用するとしたため、約241億円に圧縮。現在、市が独自に実施している住民サービスについては公明党の要望などを反映し、「特別区設置後も内容や水準を維持するよう努める」と協定書に明記された。

 移行後の10年間は特別区に財源を追加配分する財政支援策も設定。推進派は「特別区に手厚い財政支援を行う制度設計となった」としている。一方、反対派は「新型コロナウイルスの影響で、特別区の財政運営は厳しくなる」と指摘している。

5389チバQ:2020/10/12(月) 18:39:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a50291777cc7d495447eb2f6bb9f9590ce51ce72

岸田派 ささやかれる分裂の危機 古賀氏退任に動揺 ちらつく大宏池会構想




10/12(月) 18:36配信



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産経新聞


 自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)が分裂の危機にあるとささやかれている。名誉会長を務める古賀誠元幹事長の退任表明を機に、古賀系メンバーが派閥を割るとの憶測が広がっているためだ。宏池会勢力がたもとを分かった「加藤の乱」から来月で20年。歴史は繰り返されるのだろうか。

 「岸田さんが私と麻生(太郎副総理兼財務相)さんとの板挟みで苦しんでいるだろうから」。古賀氏は6日、国会近くの事務所を訪れた若手議員を前に、名誉会長を退く理由を淡々と説明した。古賀氏が欠席し、派内に激震が走った5日の岸田派パーティーの翌日のことだ。

 古賀氏が、麻生派(志公会、54人)を率いる麻生氏に言及したのには理由がある。岸田氏が次期総裁選で麻生派の支援を期待する中、麻生氏側は地元の福岡県で対立する古賀氏との関係の清算を求めているとされるためだ。岸田氏の側近は「岸田氏が古賀氏に『さようなら』をした」と述べ、岸田氏側が欠席を促したと語る。

 もっとも、古賀氏に近い議員は「(古賀氏と距離を置く)麻生氏や安倍晋三前首相を宏池会側に取り込むための方便だ」と強調する。岸田氏と古賀氏とで示し合わせた“芝居”との見方を示しており、臆測が臆測を呼んでいる状態だ。

 いずれにせよ、岸田氏の頭に「大宏池会構想」がちらついていることは間違いない。池田勇人元首相が創設した宏池会を源流とする麻生派や谷垣グループなどの結集を成し遂げ、次期総裁選に臨むという戦略だ。現に岸田派パーティーでは「宏池会の大きな塊が実現できるように私自身が先頭に立つ」と明言している。

 とはいえ麻生派は、高い発信力で人気がある河野太郎行政改革担当相という将来の総裁候補を抱えており、岸田氏の思惑通りに連携が進むのかは不透明だ。一部のメンバーが麻生派に流れた経緯がある谷垣グループにも「麻生氏とは組みたくない」(ベテラン)との声がくすぶる。

 平成12年11月の加藤の乱では、宏池会領袖(りょうしゅう)の加藤紘一元幹事長が森喜朗内閣を打倒できず、派閥は空中分解した。20年後の今、再び分裂の悪夢が頭をもたげる。岸田氏は周囲に「良くも悪くも今回の騒動がどう影響するかだ」と語る。それが吉と出るのか、凶と出るのか。岸田氏のみならず伝統ある名門派閥の浮沈がかかっている。(永原慎吾)

5390名無しさん:2020/10/13(火) 01:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/6acb5881cc329710a85521d199f73def1d7f7766
ミス日本受賞の「松野頼久」次女が政界入りか 小泉純一郎と自民党本部を見学
10/12(月) 10:56配信

 公党の代表まで務めても落選すればタダの人。これが政治家の宿命ならば、娘のために尽くしても疎外されるのは、父親の宿命といったところか。

 2017年の衆院選で落選した松野頼久・元維新の党代表(60)。その次女・未佳氏(25)が政界進出を目論んでいるという。

「未佳さんは、16年のミス日本でグランプリに輝き、『ハズキルーペ』のCMで俳優の舘ひろしと共演するなど、活発なタレント活動をしてきました。一方で政治家になる夢もかねて公言してきた」(芸能記者)

 だが、9月24日に彼女が姿を現したのは父の宿敵である自民党の本部。しかも、

「同伴したのは小泉純一郎元総理。小泉氏は頼久氏の父で防衛庁長官などを歴任した頼三氏を政治の師と仰ぎ、彼の葬儀で弔辞を読むなど、松野家とは交流があった」(自民党関係者)

 コトの顛末を松野家の知人はこう解説する。

「未佳さんは、これまでも政治セミナーに参加するなど、政治家になるという夢は本気。ただ、それ以上に前向きなのが母親の素子さんなんです」

 素子氏と言えば、昨年、格闘家の小川直也氏(52)との密会が報じられたお騒がせ人物。

「小川氏との関係はしばらく続き、頼久氏とは離婚協議をしていた。ところが、娘のために松野家のパイプを手放すつもりはなく、出馬に反対する頼久氏を尻目に人脈を手繰り寄せては、相談しているんです」(同)

 彼女がご執心なのは、娘の選挙区だという。

「選対委員長だった下村博文氏から“三重の岡田克也(元民主党代表)のところはどうか”などと言われたこともあったそう。素子さんはこれを真に受け、そんな大物の選挙区で大丈夫かと心配になった。それで、小泉氏に相談し、善は急げと党本部へ。たまたまいた二階俊博幹事長と面会することになったんです。実際は、せいぜいが比例区での出馬でしょう」(同)

 頼久氏に、ご令嬢の出馬について尋ねると、

「(地元の)熊本も、三重も、比例も、あり得ません!」

 とご立腹の様子。ここは政治家に返り咲き、父の威厳を見せるしか……。

「週刊新潮」2020年10月8日号 掲載

新潮社

5391名無しさん:2020/10/13(火) 01:17:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/89a1058717ba6d31e32042fc868cd2cd34b4fee0
安倍晋三がかばう“炎上の女王”  杉田水脈はそもそもどこからやって来たのか?
10/12(月) 6:01配信

 自らの発言をめぐり、10月1日にブログで謝罪した自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(53)。9月25日の党の会議で女性への性犯罪が議題となる中「女性はいくらでも嘘をつける」と被害者を愚弄する発言をしたのだ。複数の出席者の証言として報じられたが、本人は発言を一旦否定。同30日、下村博文政調会長から口頭注意を受けると記者団に「ブログでしっかりと書きたい」と言って去り、翌日、一転してブログで発言を認めたのだ。

 同性カップルを念頭に「生産性がない」と月刊誌に寄稿し休刊に至らしめるなど、右派的言動で“炎上商法”を展開してきた杉田氏とはどんな人物なのか。

 鳥取大を卒業後、住宅メーカーや兵庫県西宮市役所勤務を経て2010年、みんなの党の兵庫六区支部長に就任。当時の関係者は「女性候補を探していた渡辺喜美代表が、白羽の矢を立てた。まだ右翼っぽい言動はなく、『渡辺代表に了解もらってますから〜』と突然やってきた」と語る。日本維新の会に鞍替えし、12年衆院選で初当選(比例復活)を果たすも、14年は落選。「落選中に右派界隈と付き合いを深め、雑誌への寄稿などで注目を集めるように」(政治部記者)。

 転機は17年。安倍晋三前首相に近いジャーナリストの櫻井よしこ氏が当時ネット番組で、「安倍さんが『杉田氏は素晴らしい』と言って」一本釣りしたと明かしている。事実、自民党の比例中国ブロックの名簿順位で優遇され当選。これまで杉田氏が問題を起こしても批判が少なかったのは“安倍一強”だったからだ。

「早く派閥から出ていけ」収まらない党内の怒り
 ただ、安倍退陣後の今では党内の怒りが収まらない。某ベテラン議員は「なんだ、あのすいみゃくってバカは」と呆れ、杉田氏と同じ細田派の党幹部は「注目されて喜んでいるんだろうが、迷惑千万。早く派閥から出ていけ」と怒り心頭。「それでも安倍氏は杉田氏が派に残れるよう庇っている」(前出・記者)という。

 今年1月、国民民主党の玉木雄一郎代表が衆院の代表質問で、名字が変わることを理由に結婚しないカップルの事例を挙げ、選択的夫婦別姓導入を求めた際のこと。杉田氏は「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばした。だが、説明を求める記者団からは逃げまくり、「囲まれた際には電話がかかってきたふりをしていた」(政治部デスク)。

 だがその後、出くわした玉木氏が「あんなことを言ったら駄目だよ」と諭すと「玉木さんがひどいことを言うからですよ。仕方ない」とヤジをあっさり認めた。「女性はいくらでも嘘をつける」と言ったのは、「私がいくらでも嘘をつける」からだったようだ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月15日号

5392名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/32f4839db12ec5c558035bf7f8ca81c26271dc1e
「政教分離攻撃」から無節操な大豹変「菅首相」と「創価学会」太い絆
10/12(月) 6:07配信

 自民・公明両党の圧倒的支持によって国会で第99代総理大臣の指名を受け、9月16日に自公連立政権を発足した菅義偉首相は早々に27日、公明党の第13回全国大会に駆けつけた。

 公明党は1964年の結党以来、一度も選挙を行うことなく委員長・代表を選出しており、今回の全国大会でも、山口那津男代表が無投票で7選を果たしたが、その山口代表と菅首相は壇上でガッチリと握手してみせた。

 その上で菅首相は挨拶の中で、

「安倍政権7年8カ月、公明党には、安定的な政権運営に尽力をいただいた。日本経済の再生、外交安全保障の再構築、全世代型社会保障の実現といった大きな課題に成果を上げることができた」(『公明新聞』9月28日付)

 と謝意を述べた後、自らの政治の原点と公明党の政治姿勢は通底するとして、次のように公明党を礼賛、やんやの喝采を浴びた。

「私の政治の原点は、横浜市議選に出馬した時、一人でも多くの人に会って市政に対するアンケートを行い、そこから私の考え方を申し上げたことだ。まさに、公明党の皆さんは『大衆とともに』という大きな政治理念の下、全国的なアンケート調査を行っている。重要な問題については、しっかり(国民の声を)吸い上げて、私ども政府に何回となく要請をいただいた。私は、友党・公明党の皆さんの政治に心から拍手を送る者の一人だ」(同)

 自公連立政権の首班として、公明党の全国大会で喝采を浴びた菅首相は、自民党国会議員の中で、もっとも太いパイプを公明党の母体である創価学会と結んでいる政治家として知られている。

 しかし、実はかつては創価学会を、自民党議員の中でもっとも激しく批判・攻撃した政治家の1人であることは、案外知られていない。

5393名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:20
>>5392

「人間の仮面をかぶった狼」
 先の挨拶にもあるとおり、菅首相は横浜市議から1996年の第41回衆議院総選挙で国政に進出した。

 この衆院選は小選挙区での初めての総選挙であり、神奈川2区から出馬した菅氏の直接の相手は、新進党現職(当時)の上田晃弘候補だった。周知のように新進党は当時、細川護熙・羽田孜両政権を誕生させた小沢一郎氏と、創価学会・公明党を中心とする非自民勢力が、政権奪還を目指して組織した自民党と拮抗する最大の政敵だった。

 それだけに、同年初頭の党大会で自民党は、

「いま、わが国の政治にとって最も憂うべきは、宗教団体・創価学会が新進党という政党の皮をかぶって国民を欺き、政治の権力を握ろうと画策していることである」

 との運動方針を採択。その上で、菅氏が初挑戦したこの衆院選を、「これと戦うのが今度の総選挙」と位置付け、「創価学会に日本を支配させるな」との熾烈な反創価学会キャンペーンを展開するなど、政権奪取を賭けての自民党と創価学会・新進党の、まさに血で血を洗う決選が「96年衆院選」だったのである。

 しかも菅氏の相手である上田氏は、創価学会の青年部幹部などを歴任した創価学会プロパーで、前回衆院選で中選挙区の旧神奈川4区で当選した公明党の現職代議士だった。それだけに、神奈川2区での選挙戦は激しいものとなった。

 当時、自民党は機関紙『自由新報』(改称して現『自由民主』)に、「新進党=創価学会ウォッチング」と題する連載を続けていたが、1996年11月5日付『自由新報』掲載の同連載第41回に、元毎日新聞記者で創価学会ウォッチャーとして知られた内藤国夫氏が、

「創価学会、恐るるに足らず 『政教一致』裏付けた異常な選挙妨害と戦う」

 と題して神奈川2区での熾烈な選挙戦の様子を書いている。

 それによると菅氏は、「自民党公認ながら、当選が至難視された新人候補」だったが、「選挙期間中、党本部がハラハラするほど激しい創価学会批判演説をやってのけた」結果、上田陣営から「政教一致の激しい選挙妨害」を受けたが、見事、当選を勝ち得たというのである。

 当時を知る地元の自民党関係者によると、菅陣営は創価学会批判のみならず、池田大作創価学会名誉会長を「人間の仮面をかぶった狼」と非難するビラまで配布するなど、創価学会における最大のタブーである池田批判にまで踏み込んで、徹底的に政教一致批判を展開したのだという。

 その結果、「当選が至難視されていた」菅氏は、4554票差という僅差で辛勝するのだが、前出の連載で内藤氏は、当選候補らしからぬ憔悴した菅氏の姿をこう描いている。

〈予定より大幅に遅れて到着した菅氏は、盛大な拍手に迎えられ、両手を高く挙げて、勝利のポーズをとりはした。しかし、どんでん返しの勝利(なにしろ相手は創価学会が連日一万人前後の全国動員をかけ全面支援した学会出身で新進党現職の上田晃弘氏である。菅氏の勝ち目は、ほとんどゼロからのスタートだった)の感激で、笑いがこぼれて当然なのに、菅“新代議士”の表情に何故か緊張し、悲壮感さえ漂わせているように感じられた〉

 そして内藤氏は、その場での菅氏の当選御礼の挨拶をこう紹介。

〈『私は選挙期間中、政教分離の大切さをずっと訴え続け、創価学会という巨大組織と真っ向から戦った。私の学会批判選挙に対する妨害があまりにも激しく、政党同士の戦いとは思えなかった。戦った相手は宗教団体だと私は思っている。こういう(筆者注・異常で神経の疲れる)選挙はもう二度としたくない』〉

 これを受けて内藤氏は、こう評した。

〈こういうすさまじい体験をしたのは、菅氏一人にとどまらない。創価学会員を中心とする新進党公認候補と自民党とが鎬を削って戦った全国三十四の小選挙区では、どこでも「もう二度としたくない」不快事例をたっぷり味わわせられたのである〉

 このように、血で血を洗う熾烈な選挙戦を争った自民党は、これ以後、創価学会のスキャンダルを利用しての懐柔と恫喝を駆使して創価学会の抱き込みに動いた。

 そして創価学会もまた、1990年から92年にかけて実施された国税庁の税務調査の対応にあたった矢野絢也元公明党委員長が著書『乱脈経理』で、

〈国税調査が一段落したとき、池田名誉会長は『やはり政権に入らないと駄目だ』と述懐した。(中略)そもそも連立政権誕生の動機が、税務調査逃れと国税交渉のトラウマであったことを確認しておく必要がある〉

 と指摘しているように、組織防衛の思惑から自民党との連携に動き、ついに1999年10月、小渕恵三首相を首班とする自民党、自由党(当時)、公明党による「自自公連立政権」を成立させたのである。

5394名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:40
>>5393

誰よりも知る「創価学会票の有難味」
 激しい創価学会・池田批判を展開した菅氏も、その後、自民党本部と軌を一にするように変節して創価学会に接近していった。

 実際、自身2度目の選挙となる2000年6月の衆院選では、創価学会に選挙協力を依頼している。その当時の菅氏の模様を、菅氏の元公設第一秘書の渋谷健・現横浜市議は、ノンフィクション作家森功氏の著作『総理の影 菅義偉の正体』において次のように語っている。

〈いまほどじゃないですけど、二回目の選挙のときには、手のひらを返したように、自民党本部が創価学会と手をくんだわけです。で、学会から一度挨拶に来いって言われ、菅さんと二人で、山下公園のところにある創価学会の(神奈川県)本部へ行きました。会ったのは地域のトップの方ですけど、「菅さん、あなたこないだの選挙で、池田大作先生のことを何て言った? あんなに批判しておいて気持ちは変わったのか」と一時間ほど、ねちねちと延々とやられました。いやあ、すごかったです〉

〈さすがの菅さんも一生懸命言い訳をしていました。それから選挙のたびに毎回向こうへ挨拶に行くようになりました。逆に菅さんが県連会長のときなどは、神奈川県で唯一、公明党が公認を出している六区の上田勇さんを、自民党の神奈川県連として徹底的に支援しました。大変感謝され、そのあとからとくにいいムードになった。三回目、四回目、五回目ぐらいになると、雰囲気ががらりと変わりました。『おい渋谷、最初はほんとに怖かったな』と菅さんも笑っていました。初当選のときといまとは隔世の感があります。菅さん自身、いまや学会に相当なパイプを持っていますからね〉

 ここで渋谷氏が語っているように、菅氏は、選挙協力を通じて創価学会とのパイプを繋ぎ、それを太いものとしていった。

 その背景には、現在までに小選挙区で8連勝中ではあるものの、4554票差だった初挑戦の1996年選挙はさておき、創価学会に“詫び”を入れて選挙協力を頼んだ2000年選挙では次点の民主党候補に2526票差、そして2009年選挙では同じく548票差と、2回も薄氷を踏む選挙を経験したことがある。つまり、創価学会の支援がなければ落選していた可能性が高く、創価学会票の有難味を誰よりも身に染みて感じているのだ。

 同時に、創価学会とのパイプを太くし、創価学会票を差配する立場になれば、自民党内での存在感と影響力は嫌でも増す。

 自民党神奈川県連会長になってから、さらには官房長官になって以後、菅氏が、創価学会にあって次期会長候補といわれる谷川佳樹主任副会長の腹心で、創価学会の選挙実務を仕切っている佐藤浩副会長との関係を強化し、いまや昵懇の間柄となったのは、マキャベリストとされる菅氏の政治的野心の発露だったといって過言ではなかろう。

5395名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:58
>>5394

日本国政府と創価学会のダイレクトな関係
 菅首相と佐藤副会長の濃密な関係は、各種の選挙や政策決定などの重要な政治的局面でさまざまな影響力を発揮している。

 その実例を2つ挙げておこう。

 1つは、政策決定の場面で、2019年の消費税増税に際し、与党税制調査会で合意していた財務省主導の還付案を「菅―佐藤ライン」でちゃぶ台返しして、創価学会が望む軽減税率を導入した事実である。

 そしてもう1つ、選挙では、いまや一大金権選挙として司直の手が入っている昨年の参院選広島選挙区で、新人の河井案里候補が、自民党岸田派の重鎮である溝手顕正候補を追い落として当選できたのも、創価学会の全面支援によるものであったことを指摘すれば十分だろう。

 当初、広島県の創価学会と公明党は、河井夫妻の評判が悪いことから、河井候補支援を渋っていた。ところが、苦戦する河井候補への支援を官房長官だった菅氏に依頼された佐藤副会長自らが広島入りし、河井候補支援は苦戦している兵庫選挙区とのバーターだと地元組織を説得。公示2日後には、原田稔創価学会会長も広島入りし、河井候補支持で組織を引き締めたことから、安倍晋三首相(当時)と犬猿の仲といわれていた溝手候補の落選と、菅氏の側近である河井克行代議士の妻である案里候補の当選が実現した。

 その間、菅官房長官は自民党候補への支援を差し置いて、公明党候補支援のために3度も兵庫を訪問し、それまで自民党を支持していた港湾関係団体を公明党支援に差し替えるなど、公明党候補の当選に尽力したのである。

「美しい日本を取り戻す」「戦後レジームからの脱却」を掲げ、改憲に突き進むなど、イデオロギー型政治家の安倍前首相と、平和と福祉を掲げる公明党・創価学会は、本来的には水と油の関係だった。また、安倍氏と山口代表は肌合いが合わず、安倍政権下の自民党と創価学会・公明党の関係は実は終始ギクシャクしており、その調整を図っていたのが菅―佐藤ラインだった。

 その結果、安倍政権での首相官邸と創価学会・公明党の関係は、公明党という緩衝材を抜きにしてのダイレクトな関係、すなわち日本国政府と、創価学会という宗教団体がダイレクトに握り合う異常な関係へと変質してしまい、それが今日の菅政権に至っているのである。

5396名無しさん:2020/10/13(火) 01:29:23
>>5395

巨額相続税の問題
 1996年衆院選に際して、「創価学会による日本支配を許すな」として「政教分離」を声高に訴えていたにもかかわらず、創価学会と濃密どころかダイレクトに握り合う関係を構築して総理大臣の座へ駆け上った菅氏。

 そのあまりに無節操な豹変ぶりには驚くしかないが、ダイレクトに握り合える菅氏が自公連立政権の首班に就任したことは、今年11月18日に創立90周年の節目を迎える創価学会にとっては、極めて好都合である。

 というのも、齢92の池田名誉会長は、満10年にわたって大衆の前に姿を見せず、体調悪化が懸念されている。仮に池田名誉会長が鬼籍に入れば、巨額にのぼるとみられる相続税の問題が発生し、1990年から3年間にわたった国税調査で積み残された諸問題が再燃する可能性が高い。しかし、気心の知れた菅氏が首相である限り、税務調査の心配はない。

 一方、菅首相にすれば、遅くとも来年秋までには実施することになる解散総選挙を勝ち抜くために、創価学会票は欠かせない。多くの自民党議員の当落を左右する“生命維持装置”ともいわれる創価学会票を自家薬籠中のものとしておくことは、自らの権力基盤を固める上でも必要不可欠である。

 政治的野心と組織防衛の思惑で繋がり、握り合った菅首相と創価学会の基盤の上に成り立つ自公連立政権。それが、偽らざる日本の政権の一断面なのだ。

フォーサイト編集部

5397名無しさん:2020/10/13(火) 09:02:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/2149fcddce2b953d9632055294f7af861e61c7b2
菅首相と自民府連にずれ 立憲は維新の伸長警戒 大阪都構想
10/13(火) 7:07配信

 「大阪都構想」の是非を問う住民投票が12日告示され、静観を決め込む菅義偉首相と、同構想に反対する自民党大阪府連のずれが際立ってきた。

 府連は否決に追い込んで構想を推進する日本維新の会に打撃を加えたい考えだが、首相や自民党本部には国会運営などで維新と引き続き連携したい思惑がある。一方、立憲民主党や共産党は、維新の勢力伸長を強く警戒している。

 「都構想に反対の立場で行動させていただく」。大阪府連会長の大塚高司衆院議員は8日、官邸に首相を訪ね、府連の方針を伝達。首相は賛否に言及せず、「頑張ってください」と述べただけだった。

 首相は安倍政権時代から維新の「改革姿勢」を高く評価し、同党を旗揚げした橋下徹氏や党代表の松井一郎大阪市長と気脈を通じてきた。官房長官として旗を振ったカジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法成立の際、維新が賛成。安倍政権は憲法改正への協力に期待もあり、2025年国際博覧会の大阪誘致を後押しした。

 一方、府連は維新と激しく争う次期衆院選をにらみ、同党の勢力拡大の芽を摘んでおきたいところ。17年衆院選の大阪府内全19選挙区の勝敗は自民10勝、維新3勝。だが、自民は議席を得た7選挙区で次点の維新に1万票差以内に迫られており、党関係者は「全敗もあり得る」とみる。府連関係者も、都構想が可決されれば「衆院選への影響は避けられない」と危機感をあらわにした。

 府連は都構想への反対運動を展開しようと経費の支援を党本部に求めたが拒否された。党幹部は「党本部はノータッチだ」と宣言。ある閣僚は「首相は維新との関係を大事にしたいから可決を願っている」と明かした。政権にとって野党の一枚岩を阻む維新は都合の良い存在と言え、今後も首相の態度は変わりそうにない。

 ◇維新に屈した公明
 公明党は15年の住民投票では反対したが、衆院選でのすみ分け解消をちらつかせた維新の圧力に屈する形で賛成に転じた。公明関係者は「民意は維新にある。衆院選を考えれば協力するしかない」と諦め顔だ。

 維新は衆院選での全国進出をにらみ、住民投票での勝利を起爆剤にしたい考えだ。12日は松井氏と吉村洋文大阪府知事がそろって街頭に立ち、府選出の国会議員も総出で支持を訴えた。党幹部は「勝てば大きく勢いがつく」と鼻息が荒い。

 立憲と共産は、都構想を断念に追い込む構え。立憲の辻元清美副代表は12日、大阪市内で「『絵に描いた餅を食べたら毒まんじゅうだった』というのが都構想だ」と訴え、共産の小池晃書記局長も同日の記者会見で「政権補完勢力の維新に痛打を与える」と敵意をむき出しにした。

 国民民主党は賛否を明確にしていない。前原誠司代表代行は維新との勉強会で賛成決議をまとめたが、関係者は「立憲といさかいを生む必要はない」と都構想への協力には否定的だ。

5398チバQ:2020/10/13(火) 10:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d489f2684bfc15cc8198cb9083e36e83889c526
大阪都構想めぐり「ねじれ」際立つ自民 背景に首相と維新の“蜜月”
10/13(火) 10:05配信




菅義偉首相
 住民投票が12日に告示された「大阪都構想」を巡り、国政の場では各党が複雑な動きを見せている。都構想を推進する日本維新の会との距離感が、政権運営や次期衆院選の行方に影響するとみているからだ。

「大阪都構想」の住民投票の告示文書を大阪市役所前に掲示する市職員

 維新の国会の議席数は現在、衆院10、参院16。大きな勢力とは言えないが、立憲民主など他の野党とは一線を画し、これまでも法案審議で成立の鍵を握る場面があった。新型コロナウイルス対策では、副代表を務める吉村洋文大阪府知事の独自策が全国的に注目され、支持率が上昇。住民投票で都構想が可決されれば、さらなる党勢拡大が見込まれる。1年以内に行われる衆院選では、小選挙区で候補者の積極的な擁立を目指す構えを見せている。

 こうした中、中央と地元で「ねじれ」が際立つのが自民党だ。大阪府連は都構想に反対するが、菅義偉首相は9日の内閣記者会のインタビューで「地域の関係者の間で真摯(しんし)な議論が行われることを期待したい」と述べるにとどめ、賛否を明確にしなかった。官邸も「大阪の話だから」(政府高官)とそっけなく、党本部も「見守るしかない」(幹部)との姿勢だ。

 背景にあるのが、菅氏と維新の「蜜月」だ。両者は行政改革や二重行政の解消といった考え方が近く、菅氏は2008年の府知事選に維新を創設した橋下徹氏を担ぎ出し、12年には都構想の根拠法制定を自民の座長として推進した。25年大阪・関西万博やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)推進でも、維新代表の松井一郎大阪市長らと連携。菅内閣には万博の担当相を新設した。

 「菅氏は維新を政権の補完勢力として取り込みたいはずだ」。政府、与党の間では、こうした見方がもっぱらだ。憲法改正に執念を燃やした安倍晋三前首相は、改憲に前向きな維新との接近をちらつかせ、連立を組む公明党をたびたびけん制した。改憲への意欲が安倍氏ほどではない菅氏だが、政権が危機に陥った場合に維新とのパイプは強みになる。自民関係者は「『維新カード』を持っておきたいはずだ」と分析する。

 公明府本部は前回の反対から一転して賛成する。維新と近づき、現職のいる府内の衆院4選挙区で対抗馬を立てられないようにするためだ。協力関係にある自民の地元議員には不信感が募っており、「公明が候補者を出す選挙区に自民系を立てることもあり得る」(自民関係者)。公明の党本部は静観している。

 立憲民主は都構想に反対だが、枝野幸男代表は深入りを避ける。維新と支援候補が激突した7月の東京都知事選のように、正面衝突して票が流出するのを避ける狙いだ。維新と近い国民民主党は態度を明確にせず。共産、社民両党は中央、地元とも反対だ。 (郷達也、森井徹、川口安子)

5399名無しさん:2020/10/13(火) 18:14:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/57bb5638252cecca537170ff07d5485f3d5203e3
都構想「大阪の判断見守る」 自民・二階幹事長
10/13(火) 11:34配信

記者会見する自民党の二階俊博幹事長(右)。左は野田聖子幹事長代行=13日午前、東京・永田町の同党本部

 自民党の二階俊博幹事長は13日の記者会見で、大阪都構想の是非を問う住民投票(11月1日投開票)について、「大阪の皆さんがどういう判断をするのか慎重に見守りたい」と述べた。

 同党大阪府連は都構想に反対している。

 一方、公明党は2015年の住民投票では反対だったが、今回は賛成に転じた。同党の山口那津男代表は記者会見で「国政レベルの幅広い自公の協力関係、連立には直接の影響はない」と語った。

5400名無しさん:2020/10/13(火) 18:44:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec1cbcf03ecea1efba10c018fc4700c3294a2e37
林元文科相、衆院くら替え否定せず
10/8(木) 22:32配信

 自民党の林芳正元文部科学相(参院山口選挙区)は8日夜のBSフジ番組で、衆院山口3区へのくら替えについて「私自身は何かを言ったことはない」としつつ、「そういう声をいただいてきたのは事実だ。期待に応えられるよう精進を重ねていかないといけない」と含みを残した。 

