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政治とカネ

1569名無しさん:2015/03/08(日) 19:58:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150308-00000014-mai-pol
<政治とカネ>品代・電子マネーの闇 具体的使途わからず
毎日新聞 3月8日(日)11時48分配信

 安倍晋三首相の政権下で昨秋「政治とカネ」の問題が浮上したのは、小渕優子前経済産業相の政治団体による不適切な政治資金の支出発覚が発端だった。事務所費でベビー用品、組織活動費でネギなどを購入し、後援会による観劇会の費用負担についても不透明さを指摘され、東京地検特捜部に刑事告発された。こうした政治資金の「使途」の中には何を購入したか全く分からないものがある。

 その一つは「品代」とのみ領収書に書かれた支出だ。小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」について情報公開請求で入手した領収書によると、小渕氏は銀座の高級雑貨店と大手百貨店で2009〜12年に計24件、476万円余を品代として支出。1回の最高額は50万円を超えるが、いずれの領収書にも購入品目はもちろん、売り場の記載すらない。

 同様に領収書は有りながら使途が不明なものに、大手コンビニチェーンなどが発行し買い物や食事などに使える電子マネーがある。小渕氏の12年分の少額領収書(1万円以下)を別途請求し確認したところ、資金管理団体は同年に9回、計9万円を電子マネーのチャージ代に支出しているが、そこから先はたどれない。小渕氏の事務所に説明を求めたものの、「捜査中につき回答は控えたい」との返事だった。

 鉄道各社が発行するICカードも、コンビニや自販機など幅広く利用できる。安倍首相の資金管理団体「晋和会」の少額領収書によると、10〜12年の3年間で約80万円をICカードのチャージ代として支出していた。だが、乗車履歴の印字など添付資料はなく、これも正確な使途をたどることはできない。

 有識者でつくる総務省の政治資金適正化委員会は08年10月、交通系ICカードについて「交通費として使用する場合」を前提に「チャージした時点の支出のみ」を政治資金収支報告書に記載すればよいとの見解を出した。政治団体の「隠れた財布」になる可能性を事実上容認しているとも言える。こうした問題意識を安倍氏の事務所に投げかけたが、「政治資金規正法にのっとり適正に処理している」との回答だった。

 政治資金に詳しい神戸学院大大学院の上脇博之教授は「支出内容を具体的に記載しないのは、政治資金規正法1条の『国民の不断の監視』を妨げる。本来は総務省などが使途の明確化を指導すべきだが、政治家に気を使って言わない。政治資金が潤沢になればそれだけ無駄遣いに対する意識も下がるので、企業団体献金などを禁止して収入を制限するのも対策の一つだ」と話した。【高橋慶浩】

1570とはずがたり:2015/03/09(月) 12:34:46
下村氏に「献金したつもりない」 中部博友会関係者明かす
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/153863
2015年03月05日(最終更新 2015年03月05日 23時05分)

 下村文科相の献金問題で、記者会見する任意団体「中部博友会」に所属した女性=5日午後、名古屋市
下村文科相の献金問題で、記者会見する任意団体「中部博友会」に所属した女性=5日午後、名古屋市
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 下村博文文部科学相を支援する任意団体の会費の一部が、自ら代表を務める政党支部に流れて献金として処理されたとされる問題で、任意団体「中部博友会」に所属した女性(60)が5日、名古屋市で記者会見し「会費のつもりで支払うと、同額を献金したことになっていた。献金したつもりはない」と強調した。
 また、2月14日に下村氏の秘書官から博友会に関して取材に応じないよう求めるメールが来たと説明。その上で「(他の博友会関係者も)後ろめたくないなら堂々と話をすればいい」と話した。
 女性によると、下村氏の講演会を開くのが主な目的だったとし、毎年会費を支払っていたという。

下村文科相、不適切な献金認める 10万円返金済みと説明
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/153235
2015年03月03日(最終更新 2015年03月03日 14時25分)

 下村博文文部科学相は3日の記者会見で、自らが代表を務める自民党支部が2009年、暴力団と関係があるとされる企業に融資していた名古屋市の元進学塾代表の男性から10万円の献金を受け取っていたと明らかにし、不適切な献金であると認めた。その後の衆院予算委員会で、既に返金したと説明した。
 先月下旬の衆院予算委員会では、民主党の柚木道義衆院議員からの指摘に対し事実関係を否定していた。下村氏は会見で「秘書官のメモに沿って答えたが、後で確認したところ献金が判明した。事務方のミスだ」と釈明した。

1571とはずがたり:2015/03/09(月) 12:35:00

下村文科相辞意漏らす? 首相慰留「辞めちゃ駄目だ」、献金問題
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/153901
2015年03月06日(最終更新 2015年03月06日 03時00分)

 支援組織の任意団体「博友会」をめぐる献金問題で厳しい追及を受ける下村博文文部科学相。3日、一時辞意を漏らし、夜の首相公邸で安倍晋三首相が「辞めちゃ駄目だ」と強く慰留した-。複数の政府、自民党関係者がこう証言した。
 順調に推移した第2次政権だが、昨年10月に小渕優子前経済産業相、松島みどり前法相がダブル辞任。第3次政権でも今年2月に西川公也前農相も辞任した。下村氏が辞任に追い込まれれば4人目だ。
 第1次政権では閣僚4人が「ドミノ倒し」のように次々と辞任し、首相は在任わずか1年での退陣を余儀なくされた。首相の脳裏には今、同じ悪夢がよぎる。4人目の辞任となれば、政権は危険水域に突入する。
 しかも、これまでの3閣僚と比べ、下村氏は第1次政権で官房副長官を務め、思想的にも首相に近い長年の「盟友」。政権への影響も格段に大きい。
 「首相は下村氏を絶対辞めさせない」。自民党関係者の一人はこう断言する。
      ■
 「今後、下村大臣が中心となって提言の着実な実行に着手していただきたい」
 4日夕の首相官邸。教育再生実行会議の第6次提言をまとめた会合のあいさつで、首相は下村氏を前にわざわざ名前を出して、続投を強調した。辞任観測が広がり始めた永田町に向け、強いメッセージを示したといえる。
 しかし、全国に六つある「博友会」のうち、「中部博友会」や「近畿博友会」で内部告発の動きが広がる。いずれも収支報告を義務付けられた政治資金団体ではないが、関係者は献金や政治団体としての実態を訴える。
 首相の慰留を受け入れた下村氏だが、5日の衆院予算委員会でも野党の厳しい追及にさらされ続けた。民主党の大西健介議員は、「中部博友会」元幹部が講演料を下村氏に渡したと証言したことを取り上げ、事実関係をただした。事実なら、2月27日の予算委で「講演料は(受け取って)ない」とした下村氏の答弁は否定される。
 下村氏は「(元幹部の)勘違いじゃないか。講演料は受け取っていない」とあらためて明言。政務秘書官が「博友会」関係者に、「大臣が申している」として報道機関の取材の拒否を求めるメールを送っていたことも、「私の指示ではない」と関与を否定した。
      ■
 4人目の閣僚辞任がいつ出てもおかしくない状況ながら、自民党内で政権批判は一切表面化していない。
 西川氏の辞任後も内閣の支持率は落ちない。首相に対抗できる人物も党内に見当たらない。首相の「1強」が、政権の危機を救っているといえる。
 さらに「政治とカネ」の問題は野党にも飛び火。ある政府高官は「政権批判が高まりかねない状況だったが、どっちもどっちとなって、法制度の問題にすり替わった」と語る。
 政権の危機管理を一手に担う菅義偉官房長官は下村氏の問題発覚後も「違法性はなく、全く問題ない」と強気を崩さない。
 だが、下村氏辞任で支持率が急落する事態となれば、「反安倍の動きが必ず出てくる。9月の党総裁選も無風とは言えなくなる」と自民党関係者は読む。
 政府高官の一人も「下村氏は数々の疑惑を否定しているが、それが虚偽だと反証されると厳しい。いろいろ(疑惑が)出てくると状況が違ってくる」と語る。
 下村氏は持ちこたえられるのか-。首相官邸は事態の推移を固唾(かたず)をのんで見守る。民主党幹部は「下村氏が辞めるまで、国会でたたき続ける」と言い切った。
=2015/03/06付 西日本新聞朝刊=

1572名無しさん:2015/03/12(木) 06:27:57
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4912
スクープ速報
週刊文春 掲載記事
内部文書公開 下村文科相が講演料受け取りを認めていた
2015.03.11 18:00

?下村博文文科相の「無届け後援会」を巡る問題で、講演料受領を認める文書を、後援会幹部に配布していたことが週刊文春の取材でわかった。

?下村氏の「博友会」の名前を冠する後援会のうち、政治団体として届出をしているのは、東京にある博友会のみで、他の近畿博友会や中部博友会などは届出をしていない。この問題について、下村氏は、衆議院予算委員会で「全国各地の博友会は、塾の経営者など有志で構成する任意団体であり、運営に下村事務所は一切タッチしていない。また、講演料やお車代はいただいていない」と答弁していた。

?しかし、2月13日に文部科学省大臣室で、各地の博友会の会長ら幹部を集めた幹事会を開いた際、下村事務所は8枚の文書を配布。本誌が入手したその文書には<各博友会後援会の位置づけと講演会開催について>と題され、<現状>として、<講演料としての報酬を貰う場合はある>と記されている。

?下村事務所は、

「大臣室には地方の博友会の会長さんなどが表敬訪問にいらっしゃいました。その後の懇親会で、全国の地方の博友会の関係者の中からは今後政治家下村博文への後援活動をやっていただけるという話も出ました。これまで、地方の博友会は各地域の有志のみなさんで運営している任意団体であったところ、もしそこまでの応援をしていただける会があるのであれば、政治団体としての届出をお願いしたい旨、助言させていただいたところです」

?と回答。幹事会で文書を配布した事実の有無については、再度確認を求めたが、「文書にある回答がすべて」と回答しなかった。

?配布文書には、他にも各地の博友会の<年会費納入一覧表>や<全国博友会?2014年活動報告>、<全国博友会?2015年活動計画>などがまとめられており、「運営に下村事務所は一切タッチしていない」としてきた下村大臣の答弁が根底から覆ることになる。

このスクープ記事の詳細はニコニコチャンネルの
「週刊文春デジタル」で3月12日午前5時より全文公開します。
→ 今すぐ入会!

1573名無しさん:2015/03/14(土) 20:35:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015031300781
企業献金めぐり応酬=枝野、江田氏

 民主党の枝野幸男幹事長と維新の党の江田憲司代表が13日、BS朝日の番組収録で同席し、企業・団体による政治献金をめぐって応酬する場面があった。
 維新は企業・団体献金の受け取りを自主的に禁じることを決めており、江田氏は「野党がこの程度の問題で共闘できなくてどうする」と民主党に同調を求めた。一方、民主党は、野党のみが受け取りを自粛すれば与党を利するとの立場。枝野氏は「われわれだけ手を縛って、政党助成金とわずかな個人献金で自民党と対峙(たいじ)しろと言われても活動できない」と突っぱね、両党の溝は狭まらなかった。(2015/03/13-17:52)

1574名無しさん:2015/03/15(日) 09:30:43
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015030900798&g=pol
企業献金禁止、明確化焦点に=民主、内部に異論も

 国の補助金交付が決まった企業が禁じられている政治献金問題の広がりを受け、民主党がまとめる政治資金規正法改正案に、企業・団体献金の全面禁止を明記するかが焦点になってきた。執行部には、全面禁止を明確にして自民党の消極姿勢を際立たせたいとの思惑もあるが、党内に異論を抱え、方向性は見えていない。
 民主党は、補助金交付企業の献金禁止に関する現行規定の周知徹底や、違反した企業への罰則強化を柱とする規正法改正案を20日をめどにまとめる方針。岡田克也代表は6日の記者会見で、これらの改正と、企業・団体献金全面禁止の「2段階」に言及したが、その直後、枝野幸男幹事長は記者団に「一つの法律で2段階全部を含むというのが基本的な考え方だ」と軌道修正を図った。
 民主党が規正法改正案の検討を本格化させた5日の会合で、長妻昭代表代行は企業・団体献金の全面禁止を「最終的なゴール」と位置付けていた。だが、枝野氏は6日、維新の党の松野頼久幹事長との会談で、企業のパーティー券購入も含め「全面禁止すべきだ」と踏み込んだ。
 ただ、民主党内には、企業・団体献金を禁止すれば「金持ちしか議員になれなくなる」(労組出身議員)などの異論も根強い。労組の政治団体から毎年献金を受け取る議員もおり、「企業はいいが、団体献金まで禁止するのは厳しい」との声も漏れる。
 2009年衆院選で全面禁止を掲げて政権に就きながら、翌10年に企業献金受け取り自粛を解除したのは、当時幹事長だった岡田氏だ。6日の会見では「企業・団体献金を禁止するときは、個人献金をしやすくする税制の措置をしなければならない」と、単純な禁止論に慎重姿勢を示した。
 こうした民主党の対応を踏まえ、維新の江田憲司代表は7日の会見で「最終的に全面禁止を目指すというような生半可な覚悟ではゴールは見えない。民主党の本気度が問われる」と挑発した。民主党は、全面禁止の時期や実現への道筋を明確にするよう迫られている。(2015/03/09-19:46)

1575名無しさん:2015/03/15(日) 09:54:32
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031000827&g=pol
献金受領時に確認義務付け=民主

 民主党は10日の常任幹事会で、補助金交付企業からの政治献金問題を受け、所属議員らが献金を受ける際、政治資金規正法が定める禁止事項に抵触しないかどうか企業側に確認することを申し合わせた。献金する側に規正法の趣旨を周知徹底してもらうため専用の書式を作成。議員や地方組織に配布した。 (2015/03/10-18:31)

1576名無しさん:2015/03/15(日) 10:21:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015031300389
企業献金禁止に反対=自民幹事長

 自民党の谷垣禎一幹事長は13日の記者会見で、維新の党が主張する企業・団体献金の全面禁止について「民主主義国家で企業・団体献金をばさっと禁止している国はあまりない。全て禁じてしまえば、資産のある人は(選挙に)出られるが、出られない人も多くなる」と反対の立場を示した。(2015/03/13-11:41)

1577名無しさん:2015/03/16(月) 06:33:28
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150312-00000047-jnn-pol
下村文科相側が作成、入金リストに「年会費」と記載
TBS系(JNN) 3月12日(木)19時2分配信
 下村文部科学大臣の秘書官が作成した入金リスト。大臣を支援する団体ごとに納められた金額が書かれているんですが、「年会費一覧表」というタイトルがついています。民主党は、12日の国会で「寄付」ではなく「年会費」なら、政治資金規正法に違反する可能性があると追及を強めました。

 「2月13日の夕方、下村大臣と栄秘書官が同席のもとにですね、大臣室に『博友会』の幹部が集まったときに配布をされた8枚の文書というのがあります」(民主党 大西健介 衆院議員)

 民主党の大西議員が12日の国会で示した8枚の文書。先月13日に下村大臣を支援する任意団体「博友会」の幹部が集まった会合で配られたもので、その内1枚には「年会費納入一覧表」というタイトルで「博友会」の関係者が納入した金額がまとめられています。

 「栄秘書官がこれは作成されて配ったということで、よろしいでしょうか」(民主党 大西健介 衆院議員)

 「栄秘書官が作ったものであります」(下村博文 文部科学相)

 下村氏は、この資料を作ったのは自らの秘書官だと認めました。下村氏は、これまで「博友会」の会員に「寄付」の依頼をし、一部の会員から「寄付」を受けたことは何ら問題ないと説明してきました。しかし、12日、民主党が示した資料には「寄付」ではなく「年会費」と書かれています。

 「“年会費”というのは“寄付”のことですが、今まで任意の『博友会』の方々が、“年会費”という言い方をしていたものですから、とりあえず、あれですけど、これは“寄付”で」(下村博文 文部科学相)

 「まさに“年会費”は“寄付”だって、ご自身でお認めになっているし、“会費”の徴収というのは、まさに会運営そのものでありますけれども、ここに下村事務所が深く関与していることを証明するこれは動かぬ証拠だと思います」(民主党 大西健介 衆院議員)

 大西議員は、「博友会」は実質的には政治団体で、政治資金規正法の届け出義務に違反する可能性があると指摘。「これ以上、職にとどまるべきではない」と迫りました。しかし、下村氏は「寄付としてちゃんと届け出ている」などと反論して、辞任を否定しています。(12日16:58)
最終更新:3月13日(金)5時20分

1578名無しさん:2015/03/21(土) 18:48:55
http://news.infoseek.co.jp/article/dmmnews_928631
下村文科相「裏金」疑惑“大臣不適格”の苦しすぎる言い訳- DMMニュース(2015年3月20日07時50分)

【朝倉秀雄の永田町炎上】

 昨年(2014年)の松島みどり法相と小渕優子経産省に続いて、安倍内閣にまた新たな「政治とカネ」の問題が噴出している。

 西川公也農林水産相の関連政治団体が、林野庁から7億円の補助金を受けることが決まっていた木材加工会社から300万円の寄附を、そして農林水産省の補助金受給が決定していた砂糖業界の関連会社から100万円の寄附を受けていた事実が発覚。

 この問題で2月23日に西川氏が大臣辞任に追い込まれたばかりだが、下村博文文科相にも「政治とカネ」の疑惑が浮上した。

うそつき男が教育行政の最高責任者?
「世に悪は絶えない」とは『鬼平犯科帳』の中西龍アナの名ナレーションだが、相変わらず「世に政治とカネの問題は尽きない」。

 下村博文文科相の疑惑は、全国に6つある学習塾経営者らで作る「博友会」なる団体が会員たちから会費を集め、その一部が講演料の名目で下村氏に「裏献金」として渡されているというものだ。

 言うまでもないが、「国づくり」は「人づくり」から始めなければならない。将来のこの国を担う有為な人材を育てる、それが「教育」の役目だ。当然、教育行政の最高責任者である文科相は特に、青少年たちの模範になるような、とりわけ高潔な人物でなければ説得力がない。その場しのぎの詭弁を弄するようなデタラメ人間を戴いているようでは、青少年のためにならないこと甚だしい。

 その意味で、今回の疑惑に対して口先三寸で言い逃れしようとしている下村氏など、典型的な不適格者だと言えよう。実態は自分の「後援会」であるにもかかわらず、野党側の「全国に6つある『博友会』は実質的には政治団体だ」との主張に対して「『博友会』は民間教育者ら有志による『任意団体』。寄附なども受けておらず、政治的目的をもたない会合だから、政治団体として届け出る必要はない」などと言い張っているのだ。

6団体のうち「東京博友会」だけを政治団体として届け出
 政治資金規正法は、政治団体を「特定の公職の候補者を推薦し、支持し、又は反対することを本来の目的とする団体」とし、設立の7日以内に「規約」を添えて「設立届」を主たる事務所の都道府県選挙管理委員会に出さなければならないとしている。さらに、政治団体は届け出をする前に寄附を受けることはできず、もし違反すれば役職員だけでなく団体にも刑罰が課されることになっている。

 法の定義に従えば、下村氏を支援する以外に目的のない6つの博友会は、間違いなく「政治団体=後援会」にあたる。そもそも、「博友会」などと下村氏の名前の一文字を採っていることから考えても、政治的目的をもたない、後援会ではないなどという言い逃れはあまりにも苦しい。

 不可解なのは、6つの博友会のうち「東京博友会」だけが東京都選挙管理委員会に政治団体としての届け出をしていることだ。

 これは「東京博友会」の会長らが自ら政治団体であることを認めたからこそそうしたのだろう。「東京博友会」とその他の5つの「博友会」は性格はまったく同じなのだから、区別する理由がない。その意味でも、任意団体だという下村氏の言い訳にはまったく説得力がない。

1579名無しさん:2015/03/21(土) 18:49:18
>>1578

政党支部が「博友会」会費の領収書を発行
 さらにおかしいのは、任意団体であるはずの博友会の「会費」の領収書が、下村氏が代表を務める「自民党東京都第11選挙区」名で81件も発行されていることだ。これは、下村氏らが実態は任意団体の会費などではなく、「政党支部への寄附」と認識していたことを窺わせている。

 ところで、政治家の“財布”には、(1)政党支部 (2)資金管理団体 (3)後援会??の3種類があるが、議員立法で議員が自分たちの都合のよいように作った政治資金規正法は典型的な「ザル法」で、政治団体間のカネの異動には事実上、制限がない。

 要は口座が違うだけの話で、実務はすべて議員の地元事務所の秘書が担当しているのが通常だ。だから「博友会」は下村氏の選挙区支部と実態は同一だと考えられる。実際、『週刊文春』や『週刊新潮』は東京が選挙区の下村事務所では榮友里子政務秘書官が仕切っていると報じている。

 だとすれば、下村氏の「任意団体を政治団体として届け出ろとは、こちらからは言えない」などとの言い訳は通用しない。任意団体ならば「政治資金収支報告書」の提出義務はないから、どんないい加減な扱いでもできる。下村氏には、そんな邪な思惑があるのではないか。

「政治資金監視委員会」の設立が急務だ
 どうしてこんなに「政治とカネ」の問題が尽きないのかといえば、この分野には「証券取引等監視委員会」や「公正取引委員会」のような本格的なチェック機能がないからだ。

 政治資金の所管庁である総務省は「政治とカネ」の問題が起こるたびに、

「当省は政治資金収支報告書の提出を受け、公表するだけで、その真偽を審査する実質的な権限がありません。最終的には先生方の良識と捜査機関の判断に任せるしかないでしょうね」

 などと言って逃げてしまう。

 そもそも日本の政治家連中に良識があれば、こうも頻繁に「政治とカネ」の問題が噴出するわけがあるまい。そこで筆者が提言したいのは、内閣や国会から独立した本格的な「政治資金のチェック機関」の設置だ。

 仮称を「政治資金監視委員会」としよう。政治資金収支報告書の届出先を、現在の総務省や都道府県選管からここに移し、少しでも不自然な記載があれば、政治団体の会計責任者や議員本人から事情聴取を行なう。必要があれば立入検査を強行し、もし違法な事実があるとの心証を得れば、すかさず東京地検特捜部などの捜査機関に対し告発も行なう。

 こうでもしなければ、「政治とカネ」の問題は永久になくならないだろう。政治家に「悪いことをするな」というのは、イスラム国に「テロをやめろ」ということよりも難しいのだ??。

朝倉秀雄(あさくらひでお)
ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。著書に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』『日本はアメリカとどう関わってきたか?』(以上、彩図社)など。

1580名無しさん:2015/03/21(土) 19:03:22
>>1559
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_246401
美濃加茂市長を控訴のア然…検察の頭にあるのはメンツだけ- 日刊ゲンダイ(2015年3月21日09時26分)

 こんなデタラメ組織に「司法取引」なんて新たな“武器”を与えたら、それこそ大暴走は確実だ。

 岐阜・美濃加茂市の浄水設備設置をめぐる藤井浩人市長(30)の贈収賄事件で、名古屋地検は18日、名古屋地裁の無罪判決を不服とし、高裁に控訴した。

 大図明次席検事は「控訴理由は控訴趣意書で明らかにする」と言ったが、5日の地裁判決は藤井市長の現金授受どころか、「カネを渡した」という会社社長の証言も「合理的な疑いが残る」と完全否定だった。

「控訴審でも検察側の立証の柱は社長の証言のみ。しかし、1審で裁判長から半ば『ウソツキ』と断罪された社長の供述は、まったくアテになりません。控訴審で判決が覆る見込みはゼロに等しいでしょう」(司法ジャーナリスト)

 検察は大阪地検特捜部の証拠改竄事件を教訓に、少しは改心したのかと思ったら、まったく懲りていない。相変わらず勝手に筋書きを作り、「法と証拠」を無視して突っ走っている。今国会では「司法取引」などの刑事関連法の改正案が審議されているが、成立すれば、これまで以上にやりたい放題になるだけだ。

 藤井市長の弁護人を務める元検事の郷原信郎弁護士もこう呆れる。

「1審判決を読めば、控訴審でひっくり返る可能性はないのです。それなのに控訴したのはメンツです。後に引けない、組織として責任問題になるのを避けたい、と考えて控訴したのでしょう。市長や市民の迷惑など一切考えていないのです。検察は何ら反省できない組織だということがハッキリしました」

 証拠改竄事件では、無罪が確定した村木厚子・現厚労事務次官に対し、国が3700万円の賠償金を支払った。このままだと国は藤井市長にも巨額の賠償金を支払うことになりそうだ。究極の税金の無駄遣いだ。

1581とはずがたり:2015/04/03(金) 15:21:59
自民・武見氏、企業・団体献金の全面禁止に慎重
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20150401-567-OYT1T50168.html
読売新聞2015年4月1日(水)23:09

 自民党の武見敬三参院議員は1日のBS日テレの「深層NEWS」に出演し、「企業・団体献金が悪いという考えはとらない。現行の政治資金規正法で周知徹底させる方が先決だ」と述べ、企業・団体献金の全面禁止に慎重な姿勢を示した。

