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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

4562チバQ:2015/03/15(日) 09:15:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150314ddlk44010543000c.html
’15統一地方選:知事選 広瀬、釘宮氏 自治労、両者支持せず きょうにも決定 /大分
毎日新聞 2015年03月14日 地方版

 県内最大の労組「自治労県本部」(約1万3000人)は12日夜、大分市内で会合を開き、知事選(26日告示、4月12日投開票)の対応に関し、現職の広瀬勝貞氏(72)と前大分市長の釘宮磐氏(67)のいずれも支持しない方針を確認した。自治労内では最大単組の県職労が既に広瀬氏支持を決めている一方、他の単組からは釘宮氏を推す声も出ていた。14日夜に再度協議し、最終結論を出す予定。

 自治労の知事選対応を巡っては、県職労が9日に広瀬氏支持を決め、県本部に要請していた。ただ、広瀬氏には自民党が全面支援している。県職労幹部が広瀬氏に「自民党の考えを持って知事選に臨むのか」とただし、「違う」との答えを得た上で支持を決定したという。

 自治労は、当該自治体労組の意向を尊重するのが慣例で、知事選なら県職労の決定が重要な要素。一方で、各種選挙で共闘する県教組が既に釘宮氏推薦を決めていることや、これまでの会合で釘宮氏を推す声が多く出ていたことから、県本部執行部は12日の会合で単組ごとの判断に委ねる方針を提案した。

 しかし、参加者からは「県本部が決めるべきだ。単組に判断を委ねるな」などと異論が出たという。このため、12日の最終決定を見送った。会合後、森迫信夫委員長は記者団に「(釘宮氏を推すとみられる単組も)皆、県職労の決定を重く受け止めている。特定の『色』を出さないことは確認した」と語った。

 知事選には他に、共産党県常任委員の山下魁(かい)氏(38)と、1級造園技能士の箕迫(みいさこ)高明氏(65)が出馬を表明している。【佐野格】

4563チバQ:2015/03/16(月) 07:48:22
http://biz-journal.jp/2015/03/post_9254.html
015.03.16
ジャーナリズム ジャーナリズム
自民党内紛激化、怒号飛び交う県連、統一地方選に暗雲?暴走する二階総務会長に不満続出
文=編集部

「お前なんか辞めちまえ」「お前なんか人間じゃない」――2月21日、福岡市内で行われた自民党福岡県支部連合会大会でのひとコマだ。剥き出しの感情をぶつけ合った怒号の応酬は、警察が駆けつける乱闘となり、大手マスコミがこぞって報道したほか、インターネット掲示板や動画投稿サイトなどでも拡散される炎上騒ぎとなった。
 騒動の原因は、福岡県議会議員選挙の立候補予定者についての地元支部と県連執行部の対立にある。地元にとって意中の人物を県政や国政に送り込むことは、自らの選挙から予算獲得に至るまで、ありとあらゆる活動を左右する生命線だ。一方で執行部は息がかかった人物を地方議員や首長に据えることで影響力の拡大を図ろうとする。過去の遺恨や、些細な感情の行き違いからでも、対処を誤ると今回のような騒動へと発展するのだ。
 このようなせめぎ合いは決して珍しいものではなく、“火薬庫”は全国に散らばっている。元民主党所属の衆議院議員で、衆議院兵庫12区選出ながら、自民党兵庫県連の激しい反発を受けて和歌山県連所属という異例のかたちで自民党入りを果たした山口壮氏と兵庫県連でも事情は同じで、目前に迫った統一地方選を前に、昨年末の総選挙に引き続き、波乱の予感を感じさせる。

以下近畿スレ

4564チバQ:2015/03/17(火) 07:24:43
http://www.sankei.com/region/news/150317/rgn1503170057-n1.html
2015.3.17 07:05

政党対決どこへ…漂う「しらけ」 福岡知事選

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 統一地方選で実施される全国10道県知事選が26日、告示される。福岡県知事選は、自民、民主など5党が推薦する現職の小川洋知事(65)に、弁護士で新人の後藤富和氏(46)=共産支持=が挑む一騎打ちの構図になりそうだ。政党対決色が極めて薄い与野党相乗り選挙に、しらけムードが漂い、小川陣営からは「すでに当選確実」との声が漏れる。(田中一世)

                   ◇

 「集団的自衛権などの問題で、なぜ(反対だと)騒がないのか。国に言いなりの官僚のような県知事はまっぴらごめんです」

 後藤氏は今月10日、福岡市内での「励ます会」で、集まった弁護士仲間らを前に、小川氏を痛烈に批判した。後藤氏は原発の運転停止や、朝鮮学校の無償化を求める訴訟の弁護団を務める。政党に推薦・支持を求めることはしないが、共産党は主張が近いことを理由に、「推薦」より弱い「支持」を申し出た。

 だが、後藤氏に対する支援の動きは広がりに欠ける。後藤氏は「小川知事は安倍政権の追随」としきりに口にするが、中央政界で安倍政権批判を展開する民主党や社民党も、小川氏推薦に回ったからだ。

 さらに、安倍政権そのものの支持率も安定している。フジニュースネットワーク(FNN)が2月下旬に実施した世論調査によると、内閣支持率は1カ月前から1・4%増えて52・8%と高水準だ。開会中の通常国会では、民主党などは「政治とカネ」の問題を追及するが、政権を追い詰めるほどのインパクトはない。

 励ます会への参加は、告示直前にもかかわらず、100人以上という目標を下回る40人程度に終わった。後藤氏の支援団体代表の馬奈木昭雄弁護士はあいさつで「本当はもっと多く集まっていただきたかった」と漏らした。

 現時点で、後藤氏の主張が小川氏を上回る得票に結びつくとは考えにくい。小川氏を推薦する各党は楽観ムードだ。

 自民党福岡県連に所属する県議は「選挙は何があるかわからないとはいえ今回、負けることはない。(同時期に行われる)自分の選挙を頑張りたい」と語る。

 小川氏は4年前の前回知事選で、自民、民主、公明、社民、国民新(当時)の支援を受けて出馬し、共産党推薦候補との一騎打ちを制した。得票率は7割に達した。今回も5党の支援を取り付けたほか、前回に続き地元経済界や麻生太郎副総理兼財務相(衆院福岡8区)らのバックアップを受け、死角はない。

 選挙戦では景気・雇用対策や、水素エネルギーなど新たな産業振興を訴える。

 小川氏への相乗り態勢は、昨年末にほぼ固まっていた。小川氏は1期目の4年間、議会との良好な関係作りに腐心した。「あんなにやりやすい知事はいない」と話す自民県議もいる。民主党も「県議会では自民と民主は連立与党だ」(県連幹部)といい、対抗馬を立てる動きさえ、起きなかった。

 原発再稼働や集団的自衛権行使に反対する社民党福岡県連には、支援者から「なぜ後藤氏を応援しないのか」との声も寄せられる。だが、関係が近い県職員労働組合などが小川氏推薦を決めていることもあり、推薦を決めたという。

 ただ、政党の足腰である地方組織は真剣勝負でこそ鍛えられる。

 平成18年に民主党代表に就任した小沢一郎氏は、都道府県知事・政令指定都市長選での原則相乗り禁止の方針を打ち出した。

 自民党も25年、当時の石破茂幹事長が「相乗りは力が出るより、力が分散してしまうことを認識しなければいけない。衆院、参院に勝たせていただいたが、統一地方選に勝って初めて盤石となる」と強調した。

 だが、国政選挙で惨敗続きの民主党が独自候補を擁立する力をなくしたこともあり、「相乗り」からの決別は進まない。これが地方選挙が盛り上がらない一因となっている。

 「今は知事の仕事ばかりですが、選挙まであまり時間がないので、公約などを検討しているところです」

 今月3日の定例記者会見で、「準備状況と心境」を問われた小川氏の答えは味気なかった。

 1期目最後となった10日の記者会見は、報道陣から選挙に関する質問は出ず、全体でわずか15分ほどで終了した。

                   ◇

 ◇福岡県知事選立候補予定者

 小川 洋65 知事・元内閣広報官 無現 【自】【民】【維】【公】【社】

 後藤富和46 弁護士       無新 【共】

4565チバQ:2015/03/17(火) 21:25:18
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/156135
【飯塚市議選】5選挙区→全市1区に統合 旧市町の枠超え争奪戦
2015年03月16日(最終更新 2015年03月16日 03時00分)

写真を見る

 統一地方選で実施される飯塚市議選(4月19日告示、26日投開票)が混戦模様となっている。前回まで合併前の旧1市4町ごとの選挙区に分かれていたが、今回から全市域を1選挙区に統合。定数28に対して32人が立候補を予定しており、旧市町の枠を超えて支持者の奪い合いが激化している。新人が前回から倍増し、10人に上ることも情勢を読みにくくしている。
 特に危機感が強いのは、旧4町出身の立候補予定者だ。旧飯塚市の有権者が約6万4千人に上るのに対し、旧4町は約5千〜約2万1千人。「有権者の少ない旧町出身者は不利だ」と現職の一人はこぼす。
 5選挙区だった前回、前々回の当選者の最少得票は914票で、1600票台以下の当選者も多い。しかし今回、各陣営は「2千票が安全圏。最低でも1700票前後が必要」と当選ラインの上昇を予想する。
 旧町を地盤とする現職は、市全域をカバーする団体の推薦を取り付けた。「団体の会員は約1800人と聞く。地元の票だけでは足りないので、がむしゃらにやっている」と明かす。旧町出身の同窓生や飲食店経営者をつてに、支持拡大を狙う現職もいるという。
 組織票を持つ政党は、旧市町に分散していた票を結集して議席増を目指す。
 系列の無所属を含め3人を擁立する民主党は、労組の組合員を旧飯塚市、旧穂波町、残る旧3町の3グループに分けて支援する。
 公明党は前回、公認3人が計8281票を獲得。前回候補を立てなかった選挙区の票も加わるため「票をうまく割り振ればもう1議席取れる」と判断、今回は4人を擁立する。
 共産党は公認2人が市を東西に分けて活動。昨年12月の衆院選比例代表で得票を伸ばした余勢を駆って、1増の2議席確保を狙う。
 新人の増加も激しい前哨戦に拍車を掛ける。現職の後継の親族や、地域代表の代替わりといった特定の支持基盤を持つ人がいる一方で、会員制交流サイト(SNS)などを使って若年層の支持を取り込もうとする新しい動きもある。フェイスブックで情報発信する新人は「地元の地域だけでなく、市全体の町づくりを考えるのが市議。若者の声を市政に届けられたら」と意気込む。
 各陣営とも気に掛けるのは投票率だ。前々回は67・66%、前回は59・19%だった。激戦の影響で投票率アップを見込む現職陣営は「旧市、旧町に関係なく、厚い支持層を持つ陣営が定数の半分を占める。残る半分の椅子をめぐって、有権者の多い旧市の票の奪い合いが過熱する」と読む。過去2回の市議選では、旧市より旧4町の方が投票率は高かった。「地域の代表を減らしたくない旧町の有権者は、今度も投票に行くだろう」と話す。
=2015/03/16付 西日本新聞朝刊=

4566チバQ:2015/03/17(火) 23:00:56
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20150316-OYTNT50335.html
町長の給与条例改正へ 川崎町議会が請願採択
2015年03月17日
 川崎町議会は16日の本会議で、町長、副町長への給与支給に関する条例改正を求める請願書を全会一致で採択した。町長が逮捕、勾留され、職務をできなくなった時点から判決確定まで給与の支給を停止し、有罪になれば停止分を支払わない内容で、町は条例改正に向けた手続きを進める方針。


 町は、談合事件で逮捕、起訴された小田幸男町長に対し、月額70万5000円の給料の支給を昨年8月から停止。しかし、法的根拠がないことなどを理由に、同12月に給料5か月分と期末手当の計468万8250円を支払った。今年1月以降の給料も支給している。

 請願書は、町民有志でつくる「これからの川崎を考える会」(沖本幸雄代表、20人)が提出。有権者の約5分の1にあたる署名約3100人分を添えた。

 採択を受け、傍聴した沖本代表は「署名をしてくださった方々に感謝申し上げる。執行部には4月の統一地方選で新しい町長が決まるまでに、条例のたたき台を作ってもらいたい」と話し、早期改正を求めた。

2015年03月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4567チバQ:2015/03/18(水) 07:47:37
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/156597
出馬表明 現職のみ 長崎、佐世保市長選告示まで1カ月
2015年03月18日(最終更新 2015年03月18日 03時00分)

 統一地方選の長崎、佐世保の両市長選の告示まで19日であと1カ月となる。両市とも人口減少対策などの課題が山積みだが、現職以外に出馬表明はなく、無投票の可能性もある。長崎市長選が無投票になれば、戦後初で、九州の県庁所在地では平成に入って初めて。佐世保市長選では16年ぶりとなる。
 長崎市長選は昨年12月、現職の田上富久氏(58)が3選出馬を表明。2期目までの街づくりや、子育て支援、防災などの取り組みが「道半ば」として、「次の4年で長崎を進化させる」と意気込んだ。
 田上氏は政党に公認や推薦を求めず、無所属の立場。自民、民主の県連ともに推薦は出さず、自主投票にすることを決めた。
 関係者によると、自民県連は水面下で、企業関係者などの出馬を模索したが、固辞された。自民関係者は「現職はピカッとしたものもなければ、失政もない。ひとえに人材不足だ」と漏らす。民主関係者も「党の情勢が対抗馬を担ぐほど回復していない。県議選、市議選を当選させるのが精いっぱい」と嘆く。
 共産も擁立に向けて腰が重い。共産は4年前の市議選で戦後守り続けてきた議席を失っており、市議選の候補者3人を当選させることが最重要課題。関係者は「市議もおらんのに市長選かとの声もある」。来週中にも態度を決める方針。
 市では、田上氏が推進する大型コンベンション(MICE)施設計画や市庁舎移転、九州の県庁所在地で減少幅が最大の人口減対策など多くの課題を抱える。ある市議は「これだけ課題があって無投票なら、長崎の良識が死んだことになる」と出馬に含みを持たせるが、周囲が反対しており、不透明な状況だ。
 佐世保市長選の立候補表明も、現職の朝長則男氏(66)のみ。無投票の場合は光武顕氏が再選した1999年以来16年ぶりとなる。
 朝長氏は前回選挙では見送っていた自民、公明の推薦を受け、市内の主要企業や農協、医師会などの支持基盤を着実に固めている。陣営関係者は無投票ムードを警戒、引き締めに力を入れている。
 昨年12月の衆院選長崎4区で落選した民主の宮島大典氏(51)の出馬も一部で取り沙汰されたが、市内で開いた会合などで宮島氏は「民主の県議、市議の応援に力を尽くす」と述べている。共産は「無投票は避けなければ」と擁立を模索するものの、具体的な調整には至っていない。
=2015/03/18付 西日本新聞朝刊=

4568チバQ:2015/03/18(水) 07:48:32
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_oita/article/156600
【知事選】政党色濃く、かすむ「県民党」
2015年03月18日(最終更新 2015年03月18日 03時00分)

 26日の県知事選(4月12日投開票)告示まで1週間余り。立候補を表明している現職の広瀬勝貞氏(72)と元大分市長の釘宮磐氏(67)は共に「県民党」を掲げ、幅広く支持拡大を図っている。ただ、広瀬氏を「重点候補」と位置づける自民党は全面支援の構えを見せ、かつて民主党衆院議員だった釘宮氏も社民党支持組織の県平和運動センターから推薦を受けるなど、決戦が近づくにつれ互いに政党色が色濃くなってきた。
 「皆さんの思いと私の思いが共有できたことを心強く思う」。14日、同センターから推薦決定を受けた釘宮氏は出席者にこう語り、一人一人と握手を交わした。
 自治労県本部や県教組などで構成する同センターは社民党県連合の最大支持組織。村山富市元首相らを輩出した大分で「集票の原動力」(党関係者)となってきた。県全域に基盤を持つ組織票を取り込んだことに気をよくしたのか、釘宮氏は周囲に「(推薦が)待ち遠しかった」と漏らした。
 同じ頃、民主党県連の足立信也代表は県連の常任幹事会で「党の玄葉光一郎選対委員長と話をして大分県知事選が重点地域になった」と表明。党本部が釘宮氏を側面から支援する方針を初めて明らかにした。
 一方の広瀬氏には16日、自民党県連が年次大会で「全面支援」を確認。来賓の広瀬氏は「力強いご支援をありがとうございます」と笑顔で礼を述べ、拍手を浴びた。関係者によると、広瀬氏側は年明け早々に立候補のあいさつを同県連に済ませたといい、県選出の党国会議員には「自ら電話して出馬を告げる念の入れようだった」(県連幹部)。
 広瀬氏はこれまで「一党一派に偏しない」と公言してきただけに、党員からは「推薦要請もないのに推していいのか」と疑問視する声もくすぶる。ただ、県連幹部は「民主、社民支持層に配慮して県民党を掲げるのを分かった上での支援だ。自民としても、民主系の釘宮氏には負けられないということだ」と力説する。
 知事選には共産新人の山下魁氏(38)、造園業の箕迫高明氏(65)も立候補を表明している。
=2015/03/18付 西日本新聞朝刊=

4569チバQ:2015/03/18(水) 21:50:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk44010453000c.html
’15統一選おおいた:知事選 社民「自主投票」に 合意文は釘宮氏寄り /大分
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 社民県連は17日、大分市内で常任幹事会を開き、知事選への対応を決めた。自民党が全面支援する現職の広瀬勝貞氏(72)を支持することは困難との考えを示す一方、広瀬氏を推す声にも配慮し、前大分市長の釘宮磐氏(67)支援で一本化せず、「自主投票」となった。

 県連は合意文書をまとめ、(1)広瀬、釘宮両氏を推薦しない(2)自民党などの強力な支援を受ける候補の支持は困難(3)県平和運動センターの「釘宮氏推薦」決定を重く受け止める(4)地域の事情などを踏まえて党として拘束しない−−とした。

 党内では、複数の支部が既に釘宮氏支持で動き始めている。さらに、広瀬氏は自民の全面支援を受けており、支持は難しい状況。しかし、名誉党首である村山富市元首相が支援を表明するなど広瀬氏を推す声も出ていた。

 (2)(3)といった釘宮氏寄りにみえる文書となったことに内田淳一代表は「思い入れは出ている」と述べた上で、一本化を避けたことについて「党内に亀裂を作りたくなかった」と苦渋の表情で語った。

 一方、大分市長選では元大分大教授の椋野美智子氏(58)の支援を決定し、別府市長選は元国土交通省技官の春田義信氏(58)を支援する方針。【佐野格】

4570チバQ:2015/03/18(水) 23:10:05
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/167390
「女性がついていかなければよかった」 セクハラ質問で唐津市議会やじ
2015年03月18日 10時44分
指導主事セクハラ問題

 唐津市教育委員会の指導主事のセクハラ問題をめぐり17日、市議会一般質問で、保守系会派の議席から「(指導主事に)ついていかなければよかったんだ」と、被害を訴えた女性教員を非難するようなやじが飛んだ。

 一般質問では、社民党議員が問題発覚後の市教委の対応を追及。「女性が勇気を持って被害を報告した。仕事への支障など覚悟しての行動だと思うが、どう考えるか」とただしたのに対し、女性側の行動を責めるようなやじが飛んだ。

 この後、答弁に立った大塚稔教育長は「セクハラ行為があったという前提の質問だが、今回の(文書訓戒)処分はセクハラを理由としたものではない。女性が勇気を持ったかどうかは十分に把握していない」と述べた。

 市執行部には部長級の女性幹部はおらず、議場にいた女性は公明党議員1人だけ。質問中、議席からのやじは絶えず、傍聴した女性は「あまりの品のなさに驚いた。なぜ、こんな問題が起きたのか、一緒に考えるのが議員の役割のはずなのに」と憤った。

 今回の問題は昨年11月、市内のカラオケボックスで指導主事に体を触られるなどセクハラ行為を受けたと女性教員が被害を訴え表面化した。市教委は指導主事が酒に酔い、記憶をなくしているために事実確認できないとし、両者が示談するまで処分していなかった。

4571チバQ:2015/03/18(水) 23:15:08
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/156592
自民11区支部が県連会長に抗議書 大会紛糾問題
2015年03月18日(最終更新 2015年03月18日 03時00分)

 2月の自民党県連年次大会で衆院福岡11区支部の関係者が執行部席に詰め寄った問題をめぐり、11区支部は17日、県連の松山政司会長が県連役員に「党本部の谷垣禎一幹事長が11区支部長の武田良太衆院議員を厳重注意した」と報告した文書は虚偽に当たるとして、松山会長に謝罪と撤回を求める抗議書を送ったと明らかにした。
 抗議書で、11区支部は「虚偽の報告をし、武田支部長の名誉を著しく毀損(きそん)している」と批判。大会紛糾の原因について、4月の県議選推薦候補決定で「地域支部への背信行為が度重なったため」と主張している。支部によると、16日に抗議書を郵送。17日には武田支部長が谷垣幹事長と面会し、松山会長の厳重処分を求める上申書を渡したという。
=2015/03/18付 西日本新聞朝刊=

4572チバQ:2015/03/19(木) 20:54:28
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/03/19/003732363
有力新人が激突 市長選告示まで1カ月


 統一地方選で実施される大分、別府両市長選(4月26日投開票)は、4月19日の告示まであと1カ月に迫った。いずれも現職は出馬せず、新人同士の争いとなる見込み。これまでのところ大分市長選には2人、別府市長選には5人が出馬を表明している。それぞれ県都と県内第2の都市の新たなリーダーを決める重要な選挙となる。

大分市
 佐藤樹一郎(きいちろう) 57 無新
 (自、維、気推)
 椋野美智子(むくの) 58 無新

保守系VS反自民 一騎打ち
 経済分野に明るい元中小企業庁次長の佐藤氏と、福祉に精通した元大分大学教授で厚生労働省出身の椋野氏による一騎打ちの様相。佐藤氏を保守系、椋野氏を反自民の政党・団体がそれぞれ支援する構図となっている。
 佐藤氏は昨年10月に出馬表明。知事選出馬のため辞職した釘宮磐前市長(67)の市政運営に異を唱え、事実上の後継候補となる椋野氏に対し「チャレンジャー」の姿勢を強調する。産業力の強化や「市民に頼りにされる市役所」を掲げ、各地でミニ集会を開く。
 推薦する自民党市連・県連の支援と並行し、出身の大分雄城台高校の同窓生などが活発に動く。地元の稙田地域の後援会も今月発足した。同じ経済産業省出身の広瀬勝貞知事と親しい間柄も強調し、県や国と連携した市の発展を訴える。
 椋野氏は2月半ばに出馬を表明。釘宮市政の基本路線を継承する意向で、福祉の充実と雇用の安定を「車の両輪」などと訴える。出遅れの挽回に向け、街頭活動を重ねるなどして懸命に知名度アップを図る。
 政党・団体に推薦を求めていないが、既に推薦を決めた連合大分が選挙対策の中核を担い、民主党国会議員や社民党県連合が支援する。「初の女性市長」の実現も前面に打ち出し、釘宮氏の存在や政党色を薄めた市民派をアピールする。
 他に共産党が候補擁立を検討しているが、選定作業が難航している。
 
別府市
 長野恭紘 39 無新
 (次推)
 泉武弘 70 無新
 春田義信 58 無新
 梅野雅子 54 無新
 安達澄(きよし) 45 無新

5人混戦、支持拡大目指す
 浜田博市長(76)が昨年11月に不出馬を表明。戦後の市長選で現職が出馬せず、新人のみで争うのは初めて。候補予定者5人は過去2番目に多く、混戦となっている。
 元市議の長野氏は過去2度の市長選への挑戦を経て広く知られている。所属する自民党は市議が支援する候補が割れているが、党市連や次世代の党の推薦を受けて保守層の取り込みを進める。公明党も協力する。
 泉氏は市議を8期32年務めた実績から知名度は高い。地元自治会や高齢者団体などの推薦を受ける。ボランティアが中心になって活動し、行財政改革を主とした政策を訴えて支持拡大に努めている。
 元国土交通省技官の春田氏は自民党系を中心に複数の市議が推すほか、市職労などの労組が加盟する連合大分の推薦も取り付けた。国とのパイプや行政経験をアピールし、幅広い層の結集を目指している。
 運輸旅行業「大分観光はと交通」社長の梅野氏は候補予定者で唯一の女性という点を強調。女性の視点を生かした市政運営を掲げ、商工団体の女性組織などを通じて支持拡大を図る。グループ会社も支援する。
 元朝日新聞社員の安達氏は出馬表明が今年2月となったが、中学・高校時代の同級生や知人らを中心に草の根で輪を広げる。政党推薦は求めていないが、民主党県連幹部が自主的に応援している。
 
 【名簿の見方】並びは出馬表明順。数字は年齢。無は無所属、新は新人。かっこ内は政党の推薦で、自=自民党、維=維新の党、次=次世代の党、気=日本を元気にする会。

4573チバQ:2015/03/19(木) 20:58:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddm002010180000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 民意のかたち/2 議員成果主義、頓挫 熊本・五木村、不正評価で村民嫌気
毎日新聞 2015年03月18日 東京朝刊


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 「五木の子守唄」で知られる熊本県五木村が、地方自治の先進地として全国的に注目されたことがある。村議会議長が選ぶ一般村民が村議の活動を査定し、報酬を決めるという成果主義の評価制度を2010年に導入したからだ。しかし取り組みは導入3年目で頓挫した。政府は地方の創意に期待する地方創生を進めるが、改革の失敗は「消滅可能性」から自力で抜け出す困難さを浮き彫りにしている。【関東晋慈】

 村は人口約1200人。日本創成会議が指摘した「消滅可能性都市」の一つだ。評価制度は、主な居住地が水没する川辺川ダム計画が09年に中止されたことがきっかけ。ダムに頼らない村の将来を描こうと、議会の提案能力向上を目指した。「競争原理を導入」として、4人の評価委員が、議員の質問回数や内容などを基準に5段階で評価。報酬(月額21万3000円)のうち2割を差を付けて配分した。

 だが、肝心の評価基準が不透明だった。当時の田山淳士議長(63)が、評価委員長の照山哲栄氏(82)に対し、評価に自分の意向を反映させるよう求めていたのだ。反発した照山氏は12年5月に出た2回目の評価で、田山氏に最低評価をつけた。怒った田山氏は「本当は自分は上から2番目のはずだ。話が違う」と暴露。照山氏は「議長だからいったんは2番目にしたがトップでなく不満だったようだ。人情をかけてもつまらんばいと最低にした」と明かす。

 議長と評価委員長の水面下の交渉が明らかになり、評価委の権威は地に落ちた。もともと議会側には「選挙があるのに別に議員を評価するのはおかしい」という反発があった。導入の採決も5対4の僅差。制度導入に反対した村議は低評価をつけられ、不満がたまっていた。

 一般村民には「政治にかかわると面倒」という空気が広がり、評価委員の引き受け手がいなくなった。田山、照山両氏は議長と評価委員長を辞任し、制度は12年12月に廃止された。政治への嫌気の広がりは、13年7月の村議選が16年ぶりに無投票になるという結果にまでつながった。

 13年村議選での唯一の新人は、かつて6期連続当選した前村長の西村久徳氏(79)。西村氏は「30人に声をかけたが誰も出てくれないから仕方なく出た」と話す。議長になった西村氏は先月、熊本県内の町村議長を集めた会合で「こんな年寄りしか出馬せず、地方の活性化なんてできるのか」と若手議員の出馬を支える制度の創設を訴えた。

 評価制度廃止で議会は代案を迫られた。報酬カットも議論されたが「若手のなり手がいなくなる」と見送られた。結局、廃止から1年3カ月たった14年3月にようやく定数2減を決めたのが改革の結末だった。評価委員だった民宿経営の男性(54)は「制度があったころは議会も発言が増えたが、元に戻った。今秋の村長選も無投票だろう。政治を変えようなんて若手はもう誰もいない」とぼやく。

 政治不信が無投票に連鎖し、活性化を妨げる悪循環になっている。=つづく

4574チバQ:2015/03/19(木) 21:10:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150317ddlk40010307000c.html
県政の課題:’15知事選/上 人口減問題 解決策、県と町の両輪で /福岡
毎日新聞 2015年03月17日 地方版

 谷間を縫うように車を走らせると、沿道に古びた2階建て団地の一群が見えてきた。鞍手町新延。かつて炭鉱でにぎわったこの集落で生まれ育った男性(64)は嘆いた。「商店もなければ、中学校も近く統合される……」

 町全体の人口も減った。炭鉱が盛んだった1955年に3万人を数えたが、71年に町内の全炭鉱が閉山し、今は約1万7000人まで減少した。だが男性の脳裏には、炭鉱マンやその家族らでにぎやかだった集落の風景が今もくっきりと焼き付いている。「集落や町の活気を何とかして取り戻せないものか」

    ◇

 2010年から30年間の20〜39歳女性人口の予想減少率に基づき、民間グループの日本創成会議が昨春に試算した「消滅可能性都市」は県内に22市区町村ある。そのうち鞍手町の減少率は最大の68・1%と想定された。

 町は打てる手は打っている。固定資産税減免などで13年以降、運輸業者など4社の誘致に成功した。しかし進出企業の社員たちが必ずしも町内に引っ越してくるわけではなく、人口増に直結しない。

 人口減少に直面する自治体に有効な手立てはあるのか。九州大の小川全夫(たけお)名誉教授(地域社会計画論)は「万能薬はない」と断った上でヒントを口にする。非正規社員の増加など雇用形態の変化に伴い、男性の収入だけで家族を養えなくなりつつある現実を踏まえ「共働きで安心して子育てできる環境が整っているか。それが自治体の将来を左右する」と言う。

 小川氏の指摘を裏付けるかのような声がある。2年前に直方市から鞍手町に引っ越してきた3児の母の主婦(41)は「直方ではあった小学3年までの医療費助成がないことに不安を覚えた」と語る。

 人口減に危機感を持ち、町は新たな一手として国が地域活性化を目的に新設した交付金を活用し、医療費助成の拡充など子育て支援に重点を置くことを決めた。町政策推進課の三戸公則課長は語る。「消滅可能性ナンバーワンと指摘されたことで、逆に思い切った施策を展開していける」

 来年度、全国の各自治体は人口減へ対応する「総合戦略」を策定する。個々の振興を担う市町村と違い、県は市町村のサポート役として、広域的な目配りや、全体的な底上げにつながる計画立案が求められる。

 町は移住者を増やすことを狙い、来年度から町外の家族に3カ月間無料で住んでもらって仕事も体験してもらう事業を始める。事業を制度設計した県から参加を誘われた。三戸課長は語る。「こんな対策をもっと出してもらい、県と町が両輪になって解決策を探りたい」。人口減時代の今、県のリーダーシップや施策の実現性が問われている。

    ◇

 知事選(4月12日投開票)が26日に告示されるのを前に、県政の課題を探った。

〔福岡都市圏版〕

4575チバQ:2015/03/19(木) 21:11:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk40010293000c.html
県政の課題:’15知事選/中 変わる農業 攻守とも、戦略と連携を /福岡
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 ビニールハウスの中で幾重にも伸びる畝(うね)の脇、たわわに実るイチゴ「あまおう」。一粒をもぎ取り、大木町の農業、大藪進さん(64)は勧めてくれた。「食べんしゃい、甘かですよ」。大粒の果実を頬張ると、口の中に飛び散らんばかりの果汁が広がる。大藪さんは27歳の就農時から栽培面積を増やし続け、町内最大のイチゴ農家になった。従業員3人を雇い、年間売上高は約3500万円。「稼ぐ農業」を体現した農家だ。

    ◇

 関税を引き下げて市場開放を促す環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉が大詰めを迎え、国内の農家を取り巻く環境が大きく変わる可能性が出てきている。国外の安い農産物の輸入量が拡大すれば、これまでの国内の産地間競争に加えて、国外との競争も激しさを増す。

 強い競争力を持った農産品が求められる中、先行モデルとなるのが、大藪さんも生産する「あまおう」だ。県農業総合試験場で育成され、2002年に市場に登場。粒が大きくて甘みが強く、すぐに人気商品になり、ブランド化に成功した。東京都中央卸売市場の1月の平均価格1725円(1キロ当たり)は、栃木で開発されたライバル品種「とちおとめ」を489円上回った。

 「あまおう」は台湾や香港など海外でも一定の知名度がある。国外需要を伸ばそうと、県は新たな輸送実験に着手。航空便から船便へ変更することで、輸送コストを圧縮して価格を抑制する狙いで、今月5日に約300キロを積んだ第1陣が香港へ向けて出発した。