最終更新:10/8(木) 22:37
時事通信

5401名無しさん:2020/10/13(火) 18:45:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b0a2e8d24fc3334cd10d0df172edcfd829b8bd9
「けんか師」菅首相が向き合う「誘惑」 解散という両刃の剣 最高権力者たちが残した「当たり前の教訓」
10/13(火) 7:00配信

9月に発足した菅義偉内閣が報道機関各社の世論調査で高い支持率を記録したことで、衆院の解散・総選挙の時期が政界の焦点の一つになっています。衆院議員の任期満了が来年10月に迫るなか、菅首相は「伝家の宝刀」をいつ抜くのでしょうか。歴代首相の決断をひもといてみました。(朝日新聞記者・磯部佳孝)

いまの選挙制度で「早期解散」は3回
解散権はすべての衆院議員の地位を一瞬にして失わせることができるだけに、人事権とともに、首相の権力の源です。「伝家の宝刀」である一方、選挙の結果次第では首相の退陣につながったり、与党の座から転落したりする「両刃の剣」でもあります。

いまの憲法下では、第1次吉田茂内閣から第4次安倍晋三内閣(第2次安倍政権)まで、24回の解散がありました。このうち、いまの選挙制度である小選挙区制となった1996年以降の8回の解散をみてみます。

     ◇

【内閣=発足日/発足直後の支持率/解散日】
・第1次橋本龍太郎内閣=1996年1月11日/61%/1996年9月27日 
・第1次森喜朗内閣=2000年4月5日/41%/2000年6月2日
・第1次小泉純一郎内閣=2001年4月26日/78%/2003年10月10日
・第2次小泉内閣=2003年11月19日/41%/2005年8月8日
・麻生太郎内閣=2008年9月24日/48%/2009年7月21日
・野田佳彦内閣=2011年9月2日/53%/2012年11月16日
・第2次安倍晋三内閣=2012年12月26日/59%/2014年11月21日
・第3次安倍内閣=2014年12月24日/42%/2017年9月28日

     ◇

内閣発足から1年以内に解散したのは橋本龍太郎、森喜朗、麻生太郎の3氏でした。その決断の結果は、三者三様です。

小渕恵三首相(当時)の急死にともなって緊急登板した森氏は、2000年4月の内閣発足から2カ月もたたないうちに解散を断行しました。この解散は、森氏を後継に決めた自民党実力者5人の会合に加わった旧小渕派の野中広務幹事長と青木幹雄官房長官が「小渕さんへの同情票が見込めるうちに」と考え、あらかじめ敷いていたレールでした。「日本は天皇を中心とする神の国」との森氏の発言への批判もあり、森内閣の支持率は発足直後の41%(不支持率26%)から、衆院選公示直前に19%(同59%)に急落。衆院選では38議席を失いました。その後も内閣支持率は低迷し、森内閣は短命に終わりました。

福田康夫氏の突然の退陣を受けて発足したのが麻生内閣です。「オタクの聖地」東京・秋葉原で人気だった麻生氏は約1年後に迫った衆院議員の任期満了を見据えて、「選挙の顔」として首相に担がれました。しかし麻生氏は「リーマン・ショック」への対応を優先して解散判断を先延ばしにした結果、解散は内閣発足から約10カ月後でした。麻生内閣の支持率は麻生氏の失言などの影響で発足直後の48%(不支持率36%)から、衆院選公示直前に19%(同65%)に下落。衆院選では181議席減という大敗を喫し、民主党政権の誕生を許しました。

森、麻生両氏と対照的だったのが、橋本氏でした。

5402名無しさん:2020/10/13(火) 18:45:39
>>5401

「実績」掲げて解散した橋本内閣
橋本内閣は、社民党の村山富市氏の辞任を受けて1996年1月にスタートしました。村山政権と同様、自民、社民(旧社会)、さきがけの三党連立による政権で、自民党にとっては1993年総選挙で下野して以来、2年半ぶりに手にした首相の座でした。発足直後の内閣支持率は61%(不支持率20%)と高い数字を記録しました。

橋本氏には、前内閣から引き継いだ「宿題」がありました。住宅金融専門会社(住専)の不良債権処理と、沖縄の米軍用地強制使用問題の2つです。内閣発足後の初めての通常国会は「住専国会」と呼ばれ、与野党が対立しましたが何とか切り抜けます。沖縄問題では、普天間飛行場の返還を引き出したり、橋本氏と大田昌秀沖縄県知事(当時)の対話によって県の協力をとりつけたりするなどして、解決の道筋をつけることにこぎつけました。

内閣が発足してから約8カ月後、橋本氏は臨時国会の初日に解散。「宿題」をやり遂げたことを「実績」に掲げて総選挙に打って出ます。解散直前の内閣支持率は48%(不支持率30%)。単独過半数には届かなかったものの、選挙前より28議席増やすことに成功しました。

実は、梶山静六官房長官(当時)は96年1月に官房長官に就任した直後、橋本氏に「今すぐ解散をやりたい」と進言していたそうです。実際は「宿題」の対応にあたったために解散に踏み切れず、梶山氏は解散直後の講演で「沖縄の方々の心を開くことができて初めて、橋本首相は(解散についての)フリーハンドを持つことができた」と明かしています。梶山氏の発言からは、高い内閣支持率の誘惑と解散判断の難しさがうかがえます。

「国民のために働く」菅首相の決断は
「党利党略」や首相の失言ばかりが目立ってしまい、掲げられるような内閣の「実績」がないと、解散をしても衆院選で勝てない――。橋本、森、麻生3氏の決断からは、当たり前とも言える、こんな教訓が得られそうです。

菅首相の自民党総裁としての任期は来年9月、さらに、いまの衆院議員の任期は同年10月までです。このため、菅首相が来秋までに解散を決断するのかが政界の注目の一つになっています。

菅内閣発足直後に行った朝日新聞の全国電話世論調査(9月16日〜17日調査)では、菅内閣の支持率は65%(不支持率13%)でした。調査方法が異なるので、単純な比較はできませんが、橋本内閣以降のスタート時の支持率としては、小泉純一郎内閣の78%(同8%)、鳩山由紀夫内閣の71%(同14%)に次いで3番目に高い水準です。

こうした高支持率とともに自民党内でにわかに高まったのが「早期解散」論です。自民党の下村博文政調会長は9月21日のBS番組で、高い内閣支持率を挙げ「自民党の若手はほぼ全員が早く選挙をやってもらいたい」と指摘。「(解散は)年内にあってもおかしくない」とも述べました。

一方、菅首相は「早期解散」に慎重な姿勢を強調しています。自らの内閣を「国民のために働く内閣」と称し、就任会見で「コロナの収束と経済の立て直し。まずこのことに全力を挙げて取り組む」などと述べています。菅首相にとって、安倍晋三前政権からの「宿題」は新型コロナ対応と言えそうです。

菅首相として初めての論戦の場となる臨時国会が10月26日に召集される予定です。会期は12月上旬までの見通し。臨時国会で菅首相は所信表明演説のほか、代表質問や予算委員会で各党との質疑に臨みます。こうした国会日程を踏まえて、解散時期について政府・与党内でささやかれるのは、(1)臨時国会終盤(2)1月召集の通常国会(3)総裁任期の満了間近――といった選択肢です。

はたして、菅首相は何を「実績」に掲げ、いつ「伝家の宝刀」を抜くのか。「けんか師」の異名もある菅首相の決断は――。まずは、臨時国会での菅首相に注目です。

5403チバQ:2020/10/13(火) 21:43:59
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASNBF5T4CNBFUTFK00T.html
「成長戦略会議」議員にアトキンソン氏 首相のブレーン
2020/10/13 21:30朝日新聞

「成長戦略会議」議員にアトキンソン氏 首相のブレーン

デービッド・アトキンソンさん

(朝日新聞)

 政府は新たに設置する「成長戦略会議」の議員に、小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長(55)を起用する方針を固めた。観光や経済政策を中心に菅義偉首相に助言をしてきたブレーンの一人。首相の路線を会議での議論に反映させる狙いがある。

 アトキンソン氏は英国出身で、元外資系証券アナリスト。小西美術工藝社は文化財の修復などを手がけており、同氏には「新・観光立国論」「新・生産性立国論」などの著書がある。

 起用は首相の意向によるもので、政権幹部は「インバウンド(訪日外国人客)の増加政策など、アトキンソン氏の主張は当たっている。首相も信頼している」と解説する。

 例えば、首相が昨年末、官房長官時代に打ち出した「日本各地に世界レベルのホテルを約50カ所新設」とのアイデアは、アトキンソン氏の進言によるものだった。首相の持論である最低賃金の引き上げや、中小企業の合併による国際競争力の強化なども同氏の提言と一致する。首相は周囲に「彼の考えは私の考えにとても似ている」と話す。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201013k0000m010239000c.html
内閣官房参与に高橋洋一氏ら6人任命
2020/10/13 19:58毎日新聞

内閣官房参与に高橋洋一氏ら6人任命

高橋洋一・嘉悦大教授=東京都小平市で、武市公孝撮影

(毎日新聞)

 政府は13日、元財務官僚で嘉悦大教授の高橋洋一氏ら6人を、同日付で内閣官房参与に任命したと発表した。高橋氏は菅義偉首相やその経済ブレーンの竹中平蔵パソナグループ会長と近く、財務省に批判的な立場でも知られる。大規模な財政出動の必要性とともに増税不要論を一貫して主張しており、財政規律を重んじる財務省にとっては「逆風」となりそうだ。

 高橋氏は1980年、旧大蔵省(現財務省)入省。小泉純一郎内閣で総務相だった竹中氏の補佐官として郵政民営化などを推進した。2006年に内閣参事官に就き、当時総務相だった菅氏が創設を表明したふるさと納税の制度作りに携わった後、08年に退官した。リーマン・ショック後の09年には、自民党選挙対策副委員長だった菅氏が設立した「政府紙幣・無利子国債の発行を検討する議員連盟」の初会合で講演するなど、菅首相とは浅からぬ縁がある。

 財政再建には増税よりもムダな歳出カットが優先との考えから、古巣の財務省を「埋蔵金を隠している」などと徹底的に糾弾する姿勢でも有名だ。第2次安倍政権が進めた大規模な金融緩和や機動的な財政出動の理論的支柱となった「リフレ派」の学者の一人にも数えられている。古巣を顧みるどころか、対決姿勢を鮮明にするOBが政権中枢で首相の助言役を務めることに、財務省内では「困ったものだ……」(幹部)とため息も漏れる。

 内閣官房参与は首相に政策的助言を行う非常勤の国家公務員。高橋氏のほか、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーの岡部信彦・川崎市健康安全研究所長▽IT総合戦略本部員の村井純・慶応大教授▽大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミスト▽経団連の中村芳夫顧問▽キヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦研究主幹の各氏が任命された。【和田憲二】

5404名無しさん:2020/10/13(火) 22:53:35
https://mainichi.jp/articles/20200915/ddl/k38/010/351000c
自民総裁選 県連、菅氏に2票 得票トップ、期待の声 /愛媛
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月15日 地方版

 14日投開票された自民党総裁選は、菅義偉官房長官が石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長を大差で破って選出された。県内でも予備投票で菅氏がトップを獲得。安定した政権運営や経済対策へ期待の声があがる一方、加計学園問題など安倍政権が残した「負の遺産」への説明を改めて求める声も聞かれた。【中川祐一、木島諒子、遠藤龍、松倉展人】

 県連が実施した党員らによる予備投票は13日に県民文化会館で開票され、菅氏がトップで6522票を獲得。石破氏が4883票、岸田氏が870票と続き、県連に割り当てられた3票はドント方式で菅氏に2票、石破氏に1票が配分された。有権者数は1万9868人、投票率は61・89%だった。

 県内選出の国会議員事務所などによると、塩崎恭久衆院議員(愛媛1区)、山本順三参院議員(愛媛選挙区)は菅氏に投票したという。村上誠一郎衆院議員(愛媛2区)は石破氏の推薦人に名を連ねたが、投票先は明らかにしなかった。病気療養中の山本公一衆院議員(同4区)は岸田氏に投票する方針だったが棄権した。新型コロナウイルスへの感染防止のため不在者投票も断念したという。

5405名無しさん:2020/10/14(水) 01:00:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfbb67e66053371b89684c1f7c122e3a37ee315
自民・岸田氏「大きな固まり結集したい」 大宏池会以外の枠組みにも言及
10/14(水) 0:36配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は13日夜、BS日テレ番組に出演し、池田勇人元首相が創設した宏池会(現岸田派)の流れをくむ勢力による「大宏池会構想」について「政治の大きな固まりの結集をやっていきたいということは強く思っている」と語った。

 岸田氏は「派閥を大きくしようと捉えられているのかもしれないが、同じ派閥でなくても協力することはできる」と派閥の合流などにはこだわらない意向も表明。また、「宏池会の枠組みのみならず、他の枠組みもある」と語り、細田派(清和政策研究会)や竹下派(平成研究会)などとの連携への期待感も示した。

 岸田派の林芳正参院議員の衆院山口3区へのくら替えが取り沙汰され、同区が地盤の河村健夫元官房長官が所属する二階派(志帥会)が反発を強めていることには「(二階俊博幹事長と話し合うのは)当然だ。派閥単位はもちろんだが、地元や党本部でも議論していかなければならない」と話した。

5406名無しさん:2020/10/14(水) 09:20:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d5f1217826e1d8fa1ef2f418ecffa408a64cc6c
岸田氏の大宏池会構想、支持広がらぬ深刻事情
10/14(水) 5:31配信

 自民党総裁選で菅義偉首相に惨敗し、7年8カ月ぶりの無役に追いやられた岸田文雄前政調会長が突然、「大宏池会」構想を打ち上げた。

 岸田氏が率いる宏池会(岸田派)と、その流れをくむ麻生派や谷垣グループが合流し、2021年秋の総裁選再挑戦に向けて党内基盤を拡大するのが狙いだ。

 ただ、総裁選からわずか3週間での構想表明に、麻生派や谷垣グループは当惑を隠さず、岸田派内でも不満が表面化している。岸田派前会長の古賀誠元幹事長の名誉会長退任問題への反発から、古賀氏の側近グループは派閥離脱の動きを見せている。

 麻生派からは「自分の派閥もまとめられないのに、他派の力を借りようとするのは虫が良すぎる」(幹部)との声が噴出。総裁選で対応が割れた谷垣グループでも「グループの分裂が加速するだけ」(同)と懐疑的な声が多い。自民党内では岸田氏が目指す次期総裁選前の合流実現は「極めて困難」(自民長老)との見方が広がっている。

■麻生派、谷垣グループとの合流を提案

 岸田派(宏池会、47人)は5日、都内のホテルで政治資金パーティーを開催した。主催者としてあいさつした岸田氏は「宏池会の大きな塊を実現できるように先頭に立って汗をかく」と発言。次期総裁選に向けて宏池会から分派した麻生派(志公会、56人)と谷垣グループ(有隣会、他派掛け持ちも含め20人余)と合流する「大宏池会構想」の実現をめざす考えを表明した。

 パーティーには、麻生派や谷垣グループの幹部らも出席。岸田氏は「宏池会は過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた。しかし、『分断から協調へ』の重要性を訴えている以上、宏池会こそが身をもってそれを実践していかなければならない」と合流の必要性を訴えた。

 このあと岸田氏は8日、自らが呼び掛けた谷垣グループ幹部らとの会食で、「宏池会は間違いなく変わる」と吹っ切れた表情で熱弁をふるった。岸田氏は今後、麻生派も含めた合流工作を積極的に進める構えだ。

 今回の動きで他派閥幹部を驚かせたのは、「岸田氏が古賀氏を排除する動きに出た」(麻生派幹部)ことだ。2012年の衆院選不出馬を機に宏池会会長の座を岸田氏に禅譲した古賀氏だが、その後も、資金面で派閥運営を支援するなど、「宏池会のドン」(岸田派幹部)としての存在感を誇示してきた。

 古賀氏は毎年開催される岸田派パーティーでも必ずあいさつに立ち、乾杯の音頭を取るのがしきたりだった。しかし、5日のパーティーには出席せず、事前に名誉会長を退任する意向を岸田氏に伝えていたとされる。

■4年前にも浮上した「大宏池会」構想

 古賀氏は同じ福岡県を選挙区とする麻生氏とは「犬猿の仲」として知られ、「岸田氏の将来を考えてあえて身を引いた」(古賀氏側近)とされる。もちろん、岸田派内には古賀氏に近いメンバーが一定数存在するため、「派分裂の可能性」もあるが、「派閥を抜ける議員はせいぜい2〜3人」(岸田派幹部)との読みもある。だからこそ、岸田氏は「古賀氏と決別しても致命傷にはならない」(同)と判断したとみられている。

 ただ、肝心の麻生派の反応は冷たい。同派幹部は「当面、菅首相を支えることで主流派の一角を占めるのが基本戦略」と語り、大宏池会構想についても「麻生派には総裁候補として河野太郎行政改革担当相がいる」と突き放す。

 また、今回の総裁選で自主投票となった谷垣グループの幹部も「合流は選択肢の一つだが、麻生派と対立する議員も多く、無理に進めればこちらも分裂する」と首をかしげる。

 そもそも、この大宏池会構想は4年前に浮上したが、立ち消えになった経緯がある。2017年の自民総裁選に先立つ2016年秋、麻生太郎副総理・財務相が側近を通じて密かに岸田氏に派閥の合流を持ち掛け、岸田氏も前向きに検討したとされる。両派が合流すれば、現在の最大派閥の細田派(清和会、98人)と肩を並べる巨大派閥となるからだ。

 その際、合流後は麻生・岸田派(宏池会)として麻生氏が会長、岸田氏が総裁候補となり2頭立てで派の運営に当たるとの具体案も示されたとされる。ただ、麻生氏は「合流するためには古賀氏と手を切るのが条件」と迫り、岸田氏の周辺に「それは難しい」との声が多かったことから、合流構想は幻に終わったとみられている。

 相次いで中央政界にデビューして宏池会に所属した麻生、古賀両氏は長年のライバル関係にあり、「互いに口も利かない険悪な関係」(麻生氏側近)だったことが背景にある。

 2019年4月の福岡県知事選でも、麻生氏が現職の小川洋知事の追い落としを狙って自らの側近を強引に自民党推薦候補として擁立。しかし、古賀氏は二階俊博幹事長や菅義偉官房長官(当時)らと手を組み、麻生氏の擁立候補を惨敗させた経緯もある。

5407名無しさん:2020/10/14(水) 09:20:34
>>5406

■共通の敵は石破氏

 今回の総裁選でも、最終段階で麻生氏に協力要請した岸田氏に対し、麻生氏は「古賀氏が(岸田派に)いる限り、協力できない」とはねつけたという。結果的に総裁選で惨敗した岸田氏は、「このままでは総裁選で勝てる見込みもない」と判断し、5日の派閥パーティーに先立って密かに古賀氏と会い、名誉会長退任を懇請して古賀氏も受け入れたとされる。

 安倍晋三前首相は今春までは岸田氏を後継者に考えていた。麻生氏も「岸田後継」に理解を示していたが、岸田氏の後見人を自任する古賀氏の存在が大きな障害となっていた。

 強固な盟友関係を維持してきた安倍、麻生両氏にとって今回の総裁選での共通の敵は、両氏と敵対し続けてきた石破茂元幹事長だった。安倍、麻生両氏の最大の目標は「石破つぶし」となり、そのためには「アピール力が弱く、国民的人気もなかった岸田氏では石破氏に負けかねない」(細田派幹部)との判断から、二階氏の後押しを受けて急浮上した菅氏に相乗りしたのが実態とされる。

 ただ、安倍前政権でも麻生氏と菅氏は折り合いが悪く、政局運営などで対立することも多かった。このため、麻生氏は「とりあえず2021年秋までのショートリリーフ」と考えて菅氏を推したとされる。しかし、予想以上に高い内閣支持率と、二階氏と組んでのしたたかな菅流人事で、内閣での麻生氏の存在感が低下し、「(麻生氏の)不満がたまっている」(麻生氏側近)とされる。

 岸田氏はそこに着目。古賀氏と決別して麻生氏に再接近することで、菅・二階連合に不満を持つ細田派も巻き込んでの「反菅・二階連合」を形成すれば、「次期総裁選での菅降ろしも可能」(岸田派幹部)と踏んだとみられている。

 ただ、副総理にとどまることで政権への影響力を維持する麻生氏にとって、国民の高い支持を得ている菅氏の追い落としに失敗すれば、自らの政治生命にも関わる。9月に80歳となり、「次の選挙が最後」(周辺)とみられる麻生氏にとって、「菅政権で一定の影響力が行使できれば、冒険する必要はない」(同)のが本音だろう。

■「二階派ファースト」に反発

 おりしも、岸田派幹部で2012年の総裁選に立候補した経験もある林芳正参院議員(元文科相)が衆院山口3区に出馬する構えを見せている。同区で当選してきた河村建夫元官房長官は二階派最高幹部であり、二階氏も激怒。岸田派パーティー前日の4日に多数の二階派幹部を引き連れて現地入りし、「売られたケンカは買う」と物騒な表現で林氏を牽制した。

 ただ、二階氏は他の選挙区で現職に二階派の議員をぶつけるケースも多く、党内には「言っていることとやっていることが矛盾する。すべて二階派ファーストだ」(細田派幹部)との不満も渦巻く。このため、「次期衆院選前に大宏池会が実現すれば、林氏の出馬をめぐって麻生、二階両氏の全面戦争」(自民長老)にもなりかねない。

 ただ、麻生氏の盟友の安倍氏は「祖父の代から選挙区で対立してきた林家の後継者の鞍替えは絶対認めない立場」(側近)とされ、この点でも「麻生氏が林氏を支援する可能性はない」(麻生派幹部)とみられている。岸田氏にとって、側近の林氏への対応も大宏池会実現への難題となるのは必至だ。

 岸田氏は、その温和で誠実な人柄から「党内に敵がいない」とされる一方、「頼りがいのない、ただのいい人」と揶揄されてきた。その岸田氏が「初めて政治決断したのが今回の大宏池会構想」(岸田派幹部)だ。今後の展開は「岸田氏のリーダーとしての力量が問われる」(自民幹部)のは間違いなく、「腰砕けになれば、自滅の道に迷い込む可能性」(自民長老)も少なくない。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5408チバQ:2020/10/14(水) 14:14:47

河野大臣「冗談のようなクレーム」を試して驚く 「歴代の外務大臣は何をしてた」
10/14(水) 11:39配信
433




河野太郎氏
 河野太郎行革大臣が14日、ツイッターを更新。「冗談のようなクレームがあったから試してみたら本当だった」として、在インドネシア日本大使館のメールシステムの返信をアップ。「歴代の外務大臣は何してたんだ。あっ、すみません」と思わず本音をツイートした。

 河野大臣は「冗談のようなクレームがあったから試してみたら本当だった」と切り出し、在インドネシア日本大使館領事部のメール返答のスクリーンショットをアップ。

 そこには「只今の時間、領事窓口の受付は行っておりません。大変恐れ入りますが、受付時間内に改めてメールを送信いただきますようお願いいたします」と記され、領事受付窓口時間は平日は午前8時30分から12時、午後1時30分から3時までとされている。ちなみに査証関連の問い合わせには対応できないとし、別の電話番号が記されている。

 河野大臣は「なんでだろう。歴代の外務大臣は何してたんだ。あっ、すみません」と思わず本音をつぶやき、電話ではなくメールに受付時間があることに驚きを示した。

 この投稿に「時間外にメール送れないなんて初めてみたw」「時間外だからもっぺんメールしろってすげえな」「電話なら分かるけど、メールの受付時間て…」の声や、「河野大臣のように、実際に試される大臣は素晴らしいと思います」との声も上がっていた。

 河野大臣は、大臣就任直後に行政改革の目安箱として自身のHPに「縦割り110番」を開設。さまざまなクレームや訴えを受け付けていた(14日現在は、意見の整理のため新規受付は一時停止)。

5409チバQ:2020/10/14(水) 20:40:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201014k0000m010123000c.html
菅カラー反映? 「成長戦略会議」議員に首相のブレーン、アトキンソン氏起用へ
2020/10/14 16:21毎日新聞

菅カラー反映? 「成長戦略会議」議員に首相のブレーン、アトキンソン氏起用へ

デービッド・アトキンソン氏=東京都千代田区で2019年11月26日、武市公孝撮影

(毎日新聞)

 政府は、新設する「成長戦略会議」の議員に小西美術工芸社社長のデービッド・アトキンソン氏(55)を起用する方針を固めた。菅義偉首相のブレーンの一人で、外国人観光客の誘致や中小企業施策などについて助言してきた。成長戦略に「菅カラー」を反映させる狙いがあるとみられる。

 アトキンソン氏は英国生まれ。米金融大手ゴールドマン・サックスの元証券アナリストで、2009年に国宝・重要文化財の補修を手がける小西美術工芸社に入り、11年に会長兼社長、14年から社長。

 アトキンソン氏は菅首相が官房長官時代に推進してきた最低賃金の引き上げが持論。中小企業の再編による競争力強化も主張しており、昨年、毎日新聞のインタビューで「後継ぎがおらず、廃業の危機にある中小企業も後継者を探すよりどこかの企業に吸収合併してもらったほうがいい」と述べていた。

 菅政権は、安倍前政権で成長戦略策定を担った未来投資会議を廃止し、新設する成長戦略会議に衣替えする方針。新たな成長戦略にアトキンソン氏が主張する中小企業施策などが反映される可能性がある。【山下貴史】

5410名無しさん:2020/10/15(木) 02:27:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b414918f77c52255c01a33cd1b11d863830494c
自民党役員の紅一点は「女性政策」嫌い?安倍氏とタッグで岸田氏いじりも…野田聖子氏の素顔と総理の夢
10/14(水) 17:31配信

当選同期会に見る野田聖子氏の素顔
菅政権の発足から約1ヵ月。各派閥のバランス型となった自民党の主要役員の中で、紅一点、存在感を発揮しているのが無派閥ながら要職に就いた野田聖子幹事長代行だ。

37歳で郵政大臣に抜擢されたほか、女性議員で初めて衆議院本会議の議事進行係を務めるなど、華々しい経歴を歩んできた一方、郵政民営化法案に反対し一時自民党からの離党を余儀なくされるなど、山あり谷ありの政治家人生を送ってきた野田氏。

初当選は1993年で、同期には安倍前首相や岸田前政調会長など、そうそうたるメンバーが名を連ねている。

そしてこのメンバーは定期的に「同期会」を催していて、全員が毎月お金を積み立てて開催している。明るい性格の野田氏は会場の店を決める「幹事」を任される中心的存在で、安倍前首相と共に物静かな岸田元外務大臣にツッコミを入れたりいじったりするなどして、会を盛り上げているという。

そして野田氏と言えば大の「酒豪」で知られる。かつては二軒目、三軒目は当たり前の「豪快さ」が持ち味だった。ただ、2011年に出産してからは、子どもとの時間を作るために夜会合も極力「一軒」にし、セーブしている。

「子どもの未来」を前面に掲げる一方「女性政策」の言葉は嫌い
野田氏はかなりの「子煩悩」で、議員会館の事務所に息子さんを連れているところをよく目撃するが、その時の表情はまさに「母親」そのものだ。ただ、連日仕事の日程がびっしり入っているため家事全般は旦那さんが行っていて、野田氏は政治活動に全力を注げるのは「家族やスタッフのおかげ」と感謝を口にしている。

そして、野田氏は自身のスローガンに「子供たちの未来を重視した政治」を掲げている。そこには「母親」として将来世代への責任を重く感じていることがうかがえる。こうした姿勢から「女性政策」に積極的だというイメージがもたれているが、ただし野田氏はこの「女性政策」という言葉自体は嫌いなのだ。

9月に行った外国特派員協会での記者会見でも「女性政策という言葉をなくさないといけない」と語っていた。自民党という男性議員9割の「超・男社会」の中で、男性から「女性はこうでしょ」と押しつけられてきた政策に疑問を感じるからだ。野田氏は、「女性活躍」も、男女が一緒に力を合わせる社会の実現であるべきだと考えている。

女性初の総理大臣へ「20人の壁」を乗り越えるチャンス活かせるか
その野田氏の最終目標は「総理大臣」だ。ただ総理になるための自民党総裁選出馬には、「推薦人20人」を集めるというハードルをクリアする必要がある。ところが野田氏は派閥に属さない「無派閥議員」であるため20人の推薦人を集めるのは容易ではない。頼みの女性議員も自民党ではおよそ1割しかいないため、これまでもたびたび出馬断念を余儀なくされてきた。

そうした中で今回、菅首相から「幹事長代行」という重要ポストに起用されたのは、支持してくれる仲間を増やすチャンスとも言える。野田氏は今、幹事長代行として積極的に情報発信に取り組んでいますが、「女性初の総理大臣」という夢に近づけるのかどうか、今後の動向に注目が集まる。

(フジテレビ政治部 門脇功樹)

門脇 功樹

5411名無しさん:2020/10/15(木) 02:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/3279f3cd58b3e545817fb1c81070863602f6241a
菅首相はせっかち 河野担当相
10/14(水) 17:04配信

 「首相はせっかち」。

 河野太郎規制改革担当相は14日のオンライン講演で、菅義偉首相をこう評した。首相肝煎りの規制改革をめぐり、短期間での報告を求められたことを指したものだ。

 河野氏は「(首相から)『あれ、どうなっている』と(聞かれるが)『いやいや、まだ1週間しかたっていません』みたいな。結構せっかちな首相だ」と説明。ただ、「大きな旗を振ってくれているので私の仕事はしやすい」とも語った。