 維新の党の片山虎之助参院議員会長は、「全面禁止を軸に議員の処遇を議論すべきだ」と述べた。民主党の桜井充元政調会長は、「政務三役は所管官庁として絶大な権限があるので禁止すべきだ」としながらも、全面禁止には慎重な姿勢を示した。

1582とはずがたり:2015/04/03(金) 16:44:25
石破め,自腹切れや(`Д´)つ)ノД`)・゚・。

クラウンに文句 公用車次々乗りかえた石破大臣の“金銭感覚”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158523
2015年3月31日

 庶民には厳しく、自分たちには大アマな安倍内閣の金遣いが明らかになった。30日の衆院予算委で民主党の玉木雄一郎議員が、閣僚の公用車について質問。石破茂地方創生担当相が、高級公用車を短期間で乗り換えていた事実を指摘した。

 それによると、石破は内閣府が13年11月に購入した公用車のトヨタ「クラウン」を、たった1年3カ月で“乗り捨て”。今年2月に月39万円のレンタカー代を支払ってトヨタ「レクサスLS460」に乗り換えた後、さらに3月、今度はワンランク上の「レクサスLS600HL」を購入したという。

 内閣府の運用ルールでは、大臣の公用車は「12年間使用か、10万キロ走行」をメドに買い替えるのが一般的で、わずか1年余りで乗り換えるなんて聞いたことがない。しかも、クラウンは新車で約500万円で、レクサスはその2倍の約1100万円もする。庶民はカツカツの生活費で暮らしているのにフザケた金銭感覚ではないか。

 予算委で玉木議員に追及された菅官房長官は「日本の技術力の高さを発信するため。購入前に運転手の習熟度を高めるため、まずはレンタルにした」などと、意味不明な答弁を繰り返していたが、まったく説明になっていない。

「石破さんは農相の時、トヨタの最高級車『センチュリー』が公用車だったが、地方創生相はクラウン。そのため、『なぜセンチュリーじゃないんだ』とダダをこねたらしい。慌てた内閣府が『LS600HL』の購入を決めたが、石破さんは納車までの2カ月間がガマンできず、やむを得ず『LS460』をレンタルしたようです」(永田町事情通)

 あらためて玉木議員に聞くと、こう言った。

「国の借金が1000兆円を超える中、政府の要職にある人間は節制に努め、身を正すべきです。石破大臣は認識が甘いと思います」

 庶民には消費税増税や軽自動車税増税を強いておきながら、自分たちは高級車で贅沢三昧。公用車なんて全廃するべきだ。

1583とはずがたり:2015/04/06(月) 13:39:05

「ひどい捏造記事」=融資への関与を否定―高市総務相
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-150406X264.html
時事通信2015年4月6日(月)13:13

 高市早苗総務相は6日午前、衆院議員会館で記者会見し、同日発売の「週刊ポスト」が政府系金融機関の日本政策金融公庫から三重県内の企業への融資に同氏の事務所が関与した疑いを指摘したことについて、「あまりにも悪質で、ひどい捏造(ねつぞう)記事」とした上で、「(記事で実名を出された実弟の)秘書官はおろか、高市事務所としての関与は全くない」と全面的に否定した。

 高市総務相は「最大の被害者は秘書官。秘書官は民事および刑事の告訴を行うことを視野に入れ、弁護士とともに準備を進めている」と述べた。

「全く問題ない」高市総務相めぐる疑惑報道について菅官房長官
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1504060016.html
産経新聞2015年4月6日(月)12:23

 菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から受けた融資に、高市早苗総務相の実弟である秘書官が関与していたとする週刊誌報道について、「口利きをした事実は一切ないと報告を受けている。全く問題ない」と述べた。

高市氏、週刊誌記事を否定 「弟が不明金関与疑い」報道
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASH4636PQH46UTFK003.html
朝日新聞2015年4月6日(月)11:48

 高市早苗総務相は6日午前、国会内で臨時の記者会見を開き、一部の週刊誌が、政府系金融機関から融資を受けた農業法人に1億円の使途不明金があることが発覚し、高市氏の実弟である秘書官が関わっていた疑いがあると報じたことについて、「見出しも中身もあまりに悪質であり、捏造(ねつぞう)記事だ。融資には高市事務所も秘書官も私も一切関与していない」と全面的に否定した。

1584とはずがたり:2015/04/07(火) 17:29:52
こいつだきゃあ。。

下村大臣 問題紛糾中に「博友会」パーティー堂々開催の“厚顔”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158320
2015年3月24日

「博友会」問題が紛糾している最中に、たいした度胸である。下村博文文科相(60)が23日、自著の出版記念パーティーを兼ねた「博友会講演会」を堂々と開催していたのだ。

 日刊ゲンダイ本紙が事前に入手した「案内書」によると、場所は東京プリンスホテル内の大会場。午後6時半開始のビュッフェ形式で、会費は書籍代を含めて1万2000円と、決して安くはない。連絡先には「中部博友会」宛てにマスコミへの“口封じメール”を送った、下村大臣の政務秘書官の名前が明記されていた。

 23日の国会でも、政党支部への不透明な資金の流れを追及され、弁護士を中心とした市民グループは、下村事務所を刑事告発すると一部で報じられている。

 下村大臣のツラの皮の厚さを確かめようと、本紙はパーティー会場のホテルに赴いたが、入り口やロビーには、なぜか告知が全くされていない。会場の受付にも「ご予約のお客様」と記された立て看板があるだけで、「博友会」の文字は一切なかった。

 係員に取材を申し込んだが「ご予約いただいた会員様限定」と、入場を拒否された。その後、改めて係員に話を聞こうと試みたが、今度はホテルの従業員が「取材はNG」とシャットアウト。「全く問題ない」という下村大臣の発言とは裏腹に、会場は異常な厳戒態勢だった。

 講演会終了後、出席者のひとりは本紙にこう明かした。

「下村大臣は現在の騒動に関し事細かに説明し、『法に触れるようなことは一切していないので心配しないで欲しい。逆に、自分を批判している人たちの間違いが、この先明らかになるだろう』と話していました。その後、謝罪の言葉はなく、終始ご機嫌な様子で自著について話していました」

 昨年、政治団体として届け出のない各地の博友会からの会費約600万円を寄付と処理していた下村大臣。これが「法に触れるようなこと」でないのなら、政治資金はブラックボックスだ。刑事告発騒動も国会での追及も“どこ吹く風”ではとても済まされない。

1585とはずがたり:2015/04/11(土) 18:52:25
町民も怒りの声! 栃木・那須町長が実勢価格の7倍で土地購入の怪しい背後関係
週刊実話 2015年4月11日 17時00分 (2015年4月11日 18時34分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150411/Weeklyjn_8108.html

 またもや地方首長の暴走か??。那須御用邸を戴く栃木県那須郡那須町が、2012年12月29日に約3億2000万円(坪単価約7万円)で購入した道の駅『那須高原友愛の森』の隣接地(約4500坪)に、大きな疑惑が浮上している。
 「町が購入した当時は福島原発事故から2年も経っておらず、その影響で周辺地価は暴落しており、友愛の森のすぐ近くの土地なんて温泉権利付きで坪2万円ですわ。その整地もされていない山林を実勢価格の何倍もの値で買うなんて、町は一体誰のカネだと思っているのか」(有力町民)

 町内のさる不動産業者は、取引経験から、坪1万円でも買い手が付くかどうかとまで言う。
 「あの山林は水が涌いて出るから、通常の整地や造成より費用がかさむ。高久勝町長は、友愛の森を管理運営する第三セクター『那須未来(株)』のトップなのだから、投資資金を何年で回収できるのか明らかにすべき。実はこの土地の売り主であるT産業は、A銀行に20億円もの負債を抱えているともっぱらです。うがった見方をすれば、A銀行が血税を使わせて貸付金の回収を図ったか、あるいはT産業が高値で町に買わせて負債を圧縮し、町長サイドにキックバックしたか…。町長は、前回の町長選で無投票当選だったし、何をやっても批判されないと高をくくっているのでは?」

 この土地の不動産登記によると、根抵当権の極度額は1億5000万円。つまり町の購入価格は、A銀行の“見立て”の2倍強ということになる。この疑問を高久町長に質してみると、総務課の担当者が文書でこう回答した。
 《極度額は金融機関が設定するもので、『鑑定評価結果』の額と異なるものだと理解している》
 ところが、土地取得の賛否を問う議会議事録には、肝心の不動産鑑定士による鑑定評価方法が示されていなかった。これでは異議なしで可決した議会は“間抜け”としか言いようがない。

1586名無しさん:2015/04/12(日) 09:51:44
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150411-OYT1T50032.html
政党交付金、自民8%増の170億…民主76億
2015年04月11日 14時31分

 総務省は10日、政党助成法に基づく2015年分の政党交付金の額を決定した。

 トップは自民党の170億4900万円で、昨年の衆院選を受け前年分から8%増えた。交付額は次の通り(100万円未満は切り捨て)。

 ▽自民党170億4900万円▽民主党76億6800万円▽公明党29億5200万円▽維新の党26億6400万円▽次世代の党5億6100万円▽社民党4億7000万円▽生活の党3億3100万円▽日本を元気にする会1億1900万円▽新党改革1億400万円▽太陽の党9300万円

1587名無しさん:2015/04/12(日) 15:59:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150410-00000007-mai-soci
<原発設備会社>世耕氏側に幹部5人献金 計750万円
毎日新聞 4月10日(金)7時0分配信

 世耕弘成(ひろしげ)官房副長官の資金管理団体「紀成会」に兵庫県の原子力発電所設備会社の社長ら幹部5人が2013年、個人献金の上限である150万円ずつ計750万円を献金していたことが分かった。うち3人が同年2月20日に、2人が6月5日にそろって献金しているものの、社長は「会社と関係なく、献金日が同じだったのは偶然」と話すが、専門家は「金額も日付も同じなら自由意思なのか疑問で、個人献金を装った企業献金の疑いがある」と指摘する。【杉本修作】

 紀成会を巡っては昨年11月にも大阪市内の人材派遣会社の幹部ら5人から07年以降100万円ずつ、毎年計500万円の献金を受け、08年と09年は献金日も同一だったことが明らかになっている。この時も人材派遣会社側は「個人で行っていることで会社は関係ない」と説明している。

 紀成会の政治資金収支報告書によると、13年に献金したのは原発設備会社の社長のほか同社の技術担当、財務担当役員や総務部長など幹部社員。社長は12年11月15日にも150万円を献金しているが、他の4人は13年に初めて献金している。

 同社のホームページ(HP)や信用調査会社によると、1971年に現社長が創業した非上場会社で、従業員は120人、年間売上高は約60億円。福井県にある関西電力高浜、大飯、美浜各原発に事業所を設け、原子炉の冷却水系統のメンテナンスを受注するなど関電関連が売り上げの8割を占める。HPでは「資源の乏しい我が国には原子力発電が必要です」「産業立国『日本』の基盤を支える原子力発電」などと原発の重要性を強調している。

 献金について原発設備会社社長は「献金日が重なっているのは偶然で、個人の政治信条によるもの。私が献金した理由についてはお答えする必要はない」と答えた。一方、幹部の1人は「(世耕氏が創設一族である)近畿大の(マグロなどの)養殖研究を応援したかった」と説明。別の1人は「その件に関しては答えられない」と話した。同社には質問状も出し、「献金を当社や社長が社員に指示した事実はなく、調整したこともない」との回答が文書で寄せられた。

 世耕氏は12年3月の参院予算委員会で、細野豪志環境相(当時)の資金管理団体がパチンコ業界団体幹部らから受けた献金について「振込日まで同じで実質は業界団体からの献金ではないか」と批判していた。

 世耕氏は政党支部でも企業献金をほとんど受けておらず、事務所は「企業献金の禁止が叫ばれる昨今、真に支えてくださる個人の寄付に限定するよう努めている」と説明。その上で「企業側に幹部社員などの個人献金を奨励している事実はなく、要望や陳情を受けた事実もない。企業献金の『抜け道』的な個人献金は問題があるが、指摘された献金はいずれも純粋な個人の支援者からの寄付だ」と文書で回答した。

 ◇実態は企業献金か

 政治資金制度に詳しい岩井奉信日大教授(政治学)の話 献金は組織的で、個人の名を借りた企業献金の疑いがある。個人が本当に150万円を負担したのか疑問で、仮に会社側が補填(ほてん)した場合には政治資金規正法違反の可能性もある。企業団体献金を禁止しても逃げ道が残ることになり、政治家の良識が問われる。

 ◇原発設備会社幹部による紀成会への2013年の献金

2月20日 社長     150万円

     技術担当役員 150万円

     執行役員   150万円

6月5日 財務担当役員 150万円

     総務部長   150万円

1588とはずがたり:2015/04/27(月) 17:26:16

小渕前経産相を任意聴取 政治資金問題で特捜部
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150427/Kyodo_BR_MN2015042701001503.html
共同通信 2015年4月27日 12時39分 (2015年4月27日 12時42分 更新)

 小渕優子前経済産業相(41)の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が小渕氏を任意で事情聴取していたことが27日、関係者への取材で分かった。支援者向けの観劇会をめぐり政治資金収支報告書の不適切な記載が判明しており、報告書作成の経緯について説明を求めたとみられる。

 小渕氏は経産相を昨年10月に辞任した際の記者会見で「分からないことが多すぎる。大きな疑念があると言わざるを得ない」と話していた。

 小渕氏の政治資金をめぐっては27日、政治資金収支報告書に記載されていた関連団体間の寄付の一部が架空だった疑いがあることも新たに判明した。

1589とはずがたり:2015/04/27(月) 19:14:38
【ためされる大地。。】
B級ニュースだけど(;´Д`)

「ブスとデブとオカルト」
「木嶋佳苗は男のストレスを解放していた」唐沢俊一が語る、「デブ」と「美醜」と「オカルト」論
http://tocana.jp/2013/10/post_2763_entry.html
2013.10.29

1590とはずがたり:2015/04/29(水) 08:19:54
小渕優子氏の団体、1億円を未記載 寄付偽装し相殺か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000009-asahi-soci
朝日新聞デジタル 4月29日(水)5時4分配信

 小渕優子・前経済産業相の政治資金をめぐる事件で、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」(東京)は2006年ごろまでに、収支報告書に記載していない支出が計1億円近くに上ったことが、関係者への取材で分かった。こうした簿外資金を解消する目的で、未来研は他の政治団体に架空の寄付をする一方、政治団体側は支援者が参加する観劇会で赤字を装い、相殺していたとされる。

 東京地検特捜部は28日、小渕氏の四つの政治団体の収支報告書に虚偽の記載をしたとして、ともに小渕氏の秘書だった、群馬県中之条町の折田謙一郎・前町長(66)と、未来研の加辺守喜・元会計責任者(62)を政治資金規正法違反(虚偽記載など)の罪で在宅起訴し、発表した。小渕氏については、認識していた証拠がないなどとして不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

 未来研は小渕氏が初当選した00年に活動を開始。関係者によると、その後、交際費などを支出したものの、収支報告書に記載しなかった資金が06年ごろまでに総額1億円近くに上った。記載しないことで帳簿上は資金の残高が実態より多くなったため、これを「繰越金」に含めて計上していたという。06年の繰越金は約1億6千万円だった。

 折田元秘書らはこうした帳簿に対する資金のマイナスを解消するため、政治団体「自民党群馬県第五選挙区支部」「小渕優子後援会」に寄付をしたように装ったとされる。寄付額は06年以降で計8800万円にのぼる。一方、架空の寄付を受けて帳簿上の残高が実態より多くなった政治団体側は、支援者が参加した観劇会で赤字が出たように装い、相殺したとされる。

 元秘書らの起訴内容は、各団体の09年以降の収支報告書に(1)5600万円の架空寄付(2)観劇会の収支で約2億円のずれを記載した、というもの。2人の起訴を受け、小渕氏は「政治的、道義的責任を痛感している」とのコメントを出した。

朝日新聞社

1591名無しさん:2015/05/03(日) 11:15:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150423-00000539-san-soci
政治資金問題での下村氏への告発状を受理 東京地検
産経新聞 4月23日(木)16時6分配信

 下村博文文部科学相(60)関連の任意団体をめぐる政治資金問題で、下村氏らに対する政治資金規正法違反(虚偽記載など)罪での告発状を東京地検が受理したことが23日、告発人への取材で分かった。同地検は今後、同罪での立件の可否を慎重に判断するとみられる。

 告発状は「政治資金オンブズマン」(大阪市)メンバーの大学教授らが3月に提出した。告発状によると、全国に6つある任意団体「博友会」は、規正法が義務付ける政治団体の届け出をせずに、下村氏を推薦、支持する「政治活動」を行ったと指摘。遅くとも平成22年から年会費として集めた資金を下村氏が代表を務める政党支部へ寄付しながら、23〜25年分の政党支部の政治資金収支報告書には博友会からの寄付を記載しなかったとしている。

1592名無しさん:2015/05/03(日) 11:16:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000011-asahi-soci
小渕氏団体間の寄付、大半が架空か 虚偽記載の疑い
朝日新聞デジタル 4月27日(月)5時18分配信

 小渕優子・前経済産業相の複数の政治団体間で、「寄付」として申告されていた計8800万円の資金移動の大半が、実際は架空だった疑いがあることが関係者への取材で分かった。「寄付」は各団体の収支報告書に記載されており、政治資金規正法違反(虚偽記載)の可能性がある。

 小渕氏をめぐっては昨年秋、関連する政治団体の不透明な資金処理が発覚。東京地検特捜部が小渕氏の元秘書で前群馬県中之条町長の折田謙一郎氏(66)から事情を聴くなど、詰めの捜査を進めている。

 問題の「寄付」は、小渕氏が代表を務める資金管理団体「未来産業研究会」(東京)が、「自民党群馬県第五選挙区支部」「小渕優子後援会」(いずれも群馬)の2団体に行ったとしたもの。「未来研」の収支報告書には2006〜13年に計8800万円の支出、2団体には同額の収入が記載され、手書きの領収証も総務省に提出されていた。

朝日新聞社

1593名無しさん:2015/05/03(日) 11:17:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000515-san-soci
小渕優子前経産相を複数回聴取 「観劇会」めぐる政治資金問題で東京地検特捜部
産経新聞 4月27日(月)12時2分配信

 小渕優子前経済産業相(41)の関連団体が開いた「観劇会」の収支が一致していない問題で、東京地検特捜部が小渕氏本人から任意で複数回、事情聴取していたことが27日、関係者への取材で分かった。小渕氏は自身の関与を否定したもようだ。

 小渕氏が代表を務める資金管理団体「未来産業研究会」から関連団体への寄付の一部が、数年前から架空だった疑いがあることも新たに判明。政治資金収支報告書によると、平成22〜25年に未来産業研究会が政党支部「自民党群馬県第5選挙区支部」と「小渕優子後援会」へ計3300万円を寄付したが、実際には資金の移動がなかった疑いがある。

 特捜部は今後、問題となった収支報告書の実質的作成者とされる小渕氏の元秘書、折田謙一郎・前群馬県中之条町長(66)について、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪での立件に向け、詰めの捜査を進めるとみられる。

 小渕氏の団体では小渕優子後援会や「自民党群馬県ふるさと振興支部」など3団体の収支報告書で、22〜25年に東京・明治座で開いた観劇会について、支出が収入を上回ったり、収支が不記載だったりすることが判明。群馬県の市民団体が昨年10月、同法違反罪などで小渕、折田両氏を東京地検に告発。特捜部が折田氏の自宅などを家宅捜索し、調べていた。

 小渕氏は発覚後の記者会見で「分からないことが多過ぎる。私自身も疑念を持っている」と釈明した。

1594名無しさん:2015/05/03(日) 11:17:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150430-00000521-san-soci
日歯連を捜索、東京地検特捜部 迂回献金の疑い
産経新聞 4月30日(木)11時38分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が平成25年、参院議員の後援活動をする2つの政治団体に行ったとする計9500万円の寄付について、政治資金収支報告書に嘘の記載をしたとして、東京地検特捜部は30日、政治資金規正法違反の疑いで東京都千代田区の日歯連の事務所などを捜索、強制捜査に乗り出した。

 25年分の各団体の収支報告書によると、日歯連は同年1月23日付で、22年参院選で擁立した西村正美参院議員(51)=民主=の「西村まさみ中央後援会」へ5千万円を寄付。同後援会は同日付で、石井みどり参院議員(65)=自民=の後援活動を行う「石井みどり中央後援会」に5千万円全額を寄付した。また、日歯連は25年3月15日付で石井みどり中央後援会へ4500万円を寄付した。

 政治資金規正法は政治団体間の寄付を年間5千万円に制限しており、石井氏側に多額の献金を行うための「迂回(うかい)献金」だった可能性がある。

 両後援会の代表者はいずれも日歯連の高木幹正会長で、事務所の所在地や事務担当者も日歯連と同一だった。日歯連をめぐっては、16年にも自民党派閥への1億円ヤミ献金事件が発覚している。

 これまでの産経新聞の取材に対し、石井氏の事務所は「資金の流れなどは関知していない」、西村氏は「一切知らなかった。後援会は日歯連内部の団体だと認識している」と説明。一方、日歯連は「各後援会は独立した政治団体。団体間の寄付は独立したもので、迂回献金とは認識していない」としている。

1595名無しさん:2015/05/03(日) 11:18:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000063-san-soci
小渕氏を「姫」 隠然たる影響力…父娘仕え30年 在宅起訴の元秘書・折田被告
産経新聞 4月29日(水)7時55分配信

 小渕優子前経済産業相(41)の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件は、小渕氏が「子供の頃から一緒」と全幅の信頼を置いていた元秘書、折田謙一郎被告(66)ら2人が在宅起訴された。小渕氏が圧勝した昨年12月の衆院選で折田被告は裏で指示を出していたといい、事件発覚後も隠然たる影響力を発揮していたようだ。

 「群馬県内の温泉街に身を隠しつつ、選挙事務所に電話で指示していたとか。堂々としていて驚いた」

 折田被告の動向を知る元事務所関係者はこう振り返る。小渕氏は衆院選で次点候補を9万票引き離し、約11万票で当選。群馬県高崎市の事務所では万歳三唱は控えたが、集まった支持者に笑顔を振りまき、復活をアピールした。

 一方、折田被告は昨年10月の町長辞職以降、公の場に一度も姿を現していない。しかし元事務所関係者は「小渕氏の遊説を担当したのは折田被告の腹心だった。折田被告の影を感じた」と話す。

 小渕氏のことを「姫」と呼んでいたという折田被告。父、恵三元首相の初当選の頃から秘書となり、30年以上にわたって父娘2代に仕えた。恵三氏の死後、他の古株秘書が次々と引退する中、平成19年の群馬県知事選で地位を固めた。ある県議は「苦戦が伝えられた現職知事を当選させた。その後の関連選挙では必ず折田被告が陣頭指揮を執り、誰も頭が上がらなくなった」と明かす。

 問題発覚後、町長辞職前の折田被告は周囲に「俺がやるしかねえ」と漏らしていた。事務所関係者は「姫の身が危なくなったので城代家老が腹をくくったのだろう」と心情を察する。

 ともに在宅起訴された加辺(かべ)守喜被告(62)も父娘に仕えたベテランだった。26年まで小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の会計責任者を務め、東京事務所では地元団体のチェックを担当。同会からの架空寄付には加辺被告が関与したとみられる。

 ある事務所関係者は「加辺被告の引退後、完全に折田被告の独壇場になった。優ちゃん(小渕氏)は自分で収支報告書を見るべきだった」と悔やんだ。

1596名無しさん:2015/05/10(日) 18:53:33
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150508-00000002-pseven-soci
川崎二郎元厚労相に脱法パーティー券疑惑 週刊ポストが報道
NEWS ポストセブン 5月8日(金)7時6分配信

 自民党参院議員の関連政治団体に「日本歯科医師連盟」が計9500万円を献金したとされる問題や、世耕弘成・官房副長官に原発関連会社の幹部らが計750万円献金したことが、法の抜け道を駆使して、政治資金規正法で定められた「寄付額の上限」を超えた違法な献金だと問題視されている。自民党によるメディア弾圧の司令塔である重鎮議員に、同じ構図の疑惑献金があることを5月8日発売の週刊ポスト(5月22日号)が報じている。

 その議員とは、自民党情報通信戦略調査会長を務める川崎二郎氏。やらせ問題のNHKと『報道ステーション』でコメンテーターが官邸批判したテレビ朝日の経営陣を自民党本部に呼び出して事情聴取した人物だ。

 同誌による疑惑の概略はこうだ。川崎氏は2013年2月、地元選挙区である三重・津市のホテルで政治資金パーティー「川崎二郎と語る会」を開いた。資金管理団体「白鳳会」の政治資金収支報告書によると、256人がパーティー券を購入し、合計約1100万円余りの収入があった。

 報告書には20万円を超えるパーティー券購入者の氏名や住所などを記載しなければならない。収入の内訳を見ると、医療法人「F会」と社会福祉法人「I福祉会」からそれぞれ100万円ずつ、合計200万円の収入があった。しかも、両法人とも同じ日(2012年12月17日)にパーティー券を購入している。