 一方、向かい風の作物もある。米だ。販売価格が生産コストを下回った場合に補填(ほてん)する国の戸別所得補償は今年度から減額、18年度に廃止される。TPP交渉で輸入枠拡大など一定の合意に至った場合、米価への影響を懸念する声も強い。

 経営環境の変化に伴って、農業は「あまおう」の国内外への出荷など「攻め」の姿勢と、米農家などへの影響を最小限に抑える「守り」の姿勢の双方が求められる。農協関係者は県の政策について「市場調査など県農産品の販売力強化策に加え、米から他の作物への転作がもっとスムーズに進むような仕組み作りも期待したい」と述べ、攻守両面で連携の必要性を強調した。

〔福岡都市圏版〕

4576チバQ:2015/03/19(木) 21:11:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150319ddlk40010289000c.html
県政の課題:’15知事選/下 福岡・北九州両空港 共存へ試される手腕 /福岡
毎日新聞 2015年03月19日 地方版

 「遅くまで空港の方が騒がしいけん、偉か人でも来らっしゃったと思ったとよ」。福岡空港(福岡市博多区)近くに暮らす主婦(78)が振り返った。1日夜、空港の誘導路上でブレーキのトラブルを起こした全日空機が立ち往生。誘導路につながる滑走路が約1時間半閉鎖され、欠航と発着の遅れは計58便に上った。トラブルは同空港の綱渡りの運航状況をあらわにすると同時に、多くの路線が乗り入れる活況ぶりを印象付けた。

    ◇

 福岡空港は、立地する福岡市とともに“成長”を続けている。九州各県などから人が流入する福岡市の人口は150万人を超え、国内外からの就航が相次ぐ福岡空港の年間発着回数16万7000回(2013年度)は滑走路1本の空港としては全国最多。運航間隔は最短で2分という過密状態だ。

 福岡空港を管理する国は、さらなる利便性向上を目指す。15年度政府予算案に設計費など滑走路増設関連の事業費4億円を初めて計上。同空港の年間発着数は13年度時点で定時運航できる処理容量を3000回上回っているが、増設で18万8000回まで可能になる。福岡経済界では「アジアの拠点空港への一歩を踏み出した」と期待が膨らむ。

 しかし県内には、利用が伸び悩む北九州空港(北九州市小倉南区)があり、「県全体の発展を考えると、福岡空港の独り勝ち状態でいいのか」(自民県議)という疑問の声が出ている。

 北九州空港は29日に名古屋便(1日2往復)が新たに就航するが、同日から1日18往復の羽田便が17往復に減る。しかし24時間利用可能な海上空港で、福岡空港が利用できない早朝・深夜帯を補完できる。そのため県は新年度予算に、その時間帯を中心に北九州空港と福岡都市圏を70分で結ぶリムジンバスの運行助成費7979万円を盛り込んだ。利用者を増やし、将来的に格安航空会社(LCC)などの誘致につなげることを狙ったのだ。

 後背地に工場が集積する特性を生かし、貨物専用機の拠点空港として整備する構想も練られている。北九州商工会議所の羽田野隆士専務理事は「福岡空港との共存共栄を目指し、県と連携して進めていきたい」と語る。

 福岡、北九州の両空港をどう活用し、どう県全体の振興につなげていくのか。トップリーダーとしての知事の手腕が試される。

(この企画は平川哲也、梅山崇、祝部幹雄、井本義親が担当しました)

〔福岡都市圏版〕

4577チバQ:2015/03/19(木) 21:25:23
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-240582-storytopic-3.html
政党そうぞう、維新へ合流 来月の党県総支部大会で承認へ
2015年3月19日

維新の党への合流を発表する政党そうぞうの當間盛夫代表代行(中央)ら=19日午前、県庁記者クラブ


 政党そうぞうの當間盛夫代表代行らは19日午前、県庁記者クラブで記者会見し、そうぞうに所属する県議と市町村議員が維新の党に合流すると発表した。2月末に開いた役員会で同方針を確認した。4月中旬に実施する維新の党県総支部の大会で正式に承認を得る予定。
 政党そうぞうの所属議員は維新の党に移籍するが、そうぞう自体はそのまま残す形とし、前代表の下地幹郎氏が再び代表に就く予定。下地氏は維新の党と政党そうぞうの両方に所属する形となる。一方、そうぞう所属の呉屋宏県議は、後援会との調整が必要として態度を保留しているという。
 當間代表代行は「維新の党に合流するが、地方分権やこれからの沖縄が進む方向というのは大切だと思っている。その志は保ちながら、今後も取り組んで行きたい」と述べた。
【琉球新報電子版】

4578チバQ:2015/03/19(木) 22:14:55
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/156134
【福岡市議選の情勢】(上)東区 博多区
2015年03月16日(最終更新 2015年03月18日 19時09分)

 4月3日告示、12日投開票の福岡市議選(7選挙区、定数62)は15日現在、現職53人、元職3人、新人23人の計79人が立候補の意向を示している。96人が出馬した前回(2011年)を下回る見通しだ。7選挙区の課題や情勢を3回に分けて紹介する。 (敬称略)
 ●東区=最激戦17人出馬か
 定数12に対し、現職11人、新人6人の計17人が名乗りを上げており、最激戦区となりそうだ。九州大箱崎キャンパス跡地の活用、アイランドシティ(人工島)への都市高速道の延伸など、街の将来像をどう描くかが課題となる。
 自民は、議長の森英(5期)、川上(4期)、前回トップの今林(2期)を公認。前回3人を擁立した民主は、阿部(2期)1人に絞った。現有3議席の公明は、引退する現職の後を継ぐ予定だった新人が体調不良で出馬を断念。山口(3期)と尾花(2期)が組織固めを図っている。
 共産は、前回返り咲きを果たした綿貫(2期)を公認。みらい福岡は、藤本(5期)と三角(2期)を擁立した。維新は冨永、次世代は石井のいずれも新人が名乗りを上げた。ふくおか市民政治ネットワークは、前回次点の新人森文が再挑戦する。
 無所属の落石(1期)は社民推薦で臨む。前回、みんなの党公認だった吉武(1期)は、同党解党に伴い政治団体「みんなの改革福岡」が公認し、日本を元気にする会が推薦。無所属新人の藤野は自民が推薦する。梅崎は、無所属で初当選を狙う。保守系無所属の真武は前回に続いての挑戦となる。
 ▼東区 (定数12)
今林秀明 54 元市職員   自現
川上晋平 43 消防団班長  自現
森英鷹 60 不動産会社長 自現
阿部正剛 52 病院特別参与 民現
尾花康広 51 党県遊説局長 公現
山口剛司 56 党支部幹事長 公現
綿貫英彦 48 党地区副委長 共現
藤本顕憲 70 県空手連会長 み現
三角公仁隆 59 二輪車販売業 み現
吉武輝実 61 保護司    諸現
落石俊則 58 元小学校教諭 無現
冨永正博 36 NPO職員  維新
石井英俊 38 NPO理事長 次新
森文子 49 政治団体代表 ネ新
藤野哲司 33 元県議秘書  無新
梅崎宣明 36 政治団体代表 無新
真武研二 46 不動産会社長 無新
    ◇      ◇
 ●博多区=少数の攻防きっ抗
 市営地下鉄七隈線の天神南-博多間の延伸(2020年度)や、中央、博多両ふ頭を含む博多湾のウオーターフロント地区再整備、福岡空港の滑走路増設など大型事業が進んでいる。一方で、交通事故と犯罪認知件数(13年)が市内7区で最も多く、安全や安心をどう確保するかが課題。将来のまちづくりと足元の暮らしの両方を見据えた論戦が求められる。
 定数9に対し現職8人、元職1人、新人1人の計10人が立候補の準備を進めており、「全員が一定の支持層と地盤を持ち、少数激戦になる」(陣営関係者)。ほかにも、出馬を模索する動きがある。
 自民は、南原(5期)と福田(2期)が地盤を固める。民主は、田中(2期)を擁立し、労組の支持固めを急ぐ。公明は、石田(4期)と古川(1期)の前回と同じ顔ぶれで臨む。
 共産は、前回次点の元職比江嶋(4期)が返り咲きを狙う。社民は、高田(6期)を市内で唯一公認し、議席維持へ懸命だ。
 みらい福岡は、浜崎(1期)と、引退する父の地盤を引き継ぐ新人鬼塚の2人態勢。議長経験者で前回まで自民公認だった川口(7期)は、無所属で戦う。
 ▼博多区 (定数9)
南原茂 61 社団法人会長 自現
福田衛 43 鉄道会社員  自現
田中丈太郎 42 鉄道会社員  民現
石田正明 62 市監査委員  公現
古川清文 46 党県役員   公現
高田保男 67 解放同盟役員 社現
浜崎太郎 47 福祉施設長  み現
川口浩 54 会社社長   無現
比江嶋俊和 68 歯科医師   共元
鬼塚昌宏 42 市議秘書   み新
    ◇     ◇
 ◇立候補予定者一覧の並び方は(1)現職、元職、新人(2)衆院の勢力(3)地域政党(4)政党推薦の有無(5)五十音-の順。「み」はみらい福岡、「ネ」はふくおか市民政治ネットワーク。
=2015/03/16付 西日本新聞朝刊=

4579チバQ:2015/03/19(木) 22:15:59
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/156354
【福岡市議選の情勢】(中)中央区 南区
2015年03月17日(最終更新 2015年03月18日 19時12分)

 ●中央区=5現職VS6新人か
 
 九州経済の中心・天神地区の再開発をはじめ、九州大跡地(六本松)や大名小跡地の活用、福岡城跡の整備と地域の青写真づくりが求められる。単身世帯が6割に上る地域のコミュニティー維持や活性化も課題だ。
 定数7を現職5人と新人6人が争う。自民の9期・稲員大三郎と7期・妹尾俊見の両ベテランが引退。住民の1割弱が毎年転出入で入れ替わることもあり、新たな支持層獲得への動きが激化しそうだ。
 自民は2新人を擁立。堤田は妹尾の後継として地域への浸透を図っており、稲員は父の地盤を引き継ぐ。民主の田中(2期)は、平尾校区で地域活性化の取り組みを訴える。初参戦の維新は、新人の船久保を擁立し地歩固めを図る。
 公明は、福祉と教育の充実を掲げる楠(2期)が組織固めに全力を挙げる。共産は、星野(6期)が大型開発反対などを主張。みらい福岡は、水城(4期)が防災体制の強化を訴える。
 無所属は4人。交通対策に取り組む橋田(1期)は草ケ江校区が拠点。前回次点の新人中島は自民推薦を受け、雪辱を期す。ともに初挑戦の池と新開は、各地で積極的に街頭に立ち、知名度アップを図る。
 ▼中央区(定数7)
田中慎介 36 商工会顧問  民現
楠正信 60 保護司    公現
星野美恵子 64 党地区副委長 共現
水城四郎 45 保護司    み現
橋田和義 44 校区社協顧問 無現
稲員稔夫 41 会社員    自新
堤田寛 53 会社社長   自新
船久保信昭 46 個人事業主  維新
中島正裕 53 会社社長   無新
池天平 33 元生協職員  無新
新開崇司 43 会社社長   無新
    ◇     ◇
 ●南区=現新13人の混戦へ
 定数11に対し、現職9人、新人4人の計13人が名乗りを上げる。人口25万4千は市内で2番目に多く、住宅地の高齢化も進む。慢性的な交通渋滞が課題で、鉄道駅と郊外を結ぶバス網の充実を求める声も根強い。
 現有5議席の自民は、前議長の光安(5期)、伊藤(4期)、打越(3期)、飯盛(2期)、前回トップ当選の川上(1期)の現職全員を公認した。厚い保守地盤を背景に、現有議席の維持を目指す。
 現有1議席の民主は、4期務めた三原修が引退。2新人を公認し、議席増を狙う。後継の近藤は労組などの支持固めを図り、前川も地域への浸透に懸命だ。
 公明は、副議長の大石(5期)と、松野(2期)の現職2人を公認。ともに支持団体の組織票固めに全力を挙げている。
 維新は議員定数削減を訴える富永(1期)、みらい福岡は若久地区が地盤の国分(4期)が、それぞれ議席維持を目指す。
 共産は7期務めた宮本秀国が引退し、後を継ぐ新人の堀内は福祉や教育の充実を訴える。父が現職県議の無所属新人、新村は前回の博多区から選挙区を変え、再挑戦する。
 ▼南区(定数11)
飯盛利康 37 消防団員   自現
伊藤嘉人 54 会社役員   自現
打越基安 60 保護司    自現
川上陽平 37 会社員    自現
光安力 66 会社社長   自現
富永周行 40 党県幹事長  維現
大石修二 54 党県副幹事長 公現
松野隆 52 元参議員秘書 公現
国分徳彦 57 会社役員   み現
近藤里美 43 党県支部役員 民新
前川健太 36 元警察官   民新
堀内徹夫 52 党地区委員長 共新
新村優 34 NPO理事長 無新
 (敬称略)
    ◇     ◇
 ◇立候補予定者一覧の並び方は(1)現職、元職、新人(2)衆院の勢力(3)地域政党(4)政党推薦の有無(5)五十音-の順。「み」はみらい福岡、「ネ」はふくおか市民政治ネットワーク。
=2015/03/17付 西日本新聞朝刊=

4580チバQ:2015/03/19(木) 22:17:07
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/156593
【福岡市議選の情勢】(下)城南区 西区 早良区
2015年03月18日(最終更新 2015年03月18日 19時15分)

 ●城南区=高齢化対策も焦点
 
 高齢化率21%は、市内7区で最も高い。高齢者を見守る仕組みづくりなどが課題となる。区内を通る市営地下鉄七隈線は開業10年を迎え、2020年度には博多駅まで直通運転が実現する見通し。都心へのアクセス向上を見据えた活性化策の論戦も期待される。
 定数6をめぐり、現職5人、元職2人、新人1人の計8人が立候補の準備を進めている。
 現有1議席の自民は現職の阿部(3期)を公認し、区内全域での得票を目指す。民主も現職の太田(2期)に絞り、議席の維持に全力を挙げる。公明は前回2位で当選した現職の篠原(1期)が組織票固めを図る。
 1月に民主を離党した調(1期)は今回、無所属で再選に挑む。高山(9期)は無所属で初当選以来続けるトップ当選を目指す。共産は前回次点だった元職の倉元(3期)が返り咲きを狙う。
 前回自民公認だった北嶋(1期)は昨秋、市長選出馬のため市議を辞職。今回は無所属での挑戦となる。前回、議席を失ったふくおか市民政治ネットワークは新人の上村を擁立し、議席奪回を目指す。
 ▼城南区 (定数6)
阿部真之助 50 獣医師会顧問 自現
太田英二 43 元衆議員秘書 民現
篠原達也 55 党県局次長  公現
調崇史 36 元民放記者  無現
高山博光 75 会社社長   無現
倉元達朗 47 党地区副委長 共元
北嶋雄二郎 65 元市収入役  無元
上村幸子 58 政治団体役員 ネ新
    ◇     ◇
 ●西区=女性4人名乗りへ
 九州大の伊都キャンパス移転や市営地下鉄七隈線の橋本駅周辺の再開発によって、近年、街の姿は大きく変わっている。人口増加に伴う交通渋滞という新たな課題の一方、北崎や今津、離島では人口が減少しており、地域の将来像をめぐる多様な論戦が求められる。
 定数8を現職6人、新人4人が争う展開になりそうだ。女性の立候補予定者が4人と、全7区で最も多い。
 自民は、前回に引き続き2人を擁立、政権の経済対策などを訴え現有議席確保を目指す。小畠(5期)、冨永(4期)がそれぞれ地盤固めを進める。
 民主は、江藤博(4期)に加え、新人の江崎を擁立。地域主権を訴え議席の上積みを狙う。維新は市内7区の立候補予定者で最年少の天野を公認。議員定数削減を主張する。
 公明は前回3位当選の川辺敦子が引退、新人大坪が生活困窮者支援を訴える。共産の熊谷(2期)は子ども医療費助成拡大を掲げる。
 みらい福岡は会派会長の笠(4期)が地域政党の存在意義などを主張。社民推薦の無所属池田(2期)は教育、福祉の充実をアピールする。小学生2人の母親の無所属江藤真は、子育て目線の市政を訴える。
 ▼西区(定数8)
小畠久弥 64 党西区支部長 自現
冨永計久 66 薬局役員   自現
江藤博美 63 自治協顧問  民現
熊谷敦子 62 党県委員   共現
笠康雄 67 農業委員   み現
池田良子 63 元小学校教諭 無現
江崎太郎 35 元衆議員秘書 民新
天野浩 28 消防団員   維新
大坪真由美 55 党区委員   公新
江藤真実 51 政治団体代表 無新

4581チバQ:2015/03/19(木) 22:17:25
  ◇     ◇
 ●早良区=実績ある新人挑む
 商業施設が充実し若年世代が多い北部と、農村地帯が残り過疎化が進む南部。子育て世代に向けた支援策の一方で、過疎地域の交通網の整備も求められるなど、地域が関心を寄せる課題は幅広い。
 定数は9。現職9人に新人1人が挑む構図となっている。前回は16人が立候補して票が分散した。こうした票の行方が鍵を握る。
 唯一の新人の無所属宮浦は、2期8年務めた県議からくら替え。民主推薦も得ており「現職と同じようなもの。少数激戦の戦いになる」と他陣営は危機感を漏らす。
 前回、世代交代が進んだ自民は大原(1期)、大森(1期)、津田(1期)の3人を公認した。民主は、市議団代表の栃木(4期)を擁立し、議席維持を目指す。
 公明は、黒子(5期)と高木(1期)が、支持団体へのあいさつ回りを急ぐ。共産の中山(3期)は、党の国政での躍進を追い風に、議席維持と票の上積みを目指す。
 みらい福岡の平畑(3期)は自民推薦を得て、高取地区を中心に地盤固めを進める。無所属の荒木(3期)は、議員報酬の削減を訴えている。
 ▼早良区(定数9)
大原弥寿男 63 NPO顧問  自現
大森一馬 49 運送会社役員 自現
津田信太郎 40 元建設会社員 自現
栃木義博 61 党県副代表  民現
黒子秀勇樹 59 党県副幹事長 公現
高木勝利 51 党県局次長  公現
中山郁美 55 党県委員   共現
平畑雅博 52 同窓会副会長 み現
荒木龍昇 62 市民団体代表 無現
宮浦寛 49 保護司    無新
 (敬称略)
    ◇     ◇
◇立候補予定者一覧の並び方は(1)現職、元職、新人(2)衆院の勢力(3)地域政党(4)政党推薦の有無(5)五十音-の順。「み」はみらい福岡、「ネ」はふくおか市民政治ネットワーク。
=2015/03/18付 西日本新聞朝刊=

4582チバQ:2015/03/21(土) 10:18:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150320ddm002010138000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 民意のかたち/4 佐賀県唐津市 踏みとどまる農家票
毎日新聞 2015年03月20日 東京朝刊


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 山間にミカン畑が広がる佐賀県唐津市浜玉町の平原(ひらばる)地区(人口1007人)。近くのミカン農家、鬼木政文さん(67)はJAからつ平原支所を出ると肩を落とした。「(支所の廃止反対で)いろいろ運動したばってん、力及ばずだ。支所は地区の中心。廃止されると人の集まる場ものうなってしまう」

 平原地区では、2009年3月に支所の隣のAコープが閉店。昨年春からは支所への営農指導員の常駐がなくなり、金融機能を残すだけになっていた。今月末で近くのJAの給油所も廃止。地区にはコンビニも郵便局もなく、支所が「最後のとりで」だったが、今年4月10日に廃止される。

 地域の衰退とともに農協も先細る。政治力も衰えたと言われて久しい。だが今年1月、「常識」を覆す出来事があった。農協の政治団体「佐賀県農政協議会」(農政協)が推した元総務官僚の山口祥義氏が、与党が推薦した前武雄市長の樋渡(ひわたし)啓祐氏を破った佐賀県知事選だ。

 唐津市選出の大場芳博県議(65)は「農協全体の力は確かに落ちている。でも、農家が地域で足を運んで(投票を)お願いする運動力は落ちていない」と言う。自民党県連の役員で、知事選では樋渡氏を応援して農政協と対決したが、農家票の力を目の当たりにした。

 佐賀県には集落ごとに農家で作る「生産組合」という仕組みがある。県内に2165組合があり、肥料や農薬の発注の取りまとめやJAからの連絡を各農家に伝える役を担う。生産組合長は地域の農政協の幹部も兼ねる。選挙の際には実動部隊となる。

 唐津市肥前町切木の生産組合で組合長を務める柴田秀喜さん(52)は「月1回は集落で会議があって農家同士が顔を合わせる。農業だけでなく、誰が入院した、結婚した、地域のことは何でも話題になる」と話す。

 柴田さんは知事選の際「(山口氏の当選が)危なそうなのでお願い」と言って集落内の農家を一軒一軒回った。

 知事選では、唐津市・東松浦郡選出の自民党県議4人のうち、農協出身の田崎信幸県議(60)が山口氏を支援。大場氏ら3人は他候補を支援した。しかし4月の県議選を前に、4人全員が「農政協の政策実現に努める」という趣旨の誓約書を農政協に提出し、推薦を申請。農政協は4人を推薦した。

 地域の衰えが進むなか、なお結びつきを保つ農家は選挙でも候補者が頼りにする「最後のとりで」だ。

 だが、柴田さんは、それも限界に近づいていると感じている。生産組合長のなり手がおらず、同じ人が何期も続ける集落もある。「支所統合で農協がなくなる、買い物するところがなくなる、学校がなくなる、ずっと負のスパイラルが続いている。あと5年、10年したらどうなるのか」【横田愛】=つづく

4583チバQ:2015/03/21(土) 11:29:30
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=108110
2票差で次点、県選管が再検票 昨年のうるま市議選
2015年3月21日 08:05

 【うるま】昨年10月5日に投開票されたうるま市議会議員選挙で、2票差で次点となった平正盛氏が得票の再審査を県選挙管理委員会に申し立て、県選管は20日、市石川保健センターで全投票用紙を再検票した。

 平氏は1299票を得票し、最下位当選者の佐久田悟氏と2票差で次点となった。平氏は、佐久田氏の得票を再点検の上、他候補者の得票が混入していないかなどの調査を求めている。

 同日、県選管は全得票から疑問票を持ち帰り、定例委員会や臨時会で1票ずつ再点検し、4月末ごろに裁決を決定する見込み。

 市議会議員選の投票総数は5万7272票。有効票は5万6475票で、無効票は797票、不受理票が2票、持ち帰り票が1票だった。

4584チバQ:2015/03/21(土) 11:49:06
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/157428
公選法違反看板が横行 田川署警告「厳しく対処」
2015年03月21日(最終更新 2015年03月21日 03時00分)
国道沿いに作られた掲示板に15枚張られた県議選立候補予定者のポスター(写真の一部を加工しています)
国道沿いに作られた掲示板に15枚張られた県議選立候補予定者のポスター(写真の一部を加工しています)
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 首長選や議員選が一斉に行われる4月の統一地方選を前に、田川市郡で公選法違反の立て看板やポスターが横行し、撤去を求める声が高まっている。田川署は20日、違反を確認した複数の陣営に対し警告。田川市も、電柱や街路樹などの公共物に設置されている立て看板などの撤去に乗り出した。
 公選法によると、立候補予定者の名前などを書いた立て看板は、政治活動用の事務所や連絡所を示すものとして各選管に申請しなければ設置できない。枚数は、市長選や市議選、県議選の場合は12枚まで、町長選や町議選は8枚までと決められている。ポスターは、ベニヤ板や段ボールで裏打ちされていなければ掲示可能だが、任期満了の6カ月前からは掲示を禁止されており、市選管は「個人演説会を告知する一部のもの以外、現在張られているポスターは全て違反」と強調する。
 市選管によると、違反は昨年秋から目立ち始め、10月23日に各陣営に撤去などの改善を求める通知をしたが、12月の衆院選ごろからさらに増加。「東日本大震災の後で自粛ムードだった4年前に比べ、今回はあまりにもひどい状態」(市選管)。市内の交差点付近に並ぶ8人の立て看板は、5人分が選管に無届けか設置期限切れの違反だった。
 市はまず屋外広告物法に基づく撤去作業を開始。市都市計画課が16、17日に市内の国道や県道沿いを調査し、街路樹や電柱、ため池のフェンスなどに設置されている392件の違反を確認。設置した7陣営に24日までに撤去するよう指導した。従わない場合は強制撤去する方針だ。
 市と隣接する川崎町内でも、大半の電柱にポスターが張られるなど違反が目立つ。中には、告示後にしか掲示できない「町議会議員候補」と記したポスターや、足場を組んだ長さ9メートルの掲示板に15枚のポスターを並べて張っている陣営もある。
 田川署は「今後も違反を確認次第、警告していく。必要な場合は厳しく対処する」としている。
=2015/03/21付 西日本新聞朝刊=

4585チバQ:2015/03/21(土) 11:49:59
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/156596

【伊万里市議選】選挙カー自粛を現職要請 「市民に迷惑」 新人は「不利」と反発
2015年03月18日(最終更新 2015年03月18日 03時00分)

 佐賀県伊万里市議会(定数24)は、4月の統一地方選の市議選で「選挙カーの使用時間短縮」を申し合わせる。「朝夕の連呼は市民に迷惑」というのが理由で18日にも正式に決める。これに対し、知名度不足の新人の立候補予定者は「不利」と反発。現職側の一方的提案で自粛を要請するのは「選挙カルテル(談合)とみられても仕方がない」と指摘する識者もいる。申し合わせには、市民の定数削減要望を拒否し不興を買った一部現職の思惑ものぞく。
 伊万里市議会は東日本大震災直後の2011年統一地方選でも選挙カーの活動を自粛した。公選法が認める午前8時〜午後8時の活動を午前10時〜午後6時に短縮。今回は特段の事情がないが、立候補予定者が30人にも上ることを理由に、16日の会派代表者会議で自粛の提案があった。
 現職たちは「実際に朝夕はうるさいと言われる。やむを得ない」の声が多い。前回、新人で当選した議員は「新人には正直不利で、押し付けるべきではない」と話すが少数意見だ。内山泰宏議長は「強制ではなくあくまでもお願い」と強調するが、ある新人は「決まれば従わざるを得ない」と有権者の目を気にする。
 ある現職は、申し合わせの背景を「有力な新人が複数いるから」と解説。市議会が昨年、市区長会が足並みをそろえた定数削減請願を「現状維持」で拒んだことから「有権者へのアピール」と見る向きもある。
=2015/03/18付 西日本新聞朝刊=

4586名無しさん:2015/03/21(土) 19:07:03
http://www.miyakomainichi.com/2015/03/73811/
2015年3月15日(日) 9:09
与党安定多数崩れる/市議会
知事選影響、特別委設置で/今議会では14対11の構図に

 昨年末の市議会12月定例会一般質問での仲間賴信氏の質問が、従来までの「与党安定多数」を一変させた。このときの一般質問は、県知事選で乱れた与党の足並みを表面化させただけでなく、現職市議の議員資格を審議する二つの特別委員会が設置されるまでに発展。この問題を巡り議会の構成図は与党14人、それに対立する議員?p人の構図が浮き彫りになった。両特別委では、議員自らが同僚の「議員としての資格」と「発言内容」について審議してきたが、その中身は市議会全体が問われるような内容となった。これまでの経緯と3月定例会の終盤戦を探った。

 ■発端

 今回の問題の発端となった仲間氏の一般質問は、西里芳明氏が役員を務めていた建設会社が市の公共工事を受注していると指摘。その質問の際に発した「私腹を肥やしている」などの発言も問題となり、西里氏の議員資格、仲間氏の発言を巡る特別委がそれぞれ設置された。
 ことの発端は、仲間氏の一般質問だが、その前に行われた昨年11月の県知事選も大きな布石となっている。
 知事選で市議会の与党市議団は、3期目を目指していた仲井真弘多知事支持の方針となったが、仲間氏と同じく与党会派だった粟国恒広氏は地元出身の元防災・郵政民営化担当相の下地幹郎氏を支持した。
 昨年の9月定例会で議席の配置換えが行われ、仲間氏と粟国氏が野党寄りの席に移されたことも問題が大きくなった要因の一つとなった。

 ■阻止

 与党の足並みが乱れた中で始まった12月定例会の一般質問で、仲間氏が質問した内容と発言は議会を大きく揺るがした。
 仲間氏の一般質問翌日の最終本会議でも混乱は続いた。本会議前には与党の議員があわただしく動き、議会開会が1時間以上も遅れた。
 このときの動きについて、一部の野党から「当時、与党議員の中には西里氏の議員資格決定要求書を提出しようとしていた仲間氏を説得して取り下げさせようと激しく動いていた」との声も聞かれた。特別委設置を阻止しようとの動きがあったと見られる。

 ■判断

 結局、「議員資格」と「議員発言」を審査する二つの特別委員会は設置されたが、両方とも与党が委員長を務め、委員も与党が多数を占めたことで審査は与党主導で展開された。
 西里氏の議員資格特別委では、判断するための資料要求について与党とそれに対立する議員で意見が衝突して時間を費やした。
 最終的には「審議が尽くされていない」とする21世紀新風会や野党らの主張を退けて与党が強行採決に持ち込み、西里氏の「議員資格は有する」との判断が示された。11日の本会議でも同様の判断となった。
 しかし、この特別委の判断には多くの疑問が残った。野党らの主張は西里氏について「議員資格は有しない」ではない。あくまでも「この問題で市民に説明しうるだけの議論を尽くしたい。そのためには資料も、参考人招致も具体的な数値も含めて議論すべき」だったが、その訴えが通らないまま審査は終了となった。

 ■審査

 11日の本会議で行われた西里氏の議員資格についての委員長報告では、「審査内容」の記述がわずか3行。その中身も「西里氏から提出された資料の内容は、西里氏が当該建設会社の取締役を示すものだった」としている。さらに、判断基準は示されるも、その基準を下回ったとする根拠となる数字も示されなかった。 
 「多数決で決める」というのは民主主義の原則の一つである。それを尊重する一方で、少数派の基本的な権利を擁護することも求められている。
 特別委設置を巡る問題で一気に緊張感を帯びた今議会は18日から一般質問がスタートする。与党に対立する議員からは、西里氏の問題に関連した質問が通告されており、当局との間で同問題が再燃しそうだ。

4587名無しさん:2015/03/21(土) 21:43:09
>>4496
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2015/03/32178/0309_ymh03/
民主党かく戦う「非自民の受け皿として全力」(3)〜吉村敏男・県連代表代行
統一地方選2015年
2015年3月9日07:00

 統一自治体選挙を控え、民主党福岡県連代表代行で民主党・県政クラブ県議団会長の吉村敏男県議(飯塚市・嘉穂郡選出)に福岡県内での民主党の戦いについてお聞きした。

<「トリクルダウン」は破綻した経済発展モデル>
 ――アベノミクスは国民に深刻な打撃を与えていますね。
吉村 敏男 県議 吉村 日本の経済政策は、90年代はじめにバブルが崩壊して以降、「トリクルダウン」といって、大企業が富み、中央が富んだら、水が滴り落ちるように中小企業、地方にその景気の影響が広がっていくとされ、今も同じことをやっています。しかし、たとえば、バブルが崩壊して以降、景気の山がいくつかありました。なかでも一番長かったのが小泉政権の2002〜08年の73カ月で、「いざなぎ景気」を超える戦後最長の景気回復期でした。しかし、庶民には「景気が良くなった」との実感がありませんでした。それはなぜかというと、大手や中央で景気が回復しても、労働分配率は低下を続け、中小企業も大企業ほど収益増にはならず、地方には景気回復の影響が及ばなかったからです。
 この25年間の経験から、「トリクルダウン」による景気対策や景気刺激策は、すでに破綻した経済発展モデルと言わざるを得ません。したがって、トリクルダウンを基本としたアベノミクスは、成功しないのではと考えています。
 昨年に続き今年の春闘でも政府が労使交渉に異例の介入をして、大企業の賃上げを促しています。しかし現実は、実質賃金は、消費税増税もあって、19カ月連続で目減りしています。景気対策を考える場合、我が国のGDPの約6割は個人消費ですから、庶民の実質的賃金、実質的な収入がアップしないと、消費は伸びないし、経済は良くなりません。1960年代からの高度成長期は大企業も中小企業も儲かって、それにともない毎年ベースアップが行なわれるなど、正常な労働分配率が機能していました。ですから、みんながテレビを買い、車を買い、家を買い、その結果、経済規模が拡大してきました。
 しかし今は、所得の再配分が機能していません。先の政労使会議で、大企業の内部留保金が328兆円にのぼると示され、企業の内部留保金は過去最高を更新し続けています。なぜこれほど内部留保金が増えるかというと、労働者への再配分が機能していないからです。バブル崩壊以降、企業は「万が一のため」ということで、基本給を上げたがりません。そのことが結果的に、労働者の購買力を低下させ、さらに労働法制の緩和により、安価に働かせられる非正規労働者が2,000万人を超え、雇用労働者の約4割に迫る現状があります。正規労働者の賃金を抑え、非正規労働者を増やせば、個人消費が落ち込むのは当たり前です。
<「分厚い中間層」の復活で購買力高めて景気活性化へ>
 ――労働者の賃上げで消費を増やすことが、産業の活性化につながり、そのことが経済成長の好循環をつくるとお考えですか。
 経済成長で現在の格差問題が解決できると考えることは幻想だと言っているトマ・ピケティの指摘は、大変興味があります。現実に、米国でもヨーロッパでも日本でも、あの中国でさえも、数%〜20%の人がその国の半分以上の富を独占しています。戦後、日本が急速に経済成長を進めていた当時は、「1億総中流」と呼ばれ、その中流層が力強い個人消費を支えていました。民主党が「分厚い中間層」を復活させることが大事だと言っているのは、そのためです。アメリカのオバマ大統領でさえ、中間層を増やすと言っています。中間層を増やすことが購買力を高め、GDPを拡大させて、そのことが国内景気の活性化につながることは、みんなわかっています。