5412名無しさん:2020/10/15(木) 02:30:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/35ca0e0f1b63a877c79b5e7319be1f2cabc9247e
二階俊博幹事長の後援企業が“和歌山カジノ”隣接地3000坪を買っていた
10/14(水) 16:01配信

 和歌山県が名乗りを上げているカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を巡って、同県選出の二階俊博自民党幹事長の40年来の後援企業が、周辺の山林約3000坪を買っていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 IRが誘致された場合の予定地となっているのが、和歌山市南部に位置する人工島、和歌山マリーナシティ。ここから橋を渡ってすぐの山林が当該土地で、車で約3分の距離にある。

 地元の不動産業者が解説する。

「この山林は、マリーナシティ開発のときに地元のディベロッパーも目をつけていたところです。夕焼けが美しく景観が綺麗なため業者としては手を付けたい場所ではあるのですが、開発許可が下りていないと聞いている。維持管理費や固定資産税のことを考えれば、坪単価1万円の約3000万円で買っても赤字になるので、なかなか買い手はつかないと思う。ただ、行政の開発許可が出るようなウルトラCがあれば、その価値は10倍にも跳ね上がるのではないか」

 目下、IR誘致を巡っては、横浜市、大阪府・市、長崎県らが名乗りを上げているが、二階幹事長の地元・和歌山県がここにきて有力とされている。和歌山県がIR誘致に成功すれば、当該土地の地価は跳ね上がる可能性がある。

 土地を取得しているのは、株式会社「和通」。社会福祉事業などを手掛ける和通グループの中核企業だ。3年前に亡くなった先代社長は、二階氏が和歌山県議時代から40年来の後援者であり、葬儀の際は二階氏自らが葬儀委員長を務めた。また、二階氏の政策秘書を務める長男は、和通グループ内の社会福祉法人の評議員を兼任しており、衆議院に兼業届けを提出している。

 和通グループとの関係や、土地取得の経緯について二階氏に尋ねると、書面で概ね以下のような回答があった。

「(和通所有の)土地については全く承知していない。(先代社長には)選挙の時に報道対応を長年にわたりご担当いただいた。長男は(和通グループの社会福祉法人の)当初は理事、その後、評議員(いずれも無報酬)です」

 先代の息子である和通の現社長に尋ねると、「先代が老人ホームを計画し、知人の不動産屋より(当該土地を)購入しました。市街化調整区域であるため、老人ホーム以外の用途の建物は建てられないと聞いています」と書面で回答した。

 IRを巡っては、二階派の秋元司衆院議員が逮捕されるなど、激しい誘致合戦が繰り広げられている。和歌山県IR事業者募集要項には、<来訪者をIR区域外に誘導するための仕組みを構築すること>とあり、和歌山県が誘致に成功した際には、周辺地域のためにどのような対応をとるのか、注目される。

 10月15日(木)発売の「週刊文春」では、カジノ予定地のもう一つの隣接地域を所有する関西電力と二階氏の関係、9月に田中角栄氏を抜いて幹事長在任最長記録を更新した二階氏の最近の言動や、IR誘致を巡る動きなどを、6ページにわたって詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月22日号

5413名無しさん:2020/10/15(木) 03:06:52
https://www.asahi.com/articles/ASM5Y5G3LM5YUTFK00Z.html
自民石原派の資金パーティー 求心力低下、くすぶる不満
有料会員記事
永田大
2019年5月30日 2時28分

政治資金パーティーで、あいさつのため登壇する自民党の二階俊博幹事長(左)。右は石原伸晃氏=2019年5月29日午後、東京都港区、林敏行撮影


 自民党の石原伸晃・前経済再生相率いる石原派(近未来政治研究会、12人)の政治資金パーティーが29日、東京都内のホテルで開かれた。党内最小派閥で、最近は閣僚も出していないことから、石原氏の求心力低下がささやかれており、夏の参院選に向けて正念場を迎えている。

 石原派は、旧渡辺派から離脱して旗揚げした山崎拓・元副総裁の山崎派が前身。昨秋の党総裁選では安倍晋三首相を支持したが、表明が他派に出遅れ、存在感を発揮できなかった。

 パーティーに首相は外交日程のため欠席。あいさつに立った二階俊博幹事長は「行き着くところは、将来は石原さんをてっぺんまで押し上げようという気持ちでしょ? そこをはっきりしなきゃダメですね」と注文をつけた。

 石原派は、直近2回の内閣改造…

5414名無しさん:2020/10/15(木) 03:31:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/d008e4c7e3f6c58ac41aa96454f0c849f6c48844
首相動静(10月7日)
10/7(水) 7:25配信

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時事通信
 午前6時41分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同44分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時27分、官邸発。
 午前7時33分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内のレストラン「オーキッド」で秘書官と食事。
 午前8時13分、同ホテル発。
 午前8時19分、衆院第2議員会館着。
 午前8時23分から同33分まで、横浜商工会議所の上野孝会頭、川本守彦副会頭。同41分、同所発。
 午前8時43分、官邸着。
 午前9時から同34分まで、規制改革推進会議。
 午前10時18分から同26分まで、米国研究製薬工業協会のジョバンニ・カフォリオ会長のテレビ電話による表敬。同40分から同11時2分まで、坂井学官房副長官、北村滋国家安全保障局長、山田真貴子内閣広報官、和泉洋人首相補佐官、外務省の秋葉剛男事務次官、森健良外務審議官、小林賢一南部アジア部長、植野篤志国際協力局長。同3分から同8分まで、和泉首相補佐官。同9分から同21分まで、秋葉外務事務次官。
 午前11時22分から同30分まで、玉城デニー沖縄県知事。同33分から同39分まで、一宮なほみ人事院総裁から人事院勧告。同50分、官邸発。
 午前11時55分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。同ホテル内の中国料理店「大観苑」で斉藤鉄夫公明党副代表と会食。
 午後0時54分、同ホテル発。同1時2分、官邸着。
 午後2時34分から同59分まで、棚橋泰文自民党行政改革推進本部長。同3時1分から同9分まで、松川正則沖縄県宜野湾市長。同4時11分から同31分まで、大久保好男日本民間放送連盟会長。
 午後4時36分、官邸発。
 午後4時42分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。同ホテル内の宴会場「鶴の間」で自民党二階派のパーティーに出席し、あいさつ。
 午後4時53分、同ホテル発。
 午後5時、官邸着。
 午後5時24分から同34分まで、室伏広治、鈴木大地新旧スポーツ庁長官。同35分から同47分まで、木原稔首相補佐官。
 午後6時2分から同18分まで、イタリアのコンテ首相と電話会談。
 午後6時38分、官邸発。同40分、衆院第2議員会館着。
 午後6時58分、同所発。
 午後7時10分、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモント着。同ホテル内の宴会場「悠久」でJR東日本グループの職域団体「東日本ときわ会」の会合に出席し、あいさつ。
 午後7時29分、同ホテル発。同45分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内の中国料理店「桃花林」で柿崎明二首相補佐官と食事。
 午後8時57分、同ホテル発。
 午後9時4分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。(了)

https://news.yahoo.co.jp/articles/406218e0f8d00b6e25e59f6c23858abbb2383c3d
首相動静(10月5日)
10/5(月) 7:25配信

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時事通信
 午前6時44分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同47分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時25分、官邸発。
 午前7時33分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内のレストラン「オーキッド」で北尾吉孝SBIホールディングス社長と会食。
 午前8時39分、同ホテル発。
 午前8時46分、衆院第2議員会館着。
 午前8時57分、同所発。同59分、官邸着。
 午前9時43分から同58分まで、前田晃伸NHK会長。同59分から同10時28分まで、和泉洋人首相補佐官、経済産業省の安藤久佳事務次官、荒井勝喜総括審議官、資源エネルギー庁の保坂伸長官、飯田祐二次長。
 午前11時32分から同37分まで、高橋誠一全国賃貸管理ビジネス協会会長。同53分、官邸発。同56分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の中国料理店『星ケ岡』で秘書官と食事。
 午後0時45分、同ホテル発。同47分、衆院第2議員会館着。
 午後1時2分、同所発。同3分、官邸着。同51分から同2時4分まで、中曽根弘文自民党参院議員。
 午後2時53分から同3時8分まで、野田毅自民党衆院議員。
 午後3時12分から同18分まで、経産省主催の「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)サミット2020」向けのビデオメッセージ収録。同4時8分から同10分まで、北村滋国家安全保障局長。同32分から同54分まで、フランスのマクロン大統領と電話会談。
 午後5時30分から同59分まで、内閣記者会加盟報道各社のグループインタビュー。
 午後6時30分、官邸発。
 午後6時32分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の中国料理店『星ケ岡』で官邸職員と食事。
 午後7時56分、同ホテル発。同58分、衆院第2議員会館着。
 午後8時39分、同所発。
 午後8時46分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。(了)

5415名無しさん:2020/10/15(木) 03:34:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091700266&g=pol
首相動静(9月17日)
2020年09月17日22時07分

 午前6時38分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同42分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時22分、官邸発。同25分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」で選挙プランナーの三浦博史氏と会食。
 午前8時37分、同ホテル発。
 午前8時39分、官邸着。同40分、報道各社のインタビュー。
 午前10時4分、官邸発。
 午前10時13分、東京・三番町の宮内庁分庁舎着。就任の記帳。同19分、同所発。同26分、東京・元赤坂の赤坂御用地着。秋篠宮邸、三笠宮東邸、三笠宮邸、高円宮邸で就任の記帳。
 午前10時45分、同所発。同58分、東京・東の常陸宮邸着。就任の記帳。同11時2分、同所発。同11分、衆院第2議員会館着。同25分から同29分まで、自民党沖縄県議らから要請書受け取り。同30分、同所発。同31分、官邸着。
 午後0時37分、官邸発。同39分、国会着。同41分、院内大臣室へ。同51分、同室を出て、同52分、参院本会議場へ。
 午後1時1分から同6分まで、第202臨時国会開会式。同7分、参院本会議場を出て、同10分、国会発。同12分、官邸着。同42分から同48分まで、北村滋国家安全保障局長。同2時から同11分まで、木原稔首相補佐官。
 午後2時28分から同48分まで、森田健作千葉県知事。
 午後2時52分から同3時21分まで、河野太郎行政改革担当相。同22分から同43分まで、平井卓也デジタル改革担当相。
 午後3時44分から同4時4分まで、田村憲久厚生労働相。
 午後6時30分、官邸発。同32分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」で秘書官と食事。
 午後7時56分、同ホテル発。同57分、衆院第2議員会館着。同8時24分、同所発。同29分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。来客なし。

5416名無しさん:2020/10/15(木) 10:14:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/e76575f3ed74ae3399f76d11e7f15a2cf588cd15
「お前は何アゲだ? 何で俺だけ“たたき上げ”なんだ!」“最後の怪物幹事長”二階俊博がキレた瞬間
10/15(木) 6:01配信

 自民党幹事長の通算在職記録を更新中の二階俊博は寝業師、すなわち「政治技術の巧者」という報道のされ方をすることが多い。政策というと親中派であること、運輸や土地改良事業の族議員であることぐらいは知られるが、政治思想は意外と知られていない。メディアで多くを語る姿を見ない二階が今回、インタビューで「政治の原点」を語った。

二階俊博のスイッチが入った“ある質問”
 与えられた時間は30分間、限られた時間の中で、私は二階にいくつもの質問を矢継ぎ早にぶつけた。

 13年前の「ある場面」について私が訊ねた瞬間、二階のスイッチが入った。

――2007年12月25日、東京ホテルオークラの広間で開催された高速道路建設を決める「国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)」の最終盤でのことだ。テーマに地方の道路はなく、主題は東京外環自動車道だった。会議の2週間前、道路特定財源の一般財源化で政府・与党が合意し、2年前に道路公団が民営化して以来の高速道路の建設にブレーキをかけ、限られた財源を投資するなら東京などの大都市へ――という風潮が強まっていた。

 この時、二階は立ち上がって「今後の道路予算をどうするんだ。国土の均衡ある発展は死語になっているのか、生きているのか」と食ってかかり、議長の著名な学者が「貴重な意見として承らせていただく」と割り込もうとしても「そんな簡単なもんじゃない」と吠えた。

 普段、メディアもいる場で見せることのない意外な姿が、私の印象に残っていた。

 私がその13年前の発言の真意を問うと、二階は堰を切ったように語り始めた。

「我々は開発発展の遅れている地域の出身ですからね。それが政界へ進出する原点です。いかにも国土の均衡ある発展がなされてないではないかという、激しい怒りにも似た気持ちがありましたから」

これが本当に同じ国か?
 1939年(昭和14年)に和歌山県の御坊で木造船会社を起こした父と保健師の母の間に生まれた二階は、中央大学を卒業後、静岡県選出の衆院議員、遠藤三郎の秘書を11年にわたって務めた。1975年(昭和50年)から県議2期の後、1983年(昭和58年)に国政に進出する。

「怒りにも似た気持ち」は、二階が遠藤三郎の地元から、県議選に初出馬するため故郷の御坊市に戻る途中で目にした光景のことだ。

「国会議員の秘書という門前の小僧ではあるが、東京から名古屋まで、東名高速道路の建設の姿を見て、それから故郷に帰ったわけです。発展の息吹が感じられる地域があるのに、和歌山にはそのことを語る声さえなかった。これが本当に同じ国かというほどの思いがありました」

5417名無しさん:2020/10/15(木) 10:14:56
>>5416

「紀州一周高速道の実現」を掲げて
 東京と名古屋を結ぶ東名高速道路が全線開通したのが1969年。そのルートの先にある大阪で万博が開催される1年前のことだ。開通によって、東京、名古屋、大阪という三大都市の富の恩恵が、沿道の寒村の風景を変えていく。インターからの周辺には工場が張りつき、そこから市街地に向かう道路脇には土産物店やレストランができた。

「『東名高速道路が引かれている地域とそうでない地域と、国が違うのか』と、議会で県の部長に質問したよ。いささか厳しすぎることは承知の上で、認識を皆が持たなければいけないという気持ちがあったから。このままでは国土の均衡ある発展なんてしないではないか、と」

 その憤りが、二階の原点だという。県議、国政を通じて「紀州一周高速道の実現」を掲げて政治キャリアを歩むことになる。

 二階は今年、菅義偉内閣発足の立役者となった。インタビューで「門前の小僧」とは言ったが、自身のキャリアについて強烈な自負ものぞかせた。

「政治学の本筋をずっとやってきたんだ」
 独自の政局勘をどこで培ったか、と尋ねた時、ひときわ語気を強めて、こう言い放った。

「私は、大学を出た翌日から国会議員の秘書ですよ。11年間代議士の秘書をやって県議を8年やって、国政へチャレンジしてきた。その政治訓練の実績です。これは聞かれたから初めて言うが、そんなこと自分で誇るべきことでもなんでもない。でも、同じようなコースを歩んできた人を“秘書上がり”だとか、“たたき上げ”とか生意気なことを言うやつがいる。お前は何アゲだ。唐揚げとは言わんが、何で俺だけ“たたき上げ”なんだ。俺は、政治学の本筋をずっとやってきたんだ」

 こうしたことをふいに語ったのも、「国土の均衡ある発展」という死語として語られた政治の原点のことを質問したからだ。

二項対立ではつかめない政治家
 なぜそう問うたか。8月末の安倍晋三首相の退陣表明から2日で後継をめぐる政局を片付けた二階俊博という人物を描きたいと考えた私は、慌てて資料を集め、知人、地元有権者、仕えた官僚など次々と人に会って話を聞いた。

 取材を重ねても、なかなかその全体像をつかむことが難しく、そのために取材メモだけが山積みになった。

 調整型の政治家だが、05年の郵政選挙では当時の小泉純一郎首相の下、総務局長として切り回した二階は、反対し離党した者に刺客を送った。国幹会議での咆哮はその2年後。改革か反改革か――そうした二項対立で整理しようとすると、つかめない。どうしても聞きたかったのが「国土の均衡ある発展」というキイワードだった。

 最後に本人にインタビューをした上で、「 二階俊博『最後のキングメーカー』の研究 」として「文藝春秋」11月号に寄稿した(全文は「文藝春秋digital」にも掲載中)。取材した材料の9割は捨てざるをえなかったが、その資料を見直すうちにまた疑問が湧いてくる。それが二階俊博の面妖な特質とも言える。(文中敬称略)

広野 真嗣/文藝春秋 2020年11月号

5418名無しさん:2020/10/15(木) 12:47:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/18ad7661432ee93c3e96440090a1473a8d353fbf
元地下アイドルが自民党本部に就職し…「幹事長室」に抜擢!
10/15(木) 6:37配信

「あのコ、アイドルだったんだね。どうりでかわいいと思ったよ〜」
 頬を緩ませて、そう話すのは、ある自民党関係者だ。

“あのコ” とは、2019年1月に活動を終了したアイドルグループ「虹色fanふぁーれ」のメンバーだった、草なぎ真帆さん(24)だ。担当カラーはオランジュ(橙)、“まほたそ” の愛称で人気を集めていた。

 アイドル活動を終えた “まほたそ” が就職したのが、なんと自民党本部だったのだ。

「都内の私大を卒業した草なぎさんは、2019年4月に、新卒で自民党職員に。うちに “入社” して以来、総裁・幹事長室付の事務職員として働いています」(自民党若手職員)

 幹事長室といえば、二階俊博幹事長(81)が君臨する自民党の “センター” である。10月9日、自民党本部4階で、草なぎさんを見つけると、アイドル時代のロングヘアは、肩上のボブに。笑顔で役員付のSPと話していた(冒頭の写真)。

 ある自民党幹部は、「真面目でそつなく働くコ」と、草なぎさんの仕事ぶりを評価し、こう続ける。

「二階さんは、ふだんから職員に優しくて、気配りも細やか。でも、厳しいときは、ものすごく厳しい。草なぎさんは明るくて仕事もできるから、他部署から『うちに欲しい』と引きがあるくらいなんだよ。二階さんなら、手放さないだろう」

 だが、なぜ自民党職員に……。

「彼女の地元は、茂木(敏充)外相の栃木5区(足利市、佐野市など)で、すぐ上の代に、同じ栃木5区出身の職員がいる。でも、推薦があったかは、わからないね」(同前)

 10月9日、党本部に取材の電話を入れると、本人が応対した。

--誰かの推薦があった?

「いや〜、そういうわけではないです……」

--政治に興味があった?

「というわけでもないですね」

--就活で試験を受けて、職員になった?

「はい、そうです」

 かくして、魑魅魍魎が渦巻く永田町に、元アイドルが飛び込んだわけだ。アイドル時代はいじられキャラだったというが……負けるな、“まほたそ”!

(週刊FLASH 2020年10月27日号)

5419名無しさん:2020/10/15(木) 16:37:15
https://www.asahi.com/articles/ASNB96X27NB7UTFK01P.html
「裏かかれた」巡らぬ天命 暗中模索の石破氏に映るもの
有料会員記事 自民党総裁選2020
松山尚幹
2020年10月10日 19時00分

 天命はまためぐってこなかった。

 「石破茂 68票」。9月14日の自民党総裁選。石破茂元幹事長は、スクリーンに映し出された一番少ない自分の票数を、小さくうなずきながら見つめていた。

 会場から人がはけ始め、石破氏もホテルのエレベーターの方に向かった。

 1人の男が近づいてきた。石破派会長代行を務める山本有二元農林水産相だった。山本氏は、石破氏がよく講演でとりあげる猪瀬直樹氏の著作「昭和16年夏の敗戦」をあげて語気を強めた。

 「日本は負けると分かっていたのに戦いに突っ込んだ。それと同じではないか。この責任をどうとるんだ」

 山本氏は、傷口に塩を塗るようなものだと思ったが、あえて突きつけた。

 石破氏は、ただ黙って聞くしか…

https://www.asahi.com/articles/ASNBF34NNNBBUTFK010.html
石破氏本人が話す「石破外し」 半年前から党内で研究?
有料会員記事
聞き手・神田大介、松山尚幹
2020年10月14日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 石破茂氏に聞く、総裁選「敗戦の弁」
 7年8カ月ぶりの首相交代という割には、しらけたムードが流れていました。9月の自民党総裁選は、早々に主要派閥が菅義偉氏への支持で足並みをそろえ、結果もそのまま波乱なし。開始の笛が鳴る前に、試合は決まっていたと言えます。

 挑んだ石破茂、岸田文雄両氏の目算はどこで崩れたのか。舞台裏で何が起きていたのか。敗戦の弁を直接2人の口から語ってもらいました。

 今回は安倍晋三前首相のライバルと目されていた石破茂元幹事長。日ごろからそばで取材をしている番記者の政治部、松山尚幹記者にも同席してもらい、忖度(そんたく)なしで聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・負けるとわかってなぜ出馬?

・二階俊博幹事長は、怖い?

・石破氏を支持すると、党の公認がもらえない?

・天変地異でもなければ総裁にはなれないと認めてる?

・結局、次の総裁選も出るんですか?

     ◇

Q:敗色濃厚なのに、なぜ立候補したんですか。

A:ちゃんとしたルールの時に出ればいい、今回はやめときなと私のためを思って言ってくれる人もいっぱいいたんですよ。悩まないではなかったですね。

 だけど、自民党は国民政党なので色々な考え方がある。そこで議論がないのは自民党じゃないよねというのと、これだけ党員を増やそうと言っているのに、選挙もやらないよというのは。多様な意見を戦わせることは、自民党のある意味生命線みたいなところがあってね。そこに違う意見を持っている私が議論しないのは、自分らしくないよねということです。

「裏かかれた」巡らぬ天命 暗中模索の石破氏に映るもの
Q:安倍前首相が辞任を表明した翌日、機嫌が悪かったですね。

A:それはね、かなり前から、少…

5420名無しさん:2020/10/15(木) 16:38:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/30c5f50d1940f1c677bca8a1d0e5fa415a77f25a
石井亮次アナ 5万円の定額給付案に「セレモニー、パフォーマンスのようにも見える」
10/15(木) 16:11配信

 フリーの石井亮次アナウンサー(43)が15日、MCを務めるTBS系情報番組「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(月〜金曜後1・55)に出演。自民党の長島昭久衆院議員らが菅義偉首相に国民一律5万円の定額給付金支給を盛り込んだ40兆円規模の追加経済対策を要望したことについて言及した。

 長島氏らの要望について、加藤勝信官房長官は15日の記者会見で「経済情勢や感染症の状況をしっかり見ながら、必要があれば臨機応変に対応していきたい」と述べた。

 石井アナは「これは、いわゆる決まっているっぽいことを俺たちが要望書を出して通りましたよ、まさにセレモニー、パフォーマンスのようにも見える。今回(要望書を)出した議員は二階派が中心だったりするっていうのは何か意味があるんですかね」と話した。これに元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫(63)は「分かりやすいですよね。二階さんがそういう政策を出して飲んでくれたよと、あるいは飲まないとどうなるか分かってるよね、来年の総裁選どうなるか分かってるよねって。そんなの私が解説しなくても分かるでしょ」と自らの見解を述べた。さらに石井アナが「二階さんは、俺が言って長島に行かしたんだぞ、ぐらいの感じですか?」と聞くと、東国原は「そうでしょうね」とうなずいていた。

5421チバQ:2020/10/15(木) 19:42:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-201015X512.html
自民・岸田派が新体制発表
2020/10/15 19:04時事通信

 自民党岸田派は15日、派閥の新体制を決めた。根本匠事務総長の下に事務総長代行ポストを新設し、三ツ矢憲生政調会長代理を起用。事務局長には木原誠二前政調副会長が就いた。岸田文雄前政調会長は来年の党総裁選への出馬を目指しており、派閥の体制を強化するのが狙いだ。

 また既存の政策委員会のほかに、広報、地方、議員、組織・団体の各対策に取り組む四つの委員会を新たに設置した。

5422名無しさん:2020/10/15(木) 21:46:32
https://www.asahi.com/articles/ASNBF34QCNBCUEHF007.html
岸田氏本人が話す「戦略ミス」 総裁選、はしご外されて
有料会員記事
聞き手・神田大介、西村圭史
2020年10月15日 9時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 岸田文雄氏に聞く、総裁選「敗戦の弁」
 開始の笛が鳴る前に、試合は決まっていたと言えます。9月の自民党総裁選は、早々に主要派閥が菅義偉氏への支持で足並みをそろえ、結果もそのまま波乱なし。7年8カ月ぶりの政権交代という割には、しらけたムードが流れていました。

 挑んだ石破茂、岸田文雄両氏の目算はどこで崩れたのか。舞台裏で何が起きていたのか。敗戦の弁を直接2人の口から語ってもらいました。

 今回は安倍晋三前首相の後継と思いきや、はしごを外された形で敗れた岸田文雄前政調会長。日ごろからそばで取材をしていた番記者の政治部、西村圭史記者にも同席してもらい、忖度(そんたく)なしで聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・「禅譲」のはしご、なぜ外された?

・国会議員票、派閥の人数より30人ほど上乗せできたのはなぜ?

・菅さんが相手では、次の総裁選も厳しいのでは?

・麻生派との連携のため、古賀誠元幹事長には泣いてもらう?