 インターネットでF会やI福祉会を検索すると、ともに「Fグループ」のホームページに飛ぶ。券を購入した2法人は三重で介護施設事業などを展開する「Fグループ」に属する法人なのだ。収支報告書に記載されている2社の代表者(理事長)の名前も同じ。F会は老人保健施設、I福祉会はケアハウスを運営し、住所は別だが、ともに津市に所在している。

 政治資金規正法では「政治資金パーティーの主催者は1つのパーティーで同一の者から150万円を超える支払いを受けてはならない」、または「何人も1つのパーティーで150万円を超える支払いをしてはならない」と規定されている。

 両法人が実質的に一体であるならば、量的制限を超える200万円のパーティー券が購入されたことになる。さらに、国から税制優遇措置を与えられている医療法人や社会福祉法人からの献金の妥当性も問われよう。

 同誌は政治資金問題に詳しい専門家や、川崎二郎事務所にも見解を質している。

1597名無しさん:2015/05/24(日) 18:40:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000005-mai-soci
<日歯連>ネットバンキングで数十分内 資金移動は計画的か
毎日新聞 5月20日(水)7時1分配信

 日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)を巡る政治資金規正法違反事件で、「迂回(うかい)寄付」と指摘された日歯連の関連政治団体間の5000万円の資金移動は、インターネットバンキングで数十分以内に実行されていたことが、関係者への取材で分かった。日歯連の事務職員が、会計担当の役員から指示を受け、インターネット上で1人で操作したという。

 東京地検特捜部も同様の情報を得ているとみられ、計画的に資金を「迂回」させたことを示す状況証拠とみて裏付けを進めている模様だ。

 政治資金収支報告書によると、日歯連は2013年1月23日、10年参院選で推薦した西村正美参院議員(民主)を支援する関連政治団体「西村まさみ中央後援会」の口座に5000万円を寄付。西村後援会は同日、同額を13年参院選の組織内候補だった石井みどり参院議員(自民)を支援する「石井みどり中央後援会」に寄付した。関係者によると、一連の資金移動はパソコンのインターネットバンキングで数十分以内に行われ、入出金時刻も記録された。

 日歯連は同年3月15日にも石井後援会に直接4500万円を寄付した。西村後援会を経由した5000万円と合わせると、同年の石井後援会への寄付総額は計9500万円となり、政治団体間の寄付の上限を年間5000万円と定める政治資金規正法に違反する可能性がある。日歯連は「3団体は独立した政治団体」とし、各団体が個別の判断で資金移動しており適法だと説明している。

 特捜部は同法違反(虚偽記載)の疑いで4月末から関係箇所の家宅捜索に着手。日歯連役員ら関係者を任意聴取しながら実態解明を進めている。日歯連は取材に「捜査に全面的に協力しており、コメントは差し控える」としている。【石山絵歩、飯田憲】

1598とはずがたり:2015/05/29(金) 12:16:28

国会議員を薄給にするのは不合理でちゃんと報酬出して有能なヤツにやって貰わないと困るけど,政治屋しか出来ない2世の無能どもが資産蓄積してるのは赦せないねヽ(`Д´)ノ

国会議員の資産公開で「不動産」は信用できない!?
実態が反映されない資産公開の規定
http://magazine.realestate.yahoo.co.jp/corp_reexbrain/20150527-00000001
2015年05月27日 平野雅之

「国会議員資産公開法」に基づき、2014年12月の衆院選で当選した国会議員475人の資産が公開された。不動産と金融資産を合計した「資産額」の1人あたり平均額は3,463万円で、最高は自由民主党鳩山邦夫元総務相の30億6,520万円だったようだ。これは選挙後に衆院議員の任期が始まった12月14日時点の資産を自己申告したものである。ただし、「金融資産」には普通預金や株券、ゴルフ会員権、美術工芸品、船舶、車などが含まれていない。

公開された資産を「不動産」だけで見るとどうなるだろうか。不動産が1億円を超えたのは19人であり、そのうち16人が自民党議員だ。残る3人のうち2人は元自民党であり、純粋な(?)野党は1人だけである。不動産の金額上位5人をピックアップしてみた。

 鳩山邦夫氏(自民党・福岡6区)  93,067万円
 神山佐市氏(自民党・埼玉7区)  84,027万円
 高木宏寿氏(自民党・北海道3区) 59,356万円
 麻生太郎氏(自民党・福岡8区)  45,461万円
 鴨下一郎氏(自民党・東京13区)  33,637万円

その一方で「不動産」がゼロだったのは全体の約4分の1にあたる115人にのぼり、そのうち74人は「金融資産」もゼロだった。

実態が反映されていない不動産の価格

上位の顔ぶれだけを見ればずいぶんと資産を持っているように感じられるかもしれないが、大半の議員は一般家庭とあまり変わらない水準だろう。しかし、この資産公開をはたして信じることができるのだろうか。

よく理解しておかなければならないのは、公開対象となる不動産の価格が「課税標準額」だということである。公示地価などの70%程度の水準とされる「固定資産税評価額」ですらない。土地であれば評価額に対して負担調整措置を施し、さらに小規模住宅用地であれば6分の1に減額した後の「固定資産税課税標準額」なのだ。

奇しくも竹下亘復興相が今回の資産公開にあたり、2月に公開した閣僚就任時の資産内容を訂正した。所有する土地の価格を「1億3,007万円」から「2,742万円」に改めたのだ。報道では「事務的な記載ミス」としか書かれておらず、その詳細は分からない。だが、固定資産税課税標準額を記載すべきところ、固定資産税評価額を書いてしまったということは十分に考えられるだろう。

個々の条件や所在する地域にもよるが、土地の固定資産税課税標準額は実勢価格の10分の1以下のこともある。家屋も新築時点でおよそ建築費の50%程度が固定資産税課税標準額だ。また、建築中や新築直後で課税標準額が算出されていなければ、たとえ建築費を1億円支払った豪邸でも資産公開のうえでは「ゼロ」である。

さらに国会議員の資産公開では現金、当座預金、普通預金、所有する株式、家族や親族名義の資産も含まれていない。そのうえ「資産報告書」に虚偽記入があっても罰則規定すらないのだ。

「政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律」では、第1条に「この法律は、国会議員の資産の状況等を国民の不断の監視と批判の下におくため、国会議員の資産等を公開する措置を講ずること等により、政治倫理の確立を期し、もって民主政治の健全な発達に資することを目的とする」とある。

法律の目的に沿った制度内容なのか、大いに疑念を抱かざるを得ないだろう。
最終更新日:2015年05月27日

1599とはずがたり:2015/06/11(木) 08:57:17
<脱法パーティー>自民山田氏団体に補助金受給JA系5億円
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20150611k0000m010145000c.html
00:42毎日新聞

 JA全中(全国農業協同組合中央会)出身の山田俊男参院議員(自民、比例)関連の政治4団体が6年間で計394回の政治資金パーティーを開き5億4293万円の収入を得ながら、8割に本人は出席せず、3分の2近くは東京都内のJAビル会議室で開いていたことが分かった。チケットは主に国の補助金を受けたJAグループの団体などが購入していた。政治資金規正法は補助金受給団体・企業の献金を原則的に禁じており、専門家は「規制のないパーティーを利用した事実上の献金で脱法的だ」と疑問視している。

 4団体は(1)山田氏が代表の政党支部「自民党東京都参議院比例区第三十四支部」(2)規正法上の国会議員関係政治団体でJA全中の歴代会長が代表の「山田としお後援会」(3)参院選で山田氏を推薦した「全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)」(4)JA全中の元常務理事が代表を務める「フォーラム21」。フォーラム以外の3団体は、2007年参院選にグループ初の生え抜き候補としてJA全中専務理事だった山田氏の擁立が決まった06年に、フォーラムは08年に設立された。

 13年分まで公表されている政治資金収支報告書や政治団体幹部らによると、4団体がそろった08年から13年に各50?85回、計394回開いたパーティーのうち山田氏が出席したのは主に都内のホテルで開く「山田としお君を励ます会」と、「セミナー」と称される朝の会合の計75回。全体の2割に満たず、「山田としお国政報告会」の名称で後援会が年6?18回、計59回開いたパーティーにも原則出席していないという。

 また、約64%の251回は東京都千代田区のJAビル会議室で開かれ、その経費は室料や飲食代など1回数万円に対し、収入は100万円前後のことが多かった。チケット購入者はJA全中やJA全農(全国農業協同組合連合会)などグループの団体・企業で、パーティーは主にこうした団体の職員ら約20人が昼休みなどに会議室に集まり弁当を食べながら話し合う。個人の費用負担はない。

 参加者は重複することもあるため政治団体間で日程調整していたというが、開催が集中する時期には後援会が1日に2度、3団体が3日間で4回のパーティーを開くこともあった。また、13年7月の山田氏の参院選期間中にも行っていた。

 JA全中とJA全農はこの間、畑作農業対象助成金(約3億円)や農畜産支援事業(15億円余)など国の補助金を継続的に受けている。政治資金規正法は研究・調査目的など一部を除く補助金の受給団体・企業の献金を禁じる一方、パーティーにはこうした規制がない。全国農政連の幹事長代理も務めた後援会と政党支部の会計責任者は「参議院の比例代表は選挙に億単位の金が必要。献金を禁じられている以上、パーティーで集めるしかない。パーティーの形式には法律上の定義がなく、どんな形であれ違法ではない」と話した。

 フォーラムの代表は「きちんとした勉強会で法律上問題ない」と話し、JA全中と全農、全国農政連、山田氏の事務所はいずれも文書で「法令に従い適正に行っている」と回答した。【「政治とカネ」取材班】

1600とはずがたり:2015/06/11(木) 08:57:34
>>1599-1600
 ◇政治資金問題に詳しい岩井奉信日大教授(政治学)の話

 尋常ではないパーティーの開催数で、本人がこれほど出席しないのも異例だ。制度の不備をついた「抜け道」的な事実上の献金ではないか。パーティーを形式的に開いたことにすれば違法性を問われず、国の補助金を受けるJAグループにとっては苦肉の策かもしれない。諸外国ではパーティー券購入も献金として扱われており、日本も法改正などを通じ献金並みの位置付けに改めるべきだ。

 ◇献金並み規制が必要

 補助金受給企業・団体による不透明な政治資金の提供がまた明らかになった。2月には西川公也前農相に対する補助金受給企業や砂糖業界団体側からの献金問題が発覚し、西川氏は閣僚辞任に追い込まれている。

 JAグループの団体などは組織内候補支援のため、政治資金規正法に抵触しないよう献金ではなくパーティー券購入を選択した。JA全中は取材に「利益を伴わない補助金で献金禁止の対象ではなく、献金を避ける意図はない」と説明するが、後援会と政党支部の会計責任者は「JAグループは補助金を受けているのでほとんど献金できず、すれば罰せられる」と明言。実際、JA全中などから山田氏の関連政治4団体への献金の記載は政治資金収支報告書にはない。

 パーティーの「利点」は他にもある。1企業・団体の年間献金総額には上限があるが、パーティー券は1回当たり150万円以下と定めるだけで、回数を増やせばいくらでも資金提供が可能だ。公表基準も献金は5万円超、パーティーは20万円超と匿名性も高い。4団体がそろう前の2007年はJA全中などから40回以上のパーティー券購入が政治資金収支報告書で確認できるが、13年には8回しか記載がなく、小口に分散したとみられる。

 会計責任者は「多額のパーティー券購入は農家らの反発を招き、各団体とも名前を公表されたくないのが本音」とも話す。専門家が懸念する「抜け道」を防ぐため、パーティーにも献金並みの規制や情報開示が求められる。【杉本修作】

1601名無しさん:2015/06/20(土) 21:14:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150614-00000012-mai-soci
<政治とカネ>使途隠し新手法 青木国交政務官の組織活動費
毎日新聞 6月14日(日)11時40分配信

 政治団体から議員ら個人に支出される「組織活動費」は、個人名の領収書さえあれば、その後の具体的な使途の報告義務がないことから度々問題視されてきた。自民党参院議員の青木一彦国土交通政務官の後援会も2012年、本人や親族、秘書ら延べ10人に計460万円の組織活動費を出していたが、13年には別途政治団体を設立して後援会から資金を移し、使途記載の必要がない「その他の支出」としてほぼ同額を計上。個人名での支出を切り替える「新手法」とみられるが、相変わらず使途は隠されたままだ。【「政治とカネ」取材班】

 青木氏の資金管理団体「青木一彦後援会」は、「参院のドン」と呼ばれ官房長官も務めた父幹雄氏の後を継ぎ島根選挙区で初当選した10年に設立。同年の個人宛ての組織活動費はゼロだったが、11年には親族ら延べ11人に15万〜50万円の計270万円、12年には本人や秘書ら延べ10人に20万〜100万円の計460万円を計上した。だが、昨秋公表された13年分の政治資金収支報告書では秘書1人への10万円にまで減った。

 一方で、同年には政策秘書が経営する会社の社員が代表者、私設秘書が会計責任者の政治団体「三光会」を設立。後援会から800万円の寄付を受けた上で、組織活動費のうち具体的使途の記載がない「その他の支出」として459万円余を計上した。三光会は、全ての領収書がいる「国会議員関係政治団体」の届け出はされておらず、1回で5万円未満の支出は使途記載の必要がない。こうした政治資金規正法の規定が、使途を隠す「抜け道」となっている。

 青木氏の事務所は「政策の調査と組織拡大に支出し、法にのっとり適正に処置している」とコメントしたが、事務所関係者は個人名での支出から切り替えたことを認め「経理テクニック」と述べた。

 ◇「選挙応援。手ぶらじゃ行けんでしょ」 事務所関係者証言

 「事務所として弾力的に使えるカネをストックしたもの。永遠に続くでしょうね」。組織活動費を巡る問題について青木氏の事務所関係者は毎日新聞の取材に赤裸々に語った。

 以前に支出先とされた個人は「気心の知れた人で固めた」が、「収支報告書を見てマスコミも『何で』って思うようになるじゃない」。その手法を「シルエットがよろしくない」と表現した。

 「その他の支出」に切り替えた後も含め、使途は「コンフィデンシャルマネー(内密のカネ)」としつつ、その一端をこう明かす。「こないだの衆院選の応援に行ったりするじゃない。やっぱ手ぶらじゃ行けんでしょ」

 「例えば他の議員の『励ます会』なら、先輩議員には会費だけ出す。でも、同僚は苦しいからお願いに来るわけで、会費だけでは足りない。そういうのはこっち(の内密のカネ)から出さないと。武士の情けで。収支報告書が公表されると金額に差を付けているのが目立つからね」

 こうしたカネを「公然の秘密」としながら、数年前に東京地検特捜部の捜査を受けた大物議員の名を挙げ、こう結んだ。「タンス預金で4億円あっちゃダメでしょ。たとえ公然の秘密ってのがあっても世間にお許しいただける範囲じゃなきゃ」

1602名無しさん:2015/06/20(土) 21:15:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150611-00000004-mai-pol
<脱法パーティー>自民山田氏団体に補助金受給JA系5億円
毎日新聞 6月11日(木)6時30分配信

 JA全中(全国農業協同組合中央会)出身の山田俊男参院議員(自民、比例)関連の政治4団体が6年間で計394回の政治資金パーティーを開き5億4293万円の収入を得ながら、8割に本人は出席せず、3分の2近くは東京都内のJAビル会議室で開いていたことが分かった。チケットは主に国の補助金を受けたJAグループの団体などが購入していた。政治資金規正法は補助金受給団体・企業の献金を原則的に禁じており、専門家は「規制のないパーティーを利用した事実上の献金で脱法的だ」と疑問視している。

 4団体は(1)山田氏が代表の政党支部「自民党東京都参議院比例区第三十四支部」(2)規正法上の国会議員関係政治団体でJA全中の歴代会長が代表の「山田としお後援会」(3)参院選で山田氏を推薦した「全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)」(4)JA全中の元常務理事が代表を務める「フォーラム21」。フォーラム以外の3団体は、2007年参院選にグループ初の生え抜き候補としてJA全中専務理事だった山田氏の擁立が決まった06年に、フォーラムは08年に設立された。

 13年分まで公表されている政治資金収支報告書や政治団体幹部らによると、4団体がそろった08年から13年に各50〜85回、計394回開いたパーティーのうち山田氏が出席したのは主に都内のホテルで開く「山田としお君を励ます会」と、「セミナー」と称される朝の会合の計75回。全体の2割に満たず、「山田としお国政報告会」の名称で後援会が年6〜18回、計59回開いたパーティーにも原則出席していないという。

 また、約64%の251回は東京都千代田区のJAビル会議室で開かれ、その経費は室料や飲食代など1回数万円に対し、収入は100万円前後のことが多かった。チケット購入者はJA全中やJA全農(全国農業協同組合連合会)などグループの団体・企業で、パーティーは主にこうした団体の職員ら約20人が昼休みなどに会議室に集まり弁当を食べながら話し合う。個人の費用負担はない。

 参加者は重複することもあるため政治団体間で日程調整していたというが、開催が集中する時期には後援会が1日に2度、3団体が3日間で4回のパーティーを開くこともあった。また、13年7月の山田氏の参院選期間中にも行っていた。

 JA全中とJA全農はこの間、畑作農業対象助成金(約3億円)や農畜産支援事業(15億円余)など国の補助金を継続的に受けている。政治資金規正法は研究・調査目的など一部を除く補助金の受給団体・企業の献金を禁じる一方、パーティーにはこうした規制がない。全国農政連の幹事長代理も務めた後援会と政党支部の会計責任者は「参議院の比例代表は選挙に億単位の金が必要。献金を禁じられている以上、パーティーで集めるしかない。パーティーの形式には法律上の定義がなく、どんな形であれ違法ではない」と話した。

 フォーラムの代表は「きちんとした勉強会で法律上問題ない」と話し、JA全中と全農、全国農政連、山田氏の事務所はいずれも文書で「法令に従い適正に行っている」と回答した。【「政治とカネ」取材班】

1603名無しさん:2015/06/20(土) 21:16:05
>>1602

 ◇政治資金問題に詳しい岩井奉信日大教授(政治学)の話

 尋常ではないパーティーの開催数で、本人がこれほど出席しないのも異例だ。制度の不備をついた「抜け道」的な事実上の献金ではないか。パーティーを形式的に開いたことにすれば違法性を問われず、国の補助金を受けるJAグループにとっては苦肉の策かもしれない。諸外国ではパーティー券購入も献金として扱われており、日本も法改正などを通じ献金並みの位置付けに改めるべきだ。

 ◇献金並み規制が必要

 補助金受給企業・団体による不透明な政治資金の提供がまた明らかになった。2月には西川公也前農相に対する補助金受給企業や砂糖業界団体側からの献金問題が発覚し、西川氏は閣僚辞任に追い込まれている。

 JAグループの団体などは組織内候補支援のため、政治資金規正法に抵触しないよう献金ではなくパーティー券購入を選択した。JA全中は取材に「利益を伴わない補助金で献金禁止の対象ではなく、献金を避ける意図はない」と説明するが、後援会と政党支部の会計責任者は「JAグループは補助金を受けているのでほとんど献金できず、すれば罰せられる」と明言。実際、JA全中などから山田氏の関連政治4団体への献金の記載は政治資金収支報告書にはない。

 パーティーの「利点」は他にもある。1企業・団体の年間献金総額には上限があるが、パーティー券は1回当たり150万円以下と定めるだけで、回数を増やせばいくらでも資金提供が可能だ。公表基準も献金は5万円超、パーティーは20万円超と匿名性も高い。4団体がそろう前の2007年はJA全中などから40回以上のパーティー券購入が政治資金収支報告書で確認できるが、13年には8回しか記載がなく、小口に分散したとみられる。

 会計責任者は「多額のパーティー券購入は農家らの反発を招き、各団体とも名前を公表されたくないのが本音」とも話す。専門家が懸念する「抜け道」を防ぐため、パーティーにも献金並みの規制や情報開示が求められる。【杉本修作】

1604名無しさん:2015/06/27(土) 20:59:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150623-00000058-jij-soci
小渕氏不起訴で検審申し立て=政治資金問題で市民団体
時事通信 6月23日(火)11時36分配信

 小渕優子前経済産業相(41)の政治資金問題で、市民団体「市民オンブズマン群馬」は23日、同氏を不起訴とした東京地検特捜部の処分を不服として、東京の検察審査会に審査申立書を提出した。鈴木庸事務局長は前橋市内で記者会見し、「国会議員だから大目に見ることはあってはならない。正しい法律の運用を願っている」と述べた。

1605とはずがたり:2015/07/08(水) 16:00:59
遠藤五輪相団体に一斉寄付 山形の会社役員4人
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015070801000993.html?ref=rank
2015年7月8日 12時16分
 遠藤利明五輪相が関連する政治団体が山形県酒田市の食肉生産販売会社の役員4人から同じ日に計500万円の寄付を受けていたことが8日、政治資金収支報告書から分かった。
 政治資金規正法は企業や団体が政党と政治資金団体以外に寄付することを禁じている。4人は親族で、企業の資金が使われていれば同法に抵触する可能性もあるが、遠藤氏は8日、記者団に「個人献金としていただいており、適正に処理している」と説明。同社の会長は取材に「会社の金は一切入れていない。企業献金には当たらず、全く問題はない」と話した。
(共同)

1606とはずがたり:2015/07/08(水) 19:50:04

東大阪市、政務活動費チラシ問題で自民市議を刑事告訴
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150708/Tbs_news_37382.html
TBS News i 2015年7月8日 06時20分 (2015年7月8日 08時20分 更新)

 大阪府東大阪市の自民党市議団が多額の政務活動費を使って発行したとする「広報チラシ」が、実際は作られていなかった疑いがあるとして、市は会計責任者の議員を刑事告訴しました。
 自民党東大阪市議団は、広報チラシとして2011年度から3年間に10回、およそ85万部を作成・配布したとしていて、政務活動費から「印刷代とポスティング費用」としておよそ1650万円を支出していました。しかし・・・
 「見てないです」(東大阪市民)
 「見たことない」(東大阪市民)

 東大阪市の野田市長は、自民党市議団が作成・配布したとするチラシに実態がない疑いがあるとして、市議団の会計責任者である樽本丞史議員を詐欺容疑などで大阪府警に刑事告訴しました。

 「取材に応じられない。弁護士と相談している。弁護士からおって連絡あると思います」(樽本丞史議員)

 市議団は先週、チラシは印刷・配布したが書類に不備があったとして政務活動費1650万円全額を返還していて、今後、警察の捜査による全容解明が待たれます。(07日23:40)

1607とはずがたり:2015/07/09(木) 11:44:57
公用車送迎なのに議長に交通費「疑問感じない」
2015年07月09日 07時35分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150708-OYT1T50206.html?from=y10

 香川県内の自治体のうち、県と高松市、丸亀市が、議会開会中に議長を公用車で送迎しながら、交通費などに充てる「費用弁償」を支給していることが、読売新聞の取材でわかった。

 事実上の「交通費の二重取り」だが、議長らは「特に疑問にも感じない」と話す。

 県議会では、本会議と委員会に出席する際は自宅から議会への距離に応じて費用弁償を支給している。辻村修議長(善通寺市選挙区)と五所野尾ごしょのお恭一副議長(仲多度郡第1選挙区)には、それぞれ1万1000円を支給しているが、同時に公用車で送迎するのも慣例化している。

 取材に対し、2人は事実関係を認めた上で「私たちが始めたわけではなく、これまで続いてきた制度だ」と釈明する。

 高松市議会では、議長が公用車で送られても日額3000円が支給される。岡下勝彦議長は「条例に基づいて受け取っているが、議会で対応を検討したい」。丸亀市議会でも、議長が公用車を使っても1500円を支給している。高木新仁議長は「県議と違い、市議は議員報酬も高くない。議員活動は出費も多く、これ以上待遇が悪くなるとなり手がいなくなる」と話す。

 費用弁償を巡り、県内では見直しが進む。坂出市など10市町ではすでに制度を廃止。土庄町では交通費の実費支給としており、直島町では職員の旅費規程に準拠して支給している。綾川、多度津、まんのう町では定額支給しているが、いずれも公用車での送迎はしていないという。

◆二重取り、非常識

 地方自治に詳しい関西学院大総合政策学部の村上芳夫教授(行政学)の話「明らかに交通費の二重取りだ。公用車を使用した場合の規定を条例や議会規則で定め、非常識な実態を直ちに解消すべきだ」

(福永正樹)

1608とはずがたり:2015/07/09(木) 12:09:03
北海道・福島町長を逮捕…企業誘致で事前収賄か
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150709-OYT1T50008.html?from=ycont_navr_os
2015年07月09日 09時00分

 東京都内のIT関連会社「ブレーン」から北海道福島町内に支店を開設する際に便宜を図るよう依頼され、現金100万円を受け取ったとして、道警捜査2課は8日、同町長の佐藤卓也容疑者(53)(福島町福島)を事前収賄容疑で逮捕した。

 同社支店長の小鹿昭義容疑者(62)(同町白符)も贈賄容疑で逮捕した。

 発表によると、佐藤容疑者は12年8月に投開票された町長選の直前の同13日頃、自身の後援会事務所で、町長就任後に同社が支店を開設する際、町の助成金を受けやすくなる条例を制定するよう依頼され、小鹿容疑者から見返りとして現金100万円を受け取った疑い。道警は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 佐藤容疑者は当選後の13年7月、助成金の交付対象となる業種を拡大させて、町に新たに進出した企業に助成金を出す町企業立地促進条例を議会に提案したが、議員の反発を受け、採決前に撤回した。同9月には従来の町企業誘致条例の一部改正案を提案したが否決された。同社の支店は13年7月に開設された。

1609とはずがたり:2015/08/07(金) 17:44:27
おカネはどうなったんだ??