4588名無しさん:2015/03/21(土) 21:43:33
>>4587
<最賃引き上げで、ワーキングプアをなくしていく>
 ――賃金格差の解消にはどうしたらいいですか。
 吉村 今みたいに非正規労働者が2,000万人を超えるまでになると、それらをすべて正規労働者にするのは難しいわけですから、最低賃金を大幅に引き上げることによって、ワーキングプアという層をできるだけ少なくしていくことが重要です。欧米みたいに、同一労働同一賃金という考え方は、職務給という概念があまりない日本では導入が難しいのかもしれませんが、同じ仕事をしている人が同じ賃金をもらうという基本に立って、最低賃金を大幅アップすることが大切です。
 ――労働法制の改悪が進められようとしていますが。
 吉村 労働者派遣法が1980年代に最初にできた時には、職種も限定されていましたが、大企業の要請に応じて、派遣労働の職種を使い勝手がいいようになし崩し的に拡大してきました。民主党政権時代に規制を強化しましたが、それをまた拡大する方向で議論が進められています。派遣労働の職種拡大は、労働者間の賃金の格差拡大をさらに進めるものですから、この動きは、やめさせなければなりません。
(つづく)
【聞き手:山本 弘之】

4589名無しさん:2015/03/21(土) 21:43:58
>>4588

http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2015/03/32341/0310_ymh04/
民主党かく戦う「非自民の受け皿として全力」(4)〜吉村敏男・県連代表代行
統一地方選2015年
2015年3月10日09:24

 統一自治体選挙を控え、民主党福岡県連代表代行で民主党・県政クラブ県議団会長の吉村敏男県議(飯塚市・嘉穂郡選出)に福岡県内での民主党の戦いについてお聞きした。

<会派として教育問題に全力、貧困の連鎖断ち切るためにも重要>
 ――今回の統一自治体選挙で何を訴えますか。
吉村 敏男 県議 吉村 私たちは、この4年間、福岡、北九州両空港の一体運営の実現、県の産業廃棄物行政の大転換、さらに全国初の議員提案条例である危険ドラッグ規制条例の制定などに取り組んできました。それらを含め、この4年間の活動の実績や具体的な取り組みを訴えていきたいと思います。
 さらに次なる4年間は、会派として教育の問題にも全力で取り組みたいと考えています。先の全国学力テストで、福岡県はすべての項目で全国平均を下回っていますが、そのことよりも重要なことは、県内4地区の学力順位が、福岡、北九州、県南、筑豊と、この三十数年変わっていないことです。次なる4年間は、この課題を解消し、県全体の学力が向上するように取り組まないとならないと考えています。
 以前、保守とか革新で県政が対立していた時代の教育論は、日教組攻撃対日教組擁護みたいなかたちでの議論が多くて、そのことが結果的に県内の真の教育問題の解消を停滞させたのではないかと考えています。今は、保守とか革新という争いはないわけですから、冷静に、具体的な問題点を指摘して論じることができる環境になっています。
 具体的には、私たちはこの4年間に、成果を上げている学校を訪れて、視察に基づいていろいろな提案していますが、現に、やる気のある市町村長、教育長がいるところは1歩も2歩も踏み出したやり方で、学力向上に取り組んでいます。そういうモデルは県内にたくさんあります。

4590名無しさん:2015/03/21(土) 21:44:12
>>4589
<飯塚市の積極的な取り組み――共同学習や反復学習、小中一貫校>
 ――飯塚市は学力向上に積極的に取り組んでいると聞きましたが。
 吉村 私は筑豊地区の最大の課題は教育だと思っています。たとえば、宮若市にはトヨタ九州があって、そこに約7,700人が働いていますが、その多くは、地元の宮若市をはじめ筑豊地区には住まず、宗像市に住んでいます。それは、宗像市の学力が高いからです。ですから、筑豊地区の活性化のためにせっかく企業を誘致しても、地域の学力が低いので、従業員の多くは、その企業のある周辺地域に住んでいない現状があります。このことは、筑豊地区全体に言えることです。
 こうしたなか、飯塚市では、齊藤守史市長の指示のもと、片峯誠教育長が先頭に立って、小中学校の学力向上に取り組んでいます。具体的には今、飯塚市では、共同学習や反復学習に取り組み、大きな成果を上げています。そして、ハード面の整備で、齊藤市長が頑張っているのが、小中一貫校です。すでに頴田小中一貫校が新築されましたが、一体型、連携型、隣接型あわせて市内に10カ所つくる計画とお聞きしています。中高一貫ではなく、小中一貫でいくのは、小中だと各市町村教育委員会が所管し一貫した運営ができるからです。今度、県立宗像高校と県立嘉穂高校が中高一貫校になり、これで県立4校が中高一貫校となりますが、大幅に増やすことは難しいので、やはり、市町村が中心となって小中一貫校に取り組む必要があります。
 ――成果が出ると、楽しみですね。
 吉村 すでに、飯塚市では、全国学力テストとは別の、小学校では全国NRT標準学力検査、中学校ではフクトの学力検査のテスト結果では成績が上がっています。教育の成果、成績というのは、一直線で上がっていくものではなく、ジグザクしながら上がっていくものですから、一朝一夕にはいきませんが、成果が出ていると思っています。桂川町も今、一生懸命やっています。私は、次の4年間の課題として、飯塚市の取り組みを応援したいし、そうした取り組みを全県の各市町村に普遍化することが大事だと思っています。
 ――経済格差が学力格差につながり、なかなかそこから抜け出せません。
 吉村 貧困の継承、再生産が起こっていると考えています。生活保護を受けて貧困から抜け出すのは、現状では容易ではありません。どこかで貧困を断ち切らないといけません。それには、働くことの意義を家庭や地域、学校がお互いに協力して教え、全体の教育力を向上させることが大切です。
 日本は、OECD加盟32カ国のなかでGDPに占める教育予算の割合が最低レベルです。子どもは国の宝、教育は国家百年の計と、自民党も言うのですが、現実には予算を教育に回す政府の努力が足りないと言わざるを得ません。
 ――国政でも自治体でも民主党にぜひ頑張ってもらいたいですね。
 吉村 そのための第一歩として、4月の統一自治体選挙で少なくとも現有議席以上の確保へ全力をあげます。
 ――大いに期待しています。
(了)
【聞き手:山本 弘之】

<プロフィール>
吉村 敏男(よしむら としお)吉村 敏男(よしむら としお)
1948年生まれ。福岡県立嘉穂高等学校卒業。自治労福岡県本部嘉飯山総支部委員長、自治労福岡県本部書記次長、福岡県市町村共済組合代表理事などを歴任。1999年、福岡県議会議員初当選(現職4期)。現在、民主党県連代表代行、民主党・県政クラブ県議団会長、県議会警察常任委員会所属。

4591チバQ:2015/03/23(月) 19:34:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150323ddm041010072000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 福岡・大任町議会 一般質問、5年間ゼロ 町長「関係良好な証拠」
毎日新聞 2015年03月23日 東京朝刊
 自治体議会の本会議での一般質問は、議員が首長らに地域の現状の報告を求めたり、将来の展望を問いかけたりする貴重な機会だが、福岡県大任(おおとう)町議会(定数11、欠員2)では5年近くも行われていない。全国町村議会議長会によると「一般質問ゼロ期間」の最長記録を更新中で、識者は「議会が本来の使命を果たしていない」と批判している。【内田久光】

 「一般質問の提出はありません。会議を閉じます」。3日間で開かれる3月定例会最終日の今月11日、同町議会は新年度予算案など16議案を全会一致で可決し、米丸年一(よねまるとしかず)議長(68)の掛け声で閉会した。このあと議員9人は議場中央で恒例の記念写真に納まった。

 町議会事務局によると2010年6月9日に1人が一般質問を行い、その後4年9カ月以上も途絶えている。今の議員は11年4月の統一地方選で当選し、任期中に一度も質問に立つことなく来月の改選を迎える。米丸議長は取材に「町幹部が全員出る二つの常任委員会で議論が出尽くし、一般質問の必要がなかった」と説明する。

 一方、永原譲二町長(61)は「答弁作成などの負担が減り、執行部にはありがたい。執行部と議会が日ごろから意思疎通し、関係が良好な証拠だ」と胸を張る。ちなみに永原氏は05年に新人で無投票当選。その後連続2回無投票で、現在3期目だが有権者の審判を一度も受けていない。

 全国町村議会議長会の実態調査によると、全国928町村議会の中で13年7月〜14年6月の1年間に一般質問がなかったのは、大任町と奈良県御杖(みつえ)村、大分県姫島(ひめしま)村の3議会。このうち御杖村議会は12年3月以来ゼロを更新中だ。姫島村議会では昨年12月、2年3カ月ぶりに質問があった。

 大任町議の一人は取材に「誰も一般質問をしないなか、『郷に入っては郷に従え』という考え方があるのも事実」と打ち明ける。

 大任町は筑豊炭田の炭鉱町として昔は栄えたが、閉山後、目立った産業は育たず、若者は流出。ピーク時約9000人いた人口は約5400人に減った。その一方で、「質問ゼロ期間」の10年10月、豪華トイレや温泉施設を備える「道の駅おおとう桜街道」が、町主導で約28億円をかけてオープンした。

 町議会事務局によると、昨年1年間で4度の定例会を傍聴した住民は計3人。町内の60代男性は「執行部と議会になれ合いはあると思うが、町民も無関心で議会を責める資格はない」と話す。

 町議選は来月の統一選第2ラウンドで実施される。前回は選挙となったが、今回は無投票の公算が大きい。米丸議長は取材に「一般質問がある方が議会らしいのも確か。6月定例会では(議長を降りる)私が絶対に質問する」と語った。

4592チバQ:2015/03/23(月) 19:37:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150323ddlk42010192000c.html

15統一選ながさき:県議選・無投票戦後最多の見通し 16選挙区中、7選挙区 /長崎
毎日新聞 2015年03月23日 地方版

 ◇「地域課題の議論失う恐れ」専門家指摘
 統一地方選の県議選(定数46、4月3日告示)で、無投票公算の選挙区が16選挙区中7選挙区となり、戦後最多になる見通しだ。県内有権者の約17%にあたる19万人超が投票できないことになる。専門家は「無投票の増加は、地域課題を正面から議論する機会が失われる恐れがある」と指摘している。【小畑英介】

 16選挙区のうち無投票の見込みは雲仙市(定数2)▽平戸市(定数1)▽西海市(同)▽対馬市(同)▽壱岐市(同)▽松浦市(同)▽東彼杵郡(同)−−の7選挙区で、過去最多の6選挙区(1979年、95年県議選)を更新する見込み。1票を行使できない有権者(3月2日現在)は計19万2959人に上る。雲仙市、平戸市、東彼杵郡は前回県議選(2011年4月)も無投票だった。

 7選挙区の立候補予定者計8人は、自民7人、無所属1人。民主は前回、対馬市で公認候補、西海市で推薦候補を出したが敗れ、今回は見送った。民主県連の高比良末男幹事長は「これが今の実力」。有権者からは「4年に1度の選挙なのに物足りない」と不満が上がる一方、平戸市の自営業男性(45)からは「市民に『大きく変えてもらいたい』というムードがない」との声も聞かれた。

 熊本県立大の明石照久教授(地方自治)は、無投票の増加について「議員の役割を担うのに、よりふさわしい人が出ないリスクがある」とする。その上で「候補者が出ないのは、議会の形骸化や政務活動費の問題が取りざたされ、地方政治にやりがいを感じない人が増えているのも一因。若者の政治への意識づけなど、人材発掘に超党派で取り組むことも必要だ」と指摘した。

==============

◇県議選の無投票選挙区数◇

1979年 6 (17)

1983年 0 (17)

1987年 0 (17)

1991年 4 (17)

1995年 6 (16)

1999年 4 (16)

2003年 5 (17)

2007年 1 (17)

2011年 5 (16)

2015年 7?(16)

 ※カッコ内は全選挙区数

〔長崎版〕

4593チバQ:2015/03/23(月) 20:10:39
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/155971
【県議選情勢】(1)佐賀市区、主要5政党で少数激戦
2015年03月15日(最終更新 2015年03月18日 19時20分)

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 県都決戦の定数11に今のところ現職8人、新人4人の12人が立候補を予定し、少数激戦となりそうだ。県内の選挙区で唯一、自民、民主、公明、共産、社民の主要5政党が激突し、得票順位も注目される。12人の地盤は旧市内9人、旧郡部3人。川副、東与賀、久保田の旧3町は現職の引退などで立候補者不在の「空白区」となる見込みで、各陣営が食い込みを図る。
 自民は前回の2011年県議選と同じ6議席の獲得を目指し、現職4人、新人2人を公認した。
 旧市内では前回トップ当選した木原をはじめ現職が足場固めを急ぐ。新人の西久保は地元の佐賀市鍋島校区の自治会の推薦を得て、内田は旧市内に加えて親族がいる旧川副町でも支持を広げたい構え。
 旧郡部は、留守が地盤の北部で集会を重ねる。南部は旧久保田町の古賀善行、旧川副町の篠塚周城の現職2人が立候補せず、旧諸富町の川崎だけが立候補を予定する。空白区となりそうな川副、東与賀、久保田の有権者約2万7500人の票の行方が注目される。
 民主は「現状維持」で藤崎と江口の現職2人を擁立。ともに連合佐賀の推薦を受けている。旧大和町が地盤の藤崎は農業者への浸透も図る。
 公明は県本部代表で現職の伊藤豊が引退し、新人の中本が後継を期す。共産は現職の武藤が6選を目指し、社民は現職の徳光が自治労や連合佐賀の支援を受ける。無所属新人の青木は街頭でつじ立ちを続けている。 (敬称略)
   *   *
 ●佐賀市
 (定数11-12)
留守茂幸 67 農業     自現(6)
木原奉文 61 財団法人役員 自現(5)
川崎常博 48 元燃料販売業 自現(1)
古賀陽三 37 元参議秘書  自現(1)
藤崎輝樹 44 党県総務会長 民現(2)
江口善紀 47 党県政調会長 民現(1)
武藤明美 67 党県副委員長 共現(5)
徳光清孝 57 党県幹事長  社現(2)
内田譲二 52 元飲食会社長 自新
西久保弘克 50 農業     自新
中本正一 55 元市議    公新
青木一功 39 元衆議秘書  無新
 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は50音順。氏名の後は年齢、肩書き。( )内の数字は当選回数。
   *   *
 4月3日告示の県議選で民意は地域の将来を誰に託すのか。県内13選挙区の情勢を報告する。 (敬称略)
=2015/03/15付 西日本新聞朝刊=

4594チバQ:2015/03/23(月) 20:11:21
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/156136
【県議選情勢】(2)唐津市・東松浦郡、公明初擁立で激戦必至
2015年03月16日(最終更新 2015年03月18日 19時28分)

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 定数6に現職5人、新人5人の計10人が立候補を予定する激戦区。公明は佐賀市区以外で初めて公認候補を擁立し、県議会での初の複数議席獲得を目指す。自民は前回同数の5人が名乗りを上げ、同じ地盤で競合する予定者もいる。各陣営とも「票の流れが読みづらい」と話している。
 自民は、唐津市と玄海町にまたがる上場(うわば)地区で現職の田崎と新人の井上常の地盤が重なる。田崎は元農協職員で農業票を固めるとともに選挙区内の上場出身者に支持を広げたい構え。元市議の井上常は旧肥前町、玄海町で活発にあいさつ回りをしている。
 前回まで2回連続でトップ当選した桃崎は旧浜玉町、旧七山村で後援会組織を引き締める。3選を目指す大場は出身地の同市鏡地区に加えて和多田、神田両地区でも浸透を図る。前回は最下位当選だった米倉は危機感を強め、旧相知町や旧厳木町、旧北波多村を中心に足場を固める。
 公明は、唐津市議3人の合計得票数が前回県議選の当選ラインを上回るが、新人の木村は知名度不足。あいさつ回りに力を入れる。共産新人の井上祐は、玄海原発の再稼働反対を掲げてアピール。7選を期す無所属現職の宮崎は、ミニ集会で実績を強調している。
 無所属新人の井手は、元相知町議で地元周辺で支援者を増やしたい考え。無所属新人の芳野は後援会組織は持たず、地域の課題解決を訴えるという。 (敬称略)
 ●唐津市・東松浦郡
 (定数6-10)
桃崎峰人 65 農業     自現(3)
大場芳博 65 農業     自現(2)
田崎信幸 60 党県役員   自現(2)
米倉幸久 67 農業     自現(1)
宮崎泰茂 72 福祉施設代表 無現(6)
井上常憲 62 元市議    自新
木村雄一 42 党支部役員  公新
井上祐輔 29 党県北委員  共新
井手国興 65 農業     無新
芳野秀樹 40 作業療法士  無新
 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は50音順。氏名の後は年齢、肩書き。( )内の数字は当選回数。
=2015/03/16付 西日本新聞朝刊=

4595チバQ:2015/03/23(月) 20:12:00
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/156355
【県議選情勢】(3)鳥栖市、三養基郡、神埼市・郡
2015年03月17日(最終更新 2015年03月18日 19時31分)

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 鳥栖市
 
 定数3に対して立候補予定者も自民現職2人、民主現職1人で、1991年以来の無投票になる公算が大きい。社民党も擁立を模索しているが困難な状況だ。鳥栖市では昨年末の衆院選から知事選、市長選と選挙が続き、市民の間には倦怠(けんたい)ムードも漂う。3陣営とも選挙になっても市民の関心は低いとみている。
 指山は、県農政協の推薦は得られなかった。知事選で県農政協と対立した自民党推薦候補を支援した結果とみられるが「党の決定に従った行動で仕方がないこと」とあいさつ回りや会合への出席を重ねる。
 向門は、過去2回は市長選のしこりで無所属での立候補だったが、今回初めて自民党の公認を得た。県農政協の推薦も獲得。「党派を超えて草の根的な選挙をしてきた。それに徹する」と話す。
 原は衆院選から続く「反自民」の追い風を受ける。労働団体の支援を受けながら、市中心部の地盤を固めるとともに県政報告を兼ねた集会を開いている。「県の政策課題を市民とともに考える」と訴える。
 社民は前回、52年間守ってきた議席を失った。奪還に向けて人選を進めているが、見通しは厳しいという。
   ◇    ◇
 三養基郡
 定数2に前回と同じ顔触れの3人が立候補する見通し。知事選のしこりで自主投票となった県農政協議会の票の行方が焦点になりそうだ。
 宮原は、県農政協から前回は受けた推薦を今回は得られなかった。3選を期して、みやき町北茂安地区などで地盤を固める。
 服巻は前回は無所属だったが、今回は自民党の公認を得て再選を目指す。地元の基山町を中心にあいさつ回りを続けている。
 元職の石丸は前回、自民党公認で落選した。今回は無所属で返り咲きを狙う。「県民の声を政治に反映させる」と訴えている。
   ◇    ◇
 神埼市・郡
 定数2に3人が立候補する意向を表明している。いずれも神埼市が地盤。1郡1町の吉野ケ里町での支持拡大も当落の鍵を握りそうだ。それぞれミニ集会などを開いて浸透を図る。
 自民現職の八谷は、県農政協や県看護連盟の推薦を得た。城原川ダム建設推進の立場を明確にし「国に早期決着を求める」と語る。
 内川は昨年、民主党を離党。無所属で3選を目指す。県農政協の推薦を初めて得た。「安全安心な地域社会」の実現を掲げる。
 自民新人の古川は「若さと情熱」をアピールしている。子育てと介護の現役世代として、教育と福祉政策の充実を訴えている。
 (敬称略)
    ×      ×
 ●鳥栖市
 (定数3-3)
指山清範 49 党県政調会長 自現(3)
向門慶人 44 市都計審会長 自現(2)
原康彦 60 党県連幹事長 民現(1)
 ●三養基郡
 (定数2-3)
宮原真一 45 農業     自現(2)
服巻稔幸 44 建設会社社長 自現(1)
石丸元章 50 会社員    無元(1)
 ●神埼市・郡
 (定数2-3)
八谷克幸 65 農業     自現(1)
内川修治 62 農業     無現(2)
古川裕紀 41 元市議    自新
 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は50音順。氏名の後は年齢、肩書き。( )内の数字は当選回数。
=2015/03/17付 西日本新聞朝刊=

4596チバQ:2015/03/23(月) 20:12:38
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/156595
【県議選情勢】(4)伊万里市、武雄市、西松浦郡
2015年03月18日(最終更新 2015年03月18日 19時32分)

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 伊万里市
 
 定数3。中心部、西部、東部がそれぞれ地盤の自民現職3人以外に立候補の動きはなく、1959年以来56年ぶりの無投票の公算が大きい。
 商工業者が多い中心部が地盤の竹内は19日、市民センターで県政報告会を催す。「無投票になれば訴える機会がなくなる」として、4期の実績や主張をアピールする考えだ。
 中倉は西部3町の行政区単位で1月から県政報告会を開いてきた。今月7日には事務所も開き、西九州自動車道開通を生かした活性化策などを訴えた。
 農村中心の東部を地盤とする岡口は、2月に事務所開きをしたほか、イベントや集会に小まめに顔を出している。「市民のやる気を引き出すきっかけづくりをしたい」と意気込む。
    ◇      ◇
 武雄市
 定数2に、自民現職2人が立候補の意向を表明している以外に動きはない。
 石丸は地域の集会に小まめに足を運んでいる。
 稲富は議会報告を全戸に配布する。
 8年ぶりに無投票となる公算が大きいが、2人とも選挙戦に備えて地盤を固めている。
    ◇      ◇
 西松浦郡
 有田町の1郡1町の選挙区で定数1。自民現職の原田以外に動きはなく、前回に続いて無投票になりそうだ。2003、07年の県議選で原田と一騎打ちを繰り広げた山口隆敏は昨年4月、町長に就任した。
 原田は「気を抜かず準備する」と述べ、有田焼創業400年事業を契機とした観光や農業の振興を訴える。
 (敬称略)
    ×      ×
 ●伊万里市
 (定数3-3)
竹内和教 66 元市議    自現(4)
中倉政義 65 農業     自現(4)
岡口重文 59 市陸協副会長 自現(2)
 ●武雄市
 (定数2‐2)
石丸博 69 福祉法人役員 自現(5)
稲富正敏 67 建材販売業  自現(4)
 ●西松浦郡
 (定数1-1)
原田寿雄 58 党県役員   自現(2)
 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は50音順。氏名の後は年齢、肩書き。( )内の数字は当選回数。
=2015/03/18付 西日本新聞朝刊=

4597チバQ:2015/03/23(月) 20:13:16
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/157102
【県議選情勢】(5)小城市、多久市
2015年03月20日(最終更新 2015年03月20日 01時29分)

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 小城市
 
 無所属で元小城市産業部長の池田が2月に名乗りを上げ、無風ムードが一転した。定数2。前回同様、三つどもえの激しい選挙戦が予想される。
 池田は、選挙区内で最も有権者が多い旧小城町出身。しかし、この16年間は地元県議不在で望む声があった。池田は旧小城町の市議8人から支援を受け、校区ごとに集会を開く。
 6選を目指している伊東は、出身地の旧三日月町や旧小城町などの北部を中心に地盤固めを急いでいる。農協支所4カ所で「語る会」を計画している。
 藤木は、事務所を構える旧牛津町などの南部を中心に支持拡大を図っている。選挙区内の会合や催しにも小まめに顔を出し、4期の実績を強調している。
 農協票の行方も注目される。JAグループ佐賀の政治団体、県農政協議会の小城支部は池田を推薦。三日月支部も伊東と池田を推薦したが、1月の知事選で県農政協が全面支援した山口祥義知事の対立候補を推した藤木は推薦されなかった。各陣営とも「票の流れが読めない」と危機感を強めている。
    ◇      ◇
 多久市
 定数1で2011年の前回に続いて福島と野田の一騎打ちとなる公算が大きい。前回は福島が455票差で競り勝った。
 福島は自民系の市議10人、野田は横尾俊彦市長を支える非自民系の市議4人の支援をそれぞれ受ける。支援者の対決構図は13年9月の市長選と重なる。
 福島は4期16年の実績を強調。地元森林組合など、各種団体の支持を取り付けて組織固めに努める。全域で県政報告会を開く。
 野田は、子ども会活動などを通じて地元の北多久町を中心に浸透を図る。出身の多久高校OBらが支援し、連合佐賀の推薦も得た。
 福島を前回推薦した県農政協議会は、1月の知事選で福島が県農政協推薦の山口祥義知事を支援しなかったことなどを理由に、今回は自主投票になった。
 (敬称略)
    ×      ×
 ●小城市
 (定数2-3)
伊東猛彦 53 福祉法人理事 自現(5)
藤木卓一郎 47 農業     自現(4)
池田正恭 59 元小城市部長 無新
 ●多久市
 (定数1-2)
福島光洋58森林組合会長 自現(4)
野田勝人58市社教委員長 無新
 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は50音順。氏名の後は年齢、肩書き。( )内の数字は当選回数。
=2015/03/19付 西日本新聞朝刊=

4598チバQ:2015/03/23(月) 20:13:48
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/157119
【県議選情勢】(6)嬉野市、鹿島市・藤津郡、杵島郡
2015年03月20日(最終更新 2015年03月20日 03時00分)
九州新幹線

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 嬉野市
 
 2氏が定数1を争う自民党分裂選挙になりそうだ。6選を目指す現職の石井と新人で元嬉野市議の神近が、それぞれ無所属で立候補する準備を進める。自民党県連は党支持者の混乱を避けるため、ともに公認しなかった。選挙戦になれば旧藤津郡区時を含めて1999年以来、16年ぶりとなる。
 自民党県議団所属の石井は6選を目指す。県政報告会を各地で開催。九州新幹線西九州(長崎)ルートのフル規格化や農業振興、企業誘致などを訴えている。
 自民党嬉野町支部長の神近は「変わらんば」を合い言葉に、単価が低迷する茶業や宿泊客が減っている観光業の振興、企業誘致などを主張している。
    ◇      ◇
 鹿島市・藤津郡
 定数2。立候補を表明したのは自民現職の土井と坂口の2人だけで、無投票となる公算が大きい。
 4選を目指す土井は、鹿島市が地盤。九州新幹線西九州(長崎)ルートから外れた地域の活性化を訴えている。農協、漁協、商議所などから推薦を得た。
 坂口は2007年の県議選で初当選し、16年ぶりに太良町出身者で県議になった。今回は3選を目指す。同町で足場を固め、鹿島市でも浸透を図る。農漁業の振興などを訴えている。
    ◇      ◇
 杵島郡
 大町、江北、白石3町で構成する杵島郡区は、定数2に自民現職2人が立候補の意向を示す。2議席を4人で争った前回から一転、無投票の可能性が高い。
 石倉は3期の実績を掲げ、江北町を拠点に支持拡大を図る。再選を目指す定松は有権者の約6割を占める白石町で地盤を固める。
 前回小差で落選した三苫紀美子は立候補を断念した。
 (敬称略)
    ×      ×
 ●嬉野市
 (定数1-2)
石井秀夫 67 元県議会議長 無現(5)
神近勝彦 55 元市議    無新
 ●鹿島市・藤津郡
 (定数2-2)
土井敏行 61 市文化連会長 自現(3)
坂口祐樹 44 元太良町議  自現(2)
 ●杵島郡
 (定数2-2)
石倉秀郷 65 郡体協理事長 自現(3)
定松一生 57 農業法人代表 自現(1)
 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は50音順。氏名の後は年齢、肩書き。( )内の数字は当選回数。
 おわり
=2015/03/20付 西日本新聞朝刊=

4599チバQ:2015/03/23(月) 20:23:16
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m010060000c.html
辺野古:沖縄県が作業停止を沖縄防衛局に指示
毎日新聞 2015年03月23日 19時35分(最終更新 03月23日 19時39分)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を巡り、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は23日、現場海域の全ての移設作業を7日以内に停止するよう沖縄防衛局に指示した。防衛局が指示に従わない場合は来週にも岩礁破砕許可を取り消す方針。沖縄県は許可が取り消されれば今月12日に再開された政府の海底ボーリング調査はできなくなるとしているが、政府は移設作業を続行する方針。政府と沖縄県の対立は先鋭化している。

 岩礁破砕は辺野古移設を推進する仲井真弘多(なかいまひろかず)知事在任中の昨年8月に県が防衛局に許可した。沖縄県は許可の際、県漁業調整規則に基づき(1)県の指示に従う(2)申請外の行為や条件に違反した場合は許可を取り消すことがある−−と条件を付けていた。

 一方、沖縄県は2月26日、防衛局が海底に沈めたコンクリート製ブロックが県が許可した区域外でサンゴ礁を損傷していることを現地調査で確認。知事の許可なく岩礁が破砕された可能性が高いと判断し、更なる調査が必要として移設作業の停止を指示した。

 翁長知事が防衛局に指示するのは、2月16日に許可区域外に新たなブロックを投入しないよう指示したのに続き2回目。防衛局が今回の指示に従わなかった場合の対応について、翁長知事は県庁での記者会見で「防衛局への作業停止の指示は2回目で、前より大変重いものがある。私の腹は決めている。粛々とさせていただく」と述べ、許可を取り消す考えを示した。

 辺野古移設を巡っては、翁長知事は前知事による辺野古の埋め立て承認の撤回・取り消しを念頭に、承認に法的な問題がなかったかどうかを検証する第三者委員会を1月26日に発足。検証終了まで移設作業を見合わせるよう防衛局に申し入れた。しかし、政府は昨年9月に中断していた海底ボーリング調査を3月12日に再開した。【佐藤敬一】

 ◇官房長官「粛々と進めたい」

 菅義偉官房長官は23日の記者会見で、沖縄県の翁長雄志知事が米軍普天間飛行場の海上での移設作業停止を求めたことに対し、「現時点で中止する理由は認められない。環境に万全を期して粛々と進めたい」と続行を明言した。政府が今年夏ごろを想定している同県名護市辺野古沖の埋め立て工事開始にも影響しないとの見解を示した。【木下訓明】

