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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

2千葉9区:2008/10/27(月) 20:08:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20081025/20081025_0002.shtml

自公VS反自公 総力戦の様相 那覇市長選 11月9日告示 次期衆院選にらみ 翁長氏と平良氏
2008年10月25日 11:40
[ワッペン・ズーム選挙]
 ●事実上の一騎打ち
 任期満了に伴う那覇市長選は11月9日告示、同月16日に投開票される。今のところ、いずれも無所属で3選を目指す現職の翁長雄志氏(58)=自民、公明推薦=と、元県議の平良長政氏(65)=民主、共産、社民、国民新党推薦、会社役員の屋良朝助氏(56)の新人2人が立候補を表明。選挙戦は翁長、平良両氏の事実上の一騎打ちになる見通しで、次期衆院選をにらんで自公と、8年ぶりの市政奪還を目指す反自公勢力が総力戦の様相を示している。

 翁長氏は2000年、米軍統治下から8期32年続いた「革新市政」の壁を破って初当選。職員の意識改革や市内に点在する「塩漬け土地」の大幅圧縮など、2期の実績を踏まえ「ノーリターンだ」と古い体質への後戻り阻止を訴える。

 支持母体の市民団体会長には稲嶺恵一元知事が就任。集会など選挙日程が近いとされる次期衆院選の自公候補予定者とセット戦略を展開し、経済界も全面支援する。ただ、陣営には後期高齢者医療制度の混乱など自公批判の影響を懸念する声もあり、陣営幹部は「あくまで市政での実績を強調していきたい」と話す。

 一方の平良氏は民主、共産、社民と地域政党の沖縄社会大衆の4党が統一候補として擁立。翁長市政を「強引な手法で弱者を追い詰めている」と批判、市民参加型市政の実現を目指して「チェンジ那覇」と呼び掛ける。

 選挙母体の会長は、昨夏の参院選沖縄選挙区で野党の支援を受けて当選した糸数慶子参院議員。組織は4党と平良氏の個人後援会などで構成し推薦を決めた国民新党を加え、県内の反自公が再び結集。今年6月の県議選での反自公躍進を追い風に、支持拡大に努める。

 だが、翁長、平良両氏とも「市民が主役」の市政を公約の軸に掲げ、争点は見えない。「ノーリターン」か「チェンジ」か、市政の政権選択が最大の焦点になっている。


=2008/10/25付 西日本新聞朝刊=

3千葉9区:2008/10/27(月) 20:11:29
影響がどの程度ありますでしょうか?

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081026k0000m040133000c.html
沖縄不時着:燃料切れが原因? 米軍、機体差し押さえ拒否

事故機と同型のセスナ172=沖縄・嘉手納基地で田中雅之撮影 沖縄県名護市のサトウキビ畑に米空軍嘉手納基地の男性空軍兵4人が乗った軽飛行機(セスナ172)が不時着、炎上した事故で、沖縄県警の事情聴取に対し、乗員の1人が「風が強くて思ったより燃料を消費した」と話していることが分かった。事故機は事故直前「燃料がない。パワーが落ちた」と無線交信しており、県警は燃料切れで不時着したとみて、航空危険行為処罰法違反容疑で調べている。

 県警などによると、事故機には嘉手納基地の愛好家らでつくる「嘉手納エアロクラブ」の4人が乗り、24日午後に嘉手納基地を離陸。同4時24分に奄美空港(奄美大島)に着陸し、44分後の同5時8分に離陸。同6時半ごろに不時着した。

 嘉手納基地報道部は「事故機は奄美で燃料補給した」と発表しているが、同クラブ機に通常、燃料を補給している奄美空港唯一の給油会社は「24日は給油しなかった」と話している。このため県警は事故機の給油状況についても確認する。

 セスナ172の航続距離は約1100キロ。奄美−沖縄間は約300キロで、燃料が満タンなら未給油で往復できる。

 一方、県警は同法違反容疑で検証令状を取り、25日午後、現場検証をした。日米地位協定の実施に伴う刑事特別法は、米軍財産についての差し押さえや検証に米軍の同意が必要と定めており、県警は米軍と合同で検証。県警は米軍に事故機の差し押さえも要請したが、米軍が拒否。同日夕、米軍が機体の解体を始め、終了次第、米軍が機体を嘉手納基地に搬送する見通し。

 事故を受け、沖縄県の上原昭・知事公室長は25日、嘉手納基地第18航空団司令官のウィリアムズ准将らに「事故原因の究明と公表、再発防止と安全管理を徹底するよう求める」と電話で伝えた。

【三森輝久】

4千葉9区:2008/10/28(火) 21:25:50
古い記事ですがせっかくみつけたので
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=6342&catid=199
連載「2008激突 日向市長選」 上

 任期満了に伴う日向市長選は16日告示、23日投開票される。2期目を目指す現職の黒木健二氏(65)に、元日向警察署長の上原勇氏(63)が挑む一騎打ちの公算が大きい。「継続」という言葉をあえて使わず「前進」と表現する黒木。「市民目線の政治」を掲げ、現職との対抗軸をつくろうとする上原。告示直前の情勢をリポートする。(本文中敬称略)

   □   □

 「今回の市長選は争点がないと言われるが、違う。前進か停滞かの選択だ」。11日にあった黒木の決起大会。黒木はいつにない迫力で集まった支持者らに訴えた。

 「産業の活力なくしてまちの元気はない」と就任以来、企業誘致を最優先課題に取り組んできたことを強調。4年間で13社を誘致して300人の新規雇用を創出した実績を紹介し、「産業に活力が出れば少子高齢化、教育対策にも投資ができる。遊休地の細島工業団地1、4区を必ず埋めて、雇用の場を生み出す。折衝中の企業もあり、私にしかできない」と言葉に力を込めた。

 国会中で欠席した江藤拓衆院議員からは激励メッセージが寄せられた。「4年間を公平な目で評価して黒木市政は十分合格点。市政のビジョンを示せる人で継続を支持する」と紹介されると、大きな拍手が起こった。

 昨年12月、上原が立候補表明するまで動きが鈍かった黒木陣営。関係者は1200人の会場がほぼ埋まった状況に、「現職ということで本人の政治活動の時間がなかなか取れなかったが、態勢が整った。これからだ」と気を引き締める。

   □   □

 「いまの日向市は元気がなく、市民も職員も閉塞(へいそく)感が漂っている」。こう市政の現状を語る上原は、14日の決起大会を前に、朝は街頭でのつじ立ち、夜はミニ集会を精力的にこなして、自らの政策の浸透に力を入れる。

 上原は大学誘致問題、中国木材問題、市の裏金問題などを例に「重大な問題にもかかわらず、議会、市民に説明不足。市民に不安や行政不信を引き起こしている」と黒木の政治姿勢を批判。「自らの範を示す」と市長公用車の廃止、給与減額・退職金見直しを公約に掲げ、行財政改革、市民、職員の意識改革へ向けた立場を打ち出す。

 また、黒木が産業振興策として企業誘致を強調する発言を引き合いに、「企業誘致したために倒産が増えれば本末転倒。誘致には地元企業との対話の場を設け、中小企業のための支援を拡充する」と、けん制する。

 日向市出身ながら幼少時代に離れ、日向署長時代の交友関係の中から“白羽の矢”が立った上原。知名度アップが課題だが、上原陣営は「後援会カードの集まりもいい。いい流れができている」と手応えを口にする。

(2008年3月14日付)

5千葉9区:2008/10/28(火) 21:26:17
連載「2008激突 日向市長選」 下
 「どちらも推薦しない」。日向市のホテルで12日に開かれた自民党日向支部(甲斐敏彦支部長)役員会は、市長選に立候補を予定する現職黒木健二(65)と新人上原勇(63)への対応を結論付けた。前回の市長選でも同支部は黒木、当時の現職山本孫春とも推薦しなかった。ただ、「4年前は激論になり結論が出なかった格好だが、今回はあっさりと決まった。まったく雰囲気が違った」と役員の1人は明かす。

 出席した役員の多くは黒木支持で、多数決でも押し切れた状況だった。「江藤(隆美)対大原(13)、江藤対上杉(光弘)の対立構図が払しょくされつつある中、『あえて決定して党員同士で争うのはどうか』という考えが働いた」と別の役員は説明する。

   □   □

 「江藤対反江藤」の保守対立の構図の中で争われてきた日向市長選。同支部の動きに象徴されるように、市長選にも変化の兆しが見えつつある。その要因を、複数の選挙関係者は「大原さん、江藤さんが亡くなり、一つの時代が終わったという感じが強い」と指摘。昨年の知事選、参院選と自民支持候補者が相次いで敗れたことで、保守分裂への反省を促す声も党員の中から出てきている。

 一方、161票という小差で黒木が山本に競り勝った前回市長選を引き合いに、「しこりは根強い」と説く声もある。

 上原は昨年末、現市政に不満を持つ複数グループからの要請で立候補を決意。14日に開いた決起大会は先に開いた黒木陣営同様の規模で熱を帯び、山本を支えた県議、市議らが顔をそろえた。しかし、山本は前面に出ず、「1支援者」の立場を崩さない。上原も地盤のない自身が「反黒木」の受け皿となっていることは認めるが、「泥仕合や代理戦争はしないという条件で立候補を決意した。警察官でしがらみがなかった自分だから変えられる」と立場を示す。

   □   □

 黒木が就任4年間でつくった自身の後援会の支持者が、衆院議員江藤拓の支持者と重なる部分は多く、江藤も黒木支持を明確にする。しかし、江藤後援会連合会は組織的には活動しておらず、黒木陣営も旧来型の組織・団体に頼る活動は展開していない。黒木もまた、「私は市民党。これまでのしがらみを断ち切るには、現職が1期1期替わっていてはまた禍根を残す」と強調する。

 黒木、上原とも今後4年間で具体的に実施する数十項目にわたるマニフェストを提示し、政策選挙を目指す。今月6日には日向青年会議所が同市で初の公開討論会を開くなど、市民サイドから地縁・派閥などを超えた、しがらみのない選挙を模索する動きも出ている。

 旧来の対立構図と政策論争の間を行きつ戻りつしながら、1週間の選挙戦は16日に幕を開ける。(敬称略)


(2008年3月15日付)

6千葉9区:2008/10/28(火) 21:30:13
16413 黒木 健二 65 男 無所属 現
11599 上原 勇   63 男 無所属 新

7千葉9区:2008/10/29(水) 19:40:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/56345
ポスター、第一声なく 無風半世紀続く姫島村長選 無投票は“暗黙の了解”
2008年10月29日 09:05 カテゴリー:政治 九州・山口 > 大分

村長選告示日もいつものように村役場で執務をする藤本昭夫氏=28日午後■「支持率知りたい」の声も

 大分県姫島村長選は28日、無投票で現職藤本昭夫氏(65)=無所属=の7選が決まり、無投票当選は1957年以来15回連続となった。かつて九州では福岡県宝珠山村(現東峰村)で、51年から91年まで13回連続無投票という例があったが、15回連続は町村長としては全国でも最多という。「村長選はない」という“暗黙の了解”が村内にある一方、村民の間からは「村長がどれだけ支持されているのか知りたい」という声も漏れている。

■告示日も通常公務

 姫島村は国東半島沖に浮かぶ1島1村。人口2537人(9月末現在)で、基幹産業は漁業。7期務めた前村長は藤本氏の父の故熊雄氏。15回の無投票のうち、初回を除く14回が藤本親子だ。

 半世紀以上“無風”が続く村の選挙事情は他の自治体と大きく異なる。まず、ポスター掲示板設置条例が村長選と村議選にはない。藤本氏は「父の代から選挙ポスターを作る必要はなかった」と振り返る。

 他の無投票選挙でみられる告示日の第一声と遊説もない。28日の告示日、藤本氏は通常通り役場に出勤、夕方公務を終えて自宅に帰った。

 「それなりの対立候補が出れば私に対する不信任であり、争わずに身を引くつもりだ」と藤本氏。最後の投票となった55年の村長選が、村を二分するしこりを残したという“教訓”から、「(村には)選挙のごたごたで、村政に影響があってはならないとの考えがある」と話す。

■あらがえない名前

 ただ、14回連続無投票で「藤本」村長が就任する背景を別のところに求める声もある。

 父親の熊雄氏は、同村出身の自民党元副総裁、故西村英一氏と2人3脚で港湾整備に尽力。村の経済を支えるクルマエビ養殖事業にも取り組んだ。強烈なリーダーシップで村民を引っ張り、人情にも厚かったという。

 「年寄りはいまだに村の英雄の姿を引きずり、“藤本”の名前にあらがうことはできない」と70歳代の男性。

 現村長も合併をしないことで村最大の雇用の場である役場を守った。「魚礁を造ったりするなど漁業活性化の意気込みが感じられる」(漁業男性)など、漁業振興などでも村民から一定の支持を受けている。

■政治への意識高く

 だが、熊雄氏を知らない世代が増えた近年、村政の信を問えない不満がくすぶり始めているのも事実だ。

 村で生まれ育った40歳代の主婦は「対立候補がいたら、反対票がいくらあるのか知りたい」、50歳代の男性は「村の政策について議論をする場がもっとあってほしい」と言う。

 それでも2人目の候補者は出なかった。「村長を恐れ、対立した意見を出せる雰囲気が村にはない」。村職員はそう打ち明ける。

 2007年4月の前回村議選(定数8)では10人が立候補するなど、過去20年で無投票は1回しかない。最近の国政選挙でも村の投票率は80%後半を保っており、村民の政治参加意識が低いわけもない。

 働き口が少なく、変化の乏しい過疎の離島に変革の風は吹くのか。4年後の村長選は、村を二分する争点が浮上するかどうかが鍵を握るとみられる。 (宇佐支局・一瀬圭司)

=2008/10/29付 西日本新聞朝刊=

8千葉9区:2008/11/04(火) 22:07:59
>>2
一騎打ちの構図 復帰後から/データで見る市長選

那覇市長選の推移
[’08.11.16那覇市長選]


 16日に投開票が迫る那覇市長選。本土復帰以降の選挙戦は、ほぼ、保革や県政与野党の一騎打ちの構図だった。県都をめぐり繰り広げられてきた過去の選挙戦をデータを基に振り返ってみた。(那覇市長選取材班)

保革薄れ与野党対決へ
過去の市長選

 本土復帰後の初選挙は一九七二年第十回選挙。革新系の現職、平良良松氏が、翁長雄志現市長の父・助静氏を破り二期目の当選。平良氏は八四年まで、四期十六年を務めた。

 平良氏の引退後、新人同士の対決となった八四年の第十三回選挙では、革新陣営が親泊康晴氏を擁立、保守陣営の比嘉幹郎氏との一騎打ちの戦いとなった。

 当時は西銘順治知事の保守県政で、県議会も保守系が過半数を占める情勢。革新陣営は政党、労組が一体となった選挙戦を展開、「革新崩壊を止める」と意気込み、五千二百八十四票の小差で勝ち、平良氏からの革新市政を継続した。

 その後、親泊氏は九二年の無投票を含め、二〇〇〇年まで四期十六年務めた。

 親泊氏の引退で、新人同士の対決となった二〇〇〇年の第十七回選挙は、自民、公明、保守の推薦を受けた翁長雄志氏と、社大、社民、共産、民主が推す堀川美智子氏の間で行われ、翁長氏が七千二百票差で初当選を果たす。

 翁長陣営は八期続いた革新市政に対し、「革新疲労」「長すぎた三十二年」と訴え、政党や議員、経済界が一体となった運動を展開した。だが、最大の勝因は、前年に誕生した自自公連立政権で、公明党が与党入り。市内でも「二万票」と言われた公明票を得た翁長氏が県都奪還を果たした。

 〇四年の第十八回選挙では、自公推薦の翁長氏に対し、市議会副議長で社民、社大、民主、共産などから推薦を受けた高里鈴代氏が挑戦。高里陣営には、同年に自民党から除名処分を受けた下地幹郎氏が支持に回るなど、「自公対反自公」の構図となり、激しい選挙戦が展開された。

 翁長氏はごみ問題や行政改革、市民の市政参加などの実績を訴える一方、自公政権の要人が応援に駆けつけるなど、政党、経済団体の手厚い布陣で臨んだ。

 一方の高里氏は、米軍ヘリの沖国大墜落事故などを背景に基地問題を争点とし、「保革を超えた運動」を目指したが、共闘体制が機能せず、出馬の遅れや基地問題への関心低下などから、約二万票差で敗れた。

前々回から60%前後
投票率の推移

 投票率は二〇〇四年の前回が56・39%で、戦後の計十七回の選挙のうち、事実上の信任投票をのぞくと二番目に低い結果だった。

 一九八〇年代の三回の投票はそれぞれ71―76%台の高投票率で推移。九〇年代は、無投票(九二年)と、相手候補者が入院するなど、現職の信任投票となった九六年に25%台と選挙ムードは高まらなかった。

 二〇〇〇年の第十七回選挙では、十二年ぶりの一騎打ちとなったことに加え、それまで「保守対革新」の構図が、「自公協力」の確立で政治潮流が変動。政党を中心とした両陣営の選挙運動も過熱し、投票率も63・52%と上昇した。全国的な投票率低下傾向の中、那覇市でも近年の県知事、衆参議員、県議会議員の各選挙では67―53%と推移。選挙の注目度で60%を前後する傾向が続いている。

 今回は当初、政権交代が注目される衆院選との同日、近日選挙も予想されていた。各政党は政治への関心度が市長選にどの程度現れるか、次期衆院選もにらみ、投票率に注目している。

9千葉9区:2008/11/04(火) 22:09:56
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-02-M_1-003-1_001.html
リンク張り忘れ

10やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/11/09(日) 20:07:49
那覇市長選 政策対決(1)行財政改革
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-10-31-M_1-002-1_007.html?PSID=4e73cc7f845e382ce7f8c15a5a59e6ca

 十一月九日告示、十六日投開票の那覇市長選は、現職の翁長雄志氏(58)=自民、公明推薦=と、新人で前県議の平良長政氏(65)=社民、共産、民主、社大、国民新=が事実上の一騎打ちを繰り広げている。争点となる行財政改革や街づくり、教育、福祉など政策課題について、両候補者に聞いた。(那覇市長選取材班)

翁長雄志氏
業務の外部委託を推進

 行財政改革は歳出抑制・歳入増加の両面から進める。これまでも職員を七百五十人、金額で約二十八億円、累積効果額で約百億円削減した。二〇一四年度には二千二百人まで削減する。

 また、給料表の見直しを中心とする給与構造改革を実施し、累積で約三十億円を削減した。さらに、保育所民営化、学校給食調理業務、給与支払事務、用地補償交渉事務の外部委託、指定管理者制度の導入などを行ってきた。これからも積極的に推進していく。

 そのほかにも、市営住宅の建て替えは建物を高層化し、余剰地を生み出して民間に活用させることで財源を捻出する新たな施策を展開している。〇七年度には全事業を総点検し、中期財政計画を作成、実行している。これには、市民参加で行った事務事業評価を反映させている。

 しかし、歳出削減は限界にきている。今後重要になるのは、新たな自主財源の確保、ポスト第四次沖縄振興開発計画、税源移譲などである。

 特に、自主財源の確保は経済政策と密接に連動している。市街地再開発や市営住宅・学校の建て替えなど公共工事、おもろまち一丁目に代表される民間投資の誘導による経済活性化、企業誘致による雇用の促進、奥武山野球場に代表されるスポーツコンベンションやJC大会に代表されるコンベンション誘致による観光客の新規確保など、総合的かつ複合的に経済対策を講じ、税収確保につなげる施策を展開したい。

平良長政氏
財政悪化の原因明確化

 那覇市の連結バランスシート(二〇〇七年三月末)によると、市の借金は二千三百一億四千七百二十八万円となっている。財政の弾力性をはかる経常収支比率は、革新市政の二〇〇〇年度と比較し、8・6ポイント悪化の92・3%。将来財政を圧迫する可能性の度合いである将来負担比率も176%で、県内十一市で一番悪い状況だ。この悪化した原因を明らかにし、市民が主人公の立場で市政改革を進める。

 方法としては、市民参加で財政の使い方を全面的に洗い直し、不要・不急な事業をなくす。職員配置の適正見直しで、くらしを守ることと財政基盤確立の両立を実現したい。現市政の方針や計画について市民の視点からアセスメントを行い、全面的に見直し、新たな市民本位の「行財政改革」のプランをつくる。

 ISOは、事務作業や費用の負担が約二億二千万円と大きい。同程度の効果があり、費用が大幅に少なくなる方式に切り替える。また、新庁舎建設六十九億円、仮庁舎七億円、合計七十六億円の膨大な費用を要する新庁舎建設関連事業は、厳しい財政状況で急ぐ必要があるのか、福祉や教育などすぐに手を打つべきものがあるのか、優先順位を市民参加で検討したい。

 国に対しては地方交付税削減に反対し、その復活と、国が第一に責任を負う福祉や教育の事業について財源を増やすよう求める。

 そのほかにも、第三セクターの見直し、市長交際費の公表を実現したい。

[ポイント]

 新都心地区開発などで地方税は増加傾向にあるが、三位一体改革による地方交付税削減などで、財源不足は依然として大きな課題だ。市は2007年度に、11年度までの4年間で約223億円の赤字が見込まれるとして緊急行財政改革を発表。人件費削減や市有地売却などで、収支不足を45億円ほどに圧縮する計画だ。

 一般会計の規模は08年度当初予算で総額約1143億円。塩漬け用地取得、奥武山野球場整備、市営住宅建て替えなど大型事業が多く、前年度比約109億円(同10・5%)増えた。市税増収を見込むが、財源不足で21億6600万円の基金を取り崩す予算編成。財源確保に向けた財政運営をどう図るかが課題となる。

 07年度予算のうち、歳出に占める人件費や扶助費など義務的経費の割合を示す経常収支比率は92・3%で前年度比3・5ポイント悪化。総歳出の約25%を占める扶助費は過去10年間で約60%増、生活保護世帯が同56%(2119世帯)増えるなど、人件費削減効果が追いつかない状況が続いている。

11やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/11/09(日) 20:08:35
那覇市長選 政策対決(2)市民参加
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-01-M_1-002-1_007.html?PSID=4e73cc7f845e382ce7f8c15a5a59e6ca

翁長雄志氏
協働の街づくり完成へ

 市民がお互いに市民を支え合う「協働のまちづくり」、地域でできることは地域で共に考え、共に決定し、共に行動する、市民が地域のまちづくりに主体的にかかわる協働のまちづくりを完成させたい。那覇市をより良くしたいとの共通の目的を実施するため、市民・行政それぞれの役割と責任の下で、相互の立場を尊重し、信頼関係に立って協力してまちづくりを進めている。

 これまでも、自治会や地域ボランティアの公園管理、事業所による道路管理、退職した先生方による児童の学習支援、地域自治会による支え合いマップ作りや一人暮らしのお年寄りへの声掛け活動、中学校区単位での防犯パトロールなどの自主防犯、青少年健全育成活動などの協働のまちづくりがある。最近では、健康管理へのNPO団体や理容師業界の特定健診受診啓発活動の協働のまちづくり事業がある。

 また、第四次総合計画策定における公募委員への市民参加、自治基本条例制定に向けて「協働」のルールづくりへの公募、まちづくりワークショップへの市民参加、跳び出せ市長室・市長リレー出前トークでの市民との意見交換、市長への手紙、電子相談など、市民参画を実践している。

 今では、地域自治会、NPO団体、企業などが「住みよいまちづくりのため、こういうことをやりましょう」「何ができるか考えましょう」と呼び掛けてくることが増えてきた。本当にありがたいことだ。

平良長政氏
「直行便」で民意を把握

 市政の公開、透明性の徹底、市民参加の拡大を三本柱として、「大事なことは市民と一緒に決める」を基本とした「市民が主人公」の市政運営を行う。

 三十一万市民の力が市政を改革する。情報公開と共有化で透明性を高め、政策の形成過程でも市民が積極的に参加できるよう、各施策を講じたい。

 初めに、市政に対して市民から寄せられた意見や提案、要望を市政運営に生かすため、市民からのメールや手紙、ファクスが市長に直接届く「直行便制度」を設けたい。

 また、市民の立場から行政の不正行為や税金のムダ遣いなどを正し、改善させるために、市民オンブズマン制度の導入を検討する。まちづくりのルールとなる「自治基本条例」を制定し、市民の市政参加を推進していく。

 市民自治委員会(仮称)を設置し、「自分たちのまちづくりのことを、自分たちで考え、決めて、行動していく」市民自治を進め、市長が積極的に市民の中に入る「井戸端市長室(仮称)」では、多様化する市民ニーズを市政に反映させていきたい。

 市政に対する意向・要望・生活実態などの状況を正確に掌握し、市政に反映させるために、「市民意識調査」を拡充させる。

 市民が主体性を発揮する本物の協働のまちづくりを実現するために、市民と財政状況についての情報を共有し、わかりやすい予算書の作成を一層充実させていきたい。

[ポイント]

 那覇市の人口は約31万2700人(2007年度末)で1997年度比4・5%増。世帯数は19・2%増の約12万9800世帯で、核家族や単身世帯が増加傾向にある。少子・高齢化が進む一方、天久新都心地区や小禄地域の人口増加を見通し、10年後の将来人口は現在と同水準の約31万8000人と見込む。

 都市化が進み、住民同士のつながりが希薄化する中、地域を支える市民との連携、協力体制の構築は市の長年の課題だ。地域コミュニティーの基盤となる自治会は、08年度の加入世帯数約3万。住民登録世帯数が増えているにもかかわらず、自治会への加入数はほとんど変わっていない。加入率は00年度比3・7ポイント減の22・9%で、近隣の浦添市26・9%、豊見城市42%と比べても低い。

 古くからある首里や小禄地区に比べ、本庁・真和志管内の加入率はそれぞれ19・1%、17・9%で減少傾向。新都心地区を含め、新興住宅地や校区単位での自治会設置、若年世帯の加入呼び掛けを図っている。

12やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/11/09(日) 20:09:53
那覇市長選 政策対決(3)まちづくり
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-02-M_1-002-1_001.html?PSID=aac9cebe01ca940e7c3a46ca03b77108

翁長雄志氏
事業予定者を全面支援

 平和通りや国際通りをはじめとする中心市街地の活性化については、利便性と魅力に富んだ都市機能・空間づくりを促進する。そのため中心市街地活性化基本計画を行政と民間が協働で推進。例えば国際通りは、牧志一丁目再開発事業や安里一丁目再開発事業など新たなコアづくりのため、国などの支援が受けられるよう、市独自の助成も含め事業予定者を全面的に支援する。

 懸案の牧志安里地区再開発事業、旭橋再開発事業が着工し、農連市場再開発の事業家のめども立ったことから、マチグヮーの商業・観光に大きな役割を担っている第一牧志公設市場の再整備に取り組む。整備手法などについては、市場組合などと協議し、広場や交流施設、住宅など市場以外の機能も取り入れた拠点とする。

 国際通りから平和通りや壺屋やちむん通りへのアクセスを改善するため、市道牧志壺屋線の完成を加速させる。中心市街地活性化への取り組みは、ほかにも多くのアイデアがあり、これらの構想を財政支援の面から担保するために、「マチグヮー活性化基金(仮称)」を二〇〇八年度中に創設。

 次に、活性化に向けた地元の結束が図られるよう、通り会などの組織力向上に力を入れる。交通や環境という総合的な視点から、中心市街地の機能とアメニティを向上させるため、国際通りで実施中のトランジットマイルの成果を踏まえ、路面電車構想を具体化させる。

平良長政氏
企画段階から市民協働

 都市計画、まちづくりは、地域環境や歴史的景観などへの影響を十分に配慮し、企画段階から市民参画で徹底した協議を行い、市民との協働で進めていく。

 おもろまち一丁目の超高層ビル建築については、地域住民、事業者と那覇市の三者の合意を得て見直す。

 再開発によるまちづくりでは、農連市場、牧志安里、牧志一丁目三番、栄町市場などを対象に、商店街や集合住宅、病院、保育所、児童館、老人憩いの家、図書館、健康増進施設などを組み合わせたコンパクトシティーとして、計画を進めていく。

 中心商店街は、市民も観光客も気軽に集い、憩える場所として、那覇の文化・風土をいかしたまちづくりを行う。

 また、高齢者や障がい者など交通弱者への配慮も徹底し、誰もが市内を気軽に移動できるよう、モノレールと連結した低価バス路線、一般バス路線など総合交通体系の整備を進め、路面電車(LRT)の導入も検討したい。

 歴史・文化や自然環境を生かした個性ある街並み景観の創造に向け、景観条例の積極的運用や多様な制度の活用、協働型景観づくりなどを総合的に進める。

 具体的には電線類地中化を促進する。緑の街路樹整備で木陰をつくり、亜熱帯花木が誘う道、安心して歩ける道、自転車でも安心な移動ができるエコな道にしたい。一定の幅員がある歩道では、一時休憩のためのベンチ等の配置を民間の協力を得ながら進めたい。

[ポイント]

 【市街地再開発】 市街地再開発事業はモノレール旭橋駅周辺地区(総事業費約226億円)と牧志・安里地区(156億円)が進行中。完成後の税収効果は旭橋が10年間で34億円、牧志・安里は20年間で8億円を見込む。市営住宅は23団地(約6600戸)のうち、約43%が築35年以上の老朽団地。校舎建て替えや15年度完成予定の農連市場地区開発のほか、牧志1丁目や栄町など、その他の再開発事業と合わせ、計画的な予算確保が課題となる。

 【公共交通網整備】 2004―07年度に首里、小禄、真和志の3地区で行ったコミュニティーバスの実証実験は首里を除く2ルートが見込みを大幅に下回り、民間による運行を断念。市民のニーズに合った公共交通の必要性と運営面の課題が浮き彫りになった。モノレールの延伸計画では市に新たに30億円程度の財政負担が見込まれるほか、敷設が検討される路面電車についても予算計画はこれから。市民の公共交通に対する意識の醸成と基盤整備を並行的に進めていく必要がある。

13やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/11/09(日) 20:13:34
那覇市長選に3人届け出 自公、反自公の選択が焦点
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008110901000300.html

 任期満了に伴う那覇市長選が9日告示され、3選を目指す無所属で現職の翁長雄志氏(58)=自民、公明推薦=と、無所属新人で元沖縄県議の平良長政氏(65)=民主、共産、社民、国民新、沖縄社大推薦、諸派新人で会社役員の屋良朝助氏(56)の3人が立候補を届け出た。16日に投票、即日開票される。

 翁長、平良両氏による事実上の一騎打ちで、与野党とも総力戦の態勢。次期衆院選をにらんで「自公」か「反自公」かの選択が焦点になる。

 また6月の県議選で野党側が躍進して過半数を制しただけに、市長選は沖縄の政治潮流を占うだけでなく、仲井真弘多知事の県政運営や2年後の知事選にも影響を与えることになりそうだ。

 翁長氏は第一声で、歳出削減など2期8年間の実績を挙げ「今度は歳入増に向けて市街地再開発を含めた事業の中で活力を確保したい」と3期目への意欲を強調。同時に「沖縄県のけん引車として日本一の市をつくる」と述べ、環境対策なども推進する姿勢を示した。

 一方、平良氏は「強きを助けて弱きをくじく自公政治に終止符を打って、沖縄と日本の政治を変えたい。市民が主人公となる市政を目指す」とアピール。後期高齢者医療制度の廃止などを前面に掲げるとともに、子育て支援拡充や格差問題の解消に取り組むことを公約した。

 屋良氏は、財政再建と談合や天下りの禁止などを訴えた。

14千葉9区:2008/11/10(月) 21:01:49
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1552
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1556
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1703
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7753-7754
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/5127
選挙:八女市長選/八女市議補選 三田村、武田両氏一騎打ちか−−あす告示 /福岡
 ◇巨額市債、過疎…課題山積
 前市長が次期衆院選に立候補するため辞職したことに伴う八女市長選と、市議補選(改選数2)が9日告示される。市長選は、前県議の三田村統之(つねゆき)氏(64)と、前市議会議長の武田忠匡(ただまさ)氏(52)の無所属新人2人が立候補を表明しており、両氏による一騎打ちとなりそうだ。【丸山宗一郎】

 ◇準備不足で“短期決戦”
 八女市は10年2月に2町2村との編入合併を控えており、今回の市長選は「新・八女市」の“かじ取り役”を決める重要な選挙となる。市では合併で膨らむ巨額の市債(借金)や、深刻化する過疎・高齢化など課題が山積。新市に向けたまちづくり構想や財政政策の手法が大きな争点となりそうだ。

 三田村氏は地方交付税が削減されていくことに危機感を抱き「税収を確保するため積極的に企業誘致を図り、都市と農村が調和したまちづくりを目指す」と主張。

 一方、武田氏は市職員数の是正を含めた機構改革を挙げ「市民と行政の『協働』で、観光や農業の活性化に向け地域の“資源”を掘り下げ、自立度の高い自治体経営をしたい」と訴える。

 今回の選挙は、市長4期目の野田国義氏(50)が突然、国政への転身を表明し、9月末に辞職したことに伴う。このため、両陣営とも準備に十分な時間をかけられない“短期決戦”を強いられる。

 三田村氏は農業団体など県議時代からの支持基盤に加え、公明党の推薦を取り付け、さらなる支援を呼び掛ける。片や武田氏は、若手経営者グループなどの支持を受けるほか、市議時代の人脈を生かし、支持拡大に全力を挙げる。

 ◇市議補選には7人が出馬へ
 市議補選には、元職2人と新人5人の計7人が立候補する見込み。投開票はともに16日。6日現在の有権者数は3万4162人(男1万5805人、女1万8359人)。

〔筑後版〕

毎日新聞 2008年11月8日 地方版

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081108ddlk40010510000c.html

15千葉9区:2008/11/12(水) 00:54:48
構図は不明ですが・・・
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/58872
現職、元職2氏届け出 福岡県篠栗町長選
2008年11月11日 18:29 カテゴリー:政治 九州・山口 > 福岡
 任期満了に伴う福岡県篠栗町長選が11日告示され、現職で再選を目指す三浦正氏(54)=無所属=と、元職で粕屋郡バレーボール協会長の横山久義氏(58)=無所属=の2人が立候補を届け出た。ほかに立候補の動きはなく、両氏の対決となる公算が大きい。

 立候補の届け出は同日午後5時締め切り。投票は16日に行われ、即日開票される。有権者数は2万4583人(10日現在、町選管調べ)。

=2008/11/11付 西日本新聞夕刊=

16千葉9区:2008/11/12(水) 01:06:06
現職は共産系みたいです
http://jcp-akamine.web.infoseek.co.jp/data/20050819gaisen.html
 この日、田村予定候補は、北九州市小倉北区のTOTO前での朝宣伝でスタート。つづいて昨年十一月の篠栗町長選で日本共産党が推薦し、初当選した三浦正町長を表敬訪問し歓談しました。

http://www.senkyo.janjan.jp/election/2004/40/00003164.html
2004年11月21日投票
8035 三浦 正 男 無所属 新 無職
5973 横山 久義 男 無所属 現 篠栗町長
197 藤本 豊 男 無所属 新 会社役員

17名無しさん:2008/11/12(水) 08:21:19
>>16
こちらにも篠栗町が載ってますね。

日本共産党が与党の自治体
http://www.jcp.or.jp/local/

18名無しさん:2008/11/14(金) 20:14:54
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-137999-storytopic-3.html
 琉球新報社は、16日投開票される那覇市長選挙を前に7日から9日までの3日間、那覇市の
有権者を対象に電話世論調査を実施した。その結果に、本社の取材を総合的に加味した情勢
では、3選を目指す現職・翁長雄志氏(58)=無所属、自民、公明推薦=が先行。元県議の新
人・平良長政氏(65)=無所属、社民、共産、民主、社大、国民新推薦=が猛追している。かり
ゆしクラブ代表の新人・屋良朝助氏(56)は独自の戦い。調査では、約3割強が投票する人を
「決めていない」と回答しており、これら浮動票の動向が選挙戦の結果を左右しそうだ。
 今回の那覇市長選への関心度についての問いには、「非常に関心がある」47・7%、「少しは
関心がある」27・2%を合わせ、約7割強が関心を示した。「あまり関心がない」は16・1%、「ま
ったく関心がない」は9・0%と、合わせて25・1%だった。また、投票に「必ず行く」は75・2%、
「たぶん行く」は13・0%と、投票に行くと回答したのは合わせて9割近くとなった。
 市長選で「投票する人を決めているか」との質問では、51・1%が「決めている」と回答。「だい
たい決めている」11・1%と合わせ、約6割が投票態度を決定。「まだ決めていない」は32・8%、
「分からない・無回答」は5・0%だった。
 市長を選ぶ際に重視することでは、「人柄」との回答が25・7%と最も多く、次いで「医療・福祉
対策」22・6%、「財政運営・行財政改革」19・5%、「雇用・産業振興」9・6%と続く。
 地区ごとの情勢では、翁長氏は旧那覇などで幅広く浸透。平良氏は首里地域などで広がりがある。

■調査の方法
 調査は7―9日の3日間、那覇市内の有権者を対象に、RDD(ランダム・デジット・ダイアリング=
コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方式)で実施。323人から有効回答を得た。
性別、年代別、地域別人口比などが市内の有権者の縮図となるよう配慮した。

19千葉9区:2008/11/15(土) 01:15:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20081113/20081113_0001.shtml
次期衆院選7区 古賀氏・党支援も微妙な距離 野田氏・共闘せず地道に活動
2008年11月13日 13:52
八女市長選の立候補者の出陣式。選挙の結果が次期衆院選に与える影響も注目される=9日、八女市 ●八女市長選 前哨戦にならず
 
 9日告示され、16日の投開票日が迫る八女市長選−。前八女市長で次期衆院選福岡7区に民主党から立候補予定の野田国義氏(50)が選挙戦に距離を置く一方で、7区現職で自民党選対委員長の古賀誠氏(68)も、同党八女市支部や公明党が元県議の候補を全面支援しているにもかかわらず、これまで表舞台には立っていない。次期衆院選の前哨戦ともみられた同市長選は、野田、古賀両氏の姿が見えない選挙戦になっている。 (八女筑後支局・湊孝典)

 ■政策面で考え違う

 11日早朝。市長選と市議補選のダブル選挙となった八女市では、各候補者の選挙カーが走り回り、市内は選挙一色。同じころ、野田氏は柳川市内の交差点に立ち、走り去るドライバーに手を振り続けていた。

 「市長選の候補2人は政策などの面で私とは考えが違う。おひざ元の選挙戦で共闘できないのは残念だが…」。野田氏は苦渋の表情をみせる。

 元県議の三田村統之(つねゆき)氏(64)=無所属=と前市議会議長の武田忠匡(ただまさ)氏(52)=無所属=の一騎打ちとなった八女市長選。

 自公が支援する三田村氏の「対抗馬」を擁立すれば、古賀氏との前哨戦を演出できるが、民主は今回、擁立の動きを見せなかった。

 一方、野田氏は同じ保守系の武田氏について、市長時代に政策などで反りが合わなかったことなどから「共闘の考えは全くない」と説明。「市長選がどんな結果になっても私にメリットはない。地道に衆院選に向けた運動を続けるしかない」。野田氏はそう語り、つじ立ちや支持者回りをこなしている。

 ■衆院選の予行演習

 一方の自民党は、市長選をテコに野田氏の主地盤の切り崩しに攻勢をかける。

 「自民党が全面支援する三田村氏への保守層の結集は、衆院選で古賀氏の票につながる」。古賀氏をはじめ、同党国会議員らから贈られた「祈必勝」の「為(ため)書き」が所狭しと張られた三田村氏の選挙事務所で、陣営幹部はそうつぶやく。

 9日の出陣式。麻生渡知事のほか同党の蔵内勇夫県議団長、市議団、7区内の首長や議長らが駆け付け、「衆院選に向けた“予行演習”だ」との声も聞かれた。ただ、古賀氏は祝電を寄せたが、姿を見せなかった。

 緒方龍介・党八女市支部副支部長は「ここで保守票が結束できたのは大きい」と衆院選への効果を期待するが、古賀氏と三田村氏の微妙な距離を指摘する声もある。

 「三田村氏はもともと古賀氏系列の議員だが、市長選出馬で古賀氏と事前に調整しなかったともされ、2人に距離ができた。市長選の衆院選への影響は単純ではない」。事情に詳しい政界関係者はそう打ち明けた。

=2008/11/13付 西日本新聞朝刊=

20千葉9区:2008/11/17(月) 22:14:31
=沖縄1区=
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-17-M_1-001-1_002.html?PSID=7fabc886f92329a92601c1886e774a52
那覇市長 翁長氏3選 平良氏に1万5105票差

当確を決め、支持者とともに万歳をして喜ぶ翁長雄志氏(中央)=16日午後9時45分、那覇市牧志の選対事務所(前森梓撮影)
改革継続 手腕に信任


 任期満了に伴う第十九回那覇市長選は十六日投開票、即日開票され、無所属で現職の翁長雄志氏(58)=自民、公明推薦=が七万七十一票を獲得し、無所属の新人で前県議の平良長政氏(65)=社民、共産、民主、社大、国民新推薦=に一万五千百五票差をつけて三選を果たした。屋良朝助氏は千七百九十七票だった。翁長氏は二期八年の実績をベースに行財政改革の継続を訴え、市政運営手腕に高い評価を得て圧勝した。

 平良氏は野党各党による共闘体制を早期に確立し、労働団体との連携で「大事なことは市民と決める」をスローガンに八年ぶりの市政刷新を訴えたものの、政策を浸透させることができず届かなかった。

 当日有権者数は二十四万千百二十人。投票率は53・06%で、前回を3・33ポイント下回り、本土復帰以降十回(無投票一回含む)行われた市長選で過去三番目の低さとなった。

 「チェンジ」を掲げて市政刷新を訴えた平良氏に対し、翁長氏は「生まれ変わった市役所を元に戻さない。ノーリターンだ」と訴え、八年間の実績をアピールした。市役所職員の意識改革、ごみ処理問題の解決、奥武山野球場整備など目に見える実績を浸透させることに成功した。市民が市民を支え合う「協働のまちづくり」の理念が有権者の支持を得た。

 また、昨年七月の参院選沖縄選挙区での自公候補の惨敗、今年六月の県議選での与野党逆転など自公体制に対する逆風を警戒し、二期の取り組みをアピールするパンフレットを早期に配布するなど、選挙戦の焦点を「市政改革」に集中させたことも奏功した。

 翁長氏が三選を果たしたことで、自公体制や経済団体との協力関係の強さがあらためて示された形となった。

 近く予想される衆院選や二年後の県知事選など、今後の県内政局にも影響を及ぼしそうだ。

 一方、平良氏は社民、共産、民主、社大、国民新党、政党そうぞうの支援を受け、後期高齢者医療制度の問題や雇用不安などを例に「自公政治」を批判。福祉、教育政策の充実を説いて「市政奪還」を訴えたが、組織間の運動もまとまりを欠き、票を伸ばすことができなかった。

21千葉9区:2008/11/17(月) 22:23:09
推薦出てなかったけど、そうぞうも動いてたんですね。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20081117-OYT8T00237.htm
那覇市長選 翁長氏が3選
 那覇市長選は16日投開票され、現職・翁長雄志氏(58)(無=自民・公明推薦)が、いずれも新人の前県議・平良長政氏(65)(無=民主・共産・社民・国民推薦)、政治団体代表・屋良朝助氏(56)(諸派)を破り3選を果たした。

 那覇市長選では、翁長氏を推した「自公」勢力が「反自公」勢力を3回連続で破る結果となり、次期衆院選や、米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題などに大きく影響する2年後の知事選に弾みを付けた。

 投票率は53・06%で、前回(56・39%)を下回った。

 選挙戦は、翁長氏と平良氏の事実上の一騎打ちとなった。

 翁長氏は2期8年の実績を強調しながら、「市民サービスが不十分だった(反自公)市政にはノーリターン(戻らない)」と主張。「自公」勢力は6月の県議選で過半数割れしたため危機感も強く、同市を含む次期衆院選沖縄1区の立候補予定者らと連携して活動し、支持を広げた。

 一方、地域政党の「沖縄社会大衆党」「政党そうぞう」の支援も受けた平良氏は「現市政には市民の声が届いていない。チェンジが必要」と主張。民主、社民党幹部が来援して自公政権への批判票の取り込みを図ったが、及ばなかった。

(2008年11月17日 読売新聞)

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-17-M_1-003-1_005.html
野党3人確保 トップ亀島氏/那覇市議補選

 那覇市議補欠選挙(欠員五)が十六日、市長選と同時に投開票され、新人五人が当選を決めた。所属別では自民公認の亀島賢二郎氏(36)、共産公認の前田千尋氏(37)、社民公認の宮平のり子氏(61)、民主公認の清水磨男氏(27)、無所属の仲松寛氏(45)の五人。与党系は二人、野党系は三人。投票率は52・92%だった。

22千葉9区:2008/11/17(月) 22:28:39
=福岡7区=
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20081117-OYT8T00084.htm
八女市長に三田村氏


当選の知らせを受け万歳する三田村氏(中央) 新人同士の一騎打ちとなった八女市長選は16日、投開票され、前県議の三田村統之氏(64)が前市議会議長の武田忠匡氏(52)(いずれも無所属)を破り、初当選を果たした。

 同市本町の事務所に、「当選確実」の一報が入ると、支持者や陣営幹部から拍手と歓声がわき起こった。

 三田村氏は「周辺町村と連携し、スムーズな合併を進める。厳しい財政を乗り越えるため、企業誘致や農業振興策、住環境整備などを進め、住む人が誇りを持てる市を目指したい」と抱負を語った。

 三田村氏は公明党のほか自民党八女市支部、県農政連八女支部などの推薦を受け、組織型の選挙戦を展開。無党派層も取り込んで全域に支持を広げた。

 武田氏は政党などの支援を受けず、市議5期の経験と「身近な市政」を訴えて草の根選挙を展開したが、及ばなかった。

当 12,683 三田村統之 64 無新

   7,808 武田 忠匡 52 無新

(選管確定、無効351)

 ▽当日有権者数 3万3802人

▽投票者数 2万842人

▽投票率 61・66%(前回72・29%)

(2008年11月17日 読売新聞)

23千葉9区:2008/11/19(水) 22:18:03
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/6551
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/6555


武雄市長辞職へ、リコールに先手 市民病院委譲の信問う
 佐賀県武雄市の武雄市民病院の民間移譲を巡り、反対する市民団体が樋渡啓祐市長の解職請求(リコール)運動を始める構えを見せている。これに対し、樋渡市長は19日、辞職して市民の信を問う意向を明らかにした。同日午後にも市議会議長に辞職届を提出することにしており、議長が市選管に通知した翌日から50日以内に市長選が行われる。

 樋渡市長は読売新聞の取材に「景気対策など取り組むべき問題が多い中、リコールとなれば時間もかかる。市民生活の混乱や市政の停滞を最小限に抑えるためにも、辞職して市民の信を問いたい」と話した。

 武雄市民病院は医師の辞職が相次ぎ、4月から救急患者の受け入れなどを休止した。市は医師不足や約6億3000万円の累積赤字解消のため民間移譲の方針を表明。7月末に北九州市の医療法人財団「池友会」と移譲の基本協定を締結した。2010年2月に移譲するが、同会から医師の先行派遣を受け、救急患者受け入れを8月に再開した。

 これに対し、地元医師会や市民団体のメンバーらは「医療関係者を交えての十分な議論が尽くされていない」などとして反発。市民団体の関係者によると、22日からリコールの署名活動に入る計画だった。

(2008年11月19日 読売新聞)

24とはずがたり:2008/11/21(金) 01:04:39
改革派っぽい愛みやざきと自民がぶつかるのは良いことですな。
人口を見る限りでは串間とえびのはそれぞれ日南と小林に統合しないと話にならんし,宮崎郡・北諸県郡の得票数見ても少なくともこの2選挙区は宮崎市と都城市へひっつけないと話しにならんでしょう。
人口を見ると清武がダメとなると串間もえびのも西臼杵もダメでしょう。えびのの方が清武よりも得票数が高いのは宮崎近郊の清武が子供の数も多いし都市化で投票率も低いせいか?
西諸県郡は合併協議が進んでいるし,高原が離脱しても野尻との合併が成れば統合するしかないでしょうからまぁ無問題。

串間市:2.1万
えびの市:2.2万
西臼杵郡:2.3万
三股町:2.4万
清武町:2.8万
東臼杵郡:3.0万

自民は1人区「存続」 (宮崎)県議会選挙区
2008年11月20日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/6584-6585

宮崎県議会の1人区2人区
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kyushu.txt

小林市 定数2−候補3
当 8,156 宮原 義久 44 自民 現2 党県青年局長
当 5,912 水間 篤典 62 自民 現3 日本料理店経営
□ 4,900 下津佐 善治 52 無所属 新 農業

西都市 定数2−候補3
当 9,867 押川 修一郎 51 自民 現2  団体顧問
当 6,241 浜砂 守  54 自民 現3 雑貨店経営
_  793 橋口 節雄 63 無所属 新  農業

えびの市 定数1−候補2
当 6,987 中野 一則 58 自民 現3 農業
□ 6,132 松坂 昭二 60 無所属 新 農業

宮崎郡(清武町) 定数1−候補2
当 4,893 河野 安幸 67 無所属 新1 農業団体役員
□ 4,294 平原 和利 57 無所属 新 会社社長

北諸県郡(三股町) 定数1−候補2
当 6,698 蓬原 正三 58 自民 現4 農業
□ 2,907 桑畑 浩三 65 無所属 新  (元)三股町会議長

東諸県郡 定数1−候補2
当 7,425 中野 広明 64 自民 現2 (元)県部長
□ 6,607 福元 義輝 68 無所属 新  (元)国富町会議長

東臼杵郡 定数2−候補4
当 8,207 黒木 正一 56 無所属 新1 (元)諸塚村会議長=5人会派結成模索
当 5,253 米良 政美 64 自民 現6 党県幹事長
□ 4,563 浜田 作男 63 民主 新   (元)門川町会議長
_  151 田中 英夫 55 無所属 新  (元)県職員

串間市 定数1−無投票
○ 野辺 修光 64 自民 現4 製茶業

西諸県郡 定数1−無投票
○ 丸山 裕次郎 38 自民 現3 農業

西臼杵郡 定数1−無投票
○ 緒嶋 雅晃 66 自民 現6 農業

25千葉9区:2008/11/26(水) 23:08:42
県議選挙区 1人区巡り主張平行線
2008年11月26日

 県議会の選挙区の見直しが山場を迎え、「1人区」は存続とする自民会派と、全廃をめざす社民、愛みやざき、民主の3会派が火花を散らしている。1人区の住民は地元の代表を望んでいると主張する自民、片や、死に票が多く「1票の格差」是正もできないと訴える3会派。それぞれの「お家事情」が、問題の解決を困難にしている。(菊池文隆)


 1人区をめぐり、19日の県議会調査特別委員会は荒れた。


 「自民の案は(議論の)先祖返りだ」と民主の委員がまくし立てれば、最初は余裕をみせていた自民の委員も「その言い方は納得できない」と応戦。委員会はいったん中断された後、結局、各会派が12月に条例改正案を持ち寄ることで落ち着いた。


     ■


 1人区の住民は地域の代表として、自分の市町村から県議を確保したいと考えている――。存続派の自民の主張に公明も同調する。


 自らも1人区選出の自民の蓬原正三幹事長(北諸県郡)は「郡部を中心とする1人区には、地元選出の県議がいないと、地域の意見が県政に反映されなくなるとの懸念がある」。1人区をなくし、隣接する市部の選挙区に合区されれば、有権者の少ない旧1人区の県議は当選しづらいとの論法だ。


 ただ、選挙の実態はそう単純ではない。


 都城市は06年に周辺4町と合併し、07年県議選では選挙区も一つに。ところが、旧市部選出の県議を抑えてトップ当選したのは、旧1人区が地盤の自民県議だった。旧1人区の県議は郡部に持つ基礎票を土台に、有権者の多い市部に攻め込んで票を上乗せできる。逆に、市部の県議が狭い郡部に入り込める余地はない」(同市選出の社民・満行潤一県議)。


 07年の県議選では、宮崎市も郡部との合併で選挙区が一つになった。旧佐土原町を地盤とする県議は郡部の選挙区時代は1人だったが、宮崎市と同じ選挙区に変わった07年には2人が当選を果たした。


     ■


 社民、愛みやざき、民主の3会派が1人区を問題視するのは、当選者以外の対立候補の得票分がすべて無駄(=死に票)になるからだ。07年県議選の投票総数に占める「死に票率」は複数人区全体が24・16%。1人区では43・40%に達し、投票者の半数近い票が県政に直接は反映されない計算になる。


 もう一つの理由が1票の格差。最も不利益を被っているのは宮崎市の有権者だ。


 議員1人あたりの有権者数が最小の東臼杵郡選挙区(1万5839人)を1として、最大の宮崎市選挙区(3万575人)と比べると、1票の格差は1・93。宮崎市の有権者が持つ1票は、東臼杵郡の半分ほどの価値しかない。1人区を合区すれば、格差は縮み、市部の有権者の不平等感は緩和される。


 自民の蓬原幹事長は「県内の1票の格差は全国平均の2・17を下回る。最高裁でも2倍台の格差を違法とした判決はない」と反論する。


 自民と3会派の主張の背景にあるのは、それぞれの地盤の地域性だ。


 自民県議28人のうち、選挙区に郡部を持つ議員は13人。七つの1人区は自民が独占している。逆に有権者の多い宮崎、都城、延岡3市での議席は総定数23のうち9。自民県議の1人は「市部選出の県議に郡部の実情がわかるのか」と地域色をむき出しにする。


 一方、3会派の県議12人のうち11人は市部が地盤。1票の格差が大きい地域で、無党派層や労組を支持基盤とする県議も少なくない。3会派の中で唯一、郡部選出の図師博規県議(愛みやざき)は「地元の利益も大事だが、県議として県全体の有権者のためにも1票の格差を縮めることは必要」と話す。



■キーワード■ 県議選の1人区


 県議会の1人区 定数1の1人区は串間市、えびの市、宮崎郡(清武町)、北諸県郡(三股町)、西諸県郡(高原町、野尻町)、東諸県郡(綾町、国富町)、西臼杵郡(高千穂町、日之影町、五ケ瀬町)の7選挙区。定数と選挙区見直しについて、県議会は現在45の定数を40か39に削減することで主要会派が合意。6以上削減するには、少なくとも現在は定数2の小林市、東臼杵郡、西都市・西米良村の3選挙区から一つずつ減らす案が有力なため、1人区はさらに増える可能性も。共産党は「多様な意見が県政に反映されない」として、議員定数の削減自体に反対している。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000120811250002

26千葉9区:2008/11/26(水) 23:11:35
>>23=佐賀3区=
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000811210002
保守派閥 根深い政争
2008年11月21日
 武雄市民病院の民間移譲を巡り、樋渡啓祐市長が辞職を表明し、市長選が暮れにも予定される中で、市政は混迷の色を深めている。武雄市で何が起きているのか。市民病院の民間移譲問題が、なぜリコール(解職請求)表明、そして市長辞職にまで発展したのか。


「リコール運動が実施された場合は、医師会として全面的に協力する」


 14日午後6時、武雄市の医師会館の一室。市民病院の民間移譲を巡り対立を続けている樋渡市長との緊急会談のあと、武雄杵島地区医師会(約140人)の古賀義行会長は個別に開いた記者会見で、明言した。


 「この発言が市長辞職の引き金になった」。市長周辺はこう語る。


 民間移譲に反対する市民団体がリコール運動の準備を加速させていたこの時期、「辞職か静観か」の判断を巡って樋渡市長の心は揺れていた。


 与党市議は「出直し市長選に打って出るべきだ」という意見で一致。一方、2年半前の市長選で、全国最年少の樋渡市長誕生に深くかかわった元市長ら長老たちの中には「署名は集まらず、リコールは成立しないはずだ」と静観を求める意見もあった。


 しかし、「全面的に協力」という古賀会長の発言に、樋渡市長に影響力を持つ長老の1人は「医師会がそのつもりなら選挙をやれ」と憤慨。有力支援者の間でも、市長選への意見が加速したという。


 市民病院の民間移譲問題が市長辞職にまで発展した底流には、同市での根深い政争を指摘する声がある。


 同市は衆院選挙区が全県1区だった中選挙区時代、愛野興一郎、大坪健一郎=ともに故人=、山下徳夫の3氏の保守系衆院議員がしのぎを削った土地だ。


 市長選は、北方、山内両町合併前の旧武雄市時代から数えて計14回。このうち5回の無投票を除き、ほとんどが保守系同士の一騎打ち。保守系市議は、大坪氏と、山下・愛野両氏連合という2系列の派閥に分裂して争ってきた。


 86年から02年までの5回の選挙は、大坪派の石井義彦・元市長と、後継者の古庄健介・前市長が市長の座を守り、同派が主流派を占めてきた。


 「状況が一変した」と有力市議が挙げるのが、樋渡市長が初当選した06年市長選だ。石井氏が後継の古庄氏を見切り、山下・愛野派の担ぐ樋渡氏支持に転じたことで市議会の主流派が入れ替わった。現市議会(定数30)の保守系市議25人のうち市長派は、山下・愛野派の流れを組む市議らを中心に17人。


 一方、市民病院の民間移譲に反対する保守系市議には、大坪派の流れを組む議長経験者もおり、市民団体「市民病院問題対策室」にも参加。開業医や共産市議らとも連携し、市長リコール運動の先頭に立ってきた。保守系の分裂の根を2派閥の「積年の対立」と結びつける関係者もいる。


 自民党所属の市長派市議たちは、民間移譲反対派の同党市議5人について、「他党と結託した運動は党の結束を乱す」と20日、党武雄支部からの除名に向けて動き出した。


 自民党県連幹部の一人は、「正直、分裂選挙は避けてほしかった」と嘆き、「市民の命にかかわる医療を巡って泥仕合をしたら、有権者に印象がいいわけがない。武雄の保守政治は深い痛手を負う」と選挙後のしこりを懸念した。


 武雄市民病院の移譲先に決まっている医療法人「池友(ち・ゆう)会」(鶴崎直邦理事長、北九州市)から派遣され、市民病院の医療統括監に任命されている蒲池真澄氏(68)は20日、朝日新聞社の取材に対し21日の市議会で樋渡啓祐市長の辞職が決まった場合、医療統括監を辞職する考えを明らかにした。理由を「患者を政争に巻き込みたくない」と説明。今後は無給の特別アドバイザーとして従来通り病院経営に当たるという。


 池友会の会長を務める蒲池氏は、樋渡市長から8月1日付で市民病院経営の最高責任者である医療統括監(非常勤特別職)に任命され、休止していた救急搬送の受け入れ再開や年中無休の診療体制をスタートさせている。


 辞任の理由について「私は樋渡市長から辞令を受けている。選挙戦では私の発言が政争の具にされることも予想されるため決意した。22日付の退職届を25日に提出する。しかし市から強い要望もあり、非常勤特別職の身分をはずし無給のアドバイザーとして経営に当たる。樋渡市長が再選された場合は再度医療統括監を引き受ける」と語った。

27千葉9区:2008/11/26(水) 23:13:50
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000390811260001
市長、おわびと自負
2008年11月22日

 武雄市民病院の民間移譲を巡る騒動は、市長の樋渡啓祐氏が21日辞職したことによって、12月28日投開票の出直し市長選へ向けて動き出した。市長リコール(解職請求)の運動を進めてきた市民団体は、出直し市長選への出馬を既に表明している樋渡氏への対立候補の選考を急ぐ。市民病院の存続か民間移譲かという「医療選択」を争点にした、市を二分する激しい選挙戦が予想される。財政難の中、この出直し市長選には3千万円余の税金が投入される。


 21日午前10時5分、武雄市議会議場。議会事務局長の「市長辞職届」の朗読が終わり、樋渡市長は一瞬、議場の天井を見上げた。「異議なし」。議員の声が響くと、大きく息をはいて立ち上がり、議員に深々と頭を下げた。


 「任期半ばで辞任するということについて、この責任の一端は私にある。市民の皆さんにおわび申し上げたい」


 臨時議会後に開いた会見では、樋渡市長は「おわび」という言葉を何度も口にした。


 「医療を守る立場は反対派と同じなのに、越えられない溝をつくってしまった」「あすから、まずは市民におわびして回りたい」


 一方、「私の一番大きな仕事は(市民病院の)救急の再開だった」との自負心も強調した。「国依存、大学病院依存ではもう病院は成り立たない。自立型の医療を目指すことを市民への約束として打ち出していきたい」と訴えた。


 正午、樋渡市長は市の特産品に育てたレモングラスの「草束」や花束を市職員から贈られ、市庁舎を後にした。


 市長辞職に伴い、市選挙管理委員会は「市長解職請求代表者証明書」の交付申請をしていた獣医師の山田清稔さん(65)ら5人の代表者に対し、解職請求の相手がいなくなったとして棄却決定通知書を手渡した。


 これを受けて市民団体「武雄市長リコール推進対策室」が午後1時半から会見。「リコールで市長を退陣させるのが目的だったので残念だ」としながらも、出直し市長選に樋渡氏を追い込んだのは「市民の力の結集」の結果であり、「第1回の勝利だ」と宣言。「選挙で民意を反映させるために、早急に候補を擁立したい」との方針を示した。


 対策室の宮本栄八市議は「市長は辞職理由の中で混乱の原因の一端が自分にあると述べているが、どこが混乱し、どこに責任があるのか明確にして退職すべきで、最後まで責任を放棄した手法だ」と語った。


 リコール推進対策室はこの日で解消し、選挙戦に備えた名称に変更する予定。これまで市内43カ所で行ってきた対話集会の続行と並行して候補者の擁立作業に入る。候補者の条件としては一党一派に偏らず「民主的な市政運営、市民病院の存続、地域医療を守る」の3点をあげている。


 ◇


 樋渡啓祐・武雄市長の辞職に伴う出直し市長選に、市の税金3099万円が投じられることになった。21日の臨時市議会では、選挙費用をまかなうための一般会計補正予算が可決された。投開票日は市役所の仕事納め(12月26日)の後とあって、市選管は投開票所の人手確保にも気をもむ。


 市選管によると、費用の約3分の2、約2千万円が人件費だ。投開票日には36投票所に220人、開票所には100人を張り付けることになる。これらの職員の時間外手当が最も多く、1361万円。期日前投票所などに配置する臨時職員の賃金が466万円。冬休み期間にあたるが、手当や賃金は通常の日曜日実施と変わらないという。


 市選管が心配するのは要員の確保だ。「旅行を計画する職員も多いだろうが、頭を下げ、協力をお願いするしかない」と選管担当者は話す。


 9月2日現在の選挙人名簿登録者数は4万1348人。公選法の特例により、樋渡氏が再選された場合は選挙がなかったものと見なされ、任期は今回辞職せず任期満了まで務めていた場合の10年4月15日まで、その他の候補の場合は、4年後の12年12月27日までとなる。

28千葉9区:2008/11/26(水) 23:14:34
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000390811250001
「移譲ありき」医師去る
2008年11月23日

 市長リコールの動きから、出直し選挙にまで発展した武雄市民病院の民間移譲問題。この間、当の市民病院では何が起きていたのか。同病院を去った医師や、同病院の最高責任者の医療統括監ら関係者に話を聞いた。


 08年1月に12人いた常勤医師が、6月には5人に。この極端な大量退職で、武雄市民病院は救急病院指定を一時返上せざるを得なくなった。


 「私たちが心血注いできた医療はいらないということか――。そうと分かって、気持ちが切れた」。今年6月、市民病院から佐賀市内の病院へ移った内科医が振り返る。


 市民病院の経営をどうするかの議論が続いていた昨年12月。市議会の一般質問で樋渡啓祐市長(当時)は「(武雄市がある)この西部地区は救急医療の空白地帯」などと発言し、既に医療法人池友会と接触していることも認めた。


 常勤医師らは「ぎりぎりで救急対応を維持している現場の努力を踏みにじるものだ」「民間移譲ありきで事を進めている」と反発。今年1月、院長を除く11人が辞職願を出した。


 このうち10人を派遣していた佐賀大医学部も「交代要員を派遣できない」と市側に伝えた。ただし、「一度に辞めたら影響が大きい」と、おのおのの退職時期はずらした。


 移譲先に決まった池友会からは医師が派遣され、救急救命センターの24時間体制は復活したが、移譲が決まる前からいた医師は、院長・副院長を除き皆無になった。


 この内科医の元には、武雄市民病院で受け持っていた患者50人余が武雄市やその周辺から通ってくる。「遠距離通院を強いて申し訳ない」と言いつつ、こう問いかけた。「結局、この患者さんたちに必要な医療を、武雄市は提供できていないことの現れではないか。市長は地域医療を壊したことの意味を考えて欲しい」


  □  □


 「患者さんを政争に巻き込みたくない。私は思ったことをストレートに口にするし、武雄市の非常勤特別職のままだと、前市長を応援するための地位利用だと追及される恐れがある。25日に医療統括監の退職届を提出し、無給の特別アドバイザーとして従来通り病院経営を続ける」


 10年2月の民間移譲先に決まっている医療法人「池友会」(鶴崎直邦理事長、北九州市)から派遣され、武雄市から市民病院の医療統括監に任命されている蒲池真澄氏(68)=写真=は、朝日新聞社の取材に胸の内を明らかにした。


 蒲池氏は74年、山口県下関市内で医院を開院して以来、福岡県内で和白、新小文字、新行橋、新水巻の各病院を相次いで開設。医療界では歯に衣(きぬ)着せぬ発言と、経営手法の剛腕さで知られる。


 民間移譲に反対し、リコール運動を支持してきた武雄杵島地区医師会を「地元医師会から反発があるのは計算内。福岡では医師会幹部から開業医の収入を減らさないようにと言われたこともある。武雄できちんとした医療をしたら患者を奪われて困るのではないか」と切り捨てた。


 選挙後について「現職が再選され、市の要請があれば、医療統括監を引き受ける。私を悪者扱いする人もいるが、武雄に世界基準の医療を持ってくる『白馬の騎士』だ」と自信に満ちた口調だった。


     ◇


 「樋渡市長(当時)が医師らの意見を聞かずに民間移譲を進めたことが医療崩壊を招いた」。武雄杵島地区医師会の古賀義行会長は反論する。


 市民病院の開院前に「内科、小児科、産婦人科は必要ない」と医師会が反対した過去を挙げ、「今回も既得権を守るための反対だ」との批判がある。これに対しては「地域で足りている機能を公的病院が担う必要は無い。市民病院は地域に無い医療を担って欲しい」と説明した。

29千葉9区:2008/11/26(水) 23:15:45
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000390811260001
前市長「語る会」/「対策室」内部擁立も
2008年11月26日

あいさつの冒頭、「任期途中での辞任の責任の一端は私にある」と支持者に頭を下げる樋渡啓祐・前武雄市長=同市竹内町の公民館

 市民病院の民間移譲を争点にした武雄市の出直し市長選の告示まで1カ月を切った。樋渡啓祐・前市長は25日、民間移譲を決めた理由などを説明する支持者集会をスタートさせた。一方、リコール(解職請求)運動の中心となった市民団体の候補者選考作業は団体の外部を対象に進行中だが難航しており、最終段階を迎え、団体内部からの擁立も選択肢の一つになっている。


 「市長に就いて間もなく、『市は3年後に経営破綻(は・たん)する。その大きな原因が市民病院の赤字だ』と聞かされた」「民間移譲の決定は急ぎ過ぎという批判を受けたが、一刻一秒を争う救急医療を再開するためのぎりぎりの選択だった」


 25日午後7時30分、武雄市武内町の公民館。集まった支持者約80人を前に、樋渡氏は民間移譲の理由を訴えた。


 「市民医療を語る会」と名付けた集会では(1)辞職を決断した理由と任期半ばで辞職したことへのおわび(2)市民病院の民間移譲を決めた理由(3)市民病院改革の経緯などを説明。先週末の連休も「おわび行脚」にあてた。今後も、与党市議らの地元単位で集会を開き、各市議と一緒におわびと理解を求めるという。


 陣営の動きは速く、19日の樋渡氏の辞職表明を受けて、同日午後には選挙本部を立ち上げた。松本和夫・元北方町長が後援会長に就き、保守系市議20人で今月中旬に立ち上げた「地域医療を考える議員の会」の会長を務める山口昌宏市議を選挙本部長に決めた。同市武雄町富岡に事務所を用意し、来月7日の事務所開きに向けて急ピッチで準備を進めている。


 しかし、相手陣営の市民病院問題対策室が擁立しようとする候補者名が表面化しないことに、内部には「戦いにくい」といらだちの声も出ている。山口市議は「支持者から相手候補は誰かという問い合わせが多い。争点が医療問題だけに、リコール運動をしてきた対策室には候補を出す責任がある」と話す。


 一方の対策室。リコール運動に対抗した市長辞任だけに、「市民病院問題で選択肢を示すため候補を擁立する」ことを絶対条件に、対策室内部と市役所OBなど外部を対象に調整に入ったが、難航している。


 理由は争点になる医療問題そのものだ。名前が浮上した複数の市役所OBのうちの1人は、朝日新聞社の取材に対し、「電話で打診があったが、私は市民病院の運営に詳しくない」と立候補の意思を否定。「もし選挙で勝って民間移譲を白紙にしても病院運営はうまくいかず、市民病院そのものがなくなるようなことになれば武雄に住めなくなる。それほど大変な問題だ」と話した。


 民間移譲に賛成した市政与党の市議の中には、名前が取りざたされた人たちに「意向確認」の電話を入れる動きもあり、立候補をためらわせる「圧力」にもなっているようだ。


 対策室は一党一派に属さず、(1)民主的な市政運営(2)市民病院の存続(3)地元医師会との連携強化と地域医療を守る、の3点で合意できることを条件に代表世話人ら6人の選考委員で詰めを急いでいるが、委員の間には「団体内の幹部が『火中の栗を拾う』ことも考える段階にきている」の声も出ている。

30千葉9区:2008/11/30(日) 00:08:59
=長崎2区=
05年4月諫早市長選
36331 吉次 邦夫 72 男 無所属、民主(推)新〈元〉諫早市長
27176 八江 利春 65 男 無所属 新 〈元〉県議長     ←自民県議05.05県議補選で当選
18877 橋村 松太郎58 男 無所属 新 〈元〉県議・森山町長
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20081129ddlk42010594000c.html
選挙:諫早市長選 橋村元県議が立候補を表明 /長崎
 任期満了に伴う諫早市長選(来年3月29日告示、4月5日投開票)で、元県議の橋村松太郎氏(62)が28日、無所属で立候補する意向を表明した。同市内で記者会見を開いた橋村氏は「新市合併で、市中心部と周辺部の格差が広がった。崩れかけているコミュニティーを再構築したい」と決意を述べた。

 橋村氏は諫早市森山町出身で、77年から旧森山町長(連続6期)、97年から県議(同3期)を歴任。前回の諫早市長選で落選した。

 会見で橋村氏は「諫早市はハード面で大型公共事業が相次いでいるが、市民の要望に即した基盤整備が必要。下水道整備や学校教育の充実を目指す」などと語った。

 同市長選では、学校法人「奥田学園」理事長、奥田修史氏(37)が既に出馬表明。現職の吉次邦夫氏(76)=通算4期目=は態度を明らかにしていない。

〔長崎版〕

毎日新聞 2008年11月29日 地方版

31千葉9区:2008/12/01(月) 22:39:08
投票率ひくっ!
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20081201-OYT8T00112.htm
鹿児島市長選 森さん余裕の再選
投票率最低25・47%
 同市新屋敷町の事務所では、森氏は「人と緑が輝く、自然と人が共生できるまちづくりを進めたい」と決意を述べた。

 森氏は8月に立候補を表明。自民、民主、公明、社民の地方組織のほか、多くの企業・団体の推薦を受け、着実に支持を固めた。選挙戦では、新市の一体化への取り組みなど1期目の実績をアピール。「環境」を前面に出したまちづくりや、九州新幹線全線開通を見据えた観光振興などを公約に掲げて、勝利を収めた。

 桂田氏は11月10日に立候補を表明。森市政を「国や県の言いなり」と批判し、子どもの福祉や教育を優先した市政づくりを訴えたが、及ばなかった。

 ▽当日有権者数 47万9023人▽投票者数 12万2026人

 鹿児島市長選では有権者の4人のうち3人が棄権した。森氏の陣営では今回の選挙を“信任投票”ととらえる向きもあったが、この投票率で「信任された」と胸を張って言えるだろうか。

 盛り上がりを欠いた要因はいくつかある。森市政1期目に大きな失政はなく、明確な争点もなかった。それに加えて共産党を除く各党が森氏に相乗りし、有権者の選択肢が狭まってしまった。7月の県知事選に続き、県都のリーダーを決める選挙でも「与野党相乗りの現職」対「新人」という構図となり、政党の存在感は薄かった。

 国政では次期衆院選をにらんで与野党間の対立は激化しており、特に政権交代を目指す民主党は自民党との対決姿勢を強めている。市域が選挙区の大部分を占める鹿児島1区でも、民主党は初勝利に向けて動きを加速させているが、市長選では相乗りを選んだ。党勢拡大を図るため、候補者を擁立し、有権者に多様な選択肢を提示するのも政党の責務ではないだろうか。多くの棄権は「国政と地方政治は別」というわかりにくさや、候補擁立を見送った批判とも取れなくない。

 森氏の市政運営については、手堅さ、気配りを挙げる人が多く、行政マンとして長年培った調整能力への評価は高い。選挙戦で森氏は「どこにも負けないまち、日本に輝くまち、世界に躍進するまちに」などと訴えたが、総花的で具体性に乏しかった。

 九州新幹線鹿児島ルートの全線開業が2年半後に迫っている。沿線の福岡、熊本などの県都との都市間競争の激化は必至で、これからの失政は鹿児島全体の埋没にも直結しかねない。鹿児島市の存在感をどれだけ示すことができるか、市長には調整力とともに、強い指導力、施策と実行力が求められる。

(松下浩子)

(2008年12月1日 読売新聞)

32千葉9区:2008/12/01(月) 23:19:45
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2804
=沖縄2区=
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-138583-storytopic-123.html
浦添市長選告示まで2ヵ月 儀間氏3選に意欲2008年12月1日 【浦添】2009年2月8日投開票の浦添市長選は、1日で告示まであと2カ月となった。これまでのところ、3選出馬に積極的な現職・儀間光男氏(65)が選挙母体を発足させ、19日にも出馬表明する予定だ。統一候補の擁立を目指してきた野党側は人選が難航。市議の又吉健太郎氏(34)が出馬の可能性を探っている。トロピカルテクノセンター(TTC)前社長の比嘉実氏(65)を推す声も一部にある。
 儀間氏は保守系、そうぞうを含む与党市議団(12人)、市内の13経済団体から出馬要請を受けた。11月26日には選挙母体「21・浦添を創る市民の会」を発足させ、事務所開きには約800人が集まった。西海岸開発による産業振興のほか、平均年齢37歳と若い街を意識し、子育て支援の充実を掲げている。
 前回同様、自民・公明の推薦を得たい考えで、事務所開きにも自公の県議が参加した。市議会12月定例会が終わる19日にも出馬表明を予定している。現在、「市民の会」を中心に政策をまとめており、1月下旬をめどに発表する。
 野党は、社民、社大、共産、民主の市議が3月から統一候補擁立へ協議を始めたが、6月の県議選、11月の那覇市長選で作業が中断。人選では大学教授の名も上がったが、前向きな返事が得られなかった。
 告示日が近づく中、民主県連選対委員長を務める又吉氏が出馬に意欲を示し、11月30日に又吉氏と民主の赤嶺昇県議が話し合いを持ったが、結論は出なかった。市内に強固な基盤を持つ赤嶺氏や連合沖縄などの支援を得られるかが出馬への鍵で、12月上旬にも結論を出したい考え。社民、社大、共産各党は民主の話し合いの行方を待つ状況だ。
 前回、前々回の市長選で敗れた比嘉氏は後援会に出馬を期待する声がある。だが7月に浦添市の字小湾共有地地主会の資金を比嘉氏らが不正流用した問題が発覚、TTC社長を辞任した経緯があり、比嘉氏は「道義的問題がある。軽々に行動できない」と話している。

33千葉9区:2008/12/02(火) 00:11:05
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=6578&mode=0&classId=0&blockId=1113107&newsMode=article
問われる地域医療【上】 民営化の是非 (08年11月21日)
埋まらぬ溝 市民困惑
 武雄市民病院の民間移譲をめぐる問題は、移譲撤回を求める市民グループのリコール(解職請求)に対し、樋渡啓祐市長が辞職し出直し選挙で受けて立つ。事態の経過と今後の展開を探った。

    ◇     ◇

 「医療を取り巻く環境が激変している。最低限の余力があるうちの決断だった」。19日、辞意表明会見に臨んだ樋渡市長。2010年1月までの直営が、国との引き継ぎ契約で決まっている中、あくまでスピードが必要だったことを強調した。

■黒字化迫られる


 2000年に国立療養所の経営を引き継ぎ、累積赤字は6億円を超え、「解消の見通しが立たない」。県内では初の民営化へのかじ取りに迷いはなかった。
 しゃにむに急ぐ、背景の一つには2007年度に導入された「地方財政健全化法」がある。これによって自治体の決算に本年度から自治体病院の赤字も組み込まなければならなくなったからだ。さらに総務省は3年以内に自治体病院の黒字化を迫っていた。

 全国的な課題の新臨床研修制度による医師不足の解消については「大学の派遣だけに頼らない医師確保ができる」と民営化によるメリットを強調する。

 これに対し、地元医師会などは民営化へと踏み切った市長の言い分に真っ向から反論する。2006年度で約7600万円、昨年度は約3000万円と単年度の赤字幅を徐々に圧縮していたこともあり「本当に経営がどうにもならないほど苦しいわけではないはず」などと訴える。

■負担増加を懸念

 医師不足についても市長の手法に矛先を向ける。民営化の問題が表面化し、「大学の不信を買い、連携体制を壊したことが原因。恒常的な医師不足とは別問題」と反発する。

 移譲先は、市長が当初から接触を認めていた北九州市の医療法人財団「池友会」。将来的に高度医療へとシフトした病院づくりをうたう巨大医療法人に対し「高額な医療費に見合う診療しかやらない」と市民負担の増加を懸念する。

 こうした理由の一方で、地元には、医師会の反対行動を引き合いに「患者の奪い合いになるからではないか」という見方もある。グループの中の革新系関係者からは、民間より高コストとされるが公立での存続はもちろん「看護師など職員も公務員として守るべきだ」。さまざまな〝利害〟も見え隠れする。

 市長、反対派ともに「市民のための医療を守る」という到達点は共通しながら、最後まで埋まることはなかった認識の溝。「どっちもどっち。もう少し話し合いができていれば」と困惑する市民は少なくない。

【写真】辞職届を提出後、記者会見で報道陣の質問に答える樋渡啓祐市長=19日、武雄市役所

34千葉9区:2008/12/02(火) 00:11:41
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=6578&mode=0&classId=0&blockId=1113108&newsMode=article
問われる地域医療【下】 政争の影 (08年11月22日)
移譲賛否で対立再燃
 「党としての意思統一を欠く行動だ」。市長辞職が決まった21日午後、市議会会派室で開かれた自民党武雄市支部総務会。武雄市民病院の民間移譲に賛成する市長派議員の怒号が響いた。矛先は革新系市議とともに共闘する移譲反対派に向けられていた。


 同じ自民党内でも賛否が分かれた民営化問題。反対する市議は「市民病院を存続させたいという思いは同じ。党派は関係ない」。共産や社民の市議らと超党派で署名活動や住民監査請求などの運動に参加する理由を訴えた。
 議会内で最大勢力を誇る自民の「党内分裂」。その背景に、純粋な病院問題だけではない「政争の影」を見る向きも多い。

■反主流派が反旗

 武雄市はかつて大坪健一郎、山下徳夫、愛野興一郎という3人の代議士を中心に、保守が激しい争いを繰り広げた。その流れを受ける形で、市長選も市を二分する戦いが多い。

 前回の市長選。樋渡啓祐氏は当時現職で大坪の流れをくむ古庄健介氏を破って初当選を果たした。反主流派となった「古庄派」とされる市議の多くは今回、移譲反対の立場を掲げ、市長に反旗を翻した。

 加えて1年半後に迫った市議選も問題を複雑にする。ある議員は「地盤が競合する市議の中には、自分の選挙での損得を天秤(てんびん)にかけ判断しているケースもある」と指摘する。

 21日の自民総務会で「市民病院は守るべき。他党と共闘してはいけないという党則はないはずだ」と激しく反論した移譲反対派。声高に主張する病院の経営形態に対する根本的な考え方の違いに加え、見え隠れする政治的な思惑も複雑に絡み合う。

 こうした党派や議員個人の利害関係といった側面もある今回の混乱。ただ、年末に控える市長選で問われるのは、あくまで政策だ。

■政治手法を審判

 樋渡市長は21日の辞職会見で「今回の選挙は私の2年7カ月の信任投票の意味合いもある」。市政運営への批判を強める市民グループを意識した言葉を口にし、医療問題に重点は置くものの、自らの政治手法への審判を受ける決意も示した。

 一方、市民グループ側も、市民病院を守るという部分は共通するが、その他、市政全般の政策については共通認識が持てるのかという課題を抱える。

 市民が望むのは病院問題をめぐる政争ではない。今回の混乱を意味あるものとするためにも両者に課せられた課題は多い。

【写真】臨時議会で21日付の辞職が同意され、閉会後にあいさつする樋渡市長(中央)=武雄市議会議場

35名無しさん:2008/12/03(水) 07:27:42
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000812020008

県議定数39 主要会派が合意
2008年12月03日

 県議会の議員定数などを見直す調査特別委員会が2日開かれ、定数を現行の45から39に削減することで主要会派が合意した。ただ、選挙区の見直しでは、自民党側と社民党、民主党、愛みやざきの3会派側の主張は平行線をたどり、結論は先送りされた。


 この日の委員会では、「1人区」維持とした自民案に対し、大幅減を主張する民主の委員が、「定数以外はどこが改革なのか」と反発。自民の委員も「(削減で)最も痛みを伴うのは我々だ」と反論するなど、双方が応酬し合った。公明党も同日、自民同様に郡部を中心とする1人区を維持する案を公表した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20081202-OYT8T00760.htm

県議会定数は39 特別委決定 選挙区など結論出ず

 県議会の定数削減について協議する「議員定数・選挙区調査特別委員会」が2日開かれ、定数を現行の45から39とすることを決めた。しかし、選挙区数や各区の議員数については議論が平行線をたどり、結論は出なかった。10日に特別委を開いて再度協議する。

 各会派は定数と区数、区ごとの議員数の案をそれぞれ提示。定数は各会派とも39で一致したため、現行から6減らすことが決まった。

 基本的に市や郡単位で設けている16区については、最大会派の自民党が15、公明党は市町村合併の有無に応じて16か14、社民党、愛みやざき、民主党は、区を合併させる「合区」を行って9とする案を提案した。

 1人区の議席は現在、自民党が独占している。1人区の合区を訴える民主党側は、「特別委では改革することで合意しているのに、自民案は改革になっていない。1人区を残したままでは、本質に届いていない」と批判した。

 これに対し、自民党側は「定数を39に減らしたことが改革の目玉。党利党略ではなく、削減のあおりを一番受けるのは自民党だ」と反論。さらに「中山間地域への配慮は必要で、15区の方が住民の声が県庁にしっかり届く」と強調し、結論は持ち越しとなった。

 共産党は「県民の声を吸い上げられなくなる」として、定数削減に反対している。(馬場豊)

(2008年12月3日 読売新聞)

36千葉9区:2008/12/10(水) 21:43:53
=沖縄4区=
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20081128rky00m040001000c.html
伊志嶺宮古島市長:臨時庁議で辞意表明 不祥事続発で引責
 【宮古島】宮古島市の伊志嶺亮市長は27日、市の現職課長が逮捕されたことを受けて部長級の管理職らを集めた臨時庁議で一連の不祥事の責任を取り2009年11月12日の任期満了を前に辞任する意思を表明した。庁議後の取材に対し伊志嶺市長は「市長、副市長共に任期前に辞める」と明言した。辞任時期については明言を避けた。

 市発注の公共工事をめぐり最低制限価格を漏らした競売入札妨害(偽計)の疑いで市伊良部総合支所の課長と業者2人の計3人が逮捕された件を受けて臨時庁議を開き、任期前に辞任する意向を示した。

 庁議後、記者団の取材に対し伊志嶺市長は「任期前に辞めると庁議で話した」と説明。辞任理由については市発注公共工事で競売入札妨害(偽計)の疑いで市伊良部総合支所の経済建設課長、池間藤夫容疑者(59)が業者2人と共に逮捕された事件や宮原地区ほ場整備事業補助金不正受給問題など市町村合併後に相次いでいる一連の不祥事の責任問題を挙げた。

 伊志嶺市長は「監督責任がある」と説明。不祥事が絶えない状況について「公務員としての自覚が欠如している。まじめな職員はいっぱいいるのに残念。(辞任までに)これまで起きた事件の処分と再発防止に努めたい。次の市長にはこういう思いをさせたくない」と語った。

 下地学副市長も「市長の意思に従う。こういう事件が起き、市民に対して申し訳ない。対策を講じながら再発防止へ努めたい」と語った。

 伊志嶺市長は1994年に旧平良市長選で初当選して3期務め、市町村合併後の2005年11月に初代宮古島市長に当選した。

(琉球新報)

2008年11月28日

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-10-E_1-001-2_004.html?PSID=00f4a824eefdfec7df4445fb4c04ce26
宮古島市長が辞表提出

 【宮古島】宮古島市の伊志嶺亮市長は十日、下地智市議会議長へ退職届を提出した。下地議長によると、在任期限は今月三十一日と記されている。公職選挙法により議長が市選挙管理委員会に通知してから五十日以内に選挙が行われる。

 伊志嶺市長は十日午後、市役所平良庁舎で会見し、辞職について説明する。

 同市では今年に入り、競争入札妨害事件で担当課長が逮捕されたほか、市発注のかんがい事業をめぐる国や県からの補助金不正受給問題も発覚するなど不祥事が相次いだ。同問題で市は職員約二十人を処分した。

 伊志嶺市長は一九三三年生まれ。琉球政府立宮古南静園長、宮古保健所長、宮古病院長などを経て、九四年から旧平良市長を三期。二〇〇五年、五市町村の合併に伴う宮古島市長選挙で当選した。現在一期目。岡山大学医学部卒。旧平良市出身。

37千葉9区:2008/12/10(水) 21:45:55
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2259
現職 伊志嶺=社民、社大、共産、民主推薦=
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-8224-storytopic-3.html
宮古島市長選きょう告示 伊志嶺、下地両氏の戦い2005年11月6日 【宮古島】宮古5市町村が合併した宮古島市誕生に伴う市長選挙と市議会議員選挙が6日、告示される。投開票は13日。5日現在、市長選では旧平良市長の伊志嶺亮氏(72)=社民、社大、共産、民主推薦=と旧城辺町助役の下地敏彦氏(59)=自民、公明推薦=の2氏が立候補を予定しており、ほかに立候補の動きはなく両氏による一騎打ちとなる見込み。市議選は、定数28に対し現在で47人が立候補を予定する乱立状態となっている。

 伊志嶺氏と下地氏による争いは、2002年旧平良市長選に次いで2度目。革新系の伊志嶺氏は、市長3期11年の実績を強調。農水産業の振興、観光との連携による経済活性化と雇用拡大などの基本政策を掲げる。保守系の下地氏は国や県との連携の強さを強調。経済活性化を新市づくりの最重要課題とし、天然ガス開発事業などの施策推進を明言している。
 5日現在の同市の有権者数は4万2434人(男性2万784人、女性2万1650人)。今回の選挙では、選挙区がこれまでの市町村単位から一気に拡大したため、各立候補予定者は早い段階から血縁・地縁関係を中心に票の掘り起こしに奔走している。
 伊志嶺亮(いしみね・あきら) 1933年1月19日生まれ。72歳。岡山大医学部卒。57年宮古南静園、61年宮古病院長、64年伊志嶺医院開業。94年初当選後、旧平良市長3期。旧平良市出身。
 下地敏彦氏(しもじ・としひこ) 1945年12月10日生まれ。59歳。琉球大理工学部卒。99年県宮古支庁長就任、2002年退職後に旧平良市長選に出馬。同年10月から旧城辺町助役。旧平良市出身。

38千葉9区:2008/12/11(木) 23:06:49
=福岡9区、10区=
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081209ddlk40010472000c.html
まちは変わるか:09年・北九州市議選/上 衆院選の前哨戦に /福岡
 ◇解散見据え、各党動く
 7日、北九州市八幡西区であった村上幸一・自民党市議後援会の事務所開き。同市が地盤の三原朝彦(衆院福岡9区)、西川京子(同10区)両自民党衆院議員が顔をそろえた。

 「麻生太郎首相は(次期衆院選より)経済建て直しが先だと言っている」。三原氏が首相を擁護すれば、西川氏は「テレビは麻生内閣のあら探しをしている。日本人の品性はいつから悪くなったのか」と発言するなど、2人のあいさつはさながら国政演説会だった。

 衆院選は来春以降に先送りされた。毎日新聞が6、7の両日行った全国世論調査で、内閣支持率は21%で10月の前回調査から15ポイント下落。政権を投げ出した安倍・福田政権と同水準に落ち込むなど「選挙の顔」としての立場は揺らいでいる。

 自民党選対関係者は「北九州は首相のおひざ元でもある。自民が苦戦すれば首相の威信にかかわるし、歩留まりすれば指導力回復のきっかけになる」。市議選は首相の政権運営にも影響を及ぼしかねない。

 衆院選の前哨戦ともいえ、政権奪取を掲げる民主党も跳躍台にしようと必死だ。9区新人、緒方林太郎氏と10区元職、城井崇氏は市議選の候補予定者とミニ集会をこなし、街頭にも立つ。市議選との連動で有権者への知名度を高め、小選挙区での当選を目指す。

 他の政党も市議選を衆院選での比例票獲得の土台にしようと躍起だ。共産党は5日、小倉北区で市議選と衆院選向け演説会を開催。志位和夫委員長は会見で「市議候補10人全員を当選させ、票を伸ばせば次期衆院選に向けた流れを作る契機になる」と言い、衆院選と一体で取り組む考えを示した。目標は比例代表九州ブロックで1増の2議席だ。

 同ブロックで現在3議席の公明党も1増の4議席獲得を目指す。江田康幸衆院議員(同ブロック選出)は先月22日、小倉南区での吉河節郎市議の集会で「市議選の勝利から全国の勝利が始まる」と力説。社民党は先月24日、市議選への総決起集会で同ブロック選出の重野安正幹事長が「市議選、さらに衆院選に勝って政権を代える」と訴えた。

   ◇ ◇

 来年2月1日投開票の北九州市議選まで50日余り。12月定例市議会は8日、閉会し、一気に選挙モードへ突入する。選挙戦の構図を探る。【平元英治】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年12月9日 地方版

39千葉9区:2008/12/11(木) 23:07:24
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081210ddlk40010404000c.html
まちは変わるか:09年・北九州市議選/中 「1増4減」の余波 /福岡
 ◇環境一変、候補者もがく
 「私の名刺を電話機のそばに張って、困ったことがあれば気軽に電話してください」

 先月12日夜、自民党の井上秀作市議は小倉南区の支持者宅での集会で、出席者に自らの親しみやすさをアピールした。

 井上氏に限らず、小倉南区の立候補予定者は有権者に対して一様に身を低くしている。全国市議会議長会長も務めた片山尹(おさむ)自民党市議は先月24日の集会で「皆様方から私にいい知恵を授けていただきたい」と発言。元副議長の吉河節郎公明党市議も先月22日、支持者を前に「(選挙は)自分が一番厳しいと思っている」と弱音を吐いた。

 背景には定数の変化がある。09年市議選から小倉南区の定数は1増えて12に。これをチャンスとみて、既に16人が出馬の意思を固めている。ある現職は「最終的な立候補者数は19に達する可能性がある」と語る。11議席を12人で争った前回とは様相が一変。新人が出れば出るほど得票が読みにくくなっている。

 逆に定数が1ずつ減るのが門司・小倉北・八幡東・戸畑の4区。八幡東区では05年、1位公明▽2位民主▽3位共産▽4〜6位自民−−の得票順で6議席を分けたことから、この1減で自民の現職3人の誰か1人は落ちる、との憶測が広がる。

 前回3664票で最下位当選だった新上健一氏は「あいさつ回りに行くと『なぜ党公認で出るのか』と言われる」。麻生内閣と自民党の支持率が低迷する中での戦いに苦しむが、党国会・県会議員後援会からも助けを借り、票固めに走る。

 前回4325票で4位だった戸町武弘氏と同3947票で5位だった梶野皓生氏は05年にはあまりしなかった取り組みを、どちらも始めた。

 戸町氏は街頭に立って、市民に直接政策をぶつけている。先月14日には新上氏の事務所近くに立ち、新上氏とニアミスする一幕もあった。梶野氏はかつて務めた県議時代の後援会名簿を拾い直した。「当選圏」とうわさされる4000票獲得に向け、つてをたどっている。

 熾烈(しれつ)さを増す自民党3人の動き。他陣営は「3人が有権者に『苦しい。助けてくれ』と泣きつけば同情する人も出てくる。票が奪われかねない」と警戒を強めている。【平元英治】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年12月10日 地方版

40千葉9区:2008/12/11(木) 23:08:04
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081211ddlk40010397000c.html
まちは変わるか:09年・北九州市議選/下 市長再選の分岐点 /福岡
 ◇会派再編の兆しも
 「2年間の北九州市政の総括が市議選になる一面がある」

 北橋健治市長は先月26日の記者会見で、こう語った。民主党衆院議員だった北橋市長は07年市長選で民主、社民、国民新3党の支援を受けて初当選。来年2月は任期4年の折り返し点だ。市長と親しい民主党の世良俊明市議は「政策的に市長に近い議員がどれだけこの市議選で生まれるかが、北橋再選の分岐点だ」と強調する。

 市長は就任後「市民党党首」を掲げ、市議64人全員と等距離で接してきた。とはいえ、再選戦略は世良氏と共有し、与党へのてこ入れは進めている。民主党系会派「市民の風」(11人)と社民党(5人)、政策協定を結ぶ「自民市民クラブ」(14人)の立候補予定者が後援会資料用に撮る写真には一緒に納まり、集会にも姿を見せる。

 一方で、市長選で対抗馬を積極支援した「自民党議員団」と公明党(ともに11人)にも配慮してきた。6月議会で国旗への対応を問うた平山政智市議(自民党議員団)には「市長に就任して最初に秘書室に指示したのは市長執務室に国旗を掲げることだ」と答弁。共産党からは「自民党への露骨なすり寄り」(石田康高市議団長)との指摘も出た。

 環境モデル都市への立候補表明など、目玉政策の多くは公明党市議への質問に答える形で明らかに。結果として両会派は次第に野党色を薄め、この2年での市長提出議案450件すべてが議会で認められた。

 市長ペースの議会運営が来年以降も続けば、市長の行政手腕は堅実と評価され、再選に近づく。しかし、市議たちも黙って見ているばかりではない。

 波乱要因になりそうなのが、自民党系2会派の合併構想。既に新議長候補の名前を出しながら、両会派の市議が話し合っている。実現すれば、新定数61の3分の1前後を占める第1会派になる可能性がある。議長経験者は「市長の等距離外交を逆手に取って協力への条件を突きつけ、市政に対する影響力を高める」と戦略を描く。

 対する民主党。社民党などと連携して「福祉・教育・子育て重視の北橋カラーを守る会派」を結成し、自民党をけん制する戦術も視野に入れる。11年の市長選をにらみ、市長と議員の駆け引きは続く。【平元英治】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年12月11日 地方版

41千葉9区:2008/12/11(木) 23:30:16
=沖縄3区=
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000811280001
沖縄市長 迷走・孤立/泡瀬干潟訴訟
2008年11月28日

沖縄市の泡瀬干潟の埋め立て事業を巡り、東門美津子沖縄市長は27日、市議を集めた議案説明会で、県と市に今後の公金支出の差し止めを命じた一審判決を不服として控訴する考えを説明した。


 判決から8日。市議への説明後、記者会見した東門氏は「判決は、正直衝撃でした。司法判断は大きいが、それはそれとして13万市民との約束がある。たしかに(控訴を決めるまで)時間がかかった」と苦悩をにじませた。


 東門氏は大田昌秀元知事の革新県政時代の副知事。当時は県の立場で開発の意義を説いた。が、社民党の衆院議員に転じると埋め立て反対を公約。06年に民主、社民などの支援で市長選に出馬した時には「市民の声を聞いて判断する」と訴え、「いずれ事業中止へ向かうだろう」と期待した反対派団体の支援も取り付けて推進派の候補を破った。しかし昨年12月、すでに着工していた1期工事は推進、未着手の2期工事は事実上撤回という折衷案を発表。推進・反対両派の批判を浴びた。


 判決後は推進、反対の双方の意見を聴いては「苦渋の決断になる」と揺れ続けた。結局、今回の決断は支持者だった原告側の反発を招いたばかりか、推進派市議の議員連盟の普久原朝健事務局長にも「事業推進は昨年決めたこと。即日控訴を表明すれば疑問も持たなかったが、双方の顔を立てようとして判断を先送りにする姿勢が際立ち、市長の真意がわからなくなった」と不信感を示された。


 一方、すでに控訴方針を固めている県は、地方自治法上、県議会の同意は不要だとして、野党が多数を占める県議会に控訴方針を諮らないことを決めた。

42とはずがたり:2008/12/12(金) 11:01:25
泡瀬はこの辺。県副知事・社民党代議士・市長としてぶれるのは良くないですね。
1期工事は推進,2期工事は中止は日本的な折衷案でそれ程酷くもない気がするが両者を満足させるのではなく両者から批判を浴びているようである。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=26/18/52.567&el=127/50/14.380&scl=70000&bid=Mlink

43千葉9区:2008/12/12(金) 22:30:57
>>32野党分裂です。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2804
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-12-M_1-001-1_006.html?PSID=08fc6c1b95251f9945b84880f2c805b5
浦添市長選 又吉氏擁立へ/民主県連「市政を刷新」

 来年二月八日に投開票が予定される浦添市長選で、民主党県連(喜納昌吉代表)は十一日までに、同市議で県連選挙対策委員長の又吉健太郎氏(34)を擁立する方針を固めた。又吉氏は十二日の常任幹事会で正式決定後、最終的な結論を示す。今後、社民党県連や社大党、共産党県委の各党に選挙協力を呼び掛ける。

 同市長選は、現職の儀間光男氏(65)も三選出馬に強い意欲を示しており、十九日に出馬を正式表明する予定となっている。

 民主党県連は「自公が推す儀間市政を刷新する」として又吉氏擁立の方針を固めた。

 社民、社大、共産の野党各党も、無投票は避けたいとしており、選挙協力に向けた協議が今後、本格化する。

 又吉氏は一九七四年十月生まれ。ニューヨーク州立大卒業。現在二期目。


http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-12-E_1-001-2_004.html?PSID=7491f5b9b85e0a11f4b6ac0aea59c4aa
浦添市長選 西平氏擁立へ/共産党県委「軍港移設反対」

 来年二月八日投開票予定の浦添市長選で、共産党県委(赤嶺政賢委員長)は十二日までに、同党中部地区常任委員の西平守伸氏(58)を擁立する方針を決めた。十八日に会見を開き、正式に出馬を表明する。

 十日の県委総会で決定した。「軍港移設反対」「西海岸埋め立て反対」を明確に訴えていく。社民党県連、社大党などに選挙協力を呼び掛ける。

 同市長選は、現職の儀間光男氏(65)が三選に強い意欲を示し、民主党県連は同市議で県連選対委員長の又吉健太郎氏(34)を擁立する方針。三つどもえの公算が大きくなっている。

 西平氏は一九五〇年八月生まれ、那覇市出身。秋田大卒。前回の二〇〇五年市長選にも出馬し、三千七百一票を獲得した。〇五年九月の総選挙では衆院沖縄2区で立候補した。

44千葉9区:2008/12/14(日) 02:31:00
保守・大坪派は乗りやすいが、前回の惨敗が気になるところです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2509
>>26
選挙:武雄市長選 出直し市長選 古庄元市長、「反対派」から打診受け出馬へ /佐賀
 ◇前市長と一騎打ちか
 武雄市民病院の民間移譲の是非を最大の争点とした出直し市長選(21日告示、28日投開票)で、元市長の古庄健介氏(70)が12日、出馬する意向を明らかにした。古庄氏は「(民間移譲)反対派などから打診を受けて出馬を決心した」と話している。民間移譲推進派の前市長、樋渡啓祐氏(39)と一騎打ちとなる公算が大きい。

 武雄市民病院を巡っては、樋渡氏が「赤字経営と医師不足を解消する最良の選択」として医療法人池友会(北九州市)への移譲を進め、7月に市議会も承認したが、一部市議と地元医師会が「移譲先の選定は不透明だ」と白紙撤回を求めた。反対派が11月下旬にリコールの動きを見せたところ、樋渡氏は対抗して辞職に踏み切り、出直し市長選となった。

 古庄氏は98年から合併前の旧武雄市長を務めた。国立療養所武雄病院を引き継いだ市民病院の開設時(00年)の市長。新武雄市となった06年の市長選に出馬し、樋渡氏に負けた。【原田哲郎、関谷俊介】

毎日新聞 2008年12月13日 地方版

45とはずがたり:2008/12/14(日) 13:05:04
=長崎4区=

「地元政界にも地殻変動」 「佐世保御三家」辻産業経営破たん
2008年12月14日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4595-4597

46千葉9区:2008/12/16(火) 00:35:32
2008年12月14日【朝刊】 政治

浦添市長選、三つどもえの公算大/野党候補、政策に隔たり

 来年二月八日投開票予定の浦添市長選で、同市議で民主党県連(喜納昌吉代表)の前選挙対策委員長の又吉健太郎氏(34)が立候補を表明したことを受け、同県連幹部は十三日、候補を擁立した共産党県委(赤嶺政賢委員長)との政策協議に「軍港移設反対で同じ歩調はできない」と否定的な見解を示した。政策の隔たりが大きく、野党候補の一本化は厳しい情勢で、同市長選は現職と新人二人の三つどもえの公算が大きくなった。

 同県連は十三日午後、那覇市内の県連事務所で役員会、常任幹事会を開き、又吉氏の推薦を決めた。

 新垣安弘幹事長は社民党県連や社大党などへ選挙協力を呼び掛けるとし、「現職の儀間光男氏(65)に反発する保守勢力も含め、今後、選挙態勢の枠組みを構築していく」とした。

 一方で、「那覇軍港移設反対」や「西海岸埋め立て反対」を掲げ、西平守伸氏(58)を擁立した共産党県委との一本化調整に、新垣幹事長は「軍港移設反対で一致することはあり得ない」と、否定的な見解を示した。

 選挙態勢で、「県連と地元中心でつくる」と述べ、同日選挙の市議選とセット戦術も視野に支援協力態勢を構築する考えを示した。

 一方、役員会などでは、地元選出の赤嶺昇県議や県連副代表の玉城デニー氏は又吉氏の推薦反対を主張。赤嶺氏は「短期間で戦える状況ではなく、地元の市議らも反対が大勢を占めている」などと述べており、党内では地元の反対論や慎重論の払拭が課題となる。


http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-14-M_1-002-1_002.html?PSID=82c61b5fc48d9b079eeea5c67c109428

47千葉9区:2008/12/16(火) 00:50:53
知事「国政転身」余波続く
2008年12月06日


5日の本会議で「国政転身」に関する質問に答える東国原知事=県議会


 衆院の解散・総選挙は先送りされたが、東国原英夫知事の「国政転身騒動」は尾を引いている。開会中の県議会では県議たちが連日、「任期を全うするのか」と知事をただすが、知事は「ずっと『今は考えられない』と述べている」と一貫性を強調。しかし、2カ月前の騒動の渦中には、自民党側と接触を重ね、転身を「悩んだ」と揺れた心情を周囲に漏らしていたという。ただ、知事は取材に対し、自民側との会談の事実は認めていない。(菊池文隆)


 「なぜ断言できないのか、奥歯に物が挟まったような思わせぶりな話し方だ」。5日の一般質問で、民主の田口雄二県議が知事を痛烈に批判した。


 4日も自民の徳重忠夫県議が、「明快な答弁を」と国政に転身せず任期を全うするとの言質を取ろうと追及。知事は「初心を忘れず、県民との約束を果たしたい」と述べる一方、「将来が予測不可能な時代」と含みを残すのを忘れなかった。


     ■


 知事のこの「含み」を持たせる発言は2カ月前にも見られた。9月29日、失言の責任を取って国土交通相を辞任した衆院宮崎1区選出の自民党、中山成彬衆院議員についての感想を問われる中で、「(国政転身の)可能性はゼロではない」と語った。


 翌30日、都城市の知事後援会事務所に1本の電話がかかってきた。相手は、知事の「含み」発言に反応した中山氏側。知事との会談を求める内容で、中山氏は後日、知事との間柄を「以心伝心」と言ってみせた。


     ■


 「今夜は宮崎県を代表する重鎮の方とお会いしないといけない」。中山氏側の連絡から2日後の10月2日。宮崎市であった全国内水面漁業振興大会のあいさつに立った知事が、唐突に切り出した。解散・総選挙間近との観測が強まっていた時期だけに、居合わせた関係者は「選挙がらみの会談か」とざわついた。


 その夜、知事が宮崎市の飲食店で向かい合ったのは中山氏だった。中山氏は知事に対し、自らの後釜として1区からの立候補を打診。中山氏は当選後の大臣ポストを提示して後継を促したが、知事は「少し考えさせて欲しい」と即答は避けた、という。


     ■


 「含み」発言の真意を求め、マスコミも連日のように知事を囲んだ。そんなさなかの10月5日、知事は出張先の東京都内のある場所で自民党に近い人物と会う約束が入っていた、と関係者は明かす。会談をセッティングしたのは自民党幹部。だが、知事はそこには現れず、別の場所で自民の選挙対策の幹部と極秘に接触。この場でも、大臣ポストが話題に上ったという。


 しかし、知事は翌6日、衆院選には立候補しない意向を表明。県庁に寄せられたメールなど県民の声の大半が、「転身反対」だったことが理由と受け止められた。


 「大臣ポストを提示されたから、(転身を)悩んだ」。騒動後、知事が揺れた心情をこう吐露するのを複数の人物が耳にした。11月に延岡市であった後援会の政治資金パーティーでも「初当選、初入閣が確実でない限り、国政には行かない」と述べた。


     ■


 中山氏は、知事との会談を「いつかは話せるときが来るかもしれんね」と肯定も否定もしていない。知事は、中山氏ら自民側との接触について、「会っていません」と繰り返し否定している。


 5日の県議会本会議。田口県議は質疑で、前日の答弁を指して「かえって(国政に)未練たっぷりな姿勢が見えた」と皮肉った。これに対し、知事は「国政転身は『今は考えられません』と一貫して述べています」と重ねて強調するだけだった。


 8日以降も、複数の県議が知事の国政転身に関する質問を予定している。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000812060002

48千葉9区:2008/12/16(火) 23:09:10
>>46
現職は《民主が》知事選に擁立しようとしたくらいですから、デニーは新人擁立ではなく相乗りしたいってことですかね。

49千葉9区:2008/12/18(木) 00:55:43
>>35
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20081217ddlk45010676000c.html
県議会:特別委、「15選挙区」を可決 自民の賛成多数、諸会派は退席 /宮崎
 県議会の定数・選挙区見直しを検討していた特別委員会が16日開かれ、「定数39選挙区15」とする自民案が、賛成多数で可決された。同委は関係条例を2月定例会に上程する方針。一方「定数39選挙区12」との案を出していた4会派(社民、愛みやざき、公明、民主)の委員は「力ずくの行為」として採決前に退席した。

 現在は「定数45選挙区16」。同委は定数を39に減らすことで合意していたものの、選挙区割りを巡って自民と4会派が対立していた。自民は「中山間地の少数意見を反映するべき」として1人区を温存。一方、諸会派は「死に票をなくすべき」として、1人区を少なくするよう訴えていた。

 採決後、自民案を取りまとめた蓬原正三議員は「委員会で議論は尽くした。新しい選挙区割で多くの自民県議が議席を失う可能性が高いことも理解してほしい」と述べた。一方、副委員長を務めた愛みやざきの図師博規議員は「強行採決は力ずくの行為で残念。民意を反映した議論をしたかったのだが」と話し、2月定例会に諸会派として委員会案とは別の条例案を出す意向を示した。【種市房子】

==============

 【特別委で可決された選挙区割】宮崎市(11)▽都城市(6)▽延岡市(5)▽児湯郡(3)▽日向市、合併後の日南市、小林市・西諸県郡(2)▽西都市・西米良村、東臼杵郡、東諸県郡、宮崎郡、西臼杵郡、北諸県郡、えびの市、串間市(1)

 ※カッコ内は定数

毎日新聞 2008年12月17日 地方版

50千葉9区:2008/12/18(木) 01:09:19
http://www.data-max.co.jp/2008/12/post_3908.html
自民の一部に擦り寄る民主推薦市長
[政治]
2008年12月17日 16:28 更新

 市長就任から2年。吉田宏福岡市長が、自民党に擦り寄る姿勢を鮮明にしはじめた。開催中の福岡市議会定例会では、ホテル誘致、都心の再開発など、自民党が突きつける「開発」優先の課題にうなずくばかり。
 国際会議場横が予想される市によるホテル誘致は、山崎広太郎前市長がその就任時、コンベンション・国際会議場・ホテルという桑原(敬一元市長)路線を否定。国際会議場の規模縮小に加え、ホテル誘致を白紙に戻した経緯がある。吉田宏市長が選挙の時だけ唱えた「身の丈にあった市政運営」は、実は山崎前市長もやっていたことなのだ。
 オリンピック誘致は失敗だったが、この時の須崎再開発計画について、厳しく批判したのは候補者だった吉田宏氏である。しかし、定例議会では大型開発を誘導する自民市議の質問に反対するどころか、賛意を表す始末―。「恥を知れ!」との批判の声がほうぼうから聞こえる。
 山崎前市長が時代にそぐわないとして方針転換を図ったホテル誘致。そして山崎前市長敗北の原因となった都心部の再開発。そのどれもが自民党の一部が宿願としている課題である。
 吉田氏が自民党の開発案に前のめりになるのは、次の市長選挙をにらんでのことであろう。推薦してくれた民主党との不仲は決定的とも言われ、それを証明するかのように、「吉田市長が頼っているのは麻生太郎首相」との話がすっかり定着してしまった。
 市議会自民は相変わらず大物議員がはばを利かせているというが、吉田市長の再選は市議会の多数派である自民・公明を取り込まぬ限り困難といわれる。
 総選挙の行方も絡み、情勢は混沌としてきたが、「我こそは」の思いを抱く「市長候補」が何人もいることは事実。
 どの政党を基盤にしても、吉田市長の人気回復は難しいとの見方があることは確かである。

51千葉9区:2008/12/18(木) 01:28:30
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2008/12/17/20081217ddlk41010528000c.html
同床異夢:武雄市長選の底流/上 民間移譲巡り対立 /佐賀
 今月11日、旧武雄市長を務めた古庄健介氏(70)は昼休みの県議会棟に支援者の石丸博県議長(武雄市区選出)を訪ねた。突然の訪問だったが石丸議長を驚かせることはなかった。問いかけへの答えを伝えるのだから。

 石丸議長は数日前にこう尋ねた。「市長になれるかどうかを考えても答えは出ない。市民のためになれるかどうかを考えた方がいいのでは」

 石丸議長に会った古庄氏は、一言告げた。「出馬する」

 そして13日の出馬会見。古庄氏は「地域医療を守る」と述べた。

 ■  ■  ■

 11月14日。樋渡啓祐・武雄市長(39)=当時=は武雄杵島地区医師会の応接室で、同医師会の古賀義行会長と09年度の市の保健医療を、医師会が請け負うことで合意した。公の場で握手もして見せた。だが、市民病院についてはまるで違う。

 古賀会長は「十分な議論がされていない」などとして移譲に反対。合意後の会見で「リコールが起きれば(対立候補に)全面協力する」と旗色を鮮明にした。そして民間移譲を主張する樋渡氏は、同21日に辞職。出直し選挙を選んだ。

 辞任会見で樋渡氏は言った。「民間移譲が市民にとって最良の選択だ」

 ■  ■  ■

 樋渡氏は、市民が選んだ市議会が医療法人池友(ちゆう)会(北九州市)への移譲を決めた以上、市民の意思は担保されている、と主張する。

 いかにも筋道立っているが、医師会側はふに落ちない。

 07年12月、市長直属の審議会が経営形態を検討する医療問題の専門家を入れた審議会の設置を求めた。だが樋渡氏は審議会設置を見送った。「この時点で審議会を開いていれば何も問題なかった」と古賀会長。古庄氏も「手続きが非常に不満。意見も聞かず決めてしまった」と批判する。

 古賀会長は「このような手法が他でも用いられたら大変なことになる」と訴える。議会が市政批判のタテに取られ続ける不安をぬぐいきれないのだ。

 民間移譲に端を発したように見える市民病院の経営を巡る問題。だが、不協和音は当初からあった。「原点」は8年前。市民病院設立当時にさかのぼる。

 ■  ■  ■

 市長辞職に伴う出直し武雄市長選が21日告示される。最大の争点は市民病院の民間移譲の是非。一騎打ちが予想される樋渡氏と古庄氏は「地域医療を守る」という目標は一致するが、実現方法は異なる。全国の公立病院が行き詰まる中、武雄市の地域医療を考える。

==============

 ◆武雄市民病院を巡る主な経緯◆

00年 2月 市が国立療養所を引き継ぎ開院

07年11月 市が民間移譲または独立行政法人を経営形態とする経営改革基本方針案をまとめる

   12月 市議会で、市長が池友会を含む複数の医療法人と接触していたことが明らかに

     同 市行政問題専門審議会が「医療専門家を入れた審議会の設置」を求める意見書を提出

08年 1月 院長以外の医師11人が辞職願提出

     同 武雄杵島地区医師会が市民病院存続を求める要望書と1万4000人分の署名を提出

    4月 救急医療、午後の診療を休止

    5月 市が民間移譲を選択した改革ビジョンをまとめる

     同 市議会が民間移譲関連議案を可決

    6月 移譲先法人を公募(2〜16日)

    7月 市の選考委員会が池友会を優先交渉権者として答申

     同 市議会が池友会への譲渡案可決

    8月 池友会の医師派遣で救急医療再開

毎日新聞 2008年12月17日 地方版

52名無しさん:2008/12/18(木) 23:21:58
メディアが野党の行動を批判するのはまったくの筋違いだ。評論家の木村太郎氏はフジテレビ番組「スーパーニュース」で、「衆議院で否決されるのが分かっているのに野党が国会に提出するのがおかしい」と発言したが、「国民にとって必要不可欠な政策を盛り込んだ法案で、与党と野党の違いを超えて超党派で取り組むべき課題に対する対応を含む法案成立を衆議院が拒絶するのがおかしい」のではないか。


野党が参議院で与党提出、政府提出法案に反対すると「党利党略の行動はおかしい」と与党は主張する。第一次補正予算案、金融機能強化法案などについて与党は、「国民にとって迅速な対応が必要だから、野党は審議を引き延ばすべきでない」と強く主張した。


野党は与党の主張を受け入れて、第一次補正予算および金融機能強化法の成立に協力した。多くの国民が不況深刻化で苦しむ現実が広がっているのである。与党が党利党略で年内の法律成立を妨害するのは、国民に対する背信行為である。

53千葉9区:2008/12/18(木) 23:37:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20081217-OYT8T00780.htm
阿久根市長「不信任構わない」
人事巡り議会をけん制
 教育長人事などで揺れる阿久根市の竹原信一市長(49)は17日、市議会一般質問で、「不信任決議をしてもらっても構わない」という趣旨の発言をした。地方自治法では議会で不信任決議が可決された場合、市長は議会の解散を選択できる。関係が悪化している議会をけん制した発言とみられている。

 この日、鳥飼光明議員が、教育長人事で議会が2度にわたって不同意とした人物を市教委課長として採用し、教育長を兼務させたことを取り上げ、「議会軽視の独裁的行為」と批判。

 これに対して竹原市長は「人事異動は適材適所」として、「私の議会に対する考えは『不信任』だ」などと答弁した。

 議場では、議員たちから「議会に対する挑戦だ」との声が上がり、竹原市長も「そうです」と挑発する場面もあった。

 議会後、鳥飼議員は、不信任決議の可能性について「住民から早く提出してほしいという声はある」と述べた。一方、市長選挙期間中に竹原市長がブログを更新したことに対し、一部の県議と市議が公選法違反容疑で刑事告発する構えを示していることについて、ある市議は議会終了後、「年内に告発できるよう協議している」と話した。

(2008年12月18日 読売新聞)
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20081218ddlk46010744000c.html
竹原・阿久根市長:「議会は解散して」 人事巡る市議の批判に /鹿児島
 阿久根市議会は17日、12月定例会の一般質問があり、竹原信一市長が採用した教育総務課長人事を巡って市議の批判が集中した。対する市長は答弁で「議会は(市長)不信任案を出して可決し、解散してもらいたい」などと発言。市議から激しいヤジが起きて、紛糾する場面もあった。

 この人事問題は、「教育長」不在解消を目指し、市長が提案した教育委員人事案を市議会が2度、不同意としたのが発端。これに対し、市長は同じ人物を「教育総務課長」として採用。実質的な「教育長代理」とされている。

 一般質問で、鳥飼光明氏が「議会が同意しなかった人物を、教育総務課長に採用したのは市長の独裁的な行為。課長は自ら辞職すべきだ」などと批判。これに対し市長は「課長人事は適材適所で行っている。議会の私に対する考え方は不信任だ。議会は不信任案を出して可決し、解散してもらいたい」と語気を強めて応じた。議員席からは「けしからん、議会に対する挑戦だ」などと、激しいヤジが浴びせられた。

 市長は「解散発言」の意図について記者団に「議会は自分らのことしか考えず、市民のためにはなっていないと思って言った」と述べた。【馬場茂】

毎日新聞 2008年12月18日 地方版

54千葉9区:2008/12/21(日) 19:58:23
>>36-37
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-19-M_1-001-1_003.html?PSID=71d9a4d805fa8a352c39b559a40ed683
宮古島市長選 狩俣氏、出馬へ/年内にも正式表明

 来年一月二十五日投開票予定の宮古島市長選で、前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(58)は十八日までに、立候補する意向を固めた。狩俣氏は出身労組の同市職労など支持を固め、革新系与党やそうぞうと一部与野党議員らで結成した「二十一世紀新風会」などの支援を呼び掛ける。年内にも正式に出馬を表明する考えだ。

 伊志嶺亮市長の年内辞職を受け、狩俣氏は「市政の再生を図る」としている。

 狩俣氏は一九五〇年生まれ。宮古島市出身。琉球大短大部卒業。旧平良市職員を経て、連合沖縄会長などを歴任。二〇〇七年四月の参院補選に立候補した。

55千葉9区:2008/12/26(金) 23:05:54
>>46とか
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-26-E_1-001-2_002.html?PSID=404287d23b0d29888f665cad0588cb19
又吉氏は不出馬/浦添市長選 午後に会見

 【浦添】来年二月八日投開票予定の浦添市長選で、出馬の意向を表明していた民主党の前県連選挙対策委員長で同市議の又吉健太郎氏(34)は二十六日までに、不出馬の意向を固めた。同日午後にも記者会見し、経緯を説明する。

 選挙協力でほぼ合意に達していた社民、社大が軍港問題をめぐる立場の違いを理由に推薦を見送り自主投票を決めたことや、自身を擁立した民主県連の方針に地元の赤嶺昇県議が反発し、説得が困難なことなど、現状では選挙を戦えないと総合的に判断した。

 次期市長選には同日までに、現職で三期目を目指す儀間光男氏(65)、野党側は共産党公認の西平守伸氏(58)が出馬を表明。トロピカルテクノセンター前社長の比嘉実氏(65)の出馬可能性も出ている。

56千葉9区:2008/12/27(土) 13:50:06
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20081226-OYS1T00177.htm
「議会の秩序乱した」福岡・糸田町議長、除名処分に
 「議会の秩序を乱した責任は大きい」――。現職議長に対する異例の除名処分を可決した25日の糸田町議会(定数14)では、審議の混乱を招いたとして、西晁(あきら)議長を批判する意見が大勢を占めた。一方、除名処分に伴い議員資格を失った西議長は、麻生知事に処分取り消しを求める審決を申請するとともに、処分の執行を停止するよう、福岡地裁に仮処分申請する考えを示した。

 同町議会は9月議会以降、「主要な公務を欠席し、不適格」などとして、4回にわたり西議長の不信任決議案を可決。西議長が辞職に応じなかったため、審議が空転するなどの混乱が続いていた。最終的に22日の懲罰特別委員会で、西議長の除名処分を決める事態にまで発展した。

 25日の臨時会では、欠席した西議長を除く全議員13人が出席。一部議員からは「(除名より軽い)陳謝でもいいのではないか」との意見も出たが、議長を代行した田平健次郎副議長を除く12人で採決した結果、うち10人が賛成。この後、田平副議長が除名宣告を行い、西議長の失職が決まった。

 閉会後、記者会見した懲罰特別委の黒土隆吉委員長は「反省のない言動で議会の秩序を乱した議長の責任は大きい。辞職を固辞したため、断腸の思いで除名に踏み切った」と語った。

 地方自治法では、除名された議員は、その翌日から21日以内であれば、知事に処分の取り消しを求めて審決を申請できると規定している。西議長は「審決の申請などを通じて、不当な除名であることをはっきりさせたい」と話している。

(2008年12月26日 読売新聞)

57千葉9区:2008/12/27(土) 13:54:45
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2007/40/00006301.html
2007年統一地方選での結果
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2008/12/26/20081226ddlk40010417000c.html
糸田町議会:議長除名を可決 「本来の議会に戻れ」 町民、騒動にあきれ顔 /福岡
 糸田町の西晁(あきら)議長(当選4期)は25日の臨時議会で除名処分案が可決され、議員職を失った。議長は年明けにも県へ身分回復の審決を求める意向だ。議会側も決着するまで新議長を選出せずに職務代行でしのぐ見通しで、新年を迎えても混乱が続くのは必至。町民からは「泥仕合もいいかげんにしてほしい」と早期の正常化を望む声が漏れた。

 この日、西議長を除く13議員が出席。22日の懲罰特別委員会で決定した除名処分案が報告され、採決で成立に必要な出席議員の4分の3を超す10人が賛成した。議事を進めた田平健次郎副議長がその場で除名を宣告した。

 除名理由は今年に入って公務を多数欠席したとされることなど。議員から「入学式など欠席が甚だしい」などと批判が相次ぎ、議会で9〜12月、不信任決議が4度可決された。4度目が可決された12月定例会では「正常化に向けた全員協議会を無断で休んだ」とも批判され、混乱の余波で補正予算案も上程しないまま流会の事態となった。

 議長は処分に対して「公務を7、8回欠席したのは事実だが、除名はやりすぎだ。数の暴力」と話した。対抗措置として、処分差し止めを求める裁判所への仮処分申請も検討しているという。

 傍聴に訪れた数人の町民は「議長のイスにこだわる方もおかしいが、除名までするほどのことかと思う」(67歳男性)、「議員同士の感情の対立ではないか。不況対策など議会の本来の役割が果たせるのか疑問だ」(72歳男性)と話していた。【林田雅浩】

〔筑豊版〕

毎日新聞 2008年12月26日 地方版

58千葉9区:2008/12/28(日) 12:04:29
>>54
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-27-M_1-001-1_002.html?PSID=4285c1eb9c9d75f0f6b63c858cdd54d2
自公、下地氏を擁立/宮古島市長選

 【宮古島】来年一月二十五日の宮古島市長選挙へ向け、自民・公明の保守系選考委員会(委員長・座喜味一幸県議、二十八人)は二十六日、県漁業協同組合連合会会長の下地敏彦氏(63)の擁立を決めた。下地氏は「十五年という苦節の時代は幕を閉じ、新しい時代が開ける。活力ある宮古島をつくりたい」と訴えた。年明けに出馬を正式表明する予定。

 選考は無記名投票で行われた。最多得票者を候補者にすることを全会一致で決め、候補者五人から下地氏が選ばれた。

 選考委員長の座喜味氏は、選考方法に疑義は出ず満場一致だったと説明。下地氏決定の要因については「長い行政経験と宮古の状況を把握しており、県とのネットワークもあることなどが評価された」と語った。

 下地氏は一九四五年、同市平良出身。琉球大学理工学部卒。九八年県農林水産部次長、九九年県宮古支庁長などを歴任。二〇〇二年十月に旧城辺町助役などを務めたあと、〇六年六月から県漁連会長。

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20081228rky00m010002000c.html
宮古島市長選:「21世紀新風会」、藤村氏を擁立
 【宮古島】宮古島市長選で市議会の元会派「そうぞう」や与野党の一部で構成する「21世紀新風会」の候補者選考委員会(下地一美委員長)は27日、宮古テレビ社長・藤村明憲氏(59)の擁立を決めた。年明けに正式に出馬表明する。

 藤村氏は「新風会の理念を広げるよう頑張りたい。不祥事が続く市政を正常に戻したい。経済問題にも取り組みたい」と語った。

 選考委は「これまでマスコミに従事していたこともあり、偏らずに広く支持を得られる。観光協会や青年会議所のなどの長を経験し幅広い経験に期待する部分が大きい」としている。

 藤村氏は宮古島市出身。1949年10月7日生まれ。沖縄国際大卒。沖縄ビジネスセンター社長などを経て88年から宮古テレビ社長。宮古青年会議所理事長や宮古観光協会会長などを歴任。2003年から宮古島商工会議所副会頭。

(琉球新報)

2008年12月28日

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20081228rky00m010001000c.html

宮古島市長選:市政与党革新系、真喜屋氏を擁立
 【宮古島】1月25日投開票の宮古島市長選で市政与党・革新系の候補者選考委員会(下地学委員長)は27日、真喜屋精神神経科医院長・真喜屋浩氏(73)の擁立を決めた。年明けに正式に出馬表明する。

 選考委から出馬要請を受けた真喜屋氏は「身の引き締まる思い。伊志嶺市政を継承発展させる。当面は宮古病院の新築・移転問題に取り組みたい」と語った。

 選考委は擁立の理由を「後援会長として伊志嶺亮市長を1期目から3期目まで支え、元宮古病院長としても知られ、旧町村部や旧平良市内地域で幅広く支持が得られる」としている。

 真喜屋氏は宮古島市出身。1935年4月28日生まれ。慶応大卒。県立宮古病院院長などを経て91年に真喜屋精神神経科医院を設立。84年に旧平良市PTA連合会会長、97年から約9年間、伊志嶺亮後援会会長を務めた。

(琉球新報)

2008年12月28日

59千葉9区:2008/12/28(日) 12:11:18
05年選挙
伊志嶺亮:社民、社大、共産、民主推薦  →当選、辞職へ
下地敏彦:自民、公明推薦

今回:伊志嶺後継が割れそうですねー
下地敏彦:自民、公明推薦〜02、05年市長選出馬落選
藤村明憲:元会派「そうぞう」や与野党の一部で構成する「21世紀新風会」〜宮古テレビ社長
真喜屋浩:革新系〜元宮古病院長・元伊志嶺亮後援会会長
狩俣吉正:「二十一世紀新風会」などの支援を呼び掛ける。

60千葉9区:2008/12/28(日) 12:26:06
追加。自公系も分裂へ
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20081228rky00m010003000c.html
宮古島市長選:友利氏が出馬表明
 【宮古島】1月25日投開票の宮古島市長選で県女性総合センター「てぃるる」元館長・友利敏子氏(64)は27日、同市平良の後援会事務所で記者会見し、正式に出馬を表明した。年明けに政策を発表する。

 友利氏は自公の候補者選考委で名前が挙がったが、選に漏れた。選出されなくても擁立候補に協力する誓約書を交わしていたが「誓約しなければ参加できなかった。予定候補者の考え方が分からない中で誓約書を強制するのは開かれた選考委ではない。決まったストーリーの偏った選考過程だった」と指摘した。

 出馬の決意について「勇気と情熱を大事に出馬を決めた。クリーンな政治を目指す」と語った。

 友利敏子氏(ともり・としこ) 1944年10月17日生まれ。宮城学院女子大卒。宮古地区婦人連合会会長や県女性総合センター「てぃるる」館長などを経験。宮古島市出身。

(琉球新報)

2008年12月28日



ちょい古い記事
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-14-M_1-002-1_001.html
宮古島市長選、三勢力が独自候補模索/短期決戦年内擁立も

 【宮古島】伊志嶺亮宮古島市長の年内辞職を受け、来年一月二十五日投開票予定の次期市長選は、短期決戦に向けて動きが活発化しつつある。市議会の革新系与党や自民・公明、そうぞうと一部与野党議員らで結成した新会派「21世紀新風会」の三勢力が、それぞれ独自候補の年内擁立を模索している。

 市政与党は、これまで伊志嶺市長の慰留に努めてきたが、年内辞職が決まり、候補者選定を含めた協議を今後本格化させる方針だ。市議会与党会派会長の与那嶺誓雄氏は「個人的には、下地島空港の平和利用など伊志嶺市政が守ってきた政策を継承する候補者を擁立したい」と語る。

 一方で「まだ具体的に内部で話し合いをしていない」とし、与党市議や市長の後援会などとも選考委員会設置を協議する意向を示した。

 自公側は、非公式で市議らが会合を重ねてきた。十三日に座喜味一幸県議が宮古入り。一部市議らと今後の候補者選定に向け協議した。座喜味氏は「基本的には、市政刷新が大きな政策になる」とし、今後、候補者選考委員会設置へ向けて、選考方法など決定した上で三十人規模の選定委を二十日に設置する方針だ。一部市議によると、県漁連会長の下地敏彦氏、宮古テレビ社長の藤村明憲氏、前城辺町長の仲間克氏などが意欲を見せているという。

 次期市長選へ向け今月一日に結成した新会派「21世紀新風会」は、市議十人の最大会派。会長の新里聡氏は「市の行財政改革が急務。行政関係者も含め幅広く人選作業を行いたい」と述べ、年内の独自候補擁立へ意欲を示す。

 同会派は、従来の保革の構図にはとらわれない立場を強調。週明けにも候補者選考委員会を立ち上げる方針だ。一部市議が出馬へ意欲を見せており、元連合沖縄会長の狩俣吉正氏を推す声もある。

 しかし、擁立される候補者次第では、三つの勢力とも相乗りの動きや内部分裂の可能性もあり、それぞれが出方をうかがう側面もある。

61名無しさん:2008/12/29(月) 13:03:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20081229-OYT8T00080.htm
武雄市長選…樋渡さん当選、「移譲に全力」


支持者らと当選を喜ぶ?渡氏(28日午後10時58分、武雄市の事務所で)=真子生次撮影  28日投開票された武雄市の出直し市長選は、市民病院の民間移譲を進める前市長・樋渡啓祐氏(39)が新人の旧武雄市長・古庄健介氏(70)を破って2度目の当選を果たし、多くの市民が民間移譲を支持した形となった。(浜村勇)

 樋渡氏は、民間移譲を決めた経緯について理解を求め、「市民病院は市の直営では限界。小手先の経営改善に取り組んでも存続の危機に変わりはない」と主張。市議の約3分の2から支援を受けて「前進」を合言葉に手堅い選挙戦を展開し、支持を広げた。

 古庄氏は、市民病院の開設に携わった実績を示し、「これまでのところ、赤字は許容範囲内。市の一般会計からの繰り入れはなく、現状では民間移譲する必要はない」と訴えた。武雄杵島地区医師会のメンバーらの支援で草の根運動を展開したが、及ばなかった。

 当選が決まると、樋渡氏は事務所で支援者らと喜びを分かち合った。医師会との関係修復や反対派の市民との融和など課題は残るが、樋渡氏は「2次医療を中心に1〜3次、救急、救命、終末とバランスのとれた市民医療を提供していく」と抱負を語った。

 投票率は、同じ顔ぶれの一騎打ちだった2006年の前回市長選より12ポイントも下がった。前回が市議選との同日選だったことに加え、今回は年末の選挙となったこと、医療問題に特化した選挙だったことなどが響いたとみられる。

 当日有権者数 4万978人▽投票者数 2万9028人▽投票率 70・84%(前回82・84%)

(2008年12月29日 読売新聞)