政務活動費問題の市議病死、神戸 不透明支出認める
共同通信 2015年8月7日 11時49分 (2015年8月7日 11時51分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150807/Kyodo_BR_MN2015080701001396.html

 神戸市議会の大野一市議(62)=無所属=が膵臓がんのため、兵庫県内の病院で死去したことが7日、分かった。大野市議は市議会の会派「自民党神戸」が政務活動費から不透明な支出をしていた問題で、業者への架空委託を認めていた。
 神戸市によると、大野市議が死去したのは6日午前1時。問題発覚後の7月7日から体調不良で入院していた。
 大野市議がかつて所属していた自民党神戸では2010〜14年度、市民へのアンケートの調査委託費などとして業者に計約1120万円を支出。大野市議が委託は架空だったと認め、市民オンブズマン兵庫が詐欺などの疑いで兵庫県警に告発状を提出していた。

1610名無しさん:2015/08/10(月) 16:02:37
>>1609

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000002-kobenext-l28
大野・神戸市議が死去 政活費不透明支出に関与
神戸新聞NEXT 8月7日(金)9時39分配信

 神戸市議の大野一(おおの・はじめ)氏が6日午前1時、すい臓がんのため西宮市の病院で死去した。62歳。神戸市東灘区出身。葬儀・告別式は家族葬で行う。同市東灘区選出で、1987年から連続8期当選し、総務財政委員会委員長などを務めた。

 今年6月、市議会の会派「自民党神戸」による政務活動費(政活費)の不透明な支出が発覚。大野市議は弁護士を通じ、同会派の窓口となって、業者に架空の調査を委託したことを認めていた。

 問題発覚前の今年4月、自民党神戸から他の市議らとともに別会派「自民市議団」に合流したが、不透明支出が明らかになった後、無所属となっていた。

 7月7日から体調不良で入院していたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000530-san-soci
神戸市議会の大野市議が死去 政活費架空委託で窓口役
産経新聞 8月7日(金)11時45分配信

 神戸市議会の会派「自民党神戸」が政務活動費(政活費)で架空委託を行ったとされる問題で、委託の窓口だった大野一市議(62)=現在は無所属、8期目=が、膵臓(すいぞう)がんのため兵庫県内の病院で死亡したと7日、市議会が発表した。

 市議会事務局などによると、大野市議は6日午前1時、入院していた同県西宮市の病院で亡くなった。問題発覚後、容体が悪化していたという。葬儀・告別式は家族葬・密葬のため、日時や場所は非公表。

 この問題をめぐっては、自民党神戸が平成22〜26年度に、政活費約1125万円で業者に委託したアンケートについて、大野市議と業者の双方が架空委託を認めるなどしており、市民団体が詐欺罪などで大野市議らに対する告発状を兵庫県警に提出していた。

 大野市議が問題発覚時に所属していた最大会派「自民党市議団」も、虚偽公文書作成・同行使罪で大野市議を刑事告発する方針を固めていたが、大野市議の死亡を受け、10日の代表者会議で他会派と協議し、告発の是非を検討するという。

1611名無しさん:2015/08/10(月) 16:04:21
>>1610

http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/kobeshikaiseikatuhi/201508/0008282436.shtml
神戸市会政活費不透明支出
神戸市会政活費疑惑発覚1カ月 架空委託、チェック体制の甘さ露呈

 神戸市議会の会派「自民党神戸」による政務活動費(政活費)の不透明支出問題は、調査委託の窓口だった大野一市議(62)=現在は無所属=側と、委託先だった業者側の双方が、委託自体を「架空」と認める異例の展開となった。架空の支出は現段階の判明分だけで1千万円超。疑惑発覚から1カ月が過ぎ、架空委託を見逃してきた会派の責任を問う声が議会内外で強まる一方、多額の公金の使途解明にも厳しい視線が注がれる。(紺野大樹、小川 晶)

 「政活費は会派に支給されるのに、本当に会派の誰も気づかなかったのか。信じられない」。神戸市議会の複数の市議が、そう疑問を投げ掛ける。

 政活費収支報告書によると、自民党神戸は2010〜14年度、大野市議が窓口になり、11回の電話アンケートの委託費などとして「寿司(すし)店経営」が目的の業者に計約1120万円を支出。しかし、この業者は報告書に添付された領収書の住所に存在しないことが、神戸新聞社の取材で判明した。

 7月3日に会見した大野市議は、神戸市内の人材派遣会社に委託した計273万円分も含め、「調査は実施した」と強調。業者から受け取ったとする結果報告書も報道陣に示したが、その後、人材派遣会社などが調査の実施を否定した。

 29日の市議会代表者会議では、自民党神戸の団長も務めた浜崎為司市議=現在は別会派=が、大野市議と寿司店経営業者双方の弁護士が委託は架空だったことを認めたと報告。さらに、大野市議がこれら2業者から受け取ったとしていた調査報告書の「自作」を認めたことも明かされた。

     ■

 市議の調査研究のため、神戸市議会では所属会派に議員1人当たり月額38万円の政活費が交付される。

 自民党神戸に所属していた市議によると、一部は共通経費として会派で管理。残りを各市議が市政報告の印刷などそれぞれの活動に使っていたといい、「他の人が何にいくらぐらい使っていたのかは知らない」と打ち明ける。

 一方、架空と判明した一連の調査委託について、自民党神戸の政活費収支報告書には調査項目や委託期間を記した文書が添付されている。当時の会派代表者として押印も残る浜崎市議が「はんこは押したが、全て(大野市議に)任せていたので知らない」と話すなど、会派内部のチェック体制の甘さが浮き彫りになっている。

 大野市議らは疑惑発覚直後、不透明支出分に利息を加えた約1530万円を会派として市に返還したが、政活費を架空支出した目的は明らかになっていない。議会関係者は「何に使ったのか。大野市議はもちろん、会派として説明する責任がある」と強調する。

 この問題をめぐっては、市民オンブズマン兵庫が、大野市議らを詐欺容疑などで刑事告発している。

【大野市議が自民を離党】

 自民党兵庫県連は1日、大野一神戸市議(62)が自民党を離党したと明らかにした。県連によると、大野氏から「一身上の都合」を理由に離党届が提出され、同日付で受理したという。(永田憲亮)

    ◇     ◇

【返還で終わりではない】

 全国市民オンブズマン連絡会議事務局長・新海聡弁護士の話 架空委託だったと判明した以上、支払われた政活費が何に使われたかを解明するのは非常に重要だ。疑惑の背景を探り、再発防止策を講じる基礎的な材料になるためで、返還して終わりという問題ではない。政活費は会派単位で支給されており当時のメンバーは説明責任を果たさなければならない。市議会としても、百条委員会の設置など真相究明へのきちんとした方向付けを示すべきだ。

2015/8/2

1612とはずがたり:2015/08/27(木) 00:16:25
<武藤議員>辞職否定「出資金集め、後輩の判断」 弁明会見
毎日新聞社 2015年8月26日 21時04分 (2015年8月26日 22時45分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150826/Mainichi_20150827k0000m040071000c.html

 出資金を巡るトラブルが発覚して自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が26日、東京都内で記者会見し、初めて公の場で経緯を説明した。値上がり確実な未公開株購入で「国会議員枠」があるとして周囲に出資を持ちかけたとする週刊誌の報道を否定。「法的な問題はない」として、議員辞職の考えはないと強調した。

 ◇週刊誌、締め出す

 週刊文春の報道によると、武藤氏は昨年「国会議員枠で買える」とソフトウエア会社の未公開株購入を周囲に勧め、23人から計約4000万円を集めた。株は実際には購入せず、出資金の一部を戻していないとされる。

 武藤氏は会見で、小売業を営む学生時代の後輩に自身や知り合いが計約1億円を出資し、焦げ付いたのが問題の発端だったと説明。昨年10月に「値上がりしそうな株がある」と自身の政策秘書経由で知り、後輩に「株を購入して、その利益で穴埋めしてはどうか」などと提案。後輩が武藤氏の名前を出して出資を勧誘し、約4000万円を集めたという。

 武藤氏は、株について「後輩が自分の判断でやっていた」「得意顧客のために押さえられている特別枠があると聞いた。『国会議員枠』が存在するという認識はなかった」と文春の報道を否定。「出資金はすべての方に返した」と述べた。

 また、武藤氏は後輩に「この案件はクローズ」「国会議員のために枠を押さえていると一般に知られたら大変」などと無料通信アプリ「LINE(ライン)」で口止めをしたとされる。これについては「国会議員のために枠を押さえていると誤解されたら大変、という意味だった。乱雑で誤解を招く表現だったことは反省している」と述べた。

 発覚から1週間も経過した会見について、「自民党に籍を置く政治家として、安保法案審議の微妙な時期で私個人の判断で(会見)はできなかった。世間を騒がせ、法案審議に余計な負担をかけたことへのけじめとして離党手続きが進んだので、改めて一個人として説明する」と述べた。

 だが、会見は週刊誌記者を排除し、質問も1社1回に制限した。週刊文春編集部は「釈明会見にもかかわらず、小誌記者を締め出す武藤議員の対応は利己的であり、極めて残念」とのコメントを発表した。【樋岡徹也】

1613とはずがたり:2015/09/08(火) 13:36:42
もう滅茶苦茶。。

武藤議員、1億円返還求める=知人との金銭トラブル訴訟―東京地裁
時事通信社 2015年9月8日 11時56分 (2015年9月8日 13時29分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150908/Jiji_20150908X595.html

 未公開株をめぐる金銭トラブルで自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=が、知人ら2人に1億円の貸金返還を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、東京地裁(谷口園恵裁判官)であった。知人側は答弁書を提出し、争う姿勢を示したとみられる。
 訴状によると、武藤議員は昨年2月、学生時代の知人男性から「ブランドバッグの転売を手掛けている。リスクは全くない」などと持ち掛けられ、同年10月までに計1億円を渡したが、期限を過ぎても返済されていないという。
 金銭トラブルは先月19日発売の週刊誌で表面化。武藤議員が昨年、この知人男性らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」と持ち掛け、計約4100万円を集めたと報じられた。

1614名無しさん:2015/09/08(火) 22:13:52
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150908-00000444-fnn-pol
武藤貴也議員金銭トラブル 渦中の男性「武藤議員が株を...」
フジテレビ系(FNN) 9月8日(火)21時29分配信
未公開株をめぐる、金銭トラブルが報じられている武藤貴也議員。その武藤議員から、実際に株の購入を持ちかけられた男性が、FNNのインタビューに応じた。フリージャーナリスト・中村 竜太郎さんの取材により、浮き彫りになってきたのは、主張の食い違いだった。
武藤議員の知人A氏は、「(釈明会見を見た?)はい、確認させていただきました。本当にまあ、わたしの責任にしたいんだなと」と話した。
未公開株の購入をめぐる金銭トラブルが報じられている、武藤貴也衆議院議員。
その武藤議員から株の購入を持ちかけられた知人A氏が、単独インタビューに答えた。
A氏は、「『あとこの案件はクローズだからね。正直証券会社からもうちが国会議員のために枠を抑えてるのとが一般に知れたら大変だと言っています。その辺呉々も注意して下さい』」、「『議員枠』というか、国会議員の武藤さんのために、特別に押さえている枠という認識で動いていた」と話した。
一方、武藤議員は、8月26日の会見で、国会議員枠が存在していたという認識はなかったと弁明している。
食い違う、両者の認識。
さらに、武藤議員は「議員会館に、株を購入したい人を連れてきて、話をしたらどうかというのは、言ったことない。わたしの記憶にないことなので...」と述べていた。
議員の立場を利用して、投資家の勧誘はしていないとする武藤議員。
ところが、A氏は、「議員会館に連れてきて、(秘書と)話をさせたらいいと。それが一番信頼してもらいやすいのではないかと」と話した。
今回の問題以前にも、金銭のやり取りがあった2人。
武藤議員は、知人A氏らに貸した事業資金1億円が返還されていないとして、提訴していて、8日、東京地裁で、第1回口頭弁論が行われた。
ツイッターでのデモ批判に始まり、選挙での金銭トラブルなども明らかになっている武藤議員。
さらに、未成年の男性に現金を支払い、議員宿舎で密会を重ねていたとの疑惑が持ち上がっている。
武藤議員が男性に送ったとされる、「じゃあ俺の言うこと全て言いなりになるなら振り込む」、「奴隷だよ」というメッセージ。
さらに、衆議院予算委員会が行われていた2月4日には、「今俺、NHKに写ってる?」と送っていた。
また、武藤議員との電話を録音したとされる音声には、「俺のこと売るってひどくない? だって元恋人だよ?」、「週刊誌の人に『告発した記事は書かないでくれ』って言って。『あれはうそだから』って」とあった。
番組では、未成年の男性との一連のやり取りが、武藤議員本人のものか、確認する書面を送ったものの、現時点で、回答はなされていない。
武藤議員の選挙区、滋賀・近江八幡市の有権者からは、「一度やめられた方がいいかなと」、「『不信感しかない』というか、応援できないって」など、議員としての資質を問う声が多く聞かれた。
フリージャーナリスト・中村 竜太郎さんは、「Aさんは思ったよりも、非常に落ち着いた客観的な方でしたね。一方の武藤議員は、これまでの言動を見ると、自己中心的で、利己的な印象を受けました」と話した。
最終更新:9月8日(火)21時29分

1615名無しさん:2015/09/24(木) 19:21:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150924_13012.html
中野参院議員ら夏祭りで寄付?

 次世代の党国対委員長の中野正志参院議員(比例)ら仙台市を地盤とする議員3人が、8月にあった泉区南光台地区の夏祭りで3000円〜5000円を「会費」などの名目で主催者に渡していたことが23日、分かった。夏祭り主催者は参加者に「会費」を求めておらず、政治家による寄付行為を禁じた公職選挙法に抵触する恐れも出ている。

◎「会費」名目5000円と3000円

 関係者によると、現金の授受があったのは南光台地区の3町内会が主催した8月12日の「夏祭盆踊大会」。中野氏は代理の支持者を通じ5000円、いずれも泉区選出で宮城県議の菅原実氏(改革みやぎ)は本人が、仙台市議の野田譲氏(自民党)は同席した支持者が、それぞれ3000円を会場受付で渡したという。
 公選法199条2項は現職議員や立候補者、候補予定者に対し、選挙区内の住民への全ての寄付行為を禁じている。ただ、本人が出席する結婚披露宴での祝儀、葬式や通夜での香典などは除外されるほか、「会費」として一律に定められた額を徴収される場合は寄付行為には当たらないとされる。
 夏祭りの大会長を務めた町内会長によると、3氏へ送った案内状には会費の記載はなく、要求もしていなかった。夏祭り後、3人を含め、現金を寄せた人物の氏名と金額が書かれた「祝儀一覧表」が一部の町内会で回覧された。祝儀の額は2000〜5000円で一律ではなかった。
 祭りはことしで40回目。中野、野田両氏は約20年前から随時、菅原氏は3年前から毎回出席し、「会費」などの名目で現金数千円を渡していたという。
 中野氏の事務所は河北新報社の取材に「代理出席したスタッフに『会費があれば出して』と伝えた。スタッフが会費制か確認しないまま渡してしまった。認識違いで違法とは思っていないが、今後はきちんと確認したい」と答えた。
 菅原氏は「運営スタッフの懇親会費用などが必要になると思った。他の議員が出している中、自分だけが出さないわけにはいかないとの気持ちもあった」と釈明。野田氏も「会費制だった他の町内会の夏祭りと同じだと思い込んでいた。反省したい」と話した。

◎少額でも金権生む

 <日大法学部の岩井奉信教授(政治学)の話>法的に見れば明らかに違法だ。ただ、祭りの祝儀は政治家の悩みどころと聞く。自分だけ出さずに「ケチだ」と思われることを政治家は恐れる。しかし、少額でも積もり積もってお金のかかる政治を生み出し、金権政治の体質を作る。政治家も勇気を持ち、寄付できない理由を説明すべきだ。政治家同士で申し合わせするのもいい。住民側も政治家から祭りの寄付をもらってはいけないとの認識を持ってほしい。

1616名無しさん:2015/09/26(土) 14:28:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150926-00000010-asahi-soci
日歯連、石井議員側に4億円 13年参院選前に支出
朝日新聞デジタル 9月26日(土)3時3分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が石井みどり参院議員(自民)=比例区選出=の後援会に「迂回(うかい)寄付」をした疑いがある問題で、石井議員が再選した2013年参院選の前に、日歯連が同議員の支援に支出した総額は約4億円にのぼることが日歯連の内部資料などで分かった。巨額の費用を使い、組織的に選挙支援していた実態が浮かんだ。

 東京地検特捜部は、約4億円のうち「石井みどり中央後援会」に渡った資金の一部に政治資金規正法違反の疑いがあるとみて関係先を4月以降に捜索し、詰めの捜査をしているとみられる。日歯連側は「内部の団体での資金移動で、問題はない」と説明している。

 内部資料によると、約4億円の内訳は、各都道府県の歯科医師連盟を通じて集会の会場費や電話代などに使われた約2億1500万円▽「石井みどり中央後援会」を経由して支出されたポスター印刷費など約1億300万円▽旅費など約7800万円。

朝日新聞社

1617名無しさん:2015/09/26(土) 14:53:54
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150925-00010002-shincho-pol
「佐藤ゆかり」代議士が貰った100万円札束をバッグにしまった!
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月25日(金)8時1分配信

 初当選から丸10年。自民党の佐藤ゆかり代議士(54)もいっぱしの国会議員になったと言うべきか。昨年暮れの総選挙では、選挙区を大阪に移しながら衆議院に復活。ところがその直後、支援者から100万円の札束を貰い、トートバッグに仕舞い込んでいた。

 ***

 その現ナマの授受に同席した人物は、驚くべき証言を口にする。

「去年の12月27日やった。以前から選挙区内に、佐藤さんに献金をしても良いと言っていた建設会社の社長がいたんで、彼女を連れて自宅に行った。社長さんは当選祝いという名目で、100万円を用意してくれるということやったな」

 と言うのは、自民党大阪府連枚方市支部長の出来成元(できしげちか)前府議(66)だ。

「社長さんとリビングで出されたお茶を飲みながら世間話をしているうちに、奥さんが当選祝いと書かれた分厚い熨斗袋をお盆に乗せて持って来た。佐藤さんが少し不安そうな顔をしたんで、私は安心させようと“代議士、受け取って下さい”と言うた。すると彼女は、大事そうに受け取り、そのまま自分のバッグに仕舞ったんですわ」

 現金を貰ったのは佐藤氏だったが、領収書は出来氏が代表を務める自民党枚方市支部から出したという。

「私はあらかじめ、宛て名を建設会社にした領収書を用意していて、それを社長さんに渡したんや。本来なら佐藤さんが代表を務める大阪府第11選挙区支部が受け入れれば良い献金やった。ところが彼女はイメージが悪いと企業献金を嫌がった。そこで事前に“枚方支部で切っときましょか?”と聞くと、“お願いします”と頼んできたわけです」

 出来氏は、枚方市支部が受け取っていない100万円の領収書を出したことを、佐藤氏も了承していたと証言するのである。同時に今年11月に公表される枚方市支部の政治資金収支報告書に、100万円の献金があったように虚偽の記載をしたことも認めた。つまり、佐藤氏は架空の処理がなされた100万円を持ち去ったことになる。

1618名無しさん:2015/09/26(土) 14:54:12
>>1617

■「迷惑をかけるから」
 ところが佐藤氏は、今年5月18日に100万円を建設会社側に返却していた。先の社長は出来氏の証言を全て事実だとした上で、

「佐藤さんに同行してきた男の秘書が、“問題が起きたら迷惑をかけるから”と返しに来た。出来が寄越した領収書を返すと言うと、“出来に渡してくれ”と言う。結局、その後は出来と会う機会がなくて領収書はまだ手元に残ったままや」

 政治家個人が企業献金を受け取ることは、政治資金規正法で禁じられている。そこで佐藤氏に100万円を受領した理由を尋ねると、

「この政治献金は大阪11区支部へのもので、迂回献金ではありません。出来枚方支部長が枚方市支部名義の領収書を建設会社社長に渡した事実もありません」

 と、弁護士を通じて回答。しかし、政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授は指摘する。

「当選祝いの金を政党支部等で処理していない以上、100万円は佐藤さん個人に渡されたと考えるのが普通です。加えてすでに返却したと主張しても、約半年も過ぎていることから正当な理由がある返金とは認められません。むしろ、この時点では佐藤氏が半年前に受け取った献金と何ら関係なく、100万円を選挙区内の企業に寄付したと見なされて、公職選挙法に抵触する恐れが出てきます」

 追い込まれた佐藤氏。今後、有権者にどんな言い訳をするのだろうか。

【特集】「ごくごく個人的自衛権の問題」より
※「週刊新潮」2015年9月24日菊咲月増大号

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1619名無しさん:2015/09/27(日) 20:54:28
>>1616

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000001-mai-soci
<日歯連>「迂回資金」で選挙用名簿 参院選前56万人分
毎日新聞 9月27日(日)9時0分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」を巡る政治資金規正法違反事件で、日歯連が石井みどり参院議員(自民)=比例代表=を擁立した2013年参院選の半年前から全国の歯科医らに呼びかけ、約56万人分の支援者名簿を集めていたことが分かった。収集経費は同時期に日歯連から5000万円の「迂回(うかい)寄付」を受けたとされる関連政治団体「石井みどり中央後援会」から支出されていた。東京地検特捜部は資金移動の目的や経緯の解明を進めている模様だ。【石山絵歩、飯田憲】

 関係者の証言や内部資料によると、日歯連は13年1月31日、東京・日比谷公会堂で各都道府県・郡市区の歯科医師連盟代表者ら計約750人を集めた連絡会議を開いて石井氏の支援体制を確認した。

 会議で日歯連幹部は、会員1人につき5人を目標として4月までに支援者名簿を集め、選挙期間中に電話で投票を依頼する「電話作戦」に利用すると説明。全国で会員約5万人の10倍以上の約55万7000人分の名簿が集まり、石井氏は7月の参院選で約29万4000票を獲得して再選された。

 政治資金収支報告書によると、日歯連は会議直前の1月23日、会長が代表を兼ねる他の政治団体に5000万円を寄付し、同額が即日、石井後援会に寄付された。後援会は同日、各地の歯科医師連盟などに名簿の送付経費として計約500万円を支出。その後も名簿データ化費用などとして名簿関連に少なくとも約2000万円を使っていた。

 公示前に投票を依頼するような行為は公職選挙法で「事前運動」として禁じられている。日歯連側は「後援会活動で事前運動に当たらない」と説明している。

 石井後援会は3月にも日歯連から4500万円の寄付を受けている。1月分と合わせると計9500万円になり、政治団体間の寄付の年間上限(5000万円)を超える疑いがある。13年のその他の収入は50万円程度しかなかった。

1620名無しさん:2015/09/28(月) 22:40:57
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150928/k10010250881000.html
自民派閥のパーティー券 他人名義で上限超え購入
9月28日 18時07分

自民党の派閥の政治団体が去年開いた政治資金パーティーで、海外にある会社の日本人の代表者が、複数の他人名義の口座を使って法律の上限を超える500万円分のパーティー券を購入していたことがNHKの取材で分かりました。政治団体は「借名による疑いがあるとの報告を受けて返した。そのような事実があることは全く知らなかった」などとして500万円を返金しました。
パーティー券を購入したのは、カンボジアにある日系商社「トライアジアグループ」の横井朋幸代表です。横井代表本人や関係者によりますと、去年5月に開かれた自民党の派閥の政治団体「清和政策研究会」の政治資金パーティーのパーティー券代として、横井代表の名義で2回に分けて100万円を政治団体に支払ったほか、元社員や知り合いの会社社長などから4つの名義を借りて100万円ずつ、合計で500万円を支払ったということです。
政治資金規正法は、同一の個人や法人が1回のパーティーで購入できるパーティー券の上限を150万円と定めているほか、他人名義での購入を禁止しています。これについて政治団体は「議員関係者から借名による疑いがあるとの報告があったほか、横井氏の事業を巡り、迷惑を被った人もいるなどの話を聞いたので道義的観点から返した。そのような事実があることは全く知らなかった」として500万円を返金しました。
購入の経緯について、横井代表は取材に対し、「当初、外国法人の名義などで送金したところ、いったん大半を返金され、『政治団体側が国内に住所のある日本人の口座から振り込み直してほしいと言っている』と議員関係者から頼まれた」と話しています。これについて政治団体は「海外にある外国法人からの入金は過去に前例がないので返金した。議員関係者に『振り込み直してほしい』などと指示をした事実は全くなく、今回の500万円がその代わりだという認識もなかった」としています。
パーティ券購入の経緯
NHKが入手した口座記録や関係者の証言をもとに他人名義を使うなどした500万円分のパーティー券購入の経緯をまとめました。