4600チバQ:2015/03/24(火) 20:29:53
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/157967
通年議会は遺物か 検証無く県議選へ
2015年03月24日(最終更新 2015年03月24日 03時00分)
18日に閉会した県議会の定例会。昨年、通年議会は廃止され、定例会方式に戻った
18日に閉会した県議会の定例会。昨年、通年議会は廃止され、定例会方式に戻った
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 全国の都道府県議会に先駆けて、2012年に「通年議会」を導入した県議会。しかし、昨年「議員や県職員の拘束時間が長すぎる」ことなどを理由に、わずか実施2年で廃止してしまった。14年度は年4回の定例会方式に戻ったが、成果や問題点などは十分に検証されることなく県議選に突入する。公約で通年議会の是非を示す立候補予定者は少なく、もはや「過去の遺物」とされつつある。
 通年議会は、ほぼ年中、開会した状態にして十分な審議時間を確保し、議員による政策提言を増やすことが目的とされる。当時多数派だった民主党系議員などが中心となって導入を決めたが、県議補選などで自民党、公明党会派が勢力を逆転して廃止した。
 廃止の理由とされた拘束時間。通年議会と定例会方式でどれくらい違うのか。県議会事務局によると、本会議や委員会の日数は、11年度が52日、通年議会を導入した12年度が80日、13年度が64日、定例会方式に戻った14年度は54日だった。
 定例会方式となったこの1年間の評価は、各会派によって分かれる。
 自由民主党・愛郷の会の議員は「地方創生が叫ばれる中、地域課題を県政に伝えるために県民から話を聞く時間が増えた」。公明党の議員は「定例会ごとの区切りがあり充実していた。(通年議会の)名前に踊らされてばたばたと導入する必要はなかった」と話す。
 一方、導入を進めた民主党系会派の改革21・新生ながさきの議員は「審議時間が少なく、県政のチェックと政策提言する議員の役割を十分に果たしていない」と定例会方式を批判。日本共産党の議員は「議会で発言する機会が少なくなり、追認議会になっている」と現状を嘆く。
 改革21・五島の議員は「議員の質を高めるには、通年議会がいい。しかし、有権者と触れ合う機会は定例会のほうが多い」と両方の利点を語る。県議選を前に、通年議会の是非をめぐる論戦は低調気味だ。「通年議会と叫んでも票につながらない」。ある議員は漏らした。
=2015/03/24付 西日本新聞朝刊=

4601チバQ:2015/03/24(火) 21:55:42
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/fukuoka/20150324-OYS1T50027.html
北九州市議会定数「57」に、主要3会派4減合意
2015年03月24日
 北九州市議会(定数61)で過半数を占める自民党、民主・社民党系会派「ハートフル北九州」、公明党の3会派は23日、議員定数を現行から4減の57とすることで合意した。戸町武弘議長が共産党を含めて各会派と協議し、早ければ6月定例会に定数削減の条例改正案を提案する見通し。

 23日に開かれた議会改革協議会の会合で合意した。同協議会は3会派と共産党で構成。共産党は現状維持を主張した。市議会は2013年3月、人口減少が予測されることなどから同協議会を設置し、定数削減を検討してきた。

 新定数は〈1〉六つの常任委員会が機能するには各委員会とも最低9人必要〈2〉議員数が最少の戸畑区は4人以上――との枠組みで計算。議員1人当たりの人口格差が現在の1・26倍から1・16倍へと是正できる57人が最適と判断した。

 この結果、門司、小倉北、若松、八幡東の各区で定数が1減になる。

4602チバQ:2015/03/24(火) 21:56:01
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/169519
唐津市議会 市長不信任案あす採決
2015年03月24日 09時02分
 唐津市議会は23日、議会運営委員会を開き、市発注の公共工事をめぐる不正入札事件に絡み、共産党議員から提出された坂井俊之市長に対する不信任決議案について、25日の本会議で採決することを決めた。

 不信任決議案は、共産党の浦田関夫議員が20日に田中秀和議長に提出。同党の志佐治徳議員と社民党の伊藤一之議員が賛同した。

 決議案は収賄で前企画財政部長ら市職員2人が逮捕・起訴されたことや、市長の企業後援会長が主催するゴルフコンペに「唐津市長杯」の冠が使われたことなどを問題視。市民に疑惑と不信を抱かせ、公務への信頼を失墜させたとしている。

 浦田議員は「8年前の総務部長に続き、任期中に2度も部長が逮捕されるのは前代未聞。市長としての資質や管理・監督責任が問われる」と話した。

 可決には4分の3以上の同意が必要。採決は投票ではなく起立評決で行われ、最大会派の志政会などが反対に回る見通し。

 また、同日の議運では、17日の一般質問で市教委のセクハラ問題への対応を追及する議員に対し、被害を訴えた女性教員の行動を非難するようなやじを飛ばした議員が名乗り出たことを田中議長が報告。事実関係の調査を続け、2団体から出されている謝罪を求める要請書の取り扱いについても25日に協議するとした。

4603チバQ:2015/03/25(水) 19:44:06
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/156594
【県議選・直前情勢】(1)門司区 小倉北区 小倉南区 若松区 八幡東区 八幡西区 戸畑区
2015年03月18日(最終更新 2015年03月18日 19時06分)
 県議選の告示(4月3日)まで2週間に迫った。県内45選挙区の立候補予定者の顔触れは固まりつつある。直前情勢を探った。(敬称略)

 ●門司区、現職2人に2新人挑む
 現職2人と新人2人の計4人が、2議席をめぐって争う展開になりそうだ。
 再選を目指す自民現職の川端耕一は約150の企業や業界団体の推薦を受けた。地元2市議も全面支援し、「地方創生」を訴える。前回トップ当選した公明現職の森下博司は支持母体の創価学会に加え、1万件を超える市民相談に応じた5期の実績もアピールする。
 前回擁立を見送った共産は新人の一ノ瀬小夜子を立てる。福祉施策の充実などを掲げて駅前での街頭演説を重ねる。無所属新人の畠山恵美は所属するふくおか市民政治ネットワークのほか、民主、社民、連合福岡の推薦を得て、子育て施策などを訴えている。
    ◇      ◇
 ●小倉北区、現職3人に共産が挑戦
 3議席をめぐる戦いは、現職3人に共産新人が挑む構図。9選を目指す自民現職の中村明彦は支援企業や団体へのあいさつ回りをほぼ終え、後援会を中心に地盤固めを図る。3選を狙う民主現職の原田博史はミニ集会を繰り返し後援会や労組を固める。民主・社民系市議とも連携する。
 公明現職の壹岐和郎は3期目に向け、支持母体の創価学会を中心に政策を訴え、党の市議とともに足場固めに力を注ぐ。前々回失った議席奪還を目指す共産新人の中村訓八は党幹部の来援を受けつつ、つじ立ちやミニ集会を重ねる。
    ◇      ◇
 ●小倉南区、6人が表明し激戦必至
 現職3人、元職1人、新人2人の計6人が立候補を表明し、激戦が予想される。
 再選を目指す自民現職の吉村悠は推薦企業、団体をこまめに回るほか、地元市議と協力しミニ集会を重ねる。3選に挑む民主現職の泉日出夫は2月からミニ集会を本格化させ、支持基盤固めを図る。維新にも推薦願を出した。5選に向け公明現職の二宮真盛は、支持母体の創価学会を軸にミニ集会を積極的に展開。党の市議との連携も固い。
 8年ぶりの議席奪還を狙う共産元職の高瀬菜穂子は街頭で県政への批判勢力の必要性を訴え、支持拡大を目指す。地域政党「みんなの改革福岡」から出馬する新人の湊孝典は新党「日本を元気にする会」の推薦を得て、つじ立ちなどで知名度向上に努める。無所属新人の井田利浩は自民市議の一部と連携し、あいさつ回りや集会などで保守層への浸透を図る。
    ◇      ◇
 ●八幡東区、無投票の公算が大きく
 再選を目指す自民現職の津田公治のほかに立候補表明はなく、無投票の公算が大きい。津田は約140の企業・団体から推薦を取り付け、2月下旬から街頭演説も本格化させた。
    ◇      ◇
 ●若松区、自民共三たび同じ対決
 2議席をめぐり現職2人と元職1人が立候補の見通し。3回続けて同じ顔ぶれによる争いとなりそう。4期目に挑む自民現職の中尾正幸は支持団体や企業を回り地盤固めを徹底。公明や県農政連の推薦も受ける。民主現職の野村陽一は連合福岡加盟労組の支援を得た。各地で朝立ちを重ねるなど3選に向け幅広い支持を目指す。8年ぶりの議席奪還を狙う共産元職の山口律子は元高校教諭の経歴をアピールし、集会や街頭活動で政策を訴えている。
    ◇      ◇
 ●八幡西区、4現職VS2新人 激戦か
 現職4人と新人2人が出馬を表明。定数4をめぐり激戦が予想される。2人の自民現職はそろって5選を狙う。縣善彦は100を超す団体から推薦を得た。足元固めに力を注ぎ、企業へのあいさつ回りを重ねる。松尾統章は約350団体の推薦を取り付け、ミニ集会で実績をアピールし、朝の街頭演説も始めた。
 民主現職の岩元一儀は4期目に向け、労組など約70団体の推薦を獲得。街頭演説にも力を込める。再選を目指す公明現職の松下正治は支援母体の創価学会を固めつつ、ミニ集会を通じ支援の広がりを目指す。共産新人の伊藤淳一は街頭演説のほか、あいさつ回りやミニ集会などで知名度向上に懸命。無所属新人の卯野泰生は2月から街頭演説などを始め、知人と草の根活動に取り組む。
    ◇      ◇
 ●戸畑区、民主共産で争う見通し
 定数1を前回と同様、民主と共産で争う見通し。6選を目指す民主現職の冨田徳二は、新日鉄住金八幡労組の推薦を受け、支援者へのあいさつ回りや地域の催しへの参加を重ねる。2日に立候補を表明した共産新人の水上建二郎はチラシ配りや街頭演説を繰り返し、知名度アップを目指す。

4604チバQ:2015/03/25(水) 19:44:31
>>4603
    ◇      ◇
 ▽門司区  (定数2)
川端耕一  45 元北九州市議 自現
森下博司  65 党県幹事会長 公現
一ノ瀬小夜子 65 元病院看護師 共新
畠山恵美  46 元理学療法士 無新
 ▽小倉北区  (定数3)
中村明彦 60 党県役員   自現
原田博史 48 党支部役員  民現
壹岐和郎 58 党県新聞委長 公現
中村訓八 55 党地区役員  共新
 ▽小倉南区  (定数3)
吉村悠 29 党県青年局長 自現
泉日出夫 47 党支部役員  民現
二宮真盛 61 党県役員   公現
高瀬菜穂子 54 党県委員   共元
湊孝典 47 元新聞記者  諸新
井田利浩 45 元高専教諭  無新
 ▽若松区  (定数2)
中尾正幸 50 党県政調会長 自現
野村陽一 47 保護司    民現
山口律子 66 党地区副委長 共元
 ▽八幡東区  (定数1)
津田公治 59 党支部長   自現
 ▽八幡西区  (定数4)
縣善彦 62 党県総務会長 自現
松尾統章 42 党県役員   自現
岩元一儀 55 党県役員   民現
松下正治 45 党支部連長  公現
伊藤淳一 63 党地区委員  共新
卯野泰生 51 鉄工所社員  無新
 ▽戸畑区  (定数1)
冨田徳二 59 党支部役員  民現
水上建二郎 67 党地区委長  共新
    ×      ×
 ▽党派の略称 自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、農=県農政連、諸=諸派、無=無所属。

=2015/03/18付 西日本新聞朝刊=

4605チバQ:2015/03/25(水) 19:45:17
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/156847
【県議選・直前情勢】(2)遠賀郡、中間市、行橋市、京都郡、築上郡・豊前市
2015年03月19日(最終更新 2015年03月19日 03時55分)

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 ●遠賀郡、新人4人が現職に挑む
 
 2議席をめぐり、現職1人に対し新人4人が挑む構図になりそうだ。
 5選を目指す自民現職の松本国寛は公明や県農政連、企業など100近くの推薦を受けて組織戦を目指す。民主新人の今井保利は9日に芦屋町議を辞職。労組と連携し、支援者回りを本格化している。維新新人の林高史は38歳の若さをアピール。ミニ集会で「政治とカネ」の問題に言及し、党の政策を訴える。
 無所属新人の安部弘彦は有権者が最も多い地元岡垣町を拠点に保守層への浸透を図る。無所属新人の入江東樹は元小学校長の経験を生かし、地元の岡垣町を中心に教育施策の充実を訴える。
    ◇      ◇
 ●中間市、12年ぶりの選挙で激突
 現職と新人が立候補を予定している。12年ぶりとなる選挙戦は、保守系同士の対決が見込まれている。
 6選を目指す自民現職の貞末利光は公明や県農政連をはじめ、200以上の団体や企業から推薦を受けた。2月下旬の事務所開きには麻生太郎副総理や小川洋知事も駆けつけた。自民市議団代表を務める無所属新人の片岡誠二はつじ立ちや支援者へのあいさつ回りによる草の根活動を展開。警察署誘致など安全安心のまちづくりを掲げている。
    ◇      ◇
 ●行橋市、自民分裂で激戦の様相
 昨年4月の補選で争った現職と新人の戦いになる見通し。補選と同様、自民分裂の激戦となりそうだ。
 無所属現職の堀大助は自民県連と県農政連に加え、自治労県本部、県看護連盟の推薦も得た。安倍政権幹部との近さをアピールしつつ実績を訴える。無所属新人の小堤千寿は福岡11区選出の自民衆院議員の元秘書。自民と公明の地域支部のほか、区長連合会から推薦を取り付け、支援層の拡大を狙う。
    ◇      ◇
 ●京都郡、無投票3選公算大きく
 無所属現職で3選を目指す畑中茂広が民主、社民のほか連合福岡、県農政連の地域支部の推薦を取り付け、着実に態勢固めを進めている。ほかに立候補の動きはなく、前回に続き無投票になりそうだ。
    ◇      ◇
 ●築上郡・豊前市、現職の無投票再選濃厚
 前職の豊前市長選出馬に伴う2013年5月の補選で初当選した自民現職の西元健のほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。補選は事実上の自民分裂選挙だった。県連は2月末に西元の公認を発表した。
 (敬称略)
    ◇      ◇
 ▽遠賀郡  (定数2)
松本国寛58 党県議団役員 自現
今井保利64 元芦屋町議  民新
林高史38 玩具会社役員 維新
安部弘彦56 元岡垣町議  無新
入江東樹72 元小学校長  無新
 ▽中間市  (定数1)
貞末利光59 党県役員   自現
片岡誠二48 前市議会議長 無新
 ▽行橋市  (定数1)
堀大助35 弁護士    無現
小堤千寿32 自民支部役員 無新
 ▽京都郡  (定数1)
畑中茂広62 旧豊津町長  無現
 ▽築上郡・豊前市  (定数1)
西元健35 党支部役員  自現
    ×      ×
 ▽党派の略称 自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、農=県農政連、諸=諸派、無=無所属。

=2015/03/19付 西日本新聞朝刊=

4606チバQ:2015/03/25(水) 19:46:02
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/157118
【県議選・直前情勢】(3)直方市、田川市、田川郡、宮若市・鞍手郡、飯塚市・嘉穂郡、嘉麻市
2015年03月20日(最終更新 2015年03月20日 03時00分)

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 ●直方市、自民現職 無投票再選か
 
 再選を目指す自民現職の香原勝司だけが立候補を表明している。無投票となれば1979年以来。前回、三つどもえの戦いを制した香原は3月も約20カ所でミニ集会。団体や企業から約300の推薦を取り付けた。
    ◇      ◇
 ●田川市、新人2人がしのぎ削る
 12年前に父親同士が議席を争った自民新人の浦田大治と無所属新人の佐々木允による一騎打ちの公算が大きい。現職の父を継ぐ浦田は公明や県農政連をはじめ約150の企業、団体から推薦を受けた。佐々木は民主、社民の推薦を得て、地域を回る。8年近く務めた田川市議時代の実績もアピールする。
    ◇      ◇
 ●田川郡、自民系3人と社民競う
 自民系の3人と社民新人の計4人が2議席を争う混戦模様になりそうだ。自民現職の大島道人は地元国会議員を招いた県政報告会を開いて人脈を強調。自民推薦で無所属現職の神崎聡は県議会の代表質問や一般質問の実績を訴える。社民新人の藤中寛之は前回失った社民の議席奪還を目指し、あいさつ回りを続ける。1月末に出馬表明した無所属新人の有田浩二は自民田川郡支部の推薦を受けた。
    ◇      ◇
 ●宮若市・鞍手郡、自民ねじれ激戦の様相
 現職と新人が出馬表明しているが、自民県連と地元支部で対応が割れた。自民公認の現職塩川秀敏は約100団体・企業から推薦を得て組織力を生かす。自民宮若・鞍手郡連合支部が推薦する無所属新人の春田章匡は農業団体を足場に支援の広がりを目指す。
    ◇      ◇
 ●飯塚市・嘉穂郡、2現職に2新人が挑む
 2議席をめぐり、ベテラン現職2人に新人2人が挑む構図になりそうだ。4選を目指す自民現職の江藤秀之は770の企業、団体から推薦を得て、15日には県政報告集会を開いた。5選を目指す民主現職の吉村敏男は支援者回りを地道に続け、強固な後援会もフル回転する。無所属新人の小幡俊之は昨年の飯塚市長選に立候補して知名度を上げており、支持拡大に期待する。無所属新人の高橋義彦は高校、大学の同級生で組織する後援会青年部が支援し、最年少をアピールする。
    ◇      ◇
 ●嘉麻市、前回と同じ対決構図に
 前回と同様、自民現職の吉原太郎に無所属新人の井上誠二が挑む構図が予想される。8選を目指す吉原はインフラ整備などの実績を強調。公明が初推薦した。世代交代を訴える井上は地元の稲築地区を中心に有権者回りを続ける。
 (敬称略)
    ◇      ◇
 ▽直方市 (定数1)
香原勝司47 市体育協会長 自現
 ▽田川市 (定数1)
浦田大治40 県議事務所員 自新
佐々木允33 福祉施設職員 無新
 ▽田川郡 (定数2)
大島道人62 農業     自現
神崎聡52 県農政連役員 無現
藤中寛之40 党県副代表  社新
有田浩二55 建設会社役員 無新
 ▽宮若市・鞍手郡 (定数1)
塩川秀敏66 元高校教諭  自現
春田章匡59 元議員秘書  無新
 ▽飯塚市・嘉穂郡 (定数2)
江藤秀之54 党県役員   自現
吉村敏男66 党県代表代行 民現
小幡俊之57 元飯塚市議  無新
高橋義彦31 元証券会社員 無新
 ▽嘉麻市 (定数1)
吉原太郎80 医院長    自現
井上誠二56 不動産会社長 無新
    ×      ×
 ▽党派の略称 自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、農=県農政連、諸=諸派、無=無所属。
=2015/03/20付 西日本新聞朝刊=

4607チバQ:2015/03/25(水) 19:47:51
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/157427
【県議選・直前情勢】(4)博多区、東区、中央区、南区、城南区、早良区、西区
2015年03月21日(最終更新 2015年03月21日 03時00分)
 ●博多区、共産、維新加わり混戦
 
 共産と維新が2月中旬以降、新人の擁立をそれぞれ発表。現職2人と新人3人が3議席を争うことになりそうだ。
 自民新人の井上博行は県議から衆院議員に転出した兄の後援会が全面支援し、小学校区ごとにミニ集会を開いて支持層拡大を目指す。民主現職の堤かなめは連合系労組が支援するほか、ミニ集会で女性の社会参画などの施策を訴えている。公明現職の高橋雅成は支持母体の創価学会で地盤を固め、異業種交流会などで築いた人脈を生かして支援を呼び掛ける考え。
 維新新人の岩本壮一郎は前回みんなの党から出馬し次点。経営者団体を通じて地域を回り、若者向け集会も開いて出遅れをカバーする。共産新人の渡辺宏は福岡市議選の立候補予定者と連携し、街頭演説などで政策を訴えている。
    ◇      ◇
 ●東区、3党の現職に共産挑む
 定数4を自民2、民主1、公明1で分け合う現職に、共産が挑む8年前と同じ構図になりそうだ。
 6期目を目指す自民現職の今林久は後援会を軸にこまめに支援者を回り、地盤を固める。共産と接戦になった経験がある自民現職の長裕海は「厳しい戦い」を訴えて推薦団体を回る。
 民主現職の佐々木徹は政党を前面に出し、連合福岡を中心とした労組の応援が浸透してきた。公明現職の大塚勝利は党員や支持者の案内で各校区を回り、福岡市議選の立候補予定者とも連動する。共産は東区を重点区と位置付け、新人の立川由美が街頭演説で無党派層の取り込みに力を注ぐ。
    ◇      ◇
 ●中央区、無党派層の取り込み鍵
 現職2人、新人2人が3議席を争う見込み。単身世帯が6割に上り、住民の1割が毎年入れ替わる都心部で無党派層の取り込みが鍵を握る。
 公明現職の大城節子は、党本部が「超重点区」に位置付ける中、ミニ集会を頻繁に開き、女性層を中心に3期の実績を訴える。連合福岡の支援を受ける民主現職の原中誠志は前回、次点と469票差。危機感をバネに地域をこまめに回る。
 自民新人の岳康宏は衆院議員秘書時代に培った人脈を生かし、100以上の団体から推薦を受けた。維新新人の大野善行は昨年の衆院選比例代表で、党が得た約1万票を固めようと、つじ立ちで知名度アップに努める。
    ◇      ◇
 ●南区、民主分裂で激戦模様に
 4議席をめぐり、現職4人と新人1人が名乗りを上げ、激戦が予想される。民主は公認調整のもつれで分裂選挙となる見込みだ。
 前回、民主で公認を得た現職の新村雅彦は、同じ南区で長男が福岡市議選に出馬予定のため党内から批判を浴び、今回は無所属。福教組など出身労組をはじめ約30団体の推薦を得た。一方、民主新人の大田京子には元衆院議員稲富修二の後援会が支援するほか、無党派層への浸透を図ろうと28日に開く集会に党代表代行の蓮舫が駆けつける。
 自民現職の加地邦雄は議長の公務もあり、秘書や全25校区の後援会が地盤固めに努める。自民現職の樋口明は企業へのあいさつ回りのほか、駅での朝立ちで支援の広がりに期待する。公明現職の浜崎達也は支持母体の創価学会を軸に無党派層への浸透にも力を注ぐ。
    ◇      ◇
 ●城南区、現職2人に共産が挑む
 共産が今月10日、新人の擁立を発表したことで、2議席をめぐり、現職2人に新人1人が挑む構図になりそうだ。
 前回トップ当選の自民現職の武藤英治は座談会やミニ集会などで支持基盤を固め、9選を目指す。民主現職の守谷正人は街頭で県政報告書を配布し、フェイスブックを通じて政策を訴える。共産新人の中島英樹は住宅街を徒歩で回るなどして知名度アップを図っている。
    ◇      ◇
 ●早良区、6人名乗り激戦は必至
 3議席をめぐり、現職2人と新人4人が名乗りを上げ、激戦が予想される。
 自民新人の大田満は120の企業や業界団体から推薦を得た。座談会を重ね、知名度アップに努める。無所属現職で自民推薦の古川忠は連日のミニ集会を通して足場固めに力を注ぐ。
 公明現職の新開昌彦は支持母体の創価学会を軸にミニ集会を積極的に展開。無所属新人の外井京子は民主、社民、ふくおか市民政治ネットワークの推薦を受け、支援の広がりを目指す。共産新人の山内恵美子は、福岡市議と一緒に朝の街頭演説を繰り返す。無所属新人の松永洋幸は約50団体の推薦を受けつつ、つじ立ちなどで浸透を図っている。

4608チバQ:2015/03/25(水) 19:48:57
>>4607
 ●西区、現職3人に新人が挑戦
 3議席をめぐる争いは現職3人に維新新人が挑む構図が予想される。
 12選を目指す自民現職の田中久也は公明と県農政連の推薦を受け、後援会を中心に足元を固める。自民現職の野原隆士は県農政連など約100の企業、団体から推薦を得た。ミニ集会を重ね支援の広がりを狙う。連合福岡などの推薦を受けた民主現職の仁戸田元氣は街宣活動を繰り返し、地盤固めを徹底する。維新新人の水野信一はつじ立ちなどで政策を訴え、浸透を図る。
 (敬称略)
    ◇      ◇
 ▽博多区 (定数3)
井上博行51 会社社長   自新
堤かなめ54 元大学教授  民現
岩本壮一郎34 会社社長   維新
高橋雅成57 党県総支部長 公現
渡辺宏36 地区労副議長 共新
 ▽東区 (定数4)
今林久66 党県役員   自現
長裕海61 党県役員   自現
佐々木徹57 党県常任幹事 民現
大塚勝利49 党県局次長  公現
立川由美44 党准県委員  共新
 ▽中央区 (定数3)
岳康宏44 会社役員   自新
原中誠志56 党2区幹事  民現
大野善行48 元予備校講師 維新
大城節子64 党県女性局長 公現
 ▽南区 (定数4)
加地邦雄64 教育団体理事 自現
樋口明44 党県議団役員 自現
大田京子36 党2区幹事  民新
浜崎達也59 党県幹事長  公現
新村雅彦62 元中学教諭  無現
 ▽城南区 (定数2)
武藤英治63 党県会計監督 自現
守谷正人49 党県監査委員 民現
中島英樹40 党地区委員  共新
 ▽早良区 (定数3)
大田満48 元議員秘書  自新
新開昌彦57 党県副幹事長 公現
山内恵美子44 党区役員   共新
古川忠66 NPO理事長 無現
外井京子57 元福岡市議  無新
松永洋幸42 会社社長   無新
 ▽西区 (定数3)
田中久也81 党県相談役  自現
野原隆士58 党県役員   自現
仁戸田元氣35 党3区役員  民現
水野信一53 NPO理事  維新
    ×      ×
 ▽党派の略称 自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、農=県農政連、諸=諸派、無=無所属。
=2015/03/21付 西日本新聞朝刊=

4609チバQ:2015/03/25(水) 19:49:44
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/157570
【県議選・直前情勢】(5)粕屋郡、古賀市、福津市、宗像市、糸島市
2015年03月22日(最終更新 2015年03月22日 03時00分)
 ●粕屋郡、8年ぶり選挙戦の見通し
 
 3議席をめぐって現職2人、新人3人が立候補を表明し、8年ぶりの選挙戦となる見通し。
 自民現職の吉松源昭は2月末から後援会組織の集いを開催するなど4選への地盤固めを進める。3選を狙う無所属現職の小池邦弘は民主、維新から推薦を得た。企業の朝礼にも顔を出し、支持母体の労組以外への浸透を狙う。元古賀市議で公明新人の西尾耕治は3月から粕屋町に後援会事務所を置き、支持母体の創価学会と連携する。県農政連新人の世利昌規は粕屋農政連が支援し、知名度アップに全力を挙げている。無所属新人の森一は3月に入って出馬を表明した。共産も擁立を検討しているが人選が難航している。
    ◇      ◇
 ●古賀市、前回に続き自・民対決へ
 昨年11月の古賀市長選のしこりで自民の公認候補の擁立作業は難航したが2月末に決着した。定数1を前回と同様、自民と民主が争う見込み。古賀市議から転身する自民新人の許山(のみやま)秀仁は団体・企業を回り、支援の広がりに期待する。分裂した自民の結集が鍵を握る。再選を目指す民主現職の田辺一城は対話集会を継続し、この4年間、全ての定例県議会で一般質問に立った実績を訴える。
    ◇      ◇
 ●福津市、自民現職無投票3選か
 3選を目指す自民現職の阿部弘樹のほかに立候補の表明はない。阿部は約60の企業・団体から推薦を集め、支持者へのあいさつ回りを続ける。
    ◇      ◇
 ●宗像市、現職の2人が立候補へ
 定数2。自民現職の伊豆美沙子と無所属現職の吉武邦彦が立候補を表明している。伊豆は約400人を集めた「支えるつどい」を開いたほか、会合にもこまめに顔を出す。吉武は連合福岡など約50団体の推薦を得た。地元の旧玄海町を固め、全市への浸透を目指す。
    ◇      ◇
 ●糸島市、立候補は2人無投票か
 3選を目指す民主現職の川崎俊丸と自民新人の浦伊三夫のほかに立候補表明はなく、無投票の公算が大きい。川崎は労組のほか業界団体など計70団体の推薦を取り付けた。浦は精力的に支援者や団体・企業を回って政策を訴えている。
 (敬称略)
    ◇      ◇
 ▽粕屋郡 (定数3)
吉松源昭46 行政書士   自現
西尾耕治54 党支部連合長 公新
世利昌規61 農協理事   農新
小池邦弘54 民主町支部長 無現
森一41 作業療法士  無新
 ▽古賀市 (定数1)
許山秀仁66 NPO理事長 自新
田辺一城34 元新聞記者  民現
 ▽福津市 (定数1)
阿部弘樹53 医師     自現
 ▽宗像市 (定数2)
伊豆美沙子56 酒造会社役員 自現
吉武邦彦59 旅館経営   無現
 ▽糸島市 (定数2)
浦伊三夫41 会社役員   自新
川崎俊丸64 党3区幹事長 民現
    ×      ×
 ▽党派の略称 自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、農=県農政連、諸=諸派、無=無所属。

4610チバQ:2015/03/25(水) 19:50:39
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/157724
【県議選・直前情勢】(6)春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、筑紫郡、朝倉市・朝倉郡
2015年03月23日(最終更新 2015年03月23日 16時26分)

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 ●春日市、前回出馬の3人が激突
 
 当初、無風と思われたが、維新が6日、解党したみんなから前回出馬し、次点だった元春日市議の中村孝三の擁立を発表。前回、初当選していずれも自民に入った現職の松尾嘉三と中牟田伸二を加えた3人が2議席をめぐって再度、激突しそうだ。
 現職2人は選挙戦を想定してつじ立ちや地区集会を開催。前回トップ当選の松尾は春日市議を2期務め、知名度は十分。県農政連の推薦を受ける。中牟田は井上澄和市長と二人三脚で動く。公明、県農政連の推薦を得た。中村は5人が出た前回選挙で、この3人以外の2人が獲得した計1万票を超す反自民票の結集を目指す。「春日に2人も自民県議はいらない」と訴えている。
    ◇      ◇
 ●大野城市、新人が名乗り 選挙戦へ
 現職2人の無投票当選が濃厚とみられたが、新人が立候補を表明し、2議席を3人で争う構図となる見込み。
 4選を目指す自民現職の井上順吾は2月までに市内全27行政区でミニ集会を実施。公明や県農政連などの推薦を受け、8日の決起大会には約900人が集まった。再選を期す民主現職の井上博隆は2、3月に市内12カ所でミニ集会を開催。連合福岡などの推薦を受けるほか、後援会を中心に支援の広がりを目指す。無所属新人の高口拓巳は「買い物弱者支援」などを掲げ、少人数の集会を重ねるなど草の根運動を展開する。
    ◇      ◇
 ●太宰府市、自、民の2新人がしのぎ
 自民公認で公明、県農政連推薦の柳原荘一郎と無所属で民主、社民推薦の渡辺美穂の両新人が1議席を争うことが予想される。
 柳原は150以上の推薦を得て徹底した組織選挙を念頭に置く。知名度アップのため駅前でのつじ立ちやミニ集会を続けている。渡辺は市議として3回連続トップ当選。支持層の拡大を目指し、ミニ集会を重ねる。市議時代に取り組んできた実績を訴え、地域の課題に耳を傾ける。
 市長選で3選を期す井上保広や市長に近い市議選の立候補予定者が柳原を支援。市長選出馬予定の新人芦刈茂や現市政に批判的な市議選立候補予定者は、渡辺支援と、市を二分する戦いとなりそうだ。
    ◇      ◇
 ●筑紫野市、支持拡大へ2現職奔走
 定数2。自民現職の平井一三と民主現職の原竹岩海が出馬を表明している。再選を目指す平井は公明や農政連など100を超える団体・企業からの推薦を集めた。4選を狙う原竹は連合福岡などの推薦を受ける。企業・団体を回り、保守層を含め支持拡大を目指す。
    ◇      ◇
 ●筑紫郡、現職引退 後継浸透図る
 定数1。今期で引退する現職渡辺英幸の後継として、長男で自民新人の渡辺勝将が立候補を表明しているほかに動きはない。渡辺は公明や県農政連など約30の団体・企業から推薦を受け、浸透を図る。
    ◇      ◇
 ●朝倉市・朝倉郡、2現職の無投票当選か
 自民現職の栗原渉と県農政連現職の林裕二が着々と態勢を固める。ほかに立候補表明はなく、無投票の公算が大きい。旧甘木市区を中心に後援会を組織する栗原は県政報告会や支持者回りを続ける。旧朝倉郡区が地盤の林は農業、商工団体の会合や地元の行事に参加し、6期の実績を強調する。
 (敬称略)
    ◇      ◇
 ▽春日市 (定数2)
中牟田伸二57 党県議団役員 自現
松尾嘉三46 不動産業   自現
中村孝三65 元春日市議  維新
 ▽大野城市 (定数2)
井上順吾63 行政書士   自現
井上博隆37 党5区幹事長 民現
高口拓巳37 元青果卸売業 無新
 ▽太宰府市 (定数1)
柳原荘一郎43 建設会社社長 自新
渡辺美穂52 元太宰府市議 無新
 ▽筑紫野市 (定数2)
平井一三60 県河川協会長 自現
原竹岩海61 党5区副代表 民現
 ▽筑紫郡 (定数1)
渡辺勝将38 建設会社役員 自新
 ▽朝倉市・朝倉郡 (定数2)
栗原渉49 党支部長   自現
林裕二64 県農政連委長 農現
    ×      ×
 ▽党派の略称 自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、農=県農政連、諸=諸派、無=無所属。