62名無しさん:2008/12/29(月) 13:15:03
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139460-storytopic-123.html
6氏が出馬固める 宮古島市長選2008年12月29日 【宮古島】市職員の一連の不祥事による市長辞任を受け、1月25日投開票の宮古島市長選は28日までに少なくとも6人が出馬することが確実となった。選考委を立ち上げた3勢力の選に漏れた中からも2人が出馬表明し候補者乱立の様相となっている。
 自民・公明の保守系の候補者選考委員会は26日、県漁業協同組合連合会会長の下地敏彦氏(63)の擁立を決定。自公の選考委で名前が挙がったが選に漏れた県女性総合センター「てぃるる」元館長の友利敏子氏(64)も出馬を表明した。
 市政与党・革新系の選考委員会は27日、真喜屋精神神経科医院長の真喜屋浩氏(73)の擁立を決めた。
 市議会のそうぞうや与野党の一部で構成した会派「21世紀新風会」の選考委員会は同日、宮古テレビ社長の藤村明憲氏(59)の擁立を決定。選に漏れたが、元連合沖縄会長の狩俣吉正氏(58)も出馬を表明した。市内の飲食店チェーン「中山」会長の中山誠氏(63)も29日に出馬表明する。
 一方、革新系選考委で委員を務めていた県議の奥平一夫氏は28日、藤村氏同席で記者会見し、下地島空港の平和利用などの政策で合意したとして、藤村氏を支持すると表明した。奥平氏は「新風会ではなく、藤村氏個人と連携する。下地島空港の平和利用を守るためには勝てる候補の擁立が必要」と語った。
 奥平氏は選考委で「市政の不祥事による逆風の中、独自候補では勝てない」と主張。「21世紀新風会」と相乗りで藤村氏擁立を主張したが、実現せずに最終段階で委員を辞退していた。

63千葉9区:2008/12/30(火) 10:36:46
>>46>>55とか
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-30-M_1-001-1_003.html?PSID=83407f7e5ee187afb3afca5ac866dc32
浦添市長選 比嘉実氏出馬へ/不正融資和解受け

 【浦添】トロピカルテクノセンター前社長の比嘉実氏(65)は二十九日、来年二月八日投開票予定の浦添市長選への出馬を決めた。同日、自民党県連や与党市議らを訪ね、出馬の意思を伝えるとともに支援を要請した。一月七日に市内で記者会見して正式表明する。

 同市長選には現職の儀間光男氏(65)、共産党公認の西平守伸氏(58)が出馬を表明している。比嘉氏が出馬を決めたことで、前回選挙と同じ顔ぶれの三つどもえになる情勢だ。

 比嘉氏は過去三回、市長選に出馬している。しかし、七月に地元の字小湾共有地地主会で不正融資を受け返済不能となった問題が発覚して訴えられたため、次期選挙への出馬は困難視されていた。だが、二十四日に地主会側と和解し、理解が得られたことで再出馬する運びになった。

 過去の選挙は、兄の故比嘉昇元浦添市長の知名度と人脈を生かして善戦している。圧倒的な組織力を誇る儀間氏に対し、二〇〇一年は千百八十六票差、〇五年は二千九百四票差での惜敗だった。

 比嘉氏は1943年6月生まれ。68年琉球大学国文学科卒、94年法政大沖縄文化研究所所長。2007年6月から08年7月までトロピカルテクノセンター社長。

↓14日時点の記事。まさに二転三転
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139019-storytopic-9.html
浦添市長選 三つどもえの公算大2008年12月14日 【浦添】来年2月の浦添市長選は、3選を目指す現職の儀間光男氏(65)、共産党中部地区常任委員の西平守伸氏(58)、民主党県連選対委員長で浦添市議の又吉健太郎氏(34)が12日までにそれぞれ出馬への決意を示し、三つどもえとなる公算が大きくなった。選挙母体を発足させるなど、先行する儀間陣営は野党分裂による楽観論を警戒、引き締めを図る。共産、民主が独自候補を擁立する野党陣営は、那覇軍港移設を含む同市西海岸開発への立場に違いがあり、一本化は難しい情勢だ。
 過去3回の市長選(1997、2001、05年)は保守分裂による三つどもえ。
 儀間氏は97年落選、01、05年は1200―2900票差の際どい勝利だった。前回、前々回と出馬した比嘉実氏(65)が、字小湾共有地地主会の資金流用問題などで今回、出馬の可能性がほぼなくなった。儀間氏は西海岸埋め立て事業への着手など2期8年の実績を強調し、与党市議団、経済団体などの支援を取りまとめた。自民、公明への推薦依頼を準備している。
 民主が推薦を決めた又吉氏は、幅広い支持獲得に向け、党県連や地元中心の態勢を目指す。ただ、同市区選出の赤嶺昇県議が又吉氏推薦に反対を表明。民主系会派の市議や市議立候補予定者と協議した上での結論としており、挙党態勢がつくれるか不安が残る。民主県連は「赤嶺氏の後援会には儀間氏支持者もいる。地元の議員の立場に配慮も必要」としている。
 西平氏は反自公を掲げ、儀間氏が01年に受け入れ表明した那覇軍港移設に反対する立場を強調。儀間市政との違いを鮮明に打ち出し、革新系の支持を得たい考えだ。軍港予定地とされる同市西海岸の埋め立て事業は今月中にも第1期工事が始まる予定で、埋め立て中止を求める市民の声を選挙戦を通して明確に示す必要があるとしている。
 社民、社大とも、共産、民主それぞれから正式な打診がないとしており、党内議論はこれから。又吉氏、西平氏の政策なども見極めた上で、判断する意向だ。ただ社民幹部は「市政奪還には一本化しなければ難しい」と述べ、市政奪還に向けた共闘の重要性を指摘した。

64千葉9区:2008/12/30(火) 10:41:43
□2005年2月6日実施の選挙の結果
◇浦添市長選挙(沖縄県)開票結果 投票率65.69%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 24493 儀間光男(無現、自・公推薦、61歳、再選) ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  21589 比嘉 実(無新、61歳)          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃   3701 西平守伸(無新、共推薦、54歳)      ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

□2001年2月11日実施の選挙の結果
◇浦添市長選挙(沖縄県)開票結果 投票率74.27%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 19739 儀間光男(無新、57歳、初当選)      ┃
┃            (自・保推薦、公支持)       ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  18553 比嘉 実(無新、57歳)          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  15762 宮城健一(無前、67歳)          ┃
┃            (共・社・沖縄社会大衆推薦)    ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

65千葉9区:2008/12/30(火) 13:34:33
自民公認、定数12人中12位で当選
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20081225-OYS1T00190.htm
川添・宮崎県議の当選無効、父の公選法違反に連座制
 昨年4月の県議選で初当選した川添博県議(47)派の選挙違反事件を巡り、福岡高検宮崎支部が川添県議への連座制適用を求めた行政訴訟の判決が24日、福岡高裁宮崎支部であった。横山秀憲裁判長は検察側の請求通り川添県議に当選の無効と県議選宮崎市区から5年間の立候補禁止を命じた。川添県議は「上告する方向で、弁護士と協議したい」と話した。

 県議選では、川添県議の父で、前県議の睦身・元被告(75)が支援者らに投票や票の取りまとめを依頼し、現金などを贈ったとして、公選法違反(現金買収など)罪に問われ、最高裁で今年3月、懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決が確定した。

 横山裁判長は「川添県議と父親が、意思を通じて選挙活動をしていたことは明らか」と認定した。

(2008年12月25日 読売新聞)

66千葉9区:2009/01/02(金) 22:01:40
http://www.oita-press.co.jp/print.php?print_type=localNews&print_first_genre=&print_second_genre=&print_news_id=2009_123076881558
8市長選、5市議選 ミニ統一地方選
[2009年1月1日 09時10分]

 二〇〇九年、大分県は“ミニ統一地方選”の様相を呈する。市町村合併から四年が経過した自治体が多いためだ。一月の臼杵市長選・市議補選を皮切りに八市が市長選、六市が市議選(補選含む)を実施。うち五市は市長・市議のダブル選挙になる。合併に伴う変化が一段落した後のまちづくりをどう進めるのか―。有権者があらためて考える年になりそうだ。

 <市議選>定数減で激戦必至
 県内では四年前の二〇〇五年、一月一日の大分市を皮切りに十一の市が、編入または新設により新しい枠組みの市になった。市長選は編入合併でなく新設合併した自治体で市長が任期満了を迎える際に実施される。市議選は新設合併し、合併直後の選挙で定数特例を適用した自治体が主に予定している。
 市議選では由布市を除く四市が前回の選挙で定数特例を適用しており、今回は議席数が減る。定数が四十四から三十に減る佐伯市をはじめ、各市で激戦が予想される。由布市は前回の市議選で合併特例法に伴う特例を適用せず、全市一区の選挙を既に実施している。〇九年の選挙は行財政改革の一環で定数減となる。

67千葉9区:2009/01/03(土) 00:10:06
=沖縄3区=
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-01-M_1-002-1_003.html
うるま市長選/合併後 初選挙の公算/現職と新人の争いか

 【うるま】任期満了に伴う、うるま市長選は四月の投開票予定。現職・知念恒男氏(68)の二期目出馬が有力視されるほか、野党陣営などは前県土木建築部長の首里勇治氏(61)を推す。いずれも年明け早々に出馬表明するとみられ、二〇〇五年の市町村合併後初めて、投票による市長選となる公算が大きい。前与那城町長の具志堅順助氏(67)の名前も挙がる。

 〇五年四月の前回市長選は、合併協議会会長で具志川市長だった知念氏以外に立候補がなく、無投票で当選が決まった。今回の市長選は旧二市二町の一体感を問う意味でも重要になる。

 現職の知念氏は昨年十二月議会で、出馬の意向を問う質問に「十分検討し、早い時期に決断したい」と述べるにとどまったが、出馬はほぼ確実だ。旧具志川市長を一期と合併までの二年間、うるま市長を一期四年務めた実績を前面に出す意向。合併後、地盤である旧具志川市以外でどれほど評価されているかが鍵。自民、公明など市議会与党の支持取り付けも重要だ。

 首里氏は県の土建行政で培った行動力が評価される。出馬は明言していないが、市議会野党陣営に加えて一部与党も支持する。支持層は保革を超えたスタンスでの市政刷新を模索している。同市与那城上原出身ということで、与勝地区からも出馬を求める声が大きい。出馬が決まれば、知名度アップがポイントになる。

 うるま市は人口十一万六千人余で、県下三番目の都市。州崎地区に広がる沖縄特別自由貿易地域では、IT津梁パークのほか、「琉球泡盛古酒の郷」構想の共同貯蔵施設建設も予定される。市長選では、経済活性化を含め、将来のかじ取り役を託せる人材を選ぶ。

68千葉9区:2009/01/03(土) 11:15:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090102-OYT8T00456.htm
今年2市長選予定県内
 今年、県内の選挙は衆院選のほか西都市や、日南市・北郷町・南郷町が合併して誕生する新「日南市」の市長選、高鍋、高原町の町長選、椎葉村長選が予定されている。また、国富(定数18)、五ヶ瀬(同10)、高千穂町(同16)の町議選も行われる。

 ▽西都市長選

 再選を目指す現職・橋田和実氏(55)が昨年6月に出馬表明。「行政改革を引き続き断行し、西都を再生したい」と訴えている。無投票となる公算が大きいが、選挙戦になれば、行財政改革や経済対策、農業振興などが争点になりそう。

 ▽新日南市長選

 北郷、南郷町との1市2町対等合併(3月30日)に伴う選挙。これまでに日南市長・谷口義幸(65)、元県議会議長・坂元裕一(60)、都市プランナー・深川保典(55)の3氏が立候補を表明している。

 ▽高鍋町長選

 昨年6月、現職・小沢浩一氏(61)が2期目を目指し、立候補する意思を示した。ほかに出馬の動きは表面化しておらず、無投票の可能性が高まっている。

 ▽椎葉村長選

 現職・椎葉晃充(てるみつ)氏(62)が4選を目指し、立候補を表明している。

 ▽高原町長選

 今のところ、出馬を巡る動きは出ておらず、現職・日高光浩氏(57)が再選を目指す公算が大きい。日高氏は前回町長選(2005年9月)で、小林市との合併を公約に掲げて当選したが、町立病院の運営方針を巡って昨年10月、同市など1市2町の法定合併協議会を離脱。自立を選んだことで、独自の財政再建、活性化策を打ち出せるか注目される。

(2009年1月3日 読売新聞)

69千葉9区:2009/01/04(日) 22:04:31
http://373news.com//modules/pickup/index.php?storyid=14538
任意合区めぐり難航/鹿県議会定数見直し
自民県議団内で賛否
(2009 01/04 07:40)
 鹿児島県議会の定数見直し問題で、自民党県議団(40人)内の意見調整が難航している。今回の定数見直しで最大のポイントとなる選挙区ごとの議員1人当たり人口(1票の格差)の是正をめぐり、「任意合区」を導入するかどうかで賛否が分かれているためだ。最大会派の同党県議団の結論は、今後の見直し作業を大きく左右するだけに、議論の行方が注目される。
 県議会は2011年の次期選挙からの適用を目指し、現行定数54を「50か51」に削減する方針を決め、09年2月初旬をめどに成案化に向け作業を進めている。議員定数等検討委員会では、合併後の市郡単位や人口規模をもとに新しい選挙区の定数をシミュレーション。まずは各会派内で意見調整を図ることにした。
 これを受け自民では、1票の格差是正のため「任意合区」を鹿児島県議会として初めて導入するべきかどうかについて、これまで県議団内に設けた調査会や団総会などで議論を重ねている。
 論議の中では、定数削減の可能性がある選挙区を中心に「人口は減少しているが、法的に定められた強制合区の対象になる選挙区は今回ない」「過去の最高裁判決を見ても、格差が3.0倍以内は合憲。違法でもないのに格差是正に乗り出す必要があるのか」との声が上がっている。
 また、削減の可能性が浮上している選挙区の県議は「地元に帰れば『地域のために選挙区を守れ』といわれる。定数削減は時代の要請とは理解できても、『はい分かりました』とは言えない」と、苦しい胸の内を明かす。
 現行選挙区における1票の格差は、最小の西之表市区(1万8198人)と最多の志布志市・曽於郡区(5万80人)間で2.75倍。同検討委の試算によると、合併後の市郡単位をもとに単純に人口比で定数を割り振った場合、定数が51、50いずれになるにしても、西之表市区(1万8198人)と日置市区(5万2411人)の間で2.88倍となり、3.0倍以内ではあるが現行より拡大してしまうことになる。
 このため、県議団内には、「任意合区」を用いて格差是正すべきという意見が少なくない。ある県議は「違憲ではないにしても、『定数見直しを実施したのに差が逆に拡大しました』では県民は納得しない」。別の県議も「今後も鹿児島市への一極集中が進み、郡部では人口がますます減少することが想定されるだけに、今回格差是正に乗り出さなければ問題を先送りするだけ。最大会派の良識を示さなければ」と話した。

70千葉9区:2009/01/06(火) 21:33:31
>>36
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-06-M_1-001-1_004.html?PSID=fefbfe77dd17662df3846901dbca8bcc
宮古島市支所長を逮捕/「家具購入に充てた」/業務上横領疑い 農業団体の48万円

 県警捜査二課と宮古島署は五日、宮古島市伊良部の農業団体の資金を横領したとして、業務上横領容疑で同市伊良部総合支所長の垣花惠容疑者(57)=同市伊良部国仲=を逮捕した。垣花容疑者は「自宅の家具購入費に充てた」と容疑を認めているという。

 捜査二課などの調べでは、垣花容疑者は数年前から伊良部島の農家でつくる農業団体の会計として通帳や現金を管理。二〇〇七年五月十七日、伊良部郵便局で、同団体から預かっていた現金四十八万円を自己名義の郵便貯金総合口座に入金し、横領した疑いがある。

 また、同団体が市から畑の整地作業を請け負うこともあったことから、同課は垣花容疑者が公的立場を利用して受注などにかかわっていた可能性もあるとみて、会計になった経緯や時期について調べている。

 同市発注の公共工事「鍋底地区土地改良整備工事」の入札をめぐり、同支所の担当課長と建設業者二社の代表の計三人が逮捕された昨年十一月の競売入札妨害事件を捜査する中で、垣花容疑者の横領容疑が発覚した。同団体代表の男性からも被害申告が出ていた。

 支所長の逮捕を受け、同日午後に会見した下地学市長職務代理者副市長は「度重なる職員の不祥事は残念の極み。あらためて市民におわび申し上げたい」と謝罪した。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-06-M_1-025-1_002.html?PSID=fefbfe77dd17662df3846901dbca8bcc
「またか」失望と怒り/仕事始め 職員落胆/「うみ出し切る必要」/宮古島市支所長逮捕

 【宮古島】「開いた口がふさがらない」、「やっぱりか」、「まだ氷山の一角」―。業務上横領容疑で、宮古島市伊良部総合支所長の垣花惠容疑者(57)が五日、逮捕された。昨年十一月に市の現職課長が逮捕されてから、わずか一カ月余り。今回は部長級職員による不祥事に、市職員や市民からは、失望と怒りの声が相次いだ。

 下地学市長職務代理者副市長は、五日午前の定例庁議で、職員の意識改革を部長らへ徹底するよう伝えたばかりだった。

 下地副市長によると、昨年十二月九日に垣花容疑者から退職願が提出され、市議会定例会も警察の事情聴取を理由に欠席していたという。市総務課によると、十日から年休を取っていた。

 記者会見で、下地副市長は「昨年もこういうことがあって、市民におわびのしようがないと申し上げたが、残念の極み」と声を落とし、終始沈痛な表情で市民へ謝罪した。

 市は今後の捜査の推移をみた上で垣花容疑者の処分を決める。

 同容疑者と仕事をしたことがあるという市職員は「上司として尊敬していたのにとても残念。情けないとしか言えない」と口ごもった。

 別の職員は「(同容疑者が)取り調べを受けているのは聞いていたので、やっぱりかという感じ。周りの職員も『まだ続くの』と不安がる。今年こそはと思った仕事始めの日にこんな事態になり、本当に心が砕けてしまう」と話した。

 ある管理職は「今度は部長級の逮捕で市民に申し訳ない。市長が辞めてもこの体質は変わらない。うみを出し切って、問題に正面から向き合って今、何をするべきかを管理職員が現場へ徹底しないといけない」と危機感を募らせる。

 介護福祉施設の男性職員(36)は「怒りやあきらめがないわけではないが、逆に今すべて出し切る良い機会。今回の市長選で、一票に何を託すか、市民も問われていると思う」と語った。

 広がる行政の腐敗に市民は憤る。会社員の女性(45)は「職員が市民の前に出て説明責任を果たすべきだ。これはまだ氷山の一角で、市長が替わっても、根本的な体質は何も変わらない。職員が市民の批判を受け止め、何をするべきかをはっきり伝えてほしい」と訴えた。

71名無しさん:2009/01/09(金) 01:38:46
衆院選前哨戦、議会の主導権… 各党思惑さまざま 54人が政党公認 北九州市議選
2009年1月9日 01:01 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/69877

任期満了に伴う北九州市議選(定数61)の告示(23日)まで2週間。次期衆院選の前哨戦とも位置付けられ、各党が「政治決戦」の舞台として重視する。現在立候補を表明している78人のうち、54人(うち諸派1人)が政党公認を得て、「党の看板」を背負った戦いに挑む。

 政党別の擁立状況をみると、自民党の公認は18人、推薦5人。前回当選した公認16人、推薦1人のうち4人が引退するなどしたが、無所属だった現職や新人を積極的に公認・推薦。前回の擁立数を上回った。同党の三原朝彦衆院議員(福岡9区)は「公認、推薦の全員が当選し、市議会第一党として主導権を発揮できるようにしてほしい。選挙結果が衆院選にも大きく影響する」と強調する。

 北橋市長を支える民主党は9人を公認、2人を推薦した。前回は公認9人、推薦1人が当選したが、その後公認2人が刑事事件で逮捕され辞職する不祥事があり、さらに4人が引退。今回は新人6人を公認して世代交代を進めた。党県連内部からは「市政の安定運営のため14人程度を公認したかったが、前回と同数なのは問題」との指摘も。既に改選後の社民党との連携を模索する動きも出始めた。

 公明党は前回と同じ公認11人。前回は八幡西区を除く各区でトップ当選しており、党関係者は「7月予定の東京都議選と次期衆院選勝利に向けて勝ち方が問われる」と語る。

 共産党も前回と同じ10人を公認。社民党は前回比2減の5人を公認し、2人を推薦(うち1人は民主も推薦)。さらに1人を「支持」とする予定。両党とも市議選で得票率の下落傾向が続いているだけに「雇用情勢が悪化する中、生活を守る政党の立場を鮮明にして支持を集めたい」と意気込む。前回議席を失ったふくおかネットワークも1人を擁立する。

=2009/01/09付 西日本新聞朝刊=

72千葉9区:2009/01/13(火) 21:07:55
=佐賀3区=
広津先生、こちらにいかがですか?
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1153169&newsMode=article
定数46→34 出馬44人で大混戦か 唐津市議選18日告示

 市町村合併後初の改選期を迎える唐津市長・市議選が、18日告示される。無投票の可能性が強まる市長選に対し、市議選は大混戦の様相を見せている。定数が合併特例枠を使った前回の定数46から12減って34になるのに対し、44人が立候補を予定。旧市町村ごとの「選挙区」もなくなって全市1区に広がるため、当落ラインは大幅に上がる見込みだ。旧郡部では1000票近い上積みが必要な候補予定者も多く、票争奪の前哨戦は激しさを増している。

 唐津市は2005年に8市町村が合併、06年には七山村が編入した。当初4年間は特例で旧市が24議席、旧郡の7町村が各3議席、編入した七山に1議席を振り分けていた。

 今回の立候補予定者説明会には現職37、新人7陣営が出席。地域別に見ると唐津23人、肥前が4人、浜玉と厳木、相知、鎮西が各3人で、北波多と呼子が各2人、七山が1人となっている。

 定数減に加え全市に広がった選挙区で、各陣営は票の取り込みに気をもむ。12月1日現在の有権者数は10万6072人で、前回並みの投票率(77・04%)になれば立候補予定者一人あたりの票数は1857票。このデータをもとに多くの陣営が「1800票が安全圏」と指摘する。

 ただ、前回この票数を獲得したのは旧市の7人だけで、旧郡部の当選者の半数は1000票以下。700票弱で当選した人もおり危機感は強い。地域で見ると、約4300票しかない厳木から3人が立候補を表明、1人が出馬予定の七山は約2000人の有権者ほとんどをまとめないと苦しい計算だ。

 このため、旧郡部から立候補する予定者の多くは「大票田の旧市票をいかに取り込むか」が鍵と予想。ある現職は「細い糸でもたぐるしかない」と高校の同級生らも通じて旧市へ切り込む。

 一方で旧市からの出馬予定は現職19人、新人4人。現職の多くは「手を広げるよりまず地元固め。その上で後援会員には知人や親類に声掛けしてもらい地道に支援者を広げていく」と守勢に回る厳しい戦いに気を引き締める。また実績のない新人は「空白地域などで地道に一票一票を積み重ねるしかない」とあいさつ回りに懸命だ。10人が涙をのむサバイバルレースは25日の投開票に向け、これから正念場を迎える。


【写真】市内各地に準備された、48枚までポスターを張られる巨大な掲示板=唐津市和多田

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1154142&newsMode=article
麻生氏が出馬へ 唐津市長選
 任期満了に伴い18日に告示される唐津市長選挙(25日投開票)に新人で同市浜玉町の養鶏業、麻生茂幸氏(59)が13日、出馬する意向を明らかにした。同選挙には現職の坂井俊之氏(47)=1期=が出馬を表明、無投票が濃厚とみられていたが、一転、現職と新人一騎打ちの選挙戦になる公算が大きくなった。

 麻生氏は取材に対し「市町村合併によるひずみが出ており、これを是正したい。強いリーダーシップで、財政再建も推進したい」と出馬の理由を説明。「遅くなったが、住民の不満があるのに無投票ではいけないと決意した」とし、支持者と会合を持った後、14日にも記者会見し正式に出馬を表明するという。

 麻生氏は唐津東高卒。家業を継ぎ、自然農法による「みのり農場」を経営している。

73千葉9区:2009/01/13(火) 21:35:08
>>63-64とか
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090113rky00m010009000c.html
浦添市長選:自民党県連、自主投票に
 自民党県連(具志孝助会長)は13日、2月8日投開票の浦添市長選について自主投票とすることを決め、前回、前々回とも推薦していた現職・儀間光男氏の推薦を見送った。同日の選挙対策委員会で決定した。儀間氏からは、これまでに自民党沖縄県2区支部(支部長・安次富修衆院議員)を通じ、推薦願が出されていた。推薦願が出された都市部の選挙で自主投票となるのは異例。

 決定について具志会長は「これまでの政治行動、特に各種選挙への党幹部としての対応で、多くの自民党関係者に不信感があり、払しょくされていない」と説明。その上で「失政はないが、(国民新党の)下地幹郎氏との関係について(親密だと)内外から指摘がある。儀間氏も『政治的には一線を画しているが、下地氏とは深い友人関係で、友人関係まで断ち切れない』と話している。けじめ論だ」と指摘した。

 次期衆院選沖縄2区への影響について、翁長政俊幹事長は「影響が出ることは承知している。しかし自主投票であり、安次富衆院議員も含めて2区で儀間氏を応援することに足かせはない。影響が出ない努力をしていくと思う」と述べた。

 儀間氏の推薦をめぐって県連は4日、12日と国会議員らとも協議。推薦すべきだとの声もあったものの、下地氏との親密な関係から厳しい意見も出ていた。13日も衆院選への影響を懸念し従来通り推薦すべきだとの意見もあったという。

(琉球新報)

2009年1月13日

74千葉9区:2009/01/13(火) 21:51:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/70552
今年の県内選挙 西之表、日置、曽於市長選など… 29の地方選を予定 定数減で激戦の議員選も
2009年1月13日 00:28 カテゴリー:九州・山口 > 鹿児島
 今年、県内では西之表、日置、曽於、いちき串木野、霧島、南さつま各市長選をはじめ計29件の地方選挙が予定されている。議員選では定数減となるところも多く、激戦が予想される。

 選挙期日が25日告示、2月1日投開票と決まっているのは西之表市長選・市議選。市長選は今のところ、再選を目指す現職の長野力氏(69)のほかに立候補の動きはない。市議選は今回から定数が19から16に3減る。

 日置市長選には、現職の宮路高光氏(58)が2期目を目指して立候補を表明。市議選は、合併特例で旧町ごとに設けられていた選挙区がなくなり、定数も30から22へ8減する。

 曽於市長選は、現職の池田孝氏(64)が再選を目指して立候補を表明している。市議選は合併特例の選挙区が廃止されるため競争が激化するとみられる。

 いちき串木野、霧島、南さつまの3市長選については、現時点では立候補表明はない。

 町村長選のうち、さつま町では再選を目指す現職の井上章三氏(61)と、新人で元町議の日高政勝氏(63)の対決となる見込み。南大隅町では、現職の税所篤朗氏(78)が今期限りでの引退を表明。元町議の枝迫勝太郎氏(69)と会社社長で根占町商工会長の森田俊彦氏(49)の両新人が立候補の意向を表明した。

 昨年8月当選の竹原信一市長と多くの市議が人事案などをめぐり対立を深める阿久根市では、市議選が予定される。

=2009/01/13付 西日本新聞朝刊=

75千葉9区:2009/01/13(火) 22:55:47
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139836-storytopic-3.html
支庁改編条例を可決 県議会2009年1月13日 県議会(高嶺善伸議長)は13日午前、臨時会を開き、宮古・八重山両支庁組織改編条例を共産を除く賛成多数で可決した。新設する事務所長に参事監(部長級)配置などを求める4項目の付帯決議を盛り込んだ。採決の際に奥平一夫氏(無所属ク)が退場した。条例可決を受け、先島支庁の組織改編は、当初予定から1年遅れの2009年4月から実施される。
 付帯決議は、事務所長の参事監配置のほか(1)施策・事業の確実な実施と住民サービス向上(2)伊良部大橋や新石垣空港など重要施策の着実な推進(3)災害時の危機管理に関する総合調整機能の確保―を求めている。
 県は組織改編の効果として両支庁長を含めて17人の職員削減、年間約1億円の経費節減を見込んでいる。
 同条例案は08年11月定例会の総務企画委員会で、野党が「地元の理解を得られていない」として継続審議となっていた。7日の同委員会で、県の再説得で地元首長が「一定の理解を示した」として、賛成多数で可決した。
 07年11月には地元首長や県議の反発で県議会への条例案提案を見送った経緯がある。



http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139825-storytopic-3.html
付帯決議に課題 支庁改編きょう可決へ2009年1月13日
総務企画委で宮古・八重山両支庁組織改編条例案を挙手で採決する委員ら=7日、県議会
 県議会(高嶺善伸議長)は13日午前、臨時議会を開き、宮古・八重山両支庁組織改編条例案について採決する。同条例案は、付帯決議を添えて、野党の一部を除き、賛成多数で可決する見通しだ。新設する事務所長への参事監(部長級)配置の期間や、人員削減数などの調整は残るが、先島支庁の組織改編は、当初予定から1年遅れの2009年4月から実施される見込み。
 「地元首長から『行財政改革の観点からやむを得ない』との理解を得た」。7日に急きょ開かれた総務企画委員会で、宮城嗣三県総務部長はこう報告した。県執行部は、継続審議となった08年11月定例会後、地元首長の説得や臨時議会の開会を目指し、調整を進めてきた。
 総務企画委員会で、共産は支庁長の権限強化を求めて反対を主張したが、それに賛同する他の野党委員はいなかった。08年末、県の再説得を受けて、反発していた大浜長照石垣市長が「一定の理解を示し、県案を中心に議論する」と態度を軟化させたことが強く影響した。野党委員は「基本的に行革には賛成だ。地元の理解を得られた今、反対する理由はなくなった」とした。
 一方で、付帯決議の扱いをめぐり課題も残る。委員会の開会前、野党委員は付帯決議の文案を協議。参事監の配置について、当初案では、配置の期間を「当分の間」としたが最終案では、地元の発言力を確保するため「期間を限定させたくない」(野党委員)として、「当分の間」を削除した。しかし、県総務部は「人事権は県知事の専権事項。政策的な判断として暫定的に配置する」と永続的な配置を拒んでいる。
 人員削減や経費節減について県は、次長級から部長級への人事配置変更で、年間200万円の節減幅が減少すると説明する。両支庁長を含めて17人の削減、約1億円の節減を試算していたが、「住民サービスの低下がないことを大前提に細かく業務を査定する。(急変で)現場の混乱を避けるため、当初予定よりも削減幅が減ることも想定される」(総務部幹部)と話す。4月実施に向け、細かい調整が求められる。(宮城征彦)

76千葉9区:2009/01/13(火) 23:40:55
=福岡7区=
http://www.asahi.com/national/update/0112/SEB200901120004.html
市議会議長、ビール瓶で知人殴りケガさせる 福岡・柳川
2009年1月12日19時59分

 福岡県柳川市議会の田中雅美議長(61)が先月31日夜、自宅で開いた忘年会の席上で参加者の男性をビール瓶で殴り、7針縫うけがをさせていた。男性は被害届を柳川署に提出したが、その後取り下げたこともあって、傷害事件として立件されてはいない。

 同署や市議らによると、約50人が参加した忘年会で、田中議長は男性を「選挙に非協力的だ」などと非難。頭をビール瓶で殴ったという。

 男性は直後に同署に被害届を提出したが、年明けに取り下げを申し出た。同署は「被害者の事件にしないでほしいとの思いが強かった」と説明している。同署の調べに対し、田中議長は「酒に酔っていた。申しわけなかった」と反省していたという。

 同署は立件を見送ったが、市議会では余波が続きそうだ。市議の一人は「議長の行為は選良としてあるまじき行為。警察の対応も問題がある。早急に臨時議会を開催し、議長の議員辞職を求めていきたい」と話している。

77とはずがたり:2009/01/13(火) 23:44:10
>>76
これ↓をちょっと思い出しました。ビール瓶で人殴っちゃいかんわな。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7638

78千葉9区:2009/01/14(水) 00:08:27
>>77
ビール瓶も銃刀法の規制対象にしますか!?

79千葉9区:2009/01/14(水) 21:46:52
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090114ddlk42010539000c.html
長崎市議会:「長崎市民会議」、新会派結成届 /長崎
 長崎市議会の会派「自民長崎人の会」の代表・重橋照久市議ら4人が、新会派「長崎市民会議」の会派結成届を議長に提出したと、長崎市議会事務局が13日、発表した。

 新会派は重橋市議のほか、福島満徳▽井原東洋一▽山口博−−の各市議で構成。重橋市議が代表を務める。また、山口市議が所属していた国民新青天の会は、国民新自由クラブと名称を改める。

 新会派結成などにより、同議会の会派は、市民クラブ15人▽自民党11人▽自民明政クラブ7人▽公明党6人▽共産党5人▽長崎市民会議4人▽気走会1人▽草の根クラブ1人▽国民新自由クラブ1人−−の計51人となった。【下原知広】

〔長崎版〕

毎日新聞 2009年1月14日 地方版


2007/05/18(金) 13:34:58
長崎市議会会派 社民が民主系市民クに合流 参院選へ共闘態勢
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/?KEYWORD=%C4%B9%BA%EA%BB%D4

80千葉9区:2009/01/14(水) 21:48:25
>>69
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14704
鹿県議会定数見直し 「任意合区」初導入へ
(2009 01/14 07:19)
 鹿児島県議会の最大会派・自民党県議団(40人)は13日、総会を開き、議員定数削減へ任意合区を導入して選挙区ごとの議員1人当たり人口の格差(1票の格差)を是正する方針を決めた。民主や無所属議員らでつくる県民連合(7人)、公明党県議団(3人)も導入に前向きで、鹿児島県議会として初となる任意合区導入は確実な情勢。今後は合区の対象と定数が焦点となる。
 自民党県議団内にはこれまで、「定数見直しで格差が拡大する事態は避けるべきだ」との声の一方で、任意合区導入に伴い定数削減の可能性がある選挙区議員などから「格差3倍以内は最高裁も合憲と判断しており、任意合区は必要ない」との反対意見があった。
 この日の総会でも賛否の意見が出されたが、執行部は会派内の意向調査で過半数が格差是正を求めていることなどを報告。最終的に任意合区導入による格差是正でまとまった。
 県議会は2011年の次期選挙から54人の定数を「50か51」に削減する方針を決定。2月初旬の成案化を目指し各会派が調整を進めている。今後それぞれの定数ごとに任意合区した場合のシミュレーションを行い合区対象区と定数について論議を深める。
 各会派が参加する議員定数等検討委員会の試算によると、1票の格差が現在最も大きいのは、最小の西之表市区と最多の志布志市・曽於郡区間で2.75倍。市町村合併後の市郡を基に人口比で削減後の定数を単純に割り振ると、いずれの場合も西之表市区と日置市区間で最大2.88倍となり、格差が現行より拡大する。
 議員1人当たり人口が最も少ない西之表市区と熊毛郡区、2番目に少ない垂水市区と鹿屋市区を任意合区すれば、格差は枕崎市区と志布志市・曽於郡区間で1.99倍に縮まる計算となる。

81千葉9区:2009/01/14(水) 22:06:17
>>53
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090114/lcl0901141321001-n1.htm

「辞めてもらいたい議員は誰?」市長がブログで投票呼びかけ
2009.1.14 13:21

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)が、自らのインターネットブログで「市議会不人気アンケート」として市議15人全員の実名を挙げ、「最も辞めてもらいたい議員は?」との設問でネット投票を呼び掛けていることが14日分かった。

 市長は「どういう結果が出るか興味があり、思いつきでやってみた」と説明するが、市議側からは「市民から信任を得ている議員に失礼」と批判が上がっている。市長がネット投票を呼び掛けたのは、12日付のブログ。市議全員の氏名に加えて「全員辞めてほしい」などの選択肢を設け、投票時点で集計結果を見ることが可能になっている。

 市長は「自らへの支持、不支持も問うており、市民の声を意識するのは当然。削除するつもりはない」と強調。これに対し、ある市議は「市長不信任決議案の提出も検討する」と強く反発している。

82千葉9区:2009/01/14(水) 22:58:45
>>79
リンクミス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6458
そして、ここによると、
http://www.okaperon.info/07g/0705rinzi.html
<平成19年第2回(5月)臨時議会>

自民・公明に共産が相乗りし新議長選出

−長崎市議会議長選挙−


--------------------------------------------------------------------------------

2007年4月の長崎市議会議員選挙後初めての市議会となる、平成19年第2回臨時市議会が5月16日開催され、議長、副議長などを選出するとともに、議員提案の「暴力行為の根絶を求める意見書について」などの議案及び専決処分の報告などを可決・承認し閉会しました。
注目の議長選挙は、過去8年間「市民クラブ・自民明政クラブ・公明党」の3会派連携による議長擁立体制から公明党が抜け自民党と連携、これにまさかと思った共産党が相乗りし、「市民クラブ・自民明政クラブ」対「自民党・公明党・共産党」の戦いとなりました。結果は自民党・公明党・共産党連合に2人会派の一部と1人会派なども相乗りし、議長選挙、副議長選挙とも26票対24票(無効1票)で自民党議長、公明党副議長を選出しました。

83名無しさん:2009/01/15(木) 13:12:58
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/1 門司区 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090112ddlk40010147000c.html

迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/2 小倉北区 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090113ddlk40010188000c.html

迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/3 小倉南区 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090114ddlk40010408000c.html

迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/4 若松区 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090115ddlk40010353000c.html

84とはずがたり:2009/01/15(木) 14:16:45
>>80
おお,鹿児島県議会が良識をみせるか?
それぞれ合区して定数は増やさないってことですよね。
自民2減だな。
西之表市・熊毛郡は自民分裂選挙だと自治労候補が当選できたりするかも。

鹿屋市 定数3−候補4
_ 得票数  氏_名  齢 党派 新旧 代表的肩書
当 14,384 吉永 守夫 72 自民_ 元② 農業
当 13,190 櫛下 勝美 63 無所属 現④ 自治労県役員・前回は社民・民主推薦=「民主・社民・無所属連合」→県民連合
当  9,289 山田 宏之 53 自民_ 現⑤ 染物業
_  2,433 菊永 哲彦 55 共産_ 新  党県委員
垂水市 定数1−候補4
_ 得票数 氏_名  齢 党派 新旧  代表的肩書
当 4,226  堀之内 芳平 54 自民 現② 地質調査社役員
□ 3,975  池田 和弘  46 無所属 新   市民団体代表
_ 2,909  森  孝之   61 無所属 元   建設会社役員
__ 847 栗栖 善幸  55 無所属 新   (元)県職員

西之表市 定数1−無投票
_  氏_名  齢 党派 新旧 代表的肩書
○ 松里 保廣 49 自民 現④ 党県党紀副委長
熊毛郡 定数1−候補2 (選管確定)←惜しいのでは?
_ 得票数 氏_名 齢 党派 新旧 代表的肩書
当 9,403  日高  滋   53 自民_ 現③ ガス販売会社長
□ 7,678  石田尾 茂樹 48 無所属 新_ 自治労支部役員


志布志市・曽於郡 定数1−候補3 (選管確定)
_  得票数 氏_名  齢 党派  新旧   代表的肩書
当 12,034 中山 信一 61 無所属 元② 酒造会社長→裁判=連合推薦・会派無所属→県民連合
□  8,605 西高 悟  47 無所属 新 農業
□  7,821 市ヶ谷 誠 53 自民_ 現 給油所代表
日置市 定数2−無投票
_  氏_名  齢 党派 新旧 代表的肩書
○ 前原 尉  48 自民 現③ 医療法人理事
○ 岩崎 昌弘 54 自民 現② 電気工会社役員

85名無しさん:2009/01/15(木) 23:08:04
>>83
北九州市議選 告示:1/23 投票日:2/1

メモ
北橋市長の動向→民主公認・推薦候補を支援
与野党に分かれる自民系会派→自民市民クラブは市政与党、自由民主党は市政野党

現行会派
市政与党 市民の風(民主系)11、社民市民連合5、自民市民クラブ14 → 計29
市政野党 自由民主党11、公明党11、共産党10 → 計32
中間?   緑の会2

門司区(定数7−9[1減]) 前回:公民自共無無社自
川端耕一   自      現 
日野雄二   自      現 (元)参院議員(自見庄三郎)秘書
中島慎一   自      現 
奥村直樹   民      新 ファイナンシャル・プランナー
渡辺徹     公      新 自営業
福島司     社      現 
馬場一榮   無[社・民] 現 
波田千賀子 共       新 看護師
大西光広   無       新 (元)品川区議(民主)、当地出身

86名無しさん:2009/01/15(木) 23:09:00
>>83>>85

小倉北区(定数12−14[1減]) 前回:自3、民、公2、社、共2、無4
中村義雄 無 現 自民系会派所属
奥村祥子 自 現
木村年伸 自 現
吉田通生 自 現
山田国義 無 新
佐藤茂   無 新
世良俊明 民 現
永岡啓祐 民 新 建材会社員
赤松文雄 公 現
木村優一 公 現
長野敏彦 社 現
大石正信 共 現
八記博春 共 新
沢田輝彦 無 新

小倉南区(定数12−16[1増]) 前回:自3、民、公2、社、共2、無2
三村善茂     自     現
井上秀作     自     現
片山尹       自     現
渡辺均       自     現
西田一       無[自] 新
小清水喜代孝 無[自] 新
奥永浩二     民     新 ファイナンシャル・プランナー
松井克演     民     現 党県連選対委員長、(元)合成化学産業労組連合、(元)安川電機
森浩明       無     現 民主系会派所属、松下政経塾
森本由美     社     現
吉河節郎     公     現
木下幸子     公     現
藤沢加代     共     現
柳井誠       共     現
渡辺謙二朗   無     新
吉村万志     無     新

87千葉9区:2009/01/15(木) 23:51:13
>>53>>81

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090115-OYS1T00214.htm
阿久根市長が不人気市議投票、議会反発 不信任可決へ


竹原信一市長 ブログ(日記形式のホームページ)を使って選挙運動をしたり、「アカンベー」をして取材を拒否したりするなどして物議を醸してきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)に対し、市議15人のうち少なくとも12人が「市長の資質に欠ける」として不信任決議案を提出することを決めた。決議案は可決される公算が大きい。

 市長は辞職せずに議会を解散して対抗する構えだが、出直し選後の議会の構成次第では辞職に追い込まれる。市民からは「市民そっちのけの不毛な争い」という冷めた声が上がっている。

 市長に反発する市議12人はグループを結成、「市議の任期満了は今年12月だが、このまま市長を放ってはおけない」として、解散覚悟で不信任決議案の提出を決めた。グループの新坂上誠市議は「早く市長を辞めさせないと混乱がさらに広がる」と話した。別の市議は「市長を失職に追い込むためには出直し選で反市長派が過半数を占めることが大切。新しい市長候補の擁立も含めしっかり準備したい」と語った。

 竹原市長は読売新聞の取材に対し、「自分の生活のことばかり考え、市民のことを考えない議会は必要ない。私のやり方に反対するのであれば議会解散は仕方ない」と話した。

 市議グループは、早ければ2月に臨時議会の開会を求め同決議案を提出する。議会が解散されれば3月末までに市議選になるとみられ、反市長派の現職のほか、市長派の新人数人も立候補する予定だ。

 竹原市長は市議を2年半務めて昨年9月に就任。以来、ブログで市議たちを「市政妨害グループ」などと評したり、「最もやめてもらいたい市議は」などの意見を募ったりして議会との対立を深めてきた。

 議会では2007年、複数の市議が領収書を偽造するなどして政務調査費を水増しして受け取っていた不祥事が発覚。当時、市議だった竹原市長は「議会の信頼を失墜させた」としてこの議員に対する辞職勧告決議案を議員提出したが、議会は否決した。竹原市長は昨年の市長選で議会の体質を批判し、定数の大幅削減などを掲げて当選したという経緯がある。

(2009年1月15日 読売新聞)

88千葉9区:2009/01/15(木) 23:52:51
http://373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=11&storyid=12504
阿久根市長選 竹原氏が初当選
(2008 09/01 07:19)
 任期満了に伴う阿久根市長選は31日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市議竹原信一氏(49)が、元市議会議長の庵重人氏(69)、阿久根地区消防組合元消防長の山田実氏(57)、製缶業の砂畑実氏(78)=いずれも無所属新人=を破り、初当選を果たした。
 竹原氏は「市民の側に立って阿久根を変える」と訴え、議員定数や市職員人件費の削減など掲げて支持を広げた。
 庵氏は建設、農協関係者らの組織票をまとめ、山田氏は約40年の行政経験をアピールしたが及ばなかった。砂畑氏は特産品づくりなど掲げたが広がりに欠けた。
 同市長選は2期連続無投票で選挙戦は12年ぶり。新人4人による争いは1952年の市制施行以来初めてだった。
 当日有権者数は2万140人(男9151人、女1万989人)で、投票者総数は1万5206人(有効1万5126=案分小数点以下切り捨て、無効79)。投票率は75.50%で、1996年の89.04%を13.54ポイント下回り、83年の71.55%に次ぐ低さだった。

■阿久根市長選開票結果
(31日午後9時45分、選管最終)
当 5,547 竹原 信一 49 無新(1)
  5,040 庵  重人 69 無新
  4,401 山田  実 57 無新
    138 砂畑  実 78 無新

http://373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=11&storyid=12529
阿久根市長選ブログ更新 県警、竹原氏に警告
公選法抵触の恐れ
(2008 09/02 07:25)
 8月31日に投開票が行われた阿久根市長選で初当選した竹原信一氏(49)=無所属=が、自身のブログ(日記形式のホームページ)を告示後も更新していた問題で、鹿児島県警が、公選法で使用を制限している文書図画の頒布にあたる恐れがあるとして、警告していたことが1日、分かった。
 公選法は、選挙期間中、法定外の文書や図画の頒布・掲示を禁止している。竹原氏は告示後も連日、ブログを更新したため、同市選挙管理委員会は「公選法に違反する恐れがある」として注意。竹原氏の選挙事務所に更新停止と24日の告示以降の更新分の削除を指導していた。
 竹原氏は投票前日の30日に更新内容を削除。ブログで「警察を自称する所からの電話で24日以降の削除と更新停止を求められた。支持者の不安を解消するためにとりあえず指導に従うことにした」と説明していた。
 1日の会見で竹原氏は「(告示後のブログ更新が)何で不公平なのか。総務省の解釈がおかしいのであって、問題ない。法律のちゃんとした解釈ができない総務省を抱えるこの国の問題だ」などと話した。
 ブログでは持論を展開する一方、「選挙に出る資格さえない」などと、他候補の名字を一字ふせる形で批判などしていた。

89千葉9区:2009/01/15(木) 23:54:54
http://373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=11&storyid=12853
阿久根市議を10減 市長、「定数6」提案へ
(2008 09/22 07:58)
 阿久根市の竹原信一市長は21日、同市の市議会議員(定数16)を10減の6人とする議員定数条例改正案を29日開会予定の9月議会に提案する意向を明らかにした。
 竹原市長は同日、市民会館であった市民懇談会で、公約に掲げた議員定数削減に触れ「阿久根市は2市4町で合併ができなかったが、合併した場合を想定すれば議員数30人。うち阿久根市を人口比でみると7.9人だが、6人が妥当」などと説明した。
 市長と副市長の給料を半減する議案提案も行うとした。議員の日当制導入にも触れ、12月議会以降に取り組む姿勢を示した。
 予想される市議会側の反発について竹原市長は会終了後、報道陣に対し「市民の大多数が議員削減に賛成だと(懇談会で)確認した。市民の意向に反対できないと思う」と述べた。
http://373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=11&storyid=13279
阿久根市議会最終本会議 市長公約の3議案否決
(2008 10/18 08:55)
 阿久根市議会は17日、最終本会議を開き、議員定数16を削減し6とする条例改正と市長・副市長給与の削減、住民票など交付手数料引き下げの条例改正の3議案を否決。2008年度一般会計補正予算など5議案を原案可決し、07年度一般会計歳入歳出決算認定など7件を決算特別委員会に付託して閉会中の継続審査とした。
 否決した3議案は起立採決され、議員定数削減案が賛成ゼロ、他の2議案がそれぞれ賛成1だった。8月の市長選で初当選した竹原信一市長が公約に掲げていた。
 閉会後に会見した竹原市長は、開会日に不同意となった副市長と教育委員1人の人事案2件を含め、自ら提案した全5件が否決されたことに対し「残念。手数料議案まで反対されたが『意地でも反対』との議員の意思の表れ」と述べた。
 他方、定数を10減し6とする議員定数条例改正案については、今後、定数6に固執せず「市民の合意を得る形で落ち着く数字」を12月議会に再提案する考えを示した。
 空席となっている教育長の後任については「一生懸命探すが、県教委に頼む気持ちはない。私にも教育行政のパイプがある」とした。
http://373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=11&storyid=14384
阿久根市教委 課長の兼業を不承認
市長「勤務続けさせる」
(2008 12/23 07:39)
 阿久根市教育委員会は22日、臨時会を開き、10日から西之表市の保育園長を兼務し、地方公務員法が禁ずる兼業状態にある長深田悟教育総務課長兼教育長職務代理者(57)について、兼業許可申請を不承認とした。
 竹原信一市長は秘書広報係を通じ、これまで通り勤務させる意向を示した。長深田氏は「コメントできない。市長の言うとおりにする」と話した。
 臨時会には、折橋嘻典委員長と田野美恵子委員、市教委事務局関係者が出席。兼業許可申請は19日、市教委に提出されている。
 田野委員は「報道で保育園長を辞めていないのを知り驚いた。兼業は承認しない」とし、折橋委員長も「保育園も園長不在で困っているはず。双方に迷惑をかけないようきちっとしてほしかった」と述べた。
 折橋委員長は報道陣に対し「(園長を辞職する)26日以降に勤務実態や報酬など調査し、処分対象として賞罰委員会にかけるか検討したい」と話した。
 市議会が9日、長深田氏を教育長候補として再提案した教育委員任命議案を不同意としたのを受け、竹原市長は10日付で市職員採用。同日、教育総務課長兼教育長職務代理者に就任させたが翌11日、兼業が発覚した。
 竹原市長は17日の市議会一般質問で、地方公務員法に基づく兼業許可を10日付にさかのぼって出したため問題ないとの見解を示したが、本来の任命権者の市教委は許可していなかった。

90とはずがたり:2009/01/16(金) 00:32:47
>>89
ちょっとやり過ぎじゃないでしょうかねぇ,これ。。

91千葉9区:2009/01/17(土) 00:19:52
>>72
無投票の流れから3人出馬に。。。
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090116ddlk41010313000c.html
選挙:唐津市長選 三つどもえの様相 田中氏、出馬の意向 /佐賀
 任期満了に伴う唐津市長選(18日告示、25日投開票)で、福岡市の特定医療法人・芳香会理事長、田中路子氏(60)=同市中央区=が立候補の意向を固めたことが15日、分かった。毎日新聞の取材に対し、関係者を通じて明らかにした。【田中操】

 唐津市長選は現職の坂井俊之氏(47)と新人の農場経営、麻生茂幸氏(59)がすでに立候補を表明しており、これで現職と2新人の三つどもえとなる可能性が濃厚になった。

 田中氏はこの日、市選管に市長選の届け出書類を受け取りに訪れた。17日までに事前手続きを済ませる予定という。関係者によると、「唐津を変えたい」と話しているが、政策や出馬に至った経緯などの詳細は、16日にも会見を開いて明らかにするとしている。

 田中氏は唐津市出身。95年の統一地方選で旧唐津市長選に出馬したことがある。市内で総合病院・唐津第一病院や老人保健施設、福岡市でも歯科クリニックを経営するなど、約35年間にわたって医療・福祉事業に携わってきた。

毎日新聞 2009年1月16日 地方版

92千葉9区:2009/01/17(土) 00:21:48
=大分1区=
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123206823962.html
大分市議選 民主、社民4人公認
[2009年01月16日 10:05]

 告示まであと一カ月になった大分市議選。四十六のいすを目指して五十六人前後が出馬するとみられており、激しい戦いとなりそうだ。

 最大会派の自民党は現有議席十七の維持を目指す。昨年十二月に現職十六人の公認を決めた。引退する田島八日氏の後継となる長男の寛信氏は推薦。
 民主党の議員などで組織するおおいた市政クラブは現在四人。民主党は現職の三人と新人の堀嘉徳氏を公認する。
 公明党は後藤一裕、油布忠、衛藤三男の三氏が引退。公認に新人の佐藤和彦、泥谷郁、国宗浩の三氏を立て、現有六議席の確保を狙う。
 共産党は議会内交渉権を維持するため、現有四議席の死守を目指す。引退する小手川恵氏に代わり、元旧野津原町議の河野広子氏を擁立する。
 社民党公認議員らでつくる社会民主クラブの出馬予定者は現有議席から一減の八人。社民党は四人を公認、一人を推薦する。桐井寿郎氏と田崎潤氏、県職労出身の井上香龍氏が引退。井上氏の後継には県職労元委員長で新人の松下清高氏が出馬する。現職二人が所属する市職労は三人を擁立。任期途中で県議選(〇七年)に出馬した首藤隆憲氏の後継として、元委員長の帆秋誠悟氏を立てる。
 大手民間企業の労組出身者らでつくる新市民クラブは現在六人。日鉱金属労組佐賀関支部出身の後藤淳夫氏が引退し、後継として新人の仲家孝治氏が出馬する。
 無所属の現職、二宮純一、挟間正の両氏も出馬の意向を固めている。
 このほかの新人は今のところ▽安東信二氏(団体役員)▽篠田憲明氏(元国会議員秘書)▽(木ヘンに却の去がタ)井文男氏(無職)▽帆足幸治氏(自営業)▽堤智通氏(元社会福祉法人職員)▽白石智幸氏(元国会議員秘書)▽倉掛賢裕氏(元国会議員秘書)▽小野仁志氏(元自衛官)―らが出馬を予定している。

93千葉9区:2009/01/17(土) 12:03:48
熊本 川辺川ダム流域首長の立場
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1194191152/54

蒲島郁夫知事:反対
坂田孝志・八代市長:ダム推進派
田中信孝・人吉市長:ダム反対派
徳田正臣・相良村長:ダム反対派

94千葉9区:2009/01/18(日) 01:41:30
>>62
もう構図変わりすぎ
とりあえず、民主・そうぞう系が一本化されたってことですかね
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-17-M_1-002-1_006.html?PSID=add0822fd131d7b5e38feddfa3149b51
狩俣氏不出馬 藤村氏を支援/宮古島市長選
選対本部長就任へ


 【宮古島】連合沖縄元会長の狩俣吉正氏(58)は十六日、宮古島市内で記者会見し、同市長選への不出馬と、同市長選に出馬を予定している藤村明憲氏(59)の選対本部長に就任すると発表した。

 狩俣氏は「単独での一位は極めて困難だと判断した。熟慮した結果、私の政策実現のため、藤村さんと組んだ方が政策実現の可能性が高い」と合流した理由を語った。

95千葉9区:2009/01/18(日) 16:50:46
>>83
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/16/20090116ddlk40010359000c.html
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/5 八幡東区 /福岡
 ◇自民、3議席保てるか 「誰が落ちてもおかしくない」
 今回から定数が1減の5に。「支持層が固い政党の候補を除けば、誰が落ちてもおかしくない」との観測が広がっている。特に、前回いずれも下位で当選した自民3現職の当落に注目が集まる。

 自民は現職の戸町、梶野、新上を公認した。前回4位当選の戸町は枝光・槻田地区で強い。後援会の枠を超え、街頭宣伝にも力を入れる。5位の梶野は中央地区が地元。福祉団体から支援を受けつつ、県議時代の人脈もたどる。6位の新上は祇園地区が地盤。高校同窓会などをてこに、支持拡大に努める。

 民主新人の白石は北橋健治市長(55)の衆院議員時代の政治団体元事務局長。労組に支えられながら、無党派層取り込みを図る。

 公明現職の成重は実績を強調する。固い組織票に上積みして、前回に続くトップ当選を狙う。

 共産現職の井上は「子育て世代」をアピール。党支持層だけでなく、現市政に批判的な層を取り込み、上位当選を目指す。

 無所属新人の谷口は社民の推薦を受ける。北橋との近さを印象付けつつ、唯一の女性として、無党派層での支持拡大も図る。(敬称略)【平元英治】

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090117ddlk40010400000c.html
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/6 八幡西区 /福岡
 ◇民主票の行方、焦点に−−定数15に18人が名乗り
 定数15に対し18人が名乗りを挙げている。民主系現職は4人が引退するにもかかわらず、公認した新人は2人だけ。民主票の行方が焦点になりそうだ。

 自民は現職の佐々木、香月、鷹木の3人を公認、村上を推薦。佐々木は香月地区、香月は木屋瀬地区、鷹木は折尾地区、村上は黒崎地区を地盤にしており、それぞれ企業・団体への浸透を図る。

 民主は浜口と大久保の新人2人を公認。浜口は元連合福岡政治局長で、西鉄労組が支える。大久保は北橋健治市長(55)の衆院議員時代の元秘書で、新日鉄労組が推す。

 公明は西、桂、山本真智子の現職3人を公認。区域を三分割して支持者回りを続けている。18日に北九州市入りする太田昭宏代表(63)の遊説で、勢いをつけたい考え。

 共産は現職の石田、原田2人を公認。前回最下位当選の石田は黒崎、折尾地区をこまめに回っており、原田も三ケ森、上津役地区などで支持を訴える。

 社民は前回に続き佐藤を公認した。党支持層を中心にした戦いで支援者の拡大に懸命。

 前回議席を失ったふくおかネットワークは、新人の山本真理を公認した。子育て世代や女性層への浸透を図る。

 自民党系会派所属の現職加来は無所属での出馬。永犬丸地区や三ケ森地区を地盤に支持層を広げる。

 無所属新人では、宮崎が07年市議補選に続いての挑戦となる。地元・上津役地区に加え、高校同窓会などでてこ入れを図り、区内全域での得票を目指す。

 久保は医療法人からの支援を取り付け、北橋市長との良好な関係をアピール。田仲は現職の父一雅(75)の後継者で、則松地区を地盤に浸透。古賀は衆院議員や県議の秘書時代に培った人脈が強みだ。(敬称略)【平元英治】

96千葉9区:2009/01/18(日) 16:51:34
>>76
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/16/20090116ddlk40010376000c.html
田中・柳川市議長:議長辞職表明、会見で謝罪 「市議は続けていく」 /福岡
 忘年会で知人男性をビール瓶で殴りけがをさせたとして、議長職の辞職願を提出した柳川市議会の田中雅美議長(61)。15日の会見で「市民に申し訳ない」と謝罪したが、これまで通り市議を続ける意向を示した。

 また、田中議長はキャセイ食品(東京)の冷凍野菜の産地偽装問題で、偽装に協力したとされる田中食品(柳川市)の代表取締役を務めていた。同社は昨年11月、長崎県警から不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で、家宅捜索を受けている。

 田中議長は会見で、この問題について「(偽装については)知らないが、市民に迷惑をかけたことに変わりはない」と述べ、辞職する理由の一つと説明した。

 市議を辞職しないことについては「支援者とも相談し、市の発展に尽くしたいという思いがあり、続けたいと考えている」と話した。

 田中議長は、先月31日夜、自宅で開いた忘年会で知人男性をビール瓶で殴り、頭に7針縫うけがを負わせたとされる。【井上秀人】

〔筑後版〕

毎日新聞 2009年1月16日 地方版

97千葉9区:2009/01/18(日) 18:27:00
>>95
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090118ddlk40010193000c.html
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/7止 戸畑区 /福岡
 ◇定数は前回より1減に 現職・新人、6人の戦いか
 定数は前回選挙より1減の4で、現職、新人計6人による戦いとなりそう。現職4人は企業・団体から多く支持を集めており、無所属新人の2人も草の根選挙での得票を目指す。

 自民現職の後藤は社会福祉法人や医療法人に太いパイプがあり、北橋健治市長(55)との良好な関係もアピール。

 前回無所属で初当選を果たした河田は今回、民主公認で臨む。連合傘下の労組や高校同窓会などを通じて支持の拡大を図る。

 昨今の自公政権への批判に神経をとがらせているのが公明現職の岡本。過去2回連続1位当選しており、太田昭宏代表(63)の来援(18日)をテコに組織票を固める。

 共産現職の荒川は実績を強調。党支持層に個人票を積み上げ、上位当選を狙う。

 無所属新人の小田は社民の支持を得ており、議員報酬削減や医療の充実を強調。無党派層への浸透に躍起だ。

 同じく無所属新人、田中は昨夏まで麻生太郎首相(68)の秘書を務めた。中央政界との人脈と、35歳の若さを武器に支持層を広げる。(敬称略)【平元英治】=おわり

98千葉9区:2009/01/18(日) 18:32:53
>>83貼り付けます
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/12/20090112ddlk40010147000c.html
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/1 門司区 /福岡
 北九州市議選(定数61)は来月1日投開票される。23日の告示まで10日余り。既に78人が立候補を表明し、選挙戦は事実上スタートしている。各区の顔ぶれを紹介する。

 ◇定数1減、9氏の争い 大里地区の得票視野に
 定数は前回より1減の7で、現職新人合わせて9人が争う展開になりそう。各陣営とも、有権者の多い大里地区での得票に向け知恵を絞る。

 自民からは中島、日野、川端の現職3人が立候補する予定だ。現在、市議会議長を務める中島は商工会議所や医師会など幅広い人脈を生かした選挙戦。日野は区東部、川端は区西部の企業・団体に支持者を多く持つ。3人とも今期での引退を決めている自民現職、上田唯之(69)の支持者取り込みも視野に入れた戦いを進める。

 民主新人の奥村は、城井崇・元衆院議員(35)の支持者や連合の支援を受ける。前回市議選で社民は2人を公認したが、今回は福島を公認、馬場を推薦とした。福島は教員組合などの労組や地元の西門司校区が支援。馬場もJR労組や大里東校区の応援に加え、民主の推薦も得た。

 公明新人の渡辺は、前回1万1105票を集めトップ当選した小野臣博(65)の後継。共産新人、波田も引退する橋本和生(57)に代わり出馬する。ともに前任者に劣らぬ得票での当選を目指す。無所属新人の大西は元東京都品川区議。(敬称略)【平元英治】


http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/13/20090113ddlk40010188000c.html
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/2 小倉北区 /福岡
 ◇民主、公認2人に増やす−−定数1減、14人の争いに
 定数12の枠を、現職、新人の計14人が争う公算が大きい。定数が今回から1減り、多くの政党が公認者数を前回通りとする中、民主が1人増やし2人にしたのが特徴だ。

 自民からは吉田、木村、奥村の3人が出馬する予定だ。吉田は三郎丸地区、木村は片野地区が地盤で、ともに、市内各地の企業・団体で浸透。奥村は今回初めて自民の公認を受けた。前回、最下位当選だっただけに票の上乗せに生かしたい。いずれも、今期を最後に引退する元議長、平山政智(84)のおひざ元、到津地区での得票を期待する。

 民主は現職、世良と新人、永岡を擁立する。世良は連合や社会福祉団体、熊本地区などに支えられ、永岡は城井崇・元衆院議員(35)や連合と連動しながら知名度アップを図っている。

 公明は前回、現職2人をトップと2位で当選させた。今回も区東部が地盤の赤松、区西部が地盤の木村の現職2人を立てる。

 共産も2人を擁立した。現職、大石が区東部、新人の八記が区西部を主に回る。

 公明・共産両党とも組織票にとどまらず、票の上積みを図る。

 社民の現職、長野は学校法人や労組などからの支援を受ける。

 無所属では、中村が唯一の現職で、医療法人と後援会に支えられている。新人では佐藤、山田がともに自民党国会議員とのパイプをPRしながら支持拡大を図る。沢田は旧国鉄勤務時代の人脈を生かした選挙戦を展開している。(敬称略)【平元英治】

99千葉9区:2009/01/18(日) 18:33:16
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/14/20090114ddlk40010408000c.html
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/3 小倉南区 /福岡
 ◇定数1増、候補者は4増へ−−新人5人で動き活発
 定数が今回から1増の12となった。これをチャンスと見て、立候補予定者は前回より4人多い16人。新人5人を中心に他陣営を切り崩す動きが起きており、7区の中でも激戦区の一つだ。

 自民は前回公認した三村、片山、井上に加え、無所属で当選した渡辺均の現職4人を公認した。三村は徳吉地区が地盤で、元議長の実績を掲げる。片山は貫地区や区内の企業・団体、農家から支持がある。井上は企救丘地区や学校法人に支えられている。渡辺均は曽根地区が地盤で漁業者が支持する。

 民主は現職の松井と新人の奥永を公認。松井は吉田地区と労組に支持を広げる。奥永はボランティアと労組に支えられている。

 公明は前回、1、2位当選した木下、吉河を続けて立てる。区を二分し、西部は木下が、東部は吉河が主に回る。

 前回同様、現職2人を立てる共産も、柳井が国道10号周辺を、藤沢が322号周辺を中心に回り、票の上積みに懸命だ。

 社民現職の森本は党支持者や市民団体、地元の湯川地区に支援を呼びかけている。

 無所属現職の森は北橋健治市長(55)との近さを強調しながら、支持を訴える。

 新人では、西田と小清水が自民推薦を受ける。西田は父親が三村の後援会元幹部。三村の地盤だけでなく、区内各地で動く。小清水は元自民党県議の秘書だった経歴を生かし、人脈を広げる。

 吉村は無党派層の支持を求めてJR日豊線沿いを回る。渡辺謙二朗は徳力地区などで働きかける。(敬称略)【平元英治】


http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/15/20090115ddlk40010353000c.html
迫る2・1北九州市議選:予想される顔ぶれ/4 若松区 /福岡
 ◇8人で8年ぶりの選挙に 自公系で過半数確保焦点
 前回は無投票だったが、今回は定数を2上回る8人が立候補を予定、8年ぶりの選挙となることが確実になっている。国政で与党批判が高まる中、自民系と公明の予定者4人で定数の過半に達するか、が焦点となりそうだ。

 自民は現職の三原を公認、現職の城戸と新人の上野を推薦する。三原は同党の三原朝彦衆院議員(61)の兄。農業団体などが推す。城戸は北橋健治市長(55)に近い会派に所属して活動してきた。運送業界などの支援がある。上野は水産業者らに強く、30歳の若さを売りに、区の現状に飽き足らない層への浸透を図る。

 前回は民主の公認を得た三宅。今回は推薦で臨み「北橋与党」としての実績を強調。区内唯一の女性候補として支持の広がりに期待する。

 公明新人の本田は引退する平田勝利副議長(63)の後継者。組織票への上積みを図る。

 共産現職の野依は12日に小池晃政策委員長の来援を受けて、陣営のムードを高めた。トップ当選した8年前の再現を目指す。

 社民現職の浜野は党支持層を固めるだけでなく、自公政権に批判的な層の取り込みも狙う。

 無所属新人の鍋島はバス路線の充実などを訴える。新党創設も唱える。(敬称略)【平元英治】

100名無しさん:2009/01/18(日) 19:11:52
>>83続き
八幡東区
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/16/20090116ddlk40010359000c.html

八幡西区
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/17/20090117ddlk40010400000c.html

戸畑区
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090118ddlk40010193000c.html

101名無しさん:2009/01/18(日) 19:13:38
>>83>>100
若松区(定数6−8) 前回:自民公共社無 (無投票)
三原征彦   自    現 衆院議員(三原朝彦)兄
城戸武光   無[自] 現 
上野照弘   無[自] 新 ※地元じゃなんか有名らしい
三宅まゆみ 無[民] 現 (元)毎日新聞
本田忠弘   公    新 会社員
野依謙介   共    現 
浜野信明   社    現 
鍋島峰一   無    新 (元)建材会社社長

八幡東区(定数5−7[1減]) 前回:公民共自自自
梶野皓生 自 現 (元)県議
戸町武弘 自 現 
新上健一 自 現 
白石一裕 民 新 
成重正丈 公 現 
井上真吾 共 現 
谷口淑子 社 新 ピアノ演奏家

102名無しさん:2009/01/18(日) 19:16:26
>>100>>101
八幡西区(定数15−18) 前回:自3、民3、公3、共2、無4
香月耕治   自    現
鷹木研一郎 自    現
佐々木健五 自    現
村上幸一   無[自] 現 (元)北九州JC理事長
加来茂幸   無    現 自民系会派所属
大久保無我 民    新 (元)参院議員(大久保勉)秘書、衆院議員(北橋健治)秘書
浜口恒博   民    新
桂茂実     公    現
山本真智子 公    現
西豊磨     公    現
石田康高   共    現
原田里美   共    現
佐藤カヨ子  社    新
山本真理   ネ    新 グリーンコープ生協組合員
古賀徹治   無    新 (元)衆院議員秘書、県議(民主系)秘書
宮崎吉輝   無    新 自民系、07年市議補選立候補
久保嘉一   無    新 自民系 
田仲常郎   無    新 世襲

戸畑区(定数4−6[1減]) 前回:公民共自無
後藤雅秀   自        現 
河田圭一郎 民        現 (元)建材会社代表取締役
岡本義之   公        現 
荒川徹     共        現 
小田裕昭   無[社支持] 新 不動産会社社長
田中元     無        新 (元)衆院議員(麻生太郎)秘書

103千葉9区:2009/01/19(月) 21:43:12
>>62>>94とか
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090119rky00m040002000c.html
宮古島市長選:新人6氏が立候補
 【宮古島】相次ぐ市職員の不祥事による伊志嶺亮前市長の引責辞任に伴う宮古島市長選が18日、告示された。前宮古地区歯科医師会会長の大城智氏(52)、前宮古テレビ社長の藤村明憲氏(59)、元県女性総合センター館長の友利敏子氏(64)、医師の真喜屋浩氏(73)=社民、共産、社大推薦、前県漁連会長の下地敏彦氏(63)=自民、公明推薦、市内の飲食店チェーン会長の中山誠氏(63)の6人(届け出順)が立候補した。25日に投開票される。

 昨年12月末に伊志嶺市長が辞任し、超短期決戦となる今選挙は市行財政の立て直しなどが争点となりそうだ。

 6氏のうち、伊志嶺市政の継承を訴える真喜屋候補、従来の保革の枠組みにとらわれない市政を訴える藤村候補、市政刷新を掲げる下地候補を中心に当選争いが展開される見込み。

 藤村候補は事務所近くの広場で行われた出発式で「皆さんの熱い思いをしっかりと胸に刻みこの1週間を戦う。この選挙はどうしても負けられない。人事は公平、公正、ガラス張りにする。私利私欲なく、公明正大にこの現状を変えていく」と支持を訴えた。

 真喜屋候補は事務所前で出発式を開き「伊志嶺市政を継承発展する立場で立候補した。雇用と命と暮らしを守る選挙。下地島空港の軍事利用に反対し雇用対策本部をつくる。チェック機能強化で副市長2人にし、1人は女性で男女参画社会を目指す」と強調した。

 下地候補は事務所前で行われた出発式で「今の宮古島市は(国、県との)パイプが詰まっている。1日も早く正常に戻さなければならない。これまで培ってきた行政経験を生かし、スピーディーに事業の導入、効率化を進める」と革新市政の刷新を訴えた。

 市議会議員補欠選挙(欠員1人)も同時に告示され、4人が立候補を届け出た。

 期日前投票は19日から市役所平良庁舎(午前8時半−午後8時)で始まり、20日からは上野、下地、城辺、伊良部の4庁舎(午前8時30分−午後5時)でも始まる。24日まで。

(琉球新報)

2009年1月19日

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-19-M_1-027-1_001.html?PSID=f4a50de8fac8d34f9cb2eb7e5f62dc5f
「誰が誰だか」戸惑う市民 宮古島市長選/候補者6人“大乱戦” はち合わせ多発

 不祥事に揺れた宮古島市の再出発となる出直し市長選が告示された十八日、同市内は各候補の選挙カーが行き交い、支持を訴えるメガホンの声が各所で響き渡った。前市長の辞職からわずか一カ月足らずの短期決戦。各陣営とも有権者への浸透に全力を挙げるが、市民らは候補者六人による「大乱戦」に戸惑いを隠せない様子だ。(上遠野郷)

 「よろしくお願いします」。午前十時、同市中心部の交差点では、候補者たちを乗せた選挙カーがひっきりなしに通りかかった。街頭演説に立った候補者のそばに、別の候補者の選挙カーが赤信号で止まることもたびたび。それぞれのイメージカラーの法被を着た運動員たちは、その都度「お互い頑張りましょう」と声を掛け合っていた。

 各陣営は短期決戦を意識し、有権者への支持拡大に気をもむ。ある候補の選対幹部は「とにかく島中くまなく車を走らせる。一人でも多くの方に名前を知ってもらわないと」と話す。

 しかし、有権者は異例の候補者数に困惑気味だ。市内のスーパーに買い物に来ていた宮城武利さん(34)は「ポスターがいっぱい張ってあるけど、誰が誰だかわからんね」と苦笑いする。「投票には行くが、まずは名前から覚えないと。周囲の意見を聞いて投票する人を決めます」

 市中心部・西里通りで商店を営む男性(58)も「保守も革新も分裂して、何が何だかわからない。商店街の仲間もみんな困ってますよ」とつぶやく。「こうなったら人物本位で選ぶしかない。市役所の体質を変えてくれるリーダーシップがあるかどうか見極めたい」

 旧下里公設市場の近くに住む女性(65)は、各陣営とも候補者選びで曲折し、支持層の分裂や立候補取り下げなどが相次いだことに憤りを感じるという。「選挙は選挙で仕方ないが、街はさびれる一方なのに政争みたいなことは勘弁してほしい。新しい市長はわだかまりを残さず、すぐに市の課題に取り組んでほしい」

104千葉9区:2009/01/19(月) 22:18:34
>>56>>57
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000901190003
糸田町議長除名 住民不在 続く混乱
2009年01月19日

 議長職はおろか、選挙で選ばれた議員の資格まで剥奪(はく・だつ)される異例の事態となった糸田町議会(定数14)の議長除名問題。公務とされる行事の欠席をきっかけに除名された前議長・西晁(あきら)氏(66)は処分の取り消しを求め、知事に審決を申請した。昨年9月の最初の不信任案可決から4カ月。町の施策や懸案の議論は後回しにされる「住民不在」の混乱に、識者からは「議会の必要性がなくなる」と懸念する声も上っている。(奥正光)


 「動議!」。昨年の9月定例会開会直後、1人の町議の大きな声が議場に響いた。


 「言動に品格が必要なのに、議長の行動は筆舌に尽くしがたいものがある」「学校の入学式、卒業式、新任教師の着任式などに出席することはほとんどないではないですか。役場職員への『お前』呼ばわりも耳を疑う」……。不信任の理由を述べる町議の声には、それまでうっ積していた不満がこもっていた。


 動議の成立後、議長席にいた西氏は「注意を受け、真摯(しん・し)に反省する。辞める気はありません」と述べ、議場から出た。不信任案は8対4の賛成多数で可決された。


 ■不満抱く町議
 「ほかの町から『あんたのところの議長さんは何をしてるのか』と言われ、恥ずかしい思いをしてきた」と、西氏の公務欠席に不満を抱く町議は少なくなかったという。


 ただ、別の背景もあったようだ。関係者によると、開会前のある日、西氏は自宅に4人の町議を呼んだ。町内で計画中のある事業に反対するため、議会での「多数派工作」が話し合われたという。


 「(賛成派から)2人取ってきたい。A議員とB議員」


 「『条件』はあるのか」


 「ない……」


 そんなやりとりが続き、先の見通しを示さない西氏に、町議から「議長、あんた辞めなさい」の声が上がった。


 この話が公務欠席に不満を抱く町議たちに伝わり、一気に不信任案可決に持ち込んだという。賛成した町議の一人は「もうこの人をかばう必要はないと判断した」。


 ■「政争の犠牲」
 一方、西氏は「若手が4人相談に来た。私が4人を脅したと(話を聞いた)相手は解釈したんだろう。(自分は)政争の犠牲になった。辞めなければいけないような迷惑はかけていない」と主張する。


 9月定例会は、議長辞任を拒む西氏と町議が対立し、調整役としての責任を問われた副議長の不信任案も可決されるなど大荒れになった。


 その後、「08年度末で辞任する」などの妥協案も水面下で検討されたが、西氏は一貫して拒否。町議会は12月定例会の冒頭に4度目の不信任案を可決。地方自治法に基づく懲罰特別委員会も設置し、最終的に10対2の賛成多数で除名が可決された。この間、定例会は流会となった。


 住民の思いはどうか。ある男性(37)は「議会が本当にしないといけないことはたくさんある。今の状態が続くと議員を1人減らして学校の教師を雇えとか、議員を入れ替えろということになってしまう」。別の男性(45)は「議長としての資質に疑問はあるが、議員まで辞めさせるだけのことをしたかどうか。議会にはいま、景気対策や福祉などを真剣に考えてもらわないといけないのに」。


 ■90日内に判断
 西氏は今月8日、除名取り消しを求め、知事に審決を申請した。県市町村支援課は、審決で除名の妥当性を判断するのは「おそらく初めて」といい、学識経験者らによる自治紛争処理委員を人選中だ。同課は「4回の不信任という一連の流れの中での除名処分のようなので、除名までしなくてよかったかどうかを審理する」としている。


 地方自治法では、知事は申請を受理した日から90日以内に判断する。「処分は不当」と判断されれば、西氏は議員資格を回復する。町議会は現在も議長不在のままだ。


 ◇議会の必要性意義問われる
 江藤俊昭・山梨学院大法学部教授(地域政治論)の話 議会は住民の代表で、議長は議会の代表。そもそも議長をどういう基準で選んだのか。議会はゴタゴタを住民に説明し、何のための議会かを確認しないといけない。ゴタゴタは住民にとって不利益で、議会内部の話。メンツや内輪の論理だけだど、議会なんか必要なくなってしまう。

105千葉9区:2009/01/19(月) 23:08:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090118/20090118_0001.shtml
23日告示北九州市議選 衆院選前哨戦 党首級が続々 低迷自民は予定なし
2009年01月18日 10:37
 任期満了に伴う北九州市議選(23日告示、2月1日投開票)の応援のため、民主党の菅直人代表代行が17日、同市入りした。公明、共産、社民各党も党幹部が来援予定。各党とも市議選を次期衆院選の前哨戦と位置付け、支持を広げようと熱を入れる。一方、麻生太郎首相の支持率低迷にあえぐ自民党は今のところ幹部級の来援予定はなく、対応には温度差が出ている。

 「市議選の公認・推薦候補の全員当選で、政治の夜明けを北九州から実現させてほしい」

 同市小倉北区のJR小倉駅前でマイクを握った菅氏は、市議選の同党公認・推薦立候補予定者を左右に並ばせ、政権交代に向け市議選を重視している姿勢を強調した。

 麻生首相が政権浮揚の目玉と期待したものの評判が良くない定額給付金を逆手に、「賛成」か「反対」かを通行人にピンポン球で投票させるパフォーマンスも実施し、結果は、賛成18に対し反対が216。「(定額給付金の総額)2兆円を(学校耐震化など)効果のあるものに使えというのが国民の声だ」と力を込めた。

 対する自民党。麻生首相のおひざ元だけに結果次第では、政局への影響も考えられるが、首相の支持率低迷を踏まえ、同党公認立候補予定者からは「党派色を出したくない」との声すら漏れる。古賀誠党選対委員長周辺は「市議選はあくまで地域の個人戦。組織として介入するのは難しい」と大物来援の予定がない理由を説明するが、「今の政党力を測る指標ではある」とも。結果は気になるようだ。同じ与党でも公明党は「(今年7月予定の)東京都議選と衆院選に向け、勝ち方が問われる」(党関係者)として、太田昭宏代表が18日、街頭に立つ。

 社民党の福島瑞穂党首は24日、共産党の市田忠義書記局長は25日に来援予定で、いずれも「雇用情勢が悪化する中で独自性をアピールし、衆院選につなげたい」と意気込む。

 この日、菅代表代行の演説には多くの通行人が足を止めた。勤務先の業績悪化で早期退職を余儀なくされ、求職中の40代男性は「政治にどこまで期待していいのか分からないが、とにかく政治家は具体的に動いてほしい」と切望していた。


=2009/01/18付 西日本新聞朝刊=

106とはずがたり:2009/01/20(火) 03:11:27
=熊本5区=

落選者はまぁまぁ善戦ではありますけどどう云うバックかな?

芦北町長に竹崎氏 新人破り再選
2009年01月18日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090118007.shtml

 任期満了に伴う芦北町長選は十八日、投開票があり、現職の竹崎一成氏(61)が、新人で元芦北町議の寺本順一氏(62)=ともに無所属=を破り、再選を果たした。前回無投票のため事実上、合併後初の町長選。投票率は83・85%だった。

 竹崎氏は「実質公債費比率など町の財政は健全に推移している」と主張。「新町建設計画」に基づく四年間の実績を強調し、各種団体の後押しを受けた。

 当選後は「健全な財政状況を維持しながら安心安全の町づくりを進めたい。十五歳までの医療費無料化など、子育てしやすい環境を整える」などと抱負を述べた。

 寺本氏は「町の財政はひっ迫しており立て直しが必要」と訴え、「新しい町づくりには新しいリーダーとアイデアが必要」と変革を求めたが、及ばなかった。

 当日有権者は一万七千二百五十六人(男七千八百九十六人、女九千三百六十人)。(星原克也)

 ◇芦北町長選開票結果(選管最終)
当7,899竹崎 一成61無現
 6,442寺本 順一62無新

107千葉9区:2009/01/20(火) 20:56:28
>>76>>96
ダメ押しの一手が来ました
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72158
組長出席を認め 柳川市議長陳謝 昨年末の忘年会
2009年1月20日 13:49
 福岡県柳川市議会の田中雅美議長(61)が昨年末に自宅で開いた忘年会に指定暴力団道仁会系の組長(49)が出席していた問題で、田中議長は20日、報道陣の取材に事実関係を認めた上で「公務員としてもっと慎重になるべきだった」と陳謝した。一方、一部の市議が要求している議員辞職については「今の時点では考えていない」と述べ、議員活動を続ける意向を示した。

 田中議長は組長との関係を「(組長の)親と知り合いで、小さいころから知っている」と説明。「暴力団関係者とは知っていたが、組長だとは思わなかった。忘年会には呼んでいない」と釈明した。

=2009/01/20付 西日本新聞夕刊=

108千葉9区:2009/01/20(火) 21:22:07
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090120ddlk40010498000c.html
選挙:京築地区、4月から来春“首長選ラッシュ” 現職や対抗馬の動き探る /福岡
 京築地区は、4月から来春にかけて吉富町を除く6市町長がいずれも改選を迎えるなどいわば“首長選ラッシュ”の様相を呈する。現職の動向や対抗馬の動き、争点を探った。【出来祥寿、降旗英峰】

 ◆豊前市(投開票4月12日)

 現職の釜井健介氏(65)が4選を目指して立候補を表明している。今のところ対立候補を擁立する動きはない。争点は、3期12年の釜井市政への評価のほか、基幹産業の自動車製造業の縮小が地域経済に与える影響など。

 有権者2万3285人(昨年12月現在)

 ◆苅田町(任期満了11月12日)

 現職の吉広啓子氏(63)が昨年12月に再選出馬を表明。元町長で元衆院議員の故・尾形智矩氏の弟、尾形均町議(62)も「兄の遺志を継いでくれという支持者は多い」と語るなど出馬を取りざたされている。

 日産やトヨタ九州の工場が立地しているほか、北九州空港や東九州道も相次ぎ開港、開通するなど京築地区の中心自治体としての地歩を占めつつある。争点は、産業や交通網を生かした景気刺激策や雇用対策など。

 有権者2万7673人(同)

 ◆上毛町(任期満了11月12日)

 現職の鶴田忠良氏(78)が出馬の意向を示しているほかは、立候補の動きはない。鶴田氏は前回(05年)も無投票当選している。

 農家は1000軒超にのぼるなど主要産業は農業。争点は、行財政改革や少子化対策、農業振興になりそう。

 有権者6924人(同)

 ◆築上町(任期満了、来年2月11日)

 現職の新川久三氏(62)は「80%出馬する」と述べ、水面下で対抗馬を模索する動きが出ている。

 争点は行財政。07年度決算での財政力指数(1に近いほど財政に余裕がある)は0・35で、県内66市町村の平均0・52を大きく下回っており、行財政改革を進めている。

 有権者1万7342人(同)

 ◆行橋市(任期満了、来年3月17日)

 今のところ、現職の八並康一氏(69)は進退を明らかにしていないが「気力体力とも充実している」と有力支持者。市選出の岡田博利県議(61)の名前が取りざたされているが、前回(06年)まで6回連続出馬し落選している会社顧問、田中純氏(62)は今回消極的。

 贈収賄事件などが相次いでおり、不祥事からの再生と、厳しい財政事情の克服が当面の市政課題といえる。

 有権者5万8235人(同)

 ◆みやこ町(任期満了、来年4月22日)

 現職の白石春夫町長(68)をはじめ立候補の表明者は今のところ無い。京都郡選出の井上幸春県議(58)を推す声に、井上氏は「考えないといけない時期が来るかもしれないが、まだその時期ではない」と明言を避けている。

 隣の苅田町に比べ、過疎化が激しい。14年度開通予定の東九州道豊津インターを生かした企業誘致や、農林産物の販路拡大を目指すが、合併論議も浮上しそう。

 有権者1万8949人(同)

〔京築版〕

毎日新聞 2009年1月20日 地方版

109千葉9区:2009/01/20(火) 21:32:41
>>103
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000901200005
空自誘致、再燃の気配/宮古島市長選
2009年01月20日


民間の航空会社がパイロット養成訓練をする下地島空港=宮古島市、本社機から

 沖縄県宮古島市にある下地島空港への航空自衛隊誘致の動きが再燃の気配を見せ始めた。反対運動の先頭に立ってきた市長が市職員の不祥事で引責辞職したためだ。4年前に空港を抱える旧伊良部町議会が誘致決議をした時には、住民の反発で撤回に追い込まれたが、地域経済は厳しさを増している。18日に告示される市長選でも、争点の一つになりそうだ。


 宮古島市では昨年、市幹部が競売入札妨害の容疑で逮捕されるなどの不祥事が続き、伊志嶺亮市長が12月に辞職した。市長選には6人が立候補を予定。6人とも市政の立て直しを訴え、空港については「平和利用」を掲げているため、自衛隊誘致をめぐる表立った論争は起きていない。


 だが、4年前に誘致に動いた市議の一人は「自衛隊による利用も、見方によっては平和のための活用だ。市長選の結果次第ではタブーでなくなる」と言い、伊志嶺市政の幹部も「明確に反対の人を選ぶか、軍事利用に道を開きかねない人にするか。最大のテーマは下地島空港だ」と語る。


 空港は宮古島の西に浮かぶ下地島にある。滑走路は約3千メートル。民間操縦士の訓練専用で定期便は就航していない。


 地元の旧伊良部町議会が自衛隊誘致決議をしたのは、合併で宮古島市になる半年前の05年3月。国からの支援で地域振興を図るためだ。しかし、町の説明会には有権者の6割にあたる約3千人が集まり猛反発。議会は白紙撤回に追い込まれた。同年11月にあった合併後初の市長選で軍事利用反対の伊志嶺氏が当選。誘致の動きは沈静化した。


 しかし、その後も自衛隊関係者が視察に訪れるなど、火種はくすぶり続けた。中国軍の動向に神経をとがらせる防衛省幹部は「有事には、沖縄本島より西の離島に拠点を確保することが不可欠。3千メートル級の滑走路がある下地島空港は最適な場所だ」と言う。


 宮古島商工会議所は07年、今度は宮古島への陸自誘致に取り組むことを決めた。急患搬送や不発弾処理もしてくれる陸自なら、空自より市民の理解が得やすいとの判断だ。中尾英筰会頭は空自誘致とは無関係としながらも「建設業や流通業などには、空自の誘致の声は根強い」と明かす。


 宮古島市は、1人あたりの県民所得が全国平均の7割の沖縄県内でも、最も所得が低い地域の一つで、県平均の7割程度。働き口は少なく、若者の流出が止まらない。自衛隊誘致を模索する市議は言う。「自衛隊が来れば税収が増える。教育費を厚くして、高齢者の医療費負担をチャラにもできる」


 反対運動を続けてきた市議は危機感を募らせる。「島の魅力は自然や文化。基地が強化されれば、観光客を引きつける癒やしの島は失われる」

110千葉9区:2009/01/20(火) 22:04:08
>>109
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF
宮古:2000m
石垣:1500m
那覇が同じ3000m
活用しないのはもったいないなあ・・・
そもそも なんでこんなでかい滑走路つくったんだ?

>「島の魅力は自然や文化。基地が強化されれば、観光客を引きつける癒やしの島は失われる」
そうかな?北海道の玄関:千歳にも自衛隊があるけど、意識してないだろうし・・・
(沖縄本島は「戦争観光」の側面があるから例外)


http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-24900-storytopic-3.html
防衛相、下地島空港「良い場所」 自衛隊使用に言及2007年6月25日 【宮古島】参院選の応援のため就任後初めて宮古島市入りした久間章生防衛相は24日、同市内で記者会見し、下地島空港の自衛隊利用について「下地島は良い場所だ」と地理的な利用価値を指摘、地元の同意が得られるなら使用したいとの意向をにじませた。自衛隊利用の地元の同意を得たと判断する基準については「知事や県議会がどう総合的に判断するかだ」との見方を示した。
 自治労宮古支部が開いた下地島空港軍事利用反対集会については「労働組合自体が特定のイデオロギーでやることがおかしい。世の中はほとんどおかしいと思っている。自治労が正しいと思っているのは沖縄だけだ」などと批判した。
 また「中国には、宮古、石垣、与那国は尖閣諸島と一緒で本来は台湾に付属して中国のものだったんだというのが根っこにある。警戒感をわれわれは持っているのに地元の人は持っていない。先島の人はそれでいいのか。何かあった時はどうなるか分からない。それが怖い」と強調した。
 会見に先立ち行われた講演では、普天間飛行場移設先事前調査への海上自衛隊艦船派遣について「地元紙では県民に銃口を突き付けたような印象だ。それは違う。現実を知った上で感情は感情として対応してほしい」と話した。

111千葉9区:2009/01/20(火) 22:04:21
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000159999990715
連載/沖縄・基地と向き合う 3
2005年04月11日


自衛隊誘致の話が持ち上がった下地島空港。面積は下地島の3分の1を超える=本社機から

【下地島空港】 自衛隊誘致、住民が反発



 沖縄本島から南西に約320キロ。沖縄県伊良部町は、宮古諸島の伊良部島と下地島の隣り合った二つの島からなる。


 人口約7千人。下地島には下地島空港がある。3千メートルの滑走路にはかつて那覇との定期便が発着したが、10年前から運休したままだ。今は民間機のパイロットの養成に使用され、ふだんは1、2機、訓練機が駐機している。


 この空港が米軍基地問題をめぐって注目されるようになったのは昨春ごろ。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設計画が進まないことから、米側が非公式に日本側に計画見直しを打診。代わりの移転先の一つとして浮上したのが下地島だった。


○昨年は延べ35機


 米軍はこれまでも下地島を利用してきた。輸送機などが沖縄からフィリピンでの演習に向かう際、給油などを理由に下地島空港に着陸している。沖縄県や伊良部町は民間空港の軍事利用に強く反対するが、日米地位協定に基づく施設使用権を盾に昨年は延べ35機が着陸を強行した。


 米軍の利用が固定化するのではないか――。不安を抱える住民は空港前で抗議を重ねた。


 3月16日、町民を仰天させる事態が起きた。町議会が突然、自衛隊に下地島空港への移駐を求める決議を可決したのだ。賛成9、反対8。決議は昨年の中国潜水艦の領海侵犯などをあげ、南西諸島の安全確保を訴えた。


 賛成議員のほとんどは近隣との市町村合併に反対していた。町は4年連続の赤字財政。パイロット訓練の減少で町に落ちる航空機燃料譲与税も減り続ける。自衛隊配備の見返りに国から財政支援を受けることで合併せずに済む、というわけだ。


 24日夜、誘致決議の住民説明会が開かれた。会場の体育館は町民らであふれかえった。


 「自衛隊が駐屯すれば米軍が来るのは避けられない」「勝手なことをするな」。誘致派町議らに町民から怒りの声があがった。翌日の臨時議会で決議は賛成16で撤回され、いったん否決した合併案も了承された。


○普天間移設の影


 「この時期に自衛隊が来ればどういうことになるか目に見えている。みんな後ろに控えている米軍が怖い」。誘致反対の住民団体代表、福島正晴さん(47)は町民の気持ちを説明する。日米は再編をめぐる協議で米軍と自衛隊の「相互運用性」の向上で合意している。


 浜川健町長に、決議にいたる動きを聞いた。


 今年1月、中央官庁のOBと名乗る男性が訪れ、「自衛隊誘致を決議すれば国から金が入る」と持ちかけてきた。「現実味がない」と断ると、合併反対派の議員に声を掛けて回ったという。誘致派町議の防衛庁への陳情にも同席した。


 この男性は「米軍再編協議が本格化している今だからこそ動いた。膠着(こうちゃく)している普天間飛行場の移設計画を動かすためですよ」と話した。


 伊良部町は今年10月、平良市など宮古島の4市町村とともに「宮古島市」を発足させる。だが、「空港がある限り、軍事利用の火種はくすぶり続ける」と伊志嶺亮・平良市長は懸念する。


 日米両政府は2月、中国を念頭に「台湾海峡をめぐる問題の平和的解決」を戦略目標に据えることに合意した。沖縄本島よりも台湾に近い下地島は「戦略」の中でどう位置づけられるのか。


 誘致決議を推し進めた町議が言う。「この問題は終わりではない。新市発足後も、いずれ出てくる」


◇キーワード


 <下地島空港> 79年、民間航空パイロット訓練専用の県営空港として供用が始まった。軍事利用への懸念から、建設に先立って71年、当時の屋良朝苗・琉球政府行政主席が「民間航空以外に使用させない」との確認書を日本政府と交わした。県などはこの確認書を基に軍事利用に反対するが、政府は昨年11月に「民間航空以外の利用が当然に許されないということではない」との見解を表明している。

112千葉9区:2009/01/21(水) 23:42:28
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72473
東国原・宮崎県知事就任から2年 “外政”に手腕発揮 公約の目玉は実現困難 国政転身問題に県民冷ややか
2009年1月21日 19:57

 宮崎県の東国原英夫知事は23日で就任から丸2年を迎える。知事選でマニフェスト(政策目標を具体的に示した公約)を掲げ、無党派層の支持を得て圧勝。芸人出身の発信力を武器に宮崎を全国にPRするなど“外政手腕”を発揮、改革派知事として国に物申す姿は「地方の代弁者」の地位を確立した。一方で国政転身に意欲をのぞかせ、県民には「任期全うは選挙時の約束だ」といぶかる声もある。 (宮崎総局・郷達也)

 ■総合評価は高水準

 18日、宮崎市で開かれた知事のマニフェスト検証会。2年間の達成状況などを検証した早大マニフェスト研究所の林紀行事務局長(34)は「総合評価は84点。したたかなマネジメント」と採点した。就任から2年での採点では西川一誠福井県知事、古川康佐賀県知事などに次ぐ水準だ。

 しかし、会場からは厳しい意見も。特に東国原知事が目玉施策として掲げた「新規立地企業100社、新規雇用創出1万人」の実現が困難であることがやり玉に挙げられた。

 昨年末現在、立地企業は43社、雇用予定者は約2600人と、目標を大きく下回る。交通基盤の脆(ぜい)弱(じゃく)さが企業進出のネックとなり、製造業や情報サービス業で従業員100人超の大型案件は、わずか2社。知事は「『100社1万人』の旗を降ろすつもりはない」と強調したが、景気後退が深刻化する中で同研究所からは見直しを求められた。

 ■支持率91・8%

 とはいえ、マニフェスト85項目のうち4分の3にあたる65項目は「達成か順調」のA評価。前知事時代に起きた官製談合・汚職事件を教訓に最重要項目に掲げた入札改革もその1つで、談合の温床となる指名入札を廃止するなどして2007年度の落札率を前年度比約10ポイント減の83.9%にまで下げた。

 なかには「100世帯移住」のように97世帯を達成、2年で目標間近に迫った項目もある。

 このほか「やや遅れて進んでいる」のB評価は12項目。「100社、1万人」のようにC評価(かなり遅れているか、方針転換)とされたのは8項目にとどまった。東国原知事自身は「おおむね順調」との評価だ。

 検証会を主催した日本青年会議所宮崎ブロック協議会が先月実施した県民アンケートでも支持率は91・8%。メディア取材は2年間で約880件に上り、人気は高い。

 ■「県政専念宣言を」

 こうした中、県民が冷ややかな視線を向けているのが、知事の国政転身問題。昨秋、自民党の中山成彬衆院議員(宮崎1区)が失言問題で国土交通相を辞任し、次期衆院選への不出馬表明を表明、その後継候補に名前が挙がり、騒動となった。

 知事は「今のところ考えていません」との発言を繰り返す一方で、「即入閣」を転身条件に挙げ、3月には東京で2000人規模の政治資金パーティーを開催する予定だ。

 「県人会などの要望があったため。国政と絡んだ動きは一切ない」と知事は否定するが、「国政への足場固め」と憶測は消えていない。

 ただ、県民の間では「せめて1期は務めてほしい」との声が根強い。ベテラン自民県議も「『県政専念宣言』でもして、県民を安心させるべきだ」と苦言を呈す。

 宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「県民は、知事が国政の場で活躍する姿を想像できない。裏金問題など課題対応に追われた2年間だったが、今後はインフラ整備など中長期的な施策の説明が必要」と指摘した。

=2009/01/21 西日本新聞=

113名無しさん:2009/01/22(木) 05:27:02
>次期衆院選宮崎1〜3区で立候補予定者の顔ぶれが固まったことに触れ、「主役はまだだって言ったら、怒るでしょうね」

>職員からは「やはり国政転身の『転』か」とのため息も聞こえてくる。

東国原なんかををここまで付け上がらせたのはマスコミだ。。。。



知事就任2年「国変えるチャンス」
 21日で就任2年を迎えた東国原英夫知事。読売新聞のインタビューに応じ、4年間の任期を全うすることを改めて宣言した。一方、ねじれ国会や、定額給付金問題、渡辺喜美・元行政改革相の自民党離党など混沌(こんとん)とした国政を「国のあり方を変える千載一遇のチャンス」と語るなど、将来の国政転身への思いも隠していない。

 知事は、今年を政権交代や政界再編などが現実になる年と予測。政界の現状を、西郷隆盛や大隈重信ら多くの九州出身者が活躍した明治維新のころと重ね、「政治・行政上の改革の時期。節目節目を変えるのは九州の人間」と、持論を展開した。

 さらに、そうした志士のように歴史に名を残すことが「宮崎の子々孫々に資する」と力説。そのうえで「宮崎は歴史の動乱期に重要なポジションを占めたことがない。その歴史を変える意味では、今年、来年は非常にいい時期かも」と語った。

 昨年10月、中山成彬・前国土交通相の相次ぐ問題発言を受けた不出馬表明後、次期衆院選への出馬が取りざたされた。知事は改めて「マニフェストで県民と約束したので、任期4年は全うするつもり」と、次期衆院選への出馬を明確に否定し、「私が出る出ないは論外」とも強調した。

 就任3年目のキーワードには「転」を挙げている。「物事が好転するイメージ。残りの任期も温かい血の通ったような、きめ細かい対応ができる行政の姿を追い求めたい」と意気込みを語った。

 ただ、次期衆院選宮崎1〜3区で立候補予定者の顔ぶれが固まったことに触れ、「主役はまだだって言ったら、怒るでしょうね」と軽口を飛ばす一幕も。職員からは「やはり国政転身の『転』か」とのため息も聞こえてくる。

(2009年1月22日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090121-OYT8T00869.htm

114とはずがたり:2009/01/22(木) 14:45:42
>>113
ほんとつけあがってるなぁ。。

マスコミのちやほやぶりも辟易です。

禿が自民よりの姿勢はっきりさせてから宮崎県産品は買わないようにしてますが,そもそも余り買う機会がなくてw
まぁ輿論でぴしゃりと反対の意志を示すなど,全権委任ではなくあの目立ちたがり屋のバカを県の宣伝の為に上手に使ってやれと云うのが宮崎県民のスタンスだとすると賢くてしたたかなんかもしれませんね。

115とはずがたり:2009/01/23(金) 00:33:03
古い記事。

54議席の行方 2007県議選<3>姶良 混戦模様に一変
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070315/20070315_001.shtml

 ●阿久根市・出水郡区(定数1)
 
 14日に松岡が立候補を表明した。無投票ムードが一転、一騎打ちの戦いに突入する。

 中村は地盤の阿久根市で後援会の引き締めを図る。新しく選挙区になった長島町でも近く県政報告会を開き浸透を図る。

 松岡は同市の政務調査費問題を追及した市民グループから立候補。不透明な県議会の政務調査費に切り込むと訴える。

 ●出水市区(定数2)

 自民公認を得ていた現職の鶴田孝雄が2月、不出馬表明。無投票の公算が高まっていたが、3月に入り、宮田が立候補を表明、激しい選挙になりそうだ。

 小幡は後援会の引き締めを図り、16日に決起大会。200以上の企業、団体の推薦を受け、組織戦を展開する。

 通畠は2回目の県議選挑戦。鶴田の不出馬表明後、自民公認となった。出身の野田町を中心に農業関係者に浸透を図る。

 宮田は、鶴田の一部支持者の要請もあり、出水市議を辞しての挑戦。市議時代に培った人脈を生かし、支持拡大を図る。

 ●大口市・伊佐郡区(定数1)  

 過去2回は無投票だったが、今回は水野の立候補で、4選を目指す池畑との一騎打ちになった。自・民が1議席を争う参院選の前哨戦的な構図。

 池畑は「伊佐の声・心を県政に」をスローガンに久々の選挙戦を「心機一転のチャンス」と位置付ける。各種会合をくまなく回り、農業振興を強調して支持拡大を図る。

 大口市議を4期務めた水野は「格差の是正」をキーワードに、小規模農家の支援や不安定雇用の解消を掲げる。昨年の豪雨災害の早期復旧も訴え選挙区を細かく歩く。

 ●薩摩川内市区(定数3)

 県内一広い選挙区は、3議席独占を目指す自民と社民、無所属の計5人による激戦になりそう。

 鶴薗は新たに選挙区となった旧川内市に、医師会などの支持を前面に浸透を図る。地元選出の国会議員の後援会組織との連携にも期待する。

 外薗は公民館単位での県政報告会で2期8年の実績を強調。新たに加わった旧薩摩郡区にも後援会組織を立ち上げ、公明との選挙協力も進める。

 田中は市職員として合併や行財政改革に取り組んだ行政経験をアピール。「語る会」開催や地域の行事への参加などで知名度アップに力を注ぐ。

 遠嶋は現職福山秀光の後継者として立候補。連合の推薦を受け、各地域の労組に浸透を図る。川内原発増設反対を訴え、社民の議席死守を期す。

 木元は前回に続いて2回目の挑戦。市中心部の街頭演説で清廉潔白をモットーとする政治信条などを訴える。

116とはずがたり:2009/01/23(金) 00:33:27
>>115-116
 ●薩摩郡区(定数1)

 さつま町単独の選挙区となったが、宮島以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 自民公認が決まっていた現職の山本求之が1月初旬、不出馬表明。直後に宮島が公認申請し、公認された。宮島は昨年夏から動き始め、町内3地区に後援会組織を立ち上げていた。

 ●姶良郡区(定数2)

 岩下、酒匂の自民現職2人に共産の永田、元加治木町長の川野が挑戦。さらに前回出馬した新人も立候補の構えをみせる。当初は無投票の可能性も取りざたされたが、混戦模様に一変した。

 岩下は加治木、姶良、蒲生の3町合併推進と、国道10号加治木−鹿児島間の4車線化早期実現が主張の柱。各種団体の推薦のほか、各地で県政報告会を開き浸透を図る。

 酒匂は1期目の仕事の中で「県財政の厳しさを痛感した」。行財政改革の推進を訴えの中心に据えて連日積極的につじ立ちし、有権者一人一人に支持を呼び掛ける。

 共産の姶良・出水地区委員長の永田は「格差が広がる中、生活が厳しいとの県民の声を県政に届けたい」と出馬を決意。暮らしや福祉政策の充実を訴える。

 川野は昨年の町長選で現町長に31票差と肉薄した支持を背景に、政務調査費の透明化などを掲げる。合併問題は「3町に温度差がある」として争点にしないという。

 (敬称略)

    ×      ×

 ●立候補予定者
◇阿久根市・出水郡区
中村  真 65 自現(4)
松岡 徳博 52 無新

◇出水市区
小幡 兼興 64 自現(3)
通畠 幸一 57 自新
宮田 幸一 57 無新

◇大口市・伊佐郡区
池畑憲一 59 自現(3)
水野昭信 61 民新

◇薩摩川内市区
鶴薗真佐彦 53 自現(3)
外薗 勝蔵 55 自現(2)
田中 良二 50 自新
遠嶋春日児 52 社新
木元 高尚 77 無新

◇薩摩郡区
宮島 孝男 52 自新

◇姶良郡区
岩下吉廣 57 自現(1)
酒匂卓郎 36 自現(1)
永田義人 58 共新
川野威朗 62 無新
(丸数字は当選回数。国会勢力、現職、元職、新人などの順)

 =2007/03/15付 西日本新聞朝刊=

117とはずがたり:2009/01/23(金) 00:34:16
同じく古い記事(07統一地方選の記事)

新人当選 減少目立つ 市町村議選 民主、議席獲得成らず
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070424/20070424_001.shtml

 県内の統一地方選第2ラウンドは、枕崎、垂水の2市議選、南種子町長選、10町村議選の開票結果が23日未明までに出そろった。新たな「地域の顔」になったのは、無投票当選(大口市議選、中種子町長選、知覧町議選)を含めると、50人の新市議、2人の新町長、145人の新町村議。議員選はいずれも、前回より定数を削減して行われた結果、全体的に新人の立候補が減り、当選者も新人の減少が目立つなど、新人により厳しい結果となった。

 大口市議選を含む3市議選の当選者50人の新旧別内訳は、現職41人、元職ゼロ、新人9人。前回より、総定数が12削減される中、いずれも減少したが、現職が4人、元職が1人減ったのに対し、新人は7人減と減少幅が大きかった。立候補者数でも、選挙になった2市議選では、現職は前回並みだったのに、新人は半減していた。

 党派別では、自民が1増の5人、共産が1増の4人。公明と社民は前回と同じ1人と2人。現職が県議選に回った民主は1減のゼロ。無所属は定数削減数とほぼ同じ13減の38人だった。

 一方、総定数が45削減された11町村議選(無投票を含む)の当選者145人の新旧別内訳は、前回より現職が19人減の111人、元職が7人減の5人、新人が19人減の29人と、減少率では新人と元職が現職を大きく上回った。党派別では、民主が町村議選では初めて加治木町に擁立したが、議席獲得は成らなかった。


=2007/04/24付 西日本新聞朝刊=

118とはずがたり:2009/01/23(金) 00:35:45
同じく古い記事(07統一地方選の記事)
特に>>115-116の結果

自民5減 民主議席奪還 県議選 社民1減公、共は維持 曽於市区 森氏激戦制す
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070409/20070409_001.shtml

 統一地方選第1ラウンドの県議選(定数54)は8日、無投票の6選挙区(同8)と繰り上げ投票の一部地域を除く、17選挙区(同46)で投票、即日開票された。自民党は鹿児島市・郡区(同19)で、現職2人、新人2人が落選。全体でも38議席となり、現有43議席から5減らした。民主は元職が返り咲き議席を奪還。公明は3、共産は1議席を守った。社民は同選挙区で1議席を守ったものの、薩摩川内市区(同3)では議席を失い1議席減となった。

 公選法違反事件で辞職し、無罪判決を受け立候補した志布志市・曽於郡区(同1)の元職中山信一氏は返り咲き。現職同士が対決した曽於市区(同1)は森義夫氏が激戦を制し、鹿屋市区(同3)では自民の現、元職、無所属現職が当選した。

 4人が争った垂水市区(同1)は自民現職の堀之内芳平氏が議席を守り、自・民激突の大口市・伊佐郡区は自民現職の池畑憲一氏が勝利。姶良郡区(同2)は自民現職の酒匂卓郎氏と、無所属新人で元加治木町長の川野威朗氏が当選した。

 現職3人が激戦を展開した奄美市区(同2)は、自民現職の与力雄氏、永井章義氏の2人が、5人が出馬した指宿市・揖宿郡区(同2)では自民現職の小園成美氏と、同新人の松元一広氏が、いずれも当選。

 投票は、無投票と繰り上げ投票地区を除く28市町村、985カ所であり、県内30カ所で開票。

 前回より2人多い82人が立候補した今回の選挙は平成の大合併後、初の統一地方選。各政党は夏の参院選の前哨戦と位置付け選挙戦を展開した。

=2007/04/09付 西日本新聞朝刊=

119とはずがたり:2009/01/23(金) 00:48:44
同じく古い記事(07統一地方選の記事)

県議選 合併で戦術様変わり 選挙区拡大や地盤分離
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070403/20070403_001.shtml

 「平成の大合併」後、初の県議選。区割り変更で現職の中には「新人」となる地域で選挙を戦う候補もおり、合併が選挙戦に影響を与えている。

 旧川内市と薩摩郡の旧8町村が合併して誕生した薩摩川内市区(定数3)には、自民の現職2人と新人、社民新人の4人が立候補。自民現職の1人は地盤が旧入来町で、旧川内市では初の選挙戦。もう1人の現職は旧川内市区選出で旧8町村では「新人」になる。社民陣営は旧8町村では32年ぶりの県議選だ。

 県内一広くなった選挙区でかぎとなりそうなのが甑島の票。甑島の有権者約5500人にとっては12年ぶりの県議選。4陣営は告示前に複数回甑島に入り浸透を図った。しかし、選挙期間中、甑島に入るのは1陣営だけ。「『地元』を大事にするということ」と他陣営との違いを強調。一方、ある陣営は「悪天候で船が出ないとなると大打撃」。別の陣営は「費用対効果も考えた」と打ち明けた。

 4議席を5人が争う霧島市区。旧国分市区に姶良郡区の一部が加わった。

 「名刺を配っても『誰け?』と言われた。新人といっしょ」と話すのは国分出身の現職陣営幹部。陣営は約1年前から新しく加わる地域を小まめに回ったというが、有権者が多い国分は他候補の“攻め込み”が激しい。「都市型の国分と、農村部で高い投票率の期待できる旧町。どっちを重点的に回ろうか」と迷う。

 旧姶良郡区出身の現職は、地元の町と国分の境に事務所を構えた。痛いのは、これまで数千票を獲得した姶良町や加治木町が選挙区から分離したこと。選対幹部は「どこでばん挽回するか」と悩む。

 「どの候補もこれまでの地縁、血縁が通用しない。市民本位の“真の選挙戦”になるのではないか」。霧島市内の男性(46)は期待した。


=2007/04/03付 西日本新聞朝刊=

120とはずがたり:2009/01/23(金) 00:57:35

54議席の行方 2007県議会<1>鹿児島市・郡区 定数2増に各党思惑
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070313/20070313_001.shtml

 合併で松元、郡山、喜入の旧3町が新たに選挙区に加わり、定数が前回から2増となった。立候補予定者は前回より一減の24人。有権者増などから前回9000票だった当落ラインが、1万票を超えるとの見方もあり、票の新たな掘り起こしが命運を分けそうだ。

 鹿児島市郡区には、5政党すべての候補がそろう。民主が前回失った1議席の奪還を、公明、共産、社民が現有議席の維持を目指す戦いを選んだのに対し、自民は現有議席より3人多い14人を公認し、議席増を狙う。自民は、自由連合から入党した衆院鹿児島2区支部長徳田毅の支持票に期待。一方で、徳田の支持基盤、徳洲会グループの労組は民主候補の支援を決めており、徳田票の行方は少なからぬ影響を与えそうだ。

 自民の14人の内訳は現職10人、元職1人、新人3人。現職の川上明哲は健康面の問題から、今回の出馬を見合わせた。

 自民公認のうち、現職議員最多の9期目を目指す増留は、支援組織を団体・企業班と地域対策班に分け基盤強化を図る。尾辻は遺族会と鹿児島純心女子高の同級生、監督を務めた同校新体操部の関係者が中核。柴立は木材や造園関係が主要な支持基盤で、農業と観光関係にも浸透を図る。吉野は西田・山下校区と中・高校の同窓会が支援の中心で旧3町も回っている。

 旧町から立候補する宇田は、宇宿に置いた連絡所を拠点に旧鹿児島市域での支持拡大に必死。大園は医師団体から厚い支援を受け、病院の朝礼回りなどで支持固め。武は県薬剤師連盟などの推薦を受け、出身地の桜島と上町の人脈も生かす。永田は花野光ケ丘を中心に県政報告会を開くが、旧町にも足を伸ばす。

 桑鶴は1期目に精力的に役員を務めた各種団体のつながりを軸に、支持を拡大。藤崎は子育て支援を重点に訴え、市内全域で企業の朝礼回りなどをこなす。元職の寺田は市議時代からの後援会が中心で、地域会合などにも小まめに顔を出した。

 新人の長田は4年間、連日、谷山地区で朝のつじ立ちを続けるなど知名度アップを図った。西も1年前から市内各所で朝夕のつじ立ちを続け、小中高校と大学の同級生から支援を受ける。野田は南国殖産が支援母体で、上町の住民有志や明治大の同級生らも熱心に応援している。

 前回、2人を擁立し共倒れした民主は、元職の青木が返り咲きを狙う。昨年3月に党県連幹事長を辞めて選挙準備に専念し、東谷山など地域での活動を強化している。

 公明は5期目の黒田清信が引退。現職の成尾、持冨に加え、新人松田が後継者として立つ。定数増を受け4人擁立も検討したが、将来の定数削減も考え現状維持。地域割りで全員当選を目指す。

121とはずがたり:2009/01/23(金) 00:58:05
>>120-121
 共産の現職松崎は、市内全域でほぼ連日の街頭演説を続けるほか、ミニ集会に小まめに出席し、議席確保を目指す。

 社民の現職上村は、出身の日本郵政公社労組に加え、新たに私鉄鹿児島交通労組も支援。今後、街頭演説を強化する。

 無所属4人中、3人は連合鹿児島が推薦。前回トップ当選の二牟礼は社民を離党したが、出身の自治労や建設技能者組合が引き続き支援。山口は出身の新九州電力労組が支援母体で、連合の組織割りでUIゼンセン同盟も支援強化。新人の柳は県教組の支援を受け、女性とパート労働者の声を県政に届けると訴える。

 最年少の新人下鶴は谷山地区でつじ立ちや、のぼりを掲げて自転車で回るなどしている。

 (敬称略)

   ◇   ◇

 統一地方選の第1ラウンド、県議選告示(30日)まで2週間余り。前回と同じ定数54に、前回並みの80人程度の立候補が予想されるが、平成の大合併で選挙区割りは様変わりした。支持者回りや集会など前哨戦が熱を帯びる中、各陣営の動きを追った。

    ×      ×

 ●立候補予定者    
増留 貴朗 68 自現(8)
尾辻  義 62 自現(5)=遺族会と鹿児島純心女子高の同級生、監督を務めた同校新体操部の関係者
柴立 鉄彦 59 自現(4)=木材や造園関係
吉野正二郎 53 自現(4)=西田・山下校区
宇田 隆光 52 自現(2)=旧町
大園 清信 52 自現(2)=医師団体
武  昭一 57 自現(2)=県薬剤師連盟・出身地の桜島と上町の人脈
永田憲太郎 60 自現(2)=花野光ケ丘
桑鶴  勉 60 自現(1)
藤崎  剛 33 自現(1)
寺田 洋一 53 自元(1)
長田 康秀 29 自新  =4年間、連日、谷山地区で朝のつじ立ちを続ける
西  洋介 30 自新  =1年前から市内各所で朝夕のつじ立ちを続け、小中高校と大学の同級生
野田 啓介 31 自新  =南国殖産が支援母体で、上町の住民有志や明治大の同級生
青木  寛 58 民元(3)=前党県連幹事長・東谷山
成尾 信春 49 公現(3)
持冨 八郎 55 公現(1)
松田 浩孝 42 公新
松崎 真琴 48 共現(1)
上村 勝行 63 社現(4)=日本郵政公社労組出身・新たに私鉄鹿児島交通労組も支援
二牟礼正博 59 無現(6)=連合・出身の自治労・建設技能者組合・社民離党
山口  修 59 無現(2)=新九州電力労組が支援母体・UIゼンセン同盟
柳  誠子 46 無新  =県教組
下鶴 隆央 26 無新
(丸数字は当選回数。国会勢力の政党順)

=2007/03/13付 西日本新聞朝刊=

122とはずがたり:2009/01/23(金) 01:00:04

54議席の行方 2007県議選<2>指宿、4氏の激戦か
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070314/20070314_001.shtml

 ●枕崎市区(定数1) 

 前回は8年ぶりの選挙となったが、今回は自民党県連幹事長で、5選を目指す上野以外に立候補に向けた動きはなく、無投票の公算が大きい。市漁協の組合長でもある上野は、水産団体からの支援とともに、県農政連の推薦を受けている。

 ●指宿市・揖宿郡区(定数2)

 選挙区の見直しで旧指宿市区(定数1)と、旧揖宿郡区(同)の一部が1選挙区(定数2)になった。旧揖宿郡区の現職田原鉄可は引退。指宿市と頴娃町をそれぞれ地盤とする現職、元職、新人計4人が立候補を表明する激戦区となっている。

 05年の県議補選で無投票初当選した小園は今回が初選挙。県農政連や地元医師連盟、建設業などの推薦を受け、組織固めとともに、旧揖宿郡区での認知度アップを図る。

 町議などを経て、1987年から99年まで、県議(旧揖宿郡区)を3期務めた元職の浜田は今回、8年ぶりの出馬。頴娃町を地盤に、指宿市内でも浸透を図る。

 新人の松元は指宿市が地盤の歯科医。自民党の公認を得て、県農政連や歯科医師連盟などの推薦も受けた。若さとともに福祉や農業問題を訴えながら、支持拡大を図る。

 元衆院議員秘書の美園は前回、旧揖宿郡区で出馬し田原に敗れた。地元頴娃町の票固めとともに、旧郡区の山川、開聞地区を中心に指宿市での票の掘り起こしを進める。

 ●日置市区(定数2)

 旧日置郡区の2人の自民現職、前原と岩崎以外に立候補の動きがなく、無投票の公算が大きい。同郡区は歴史的に激戦が多く、戦後、無投票は無かったという。

 2人の地盤は旧4町単位で分かれ、前原は居住地の吹上と病院を営む東市来、岩崎は居住地の伊集院と出身地の日吉で、事実上のすみ分けが成立。前原は医療・福祉の向上、岩崎は教育充実や青少年健全育成を訴える。

 ●いちき串木野市区(定数1)

 2月下旬になって2町が立候補を表明。2町の父(三郎・故人)と田畑の兄(誠一・いちき串木野市長)、吉留は16年前の県議選で対決しており、三つどもえの因縁の構図となった。

 再選を目指す吉留は、市内各地域で県政報告会を開き、実績を打ち出す。初の選挙区となる旧市来町では元町長の支援を受け、浸透を図る。

 田畑は民間会社勤務の経験をアピール。「兄と二人三脚で市の発展に取り組む」として、兄の知名度を生かしながら、票の掘り起こしを進める。

 2町は父のつながりや商工業者らとのネットワークを活用。政策を訴えるホームページ作成やイメージソングを流しての街宣など戦略を凝らす。

123とはずがたり:2009/01/23(金) 01:00:23
>>122-123

 ●南さつま市区(定数1)

 旧加世田市と近隣4町が合併したが、定数は1のまま。5選を目指す本坊のほかに、今のところ立候補の表明はなく、旧加世田市区(定数1)時代から4回連続無投票の公算が大きい。本坊は南さつま商工会議所の顧問を務め、県農政連の推薦も受けている。

 ●川辺郡区(定数1)

 笠沙、大浦、坊津3町が、市町村合併に伴い南さつま市区に編入され、川辺郡区は川辺、知覧2町だけになった。6選を目指す川原以外に、立候補に向けた目立った動きはなく、1991年以降、5回連続無投票の公算が大きい。

 (敬称略)
    ×      ×

 ●立候補予定者

 ◇枕崎市区
上野 新作 72 自現(4)

 ◇指宿市・揖宿郡区
小園 成美 49 自現(1)
浜田 茂久 60 無元(3)
松元 一広 39 自新
美園 博樹 56 無新

 ◇日置市区
前原  尉 48 自現(2)
岩崎 昌弘 53 自現(1)

 ◇いちき串木野市区
吉留 厚宏 45 自現(1)
田畑 和彦 52 無新
2町 一成 51 無新

 ◇南さつま市区
本坊 輝雄 51 自現(4)

 ◇川辺郡区
川原 秀男 59 自現(5)
(丸数字は当選回数。現職、元職、新人、国会勢力などの順)

 =2007/03/14付 西日本新聞朝刊=

124とはずがたり:2009/01/23(金) 01:01:36

54議席の行方 2007県議選<4>垂水は4人の激戦か
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070316/20070316_001.shtml

 ▼鹿屋市区(定数3)
 
 鹿屋市は串良、吾平、輝北の旧3町との合併で定数が1増。現職2と元職1、新人1の計4人が争う構図となりそう。新人を除く3人は、旧鹿屋市区時代を含め過去4回、同じ顔触れで戦った。
 
 山田は、4期の実績をアピール。党の厚い基盤を武器に、商業や建設業などに支持を広げる。
 
 櫛下は、連合の推薦を受けた。暮らしの中の政治を強調、福祉や平和などを公約に掲げる。

 吉永は、無所属だった前回は敗れ、定数増に伴い自民公認を得た。畜産業などで支持を広げる。

 菊永は、共産党大隅地区副委員長。党県委員会が6日に公認を発表し、組織力で巻き返す。

     ◇

 ▼垂水市区(定数1)

 定数1に、現職1と元職1、新人2の計4人が出馬する激戦区となりそう。

 堀之内は、海潟地区を地盤に4年間の実績を強調。県農政連は自主投票だが、唯一の自民公認。

 森は、組合長を務めた漁協などに浸透。地元の牛根地区などを固め、返り咲きを目指す。

 池田は、市議を2期務めた。1月の市長選では現市長を応援し、支持者などを引き継いだ。

 栗栖は、元県職員。昨秋から草の根活動を展開し、派閥や利益にとらわれない政治を訴える。

 有権者数は約1万6000人。有権者が集中し浮動票が多い中央地区での得票が勝敗の鍵を握る。

     ◇

 ▼曽於市区(定数1)

 曽於市は末吉、大隅、財部の旧3町が合併し誕生。選挙区変更に伴い、旧曽於郡区(定数3)から分かれた。

 1議席を、森と徳留の自民現職2人が、無所属で争う構図となりそう。党県連は「定数1の選挙区に複数の候補者を擁立する場合は推薦に」とする党本部の通知に基づき、2人を公認ではなく、推薦とした。県農政連も自主投票になった。

 森は、大隅地区を地盤に建設業や畜産業の支持を集め、8期目を狙う。

 徳留は末吉地区が主地盤。社会福祉法人理事長の人脈で支持を広げる。

     ◇

 ▼霧島市区(定数4)

 選挙区の霧島市と湧水町はともに合併で生まれた新しい自治体。どの候補もなじみの薄い地域を抱え、自分の地盤以外への浸透に力を入れる。

 隼人が地盤の田之上は国分に後援会を立ち上げるなど支持拡大に懸命。湧水町の過疎や隼人の渋滞など、地域ごとに市民に身近な課題を訴える。

 山田は「合併で新たな問題が出てきた」として地域間格差などを重視。「自分は県との調整役」と強調、農業、商業団体に支持を呼び掛ける。

 高橋は「究極の財政改革」として市町村合併をさらに推進。全域をこまめに回り「合併と地方分権で、鹿児島から日本を変える」と訴える。

 桐原は国分、隼人への一極集中解消と均衡ある発展を強調。福祉対策や観光振興、格差縮小を主張。有権者が多い国分での支持拡大を狙う。

 中重は国分・霧島市議の経験から、県から市町村への分権の大切さを痛感。少子化対策にも力を入れ、精力的にミニ集会をこなしている。

     ◇

125とはずがたり:2009/01/23(金) 01:01:55
>>124-125
 ▼志布志市・曽於郡区(定数1)

 志布志市は昨年1月、志布志、有明、松山の旧3町が合併。大崎町と合わせ、新たな選挙区となった。定数1に対し、現職と元職、新人の3人が出馬する意向だ。

 市ケ谷は、旧町議を務めた有明地区を地盤に4年間の実績を強調。商工業者らの支持を集める。

 中山は、志布志地区が地盤。出馬表明は遅かったが、高い知名度を生かし追い上げる構えだ。

 西高は、元大崎町議で農業。大隅半島の農業振興などを訴える。志布志地区にも浸透を図る。

 県農政連は自主投票を決定。人口が多い志布志地区が鍵を握りそう。

     ◇

 ▼肝属郡区(定数1)

 市町村合併に伴う選挙区変更で、定数が旧肝属郡区から一減した。現職で7期目の平瀬新一郎(79)が既に出馬しない意向で、鶴田以外に立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。

 (敬称略)

    ×      ×

 ●立候補予定者

◇鹿屋市区

山田 宏之 53 自現(4)
櫛下 勝美 63 無現(3)
吉永 守夫 72 自元(1)
菊永 哲彦 55 共新

◇垂水市区

堀之内芳平 54 自現(1)
森  孝之 61 無元(1)
池田 和弘 46 無新
栗栖 善幸 55 無新

◇曽於市区

森  義夫 73 無現(7)
徳留 紀寿 66 無現(4)
=いずれも自民推薦

◇霧島市区

田之上耕三 63 自現(5)
山田 国治 61 自現(5)
高橋  稔 55 自現(2)
桐原 琢磨 53 無現(2)
=民主推薦、社民支持
中重 真一 29 無新

◇志布志市・曽於郡区

市ケ谷 誠 53 自現(2)
中山 信一 61 無元(1)
西高  悟 47 無新

◇肝属郡区

鶴田 志郎 49 自現(2)

(丸数字は当選回数。現職、元職、新人、国会勢力などの順)
=2007/03/16付 西日本新聞朝刊=

126とはずがたり:2009/01/23(金) 01:02:41

54議席の行方 2007県議選<5完>奄美、3現職対決へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070319/20070319_001.shtml
 ●西之表市区(定数1)
 
 当初は、4選を目指す自民現職の松里以外に立候補の動きがなく、無投票とみられていたが、3月に入って無所属新人の動きが表面化し、選挙戦の可能性も出ている。

 松里の後援会は、西之表市の4分の3の有権者が会員という組織力を誇る。推薦団体も約200。昨年10月までに全校区で県政報告会を開催している。

     ◇

 ●奄美市区(定数2)

 昨年3月に旧名瀬市と旧笠利町、旧住用村が合併して奄美市が誕生。龍郷町も加わり、定数1から2になった。

 立候補予定者は旧名瀬市区の1人と旧大島郡区の2人。いずれも現職の3人が2議席を争う激戦になりそうだ。

 自民は旧名瀬市区の与、旧大島郡区の永井の2人を公認。前回、自由連合推薦を受けた旧大島郡区の栄は、今回は推薦を受けていないが、連合鹿児島から推薦された。

 奄美で強固な地盤を持つ自由連合の票が、元代表の徳田毅衆院議員の自民入党で、どう動くか注目が集まる。

     ◇

 ●熊毛郡区(定数1)

 3選を目指す自民現職の日高に、連合推薦の新人石田尾が挑む構図。無投票が2回続き、8年ぶりの選挙戦となる。

 日高は地盤の屋久町を中心に上屋久、中種子、南種子3町にも後援会組織を張り巡らせる。建設や農業関係など約250団体から推薦を取り付け、支持基盤を固める。

 石田尾は出身の自治労をはじめ、鹿教組や郵政公社労組などから支援を受ける。後援会組織を上屋久、中種子、南種子の3町に置き、つじ立ちで知名度アップを図る。

     ◇

 ●大島郡区(定数2)

 大島郡区だった龍郷町、旧笠利町、旧住用村が奄美市区に入り、定数が3から1減。自民現職と無所属新人の2人が立候補を表明している。

 現職の金子は自民の公認を受けた。新人のネ喜久は徳田毅衆院議員の公設秘書。共産が候補擁立を模索しているが、無投票の可能性がある。

 (敬称略)

 =おわり

    ×      ×

 ●立候補予定者
◇西之表市区
松里 保宏49自現(3)
◇奄美市区
与  力雄61自現(1)
永井 章義50自現(1)
栄  和弘63無現(3)
◇熊毛郡区
日高  滋53自現(2)
石田尾茂樹48無新
◇大島郡区
金子万寿夫60自現(4)
ネ喜久伸一郎50無新
(現職、元職、新人、国会勢力などの順)

=2007/03/17付 西日本新聞朝刊=

127とはずがたり:2009/01/23(金) 01:06:23

検証 平成の大合併 統一地方選を前に<上>自立 活性化へ知恵を絞る
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070328/20070328_001.shtml
 ■鹿児島づくり 新時代へ・第3部■

 2004年10月の薩摩川内市誕生を皮切りに始まった県内の「平成の大合併」。1年半で96市町村は49に再編された。合併は地域に何をもたらしたか、合併した自治体と、単独の道を選んだ自治体はそれぞれどんな現実や課題に直面しているのか−。平成の大合併後、初めて行われる統一地方選を前に、検証する。

 ●福祉のまちづくり

 島の2つの町が合併して1年たった長島町。人口約1万1600人。高齢化率は31.7%(昨年10月1日現在)で、県平均の25.3%(同)を超え少子高齢化が進む。そんな町に4月、福祉事務所が設置される。町村に同事務所が置かれるのは九州で初の取り組みだ。

 「福祉のまちという旗を掲げたかった」。川添健町長はその狙いを語る。車
で約一時間半の県北薩福祉事務所(薩摩川内市)まで手続きなどに行く必要が無くなり、生活保護の決定など迅速に対応でき、きめ細かな住民サービスが可能になるという。福祉充実は町の特徴になり、定住促進にもつながるという訳だ。

 同事務所設置には知事と町議会の同意が必要。経費は地方交付税で補てんされ、財政負担は増えないという先進例を理解し、議会も同意したという。川添町長は「地方分権の中、県からの権限移譲の研究はもっとあっていい」と話す。

 ●特産品づくり盛ん

 平成の大合併で県内トップを切り誕生した薩摩川内市。ほぼ小学校校区単位の地区コミュニティ協議会がまちづくりの中核を担う。

 「シソのジュースを作ってみよう」。同市入来町の大馬越地区コミュニティ協議会(吹田紘男会長)では昨年、特産品として「しそジュース」生産を決めた。試行錯誤を重ね、今夏から販売を始める。他地区でも自然観光農園をオープンさせるなど、自立への活動が活発だが、中心部から離れた過疎地域が目立つ。「合併で地域が寂れるという危機感があるだけにまとまれる」と吹田会長。

 同市には、地域おこしに補助金を出す提案公募型補助金などがあり、地域の自立を促す。「住民サービスは低下したが、逆に地域を活性化させようという機運は高まった」。吹田会長は合併を前向きにとらえる。

 ●20年ぶりの人出

 一方、同市の中心商店街。市商工振興課によると、中心商店街の約2割の61店舗が空き店舗。買い物客が新幹線で鹿児島市に流れるストロー現象もあるという。今月中旬、薩摩川内市と商店街が協力し新幹線開業記念イベントを開いた。14の空き店舗を臨時オープンさせた特産市などで、2日間で10万人(主催者発表)の人出があった。「あんなににぎわったのは20年ぶり」と太平橋通り商店街振興組合副理事長の神崎候至さん。「仕掛け次第で、人が集まるのが分かった」と手応えを口にする。

 同市は南九州西回り自動車道開通で、鹿児島市まで車で約30分に。ストロー現象に加え、県外資本の大型店進出のうわさも流れ、地元の危機感は強い。

 神崎さんは今、市中心部の国道3号を歩行者天国にするなどのアイデアを温めている。「新幹線、高速道の効果を生かす努力が必要。地域活性化には、住民も行政も知恵を絞り出さなければ」と強調した。

=2007/03/26付 西日本新聞朝刊=

128とはずがたり:2009/01/23(金) 01:07:20
検証 平成の大合併 統一地方選を前に<中>光と影 拡大する地域間格差
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070328/20070328_002.shtml

 ■鹿児島づくり 新時代へ・第3部■

 ●「命を救われた」

 鹿児島市の桜島。島内は同市と旧桜島町に分かれていたが、2004年11月の合併で全島が同市となった。「合併に命を救われた」。合併前から同市に属していた高免地区の農業・浜田澄也さん(69)は振り返る。