横井代表本人や関係者によりますと、横井代表は去年6月ごろ、500万円のうち、50万円を自分の名義で、残りの450万円をカンボジアにあるトライアジアグループと2つのグループ会社の3つの外国法人名義で政治団体の口座に送金したということです。翌月、政治団体は、このうち外国法人の名義の450万円をトライアジアグループ側に返金しました。
横井代表によりますと、仲介した議員関係者から返金の理由について、「政治団体側が海外にある同じグループからの多額の資金提供を懸念している」などと説明を受け、国内に住所のある日本人の口座で国内の銀行から改めて振り込み直すよう頼まれて、金額もメールなどで100万円を4口、50万円を1口と示されたということです。
横井代表によりますと、翌月の8月、トライアジアグループの元社員のほか、東京の知り合いの会社から社長と役員、法人の合わせて4つの名義の口座を借り、それぞれの口座を経由させて100万円ずつ政治団体に送金し、横井代表名義でも新たに50万円を振り込んだということです。こうした複雑な経緯をたどりながら、最終的に合計500万円が政治団体に提供されていました。
これについて、政治団体は「寄付のような法律上の制限がないパーティー券の購入であるものの、海外にある外国法人からの入金であり、過去に前例がないので返金した。返金後に議員関係者に『振り込み直して欲しい』などと指示した事実は全くなく、今回の500万円がその代わりだという認識もなかった」としています。
専門家「金の流れが不自然な形」
政治とカネの問題に詳しい日本大学法学部の岩井奉信教授は「他人名義を使った資金提供はこれまでも問題視されたことはあったが、同じ原資によるものだと言い切れるケースはほとんどなかった。今回のように資金の流れがメールや通帳の数字をもとに、明らかになったのを見たのは初めてだ。今回の金の流れを見ると1回、政治団体に入った資金を戻したうえで、分散した形で入金していて、不自然と言わざるをえず、なぜ行われたのか、解明する必要がある」と指摘しています。

1621名無しさん:2015/09/29(火) 06:28:16
>>1620

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000588-san-pol
旧町村派がパー券500万円購入の代表に返金
産経新聞 9月28日(月)22時29分配信

 自民党の町村派(現細田派)が昨年5月に開いた政治資金パーティーをめぐり、同一の個人から政治資金規正法の上限を超える500万円のパーティー券購入があったとして、日系商社代表に全額を返金していたことが28日、分かった。同派関係者によると、代表は昨年夏ごろ、複数の名義の口座からパーティー券代として上限の150万円を超える計500万円を同派に送金していたという。

1622とはずがたり:2015/09/29(火) 19:17:16
安保法成立の“A級戦犯” 中谷防衛相の政治資金ズサン使途
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164496
2015年9月27日

 “戦争法”を成立させたA級戦犯のひとり、中谷元・防衛相(57)。国会答弁で度々、突っ込まれ、アタフタしていたが、政治資金の使い方もいい加減だ。日刊ゲンダイが中谷大臣の資金管理団体「育元会」の1件1万円以下の支出に関わる「少額領収書」(2011〜13年)の写しを入手して精査すると、怪しい支出のオンパレードだった。

■1万円超のタクシー代をなぜか添付

 例えば、13年10月25日付の領収書を見ると〈11月2日リポビタンDチャレンジカップ2013 日本代表VSニュージーランド代表戦チケット代〉とあり、〈国会ラグビークラブ事務局〉に1万円を支出していたことが分かる。中谷大臣は「ラグビーW杯2019日本大会成功議連」の会長代理だ。学生時代にラグビー部に所属していたとはいえ、観戦代なんてポケットマネーで支払うべきだろう。他にも、ラーメン屋やコンビニの「1人分」の飲食代とみられる支出も続々と見つかった。

 解せないのは、これらの支出が全て「組織活動費」に計上されていることだ。総務省は組織活動費について、「行事費や渉外費、交際費に関わる経費」と規定している。チケット代や“ひとり飯”の代金が果たして「交際費」として認められるのか。さらに、1万円超の飲食代を“分割”したような形跡もチラホラだ。東京・赤坂の和食店〈忍庭〉と印字された領収書は、3枚とも〈御食事代として〉とただし書きされ、それぞれ〈¥5400〉と記されている。日付は全て13年3月18日だ。計1万6200円の食事代を3分割したのだとしたら、大問題だ。

 国会議員の政治団体は1件1万円超の経費は収支報告書に記載し、領収書を総務省に提出しなければならない。1万円以下の「少額」の経費と違い、総務省のHPで公開されるから、よほど隠したい事情でもあったのかと疑いたくなる。

「分割」が疑われる領収書(C)日刊ゲンダイ
「分割」が疑われる領収書(C)日刊ゲンダイ
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 疑惑はまだある。13年11月18日付の領収書にはタクシーの〈乗車料金〉として〈¥10310円〉と金額が印字されている。1万円超の経費を“少額”として処理すれば政治資金規正法に抵触する。

 もろもろの疑惑を中谷事務所に問い合わせると、対応した職員は「担当者が不在」と言い電話を切った。ところが、「タクシー運賃の件ですが……」と改めて職員から連絡があり、こう話した。

「スタッフの単純なミスです。安保法案などで忙しく、ヒト桁少なく見間違えたのかもしれません。早期に修正します」

 その他の疑惑に関しては返答はなかった。安保法案の答弁を巡っても「修正」を繰り返した中谷大臣。政治資金の使途までイイカゲンでは済まされない。

1623とはずがたり:2015/09/29(火) 19:18:01
「少額領収書」閣僚徹底追及
甘利大臣よアナタもか…1万円超領収書「3分割」の疑い浮上
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160871
2015年6月18日

 閣僚の政治資金の使い方には呆れるばかりだ。日刊ゲンダイ本紙は、安倍内閣のほぼ全ての閣僚の1件1万円以下の「少額領収書」(2010〜12年)の写しを入手。これまで4大臣の不可解な支出を報じてきた。今回は、TPP妥結に必要な法案が米下院で否決され、右往左往の甘利TPP担当相だ。

 甘利大臣の資金管理団体「甘山会」が保管していた領収書の中には不自然なものが目立つ。「組織活動費」に計上された領収書のうち、1万円以上の食事代を“分割”したようにみえるものが、何枚も散見されるのだ。

 例えば、選挙区内の神奈川・大和市の中華料理店「萬珍酒家」と印字された領収書(写真1)は3枚あり、全て同じ筆跡で「飲食代として」とのただし書きに、「¥5000」と明記されている。日付は全て2012(平成24)年11月24日だ。萬珍酒家の店員は、当日のことは覚えていなかったが、「以前は甘利さん本人が関係者を連れてくることもしばしば。ただ、1日に何度も来店したり、複数のテーブルごとに会計を別にしたことも記憶にない」と証言した。やはり、計1万5000円の食事代を3枚の領収書に小分けにしたのではないか。
 “分割”の疑いのある領収書はまだある。12年12月26日付の2枚の領収書(写真2)には、ともに老舗のウナギ料理店「伊豆栄 永田町店」と印字され、それぞれ同じ筆跡で「¥3990」「¥7980」と書かれている。ただし書きは記載がない。また、しゃぶしゃぶ店「木曽路 大和店」の領収書(写真3)も2枚あり、こちらもただし書きはなく「¥10000」と金額が記されている。2枚とも日付は10年12月13日付だ。

「甘山会」が領収書を“分割”していたとしたら、問題アリだ。国会議員の政治団体は、1件1万円超の経費については収支報告書に記載し、領収書を総務省に提出することを義務付けられている。1万円超の支出は3年間分、総務省のホームページで公開されるが、少額領収書に関しては、わざわざ情報開示しなければ国民の目に触れることはない。甘山会は飲食代を公開したくない理由でもあるのか。

 甘利事務所に「萬珍酒家」の領収書の“3分割”の疑いをブツけると、「3人の当該政治団体関係者の“会費”なので3枚の領収書がある」と答えた。だったら、領収書のただし書きも「飲食代」じゃなく、「会費」と明記すべきだろう。

1624とはずがたり:2015/09/29(火) 19:19:16
「少額領収書」閣僚徹底追及
提出義務逃れか? 塩崎厚労相に1万円超領収書「分割」疑惑
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160724
2015年6月12日

 閣僚の政治資金の使い方は、あまりにもイイ加減すぎる。本紙は、安倍内閣のほぼ全ての閣僚の1件1万円以下の「少額領収書」(10〜12年)の写しを入手している。これまで、麻生財務相、宮沢経産相、竹下復興相のデタラメ支出を報じてきた。今回は、「漏れた年金」問題で炎上中の塩崎恭久厚労相だ。

 塩崎大臣の政治団体「塩崎恭久後援会」が保管していた領収書の束の中には、不自然なものが含まれている。1万円以上の「高額領収書」を“分割”したようにみえる領収書が組織活動費に計上されているのだ。

 例えば、愛媛・松山市の飲食店「ローズハウス」と印字されている領収書は、2枚とも同じ筆跡で「御食事代として」とただし書きがあり、それぞれ「¥3150」「¥7525」と金額が明記されている。日付は2枚とも12年6月13日付だ。合計「1万675円」の飲食代を2枚の領収書に分けたのではないか? 他にも同じような領収書がかなり目につく。

1625名無しさん:2015/09/30(水) 21:07:56
>>1619

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000046-mai-soci
<迂回寄付>日歯連、体質変わらず…04年にはヤミ献金
毎日新聞 9月30日(水)13時4分配信

 政治とカネの問題は終わらないのか。政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)のトップ経験者ら3人が政治資金規正法違反容疑で逮捕された。日歯連を巡っては、2004年に自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件などで当時の会長らが摘発され、同法の規制強化につながった。11年たっても変わらぬ事態に、関係者からは「法律を抜本的に変えるしかない」と厳しい声が上がった。【古関俊樹、関谷俊介】

 「会計は担当者=村田憙信(よしのぶ)容疑者(70)=に任せていた。寄付を迂回(うかい)させたという認識はなかった」。今回、逮捕された日歯連元会長の堤直文容疑者(73)は逮捕前、毎日新聞の取材に対し、不正への関与を否定していた。

 また、日歯連前会長の高木幹正容疑者(70)は今年6月に東京都内で開かれた日本歯科医師会(日歯)の定期代議員会で会長に選任された際、事件について説明を避け、「捜査が終わり次第説明したい」と述べていた。

 3人の逮捕について、堤容疑者の会長時に日歯連役員を務めていた歯科医の男性は「まさか3人も逮捕されるとは。動揺している」と言葉を失った。また、日歯連のある職員は「会長経験者が2人も逮捕され、あまりに驚いている」と肩を落とした。

 日歯連内部に広がる衝撃と動揺。識者の見方は厳しい。

 政治資金制度に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は、04年の事件を踏まえ、「前回の事件をきちんと反省していない表れだ。(支援する候補を)当選させるために(資金が)いくら必要かをまず考え、それを実行するために、あの手この手を使って法の網をくぐり抜けようとしたのだろう」と組織としての問題を指摘。その上で政治資金規正法のあり方について、「企業・団体献金をまず禁止して、迂回献金についても厳格に制限すべきだ」と話す。

 税理士の浦野広明・立正大法学部客員教授(税法学)は「政治活動が厳しく制限されている日歯のような団体が、政治団体(日歯連)を使って政治的な活動をしていること自体が問題。企業・団体献金という制度があるから事件が再び繰り返された。廃止を検討すべきだ」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000149-jij-pol
自民・石井氏、捜査の推移見守る=民主・西村氏「国民におわび」―日歯連事件
時事通信 9月30日(水)18時40分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」の前会長らが政治資金規正法違反容疑で逮捕された事件について、自民党の石井みどり参院議員の事務所は「大変驚いている。今後の捜査の推移を見守りたい」とのコメントを発表した。
 
 民主党の西村正美参院議員もコメントを発表、この中で「国民の皆さまに多大な心配をかけ、おわび申し上げる。今後の捜査の推移を見守っていく」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000085-jij-pol
日歯連事件「捜査見守る」=自民幹事長
時事通信 9月30日(水)13時37分配信

 自民党の谷垣禎一幹事長は30日、政治団体「日本歯科医師連盟」の前会長ら3人が政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことについて、「現在捜査中のことであり、今後の捜査の推移を見守りたい」とのコメントを書面で発表した。

1626名無しさん:2015/09/30(水) 21:43:49
>>1620

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00010000-seijiyama-pol
政治資金パーティーとはどういうもの?
政治山 9月30日(水)11時50分配信

 NHKは28日、自民派閥の政治資金パーティーで、海外にある日系商社の代表が他人名義で法律の上限を超える額のパーティー券を購入していたと報じました。政治とカネの問題が浮上すると耳にする「政治資金パーティー」とは、どういうものなのでしょう。

政治活動費を集める催し
 政治資金パーティーとは、政治活動費を集めるために政治団体によって開催される有料の催し物のことです。政治資金パーティーの様々なルールを定めている「政治資金規正法」では、対価(会費)を徴収して行われる催物で、当該催物の対価に係る収入の金額からその催物に要する経費の金額を差し引いた残額を、催物を開催した者またはその者以外の者の政治活動(選挙運動を含む)に関し支出することとしています。

治資金パーティーを開催するためのルールは?
 前述の要件に該当していれば、励ます会、セミナー、勉強会等、どのような名称であっても政治資金パーティーに含まれます。ただし、政治資金パーティーの開催者は、あらかじめ支払いをする人に、「この催し物は政治資金パーティーである」ことを書面で告知しなくてはなりません。

 金額の制限も設けられています。1回の政治資金パーティーにつき、同一の者からの支払いは150万円以下に限られます。また、1回の政治資金パーティーで20万円を超える支払いをした人については、氏名、住所、職業を収支報告書へ記載しなければなりません。

 その他には、本人以外の名義または匿名で支払うことや、業務・雇用関係や組織の影響力を利用し威迫するなどして、支払いをあっせんする行為も禁止されています。

1627名無しさん:2015/09/30(水) 22:06:34
>>1625

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015093000914
「政治とカネ」再燃に苦慮=歯切れ悪い自・民幹部-日歯連事件

 日本歯科医師連盟(日歯連)元幹部が30日、政治資金規正法違反容疑で逮捕された。自民、民主両党に所属する組織内候補への法定の上限を超えた寄付を隠すため、政治資金収支報告書を虚偽記載した疑いだ。先の通常国会では、国の補助金を受けた企業による違法献金が与野党を超えて表面化。再燃した「政治とカネ」の問題への対応に、自民、民主両党とも苦慮している。

 事件を受け、自民党の谷垣禎一幹事長は「現在捜査中であり、今後の捜査の推移を見守りたい」とのコメントを発表。民主党の枝野幸男幹事長も記者団に「捜査状況を承知しておらず、詳細なコメントは難しい」と、ともに歯切れが悪かった。
 日歯連は長く自民党に組織代表を送り込んできた。2004年には同党旧橋本派への1億円のヤミ献金が発覚。当時の会長らが逮捕され、政治資金規正法改正のきっかけをつくった。
 今回、検察当局は日歯連の組織内候補である自民党の石井みどり、民主党の西村正美両参院議員に絡む献金問題で再び捜査のメスを入れた。自民党のある幹部は「業界団体候補のイメージが悪くなった」と表情を曇らせる。同党は来夏の参院選比例代表に日歯連の組織内候補を擁立する方針だが、事件の影響は避けられそうにない。
 ただ、自民党内では、さらなる規制強化には慎重な空気が強い。業界団体からの献金に依存する面が大きいためで、党幹部は「今回の事件が出たからといって企業・団体献金をなくすことにはならない」と語る。
 一方、民主党も今回は「身内」が絡んでいるだけに、自民党を一方的に批判しにくい面があるのは否めない。ある幹部は「野党としては攻めないといけない。ただ、どうしたって(西村氏の)名前は出てくる」と追及に及び腰だ。
 維新の党の井坂信彦政調会長は記者団に「企業・団体献金は廃止に持ち込まないといけない」と強調した。(2015/09/30-19:45)

1628チバQ:2015/10/01(木) 06:39:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000208-jij-soci
迂回献金仕組み、事前に説明=前会長ら、理事会で了承―日歯連規正法違反・東京地検
時事通信 9月30日(水)22時23分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件で、会計担当だった前副理事長村田憙信容疑者(70)が、迂回(うかい)献金の疑いがある二つの寄付を行う前、日歯連の理事会で当時の会長2人に寄付の仕組みを説明し、了承を得ていたことが30日、関係者の話で分かった。
 
 関係者によると、村田容疑者は2010年の参院選前、当時会長だった堤直文容疑者(73)に、「民主党参議院比例区第80総支部」を経由して西村正美参院議員(民主)の関連政治団体「西村まさみ中央後援会」に5000万円を寄付する仕組みを説明した。
 日歯連は同年、これとは別に西村氏の後援会に直接5000万円を寄付することになっており、村田容疑者は「計1億円で選挙をやります」と説明。堤容疑者は「お願いします」と応じたという。
 13年の参院選前も、村田容疑者は当時の会長だった高木幹正容疑者(70)に、西村まさみ中央後援会を経由して、石井みどり参院議員(自民)の関連政治団体「石井みどり中央後援会」に5000万円を寄付する仕組みを説明し、了承を得た上で実行した。13年のケースでも、日歯連はその後、別に4500万円を石井氏の後援会に直接寄付している。
 政治資金規正法は、政治団体間の寄付を年間5000万円に制限しており、特捜部は村田容疑者が限度額に触れないよう資金を迂回させたとみている。

1629とはずがたり:2015/10/01(木) 08:10:11
日歯連 前会長らを逮捕 政治資金規正法違反の疑い
9月30日 15時53分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150930/k10010253111000.html

日歯連=日本歯科医師連盟の政治資金を巡る事件で、東京地検特捜部は日歯連が参議院議員の後援活動を行う日歯連関連の2つの政治団体に合わせておよそ2億円の寄付をした際、法律の上限を超えないかたちを装って収支報告書にうその記載をしたなどとして、前会長ら3人を政治資金規正法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは日歯連の前会長の高木幹正容疑者(70)と、元会長の堤直文容疑者(73)、当時の会計責任者で前副理事長の村田憙信容疑者(70)の合わせて3人です。

特捜部の調べによりますと、高木前会長と村田前副理事長はおととし、日歯連の名義の口座から、自民党の石井みどり参議院議員を後援する日歯連関連の団体に法律の上限を超える9500万円を寄付するとともに、収支報告書には上限を超えないかたちを装ってうその記載をした疑いが持たれています。

また、堤元会長と村田前副理事長は5年前、日歯連が民主党の西村まさみ参議院議員を後援する日歯連関連の団体に寄付した1億円のうち、5000万円について、収支報告書に民主党の政党支部に寄付したとするうその記載をした疑いが持たれています。

特捜部は、ことし4月に日歯連の本部などを捜索するとともに、関係者の事情聴取を進めてきましたが、前会長ら3人が不正に関わった疑いが強まったとして政治資金規正法違反の疑いで逮捕しました。
高木前会長は、これまでの記者会見などで「それぞれの団体は独立した政治団体で法律の制限の範囲内にある合法的な処理で形式的にも実質的にも合法だ」と説明していました。

日歯連を巡っては11年前にも政治資金を巡る不正が明らかになり、当時の会長らが有罪判決を受けています
特捜部は今回の資金の流れを調べるとともに、およそ2億円は選挙に立候補する議員に対する支援に使われたとみて、解明を進めるものとみられます。

政治資金収支報告書の記載は
日歯連は法律で定められた年間5000万円の上限を超えて寄付していることを隠すため、政治資金収支報告書にうその記載をした疑いが持たれています。
収支報告書によりますと、日歯連は5年前の平成22年3月、民主党の西村まさみ参議院議員を後援する日歯連の関連政治団体に5000万円を寄付し、西村議員が代表を務める民主党の政党支部にも5000万円を寄付したとしています。
そのうえで2か月後の5月、政党支部から後援団体に5000万円が寄付されたと記載していました。
これについて特捜部の調べによりますと、実際には3月の政党支部への寄付はなく、5000万円は、実際には5月に後援団体に直接、寄付されていた疑いがあるということです。

また、収支報告書によりますと、日歯連はおととし1月、西村議員を後援する団体に5000万円を寄付し、同じ日に、この団体から自民党の石井みどり参議院議員を後援する日歯連の関連政治団体に5000万円が寄付されたとしています。
2か月後の3月には日歯連から石井議員の後援団体に4500万円を直接寄付したと記載していました。
しかし、特捜部の調べによりますと、おととし1月の5000万円についても日歯連は、実際には西村議員の後援団体ではなく石井議員の後援団体に直接、寄付した疑いがあるということです。

日本歯科医師会幹部「大変驚いている」
前会長ら3人が逮捕されたことを受けて日本歯科医師会の幹部が東京・千代田区の日本歯科医師会館の前で報道陣の取材に応じ、「幹部が逮捕されることは予想もしておらず、大変驚いている。現在、対応を協議するため日本歯科医師会の幹部らを緊急に呼び出している状況だ」と話していました。

1630とはずがたり:2015/10/01(木) 08:10:28
>>1629-1630
石井参院議員の事務所「今後の捜査見守る」
自民党の石井みどり参議院議員の事務所は、これまでのNHKの取材に対し、「議員が代表を務めている国会議員関係政治団体ではないため、資金の流れなどについては関知および、把握はしていない」としています。
また、日歯連の前会長らが逮捕されたことについて、石井議員の事務所は、「日歯連関係者3人が逮捕されたことを知り、大変驚いております。関係者の皆さまに、ご心配をおかけしております。今後の捜査の推移を見守りたいと思います」というコメントを出しました。

西村参院議員の事務所「心からおわび」
民主党の西村まさみ参議院議員の事務所は、これまでのNHKの取材に対し、「議員の名前がついているものの、国会議員関係政治団体ではなく、日歯連内部の団体であると認識しています」としています。
また、日歯連の前会長らが逮捕されたことについて西村議員の事務所は「ご支援をいただいている日歯連の会員の皆様、国民の皆様に多大なご心配をおかけいたしましたことは、大変申し訳なく、心からおわび申し上げます。今後の捜査の推移を見守って参ります」というコメントを出しました。

専門家「政治資金など透明性高めるべき」
今回の事件の背景について、政治学が専門の筑波大学の竹中佳彦教授は「一般的に、特定の業界団体が参議院選挙の比例代表で業界を代表する議員を国会に送り出そうというのは、政策決定に自分たちの利益を反映させたいということが第一にある。自分たちの政治力がどれくらいの規模かを示し、自分たちの意向を反映させるために選挙で、できるだけたくさんの支持票を見せることを重視している」と話しています。
そのうえで「法律は大きい組織と、小さい組織の資金力の差によって当落が決まってしまわないように選挙に使える資金に制限を設けており、政治資金や選挙資金についてより透明性を高めて公開し、チェックできるようにしていくことが重要だ」と指摘しました。

1631とはずがたり:2015/10/01(木) 08:11:44
日歯連の元幹部を逮捕、政治献金を「テクニック」で迂回か
The Huffington Post | 執筆者: HuffPost Newsroom
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/30/political-donation-midori-ishii_n_8219338.html
投稿日: 2015年09月30日 20時13分 JST 更新: 2015年09月30日 20時48分 JST TAKAGI

東京地検特捜部は9月30日、日本歯科医師会の政治団体である「日本歯科医師連盟(日歯連)」の元幹部3人を、政治資金規正法違反(虚偽記入、寄付の量的制限など)容疑で逮捕した。法律で決められた上限を超える金額を国会議員の後援会に献金するため、関連団体を利用して「迂回献金」したとみられる。

産経ニュースによると、逮捕されたのは日歯連の前会長・高木幹正容疑者(70)と、当時の会計責任者で前副理事長、村田憙信容疑者(70)、元会長の堤直文容疑者(73)の3人。高木氏は容疑を否認しているが、村田氏は容疑を認めているという。

■迂回献金は「テクニック」と説明されていた

迂回献金が疑われているのは、自民党の石井みどり参院議員を支援する「石井みどり中央後援会」と、民主党の西村正美参院議員を支援する「西村まさみ中央後援会」をめぐる資金の移動。日歯連は2013年1月23日、「西村まさみ中央後援会」を経由させて、「石井みどり中央後援会」へ、政治団体間の寄付の年間上限(5000万円)を超える9500万円を寄付した疑いが持たれている。

■2013年の献金の流れ

日歯連内部でもこの献金について、「迂回寄付にあたるのではないか」と問題視する声が上がっていたが、村田氏が「(会計処理の)テクニックの問題で、法的に問題ない」と説明していた。