4611チバQ:2015/03/25(水) 19:51:24
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/157965
【県議選・直前情勢】(7)久留米市、大川市・三潴郡、小郡市・三井郡、うきは市
2015年03月24日(最終更新 2015年03月24日 03時55分)

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 ●久留米市、保革の8人が混戦模様
 
 自民、民主、公明、無所属の争いが見込まれた構図に23日、共産も正式に名乗りを上げ、8人が5議席を争う混戦の様相だ。
 原口剣生と十中大雅の自民現職2人は、共に700人規模の集会などで実績を強調。農業、商工業を軸に企業、団体からの推薦を積み重ねた。
 民主現職の中村誠治は地元の市東部を固め、教員系を含む労組への浸透を図る。中村と同様、連合福岡の推薦を受ける民主新人の内野雅晴は、つじ立ちやビラ配りで知名度向上を急ぐ。
 公明現職の田中正勝は創価学会や教員時代の教え子など足元を固める。出馬表明したばかりの共産新人物部真儀は非自民層への浸透を狙う。
 元職江口善明と新人後藤敬介の無所属2人は保守層の取り込みを図る。江口は地盤の市西部を中心にチラシ配布や街頭演説をこまめに展開。市南西部が地盤の後藤は農業関係者を中心にあいさつ回りを続ける。
    ◇      ◇
 ●大川市・三潴郡、3選へ現職が地盤固め
 3選を目指す自民現職の秋田章二のほかに立候補の動きはなく、3回連続で無投票当選が濃厚だ。秋田は公明や県農政連などから推薦を受けたほか、2月の事務所開きでは500人超を集め、地盤固めを着実に進めている。
    ◇      ◇
 ●小郡市・三井郡、現職以外に動きはなし
 5期目を目指す自民現職の井上忠敏のほかに立候補の動きはなく、3回連続で無投票となる公算が大きい。井上は約70の企業・団体から推薦を得た。行政区単位で集会を開き、地域の会合にも積極的に顔を出す。
    ◇      ◇
 ●うきは市、3回連続無投票の公算
 県農政連新人の小河誠嗣のほかに立候補の動きはなく、3回連続で無投票の公算が大きい。
 市市長公室長を務めた小河は今期限りで引退する県農政連現職の後継。自民の推薦を受けたほか、商工会や医師会など各団体の推薦を得た。
 (敬称略)
    ◇      ◇
 ▽久留米市 (定数5)
原口剣生60 会社社長   自現
十中大雅61 党県総務副長 自現
中村誠治59 元議員秘書  民現
内野雅晴38 整骨院副院長 民新
田中正勝63 党県副代表  公現
物部真儀52 党地区委員  共新
江口善明40 JA青年部員 無元
後藤敬介52 会社社長   無新
 ▽大川市・三潴郡 (定数1)
秋田章二64 医師     自現
 ▽小郡市・三井郡 (定数1)
井上忠敏68 党県副幹事長 自現
 ▽うきは市 (定数1)
小河誠嗣61 農業     農新
    ×      ×
 ▽党派の略称 自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、農=県農政連、諸=諸派、無=無所属。
=2015/03/24付 西日本新聞朝刊=

4612チバQ:2015/03/25(水) 19:51:58
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_fukuoka/article/158214
【県議選・直前情勢】(8)大牟田市、柳川市、筑後市、みやま市、八女市・八女郡
2015年03月25日(最終更新 2015年03月25日 03時00分)
●大牟田市、現新4人の前哨戦激化
 
 定数2をめぐり、現職2人と新人2人の計4人が激しい前哨戦を繰り広げている。
 自民現職の田中秀子は三井関連事業所や建設業者など300近くの推薦を取り付けた。県議20年の実績をアピールし、組織固めと支持者回りに懸命だ。無所属現職の大橋克己は民主、社民の推薦を受け、労組中心で態勢を整える。無党派層への浸透を目指しイベントに積極的に顔を出し、つじ立ちも増やした。
 共産新人の中西倫仁は昨年12月の衆院選で党が躍進したことを追い風に、福祉充実や大型開発中止などを訴える。街頭演説、支持者回りを増やしている。無所属新人の桑原誠は自民党員で、元幹事長古賀誠の元秘書。推薦は地元有力企業など約170に増えた。支持者回りなどで知名度アップを急ぐ。
    ◇      ◇
 ●柳川市、現職のほかに動きなし
 再選を目指す無所属現職の椛島徳博のほかに立候補の動きがなく無投票の公算が大きい。椛島は約80の団体や企業から推薦を得た。各地区で開く県政報告会で4年間の実績を強調する。
    ◇      ◇
 ●筑後市、8選へ現職が地盤固め
 8選を目指す自民現職の蔵内勇夫のほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。既に公明や県農政連などを含めた約70団体から推薦を受けた。事務所開きには約150人、県政報告会には約千人を集めるなど地盤は強固になりつつある。
    ◇      ◇
 ●みやま市、前回に続いて無投票か
 再選を目指す自民現職の板橋聡のほかに動きはなく、前回に続き無投票になりそうだ。板橋は県農政連、医師連盟など200を超える団体、企業から推薦を取り付けた。地域の会合にも積極的に出席する。
    ◇      ◇
 ●八女市・八女郡、2議席めぐり現新4人
 八女市区と八女郡区が統合されて初の選挙。2議席をめぐり、現職1人と新人3人が立候補の見通しだ。
 再選を目指す自民現職の桐明和久は公明や県農政連の推薦を受け、支持団体を回って地盤固めを徹底。民主新人の野田稔子は社民や連合福岡が支援する一方、ミニ集会で政策を訴える。
 県農政連の推薦を受けた無所属新人の近藤雅幸は組織固めと合わせて無党派層の取り込みを目指す。無所属新人の竹下英治は地元の広川町を中心につじ立ちや地域回りを重ね、草の根的に支持拡大を目指す。
 (敬称略)
 =おわり

4613チバQ:2015/03/25(水) 21:06:22
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/03/25/235702315
連合大分異例の「分裂」 複雑な構図があらわ
 
 
 26日告示の知事選で、県内最大の労働団体「連合大分」は対応を一本化できず、異例の分裂選挙を余儀なくされた。傘下の主な産業別組織(産別)は現職の広瀬勝貞氏(72)と前大分市長の釘宮磐氏(67)=いずれも無所属=に支持が分かれたほか、完全中立の自主投票や、加盟労組に判断を委ねた組織もある。民主、社民両党の支持労組を束ねる連合大分は各級選挙で存在感を発揮してきたが、今回の足並みの乱れは県政界を二分する選挙構図の複雑さを浮き彫りにしている。

 主要産別では、経済産業省出身の広瀬氏を製造業系の基幹労連、電機連合、化学総連、自動車総連がそれぞれ支援。輸出が好調な大企業の関連労組が目立つ。一方、元民主党衆院議員の釘宮氏には流通・サービス系のUAゼンセンや情報労連、JP労組が全面的に支援するほか、社民党系の県教職員組合も推薦を決めた。
 今回は自民党が広瀬氏、民主党が釘宮氏をそれぞれ支援して「与野党対決」の色合いも帯びるが、産別・単組ごとに両氏への距離感が異なり、企業・業界の事情、行政との関係も絡み合う。
 釘宮氏支持の労組幹部は自民党が統一地方選の「重点選挙区」に位置付けたことを挙げ、「労組として安倍政権を後押しする判断はできない」。これに対し、広瀬氏支持の産別幹部は「自民公認なら話は別だが、あくまで無所属」と主張する。ある連合幹部は「県政界の実力者同士の対決。単純な与野党対決では割り切れない」と打ち明ける。
 最大産別の自治労県本部は加盟労組に判断を委ねる方針。知事と労使関係にある県職員労働組合は広瀬氏支持を決めたが、多くの市町職労は釘宮氏を推す構えを崩さず、支持候補の一本化を断念した。同じ統一地方選の県議選や他の首長選への影響も考慮し、ある幹部は「特定の“色”を出せる状況にない」と話した。
 電力総連は自主投票を決めた。基本方針は民主党支持だが、ある幹部は「これまで両氏とは良好な関係にあり、今回は組合員の判断に任せるほかない」。
 知事選には他に共産党県常任委員の山下魁氏(38)、造園業の箕迫(みいさこ)高明氏(65)が出馬を表明している。

4614チバQ:2015/03/25(水) 21:37:55
http://www.sankei.com/region/news/150325/rgn1503250009-n1.html
2015.3.25 07:07

福岡、大分知事選 因縁の対決も





 26日に告示される全国10道県知事選のうち、九州・山口では福岡、大分で知事選が行われる。4月12日の投開票日に向け、前哨戦は激しさを増している。

                   ◇

 福岡県知事選は、再選を目指す無所属現職の小川洋氏(65)=自民、民主、維新、公明、社民推薦=に、無所属新人で弁護士の後藤富和氏(46)=共産支持=が挑む。

 小川氏は昨年12月の県議会で出馬表明すると、前回に続き与野党相乗り態勢が早々に固まった。さらに農政連、連合福岡、医師会といった主要団体も推薦に雪崩を打った。県政界一の実力者である麻生太郎副総理兼財務相や地元財界も全面的にバックアップしており、死角は見当たらない。後援会会長は松尾新吾・九州経済連合会名誉会長が務める。

 小川氏は、ロボットなど先端産業の育成支援、中小企業振興、雇用創出を重点的に訴える。陣営幹部は「(共産党推薦候補との一騎打ちとなった)前回知事選の得票率7割を上回りたい」と語る。

 対する後藤氏は、これまでの弁護士活動を通して親交のある環境・人権団体などの支援を受ける。政党には支援を求めなかったが、共産党が主張が近いことを理由に推薦より弱い「支持」を申し出た。

 選挙戦では、安倍晋三政権が進める原発再稼働や集団的自衛権の限定的行使などへの反対を掲げる。その上で小川氏を「安倍政権の言いなりだ」と批判する。陣営幹部は「5党が小川氏を推薦したとはいえ、それぞれの支援者の気持ちは別だろう。無党派層も含めて県民に幅広く浸透できればチャンスはある」と意気込む。

                  ◇

【福岡知事選立候補予定者】

 小川洋65 知事・元内閣広報官    無現 【自】【民】【維】【公】【社】
 後藤富和46 弁護士・元大学非常勤講師 無新 【共】
                   ◇

 大分県知事選は、4選を目指す現職の広瀬勝貞氏(72)、3期務めた大分市長を辞職して立候補する釘宮磐氏(67)の2氏を軸に、共産党県常任委員の山下魁氏(38)、造園技能士の箕迫高明氏(65)が挑む激戦となりそうだ。

 広瀬、釘宮両氏は政党推薦は受けない。だが、自民党県連は広瀬氏を全面支援、民主党県連は、釘宮氏が元民主党衆院議員だったことから所属国会議員らが支える。事実上「自民vs民主」の構図となっている。

 広瀬氏は農協や建設業など100近い団体から推薦を取り付け、県内18市町村に後援会支部を設置し組織固めを進める。産業振興や企業誘致など、3期12年の実績を強調しながら、引き続き地域活性化策推進の重要性を訴える。

 一方、釘宮氏は地盤である大分市を中心に、反自民票や無党派層の取り込みを図る。広瀬県政を「トップダウンな手法だ」などと批判し、地方創生や市町村と県の二重行政解消などを主張する。

 有力2氏の衝突に、労組や政党は苦悩する。

 連合大分はこれまで、知事選で広瀬氏を、大分市長では釘宮氏を推薦してきた。今回、一本化を断念し、傘下組織の判断に委ねる。

 自動車総連や電機連合などは広瀬氏を、県教組や日本郵政グループ労組(JP労組)、UAゼンセンは釘宮氏を支援する。自治労は県職労が広瀬氏を、市町職労の多くは釘宮氏を支援するという。

 大分で一定の勢力を維持する社民党県連も、対応が分かれた。

 元首相の村山富市氏が個人的に広瀬氏支援を明言したが、県連内には自民党が全面支援する広瀬氏への抵抗感も強いという。結局、県連として結論は出さず、県内各支部の判断に委ねる異例の対応となった。

                   ◇

 公明党は24日、持ち回りの中央幹事会を開き、大分県知事選で4選を目指す現職の広瀬勝貞氏(72)を県本部推薦とすることを決めた。

                  ◇

【大分知事選立候補予定者】

 広瀬勝貞72 知事     無現
 釘宮磐 67 前大分市長  無新
 山下魁 38 党県常任委員 共新
 箕迫高明65 造園技能士  無新

4615チバQ:2015/03/26(木) 20:01:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk43010346000c.html
霞む野党:’15統一選・県議選/上 民主 党勢退潮、止まらず 公認候補は2人だけ /熊本
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 「彼に万が一のことがあれば、民主県連そのものの崩壊に直結する。総力を結集して当選させてほしい」。県議選(4月3日告示、12日投開票)告示まで3週間を切った14日、熊本市南区の公園でマイクを握ったのは民主党政調会長、細野豪志氏(43)。熊本市第2区から立候補を予定している民主県連代表の現職、鎌田聡氏(50)の総決起集会に集まった支持者約350人を前に「代表危うし」の危機感を強調した。

 民主県連は政権交代を果たした2009年の衆院選後、衆院2、参院1の計3人の県選出国会議員を擁したが、その後は現職の離党や国政選敗北でいなくなった。地方組織の強化も進まず、政令市移行後初となった昨年11月の熊本市長選は候補擁立を断念。翌月の衆院選は1998年の結党以来初めて全県で候補を出せなかった。

 巻き返しを図るはずだった今回の統一地方選でも、県議選の公認候補は熊本市第1区の元職と鎌田氏の2人のみ。県連は自力での候補者探しを諦め、昨年10月から公認候補を公募したが応募はなかった。こうした現状を4年前に民主公認で立候補して落選した男性は「今は民主の看板で戦える状況ではない」と語る。党勢拡大どころか唯一の現職である鎌田氏の議席を守れるかすら不透明な状況だ。

 前回県議選の公認候補6人でただ1人当選した鎌田氏は、社民系の無所属議員らと会派「民主・県民クラブ」(5人)を組んだ。しかし、定数49の県議会で32議席を占め、国会と同じく1強状態の自民を前に存在感を示すことは難しかった。

 政府が集団的自衛権行使容認を閣議決定した直後の昨年8月には民主県連として街頭演説をした。地方から安倍政権に対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にする狙いがあったが、その後は民主県連が熊本市長選、衆院選と“不戦敗”を続けたこともあり、県内で集団的自衛権を巡る議論が大きなうねりになることはなかった。

 「党勢拡大の努力が不足していたとの批判は免れない。今回の統一地方選を反転攻勢のきっかけにしたい」。県連代表として事あるごとに批判の矢面に立たされた鎌田氏は4年間の反省を交えてそう語る。県連内では「党勢退潮は全国的な流れだ。県連をまとめられる人材は他にいない」と鎌田氏を擁護する声が大勢で、支援する連合熊本も鎌田氏5選へ加盟34産別労組の総力を結集する構えだ。

 それでも「万が一」が起きれば県議会での「民主消滅」は現実味を帯びる。じり貧状態が続く民主にとっては正念場の選挙となる。

 ◇      ◇
 統一地方選は4月3日告示の県議選と熊本市議選を皮切りに戦いの火ぶたが切られる。県議選は1強状態の自民が更に勢力拡大をうかがうが、対する民主、共産はいずれも現有1議席を守れるかの戦いとなり、野党の存在感は霞(かす)みがちだ。各党の浮沈をかけた前哨戦を追った。

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 <熊本市第2>(定数5)

 ◇予想される顔ぶれ
村上寅美 75 自現

井手順雄 55 自現

甲斐正法 57 自現

前田憲秀 50 公現

鎌田聡 50 民現

益田牧子 64 共新

荒木章博 61 無現

高島和男 51 無新

4616チバQ:2015/03/26(木) 20:02:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325ddlk43010277000c.html
霞む野党:’15統一選・県議選/中 共産 躍進の勢い広がり欠く 2議席獲得への道のり遠く /熊本
毎日新聞 2015年03月25日 地方版

 「行政の無駄遣い病を治療するには議会がオール与党では駄目。そのためには共産党の議席を増やすことたいね」。県議選に熊本市第2区から立候補予定の共産新人、益田牧子氏(64)は18日午後、熊本市西区の後援会事務所で集まった支持者8人に語りかけた。

 共産県委員会が県議選に公認候補として擁立するのは、熊本市議7期の実績がある益田氏の他、熊本市第1区と八代市・郡区の新人各1人の計3人。目指すは初の県議会2議席確保だ。これまでの県議選当選者は「ゼロか1」を繰り返してきたが、昨年12月の衆院選で全国13議席増の21議席に躍進した余勢を駆って、県内でも未踏の領域を見据えている。

 衆院選では、県内でも比例代表で前回比1・6倍増の5万7965票を獲得。「1強状態」の自民さえ得票を減らす中、政権批判の受け皿として一定の存在感を示した。支持者は「支持を呼びかける電話をかけると、以前は『共産党』と言っただけで切られたが、衆院選では話を聞いてもらえた。反応が全く違っていた」と驚く。

 しかし、その勢いが地方選に波及しないのが党関係者ら共通の悩みだ。「比例代表では共産党を選んでも、県議選で党の候補者名を書いてくれるのか」。日高伸哉・県委員長もその難しさを口にするように、2議席獲得への道のりは遠い。

 益田氏が立候補する熊本市第2区は、24日時点で定数5に現職6人と新人2人の計8人がひしめく激戦区。確実に現職が1人以上落ちる厳しい戦いに新人が割って入るのは容易ではない。「過去の選挙の実績でみると難しいが、市民の道理が共産党にあることを議席で示したい」。そう語る益田氏は熊本市議選に立候補を予定する共産候補と共に街宣活動を続けている。

 別の新人の元坂本村議、内田次一氏(64)を擁立する八代市・郡区(定数4)も自民公認2人と民主推薦1人の現職3人に加え、自民推薦の元職1人と無所属新人1人の計6人が名乗りを上げる。4年前の県議選では共産候補が最下位当選者に約7600票差をつけられて敗れている。

 新人の党職員、山本伸裕氏(51)を立てる熊本市第1区は定数12に対し、立候補の意思を示しているのが13人(24日現在)。党関係者の間では最も議席獲得の期待が高い。山本氏は昨年の衆院選前から立候補を表明し、街頭演説などを重ねる。

 共産は衆院選に比例代表制が導入された1996年も全国24議席に躍進したが、県内の党勢拡大にはつながらなかった苦い記憶がある。「今度こそは躍進の勢いを地方に届けたい。今回議席を増やせなければ、いつ増やすのか」。支持者らは焦りにも似た思いを抱えて選挙準備を進める。

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 ◇予想される顔ぶれ(敬称略)
 ◆熊本市第1(定数12)

岩下栄一 68 自現

小杉直 69 自現

藤川隆夫 62 自現

橋口海平 36 自現

城下広作 55 公現

氷室雄一郎 65 公現

濱田大造 44 民元

山本伸裕 51 共新

西聖一 54 無現

岩田智子 53 無新

松野明美 46 無新

松村秀逸 61 無新

山中惣一郎 32 無新

 ◆熊本市第2(定数5)

村上寅美 75 自現

井手順雄 55 自現

甲斐正法 57 自現

前田憲秀 50 公現

鎌田聡 50 民現

益田牧子 64 共新

荒木章博 61 無現

高島和男 51 無新

 ◆八代市・郡(定数4)

小早川宗弘 47 自現

高野洋介 37 自現

内田次一 64 共新

磯田毅 62 無現

坂田孝志 57 無元

高山正夫 59 無新

4617チバQ:2015/03/26(木) 20:03:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150326ddlk43010415000c.html
霞む野党:’15統一選・県議選/下 自民 空白区解消へ攻勢 7選挙区は無投票の公算 /熊本
毎日新聞 2015年03月26日 地方版

 「統一地方選でも圧勝して、県民の負託に応えられる強い政治基盤を作らないといけない」。1月8日、熊本市のホテルであった自民県連の新春の集い。会場を埋めた支持者らを前に、県連会長の山本秀久県議(79)は保守王国・熊本の地歩固めを宣言した。

 現在、自民は県議会(定数49、欠員4)で32議席を占め、議会占有率は71%。九州では佐賀(75%)、鹿児島(71%)両県と共に突出して高い。今回の県議選でも全21選挙区に公認32人、推薦3人の計35人を擁立する予定で、民主(公認2人)、共産(同3人)など野党を圧倒。現職不在の阿蘇郡区と宇城市・下益城郡区でも空白区の解消を目指す。

 阿蘇郡区は、2003年から衆院熊本3区で争った現職の坂本哲志氏(64)と故松岡利勝元農相の“代理戦争”といわれた。定数1になった07年から、坂本氏を支持する無所属現職の堤泰宏氏(67)が自民系の新人に2連勝しており、堤氏は現在も無所属のままだ。

 今回は「阿蘇郡に自民県議を」と求める地元首長らが前南小国町長の河津修司氏(62)を推し自民もそれに乗った。河津氏を新人候補として推薦して雪辱を期す。河津氏は阿蘇市町村会長なども務め、近年の衆院選では坂本氏を支えた。自民関係者は堤氏支持層への食い込みを期待する。

 現職県議だった守田憲史氏(55)の宇城市長転出で自民空白区になっていた宇城市・下益城郡区(定数2)には、園田博之衆院議員の元秘書で新人の吉田孝平氏(37)を公認した。今回、自民の新人では唯一の公認。事務所開きには国会議員や山本会長ら県連幹部も出席し、新人候補としては異例の力の入れようをうかがわせた。

 守田市長は無所属新人の農業、末松直洋氏(52)の激励集会にも出席し、吉田氏と両面支援の構えを見せる。自民関係者は、民主系会派に所属して7選を目指す無所属現職、鬼海洋一氏(70)からの議席奪取も思い描く。

 一方、前回の11選挙区からは減るものの、今回も7選挙区が無投票になる見通し。いずれも自民候補の“不戦勝”になる公算が大きい。巨大与党・自民を前に、野党の存在意義さえ霞(かす)んでいる。=おわり(この連載は取違剛、松田栄二郎、井川加菜美が担当しました)

==============

 ◇予想される顔ぶれ(敬称略)
 ◆阿蘇郡(定数1)

堤泰宏 67 無現

河津修司 62 無新

 ◆宇城市・下益城郡(定数2)

鬼海洋一 70 無現

吉田孝平 37 自新

末松直洋 52 無新

吉田裕司 58 無新

4618チバQ:2015/03/26(木) 20:23:33
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/miyazaki/20150326-OYS1T50041.html
諸塚村40年ぶり村長選に期待
2015年03月26日
 統一地方選後半戦(4月21日告示、26日投開票)で行われる諸塚村長選は、新人2人が立候補を表明し、1975年以来40年ぶりの選挙戦となる見通しだ。激しかった村長選の反省もあり長く選挙戦は行われてこなかったものの、高齢化や人口減少に伴い、村で盛んな自治公民館活動が曲がり角に立ちつつあることが、背景にあるという。

 元村議の松村晃三さん(71)は、前回75年の村長選は村を二分する激しい戦いだったと振り返る。1411票対1208票。「若手の新人と現職、どの地区もどちらを支持するかを巡って割れた。その反省から選挙が長く行われなかったのかもしれない」と話す。

 その75年の村長選では敗れた元村長の甲斐重勝さん(83)は無投票が続いた要因について、「自治公民館活動を基盤とした村作りができていたからではないか。村長はその後ろでどっしりと構え仕事をしてきた」と分析する。

 村では終戦直後から、16地区それぞれに青年部、壮年部、婦人部などの組織が設けられ、住民自治を実践。「諸塚方式」と呼ばれ、88年には農林水産祭「むらづくり部門」で村自治公民館連絡協議会が最高賞の天皇杯を受賞した。

 村は県北部の九州山地に位置し、面積の約95%は山林。主要産業は林業で、木材価格や特産のシイタケの販売価格の低迷が続く。前回村長選時には約3900人だった人口は約1800人に減少、約12%だった高齢化率も40%を超えている。世帯数が約20にまで減少し神楽の奉納が出来なくなるなど活動に影響が出ている地区もあり、これまで自治公民館が担ってきた、住民と行政との橋渡しが難しくなってきているという。

     ◇

 立候補を表明しているのは、前村議・中本洋二氏(42)と前副村長・西川健氏(64)。

 中本氏は「地縁血縁の結びつきを超える戦いを繰り広げたい」、西川氏は「長年の仕事での経験や顔の広さを生かし、正々堂々と戦う」と語る。

 3期目の今期で退任する成崎孝孜村長(78)は「年齢や経験の大きく異なる2人の候補者から話を聞き、投票ができるというのはとても意義のあること。40年ぶりの選挙戦にかける期待は大きい」と話す。

2015年03月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4619チバQ:2015/03/26(木) 22:56:48
http://www.asahi.com/articles/ASH3S5K7DH3STIPE037.html
沖縄県議会・与党会派、辺野古対策で土砂搬入規制浮上
山岸一生2015年3月24日16時56分

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 沖縄県議会で翁長雄志知事を支える与党会派が、埋め立て用土砂の県外からの搬入を規制する条例案の提出を検討していることが分かった。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設作業では、大量の県外の土砂を埋め立てに使う予定だが、翁長氏が掲げる「移設阻止」に向け、埋め立てを妨げる狙いがある。早ければ4月にも提出したい考えだ。

特集:辺野古埋め立て
沖縄防衛局が不服審査請求 知事の移設作業停止指示で
 与党の議席数は現在、過半数を占める。複数の与党県議によると、条例案の目的には、県外の土砂内の外来生物が環境に悪影響を及ぼさないようにすることを掲げる方針。実際には辺野古移設の阻止が狙いとなる。条例案では、県外の土砂の搬入に独自の審査制度を設けることを想定している。ただ、与党会派内でも具体的な内容では意見の違いがあり、今後調整する。

 辺野古沖の埋め立てに使われる土砂は約2100万立方メートル。防衛省は移設予定地周辺で採取できる分を除いた約1700万立方メートルを、県内の他の場所や九州などから購入する方針だ。

 県議会の与党は、社民・護憲▽県民ネット▽共産▽沖縄社会大衆▽うまんちゅの5会派など。(山岸一生)

4620チバQ:2015/03/26(木) 23:29:48
モノレールで足りる程度しか人がいないってことですよね
http://www.asahi.com/articles/ASH3Q52RDH3QTPOB002.html
モノレール貸し切って民主県連大会 沖縄
2015年3月24日19時00分

モノレール「ゆいレール」内で開かれた民主党沖縄県連の定期大会=那覇市

 民主党沖縄県連が22日に開いた定期大会。会場は定番のホテル宴会場ではなく、借り切りにした那覇市を走るモノレール「ゆいレール」だった。

 役員ら約30人が乗り、那覇空港駅と首里駅を往復する間に議事を進めた。来賓の翁長雄志知事は「政党では初だろう。新しい政治をやるパワーがある」。

 昨年は、当時の県連代表が党本部の方針に反して県知事選に出馬し惨敗するなど、県連にとっては受難の年だった。再生へ「出発進行」となったか。

4621チバQ:2015/03/27(金) 15:45:07
>>4619
那覇空港の拡張もナシになりますね、これだと

4622チバQ:2015/03/27(金) 22:04:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150327ddlk44010382000c.html
’15統一選おおいた:知事選告示 過去最多、5候補激戦(その1) /大分
毎日新聞 2015年03月27日 地方版

 統一選の前半戦に当たる知事選が26日、告示され、17日間の選挙戦に突入した。立候補したのは届け出順に、4選を目指す無所属の広瀬勝貞氏(72)▽共産党県常任委員の山下魁氏(38)▽1級造園技能士で無所属の箕迫高明氏(65)▽前大分市長で無所属の釘宮磐氏(67)▽元大分大准教授で無所属の池崎八生氏(61)−−の5人。第1回知事選(1947年)の4候補を上回り、過去最多となった。県選管に届け出を済ませた各候補者は大分市内で出陣式に臨むなど、快晴の下、舌戦をスタートさせた。選挙戦では、広瀬県政の3期12年への評価や地方創生、東九州道を活用した地域振興などを巡り論戦が交わされる。4月3日に告示される県議選と共に同12日に投開票される。期日前投票は27日〜4月11日、各市町村庁舎などで受け付ける。【西嶋正法】

 ◇「安心、活力、発展」掲げ 広瀬勝貞氏
 広瀬氏は午前8時半から大分市荷揚町の大分城址公園で出陣式。村山富市元首相や推薦する公明県本部の河野成司代表らが駆け付け、支援者約1000人が耳を傾けた。

 広瀬氏は「県民の気持ちを県政に反映させてきた」と3期12年の県政を総括した。「安心、活力、発展の県づくり」を掲げ、「時代の要請はこちらにある。人と仕事を創出する好循環の中で、県の振興を図っていきたい」と意欲を語った。

 大分県が2019年ラグビーワールドカップの開催地に決定したのを受け、学生有志が強豪国ニュージーランドの民族舞踊「ハカ」を披露し参加者を鼓舞した後、ガンバロー三唱。臼杵など県南の沿岸部を回った。【浅川大樹】

 ◇国にもの言う県政に 山下魁氏
 山下氏は、午前8時半から大分市中津留のおおとり公園で開かれた出発式で「安倍(晋三)暴走政権は本当にひどい。戦時立法は絶対に許されない。国を守るために欠けているのは武力ではなく、外交力だ」と力を込めた。

 山下氏は「国の言いなりではなくものが言える県政」「大企業優先から農林水産業や中小企業を応援する県政」「暮らしを支える県政」という県政の「三つの転換」の必要性を強調した。その上で、「企業誘致で増えたのは非正規雇用ばかり」と企業誘致ための補助金を批判し、「地域の中小企業や農林水産業重視の経済政策を進め、暮らしと福祉を優先する県政に切り替えたい」などと訴えた。【池内敬芳】

 ◇農業経験生かしたい 箕迫高明氏

 箕迫氏は県庁2階の正庁ホールに姿を見せ、午前8時半の立候補届け出を済ませた。その後、自ら選挙カーのハンドルを握り、早速、大分市内から遊説をスタートした。

 箕迫氏は毎日新聞などの取材に「人生の最後を知事で終え、県に貢献したいという思いが強い」と出馬の動機を語っている。「農業や造園の仕事を通じ、栽培の工夫の仕方などを学んだ。その経験を県内の農林業の再生に生かしたい」と語り、県政モニターなどをする中で、意見を表明すれば社会は変わるということを身を持って感じたとも話す。

 一方で、「どうしても変わらないこともあると分かった。知事になって県政を変えたい」と意気込む。【西嶋正法】

 ◇市町村が主役の時代 釘宮磐氏
 釘宮氏は午前8時半、大分市のJR大分駅北口駅前広場で出陣式を行った。支援者のほか、民主党関係者や労組幹部ら約1000人が参加。羽田孜元首相や県選出の同党国会議員のメッセージが読み上げられた。

 後援会幹部らのあいさつ後、釘宮氏はマイクを握り、「この街を我々が責任をもって作るのがこれからの時代。まさにボトムアップ。皆さんが主役、市町村が主役なんです。市町村が個性を持ち自信を持つことが大分の発展につながる」と強調。さらに「(与野党系が対決する)大分に全国が注目している。勝つことで中央政府は地方を見捨てることができなくなる。皆さんの草の根を広げて必ず勝利しよう」と熱っぽく語った。【佐野格】

4623チバQ:2015/03/27(金) 22:05:15
 ◇観光で雇用増できる 池崎八生氏
 池崎氏は午後に届け出を済ませた後、報道各社の取材に応じた。「大学で学生の就職支援に関わってきた経験から、県の特長である観光面でもっと雇用を確保できるのではと考えた。東京圏に向けてアピールしたら観光客は増える」と立候補の理由を語った。

 地域振興について「人口減少を食い止めるのは難しく、どう対応するかを考えるべきだ」と指摘。「ドクターヘリ普及などで医療への不安を解消したい」と話した。

 2月ごろから立候補を検討していたが、最終的に決断したのは26日午後という。政党や団体の支援はなく、一人だけの戦い。選挙カーでの訴えはせず、知人への電話やメールなどで支持の拡大を目指す。【池内敬芳】

==============

 ◇立候補者(届け出順)
広瀬勝貞(ひろせ・かつさだ) 72 無現(3)