 05年9月の台風14号。地区住民約130人は土砂崩れで一時孤立。結局、隣接する旧桜島町東白浜地区の公民館に避難した。「合併前なら市町間の連絡に手間取り、避難が遅れたかもしれない。火山と向き合う住民として、合併で防災の指揮が一本化されたのは大きい」と語る。

 合併のメリットはまだある。観光だ。市は合併後、全島を一体的にとらえた観光プランを策定。市営観光バスが対岸の市中心部にある鹿児島中央駅から桜島まで直通し、乗客は昨年度、1万1000人を超えた。島内だけを走っていた桜島町営観光バスは03年度、年間約8000人だった。

 市桜島支所の幹部は言う。「合併して2年半。効果がさらに長続きするよう気を引き締めたい」

 ●県内2位の都市に

 しかし、合併がうまくいっている地域ばかりではない。霧島市の大隅横川駅前の商店街。人通りは少なく、シャッターを下ろしたままの店が目立つ。「国分、隼人と差が開くばかり」。横川町商工会の男性職員(34)はため息交じりに話す。

 同市は05年11月、この商店街のある旧横川町など1市6町が合併し、人口が県内2位(約13万人)の都市として誕生した。約9万3000人が旧国分市と旧隼人町に住む。もともと京セラなどの工場が立地し、商業集積も進んでいた国分、隼人。合併後もデパートが改装オープンするなど発展を続ける。

 これに対し、旧5町は多くが山間部。昨年4月以降のわずか10カ月で、約400人が国分、隼人に転居。同じ市内で、一極集中と過疎が急速に進む。

 横川の商店街で燃料店を営む女性(62)は過疎の理由を「合併で町発注の仕事がなくなったから」とみる。年間数百万円の仕事を失った店もあるという。

 ●続く保育料値上げ

 現状と裏腹に、市の幹部は「横川などへの企業誘致でも『うちには鹿児島空港(旧溝辺町)がある』とPRできるようになった」と合併効果を強調。「積極的な企業誘致で過疎に歯止めをかけたい」と話す。

 横川はすでに、従業員500人規模の企業グループが進出。だが同社パートの女性(27)によると、社員の大半は国分、隼人から通勤している。「新しい会社が進出しても、通勤の渋滞が激しくなるだけ」と冷めた見方だ。

 4月から、過疎に拍車をかけるような制度が始まる。市は旧市町ごとに異なっていた保育料を段階的に均一化。横川では今後3年間、所得によって月額数百円−数千円の値上げが続く。

 「横川に住む利点が1つ消えた。引っ越そうかな」。保育園児(1つ)の母親でもあるこの女性は語った。


=2007/03/27付 西日本新聞朝刊=

129とはずがたり:2009/01/23(金) 01:08:09
検証 平成の大合併 統一地方選を前に<下>単独 生き残りかけた選択
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/kagoshima/20070328/20070328_003.shtml
 ■鹿児島づくり 新時代へ・第3部■

 ▼“無人島”への不安

 「航路存続への不安。これが一番大きい」。鹿児島市への編入合併ではなく単独の道を選んだ、三島村の石野司総務課長は、理由をこう説明した。

 同村は3つの島に約400人が暮らす。村営フェリー「みしま」が同市との間を週3往復。利用者は村民と年間1万5000人前後の観光客。赤字は年間3億−4億円に上るが、国と県の補助金で全額補てんされる。

 県交通政策課は「同航路への補助は合併後も変わらないはず」と説明するが、同村は「財政力が大きい市になれば『市にも応分の負担を』となりかねず、さらに便数削減につながる可能性もある」と判断した。島の3人に1人は高齢者。「便が減れば過疎化が加速し、村は無人島になってしまう」との不安は根強い。

 ▼財政は最大の課題

 「単独の道」を選んだ市町村に横たわるのが財政問題。奄美市と合併しなかった大和村の予算は毎年減少が続き、新年度は8.9%の大幅な減額。2001年度以降、定年退職者約20人に対し補充は1人だけ。新規の公共工事もゼロにするなど歳出削減に努めるが、村の貯金にあたる基金は年々細るばかりだ。

 しかし、苦しい財政の中でも高齢者への祝い金制度など、きめ細かな住民サービスが維持できるのは「合併しなかったから」との思いは強い。

 中島秋彦・同村総務課長は「あと2年ぐらい切り詰めれば、明るい見通しが立つ」と財政再建に期待をかける。

 ▼汗かき、知恵絞る

 枕崎市も知覧町との合併協議が破たん。近隣3町との合併も目指したが受け入れられず、「単独」を余儀なくされた。新年度予算は14年ぶりに100億円を割った。

 そんな中、財政難で開催中止になった「風の芸術展」が7月、5年ぶりに復活する。

 市教委文化課の森昭人係長によると、芸術祭は現代アートのコンクールとして1989年から2年に1回、開催していたが、財政負担も大きく、02年を最後に中止。しかし再開を望む関係者が、内容を一新し出品作を絞り込むなど知恵を出し、事業費をこれまでの5分の1以下の600万円に抑え開催にこぎ着けた。

 費用も、会場の市文化資料センター南溟館の事業収益や芸術展への入場料収入などで賄い、市の持ち出しはゼロ。「行政も住民も汗をかき、知恵を絞れば何とかなるものですね」と森係長は胸を張った。

   ◇   ◇

 ヨットレースやユニークな国際交流など独自事業に汗を流す三島村。

 「合併していたら独自事業の継続は困難だった。強いられる苦労より、自ら選んだ苦労で道を切り開きたい」。石野課長は力を込めた。
 =おわり
 (この連載は鹿児島総局・杉野斗志彦、湯之前8州、川内支局・上野和重、奄美通信部・幸正昭が担当しました)
=2007/03/28付 西日本新聞朝刊=

130とはずがたり:2009/01/23(金) 01:09:13
54議席の行方 2007鹿児島県議選
<1> 鹿児島市・郡区 定数2増に各党思惑 >>120-121
<2> 指宿、4氏の激戦か >>122-123
<3> 姶良 混戦模様に一変 >>115-116
<4> 垂水は4人の激戦か >>124-125
<5> 奄美、3現職対決へ >>126

県議選 合併で戦術様変わり 選挙区拡大や地盤分離>>119

自民5減 民主議席奪還 県議選 社民1減公、共は維持 曽於市区 森氏激戦制す>>118
結果:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kyushu.txt (鹿児島は下の方です)

検証 平成の大合併 統一地方選を前に
<上>自立 活性化へ知恵を絞る >>127
<中>光と影 拡大する地域間格差 >>128
<下>単独 生き残りかけた選択 >>129

131千葉9区:2009/01/23(金) 20:07:47
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012301000877.html
元講師「金ピカ先生」が出馬表明 25日告示の西之表市長選
 25日告示の鹿児島県西之表市長選に関し、元予備校講師で「金ピカ先生」の通称で活動中の佐藤忠志氏(57)が23日、同市内で無所属での立候補を表明した。届け出名は「金ピカ先生」とする考えで、市選挙管理委員会は受理の方針。

 市長選では、現職の長野力氏(69)が再選を目指して立候補を表明。郵便事業会社社員沖吉富寛氏(55)も同日、立候補の意向を示した。投開票は2月1日。

 東京都在住の佐藤氏は、初めて訪問した同市で記者会見し「教育水準を日本一にしたい。役所で中高生に無料で授業をする」と公約した。

 ただ、市民からは「一度も来たことがない人に島特有の問題が分かるのか」(女性飲食店員)との声も出ている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090121-OYT8T00234.htm
西之表市長選元講師出馬へ
 25日告示、2月1日投開票の西之表市長選で、元予備校英語講師の佐藤忠志氏(57)が立候補に向けて準備を進めていることが20日、わかった。すでに立候補表明している現職の長野力氏(69)との一騎打ちになる見込み。

 佐藤氏は東京都在住で、慶応大法学部卒。予備校講師時代には派手な衣装から「金ピカ先生」の愛称で有名になり、テレビや映画にも出演した。

 佐藤氏の関係者によると、東京都出身の同氏は西之表市と特にゆかりはないというが、立候補の理由については「無投票当選にしてはいけない」と話しているという。

 佐藤氏は2001年の参院選比例選に自民党公認で立候補し、落選している。

(2009年1月21日 読売新聞)

2001年自民比例落選者
95,709 中島 啓雄 63 元JR役員 前 →繰り上げ当選
94,932 藤野 公孝 53 元運輸省職員 新→繰り上げ当選
79,184 依田 智治 69 党国防部会長 前
59,555 釜本 邦茂 57 元総括政次官 前
19,846 末広まきこ 56 元環境委理事 前
19,832 佐藤 忠志 50 元予備校講師 新
17,939 水島  裕 67 文科政務官 前

132千葉9区:2009/01/24(土) 10:43:46
>>107
食品偽装に関わるわ、忘年会でビール瓶で支持者なぐるわ、
その忘年会に暴力団呼ぶわ、そしたら、その呼んだ暴力団が発砲されるわ・・・
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72255
すし店内で道仁会系幹部撃たれ重傷 柳川市 数発発砲、男が逃走
2009年1月22日 12:39 カテゴリー:社会

銃撃事件の現場を調べる福岡県警の捜査員=20日午後9時20分、福岡県柳川市 20日午後7時半ごろ、福岡県柳川市三橋町下百町のすし店内で、客の男性が拳銃で数発撃たれたと110番があった。県警によると、男性は指定暴力団道仁会(本部・同県久留米市)系小林組の古賀圭輔幹部(50)で、左胸など数カ所を撃たれて重傷。病院に運ばれ、命に別条はないという。撃った男は逃走しており、県警は殺人未遂容疑で行方を追っている。

 捜査関係者によると、店内には当時、客6人と店員など計10人がいたが、古賀幹部以外にけがはなかった。すし店関係者によると、古賀幹部は3人で来店し、カウンターに座っていた。

 県警によると、逃げた男は30‐40代。身長170センチ前後でやせ形、黒のコートに黒っぽい帽子姿。事件後、店から走って逃げたが、現場付近から黒いワゴン車が走り去ったとの情報があり、県警は緊急配備を敷いて捜査している。

 古賀幹部は昨年12月31日、柳川市議会の田中雅美議長(61)が自宅で開いた忘年会に参加していたことが判明。議長に対し、批判が出ていた。

 小林組は道仁会の現会長の出身母体。道仁会は、分裂した指定暴力団九州誠道会(本部・同県大牟田市)との間で拳銃などを使った抗争を繰り返し、2006年5月以降、一般市民を含む7人が死亡している。県警は今回の銃撃事件と抗争との関連も調べる。

 現場は4階建てビルの1階。西鉄柳川駅から北西に約150メートル離れた繁華街の一角で周辺に学習塾や飲食店などがある。

=2009/01/21付 西日本新聞朝刊=

133千葉9区:2009/01/24(土) 11:00:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/71686
地域の未来、誰に託す? 今年の県内地方選挙 7市町で首長選
2009年1月18日 00:53
 任期満了に伴い、県内では今年、4市3町で首長選が、7市3町で議員選が実施される。「平成の大合併」に伴う自治体の規模拡大を地域振興にどうつなげ、弊害をどう克服するのか。景気が冷え込み、自治体財政の厳しさも増す中、首長や議員にはこれまで以上に住民の生活を守る展望やリーダーシップが求められる。市町長選を中心に、現在の情勢をまとめた。

■複数名乗り混戦模様 【諫早市長選】

 昨年12月、現職の吉次邦夫氏(76)が引退を表明。複数の立候補者が名乗りを上げる混戦模様となっている。

 これまで、諫早市の学校法人理事長奥田修史氏(37)、元県議の橋村松太郎氏(62)、昨年末に副市長を退任した宮本明雄氏(59)が、それぞれ無所属で立候補を表明している。このほか、地元選出の県議八江利春氏(69)、同じく県議の北浦定昭氏(63)、同市議の古川利光氏(64)の名前も挙がっており、月内には選挙構図が固まるとみられる。

■現新2氏が意向示す 【西海市長選】

 2005年の合併に伴い、旧西海町長から初当選した現職の山下純一郎氏(68)は、旧大島町による臨時職員への退職慰労金支給など旧町の公金支出に絡む住民訴訟や監査請求などへの対応に追われた。退職慰労金訴訟は最高裁で敗訴が確定。12月議会で責任を問われ「信を問いたい」と再選立候補の意向を示した。

 市議の田中隆一氏(62)は昨年8月に立候補の意向を示しており、近く正式表明する予定。今のところ、ほかに目立った候補者擁立の動きはない。

■現職は去就明言せず 【雲仙市長選】

 現職で1期目の奥村慎太郎氏(54)は現在のところ、去就を明らかにしておらず、他にも表立った立候補の動きはない。

 7町合併に伴う初の市長選だった前回は、元県議の奥村氏が、旧国見町長、旧小浜町長との激しい争いを制した。「雲仙ブランド」導入で市のイメージアップに取り組む一方、雲仙・小浜など観光地の再生が課題となっている。

■“5選”出馬は「未定」 【平戸市長選】

 旧平戸市長に3回当選し、2005年の合併選挙でも当選を果たした現職の白浜信氏(70)は「平戸オランダ商館復元工事が着工したばかり。事業の進ちょく状況をみながら考える」として、次期市長選への対応について明言を避けている。

 ほかにも市議や県議など立候補を模索する複数の名前が挙がり始めてはいるが、今のところ、目立った動きはない。

■合併すれば選挙なし 【江迎町長選】

 鹿町町とともに佐世保市との合併協議が進んでおり、現職の亀山春光氏(64)は「合併実現まで、引き続き任務を全うしたい」と語る。10月の任期満了前に合併が実現すれば、選挙は行われない。現時点では選挙へ向けた目立った動きはない。

■「合併に全力」と現職 【鹿町町長選】

 佐世保市との合併協議中で、現職の宮田安猶氏(68)は「1日も早い合併を実現させることが最大の目標」と、合併実現に全力を傾ける構えだ。7月の任期満了前に合併が実現すれば選挙はなく、今のところ対立候補擁立の動きもない。

■現職「状況見極める」 【佐々町長選】

 現職の関耕二氏(68)は「今は任期まで職務を遂行するだけ。状況を見極め、冷静に判断したい」と態度を明らかにしていない。前回、関氏に敗れた前町長の大瀬康政氏(68)は、法期限内の佐世保市との合併を訴え、立候補に意欲を見せている。

=2009/01/18付 西日本新聞朝刊=

134とはずがたり:2009/01/24(土) 12:56:02
>>132
それにして議長や社長みたいに幹部ってつけるんですねぇw>古賀幹部

135名無しさん:2009/01/24(土) 13:17:28
稲垣メンバー
小室プロデューサー

136千葉9区:2009/01/24(土) 20:14:19
>>72>>91
地域スレ向きかも
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000901240004
新市一体感 道半ば
2009年01月24日

 25日投開票の唐津市長選と市議選を前に、各候補は地盤とする旧市町村にとどまらず、市全域で支持を訴えて回る激しい選挙戦を展開している。4年前に誕生し、その後さらに拡大してきた新しい市。住民たちの間に「一体感」は醸成されてきたのだろうか。(伊東邦昭)


 唐津市の「唐津くんち」同様、同市相知町には「相知くんち」が伝わる。同町の熊野神社の秋の例大祭で、幕末期から発展してきたとされる山笠巡行のほか、黒い法被を着た奴(やっこ)たちが毛槍(やり)を投げ渡しながら練り歩く「羽熊(はぐま)行列」が披露される。


「羽熊行列は唐津くんちと深いかかわりがある」と相知郷土芸能保存会の小牧傅衛(でんえ)会長。幕末期に唐津くんちの祭りの中で大名行列を模して行われていたものだが、熊野神社が1873年に毛槍(やり)などの道具を唐津神社から譲り受け、相知くんちでも行われるようになったという。


 そんな縁で結ばれた二つの祭りだが、08年に唐津城築城400周年のイベントで羽熊行列が旧市内でも披露された程度で、「一緒に何かを」という話にはならないという。「唐津くんちは商人が、相知くんちは農民が始めた祭り。それぞれ伝統や思い入れがあるから」と小牧会長は話す。


 合併しても旧市町村には独自の文化や伝統があり、住民の融和には困難が伴う――それを裏付けるデータがある。


県地方自治問題研究所が07年9月に発表した、新しい唐津市の市議や自治会長ら約500人を対象にしたアンケート結果によると、「わがまち」と聞いてまず思い浮かぶ地区について、旧町村部では48・2%が「旧町村の範囲」と回答。「唐津市」としたのはわずか7・9%だった。


 合併を記念して市内各地に伝わる鍋料理を一堂に集めた「からつ鍋まつり」のように、恒例となって08年12月に4回目を迎え、規模も年々拡大しているイベントもある。だが、こうした機会に出会った旧市町村の団体同士が、新たに共同でイベントを興すまでには至っていないという。市地域振興課の担当者は「こちらがテントを設営するなどのおぜん立てをしないと、出店してもらえないことも多い」と嘆く。


 旧相知町の観光を支える一人、唐津観光協会相知支所事務局の西田京子さんは「そろそろ新市をみんなで盛り上げないと」と話す。観光協会の仕事で市内各地のイベントを手伝うなか、新市が一つの街だと実感しているという。


 「他の地域の住民ともっと交流する機会を持てば、街に一体感は出てくる」と西田さんはみる。25日に選ばれる新市長、新市議像については、こう話した。「愛着のある地元だけでなく、公平な視点で市全体を見た街づくりのできる人を選ぶべきではないか」

137名無しさん:2009/01/25(日) 18:55:51
佐藤忠志はNLPの利権がらみじゃない。地権者と旧知の仲

138千葉9区:2009/01/26(月) 21:54:02
>>36-37>>54>>58>>60>>62>>70>>94>>103>>109-111
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-26-M_1-001-1_002.html?PSID=23b4243ff291475f09032b61f7515b5d
宮古島市長に下地氏 自公側、市政を奪還

1万2754票 5候補退け初当選

 【宮古島】伊志嶺亮前市長の辞職に伴う宮古島市長選挙は二十五日、投開票が行われ、新人で県漁業協同組合連合会前会長の下地敏彦氏(63)=自民、公明推薦=が一万二千七百五十四票を獲得し、ほかの新人五候補を退けて初当選を果たした。県宮古支庁長や旧城辺町助役などの行政経験を踏まえた行財政改革を訴えるとともに、自民、公明の推薦を受け、国や県との太いパイプを生かした経済活性化などをアピールして有権者の支持を得た。

 「自公」路線を訴えた下地氏の当選は、二月八日投開票の浦添市長選や春にも予想される衆院選に影響を与えそうだ。

 当日有権者数は四万二千七百二十六人(男性二万九百七十三人、女性二万千七百五十三人)、投票率は71・2%。前回二〇〇五年の市合併に伴う同市長選(85・86%)より14・66ポイント下回った。有権者の約六割を占める合併前の旧平良市で過去最低だった〇二年の同市長選(82・76%)よりも11・56ポイント下回った。

 選挙戦は、新人六氏が争う混戦となった。市職員による相次ぐ不祥事を受け、各候補者とも市政の立て直しを訴えたが、事実上、下地氏と、宮古テレビ前社長の藤村明憲氏(59)、病院長の真喜屋浩氏(73)=社民、共産、社大推薦=の三氏を軸に激しい集票合戦が繰り広げられた。

 藤村氏は、民間経営感覚を取り入れた市政改革を強調。保革支持層の取り込みを図ったが及ばなかった。真喜屋氏は革新系政党の推薦を受け、伊志嶺市政の継承を訴えたものの序盤の出遅れを取り戻せなかった。

 県女性総合センター「てぃるる」元館長の友利敏子氏(64)、宮古地区歯科医師会前会長の大城智氏(52)、飲食店グループ会長の中山誠氏(63)は、特定の支持基盤を持たず、無党派層などへ支持を訴えたが票は伸びなかった。

 下地氏は一九四五年、同市平良出身。琉球大学理工学部卒。県宮古支庁長や旧城辺町助役など経て、〇六年六月から県漁連会長を務めた。

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-26-M_1-025-1_001.html?PSID=23b4243ff291475f09032b61f7515b5d
市政再生に決意/宮古島市長選 下地さん、乱戦制し涙
不況脱出へ「国・県と協力」


 【宮古島】市職員の不祥事が相次ぎ、任期途中で前市長が辞職したことに伴う宮古島市長選。市民は再生へのかじ取りを下地敏彦さん(63)の手腕に託した。六人が立候補した異例の乱戦を制した下地さんは「宮古島市は危機的な状況。多くの課題に迅速に、的確に取り組みたい」と決意を新たにした。

 当確の報が伝わると下地さんの選対事務所で、歓声がわき起こり、万歳と拍手、指笛が鳴り響いた。旧平良市時代を含め、約十五年ぶりに市政を奪還した保守陣営の喜びは最高潮に達した。下地さんは「不況感を抜け出すには、国や県と協力しないといけないという市民の思いだ」と喜びつつ、行政組織の改革や財政の立て直しなど公約の実現に自信をのぞかせた。

 市長選三度目の挑戦となった下地さん。シンボルカラーの青色のジャンパーに身を包み、宮古島市平良西里の選挙事務所で支持者らとともに開票状況を見守った。

 票差が開かず一時、緊張した雰囲気に包まれたが午後十一時すぎ、民放テレビなどに当確が出ると万歳三唱が行われた。

 下地さんは支持者一人一人と笑顔で握手。プレゼントされた花束を高々と掲げ、深々と頭を下げた。目は赤くそまり、涙がこぼれた。

 報道各社とのインタビューに応じ、副市長人事について「政策を理解し、確実に実行できる人を選ぶ」と述べ、現時点は白紙とした。

 選対本部長の座喜味一幸県議は「市民の目標となるような、強いリーダーシップで市の再生に取り組んでほしい。下地市長なら必ずできる」と宮古島市の立て直しを期待した。

落選した藤村さん「残念」

 宮古島市平良西里にある藤村明憲さん(59)の選対事務所では午後十一時すぎ、中間速報で劣勢が伝えられ、支持者や運動員から「えー」と悲鳴が上がった。テレビを見つめていた藤村さんはすっと立ち上がり、「負けたようです」と悔しさを押し隠すように頭を下げた。

 その後、下地さんの当選確実が報じられ、狩俣吉正選対本部長は「力不足だった。残念だ」とあいさつ。後援会長の奥平一夫県議は「保革の枠を超えた藤村さんは間違っていない。しかし、短期決戦の中、市民の理解を得る時間がなかった」とうなだれた。

139杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/01/26(月) 21:56:08
不祥事続きというハンデがあったにしても、革新共闘が決定的な敗北を喫したってのが象徴的な気がしますね。

宮古島市長選 下地氏が初当選2009年1月26日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-140215-storytopic-3.html

 【宮古島】市職員による一連の不祥事に対する伊志嶺亮前市長の引責辞任に伴う宮古島市長選挙は25日、投開票され、保守系無所属で前県漁連会長の下地敏彦氏(63)=自民、公明推薦=が1万2754票を獲得し初当選した。市議会会派「21世紀新風会」が擁立した前宮古テレビ社長の藤村明憲氏(59)に2123票差をつけた。
 投票率は71・20%で前回市長選の85・86%より14・66ポイント下がった。
 下地氏は、自公の組織力を最大限に生かし、保守地盤の旧町村部で手堅く票をまとめた。大票田の平良も保守票中心に集票し、前回市長選で伊志嶺前市長に流れた票も取り込み、優位に戦いを進めた。
 伊志嶺前市長が先月末に辞任し、超短期決戦に6人が乱立する異例の選挙戦を制した下地氏は「新しい豊かな宮古島市をつくるために頑張りたい」と決意を語った。
 2代目市長となる下地氏は市行政組織の改革に関し、(1)分庁方式の見直し(2)指揮命令系統の徹底と責任所在の明確化(3)信賞必罰の徹底(4)企画部門の強化―などを掲げている。
 また、天然ガスを活用した発電で、二酸化炭素排出量の削減や電気料金の減額などを図る施策も打ち出している。
 下地島空港に関しては「屋良覚書を守る」と説明し災害時の医療に対応する国際緊急医療センターとしての活用を示唆している。
 藤村氏は、革新系県議や自公の候補者選考過程に反発した保守系の一部支持も得て、浮動票獲得に力を入れたものの及ばなかった。
 伊志嶺市政下で不祥事が相次ぎ、逆風の中での選挙となった革新系無所属で医師の真喜屋浩氏(73)=社民、共産、社大推薦=は3204票で、大差を付けられた。

▽宮古島市長選結果
当 12754 下地 敏彦
   10631 藤村 明憲
     3204 真喜屋 浩
     1802 友利 敏子
     1354 大城  智
     388 中山  誠(選管最終)

140千葉9区:2009/01/26(月) 21:56:34
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-26-M_1-002-1_002.html?PSID=23b4243ff291475f09032b61f7515b5d
[解説]保守層まとめ 勢い/短期戦も知名度高く
市政の信頼回復 急務


 伊志嶺亮前市長の辞職に伴い、新人六氏で争った宮古島市長選は、自民、公明両党の推薦を受けた県漁業協同組合連合会前会長の下地敏彦氏(63)が初当選した。昨年六月の県議選宮古島市区で、自公候補がトップ当選を果たした勢いを保ち、前市政の相次ぐ不祥事を追い風として保守支持層をまとめた。合併前の旧平良市を含めると十四年余り続いた革新市政を奪還した。

 今選挙は、製糖期の超短期決戦という厳しい条件下で行われた。各候補とも手法の違いはあるものの、市職員による不祥事根絶や財政改革などを訴えたが、明確な争点にならなかった。

 その中で下地氏は、県宮古支庁長や旧城辺町助役を務めた「行政のプロ」を強調。職員への指揮命令系統の徹底と責任の明確化といった行政組織改革、職員数の計画的縮減による財政立て直し、伊良部架橋建設促進など市活性化へ向けたプロジェクトを政策に掲げ、有権者へ浸透を図った。

 超短期決戦の中、二〇〇二年の旧平良市長選、〇五年宮古島市長選に出馬した知名度の高さも勝因となった。一部有力者が保守系の候補者選考委員会後に離脱する亀裂も表面化したが、安定した戦いを繰り広げた。

 一方で、市長選の投票率は前回を大幅に下回り旧平良市時代を含めても過去最低となった。相次ぐ不祥事や候補者乱立などが市民の政治不信、市政不信を招いたともいえ、下地新市長は政治や市政に対する信頼回復が急務となる。

 就任後すぐに、〇九年度予算編成や行財政改革の一環で取り組む組織機構見直しなど、市政の重要課題が待ち受けており、新体制の構築を急ぎ、各種課題に対応する必要がある。下地カラーを占う意味では、市長の政策を補佐する副市長人事が注目される。(宮古支局・伊集竜太郎)

県内政局
与党勢力、衆院選に弾み

 宮古島市長選は、下地敏彦氏(63)が混戦を制した。同氏を推した自民、公明の県政与党勢力は昨年の那覇市長選に続く勝利で、春にも予想される衆院選に弾みをつけた。宮古島市を含む衆院沖縄4区だけでなく、沖縄本島の都市部を中心に集票力がある宮古郷友会票への支持拡大へ攻勢を強める。一方、分裂が響いて市政奪還を許した野党陣営は、しこり解消と共闘立て直しが課題になる。

 自民、公明は、前市長辞任による市長選を「市政奪還の最大のチャンス」ととらえた。昨年末には統一候補の下地氏支援を明らかにし、一月上旬に推薦を決め、態勢を強化した。

 衆院沖縄1区の前哨戦とも位置付け、市政奪還によって同市出身で1区現職の下地幹郎氏(47)=国民新=の影響力を払拭し、求心力低下を狙った。

 自民党県連の翁長政俊幹事長は「宮古島市の勝利は1区に波及する」と強調。市長選は、下地幹郎氏と、自民から1区に立候補する国場幸之助氏(36)との代理戦争の様相も呈したが、下地敏彦氏が、市議会そうぞうや一部与野党議員の会派「21世紀新風会」が推す藤村明憲氏(59)と激しくしのぎを削った結果、当選を果たしたことの意味は大きい。

 沖縄4区についても、石垣市を除く市長が自民現職の西銘恒三郎氏(54)の支持で固まり、基盤を強化した形になった。

 二週間後に投開票を控える浦添市長選への影響も小さくない。自公は自主投票を決めたが、与党関係者は「浦添市は宮古郷友会票が多く、影響は出る。宮古島市長選の結果や情勢を分析する必要がある」と終盤戦の動きに含みを持たせる。

 野党は、政党そうぞうや保守、革新が相乗りで藤村氏を推したが、社民、共産、社大は真喜屋浩氏(73)を推薦。対応は分かれた。

 下地氏や労組に影響力を持つ野党関係者らは、昨年末から前連合沖縄会長の狩俣吉正氏に藤村氏への一本化を働き掛け、告示直前に実現させた。だが、追い込みも届かず、藤村氏も落選。野党幹部は「不祥事を受けた選挙で厳しい選挙。しこりを解消し、共闘を立て直すことが課題だ」とする。

 下地幹郎氏にとってもダメージは大きい。昨年六月の県議選宮古島市区に続き、支持した候補者が落選したことで、求心力回復が衆院選までの課題になる。(政経部・与那原良彦)

141千葉9区:2009/01/26(月) 21:57:35
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-140215-storytopic-3.html
宮古島市長選 下地氏が初当選2009年1月26日
 【宮古島】市職員による一連の不祥事に対する伊志嶺亮前市長の引責辞任に伴う宮古島市長選挙は25日、投開票され、保守系無所属で前県漁連会長の下地敏彦氏(63)=自民、公明推薦=が1万2754票を獲得し初当選した。市議会会派「21世紀新風会」が擁立した前宮古テレビ社長の藤村明憲氏(59)に2123票差をつけた。
 投票率は71・20%で前回市長選の85・86%より14・66ポイント下がった。
 下地氏は、自公の組織力を最大限に生かし、保守地盤の旧町村部で手堅く票をまとめた。大票田の平良も保守票中心に集票し、前回市長選で伊志嶺前市長に流れた票も取り込み、優位に戦いを進めた。
 伊志嶺前市長が先月末に辞任し、超短期決戦に6人が乱立する異例の選挙戦を制した下地氏は「新しい豊かな宮古島市をつくるために頑張りたい」と決意を語った。
 2代目市長となる下地氏は市行政組織の改革に関し、(1)分庁方式の見直し(2)指揮命令系統の徹底と責任所在の明確化(3)信賞必罰の徹底(4)企画部門の強化―などを掲げている。
 また、天然ガスを活用した発電で、二酸化炭素排出量の削減や電気料金の減額などを図る施策も打ち出している。
 下地島空港に関しては「屋良覚書を守る」と説明し災害時の医療に対応する国際緊急医療センターとしての活用を示唆している。
 藤村氏は、革新系県議や自公の候補者選考過程に反発した保守系の一部支持も得て、浮動票獲得に力を入れたものの及ばなかった。
 伊志嶺市政下で不祥事が相次ぎ、逆風の中での選挙となった革新系無所属で医師の真喜屋浩氏(73)=社民、共産、社大推薦=は3204票で、大差を付けられた。

▽宮古島市長選結果
当 12754 下地敏彦
  10631 藤村明憲
   3204 真喜屋浩
   1802 友利敏子
   1354 大城 智
    388 中山 誠
(選管最終)

142とはずがたり:2009/01/26(月) 22:29:51

選挙マニアを名乗る方のブログに北九州市議選の結果が乗ってました。
janjanや北九州市議会のウェブサイト等を参考に転載・加筆。

平成17年(2005年)北九州市議選開票結果と会派構成
http://blog.goo.ne.jp/senkyomania1978/e/962623e38336fc419534a64ee1bbeab2
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=2218
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2005/40/00004619.html

北九州市議会 自由民主党・市民クラブ(自民市民クラブ:自市)14人
<団長>後藤 雅秀●,川端 耕一●,中村 義雄●,<政調会長>木村 年伸,奥村 祥子,日野 雄二●,井上 秀作,<幹事長>香月 耕治●,後藤 俊秀,城戸 武光●,上田 唯之,三村 善茂,<総務会長>戸町 武弘,梶野 皓生

北九州市議会 公明党議員団(公明党)11人
吉河 節郎,平田 勝利,<団長>西 豊磨,<幹事長>小野 臣博,成重 正丈,岡本 義之,山本 眞智子,木下 幸子,木村 優一,桂 茂実,<政調会長>赤松 文雄

北九州市議会 自由民主党議員団(自由民主党:自民)11人
鷹木 研一郎,村上 幸一●,渡辺 均,加来 茂幸,<幹事長>新上 健一,中島 慎一,片山 尹,吉田 通生,平山 政智,<団長>佐々木 健五,三原 征彦(三原代議士の兄弟かなんかだったかと)

北九州市議会 市民の風(市民の風:民風)11人
<代表>松井 克演(民・小倉南),佐藤 昭紀(民・八幡西),<副代表>山田 征士郎(民・八幡西),江島 勉(民・八幡西),<幹事長>堀口 勝孝(無・八幡西),<政調会長>世良 俊明(民・小倉北),河田 圭一郎(無・戸畑),森 浩明(無・小倉南),三宅 まゆみ(民・若松),宮田 義��(無=民・小倉北),泊 正明(民・八幡東)

日本共産党 北九州市会議員団(日本共産党)10人
大石 正信,井上 真吾,藤沢 加代,原田 里美,<副団長>原 博道,野依 謙介,柳井 誠,<幹事長>荒川 徹,<団長>石田 康高,橋本 和生

北九州市議会 社民市民連合議員団(社民市民連合)5人
<代表>長野 敏彦(小倉北),<幹事長>福島 司(門司),<副代表>馬場 一榮(門司),�儋� 信明(若松),森本 由美(小倉南)

北九州市議会 緑の会(一般的な名称及び表示:緑の会)2人
田仲 一雅(八幡西),<代表>吉尾 計(小倉北)

143とはずがたり:2009/01/26(月) 22:30:08

門司区 定数8−候補者10 <自2公1民1共1社1無2>→社民惜敗の上に無所属二人が自民会派入りかよヽ(`Д´)ノ
当11,105 小野 臣博 61 公現
当 5,509 安藤 正道 55 民現■→?
当 5,459 中島 慎一 51 自現→自民
当 5,353 橋本 和生 53 共現
当 4,548 日野 雄二 51 無新●→自市 代議士秘書、市私立幼稚園PTA連副会長
当 4,188 川端 耕一 35 無新●→自市 北九州青年会議所会員、市議秘書
当 4,086 福島 司 53 社現■
当 4,081 上田 唯之 65 自現→自市
   3,977 馬場 一榮 48 社現◆→社民
     575 檀上 路馬 65 無新 自動車教習所職員、手芸店経営

小倉北区 定数13−候補者17 <自3公2民(公・推)2・共2・無2>
当 8,059 赤松 文雄 57 公現
当 7,163 木村 優一 54 公現
当 7,095 木村 年伸 45 自新→自市 市議秘書、町内会副会長
当 5,119 世良 俊明 53 民現■
当 4,415 平山 政智 80 自現→自民
当 4,396 中村 義雄 40 無新●→自市 作業療法士、市職員
当 4,324 吉田 通生 62 自現→自民
当 4,217 大石 正信 46 共新 市職労書記、民青県委員長
当 3,842 原 博道 66 共現
当 3,309 宮田 義高 49 無現=民■→民風
当 2,904 吉尾 計 76 無現→緑会
当 2,604 長野 敏彦 58 社現■
当 2,579 奥村 祥子 47 無新→自市 市少年補導委員、幼稚園教諭
   2,444 山田 国義 69 無新 建設会社相談役、市少年補導委員
   2,279 大串 由美 45 ネ新◆ ホームヘルパー、生協支部委員
   1,661 岡田由紀子 40 無新 小倉北消防団員、日立マクセル社員
   1,175 松下 和臣 45 無新 NPO法人役員、代議士秘書

小倉南区 定数11−候補者12 <自3公2無2共2民1社1>
当 8,824 木下 幸子 48 公現
当 8,793 吉河 節郎 53 公現
当 7,157 森 浩明 35 無現■→民風
当 6,822 片山 尹 58 自現→自民
当 6,807 柳井 誠 49 共現
当 6,554 松井 克演 63 民現■→民風
当 6,334 井上 秀作 35 自現→自市
当 6,036 渡辺 均 49 無新●→自民 曽根漁協組合長、市漁港整備推進協副会長
当 5,624 三村 善茂 68 自現→自市
当 5,347 森本 由美 39 社現■ 00衆福岡10区出馬落選
当 4,864 藤沢 加代 55 共現
   2,284 金子 任志 49 無新 北九州青年会議所常任理事

144とはずがたり:2009/01/26(月) 22:30:59
>>140-143
若松区 定数6−候補者6 <自民公共社無各1>
無投票 三宅まゆみ 41 民現■
無投票 野依 謙介 43 共現
無投票 平田 勝利 59 公現
無投票 浜野 信明 58 社新■ 党県連常任幹事、党市本部事務局長
無投票 三原 征彦 60 自現→自民
無投票 城戸 武光 70 無現●→自市

八幡東区 定数6−候補者7 <自3公民共各1>
当 7,104 成重 正丈 39 公新 党地域本部青年局次長、市職員
当 6,801 泊 正明 61 民現■
当 5,517 井上 真吾 28 共新 党地区常任委員、党区市政対策責任者
当 4,325 戸町 武弘 43 自現→自市
当 3,947 梶野 皓生 63 自元→自市
当 3,664 新上 健一 56 自現→自民
   2,142 重野 幸宏 61 社現◆

八幡西区 定数15−候補者20 <自4(公3・推1)公3民3共2無3(自系1・民系1・緑1)>
当 7,327 鷹木研一郎 33 自新→自民 党支部青年部長、八幡西消防団員
当 6,929 西 豊磨 57 公現
当 6,882 村上 幸一 41 無新●→自民 司法書士、北九州青年会議所理事長
当 6,733 桂 茂実 53 公現
当 6,583 山本真智子 52 公現
当 6,564 堀口 勝孝 54 無現■→民風
当 6,493 佐藤 昭紀 64 民現■→民風
当 5,989 佐々木健五 58 自現→自民
当 5,860 山田征士郎 66 民現■
当 5,823 河崎 誠 63 自現 →欠
当 5,717 原田 里美 57 共現
当 5,627 江島 勉 58 民現■
当 5,560 田仲 一雅 71 無現→緑会
当 5,195 加来 茂幸 58 無現=自→自民
当 5,144 石田 康高 57 共現
   5,062 香月 耕治 55 無現=自
   4,019 敷田 信代 52 ネ現◆
   3,433 佐藤 カヨ子 55 社新◆ 障害者団体副代表、党市本部副代表
   1,552 真庭 恵子 50 無新 ボランティア団体代表、小学校PTA会長
    865 浜野 俊一 53 無新 ボランティア団体顧問、県議秘書

戸畑区 定数5−候補者6 <自1公1民1共1無1>
当 6,439 岡本 義之 44 公現
当 5,729 清田 真 45 民現■ →欠
当 5,484 荒川 徹 51 共現
当 4,986 後藤 俊秀 50 自現→自市
当 2,245 河田圭一郎 58 無新■→民風 健康用品販売業、住宅建材会社長
   1,418 吉村 朋宏 38 無新 自民党戸畑支部副幹事長、代議士秘書

以上
北九州市議会議員選挙  2005年01月21日告示  2005年01月30日投票
有権者数 : 734258人  投票者数 : 362389人  投票率 : 49.35%  選挙事由:任期満了


北九州市議会議員補欠選挙  2007年01月26日告示  2007年02月04日投票
有権者数 : 207081人  投票者数 : 119882人  投票率 : 57.89%
当 41263 香月 耕治 57 無所属 元●→自市 会社役員
  35721 宮崎 吉輝 34 自民 新 会社員
  35395 敷田 信代 54 ふくおかネットワーク 元 ふくおかネットワーク・北九州代表

北九州市議会議員補欠選挙  2007年03月30日告示  2007年04月08日投票
有権者数 : 51239人  投票者数 : 24581人  投票率 : 47.97% 選挙事由:辞職
戸畑区選挙区 【定数 : 1 / 立候補者 : 2 】
当 15121 後藤 雅秀 56 無所属 新●→自市 社会福祉法人理事
  7934 河村 省吾 67 共産 新 無職

145とはずがたり:2009/01/26(月) 22:32:38
>>141-144
>>143のレスアンカー間違えた…orz
選挙前は同率第三会派の民主だが自民への逃亡組みや補選の敗北があってのこと。
自民は分裂しているが今回の選挙を経てどうなるんでしょうかね。

146とはずがたり:2009/01/26(月) 22:34:10
>>142-146

>>145は間違いに間違い重ねとる…orz
【2005年北九州市議選議会選挙と会派】>>142-144が正解だな。。

147とはずがたり:2009/01/27(火) 00:31:15

今回の構図>>83>>85-86>>100-102再訪。名無しさん・千葉9区さんお纏め&貼り付け感謝っす。
前回分は>>142-144参照

北九州市議選 告示:1/23 投票日:2/1

メモ
北橋市長の動向→民主公認・推薦候補を支援
与野党に分かれる自民系会派→自民市民クラブは市政与党、自由民主党は市政野党

現行会派
市政与党 市民の風(民主系)11、社民市民連合5、自民市民クラブ14 → 計29
市政野党 自由民主党11、公明党11、共産党10 → 計32
中間?   緑の会2

門司区(定数7−9[1減]) 前回:公民自共無無社自>>98
川端耕一   自      現 自市
日野雄二   自      現 自市・(元)参院議員(自見庄三郎・国新)秘書
中島慎一   自      現 自民
奥村直樹   民      新 ファイナンシャル・プランナー・城井後援会・連合
渡辺徹     公      新 自営業
福島司     社      現 教員組・西門司校区
馬場一榮   無[社・民] 現 JR労組・大里東校区
波田千賀子 共       新 看護師
大西光広   無       新 (元)品川区議(民主)、当地出身

前回と比べ1減。社民は現職2は厳しいか。前回最下位当選の自民上田は引退。
前回の無所属当選候補が全部自民入りして今回の自民批判の中どうなるか。
民主系だが大西は当選後自民市民クに行くんちゃうやろねぇ?
奥村・福島・馬場と民主社民連合系で3取れたらベストなんだけど。。

小倉北区(定数12−14[1減]) 前回:自3、民、公2、社、共2、無4>>98
中村義雄 無● 現 自市・自民系会派所属
奥村祥子 自 現 自市
木村年伸 自 現 自市
吉田通生 自 現 自民
山田国義 無● 新 前回次点・自民系
佐藤茂   無● 新 自民系
世良俊明 民 現 連合・社会福祉団体・熊本地区
永岡啓祐 民 新 建材会社員・城井後援会・連合
赤松文雄 公 現
木村優一 公 現
長野敏彦 社 現
大石正信 共 現
八記博春 共 新
沢田輝彦 無 新 旧国鉄

1減。高齢の平山・吉尾引退で自民系出馬は1減。吉尾後継は出てないのかね?
社民は前回12で今回に当てはめると最下位で油断できない。民主は2当選を果たしたい。
それでも定数12中3は物足りない。公共で4だったとしても自民系が5も通ってしまう。
まぁ今回は足場造りか。

148とはずがたり:2009/01/27(火) 00:31:40

小倉南区(定数12−16[1増]) 前回:自3、民、公2、社、共2、無2 >>99 >>143
三村善茂     自     現 自市
井上秀作     自     現 自市
片山尹       自     現 自民
渡辺均       自     現 自民
西田一       無[自] 新 父が三村後援会幹部
小清水喜代孝 無[自] 新 元自民県議秘書
奥永浩二     民     新 ファイナンシャル・プランナー
松井克演     民     現 党県連選対委員長、(元)合成化学産業労組連合、(元)安川電機
森浩明       無     現 民風・民主系会派所属、松下政経塾,北橋市長に近い。
森本由美     社     現
吉河節郎     公     現
木下幸子     公     現
藤沢加代     共     現
柳井誠       共     現
渡辺謙二朗   無     新
吉村万志     無     新

乱戦気味の小倉南。民主は民主系含め3人擁立。
公共で4人は固いか。残る8人。民社系で4は獲って自民系6人の内二人は落選させたい所。

若松区(定数6−8) 前回:自民公共社無 (無投票) >>99 >>144
三原征彦   自    現 衆院議員(三原朝彦)兄
城戸武光   無[自] 現 
上野照弘   無[自] 新 ※地元じゃなんか有名らしい
三宅まゆみ 無[民] 現 (元)毎日新聞
本田忠弘   公    新 会社員
野依謙介   共    現 
浜野信明   社    現 
鍋島峰一   無    新 (元)建材会社社長

前回民主公認だったまゆみは今回推薦に落としたのか。。何故だ?
民公共社で1獲れば自系で2で過半数割れには落とせるわね。

八幡東区(定数5−7[1減]) 前回:公民共自自自 >>95 >>144
梶野皓生 自 現 (元)県議
戸町武弘 自 現 
新上健一 自 現 
白石一裕 民 新 
成重正丈 公 現 
井上真吾 共 現 
谷口淑子 社 新 ピアノ演奏家

前回下位当選の自民の落選を望みたいがこういう時の危機感をバネにするのは得意だから油断できぬ。社民は厳しいか?自民を一人落とせれば良しとしたい所。

149とはずがたり:2009/01/27(火) 00:32:08
>>147-149

八幡西区(定数15−18) 前回:自3、民3、公3、共2、無4 >>95 >>144
香月耕治   自    現→自市 前回は自民推薦で落選(次点)・補選返り咲き
鷹木研一郎 自    現→自民
佐々木健五 自    現→自民
村上幸一   無[自] 現→自民 (元)北九州JC理事長
加来茂幸   無    現→自民 自民系会派所属・前回は自民推薦
大久保無我 民    新 (元)参院議員(大久保勉)秘書、衆院議員(北橋健治)秘書
浜口恒博   民    新
桂茂実     公    現
山本真智子 公    現
西豊磨     公    現
石田康高   共    現
原田里美   共    現
佐藤カヨ子  社    新
山本真理   ネ    新 グリーンコープ生協組合員
古賀徹治   無    新 (元)衆院議員秘書、県議(民主系)秘書
宮崎吉輝   無    新 自民系、07年市議補選立候補
久保嘉一   無    新 自民系
田仲常郎   無    新 世襲・父は二人会派緑の会(←何系?)所属

民主系が4人現職なのに2人しか公認しないとは何事かヽ(`Д´)ノ
古賀徹治とか民主の看板を棄てて出てるんですかねぇ?
前回は落選のネットと社民は今回も難しいか。
公共で5とすると残り10。自5民2社1ネ1無4の13から10人当選3人落選の争い。自及び自系無の7から3人落とすのは社ネが弱いとなると難しいのかなぁ。

戸畑区(定数4−6[1減]) 前回:公民共自無 >>144
後藤雅秀   自        現→自市
河田圭一郎 民        現 (元)建材会社代表取締役
岡本義之   公        現 
荒川徹     共        現 
小田裕昭   無[社支持] 新 不動産会社社長
田中元     無        新 (元)衆院議員(麻生太郎)秘書

1減。社支持がちょいと気になる存在だが順当なら自民公共か。麻生秘書と自公認で共倒れだと最強

150千葉9区:2009/01/27(火) 21:49:56
>>72>>91>>136
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000901270005
唐津市議選 旧町村勢、過半数に
2009年01月27日

 合併後の特例で設けられた旧市町村単位の選挙区が廃止され、初めて全市一区で争われた25日の唐津市議選(定数34)は、旧町村部を地盤とする候補が18議席を獲得し、旧唐津市部の16議席を上回った。投票日現在の有権者数が旧市部の7割に過ぎないのに、候補者数は旧市部の23に対して21とほぼ同等で選挙を迎えた旧町村部にとって、「不利は否めまい」とする大方の予想を覆す結果となった。(市川雄輝)


 改選前の唐津市議会の定数46のうち、旧唐津市部は24議席を占め、旧町村部は22議席だった。今回、定数は12減ったが、議席は旧町村部が4減止まりだったのに対し、旧市部は8減。立候補した人のうち当選した人の割合は、旧町村部では85%に達したが、旧市部は69%止まりで、旧市部の勢力は大きく後退した。


 旧町村勢には「これまでの地盤を固めただけでは不十分」との危機感が強く、中には「候補が乱立しては共倒れとなって、地元選出議員がゼロにもなりかねない」と現職が立候補を見合わせた地域もあったが、そうした事前調整も奏功したとみられる。旧町村勢の候補者一人あたりの平均得票数は1756票で、同1639票と伸び悩んだ旧市勢を117票上回っていた。


 改選前の3現職のうち1人が退いた旧呼子町の場合、2候補は得票1位と13位でともに当選し、2人で計5208票を獲得。これは旧呼子町で投票した人数の1・5倍にあたり、少なくとも1807票を旧町外から集めた計算だ。同様に、地元候補の得票数の合計が、候補の地盤である各旧町村内の投票者数を上回った事例は、旧相知、旧浜玉を除く旧6町村に及んだ。


 再選を果たした旧町村部のの現職の一人は、選挙期間中の半分を旧市内での遊説に充てた。同級生や親類、知人など、あらゆるつてをたどり、前回選挙の得票から約4割積み増しした。当選後、神妙にこう発言している。「今回は、全唐津市の代表として選ばれた。いつまでも地域利害の代弁者ではいられない」

151名無しさん:2009/01/27(火) 21:50:16
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000901260004
唐津市長に坂井氏 組織戦展開し再選
2009年01月26日

 唐津市長選と市議選(定数34)は25日投票、即日開票された。無所属3氏の争いとなった市長選は、現職の坂井俊之氏(47)=自民、民主、公明推薦=が、農場経営の麻生茂幸(59)、特定医療法人理事長の田中路子(61)の新顔2氏に圧勝し、再選を果たした。市議選は05年の市町村合併に伴う特例がなくなり、初めて全市一区単位での選挙戦に。12減った議席を44人が争い、深夜にかけて新議員が次々と決まった。当日有権者数は10万5221人。投票率は市長選・市議選ともに71・94%だった。


 坂井氏は唐津市中心部の事務所で支持者とともに万歳三唱。「今後の4年間は合併の真価を発揮するための期間。農林水産業や観光の振興、企業誘致などを進めて、唐津の底力を全国にアピールしていきたい」と抱負を述べた。


 合併新市の初代市長として市民と直接対話する「出前講座」を約100回重ねるなど各地域の融和に努め、選挙戦では「合併後の諸問題を解決するのは実情を一番知る私だ」とミニ集会などでアピールした。地盤である旧唐津市に加え、旧8町村に設けた後援会支部も活発に活動。推薦を出した自民、民主、公明3党の支持組織も加え、安定した組織選挙を展開した。


 告示4日前に「旧郡部の埋没に歯止めを」と名乗りを上げた麻生氏は、地盤の旧浜玉町から集ったボランティアと草の根選挙を徹底。辻立ちで「市役所支所の権限を強め、合併のひずみを是正する」と訴えたが、合併に不満を抱く層をまとめきれなかった。


 告示日2日前に立候補を表明した田中氏も、街頭演説を中心に医療・福祉の充実を訴えたが、出遅れが響いた。


 市議選は、有権者の少ない旧町村部の各候補が、旧市部を連日遊説するなど、従来の地盤を互いに切り崩し合う激しい選挙戦を展開した。


 唐津市長選の新顔2氏は地方政治の実績に乏しく、準備不足も明らかで、現職の坂井氏が敗れる要素はなかった。だからこそ、坂井氏は選挙戦を、合併新市の抱える課題を率直に示して市民と危機感を共有する好機にできたはずだが、「耳の痛い」話に踏み込む姿勢には欠けていた。


 坂井氏は「この4年間でまちづくりの基礎ができた」と自賛していたが、どうか。合併で強化されるはずだった市財政は、収入のうち借金返済に充てた割合を示す実質公債費比率が九州の同規模自治体中で突出。合併特例で増額されていた地方交付税も今後は減らされ、このままでは20年度には公共事業などの投資的経費に一円も出せなくなる。


 坂井氏は「選択と集中を」とも訴えている。だが、それはすなわち、切り捨てざるを得ない何かがあることを意味する。これまで旧市町村の融和策に、新たな借金までして公共事業を進めてきたのに、旧市部との格差是正を求める声は、やまなかった。地域エゴがさらに先鋭化すれば、疑心暗鬼が至る所で生じ、新市の一体感は失われ「発展の2期目」どころではなくなる。


 不都合な真実もきちんと公表し、市民に痛みを伴う改革でも納得を得て断行し続けないと、市政は行き詰まり、唐津の合併は「破滅への合意」だったと歴史に刻まれてしまうだろう。(伊東邦昭)

152とはずがたり:2009/01/27(火) 22:03:27
前後しますが唐津の公示のニュースから

選挙:唐津市長選/唐津市議選 W選告示/佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2009/01/19/20090119ddlk41010231000c.html

 ◇三つどもえの市長選「今後の4年」で舌戦 市議選44人立候補

 任期満了に伴う唐津市長選と市議選(定数34)は18日告示され、7日間の選挙戦に入った。平成の大合併で誕生した新・唐津市政の4年間と向こう4年の方向性が問われるダブル選。市長選は現職の坂井俊之氏(47)=自民、民主、公明推薦=に、農場経営の麻生茂幸氏(59)▽医療法人・芳香会理事長の田中路子氏(61)の無所属新人2氏が挑む構図。市議選には44人が立候補し、10人をふるい落とす激戦となる。投開票はいずれも25日。市選管によると17日現在の有権者数は10万6047人(男4万8852人▽女5万7195人)。

 ダブル選のこの日、各候補の陣営は午前8時半からの立候補届け出にそろって出席。手続き終了後、運動員の腕章や標旗など選挙の「7つ道具」を急いで選挙事務所に持ち帰り、選挙戦に突入した。

 各候補は地元の神社や選挙事務所などで必勝祈願をするなどして出陣式に臨み、第一声を上げると選挙カーで市内に繰り出した。

 無風と見られた市長選だが、新人が相次いで立候補したため、選挙ムードが盛り上がってきた。市議選は定数12減で、44人が34議席を争う厳しい戦い。

 候補者の内訳は、現職37人、新人7人。うち女性は3人。旧自治体別は唐津市23人▽肥前町4人▽浜玉、厳木、相知、鎮西の各町が3人ずつ▽呼子町、北波多村各2人▽七山村1人。党派別では公明、共産各3人▽自民、民主、社民各1人▽無所属35人。

 期日前投票所は本・支所9カ所に設営。投票時間は19日〜24日午前8時半〜午後8時。【田中操】

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 ◇坂井俊之氏

 唐津神社で行われた坂井俊之氏(47)の必勝祈願と出陣式には、支持者ら約500人が詰めかけた。

 出陣式は坂井新一郎選対本部長が「一転、選挙になった。現職有利と言われるが楽観視できない」。辻駿吉・後援会長も「投票日に候補名を記入して初めて勝利に結びつく。圧倒的な勝利で2回目の坂井市政の実現を」と、支持を呼びかけた。

 坂井氏は、安全・安心の暮らし▽唐津の潜在能力▽行財政改革−−の3テーマに触れて「市を代表するというだけでなく、市役所に対しても市民を代表して物を言う、しっかりしたリーダーシップを取って頑張っていくことを誓う」と決意表明した。【田中操】
 ◇麻生茂幸氏

 麻生茂幸氏(59)は地元の同市浜玉町にある諏訪神社で必勝祈願をした後、支援者約300人が集まった境内で出陣式を行った。

 麻生氏は「合併後のひずみが大きい。支所の権限を認め、自分たちのことは自分たちで決めるという自治が基本だ」と強調。「各地域の特性や資産を生かせば、由布院以上の観光開発や、1次産業を中心としたすばらしいまちづくりができる」と訴えた。

 さらに「世界は動いている。変化しなければ、私たちは生き延びられない。新しい唐津を作ろう」と、市政刷新を呼び掛けた。

 参加者全員でガンバロー三唱した後、麻生氏は遊説に飛び出した。【姜弘修】
 ◇田中路子氏

 田中路子氏(61)は唐津市朝日町の病院で第一声。急な出馬決定にポスターもたすきもそろわない慌ただしい雰囲気の中、病院関係者ら約150人が集まり、出陣式を行った。

 田中氏は「35年間、医療福祉に携わってきた」と強調、「唐津市をモデルケースとしてお年寄りを大切にする福祉が充実した安心安全な町づくりをする」と声を張り上げた。

 市が抱える借金については「孫たちには残さない」と財政の見直しを訴えた。

 旧市と旧郡部の格差是正、市職員の天下り廃止など掲げている13の公約について「4年間でやり遂げる」と宣言。「自分たちの将来がかかる一票」と呼び掛けた。【関谷俊介】
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 ◇唐津市長選立候補者(届け出順)
坂井俊之(さかい・としゆき) 47 無現(1)
 市長▽県市長会副会長▽土改区理事長[歴]会社員▽衆院議員秘書▽県議▽旧市長▽国士舘大中退=[自][民][公]
麻生茂幸(あそう・しげゆき) 59 無新
 養鶏農場経営▽地域おこしグループ代表[歴]愛知県種鶏センター研修生▽農協会計▽唐津東高
田中路子(たなか・みちこ) 61 無新
 特定医療法人芳香会理事長▽社会福祉法人松風会理事長[歴]医院経営▽室見ケ丘女子高

153とはずがたり:2009/01/27(火) 22:03:58
>>152-153
 ◇唐津市議選立候補者(定数34−44、届け出順)
嶺川美実  61 無現(1) 農業[歴]消防分団長▽旧厳木町議
楢崎三千夫 57 無現(1) 農業[歴]農協ハウスみかん部会長
平野潤二  60 無現(1) 農業[歴]PTA会長▽旧北波多村議
馬場幸年  56 無新    酒店経営▽校区体協会長[歴]旧市議
前田一徳  60 無現(1) 飲食業▽観光協理事[歴]旧肥前町議
吉田広光  61 無現(1) 書店経営▽青少協会長[歴]旧市議
笹山茂成  57 無現(1) 漁業▽市体育指導員[歴]旧市議
滝本隆仁  72 無現(1) 神官[歴]旧肥前町職員・町議
三浦重徳  58 無現(1) 砂採取組合専務理事[歴]旧呼子町議
古藤豊志  54 無現(1) 農業▽森林組合理事[歴]旧浜玉町議
酒井幸盛  59 無現(1)[元]旧鎮西町長▽自民県3区幹事長
田中良典  62 無現(1) 農業[歴]子供ク連役員▽旧浜玉町議
井上常憲  56 無新   [元]市地域振興課長[歴]旧肥前町課長
百武弘之  62 無現(1) 農業[歴]棚田保存会長▽旧相知町議
志渡沢一則 55 無現(1) 会社役員▽生産組合長[歴]旧市議
井本敏男  59 無現(1) 農業▽青少年育成協会長[歴]旧市議
井手国興  59 無新   [元]旧相知町議[歴]自動車販売会社員
大西康之  48 無新    会社役員▽県建築士会員▽保護司
中村健一  54 無現(1) 農業[歴]旧七山村議・農業委員
志佐治徳  61 共現(1) 司法書士▽〓木区長[歴]旧厳木町議
宮崎千鶴  54 公現(1) 党県女性局長[歴]会社員▽旧市議
田中秀和  43 無現(1) 会社員▽商工振興会顧問[歴]旧市議
正田孝吉  44 民現(1) 九電社員▽高校振興会長[歴]旧市議
熊本大成  60 自現(1) 農業▽党市支部長[歴]旧市議・議長
宮崎卓   63 無現(1) 農業▽共済組合理事[歴]旧鎮西町議
米倉幸久  61 無現(1) 農業[歴]旧相知町課長・議会局長
青木茂   48 無現(1) 唐津小型船安全協会顧問[歴]旧市議
水上勝義  60 無現(1)[元]鬼塚公民館長[歴]会社員▽旧市議
伊藤一之  51 社新    JR社員▽国労九州本部委員長
吉原真由美 54 共現(1) 党県委員[歴]バス会社員▽旧市議
堤武彦   57 無現(1) 農業[歴]土地改良区理事▽旧市議
浦田関夫  59 共現(1) 農業▽党地区議員団長[歴]旧市議
山崎正広  59 無現(1) 農業▽校区体協会長[歴]旧市議
石崎俊治  59 無現(1) 農業▽土改区理事[歴]旧北波多村議
山崎久美子 56 無新    ピアノ講師[歴]唐津東・敬徳高講師
白水敬一  54 公現(1) 党県幹事長[歴]会社役員▽旧市議
大津保規  58 無現(1) 市監査委員[歴]警察官▽旧厳木町議
中川幸次  55 公現(1) 農業▽党県唐津総支部長[歴]旧市議
古川保   61 無現(1) 農業▽県指導農業士[歴]旧鎮西町議
山中真二  51 無新    農業▽県林巡視員[歴]市農業委員
進藤健介  55 無現(1) 校区青少年育成協議会長[歴]旧市議
吉田壽彦  71 無現(1) 行政書士[歴]旧市清掃課長▽旧市議
山下正雄  58 無現(1) 会社役員▽商店会長[歴]旧呼子町議
三浦正之  34 無現(1) 環境市民団体共同代表[歴]旧市議

 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽肩書([歴]以下は主な経歴)
毎日新聞 2009年1月19日 地方版

154とはずがたり:2009/01/27(火) 22:04:29

選挙:唐津市長選/唐津市議選 市議34人決まる 新市長「課題解決」へ決意 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090127ddlk41010688000c.html
 ◇新市長、一夜明け

 任期満了(2月5日)に伴う唐津市長選と市議選は25日、投開票された。無所属候補3人の争いとなった市長選では、現職の坂井俊之氏(47)=自民、民主、公明推薦=が、麻生茂幸氏(59)と田中路子氏(61)の2新人を大差で破り、再選を決めた。また、定数34に対して44人が立候補した市議選は、現職7人が議席を失うなど、激戦となった。

 市長選から一夜明けた26日朝、再選した坂井市長が登庁した。坂井市長は会見で、改めて2期目の決意や向こう4年間の市政運営の抱負などを語った。

 坂井市長は、2期目について「新たな気持ちで課題解決にあたっていくことを肝に銘じている。非常に引き締まっている」と決意を披露。選挙中に掲げていた42項目のマニフェストについても「一つ一つ確実に達成していく」と意欲を見せた。

 一方、選挙結果については「(最初の任期中に)100回以上の出前講座をやってきたが、不満、不安票がある。まだまだ足りない」と振り返った。

 また、支所長の許認可権の拡大▽支所横並びの6課体制の見直し−−などの方策を挙げ、選挙の一つの焦点となった地域間格差を解消する考えを示した。

 坂井市長は改めて1期目を「合併の協定項目を守り各地域のライフライン調整にあたった4年間だった」と振り返り、2期目について「全市的な個性を伸ばしていく唐津の潜在的な底力を発揮していく」と力を込めた。

 一方、2期目の市財政は「唐津の地域性にあった財政規模に道筋を付ける」と話した。【田中操】
==============
 ◇唐津市長選確定得票
当 43,425 坂井俊之 47 無現
  25,622 麻生茂幸 59 無新
   5,330 田中路子 61 無新
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 ◆市議選確定得票
 ◇唐津市(定数34−44)
当 3,293 三浦重徳  58 無現
当 2,631 中村健一  54 無現
当 2,425 宮崎千鶴  54 公現
当 2,420 井上常憲  56 無新
当 2,417 中川幸次  55 公現
当 2,188 白水敬一  54 公現
当 2,138 田中秀和  43 無現
当 2,042 熊本大成  60 自現
当 2,017 楢崎三千夫 57 無現
当 1,989 正田孝吉  44 民現
当 1,953 青木茂   48 無現
当 1,934 田中良典  62 無現
当 1,915 山下正雄  58 無現
当 1,870 古藤豊志  54 無現
当 1,823 米倉幸久  61 無現
当 1,812 酒井幸盛  59 無現
当 1,807 志佐治徳  61 共現
当 1,712 百武弘之  62 無現
当 1,710 前田一徳  60 無現
当 1,707 堤武彦   57 無現
当 1,692 宮崎卓   63 無現
当 1,675 大西康之  48 無新
当 1,673 石崎俊治  59 無現
当 1,661 古川保   61 無現
当 1,640 馬場幸年  56 無新
当 1,580 進藤健介  55 無現
当 1,573 吉原真由美 54 共現
当 1,558 山中真二  51 無新
当 1,544 笹山茂成  57 無現
当 1,535 水上勝義  60 無現
当 1,524 井本敏男  59 無現
当 1,498 平野潤二  60 無現
当 1,476 浦田関夫  59 共現
当 1,443 嶺川美実  61 無現
  1,397 三浦正之  34 無現
  1,360 山崎正広  59 無現
  1,336 伊藤一之  51 社新
  1,298 志渡沢一則 55 無現
  1,080 吉田広光  61 無現
  1,059 吉田壽彦  71 無現
    888 井手国興  59 無新
    877 滝本隆仁  72 無現
    770 山崎久美子 56 無新
    658 大津保規  58 無現

毎日新聞 2009年1月27日 地方版

155とはずがたり:2009/01/27(火) 22:35:33
◆09年唐津市議選(確定得票)(定数34-44)
当 3,293 三浦 重徳  58 無現② 砂採取組合専務理事[歴]旧呼子町議● 唐創会
当 2,631 中村 健一  54 無現② 農業[歴]旧七山村議・農業委員● 新風会
当 2,425 宮崎 千鶴  54 公現② 党県女性局長[歴]会社員▽旧市議○ 公明党
当 2,420 井上 常憲  56 無新① [元]市地域振興課長[歴]旧肥前町課長
当 2,417 中川 幸次  55 公現② 農業▽党県唐津総支部長[歴]旧市議○ 公明党
当 2,188 白水 敬一  54 公現② 党県幹事長[歴]会社役員▽旧市議○ 公明党
当 2,138 田中 秀和  43 無現② 会社員▽商工振興会顧問[歴]旧市議○ 唐創会
当 2,042 熊本 大成  60 自現② 農業▽党市支部長[歴]旧市議・議長○ 唐創会
当 2,017 楢崎 三千夫 57 無現② 農業[歴]農協ハウスみかん部会長・浜玉○ 新風会
当 1,989 正田 孝吉  44 民現② 九電社員▽高校振興会長[歴]旧市議○ みらい
当 1,953 青木 茂   48 無現② 唐津小型船安全協会顧問[歴]旧市議○ 唐創会
当 1,934 田中 良典  62 無現② 農業[歴]子供ク連役員▽旧浜玉町議● 新風会
当 1,915 山下 正雄  58 無現② 会社役員▽商店会長[歴]旧呼子町議● 新風会
当 1,870 古藤 豊志  54 無現② 農業▽森林組合理事[歴]旧浜玉町議● 新風会
当 1,823 米倉 幸久  61 無現② 農業[歴]旧相知町課長・議会局長● 新風会
当 1,812 酒井 幸盛  59 無現② [元]旧鎮西町長▽自民県3区幹事長● 唐創会
当 1,807 志佐 治徳  61 共現② 司法書士▽〓木区長[歴]旧厳木町議● 日本共産党・まつら
当 1,712 百武 弘之  62 無現② 農業[歴]棚田保存会長▽旧相知町議● 新風会
当 1,710 前田 一徳  60 無現② 飲食業▽観光協理事[歴]旧肥前町議● 唐創会
当 1,707 堤武 彦   57 無現② 農業[歴]土地改良区理事▽旧市議○ 新風会
当 1,692 宮崎 卓   63 無現② 農業▽共済組合理事[歴]旧鎮西町議● 唐創会
当 1,675 大西 康之  48 無新① 会社役員▽県建築士会員▽保護司
当 1,673 石崎 俊治  59 無現② 農業▽土改区理事[歴]旧北波多村議● 新風会
当 1,661 古川 保   61 無現② 農業▽県指導農業士[歴]旧鎮西町議● 唐創会
当 1,640 馬場 幸年  56 無新① 酒店経営▽校区体協会長[歴]旧市議○
当 1,580 進藤 健介  55 無現② 校区青少年育成協議会長[歴]旧市議○ 唐創会
当 1,573 吉原 真由美 54 共現② 党県委員[歴]バス会社員▽旧市議○ 日本共産党・まつら
当 1,558 山中 真二  51 無新① 農業▽県林巡視員[歴]市農業委員
当 1,544 笹山 茂成  57 無現② 漁業▽市体育指導員[歴]旧市議○ 唐創会
当 1,535 水上 勝義  60 無現②[元]鬼塚公民館長[歴]会社員▽旧市議○ 唐創会
当 1,524 井本 敏男  59 無現② 農業▽青少年育成協会長[歴]旧市議○ 新風会
当 1,498 平野 潤二  60 無現② 農業[歴]PTA会長▽旧北波多村議● 新風会
当 1,476 浦田 関夫  59 共現② 農業▽党地区議員団長[歴]旧市議○ 日本共産党・まつら
当 1,443 嶺川 美実  61 無現② 農業[歴]消防分団長▽旧厳木町議● 唐創会
  1,397 三浦 正之  34 無現(1) 環境市民団体共同代表[歴]旧市議○ 市民ネットワーク
  1,360 山崎 正広  59 無現(1) 農業▽校区体協会長[歴]旧市議○ 新風会
  1,336 伊藤 一之  51 社新  JR社員▽国労九州本部委員長
  1,298 志渡 沢一則 55 無現(1) 会社役員▽生産組合長[歴]旧市議○ 新風会
  1,080 吉田 広光  61 無現(1) 書店経営▽青少協会長[歴]旧市議○
  1,059 吉田 壽彦  71 無現(1) 行政書士[歴]旧市清掃課長▽旧市議○ 唐創会
    888 井手 国興  59 無新 [元]旧相知町議[歴]自動車販売会社員●
    877 滝本 隆仁  72 無現(1) 神官[歴]旧肥前町職員・町議● 唐創会
    770 山崎 久美子 56 無新  ピアノ講師[歴]唐津東・敬徳高講師
    658 大津 保規  58 無現(1) 市監査委員[歴]警察官▽旧厳木町議● 唐創会

●旧郡部議員 ○旧市部議員

〜改選前議席〜
唐創会http://www.tousoukai.org/ 20
新風会http://www.shinpukai.org/ 18
日本共産党・まつら…3
公明党…3
みらい…1
市民ネットワーク…1
定数…46
唐津市議会http://www.city.karatsu.lg.jp/kouhou/shigikai/index.html

156とはずがたり:2009/01/27(火) 23:07:02
=佐賀2区=
杵島郡白石町

会派別の名簿も見当たらんぞヽ(`Д´)ノ

選挙:白石町議選 新町議18人決まる /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090127ddlk41010704000c.html

 白石町議選も26日、任期満了(2月5日)に伴って行われ、新町議18人が誕生した。同町議選は定数18に対して21人が立候補する少数激戦となっていた。

町議選確定得票

==============
 ◇白石町(定数18−21)
当 1,180 井崎好信  57 無現
当 1,009 定松一生  50 無現
当   933 片渕彰   58 無新
当   906 白武悟   63 無現
当   880 森口輝善  71 公現
当   873 秀島和善  50 共現
当   872 西山正吉  72 無現
当   866 久原房義  58 無現
当   857 草場祥則  59 無新
当   837 吉岡英允  45 無新
当   815 片渕栄二郎 60 無新
当   813 大串弘昭  65 無現
当   793 岩永英毅  63 無現
当   792 内野さよ子 55 無現
当   781 西山清則  56 無現
当   766 溝上良夫  53 無現
当   744 古賀キヨミ 71 無現
当   734 野口勝義  69 無現
    647 原義博   60 共現
    584 久原久男  62 無現
    404 江口剛太郎 70 無現

毎日新聞 2009年1月27日 地方版

ちゃんとこんなの載っけてるのは好印象ヽ(´ー`)/

白石町のご紹介 合併に伴う経緯
http://www.town.shiroishi.lg.jp/site/view/contview.jsp?cateid=51&amp;id=50&amp;page=1

157名無しさん:2009/01/28(水) 00:21:54
確かに、『厳しい』ですね
>二人の民主党推薦候補を抱え、結果は一人当選一人落選。
当   734 野口勝義  69 無現 ←この人
    647 原義博   60 共現
    584 久原久男  62 無現
    404 江口剛太郎 70 無現 ←この人
----
http://blog.livedoor.jp/hiroshi_fromsaga/archives/51737987.html
 昨日書きました、地元白石町の町議選、今日投開票日を迎えました。
 二人の民主党推薦候補を抱え、結果は一人当選一人落選。
 この結果をどう受け止めるか。「厳しい」の一言です。
 選挙は結果が全て。これを真正面から受け止め、歯を食いしばってでも次につなげていかなければなりません。

158とはずがたり:2009/01/28(水) 00:32:27
>>157
おお,ご教授感謝っす。
2名擁立して1名当選1名落選の厳しい結果は共産だけではなかったんですねぇ。。
共産党は当選者は上位当選なだけにより深刻か。
大串氏頑張って居られるようではあるんですけどねぇ。。

159とはずがたり:2009/01/28(水) 07:38:14

告示後のブログ更新、鹿児島県阿久根市長への告発状受理
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20090127-567-OYT1T00847.html
2009年1月27日(火)20:16

 鹿児島県警阿久根署は27日までに、同県阿久根市の竹原信一市長(49)について、県議、市議らが市長選期間中に自身のブログ(日記形式のホームページ)を更新したとして提出していた公職選挙法違反(文書図画の頒布)容疑の告発状を受理した。

 告発状によると、竹原市長は昨年8月の市長選告示後もブログの更新を続け、市選管や県警から警告を受けたが、投票日の前々日まで「違法ではない」としてやめなかった。

議員定数4減提案へ 阿久根市長 議会不信任決議に“先手”
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/politics/20090126_news_003-nnp.html?C=S
2009年1月26日(月)10:30

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は25日、市内であった市民懇談会で、近く臨時市議会を招集し、議員定数を現在の16から4減らし12にする条例改正案を提案することを明らかにした。臨時会は反市長派市議が提出した竹原市長の不信任決議案を審議する臨時会の前に、別途招集する。

 竹原市長は昨年9月の市長就任直後、議員定数を10削減して6とする改正案を提案したが、市議会は「民意が十分反映できなくなる」などとして全会一致で否決した。今回、不信任案が可決された場合、竹原市長は市議会の解散を明言しており「出直し市議選は定数12で行いたい。6という数字には固執していない。議員数は多いという市民の考えを議員が感じ取れば、可決の可能性もある」と話した。

 不信任案を審議する臨時会の日程は、28日の議会運営委員会で決まる予定。不信任案は反市長派市議12人が全員賛成すれば可決される見通し。竹原市長は出直し市議選を前に、「定数削減案反対イコール反改革」の印象を植え付ける狙いがあるとみられる。

=2009/01/26付 西日本新聞朝刊=

160千葉9区:2009/01/28(水) 21:43:45
>>56>>57>>104
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090126-OYT8T00998.htm
きょう後任の議長選・・・糸田
 糸田町議会は26日、議会運営委員会を開き、除名処分となって失職した前議長の西晁(あきら)氏の後任を選出するため、27日に臨時会を開くことを申し合わせた。

 同町議会は昨年9月以降、「頻繁に主要な公務を欠席し、議長として不適格」などとして、4回にわたって西氏の不信任決議案を可決。西氏が辞職に応じなかったため、同12月に地方自治法の懲罰規定では最も重い除名処分とすることを可決。西氏は議員資格を失い、議長も空席となっていた。

 その後、西氏が麻生知事に処分の取り消しを求める審決を申請したことから、議員の一部には「審決の結果が出るまで、議長は空席のままにしておくべき」という意見があった。しかし、「議会の正常化を急ぐべき」という声が強まり、議長選を行うことになった。

 また、田平健次郎副議長は26日、議長選の終了後に自らの進退を明らかにする考えを示した。議会内では、一連の混乱について、田平副議長の責任を問う声が上がっていた。田平副議長は読売新聞の取材に「町民のためになるよう考えて決断したい」と話しており、辞職を表明した場合、議長選に続いて副議長選が行われる見通しだ。

(2009年1月27日 読売新聞)

161名無しさん:2009/01/28(水) 22:22:37
>>156
地方議会でも町村議会は会派なんてないところが実は多い

162千葉9区:2009/01/28(水) 23:06:50
まとめ記事的な
>>76>>96>>107>>137
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070808775/546

http://mainichi.jp/seibu/news/20090128sog00m040011000c.html
事件:柳川市議長宅を捜索/忘年会で知人殴った容疑/福岡県警
 忘年会で知人男性を殴ってけがをさせた責任を取り、議長職の辞職願を提出していた福岡県柳川市議会の田中雅美議長(61)について、県警柳川署は傷害事件として立件する方針を固め、28日、同市下宮永町の議長宅を傷害容疑で家宅捜索した。同署は近く、田中議長を同容疑で書類送検する。

 同署によると、昨年12月31日夜に自宅で開いた忘年会で、市内に住む50代の知人男性の頭をビール瓶で殴り、7針縫うけがを負わせたとしている。男性が同署に被害を相談していた。

 忘年会には支援者ら約80人が出席したという。この席には、今月20日夜、同市内のすし店で銃撃されて重傷を負った指定暴力団道仁会(本部・同県久留米市)系暴力団幹部が出席していた。

 同署などによると、田中議長は忘年会で男性に「選挙に非協力的だ」などと言って殴ったとされる。しかし、田中議長は15日の謝罪会見で「泥酔していて覚えていないが、市民に申し訳ない」と話した。

 午前9時から捜査員約10人が入り、約1時かけて捜索。立ち会った田中議長は、捜索終了後に外出し、正午過ぎ、乗用車で帰宅。議長は毎日新聞の取材に対し「せからしか(うるさい)」と言って足早に自宅に入った。

 田中議長は、キャセイ食品(東京)の中国産冷凍野菜の産地偽装問題を巡っても、自らが代表取締役を務めていた田中食品(柳川市)が、依頼を受けて偽装に協力したとして昨年11月、不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で、長崎県警から同市の本社と工場の家宅捜索を受けた。

 田中議長は男性にけがをさせたとして、今月14日、議長職の辞職願を提出。市議会は30日に臨時議会を開いて取り扱いを審議することにしている。また一部市議らは議員辞職勧告決議案を臨時議会に提出する準備を進めている。

 石田宝蔵・柳川市長は「暴力追放など安心安全な町づくりを進めている市の議長宅への家宅捜索。残念でならない」と話した。

2009年1月28日

163名無しさん:2009/01/29(木) 06:07:23
「自」「民」推薦一騎打ちか・・・福津市長選、1日告示

 合併して2度目となる福津市長選が2月1日告示(8日投開票)される。現職の池浦順文市長が勇退する意向を受け、自民党、民主党それぞれが推薦する新人候補の一騎打ちとなる公算が大きくなっている。今年行われる衆院選に絡み、「国政の前哨戦」と位置づける民主党総支部に対し、自民党支部は「国政と市長選は別」として、政党を超えた幅広い支持を得ようとの戦略に出ている。(西田忠裕)

 合併後初の市長選では無所属候補同士の争いだったが、今回は、自民推薦の元県議・小山達生氏(61)と民主推薦の元会社社長・平木俊敬氏(60)が立候補する予定。一方、同市を含む衆院福岡4区には、5選を目指す自民現職の渡辺具能氏に、民主元議員の古賀敬章氏と国民新党新人の松隈一博氏が挑む構図となっている。

 平木氏は昨年9月にいち早く出馬を表明し、同12月には民主党県連が推薦を決めた。後援会事務所には、民主党と書かれたのぼりを立て、今月開いた「新春の集い」や総決起集会では、駆けつけた古賀氏が「福津の未来を決める戦いをしっかりと応援していく」と強調。市長選を通して、同選挙区に一気に浸透を図りたい考えだ。民間会社社長だった平木氏も「自分の知名度は低いが、民主推薦ということで話を聞いてくれる市民もいる。ありがたい」と話す。

 小山氏は、自民党に加え、公明党の推薦も受ける見通しだ。昨年11月に出馬を表明して以来、7期の自民県議としての知名度を生かし、これまでに重ねたミニ集会や、10日の総決起集会には、渡辺氏も積極的に出席している。しかし、渡辺氏の後援会関係者は「負けられない選挙とはいえ、あまりに『自・民対決』を強調するのもいかがなものか……」。小山氏の後援会幹部も「今後の市政のためにも民主支持層も含め協力を呼び掛けたい」として、政党色を抑えて、幅広く支援を訴えていく方針だ。

(2009年1月29日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090128-OYT8T01110.htm

164千葉9区:2009/01/29(木) 23:07:57
>>69>>80>>84
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14970
西之表、垂水を合区へ 選挙区2減21に/鹿県議会
再編案
(2009 01/29 07:42)
 1票の格差是正へ任意合区導入を検討している鹿児島県議会の各会派が、議員1人当たり人口が少ない西之表市区と垂水市区を隣接選挙区に合区する方向で調整を図っていることが、28日分かった。2月初旬に開く議員定数等検討委員会で決定される見通し。再編が決まれば、現在23ある選挙区は21になる。
 最大会派の自民(40人)のほか、民主や無所属議員らでつくる県民連合(7人)、公明(3人)の各会派は、任意合区の条件を満たす配当基数(議員1人当たり人口で各選挙区の人口を割った数字)が0.5以上1未満となる選挙区を算出。対象となる西之表市区、垂水市区、枕崎市区、薩摩郡区、熊毛郡区、いちき串木野市区、伊佐市区の7選挙区について検討してきた。
 計算によると、議員1人当たり人口が最も少ない西之表市区(現行定数1人)と熊毛郡区(同1人)、2番目に少ない垂水市区(同1人)と鹿屋市区(同3人)をそれぞれ合区すると、現在最大2.75倍ある1票の格差は1.99倍となり2倍以内に収まる。
 そこで各会派は、衆議院選挙区画定審議会設置法で小選挙区の格差が2倍未満を基本としていることや、諸学説が「2倍以内が望ましい」としていることなどを踏まえ、西之表市区と垂水市区を、それぞれ隣接区と合区することにより合意を目指している。
 県議会は2011年の次期選挙から、議員定数を現行の54人から「50か51」に削減する方針を決定しており、今後は削減後の総定数と、市町村合併後の市郡単位にあわせた上で任意合区を導入することにより21に再編される各選挙区の定数を詰める。削減対象となる鹿児島市・鹿児島郡区、指宿市区、西之表市・熊毛郡区の3選挙区の定数が焦点となりそうだ。

165千葉9区:2009/01/30(金) 21:27:11
>>147-149
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090130ddlk40010387000c.html
焦点区から:2・1北九州市議選 八幡東 /福岡
 ◇無所属“強気”で混とん
 北九州市議選の投票日が2日後に迫った。定数が1減った選挙区の一つ、八幡東区と、唯一1増えた小倉南区から選挙戦の実像を報告する。

 たすきは白地に赤、手袋はピンク、手には菜の花の造花。八幡東区中央のバス通りで25日、同区唯一の女性候補である無所属新人(社民推薦)が練り歩いた。「他候補を支援する」と言う市民には「あの候補も立派な方ですが、私もよろしくお願いします」と頭を下げた。

 想定当選ラインは4000票。前回、社民候補が得た約2100票を基礎とすれば「当選は困難」との見方もある。だが、陣営幹部は「主に女性や子育て世代の反応がいい」。来援した福島瑞穂党首も「新人とは思えないほどしっかりしている」と手応えを語った。

 民主県連幹部は八幡東区の現状を「組織票を持つ公明、共産の両現職が一歩抜け、残り3議席を自民現職3人と民主、無所属の両新人の計5人が争う」とみて、危機感を隠さない。民主新人は党支持層や無党派層の取り込みを急いでいる。

 自民現職の3人は新日鉄八幡製鉄所と関連企業への働きかけを強める。同所は労組と一体で旧民社党系候補を支えた歴史があるが、07年市長選で政権与党寄りの姿勢がはっきりした。

 今月中旬、ある関連企業が社内に掲げていた自民現職のポスターを別の自民現職に替えた。新しく張られた陣営には支援者名簿も渡した。07年市長選で「自民推薦候補(落選)のために一番汗を流した」からだという。

 どの企業が誰を推すのか。情報が伝わる度に一喜一憂する3陣営。「企業に支援を約束されても、どれだけ効果があるかは分からない。とはいえ、他陣営には取られたくない」。自民現職の1人は29日、疲れた表情で心境を語った。【平元英治】

〔北九州版〕

毎日新聞 2009年1月30日 地方版

166千葉9区:2009/01/30(金) 21:38:35
>>30
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2009013001.shtml
市議の古川氏が出馬へ 諫早市長選

 任期満了に伴う四月の諫早市長選で、市議で前市議会議長の古川利光氏(64)が三十日記者会見し、無所属での立候補を表明した。

 古川氏は同市出身。熊本商科大(現熊本学園大)卒。一九七九年に旧諫早市議に初当選し、現在七期目。九〇年二月−九一年四月には県議を務めた。旧市と合併後の新市の両市議会議長も歴任した。

 古川氏は「これまで議員として市民の声を一番聞ける立場にあった。地域の細かいことは他候補よりも知っており、生活者視点で政策を行うことができると思う」と語り、諫早を「スポーツのメッカ」にすることで地域活性化を図ることを政策の柱に掲げた。

 同市長選では、学校法人理事長の奥田修史氏(37)、元県議の橋村松太郎氏(62)、前同市副市長の宮本明雄氏(59)が既に立候補を表明している。

167名無しさん:2009/01/30(金) 22:01:54
とてもくわしいですね。

168千葉9区:2009/01/30(金) 22:56:15
>>131=鹿児島5区=
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000901280002
「よそもん」に戸惑いと期待 西之表市長選
2009年01月29日

 2月1日投開票の西之表市長選は、現職で再選を目指す長野力氏(69)=自民、民主推薦、公明支持=と、新顔で元予備校講師のタレント、金ピカ先生(57)の一騎打ちとなっている。種子島にゆかりのなかった金ピカ先生の出馬表明は告示直前で、戸惑う市民がいる一方、「よそもん」の候補者に期待を寄せる市民もいる。市選管は「金ピカ先生」の候補者名を巡り、開票作業で新たな問題を抱えた。(小川直樹)

 「島とはなんにも関係ない人だからね」
 西之表市のホテル経営の男性(77)は首をかしげる。男性は20日のテレビ報道で初めて金ピカ先生の存在を知った。種子島にゆかりがなく、告示前に初めて島を訪れたと聞いて、戸惑いを隠さない。
 「有名人でも東国原・宮崎知事は宮崎出身。彼は何も島のことを知らないんじゃないのか」
 金ピカ先生の陣営は16日に市選管で書類を受け取り、19日に事前審査を行った。告示2日前の23日、金ピカ先生が同市で立候補表明の会見を開き、東京世田谷県人会の友人に出馬を依頼された経緯を説明した。
 一方で、金ピカ先生の立候補を好意的に受け止めている市民もいる。市長選は当初、現職の長野氏の無投票当選となる公算が大きかった。長野氏1期目の市政に不満を持っていた市民は、批判票を投じる機会を得た。
 同市の漁師の男性(43)は金ピカ先生の話す「夢」というフレーズに心を動かされたという。2人の娘は高校を卒業すると同時に島を出た。来春、大学の卒業を控えた長女は島に戻っての就職を希望しているが仕事がないという。
 「若い人が残る島じゃないと街は寂れるだけだ。今まで通りだと希望が持てない。外の視点で島を変えてほしい」
 長野氏は、金ピカ先生の立候補について「市長選に出身地は関係なく、市政に対しては自由な立場で発言すべきだ」とした上で、「私は島のためにこれまで懸命にやってきた。本気で島を守ろうとしていることを引き続き訴えたい」と話した。
 一方、金ピカ先生は23日の会見で、「種子島を日本一の教育の島にしてほしい」との要請を受け出馬を決意したとした上で、「以前から種子島にあこがれがあった。東国原知事のように種子島を売り込み、明るく楽しい市政をやりたい」と語った。
 市選管は、金ピカ先生の立候補届け出を、本名の「佐藤忠志」ではなく、タレント名の金ピカ先生で受理した。開票作業を前に新たな問題に直面している。「金ピカ先生」と似た疑問票の発生だ。
 たとえば、「金」や「先生」とだけ書いてある場合や、TV番組で有名な「金八先生」と間違えて書いてあった場合、どこまでを有効票と見なすかだ。
 市選管の担当者は「金ピカ先生が今後、別の選挙に出た際の有効票の判断の前例になるかもしれないので、県選管などと相談して慎重に対応したい」と話している。

169千葉9区:2009/01/30(金) 23:24:24
>金ピカ先生が今後、別の選挙に出た際の有効票の判断の前例になるかもしれないので
さらりと、今回は落選って言ってる様な。。。

そして、前回は意外に接戦だったようです。
◇西之表市長選挙(鹿児島県)開票結果 投票率83.94%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 6661 長野 力(無新、65歳、初当選)       ┃
┃           (自・民推薦、公支持)        ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  5612 野口 寛(無新、共推薦、59歳)       ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

170千葉9区:2009/01/31(土) 16:41:32
>>165(立候補者一覧は略)
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090131ddlk40010415000c.html
焦点区から:2・1北九州市議選 小倉南 /福岡
 ◇“骨肉の争い”2組も
 平尾台のふもとの公民館で26日夜、自民推薦の新人(37)が演説会を開き、住民約50人を集めた。開会直前、冷たい小雨の中で準備する運動員の近くを、9期目を目指す自民現職(72)の選挙カーが支持を呼び掛けながら通り過ぎた。

 昨年まで“身内”だった両候補。新人の父親(75)は現職の後援会長を1期目から務めていたが、息子が出馬を決め、退いた。地盤も支持層も重なり、票の奪い合いは日増しに激化している。

 現職は全候補中、最多の当選回数を誇る。陣営幹部は「北橋健治市長をバックアップし、議会の要として働ける人だ」と、実力を強調しつつ「4〜8期は事実上の信任投票だった。若さだけを比べられると不安がある」。

 新人は農業や福祉などに重点を置いて支持を訴え、夜は個人演説会を重ねる。陣営幹部は「世代交代すべきだと考えている人が増えているのを実感する」と話し、自民色を極力抑えて若さと清新さを印象づける戦術だ。

 “骨肉の争い”構図はもう1組ある。同区選出の元県議ゆかりの2新人だ。元県議の秘書を20年務めた自民推薦候補(49)と、元県議のおい(36)。両陣営とも相手を「気にしていない」と言うが、一部で地盤が重なる。

 前回は無風に近かった小倉南区。この4年で有権者は1406人増えた(22日現在)。市内でもう1カ所増加した八幡西区の3倍強。定数も1増えて12となり、現職11人と新人5人が立候補、激戦区になった。新住民が増えた半面、昔からの農林業地帯が広がる地域でもある。各候補には、地縁・血縁に頼る従来型の選挙戦術に加え、都市型の浮動票取り込み策が重要な課題だ。勝ち残りをかけ、2月1日の投票日ギリギリまで乱戦が続く。【木村雄峰】=おわり

〔北九州版〕

毎日新聞 2009年1月31日 地方版

171とはずがたり:2009/01/31(土) 17:08:17

◇小倉南区(定数12−16)[1増] 前回:自3、民、公2、社、共2、無2 >>99 >>143 >>148 >>170

柳井 誠    53 共現 党地区委員

森本 由美   43 社現 党市副代表

松井 克演   67  民現 党県連選対委員長、(元)合成化学産業労組連合、(元)安川電機

小清水喜代孝 49 無新=自 元自民県議(恐らく吉村元秀)秘書・NPO支部長

西田 一    37  無新=自 父が三村後援会幹部・福祉施設長

奥永 浩二   38 民新 党総支部役員・ファイナンシャル・プランナー

渡辺 均    53 自現 文化団体顧問・「自民」

井上 秀作   39 自現 学校法人理事・「自民」

木下 幸子   52 公現 党県役員

片山 尹    62 自現 団体相談役・「自民」

森 浩明    39 無現 JC副理事長・「民風」、松下政経塾出身,北橋市長に近い。

吉河 節郎   57 党県役員   公現

藤沢 加代   59 女性団体役員 共現

吉村 太志   36 無新 体育団体役員・元県議(恐らく吉村元秀)の甥

渡辺謙二朗  33 無新 学習塾講師 

三村 善茂   72 自現 「自市」・後援会幹部息が立候補・ 会社役員

==============

吉村福岡県議を起訴 政治献金の不正処理で
http://www.47news.jp/CN/200307/CN2003070501000460.html
 福岡地検小倉支部は5日、政治資金収支報告書の人件費を水増し記入したなどとして、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で、北九州市小倉南区選出の福岡県議吉村元秀容疑者(52)=自民=を起訴した。  吉村被告は否認しているが、県警は自宅などの捜索で計約6億2000万円に上る現金を確認。うち約6億円を押収しており、献金の不正処理を繰り返し、個人的な支払いなどに流用していた疑いもあるとみている。  起訴状によると、吉村被告は秘書らと共謀し、2001年3月、代表を務める自民党小倉南支部の2000年分の収支報告書を作成する際、実際には約1560万円だった献金を160万円と、約35万円以下だった人件費を355万円と偽って記入。資金管理団体の報告書でも、うそを記入した。
2003/07/05 11:34 【共同通信】

違法献金で秘書ら逮捕へ 自民党の吉村福岡県議
http://www.47news.jp/CN/200304/CN2003042101000431.html
 福岡県警捜査四課などは21日、企業献金を受けながら政治資金収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反の疑いで、13日投開票の福岡県議選(小倉南区選挙区)で当選した自民党の吉村元秀県議(52)の北九州市小倉南区の事務所や自宅などを家宅捜索した。  県警は同議員の秘書ら数人から事情を聴いており、容疑が固まり次第逮捕する方針。  調べによると、秘書らは吉村県議の資金管理団体「秀山会」が受けた企業献金を政治資金収支報告書に記載しなかった疑い。福岡県警は吉村県議の2000年と02年の政治資金収支報告書を押収、慎重に捜査を進めている。  吉村県議は自民党福岡県連幹事長や県議会議長を歴任し、今回で当選6回。4人が立候補した小倉南区(定数3)で、2万2002票でトップ当選した。
2003/04/21 09:19 【共同通信】

173千葉9区:2009/01/31(土) 23:53:03
>>162
しっかり賛否の議員の名前が出てます!
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090130-OYT8T01049.htm
議会へ不信感強まる・・・柳川市議会、議長の議員辞職勧告決議案は否決

 柳川市議会の田中雅美議長(61)が知人をビール瓶で殴ってけがを負わせたとし、傷害容疑で柳川署の捜索を受けた問題で、市議会は30日、臨時会を開き、議長職の辞職願を全会一致で許可した。しかし、議員職の辞職勧告決議案については議事追加の賛否を問う採決を賛成少数で否決した。「議会に自浄能力はないのか」「解散しろ」。傍聴席からは議会への不信や怒りの声が上がった。

 臨時会は午前10時開会。傍聴席は市民や支持者ら約60人で埋め尽くされた。田中議長は「自らの案件」として欠席した。

 議員辞職勧告決議案は伊藤法博議員ら3人が提案。議事追加の賛否を問う起立採決で、賛成13、反対15で否決された。提案理由や質疑は行われず、傍聴席からは怒号が飛び交った。

 傍聴した男性(72)は「全く議会の体をなしておらず、暴力を議会が認めているのと同じだ。暴力追放都市宣言を採択した議会の対応とは思えない」と非難。別の男性(75)も「議会と市民の思いが一致していない。こんな議会は直ちに解散すべきだ」と憤った。

 石田宝蔵市長は「市民の非難の声が強く、議員も決議案に賛同すると思っていたのだが……」と困惑。一方、決議案に反対した藤丸富男議員は「議長の暴力は悪いと思うが、議員職は自らの判断で辞めるべき問題だ」と話した。

 決議案を提案した伊藤議員らが所属する会派「柳志会」(藤丸正勝会長、8人)は記者会見し、「議会の良識が問われる場面で、田中氏を擁護する多数派議員の政治理念を疑う」と強調。「解散も視野に市民運動を展開していく」とした。

 辞職勧告決議案への賛否は次の通り。(敬称略)

 ◇賛成=古賀澄雄、浦博宣、熊井三千代、梅崎昭彦、伊藤法博、菅原英修、諸藤哲男、大橋恭三、藤丸正勝、木下芳二郎、佐々木創主、梅崎和弘、高田千寿輝

 ◇反対=島添達也、島添勝、白谷義隆、森田房儀、荒巻英樹、藤丸富男、矢ケ部広巳、荒木憲、樽見哲也、近藤末治、太田武文、吉田勝也、三小田一美、山田奉文、河村好浩

 ◇議長=龍益男

(2009年1月31日 読売新聞)

174名無しさん:2009/02/01(日) 16:32:02
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/01/31/20090131ddlk40010387000c.html
選挙:県議補選・宗像郡区 3新人が立候補 /福岡
 前県議の福津市長選への転出に伴う県議補選宗像郡区(改選数1)は30日告示された。元東
海大学福岡短大教授、三木容彦(やすひこ)氏(64)=民主公認、社民支部支持▽元津屋崎町長、
阿部弘樹氏(47)=無所属、自民支部支持▽民事調停委員、井上月子氏(55)=無所属=の新
人3人が立候補した。投開票は市長選と同じ2月8日。
 3人は、選挙事務所前で出陣式に臨んだ。三木候補は「リストラや年を取っても生活不安のない
社会を実現しなくてはいけない。今こそチェンジの時だ」▽阿部候補は「雇用の確保や高齢者福祉
の充実など市民が安心して生活できる、まちの実現を目指して頑張る」▽井上候補は「市民の声
を聞きながらサポート、パイプ役として一緒にまちづくりをしたい。力を貸してほしい」と訴えた。
 投票は2月8日午前7時〜午後8時、福津市13カ所と宗像市の離島・大島の大島行政センター
(午後6時まで)。午後9時から福間体育センターで開票される。29日現在の有権者数は福津市4
万6072人、大島(旧大島村)677人の計4万6749人。

==============
 ◇県議補選立候補者(届け出順)
 (定数1−3)

三木容彦 64 民新
 [元]東海大教授[歴]福岡教育大大学院講師▽東海大院

阿部弘樹 47 無新
 医師▽宮司[歴]厚生省課長補佐▽津屋崎町長▽熊本大院

井上月子 55 無新
 民事調停委員▽福間東中学司書▽行政区長▽龍谷大

175名無しさん:2009/02/01(日) 17:22:46
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090201ddlk40010226000c.html

選挙:北九州市議選 民主党・鳩山幹事長が支持呼びかけ /福岡

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は31日、北九州市議選の立候補者の応援のため同市入り。JR門司駅前や同黒崎駅前など4カ所で街頭演説し支持を訴えた。

 買い物客らでにぎわうJR小倉駅前で鳩山氏は同市議選について「日本の運命を決める選挙と言っても過言ではない」と強調。その上で「雇用問題などをいち早く解決するため小沢(一郎)政権をつくろう」と述べた。

 鳩山氏は報道陣に「麻生首相のおひざ元で、自民候補の結果が厳しければ政権を追い込む力になる」と話した。

〔北九州版〕

毎日新聞 2009年2月1日 地方版

176千葉9区:2009/02/01(日) 23:18:14
=熊本4区=
新人篠崎当選とのこと

現職阿曽田:地元市議19人と公明の県本部幹事長、自民党政調会長代理の園田博之氏や民主党県連代表の松野信夫氏ら国会議員ら
新人篠崎:惜敗した前松橋町長の松田利康氏が後援会長、地元選出県議2人が選挙長と選対本部長を務める。市議11人、元参院議員
     県議=鬼海洋一、守田憲史、元参院議員は三浦ですかね?

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000901260001
現職と新顔一騎打ち 宇城市長選告示
2009年01月26日

  宇城市長選は25日告示され、現職の阿曽田清(62)=公明推薦=と前県議で新顔の篠崎鐵男(69)の無所属2氏が届け出た。旧5町による05年1月の合併から4年。これまでに着手された大型建設事業の是非を主な争点に、新市浮揚のかじ取りをかけて激しい選挙戦に突入した。


  阿曽田陣営は市内各地から大勢の支持者を集め、午前9時から同市松橋町の商業施設駐車場で出陣式。阿曽田氏は「ハコモノ行政という批判があるが、将来に大きな借金を残すものではない。市民の幸せのために何をすべきかを考え、財政計画を立てながら実施してきた」と強調した。


  ひな壇には地元市議19人と公明の県本部幹事長、自民党政調会長代理の園田博之氏や民主党県連代表の松野信夫氏ら国会議員らも顔をそろえ、超党派の支援態勢をアピールした。


  篠崎陣営は午前9時半から、同市松橋町の選挙事務所前で出陣式。前回市長選で阿曽田氏に約350票差に迫り、惜敗した前松橋町長の松田利康氏が後援会長、地元選出県議2人が選挙長と選対本部長を務める。市議11人、元参院議員もひな壇に上がって支援した。会場は篠崎氏のモットー「公平・清潔」と染めたはちまきで埋まった。


  選挙長の鬼海洋一県議は「ハコモノばかりに金をかける政治でいいのか」と現職を批判。篠崎氏は財政改革を課題に挙げ、「市政を『チェンジ』しないといけない。市民と同じ目線で、新しい宇城市を作る」と訴えた。


  投票は2月1日午前7時〜午後6時、市内62カ所であり、即日開票される。期日前投票は26〜31日の午前8時半〜午後8時、宇城市役所と4支所で受け付ける。有権者数は5万1892人(24日現在)。

177千葉9区:2009/02/01(日) 23:18:34
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000901230006
問われる新市の浮揚/宇城市長選25日告示
2009年01月23日

  宇城市長選は25日告示される。今のところ現職の阿曽田清(62)、元県議で新顔の篠崎鐵男(69)の両氏が立候補の準備を進める。松橋、三角、不知火、豊野、小川の5町が対等合併して4年。新市浮揚のための施策は緒についたばかりだ。(具志堅直)


  ●「ハコモノ」9カ所


  20日、熊本市であったサッカーアジアカップ予選日本―イエメン戦の後半15分、宇城市出身のFW巻誠一郎選手が登場した。豪快なヘディングシュートに、宇城市内から応援に行ったサッカー少年ら約100人も「すげえ」と大喜びだった。


  巻選手の出身地・宇城市小川町では、巻選手が昨夏建てたフットサル場「カベッサ熊本」のすぐ近くに、市が建設する「熊本宇城フットボールセンター」(仮称)が3月完成予定だ。5億5千万円をかけ、約1万8千平方メートルの敷地にグラウンドやクラブハウスなどの工事が進む。


  センターは主に、日本サッカー協会が中学生エリート選手育成のため4月に開校する「JFAアカデミー熊本宇城」の練習場として使われる。アジアカップ予選取材で来た専門誌が取材するなどサッカー関係者の関心は高く、市側は「知名度アップも期待できる」と喜ぶ。


  ただ「市民向けの多目的施設」として建てられるのに、「事実上はJFAアカデミーの専用施設ではないか」と疑問視する声もある。


  合併後の宇城市が着手した主な大型施設は庁舎新館や小学校など9カ所。総事業費は約53億円だが、合併特例債などを活用して償還額の7割は交付税でまかなわれ、市の実質負担額は約9億3千万円という。「突出したハコモノ行政」との批判も出ているが、阿曽田市長は「必要なものに限定しており、ほとんどは合併協議会で約束した施設」とかわす。


  ●医療費抑制未知数


  「ヘッドホンで音楽を聴いていて下さい」。市内の病院で、脳の磁気共鳴断層撮影装置(MRI)に横たわる市民に、職員が声をかける。


  阿曽田市長は初当選時の選挙マニフェストで無料検診を公約。新市発足後、60歳以上の希望者全員に脳の無料検診を実施している。1人約1万5千円の受診料全額を市が負担する。今年度からは50歳代も3千円の自己負担で受けられるようになり、受診した農業男性(57)は「前から受けたいと思っていた。市の補助は助かります」と話した。


  市独自でMRI検診に取り組むのは全国でも珍しく、疾病の早期発見などについて県外からの視察が相次ぐ。


  ただ、将来の医療費削減に結びつくかどうかはまだ未知数。「ばらまき」と批判する声もあり、市の担当者は「受診者の健康状態などについて追跡調査が必要」と話す。


  市長選は財政運営のあり方が争点となりそうだ。市財政で人件費など義務的経費の割合を示す経常収支比率は07年度で97・4%。政策的経費に回せる割合が少なく、財政の硬直化が課題になっている。

178千葉9区:2009/02/01(日) 23:39:52
ちなみに07年県議選にて、宇城選挙区定数2に対して、自民公認3となっています。
少なくとも、県議選では 定数以上の公認出してイイんすね。
なら福岡11区も二人公認を否定する法的根拠は無さそうな気がしますが。

そもそも地方選における公認と推薦の違いの意味合いが良くわかりませんが...

179名無しさん:2009/02/02(月) 00:57:18
北九州市議選

自民15 公明11 共産10 民主9 社民4 ネット1 無所属11(自民系7、民主系3、独立系1)

180とはずがたり:2009/02/02(月) 01:16:23
>>178
稀にありますよね>定数<公認
更に党籍証明なんてのも推薦・公認とは別にありますよね。
衆院選は比例復活の絡みもあるのでどうなんでしょうか?

>>179
速報あざーす。
>>147と併せて
市政与党 市民の風(民主系)11、社民市民連合5、自民市民クラブ14 → 計29
市政野党 自由民主党11、公明党11、共産党10 → 計32
中間?   緑の会2

自民 14+11=25から15+7=22微減(-3)
民主系 11から9+3=12で微増(+1)
公明 11から11で堅守(0)
共産 10から10で堅守(0)
社民 5から4で微減(-1)
ネット 0から1で微増(+1)
独立系 2から1で微減(-1)

余り大きくは変化しなかった感じでしょうか?定数減の部分は自民が被った形にはなってますね。
自民当選者の内訳が気になるところです。。

181とはずがたり:2009/02/02(月) 01:50:19
腹立たしいなぁ・・>民主は、労組出身者ら現職4人が引退。後継者の擁立が難航し、候補者は前回当選者と同数にとどまったが麻生政権の批判票の受け皿となり、勢いに乗った。得票率も、自民は0.1ポイント、公明は0.4ポイント前回を下回ったが、民主は3.2ポイント上回った。
八幡西区>>149の事だな。
また新日鐵の自公擦り寄りも効いているのかも知れぬ。新日鐵など取り潰してしまえっヽ(`Д´)ノ
>八幡東区…自民現職の3人は新日鉄八幡製鉄所と関連企業への働きかけを強める。同所は労組と一体で旧民社党系候補を支えた歴史があるが、07年市長選で政権与党寄りの姿勢がはっきりした。>>165

北九州市議選、自民3人落選 揺らぐ首相の足元
http://www.asahi.com/politics/update/0202/SEB200902010014.html
2009年2月2日1時19分

政党別得票率の推移
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/SEB200902010015.jpg

 麻生政権発足後、初めての政令指定市議選となる北九州市議選(定数61)は1日投開票された。秋までに必ず行われる総選挙の行方を占う前哨戦。前回は公認全員当選を果たした自民は、公認18人のうち3人が落選。低支持率にあえぐ麻生内閣の逆風を受けた形だ。麻生首相にとっておひざ元で苦戦を強いられたことは痛手となりそうだ。一方、民主は新顔6人を含め全員当選を果たし、政権交代に向けて弾みをつけた。

 投票率は50.33%で、初めて50%を割った前回(49.35%)に次ぐ過去2番目の低さ。当日有権者数は80万1276人。

 党派別の当選者数は自民15(前回16)、民主9(9)、公明11(11)、共産10(10)、社民4(4)、地域政党のふくおかネットワーク1(0)、無所属11(14)。無所属のうち推薦は自民3、民主・社民の両党推薦1、民主単独1、社民単独0。新旧別では現職45、新顔16。女性は現職7、新顔2の計9人が当選。01年と05年の7人を上回り、過去最多となった。

 北九州市の西部は中選挙区時代、麻生首相の地盤だった。しかし、麻生内閣の支持率は20%を割っており、自民党にとっては逆風下の選挙となった。ポスターから「自民」の党名を外す候補が7人も出るなどなりふり構わぬ選挙戦を展開。現職だけ18人を公認したが、3人が落選した。麻生政権にとっては、自民党の3衆院議員が支援した山形知事選の敗北に続く打撃となりかねないが、自民党福岡県連の新宮松比古会長は「予想の範囲内。もっと悪い結果が出てくることも考えていた。衆院選に向けて、皆が一丸とならなければ」と語った。

 公明は逆風のあおりを受けながらも手堅く組織票をまとめ、全員当選を果たした。

 民主は、労組出身者ら現職4人が引退。後継者の擁立が難航し、候補者は前回当選者と同数にとどまったが、麻生政権の批判票の受け皿となり、勢いに乗った。得票率も、自民は0.1ポイント、公明は0.4ポイント前回を下回ったが、民主は3.2ポイント上回った。

 深刻化する不況の中、雇用政策をめぐり政府・与党批判を繰り返した共産も議席を維持した。党勢が低落傾向にある社民も前回と同じ4人当選を果たし、踏みとどまった。

 各候補とも景気・雇用対策の重要性やJR小倉、黒崎両駅周辺の中心市街地活性化の必要性などが訴えの中心となったが、対立軸は明確にならなかった。09年度に借金返済のピークを迎える市財政をどう再建するかという議論も影を潜めた。

 候補者数は過去3番目に少ない79人。前回無投票だった若松区が8年ぶりの選挙戦となり、定数が3減り激戦区が増えるなど投票率が上昇する要素はあったが、前回同様50%前後と低調だった。

182とはずがたり:2009/02/02(月) 02:37:31
>>181
ひでぇなぁ。自民支持層はこんな候補に入れなかったやろーねー( ゜д゜)、 Peッ
>ポスターから「自民」の党名を外す候補が7人も出るなど

183名無しさん:2009/02/02(月) 05:48:39
北九州市議選 “激戦”明暗分ける
2009年2月2日 02:08 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74738

 1日投開票された北九州市議選は、61の議席を79人で争った。今回から定数は64から3減。小倉南区では1増えたが門司、小倉北、八幡東、戸畑の各区で1減る、いわゆる「1増4減」。議員のイスが減った選挙区では、現職に得票が読めない新人も絡んで、厳しい選挙戦が展開された。開票が進んで当落が判明すると、各陣営では候補と支援者が抱き合ったり、選挙事務所が静まり返ったりと、明暗を分けた。

■子育て支援訴え実る 若松区 三宅氏(民主推薦)が4選

 民主推薦を受けた現職の三宅まゆみ氏(45)は4回目の当選を果たした。詰め掛けた支援者に何度も頭を下げ「北橋市政のハートフル改革を推進していきたい」と喜びのあいさつをした。

 若松区は前回無投票で8年ぶりの選挙戦。今回の市議選の最年少候補で地盤が重なる新人も立ち、序盤は不安を抱えての戦いだった。

 労組の支援を受ける一方、公民館単位で連日、個人演説会を展開。区内唯一の女性候補として、市民活動や子育て支援の充実に取り組んだ実績を強調。「次は教育が最重要テーマ。現状を批判するだけでなく政策を提案していく」と訴え、幅広い層から支持を得た。

 三宅氏は3歳の息子を抱いた夫、野村陽一県議を前に「初心を忘れず地域のために頑張ります」と決意を新たにした。

■自民逆風で2勝1敗 八幡東区 戸町、新上氏が当選

 「これまで何度もくじけそうになったが、最後は勝つことができてうれしい」。八幡東区の自民現職、戸町武弘氏(47)は目に涙を浮かべた。自民現職3人が争う激戦区で辛くも勝利した。

 「議員定数を40まで減らし、捻出(ねんしゅつ)したお金で福祉や教育を」。税金の無駄遣いをなくすには、まずは議員が身を切る必要があると訴え続けた。自民逆風の中、「自民党はいや」と、話も聞いてもらえないこともあった。加えて、地盤が重なる社民推薦の新人にも脅かされた。度重なる苦境に「初めてだめかもしれないと思った」という選挙戦となったが、新上健一氏(60)とともに議席を死守した。

 自民現職3人でただ1人苦杯をなめた梶野皓生氏(67)は「まさか自分が逆風を受けるとは…」と言葉少なだった。

■最重点区 組織力で勝利 戸畑区 公明・岡本氏手堅く

 戸畑区では、公明現職の岡本義之氏(48)が支持母体の創価学会の組織力で手堅く当選。テレビで当確情報が流れると詰め掛けた支援者と握手し「北九州から景気回復ののろしを上げてみせます」。かれた声を張り上げ両手の拳を突き上げた。

 党が「最重点区」と位置付けた戸畑区。次期衆院選を見据えた「政治決戦」として、太田昭宏代表と神崎武法前代表が来援した。県内外から多くの支援者も駆けつけた。過去2回、連続1位当選を果たしたものの、自公政権への逆風や定数減、新人候補の台頭に危機感を抱き、精力的に選挙戦を展開した。市民に「景気雇用対策」とともに、地域での「実績」を訴え、支持を広げた。

 見事、3期連続トップ当選を果たし、陣営は「北九州で勝てば全国で勝てる」と安どした。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74738

184名無しさん:2009/02/02(月) 05:51:00
北九州市議選 衆院選へ民主に弾み 自民現職4人落選 投票率50.33%
2009年2月2日 02:36 カテゴリー:九州・山口 > 福岡 政治
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74736

 「政権選択」を懸けた次期衆院選を占う北九州市議選(定数61)は1日、投開票された。自民党は麻生太郎首相(党総裁)の政権浮揚につなげようと前回比2人増の18人を公認(5人推薦)したが、公認と推薦を含め現職4人が落選。内閣支持率が低迷する中、おひざ元で議席を失った麻生首相は、引き続き厳しい政権運営を迫られる。民主党は前回と同じ9人を公認(2人推薦)し、政権批判を追い風に全員当選を果たす堅調な戦いぶりを見せた。

 自民は下位の当選が目立った。民主は公認・推薦候補が若松、八幡東、八幡西3区でトップで勝ち上がった。

 ほかの党派別当選者数は公明党11人、共産党10人で、それぞれ現有議席を維持。社民党は新人1人が落選して4人。ふくおかネットワークは議席を奪還した。新旧別では、現職45人、新人16人。新人のうち30歳代は7人で世代交代を印象付けた。女性は過去最高の9人。投票率は50.33%で、過去最低だった前回を0.98ポイント上回った。

 不況の中、景気・雇用対策と、都市の浮揚策をどう示すかが主な争点だった。自民は地域課題に絞った主張を展開。民主は同党出身の北橋健治市長を支える姿勢を示した。公明は政権与党の実績を、共産と社民は雇用を守る姿勢を強調した。

 当日有権者数は80万1276人(市選管調べ)。

=2009/02/02付 西日本新聞朝刊=

185名無しさん:2009/02/02(月) 05:53:15
北九州市議選 「民主に追い風感じた」 30代4新人 上位当選
2009年2月2日 02:33 カテゴリー:九州・山口 > 福岡 政治
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74732

 「若さの民主」が「守りの自民」を圧倒した。“政治決戦年”の最初の大型地方選として1日投開票された北九州市議選。民主党は「地盤・看板・カバン」のない、30歳代の新人4人がそろって上位当選を果たすなど“完勝”。「衆院選の前哨戦」として総力戦を仕掛けた勢いを見せつけた。一方で麻生太郎首相の“おひざ元”ながら、支持率低迷で逆風下の戦いを強いられた自民党は、推薦を含め現職4人が落選。明暗がくっきり分かれた。

 「民主党への追い風を全身に感じた勝利です。この地から政権交代へののろしを上げられた」。小倉南区で初当選した民主新人の奥永浩二氏(38)は、上位当選に沸く小倉南区の事務所で支援者を前に力を込めた。

 県外出身。転勤で移り住んだ北九州での立候補。地縁、血縁もなく「知名度不足」の不安がつきまとった。ただ告示後は「民主党」の旗を掲げて自転車遊説に出ると「政治を変えてくれ」「若さに期待している」との激励が相次いだ。肌で感じた「民主の風」が上位当選につながった。

 門司、小倉北、小倉南、八幡西…。民主がベテラン議員の引退もあって擁立した「若武者4人衆」(県連幹部)は、強固な足場もなく「無党派頼みで、当落が読めない」とみる向きもあった。

 その中で党本部は「衆院選の前哨戦」と明確に位置付け、告示前から次々に幹部を投入。元民主衆院議員の北橋健治市長も支援。麻生内閣の支持率急落という“敵失”もあり、公認・推薦候補が確実に得票を伸ばした。門司区で初当選した奥村直樹氏(32)は「ゼロからのスタートだった。民主の看板が非常に大きかった」。党県連幹部は「新しい政治への流れが北九州から始まった」。深夜には若武者4人に、前原誠司党副代表から次々に祝福の電話が入った。

 一方、自民党は「足を引っ張られる」(ベテラン市議)と幹部来援を“自粛”したが、軒並み得票が伸び悩む苦戦。

 門司区で落選した現職の川端耕一氏(39)は、前回は無所属で初当選したが今回は自民公認があだになり「無党派層の支持を得られず『自民』というだけで4人に3人はそっぽを向かれた」。小倉南区で9選ならず苦杯をなめた自民現職の三村善茂氏(72)は「自民に逆風が吹いた。私は県連役員だから、その責任を取らされた」と嘆いた。

=2009/02/02付 西日本新聞朝刊=

186名無しさん:2009/02/02(月) 05:57:08
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090202k0000m010139000c.html

北九州市議選:自民、議席減らす 首相のおひざ元でも苦戦

 北九州市議選(定数61)は1日投開票され、自民は公認18人のうち3人が落選して議席を減らし、民主、共産は公認全員が当選したうえ得票率を前回より伸ばした。民主のてこ入れで新人が現職を破った山形県知事選に続いて、麻生太郎首相のおひざ元でも政権の不人気ぶりが浮き彫りになった。公明は候補全員が当選、社民は1人が落選した。投票率は50.33%で、過去最低だった前回05年の49.35%を上回った。

 党派別当選者数は、自民15人(前回16人)▽民主9人(9人)▽公明11人(11人)▽共産10人(10人)▽社民4人(4人)▽ふくおかネットワーク1人(0人)▽無所属11人(14人)。新旧別では現職45人、新人16人、女性は9人が当選した。

 党派別の得票率でも自民は22.2%と、前回の22.3%から微減。民主は16.5%(13.3%)、共産も13.8%(13.1%)と高めた。公明は21.2%(21.7%)、社民は4.7%(6.0%)だった。

 「ものづくりの街」である同市は世界同時不況の影響が深刻だ。地区の有効求人倍率は07年10月には1.0倍に達したが、昨年12月には0.59倍に下がった。景気・雇用で有効な対策を打ち出せない政府への不満が、自民の不振と民主、共産の伸長につながったとみられる。

 当日有権者数は80万1276人だった。【平元英治】

毎日新聞 2009年2月2日 1時26分(最終更新 2月2日 1時37分)

187名無しさん:2009/02/02(月) 08:56:01
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090202-OYS1T00314.htm

北九州市議選、自民に逆風 現職3人が落選

 北九州市議選(定数61)は1日、投開票が行われた。今年最初の大型地方議員選挙で、各党は次期衆院選の前哨戦と位置づけて激戦を展開。7選挙区合わせて定数が前回比3減となる中、自民党は現職3人が落選し、前回より1議席減らした。民主、公明、共産各党はそれぞれ全員当選し、社民党とともに前回と同数を確保した。投票率は50・33%で、過去最低だった前回(49・35%)を0・98ポイント上回った。

 前回より1人多い79人(現職49人、新人30人)が立候補し、景気・雇用対策を最大の争点に論戦を繰り広げた。当選者の党派別内訳は、自民15人、民主9人、公明11人、共産10人、社民4人、ふくおかネットワーク1人、無所属11人。

 前回、16人全員が当選した自民は2人多い18人を公認。しかし、景気後退や麻生内閣への批判が逆風となり、門司、小倉南、八幡東区で現職が議席を失った。

 全員当選した前回と同じ9人にとどめた民主は「北九州から政権交代のうねりを」と強調。政府批判の受け皿として支持拡大を図り、着実に票を伸ばした。八幡東、八幡西区でトップ当選するなど、7人が3位以内に入った。

 公明は組織票に支えられ、安定した戦いを展開。共産は貧困対策などを訴えて票を固めた。前回7人を擁立して4人当選にとどまった社民は、今回は5人に絞って議席を維持した。

 前回議席を失ったふくおかネットワークは新人1人が立候補、議席を回復した。

(2009年2月2日 読売新聞)

188とはずがたり:2009/02/02(月) 11:28:33
民主が勝ちきれずに伸び悩むのはさいたま市議選なんかでもあった。
まぁ次はしっかり必要な数を打てるであろう。
小倉北・小倉南・八幡西など自民並みの3人当選余裕で可能だ。それぞれ落選するのは自民系無所属・共産・緑の会だ。
となると結果は
自民系15+7=22 公明11 共産10 民主9+3=12 社民4 ネット1 独立系1
から単純計算だけど
自民系21 公明11 共産9 民主15 社民4 ネット1 独立系0
となる。

北九州市議選 衆院選へ民主に弾み 自民現職4人落選 投票率50.33%
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74736
2009年2月2日 02:36

得票
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/chiho/200902020007_000.jpg

 「政権選択」を懸けた次期衆院選を占う北九州市議選(定数61)は1日、投開票された。自民党は麻生太郎首相(党総裁)の政権浮揚につなげようと前回比2人増の18人を公認(5人推薦)したが、公認と推薦を含め現職4人が落選。内閣支持率が低迷する中、おひざ元で議席を失った麻生首相は、引き続き厳しい政権運営を迫られる。民主党は前回と同じ9人を公認(2人推薦)し、政権批判を追い風に全員当選を果たす堅調な戦いぶりを見せた。

 自民は下位の当選が目立った。民主は公認・推薦候補が若松、八幡東、八幡西3区でトップで勝ち上がった。

 ほかの党派別当選者数は公明党11人、共産党10人で、それぞれ現有議席を維持。社民党は新人1人が落選して4人。ふくおかネットワークは議席を奪還した。新旧別では、現職45人、新人16人。新人のうち30歳代は7人で世代交代を印象付けた。女性は過去最高の9人。投票率は50.33%で、過去最低だった前回を0.98ポイント上回った。

 不況の中、景気・雇用対策と、都市の浮揚策をどう示すかが主な争点だった。自民は地域課題に絞った主張を展開。民主は同党出身の北橋健治市長を支える姿勢を示した。公明は政権与党の実績を、共産と社民は雇用を守る姿勢を強調した。

 当日有権者数は80万1276人(市選管調べ)。

189とはずがたり:2009/02/02(月) 14:33:28
=沖縄2区=
自公は推薦を見送ったようだ。悪質な自公隠しだ,と思ったら儀間が下地と仲良しだから>>73なんですねぇ。

比嘉実氏(65)=無所属 新 トロピカルテクノセンター前社長
儀間光男氏(65)無所属 現 浦添市長(2期)
西平守伸氏(58)共産 新 共産党県委中部地区常任委員・

浦添市長選3氏届け出 西海岸開発争点に2009年2月2日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-140429-storytopic-123.html

 【浦添】任期満了に伴う浦添市長選挙が1日告示され、トロピカルテクノセンター前社長・比嘉実氏(65)=無所属、現職・儀間光男氏(65)=無所属、共産党県委中部地区常任委員・西平守伸氏(58)=共産公認=(届け出順)の3氏が立候補を届け出た。8日に投開票される。
 牧港補給地区(キャンプ・キンザー)跡利用を含めた西海岸開発の在り方や子育て支援、雇用対策などを争点に、前回と同じ顔触れの3氏による1週間の選挙戦が繰り広げられる。
 比嘉候補は同市城間の泉小公園で出陣式を開き「一部が恩恵を受ける偏った市政を変える」と4度目の決意を訴えた。又吉重宏後援会長、東江政子婦人部長、砂川幸市宮古郷友会同志会代表、八重山郷友会同志会の原逢美氏らが参加した。
 儀間候補は同市伊祖の事務所で出陣式を行い「地域自ら課題を解決する『地域力』を実現する」と2期8年の実績を強調し、生活者重視の公約をアピールした。安次富修衆院議員、県議の池間淳、前島明男、赤嶺昇各氏らが参加した。
 西平候補は同市伊祖の事務所で出発式に臨み「暮らしと福祉を一番に考える市政にする」と党を挙げた支援を前面に打ち出し、市民本位の市政実現を強調した。赤嶺政賢衆院議員、県議の西銘純恵、嘉陽宗義、前田政明各氏らが参加した。
 市議選(定数30)も同日告示され、現職20人、前職4人、新人12人の計36人が立候補を届け出た。8日投開票される。
 1月31日現在の浦添市の選挙人名簿登録者数は8万1900人(男3万9421人、女4万2479人)。

190とはずがたり:2009/02/02(月) 14:39:09
=沖縄2区=
■浦添市長選・此迄の経緯

◇浦添市長選挙(沖縄県)開票結果
>>64
□2001年2月11日実施 投票率74.27%
当 19739 儀間光男(無新、57歳、初当選)(自・保推薦、公支持)
  18553 比嘉 実(無新、57歳)          ┃
  15762 宮城健一(無前、67歳)(共・社・沖縄社会大衆推薦)

□2005年2月6日実施 投票率65.69%
当 24493 儀間光男(無現、自・公推薦、61歳、再選)
  21589 比嘉 実(無新、61歳)
   3701 西平守伸(無新、共推薦、54歳)

浦添市長選 西平氏擁立へ/共産党県委「軍港移設反対」
08/12/12
>>43

2008年12月13日 【朝刊】 政治
浦添市長選 又吉氏、出馬表明/民主県連 他党と協力協議へ
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-13-M_1-002-1_004.html

 来年二月八日投開票予定の浦添市長選で、同市議で民主党県連選挙対策委員長の又吉健太郎氏(34)は十二日、同県連(喜納昌吉代表)の役員会に出席し、市長選に立候補する意向を表明した。役員会は同氏の意思を尊重し全面的に支援する方針を確認した。十三日にも役員会を開き、他党との選挙協力など選挙態勢について協議する。

 又吉氏は「市議二期八年間で儀間市政をつぶさに見てきた。市民のために、市政を刷新したい」と決意を語った。儀間市政の子どものまちてだこ宣言を挙げ、「乳幼児医療費助成や待機児童対策などが遅れている。多くの行政が掛け声だけに終わっている」と批判した。

 同県連の新垣安弘幹事長は「反儀間市政の幅広い結集を図る必要がある。最も理想的な選挙態勢を構築し、又吉氏を全面的に支えていきたい」とした。一方、共産党県委(赤嶺政賢委員長)は同党中部地区常任委員の西平守伸氏(58)を擁立する方針を決定している。

 統一候補擁立を模索していた野党内には分裂選挙をする声が強く、一本化危惧に向けた調整が本格化する見込みだ。共産党県委も「軍港移設反対などの政策の一致を前提に、一本化に向けた協議に応じる」としている。

 与党側は、現職の儀間光男氏(65)が三期目に強い意欲を示しており、十九日午後に正式に出馬を表明し政策を発表する。

儀間氏が出馬表明 浦添市長選
2008年12月20日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139175-storytopic-3.html

 【浦添】2009年2月8日投開票の浦添市長選挙で現職・儀間光男氏(65)は19日、同市伊祖の事務所で記者会見し、出馬を正式表明した。儀間氏は牧港補給地区の跡利用計画策定を重要課題に挙げ、子育て支援など52項目の基本政策を示し「地域力をキーワードに、3期目の街づくりへ果敢に挑戦していく」と述べた。
 儀間氏は自民、公明に推薦を依頼する。会見には安次富修衆院議員、前島明男県議らが同席した。同市長選には共産党公認の西平守伸氏(58)が出馬を表明、民主党県連選対委員長の又吉健太郎氏(34)も出馬の予定。

 儀間光男氏(ぎま・みつお) 1943年7月24日生まれ。東京農業大卒。浦添市議2期。80年から県議4期。92年県議会議長。2001年2月に浦添市長選で初当選し2期目。伊是名村出身。

2008年12月26日
又吉氏は不出馬/浦添市長選 午後に会見
>>55

浦添市長選 比嘉実氏出馬へ/不正融資和解受け
08/12/30
>>63
 比嘉氏は過去三回、市長選に出馬している。しかし、七月に地元の字小湾共有地地主会で不正融資を受け返済不能となった問題が発覚して訴えられたため、次期選挙への出馬は困難視されていた。だが、二十四日に地主会側と和解し、理解が得られたことで再出馬する運びになった。

 過去の選挙は、兄の故比嘉昇元浦添市長の知名度と人脈を生かして善戦している。圧倒的な組織力を誇る儀間氏に対し、二〇〇一年は千百八十六票差、〇五年は二千九百四票差での惜敗だった。

浦添市長選3氏届け出 西海岸開発争点に
2009年2月2日
>>189

191とはずがたり:2009/02/02(月) 17:00:12
=熊本4区=
宇城市長選
>>176-178
結構票差開いてますねぇ。

選挙:宇城市長選 篠崎氏が初当選「市民の思いを市政に」 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090202ddlk43010308000c.html

 宇城市長選は1日、投開票され、新人で元県議の篠崎鐵男氏(69)=無所属=が、再選を目指した現職の阿曽田清氏(62)=同=を大差で破り、初当選した。当日有権者数は5万1324人(男2万3752人、女2万7572人)、投票率は74・91%で、前回76・99%を下回った。

 同市松橋町松橋の篠崎氏の事務所には大勢の支持者が集まり、開票所から得票数の連絡が入るたびに歓声が上がった。初当選を決めた篠崎氏は、支持者らとバンザイをして「本当に皆さんのおかげです。厳しい市政に身を置くことになった。皆さんと話し合いを進めて間違えることなく、市民の思いが通じる市にしたい」と決意を語った。

 篠崎氏は選挙戦で「合併後の市は、財政再建団体になりかねない危機的状況にある」と財政問題を中心に阿曽田市政を批判した。敬老会のお祝い中止や地域団体への補助金削減などの行財政改革の見直しを公約に掲げ「支所に権限や財源を移すことで、地域住民の声が届く市政を取り戻す」と訴えた。市選出の県議や市議らの支援を受け、有権者の4割を占める松橋地区を中心に支持を広げた。

 阿曽田氏は現職の知名度を生かし、4年間の実績を強調した。「2期目で公約を仕上げる」と訴えたが、批判をかわせず、浸透しきれなかった。【結城かほる】

==============
 ◇宇城市長略歴
篠崎鐵男(しのざき・てつお) 69 無新(1)
 社会福祉法人理事長▽市体協会長[歴]保育園長▽県議会農水・建設・議会運営委員長▽成城大

==============
 ◇宇城市長選開票結果=選管最終発表
当 21,857 篠崎鐵男 69 無新①
  16,200 阿曽田清 62 無現(1)

毎日新聞 2009年2月2日 地方版

07年熊本県議選
宇城市 定数2−候補5
当 11,331 鬼海 洋一 62 無所属 現⑤ (元)電力会社員・宇城地区労事務局長
当 8,783 守田 憲史 47 自民 現② 司法書士・社会福祉法人理事長(学習塾講師)
□ 6,918 篠�魁¥鎮� 67 自民 現  社会福祉法人理事長・(元)保育園長・三角町議→09年宇城市長選出馬(当選)
□ 6,328 松永 真一 48 自民 現 (元)衆院議員秘書→国民新党公認熊本4区出馬表明・民主も推薦
□ 5,578 吉田 裕司 50 無所属 新 会社役員

192名無しさん:2009/02/02(月) 18:27:12
>また新日鐵の自公擦り寄りも効いているのかも知れぬ。新日鐵など取り潰してしまえっヽ(`Д´)ノ
「政府与党のいうことを聞かない自治体は補助金カットで兵糧攻めにしてしまえ」というのと何が違うのか

193とはずがたり:2009/02/02(月) 19:16:29
>>192
おお,失敬しましたm(_ _)m
新日鐵の商品など二度と買わねぇヽ(`Д´)ノに謹んで訂正いたします。

194千葉9区:2009/02/02(月) 21:28:20
>>163=福岡4区=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74771
福津市長選 小山氏「旧両町の融和を」 平木氏「行政に民の力を」 両候補が支持訴え第一声
2009年2月2日 05:36
 任期満了に伴い1日告示された福津市長選は、いずれも無所属で、自民、公明が推薦する元県議の小山達生氏(61)と、民主推薦、社民支持を受けた元会社社長の平木俊敬氏(60)による一騎打ちとなった。いずれの出陣式にも、推薦する政党から衆院選福岡4区の立候補予定者が出席。与野党対決構図の中、両氏はそれぞれ第一声を上げ、地域活性化や行財政改革などを争点にした7日間の選挙戦がスタートした。

 小山氏は、自民現職で衆院選福岡4区に立候補を予定する渡辺具能氏や県連幹部、支持者ら約500人が集まった出陣式で「旧福間・津屋崎両町の融和を図ることが重要課題。行財政改革や地域活性化などの課題があるが、まず住民の和を広げ築き上げることが大切」と強調。県議約26年の実績を強調し「生まれ育ってよかったと思えるまちにするため奉仕の精神で4年間頑張りたい」と力を込めた。