また、高木氏もこれまで弁護人を通じて、「問題となった後援会は連盟内の組織であり、これは連盟内部の問題。いわゆる一般会計から特別会計へお金を移したようなもので、形式的には完全に合法のほか、実質的にも違法とまでは言えない」と述べていた。

■医師会で石井氏と西村氏を支援

今回2つの後援会で名前があがる石井氏と西村氏はともに歯科医師。日歯連の支援を受けており、2つの後援会はいずれも、高木氏が代表を務めていた。

日歯連は民主党政権時の2010年の参院選では西村氏を組織代表として支援。西村氏は民主党公認で比例区から立候補し初当選した。同様に、2013年の参院選では石井氏を支援している。当時の日歯連幹部は「選挙には約1億5千万円かかる」と話していた。

日歯連は、2010年にも「民主党参議院比例区第80総支部」を迂回して、「西村まさみ中央後援会」へ5000万円を献金した疑いが持たれている。

1632とはずがたり:2015/10/01(木) 08:13:31
政界とのパイプ強化、前面に 逮捕の日歯連前会長
http://www.asahi.com/articles/ASH9Z5H2NH9ZUTIL02M.html
久保田一道 伊藤和行 高野遼2015年10月1日05時02分

 日本歯科医師連盟を舞台にした「迂回(うかい)寄付」疑惑は、会長経験者らが逮捕される事態に発展した。政界とのパイプ強化を前面に掲げていた歯科界のトップと、長年にわたって連盟の資金のやりくりを一手に担ってきた「金庫番」。東京地検特捜部はそれぞれの役割の解明を進める。

 「今回の診療報酬改定がうまくいったのも、高木会長のお陰だ」

 今年1月、日本歯科医師会の会長選に立候補した高木幹正容疑者(70)の決起集会で、飯島勲・内閣官房参与は日歯連会長としての手腕を持ち上げた。菅義偉官房長官や自民党の谷垣禎一幹事長からの激励のメッセージも披露され、政界との人脈の太さが示された。

 高木容疑者は、岐阜県美濃加茂市で個人医院を経営。同県歯科医師連盟の会長を務めた。地元では道場で師範として空手も教える。「声が大きくてよく食べる。快活な印象」。日歯連の元幹部はそんな印象を抱く。2009年から理事長として日歯連の運営に関わり始め、11年から約4年にわたって会長を務めた。

 「歯科医療におけるパイの拡大と財源確保」「人脈の強化」。高木容疑者は連盟の会長当時、ホームページで重点課題についてメッセージを出し、「尽力してくれる政治家・官僚等の人材養成」を目指す方向性を打ち出した。

 昨年10月には、当時の歯科医師会長らと共に、安倍晋三首相との会食の約束をとりつけた。関係者によると、会食の際、高木容疑者は高齢社会の中で歯科医療が果たす役割を力説したという。高木容疑者と親しい歯科医は「理想にまっすぐな人」と評価する。

 一方、その手法には、懸念もあった。今回の疑惑は、会長選まっただ中の今年1月、連盟の会議で問題提起され、明らかになった。連盟は高木容疑者の名前で、「違法ではない」との文書を各都道府県連盟に送り火消しを図ったが、組織は二分された。「誰にも相談せずに政治家に会い、政治との関わりを求めすぎる面がある」。組織運営を危ぶむ声もささやかれた。

1633名無しさん:2015/10/01(木) 20:07:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00000147-jij-pol
献金規制強化を=長妻民主代表代行―日歯連事件
時事通信 10月1日(木)18時28分配信

 民主党の長妻昭代表代行は1日の記者会見で、日本歯科医師連盟(日歯連)の前会長らが自民、民主両党議員の関連団体が絡む迂回(うかい)献金事件で逮捕されたことについて、「政治とカネの問題の再燃だ。法律に抜け穴があり、規制を強める必要がある」と述べた。
 
 日本を元気にする会の松田公太代表は会見で、同事件に関し「組織や団体に守られている既成政党ではだめだ」と批判した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00010009-nishinp-soci
渦中の西村議員「金の移動、報告一切ない」 日歯連迂回献金事件、関与否定
西日本新聞 10月1日(木)15時35分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる迂回献金事件で、自らの後援団体が事件に関わった疑いが浮上している民主党福岡県連副代表の西村正美参院議員(比例)が1日朝、自宅のある福岡市内で西日本新聞の取材に応じ「まったく知らない」と自身の関与を否定した。

 後援団体が迂回献金の舞台になったとされることには「私や(日歯連の組織内候補で自民党の)石井みどり参院議員を選挙で勝たせるためにやったと思うが、非常に残念だ」と語った。

「報道されるまで全然知らなかった」
 西村氏は、事件への関与が疑われている「西村まさみ中央後援会」について「私の名前が付いているが、(日歯連の)内部組織で、私に何の許可を得る必要もない団体。お金の移動について報告も一切ない」と強調。迂回献金も「報道されるまで全然知らなかった」と話した。
 後援団体の代表で、9月30日に政治資金規正法違反の疑いで逮捕された前日歯連会長の高木幹正容疑者(70)について「(4月から続く東京地検特捜部の強制捜査が)落ち着いたら説明をするから、と言われたまま今日に至った。私は東京地検から事情を聴かれたこともない」と釈明した。
 西村氏は、2010年の参院選で日歯連の組織内候補として、当時政権与党だった民主党から立候補し、初当選。来年夏の参院選で改選を迎える。

西日本新聞社

1634名無しさん:2015/10/03(土) 10:05:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151002-00050057-yom-soci
日歯連、民主支部を実質管理…迂回献金隠しか
読売新聞 10月2日(金)17時41分配信

 日本歯科医師連盟(日歯連)の政治資金規正法違反事件で、2010年参院選での迂回(うかい)献金に利用された民主党支部を日歯連が実質的に管理していたことが、関係者の話でわかった。

 支部の要職を日歯連幹部が占め、会計も担当していたという。東京地検特捜部は、日歯連に政党支部を利用することで迂回献金を目立たなくする狙いがあったとみて調べている。

 この支部は、日歯連が10年参院選で支援した西村正美参院議員(民主)が代表を務める「民主党参議院比例区第80総支部」。

 特捜部の発表などによると、日歯連は同年3〜5月、80総支部を経由する形で「西村まさみ中央後援会」に5000万円を寄付。日歯連は別途、西村後援会に5000万円を直接寄付しており、日歯連から西村後援会への資金移動は、政治団体間の寄付の法定上限(年5000万円)を超える計1億円に上った。

1635とはずがたり:2015/10/03(土) 20:33:44

最終更新:2015年10月3日(土) 17時38分
日歯連、13年参院選で選挙運動の報酬250万円支払いか
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2604030.html

 違法な迂回献金の疑いで前会長らが逮捕された日歯連(日本歯科医師連盟)が、おととしの参院選で、職員に選挙運動の報酬として250万円を支払った疑いがあることがわかりました。

 日歯連の前会長ら3人は、おととしの参院選の際、自民党の石井みどり参院議員を支援する政治団体に、別の団体を迂回し、法律の上限を超える寄付を行った疑いなどで逮捕されました。

 関係者の話しで、この選挙で支援者名簿の作成などを行った日歯連の職員に、報酬250万円が支払われていたことが新たにわかりました。会計責任者だった村田憙信容疑者(70)は、「後援会活動に関する報酬」だと供述しているということですが、東京地検特捜部は、公職選挙法違反の疑いもあるとみて調べています。

 「(Q.金の動きに関して何か報告は受けていましたか?)・・・・・・・・・」(自民党 石井みどり参院議員)

 この事件について、海外公務から帰国した石井議員はコメントしませんでした。特捜部は、石井議員に対しても、任意での事情聴取を要請しています。(03日16:17)

1636名無しさん:2015/10/03(土) 22:37:31
>>1635

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&rel=j7&k=2015100300069
日歯連職員に250万円=13年参院選、手伝った報酬か-前副理事長、公選法違反も

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件で、2013年7月の参院選前後、組織内候補の石井みどり参院議員(自民)の選挙運動を手伝った日歯連の職員1人に対し、前副理事長の村田憙信容疑者(70)から250万円が支払われていたことが3日、関係者への取材で分かった。
 公選法は選挙運動員への利益提供を原則として禁じており、同法違反(買収)の可能性もある。東京地検特捜部も職員への支払いを把握しているとみられ、違反に当たるか慎重に捜査を進めているもようだ。(2015/10/03-06:33)

1637名無しさん:2015/10/04(日) 08:46:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00000014-mai-soci
<日歯連事件>2後援会、会費ゼロ 選挙時以外「休眠」
毎日新聞 10月3日(土)7時3分配信

 日本歯科医師連盟による政治資金規正法違反事件で、「迂回(うかい)寄付」の疑いが持たれる資金移動に関与した二つの後援会が、いずれも設立以降、会員からの収入がゼロの状態が続いていたことが関係者の話で分かった。両後援会は選挙時以外はほぼ活動実態がなく、実質的に日歯連が組織候補の選挙支援を行うためだけに作られたとみられる。東京地検特捜部は、両後援会の実態解明も進めている模様だ。【近松仁太郎、平塚雄太】

 二つの後援会は「石井みどり中央後援会」と「西村まさみ中央後援会」。2007年参院選比例代表で初当選し、13年参院選で再選した石井みどり参院議員(自民)と、10年参院選比例代表で初当選した西村正美参院議員(民主)が、それぞれ選挙前に組織候補に決まった直後に日歯連が設立し、選挙を支援していた。いずれも選挙当時の日歯連会長が代表で、所在地も東京都千代田区の日歯連事務所と同じだった。

 政治資金収支報告書などによると、両後援会とも収入は、日歯連と地方の歯科医師連盟など関係団体による寄付にほぼ限定で、会費収入は毎年ゼロ。他の国会議員の後援会が開いているような後援会員向けの会合などを開催した形跡はなく、組織候補の選挙がある年を除くと、消耗品費など日常に必要な経費の支出もほぼなかった。ある日歯連幹部は「後援会は、選挙が終われば休眠状態になる」と明かす。

 西村後援会は10年の選挙後は収支はほとんどなかったが、13年の参院選前には日歯連から5000万円の寄付を受け、石井後援会へ同額を寄付する「迂回」の役割を果たしていた。

 政治団体間の年間寄付上限額(5000万円)を超える計9500万円の寄付を隠すため、日歯連の会計担当だった前副理事長、村田憙信(よしのぶ)容疑者(70)の指示で西村後援会を利用して石井後援会に日歯連の資金を動かしたとみられる。

 関係者によると、村田容疑者は今年1月、日歯連の幹部会議の中で「私どもの中に政治団体が二つあるので、合法的に移行できる」などと両後援会を使った「迂回寄付」の手法を説明していた。

 特捜部は村田容疑者のほか、日歯連の前会長で両後援会の代表も務めた高木幹正容疑者(70)らも逮捕し、資金移動の経緯について調べているとみられる。

 ◇西村議員を聴取…東京地検特捜部

 日本歯科医師連盟を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が西村正美参院議員(民主)から任意で事情を聴いたことが関係者への取材で分かった。「迂回(うかい)寄付」に対する認識などを確認したとみられる。西村氏側はこれまで「一切存じ上げない」などと関与を否定しており、聴取にも同様の説明をした模様だ。特捜部は今後、石井みどり参院議員(自民)からも事情を聴くとみられる。

1638名無しさん:2015/10/04(日) 10:05:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000006-mai-soci
<日歯連規正法違反>10年で1万人減 危機感で選挙傾倒か
毎日新聞 10月4日(日)7時0分配信

 日本歯科医師連盟による政治資金規正法違反事件の陰で、歯科医の「政治離れ」が進んでいる。11年前のヤミ献金事件を機に日歯連の会員数は減少。歯科医が増えて過当競争が進んだ結果、現場からは政治に関わる余裕はないとの声も漏れる。組織の力に衰えが見える中、日歯連は業界の声を代弁する議員を国政に送り続けるため、大規模な選挙支援を続けてきた。政治力に頼る体質が事件につながったとの指摘も出ている。

 日歯連は、全国の歯科医が加入する日本歯科医師会を母体とする政治団体。全国に5万人以上の会員を抱える。1950年の第2回参院選から組織候補を擁立し、当選した議員らを通じて診療報酬の改定などに業界の意見を反映させる活動を続けてきた。2007年と13年の参院選で当選した石井みどり氏、10年に議席を得た西村正美氏は、ともに歯科医から議員になった。

 日歯連の政治力を支えてきたのが「30万票」とも言われる集票力と豊富な資金力だ。日歯連の会費は年1万1500〜2万3000円。毎年10億〜13億円もの資金が集められる。選挙では全国の会員をフル稼働させ、組織丸抱えで当選を勝ち取ってきた。

 だが、業界を取り巻く環境は厳しい。02年に9万人余だった歯科医は12年には10万人余に増えた。診療所も13年には約6万8000カ所に達し、「コンビニより多い」と言われる。全体の医療費が04年度の約31兆円から14年度は約40兆円に増える一方、歯科医療費はこの10年間、2兆円台で横ばいが続く。競争が激化する中、12〜13年の1年間に約1400の診療所が廃業した。

 現場の政治離れを加速させたのは04年の自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件だった。事件後に診療報酬が引き下げられ、この10年で日歯連の会員は約1万人減った。10年近く前に連盟を脱会した都内の男性歯科医は「これだけ歯科医が食えなくなる中、会費を払うだけでも手いっぱい」と話す。

 危機感を抱いた日歯連は、政治力を維持するために選挙に力を入れたとみられる。石井氏の再選を目指した13年参院選では、全国の会員に「1人当たり5人」とノルマを掲げて支持者集めの指示を出し、初当選した07年より約7万票多い29万票余りを獲得した。その背景で「迂回(うかい)寄付」をしたとして、前トップら3人が逮捕されたのが今回の事件だ。

 関東地方のある歯科医師連盟会長は「逮捕以降、退会希望が相次いでいる」と嘆く。10年参院選の選挙支援に関わった日歯連幹部の一人は自戒を込めて語った。「執行部は現場の歯科医より政界を重視しすぎた。会員数が先細っているのに政治にすがることしか考えていないから、こんな事件が起きてしまったのではないか」【飯田憲】

1639名無しさん:2015/10/04(日) 10:08:48
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151004-00000006-nnn-soci
日歯連事件 自民・石井みどり議員が帰国
日本テレビ系(NNN) 10月4日(日)2時35分配信
 「日本歯科医師連盟」の政治資金を巡る事件で、日歯連から後援会に迂回献金を受けていた自民党の議員が3日、外遊先から帰国したが、報道陣の質問には無言を貫いた。

 この事件は、日歯連の前会長・高木幹正容疑者(70)や会計責任者だった村田喜信容疑者(70)らが、自民党・石井みどり参議院議員の後援会に法律の上限を超える献金をするため、収支報告書にウソの記載をするなどした疑いで逮捕されたもの。石井議員は3日、外遊先から帰国したが、報道陣の問いかけに何も語らなかった。

 東京地検特捜部は今後、石井議員本人からも事情聴取する方針。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00000096-san-soci
日歯連献金 東京地検、西村参院議員を聴取 規制直後に迂回考案
産経新聞 10月3日(土)7時55分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる迂回(うかい)献金事件で、日歯連が政治団体間の献金に上限規制が導入された直後の平成18年から、他団体を迂回させる形で組織内候補の後援団体に上限を超える献金をしていたことが2日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は同日、日歯連が組織内候補として擁立した民主党の西村正美参院議員(51)から、献金について任意で事情を聴いた。石井みどり参院議員(66)=自民=からも近く聴取する方針。

 西村氏はこれまでの産経新聞の取材に、「寄付については一切存じ上げませんでした。献金を受けた団体は『西村まさみ』の名前が付いているものの、日歯連内部の団体と認識している」とコメントしており、特捜部に対しても同様の趣旨の説明をしたとみられる。

 特捜部は、日歯連の元会計責任者で前副理事長の村田憙信(よしのぶ)容疑者(70)が19年の参院選から迂回献金を考案し、22、25年の参院選でも経由先を政党支部や関連団体に替えるなど迂回献金を常態化させていたとみて調べている。

 関係者によると、日歯連は19年参院選で組織内候補として石井氏を擁立。前年の18年中に、「特別助成金」として47都道府県の歯科医師連盟へ各120万円を交付し、各連盟には100万円ずつを「石井みどり中央後援会」へ献金させた。20万円は各連盟への手数料だった。

 日歯連は同年に5千万円を石井後援会に献金。日歯連から同後援会へ実質的に計9700万円が渡ったことになり、年間の上限額5千万円を超えたことを隠すための迂回献金だった。

 日歯連をめぐっては、16年に自民党旧橋本派への「1億円ヤミ献金事件」が発覚し、これを契機に政治資金規正法が改正され、団体間献金に上限額が設けられた。村田容疑者は、上限規制を免れるために迂回献金を考案して実行しており、日歯連自身が起こした事件を機に設けられた規制を、直後から骨抜きにしていたことになる。

 19年参院選では迂回先として地方組織を利用したが、各連盟から「手間がかかる」(関係者)などの不満が寄せられたため、22年参院選では村田容疑者が実質管理していた民主党支部を利用して、西村氏を支援する「西村まさみ中央後援会」に献金。25年参院選では西村後援会を経由して、石井後援会に献金する手法をとっていた。

1640名無しさん:2015/10/04(日) 21:31:28
http://news.livedoor.com/article/detail/10667522/
菅官房長官と逮捕された「日歯連」高木前会長の関係、そして迂回献金疑惑...新聞・テレビはなぜ報道しないのか
2015年10月4日 16時0分 LITERA(リテラ)

 日本歯科医師連盟(日歯連)の迂回献金事件をめぐる東京地検特捜部の捜査が本格化してきた。9月30日には、日歯連の前会長・高木幹正と、当時の会計責任者で前副理事長、村田憙信、元会長の堤直文の3人が逮捕され、今後は政界へ捜査が波及するのか注目を集めている

 捜査対象になっているのは、日歯連からの迂回献金で寄付制限を超える9500万円を受け取った自民党の石井みどり議員と、その石井議員への迂回献金で名義を貸していた民主党・西村正美議員。

「西村議員はすでに事情聴取が行われましたが、どうやら名義を勝手に使われていただけで、刑事訴追される可能性は低そうです。一方、これから事情聴取が行われる石井議員は、政治資金規正法違反に問われる可能性がある」(全国紙社会部記者)

 だが、日歯連ではこの2人だけでなく、迂回献金が常態化しており、さまざまな政治家の名前が取りざたされている。

 なかでも疑惑が濃厚なのは、安倍政権の要である菅義偉官房長官だ。菅官房長官は逮捕された日歯連・高木前会長と非常に親しい関係にあり、2013年に3000万円の迂回献金を受け取っていた疑惑が浮上しているのだ。

 実は、この問題については「週刊ポスト」(5月29日号)が報道。本サイトも記事にしているが、その疑惑はただの噂レベルではなく、政治資金収支報告書からも読み取れる明らかなものだった。

 ところが、新聞・テレビは定例会見で、菅官房長官から「事実無根」と完全否定され、「報道した週刊ポストに法的手段を考えている」とすごまれると、一切、記事にせず、そのまま沈黙してしまったのだ。

 菅官房長官の疑惑とはいったいどういうものなのか。そして、なぜ、新聞・テレビは黙ってしまうのか。当時の記事を再録したのでぜひ読んでほしい。
(編集部)

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 ゴールデンウィークのはざまの4月30日、東京地検特捜部が「日本歯科医師連盟」(日歯連)の家宅捜索に入り、同団体の会長・高木幹正氏の任意聴取を開始しているという。容疑は政治資金規正法違反の迂回献金。

 日本歯科医師会の政治団体である日歯連は自民党の金権政治の温床で、10年前の日歯連事件では、村岡兼造元官房長官ら国会議員、官僚が多数逮捕されている。しかも、第2次安倍政権になって日歯連と自民党の不透明な癒着が復活し、さまざまな疑惑が取り沙汰されていた。

 そんな最中のガサ入れだったため、すわ大型疑獄に発展か?と色めき立つ永田町関係者もいたが、今回の特捜部の捜査対象は日歯連の組織候補の石井みどり自民党参院議員と西村正美民主党参院議員という小物二人。石井議員に政治資金規正法の寄付制限を超える9500万円を献金するために、同じ組織内候補の西村議員の後援会を経由したというものだ。

 しかし、ここにきて、この日歯連をめぐって重大な疑惑が発覚した。政権の要・菅義偉官房長官への迂回献金疑惑を「週刊ポスト」(小学館)5月29日号がスクープしたのだ。

 そもそも、菅官房長官は現在、特捜部の事情聴取を受けている日歯連の高木会長ときわめて近い関係にある。高木会長は今年2月、日歯連の母体である日本歯科医師会の会長選挙に立候補したが、その際も菅官房長官は高木会長の支援集会に、こんな推薦メッセージを送っている。

「健康長寿社会の実現に向けて国を挙げて取り組む中、歯科口腔保険の推進はとても大切です。その重要性をずっと我々政府、与党に訴え続けてこられたのが、日本歯科医師連盟の高木幹正さんです」

1641名無しさん:2015/10/04(日) 21:31:40
>>1640

 また、この支援集会には、菅氏と近い飯島勲内閣参与が名代として出席し、挨拶に立った日歯連出身の自民党参院議員・島村大氏も「(日歯連で)内閣官房と緊密な連携をとれる人は高木氏以外にいない」と、菅官房長官との近さをアピールしたほどだ。

 その菅官房長官に、不審な金の流れがあったのは先の参院選直前の2013年6月のこと。くだんの高木会長の支援集会であいさつに立った島村議員から当時、菅官房長官が会長を務めていた自民党神奈川県連に3000万円もの金が寄付されていたのだ。

 実はこの年、島村氏には日歯連から1500万円、その他歯科医師団体などから1540万円、合計3040万円の歯科医師団体からの寄付があった。それがそっくりそのまま菅官房長官に流れた可能性が高いのだ。

 島村議員は日歯連出身で、参院選では神奈川選挙区の自民党公認候補。候補を決めたのが県連会長を務める菅氏だった。しかし、日歯連が当時、公式に支援を決めた組織内候補は、特捜部が捜査対象としている石井みどり参院議員だけで、その石井議員にも日歯連は同年、1147万円しか寄付していない。

「ポスト」は、島村氏にだけこんな巨額の寄付をするというのはあまりに不自然だとしたうえで、こう指摘する。

「島村氏の支部が日歯連と地域の歯科医師連盟などから集めた約3000万円は最初から島村氏ではなく、公認でお世話になった県連と、その会長である菅長官への日歯連側からの上納金だったのではないか」

 しかも、菅官房長官はこうした献金の見返りとして、今年2月の日本歯科医師会会長選挙で、高木氏を全面支援したと考えられる。

 まさに、特捜部が今、捜査を進めている石井議員の迂回献金疑惑の本丸、ともいえる疑惑ではないか。

 ところが、この「ポスト」のスクープに、新聞、テレビなどの大マスコミはまったく反応しなかった。一応、官房長官会見でテレビカメラが外れた後に一社から質問が出たようだが、菅氏が「事実無根」と否定すると、それきり。新聞は一行たりとも書いていないし、テレビも一秒たりとも報道していない。

「『報道ステーション』が古賀(茂明)さんを降ろしたケースでよくわかるように、新聞、テレビが一番恐れているのが、菅官房長官なんです。安倍さんの場合はキレて口撃をしかけてくるからまだわかりやすいですが、菅さんは裏でいろんな仕掛けをしてくる。新聞、テレビは菅さんに睨まれたらどんな報復を受けるか分からない、と政策批判さえ口にできない状態ですから、スキャンダルなんてやれるはずがない」(政治部記者)

 なんとも情けない話だが、安倍政権が続く限り、政治家の疑惑追及なんて夢のまた夢、ということだろう。
(田部祥太)

1642名無しさん:2015/10/04(日) 21:35:01
>>1640

http://news.livedoor.com/article/detail/10126808/
菅官房長官に日歯連からの「3000万円迂回献金」発覚! 新聞・テレビはなぜ報じないのか
2015年5月18日 22時30分 LITERA(リテラ)

 ゴールデンウィークのはざまの4月30日、東京地検特捜部が「日本歯科医師連盟」(日歯連)の家宅捜索に入り、同団体の会長・高木幹正氏の任意聴取を開始しているという。容疑は政治資金規正法違反の迂回献金。

 日本歯科医師会の政治団体である日歯連は自民党の金権政治の温床で、10年前の日歯連事件では、村岡兼造元官房長官ら国会議員、官僚が多数逮捕されている。しかも、第2次安倍政権になって日歯連と自民党の不透明な癒着が復活し、さまざまな疑惑が取り沙汰されていた。

 そんな最中のガサ入れだったため、すわ大型疑獄に発展か?と色めき立つ永田町関係者もいたが、今回の特捜部の捜査対象は日歯連の組織候補の石井みどり自民党参院議員と西村正美民主党参院議員という小物二人。石井議員に政治資金規正法の寄付制限を超える9500万円を献金するために、同じ組織内候補の西村議員の後援会を経由したというものだ。