 九州地方知事会長[歴]在スペイン大使館1等書記官▽首相秘書官▽通産省機械情報産業局長・事務次官▽経産事務次官▽大分放送社外取締役▽大分朝日放送非常勤役員▽東大

山下魁(やました・かい) 38 共新

 党県常任委員・県青年学生部長[歴]ガソリンスタンド会社員▽民青同盟中央委員・県委員長▽国民救援会県本部常任理事▽党県委員・県豪雨災害対策委員長▽NHK学園高

箕迫高明(みいさこ・たかあき) 65 無新

 1級造園技能士▽公益財団法人オイスカ会員▽職業訓練指導員▽放送大

釘宮磐(くぎみや・ばん) 67 無新

 [元]大分市長[歴]大分舞鶴高校同窓会理事▽県議▽参院外務委員長▽社会福祉法人博愛会理事▽衆院厚労委筆頭理事▽全国市長会副会長▽九州市長会長▽明治学院大

池崎八生(いけざき・やつお) 61 無新

 農業[歴]九州工大職員▽大分大准教授▽九州工大

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 ■解説

 ◇課題山積、将来像に耳を
 県政のかじ取り役を決める知事選が始まった。現職知事に元県都市長が挑む構図に加え、広瀬氏を自民県連と公明県本部が推薦、釘宮氏を民主が実質支援する事実上の「与野党対決」になり、全国的にも注目される選挙になった。候補者間の政治的動きに目を奪われがちだが、有権者は、大分の未来を誰に託すのか、政策を見極めた上での冷静な判断が求められる。

 県政には課題が山積している。県内でも少子高齢化が進み、周辺部の疲弊が著しい。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果は依然見えにくい。宮崎までつながった東九州道を生かしつつ、いかに「大分県版」地方創生を進めていくのか。

 「知事になればいいというものではない。知事になって何をするかが問題だ」。村山富市元首相はある候補の集会でそう語った。各候補がいかに課題に向き合い、どのような将来像を描いているのか、それぞれの訴えにしっかり耳を傾ける必要がある。

 ただ、昨年末の衆院選同様、「争点が分かりづらい」という声を多く聞く。候補者は政策を有権者に分かりやすく示し、議論を深めてほしい。政局ではなく、大分の将来を見据えた論戦の盛り上がりに期待したい。【西嶋正法】

4624チバQ:2015/03/27(金) 22:05:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150327ddlk44010403000c.html
’15統一選おおいた:知事選告示 過去最多、5候補激戦(その2止) 有権者、地域活性に期待 /大分
毎日新聞 2015年03月27日 地方版

 知事選は5候補による舌戦がスタートした。地域の持続可能性への危機感が強まる中、県内の有権者からも地方創生へ期待の声が聞かれた。豊後高田市の住職、大畑雅英さん(64)は「広域合併から10年がたち、ひずみが出ている。地方創生をいうのであれば、地域の人たちの声を政治にどう反映させるか、見どころだ」と話す。

 津久見市のコンビニエンスストアオーナー、佐藤勉さん(47)も「県内も大分市一極集中。地方は人口が減って傷み、生活弱者が増えている。人口減は仕方ない面もあるが、どうカバーしていくのか定住促進策などを注視したい」と語った。

 日田市の酒類販売業、赤尾重信さん(68)は「やはり関心の的は地方創生」とした上で、「地場経済は疲弊し、アベノミクスの恩恵も感じられない。活力を生み出し、萎縮している消費者のサイフを緩められる施策を打ち出す候補者に投票したい」。宇佐市の会社員、岡田りかさん(50)も「景気がよくなったといっても、地方までは及んでいない。子どもたちには地元企業で働いてもらいたいので、積極的に企業を誘致してほしい」と地方経済の活性化を望む。

 東九州道やJR大分駅ビルなど県内の新たな魅力を生かしたまちづくりへの期待感も。佐伯市米水津の水産加工会社員、笹田真喜子さん(54)は「九州の中でも立ち遅れていた佐伯も高速道が全線開通し、誘客の期待は大きい。佐伯でお客さんが降りてくれる観光やまちづくりの政策に期待する」。大分市に住む地方公務員の女性(21)は「もうすぐ駅ビルも開業し、注目度も上がる。県内各地の観光が盛り上がってたくさんの人に来てもらえる大分県になってほしい」と語った。

 暮らしの安心を望む声もあった。日田市の主婦、財津静枝さん(68)は「高齢者に優しく住みやすい町づくりに熱心な人を見極めたい。それに、きれいな水や森など次世代が共有できる自然環境の整備を図ってほしい」。大分市の男性(74)も「介護を充実してくれる候補者を選びたい。若い人の負担は増えるかもしれないが、うまく対応してほしい。少子化への対策も重要。女性の待遇を良くして、無理せず子育てできる環境を整えないといけない」と話した。
 一方、別府市の大野靖夫さん(74)は政治家としての資質に注目する。「上から下へ政策を下ろすのではなく、県内各地で地道に活動する県民の声を吸い上げる人を選ぶ。若い世代の活力を生かす度量も必要だ。マスコミなどを通じて県の政策を県外へ発信する能力も重視したい」と話す。

 知事選には「あまり関心がない」という別府市の看護師、河野照美さん(32)は「新知事は政治と行政の経験を重視して選ぶ。中でも道路行政に期待したい。県内の道路は工事が下手なせいか整備が悪すぎる。特に福岡との格差が激しく、県境がはっきり分かるほどで恥ずかしい」と話す。

4625チバQ:2015/03/27(金) 22:14:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015032700904
市庁舎位置で住民投票へ=大合併後対立続き-滋賀県高島市


 滋賀県高島市議会は27日の本会議で、市南部にある市役所本庁舎を増改築するか、北部に新築するかを選択する住民投票条例を賛成多数で可決した。「平成の大合併」以降、対立を引きずっており、統一地方選で行われる県議選に合わせ、住民投票が4月3日告示-同12日投開票の日程で行われる。
 本庁舎の位置をめぐっては、2005年に6町村が合併して市が発足した際、北部の旧今津町に本庁舎を新築することで合意していた。しかし13年1月の市長選で、計画の「凍結」を掲げた南部出身の福井正明市長が当選。14年9月の市議会で南部の旧新旭町に本庁舎を置くとする位置条例改正案を提出したが、否決された。
 市長側は今年3月、位置条例改正案を再提出したが、27日の本会議で再び否決されたため、住民投票条例案を提出した。住民投票に法的拘束力はないが、市民に直接問うことで状況を打開したい考えだ。福井市長は記者会見で「非常にタイトな日程だが、将来の一体的なまちづくりのため、住民投票で民意をしっかり把握したい」と述べた。(2015/03/27-19:15)

4626チバQ:2015/03/28(土) 09:59:31
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_saga/article/158978
「佐賀の乱」県議選に余波 農政協、自民対応に格差
2015年03月28日(最終更新 2015年03月28日 03時00分)

 4月3日告示の佐賀県議選(定数38)は、自民党が分裂した1月の知事選のしこりを引きずったまま選挙戦に突入する。山口祥義(よしのり)知事を支援したJAグループ佐賀の政治組織「県農政協議会」は、知事選で離反した自民公認の立候補予定者の一部を推薦しないと決める一方、関係を修復した予定者は推薦し、対応に差をつけた。佐賀県は農業が基幹産業で、政府の農協改革や環太平洋連携協定(TPP)交渉に農家の不満がくすぶる。予定者たちは農業票の行方に気をもむ。
 「長年支えてもらっただけに残念だ」。佐賀県小城市区(定数2)選出で地元の農政協三日月支部から推薦を拒まれた自民現職の藤木卓一郎副議長(47)は肩を落とす。農家出身で母親は元農協役員。支部推薦を後ろ盾に5選を期すはずが知事選で目算が狂った。
 知事選は、首相官邸サイドが担ぎ出した元武雄市長の樋渡啓祐氏と、これに対抗した農政協推薦の山口氏との事実上の一騎打ちだった。自民党県議団は選択を迫られて二分。党本部が農協改革を旗印に「政権対農協」とあおったこともあり、樋渡氏を支援した藤木氏は農協関係者から「裏切った」と猛反発を買った。
 「けじめをつけないと同じことが起きる」と三日月支部の幹部は語る。支部は小城市区で山口知事を支援した別の自民現職と無所属新人を支部推薦した。
 一方で、小城市区では農政協本部としては誰も推薦しなかった。三日月支部のさらに上部の支部が自主投票とし、追認した。中央でも県内でも「自民1強」が実情で「自民党との決定的対立は地域を割る」(関係者)と判断したという。
 知事選で敵対した自民候補でも謝罪の意思を示し、農協改革やTPP交渉について「農協の立場を守る」とした政策協定文書に署名した予定者は推薦した。
 県内全13選挙区の自民公認立候補予定者30人のうち農政協が推薦したのは22人。6選挙区で現新8人の推薦を見送り、うち5人は樋渡氏の支援者だった。
 県西部の自民現職は2月下旬、農政協支部の会合に顔を出して「知事選では判断を誤った」と釈明、推薦を得たという。別の現職は知事選で中央の圧力をはね返した農政協の組織力は「やっぱり大きい」と話している。
=2015/03/28付 西日本新聞朝刊=

4627チバQ:2015/03/28(土) 10:00:24
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/158472
県議選情勢(上) 16選挙区に62人出馬予定
2015年03月26日(最終更新 2015年03月26日 03時00分)

写真を見る

 統一地方選として行われる県議選の告示(4月3日)まであと1週間あまり。県内16選挙区(定数46)には、今のところ前回より3人少ない62人が立候補を予定している。各選挙区の情勢を探った。 (敬称略)
 ◆長崎市区(定数14) 前回上回る最激戦に
 前回の18人を上回る20人が立候補予定。五つの政党の公認候補がそろい、女性は4人。都市部の無党派層の動きが読みづらく、最激戦区となりそうだ。
 自民は野本三雄(77)、下条文摩左(65)、前田哲也(51)、江真奈美(47)の現職4人と新人の久保田将誠(43)が出馬する。それぞれ商工業者や医療系の団体の支持を固める。
 民主は現職の渡辺敏勝(67)、清水正明(60)、深堀浩(49)が出身の労組を中心に支持拡大を図る。新人では、市議の吉村正寿(52)と若さを売りにする赤木幸仁(30)を公認した。
 公明は現職1人が引退し、麻生隆(60)が市議から転向。現職の川崎祥司(52)と地域を分けながら、現有の2議席確保を目指す。
 共産は現職の堀江ひとみ(56)が中村県政批判を展開して、3期目を目指す。前回選挙で議席を失った社民は、新人の坂本浩(56)を擁立して議席奪還を視野に入れる。
 現職の中山功(66)と高比良元(62)は今回、政党の公認は受けずに無所属で立候補の構え。参院選に出馬した元職の浅田眞澄美(48)は返り咲きを狙う。
 無所属新人では、元市議の中村住代(68)が補選を合わせると3度目の挑戦。4年前に市議選に出馬した山口喜生(57)と富川憲四郎(56)は今回、県議選に立つ予定だ。

 ◆諫早市区(定数4) 元参院議員 新たに参戦
 現職4人と元職1人、新人1人の計6人が立候補を予定。4議席を争う混戦とみられる。
 昨年12月の衆院選に民主公認で長崎2区から立候補し、落選した元参院議員の元職大久保潔重(49)が1月、無所属で出馬を表明。高い知名度を誇る大久保に現職4人は危機感をあらわにする。自民現職の八江利春(75)は7期の実績を強調し、組織固めを図る。自民現職の橋村松太郎(68)は各地区で集会を開き、支持を訴える。
 民主現職の山口初實(67)は支持基盤の労組の引き締めを強化。自民現職の中村和弥(54)は支持者回りを重ね、後援会組織の拡大を進めている。共産は新人寺田敏之(60)を擁立。諫早湾干拓事業の開門問題などを訴える。

 ◆西彼杵郡区(定数2) 2現職に新人挑む
 自民の三好徳明(75)と民主の浜口俊幸(59)の現職2人に、長与町議を3期務めた無所属新人の山口経正(59)が挑む構図となりそうだ。
 三好は県議長など6期の実績を訴え、企業や団体を回る。浜口は出身団体である三菱重工労組長船支部からの推薦を得て支持基盤を固める。自民から推薦を受ける山口は唯一、長与町からの立候補であることを強調して議席の獲得を目指す。
=2015/03/26付 西日本新聞朝刊=

4628チバQ:2015/03/28(土) 10:00:50
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/158727
県議選情勢(中)
2015年03月27日(最終更新 2015年03月27日 03時00分)

写真を見る

 ◆大村市区(定数3) 支持基盤持つ4氏の戦い
 
 3選を目指す民主現職の高見健(61)、再選を目指す自民現職の松本洋介(38)に、昨年10月の大村市長選出馬に伴い辞職した無所属元職の小林克敏(70)が6選を、元大村市議長を務めた自民新人の里脇清隆(55)が初当選を狙う。
 4氏とも一定の支持基盤を持つ実力者。いかに浮動票を取り込むかが鍵となる。それぞれミニ集会や県政報告会などを開き、支持を訴えている。市長選では4氏が絡んで激しい選挙戦を展開。そのしこりも残っており、三つの議席をめぐる争いは熱くなりそうだ。

 ◆南島原市区(定数2) 2現職に自民新人挑む
 再選を目指す自民現職の中島浩介(48)、3期目を狙う無所属現職の松島完(35)に、昨年7月の出直し市長選に出馬した自民新人の伊藤剛(46)が挑む。
 前回トップ当選の中島は出直し市長選で、同じ加津佐町出身の現市長と、落選した元市議会議長の双方を応援。地元の一部で批判もくすぶる。地盤と「改革派」のイメージが重なる松島と伊藤は、ともに地道に浸透を図る。

 ◆島原市区(定数2) 現職と新人、三つどもえ
 民主、社民が推薦する無所属現職の楠大典(67)が4選を、自民現職の山本由夫(53)が再選を目指し、昨年2月の補欠選挙で山本との一騎打ちに敗れた自民新人の大場博文(49)が雪辱を期す三つどもえの構図。
 自民県議を8期務めた加藤寛治の国政転身後、初の本選挙。楠は「非自民」の受け皿として票を固める。補選では約1300票差の接戦を展開した山本と大場は浸透を急ぐ。

 ◆松浦市区(定数1) 無所属現職以外出馬の動きなし
 無所属現職の友田吉泰(51)以外に出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きい。友田は大小さまざまな地域行事に顔を出し、各種団体にも浸透を図る。再選に向けて地道に支持を固めている。

 ◆雲仙市区(定数2) 自民現職2人 無投票の公算
 4期目を目指す徳永達也(55)と2014年の補欠選挙で無投票当選し再選を狙う宅島寿一(44)の自民現職2人が立候補を予定している。ほかに出馬の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 ◆東彼杵郡区(定数1) 立候補の動き自民現職のみ
 4期目を狙う自民現職の中島広義(68)以外に立候補の動きがない。中島は3町の農業関係者や地元企業へのあいさつ回りで地盤を固める。「人口減対策や若者の雇用拡大を訴えていきたい」と話す。

 ◆西海市区(定数1) 4選狙う現職のみ
 自民県連の幹事長を務める現職の瀬川光之(53)以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 4期目を目指す瀬川は農漁業者などの支持を固め、万全の態勢を敷く。
 (敬称略)
=2015/03/27付 西日本新聞朝刊=

4629チバQ:2015/03/28(土) 10:01:23
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/158980
県議選情勢(下)
2015年03月28日(最終更新 2015年03月28日 03時00分)

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 ◆佐世保市・北松浦郡区(定数9) 前回同様の少数激戦
 
 9議席に前回と同数の11人が立候補を予定し「少数激戦」の様相だ。
 現職5人を公認する自民は現有議席の維持を狙う。12選を目指す宮内雪夫(81)、市南部を地盤とする田中愛国(70)、相浦地区を中心に漁業者票やカトリック票をまとめる溝口芙美雄(67)、企業・団体回りに力を入れる外間雅広(56)に加え、昨年の県議補選で無投票当選した吉村洋(58)が合併地域を含む北松地区での浸透を図る。
 民主は佐世保重工(SSK)労組出身の久野哲(67)、元農相の父・正彦の支持者から支援を受ける山田朋子(42)の現職2人がともに3選を目指す。社民は党県連代表の現職吉村庄二(75)が基地の街での議席死守に向け支持を訴える。
 2期連続でトップ当選した現職が引退する公明は、後継に新人宮本法広(42)を擁立。共産は新人の石川悟(62)が「反自民」の受け皿を狙う。佐世保市議を2期務めた無所属新人の山下広大(40)は世代交代を訴え若者層や浮動票の取り込みを図る。
 ◆壱岐市区(定数1) 自民現職のみ立候補の予定
 2期目を目指す自民現職の山本啓介(39)が立候補を予定。ほかに動きはなく、無投票の可能性が大きい。後援会を軸に支持を広げ、企業や団体など70以上から推薦を受けた。選挙戦に備え29日に総決起大会を開く予定で、雇用創出や子育て支援などを訴える。
 ◆対馬市区(定数1) 4選目指す現職無投票の公算大
 4選を目指す自民現職の坂本智徳(61)以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。坂本は農漁業や建設関連など幅広い業界から支援を受けた。選挙を想定し、島内各地でミニ集会を開いており「最後まで気を引き締めていきたい」と話す。
 ◆平戸市区(定数1) 自民の現職が無投票3選か
 自民現職の西川克己(67)が、3選を目指し立候補を予定。前回は無所属で再選したが、当選後に自民会派入りし、今回は自民からの出馬。22日に平戸市で県政報告会を開いた。ほかに目立った立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 ◆南松浦郡区(定数1) 現職と新人一騎打ち
 6期目を目指す無所属現職の馬込彰(62)と、自民新人で、元青雲高教諭の近藤智昭(58)が出馬の見通しで、町を二分する激戦が予想される。前回当選後に自民会派を離脱し無所属で臨む馬込は、実績をアピールし、観光客誘致など島の活性化を訴える。近藤は自民の地盤を固め、県柔道場連盟理事長の経験を生かし、スポーツ振興や救急医療の充実などを訴える。
 ◆五島市区(定数1) 僅差だった2氏が再激突
 無所属現職の山田博司(44)と、自民新人で元五島市議の柿森誠(62)が出馬表明。118票差の僅差だった前回と同じ顔ぶれでの激戦が予想される。市全域の巡回7巡目を終えた山田は、110回におよぶ県政報告会で実績を訴え、若さと行動力を強調。柿森は、市議13人の支援を受け、あいさつ回りやミニ集会に力を入れる。若者の雇用の創出や1次産業の振興などを訴えている。
 (敬称略)
=2015/03/28付 西日本新聞朝刊=

4630チバQ:2015/03/30(月) 18:43:53
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kumamoto/article/158981
町内会長、厳しく批判 人吉市議会改革“結論”出せず
2015年03月28日(最終更新 2015年03月28日 03時00分)

 「身を切る改革は先延ばしか」-。統一地方選後半戦の4月19日告示、同26日投開票の日程で行われる人吉市議会(定数18、欠員1)の議会改革をめぐり、市内の町内会長たちから厳しい声が上がっている。議員報酬見直しや政務活動費廃止などを求めた町内会長側の要望に対し、議会が改選前などを理由に結論を出さなかったからだ。議会側は各議員の意見を列挙して回答したが、町内会側は「納得いかない」として、27日に議会の統一見解をまとめるようあらためて要望した。
 昨年12月、市内92の町内会でつくる市町内会長嘱託員連合会(神瀬文夫会長)などが永山芳宏議長宛てに要望書を提出。「人口減少や財政難など課題が山積している」と指摘し、(1)議員報酬(一般議員で月34万7千円)見直し(2)政務活動費(月2万円)廃止(3)委員会活動や視察研修の目的、内容などの情報公開-など5項目を求めた。
 議会側は議会制度研究会で3回協議したが結論が出なかった。このため全議員の項目ごとの意見を実名でまとめ今月20日、回答書として連合会側に手渡した。
 回答は議員ごとに、まさにさまざま。議員報酬では「月額40万円ぐらいにするべきだ」「減額は若い方の参政が不可能になる恐れがあり現状維持」「特別職報酬等審議会にゆだねたい」。政務活動費も「半額」「廃止でよい」「先進地視察や政策研修などのため必要」などだった。
 これに対し町内会長の1人は「(身を切るという)都合の悪いことの先延ばしだ。議会活動の質が上がらん」と厳しく批判。神瀬会長も「議会としての回答を求めており、的外れで満足できない」と話す。
 議会側はホームページにも回答書を公開している。永山議長は「私たち議員の任期満了が近いという面も勘案し、結論を出すには至らなかった。(改選後に)議員定数も含め、議論されていくのではないか」と話した。
   ◇    ◇
 有馬晋作宮崎公立大教授(地方自治論)の話 町内会長は一面では地域の代表であり、議会側は住民の意見として真摯(しんし)に受け止める必要がある。一方で、議会が全議員の多様な意見を実名で公開したのは先進的な取り組みだ。有権者は、議会改革に対するそれぞれの考えを基に、市議選の投票の判断材料にできる。
=2015/03/28付 西日本新聞朝刊=

4631チバQ:2015/03/30(月) 18:44:54
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/158472
県議選情勢(上) 16選挙区に62人出馬予定
2015年03月26日(最終更新 2015年03月26日 03時00分)

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 統一地方選として行われる県議選の告示(4月3日)まであと1週間あまり。県内16選挙区(定数46)には、今のところ前回より3人少ない62人が立候補を予定している。各選挙区の情勢を探った。 (敬称略)
 ◆長崎市区(定数14) 前回上回る最激戦に
 前回の18人を上回る20人が立候補予定。五つの政党の公認候補がそろい、女性は4人。都市部の無党派層の動きが読みづらく、最激戦区となりそうだ。
 自民は野本三雄(77)、下条文摩左(65)、前田哲也(51)、江真奈美(47)の現職4人と新人の久保田将誠(43)が出馬する。それぞれ商工業者や医療系の団体の支持を固める。
 民主は現職の渡辺敏勝(67)、清水正明(60)、深堀浩(49)が出身の労組を中心に支持拡大を図る。新人では、市議の吉村正寿(52)と若さを売りにする赤木幸仁(30)を公認した。
 公明は現職1人が引退し、麻生隆(60)が市議から転向。現職の川崎祥司(52)と地域を分けながら、現有の2議席確保を目指す。
 共産は現職の堀江ひとみ(56)が中村県政批判を展開して、3期目を目指す。前回選挙で議席を失った社民は、新人の坂本浩(56)を擁立して議席奪還を視野に入れる。
 現職の中山功(66)と高比良元(62)は今回、政党の公認は受けずに無所属で立候補の構え。参院選に出馬した元職の浅田眞澄美(48)は返り咲きを狙う。
 無所属新人では、元市議の中村住代(68)が補選を合わせると3度目の挑戦。4年前に市議選に出馬した山口喜生(57)と富川憲四郎(56)は今回、県議選に立つ予定だ。

 ◆諫早市区(定数4) 元参院議員 新たに参戦
 現職4人と元職1人、新人1人の計6人が立候補を予定。4議席を争う混戦とみられる。
 昨年12月の衆院選に民主公認で長崎2区から立候補し、落選した元参院議員の元職大久保潔重(49)が1月、無所属で出馬を表明。高い知名度を誇る大久保に現職4人は危機感をあらわにする。自民現職の八江利春(75)は7期の実績を強調し、組織固めを図る。自民現職の橋村松太郎(68)は各地区で集会を開き、支持を訴える。
 民主現職の山口初實(67)は支持基盤の労組の引き締めを強化。自民現職の中村和弥(54)は支持者回りを重ね、後援会組織の拡大を進めている。共産は新人寺田敏之(60)を擁立。諫早湾干拓事業の開門問題などを訴える。

 ◆西彼杵郡区(定数2) 2現職に新人挑む
 自民の三好徳明(75)と民主の浜口俊幸(59)の現職2人に、長与町議を3期務めた無所属新人の山口経正(59)が挑む構図となりそうだ。
 三好は県議長など6期の実績を訴え、企業や団体を回る。浜口は出身団体である三菱重工労組長船支部からの推薦を得て支持基盤を固める。自民から推薦を受ける山口は唯一、長与町からの立候補であることを強調して議席の獲得を目指す。
=2015/03/26付 西日本新聞朝刊=

4632チバQ:2015/03/30(月) 18:45:21
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/158727
県議選情勢(中)
2015年03月27日(最終更新 2015年03月27日 03時00分)

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 ◆大村市区(定数3) 支持基盤持つ4氏の戦い
 
 3選を目指す民主現職の高見健(61)、再選を目指す自民現職の松本洋介(38)に、昨年10月の大村市長選出馬に伴い辞職した無所属元職の小林克敏(70)が6選を、元大村市議長を務めた自民新人の里脇清隆(55)が初当選を狙う。
 4氏とも一定の支持基盤を持つ実力者。いかに浮動票を取り込むかが鍵となる。それぞれミニ集会や県政報告会などを開き、支持を訴えている。市長選では4氏が絡んで激しい選挙戦を展開。そのしこりも残っており、三つの議席をめぐる争いは熱くなりそうだ。

 ◆南島原市区(定数2) 2現職に自民新人挑む
 再選を目指す自民現職の中島浩介(48)、3期目を狙う無所属現職の松島完(35)に、昨年7月の出直し市長選に出馬した自民新人の伊藤剛(46)が挑む。
 前回トップ当選の中島は出直し市長選で、同じ加津佐町出身の現市長と、落選した元市議会議長の双方を応援。地元の一部で批判もくすぶる。地盤と「改革派」のイメージが重なる松島と伊藤は、ともに地道に浸透を図る。

 ◆島原市区(定数2) 現職と新人、三つどもえ
 民主、社民が推薦する無所属現職の楠大典(67)が4選を、自民現職の山本由夫(53)が再選を目指し、昨年2月の補欠選挙で山本との一騎打ちに敗れた自民新人の大場博文(49)が雪辱を期す三つどもえの構図。
 自民県議を8期務めた加藤寛治の国政転身後、初の本選挙。楠は「非自民」の受け皿として票を固める。補選では約1300票差の接戦を展開した山本と大場は浸透を急ぐ。

 ◆松浦市区(定数1) 無所属現職以外出馬の動きなし
 無所属現職の友田吉泰(51)以外に出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きい。友田は大小さまざまな地域行事に顔を出し、各種団体にも浸透を図る。再選に向けて地道に支持を固めている。

 ◆雲仙市区(定数2) 自民現職2人 無投票の公算
 4期目を目指す徳永達也(55)と2014年の補欠選挙で無投票当選し再選を狙う宅島寿一(44)の自民現職2人が立候補を予定している。ほかに出馬の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 ◆東彼杵郡区(定数1) 立候補の動き自民現職のみ
 4期目を狙う自民現職の中島広義(68)以外に立候補の動きがない。中島は3町の農業関係者や地元企業へのあいさつ回りで地盤を固める。「人口減対策や若者の雇用拡大を訴えていきたい」と話す。

 ◆西海市区(定数1) 4選狙う現職のみ
 自民県連の幹事長を務める現職の瀬川光之(53)以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 4期目を目指す瀬川は農漁業者などの支持を固め、万全の態勢を敷く。
 (敬称略)
=2015/03/27付 西日本新聞朝刊=

4633チバQ:2015/03/30(月) 18:45:41
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_nagasaki/article/158980
県議選情勢(下)
2015年03月28日(最終更新 2015年03月28日 03時00分)

写真を見る

 ◆佐世保市・北松浦郡区(定数9) 前回同様の少数激戦
 
 9議席に前回と同数の11人が立候補を予定し「少数激戦」の様相だ。
 現職5人を公認する自民は現有議席の維持を狙う。12選を目指す宮内雪夫(81)、市南部を地盤とする田中愛国(70)、相浦地区を中心に漁業者票やカトリック票をまとめる溝口芙美雄(67)、企業・団体回りに力を入れる外間雅広(56)に加え、昨年の県議補選で無投票当選した吉村洋(58)が合併地域を含む北松地区での浸透を図る。
 民主は佐世保重工(SSK)労組出身の久野哲(67)、元農相の父・正彦の支持者から支援を受ける山田朋子(42)の現職2人がともに3選を目指す。社民は党県連代表の現職吉村庄二(75)が基地の街での議席死守に向け支持を訴える。
 2期連続でトップ当選した現職が引退する公明は、後継に新人宮本法広(42)を擁立。共産は新人の石川悟(62)が「反自民」の受け皿を狙う。佐世保市議を2期務めた無所属新人の山下広大(40)は世代交代を訴え若者層や浮動票の取り込みを図る。
 ◆壱岐市区(定数1) 自民現職のみ立候補の予定
 2期目を目指す自民現職の山本啓介(39)が立候補を予定。ほかに動きはなく、無投票の可能性が大きい。後援会を軸に支持を広げ、企業や団体など70以上から推薦を受けた。選挙戦に備え29日に総決起大会を開く予定で、雇用創出や子育て支援などを訴える。
 ◆対馬市区(定数1) 4選目指す現職無投票の公算大
 4選を目指す自民現職の坂本智徳(61)以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。坂本は農漁業や建設関連など幅広い業界から支援を受けた。選挙を想定し、島内各地でミニ集会を開いており「最後まで気を引き締めていきたい」と話す。
 ◆平戸市区(定数1) 自民の現職が無投票3選か
 自民現職の西川克己(67)が、3選を目指し立候補を予定。前回は無所属で再選したが、当選後に自民会派入りし、今回は自民からの出馬。22日に平戸市で県政報告会を開いた。ほかに目立った立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 ◆南松浦郡区(定数1) 現職と新人一騎打ち
 6期目を目指す無所属現職の馬込彰(62)と、自民新人で、元青雲高教諭の近藤智昭(58)が出馬の見通しで、町を二分する激戦が予想される。前回当選後に自民会派を離脱し無所属で臨む馬込は、実績をアピールし、観光客誘致など島の活性化を訴える。近藤は自民の地盤を固め、県柔道場連盟理事長の経験を生かし、スポーツ振興や救急医療の充実などを訴える。
 ◆五島市区(定数1) 僅差だった2氏が再激突
 無所属現職の山田博司(44)と、自民新人で元五島市議の柿森誠(62)が出馬表明。118票差の僅差だった前回と同じ顔ぶれでの激戦が予想される。市全域の巡回7巡目を終えた山田は、110回におよぶ県政報告会で実績を訴え、若さと行動力を強調。柿森は、市議13人の支援を受け、あいさつ回りやミニ集会に力を入れる。若者の雇用の創出や1次産業の振興などを訴えている。
 (敬称略)
=2015/03/28付 西日本新聞朝刊=

4634チバQ:2015/03/31(火) 06:28:01
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/03/31/225612915
吉冨幸氏、県議選出馬を取りやめ 「後継に妻」発表 NEW!


 県議選中津市選挙区(定数3)に立候補を予定していた現職の吉冨幸吉氏(65)は30日、病気療養を理由に出馬を取りやめ、後継として妻の麻里子氏(64)を擁立すると発表した。
 幸吉氏は昨年夏に腰を骨折、治療やリハビリを受けたが、今年に入り風邪をこじらせて再び入院。昨年9月以降、定例県議会を3回連続で欠席した。「予定より回復が遅れ、苦渋の決断ながら今回の選挙は見送る」とのコメントを出した。
 同選挙区にはこのほかに現職2人が出馬予定。現時点で他に出馬の動きはなく、無投票の可能性が高まっている。告示は4月3日。

4635チバQ:2015/03/31(火) 06:28:32
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/03/31/005228241
政党の思惑 中央色薄める自・民 NEW!