 平木氏は、民主元職で衆院福岡4区に立候補予定の古賀敬章氏や民主党参院議員ら200人を超える支持者たちを前に「民間での35年の経験を生かして、行政に合理的な判断、スピード、責任などの緊張感を注ぎ込みたい」と決意表明。「限られた財源で行政サービスを維持するため、住民ができる行政の仕事は積極的に肩代わりしてもらえるような政策を進めたい」と強調し、支援を呼び掛けた。

=2009/02/02付 西日本新聞朝刊=

195千葉9区:2009/02/02(月) 21:38:49
>>191阿曽田は新進党の参院議員だったんですね
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0902/0902010615/1.php
宇城市長選挙(熊本県) 地元派、元自民県議が公明推薦の現職を破る
「ザ・選挙」編集部2009/02/01 任期満了に伴う宇城市長選は、元自民県議で新人の篠崎鐵男氏(69)が公明党推薦の現職阿曽田清氏(62)に5000票以上の差を付けて初当選した。

 宇城市は2005年1月、三角、不知火、松橋、小川、豊野の5町合併で誕生。選挙戦は新市発足後4年間の市政運営の評価が争点になった。

 篠崎氏はハコモノ行政で逼迫する財政の再建を強調、「建設事業中心から福祉重視への転換」「子どもをたくさん生みたいと思うような市を目指す」と訴えた。前回市長選で阿曽田氏に353票差で惜敗した前松橋町長の松田利康氏、地元選出県議、市議ら応援した。

 一方の阿曽田氏は職員数の削減、国際理解教育特区、ごみの分別収集拡大など実績を強調し、「ハコモノ行政にカネをかけすぎている」との批判に対しては「最少経費で最大の効果を上げることができた」と反論。推薦する公明党に加えて、自民、民主党の国会議員、農協関係者らが応援したが惨敗だった。

 篠崎氏は成城大卒、保育園長、旧三角町議を経て95年から県議を3期務めた。

 敗れた阿曽田氏は東京農大卒、熊本県農業協同組合中央会勤務、熊本県議会議員4期、1995年に参院選熊本県選挙区から新進党公認で当選したが、任期途中の2000年に熊本県知事選挙に出馬して落選。2005年に宇城市の誕生に伴う市長選に勝って初代市長に就任した。

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000229999990471
【県政を託す】

党の存在感、立ち消え 民主県連
2004年03月20日

  4月4日投開票される知事選。今回は「自主投票」で臨む政党が相次ぎ、民主党も人材不足を理由に独自候補の擁立を見送った。昨年11月の衆院選では「政権交代」を掲げ、得票を増やした同党。だが、関係者は、党の存在感を示せないままの知事選に複雑な思いを抱えている。


  昨年11月の衆院選で民主は自由党と合併した。自民に対抗し、「二大政党」「政権交代」を唱えて戦った。


  「保守王国」といわれる熊本には地方組織が無く、県内5選挙区すべてに候補者を立てることはかなわなかった。それでも、比例区は前回より約10万多い30万票余りを獲得し、34万票余の自民に迫った。熊本2区では、新顔が復活当選した。


  県連は勢いに乗ろうとした。党本部に知事選への資金援助を要請。内諾を得た上で、熊本市出身のある民主党の国会議員に出馬を打診した。だが、断られた。「次の選挙に出る方針が決まっている」


  県連幹部は、元自由党参院議員の阿曽田清氏に望みを託した。前回00年の知事選で民主、社民など非自民勢力が結集して推した事情もある。阿曽田氏も態度を明確にせず、含みをもたせ続けた。


  だが、県連のラブコールは結局、通じなかった。同氏は2月下旬になって「私は民主党組織の人間ではない」と、立候補見送りを表明した。


  その4日前、民主県連は常任幹事会に同氏を招いていた。すでに出馬の可能性が薄いことは伝わっていた。幹部は会議後、「人材から糸を切りたくなかった」と、胸のうちを明かした。


  一方、民主の本田良一参院議員は知事選が告示された18日、現職の出陣式にかけつけた。選挙事務所にも激励文を送った。現職を推す自民と、肩を並べた格好だ。


  ただし、7月の参院選では、改選議席が2から1に削減される。自民現職の木村仁議員らとの激戦は必至の情勢だ。


  知事選に候補を立てていれば、参院選の前哨戦となり得ていた可能性もある。だが、民主県連は「知事選は自主投票。人材育成が今後の課題だ。参院選では、対立軸を出す」と強調する。


そして、2005年2月27日実施は接戦でした。
◇宇城市長選挙(熊本県)開票結果 投票率76.99%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 19796 阿曽田清(無新、公推薦、58歳、初当選)  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  19443 松田利康(無新、73歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※宇城市は、小川町、不知火町、豊野町、松橋町、三角町が合併して誕
生。今回の選挙は初代市長を決める選挙。当選した阿曽田氏は元参議院
議員。松田氏は旧・松橋町長。

196とはずがたり:2009/02/02(月) 21:52:08
>>195
そうっす。農協系に地盤を持ってた筈です>阿曽田は新進党の参院議員
どんな雑誌か不明ですけどこんな記事↓も。

元参議院議員阿曽田清がJA宇城組合長を放棄し 新宇城市長へ立候補表明(2005年01月25日発行)
http://chuohjournal.jp/2005/01/post_613.html

 本年三月三十一日限りで効力を失う市町村合併特例法に、駆け込み合併市町村が全国的に雪崩現象である。
 この法律は、国家予算削減の一手法であるが、その見返りとして合併した市町村には特例公債が支給されることになる。
 また、‥

阿曽田宇城農協長は日本一のJAを目指していた

 阿曽田は平成十二年の県知事選に出馬し現湖谷義子知事に破れ、同年改選のJA熊本宇城農協長(十ヶ市町合併農協)になる。阿曽田はJA宇城農協長になる時、“全国一のJAを目指す”という公約を立て農協創建に全力を尽くすと公言していた。
 阿曽田は東京農大卒で県議、国会議員としても一貫して農水族でもあったから農協長には最適任であり、組合員としても頼りにしていたはずである。
 ところが‥

197千葉9区:2009/02/02(月) 21:57:01
長崎の統一地方選(07年)時のルポ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/nagasaki/20070404/20070404_001.shtml

198千葉9区:2009/02/02(月) 21:57:23
長崎の統一地方選(07年)時のルポ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/nagasaki/20070404/20070404_001.shtml
注目選挙区ルポ<1>佐世保市区 市長選前哨戦の様相
 「市役所を変えよう。私の票が市長選を左右する」。県議選が告示された30日午前、自民党候補の第一声が佐世保市役所と国道35号を挟んで向き合う選挙事務所周辺に響いた。

 この候補は、市長選に自民、公明推薦で立候補を予定する県議の朝長則男氏(58)とともに何度も手を挙げ、蜜月関係を誇示した。

 2時間半後、昼休みに入った市役所前。集まった市職員にあいさつした市職員OBの社民党候補が市長選立候補予定者の前助役野口日朗氏(62)を隣に並ばせた。野口氏は後継指名を受けた光武顕市長の後援会を引き継ぎ、政党色を出さない幅広い支援態勢づくりを進めているが、社民党幹部は「これで党として野口氏支持が鮮明になった」という。野口氏は候補と固い握手を交わした。

 現職6人と新人5人の計11人が8議席を争う佐世保市区は1995年以来、12年ぶりに市を2分する本格選挙となる市長選に向けた前哨戦の様相も帯び、複雑な展開になっている。

 ◆朝長票行方が焦点

 3期連続トップ当選し、前回1万8000票を獲得した朝長氏の市長選くら替えで、各陣営ともこの「朝長票」の行方を注視している。

 自民党候補の1人は佐世保港の軍事施設整備や県立美術館誘致など朝長氏への協調姿勢を打ち出し「朝長票」取り込みに躍起だ。

 ただ、市長選をめぐり自民党候補5人の中には態度を保留する候補もいて、対応は一様ではない。

 ある陣営が指摘するように「朝長支持の半分は個人票」で、市中心部を固める「朝長票」の行方は自民党内でも読めないのが現状。だが票の動向次第では自民党が現有5議席を維持できない可能性も否めず、党幹部は危機感を強めている。

 ◆民主初の2人擁立

 現有一議席の民主党は、初めて目標だった「公認2人体制」にこぎ着けた。国の助成金詐取事件で前回候補擁立を見送った佐世保重工業(SSK)の労組が前委員長を擁立、立候補を断念した前職に代わって女性新人候補を立てた。

 SSK労組は市長選で野口氏を推薦し組織戦を展開、女性候補は主婦を中心に無党派層への浸透を図るが、党内では「2人当選は至難の業」との声も漏れる。

 ある自民党候補は個人演説会で、SSKの自衛艦修理受注拡大で県北の経済浮揚を目指す考えを強調した。その発言には市長選への対応も絡めてSSKをけん制し、民主党の支援態勢の切り崩しを図る狙いも見え隠れする。

 「平成の大合併」で、佐世保市に吉井、世知原、宇久、小佐々の4町を加えた初の県議選。いくつもの不確定要素が絡んで選挙戦は激しさを極めている。

   ◇    ◇   

 県議選の戦いが火ぶたを切った。無投票の松浦市区を除く16選挙区、45議席をめぐり72人の候補がしのぎを削る。県内注目の選挙区の現場からリポートする。


2007/03/31付 西日本新聞朝刊=

2007年04月04日21時11分

199千葉9区:2009/02/02(月) 21:58:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/nagasaki/20070404/20070404_002.shtml
注目選挙区ルポ<2>長崎市区 旧町舞台に集票合戦
 長崎市の中心部は異様な静けさに包まれていた。県議選が告示された3月30日の昼すぎ。前回県議選の告示日は候補者名を連呼する声がけたたましく響いたが、この日、多くの候補者たちは中心部とは反対方向に足を向けた。

 「争点らしい争点がない中で、選挙ムードが盛り上がらず、反応がつかみにくい。むしろ投票率が高い地域で新たな票の掘り起こしに動くのは定石だ」。現職候補の1人は、中心部から選挙カーが消えた理由を解説した。

 各陣営がこぞって向かった先は琴海、三和、野母崎、東長崎…。長崎市と合併した旧町や地元候補が引退した空白地区だった。

 合併した旧7町の有権者数は約3万5000人。旧町の前回投票率は57−79%で、平均でも68%。旧長崎市区(57.42%)に比べ約10%も高い。単純計算で2人は当選できる票だ。

 ◆南部が最激戦区に

 「広くなった長崎市では手を抜いた陣営が負ける。選挙はふたを開けるまで分からない」

 出陣式でそう熱弁を振るった新人候補は翌31日、長崎市南部の旧三和町と旧野母崎町に選挙カーを走らせた。途中、何度も他候補の車とすれ違った。

 「あの候補はどこまで食い込んでいるのか」「この地区はまだ色がついていない」。後援会事務所や支援者宅に立ち寄っては、情報収集に余念がない。

 市南部の旧5町は、とりわけ票取り合戦の激戦区となっている。旧長崎市区で近隣地域を主地盤とする現職が多い上に、旧町とゆかりのある新人候補も複数いる。その上、市北部が地盤の現職陣営もすき間をぬうようにして参戦し、支持を呼びかける。

 「まるで町長選みたい」。行き交う選挙カーに、地元の女性(45)はうんざりした表情で話した。

 ◆やはり地縁、血縁

 県内で最も有権者が多い長崎市区だが、多くの陣営が頼りとするのは政策に対する手応えではなく、やはり地縁、血縁。旧町への浸透も、縁のある有力者の動きが鍵を握るとみる。

 北部の旧琴海町。同町選出の市議と手を組む現職候補や、元国会議員の支援を受ける新人候補らが、動きを活発化させている。

 ただ、多くの住民はなおも態度を決めかねている。複数の候補者からの支援要請を断った元琴海町長の岩永照男氏は「候補者の顔と名前が一致しない、との声を今もよく耳にする。判断材料が少なく、町や県のために誰を選べばいいのか、悩んでいる住民は多い」と言う。

 選挙のたびに投票率の低さが課題となっている長崎市区。激戦ぶりが目立つ旧町だが、有権者の冷ややかな反応が気掛かりだ。


=2007/04/01付 西日本新聞朝刊=

2007年04月04日20時50分

200千葉9区:2009/02/02(月) 21:58:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/nagasaki/20070404/20070404_003.shtml
注目選挙区ルポ<3>南松浦郡区 四分五裂の激戦展開
 5人が1議席を争う九州有数の激戦区となった南松浦郡区。県議選が告示された3月30日、5台の選挙カーが新上五島町内をくまなく走り回った。

 自民新人の浜田新一氏(54)が出陣式を終えて乗り込んだ選挙カー。マイクを手に持った女性運動員は「自民党唯一の公認候補」と連呼した。

 現職にもかかわらず自民公認を得られず無所属で立候補した馬込彰氏(54)は第一声後の街頭演説で、3期12年間の実績を繰り返し強調した。

 無所属新人末竹和行氏(43)が訴えたのは水産振興などの政策。民主党の山田正彦衆院議員元秘書の末竹氏は、山田氏の基礎票に上積みを狙う構えだ。

 無所属新人橋本利行氏(50)は選挙戦初日から15カ所で街頭演説。町職員、自治労県本部書記長の経験をもとに、財政再建や地域振興を訴えた。

 金子原二郎知事の元秘書の無所属新人本村敦彦氏(45)も9カ所で街頭演説。福祉産業による雇用確保などを訴え支持を呼び掛けた。

 ◆「票読みできない」

 自民党の谷川弥一衆院議員と井上俊昭町長の支援を受けた浜田氏陣営は馬込氏を指して「自民党じゃなく自分党だ」と批判。これに対し馬込氏は「土建屋に操られた人間に五島を食い物にさせてはならない」と訴え、対決姿勢を隠さない。

 馬込氏が12年前の県議選に無所属で初当選したときに当時新進党の衆院議員だった山田氏の支援を受けたという関係があり、馬込氏と谷川氏との関係はギクシャクしてきた。

 衆院選長崎3区で激突を繰り返してきた谷川、山田両氏の代理戦争の側面も見せながら、本村氏の参戦で自民系はさらに分裂し、民主系も末竹氏のほかに橋本氏が立候補に踏み切ったため「反自民票」が割れるのは必至だ。

 四分五裂の選挙構図に「とても票読みできない」(選対幹部)との声が漏れる。

 ◆政策論争がかすむ

 2004年8月、南松浦郡10町のうち5町と福江市が合併し五島市となり、残る5町が合併し新上五島町が誕生。県議選南松浦郡区は前回と同じ選挙区名ながらも有権者数は約3万8300人から約2万600人に減少した。

 県も町も財政が窮迫する中で、どうやって地域振興を図るのか。政策的な課題は少なくない。

 3月上旬に県議選候補予定者5人が壇上に並んだ公開討論会は予想を上回る約750人の市民を集めた。討論会を企画した住民団体代表の歌野敬さん(55)は「このままじゃだめ、政策をもっと聞きたい、という住民が少しずつだが増えている」と感じたという。

 しかし選挙戦本番に入って政策論争はかすみがち。地縁、血縁に重きを置く離島の特殊性も絡んだ乱戦は終盤戦に突入した。


=2007/04/02付 西日本新聞朝刊=

2007年04月04日20時53分

201千葉9区:2009/02/02(月) 21:59:16
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/nagasaki/20070404/20070404_004.shtml
注目選挙区ルポ<4>大村市区 複雑に入り組む構図
 県議選の告示を間近に控えた3月27日、大村市区の無所属元職が市民会館で開いた決起集会に2000人を超える支援者が詰め掛けた。

 会場の至るところに掲げられた「復活」の文字。壇上の元職が「低迷が続く大村には、物が言える県議が必要だ」と訴えると、会場から割れんばかりの歓声が沸き起こった。

 この元職は県議会副議長だった1997年に公共工事をめぐる談合事件で逮捕されて辞職。今回、10年ぶりの政界復帰を目指す。このほか2002年の政治資金パーティー券販売あっせん事件で県議を辞職し、昨年9月の市長選で落選した無所属元職も立候補した。

 3議席をめぐり自民現職と無所属現職2人を合わせて5人で激しい選挙戦を繰り広げている。

 ◆元職の復帰を警戒

 元職2人はかつて自民党に所属し、トップ当選も果たした有力候補。それだけに、迎え撃つ現職3候補の危機感は強い。

 現職批判を展開する元職2人に対し、現職3候補はそれぞれ実績をアピールしながら「有権者の良識が問われている」「政治と金の問題に終止符を打たなければいけない」と強調し、けん制する。

 県議選が告示された30日、自民党の谷川弥一衆院議員は自身の選挙で協力を得た自民現職と無所属現職の出陣式に出席し、全面的な支援を約束した。また、市長選で現職3人から支援を受けた松本崇市長は現職3陣営すべての出陣式でマイクを握り、友好関係をアピールした。

 「松本市長、谷川議員にとっては現職3人の再選が一番望ましい。今回の選挙はある意味、『松本・谷川連合VS元職』といってもいい」。ある陣営関係者はこう解説する。

 ◆一筋縄でいかない

 しかし表向きは現職支援の姿勢を見せる松本市長が元職2人のうち1人の出陣式にも「市長選で応援を受けたから」との理由で出席し、周囲を驚かせた。

 出陣式の場で元職から「現職3人だけでなく、私もいますよ」とあいさつを促されると、松本市長は複雑な表情を浮かべながら「(元職の支援の)おかげで当選することができた。勝利をつかむようお祈りいたします」と応じた。

 5候補のうち非自民系は、民主、社民両党推薦を受けた無所属現職1人だけ。自民系4候補が票を奪い合う中で一見有利に見えるが、民主党の山田正彦衆院議員の後援会が元職の後援会と重なるなど一筋縄ではいかない。

 公明党は現職2人と元職1人の自民系候補3人から推薦願を受けたが、自主投票を決めた。

 大村特有の事情が絡み、複雑に入り組む選挙構図。投票日が近づくにつれ、選挙戦はさらなる混迷を深めている。


=2007/04/04付 西日本新聞朝刊=

2007年04月04日20時55分

202千葉9区:2009/02/02(月) 21:59:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/nagasaki/20070405/20070405_001.shtml
注目選挙区ルポ<5>諫早市区 区域拡大、7人乱戦  
 県議選告示から3日目の2日夜、諫早市北部の住宅街で開かれた自民現職候補の個人演説会。あいさつに立った陣営幹部は開口一番「今回の選挙戦は大変厳しい」と訴えた。

 2005年5月の県議補選で初当選した「県議1年生」ながらも旧諫早市の市議会議長も務めたベテラン。にもかかわらず、告示前の今年1月から市内全域で200回以上の街頭演説を重ねるなど新人さながらの活動を続けてきた。それでも本人は「手応えはまだまだ」とこぼす。

 05年3月に旧諫早市と旧北高来郡4町(小長井、高来、森山、飯盛)、西彼杵郡の旧多良見町の1市5町が合併し、現在の諫早市が誕生。同年5月と06年2月の県議補選は選挙区割りが変更される前だったため、新市の全域を選挙区として県議選が実施されるのは今回が初めて。各候補、各陣営とも手探りの選挙活動が続く。

 ◆総面積が倍以上に

 合併によって諫早市の総面積は旧市の倍以上の約312平方キロメートルに
広がり、人口約14万3000人を抱える県内第3の都市になった。有権者数も約11万4000人で旧市より約4万人増え、選挙区定数は1増の4となった。

 そこに立候補したのは自民現職2人と無所属現職1人、民主新人1人、共産新人1人、無所属新人2人の計7人。このうち旧諫早市を拠点にしているのは自民現職2人と元市議の無所属新人の計3人。05年県議補選北高来郡区で初当選した元森山町長の無所属現職と、元多良見町議の民主新人、自民推薦を受けた元小長井町議の無所属新人はいずれも旧町部からの立候補だ。

 旧市部の有権者数は旧5町のおおよそ2倍。旧町部出身の各候補は旧市部に食い込まなければ、8000−9000票とみられる当選ラインには達しない。

 ◆旧市部陣営も警戒

 「他地区でも票の獲得を目指してほしい」。3日夜、民主新人候補が地元の多良見町で開いた個人演説会で、支持労組の幹部は集まった支援者たちに呼び掛けた。同党県議が今夏の参院選長崎選挙区に立候補するため急きょ後継候補として擁立されただけに出遅れは否めず、旧市部への浸透を図る。

 旧森山町を地元とする無所属現職も、主地盤を固めた上で旧市部での票獲得
にも力を入れる。

 こうした動きを見て、旧市部の自民現職の陣営関係者は「旧町出身候補者の攻勢で旧市区の票が減ることは覚悟しなければならない」と警戒感を隠さない。

 旧町部の候補が旧市部へ、旧市部の候補が旧町部へ−。合併によって様変わりした構図で戦われている選挙戦。東西約32キロに拡大した選挙区を7台の選挙カーがきょうも駆け回る。


=2007/04/05付 西日本新聞朝刊=

2007年04月05日19時59分

203千葉9区:2009/02/02(月) 22:00:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/nagasaki/20070406/20070406_001.shtml
注目選挙区ルポ<6完>西彼杵郡区 2町舞台三つどもえ
 3日夜、自民現職の三好徳明氏(67)が地元の時津町の公民館で開いた個人演説会。陣営幹部は約80人の支援者に向かって「町のためにも当選してもらわなければ困る人だ」と訴えた。当選4回で党県連幹事長を務める三好氏に国、県、町のパイプ役として期待するあいさつが続いた。

 民主現職の橋本希俊氏(67)は2日夜、地元の長与町で個人演説会を開いた。集まったのは支持母体の三菱重工労組長崎造船支部の関係者を中心に約60人。党県連副代表の橋本氏は「私が民主の束ね役にならなければ自民の思いのままの議会になる」と政党色を前面に押し出して訴えた。

 同じ長与町を主地盤とする自民新人の辻田光昭氏(59)。3日夜、地元公民館での個人演説会は10メートル四方ほどの部屋が40人ほどの支持者でぎっしり埋まり、辻田氏はマイクを握り「仕事をさせていただきたい」と絶叫。陣営幹部は「みなさんの支援が頼りです」と呼び掛けた。

 ◆得票実績ほぼ拮抗

 4年前の前回県議選は、10町で構成した西彼杵郡第2区(定数5)に7人が立候補した。それが市町村合併で西彼杵郡が長与、時津の2町だけになり、選挙区割りも改編。西彼杵郡区は2議席を3人で争う構図となった。

 前回、約1万2500票でトップ当選した三好氏が長与、時津両町で得た票は7179票。これに対し橋本氏は7135票、次点に泣いた辻田氏も7040票を獲得した。支持はほぼ拮(きっ)抗(こう)している。

 有権者数は時津町が約2万2800人、長与町が約3万2600人。地域的にみると、時津町を主地盤とする三好氏に対し、橋本、辻田両氏がともに長与町を拠点に支持拡大を図るという構図だ。

 ◆前回とは戦術一変

 しかし選挙区の区域が大幅に縮小し、各陣営の選挙戦術は前回とは一変。三好氏は、前回は地元の時津町でほとんど開かなかった個人演説会を今回は毎日2回実施する日程を組み、地盤固めに力を注いでいる。

 一方、長与町が主地盤の辻田氏は、同町で議論になっている大型店出店問題で本来は反対する町商工会副会長の立場ながら、あえて賛成の姿勢を打ち出した。出店を容認する新興住宅地の住民の支持を得ようとの狙いがみえる。

 自民候補2人に対し、橋本氏陣営は労組票を固めて非自民票の結集を図りながら、関連企業にも支持を呼び掛け、無党派層への浸透を図ろうとしている。

 しかし、盛り上がりはいまひとつ見えない。前回の時津町での投票率は当時の51市町中、下から二番目の54.21%、長与町は下から五番目の57.36%だった。長崎市のベッドタウン化が進み、地域の課題に無関心な住民が増えているともみえる。3候補の訴えは有権者の心をどれだけ動かし、投票所に向かわせるのだろうか。 =おわり


=2007/04/06付 西日本新聞朝刊=

204千葉9区:2009/02/02(月) 22:10:22
=長崎3区=
県議選でまさかの野党系勝利、谷川の辞める騒動などのあった 楽しみな選挙
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090202ddlk42010273000c.html
選挙:五島市議選 支持訴え、第一声 22議席に26人立候補−−告示 /長崎
 任期満了に伴う五島市議選が1日告示され、現職17人、元職2人、新人7人の計26人が立候補した。市発足以来、2回目の市議選。今回選挙から定数が4人減の22人となるため、定数を4人上回る激戦が始まった。

 前回選挙では政党公認候補は共産3、公明1の計4人。地域色の強い選挙だったが、今回は公明、社民、民主各1、共産3、自民3の計9人が政党公認で出馬し、政党色が強まった。各候補は、市政最大の課題「地域振興」を巡り、各地で舌戦を展開した。

 期日前投票は2〜7日(奈留島などの離島地域は2〜6日)午前8時半〜午後8時、福江総合福祉保健センターと5支所で。投票は8日午前7時〜午後6時、54投票所で(離島地域の21投票所の投票日は7日。一部地域では投票時間は午後4時まで)。

 開票は8日午後8時半から五島市中央公園・市民体育館で。2月1日現在の有権者数は3万6349人(男1万6667人、女1万9682人)。【椿山公】

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 ◇五島市議選立候補者(定数22−26、届け出順)
相良尚彦   55 公新    党五島副支部長[歴]病院検査室勤務

神之浦伊佐男 56 無現(1) 会社員[歴]岐宿町議3期

江川美津子  56 共現(1) 党県委員[歴]福江市議2期

谷川等    55 自現(1) 建築資材販売[歴]三井楽町議1期

竹山和昭   55 無新    会社役員[歴]東京五島会副会長

網本定信   61 無元    交安協会副会長[歴]三井楽町議4期

中村康弘   57 無現(1) 食品衛生協会理事[歴]福江市議3期

柿森弘幸   67 無現(1) [元]奈留町税務課長[歴]奈留町議1期

林忠男    65 無現(1) 農業[歴]農協監事▽五島森林組合長

荒尾正登   46 自現(1) 市議会副議長[歴]福江市議4期

寺岡誠三   29 無新    土地家屋調査士▽調査事務所代表

熊川長吉   55 自現(1) 漁業▽漁協理事[歴]福江市議3期

橋本憲治   49 共現(1) 党県委員[歴]福江市議4期

野茂勇司臣  51 無新    商業[歴]奈留地区消防副団長

清川久義   42 無現(1) 運輸会社役員[歴]岐宿町議2期

宗藤人    61 無現(1) 行政書士[歴]玉之浦町議1期

向原安男   67 共現(1) [元]党県委員[歴]福江市議5期

椿山恵三   62 社現(1) 党下五島支部長[歴]福江市議2期

草野久幸   54 民現(1) スポーツ店経営[歴]三井楽町議3期

菊谷岩雄   59 無現(1) 造船業[歴]岐宿町議4期

三浦直人   52 無新    社会福祉法人代表[歴]富江町議4期

片峰亨    48 無新    会社社長▽五島市観光協会理事

古川雄一   64 無現(1) 富江町観光協会長[歴]富江町議6期

村岡末男   62 無元    農業▽消防副団長[歴]農協理事

木口利光   54 無新    会社役員[歴]観光協会長▽教育委員

柿森誠    56 無現(1) 市観光協会長[歴]奈留町議4期

 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽肩書([歴]以下は主な経歴)

〔長崎版〕

毎日新聞 2009年2月2日 地方版

205千葉9区:2009/02/02(月) 22:23:18
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000902020004
新顔16人 若返り加速/北九州市議選
2009年02月02日

 1日投開票された北九州市議選で、市の未来を担う新議員61人の顔ぶれが決まった。07年に誕生した北橋健治市長の下では初めての選挙戦。3〜11期務めたベテラン市議15人が引退し、新顔16人が相次ぎ当選した。新顔の当選者は前回05年の13人を上回り、世代交代を印象づけた。


 今回の市議選には前回より7人多い30人の新顔が立候補した。なかでも30代の「若手新顔」は11人が立候補し、うち7人が当選するなど健闘。世代交代を強く印象づける選挙となった。


 30代の若手新顔が特に多かったのは小倉南区。4人が立候補し、2人が当選した。また八幡西区では30代新顔がトップ当選した。


 政党別にみると、世代交代が最も顕著だった政党は民主で、擁立した9人中6人が新顔で、さらに4人は30代の若手だったが、9人全員が当選した。小倉北区(定数12)で初当選した民主新顔の永岡啓祐氏(35)は「民主党や北橋市政への追い風が、形になった。若い人に政治を任せたいという声も多かった。子育て世代として、教育や子育て環境の整備に力を入れていきたい」と話した。



 前回よりも3議席少ない61議席を79人が争った今回の市議選。激しい選挙戦を反映して投票率は50・33%となり、過去最低だった前回(49・35%)より微増した。だが過去2番目の低率。当日有権者数は80万1276人。


 定数1減となった4選挙区のうち、小倉北区を除く3選挙区で投票率が増加。少数激戦だった戸畑区は3ポイント以上、門司区は2ポイント以上増えた。「新日鉄票」を巡って候補者がしのぎを削った八幡東区でも1ポイント強増えた。


 また、定数は1増えたが、新顔5人を含む16人が12議席を争った小倉南区では5ポイント近くも投票率が上がった。


 小倉北区以外で投票率が下がったのは八幡西区。前回投票がなかった若松区は前々回と比較すると2ポイント強の減となった。

206千葉9区:2009/02/02(月) 23:04:00
選挙オタクの犯行か!?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090202-OYT1T00613.htm?from=main1
投票箱から偽用紙続々、本物とすり替えか…北九州市議選
 1日に投開票された北九州市議選(7選挙区、総定数61)で、投票箱から正規の投票用紙と大きさや色などが似た「偽投票用紙」計63枚が確認された。

 偽用紙は無効票として処理された。

 福岡県警小倉北署は、偽用紙を使って正規の投票用紙を持ち出したとみており、公職選挙法違反(詐偽投票及び投票偽造、増減罪)の疑いが強いとして、市選管から事情を聞く方針。

 市選管によると、偽用紙は小倉北区選挙区で20枚、戸畑区で12枚、小倉南区で27枚、八幡東区で2枚、八幡西区で2枚見つかった。

 小倉北区選挙区では、投票総数が投票者数より35票多いトラブルがあり、戸畑区選挙区でも1票多かった。

 市選管によると、偽用紙には、小倉北区で名前らしき文字が書かれたものが1枚あり、他の19枚は白紙だった。他の選挙区では字の有無は未確認。市選管は、偽用紙を投票箱に入れて、代わりに正規の投票用紙を持ち出して、別の区の投票所で使われた可能性が高いとみている。

 小倉北署の幹部も「ある人物が別の選挙区で持ち出した投票用紙をもらって、小倉北区で別の人物に投票させたと考えざるを得ない」としている。

 市選管は、小倉北、戸畑両区とも選挙長、立会人からの異議がなく、当落への影響はないと判断し、選管確定したとしている。「持ち込まれた票と正規の票の区別はできない」などとして、再点検は実施しない方針だ。

(2009年2月2日13時35分 読売新聞)

207とはずがたり:2009/02/02(月) 23:06:57
結構大がかりですねぇ。。

208名無しさん:2009/02/03(火) 00:23:59
一方、こんなことも
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http://ameblo.jp/rintaro-o/entry-10202045047.html
 北九州市議会議員選挙が終わりました。結果については、報道にあるとおりです。色々な思いが去来しますね。
色々なドラマがありました。私は限りなく当事者に近く、かつ様々な感慨の整理が付かないので、結果についてあ
れこれ書くのは止めておきます。

 一つ、変な話がありました。今日、ある方に聞いたのですが、市議選のうち、小倉北区の開票所で私の名前が
書いてある票があったそうです。

 まずもって、私は市議選には出ていません・・・・。

 そもそも、小倉北区は私の選挙区ではないんです・・・・。

 候補者の中に名前や容姿が似ている人もいなかったと思います・・・・。

 勿論、小倉北区にはポスターは貼っていません・・・・。

 その票を入れた方は、私の名前を書くことで何を訴えたかったのだろうかと、まだ真剣に考えています。

209名無しさん:2009/02/03(火) 18:06:04
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090203ddlk40010405000c.html

選挙:北九州市議選 自民に逆風、民主追い風−−検証 /福岡
 各党が衆院選の前哨戦と位置付けて臨んだ北九州市議選(定数61)は1日の開票で、麻生政権批判を受けた自民党の公認候補3人が落選し、民主党の公認9人が全員当選した。民主党は得票率も前回比3・2ポイント伸ばしている。自民党への「逆風」と民主党への「追い風」を検証した。【北九州市議選取材班】

 ◇企業・団体票緩む
 「自民党というだけで訴えも聞いてもらえない。党名を言うだけで『駄目』という感じ。(有権者を訪ねても)ドアを閉められた」

 4選を果たした戸町武弘さん(47)=八幡東区=は1日夜、政権批判の波をかぶった経験をこう振り返った。

 有権者が候補にぶつけたのは景気・雇用対策を巡る不満がほとんど。ある現職は「知人に紹介された有権者を訪ねると『定額給付金をやめるべきだ』と詰め寄られ、答えに困った」。別の現職も「まず『何党か』と聞かれ、自民党と答えると『話したくない』と嫌悪感を示されることがたびたびあった」と語る。

 組織選挙にも陰りが見えた。元全国市議会議長会長の現職、片山尹さん(62)=小倉南区=は「支援者名簿をお願いしてもなかなか集まらなかった」と明かす。前回は同区で6822票を集めて4位当選したが、今回は4744票。全当選者12人中11位に甘んじた。ある現職は「『企業に頼んでも不況を理由に断られる』という話が目立った」と語った。

 多くの同党候補は勝つために「党を隠す」戦術に出た。当選したある現職は選挙期間中に県連が貸し出す党名入り選挙カーを「現状ではマイナスに働く」として使わなかった。この現職によると、選挙区の公認4人中、使った1人だけが落選した。

 「逆風の原因は国政の動きにある。自民党国会議員の責任だ」。1日夜、次点に泣いた八幡東区の現職、梶野皓生さん(67)は、地元福岡9区選出の三原朝彦・同党衆院議員のそばで悔しさをあらわにした。

 ◇政権批判、幅広く
 「市議選では2人いる民主党候補のどちらに入れたらいいのか」

 1月23日の告示日から選挙期間終了まで、小倉北区の城井崇・民主党県連副代表(衆院福岡10区から立候補予定)の事務所には、こんな電話が1日数本かかってきた。民主は今回、同区などで公認候補を2人立てており、ビラや看板を見て問い合わせてきた例が大半という。

 公認候補が共通して「追い風」に挙げるのは麻生政権与党である自公両党への批判だ。小倉北区の新人、永岡啓祐さん(35)は「後期高齢者医療制度にせよ、定額給付金にせよ、自民党候補は市政の課題とは全く違うところから批判を受けていると感じた」と語る。

 5選を決めた小倉北区の現職、世良俊明さん(57)が街頭に出ると、面識のない60代以上の女性層から「頑張って」と盛んに声援を受けた一幕もあった。「民主党への期待がここまであるとは思わなかった」と城井氏。

 ただ、追い風はしょせん「風」との側面も。ある現職によると、支援者名簿の収集状況は、現職でも前回の半数強にとどまるところがほとんどだった。労組の体力低下が影響したとみられる。

 陣営の陣容も十分ではなかった。門司区新人の奥村直樹さん(32)は「多いときでも最終盤に10人くらいで戦った」と語る。労組などからスタッフを多く受け入れた旧民社党時代とは様変わりだ。

 県連幹部は「次期衆院選に弾みがついたが、支持を確かなものにするための課題も見えた」と総括した。

 ◇議長・副議長、民主奪取なるか
 市議会は議会運営の要となる議長・副議長の選出が本格化する。焦点は、市議選の勢いのまま民主党系会派がいずれかを取れるかどうかだ。

 選挙前の議会(議席数64)は、自民党系「自民市民クラブ」(14人)▽公明(11人)▽自民党系「自民議員団」(11人)▽民主党系「市民の風」(11人)▽共産(10人)▽社民(5人)▽緑の会(2人)−−の7会派に分かれていた。選挙前まで議長は自民議員団、副議長は公明から選ばれている。

 民主は公認9人に加え、推薦2人を当選させた。既に無所属新議員に提携を働きかけ始めており、一部には社民との新会派結成を探る向きもある。第1もしくは第2会派をつくり、議長か副議長ポストを確保したい考えだ。

 自民党系2会派には「議長ポストは民主に譲れない」との考えが根強く、両会派の合同や再編で第1会派結成を求める動きが出ている。同時に「自公が連携して衆院選を戦うことを考えれば、副議長は公明から選ぶのが望ましい」として、公明との連携も模索されている。

〔北九州版〕

毎日新聞 2009年2月3日 地方版

210名無しさん:2009/02/03(火) 19:12:30
民主 地元陣営勢い増す 次期衆院選 自民は逆風に困惑 北九州市
2009年02月03日 14:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090203/20090203_0001.shtml

 “政治決戦年の初戦”となった北九州市議選は「民主への風」が鮮明になった。解散・総選挙をにらみ、地元の民主陣営は一夜明けた2日朝、さっそく街頭で「政権交代」をアピール。支持率がじり貧の麻生太郎首相に足を引っ張られた形の自民陣営は「手詰まり」の状態に立ちすくんだ。

 「解散・総選挙はもう近い。首相のおひざ元で民主は公認・推薦全員当選。麻生政権に『NO』を突き付けることができた」。午前7時半、同市八幡西区のJR黒崎駅前。衆院福岡9区に立候補予定の民主新人、緒方林太郎氏はマイクを握ってこう宣言した。

 黄色ジャンパーに「本人」と書いたたすき姿。「政権交代」「36歳の若さ」を強調したポスターを掲げる訴えは、市議選で「知名度ゼロ」から上位当選した30代の党公認「若手4人衆」が参考にした運動スタイルだ。「今は『民主』の看板だけで票が集まる」(陣営)。緒方氏は「民意は麻生政権から確実に離れている」と繰り返した。

 一方、同区の自民現職三原朝彦氏は同日午前、選挙区内の市議選事務所5カ所へあいさつ回り。合間の取材に「結果は新聞に載っている通り。民主にフォローの風が吹いている」と厳しい表情。自民公認で落選した現職は、力なく事務所整理を始め「市民は『麻生不支持』ではなく、自民にウンザリしているんだろう」と吐き捨てるように言った。

 小倉北区などを含む福岡10区の自民現職西川京子氏。地元では“首相側近”を売りにしているだけに「麻生株急落」(陣営)に困惑を隠さない。

 市議選では選挙中、パンフレットから首相の推薦文を削除した陣営もあった。西川氏は「今すぐの総選挙はかなり厳しいかも。『じっくり』の方がありがたい」。 (北九州市議選取材班)

=2009/02/03付 西日本新聞朝刊=

211千葉9区:2009/02/03(火) 21:12:11
>>206
63枚ってのが素人にしては大規模だし、
選挙結果を逆転させるには物足りない
微妙な枚数ですよね。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090203k0000e010067000c.html
北九州市議選:偽投票用紙63枚、ほぼ同じ質とサイズ
 北九州市議選(7選挙区)で偽の投票用紙が見つかった問題で、5選挙区の偽用紙63枚はいずれもほぼ同質の紙であることが、同市選管の調べで分かった。正規の投票用紙とそっくりの色と大きさにそろえて準備したとみられる。市選管は何者かが大量の偽用紙を作り、組織的に投票所から正規の投票用紙を持ち出したとの見方を強めている。

 正規の投票用紙は縦12.8センチ、横8センチで、色はやや黄色がかった薄い青色をしている。市選管が偽の投票用紙が見つかった5選挙区に聞き取りをしたところ、偽用紙は多少のずれはあるが、どれもほぼ正規の用紙と同じ大きさで、微妙な色合いもそっくりだった。

 ただ、正規の用紙は開票しやすいように、折り曲げても時間がたつと自然に開く上質の紙を使っていたが、偽用紙は四つ折などにすると開かず、選挙名などの印字もないため、すぐに偽物と見分けがつくという。

 これまでの調べでは、投票された偽用紙63枚のうち、名前の記述があったのは1枚だけで、他は候補者の名前を書かずに白紙で投票されていた。

 色や大きさ、手触りなどから、市選管の担当者は「各区の選管の話を総合的に判断すると、偽用紙は同じ工程で作ったもの、あるいは用意されたものと考えられる」と話した。一方、「『投票の秘密』という原則から有権者による投票段階で、偽用紙を入れてないかをチェックするのは難しい」と語った。

 偽用紙を含めた投票用紙は現在、各区の選管でこん包されて厳重に保管されている。開票作業での票の数え間違いなどのミスはなかったため、市選管は偽投票用紙の分析はこれ以上しないとしている。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090203-OYS1T00202.htm


北九州市議選の偽投票用紙持ち込み、数十人が関与か
 1日投開票された北九州市議選(7選挙区、定数61)で、偽投票用紙計63枚が見つかった問題で、市選管と福岡県警は、偽用紙は正規の投票用紙を持ち出すために使われたとの見方で一致した。県警は公職選挙法違反(詐偽投票及び投票偽造、増減罪)容疑で、市選管と協力して捜査している。少なくとも数十人が不正に関与した可能性がある。

 県警と市選管は偽用紙は投票が目的ではなく、正規の用紙を怪しまれずに入手するための手段だったとみている。

 市選管は、投票総数が投票者数を35票上回った小倉北区での手口について〈1〉同区以外の有権者が投票所に偽用紙を持ち込む〈2〉投票箱に偽用紙を入れ正規の用紙を持ち出す〈3〉同区の有権者に持ち出した正規の用紙を渡す〈4〉同区の有権者が自身の投票用紙と持ち込んだ用紙の2枚を投票箱に入れる――との流れを想定。1人が1枚ずつ正規の投票用紙を持ち込んだと仮定すると、かなりの人数が不正にかかわったことになる。

 市選管によると、現在のところ、有権者に不審な動きがあったなどの報告はない。市選管の宇津巻秀文選挙課長は「もしも外部から意図的に票を持ち込んで選挙の結果を動かそうとしたのなら大変残念。今後は何らかの再発防止策を検討したい」と話している。

(2009年2月3日 読売新聞)

212千葉9区:2009/02/03(火) 21:31:47
>>191
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000902030005
現職落選に波紋/宇城市長選
2009年02月03日

  1日の宇城市長選で、再選をめざした現職の阿曽田清氏(62)が5千票あまりの大差で敗れ、元県議の篠崎鐵男氏(69)が初当選した。篠崎氏は財政再建を主張しており、今後の市政運営がどう変化するのかについて、市職員ら関係者に波紋が広がっている。


  「『ハコもの行政』批判が市民に浸透したのか」。市長選から一夜明けた2日、阿曽田陣営関係者は後援会事務所で肩を落とした。阿曽田氏の得票は初当選時の前回より約3600票減り、批判票が篠崎氏支持に回った形だ。


  阿曽田氏の支持者は「新市を育てるための種まきは間違っていないが、事業の進め方の早さには批判の余地があったかもしれない。選挙中に本人が体調を崩して倒れ、組織の動きが一時的に鈍った。トップダウンの手法が裏目に出たかもしれない」と明かす。


  市議30人のうち「市長与党」の19人が阿曽田氏を応援した。阿曽田陣営の選挙長を務めた末松立身・市議会議長は「結果はやむを得ない。新市長には是々非々で対応したい」と話した。


  市職員は、事業を今後どう進めるべきか戸惑う。篠崎氏は、阿曽田市長が手がけた事業の財務内容を確認する意向だ。市幹部らは2日に会議を開き、新年度予算に建設事業を計上せず、骨格予算とすることを確認した。


  今回の選挙で篠崎氏を全面的に支えた2人の地元選出県議は、「新市長とよく協議し、政策を実行しやすいような環境づくりを担いたい」と話した。


  ◆初当選の篠崎氏に聞く


  篠崎鐵男氏は2日、今後の市政運営について報道各社のインタビューに応じた。


  ――選挙結果の感想を


  これだけ多くの支持を受け、うれしくてたまらないが、これからが大変だ。


  ――勝因と抱負を


  財政問題を抱える市政の「チェンジ」を望む人が多かったと思う。まず財務内容を点検しなければならない。10年先を見すえた長期的な展望に立ち、改めるべきところは改めたい。


  ――何を変えるのか


  市役所本庁への一極集中を改め、支所のサービス機能を落とさない人員配置を考える。入札制度も地元枠を設けるなど基準を明確にする。


  ――建設事業は


  すでに着手している事業はしかたないが、計画中のものはすべて見直す。


  ――財源の確保は


  活用されていない小学校の施設など、余分な市財産を処分する。ただ、現行の市職員削減は、もっと緩やかにしてもいいのではないか。

213千葉9区:2009/02/03(火) 23:18:08
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090203-OYS1T00235.htm
阿久根市長また“裏技” 議会不同意の副市長を参事に
 ブログ(日記形式のホームページ)を使った選挙運動などで物議を醸している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)が、副市長に推しながら議会の同意を得られなかった元会社員の橋口信幸氏(57)を市農政課参事として1日付で採用したことが分かった。

 行財政改革の中心になるという。議会が不同意とした人物を市長が独断で管理職に採用したのは市教委課長に次いで2人目。識者は「民主主義の手順をすり抜ける裏技」と批判している。

 市によると、採用は市職員任用規則の「選考による採用」に該当し、採用試験や議会の同意は不要。参事は決裁権のない課長級職員という。

 市長は昨年8月、「民間からの副市長起用」などを掲げて当選。副市長に橋口氏を充てる人事案を9月議会に提案した。しかし議会は「民間出身の市長を補佐する副市長は行政経験者が相応」との理由で不同意とした。任期満了で退任した教育長ら教育委員2人の後任人事案についても「市外在住者である」などとして不同意とした。

 これに対し市長は昨年12月、議会が不同意とした元三島村教育長の長深田悟氏を市教委教育総務課長として新規採用し、教育長を兼務させた。この場合も「選考による採用」で、市の規則で教育長が空席の場合、教育総務課長が兼任できることを逆手にとった。

 反市長派がほとんどを占める市議会の反発もあり、同市の教育委員は5人中3人が不在という状態が続いている。文部科学省初等中等教育企画課は「議会の同意を得なかった人物を市教委に迎えたケースは聞いたことがない。市長や議会は教育委員の任命に努力し、早く正常な状態に戻してほしい」としている。

(2009年2月3日 読売新聞)

214千葉9区:2009/02/04(水) 18:50:31
>>30
>>202←県議選
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/75167
諫早市長選 現職引退で情勢混迷 自民、民主とも分裂様相 4人?5人? 前哨戦が本格化
2009年2月4日 02:09
 任期満了に伴う諫早市長選(3月29日告示、4月5日投開票)は3日、立候補予定者説明会があり、告示前の公開討論会開催も決まるなど、選挙本番へ向けて本格的に動き始めた。現職の吉次邦夫氏(76)の今期限りでの引退表明を受けて、新人4人が立候補を表明し、ほかに地元のベテラン自民党県議もなお意欲を見せている。支持獲得をめぐる思惑が入り乱れて情勢は混とんとしており、自民、民主両党陣営ともに分裂選挙の様相を見せている。 (諫早支局・阿比留北斗)

 立候補予定者説明会に出席したのは、学校法人理事長の奥田修史氏(37)▽元県議の橋村松太郎氏(62)▽同市議の古川利光氏(64)▽元副市長の宮本明雄氏(59)の4氏陣営。

 このうち奥田氏は昨年10月に最初に名乗りを上げ、橋村氏は同11月に立候補を表明。そして吉次氏が12月定例市議会最終本会議で突如引退表明をすると、一気に動きが活発化してきた。

 宮本氏は吉次氏から「市長に最も適任」と事実上の後継指名を受けた形で1月7日に表明。古川氏は同月30日になって立候補表明した。

 この間、自民県議の八江利春氏(69)と北浦定昭氏(63)の名前が浮上。関係者によると、同じ自民党所属の八江氏と北浦氏、古川氏の3人による分裂選挙を避けるため八江氏に一本化を図る動きもあったが、古川氏が先に名乗りを上げ、北浦氏が不出馬の意向を表明した。しかし、八江氏は「支持者の中に市長選立候補に反対する意見もある」としながらも含みを残し、いまだに態度を明らかにしていない。

   ×   ×

 前回市長選は吉次氏と八江氏、橋村氏の三つどもえで、自民組織は分裂。結果的に社民推薦、民主支持を受けた吉次氏が八江氏に約9000票差をつけて当選した。今回市長選も、正式表明した4人と八江氏の支持基盤などが複雑に入り乱れ、現時点で色分けは難しい。

 民主党も、同党支持の市職労は宮本氏の推薦を決めたが、同党関係者が奥田氏支援や橋村氏支持に分かれており、一枚岩になっていない。

 諫早青年会議所は3月12日午後6時から、同市宇都町の諫早文化会館で、立候補予定者たちがマニフェスト(政策目標を具体的に示した公約)を示す公開討論会を開催する。それまでに選挙構図が固まっているかどうか。今の時点では見えていない。

=2009/02/04付 西日本新聞朝刊=

215名無しさん:2009/02/04(水) 18:51:15
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090204ddlk42010588000c.html
選挙:諫早市長選 無断で会見メモ、職員を厳重注意−−市 /長崎
 諫早市長選で、立候補予定者が市役所内で出馬会見した際、同市秘書広報課の50代課長補佐が、会見を主催した市政記者クラブに無断で出席し、会見内容をメモしていたことがわかった。吉次邦夫市長は1月30日、「軽率な行為」として、課長補佐を口頭で厳重注意した。

 課長補佐は1月30日、市役所内での立候補予定者出馬会見に、立候補予定者や、市政記者クラブの了解を得ずに出席。会見内容をメモしていたという。

 課長補佐は「通常の(業務上の)情報収集として、個人の判断で聴いていた」と、立候補予定者と記者クラブに謝罪した。

 同市長選には、市の元幹部も出馬を表明していることから、早田実・市総務部長は「市としては選挙の公平のため、行動に細心の注意を払うべきだった」と語った。吉次市長は「メモを取るように職員に指示した上司はいないし、メモ内容の報告も受けていない」とコメントした。

〔長崎版〕

毎日新聞 2009年2月4日 地方版

216千葉9区:2009/02/04(水) 19:20:30
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090204ddlk46010648000c.html
選挙:西之表市長選/西表市議選 市選管、開票「職員疲れる」と座ったまま /鹿児島
 ◇「早く開く意識あるのか」
 西之表市選挙管理委員会は1日投開票された市長・市議選で、「職員が疲れるから」と、職員が座ったまま開票作業を行った。公職選挙法などは、迅速で効率的な開票を義務づけており、専門家は「早く開こうとの意識がないとしか思えない」と指摘する。【福岡静哉】

 西之表市長選の開票は午後8時半、市議選は同9時、開始。開票箱から票を長机の上に広げた後、職員は、座ったまま、候補者別に票を振り分ける作業に当たった。市長選の開票が終わったのは午後10時半、市議選は、午前0時だった。

 西之表市選管は座って作業する理由を「長時間の立ち作業は、職員が疲れるから」としている。県内18市のうち、垂水市も座っているが、鹿児島市選管など他自治体の選管では、職員が立ったままの開票作業が一般的だ。

 また、公職選挙法は、選挙の結果を有権者に「速やかに知らせるように努め」るよう義務づけ、地方自治法も「最少の経費で最大の効果」を求めている。さらに、迅速化により、職員の超過勤務手当の増大を抑制する効果も期待できる。

 全国市町村の開票時間を調査している早稲田大マニフェスト研究所(東京都)によると、07年参院選で職員1人が1分間に処理した票数で、西之表市は全国1973市区町村(当時)のうち、1599位。県内の市では、枕崎市に次いで、ワースト2だった。

 同研究所によると、動きやすい運動靴・作業着の義務化▽分類箱に票を仕分けやすいイチゴパックを使う▽疑問票の処理方法の周知徹底−−など工夫を凝らすことで、時間短縮に成功した自治体も多い。

 06年福島県知事選で、有権者数約3万の相馬市の開票時間はわずか「25分33秒」。前回61分の半減以上で、職員の超過勤務手当も約43万円削減できたという。

 林紀行事務局長は「西之表市の人口規模なら工夫次第で、今回の半分の時間でできる」とし、「職員の疲労を心配するなら、短時間で終わらせればいいだけ。税金を使って長時間かける発想がおかしい」と批判した。

毎日新聞 2009年2月4日 地方版

217千葉9区:2009/02/04(水) 19:43:26
北九州市議会 会派別議員名簿
北九州市議会 自由民主党・市民クラブ
藤 雅秀
川端 耕一
中村 義雄
木村 年伸
奥村 祥子
日野 雄二
井上 秀作
香月 耕治
後藤 俊秀
城戸 武光
上田 唯之
三村 善茂
戸町 武弘
梶野 皓生

北九州市議会 公明党議員団
吉河 節郎
平田 勝利
西 豊磨
小野 臣博
成重 正丈
岡本 義之
山本 眞智子
木下 幸子
木村 優一
桂 茂実
赤松 文雄

218千葉9区:2009/02/04(水) 19:44:42
北九州市議会 自由民主党議員団
鷹木 研一郎
村上 幸一
渡辺 均
加来 茂幸
新上 健一
中島 慎一
片山 尹
吉田 通生
平山 政智
佐々木 健五
三原 征彦

北九州市議会 市民の風
松井 克演
佐藤 昭紀
山田 征士郎
江島 勉
堀口 勝孝
世良 俊明
河田圭一郎
森 浩明
三宅 まゆみ
宮田 義郄
泊 正明

219千葉9区:2009/02/04(水) 19:46:05
日本共産党 北九州市会議員団
大石 正信
井上 真吾
藤沢 加代
原田 里美
原 博道
野依 謙介
柳井 誠
荒川 徹
石田 康高
橋本 和生

北九州市議会 社民市民連合議員団
長野 敏彦
福島 司
馬場 一榮
茺野 信明
森本 由美

北九州市議会 緑の会
田仲 一雅
吉尾 計

220千葉9区:2009/02/05(木) 21:43:06
>>173
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/75403
「議会解散請求」へ動き 前議長問題 市民の批判強まる 柳川市
2009年2月5日 02:16
 傷害容疑で家宅捜索を受けた柳川市議会の前議長田中雅美議員についての対応をめぐり、議員辞職勧告決議案の審議を見送った市議会への批判が強まっている。同市の会社社長男性(63)は4日、議会解散請求の準備を始めた。今後、市民団体を組織して、4月の市長選後に署名活動を開始する方針という。

 市議会は1月30日の臨時議会で、田中議員に対する議員辞職勧告決議案の上程を反対多数で否決した。

 住民による議会解散請求の動きについて、決議案に賛成した藤丸正勝議員は「今のところ男性と連携する考えはないが、われわれも議会解散を求めていきたい」と述べ、自主解散を模索していることを明らかにした。一方、反対した白谷義隆議員は「決議案は3月議会で慎重に審議すべき問題。この時点で議会解散というのはどうかなと感じる」と話した。

 地方自治法は、有権者の3分の1以上の署名をもって請求し、住民投票で過半数の同意があれば、議会は解散すると定めている。ただ、公選法の規定により、市長の任期満了(4月23日)の60日前から市長選終了(4月12日)までは署名活動ができない。

 柳川市の有権者数は昨年12月2日時点で5万9936人。

=2009/02/05付 西日本新聞朝刊=

221とはずがたり:2009/02/06(金) 14:37:46
>>53 >>74 >>81 >>87 >>88-89 >>159 >>213
"ブログ市長"と云う言い方もどうかと思いますけど。。
解散→失職迄は既定路線でしょうかねぇ。
あとは再選されるのか落選するのか?

ブログ市長を不信任 鹿児島県阿久根市議会 2009/02/06 12:44 
http://www.shizushin.com/news/sokuhou/?PostingPath=%2fChannels%2fwww.shizushin.com%2fnews%2fsokuhou%2fflash%2f2009020601000339

  鹿児島県阿久根市議会は、ブログで市議の不人気投票をした竹原市長の不信任決議を全会一致で可決。

222とはずがたり:2009/02/06(金) 15:06:55
>>221

阿久根、ブログ市長の不信任可決 近く議会解散へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009020601000349.html
2009年2月6日 13時24分

 鹿児島県阿久根市議会は6日、臨時議会を開き、竹原信一市長(49)が自らのブログで15人の市議全員の実名を挙げて不人気投票を行ったことなどを問題として、市議4人が提出した市長不信任決議を全会一致で可決した。

 市長は近く議会を解散する意向で、市議選は3月実施の見通し。

 市長は、元航空自衛官で市議を1期務めた後、昨年8月末の市長選で市政改革を訴えて元市議ら3人を破り初当選。直後の9月には、経費節減として議員定数を10減する条例改正案を議会に提出、反対多数で否決されるなど、市議側との対立を深めていた。

 先月12日付のブログでは「最も辞めてもらいたい議員は?」と見出しを付け、全市議の不人気投票を行った。

 決議案は先月23日に提出。理由として不人気投票問題のほか(1)市長選告示後もブログの更新を続けたとして公選法違反容疑で告発された(2)市の広報誌で市議を誹謗中傷した(3)雇用問題などの対策を示していない−なども挙げている。
(共同)

223とはずがたり:2009/02/06(金) 15:11:25
>>221-223
と云う事で近く行われるであろう市長選に向けて前回のお浚い。

阿久根市長選 庵議長が立候補表明
( 2008-7-22 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200807&amp;storyid=11824

 阿久根市議会の庵重人議長(69)は21日、同市内で記者会見し、任期満了に伴う阿久根市長選挙(8月24日告示、同31日投開票)に無所属で立候補する意向を明らかにした。同市議の竹原信一氏(49)に続き2人目の表明。現職の斉藤洋三市長(71)は、今期限りの引退を表明している。
 庵氏は立候補の動機について「市長が引退表明して以来、後継者擁立を図ってきたがまとまらず、立つことを決断した」と説明。「行財政改革は踏襲しつつ、農林水産業の振興や、少子高齢化対策などに市民と同じ目線で取り組む」と抱負を述べた。
 庵氏は同市多田出身。阿久根農高を卒業後、1958年に県庁入り。99年退職した。2001年12月の市議選で初当選し現在2期目。昨年12月から議長を務めている。

阿久根市長選 山田氏が正式に立候補を表明
( 2008-8-1 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200808&amp;storyid=11984

 阿久根地区消防組合消防本部の山田実消防長(57)は31日、同市で会見し、阿久根市長選(8月24日告示、31日投開票)に無所属で立候補する意向を正式表明した。
 山田氏はマニフェスト(政策綱領)を示し、「小さくても輝くまちを目指し、熱意をもって市政運営を行いたい。市民とともに汗を流す覚悟で現場を大事にし、阿久根市の発展につなげたい」と決意を述べた。
 山田氏は同市脇本出身。阿久根高校を卒業後、1969年に同市役所入り。秘書係長や総務課長など経て、2004年から消防長を務め同日付で退職した。
 同市長選にはほかに、市議の竹原信一氏(49)、市議会議長の庵重人氏(69)、製缶業の砂畑実氏(78)が立候補を表明している。

阿久根市長選 竹原氏が初当選
(2008 09/01 07:19)
>>88

■阿久根市長選開票結果
(31日午後9時45分、選管最終)
当 5,547 竹原 信一 49 無新① 元市議(1期)・元自衛官・元土建屋社長=議員定数や市職員人件費の削減
  5,040 庵  重人 69 無新 元市議会議長(2期)・元県職員 =建設、農協関係者らの組織票
  4,401 山田  実 57 無新 阿久根地区消防組合元消防長・元市総務課長
    138 砂畑  実 78 無新 製缶業

224千葉9区:2009/02/07(土) 02:47:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090205-OYT8T01087.htm
上峰町長失職へ
 有権者へ歳暮などを配り、公職選挙法違反(寄付の禁止)の罪に問われた上峰町長、大川紀男被告(60)の上告棄却が明らかになった5日、町民の間には「混迷する町政にようやく終止符が打たれる」との期待と、「リーダーシップのある町長がいなくなるのは大きな損失」といった失望が交錯した。大川被告は不服を申し立てる意思はなく、10日午前0時で失職が確定。町選管が失職の通知を受けてから50日以内に出直し町長選が行われる。(柿本高志)

 大川被告には4日午後、最高裁から通知が届いた。5日午前、「上告棄却が決定した」との報道が流れると、町役場には大勢の報道関係者が押しかけ、職員たちは対応に追われた。ある幹部職員は「取材を受けて初めて(棄却を)知った。これからどうしたらいいのか」と困惑していた。

 大川被告は公務などの合間に取材に答え、棄却については「真摯(しんし)に受け止めている。公民権停止は免れる可能性があると期待していたのだが……。期限まで公務を続けたい」と、淡々と話した。

 午後4時からは、幹部職員を集めて緊急会議を開いた。約20人の幹部に対し、「政争はどの町にもあるし、国会でもやっている。いろんな意見や主張があるが、皆さんは町民の融和を目指して努力してほしい。お年寄りに優しくし、住民の生活を守ってほしい」と呼びかけた。

 町社会福祉協議会長などの公職も辞めることを表明。町長選については、町議や町幹部らの出馬が取りざたされているが、「選挙には一切かかわらない」と強調した。

 町政の刷新を訴えて活動してきた60歳代の男性は「事件が発覚して2年以上。この間、町は二分され、互いに不信感を強めた。出直し町長選は町が正常に戻る最後のチャンスになるかもしれない」と話した。40歳代の主婦は「上峰は政争の町というイメージが強い。清新な人が新しいリーダーになって改革を進めてほしい」と期待を寄せた。

 一方、役場を訪れた農業男性(68)は「大川さんには長い経験に裏打ちされた決断力と判断の速さがあった。失職するのは惜しい」と残念がっていた。

 大川被告の失職が確実になったことを受け、荒木昌史・副町長(53)は5日、町長に辞表を提出した。

 荒木氏は、町職員を約15年務めた後、学習塾を経営。2004年3月に助役に就任し、昨春から副町長を務めていた。「就任した時から、(去就は)町長と一緒だと決めていた。実務は各課長が掌握しており、私が辞めても大きな混乱はない」と話している。

 出直し町長選については「出馬の考えはない」と述べた。辞表が受理されれば、総務課長が町長の職務代理者となる。

(2009年2月6日 読売新聞)

225千葉9区:2009/02/07(土) 03:19:58
>>153-155あたり
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/75877
保守系一本化3会派に 唐津市議会 会派構成決まる
2009年2月7日 02:25 カテゴリー:九州・山口 > 佐賀
 任期満了に伴い改選された唐津市議会(定数34)の会派構成が6日決まり、これまで2つに分かれていた保守系会派を一本化した「志政(しせい)会」(27人、熊本大成代表)など3会派体制となった。13日の臨時議会で議長、副議長を選出する。

 3会派は志政会▽公明党(3人、白水敬一代表)▽共産党(3人、浦田関夫代表)。残る1人は会派に所属していない。同市議会の保守系会派は2007年2月に「唐創(とうそう)会」と「新風会」に分裂していた。統合の理由について、熊本代表は「市全体で取り組むべき課題に対応できる議会を目指すため」と話している。

=2009/02/07付 西日本新聞朝刊=

226千葉9区:2009/02/07(土) 18:59:55
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090207-OYT1T00031.htm
何でこうなるの?不信任…解散、泥沼の鹿児島・阿久根

 市長と議会の関係悪化で混迷が続く鹿児島県阿久根市。6日の議会による市長不信任案可決、市長による解散表明で両者の対立は決定的なものになった。

 何がここまで問題をこじれさせたのか。阿久根の動きを追い、行政と議会のあるべき姿を探った。

 ◆ブログ選挙運動で市長当選◆

 「(市長の)不信任案は可決しました」――。議長の声が響くと、議員らは足早に議場を後にした。市長に理解を示した3人を含む出席議員全15人の賛成に、傍聴席の市民も驚きを隠せない様子でざわめいた。

 竹原信一市長(49)は、可決後の記者会見で笑顔を見せながら、こう切り出した。「ありがとうございます。感謝します」。さらに、不信任の対抗手段として議会の解散を言明。「不信任案の可決を確実にするため」として、自分を理解する市議2人にさえ賛成票を投じるよう頼んだことを明らかにした。「(解散による)出直し市議選で議員を入れ替えなければならないからね」とも言い切り、解散へのシナリオを十分に描いていたことをうかがわせた。

 一方、不信任案を提出した木下孝行議員は「出直し選では私たちが過半数を取り、次は失職に追い込む」と話し、険しい表情を崩さなかった。

 ◆きっかけは議会の政務調査費不正◆

 市長と議会の対立のきっかけは、2007年1月にさかのぼる。市民団体の調査で、市議の1人が領収書を偽造し、政務調査費8万4000円を不正に受け取っていたことが発覚。さらに市監査委員の調査で、01〜05年度に11件計約36万円の不適切な使用も判明し、元議員2人を含む7人が全額返還に応じた。

 当時、市議だった竹原市長は07年9月議会に、県警が詐欺容疑などで書類送検した議員1人の辞職勧告案を提案したが、議会は否決した。また、議会の北海道視察を「税金のむだ遣い」と批判して問責決議を受けたこともあり、両者の溝は深まっていった。

 08年8月の市長選には議会改革を掲げて立候補。新人4人が乱立した選挙は、大半の市議の支援を受けた元市議会議長が有利と見られたが、告示後に潮目が変わった。

 竹原市長は自身のブログを連日更新し、他候補の批判などを展開するというこれまでにない“選挙運動”をした。市選管や県警が公職選挙法(文書図画の頒布)に抵触すると注意しても聞き入れなかった。このブログ選挙が報道されると、アクセス数は倍以上の1日約1000件に跳ね上がり、注目度が上がった。

 結局、竹原市長は次点となった元市議長に約500票差をつけて当選。反市長派の市議は「卑劣だ」「公平な選挙ではない」と怒りを募らせ、議会での厳しい追及が始まった。

 ◆定数削減案否決◆

 「阿久根はさみしかもんなぁ」。市街地を抜ける国道3号沿いで美容室を営む正林ムツ子さん(72)はため息をつく。市長選では竹原市長に1票を投じた。「阿久根を変える」との訴えに期待を寄せたからだ。

 同市の人口は2万4500人で、ピークだった1955年の3分の2に減り、高齢化率は34・3%と全国平均を約13ポイント上回る。基幹産業の農業や水産業は低迷。九州新幹線は郊外を素通りする。

 市長は就任後、公約に掲げた議会定数の10削減や、月額80万円の市長給料の半減などの条例改正案を議会に提案した。いずれも否決する議会に、正林さんは「市長が掲げる改革でもやらないと阿久根は沈んでいくだけ」と不満を口にした。

 一方、臨時議会を傍聴した同市の男性(73)は「景気回復など課題はたくさんある。市長や議会は早く安定した市に戻すべきだ」と吐き捨てるように話した。

(2009年2月7日09時12分 読売新聞)

227千葉9区:2009/02/07(土) 19:48:26
>>173>>220
けっきょく辞めることになったのか・・・
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090207-OYS1T00554.htm
暴力事件で捜索受けた柳川市前議長、議員も辞職
 知人をビール瓶で殴ってけがを負わせたとして福岡県警の捜索を受けた同県柳川市議会の田中雅美・前議長(61)が7日、龍益男議長に議員辞職願を提出し、許可された。

 市議会事務局によると、田中前議長は同日朝、自宅に議長を呼んで、「一身上の都合」とする辞職願を手渡した。「議員にとどまることで市政に混乱を招くことは本意ではなく、身を引く」との談話を出した。

 田中前議長は1月30日の市議会臨時会で議長職の辞職が認められたが、議員辞職していなかった。

 一部議員が議員辞職勧告決議案を提案したが、市議会は議事追加の採決を否決。このため、一部市民から議会解散を求める直接請求に向けた署名活動の動きが出ていた。

 龍議長は「(前議長を巡る)一連の混乱に区切りがついたと考える。今後は正常な議会運営を心がけたい」と話している。

(2009年2月7日 読売新聞)

228千葉9区:2009/02/07(土) 21:25:16
≪柳川市議・田中雅美関連≫
>>76
市議会議長、ビール瓶で知人殴りケガさせる 福岡・柳川
>>96
田中・柳川市議長:議長辞職表明、会見で謝罪 「市議は続けていく」 /福岡
>田中議長はキャセイ食品(東京)の冷凍野菜の産地偽装問題で、偽装に協力したとされる田中食品(柳川市)の代表取締役を務めていた
>>107
組長出席を認め 柳川市議長陳謝 昨年末の忘年会
>>132
すし店内で道仁会系幹部撃たれ重傷 柳川市 数発発砲、男が逃走
>古賀幹部は昨年12月31日、柳川市議会の田中雅美議長(61)が自宅で開いた忘年会に参加していたことが判明
>>173
議会へ不信感強まる・・・柳川市議会、議長の議員辞職勧告決議案は否決
>>220
「議会解散請求」へ動き 前議長問題 市民の批判強まる 柳川市
>>227
暴力事件で捜索受けた柳川市前議長、議員も辞職

229千葉9区:2009/02/08(日) 20:45:27
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000902070001
前知事 県政混乱を謝罪 最終弁論
2009年02月07日
 宮崎地裁で6日にあった前知事、安藤忠恕(ただひろ)被告(67)の公判の最終弁論で、前知事は従来通り「無罪」を主張する一方で、時折、感情を高ぶらせながら県政を混乱させたことを県民にわびた。「見込み捜査」「冤罪」と、弁護人からは検察側を厳しく糾弾する言葉が出た。県政を揺るがした前知事の逮捕から約2年。来月27日に司法の判断が下される。

 公判は午後1時半に開廷。2人の弁護人による最終弁論は2度の休憩を挟み、3時間近くかかった。紺のスーツ姿の前知事は長いすに腰掛け、弁論要旨の書類に目を落としながら聴いていた。

 弁論では、起訴された事前収賄、第三者供賄、競売入札妨害の三つの罪について、検察側が証拠採用した前知事の政治指南役だった元国会議員秘書(70)や元設計コンサルタント会社社長(58)らの証言を「不自然」「整合性の欠如」などと指摘。元社長らが公判段階で翻した証言などを根拠に、昨年12月の検察側の論告へ反論を加えた。

 その上で、「起訴を前提に捜査に着手し、不利益な事実は隠蔽(いん・ぺい)・抹殺した」などと検察側の捜査手法を批判。「違法ともいうべき取り調べによって、検察官の予断を証拠化した」と、前知事への事件そのものを「冤罪」と断じた。

 前知事は最終弁論の後、最終意見陳述に臨んだ。裁判長に向き合って着席し、用意した書面を読み上げた。
 「私は、決して県民を裏切ることはしていない。すべてにおいて潔白であります」「わいろをもらった事実もないし、談合に関与したこともない」。初公判から一貫して述べてきた主張を、改めて繰り返した。

 検察の論告に対しては怒りをあらわにし、知事の職を追われたことへの悔しさもにじませた。「人格を否定され、今までの努力が一夜にして総崩れとなった。無念さをお分かりいただけるでしょうか」と声を震わせた。

 一方、最後には県民や県職員への思いも口にした。「言葉では言い表せない苦痛やご迷惑をかけ、多くの県民に県政に対する不信感を与えてしまったことを心からおわび申し上げます」と涙ながらに謝罪し、頭を下げた。

 傍聴席には県民の姿も。宮崎市内の男性(73)は、前知事の無罪を信じているという。「なぜ、罪人扱いされるようになってしまったのか。3月には結論が出る。あとは公正な判決を望むだけです」と言葉少なに語った。

 同市内の別の男性(75)は「不正はあったと思う」。03年の知事選で前知事に1票を投じ、前回の論告求刑にも足を運んだ。「県民への謝罪は当然だが、最後まで真実は明らかにされなかった。当時は何かを変えてくれると期待したが、今となってはだまされたという思いしか残らない」と吐き捨てた。

 宮崎地検の松井洋・次席検事は「弁護側の主張は公判前整理手続きで予測していた範囲内。審理はこれまでの公判で尽くしており、真実は解明できた。後は裁判所がどう判断するかだろう」と話した。

230名無しさん:2009/02/08(日) 20:54:23
≪宮崎官製談合〜知事選≫
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3555
宮崎県も官製談合容疑 土木部長ら10人逮捕
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3583
宮崎県知事聴取へ・官製談合
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3695
「上から頼まれた」=土木部長、上層部の指示認める−知事の関与追及へ・宮崎談合
「県に出入りもしてない」=「調整役」が全面否認−知事関与を慎重捜査・宮崎談合
安藤知事「辞任しない」 宮崎県官製談合 重ねて関与否定 20日にも議会辞職勧告
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3747
宮崎県議会、知事に問責決議 官製談合で
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3882
<宮崎談合>県議会、知事の不信任決議案を可決
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3928
<宮崎談合>安藤知事自動失職へ 「再出馬」後援会に伝える
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3932
宮崎県環境森林部長関与か、新たな談合疑惑で関係者聴取
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3955
「県政混乱の責任重大」宮崎県知事が辞職願提出
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4025
そのまんま東さん14日にも出馬表明…宮崎県知事選へ事務所確保
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4248
出直し宮崎知事選、川村林野庁長官が出馬の公算…町村会支持意向
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4555
東氏当選:「しがらみ」にNO…宮崎県民に新鮮 
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4792
持永氏に副知事就任打診 東国原知事、対立候補に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5946
自民党宮崎県連会長を逮捕、県議選で現金買収などの容疑
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7635
東国原知事と知事選争った対立候補が水死
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7757
安藤前知事はすべてを語れ!―宮崎官製談合で逮捕
>>229
前知事 県政混乱を謝罪 最終弁論

231千葉9区:2009/02/09(月) 20:42:20
悩んだから両方に張っちゃえ
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090209rky00m010007000c.html
衆院1区:下地氏を支援 儀間・浦添市長、自民離党も示唆
 【浦添】8日の浦添市長選挙で3選を果たした儀間光男氏(65)は9日午前、同市内間の自宅で琉球新報社のインタビューに応じ、次期衆院選挙の沖縄1区について、自民、公明の推す候補でなく現職の下地幹郎氏(国民新)を支援することを明言した。同2区については、現職の安次富修氏(自民)を支援するものの、自公執行部から拒否された場合は「党籍を残すか、抜けるか、支部、支持者と相談する」と自民離党の可能性を示唆した。

 反自公の下地氏との関係が近いことを理由に、今回の選挙で自公両党から推薦を見送られた儀間氏は「一方的に枠を外され、戦った上での当選だけに1区で自公にくみすることはない。下地氏に頑張れと言うしかない」と話した。

 市政3期目については、牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の跡利用で「モータープールなどがあった同基地は土壌汚染が予想される。返還前の立ち入りは難しいが、3年はかかるとされる環境アセスメントを短縮、効率的にできるよう補償問題も含め交渉する」と環境対策を重視した。

 西海岸開発では「空港、港湾の背後地として土地需要は高い。既に物流関係企業から進出の申し入れも来ている。開発は県内の失業、雇用問題を解決する先導役になり得る」と強力な推進をあらためて表明した。

(琉球新報)

2009年2月9日

232千葉9区:2009/02/09(月) 20:43:22
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-09-M_1-023-1_001.html?PSID=2366555d00b5e986091790bb1179160b
2009年02月09日【朝刊】 政治

儀間さん歓喜 気引き締め/浦添市長選3選「課題解決へ約束守る」

 浦添市長選は八日、現職の儀間光男さん(65)が三選を決めた。慎重に開票作業が進むのを待っていた儀間さんも、徐々に表情を緩め、当選を喜んだ。一方、敗れた比嘉実さん(65)と西平守伸さん(58)は「手応えがあったが、残念」「政治が変わるきっかけになった」と、選挙戦を振り返り、支持者に感謝した。

 【浦添】「厳しい選挙だった」―。三選を果たした儀間さんは、喜ぶ支持者を前に安堵の表情を浮かべ、「責任を感じる。市民との約束をきちんと守り課題を解決する」と気を引き締めた。

 前回、前々回とは違い、政党の推薦を受けずに「市民党」を標榜した。「環境が変わり、よく見えない厳しい選挙だった」と振り返った。午後八時四十五分、同市伊祖の選挙対策本部に妻の朝子さん(65)を伴い到着。「人事を尽くして天命を待つ」と語り、じっと朗報を待った。

 同十時半すぎ、「当確」の報道が続くと支持者は喜びを爆発。割れんばかりの拍手がわき起こると、儀間さんも勝利を確信して手をたたき、支持者に頭を下げた。

 「お父さん、お疲れさま。頑張ってよ」とハンカチで目頭を押さえる朝子さんの横で儀間さんは「市民とスクラムを組み、明るく安心で安定したまちづくりを進めたい」と力強くこれからの抱負を語った。

4度目も敗れ比嘉さん無念

 比嘉さんは市長選四度目の挑戦に敗れ、「今まで以上の手応えがあっただけに残念」と無念の表情を浮かべ、選対本部で支持者に深々と頭を下げた。「短期決戦だったことや小湾共有地地主会に絡む問題で和解したことに、市民の理解が得られなかった」と敗北の要因を語った。また「これ以上支持者や家族に負担をかけられない」と述べ今後は政界への挑戦を断念する意向も明らかにした。

西平さん沈痛 戦い達成感も

 儀間さんの当確がテレビで伝えられた瞬間、沈痛な表情のまま無言でうなずいた西平さん。「ご苦労さま」「本当にありがとう」と支持者から声が掛かると、笑みをこぼした。「この選挙は市民中心の政治に変わるきっかけになる」。戦い抜いた達成感をかみしめた。「市民の暮らしと福祉に一番責任があるのは国の政治だ」と訴え、今後も党一丸となって戦う姿勢を強調した。

233千葉9区:2009/02/09(月) 20:45:46
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-09-M_1-002-1_002.html?PSID=2366555d00b5e986091790bb1179160b
[解説]市政継続を選択 儀間氏3選/モノレール延伸 促進
2期8年の実績浸透


 浦添市長選は現職の儀間光男氏が三期目の当選を決め、有権者は市政刷新ではなく継続を選択した。二期八年間の実績を掲げ市政継続による発展を訴えてきた儀間氏。数ある実績の中で今年一月、起工式を迎えた西海岸開発事業は、二十年来の懸案に着手した意味で評価の声は大きく、儀間氏三選で安定した工事の進捗に期待が集まっている。

 また、市の東地区を横切る「浦添ルート案」を想定したモノレールの延伸についても近く県と那覇、浦添両市、沖縄都市モノレール社の四者でルート決定の調印式がある予定で、市の東西で大型事業が促進されることになる。

 儀間氏は選挙戦で、市内のバランスの取れた開発が、子育て世代の所得と雇用を安定させ、給付世代の高齢者と子どもたちを支え、少子高齢化に対応した街につながるとの持論を訴えてきた。

 市の財政が福祉や子育てにかかる扶助費の増加で、硬直化の一歩手前にある状況を見ればなお一層、儀間氏の手腕が問われてくる。

 一方、選挙戦では比嘉、西平両候補者は、儀間氏の大型公共工事を優先した市政が硬直化を招いたと指摘。失政がなかったとはいえ、儀間氏はこうした不信の声に真摯に向き合い、しっかりと市民に説明する責任がある。

 分権化に向けた市民参画・協働のまちづくりも一層促進する必要がある。
 三期目のまちづくりについて、儀間氏は自治会との連携を重視。「行政を自治会単位の地域に戻し、地域自らで問題を発見し解決(企画)できる『地域力』を付けたい」と語る。

 だが、三期目の市政運営は決して簡単ではない。同日投開票された市議選で決まった議員によって与野党の構成が決まり、今後の議会運営を左右する。また、水面下で対立候補を推した議員との今後の関係をどう構築するか。

 儀間氏にはこれまで以上に強力なリーダーシップが求められる。(通信部・粟国祥輔)

勝因敗因
組織力で終始リード 比嘉氏は保守票崩せず

 現職の儀間光男氏が三つどもえの激戦を制し、三期目の当選を果たした。

 前回、前々回と支援を受けた自民、公明両党から推薦が得られず、陣営内には一時危機が広がったものの、大きな失政がないことや、西海岸開発事業の着工など、二期八年の実績を評価する支持者の結集で、不安を払拭した。

 政党政治に批判が強まる中、即座に「市民党」を掲げたことも奏功した。
 運動面でも終始、他候補者をリード。出馬への準備が用意周到だったことはもちろん、与党市議団を手堅く束ね、約百五十の企業・団体の推薦を取り付け、組織力を生かした豊富な運動量で集票に結び付けた。

 共産党以外が自主投票となる中、儀間氏の実績と政治手腕を高く評価する他市町村を含む超党派議員団約六十人の「第二選挙区議員連盟」発足も、終盤戦で大きな力を発揮した。

 四度目の挑戦となった比嘉実氏は、地元出身と元浦添市長・故昇氏を兄に持つ知名度を生かし選挙戦を狙ったが、出馬表明が投票一カ月前と出遅れたことなどが響き一歩及ばなかった。

 「仲井真弘多知事との太いパイプ」を前面に、儀間市政に反発する票の多くを取り込んだものの、保守票を切り崩すまでには至らなかった。小湾共有地地主会で起きた積み立て基金不正流用問題に関与。同地主会とは和解したが、多額の金銭が絡むトラブルに対する有権者の不信感も影響した。

 西平守伸氏の訴えた「軍港移設反対」「西海岸埋め立て中止」は、有権者には浸透しなかった。二度目の挑戦だったが、知名度を広げることはできなかった。野党共闘が決裂し、革新票を十分に取り込めなかったことも最後まで響いた。

234千葉9区:2009/02/09(月) 20:46:01
県内政局
問われる政党の存在

 前回までの自民、公明推薦から転じて「市民党」を掲げた儀間光男氏(65)が三選を果たした。儀間氏の推薦を見送った自民党県連と公明党県本は、儀間氏や同氏を支えた保守層、地元経済界との関係修復は厳しく、中部の主要都市である浦添市での影響力低下は免れない。次期衆院選だけではなく、来年夏の参院選や同秋の県知事選など、全県選挙で戦略の見直しが迫られる。

 推薦見送りに反発する儀間氏が反自公勢力との連携強化を図れば、衆院沖縄1、2区の野党候補に弾みをつけることになりそうだ。

 自民は今回の選挙で自主投票を決めたが、儀間氏が選対本部長を務める衆院沖縄2区現職の安次富修氏らは支援。一方、公明は市議選とのセット戦術で、比嘉実氏(65)を水面下で集票。対応は分かれた。自民県連幹部は「安次富氏が支援している以上は、県連として選挙戦に触れない」という態度は崩さなかった。公明関係者は「保守層が動けば、勝算はある」と、自民の動きの鈍さに不満を示した。

 市長選をめぐる対応のずれは、総選挙に向けた与党内部の不協和音につながりかねない。

 下地幹郎衆院議員ら政党「そうぞう」や国民新党県連は儀間氏を支持。系列の市議候補とのセット戦術を軸に全面的な支援を展開した。同幹部は「儀間氏を落とせば、下地氏のダメージは非常に大きい。絶対に負けられない」と強調。下地氏は宮古島市長選では支持候補の落選で痛手を受けたが、儀間氏の勝利で求心力を高め、衆院選への攻勢をかけるきっかけをつくった。

 告示日、儀間陣営に衆院沖縄2区現職の照屋寛徳氏(社民)が激励に訪れ、波紋が広がった。議席を争う安次富氏との呉越同舟の様相。次期衆院選での儀間氏の動向を含め、2区の情勢を複雑化させている。

 公認候補を擁立した共産党以外の県内政党が自主投票という異例の選挙になった。自公は浦添市政をどうするかという政策論ではなく、衆院選沖縄1区の対立という政局の視点を優先した。野党は前回に続き統一候補を擁立できず、不戦敗。

 いずれも政党としての責任が問われ、今後の首長選をはじめとした地方選挙でその存在感を弱める結果になりかねない。浦添市民が示した結果を総括する必要があるだろう。(政経部・与那原良彦)

235千葉9区:2009/02/09(月) 20:47:41
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-140638-storytopic-3.html
儀間氏が3選 浦添市長選2009年2月9日

 【浦添】任期満了に伴う浦添市長選挙は8日、投開票が行われ、現職の儀間光男氏(65)=無所属=が2万5624票を獲得、前トロピカルテクノセンター社長・比嘉実氏(65)=無所属、共産党県委中部地区常任委員・西平守伸氏(58)=共産公認=の新人2氏を下し、3選を果たした。前回、前々回と儀間氏を推薦した自公が自主投票となり、政党に頼らない「市民党」の立場を掲げた儀間氏は、2期8年の実績を前面に押し出し、幅広い層から支持を得た。投票率は64・78%だった。前回(65・69%)に比べ、0・91ポイント下回った。
 儀間氏は1万9275票を獲得した比嘉氏に6349票の差をつけた。西平氏は6402票だった。今選挙の争点にもなった西海岸開発は継続される。
 今選挙は軍港移設を含めた西海岸開発の是非とその手法、子育て支援策、雇用安定策などが争点となった。
 儀間氏は、西海岸をリゾート、国際港湾物流機能が集積する産業振興拠点と位置付け、雇用拡大につなげるとして推進を訴えた。比嘉氏も西海岸開発推進の立場だったが、現職との違いを打ち出せなかった。西平氏は軍港移設反対、開発中止を訴えていた。
 子育て支援、雇用対策は現職の実績が評価された。
 浦添市の有権者数は8日現在で8万708人(男3万8810、女4万1898)。

 儀間光男氏(ぎま・みつお) 1943年7月24日生まれ。65歳。68年東京農業大卒。浦添市議2期。80年から県議4期。92年県議会議長。2001年2月の浦添市長選で初当選、今回3期目。伊是名村出身。

▽浦添市長選結果
当 25624 儀間光男
  19275 比嘉 実
   6402 西平守伸
(選管最終)

236千葉9区:2009/02/09(月) 20:56:19
>>163>>174>>194
県議選は民主の分裂とのこと
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/76219
元福岡県議の小山氏 福津市長初当選
2009年2月9日 13:47
 任期満了に伴う福岡県福津市長選は8日、投開票され、元県議で無所属新人の小山達生氏(61)=自民、公明推薦=が、元会社社長で無所属新人の平木俊敬氏(60)=民主推薦、社民支持=を破り初当選。与野党対決構図となった激戦を制した。

 小山氏は、自民県議約26年の実績と知名度を基に、合併した旧福間、旧津屋崎両町間の格差解消や、「福津ブランド」開発による地域経済の活性化などを公約に掲げ、支持を集めた。平木氏は「民間企業の経営手法を市政に導入し、業務内容を見直す」などと訴えたが、及ばなかった。

 投票率は56.70%で、2町合併による最初の同市長選となった前回(2005年)を2ポイント下回った。当日有権者数は4万5476人(市選管調べ)。

 また、小山氏の同市長選出馬に伴う宗像郡選挙区の県議補選(被選挙数1)も同日、投開票され、旧津屋崎町長で無所属新人の阿部弘樹氏(47)=自民支部支持=が、元東海大教授で民主新人の三木容彦氏(64)=社民支持、民事調停委員で無所属新人の井上月子氏(55)を破り初当選した。

 投票率は56.28%。当日有権者数は4万6498人(県選管調べ)。

    ×      ×

 ●福津市長選
 【】=推薦
 (開票終了)
当 小山 達生 無 新    13,745
  平木 俊敬 無 新    11,654

 ▼小山 達生(こやま たつお) 61 無新(1)
 宗像交通安協会長(県議、衆院議員秘書、会社員)若木台、九大 【自】【公】

 ●福岡県議補選
 (宗像郡区)
 (開票終了)
当 阿部 弘樹 無 新    11,666
  三木 容彦 民 新     9,305
  井上 月子 無 新     4,642

 ▼阿部 弘樹(あべ ひろき) 47 無新(1)
 医師(津屋崎町長、県保健所参事、厚生省専門官)在自、熊本大院

=2009/02/09付 西日本新聞夕刊=

元福岡県議の小山氏 福津市長初当選
2009年2月9日 13:47 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
 任期満了に伴う福岡県福津市長選は8日、投開票され、元県議で無所属新人の小山達生氏(61)=自民、公明推薦=が、元会社社長で無所属新人の平木俊敬氏(60)=民主推薦、社民支持=を破り初当選。与野党対決構図となった激戦を制した。

 小山氏は、自民県議約26年の実績と知名度を基に、合併した旧福間、旧津屋崎両町間の格差解消や、「福津ブランド」開発による地域経済の活性化などを公約に掲げ、支持を集めた。平木氏は「民間企業の経営手法を市政に導入し、業務内容を見直す」などと訴えたが、及ばなかった。

 投票率は56.70%で、2町合併による最初の同市長選となった前回(2005年)を2ポイント下回った。当日有権者数は4万5476人(市選管調べ)。

 また、小山氏の同市長選出馬に伴う宗像郡選挙区の県議補選(被選挙数1)も同日、投開票され、旧津屋崎町長で無所属新人の阿部弘樹氏(47)=自民支部支持=が、元東海大教授で民主新人の三木容彦氏(64)=社民支持、民事調停委員で無所属新人の井上月子氏(55)を破り初当選した。

 投票率は56.28%。当日有権者数は4万6498人(県選管調べ)。

    ×      ×

 ●福津市長選
 【】=推薦
 (開票終了)
当 小山 達生 無 新    13,745
  平木 俊敬 無 新    11,654

 ▼小山 達生(こやま たつお) 61 無新(1)
 宗像交通安協会長(県議、衆院議員秘書、会社員)若木台、九大 【自】【公】

 ●福岡県議補選
 (宗像郡区)
 (開票終了)
当 阿部 弘樹 無 新    11,666
  三木 容彦 民 新     9,305
  井上 月子 無 新     4,642

 ▼阿部 弘樹(あべ ひろき) 47 無新(1)
 医師(津屋崎町長、県保健所参事、厚生省専門官)在自、熊本大院

=2009/02/09付 西日本新聞夕刊=

237千葉9区:2009/02/09(月) 20:56:40
元福岡県議の小山氏 福津市長初当選
2009年2月9日 13:47 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
 任期満了に伴う福岡県福津市長選は8日、投開票され、元県議で無所属新人の小山達生氏(61)=自民、公明推薦=が、元会社社長で無所属新人の平木俊敬氏(60)=民主推薦、社民支持=を破り初当選。与野党対決構図となった激戦を制した。

 小山氏は、自民県議約26年の実績と知名度を基に、合併した旧福間、旧津屋崎両町間の格差解消や、「福津ブランド」開発による地域経済の活性化などを公約に掲げ、支持を集めた。平木氏は「民間企業の経営手法を市政に導入し、業務内容を見直す」などと訴えたが、及ばなかった。

 投票率は56.70%で、2町合併による最初の同市長選となった前回(2005年)を2ポイント下回った。当日有権者数は4万5476人(市選管調べ)。

 また、小山氏の同市長選出馬に伴う宗像郡選挙区の県議補選(被選挙数1)も同日、投開票され、旧津屋崎町長で無所属新人の阿部弘樹氏(47)=自民支部支持=が、元東海大教授で民主新人の三木容彦氏(64)=社民支持、民事調停委員で無所属新人の井上月子氏(55)を破り初当選した。

 投票率は56.28%。当日有権者数は4万6498人(県選管調べ)。

    ×      ×

 ●福津市長選
 【】=推薦
 (開票終了)
当 小山 達生 無 新    13,745
  平木 俊敬 無 新    11,654

 ▼小山 達生(こやま たつお) 61 無新(1)
 宗像交通安協会長(県議、衆院議員秘書、会社員)若木台、九大 【自】【公】

 ●福岡県議補選
 (宗像郡区)
 (開票終了)
当 阿部 弘樹 無 新    11,666
  三木 容彦 民 新     9,305
  井上 月子 無 新     4,642

 ▼阿部 弘樹(あべ ひろき) 47 無新(1)
 医師(津屋崎町長、県保健所参事、厚生省専門官)在自、熊本大院

=2009/02/09付 西日本新聞夕刊=

http://www.data-max.co.jp/2009/02/post_4520.html
福津市長選、小山氏逃げ切る
[政治]
2009年02月09日 10:37 更新
 福津市長選は8日投開票され、前県議で自民党・公明党推薦の小山達生氏(61)が、元会社社長で民主党推薦・社民党支持の平木俊敬氏(60)に約2000票余りの差をつけて逃げ切り初当選を果たした。
 市長選の投票率と開票結果は次のとおり。
投票率 56.70%。
確定得票数
 小山達生 1万3,745票。 平木俊敬 1万1,654票。

 旧福間町と旧津屋崎町が合併してから4年目を迎えた今回の選挙、旧両町間の調和や行財政改革、子育て・福祉政策などの課題が争点となった。一方、来るべき総選挙の前哨戦として、衆院選立候補予定者陣営も総力で支援を展開した。民主党は北九州市議選での全員当選の追い風、自民党にとっては厳しい逆風の中での選挙戦となった。こうしたなか終盤に追い込みをかけた平木氏を小山氏が振り切る形となった。
 喜びにわく選挙事務所では、初当選を果たした小山氏が、「情報公開を進め、職員の意識改革を図り市民と対話できる風通しの良い市政にしたい。またJR新福間駅構内に行政窓口を開設しサービスの拡大に努めたい」と抱負を語る。さらに勝因について小山氏は「具体的な政策が理解されたと思う。行政への要望・不満を解決していこうとする姿勢を受け止めてもらえた。厳しい選挙戦だったが支持者が一つになっての勝利。今後への礎ができた」と総括した。

 自民党への逆風の中、市長選に勝利した自民党関係者からは安堵の声と歓声が沸きあがった。地元を基盤とする渡辺具能衆議院議員は「自分のことのようにホッとしている」と心境を語り、福岡県連の新宮松比古会長は「小山氏の実績と経験が評価された」と喜びを隠さない。

 いっぽう敗れた平木氏は民間会社社長の経験を生かし「民の力」による市政の転換を訴え、連合傘下の労働組合などの支援を受けたが及ばなかった。
総力をあげて支援した民主党福岡県第4区総支部の陣営では、敗北に落胆の色は隠せず「今度のたたかいを教訓に、総選挙の勝利に向け全力で取り組む」としている。

県議補選は阿部弘樹氏(47)が当選
 同日投開票された宗像郡選挙区の県議補選では、元津屋崎町長で無所属・自民支部支持の阿部弘樹氏が、民主公認で社民支持の三木容彦氏、無所属の井上月子氏を破り初当選した。
 補選の投票率と開票結果は次のとおり。
投票率 56、28%。

確定得票数
旧大島村 福津市 合計
阿部弘樹 225 11,441 11,666
三木容彦 80 9,225 9,305
井上月子 47 4,595 4,642


 自民党への逆風の中、市長選、県議補選ともに勝利をもぎ取った形の自民党。関係者に安堵の声が上がった。

238千葉9区:2009/02/09(月) 20:58:40
>>225
毎日と西日本で情報(民主党の扱い)が違う
唐津は一人会派はOKなのか?
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090207ddlk41010612000c.html
唐津市:新議員、保守系大同団結 /佐賀
 1月の唐津市議選で当選した市議(現職30人、新人4人)の所属会派が6日、決まった。保守系議員27人が大同団結したほか、公明、共産、民主は政党別に会派を作り、計4会派となった。この日は代表者会議で今後の議会日程などを確認。13日に臨時議会を開き、正副議長を決める。

 この日決まった会派名と代表者、議員数は次の通り。

 志政会(熊本大成代表、27人)▽公明党(白水敬一代表、3人)▽日本共産党唐津市議団(浦田関夫代表、3人)▽民主党みらい(正田孝吉代表、1人)

毎日新聞 2009年2月7日 地方版

239千葉9区:2009/02/09(月) 21:29:48
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090209-OYS1T00100.htm
福岡市長リコールも検討、こども病院移転反対の団体結成

 福岡市立こども病院・感染症センターを中央区から東区の人工島に移転する問題で市内の弁護士グループが7日、移転中止を求める市民団体「福岡市立こども病院の人工島移転撤回を求める市民会議」を結成した。

 代表世話人には元福岡県弁護士会長の羽田野節夫氏が就任。羽田野氏によると、市民会議には約30人の弁護士が参加した。今後は幅広く参加者を募りデモ行進や署名活動などを展開する。吉田宏市長の解職請求(リコール)や公金支出の差し止め訴訟なども検討する。

(2009年2月9日 読売新聞)

240とはずがたり:2009/02/09(月) 22:39:35
>>238 >>225 >>155
再掲する程の事もない位な詰まらぬ結果ですけど。。

◆09年唐津市議選と会派
(確定得票)(定数34-44)
当 3,293 三浦 重徳  58 無現② 砂採取組合専務理事[歴]旧呼子町議● 創→志
当 2,631 中村 健一  54 無現② 農業[歴]旧七山村議・農業委員● 風→志
当 2,425 宮崎 千鶴  54 公現② 党県女性局長[歴]会社員▽旧市議○ 公→公
当 2,420 井上 常憲  56 無新① [元]市地域振興課長[歴]旧肥前町課長 →志
当 2,417 中川 幸次  55 公現② 農業▽党県唐津総支部長[歴]旧市議○ 公→公
当 2,188 白水 敬一  54 公現② 党県幹事長[歴]会社役員▽旧市議○ 公→公(会派代表)
当 2,138 田中 秀和  43 無現② 会社員▽商工振興会顧問[歴]旧市議○ 創→志
当 2,042 熊本 大成  60 自現② 農業▽党市支部長[歴]旧市議・議長○ 創→志(会派代表)
当 2,017 楢崎 三千夫 57 無現② 農業[歴]農協ハウスみかん部会長・浜玉○ 風→志
当 1,989 正田 孝吉  44 民現② 九電社員▽高校振興会長[歴]旧市議○ みらい→民主みらい
当 1,953 青木 茂   48 無現② 唐津小型船安全協会顧問[歴]旧市議○ 創→志
当 1,934 田中 良典  62 無現② 農業[歴]子供ク連役員▽旧浜玉町議● 風→志
当 1,915 山下 正雄  58 無現② 会社役員▽商店会長[歴]旧呼子町議● 風→志
当 1,870 古藤 豊志  54 無現② 農業▽森林組合理事[歴]旧浜玉町議● 風→志
当 1,823 米倉 幸久  61 無現② 農業[歴]旧相知町課長・議会局長● 風→志
当 1,812 酒井 幸盛  59 無現② [元]旧鎮西町長▽自民県3区幹事長● 創→志
当 1,807 志佐 治徳  61 共現② 司法書士▽〓木区長[歴]旧厳木町議● 共・ま→共
当 1,712 百武 弘之  62 無現② 農業[歴]棚田保存会長▽旧相知町議● 風→志
当 1,710 前田 一徳  60 無現② 飲食業▽観光協理事[歴]旧肥前町議● 創→志
当 1,707 堤武 彦   57 無現② 農業[歴]土地改良区理事▽旧市議○ 風→志
当 1,692 宮崎 卓   63 無現② 農業▽共済組合理事[歴]旧鎮西町議● 創→志
当 1,675 大西 康之  48 無新① 会社役員▽県建築士会員▽保護司 →志
当 1,673 石崎 俊治  59 無現② 農業▽土改区理事[歴]旧北波多村議● 風→志
当 1,661 古川 保   61 無現② 農業▽県指導農業士[歴]旧鎮西町議● 創→志
当 1,640 馬場 幸年  56 無新① 酒店経営▽校区体協会長[歴]旧市議○ →志
当 1,580 進藤 健介  55 無現② 校区青少年育成協議会長[歴]旧市議○ 創→志
当 1,573 吉原 真由美 54 共現② 党県委員[歴]バス会社員▽旧市議○ 共・ま→共
当 1,558 山中 真二  51 無新① 農業▽県林巡視員[歴]市農業委員 →志
当 1,544 笹山 茂成  57 無現② 漁業▽市体育指導員[歴]旧市議○ 創→志
当 1,535 水上 勝義  60 無現②[元]鬼塚公民館長[歴]会社員▽旧市議○ 創→志
当 1,524 井本 敏男  59 無現② 農業▽青少年育成協会長[歴]旧市議○ 風→志
当 1,498 平野 潤二  60 無現② 農業[歴]PTA会長▽旧北波多村議● 風→志
当 1,476 浦田 関夫  59 共現② 農業▽党地区議員団長[歴]旧市議○ 共・ま→共
当 1,443 嶺川 美実  61 無現② 農業[歴]消防分団長▽旧厳木町議● 創→志
  1,397 三浦 正之  34 無現(1) 環境市民団体共同代表[歴]旧市議○ 市民ネットワーク
  1,360 山崎 正広  59 無現(1) 農業▽校区体協会長[歴]旧市議○ 風
  1,336 伊藤 一之  51 社新  JR社員▽国労九州本部委員長
  1,298 志渡 沢一則 55 無現(1) 会社役員▽生産組合長[歴]旧市議○ 風
  1,080 吉田 広光  61 無現(1) 書店経営▽青少協会長[歴]旧市議○
  1,059 吉田 壽彦  71 無現(1) 行政書士[歴]旧市清掃課長▽旧市議○ 創
    888 井手 国興  59 無新 [元]旧相知町議[歴]自動車販売会社員●
    877 滝本 隆仁  72 無現(1) 神官[歴]旧肥前町職員・町議● 創
    770 山崎 久美子 56 無新  ピアノ講師[歴]唐津東・敬徳高講師
    658 大津 保規  58 無現(1) 市監査委員[歴]警察官▽旧厳木町議● 創

●旧郡部議員 ○旧市部議員

〜改選前議席〜→〜改選後議席〜
唐創会20+新風会18(=38)→志政会27(-11)
日本共産党・まつら3→日本共産党唐津市議団3
公明党3→公明党3
みらい1→民主党みらい1
市民ネットワーク1→会派消滅(-1)
定数46→34(-12)

241とはずがたり:2009/02/09(月) 23:44:12
>>236
あざーす。県議補選惜しいなぁ。。
阿部氏はこの板でも衆院福岡4区にどうか,なんて話しが出た方でしたが自民支持か。残念だ。まぁ順当ではあるんでしょうけど。。

242千葉9区:2009/02/11(水) 16:15:08
>>221-223
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090211ddlk46010656000c.html
選挙:阿久根市議選 「刷新」は市長か、議会か 出直し選、来月22日投票 /鹿児島
 ◇攻防早くも激化−−混迷続く
 混迷が続く阿久根市で10日、議会が解散され、竹原信一市長(49)の市政運営をめぐる是非は、出直し市議選(3月15日告示、22日投開票)で示される。「刷新」すべきは市長か、議会か。市長支持派が候補者擁立を模索するなど、攻防は、早くも激化しつつある。

 市議会の定数は16。解散前は反市長派が12人を占めた。

 市長を支援する市民グループはこれまでに、新人5人の擁立を決めた。改選後の議会で過半数を目指すため、さらに5人程度の擁立を目指し、人選作業を急いでいるという。

 一方、現職15人のうち、反市長派は12人。引退をうわさされる数人以外は、立候補すると見られる。市議選でも、市長の言動などを巡り、批判を展開する見通し。

 市選管は立候補予定者への説明会を2月24日午後1時半から、同市役所大会議室で開く。

 竹原市長は解散告示後、記者会見で「今までは議員同士がかばい合い、市民に市の真実の姿を見せてこなかった」と改めて議会を批判。「阿久根の将来を自分たちが判断する、という機会を市民に提供できた。議会を直してもらういいチャンスだ」と強調した。

 一方、議長として市長から議会解散通知を受け取った京田道弘氏は「これまでの混乱で、市民だけでなく、市外の方も動揺させたことをおわびする。市民には、選挙を『プラス思考』で考えてもらい、阿久根の正しい道を選択して欲しい」と語った。【馬場茂】

毎日新聞 2009年2月11日 地方版

243千葉9区:2009/02/11(水) 16:21:27
=沖縄3区=
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-11-M_1-002-1_002.html?PSID=80efeddf67279ee54bd1cfc5dce93ef7
2009年02月11日【朝刊】 政治

うるま市長選 現職知念氏不出馬/与党議員分裂に「失望」
首里・具志堅両陣営/戦略の練り直しも


 任期満了に伴う、うるま市長選挙(四月十九日投開票)で、出馬が確実とみられていた現職の知念恒男氏(68)が六日、不出馬を表明したことで、市議会与党側は後継候補の人選に着手した。すでに出馬を明らかにしている首里勇治氏(61)、具志堅順助氏(67)の両陣営は、対立候補が定まらない中で、選挙戦略の練り直しも迫られそうだ。(中部支社・天久仁)

 「みんながまとまる人で(市長選の候補を)考えたらどうか」。知念市長は三日、出馬の意向をただす与党市議に対して、事実上の不出馬を表明した。

 六日の会見では「市内に(合併後の)一体感がないという意見がある中、新しい風を吹き込む人にバトンを渡したい」と不出馬の理由を挙げながら、「(与党が)一枚岩になれない実情はあるが、それぞれの考え方や判断だ」と述べ、市議会与党がまとまらない悔しさをにじませた。

 市長選挙をめぐり、市議会与党最大会派の新政クラブ(十四人)が三つに分裂。同じく与党の新かけはし(六人)は基本的に現市政支持で動いていた。ただ、大半の与党市議が「出馬すると踏んでいた」としていたことから、告示まで三カ月を切った段階での意思表明に戸惑いが広がった。

 急ピッチの人選作業を進めており、現時点で同市区選出県議の照屋守之氏(52)、同市議会議長の島袋俊夫氏(56)の名前が挙がっている。

 一方、すでに出馬を決めている首里氏は「現市政の刷新」を選挙公約に掲げているが、関係者は「現市長が他の候補者に置き換わるだけで、選挙の政策や公約が大きく変わることはない」と、「刷新」の意義を強調する。具志堅氏の周辺でも「現時点で変わりはない」と話す。

 ただ、両陣営とも、現職の出馬を想定した上で、大票田の旧具志川地区での与党支持層の切り崩しを課題としていただけに、「票が読めなくなった」(新人候補関係者)など、困惑気味だ。

 現職不出馬で「仕切り直し」を迫られることになったうるま市長選。与党側の擁立候補によっては選挙戦の構図が大きく変化する可能性もあり、今後の人選作業が注目される。

244千葉9区:2009/02/11(水) 16:37:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/76558
「議長」めぐり神経戦 会派構成流動的 民主、社民は合流模索 北九州市議会 新議員初登庁
2009年2月11日 02:20 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
 北九州市議選で当選した新議員61人は10日、議会棟の本会議場で議員総会に臨み、任期のスタートを切った。会派結成届の受け付けも始まり、選挙前の会派による会議が開かれたり、議員同士が個室で協議したりする姿が見られ、議長と副議長の選出に向けた駆け引きが本格化した。

 市議会では、議長ポストは最大会派から選ばれるのが通例。自民、民主両党とも「通例通りに議長を選ぶべき」と議長ポストに意欲を示しており、他会派や無所属の議員をどれだけ取り込み、多数派を構成できるかが焦点だ。

 現職10人が当選した自民党は党推薦など新人数人の加入で13人前後になる見込み。同党系の自民市民クラブの8人が合流すれば最大会派となるのは確実だが、4年前の議長選で分裂した経緯がある。クラブでは、中堅が離脱の意向を示し「自民系二会派合流の仲介役」を果たそうと水面下で二会派の議員と接触を重ねているが、自民党側からは「単なる数合わせで集まっても仕方ない」(ベテラン)と合流を困難視する向きもある。

 対する民主党。連合が仲介役となって社民党との合流に向けた協議を進めており、実現すれば16人の会派が誕生する。ただ、こちらもイデオロギーの違いで合流に難色を示す声や一部で会派離脱の観測も流れており、一筋縄でいきそうにはない。

 キャスチングボートを握りそうなのが、この日会派結成届の手続きを済ませた公明党(11人)と共産党(10人)。自民、民主両党からは、副議長や監査委員のポストを約束する代わりに議長選で協力を求めようとの向きもあり「ポストで動くのはおかしい」(民主幹部)とけん制する声も上がる。

 自民、民主両党の勢力は均衡しており、まだ会派加入について明らかな態度を示していない無所属新人の動向も注目される。会派結成届の締め切りは12日だが、異動は可能で、定例会初日の23日に行われる議長選に向けた神経戦が続きそうだ。

 議員総会で、北橋健治市長は「だれもが住みたいと思う街の実現に全力で取り組みたい」と述べ、議会側に市政運営への協力を求めた。

=2009/02/11付 西日本新聞朝刊=

245千葉9区:2009/02/11(水) 22:12:47
>>221-223
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/tairitsu/ta_090207.htm
連載「対立」

<上>泥沼 市長不信任可決、議会解散へ
 市政運営などを巡って議会と対立する鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)に対する不信任案が6日、臨時市議会で可決された。竹原市長は地方自治法に基づき、議会を解散する方針を示した。解散は10日付を予定、出直し市議選は3月22日に行われる見通し。

 不信任案は出席した15人全員の賛成で決まった。竹原市長は議会解散か自身の失職を選択できるが、記者会見で「出直し市議選で市民のことを真っすぐに考える議会に変わってほしい」と述べ、解散を選ぶ理由を説明した。一方、市議の一人は「出直し市議選をやっても、選挙後にまた不信任案が出て市長が失職し、今度は市長選になる」と対決姿勢をあらわにした。

 「(市長の)不信任案は可決しました」――。議長の声が響くと、議員らは足早に議場を後にした。市長に理解を示した3人を含む出席議員全15人の賛成に、傍聴席の市民も驚きを隠せない様子でざわめいた。

 竹原市長は、可決後の記者会見で不信任の対抗手段として議会の解散を言明。「不信任案の可決を確実にするため」として、自分を理解する市議2人にさえ賛成票を投じるよう頼んだことを明らかにした。可決されたことには笑顔を見せながら「ありがとうございます。感謝します」と話した。「(解散による)出直し市議選で議員を入れ替えなければならないからね」とも言い切り、解散へのシナリオを十分に描いていたことをうかがわせた。

 一方、不信任案を提出した木下孝行議員は「出直し選では私たちが過半数を取り、次は失職に追い込む」と話し、険しい表情を崩さなかった。

 ◆公約案など相次ぎ否決
 市長と議会の対立のきっかけは、2007年1月にさかのぼる。市民団体の調査で、市議の1人が領収書を偽造し、政務調査費8万4000円を不正に受け取っていたことが発覚。さらに市監査委員の調査で、01〜05年度に11件計約36万円の不適切な使用も判明し、元議員2人を含む7人が全額返還に応じた。

 当時、市議だった竹原市長は07年9月議会に、県警が詐欺容疑などで書類送検した議員1人の辞職勧告案を提案したが、議会は否決した。また、議会の北海道視察を「税金のむだ遣い」と批判して問責決議を受けたこともあり、両者の溝は深まっていった。

 08年8月の市長選には議会改革を掲げて立候補。新人4人が乱立した選挙は、大半の市議の支援を受けた元市議会議長が有利と見られたが、告示後に潮目が変わった。

 竹原市長は自身のブログを連日更新し、他候補の批判などを展開するというこれまでにない“選挙運動”をした。市選管や県警が公職選挙法(文書図画の頒布)に抵触すると注意しても聞き入れなかった。このブログ選挙が報道されると、アクセス数は倍以上の1日約1000件に跳ね上がり、注目度が上がった。

 結局、竹原市長は次点となった元市議長に約500票差をつけて当選。反市長派の市議は「卑劣だ」「公平な選挙ではない」と怒りを募らせ、議会での厳しい追及が始まった。

     ◇

 「阿久根はさみしかもんなぁ」

 市街地を抜ける国道3号沿いで美容室を営む正林ムツ子さん(72)はため息をつく。市長選では竹原市長に1票を投じた。「阿久根を変える」との訴えに期待を寄せたからだ。

 同市の人口は2万4500人で、ピークだった1955年の3分の2に減り、高齢化率は34・3%と全国平均を約13ポイント上回る。基幹産業の農業や水産業は低迷。九州新幹線は郊外を素通りする。

 市長は就任後、公約に掲げた議会定数の10削減や、月額80万円の市長給料の半減などの条例改正案を議会に提案した。いずれも否決する議会に、正林さんは「市長が掲げる改革でもやらないと阿久根は沈んでいくだけ」と不満を口にした。

 一方、臨時議会を傍聴した同市の男性(73)は「景気回復など課題はたくさんある。市長や議会は早く安定した市に戻すべきだ」と吐き捨てるように話した。

     ◇

 何がここまで問題をこじれさせたのか。混迷が続く阿久根市の動きを追い、行政と議会のあるべき姿を探る。

(2009年2月7日 読売新聞)

246千葉9区:2009/02/11(水) 22:13:35
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/tairitsu/ta_090208.htm
連載「対立」
<下>市長と議会に信頼戻るか、市民「どちらも問題」
 「市議の定数削減案を出します。皆さんの意見をいただきたい」

 昨年9月21日、鹿児島県阿久根市の市民会館で開かれた市民懇談会。就任から1か月に満たない竹原信一市長(49)は、参加した約400人の市民にこう切り出し、市議の定数を現行の16から6にする案への賛同を求めた。

 わき起こる拍手に、竹原市長は「多くの方々が6人ということでいいですね。(市議会の)否決は認められないということでよろしいですね」と念押しした。

 定数削減の条例改正案を市議会に提案したのは、その8日後。ぶぜんとする市議に対し、竹原市長は胸を張り続けた。結局、否決で削減は実現しなかったが、日頃から「仕事をしない議員は不要。邪魔なだけ」「市民の声を直接、政治に生かす」と公言する竹原市長の象徴的な手法が、この懇談会による市民の意思の反映だった。

 だが、地方自治に詳しい識者の中には「大衆迎合を招きかねない」と疑問視する意見がある。公共施設の廃止や使用料の値上げなど、市民の痛みを伴う政策に二の足を踏む恐れもあるからだ。

       ◇

 市議の削減提案は、ブログ(日記形式のホームページ)を使った選挙運動などで市長への反発を強めていた議会との関係悪化を決定づけた。

 さらに、市職員倫理条例の施行規則を一部改正して市職員と利害関係者の飲食やゴルフを認めたり、議会が不同意とした人物を市管理職として採用して教育長代理に充てたりするなど、議会を無視するかのような施策が続いた。

 しかし、議場で議員たちは「議会軽視」「議会への挑戦」を連呼するばかりで論戦にはならなかった。

 ついに議会は6日の市長不信任案提出、可決という実力行使に至った。傍聴していた主婦(67)は「市長もおかしいが、まともな批判もできない議員たちの資質自体も問題」とあきれ果て、市長と議会への不信を募らせた。

       ◇

 制度の改革で行政と議会を変えた自治体がある。

 福島県矢祭町議会は2008年3月、活動をした分だけ支払う議員報酬の日当制(日額3万円)を導入した。北海道栗山町議会は06年5月、町側から議員に質問できる「逆質問」権などを盛り込んだ議会基本条例を制定。活発なやりとりで論議が活性化したという。

 栗山町議会の中尾修事務局長(60)は「地方議会は執行部の追認機関から脱し、市民の要望をもっと反映させる組織にならなくてはいけない」と話す。

 前埼玉県志木市長で、NPO法人地方自立政策研究所の穂坂邦夫理事長(67)は「阿久根の問題は首長と議会のあり方を考える上で一石を投じたとも言える」と見る。ただし、竹原市長の政治手法については「もっと決められた手順を踏んで進めるべきだ。地方自治が首長と議員を選挙で選ぶ二元代表制を取っている限り、市長が議決機関の議会を尊重しなくては政治は動かない」と指摘する。

 行政と議会の関係をどう前進させ、住民の信頼を得るのか。阿久根市は解決の糸口が見いだせないまま両者の対立が深まっている。

(2009年2月8日 読売新聞)

247とはずがたり:2009/02/12(木) 01:13:08

上峰町長の公選法違反:失職確定の大川町長、公民権停止「仕方ない」 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090206ddlk41040470000c.html

 「決まった以上、仕方がない」。公職選挙法違反(寄付行為の禁止)の罪で公民権停止を含む有罪判決が確定し、失職が決まった上峰町の大川紀男町長(60)は5日、無念の表情を浮かべた。99年1月に町長に初当選して、この日でちょうど就任10年。07年2月の初公判以来、一貫して「贈答は歴代町長の慣習。違法性の認識はなかった」と主張したが、認められないまま町長職を退くことになった。【遠藤雅彦】

 最高裁まで争ったことについて大川町長は「公民権停止は外せると思っていた」と述べたうえで、「自分が納得するまでできた。上告してよかったと思う」とさばさばした表情。自ら辞めなかったことについては「私に異論がある町民はいるが、批判はされていないと思う。(任期途中で)辞めなかったことに後悔していない」と語気を強めた。
 一方、公民権停止が解けた後の政治活動は「何も考えていない」と話した。
 “後継”については「意中の人は複数いるが、その方の意思次第」と明言を避けた。
 同町議会の吉富隆議長は「たいへん力量のある人。町発展のためにも公民権停止はやめてほしかった」と話した。
 大川町長に批判的な「上峰町をよくする会」の碇勝征会長(67)は「判決を早く受け入れるべきだった。行政への町民の不信を強めた」と述べた。
 大川町長は同町企画課長などを経て、99年の町長選で初当選。略式起訴から間もない07年1月の町長選で3選を果たした。
 この日、大川町長は同町役場で幹部職員約25人を集めた緊急会合を開いた。
 自らの失職が決まったことを説明したうえで「仕事の量は増えて人員は増えていないが、(町長に就任してから)10年間よくついてきてくれた。これからも高齢者や子供に優しい町づくりを目指してほしい」と呼びかけた。

 ◇新年度予算審議、正副町長不在も
 上峰町の3月定例議会は、同月上旬に開会する予定だが、町長、副町長とも不在の状態で開かれる可能性が浮上している。町長選が同月中旬から下旬になるとみられるほか、荒木昌史副町長が「ずっと一緒にやってきた。町長が失職するなら自分も辞める」として辞職の意向を示しているため。
 新年度の予算編成に加えて定額給付金の支給など、同町役場は年度末に向けて業務が山積している。吉冨隆議長は「新年度予算の執行を遅らせるわけにいかない」として、例年通り同月10日までに議会を開会する考え。
 同町選管と議会運営委員会は来週中にも町長選と定例議会の日程を決める予定だ。
==============
 ■解説
 ◇「違法性知らぬ」通じず
 「贈答は歴代町長の慣習」とする大川紀男町長の主張を退けた司法の判断は、当然だ。
 大川町長は、贈答した行為自体は認める一方、選挙対策や私欲のためでないことや、行政手腕への期待が高いことなどを挙げ、公民権停止をしないよう求めていた。
 福岡高裁は、町長の行政実績を考慮して公民権停止を2年間短縮。しかし贈答の違法性は「知っていたと認められる」と断罪した。
 大川町長は記者会見などで「地方の事情」を酌まない公選法に不満を口にした。
 しかし、大川町長が主張したそうしたローカルルールの援用こそが、地方権力の腐敗を招く一因であったし、だから規範となる公選法がある。行政の長を目指すならば、より高い規範意識が求められてしかるべきだ。
 町政への不信が深くなったことは間違いない。出直し町長選では裁判の結果を踏まえ、あしき「慣習」を断ち切ることが必要だ。【遠藤雅彦】

248とはずがたり:2009/02/12(木) 01:13:31
>>247-248
==============
 ◆上峰町長の歳暮・中元事件の経緯◆(肩書は当時)
99年 1月 大川紀男氏が町長に初当選。
06年 1月 大川町長が町議や区長らに、中元や歳暮としてカズノコやハム詰め合わせなどを贈っていたことが発覚。県警が上峰町役場や町長宅などを捜索。臨時議会で町四役、町議の減給を決定。
    7月 県警が公職選挙法違反(寄付行為の禁止)容疑で大川町長を佐賀地検に書類送検。
   12月 鳥栖区検が大川町長を同法違反罪で鳥栖簡裁に略式起訴。大川町長が3選を目指して07年1月の町長選に立候補することを表明。同簡裁が罰金30万円、公民権停止5年の略式命令を出すが、大川町長は命令を不服として正式公判を申し立て。
07年 1月 大川町長が町長選で3選。
    2月 鳥栖簡裁で初公判。贈答行為は認めた上で「違法性の認識はなかった」と主張。
08年 2月 検察側が大川町長に罰金30万円、公民権停止5年を求刑。
    3月 弁護側が公民権停止の免除を求める弁論を行って結審。
    5月 「公職にある者の自覚、規範意識に欠ける」と鳥栖簡裁が罰金30万円、公民権停止5年の有罪判決。町長側は福岡高裁に控訴。
    9月 福岡高裁での控訴審が即日結審。
   10月 福岡高裁が1審判決を破棄し、罰金30万円、公民権停止3年の有罪判決。
   11月 大川町長側が最高裁に上告。
09年 2月 最高裁が上告棄却。大川町長の失職が決まる。

毎日新聞 2009年2月6日 地方版

選挙:上峰町長選 日程、あす協議−−町選管 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090211ddlk41010556000c.html
 上峰町選挙管理委員会は10日、大川紀男前町長の失職に伴う同町長選の日程を12日に協議することを決めた。

 町長の職務代理者の江頭典雄・総務課長がこの日、大川前町長の失職を同選管に通知した。同町長選は3月中旬〜下旬に行われる見通し。

毎日新聞 2009年2月11日 地方版

249とはずがたり:2009/02/12(木) 16:40:35
ご冥福をお祈りします。
補選は無いようだが,次回11年の地方選ではどうするのかな?

訃報:石橋保則さん 65歳=県議、社民党県連副幹事長 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090204ddlk40060349000c.html

 石橋保則さん 65歳(いしばし・やすのり=県議、社民党県連副幹事長)2日、腎臓がんのため死去。葬儀は5日正午、大牟田市宮山町1の1の白雲社。自宅は同市歴木1417の1。喪主は妻博子(ひろこ)さん。

 労組委員長などを経て99年の県議選(大牟田市・三池郡区)で初当選し、現在3期だった。
   ◇
 大牟田市・三池郡区は定数3。石橋県議の死去で欠員1となるが、公職選挙法の規定に基づき補選は実施しない。
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2009年2月4日 地方版


大牟田・三池 定数3−候補4 (選管確定)
当 18,304 石橋 保則 63 無所属=社民 現3 病院理事長=福岡県政クラブ所属 ←
当 17,398 高岡 新 66 自民 現7 党県常任相談役
当 15,940  田中 秀子 45 自民 現4 党県政調会長
□ 8,446 中西 倫仁 46 共産 新  党地区役員

250千葉9区:2009/02/12(木) 19:11:34
>>247-248
>>247で「ずっと一緒にやってきた。町長が失職するなら自分も辞める」つって結局出馬するんか

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;mode=0&amp;classId=0&amp;blockId=1175001&amp;newsMode=article
上峰町長選に前副町長出馬へ
 町長失職に伴い年度内に行われる三養基郡上峰町長選に前副町長の荒木昌史氏(53)=堤=が11日、出馬することを表明した。ほかにも候補擁立の動きがある。

 荒木氏は「町民の融和に尽くしたい」と町長派、反町長派で対立してきた“政争”の終局を掲げ、「財政健全化、子どもの教育に力を入れたい」と、立候補する理由を語った。

 荒木氏は佐賀大卒。町職員、学習塾経営を経て、町ふるさと学館長を務めた。大川紀男町長のもと、2003年に助役(現・副町長)に就任。大川町長が公選法違反(寄付行為の禁止)事件で、公民権停止を含む刑が確定して失職したため辞表を提出、退職した。

 退職時は「大川町長と一緒に辞めることは就任時から決めていた。町長選には出馬しない」としていた。

 町選管は12日に委員会を開き、出直し町長選の日程を決める。

251千葉9区:2009/02/12(木) 19:50:06
>>131とか
議選より
280 :無党派さん:2009/01/28(水) 00:44:26 ID:OP4zUJW5
西之表市長選挙は背景が分かりにくいので説明すると、

構図は自民・民主推薦、公明支持の相乗りの保守系現職に無所属無党派の
佐藤が挑むというもの。

種子島の隣に西之表市に属する馬毛島という事実上の無人島(住民登録者
はいる)があり、今は馬毛島開発という企業がほぼ全島を所有している。
この馬毛島開発の社長が2007年末頃から米軍NLP施設の馬毛島誘致構想
を打ち出し、これに対して市側は市長・市議(ほとんど自民党系)一致して反対。

社長は馬毛島を市から分離独立させて枕崎などに編入するか、新たな自治体
を設立してでも誘致すると強硬姿勢を取り続け、この揉め事が今回の市長選挙
に持ち込まれた。
このため前回今の市長と接戦を演じて惜敗した共産党系が今回は候補者擁立
をやめ、別の革新系候補も立候補を取り下げ、両者とも間接的に現職支持に回
った。

市内には長年にわたって島への企業誘致に尽くしたとして社長を支持する人々も
おり、その中の佐藤の知人が佐藤の擁立に動いた。
佐藤は米軍NLP施設について態度を表明していないが、当選した場合誘致ある
いは馬毛島分離を認めるのではないかと噂されている。

馬毛島については入会権などの関係で屋久島にも関係者がおり、混乱が大きく
なる可能性もある。

参考
http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=48&amp;storyid=8237


281 :無党派さん:2009/01/28(水) 00:49:50 ID:CG/VOk0c
うわ面倒くせーw

これに限らず、薩南諸島は選挙関連のゴタゴタの宝庫だな。
保徳戦争とか、伊仙町の暴動とか。


282 :無党派さん:2009/01/29(木) 20:36:28 ID:AMb9u3NE
>>280
要するに金ピカ氏は自民と一線を画していると


283 :しょむ研:2009/01/30(金) 22:14:50 ID:Nt/YR/RG
>>282
 いや、どちらかと言えば金ピカ氏は自民本部派かと。岩国市長選などと同じく、
中央vs地方の構図でしょう。

252とはずがたり:2009/02/13(金) 14:23:30
上峰町長選 3月17日告示、22日投票
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=1175753&amp;newsMode=article

 三養基郡上峰町選挙管理委員会(今泉昌久委員長)は十二日、公職選挙法違反(寄付行為の禁止)事件で町長が失職したことに伴う町長選を、3月17日告示、同22日投開票の日程で行うことを決めた。

 立候補予定者の事前説明会は3日午後2時から。町長選をめぐっては、前副町長の荒木昌史氏(53)=堤=が立候補を表明しているほか、水面下で候補者擁立の動きがある。

 選挙人名簿登録者は7230人(男3377人、女3853人)=昨年12月2日現在。
02月12日更新

253名無しさん:2009/02/13(金) 22:20:28
同じ自民とはいえ、市政与党側の自民市民クラブに落選が目立ったのが痛い。
----
北九州市議会:民・社統一会派、最大勢力に 議長選びは両派軸
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090213ddlk40010406000c.html

 市議選後の北九州市議会(61人)の会派構成が12日、固まった。北橋健治市長に近い民主・社民両党系16人が
統一会派で最大勢力の「ハートフル北九州」をつくる一方、市長と距離を置く自民議員団も13人を有し、第2会派を
保った。議長選びは両派を軸に争われることになりそうだ。
 新会派は13日の議会運営準備委員会で報告される。勢力順では、ハートフル(16人)▽自民議員団(13人)▽公
明(11人)▽共産(10人)▽自民市民クラブ(7人)▽市民の声(2人)▽みらい北九州(1人)▽ふくおかネットワーク
(1人)−−となる見通し。
 ハートフルは市政与党を標ぼう。「議長は第1会派から選ぶのが慣例」と唱え、議長奪取を狙う。自民議員団は前期
に続いて議長を自派から、副議長を協力関係にある公明から確保したい考え。
 会派間の異動はいつでもできるため、両派ともさらなる勢力拡大を進めている。一方、議長選びのかぎを握りそうな
のが、自民市民クラブと共産だ。
 クラブは自民議員団と同じ自民党系だが、市長与党として対応してきた。共産は第1会派から議長を選ぶ慣例に理
解を示しながらも、幹部は「ハートフルは民主・社民の寄せ集め」として、同派からの選出に慎重姿勢を見せている。
----

ttp://takataka2007.blog111.fc2.com/blog-entry-279.html
どうなることやらと経緯を見守っていたが、
いろいろな方々の努力で、
民主、社民、無所属議員からなる16名の会派、
「北九州市議会ハートフル改革市民連合」
が誕生する運びとなった。

政党名を会派の名前の一部に入れることにこだわる方もいたが、
最終的には、「ハートフル」でまとまったようだ。

ハートフル改革のハートフル。

当初は北橋市長(当時の市長候補)とともに目指す北九州像を
末吉前市長の「ルネッサンス」に代わる一言で表したいと
いうところから生み出したのが
この「ハートフル」という言葉だった。

254とはずがたり:2009/02/14(土) 01:47:30
おお,有り難うございます。堂々の第一会派ですねー。

共産党も詭弁を弄しているようだが。。正論しか言わないような振りして自党派のことしか考えてないからな〜。まぁ党派とはそういうもんですけど。

255とはずがたり:2009/02/14(土) 02:05:31
=長崎3区=
>>204

党派名 開票結果 現新
自民党 3当0落 現3
民主党 1当0落 現1
公明党 1当0落 新1
社民党 1当0落 現1
共産党 2当1落 現3(当2落1)
無所属 14当3落 当:現9元2新3 落:新3

選挙:五島市議選 新議員22人が決まる 政党公認当選は8人 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/archive/news/2009/02/10/20090210ddlk42010637000c.html

 任期満了に伴う五島市議選は8日投開票され、新議員22人が決まった。当日有権者数は3万6056人(男1万6501人、女1万9555人)。投票率は80・42%(前回85・34%)だった。

 今回から定数が26人から22人となった。前回は43人が立候補する乱戦だったが、市制施行2回目の今回は現職17人、新人7人、元職2人の計26人が立候補。投票の結果、現職16人、新人4人、元職2人が当選した。

 また、今回は政党公認候補が公明、社民、民主各1、自民、共産各3の計9人で前回より倍増。共産は3議席から2議席に減らしたが、他の政党公認候補を含め計8人が当選した。

 議長などの議会構成を決める初議会は今月27日に開かれる。【椿山公】

==============

 ◇五島市議選確定得票(定数22−26)
当 2,591 木口利光   54 無新
当 1,629 相良尚彦   55 公新
当 1,352 村岡末男   62 無元
当 1,351 宗藤人    61 無現
当 1,294 向原安男   67 共現
当 1,251 三浦直人   52 無新
当 1,187 菊谷岩雄   59 無現
当 1,173 清川久義   42 無現
当 1,169 熊川長吉   55 自現
当 1,081 谷川等    55 自現
当 1,080 中村康弘   57 無現
当 1,073 林忠男    65 無現
当 1,049 草野久幸   54 民現
当 1,043 柿森誠    56 無現
当 1,005 椿山恵三   62 社現
当   989 古川雄一   64 無現
当   988 荒尾正登   46 自現
当   985 網本定信   61 無元
当   980 神之浦伊佐男 56 無現
当   964 片峰亨    48 無新
当   921 柿森弘幸   67 無現
当   917 江川美津子  56 共現
    853 橋本憲治   49 共現
    652 野茂勇司臣  51 無新
    607 寺岡誠三   29 無新
    537 竹山和昭   55 無新

毎日新聞 2009年2月10日 地方版

256とはずがたり:2009/02/14(土) 05:28:31
社民も魅力的な人立ててたんですねぇ。。通らなくて残念。

選挙:北九州市議選 市政担う61人決まる 各区でドラマ、ネット1議席 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2009/02/02/20090202ddlk40010198000c.html

 61議席をめぐり、候補者79人がしのぎを削った北九州市議選が1日、投開票された。当選の知らせにわきかえる陣営がある一方で、落選に肩を落とす候補者も。ふくおかネットワークは1議席を復活させた。
 ◇音楽家・谷口さん落選−−八幡東区

 ピアニストの立場から音楽を通じた街づくりを訴えた八幡東区の無所属新人、谷口淑子さん(34)。同区からの32年ぶりの女性市議誕生が期待されたが及ばなかった。

 東京の昭和音大ピアノ科を卒業後、古里で演奏活動を続ける傍らピアノ教室を開設。母校の大蔵中学では悩み相談員として多感な中学生の相談に乗った。

 行政や企業を巻き込み04年から紫川でコンサートを始めた。「企画運営しながらいろいろな線がつながっていく楽しさに目覚めた」。資金や組織の問題と格闘する姿に社民党が白羽の矢を立てた。再三の説得に「芸術の力で町を豊かにしたい」と出馬を決めた。

 選挙中、「音楽文化による街づくりの前に、(雇用や年金など)解決すべき問題がある」といった声もあった。そのたびに「自分の経験を自信を持って語ろう」と自らに言い聞かせた。

 支援者約30人を前に「自分なりに勉強になった。新しい風を吹き込むことができたと思うので悔いはありません」と笑顔で述べた。【長谷川容子】
 ◇共産・野依さん、個人票も集める−−若松区

 共産現職、野依謙介さん(47)が3選された。支持者に囲まれた野依さんは「やるべき課題が多く、改めて緊張感を持っている」と当選にも気を引き締めた。同区は8年ぶりの選挙戦。トップ当選した前々回に続き、党支持層だけでなく個人票も集めた。
 ◇議長の中島さん、逆風の中で7選−−門司区

 自民現職で議長の中島慎一さん(55)が7選を果たした。中島さんは会社員を経て85年に市議に初当選し、6期務めた。経済界に培った人脈を生かし各層から得票を重ねた。選対幹部は「自民への逆風の中、6期の実績を認めて頂いた」と語った。
 ◇市政継続訴え、世良さん5選−−小倉北区

 民主現職の世良俊明さん(57)が5度目の当選を決めた。世良さんは北橋健治市長の市長選公約作りを支援。選挙戦でも現市政の継続・発展を訴えた。選対幹部は「有権者が北橋ハートフル市政をもっと浸透させる必要があると感じた結果だろう」と勝因を語った。
 ◇“骨肉の争い”、西田さん初当選−−小倉南区

 初当選した無所属新人の西田一さん(37)は支持者約200人を前に目を潤ませ「地域を変えたいという皆さんの気持ちのおかげ。精いっぱい精進します」と語った。西田さんの父は自民の三村善茂さん(72)の元後援会長。選挙戦は三村さんとの“骨肉の争い”。培った人脈と若さで激戦を制した。
 ◇車椅子の社民・佐藤さん届かず−−八幡西区

 車椅子で選挙戦に臨んだ社民新人、佐藤カヨ子さん(59)が落選した。「車椅子の目線で市政を変える」と訴えたが、支持を広げられなかった。佐藤さんは「力不足だった。訴えを伝えきれなかった」と敗戦の弁。後援会幹部は「民主に風が吹き、社民が埋没した」と敗因を分析した。
 ◇公明・岡本さん、実績強調し3選−−戸畑区

 3選を決めた公明現職、岡本義之さん(48)は支持者を前に「地方から景気回復ののろしを上げたい」と語った。選挙戦では環境と福祉、子育てなど生活に密着した分野での実績を強調。雇用確保や中小企業支援を争点に掲げた。厚い組織票に支えられた。

==============

257とはずがたり:2009/02/14(土) 06:39:56

 ◆北九州市議選開票結果

 ◇門司区(定数7−10)=選管最終発表
当10,952 渡辺 徹   53 公新① 党副支部長・自営業
当 7,495 奥村 直樹  32 民新① 党総支部役員・ファイナンシャル・プランナー・城井後援会・連合
当 5,882 中島 慎一  55 自現⑦ 薬剤師会理事・「自民」
当 5,586 波田千賀子 56 共新① 党区役員・看護師
当 4,761 馬場 一栄  52 無現=民・社 少年補導委員・JR労組・大里東校区
当 4,523 日野 雄二  55 自現 保護司・「自市」・(元)参院議員(自見庄三郎・国新)秘書
当 4,510 福島 司   57 社現 党総支部役員・教員労組・西門司校区
  3,567 川端 耕一  39 自現 JC会員・「自市」・前回無所属自民入り←アホやね>>185
  1,870 大西 光広  51 無新 会社役員・(元)品川区議(民主)、当地出身
    326 小松田 誠  48 無新 大学選科生

>>147
>前回の無所属当選候補が全部自民入りして今回の自民批判の中どうなるか。
>奥村・福島・馬場と民主社民連合系で3取れたらベストなんだけど。。
自民3→2,民社連系で3取れてベスト♪

 ◇小倉北区(定数12−14)=選管最終発表
当 8,588 赤松 文雄 61 公現 党県役員
当 7,140 世良 俊明 57 民現⑤ 保護司,連合,社会福祉団体,熊本地区
当 6,975 木村 優一 58 公現 党県役員
当 6,705 木村 年伸 49 自現② 校区社協役員「自市」市議秘書、町内会副会長
当 5,412 永岡 啓祐 35 民新① 党総支部役員・建材会社員・城井後援会,連合
当 5,286 中村 義雄 44 無現② 作業療法士・市職員,「自市」
当 4,921 八記 博春 59 共新① 党相談所長
当 4,542 吉田 通生 66 自現 会社社長・「自民」
当 3,978 奥村 祥子 51 自現② 校区社協理事・市少年補導委員・幼稚園教諭「自市」
当 3,903 大石 正信 50 共現② 町内会長・市職労書記・民青県委員長
当 2,891 長野 敏彦 62 社現 学校法人理事
当 2,793 佐藤 茂  51 無新 保護司・自民系
  2,147 山田 国義 73 無新 建設会社相談役・市少年補導委員・前回次点・自民系
    711 沢田 輝彦 57 無新 清掃会社社長・旧国鉄

>>147
>社民は前回12で今回に当てはめると最下位で油断できない。民主は2当選を果たしたい。
>それでも定数12中3は物足りない。公共で4だったとしても自民系が5も通ってしまう。
自系5…orz
民主で1万2千票も取ってんだからもう一人ぐらい立てて地区割り・労組割り仕様で。一人4千票なら余裕を持って当選できる。
公明は1万4千票も取ってるのに二人だけどね。
◆次回に向け要候補者増員区である。

 ◇小倉南区(定数12−16)=選管最終発表
当 8,178 木下 幸子   52 公現 党県役員・西部担当
当 8,156 吉河 節郎   57 公現 党県役員・東部担当
当 7,557 奥永 浩二   38 民新① 党総支部役員,ファイナンシャル・プランナー
当 7,205 柳井 誠    53 共現 党地区委員・R10付近担当
当 6,087 渡辺 均    53 自現② 文化団体顧問・曽根地区地盤・元曽根漁協組合長、元市漁港整備推進協副会長「自民」
当 5,865 西田 一    37 無新=自① 福祉施設長・父が三村後援会幹部
当 5,506 松井 克演   67 民現 党県役員,党県連選対委員長、(元)合成化学産業労組連合、(元)安川電機,吉田地区
当 5,137 井上 秀作   39 自現 学校法人理事・企救丘地区「自市」
当 5,073 森本 由美   43 社現 党市副代表・00衆福岡10区社民公認出馬落選
当 5,019 森 浩明    39 無現 JC副理事長,民主系会派所属、松下政経塾「民風」
当 4,744 片山 尹    62 自現 団体相談役「自民」元全国市議会議長会長
当 4,737 藤沢 加代   59 共現 女性団体役員・R322付近担当
  4,540 三村 善茂   72 自現(8) 会社役員・徳吉地区地盤、元議長「自市」
  2,744 渡辺謙二朗  33 無新 学習塾講師
  2,342 吉村 太志   36 無新 体育団体役員・元県議(吉村)の甥
  1,434 小清水喜代孝 49 無新=自 NPO支部長・元自民県議(吉村)秘書

自系4民系3公2共2社1
吉村系は共倒れ>>171。三村系は西田当選で三村は落選。

258とはずがたり:2009/02/14(土) 06:40:40
>>256-258
 ◇若松区(定数6−8)=選管最終発表
当 7,648 三宅まゆみ 45 無現=民  (元)毎日新聞・市農業委員
当 7,147 本田忠弘  55 公新① 会社員・党副支部長
当 6,783 野依謙介  47 共現 区社福協理事
当 5,274 三原征彦  64 自現 三原朝彦兄・農業団体支持・社福法人理事「自民」
当 3,045 上野照弘  30 無新=自①  水産会社社長・水産業界支持
当 2,942 浜野信明  62 社現② 党総支部代表
  2,156 城戸武光  74 無現=自 保護司・ 運送業界支持「自市」
  1,005 鍋島峰一  58 無新 資材販売業・バス路線の充実などを訴え。新党創設も唱える。

 ◇八幡東区(定数5−7)=選管最終発表
当 7,371 白石一裕 52 民新① 党総支部役員 北橋氏の政治団体元事務局長
当 6,874 成重正丈 43 公現② 党県役員・元党地域本部青年局次長、市職員
当 4,852 井上真吾 32 共現② 党地区委員・元党地区常任委員、党区市政対策責任者
当 4,489 戸町武弘 47 自現 体育団体役員 前回4位・枝光・槻田地区「自市」
当 3,991 新上健一 60 自現 団体評議員 「自民」
  3,182 梶野皓生 67 自現 福祉団体役員 前回5位・中央地区・福祉団体が支援「自市」
  2,298 谷口淑子 34 無新=社 音楽団体代表・ピアノ演奏家

◆白石氏に無党派票が全部行ってしまった感有り。谷口女史もネットや民主・連合の票割りがあっても良かったのではないか?