     ◇

Q:自民党総裁選では発信を強めました。それまでは一歩引いた姿勢でしたが、「岸田マークⅡ(ツー)」ととらえていいですか。

A:過去の外務大臣のときなどと…

5423名無しさん:2020/10/15(木) 22:36:58
https://biz-journal.jp/2020/07/post_168935.html
麻生財務相、1000人“超密”の政治資金パーティー開催…東京コロナ感染者過去最多の当日

文=編集部
東京都を中心とする新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されはじめ、国民の不安が高まっていた16日、東京都千代田区紀尾井町のホテルオータニには夕刻からスーツの襟元にバッジをつけた中高年が続々と集まっていた。ホテルの案内表示板には「志公会と語る夕べ」の文字。志公会とは麻生太郎副総理兼財務相が率いる自民党麻生派のことだ。自民党7大派閥の先陣を切るかたちで、志公会は政治資金パーティーを開催したのだ。ちなみに同日、東京都は都内で新たに286人が新型コロナウイルスに感染していると発表した。今月10日の243人を上回り、1日の感染者数ではこれまで最多となっていた。

「会場に敷き詰められた椅子」
 会場にはぎっちりと椅子が並べられていた。椅子と椅子の間は20〜30cm程度あけられていたが、いわゆる「ソーシャルディスタンス」が適切に取られていたのかは疑わしい。

 やがて二階俊博党幹事長や岸田文雄政務調査会長、それに石破茂元幹事長らの姿も見られ、来場者1000人以上が着席して見守る中、麻生氏が登壇。飛沫感染の防止のためのアクリル板を隔てて、「政権をど真ん中でしっかり支えていきたい」「今の憲法で緊急事態に対応できるのか。憲法改正は最も急を要するテーマだ」などとぶち上げた。


 一方、最近、メディアなどへの露出の減っている安倍晋三首相はビデオメッセージでの参加になった。

「総選挙の資金集め」「これがイベント解禁の理由では」の声も
 出席した自民党関係者は語る。

「本来は5月に開催されるはずだったが、今月に延期になっていました。新型コロナウイルス感染対策を徹底するため、毎回恒例の食事提供も記念撮影もない異例の形式でした。定員も3000人以下にしたと聞いている。会場も広いですし、マスコミが騒ぐような『密』ではないですよ。例年はおいしい中華料理などが供され、立食パーティー形式で懇親が行われるのもそれもなかった。寂しいものです」

 志公会以外の派閥も同様に今春開催予定だった派閥パーティーを延期中で、クラスター発生を危惧して9〜10月に開催する予定だ。

 他派閥の自民党議員秘書は「麻生さんは最近、しきりに衆議院解散を口にしているし、10月解散総選挙に備えてさっさと実弾(資金)を補充したいのかも」といぶかしむ。

 パーティーに出席した別の自民党秘書は次のように推測する。

「官邸は今月10日に、イベント開催制限を緩和し、5000人の観客入場を認めました。名目は国内旅行促進事業『Go To キャンペーン』の開始が理由でしたが、このパーティーを開きたかったのでは……。どんなにZoom会議が世の中に広まっても、政治資金パーティーだけは政治資金収支法の規制もあって、こうやって人を集めないわけにはいきませんからね。

 正直、コロナに感染しないか不安ですよ。それでも、この時代にバカバカしいことですが、各派ともにパーティーの開催が続くのではないですか?」

 演劇や音楽、映画など各業界関係者の多くがイベントの開催に二の足を踏み、資金繰りの厳しさとコロナ感染クラスターの不安で悩みを深めている中、政治家はお気楽なことだ。

(文=編集部)

5424名無しさん:2020/10/16(金) 11:04:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c6accab12e07ac3ec4e2634cc5ac989810d038d
新閣僚に聞く 「ですから」口癖直す? 拉致解決、機会逃さぬ環境作る 加藤勝信官房長官
10/9(金) 17:45配信

 --新型コロナウイルスの追加対策は

 「感染拡大防止と経済社会活動の両立を図る。秋冬のインフルエンザの流行を見据えた検査態勢、来年前半までの全国民分のワクチン確保に取り組む。観光業支援策『Go To トラベル』などで需要喚起を図る。民間を含め、国のシステム自体のデジタル化を進める。医療物資を過度に海外に依存し過ぎた結果国民に十分供給できなかった。サプライチェーンの再構築へ集中的な投資も行う」

 --沖縄の基地負担軽減にどう取り組むか

 「菅義偉内閣でも最重要課題の一つだ。できることはすべて行い、目に見える形で実現する。嘉手納以南の米軍基地の返還計画を進める。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設を着実に進め、一日も早い全面返還を実現したい。沖縄には何度も行った。大蔵省職員のころ、沖縄電力の民営化に伴う株式売却を担当した。財界の方らに聞いた話は今も鮮明に覚えている」

 --北朝鮮による拉致事件の解決にどう取り組むか

 「菅首相が条件を付けず、金(キム)正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長と向き合う考えを示した。ここぞというチャンスを逃すことなく、全力で当たっていける環境を日ごろから作っておく。(亡くなった)横田滋さんとも生前、何度も話をした。めぐみさんの帰国を実現できなかった。すべての拉致被害者の方々が帰って来られるよう全力を尽くしたい」

--大阪都構想の住民投票(11月1日投開票)に政権としてどう向き合うか

 「住民投票だから、まさに地域の判断に委ねられるべきものだ」 

 --官房長官は首相の座に向けた重要ポストだが、意気込みは。政治の師は

 「職責を果たすことに全力を傾注したい。それが自分を磨くことにつながる。安倍晋三前首相や官房長官だった菅首相は、身近で見ていて大変勉強になった。しっかり吸収して自分の姿を作り上げたい」

 --「ですから」が口癖だと指摘されている

 「うーん、口癖、ですから(笑)。どういう口癖をしているか認識していないが、聞きづらいということであれば、しっかり受け止めたい」(千田恒弥)

5425名無しさん:2020/10/16(金) 11:12:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/154a46f15138975085dac87ac9b996014a065cda
平井デジタル相 ほろ酔いで「ガースー、マジ厳しい」発言
10/16(金) 7:05配信

「菅さんにドンドコドンドコ言われてさー」。酔った勢いで上司への愚痴をこぼすなどありふれた光景だが、この発言の主は現職大臣。つまり、話に出てくる「菅さん」とは、首相の菅義偉氏に他ならない。

 東京・恵比寿にある瀟洒なフレンチレストランでウイスキーのロックを呷っていたのは平井卓也・デジタル改革担当相(62)。菅首相肝煎りのデジタル庁新設を託された目玉大臣だが、この日は同僚議員を相手に少々口がなめらかになっていたようだ。

「事務所に菅さんから電話が入って『大臣頼む』って一言。冗談かと思ってすぐに電話かけ直したよ」

 と就任時のことを誇らしげに語り出したのもつかの間、冒頭の愚痴が飛び出した。

「菅さんマジ厳しいぜー……世間を味方に付けて立ち上げたもののさ……政務官が使えないんだよね……」

 半個室の外にまで漏れ聞こえるほどの声量だった。

 ちょうどその日(9月29日)の昼、平井氏はデジタル庁のスローガンを「ガバメント・アズ・ア・スタートアップ」に決定。会見で「略称は(頭文字をとると)ガースーとなる」と首相の愛称でゴマをすったが、夜になると「俺の遊びだけど。ガースー、ハハハハハ」といじっていた。

 もっとも、赤ワインのグラス片手に聞き役に徹していた同僚議員のほうが、ストレスは上のはず。林芳正・参院議員(59)である。

 林氏といえば、二階派幹部の河村建夫・元官房長官の選挙区(山口3区)への鞍替えが報じられたことが二階俊博・幹事長の逆鱗に触れ、「売られた喧嘩は受けて立つ」と啖呵を切られたばかり。

 平井氏の話に頷くばかりで愚痴ひとつ言わない林氏だが、あえて言わないのか、それとも言えないほどの苦境なのだろうか……。

 同じ岸田派に所属する2人には、音楽好きという共通点もある。平井氏はギター、林氏はピアノを得意としており、2人でのセッションを動画配信したこともある。

 両氏の事務所にこの日の会合について聞いたところ、「日程に関しては公表しているものを除き、外部からのお問い合わせには回答しておりません」とお揃いの回答。党内に“不協和音”が起きないことを祈る。

※週刊ポスト2020年10月30日号

5426チバQ:2020/10/16(金) 15:56:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1087e3a215f9ab3f88e2358568b1c38e72ba367
「菅流」スピード重視の1カ月 主流派以外とも面会、アイデア吸収
10/16(金) 11:34配信




菅義偉首相
 菅義偉首相が就任して、16日で1カ月を迎えた。この間、土日も含め早朝からさまざまな分野の人々と精力的に面会し、不妊治療支援や行政のデジタル化といった看板政策に関わる意見を聴取。アイデアを固めるとすぐに担当閣僚を官邸に呼び、指示を与えている。世論は「菅流」を注視するが、日の目を見た政策はまだ少ない。遂行力を問われるのはこれからだ。

【画像】「主流派とだけ会っても…」首相が就任後、面会した人

 首相は午前7時半ごろから官邸周辺のホテルで、面会しながら朝食を取るのが日課となっている。昼食、夕食も同様で、15日までに民間人だけで少なくとも約80人と会食、会談を持った。第2次政権の発足後1カ月間の安倍晋三前首相と比べると、3倍のペース。前首相の相手は著名人が多かったが、首相の場合はその分野で必ずしも主流ではない人も含まれる。周囲にはこう真意を話す。「主流派とだけ会っても発見がないんだ」
 9月21日に面会した金丸恭文氏、新浪剛史氏は政府の未来投資会議のメンバーを務め、首相は以前から規制改革や経済政策の進言に耳を傾けてきた。デービッド・アトキンソン氏とはその著書を読んで感動し、親交を深めたという。首相が注力してきたインバウンド(訪日外国人客)の拡大や中小企業再編に詳しい。さらに、「日本のインターネットの父」と言われる村井純氏、産婦人科医の杉山力一氏、福岡市長の高島宗一郎氏…。それぞれ、自身がこだわる政策に直結する面会相手と言える。

 くみ上げた意見を生かすスピードも速い。

 杉山氏と面会した2日後、首相は坂本哲志少子化対策担当相に対し直接、不妊治療の保険適用の支援を指示した。9月28日には高島氏から福岡市の「はんこレス」の取り組みをヒアリングし、翌29日に河野太郎行革担当相と会談すると、河野氏は1週間後、自治体向けの脱はんこマニュアルを作る方針を打ち出した。

 1カ月間に会った岡部信彦氏らがその後、政権の助言役である内閣官房参与に就任。アトキンソン氏は、新設する成長戦略会議のメンバーへの登用が検討されている。官邸幹部によると、面会者の多くは官房長官時代からの人脈。首相になると、誰と会ったかが詳細に報道されることから「『菅人脈』が可視化された」(幹部)格好となっている。

     ■      

 「『あれ、どうなっている?』と問われ、(こちらとしては)『いやいや、まだ1週間しかたっていない』という感じだ」―。

 これは、河野氏が今月14日の講演で明かした首相とのやりとりの一端。具体的な政策を矢継ぎ早に出し、何はさておき成果を求める。官邸官僚の一人は「(首相は)官房長官時代と変わらず、細かい進捗(しんちょく)状況まで把握しようとする」と明かし、「政治主導は分かるが、宰相らしい大きな国家観は感じない」と続ける。

 日本学術会議の任命拒否問題では、政治主導の行きすぎの疑念を寄せられており、発足直後の高い内閣支持率は下落傾向も示し始めた。26日召集予定の臨時国会で、野党側から集中砲火を浴びるのは必至。政権運営の行方は、首相自身の説明姿勢に懸かっている。

(前田倫之、湯之前八州)

5427チバQ:2020/10/16(金) 18:35:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a81cf6336875f9b3687ff7dbf45643be1c6c2e84
早朝から執務、「菅流」貫く 和泉補佐官が面会最多 首相就任1カ月
10/16(金) 17:37配信
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内閣発足から1カ月を迎え、記者団の質問に答える菅義偉首相=16日午前、首相官邸
 菅義偉首相は16日、就任から1カ月を迎えた。

 早朝から仕事モードを全開させ、土日も休まない「菅流」を継続。「首相動静」によれば、首相との面会回数が最も多いのは和泉洋人首相補佐官の19回で、2位は北村滋国家安全保障局長の18回。旧内務省系省庁出身の2人が内政・外交のキーマンとして首相を支えていることをうかがわせた。

 朝型・休日返上の働き方は官房長官時代から。午前6時40分ごろに東京・赤坂の衆院議員宿舎から出勤。首相官邸の敷地内を散歩した後、秘書官や民間人と朝食をともにしながら打ち合わせや意見交換をこなし、衆院議員会館の事務所に入るのが朝の流れだ。

 就任以来、70人以上の民間人と面会を重ねた。このうち、高橋洋一嘉悦大教授らを内閣官房参与に起用。小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長を新設した「成長戦略会議」民間議員に充て、名実ともに首相のブレーンとした。

 一方、面会最多の和泉氏は首相の「懐刀」。首相の選挙区、横浜市出身の元建設官僚で、国土強靱(きょうじん)化、地方創生、健康・医療や科学技術など幅広い政策を受け持つ。厚生労働省の女性官僚との不倫疑惑も報じられたが、首相は一貫して擁護していた。

 北村氏は元警察官僚。安倍政権で内閣情報官を経て外交・安全保障政策を担当する現ポストに就任した。外務省の秋葉剛男事務次官とは13回面会。前政権では経済産業省出身の「官邸官僚」が外交で影響力を強めていたが、首相は外務省との関係を重視しているようだ。

5428名無しさん:2020/10/16(金) 23:22:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a932148468a221c77954893db5ced2abad537128
菅政権1カ月 自民、首相の「スピード感」支える 党内には不満も
10/16(金) 19:22配信

 菅義偉(すが・よしひで)政権が発足して16日で1カ月。自民党は首相が重視する「スピード感」を持ってデジタル化などの看板政策を実現できるようサポート態勢を整えた。一方で、党内では菅政権誕生を主導し存在感が高まる二階俊博幹事長への不満や、首相にとって初の国会論戦となる臨時国会への不安がくすぶる。

 「具体的にテーマを決め、仕事を動かしていくのが“菅流”の仕事のやり方だ。首相らしい1カ月間だったのではないか」

 自民党の世耕弘成参院幹事長は16日の記者会見で、こう語った。政権発足後、党はテーマごとに動き始めている。

 首相が掲げる「縦割り行政の打破」をめぐっては、行政改革推進本部が12月初旬までに中間報告をまとめる。本部長の棚橋泰文元科学技術担当相は16日、「脱はんこ」などデジタル化社会に向けた私案を公表した。

 デジタル庁設置に向けては、党内に複数あったデジタル化に関する組織を一本化し「デジタル社会推進本部」を新設。下村博文政調会長が本部長、甘利明税制調査会長が座長を務める。19日に初会合を開き、マイナンバーカードの利便性向上など5つのテーマで議論を急ぐ。

 不妊治療への支援強化については、議員連盟が年内に政府へ提言する方針だ。

 野党が反発するテーマでは首相の援護射撃にも乗り出した。政府が新会員候補6人の任命を見送ったことを批判する日本学術会議については、在り方を検証するプロジェクトチーム(PT)を政調の内閣第2部会に設置。10億円の国費投入の妥当性や学術会議の活動の質などを議論し、世論の理解を得たい考えだ。

 ただ、火種もある。党人事では、二階氏が率いる二階派議員が重要ポストに起用された。「金庫番」といわれる経理局長のほか、選挙対策委員会にも委員長代行と委員長代理を送り、他派閥幹部は「カネと選挙を握られた」と不満げだ。

 衆院議員の任期が来年10月に迫る中、衆院選挙区の候補者調整も課題の一つとなっている。二階派と他派閥の現職同士が対立している選挙区も目立ち、党内基盤の不安定化の要因になりかねない。

 党内には26日に召集予定の臨時国会への不安もある。野党は学術会議に関して首相を追及する構えで、答弁次第では高水準でスタートした内閣支持率が急落する恐れもある。

5429名無しさん:2020/10/17(土) 19:31:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b4198c92069c2fdc0f6ed0023c83af06c8872f4
野田聖子議員に聞く、安倍元総理の素顔と辞任の裏側「持病を抱えながらもリーダーを続けて欲しかった」
10/17(土) 12:00配信

『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、今回は自由民主党幹事長代行を務め、郵政大臣や総務大臣などを歴任してきた野田聖子議員が登場。同期だから知る安倍元総理の素顔と辞任の裏側とは。
※取材は9月8日に行いました

井上 先ほどまで自民党本部で取材していたんですよ(取材日は、自民党総裁選挙に向けた立会演説会が行われ、石破茂氏、菅義偉氏、岸田文雄氏が立候補の決意などを述べた)。

野田 私もテレビで観ていましたよ。

井上 どうでした? 印象は?

野田 それぞれの個性が出ていたよね。菅さんは無難で、石破節は少しくどい感じがしたし、岸田さんは気負いが見えた。ものすごく温厚で、穏やかな人だから、そのぶん一生懸命、自分を奮い立たせているんでしょうね。中でも驚いたのは菅さんが「不妊治療の保険適用」を明言したこと。びっくりして、そこしか覚えていないくらい。

井上 そんなにですか!

野田 一般的には「ふーん」と思うかもしれないけど、これは途轍もないことなんです。私たち女性議員が20年かけて不妊治療の保険適用について取り組んでいるけど、厚生労働省にはけんもほろろに断られてしまったの。

井上 それを菅さんが発言したと。

野田 そう。ここで言っちゃったからには、総理になったらやらざる得ないでしょう。咲楽ちゃんは? 印象に残った話はあった?

井上 菅さんが「携帯料金引き下げ」や「ふるさと納税」に触れたところです。生活に密着した話題なので、私たちの世代が政治に興味を持つきっかけになるかも、と。あと、岸田さんは宏池会の会長として義務感から総裁選に出ているのかな、本心はどうなのかなとも考えちゃいました。

野田 いや、そこは違うと思います。だって国会議員だったらみんな出たい。総理大臣になりたいもの。

井上 じゃあ、菅さんも?

野田 絶対に思っていたはず。国会議員になったら、みんな総理になることを考える。総理の持つパワーで世の中をよくするのが、究極のゴールでしょう。むしろ私は「目指していない」と言う人は嘘つきだと思っている。だって、総理になれば困っている人をいっぱい助けられるのに。

井上 確かに、できることは格段に増えそうです。

野田 そう。だから、人をハッピーにしたいと考えるなら、一番に目指すところは総理だと思う。

5430名無しさん:2020/10/17(土) 19:32:56
>>5429

総裁選は想定外だった
井上 私は、野田さんが今回の総裁選に出馬すると思っていました。

野田 今回は想定外だったんです。というのも、7月に安倍さんと1対1で会う機会があってね。任期を全うする気持ちを感じたし、こちらもそのつもりで「次は私が出るから」と伝えると、安倍さんから「頑張ってね」と励まされたの。

井上 1対1で会う上に、そういうラフな関係なことにも驚きです。

野田 当選同期だからね。照れくさくもあるけど、仲良し。基本的には彼がヘコんだときに話をするの。

井上 ヘコんだときに?

野田 そう。調子のいいときは近くに来てくれる取り巻きがいっぱいいるでしょう。

井上 なるほど(笑)。安倍さんのことは普段何と呼んでいるんですか?

野田 普段は総理ですね。昔は同期会で「晋ちゃん」「聖子ちゃん」と呼び合っていました。最初に出会ったときは、私たちも30代で若かったから。「30歳で若い」と言ったら、咲楽ちゃんには違和感あるかな?

井上 うーん(笑)。

野田 国会議員の世界は平均年齢が60歳を過ぎているから、30代はフレッシュなのよ。それに、みんなまだ仲間を「先生」と呼び合うのに抵抗があったのね。それで、私は同期会のメンバーから「聖子」と。ただ、安倍さんは育ちがいいから呼び捨てにせず、「聖子ちゃん」と呼んでくれていました。

持病があっても総理を続けてほしかった
井上 ちなみに7月に会ったとき、辞任の気配は感じましたか?

野田 確かに元気がないなとは思った。ただ、状況的に頑張っても頑張っても報われないところがあったから、そこまで深く受け止めなかった。

井上 というと?

野田 印象に残っているのは、コロナ対策の話。日本の対策は客観的に見ればうまくいっていて、重症化した人も、亡くなった人も他の国に比べたらダントツに少ない。でも、それはニュースのトップにはならない。

井上 それよりも、新規の感染者数が毎日大きく扱われていましたね。

野田 そう。まるで何も改善されてないような刷り込みが続けられ、対策への客観的な評価がきちんとされていないことを安倍さんは非常に寂しく思っていました。また、何かと言えば、布マスクと犬を抱いた動画のことで批判される、と。でも、最後は笑顔を見せていたし、世間が言うほどへこたれていないとも感じたんです。だから任期いっぱいまで頑張るだろうし、私も「これからだ!」と準備をしていたら、突然の辞任表明。私と会ったあとの約ひと月の間に、誰かが、何かが安倍さんの心を折っちゃったんだな、と。

井上 それは世間ですか? 党内の誰かですか?

野田 そこは分からない。でも、私としては持病を抱えながらも、リーダーをやっていって欲しかった。

井上 どうしてですか?

野田 病気が再発したことはもちろんつらいけど、強くない人でも国民のために総理の仕事ができるところを見たかった。閣議も週1回でいいじゃない。本会議に出られないことがあっても、副総理がいるわけだし。難病や障害を持っていてもオーバーワークにならず、いい仕事ができる。そういうリーダー像を見せてくれたらよかったのにな、と。そうしたら社会も変わるし、もっと労り合える優しい国になっていくと思うから。病気を告白されたからこそ、頑張ってほしかった気持ちがあります。

井上 確かに励まされる人もたくさんいると思います。

野田 総理は私たちの究極のアイコンだからね。アイコンが常に強くて元気だったら、そうじゃない人は排除されてしまう。弱さのある人、それを認められる人がトップにいてくれたら、もっと多様性のある社会になっていくと思う。

>>関連記事「井上咲楽が自民党幹事長代行・野田聖子議員に聞く『将来総理大臣になったら、何がしたいですか?』」に続く

(取材・文/佐口賢作)

▽井上咲楽(いのうえ・さくら)
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。A型。『アッコにおまかせ!』(TBS)、『おはスタ』(テレビ東京)、『サイエンスZERO』(NHK Eテレ)などに出演中。Twitter:@bling2sakura

▽野田聖子(のだ・せいこ)
1960年9月3日生まれ、福岡県出身。自由民主党幹事長代行。衆議院議員。上智大学卒業後、26歳で岐阜県議会議員に。93年、衆議院初当選。以後、当選9回。総務大臣、衆院予算委員長などを歴任。

月刊エンタメ編集部

5431チバQ:2020/10/17(土) 23:31:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/471265?rct=n_politics
済ブレーンは頻繁 「確執」ある人は短め 日々の面会 濃淡際立つ 菅首相就任1カ月
10/16 05:00
経済ブレーンは頻繁 「確執」ある人は短め 日々の面会 濃淡際立つ 菅首相就任1カ月
 菅義偉首相の約1カ月の面会者を分析すると、旧知の人やブレーンとして頼ってきた経済分野の識者らと頻繁に会っている。一方、確執のある東京都知事や、沖縄県知事の面会は短時間で済ますなどの傾向が浮かび上がる。

 共同通信が配信した首相動静によると、15日までの面会回数は、外交安全保障政策を取り仕切る北村滋国家安全保障局長が13回で最多。安倍晋三前首相に引き続き、国内外の情勢について報告を受けている。

 閣僚では梶山弘志経済産業相が8回、武田良太総務相が7回で続く。梶山氏とは来年改定期を迎える「エネルギー基本計画」、武田氏とは首相が改革の目玉に据えた「携帯電話料金の引き下げ」に向けた協議を重ねているとみられる。

 「菅カラー」が際立つのが経済関係者との会合だ。就任後すぐに新自由主義的な構造改革を訴える竹中平蔵慶応大名誉教授や、外国人誘致拡大や中小企業再編を訴えるデービッド・アトキンソン氏らと会食。官房長官時代から政策に影響を与えてきたブレーンたちで50人以上と面会した。永田町周辺のホテルなどで朝食や夕食をともにしながら話を聞くのがスタイルだ。

 一方、官房長官時代から不仲がささやかれる小池百合子都知事や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡り対立する玉城デニー沖縄知事との面会は短めだ。

 約5分で終わった7日の玉城氏との会談後には、政府と足並みをそろえる松川正則宜野湾市長と約60分にわたり面談するなど立場の違いで濃淡が際立っている。(古田夏也)

5432名無しさん:2020/10/18(日) 00:44:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c24bd328182601621dd872e957af4163cfa91c16
菅首相「肝煎り」3閣僚、グイグイ動いた1カ月
10/17(土) 22:09配信

 菅義偉(すが・よしひで)内閣は16日で発足から1カ月がたった。首相から矢継ぎ早に課題を指示され、各閣僚はどのように反応したのか。首相肝いりの政策を担当する注目の3閣僚の動きを追った。(大島悠亮、市岡雄大)

 ■河野氏 改革にスピード感、首相評価

 菅内閣の目玉政策となる規制改革や縦割り打破を託されたのが河野太郎行政・規制改革担当相だ。首相は「俺がやりたいことは全部河野にやらせる」と語る。

 スタートダッシュは早かった。新閣僚の就任会見が深夜に及ぶことに「こんなものさっさとやめたらいい」とかみついたかと思えば、間髪入れずに自身のホームページに役所の規制などに関する苦情や提案を募る「縦割り110番」を開設した。行政手続きの押印廃止や霞が関の働き方改革でも注目を浴びる。

 河野氏の働きぶりには、首相も「彼はああいうのが得意だ」と高評価を与えるが、急激な変化には不満も生じている。「行き過ぎた脱はんこ」に対し、自民党の二階俊博幹事長は関係議員に「署名を集めて反抗しろ」と発破をかけた。

 過激な言動が売りの河野氏だが、二階氏は首相の自民党総裁選勝利を主導した政権の後見役。相手が悪いと見たか「(はんこと反抗をかけた二階氏に)『座布団1枚』という感じだ。私としては、やるべきことを淡々とやるのみだ」とかわす器用さも見せた。ただ、首相が求めるスピード感は、十分な説明と理解を得る努力を伴ってこそ効果を発揮する。

 「ずいぶんスピードを出したが、マラソンを走り切るスピードになってきた」

 就任1カ月の感想を問われ、河野氏はこう答えた。ゴールまでの間にどれだけの成果を挙げられるのか。河野氏の評価は内閣全体の評価にも直結する。

 ■武田氏 携帯値下げ、3社に直接要請

 安倍晋三前内閣からの再任が大勢を占める菅内閣にあって、数少ないサプライズ人事となったのが武田良太総務相の起用だった。初入閣は昨年9月の内閣改造時で、菅内閣では閣外に去るとの見方もあったが、重要閣僚に抜擢された。

 武田氏は自民党の二階俊博幹事長が会長を務める二階派所属で、首相が二階氏に配慮した側面も否めないが、安倍内閣時代から安定した答弁能力や政策調整能力は評価されていた。首相も周囲に「期待している閣僚の一人だ」と語る。

 武田氏が最初に課された課題は、携帯電話利用料の引き下げだ。首相が官房長官時代に「4割引き下げる」として取り組んだ肝いりの政策でもある。

 武田氏自身が直接、大手携帯電話会社3社の幹部と面会し、「諸外国に対して遜色のない水準を」と要請。複数の市民団体と携帯電話のサービス内容や料金について話し合う意見交換会を開催するなど精力的に動いている。

 3社から料金プランの引き下げに前向きな回答も引き出し、首相の評価も上々だ。ただ、「4割値下げ」へのハードルは高い。公定価格ではない携帯料金を政府が指示することはできず、政策面で取り得る手段は限られている。

 首相が総務相時代に打ち出した「ふるさと納税」のような独自カラーを出せるかも焦点となる。独自政策で存在感を増せば、総裁候補不在の二階派で次世代のリーダーとして視界が開ける可能性もある。

 ■平井氏 デジタル庁へ、相次ぎ新組織

 平井卓也デジタル改革担当相は行政のデジタル化を進める一方、来年秋までの「デジタル庁」設置に向け、改革関連法案準備室やワーキンググループなど新組織を相次いで設置した。

 デジタル化では平井氏と河野太郎行政改革担当相の2人を中心に、テーマごとに担当閣僚と協議する「2+1」閣僚会合を開き、オンライン診療の恒久化やマイナンバーカードと免許証の統合など具体策を協議。民間から広く意見を募集するアイデアボックスには開設1週間で1688件のアイデアが寄せられ、2千人超がユーザー登録した。

 対話を通じた政策実現は平井氏にとっては定石だ。平成30年10月に安倍晋三内閣のIT政策担当相に就任後、平井氏は楽天やソフトバンクなど有力企業幹部らと意見交換する懇談会「平井ピッチ」を繰り返し開催。首相はこうした平井氏の行動力と専門知識に期待して内閣の重要課題を委ねたとみられる。

 ただ、平井ピッチが目立った成果につながったとは言い切れない。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、官民のデジタル化の遅れもあらわになった。自他ともに認める「旗振り役」だった平井氏は結果責任を負っている。

 再チャレンジとなる平井氏にとって、最も心強い味方は菅首相に他ならない。デジタル化では関係省庁の抵抗も予想されるため、首相は平井氏に「役所が抵抗してきたら俺がガツンと言ってやる」と伝えているという。

5433名無しさん:2020/10/18(日) 00:45:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a95d3ad36e9b9c726dd9bde4f2d6654c1b8ac357
菅首相、麻生氏と会食 就任後初、二人きり
10/17(土) 20:25配信

 菅義偉首相は17日夜、麻生太郎副総理兼財務相と東京都内のホテルで二人きりで会食した。

 首相就任後、麻生氏との会食は初めて。26日召集の臨時国会への対応など当面の政権運営をめぐり意見を交わしたとみられる。

 衆院解散・総選挙の時期や追加経済対策が話題に上った可能性もある。安倍政権時代、麻生氏は安倍晋三首相とたびたび「差し」の会談をしていたが、菅氏とは解散判断や重要政策をめぐり意見の食い違いが見られた。

5434名無しさん:2020/10/18(日) 00:45:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/493e0857fa8b45a5ca6bdb6dc8f1d8b42168eae6
菅首相「改革の精神を受け継ぐ」 中曽根元首相の合同葬始まる
10/17(土) 15:39配信

 昨年11月に死去した中曽根康弘元首相の内閣と自民党による合同葬が17日、東京都内のホテルでしめやかに営まれた。

 菅義偉(すが・よしひで)首相は追悼の辞で「中曽根先生は次世代のわが国の姿を見据え、必要な改革を実行され、国際社会の平和と繁栄に貢献された。先生が推し進められた改革の精神を受け継ぎ、国政に全力を傾けることをお誓いする」と述べた。

5435名無しさん:2020/10/18(日) 11:17:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b82e8a166d43d324fa7f0bb17186b4759ff7823
石破氏、政権批判を「封印」 議員支持獲得へ路線転換 自民
10/18(日) 7:22配信

 自民党の石破茂元幹事長が、菅政権への批判を「封印」している。

 安倍政権に対する厳しい姿勢が、先の党総裁選で国会議員の支持低迷につながったとみて、路線転換を図った格好だ。

 「日本学術会議については、日本学術会議法がある。原典に当たることが大事だ」。菅義偉首相が学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題をめぐり、石破氏は15日の石破派会合でこう言及したものの、明確な政権批判は避けたという。

 石破氏が総裁選で獲得した国会議員票は26票。出馬した3候補の中で最下位に沈んだ。主要派閥の支持を得られなかっただけでなく、退陣する安倍晋三前首相を批判するかのような発言を討論会などで繰り返し、党内の不興を買ったとの見方がもっぱらだ。

 石破氏は総裁選後、同派の所属議員と個別に面会し、今後の対応を協議。「後ろから文句を言うようなことはやめた方がいい」との意見が寄せられたことから、「イメージチェンジ」に踏み切ったとみられる。

 実際、10日のインターネット番組では、菅政権を支える姿勢を強調した上で、「『何でも反対』ならみんながっかりするし、同志の皆さんに申し訳ない」と明言。一方、学術会議問題を問われても、「何でこの人が駄目なのかが分からないと、次の人を任命しようがない」と、説明責任の重要性を指摘するにとどめた。

 ただ、石破氏はこれまで、安倍氏への対抗軸を示すことで存在感を発揮してきただけに、埋没を懸念する声も根強い。同派関係者は「首相官邸に具体的な提言を持っていくなどしてほしい」と発信力の維持に努めるよう求めた。

5436名無しさん:2020/10/18(日) 13:06:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb92fa7f8249436a53396938720b8284177e9942
自民・八木哲也氏が引退検討 石破派所属
10/16(金) 19:09配信

 自民党の八木哲也衆院議員(73)=比例東海=が次期衆院選への出馬見送りを検討していることが16日、分かった。八木氏が地盤とする衆院愛知11区の党支部は17日にも新しい候補者の選考委員会を設立するか協議するという。