街頭演説で訴える共産党新人の山下魁候補=30日、別府市内
街頭演説で訴える共産党新人の山下魁候補=30日、別府市内
広瀬勝貞 72 無現(3)
山下魁 38 共新
箕迫(みいさこ) 高明 65 無新
釘宮磐 67 無新
池崎八生(やつお) 61 無新
 ※届け出順。数字は年齢。党派は共=共産党、無=無所属。丸囲み数字は当選回数。

 国政と絡めて「自民と民主の与野党対決」ともいわれ、両党が重点区に定めた今回の大分県知事選。だが自民党県連が推薦する広瀬氏、民主党県連が実質支援する釘宮氏とも政党色を排した「県民党」を掲げており、両党は候補の姿勢に配慮しながら戦っている。
 自民党県連は告示前日の25日に広瀬氏の推薦を決定。同じ与党で24日に推薦を出した公明党県本部と歩調を合わせた。26日の出陣式では、衛藤晟一県連会長(参院議員)があいさつで「私どもも“黒子”になりながら、懸命に支えさせていただきたい」と一支援団体の立場を強調。広瀬氏側の要望で、中央から党幹部の来援も予定していない。
 ただ、2月に広瀬氏への「全面支援」を打ち出して以降、元民主党衆院議員の釘宮氏を意識した対応を強化した。広瀬選対に党関係者が加わったり、県議選の出馬予定者が地元で広瀬氏支持を併せて訴えるなど「これまでにない取り組み」(県連幹部)という。
 一方、民主党県連は釘宮氏の意向をくんで推薦は出していないが、吉良州司衆院議員(大分1区)ら所属議員の後援会を中心に全面支援する。「推薦はなくても、釘宮氏は“おらが候補”だ」と党関係者。
 29日に宇佐市であった釘宮氏の個人演説会には、足立信也県連代表(参院議員)が駆け付け、「民主党にとっても大分は最重点区。この知事選は国政にも大きな影響を持つ」と力説。側面支援する方針の党本部もてこ入れに動く構えだ。
 同じ野党の社民党県連合は、党内の意見集約を見送った。重鎮の村山富市元首相(県連合顧問)が広瀬氏を熱心に応援する一方、党支持労組でつくる県平和運動センターは釘宮氏を推薦。「党として表には出にくい」と県連合幹部。
 「この統一地方選で共産党が大きく伸びていくことが、憲法9条を守り、安倍政権の暴走にストップをかける確かな力となる」
 候補5人のうち唯一政党公認の山下氏が街頭演説でまず切り出すのは政府との対決姿勢だ。「大企業優先から働く皆さんの暮らしを守り、地域経済をしっかり支える県政に変える」などと党の政策を前面に出す。
 党県委員会は県議選(4月3日告示)と連動した票の掘り起こしも狙っており、候補を立てる大分、別府両市を中心に山下氏の選挙カーを走らせ、街頭演説に力を入れる方針。
 箕迫氏と池崎氏は政党・団体の支援を受けずに戦う。箕迫氏は「県民の声を聞いて行政に反映させる」、池崎氏は「観光や農林水産業で雇用を創出する」などと訴えている。

4636名無しさん:2015/03/31(火) 20:12:29
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20150329-OYTNT50110.html
諫早市合併10年期待と課題
2015年03月30日

◆企業誘致に力 求人倍率県内でトップ

 諫早市は今月、1市5町の合併から10年を迎えた。鉄道や高速道路が走り、空港へも近い立地の良さから企業進出が加速する一方、合併前の旧町域での人口減や、市外の大型店に客が流れ中心市街地の核店舗が撤退するなどの課題も抱えている。節目を迎えた市の現状を報告する。(小園雅寛)

◆商業施設は不振、旧町域で人口減激しく

 ■進む企業進出

 2月23日、諫早市が造成した西諫早産業団地に佐世保市の食料品卸売業「下田商事」の進出が決まった。団地内に物流拠点の建設を予定している下田弥吉社長は、「立地を決めた一番の理由は、高い交通利便性だ」と明かす。

 市内には、諫早インターチェンジ(IC)近辺に5か所の産業・工業団地がある。西諫早産業団地では、昨年4月から8区画の分譲を開始し、すでに3社の進出が決まった。市は「早期の完売が見込める」と強気の姿勢だ。

 市によると、5か所の団地で計約200社が立地し約1万人が働く。「利便性」を武器に企業誘致を展開した結果、合併以降の市内の有効求人倍率は県内でトップクラス。昨年11月から4か月連続で1・0倍を超えたのは諫早市だけだ。

 市は新年度から6か所目の団地整備を目指して調査に入り、今後も積極的に企業の受け皿作りを進めていく方針だ。

 ■撤退する商業施設

 先月、JR諫早駅前で約30年間営業してきた総合スーパーの西友諫早店が、業績不振などを理由に4月末で閉店することが明らかになった。「隣接する長崎市や大村市の郊外型大型店などへ、買い物客が流れている」。諫早商工会議所の幹部は困惑する。

 市中心部では2006年、二つの大型商業施設計画が持ち上がったことがあった。しかし、地元の経済界を中心に「無秩序な開発は避けるべき」など主張。結局、計画は実現しなかった。市議の一人は「多くの市民、特に若年層を中心に大型商業施設の進出を望んでいる。働く環境を整えることも大事だが、市は市民の住みやすさを考え、商業面での充実をもっと重視すべきだ」と訴える。

 商議所幹部は「大型店は地元商店街などにとってライバルだが、人を引きつける効果は大きい」と認め、工業地域への大型店の進出などに期待感をみせる。

 ■真価問われる行政

 05年の合併時、市の人口は約14万4000人だった。現在は約13万8500人で全体的には微減にとどまっているが、1市5町の旧町域でみると人口減が著しい。このうち旧小長井町では、10年で約13・9%減り、過疎化が進んだ。

 調査研究機関「ながさき地域政策研究所」(長崎市)は、諫早市の現状は、開発できる土地に余力があり、成長潜在能力は高いと評価する。ただ、街の規模に比べて大型商業施設など商業面が立ち遅れているとし、菊森淳文研究所長は「市は住宅や商業開発に対する姿勢を柔軟にし、開発しやすい環境を整えるべき」と指摘する。

 このため、市は新年度から開発が規制される市街化調整区域の一部で、これまで一戸建て住宅に限られていた建築物について、マンションなども建てられるようにするなど住宅開発基準の緩和に乗り出す。

 宮本明雄市長は「住居と勤務地、消費する場所が諫早市内で収まることが理想。“自立できる都市”を目指す」と意気込む。

 県内随一の交通の要衝として成長が期待されている諫早市。だが、地元経済界では「印象の薄い“素通りのまち”になっている」と危惧する意見が多い。県内でも屈指の恵まれたインフラをどう生かすか。「ポスト10年」に向けてスタートを切った市の真価が問われている。

2015年03月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4637チバQ:2015/03/31(火) 20:22:50
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/kumamoto/20150326-OYS1T50027.html
特定の熊本市議が職員に圧力 業務妨げる
2015年03月26日
 熊本市の大西一史市長は25日の記者会見で、特定の市議が、職員に威圧的な態度で接するなどして、通常業務を妨げる行為があったことを明らかにした。大西市長は「不当な要求には毅然きぜんとした態度で臨む」として、一般的な不当要求や行政対象暴力と同じ様に対処する方針を示した。

 市のコンプライアンス担当監を務める樋口雄三弁護士が昨年8月、職場環境に関する職員アンケートを実施。「特定の議員が正当な理由がないのに面会を要求した」「長時間にわたり、威圧的な態度で接してきた」という趣旨の回答があった。樋口弁護士は1月、「市議が影響力を不正に行使することがあってはならない」とする意見書を市に提出し、適正な対処を求めた。意見書は、議員名や詳しい中身には触れていない。

 会見で大西市長は「どう喝的な態度を排除するには、きちんとしたルールが必要」と指摘。市議からの要望や相談は全て記録し、不正な影響力行使が疑われる場合は、「不当要求行為等防止対策会議」(会長・大西市長)で対応を協議する。議員個人や議会に改善を求めることもあるという。

 三島良之・市議会議長は「職員への圧力が事実とすれば、ゆゆしきことだ。4月の改選後、各議員の話を聞きながら対応を検討したい」と語った。

2015年03月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4638チバQ:2015/03/31(火) 21:04:01
http://mainichi.jp/select/news/20150331k0000m010170000c.html
辺野古:沖縄県「次の手」に苦慮…知事指示を「執行停止」
毎日新聞 2015年03月31日 07時30分
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設作業をストップするため翁長雄志(おなが・たけし)知事が県漁業調整規則を根拠に出した指示は30日、林芳正農相の判断で一時的に効力を止められた。県が新たな対抗手段をとらなければ、沖縄防衛局による現場海域での移設作業は当面続く見通しだ。農相の執行停止決定は移設作業の遅れによる「日米間の重大な損害」にも言及し、政府は譲歩の姿勢を見せていない。翁長氏は岩礁破砕許可取り消しの検討に入ったが、県は苦しい対応を迫られている。

 ◇「法的に勝てる手段を」

 沖縄防衛局による林農相への執行停止申し立てに対し、県は27日の意見書で、国が不服を申し立てることは制度上できないとして、却下を求めていた。防衛局の請求の適否を同じ政府内の農相が判断するのはおかしいというわけだ。

 これについて、林氏は30日、「岩礁破砕には知事の許可が必要で、防衛局はその許可をとって作業している。この点で私人が事業者である場合と変わらず、申立人として適格が認められると解するのが相当だ」と記者団に説明した。

 執行停止決定は、行政不服審査法に基づく審査請求手続きの一部であり、この決定だけを取り上げて県が訴訟に踏み切っても敗訴する可能性は高いとされる。このため現状では、防衛局の審査請求を農相が裁決するまで、現場海域での移設作業は続くことになる。

 しかも、裁決で農相が防衛局の請求を棄却すれば、同局は知事の指示取り消しを求めて提訴できる。これに対し、国から受託した事務については自治体が原告になれないという判例があり、農相が請求を認めて指示を取り消した場合、県は裁決を不服とする行政訴訟を提起できない。

 行政法に詳しい小早川光郎成蹊大法科大学院教授は「農相が裁決で知事の指示を取り消せば、県がとれる法的手続きは行政不服審査法の中にはない。ただ、今回の執行停止は(裁決が出るまでの)現状凍結ではなく、作業を進めるという意味を持つので、政府はその部分の説明は必要だろう」と指摘する。

 県が移設作業に待ったをかけるには、コンクリート製ブロックによるサンゴ礁の損傷を理由に、岩礁破砕許可を取り消すことが考えられる。翁長氏を支える共産、社民両党などの県選出国会議員5人は28日、「防衛局が指示に従わないなら、知事は迷うことなく、自信を持って破砕許可を取り消すよう強く要請する」との緊急アピールを発表した。現地で移設反対の抗議活動を続ける人たちも翁長氏の「次の一手」を注視する。

 ただ、翁長氏は30日、記者団の質問に対し「専門家と相談しているところで、コメントすることはない」などと慎重な発言に終始した。ある県幹部は「効力を停止された指示を根拠に破砕許可を取り消せるかどうか法的な検討が必要だ」と明かす。

 翁長氏は仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事による埋め立て承認の取り消しも視野に入れている。県の第三者委員会は7月にも検証結果を知事に報告する見通しで、前知事の判断に誤りがあれば、翁長氏は取り消しに踏み切る構えだ。その場合、防衛省は公有水面埋立法を所管する国土交通省に不服審査請求するとみられる。県幹部は「既に法律上の争いになっているので、勝つ確率が高い手段を考えなければならない」と手探り状態を認める。

 一方、政府側にも県との対立が決定的になるのを懸念する声はある。岩礁破砕許可の期限は2017年3月まで。移設工事を進めるには許可延長を避けて通ることはできず、政府としていずれは翁長氏を説得しなければならなくなる。

 安倍晋三首相は30日の参院予算委員会で「今後、機会があれば、首相官邸として意思疎通を図りたい。信頼関係を構築したい」と答弁した。政府は今夏に埋め立てを始めたい考えで、菅義偉官房長官も翁長氏との会談に前向きな姿勢を示している。【飼手勇介、木下訓明、佐藤敬一】

4639チバQ:2015/03/31(火) 21:04:16
◇米、軍再編に影響警戒

 【ニューヨーク西田進一郎】米政府は辺野古移設について、「多くの選択肢を検討したうえで、最善の移設場所だと判断した」(シアー国防次官補)として、日本政府の代替施設整備を引き続き支持している。米議会は昨年12月、辺野古移設の「進展」に合わせ、基地負担軽減につながる在沖米海兵隊のグアム移転予算の執行凍結を全面解除した。辺野古移設が停滞すれば、再び米軍再編全体にも影響が出かねない、と米政府は警戒している。

 米国防総省当局者は、翁長知事が辺野古移設に向けた作業停止を防衛省沖縄防衛局に指示した時点で「(移設先の)基地を建設しているのは日本政府であって米国防総省ではない。だからコメントはない」と語り、「日本政府の問題」と強調した。日本政府が強力に推進する姿勢を示しているため、公式コメントは「移設は計画通り進んでいくと理解している」(ハーフ国務省副報道官)となる。

 日米両政府は2012年に普天間問題と在沖海兵隊のグアム移転を切り離すことで合意。しかし、米議会は辺野古移設の進展をグアム移転の予算支出と絡めてきた経過がある。辺野古移設が停滞してグアム移転の予算支出に再び制約が出るようなことになれば、中国の台頭を念頭に米軍が戦略拠点として整備を進めるグアムの施設整備が思い通りに進まなくなる懸念がある。

 一方、米国の一部有識者には、米軍基地が1カ所に集中することによる軍事的脆弱(ぜいじゃく)性や沖縄世論の反対の強さをふまえて、新しい提案も出ている。元国防次官補で対日政策に詳しいジョセフ・ナイ米ハーバード大教授は昨年、ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」に寄稿し、中国の弾道ミサイル技術の向上を受け、「固定化された沖縄の米軍基地は脆弱性を増してきた」と指摘。在日米軍基地を日本政府に移管し、米軍がこれらの基地を一定期間ごとに巡回駐留して自衛隊と共同使用する将来像を提案した。

4640チバQ:2015/03/31(火) 21:06:19
http://www.sankei.com/politics/news/150331/plt1503310004-n1.html
2015.3.31 00:28

辺野古停止で農水相「無効」に沖縄「翁長氏」手詰まり…官邸は会談探る

ブログに書く4




(1/2ページ)
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の作業停止を求めた沖縄県の翁長雄志知事の指示について、林芳正農林水産相が効力を止める執行停止を決定したことで、防衛省が指示の「取り消し」を求めた審査請求についても林氏が認める公算が大きくなった。指示を根拠に岩礁破砕許可の取り消しに踏み込むという翁長氏の算段は崩れつつあり、次の一手に頭を悩ませそうだ。

 「普天間飛行場周辺の危険性や騒音の継続」「日米の信頼関係への悪影響」

 林氏が執行停止を決めた論拠はこの2つの損害だ。指示に基づいて作業を停止すれば辺野古移設は大幅に遅れ、普天間飛行場の危険性は除去できず、日米同盟の信頼関係も損なうとの防衛省の主張を受け入れた上で、決定書はこう結論づけた。

 「効力の停止以外の措置で損害を避けるという目的を達することはできない」

 2つの損害を避けることは辺野古移設の意義そのものだ。普遍的な論拠でもあるため、防衛省幹部は「審査請求の裁決でも重視されるはずだ」と指摘し、裁決で指示が取り消されることに手応えを示す。

 翁長氏は指示を出した23日から1週間後の30日までに防衛省が作業を停止しなければ、辺野古沖での岩礁破砕許可を取り消す考えを示していた。指示が効力を失ったことで、水産庁幹部は「指示に基づいて許可を取り消すことはできない」との認識を示した。

 指示により移設反対派の喝采を浴びたのもつかの間、翁長氏は反対派から移設阻止に向けた代替策を迫られる。作業の差し止めを求める訴訟の提起や、別の理由による岩礁破砕許可の取り消しが想定されるが、県幹部は「政府に比べて準備不足は否めない」と漏らし、危機感を強める。

 政府が海底ボーリング調査を進め、夏にも埋め立て工事に着手するにあたっては実施設計に関する県との事前協議が必要だ。産経新聞とFNNの合同世論調査では、安倍晋三首相や菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官が翁長氏と会談すべきだとの回答が86・9%に上っており、事前協議の前に会談時期を探ることになる。(半沢尚久)

4641チバQ:2015/03/31(火) 21:19:06
http://www.sankei.com/region/news/150331/rgn1503310092-n1.html
2015.3.31 07:03

民主の看板「背負いたくない」 九州・山口8県議候補、前回より25人減か 鹿児島は「公認ゼロ」





 4月3日に告示が迫った九州・山口8県の県議選で、最大野党の民主党が存在感を示せずにいる。党公認候補は、過去最多だった前回(平成23年)の69人より、25人少ない44人にとどまる見通しで、鹿児島県に至っては「公認ゼロ」のありさまだ。民主党の看板を背負っての立候補に尻込みする人が多いことが大きな理由だというが、地方での深刻な「民主党離れ」に、地方組織は強い危機感を抱く。

 「後援会と話し合い、無所属のほうが党派を超えた地域の代表として戦いやすいという結論に至った。理由はそれがすべてです」

 民主党員であり、前回鹿児島県議選に党公認で出馬、落選した吉留大輔氏(38)は今回、無所属として再挑戦する。党からは推薦を得るにとどめたが、その理由をこう語った。

 民主党鹿児島県連は、現職の青木寛氏(66)が引退するため、現職県議がいなくなる。

 県連は吉留氏や鹿児島市議ら複数人に公認での出馬を打診したが、すべて断られた。民主党政権下で迎えた平成23年の前回県議選は3人を公認したが、今回はゼロという非常事態となった。

 民主党は24年の衆院選で、鹿児島県内の議席をすべて失うと、25年の参院選、26年の衆院選にも敗れ、国会議員ゼロとなった。県議選でも公認候補が立てられず、党勢回復の兆しすら見えない。

 県連の泉広明副代表(元鹿児島市議)は「一度失った有権者の信頼が回復できていないと感じているから、誰も民主党公認になりたくないのだろう。選挙前だけでなく、普段から候補者擁立に向けて(新人発掘の)活動しないといけなかったと反省している」と語る。

 一方、現職県議35人を擁する自民党は、今回は新人5人を含む38人を公認し、勢力拡大を目指す。自民党の現職県議の1人は「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加や農協改革に、(支持団体の)農協が反発しているなど不安材料はたくさんある。でも、民主党が対抗馬になり得ないので、自民党候補が多数落選するなんてことは考えられない」と楽観する。

                × × × 

 民主党の凋落(ちょうらく)は、鹿児島に限らない。

 現職が1人しかいない熊本県連も、昨秋から公認候補を募集したが、1人も名乗りを上げなかった。結局、公認候補は現職と元職計2人にとどまり、前回の6人から大幅に減る見通しとなった。

 「(もし落選すれば)県連の崩壊につながる」。今月14日、熊本市内で開かれた唯一の現職、鎌田聡氏(50)の決起集会で、応援演説に駆けつけた細野豪志政調会長は危機感をあらわにした。

 山口県連も現職3人の擁立にとどまり、前回の9人から大幅に減らしそうだ。

 統一選で民主党が苦心する県は、国会議員がいないのも特徴だ。国会議員がいなければ地方議会の人材も育ちにくい。一方で地方議会に議員がいなければ、国会議員を当選させる力もなくなる。

 「勝てる候補」どころか、手を挙げる人も見つけられない民主党は、こうした「負のスパイラル」に陥ったといえる。

 この結果、候補者数が定数(当選者数)を超えずに無投票となる選挙区が、各県で大幅に増えそうだ。前回、無投票となったのは8県議選・161選挙区のうち50選挙区。だが、今回は4割近い約60選挙区、90人前後の候補が、有権者の審判を受けずに当選を果たすことになりそうだ。無投票率が最も高いのは宮崎県で、14選挙区のうち7割にあたる10選挙区に上る公算が大きい。

4642チバQ:2015/04/01(水) 19:43:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150401ddlk45010348000c.html
’15統一選みやざき:3日告示、県議選の情勢 立候補予定、過去最少47人 10選挙区で無投票の可能性 /宮崎
毎日新聞 2015年04月01日 地方版

 統一地方選前半戦の県議選(定数39)は、3日告示、12日投開票に迫った。これまで立候補を予定しているのは過去最少の47人。政党別公認は自民27、民主3、維新1、公明3、共産2、社民4、無所属7。新旧別は現職34、元職2、新人11。新たな表明がなければ14選挙区中、過去最多の10選挙区が無投票となる可能性がある。【門田陽介、荒木勲】

 宮崎市区(定数12)は現職11人、新人6人の計17人が争う見通しだ。自民は2011年の前回から倍増の8人を公認。現職に3新人を加え勢力拡大を目指すが、支持層などが重なる公認同士でも警戒感が広がる。

 民主は現職2人が議席維持に全力を注ぎ、維新は新人で県議選初挑戦。公明、共産はそれぞれ現有勢力の維持を図る。ベテランが引退する社民は、新人に後継を託す。無所属は現職1、新人1の計2人の見通しだ。

 都城市区(同6)は、現職5、元職1、新人1の計7人が出馬準備を進める。自民は、前回8000票以上集めた前県連会長が引退。地盤の重なる立候補予定者を含む現職4人を立てる。社民は元職が返り咲きを狙い、共産は知名度の高い元市議を擁立。無所属現職は6選をうかがう。

 児湯郡区(同3)は、新富、高鍋、川南各町出身の現職2人と新人1人が自民から、木城町が地盤の現職1人が無所属で出馬を予定する。東臼杵郡区(同1)では、諸塚、門川の町村議会経験のある現職と新人の一騎打ちが見込まれる。

 ◇「県議を身近に感じない」
 一方、無投票が予想されるのは、延岡市(定数5)▽日南市▽小林市・高原町▽日向市=いずれも定数2=、串間市▽西都市・西米良村▽えびの市▽北諸県郡▽東諸県郡▽西臼杵郡=いずれも定数1=の10選挙区。延岡市で無投票になれば1947年の第1回選挙以来初めてとなる。

 市民に話を聞くと「1票の権利を行使できないのは非常に残念」「無投票でも仕事をするなら問題ない」と反応はさまざまだ。団体職員の男性(62)は「県という地方公共団体の位置付けがはっきりせず、県議を身近に感じられない」と、県議会の存在感が薄れていると指摘した。

 延岡市の現職は「県議会は国と市町村の中間にある。地元だけではなく、国にも意見できる仕事だが、県民に見えていないかもしれない」と認め、県議の発信力不足がなり手減少の一因と考えている。

4643チバQ:2015/04/01(水) 19:54:11
>>4254
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2015/04/34384/0401_ymh_2/
竹原信一氏、阿久根市議選に出馬へ!!
統一地方選2015年 
 トップニュース 国内政治・社会政治・社会|政治 2015年4月1日17:12

前阿久根市長の竹原信一氏 19日告示の鹿児島県阿久根市議選(同26日投票)に、竹原信一・元阿久根市長が立候補することが明らかになった。竹原氏は、阿久根市議を経て2008年、阿久根市長選で初当選。議員と職員の不正や怠慢を正すなど、市政改革に取り組んだ。11年、市長リコールにともなう出直し選挙で864票差の僅差で敗れ、15年1月の市長選に再挑戦したが、及ばなかった。
 竹原氏は、今回の市議選出馬を「天命」と受けとめている。「私物化、利己性から遠のきたいという思いが、損得にとらわれず、私を突き動かした」という。
 市役所経営の現実を取り上げて、「市の負担約3,000万円という話で進められた阿久根駅改築事業が6倍の1億8,000万円に膨れ上がった挙句、11カ月で破綻させた」と、西平良将市長と市議会を批判。「西平市長はこっそり給与と税金を上げている。経営のない運営で阿久根市を破綻させ、市民の暮らしは転落する」と警告する。
 「与える阿久根、心を育てる阿久根に変わらなければいけない」「阿久根の破綻消滅を止めるには甘えのない本物の経営が要ります」と訴える竹原氏。議会に返り咲いて、再び市政改革の旋風を巻き起こすか注目される。なお、「トップ当選しなければ、議員辞職するのでは」との観測も流れているが、本人は天命の市政改革をやりぬくべく、退路を断って市議選に挑戦した模様だ。
【山本 弘之】

4644チバQ:2015/04/02(木) 21:21:24
>>4634
後継が妻だの長男だの・・・
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk44010363000c.html
選挙:県議選中津市選挙区 元県議の長男が立候補へ /大分
毎日新聞 2015年04月02日 地方版

 元県議の大友一夫氏の長男で会社社長の大友栄二氏(41)が1日、県議選中津市選挙区(定数3)から立候補する意向を表明した。自民党に公認申請している。同選挙区は無投票の公算が大きかったが、一転、少数激戦になりそうだ。

4645チバQ:2015/04/02(木) 21:42:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk45010272000c.html
’15統一選みやざき:県議選、あす告示 選挙戦は4区のみか /宮崎
毎日新聞 2015年04月02日 地方版

 統一地方選前半戦の県議選(総定数39)が3日、告示される。これまでに出馬を表明しているのは、14選挙区で前回より7人少ない47人。10選挙区で定数と同数しか立候補予定者がおらず、選挙戦は宮崎市、都城市、児湯郡、東臼杵郡の4区だけの可能性がある。

 最大会派の自民は、13選挙区で現有勢力を3人上回る計27人を擁立。激戦区の宮崎市(定数12)では現職・新人計8人を公認する。

 民主は2選挙区で現職3人▽維新は1選挙区で新人1人▽公明は2選挙区で現職3人▽▽共産は2選挙区で現・新2人▽社民は4選挙区で現・元・新4人−−をそれぞれ公認。政党公認を受けない無所属の出馬予定者は7人の見込み。

 現職38人(欠員1)のうち、4人が引退または転身により不出馬。立候補予定者の内訳は、現職34、元職2、新人11。

 立候補の届け出は3日午前8時半〜午後5時、県庁や各市役所など県内10カ所で受け付ける。【門田陽介】

4646チバQ:2015/04/02(木) 21:42:59
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_11631.html
ホーム県内のニュース
県内のニュース

百条委出頭拒否の元社長 都城市議会が告発
2015年4月2日


 都城市議会は1日、新燃岳の降灰収集運搬業務をめぐる詐欺事件を調べる調査特別委員会(百条委)への出頭を拒否している廃棄物処理会社「東亜環境」元社長、吉岡建太郎被告(49)=詐欺罪に問われ公判中=を地方自治法違反容疑で都城署に告発したと発表した。告発状の提出は3月31日で、同署は1日までに受理した。

4647チバQ:2015/04/02(木) 21:44:44
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kumamoto/article/160064
【市議選】政令市後初、59人出馬へ 北区無投票か
2015年04月02日(最終更新 2015年04月02日 03時00分)

 熊本市議選も県議選と同日程の3日に告示され、12日に投開票される。2012年の政令市移行後、初の選挙で、五つの選挙区に分かれて実施される。前回設けられた合併特例の富合町選挙区(定数1)がなくなり、全体で前回より1減の定数48に対し、計59人が立候補を表明している。昨年12月に12年ぶりに市長が交代するなど、新たなステージに入った県都のまちづくりが主な争点となる。
 59人の内訳は、現職42人、元職2人、新人15人。党派別では自民党16人、民主党2人、維新の党1人、公明党7人、共産党5人、無所属28人。維新は初めての公認候補擁立となる見込みで、前回1人を公認した社民は今回はゼロの見通し。
 区別では、中央区(同11)は新人6人を含む16人、東区(同13)は14人、西区(同6)は8人、南区(同8)は11人。北区(同10)は10人で、無投票となる公算が大きい。
 立候補届け出は3日午前8時半から午後5時まで、中央区は熊本市役所、西区は西部公民館(正午からは西区役所)、東区、南区、北区はそれぞれの区役所で受け付ける。
=2015/04/02付 西日本新聞朝刊=

4648チバQ:2015/04/02(木) 21:45:31
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_kagoshima/article/160068
【県議選】鹿児島は75人出馬へ、3日告示 最大の激戦区、大島郡5人の争いに
2015年04月02日(最終更新 2015年04月02日 03時00分)

写真を見る

 統一地方選前半戦で実施される鹿児島県議選が3日告示、12日投開票される。2日時点で21選挙区(定数51)に75人が立候補を表明し、前回は無投票だった大島郡区(定数2)などで激戦になりそうだ。県議会最大会派の自民は公認38人の擁立を決め、現有の35議席から勢力を拡大できるかが焦点となる。無投票の区は7となる見込みだが、指宿市区(定数1)で新人1人に立候補の動きがあり、告示日まで流動的だ。
 立候補予定者数は2011年の立候補者79人をわずかに下回る。新旧別では現職41人、元職4人、新人30人。政党別では自民38人、維新1人、公明3人、共産5人、社民2人で、26人が無所属。民主は引退を表明している現職1人の後継候補を発掘できず、1998年の党県連結成以来初めて県議選での擁立を断念した。女性は計6人で、全体の8%にとどまりそうだ。
 最大の激戦区は、医療法人徳洲会の選挙違反事件を受け、自民県議だった金子万寿夫氏が衆院議員に転じた大島郡区。自民現職1人と新人4人が立候補を表明。新人のうち3人は自民系だが、天城町、瀬戸内町、伊仙町と地盤が異なり、地域代表として「ポスト金子」の座を争う。
 県都がある鹿児島市・鹿児島郡区(定数17)には現職13人、元職3人、新人6人の22人が立候補を予定し、前回同様に混戦となりそうだ。特に4人の女性がどれだけ票を集めるかが注目される。
 南九州市区(定数1)は、昨年12月の衆院選で無所属の野間健氏を支援した無所属現職に自民新人が挑む構図。日置市(定数2)でも野間氏を応援した無所属新人と自民現職2人が争うことになりそうだ。
 自民現職1人が引退する出水市区と奄美市区は、いずれも定数2に4人が出馬予定。自民県連はそれぞれ現職を公認した一方、新人2人の公認申請を保留。枕崎市区(定数1)も同様に新人2人の公認を先送りした。選挙に勝った新人が自民公認の座を得られることになり、争いに拍車がかかるのは間違いない。
 無投票となりそうな選挙区は姶良市区(定数2)、肝属郡区(定数1)、伊佐市区(同)など。中でも肝属郡区は4期連続で無投票が続いている。
=2015/04/02付 西日本新聞朝刊=

4649チバQ:2015/04/03(金) 22:59:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150401ddlk43010336000c.html
変わる選択肢:’15熊本市議選/上 北区 政令市でも無投票か 「地方自治の空洞化」に危機感 /熊本
毎日新聞 2015年04月01日 地方版

 「今後も二人三脚で切磋琢磨(せっさたくま)したい。彼がいなければ私も議員活動ができない。できればトップ当選してほしい」。4月3日の県議選告示まで残り9日の3月25日、熊本市北区で開かれた現職県議の県政報告会。あいさつに立った熊本市議は、現職県議の応援演説に終始して話を終えた。

 「もどかしさを感じている」。同日告示の熊本市議選に北区から立候補する予定の市議は報告会前にそう漏らした。北区は政令市議選では異例の無投票になる可能性が高まっており、まちづくりを巡る政策論争ができないかもしれないためだ。

 熊本市議選は2012年4月の政令市移行に伴い、今回から初めて行政区ごとの五つの選挙区に分かれて実施される。定数48の内訳は▽中央11▽東13▽西6▽南8▽北10。これまでに計59人が出馬表明しているが、北区は現職8人と新人2人の計10人だけで、無投票になれば01年に国が政令市の人口要件を緩和して誕生した全国7政令市で2例目となる。

 「政令市としてのまちづくりをどう考えているのか、立候補者の議論を聞いた上で選びたかった」。そう嘆く北区の自治協議会長(74)は現在の北区で生まれ育ち、就職のために熊本を離れた。定年退職して約40年ぶりに帰郷したが、代わり映えしない古里の姿に衝撃を受けた。「市内でも特に取り残されているのではないか」。近年は駅やバス停から離れた住宅地に住み、車を運転できなくなった老夫婦らの“買い物難民化”が一層深刻だ。

 政令市移行で多少でも暮らしやすくなるかと期待して、市とのまちづくり論議に積極的に参加してきた。北区を含む市全体の将来ビジョンなどの議論が市議選を通じて深まることを願ったが、政令市となって最初の市議選から無投票では先が思いやられる。「これまでと同じ全市区で実施されれば、少なくとも無投票は避けられた」との思いも拭えない。

 一方、無投票は立候補する側にとってもジレンマだ。現職の一人は「正直にいえば選挙がない方が楽だが、今後4年間、『お前は市民の信任を受けていない』と言われるのもつらい」と打ち明ける。別の現職も「市議選が無投票では、市民の政治離れが一層進んでしまう」と懸念する。

 今回、無投票回避のために新人候補擁立を模索した政党もあったが、適任者が見つからず断念した。「政務活動費などの問題を巡って議員への風当たりも強い。このままでは市議になろうという人は減る一方ではないか」。党関係者は政令市においてさえ進行する「地方自治の空洞化」に危機感を募らせる。

 ◇      ◇
 統一地方選の熊本市議選(4月3日告示、12日投開票)は従来の全市区から各行政区単位の区割り選挙になり、有権者の選択肢が大きく変わる。告示直前の動きを追った。

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 ■予想される顔ぶれ(敬称略)

 ◆北区(定数10)