 ◇八幡西区(定数15−18)=選管最終発表
当11,254 大久保無我 33 民新① 党総支部役員・(元)参院議員(大久保勉)秘書・元衆院議員(北橋現市長)秘書・新日鉄労組支援
当 7,890 浜口 恒博  54 民新① 党総支部役員・元連合福岡政治局長・西鉄労組支援
当 7,168 山本真智子 56 公現 党県役員
当 7,028 西 豊磨   61 公現 党県役員
当 6,883 桂 茂実   57 公現 党県役員
当 6,500 宮崎 吉輝  36 無新① 消防団員・上津役地区・07市議補選自民公認落選>>144・自民系
当 6,157 佐々木健五 62 自現 医療法人理事・香月地区「自民」
当 6,134 香月 耕治  59 自現 社福法人役員・木屋瀬地区・05自民推薦次点・07市議補選無所属当選>>144
当 6,031 村上 幸一  45 無現=自② 司法書士・黒崎地区 (元)北九州JC理事長「自民」
当 5,842 原田 里美  61 共現 市審議会委員・三ケ森、上津役地区など
当 5,517 鷹木研一郎 37 自現② 団体役員・折尾地区「自民」
当 5,300 石田 康高  61 共現 市審議会委員・黒崎、折尾地区
当 4,807 加来 茂幸  62 無現 社福法人役員・永犬丸地区や三ケ森地区「自民」・前回は自民推薦
当 4,468 山本 真理  45 ネ新① 政治団体役員・グリーンコープ生協組合員
当 4,191 田仲 常郎  42 無新① 商社取締役・世襲・則松地区
  3,640 久保 嘉一  48 無新 協同組合役員・医療法人・自民系
  3,324 佐藤カヨ子 59 社新 団体役員・車椅子
    572 古賀 徹治  45 無新 飲食業・元衆院議員秘書・元県議(民主系)秘書
>>149
>公共で5とすると残り10。自5民2社1ネ1無4の13から10人当選3人落選の争い。自及び自系無の7から3人落とすのは社ネが弱いとなると難しいのかなぁ。
結果ネ=当,社=落。自民系は少なくとも6人当選。ひどす。。
>>95
>民主系現職は4人が引退するにもかかわらず、公認した新人は2人だけ。民主票の行方が焦点になりそうだ。
ワンツーを独占してその票数は実に1万8千票。3人でも6千票ずつで軽く当選できた筈。社民も勝ててないし次回は民主公認3,ネット公認民主推薦1無所属民主社民推薦1の5人当選を狙いたい。
◆次回に向け候補者要増員区

 ◇戸畑区(定数4−6)=選管最終発表
当 6,651 岡本義之  48 公現③ 党県役員
当 6,454 河田圭一郎 62 民現 高校同窓会長・健康用品販売業、元住宅建材会社長
当 5,803 荒川徹   55 共現 党区委員長
当 4,041 後藤雅秀  57 自現② 社福法人理事・社会福祉法人・医療法人・親北橋市長「自市」補選当選>>144
  3,843 田中元   35 無新 JC会員 元代議士(麻生)秘書
  1,129 小田裕昭  46 無新=[社] 団体役員 不動産会社社長

259とはずがたり:2009/02/14(土) 07:07:56
>>258
八幡西区訂正
当 6,134 香月 耕治  59 自現 社福法人役員・木屋瀬地区・05自民推薦次点・07市議補選無所属当選「自市」

260とはずがたり:2009/02/14(土) 07:14:37
>>253
>同じ自民とはいえ、市政与党側の自民市民クラブに落選が目立ったのが痛い。
と云うご指摘を受けて調べて見ました。

>勢力順では、ハートフル(16人)▽自民議員団(13人)▽公明(11人)▽共産(10人)▽自民市民クラブ(7人)▽市民の声(2人)▽みらい北九州(1人)▽ふくおかネットワーク(1人)−−となる見通し。

自民市民クは新人の加入無しですね。現職が4人も落選して無所属ながら自民会派に加わる批判を肌で感じたせいか?当選は8名だが1名逃亡すらしてる?2名引退で14議席の最大会派からの見事な転落ぶり。
>>142
>自民市民クラブ 14人→7人
><団長>後藤 雅秀(戸畑・当選),川端 耕一(門司・落選▲),中村 義雄(小倉北・当選),<政調会長>木村 年伸(小倉北・当選),奥村 祥子(小倉北・当選),日野 雄二(門司・当選),井上 秀作(小倉南・当選),<幹事長>香月 耕治(八幡西・当選),後藤 俊秀(不出馬),城戸 武光(若松・落選▲),上田 唯之(不出馬),三村 善茂(小倉南・落選▲),<総務会長>戸町 武弘(八幡西・当選),梶野 皓生(八幡東・落選▲)

>市民の声(2人)▽みらい北九州(1人)
を結成か?
>>142
>自由民主党11人→13人
鷹木 研一郎(八幡西:当選),村上 幸一(八幡西:当選),渡辺 均(小倉南:当選),加来 茂幸(八幡西:当選),<幹事長>新上 健一(八幡東:当選),中島 慎一(門司:当選),片山 尹(小倉南:当選),吉田 通生(小倉北:当選),平山 政智(不出馬),<団長>佐々木 健五(不出馬),三原 征彦(若松:当選)
現職9名出馬なので4名加入。

「自民」9 「自市」8 自民系4 で計21。
「自民」13 「自市」7 市民の声 2 みらい北九州1 で計23
田仲等と民主・連合系無所属から市声・みらいへの加入者ありか?

個人的には長期的には自民市民みたいなどっちつかずが衰退してはっきりした方が良いと思いますけどね。。


◆北九州市議選開票結果自民系抜粋

●…「自民市民ク」現職当選(8名) ▲…「自民市民ク」現職落選(4名) 
■…「自民■」現職(9名) 落選無し ◆…自民系新人当選者(4名当選)

 ◇門司区(定数7−10)=選管最終発表
当 5,882 中島 慎一  55 自現⑦ 薬剤師会理事・「自民■」
当 4,523 日野 雄二  55 自現 保護司・「自市●」・(元)参院議員(自見庄三郎・国新)秘書
  3,567 川端 耕一  39 自現 JC会員・「自市▲」・前回無所属自民入り

261とはずがたり:2009/02/14(土) 07:14:56
>>260-261
 ◇小倉北区(定数12−14)=選管最終発表
当 6,705 木村 年伸 49 自現② 校区社協役員・市議秘書、町内会副会長「自市●」
当 5,286 中村 義雄 44 無現② 作業療法士・市職員「自市●」
当 4,542 吉田 通生 66 自現 会社社長・「自民■」
当 3,978 奥村 祥子 51 自現② 校区社協理事・市少年補導委員・幼稚園教諭「自市●」
当 2,793 佐藤 茂  51 無新 保護司・自民系「◆」
  2,147 山田 国義 73 無新 建設会社相談役・市少年補導委員・前回次点・自民系

 ◇小倉南区(定数12−16)=選管最終発表
当 6,087 渡辺 均    53 自現② 文化団体顧問・曽根地区地盤・元曽根漁協組合長、元市漁港整備推進協副会長「自民■」
当 5,865 西田 一    37 無新=自① 福祉施設長・父が三村後援会幹部「◆」
当 5,137 井上 秀作   39 自現 学校法人理事・企救丘地区「自市●」
当 4,744 片山 尹    62 自現 団体相談役「自民■」元全国市議会議長会長
  4,540 三村 善茂   72 自現(8) 会社役員・徳吉地区地盤、元議長「自市▲」
  2,342 吉村 太志   36 無新 体育団体役員・元県議(吉村)の甥
  1,434 小清水喜代孝 49 無新=自 NPO支部長・元自民県議(吉村)秘書

 ◇若松区(定数6−8)
当 5,274 三原征彦  64 自現 三原朝彦兄・農業団体支持・社福法人理事「自民■」
当 3,045 上野照弘  30 無新=自①  水産会社社長・水産業界支持「◆」
  2,156 城戸武光  74 無現=自 保護司・ 運送業界支持「自市▲」

 ◇八幡東区(定数5−7)
当 4,489 戸町武弘 47 自現 体育団体役員 前回4位・枝光・槻田地区「自市●」
当 3,991 新上健一 60 自現 団体評議員 「自民■」
  3,182 梶野皓生 67 自現 福祉団体役員 前回5位・中央地区・福祉団体が支援「自市▲」

 ◇八幡西区(定数15−18)
当 6,500 宮崎 吉輝  36 無新① 消防団員・上津役地区・07市議補選自民公認落選・自民系「◆」
当 6,157 佐々木健五 62 自現 医療法人理事・香月地区「自民■」
当 6,134 香月 耕治  59 自現 社福法人役員・木屋瀬地区・05自民推薦次点・07市議補選無所属当選「自市●」
当 6,031 村上 幸一  45 無現=自② 司法書士・黒崎地区 (元)北九州JC理事長「自民■」
当 5,517 鷹木研一郎 37 自現② 団体役員・折尾地区「自民■」
当 4,807 加来 茂幸  62 無現 社福法人役員・永犬丸地区や三ケ森地区「自民■」・前回は自民推薦
  3,640 久保 嘉一  48 無新 協同組合役員・医療法人・自民系

 ◇戸畑区(定数4−6)
当 4,041 後藤雅秀  57 自現② 社福法人理事・社会福祉法人・医療法人・親北橋市長「自市●」補選当選
  3,843 田中元   35 無新 JC会員 元代議士(麻生)秘書

262とはずがたり:2009/02/14(土) 07:33:29
>>260訂正
>「自民」10(→9はカウントミス) 「自市」8 自民系4 で計22。
>「自民」13 「自市」7 市民の声 2 みらい北九州1 で計23
自市の現職1名と自民系無所属当選者(佐藤@門司)と田仲辺りで市民の声2みらい1形成で計算は合いそう。
>◇八幡西区
>当 4,191 田仲 常郎  42 無新① 商社取締役・世襲・則松地区

民主社民連合ネット系は全部で17名当選。ハートフルで16,ネットで1。

 ◆北九州市議選開票結果民主社民連合ネット系

 ◇門司区(定数7−10)=選管最終発表
当 7,495 奥村 直樹  32 民新① 党総支部役員・ファイナンシャル・プランナー・城井後援会・連合
当 4,761 馬場 一栄  52 無現=民・社 少年補導委員・JR労組・大里東校区
当 4,510 福島 司   57 社現 党総支部役員・教員労組・西門司校区
  1,870 大西 光広  51 無新 会社役員・(元)品川区議(民主)、当地出身


 ◇小倉北区(定数12−14)=選管最終発表
当 7,140 世良 俊明 57 民現⑤ 保護司,連合,社会福祉団体,熊本地区
当 5,412 永岡 啓祐 35 民新① 党総支部役員・建材会社員・城井後援会,連合
当 2,891 長野 敏彦 62 社現 学校法人理事

 ◇小倉南区(定数12−16)=選管最終発表
当 7,557 奥永 浩二   38 民新① 党総支部役員,ファイナンシャル・プランナー
当 5,506 松井 克演   67 民現 党県役員,党県連選対委員長、(元)合成化学産業労組連合、(元)安川電機,吉田地区
当 5,073 森本 由美   43 社現 党市副代表・00衆福岡10区社民公認出馬落選
当 5,019 森 浩明    39 無現 JC副理事長,民主系会派所属、松下政経塾「民風」

 ◇若松区(定数6−8)=選管最終発表
当 7,648 三宅まゆみ 45 無現=民  (元)毎日新聞・市農業委員
当 2,942 浜野信明  62 社現② 党総支部代表
  1,005 鍋島峰一  58 無新 資材販売業・バス路線の充実などを訴え。新党創設も唱える。

 ◇八幡東区(定数5−7)=選管最終発表
当 7,371 白石一裕 52 民新① 党総支部役員 北橋氏の政治団体元事務局長
  2,298 谷口淑子 34 無新=社 音楽団体代表・ピアノ演奏家

 ◇八幡西区(定数15−18)=選管最終発表
当11,254 大久保無我 33 民新① 党総支部役員・(元)参院議員(大久保勉)秘書・元衆院議員(北橋現市長)秘書・新日鉄労組支援
当 7,890 浜口 恒博  54 民新① 党総支部役員・元連合福岡政治局長・西鉄労組支援
当 4,468 山本 真理  45 ネ新① 政治団体役員・グリーンコープ生協組合員
  3,324 佐藤カヨ子 59 社新 団体役員・車椅子

 ◇戸畑区(定数4−6)=選管最終発表
当 6,454 河田圭一郎 62 民現 高校同窓会長・健康用品販売業、元住宅建材会社長
  1,129 小田裕昭  46 無新=[社] 団体役員 不動産会社社長

263とはずがたり:2009/02/14(土) 07:38:23
>>262訂正→訂正ばっかやわ,俺…orz

>佐藤@門司→佐藤@小倉北

264とはずがたり:2009/02/14(土) 08:00:28
>>259に加えて>>257-258に情報追加
何期目かの情報ぐらい探せばどっかに有りそうなものだけど。。

◇門司区
当 4,523 日野 雄二  55 自現② 保護司・「自市」・(元)参院議員(自見庄三郎・国新)秘書
  3,567 川端 耕一  39 自現(1) JC会員・「自市」・前回無所属自民入り←アホやね>>185
◇若松区
当 6,783 野依謙介  47 共現③ 区社福協理事
◇戸畑区
当 6,454 河田圭一郎 62 民現② 高校同窓会長・健康用品販売業、元住宅建材会社長

265とはずがたり:2009/02/14(土) 08:05:23
>>258の情報追加
◇若松区(定数6−8)=選管最終発表
当 7,648 三宅まゆみ 45 無現=民④  (元)毎日新聞・市農業委員・野村陽一県議の妻


北九州市議選 “激戦”明暗分ける
2009年2月2日 02:08 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74738

 1日投開票された北九州市議選は、61の議席を79人で争った。今回から定数は64から3減。小倉南区では1増えたが門司、小倉北、八幡東、戸畑の各区で1減る、いわゆる「1増4減」。議員のイスが減った選挙区では、現職に得票が読めない新人も絡んで、厳しい選挙戦が展開された。開票が進んで当落が判明すると、各陣営では候補と支援者が抱き合ったり、選挙事務所が静まり返ったりと、明暗を分けた。

■子育て支援訴え実る 若松区 三宅氏(民主推薦)が4選

 民主推薦を受けた現職の三宅まゆみ氏(45)は4回目の当選を果たした。詰め掛けた支援者に何度も頭を下げ「北橋市政のハートフル改革を推進していきたい」と喜びのあいさつをした。

 若松区は前回無投票で8年ぶりの選挙戦。今回の市議選の最年少候補で地盤が重なる新人も立ち、序盤は不安を抱えての戦いだった。

 労組の支援を受ける一方、公民館単位で連日、個人演説会を展開。区内唯一の女性候補として、市民活動や子育て支援の充実に取り組んだ実績を強調。「次は教育が最重要テーマ。現状を批判するだけでなく政策を提案していく」と訴え、幅広い層から支持を得た。

 三宅氏は3歳の息子を抱いた夫、野村陽一県議を前に「初心を忘れず地域のために頑張ります」と決意を新たにした。

■自民逆風で2勝1敗 八幡東区 戸町、新上氏が当選

 「これまで何度もくじけそうになったが、最後は勝つことができてうれしい」。八幡東区の自民現職、戸町武弘氏(47)は目に涙を浮かべた。自民現職3人が争う激戦区で辛くも勝利した。

 「議員定数を40まで減らし、捻出(ねんしゅつ)したお金で福祉や教育を」。税金の無駄遣いをなくすには、まずは議員が身を切る必要があると訴え続けた。自民逆風の中、「自民党はいや」と、話も聞いてもらえないこともあった。加えて、地盤が重なる社民推薦の新人にも脅かされた。度重なる苦境に「初めてだめかもしれないと思った」という選挙戦となったが、新上健一氏(60)とともに議席を死守した。

 自民現職3人でただ1人苦杯をなめた梶野皓生氏(67)は「まさか自分が逆風を受けるとは…」と言葉少なだった。

■最重点区 組織力で勝利 戸畑区 公明・岡本氏手堅く

 戸畑区では、公明現職の岡本義之氏(48)が支持母体の創価学会の組織力で手堅く当選。テレビで当確情報が流れると詰め掛けた支援者と握手し「北九州から景気回復ののろしを上げてみせます」。かれた声を張り上げ両手の拳を突き上げた。

 党が「最重点区」と位置付けた戸畑区。次期衆院選を見据えた「政治決戦」として、太田昭宏代表と神崎武法前代表が来援した。県内外から多くの支援者も駆けつけた。過去2回、連続1位当選を果たしたものの、自公政権への逆風や定数減、新人候補の台頭に危機感を抱き、精力的に選挙戦を展開した。市民に「景気雇用対策」とともに、地域での「実績」を訴え、支持を広げた。

 見事、3期連続トップ当選を果たし、陣営は「北九州で勝てば全国で勝てる」と安どした。

◆関連記事「民主堅調、自民現職4人落選」はこちら

=2009/02/02付 西日本新聞朝刊=

266千葉9区:2009/02/14(土) 16:32:32
>>221-223>>245-246
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000902100003
阿久根市議会解散 3月22日出直し選
2009年02月11日
 阿久根市の竹原信一市長(49)は10日、市議会を解散した。市長の政治姿勢を支持するか、しないか。それが争点となる出直し市議選の投開票日は3月22日と決まった。新議会で予想される2度目の不信任決議案の提出をめぐり、反市長派の前議員や市長派の新顔が立候補に向けて動きだした。(小川直樹、周防原孝司)


 〈私に対し不信任の議決をした旨の通知があったので、地方自治法第178条第1項後段の規定により議会を解散した〉
 竹原市長の市議会解散の通知だ。午前8時50分、議会事務局長に提出され、市役所前の掲示板に張り出されたものだ。午前9時、反市長派の京田道弘前議長が正副議長室で通知に決済の議長印を押し、報道陣の質問に答えた。
 「新しい阿久根の創造を思い、はんこをついた」
 出直し市議選は3月15日告示、22日投開票と決まった。前議長が午後4時から任意で前議員らを集めて開いた会合では、竹原市長が不信任決議の前に賛成票を投じるよう一部の議員に依頼したと発言したことに「議会の品位を落とす」との声も出た。


 竹原市長への再度の不信任決議に向けた議席獲得をめぐり、出直し市議選に出馬の動きを見せている前議員らは早くも火花を散らしている。
 解散前の阿久根市議会(定数16、欠員1)で市長の改革姿勢に一定の理解を示す議員が3人いた。うち1人は解散を機に引退を示唆。市長の政治理念を支持するという住民グループは議員の定数や報酬の削減などを掲げ、新顔擁立の準備を進めている。
 このグループの関係者は「5人の擁立のめどが立った。できれば過半数を確保したい」と言う。さらに5人のうちの1人の男性は「常に目線を市民に置き、議員同士で活発に議論できる議会にしたい」と話す。
 反市長派は対立姿勢をさらに鮮明にする。解散前、超党派の12人がグループを結成。うち3人前後が引退をほのめかしているが、高齢を理由に任期途中での引退を示唆している前議員は地盤を後継候補に譲るという。
 立候補の意向を表明している前議員は「市長は辞職すべきだが、議会解散の道を選んだ。新しい市長のもとで新しい市をつくるべきだ。選挙戦を勝ち抜き、不信任決議案を再度可決して市長を失職に追い込みたい」と意気込む。
 別の前議員も「阿久根を良くしたいとの思いは同じでも、市長は反対意見を聞き入れず、話し合いにならない。議会と行政との正常化を図らなければならない」と主張している。
 立候補の意向を固めているのは、市長寄りが前職2人、新顔7、8人。反市長派が前職9人程度とみられる。そのほか、新顔と元職で合わせて3、4人の出馬も取りざたされている。定数16に対して20人前後の立候補が見込まれるが、流動的だ。
 不信任決議案の審議には3分の2以上の出席議員が必要。このため、決議案に反対する議員の欠席を想定すると、同案を可決するには反市長派では11人以上の当選が不可欠となる。反市長派の前議員は「市長不信任決議のためには、どうしても11人の当選を果たしたい」と話す。


 竹原信一市長が解散告示後に行った記者会見での主なやりとりは次の通り。
 ――望み通りの議会解散だったと思いますか?
 「市民のみなさまに阿久根市を見つめて、将来を自分たちで判断するんだという機会を提供させていただいた。選挙に出られる議員のみなさんは仲間同士かばい合うのではなくて、市民派として市政や市長と対峙(たい・じ)できる議会をつくっていただきたい」
 ――今までは違ったということですか?
 「まるで違う。自分たちのかばい合いで市民にほんとうのことを伝えない。過去の市長、職員、議員同士が見えないところで手を握り、市民に真実の姿を見せてこなかった。それがあまりにも悲しく、私は活動を始めた」
 ――出直し市議選の争点は?
 「それは立候補される方が自分のテーマを市民のみなさんに訴える中身によって決まってくるものだと思う」
――新議会で、また不信任案が出る可能性があります。
 「出たら出た時、対応したらよろしい」

267千葉9区:2009/02/15(日) 12:44:15
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20090215-OYS1T00311.htm
阿久根出直し市議選 “中立”前議員、苦悩の選挙戦
臨時議会で市長の不信任案が可決した6日の阿久根市議会。その後、解散となり、出直し市長選は早くも臨戦態勢に入っている 3月22日投開票が決まった阿久根市の出直し市議選(定数16)は、「改革」を標榜する竹原信一市長(49)の市長派と、それを阻止しようとする反市長派が、ともに候補者の擁立を急ピッチで進めている。現在、20人以上の立候補が取りざたされ、「対決の構図」が浮き上がってきた。そんな中、竹原市長の政治理念に一定の理解を示しつつも、市長の不信任案に賛成した“中立路線”のある男性前議員が苦悩している。改選後の市長の失職をにらんだ選挙だけに、旗幟(きし)鮮明にしないと選挙戦は戦いにくい。反面、「是は是、非は非」との信念で、竹原市長と向き合ってきた姿勢は曲げられないからだ。

 ◆「市民に理解求める」
 前議員は、議会定数を10削減する条例改正案では、「地域の声を行政に反映できなくなる」と反対した。が、反市長派の反対で不同意になった教育長人事案については、「教育行政を正常化すべき」との理由で同意した。不信任案が提出された6日の臨時議会では、「行財政改革の必要性は理解するが、市民生活に直結した夢のある政策はなされていない」と、賛成する立場で討論した。

 「私は市長派でも反市長派でもない」。議会解散後の12日、険しい表情でそう語った。

 だが、現実に選挙は近づいている。支持者からは「市長派に付くべき」「反市長派の方がいい」と、両極の声が寄せられている。「このままでは、両派の間に埋没してしまうかもしれない。しかし、これまでの姿勢を市民にしっかり説明し、理解を求めていく」と語り、今のところ、中立を貫いている。

 ◆市長交代のキーマン
 出直し市議選への立候補の動きは活発化し、市長派は前議員1人と市長に理解を示す政治団体「阿想会」の推す新人5人程度、反市長派は前議員12人のうちの約10人と新人7人程度が予定している。この外にも元議員の名前が挙がっており、激戦は避けられない情勢だ。

 地方自治法によると、改選後の市議会で、2度目の不信任案が出された際、定数の3分の2以上が出席し、その過半数が賛成すれば市長は自動的に失職する。定数16の阿久根市議会では、反市長派が11議席を占めれば、「万全の状態」となる。

 ただ、改選後の議席構成によっては、市長の失職をめぐって、市長派と反市長派による前議員の1票の取り込みも予想される。キャスチングボートを握ることになりそうだが、前議員は「市議選のことで精いっぱい。選挙後のことはまだ考えられない」と心情を語った。

 市長の議会解散による今回の市議選では、市長派、反市長派の対立が際だっている。しかし、前議員の市長に対する「是々非々」のような視点を捨て置くことはできないだろう。有権者には、市長が、市議が、その資質を有しているのかどうかを見極める目が求められている。

(2009年2月15日 読売新聞)

268千葉9区:2009/02/15(日) 12:57:23
=熊本3区=
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090212-OYT8T00983.htm?from=nwlb
「新病院」来月には答申JR阿蘇駅周辺整備も急務〜阿蘇市長選15日告示

 阿蘇市長選が15日、告示される。旧阿蘇町、一の宮町、波野村の合併による新市発足から4年。この間、行財政改革や観光振興など市政の課題への取り組みは、どう進んだのか。現職と新人が立候補を表明し、一騎打ちの公算が大きい市長選を前に、現状を見た。(佐々木浩人)

 ■公立病院

 階段を歩くときしむ音が響いた。阿蘇市黒川の阿蘇中央病院(146床)。市が運営する地域の中核病院だが、一部の病棟は築50年近くたち、老朽化が目立つ。現在の常勤医師は6人。機器の増設もままならず、磁気共鳴画像装置(MRI)が必要な時は、民間の医療機関に外注する状況。患者離れが経営を圧迫し、2001年度に赤字に転落。4億円あった積立金も07年度にほぼ使い果たした。

 市は新病院を建設する予定で、医師や県、市などによる建設推進懇話会に諮問し、病院の規模や診療科目の検討が進む。3月には意見をまとめ市長に答申する。病院が新築されれば、熊本大病院(熊本市)から、脳外科医と循環器科医が派遣されることになっており、診療体制が強化される。

 ■観光振興

 世界最大級のカルデラや多くの温泉地があり、07年の宿泊客は87万人、日帰り客も415万人に達した。市は、10年に「宿泊客90万人、日帰り客460万人」を目標に掲げる。

 団体旅行から個人旅行へと客の好みが変わり、嗜好(しこう)に合わせた受け入れ態勢の充実が求められている。11年春には九州新幹線鹿児島ルートも全線開通するため、玄関口となるJR阿蘇駅周辺の整備も急務だ。

 その一環として、昨年6月には国の補助を受け、「道の駅阿蘇」を開館。地元特産品の販売とともに、地域情報を提供し、観光客の滞在時間を増やして地域振興につなげる狙いもある。年末までの7か月間で約31万5000人が利用、年間40万人の見込みを達成しそうな勢い。11年春までに駅前ロータリーも設け、交通の結節点とする考えだ。

 ■行財政改革

 「改善されてきたが、まだ余裕はない」と、市財政課は説明する。

 借金にあたる市債の残高は08年度末で138億6000万円。合併前から8億3000万円減った。だが、財政の余裕を示す経常収支比率は95・4%(07年度)と、合併前より2・8ポイント悪化している。このため、職員数を合併時から46人減の335人(2008年度)に減らし、消耗品や施設の管理委託料に充てる物件費も削った。

 合併特例債は118億円発行でき、08年度までに20億円を使い、その後は、新病院の建設や、小中学校の耐震化に伴う建て替えなどに充てる見通しだ。

(2009年2月13日 読売新聞)

269千葉9区:2009/02/16(月) 21:12:33
>>268
自・公分裂とは珍しい
松岡系・坂本・三浦とどう動いているのか・・・
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090216ddlk43010252000c.html
選挙:阿蘇市長選 告示、舌戦スタート /熊本
 阿蘇市長選は15日告示され、新人で前市議の井芹正吾氏(34)=公明推薦=と再選を目指す現職、佐藤義興氏(59)の無所属の2人が立候補を届け出た。

 投票は22日午前7時〜午後6時(一部は午後4時まで)、22カ所であり、午後7時半から一の宮中学校体育館で開票される。14日現在の有権者数は2万4355人(男1万1243人、女1万3112人)。【伊藤奈々恵、遠山和宏】

 ◇特例債の有効活用を−−井芹氏
 井芹氏は同市内牧の選挙事務所で出陣式をした。公明党の衆院議員と県議、支持者ら1500人を前に「阿蘇は人口流出が止まらない。何とか打開したい」と第一声。「(国が7割負担する)合併特例債は(合併後)10年が期限だ。必要なものなら、安くできた方がいい」と、特例債の有効活用を訴え「生まれて住んでよかったと思える阿蘇づくりをして、3世代が一緒に暮らせる場所にしたい」と話した。

 ◇財政再建の実績強調−−佐藤氏
 佐藤氏は同市一の宮町宮地の阿蘇神社で出陣式。県選出の自民党衆院議員や地元県議ら、約3000人が集った。佐藤氏は第一声で「輝く阿蘇をつくるには、市民との信頼関係が一番だ」と話した。市債の8億3000万円削減など、財政再建に取り組んだ1期目の実績を強調し「医療、福祉、教育と、一つ一つみなさんから話を聞いている。明るく住みやすく、安全・安心の街につくり上げていこう」と呼びかけた。

==============

 ◇市長選立候補者(届け出順)
井芹正吾(いせり・せいご) 34 無新

 飲食業▽阿蘇市商工会青年部[歴]旧阿蘇町議▽市議会文教厚生委員・広報特別委員▽上智大=[公]

佐藤義興(さとう・よしおき) 59 無現(1)

 県高校再編関係市町村等連絡協議会長▽市社会福祉協議会長[歴]衆院議員政策秘書▽近畿大

毎日新聞 2009年2月16日 地方版

270千葉9区:2009/02/16(月) 21:35:53
>>268-269
あったあった
現職佐藤:野田毅、坂本哲志両衆院議員や地元県議(佐藤雅司・自民←一人しか地元選出いないので確定)
公明井芹:公明党の衆院議員と県議

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000902160005
阿蘇市長選 現新の争い
2009年02月16日

  阿蘇市長選は15日告示され、前市議の新顔井芹正吾氏(34)=公明推薦=と再選をめざす現職佐藤義興氏(59)の無所属2氏が立候補を届け出た。井芹氏が「市長交代で市政停滞の打破を」と訴え、佐藤氏は「2期目で積極的な政策展開をする」と約束。財政やブロイラー施設構想などをめぐり論戦を展開する。


  井芹氏は阿蘇市内牧の選挙事務所前で出陣式に臨み、市議11人や公明党関係者らが出席した。ブロイラー施設について、県畜産農協の井恒博理事が「鳥インフルエンザ発生の恐れがあり、農業や観光に影響が出る」と批判。井芹氏は合併による阿蘇市誕生からの4年間について「有利な合併特例債の枠が118億円あるのに、事業化は約20億円」と停滞ぶりを指摘し「医療拠点や教育機関の整備などの事業に使うべきだ」と訴えた。


  佐藤氏は阿蘇市一の宮町の阿蘇神社で出陣式に臨んだ。野田毅、坂本哲志両衆院議員や地元県議らの応援演説を受けた後、「この4年で市の借金を8億3千万円減らした」と強調。2期目に向けて「医療、福祉、教育に力を入れ、住んでみたくなる阿蘇市を次世代にバトンタッチしたい」と訴えた。ブロイラー施設については具体的には触れず、「変な怪文書を出すのは大人としてたちが悪い」と述べ、相手陣営を批判した。


  投票は、22日午前7時〜午後6時に市内22カ所であり(一部繰り上げ)、開票は午後7時半から市立一の宮中体育館で。14日現在の有権者数は2万4355人。

271とはずがたり:2009/02/17(火) 18:41:13

現場からの報告 焦点07統一地方選<上>芦屋町長選 「夕張」念頭に再建論議
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070411/20070411_001.shtml
 ■数値目標明示へ

 「町が抱える問題の解決へ、どんな答えがあるのか。活発に論じる場にしたい」

 2日、芦屋町の町民会館。ひびき青年会議所理事長の吉武智生(37)が、町長選への立候補を表明している3人の陣営に討論会の趣旨を説いた。

 「町の将来を考える公開答論会」と題した会は15日、同会議所が主催し町民会館で開かれる。候補予定者はローカルマニフェスト(政策目標を具体的に示した公約)を示しテーマ別に論じる。

 自治体の財政が厳しさを増す中、全国的に増えている「マニフェスト選挙」。同町でも「町の将来に不安を持つ町民の要望」(同会議所)を受け、初めて実現する。

 「有権者に判断材料を提示できる。望むところ」。各陣営は口をそろえる。一方で、実施時期、事業費、財源といった数値目標を盛り込む公約づくりは、これまでの議員選挙でも経験がない。「初めて取り組むので…」と戸惑いもの
ぞかせた。

 ■名物行事も休止

 現職の鈴木清吾(60)が4期目の今期限りでの引退を表明。町長選にはと
もに町議の安高一夫(58)と波多野茂丸(57)、元町議の竹野純平(62)が出馬を予定する。最大の争点が財政の立て直しだ。

 町はこれまで、町内にある芦屋競艇からの配分金で潤ってきた。潤沢な歳入を基に下水道普及率はほぼ100%。公共施設の利用料は周辺他町より安く、敬老祝い金など福祉施策も手厚かった。しかし同競艇は2001年度、赤字経営に転落。配分金はゼロとなり、町に入るべき施設使用料も約25億円(06年度決算見込み)が滞る。

 競艇頼みだった町財政の悪化は進み、人件費や借金返済額など義務的な経費の割合を示す経常収支比率は105.6%(05年度決算)にまで上昇。基金を取り崩しながらの、ぎりぎりの運営を強いられている。

 昨年、ともに10万人前後を集める夏の名物イベントが姿を消した。大正時代から続く花火大会と、海岸に巨大な砂像を飾る「砂浜の美術展」の休止。町の経費節減策の1つだが、町民の間では「活気が失われる」と寂しがる声も少なくない。

 ■健全財政へ持論

 「夕張のようになりはしないか」。立候補予定者3人にはこのところ、こんな問い合わせが目立つという。約630億円の負債を抱え、財政再建団体に陥った北海道夕張市。国の管理下で住民サービスは抑えられ、税負担は膨らむ。約1万6000人の芦屋町は人口が同規模だ。

 町財政課は「借金は現在約80億円。10年間の財政再建計画を実行して減らし、基金は10億円は残しておきたい」と“違い”を強調するが、報道で伝えられる夕張の窮状が町民の不安を募らせる。

 立候補予定者はそれぞれ、財政再建策を打ち出す。安高は「職員数を類似自治体と同じ規模に減らして人件費を削り、町税滞納分の徴収を強化する」と主張。

 波多野は「競艇の開催日数を他場並みの250日前後に増やし、売り上げ増を目指す」と強調し、竹野は「競艇の収益に頼らない財政体質への改善が必要だ。運営は民間委託も視野に入れたい」と訴える。

 財政改革とリンクするのが合併問題。芦屋町を含む遠賀郡4町が進めていた協議は04年9月に破たん。同町は整った社会基盤を背景に慎重姿勢が目立った。単独運営で2年半が経過した今、町長選の争点の1つとして再び、浮上している。

 選挙戦本番へ、「答論会」とマニフェストの導入が、政策論争に活気を吹き込むか。

     (敬称略)

   ◇   ◇

 「平成の大合併」を受けた統一地方選の後半戦。北九州・京築地区では、芦屋、遠賀、吉富各町の町長選と、中間、芦屋、水巻、岡垣、遠賀、みやこ、吉富の7市町議選が、22日投開票の日程で実施される。注目選挙が控える自治体から報告する。

272とはずがたり:2009/02/17(火) 18:41:25

現場からの報告 焦点07統一地方選<中> みやこ町議選 広がる選挙区、混戦に熱
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070412/20070412_002.shtml
 ■「当落は500票」

 「よそがたの町に行っても、なかなか話を聞いてもらえん」「うちかたの町は、だいぶ食い荒らされとるようだ」

 合併して初めてとなるみやこ町の議員選。旧町時代よりも区域が大きく広がり、有権者数も激増した。立候補予定者たちは戸惑いながらも自然と口調に熱がこもる。

 同町は犀川、勝山、豊津の旧3町が昨年3月20日に合併して誕生。1年1カ月の在任特例期間を終え、議員定数は46から18に減る。現職、元職、新人の約30人が争う見通しで、北九州・京築の議員選では最も激しい戦いが予想される。

 昨年4月の町長選の投票率は74.45%。関係者の間では、町議選はこれを上回るとの見方が強い。80%前後とすれば、約1万5000票(有権者数約1万9000人)をめぐる争いとなる。「500票以上ないと、当選はおぼつかないだろう」。ある無所属現職は、そう話す。

 ■看板でも「攻防」

 しかし、旧町時代の前回議員選で500票以上を獲得した現職、元職の立候補予定者は3人だけ。大半は200、300票台だ。「地元以外の旧2町で票をどれだけ上積みできるかが当落のポイント」と声をそろえる各陣営。17日の告示を控え、旧町の枠を超えたつばぜり合いは過熱気味だ。

 「地縁、血縁を頼りに紹介してもらい、足を延ばしている」と無所属現職の1人。「あの町の人たちの攻勢はすごい。いつのまにか周りの家を固められとった」「もう(投票する人は)決めとるから来んでくれ、と言われた」とため息交じりの声も。候補予定者の名前を大書した立て看板をめぐる「攻防」も、演じられている。

 町選管によると、公職選挙法では、後援会事務所や連絡事務所付近に設置することになっているが、田んぼの真ん中や建物がない道路脇の電柱、ガードレールなどに据え付けるケースが頻発。何度も撤去を求めた。
 「あそこ(の立て看板)は違反ではないか、といった電話も多い」と町選管。ピリピリしたムードを感じるという。

 ■倫理観問われる

 一方で、有権者は複雑な反応を見せている。財政悪化が進み、高齢化が深刻化しているとともに、議員の質や倫理観が問われる事態が合併後に相次いだからだ。

 同町は、財政の硬直度を示す経常収支比率(2005年度決算)が103.2%と、県内の自治体ではワースト5位。高齢化率も27.2%と、県平均の20%を大きく上回り、20年度には37.7%に達する見通しだ。

 議員をめぐる不祥事では、昨年5月、贈収賄容疑で2人が逮捕され、有罪となって辞職。旧3町の合併直前に、町民税や国民健康保険税などの滞納税約6820万円を一括して免除する不納欠損処理問題が表面化し、複数の議員が免除を受けていたことも明らかになった。

 「『もっと(議員は)しっかりせんと、税金を納めんぞ』と言われた」と語る立候補予定者は少なくない。「この人たちに任せて町の先行きは大丈夫だろうか」。60代の農業男性は、不安げな面持ちを見せた。

 熱気と不信が交錯する空気の中で、新しい町は選挙戦を迎える。


=2007/04/12付 西日本新聞朝刊=

273とはずがたり:2009/02/17(火) 18:41:59
>>271-273

現場からの報告 焦点07統一地方選<下>中間市議選 合併白紙の後遺症重く
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/fukuoka/20070413/20070413_003.shtml

 ■候補擁立を断念

 中間市議選の告示(15日)を約2週間後に控えた3月30日。同市内で幸田真達(まさと)(81)は、仲間数人を前に、重い口を開いた。「候補を立てるのは難しくなった」。

 幸田は、北九州市との合併を目指す市民団体の元代表。推進派の新人の大量擁立を模索してきたが、結局、1人も担ぐことができそうにない。口調には悔しさがにじんだ。

 2003年の前回選挙以降、中間市は合併問題に揺れた。前市長の下、北九州市との合併協議が進み、04年10月には、是非を問う住民投票で賛成が約7割を占めた。

 しかし、同年12月、市議会が合併議案を否決し、白紙に。推進派団体は議会のリコール(解散請求)を目指して署名を集めたが、必要数には届かなかった。

 「再び合併協議へと進むには、民意と懸け離れた議会の構成を変えるしかない」。幸田らは、推進派による過半数獲得へ、新人10人以上の擁立を目指した。だが、壁は厚かった。候補にリストアップし、打診したのは4人だけ。いずれも「市議会には魅力がない」などの理由で、断られた。

 ■合併争点化せず

 迎える今回の市議選。幸田ら合併推進団体の擁立がうまくいかなかったこともあり、定数19に対し、立候補を表明しているのは、いまのところ20人にとどまる。

 このうち、推進派とみられるのは現職と新人の計5人前後。中には公約に掲げている新人もいるが、「合併」は争点となりづらい状況だ。

 合併騒動を経て、同市が単独運営を続ける中で、市議会も改革を進めた。定数を21から2削減。さらに、議員1人当たり年間24万円支給されていた政務調査費の全廃も、今年の3月定例会で決めた。県内自治体では初の取り組みだった。

 「いずれ、合併する時が来るかもしれないが、まず役所や議会が身を削る必要がある」。反対派の代表的な存在で、今期限りで引退するベテラン議員はこう強調。ただ、一連の議会改革が進んだ背景に「市民の厳しい視線がある」という指摘もある。

 ■くすぶる失望感

 市議会が合併議案を否決した理由の1つが、合併に伴い定数が21(当時)から3へと大幅に減らされることだった。これに対し、当時、市民の間では「保身」との批判も聞かれた。議会の判断と、住民投票の結果との隔たり−。

 合併に反対した現職の1人は、市議選出馬の準備を進める中で「今度は(投票に)行かんよ」と、支援者から言われることが少なくないという。賛成派の現職も「議員はもうあてにならん、と支持者から突き放された」と困惑の表情を浮かべる。

 合併が白紙に戻って2年余り。この現職2人はともに、「議会への不信や失望感は今もくすぶっているようだ」と感じている。

 合併破たんの「後遺症」がどう影響するか。各陣営にとって、これまで以上に、民意を推し量りながらの選挙戦となりそうだ。

 (敬称略)
(この連載は行橋支局・橋本洋、折尾支局・山根崇が担当しました)


=2007/04/13付 西日本新聞朝刊=

274とはずがたり:2009/02/17(火) 19:17:19

統一地方選の福岡市議選終盤情勢を当選後の視点からおさらい ◎:当選 ▲:落選

7区終盤情勢 ’07市議選<上>東区 博多区 中央区
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5893-5894
 ●東区 最多23人がしのぎ

 7区最多の23人が競り合う大激戦区。自民現職小石原◎が箱崎、筥松、松島、同じく森◎が香椎、香住ケ丘、下原で地盤固めを急ぐ。西戸崎・志賀島地区では、自民現職川上◎と無所属元職の西田▲が正面からぶつかる。

 前回初の3議席を獲得した公明は、山口◎、渡辺◎の現職2人と新人尾花◎が支持団体中心に票固めに懸命。2議席奪還を目指す共産は原田▲、綿貫▲が知事選、県議選と絡めた戦術で支持層掘り起こしを図る(→●共産共倒れ)。民主◎金出(1.2万の圧勝)、ふくおかネットワーク◎外井(最下位当選)の女性現職組はそれぞれ支持層を固める。(→◆民主はもうちょっと擁立しても良かったかも。ネットへの推薦とかして計3議席程取れないものか?)

 和白・塩浜では自民新人今林◎が三角◎ら無所属新人と激しい票の奪い合い。元職藤本顕◎は水谷に事務所を構え、みどり福岡菊川▲は議席獲得に全力。街頭演説派、自転車遊説派など、無所属新人の手法がどこまで支持者を広げられるか。

 ●博多区 現職と若手が競合

 9議席をめぐり、30代の若手新人5人と現職8人が争う。
 自民は、連続トップ当選の川口◎(今回もトップ当選)が那珂校区中心に浸透を図る。現職南原◎は三筑や博多部で動きが活発。新人福田◎は引退市議の父親から吉塚など地盤を引き継いだ。

 市木◎と石田◎の公明現職2人は支持組織に浸透を図る。みらい福岡現職2人は、鬼塚が席田、石川が三筑を拠点に支持固めを急ぐ。前回最下位の共産比江嶋◎も懸命。社民は前回公認の現職高田▲(次点)を無所属候補のまま推し、初議席を狙う民主は無所属田中◎を推薦する。みどり福岡新人本河▲(最下位)も初議席を狙う。

 注目は自民の主地盤とされる中央と南部。両地域から新人が続々と出馬したことで現職が他候補の地盤を攻める動きも。無所属新人日下部と石井は財政健全化や教育再建などを訴える。

 ●中央区 投票率次第で混戦

 7議席をめぐる現職6人、新人7人の争いは激しさを増す。
 自民3人はいずれも議長経験者のベテラン。稲員◎は赤坂、警固、妹尾◎は舞鶴、大名、石村◎(最下位当選)は白金、平尾を中心に、それぞれ地盤の引き締めを進める。

 今回は同区選出の元自民県議、新人内田▲が平成会から出馬。みらい福岡現職の水城◎を交え、保守層票の奪い合いがカギを握りそうだ。同じくみらいに所属する現職森山▲は前回の民主からくら替え。民主は新人の田中慎◎(圧倒的1位当選)を擁立しており、運動量が勝負を分けそうだ。

 公明は新人楠◎が県議選と連動した動きで支持基盤を固める。共産も現職星野◎が県議選の女性新人候補と票の上積みを図る。残る女性候補の無所属新人加藤▲とみどり福岡新人田中靖▲、「若さ」が強みの無所属新人長友▲、小野▲が無党派層の掘り起こしに力を入れる。

275とはずがたり:2009/02/17(火) 19:17:42
>>274-275

7区終盤情勢 ’07福岡市議選<下>南区 城南区 早良区 西区
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5895-5896

 ●南区(定数12) 当選ラインへ懸命

 少数激戦だった前回から一転したことで、各陣営とも当選ラインとみられる4000票台への積み上げに懸命。
 自民現職5人は従来通り地盤固めの戦略。川上◎が老司、進藤▲も三宅周辺に浸透。光安◎は柏原など西南部で運動を展開し、伊藤◎は野間や若久、打越◎(最下位当選)は皿山などで支持拡大を図る。

 公明は、現職大石◎と新人松野◎が組織的な動きでともに上位当選を狙う。みらい福岡現職2人は、国分◎が拠点の若久で活動、小串▲は主地盤の曰佐以外へ食い込みを目指す。共産現職宮本◎は県議選と連動。民主は現職三原◎(圧倒的トップ当選)が労組支援を受け、新人山下◎は市長とのパイプを前面に押し出す。ふくおかネットワーク現職野尻◎は女性の視点を強調する。

 無所属組は、みどり福岡の推薦を受けた元職保坂▲が地道な戦い。飯森◎、池上▲、小松▲、田島▲の4新人は若さや地元密着の政策をアピールし、票の掘り起こしを進める。

 ●城南区 過熱する集票合戦

 定数6に現職5人、新人6人、元職1人の計12人が出馬。7選挙区で有権者数は最も少なく、競争率は2.0倍でトップという「最激戦区」の攻防。

 平成会元職の高山◎(今回もトップ当選)は7期連続トップ当選の実績で区内全域に浸透する。公明現職の大石◎も支持組織票をバックに安定した戦いを続ける。県議も含めた空白区解消に意欲を燃やす民主は、新人太田◎が豊富な運動量で勢いを増す。

 自民はベテランの現職青柳▲(次点)が遊歩道整備などの実績を強調、金山周辺で引き締めを図る。同じ現職阿部◎は長尾を中心に地域活動などで培った支援者に支持を広げる。共産現職倉元◎(最下位当選)、社民推薦の無所属現職吉田▲はともに支持基盤中心に票固め。

 みらい福岡所属の新人久保▲と永野▲は無所属で出馬し、教育や福祉を訴える。ふくおかネットワーク高森◎、みどり福岡山口▲(→09衆院選福岡11区社民公認出馬へ)の女性新人2人と無所属新人岩松▲は市政改革を訴えて票の上積みを図る。

 ●早良区 新人どう食い込む

 10議席に対し現職10人、新人2人が名乗りを上げた。競争率は7選挙区で最低の1.2倍だが、ベテランの多い激戦区でもある。

 自民は議長経験のある現職津田◎が室見地区を中心に地盤固め。今回から自民公認の現職友納◎は高齢者施設などで支持を呼び掛ける。公明は黒子◎と久保◎の現職2人。それぞれ前回トップと3位の実力だが「少数激戦に油断は禁物」と支持層を引き締める。

 みらい福岡現職平畑◎は高取、同会派公認だが無所属で戦う現職大森◎は西新地区中心に支持の輪を広げる。共産現職中山◎は無党派層への浸透を図り、社民現職木村◎(最下位)は原を中心に教育関係者らの支持を固める。

 民主現職栃木◎は北部の百道、百道浜が拠点。新人玉井◎は南部の野芥に事務所
を構えた。前回復活当選したみどり福岡現職荒木▲は議席維持に全力。無所属新人占部▲は飯倉を中心に遊説。

 ●西区 今宿周辺で激戦か

 現職6人と新人4人で7議席を争う。引退議員の地盤だった今宿周辺では各陣営が入り乱れている。

 自民は現職冨永◎が周船寺に広く浸透し、新人吉村▲は引退議員の後継として支持を訴える。現職小畠◎は姪浜周辺でみらい福岡現職木原▲とぶつかる。みらい現職笠◎は田尻、元岡を着実に固める。

 前回トップ当選した公明現職の川辺◎はこれまでの支持層堅持を図る。民主現職の江藤◎(堂々のトップ当選。2議席擁立いけるんちゃうか)は壱岐団地周辺に支持を広げ票の上積みを狙う。初の議席確保を目指す共産は4度目の挑戦となる新人熊谷◎を擁立。みどり福岡新人の大里▲は駐輪場無料化などを訴える。無所属新人の池田◎は2度目の挑戦で議席獲得を目指す。

276とはずがたり:2009/02/17(火) 20:45:51
福岡市議選部分加筆
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007seirei-w.txt

277千葉9区:2009/02/17(火) 21:24:28
>>268-270
現職佐藤:平成17年に市町村合併に伴う阿蘇市長選に出馬し、河崎敦夫旧阿蘇町長を破り、初当選を果たした。
公明井芹:平成14年4月の阿蘇町長選で現職だった河崎氏に挑み、9票差で惜敗。
http://www.kumamoto-keizai.co.jp/content/asp/dejikame/dejikame_detail.asp?PageID=20&amp;Knum=10800&amp;PageType=list
現職と新人の一騎打ちか…阿蘇市長選 2009年1月31日(土)

 2月22日に投開票される阿蘇市長選にはこれまでのところ、現職で2期目を目指す佐藤義興氏(59)と阿蘇市議の井芹正吾氏(34)が立候補を表明している。ほかに立候補の動きはなく、一騎打ちが濃厚となっている。
 佐藤氏は昭和24年8月6日生まれ。旧阿蘇町出身。阿蘇高校―近畿大学卒。大学卒業後、野田毅衆院議員の秘書になり、平成元年建設大臣秘書官、3年国務大臣経済企画庁長官秘書官、6年政策担当秘書などを務めた。秘書歴は約32年。平成17年に市町村合併に伴う阿蘇市長選に出馬し、河崎敦夫旧阿蘇町長を破り、初当選を果たした。当選後から組織強化を図ってきた後援会を主体に活動を展開するとともに、坂本哲志衆院議員、佐藤雅司県議、市議13人の支援を受けている。
 井芹氏は昭和49年12月23日生まれ。旧阿蘇町出身。熊本マリスト学園高校―上智大学法学部卒。平成14年4月の阿蘇町長選で現職だった河崎氏に挑み、9票差で惜敗。同年11月の町議選で初当選。17年合併に伴い市議会議員になり、19年の市議会議員選挙で再選を果たした。井芹は昨年6月の出馬表明後から挨拶回りをはじめ、全戸を一巡。野党市議11人が支援している。後援会は、市内10の地域ごとに地区後援会長を置いて組織。ミニ集会をこなすとともに、昨年末からは辻立ちを開始し、知名度アップを図っている。(詳細は政治レポートに掲載、政治経済部・茺粼)

278千葉9区:2009/02/17(火) 23:43:33
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090217ddlk44010552000c.html
選挙:大分市議選 “国政”弁士、党首来援〜要請ゼロ 衆院選にらみ思惑も /大分
 46議席を巡る55人の戦いが始まった大分市議選。22日の投開票に向け、各候補者は懸命に声をからし、国会議員の応援弁士同士の“ニアミス”も。一方、党をほとんどアピールしない陣営もあり、衆院選も控える中、微妙な温度差があるようだ。初日の15日の動きを追った。【金秀蓮、梅山崇】

 午後1時45分、市南部の富士見ケ丘ニュータウンの公園。社民党の福島瑞穂党首と衆院大分2区に立候補する重野安正幹事長の党のナンバー1と2が、党推薦の現職候補の集会に顔を出した。福島党首は「新自由主義から社会保障を大切にする社会に変えていこう」と、時に麻生太郎首相の批判をまじえ、国政中心に熱弁。重野幹事長が候補の人柄と実績に触れた。夕方の会見で福島党首は「衆院選を占う重要な市議選。重野さんの当選につながる戦いに」と訴えた。

 その公園から100メートル離れたバス停。同時刻、民主新人候補が市議会の定数削減を訴えていた。候補は吉良州司衆院議員(大分1区)の元秘書。同行した吉良議員は「吉良州司にお与え下さった力を、この新時代の地域を作る……」と、自身の名前も織り込みつつ、候補者支援に頭を下げた。民主は、大分3区に立つ横光克彦衆院議員ら県連幹部が候補者にマンツーマンで付き、各地をくまなく巡った。

 今月1日の北九州市議選で得票率を伸ばし候補者全員が当選した共産は、次期衆院選での目標は九州ブロックでの比例2議席獲得だ。仁比聡平参院議員(比例)は午後1時半、市中心部の病院前で新人候補の応援演説に立ち、「北九州市議選の“全勝”は麻生内閣の足元を直撃した。大分市政のゆがみに立ち向かえば、国の政治に突き刺さる」と力説した。

 一方の与党。衆院大分1区立候補予定の自民新人、穴見陽一氏はどの自民候補の出陣式にも出席しなかった。「要請があればはせ参じるつもりだったが……」と事務所。結局、1日かけて各陣営を見舞った。礒崎陽輔参院議員(大分選挙区)は選挙カーに乗り込んだが、全体的に党の動きは鈍い。自民関係者は「各陣営の選挙カーなどを見ると、市中心部では意識的に『自民』の名前を出してない気がする」。先月の北九州市議選で自民は惨敗。ベテラン現職候補の出陣式でマイクを握った平安正知・福岡県小郡市長は「北九州市議選で応援した候補は、上位当選確実と言われながら落選。自民の看板を背負ったから、無党派層の票が入らなかった。候補にそんな思いを味わわせぬよう、一人一人、壁を打ち破ってほしい」と激励した。

 前回と同様6議席の獲得を目指す公明は、松あきら参院議員(神奈川選挙区)が午後2時、明野緑地広場に駆けつけ、候補2人を激励。8日には太田昭宏代表も大分入り。「前哨戦」として全力投球するのは、衆院選比例の九州ブロックで、1増の4議席獲得を目指しているからだ。松議員は「2次補正予算案は定額給付金だけではなく、経済対策が盛り込まれた国民生活そのもの」と強調。反対する野党をけん制し、「与党とか野党とか言っている場合ではなく、一丸となって国民のために考えないと」とアピールした。

279とはずがたり:2009/02/18(水) 20:59:11
=熊本3区=

失礼ながら田舎の町長選にしては阪大出vs慶大出の豪華キャストですなぁ。

選挙:山都町長選/山都町議補選 町長選は一騎打ち 町議補選は3人が立候補 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090218ddlk43010679000c.html

 山都町長選が17日告示され、新人で旧清和村長の兼瀬哲治氏(62)と、現職で再選を目指す甲斐利幸氏(66)の2人が立候補した。旧3町の合併から4年。解決していない町庁舎の建設予定地問題や農業振興策などが争点となる。

 庁舎予定地の見直しを求める兼瀬氏は同町下市の畜産農協跡で出陣式。「合併特例債で農業振興や救急医療の基金を作る。庁舎問題も選挙で住民の意志を示してほしい」と支持を求めた。甲斐氏は同町千滝の体育館で出陣式。「庁舎予定地(現庁舎跡)は合併3町村長の合意で、商店街とのリンクは農業振興と並んで重要。町民の生活のためにも(他へは)移せない」と訴えた。

 町議補選(改選数2)も告示され、新人3人が立候補した。投票はいずれも22日午前7時〜午後6時、町内53カ所であり、同日午後8時から町中央体育館で開票される。16日現在の有権者数は1万5916人(男7510人、女8406人)。

==============
 ◇町長選立候補者(届け出順)
兼瀬哲治(かねせ・てつじ) 62 無新
 農業[歴]清和文楽の里協会役員▽旧清和村長▽慶大
甲斐利幸(かい・としゆき) 66 無現(1)
 緑川森林組合長[歴]旧矢部町課長・町長▽阪大
==============
 ◇山都町議選立候補者(改選数2−3・届け出順)
赤星喜十郎 61 旅館業  無新
福田満興  68 農業   無新
石原憲治郎 62 会社役員 無新

280とはずがたり:2009/02/18(水) 21:00:21

選挙:南阿蘇村長選/南阿蘇村議選 村長選に5新人 3庁舎体制など争点に /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090218ddlk43010659000c.html

 南阿蘇村の村長選と村議選(定数18)は17日、告示された。

 村長選は、農業、岩下友春氏(61)▽同、市原正人氏(71)▽同、工藤保雄氏(53)▽前村議、長野敏也氏(63)▽農業、吉良清一氏(53)の無所属新人5人が立候補した。財政問題や旧白水、久木野、長陽の3村合併に伴って設けられている3庁舎体制のあり方などが争点だ。

 旧3村からそれぞれ立候補者がいて混戦となっている。公職選挙法の規定で、当選には有効投票総数の4分の1以上が必要。どの候補も得票できなければ県内で初の再選挙となる。再選挙は、村選管の告示から50日以内に実施され、本選挙の候補者に加え、新たな立候補も可能だ。
 ◇村議選には23人が届け出

 一方、定数が4減って18になった村議選は現職14人、新人9人の計23人が届け出た。

 投票は22日午前7時〜午後6時、村内17カ所で。午後7時から村久木野総合センターで開票され、午後9時ごろには当落が判明する見込み。16日現在の有権者数は1万187人(男4840人女5347人)。【遠山和宏】

==============
 ◇南阿蘇村長選立候補者(届け出順)
岩下友春(いわした・ともはる) 61 無新
 農業[歴]村総務課長・助役・副村長▽熊本第一工高
市原正人(いちはら・まさと) 71 無新
 農産加工施設経営[歴]旧久木野村議・村長▽熊本農高
工藤保雄(くどう・やすお) 53 無新
 JA阿蘇理事▽郡市柔道協会役員[歴]村議▽熊本商科大
長野敏也(ながの・としや) 63 無新
 村体協会長[歴]旧長陽村助役▽村議▽熊本商大付高中退
吉良清一(きら・せいいち) 53 無新
 村認定農業者の会会長[歴]旧白水村議▽大阪府立大
==============
 ◆村議選立候補者
 ◇南阿蘇村(定数18−23・届け出順)
飛瀬稔   66 会社役員  無現
小林智征  41 会社社長  無新
荒牧正   68 農業    無現
安達辰喜  57 農業    無現
下田新喜  60 会社役員  無新
古澤順正  58 農業    無新
小堀孝二  60 農業    無現
岩代一宏  57 農業    無現
二子石久代 65 会社役員  無新
北野悦之  56 農業    無新
立石武博  74 政党役員  共新
井芹政重  60 農業    無現
今村六王  60 農業    無現
大塚建雄  60 自営業   無現
今村英勝  65 農業    無現
伊藤清起  60 農業    無現
今村竜喜  45 農業    無新
興梠実   60 農業    無現
脇坂春喜  54 建築業   無新
渡辺武   62 農業    無現
荒牧俊一  53 農業    無現
古庄正治  60 農業    無現
橋本功   61 就農指導員 無新

281千葉9区:2009/02/19(木) 21:10:11
>>278
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000902180001
迷走する街づくり/09年大分市議選(1)
2009年02月18日

独居高齢者に生活不安
「陸の孤島」郊外団地


 大分市上宗方の「松が丘団地」に住む後藤桂子さん(74)は昨年12月17日朝、自宅の寝室で後頭部の鈍い痛みに襲われた。体がよろめき、起きあがろうとしても思うに任せない。


 「死ぬかも知れない」


 救急車やタクシーを呼べばよかったのだが、あまりに気が動転していて、それすら頭に浮かばなかった。はうようにして何とか自力でバスに乗った。病院へたどり着くと、脳卒中と診断され、そのまま1週間以上、入院した。


 長男は埼玉県、長女は日出町で暮らし、昨年5月に夫に先立たれてからは、一人暮らしを続けている。「また、同じことがあったらと思うと、本当に怖い」。あの日以来、いつも不安と背中合わせの生活を送ることになってしまった。


   ■    □


 市中心部から約5キロ南西に位置する松が丘団地は、三井不動産(東京都)が71年に開発を開始し、74年に1094戸、約47ヘクタールの宅地造成を完了した。市は、学校や集会所の建設に加え、道路や公園の整備を巡って同社と協議するなど、開発に深くかかわった経緯がある。


 団地は市中心部で働くサラリーマンや公務員らのベッドタウンとして発展し、ピークの85年には居住人口が約4300人まで膨らんだ。だが、少子化に加え、より立地や利便性の高い新興住宅地が次々に造成されて若年層が流出したこともあり、現在は約3400人まで落ち込んだ。このうち65歳以上の人口は30%を超え、市全体の高齢化率19%を大きく上回っている。


 07年2月、団地の完成当初から営業を続け、住民の「食」を支えてきたスーパーマーケット「トキハインダストリー」が撤退した。同年3月には、団地内で唯一とされる病院も閉院した。インダストリーの撤退には、00年に団地からわずか2キロ弱のところにオープンした、同系列の大型商業施設「トキハわさだタウン」も影響している。


 市は95年、総合都市整備基本計画を策定し、市費約30億円を投じて周辺の農地や宅地を開発して総面積40ヘクタールの「稙田新都心」へと生まれ変わらせた。新都心構想の中核施設である「わさだタウン」には市民行政センターが併設され、買い物帰りに住民票取得や税務手続きができるようになるなど、近隣地域の利便性は格段に向上した。


 ところが、当初は平日も運行されていた松が丘団地と「わさだタウン」を結ぶ循環バスがその後、土日祝日のみに減便される。身近にあったスーパーもなくなったうえ、新都心への交通アクセスも悪化し、車を運転できない高齢者にとって団地は「陸の孤島」となってしまった。


   □    ■


 大分大学が07年夏に団地住民を対象に実施した調査では、「日常の買い物が不便」という回答が89・6%に達した。自由回答欄には「インダストリーの撤退は信じられない痛手で、悲しい」「わさだタウンや市民行政センターを利用したいが交通手段がない」などの切実な声が多く寄せられた。


 その一方で、松が丘団地のような高齢化が進む住宅街では、後藤さんのような一人暮らしのお年寄りを、災害時などに地域でいかに守っていくかが、切迫した課題となっている。


 団地の自治会役員は、市の嘱託で自治委員も兼任しているので、市からの情報で各世帯の人数や年齢、家族構成などは把握できる。ところが、個人情報保護法の制約から、災害時に備えて、一人暮らしや寝たきりの高齢者の情報を周辺住民で共有することはできなくなってしまった。


 そのうえ核家族化が進み、都市住民の間では、特に近所付き合いの習慣が薄らいでいる。大分大の調査では、近所付き合いの程度についての質問に「困ったことがあった時に助け合う仲」と答えたのは約1割に過ぎなかった。


 調査した同大の椋野(むく・の)美智子教授(社会保障論)はこう言う。「郊外住宅の際限のない新規開発を行政が放置すれば、若者たちが住む住宅地と、高齢化が進む住宅地の二極化が進む。そうなれば、松が丘団地のような、車のない高齢者にとっての『陸の孤島』が増える恐れもある」


     ◇
 22日の大分市議選の投開票を前に、市が抱える「街づくり」の課題を検証する。
(この連載は、神庭亮介が担当します)

282千葉9区:2009/02/19(木) 21:11:13
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000902190004
迷走する街づくり/09年大分市議選(2)
2009年02月19日
 官民ちぐはぐ活性化策
「基本計画」57事業で250億円



 「店じまい 売りつくし」「35年間のご愛顧に、心より感謝申し上げます」――。来月20日での閉店を告げる大きな看板が掲げられている大分市中央町2丁目の総合スーパー「大分サティ」は、16日午後も閉店セール目当ての買い物客でにぎわっていた。


 毎日のように食料品や日用品を買いに来ていたと言う同市都町の会社員、飯田政子さん(62)がこぼした。「品数が多くて助かっていたのに……。ここには食料品を扱うスーパーが入ってくれないと困るんだけれど」


 昨年9月、大分サティを運営するイオン九州(福岡市)は、同店の売上高が最盛期の3分の1にあたる約20億円まで落ち込んだことなどを理由に、閉店を決めた。


 同社は、利用客への配慮から、店舗展開の似たスーパーなどへの売却を目指して交渉を進めているものの、依然、契約には至っていない。建物が築35年と老朽化しており、大規模な耐震補強工事か建て替えが必要となるため、新店舗の開店はどんなに早くても、半年以上は先になるとみられている。


 閉店で失業するパート従業員の一人は苦笑した。「最近は、トキハわさだタウンやパークプレイス大分などの郊外店に押されて、商店街全体の元気がなくなっている。閉店の時になってお客さんが増えるなんて皮肉ですよね」


   ■    □


 市は昨年、商店街の空きビル再生やJR大分駅付近の連続立体交差など、官民で57もの事業(総事業費250億円)を実施する「中心市街地活性化基本計画」を国に提出し、認定された。計画では対象地域の小売業の年間商品販売額を04年の872億円から将来的には1100億円まで引き上げることも目標に掲げている。


 ただ、この目標額は大分サティが年間20億円前後の売り上げで営業を継続することを前提にはじいた数字だった。サティ撤退という「誤算」から、早くも「見直しを迫られることになるだろう」と市都市計画課の担当者も頭を抱えている。


 00年に策定した前回の基本計画を進めた時は、官民の49事業に総額900億円(うち市の支出は331億円)の巨費を投じたが、中心商店街の小売業の年間商品販売額は02年の総額約1122億円から04年は約928億円に激減。空き店舗率も00年の3%から現在は7%へ急上昇するなど、空洞化に歯止めを掛けることはできなかった。


 市は「前回の計画の時は、民間の事業が半分以上、実施されなかった。今回の計画では、官民が手を携えながら、民間側にどれだけ頑張ってもらえるかが成否の鍵を握る」と力説する。だが、その言葉とは裏腹に、官民の不協和音は、市が力を入れてきた歩行者天国の事業からも聞こえてくる。


   □    ■


 市や商店街、交通事業者などでつくる「歩行者天国実施協議会」は05年から毎年秋に、JR大分駅前から北にのびる中央通りの400メートル区間で、週末や祝前日の一日だけホコ天を行ってきた。西側(中央町側)3車線で開催した05年に3万8千人、東側(府内町側)3車線で実施した06年に3万4千人、全6車線で夜間に催した07年は6万4千人が訪れた。


 昨年は当初、おおいた国体の街頭イベントに合わせて、9月下旬の開催を模索した。しかし、バス会社から「乗り場の変更について、利用者へ周知する期間が足りない」と反対意見が出され、白紙になった。


 次は11月の夜間開催を目指したが、今度は1カ月前になって県警側から交通規制の対象区間を縮小するよう要請されたことをきっかけに、安全面や交通渋滞を不安視するバス会社が難色を示して、またも見送りとなった。


 今年に入って、3月の開催を探る動きも出たが、ここでも会員間の足並みがそろわずに頓挫し、結局、市が開催のために用意した1200万円の予算も消化されないままに終わった。同協議会の園田孝吉会長(67)は「年内に何としても、(ホコ天を)開催させたいが、現状ではかなり厳しい」と顔を曇らせる。


 ホコ天にかかわってきた商店街関係者の一人は「官民協働の前に、市役所の内部で所管する商工部と都市計画部の意見がバラバラ。市の指導力の欠如が今回の事態を招いた」と批判し、こう嘆いた。「なぜきちんとした青写真を描けないのか。市に振り回される民間の側はいつも徒労感ばかりが残る」

283とはずがたり:2009/02/21(土) 00:42:22
大分市議会
会派別名簿 ◎議席順名簿へ ◎委員会別名簿へ ◎議席順顔写真名簿へ
http://www.city.oita.oita.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&amp;Cc=7d6a1b101f1c22c

会派名 人数 ※○印は各会派の代表者です。氏名の前の数字は議席番号です。

自由民主党17
○32 田島八日 16 矢野久 17 下村淳一 18 二宮博 19 藤田敬治 20 工藤哲弘 21 安部剛祐 22 野尻哲雄 23 永松弘基 24 板倉永紀 25 足立義弘 26 仲道俊寿 27 三浦由紀  28 河越康秀 29 長田教雄 30 秦野恭義 31 阿部剛四郎

社会民主クラブ 9
○14 桐井寿郎(社・王子製紙労組) 7 宮邉和弘(無・市職労) 8 井上香龍(社・県職労) 9 �鯥酣邱�(社・郵政公社労組、大分バス労組) 10 安東房吉(社・県教組) 11 篠田良行(社推・県酪九乳労組) 12 日小田良二(無・市職労) 13 指原健一(社・県教組) 15 田�浬�(社・ 全農林、全林野、全国一般)

公明党 6
○48 後藤一裕  43 今山裕之  44 吉岡美智子 45 衞藤三男
 46 渡部義美  47 油布忠

新市民クラブ 6
○42 藤沢達夫(無・新日鐵) 37 荻本正直(無・昭和電工) 38 徳丸修(無・東芝) 39 河内正直(無・JR九州労組・JR) 40 後藤淳夫(無・日鉱佐賀関労組・基幹労連) 41 高橋弘巳(無・住友化学)

日本共産党 4
○ 6 大久保八太  3 小手川恵   4 廣次忠彦   5 福間健治

おおいた市政クラブ 4
○36 井手口良一(無・ゼンセン) 33 福崎智幸(民・九電)  34 衛藤良憲(民)  35 小嶋秀行(民・情報労連・NTT)

無所属 2
2 挾間正(民推) 1 二宮純一

支持勢力は↓参照
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2005oitashi.html

主な落選候補
次点:帆足 幸治 54 無職 無新 =青葉台
次次点:高野 博幸 40 政党職員 社現 = 郵政公社労組、大分バス労組・尻田→補選無投票当選。凄い威光だよw
次々々点:小野 祥美 50 会社員 社現 =二〇〇三年 の補選で当選・県高教組中央支部

http://www.senkyo.janjan.jp/election/2007/44/00006779.html
大分市議会議員補欠選挙  2007年04月15日告示  2007年04月22日投票 無投票 
有権者数 : 371286人  無投票  選挙事由:首藤隆憲氏の立候補に伴う辞職
選管発表順
【定数 : 1 / 立候補者 : 1 】
○ 高野 博幸 43 男 社民 元 政党役員

284とはずがたり:2009/02/21(土) 00:58:39
>>92
>民主党は現職の三人と新人の堀嘉徳氏を公認する。
>>278
>民主新人候補が市議会の定数削減を訴えていた。候補は吉良州司衆院議員(大分1区)の元秘書。

55人舌戦スタート 大分市議選告示
雇用問題や旧町部振興策争点
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090216-OYT8T00277.htm

 大分市議選(定数46)が15日告示され、55人が立候補した。合併特例法の定数特例を適用した前回より定数を2削減し、選挙区も旧3市町別から全市1区となり、7日間にわたる選挙戦は激しさを増しそうだ。

 候補者の内訳は現職39人、新人16人。男女別では男性53人、女性2人。党派別にみると自民17人(推薦の1人が党籍証明書を提出)、民主4人(前回は公認3・推薦1)、公明6人、共産4人、社民5人(うち推薦1人)、無所属19人。無所属のうち、民間企業労組出身者らでつくる会派・新市民クラブが現職5人と引退する現職の後継新人1人、民主系の市政クラブが現職1人、社民系の社民クラブが現職3人を立てた。

 景気悪化に伴う雇用問題や大分サティが撤退した後の中心市街地活性化、旧町部の振興策などが争点。

 候補者たちは届け出を済ませると、支持者を前に第一声を上げた。このうち、自民現職の出陣式では、来賓としてあいさつした福岡県内の首長が「北九州市議選では、自民党候補が苦戦を強いられた。これまで以上に苦しい戦いになる」と陣営を鼓舞。候補者は党には触れず決意表明し、支持者らと握手を交わした後、遊説に向かった。

 他陣営でも党首や現職参院議員らが来援に訪れ、衆院選の前哨戦の様相も呈した。街頭で議員定数削減や、既存政治の枠組み打破などを訴える無所属新人の姿も見られた。

 投票は22日午前7時〜午後8時、101投票所(佐賀関・野津原両地区は午後7時、百木、河原内、伊与床地区は午後6時まで)で行われる。期日前投票は16〜21日の午前8時半〜午後8時、市役所と各地区の支所・出張所で。

 有権者数は14日現在、37万6449人。
(2009年2月16日 読売新聞)

選挙:大分市議選 あす告示、55陣営が立候補準備 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090214ddlk44010677000c.html
 任期満了に伴う大分市議選が15日、告示される。前回(05年)は合併によって佐賀関、野津原の旧2町にそれぞれ選挙区が設けられたが、今回は全市1区となる。定数2減の46議席となり、現新含め55陣営が立候補を予定しており、激戦が予想される。投開票は22日。

 党派別でみると、自民16人▽公明6人▽民主4人▽共産4人▽社民4人。無所属21人。新旧別は現職39人、新人16人。

 立候補の届け出は、市役所本庁舎8階大会議室で午前8時半〜午後5時に受け付ける。期日前投票は16〜21日の午前8時半〜午後8時、市役所と各支所など計9カ所で。有権者数(08年12月2日現在)は37万6364人(男17万7985人、女19万8379人)。【金秀蓮】

毎日新聞 2009年2月14日 地方版

285千葉9区:2009/02/21(土) 15:47:11
>>244>>253
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090220ddlk40010442000c.html
北九州市議会:自民議員団2人入会、計15人に 最大会派に肉薄 /福岡
 北九州市議会(定数61)の2人会派「市民の声」の佐藤茂議員と、1人会派「みらい北九州」の井上秀作議員は19日、第2勢力の自民議員団(13人)への入会届を市議会事務局に提出した。議員団は15人となり、最大会派「ハートフル北九州」(民主・社民党系、16人)に肉薄する陣容になった。

 議員団は、元議長の片山尹団長を中心に他の議員にも接触を図るなど、23日の議長選を前に議会内の多数派工作が活発化している。

〔北九州版〕

286とはずがたり:2009/02/22(日) 00:18:30
>>285
あざーす。
>>257 >>260から見るに井上はまんまと落ち目の会派「自民市民ク」を棄てて自民側に寝返ったという訳だな。(>>260の計算の一人逃亡はこいつだったか)
佐藤と云い井上と云い幾ら貰ったか知らんけぇが次は必ず落とさねば。佐藤など最下位当選だし次は民公が3人擁立して蹴散らしてしまえぇえヽ(`Д´)ノ
民主は風次第って所があるから判らないけど公明はどうみてももう一人だせるよねぇ。

 ◇小倉北区(定数12−14)=選管最終発表
当 6,705 木村 年伸 49 自現② 校区社協役員・市議秘書、町内会副会長「自市●」
当 5,286 中村 義雄 44 無現② 作業療法士・市職員「自市●」
当 4,542 吉田 通生 66 自現 会社社長・「自民■」
当 3,978 奥村 祥子 51 自現② 校区社協理事・市少年補導委員・幼稚園教諭「自市●」
当 2,793 佐藤 茂  51 無新 保護司・自民系「◆」→2人会派「市民の声」結成→直ぐに「自民」に参加
  2,147 山田 国義 73 無新 建設会社相談役・市少年補導委員・前回次点・自民系

 ◇小倉南区(定数12−16)=選管最終発表
当 6,087 渡辺 均    53 自現② 文化団体顧問・曽根地区地盤・元曽根漁協組合長、元市漁港整備推進協副会長「自民■」
当 5,865 西田 一    37 無新=自① 福祉施設長・父が三村後援会幹部「◆」
当 5,137 井上 秀作   39 自現 学校法人理事・企救丘地区「自市●」→1人会派「みらい北九州」結成→直ぐに「自民」に参加
当 4,744 片山 尹    62 自現 団体相談役「自民■」元全国市議会議長会長
  4,540 三村 善茂   72 自現(8) 会社役員・徳吉地区地盤、元議長「自市▲」
  2,342 吉村 太志   36 無新 体育団体役員・元県議(吉村)の甥
  1,434 小清水喜代孝 49 無新=自 NPO支部長・元自民県議(吉村)秘書

287千葉9区:2009/02/22(日) 13:10:49
>>244>>253>>285-286
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090221ddlk40010371000c.html
北九州市議会:議長選めぐり“さやあて” 第1、第2会派ともに譲らず /福岡
 23日に予定される北九州市議会(定数61)の議長選を巡り、議長獲得に意欲を見せる最大会派のハートフル北九州(民主・社民党系、16人)と第2勢力の自民議員団(15人)の幹部が20日、市議会内で会談した。双方とも相手に譲るそぶりは見せず“さやあて”は平行線で終わった。

 会談は、ハートフルの世良俊明副代表が議員団の片山尹(おさむ)団長を訪ねる形で行われた。出席者によると、世良氏は「議長、副議長は第1会派、第2会派から選ぶのが慣例だ」と主張。最大会派であるハートフルからの議長選出に理解を求めた。

 片山氏は「慣例は既に崩れている。議長は得票数で選べばよい」と反論したという。議員団は公明(11人)などの会派と協力関係にあり、議長選になればハートフルをしのぐ支持を集める見通しがあるためとみられる。【平元英治】

288名無しさん:2009/02/23(月) 01:58:45
大分市議選結果
自民14 公明6 社民5 民主4 共産4 
無所属13(新市民クラブ6、社民クラブ3、市政クラブ1、その他3)
その他無所属新人は衛藤晟一の元秘書福岡市議選落選候補

289とはずがたり:2009/02/23(月) 02:23:51
>>288
あざーすヽ(´ー`)/
前回>>283と比べて
自民17→15
社民9→8
公明6→6
新市民6→6
共産4→4
民主系4→5
無所2→2
と云う,感じでしょうかね。
前回の民主推薦会派無所属の挾間正は今回はどうしたんでしょうかねぇ。。

290とはずがたり:2009/02/23(月) 02:26:59
落選してますね。。>挟間
http://www.oita-press.co.jp/oitashigisen/

291とはずがたり:2009/02/23(月) 02:36:11
告示のニュースも貼っておこう。当落情報は>>290から。
落選9人中3人が自民公認とはなかなか結構。前回は13名公認で全員当選。
前回は社民が2名落選が今回は全員当選。

選挙:大分市議選 告示 衆院選前哨戦、火ぶた切る 55候補が街頭で第一声 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/02/16/20090216ddlk44010313000c.html

 任期満了に伴う大分市議選(定数46)が15日告示され、予想された55人が立候補を届け出た。合併により3選挙区設けられた前回より、定数2減の全市1区で実施。今秋までにある衆院選の前哨戦ともなる熱戦の火ぶたが切られた。【金秀蓮、梅山崇】

 今回は2減の定数46に対し、前回の3選挙区計64人より9人少ない55人が立候補。内訳は現職39人(前回38人)、新人16人(同25人)、元職はいない(同1人)。党派別では自民17人(同14人)▽公明6人(同6人)▽民主4人(同3人)▽共産4人(同6人)▽社民4人(同7人)。無所属20人(同28人)。自民推薦の無所属で立候補を予定していた新人1人が、自民の党籍証明書を選管に提出し、自民候補は17人になった。

 無所属の現職を会派別で分けると、市民クラブ1人(民主系)▽社民クラブ3人(社民系)▽新市民クラブ5人▽無会派2人。

 今回は05年の合併以降2度目の選挙。旧佐賀関、野津原町の産業振興策や、不況に伴う雇用問題、さらに市民を代表する議会の改革など課題が山積する中、有権者の判断が問われる。

 投票は22日午前7時〜午後8時(一部繰り上げ)、101カ所で。大分市青葉町の県立総合体育館で、同日午後9時15分から開票する。期日前投票は16〜21日の午前8時半〜午後8時、市役所本庁、各支所など計9カ所で。

 有権者数は14日現在、37万6449人(男17万8053人、女19万8396人)。
 ◇県外からも応援

 〇…市内東部の神社で午前8時半からあった現職の出陣式には約300人が参集。竹田、津久見など県内の市にとどまらず、県外の市長、市議も応援に訪れた。候補者は議員に支給される交通費などの費用弁償問題の審議が長引いたことなどについて「議会が機能が十分に機能していない。何としても改革を成し遂げたい」と熱弁を奮った。「若い後輩の模範となるような選挙戦を展開する」と誓った後、「頑張ろう」と気勢を上げ、選挙カーで市内に繰り出した。

==============

292とはずがたり:2009/02/23(月) 02:36:44
>>291-292
 ◇市議選立候補者(届け出順、定数46−55)
◎板倉永紀  58 自現(3)市食品衛生協会顧問[歴]衆議員秘書
◎藤沢達夫  59 無現(3)新日鉄社員▽桃園校区体協会長
◎帆秋誠悟  47 無新   戸次中PTA会長[歴]市職員
◎二宮博   56 自現(1)県防犯協会監事[歴]旧佐賀関町長
◎指原健一  64 社現(4)党県教育文化局長[歴]小学校教諭
◎篠田良行  61 無現(3)横瀬地区体協会長[歴]九州乳業社員
◎大久保八太 70 共現(9)党県常任委員[歴]国労車掌区書記長
◎広次忠彦  53 共現(4)党県委員[歴]大分民商事務局員
◎日小田良二 58 無現(4)自治労県特執委員▽社福法人理事
◎松下清高  55 社新   福祉団体役員[歴]県職労役員
◎河越康秀  54 自現(4)大在中PTA会長[歴]市議会議長
◎足立義弘  62 自現(3)食品製造販売会社会長[歴]団体役員
◎河内正直  60 無現(1)[元]JR九州労組大分地本委員長
◎国宗浩   44 公新   党県青年局次長[歴]病院事務部長
◎吉岡美智子 55 公現(2)党県女性局長[歴]高校PTA評議員
◎仲家孝治  47 無新   日鉱製錬社員[歴]日鉱労組支部幹部
◎倉掛賢裕  35 無新   [元]衆議員秘書[歴]会社員
◎阿部剛四郎 66 自現(6)保護司[歴]市議会議長▽PTA会長
▲下村淳一  51 自現(1)中古自動車販売業[歴]旧野津原町議
◎二宮純一  53 無現(1)農業[歴]市消防局消防士
◎荻本正直  52 無現(1)昭和電工社員▽三佐校区体協会長
▲工藤哲弘  45 自現(2)会社社長▽日本商議所青年部会長
◎田島寛信  39 自新   タクシー会社役員▽社福理事長
▲矢野久   49 自現(1)設計会社会長▽明治北PTA会長
◎仲道俊寿  49 自現(3)党市連政調会長[歴]会計事務所員
◎徳丸修   54 無現(1)東芝社員[歴]電機連合大分地協役員
◎渡部義美  60 公現(5)党県幹事・県労働局長
◎福崎智幸  43 民現(3)九電社員▽大分南高PTA会長
◎永松弘基  61 自現(2)党市連幹事長[歴]市管工事協組職員
◎秦野恭義  67 自現(4)党市連会長[歴]上野丘高PTA会長
◎安部剛祐  47 自現(2)木材販売会社専務[歴]衆議員秘書
◎衛藤良憲  58 民現(3)鍼灸師▽市身体障害者協会長
◎安東房吉  57 社現(3)稙田体協会長[歴]中学校教諭
▲白石智幸  42 無新   [元]衆・参議員秘書[歴]飲食会社員
◎今山裕之  49 公現(1)党県広報宣伝局次長[歴]保険会社員
◎小嶋秀行  54 民現(3)党県幹事長代理▽NTT社員
◎野尻哲雄  58 自現(2)判田校区体協会長[歴]文理学園職員
◎福間健治  53 共現(4)党県委員▽市民団体会長
◎宮辺和弘  45 無現(1)市職労特別執行委員[歴]市職員
▲堤智通   53 無新   [元]社福法人事務局長[歴]病院事務長
◎高橋弘巳  55 無現(2)住友化学社員[歴]市監査委員
◎堀嘉徳   35 民新   党県幹事[歴]衆議員秘書
◎泥谷郁   50 公新   党県政策局次長[歴]高校実習教諭
◎長田教雄  57 自現(4)豊府中高PTA会長[歴]参議員秘書
▲挾間正   59 無現(2)坂ノ市地区体協会長[歴]県会議員・99年大分県議選民主公認出馬(落選)
◎佐藤和彦  55 公新   党県中小企業局次長▽会社役員
◎井手口良一 57 無現(3)童話作家[歴]JICA派遣専門家
◎藤田敬治  55 自現(2)県印刷工組役員[歴]小学PTA会長
◎高野博幸  44 社現(3)党県青少年局長[歴]旧国鉄職員
◎三浦由紀  46 自現(4)市議会議長[歴]衆議員秘書
河野広子  56 共新   党中部地区副委長[歴]旧野津原町議
▲帆足幸治  58 無新   [元]建設会社役員[歴]衆議員秘書
▲〓井文男  60 無新   無職
▲安東信二  69 無新   地方政治研究所長[歴]自治会長
◎小野仁志  27 無新   [元]陸上自衛官[歴]海外ボランティア・代議士(衛藤晟一)元秘書・05年福岡市議選出馬落選(中央区)
==============
 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽肩書([歴]以下は主な経歴)

毎日新聞 2009年2月16日 地方版

293とはずがたり:2009/02/23(月) 18:15:01
=熊本3区=
〜阿蘇市長選〜
>>268-270 >>277
>現職佐藤:平成17年に市町村合併に伴う阿蘇市長選に出馬し、河崎敦夫旧阿蘇町長を破り、初当選を果たした。野田毅、坂本哲志両衆院議員や地元県議(佐藤雅司・自民)
>公明井芹:平成14年4月の阿蘇町長選で現職だった河崎氏に挑み、9票差で惜敗。公明党の衆院議員と県議

阿蘇市長選:佐藤義興氏が再選 熊本
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090223k0000m010062000c.html

 阿蘇市長(熊本県)22日投開票。佐藤義興氏(59)が再選。新人の前市議、井芹正吾氏(34)を破る。投票率は84.14%。

 確定得票数次の通り。
当12087 佐藤 義興=無現<2>
  8058 井芹 正吾=無新[公]

毎日新聞 2009年2月22日 21時30分

294288:2009/02/23(月) 19:43:28
誤解を生む書き方をしてしまって申し訳ない
その他無所属新人は衛藤晟一の元秘書「と」福岡市議選落選候補
と書くつもりが「と」が抜けてしまった
というわけで衛藤晟一の元秘書は小野氏ではなく倉掛氏です

295とはずがたり:2009/02/23(月) 20:14:15
>>294
有り難うございます。こちらこそ早合点失敬でした。
後ほど修正してカキコします

296とはずがたり:2009/02/23(月) 20:16:25
にんまり(・∀・)
>前回(2005年)は14人の公認候補全員を当選させた自民。今回は現職16人を公認した。しかし得票上位20位内に入ったのはわずかに1人。現職3人の落選は、リクルート事件や消費税導入の影響で低迷した1989年以来で、20年ぶりの大敗となった。
強まる逆風 自民苦杯 大分市議選 現職3人落選 ぶれる首相、もうろう会見追い打ち
2009年2月23日 13:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78996
落選が決まり支援者に頭を下げる自民現職(中央)=23日午前0時すぎ、大分市

当選を決め、次期衆院選に向けて「勝つぞ」とこぶしを上げる民主新人(右)=22日深夜、大分市

 麻生内閣の支持率低迷が続く中、22日投開票された大分市議選で、自民の現職3人が落選した。民主は1議席増やし、共産、社民の公認候補も全員当選。山形県知事選、北九州市議選と続いた自民への逆風は大分でもやまず、政権選択が争点となる次期衆院選を前に、同党は重い課題を背負わされた。

 ●民・共・社は公認全員当選

 前回(2005年)は14人の公認候補全員を当選させた自民。今回は現職16人を公認した。しかし得票上位20位内に入ったのはわずかに1人。現職3人の落選は、リクルート事件や消費税導入の影響で低迷した1989年以来で、20年ぶりの大敗となった。

 定額給付金や郵政民営化問題などでぶれ続ける麻生太郎首相の発言や、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後にもうろうとした状態で記者会見した中川昭一財務相の辞任。「自民のイメージの悪さに足を引っ張られた」。落選した現職の下村淳一氏(51)は同日深夜、事務所で敗因を語った。有権者が少ない旧町部出身というハンディを克服するため、地域を越えた支持拡大を図ったが、党の看板が障害となった形だ。

 自民候補にとって一様に苦しい選挙戦だった。多くがポスターから党名を外すなどの「自民隠し」に腐心。それでも選挙中、有権者の厳しい視線にさらされた。当選した現職の1人は、「中央が体たらくだから地方も一緒だろう」「1回は政権が変わらないと」などの声を浴びたという。同党大分市支部連合会の秦野恭義会長(67)は「国政はもっと風が影響する。衆院選に向けてすぐに手を打たないと厳しい」と険しい表情で語った。

 一方で、次期衆院選で政権交代を狙う民主は4人の公認候補全員が当選。合計得票数は前回より約7000票伸ばした。早々と当選を決めた新人の堀嘉徳氏(35)の選挙事務所では、次期衆院選をにらんで支持者が「勝つぞ」とコールし、こぶしを突き上げた。
   ◇   ◇
 大分市議選は定数46に対し、現職39人、新人16人の計55人が立候補。前回より定数が2減、合併に伴う定数特例が撤廃され、初めて全市1区で行われた。当選者の党派の公認別内訳は自民13人、公明6人、民主4人、共産4人、社民4人、無所属は15人。
=2009/02/23付 西日本新聞夕刊=

297とはずがたり:2009/02/23(月) 20:17:44

選挙:大分市議選 民主、1議席伸ばす 初の全市一区、投票率は過去最低 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090223ddlk44010350000c.html

 任期満了に伴う大分市議選(定数46)は22日、投開票された。前回(05年)は合併特例法により設けられた旧佐賀関、野津原両町の選挙区がなくなり全市1区として初めて実施。県立総合体育館で開票が始まり、立候補者55人から新議員が次々と決まった。民主4人は全員当選し前回より1議席伸ばした。当日有権者数は37万2943人(男17万6097人、女19万6846人)。投票率は57・56%で、過去最低だった前回の58・46%(大分選挙区)を下回った。また、旧2町を含めた全体の前回59・15%も下回った。【金秀蓮】

 今回は定数2減の46に対し、前回の3選挙区計64人より9人少ない55人が立候補。内訳は現職39人(前回38人)、新人16人(同25人)、元職はいない(同1人)。民主は1議席増を狙うが、他党・会派は現状維持か議席減の守りの戦いを展開した。

 党派別の立候補数は、▽自民17人(前回14人)▽公明6人(同6人)▽民主4人(同3人)▽共産4人(同6人)▽社民4人(同7人)。無所属20人(同28人)。

 現議会の勢力を会派別で見ると、自民17人▽社民系の社民ク9人▽公明6人▽企業系の新市民ク6人▽民主系の市政ク4人▽共産4人▽無会派2人。最大会派の自民と、公明、共産は現状維持を目指した。民主系の市政クは1議席増の5人(公認4人、無所属1人)への勢力拡大を狙い、社民クは候補を絞り党公認と市職労出身の無所属候補らを含め8人全員の当選を目指した。

 今回は05年の合併以降2度目の選挙。旧町部の産業振興策や、不況に伴う雇用問題、さらに議会の改革など課題が山積。また、衆院選の前哨戦と位置づける各党の勢力伸長に注目が集まった。

 開票所の県立総合体育館には各陣営の運動員や支援者が詰めかけ、市選管が発表する得票数の行方を見守った。

毎日新聞 2009年2月23日 地方版

298とはずがたり:2009/02/23(月) 20:19:27
>>292訂正
毎日の得票込みの記事が未だなので取り敢えず修正版。

 ◇市議選立候補者(届け出順、定数46−55)
◎板倉永紀  58 自現(3)市食品衛生協会顧問[歴]衆議員秘書
◎藤沢達夫  59 無現(3)新日鉄社員▽桃園校区体協会長
◎帆秋誠悟  47 無新   戸次中PTA会長[歴]市職員
◎二宮博   56 自現(1)県防犯協会監事[歴]旧佐賀関町長
◎指原健一  64 社現(4)党県教育文化局長[歴]小学校教諭
◎篠田良行  61 無現(3)横瀬地区体協会長[歴]九州乳業社員
◎大久保八太 70 共現(9)党県常任委員[歴]国労車掌区書記長
◎広次忠彦  53 共現(4)党県委員[歴]大分民商事務局員
◎日小田良二 58 無現(4)自治労県特執委員▽社福法人理事
◎松下清高  55 社新   福祉団体役員[歴]県職労役員
◎河越康秀  54 自現(4)大在中PTA会長[歴]市議会議長
◎足立義弘  62 自現(3)食品製造販売会社会長[歴]団体役員
◎河内正直  60 無現(1)[元]JR九州労組大分地本委員長
◎国宗浩   44 公新   党県青年局次長[歴]病院事務部長
◎吉岡美智子 55 公現(2)党県女性局長[歴]高校PTA評議員
◎仲家孝治  47 無新   日鉱製錬社員[歴]日鉱労組支部幹部
◎倉掛賢裕  35 無新   [元]衆議員(衛藤晟一)秘書[歴]会社員
◎阿部剛四郎 66 自現(6)保護司[歴]市議会議長▽PTA会長
▲下村淳一  51 自現(1)中古自動車販売業[歴]旧野津原町議
◎二宮純一  53 無現(1)農業[歴]市消防局消防士
◎荻本正直  52 無現(1)昭和電工社員▽三佐校区体協会長
▲工藤哲弘  45 自現(2)会社社長▽日本商議所青年部会長
◎田島寛信  39 自新   タクシー会社役員▽社福理事長
▲矢野久   49 自現(1)設計会社会長▽明治北PTA会長
◎仲道俊寿  49 自現(3)党市連政調会長[歴]会計事務所員
◎徳丸修   54 無現(1)東芝社員[歴]電機連合大分地協役員
◎渡部義美  60 公現(5)党県幹事・県労働局長
◎福崎智幸  43 民現(3)九電社員▽大分南高PTA会長
◎永松弘基  61 自現(2)党市連幹事長[歴]市管工事協組職員
◎秦野恭義  67 自現(4)党市連会長[歴]上野丘高PTA会長
◎安部剛祐  47 自現(2)木材販売会社専務[歴]衆議員秘書
◎衛藤良憲  58 民現(3)鍼灸師▽市身体障害者協会長
◎安東房吉  57 社現(3)稙田体協会長[歴]中学校教諭
▲白石智幸  42 無新   [元]衆・参議員秘書[歴]飲食会社員
◎今山裕之  49 公現(1)党県広報宣伝局次長[歴]保険会社員
◎小嶋秀行  54 民現(3)党県幹事長代理▽NTT社員
◎野尻哲雄  58 自現(2)判田校区体協会長[歴]文理学園職員
◎福間健治  53 共現(4)党県委員▽市民団体会長
◎宮辺和弘  45 無現(1)市職労特別執行委員[歴]市職員
▲堤智通   53 無新   [元]社福法人事務局長[歴]病院事務長
◎高橋弘巳  55 無現(2)住友化学社員[歴]市監査委員
◎堀嘉徳   35 民新   党県幹事[歴]衆議員秘書
◎泥谷郁   50 公新   党県政策局次長[歴]高校実習教諭
◎長田教雄  57 自現(4)豊府中高PTA会長[歴]参議員秘書
▲挾間正   59 無現(2)坂ノ市地区体協会長[歴]県会議員・99年大分県議選民主公認出馬(落選)
◎佐藤和彦  55 公新   党県中小企業局次長▽会社役員
◎井手口良一 57 無現(3)童話作家[歴]JICA派遣専門家
◎藤田敬治  55 自現(2)県印刷工組役員[歴]小学PTA会長
◎高野博幸  44 社現(3)党県青少年局長[歴]旧国鉄職員
◎三浦由紀  46 自現(4)市議会議長[歴]衆議員秘書
河野広子  56 共新   党中部地区副委長[歴]旧野津原町議
▲帆足幸治  58 無新   [元]建設会社役員[歴]衆議員秘書
▲〓井文男  60 無新   無職
▲安東信二  69 無新   地方政治研究所長[歴]自治会長
◎小野仁志  27 無新   [元]陸上自衛官[歴]海外ボランティア・05年福岡市議選出馬落選(中央区)

299千葉9区:2009/02/23(月) 21:26:15
>>268-270 >>277>>293
>井芹氏は、公明党の推薦に加え、故松岡利勝衆院議員の支持者の応援を受けた。
この一言を待っていたのだよ
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090223ddlk43010307000c.html
選挙:阿蘇市長選 佐藤氏が再選 「安全、安心な市を」 /熊本
 阿蘇市長選は22日、投開票され、現職の佐藤義興氏(59)=無所属=が新人で前市議の井芹正吾氏(34)=無所属・公明推薦=を大差で破り、再選を決めた。当日有権者数は2万4110人(男1万1101人、女1万3009人)、投票率は84・14%(前回84・75%)だった。

 当選確実の連絡が選挙事務所に入ると、集まった支援者が歓声を上げ、降りしきる雨の中、万歳して祝った。佐藤氏は「明るく夢のある阿蘇市にしていこう。安全、安心な市を作っていきます」と力強くあいさつした。

 佐藤氏は選挙戦で、市長給与の20%カットなど行財政改革に力を入れ、市債残高を8億3000万円削減した1期目の実績を強調、自民党国会議員らの支援を受けて着実に支持を広げた。

 井芹氏は、公明党の推薦に加え、故松岡利勝衆院議員の支持者の応援を受けた。佐藤市政について「ビジョンが見えない」と批判し「合併特例債を有効活用した市の基盤づくりを進める」と訴えたが及ばなかった。【伊藤奈々恵】

==============

 ◇阿蘇市長選開票結果=選管最終発表
当 12,087 佐藤義興 59 無現

   8,058 井芹正吾 34 無新

 ◇阿蘇市長略歴
佐藤義興(さとう・よしおき) 59 無現(2)

 県高校再編関係市町村等連絡協議会長▽市社会福祉協議会長[歴]衆院議員政策秘書▽近畿大

300とはずがたり:2009/02/23(月) 21:28:34
>>299
調査あざ〜すヽ(´ー`)/
発見おめ>この一言

301とはずがたり:2009/02/24(火) 01:36:55

北橋氏も自公に遠慮した姿勢運勢してたからつけあがらせるんじゃないか?

北九州市議会 正副議長決まる
「反市長」で自公共結束 「総野党態勢」 市政運営厳しく
2009年2月24日 01:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/79109

 北九州市議会で23日あった議長選は、「市政野党」の自民、公明、共産各党が結束し、自民の佐々木健五氏が民主・社民両党を中心とする最大会派の与党「ハートフル北九州」が推す候補に圧勝。副議長には西豊磨氏が決まった。北橋健治市長にとって少数与党の構図は変わらないが、議長選の過程で議会内にくすぶっていた市長への不満が表面化。多数派を握る自民からは、執行部提出議案の「否決」をほのめかす声も聞かれ、市長は厳しい市政運営を強いられそうだ。

 市議会はこの日、各会派による議長選出の最終調整作業が断続的に続いた。自民のベテラン市議は、公明、共産、自民市民クラブの幹部と相次いで接触。その中で各会派に共通していたのが、北橋市長への不信感。「市民党」を公言する一方で、先の市議選で民主公認の新人の応援演説を重ねた点について「民主に肩入れし過ぎで、何が市民党か」(自民市議)などの声があったという。

 そうした中で自民、公明は連立政権のパートナーでもあり、早々と結束を確認。共産は「(市政チェック機能強化のため)野党が監査委員に就くべきだ」と主張。監査委員は市長が議会最終日に提出予定の人事議案だが、自民側が「確約はできないが協力する」と応じたこともあり、議長選で自民と足並みをそろえることを決めた。

 対するハートフル北九州。この日も「第一会派が議長になるべきだ」と筋論を展開したが、既に外堀を埋めていた他会派は拒否。最終局面では、副議長ポストの獲得を目指したが、既に自民‐公明ラインによる「正副議長独占」の方向は確定。深夜に及ぶことが常態化していた議長選は、午後3時すぎという「過去例がない早さ」(議会事務局)で決着をみた。

 議長選で「ハートフル北九州」の候補に投票したのは所属16人と他会派の1人だけとみられ、市幹部は「市議会は、ハートフルを除く総野党態勢になってしまった」と困惑を隠せなかった。

 (北九州支社・渡辺晋作)
=2009/02/24付 西日本新聞朝刊=

302千葉9区:2009/02/24(火) 22:31:55
>>288-298
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090223-OYT8T01031.htm
自民「厳しさを実感」 大分市議選
民主系1議席増やす


 22日に投開票された大分市議選は、23日未明に新議員46人が誕生した。当選したのは現職35人、新人11人。自民党は現職3人が落選する厳しい戦いを強いられ、民主、公明、共産、社民各党の候補は全員が当選した。

 自民党(改選前17議席)は3議席減らしたが、最大会派を維持した。今後、保守系新人の取り込みへ動くとみられる。秦野恭義・党市連会長は「党、候補個人、それぞれに事情はあったと思うが、国政に注目が集まり、厳しかった。衆院選は引き締めていく」と総括した。落選した現職の一人は「組織を持たない新人が当選するなど、見えない流れを感じた」と話した。

 民主党系のおおいた市政クラブ(同4議席)は1議席増。衆院大分1区の現職元秘書の新人は、6613票を獲得して2位当選を果たし、次期衆院選に勢いを付けた。梶原九州男・党県連幹事長は「自民党に対する不信が、市民のメッセージとして表れたのではないか」と分析。「新しい政治への期待感が出ている。党にも責任が求められている」と手応えを感じていた。

 「危機感を持って臨んだが、過去最高の票を得られた」。現職3人、新人3人を擁立した公明党(同6議席)の竹中万寿夫・県本部代表は安堵(あんど)の表情を浮かべた。告示1週間前に党代表が来援するなど挙党態勢を敷いた結果、6人の得票の合計は2万8208票で、前回選の党候補の合計を2273票上回った。

 共産党(同4議席)は議案提案権を保った。前回までは当落線上の候補がいたが、今回は全員が3000票を超えた。林田澄孝・県委員長は「2大政党の風の中、4議席を獲得できたことは大きな前進」と力を込めた。

 社民党系の社民クラブ(同9議席)は現有議席より1減の必勝態勢で臨んだ。久原和弘・党県連合幹事長は「県都で多くの支持が得られたことは大きい。有権者が自民党に『ノー』を突き付けた結果。総選挙への弾みになる」と語った。

 民間企業労組出身者らでつくる新市民クラブ(同6議席)は、引退する現職1人が後継新人を立て、全員が当選した。

(2009年2月24日 読売新聞)

303千葉9区:2009/02/24(火) 23:09:55
>>221-223>>245-246>>266-267
http://mainichi.jp/seibu/news/20090224sog00m040008000c.html
地方自治:阿久根市職員給与 HPに 07年度分 市長「公開問題ない」
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)が、市のホームページ(HP)上で07年度の全職員の給料と各種手当を合わせた給与の明細などを公表していることが分かった。自身のブログ(日記様式のホームページ)にもリンクし、「年収700万円以上の職員が54パーセント」「経営という観点から市役所人件費の状態を見れば滅茶苦茶だ」と主張。市議批判の記述もあり、市長不信任案可決を受けた議会解散に伴う出直し市議選(3月15日告示、22日投開票)が過熱しそうだ。

 市HPの「市政情報」の項目に記載し、全職員268人の給料のほか、期末、扶養、勤勉、通勤、児童などの手当も1円単位で公開。氏名は伏せているが、医師、市長、副市長、教育長のみ役職名を記し、総額が多い順に番号を振っている。最も給与が高い一般職員は、手当も含めた総額が909万1695円。

 また、06〜08年度の退職手当額(08年度は見込み)も一般職員を含め匿名ながら年齢や在職年数とともに同様に公開した。

 ブログでは、「大企業の部長以上の給料を受け取る人間が過半数にもなる組織が阿久根市民の上に君臨」「職責や能力と給料の関係もデタラメ」などと記載。さらに「良心の破たんした経営に無能な人間が選挙で選ばれてきた結果だろう」と批判している。

 竹原市長は毎日新聞の取材に対し「職員給与は市長になる前から公表すべきだと主張していた。給与は税金から出ているし、公開することは何ら問題ない。市民懇談会でも公表を求める声があり(人件費問題を)市民に判断してもらうため必要な資料だ」と主張している。

 一方、ある職員は「そこまで出す必要があるのか」と疑問の声。また、「職員給与に関してうわさ話で誤解されるより、事実の数字が出た方がいいのかも」との声もあった。

【馬場茂、福岡静哉】

 

 共著に「表現の自由とプライバシー」などがある独協大法科大学院の右崎正博教授(公法学)の話 人件費のあり方については、税金の使い方を考える上で公開は当然だが、特定の個人を識別するやり方までは必要とは考えられない。(公開が)政争の具となっているのではないか。このデータで、仮に個人を特定できなくても、他の資料と照合することによって識別できれば、個人情報保護法や条例に反すると思われる。

2009年2月24日

304千葉9区:2009/02/24(火) 23:18:25
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000902240005
明暗 民主・自民/県都の総選挙前哨戦
2009年02月24日

 各党が「次期衆院選の前哨戦」と位置づけて戦った大分市議選では、自民が現有の17議席から3議席減らし、陣営幹部らからは低迷する麻生政権への風当たりの強さを嘆く声があがった一方、民主は前回選挙から大幅に得票を伸ばした。同市議選では2大政党の明暗がくっきり分かれた。(神庭亮介)


 「厳しい……。非常に厳しい結果だ」


 投開票から一夜明けた23日朝、秦野恭義・自民党市連会長はうめくようにつぶやいた。


 「もうろう会見」の責任を取って中川財務・金融相が辞任したり、小泉元首相が定額給付金の関連法案の衆院再議決に欠席すると発言したりと、選挙期間中も麻生政権の迷走は止まらなかった。秦野会長は「政権への不支持の高まりは、市議選にも影響したと思う。党本部にはしっかりしてほしい」と苦言を呈する。


 自民は今回、国政での「逆風」を意識し、党派色を薄めて個人後援会を中心に票固めを進めた。他党が大物国会議員や県選出国会議員を投入して組織を挙げての選挙戦を展開するのを尻目に、「ウチの場合は国会議員に来られちゃ、かえって迷惑」(市連幹部)と、党名より候補者名の浸透を図る戦略をとった。


 「有権者に政党名を聞かれたら、自民党と言わずに『市民党』と答えている」と明かす現職もいた。だが、支持者離れは止まらなかった。


 自民は93年の市議選で計約7万4700票を獲得したが、今回は約5万7100票にとどまった=グラフ。候補者数が同じだった97年と比べても、6千票も落としている。その一方で、民主は01年の約4400票から今回は約1万9700票へと、4倍以上も得票を伸ばしている。


 自民とは対照的に、民主は党派色を前面に押し出して選挙を戦った。これまであまり党名を強調してこなかった現職も、車に「民主党」と大きく書いたシールをはったり、事務所に党名を掲げたのぼりを立てたりしたところ、有権者からの声掛けが増えたという。


 この陣営の幹部は「予想以上の得票だった。まさかこんなに民主へ追い風が吹いているとは」と驚きを隠さない。同党県連の梶原九州男幹事長は「政権交代への期待感が高まっているのを感じる。ただ、勝利に浮足立つことなく、この勢いを着実に衆院選へつなげたい」と話す。


 一方、社民は2議席減らしたものの、会派としては市職労推薦候補も合わせ、計8議席を確保した。公明、共産も現有議席を維持し、次期衆院選へ向けて足場を固めた。

305とはずがたり:2009/02/24(火) 23:39:01
>>302
すげぇなぁ,公明。。底堅いですね・
>6人の得票の合計は2万8208票で、前回選の党候補の合計を2273票上回った。

306とはずがたり:2009/02/24(火) 23:43:55
新しい議員も続々と 大分市議選
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123535503382.html
[2009年02月23日 11:03]

 「やったー」「ご支援ありがとうございました」―。激戦となった大分市議選は、新しい議員の顔触れが次々と決まった。景気の悪化、非正規労働者の大量解雇、地域振興、行財政改革など直面する課題の対策に加え、議会改革に対する市民の期待は大きい。半面、今回の選挙はこれといった争点もなく、投票率は過去最低だった。

河野さん、早々とバラ

 現職三人、新人一人を擁立し、議会内交渉権を得る現有四議席の死守を目指した共産党。午前零時すぎ、四人の当選が決まると各事務所は喜びにわいた。
 真っ先に「当確」が出た女性新人の河野広子さんは地元・野津原の事務所で支持者と抱き合い、「市民の暮らしを守りたい」と抱負。現職の大久保八太さんは市議会(一九六三年以降)で最多となる十回目の当選で、全員当選に花を添えた。

民主新人・堀さん“ガッツ”

 民主党新人の堀嘉徳さんは、事務所で同級生や支持者六十人と一緒にテレビの開票速報を見守った。午後十時五十分すぎ、「当確」が伝えられると、力強くガッツポーズをして全身で喜びを表現した。「選挙戦で訴えた市議会の定数削減は、どんなことがあっても成し遂げたい」と抱負。党県連の吉良州司代表も駆け付け、「支持者一人一人の熱い思いが通じた」と祝福した。

「誠心誠意務める」 帆秋さんが誓い 

 市職労出身の新人、帆秋誠悟さんの事務所では、支持者約五十人が緊張した表情で吉報を待った。午後十一時五分、テレビで「当選確実」のテロップが流れると、「よかった」と一斉に歓声。姿を見せた帆秋さんは「誠心誠意務める」と、支持者と固く握手した。


自民の田島さん親子3代の議席

 祖父の高史さん(故人)、父の八日さんに続き親子三代にわたって市議を務めることになった自民党新人の田島寛信さん。理恵夫人と事務所を訪れ、「これからが本番。期待に応えられるよう頑張る」と決意。八日さんは「本当に冷や冷やした」と親心をのぞかせた。

公明の佐藤さん一人一人と握手

 現職三人、新人三人全員が当選し、現有六議席を守った公明党。
 午後十一時二十分ごろ、新人の佐藤和彦さんが事務所に姿を見せると、支持者から「やった」、「おめでとう」と歓声と拍手がわき起こった。佐藤さんは一人一人と握手を交わし、「市民全員が安心して暮らせる大分にします」と興奮気味に話した。

27歳小野さん、滑り込む

 無所属新人で今回の選挙で最年少の小野仁志さん(27)が、四十六番目の議席に滑り込んだ。組織を持たず、自転車で駆け回って選挙運動。つじ立ちで若さと情熱をアピールし、顔は浅黒く日焼け。自宅に親族や近所の人ら十人ほどが集まり、開票結果をテレビで見守った。

307とはずがたり:2009/02/24(火) 23:45:53

50万に満たぬ費用 新大分市議の小野さん
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123545341297.html
[2009年02月24日 14:28]

 大分市議選で二十七歳の無所属新人、小野仁志さんが初当選した。一人で自転車で市内を駆け回り、市政に対する思いをひたすら訴え続けた。無名の若者が組織の支援も受けず、選挙に挑戦する姿は「政治に新風を」と望む有権者の心をとらえたのかもしれない。
 二十四日午前、市役所で当選証書を受け取った小野さん。「当選を実感した。一票を投じてくれた人のためにも、一生懸命やらなければ」と感想を語った。
 実は選挙に出るのは初めてではない。二〇〇七年の福岡市議選に出馬し、落選した。二十五歳だった。地元大分市での再挑戦を期し、昨年六月に帰郷。十二月から毎朝JR大分駅前に立ち、通勤する人にあいさつした。告示後は自転車で市内各地を回り街頭演説した。
 地道な取り組みの積み重ねで獲得した票数は二千七百三十四。最終議席である四十六番目のいすに滑り込んだ。当選が決まった翌朝、早速、大分駅前でお礼のあいさつ。「いろんな人が声を掛けてくれた。あそこが自分の“地盤”ですから」と笑う。
 選挙費用はアルバイトでためた。総額は五十万円にも満たない。もともと資金は十分にないが、「同年代の人に“自分でもできる”と思ってもらいたかった」からだ。中学時代の同級生八人がボランティアで応援。七百六カ所ある掲示板すべてにポスターを張った。
 「本人の信念。手伝ってやりたかったが、じっと我慢していた」。見守り続けた母のり子さん(55)もほっとした様子だ。
 若さは武器だが、議員としての能力は未知数。期待される一方で、今後四年間の取り組みは厳しい評価にさらされる。
 「二十七歳に何ができると思われるだろう。でも、そんな自分の当選が市政のイメージを変えるかもしれない。地方から改革を訴えていきたい」
 ▽小野さんの略歴 大分市国分出身。同市賀来中学卒業後、神奈川県横須賀市の陸上自衛隊工科学校に入隊。通信教育で同県の湘南高校を卒業した。5年間の勤務後、21歳で海外ボランティアに参加。パプアニューギニアに約半年間滞在した。

308とはずがたり:2009/02/24(火) 23:46:22
田島の自民党公認で自民党推薦ってどういうこっちゃ??