 しかし、ここにきて、この日歯連をめぐって重大な疑惑が発覚した。政権の要・菅義偉官房長官への迂回献金疑惑を「週刊ポスト」(小学館)5月29日号がスクープしたのだ。

 そもそも、菅官房長官は現在、特捜部の事情聴取を受けている日歯連の高木会長ときわめて近い関係にある。高木会長は今年2月、日歯連の母体である日本歯科医師会の会長選挙に立候補したが、その際も菅官房長官は高木会長の支援集会に、こんな推薦メッセージを送っている。

「健康長寿社会の実現に向けて国を挙げて取り組む中、歯科口腔保険の推進はとても大切です。その重要性をずっと我々政府、与党に訴え続けてこられたのが、日本歯科医師連盟の高木幹正さんです」

 また、この支援集会には、菅氏と近い飯島勲内閣参与が名代として出席し、挨拶に立った日歯連出身の自民党参院議員・島村大氏も「(日歯連で)内閣官房と緊密な連携をとれる人は高木氏以外にいない」と、菅官房長官との近さをアピールしたほどだ。

 その菅官房長官に、不審な金の流れがあったのは先の参院選直前の2013年6月のこと。くだんの高木会長の支援集会であいさつに立った島村議員から当時、菅官房長官が会長を務めていた自民党神奈川県連に3000万円もの金が寄付されていたのだ。

 実はこの年、島村氏には日歯連から1500万円、その他歯科医師団体などから1540万円、合計3040万円の歯科医師団体からの寄付があった。それがそっくりそのまま菅官房長官に流れた可能性が高いのだ。

 島村議員は日歯連出身で、参院選では神奈川選挙区の自民党公認候補。候補を決めたのが県連会長を務める菅氏だった。しかし、日歯連が当時、公式に支援を決めた組織内候補は、特捜部が捜査対象としている石井みどり参院議員だけで、その石井議員にも日歯連は同年、1147万円しか寄付していない。

「ポスト」は、島村氏にだけこんな巨額の寄付をするというのはあまりに不自然だとしたうえで、こう指摘する。

「島村氏の支部が日歯連と地域の歯科医師連盟などから集めた約3000万円は最初から島村氏ではなく、公認でお世話になった県連と、その会長である菅長官への日歯連側からの上納金だったのではないか」

 しかも、菅官房長官はこうした献金の見返りとして、今年2月の日本歯科医師会会長選挙で、高木氏を全面支援したと考えられる。

 まさに、特捜部が今、捜査を進めている石井議員の迂回献金疑惑の本丸、ともいえる疑惑ではないか。

 ところが、この「ポスト」のスクープに、新聞、テレビなどの大マスコミはまったく反応しなかった。一応、官房長官会見でテレビカメラが外れた後に一社から質問が出たようだが、菅氏が「事実無根」と否定すると、それきり。新聞は一行たりとも書いていないし、テレビも一秒たりとも報道していない。

「『報道ステーション』が古賀(茂明)さんを降ろしたケースでよくわかるように、新聞、テレビが一番恐れているのが、菅官房長官なんです。安倍さんの場合はキレて口撃をしかけてくるからまだわかりやすいですが、菅さんは裏でいろんな仕掛けをしてくる。新聞、テレビは菅さんに睨まれたらどんな報復を受けるか分からない、と政策批判さえ口にできない状態ですから、スキャンダルなんてやれるはずがない」(政治部記者)

 なんとも情けない話だが、安倍政権が続く限り、政治家の疑惑追及なんて夢のまた夢、ということだろう。
(田部祥太)

1643名無しさん:2015/10/04(日) 21:35:43
>>1640

http://www.news-postseven.com/archives/20150518_323073.html
特捜部捜査の日歯連から菅官房長官に3000万円流れた疑惑報道
2015.05.18 07:00

 4月30日、東京地検特捜部が日本歯科医師会(日歯)の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)に強制捜査に入った。
 
 日歯連が政治資金規正法の寄付制限を逃れるために、組織内候補である西村正美・民主党参院議員の後援会を経由して、同じ組織内候補の石井みどり・自民党参院議員の後援会に5000万円を寄付したという迂回献金の疑いだ。目下、特捜部は日歯連の高木幹正会長らを任意で事情聴取し、資金の流れの解明に乗り出している。

 週刊ポスト5月18日発売号では日歯連マネーが複雑な献金ルートを経て菅義偉・官房長官が代表を務めていた団体に渡ったと報じている。この日歯連は、過去、自民党金権政治の財布となってきた組織だ。

 2012年、高木氏の下で日歯連理事長を務めていた島村大氏が自民党参院神奈川選挙区で「支部長」に就任し、2013年の参院選で神奈川選挙区でトップ当選する。当時自民党神奈川県連会長として候補者選びに強い影響力を持っていたのが菅氏だった。菅氏が代表を務めていた自民党神奈川県連(神奈川県支部連合会)に、日歯連側から多額の資金が流れたと見られるのはまさにこの参院選の年だった。

 島村氏が支部長を務める「自民党神奈川県参議院選挙区第三支部」は参院選投票日前に3000万円を神奈川県連に寄付(6月13日)している。「第三支部」の2013年の収支報告書を見ると、収入は1月に日歯連から受けた寄付1500万円が突出して多く、歯科医師関連団体の寄付や歯科医師からの個人献金などもあった。

 島村氏の事務所は、「(日歯連からの寄付を県連に迂回した)事実はありません」と答えた。

 しかし、同支部の6月13日時点までの入金から出金を差し引いていくと、前年からの繰り越し金をあわせた当日の残高は約3614万円だった。つまり、日歯連からの1500万円がなければ残高が足りず、県連に3000万円を寄付できなかった計算になる。

 しかも、その後、神奈川県歯科医師連盟(150万円)、横浜市歯科医師連盟(100万円)など歯科医師関係団体から寄付がなされ、日歯連と歯科医師関連団体からの年間寄付の総額は3040万円と県連への寄付額とほぼ一致した。

 同誌では、菅事務所の「日歯連その他の団体から第三支部への寄付の有無や内容は知る立場にありません。また、迂回寄付などはなく、法律にのっとり適切に処理しているとの報告を受けています」とする回答も紹介している。

1644名無しさん:2015/10/04(日) 21:49:51
>>1640

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00000001-asahik-soci
歯科界、政治とカネ再燃 首相と会食、人脈作り傾注 高木容疑者
朝日新聞デジタル 10月1日(木)5時30分配信 (有料記事)

 日本歯科医師連盟を舞台にした「迂回(うかい)寄付」疑惑は、会長経験者らが逮捕される事態に発展した。政界とのパイプ強化を前面に掲げていた歯科界のトップと、長年にわたって連盟の資金のやりくりを一手に担ってきた「金庫番」。東京地検特捜部はそれぞれの役割の解明を進める。▼1面参照

 「今回の診療報酬改定がうまくいったのも、高木会長のお陰だ」
 今年1月、日本歯科医師会の会長選に立候補した高木幹正容疑者(70)の決起集会で、飯島勲・内閣官房参与は日歯連会長としての手腕を持ち上げた。菅義偉官房長官や自民党の谷垣禎一幹事長からの激励のメッセージも披露され、政界との人脈の太さが示された。……
本文:2,226文字

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00000010-asahi-soci
政界とのパイプ強化、前面に 逮捕の日歯連前会長
朝日新聞デジタル 10月1日(木)5時2分配信

 日本歯科医師連盟を舞台にした「迂回(うかい)寄付」疑惑は、会長経験者らが逮捕される事態に発展した。政界とのパイプ強化を前面に掲げていた歯科界のトップと、長年にわたって連盟の資金のやりくりを一手に担ってきた「金庫番」。東京地検特捜部はそれぞれの役割の解明を進める。

 「今回の診療報酬改定がうまくいったのも、高木会長のお陰だ」

 今年1月、日本歯科医師会の会長選に立候補した高木幹正容疑者(70)の決起集会で、飯島勲・内閣官房参与は日歯連会長としての手腕を持ち上げた。菅義偉官房長官や自民党の谷垣禎一幹事長からの激励のメッセージも披露され、政界との人脈の太さが示された。

 高木容疑者は、岐阜県美濃加茂市で個人医院を経営。同県歯科医師連盟の会長を務めた。地元では道場で師範として空手も教える。「声が大きくてよく食べる。快活な印象」。日歯連の元幹部はそんな印象を抱く。2009年から理事長として日歯連の運営に関わり始め、11年から約4年にわたって会長を務めた。

 「歯科医療におけるパイの拡大と財源確保」「人脈の強化」。高木容疑者は連盟の会長当時、ホームページで重点課題についてメッセージを出し、「尽力してくれる政治家・官僚等の人材養成」を目指す方向性を打ち出した。

 昨年10月には、当時の歯科医師会長らと共に、安倍晋三首相との会食の約束をとりつけた。関係者によると、会食の際、高木容疑者は高齢社会の中で歯科医療が果たす役割を力説したという。高木容疑者と親しい歯科医は「理想にまっすぐな人」と評価する。

 一方、その手法には、懸念もあった。今回の疑惑は、会長選まっただ中の今年1月、連盟の会議で問題提起され、明らかになった。連盟は高木容疑者の名前で、「違法ではない」との文書を各都道府県連盟に送り火消しを図ったが、組織は二分された。「誰にも相談せずに政治家に会い、政治との関わりを求めすぎる面がある」。組織運営を危ぶむ声もささやかれた。

朝日新聞社

1645名無しさん:2015/10/04(日) 21:50:24
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150930-00000462-fnn-soci
政治資金規正法違反容疑で、またも日歯連から逮捕者 元会長ら逮捕
フジテレビ系(FNN) 9月30日(水)17時59分配信
政治とカネをめぐって、またしても日本歯科医師連盟、通称「日歯連」から逮捕者が出た。政界との癒着が繰り返された。
およそ3カ月前、報道陣の問いかけに、笑みを浮かべながら、無言でエレベーターに乗り込んだ男。
30日、政治資金規正法違反の疑いで、東京地検特捜部に逮捕された日歯連(日本歯科医師連盟)の前の会長・高木幹正容疑者(70)。
さらに、日歯連の会計責任者だった村田喜信容疑者(70)。
そしてもう1人、元会長の堤 直文容疑者(73)も逮捕された。
高木容疑者らは2013年1月、日歯連から、自民党の石井 みどり参議院議員の後援会に、政治団体間の寄付の上限である5,000万円を超える、9,500万円の寄付をした疑いなどが持たれている。
その手口は、日歯連から、石井議員の後援会に直接寄付した4,500万円に加え、民主党の西村正美参議院議員の後援会を経由して、さらに5,000万円を石井議員側に、迂回(うかい)寄付するというものだった。
特捜部が、この問題で強制捜査に乗り出したのは、2015年4月。
民主党の西村議員は5月、「わたしは、迂回献金という認識じゃないと思うので、よくわからない」と述べていた。
また、自民党の石井議員は「(説明責任を果たしていないと思うが、ご存じなかった?)文書で出しています」と述べていた。
2人は、所属する政党は違うが、いずれも、日歯連が組織候補として擁立した議員。
日歯連のビルには、2人の看板が置かれていた。
日歯連をめぐっては、2004年、当時自民党の最大派閥だった橋本派に対し、1億円のヤミ献金を行っていたことが発覚。
橋本元首相が、派閥の会長を辞任する事態となったほか、当時、派閥の会長代理だった村岡兼造元官房長官に、有罪判決が下されている。
寄付の上限が5,000万円に制限されたのは、この事件がきっかけだった。
またしても起きた日歯連による事件。
関わった2人の議員が所属する、自民と民主両党。
民主党の枝野幹事長は、「まずは、捜査の推移を見守ったうえで、必要があれば対応していきたい」と述べた。
また、菅官房長官は「捜査中でありますので、そこは控えたい」と述べた。
2人の議員自身は、いずれも書面で「今後の捜査の推移を見守りたい」などとコメントしている。
最終更新:10月4日(日)5時36分

1646名無しさん:2015/10/05(月) 20:19:46
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151003-00000738-fnn-pol
日歯連事件 石井 みどり参院議員、外遊先から帰国も無言貫く
フジテレビ系(FNN) 10月3日(土)18時26分配信
日本歯科医師連盟の政治資金規正法違反事件で、逮捕された会計責任者が、組織内候補の支援者名簿を作成した日歯連の職員に、250万円を支払っていたことが新たにわかった。
日歯連の当時の会計責任者・村田喜信容疑者(70)ら3人は、2013年、自民党の石井 みどり議員の後援会に迂回(うかい)献金した疑いなどが持たれている。
関係者によると、石井議員の選挙の際、村田容疑者が、支援者名簿を作成していた日歯連の職員1人に、10カ月にわたり、あわせて250万円を特別手当として支払ったという。
公職選挙法では、選挙運動員への報酬の支払いを原則として禁止していて、東京地検特捜部が、慎重に捜査を進めている。
3日午後、外遊先から帰国した石井 みどり参院議員には、「ご自身に違法性の認識はあった?」、「迂回献金については、全くご存じなかった?」などの質問が飛んだが、記者の質問には一切答えずに、空港をあとにした。
最終更新:10月4日(日)5時32分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151003-00000043-nnn-soci
「日歯連」事件 石井みどり議員が帰国も…
日本テレビ系(NNN) 10月3日(土)19時26分配信
 「日本歯科医師連盟」の政治資金を巡る事件で、逮捕された元会計責任者の男が迂回(うかい)献金について、「他の団体を経由するやり方は総務省にも事前に相談していた」と話していることが分かった。

 日歯連の前会長・高木幹正容疑者(70)や会計責任者だった村田喜信容疑者(70)らは、収支報告書にウソの記載をした疑いが持たれている。その後の関係者への取材で、村田容疑者が迂回献金について「他の団体を経由するやり方は総務省にも事前に相談していた」と話していることが分かった。村田容疑者は、特捜部の調べに「悪意はなかった」と繰り返しているということで、政治資金を所管する総務省への相談の結果、違法性がないと判断して迂回献金を行ったものとみられる。

 一方、自らの後援会に迂回献金を受けていた自民党の石井みどり参議院議員は3日、公務から帰国したが報道陣の問いかけには、何も語らなかった。特捜部は今後、石井議員本人からも事情聴取する方針。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000077-san-soci
迂回献金、日歯連元会長ら容疑否認
産経新聞 10月4日(日)7時55分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる迂回(うかい)献金事件で、政治資金規正法違反容疑で逮捕された元会長の堤直文容疑者(73)が東京地検特捜部の調べに対し、違法性の認識を否定していることが3日、関係者への取材で分かった。前会長の高木幹正容疑者(70)と、元会計責任者で前副理事長の村田憙信(よしのぶ)容疑者(70)も同様に否認を続けているとみられる。

 関係者によると、堤容疑者は熊本県歯科医師連盟の会長だった平成18年ごろ、「1億円ヤミ献金事件」(16年)を受けた政治資金規正法改正で、政治団体間の献金が年間5千万円を上限とする規定が設けられたことを日歯連などからの通達で認識したという。

 ただ、堤容疑者は特捜部の調べに、通達について「覚えていない」といった趣旨の供述をしており、「悪いことはやったつもりはない」と違法性の認識を否定しているという。村田容疑者は22、25年の各参院選前に逮捕容疑となった資金移動を日歯連の理事会で報告しており、特捜部は堤容疑者と高木容疑者が迂回献金を事前に了承し、法定上限額の超過を免れるため迂回献金を繰り返していたとみて調べる。

1647名無しさん:2015/10/05(月) 20:22:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000060-san-soci
迂回献金事件 真っ向対立…日歯連「同一団体で資金移動」、特捜部「上限規制逃れで偽装」
産経新聞 10月5日(月)7時55分配信

 歴代トップ2人が逮捕された政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)の迂回(うかい)献金事件。政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑で逮捕された前会長の高木幹正容疑者(70)ら日歯連側は「同一団体内の資金移動で違法性はない」と説明するが、東京地検特捜部は「上限規制を免れるため献金を偽装した」との見方で身柄拘束に踏み切った。双方の主張は平行線をたどっている。

 ◆捜索受け主張変遷

 逮捕容疑は平成25年参院選前、組織内候補の石井みどり参院議員(66)=自民=の「石井みどり中央後援会」に計9500万円を献金したのに、うち5千万円は22年に擁立した西村正美参院議員(51)=民主=の「西村まさみ中央後援会」へ献金し、同後援会から石井後援会へ移したように装った虚偽の政治資金収支報告書を提出したとされる。

 22年参院選前にも、実際は西村後援会に1億円を献金したのに、うち5千万円を民主党参議院比例区第80総支部へ献金、同団体から西村後援会に献金したように装ったとされる。特捜部は、団体間献金の上限額(5千万円)の超過を免れるための迂回献金とみる。

 日歯連は今年2月の疑惑浮上当初、資金を迂回させた団体について「独立した政治団体」と文書で回答。しかし4月の家宅捜索以降、一転して「実質的には同一団体間の資金移動」とする主張に変遷した。

 ◆会見で「合法」示す

 「形式的にも実質的にも合法」。高木容疑者は6月に開いた記者会見で、こう認識を示した。つまり、実際には日歯連内部で資金を動かしたにすぎず、「右のポケットから左のポケットへ移したようなもの」(関係者)で、政財の癒着を防ぐという法の趣旨からすれば悪質性は低く、違法とまでいえないという主張だ。

 しかし特捜部は、資金移動の実態は上限額を超えた献金であり、報告書が虚偽であることを重く見る。むしろ、日歯連側の認識について「開き直りに近く、闘う姿勢を見せ過ぎた」(検察幹部)との反応もある。

 ◆「悪い」認識が希薄

 何より重視されたのは規制を免れる意図があった点だ。会計責任者の村田憙信(よしのぶ)容疑者(70)=同容疑で逮捕=は22年参院選の前から、幹部会などで「政治団体間の寄付は5千万円が限度」などと上限額の存在に繰り返し触れていたという。高木容疑者らも事前に了承したとみられる。

 特捜部の調べに対し、3人は違法性の認識を否定しているもようだ。規制を超えないよう処理したので悪いことをした認識が希薄なのだ。確かに見方によっては「多額の資金を移動させるための“ごまかし”はいくらでもある」(ある検察OB)との声もある。

 ◆「分散」よくある?

 ある国会議員のベテラン秘書によれば、政治資金収支報告書の作成にあたり、上限額をクリアするため、献金者の名義や献金のあった年度を分散する「分散献金」は、一部では常態化しているという。「たとえば、後援企業が限度額を超える金額の提供を申し出てきた場合、複数の法人名義に分割して経理処理できませんかと相談するのが普通です」と悪びれずに話す。

 東京地裁で行われている医療法人徳洲会元事務総長の業務上横領事件の裁判では、徳洲会側がある国会議員に限度額を超える金額を提供しながら、名義分散の手続きが遅れたため、現金の扱いが「棚上げ」された経緯が詳述されている。

 しかし、日歯連には16年に発覚し、団体間献金に上限額が導入される契機となった「1億円ヤミ献金事件」という過去がある。

 ある検察OBは話す。

 「みんなやっているという理由では見過ごせない。悪質性が低くても一罰百戒を示すべきだ」

1648名無しさん:2015/10/05(月) 20:22:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000078-san-soci
日歯連、擁立議員を国政へ 診療報酬上げに躍起
産経新聞 10月4日(日)7時55分配信

 選挙のたびに巨額資金を投入し、大がかりな組織戦を展開してきた日歯連。診療報酬アップを政権に働きかけるため、擁立議員を国政へ送り込み続けることを至上命令としてきたが、2度にわたるトップの逮捕という最悪の事態を招いた。ある日歯連幹部は「政治力を確保するためとはいえ、なりふり構わずやり過ぎた」と反省する。

 「最悪の状況に陥った歯科界を立て直そうと、誰もが必死だった」

 平成16年に発覚した「1億円ヤミ献金事件」の影響について、日歯連幹部はこう振り返る。事件後の18年度に行われた歯科の診療報酬改定は過去最悪のマイナス1・50%に落ち込んだ。

 医師が得る報酬は、厚生労働省が原則2年ごとに改定する診療報酬の点数で算出され、医療費全体の予算を医科、歯科、調剤の3分野に割り振る形で決まる。

 厚労省によると、24年度の個人経営の歯科診療所の平均収支は約1096万円の黒字だが、歯科以外の一般診療所の約2703万円に比べ大幅に低い。このため、日歯連では、診療報酬をめぐるライバルである日本医師連盟(日医連)に対抗する形で、政治との太いパイプに執着してきた。

 19年参院選では、自民党の石井みどり議員を擁立。21年に民主党に政権が交代すると、日歯連は自民党から民主党に乗り換え、22年参院選で西村正美議員を擁立した。同年度の診療報酬改定では32年ぶりに医科の伸び率を上回り、2・09%と大幅アップを実現した。会長だった堤直文容疑者は「これまでなし得なかったことが短期間で実現された」と喜んだ。

 24年度の改定でも1・70%のアップとなり、堤容疑者から会長を引き継いだ高木幹正容疑者は「国会議員の力で結果を残せた」と語ったという。一方、26年度改定では消費増税の影響を除いた実質で0・12%にとどめられ、石井氏は評議員会で「ふがいない結果となってしまった」と反省の弁を述べていた。

 選挙に巨費を投じて政治力を求める根底には「獲得票数が政権への圧力になる」(関係者)との考えがある。25年参院選では目標30万票を掲げ、約4億円を投じた結果、石井氏は過去最高の約29万票を獲得。日医連擁立候補の得票数約25万票を上回った。

 16年の事件でも動機は診療報酬だった。当時の日歯連会長らが初診料引き上げを目指し、診療報酬を決める委員に賄賂を贈ったことが立件された。

1649名無しさん:2015/10/06(火) 21:04:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000502-san-soci
日歯連迂回献金事件 特捜部、石井参院議員からも任意聴取
産経新聞 10月6日(火)1時8分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる迂回(うかい)献金事件で、東京地検特捜部は5日、日歯連が組織内候補として擁立した自民党の石井みどり参院議員(66)から、献金の認識などについて、任意で事情を聴いた。

 石井氏はこれまでの産経新聞の取材に対し、「資金の流れなどについては、関知および把握はしておりません」などとコメントしており、特捜部にも同様の趣旨の説明をしたとみられる。

 事件をめぐり、特捜部はすでに、政治資金規正法違反(虚偽記載など)の容疑で、元日歯連会長の高木幹正容疑者(70)ら3人を逮捕。高木容疑者らは平成25年、実際には石井氏の関連団体「石井みどり中央後援会」に9500万円を献金したのに、うち5千万円を西村正美参院議員(51)=民主=の「西村まさみ中央後援会」を経由したように見せかけ、虚偽の政治資金収支報告書を提出したなどとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000003-asahi-soci
石井みどり議員を任意聴取 日歯連事件で東京地検
朝日新聞デジタル 10月6日(火)3時8分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)による迂回(うかい)寄付事件で、東京地検特捜部が5日、2013年参院選で日歯連が支援した石井みどり参院議員(自民)から任意で事情聴取したことが、関係者への取材で分かった。石井議員は事件への関与を否定したとみられる。

 13年参院選に際し、日歯連は実際には「石井みどり中央後援会」に5千万円を寄付したのに、西村正美参院議員(民主)の後援会を経由して寄付したとみせかけ、政治資金収支報告書に虚偽の記載をした疑いなどが持たれている。

 特捜部は今月2日、10年参院選で日歯連が支援した西村議員からもすでに任意聴取をしている。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00050006-yom-soci
日歯連迂回献金、石井参院議員を任意聴取…地検
読売新聞 10月6日(火)7時5分配信

 日本歯科医師連盟(日歯連)の政治資金規正法違反事件で、日歯連から後援会に多額の寄付を受けていた石井みどり参院議員(自民)が、東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けていたことが5日、関係者の話でわかった。

 迂回(うかい)献金の経緯や政治資金収支報告書への虚偽記入について、石井氏は自分の関与を否定したとみられる。

 日歯連は2013年、「石井みどり中央後援会」に迂回献金などで計9500万円を寄付した。特捜部は、政治団体間の寄付の上限規制(年5000万円)を免れるためだったとみて捜査している。石井議員は3日、公務で渡航した欧州から帰国していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000175-jij-soci
石井議員も任意聴取=「迂回寄付」認識聴く―日歯連規正法違反事件・東京地検
時事通信 10月5日(月)22時17分配信

 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が、日歯連の組織内候補の石井みどり参院議員(自民)を任意で事情聴取したことが5日、関係者への取材で分かった。
 