家入安弘 68 無現

小池洋恵 45 無新

小佐井賀瑞宜 52 自現

坂田誠二 65 自現

園川良二 58 公現

竹原孝昭 67 自現

田中敦朗 37 無現

原口亮志 58 自現

福永洋一 61 無現

山部洋史 48 共新

4650チバQ:2015/04/03(金) 23:00:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk43010338000c.html
変わる選択肢:’15熊本市議選/中 西区 選挙区分断に戸惑い “どぶ板”重視で戦術一変 /熊本
毎日新聞 2015年04月02日 地方版

 「これまで熊本市北部で取っていた二千何百票は今回からゼロになる。このままでは落ちるかもしれん」。熊本市議選の告示を6日後に控えた3月28日夜。同市西区であった現職市議の総決起大会で、あいさつに立った後援会幹部は危機感をあらわにした。

 熊本市議選は2012年4月の政令市移行に伴い、今回初めて行政区ごとの五つの選挙区に分かれて実施される。西区から立候補する現職市議は前回、全市域で約5100票を取って上位当選したが、約2400票が妻の実家がある北区などの票だった。しかし、西区だけの戦いになる今回は「北区票」がない。西区などの約2700票だけでは前回の最下位当選者の得票にも及ばず、陣営はかつてない危機感を抱く。

 政令市の人口要件が01年に緩和され、人口約73万人だった熊本市も全国20番目の政令市になった。政令市議選は区ごとに実施することが公職選挙法で定められており、市議会の定数48は▽中央11▽東13▽西6▽南8▽北10−−に割り振られた。市議は従来の「市民の代表」から「区民の代表」へと変容する。

 しかし、選挙区が分断されたことに立候補予定者や有権者は戸惑いを隠せない。北区の男性(67)は長年支援してきた現職市議が今回、西区から立候補するため新たな投票先が決まらず、苦戦している市議に何も応援できないもどかしさが募る。その上、北区は定数10に対して立候補表明しているのが現職8人と新人2人の計10人にとどまり、無投票の可能性が高まっている。

 選挙戦も様変わりしている。西、北、南の3区を主な地盤にしてきた現職市議は「これまでは他の議員との競合を避けてよそで支持を伸ばす手もあった」と振り返るが、もはやそうも言っていられない。西区から立候補する今回は、他候補との競合も覚悟してJR上熊本駅周辺の発展や消防署設置などを訴える。南区に住む支持者には同じ会派の議員への投票を頼む一方、自身も西区の支持者を紹介してもらうなど「票のバーター」も進める。

 「どぶ板」の様相を呈する選挙戦術に、現職市議は「中心市街地の再開発計画が進むなど、今まさに市の将来像が変わろうとしている。そんな時に区の話ばかりしていていいのか」とジレンマを口にする。しかし、区で支持されない限り市全体を論じる場には立てない。「区ごとに選挙をする意義が分からない。有権者も関心を持てないのではないか」。市議は首を振った。

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 ◇予想される顔ぶれ(敬称略)
 ◆西区(定数6)

津田征士郎 70 自現

藤永弘 61 公現

森重伸 57 共新

落水清弘 58 無現

古川泰三 70 無現

田尻清輝 71 無現

田尻将博 63 無現

園田光祥 36 無新

4651チバQ:2015/04/03(金) 23:02:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150403ddlk43010381000c.html
変わる選択肢:’15熊本市議選/下 南区 旧富合町から議員を 生き残り懸ける現職陣営 /熊本
毎日新聞 2015年04月03日 地方版

 「やっぱり地元から議員を出さないかん」。熊本市南区の旧富合町地区を地盤とする現職市議の事務所。集まった支持者らは熊本市議選の告示を前に、南区(定数8)から立候補する現職の議席死守を誓い合った。

 旧富合町は2008年に熊本市と合併。前回(11年)の市議選は合併特例で富合町選挙区(定数1)が設けられたため、確実に地元議員を送り出せた。

 しかし、合併特例は13年10月で終わったため、今回は旧富合町選出の現職も他の候補と同じ土俵で戦わなければならず、事実上初めての市議選となる。その上、南区は定数8に現職10人と新人1人が立候補する見通しで、現職2人以上が落選する激戦区。旧富合町地区の有権者らは「地元から議員がいなくなるのでは」と気をもむ。

 前回市議選の旧富合町選挙区では、現職が約2500票を取って新人を退けた。しかし今回、各陣営が予想する当落ラインは4000票前後。現職は旧富合町内の支持を固めて町外にも打って出る構えだが、既に他の現職が浸透している地域に食い込むのは容易ではない。逆に他の候補が旧富合町地区での票獲得をうかがう動きもあり、陣営は生き残りを懸けてピリピリムードを漂わせる。

 旧富合町が熊本市との合併に踏み切るかどうかでもめていた06年当時、人口約8000人の町には14人の町議がいた。住民の一人は「当時は気軽に地元の問題について相談できた」と懐かしむ。しかし、合併後は議員が1人になり、町役場も市の総合支所を経て現在は南区役所になった。

 「町役場時代の職員は『自分の町のことだから』と我々の話を一生懸命聞いてくれたが、今では子供たちの通学路整備を求めてもうまくいかない。これで議員までいなくなったらどうなるのか」。現職市議の支持者らは危機感を募らせる。

 ◇      ◇
 政令市移行後初の熊本市議選が3日、告示される。昨年11月に新市長が誕生し、市中心部では市が参画する大規模再開発が進む。安倍政権が掲げる「地方創生」政策では地方の知恵が求められるなど、市の将来ビジョンが問われている。選挙戦を通じて各候補がどのような選択肢を示せるのか。それが新しい熊本市議会の試金石になる。=おわり(この連載は井川加菜美、取違剛が担当しました)

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 ◇予想される顔ぶれ(敬称略)
 ◆南区(定数8)

江藤正行  68 自現

澤田昌作  43 自現

朽木信哉  69 自現

大島澄雄  66 自現

寺本義勝  55 自現

田辺正信  64 民現

浜田大介  51 公現

広瀬由美  59 共新

田中誠一  69 無現

白河部貞志 65 無現

西岡誠也  60 無現

4652チバQ:2015/04/03(金) 23:05:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk46010339000c.html
’15統一選かごしま:県議選・激戦区/上 あす告示 総定数51に76人出馬か /鹿児島
毎日新聞 2015年04月02日 地方版

 統一地方選第1ラウンドで実施される県議選は3日告示、12日投開票される。今のところ、総定数51に対し、少なくとも76人が立候補の準備を進め、21選挙区のうち15選挙区前後で選挙戦が展開される見通しだ。2014年12月の衆院選の勢いそのままに、更なる党勢拡大を目指す圧倒的多数の自民(35人)に、どこまで野党各派が批判票を取り込めるかが注目される。激戦が予想される選挙区の構図を紹介する。【津島史人】

 ◆鹿児島市・郡区(鹿児島市、三島村、十島村)

 ◇投票率低迷、票の争奪戦
 定数17に、22人が立候補の意向を表明。21選挙区で最大の激戦地となる可能性が高い。県内有権者の3分の1以上が集中するものの、投票率は前回、県内最低の46・64%。今回も低迷することが懸念され、限られたパイの中、既に水面下で激しい綱引きが繰り広げられている。

 最大会派の自民は、前回現職3人が落選する苦い選挙となった。今回は現職6人と前回落選した3人、新人2人の計11人を公認。2007年の14人、11年の12人よりも更に絞ったが、「貢献度も加味して、絞りに絞った候補。当選第一に選んだ」(県連幹部)として、現有の8人から勢力拡大を狙う。

 公明からは、現職3人が立候補を予定。支持票を手堅くまとめる作戦だ。

 民主は、唯一の公認現職が、今期限りで引退を表明した。下降傾向が止まらない党勢を反映して1998年の結党以来、初の擁立を断念。無所属新人1人への推薦のみにとどめた。

 維新は、初めて公認候補1人を擁立。地方での足場作りをもくろむ。

 追い風にある共産は、現職の4選を目指す。社民は、前回初当選した現職の再選を確実にしたい考え。

 無所属は、現職2人、新人3人が名乗りを上げている。

 非自民勢力の結集を目指す連合鹿児島は、4人を推薦。県農政連は、自民公認候補11人を推薦している。

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 【鹿児島市・郡】(定数17)

柴立鉄彦 67 自現 (6)

吉野正二郎 61 自現 (6)

永田憲太郎 68 自現 (4)

大園清信 60 自現 (4)

桑鶴勉 68 自現 (3)

藤崎剛 41 自現 (2)

宇田隆光 60 自元 (3)

寺田洋一 61 自元 (2)

長田康秀 37 自元 (1)

宝来良治 46 自新

中村奈応子 35 自新

成尾信春 58 公現 (5)

持冨八郎 64 公現 (3)

松田浩孝 50 公現 (2)

安陪信 38 維新

松崎真琴 56 共現 (3)

福司山宣介 56 社現 (1)

柳誠子 54 無現 (2)

下鶴隆央 35 無現 (1)

上山貞茂 52 無新

岩重仁子 41 無新

吉留大輔 38 無新

 (年齢は投票日現在)

4653チバQ:2015/04/03(金) 23:06:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150403ddlk46010315000c.html

’15統一選かごしま:県議選・激戦区/下 /鹿児島
毎日新聞 2015年04月03日 地方版

 ◆霧島市・姶良郡区(霧島市、湧水町)

 ◇保守、革新しのぎ削る
 8選を目指すベテラン2人に加え、前回返り咲きを果たして4選を目指す現職の計3人が自民から公認を受ける。

 更に保守陣営からは、旧国分市長が立候補を表明した。

 2003年以来、全選挙区で複数の公認候補を擁立を目指した社民は、伝統的に支持者が多いこの選挙区で新人を公認した。国政選挙での追い風を期待したい共産も公認候補を擁立。保守と革新の各陣営が激しくしのぎを削る選挙区となった。

 また、無所属の男性(30代)が出馬の動き。

 ◆奄美市区/大島郡区(奄美市、龍郷町)(徳之島町など10町村)

 ◇「徳洲会事件」で乱立
 共に無投票だった前回選挙と比べ、今回は定数の倍以上が立候補を表明する激戦区に様変わりした。

 乱立模様となったのは、現職の引退に加え、医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件の影響で、「すみ分けが計られていたこれまでの擁立を巡る調整機能が、全くない選挙環境になったため」(関係者)という。

 奄美市区は、現職1人が引退を表明。4選を目指す現職に加え、保守系2人が立候補の準備をしている。共産も新人1人を擁立し、革新支持層の受け皿を狙う。

 12年ぶりの選挙戦が見込まれる大島郡区は、3選を目指す現職と保守系新人4人の計5人が出馬を準備。それぞれ出身地を地盤に、激戦が予想される。

 ◆薩摩川内市区(薩摩川内市)

 ◇原発の影響に注目
 前回、前々回と同じ4人が立候補の動きを見せる。前回選は福島原発事故の影響で、九州電力川内原発に注目が集まった。昨年11月、県議会と伊藤祐一郎知事による同意後も、再稼働が遅れている川内原発の影響が、どのような形で選挙に反映されるか注目される。

 自民公認は5選を目指す現職と、返り咲きをもくろむ元職2人。無所属は2人で、それぞれ再稼働に賛成と反対の立場で分かれた。

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 【霧島市・姶良郡】(定数4)

田之上耕三 71 自現 (7)

山田国治 69 自現 (7)

高橋稔 63 自現 (3)

永田義人 66 共新

向井尊麿 60 社新

鶴丸明人 69 無新

 【奄美市】(定数2)

永井章義 58 自現 (3)

荒田幸司 63 共新

向井俊夫 65 無新

伊東隆吉 64 無新

 【大島郡】(定数2)

禧久伸一郎 58 自現 (2)

富隆志 66 無新

広田勉 64 無新

寿肇 41 無新

林健二 37 無新

 【薩摩川内市】(定数3)

外薗勝蔵 63 自現 (4)

鶴薗真佐彦 61 自元 (4)

田中良二 58 無現 (2)

遠嶋春日児 60 無現 (1)

4654チバQ:2015/04/03(金) 23:10:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150403ddg041010004000c.html
’15統一地方選:福岡県議選告示 民主、執念の擁立20人 共産、勢いで奪還狙う 自民、国政1強の余裕
毎日新聞 2015年04月03日 西部夕刊

 統一地方選の県議選と政令市議選が3日告示された。国政での1強状態を追い風に地方での更なる組織強化を目指す自民に対し、野党がどう対抗していくのかが注目される。福岡県議選は昨年末の衆院選躍進で勢いづく共産が議席奪還をうかがい、民主が九州・山口の県議選の中で最多人数を擁立するなど、与野党がしのぎを削る。【上村里花、宍戸護】

 3日午前11時、福岡県八女市役所近くの公園で第一声を上げた、八女市・八女郡選挙区から民主党公認で立候補した野田稔子(としこ)氏(56)。応援演説に立った夫で同党の野田国義参院議員(56)は雨の中、「厳しい戦いとなっている。皆様の支援をお願いします」と頭を下げた。

 同選挙区は、1人区だった二つの選挙区が統合されてできた。2人区となった今回は「現職国会議員の地元で擁立しない選択肢はない」(県連幹部)という姿勢で臨んだが、本命だった新人が無所属での出馬を選択。その後も複数の人物に出馬を打診したが断られ、最終的に稔子氏が「野田の地元で不戦敗は許されない」と決断した。

 同選挙区には自民現職の桐明和久氏(56)と、いずれも無所属新人の近藤雅幸氏(42)、竹下英治氏(56)も立候補を届け出た。

 政権与党時代の前回統一選(2011年)で、民主はその4年前に比べ県全体で8議席増やした。しかし、その後の政権陥落に伴い、今回、擁立作業は難航した。それでも前回(25人)に近い20人にまで伸ばした。

 昨年末の衆院選で21議席を獲得した勢いに乗って躍進を目指すのが共産だ。前回は1963年以来48年ぶりに県議会の議席を失ったが、今回は前回(7人)を上回る12人を擁立した。

 注目選挙区の一つが北九州市の小倉南区(定数3)だ。自公民の現職3人と無所属新人、諸派新人の計5人と争うことになった共産元職(54)は、前回443票差で敗れた後、2回の衆院選で地元小選挙区から出馬し知名度を上げた。元職は3日午前11時、同区の徳力団地前で「オール与党の議会に暮らし応援の旗を掲げるため、議席を取り戻させてほしい」と支持を訴えた。

 岡野隆県委員長は「前回は自民、民主の二大政党制の流れの中で選択肢から締め出され非常に苦しんだが、今回は違う。自公政権への対決構図をきちんと示し、批判票の受け皿として存在意義を示したい」と語った。

 社民も前回失った議席奪還が課題だ。ただ擁立できたのは、前回現職が敗れた田川郡選挙区(定数2)から立候補した新人1人だけ。背水の陣で臨む村山弘行・県連幹事長は「田川郡の議席を取れば、来年の参院選に弾みがつく」と述べた。このほか維新も福岡県議選で初めて公認候補を擁立した。

 一方で前回(44人)より多い46人を擁立した県議会最大会派の自民は余裕が漂う。県連幹部は「野党それぞれに思惑があるのだろうが、いずれの動きも大きなうねりになっていない。うちは最大会派の維持を目指し、油断せず、議席のとりこぼしをしないようにしていくだけだ」と話した。公明も現有11議席の維持を目指している。

4655チバQ:2015/04/04(土) 21:52:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150404ddp041010023000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 街再生、議論なく 福岡県議選で直方市、36年ぶり無投票
毎日新聞 2015年04月04日 西部朝刊

 3日告示された県議選は全国的に無投票が広がり、九州・山口8県の計161選挙区中59選挙区で計87人が無投票当選した。地方の疲弊が深刻化する中、今後4年を託す地域の代表を選べないことに住民から嘆きの声も上がった。一方、立候補者が定数を上回った選挙区は12日の投開票に向けて9日間の選挙戦に突入。識者は「有権者の声を届ける貴重な機会」と話し、投票を呼びかけている。

 ◇市長選と“ダブル”も
 36年ぶりに無投票となった福岡県直方市選挙区(定数1)。再選が決まった自民現職の香原勝司氏(47)の事務所で3日夜開かれた祝勝会には、麻生太郎副総理も駆けつけた。

 香原氏は「直方の潜在力を引き出し、どこにも負けない市にする」と力強くあいさつした。麻生副総理は「誰も対抗馬が出ないというのは、よほど立派な実績だったのだろう。4年後もそうなるよう、きちんと仕事をしないと」と冗談を交えてエールを送った。

 同選挙区は1995年から4回連続で同じ顔触れの激戦だったが、前回2011年に新人だった香原氏が立ち、44年ぶりに自民の議席を得た。その選挙で敗れた社民出身の前職は今回、市議選にくら替えし、国政での自民1強を背景に今回は対立候補擁立の動きもなかった。19日告示の市長選も16年ぶりに無投票となる公算が大きく、市議選(定数19)だけが選挙戦になる見通しだ。

 「地方創生」はかつて炭鉱で栄えた直方にとって大きなテーマだ。03年に16%だった市内4商店街の空き店舗率は40%近くまで拡大し、各地でシャッター通りが目立つ。直方商工会議所が11年11月、月2万円程度の家賃で中心商店街に体験出店できる「ビストロ直方」をオープンさせたが、客足の鈍さもあり今年3月、3年余りで幕を閉じた。

 ビストロ直方で経験を積み、商店街の一角に喫茶店を開業した本松陽子さん(65)は「ダブル無投票」の公算について「商店街再生にもいろんな手法があるはず。県議選や市長選で議論を聞きたかった」と残念そうに語った。元高校教諭の樋口清さん(66)も「盛り上がりに欠け、実感のわかない統一選だ。対立軸が鮮明な選挙戦を見たかった」と話す。

 市議3期を務め、市長選に出た経験もある中村幸代さん(70)は「若い世代にとって、地方政治家より安定したサラリーマンの方が魅力的なのだろう。人材不足を実感する」と指摘。当選した香原氏も「選挙戦になれば直方を引っ張っていく思いをもっと有権者に伝えられたのだけど」とやや複雑な表情だった。【梅山崇】

 ◇大飯原発地区「反対の選択なし」
 福井県議選(定数37)の大飯(おおい)郡選挙区(おおい町・高浜町、定数1)では、自民現職の田中宏典氏(50)が無投票で3選を決めた。

 県内に立地する原発14基のうち8基が両町にある。高浜町議会は3月、高浜3、4号機の再稼働について容認を決定。原子力規制委員会の審査は大詰めを迎え、関西電力は11月の再稼働を目指す。大飯3、4号機も審査が進んでいる。

 地域活性化につながるとして再稼働への期待は大きく、田中氏も賛成の立場。当選後の取材に「今、実際に原発が存在する以上、安全を前提に最大限活用しなければならない」と話した。

 一方、原発に反対する候補者の出馬がなかったことについて、高浜町の農業、東山幸弘さん(68)は「対抗軸を示せる候補者が立てば原発の方向性が議論になるが、反対を訴える者に選択肢がないのは残念だ」と話した。

 原発の他にも人口減対策や新たな産業振興策など両町の課題は多い。元おおい町議の男性は「町民にも『自分の町から出さなければ』という意識が薄いのではないか。選挙で選ばれてこそ議員活動に対する覚悟も固まるはずなのに」と指摘する。【松野和生】

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 【九州・山口県議選の今回と前回の無投票選挙区数】

    無投票    全体

福岡  16(13)/ 45(46)

佐賀   6(2) / 13

長崎   7(5) / 16

熊本   7(11)/ 21(22)

大分   7(4) / 16

宮崎  10(6) / 14

鹿児島  6(6) / 21

山口   0(3) / 15

計   59(50)/161(163)

(※カッコ内が前回の数字)

4656チバQ:2015/04/04(土) 21:52:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150404ddp041010020000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 政令市移行の熊本、初の区割り選挙 どぶ板へ一変 有権者も戸惑い
毎日新聞 2015年04月04日 西部朝刊

 3日告示された政令市議選には、2012年4月に政令市に移行した熊本市が初めて加わった。前回までは全市1区だったが、今回から五つの行政区ごとに分かれた。計48の定数に対し、立候補を届け出たのは現職42人と元職2人、新人15人の計59人。地盤を分断された候補や有権者は戸惑いを隠せず、選挙運動も「どぶ板」重視に一変した。【井川加菜美、取違剛】

 「非常に情勢は厳しく、どうなるか分からない。前回(西区で取った票)の倍は取らないといけない」。西区(定数6)から7選を目指す無所属現職は3日午前、区内であった出陣式で危機感をあらわにした。

 全市域で争った前回は約5100票を取って上位当選した。しかし区割りで地盤が西区と北区に分断された。前回、西区側での得票は約2700票。これだけだと前回の最下位当選者の得票にも届かない。

 支持者も困惑している。現職を最初の選挙から支援してきた北区の男性(67)は「いきなり『他の人を』と言われても考えられない」。西区に住む知人に投票を呼びかけているが「大変な時に直接応援できないのがもどかしい」と嘆く。

 現職自身の選挙運動も変わった。前回までは他候補との競合を避けて地元以外にも幅広く支持を求めていたが、今回は計8人で狭いエリアの票を奪い合う。訴える内容は市全体の課題より、地元の駅周辺の発展や消防署設置など区への利益誘導にならざるを得ない。「同じ地域で争って住民同士の対立を招きはしないか」など、不安は尽きない。

 定数8に対し11人が出馬し、少なくとも現職2人が落選する南区から立候補した無所属現職も「初めての区割り選挙でどうなるのか読めない」と話し、他区の現職に南区の支持者を紹介してもらうなど必死だ。

 一方で北区(定数10)は最初から無投票に。国が01年に政令市の人口要件を緩和して誕生した全国7政令市では、07年の浜松市浜北区以来2回目。北区の自治協議会長の男性(74)は「政令市になって初の選挙で無投票は寂しい。候補者の政策などを聞けたら良かった」と語った。

4657チバQ:2015/04/05(日) 11:03:53
http://mainichi.jp/select/news/20150405k0000m010130000c.html
統一地方選:大分知事選 支援団体分裂し混戦
毎日新聞 2015年04月05日 10時00分(最終更新 04月05日 10時08分)

 約40年にわたり知事は保守系、県都市長は非自民系が死守してきた大分の県知事選は、自民や公明が県レベルで推薦する現職の広瀬勝貞氏に、民主が実質支援する前大分市長の釘宮磐氏らが挑む因縁の対決となった。自民や民主は19日告示の大分市長選と連動し、悲願のダブル勝利を狙う。だが、これまで双方を支援してきた政党や団体が内部で分裂するなど選挙戦は混戦模様だ。【和田浩幸、西嶋正法、佐野格】

 告示日の3月26日、大分市内の大分城址(じょうし)公園で、広瀬氏の出陣式に、白く豊かな眉毛が特徴の人物が姿を見せた。地元出身で、社民党名誉党首の村山富市元首相(91)だ。

 「子や孫のために大分県がどうなるかを心配している。何としても広瀬さんを勝たせる以外にない」。あいさつに立った村山氏は約1200人(主催者発表)を前に力説した。

 広瀬氏と、釘宮氏は2003年に知事と市長に初当選、ともに3期12年を務めた。広瀬氏は経済産業事務次官などを歴任。釘宮氏は民主党衆院議員からくら替えした。

 社民は釘宮氏を過去3回の市長選で勝手連的に支援した一方、11年の知事選では広瀬氏を推薦。だが、2人が戦う今回の知事選は支持団体や支部によって態度が分かれ、「どちらかに決めるとハレーションが起きる」(社民県連幹部)として、自主投票にした。

 村山氏は個人的に広瀬氏支援を続けた形になる。その真意を聞こうと3月29日に自宅を訪ねると、村山氏は記者を応接間に通した。

 「どげな運動しよるか気になる」。村山氏は前日夜に広瀬氏の後援会事務所に電話を入れて遊説の状況などを確認したといい、「応援するからには勝たないかん」と、柔和な表情を引き締めた。保守系候補を支援している点については、「地方が疲弊している時に政党色で決めるのはつまらん」と語った。

 県市のトップとして広瀬氏と釘宮氏の関係は良好とは言えず、これまで意見がすれ違うことも度々あった。

 「中央が応援するトップダウンの知事ではなく、市町村主体のボトムアップの県政が必要だ」。3月28日夜、大分市内の小学校体育館で行われた演説会で、釘宮氏は集まった約200人の支援者らに訴えた。昨年7月以降にあった滋賀、沖縄、佐賀の3県知事選で自民推薦候補が敗れたことを引き合いに出し、「地方のことは地方が決めるべきだ」と声を張り上げた。

 対する広瀬氏は「首長たるものリーダーシップを発揮しなければならない。それが上意下達というのは間違いも甚だしい」と応酬し、舌戦は熱を帯びる。

 釘宮氏は03年市長選に出馬する直前、知事選出馬を示唆したことがあった。2人の対決が12年越しで現実となり、自民、民主とも「知事と市長が両方取れる好機」と受け止める。

 自民県連は広瀬氏に加え、19日告示の市長選に出馬する元中小企業庁次長を推薦。民主も釘宮氏と元大分大教授の市長選候補を支援し、対決は激しさを増す。

 知事選は共産公認の山下魁氏ら3人を含む過去最多の5人が出馬している。

 ◇大分知事選立候補者(届け出順)

広瀬勝貞(ひろせ・かつさだ)72 九州知事会長(3)無現

山下魁(やました・かい)38 党県常任委員 共新

箕迫高明(みいさこ・たかあき)65 造園技能士  無新

釘宮磐(くぎみや・ばん)67 [元]大分市長  無新

池崎八生(いけざき・やつお)61 [元]大学准教授 無新

4658チバQ:2015/04/05(日) 11:10:14

>大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150404-OYT1T50126.html
対決型2知事選、与党系候補が先行…読売分析
2015年04月05日 05時07分


 読売新聞社は、統一地方選前半戦の10道県知事選と5政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

 その結果、10知事選すべてで現職が堅調な戦いを展開。このうち与野党対決型となった北海道、大分県の2知事選では、いずれも与党系候補が先行し民主党系候補が追いかけている。政令市長選のうち札幌市長選では、民主系候補が自民党系候補をややリードしている。ただ、各陣営は3日告示された道府県議選とも連携した選挙戦を進めており、情勢には流動的な面がある。

 統一地方選の前半戦では知事選、政令市長選のほか、41道府県議選、17政令市議選が行われており、いずれも12日に投開票される。知事選では北海道、大分の2道県知事選、政令市長選では札幌市長選が、それぞれ自民、民主両党による事実上の対決構図となり、各党が特に行方を注視している。

 40年ぶりに現職と新人の一騎打ちとなった北海道知事選では、自民、公明両党の支援を受け、道政史上初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏が一歩リードし、民主などが推す新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏が追いかけている。

 大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。

 両知事選以外の構図は、神奈川、福井、奈良、鳥取、徳島、福岡の6県で与野党が現職に相乗りし、三重、島根の2県では民主党が候補の擁立を見送っている。

 このうち奈良では、現職の荒井正吾氏が一歩リードし、新人の前生駒市長・山下真氏が追っている。他の7県知事選も、いずれも現職の側に安定感がある。

 政令市長選では、唯一の新人同士の争いとなった札幌市で、民主などが推す元副市長の秋元克広氏がややリードし、自民推薦で元総務省職員の本間奈々氏が追い上げている。公明党は自主投票となっている。

 相模原、静岡、浜松、広島の各政令市長選では、いずれも現職が立候補。このうち相模原、広島の現職には自民、民主、公明の各党が相乗りし、優位な戦いを展開。静岡の現職は自民、公明両党などが推薦して、一歩リードしている。浜松は無所属の現職が安定している。

2015年04月05日 05時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4659チバQ:2015/04/05(日) 11:31:56
http://www.asahi.com/articles/ASH445S04H44TPOB003.html
翁長知事との会談「遅すぎた」 沖縄の自民支持層も不満
奥村智司、山岸一生2015年4月4日20時22分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設をめぐり、翁長雄志知事と菅義偉官房長官の会談が5日、実現する。移設阻止を掲げる翁長氏の知事就任からまもなく4カ月。「遅すぎた会談」に、県内では政権与党の自民党を支持してきた人たちからも、不満や懸念の声が上がる。


 4日に沖縄入りした菅氏は、自民党県連大会の懇親会に出席。県連会長の島尻安伊子参院議員は「わが自民党政権は沖縄への愛情たっぷりだ」と菅氏を持ち上げた。

 だが、県内で聞かれるのは好意的な反応ばかりではない。国頭(くにがみ)村の宮城久和村長は昨秋の知事選で、辺野古移設で政府と歩調を合わせる仲井真弘多・前知事を支援した。しかし、翁長氏に対する安倍政権の対応には不満を抱く。「知事が上京のたびに要望しても、なかなか政府の要人に会えないさまは異常だった。今回の会談は遅い」

 元沖縄市助役の高良武さん(73)は過去に、自民の国会議員や県議の後援会幹部を務めてきた。今回の会談には「安倍首相の訪米を控え、沖縄側の意見は聞いたというアリバイにしようとしているのでは」と懐疑的だ。翁長氏が主張をしっかり訴えることを期待するが、「官房長官がその言葉を心にとめて総理らと検討する、ということにはならないだろう」とみる。

 嘉手納基地を抱える嘉手納町で、20年にわたり町長を務めた宮城篤実(とくじつ)氏(78)は「安倍政権は問答無用で移設を強行しようとしている。あまりに懐が狭い」と嘆く。

4660チバQ:2015/04/06(月) 00:47:32
http://www.nishinippon.co.jp/feature/unified_local_election_oita/article/160723
【県議選】初の週末 広い選挙区知恵絞る 佐伯市、東九州道を活用
2015年04月05日(最終更新 2015年04月05日 03時00分)
開通したばかりの東九州道を利用して、選挙区内を移動する選挙カー(写真の一部を加工しています)
開通したばかりの東九州道を利用して、選挙区内を移動する選挙カー(写真の一部を加工しています)
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 県知事選に続き、県議選も告示され、週末の4日、各候補者は住宅街や人の集まる地域などを回り、有権者に支持を訴えた。「九州一広い市」といわれる佐伯市では、3月に開通したばかりの東九州自動車道を利用するなど、各陣営は選挙カーのコースに知恵を絞った。
 佐伯市区(定数3)には、自民と社民、維新の政党公認候補計4人が立候補。小雨もようとなったこの日は、3人の候補が宮崎県境に接する県最南端の蒲江波当津(はとうづ)地区などを訪れた。
 ある候補は「あいにくの雨だが、雨降って票固まるだ」と鼓舞し、6日に祭りが開かれる広場で、「1次産業の振興に力を尽くしたい」などと支持者らに決意表明した。別の陣営は「雨でも突き進むだけ」と話し、県南特有のリアス式海岸沿いの道を、有権者に手を振りながら選挙カーを走らせた。
 東九州道・佐伯インターチェンジ(IC)-蒲江IC間(20・4キロ)の開通を利用した陣営は、蒲江地区での遊説後、佐伯ICまで一気に車を北上させ、市中心部で再び遊説。両IC間は無料で、陣営関係者は「時間も節約できる。広い佐伯市を回るので本当に助かる」と話していた。
 また、4日は県議選の期日前投票も始まり、大分市役所の投票所には午前中から県知事選の投票と合わせ、多くの有権者が訪れた。
=2015/04/05付 西日本新聞朝刊=

4661チバQ:2015/04/06(月) 20:39:13
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150406-OYS1T50021.html?from=sytop_main6
大分知事選は広瀬氏先行 本社情勢分析
2015年04月05日
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の10道県知事選と5政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。その結果、10知事選すべてで現職が堅調な戦いを展開。このうち与野党対決型となった北海道、大分県の2知事選では、いずれも与党系候補が先行し民主党系候補が追いかけている。政令市長選のうち札幌市長選では、民主系候補が自民党系候補をややリードしている。ただ、各陣営は3日告示された道府県議選とも連携した選挙戦を進めており、情勢には流動的な面がある。

 統一地方選の前半戦では知事選、政令市長選のほか、41道府県議選、17政令市議選が行われており、いずれも12日に投開票される。知事選では北海道、大分の2道県知事選、政令市長選では札幌市長選が、それぞれ自民、民主両党による事実上の対決構図となった。

 大分県知事選では、4選を目指す現職の広瀬勝貞氏がリードする展開。前大分市長の釘宮磐氏が追い、共産党県常任委員の山下魁氏と元大分大准教授の池崎八生氏、造園業の箕迫高明氏が続く。自民、公明両党の県組織から推薦を受ける広瀬氏は、両党に加え、民主、社民両党支持層にも食い込む。元民主党衆院議員で、同党の県選出国会議員の支援を受ける釘宮氏は民主、社民両党を中心に支持を広げる。


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