自民、3議席減 民主全員当選 大分市議選
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123535024596.html
[2009年02月23日 09:45]

 任期満了に伴う大分市議会議員選挙は二十二日投開票が行われ、四十六の議席が決まった。自民党は十四人が当選したが、現有十七議席を下回った。民主党は公認した四人が全員当選し、議席を伸ばした。公明党は現有六議席を維持。共産党も四議席を死守した。社民党は公認、推薦を合わせて五人全員が当選した。

 無所属の当選者は、大手民間企業の労組出身者らで構成する新市民クラブが六人、会派の社民クラブ入りが見込まれる市職労出身者が三人、民主系のおおいた市政クラブが一人。このほかの無所属は三人。
 新旧別では現職が三十五人、新人が十一人。女性は二人とも当選した。
 自民党は麻生内閣に対する批判が市議選にも影響して苦戦を強いられた。
 今後、無所属で当選した保守系新人をどれだけ会派に取り込めるかが課題となる。
 現有議席より一人多い四人を公認した民主党は、自民党に対する逆風を逆手に取って勢いに乗った。
 国政で自民党と連立与党を組む公明党。定額給付金への批判もあったが、支持団体を核に手堅く票をまとめ三回連続で六議席を守った。
 四議席を守った共産党は議会内交渉権を維持した。
 社民党は中央から党首が応援に乗り込むなど力を入れてきた。
 改選前より一議席減るものの、会派の社民クラブ入りが見込まれる無所属三人を含めて八人全員が当選した。

309とはずがたり:2009/02/24(火) 23:46:43
>>308-309
 <開票結果>
 (選管終了)
 大 分 市(定数46) 
当  6,669 安東  房吉 57 社現
当  6,613 堀   嘉徳 35 民新
当  6,592 藤沢  達夫 59 無現
当  6,524 徳丸   修 54 無現
当  6,001 松下  清高 55 社新
当  5,711 仲家  孝治 47 無新
当  5,524 指原  健一 64 社現
当  5,354 福崎  智幸 43 民現
当  5,084 吉岡 美智子 55 公現
当  4,925 帆秋  誠悟 47 無新
当  4,766 国宗   浩 44 公新
当  4,722 泥谷   郁 50 公新
当  4,661 今山  裕之 49 公現
当  4,599 高野  博幸 44 社現
当  4,592 高橋  弘巳 55 無現
当  4,529 佐藤  和彦 55 公新
当  4,510 篠田  良行 61 無現 (社民党推薦)
当  4,446 渡部  義美 60 公現
当  4,188 野尻  哲雄 58 自現
当  4,161 荻本  正直 52 無現
当  4,125 二宮   博 56 自現
当  4,051 河野  広子 56 共新
当  4,021 小嶋  秀行 54 民現
当  4,018 安部  剛祐 47 自現
当  3,987 藤田  敬治 55 自現
当  3,985 二宮  純一 53 無現
当  3,893 三浦  由紀 46 自現
当  3,860 日小田 良二 58 無現
当  3,795 衛藤  良憲 58 民現
当  3,745 秦野  恭義 67 自現
当  3,725 仲道  俊寿 49 自現
当  3,636 井手口 良一 57 無現
当  3,459 長田  教雄 57 自現
当  3,457 阿部 剛四郎 66 自現
当  3,392 宮辺  和弘 45 無現
当  3,368 広次  忠彦 53 共現
当  3,299 田島  寛信 39 自新 (自民党推薦)
当  3,286 福間  健治 53 共現
当  3,252 板倉  永紀 58 自現
当  3,230 大久保 八太 70 共現
当  3,219 河内  正直 60 無現
当  3,097 河越  康秀 54 自現
当  3,066 倉掛  賢裕 35 無新
当  2,924 足立  義弘 62 自現
当  2,831 永松  弘基 61 自現
当  2,734 小野  仁志 27 無新
   2,634 工藤  哲弘 45 自現
   2,602 挟間   正 59 無現
   2,410 帆足  幸治 58 無新
   2,339 堤   智通 53 無新
   2,325 下村  淳一 51 自現
   2,127 矢野   久 49 自現
   1,175 白石  智幸 42 無新
     530 安東  信二 69 無新
     487 �膂罅 (乎法。僑亜〔疑�
 

 投票総数 214,653 
 有効票 212,261 
 無効票   2,392 
 投票率   57.56 

案分票は小数点以下を切り捨て

310千葉9区:2009/02/25(水) 22:57:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090224-OYT8T01077.htm
自民、市長に対決姿勢・・・北九州市議会
 北九州市議会の野党、自民党議員団(15人)が、元民主党衆院議員の北橋健治市長との対決姿勢を強めている。23日には比較第1会派の与党、民主・社民党系「ハートフル北九州」(16人)を抑えて議長の座を奪い、議会運営の主導権を確保。次期衆院選や2年後の市長選も絡み、与野党の対立は激しさを増しそうだ。(興膳邦央、後田ひろえ)

 「なぜ、施策に特定の会派名を冠しているのか」

 今月1日の改選後間もなく開かれた、自民党議員団と市幹部の施策勉強会で、初当選した市議がかみついた。

 指摘したのはハートフル公園計画。公園整備に地域住民の意向を反映させる市建設局の目玉事業だが、改選後に民主、社民両党系会派が合流した会派名もハートフル北九州だった。

 「ハートフル」は2007年の市長選で福祉重視を掲げた北橋市長が多用し、当選後に建設局や子ども家庭局が施策名に取り入れた経緯がある。同年の県議選でも民主党がキャッチフレーズに使い、躍進の象徴となった。自民党内には「民主党支持層の合言葉」との意識が強く、全党との等距離外交を基本姿勢に掲げる北橋市長に対する不信につながっている。

     ◇

 そんな北橋市長を、二つに割れている自民党系会派の一つ、自民市民クラブは与党として支えてきた。しかし、改選前に14人だった所属議員は7人に半減。全員当選を果たした自民党議員団と明暗が分かれ、「市長が応援演説に行ったのは実績のない民主党新人ばかり」などの不満が公然と聞かれるようになった。

 地元選出の自民党衆院議員や党県連からは次期衆院選をにらみ、2会派の合流を促す声が強まっており、自民市民クから自民党議員団に移籍する議員も出始めた。

 「一枚岩にならなければ、民主党に追い風の衆院選を戦えない」

 危機感を募らせるベテラン市議らの働きかけは自民市民クだけでなく、中央で自公連立政権を組む公明党にも浸透。議長選で自民党議員団が擁立した佐々木健五・新議長は44票を獲得し、17票にとどまった松井克演・ハートフル代表に大勝した。

     ◇

 市議会には議長を比較第1会派から選出する慣例があるが、今回は無視された。

 改選後、民主、社民両党系会派の計16人が合流し、比較第1会派・ハートフルを結成したが、「議長ポスト目当ての数合わせ」(共産党)などの批判にさらされ、「市長を支える」という主張への賛同も広がらなかった。

 統一会派結成は、改選前から連合福岡北九州地域協議会などが両党に働きかけていた。しかし、議員間のわだかまりが解消できないまま選挙戦に入り、社民党内には「(議会運営委員を選出できる基準の)5人が当選すれば、統一会派はない」との声もあった。

 連合加盟労組などからは「改選前に合流し、統一会派としての実績を築いていれば、展開は違ったのでは……」との不満も漏れる。

     ◇

 こうした中、北橋市長は「市民党」として全方位外交を基本とする姿勢を崩していないが、議会との関係では緊張を強いられる場面が増えそうだ。ハートフルの世良俊明副代表は「議長選は数の論理で押し切られた。民意を反映した、民主的な議会運営を望みたい」と悔しげに話す。

 一方、民主、社民両党と連合福岡は昨年9月、次期衆院選に向けた選挙協力を確認している。市議会でも、内閣支持率低迷にあえぐ政権与党への批判の受け皿になるための共闘態勢が確立したことで、支持層の間では今後の攻勢への期待が高まっている。

(2009年2月25日 読売新聞)

311千葉9区:2009/02/25(水) 23:06:05
>>303ブログ市長
これが給料明細
逆に300万切ってる人も居るんだがパートか?
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/syokuin.pdf


一地方自治体の首長に言うのは酷かもしれないが・・・
情報公開することも重要だが、引用のような社会・企業がおかしい。
それを無くすような努力はしないのかいな?
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&amp;log=20090225
2009/02/25 (水) メールの紹介 職員給与などについて

社員200名を抱える企業の取締役経理部長をしています。市は違いますがやはり、うちの市職員も同じくらいもらっているんだろうと思うとやはり日の丸親方、羨ましく感じます。私の給与は月30万 年収で360万です。 ボーナスもないしもちろん残業 休日出勤手当てもありません。ちなみに私は41歳です。40歳課長の給与が月25万で残業等がつくので330万くらいになります。30歳平社員の給与が月16万 残業等たして 年収で200万ちょっと位です。 女子事務員については 月13万 です。 大卒初任給13万8千円  高卒初任給13万5千円です。退職金は40年勤め上げて上限250万で打ち止めです。市役所とは一桁違いますね。 ご存知かと思いますが そのくらいが一般企業の現状なのではないでしょうか?市は違えども情報公開ありがとうございました。 

------引用終わり-----
 
これが世の中の現実だ。職員は目を覚ましてもらいたい。

312とはずがたり:2009/02/26(木) 01:44:07
ここらhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776863/404-406も参照。

結構貴重な資料ではありますね。保存しといたw
官僚なんかは安い給料で働かされてるしもっと給料あげるべきだと思いますけど,ちょっと地方都市の給料としては高い感じが否めませんよね。

これは職員構成が給料が高くなる高齢者が多くなってるってのもあるんでしょうかねぇ。。
都市部で優秀な役人取ろうと思ったらそれなりに給料あげなきゃ行けないでしょうけど,地方だと就職口が利権化するのも解りますね。。

人件費の分は国の補助金で手当てされてて給料減らしても国からの交付金が減るだけで自治体の自主財源が増える訳ではないと云う制度設計に成ってる可能性もありますね。
また土地に応じた人件費格差行政が率先してやって地域の格差を拡げてしまっても良いのかと云う問題もあるのかも。
千葉9区さんの指摘と近いのかも知れませんが,行政は労働者への配分が高くなる様に努力するべきで率先して賃下げなど労働搾取を強化する方向へ動くのは好ましくないのれかもしれません。

313千葉9区:2009/02/26(木) 21:51:49
>>247-248>>250
=佐賀1区=
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090226ddlk41010564000c.html
選挙:上峰町長選 武広氏が出馬表明 荒木氏と一騎打ちか /佐賀
 元参院議員秘書の武広勇平氏(29)は25日、大川紀男前町長の失職に伴って行われる上峰町長選(3月17日告示、同22日投開票)に立候補すると表明した。同町長選には前副町長の荒木昌史氏(53)が立候補する予定で、無所属新人同士の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 この日、同町内で会見した武広氏は「町の信頼を失墜させた責任は大きい」と大川前町長の公選法違反事件を批判。「若さを武器に町の閉塞(へいそく)感を打ち破りたい」と話した。

 会見には大川前町長に批判的な「上峰町をよくする会」の碇勝征会長も同席し、会として武広氏を支持する方針を示した。

 武広氏は前回、前々回(03、07年)の町長選で大川前町長に敗れた武広通明氏の長男。05年から民主党参院議員の川崎稔氏=佐賀選挙区選出=の私設秘書を務め、今月24日に退職した。【遠藤雅彦】

314千葉9区:2009/02/26(木) 22:18:16
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090226ddlk42070533000c.html
島じま:知事選 /長崎
 民主党県連が22日の定期大会で、来年の知事選で金子原二郎知事を推薦しないことを明確にした。現段階で金子知事が態度をはっきりさせているわけではないが、ある意味では知事への「宣戦布告」とも受け取れる。

 ならば当然、民主は独自候補を知事選で擁立するのかと思えば、必ずしもそうではない。次期衆院選の結果で「党勢が拡大すれば」との条件を付けており、煮え切らない。政権交代が実現すれば自民が低落し、「自民色を強める知事には不利」との計算が働いているという。

 このところ中央で民主が勢いづいているのは、自民の自滅的な失策による面が大きいが、知事選でも「敵失や風に期待」ということか。「独自候補を擁立する」と明言できないところに、民主の地方組織のぜい弱さが垣間見える。【宮下正己】

〔長崎版〕

315千葉9区:2009/02/26(木) 22:32:18
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000902260003
前町長ライバルの長男出馬へ
2009年02月26日

 公職選挙法違反罪で公民権停止つきの有罪が確定し被選挙権を失った、上峰町の大川紀男・前町長の失職に伴う町長選(3月17日告示、22日投開票)に、前回07年・前々回03年の町長選を大川氏と争った武広通明・元町議の長男で、民主党の川崎稔参議院議員(佐賀選挙区)の私設秘書を務めていた勇平氏(29)が25日、立候補を表明した。今回の町長選には既に、大川町政下で副町長を務め、大川氏の失職に呼応して直ちに辞職した「腹心」の荒木昌史氏(53)も立候補を表明しており、選挙戦は過去2回と同様の構図となりそうだ。(神沢和敬、谷川季実子)


 武広氏は父が経営する同町堤の造園会社で会見。「公明正大で住民がとことん対話できる町に」と抱負を述べた。


 前町長時代を「絶対的なトップダウン方式で、住民も行政も自由にものを言えない雰囲気ができていた」と批判。「県内外で信用を失った上峰町の閉塞(へい・そく)感を打ち破るには非常識なくらいの変化が必要だが、柵(しがらみ)のある人たちにはできない」と、前町長支持者との対決姿勢を明確にした。


 ただし「前町長と父が争ったのは事実だが、代理戦争と言われることについては違和感がある。父とは政治信条や手法は全く別」とも話した。


 武広氏は07年9月から務めた川崎参院議員の私設秘書を24日付で辞した。民主党籍をもつが、同党の推薦については「支持者と話し合って申請するか決める」としている。


 会見には、町議らに中元や歳暮を贈り公選法違反の罪に問われていた前町長が前回07年の町長選で3選されたのを受けて設立され、大川町政を一貫して批判してきた政治団体「上峰町をよくする会」(約400人)の碇勝征会長ら3人も同席。会として武広氏を支持すると表明した。


 一方、荒木氏は正式な出馬会見を開いていないが、後援会の組織づくりに余念がない。選挙責任者を務める予定の納冨正人さん(80)は「選挙になることで対立軸がはっきりする。町民全体に主張を届けられれば選挙後の行政運営にも良い」と話している。


 上峰町では町議会(定数10)で前町長派(7人)とその反対派(3人)が激しく対立。昨夏には反対派1人の議会発言を問題視した前町長派の発議で、議員資格を奪う除名処分が多数決で可決され、知事が処分を取り消す審決を出すなど騒動に事欠かない。


 今回の町長選でも前町長派7人は荒木氏支援に回ると見られている。前町長の大川氏は24日の朝日新聞の取材に「選挙には一切ノータッチ」としながらも、荒木氏を「頑張れよ」と激励したという。


 7人の一人は「自分たちは特に前町長派とは意識していないし、代理戦争との見方もどうかと思うが、反対派が前町長を非難して政争をあおっている。荒木氏を応援する以上、負けられない」と話す。


 一方、反対派3人は武広氏を支援する模様。「よくする会」と連携し、候補擁立にも深く関与した1人は「今までの流れを断ち切ることのできる新しいトップを迎えて町を変える絶好の機会」と話す。政治手腕の未熟を不安視する声もある中、別の1人は「副町長だった荒木氏が当選すれば大川町政の継続になるだろう。それを断ち切るには若い彼に望みを託すしかない」。


 町長選を控え、上峰町議会は3月定例会を例年より前倒しして25日に開会した。町長と副町長が「空席」のため、09年度の施政方針演説や一般質問を取りやめ、一般会計当初予算案は義務的経費を中心にした29億8119万円の骨格予算案が提案された。


 町長職務代理者の江頭典雄総務課長は「町長不在のため骨格予算とした。税収の大幅な落ち込みなど厳しい状況下、指導と協力をお願いします」とあいさつした。町議会は町長選挙費(559万円)の専決処分を承認。今年度に引き続き、町長や副町長、教育長、一般職員の給料減額など28議案を提案した。会期は3月6日まで。

316千葉9区:2009/02/26(木) 23:28:19
>>311-312
そいや、ブログ市長は渡辺の国民会議と親和性ありそうですね。

317とはずがたり:2009/02/28(土) 14:21:30
まぁネット活動の解禁は必要だけどこうえげつなくやられると却ってだから駄目だとなりそうで心配。まぁ最初のパイオニアってのはこういう過激さが必要なんでしょうけどね。

【衝撃事件の核心】ネットの活用? 悪用? 「議員不人気投票」市長ブログで議会“炎上”の波紋
2009.2.28 13:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090228/crm0902281301012-n1.htm

波紋を広げている今年1月12日付の阿久根市議会不人気アンケート(竹原信一市長のブログより)
http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&amp;log=20090112

 〈辞めてもらいたい議員は誰?〉。鹿児島県阿久根市長がインターネット上の個人ブログで市議の不人気投票を呼びかけ、波紋を広げている。議会は「市長の資質に欠ける」と猛反発して不信任案を可決し、市長は「議員を入れ替えなければならない」と解散に踏み切る泥仕合に。産経新聞の取材に「(不人気投票は)試しにやってみた」と答える市長だが、識者からは「ネット選挙時代の負の側面が現れた騒動」との指摘も出ている。前代未聞の“ブログ解散”が投げかけた意味とは…。

不人気投票「大した狙いない」

 「阿久根市を市政史上かつてなく混乱させ、全国に阿久根市の恥をさらした」
 2月6日午前。
 鹿児島県阿久根市の臨時議会(定数16、欠員1)の冒頭、木下孝行議員が竹原信一市長(49)の不信任決議案を提出し、全会一致で可決された。

 この際の道は2つ。地方自治法によれば、不信任案が可決されれば市長は10日以内に自ら失職するか、議会を解散するかを選ぶことができる。

 可決から4日後の10日、竹原市長は晴れ晴れとした表情で議会の解散を宣言した。
 「不信任の議決は、(何でも反対する)議会を解散させたい私が求めたもので、議会には『よくできました』とほめてあげます」
 竹原市長は産経新聞の取材に、書面で“余裕”の回答を寄せた。

 不信任の理由は広報紙での市議の中傷や失業者対策の不作為などだが、直接の引き金となったのは、竹原市長の個人ブログ「阿久根時事報」だった。

 今年1月12日付で〈阿久根市議会で辞めてもらいたい議員は〉と全市議15人の実名を挙げて、「ネット投票」を呼びかけたのである。
 「選挙で当選した市議を侮辱するものだ」
 「議会制民主主義を無視している」
 議会側は一気に反発を強めた。
 不人気投票で2月下旬現在、約3500票を集めてトップを走る京田道弘議長(解散時に失職)は「市長の思いつきでやっていることであり、極めてナンセンス」と憤りをあらわにする。

318とはずがたり:2009/02/28(土) 14:21:47

 一方、竹原市長は取材に対し「試しにやってみた。背景も、大した狙いもない」とコメント。「幼稚な市議会にはばかばかしくて反論する気にもならない」と全く意に返していない様子だ。

 不人気投票が1月中旬に一部で報道されると、ブログのアクセス数は一時急増したという。このため議会関係者は、「市民以外の人がおもしろ半分に投票しているケースもあるだろう」と“無効票”も少なくないとみている。

 投票は現在も締め切っておらず、投票状況を閲覧できる状態になっているが、竹原市長は取材にこう答えている。
 「(事情に詳しくない人が投票した)現在の投票結果には興味がなく、見てもいない」

過去にも物議…市職員年収も公開

 竹原市長は航空自衛官出身で、平成17年に市議に初当選。1期目途中の昨年8月末、議員定数の大幅削減などを訴えて市長選に出馬し、元市議ら3人を接戦で退けた。

 実は、その市長選でもブログが物議を醸している。
 今年1月22日。県議や市議ら計28人が市長選告示後も対立候補を批判するなどの内容でブログを更新したとして、竹原市長に対する公職選挙法違反容疑の告発状を地元警察署に提出したのだ。

 公選法は選挙期間中、はがきなどの法定文書、図画以外の頒布を禁止している。総務省によると、パソコン画面などに表示されるホームページなども文書図画にあたると解釈される。選挙期間中、「選挙活動」にかかわる内容を記述したブログ更新は認められておらず、身辺雑記などでも内容によっては抵触する可能性があるという。

 竹原市長は、市長選投票日直前に市選挙管理委員会の指導や県警の警告を受けて更新部分を削除したが、総務省の見解や市議らによる刑事告発について、報道陣にこう反論している。
 「ブログの更新は文書の頒布に当たらず、違法ではない。現行法では明確に禁止されていない」
 4年以上にわたって、身辺雑記や議会批判などを書き込んでいるが、市議時代にはベテラン議員を名指しで「痴呆(ちほう)老人」と書くなど、「発言が過激でひんしゅくを買ったこともある」(市議)という。

 ブログ上で積極的に“世論調査”も行っている竹原市長。例えば、不人気投票以外にも、こんな4つの質問項目が掲載されている。

 〈阿久根市議会の定数を何人にすべきだと思いますか〉
 〈市議会議員報酬の日当制(公務の時だけ支給する)について〉
 〈竹原信一阿久根市長を支持しますか〉
 〈阿久根市議会は解散すべきだと思いますか〉

 竹原市長はこうした取り組みについて、「議員以前から書き続けている私の日記」と取材に答えた。あくまでも個人活動の一環と位置づけているが、中には市政を真剣に考えている様子が浮かび上がる質問もある。

319とはずがたり:2009/02/28(土) 14:22:11
>>317-319
 一方、最近では異例の“情報公開”に踏み切っている。2月下旬に市のホームページ(HP)で、消防を除く全市職員約270人の給与明細を1円単位まで公表したのだ。

 市長は自身のブログにもHPへのリンクを掲載し「年収700万円以上の職員が54%もいる。市の将来は人件費を適正化できるかどうかにかかっている」と主張するが、職員からは「説明もなく唐突すぎる」などと戸惑いの声が上がっている。

どうなる「ネット選挙時代」

 今回のブログ解散騒動について、識者らはどうみるか。

 ITジャーナリストの佐々木俊尚さんは「国民の大半がインターネットを活用する中で、政治家がネット上で住民らと直接やりとりする手法は間違ってはいない」と方向性に理解を示す。

 ただ、竹原市長のブログ内容については「過去の書き込みを読むと、議員などへの中傷が少なくない。市長個人のキャラクターもあるのだろうが、いずれにせよ、選挙にネット利用が解禁される場合の“負の側面”を示したといえる」と指摘。ネット選挙時代には政策論争よりも誹謗(ひぼう)中傷による個人攻撃が増えるのではないか、との危惧(きぐ)だ。

 市議への不人気投票については「不特定多数を対象としたネット上の世論調査では、組織票やいたずら目的の投票も少なくない」とし、「市民の本当の民意を把握するための仕組みが必要だが、市長はそこまで考慮していたのだろうか」と疑問を投げかける。

 評論家の塩田丸男さんは「不人気投票はネットの使い方としては不当であり、個人ブログとはいえ、市長の立場にある人間の行うこととしては社会的にも問題だ。今後、本格化するネット選挙時代に向け、今回のような行き過ぎにどうやって歯止めをかけるか真剣に議論すべきときにきている」と話した。

 ネットと選挙をめぐっては、平成14年に総務省の研究会がホームページに限定して解禁すべきとの見解をまとめている。これを踏まえて民主党は、虚偽表示への罰則などを盛り込んだ公選法改正案を提出。一方、自民党はネガティブキャンペーンなどの誹謗中傷が懸念されるとして、結論に至っていないのが現状だ。

 ブログ騒動で揺れる阿久根市議会は、3月22日に出直し市議選を迎える。地方自治法では改選後、再び市議会で不信任案が過半数の賛成で可決された場合、市長は自動失職することになっている。

 市長派、反市長派が水面下で激しい綱引きを演じている模様だが、ブログ上ではなく実際の有権者が下す審判が注目される。

320千葉9区:2009/03/01(日) 17:59:17
>>314

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20090228-OYT8T00960.htm
知事任期満了まで1年
 金子原二郎知事(64)の3期目の任期満了まで、1日であと1年となった。金子知事は現時点で、4選出馬への態度を明らかにしていない。一方、昨年9月の読売新聞の取材に対し、出馬の意向を明らかにした諫早市出身のルーマニア大使、東良信氏(60)は2月下旬から一時帰国しており、長崎市や新上五島町を訪れる予定だ。来年早々にも行われる知事選に向けた動きを追った。(小渕義輝)

 「あと1年、全力を注いで頑張っていこうというのが今の気持ち。次はどうしようかというところまで考える余裕はない」。1月の定例記者会見で、残りの任期が1年になることへの感想を問われた金子知事はこう答えた。

 景気減速に伴う厳しい雇用問題や県庁舎移転、進展する気配が見えない石木ダム計画など、県政の課題は山積み。金子知事は「県政運営のことで頭がいっぱい」と強調し、進退についての明言を避けてきた。

 一方で、周辺からは様々な声が聞こえてくる。ある県議は、九州新幹線長崎(西九州)ルートが昨年着工したことなどを挙げ、「県民へのアピール材料はある。本人も4期目への意欲は十分持っている」と指摘。逆に、自民党県連関係者は「多選は県民も好まない。バイオラボ問題で百条委員会が設置されるなど、議会への影響力も低下している」と、不出馬の可能性も示唆する。

 民主党県連は22日の定期大会で、金子知事が出馬する場合は推薦しないことを確認した。渡辺敏勝幹事長は「衆院選で党勢が拡大すれば、対立候補の擁立を目指したい」とし、早くも対決姿勢を鮮明にしている。

 一方、東氏は外務省の欧州大使会議出席のため、22日に帰国。会議後は帰郷し、長崎国際観光コンベンション協会などを訪問する。

 ルーマニアでは今夏、国交回復50年を記念した「日本展」が開かれる。東氏の行動は、日本展に出品するくんちの衣装などを借りるための協力依頼という。しかし、知事周辺は「1年後を見据えた動き」と警戒感を隠さない。

 正式な立候補表明は行っていないが、自身のホームページでは、県の将来について「カエル(変える)長崎」「新たな体制でのスタート」といった主張をしており、県政への強い意欲をうかがわせている。

 9月には衆院の任期満了が控え、総選挙の結果次第では大きな政界再編も予想される。本格的な“知事選モード”への突入は、それからとなりそうだ。

(2009年3月1日 読売新聞)

321千葉9区:2009/03/01(日) 18:00:23
08年5月の記事
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/001.html
■ 次期知事選めぐり早くも動き 金子氏出馬が最大の焦点

本県出身の官僚東氏、立候補に意欲

 2010年3月で任期満了となる知事選をめぐり、水面下で早くもさまざまな動きが出ている。最大の焦点となる現職の金子原二郎(64)の4選出馬については、今のところ「意欲十分」との見方が強い。一方、諫早市出身で内閣府審議官の東良信(60)が出馬の意向を示して政財界関係者らと精力的に接触を始めており、金子も神経をとがらせる。(報道部・佐藤 烈)

 「折り返したばかりで、(任期は)まだ長い。一般常識から考えて、意思表示はせいぜい(知事選の)十カ月か七カ月前」。今月八日の定例知事会見。四期目への意欲を問われた金子はこうかわした。だが、県議の間には、四選出馬の可能性は高いとの声が高まっている。

 金子は本年度から県庁の組織機構を見直し、知事直属となる知事公室を新設。平戸市を皮切りに県内市町の現場視察をスタートしているほか、市町村合併した自治体を中心に首長と個別の意見交換会を開催。金子の精力的な動きに対し、市長の一人は「事実上の選挙活動。完全に次の知事選をにらんだ動きだろう」と語る。

 前回知事選で金子は自民党や公明党の推薦を受けたが、両党とも四選以上の知事は「多選」として公認や推薦はしない方針。だが自民党県連は「党本部の推薦は無理でも、県連での支援は可能」、公明党県本部も「ハードルは高いが、対応はそのときの状況次第」と金子支援に含みを持たせる。

 これに対して民主、社民両党の議員でつくる県議会会派の「改革21」は県政批判を強めており、前回知事選で金子を支持した社民党県連も「『金子を』という積極的な声はない」と対決色を鮮明にする。

 一方、次の知事選に意欲を示すのが内閣府審議官の東だ。長崎南高、東大法学部を卒業後に総理府(現内閣府)に入省。経済産業省大臣官房審議官、内閣府沖縄復興局長などを務めた。

 取材に対し、東は「現職なので執務に専念するだけ」と態度を明らかにしないが、ゴールデンウイーク期間中に帰郷して県内の政財界関係者、高校の同窓生らと面会。民主党の複数の県議とも接触し、金子の動向にかかわらず立候補する意向を示して「(特定の政党の支援を受けるのではなく)県民党で出たい」と語ったという。

 東の動きに対し、金子は「内閣が大変な時期に、現職が地元でそんな意思表示をするのは信じられない」とけん制。金子の周辺は、地元で東が接触した人物の情報収集を進めるなど、警戒感を隠さない。

 金子は先の自民党県連定期大会で、次期衆院選での自民支援を明言。このため、知事選の約五カ月後に行われる参院選が金子の本命との見方もある。一方の東も、昨年の参院選長崎選挙区では自民党の公認候補に名前が挙がった経緯があり、自民党内からは「知事選と参院選の両にらみ」との観測も出ている。

 洞爺湖サミット後とも言われる衆院の解散・総選挙の結果次第では政界再編の可能性もあるだけに、次期知事選については衆院選後、各政党の思惑を絡めながら本格的に始動することになりそうだ。(文中敬称略)



2008年5月18日長崎新聞掲載

322千葉9区:2009/03/01(日) 18:02:22
>>30>>166>>214-215
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090301ddlk42010268000c.html
09長崎・ズーム&ワイド:4氏が白熱、諫早市長選の行方 /長崎
 任期満了に伴う諫早市長選(3月29日告示、4月5日投開票)が1カ月後に迫ってきた。出馬予定の4氏の事務所開きも終わり、選挙構図もほぼ固まった模様だ。吉次邦夫市長(76)の引退で、新首長の座を巡って盛んな攻防と駆け引きが既に水面下では始まっている。各陣営の様子をリポートする。【柳瀬成一郎】

 ◇経済状況立て直しが課題
 出馬を予定しているのは、表明順に▽学校法人理事長の奥田修史(37)▽元県議の橋村松太郎(62)▽前市副市長の宮本明雄(60)▽前市議長の古川利光(64)−−の4氏。

 全世界的な不況で低迷度がさらに深まる市内の経済状況をいかに立て直すかが市長選最大の課題となりそうで、各陣営の事務所開きでも活性化策が叫ばれるなどした。

 奥田氏の事務所開きでは、20年来の友人という元光GENJIの大沢樹生さんが来賓として駆けつけた。県議、市議に招待状を送らず、陣営は若者ら市民向けの選挙活動を展開する。大型商業施設誘致で閉塞(へいそく)する経済の活性化を掲げる。

 橋村氏は、元旧森山町長。前回市長選で敗れたが、地道にミニ集会を重ね、市全体に合併の効果がみられないことと、市中心部と周辺部の格差拡大の問題を訴えてきた。東西の往復を重ね、年間の車の走行距離は4万キロを超えたという。

 宮本氏は副市長を昨年末に退職。事務所開きでは吉次市長とその支持者も多数詰めかけた。ともに「後継指名」を強く否定するが、周囲は「事実上の後継指名」とみる。諫早医師会などの有力団体からの推薦も取り付けている。

 古川氏は旧市含め市議を7期務めた実績で、「地域の実情を一番知っている」と自負する。2014年長崎国体を視野に「スポーツ交流を盛んにし、交流人口の増大」を訴える。親しみやすい人柄で無党派層にも浸透が始まっている。

    □

 諫早市は次期衆院選・長崎2区の大票田でもある。「市長選が衆院選の“前哨戦”になる」という観測もあったが、各政党は現在のところ活発には動いていない。4氏による自民、民主の支持者奪い合いがヒートアップしているためらしい。

 自民関係者は「支持者が各陣営に散っている」。一方の民主関係者は「自前の衆院選候補者の勝利のため、各陣営とはあえて等距離外交を貫く」といい、ともに動きを封じられた格好だ。

 諫早市長選は各政党も遠巻きにするほど4氏の闘いが白熱しているようだ。しかし、肝心の有権者が4氏の主張をどう評価するか。これからの1カ月が正念場だろう。

〔長崎版〕

323千葉9区:2009/03/03(火) 21:52:02
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123604064567.html
大分市議会議長ポスト 争奪戦活発化
[2009年03月03日 09:34]

 改選後初の定例大分市議会は十日に開会する。新しい会派の構成が二日までにほぼ固まった。注目されるのは冒頭に行われる正副議長選挙の行方。最大会派の自民党が改選前より議席を減らしたことで、これまで通り議会内人事を主導できるかが焦点になっている。

第2会派の社民クラブ「副」獲得に意欲
 市議会はこれまで最大会派から議長、第二会派から副議長の候補を出すことを慣例としてきたが、二〇〇一年の改選後、自民党が国政で連立を組む公明党と多数派を形成。自民党が議長、公明党が副議長を占めてきた。
 議長候補の選び方について、今のところ議会内に慣例を維持することに異論はないもよう。順当なら四期目の仲道俊寿氏(49)が有力とみられるが、板倉永紀氏(58)、足立義弘氏(62)=いずれも四期=らの名前も取りざたされている。
 自民党は公認、推薦で十四人が当選したが、改選前より三議席減った。勢力を維持しようと保守系無所属に声を掛けているが、今のところ前向きなのは新人一人だけ。十五議席を確保したとして、公明党の六議席を合わせても二十一議席にとどまり、過半数(二十四)には達しない。
 公明党は「議会内人事はまだ白紙の状態」と態度を明確にしていない。
 八人で構成する第二会派の社民クラブは「国政と地方議会は違う。勢力の大きい順にポストに就くのが道理」と主張し、副議長の獲得に意欲を示す。候補として五期目の指原健一氏(64)の名前が挙がっており、会派間の駆け引きが活発になってきている。

324千葉9区:2009/03/05(木) 20:55:16
>>315
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090304-OYT8T01168.htm
町民「政争避けて」 「前町長派」「反対派」色合い
 前町長の失職に伴う上峰町長選(17日告示、22日投開票)には、前副町長・荒木昌史氏(53)と、元民主党参院議員秘書・武広勇平氏(29)の無所属新人2人が立候補を表明し、前哨戦が展開されている。両氏とも、町が一丸となることの大切さを強調するが、「前町長派」と「反対派」の色合いも強く、住民からは「政争の町というマイナスイメージを払拭(ふっしょく)するためにも、互いを批判するような戦いだけはやめてほしい」という声も聞かれる。(柿本高志)

 荒木氏は、前町長の2期目がスタートした2003年から助役(当時)と副町長を務めた。「(前町長が)辞めるときは、一緒に辞めると自分で決めていた」と、前町長と同じ日に辞職した。

 2月12日に立候補を表明した際、読売新聞の取材に対し、前町長の強力でスピーディーなリーダーシップを評価する一方、「町の融和を図りたい。町が一体となって財政健全化、教育の町づくりに取り組みたい」と、イメージ刷新に強い決意を示した。

 前町長を支援していた70歳代の男性は「前町長は、中元や歳暮を配って有罪になり失職したが、温かみがあり、町に貢献した。この流れを変える必要はない」と話す。

 同月25日に立候補を表明した武広氏は、父親が2003年と07年の町長選に出て落選している。記者会見でそのことを尋ねられると、「父とは政治信条、考えなど(が違う)別人格。代理戦争などととらえることは、いかがなものかと思う」と言い切った。そのうえで「先輩たちの意見を謙虚に聞き、正論を信念を持って主張し、政争の町と言われる状態に終止符を打ちたい」と述べた。

 会見には政治団体「上峰町をよくする会」の幹部らも同席。前町長の反対派の町議3人も活動に賛同している。ある町議は「代理戦争ではなく、守旧派と改革派の戦いだ。若く清新な人が、いままでのしがらみを断ち切ってくれるはず」と期待を寄せる。

 立候補予定者の顔ぶれに困惑する住民も少なくない。男性会社員(51)は「町財政は、自由に使える予算がほとんどない状態。合併や教育問題など将来に向けての政策をじっくり聞きたい。前町長派かどうかという選択に終始することだけは、ご免被りたい」と表情を曇らせる。

 40歳代の主婦は「私の周りには、選挙に無関心の人も多い。こうした図式に全く関係のない人が出馬してくれれば、選挙と町政に対する住民の関心も一気に高まるのでは」と話していた。

(2009年3月5日 読売新聞)

325千葉9区:2009/03/07(土) 09:56:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/81568
次期佐賀市長選 秀島氏出馬表明 県都 政治決戦幕開け 民主の候補擁立焦点に
2009年3月7日 02:30
 10月22日に任期満了を迎える佐賀市の秀島敏行市長(66)が6日、再選を目指して次期市長選に立候補表明したことで、県都の次期リーダーを選ぶ政治決戦が事実上、幕を開けた。前回、秀島氏を推薦した自民党は早くも秀島氏への支援を表明。前回選挙で旧佐賀市長の木下敏之氏を推薦して敗れた民主党が対立候補を擁立するかどうかが焦点になる。

 秀島氏はこの日の市議会一般質問で、平原嘉徳議員(凌風会)から次期市長選への意欲を問われ、「財政の強化、郷土作り、協働を実直かつ堅実に推し進める」と意欲を述べた。

 自民党県議団の篠塚周城会長は「佐賀市と旧佐賀郡の合併は、秀島氏だからこそ実現できた」と1期目の実績を強調。「今後、党佐賀市支部へ正式に推薦など支援要請があると思う。意思をうかがった上で、しっかり支援していきたい」と語った。前回、秀島氏を推薦した社民党の牛嶋博明県連合代表は「前回の経緯もあり、市議や常任幹事会の意見を聞いて対応を協議したい」と話した。

 一方、民主党県連の原康彦幹事長は対抗馬の擁立について「話題には上るが、具体的な対応は決めていない。5人の市議を中心に、すべての選択肢について踏み込んだ協議をする」と話した。

 共産党も市長選への対応を模索している。山下明子県東部地区委員長は「月1回の会合で、対立候補擁立を視野に検討を進めている」と述べた。

=2009/03/07付 西日本新聞朝刊=

326千葉9区:2009/03/07(土) 10:06:58
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000903020003
知事選土台揺らぐ
2009年03月01日


県議会2月例会の一般質問で答弁する金子原二郎知事=県議会議場

《金子県政 任期あと1年》


 3期目の金子原二郎知事(64)は1日で、任期の残りが1年になる。4選について周囲は「立候補の意思がある」とみるが、民主党が「次は推薦しない」と明言するなど、選挙でカギを握る自民、民主両党とも異変が起きている。特に、これまで県政与党を支えてきた自民の内部は分裂の様相で、不協和音が響く。(貞国聖子)


◇民主 「推薦せず」明言
◆自民 距離置く議員も


 長崎市で2月22日に開かれた民主党県連の定期大会。渡辺敏勝・県連幹事長が言い切った。「(次回の知事選で)金子知事を推薦しない」
 07年の参院選で、金子知事が自民党支持を明確に打ち出したことから、民主党県連は知事と対決姿勢に転じた。以降、党県連の定期大会に一度も招いていない。「首長選で4選目は推薦しない」という基準も党内にある。
 ある民主党県議は、知事の県政運営を「国の金を引っ張ってくるばかりの古い手法」と言い、その上で「それでは持続的な県政浮揚はできない」と話した。新しい世代への交代をめざすという。
 一方の自民党内部にも、少しずつ変化が生じている。
 県議会に昨年12月、県が1億円を投じたベンチャー企業が経営破綻(は・たん)した問題の責任を追及する調査特別委員会(百条委)が設置された。10年余りの金子県政で百条委の設置は初めてとなる。
 実は、県側は百条委を設置しないよう自民党県議に水面下で働きかけていた。金子知事に近い議員たちは設置に慎重になった。だが知事と距離を置く議員たちは追及の手を緩めず、自民党県議団は真っ二つに割れた。
 最終的に、全会一致で可決。設置を断念させられなかったことについて、県選出の自民党国会議員の一人は「知事の求心力が落ちている証し。組織を引き締めないと次の当選は危うい」と説く。
 設置から数週間後。金子知事は反対勢力を主導するある自民党県議の地元へ、わざわざ足を運んでこう言った。「次の選挙に出られるかどうかは、あなた次第だから」
 知事は多少冗談めかしていたという。だが、この県議は感じた。「これまでお願いに訪ねて来ることはなかった。知事選を前に、自民がまとまることを一番願っているのは知事自身だろう」
    ◇
 対立候補の動きは活発化しているとは言えない。立候補が取りざたされる元内閣府審議官でルーマニア大使の東良信氏(60)=諫早市出身=は親しい人に出馬の意志を伝えているが、まだ公にはしていない。民主党の独自候補擁立のめども立っていないのが実情。
 金子知事自身は、4選への立候補について「見極めながら最終判断するが、態度の表明は直前になる」と述べるにとどまっている。


■過去3回の知事選の結果■
【98年2月22日投開票】 投票率68・78%
金子原二郎 無新(自・さ)  412342
西岡 武夫 無新(由・平・改)295376
田辺 敏憲 無新        59998
永田 勝美 無新(共)     36062
【02年2月3日投開票】 投票率49・79%
金子原二郎 無現(自・民・公・由・社・保) 468099
高村  暎 無新(共) 116644
【06年2月5日投開票】 投票率52・27%
金子原二郎 無現(自・公・社)398692
小久保徳子 無新       188154
山下 満昭 共新        31538
※カッコ内は推薦または支持の政党。自は自民、民は民主、公は公明、共は共産、社は社民、改は改革クラブ。「さ」はさきがけ(以下はいずれも当時)、由は自由、平は新党平和、保は保守。

327千葉9区:2009/03/07(土) 10:46:04
>>326
98年の改革クラブと、今の改革クラブが同一のであるような注記ですね。

328とはずがたり:2009/03/07(土) 16:00:32
西岡と金子って結構差が付いたんですねぇ。。

329千葉9区:2009/03/08(日) 19:07:30
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-141473-storytopic-3.html
赤嶺県議の離脱報告 本人は「保留」2009年3月8日 民主党県連(喜納昌吉代表)は7日、役員会を開き、県議会の民主党会派から、赤嶺昇県議が3月末で離脱することを報告した。これについて赤嶺氏は、琉球新報の取材に、党幹部から会派離脱の件は保留してほしいと言われたと説明し、現段階で離脱をする意向はなく、見解が分かれている。
 新垣安弘幹事長によると、2週間ほど前に赤嶺氏から会派離脱の申し出があり、4日の会派全員の協議で確認した。離脱後は会派の「改革の会」に所属するという。党籍については、検討した上で「3月中に結論を出したいとの意向だった」という。
 会派離脱について、赤嶺氏は「離脱を伝えたのは事実だが、鳩山(由紀夫)幹事長から『大事な局面であり、地方は一枚岩になってほしい』との話があり、6日に県連の役員に伝えた。今の段階では会派の離脱は保留している」と話している。

330千葉9区:2009/03/10(火) 21:23:06
=大分2区=
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090310ddlk44010615000c.html
選挙:佐伯市長選 元参院議員の後藤氏出馬へ /大分
 元参院議員の後藤博子氏(60)が9日、4月5日告示・同12日投開票の佐伯市長選に立候補する意向を明らかにした。10日記者会見し、正式表明する。同市長選には現職の西嶋泰義(62)▽元旧市長の佐藤佑一(67)▽市議の菅原忠(48)−の3氏=いずれも無所属=が出馬を表明しており4人目。

 後藤氏は大分市出身。01年の参院選大分選挙区に自民公認で立候補し初当選。1期目に自民党を離党。07年には国民新党公認で出馬したが、落選した。現在、国際交流団体の代表を務める。


◇佐伯市長選挙(大分県)開票結果 投票率82.59%
当19713 西嶋泰義(無新、58歳、初当選)←元市議長
 17755 佐藤佑一(無新、63歳)
 17287 尾形長一(無新、62歳)
  1405 稲津澄雄(無新、51歳)
※新「佐伯市」は、旧「佐伯市」、上浦町、弥生町、宇目町、鶴見町、蒲江町、本匠村、
直川村、米水津村が合併して誕生。今回の選挙は初代市長を決める選挙。佐藤氏は新市
誕生まで佐伯市長を務めた。尾形氏は元蒲江町長。

331千葉9区:2009/03/12(木) 20:31:30
>>323
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090312ddlk44010519000c.html
大分市議会:仲道氏が新議長に 副議長は社民奪還 /大分
 大分市議会は10日、新議長に仲道俊寿氏(49)=自民、副議長に指原健一氏(64)=社民ク=をそれぞれ選出した。議長はこれまでも最大会派の自民から選ばれているが、01年以降公明から選ばれていた副議長は、第2会派の社民クが奪還した。

 また、先月の市議選を受け、会派の構成が決まり、民主系のおおいた市政クがおおいた民主クに改名。無所属新人で当選した倉掛賢裕氏(35)が自民に所属、民主公認の堀嘉徳氏(35)と最年少で初当選した小野仁志氏(27)は会派に属さなかった。各会派の構成は、自民15人▽社民ク8人▽公明6人▽新市民ク6人▽共産4人▽おおいた民主ク4人。無会派3人。

332名無しさん:2009/03/12(木) 20:59:23
>331
大分の堀は、吉良州司の元秘書
なにか含むところがありそう

333千葉9区:2009/03/15(日) 10:19:28
>>303>>317-319
http://www.asahi.com/politics/update/0314/SEB200903140001.html
ブログ市長、原点は「ゲリラ活動」(1/2ページ)
2009年3月14日6時54分
 鹿児島県阿久根市の出直し市議選が15日、告示される。ブログで辞めさせたい市議の投票を呼びかけるなどして不信任決議を受けた竹原信一市長(50)が解散した。議員定数と自身の給与削減、民間登用の人事と、市長が繰り出す「改革案」に「NO」と言い続けた反市長派の前職たちは、不信任決議案を再可決し、市長を自動失職に追い込む考えだ。人口2万4千人の小さな街の政争はテレビのワイドショーにも取り上げられ、エスカレートしている。(古城博隆、三輪千尋)

 ■功罪

 出直し市議選(定数16)に立候補を表明している23人のうち、市長派は7人、反市長派は16人。市長の不信任決議は、議員の3分の2(11人)以上の出席で過半数が賛成すれば可決される。市長を失職させ、出直し市長選に持ち込むには、前職9人を含む反市長派が11人の当選者を出せるかどうかが焦点となる。

 竹原市長のブログは、市内外に、功罪両面で大きな波紋を起こしている。

 最近では2月23日、市のホームページで07年度の市職員268人の給与明細を1円単位で公開し、自身のブログからもリンクできるようにした。職員からは不評だったが、情報公開の姿勢をたたえる声も多かった。反市長派の前職は「竹原が嫌いという市民ですら、職員給与の厚遇ぶりをどうにかしてと訴える始末」とぼやく。

 一方で、掲載内容に誤りがあり、問題となったことも。

 06年9月の阿久根市議会本会議。当時の斉藤洋三市長が「でたらめなインターネットでの流しに困惑をしております」と答弁し、自身の大学の卒業証書を広げて見せた。

 当時議員だった竹原氏がブログに、斉藤氏に学歴詐称の疑惑があると書き込んだことを受け、別の議員が問いただした場面だ。竹原氏はその記述を削除したが、ある前市議は「一方的な書き込みは続き、反省したとはとうてい思えない」と言う。

 ■元自衛官

 竹原氏は防衛大卒の元航空自衛官で、30代で故郷の土木会社を継いだ。市の道路工事を請け負ったこともあったが、「職員の態度は悪く対応もでたらめ。市民に現状を知らせねば」とバイクに乗り、約8千枚のチラシを各戸に配った。

 共鳴する市民グループ「阿想会(あそうかい)」の松岡徳博会長(54)は当時の竹原氏を「ゲリラ活動家」と評する。「チラシの文言は例えば『市長はバカだ』。市役所前に止めた自分の車にベタベタと張っていた」

 竹原氏は05年、市議選で初当選。1年後に始まった市議会のネット配信は竹原氏の提案だった。携帯電話番号を書いた看板を市内に立て、市政への苦情を受け付けた。07年には、議員らが政務調査費でホットプレートやデジタルカメラを購入し、領収書を偽造した問題を追及。議員への辞職勧告決議案や市長の不信任決議案を連発したが、否決された。

 当時のブログで議長を〈市長の犬〉、議員を〈ゴミ〉〈子どもがえりした痴呆(ちほう)老人のようだ〉とこき下ろした。議員の顔写真を実名入りで掲載し、抗議を受けるとタコの写真に差し替えた。

334千葉9区:2009/03/15(日) 12:10:41
>>333
反市長派は典型的な共倒れに終わりそうですね。
なんで、定数16:不信任案可決に必要な議席は11なのに、16人も立候補するのか。
逆に市長派は、過半数(9人)を目指すのではなく、不信任案否決に必要な6議席を念頭に置いて7人に擁立を抑えている。

335とはずがたり:2009/03/15(日) 13:20:03
反市長派ってのは一括りに出来ずに従前の保守陣営丸ごとと云う感じなんでしょうかねぇ?
一方の市長派ってのは本来一匹狼的な市長なんで7人擁立ってのは地盤的に結構冒険なのかも。ちゃんと地区割りとか考えて確実に7人当選出来る様に考えているのかな?

336千葉9区:2009/03/16(月) 21:04:59
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000903140001
津村・宮崎市長 5選出馬足踏み
2009年03月14日

 来年はじめに任期満了を迎える県内の3市長が、開会中の市議会で立候補の意向を相次いで表明した。が、来年2月に任期が切れる県都、宮崎市の津村重光市長(61)は「沈思黙考したい」とし、今議会での態度を保留。周囲は、現在4期目の津村氏が出馬表明した際の「多選批判」を見極めようとしているのでは、と推し量る。津村氏は市長選の「半年前」には意思を明らかにするという。


 首長は通常、次の選挙に立候補するかどうかを、1年ほど前の議会の一般質問に対する答弁で明かすケースが多い。


 実際、宮崎市と同じ時期に任期満了を迎える市長たちは今月、次々に出馬の意向を市議会で表明している。


 今議会で表明した市長は、3日に延岡市の首藤正治氏(53)=1期目、任期満了は10年2月=、9日に都城市の長峯誠氏(39)=合併後の新市で1期目、同=、11日にえびの市の宮崎道公氏(72)=2期目、任期満了は10年3月=の3人。宮崎氏は3日の定例会見でも続投に意欲を示していた。


 津村氏も前回06年市長選では、1年前の05年3月の市議会で4選を目指す意向を明かしていたが、今議会の一般質問は、態度表明をしないまま12日に終了した。


 その理由について複数の市議が口をそろえるのが、「多選批判」の風向きだ。


 市長16年目を迎えた津村氏。27歳で県議になり、4期務めた後に市長選に挑戦し、94年2月に初当選した。「当時の対立候補は、前市長が後継指名した市の元幹部。対する津村氏は清新なイメージだった」と、当時の陣営幹部は振り返る。


 「そんなイメージで登場した津村氏が(もう一度立候補して)5期20年近く市長を務めるのは、イメージにそぐわない」(ベテラン市議)というわけだ。市長本人が「迷っている」と漏らすのを聞いた市議もいる。


 長老格の市議はこう話す。「市長は(4月に市が導入予定の)地域コミュニティ税や(来年3月の)清武町との合併を見届けたいはず。ただ、実際に立候補を表明し、多選批判がどれぐらいあるのか判断しかねているのだろう」


 津村氏は12日、報道陣から次の市長選への意向を問われ、「半年前にはタイムリミットとして出処進退を明らかにすべきだと思う」とだけ語った。

337千葉9区:2009/03/16(月) 22:48:18
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090316-OYS1T00330.htm
阿久根市長、今度はブログで支持派候補者を紹介
 竹原信一市長が15日付で更新した自分のブログ(日記形式のホームページ)に新人候補者4人の名前を記載し、市長の政治理念を支持する政治団体「阿想会」の推薦を示したり、4人の名前などを書いたカードを配布したりしていることが分かった。ブログの書き込みを把握した市選管は公職選挙法(文書図画の頒布)に抵触する恐れがあるとみて、16日にも県選管に照会し、違法と判断されれば警告などの対応を検討する。カードについても確認するという。

 15日付のブログでは、候補者4人の名前を挙げ、「阿想会の推薦となっているようだ」と記載。4人は市長が提案した議会定数削減案に賛成し、議員報酬の日当制を推進する立場であることも紹介した。また、今回の選挙に合わせ、4人の名前と会の名称、「竹原改革を支持します」と書いた名刺大のカード約200枚も作成し、市民らに配布している。

 公職選挙法146条では「選挙期間中は、候補者の氏名や政治団体の名称、支持もしくは反対する者の名を表示する文書図画を頒布し、掲示することはできない」と規定しており、市選管はブログはこれに抵触する可能性があるとみている。

 市選管は15日に対応を協議したが、ブログの文言に「ようだ」とあいまいな表現があることから、慎重を期し、県選管に相談して決めることにした。

 竹原市長は読売新聞の取材に、ブログについて「(公選法に抵触するかどうかは)皆さんが読んで判断すべきこと」とし、カードについては15日に配布したことを認めた上で「市民から『市長を支持している候補は誰か』とよく聞かれるので作った」と話した。

(2009年3月16日 読売新聞)

338千葉9区:2009/03/17(火) 23:56:26
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000903160001
混迷 阿久根市政/「主役」に市長ブログ
2009年03月17日
 15日に告示された阿久根市の出直し市議選(定数16)には反市長派16人、市長派7人の計23人が立候補した。不信任決議を受けて市議会を解散した、竹原信一市長(50)の政治手法が問われる選挙戦の深層を追う。


「改革を止めてはならない!」「市政改革 財政改革に全力前進!」
 市内の掲示板に張られた選挙ポスター。竹原市長を支持する候補は「改革」の継続を前面に出す。
 一方、反市長派の候補は「皆が安心して暮らせる街づくりを! 若者が夢を持てる街づくりを!」などとそれぞれの施策をうたう。「良識ある市政に向かって!」「みんな仲良く阿久根はひとつ!」と、市長の政治手法への批判と受け取れるものや「改革推進!」を訴えるものもある。
 だが選挙が始まって早々に話題をさらったのは、有権者に訴えかける23人の市議候補ではなく、自身のブログで物議を醸した竹原市長だった。
 告示当日の15日付で、自身の持論と重なる4人の候補名を紹介し、前職議員らを「嘘(うそ)まみれ」と批判した。そして、その日の夜の更新で、2年前に発覚した市議の政務調査費問題を報じるニュース映像が見られる別のブログを紹介し、〈こんなサイテイの連中でも選挙を勝ち残ってきた〉とこき下ろした。
 竹原市長のブログへの書き込みは週4、5回程度。2月10日の市議会解散後は、市職員の人件費問題を熱心に取り上げた。
 同18日付のブログで06年度からの退職金の明細を、23日付で07年度の職員給与の明細を公開。〈経営という観点から市役所人件費の状態を見れば滅茶苦茶(め・ちゃ・く・ちゃ)だ〉と書き込んだ。「公開の手法に問題がある」との指摘もあるが、ニュースで盛んに取り上げられた25日には市に対し、200件を超えるホームページの見方の問い合わせや高給批判、竹原市長への激励の電話があったという。
 電子メールで寄せられた好意的な反応を2月25日付、3月3日付、5日付で紹介。7日付で、総理大臣や宮崎県知事の給与と比較できる形で市職員の年収グラフを載せた。
 竹原市長はブログについて「成り行き。何も考えていない」と話す。しかし、この市職員給与の明細公開で市民の関心が一挙に高まり、今回の市議選でも有権者の投票を左右しかねない。すなわち、市長派の候補が掲げる市職員給与削減、議員定数削減などの「改革」を後押しする形になっている。
 一方、反市長派の候補は、竹原市長が強調する市職員、市議への厚遇批判を逆手にとる形で、「批判ばかりで政策がない」と切り捨てる。2月6日の不信任決議にも、原油高や雇用問題について「何ら政策を示していない」と盛り込んだ。「国や県の事業を活用するなど、財源を持ってくる重要性について説明したい」という候補もいる。
 だが、竹原市長のブログが巻き起こす「風」は、反市長派候補の支持者にも届いている。支持者から「職員給与の厚遇をどうにかしてほしい」と言われた候補もいる。ある前職は最近、知人の市職員から「このご時世、現在の給与3%カットで済むとは思っていない」と告げられた。「職員批判ばかりでは話が前に進まない。職員ともきちんと対話しながら改革を進める姿勢を強調したい」と話す。
 市は、市職員の人件費を03年度の27億8千万円から07年度に21億5900万円まで削減。08年度は1〜3%の給与カットもした。だが、市議会解散で09年度予算案の審議ができず、4月からはいったん満額支給に戻るという。

339千葉9区:2009/03/18(水) 23:51:48
>>315>>324
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000903180005
2新顔 一騎打ち/上峰町長選
2009年03月18日

公職選挙法違反(寄付行為)で公民権停止を伴う有罪判決が確定した大川紀男・前町長の失職に伴う上峰町長選挙が17日に告示され、大川氏の失職に呼応して副町長を辞した荒木昌史氏(53)と、元参院議員秘書の武広勇平氏(29)=いずれも無所属=の新顔2人が立候補を届け出た。投票は22日午前7時〜午後8時、町内4カ所で行われ、即日開票される。期日前投票は町役場で18〜21日の午前8時半から午後8時まで受け付ける。有権者は7232人(16日現在、町選管調べ)。


 前町長が公民権停止で失職するという異例の事態が招いた町長選。両候補が掲げるのは「町の融和」だが、選挙戦はこれまで同様、町を二分した激しいものとなりそうだ。


 背景には根深い政争の歴史があると指摘する声がある。


 対立の構図は前町長を中心に展開される。大川氏は、武広勇平氏を推す高島希典・元町長や武広氏の父の通明氏と、過去4回の町長選で2度ずつ一騎打ちの戦いを繰り広げた=表。


 大川前町長の下で副町長を務めた荒木氏は10日の会見で「私は私の町政を」と話し、前町政とは違う、と力説。一方、武広氏も先月25日の出馬表明で「父とは政治信条、手法、考え方など全く別人格」と述べ、通明氏の選挙とは関係ないことを強調した。


 だが、荒木氏を支持するのは大川前町長を町議会内で支えてきた7議員で、出陣式には全員が出席。一方、武広氏を支持する高島元町長らがつくる政治団体「上峰町をよくする会」(碇勝征会長)は、「町政の改革」を訴えて設立された。両候補を支持する顔ぶれは、07年町長選で大川氏と武広通明氏をそれぞれ支持したメンバーとほぼ重なる。


 町内では、「これまでと同じ対立が続くのではないか」という不信感が消えない。農協組合員の女性(59)は「町財政の悪化状況を見ると、何のための対立なのかと思う。今までは人間関係で投票したが、今回はしっかりと両候補の話を聞いて投票したい」と話した。(神沢和敬、谷川季実子)


 ◇


 ■上峰町の過去4回の町長選結果


 95年 当 2638 高島希典 無新
       2613 大川紀男 無新


 99年 当 3205 大川紀男 無新
       2376 高島希典 無現


 03年 当 3856 大川紀男 無現
       1713 武広通明 無新


 07年 当 2911 大川紀男 無現
       2352 武広通明 無新


 ◇


 《候補者の第一声》届け出順/年齢は投票日現在。(元)以下は過去職▽は出身校


 ■


 荒木 昌史(あらき まさふみ) 53 無新


 学習塾経営(元)副町長・助役・企画係長▽佐賀大


 荒木陣営は午前9時から同町堤の選挙事務所前に350人(陣営発表)を集めて出陣式。大川町政では町議会(定数10)で与党だった正・副議長ら7議員をはじめ、町内25地区の区長のうち前回町長選で大川氏支持に回った過半数の区長が参集し、「旧知の一人」として衆院佐賀1区の福岡資麿議員=自民=も列席した。前回町長選で武広氏の父通明氏と選挙戦になった大川氏本人は姿を見せなかった。


 荒木氏は「(町の)融和、財政の健全化、子どもたちの教育に一生懸命頑張っていく」と決意を表明。吉富隆・町議会議長は「議会としても荒木昌史を支援していく決断をしたところ。上峰町の中身を知らなきゃ、町長をさせるわけにはいかない。即戦力を持った荒木候補でなければ、上峰町はどうにもならない」と力説した。


 ■


 武広 勇平(たけひろ ゆうへい) 29 無新


 (元)参院議員秘書・政策学校一新塾生▽上智大


 武広陣営は午前9時から同町堤の選挙事務所前で出陣式を開き、約200人(陣営発表)が集まった。大川町政に批判的だった町議1人と区長2人、政治団体代表のほか、10年前の町長選で新顔だった大川氏に敗れた高島希典・元町長も激励に訪れ、前回町長選で大川氏と争った武広氏の父通明氏も姿を見せた。


 このほか、武広氏が先月の出馬表明前日まで秘書を務めていた参院佐賀選挙区の川崎稔議員=民主=が「友人として」激励。民主党関係者として同党県連代表代行、幹事長と県議2人も紹介された。


 武広氏は「合併と財政健全化は急務だが、それ以上に、町民不在の政治が一部の人間だけで進められてきたこの町を覆う閉塞(へい・そく)感を打ち破らなければ」と主張。川崎議員は「町が一つになるには若い武広氏の力が必要」と訴えた。

340千葉9区:2009/03/18(水) 23:58:52
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090318ddlk45010574000c.html
県議会:新選挙区割りに反論、自民3議員が新会派 /宮崎
 県議会の選挙区割りの見直しを巡り、自民党会派の3議員が17日、会派を離脱し、新会派「自民党 県民の会」を立ち上げた。最大会派の自民党は定数を現行45から39に、選挙区を16から15に減らすことを決定。だが、新会派は「定数削減には異論はないが、1人区を残す一方で、複数人区の定数を減らすことには納得できない」と批判している。

 新会派のメンバーは、徳重忠夫(都城市区)▽水間篤典(小林市区)▽浜砂守(西都市・西米良村区)−−の3氏。定数・選挙区の条例改正案は18日、最終本会議に提案され、自民会派の賛成多数で可決される見通し。【中尾祐児】

341とはずがたり:2009/03/19(木) 00:14:35
>>340
おおっ,>>24-25 >>35 >>49 辺りで議論になってましたけど自民党の改革派(=此処では東におべっか使いたい派と云う程の意味( ゜д゜)、 Peッ)という感じですかね。

>徳重忠夫(都城市区)▽水間篤典(小林市区)▽浜砂守(西都市・西米良村区)
徳重は兎も角,水間と浜砂は減員区の2位当選組なんかな?

小林市 定数2−候補3→小林市・西諸県郡で2(実質1減)
当 8,156 宮原 義久 44 自民 現2 党県青年局長
当 5,912 水間 篤典 62 自民 現3 日本料理店経営→自民党 県民の会
□ 4,900 下津佐 善治 52 無所属 新 農業
西諸県郡 定数1−無投票
○ 丸山 裕次郎 38 自民 現3 農業

西都市 定数2−候補3→定数1減
当 9,867 押川 修一郎 51 自民 現2  団体顧問
当 6,241 浜砂 守  54 自民 現3 雑貨店経営→自民党 県民の会
_  793 橋口 節雄 63 無所属 新  農業

342とはずがたり:2009/03/19(木) 00:17:06
>>340-342
護憲4派で15名vs自民27名,自民党から3人割れてそっちに例えついても5派18名vs自民24名と盤石だなぁ。。

<民意をねじ曲げ党利党略に動く悪辣自民>:27名
自由民主党(所属議員:27名)→24+自民党 県民の会3人

<死票の多い1人区を減らし一票の格差を減らし民意を守ろうと団結した4会派>:15名
社会民主党宮崎県議団(所属議員: 5名)
愛みやざき(所属議員: 4名)
公明党宮崎県議団(所属議員: 3名)
民主党宮崎県議団(所属議員: 3名)

日本共産党宮崎県議会議員団(所属議員: 1名)
無所属の会(所属議員: 1名)川添 博(宮崎市)

総定数 45

宮崎県議会が定数13%減 「45→39」次回選挙から適用
2009.3.18 17:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090318/lcl0903181715001-n1.htm

 宮崎県議会は18日、議員定数を現行の45から39に減らす改正条例を自民党会派などの賛成多数で可決した。次回選挙から適用する。議会事務局によると、削減率13・3%は、全国的にも高いという。

 選挙区数は現行の16から15になり、一票の格差は最大1・93倍から同1・6倍になる。

 民主党など非自民会派は「自民党に有利な1人区が増える」として改正案に反対し、選挙区を12とする修正案を提出したが否決された。自民党会派が改正案に賛成するよう党議拘束したことに反発した3人が造反、新会派を結成する動きもあった。

 東国原英夫知事は定数改正について「民意が十分議会に伝わるシステムが強化されると期待している」と評価した。

343千葉9区:2009/03/20(金) 00:08:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090319-OYT8T00021.htm
中盤戦必死の訴え〜阿久根出直し市議選
 議会に不信任を突きつけられた阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う出直し市議選(定数16)。立候補した前議員、新人計23人は、22日の投開票に向けて各地で支持を訴えている。中盤戦を迎えた18日、候補者が乗った選挙カーを追った。

 ■激戦の選挙初めて

 市北部に広がる脇本地区。畑作が盛んな集落をつなぐ急な上り坂を、前議員が乗った選挙カーがゆっくりと走り抜けた。「阿久根市の将来を占う大事な選挙です」。静かな集落なだけに、マイクの音量は抑え気味だ。

 途中、トラクターで農作業をしていた男性(71)を見つけると、選挙カーから降り、小走りで駆け寄った。「(市議会が)解散してお騒がせしております」。一礼した後、再び小走りで選挙カーに戻った。握手を求められた男性は「農業や漁業の振興を考えてくれる人に1票を投じたいね」と冷静に語った。

 前議員は、昨年9月に就任した竹原市長の改革には一定の理解を示したが、改選後に提出が予想される2度目の不信任案には賛成する意向だ。

 「竹原市長の改革の姿勢は評価する。でも議員との議論がなされない限り、市政は前進しない」。これまで5回の選挙を勝ち抜いてきたが「これほど激戦の選挙は初めて。予測ができないよ」と不安を漏らした。午後は市内の企業を訪問し、従業員らに支持を訴えた。

 ■一生懸命訴える

 その脇本地区に、市長支持の新人が乗った選挙カーが現れたのは約1時間後。ここは竹原市長の地盤でもある。新人はスーパー近くでマイクを握った。

 「市は20億円しかない税収に24億円の人件費を払っている。これを普通だとお思いでしょうか。財政が切迫しているのに、許されることでしょうか」

 新人は約2年前、ある市議の政務調査費の領収書偽造を追及した住民団体のメンバーで、これをきっかけに元議員2人を含む7人が計36万円の返還に応じた。年12万円を支給していた同調査費は2007年度に廃止されている。

 新人は訴えの中でこの問題に触れ、「議員同士がかばい合っている。(解散前の)市議会に民主主義はありません」と語気を強めた。

 「名前を覚えてもらうのが第一」と話す新人は、選挙カーで1日約150キロを走り、知名度アップに懸命だ。「出たとこ勝負で一生懸命訴えるだけ。市民は理解してくれるはず」。「必勝」と書かれた新人のハチマキには汗がにじんでいた。

(2009年3月19日 読売新聞)

344千葉9区:2009/03/22(日) 22:50:22
>>339
http://www.asahi.com/politics/update/0322/SEB200903220008.html
29歳の町長誕生 現職首長で全国最年少 佐賀・上峰
2009年3月22日22時5分

 公職選挙法違反(寄付行為)で有罪判決が確定した前町長の失職に伴う佐賀県上峰町長選が22日投開票され、反・前町長派が擁立した参院議員の元秘書、武広勇平氏(29)が、前町長派の推す前副町長の荒木昌史氏(53)を破って初当選した。武広氏は即日、29歳10カ月で町長に就任し、山中光茂・三重県松阪市長(33)を抜いて全国最年少の現職首長となる。

 武広氏は実父が過去2回の町長選で前町長に敗れており、前町長の失職に呼応して副町長を辞め、後継者と目された荒木氏とは因縁の対決。前町長が有権者に中元や歳暮を配って公民権停止になっており、武広氏は「クリーンな選挙」を掲げて、有権者に支持を広げた。

 両氏とも無所属だったが、武広氏には民主党、荒木氏には自民党の国会議員や県議らが支援に回った。町議会(定数10)は前町長派が7人を占めており、新町長は厳しいかじ取りを強いられそうだ。

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000903210009
政争の町 変化の兆し
2009年03月21日




 公職選挙法違反(寄付行為)の罪に問われて公民権停止つきの有罪判決が確定した前町長の失職に伴う上峰町長選挙は、22日投開票される。前副町長の荒木昌史氏(53)と元参院議員秘書の武広勇平氏(29)=いずれも無所属=の新顔2人が、ともに「クリーンな選挙」を掲げて舌戦を展開している。投票は午前7時〜午後8時、町内4カ所で行われ、午後8時50分から町体育センターで開票される。16日現在の有権者は7232人(町選管調べ)。


 99年に就任して3選を果たした前町長を支持するグループと、前町長に反発するグループが町を二分して争ってきた構図は、今回の町長選でも大差ないようだが、前町長に対する公選法違反罪での有罪判決は、町長選のあり方に多少なりとも影響を与えているようだ。


 両候補とも、日中は選挙カーで、夜は演説会で、支持を訴えている。前回までの町長選では、候補の選挙カーに、支持する町議らの車が、多い時には10台近くも連なることがあったというが、そうした光景は見られなくなった。


 町議の1人は「前町長の公選法違反事件をきっかけに、上峰は政争の町としてメディアに取り上げられた。今まで通りの選挙ではいけないと思った」。別の町議は「出陣式には出たが、これまでのように全面的に表立って応援すれば、同じ構図のように町民から見られ、そっぽを向かれてしまう」と説明する。


 前回町長選で前町長を支援し、今回、荒木氏を支援するという区長の男性は「いつもは両陣営の悪口を書いた紙が飛び交っていたが、今回はほとんど無くなった」と感じているという。「これなら、どちらが勝っても、大きなしこりを残すことは無いだろう」
 町議の1人は、「これまでは、町長選の半年ほど前から立候補予定者が町内の一軒ずつを回り、支持を呼びかけた。しかし、今回は前町長の失職に伴う選挙で十分な時間がなく、それもできなかった。結果的に、地縁・血縁の選挙ではなくなっている」と話す。


 町民の意識も変わってきているようだ。


 「20年以上前は、選挙になると候補者が家を訪ねてきて、ご仏前にお金が入った封筒を置いていった」と農家の50代女性は明かす。前町長が歳暮や中元を贈って起訴されたことも「慣習だったから」と当初は問題視していなかったという。


 ただ、前町長に対する一連の裁判で、上峰が近隣から注目を集め、しかも合併が進まない状況に、「これではいけない」と感じるようになったという。女性は「今までは、しがらみで投票してきたが、今回は両候補の主張を聞き、町を託せると思う人に投票したい。私たちも変わらなければならない」と話した。(神沢和敬、谷川季実子)

345千葉9区:2009/03/22(日) 23:48:16
市長派、あと一人でしたか・・・
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090322/lcl0903222327005-n1.htm
【ブログ市長】反市長派勝利で失職の危機
2009.3.22 23:26
 自身のブログで物議を醸し、不信任決議を受けた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う、出直し市議選(定数16)が22日、投開票された。竹原市政の是非をめぐり、市長派と反市長派による激しい選挙戦が展開されたが、開票の結果、反市長派の当選者数が大勢を占めた。改選後の議会で再び市長不信任案が提出、可決されると、竹原市長は失職することになる。

 市議選には前職11人、新人12人の計23人が立候補。市長派が7人、反市長派が16人とされる。開票の結果、市長派の当選者数は5人にとどまり、市議の不人気投票など竹原市長の“ブログ攻撃”は有権者には響かなかったようだ。投票率は前回に比べ4・61ポイント高い78・32%だった。

 地方自治法では議会改選後に市長不信任案が再び提出され、議員の3分の2以上が出席し過半数が賛成して可決すれば、市長は失職する。11人の反市長派が不信任案に賛成すると、竹原市長は失職し、50日以内に出直し市長選が実施される。

346千葉9区:2009/03/23(月) 21:33:15
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090322-OYT1T00958.htm
ブログ市長、失職の公算…阿久根市議選で反市長派が過半数
 ブログを使った議会批判などで議会と対立し、不信任を受けた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う出直し市議選(定数16)が22日、投開票され、市長失職を目指す反市長派が過半数を確保した。
これにより、改選後の市議会で2度目の不信任案が可決されて市長が失職する公算が大きくなった。失職すると5月中にも出直し市長選が行われる。

 当選したのは反市長派10人、市長支持派5人。1人は態度を保留している。ただ、得票数の上位5人は市長支持派が占めた。

 不信任案の採決には11人以上の出席が必要で、反市長派だけでは足りないが、市長支持派のうち2人は22日夜、「採決に出席する」と明言し、提案されれば採決は行われる見通しだ。

 竹原市長は昨年8月の当選後、議会批判を強め、「最もやめてもらいたい市議」などの意見を自身のブログで募るなどした。出直し市長選になれば、立候補する意向を示しており、反市長派も対立候補の擁立を急いでいる。

(2009年3月23日01時30分 読売新聞)

347千葉9区:2009/03/23(月) 21:38:37
>>344
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090323-OYT8T00150.htm
上峰出直し町長選 武広氏若さに期待荒木氏との激戦制す
当2,814武広 勇平29無新

 2,539荒木 昌史53無新

(選管確定、無効など79)

 【武広(たけひろ) 勇平(ゆうへい)氏《1》】

町商工会青年部会員(元)参院議員秘書▽上智大経▽上峰町

《》数字は当選回数。略歴は、現職(元)職・政治歴▽最終学歴▽出身地の順

 「住民の融和を図り、若さで直面する課題に取り組みます」――。22日に投開票された上峰町長選は激しい戦いの末、元参院議員秘書・武広勇平氏(29)(無所属)が前副町長・荒木昌史氏(53)(同)を破り、初当選を果たした。町では長年、政争が続いており、若い新町長がどういう町政のかじ取りをするか、注目される。

 同町堤の武広氏の事務所には、開票開始直後の午後9時頃から支持者らが次々と集まり、朗報を待った。

 武広氏は自宅で待機していたが、当選が決まって近くの事務所に姿を見せると、支援者から一斉に「おめでとう」「よくやった」と声をかけられた。事務所は大きな拍手に包まれ、武広氏は支持者たちの手を握りしめながら、何度も「ありがとうございました」と頭を下げた。

 武広氏は「町の閉塞感を打ち破る大きな転換点になる。町を一つにすることが私の仕事。町民のための政治をしたい」と、苦しかった選挙戦を振り返り、新たな決意をみなぎらせた。花束贈呈、万歳三唱に続き、感極まった支持者から胴上げで祝福された。

 選挙選は、「若さで過去のしがらみを断ち切る」と訴えた武広氏と、助役、副町長を約6年間務め、大川紀男・前町長の事実上の後継者となった荒木氏の一騎打ちとなった。大川氏は前々回、圧倒的な強さで再選を果たしたが、公選法違反(寄付の禁止)罪に問われ、刑事事件の被告のまま立候補した前回は得票を大幅に減らしており、当初から接戦が予想されていた。

 武広氏の陣営は「(特別会計などを含めた)町の借金は、住民一人当たり約120万円。若い町長と一緒に現状を変えよう」「町の古い政治体質を変えよう」と訴え、町長給与の5割カットなどを打ち出して支持を拡大した。

▽当日有権者数 7093人▽投票者数 5432人▽投票率 76・58%(前回77・55%)

 ■ 上峰町長選までの経過 ■

2003年1月 大川紀男氏が町長選再選を果たす

  06年1月 県警が公職選挙法違反容疑で町役場や大川氏の自宅などを捜索

     7月 県警が同容疑で大川氏と町職員ら5人を書類送検

    12月 鳥栖区検が大川氏を鳥栖簡裁に略式起訴。同簡裁は罰金30万円の略式命令を出したが、大川      氏は命令を不服として正式裁判を請求

  07年1月 大川氏が3選を果たす

  08年5月 鳥栖簡裁が大川氏に罰金30万円、公民権停止5年の有罪判決。大川氏は控訴

     6月 町議会が議会の品位を損ねたとして、反町長派議員を除名。その後、知事が取り消しを審決

    10月 福岡高裁が1審判決を破棄し、大川氏に罰金30万円、公民権停止3年の有罪判決

    11月 大川氏が上告

  09年2月 最高裁が大川氏の上告を棄却。有罪が確定し失職

     3月 大川氏の失職に伴う町長選

《議会との溝どう埋める》

 上峰町長選は、武広氏が激戦を制した。公選法違反で失職したとはいえ、10年間も町のトップを務めた前町長の地盤を引き継いだ荒木氏を破ったことは、町のイメージ回復と変化を求める有権者の気持ちの大きさの表れと言えそうだ。今後は、町を二分した戦いのしこりをどう克服していくかが課題となる。

 前町政は下水道整備や町民センター建設といった大型事業を手がけ、地方債などの借金残高は100億円を超えた。毎年、多額の返済に追われ、自由に裁量できる予算は減っている。

 町政のかじ取りをし、課題に取り組むには、町議会(10人)の理解と協力が不可欠だ。武広氏は「若いからこそ、先輩たちの意見に耳を傾けることができる」と強調するが、10人中7人は荒木氏を支持。武広氏支持を明確にしたのは1人だけで、2人は態度を明らかにしなかった。議会は少数与党になる可能性が高い。

 議会との溝をどう埋めるかが、武広氏に投票した有権者の期待に応える第一歩になるだろう。(柿本高志)

(2009年3月23日 読売新聞)

348千葉9区:2009/03/23(月) 21:45:33
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090323-OYS1T00706.htm
阿久根市長、出直し選に意欲「反市長派勝てるのか」
 議会から不信任を受けた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う出直し市議選(定数16)から一夜明けた23日、竹原市長は市長支持の5人が上位を独占したことについて「出直し市長選で反市長派が勝てる状況にあるのか疑問」と述べ、再選に意欲を見せた。市長はまた、反市長派が多数を占めた議会と対話集会を開く意向を明らかにした。

 竹原市長は23日朝、トップ当選した議員を訪ねて祝福。市長は出直し市長選に立候補する意向を示しており、反市長派も候補擁立を急いでいる。

 対話集会は、中立的立場の市内の団体に準備を持ちかけている。市長、市議、住民の3者が参加し、議員定数削減や議員報酬の日当制、職員給与など議会や市政のあり方を議論する。議員の参加が決まれば今週中にも開く。議会では市長から議員に質問する機会がなく、昨年9月の市長就任後、ことごとく対立してきた両者の関係が修復されるかどうかが注目される。

 出直し市議選には前議員11人、新人12人の計23人が立候補し、市長失職を目指す反市長派は15人中10人が当選した。しかし、市長支持派も2人の落選にとどまり一定の理解を得た。1人は態度を保留している。改選後の市議会で2度目の不信任案を可決するには11人以上の出席が必要。市長支持の2議員も「採決に出席する」と話しており、市長が失職し、出直し選となる可能性が大きい。

 選挙期間中、竹原市長が自身のブログで「サイテイの連中」と批判した反市長派の候補2人は落選した。

(2009年3月23日 読売新聞)

349千葉9区:2009/03/23(月) 21:46:16
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/84965
阿久根市長失職へ 不信任案可決確実に 5月にも市長選 反市長派、対抗馬選び難航
2009年3月23日 21:04
 22日投開票された鹿児島県阿久根市議選の当選者のうち、竹原信一市長(50)への不信任案に対する態度を明確にしていなかった新人1人は23日、同案が提案される臨時議会に出席し、投票することを明らかにした。反市長派は提案に必要な議員11人がそろい、議席の過半数を占めることから同案の可決は確実で、竹原市長は失職する見通しとなった。竹原市長は既に出直し市長選に立候補する意向を表明。一方、反市長派の候補者擁立は難航しており、阿久根市政の混乱はなお続きそうだ。

 市議選では、反市長派11人、市長支持派5人が当選。再度の不信任案可決には議員数の3分の2以上が出席し、過半数の賛成が必要。市長支持派は不信任の成立阻止に向け、議会を欠席する可能性もあるため、11人のうち、市長の政治姿勢に反発しながら不信任案への態度を保留していた新人が欠席すれば、提案できない状況だった。

 竹原市長はこの日の記者会見で4月上旬に予定される臨時議会前に、市民と市長、議会の対話集会を開くことを要望。28日ごろに開きたい考えで、竹原市長は「市議選の各候補は市民との対話を公約に掲げていた。市民との議論もなしに不信任ありきでいいのか」と早速けん制した。

 これに対し、反市長派の11人は不信任案をめぐって会合を開催。臨時議会への出席を明らかにした新人から「市長と話してから賛否を判断したい」などの意見が出たため、議会主導での対話集会開催を検討することにした。

 反市長派は竹原市長のペースに巻き込まれないよう身構えるが、市議選では上位5人を市長支持派が独占。竹原市長を失職に追い込んでも、出直し市長選となると再度、立候補する竹原市長側に勢いがあるとみる向きもあり、反市長派からは「厳しい戦いになる」との声も漏れる。

 反市長で候補者を擁立しようと結成された市民団体「阿久根市民会議」では、候補者を絞ってはいるが、松崎勝雄代表(65)は「今回の市長支持派の得票を考えると、腰が引けて人選が難航する可能性もある。一丸となって擁立にこぎつけたい」と話している。

=2009/03/23 西日本新聞=

350千葉9区:2009/03/23(月) 21:47:43
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090323ddlk46010367000c.html
選挙:阿久根市議選 反市長派「11議席」焦点 市長不信任にらみ /鹿児島
 阿久根市の出直し市議選(定数16)は22日、投票された。インターネットのブログでの「辞めさせたい市議アンケート」など、一連の過激な言動で不信任を決議された竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う選挙で、竹原市政の是非が最大の争点。16議席を23人(前職11、新人12)で争う激戦だった。改選後に不信任案を再決議するには、3分の2以上の議員出席が必要で、反市長派が11議席を獲得するかが焦点だった。

 開票は午後8時15分から市総合体育館で始まった。投票率は78・32%。開票は深夜まで続いた。

 ほとんどの候補者が竹原市政の是非を明示して支持を訴え、事実上、竹原市政の信を問う選挙だった。毎日新聞社の取材に対し、市長を支持したのは7人(前職1、新人6)で、不支持は14人(前職9、新人5)。前職、新人各1人は態度を明確にしなかった。

 「市長派」は、竹原市長を改革者と位置づけ、支持を表明。不信任決議に関しては「欠席戦略」で審議を阻止できる6議席の確保を目指していた。

 「反市長派」は、竹原市長を独裁者などと批判。「一刻も早い市政の正常化」を訴え、不信任決議案の再可決で自動失職に追い込むため、11議席以上を目指していた。

 改選後の議会で不信任案が再決議されると、市長は自動失職。50日以内に出直し市長選が行われる。

 竹原市長は既に、自動失職した場合に実施される出直し市長選への出馬意向を表明。反市長派の市民らで作る「阿久根市民会議」も、対立候補の擁立準備を進めている。【福岡静哉、馬場茂】

 ◇混乱は、一段落か、続くのか 竹原市長就任後、半年を振り返る
 22日投開票された出直し阿久根市議選(定数16)で阿久根市政の混乱は一段落するのか、続くのか。有権者の審判がくだる節目に、08年9月の竹原市長就任以降、約半年の混乱を振り返り、今後を探った。【福岡静哉】

 08年8月の市長選は、前市長が引退し、4新人の争い。前議長と元市総務課長の2人が有力とされたが、間げきを縫う形で、竹原市長がきん差で初当選。この際、告示後に自身のブログで対立候補を批判し、県警から公職選挙法違反の疑いで「警告」を受けた。

 最初の議会で、議員定数を16から10減し6とする条例改正案を提案し、全会一致で否決された。これを機に市議会との対決は激化。教育委員、副市長の人事でも議会と対立。不同意とする議会に対抗し、ともに市幹部として採用。「議会の判断を無視している」と強い反発を招いた。

 竹原市長は1月上旬、自身のブログ上で「最も辞めさせたい議員は誰?」と不人気投票を実施。これが決定打となり、議会は市長不信任決議を提案。全会一致で可決された。

 竹原市長は「議会を入れ替えることが6年来の目標だった」と、議会解散を選択。出直し市議選となった。

 今後、臨時議会は4月上旬にも招集される見通し。市長不信任決議案の行方が最大の焦点だ。

 反市長派が再度提案し、「3分の2以上の出席、過半数の賛成」で可決されれば、竹原市長は自動失職。50日以内に市長選が実施される。

 一方、臨時議会で可決できなかったり、市長派の「欠席戦略」などで採決できない場合、市長不信任決議の手続きは、いったん終結し、一からやり直しに。可決には、「3分の2以上の出席、4分の3以上の賛成」という厳しい条件に戻る。

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351千葉9区:2009/03/23(月) 22:01:14
 ◆市議選開票結果

 ◇阿久根市(定数16−23)=選管最終発表
当 1,227 山田勝   63 無前=◎市長派=
当 1,194 松元薫久  32 無新=◎市長派=
当 1,029 石沢正彰  63 無新=◎市長派=
当   929 牛之浜由美 50 無新=◎市長派=
当   925 牟田学   50 無新=◎市長派=
当   779 中面幸人  56 無新
当   774 櫁柑幸雄  72 社前
当   757 大田重男  60 無新
当   754 岩崎健二  59 無前
当   750 古賀操   48 無新
当   730 木下孝行  49 無前
当   725 児玉賢一郎 67 無前
当   670 浜之上大成 58 無前
当   654 鳥飼光明  68 無前
当   617 浜崎国治  61 無新
当   544 野畑直   57 無新
    502 市丸俊一  62 無新
    446 西田己之助 59 無前
    399 新坂上誠  63 無前
    382 寺下富雄  57 無新=◎市長派=
    338 築地新公女 68 無前
    245 的場真一  62 無前
    182 駄木純子  49 無新=◎市長派=

352とはずがたり:2009/03/24(火) 03:44:13
市長派の上位独占と下位共倒れで反市長派が11議席確保と云う事で市長派の選挙戦術は失敗と云う訳ですね。

353とはずがたり:2009/03/24(火) 10:37:46

知事の給料50%減額 財政再建と不正経理で
2009年03月24日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1961

 定例県議会は二十三日、知事の減給条例など追加議案を含め六十七議案を原案通り可決・同意して閉会した。

 最大会派の自民党は正副議長を独占する一方で慣例として一〜二年で交代させており、村上寅美議長らの辞職に伴い正副議長選も実施。議長に早川英明氏(61)=鹿本郡区、当選四回=、副議長に藤川隆夫氏(56)=熊本市区、同三回=が就任した。

 人事では、監査委員の有識者枠に角田岩男総務部長(60)、議員枠に自民党の松田三郎氏(44)、村上寅美氏(69)を選任した。

354千葉9区:2009/03/26(木) 20:48:48
宮崎市長選に戸敷氏出馬表明
 来年2月の任期満了に伴う宮崎市長選で、旧佐土原町長・戸敷正氏(56)=写真=が25日、宮崎市役所で記者会見を開き、立候補する意向を明らかにした。

 戸敷氏は出馬の理由を「市民の目線で行政が行われているか疑問があるため」としたうえで、3月定例市議会でも議論を呼んだ地域コミュニティ税の導入や、同市の廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」問題への対応の遅れを指摘した。

 同税への賛否について、「市民の意見を集約したい。ただ、新税をあてにしない行政をやらないといけないのではないか。当選したら、負担の掛かる行政を極力避けたい」と述べた。

 戸敷氏は同市出身。県立農業大学校を卒業後、旧佐土原町役場入り。1998年から2期、町長を務め、2006年1月の市長選にも立候補した。

 津村重光市長は次期市長選への対応について「後援会などと協議して決めたい」としている。

(2009年3月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090325-OYT8T01061.htm

355千葉9区:2009/03/26(木) 23:31:16
>>344>>347
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000420903230001
武広氏に脱政争託す
2009年03月23日


同級生らに胴上げされて喜ぶ武広勇平氏=上峰町堤

「政争の町」からの脱却を新顔2人が公約に掲げて争い、22日に投開票された上峰町長選は、前町政に反発する政治団体の擁立した、参院議員の元秘書、武広勇平氏(29)が、失職した前町長の「腹心」で後継者とも目され、前町長支持の町議らに推された前副町長の荒木昌史氏(53)を275票差で振り切った。民意は町政の流れを変える判断を下した格好だが、町議会(定数10)は前町長派が7人と多数を占めており、全国最年少首長・武広氏の前途は多難なものになりそうだ。当日有権者数は7093人。投票率は76・58%で、前回(77・55%)を0・97ポイント下回った。



 同町堤にある武広氏の事務所には、政治団体「上峰町をよくする会」(碇勝征会長)のメンバーや反・前町長派の町議、民主党県議らが参集。午後10時5分ごろに当選の知らせが伝わると、割れんばかりの拍手と歓声が起きた。


 武広氏は「町を覆う閉塞感を打ち破る大きな転換点となる」と泣きながらマイクを握りしめ、叫ぶように支持者に語りかけた。「町民全体の対話を心がけ、情報公開をしっかりしながら、上峰町を一つにすることが私の仕事だ」。あいさつの後、「勇平」コールの中で小学校の同級生に胴上げされ、祝福された。


 選挙戦では若さを前面に出し、「一部の人間が牛耳ってきた町政を町民の手に取り戻す」と旧体制からの脱却を訴え、財政再建の一環として町長の給与50%カットを公約に掲げた。出馬表明前日まで秘書を務めた参院佐賀選挙区の川崎稔議員ら民主党関係者も「勝手連」的に応援した。


 ただ、町議会も、25ある自治会の区長も過半数が荒木氏を全面的に支持。荒木氏を支持した町議らは給与カットに早くも反対を表明するなど、町政は混乱も予想される。武広氏は「町議も区長も、町民の方を向いた政治という観点に立てば、目の前の危機を乗り越える道は一つしかないと分かるはずだ」と話した。


 敗れた荒木氏は事務所で支持者を前に「財政健全化を中心とした私の政策は、町民に受け入れられなかった」と語り、深々と頭を下げた。二十余年の行政経験がある「即戦力」であることを強調し、財政再建については「100億円ある町の借金を5年間で60億円にする」と具体的な数値目標を掲げていたが、及ばなかった。前町長の腹心と目されたことが選挙に影響したか、との報道機関の問いには「一切関係ない」と答えた。


 〈解説〉


 前町長の後継者と目された荒木氏の対立候補として、前町長と直近2回の町長選を争った武広通明氏の長男勇平氏が名乗りを上げたことで、当初は「代理戦争」とも揶揄(や・ゆ)された町長選だったが、民主党関係者が積極的な支援に乗り出したことで、従来の構図に若干の変化が生じたようだ。


 同党県連は推薦や支持こそ出さなかったものの、終盤に県出身の国会議員3人が選挙カーに乗り込んで支持を訴えるほどの注力ぶり。これに、旧来の対立の構図に陥っては敗色濃厚と見た武広陣営が、浮動層を取り込もうと新興住宅地でのローラー作戦を徹底したことが、かみ合った。


 敗れた荒木陣営の幹部は「武広氏は民主党の支援を受けたことで『反・前町長派』のイメージを薄めることに成功し、無党派層を引きつけた」と分析する。


 「上峰はひとつ」をスローガンに掲げる武広氏。県内で最低水準となっている財政の再建や、周辺自治体との合併を進めるうえで、町議会の協力は欠かせないが、「難関」となることも予想される。


 武広氏を表立って支援した町議は1人。前町長派7人は全員、荒木陣営に回った。副町長人事をはじめとする議案が通らねば町政は混乱に陥り、政争を再燃させかねない。(神沢和敬、谷川季実子)


■上峰町長選の確定得票


 当2,814 武広勇平29 無新


  2,539 荒木昌史53 無新

356千葉9区:2009/03/28(土) 17:51:07
>>229
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090328ddlk45040653000c.html
県談合:安藤前知事に実刑、懲役3年6月 断罪に落胆の色濃く−−地裁判決 /宮崎
 官製談合・汚職事件で前知事、安藤忠恕(ただひろ)被告(68)に懲役3年6月の実刑判決が下った。宮崎地裁の高原正良裁判長は「特定業者との癒着を深めて県民の期待や信頼を裏切った責任は大変大きい」と厳しく断罪した。弁護側は即日控訴し、安藤被告は保釈されたが、県民の間からは「判決は当然」「二度と繰り返してはならない」との声が相次いだ。【塩満温】

 ◇県民の関心高く傍聴券に列
 午前10時。地裁204号法廷で主文が言い渡された。「被告人を懲役3年6月に処す。追徴金2000万円を課す」。安藤被告は直立したまま、身じろぎもせず聴き入った。

 弁護人席前の被告人席に戻ると「フーッ」とため息。この後、約3時間に及ぶ判決朗読の間、時折メモを取る以外は、背筋を伸ばしたまま、ほとんど目を閉じて判決理由を聴き続けた。

 この日朝7時40分に安藤被告は普段着で自宅の玄関に姿を現した。待機中の記者に「寒いから、待機するならここらへんの方が」と声をかけ、ニコニコと余裕の表情だった。

 しかし、その余裕も裁判所に入るまで。法廷では平静を装うが、緊張と落胆の色は隠せない。午後2時すぎ、朗読が終わり、高原裁判長から「判決に不服があれば、控訴できます」と告げられると、2度、3度小さくうなずき、不要な所持品を弁護士に預け、検事や廷吏に付き添われて法廷を後にした。

 この日、56席用意された一般傍聴席には244人もの希望者が並び、抽選は4倍以上の確率で、県民の関心の高さを示した。

 ◇変革の半面、傷跡も県庁 職員の思いさまざま
 事件後、県庁は大きな変化を遂げた。

 東国原英夫知事は就任直後、事件の暗いイメージを引きずっていた県庁を観光スポットにすることを提案した。07年4月、県職員がボランティアでガイドする無料ツアーを開始。ツアーは宮崎観光の定番となった。知事室の前でカメラ撮影する観光客の姿は今も絶えない。

 職員の意識にも変化が現れた。以前は派閥があり、知事が代わるたびに論功行賞・報復人事が断行された。知事は「私は適材適所で、能力を見て人事を決める」と過去との決別を強調している。ある幹部は「以前は皆、優遇してもらうことを考えて上層部の顔色をうかがっていた。しかし今は仕事に専念できる。東国原県政の最大の実績」と語る。

 一方で事件の後遺症もある。安藤被告の意を受けて発注業務に当たったとされる土木部(現県土整備部)。当時、警察に聴取された職員は「罪の軽重は司法判断なので何とも言えないが、我々の職場を混乱させた責任は取るべきだ」と安藤被告を責める。また、この職員は、事件に業務上かかわっただけで昇任を留保されたケースも珍しくないと指摘。「今回の事件であおりを食った職員もたくさんいる。事件の残した物は大きい」と安藤被告を非難した。【種市房子】

 ◆県民の声

 前知事の実刑判決について、県民からはさまざまな意見が寄せられた。

 ◇都城市北原町の主婦、白水真由美さん(45)
 多くの県民の支持を得て、知事という重い立場にあった人。問題を起こせば社会的影響も大きい。当然の判決なのだろう。一部の人ではなく、広く一般県民の利益を考えて政治をすれば、仮に誘惑があったとしてもこんなことにはならないと思う。

 ◇延岡市古川町の浜田等さん(59)
 当然の判決だと思う。知事選時の演説を聴いて、期待ができると思っていた。結局うそで塗り固め、県民の信頼を裏切った罪は重い。県のトップは二度とこんなことをしてはならないという今後の教訓になればと思う。

 ◇串間市奈留、主婦、林和江さん(52)
 こういう結果(実刑判決)になって良かったと思う半面、可哀そうな気もする。初当選したときには、クリーンなイメージで期待していたのに。事件が発覚した時点で潔く罪を認めておれば、こんな結果にならなかったのでは。ただ、この事件をきっかけに東国原知事が登場し、宮崎のイメージがアップした。もう、県民の期待を裏切らないでほしい。

 ◇宮崎市中村東の主婦、手塚容子さん(42)
 安藤前知事は福祉では功績があった。量刑は司法判断だろうが、こんなことになってしまうなんて残念。

357千葉9区:2009/03/30(月) 22:01:32
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090330-OYS1T00261.htm
出直し阿久根市長選、反市長派・国出先幹部が立候補へ
阿久根対立
 鹿児島県阿久根市で5月にも行われるとみられる出直し市長選で、竹原信一市長(50)の市政運営に反対する市民らが、同県内にある国の出先機関の男性幹部(56)を擁立することがわかった。男性は29日、読売新聞の取材に対し、「市民からの要請を受けて決断した」と話した。近く退職し、正式に出馬表明する。

 竹原市長が初当選した昨年8月の市長選は、4候補の争いになった。市議は竹原市長以外の2候補の支援に分かれた。結果、2候補の票が割れ、竹原市長が次点の元市議会議長に約500票差をつけて当選した。

 出直し市長選では、反市長派の市民団体が候補擁立を探る動きがあるが、男性を擁立する市民らは「竹原市政をストップさせるには、反市長派が共闘することが最低条件。一本化させたい」と話している。

 竹原市長は市議会に不信任案を突きつけられて議会を解散。今月22日に市議選(定数16)が行われた。4月上旬に開かれる見込みの改選後の市議会で2度目の不信任案が提案、可決されると竹原市長は失職し、出直し市長選が行われる。市議選では、反市長派が過半数の10人を確保したため、失職の公算が大きくなっている。竹原市長はすでに再選を目指して立候補することを表明している。

 一方で、市議選では当選者の上位5人を市長支持の候補が独占しており、市長選になった場合は反市長派、市長支持派による激戦が予想される。

(2009年3月30日 読売新聞)

358千葉9区:2009/03/31(火) 22:26:31
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000903310002
混迷 阿久根市政/対決の構図固まる
2009年03月31日


対話集会では市の将来像をめぐり議員に詰め寄る市民が相次いだ=29日、阿久根市民会館

 竹原信一市長(50)への不信任決議を再可決する見通しの阿久根市議会。すでに出直し市長選に向けて「民意を問う」として立候補の意向を表明した竹原市長に対し、反市長派のグループは対立候補のみこしを担ぎ上げる。最大の争点はブログで議会を批判し続ける竹原市長の政治手法の是非か、議会や市職員給与をめぐる「竹原改革」の是非か。選挙の構図が固まりつつある。(三輪千尋)


 今年1月に結成し、竹原市長の不支持を鮮明にしてきた市民団体「阿久根市民会議」は出直し市長選をにらみ、対立候補の擁立を模索してきた。阿久根市内の複数の候補の中から選んだのが、阿久根市出身で県内の国の出先機関に勤める男性幹部(56)。同会議の幹部は選定理由をこう話す。
 「行政にも詳しく、これまでの経歴から一番適当だと判断した」
 ただ、対立候補の擁立は容易ではなかった。当初、市内に住む女性に立候補を要請。女性はいったん出馬の意向を示したが、市長派5人が得票順で上位5議席を独占した出直し市議選投開票の翌日、同会議の別の幹部に要請を断ったという。
 その幹部は「出直し市議選での市長派の躍進と、竹原市長のブログで何か書かれるのではという不安もあったようだ」と明かす。


 出直し市長選は「二つの争点」のせめぎ合いの場になりそうだ。
 一つは反市長派の争点。ブログで議会や市役所を批判する竹原市長の「改革」手法の是非だ。議員の不人気アンケートのほか、市職員全員の1円単位の給与公開、4月1日付の市人事で約10人を独断で降格扱いとしたことも問うという。
 二つ目は、竹原市長が争点化するとみられる議会のあり方や職員給与の「厚遇」問題。初当選した昨年8月の市長選で主張した市長の給料や退職金、議員定数、市役所人件費の大幅削減を出直し市長選でも訴える考えだ。
 竹原市長は出直し市議選後の今月23日、会見で「2度目の不信任決議を受けたとしても、それは議員が出した不信任。市民が不支持ならば、私は通らないでしょう」と答えた。自身の「改革」をめぐり、市長選で民意を問うという。


 対話集会「市民と議員と語る会」が29日夜、阿久根市内であった。「また選挙か。人口2万5千人の街で、チェンジにこんなに時間がかかるのか」。600人を超す聴衆らが詰めかけた会場では、そんな市民の発言もあった。
 テーマは「市長の不信任案について」。議員全員の16人が市長の再度の不信任決議案に賛成か反対か述べ、市民との意見交換に移った途端、反市長派議員への厳しい声が飛んだ。「竹原市長はまだ半年。一期仕事をさせてからの判断でもいいじゃないか」
 反市長派のある議員は「1回目の不信任は全会一致で可決し、改選後も反市長派が過半数だ」と理解を求めた。不信任決議は市民の代表が集う市議会で決まり、それを争点にした出直し市議選で反市長派が多数を占めた。
 市議会は選挙で有権者によって選ばれた議員が市長らによる行政をチェックし、議場で審議する民主主義の根幹となる機関だ。不信任決議も反市長派が臨時会で提案理由を説明すれば、済むことだ。
 が、「上位当選5人」という市長派の上げ潮の雰囲気に押され、反市長派は市民との対話集会という異例の場での説明を余儀なくされた。集会の終盤、ある市民の男性の発言に大きな拍手がわいた。
 「みんな阿久根市をよくしたいと考えて議員も市長も選んだ。両者が一緒にその方法を考えていけば、こんな混乱は起きなかった。どうか、お願いしたい」

359千葉9区:2009/04/03(金) 22:41:53
http://www.asahi.com/politics/update/0402/SEB200904020007.html
鹿児島・阿久根市長が違法人事 任免権ない職員2人異動
2009年4月2日16時50分
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 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が1日付で行った人事異動で、地方自治法に基づき市議会議長に任免権がある議会事務局職員を違法に異動させていた。竹原市長による議会解散に伴う市議選が3月22日に行われたが、議長はまだ選出されていない。

 この人事は議会事務局次長から市教委への異動の1人と、水産商工観光課から議会事務局に異動した1人。それぞれ議長の辞令は交付されていなかった。

 県市町村課は3月20日ごろ、市からこの異動を巡って事前に相談を受けた際に「任命権者がいないのでできない」と回答したという。同課の担当者は「法律に反しているが、罰則規定はない。事実関係を確認したい」と言う。

 竹原市長は2日、朝日新聞の取材に「人事権はあくまでも市長にある」と話した。

 また、今回の異動では10人の職員が降格になった。地方公務員法などは降格理由の文書の交付を定めているが、辞令交付の際に文書はなかった。10人のうち9人は2日、降格理由の文書を交付するよう竹原市長に請求した。その一人は「降格される心当たりはない」と話した。

 地方公務員法によると、請求を受けた市長は15日以内に文書を交付しなければならないが、竹原市長は「降格は処分ではなく人事の一環。文書を交付する必要がないことを総務課職員から口頭で伝えさせたい」と説明している。

360千葉9区:2009/04/06(月) 20:26:28
>>30>>166>>214-215>>322
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090406/01.shtml
諫早市長に宮本氏が初当選 新市議34人も決まる

 任期満了に伴う諫早市長選と同市議選(定数三四)は五日、投開票され、市長選では現市政の継承と発展を掲げた前副市長の宮本明雄氏(60)が、元県議の橋村松太郎氏(62)、前市議の古川利光氏(65)、学校法人理事長の奥田修史氏(37)、元会社員の真崎光博氏(61)=いずれも無所属・新人=を破り、初当選した。次点の橋村氏とは三百四十四票差だった。市議選でも、新市議が確定した。

 市長選は、旧市時代から四期十三年市長を務めた吉次邦夫氏が今期限りで引退するのに伴い、現市政の「継承」か「刷新」かが対立軸の一つとなった。合併後四年間の市政運営の在り方をはじめ、長崎国体や新幹線などを見据えた基盤整備、大型商業施設誘致や農商工連携による経済活性化、市域全体の均衡ある発展などについて論戦が交わされた。

 当選した宮本氏は、一月に出馬を正式表明。吉次市長、地元選出の八江利春県議の支援を背景に、市職員組合や医療系三連盟、建設業界など保守系団体から労組までを幅広く取り込み、組織戦を展開。長年、市政に携わってきた経験を生かし、子育て支援や企業活性化、国体、新幹線の大型プロジェクトを契機にした新しい町づくりなどについて堅実な政策を主張。出遅れを挽回(ばんかい)し、市全域で支持を広げた。

 橋村氏は、現市政を「合併の相乗効果が十分に発揮されていない」と批判し、旧市部と旧郡部の格差是正などを訴えたが、及ばなかった。

 古川氏は「市民主権」を公約に掲げ、選挙スタイルも草の根型に徹したが、浸透しきれなかった。

 奥田氏は「自治体運営には経営感覚が必要」と改革色を前面に打ち出したが、支持は広がらなかった。

 真崎氏も支持は広がらなかった。

 市議選には現職二十六人、新人十四人が立候補。当選者の地域別内訳は▽旧諫早市十八人(候補者二十三)▽多良見町五人(同五)▽森山町二人(同二)▽飯盛町二人(同二)▽高来町四人(同五)▽小長井町三人(同三)。党派別では▽自民六人▽民主三人▽公明三人▽共産二人▽社民一人▽無所属十九人。

 当日有権者数は十一万一千二百九十二人(男五万一千三百六十二、女五万九千九百三十)。市長選の投票率は71・07%(男69・09、女72・76)で前回を3・97ポイント下回った。市議選の投票率は71・09%(男69・09、女72・79)で3・92ポイント下回った=市選管調べ=。

「生活密着」が基礎 宮本明雄氏の話 市民から「現市政の継承と発展」を選択していただいた。派手さはなくても「生活密着」をすべての政策の基礎に据え、少子高齢化や人口減の局面に入った社会状況に適した市政運営を図る。

 【宮本氏の略歴】無職(諫早市副市長、県央地域広域市町村圏組合議員、諫早市総務部長)国学院大卒(1)



 ▼諫早市長選開票結果(選管最終)
当27,642 宮本明雄(みやもとあきお)   60 無新
 27,298 橋村松太郎(はしむらまつたろう)62 無新
 10,840 古川利光(ふるかわとしみつ)  65 無新
 10,567 奥田修史(おくだなおふみ)   37 無新
  1,253 真崎光博(まさきみつひろ)   61 無新

361千葉9区:2009/04/06(月) 20:27:43
813 :無党派さん:2009/04/06(月) 18:27:29 ID:zFlunnRz
諫早市長選は当選者した宮本と次点の橋村の差が僅か344票差。
際どい当落だったな。

連合や社民は宮本について、西岡後援会が橋村についていたそうだ。
久間陣営も福田陣営も四つ巴の激戦に特定の候補へ肩入れする
ことはできず、自民・民主共に自主投票だったとのこと。

826 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/04/06(月) 18:41:48 ID:9Qu06/OF
市職労・・・宮本陣営
民主支持の市歯科医師会会長・・・橋村陣営
前回民主支持、社民推薦だった現職市長・・・宮本陣営
その他民主党関係者・・・奥田陣営、橋村陣営に分かれる

362千葉9区:2009/04/08(水) 21:38:31
>>357-358
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090408ddlk46010724000c.html
選挙:阿久根市長 田中氏、きょう出馬表明 反市長派支援へ−−出直し選 /鹿児島
 阿久根市の竹原信一市長が不信任決議で自動失職した場合に実施される出直し市長選で、国土交通省川内川河川事務所前副所長の田中勇一氏(56)が7日、毎日新聞の取材に対し、出馬の意向を表明した。反市長派が支援する見通し。8日午後、記者会見し、立候補を正式表明する。

 田中氏は阿久根市出身。1971年に阿久根農高を卒業後、旧建設省に入省。在職中の76年、日大理工学部卒。主に九州各地の出先機関で勤務し、4月1日付で退職した。「混迷する阿久根市政の現状を思い、阿久根再生の旗頭になることを決意した」と述べた。

 竹原市長の反対派市民らで作る「阿久根市民会議」が対立候補の擁立を進め、田中氏に白羽の矢が立った。近く田中氏の後援会が結成され、同会議も解散して合流するという。【馬場茂、福岡静哉】

363千葉9区:2009/04/08(水) 21:43:13
>>360
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090407ddlk42010626000c.html
選挙:諫早市長選/諫早市議選 市長選、宮本氏“薄氷”の初当選 /長崎
 ◇大接戦、次点差わずか344票
 任期満了に伴う諫早市長選・市議選は5日投開票された。5人が立候補した市長選では、前副市長で無所属新人の宮本明雄氏(60)が接戦を制し、初当選した。【柳瀬成一郎】

 宮本氏の当選は、財務、総務部長を歴任した行政手腕に、市民が期待を託したとも言える。しかし、次点との差はわずか344票。“薄氷”の勝利に対し、宮本氏は6日の会見で「接戦は当初から予想していた。結果を謙虚に受け止め、市政を発展させたい」と語った。

 ◇新議員34人も
 一方、市議選(定数34)も深夜から未明にかけて新市議が続々と誕生した。新市議34人の政党別内訳は自民6▽公明、民主各3▽共産2▽社民1▽無所属19。現職は24人、新人10人だった。

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 ■解説

 ◇くすぶる旧町民の不満表面化
 市長選に当選した宮本明雄氏は、吉次邦夫市長の支援と1200以上の団体の推薦を得て、「オール諫早態勢」(関係者)で選挙戦に臨んだ。それでも大接戦となったのは、市中心部で公共事業が相次ぐことや、衰退する旧町の住民の不満がくすぶっていることが表面化したと取れるのではないか。

 前回市長選(05年)でも、吉次市長以外の候補に票を投じた人は計約4万6000人。市長の獲得票を上回ったため、選挙後に市と各業界などとの間で「しこり」が残ったとされる。

 宮本氏は当選後の6日の会見で「どの陣営を応援した業者も、等距離外交をする」と語ったが、宮本氏が選挙中にうたった「市政の継続と発展」には、この「等距離外交」が重要だろう。いずれにしても、今後の市政運営への風当たりの強さをうかがわせる選挙結果だった。【柳瀬成一郎】

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 ◇市長選開票結果
当 27,642 宮本明雄  60 無新

  27,298 橋村松太郎 62 無新

  10,840 古川利光  65 無新

  10,567 奥田修史  37 無新

   1,253 真崎光博  61 無新

==============

宮本明雄(みやもと・あきお) 60 無新(1)

 [歴]市総務課長・財務部長・総務部長▽県央地域広域市町村圏組合議員▽副市長▽国学院大

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364千葉9区:2009/04/10(金) 23:55:43
>>314>>320など
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/88353
長崎知事選 民主県議が出馬へ 高比良氏 県庁舎移転凍結訴え
2009年4月9日 06:30
 2010年3月に任期満了を迎える長崎県知事選に、民主党県議の高比良元(はじめ)氏(56)が立候補の意向を固めたことが8日、分かった。地元選出の同党国会議員や同党県連幹部に伝えた。県が計画する県庁舎移転について「道州制が導入されれば県の役割は変わる。財政状況も厳しく、計画を凍結して政策の優先順位を見直すべきだ」として、同問題を争点に選挙戦に臨む意向という。

 同知事選には今のところ、元内閣府審議官で駐ルーマニア大使の東良信氏(60)が立候補の意向を示しているが、3期目の金子原二郎知事は4選立候補について態度を明らかにしていない。

 民主党県連は衆院選後に知事選への対応を決める方針。候補者に全県的知名度を求める意見もあり、高比良氏で一本化できるかが焦点となる。

 高比良氏は同県旧三和町(現長崎市)出身。長崎北高から早稲田大法学部を卒業後、長崎県庁に入庁。県企画調整課企画監を最後に2001年に退職。02年から三和町長、05年から長崎市議、07年の県議選長崎市区で当選し、現在1期目。

=2009/04/09付 西日本新聞朝刊=

365千葉9区:2009/04/11(土) 00:09:05
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090410ddlk45040636000c.html
前自民県連会長の選挙違反:自民会派と川添県議、新宮崎市区で“密約” /宮崎
 ◇次期県議選、新宮崎市区で“密約”
 県議会で先月可決された議員定数・選挙区の削減条例改正案を巡り、自民党会派の中村幸一会長が、県議選の公選法違反事件による連座制で同一選挙区から5年間の立候補禁止判決を受け上告中の川添博県議(無所属)の求めで、判決が確定しても立候補を妨げない選挙区設定を確約する文書に署名していたことが分かった。

 川添県議が選出された宮崎市は来年3月に清武町と合併予定。条例は両市町の選挙区を「合区」する方針で、新宮崎市選挙区は新たな選挙区として扱われ、公選法による制限を受けない。ただし、合併特例法は、合併前の選挙区に基づく選挙も認めている。

 条例の採決では、自らの選挙区定数が減る議員が反発。自民県議3人が離脱して新会派を設立し、他の会派も修正動議を提出するなど対立が深まった。採決は賛成23、反対19で可決された。

 中村会長は採決の数日前、川添県議にも賛同を要請。その後、川添県議から「旧清武町選挙区の復活には断固反対」とする文書への署名を求められた。

 川添県議は「議席確保のため合区を確認しておきたかった」と説明。中村会長は「合区が基本だから不要だと思ったが、『念のため』と求められ個人としてサインした。軽率だった」と釈明している。

 別会派のある県議は「条例を通すための密約」と批判している。【石田宗久】

366千葉9区:2009/04/12(日) 00:22:15
>>211
>今回を含め7回市議選に立候補したが、すべて落選した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/88575
北九州市議選偽投票用紙事件 「陣営幹部から指示」 山村容疑者供述 複数に詐取依頼
2009年4月10日 06:13
 北九州市議選(2月1日投開票)の偽投票用紙事件で、詐欺容疑で逮捕された建設業山村速人容疑者(33)が、同市小倉北区から立候補し、次点で落選した山田国義氏(73)陣営の幹部から「指示を受けて不正に投票用紙を集めた」と供述していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。山村容疑者は、山田氏を当選させるために投票用紙を詐取したとも供述しており、福岡県警は陣営による組織的な不正が行われた疑いもあるとみて、陣営幹部から事情を聴く方針。

 捜査関係者によると、山村容疑者は、同容疑で逮捕された3人以外にも、複数の知人に投票用紙をだまし取ることを持ちかけていたことを認めている。

 県警は山村容疑者のような票の取りまとめ役が、ほかにもいたとみている。

 また、投票用紙詐取の実行役とされる建設業古口信太郎容疑者(25)と建設作業員吉永清澄容疑者(22)の2人は「(山村容疑者から)仕事を紹介してもらうことと引きかえに、犯行を持ちかけられた。絶対にばれないと言われた」などと供述しているという。

 市選管によると、山田氏は最下位当選者から646票差の次点。今回を含め7回市議選に立候補したが、すべて落選した。捜査関係者によると、山村容疑者は山田陣営幹部の親族で自身も運動員だった。

 県警は9日、山田氏の自宅兼事務所など5カ所を家宅捜索するとともに、4容疑者を同容疑で福岡地検小倉支部に送検した。

 市議選では、若松区を除く6選挙区の投票所から計66枚の偽用紙が見つかっており、県警は、金銭の授受があった可能性も視野に捜査を進めている。

=2009/04/10付 西日本新聞朝刊=

367千葉9区:2009/04/12(日) 12:37:05
http://www.oita-press.co.jp/election/2009_123846000095.html
市長選告示前の情勢 宇佐、豊後高田市
[2009年03月31日 09:38]

 二〇〇五年に新設合併した宇佐、豊後高田両市で、任期満了に伴う市長選が四月五日告示、十二日投開票の日程で実施される。宇佐市長選は新人三人の立候補、豊後高田市長選は現職だけの立候補が予定されている。告示を前にした情勢を伝える。(敬称略)

 【宇佐市】
是永 修治 53 無新
大園清一郎 63 無新
中尾与志男 68 無新
 【豊後高田市】
永松博文 69 無現(1)
 (出馬予定者の並びは現職、新人の順。新人は出馬表明順。無は無所属。丸数字は当選回数)

 宇佐市は現職の時枝正昭が引退を明らかにした後、前中津市副市長の是永と前宇佐市副市長の大園が出馬を表明し、宇佐市出身で神奈川県在住の中尾も参戦。九年ぶりの選挙戦は、隣市の前副市長同士による激しい争いとなっている。
 是永は一月初めに出馬表明。中津や豊後高田と比較して「埋没感や閉塞(へいそく)感が漂う」現状を指摘し、古い政治体質からの「チェンジ」や「再生」を掲げる。現市政との違いを打ち出すことで批判票の取り込みを目指し、若さや出身の県とのパイプもアピール。活動は後援会を中心に“草の根”的で、早朝のつじ立ちなどを行って幅広い層への浸透を図っている。
 大園は、時枝の後継として一月中旬に名乗り。現市政を継承する立場で、行財政改革の成果を示した上で「財政基盤を確立したこれからが本当の宇佐市づくり」と強調。同市での行政経験などもアピールしている。時枝の組織をベースに体制を固め、後援会を基盤に自治会へも働き掛け。校区や地区単位でのミニ集会などを重ねて支持の拡大に努めている。
 コンサルタント会社経営の中尾は二月初めに出馬を表明。現市政を批判しながら、市の機構改革や福祉の充実などを訴えている。
 当初は大園の優勢が伝えられたが、知名度を高めてきた是永が徐々に浸透。有権者が多い四日市地区などの動向が鍵を握る。


豊後高田は無投票の公算

 豊後高田市では再選を目指す現職の永松が出馬表明しているだけ。現職に批判的な市民の間では、候補擁立に向けた動きもあったが、いずれも断念したもよう。無投票の公算が大きい。

368千葉9区:2009/04/12(日) 12:47:30
単純に前回の、牧+緒方の票をたせば圧勝だが・・・
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090411ddlk43010601000c.html
選挙:菊池市長選/菊池市議選 市長選、あす投票 /熊本
 ◇現職と新人、新市の将来巡り舌戦展開
 菊池市長選と市議再選挙(被選挙数1)は12日、投開票される。立候補しているのは現職の福村三男氏(68)=無所属=と、新人で旧七城町長の緒方奨氏(57)=同=の2人。05年に菊池、七城、泗水、旭志の旧4市町村合併による新市発足後2度目の市長選は、前回も出馬した2人の一騎打ちとなり、新市の将来を巡り激しい舌戦を繰り広げている。

 福村候補は、新市誕生に向け中心的役割を担った実績をアピールし、新市建設計画の推進を訴える。自民党と公明党の地元支部と連合熊本の推薦を受け、知名度を武器に再選を目指す。

 旧七城町議・町長を歴任した緒方候補は、市民の目線に立った透明性ある市政の実現を訴える。前回立候補した牧俊郎氏や地元市議らの支援を受け大票田の都市部での得票増を図っている。

 一方、06年の市議選で当選した1人が公選法違反の罪で当選無効となったことに伴う再選挙は、新人の会社役員、東英俊氏(41)▽元職の農業、栗原康敏氏(62)▽新人のカメラマン、中村敬一氏(63)=いずれも無所属=の3人が立候補している。

 投票は12日午前7時〜午後7時、市内25カ所であり、同8時半から菊池市体育センターで即日開票される。4日現在の有権者数は4万2370人(男1万9921人、女2万2449人)。【和田大典】

==============

 ◇菊池市長選立候補者(届け出順)
福村三男(ふくむら・みつお) 68 無現(1)

 市社協会長[歴]旧市商工会理事▽旧市議▽県議▽自動車学校代表取締役▽旧菊池市長▽熊本短大

緒方奨(おがた・すすむ)   57 無新

 七城町土地改良区理事長▽菊池川漁協組合長[歴]旧七城町議・議長▽旧七城町長▽熊本第一工高

==============

 ◇菊池市議選立候補者(被選挙数1−3・届け出順)
東英俊  41 無新 会社役員[歴]牧場勤務▽参議員秘書

栗原康敏 62 無元 農業[歴]旧七城町議2期▽市議

中村敬一 63 無新 カメラマン▽農業[歴]北宮区長代理

□2005年4月24日実施の選挙の結果
◇菊池市長選挙(熊本県)開票結果 投票率76.13%
当14044 福村三男(無新、64歳、初当選)
  9428 牧 俊郎(無新、64歳)
  7894 緒方 奨(無新、53歳)
※新「菊池市」は、旧「菊池市」、七城町、泗水町、旭志村が合併して誕生。今回の
選挙は初代市長を決める選挙。当選した福村氏は新市誕生まで菊池市長を務めた。
牧氏は元菊池市長。緒方氏は旧・七城町長。

2001年06月03日
◇菊池市長選(熊本県)開票結果 投票率83.06%
  当9905 福村三男(無新、自・公推薦、60歳、初当選)
    7642 牧 俊郎(無現、60歳)

369千葉9区:2009/04/12(日) 12:47:58
●福岡県柳川市長=福岡7区=
石田宝蔵(59才・無現1):旧大和町長
金子健次(60才・無新) :旧三橋町出身

□2005年4月24日実施の選挙の結果
◇柳川市長選挙(福岡県)開票結果 投票率70.69%
当22786 石田宝蔵(無新、55歳、初当選)
 19502 河野弘史(無新、68歳)
※新「柳川市」は、旧「柳川市」、大和町、三橋町が合併して誕生。今回の選挙は
初代市長を決める選挙。当選した石田氏は旧・大和町長。河野氏は旧・柳川市長。

●大分県佐伯市長=大分2区=
西嶋泰義(62才・無現1):元市議長
菅原忠(48才・無新) 前市議
佐藤佑一(67才・無新) 旧佐伯市長
後藤博子(60才・無新) 前参院議員 =国民新推薦

●大分県宇佐市長=大分3区=
是永修治(53才・無新) 前中津市副市長
大園清一郎(63才・無新) 元副市長
中尾与志男(68才・無新) コンサルタント会社経営

●大分県竹田市長=大分2区=
牧剛尓(63才・無現1)
首藤勝次(55才・無新) 前県議
坂本イツ子(64才・無新) 元NGO職員

●大分県豊後大野市長=大分2区=
芦刈幸雄(70才・無現1)
橋本祐輔(55才・無新) 元市議
佐藤生稔(56才・無新) 前市議

●熊本県菊池市長=熊本3区=
福村三男(68才・無現1)
緒方奨(57才・無新) 旧七城町長

370千葉9区:2009/04/13(月) 21:26:22
柳川・竹田・豊後大野で現職落選

●福岡県柳川市長=福岡7区=
 石田宝蔵(59才・無現1):旧大和町長
☆金子健次(60才・無新) :旧三橋町出身

●大分県佐伯市長=大分2区=
☆西嶋泰義(62才・無現1):元市議長
 菅原忠(48才・無新) 前市議
 佐藤佑一(67才・無新) 旧佐伯市長
 後藤博子(60才・無新) 前参院議員 =国民新推薦

●大分県宇佐市長=大分3区=
☆是永修治(53才・無新) 前中津市副市長
 大園清一郎(63才・無新) 元副市長
 中尾与志男(68才・無新) コンサルタント会社経営

●大分県竹田市長=大分2区=
 牧剛尓(63才・無現1)
☆首藤勝次(55才・無新) 前県議
 坂本イツ子(64才・無新) 元NGO職員

●大分県豊後大野市長=大分2区=
 芦刈幸雄(70才・無現1)
☆橋本祐輔(55才・無新) 元市議
 佐藤生稔(56才・無新) 前市議

●熊本県菊池市長=熊本3区=
☆福村三男(68才・無現1)
 緒方奨(57才・無新) 旧七城町長

371千葉9区:2009/04/13(月) 21:44:17
玉田輝義県議が社民系ということは野党系勝利なのか?
>豊後大野市 定数2−候補3 (選管確定)
> 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
>当 11,244(41.5%) 佐々木 哲也 53 自民=公明 現 2 石油販売会社長
>当 9,917(36.6%) 玉田 輝義 44 無所属 新 1 福祉研究会幹事(あんしん研究会)・(元)豊後大野市職員・社民系
>□ 5,931(21.9%) 後藤 史治 59 無所属=民主 現 農業・(元)三重町議長


http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123958324632.html
豊後大野市長選 橋本氏132票差で初当選
[2009年04月13日 09:36]

 大接戦となった豊後大野市長選は、わずか百三十二票の小差で決着。新人の橋本祐輔氏(55)が現職の芦刈幸雄氏(70)と新人の佐藤生稔氏(56)を抑え、初当選を果たした。投票率は83・73%。前回を4・53ポイント下回った。
 合併後四年が経過し、地域づくりの方向を占う市長選。新庁舎建設のほか、現市政の継続か、変革かについて、市民の選択が注目された。
 橋本氏は新庁舎建設の一時凍結と計画の見直しを掲げて出馬を表明。「豊後大野市は一つ」を訴え、全市で座談会を重ねて徐々に知名度を上げてきた。後援会組織を拡大し、一部労組の支援を得ながら着実に浸透。告示直前の集会で勢いをつけて票を伸ばした。地元緒方町をまとめて市西部で大きくリード。大票田の旧三重町でも一定の支持を得たとみられる。
 芦刈氏は保守、革新系から幅広く推薦を得て、厚い布陣で選挙戦を展開。高い知名度で全市的に票を集めたが及ばなかった。
 十二日午後十時に、当選確実の一報が届いた豊後大野市三重町赤嶺の橋本陣営。「本当に勝ったのか?」。百人を超える支援者が「やったぞ」と互いに抱き合い、涙を流して、勝利に沸き返った。玉田輝義県議が「小差でも大きな勝利。橋本さんを先頭に一つの市に向かいましょう」とあいさつし、万歳三唱。橋本氏は「本当に多くの人に支えられた。全身全霊を傾け、皆さんと一緒に行政運営をやっていきたい」と語り、深く頭を下げた。
 芦刈氏の陣営は落選が確実となると静まり返った。芦刈氏は「不徳の致すところ。大変残念だが、真摯(しんし)に受け止める。市政に全力で取り組んできたが、合併の不満もあったのではないか」と、支持者に頭を下げた。

新庁舎の建設凍結
 橋本氏の話 非常に厳しい選挙戦だった。合併して一体感を持っていこうという思いの結果だろう。新庁舎の建設は凍結し、規模や時期については見直したい。高齢者福祉の充実は必要。厳しい財政状況を市民に公表し、事業の優先順位を決めたい。

372千葉9区:2009/04/13(月) 21:47:40
宇佐も大園=現職後継が落選ですね。しかし、なんで隣の市の副市長が当選するんだ?
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123958417637.html
宇佐市長選 53歳是永氏が制す
[2009年04月13日 09:53]

 宇佐市長選は元中津市副市長の是永修治氏(53)が元宇佐市副市長の大園清一郎氏(63)らを大差で破り、初当選を果たした。投票率は74・78%だった。
 時枝正昭市長の引退を受けて始まった選挙戦は是永氏と大園氏による事実上の一騎打ちとなった。是永氏は現状からの“チェンジ”を掲げ、「古い政治体質を断ち切る」と市政の刷新を訴えた。「閉(へい)塞(そく)感や停滞感が漂う」と市政に変革を求める声は予想以上に大きく、有権者の期待を集めた。
 個人後援会から草の根的に支持を広げ、現市政への批判票を取り込んだ。若さを全面的に打ち出し、幅広い層に浸透した。大園氏を猛追する上げ潮ムードに乗って若年層や浮動層の票も掘り起こし、一万票以上の差をつける圧勝となった。
 時枝市長の後継として出馬した大園氏は「これからが本当の宇佐市づくり」と強調。時枝市長の組織をベースに態勢を固め、選挙戦を優位に展開した。しかし、相手陣営の批判などで受け身の戦いを余儀なくされた。是永氏の猛追を危機感に組織の引き締めを図ったが是永氏の勢いを止められなかった。
 市内別府の是永陣営では開票作業開始とともに支持者が続々と集結。十二日午後十時すぎ、当選確実の報が届くと「良識の勝利だ」の歓声がわき上がった。是永氏は「市政を変えなければ地域に将来はないという市民の切実な声を聞いた。新しい宇佐を皆さんとつくっていく」と決意を表明した。
 大園陣営は午後十時ごろ、貞池冨士生後援会長が敗戦を告げると重苦しい雰囲気に包まれた。選挙事務所に姿を見せた大園氏は「一致団結して政策を訴えてきたが、こうした結果になり、申し訳ありません」と頭を下げた。

公平、公正に運営
 是永氏の話 相手陣営の組織力との戦いになったが、市民の手に市政を取り返そうという訴えに共感してもらえた。市を変えてほしいという思いをひしひしと感じた。市政運営は公平、公正で、公開と法令順守を重視し、市民本位の政治を心掛けたい。

373千葉9区:2009/04/13(月) 21:49:20
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123958395051.html
竹田市長選 首藤氏が牧氏破る
[2009年04月13日 09:47]

 竹田市長選は元県議の首藤勝次氏(55)が、現職の牧剛尓氏(63)と元歌手の坂本イツ子氏(64)を破り、初当選を果たした。同時に市議選もあり、投票率は86・03%と高かったが、前回を約1ポイント下回った。
 事実上、元県議と現職が市を二分する構図となった。市政に新風を吹き込もうとする首藤氏に期待するのか、合併後の厳しい財政事情の中で行財政改革を断行した牧氏の実績を評価するのか、有権者の判断は分かれたが、首藤氏が牧氏に千三百票以上の差をつけ、圧勝。市民は新市長に竹田市の将来を託した。
 首藤氏は一月に出馬表明した後、素早く態勢を固めた。地盤の旧直入郡を中心とした従来の支持層をまとめ、終盤に牧氏の激しい追い上げにあったが、現市政の批判票も取り込んだ。
 牧氏は、告示直前になって陣営がフル回転し、市中心部などで盛り返したが、立ち上がりの遅れが最後まで響いた。行革を進めたことが結果的には周辺地域の衰退を招いたと受け止められ、票が伸びなかった。
 首藤氏の支持者約三百五十人が集まった市内飛田川の会場には、十二日午後九時四十分、当確の知らせが入った。「やったー」「よかった」と抱き合ったり、拳を突き上げるなど喜びに沸いた。首藤氏はうれし涙を目に浮かべ、支持者とがっちり握手。「人生の素晴らしい一ページを授けていただき、ありがとうございました。みんなで新しい竹田市をつくりましょう」と礼を述べた。
 一方、市内会々の牧陣営は敗北が決まると一転して沈痛な雰囲気になった。牧氏は「私の不徳の致すところ。今日までの支援に感謝します。新市長の采配(さいはい)を注視したいが、いい点は支援してあげてほしい」と頭を下げた。

対話し政策つくる
 首藤氏の話 厳しい選挙戦だったが、市内をくまなく歩き回り、市民の「竹田市を変えてほしい」との強い思いを痛感した。懇談会を開くなど、市民との対話の中からオリジナリティーのある政策を生み出し、夢のある竹田市づくりにまい進したい。

374とはずがたり:2009/04/13(月) 21:50:14
>>371とか

選挙:豊後大野市長選/豊後大野市議選 庁舎新設に賛否両論 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/04/09/20090409ddlk44010675000c.html
 <4・12 ミニ統一選 課題>

 市長選は現新3人、議席が7減の市議選(定数24)は現新27人が舌戦を繰り広げる豊後大野市。7町村という大合併(05年)ならではの課題に直面している。【小畑英介】

 ◆職員、給与削減に限界も
 ◇庁舎建設問題◇

 「新庁舎建設計画についてお知らせします」。市内約1万6000世帯に昨年12月、市が作成した小冊子が届けられた。必要性や建設の経緯などを計8ページで解説した。

 計画は市役所(旧三重町役場)周辺約1万3000平方メートルに新市役所や駐車場を整備するもので、事業予定費は約39億円。現庁舎は築35年でエレベーターもない。市は「バリアフリーや耐震性の面で問題がある」と建て替え理由を説明する。プレハブの第2庁舎などでしのぐ現状では、利便性にも劣る。

 「青写真」となる基本設計の関連予算は昨年9月に可決されたが、市の台所事情に危機感を抱く住民は多い。住民グループ「庁舎建設を考える市民の会」は、計画の再検討を求め、市人口の約5分の1に当たる約8000人分の署名を提出。森迫三千会長(69)は「いずれ必要かもしれないが、職員が減れば低予算で済む場合もある。厳しい経済状況のなか、活用できる既存施設も考えられる」と疑問を呈する。

 市側にも、返済額の7割が地方交付税で補われる合併特例債の期限(14年度)内に、主立った事業を済ませたい事情がある。基本設計は7月ごろに終わり、正式な総事業費も示される予定。市側は「市民に丁寧に説明したい」と話すが、施設の充実と緊縮財政のはざまで、住民にも決断が必要だ。
 ◇行財政改革◇

 「18・87人」。豊後大野市の人口1000人当たりの職員数(08年4月、県調べ)は、県内市町村で3番目に多く、県内平均10・99人を大きく上回る。数値が高いほど財政が硬直化していることを示す経常収支比率は97・4%で、人件費も要因の一つに挙がる。

 市の行財政改革プランでは、一般職員を合併当初の857人から5年間で100人減らすとしている。今月1日現在の職員数は765人。病院などを除く一般会計上の人件費は07年度決算で約62億2400万円。合併時から5億円以上削ったことになる。

 しかし、逆に嘱託職員は約100人増。05〜08年度で総職員数は23人しか減らなかった実態もある。保育所など国の基準で配置人数が決まっている職場で、退職者の穴を嘱託職員で埋めたのが主な要因。一層の削減を目的に、ニーズの高い施設の再編に着手すれば、住民の不満も予想される。

 また、市は「消防本部を市単独としたことに伴う消防職員の増加や、公立おがた総合病院の増床に伴う人員増など想定外の要因も出た」と悩ましげだ。行革プラン通りに進んでもなお多い職員数。市長や職員の給与カットなど現状の取り組みにも限界があり、市政のかじ取りは容易ではない。

毎日新聞 2009年4月9日 地方版

375とはずがたり:2009/04/13(月) 21:50:42
>>374-375

選挙:豊後大野市長選 候補者の横顔 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/04/09/20090409ddlk44010591000c.html
 (上から届け出順)
 ◇地域自治区設置し活性化−−佐藤生稔氏 56 無新

 尊敬する人物は、江戸期の米沢藩主、上杉鷹山。窮乏が続く藩財政を「自助・互助・扶助」の精神で立て直した改革者を、理想のトップ像に描く。「潜在的な力がある市を立て直したい」。力を込めて語った。

 現市政への評価を問えば「ハコ物中心の消費行政。産業振興など『生産行政』が目に見えない」と手厳しい。自身は政策の柱に「食」を据えつつ、権限・財源を与える地域自治区設置などによる活性化を掲げる。

 県に約30年務めた後は、地元で会社勤め。「民間がいかに効率よくやっているか分かった。行財政もスリム化できれば、子育てや農林業の振興などに財源が確保できる」。新しい市政のビジョンは明確だ。

 「単身赴任などで必要に迫られ」始めた料理が得技の一つ。娘2人の高校時代は毎朝、弁当を作った。「丼物なら『レストランよりおいしい』と言ってくれる」。市の現状に向ける厳しい目も、この時は柔和になった。
 ◇特例債期限内に新庁舎を−−芦刈幸雄氏 70 無現

 市内の公立2病院の統合など、数々の問題に直面した初代市長としての4年間を「7町村の一体感醸成に真剣に取り組んだ」と振り返る。「苦労はしたが、『おでかけ市長室』などで住民の声を聞きながらやった」

 座右の銘「先憂後楽」に、合併後の市政運営を重ねる。行財政改革は道半ばとはいえ、約383億円の地方債を08年度末で約41億円削減見込み。小中学校の図書館に司書を置くなど将来への投資にも気を配ったという。

 賛否の声がある市庁舎建設には「合併特例債期限(14年度)までに完成させないといけない。理解が得られるよう合意形成をしたい」。農林業の振興や、若年者の定住応援など、積み残した課題にも取り組むつもりだ。

 候補者で最年長だが、自宅の周りを早朝、約2時間かけるというウオーキングで体力、健康には自信がある。趣味は中学まで学んだ絵画の鑑賞。「(地元の)朝倉文夫記念館で絵画展があると聞けば、喜んで行きますね」
 ◇生活インフラの着手から−−橋本祐輔氏 55 無新

 「1メートルからの民主主義」をモットーに掲げる。「多数の市民対自分ではなく、1対1の近い関係が多数あるのを忘れないでいたい」。市民参加型の行政への志向は、情報公開や平日以外の議会開会などの公約と結びつく。

 旧緒方町出身。「合併して何もいいことがないという声が出るのは不幸。市庁舎建設よりも救急、消防車が通れない道路の改善など、生活インフラから手をつければ市内にお金も回る」とアイデアを出す。

 大学卒業後は約2年間、欧州を旅して地元へ。「金をためたら出て行こう」と働いた社会福祉法人「任運社」が、政治の原点になった。「入所者自身が弱い立場の人に配慮し施設を運営する姿に、本当の自治を見た気がした」

 好む言葉は「任運騰々」。運命に従いながらも生命を高らかに伸ばす、との意味だ。避けがたい過疎や高齢化のなか、地域をどう伸ばすか。「今、知恵を出さないと間に合わない」。危機感と希望を両輪に走る。

毎日新聞 2009年4月9日 地方版

376とはずがたり:2009/04/13(月) 22:02:26
選挙結果
http://www.bungo-ohno.jp/division/senkan/information/siryo/shichosenkyo.pdf

●大分県豊後大野市長
2005年(平成17年)
当 12,992 芦刈 幸雄 新① 三重町役場に入職・三重町長 三重で圧倒。千歳・犬飼で得票
  9,351 深田 忠直 新 三重・大野・犬飼で得票
  9,079 山中ひろし 新 緒方地盤・朝地,大野でも得票。三重で取れず

377とはずがたり:2009/04/13(月) 22:19:37

選挙:豊後大野市長選/豊後大野市議選 庁舎新設に賛否両論 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/04/09/20090409ddlk44010675000c.html
 <4・12 ミニ統一選 課題>

 市長選は現新3人、議席が7減の市議選(定数24)は現新27人が舌戦を繰り広げる豊後大野市。7町村という大合併(05年)ならではの課題に直面している。【小畑英介】

 ◆職員、給与削減に限界も
 ◇庁舎建設問題◇

 「新庁舎建設計画についてお知らせします」。市内約1万6000世帯に昨年12月、市が作成した小冊子が届けられた。必要性や建設の経緯などを計8ページで解説した。

 計画は市役所(旧三重町役場)周辺約1万3000平方メートルに新市役所や駐車場を整備するもので、事業予定費は約39億円。現庁舎は築35年でエレベーターもない。市は「バリアフリーや耐震性の面で問題がある」と建て替え理由を説明する。プレハブの第2庁舎などでしのぐ現状では、利便性にも劣る。

 「青写真」となる基本設計の関連予算は昨年9月に可決されたが、市の台所事情に危機感を抱く住民は多い。住民グループ「庁舎建設を考える市民の会」は、計画の再検討を求め、市人口の約5分の1に当たる約8000人分の署名を提出。森迫三千会長(69)は「いずれ必要かもしれないが、職員が減れば低予算で済む場合もある。厳しい経済状況のなか、活用できる既存施設も考えられる」と疑問を呈する。

 市側にも、返済額の7割が地方交付税で補われる合併特例債の期限(14年度)内に、主立った事業を済ませたい事情がある。基本設計は7月ごろに終わり、正式な総事業費も示される予定。市側は「市民に丁寧に説明したい」と話すが、施設の充実と緊縮財政のはざまで、住民にも決断が必要だ。

 ◇行財政改革◇

 「18・87人」。豊後大野市の人口1000人当たりの職員数(08年4月、県調べ)は、県内市町村で3番目に多く、県内平均10・99人を大きく上回る。数値が高いほど財政が硬直化していることを示す経常収支比率は97・4%で、人件費も要因の一つに挙がる。

 市の行財政改革プランでは、一般職員を合併当初の857人から5年間で100人減らすとしている。今月1日現在の職員数は765人。病院などを除く一般会計上の人件費は07年度決算で約62億2400万円。合併時から5億円以上削ったことになる。

 しかし、逆に嘱託職員は約100人増。05〜08年度で総職員数は23人しか減らなかった実態もある。保育所など国の基準で配置人数が決まっている職場で、退職者の穴を嘱託職員で埋めたのが主な要因。一層の削減を目的に、ニーズの高い施設の再編に着手すれば、住民の不満も予想される。

 また、市は「消防本部を市単独としたことに伴う消防職員の増加や、公立おがた総合病院の増床に伴う人員増など想定外の要因も出た」と悩ましげだ。行革プラン通りに進んでもなお多い職員数。市長や職員の給与カットなど現状の取り組みにも限界があり、市政のかじ取りは容易ではない。

毎日新聞 2009年4月9日 地方版

378千葉9区:2009/04/13(月) 22:25:28
>元うるま市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦:仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員ら
>旧与那城町元町長の具志堅順助氏(67)=無所属:山根勉元与那城町長
>元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属:照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員 (実質社民系)

>自営業の金城順正氏(49)=無所属:排水溝のふたの網目化の導入などを訴え



http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-143029-storytopic-3.html
うるま市長選4氏届け出 「合併利点」の手法争点2009年4月13日 【うるま】任期満了に伴ううるま市長選挙が12日告示され、元うるま市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦、旧与那城町元町長の具志堅順助氏(67)=無所属、元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属、自営業の金城順正氏(49)=無所属=(届け出順)の新人4人が立候補を届け出た。組織的に取り組む島袋、具志堅、首里三氏による事実上の選挙戦となる見通し。同市議会議員補欠選挙(欠員4)も同日告示され、6人が届け出た。両選挙は19日に投開票される。
 うるま市長選は、合併直後の前回(2005年)選挙が無投票だったため、今回が合併後初の選挙戦。合併効果を引き出すための市政運営の手法などが争点となる。
 島袋候補は、同市みどり町の選挙事務所で出陣式を行い「市民協働のまちづくりを掲げ、市発展のため全身全霊で働く」と強調。仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員らが参加した。
 具志堅候補は、同市みどり町の選挙事務所で出陣式を行い「旧与那城町の東照間工場用地へ企業を誘致し、東海岸開発を推進する」と主張。東門功一郎後援会長、高良正一選対本部長、山根勉元与那城町長、照屋純選対顧問らが参加した。
 首里候補は、同市具志川の選挙事務所横で出陣式を行い「地域の声を行政に反映し、優良企業誘致で若者の雇用の場を確保する」と決意。島袋秀光後援会長、兼城賢次選対本部長、照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員らが参加した。
 金城候補は、排水溝のふたの網目化の導入などを訴え、独自の戦いを行う。
 うるま市の選挙人名簿登録者数は11日現在、8万8408人(男4万3768人、女4万4640人)。

379とはずがたり:2009/04/13(月) 22:29:45

選挙:4市長選・3市議選(その1) 熱い訴え、きょうまで /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090411ddlk44010622000c.html
 ◇4・12、ミニ統一選

 任期満了に伴う4市長選、3市議選は12日投票、即日開票される。市長選はいずれも激戦で、9日までの期日前投票率は佐伯が7・2%(前回同時期5・3%)、竹田が12・2%(同7・5%)、宇佐4・3%(前回無投票)、豊後大野18・8%(前回データなし)となっている。宇佐は07年市議選の同時期(5・1%)よりやや低いが、その他は盛り上がりがうかがえる。前回の投票率は佐伯が82・59%、竹田が87・02%、豊後大野が88・26%。これらを超えるかも注目される。

 ■宇佐市長選■

 前副市長、大園清一郎氏(63)▽前中津市副市長、是永修治氏(53)▽農業経済研究所社長、中尾与志男氏(68)の3氏=いずれも無所属新人=が、激しい戦いを展開している。

 時枝正昭市長の市政継承を目指す大園氏は「約50億円の行革の成果を上げたが、まだ通過点。次の4年はまいた種を実らせ収穫するとき」などと訴える。

 合併前の旧2町の元町長らが推す是永氏は「合併効果を出すためには、情報通信ネットワーク整備は必要。地場産業振興などを目指す」などと主張。

 中尾氏は「機構改革で、副市長、部長制を廃止し、住民参加型の投票制を条例化する」などと訴え、市内各地での街頭演説に力を入れる。

 投票は午前7時〜午後7時、市内38カ所(一部は午後6時に繰り上げ)で。午後8時半から農業者トレーニングセンターで開票される。有権者数(4日現在)は5万943人(男2万3441人、女2万7502人)。【大漉実知朗】