 八木氏は石破茂元幹事長が会長を務める石破派(19人、水月会)の所属。平成24年に初当選し、当選3回。環境政務官などを歴任した。

5437名無しさん:2020/10/18(日) 13:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/a07bc1a8caf54532bde98e2463fa0725aad5f3db
山口公明党代表も大阪都構想支援で自公維連立政権も?維新びいきの菅首相に自民党から不満〈週刊朝日〉
10/18(日) 8:00配信

 大阪市を存続させるか、特別区を設置するか「大阪都構想」の住民投票が10月12日に告示された。11月1日に投開票が行われる。

 大阪維新の会が提唱し、2015年に続いて2度目となる住民投票。前回は大阪市長だった橋下徹氏を中核として大接戦となったが、反対が賛成を1万票ほど上回り、否決された。

 今回は大阪維新の会に加えて、公明党が賛成にまわった。告示当日には、大阪・ミナミの街頭で大阪維新の会代表・大阪市長の松井一郎氏、代表代行で大阪府知事の吉村洋文氏とともに、公明党大阪府本部の代表である衆院議員の佐藤茂樹氏らが檀上で「賛成」を訴えた。10月18日には、公明党の山口那津男代表が大阪入りして、松井氏や吉村氏らとともに演説することが予定されている。

 一方で、反対する自民党の大阪市議や国会議員は告示当日、共産党や立憲民主党の議員らとともに別の場所で「反対」をアピールした。

 前回の住民投票では、反対にまわった公明党。投票日の票数では、賛成がわずかに上回っていたとされる。だが、期日前投票の組織票が加わり、反対が逆転した。
 
 つまり、強固な組織票を持つ公明党の力が結果に反映したのではないかとみられているのだ。今回は公明党が賛成にまわったことの影響もあるのか、これまでの世論調査でも賛成がやや有利という数字が出ている。

「公明党の組織票があれば、今回は勝てる」(大阪維新の会の府議)

 と強気な発言が多く聞かれる。

 国政で連立を組む自民党と公明党という枠組みが、大阪では大阪維新の会と公明党に当てはまるようにも見えるこの構図。だが、公明党の土岐恭生大阪市議は記者に囲まれ、

「国政と大阪とは違う」

 と強調。大阪維新の会との連携は大阪都構想だけに限ったものだと説明し、松井氏も横でうなずいていた。
 
 維新はこれまで、安倍晋三前首相、菅義偉首相と親しい関係を築いてきた。今回の大阪都構想について、自民党の大阪選出の衆院議員からはこんな不満が漏れる。

「菅首相には明確に反対と言ってもらいたいとお願いしている。しかし、ゼロ回答です」

5438名無しさん:2020/10/18(日) 13:08:44
>>5437

 一見、ねじれた関係ともとれるが、これが自民党と公明党に維新を加えた、新しい連立の枠組みのきっかけになるのではという声も聞かれる。ある自民党幹部はこのような見方を示す。
 
「大阪都構想の住民投票の結果は、どちらになろうが構わない。要は、維新が近い将来、連立に入るかどうか、そこがポイント。前回の衆院選はあまりに自民党が圧勝しすぎた。次はあそこまで勝てない。現在の維新の勢いから衆院選となれば、大阪や関西では一定の議席をとるはず。そこで、菅首相がこれまでのつながりで連立に維新を組み込むのか。人気者の橋下氏や吉村氏が入閣となれば、政権は一気に勢いづくからね」(自民党幹部)
 
 一方、野党、立憲民主党の幹部はこう語った。

「自公に維新まで加われば、安倍一強以上の政権になる。大阪都構想の住民投票を否決して、維新の勢いをとめなければならない」

(本誌・今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事

5439名無しさん:2020/10/18(日) 21:08:24
https://facta.co.jp/article/202009037.html
参院自民党3派連合の鼻つまみ「石井準一」
元首相の森喜朗までもが「石井は全然ダメだ」と公言。参院自民党内に深刻な亀裂を生んでいる。
2020年9月号 POLITICS

7月30日朝、都内に参院自民党細田派の幹部がひそかに顔をそろえた。参院幹事長の世耕弘成、参院国対委員長の末松信介、参院出身で官房副長官を務める岡田直樹らの面々である。最大の議題は参院竹下派の参院幹事長代理、石井準一への対応だった。「参院細田派は舐められている」「大人のフリをして放置するのはよい結果を招かない」。1時間半を超す会合でひとつの結論に行き着いた。石井の重用は認めない――。首相、安倍晋三を擁す最大派閥の幹部がそろいもそろって他派閥の政治家を糾弾する。傍目には異様な光景だが、彼らの不満は限界に達している。先の通常国会で末松ら表のラインとは別に、国会運営を仕切ったのが石井だった。青山学院大の「ご学友」である立憲民主党の蓮舫と手を握り、別シナリオを描き続けた。今年度第2次補正予算の成立が一日ずれ込んだのはその象徴例である。石井のあからさまな ………

5440名無しさん:2020/10/18(日) 21:31:10
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/626894/
予算委巡り、参院自民に不協和音
2020/7/16 22:41 (2020/7/16 22:43 更新)
共同通信

 16日の参院予算委員会を巡り、自民党参院幹部間の不協和音が顕在化した。世耕弘成参院幹事長と石井準一参院幹事長代理が対立。石井氏が与野党協議で内幕を暴露した。

 石井氏は15日の衆院に倣い、西村康稔経済再生担当相と感染症の専門家らのみが出席する一般質疑を開く方向で検討していた。

 一方、世耕氏は時間が短くなる集中審議に変更するよう指示。集中審議は首相の出席が慣例で野党側は首相出席を求めたが、与党側は応じず、野党側が反発した。

 石井氏は散会後の理事会で、「大きな反省材料だ」と釈明しつつ「執行部から集中審議でまとめろと言われた」と世耕氏を当てこすった。

5441名無しさん:2020/10/19(月) 00:18:30
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/191225/plt19122509030001-n1.html
報ステ謝罪の世耕氏問題 繰り返されるメディアの「印象操作」
2019.12.25 09:03

 【政界徒然草】

 自民党の世耕弘成参院幹事長の記者会見をめぐり、テレビ朝日番組「報道ステーション」が「印象操作」ともとれる報道をしたとして、同社の幹部が謝罪した。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に関するニュースに、関係ない場面での世耕氏の発言をつなぎ合わせた悪質なケースだったが、メディアでは類似のパターンが後を絶たない。識者はメディア倫理に警鐘を鳴らしている。

 「もうよいお年をというか…来週はある?」

 10日に国会内で開かれた参院自民党の記者会見。質問が一通り終わり、会見終了を告げた石井準一参院幹事長代理が「(記者会見を)いつまでやるのですか」と話を向けると、世耕氏は冗談交じりにこう答えた。

 会見では、世耕氏と末松信介参院国対委員長が冒頭に発言した後、質疑に移り、2問目に「桜」に関する質問が出た。世耕氏は野党が先の国会で内閣不信任決議案を提出しなかったことについて「不信任に相当する事案を指摘できなかったから、出すに至らなかったと受け止めざるを得ない」と強調した。

 その後、話題は桜を見る会から離れ、憲法改正などをテーマにした7問を挟み、会見は終わった。

 しかし、同日の報道ステーションでは、桜を見る会の問題を取り上げた際に「与党内は早くも年越しムード」というナレーションの後、世耕氏の「もう良いお年をというか…」という場面を切り取り、つなぎ合わせて放送した。スタジオでは徳永有美キャスターが「これだけ納得できないという声が上がっているのに、良いお年を迎えられませんよという気持ちになってしまうんですけど」と続け、あたかも世耕氏の発言が桜を見る会と関連したものだと印象付けた。

 世耕氏は放送直後からツイッターで反論した。

 「今日の会見が今年最後になるかもしれないという意味で『良いお年を』と言っただけなのに、それを桜を見る会と絡めて、問題を年越しさせようとしているかのように編集している。印象操作とはこのことだ」

 世耕氏はその後、放送後にテレ朝の報道局長が謝罪に訪れたこともツイートし、報道ステーションは翌日の番組で「誤解を招く表現」があったとして謝罪した。

 番組の謝罪以降、世耕氏は特段の発信をせず、騒動は落ち着いたように見える。しかし振り返れば、メディアによる「印象操作」は繰り返されている。

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる問題では、平成29年7月に加戸守行前愛媛県知事が国会で「ゆがめられた行政が正された」などと文部科学省の過去の対応を批判。これを朝日新聞などは無視し、「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平元文科事務次官の証言ばかりを取り上げた。

 また、今年2月には桜田義孝元五輪相が競泳女子の池江璃花子選手の白血病公表後に「がっかりしている」と発言して批判を浴びたが、同時に語った「早く治療に専念して頑張ってもらいたい。元気な姿が見たい」「日本が誇るべきスポーツ選手。われわれが誇りとする方」などの内容は無視する報道も多かった。当時は意図的な「切り取り」と問題視された。

 メディアの印象操作は、インターネットなどで問題視されるとしばらくは収まるが、定期的に再燃するような印象がある。

 日大法学部の岩井奉信教授(政治学)は「(会見などで)どこをどう使うかは、その社の編集権の問題」と原則論を指摘しつつ、「文脈の中ならまだしも、そうではないものをつなぎ合わせるのは問題だ。今回の世耕氏の件はやりすぎだ」と批判した。

 岩井氏は、記者会見の全容をインターネット上に公開すべきだと指摘。「どこが公平な報道をしているかは視聴者が判断する。実際に正しいか、正しくないかを(会見の全容を把握した)見る人が判断できる」と提案した。

 新聞やテレビの記者は、記者会見などを「編集」してわかりやすく伝えることが仕事といえる。だが、自分たちの主張に沿うような報道に偏りがちだったことが、今のメディア不信につながっているのではないか。

 岩井氏が提案する会見の全容公開はわかりやすく合理的な手段だが、逆にいえば、読者や視聴者から「編集者はいらない」とレッドカードを突きつけられる可能性もあるだろう。悪質な印象操作は、情報を出す側の自殺行為ともなりかねない。(政治部 今仲信博)

5442名無しさん:2020/10/19(月) 00:22:04
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200918/plt20091813310010-n1.html
参院自民、政審会長に二之湯氏 
2020.9.18 13:31

 参院自民党は18日の議員総会で、松山政司政審会長の後任に二之湯智元総務副大臣を充てることを決めた。末松信介国対委員長は続投し、野上浩太郎農林水産相が務めていた参院幹事長代行には中川雅治元環境相が就いた。石井準一参院幹事長代理も続投した。任期は1年。

5443チバQ:2020/10/19(月) 09:54:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d015a22ef6f8ad84573a160a507ed29d3f34455f
【点描・永田町】杉田水脈議員は政権の“お荷物”
10/18(日) 19:06配信
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下村博文政調会長との面会を終え、記者団の取材に応じる自民党の杉田水脈衆院議員=9月30日、東京・永田町の同党本部
 自民党の会合で「女はいつでもうそをつく」との“トンデモ発言”で集中砲火を浴びているのが、杉田水脈衆院議員(当選2回・53歳)だ。ネット上では同氏の議員辞職を求める活動への賛同署名が殺到、野党側も「政権追及の絶好の材料」と勢いづく。2012年の初当選以来、数々の問題発言で物議を醸してきた杉田氏だが、今回の発言には党執行部も「言語道断で、(重大処分見送りは)今回が最後」(世耕弘成参院幹事長)と苦り切る。ただ、杉田氏は反省の素振りを見せながら発言撤回は拒み、いわゆる「ネット右翼」の声援を拠り所に、今後も議員として発言を続ける構えだ。このため、今後も杉田氏の「ハチャメチャな言動」(自民幹部)が菅義偉首相の政権運営の“お荷物”になりそうだ。
 杉田氏の件の発言は9月25日の自民党の合同会議で飛び出した。女性に対する性暴力に関し「女性はいくらでもうそをつけますから」などと発言、一部メディアが報道して大問題となった。杉田氏は当初、発言自体を否定していたが、同30日の下村博文政調会長からの口頭注意を踏まえ、10月1日に自身のブログで「精査したら発言が確認された」とし、「不快な思いをさせてしまった方におわびする」と謝罪した。ただ、「女性を蔑視する意図は全くない」と強調して発言は撤回せず、野党やネットでの議員辞職要求にも無視を決め込んでいる。

【図解】安倍内閣の支持率推移

 杉田氏は12年12月衆院選で、兵庫6区から日本維新の会公認で出馬して比例復活で初当選。その後、14年12月衆院選では落選したが、17年10月の前回衆院選では、中国ブロックで自民比例単独候補の最上位として当選した。当時の安倍晋三首相(自民総裁)が杉田氏の保守色の強い主張などを高く評価し、保守派ジャーナリストの桜井よしこ氏らの後押しで自民入りしたため、党内では「特別扱い」(閣僚経験者)への強い反発もあった。
前政権の「負の遺産」の一つ

自民党本部を訪れ、同党の杉田水脈衆院議員への抗議署名を渡そうとする市民団体「フラワーデモ」のメンバー=10月13日、東京都千代田区
 もともと、杉田氏は初当選後からさまざまな「問題発言」を繰り返してきた。特に、2018年には雑誌「新潮45」8月号に「(性的マイノリティーである)LGBTの彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり生産性がない」などと寄稿し、国内外から批判が殺到。安倍首相(当時)は「まだ若いですから」と擁護したが、新潮社は謝罪し、同誌は事実上の廃刊となった。そうした経緯もあるだけに、今回の発言は政治的にも大炎上し、ネットなどで「自民党は、身を(水脈)切る改革を」と揶揄されている。暴言連発とも見える杉田氏の一連の言動は「万葉集からとった」という文化の薫りもする珍しい名前にも「およそそぐわない」(有識者)。ただ、ブログでの長文の釈明には「批判に負けるな」「頑張れ」などの書き込みも目立つ。

 次期衆院選への悪影響を懸念する与党議員からは、「早く議員辞職させてほしい」(若手)との悲鳴も漏れる。しかも、首相は安倍前政権時代の政治スキャンダルを官房長官として素早く処理してきた「危機管理のプロ」でもある。ただ、「刑事事件で逮捕、起訴されながら、自民離党後も議員に居座り続ける河井克行元法相と妻の案里参院議員や秋元司衆院議員とのバランスもあり、さすがの首相も決断しにくい」(自民幹部)との指摘もある。そうした中、杉田氏自身は「これからも自らの信念に基づき、発言を続ける」となお強気だ。このため、党内には「次期衆院選での中国ブロック比例名簿からさっさと削除するしかない」(閣僚経験者)との声も広がるが、入党の経緯から安倍前政権の「負の遺産」とも見えるだけに、杉田氏の存在自体が首相の“頭痛の種”となりそうだ。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」10月12日号より】

5444名無しさん:2020/10/19(月) 11:58:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b560ae7ecd0fd492f822711396e7131d1d76b98
自民・岸田氏が積極露出 埋没回避に躍起
10/19(月) 7:09配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、来年秋と想定される党総裁選に向け、メディアなどに登場する機会を増やそうと懸命だ。

 もともと発信力不足が課題な上、菅政権で政府・党の要職からも外れて露出が激減。このままでは埋没しかねないと危機感を強めている。

 岸田氏は18日、地元の広島市を訪れ、平和記念資料館を視察した。15日に出版した自著「核兵器のない世界へ」のPRの一環だ。市内の書店では東京に続く2回目のサイン会を開催。トークショーにも参加し、約100人の聴衆を前に熱弁を振るった。

 この日は報道各社の取材に計2回応じ、「引き続き首相、党総裁を目指して努力を続けていきたい。毎日の積み重ねが大事だ」と決意を語った。

 岸田氏は安倍政権で外相、政調会長を歴任したが、先の総裁選では地方票141票のうち、わずか10票の獲得にとどまった。党員の「不人気」という現実を突き付けられ、会長を務める岸田派の幹部は「岸田氏自身が変わらなければ、来年の戦いも厳しい」と焦りを募らせる。

 こうした状況を打破しようと、岸田氏は派内に広報対策などを担うチームの設置を決定。毎週木曜日の派閥会合後に記者対応の機会を設けることも検討している。講演依頼にも積極的に応じる方針だ。

 もっとも、無役となった岸田氏がこれまでと同様に、存在感を示し続けるのは容易ではない。党内からは「『アピール下手』のままでは駄目だ」(中堅)と厳しい声も漏れる。

5445名無しさん:2020/10/19(月) 11:59:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1af80f700629f1449de3c4fc7c59a2bdaa58c17a
「稲田朋美」と「野田聖子」が衝突 自民党の一室の使用を巡って
10/19(月) 5:56配信

権謀術数が渦巻く永田町では、こんなものまで“政争の具”になるらしい。

 目下、自民党内で火花を散らしているのは、野田聖子幹事長代行(60)と、稲田朋美前幹事長代行(61)。テーマはズバリ“会議室の使用権”である。

 稲田氏といえば、近年、“極右”のイメージを脱却しようと、しきりに“女性”を強調するようになったことが知られる。

「今年の3月には、稲田氏が共同代表を務める議員連盟『女性議員飛躍の会』を結成。選択的夫婦別姓にも理解を示すなど“変節”し、政策転換をアピールしている。それもこれも、総理になりたい一心では、などと揶揄する声もあるくらいです」(政治部記者)

 そして、稲田氏の支持母体ともいえる、この「飛躍の会」が妙な軋轢を生むことになる。

 自民党関係者によれば、

「会結成の当時、稲田さんは幹事長代行。直属の上司だった二階俊博幹事長に、議連のため自民党本部7階の会議室、709号室をあてがってもらったのです」

 面白くないのは「飛躍の会」に所属していない女性議員たち。野田氏も同様で、

「幹事長代行に就任するや、一議連が特別扱いで会議室を占拠するのはおかしいと、口撃を強めているんです。野田氏は女性初の宰相を狙う筆頭格。女性進出を稲田氏の専売特許にしておくのは許せないのでしょう。過去には女性局長だった三原じゅん子参院議員が、同じくこの特別扱いにかみついたこともありました」(同)

 目の敵にされた稲田氏の事務所に見解を訊くと、

「党本部709号室は、二階幹事長のご提案で『自民党女性政策推進室』として設置され、稲田が初代室長に任命されました。女性政策を推進するための自民党女性議員の部屋であり、議連の部屋ではありません」

 議連のためでなく、広く「党の女性」のための部屋という主張だが、何だか空気はギスギスしていそうだ。

「週刊新潮」2020年10月15日号 掲載

新潮社

5446チバQ:2020/10/19(月) 12:12:36
>>5443
近畿ブロック比例下位でよいのでは?もともと兵庫で選挙でてたし!

5447名無しさん:2020/10/19(月) 12:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca27437cb1043ffad64518802266969ed6e7982e
菅首相側近の河村建夫氏、韓国主要要人と連続会談…韓日関係改善に向けた「菅メッセージ」を手に来韓か
10/19(月) 7:17配信

今月17日に訪韓した日韓議員連盟の河村建夫幹事長が18日、韓国与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表と野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長、国家情報院の朴智元(パク・ジウォン)院長らと相次いで会談し、韓日関係改善に向けた意見交換を行ったことが確認された。

河村氏は日本政界の代表的な知韓派の一人で、日本メディアによると、訪韓直前の16日午後、首相官邸で菅義偉首相と会い、訪韓の計画を報告した。したがって河村氏の訪韓期間中、韓日関係に対する菅首相のメッセージが韓国側に伝えられる可能性が提起される。

19日まで2泊3日の日程で組まれた河村氏の訪韓目的は、今月6日に韓日議員連盟会長に選出された金振杓(キム・ジンピョ)議員に就任の祝賀メッセージを伝えることだった。だが、金氏との面談・晩餐日程の他に与野党代表、日本国内に幅広いネットワークを持つ情報機関トップとの会談事実まで確認され、「菅内閣発足後、両国の葛藤解消の可能性を模索するための日本側の動きが本格化した」(韓日議員連盟幹部)とみる声もある。

河村氏は18日午前に金鍾仁氏と会った後、午後には朴智元氏、金振杓氏、李洛淵氏らとの会談に相次いで臨んだ。

関係者によると、これら要人との会談で、河村氏は前回の第20代国会で文喜相(ムン・ヒサン)前国会議長が徴用問題解決法として提示したいわゆる「文喜相案」に言及し、韓日関係改善の必要性を強調した。「文喜相案」は韓日両国企業と国民の寄付金で強制徴用被害者に慰謝料を提供しようというアイデアで、文喜相氏が関連法案まで発議した。

河村氏と30分余りにわたって会談を行った金鍾仁氏は、中央日報の電話取材に対して「河村幹事長が強制徴用問題を中心に言及し、いわゆる『文喜相案』を取り上げて韓日関係が早期回復し、徴用問題が解決されるべきではないかと話した」とし「私は主に河村幹事長の話を聞く立場だった」と話した。

5448名無しさん:2020/10/19(月) 12:21:08
>>5447

河村氏は16日に菅首相と面談した後、日本の記者団に対して「日本政府としては、徴用工問題等々韓国側からの対案を待っている状況」とし「そういうことが進んでいるのかどうか、今の現状をどう考えているのか。そういうことを話し合っておきたい」と話した。

そのような河村氏が韓国側の主要要人との会談で「文喜相案」を再度強調したことをめぐり、韓日関係消息筋は「徴用裁判と関連し、韓国裁判所によって押収された日本企業の資産が現金化される前に、韓国政府がどんな形であれ問題解決の糸口を作ってほしいという日本政府のメッセージを伝えた」と分析した。最近、日本メディアで「韓国が徴用問題解決法を出さなければ菅首相が日中韓3国首脳会談に出席するために訪韓しない」という報道が続く中で、河村氏が韓国側の雰囲気を探るために動いたという見方もある。

記者時期に東京特派員の経験がある民主党の李洛淵氏は代表的な知日派だ。河村氏の昨年9月の訪韓時も当時首相だった李氏が別途昼食を共にした。18日に国会で40分間の会談に臨んだ2人がどのような話を交わしたのか、具体的な内容は公開されていない。ただし、李氏は会談後、記者団に対して「韓日懸案に対して、当局間が積極的に協議し、互いに知恵を出し合おうということでは意見が一致した」と話した。この他に、菅首相が17日、太平洋戦争A級戦犯が合祀された軍国主義の象徴である靖国神社の秋季例大祭に供物を奉納したことに対し、河村氏に遺憾を表明したと李氏は紹介した。これについて河村氏は「韓国と中国の批判はよく知っているが、安倍晋三前首相から続いてきた慣例だ。菅首相も官房長官時期には行かなかったが、首相になったので前任の首相がしていたことを継承している」としつつも「両国の批判は受け入れる」と話したと李氏が伝えた。李氏によると、世界貿易機関(WTO)事務局長の決選投票を控えた兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長に対する日本政府の支持を要請したところ、河村氏は「まだ日本政府はどうするか決めていない」とし「李代表からそのような要請があったということを受け取った」と話したという。

河村氏の日程の中では、情報機関トップである朴智元氏の会談が特に異例だ。朴氏は菅首相誕生に決定的な役割を果たした二階俊博自民党幹事長とは特に親しい関係にある。朴氏は昨年8月、行き詰まった韓日関係を突破するために大阪で二階氏と会い、5時間30分間にわたって非公開会談を行った。河村氏はそのような二階氏が率いる自民党二階派に所属している。18日の会談では2人の間に深いやり取りがあり、朴氏も李氏と同じように、WTO事務局長決選投票に関連した協力を要請したと韓日関係消息筋が伝えた。

5449名無しさん:2020/10/19(月) 14:38:52
https://www.asahi.com/articles/ASNBF34QPNBCUEHF004.html
コンビニめしと本の山 番記者が見た「石破首相」への壁
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聞き手・神田大介
2020年10月17日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 番記者に聞く、石破茂氏「敗戦の弁」
 始まる前から勝ち目の乏しかった自民党総裁選に飛び込み、結果は3候補中最下位、強みだったはずの地方票でも菅義偉首相を下回る惨敗を喫した石破茂元幹事長。朝日新聞ポッドキャストで、敗戦の弁を語ってもらいました。

 さすがに落ち込んだのか、結果判明の直後から次の総裁選への意欲を示した岸田文雄氏とは対照的に、記者団の問いかけに「来年のことはまだ終わったばっかりで言えない」と言葉を濁していた石破氏。ところが、収録では次もやる気十分という様子でした。ただ、勝つための具体策が見えない。とりわけ課題の国会議員票集めは道筋が見えず、5回目となる挑戦でもなお他力本願という印象は拭えません。

 安倍晋三前首相と長くライバル関係にあった石破氏には、何が足りないのか。収録に同席した政治部の石破番、松山尚幹記者が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・岸田文雄氏よりも下位だったショック

・びっしりの本棚とコンビニ弁当

・最大の誤算は菅氏の出馬

・党は最初から勝たせるつもりがなかった?

     ◇

Q:石破さん、率直に語ってくれましたね。

A:テレビでも言わないところまで話してくれたと思います。「自分に役職がつくのは乱世の時」という言葉に、私は次の総裁選への覚悟を受け取りました。

Q:後進に道を譲る気は全くないようでした。

A:そうですね。ただ、石破派の…

https://www.asahi.com/articles/ASNBF34R1NBCUEHF005.html
上滑りした岸田氏の熱意 はしご外し、番記者は見ていた
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聞き手・神田大介

2020年10月18日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 番記者に聞く、岸田文雄氏「敗戦の弁」
 安倍晋三前首相からの「禅譲」戦略を描いていたが、その安倍氏と麻生太郎副総理にはしごを外され、もろくも崩れ去った岸田文雄前政調会長。朝日新聞ポッドキャストで、敗戦の弁を語ってもらいました。

 「面白みには欠けるが、きまじめで優しい」(岸田派議員)というイメージからの脱却を狙い、独自カラーの発信に力を入れているのは伝わりましたが、際どい質問になると受け答えが丁寧語になり、「官僚型答弁」になってしまう場面も。

 他方、旧宏池会という源流を同じくする麻生派、谷垣グループとの合流に向けた発言をするなど、積極的な動きも見せています。次の首相になれるのか。収録の直前まで岸田番を務めていた、政治部の西村圭史が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・「はしご外し」の真相は

・総裁選中に反省の弁

・古賀誠氏を切ってでも勢力拡大?