 特捜部は石井氏に「迂回(うかい)寄付」の認識の有無などを聴いたとみられる。同氏はこれまでの時事通信の取材に対し、迂回寄付を受けたとされる後援会について「自分が代表を務める政治団体ではないため、資金の流れなどを把握していない」と話しており、聴取にも同様の説明をしたもようだ。
 特捜部は既に、同じく組織内候補の西村正美参院議員(民主)を任意聴取。西村氏も迂回寄付について「認識はなかった」と話したとされる。特捜部は石井、西村両氏が事件に関与した可能性は低いとみているが、実態解明のために話を聴く必要があると判断した。
 日歯連は2013年、西村氏の後援会を経由する形で石井氏の後援会に5000万円寄付。直接寄付した4500万円と合わせ、法定の上限を超える計9500万円が石井氏側に渡っている。
 10年にも同様に、民主党支部を経由して、西村氏の後援会に5000万円を寄付。直接寄付した5000万円と合わせた計1億円が同氏の後援会に渡った。

1650名無しさん:2015/10/10(土) 14:38:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000053-nksports-pol
最後まで「姫」かばう 小渕優子氏元秘書有罪
日刊スポーツ 10月10日(土)10時8分配信

 東京地裁は9日、小渕優子元経済産業相の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、同法違反(虚偽記入・不記載)の罪に問われた元秘書で前群馬県中之条町長の折田謙一郎被告(67)に、禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)の有罪判決を言い渡した。資金管理団体「未来産業研究会」の元会計責任者加辺守喜被告(62)は、禁錮1年、執行猶予3年(求刑禁錮1年)とした。

 故小渕恵三元首相から2代にわたり小渕家に仕え、「国家老」と呼ばれる影響力を持った折田被告。園原敏彦裁判長は、「政治活動に対する国民の監視と批判の機会をないがしろにした」と、厳しく断じた。

 事件は、東京・明治座の観劇会をめぐる不透明な収支が表面化したことで、拡大。裁判長は「差額の生じた過程を明らかにせず報告書が実態に近づいたとしても、それは単なる帳尻合わせ。違法な手段によってでも、政治資金の疑惑を回避できればいいという姿勢が垣間見える」と非難。折田被告が主導した観劇会収支の虚偽記入を「裏金捻出も目的だった」と認定した。

 判決理由の朗読を、折田被告は、加辺被告とともに姿勢を崩さずに聞いた。事件発覚後、町長を辞任。「全責任は自分にある」と公判でも小渕氏には言及せず、幼少時から見守る「姫」を、最後までかばった。

 小渕氏は昨年10月の経産相辞任後、第三者委員会を立ちあげたが、十分な説明責任は果たしておらず、地元の一部でも厳しい声がある。小渕事務所は「判決内容を重く受け止めている」とするコメントを発表。近く提出される第三者委員会の報告を踏まえ、説明の場を設ける意向を示した。

 ◆事件メモ 判決によると、折田被告らは、小渕氏の支援者向けに東京・明治座で開いた観劇会で赤字が生じたように装うなどして、4団体の09〜13年分の政治資金収支報告書に計3億2000万円分の虚偽記入と不記載があった。東京地検特捜部は今年4月、2人を在宅起訴。2人は先月の初公判で起訴内容を認め、弁護側は、虚偽記入は差額を解消するためだったと主張した。小渕氏への任意の聴取も行われたが、嫌疑不十分で不起訴処分になった。小渕氏の不起訴には、群馬県の市民団体が検察審査会に審査を申し立てたが、東京第6検審は先月17日付で不起訴相当と議決した。

1651名無しさん:2015/10/10(土) 16:25:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151009/k10010264721000.html
小渕氏の元秘書2人に猶予付き有罪判決
10月9日 15時20分

小渕元経済産業大臣の政治資金を巡り、収支報告書にうその記載をしたなどとして元秘書2人が政治資金規正法違反の罪に問われた事件で、東京地方裁判所は「政治活動への国民の監視と批判の機会をないがしろにする悪質な犯行だ」として、2人にいずれも執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の前町長、折田謙一郎被告(67)と、元政策秘書の加邉守喜被告(62)は、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」などの収支報告書にうその記載をしたなどとして政治資金規正法違反の罪に問われました。
9日の判決で、東京地方裁判所の園原敏彦裁判長は「収支報告書の虚偽記載や不記載は4つの政治団体で総額3億2000万円余りと多額で、政治活動への国民の監視と批判の機会をないがしろにする悪質な犯行だ。折田元秘書は虚偽記載の金額などを具体的に指示し、一部は裏金の捻出を目的としていたと認められ、責任は重い」と指摘しました。そのうえで、「2人は捜査段階から一貫して犯行を認め、反省のことばを述べている」などとして、折田元秘書に禁錮2年、執行猶予3年、加邉元秘書に禁錮1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
小渕氏事務所「改めておわび」
判決を受けて、小渕氏の事務所は「判決内容を重く受け止めております。多くの皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを改めておわび申し上げるとともに、近く提出される第三者委員会の報告も踏まえ、今後の再発防止に万全を期し、説明する機会を設けさせていただくことを考えております」というコメントを出しました。

1652名無しさん:2015/10/11(日) 13:40:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00050109-yom-soci
日歯連、公示前「電話作戦」…公選法違反の疑い
読売新聞 10月11日(日)8時5分配信

 日本歯科医師連盟(日歯連)の政治資金規正法違反事件に絡み、日歯連が2013年7月の参院選前、各都道府県の歯科医師連盟に対し、組織内候補の石井みどり参院議員(自民)への支援を有権者に呼びかける「電話作戦」を依頼していたことが、内部文書で明らかになった。

 日歯連は電話作戦の費用の助成も各連盟に約束。事前運動などを禁じた公職選挙法に違反する疑いがあり、東京地検特捜部が捜査している。

 関係者によると、日歯連は13年5月20日付で「公示前電話作戦実施のお願い」とする文書を、当時会長だった高木幹正容疑者(70)(逮捕)の名前で作成。各連盟に送付した。

 文書では、「石井議員支援体制の強化を図る」と明記。具体的な電話の文言として、「歯科医療のために石井みどり議員は鋭意活動しております。是非ご協力を賜りたい」「参院選は、候補者の個人名をお書きいただくことになります」などと例示していた。

1653名無しさん:2015/10/11(日) 17:27:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00050011-yom-soci
日歯連「総務省に確認、大丈夫」…実は確認せず
読売新聞 10月11日(日)15時2分配信

 日本歯科医師連盟(日歯連)が2013年参院選で、公職選挙法が禁じる事前運動などを行っていた疑いが浮上した。

 各都道府県の歯科医師連盟に対し、組織内候補への支援を有権者に呼びかける大規模な電話作戦を公示前に依頼。日歯連は各連盟に「総務省に確認したので大丈夫」と説明していたが、実際には確認していなかったという。

 「引き続き石井みどりの支援をよろしくお願いします」「投票方法については、候補者の個人名をお書き下さい」。ある地方の連盟では13年の公示前、日歯連が作成した文書に従い、事務員の女性や幹部ら5人前後が交代で、石井みどり参院議員(自民)の支援者名簿に名前のある有権者に電話をかけ続けた。

1654名無しさん:2015/10/14(水) 20:29:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151014-00000106-jij-pol
指名停止企業から献金=計698万円、返金へ―森山農水相
時事通信 10月14日(水)17時56分配信

 森山裕農林水産相は14日記者会見し、自身が代表を務める自民党鹿児島県第5選挙区支部が、港湾工事をめぐる談合で県の指名停止処分を受けた複数企業から計698万円の献金を受けていたことを明らかにした。
 農水相は「政治資金規正法上は問題ないと思っているが、政治家として倫理上しっかり受け止めなければならない」と述べ、返金する方針を表明した。
 農水相によると、同支部は2011年〜13年にかけ、指名停止を受けた延べ24社から計698万円の献金を受けたという。
 これに関連し、菅義偉官房長官は同日午後の会見で、「森山大臣からは問題はないという報告を受けている。(進退への影響は)全くない」と述べた。

1655名無しさん:2015/10/15(木) 22:46:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000015-economic-bus_all
政党交付金の原点に返り、企業献金は全廃すべき
エコノミックニュース 10月15日(木)7時45分配信

 社会民主党の吉田忠智党首は経団連が加盟企業に対し自民党への政治献金を働き掛けていることについて「法人税率引き下げや原発再稼働、TPP、武器輸出解禁など、大企業優遇政策を後押しする狙いか」と批判した。

 そのうえで「企業・団体との癒着を絶ち、国民・生活者本位の政治を確立するため『政党交付金制度』が作られた。原点に立ち返り、企業・団体献金は全廃すべき」と、リクルート事件でも見られたように、企業献金が政治と企業の癒着の温床になることを踏まえ、全廃するよう改めて問題提起した。

 一方、安倍政権との連携を強める日本経済団体連合会の榊原定征会長は「経団連として政治寄付の実施を呼びかけるが、どの政党に寄付するかは各企業の判断であり、その判断材料として各政党の政策評価を提供する。政策評価は経団連の事業方針に照らして、政党がどう取り組み、どのような実績を残したかを示すものである」と説明。

 しかし、政策評価の対象は自民党に対するものを詳しく評価しているが、公明党は野党と同様扱い。民主、維新も主な政策は5項目表記しているのみで、後は、保守の次世代のみ。社民、共産、生活は対象外。経団連の目からは民主、維新、次世代は主な野党で、他の野党は主な野党ではないよう。政策評価の仕方はそのまま自民への献金を促すような評価の仕方になっているといわれても仕方なさそう。

 また、榊原会長は「見返りを求めて政治寄付するという考えはまったくない。あくまで社会貢献の一環として行うもので、政治寄付を通じて具体的に何らかの利益を得ようという利益誘導のような考えはない」と強調。

 そのうえで「政治と経済が車の両輪となって、同じ方向に向かって進んでいかなければならない。車の両輪というのは一定の距離感を保ちながら、同じ方向性を目指していくというもの」と一定の距離感を保つなどとしているが、大企業優先の安倍政権政策に、経団連と安倍政権の一体化だなど、政策をカネで買うなどの批判や懸念の声もある。(編集担当:森高龍二)

Economic News

1656名無しさん:2015/10/19(月) 23:43:16
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151019/k10010274911000.html
政治資金事件 小渕氏設置の第三者委が報告書
10月19日 13時01分

小渕元経済産業大臣の政治資金を巡る事件で、事実関係を調査してきた弁護士らは、19日、「不正行為は元秘書の判断や指示の下に行われたことは明らかだ」としたうえで、小渕氏の責任も軽微とは言えないなどとする報告書を公表しました。
この事件で、小渕元経済産業大臣は、弁護士や税理士で作る第三者委員会を設け、独自に事実関係の調査を進め、19日、弁護士らが東京都内で記者会見して、報告書を公表しました。
それによりますと、一連の不正経理について、「関係する政治団体の事実上の責任者である、元秘書の判断や指示の下に行われたことは明らかだ。小渕氏を守り、政治家として大成することを願っていた元秘書らが、世間体を重視して、つじつま合わせを行ったものだ」などとしています。
一方で、小渕氏については、「本人の関与は認められなかった」としながらも、「監督責任があることは当然で、その責任は軽微とは言えない」などと指摘しています。
弁護士によりますと、報告書は小渕氏にも手渡したということです。
小渕氏は20日夕方地元の群馬県で記者会見することにしています。
この事件で、東京地方裁判所は今月9日、小渕氏の資金管理団体などの収支報告書にうその記載をしたなどとして、小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の前町長と、元政策秘書の2人に対し、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しています。
事件の経緯は
小渕元経済産業大臣の政治資金を巡る問題は、去年10月に明らかになりました。
「小渕優子後援会」などが主催した観劇会の収支が大きく食い違っていたことなどが問題となり、小渕氏は大臣就任から僅か1か月半で辞任しました。
大臣辞任の10日後、東京地検特捜部は小渕氏の後援会事務所などを一斉に捜索し、強制捜査に乗り出します。
そして、ことし4月、小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の折田謙一郎前町長(67)と加邉守喜元政策秘書(62)が、小渕氏の資金管理団体などの収支報告書にうその記載をしたなどとして、政治資金規正法違反の罪で在宅起訴されました。
東京地方裁判所は今月9日、「収支報告書の虚偽記載や不記載は4つの政治団体で総額3億2000万円余りと多額で、政治活動への国民の監視と批判の機会をないがしろにする悪質な犯行だ。折田元秘書は虚偽記載の金額などを具体的に指示し、一部は裏金の捻出を目的としていたと認められ、責任は重い」と指摘し、折田元秘書に禁錮2年、執行猶予3年、加邉元秘書に禁錮1年、執行猶予3年の判決を言い渡していました。

1657名無しさん:2015/10/22(木) 07:23:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015102000931
指名停止企業の献金返還=森山農水相

 森山裕農林水産相が代表を務める自民党鹿児島県第5選挙区支部が、鹿児島県の指名停止処分を受けた複数の企業から献金を受けていた問題で、森山氏の事務所は20日、2011年〜13年に受けた計698万円を19日までに返還したと発表した。「当分の間、これらの企業から献金をいただくことは自粛する」としている。 
 森山氏が代表を務める支部をめぐっては、鹿児島県が発注した港湾工事に関する談合で指名停止を受けた延べ24社から献金を受けたことが明らかになっていた。森山氏の事務所は「法律上の問題はないが、道義的視点から返還する」と説明した。(2015/10/20-21:54)

1658名無しさん:2015/10/22(木) 07:24:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015102000900
小渕元経産相、議員辞職を否定=虚偽記載事件「心からおわび」

 自身の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、小渕優子元経済産業相は20日、第三者委員会が調査報告書を公表したことを受け前橋市内で記者会見した。小渕氏は「一連の事件について多くのみなさま方にご心配とご迷惑をお掛けし、心からおわび申し上げる」と謝罪する一方、議員辞職は否定した。

 小渕氏は会見に先立ち、後援会関係者に調査報告書の内容を説明。会見では「後援会から今後も地元のために頑張れとの決議をいただいた。期待に応えられるよう身を粉にして働きたい」と述べ、議員活動を続ける意向を示した。
 収支報告書の虚偽記載については「事務所のスタッフに任せきりだった」と釈明。第三者委が小渕氏の監督責任を「政治上、道義上も検討する必要がある」と指摘したことなどを受け、「指摘を踏まえ、二度とこのようなことが起きないようにすることが私の責任だ。今後は専門家に経理を見てもらい、相談しながら監督責任を果たしていきたい」と述べた。(2015/10/20-21:01)

1659名無しさん:2015/10/22(木) 23:14:46
https://twitter.com/kikko_no_blog/status/657134863376449536
伊藤惇夫氏「第三者委員会は『秘書らが勝手にやっていたことで小渕優子氏は何も知らなかった。小渕氏に責任はまったくない』などと発表しましたが、この第三者委員会ってメンバー全員を小渕さん側が選んだんですよ。これのどこが『第三者』なんですか?(笑)」(「くにまるジャパン」10月22日)

1660名無しさん:2015/10/24(土) 17:06:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015102300743
自民・原田氏が資産訂正

 自民党の原田憲治衆院議員は23日、5月に公開された資産等報告書の訂正を衆院事務局に届け出た。「2台」としていた普通自動車を「1台」に訂正した。原田氏の事務所は「家族の分まで報告していた」と説明している。(2015/10/23-18:12)

1661とはずがたり:2015/11/01(日) 12:09:41
高木復興相側が香典や枕花代、公選法に抵触か
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/99/88cf04c2240d525d1a703be4df804e8a.html
(読売新聞) 09:32

 自民党の高木毅復興相(59)(衆院福井2区)が代表を務める政党支部と資金管理団体が2011?13年、選挙区内で行われた9件の葬儀に、香典や故人の枕元に飾る 枕花 ( まくらばな ) 代として計18万4000円を支出したと政治資金収支報告書に記載していたことが31日、わかった。

 公職選挙法は、政党支部や政治団体、議員が選挙区内で香典や供花などを出す行為を違法な寄付として禁止している。香典は議員本人が葬儀に出席するなどした際に私費から支出すれば、罰則の適用が除外されるが、供花などは除外規定がない。

 高木氏の事務所は「本人が私費で香典を出したが、誤って政党支部の支出として記載した。収支報告書を訂正する。枕花は後援会として会の最高幹部らに出したが、法律上問題があり、二度と起こらないよう関係者に注意した」などと説明している。

1662名無しさん:2015/11/01(日) 21:08:26
>>1661

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151101/k10010290981000.html
高木復興相代表の自民支部「香典支出」と記載
11月1日 17時19分

高木復興大臣が代表を務める自民党の支部と資金管理団体が、公職選挙法で選挙区内で出すことが禁止されている「香典」などとして、18万円余りを支出したと政治資金収支報告書に記載していたことが分かりました。高木大臣の事務所は「本人が私費で香典を出したが、誤って政党支部の支出として記載した。収支報告書を訂正する」としています。
高木復興大臣が代表を務める「自由民主党福井県第三選挙区支部」は、平成24年と25年に福井県敦賀市など高木大臣の選挙区内の8人に「香典」として合わせて16万円を、また資金管理団体の「21世紀政策研究会」は、平成23年と24年に敦賀市で「枕花」代として合わせて2万4000円を支出したと、政治資金収支報告書に記載しています。
公職選挙法では、政治家が選挙区内で香典などを出すことは違法な寄付として禁止されていますが、本人が葬儀に参列するなどして香典を渡した場合は罰則が適用されません。
収支報告書の記載について、高木大臣の事務所は「本人が葬儀に出席するなどして私費で香典を出したが、誤って政党支部の支出として記載した。収支報告書を訂正する。枕花は後援会として会の幹部らに出したが法律上問題があり、関係者に注意した」としています。

1663名無しさん:2015/11/05(木) 23:17:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110500868
高木復興相「説明責任果たす」=慶弔費支出問題

 高木毅復興相は5日、自らが代表を務める自民党支部などの政治資金収支報告書に、公職選挙法で禁じられている選挙区内での香典や枕花代の支出を記載していた問題について、「もちろん説明責任を果たすべきだ」と述べ、事実関係を説明する意向を示した。誤記載としていた香典に関しては、収支報告書を訂正するという。福島県飯舘村で記者団の質問に答えた。 
 これに関し、菅義偉官房長官は5日の記者会見で「事実関係は報告を受けている。(高木氏が)政治資金規正法に基づいて適切に対応していくことだ」と述べ、収支報告書の訂正で問題はないとの認識を示した。公明党の山口那津男代表は会見で、高木氏に説明責任を尽くすよう求めた。(2015/11/05-20:23)

1664名無しさん:2015/11/07(土) 12:49:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110600409
「法的に問題ない」=香典支出で-高木復興相

 高木毅復興相は6日の閣議後記者会見で、自身が代表を務める自民党支部の政治資金収支報告書に、公職選挙法で禁じられている選挙区内での香典支出を記載していた問題について、「私費の支出で法的に問題はないと考えている」と述べた。進退に関する質問には「復興相の職務を遂行することが責任だと考えている」と答えた。
 同支部報告書に記載された香典8件16万円のほか、自身の資金管理団体報告書にも枕花2件2万4000円の支出が記されており、いずれも訂正するという。高木氏は「(私費なのに)政治団体の香典と誤って記載されている」、枕花に関しては「マスコミからの指摘で初めて知った。後援会が出したもので今後、このようなことが起きないよう関係者に事務所を通じて注意した」と説明した。
 高木氏は6日の閣議後、安倍晋三首相と菅義偉官房長官にそれぞれ会って陳謝したという。菅官房長官は同日午前の記者会見で、高木氏の進退について「全く考えていない」と述べた。 (2015/11/06-12:35)

1665名無しさん:2015/11/07(土) 12:50:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110600589
自民・水落氏が資産訂正

 自民党の水落敏栄参院議員は6日、2014年の資産等補充報告書(6月30日公開)の訂正を参院事務局に届け出た。これまで未報告だった貸付金を90万円とした。水落氏の事務所は「貸付金は自らの事務所に対するもの。事務的なミスだった」と説明している。 (2015/11/06-15:29)

1666名無しさん:2015/11/07(土) 12:58:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151106/k10010296391000.html
復興相 私費で支払った香典を誤って報告書記載
11月6日 12時45分

高木復興大臣は、閣議のあとの記者会見で、みずからが代表を務める自民党の支部が、公職選挙法で選挙区内で禁じられている香典を支払ったと政治資金収支報告書に記載していたことについて、私費で支払ったものを誤って報告書に記載したもので、違法性はないという認識を示し、報告書を訂正する考えを示しました。
高木復興大臣が代表を務める自民党の支部は、平成24年と25年に、福井県敦賀市など高木大臣の選挙区内の8人に、「香典」として合わせて16万円を支出したなどと、政治資金収支報告書に記載しています。
公職選挙法では、政治家が選挙区内で香典などを出すことは違法な寄付として禁止されていますが、本人が葬儀に参列するなどして香典を渡した場合は罰則が適用されません。
これについて、高木大臣は閣議のあとの記者会見で、「香典は葬儀までの間に弔問し、私費で支出したもので、法的に問題ないと考えている。収支報告書には政治団体の香典と誤って記載されているので、訂正することにしている」と述べました。
そのうえで高木大臣は、「違法性はないと考えており、私としては、とにかく今は復興大臣としての職務を遂行することが責任だと考えている」と述べました。
また、高木大臣は、6日の閣議のあと、安倍総理大臣と菅官房長官に対して事実関係を報告し、「ご迷惑をおかけしています」と陳謝したことを明らかにしました。

1667名無しさん:2015/11/08(日) 10:14:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110700229
香典・枕花代なぜ問題?=政治家の寄付禁止-ニュースを探るQ&A

 高木毅復興相が代表を務める政党支部などの政治資金収支報告書に香典や枕花代の支出が記載されていた。選挙区内での寄付行為を禁じた公職選挙法に抵触するとの指摘もあり、野党は10、11日の衆参両院の予算委員会の閉会中審査で追及する考えだ。
 -どのぐらい支払ったの。
 収支報告書によると、「自民党福井県第3選挙区支部」は2012年と13年に香典として8件、計16万円を支出。高木氏の資金管理団体「21世紀政策研究会」は11年と12年に、故人の枕元に飾る枕花代として2件で計2万4000円を支出していたんだ。
 -支払ってはいけないの。
 公選法は、「票を買う」ような行為をなくし、お金のかからない選挙を実現するため、政治家が自らの選挙区内で寄付することを罰則付きで禁じている。寄付とは「お金、物品その他の財産上の利益」を与えることで、葬儀の際の香典、花輪、供花や結婚式での祝儀なども含まれる。
 ただ、政治家本人が葬儀に出席して、「通常一般の社交の程度を超えない」額の香典を渡した場合などは、罰則の適用除外となる。枕花については、公選法に明記されていない。今回の支出が法律に違反するかは、最終的には司法が実態を踏まえて判断することになるね。
 -高木氏はどう説明しているの。
 香典については「葬儀の日までに(自分が)弔問に行き、私費で支出したもの」を誤って記載しただけで、「法的に問題はない」との認識だ。枕花代については「後援会が出したもので、違法性の認識はなかったと思うが、今後このようなことが起きないように後援会関係者には厳重に注意した」と語っている。
 -進退問題に発展するの。
 高木氏は辞任を否定していて、菅義偉官房長官も「(進退は)全く考えていない」と述べている。だが、政府関係者から「野党の追及に本人がどう答えるか。それで国民が納得するかどうかだ」という指摘もある。(2015/11/07-16:39)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110700238
「職責全うする」=高木復興相

 高木毅復興相は7日、福井県越前市で開かれた自民党県連の定期大会であいさつし、自身の「政治とカネ」などをめぐる問題に関し、「今はとにかく復興相という職責を全うするのが務めだと思っている」と述べ、改めて辞任を否定した。 (2015/11/07-16:54)

1668名無しさん:2015/11/08(日) 21:32:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015110800058
高木復興相は説明を=安倍首相

 安倍晋三首相は8日午後、高木毅復興相の慶弔費支出に関する「政治とカネ」の問題について、「(高木氏が)国民への説明責任を果たしていく。今後きっちりと襟を正していくことが大切だ」と語った。視察先の埼玉県和光市で記者団の質問に答えた。 (2015/11/08-14:45)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151108/k10010298541000.html
復興相の「香典」 首相が“説明責任を”
11月8日 17時44分

安倍総理大臣は埼玉県和光市で、高木復興大臣が代表を務める自民党の支部が、公職選挙法で選挙区内では原則として禁じられている「香典」を支払ったと政治資金収支報告書に記載していたことについて、政治家一人一人が襟を正し、国民に説明責任を果たす必要があるという考えを示しました。
高木復興大臣が代表を務める自民党の支部は、平成24年と25年に、高木大臣の選挙区内の8人に「香典」として合わせて16万円を支出したなどと、収支報告書に記載していました。公職選挙法では、政治家が選挙区内で香典を出すことは違法な寄付として、原則禁止されています。高木大臣は、私費で支払ったものを誤って報告書に記載したもので、違法性はないという認識を示し、6日報告書を訂正しました。
これについて、安倍総理大臣は埼玉県和光市で記者団に対し、「政治資金の問題については、政治家一人一人が襟を正していくことが、内閣にあっても、与党であっても、野党であっても、同じだろうと思う」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は、「信頼が大切なので、国民への説明責任を果たしていく。今後きっちりと襟を正していくことが大切だろうと考えている」と述べました。


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