 ■佐伯市W選■

 市長選は、元参院議員の後藤博子氏(60)▽前市議の菅原忠氏(48)▽元旧市長の佐藤佑一氏(67)の3新人と現職の西嶋泰義氏(62)の計4氏=いずれも無所属=の争い。

 後藤氏は、推薦を受ける国民新党の亀井静香代表代行の応援演説を得て「佐伯を大きく変えよう」と訴える。

 旧宇目町出身の菅原氏は、48歳の若さをアピール。「しがらみのない政治」を訴え、浸透を図る。

 前回の雪辱を期す佐藤氏は、旧郡部の中で最大の票田・旧蒲江町の票の掘り起こしに力を入れる。

 西嶋氏は、行財政改革などの実績を訴え、各種推薦団体の支援を受け、市内全域で支持拡大を図る。

 市議選は、現新33人が30議席を巡って激しく争う。

 投票は12日午前7時〜午後7時、市内86カ所で。68カ所で1〜3時間繰り上げ。開票は、市長選、市議選とも鶴谷中体育館で午後8時半から。有権者数(4日現在)は6万7807人(男3万811人、女3万6996人)。【古田健治】

380とはずがたり:2009/04/13(月) 22:30:09
>>379-380
 ■豊後大野市W選■

 市長選は、新人の元県職員、佐藤生稔氏(56)▽現職の芦刈幸雄氏(70)▽新人の社会福祉法人理事、橋本祐輔氏(55)の3氏=いずれも無所属=が競り合う。

 佐藤氏は後援会「生友会」主体の選挙戦。市長給与3割削減など5本柱のマニフェストで市政改革を訴える。

 芦刈氏は行財政改革などの実績に加え「定住促進や企業誘致に取り組む」と強調。商工会なども支援する。

 教組などが推す橋本氏は小6までの医療費無料化や議会活性化を掲げる。旧町村で毎日辻立ちを繰り返す。

 市議選(定数24)は現新27人の激戦が続いている。

 投票は12日午前7時〜午後6時、市内30カ所で。エイトピアおおので午後8時半、市長選から開票される。有権者数(4日現在)は3万5267人(男1万6106人、女1万9161人)。【小畑英介】

 ■竹田市W選■

 市長選は、新人の元歌手、坂本イツ子氏(64)▽現職、牧剛〓氏(63)▽新人の前県議、首藤勝次氏(55)の3氏=いずれも無所属=の争い。

 坂本氏は市全域をまんべんなく回り、「個人主義から利他主義への意識改革が竹田市の発展につながる」と訴える。

 牧氏は「災害に強い社会資本整備を」と訴え、後半は旧竹田市と旧荻町を中心に回り、手応えをつかみつつある。

 首藤氏は「対話行政で地域の良さを見直そう」と訴え、出身の旧直入町ばかりでなく旧竹田市への浸透を図っている。

 市議選は定数22に現新24人が立候補し、激戦を展開している。

 投票は12日午前7時〜午後6時、市内20カ所で。市長選、市議選ともに市体育センターで午後8時から開票。有権者数(4日現在)は2万2537人(男1万292人、女1万2245人)。【深津誠】

毎日新聞 2009年4月11日 地方版

381とはずがたり:2009/04/13(月) 22:31:00

選挙:4市長選・3市議選(その2止) あす投票 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090411ddlk44010652000c.html
 ◆4・12 ミニ統一選

 ◇宇佐市長選立候補者(届け出順)
大園清一郎(おおぞの・せいいちろう) 63 無新
 前副市長[歴]旧宇佐地域消防長▽市社協理事長▽市シルバー人材センター理事長▽中津東高
是永修治(これなが・しゅうじ) 53 無新
 前中津副市長[歴]県人事課長補佐▽県教委義務教育課管理監▽県行政企画課参事▽立命館大
中尾与志男(なかお・よしお) 68 無新
 中尾農業経済研究所社長[歴]横浜市環境創造局主任▽農業経営コンサルタント▽早大

 ◇佐伯市長選立候補者(届け出順)
後藤博子(ごとう・ひろこ) 60 無新
 国際交流団体代表▽認知症支援連絡協特別顧問[歴]参院議員▽国民新党女性局長▽別府大短大=[国]
菅原忠(すがはら・ただし) 48 無新
 自動車販売会社長[歴]化粧品販売業▽旧宇目町議▽広告代理業▽市議▽佐伯鶴城高宇目分校
佐藤佑一(さとう・ゆういち) 67 無新
 税理士▽会計事務所長▽医業経営コンサルタント[歴]製薬会社員▽県議▽旧市長▽横浜国大
西嶋泰義(にしじま・やすよし) 62 無現(1)
 県市長会副会長▽青果市場取締役[歴]旧市PTA連会長▽商議所常議員▽旧市議長▽佐伯豊南高

 ◇豊後大野市長選立候補者(届け出順)
佐藤生稔(さとう・いきみ) 56 無新
 建設コンサルタント会社員[歴]県竹田直入地方振興局係長▽旧三重町議▽市議▽三重農高
芦刈幸雄(あしかり・ゆきお) 70 無現(1)
 市防犯協会長[歴]旧三重町助役・町長▽大野広域連合長▽5町2村合併協会長▽三重農高
橋本祐輔(はしもと・ゆうすけ) 55 無新
 社会福祉法人理事▽農業[歴]身障者療護施設生活相談員▽旧緒方町議▽市議▽西南学院大

 ◇竹田市長選立候補者(届け出順)
坂本イツ子(さかもと・いつこ) 64 無新
 ケーブルテレビ反対!新竹田市民の会事務局[歴]製薬会社員▽歌手▽竹田高
牧剛〓(まき・ごうじ) 63 無現(1)
 県砂防協会長[歴]県日田土木事務所長・企画検査室長・大分土木事務所長▽京大
首藤勝次(しゅとう・かつじ) 55 無新
 旅館社長▽国交省認定「観光カリスマ」[歴]旧直入町職員・御前湯館長▽県議▽同大中退

氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持

382とはずがたり:2009/04/13(月) 22:32:10

==============
 ◇佐伯市議選(定数30−33・届け出順)
泥谷和喜  55 農事組合役員  無現
三浦渉   60 商工会顧問   無現
日高嘉己  63 会社社長    無現
宮脇保芳  59 農業      無現
上田徹   54 [元]市職員  無新
清田哲也  36 建設会社員   無新
玉田茂   65 [元]旧町議  無現
井上清三  57 NPO理事長  無新
吉良栄三  35 [元]社協職員 無現
高橋香一郎 64 商工会長    無現
清家儀太郎 59 鮮魚小売業   民新
江藤茂   59 林業      無現
佐藤元   65 会社社長    無新
佐保暁   60 林業      無現
清家好文  57 司法書士    無現
桝田穂積  67 農業      無現
芦刈紀生  61 福祉法人理事  無新
下川芳夫  62 会社部長    無現
後藤勇人  47 党支部役員   公新
渡辺一晴  63 [元]旧町職員 無新
御手洗秀光 58 党支部役員   社新
河野豊   58 会社役員    自現
児玉輝彦  57 建築業     無現
矢野哲丸  61 酒類小売業   無現
河原修仁  58 農林業     無現
矢野精幸  64 会社社長    無現
伊東勇   54 ストア店長   無新
和久博至  60 学習塾経営   無現
井野上準  49 会社専務    無現
浅利美知子 50 党支部長    公現
後藤幸吉  62 会社社長    無現
小野宗司  54 会社社長    無現
高司政文  47 党地区委長   共現

 ◇竹田市(定数22−24)
荒巻文夫  62 農業      無現
阿部雅彦  48 [元]飲食業  無新
日小田秀之 60 農業      無現
足達寛康  59 農業      無現
井英昭   35 衣料品販売   無現
田崎光生  51 会社役員    無新
渡辺龍太郎 56 酒店経営    無現

383とはずがたり:2009/04/13(月) 22:32:41
>>381-383
坂梨宏之進 55 会社員     無現
森哲秀   63 農業      無現
大塚哲之  62 会社会長    無現
岩屋千利  61 [元]市部長  無新
本田忠   54 農業      無現
伊藤孝信  66 養鶏業     無現
渡辺克己  58 [元]県職員  無新
阿部重幸  64 農業      無現
加藤正義  66 農業      無現
後藤憲幸  58 農業      無現
佐田啓二  54 [元]旧市職員 無現
和田幸生  66 農業      無現
河野泰浩  67 党市委員長   共新
吉竹悟   50 会社役員    無現
佐藤秀明  71 塾教師     無新
徳永信二  44 会社専務    無現
中村憲史  61 農業      無現

 ◇豊後大野市(定数24−27)
和田哲治  58 [元]団体職員無新
小倉良勝  56 市P連会長   無新
宮成寿男  60 会社相談役   無現
宇薄克哲  67 農業      無現
浅野益美  54 会社社長    無現
恵藤千代子 56 農業      無現
春野慶司  56 行政書士    無新
深田征三  65 [元]会社員  無現
衛藤正宏  61 会社員     無現
高山豊吉  60 会社顧問    無現
赤嶺謙二  60 [元]労組役員 無現
宮成昭義  64 市陸協役員   無現
安藤豊作  60 農業      無現
長野健児  57 農業      無現
佐藤辰己  55 スポ振会長   無現
衛藤竜哉  44 酒店役員    無現
佐藤徳宣  59 建設会社員   無現
小野栄利  60 農業      無現
渡辺一文  71 [元]会社社長 無現
羽田野征広 62 党地区委員   共新
小野順一  55 農林業     無現
生野照雄  63 森林組合長   無現
沓掛義範  52 農業      無新
小野泰秀  59 米穀販売業   無現
伊藤憲義  63 商工会理事   無現
神志那文寛 41 党市委員    共新
首藤正光  64 農業      無現

毎日新聞 2009年4月11日 地方版

384千葉9区:2009/04/14(火) 22:35:21
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090414ddlk44010740000c.html
別府市議会:自民議員団が分裂 黒木・長野氏、新会派を結成 /大分
 別府市議会の自民党議員団(首藤正団長)の黒木愛一郎市議(56)と長野恭紘市議(33)が13日、会派を離脱し、新会派「創世会」を結成した。代表は長野氏が務める。同市議会の自民党系会派が分裂するのは約2年ぶりで今後の動向が注目される。議員団は14日、総会を開いて今後の対応などを検討する。

 同市議会の自民党系会派は、86年7月に当時の自民クラブが2会派に分裂し、その後も分裂状態が続いたが、07年4月の市議選後に21年ぶりに一本化していた。

 記者会見した2氏は「自民党議員団には議長経験者も多い。そうした人たちが議会をリードする形は今の時代に即していないのではないかと思った」と説明した。さらに長野氏は、昨年12月定例会に提出された財団法人別府市綜合振興センターに市営施設の管理を任意指定で委託する議案を挙げて「個人的には議案の修正が必要だと思っていた」と表明。「(賛否を決める際に)会派内できちんと話し合いをしてほしかった」などと訴えた。【祝部幹雄】

385千葉9区:2009/04/16(木) 00:29:37
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000904150004
議長選めぐり?有力候補2人「贈答合戦」
2009年04月15日

 15日からの臨時県議会で選出予定の議長選で、有力候補とみられていた自民党県議2人が今年1〜2月、複数の自民県議に酒や食品を贈っていたことが14日、関係者の話でわかった。2人は取材に対して贈答の事実を認めた上で、趣旨を「新年のあいさつ」「歳暮のお返し」と説明。議長選との関連は否定した。一方、届けられた側は「投票依頼と思った」と話す県議もいて、専門家は「誤解を招く行為は控えるべきだ」と指摘している。


 議長任期は4年だが、宮崎は2年ごとの交代が慣例。自民は07年の前回議長選に際し、議長に意欲をもつ県議が複数いれば「予備選」で1人に絞り、本会議で「当選者」への投票を義務づける党議拘束をかける方式を採用。定数45のうち現有24議席を占める自民会派の予備選が事実上、議長を決める場になる。


 新議長に近いと目されていた自民議員2人は、いずれも6期目。自民では原則、当選回数の多い議員から順送りで議長に推しており、最多当選回数6期目の県議4人のうち、議長の未経験者はこの2人だけだった。


 関係者によると、有力候補の一人が1月、複数の自民県議宅に酒を持参。翌2月に配送で届けられた県議もいた。同月下旬には、もう一人の有力候補から、自民県議宅にウナギのかば焼きが届けられたという。


 取材に応じた自民県議のうち10人以上が2人から届け物があったことを認め、「議長選の投票依頼と思った」「つまらんことをしたらいかんと思った」と話し、議長選がらみと受け止めたことを明かした。一部の県議は2人に返送したという。


 一方、「何のために持ってきたのか分からなかった」「近所に来た際の土産と思った」などと、受け止めた県議もいた。


 酒を届けた有力候補は取材に対し、「1月に新年のあいさつに行った県議の自宅には、日本酒を持参した。2月に他の県議に贈ったかは覚えていない」と説明。その上で、「毎年やっていることで今回の議長選のためではない」と議長選との関連を否定した。また、立候補は未定、としている。


 ウナギを贈った有力候補も「年末に歳暮を頂いた方にお返しをしただけ。自民の全県議に贈ったわけではない」と述べ、議長選とは無関係を強調。議長選には出ない、とも話した。


 自民会派内では、2人から贈答品があったとの話題が上った4月に入り、2人とは別の県議が議長候補に取りざたされている。


■県議会の制度などに詳しい宮崎公立大学の有馬晋作教授(行政学)の話■
 議長ポストをめぐり贈答品を贈ったように有権者に映る誤解を招く行為自体、県議は控えるべきだ。一部の県議が返送したということは、「受け取ったらまずい」と思った議員が自民党の中にもいた、ということだろう。どこの都道府県も議会改革を競う時代の中で、議会をリードする議長は県議の能力本位で選ぶべきだ。

386さんだーばー堂:2009/04/17(金) 20:57:52
>>362など
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=16408
[ 南日本新聞エリアニュース > 選挙 > 市町村長選 ]
竹原・阿久根市長の不信任決議再可決
(2009 04/17 18:10)
 阿久根市の竹原信一市長(50)に対する不信任議決に伴う、出直し市議会議員選挙後初となる臨時市議会が17日開かれ、竹原市長への不信任決議案が再び提案、賛成多数で可決された。賛成11、反対5だった。
 これにより竹原市長は失職、出直し市長選挙が行われることになった。市長選の投開票は5月下旬が見込まれており、竹原市長と、同市出身で元国土交通省・川内川河川事務所副所長の田中勇一氏(56)が立候補に名乗りを上げている。

387千葉9区:2009/04/18(土) 12:40:23
>>386

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090418-OYS1T00240.htm
ブログ市長、失職にもさばさば…出直し選激戦必至

 議会から2度目の不信任を突きつけられ、17日に失職した鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)は「(可決は)予想通り。住みよい社会を作るという私の志は失職後も変わらない」とさばさばした表情で市役所を後にした。出直し市長選は竹原市長と反市長の立場の元国土交通省職員田中勇一氏(56)の一騎打ちとなる見通し。市民の間には竹原市長の手法を支持する意見も多く、市を二分する激戦になるのは必至だ。

 竹原市長は航空自衛官や建設会社勤務を経て市議を務め、昨年8月の市長選に出馬。職員の人件費見直しや議員定数削減などを公約に掲げ、次点候補に約500票差を付け初当選した。7か月間の在任中、「市民が主役の阿久根市に変える」と唱え、様々な言動で地方行政に一石を投じてきた。

 「年収700万円以上の職員が54%。経営という観点から市役所を見れば滅茶苦茶だ」。2月には職員給与を市のホームページ(HP)に公開。その際、竹原市長はブログにこう記した。

 「そこまでやるか」と憤る職員に対し、市民からは「職員はもらいすぎ」と公開を支持する声も聞かれた。大阪府の橋下徹知事も「非常に納得できる」と評価し、竹原市長にならって約1か月後に部長、次長、課長級などのモデル年収をHPに掲載した。

 竹原市長は「市民の方を向いて当たり前のことをしているだけ」と話す。しかし、その政治手法は独善的とされ、しばしば議会や職員と摩擦を起こした。

 昨年8月の市長選期間中のブログ更新では、市選管などから公職選挙法に抵触する恐れがあると警告を受けたが、「現行法では明確に禁止されていない」と反論。一部の市議を「無能」「サイテイの連中」などと中傷した。

 今年3月、職員9人を降格した際には「(職員の)値打ちが下がったわけではない。処分でも不利益でもない」と理由を説明しなかった。降格された職員は「法を勝手に解釈するやり方は独善だ」と苦り切る。

 市長への批判に対し、市長支持を訴えて出直し市議選で当選した山田勝議員(63)は「竹原市長の政治手法が100点とは思っていないが、混乱の原因は(市長の改革に)何もかも反対してきた議会にある」と述べた。

 一方、市長の2度の不信任を受け、2度の選挙が行われることになった阿久根市は、3月の出直し市議選に約2200万円を費やし、出直し市長選では約1000万円の出費を見込む。市議選は12月に行われる予定だったため、前倒しした形になったが、市長選は昨年8月に行ったばかり。財政課は「通常では想定し得ない支出」としている。

(2009年4月18日 読売新聞)

388千葉9区:2009/04/18(土) 23:19:04
●長崎県西海市長
山下純一郎(68才・無現1)
田中隆一(62才・無新) 前市議

●沖縄県うるま市長>>378
具志堅順助(67才・無新) 旧与那城町長=無所属:山根勉元与那城町長
首里勇治(61才・無新) 前県土建部長=無所属:照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員 (実質社民系)
島袋俊夫(56才・無新) 前市議長 =自民推薦=無所属、自民推薦:仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員ら
金城順正(49才・無新) 自営業=無所属:排水溝のふたの網目化の導入などを訴え

389千葉9区:2009/04/18(土) 23:24:54
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000904180003
日南市長選/保守系対決、労組票争う
2009年04月18日



 1市2町の合併に伴う新日南市の市長選が19日、告示される。無所属の3氏が立候補を表明。前自民党県連会長の坂元裕一氏と、自民党衆院議員秘書も務めた谷口義幸氏による対決で自民支持票の分裂が予想されるなか、労組票の行方に注目が集まっている。


 谷口氏は自民党衆院議員の秘書などを務めた後、元社会党衆院議員の現職を破って04年、旧日南市長に初当選。坂元氏は、旧日南市議や県議などを経て、自民党県連のトップに就いた。


 市長選は谷口氏、県議選は坂元氏――。選挙ごとに投票先を2人に振り分けてきた有権者は少なくない。谷口氏の陣営幹部も「支持者は2人の対決に戸惑っているかもしれない」と言葉少なだ。


 谷口氏側は自民党日南市支部に推薦願を出したが、支部は自主投票に。上部団体の県連を率いていたのは坂元氏。「どちらか推薦すれば、組織が割れかねない。自民系市議も両陣営に分かれている」と支部幹部。坂元氏は「政党の推薦は受けない」として、推薦願を出していない。


 谷口、坂元両氏がともに推薦を求めたのは、労組を束ねる連合宮崎。坂元氏は県連会長時代、その連合が支持する非自民勢力と争ってきた。


 日南市は旧社会党の衆院議員が輩出したうえ、定数3(当時)の県議選も社民がトップ当選するなど労組の影響が強い地域。坂元氏が連合に推薦を求めたことについて、市議の一人は「保守票の分散が見込まれ、労組票を無視できないのだろう」。結局、連合は谷口氏支持を決定。加盟労組も同調するとみられる。


 連合を支持母体とする民主党県連にも、谷口氏側の推薦願は届いたが、民主は態度を保留。県連幹部は「労組の一部に坂元氏の支持者もいるから谷口氏を推すと、組織が持たん」。実際、坂元氏の決起集会で「労組幹部がマイクを握る予定だった」(陣営幹部)という。


 坂元氏も、連合に推薦願を出した理由を「自分を支援しやすくするため、連合宮崎に推薦願を出すよう傘下の労組から要請された」と話す。


 日南出身で市川市議(千葉県)を務めた深川保典氏は主要政党に推薦願は出さない方針。「草の根選挙に徹している」(陣営)としている。立候補表明が昨年12月下旬と3氏の中で最も遅れたことなどから、連日街頭に立ち、知名度の浸透を図ることに力を入れている。


          ◇


 立候補の届け出は19日午前8時半から午後5時まで、市保健福祉総合センターで。20〜25日の6日間、午前8時半から午後8時まで、同センターなど3カ所で期日前投票ができる。投開票は26日。3月30日現在の選挙人名簿登録者数は4万9715人(市選管調べ)。

390千葉9区:2009/04/18(土) 23:31:30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1186
04年日南市長選
■日南市長選結果
当 谷口 義幸 無 新    13,613
  北川 昌典 無 現    11,863
  辻  稔種 無 新       639

391千葉9区:2009/04/20(月) 00:24:37
●長崎県西海市長
 山下純一郎(68才・無現1)
☆田中隆一(62才・無新) 前市議

●沖縄県うるま市長>>378
 具志堅順助(67才・無新) 旧与那城町長=無所属:山根勉元与那城町長
 首里勇治(61才・無新) 前県土建部長=無所属:照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員 (実質社民系)
☆島袋俊夫(56才・無新) 前市議長 =自民推薦=無所属、自民推薦:仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員ら
 金城順正(49才・無新) 自営業=無所属:排水溝のふたの網目化の導入などを訴え

392千葉9区:2009/04/20(月) 21:01:18
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090420/01.shtml
西海市長に田中氏 88票差、現職山下氏破る

 任期満了に伴う西海市長選と市議選(定数二〇)は十九日、投開票され、市長選では元市議で新人の田中隆一氏(62)が、再選を目指した現職の山下純一郎氏(69)=いずれも無所属=を破り、初当選した。市議選でも、二十人の当選が決まった。

 市長選は、二〇〇五年四月の合併以降に噴出した旧町問題や少子高齢化と人口減少への対応策、雇用対策、農商工連携による経済活性化などについて、活発な論戦が展開された。

 当選した田中氏は、知名度不足も懸念されたが、市内各地でミニ集会を重ねながら組織に頼らない草の根選挙を展開。旧町問題に対する市の対応への批判や、“市民力”による閉塞(へいそく)感の打破を訴え、多くの市民の支持を得て、山下氏の票を切り崩した。

 山下氏は、自民県連や公明県本部、市内企業、農協、漁協など幅広い団体の推薦を受け、組織戦を展開。しかし、旧町問題への対応や停滞する市政をめぐり市民の厳しい批判を浴び、田中氏の猛追を受けて敗れた。

 現職十七人、新人十一人の計二十八人が立候補した市議選は、前回より定数が六人減となり、激しい票の争奪戦を展開した。旧町別の当選者は▽西彼六人(立候補者八)▽西海七人(同九)▽大島二人(同三)▽崎戸一人(同四)▽大瀬戸四人(同四)となった。

 当日有権者数は二万六千四百四十二人(男一万二千四百四十九、女一万三千九百九十三)。投票率は市長選、市議選とも85・56%(男84・56、女86・45)で、市長選は前回を3・99ポイント下回った=市選管調べ=。

○夢持てる市に/田中隆一氏の話

 市民の皆さんの勝利。市民と約束したローカルマニフェストを守るのが第一。若い人が流出しないよう住環境を整え雇用の場を確保する。夢と希望の持てる明るい市をつくる。

393千葉9区:2009/04/20(月) 21:06:16
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-20-M_1-002-1_001.html?PSID=314a03f112c25e12cfa6870e54b1be80
実績・知名度全域で うるま市長選・島袋氏初当選/首里氏 相乗り効果不発

 新人の島袋俊夫氏は、市内全域での高い知名度を生かし、自公路線の盤石な支援体制を受けて初当選を果たした。

勝因敗因

 島袋氏は、現職の知念恒男市長の不出馬を受けて急きょ出馬を決定。正式表明は2月後半と出遅れたが、自民党の推薦や公明党の支援、仲井真弘多知事らのバックアップを受け、選挙戦終盤で巻き返した。旧具志川市時代から市議を5期、その間に議長を計3期務めた実績と知名度を生かし、市内約120業者から支持を取り付けるなど、大票田の具志川地区で手堅く票をまとめた。

 首里氏は市政奪還を目指す野党市議のほか、地盤である与勝地区選出の与党市議らの支持を受け、保革を超えた市政の実現を強調した。「刷新」を掲げて、合併効果再検証の必要性を強調。現市政への反対票をはじめ浮動票の獲得を狙ったものの、与野党相乗りの効果を十分生かせず、具志川、与勝地区で票を伸ばせなかった。

 具志堅氏は、特定政党の支持を受けない「市民党」として年明け早々から選挙活動を展開したが、「新市建設計画の実現」という基本政策を有権者に広めることができなかった。(中部支社・天久仁)

県内政局
中部の自公市政を死守

 県政与野党による事実上の一騎打ちで島袋俊夫氏が当選したことは、自民、公明の県政与党にとって昨年の那覇市長選、今年1月の宮古島市長選に続く勝利で、次期衆院選や来年の参院選、県知事選に向けて弾みがついた。一方、野党は一部保守勢力を取り込み、市政奪還を目指したが実現できず、共闘立て直しは必至。野党間の対立も予想され、選挙戦略の見直しが迫られる。

 自民は当初、保守系市議らが推す首里氏の推薦も検討した。だが、首里氏が社民、共産、民主、社大の野党4党と支部レベルで政策協定を締結。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する意向を示し、革新色を強めたことなどから、3月下旬に島袋氏推薦を決定した。

 公明も地縁、血縁関係の強い与勝地域の特性に配慮して自主投票としたが、実質的に島袋氏を支援した。

 自民・公明は、うるま市長選を落とせば本島中部の全市長が反・非自公となることを危惧。「次期衆院選、参院選、県知事選で壊滅的な打撃を受ける」(自民幹部)と選挙態勢の強化を図った。自民の島袋氏推薦を受け、仲井真弘多知事も3度も応援に出向くなど積極的に支援した。

 衆院沖縄3区から出馬する自民現職の嘉数知賢氏、無所属の小渡亨氏にとって、支援した島袋氏の当選はともに好材料だが、保守分裂の状況は変わらず、どれほどの追い風が吹くかは未知数だ。今後は、島袋氏の支持取り付けに向けて対立が激化することも予想される。分裂した保守層の関係修復も課題となる。

 野党は社民、共産、民主、社大の4党が共闘し、昨年の県議選で民主、社民の候補が上位当選した勢いで市政奪還を狙った。だが、保革相乗りで、首里氏自身の仲井真県政に対するスタンスもあいまいなまま争点を明確にできず、市民から厳しい審判を受けた。衆院選では社民公認の新川秀清氏、民主公認の玉城デニー氏が立候補を予定しており、今後は野党間の対立も予想される。

 共闘の在り方そのものが見直しを迫られることになると同時に、無党派層の共感を得られる争点設定や選挙戦略に課題が残る結果となった。(政経部・平良吉弥)

394千葉9区:2009/04/20(月) 21:06:55
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-20-M_1-001-1_001.html?PSID=314a03f112c25e12cfa6870e54b1be80
うるま市長に島袋氏 市政継承 合併を評価

首里氏に4148票差/投票率62・55%
 【うるま】任期満了に伴う、うるま市長選は19日投開票され、新人で前市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦=が2万5260票を獲得、元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属=に4148票差をつけて初当選した。元与那城町長の具志堅順助氏(67)=無所属=は及ばなかった。当日有権者数8万6893人、投票者数5万4350人、投票率は62・55%。同日行われた市議補選では欠員4人の当選が決まった。

 2005年4月の2市2町による市町村合併後、うるま市としては初の投票による市長選となり、合併効果や経済、雇用対策が争点となった。残る6年間の合併特例期間の行政手腕や、市内4地区の地域間格差解消の方法なども問われた。

 島袋氏は、現市政の継承を前面に出して選挙活動を展開。新市建設計画の進展状況など合併効果を評価した。経済政策では同市州崎地区への企業誘致をはじめ、雇用促進などを訴えた。出馬表明が2月と出遅れたものの、自民党の推薦や仲井真弘多知事の応援を取り付け、選挙戦終盤で巻き返した。

 首里氏は現市政の刷新を掲げ、合併効果の検証を呼び掛けるとともに、県での行政経験をもとに県や国とのパイプを強調。市議会野党をはじめ一部与党を取り込んだが及ばなかった。

 具志堅氏は市町村合併に携わった当時の与那城町長としての経歴を打ち出し、行財政改革や観光産業の振興を訴えたが、票を伸ばせなかった。

地域振興頑張る

 島袋俊夫氏の話 市政の継承・発展を最大の公約に掲げ、市民が公約に夢をかけた。中城新港地域への企業誘致をはじめ、与勝半島地域の自然景観を生かした観光産業、サービス産業を具体化して経済を活性化させる。県や国とのパイプをつくり地域振興に頑張りたい。

395千葉9区:2009/04/21(火) 21:18:16
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90644
基盤グラグラ 久間氏危機感 「盤石」の西海市長選 応援候補落選 自民長崎2区 立て直し迫られ
2009年4月21日 01:22
 19日に投開票された長崎県西海市長選で、自民、公明の推薦を受けた現職が敗れ、同市を含む衆院長崎2区の自民現職、久間章生元防衛相(68)が危機感を募らせている。次期衆院選で同区は、元薬害肝炎九州訴訟原告団長の福田衣里子氏(28)が民主から出馬を予定する自・民対決の全国注目区。小沢一郎民主党代表の企業献金問題などで自民への逆風は一時期より和らいだとはいえ、久間陣営は態勢立て直しを迫られている。

 19日夜、予想外の敗戦に静まり返る西海市長選の現職候補の事務所。応援に駆けつけた久間氏は「国政選挙と市長選は違う」「自公批判ということではない」と強調した。だが、周囲には「総選挙に影響が出る。運動がしにくくなるだろう」と漏らし、支持基盤の弱体化に危機感をにじませた。

 同市長選では、現職が企業、団体からの支持を受け自民県連三役も現地入りするなど態勢は盤石のはずだった。ところが組織に頼らず草の根選挙に徹した新人候補に88票差でかわされた。同時に行われた市議選でも、前回無所属から民主公認となった候補がトップ当選。市議選応援のため3回現地入りした福田氏の関係者は「好材料のひとつ」と手応えを語った。

 長崎2区で最多の有権者を抱える諫早市で5日行われた市長選。ここでも自民県議や企業、組織が全面支援し大勝が予想された前市長後継候補が、対立候補に344票差の小差にまで迫られた。「支持層への縛りが効かない。『自民』を掲げることで無党派層も逃げていく。自民の看板が邪魔になっている」。ある自民県議は頭を抱える。

 久間氏陣営の関係者は「『自民』を掲げて戦うしかない。とにかく引き締めないと」と話す。だが、足元の選挙が突き付けた現実に苦悩は隠せない。

=2009/04/21付 西日本新聞朝刊=

396千葉9区:2009/04/22(水) 23:22:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90835
自民内紛が再燃 長崎県議会会派 人事めぐり分派の動き 衆院選支援態勢に暗雲
2009年4月22日 09:21
 自民党県連の三役人事をめぐり県議会最大会派の自民・県民会議(25人)に分派の動きが再燃している。主流・非主流派ともに幹事長候補を擁立しており、22日の議員協議会で調整がつかず投票決着になれば、数で劣る非主流派は退席も辞さない構え。次期衆院選の同党候補予定者にとって県連の内紛は、内閣支持率低迷に加え新たな懸念材料だ。

 「絶対に譲れない。分派する腹を決めた」。20日夜、長崎市内の料亭に非主流派県議10人が顔をそろえた。テーマは議員協議会での幹事長人事への対応。出席した複数の県議によると「主流派側の候補は当選回数や資質の面で幹事長には不向き。投票になった場合は退席する」との考えで一致したという。

 同会派の自民議員は同党県連会長の谷川弥一衆院議員(長崎3区)を支持する主流派(13人)と、それに反発する非主流派(11人)が対立。昨年7月の副議長選では、非主流派が少数会派と組み主流派の候補を落選させた。当時も出た分派の動きは、総選挙間近のムードもあり沈静化した。だが対立の火種はくすぶり続けていた。

 非主流派の動きについて、主流派の有力県議は「個人的感情や思惑で幹事長を決めようとしている」と反発。別の主流派県議も「歩み寄ることができないなら投票するほかない。これまでの役員人事でもそうしてきた。(非主流派が)会派を出ていくというなら仕方ない」と突き放す。

 次期衆院選で同党は県内4選挙区すべてに候補を立てる。県議は各選挙区でチームを組み選挙戦を仕切るが、幹事長人事をめぐる対立が解消しなければ、その影響は深刻だ。「一丸となって臨まなければならないのに、今のような状態では到底勝てない」。現幹事長の末吉光徳県議は苦渋の表情を見せる。

=2009/04/22付 西日本新聞朝刊=

397とはずがたり:2009/04/23(木) 10:50:48
>>133>>388>>391>>392>>395

選挙:西海市長選/西海市議選 市長選、新人・田中氏が初当選 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090420ddlk42010319000c.html
 ◇行政透明化訴え現職破る

 任期満了に伴う西海市長・市議選は19日、ほとんどの地域で投票が行われ、同日夜、西海スポーツガーデン体育館で開票された。市長選は、元市議で新人の田中隆一氏(62)=無所属=が、旧西海町長で現職の山下純一郎氏(69)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は2万6442人、市長選の投票率は85・56%だった。

 田中氏は市議や市監査委員を務めた。この4年間に旧大島町臨時職員の退職慰労金問題などで住民監査請求が相次ぎ、このうち退職慰労金問題は最高裁で市側が敗訴したことを指摘。「行政運営の透明化」などを訴えた。

 田中氏は「感激して言葉も出ない。青年の居住と雇用の場を確保し、勇気と希望の持てる明るい西海市を作りたい」と語った。

 一方、山下氏は「2期目は将来に向けた施策を実行する」と訴えたが、及ばなかった。
 ◇新市議続々決まる

 今回から全市区で行われた市議選(定数20)には、現職17人、新人11人の計28人が立候補。投票率は85・56%だった。【阿部弘賢】

==============
 ◇西海市長選 開票状況=選管最終発表
当 11,186 田中隆一  62 無新
  11,098 山下純一郎 69 無現
==============

田中隆一(たなか・たかいち) 62 無新(1)
 [元]市議▽市ソフトボール協会長[歴]旧西彼町議・副議長▽市監査委員▽西彼農高

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月20日 地方版

398千葉9区:2009/04/25(土) 13:55:52
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090423ddlk42010447000c.html
自民県連:三役人事 幹事長ポストで対立、調整できず /長崎
 自民党所属の県議24人は22日、議員総会を開き、党県連の三役人事を協議したが、次期衆院選などを取り仕切ることになる幹事長ポストを巡って2グループが衝突。まとまらなかった。23日午後、再度協議する。

 幹事長には田中愛国氏(64)=佐世保市区、4期目=と松田正民氏(55)=北松浦郡区、7期目=の2人が名乗りを上げ、田中氏支持のグループ13人と松田氏支持のグループ11人とが激しく対立。昨年7月の県議会副議長選での構図がそのまま再現された形となり、議長経験者と三役の7人が一本化に向けて調整したが、結論は出なかった。

 あるベテラン県議は「最悪、会派分裂もあり得る。間近に迫る衆院選を前に、しこりが残らなければいいが」と影響を懸念した。

〔長崎版〕

399とはずがたり:2009/04/26(日) 15:27:28
だいぶ前だけどスレ立て逃げされたレス転載

伊藤祐一郎知事 は失格
1 名前:鹿児島をこよなく愛する人間 投稿日: 2006/04/02(日) 17:32:09
伊藤祐一郎知事は、知事失格であると思う。私は、鹿児島で生まれ15歳まで生活した。関西の進学校へのた県を離れ、今は関東在住である。ただ、望郷への思いは、だれにも負けない。今回、新聞、インターネットの電子版でみた、伊藤祐一郎知事の「県庁の景観をそこねるから隣接の土地を買い占める」については、はらただしい思いがする。県財政は決して豊かとは思えず、ましては、破綻に近い状態にあるにもかかわらず。それらは全て、現在までの県首長のリーダーシップ欠如のほかならない。このような財政破綻にある県財政を無用(県庁上階からの景色を守る)の産物のために更なる県民への負担(恐らく大部分の負担は国税)を強いるべきなのか。
まったくリーダーとしては愚か者がおこなうことである。鹿児島は西郷を生んだ県だ。伊藤祐一郎知事よ、私利私欲をすて公僕となれ。また、それは、あなたの公約でもあるはず。

400千葉9区:2009/04/26(日) 22:39:43
>>396>>398
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090425ddlk42010544000c.html
自民県連:幹事長に田中氏 三役人事が内定 /長崎
 幹事長ポストを巡り、県議2人が激しく対立していた自民党県連三役人事は24日、ようやく決着した。党所属県議24人が議員総会を開き、幹事長に田中愛国氏(64)=佐世保市区、4期目=、総務会長に小林克敏氏(64)=大村市区、4期=、政調会長に黒田成彦氏(48)=平戸市区、3期目=を内定した。5月10日の県連定期大会で正式決定する。

 幹事長人事は田中氏のほか、松田正民氏(56)=北松浦郡区、7期目=が名乗りを上げたため、調整が難航。2年の任期を幹事長は1年とし、田中氏、松田氏の順で務めることで合意した。

〔長崎版〕

401とはずがたり:2009/04/27(月) 01:01:43
長洲町長選、中逸氏が初当選
2009年04月26日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090426006.shtml

 任期満了に伴う長洲町長選は二十六日、投開票があり、元熊本市課長の中逸博光氏(54)が、元町議で会社役員の福永栄助氏(59)=ともに無所属新人=を破り、初当選した。

 投票率は71・78%で、前回を7・87ポイント上回った。

 町は二〇〇七年度決算で下水道事業の累積赤字が約二十億円に上るなど財政が厳しく、一四年度までに下水道赤字を解消する町緊急行財政行動計画などが争点となった。

 中逸氏は、同計画を「前倒しも視野に入れ、着実に遂行する」と強調。「情報公開を進め、開かれた町政を目指したい」と訴えた。地元選出の国会議員や県議、多数の町議の支援も取り付け、手堅く票をまとめた。

 当選後、中逸氏は「長洲町を再生することは、いばらの道かもしれないが、夢と希望と活力あふれる町にすることが私の使命だ」と抱負を語った。

 福永氏は、赤字の解消時期を四年先にし、「浮いた財源を子育て支援などに充てる」と主張。勇退する橋本孝明町長の支援も得たが、出遅れが響いた。

 当日有権者数は一万三千八百九十二人(男六千五百七十五人、女七千三百十七人)。(宮崎祥一郎)

◇長洲町長選開票結果
(選管最終)
当5,627 中逸博光54無新
  4,216 福永栄助59無新

402とはずがたり:2009/04/30(木) 09:20:54
>>366

偽投票用紙事件、北九州市議選の元候補を逮捕 詐欺容疑
http://www.asahi.com/national/update/0429/SEB200904290006.html
2009年4月30日3時9分

 2月の北九州市議選で偽の投票用紙66枚が見つかった事件で、福岡県警は29日、小倉北区から立候補して落選した建設会社代表山田国義容疑者(73)=同区井堀1丁目=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。県警によると、「知りません」と容疑を否認しているという。山田容疑者は85年から市議選に7回立候補したが、いずれも落選。今回は646票差の次点だった。

 また県警は同日、すでに詐欺容疑で逮捕していた山村速人(33)、桑野隆平(27)、涌波正登(25)、土生賢太郎(33)、古口信太郎(25)の容疑者5人を、別の詐欺容疑で再逮捕した。いずれも容疑を認めているという。

 捜査2課などによると、山田、山村の両容疑者は今年1月下旬〜2月1日、桑野容疑者らと共謀し、小倉南区役所の期日前投票所などで、偽の用紙を入れて正規用紙計4枚をだまし取った疑いがある。

 捜査関係者によると、山村容疑者は山田容疑者の支援者で、調べに対し、「山田氏から偽の用紙と現金を受け取り、不正を指示された」などと供述。山村容疑者が中心となって40枚前後の正規用紙を集め、山田容疑者に渡した疑いがあるという。集まった正規用紙は別のグループに渡り、小倉北区で山田容疑者への投票に使われた可能性が高い。

 正規の用紙1枚につき5千円の報酬があったことや、1人5千円で山田容疑者への投票を呼びかけていたという内容の供述をしている容疑者もいるという。県警は、公職選挙法違反(買収、被買収)容疑も視野に調べる。

 山田容疑者は前回05年の市議選では、135票差で次点。今回の票のすり替えについて、山田容疑者は28日までの朝日新聞の取材に、「指示していないし、知らなかった」と関与を否定していた。

 福岡地検小倉支部はこの日、すでに逮捕されていた6人のうち1人を処分保留のまま釈放した。

403千葉9区:2009/05/05(火) 10:30:16
>>366>>402とか 当然だろうに・・・
http://www.asahi.com/politics/update/0501/SEB200905010002.html
「選挙事務、候補者の親類は制限」 北九州市長
2009年5月1日12時11分
 北九州市議選の偽投票用紙事件で同市職員が詐欺容疑で逮捕されたことを受け、北橋健治市長は1日、記者会見を開き、「選挙の公正さを根底から揺るがす行為で極めて悪質。市民に多大な迷惑をかけた」と謝罪。候補者の親類などを選挙事務に従事させないようにするなど、不正防止策の検討を始めたことを明らかにした。福岡県警は同日、職員が勤務していた市福利課を家宅捜索した。

 この事件では、小倉北区から立候補して落選した山田国義容疑者(73)の長男で、北九州市職員の山田正一容疑者(51)が30日、逮捕された。

 市選管などによると、正一容疑者は今回の市議選で投開票に関する選挙事務には加わっていなかったが、05〜07年の市議選や衆・参院選、市長選などでは、八幡西区内の投票所1カ所の管理責任者を務めたという。国義容疑者が立候補した小倉北区ではなかったものの、「市職員が不正にかかわるような事態は想定外だった」ため、これまでは具体的な対策は講じていなかったという。

404千葉9区:2009/05/05(火) 10:41:36
>>65>>365
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090429ddlk45040622000c.html
前自民県連会長の選挙違反:最高裁、上告棄却 川添氏「政治活動は続ける」 /宮崎
 ◇宮崎市合併で再出馬か
 07年県議選の公選法違反事件で最高裁は28日、川添博県議(無所属の会)の上告を棄却する決定を出し、当選無効が確定した。川添氏が選出された宮崎市選挙区(定数10)は1人欠員となる。川添氏は「多くの県民にご迷惑をお掛けしたことを心からおわび申し上げます。信頼回復のため誠実に政治活動を続けたい」と話している。

 宮崎市は来年3月、清武町と合併予定。公選法は5年間、同一選挙区からの立候補を禁じているが、新宮崎市は新たな選挙区として扱われ、制限を受けない。このため川添氏は次期県議選に再び立候補する可能性がある。

 合併特例法は合併前の選挙区に基づく選挙も認めている。しかし、川添氏は今月、判決が確定しても立候補が妨げられない選挙区設定を自民党会派の中村幸一会長(当時)に求めて「確約書」を交わしていたことが発覚。自民党が推進する議員定数・選挙区の削減条例改正案の採決前だったため、他会派から「密約」と批判された。【石田宗久】

405千葉9区:2009/05/08(金) 23:54:48
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000905080002

錦江町長選 無効異議申請
2009年05月08日

 4月19日に投開票された錦江町長選をめぐり、同町の養鶏業、基(もとい)岸澄さん(61)が7日、町内の高齢者福祉施設での不在者投票の執行方法に問題があったなどとして、町選管に選挙無効の異議を申し出た。町選管は公選法の規定に基づき30日以内をめどに認容か棄却を決定し、結果を通知する。
 基さんの申し出によると、4月16日に同施設であった不在者投票では、「施設長が入所者本人の意思を確認せず投票用紙を選管に請求し投票させた疑いがあり、自分で書ける入所者がいたにもかかわらず、すべて代理投票だった」などとしている。
 町選管は、同施設に事実確認をする作業に入った。同施設によると、4月16日当日の入所者はショートステイ利用者も含め83人で、投票者数は58人。施設長は朝日新聞の取材に対し「(同時に行われた)町議選の不在者投票もあり気を使い、規定に従い適正に行った」と話した。
 同町長選は現職の野元良一氏(60)と元町議の新顔、楠元忠洋氏(61)の争いになり、野元氏が5票差で再選を果たした。基氏は楠元氏を後援会長として支えた。



http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090421ddlk46010757000c.html
選挙:錦江町長選/錦江町議選 市長選、野元氏が再選果たす /鹿児島
 ◇5票差で新人破る
 19日、投票された任期満了に伴う錦江町長選は、深夜に及ぶ開票の結果、無所属現職、野元良一氏(60)が5票差で新人を破り、再選を果たした。また、さつま、錦江、南大隅の3町議選も20日未明までに開票が終わり、新議員が出そろった。

 錦江町長選は、現職の野元良一氏(60)=無所属=が、新人で元町議の楠元忠洋氏(61)=同=を、わずか5票差で破り、再選を果たした。

 野元氏は、きん差での勝利を「政策や実績がきちんと町民に伝わっていなかった」と分析。「住民対話を積極的に行い、私の目指す町の将来像を理解してもらうよう努力したい」と話した。

 一方、楠元氏は「町政を変えるチャンスだったが、残念。(野元さんは)これだけの批判票を反省材料にしてほしい」と述べた。【新開良一】

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 ◆錦江町長選確定得票

当 3,548 野元良一 60 無現

  3,543 楠元忠洋 61 無新

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野元良一(のもと・りょういち) 60 無現(2)

 町長[歴]旧大根占町議・収入役・町長▽県畜産講習所

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406千葉9区:2009/05/13(水) 21:56:20
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000905130003
町議方火災 見えぬ背景、議会は静観
2009年05月13日

 川南町議会議員、今井伸二さん(62)方の倉庫2棟が全焼した火災から13日で1週間。県警は現場に火の気がないことなどから放火事件とみている。今井さん宅には「脅迫状」とみられる郵便も届いており、県警は関連も捜査。周辺では「議員活動に対する嫌がらせなのか」との憶測も呼んでいるが、犯行の動機は見えず、議会側も静観せざるを得ない状況だ。(今村優莉)


 高鍋署などによると、約15メートル離れた2棟の倉庫がほぼ同時に出火したのは6日午前2時半ごろ。建物はあっという間に炎に包まれ、母屋で寝ていた今井さんは「ただただ、ぼうぜんと見ているだけだった」。


 今井さんの周辺では今月に入り、不審な出来事が続いていた。3日には1日付消印の封書が自宅に届き、中にはA4用紙の1枚に「じゃまするな」とだけ書かれていた。「震えるような字」だったと今井さん。翌4日に同署に相談した。


 さらに、自宅駐車場にとめていた軽乗用車が車上荒らしの被害に遭った。4日夕方に車を使いカギをかけずにいたところ、議会用の資料などが盗まれていたという。


 そんな矢先に起きたのが、今回の火災だった。


 事件後、ある町議は今まで開けっ放しにしていた、古新聞などを置いた車庫のシャッターを夜は必ず閉めるようにした。「こんな事件がうちには起こらないだろうと思いつつ、用心するに越したことはないから」


 別の町議は、警察から「脅迫文や嫌がらせを受けていないか」と聞かれ、「気をつけるように」などと言われたと明かす。町議は「議員活動をしている以上、人の反感を買うことがあるかもしれない」と考える一方、家族からは「『水利事業』については議会であまり言わないでと促された」と声を潜める。


 「水利事業」とは、同町で建設が進む農業用「切原(きり・ばる)ダム」から同町と都農、高鍋3町の計1580ヘクタール(約1600戸)の農地に水をひく畑かん事業のことだ。国と県による総事業費390億円の大規模事業だが、一部農家から「事業の同意の取り方が不適切」「将来の受益者負担金が明らかになっていない」など反対表明が相次いでいる。


 今井さんは町議会でこの事業のことを盛んに質問。「農家に対し、適正な手順と手続きをとるべきだ」などと主張していたという。


 ただ、現段階で「脅迫状」の目的や「放火」の犯行動機などはわかっていない。


 定数15の町議会で同事業に反対したり、慎重論を唱えたりしていたのは、今井さん以外にも複数いる。町幹部の一人は「事件と事業に関係があれば、ほかの議員や反対運動を続ける農家にも脅迫めいたアクションがあるはずだ」。町議の多くも「事件の背景がはっきりしない」と口をそろえる。


 今井さんは「議員活動に対する妨害」と受け止め、議会内にはそれが事実ならば何らかの声明を出すべきではとの声もあるが、現状では「警察の捜査結果を見ないことには態度を決めかねる」(川越忠明議長)との立場だ。

407千葉9区:2009/05/16(土) 14:15:52
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090516/crm0905161301013-n1.htm
【衝撃事件の核心】市長派が分裂?の急展開…「ブログ選挙」がもたらす破壊とカオスの現場 (1/5ページ)
2009.5.16 13:00
 自身のブログで物議を醸してきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、議会から4月に2度目の不信任決議を突き付けられ、職を追われた。次の舞台は5月末の出直し市長選。反竹原派議員らが推す対抗馬との事実上の一騎打ちとなる見通しで、「竹原」VS「反竹原」のバトルもついに最終章を迎える。選挙戦は早くも過熱し、竹原氏がブログに書き込んだ支援団体との“分裂劇”がさまざまな憶測を呼ぶ事態にも。地方の首長が仕掛けた「ブログ選挙」の総決算。“実験台”となった格好の地元に、果たして何が残るのだろうか。(花房壮)


 

支援団体の幹部をブログで名指しして…


 「(竹原前市長の)ブログの書き込みを読んだ支援者が、最近心配して『市長選は大丈夫か』とよく声をかけてくるんですよ」

 市長に就任した昨年8月末以降、竹原氏が掲げる市職員の給与カットなどの財政改革を応援してきた政治団体「阿想会」関係者は、竹原氏のブログ「阿久根時事報」の内容に、少し困惑している。

 その記述は4月30日付。阿想会幹部2人を名指した上で、こう書き込まれている。

 《両氏には『竹原を改革する』という意図があるということだ。私は両氏の『竹原改革』を受け入れるつもりはない。説明のできない意図を隠しての応援はお断りする》

 5月1日付にも、別のブログに投稿された阿想会幹部2人と竹原氏の“やりとり”が紹介されている。

 《まわり(仲間)をもっと大事にしろ》

 《私は、私です。皆さん好きにやってもらって結構です》

 《ここまできて投げ出す気? 情けない》

 こうしたブログを目にした竹原氏の支援者の一部が、5月31日投開票の出直し市長選を前に、竹原氏と阿想会との間で内部分裂が生じている−と認識したようだ。

 いったい何があったのか。

 「ブログ上で、市議らへの激しい個人攻撃をやめるよう忠告したことはあるが、それは別に『竹原改革』というような意味ではなかったんだが…」

 名指しされた阿想会幹部は声を落としながら、こう続けた。

 「市議や市役所を批判することはあっても、仲間に矛先を向けたことは1度もなかった。5月1日付の会話内容も全くのデタラメで、なぜブログで紹介したのか理由がわからない」

 一方、内部分裂を示唆する記述について、竹原氏は産経新聞の取材に「改革について目指す方向が違ったということだろう。阿想会はもともと私個人の応援団でもないし…」とあいまいに答えた。

 こうした状況に、竹原信一後援会幹部は陣営の団結ぶりをこう強調する。

 「改革や政策について多少、考え方が違っても、それはよくあること。全く問題ない」


 

「怪文書」も出回るデッドヒートの市長選


 一方、ライバル側はどうみているのか。

 「はっきり言って、パフォーマンスだろう。陣営内が分裂しているように見せかけて、実はこちらを油断させようという戦術ではないか」

 反竹原派議員などが応援する国土交通省OBの田中勇一氏(56)の陣営。関係者の1人は竹原陣営の“分裂劇”を奇策ととらえ、警戒心を強めている。

 「失職するまでの8カ月余りの期間は、予想外のことばかり起きている。今回の市長選でもどんな作戦に打って出てくるか予想できない」

 こんな不安を口にする関係者もいるが、確かに8カ月余りの竹原市政は、人口約2万4000人の静かな港町にとって、激動そのものだったに違いない。

 昨年8月末の市長就任以降、竹原氏と議会は市職員幹部人事や議員定数削減などをめぐって激しく対立。今年1月には竹原氏が自身のブログ上で《辞めてもらいたい議員は?》と全市議の実名を並べて不人気投票を呼びかけ、それが引き金となって議会が1回目の不信任決議を可決した。

 地方自治法に従い、自らの失職と議会解散の二者択一を迫られた竹原氏は後者を選択。だが、3月の出直し市議選では反竹原派議員が過半数を握り、4月17日の臨時議会で2度目の不信任決議を可決し、竹原氏は地方自治法に基づいて市長職を追われた。

408千葉9区:2009/05/16(土) 14:16:37
 では、出直し市長選の下馬評はどうか。

 「市議選では竹原派の当選者は定数16のうち5人だけだったが、当選順では上位5番までを占め、合計得票数も約5300票に及んだ。反竹原派の計約7000票には届かなかったが、直接対決となる市長選ではさらに接戦になるのではないか」

 議会関係者は、市長選の得票数が拮抗(きっこう)する可能性が高いと分析している。

 竹原氏はそんな緊迫した状況の中で、相手陣営の“やる気”をそぐために、自陣営の分裂劇をブログ上で演出したのだろうか。

 当の本人に質問をぶつけると、「まったくそんな意図はない」と否定したが、議会関係者は「本心では何を考えているか読めないところがある」と、なおも懐疑的だ。

 一方、地元では竹原氏と女性の“関係”がつづられた出所不明の文書が一部で出回るなど、選挙時期ならではの情報戦もすでに始まっているようだ。

 文書の内容について、竹原氏は取材に「どこまでも小説の話」としている。


 

権力闘争の行く末は…


 混乱が続く阿久根市だが、出直し市長選の結果によって、「竹原」vs「反竹原」の泥仕合にも終止符が打たれることになりそうだ。

 竹原氏が再選された場合、地方自治法の規定で、不信任決議の成立には「議員の3分の2以上が出席し、4分の3以上の賛成」が必要となる。阿久根市の全市議16人が出席すれば12人以上の賛成が必要だが、反竹原派は現在10人しかいない。中立派の1人が加わっても条件を満たすことはできない。つまり、3度目の不信任決議は封印されることになる。

 「再選後も反竹原派が過半数を握る議会での“ねじれ状態”は解消されないが、反竹原派も反対ばかりしていると市民から見放されるリスクもあるため、ある程度は歩み寄る姿勢を見せるのではないか」

 議会関係者は、反竹原派との関係が正常に向かう可能性を指摘するのだ。

 一方、竹原氏は落選した場合について、「そのときにまた考える」としているが、地元関係者は「市長の座にそれほど未練もないようなので、もう出馬しないのではないか」と、“政界引退”のシナリオにも言及する。

 阿久根市では出直し市長選後に再び平穏なときが戻るのかもしれないが、一方で「ブログ選挙」がもたらした“傷痕”は決して小さくない。

 「時の権力者がブログという武器を選挙戦に利用した場合、すさまじい破壊力を持つことがよくわかった」

 地元関係者が指摘する具体的なケースは、出直し市議選前の2月下旬に公開した市職員全員の1円単位での給与明細だった。年収700万円以上の職員が半数を占める実態を暴露したものだったが、市役所には抗議の電話が鳴りっぱなしで、3日間ほど仕事にならなかったという。

 「いま思えば、あれがターニングポイントとなり、出直し市議選で竹原派議員の躍進につながったのだろう」

 一方、地元ではこんな意識の変化も出てきているという。

 「出直し市議選の後から特に、他人を見るときに、市長派か反市長派かということを意識する人が増えている。ギスギスして重苦しい雰囲気だ」

 商工関係者は嫌悪感を口にし、こう吐き捨てた。

 「議会でも冷静に政策を議論する空気はない。感情的な対立がどんどん強まっているだけだ。阿久根はどこに行こうとしているのかまったく分からなくなった」

 地方都市で展開されたブログ選挙をめぐるドタバタ劇。地元にもたらされたのは、いまのところ破壊や混乱、混沌(こんとん)といった負のキーワードばかりのように見えるのだが…。

 出直し市長選は24日に告示され、現在、竹原氏ら3人が立候補を予定している。

409千葉9区:2009/05/18(月) 22:59:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/96231
チラシ飛び交い、連日集会 阿久根 前哨戦過熱 出直し市長選告示まで1週間
2009年5月18日 01:30
 「竹原氏で改革を」「竹原氏では阿久根がだめになる」‐。鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(50)が不信任決議を2度受け、失職したことに伴う出直し市長選の24日告示まであと1週間に迫った。前哨戦から過熱。竹原氏の市政運営の是非を最大争点に、批判と支持のチラシが飛び交い、ミニ集会も連日のように開催されている。 (川内支局・上野和重)

 立候補予定者は今のところ、竹原氏と反竹原氏の元国土交通省職員田中勇一氏(56)、金物店経営砂畑実氏(79)の3氏。

 竹原氏は昨年9月の就任当初からインターネット上のブログ(日記風サイト)で市議会批判を展開。これに議会が反発して市長不信任案を可決。市長は議会の解散を選択したものの、出直し市議選後、再び不信任案が可決されて失職…。混乱続きの市政に困惑している有権者も少なくない。

 市長選に向けた竹原氏の最大公約は「市役所人件費の削減」。2月に市職員給与を1円単位まで公開。年収700万円以上の職員が半数以上を占める現実には、市民の声も賛否が分かれた。

 竹原氏は「職員給与は議会で決めるが、市役所も議会も職員組合に乗っ取られている」と公言。バイクに乗って「私の改革ができれば行政サービスは劇的に向上する」と訴えるチラシを配って回っている。

 これに対し、田中氏の集会では、応援する市議たちが「竹原氏では公平公正な市政は期待できない」と声を高めている。後援会は竹原氏の市政運営を「ルール無視」と批判するチラシを市内全域に配った。田中氏は、市長選を「良識が問われる戦い」と位置付け「食や自然など阿久根の財産を活用し再生を図る」と主張。職員の人件費問題については、市を会社に例えて「社長が従業員の職員の給料をはぎ取ろうとしている」と批判している。

 市長選に3度目の挑戦となる砂畑氏は、竹原氏派と反竹原氏派の双方を批判し「民間経営者の感覚で混乱する市政を立て直す」と訴えている。

410千葉9区:2009/05/21(木) 00:17:13
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000905190002
混迷阿久根市政/それぞれの市長選
2009年05月20日

 出直し市長選の告示日(24日)が迫ってきた阿久根市。新顔の一人は知名度を上げようと精力的に動き回り、ネットやブログで全国的に名が知れ渡った前職はミニ集会を重ねて市民への浸透を図る。選挙には3人が名乗りを上げており、事前活動は三者三様のスタイルだ。(三輪千尋)
 「おはようございます」「いってらっしゃい」。19日午前7時半すぎ。通勤、通学で人や車が行き交う阿久根駅近くの橋に田中勇一氏(56)と支援者の姿があった。
 田中氏は川内川河川事務所の前副所長で、市長選に初めて立候補する。市特産品をアピールする「アクネ ウマイネ 自然ダネ」の文字を背中にあしらった黄色いポロシャツ姿に、胸には大きな名札。「がんばろう 阿久根」と書いたのぼり旗を手にし、道行く人に手を振り続けた。
 大型連休前から立ち続け、「あれが田中というやつか、と徐々に認識されてきた」と手応えを感じ始めている。
 田中氏陣営は、昨年8月の市長選で初当選し「ブログ市長」として有名になった前職の竹原信一氏(50)に対し、いかに知名度を上げるかが課題だ。朝の街頭活動の後は市内各地を回る。16日には総決起集会を開き、約1200人を集めた。
 一方の竹原氏陣営は地道な活動に徹する。活動の中心はミニ集会だ。「毎日が決起集会みたいなもの」と須崎和馬後援会長。後援会の男性(80)も「竹原陣営は庶民の集まり。一人ひとりの『阿久根を変えよう』という強い思いで活動をしている」と話した。
 大型連休明けから市内各地の公民館などでミニ集会「竹原前市長と語る会」を連日開催。自らバイクに乗って市内を回り、集会を知らせるチラシを配っている。
 ミニ集会には竹原氏の政治理念を支持する政治団体「阿想会」の市議も参加。阿想会の石沢正彰議員によると、竹原氏の訴えの中心は市役所職員の人件費削減についての話だという。石沢議員は「竹原氏は阿久根の将来のビジョンや夢を語らない、という人もいるが、夢をかなえる前にやるべきことがある、ということを説明している」と援護する。
 立候補の意思を示した同市内の金物店経営、砂畑実氏(79)に特別な活動は見られない。告示日以降に選挙カーで市内を回り、選挙運動をすると説明する。

411千葉9区:2009/05/21(木) 21:11:39
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090521ddlk42070394000c.html
島じま:ため息 /長崎
 民主党の新執行部人事が決まった。これで自民、民主の2大政党の体制が整った。さあ衆院選−−と、各地で選挙ムードが再び盛り上がってきたようだが、県政界はそうはいかない。その前に、2年に1度の県議会議長選のハードルを越えなければならないためだ。

 ハードルを高くしているのは、最大会派の自民・県民会議のお家事情。主流派(13人)と非主流派(11人)が対立し、県連幹事長人事では会派分裂寸前の大もめとなったため、「議長選もすんなりとはいかない」との見方が支配的だ。

 今年、九州に巡ってくる全国議長会長ポスト就任を大義名分に三好徳明議長を続投させる案も出たが、18日の九州議長会で三好議長は会長に推薦されず、案は流れた。「しこりが残らなければいいが」。県庁周辺でため息をつく人は次第に増えているようだ。【阿部義正】

〔長崎版〕

毎日新聞 2009年5月21日 地方版

412千葉9区:2009/05/24(日) 20:09:12
>>14>>22
馬鹿か?
http://www.data-max.co.jp/2009/05/21_090000.html
政治家失格!八女市長のデタラメ収支報告 再訂正へ
[混乱する八女市政]
2009年05月21日 09:00 更新

 三田村統之八女市長が初当選した昨年11月の八女市長選挙で、三田村陣営が八女市選管に提出した「選挙運動費用収支報告書」に、事前運動と見られる施設使用料の支出など多数の間違いが見つかり訂正に追い込まれた問題に、さらなる問題点が判明した。三田村陣営の出納責任者は再訂正すると話しているが、政治家の基本が守られていなかったことに批判が出ている。

 三田村陣営は、八女市長選挙の告示日である08年11月9日以前に、公民館など複数の施設で集会を開いていたが、この時の使用料を選挙運動費用として計上していた。今月11日、データマックス取材班が八女市選管に対し「公選法違反ではないか」として見解を求めていたところ、18日になって三田村陣営が施設使用料など一部分を削除・訂正していた。
 20日、三田村陣営の出納責任者に確認したところ、訂正の事実は認めたが「出馬のための事前準備だった」として、市選管による訂正理由とは違う話に終始した。
この折、疑問点の一つだった電気代・水道代・ガス代についての支出がないのはなぜか、と聞いたところ「水道は使っていない。明るかったので電気は必要なかった」と明言。市長選の時期に選挙取材で八女市に入った記者が、夜、三田村選挙事務所の室内が明るかったことを確認していた、として追及したところ「それなら訂正しましょう」と言い出した。
 「選挙運動費用の会計帳簿はある」と主張しているが、収支報告書の杜撰さからは到底まともな帳簿があるとは思えない。帳簿の確認を求めたことについては三田村市長と相談するとしているが、同日夜まで出納責任者からの連絡はなかった。

 選挙は政治家のスタート地点である。自らの選挙運動の収支報告書について、きちんとチェックができない人間に、自治体の経営ができるとは思えない。光熱水費の支出を必要としない選挙事務所があるとは思えないが、問題が明らかとなった以上、三田村市長自身が自らの選挙運動費用について見直すべきだろう。できなければ政治家失格である。念のため付け加えておくが、三田村市長の選挙運動費用収支報告書の疑問点はまだまだある。デタラメな収支報告書が許されることはない。

http://www.data-max.co.jp/2009/05/post_5638.html
「水も電気も使っていない」市長陣営のビックリ選挙(八女市)
[混乱する八女市政]
2009年05月22日 11:28 更新

 「あそこ(選挙事務所)は水が悪いから水道は使わなかった。水道でない水を買った」
「選挙事務所では、電気は使わなかった」
平成の時代とは思えない言い訳の数々に、唖然とさせられてしまった。
 
 昨年11月に初当選した三田村統之八女市長陣営に事前運動の疑いが浮上、「選挙運動費用収支報告書」の大幅訂正に追い込まれた。同報告書の記載からその事実をつかんだデータマックスの指摘を受けてのものである。
 報告書には告示前の「県政報告会」に係る会場費の費用を「選挙運動費用」として記載していたほか、政治活動での郵便代やその他の支出も「選挙費用」とされていた。訂正されたのは会場費と郵便代のみであり訂正不十分な状態が続いているが、昨日報じたように三田村市長の報告書には「光熱水費」が含まれていなかった。冒頭の仰天言い訳は、その点を出納責任者に追及した時のものである。

 飲料水としての使用はさておき、水も電気も使わずに11月の選挙が乗り切れるはずがない。選挙期間中、三田村市長の選挙事務所が明るかったのは記者も確認しており、出納責任者の話は明らかな嘘。記者のさらなる追及に「そういうことなら、追加しときましょ」。
これでは有権者をバカにしているとしか思えない。さらに、三田村市長は自分の政治資金の管理についてノーチェックだったことになる。

 自分の選挙運動費用の収支もチェックできない人物が、どうして自治体の経営ができるのだろう。八女市町村会館工事をめぐる入札疑惑騒動は、市長の資質と無関係ではなさそうだ。

413千葉9区:2009/05/28(木) 21:47:23
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20090528-OYS1T00278.htm
阿久根市長選でまたブログ、市議が支援候補の訴え掲載

 阿久根市の出直し市長選で、同市の市議が27日、自身のブログ(日記形式のホームページ)に支援する候補者の訴えなどを書き込んだ。市選挙管理委員会は法定外の文書や図画の頒布を禁じた公職選挙法に抵触する恐れがあるとして、市議に記述の削除を要請し、市議は同日、削除した。

 市議は27日付でブログを更新し、候補者の陣営が作成した法定ビラの内容を書き写す形で、候補者の氏名や訴えなどを掲載した。同法では選挙期間中の法定外の文書、図画の頒布や掲示を禁止している。総務省選挙課もブログを閲覧するためのパソコン画面が法定外の文書図画に当たるとの解釈だが、ブログ更新に関する明確な規定はないのが実情だ。

 市議は27日、読売新聞の取材に対し、「ブログは見たい人が見るものだから選挙違反とは思わないが、要請を受けたので削除した」と話した。

(2009年5月28日 読売新聞)

414千葉9区:2009/05/30(土) 00:02:28
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090529ddlk46010671000c.html
選挙:阿久根市長選 出直し選、終盤戦さらに過熱 ミニ集会や街頭演説 /鹿児島
 阿久根市の出直し市長選は、31日の投票に向け、終盤戦に入った。前職の竹原信一氏(50)と、新人で元国交省職員の田中勇一氏(56)による一騎打ち。両陣営は市内各所を選挙カーで回り、ミニ集会や街頭演説で主張を訴えるなど、激しい選挙戦を展開している。【馬場茂】

 ■竹原氏

 「公務員は制度に守られ、高い給与をもらっている」

 市職員の給与・退職金批判を展開する竹原氏。26日、大漉公民館でのミニ集会でも熱弁をふるった。「自治労に、市役所も議会も乗っ取られている」と、矛先は市職員労組にも向く。「これまでは改革でした。選挙に勝ったら『革命』をやります」と訴える。

 陣営は、議会批判も欠かさない。ミニ集会の最後には、支援者の一部が、不信任決議案を提案した反市長派4市議のリコールを呼び掛ける場面も。

 応援演説に回る市議は「市民にも、議会と市職員への不満が根強いと感じる」と話す。

 ■田中氏

 「改革とは何かをぶち壊すのでなく、是は是、非は非として改善すること。将来のビジョンが必要だ」

 田中氏は27日夜、三つの集会を駆け足で回った。北部の寺山公民館では「市を会社に例えたら、今は社長が従業員の悪口を言うばかり。こんなことではいけない」と、前市長を批判。農林漁業振興や教育施設の充実、子育て支援など公約に掲げた政策も語る。

 「ゼロからの出発で、これまで名前を知ってもらうのが精いっぱいだった。日に日に浸透して来た」と、陣営の市議。「相手との違いを出すため、政策を前面に出す作戦に移した」と明かした。

 ◇期日前投票、3日間で983人
 阿久根市選挙管理委員会によると、出直し市長選(31日投開票)の期日前投票は27日までの3日間で983人となり、期日前投票率は4・87%。昨年8月の前回市長選の2・66%、3月市議選3・31%(いずれも3日間累計)を上回った。

 期日前投票は、初日の25日が255人。3月の出直し市議選時のほぼ倍と出足は好調だった。その後、26日282人▽27日446人−−と、尻上がりに増えている。

 期日前投票は午前8時半から午後8時まで、市役所公用車管理事務所で。30日まで。

 ◇毎日新聞社が候補者アンケート
 出直し阿久根市長選で、毎日新聞社は、前職の竹原信一氏(50)と新人の田中勇一氏(56)=ともに無所属=に対し、候補者アンケートを実施した。(竹原氏からは回答を頂けなかったため、田中氏の回答のみ掲載します。)

 【質問】

(1)市議会の議員定数は何人が望ましいか?

(2)議員日当制についてどう考えるか?

(3)昨秋以来の市政の混乱の原因は誰にあるか?

(4)市の人件費削減は必要か?

(5)市独自の雇用対策は必要か?

 【田中氏の回答】

(※カッコ内は理由、方策など)

(1)現状のまま(改善の必要性については検討していく)

(2)反対(日常における議員活動も不可欠)

(3)市長(改革の必要性は認めるが、公平性、透明性、説明性が欠如している)

(4)思う(旅費の日当など、民間目線での見直しは必要)

(5)思う(再就職活動期を補完する行政対応は必要)

415千葉9区:2009/05/31(日) 01:05:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/99017
「改革」か「再生」か 市二分し激戦 鹿児島・出直し阿久根市長選31日投票 現地報告
2009年5月30日 01:23 カテゴリー:九州・山口 > 鹿児島
 改革か再生か‐。31日に投票を迎える鹿児島県阿久根市の出直し市長選。前市長の竹原信一氏(50)=無所属=と元国土交通省職員の田中勇一氏(56)=無所属=が激しい舌戦で、市を二分する選挙戦を繰り広げている。昨年9月の竹原氏の市長就任から市議会との対立が続き、混迷を深めた市政。市民は「改革」を旗頭にする竹原氏を支持するのか、新リーダーとして田中氏の下で地域再生を進めるのか。激戦の現場から報告する。 (川内支局・上野和重)

 26日、同市大漉(おおすき)地区であった竹原氏の個人演説会。「住民至上主義革命を起こす」と、竹原氏は「革命」という刺激的な言葉を使い、話の大半を公務員批判に費やした。「市職員は給料も年金も高い。公務員は1つの身分であり、階級社会となっているのが現実だ」などと訴え、「市職員の『下僕』となっている市民に主権を取り戻す」と締めくくった。

 約20人の市民のほとんどは竹原氏支持。熱を帯びた会場の雰囲気を代表するかのように男性が声を張り上げた。「明治維新の時も廃藩置県や廃刀令など過激と言われることをやった。竹原さんの方向は間違っていない」

 「改革は必要だが、もっと着実に進めてはどうか」と慎重な市政運営を求める意見も出た。しかし、竹原氏は「市職員給与の改革が遅れるほど、市民の生活改善は進まない」と反論。逆に改革に向けた姿勢を強調する場を竹原氏に提供する結果となった。

   ◇   ◇

 午前8時すぎ、田中氏は阿久根漁港で水揚げ作業をする漁師に名前を売り込んだ。傍らには昨年市長を引退した斉藤洋三氏の姿。昨年8月の前回市長選で目立った動きを見せなかった斉藤氏は「私にも市政混迷の責任がある。田中さんなら立て直せる」と言い、自ら選挙カーのマイクを握る。

 田中氏の個人演説会。壇上に立った弁士は「改革というが重箱の隅をつついているだけ」などと公務員改革の主張を繰り返す竹原氏を批判した。田中氏は「改革の先にビジョンがなければ単なる破壊だ」と呼応し、「市民に寄り添って政策を進める」と、竹原氏との手法の違いも披露。しかし、それ以上、相手候補のことには踏み込まない。

 むしろ論点を振興策に絞る。過疎化と経済の地盤沈下に苦しむ人口約2万4000人の市。田中氏は「サービス日本一の役所にする。農水産物のトップセールスで、1次産業を元気づける」などと街の再生策を強調する。

   ◇   ◇

 同市赤瀬川の主婦(58)は「阿久根で公務員給与が変われば、全国でもそういう流れになる。自分を捨てて、街を変えてくれる人だ」と竹原氏に期待。同市新町の主婦(67)は「国、県とのパイプを生かし、まちを元気にする政策が期待できる」と田中氏を支持する。

 一方で、両氏の集会に参加した同市西目の男性(76)は「阿久根は何カ月も停滞している。新市長が決まれば、みんなでいい方向に向かってほしい」と祈るように話す。

 「選挙の話はできない」という市民も多く、市を二分する激戦が、市民間に対立や感情のもつれをもたらしているようにもみえる。過熱しながらも、争点がかみ合わない選挙戦。市民は31日に、どんな判断を下すのだろうか。

=2009/05/30付 西日本新聞朝刊=

416千葉9区:2009/05/31(日) 10:20:49
http://www.asahi.com/politics/update/0529/SEB200905290036.html
「厚遇批判」肩身狭い市職員 鹿児島・阿久根市長選(1/2ページ)
2009年5月31日1時17分

 鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、市職員が肩身の狭い思いをしている。前職の竹原信一氏(50)が「市役所改革」を掲げ、職員批判を繰り広げているためだ。

 竹原氏は告示後、新聞に折り込んだ選挙運動用ビラ「住民至上主義革命」の中で、市役所職員と市民に「官民格差」があるとして、「年収700万円以上の職員が54%というのは我慢の限度を超えている。3千万円にもなる高額退職金もひどすぎる」と指摘した。「職員は貴族、市民が下僕。下僕扱いされている市民が主権を取る事、これは革命」とも記し、民間から能力重視の職員採用をするなど「市役所の構造改革」を図ると宣言している。

 職員批判は現職時から。2月には市のホームページで07年度の消防をのぞく職員268人の年収を1円単位で公開し、「経営という観点から市役所人件費を見ればめちゃくちゃだ」と攻撃してもいた。

 基幹産業の漁業や商店街の不振、隣接する出水(いずみ)市からの大手メーカーの工場撤退などで疲弊している市に、厚遇批判は大きな反響を呼んだ。市民の平均所得は年200万円程度と言われ、職員は市民の厳しい目にさらされている。

 「ボランティア活動している時でさえ、手当はいくらだと言われる」「700万円以上の職員につないで、という電話が掛かってきた」。不満を募らす職員は多く、市役所を辞める人まで出てきたという。現職時代の竹原氏の指示で庁内に張り出された07年度の各課の人件費総額を記した紙が、竹原氏の失職後すぐにはがされたこともあった。

 「職員組合VS.市民の戦い」とぶちあげる竹原氏に対抗し、市職員労働組合も「本当のところを知ってほしい」と題したチラシを告示前に4回にわたって市民に配り、「組合が勝手に勤務条件や政策は決められない」などと理解を求めてきた。ただ、選挙になってからは、「候補者であり、逆に攻撃の材料を与えかねない」などとして、表だった行動はしていないという。

 一方で、「改革の方針は間違っていない」「一番に市民のことを考えているのは間違いない」と竹原氏を評価する声もあるという。

 今回の対立について、竹原氏と一騎打ちとなった新顔の元国土交通省職員、田中勇一氏(56)は市長と市職員の関係を社長と社員に例え、「いがみ合っても何もならない。信頼関係を築くべきだ」と主張している。(三輪千尋、周防原孝司)

417名無しさん:2009/05/31(日) 23:23:01
http://mainichi.jp/select/today/news/20090601k0000m010074000c.html

ブログ市長再選ですね。

418とはずがたり:2009/05/31(日) 23:29:00
選挙:阿久根市長選 出直し選、終盤戦さらに過熱 ミニ集会や街頭演説 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090529ddlk46010671000c.html

 阿久根市の出直し市長選は、31日の投票に向け、終盤戦に入った。前職の竹原信一氏(50)と、新人で元国交省職員の田中勇一氏(56)による一騎打ち。両陣営は市内各所を選挙カーで回り、ミニ集会や街頭演説で主張を訴えるなど、激しい選挙戦を展開している。【馬場茂】

 ■竹原氏

 「公務員は制度に守られ、高い給与をもらっている」

 市職員の給与・退職金批判を展開する竹原氏。26日、大漉公民館でのミニ集会でも熱弁をふるった。「自治労に、市役所も議会も乗っ取られている」と、矛先は市職員労組にも向く。「これまでは改革でした。選挙に勝ったら『革命』をやります」と訴える。

 陣営は、議会批判も欠かさない。ミニ集会の最後には、支援者の一部が、不信任決議案を提案した反市長派4市議のリコールを呼び掛ける場面も。

 応援演説に回る市議は「市民にも、議会と市職員への不満が根強いと感じる」と話す。

 ■田中氏

 「改革とは何かをぶち壊すのでなく、是は是、非は非として改善すること。将来のビジョンが必要だ」

 田中氏は27日夜、三つの集会を駆け足で回った。北部の寺山公民館では「市を会社に例えたら、今は社長が従業員の悪口を言うばかり。こんなことではいけない」と、前市長を批判。農林漁業振興や教育施設の充実、子育て支援など公約に掲げた政策も語る。

 「ゼロからの出発で、これまで名前を知ってもらうのが精いっぱいだった。日に日に浸透して来た」と、陣営の市議。「相手との違いを出すため、政策を前面に出す作戦に移した」と明かした。
 ◇期日前投票、3日間で983人

 阿久根市選挙管理委員会によると、出直し市長選(31日投開票)の期日前投票は27日までの3日間で983人となり、期日前投票率は4・87%。昨年8月の前回市長選の2・66%、3月市議選3・31%(いずれも3日間累計)を上回った。

 期日前投票は、初日の25日が255人。3月の出直し市議選時のほぼ倍と出足は好調だった。その後、26日282人▽27日446人−−と、尻上がりに増えている。

 期日前投票は午前8時半から午後8時まで、市役所公用車管理事務所で。30日まで。
 ◇毎日新聞社が候補者アンケート

 出直し阿久根市長選で、毎日新聞社は、前職の竹原信一氏(50)と新人の田中勇一氏(56)=ともに無所属=に対し、候補者アンケートを実施した。(竹原氏からは回答を頂けなかったため、田中氏の回答のみ掲載します。)

 【質問】
(1)市議会の議員定数は何人が望ましいか?
(2)議員日当制についてどう考えるか?
(3)昨秋以来の市政の混乱の原因は誰にあるか?
(4)市の人件費削減は必要か?
(5)市独自の雇用対策は必要か?

 【田中氏の回答】
(※カッコ内は理由、方策など)
(1)現状のまま(改善の必要性については検討していく)
(2)反対(日常における議員活動も不可欠)
(3)市長(改革の必要性は認めるが、公平性、透明性、説明性が欠如している)
(4)思う(旅費の日当など、民間目線での見直しは必要)
(5)思う(再就職活動期を補完する行政対応は必要)

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

419とはずがたり:2009/05/31(日) 23:30:45
阿久根市長選:「ブログ市長」竹原氏が再選
http://mainichi.jp/select/today/news/20090601k0000m010074000c.html
2009年5月31日 21時42分 更新:5月31日 23時17分

 2度にわたる市長不信任案可決に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選が31日投開票され、ブログなどで議会や市職員を批判し「ブログ市長」と呼ばれた前市長の竹原信一氏(50)が、反竹原派の市議らが擁立した新人で元国土交通省職員の田中勇一氏(56)を破り、再選を果たした。1日の選管告示で市長に復帰する。2期目も議会攻撃などを続けるとみられ、市の混乱は今後も続きそうだ。

 竹原氏は選挙中も「仕事内容に見合わず、市民に比べて給与が高過ぎる」と市職員を批判し、争点化を図った。人件費を削減し給食費を無料化するなどと訴えた。過激な言動には批判もあったが、改革が遅れがちな議会や市職員への不満を幅広く取り込む形になった。

 これに対し、田中氏は「ビジョンなき改革は、破壊に過ぎない」と竹原氏の市政運営を批判。混乱が続く市政の正常化を訴えたが、出馬表明が今年4月と出遅れたこともあり、浸透できなかった。

 選挙中「市民が議会と市役所を監視できる環境を整備する」などと訴えた竹原氏に、反竹原市議らは反発を一層強めていた。議会は反竹原派の市議が過半数を占めており、今後も市長と議会の衝突が予想される。

 投票率は82.59%で、前回を7.09ポイント上回った。当日有権者数は1万9876人だった。【福岡静哉】

 確定得票数次の通り。

当8449 竹原 信一=無前<2>
 7887 田中 勇一=無新

 ◇「大変なことになった」肩落とす市職員

 再選を決めた竹原前市長は午後9時半すぎ、事務所で支持者に囲まれバンザイ三唱。記者団に2期目の抱負を聞かれると、笑顔は消え「市長という職が続くだけ。特別な感慨はない。責任者はあくまで市民の皆さん」と、淡々と語った。議会との関係については「これから考えます」とあっさり答えたが、市職員に対しては「自治労は阿久根から出ていってもらう」と容赦なく攻撃した。

 50代の男性職員は「大変なことになった。やりたい放題の独裁になってしまう。市政に具体的な弊害が出てからしか、選択の誤りに気づかないのだろう」と肩を落とした。

420千葉9区:2009/06/01(月) 22:10:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090601/lcl0906010130002-n1.htm
【ブログ市長】当選も立場変える市議おらず…議会との溝深く  (1/2ページ)
2009.6.1 01:27
 ブログ問題などで2度の不信任決議を受けて失職した鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(50)が、31日の同市市長選で小差で再選を果たした。「独善的」と批判された行政手法を市民が支持した格好だが、議会で主導権を握る反竹原陣営との溝は、なお深い。“ブログ市長”の行政手腕が改めて問われることになりそうだ。

 当選した竹原氏は選挙事務所に詰めかけた支持者の前で「みなさんのおかげであり、みなさんの責任です」と“竹原流”の謝意を述べた。

 竹原氏は昨年9月の市長就任以降、議員定数削減などをめぐり議会と激しく対立。今年1月にブログで《辞めてもらいたい議員は?》と不人気投票を呼びかけた。反発した議会が不信任決議を可決すると、対抗して議会を解散。しかし、出直し市議選では反竹原派議員が過半数を握り、逆に市長職を追われた。

 竹原氏は今回の選挙戦で議会側を「議論する頭もない」「反対派が何もさせてくれない」などと批判。市職員についても「給与に見合った仕事をしていない」と切って捨てた。

 対立を辞さずに改革を進めようとする姿勢が市民に受け入れられた形だが、議会で多数を占める反対派との溝は深い。市議側は「改革どころか法律無視の『革命』になりかねない」と懸念。「選挙結果によって反竹原の立場を変える市議はいない」(反竹原氏陣営)との見方は強く、今後も波乱含みとなりそうだ。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/99367
「これから革命」 阿久根市長選 竹原氏返り咲き 「市民も変わった」
2009年6月1日 01:11 カテゴリー:九州・山口 > 鹿児島
 「私の当選は市民が変わったことの表れ。これから革命を起こす」。31日に投開票された出直し鹿児島県阿久根市長選で再選を果たした竹原信一氏(50)は失職から返り咲き、市政改革への抱負をあらためて語った。

 「私がやってきていることにぶれはない。市民に本当のことを知らせて変わってもらうことだ」。常に一貫した政治姿勢を強調する。約6年前に始めた市政の問題点を指摘するチラシ配布。失職後も自らバイクに乗って配って回った。

 今回の選挙戦では「官民格差」の是正を訴え続けた。市長在任中の2月、職員給与と退職金を公開し、公務員の「厚遇ぶり」を批判。「人件費の適正化で10億円は浮く。それを給食費無料化や巡回バスの運行などに使う。取り組む順番は市民と議論していく」と語る。

 集会で「ゆるやかな改善」を求めた市民に「改革が遅れるほど、市民生活の改善は進まない」と反論し、急速さを追求する手法に理解を求めた。

 昨年8月の市長選で告示後も更新し続け、物議を醸したブログ(インターネットの日記風サイト)は、今回は更新しなかった。ただ、今後も情報発信手段として利用する考えに変わりはない。

 昨年8月の市長選で初当選し、わずか7カ月で失職に追い込まれた竹原氏。2期目の当選で、いよいよ「竹原改革」が本格化する。

■阿久根市長選得票

 (開票終了) 
 当  8,449 竹原 信一 無前
    7,887 田中 勇一 無新

=2009/06/01付 西日本新聞朝刊=

421千葉9区:2009/06/01(月) 22:16:43
http://www.asahi.com/politics/update/0601/SEB200906010003.html
職員組合の事務所「庁舎から退去を」 再選の阿久根市長
2009年6月1日13時29分

 鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、再選を果たした竹原信一市長は1日、市役所庁舎内にある市職員労働組合(落正志委員長、約200人)の事務所に早期退去を求めることを明らかにした。職員給与を高いと批判し、「市役所改革」を掲げて選挙戦を戦った竹原市長は、組合事務所については「市民の財産の目的外使用」にあたると主張していた。こうした要求は異例で、市職労は「活動に支障が出る」と困惑している。

 組合事務所の退去について、竹原市長は1日午前の初登庁後、記者団に対し「悪平等であり、市民の税金を不当に使ってしまう運動ばかりしている。背任組織だ。退去はなるべく早くやります」と述べた。退去は選挙公約にも掲げており、当選を決めた5月31日夜にも、「主権を市民から取り上げた自治労(市職労)は阿久根から出ていってもらう」と宣言していた。

 市職労は市庁舎別館の一室(約50平方メートル)を使用している。市行政財産の使用料徴収条例は「市長が公共上必要と認めれば使用料を減免できる」と規定。使用料を全額免除する契約を毎年度結んでいる。電気、水道代に関しては昨年3月までは支払っていなかったが、昨年4月から毎月1万5千円を市に支払っているという。市は今年度も利用を許可しているが、竹原氏は「代理決裁によるもの」として認めない考えを示した。

 竹原氏はブログで「自治労は税金にたかることと職員の間に悪平等をつくることしかできない組織」「長いあいだ光熱費も事務所使用料も払わず、市民の税金にたかってきた自治労事務所を市役所から追放します」と市職労(自治労)を厳しく批判していた。

 市職労のある幹部は「どこの役所にも組合の事務所はある。パスポート印紙の販売や共済事務もやっているので活動に支障が出る」と困惑しており、残すよう交渉していく考えを示した。

 全国労働組合連絡協議会の中岡基明事務局長は「確かに庁舎内に労組事務所のスペースを与えるのは便宜供与だが、どこの自治体でもやっていることで、退去要請は労組つぶし以外の何物でもない。労働組合法の不当労働行為にあたる可能性もある」と話した。

422千葉9区:2009/06/02(火) 22:05:26
http://www.data-max.co.jp/2009/06/post_5778.html
福岡市選出県議、影響力低下の声
[耳より情報]
2009年06月02日 14:15 更新

 先日明らかになった自民党福岡県連新役員の名前を見て、政界事情に詳しい人は「福岡市から出ている県議はもう力が無くなった。県政に影響力はない」とこぼしている。
 今度の県連役員で福岡市選出県議は、新宮松比古会長(博多区選出)のみだ。また最高顧問には衆議院議員5名とならび早麻清蔵県議(中央区)が入っているものの、ここは超々ベテランとして待遇されているもので、実権はないという。つまるところ役員の要職はすべて福岡市選出以外の県議で占められているということだ。
 さきごろ、人工島やコンベンションセンター建設をめぐって福岡市議の「領域」にまで県議が入り込んだ、として両者の確執が伝えられた。
 こうした現象は、市選出県議の影響力低下を物語っている、とは前出氏の言である。

423千葉9区:2009/06/05(金) 21:12:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/dokohe/do_090602.htm
<上>「年収700万円」の衝撃
 鹿児島県阿久根市の出直し市長選は、2度の不信任決議を受け失職した竹原信一市長(50)が再選を果たした。竹原氏の何が有権者を引きつけたのか。「竹原流改革」はどこへ向かうのか。

     ◇

 「社会的弱者を救うのが政治の役目。竹原さんならやってくれると1票を託しました」

 市内の20歳代の男性は1日、きっぱりと話した。

 きっかけは、竹原氏が2月に市のホームページで1円単位で公開した全職員の給与だった。「市職員の半数以上が年収700万円」に衝撃を受けた。

 収入は同居している女性と合わせ月約25万円。「こちらは休みも少なく、働きづめ。市役所の窓口対応は悪いのに、給与が高すぎる」と怒りがこみ上げた。

 国家公務員給与を100とした阿久根市職員のラスパイレス指数は94・9。県内18市の中では16番目で、公務員の中では高いとは言えない。

 だが阿久根市民の平均年収は1人当たり200万〜300万円とされる。竹原氏はこの点をとらえ、選挙戦で「高すぎる職員給与」を前面に打ち出した。出陣式では「このまちには非常に惨めな人と、金持ちの人、権力を持っている人がいる」と強調、有権者の心をとらえることに成功した。

 竹原氏に敗れた元国土交通省職員・田中勇一氏(56)には、反竹原氏派の市議らに加え、市内100の企業、団体が支援に回っていた。しかし陣営幹部は、普段は支持してくれている高齢者や若者らの票が竹原氏に流れるのを、食い止められなかったと分析。「職員の厚遇批判がボディーブローのように効いた」と振り返る。

 昨年9月の市長就任以来、議会、職員をやり玉に挙げて「改革」を唱えてきた竹原氏。職員給与公開は、大阪府の橋下徹知事が竹原氏にならって約1か月後に職員のモデル年収をホームページに掲載するなど、他自治体にも影響を与えた。

 阿久根市の漁業女性(66)は竹原氏が昨年、市役所の職員専用駐車場を市民に開放したことを挙げ、「行動力、実行力があり、目線が市民に向いている」と言う。

 再選の予兆はあった。

 竹原氏への1度目の不信任決議後、市議会(定数16)が解散して3月に行われた出直し市議選。反竹原氏派が多数を確保したものの、竹原氏支持派が上位5人を占めたのだ。

 竹原氏の「改革」の原点は2003年にさかのぼる。市役所の窓口対応の悪さに憤り、1人でバイクに乗って市内を回り、市役所の体質を批判するビラを各戸に配り始めた。

 それから6年。竹原氏をよく知る人物は「市民の怒り、不満を見抜き、それを単純化してぶつけたのが今回の選挙だ」と語る。

 1日、竹原氏は職員の出迎えを断って自家用車で初登庁し、市長室へ。記者会見では早速、「人件費はこれまでの半分でできる」、職員労働組合事務所の市庁舎からの退去も「早いうちに要請したい」と語った。

 「竹原流改革」の第2幕が開いた。

⇒<下>「改革」不透明 続く対立

(2009年6月2日 読売新聞)

424千葉9区:2009/06/05(金) 21:13:25
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/dokohe/do_090603.htm
<下>「改革」不透明 続く対立
 5月31日夜。鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、敗北を知った元国土交通省職員・田中勇一氏(56)はいら立ちを隠さなかった。市長と市議会の対立で市政の停滞が続く中、「市民の良識」に期待して臨んだ選挙戦。だが訴えは及ばず、険しい表情で「将来像を示さない改革は破壊に過ぎない」と、再選された竹原信一市長(50)を改めて批判した。

 確かに、竹原氏の「改革」には不透明感がつきまとっている。

 選挙戦では「職員給与を削減し、学校給食費の無料化や巡回バスの運行などに充てる」と公約に掲げた。ところが、1日の就任記者会見では「なるべく早くやる」などと、具体性のない発言に終始した。

 これから竹原氏と向き合う市議会(定数16)。多数を占める反市長派(11人)の一人は「給食無料化の財源規模など、具体的計画は何一つ示されていない。改革のすべてがあいまい」と切り捨てる。別の市議は「市長選で民意は示されたが、それを錦の御旗にしたごり押しは認めない。抵抗すべきところは抵抗していく」と言い切った。

 竹原氏が昨年9月に市長就任後、市長不信任決議案が2度可決され、出直しの市議選、市長選が行われた。竹原氏は「混乱は(改革に伴う)必要なステップ。予定通りで必要なことだ」と言う。だが、今年度予算は義務的経費を中心とする骨格予算のままで、新規事業を打ち出せない状態だ。

 さらに再選後、初登庁した1日には、職員の人件費を半分にすることを示唆し、市職員労働組合(約200人)の事務所明け渡し要請も表明、波紋を広げた。自治労本部企画局は「従来の制度を無視して給与を削減すれば、職員の士気が低下し、志望者も減って、将来のまちづくりに影響が出るだろう」と指摘する。

 鹿児島大の平井一臣教授(政治学)は「敵を作って攻撃し、市民の関心を集める今の手法が続けば混乱は収まらず、市政の停滞が続くのは明白。議会と行政、市民の3者が調整しながら改革を進めることが必要だ」と話す。

 竹原氏は当選したとは言え、田中氏との得票差は有権者の3%に満たない562票。僅差(きんさ)の勝利は、竹原市政の危うさに市民の警戒感が強いことも物語る。「竹原流改革」の行く先は、まだ見えない。

(2009年6月3日 読売新聞)

425千葉9区:2009/06/05(金) 21:14:12
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/news/20090604-OYS1T00233.htm
嫌がらせや怪情報、出直し阿久根市長選「余震」続く
 竹原信一市長(50)が再選を果たした阿久根市の出直し市長選。議会解散後の市長失職などで市を二分する激戦となったことに加え、「ブログ市長」として知られる竹原市長の過激な政治手法もあって、全国的に注目される選挙となった。

 その一方、選挙後に、陣営関係者に対する嫌がらせとみられる行為が起こり、様々な怪情報も飛び交うなど、同市では市長選の“余震”が続いている。

 出直し市長の投票率は82・59%と有権者の関心も高く、選挙は562票差という接戦となった。投開票日から一夜明けた1日、反市長派が擁立し、落選した元国土交通省職員・田中勇一さん(56)の事務所や支持者らの自宅の敷地など4か所に、動物の死体の一部が置かれていた。

 阿久根署などによると、同日朝、同市赤瀬川の田中さんの事務所の駐車場に、豚のあごの部分とみられるものが落ちているのを、支援者が見つけた。このほか、市長選で田中氏を支援した、地元選出の県議や市議の自宅敷地内、元市長が代表を務める福祉施設前からも相次いで発見された。

 いずれも同日未明から早朝に置かれた可能性が高く、同署では、同一犯による悪質な嫌がらせと見て、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑を視野に入れて捜査を始めた。今後、犯行がエスカレートする恐れもあることから、同署では周辺の聞き込みに当たるなどしている。

 事件を知った田中さんは「誰が、何の目的でやったのか見当がつかない。不気味で不愉快、恥ずかしいこと。どうか阿久根を見捨てないでほしい」と市のイメージダウンを心配した。

 竹原氏後援会長の須崎和馬さん(78)も「激しい選挙戦だったが、法にのっとったクリーンな選挙を心がけ、一致団結してきた。こんなことでは、阿久根に対する悪い印象が広がりかねない」と憤った。

 このほか、選挙期間中に「現金や物品が有権者に配られている」「期日前投票箱が開けられ、票が抜き取られた」などの怪情報が飛び交うなどしている。

(2009年6月4日 読売新聞)

426千葉9区:2009/06/05(金) 21:14:43
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/news/20090605-OYS1T00301.htm
阿久根市職労事務所問題、市長と11日に団体交渉
 阿久根市の竹原信一市長(50)が、市職員労働組合(落正志委員長、203人)に庁舎内にある市職労事務所の明け渡しを求めている問題で、11日に市と市職労の団体交渉が開かれることが決まった。

 竹原市長は団体交渉で事務所の明け渡しを正式に申し入れる方針だが、他の自治体と同様に市庁舎内で長年、事務所を構えている市職労側が難色を示すことが予想される。

 4日に開かれた市側と市職労との事務折衝は、市側から松永庄司総務課長ら3人、市職労側から落委員長ら5人が出席し、非公開で行われた。折衝後、市職労の大野裕人書記長は団体交渉では事務所問題を話し合うことを明らかにしたうえで、「明け渡しを求める理由や、明け渡した後の利用法などを尋ねたい」と話した。

 市職労の事務所は「市行政財産の使用料徴収条例」に基づき、今の市庁舎が完成した1978年から、北側の別館の一室(約50平方メートル)を無料で使用する契約を毎年度結んでいる。使用許可書には〈1〉公用または公共用に供する必要が生じたとき〈2〉使用者に許可条件に違反する行為があると認めるとき――のいずれかに該当する場合は許可を取り消すことができるとしている。

 竹原市長は市職労が長年、無料で事務所を使っていることを「市民の財産の目的外使用」と主張しており、今年度の契約に関しても「課長の代理決裁で私は許可していない」と話し、使用を認めない考えを示している。

(2009年6月5日 読売新聞)

427千葉9区:2009/06/06(土) 09:05:27
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-06-05-M_1-002-1_001.html?PSID=eeb8e6b1e76f78e5d7f8bf6956317db3
衆院前哨戦と位置付け 那覇市議選まで1カ月/県内政党 党勢拡大に躍起

 7月5日投開票の那覇市議選まで1カ月となり、予定候補者は後援会事務所を構え、連日、街頭での朝立ちや地域へのあいさつ回り、懇談会をこなすなど、精力的に動いている。定数4減で40議席となる一方、これまでに68人が立候補を表明する乱立状態。県内各政党は次期衆院選や来年11月の県知事選など主要選挙の前哨戦と位置付け、党勢拡大に力を注ぐ。

 那覇市は次期衆院選1区の有権者の約95%を占める。現在の市議会の与野党の構成は与党が28人。野党15人で与党多数。

 自民党県連は公認11人と推薦1人の計12人を擁立。衆院沖縄1区に党公認で立候補する国場幸之助氏(36)は、公認・推薦候補者らと遊説活動を展開している。翁長政俊幹事長は「無所属を加えた与党多数が最低条件。多くの票を取り込み、衆院選に向けて勢いをつけたい」と力を込める。

 現職・新人の4人を擁立し、2議席増を目指す社民党県連。衆院1区は独自候補は立てず、反自公の立場で自主投票を決定した。新里米吉書記長は「市議選の結果は間接的に2、3区の党公認の選挙にも影響を与える。比例票の獲得と次の県議選で2議席の確保を目指す上で重要だ」と話す。

 1997年以来の7議席(現6議席)を目指す共産党県委。衆院1区に外間久子氏(70)を擁立、比例区で現職の赤嶺政賢氏(62)の当選を目標にする。市議選候補者と党の政策を訴えており、古堅宗嘉書記長は「衆院選を占う重要な選挙。全員当選で勢いをつけ、支持拡大を図る」と話す。

 公明県本は衆院選は独自候補は立てず、九州比例で1増の4議席を目指す。市議選は現職6人、新人1人を擁立。糸洲朝則代表は「現7議席は絶対に死守する。候補者乱立で票の掘り起こしが必要。好結果を残し、衆院の1区で国場氏、比例区は議席の拡大につなげたい」と意気込む。

 民主党県連は現職・新人4人の公認と新人1人を推薦。現2議席から5議席を目指す。衆院1区は候補者を擁立せず、国民新党現職の下地幹郎氏(47)を推薦。喜納昌吉代表は「那覇で市議が増えれば県内全域で支持を拡大する足がかりになる。下地氏にとっても追い風となるはずだ」と話す。

 社大党は市議選で現有2議席から2増の4議席が目標。現職と元職の3人を公認、新人1人を推薦する。衆院1区は共産の外間氏を推薦。喜納昌春委員長は「市議選の結果は翁長市政の評価だけでなく、政府、県政の評価につながる。反自公政権の誕生を目指し、全員当選を目指す」と話す。

 衆院選で国民新党の下地氏の選挙基盤となる政党そうぞう。市議選は公認2人、推薦1人を決定。當間盛夫代表は「市議選は現有の3議席確保が至上命題。下地氏を支持する無所属候補と連携して支持を拡大していく」と話す。国民新党県連の呉屋宏代表も「そうぞうの市議を増やし、衆院選につなげる」と語る。

 ある政党幹部は「市議選は地縁や血縁、同窓会など組織の力も強い。票がすべて衆院選につながるわけではない」と指摘。「市議選も衆院選も都市部に多いとされる無党派層に魅力的な政策が必要だ」と冷静に分析する。

428千葉9区:2009/06/06(土) 21:02:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090604-OYT8T01032.htm
日田公社人事巡り、市長と議会対立
 日田市土地開発公社の理事任命を巡り、佐藤陽一市長と市議会が対立を深めている。議会が理事に推薦した議員4人のうち1人が市監査委員を務めているため、佐藤市長が「経営をチェックする立場の監査委員が、経営責任を負う理事に就くのはふさわしくない」と任命を拒否したことが発端。議会は4日、議会運営委員会を開き、「議会の総意なので変更できない」として、理事候補全員が理事に就任しないことを決める異例の事態になった。

 同市では、同公社の理事について、議会から推薦を受けた議員を市長が任命するのが慣例になっている。

 同公社の理事は昨年度まで13人で、うち7人が議員だった。今年度からは総数を9人に減らし、議会からは4人を選ぶことになっていた。

 議会側は5月12日、四つの常任委員会から1人ずつ選んで推薦した。しかし、佐藤市長が監査委員の任命を拒んだため、議会は「推薦を尊重すべきだ。監査委員と理事を兼務しても法的には問題がない」と反発。6月1日には杉野義光議長と城野礼子副議長が、佐藤市長と協議し、再考を求めたが、平行線をたどったままだった。

 議会運営委員会では、議員から「人選を頼んでおきながら拒否するのは、議会への侮辱」「議会の威信にかかわる問題だ」などといった意見が続出。理事候補全員が就任を拒否することを確認した。

 佐藤市長は「議会から連絡を受けていないため、現時点ではコメントできない」としている。

 5月下旬に予定されていた公社の理事会は開かれておらず、2008年度の決算も決裁が受けられないままになっている。

 こうした事態に同市天瀬町の農業男性(55)は「市民置き去りの政争だ。市長と議会の対立が長引けば市民生活への影響も考えられる。もっと市民のための議論をするべきでは」とあきれていた。

(2009年6月5日 読売新聞)

429千葉9区:2009/06/07(日) 18:29:17
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090607/crm0906071800012-n1.htm
【衝撃事件の核心】豚の頭も投げ込まれた壮絶選挙…“復活”ブログ市長は新たな「抵抗勢力」をロックオンした (1/5ページ)
2009.6.7 18:00
 ブログ問題などで2度の不信任決議を受けて失職した鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、出直し市長選を小差で制した。市職員の高給ぶりを徹底批判したことが勝因とされるが、市を真っ二つに分断した激戦は市民の間に険悪な雰囲気をもたらし、落選候補陣営には豚の頭が投げ込まれる嫌がらせも。一方、市長が改革への最大の障壁と位置づける市職員組合との間では、ついに“全面戦争”勃発(ぼっぱつ)の気配が漂い始めた。「ブログ選挙」が誘発した地方都市の大混乱。その主は「独裁者」か、それとも「真の改革者」なのか…。(花房壮)

4カ所に豚の頭…“犯行”めぐり両陣営応酬
 
 出直し市長選翌日の今月1日午前6時半ごろ。阿久根市にある福祉施設の入り口付近の道路脇に、豚の頭2個が置かれているのを出勤してきた職員が発見した。

 「とにかく不気味だったので、施設周辺の警戒を警察に要請しました」

 施設長は言いようのない不安感を募らせた。

 この福祉施設は、今回の市長選で落選した元国土交通省職員、田中勇一氏(56)を応援した元市長が開設者だった。豚の頭は田中氏の選挙事務所の駐車場や、同氏を支援した地元選出の県議や市議の自宅敷地内など計3カ所でも見つかっている。

 阿久根署や市議などによると、豚の頭は20〜30センチ程度で原型を留めていないという。いずれも1日未明から早朝に投げ込まれたとみられ、同署が廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いも視野に捜査に乗り出している。

 同署幹部は「今回の市長選と関係あるか、全くわからない」と慎重に話す。ただ、地元では「豚の頭事件」と市長選を結びつけるさまざまな憶測が乱れ飛んでいるのだ。

 例えば、反市長派市議の関係者はこんな見方を口にする。

 「田中氏が落選直後にマスコミ向けに発言した『市民の良識の敗北』という言葉に竹原支持者が反発したが、その中から嫌がらせで投げ込んだ人がいるに違いない」

 一方、市長派市議は「むしろ田中陣営の内紛に原因があるのではないか」とした上で、こう続けた。

 「当選後に公共事業の受注を期待して多くの業者が田中氏を応援していたようだが、落選したことで一部業者の怒りの矛先が田中陣営幹部に向かったのではないか」

 こうした憶測について、議会関係者は興奮した口調で話す。

 「今回の選挙はまさに市を分断し、住民同士も疑心暗鬼になるなど、これまでにない異常な雰囲気の中で行われた。誰が何をしてもおかしくないような状況だった」

 前回を約7ポイント上回る82・59%という高い投票率に、8449票対7887票の際どい勝負。そして乱れ飛ぶ怪文書と誹謗(ひぼう)中傷の数々。「豚の頭事件」は市長選の苛烈さを象徴する出来事だったのかもしれない。

「背任組織」との全面戦争へ

 

 今回の市長選で、反市長派との一連の泥仕合に決着をつけた格好の竹原市長。だが再選早々、新たな敵との全面戦争が勃発しようとしている。

 「市民の税金を不当に使っている背任組織だ。退去はなるべく早くやる」

 1日の初登庁後、竹原市長は記者団に対し、“宣戦布告”を口にした。

 「背任組織」と不名誉な呼び方をされたのは、庁舎内に事務所を構える市職員労働組合(組合員約200人)のことだ。

 5月16日の市長の個人ブログ「阿久根時事報」でも、《税金にたかることと、職員の間に悪平等をつくることしかできない無駄な組織》とこき下ろし、市役所からの早期追放を“公約”として掲げていた。

 市長の「公務員叩き」は人気の源泉にもなっている。今年2月、市職員全員の給与明細を1円単位で公開、職員の半数以上が市民の平均年収を大幅に上回る700万円以上となっている高給ぶりを暴き出し、市民の圧倒的な支持を獲得した。結果としてこれが追い風となり、3月の出直し市議選での市長派市議の躍進、そして今回の出直し市長選での勝利につながった−とされている。

430千葉9区:2009/06/07(日) 18:30:17
 いわば、労組は市長にとっての「抵抗勢力」の本丸であり、市政改革の最終ターゲットでもあるのだ。

 「竹原さんは市職員と労組の実態を6年前からチラシやブログで市民に知らせているが、今回は本気で労組つぶしをやるつもりだ」

 そう議会関係者が言うように、さっそく4日に労組側と退去に向けた事務レベル交渉を実施し、市長本人も近く労組幹部と直接対決する予定だ。

 一方、労組側は「課長の代理決裁とはいえ市長名で4月からの1年間の使用許可を得ており、職員の福利厚生にも必要。市長の退去発言は理解に苦しむ」として、明け渡しに難色を示している。

 この“労組追い出し”は市長の市役所改革の足がかりにすぎない。その先に見すえるのは、公務員給与の大幅削減による約8億円の確保と、それを原資とした学校給食費の無料化や後期高齢者医療への補助などの政策実現である。

 ただ、市長が掲げる政策には、住民の間から現実味に乏しいとの声がすでに上がり始めている。

 「公務員の給与を削減するにしても、条例を作って議会で承認を得る必要があるが、反対派が多数を占める議会では無理な話だ」

 「給食費を無料化するより、これまでの未収金を回収する方が先。また、市の基幹である農林水産業の振興を優先させるべきだ」

 こうした意見に対し、竹原市長は産経新聞の取材に「優先順位はつけられない。改革のすべてはつながっており、どれも重要である」と答えた。

 
「ブログ市長」改め「チラシ市長」


 「いつか更新されると期待して、告示後も毎日チェックしていたのですが…」

 竹原市長のブログに興味を持っているという地元の50代女性は、市長選告示後の5月24日以降、市長の書き込みがないことを残念がった。

 実際、同21日を最後に書き込みはぱったりと止まり、再開されたのは選挙後の今月3日になってからだった。

 公職選挙法では選挙期間中、ホームページやブログの更新は法定文書、図画以外の頒布にあたると解釈され、「選挙運動」にかかわる内容は更新できないことになっている。

 ただ、竹原市長は昨年8月の市長選の間に別の候補者を批判する書き込みなどで更新を続けて県警から警告されたほか、今年3月の出直し市議選の告示後も市長派候補の実名を書き込んだり、反市長派候補に関する過去のニュース映像をブログにリンクさせるなど、「違反スレスレ」(議会関係者)のことをやってのけているのだ。

 「ブログは自分の日記であり、更新は違法ではない」

 県警や市選挙管理委員会から違法性を指摘されるたびにこんな持論を展開してきた市長だが、今回の市長選ではなぜ書き込みを封印したのか。

 「大事の前の小事。ブログより選挙の方が大切だし、ブログを更新することで騒動になったら支持者が心配するから」

 竹原市長は言葉を選びながらこう話した。

 だが、1度だけ告示直後に書き込みをしていたことが議会関係者への取材で判明している。

 この関係者によると、市長は自身を応援する別のブログサイトに市長選への思いを書き込み、わずか数時間で削除していたという。

 この点について、市長は事実を認めたが、「内容は忘れた」としている。

 一方、市長側はブログの代わりに、議会や市役所を批判するチラシを精力的に配布したという。

 「ブログを見ている大半はマスコミや市外の人たちで、地元住民はあまり見ていない。これからはブログ市長ではなく、チラシ市長だ」

 冗談まじりにこう答えた市長。地方都市でのチラシの影響力の大きさを改めて認識したようだ。

 今後の議会運営はどうなるのか。市長が再選したことで、反市長派市議による不信任決議は事実上、不可能となった。可決に必要な12人の賛成に1人足りないからだ。だが、反市長派は市長選の間から市長派の取り込み工作を本格化させ、「再び不信任可決を狙っている」(議会関係者)という。

 市長を支持する市民グループも反市長派市議の数人について、リコール請求に向けた準備を行っている。

 「一体いつになったら議会も市役所も正常化するのか。このまま行けば、本当に選挙で市が破綻(はたん)しかねない」

 60代の自営業の男性は、どこまでも続く混乱に懲りたような口調で吐き捨てた。

 「ブログ選挙」が地方都市にもたらしたカオス状態。その行く末は荒涼とした戦場をイメージさせるのだ。

431千葉9区:2009/06/07(日) 19:00:55
2005年選挙結果
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7509-7510

http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0906/0906040593/1.php
島を二分する積年の争い〜多良間村長選
山本正治2009/06/05
任期満了に伴う多良間村長選が2日に告示され、元職で自営業の兼浜朝徳(60)と現職の下地昌明(58)の2氏が立候補した。両氏の一騎打ちは3回目で、これまで1勝1敗の結果となっているが、激しい選挙戦の発端は1982年にまでさかのぼる。

 任期満了に伴う多良間村長選が2日、告示された。届け出順に、元職で自営業の兼浜朝徳(60)と現職の下地昌明(58)の2氏が立候補した。両氏の一騎打ちは3回目で、これまで1勝1敗の結果となっている。

 1986年の村長選から多良間村では、毎回激しい選挙が行われている。この激しい選挙戦の発端は、1982年にまでさかのぼる。その年に4期16年にわたって村長を務めた下地朝憲氏が引退し、新人の仲宗根玄常氏が無投票で初当選をした。仲宗根氏は助役に安里茂男氏を起用し、行政運営を行った。その後、村長と助役の関係が悪くなり、1986年の村長選には、現職の仲宗根氏に助役の安里氏が挑む構図となった。仲宗根氏と安里氏の間に生じた不仲が、今に続く島を二分した争いの発端となっている。今回の村長選挙に立候補している兼浜氏は仲宗根氏の後継にあたり、下地氏は安里氏の後継に当たる。

 1994年の選挙は安里氏と仲宗根氏の後継である兼浜氏が立候補し、安里氏が当選した。この選挙では、不在者投票の際の村選管事務手続きに違反があったとして、落選した兼浜氏側が異議の申し立てを行った。沖縄県選挙管理委員会は「手続きは規定違反で選挙結果に異動を及ぼす恐れがある」として、選挙無効を裁決した。この結果を受けて翌年に行われた再選挙では再び、安里氏と兼浜氏が争い、安里氏が当選した。

 1999年の選挙も安里氏と兼浜氏の戦いになり、再び安里氏が当選した。その後、安里氏は体調を崩し、2001年に辞職した。その年の7月に行われた安里氏の辞職に伴う選挙では、兼浜氏が、安里氏の後継である、下地氏を1票差で破り当選した。一方、2005年の選挙では、下地氏が兼浜氏を17票差で破り当選した。

 今回も激しい選挙戦が行われており、3日の期日前投票の開始日だけで、230人(約20%)の有権者が投票を済ませている。6月2日現在の有権者数は940人(男性509人、女性431人)。多良間村長選は7日に投票され、即日開票される。
◇     ◇     ◇

過去の多良間村長選の結果
○は当選者
選挙執行年  仲宗根派  安里派
1982年  仲宗根玄常 (無投票)
1986年 ○仲宗根玄常  安里茂男
1990年  仲宗根玄常 ○安里茂男
1994年  兼浜朝徳 ○安里茂男 (選挙無効)
1995年  兼浜朝徳 ○安里茂男 (再選挙)
1999年  兼浜朝徳 ○安里茂男
2001年 ○兼浜朝徳  下地昌明(安里氏の辞職に伴う)
2005年  兼浜朝徳 ○下地昌明

432千葉9区:2009/06/07(日) 19:05:51
2001年の記事が残ってるなんて凄いな琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-109294-storytopic-86.html
兼浜朝徳氏が1票差で初当選/多良間村長選 2001年7月9日
【多良間】安里茂男前村長の辞任に伴う多良間村長選挙は8日、投開票が行われ、新人で元収入役の兼浜朝徳氏(52)=保守系無所属=が484票を獲得し、新人で前村議会議長の下地昌明氏(49)=同=をわずか1票上回り、当選した。
四度目の挑戦で初当選した兼浜氏は「支持者の強い応援が最大の勝因」と述べ、「住民の目線に立ったサービス向上に全力を尽くす」と支持者を前に決意を表した。
有権者数は982人で投票総数は970。投票率は前回を0・3ポイント上回る98・78%で、無効票は3票だった。
兼浜 朝徳氏(かねはま・とものり)1949年生まれ。沖縄大卒。72年に村教育委員会に就職。村中央公民館長や村収入役(2期)を歴任した。52歳。塩川出身。

▽多良間村長選挙開票結果
当 484 兼浜朝徳
483 下地昌明(選管最終)


「1票」…緊迫の検票/開票場に歓声とため息
【多良間】多良間村長選は予想を超える激しい戦いとなった。当落はわずか1票差で決まった。佐和田朝功選挙管理委員長から当選者が発表された瞬間、開票場の周辺は歓声とため息が交錯。当選した兼浜朝徳氏が「神がかり」と評し、落選した下地昌明氏も「まさか」と驚きを隠せない。1票の重さが大きく明暗を分けた。
開票が始まったのは8日午後7時半。開票場となった多良間小学校体育館の周りには続々と住民が駆け付け、結果を見守った。同8時20分ごろ「484対483」という数字が出されたが、選挙管理委員会は「慎重には慎重を重ねよう。再度数え直しを」と検票を行った。
異例の処置に佐和田委員長は「こんなことは村で初めて。だからこそ住民に納得してもらうために検票が必要」と話したが、開票場内は異様な雰囲気に包まれた。
検票は1時間余り念入りに行われた。無効3票についても県選管からの指示を受け、その後当選者が発表された。
下地氏は「本当ですか…」と言ったきり、長い沈黙の後、「悔しい。1票か」と唇を震わせた。兼浜氏も村を二分した戦いを振り返り「選挙で生まれた住民同士の溝を早く埋め、村民一丸となって島づくりに取り組みたい」と汗をぬぐった。

433千葉9区:2009/06/08(月) 21:02:30
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-145632-storytopic-123.html

多良間村長に下地氏再選 開票作業で問題発生2009年6月8日

 【多良間】任期満了に伴う多良間村長選挙は7日、同村役場で投開票され現職の下地昌明氏(57)=無所属=が494票を獲得し前村長の兼浜朝徳氏(60)=無所属、自営業=を61票上回り、再選を果たした。
 選挙管理委員会が記録した投票総数931票に対し実際の投票用紙は932票と1枚上回ったが、選管は「票差があり、当落には関係しない」と判断。8日に委員会を開き原因を確認する。
 下地氏は「カボチャなど新たな作物を多良間の特産品としてブランド化させたい」と抱負を語った。
 当日有権者数は940人(男509人、女431人)。投票率は99・04%(前回99%)。有効票927票、無効票5票だった。

 下地昌明氏(しもじ・まさあき)1951年生まれ。同村仲筋出身。拓殖大卒。81年から村議選に5期連続で当選し議長も務めた。05年の村長選で初当選した。

▽多良間村長選開票結果
当 下地昌明 494 無現
  兼浜朝徳 433 無前
(選管最終)

434名無しさん:2009/06/12(金) 20:00:55
http://www.asahi.com/politics/update/0612/SEB200906110031.html
「ブログ」市長、対決第一幕 市職労事務所に退去通告(1/3ページ)
 「ブログ市長」として知られ、市議会の不信任決議に伴う5月末の出直し市長選で再選された鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が11日、市庁舎にある市の職員労働組合事務所に対して使用許可を取り消し、1カ月以内の退去を通告した。公約した「市役所改革」がいよいよ第一歩を踏み出した形だが、組合側は反発し全面対決の様相だ。強引にも映る「竹原改革」の第2幕は実を結ぶのか。

 「市職労事務所は長年使用料や光熱費を払っておらず、不当な便宜供与。市民の役に立っていない」

 竹原市長は11日の記者会見で退去を迫る理由をこう説明した。市は午後5時ごろ使用許可を取り消す文書を市職労に渡し、別館にある事務所入り口2カ所に張り出した。

 市職労の落(おち)正志委員長は「あまりに理不尽で唐突。上部団体とも協議し、法的手段も考慮し対応策を講じたい」と怒りをにじませた。

 市職労の事務所退去は市長の公約だ。再選後の1日の記者会見でも「自治労は背任組織」と切って捨て、まず第一に実行するとしたのが「事務所撤去」だった。

 市職労側は「公務員の職員組合事務所は他の自治体でも役所敷地内にある」と主張する。実際、鹿児島県内では組合がある県と35市町村の事務所はすべて庁舎や敷地内にある。しかし、竹原市長は「阿久根のかたちは阿久根市民が決める」と、意に介さない。

 この日夜には、事務所撤去に向けた市長と市職労の団体交渉が予定されていた。市民も含めた公開による団交を望む市長に市職労が難色を示したことで中止となり、市長側が退去通告を強行した。

 組合事務所前には午後6時ごろから、市長を支持する市議や市民が「自治労は阿久根から出て行け」などのプラカードを掲げて、シュプレヒコールを上げた。

 エスカレートする一方の事態に、市民からは「この対立は異常」「なぜ話し合いで解決できないのか」と、不安がる声も聞かれた。

 竹原市長は自身のブログでも、市職員の給与などの待遇を巡り「市長と議員が職員組合と癒着してきた結果」などと市職労を批判してきた。

 「早期退職制度を使って52歳で辞めた給食センターの女性職員の退職金が3800万円やっど(だよ)。民間なら無理」

 いま、市民の間にはそんな話が飛び交い、市長は「自治労が議員の勉強不足に乗じて、民間とかけ離れた仕組みをつくった」と説明する。

 国家公務員の月額給与を100とした場合の地方公務員の給与水準を示すラスパイレス指数で見た場合、08年度の阿久根市は94.9。全国の市の平均の98.3を下回り、県内18市中、下から3番目だ。市職労は「他と比べ高くない」と主張しているが、市長は「そもそも市職員の給与と国家公務員を比べる仕組みが疑問」と攻撃を緩めない。

 市職労側は市長選前の4月下旬から「本当のところを知ってほしい」と題したビラ4種を市中心部の世帯に配布。「98年度から全職員の昇給を停止している」「今年5月からは2〜8%の給与減額をしている」などと記し、市民に理解を求めているが、まちでは市長の「改革」に期待を寄せる声も多く聞かれる。

 市長は公約の中で「20億円ある職員給与費を半減する」と唱えた。19年度決算を元にした市財政課の試算では、8億円を削減しようとすると、1人あたり約633万円だった市職員の平均給与を約300万円下げる必要がある。

 市職労が合意しなくても、市長提案の条例案が市議会で可決されれば人件費の削減はできる。市長は就任後の会見で「市民からの信頼をやりがいにする職員に変えれば、人件費問題は簡単に片づく。ハートが重要」と話しているが、市長寄りの市議でさえ「いきなり半減は無理。仮にそんな提案があってもにわかに賛成はしにくい」と慎重姿勢だ。

 〈阿久根市長と市職労〉 竹原市長が2月、市職員の給与明細をネットで公開し、「年収700万円以上の職員が54%は我慢の限度を超える」などと「高給」批判をした。4月には「時間切れ」を理由に、団交がまとまらないまま給与カットを断行し、市議会も認めた。市議会の不信任決議による失職直前には、各課窓口に人件費を張り出させたが、直後に何者かにはがされた。出直し市長選では、公約に「自治労事務所を市役所から追放します」と明記。市と事務所は使用料を全額免除する契約を長年結び、昨年3月までは電気、水道料も免除されていた。

435千葉9区:2009/06/17(水) 22:39:09
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090617/03.shtml
平戸市長選に高田市議が出馬へ ジャパネットたかた社長の兄

 平戸市議の高田謀(はかる)氏(62)は16日までに、任期満了に伴う平戸市長選(10月11日告示、18日投票)に立候補する意向を固めた。長崎新聞社の取材に答えた。近く正式に表明する。現職の白浜市長が今期限りでの引退を5月に表明。同市長選への立候補の意思を明確にしたのは高田氏が初めて。

 平戸市議2期目の高田氏は「地域経済の立て直しを図りたい。新たな企業立地は難しく、平戸に合ったやり方として、恵まれた自然や歴史を生かして交流人口の拡大を目指すべきだ。観光と農漁業を柱に活性化したい」と出馬理由を話した。通信販売国内最大手、ジャパネットたかた(佐世保市)の高田明社長は弟。

 同市長選ではほかにも数人が出馬を模索している。

 【編注】「高田謀」の「高」は、「高」の「口」が「目」の上と下の横棒なし

436とはずがたり:2009/06/17(水) 22:42:31
>>31
亀レスですけどこの辺に川内が若しくは民主が鹿児島で勝ちきれない原因があるのではないか?
勿論勝てないからこういう結果になる可能性も有る訳ですけど,社民や連合と組んで(場合によっては切って)勝ちに行くと云う気運に乏しそうだ。。

437とはずがたり:2009/06/17(水) 22:43:44
>>435
なんとw
じゃーぱねっとじゃぱねっと♪は佐世保なんですねぇ。
自民系かな?