・「ポスト安倍」という呪縛

     ◇

Q:収録中の岸田さんは表情豊かで、気むずかしいインテリというイメージが変わりました。

A:この1年、近くで見てきた岸田さんとは違う印象でした。もっとピリピリした表情でインタビューに答えていたのが、総裁選が終わったからでしょうか、つきものがとれたような感じで、すごく自然体で話してくれたと思います。

Q:政治家は人を包み込むような人柄が求められるという点で、岸田さんは損をしているように感じます。

A:外相や自民党政調会長だったころは、その範囲を超えて発言をしてはいけないと思っていた。肩書を持っている以上は、自分の思いを好き勝手にしゃべれない。そう思って今までやってきたので、発信力不足と言われながらも目立てなかった――総裁選中、そんな反省の弁を本人の口から聞きました。既に遅すぎたわけですが、それに気付いた岸田さんがこれからどう変わるのか。期待はできると感じました。

Q:総裁選の期間中、どんどん変わっていったのでしょうか。

A:変わらざるを得なかった、と…

5450名無しさん:2020/10/19(月) 17:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7eee66dacb9288d661a8772f760302c549ef2e4
自民石崎徹議員を略式起訴 暴行罪で 新潟区検
10/19(月) 17:32配信

 自動車の中で被害者の後頭部などを殴ったとして、新潟区検は19日、暴行罪で、自民党の石崎徹衆院議員(36)を略式起訴した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4d462fb0571fa2f0a64d4168563159b735ce318
【速報】石崎徹衆議院議員を暴行罪で略式起訴 新潟区検
10/19(月) 17:05配信

【速報】石崎徹衆議院議員を暴行罪で略式起訴 新潟区検

新潟区検は19日、石崎徹衆議院議員(36歳)を、当時の秘書への暴行罪で新潟簡易裁判所に略式起訴しました。
起訴状によりますと石崎議員は被害者に対し2019年4月と5月にそれぞれ、新潟市内で自動車内において右手で1回殴る暴行を加えた、というものです。

BSN新潟放送

5451名無しさん:2020/10/19(月) 21:51:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe68b628708bf7366198c106f3b4e2679fd9b3f0
安倍前首相の甥がフジテレビ退社へ 「岸防衛相のもとで大臣秘書官に就任」情報
10/19(月) 20:00配信

 フジテレビに勤務する安倍晋三前首相(66)の甥が「今月中に退社し、岸信夫防衛相(61)のもとで防衛大臣秘書官に転身する」という衝撃情報が永田町で流れている。

 安倍氏は19日、東京都九段下の靖国神社を首相退任後、2度目の参拝を行った。今回は肩書きなしの「安倍晋三」と記帳し、私費で玉串料を納めたという。その直後、安倍氏がかわいがっているフジテレビ社員の甥が、月末までに退社するという情報が永田町に駆け巡った。

「安倍氏の甥は、次期衆院選で山口3区への鞍替え報道がされる岸田派の林芳正氏が出るなら、刺客として送り込まれるのではないかと言われています。安倍氏と昭恵夫人には子供がいません。将来は、自身の山口4区をフジテレビ出身の甥ではなく、兄の長男の甥に後継者として指名するのではないかと党内で囁かれています」(自民党関係者)

 安倍氏の父は外務大臣を歴任した晋太郎氏、弟は菅内閣で初入閣した岸防衛相だ。華麗なる政界一族に囲まれた甥がフジテレビを退社するという情報に党内では「選挙準備だ」と声が上がる。

 自民党議員は「初耳でした。フジテレビ勤務の甥は、いつか安倍氏の地盤を引き継ぐと噂されてきました。野党から『世襲だ!』と批判されるかもしれないが、いきなり選挙に出馬するよりも岸防衛相のもとで経験を積むなら、将来につながります」と話した。

 永田町関係者によると、安倍氏の甥はフジテレビで記者として政治部、宮内庁担当、昨年7月から気象庁担当として活躍したという。

「安倍氏は、現職の首相として初めてフジテレビの『笑っていいとも!』に出演した。その後もフジテレビのバラエティ番組に出演してきたのは、甥がフジテレビにいて太いパイプがあったからだと見られてきた」(政界関係者)

 自民党は次期衆院選に向けて父親が元維新の党代表を務めた松野頼久元衆院議員で、元ミス日本グランプリの松野未佳氏の擁立に動きだして話題を集めていた。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/2939b1159bb0ccdfbfd5561233451e16b28c6252
自民護る会懇親会に安倍氏が出席へ
10/19(月) 13:33配信

 自民党の保守系有志議員でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)が創立1周年を記念して27日に国会内で開く懇親会に、安倍晋三前首相が出席することを青山氏が自身のブログで明らかにした。安倍氏が護る会のメンバーに加わるかは未定だという。

 護る会は昨年6月20日に設立され、父方の系統に天皇を持つ男系皇位継承の安定策などを議論してきた。現在衆参61人の党所属議員が参加している。

 今年夏に創立1周年に合わせた懇親会を開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期していた。

5452名無しさん:2020/10/20(火) 09:16:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9b536686d075592569682af4da05abb1506dabd
「ラスボス」古賀誠氏の「倍返し」が炸裂したら…岸田派に迫る瓦解の危機〈週刊朝日〉
10/20(火) 8:00配信

 自民党総裁選で敗れた岸田文雄元外相が、必死に巻き返しを図っている。

 麻生太郎財務相率いる麻生派(志公会、54人)と谷垣禎一元総裁の谷垣グループ(有隣会、20人余)に岸田派(宏池会、47人)との合流を持ちかけ、「大宏池会構想」の実現を目指しているのだ。

 この3派閥は池田勇人元首相が立ち上げた「宏池会」が源流。合流が実現すれば120人余りの塊ができ、最大派閥の細田派(清和会、98人)を上回る。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が語る。

「最大派閥になれば麻生さんの発言力も増すし、谷垣グループはポストが獲得できる。両派にメリットがあるんです。もちろん岸田さんにとっては、来年9月の総裁選で有利に働きます」

 だが、事は思惑通りには進まなさそうだ。

「毎週開かれる岸田派の会合で派閥名誉会長の古賀誠元幹事長がどっかり真ん中に座るため、それが嫌だという人たちがいます。議員を引退した古賀さんがずっと牛耳っていることに不満の声が上がっている」(角谷氏)

 古賀氏は麻生氏や谷垣グループ幹部の川崎二郎元厚労相と距離があるという。このため、岸田氏は合流のネックになっていた古賀氏に「距離をとりたい」と伝え、古賀氏は名誉会長の辞意を示したという。

「岸田さんにしてみれば、先の総裁選で古賀さんの地元の福岡県の地方票が菅さん2票、石破さん1票で、自身はゼロだった。これにも不満をつのらせたようです」(永田町関係者)

 これで合流に向けて話が進むかと思いきや、この件が、岸田氏の「命取り」になりかねないという見方もある。

「古賀さんは傘下の議員に毎年モチ代を配って面倒をみているから、古賀さんが派を離脱するなら自分も一緒に離脱するという人たちもいる。岸田派47人のうち18人ぐらいは古賀派とも言われています」(政界関係者)

 菅義偉首相が過去に宏池会に所属していたことも、話を複雑にしている。

「菅さんは当時、古賀さんの子分。菅さんはその後、宏池会を飛び出て一匹狼になりましたが、古賀さんとの親しい関係は今も続いています」(永田町関係者)

5453名無しさん:2020/10/20(火) 09:17:13
>>5452

 合流を要請された側の麻生派の内部事情も単純ではない。

「麻生派の幹部というのは麻生さんの個人的な魅力に惹かれ、麻生さんが大好きな人たちが集まっているんです。他派閥にはない求心力がある。好きで一緒に集まっているわけですから、麻生さんが岸田派と一緒になると言うならば皆ついていくでしょうが、そうでなかったら、バラバラになってしまう」(角谷氏)

 麻生派内には、次の総裁の有力候補である河野太郎行政改革担当相がおり、岸田派と合流した場合、岸田氏と総裁候補がかぶってしまうという問題もある。

 もう一つの火ダネもある。次期衆院選で山口3区への鞍替えを望む岸田派の林芳正参院議員が、同区を地盤とする二階派(志帥会、47人)の河村建夫元官房長官と真っ向から対立している件だ。

「二階俊博幹事長は『売られたケンカは受けて立つ』とまで豪語したが、あそこは林さんの父の中選挙区時代の地盤で、どちらにも理屈がある。混乱の中、古賀氏が『どうせ捨てられるなら』と逆襲に出て、次の総裁選の候補者に林さんをかつぐかもしれない。林さんは古賀さんの側近で、2012年の総裁選にも出たことがありますますからね」(同)

 もしそうなれば、岸田派は瓦解の危機を迎える。今後、ドラマはどう展開していくのだろうか。

「麻生さんも谷垣さんも菅政権が順調な限り岸田さんの話には乗りませんよ。支持率が50%以上ある時にヘタに弓を引いても党内で干されるだけ。そんなヘマはやらないでしょう」(前出の政界関係者)

 結局、麻生氏が巧妙な駆け引きで古賀氏を切らせただけなのでは、という見方も政界にはある。

「岸田さんはピエロだったということになってしまうんだけど、かといって何もしないでいたら、来年9月の総裁選はまた負け戦が確実。勝ち目が薄いにしても、万が一、菅政権がコケた時のことを考えて、やっぱり、麻生さんに頼るしかないわけですよ」(同)

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日10月30日号に加筆

5454とはずがたり:2020/10/20(火) 14:16:13
最近じゃあ安倍の靴舐め要員となってたけど。。

伝説の美人キャリア官僚・松川るい 片山さつきの新ライバルか?
https://bunshun.jp/articles/-/6560
「週刊文春」編集部2018/03/15
週刊文春 2018年3月22日号

 2025年国際博覧会(万博)の大阪開催を目指して、国際アピールを続ける日本。永田町では、もう一つのアピール合戦が熱を帯びていた。

「博覧会国際事務局調査団が3月5日から5日間の日程で来日し、安倍晋三総理との面会や、会場予定地の現地視察を行いました。ロシアとアゼルバイジャンも手を挙げており、視察結果も踏まえ、11月に投票で開催地が決まります」(担当記者)

 そんな中、6日には、調査団を迎え万博議員連盟総会が開かれた。議連会長の二階俊博自民党幹事長らの挨拶の後、真っ先に発言を求めたのが自民党の松川るい参院議員(47)。


「まず英語で話した後、韓国語、それをさらに英語で言い換えた後、最後はフランス語でも話していました。二階氏は驚いて何度も松川氏の方を振り向き、最後は拍手を送りました」(出席者)

 皆が呆気にとられる中、負けじと手を挙げたのが、片山さつき氏(自民)。浮島とも子氏(公明)、石井苗子氏(維新)らも続いた。

「指名されると次々に、英語でスピーチしました。まるでスピーチコンテストのようでしたね」(同前)

 語学力のアピールに成功した松川氏は大阪の四天王寺高、東大法学部を卒業後、1993年外務省に入省したキャリアの持ち主。2016年参院選で大阪選挙区から初当選した。外務官僚の夫との間に2人の子がいる。

「美人キャリア官僚として有名で、かつては彼女を巡り、官僚同士が殴り合いの喧嘩をしたとの伝説があります。以前、片山氏に怒鳴られたと報じられたこともありました」(外務省関係者)

 松川氏に聞くと、

「議連の事務局次長として、しっかり大阪を売り込もうと発言しました。調査団長が韓国の外交官だったので韓国語でも挨拶しておこうと。私は韓国に3年赴任していたので、英語の次に得意ですね」

――ライバルは片山議員?

「私なんてペーペーです。何とも思われてませんよ(笑)」

 一方、片山氏は、

「政調会長代理として経済産業が担当ですから、大阪がライフサイエンス企業の集積地ということを申し上げました。私は英語圏に住んだことはありませんし、英語に自信はありません。英語を話せたら票になるわけでもないですし」

 片山氏と言えば佐藤ゆかり氏とのバトルが有名だが、新たなライバル登場?

5455名無しさん:2020/10/20(火) 17:53:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/c58149a9b0fab812f45dff6c57e76a072737be7f
解散「心の準備できている」 自民・二階幹事長
10/20(火) 12:05配信

 自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見で、衆院議員の任期が21日で残り1年となることに関し、「衆院解散は首相の一存だ。任期があと1年となればいよいよだ。われわれはいつでもそれに対処する心の準備はできている」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e5bee72c9ebd253dbdb58ba58e8e36f365ed994
支持率下落「ご祝儀相場の終わり」 自民・二階幹事長
10/20(火) 12:07配信

 自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見で、報道各社の世論調査で菅内閣の支持率が下落していることについて、政権運営に影響はないとの見方を示した。

 「(政権発足時は)ご祝儀相場というか、新鮮な気持ちで受け止める。だんだんと平常心に戻ってくる」と指摘し、現状は「特別のことではない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/80644f34cbb57328a6994bb7cba243090d860916
自民・二階幹事長が強調 解散総選挙「心の準備できている」
10/20(火) 16:21配信

衆議院の解散総選挙をめぐり、自民党の二階幹事長が、「心の準備はすでにできている」と強調した。

自民党・二階幹事長「総理が解散しようと言うことになれば、われわれはいつでも、それに対処する心の準備はすでにできています」

二階幹事長は、「いつ解散があってもいいように、しっかりとした準備を整える」と強調する一方、任期満了近くまでに菅政権が成果をあげてからの解散についても、「傾聴に値する条件だ」と語った。

5456名無しさん:2020/10/20(火) 19:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/090684d743d4b4fc3994ad6925cd0a76a192a01f
石崎議員「1区から出馬 変わらず」 自民党本部は処遇を協議へ
10/20(火) 18:33配信

元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴された石崎徹衆院議員が,、20日に取材に応じました。一方、自民党本部は石崎議員の処遇について幹事長と執行部が協議を始めます。
20日午後、自民党の二階幹事長と面会した石崎議員は「(記者:現時点では離党は決まっていない?)自分が本当に多くの方にご迷惑をおかけした点。どう責任を果たすべきかよく考えて対応したい」と話しました。
石崎議員は、去年4月と5月車の中で元秘書の男性の頭などを殴ったとして新潟区検から19日に略式起訴されました。20日午前には自身のブログに「経緯とご説明」とする文章を掲載。その中で「司法の結論に向き合う」としながらも、暴行は「咄嗟に身体が触れたり注意した際に手が当たったもの」で承服できないと主張。さらに「元秘書の男性には知人を通じて相当額の示談金を払い、示談の合意に至った」との認識を示しています。
これについて、元秘書の男性は…「示談金やポストなどいろんな話が来たが、私は一切応じていない。一円もお金を受け取っていない」と話しています。
午後には自民党県連の幹部も党幹部と面会。党紀委員会の開催と、選挙区支部長の解任や、離党勧告など厳しい処分を求めたのに対し林幹雄幹事長代理は、「重く受け止める」として協議を約束しました。自民党県連の高鳥修一会長は「1区の支部長は県連は塚田一郎氏に内定している。早めに結論を出してほしい」と話しました。
石崎議員はブログで「次期選挙においても政策を正々堂々訴えながら挑戦したい」と主張。「書類送検中もいろんな方からあきらめないで頑張れという声があった。そうした声にこたえるのも責務であり出馬の思いは変わらない」と、次期衆院選への出馬の意欲を語っています。
新潟1区からは、立憲民主党の西村智奈美さんも出馬を予定しています。

最終更新:10/20(火) 18:33
UX新潟テレビ21

5457名無しさん:2020/10/20(火) 19:48:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/893a8a81e60171ef9aa073de62ead0e24cb13c54
【新潟4区】国定氏が自民支部長就任 二階派入り
10/20(火) 18:50配信

自民党の衆院新潟4区の支部長に内定していた国定勇人前三条市長が20日、正式に支部長に就任しました。自民党の二階派への入会も決まり、衆院選に向けた動きを加速させています。

自民党本部から正式に新潟4区の支部長に選任された国定勇人前三条市長。自民党新潟県連で19日に会議を開き、4区内の党員らに支部長決定の報告と感謝を伝えました。

【自民 国定勇人前三条市長】
「不安はたくさんありますけど、むしろそれを上回る私自身の高揚感。そして次の来る衆議院議員選挙に向かって、しっかり臨んでいくんだという初心に帰る気持ち。そうした思いで今はいっぱいです」

16日には党本部を訪れ、二階派に入ることも決まりました。二階派の河村建夫元官房長官からも期待する声が…。

【河村建夫元官房長官(二階派)】
「大いに成果を挙げられるとと期待していて、二階先生も『我々も何かあれば駆けつけるから、日程調整しろ』という話が早速出ていたので、しっかり応援させていただきたい」

帰り際には…。

【自民 国定勇人前三条市長】
「先生、どうもありがとうございました」
【自民 二階俊博幹事長】
「頑張ってね」

市長としては5回ほど二階幹事長に会ったという国定さんでしたが…。

【自民 国定勇人前三条市長】
ー緊張感が?
「それはそうですよ。もう口の中がべったべた」

自民党本部のお墨付きをもらい、衆院選に向けた活動が本格化します。

新潟4区からは立憲民主党の菊田真紀子衆議院議員が立候補を表明していて、与野党一騎打ちの戦いとなりそうです。

BSN新潟放送

5458名無しさん:2020/10/20(火) 21:35:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/92725d08156128f052d5048bb5ba4990571bb7e2
元秘書「ほぼ全て捏造」 略式起訴の自民・石崎衆院議員の主張に反論 新潟県連は厳しい処分要望
10/20(火) 19:45配信

20日午後、元秘書への暴行罪で自身が略式起訴された事案について党本部に報告した自民党・石崎徹衆院議員。

一方で、その前に更新した本人のブログでは…

【石崎徹 衆院議員のブログ】
「わざとなのかと思うミスの連続。選挙の際に候補者公募で争ったこともある人物でした」

被害者の元秘書の男性についてこのように記し「疑義とともに承服しかねるところもある」とコメントしています。

これに対し、元秘書の男性がNST新潟総合テレビの取材に応じました。

【元秘書の男性】
「どこが反省しているのか、反省しているポイントを拾ってあげることもできない。それが今日まで続いているので、残念で仕方ない」

また石崎衆院議員が示談金を支払い、和解の調整を進めていたと主張していることについては…

【元秘書の男性】
「お金を受け取ったことはない。ほぼ、すべてと言っていいほど捏造だが、有権者に対して自分を肯定したかったところもあったのかも」

こうしたなか、この日は自民党の高鳥修一県連会長も党本部で二階幹事長などと面会し、石崎衆院議員に関する党紀委員会を開いたうえで、厳しい処分を求める文書を提出したことを明らかにしました。

【自民党 県連会長 高鳥修一 衆院議員】
「『幹事長と執行部で協議をして進める』と。ただ、重く受け止めるという言葉があった」

次の衆院選への出馬の意志を変えていない石崎衆院議員ですが、今後 党紀委員会で離党勧告や除名などの処分が下される可能性もあります。

【自民党 石崎徹 衆院議員】
「処分結果がどうなるのか初めてのことなので、その辺りは先を考えて判断していきたい」

NST新潟総合テレビ

5459名無しさん:2020/10/21(水) 08:48:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba45c153a7db11b91dcbc955a8d66b6261af6b71
略式起訴 自民・石崎徹議員、党幹部に謝罪
10/21(水) 1:46配信

元秘書の男性への暴行罪で、19日に略式起訴された自民党の石崎徹衆議院議員が党幹部に経緯を説明し、謝罪しました。

自民党・石崎徹衆院議員「深くおわびを申し上げたいと思います。私自身の身の処し方につきまして、なるべく早くどうしていくべきか判断をしていきたい」

石崎議員は、起訴内容を認め謝罪しましたが、今後の対応については明言を避けました。

一方、石崎議員が所属する自民党新潟県連の高鳥会長らは、二階幹事長らと会談し、離党勧告や除名処分など、石崎氏への重い処分を求めました。

林幹事長代理は、「重く受け止める」と応じたということです。

自民党執行部は、22日に党紀委員会を開いて石崎氏の処分を決定する方針です。

最終更新:10/21(水) 1:46
日本テレビ系(NNN)

5460名無しさん:2020/10/21(水) 08:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/de5d5bf299cdad2ef839513cc2cfef3df0616dd9
岸田氏、野田聖子氏と出産育児一時金拡充の勉強会発足へ 共同代表に
10/20(火) 17:52配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、当選同期の野田聖子幹事長代行とともに出産育児一時金の拡充に向けた勉強会を発足させることが20日、分かった。岸田氏は9月の党総裁選で菅義偉首相に敗れたが、すでに次期総裁選への出馬の意欲を表明。野田氏も初の女性首相を目指しており、「ポスト菅」候補の2人の連携は注目を集めそうだ。

 岸田氏と野田氏が勉強会の共同代表に就任し、事務局長を野田氏に近い加藤鮎子副幹事長、事務局次長を岸田氏率いる岸田派(宏池会)の国光文乃衆院議員が務める方向で調整しており、今月中にも発足する見通しだ。

 岸田氏は先の総裁選で出産費用に関し「負担をゼロにすべく国として支援をする」と語るなど、子育て施策の拡充に意欲を示していた。

 岸田氏は新型コロナウイルス対策の勉強会の立ち上げも検討している。相次ぐ勉強会の発足は、菅政権が高支持率を維持する中、次期総裁選に向けて発信力を高めるとともに、他派閥や無所属議員との連携を強化する狙いもあるとみられる。

5461名無しさん:2020/10/22(木) 02:46:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/96b37e58a244c2392bf84f1cc253ab1628100986
派閥横断の国際協調勉強会発足へ  岸田氏
10/21(水) 19:37配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、科学技術や文化・芸術などのソフトパワーを活用した国際協調をテーマに派閥横断の勉強会を発足させることが21日、分かった。岸田派(宏池会)の会長を務める岸田氏は菅義偉(すが・よしひで)首相に敗れた9月の党総裁選でソフトパワーを活用した外交を重要政策に掲げていた。岸田氏は次期総裁選への意欲を表明しており、発信力の向上とともに他派閥との連携強化を目指す。

 勉強会は岸田氏が会長を務め、谷垣グループ(有隣会)の遠藤利明元五輪相や麻生派(志公会)の薗浦健太郎前党総裁外交特別補佐らが参加。29日に初会合を開く予定。

 勉強会ではまず、4年7カ月務めた外相時代に培った人脈を生かし、デジタル技術を駆使した新型コロナウイルス対策で世界的に注目を集めた台湾やシンガポールなどの先進事例を学ぶ。

 岸田氏は近く当選同期の野田聖子幹事長代行とともに出産育児一時金の拡充に向けた勉強会も発足させる予定で、次期総裁選に向けた活動を活発化させている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d760904daee9137312d0d295acb5faa160e7cb8
政府の学術会議説明「乱暴」 「大宏池会」はトーンダウン 岸田氏
10/21(水) 17:57配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は21日、日本記者クラブで会見し、菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題に関し、「より丁寧に説明すべきだ。俯瞰(ふかん)的、総合的な判断というだけで済ますのも乱暴ではないか」と述べ、説明は不十分との認識を示した。

 政府と自民党がそれぞれ学術会議の在り方を見直す方針を示していることについては「議論が拡散している。任命の問題と会議そのものの問題は整理して議論することが大事だ」と指摘した。

 一方、自らが提唱した岸田派(宏池会)と、宏池会の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループが合流する「大宏池会」構想に関し、「一つの派閥になるとか組織として一緒になることまで必ずしも必要ないのではないか」と語った。

 5日に「宏池会の大きな固まりを実現できるよう先頭に立って汗をかきたい」としていた発言をトーンダウンさせた形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a8d5791c4b92a0d0c858433807b925066096380
岸田文雄氏「乱暴ではないか」任命拒否問題に異論
10/21(水) 18:52配信

自民党の岸田文雄前政調会長(63)が21日、日本記者クラブで講演し、菅内閣の日本学術会議から推薦された任命を拒否した問題について「その説明を国民が求めている。俯瞰(ふかん)的、総合的な判断です、というだけで済ますというのも乱暴ではないか」と、政府の対応に異論を投げかけた。

また、野田聖子幹事長代行とともに出産育児一時金の拡充に向けた勉強会を立ち上げることを正式に表明した。無派閥の野田氏とは当選同期で「野田さんに限らず、党内の幅広い人材とそれ以外にも、いくつかの議員連盟を立ち上げていきたい」と意欲的に語った。

岸田氏は9月の自民党総裁選で菅義偉首相に完敗したが、来年9月の次期総裁選へ出馬の意欲を表明している。自身の派閥である宏池会(47人)の勢力拡大を含め、派閥を横断した連携強化へ動きだしている。【大上悟】

5462チバQ:2020/10/22(木) 09:47:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a9b48c976b6f7c6383617c0064350c51e0544e2
無所属の増子輝彦参院議員が自民会派入り 自民福島県連は「反対」表明
10/22(木) 8:46配信
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増子輝彦参院議員=福島市内のホテルで8月、高橋隆輔撮影
 旧国民民主党と旧立憲民主党などが合流した新党「立憲民主党」への参加を見送った、無所属の増子輝彦参院議員が自民会派入りすることになり、自民党福島県連は21日、「反対」とするコメントを発表した。

 同県連の渡辺義信幹事長は「突然のことで驚きを禁じ得ない。県連としては反対」と表明。「党内に混乱を招かないよう、丁寧に取り組んでいかねばならない」と、事実確認を急ぐ考えを明らかにした。【高橋隆輔】

5463名無しさん:2020/10/22(木) 10:55:10
https://www.sankei.com/politics/news/190423/plt1904230045-n1.html
「参院は強くなければ」異能の吉田氏引退で参院自民は
2019.4.23 21:18政治政局

 23日に国会議員の引退を表明した自民党の吉田博美参院幹事長は、これまで強い影響力を武器に120人を超える参院自民党を派閥を超えて束ねてきた。代わる人材は見当たらないだけに、今後、参院自民党の権力構造が流動化し、安倍晋三首相の政権運営の不安材料となる可能性がある。

 吉田氏は23日、同僚議員十数人を国会内に集め、不出馬を説明した上でこんな思いを伝えた。

 「参院自民党は強くなくてはダメなんだ。強くなければ必ず参院不要論が出てくる」

 出席者は押し黙って聞き入り、涙を流す者もいた。その後「議員を辞めても政治活動は続けてほしい」「吉田イズムを引き継ぐ」といった発言が相次いだ。

 吉田氏の存在はそれだけ大きいといえる。吉田氏が参院の最高実力者として腐心したのは「衆院の補完勢力」との評価を払拭する存在感のある参院であり、そのための結束強化である。

 参院自民党は参院内の人事や国会運営を決めるなど、独自性が強い。長年、細田(清和政策研究会)、竹下(平成研究会)、岸田(宏池会)の主要3派で統治してきたが、それぞれが主導権を取ろうとして足並みが乱れることもあった。

 吉田氏は人事や国会運営を差配する立場だが、入閣経験はない。ポストを他の議員に配分し、自ら所属する竹下派以外の信頼も得てきた。参院側のリーダー格である世耕弘成経済産業相(細田派)や林芳正前文部科学相(岸田派)とは定期的に会食を重ねた。

 議長や参院議員会長を最大派閥の細田派に譲る一方、3派以外の派閥からも若手・中堅を執行部人事で重用し、派を超えた「吉田グループ」を形成した。重要法案の参院審議をめぐり、参院自民党内に大きな混乱を生じさせなかった。首相は国会運営で吉田氏を頼り、閣僚人事では吉田氏の推薦を最大限尊重した。

 異能をまねできる人材はなかなかいない。

 吉田氏は周囲に「自分の後は世耕さん」と語る。世耕氏が夏の参院選後、参院幹事長などに就いて参院側を仕切る可能性がある。だが、吉田氏が築いたような党内外の人脈には乏しく、結束のタガが緩めば3派による「三すくみ」に陥る懸念もある。

 「吉田辞すとも、吉田の精神は後輩に受け継いでいただける。何の心配もしていない」

 同僚議員との会合後、車いすで記者会見に臨んだ吉田氏は新態勢での結束を望んだ。(田中一世)

5464名無しさん:2020/10/22(木) 11:32:40
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190423/soc1904230011-n1.html
引退表明の自民・吉田参院幹事長、脳腫瘍で近く手術 次の「ドン」には石井準一氏の名前浮上
2019.4.23

 参院自民党の実力者、吉田博美参院幹事長(69)が、夏の参院選には出馬せず、政界を引退することになった。吉田氏は23日の記者会見で、脳腫瘍が見つかり、近く手術すると引退理由を説明した。参院自民党では、吉田氏をはじめ、村上正邦氏や青木幹雄氏などが「参院のドン」として君臨してきた。新たな仕切り役として、吉田氏と同じく参院竹下派の石井準一氏(61)の名前が浮上している。

 石井氏は、吉田氏の信頼が厚く、穏やかな雰囲気ながら独特の存在感がある。眼鏡の奥の鋭い眼光が印象的だ。

 「政界の暴れん坊」と呼ばれた浜田幸一氏の書生を10年ほど送り、千葉県議も20年間務めた「たたき上げ」だ。2007年参院選で初当選し、現在は2期目となる。

 国会運営をめぐり与野党間で水面下で交渉する「国対畑」などを主に歩んだ。昨年の荒れたモリカケ国会でも、抜群の調整力を発揮し、野党との交渉に奔走していた。

 現在は、参院予算委員会の筆頭理事で、参院自民党の筆頭副幹事長という要職を務めている。

5465名無しさん:2020/10/22(木) 12:53:47
https://news.goo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-369336.html
進むも地獄、退くも地獄。自民総裁選で拡がる党内「石破包囲網」
2018/08/31 05:00MAG2 NEWS

9月20日に投開票が予定されている自民党総裁選。安倍首相と石破元幹事長の一騎打ちの線が確実となってきましたが、その裏では様々な思惑が交錯し脅しまがいの発言も飛び出しているようです。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、これまでに明らかになっている総裁選を巡る一連の動きを改めて整理しつつ現政権の巧妙な戦略を記すとともに、石破氏サイドへ期待を込めた叱咤激励を送っています。

盛り上がりようのない自民党総裁選
安倍首相は鹿児島の桜島をバックに報道陣のカメラの前に立ち、9月7日に告示される党総裁選への立候補を表明した。石破茂氏との一騎打ちになりそうだが、安倍陣営の議論空疎化テクニックは超一流だけに、石破氏は苦しい。

江戸でも長州でもなく薩摩で声をあげたのは、森山裕国対委員長のお膝元であるから、というのが、大方の見方だ。

所属派閥「石原派」から石破氏の推薦人を出す動きがあったのを抑えこみ、安倍三選支持を派閥領袖の石原伸晃氏に決断させたのが森山氏だったとか。

国対委員長として、モリカケ問題をめぐる野党の追及から安倍首相を守ったとされる森山氏の働きも、首相と側近たちにいたく気に入られたらしい。

安倍首相は総裁選での圧勝を狙っている。憲法改正のためにも、イエスマンばかりがはびこる党の現況を保ちたい。

昨年3月5日、自民党は定期党大会で党則と総裁公選規程を改正し、総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長した。これで安倍首相は3選に向け総裁選に立候補することができるようになった。

しかし、3選されたとしても、最長3年で総理の座を明け渡さなければならない。しだいに、永田町、霞ヶ関は「ポスト安倍」を視野に動いていくだろう。

万が一、石破氏が一般有権者に近い党員党友票を予想外に獲得し善戦するようなことがあれば、来夏の参院選を控えた自民党内に不安が広がり、これまでの強硬路線への疑問が強まって、安倍政権がレームダック化しないとも限らない。

そうなると、後任者への影響力を保ち続けたいという安倍首相の未練がましい願望は叶えられなくなる。

安倍陣営は横綱相撲で圧勝できるほどの自信が持てないからこそ、さかんに石破氏を支持するとみられる議員にプレッシャーをかけている。

朝日新聞によると、7月28日、石井準一参院議員に首相に近い党幹部から電話があったという。

「石井さん、来年選挙ですね。潮目が変わるかも知れないね。吉田さんにも伝えておいて」。来夏の参院選で改選を迎える石井氏へのあきらかな脅し文句だった。

「吉田さん」とは、自民党の参院幹事長、吉田博美氏である。所属派閥は竹下派(平成研究会)。迷った末に同派の参院議員21人を束ね、石破支持の方向にまとめようとしている。

石井準一氏は吉田氏の右腕的存在といわれ、二人とも心情的には安倍首相に近い。竹下派は自主投票としているが、衆院側には首相支持の議員が圧倒的に多い。それでも吉田氏らはあえて安倍首相ではなく石破支持を打ち出した。

背後には、かつて参議院のドンといわれた青木幹雄元参院議員会長の意向がある。青木氏の長男、一彦氏は16年の参院選で「鳥取・島根」選挙区から出馬したさい、石破氏から支援を受け、当選した。

青木、吉田両氏に共通する思いは、昔のような強い参院自民党の復活だ。青木氏の引退以降、実力者不在となって、政策決定過程に参院側が関与することはなくなっていた。

かってのキングメーカーもいまや84歳。長らく参院トップの座にあって、参院に割り当てられた大臣ポストの人事権を握り、“参院一家”結束の要石となっていたのが青木氏だ。

民主党政権時代の2010年、76歳で政界を引退し、8年の歳月を経た。それでも、参院竹下派に隠然たる影響力を持っている。

参院の強力な結束を復活させるために、青木氏と相談しながら動いているのが現在の参院幹事長、吉田氏といえる。今年1月、額賀福志郎氏を派閥の会長から引きずりおろす“お家騒動”を仕掛け、竹下亘氏を会長にすげ替えたのは、吉田氏ら21人の同派参院議員だった。

決行日は1月25日。当時の額賀派の定例会合を参院側21人がボイコットし、衆院側とは別の部屋に集合。額賀氏が退任しないなら派閥を離脱する方針を確認し合った。腹をくくった参院側の動きに、衆院側は分裂の危機感から竹下氏への交替を認めざるを得なかった。この“クーデター”の成功で、吉田氏の剛腕ぶりがメディアの注目を集めるようになった。

5466名無しさん:2020/10/22(木) 12:53:58
>>5465

吉田氏は今や、新しい“参院自民党のドン”になった感がある。先述したように安倍首相との仲もいい。

それでも、恩義ある青木氏の子分として、義理は貫きたい。だから、石破の支持にまわったのだ。

ところが、8月10日に石破氏が総裁選への出馬会見を行ったのをきっかけに雲行きが怪しくなった。

石破氏のポスターのキャッチフレーズが「正直、公正、石破茂」だったからだ。安倍首相の側近議員から反発の声が吉田氏に寄せられた。安倍首相への個人攻撃だというのだ。

吉田氏は同11日、安倍首相に携帯で連絡し、「(石破氏には)反安倍を掲げ総裁選をやるなら支持できないと言うつもりだ」と弁解した。

さらに吉田氏は8月21日の参院幹事長としての記者会見で、次のように語った。

「相手への個人的なことでの攻撃は非常に嫌悪感がある」

いったん支持すると決めた総裁候補に対する発言としては異例中の異例だろう。

吉田氏は来年、参院の改選期にあたる。選挙区の長野県は2013年参院選まで定数4(改選2)だったが、2016年から2(改選1)に減っている。国民民主党の現職、羽田雄一郎氏も改選組であり、出るとしたら強敵だ。落ちた有力候補者の救済のために改選公選法で比例区に設けた「特別枠」に吉田氏が入るかどうかは、安倍首相の一存でどうにでもなるのだ。

吉田氏の心の動きしだいでは、参院竹下派が一枚岩とはいえなくなるかもしれない。

それにしても、情けなかったのは吉田氏の発言に対する石破氏の当初の反応だ。

自民党の石破茂元幹事長は25日、総裁選への立候補を表明した際に掲げた「正直、公正」のキャッチフレーズを変更する可能性に言及した。東京都内で記者団に「別に人を批判するつもりはまったくない。そういうふうにとらえる方がいるなら、変えることだってあるだろう」と語った。
(8月26日、毎日新聞)

他人に何かを言われたからといって簡単にキャッチフレーズを取り下げたら、それこそ、ジ・エンドだ。一気に信用を失うだろう。

吉田氏にしても、言いたくはなかったが、総理周辺に向けて石破氏にクギを刺すポーズを見せ、少しでも自分の気分を落ち着かせたかったのかもしれない。

石破氏はキャッチフレーズの変更を思いとどまったものの、27日の会見で、記者の質問に余計なコメントをしてしまった。「正直、公正は政治姿勢のキャッチフレーズだ。政策論になるとスローガンは当然変わる」。

本人は誠実に説明したつもりだろうが、これでは、下手な言い訳になってしまう。論戦をできる限り避け、イメージ戦略ばかり駆使する安倍陣営の思うツボだ。

では、石破氏の政策は、総裁選に向けて説得力のある内容になっているのだろうか。

石破氏が27日に発表した政策は地方の党員票を意識しているが、それだけにスケールが小型に見える。

たとえば、異次元の金融緩和という「カンフル剤」が効いている間に地方と中小企業の成長を高める「ポストアベノミクス」。これは、成長戦略の失敗を指摘しながらも、カンフル剤としての「アベノミクス」を前提とした政策だ。

官邸で乱立する会議を再編し、「日本創生会議」を新設するというのも、確かに理にかなっているが、しょせん会議を踊らせるだけに終わる安倍路線の焼き直しのような気がしないでもない。

会議やスローガンの乱造、乱打でハッタリをかますばかりの相手に、既視感のある政策で対抗しても、パンチ力に欠ける。

エネルギー政策については、再生可能エネルギーを主力電源とする目標を現行の2050年から大幅に前倒しし、原発の最小化を目指すと言う。大幅に前倒しとは、一体いつのことなのか。

安倍首相が打ち出せない「原発ゼロ」を掲げるくらいの思い切った政策が必要だろう。

石破氏には、できるだけ筋の通った発言をしようと努力する生真面目さがある。そこが、質問の意図を意識的に無視する安倍首相との違いだ。

石破氏が総裁選で安倍首相との討論会をできるだけ多く開くよう求めている意図には、政策はもちろん、人間性を比較してもらいたいという思いも含まれているだろう。

それがわかっているからこそ、自民党本部は討論会の開催を最小限にする方針を決めているのだ。総裁選で、候補者どうしが政策の議論を戦わせる姿を通して自民党政治への国民の理解を深めようという普通の感覚を、今の自民党は持ちあわせていない。

小泉進次郎氏からの支援があてにならないうえに、安倍陣営からは権力の強みを生かして外堀を埋められ、少人数で孤軍奮闘している石破陣営。このつまらない構図をぶち破るため、石破氏には安倍政権にもっと鋭く切り込んでもらいたい。

image by: Flickr

MAG2 NEWS

5467名無しさん:2020/10/22(木) 13:00:30
https://bunshun.jp/articles/-/8670
恐怖!「石破潰し」の総裁選 紙面で見つけた“5つの怖い話“
「怖い電話」に「怖いつぶやき」ドロドロ権力争いの内幕
プチ鹿島
2018/08/24

 酷暑も終わりが見えてきた。

 でもまだ暑い! と思ってるあなた、今回は残暑を吹き飛ばす「怖い話」特集にします。新聞を読んでいたらけっこう怖い話があったのです。

「傷がつきますよ」
 まずは「首相、地方議員も囲い込み」(朝日新聞 8月12日)という記事から。私がタイトルをつけるなら「怖いアドバイス」だ。

 ではいってみよう。

《立候補に意欲的ながら、推薦人(20人)集めに難航している野田聖子総務相に近い議員は首相周辺から接触を受け、「野田さんを推薦するという話があるが、傷がつきますよ」と告げられたという。》

 怖い。このアドバイス怖い。つまり、野田聖子の推薦人にならなきゃいいんですね。わかりました。

「潮目が変わるかも知れないね」
 同じ記事ではこちらも。タイトルをつけるなら「恐怖の電話」。

 参院の竹下派が石破支持というニュースがあったが、この話は竹下派の吉田博美・党参院幹事長が石破氏支持に動いていた先月28日のこと。

 吉田氏の右腕的存在である石井準一参院議員に首相に近い党幹部から電話があったという。

《「石井さん、来年選挙ですね。潮目が変わるかも知れないね。吉田さんにも伝えておいて」。石井氏は来夏の参院選で改選を迎える。電話は、総裁選で石破氏の支持に回れば、党の支援に差をつけるとも受け取れる内容だった。》

 怖い。怖すぎる。

「潮目が変わるかも知れないね」という匂わせ方がなんとも怖い。つまり、石破茂を支持しなければいいんですね。わかりました。

 今気づいたが、これらの怖いアドバイスや電話の出どころは必ず「首相周辺」からではないか。警戒したい。

石破茂の当てこすりのようなスローガンに反論できない
 総裁選と言えばこんな怖い話もあった。

「石破氏に対抗意識 政治姿勢 焦点化を警戒」(毎日新聞 8月12日)

 これ、どんな話かと言えば、石破氏が10日の記者会見で「正直で公正な政治」を掲げたことに関して安倍首相サイドの反応についてである。

 読みどころはここ。

《総裁選で首相の政治姿勢に焦点が当たれば、地方の党員を中心に首相への批判票が石破氏に流れかねないと首相サイドは警戒している。》

 ……じわじわと怖くなってきませんか?

 ライバル候補に「正直で公正な政治」をやると言われたら「こちらも正直で公正な政治をしている」と普通は言う。しかし首相サイドは「政治姿勢焦点化を警戒」なのだ。

 つまり石破茂の当てこすりのようなスローガンに反論できないのである。首相サイドは「正直でない、公正でない政治」を認めていることになる。すっごく怖い。

5468名無しさん:2020/10/22(木) 13:00:41
>>5467

「辞退の仕方」まで叱られる理不尽な岸田文雄
 同じ毎日の記事ではこちらも注目。

「『岸田氏不十分』 麻生氏持論展開」(8月12日)

 麻生氏は総裁選への立候補を見送った岸田文雄政調会長について、

「安倍(晋三首相)にやってもらうのが国益に沿うから出馬しません。おれが岸田ならそう言って辞退する。この間の辞退の仕方は何だ、あれ。理解ができないよ。『話にならない』と(岸田氏に)面と向かって文句を言った」

 と批判したという。

 岸田氏からすれば、出馬をやめて安倍陣営について褒められるかと思ったら「辞退の仕方」まで叱られるのである。もうこうなると怖いというか理不尽である。

「安倍首相は最近周囲にこう語った」という「怖い話」
 理不尽な話と言えばこちらをあげておこう。

「自民総裁選 首相、圧勝で3選狙う」(産経新聞 8月12日)

 産経のこの記事によると、安倍首相は最近周囲にこう語ったという。

「6年前は谷垣禎一総裁(当時)の出馬断念があったが、今回はよーいドンで新しく総裁を選ぶのとは違う。現職がいるのに総裁選に出るというのは、現職に辞めろと迫るのと同じだ」

 こ、怖い……。

 しかしこれでは多様な政策論争ができなくなってしまう。

 総裁選の意義については7月26日の日刊スポーツ「政界地獄耳」のコラムが次のように書いていた。

《総裁選を権力闘争の場でしかないと思っていないか。総裁選は党内の多様な政策や価値観、首相とは違うリーダーシップのあり方を示し、その人材が多様で豊富なこと、議論を尽くすスタイルに意味がある。次世代リーダーのお披露目でもある。》

 まったくだ。地獄耳師匠の言う通り。

総裁選好きの私でも「おかしい」と感じる今回
 私は子どもの頃から総裁選での権力闘争、えげつない話が好きだ。そこで垣間見える政治家の人間性や器を見るのが好きだ。ドロドロを眺めるのが好きだ。しかしそういう点を理解していると自負する私ですら、最近はちょっとおかしいと感じる。

 そこにドロドロとした内幕があれど、以前はいろんな人が出馬して総裁選をおこなっていた。派閥の長でもなかった石原慎太郎や小泉純一郎も出馬できてにぎやかだったではないか。たとえ噛ませ犬だったとしても。

 ところが最近はそもそも総裁選に「出るな」というのだ。

 出馬しそうな人、応援しようとする人に圧力や脅迫電話をかけ、なきものにしようとする。総裁選の舞台にすら立てなくしようとする。

 これで「自由」で「民主」と名乗っているのが一番怖い……。 

 以上、残暑を乗り切る怖い話でした。

5469名無しさん:2020/10/22(木) 13:05:42
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58306
2018.11.06
不祥事連発も安倍首相は「想定内」この在庫一掃内閣が生まれた理由
ウラには、来夏の参院選への不安が…
戸坂 弘毅

なぜ「危ない議員」を入閣させたのか
10月2日に発足した第4次安倍改造内閣は、19人の閣僚のうち12人が初入閣である。これは第2次安倍内閣の発足以来最多で、前回の倍だ。

前回までの7度にわたる組閣で安倍は、一貫して初入閣組を最小限に抑えてきた。政権の安定性と政策の継続性を重視してきた――という解説は、確かに事実だろう。

だが実のところ、初めて入閣する議員はマスコミからカネや異性関係にまつわるスキャンダルを徹底的に詮索され、事前の「身体検査」でもカバーしきれない不祥事が出てくる可能性が高いし、経験不足から失言も出やすい。それを避けたいとの考えがまずあった。

初入閣議員が政権の足を引っ張ったケースは、これまでの安倍内閣でさえ、過去の公選法違反疑惑が指摘された法相の松島みどり、東日本大震災に関し「まだ東北で良かった」と語って辞任に追い込まれた復興相の今村雅弘など、決して少なくない。実力のある閣僚経験者を優先する安倍の方針は、長期政権を維持する上で正しい判断といえる。

派閥の力が強く、自民党が「派閥連合体」であった中選挙区の時代なら、こうした安倍の方針は各派の強い反発を招き、政権はたちまち立ち往生していたに違いない。だが、小選挙区制で党首=首相の力が格段に強くなったうえ、安倍政権が比較的高い内閣支持率を維持してきたことが、それを可能にしてきた。

もっとも、初入閣組の起用を制限し続ければ、当選回数を重ねても閣僚になれない議員が増え、党内の不満は溜まる一方だ。今回の改造前には、衆院当選5回以上・参院当選3回以上で一度も入閣していない「入閣待機組」と呼ばれる自民党の国会議員は、約80名にも膨れ上がっていた。

今回、安倍がこれまでの方針を転換し、初入閣組を大幅に増やしたことについて新聞各紙は「石破茂と戦った今回の総裁選で、麻生派、二階派、岸田派など各派の力に頼ったことで「論功行賞人事」を行わなければならなくなった」などと評した。

しかし外形的には、野党各党からの「滞貨一掃内閣」「閉店セール内閣」といった酷評のほうがより当たっている。入閣候補となりながら、スキャンダルの噂や軽挙妄動が心配されて漏れ続けてきた当選7・8回のベテラン議員を計7人も入閣させたのだから、財務相・麻生太郎や官房長官・菅義偉ら屋台骨は維持したといっても、「滞貨一掃内閣」の感は強い。

共同通信社が10月2、3両日に実施した世論調査では、今回の内閣改造を「評価しない」との回答は45・2%で、「評価する」の31・0%を大幅に上回り、 内閣支持率も46・5%と約1ポイント低下した。これまでの安倍内閣を含め、普通は内閣改造を行えば支持率が上昇するものだが、今回は一般の有権者からも「滞貨一掃」と受け止められた結果だろう。

案の定、秋の臨時国会での論戦が始まる前から、当選8回の沖縄・北方担当相・宮腰光寛、同7回の復興相・渡辺博道、同7回の科学技術担当相・平井卓也ら初入閣組の政治資金などをめぐる問題が早速明らかになり、唯一の女性閣僚となった地方創生相・片山さつき(参院当選2回・衆院当選1回)には、国税庁に口利きする見返りに100万円を受け取ったとの疑惑が「週刊文春」で大々的に報じられた。

片山は経歴上「滞貨」とまでは言えないが、組閣が行われるたびに、安倍首相宛てに自らの能力をアピールする長文の手紙を送って、何度も入閣を求め続けてきた経緯がある。臨時国会は、早くも片山の疑惑を巡って紛糾している。

だが、これだけ不祥事が続いても、安倍政権内部に目立った動揺は見られない。それは一連の出来事が、安倍が想定していた範囲内の事態だからだ。

今回の組閣直後、安倍は親しい永田町関係者にこう本音を漏らしていた。

「今回は、二階(俊博・幹事長)さんをはじめ派閥領袖に恩を売るために、各派の意向を最大限受け入れて組閣した。問題が出るなんて初めから分かっているが、深刻な問題なら直ちに首を斬ればいい。

それに、首を斬って新たな閣僚を起用すれば、また恩を売れるし、問題閣僚を押し込んできた領袖は私に文句を言えなくなるからね」

上品な表現で言えば、「党内融和を重視した布陣」となるが、言い換えれば「総裁選の論功行賞をしっかり行って、主流派から不満が出ないようにすること」を第一に考えた内閣改造であり、問題が続出することなど、初めから織り込み済みだということだ。

5470チバQ:2020/10/22(木) 13:06:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/90c31afaad55f618207c89ae07da3425fad855b9
石破氏、派閥会長辞任へ 総裁選引責、菅首相に惨敗
10/22(木) 10:41配信
1951




自民党の石破茂元幹事長
 自民党の石破茂元幹事長(63)は、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任する意向を周囲に伝えた。22日の派閥会合で表明する見通しだ。複数の関係者が明らかにした。石破氏は9月の党総裁選に立候補したが、菅義偉首相に惨敗。岸田文雄前政調会長にも後れを取り、最下位の3位に終わった。周囲には「責任を取らないわけにはいかない」と説明している。

 関係者によると、後任には派閥事務総長の鴨下一郎元環境相が就く方向で調整が進んでいる。ただ石破派は、石破氏を首相に推す目的で2015年に新たに結成した経緯がある。会長辞任への反対論も予想される。

5471名無しさん:2020/10/22(木) 13:07:21
>>5469

思い出す2007年の「参院選惨敗」
さらに、安倍の言葉の裏には、来夏の参院選を乗り切るための「計算」も透ける。

自民党は2013年の参院選で、改選議席を30以上も上回る、現行制度下最多の65議席を獲得して圧勝した。来夏の参院選は、その時に当選した議員が改選を迎える。

当時は民主党から政権を奪還した半年後と、安倍内閣に最も勢いがあった時である。森友学園・加計学園問題に加え、消費増税も控えた今の状況を考えれば、次の参院選では、大幅な議席減は避けられない。

安倍自身、厳しい選挙になることは十分に自覚している。そこで、仮に参院選で敗北した場合も、党内から退陣論が噴出しないよう、各派に恩を売ることで予め手を打ったのだ。これまで必ず2人以上を入閣させていた女性閣僚が、二階派の片山一人であることにも、今回の組閣があくまで「内向き」であったことが表れている。

ここで思い起こされるのは、第一次安倍政権時の参院選後の出来事である。

2007年の参院選で、安倍率いる自民党は歴史的惨敗を喫し、結党以来初めて第一党の座から転落した。だが安倍は「改革を続行する約束を果たすのが私の責任だ」として続投を宣言。代議士会や総務会で、石破茂らから相次いで退陣要求が出されてもこれを退けた。2カ月後の総辞職の原因は、あくまで体調悪化であり、参院選敗北ではなかった。

その敗北時、安倍の心の支えとなったのが、元首相・小泉純一郎から受けた「参院選は政権選択の選挙ではないから、負けても辞める必要など全くない」という言葉だった。安倍は参院選の投票日前から、「たとえ惨敗しても続投する」との意思を固めていた。

2019年夏の参院選を乗り切って11月まで続投すれば、郷里・長州の大先輩である桂太郎を抜き、通算在職日数で「憲政史上最長」の大記録を打ち立てることができる。安倍は今回も、仮に参院選で敗北しても辞めない、との決意を固めていると見るべきだろう。

また安倍は首相就任以来、法律に則ってさえいれば、従来の慣例にとらわれず権力を行使することに躊躇しない姿勢を取ってきた。

大きな争点がないにもかかわらず、任期を2年以上も残して突然「衆院解散」を断行し、内閣法制局長官に過去例のない外務省出身者を登用して、憲法解釈の変更を認めさせる。一定の審議時間を経れば、野党がいくら強く抵抗しても採決を強行する国会審議の手法からも、それは見て取れる。

日本国憲法では、首相の指名選挙は衆院での議決が優越すると定められている。小泉が指摘するように、参院選は政権選択選挙ではない。1989年の参院選後に宇野宗佑が、1998年の参院選後に橋本龍太郎がそれぞれ敗北の責任を取って首相を辞任しているが、それは自民党内の大勢が「辞任やむなし」となったためであり、与党内に続投を支持する声が多ければ辞める必要はない。

第一次政権時、安倍が参院選惨敗でも続投できたのは、麻生太郎ら安倍に近い議員の多くが続投を支持し、退陣を求める声を鎮静化させたからだった。安倍は今回もその時の再現を狙って、麻生や二階らの要求通りの人事を行い、彼らに恩を売ったということだろう。

安倍周辺では、今後、問題閣僚を交代させつつ来年の通常国会終了までしのぎ、参院選直前に再び内閣改造を断行して清新かつ政策通のメンバーを揃え、支持率を上げてから参院選に臨む――とのプランも検討されている。

5472名無しさん:2020/10/22(木) 13:07:58
>>5471

「安倍が倒れたら、次は石破」はあり得るか
9月の総裁選で、安倍が石破を「完膚なきまでに叩き潰す」と強い執念を燃やしたのは、この参院選を乗り切るためでもあった。

もちろん、第一次政権での参院選惨敗の際、先陣を切って公然と「安倍降ろし」の声を上げた石破を絶対に許さないという、個人的な感情がまずあった。ただ同時に、石破が総裁選で善戦して「ポスト安倍」の有力候補として生き残れば、来年の参院選後に石破への交代論が強まる可能性があり、その芽を摘んでおきたいとの思惑もあった。

安倍がこれまで長期安定政権を維持できた大きな要因の一つは、党内に有力な「ポスト安倍候補」が不在だったことだ。確かに、以前から石破は「ポスト安倍』の有力候補と言われてはいたが、彼が自民党内でいかに嫌われているかを考えれば、安倍にとって真の脅威とは言い難かったのが実情である。

野党時代の2012年自民党総裁選で、党員投票で1位だった石破を決選投票の末に破った安倍は、その後の5年間、首相権限を用いて石破の力を削ぐことに余念がなかった。

今回の総裁選では、国会議員票では安倍が82%にあたる329票を集め、一方の石破はわずか73票と、自民党議員の数が現在の半分以下だった2012年総裁選時の得票(安倍との決選投票時の89票)をも大幅に下回った。規定変更で党員票の比率が高まったこともあり、石破の善戦ぶりがクローズアップされたが、冷静に結果を見れば、石破がいかに国会議員の間では不人気かが改めて浮き彫りになった総裁選だった。

実は総裁選の直後、石破が今後も永田町で支持を広げることがいかに難しいかを示す出来事が起きていた。

内閣改造が行われた2日後の10月4日。先の総裁選で、石破派以外で唯一まとまって「石破支持」を打ち出した、参院竹下派のまとめ役でもある参院自民党幹事長の吉田博美が、副幹事長の石井準一と連れ立って、かつて「参院のドン」といわれた元自民党参院議員会長・青木幹雄を訪ねた。吉田は長年、青木を政治の師と仰ぎ、「親父」と呼んで慕ってきた関係だ。

青木は現役時代から安倍との関係がよくないうえ、自身の長男で後継者である青木一彦(参院議員)の前回選挙で石破に世話になったことなどから、吉田ら参院竹下派の面々に「石破支持」を強く求めていた。

吉田は、選挙区は長野県だが、出身は山口県ということもあり、安倍との関係は良好。本音は安倍支持だったが、青木の強い要請を受けて「親に逆らうことは出来ない」と、参院竹下派の石破支持を決めた経緯があった。

吉田はこの日、総裁選直後に青木から「石破派の議員たちと一緒に、石破を囲む勉強会を立ち上げてもらえないか」と頼まれていたことへの返事を伝えるため、青木の事務所を訪ねたのだ。

「参加したいという仲間はいませんでした。勉強会はできません」

吉田は青木の依頼をはっきりと断った。長年の青木との関係を考えれば、意を決した上での回答だったに違いない。

5473名無しさん:2020/10/22(木) 13:08:47
>>5472

小手先の戦術では乗り切れない
それでも青木は、「そうはいっても、安倍のままでは来年の参院選は非常に苦しい。参院選前にもチャンスを見て安倍を降ろし、石破に替えることを考える必要がある。その時はよろしく頼む」と畳みかけた。

吉田は、総裁選で「正直・公正」をスローガンに掲げた石破に対し、「首相への個人攻撃と受け止められるから控えろ」とアドバイスしていた。しかし、それでも石破は安倍批判を繰り返し、石破に愛想を尽かせていた。

そのため、青木が重ねて石破支援の意向を口にすると、「石破は、総裁選では『憲法9条二項の削除』という長年の持論をほとんど言わなかった。政治家として信念がない」「そもそも派閥解消を唱えていたのに、自ら派閥を作るなんて、言うことがころころ変わる」と、堰を切ったように石破批判を展開。

結局この日は吉田にとって、長年師事してきた青木との「決裂の日」となってしまった。

自民党が初めて野党に転落した際、離党して小沢一郎らと行動を共にした前歴や、派閥批判といった青臭い「正論」を吐くことから、ベテランの間では嫌われてきた石破。この総裁選を経ても結局、支持拡大のきっかけを掴めなかった。仮に来夏の参院選で自民党が大敗し、「安倍退陣」となっても、総裁の座を射止めることは簡単ではない。

「吉田博美が石破支援をめぐって青木幹雄と決裂した」。この情報を耳にして、誰よりも喜んだのは安倍晋三だった。これで、参院選で少々負けても石破待望論が高まることはない。安倍はそう受け止めたのだろう。

だが、6年が経過しようとしている長期政権への飽きが強まっている上、森友・加計学園問題がくすぶり続け、閣僚のスキャンダルも相次ぐとなれば、支持率上昇は見込めない。安倍自身も、人事など小手先の戦術だけで乗り切れると心から信じているわけではないはずだ。

あくまで自民党内の力学だけを計算した、今回の「内向きの内閣改造」が吉と出るか凶と出るか――その結果はまだ見えていない。

(戸坂弘毅 ・ジャーナリスト、文中敬称略)

5474名無しさん:2020/10/22(木) 13:16:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d03a95172c8f14658717b986b5cb97c2adf8390
暴行罪で略式起訴の石崎議員 自民党に“離党届”提出も「職責全うしたい」【新潟】
10/22(木) 12:03配信

22日午前、自民党の二階幹事長宛てに離党届を提出した石崎徹衆院議員。

【自民党 石崎徹 衆院議員】
「色んな声をちょうだいしましての決断でもありますけども、最後は自分なりのけじめのつけ方として、みずから判断したということでございます」

2012年の衆院選で初当選し、現在3期目を務める石崎衆院議員は去年、車内で元秘書の30代男性の後頭部などを殴る暴行を加えた罪で新潟区検に19日、略式起訴されていました。

党本部は22日午後、党紀委員会を開き処分を検討する方針でしたが、石崎議員はこの委員会の開催を前に、みずから離党届を提出しました。

【自民党 石崎徹 衆院議員】
Q.今後議員としての活動は
「職責を全うしたいと思っております」

石崎議員はこう話し、議員職は続ける意向を示しています。

NST新潟総合テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb7ade8c138e8936ae64a169026fa5cb449b2ec1
【速報】自民党・石崎徹衆院議員が離党届を提出 元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴
10/22(木) 9:57配信

自民党・石崎徹衆院議員が離党届を提出 元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴
石崎徹衆院議員

自民党の石崎徹衆院議員(36)が22日、離党届を提出した。石崎議員は元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴されていた。石崎議員は2012年初当選、現在3期目。前回2017年の衆院選は小選挙区で落選し比例復活していた。

最終更新:10/22(木) 9:57
TeNYテレビ新潟

5475名無しさん:2020/10/22(木) 13:21:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/173153cfa3f917e00ebb3fbd08c0689dbd7c9081
「すっかり汚れてしまった」……元民主党ホープ・細野豪志と長島昭久が拡散した“フェイクニュース”
10/22(木) 6:01配信

 日本学術会議が推薦した6人を菅義偉首相が任命しなかった問題で、「フェイクニュースを拡散した」と批判を浴びた衆院議員が2人いる。細野豪志氏(49)と、長島昭久氏(58)だ。

 10月5日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」で平井文夫・上席解説委員が「学術会議は6年働くと日本学士院に行って年間250万円の年金を死ぬまでもらえる」と誤って解説し、大炎上。だが両氏は平井氏に先立つ10月3日、誤情報を“速報”。長島氏が「(学術会議の)OBが所属する日本学士院へ年間6億円も支出されその2/3を財源に終身年金が給付されている」とツイート。細野氏も「国会議員年金はかなり前に廃止されたが、『学者の国会』の年金は残っていたのか」と投稿した。2人はその後、誤りを認め謝罪したが、ツイッター上では「軽い、軽すぎる」「立派なネトウヨになられましたね」などと揶揄された。

 2人に共通項は多い。一つ目は民主党政権で中枢を務めたホープだったこと。細野氏は首相補佐官や環境相を歴任。長島氏は野田内閣の首相補佐官として尖閣諸島国有化に深く関与した。

「2人とも二世でもなく、地盤も看板もカバンもなかった。だが政策通で、民主党にあって数少ない保守政治家でもあり、将来を嘱望されていた」(政治部記者)

 2つ目は野党陣営を離れ、自民党入りしたことだ。長島氏は正式入党、細野氏は入党こそまだ認められないが衆院の自民会派に所属。

自民党の古い政治を批判してきたのに……
 3つ目の共通項は二階俊博幹事長率いる二階派に所属したこと。背景には選挙区事情がある。細野氏の静岡五区には、自民現職で岸田派の吉川赳氏がいる。

「公認権を握る幹事長の力を使いたい細野氏、派閥の数を追い求めたい二階氏の利害が一致した」(同前)

 一方、長島氏は野党時代から麻生太郎副総理に可愛がられ、「野党議員ではピカ一」と評価されていたが、二階派へ。選挙区事情から、長島氏は菅直人元首相の東京18区に国替えせざるを得ず、同選挙区の前支部長で今も二階派所属の土屋正忠氏の支援を得るには二階派入りが“最適解”だった。

 政治部デスクは「自民党の古い政治を批判してきたのに、その象徴である二階氏の派閥に入るとは。今や細野、長島両氏から野党時代の輝きは失われ、すっかり汚れてしまった」と呆れる。かつてのホープ2人がなぜフェイク情報をまき散らす事態になったのか。

「“転向組”ゆえに、先頭に立って学術会議叩きをすることで、菅首相に認められたいのでしょう。その焦りから偽情報に飛びついてしまった」(同前)

 汚れっちまった悲しみに、永田町の寒風が吹きすぎる。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月22日号

5476名無しさん:2020/10/22(木) 17:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/5947f8cbcd519bc22738680cefab4d7b23cd9c12
河井克行被告の新弁護団は黒川元高検検事長のお墨付き 案里被告の裁判に出廷〈週刊朝日〉
10/22(木) 17:04配信

 公職選挙法違反の罪に問われた参院議員の河井案里被告(47)の裁判に、10月22日午後、夫で元法務大臣の克行被告(57)が証人として初めて出廷した。

 克行被告の裁判は9月、弁護人全員を解任し、裁判が1か月以上、止まった状態が続いていた。だが、このほど弁護士7人を選任したため、克行被告の裁判も近く再開される見込みだ。選任されたうち、5人は前回、解任した弁護士の再任で、新しく2人が追加となった。

 新任のうち1人は検事出身の大物のA弁護士だ。自民党幹部がこう言う。

「やっとAさんが表に立ってくれたな。最初から克行被告についてくれればよかったのに。Aさんの手腕があれば大きく裁判が変わるのではないか」
 A弁護士は盛岡地検検事正などをへて弁護士に転身したヤメ検。その名前が一躍知られたのが、日産自動車の元会長、カルロスゴーン被告の逮捕だった。日産側の弁護士として、A氏は司法取引にかかわったという。

「Aさんが自民党から大きな信頼を寄せられている。その理由は元東京高検検事長で今年5月に賭け麻雀で退任を余儀なくされた黒川弘務氏の存在がある。克行被告の疑惑が浮上した時、自民党幹部は当時の政権の守護神だった黒川氏に相談。その時、推薦されたのが、Aさんでした。克行被告も事件については、最初はずっとAさんに相談していました」(前出・自民党の幹部)

 克行被告については国選弁護士が3〜4人選任されるという情報もあったが、結局は私選となった。克行被告の裁判は公職選挙法違反で「百日裁判」として迅速な訴訟が求められている上、衆院選挙も近いとされる。

「克行被告はすでに自民党を離党。地元の衆院広島3区から立候補できるかは、裁判次第。まだ、公設秘書など地元のスタッフも残している。百日裁判の決着を早くつけて、次の選挙に出たいという思いではないか」(自民党の広島県議)

 しかし、衆院広島3区では、自民党から複数の候補者の名前が挙がっている。二階派から女性候補が擁立されるという情報も駆け巡る。

 一方、岸田前政調会長の地元でもある広島。岸田派も地元の県議の立候補を模索しているという。前出の自民党幹部がこう言う。

「弁護士を解任した時に克行被告はめちゃくちゃ怒っていたそうだ。理由は菅首相誕生で解散が早いと焦っていたようだ。保釈も認められないことから『このままでは議員バッジを失ってしまう』と憔悴していたそうだ。だが、衆院解散もすぐという雰囲気ではないので、裁判を戦っても大丈夫と判断して、今回は弁護士を選任したと聞いている。自民党としても、河井夫妻に提供した1億5千万円の疑惑があるので正直、Aさんを選任してほっとしている」

(本誌取材班)
※週刊朝日オンライン限定記事

5477チバQ:2020/10/22(木) 22:17:08
https://www.asahi.com/articles/ASNBQ6RTYNBQUTFK01G.html
危うい賭けに出た石破氏 大将辞任の派閥には解体論も
有料会員記事

松山尚幹、石井潤一郎 2020年10月22日 20時54分

 自民党総裁選で敗北した石破茂元幹事長が22日、責任をとるとの理由で、自身の派閥・石破派(水月会、19人)の会長を辞めた。政権批判もいとわない石破氏が身を引くことで、「反主流派」色を薄め、出直しを図る狙いがあるようだ。しかし、派内から離脱する議員が相次げば、石破氏にとって「次」の機会を失うことにもなりかねず、危うい賭けでもある。

 「総裁選の結果について責任をとりたい」。石破氏は22日昼、国会内で開いた派閥の臨時総会で、用意した紙を淡々と読みながら、所属議員に辞意を伝えた。

 出席者によると、「寝耳に水」の議員もおり、「いきなりのこと」(山下貴司元法相)などと驚きを隠せない様子だったという。

派閥移籍を模索する議員もいて、あるベテラン議員は「石破氏はもう総裁選に出られない」。記事後半では派閥の内実を追います。

「冷や飯」続きに派閥移籍模索の議員も
 一方で、中堅議員は「もうレー…

5478チバQ:2020/10/22(木) 23:20:40
https://www.asahi.com/articles/ASNBQ5TWWNBQUTFK013.html
「とにかく地方を」の首相指示 武田総務相が全国行脚へ
河合達郎

2020年10月22日 19時40分
 「とにかく地方を回ってくれ」。菅義偉首相から言い渡された指示を受け、武田良太総務相は22日、地方の人口減や財政難の窮状を視察する「全国行脚」を北海道でスタートさせた。武田氏は「地方をしっかりとした自治体にしていくことは、菅内閣として『まず第一』と言ってもいいくらいの問題だ」と記者団に語った。

 首相は秋田県の山間部出身をアピールし、地方の活性化に力を入れる考えを強調している。こうした姿勢に呼応し、武田氏は北海道栗山町を訪れ、高齢化と人口減が進む町での地域おこしの現場を視察した。

 栗山町の統計によると、町の人口は1万1677人(2019年10月現在)で、10年で約2千人減少。65歳以上の比率は約4割に上る。武田氏は、佐々木学町長や移住者らとの意見交換で「コロナ禍で我々は新たな日常を発見した。東京にいなくても、地方で仕事ができる。そうしたチャンスをどう町に導くか戦略を考えないといけない」と語った。

 また武田氏は、先住民族アイヌに関する白老町の国立施設「民族共生象徴空間」(愛称・ウポポイ)も視察。首相が官房長官時代、開業に向けて尽力した施設だ。武田氏は「地域が生んだ伝統文化は、何よりも地域振興の原動力となる」と述べた。(河合達郎)

5479チバQ:2020/10/22(木) 23:34:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2010220047.html
派閥会長辞任の石破氏「2晩寝ないで考えた」 次期総裁選出馬明言せず
2020/10/22 22:19産経新聞

派閥会長辞任の石破氏「2晩寝ないで考えた」 次期総裁選出馬明言せず

自身が率いる派閥の会合後、記者団に派閥会長辞任を表明する自民党・石破茂元幹事長=22日午後、国会内(春名中撮影)

(産経新聞)

 自民党石破派(水月会)の会長を辞任した石破茂元幹事長は22日夜のBSフジ番組で、来年9月の党総裁選に出馬する考えについて「菅義偉(すが・よしひで)政権ができたばかりだ。来週から臨時国会が始まる。皆で支えるのが当たり前。今から『来年は私が(出馬する)』とか言わない」と述べるにとどめた。

 一方、派閥の会長を退いて総裁選を目指せるのかと問われ、「昔は(当時の派閥領袖(りょうしゅう)を称して)『三角大福中』。全部首相になった。今は必ずしもそうではない」と述べ、一議員の立場から首相を目指していく考えもにじませた。

 石破氏は辞任を表明した22日昼の派閥会合を振り返り「珍しく紙を読んだ。2晩寝ないで考えた」とも明かした。

5480名無しさん:2020/10/23(金) 00:36:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/81e75b20cf62bc7217c0f58ec25108034c0ea600
自民党 「現職優先」かそれとも「世代交代」か 公認争い・対立が表面化 福岡県
10/22(木) 20:30配信

衆議院議員の任期終了まで、10月21日で1年を切りました。

解散総選挙の時期が注目される中、自民党では出馬を表明している人たちの「公認争い」も表面化してきています。

派閥のトップや実力者もそれに絡む注目選挙区を取材しました。

◆原田義昭 衆議院議員
「まずはしっかりと有権者の皆さんに自分の信念を訴えて選んでもらう」

Q無所属でも出馬する意志は変わらない?

◆栗原渉県議
「その決意を持ってやっています!」

次期総選挙に向けて自民党の現職と新人が出馬の意向を示し、分裂選挙となる可能性がある福岡5区。

現在8期目の原田義昭前環境大臣は、麻生派に所属。

麻生副総理は派閥のトップとして、現職の原田氏をサポートする姿勢を全面に打ち出しています。

一方「世代交代」を求める自民党の福岡県議団は、早くも、前の県議会議長、栗原渉県議の推薦を全会一致で決めました。

現職か、新人かー駆け引きが激しさを増す中、10月13日、福岡県連の松尾幹事長は自民党本部を訪問。

地元の党員の声を候補者選びに反映させるため、5区内で「党員投票」を実施し、党本部に推薦する候補を決める方針を伝えましたが…。

◆自民福岡県連 松尾幹事長
「(Q・党員投票を実施するということも報告した?)もちろん。でもそのことはまだ党本部としては、ということでした。(Q・受け入れられない?)受け入れられないというか、党本部はまだ衆議院が解散していませんから、今、入ってきたら逆に混乱を起こすと思いますので、ご意見として、というくらいの感じじゃないですか」

党本部の立場は「小選挙区の公認は現職優先」が原則。

ですが、県議会議員が3役を務める福岡県連は、党員投票を実施する方針を変えていません。

◆自民党県連 原口会長
「(党本部から)否定はされなかったんだが、関与しないということは党本部が(党員投票の結果を)どう受け止めるのかということは非常に厳しいだろうなと。原田先生、栗原先生、県連執行部3役立ち会いの下、近々のうちに話し合いをしたいと考えている」

しかし原田氏は、10月24日に予定されていた県連や栗原氏との協議をキャンセル。

TNCの取材に対し「今後も、状況が同じなら県連による候補者調整には応じられない」と答えています。

福岡5区には、このほか立憲民主党の若子直也氏と共産党の古賀新悟氏も立候補を予定しています。

◆自民党 二階幹事長
「品の悪い言葉ですが、売られたケンカっていう言葉があるでしょ!」

さらに「自民分裂」の大きな火種となりそうなのが、萩市や宇部市などを選挙区とする山口3区です。

◆自民党 二階幹事長
「河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、我々も意を決して政治行動の全てを投げ打って、我々はその挑戦に受けて立ちます!」

10月4日、宇部市で開かれた河村建夫元官房長官の総決起大会。

19人の派閥議員を引き連れ、山口入りした二階幹事長が『売られたケンカ』と語気を強めた相手は県選出の参議院議員、岸田派の林芳正元文部科学大臣です。

「将来の総理候補」との声もあがる林参議院議員は過去にも、衆議院へのくら替えを模索。

今回も、その準備とも取れる動きを見せています。

▼記者
「山口県北部の萩市です。下関市を拠点とする林芳正参議院議員が、今年7月に萩市の郊外から中心部へと事務所を移転しました」

萩市役所の目と鼻の先に移転してきた、林議員の後援会事務所。

これは、萩市出身の河村氏への宣戦布告なのか?

林議員が、新調したリーフレットには「参議院5期25年の実績をいかし、次のステージを目指します」との言葉が記されていました。

一方、河村建夫議員の事務所前には、多くの政治家の看板がずらりと並び「臨戦態勢」の表れのようでした。

▼山口の有権者
「河村さんが今までされていたので、その方がいいんじゃないかと思いますけど」
「私は、ちょっとでも若い林さんの方がいいと思うんですけどね」

「現職優先」かそれとも「世代交代」か。

▼自民党 二階幹事長
「定数1の選挙区に公認候補が1人であるということは、誰でも子供でも分かることです。2人出してどっちか選んで下さいというような不見識なことは、自民党は致しません。公認候補は1人、現職優先、こういうことで進んで行きたいと思います」

テレビ西日本

5481名無しさん:2020/10/23(金) 00:45:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/75be53919173688b4ea4716fd18b76bb096b7608
自民、各派閥幹部が会合 菅政権を全力で支える
10/22(木) 23:45配信

 来週26日から始まる臨時国会を前に、自民党の各派閥の幹部が集まり、菅政権を全力で支えることで一致しました。

 自民党は22日、菅政権発足後初めての各派閥の幹部会合を開きました。 この中では、菅総理に対して政策的な提言なども含め定期的に意見交換をしていく方針を確認したということです。

 「菅総理総裁が国民のために働く内閣、スピーディに結論を出すということで、いくつかの主題を掲げているので、全力で、それぞれの立場でお支えをしていきたいと」(自民党 棚橋泰 行政改革推進本部長【麻生派】)

 また、麻生派の棚橋党行政改革推進本部長によりますと、22日の会合では、石破派の石破元幹事長が派閥会長を辞任したことついて、「特段の話題はなかった」ということです。

 次回の開催は、12月上旬以降を予定しているということです。(22日23:04)

最終更新:10/22(木) 23:45
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/20f3ee8ce06de9a9a6bebe97e4687fb7c320fc1b
菅政権支持で一致 自民各派
10/22(木) 22:02配信

 自民党各派閥の事務総長は22日夜、東京都内のホテルで食事を共にしながら会談した。

 終了後、麻生派の棚橋泰文氏は記者団に「安定した政権がスピーディーに国民目線で政策を進めるため、全力で頑張ることで一致した」と述べた。今後、国会開会中は1カ月に1回程度、事務総長会合を開くことも確認した。

 出席者によると石破派の鴨下一郎氏から、石破茂元幹事長が同派会長を辞任したことについて説明があったという。 

最終更新:10/22(木) 22:02
時事通信

5482名無しさん:2020/10/23(金) 00:48:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c06fd0699f6c9cd2073d302303b857228c61a70e
“政界に衝撃”なぜ?石破氏が派閥会長を辞任
10/22(木) 23:02配信

 先月の自民党総裁選で大差で敗れた石破茂元幹事長が自らが率いる派閥の会長の辞任を表明しました。時に政権に批判的な立場を取ってきた石破元幹事長の辞任で今後、自民党はどうなっていくのでしょうか。

 自民党・石破元幹事長:「本日の臨時総会におきまして、水月会(石破派)の会長を辞したいということを申し上げました」
 突然の辞任表明、その理由は…。
 自民党・石破元幹事長:「過去4回、総裁選挙に立候補した。直近の2回は水月会の皆様方を中心として支援して下さる皆さん方とともに戦った。しかし、結果は出せなかった。それぞれの同志の皆さん方、支持して下さった皆さん方に多くのご負担を掛けてしまった。その責任を取るということが、私の取るべき道だと考えた次第であります」
 これまで4度、総裁選に挑戦。敗れても敗れても常に対抗馬として存在感を示してきた石破元幹事長に何があったのか。石破派の議員も戸惑いを隠せません。
 自民党石破派・山下元法務大臣:「こういう形で突然、聞かされるというのは納得がいかないという発言もありました。政治家の出処進退というのは、まさに政治家がまず決めるものであります」
 石破元幹事長は派閥は存続するとしながらも来年、予定されている次の総裁選への出馬について見送る意向を固めているといいます。先月の総裁選で石破元幹事長と競り合った岸田前政調会長は…。
 自民党岸田派・岸田前政調会長:「突然のことでびっくりしておりますが、総裁候補としても派閥会長としても、その豊かな経験、見識をしっかりと示してこられたと思っています」
 来年に行われる総裁選について聞かれると…。
 自民党岸田派・岸田前政調会長:「全体の構図なんて言い出したら逆に誰が出てくるか分からない。まずは自分の足元を固めていきたいと思っております」
 石破元幹事長の派閥会長辞任で、総裁選、そして、今後の自民党はどうなっていくのでしょう。
 “石破派”の関係者:「次どうするって、もう崩壊でしょう」
 岸田派の幹部:「内部で何かあって、やめろとか言われたんじゃないのか?」
 野党の反応は…。
 立憲民主党・福山幹事長:「驚きましたけれども、石破さんらしい責任の取り方だという風に思います」「(Q.野党として連携する要素はあり得る?)そんなここと今、語る話ではないと思います」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/446231d7e88b291e05db668a41820903758e38a0
石破氏が派閥会長を辞任 「結果が出せなかった」
10/22(木) 20:33配信

自民党の石破元幹事長は、自身が率いる派閥の会長を辞任すると表明した。

自民党・石破元幹事長「本日の臨時総会におきまして、水月会(石破派)の会長を辞したいということを申し上げた」

石破氏は、臨時の派閥会合で、会長を辞任することを所属議員らに伝えた。

辞任の理由について、石破氏は記者団に対し、「過去4回、自民党総裁選挙に立候補したが結果が出せなかった。多くの方の期待に応えられず、責任を取るのが、わたしの取るべき道だ」と述べた。

辞任表明が22日となったことについて、石破氏は「来週からの臨時国会が始まる前に表明すべきだと考えた」と説明した。

このあと、石破氏は、フジテレビの「Live News イット!」に中継で出演した。

加藤綾子キャスター「総理大臣を諦めたということでよろしいんでしょうか」

石破氏「そんなことは誰も言っていない。国民のために働く菅政権なんでしょ。みんなで支えるのが当たり前。これから先のことなど、わたしは言えるべきことではない」

そのうえで石破氏は、離党や野党との連携については明確に否定した。

5483名無しさん:2020/10/23(金) 00:53:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/63c55af7850a2f2f58bfc3bee311b8a053bf95ab
自民・石破氏が派閥会長を辞任、総裁選の敗北で「責任を取る」
10/22(木) 13:26配信

 自民党の石破元幹事長が、自身が率いる石破派の会長職を辞任することを表明しました。先月に行われた総裁選挙で菅総理らに敗れたことを理由に挙げています。

 「多くの方々のご期待に応えることができなかった。その責任はいつにかかってこの私にありますので、その責任を取るということが私の取るべき道だと」(自民・石破派 石破茂会長)

 22日昼に行われた派閥の会合で、石破氏は自民党総裁選での敗北を理由に派閥会長を辞任することを表明しました。会長辞任後も引き続き派閥にとどまるということですが、出席者からは慰留する声も出たということです。後任の会長の人選については、派閥の事務総長を務める鴨下元環境大臣が中心となって調整を進めることになりました。

 先月の総裁選で石破氏は菅総理や岸田前政調会長と総裁の座を争いましたが、国会議員票で伸び悩んだだけでなく、これまで強いとされていた党員・党友による地方票でも菅総理に大きく水をあけられ、結果は最下位でした。(22日15:20)

最終更新:10/22(木) 19:52
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f18899cec57c32b3f1e369f308e80cd8496752ff
石破氏、派閥会長を辞任 自民総裁選惨敗で引責
10/22(木) 15:18配信

 自民党石破派会長の石破茂元幹事長(63)は22日、同派の臨時総会で、9月の党総裁選に敗れた責任を取って会長を辞任する意向を表明した。

 「多くの方々の期待に応えられなかった。その責任を取ることが私の取るべき道だ」と説明。引き続き同派にとどまり、次期衆院選へ向けて所属議員の支援に努める考えも伝えた。

 臨時総会では石破氏を慰留する声も上がったが、事務総長の鴨下一郎元環境相が中心となって後任を選出することで一致。新会長には鴨下氏を推す声が出ている。

 総会後、石破氏は記者団に、今後の活動に関して「水月会(石破派)の一人ひとりが議席を維持するためにできる限りのことを今以上にやりたい」と強調。菅政権に対しては「国や次の時代のために良い仕事ができるよう、私としても力を尽くしたい」と述べ、支えていく意向を示した。

 石破氏は2012年の第2次安倍内閣発足後、幹事長と地方創生担当相を歴任し、15年9月に石破派を旗揚げ。現在の同派所属議員は19人で、党内第6派閥だ。石破氏は要職を外れた後は安倍晋三前首相への批判を強めたが、党内の支持は広がらなかった。

 先の総裁選は、国会議員票26、地方票42の計68票にとどまり、計377票の菅義偉首相だけでなく、計89票の岸田文雄前政調会長にも後れを取った。派内の一部からは政権批判路線に対する疑問が上がっていた。

5484名無しさん:2020/10/23(金) 00:57:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5d1c7f408e68c4da6d36a2e56c66b34f6c05f8
自民党の石破氏、派閥会長を辞任 次期総裁選の出馬明言せず
10/22(木) 18:57配信

 自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任した。同日の派閥会合で、9月の総裁選敗北の責任を取り辞意表明。異論はなく了承された。来年9月の次期総裁選への対応には「今の段階で、1年後に出る、出ないを言うのは少し違う」と述べ、明言しなかった。影響力低下は否めず、戦略は白紙となった。

 石破氏は会合で、自身の後任や派閥運営について「鴨下一郎事務総長を中心に話し合い、決めてほしい」と要請した。

 会合後、記者団に対し、過去出馬した4回の総裁選に言及。「結果を出せず、同志に多くの負担をかけた。その責任を取る」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f46bb6d5fb131760aeb3c01f495ab1fb310dcc91
石破茂氏が派閥会長辞任「結果を出せなかった」
10/22(木) 19:58配信

自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を電撃辞任した。この日、行われた派閥の会合で辞意を表明し、9月の党総裁選で惨敗したことを理由に「責任は私にある」と語った。後任には派閥事務総長の鴨下一郎元環境相を推す方向で調整が進んでいる。26日に召集される臨時国会を目前にした石破氏の辞任を巡り、政界に波紋が広がっている。

   ◇   ◇   ◇

石破派の臨時総会で石破氏は派閥会長を辞任すると表明し、了承された。石破氏は電撃辞任の理由について9月の総裁選で菅義偉首相、岸田文雄前政調会長に敗れた責任を挙げた。「結果を出せず、同志に多くの負担をかけた。その責任を取るのが、私の選ぶべき道だ」と語った。石破氏は4度目の総裁選で議員票26票、地方票42票獲得も菅氏は議員票288票、地方票89票と圧勝し、岸田氏も下回った。

突然の辞意表明に派閥内は揺れている。「突然の辞意表明に驚いている。石破茂会長の熟慮の末の決断なので重く受け止めている」と側近の平将明衆院議員。石破氏は「鴨下一郎事務総長を中心に話し合い、決めてほしい」と後任人事や派閥運営を委ねたが、平氏は「今後のことは水月会のメンバーと相談して決めていくことになる」と述べるにとどめた。

石破氏は12年、18年の総裁選で安倍晋三前首相を相手に党員・党友による地方票を獲得して大健闘した。だが、前回の総裁選では地方票でも菅氏の半分以下という大差をつけられて大失速した。来年9月の次期総裁選へ向けて岸田氏が出馬意欲を明らかにしている一方で石破氏は「今の段階で、1年後に出る、出ないを言うのは少し違う」と明言を避け、白紙の状態だ。

週明けの26日に臨時国会が召集され、菅首相が初の所信表明を行うタイミングでの決断に波紋が広がっている。石破氏は派閥に残留し、派閥を維持する方針で総会後、党本部の二階俊博幹事長を訪ね、会長辞任を報告した。石破氏の求心力低下で他派閥から触手が伸びる可能性は否定できず、15年9月に派閥を創設した会長不在の中、派内の動揺は止まらない。【大上悟】

5485名無しさん:2020/10/23(金) 01:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e12644afa42a3185adda66a72a0f9915395e524
衆院選「菅内閣の将来占う」 自民・二階俊博幹事長インタビュー
10/22(木) 7:06配信

 自民党の二階俊博幹事長は21日、時事通信のインタビューに応じた。

 任期満了まで1年となった次期衆院選について「菅内閣最初の選挙だ。極めて重要な選挙だ。菅内閣の将来を占うと言っても過言ではない」と強調。勝敗ラインには「評論家が幾つと言うのは当然だが、実際に選挙を戦う身にはせんえつだ」と言及を避けた。

 「将来を占う」との意味について、二階氏は「菅内閣が将来長きにわたって日本の国政を担当できるか、短命に終わるかは、この選挙の結果によって大いに左右される」と説明。菅義偉首相の胸中を「いつ解散すればいいか、選挙をどう戦うか毎日のように考えているはずだ」と推し量り、「首相も大変な決断の下に解散というカードを切る。党は懸命の支援を惜しまない」と表明した。

 衆院選に向け、10カ所程度の小選挙区で競合する同党候補者の調整が課題となっている。二階氏は「現職優先を基本に置くが、勝てる候補者でなければ問題にならない」と指摘。情勢分析で当選が厳しいと判断すれば、現職候補でも差し替える可能性を否定しなかった。

 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、党内に国民一律の給付金再支給を求める声がある。二階氏は「財政状況を見ると大盤振る舞いできる状況ではない。給付金は国民の税金だ。政府・与党としては慎重でありたい」と述べた。

 与党外交にも触れ、自らが米国を訪れて「新しい日米協力」をめぐり要人と協議する意向を明らかにした。二階氏は「われわれが相手のために何ができるのか、相手はどういう貢献をしてくれるのかを対等な立場で話し合わなければいけない」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9b90e05dbd972ae8e43466c07afcf8d4b0df9a8
自民・二階氏、衆院は常在戦場 公明幹事長と会談
10/21(水) 17:06配信

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長が21日、東京都内のホテルで昼食をともにしながら会談した。

 二階氏は席上、衆院議員の任期満了まで残り1年となったことを踏まえ、「常在戦場だ」と指摘。菅義偉首相がいつ衆院解散・総選挙に踏み切っても対応できるよう与党として態勢を整えておくことを呼び掛けた。

5486名無しさん:2020/10/23(金) 01:03:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/c209ab05edb07948a9d31b0b05b3b15c3ad0e6de
解散、菅首相に三つの選択肢 「年内」見送りの公算
10/21(水) 7:08配信

 衆院議員の任期はあと1年。

 菅義偉首相がどのタイミングで解散・総選挙に踏み切るのか、与野党が目を凝らす。菅政権の発足当初、高支持率を背景に自民党内で期待があった年内解散は見送られる公算が大きくなった。首相の選択肢は来年1月召集の通常国会冒頭、2021年度予算成立後の3月末から7月の東京五輪開幕まで、9月のパラリンピック閉幕以降の3通りとなりそうだ。

 「衆院解散は首相の一存だ。任期があと1年となればいよいよだ。われわれはいつでもそれに対処する心の準備はできている」。自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見でこう語った。

 自民党では、菅内閣が発足直後、報道各社の世論調査で7割前後の支持率を得たことで年内解散への期待が高まった。しかし、首相が新型コロナウイルス対策と経済再生の両立を打ち出し、携帯電話の料金引き下げなど国民生活に身近な政策を重要課題に掲げて矢継ぎ早に取り組みを具体化させると、年内の観測は後退。首相に近い党幹部は「年内はもうない」と言い切った。

 年明け以降では、新型コロナの感染状況にもよるが、通常国会冒頭が最初のタイミングとなる。政府・与党は、追加経済対策を盛り込んだ20年度第3次補正予算案を年内に編成、通常国会冒頭で処理する方針。仮に3次補正の審議入り前に解散すれば批判を招く恐れはあるが、手厚いメニューを掲げて実現を訴える戦術は可能だ。

 別の党幹部は「通常国会の召集日がポイントだ」と指摘する。16年のように年明け早々の4日に召集、速やかに解散すれば、投開票を経て2月23日の天皇誕生日前には第2次菅内閣を発足させられるとの見通しを示した。日本学術会議問題への世論の批判や首相の答弁能力への不安から、党内では国会審議を長引かせず、早期に解散すべきだとの声が根強い。

 公明党関係者も支持母体の創価学会の動向に関し、「1月解散も念頭にあるようだ」と明かした。学会は首相と太いパイプを持つ。

 次の選択肢は、3月末から東京五輪が開幕する7月23日までの期間だ。21年度予算を成立させ、携帯料金の引き下げに道筋を付けて、「成果」としてアピールする。公明党が国政選挙並みに注力する東京都議選(7月22日任期満了)と時期が重なる可能性もあるが、自民党内には「都議選と同日選もあり得る」(関係者)との見方がある。

 ここを逃すと、パラリンピックが閉幕する9月5日以降となる。党総裁任期切れを同月末に迎える首相は、衆院選を勝利に導いて総裁選を無投票に持ち込むか、党員投票を伴う総裁選で有権者の関心を高め、再選を果たした勢いで衆院選を乗り切るか、いずれかを目指すことになりそうだ。ただ、政権が逆風に見舞われていても他に選択肢のない「追い込まれ解散」となる危険もある。

 首相は13日、自身に近い無派閥の若手グループと会食。出席者は解散時期に関心を示したが、首相は「常在戦場だ」と語っただけで、言質を与えなかった。


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