438千葉9区:2009/06/17(水) 23:13:18
http://www.asahi.com/politics/update/0617/SEB200906170004.html
阿久根市職労が市長を提訴へ 事務所退去通告に反発
2009年6月17日16時47分

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市役所庁舎内にある市職員労働組合の事務所退去を通告した問題で、市職労は使用許可取り消しは根拠がなく「地方自治法(行政財産の管理規定)に違反している」として、近く市長を相手に処分取り消しを求める訴訟を鹿児島地裁に起こすことを決めた。

 竹原市長は5月末の出直し市長選で「市職労事務所を市庁舎外に追放する」と公約に掲げて再選。今月11日、市職労と団体交渉をする予定だったが、市職労が公開を拒んだのを理由に団交を中止。竹原市長は「許可条件に疑義が生じた」として使用許可を取り消した。事務所ドアには7月11日までに退去するよう通告する紙が張られている。

 提訴について、市職労は「『疑義が生じた』という取り消し理由は説明になっていない。もはや市長と話し合いの場を持つのは難しく、司法に判断を委ねたい」と話した。竹原市長には提訴を伝える書面を送る。

 地方自治法238条は、行政財産の使用許可を取り消すには「公共のために使う必要が生じた場合」「使用者が許可条件に違反した場合」と定めているが、市職労は違反行為はないと主張している。

 これに対し、竹原市長は「人の家(市民の市役所)に上がり込んできたから出て行けと言ったら、逆に提訴するなんて考えられない。聞いたこともないあきれた話だ」と話した。

439名無しさん:2009/06/18(木) 06:24:22
敵もさるものでさすが保徳戦争をくぐりぬけてきただけのことはある
保岡自身、特に不人気というわけでもないし2区のような保守分裂の機運もない

厚い岩盤を崩すのは困難を極めるなか、川内は、本当によく頑張っている
彼でなければ、1区なのに比例復活もできず
結果、民主党の旗を立てて先頭で走る国会議員がいなくて自民王国を崩すきっかけすらつかめない
状況だっただろう

440千葉9区:2009/06/18(木) 22:25:01
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090618-OYS1T00252.htm
東国原知事、国政転身改めて否定 県議会一般質問で

 中央政界が混迷を深め、次期衆院選へのムードが高まる中、東国原知事は17日の県議会一般質問で、国政への転身を改めて否定し、「各党のマニフェストに地方分権と公務員改革が示されるか検証したい」と自身のスタンスを説明した。中野一則(自民党)、武井俊輔(愛みやざき)両議員の質問に答えた。

 中野議員は、知事が退職金を半額にする意向を示していることを挙げ、「なぜこの時期か。いつでも辞められる準備では」と指摘。衆院選へ出馬するかどうかを聞いた。

 これに対して知事は、退職金の半減は行財政改革に取り組んでいることなどを「総合的に判断した」と説明。県民にできるだけ早く考えを示したかったとし、国政転身を意識した措置ではないことを強調した。

 さらに、出馬については、「任期の一日一日、全身全霊を傾ける覚悟。昨年9月から主張しているが、今のところ考えていない」と答弁し、来年の参院選についても同様に否定した。

 武井議員は衆院選へのスタンスを質問。知事は「各政党のマニフェストに、地方分権や公務員制度改革が明確に示されるかや、実現性を十分に検証する必要がある」と考えを述べた。

 知事は、全国知事会として次期衆院選で支持する政党を示すべきと訴えている。本会議終了後、単独で支持政党を表明するか問われ、「可能性はゼロではない。私や全国知事会が言っていることが取り上げられるか、実効性があるかを勘案したときには、その行動もあり得る」と説明した。

(2009年6月18日 読売新聞)

441千葉9区:2009/06/19(金) 23:08:45
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/078.html
■民主、佐々町長選で前哨戦の構え 藤井最高顧問ら応援入り

 16日告示された北松佐々町長選で、無所属新人の前副町長、古庄剛氏(62)の出陣式に民主党最高顧問の藤井裕久衆院議員や長崎4区に出馬予定の民主元職、宮島大典氏(46)が応援に駆け付けた。次期衆院選が迫る中、宮島氏の支持基盤が弱い北松地区で首長選と衆院選を一体に戦う選挙戦略が浮かぶ。こうした動きに自民現職、北村誠吾氏(62)の陣営や、古庄氏と対決する無所属の前町長、大瀬康政氏(69)の陣営からは戸惑いの声も上がっている。

 「霞が関による中央集権体制や自民党政治で地方は疲弊した。地域のことは地域の人が考えるべきだ。そのためには町民の声を代弁する古庄氏を押し上げることが必要だ」。出陣式でマイクを握った藤井氏は古庄氏を持ち上げた後、横に立つ宮島氏に視線を向け、こう続けた。「3カ月以内にこっち(宮島氏)の選挙もあるので、よろしくお願いします」

 古庄氏は関耕二町長の後継候補として出馬した。関町長は5月28日夜、本県入りした小沢一郎代表代行と宮島氏の陣営関係者の懇親会に出席するなど、民主党寄りの姿勢をみせている。民主党県連も今回、古庄氏を推薦した。

 民主党の戦略の背景には郡部での弱さがある。2005年9月の前回衆院選の佐々町の得票は、北村氏の3913票に対し宮島氏は2569票。佐世保市以外では約1万7500票もの大差がついた。「宮島が勝つには、北松など佐世保市以外での得票が鍵になる」。宮島氏の陣営や民主県連の認識は一致している。

 一方、北村氏は両陣営に激励文を寄せるなど態度を明確にしていない。後援会関係者は「衆院選に向け町長選を利用する意図が感じられ、いい気はしないが、大瀬氏に肩入れすることにはならないと思う」と語る。大瀬氏の陣営は「国政レベルの人が地方政治に口を出すべきではない」と不快感を隠さない。

 民主党は名古屋、さいたま、千葉の市長選で3連勝するなど勢いづいている。地方選の勝利を、衆院選での政権交代につなげようとする戦略が本県でも当てはまるのか、その成否は不透明だ。


2009年6月17日長崎新聞掲載

442千葉9区:2009/06/20(土) 09:56:12
>>344>>347>>355
http://www.asahi.com/politics/update/0619/SEB200906190009.html
全国最年少町長、自ら給与半減を提案したら、議会が否決
2009年6月20日7時50分
 現職首長で全国最年少の武広勇平・佐賀県上峰町長(30)が6月議会に提案していた町長給与50%カットの議案が、19日の本会議で否決された。カット分を在宅障害者が通院に利用できる「福祉タクシー」の財源に充てる前提で同時提案した一般会計補正予算案もあわせて否決された。武広町長は「自信をもって提案していただけに残念。修正して再度提案するかどうかは検討する」と述べた。

 武広町長は、前町長が公職選挙法違反(寄付行為)の有罪確定で失職したのに伴う3月の町長選で初当選。町議会(定数10)のうち前町長派ら7人が支援した対立候補を破った。給与の半減は町長選の公約だったが、この日の採決では賛成3人、反対6人で否決された。

 上峰町は実質公債費比率が23.3%(07年度決算)で佐賀県内の自治体では最悪。17日の一般質問では、町長選で対立候補を支援した議員の一人は「町財政にとってはありがたいが、町長給与を50%カットする議案が通れば、それなら町議も、と町民から要請される恐れがある」「他の自治体の住民が、わがまちの首長も、と言い出しかねない」と反対の理由を表明した。

443とはずがたり:2009/06/20(土) 11:18:53
諫早市議選あす投票
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2008/isahayag.html
 【諫早】任期満了に伴う諫早市長選と同市議選は五日、投開票が行われる。市長選には元県議の橋村松太郎氏(62)、学校法人理事長の奥田修史氏(37)、前市議の古川利光氏(65)、前副市長の宮本明雄氏(60)、元会社員の真崎光博氏(61)=届け出順、いずれも無所属=の新人五人が立候補し、論戦を繰り広げている。

 橋村候補は、旧一市五町合併による相乗効果が出ていないとし、土地規制の大胆な見直しで住宅需要などを喚起し、人口減少に歯止めをかけると訴え。

 奥田候補は、町づくりには面白さ、わくわく感が大切だと説き、教育の充実や地元産品のブランド化、大型商業施設誘致などに官民一体で挑むと強調。

 古川候補は、市民主権を前面に掲げ、さらにスポーツ振興や合宿誘致などを促進する施設を整備して交流人口増にもつなげていくと主張。

 宮本候補は、現市政を継承し発展させるスタンスで、身近な子育て支援策や地元企業の活性化策など生活者の立場で立案し、実行するとアピール。

 真崎候補は、成長型から循環型社会へ転換することを目標に掲げ、新規事業はストップして、まずは社会のセーフティーネットを充実させると表明。

 市議選は定数三四に現職二十六、新人十四の計四十人が立ち、混戦模様となっている。

 投票は五日午前七時から午後八時、市内七十六カ所で。午後九時半から諫早市体育館で即日開票される。市長選、市議選とも同日深夜から六日未明にも大勢が判明する見通し。

 有権者数は十一万三千六百八十九人(男五万二千六百六、女六万一千八十三)=三月二十八日現在、市選管調べ=。

諫早市議選立候補者(定数34)40人
(届け出順、丸数字は当選回数、カッコ内は経歴)

松本正則(まつもとまさのり) 52 自民現(1)
農業、栄田町自治会役員(旧諫早市議)諫早農高卒、栄田町

青木弘義(あおきひろよし) 65 自民現(1)
農業(旧森山町議会議長、県町村議会議長会長)諫早農高卒、森山町

松永隆志(まつながたかし) 54 民主新
農業生産法人顧問(県諫早湾干拓支所長)京都府立大卒、福田町

山口一輝(やまぐちかずてる) 58 無 現(1)
農業(旧小長井町議、長里小PTA会長)鎮西学院高卒、小長井町

吉田修治(よしだしゅうじ) 58 無 新
保険代理業、団体理事(旧高来町議)諫早高卒、高来町

藤田敏夫(ふじたとしお) 59 無 現(1)
土地家屋調査士、民事調停委員(旧諫早市議)名城大卒、川内町

木下政儀(きのしたまさのり) 64 無 新
農業(民生委員児童委員、旧多良見町議)諫早農高卒、多良見町

木村和俊(きむらかずとし) 66 共産現(1)
党県委員(党県中部地区常任委員、旧高来町議)東京農工大卒、高来町

西口雪夫(にしぐちゆきお) 55 無 新
県施設園芸研究会理事(市少年補導員会理事)諫早農高卒、長田町

赤崎光善(あかさきみつよし) 61 無 現(1)
大久保農作業請負組合長(旧小長井町議)諫早農高卒、小長井町

森多久男(もりたくお) 54 無 新
市身体障害者福祉協会会長(旧諫早市議)長崎工高卒、福田町

中野太陽(なかのたいよう) 31 共産現(1)
党中部地区青年部長(旧多良見町議)ブリガムヤング大卒、多良見町

並川和則(なみかわかずのり) 64 自民現(1)
貝津町自治会会長(旧諫早市議)鎮西学院高卒、貝津町

松岡眞弓(まつおかまゆみ) 57 公明現(1)
党県本部女性局長(旧多良見町議)熊本市立高卒、多良見町

444とはずがたり:2009/06/20(土) 11:19:13
>>443-444
山口隆一郎(やまぐちりゅういちろう)66 無 現(1) 
県軟式野球連盟理事(旧飯盛町議)鎮西学院高卒、飯盛町

南条(なんじょう)博(ひろし) 59 自民現(1)
NPO法人理事長、自治会監事(旧諫早市議)諫早商高卒、久山町

松尾義光(まつおよしみつ) 57 自民現(1)
県柔道場連盟監事(旧多良見町議)県農業大学校卒、多良見町

林田敏隆(はやしだとしたか) 58 無 新
小船越町自治会理事(郵便局長)長崎大商業短期大卒、小船越町

北島守幸(きたじまもりゆき) 52 無 現(1)
会社社長、商工会理事(旧多良見町議)日本大卒、多良見町

福田美子(ふくだよしこ) 48 無 新
無職(ろうけん西諫早看護師長)県央看護学校卒、堂崎町

小川(おがわ)誠(まこと) 62 無 新
NPO法人理事(会社社長、商工会議所議員)長崎大経済学部卒、幸町

土井信幸(どいのぶゆき) 61 無 現(1)
農業、保育園理事長(旧小長井町議)諫早高卒、小長井町

宮崎博通(みやざきひろみち) 61 民主現(1)
労働団体役員(旧諫早市議)久留米工業学園短大卒、平山町

山口喜久雄(やまぐちきくお) 55 公明現(1)
党諫早支部長、幸町町内会理事(旧諫早市議)諫早高定卒、幸町

野副秀幸(のぞえひでゆき) 56 公明現(1)
会社役員、宇良土地水利組合理事長(旧高来町議)湯江中卒、高来町

笠井(かさい)良三(りょうぞう) 62 無 現(1)
市ソフトボール協会副会長(旧高来町議)大村工高卒、高来町

早田(そうだ)隆一(りゅういち) 70 自民現(1)
諫早地区保護司会副会長(旧諫早市議)諫早農高卒、城見町

田川伸隆(たがわのぶたか) 41 無 新
社会福祉法人理事、ケアハウス豊寿園施設長、日本大卒、高来町

藤山徳二(ふじやまとくじ) 61 無 現(1)
本野地区青少年健全育成会長(旧諫早市議)拓殖大卒、富川町

宇戸一夫(うとかずお) 66 無 現(1)
市社会福祉協議会評議員(西里町町内会理事)諫早高卒、西里町

西田京子(にしだきょうこ) 60 共産新
党中部地区常任委員(旧諫早市議)長崎西高通卒、船越町

牟田(むた)央(なかば) 62 無 現(1)
司法書士、行政書士(旧諫早市議、長崎自動車社員)中央大卒、長野町

田添政継(たぞえまさつぐ) 61 社民新
党諫早総支部副代表、ボランティア協役員(九電社員)郡中卒、本野町

室内武(むろうちたけし) 64 無 現(1)
飯盛開土地改良区換地委員長(旧飯盛町議)諫早農高卒、飯盛町

水田寿一(みずたじゅいち) 71 無 現(1)
保育園園長、町自治会長(旧諫早市議)国学院大卒、小豆崎町

林田(はやしだ)保(たもつ) 60 民主新
0団体役員(衆院議員公設秘書、旧諫早市議)塩田工高卒、平山町

高谷記史(たかたにのりひさ) 45 無 新
一級建築士事務所代表(建築設計事務所社員)福井大卒、中尾町

黒田茂(くろだしげる) 57 無 現(1)
県シニアサッカー連盟役員(銀行員)長崎大卒、森山町

村川喜信(むらかわよしのぶ) 51 無 現(1)
諫早青果食品協同組合理事(旧諫早市議)名城大中退、有喜町

岩永賢一(いわながけんいち) 51 無 新
会社役員(旧諫早市議、家庭教師)西九州大家政学部卒、栄田町

【編注】赤崎光善の崎は大が立の下の横棒なし
2009年4月4日長崎新聞掲載

445とはずがたり:2009/06/20(土) 11:20:34

諫早市議34人決まる
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2009/isahayagsoku.html
 ◇諫早市議選開票結果
(選管最終)
当 3375 山口隆一郎 66 無現
当 2795 中野 太陽 31 共現
当 2764 西口 雪夫 55 無新
当 2705 室内  武 64 無現
当 2626 黒田  茂 57 無現
当 2625 林田 敏隆 58 無新
当 2578 藤田 敏夫 59 無現
当 2469 林田  保 60 民新
当 2406 吉田 修治 58 無新
当 2395 山口喜久雄 55 公現
当 2372 野副 秀幸 56 公現
当 2263 青木 弘義 65 自現
当 2220 村川 喜信 51 無現
当 2151 松岡 眞弓 57 公現
当 2108 田川 伸隆 41 無新
当 2074 南条  博 59 自現
当 2061 宮崎 博通 61 民現
当 2005 木下 政儀 64 無新
当 1995 並川 和則 64 自現
当 1956 松尾 義光 57 自現
当 1936 北島 守幸 52 無現
当 1911 福田 美子 48 無新
当 1851 西田 京子 60 共新
当 1780 早田 隆一 70 自現
当 1742 牟田  央 62 無現
当 1719 藤山 徳二 61 無現
当 1705 土井 信幸 61 無現
当 1629 松永 隆志 54 民新
当 1623 笠井 良三 62 無現
当 1605 赤崎 光善 61 無現
当 1551 松本 正則 52 自現
当 1549 山口 一輝 58 無現
当 1452 田添 政継 61 社新
当 1451 宇戸 一夫 66 無現
  1375 水田 寿一 71 無現
  1370 森 多久男 54 無新
  1311 木村 和俊 66 共現
  854 岩永 賢一 51 無新
  809 高谷 記史 45 無新
  699 小川  誠 62 無新

 【諫早】任期満了に伴う諫早市長選と同市議選(定数三四)は五日、投開票され、市長選では現市政の継承と発展を掲げた前副市長の宮本明雄氏(60)が、元県議の橋村松太郎氏(62)、前市議の古川利光氏(65)、学校法人理事長の奥田修史氏(37)、元会社員の真崎光博氏(61)=いずれも無所属・新人=を破り、初当選した。次点の橋村氏とは三百四十四票差だった。市議選でも、新市議が確定した。

 市議選には現職二十六人、新人十四人が立候補。当選者の地域別内訳は▽旧諫早市十八人(候補者二十三)▽多良見町五人(同五)▽森山町二人(同二)▽飯盛町二人(同二)▽高来町四人(同五)▽小長井町三人(同三)。党派別では▽自民六人▽民主三人▽公明三人▽共産二人▽社民一人▽無所属十九人。

 当日有権者数は十一万一千二百九十二人(男五万一千三百六十二、女五万九千九百三十)。市長選の投票率は71・07%(男69・09、女72・76)で前回を3・97ポイント下回った。市議選の投票率は71・09%(男69・09、女72・79)で3・92ポイント下回った=市選管調べ=。

【編注】赤崎光善の「崎」は、大が立の下の横棒なし

446とはずがたり:2009/06/20(土) 11:32:35
【諫早特集】
諫早は衆院選の分裂もかくやと思わせるような戦国状態かも。知事候補も諫早から出るみたいだし

<市長選>
05年結果
05年4月諫早市長選
当 36,331 吉次 邦夫 72 男 無所属、民主(推)新〈元〉諫早市長
  27,176 八江 利春 65 男 無所属 新 〈元〉県議長     ←自民県議05.05県議補選で当選
  18,877 橋村 松太郎58 男 無所属 新 〈元〉県議・森山町長

選挙:諫早市長選 橋村元県議が立候補を表明 /長崎
>>30

市議の古川氏が出馬へ 諫早市長選
>>166

諫早市長選 現職引退で情勢混迷 自民、民主とも分裂様相 4人?5人? 前哨戦が本格化
2009年2月4日 02:09
>>214-215

09長崎・ズーム&ワイド:4氏が白熱、諫早市長選の行方 /長崎
>>322

諫早市長に宮本氏が初当選 新市議34人も決まる
>>360-361
 ▼諫早市長選開票結果(選管最終)
当27,642 宮本明雄(みやもとあきお)   60 無新
 27,298 橋村松太郎(はしむらまつたろう)62 無新
 10,840 古川利光(ふるかわとしみつ)  65 無新
 10,567 奥田修史(おくだなおふみ)   37 無新
  1,253 真崎光博(まさきみつひろ)   61 無新

選挙:諫早市長選/諫早市議選 市長選、宮本氏“薄氷”の初当選 /長崎
 ◇大接戦、次点差わずか344票
>>363

<市議選>
諫早市議選あす投票・諫早市議34人決まる
>>443-445

<県議選>
注目選挙区ルポ<5>諫早市区 区域拡大、7人乱戦 
>>202

<県知事選>
島じま:知事選 /長崎
>>314
 民主党県連が22日の定期大会で、来年の知事選で金子原二郎知事を推薦しないことを明確にした。

知事任期満了まで1年
09年3月1日
>>320
 金子原二郎知事(64)の3期目の任期満了まで、1日であと1年となった。金子知事は現時点で、4選出馬への態度を明らかにしていない。一方、昨年9月の読売新聞の取材に対し、出馬の意向を明らかにした諫早市出身のルーマニア大使、東良信氏(60)は2月下旬から一時帰国しており…

知事選土台揺らぐ
2009年03月01日
>>326
 一方の自民党内部にも、少しずつ変化が生じている。
 県議会に昨年12月、県が1億円を投じたベンチャー企業が経営破綻した問題の責任を追及する調査特別委員会(百条委)が設置された。10年余りの金子県政で百条委の設置は初めてとなる。
 実は、県側は百条委を設置しないよう自民党県議に水面下で働きかけていた。金子知事に近い議員たちは設置に慎重になった。だが知事と距離を置く議員たちは追及の手を緩めず、自民党県議団は真っ二つに割れた。
 最終的に、全会一致で可決。設置を断念させられなかったことについて、県選出の自民党国会議員の一人は「知事の求心力が落ちている証し。」

<衆院選>
基盤グラグラ 久間氏危機感 「盤石」の西海市長選 応援候補落選 自民長崎2区 立て直し迫られ
2009年4月21日 01:22
>>395
 [西海]市長選では、現職が企業、団体からの支持を受け自民県連三役も現地入りするなど態勢は盤石のはずだった。ところが組織に頼らず草の根選挙に徹した新人候補に88票差でかわされた。同時に行われた市議選でも、前回無所属から民主公認となった候補がトップ当選。市議選応援のため3回現地入りした福田氏の関係者は「好材料のひとつ」と手応えを語った。
 長崎2区で最多の有権者を抱える諫早市で5日行われた市長選。ここでも自民県議や企業、組織が全面支援し大勝が予想された前市長後継候補が、対立候補に344票差の小差にまで迫られた。「支持層への縛りが効かない。『自民』を掲げることで無党派層も逃げていく。自民の看板が邪魔になっている」

447とはずがたり:2009/06/20(土) 11:55:15
【諫早特集・追加】
>>446-447
<県議選>
結果

諫早市 定数4−候補7
当 15,822(24.7%) 八江 利春 67 自民 現6 県森連会長
当 12,906(20.1%) 山口 初實 59 民主 新1 造船会社員
当 11,731(18.3%) 中村 和弥 46 無所属=自民 新1 保育園理事長
当 8,738(13.6%) 北浦 定昭 61 自民 現2 党県広報副委長→>>20205年5月の県議補選で初当選した「県議1年生」ながらも旧諫早市の市議会議長も務めたベテラン。にもかかわらず、告示前の今年1月から市内全域で200回以上の街頭演説を重ねるなど新人さながらの活動を続けてきた。それでも本人は「手応えはまだまだ」とこぼす。
□ 8,669(13.5%) 田中 克史 56 無所属 現 共済組合理事
3,244(5.1%) 石丸 完治 57 共産 新 党中部地区委長
3,048(4.8%) 森 多久男 52 無所属 新 福祉協専務理事

448千葉9区:2009/06/21(日) 17:03:43
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090621ddm041040133000c.html
入札妨害:容疑で、えびの市長逮捕−−宮崎県警
 宮崎県えびの市発注の橋りょう維持工事で業者に有利な価格で落札させようとしたとして、宮崎県警は20日、えびの市栗下、えびの市長、宮崎道公(みちひろ)(73)と、同市池島、造園土木会社社長、星指(ほしさし)勝典(65)の両容疑者を競売入札妨害(偽計)容疑で逮捕した。この造園会社の落札価格は最低制限価格より約400円高いだけだった。県警は今後、金品のやり取りの有無についても調べを進める。

 容疑は、昨年6月27日にえびの市役所であった「08年度榎田橋橋りょう維持工事」の指名競争入札で、宮崎容疑者が星指容疑者の会社に落札させようと、入札前日の26日ごろ、星指容疑者に対して、非公開の最低制限価格(1096万1524円)を電話で教え、翌27日の入札で制限価格に近い入札金額(1096万1900円)で落札させたとしている。県警によると、2人は容疑を大筋で認めている。業者は7社参加していた。【小原擁】

毎日新聞 2009年6月21日 東京朝刊

449千葉9区:2009/06/21(日) 17:11:20
また複雑怪奇の宮崎県政界の混乱か

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/789
>(2002年)三月に行われたえびの市長選。県知事の松形祐堯の実弟が四期で退き、後継指名した候補が大きな後援母体を持たない宮崎道公に、意外な大差で敗れた。これまで同様、県の介入は、半ば公然と行われ、市外から業者が大挙して選挙運動に加わったにもかかわらず、である。市政に対する有権者の不満が組織型選挙を凌駕(りょうが)したことで、同市長選をコントロールしてきた県に衝撃が走った。

□2002年3月10日実施の選挙の結果
◇えびの市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率82.64%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 8853 宮崎道公(無新、65歳、初当選)       ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  7706 新出水寛人(無新、54歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

□2006年3月12日実施の選挙の結果
◇えびの市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率79.67%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 9075 宮崎道公(無現、69歳、再選)        ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  6512 鬼川利男(無新、58歳)           ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

450千葉9区:2009/06/21(日) 17:43:06
>>442
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000906200004
議案 次々否決 上峰町長「逆風」現実に
2009年06月20日

 選挙公約に掲げた町長給与50%カットなど、全国最年少の現役首長としての独自色を前面に打ち出した施策にかかわる議案を、就任後初めて臨んだ定例の町議会で19日に否決された武広勇平・上峰町長(30)。町議会との事前調整による妥協を潔しとせず、志を貫くことにこだわった結果、住民生活にも影響しかねない事態を招いてしまった。町議会(定数10)は7人が町長選で対立候補の支援に回り、「逆風」は予想されていたとはいえ、自治体の運営は一筋縄ではいかない現実に直面した。(上山崎雅泰)


自らの給与を半減とする武広町長の大胆な選挙公約は町内外の耳目を集めた。ただ、その是非は一刀両断にはできないことを、地方自治の専門家らはかねて指摘している。


 例えば、九大法学部の田中孝男准教授(行政法)。「職責に見合う報酬を、地域の事情に応じて地域で決めるべきだ。上峰町は財政状況も悪く、仕方ない面もあるが、トップの報酬が低いと有能な人材が集まらない可能性もあり、やみくもに下げるだけでは良くないのでは」とする。


 こうした議論の余地がある町長給与のカットを、武広町長は議会承認を前提として財源に当て込み、在宅障害者通院用の福祉タクシーの運賃を助成する新規事業を計画。事業費を一般会計補正予算案に盛り込み、町長の給与カット議案と一体のものとして6月議会に提案したが、そうした手法には異論も出ていた。


 吉富隆議長によると、武広町長とは5月下旬から、給与カット議案の提案方法について意見を述べ合ったという。


 吉富議長は、町長給与は3月議会の議決を経て15%カットを実施済みなのだから、6月議会でさらにカットする議案は通らないと考え、「町長給与カットと補正予算を連動させず、新年度予算を組む来年3月議会で、にしては」と提案。武広町長は「選挙公約であり、支援者のこともある」と譲らなかったという。


 6月議会最終本会議の19日にも、吉富議長は開会前に町執行部に議案を修正するよう改めて進言。これを受けて武広町長ら執行部は、本会議の開会時刻を過ぎてなお協議を続けた末、原案通り議決に諮ることを決断。本会議は定刻より1時間遅れて始まった。


 まず、総額約1億7千万円の一般会計補正予算案の賛否討論があり、原槙和彦議員が反対を表明。伊東盛雄議員は「新型インフルエンザ対策や学校の耐震工事など住民生活に大きくかかわっている事業が多い」として賛成意見を述べた。採決では議長を除く9人のうち、2人起立しただけで少数となり否決された。


 続く町長給与カット議案は、岡光広議員が反対を表明。中山五雄議員は「財政難の折、町長自らの給与削減には理解する。私たち町議も削減すべき所はする必要がある」として賛成討論をした。採決で起立したのは3人で、こちらも否決となった。


 武広町長は議案が否決されるたびに伏し目がちになり、唇をかむようなしぐさをみせた。閉会後、報道各社の取材に「(起債が制限される)早期健全化団体は目の前。健全化の第一歩として給与カットを提案したのに残念」。吉富議長は「町長にとって初めての議会。できるだけ譲歩し、スムーズな運営を目指していただけに残念。早急に臨時議会を開いて修正案を出すよう促したい」と述べた。


 議会を傍聴した人からは、一般会計補正予算案が否決されたことで、住民生活への影響を懸念する声が聞かれた。


 実現が遠のいた福祉タクシー運賃の補助について、町身体障害者の会の前会長、佐藤実さん(73)は「障害者には無料の福祉通学バスが運行しているが、バス停に行くまでが大変。福祉タクシー制度がないのは県内では上峰だけ。身内に障害者がいると思って真剣に考えて欲しかった」と話した。


■否決された議案
・一般会計補正予算案
・町長給与支給額の特例に関する条例の一部改正条例
 ・福祉タクシー利用助成券支給条例
 ・教育委員の選任同意2件

451とはずがたり:2009/06/23(火) 12:14:14
アホか。
>僕の能力からして可能かもしれない。

東国原知事、総務相兼務否定しながら「可能かも」
そのまんま知事
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090623-OYS1T00257.htm
 宮崎県の東国原英夫知事は22日、知事と総務相の兼務について、県庁で記者団に「法的には可能だが、物理的にはどちらも中途半端になるのでは。両方激務で、責任もあるから」と述べ、否定的な見方を示した。一方で「僕の能力からして可能かもしれない。その辺は少し微妙。県民、国民が判断すること」とも述べ、世論を慎重に見極める姿勢を示した。内閣改造の際の東国原氏の入閣は、自民党の一部で取りざたされており、総務相に起用する案などが出ている。

 また、自民党の古賀選挙対策委員長と県庁で23日に行う会談については、「(具体的な中身は)何も伺っていない」と述べた。
(2009年6月23日 読売新聞)

452千葉9区:2009/06/23(火) 12:18:13
やる気マンマンですね

453とはずがたり:2009/06/23(火) 12:22:31
地方の人は大臣就任を喜んでお祝いしますので大臣就任なら宮崎県民輿論もあのハゲが知事辞めるの認めるかもしれませんなー。

454とはずがたり:2009/06/23(火) 12:53:57
関東ブロックだと地元宮崎の総すかんを喰うので九州が順当でしょう。此処は慎重に言い値を吹っかけてるだけかと思われる。
比例ブロック1位と総務相を確約し,地方行政を国からやると云って辞めればお祝いムードでしょう。
川村はこうなると落選必至か。

関東比例で出馬要請か 古賀氏と知事きょう会談
2009年06月23日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18200&amp;catid=74

 次期衆院選をめぐり、自民党内から東国原知事に比例代表関東ブロックからの出馬を求める声が出ていることが22日、分かった。
 古賀誠選挙対策委員長が23日に県庁で知事と会談し、出馬を要請するとみられる。

 麻生太郎内閣の支持率急落を受け、全国的に人気の高い知事を担ぎ出すことで事態を好転させたい考え。昨秋持ち上がった総務相就任も再度示す意向で、知事の国政転身の動きが再燃しそうだ。

455とはずがたり:2009/06/23(火) 17:47:08
爆笑すw

衆院選出馬要請に東国原知事「自民総裁にするなら」
2009政権選択
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090623-OYT1T00759.htm

 自民党の古賀選挙対策委員長は23日、東国原英夫宮崎県知事と同県庁で会談し、次期衆院選に自民党公認候補として出馬するように求めた。

 これに対し、東国原知事は、全国知事会が作成したマニフェスト(政権公約)を自民党の公約にすべて取り込むことと、自身を自民党総裁として衆院選に臨むことを出馬の条件に挙げた。

 古賀氏は「お聞きしました」と述べ、即答しなかったという。
(2009年6月23日16時33分 読売新聞)

456名無しさん:2009/06/23(火) 22:04:42
>>455
自民党総裁の座も安くなったものですねw

>3年前に宮崎でやったような、そういう改革
セールスマン以外に何かやったんですかねぇ。

宮崎県の東国原知事がスーパーニュースに生出演 「総裁候補」発言の真意を語りました。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00157736.html

自民党の古賀選対委員長から次期衆院選出馬の要請を受けた東国原知事は、この要請に対して、「私が次期総裁候補として、次の選挙を自民党は戦う覚悟があるかうかがった」と答えました。
東国原知事が23日午後、フジテレビのスーパーニュースに生出演し、その発言の真意について語りました。

(出馬の要請について)きょう初めて話を伺わせていただいたので、古賀選対委員長にですね。
ずばり出馬を要請されたので、承るというよりも、ただお聞きしましたと。
ただ、わたしの提言とか要望、提案がございます。
それは、まずは全国知事会で、われわれがまとめさせていただいた地方分権の要項を、自民党さんのマニフェストに一言一句漏れることなく、入れていただきたい。
そして、それを4年以内に実行していただきたい、ということが、政策上の、そしてまた、宮崎の要望・提案というのもあるんですけど、こういった地方の声をどうお考えになっているかということですね。
これが一番なんですよ。
僕は全国知事会で、次の総選挙は政権選択選挙として、地方、全国知事会が分権をずっと言ってきました。
でも、これまでなかなか地方分権というのは、進まなかったんですね。
ですから、今回は千載一遇だから、全国知事会としては意見をとりまとめて、両政党に突きつけて、それをのんでいただく政党を、政治的にメッセージ、あるいは支援する行動に出なきゃいけないんじゃないかということを、知事会で発言させていただきました。
それを有言実行させていただくということですね。

「全国知事会で決められたことを、そのまま自分たちの党のマニフェストにしてくれる党であれば、何らかの政治行動をとって応援をしましょうと?」
そういうことです。

「『総裁候補として戦う覚悟があるならば』というものと、並行した要求ということ?」
まず、地方主権ですね、ずっと地方が言わせてもらった、これは関ヶ原、中央との戦いなんですよ。
これを自民党自らができるかどうかというのが戦いだと思うんです、今回。
それをやれるためには、それなりのポジションがないとできないと思うんですよ。
今回、自民党変えるというのが、この国を変えると、僕はそう位置づけているんですね。
自民党は戦後60年間、ずっと政権与党として、社会や経済動向で、国民を引っ張っていただいた、あるいはその社会状況に応じた、機動的で、そしてまた弾力的な運営をされてきたんですね。
今回、どうも自民党さんを見ていると、その国民政党として、国民の与党としての位置がちょっとおかしいかな。
あるいは国民目線ではない、国民との距離がかい離している。
それを今回、改革していただこうと。
改革のためには、自民党の中では改革はできないと思っているんですよ。
何のしがらみもない、外からの血とか風を入れて、3年前に宮崎でやったような、そういう改革を自民党さんがやるべきだと思うんですよ。

「そのために東国原知事が総裁候補になり、自民党を変えると?」
そういうことです。

「総裁候補とする確約さえとれれば、出馬はあると?」
政策として、地方分権をやるかどうかなんです。
これをやるために、チェックしなくてはいけないんです。
これを要望して、「のみましたよ」だけじゃ、また骨抜きになったりしますので、これを確実に今回実行しなきゃいけないんですね。


「総裁候補になることは、全国知事会で決めたことを寸分漏らさず実行に移すための手段にもなり得るわけですよね?」
そうです。

(06/23 18:25)

457名無しさん:2009/06/27(土) 00:24:53
東国原が自民党に出馬しても風は吹かないだろう
むしろ逆効果だし…
宮崎県民と自民党を私物化してワガママを言ってるだけしか聞こえない
サッサと知事職に戻れ東

458千葉9区:2009/06/27(土) 00:27:12
総理になったら世界に寿司を売り歩くんでしょうか。
ファーストレディ役はマダム寿司でw

459千葉9区:2009/06/27(土) 08:24:03
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1319577.article.html
佐賀市長選、衆院選控え「民主動けず」
 任期満了に伴う佐賀市長選まで4カ月を切った。現職の秀島敏行市長(66)=1期目=が立候補を表明した以外、今のところ目立った動きがない。前回、自民、社民が推薦した秀島氏に対し、旧佐賀市長だった木下敏之氏を推薦して戦った民主は、間近に迫る衆院選で社民と共闘しており「選挙協力に水を差す候補擁立に動けない」(民主市議)状態。共産も具体的作業はこれからで、関係者の見方は「すべては衆院選後」で一致、情勢はまだ流動的だ。

 「(候補者を)立てるなら急ぐべき。そうしたいのはやまやまだけど…」「何にしても衆院選が終わってから」。市長選に関する民主党関係者の言葉は歯切れが悪い。衆院選は1区、2区で自民と真っ向対決となる様相。共闘する社民、さらに支持団体の自治労との連携は重要課題だ。そんな状況で「市職労や自治労に弓を引くことになる」候補擁立は「現時点ではあり得ない選択」という。

 5市町村合併に伴う2005年の市長選は、木下氏の市政改革手法に市職労が反発。秀島氏に自民と社民が相乗りする〝異例〟の構図だった。市を二分する激戦の末、5万6千票余りを得た秀島氏が、木下氏に約4200票差で勝利した。

 秀島氏はまだ自民、社民、市職労に対し推薦願などは出していないが、「失政もなく堅実。1期では独自色も出せない」(自民市議)、「(推薦願が出たら)否定する材料はない」(市職労幹部)と、基本的には秀島氏を支えるスタンス。

 前回、候補擁立を見送った共産は、乳幼児医療費助成の就学前拡大など、秀島氏の施策に賛同できる点もあるとし、「擁立が必要と判断したら考えたい」と、こちらも模様見状態だ。

 こうした中、関係者が注視するのが「衆院選後」。自民県議は「県都の市長選を静観できるか。衆院選で民主が全国的に勝利でもしたら、だまって見ているはずはない」と警戒感を隠さない。「準備に時間がなさ過ぎる」という指摘もあるが、告示1カ月前に出馬表明した民主推薦候補が勝利した千葉市長選を例に挙げる関係者も。

 市長選は10月11日告示、18日投票。市議選(定数38)と同時選で、市議にとって市長選の動向は支持者との間にねじれを生じさせる可能性もある。衆院選に市議選も複雑に絡み合い、告示直前まで目が離せないようだ。

460とはずがたり:2009/06/27(土) 23:01:30

東国原知事、国政転身に踏み込む発言
2009年06月27日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=18307

 東国原知事は26日、県庁で記者団に対し、「(2009年度の)予算を編成して来年2月の県議会で採決されれば事実上、僕の仕事は終わり。僕が辞めてもマニフェストは達成される」と述べ、残り1年7カ月の任期を全うすることに否定的ともとれる発言をした。次期衆院選への出馬に、さらに踏み込んだ。

 会見で、記者から国政転身について「任期4年を全うするとした知事選でのマニフェストを破ることにはならないか」と質問されたのに答えた。

 知事は残りの任期を務めることに「実を言うと楽なんですよ。(09年度の)予算編成して来年2月に議会に示し、採決されれば事実上、僕の仕事は終わり」「これから国に行き、宮崎のため地方のために霞が関と戦う。こっちの方が大変」と述べ、国政転身への強い思いをにじませた。

461千葉9区:2009/06/28(日) 15:29:24
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000906280002
えびの市長逮捕/首長と業者、癒着浮き彫り
2009年06月28日


 えびの市発注工事をめぐり、宮崎道公容疑者(73)が競売入札妨害(偽計)容疑で逮捕されて、27日で1週間。市長が指名競争入札の最低制限価格を業者に教えたとされるが、県警によると、市長は「選挙で支援してもらったから教えた」と供述し、選挙支援の「見返り」との見方が強まっている。公共事業が減り、受注競争が厳しさを増す中、改めて首長と業者との癒着が浮かび上がった。(平塚学、阿部彰芳)



 「通常ならあり得ない神業の応札だった」。逮捕容疑の工事の入札に参加した業者社長はそう振り返る。市発注の橋補修工事の指名競争入札があったのは昨年6月で、市長とともに同容疑で逮捕された星指造園土木社長、星指勝典容疑者(65)が1096万1900円で落札。最低制限価格は1096万1524円で、その差額はわずか376円だった。


 県警によると、宮崎市長が入札前日に星指社長に電話で最低制限価格を伝え、この価格に近い金額で工事を落札させた疑いがある。
 市の説明では、同社は市発注工事を昨年度に5件落札。うち4件はいずれも、最低制限価格ぎりぎりの落札率80%で、先の社長は「間違いなく市役所から価格が漏れていると思っていた。今までの入札は何だったのか」と憤る。


    ■


 市議を7期務めた後、3度目の挑戦で市政のトップに就いた宮崎市長。複数の市内の業者や市議会関係者らによると、02年の初当選後、対立候補を支援した業者を指名から外して市議会で問題になった。「市内の工事は市内の業者に」との方針で、200万円以上の工事は市長自らが予定価格や最低制限価格を決裁していたという。


 その結果、06年3月の市長選では市内のほとんどの建設・土木業者らが宮崎市長の応援に回った。星指造園土木も選挙事務所に出入りしていたが、目立った存在ではなかったという。宮崎市長は、約2500票差で再選。工事実績を積み重ねたとして、星指造園土木の登録業者のランクもC(05〜06年度)からより受注チャンスが広がるB(07〜08年度)へと上がった。


 課長経験もある市役所OBは「宮崎市長は露骨な指名外しで、業者の締め付けをした。業者は食べるために、市長を支援せざるを得ない状況に追い込まれた」と話した。

462千葉9区:2009/06/28(日) 15:29:56
     ■


 一方、昨年度の市発注工事の入札結果を分析すると、星指造園土木以外にも不透明な落札の実態が見えてくる。
 工事価格250万円以上の指名競争入札約60件のうち、14件(うち4件は星指)が落札率81%未満で最低制限価格と極めて近接。「神業」が相次いでいた。また、談合の可能性が極めて高いとされる落札率93%以上も34件あり、うち11件が99%以上だった。


 市内の社長は「星指はここ数年で急激に受注を伸ばしてきた。業者間の話し合いにも乗ってこないのに落札するので、市に『漏れているのではないか』と抗議したこともある」と明かし、暗に談合の存在を認めている。別の業者は「星指以外にも受注を伸ばしている業者が数社ある」と指摘する。


 県警の捜査本部も、こうした事態を把握。別の複数の工事でも、宮崎市長が最低制限価格などを漏らした疑いがあるとみて、押収した資料の分析や関係者の聴取を進めている。

463千葉9区:2009/06/28(日) 21:10:32
>>431-433
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0906/0906100812/1.php
自立を目指す島の選挙は全村民の票固め
山本正治2009/06/10
多良間村でこのほど、村議会議員選挙(5月17日)と村長選挙(6月7日)が相次いで行われた。2つの選挙の報道に携わって、いくつかの驚くべき特徴を発見した。 第1は、投票率がとてつもなく高いこと。そして、第2は、村議選と村長選の票数が系列ごとに見事に連動していることである。 那覇から南西に320キロメートル、宮古島と石垣島の中間に、二枚貝を伏せたような平坦で楕円形をした多良間島が浮かんでいる。那覇から宮古島経由で空路なら2時間、航路(いまは貨物のみ)なら10時間余り掛かる。面積19.73平方キロメートル。全島が隆起珊瑚礁からできており、島で最も高い「八重山遠見台」(標高32メートル)にあがると、360度のエメラルドグリーンの大海原。北方12キロメートルに浮かぶ水納島(2.15平方キロメートル)と2島で多良間村を構成している。

 中心的な産業はサトウキビなどの農業。538戸、1,460人(2005年3月)が暮らす。05年10月に平良市を中心にした宮古群島の1市3町1村が合併して宮古島市が誕生したが、群島の西端に位置する多良間村は住民投票で単独村政を選択。村は「文化の風かおる南のプチアイランドたらま」のキャッチコピーで観光客の誘致に力を注ぎ、「自らの力を結集し村民参加による心豊かで活力ある村づくり」を合い言葉に自立する島づくりを目指している。一般会計は約15億円。

 そんな多良間村でこのほど、村議会議員選挙(5月17日)と村長選挙(6月7日)が相次いで行われた。2つの選挙の報道に携わって、いくつかの驚くべき特徴を発見した。

 第1は、投票率がとてつもなく高いこと。
 村議選は定数7に8人が立候補、1人が落ちるだけの選挙だったが、投票率はなんと97.97%。当日有権者936人のうち棄権したのはたったの19人。917人が投票した。

09年 多良間村議会議員選挙

 同一候補者による3度目の一騎打ちになった村長選挙はさらにすごかった。投票率は、なんと99.04%。当日有権者940人のうち棄権したのはたったの8人。932人が投票した。なかでも期日前投票の投票率72.02%(村議選は51%)と高いことが特徴的だった。

09年 多良間村長選挙

 第2は、村議選と村長選の票数が系列ごとに見事に連動していること。
 村長選の結果は、現職の下地昌明氏が494票、前村長の兼浜朝徳氏が433票。下地氏が61票差で再選を果たした。それに先だって行われた村議選はいわば村長選の前哨戦で、村議候補者8人は4人ずつがそれぞれ2人の村長選予定候補を応援する両派に分かれていた。村議選の結果は、下地派が4人(豊見城玄淳、森山実夫、西平幹、羽地隆憲の各氏)、兼浜派が3人(西筋米吉、嘉手苅光徳、本村健次の各氏)当選し、1人(大見謝正勝氏)が落選した。その獲得票数をそれぞれ合算すると、下記のようになる。

  下地昌明派       兼浜朝徳派
 豊見城玄淳 136   西筋 米吉 134
 森山 実夫 128   嘉手苅光徳 122
 西平   幹  115   本村  健次  113
 羽地 隆憲  109   大見謝正勝  55
  合 計    488     合 計   424
-----------------------------------------------
 村長選   494           433

 村議選で系列村議が獲得した票の合計と村長選での獲得票数は、極めて近似している。下地昌明氏はプラス6票、兼浜朝徳氏はプラス9票と、10票未満の差でしかない。

 第3に、村長選はいつも激しい一騎打ちになること。
 2001年は1票差、2005年は17票差だった。

464千葉9区:2009/06/28(日) 21:10:54
 1986年から2人(仲宗根玄常氏と安里茂男氏)の元村長に端を発し、村を二分する争いが今日まで続いていることは、「島を二分する積年の争い〜多良間村長選」で書いた通りだが、それにしても、なぜ、かくも投票率が高く、しかも期日前投票が多く、村長と村議は系列化しているのか。

島を二分する積年の争い〜多良間村長選

 関係者への取材を総合すると、
 1.激しい選挙戦のなかであちこちから投票を依頼される。一方で、村はみんな顔見知りであり、投票に行かないことはできない
 2.候補者の各陣営はできるだけ早く得票を確実にしたいので、早めに期日前投票に行くように促す
 3.各陣営は期日前投票の情報で票読みをしながら選挙戦を進めるので、各村議の勢力地域での得票の動向もよくわかる。成績の悪い村議にはプレッシャーが掛かるので、村長選の得票も村議選の得票に近づいて行く
 ということらしい。

 もう1つ、あえて、この島の選挙の特徴を挙げれば、よくトラブルが発生することがある。

 村長選の開票作業は投票当日の午後11時すぎまで掛かった。遅くなった原因は、投票者数931人に対し、投票総数が932票と1票多かったからだ。村選挙管理委員会は「得票数に差があり当落に影響はない」として、両候補の得票を確定、下地氏の当選を発表したが、いまも沖縄県選挙管理員会とトラブルの対応を協議している。

 1994年の村長選は、不在者投票の村選管の事務手続きに間違い(内封筒に投票者のなつ印や指印を押させた)があり、選挙無効、再選挙になった。2005年には不在者投票をした人の氏名、投票日などを書いた不在者投票事務処理簿1冊が選管事務室から盗まれた。

 いずれにしても、多良間村の選挙は激しく燃える。候補者側が激しいのか、住民が激しいのか、おそらく双方だろう。自立を目指す村にとって選挙への意識が高いことは、若者が選挙にそっぽを向いている大都会に比べれば、大いに結構なことではある。

465名無しさん:2009/06/29(月) 13:27:59
国民新党の推薦はそうぞう公認・推薦の3名についています。
民主党の推薦1名は有力なソースがまだ発見できていません。ほぼ目星はついているのですが…。
他自治体議員から転進を図る候補もいらっしゃいます。
----------------------------------------------------------

那覇市議選67人が立候補 各党、衆院選の前哨戦
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-146441-storytopic-3.html
2009年6月29日
那覇市議選の勝利に向け「頑張ろう」を3唱する支援者ら=28日午前、那覇市内
 任期満了に伴う那覇市議会議員選挙は28日告示され、定数40に対し、67人が立候補を届け出た。中心市街地の活性化などの経済対策をはじめ、待機児童の解消、市国民健康保険会計の赤字問題といった地域福祉の課題などが争点となる。各党とも衆院選を占う前哨戦として総力を挙げており、党勢拡大を懸けた「県都決戦」の様相となっている。各候補者は、届け出を済ますと街頭で支持を訴えた。投開票は7月5日に行われる。
 候補者の内訳は現職38人、新人26人、元職3人。今回の改選から定数が4減の40となる中で、立候補者数は前回選挙の4年前を12人上回っており、多数の候補者による混戦模様となっている。
 一方で、市議選の投票率は50%台で低迷する傾向にある。前回は53・67%と過去最低を更新した。今選挙戦で投票率が回復するかどうか注目される。
 3期目を迎えた翁長雄志市長にとって、選挙結果はまちづくりや行財政改革の手法に対する評価となる。現在の市議会構成は与党28議席、野党15議席(欠員1人)。市政与党が引き続き安定多数を確保するかが最大の焦点となる。
 67人の候補者のうち翁長市政に与党的立場が38人、野党的立場が19人、中立的立場を取るのが10人となっている。
 政党別公認は、自民11人、社民4人、共産7人、公明7人、民主4人、社大3人、そうぞう2人。推薦は自民、民主、社大、そうぞうが各1人、国民新が3人となっている。
 期日前投票は、29日から7月4日まで実施される。投票場所は市役所本庁舎1階ロビーと新都心銘苅庁舎2階の2カ所で午前8時半から午後8時まで行われる。

466名無しさん:2009/06/29(月) 13:30:09
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/47/00010390.html
那覇市議会議員選挙  2009年06月28日告示  2009年07月05日投票
選挙事由:任期満了
選挙区名称 対象行政区 那覇市 選管発表順 【定数 : 40 / 立候補者 : 67 】

平良&nbsp;識子   30 社大   現1 
久高&nbsp;友弘   60 無与系 現6 
與儀&nbsp;實司   54 自民   現1 
比嘉&nbsp;瑞己   34 共産   現1 
高良&nbsp;正幸   60 自民推 現1 
玉那覇&nbsp;公子 38 無所属 新  有限会社数学研究会(塾非常勤講師)
宮里&nbsp;光雄   45 自民   現2 
山川&nbsp;典二   54 無与系 元3 
新島&nbsp;忠     51 無所属 新  沖縄IT経営応援隊事業コーディネーター
清水&nbsp;磨男   28 民主   現1 
松本&nbsp;聡     42 無所属 新  
金城&nbsp;徹     55 自民   現4 
前泊&nbsp;美紀   36 無所属 新  フリーキャスター
比嘉&nbsp;憲次郎 59 社大   現2 
安冨&nbsp;光子   60 無所属 新  [元]市雇用対策室長
亀島&nbsp;賢二郎 36 自民   現1 
玉城&nbsp;仁章   69 無野系 現4 そうぞう総務会長
知念&nbsp;博     55 無与系 現3 
玉城&nbsp;彰     59 民主   現2 
小松&nbsp;直幸   30 共産   新  日本民主青年同盟沖縄県委員長
坂井&nbsp;浩二   34 そう    新  [元]衆議院議員(下地幹郎)秘書
仲松&nbsp;寛     47 無与系 現1 
糸数&nbsp;昌洋   49 公明   現2 
大浜&nbsp;安史   52 公明   現4 
花城&nbsp;正樹   30 民主   新  大同火災海上保険(株)代理店代表
濱川 政敏   59 無所属 新  音楽家
上江洲&nbsp;由哲 53 無所属 新  有限会社大原商事代表者
唐真&nbsp;弘安   68 自民   現9 
宮國&nbsp;育男   55 無所属 新  (株)日新建築代表者
多和田&nbsp;栄子 62 社民   現1 
大浜&nbsp;美早江 56 公明   現2 
野原&nbsp;嘉孝   46 公明   新  党沖縄県本部嘱託職員
古堅&nbsp;茂治   56 共産   現1 
山内&nbsp;盛三   61 無与系 現2 
下地&nbsp;敏男   59 社民   新  [元]市職労委員長
平良&nbsp;正邦   47 社大   元1 
宮國&nbsp;恵徳   57 そう    現3 
湧川&nbsp;朝渉   48 共産   現4 
永山&nbsp;盛広   73 自民   現4 
伊波&nbsp;秀輝   32 社大推 新  元団体職員
内間&nbsp;徹     43 無所属 新  [元]沖縄銀行委託職員
翁長&nbsp;俊英   52 公明   現3 
高里&nbsp;良樹   54 無与系 元6 
大城&nbsp;朝助   62 共産   現4 
与儀&nbsp;清春   64 無与系 現3 
我如古&nbsp;一郎 51 共産   現2 
渡久地&nbsp;政作 39 自民   現1 
喜舎場&nbsp;盛三 56 公明   現2 
金城&nbsp;敏雄   59 無所属 新  海銀リース代表取締役
瀬長&nbsp;清     61 自民   現2 
桑江&nbsp;豊     54 公明   現1 
黒島&nbsp;彪     61 無所属 新  [元]竹富町議2期
久高&nbsp;将光   61 自民   現7 
平良&nbsp;仁一   65 無所属 新  
新屋&nbsp;清喜   56 そう推  新  (株)新屋商会代表取締役
前田&nbsp;千尋   37 共産   現1 
安慶田&nbsp;光男 60 自民   現8 
山川&nbsp;泰博   39 民主   新  沖縄電力社員、元豊見城市議2期
粟國&nbsp;彰     53 無所属 新  医療法人博鳳会理事
新垣&nbsp;文代   45 社民   新  沖縄バス株式会社バスガイド
宮平&nbsp;のり子  62 社民   現1 
屋良&nbsp;栄作   40 自民   現4 
洲鎌&nbsp;忠     68 無与系 現4 
喜納&nbsp;正和   55 無所属 新  ライフ住宅代表者
山城&nbsp;誠司   47 無所属 新  (株)エスネット代表取締役
平田&nbsp;朝義   39 無所属 新  (有)雙葉アカデミー取締役
屋良&nbsp;朝助   57 かり    新  サンアロー通商株式会社代表取締役

467秋田2区の名無し:2009/06/29(月) 19:47:10
http://www.sakigake.jp/p/news/seikei.jsp?nid=2009062901000638
中山前国交相が出馬意欲 「決断の時期近い」
 自民党の中山成彬前国土交通相は29日、昨年10月に不出馬を表明した次期衆院選宮崎1区に関し「(同党の公認は)現職優先だから、私が出ると言えばそれで済む話だ。決断の時期は近い」と述べ、再び立候補することへの強い意欲を示した。宮崎市内で記者団の質問に答えた。

 宮崎1区では、党県連が上杉光弘元自治相の擁立を公募で決めたが、中山氏は「最終的に決めるのは党本部だ」と指摘。全国から立候補を求める署名が寄せられているとした上で「国民が教育の正常化を必死に思っており、無にしてはならない。必ず体現できる立場になりたい」と述べた。

 東国原英夫宮崎県知事が同党から衆院選比例代表に立候補することへの期待感も強調。実現した場合の知事選に、自ら立候補する可能性については「毛頭ない。今更、知事という選択肢はない」と否定した。

468とはずがたり:2009/06/29(月) 20:01:50
>>465-466
あざーす。
那覇市議選始まったんですな〜。
ほぼ目星は誰なんでしょう??

>>467
上杉は未だ出る気満々ですな。何回目や出る云いだしたんは。
それにしても上杉の東国原タッグは宮崎県知事の職を嘗めてますな>今更

469とはずがたり:2009/06/29(月) 20:11:22
因みに前回の結果は自民圧勝

与党圧勝、28議席 那覇市議選
2005年7月11日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2236
 政党別に見ると15人を公認し、1人を推薦した自民が13人当選し、5議席増やし与党第一党の座を守った。公明は7人全員が当選。保守系無所属で市政に与党的立場を取る8人が当選した。
 一方、野党側は共産が6議席を守ったが、社大が1議席減らし2議席となった。社民は推薦を含む2人が当選し1議席伸ばした。今回推薦、公認合わせて4人が立候補し注目された民主は3人が当選し、議席を確保した。無所属は3人が当選した。
 女性候補は4人全員が当選。史上最年少、26歳の平良識子氏(社大)も当選した。
 今回は現職36人、新人16人、元・前職3人の合わせて55人が選挙戦を展開した。当選者の内訳は現職32人、元職1人、前職1人、新人10人。現職4人が落選した。投票総数は12万6416、有効投票数は12万4810だった。

那覇市議選(2005年7月10日投開票)結果と市議会会派
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2005naha.html

那覇市議会議員選挙結果 2001年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2230

470千葉9区:2009/06/29(月) 20:27:34
「集団がまとまるには適度な敵が居ること」という格言(?)を思い出させてくれますね、宮崎自民は
どうせなら3区も誰か出ないかな?

471名無しさん:2009/06/29(月) 20:45:50
>>468
民主党沖縄県連がHPにUpしてくれないので裏付けがないんですよね。それでは推薦の意味が無いのではとも思いますけどね。
とはさんの掲示板はgoogle検索でも上位でリストアップされて来ますから、間違って居たらご本人やご関係者ご迷惑をお掛けしてしまいますので勝手ながら明記は避けさせて頂きますが、このあたりのページが雰囲気を感じます。
この人で無いならば、女性の方ではないでしょうか。
http://www.mskj.or.jp/jukuho/9806jkmongol.html

472とはずがたり:2009/06/30(火) 12:44:43
>>471
>それでは推薦の意味が無いのでは
ですよね。沖縄では民主の看板もそんなに効かず,内向きの推薦なんでしょうかね・・。

>google検索でも上位でリストアップされて来ます
確かにちょっとマニアックな単語で調べてみて見つかった!と思ったら自分の所だったってなんて事ありますw

>このあたりのページ
平島廣志さんも尾関健治さんも出てないっすよね・・。誰か政経塾出身者が出てるんでしょうか?
因みに平島さんは我が故郷を含む静岡3区で出馬された方っすよね。非自民系市議をやってた母の所に挨拶に来られて,偶々家に居た俺が応対に出て挨拶を交わした事があります。向こうは憶えてないでしょうけど。。

473とはずがたり:2009/06/30(火) 14:56:16

東国原知事「返事なければ国政なし」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090630-512551.html

 宮崎県の東国原英夫知事は30日、自民党から要請されている次期衆院選への立候補に関し、いまだに古賀誠選対委員長ら同党側から「党総裁候補」待遇などの条件に対して回答がないとした上で「返事がきちんと来ない場合は国政に行くことはない」と強調した。県庁で記者団に述べた。

 県議会は同日、東国原知事が提出した自らの退職金を半減させる条例案を可決。知事はこれを踏まえて、立候補する場合でも条例施行日の来月7日までは辞任しない考えを示した。(共同)

 [2009年6月30日14時11分]

474とはずがたり:2009/06/30(火) 14:57:10

東国原知事発言“迷走”民主も選択肢
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090629-512028.html

 自民党から次期衆院選に出馬要請を受け、国政転身を目指す東国原英夫宮崎県知事の発言が28日、“迷走”した。テレビ朝日の報道番組で「(今後の行動は)自民党の返事次第。地方分権が実施されるなら(自民、民主)どちらでも」と、自民党に必ずしもこだわらないと受け取れる発言をした。司会の田原総一朗氏に「具体的に何をするのか」と突っ込まれると「自分の政策を受け入れてくれるところで、選挙応援をしたい」とも述べた。

 日本テレビの報道番組では、自民党からの答えはまだないとし、無所属での出馬について「選択肢ではある。地域政党もある」と述べた。民主党から出馬要請が来れば、自民党と同様「代表選出馬」を条件にする考えを示した。

 しかし民主党の岡田克也幹事長はフジテレビの報道番組で、東国原氏について「論外だ。自民党と勝手にやってほしい。我々は関知しない」と、突き放した。

 [2009年6月29日7時56分 紙面から]

475千葉9区:2009/06/30(火) 21:37:39
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-06-30-M_1-025-1_001.html?PSID=febe8d010165279ee975f4a83f520d95
2009年06月30日 政治

30人前後が当選圏に 那覇市議選/各陣営 追い込みに躍起
新人の伸び 情勢左右

 28日に告示された市議会議員選挙は投票日まであと5日と迫った。選挙戦は事実上の終盤戦に突入。定数40議席をめぐって67人の候補者がしのぎを削っている。すでに現職組を中心に30人前後が手堅く票をまとめ当選圏内に入った模様だが、残り約10議席の争いは混沌としている。26人の新人の多くが知名度アップに苦戦を強いられているが、各候補者は最後の追い込みで「どうにか滑り込む」と無党派層の取り込みに躍起だ。新人の伸びが選挙情勢を左右するともいえる。

 各陣営は地縁・血縁、郷友会、同窓会などに呼び掛けさらに集票活動を強化。候補者は市内各地に出向き、スキンシップ作戦や政策を直接訴え、支持拡大を図っている。

 ある選挙関係者は67人の〝乱立〟で基盤となる組織票が割れていると指摘。別の現職候補者の選対本部は「票の食いつぶしが起きている。見えない戦いだ」と本音をもらす。ベテラン議員も「今回は読めない」と手応えがつかめない様子。

 ある新人候補者の選対本部は「告示前は知名度が気になったが、告示後、外に出ることで感触もよくなっている。最後まで力を抜かなければ結果はついてくる」と話した。

 29日からは市役所1階ロビーと市役所銘苅庁舎で期日前投票が始まった。受け付け開始から続々と有権者が会場を訪れている。市選管は「投票日当日に投票所に行けない方は期日前投票を活用してほしい」と話している。

476千葉9区:2009/06/30(火) 21:50:39
http://www.data-max.co.jp/2009/06/post_6097.html
どうなる次の福岡市長!? 注目される総選挙の結果
[政治]
2009年06月30日 08:02 更新

 前回の市長選挙で山崎広太郎前市長を支援し、一敗地にまみれた自民・公明・みらい福岡の各会派は、福岡市議会において4年間の「野党」生活を余儀なくされた。次の市長選挙にどのような姿勢で臨むのか注目されるところだ。とりわけ最大会派である自民党の方針が決まれば、財界も含めて一気に市長選挙への動きが加速する。
 
 自民党関係者の話を総合すると、民主党推薦の吉田宏市長を支持することはないという。一部には「吉田でもいいだろう」との意見があったとされるが、度重なる不祥事で、さすがに吉田支持を打ち出しにくい状況となった。先週、出版祝賀会について報じた元市教育長・植木とみ子氏が候補者として取りざたされているという情報もあったが、反発が多く成就しそうもない。同じく反発が多くまとまりそうもない、とされるのが前議長川口浩市議の擁立話。川口市議に問題があるというわけではなく、選挙で敗れた山崎前市長周辺が川口市議を強く推してきたことが大きなマイナスになっているとも言われる。いずれにしても保守系会派が新たな市長候補を擁立するのは確実視されており、どのタイミングで候補者擁立を明らかにするかが注目される。問題は誰を候補者にするかである。前述の植木氏、川口市議などに加え、中央区選出の鬼木誠県議(自民)の名前も囁かれている。

 関係者が固唾を呑んで見守るのは、総選挙の結果。特に福岡1区、2区、3区の選挙結果次第で、市長選挙の構図が大きく変わることが予想される。自民党が踏みとどまるかどうかが最大の焦点であることはいうまでもない。県政界関係者の多くが「市長選は、とにかく総選挙が済んで」と声をそろえるが、確かに、衆院選の結果がその後の動きに大きな影響を与える。特に注目されるのが山崎拓元自民党副総裁の動向。福岡市政界に大きな影響力を持つだけに、山崎元副総裁が誰を推すのかで状況が変わることも予想される。また、総選挙の結果、自民党が政権を手放すようなことになれば、現在の福岡市の状況も大きく変わることになる。

                                 市政取材班

477千葉9区:2009/06/30(火) 21:51:11
http://www.data-max.co.jp/2009/06/post_6087.html
どうなる!? 次の福岡市長(中)自己矛盾かかえた民主の苦悩
[政治]
2009年06月29日 11:41 更新

 吉田宏福岡市長は2期目を目指すのか?
 市役所周辺ではさまざまなケースが取りざたされている。先週報じたように、1期目で吉田市長を推薦した民主党は、決して一枚岩とは言えない。吉田市長を徹底的に擁護してきた民主党所属の一部の市議と県連内の他の議員たちとの間には、かなりの温度差が生じており、県連の集まりでは、遡っての「推薦取り消し」発言が出たこともあるという。
 
 原因は、吉田市長の公約違反に他ならない。市長がマニフェストに記した目玉政策はその大半が反故にされており、マニフェストを掲げて総選挙を戦おうとしている民主党にとっては完全な自己矛盾を抱えた形となっている。また、「無駄な公共事業をなくす」と言い続けてきた民主党にとっては、こども病院移転をはじめ人工島事業に莫大な税金を投入する道を選んだ市長の方針は絶対に容認できない。さらには、こども病院現地建て替え工事費の根拠となる「メモ」や人工島事業検証・検討の議事録の原資料などを、「備忘録」などとして情報公開の対象外とした吉田市政のあり方も民主党の政策とは相容れない。市政運営そのものが、民主党の総選挙に臨む方針とは逆になっているのである。
 この問題は、総選挙が近づくにつれクローズアップされることが必定で、民主党の候補者たちにとっては頭痛の種となっている。
 総選挙後、民主党県連として吉田市長のマニフェストを検証するといわれているが、結論は既に出ているはずだ。市民を騙したうえ市政運営に力の入らない市長に対する評価は、市民の声にこそもっともよく現れている。
 
 それでは、吉田市長と一線を画す自民党などの動きはどうなっているのだろう?


つづく

478千葉9区:2009/06/30(火) 21:51:56
すんませ
見事に順番がさかさまになりました
http://www.data-max.co.jp/2009/06/26_092013.html
どうなる!? 次の福岡市長(上)
[政治]
2009年06月26日 09:20 更新

 次の福岡市長をめぐって、さまざまな動きが出はじめている。
 現職である吉田宏市長については総選挙終了後、推薦した民主党内部でマニフェストの検証が行なわれるという。

○人工島事業の見直し
○こども病院人工島移転の白紙に戻しての見直し
○留守家庭子ども会の無料化
○保育所民営化の中止
○新空港はいらないと明言

 これらは全て吉田市長のマニフェストに盛り込まれていた「約束」である。しかし、どれも実現されていない。目玉となった公約の大半を平然と反故にしてきた以上、厳しい評価が下されるのは当然だろう。民主党が屁理屈をこねて市長を庇う姿勢を見せれば、市長選から数か月後の統一地方選挙で手痛いしっぺ返しを受けることになる。
 人工島事業やこども病院について「見直しの結果、人工島事業推進、こども病院単独移転という結論になった。公約違反ではない」などと言おうものなら、民主党そのものが有権者からの信頼を失うだろう。吉田市長の選挙当時の発言や、当時の印刷物をチェックしてみると、人工島やこども病院といった市長の大型事業「見直し」は、あきらかに「中止もしくは方針転換」を意味するものだからである。
 新空港をめぐっては最後まで意志表示をせず、民主党県議団との温度差を露呈。あげく、北九州空港の滑走路延伸話で麻生知事と衝突、共同記者会見の場から退場させられ失笑を買った。
 しかし、市民への吉田市長最大の裏切りは、「政策決定過程を隠す」という姿勢であろう。
 市職員だけで行なった人工島事業と市立病院統合移転についての「検証・検討」は、結論の根拠が全て「備忘録」「個人的なメモ」などとして隠されており、どのような議論を重ねたのか全く説明がつかない状態。西日本新聞の記者という市長の前身からは、想像もつかない隠蔽体質を市役所に招来した。情報公開の重要性を熱く語った市長選時の姿は、票欲しさのパフォーマンスに過ぎなかったということだ。
 隠蔽体質は新型インフルエンザの対応という、市民の命にかかわる問題でもいかんなく発揮されており、保健所による遺伝子検査拒否の実態はいまだにうやむやのままである。
 民主党のなかでは同党の市議団だけが徹底して市長を擁護しているが、どこまで有権者を敵に回すつもりなのかと厳しい批判もあがっている。吉田市長をどう検証するのか、民主党に突きつけられた課題は重い。

(つづく)

479とはずがたり:2009/06/30(火) 22:24:03

知事「あ〜あ〜やんなっちゃった♪」嘆き節
2009年06月30日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/1100

知事国政転身「反対」63% 本紙世論調査
2009年06月29日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18351&amp;catid=74

 東国原知事が自民党から立候補要請され、強い意欲を示していることについて、宮崎日日新聞社は27、28日、緊急電話世論調査を実施した。
 国政転身に反対する意見が63・0%に達し、賛成を大きく上回った。
 反対する理由で「知事として県政発展に貢献を」「1期務めた後でも遅くない」などが挙がる一方、賛成派からは「国政の立場から県政発展に貢献できる」と期待する声が上がった。支持率は82・7%だった。
(詳細は29日付朝刊、または携帯で)

知事支持率82・7% 不支持初の2ケタ
2009年06月29日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18355&amp;catid=74

 宮崎日日新聞社の世論調査で、東国原知事の支持率は82・7%だったことが分かった。
 過去最低だった今年1月時点より5・1ポイント減。
 調査方法が違うため単純比較はできないが、依然として高い支持率を維持。ただ不支持は14・7%で初めて2ケタとなった。
(詳細は29日付朝刊、または携帯で)


知事「感想ない」回答せず 本社世論調査受け
2009年06月30日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=18370&amp;catid=74&amp;blogid=13

 宮崎日日新聞社が実施した緊急電話世論調査で、東国原知事の国政転身に対し反対が63%を占めたことについて、知事は29日、本紙の取材に「特に感想はございません」と答え、事実上回答しなかった。

 取材は県庁知事室で行った。調査結果に対する感想を求めたところ、「特にございません。以上」と回答した。

 「知事は周りは賛成の声が多いといっている。調査で反対が多い結果が出たが、特に感想はないのか」との問いにも、「はい、ございません。そう報道していただいて結構です」と答えた。

480とはずがたり:2009/06/30(火) 23:15:12

そりゃあ反対だけど辞めてもまあだから支持止める訳でもない感じが公約数的な意見では?

東国原知事:「宮崎のため国で闘う」 公約8割達成で視線は国政? /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090627ddlk45010592000c.html

 次期衆院選立候補に意欲を見せている宮崎県の東国原英夫知事が26日、「マニフェストは8割達成」と述べ、任期途中、あるいは今期限りで知事を辞職するともとれる発言をした。

 知事は記者団に「(宮崎への)移住とかセールスマンだとか、マニフェストの8割ぐらいは達成した。県民のみなさんが点数をつけることだが、この後どうするか。僕があと1年半、宮崎にいることは実を言うとすごく楽。でも10年度途中で任期切れ。『あと1期やれ』と言われるが、企業誘致(の目標)もほぼ達成される。楽だが、これから国に行って霞が関と闘わなければいけない。宮崎のために地方のためにこれから闘う」と述べた。

 一方で、自民党の出馬要請に対し、(1)自らを総裁選の候補とする(2)全国知事会の要望を党政権公約(マニフェスト)に盛り込む、とした条件に変わりがないことも強調した。【石田宗久】

 23日の自民・古賀誠選挙対策委員長との会談以降、再燃した知事の国政転身。県民にはどう映っているのか。街の声を聞いた。

 ◇都城市志比田町、イベントコーディネーター、為田和代さん(49)

 政治を変える機会は今しかない、来年では遅いという思いなのだろう。1期4年の任期を全うし、マニフェストを達成してほしい気持ちはあるが、本人の希望なら国政に行くのもいいと思う。

 ◇宮崎市宮崎駅東、無職、野口貞子さん(63)

 物産館がにぎわうのも知事のおかげだし、政治手腕は評価はしている。今後国政で頑張ってもらいたい気持ちはあるが、今はタイミングが悪い。まずは任期を全うしてほしい。今国政に出れば、県政に混乱を与えるだけ。

 ◇宮崎市吉村町、会社員、高田明伸さん(30)

 今の国の景気対策では景気は良くならない。宮崎に潤いを与えてくれた知事に国政でも観光業を推進させるなどの政策に取り組んでもらい、中央から地方経済を建て直してほしい。

 ◇延岡市浜町、自営業、宮脇敏雄さん(52)

 国政転身は反対。しかし、青雲の志を立て、どうしても出て行くと言うのであれば、2年半、県のために大分働いてくれたことに免じて、許してもいいのではないか。狭量じゃいけない。

 ◇宮崎市老松、無職、松木律子さん(72)

 知事は宮崎だから支持を受けた。国政で支持を得られるとは思えない。宮崎の知名度は上げてくれたが、県内ではマンゴーなどの食べ物の値段が高くなるなどの課題はたくさんある。少しうぬぼれ過ぎではないか。

毎日新聞 2009年6月27日 地方版

481元沖縄県民:2009/07/01(水) 16:34:58
とりあえず那覇市議選の予想をしてみた。
(予想者スペック:県外出身・4年前市議選で複数の候補者陣営スタッフ。2年前から県外在住)

投票率60パーセントでの絶対当選票(有権者数×0.6÷67)=2202
2200票前後で当選確実(25位前後までには確実に入る)
当選ラインは1800〜2000か
基礎票としては08年県議選・市議補選票に情勢を加味。根拠はあまりない。
自民:読めない 公明 21000 共産 15000〜18000 社民 14000〜17000 民主 17000〜22000 社大:10000前後 そうぞう:10000前後 民主・共産・そうぞうは高めに、社大は低めに見積もった。基礎票を書いていないが、自民系候補は低めに設定した。

不出馬候補の票の流れ
座波(そうぞう):前回2699→そうぞう系に分割か?
松川(自民):前回2799→伊江郷有票は与儀じ?その他は保守系に。
松田(公明):前回2686→野原にほぼ全部流れる
亀島(自民):前回2100→息子にほぼ流れる。
大城は(自民):前回1977→仲井真・国場地域の候補者に?
崎山(社民):前回3564→社民候補に分割?
上里(民主):前回2927→県議選の浮動票を含めて清水・花城あたりに流れる?
渡久地(共産):前回2415→コアな共産票は小松に流れるが、地域票は切り崩される?
仲村(自民):前回3060→小禄保守系に分散
島尻(民主→自民):前回2927→半分は民主に流れる。

総評
自民:10議席は固まったが、当落線上の候補者が多数。高齢候補中心に落選が相次ぐかも。公明7と合わせても過半数割れの可能性も。保守系無所属新人の取り込みが必要か
公明:7議席は確実。唯一番狂わせがあるとすれば、もっとも地盤の弱かった松田と交代する野原だが・・・可能性は薄い。
民主:若手中心にトップを争いそう。3議席は固まった。玉城じにどれだけ民主の風を集められるかだが、4議席は微妙か。
共産:5議席は固い。上げ潮ムードに乗りたいが、現新交代の小松は渡久地修票をどれだけ固められるか。大城は保守地盤で相当支持を広げないと厳しい。6議席からの後退もありうる。
社民:2議席は視野に入るが、多和田が厳しい。新垣は未知数。共倒れもありうる。
社大:平良さの当選は確実だが、残り3候補が総じて厳しい。食い合えば1議席のみの可能性も。
そうぞう・国民:ここで落とすとミキオの死活問題に。2議席は有力。国民推薦の新屋と前回最下位当選の玉城じの票の伸びが注目。
無所属:政治的スタンスが不明な候補が多く、不確定要素が最も多い。前泊と玉那覇の票が特に読みづらい。若手経営者系の候補者がどれだけ票を伸ばすかで、自民の伸長にもかかわりそう。

482元沖縄県民:2009/07/01(水) 16:41:55
予想は ◎(当選確実)○(当選圏内)△(有力) ▲(当落線上)  ▼(かなりの苦戦)泡(泡沫) 

予想  候補  予測得票(×100)  寸評
◎  平良さ  30〜38  落選の要素なし。連続トップの可能性も。
◎  久高と  27〜30  逆風の中でも底固い基礎票で当選圏内へ。
△  与儀じ  16〜21  松川引退で伊江島票が入り前回よりは有利か
○  比嘉み  20〜24  前回現新交代の中で得票維持。上げ潮分も取り込めそう
○  高良ま  20〜24  仲村票を取り込んで自民逆風分を補えるか。
▼  玉那覇  5〜18   タマはよさそう。宣伝をしない分どこまで浸透するか
▲  宮里   14〜19  亀島らに食われれば苦しい。玉那覇の存在もマイナス。
▲  山川   15〜19  県議選に出たことがマイナスに働く可能性も。
▼  新島  10〜14   新人の間に埋没か?モンゴルNPO経験は未知数。
◎  清水  30〜36   民主の風の中でトップ争いに加われるか?
泡  松本  2〜4     目立った活動なし。たぶん泡沫
○  金城と 20〜24   票は固そう。仲村票とりこみで自民逆風分は取り返せるか
△  前泊  17〜28   知名度ありの若い女性だが、主張があいまい。読めない。
▲  比嘉け 15〜20   民主と共産の間で社大は埋没ぎみ。平良さから票回るか?
▲  安冨  16〜20   市職員票とボランティア系の票がどこまで出るか?
◎  亀島  22〜28   補選ではぶっちぎり。父の票+世代交代票で当選圏へ
▲  玉城じ 14〜18   前回最下位。ミキオの風をどこまで受けられるか?
△  知念ひ 17〜21   2000前後の基礎票はあるよう。固めれば有力。
▲  玉城あ 13〜19   民主内の争いに埋没する可能性あり。
▲  小松  17〜21   渡久地後継。交代による減票をどこまで抑えられるか。
○  坂井  20〜26   ミキオ票を手堅くまとめそう。宮古票も期待大
▼  仲松  10〜14   自民逆風をもろに受けそう。苦戦必至
◎  糸数  28〜30   公明逆風も当落に影響なし。28前後は確実に固める
◎  大浜や 28〜30   公明逆風も当落に影響なし 28前後は確実に固める
◎  花城  26〜33   上里直系。トップ争いに食い込む可能性も。
泡  濱川  5〜8     毎回出る泡沫。今回も夢はかないそうにない。
▼  上江洲 8〜14    音の出る宣伝はしないそうだが、無党派の票は望み薄そう。
▲  唐真  15〜19   八重山票をまとめても苦戦はしそう。高齢批判の懸念も
泡  宮国い 1〜4     食事つきアパートの住人?面白そうだが泡沫は泡沫

483元沖縄県民:2009/07/01(水) 16:42:41
つづき

▲ 多和田 12〜18   狩俣落選が痛手。草刈り場首里で埋没は避けられなさそう
◎ 大浜み 29〜31   公明逆風も当落に影響なし。30前後は確実に固める
◎ 野原  23〜26  松田後継。地盤の弱さが気がかり。番狂わせがあるならここ
△ 古堅  18〜22   前回落下傘。共産上げ潮の中だが乱戦になれば危ない。
▼ 山内  12〜17   前々回落選。自民逆風のなか、草刈り場首里で埋没か?
△ 下地  20〜24   元市職労委員長。宮平とのバッティングが気がかりだが
▼ 平良ま 13〜17   社大衰退の中で苦戦必至。平良良松の養子というだけでは
○ 宮国け 20〜24   そうぞう票を手堅くまとめて圏内へ
○ 湧川  20〜24   前回得票増。上げ潮の中で小禄共産票をまとめて圏内へ。
▼ 永山  12〜16   前回下位。自民逆風・高齢批判の中では厳しい。
▲ 伊波ひ 14〜19   社大衰退で厳しいが福祉を当事者として訴えきれば勝機も
泡 内間  2〜4     補選最下位。補選票かき集めても無理。
◎ 翁長  28〜30   公明逆風も当落に影響なし。28前後は確実に固める
泡 高里  6〜10    前回の壮絶な負けで失った求心力の回復は難しい
▲ 大城ち 13〜20  前々回大敗。候補者乱立地域でかなり票を広げないと厳しい
▼ 与儀き 13〜17  基礎票を逆風の中で守り切れるか。広がりなければ危ない
△ 我如古 18〜21 地盤は弱いが、上げ潮の中で票を伸ばせば当選も見えてくる。
◎ 渡久地 25〜30 FEC人気健在。自民逆風もさほど影響はないとみる
◎ 喜舎場 28〜30 公明逆風も当落に影響なし。28程度は確実に固める
▼ 金城と 10〜14 新人多数の中で埋没か?地盤首里も草刈り場ゆえ厳しい
◎ 瀬長  25〜28 基礎票はありそう。小禄の仲村票いかんでは上位も
◎ 桑江  28〜30 公明逆風も当落に影響なし。28程度は確実に固める
泡 黒島  2〜4   元竹富町議。なぜ那覇で出る?
◎ 久高ま 25〜30 自民逆風も当落には響かないほど基礎票はある。
泡 平良じ 2〜4   目立った活動なし。たぶん泡沫。
▲ 新屋  12〜18 国民新党推薦受けるも、新人多数の中に埋没か。
◎ 前田  22〜26 県議長女。共産上げ潮分を最も集めそう。父の票も有利
△ 安慶田 20〜24 基礎票はありそうだが自民逆風の中。過去県議落選も気になる
○ 山川  21〜27 沖電労組が全面に出る。移住候補で地盤はどうか?
泡 粟国  8〜12  毎回惜しい所まで行くが・・・今回も厳しい
▲ 新垣  15〜20 連合沖縄女性部長。社民票の分割に当落がかかるとみる
△ 宮平  18〜22 元市職労委員長。下地とのすみわけが気がかり
▲ 屋良え 16〜20 自民逆風の中、亀島と地盤がバッティングでは苦しいか
▲ 洲鎌  17〜22 高齢批判とそうぞう系の宮古票どりで意外に苦戦しそう
泡 喜納ま 3〜4   前回も泡沫。今回も票を伸ばせる要素なし
▲ 山城  14〜20 商工会議所青年部。若手候補乱立の中では苦戦も
泡 平田  1〜2   政策なし。ブログ開設もやる気を感じさせない内容
泡 屋良ち 1〜2   万年最下位脱出の夢がかかる。泡沫は泡沫だが。

484名無しさん:2009/07/01(水) 16:56:27
新垣文代氏は琉球バス労組や連合沖縄で活動していた形跡もあり、沖交労の組織候補っぽいですね。
多和田栄子氏は元中学校教諭の履歴や元狩俣信子前県議との繋がりから沖教組が支援しそうな気もしますがどうでしょうか?
これまで磐石の組織票を出してきた市職労ですが、宮平のり子氏、下地敏男氏と経歴丸被りの2候補が出てますね。2人通せる自信があるということでしょうか?

ここ数回2〜3議席で推移してきた社民が今回4人擁立してきたのは攻めのようにも見えますし、これまで選挙後に会派を組んでいた革新無所属を早めに囲い込んだだけのようにも見えますね。

485元沖縄県民:2009/07/01(水) 17:32:11
>>484さん

社民党も社大党も、かなり攻勢的になっていますね。
多和田さんに関しては、前回狩俣前県議の後継ということで、私がいた陣営では相当警戒したのですが、結果は狩俣さんの票がだいぶん流れたようです。
沖教組つながりはわかりませんが、那覇支部に関しては執行部が社民系ではなく共産系であることも注目です。本部推薦は出ても支部推薦は出ないのでは・・・?
市職労票も、二人当選させるだけあるかどうかも疑問です・・・。宮平さんか下地さんのどちらかを落とすこともある思います。
新垣さんは糸数慶子さんと似たような経歴ですね。社民候補の中では革新寄り無党派を一番ひきつけられそうな感じですが・・・。

486名無しさん:2009/07/01(水) 17:46:43
>>485
ありがとうございます。沖教組那覇支部は共産系なんですね。狩俣前県議は県高組だからちょっと違うんですね。

民主党ですが、沖縄電力の支援で出る山川泰博氏って豊見城市議で出たときは保守系寄りの行動してませんでしたっけ?民社系らしい行動に過ぎないかもしれませんが。
玉城彰氏は前回は公認では無く推薦でしたが、昨年入党したそうです。NTT労組からの人、という認識で良いんでしょうかね。
清水氏と花城氏は上里氏の前面支援以外の地盤は無いんでしょうか?悠々上位当選はしそうですけどね。

487元沖縄県民:2009/07/01(水) 18:10:08
>>486さん
なぜかはわかりませんが、沖教組は那覇支部だけ共産系で、のこりは社民系です。
まあ、組織内でどう折り合いをつけているのかはわかりませんが・・・。

山川さんは2004年の県議選を保守系無所属で戦ったと記憶しています。たしか最下位で落選しましたが、泡沫という感じではありませんでしたね。
民主党公認・沖電労組支援で那覇から出馬、という経緯を知りたいところですが・・・。
ちなみに、前回は公明党の桑江さん(元与那原町議)が、今回は山川さんと無所属の黒島さん(竹富町議)が他自治体議員経験者として出馬しています。
玉城あきらさん、NTT社員扱いになっているようですね。ただ、民主の風が清水さんや花城さんに集中すると結局前回並みの得票で終わりそうです。
清水さんは元NPO・花城さんは自営業からの転身です。表立った組織はないようです。それなりに労組系のバックアップはつくでしょうが、基本的には上里県議の全面支援で戦うのではないかと思います。

488千葉9区:2009/07/02(木) 00:08:58
こっちっぽい話でもあるので転載
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/1104
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku3/01.html
自己破産

 “信頼”問われる自民、民主

ともに十字架背負い審判へ

自己破産した県議田中愛国の県連幹事長就任を決めた自民党県連の定期大会。人事をめぐり県議団の根深い対立や支持基盤の弱体化など総選挙に向けた不安が露呈した=5月10日、長崎市内のホテル


<1>
 5月10日午後。自民党県連の定期大会が開かれた長崎市のホテル前は物々しい雰囲気に包まれた。鋼鉄製の車止め、出動服姿の県警機動隊員、ホテル周辺を回る黒塗りの街宣車−。右翼団体は昨年5月、自己破産手続きが終わった県議、田中愛国の県連幹事長就任を糾弾していた。

 田中は実弟が社長を務め経営破綻(はたん)した光国建設が抱えた債務の連帯保証から自己破産した。自己破産者の役職就任を妨げる規定はないが、田中が総選挙の陣頭指揮を執る幹事長に就任することをめぐり県議団の二つのグループが対立。結果的に田中は慣例の2年を1年に短縮され、残りの1年を県議、松田正民が務めることで決着した。しかし「田中の下でまとまって選挙を戦うのは難しい」「反対派の誰かが右翼に街宣させている」−。相互不信は深刻で、調整役不在の迷走は続く。

 田中は「裁判所から免責が認められており法律上問題はない」とした上で「選挙に協力しない人間がいるのは仕方ない」と意に介さない。しかしこの混乱を立候補予定者は苦々しい思いで見ている。1区で出馬予定の自民現職、冨岡勉(60)は「選挙への影響は必至だ。この大事なときに身内でごたごたしている場合か」と嘆く。

 騒動は県議団の根深い対立だけでなく、集票マシンとして選挙を支えてきた建設業界の疲弊もあらためて浮き彫りにした。田中以外にもここ数年、自民党県議と関係の深い建設会社の倒産が相次いだ。2007年6月に松田正民の父で元衆院議員の九郎が設立した松田建設が経営破綻。08年6月にも末吉光徳が創業し義弟が経営していた島原工務店が倒産した。公共工事の減少や景気悪化で足元は揺らぐ。

 自己破産をめぐり、総選挙に向けた不安が露呈した自民党。一方、民主党にも同じ悩みを抱えた候補がいる。4区に出馬予定の元職、宮島大典(46)。宮島は07年9月に自己破産の手続き開始が決まった。宮島によると、実兄が経営するホテルの建設資金借り入れの保証を引き受けていたためという。

 宮島は「いばらの道を覚悟して立候補を決めた。支援者や後援会にも理解してもらった」とするが、地元佐世保市民からは自民支持層を中心に「(自己破産で債務返済の)約束を破った人が国会議員になるのはおかしい」との声も漏れる。

 自民も民主も自己破産という十字架を背負い、審判を受けようとしている。(敬称略)



2009年6月17日長崎新聞掲載

489とはずがたり:2009/07/02(木) 00:47:37
>>481-487
おお,元沖縄県民さん始めまして。詳細な予想有り難うございます。

他自治体議員経験者が多いのはその島(等)出身者等に食い込めるんですかね?

490名無しさん:2009/07/02(木) 01:47:41
元沖縄県民さん、とてもお詳しいですね。
社民党は、狩俣さんが落選したにもかかわらず、なんで倍増を狙うのかが
分かりません。社大党もそうですね。比嘉さんは、狩俣さんと最下位当選を
争っていましたから、党関係者も票の目減りは分かるはず。こちらも4人を
立てていますから、考えられません。
それと、無所属の新島氏は民主系のようですね。氏の宣伝カーには、民主党の
文字が書かれていました。民主は実質5人を立てている感じです。
市長選挙と同時期にあった、市議補選の立候補者が今回もひきつづき出馬して
いるようです。ポスターが印象的だった、比屋根さんは出馬していませんが。

491名無しさん:2009/07/02(木) 04:55:22
>>482 松本氏は翁長市長の元秘書だそうで、仲井真知事や仲村正治衆院議員からも
為書きが届けられたそうです。 なのでさすがに泡沫ではないと思うんですけど。

492くま:2009/07/02(木) 05:08:19
マイケル・ジャクソン・ジャパンと三浦和義

http://akiba.geocities.jp/pxzuwp/0203/33/219.html

訪日したマイケル・ジャクソンは1998年7月27日、株式会社

マイケル・ジャクソン・ジャパンの設立記者会見を行った。

この日は、三浦和義の誕生日だった。

皮肉なことに、二人ともロス警察の検死を受けた。

日本の政治はこんなもの。

493名無しさん:2009/07/02(木) 08:48:04
>>490さん
やはり新島忠氏が民主推薦でしたか。
私は>>465-466>>471を書き込んだ者ですが、目星が見当違いでなく安堵しております。
松下政経塾出身の上里直司県議の人脈で、>>471で塾生から取材を受けたりもして海外NPO活動歴も豊富な新島氏は声を掛けられていそうだと思っておりました。

494名無しさん:2009/07/02(木) 09:21:29
>>491
地元情報ありがとうございます。松本氏は情報がなかなか見つからず苦慮していたんですが、ブログをちゃんとお持ちだったとは。
でも氏名で検索ないのは勿体無いですよね。

宮国育男氏も氏名ではHPを検索できません。「宮国いくお」「那覇 日新建築」でようやく見つかります。
経歴を見るとなかなか興味深く一定の人脈もありそうな人なのに勿体無い。
検索サイトで発見しやすいようにする工夫ってやっぱり大事なんですね。

495元沖縄県民:2009/07/02(木) 10:13:11
>>489さん

はじめまして。他自治体議員経験者は、今回は特段かなり多いように思います。
公明の桑江さんは、党内事情(前回与那原町の定数削減⇒候補者絞込みで不出馬⇒那覇へ)で出られていると聞いていますが・・・。
全国的には党内事情で他の自治体の経験者を落とすことは、民主党や公明党がちょいちょいやっているように思います。
山川さんと黒島さんに関してはどんな事情があるのかは推察できませんが、出身地の郷友票は期待できると思います。

>>490さん
新島さんは民主推薦だったんですね。公明新聞では「民主は5議席目指す」と書いてあったので、公認4人なのに?あと一人は誰なの?と思っていました。この方だったのですね。
苦戦と予想しましたが、民主推薦という要素と、ピースウィンズジャパンでの経験がうまくかみ合うと当落線上まで浮上するかもしれません。
民主の風票が若い清水さんや花城さん、山川さんぐらいまでで止まってしまうと、厳しいですが。

社民・社大に関しては明らかに候補者を出しすぎですね。
社民は県議の崎山さん(市職労OB)票は市職労委員長OBである宮平さんと下地さんに、狩俣さん票は多和田さんに流れると思います。
崎山さんは前回約3600票を取っているので、ちょうど均等して、あとは基礎票勝負でギリギリ・・・って感じです。
多和田さんは前回狩俣さんの後継であるにも関わらず、大幅に減票しての当選となりました。
社民党に関しては、前回とあまり状況は変わっていない中でここまで出すかな・・・と思います。せめて出身母体の重複がないよう調整できなかったのかな・・・と思います。

社大はもっと厳しいと思います。大量得票が予想される平良さとこさんの票を割り振ればわかりませんが、さとこさんの票は多くが浮動票と考えられるので期待薄です。
伊波さんはわかりませんが、04補選・05本選の結果から見ても比嘉憲次郎さんや平良正邦さんが自前で票を相当取ってこれるとは思えません。伊波さんは望みはありそうですが。
3人に関しては、自力で相当取らないと最悪全滅、うまくいっても一人は落とすと思います(その場合は比嘉さんか平良正邦さんが涙を呑むのではないかと思います。)。

両党とも、「自民逆風」「大量立候補で当選ラインが下がる」ことを見越して大量立候補を決断したと思います。
党勢衰退に歯止めをかけなければならない両党の思いはわかるのですが・・・。

>>491さん
情報ありがとうございます!
沖縄にいないので、新人さんに関してはほとんど情報がありません。
為書きが来ているというところを見ると、泡沫というところではないですね。
しかし、この松本さん、秘書時代の仕事、立候補を決意してからの実績作りなど、少しはネットで引っかかってもいいと思うのですが・・・。全く引っかかってきませんでした。
実際歩いてみるのが一番なのはいうまでもありませんが・・・。
自民逆風・新人乱立の中で、目立つタイプではないことを考えると苦戦は避けられないと考えられます。

松本聡さんに関しては
▼ 予想得票8〜14に変更します。

三日攻防に入りましたが、候補者の背景、状況などに変化がありましたら書き込みをお願いします。
それで随時修正をかけていきたいと思います。

496元沖縄県民:2009/07/02(木) 10:31:55
>>494さん

松本さん、宮国さんのブログを拝見しました。
宮国さんの「食事つきアパート」は自身の経営されている学生寮のことだったのですね。
宮国さんは候補者としては面白い方だと思います。マンガも候補者自伝とは思えないほどの出来でしたし。
これが引っかからないのがなんとももったいない。うまく宣伝できればもう少し得票を伸ばせると思うのですが・・・。
少し得票を修正して 予測得票を1〜4⇒6〜8くらいに修正したいと思います。

松本さんもブログをされているようですが、なんだか為書きの自慢か身辺雑記だけだったのでちょっと・・・。
もう少し政策や活動の話し、ご自身の考えなどを書けば印象も変わってくると思うのです。
せっかくブログを書くのであれば「出来れば毎日、最低限週1〜2回の定期更新」「議会活動」「議会休会中の出来事」「エッセイ」などをうまく組みあわせて、製作と人となりがわかるようなものをつくらないと、意味がないと思います。
沖縄だと、県議の渡久地修さんがうまくブログを使いこなしているように思います。
また、候補者の中では玉那覇さんのブログがなかなか面白いと思います。選挙・無党派議員に対しての思いを感じさせる文章です。

497名無しさん:2009/07/02(木) 10:42:40
無所属新人各氏のサイトは以下が確認されます。とはさんのNGワード設定に抵触しているようで書き込みできないので、お手数ですがカッコ内を検索して下さい

上江洲 由哲( 上江洲由哲を応援する有志の会 )
松本 聡    ( 松本さとしのわくわブログ )
宮国 育男  ( 那覇市議会議員候補 宮国 いくお )
平田 朝義  ( 平田朝義(ひらたあさよし)のブログ )
玉那覇 公子( 玉那覇 公子〜無所属市民派議員への道〜 )
前泊 美紀  ( 前向きにマエミキ! - 前泊美紀 official HP )

498とはずがたり:2009/07/02(木) 12:54:33
>>497
済みません,政治用語はNGワードに入れてない筈なんですがちょっと調べてみます。。。

499とはずがたり:2009/07/02(木) 13:03:42
上江洲 由哲( 上江洲由哲を応援する有志の会 )
http://www.uezu.jp/

松本 聡( 松本さとしのわくわブログ )
http://matumoto1178.ti-da.net/

宮国 育男  ( 那覇市議会議員候補 宮国 いくお )
ttp://miyaguniikuo.web.fc2.com/contents_profile.html

平田 朝義  ( 平田朝義(ひらたあさよし)のブログ )
http://www.a-hirata.com/2009/03/index.html

玉那覇 公子( 玉那覇 公子〜無所属市民派議員への道〜 )
http://kimienglish.ti-da.net/

前泊 美紀  ( 前向きにマエミキ! - 前泊美紀 official HP )
http://maemiki.jp/

500とはずがたり:2009/07/02(木) 13:06:07
>>497
貼れました♪
web.fc2.comがしたらば掲示板からの直リンを拒否してるみたいですね。

501とはずがたり:2009/07/02(木) 13:14:43

一人現職が直前で立候補断念の様ですね
立候補者>候補者の内訳は現職38人、新人26人、元職3人。
予定者>定数40に対し、現職39人、新人26人、元職3人の計68人が立候補を予定している。

那覇市議選67人が立候補 各党、衆院選の前哨戦2009年6月29日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-146441-storytopic-3.html

 任期満了に伴う那覇市議会議員選挙は28日告示され、定数40に対し、67人が立候補を届け出た。中心市街地の活性化などの経済対策をはじめ、待機児童の解消、市国民健康保険会計の赤字問題といった地域福祉の課題などが争点となる。各党とも衆院選を占う前哨戦として総力を挙げており、党勢拡大を懸けた「県都決戦」の様相となっている。各候補者は、届け出を済ますと街頭で支持を訴えた。投開票は7月5日に行われる。
 候補者の内訳は現職38人、新人26人、元職3人。今回の改選から定数が4減の40となる中で、立候補者数は前回選挙の4年前を12人上回っており、多数の候補者による混戦模様となっている。
 一方で、市議選の投票率は50%台で低迷する傾向にある。前回は53・67%と過去最低を更新した。今選挙戦で投票率が回復するかどうか注目される。
 3期目を迎えた翁長雄志市長にとって、選挙結果はまちづくりや行財政改革の手法に対する評価となる。現在の市議会構成は与党28議席、野党15議席(欠員1人)。市政与党が引き続き安定多数を確保するかが最大の焦点となる。
 67人の候補者のうち翁長市政に与党的立場が38人、野党的立場が19人、中立的立場を取るのが10人となっている。
 政党別公認は、自民11人、社民4人、共産7人、公明7人、民主4人、社大3人、そうぞう2人。推薦は自民、民主、社大、そうぞうが各1人、国民新が3人となっている。
 期日前投票は、29日から7月4日まで実施される。投票場所は市役所本庁舎1階ロビーと新都心銘苅庁舎2階の2カ所で午前8時半から午後8時まで行われる。

68人立候補へ 那覇市議選2009年6月6日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-145587-storytopic-3.html
 6月28日告示、7月5日に投開票される那覇市議選には、定数40に対し、現職39人、新人26人、元職3人の計68人が立候補を予定している。定数が44から4減する今回の選挙で、与党が過半数を確保できるか、多数野党となるかが注目される。
 政党別公認数は5日現在で、自民党11人、社民党4人、共産党7人、公明党7人、民主党4人、社大党3人、そうぞう2人。推薦は自民1人、民主1人、社大1人、そうぞう1人となっている。
 現職のうち勇退を決めているのは亀島賢優、松川靖(以上自民・無所属連合)、松田義之(公明党)、大城春吉(無所属)の4氏。
 仲村家治氏の副市長就任に伴う市議辞職で、市議会は現在43人。
 構成は自民・無所属連合が16人、公明党7人、共産党6人、自由民主党・市民の会4人、社社連合4人、そうぞう3人、民主党2人、無所属1人。与党が28議席、野党は15議席となっている。

502名無しさん:2009/07/02(木) 13:41:34
説明会に出席してその後に立候補を断念したのは、現職の座覇政為氏ですね。
そうぞうの副代表を歴任して下地氏とも極めて近いベテラン議員ですが、そうぞう系は公認推薦だけで3人、無所属からも現職1人出てますしご自身もご高齢なので、70人近い候補乱立を見て出馬を取り止めた様子です。

503とはずがたり:2009/07/02(木) 19:36:42
>>501
>67人の候補者のうち翁長市政に与党的立場が38人、野党的立場が19人、中立的立場を取るのが10人となっている。
>政党別公認は、自民11人、社民4人、共産7人、公明7人、民主4人、社大3人、そうぞう2人。推薦は自民、民主、社大、そうぞうが各1人、国民新が3人となっている。

共産7・社民4・社大3公認で14。社大推薦1で革新系計15。民主系が公認4推薦1で計5人。此で20名。野党的立場の19人を越えてしまうんだけどどういう事かな?民主は中立的立場で革新系無所属が4名なんでしょうか?
民主推薦1は中立で公認4が野党で革新系15+民主公認4で19?

>>502
有り難うございます。
無所属からも現職1名ってのはそうぞう系だけどそうぞう・国民新の公認推薦受けてない候補って事でしょうかね?

504名無しさん:2009/07/02(木) 20:09:43
>>503
はい。会派そうぞうに属している玉城仁章氏はそうぞう総務会長も務めていた人ですが、今回そうぞう・国民新党の推薦がありません。69歳とやや高齢ですし、過去の選挙もそんなに強い方では無かったので、今回は危ないと思うのですが…個人票で乗り切る心積りなんでしょうかね?

「野党的立場が19人」の詳細ですが、沖縄電力労働組合会長がブログでこのようなことを述べています。
山川氏としては後ろ盾に気を使わなければならない立場ながら、党の意向も精一杯汲もうとしている感じです。


http://souren.ti-da.net/e2399988.html
>山川泰博氏は民主党公認の立場で立候補しますが、当選した暁には、現市政(翁長市長)に対しては、野党と言う立場ではなく是々非々の立場で政治活動を行います。

http://souren.ti-da.net/e2402957.html
>民主党も市議会の中では野党と言う立場かも知れませんが、現職翁長市長は昨年の市長選挙において、ぶっちぎりの当選を果たしています。それだけ有権者から評価されているはずなのに、なぜ是々非々の立場で評価してはくれないのか疑問です。

>民主党県連に沖縄の有権者が望んでいることは、これまで政党を存続させてきた旧態依然の野党組織ではないはずです。
もっと県民、市民の立場に立って是々非々で政治活動を行ってほしいということです。

>民主党県連は次代のリーダーになれるかどうかは民主党県連の各種の取組みが有権者から支持される内容であるかどうかです。民主党県連内においても政治の理念がぶれていては(民主党本部と異なる)近いうち有権者からそっぽ向かれますよ

>民主党県連の政治スタンスが現状では、頼りになりません(悲しい

505とはずがたり:2009/07/02(木) 21:13:57
>>504
解説,ご教示有り難うございます。
スタンス色々っですなー。
山川氏は自公系仲井真県知事の出身沖縄電力出身だからこそのスタンスでしょうかねぇ。

506名無しさん:2009/07/02(木) 22:42:10
労使協調で御用組合色の強い電力総連だから、しゃあないのかな

507とはずがたり:2009/07/02(木) 23:00:51
新屋氏はそうぞう推薦だそうですな。
国民新の推薦3ってのはそうぞうの公認・推薦の3名を重複推薦と云う事ですかね。

2009,06,01, Monday
那覇市議選挙
author : 當間モリオ
http://www.tomamorio.com/index.php?cid=1

今日、来る7月5日に行われる那覇市議選挙の公認・推薦の交付を行いました。
公認は4期目を目指す宮國恵徳候補、 新人の坂井こうじ候補、
推薦で新人のシンヤ清喜候補。

2009年06月05日 政治
衆院前哨戦と位置付け 那覇市議選まで1カ月/県内政党 党勢拡大に躍起
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-06-05-M_1-002-1_001.html

 7月5日投開票の那覇市議選まで1カ月となり、予定候補者は後援会事務所を構え、連日、街頭での朝立ちや地域へのあいさつ回り、懇談会をこなすなど、精力的に動いている。定数4減で40議席となる一方、これまでに68人が立候補を表明する乱立状態。県内各政党は次期衆院選や来年11月の県知事選など主要選挙の前哨戦と位置付け、党勢拡大に力を注ぐ。

 那覇市は次期衆院選1区の有権者の約95%を占める。現在の市議会の与野党の構成は与党が28人。野党15人で与党多数。

 自民党県連は公認11人と推薦1人の計12人を擁立。衆院沖縄1区に党公認で立候補する国場幸之助氏(36)は、公認・推薦候補者らと遊説活動を展開している。翁長政俊幹事長は「無所属を加えた与党多数が最低条件。多くの票を取り込み、衆院選に向けて勢いをつけたい」と力を込める。

 現職・新人の4人を擁立し、2議席増を目指す社民党県連。衆院1区は独自候補は立てず、反自公の立場で自主投票を決定した。新里米吉書記長は「市議選の結果は間接的に2、3区の党公認の選挙にも影響を与える。比例票の獲得と次の県議選で2議席の確保を目指す上で重要だ」と話す。

 1997年以来の7議席(現6議席)を目指す共産党県委。衆院1区に外間久子氏(70)を擁立、比例区で現職の赤嶺政賢氏(62)の当選を目標にする。市議選候補者と党の政策を訴えており、古堅宗嘉書記長は「衆院選を占う重要な選挙。全員当選で勢いをつけ、支持拡大を図る」と話す。

 公明県本は衆院選は独自候補は立てず、九州比例で1増の4議席を目指す。市議選は現職6人、新人1人を擁立。糸洲朝則代表は「現7議席は絶対に死守する。候補者乱立で票の掘り起こしが必要。好結果を残し、衆院の1区で国場氏、比例区は議席の拡大につなげたい」と意気込む。

 民主党県連は現職・新人4人の公認と新人1人を推薦。現2議席から5議席を目指す。衆院1区は候補者を擁立せず、国民新党現職の下地幹郎氏(47)を推薦。喜納昌吉代表は「那覇で市議が増えれば県内全域で支持を拡大する足がかりになる。下地氏にとっても追い風となるはずだ」と話す。

 社大党は市議選で現有2議席から2増の4議席が目標。現職と元職の3人を公認、新人1人を推薦する。衆院1区は共産の外間氏を推薦。喜納昌春委員長は「市議選の結果は翁長市政の評価だけでなく、政府、県政の評価につながる。反自公政権の誕生を目指し、全員当選を目指す」と話す。

 衆院選で国民新党の下地氏の選挙基盤となる政党そうぞう。市議選は公認2人、推薦1人を決定。當間盛夫代表は「市議選は現有の3議席確保が至上命題。下地氏を支持する無所属候補と連携して支持を拡大していく」と話す。国民新党県連の呉屋宏代表も「そうぞうの市議を増やし、衆院選につなげる」と語る。

 ある政党幹部は「市議選は地縁や血縁、同窓会など組織の力も強い。票がすべて衆院選につながるわけではない」と指摘。「市議選も衆院選も都市部に多いとされる無党派層に魅力的な政策が必要だ」と冷静に分析する。

508名無しさん:2009/07/02(木) 23:49:16
>>493
493氏、選挙事情が詳しい方とお見受けします。感心しました。
ところで、新島氏の名刺をいただきました。プロフィールによると、
民主党沖縄4区総支部政策秘書とありました。
学歴、職歴は申し分ない方のようです。

>>495
元沖縄県民さん。選挙情勢の分析、恐れ入ります。
社民党は、市職員等労組関係者ばかりということで、
組織票に頼っている感じですね。県議にトップ当選された、
沖縄市の仲村さんのような人も擁立したほうが良かったのでは
と思います。

そう考えると、社大党が擁立した女性の平良さんは当てはまり
ますね。現職の比嘉氏、元職の平良氏、補選次点の伊波氏は少ない
社大票だけでなく、浮動票の上積みが必要なのかもしれません。

今回、新人候補が特徴のある方ばかりで、面白いです。
玉ナハ氏は、ブログもさることながら、着物姿のポスターがユニーク
です。ゆうてつ氏は、選挙カーが拡声器がなく、使わないという姿勢
をもっていらっしゃるようです。前泊氏は、のぼり等に工夫が見られ
ますね。

それと、ポスターに変化が少しずつ現れてきましたね。
黄色や青色の背景色で、赤い書かれたカタナカの名前の開きが、沖縄
スタイルでしたが、ひらがながあり、白やツートンカラーなど、工夫を
凝らしてきた印象を受けました。横型のポスターも数枚ありましたし、
清水氏のポスターは、横顔でした。また、服装はワイシャツだけ、かり
ゆしウェアもありましたし、古堅氏は、那覇の大綱引きでの服装スタイル
でした。

最後に、こちらの公明党カーの連呼の仕方、ユニークですよw。

509どうもわからん:2009/07/02(木) 23:52:46

上峰町の武広勇平ちょう町長は町の財政状況は20年度単年度実質公債比単年度25%で20年単年度25.4万円しかない財政状況を見て自らの給与を50%カットして財政再建の象徴的な一助にしようとしたが前町長の支となり早期健全化全化団体になりそうな状況でしかも財政調持派に否となり早期健全化全化団体になりそうな状況でしかも財政調整基金も約3500万円しかない財政状況を見て自らの給与を50%カットして財政再建の象徴的な一助にしようとしたが前町長の支持派に否決された訣された.議会は感情的対応でなく住民の生活および町の財政健全化に取り込むのが町議の役目と考えるがどうおもいますか

510名無しさん:2009/07/03(金) 00:07:02
上記にあった、無所属の候補に加え、政党公認候補もHPやブログを
もっていますね。

ブログをよく更新されているのは、伊波氏(社大)、屋良栄氏(自民)、
小松氏(共産)、我如古氏(共産)、山川氏(民主)ぐらいでしょうか。

他にも下地氏(社民)、多和田氏(社民)比嘉氏(社大)が開設されていました。
与党系の方がHPやブログを開設されていないのが意外です。

511とはずがたり:2009/07/03(金) 05:20:10
同じ自公系知事だから仕方んない部分もありましょうが,此処はゲテモノどもとは一線を画して重厚に苦言を呈すぐらいの事はして欲しかったですな。

蒲島知事:「地方分権掲げる行動に共感」 橋下知事や東国原知事に好意的 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090702ddlk43010563000c.html
 ◇グループ参加は否定

 大阪府の橋下徹知事が首長の政治グループ結成を表明したり、宮崎県の東国原英夫知事が自民党の出馬要請に地方分権の推進を逆提案したりしたことについて、蒲島郁夫知事は1日、「地方分権を掲げて行動することには共感を感じ、注目している」と述べ、好意的な見方を示した。定例会見で質問に答えた。

 蒲島知事は、事前に政治グループへの参加要請を断ったことを明らかにし「具体的な活動の方向性などが明快ではなく、今は参加の判断はできない。また私の行動のポイントは180万人の県民の幸福なので」と説明した。政党支持を明確にするかどうかも「マニフェストで『任期中、特定の政党や候補者の選挙運動には参加しない』という約束をしており、表明するつもりはない」と否定した。

 また東国原知事の「地方での改革は限界があり、国政に転身する」という趣旨の発言について「確かに限界は感じるが、地方の考えを貫徹するという覚悟を持てば今の制度の中でもかなりのことはできる」と述べた。自身の国政転身についても「二君に仕えずという決心でやっているので、一切ない」と語った。【笠井光俊】

毎日新聞 2009年7月2日 地方版

512元沖縄県民:2009/07/03(金) 19:12:23
>>504さん
玉城仁章さんはなぜ公認も推薦も受けられなかったのかが気になりますね。
前回も下位での当選。相当厳しいはずなのですが・・・。
立候補を取りやめた座覇さんの票を取り込めれば望みはありますが・・・。

沖電労組の会長さん、なんだか政治に口を出し過ぎているなと思います。
又裂き状態になって割を食うのは、何より山川さんなんですけどね。
この文章だけを読むと、会長さんの姿勢はただ山川さんの足を引っ張るだけだと思うのですが・・・。


>>508さん
新島さんに民主党支部としての肩書きがあることに驚きました。地方選挙で推薦候補の割には珍しいですね。
想像以上に民主党を前面に出していますね。

社民党に限らず、革新政党系全般にもいえることですが、無党派から票を集められる候補を擁立できないものかな、と思います。
そういう意味では、前回社大党が平良さと子さんを発掘してきたのはすごいと思います。
社民党の新垣文代さんは、糸数慶子さんと同じくバスガイド出身という点では、そういう無党派層狙いの候補者なのかもしれませんが・・・。平良さんほどのインパクトはないかな・・・と思います。
共産党の前田ちひろさんは共産党の中では無党派票を一番取れそう(08補選では、大城朝助さんが出馬した04補選の13000から5000上積み、県議選からも2000近く上積みしていますし。)と思いますが、本選ではどうでしょうか?

今回は女性候補、特に新人の玉那覇さんと前泊さんがどれだけ得票してくるかが注目です。
特に玉那覇さんは保守系有力候補が乱立する(亀島さん・屋良栄作さん・宮里さん)泊近辺で票を取ってくると面白くなりそうです。
玉那覇さんと上江洲さんの「拡声器を使わない」選挙にも注目です。これで当選すれば、次回はそういう候補者が増えるかもしれません。
(個人的には拡声器は良し悪しだと思います。政策を訴えるのであればいいのですが、名前の連呼だけで使うのは確かに迷惑です。)。

ポスターは上里県議のブログに張ってあった写真でしか見てませんが、玉那覇さんの着物、前泊さんの崩し字のポスターがわかります。
共産は小松さんだけ横版で、党の他候補ともデザインが違うようですね。公明は白に赤文字で統一しているようですね(これは前回と同じようです。)。
那覇に限らず、沖縄の共産党は黄色に赤文字のポスターをよく使うので、小松さんのデザインは意外です。それ以外は、前回は大城さんが握手している写真、湧川さんが全身像だったので、細かいデザインは別れているようですが。

513とはずがたり:2009/07/03(金) 22:18:46

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/1139
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/5348
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/5336-5337
など

東国原知事公約20%オフ“泣き”の表情
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090703-513561.html

 強気だった東国原節に泣きが入った。自民党からの次期衆院選出馬要請に総裁選候補にすることと、全国知事会マニフェストの完全導入を条件とした東国原英夫宮崎県知事(51)は2日、提示したマニフェストについて「80%ぐらいなら」と導入比率のハードルを下げてしまった。1日までに東国原氏の政務秘書が東京で自民党幹部5人と会談し、マニフェストについて「前向きに検討する」との返答を得てから急に論調が“ソフト”になった。

 明らかに東国原氏の表情が一変した。2日昼すぎの会見で、報道陣に向かって強気に「国を変える」「地方分権ありきだ」とつばを飛ばしながら訴えていたが、自民党に突きつけた全国知事会のマニフェストについて「やっぱ許容範囲ってのがあるでしょう。100%とまではいわないけど、90%、80%以上ぐらいは(盛り込んでもらいたい)」と絞り出すように述べた。これまで自民党からの衆院選出馬の条件として「一字一句たがわず(自民党の)パーティーマニフェストに盛り込むこと」と断じてきたのがいきなり“2割引き”の安売りセールになってしまった。

 政務秘書の吉川敏夫氏(50)が6月30日から1日にかけて上京し、森喜朗元首相、町村信孝元官房長官、古賀誠選対委員長、菅義偉選対副委員長、石原伸晃幹事長代理の党幹部5人と次々に会談した。席上、森、古賀、菅の3氏から「マニフェストについては前向きに検討させていただく」という返答を得たという。1日に宮崎に戻り、東国原氏と共同生活する市内のマンションで、夕食時に細かく報告していた。

 この「前向き」について問われた東国原氏は「どこまでの前向きなんですかねぇ〜。ボクが現場に立ち会っていないのでわからないですねぇ〜」と歯切れが悪くなった。“2割引き”発言を修正するためなのか「全国知事会のマニフェストも余計なものがあるんですよ」と取りつくろった。

 また、この日夕に出演したテレビ番組で、1日に訪れた同県高千穂町での県民対話集会で「僕が行けば自民党は負けない」と発言したことについても「あれはですね。リップサービスというか」と頭をかきながら説明するなど、これまで見せてきた強気の姿勢が影をひそめた。自民党内からは、強硬発言を続ける東国原氏に対して反発意見も多い。「2つの条件」を強硬に主張すれば悲願の国政転身への道が絶たれるとの声も出ている。森氏らが吉川氏に託した言葉は「前向き」だけだったのだろうか?

 [2009年7月3日8時28分 紙面から]

514とはずがたり:2009/07/03(金) 22:27:45

県選管 職員倍増し備え 知事選急浮上
2009年07月03日
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000907030001

 東国原英夫知事の国政転身への意欲は、県選挙管理委員会に思わぬ余波をもたらしている。知事が次期衆院選に立候補すれば、知事選と県議補選も近く行われるためで、県選管は今月から、職員を従来の4人から8人に倍増。迫り来る総選挙と、続く知事選・県議補選の準備に追われることになる。

 知事が議長に辞職を申し立てた場合、受理から5日以内に県選管に通知され、50日以内に知事選がある。欠員が1人ずつ生じている県議選の宮崎市区(定数12)と日南市・南那珂郡区(同3)の補選も同日になる。

 現在、県選管事務局の職員は4人。9月に任期満了を迎える衆院選の準備で手いっぱいだが、そこに降ってわいたのが東国原知事の国政転身騒動。「知事辞職の可能性がある以上、態勢を整える」(県選管事務局)として、急きょ職員2人を1日、選管に配置し、さらに2人増やす予定だ。増員された職員が知事選と県議補選を担当し、衆院選をにらみつつの作業に着手した。

 選挙期日が事前に固まる参院選の場合、経費節減などの理由から、知事選など首長選との同日選を選択する選管は少なくない。ただ、県選管は今回、遅くとも9月までに実施される衆院選と知事選を同日選にすれば、立候補予定者の準備が間に合わない点を指摘。「ポスターの掲示場や衆院選以外の投票箱の用意など、同日選は厳しい」との見通しを示している。

515千葉9区:2009/07/04(土) 00:55:00
>>329
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-03-M_1-002-1_005.html?PSID=03eefb4f8c7a7bdde965b46c577168ed
2009年07月03日 政治

赤嶺昇氏を除籍 民主県連

 民主党県連(喜納昌吉代表)は2日、県議会の民主会派を離脱し、改革の会に入ったことなどを理由に、離党勧告した赤嶺昇県議(42)から、離党届の提出がなかったことを受け、同氏の除籍を決めた。

 同日、県議会内で、新垣安弘幹事長が赤嶺県議に除籍処分を伝えた。新垣幹事長は「県議選で民主党の公認を受けた赤嶺氏が民主会派を抜け、他会派に属することはできず、有権者の理解を得ることはできない。非常に残念だ」と話した。

 赤嶺県議は沖縄タイムス社の取材に、次期衆院選沖縄3区で民主党公認の玉城デニー氏を全面的に支援しているのは民主会派ではなく、改革の会だとした上で「処分の手続きに瑕疵があり納得できない。政権交代に向け、引き続き玉城氏を支援する」と話した。近く会見し、処分の不当性を訴えるという。

516とはずがたり:2009/07/04(土) 01:21:26
>>515
う〜ん。結局弱体な民主県連は下地に頭下げてそうぞうら中間派と一緒にやってくしかないんじゃないでしょうかね。

517千葉9区:2009/07/04(土) 10:44:24
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-03-M_1-026-1_001.html?PSID=dd192b87560e37c5c81dbc63517c49f2
2009年07月03日 政治

「期日前」が2倍 悪用の可能性/那覇市議選
街宣マナーで逆効果も/照屋沖国大教授が分析


 立候補者が67人と“乱立”状態となっている今回の那覇市議選。60人を超えたのは28年ぶりで復帰後3番目の多さだ。さまざまな影響も出ており、有権者からは苦情の声も。沖縄国際大学の照屋寛之教授に“乱立”をどうみるか、背景を分析してもらった。

 今回の期日前投票数は前回の市議選と比べ約2倍のペース。昨年の那覇市長選、市議選補欠選挙と比べても約2500票多い。関係者は「乱立状態に危機感を募らせた陣営が、組織票の動員を徹底しているのでは」とみる。

 照屋教授は「期日前投票の悪用とも取れる。自由選挙の妨害で地盤の薄い新人、若手は厳しい状況になる」と指摘する。

有権者の声

 「子どもが寝付こうとしたら起きてしまった」「夜勤明けなのにうるさくて眠れない」など、市選管にも、毎日5件程度の苦情が寄せられている。

 選挙カーは立候補者名の連呼や替え歌などで必死にアピールするが、複数の選挙カーが行き交う際には、連呼内容を正確に聞き取ることすら難しい。

 有権者からは「どの候補者が何を訴えているのかわからない」「街宣カーがうるさい」などの声も上がっている。

 照屋教授は「モラルの悪さは候補者のマイナスにしかならない。走行中は逆にマイクは使わないなど工夫が必要」と検討を促す。

新たな活動

 今回は20、30代の若手候補者が14人。候補者の中には、告示前にブログを活用し、立候補の表明や選挙への呼び掛けを行うなど新しい形の運動を展開してきた人もいる。公選法で告示後はネットでの活動はできない。

 「IT化は選挙の経費削減にもなるし選挙のあり方を変える方向につながってくれれば」。照屋教授は期待する。

費用の補助

 市では、立候補者に対し選挙期間中の選挙費用の公的補助をしている。1人あたりの上限は69万5526円で、選挙カーやポスター代などに充当される。当初53人の候補者を予想していたが、67人となったため、約970万円の補正予算を組む必要が出てくる。

 照屋教授は公営選挙の充実は政治参加を促すことになるとし、「民主主義選挙の中では公費負担は必要で仕方がない部分もある」と説明した。

相乗的要因

 照屋教授は、候補者が多いことを「多様な立場、角度から市民の声が出る」と評価。「相乗的要因が候補者の増加につながった」と指摘。選挙費用の公的負担、ブログなどIT技術などで活動がしやすい点、景気悪化で職業選択の一つととらえる層の存在―が背景にあると分析する。

518名無しさん:2009/07/05(日) 00:13:16
>>512
元沖縄県民さん。
選挙のコーディネーターなどができそうな方とお見受けします。
いつもながら、見事な分析ですね。

さて、市議選は打ち上げ式となりまして、県庁前ではいろんな候補が
鉢合わせしていました。他県からも応援がいらしているようですね。
民主党のタマキさんの宣伝カーには、民主党の円よりこ氏だったと
思いますが、乗っていらっしゃいましたよ。
民主党は上げ潮ムードですからね。議席増となりますやら。
社民や社大とは違って、民主は28歳の清水氏をはじめ、30代が2人と比較的
若い候補者を立てています。県議の上里氏も30代。若い政治家を育てる
という姿勢は、なかなかだと思います。

ところで、市議選に便乗して、幸福実現党の皆さんが、運動していました。
本部は共産党県委員会の近くになります。あそこは、創価学会会館も
近くにありますので、ある意味すごい地帯になっています。

市議選は、明日ケーブルテレビで開票速報が流れる予定です。

519とはずがたり:2009/07/05(日) 00:22:01
現地の方ですね。レポ感謝です。
民主の躍進も期待してますがどうでしょうかね。
沖縄は地域固有の問題が多い印象ですし必ずしも民主で政権交代と云う風潮がダイレクトには効かないような感じも致しますが。

520那覇市民:2009/07/05(日) 18:59:59
半月もないうちにいったいどうやって
70人近くもの候補者から1人を選べっていうんでしょう?

選挙カーでコカコーラみたいに名前だけ宣伝して
街中で拡声器で通行人にどなるだけの
エセ民主主義はいったいいつ変わるのか。

沖縄では候補者がほぼみんなテーマソングをつくって
ずっとそれを流してる。オバカな大衆は歌で選ぶとでも?

521元沖縄県民:2009/07/05(日) 19:57:21
>>518さん

ありがとうごさいます。前回選挙は、ただのビラまきと街頭宣伝、電話かけでしたから、選対にいたわけでもありません。ただ、街に出たり、地域の人と運動してると漏れ聞く話があり、前回、今回と多いに参考になりました。やはり、現地で集める情報にまさるものなし、です。

打ち上げ式、懐かしい響きです。本土の選挙ではあまり使わない言葉ですから・・・。円さんは民主の副代表でしたかね?都議選もある中では、鳩山さんや菅さんは難しいと思いますが、玉城彰さんにテコ入れはしてきたみたいですね・・・。

今はわかりませんが、泊のルビーにはしんぶん赤旗と聖教新聞が置いてあって、重宝したものです。リンガーハット跡の新店舗にはしばらく赤旗はありませんでしたが、いつのまにか復活していて、泊近辺の党派間闘争を象徴しているようで面白く思いました。今度はザ・リバティーが置いてあるかもしれません(笑)。ルビーでは沖縄の共産党の幹部の方をよくお見かけしました。声をかけても、えらぶらずに故郷の話までしてくれた、政治家って感じのしないおっちゃんでした。公明党の方は見ませんでしたが、一度お話してみたかったです。

今回は期日前投票がかなり多いとのこと。となると、かなり堅い組織のある公明、財界系の自民候補、労組系の山川さんなんかが浮上してくるかもしれませんね。といっても、やはり大勢は当日投票率いかんですが。

さあ、那覇市民の審判の時間になったようです。

522とはずがたり:2009/07/05(日) 22:43:04
151 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/05(日) 22:40:58 ID:gighKLpU
那覇市議選開票速報
http://www.city.naha.okinawa.jp/senkan/04download/kai1_sigi.pdf

画像ファイルかよ。

523とはずがたり:2009/07/06(月) 01:01:24
那覇市議会議員選挙開票速報
http://www.nhk.or.jp/okinawa2/senkyo/

524とはずがたり:2009/07/06(月) 01:34:10
革新の退潮傾向って感じで纏められるのでしょうか?

(更新日時:7月6日 1:26) [更新]
那覇市議会議員選挙

 定員 40   残り 0   開票 99% 

有権者 240,135人   投票率 56.00%   順
 位    党派  新旧 当選
当確  得票  得票率  年齢
1  花城 正樹  民主  新   当  3,903  2.9   30
2  宮平のり子  社民  現   当  3,408  2.6   62
3  清水 磨男  民主  現   当  3,322  2.5   28
4  喜舎場盛三  公明  現   当  3,285  2.5   56
5  翁長 俊英  公明  現   当  3,169  2.4   52
6  平良 識子  社大  現   当  3,087  2.3   30
7  大濱美早江  公明  現   当  3,071  2.3   56
8  大浜 安史  公明  現   当  3,002  2.3   52
9  前田 千尋  共産  現   当  2,998  2.3   37
10  糸数 昌洋  公明  現   当  2,941  2.2   49
11  桑江  豊  公明  現   当  2,885  2.2   54
12  久高 將光  自民  現   当  2,792  2.1   61
13  久高 友弘  無  現   当  2,789  2.1   60
14  安慶田光男  自民  現   当  2,769  2.1   60
15  野原 嘉孝  公明  新   当  2,583  2.0   46
16  下地 敏男  社民  新   当  2,555  1.9   59
17  宮里 光雄  自民  現   当  2,520  1.9   45
18  坂井 浩二  諸派  新   当  2,432  1.8   34
19  玉城  彰  民主  現   当  2,299  1.7   59
20  渡久地政作  自民  現   当  2,256  1.7   39
21  平良 仁一  無  新   当  2,244  1.7   65
22  永山 盛廣  自民  現   当  2,181  1.6   73
23  山川 典二  無  元   当  2,162  1.6   54
24  仲松  寛  無  現   当  2,157  1.6   46
25  屋良 栄作  自民  現   当  2,116  1.6   40
26  湧川 朝渉  共産  現   当  2,115  1.6   48
27  金城  徹  自民  現   当  2,069  1.6   55
28  前泊 美紀  無  新   当  2,066  1.6   36
29  與儀 實司  自民  現   当  2,056  1.6   54
30  比嘉 瑞己  共産  現   当  2,036  1.5   34
31  山川 泰博  民主  新   当  2,024  1.5   39
32  新屋 清喜  無  新   当  2,017  1.5   56
33  山城 誠司  無  新   当  2,013  1.5   47
34  亀島賢二郎  自民  現   当  2,004  1.5   36
35  瀬長  清  自民  現   当  1,970  1.5   61
36  宮國 恵徳  諸派  現   当  1,953  1.5   57
37  唐眞 弘安  自民  現   当  1,950  1.5   68
38  我如古一郎  共産  現   当  1,945  1.5   51
39  高良 正幸  無  現   当  1,941  1.5   60
40  古堅 茂治  共産  現   当  1,919  1.4   56
 粟國  彰  無  新      1,882  1.4   53
 知念  博  無  現      1,838  1.4   55
 多和田栄子  社民  現      1,793  1.4   62
 伊波 秀輝  無  新      1,783  1.3   32
 比嘉憲次郎  社大  現      1,700  1.3   59
 小松 直幸  共産  新      1,693  1.3   30
 宮国 育男  無  新      1,679  1.3   55
 洲鎌  忠  無  現      1,654  1.2   68
 平良 正邦  社大  元      1,644  1.2   47
 与儀 清春  無  現      1,631  1.2   64
 大城 朝助  共産  現      1,601  1.2   62
 山内 盛三  無  現      1,530  1.2   61
 安冨 光子  無  新      1,386  1.0   60
 新垣 文代  社民  新      1,358  1.0   45
 金城 敏雄  無  新      1,315  1.0   59
 黒島  彪  無  新      1,288  1.0   61
 上江洲由哲  無  新      1,177  0.9   53
 松本  聰  無  新      1,126  0.9   42
 玉那覇公子  無  新      984  0.7   38
 高里 良樹  無  元      973  0.7   54
 玉城 仁章  無  現      798  0.6   69
 濱川 政敏  無  新      749  0.6   59
 新島  忠  無  新      546  0.4   51
 喜納 正和  無  新      487  0.4   55
 屋良 朝助  諸派  新      465  0.4   57
 平田 朝義  無  新      246  0.2   39
 内間  徹  無  新      93  0.1   43

525名無しさん:2009/07/06(月) 01:41:59
那覇市議選 各勢力の議席数
自民12(推薦含)
公明7
共産5
民主4
そうぞう3(推薦含)
社民2
社大1
無所属6(与党系3人以上)

526名無しさん:2009/07/06(月) 01:49:08
>>524
共産  5(−1)、落選2
社民  2(±0)、落選1
社大  1(−1)、落選2
特に、社大は痛いところなんじゃないでしょうかねえ
地味に共産も痛いが・・・

527とはずがたり:2009/07/06(月) 01:51:47
有り難うございます。
前回5人も増やした自民系は今回はまあ最大で5人減らしたと云う感じですかね。
共産党は1人減らして社社も1人減らして替わりに民主が2増か。

自民・無所属連合(16人)+自由民主党・市民の会(4人)→12+3+α=15+α≦18
公明党(7人)→7人
日本共産党(6人)→5人
社社連合(4人)→社民2+社大1=3人
そうぞう(3人)→3人
民主党(2人)→4人
無所属(1人)→3−α

528元沖縄県民:2009/07/06(月) 02:37:23
大勢決しました。与党過半数、民主は躍進(公認全員当選、推薦新島さんは落選)、社民、そうぞう維持(推薦新屋さん含む)共産、社大敗戦という結果になりました。

民主は花城さんの大量得票の上で山川さんと玉城さんを通してきたので、力をつけてきたと思います。沖縄に関してはまだ単純に二大政党と決めつけは出来ませんが、力はつけてきていますね。新島さんにまでは風は吹かなかったようですが。

社民の宮平さんと下地さんの市職系候補が高い得票で当選したのも驚きです。宮平さんにかなりの力があるようですね。

共産は攻勢に出たのはよかったのですが、本土出身の小松さんが予想以上に票を固められなかったこと、大城さんの苦戦が響いた形です。七議席にも票が足りませんでしたし。前田さんが共産候補としては大量得票をしたのは、やはり共産期待票は前田さんに集中してしまったのでしょうか。

社大も平良さとこさんだけになってしまいました。一人減らせば三人当選も有り得たと思うと、ここも戦略ミスでしたね。
三党とも、有力女性候補に票が行き過ぎたことも敗因ではありますが、タマ次第では看板関係なしに勝負できる力はあるとみます。次回までに戦略の見直しをして、捲土重来を期待します。

そうぞうは新屋さんを含めると維持ですね。玉城仁さんはそうぞうと縁が切れたのでしょうか?惨敗してしまいましたね。
前泊さんは当選しましたが、タマとしては面白かった分、得票がパッとしませんでしたね。玉那覇さんにも注目しましたが、残念ながら落選でした。

私の予想では平良仁一さんを泡沫扱いにしてしまいましたが、とんだ予想外れでした。平良仁さん、すいませんでした。粟国さんも落選とはいえ健闘しましたし、やはり現地に行かなければちゃんとした情報はつかめないな、と実感しました。

期日前の倍化はやはり保守系が危機感を抱いた証なんでしょうか?高齢現職のかたはかなり苦戦しましたが、若手の方は踏ん張りましたね。

いずれにせよ、当選者の皆さんの選良としての活動に期待します。落選された皆さんも、地道に政治活動を続けて、次は頑張ってください。

529とはずがたり:2009/07/06(月) 03:53:14
社大は積極策が裏目に出ましたかねぇ。
それにしても沖縄は社民・社大がそれなりに強い印象でしたが,改選前も4議席に改善後は3議席と随分弱いんですねぇ。
沖縄2区・3区に比して1区で社民党候補者をって話しが出てこないのもそういう事なんですかね。

530名無しさん:2009/07/06(月) 14:38:43
那覇市が革新自治体だった時代は公明が革新側だったんですよね。公明が保守に転じて以来、現実として、那覇市は基礎票レベルでも保守地盤と言えます。

自民は今回冷徹に守りに徹した選挙をやり遂げたと思います。国場幸之助は自信を深めたのではないでしょうか。公明も流石の得票票割りです。
社大は急速に中央政党に地盤を食われてしまっていますね。特に中道右派、中道左派の受け皿として沖縄でも民主党の存在感が大きくなってきた社大に直撃している印象があります。
一方で民主党は今回の結果に自信を深めたでしょう。次回の県議選は2議席目を狙ってくるかもしれません。そうぞうは票割が上手く行きましたが、下地幹郎もますます民主党の意向を気にしないわけにはいかなくなりました。最近県議会レベルで赤嶺氏の会派異動を巡ってまた亀裂が発生していますが…
社民、共産は議席的にはいい結果を出せませんでしたが、得票的には伸ばしていますので県議選で2議席目、市議補選で議席回復を目指していくことになるでしょう。
無所属候補の中では、>>528さんも仰っている通り平良仁一氏の当選が一番驚きました。どのような方なのでしょう?個人的には宮国育男氏に好感を持ったのですが、得票的にはあと一歩でした。

当選した方、惜しくも落選した方、それぞれ今後の活躍を願っております。

531とはずがたり:2009/07/06(月) 16:07:23
緊急作成しますた。
元沖縄県民さんの正確な予測に改めて賛辞を送ります。

那覇市議選(2009年7月5日 投開票)結果
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2009naha.html

530氏のご指摘の通り,逆風下・定数減の中公認・推薦候補を全員当選果たしたね。。下位当選にずらっと並ぶ自民系の粘り強さは感服に値します。。

社大は革新勢力の接着剤としての機能が低下している面も有りますね。
社民も低落傾向があってそろそろ社民と社大で統合した上で民主中道ブロックと共産の接着剤役果たせないかな,と思うんですけど,社民と一緒になった社大では接着剤役にも何にも成らないんでしょうねぇ・・。不毛だ。。

532名無しさん:2009/07/06(月) 19:32:23
>>529
那覇は共産党沖縄県委員会の前身である沖縄人民党がカリスマ瀬長亀次郎の影響でかなり強い地盤を持っていたところで、
琉球政府時代の立法院選挙では小選挙区という極めて不利な制度にも関わらず一度も議席を途切れさせませんでした。
その遺産で現在も共産党が影響力を保っています。

533千葉9区:2009/07/06(月) 21:34:10
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-06-M_1-001-2_002.html?PSID=c7795f907f6cac1e7e08a434942cc135
与党24議席 過半数 那覇市議選/自・公が全員当選 民主・そうぞうも全員

投票率微増56%
 任期満了に伴う那覇市議会議員選挙は5日投開票され、翁長雄志市長を支持する与党的立場が定数40議席に対し過半数を超える24議席を占め、引き続き多数与党を確保した。与党が議会の主導権を握ったことで3期目を迎え、民間活力の導入などの行財政改革を推し進める翁長市長にとって、スムーズな市政運営に向けた環境が整った。

 与党を構成する自民・公明は公認と推薦全員が当選したことで次期衆院選沖縄1区に向けて大きな弾みをつけた。

 投票率は56・00%で復帰後最低を記録した4年前の前回選挙より2・33ポイント回復した。

 今選挙から議会改革の一環で議員定数を4議席削減。定数40議席に現職38人、元職3人、新人26人が立候補し、28年ぶりに60人を超える「多数激戦」を繰り広げた。県内各政党は党勢拡大を図るため次期衆院選の前哨戦として位置づけ、候補者支援に全力を挙げた。

 新人は26人のうち、9人が当選した。9人が出馬した女性候補者は大浜美早江(公明)、平良識子(社大)、前田千尋(共産)、前泊美紀(無所属)、宮平のり子(社民)の5氏が当選した。

 野党側は民主が全員当選を果たす一方、共産と社大がそれぞれ1議席減、社民は2議席を維持。そうぞうは推薦を含め3議席を獲得した。

 当日有権者は24万135人。男性が11万3553人、女性が12万6582人。13万4467人が投票した。

534名無しさん:2009/07/06(月) 23:55:23
>>528
元沖縄県民さん。
見事な分析でした。民主を若手中心にトップを争いそうとおっしゃって
いましたが、はなしろ正樹氏がトップでした。清水マオ氏も上位当選で
した。また、社大党は平良さとこ氏が当選確実だが、残りの候補者が
厳しく、1議席との見方もドンぴしゃりでした。社大は3候補とも1600〜
1700票とっていました。これらを総計すると、去年の市議補欠選で伊波ひでき
氏が獲得した9000票余りと近くなります。候補者を絞れば、あわよくば躍進
できたかもしれませんね。
共産の議席予想もお見事でした。こまつ氏、大城チョースケ氏が苦戦との見方も
脱帽ものです。共産は新聞にもありましたが、明らかに戦術ミスです。こまつ氏
は、将来の候補として温存し、候補者を絞ればよかったですがね。ベテランの
大城氏を落としたのは痛いです。
社民の見方もたいしたものでした。2議席との予想はあたりです。たわた栄子氏が
苦戦、新垣ふみよ氏が未知数との見方もそのとおりになりました。考えてみれば、
当選した宮平氏、下地氏共に那覇市役所出身者なんですよ。たわた氏は、役所の
出身者ですが、那覇市ではありません。しかも後ろ盾だった、かりまた信子県議が
前回の県議選で落選しています。そのあたりが、たわた氏の落選と相成ったので
しょう。

今回は野党の戦術ミスが目立った選挙と思います。自民、公明は堅実で
よく研究、分析したかと思います。

最後に元沖縄県民さん、選挙を別の角度から楽しませていただき、
ありがとうございます。また沖縄で選挙がありましたら、よろしくお願い
します。

535名無しさん:2009/07/07(火) 00:11:27
>>529
とはずがたりさん。
おっしゃるとおり、社大は党勢拡大への想いが、逆に裏目に出た格好だと
思います。というのも、前回の県議選で、書記長の比嘉京子氏が滑り込み
当選をしているんです。かつては、現参院議員の糸数慶子氏が2位で当選
という実績もある那覇地区なんですがねえ。凋落しているのは間違いあり
ません。県知事、県議会議長、那覇市長、衆院議員を選出していた黄金時代
もあった党ですが、今現在の状況は見るに忍びない。

>>530
530さん。
自民、公明は確かに守勢に回った感があります。しかしそのことが、
議席維持につながり、与党の安定多数という結果を導いたと思います。
見事ですよね。よく分析していると感じました。コクバ氏も自信が持てた
のではないでしょうか。
社大は、民主の躍進であおりを受けたというところでしょう。おっしゃる
通りです。今後は、平良さとこ氏のような人をもっと発掘すべきかと
思います。浮動票を集められる候補を立てるべきかと思います。

そういえば、落選した平良マサクニ氏が、市場で御礼の挨拶周りをして
いました。当選した人ならともかく、落選した方がこのようなことを
するとは驚きでした。気さくに声をかけていたのが、印象的でした。
捲土重来で頑張っていただきたいものです。

536とはずがたり:2009/07/07(火) 01:42:29
>>530>>532
なるほど〜,解説感謝です。
公明の離叛はバランスを崩して保守中道が強大になりましたね。自民党が全国最弱レベルの大阪でなんとかなってるのも全国最強の公明んお下駄履いてるからってのと似てますね。
社大もそろそろ存在意義考え時期なんではないでしょうかね?支持基盤がイマイチ解らないんですけど。旧総評系労組(自治労なんか)が社民支持に対して社大の支持基盤ってのは何なんでしょう?

>>533
なるほど。>>531のリンク先の当選者の内訳のα=1ですね。
>翁長雄志市長を支持する与党的立場が定数40議席に対し過半数を超える24議席を占め、引き続き多数与党を確保した。

>>534-535
正確でしたよね,元沖縄県民さんの予想。
社民・社大はもうちと計算して戦略的に動いて欲しかったですね。
自公への逆風下ではありますし,嘗ての栄光もありますんでなかなか慎重策は採りづらかったんかもしれませんが。

537とはずがたり:2009/07/07(火) 17:32:42

東国原「ストーカー」朝日新聞女性記者にブチ切れ!
http://www.zakzak.co.jp/top/200907/t2009070728_all.html
「あなたの生活から改めて」

 宮崎県の東国原英夫知事が7日午前の定例記者会見で、朝日新聞の女性記者に県政での調整力不足を指摘され、「どこにでもついてこないでほしい。ストーカーだ。警察に訴えてもいいくらいだ」と声を荒げる一幕があった。

 女性記者は先の県議会で知事肝いりである県内の土木事業再編案が否決されたことに触れ、「宮崎県議会すら調整ができなかった。国政に行くとすればもっと難しい調整をしなければならない。自信はあるのか」と質問。すると知事は露骨に不機嫌な表情になり、「あなたの生活から改めて。走っているときもついてくる。プライバシーの侵害だ」と文句をつけ、「自信はある」と答えた。

 ほかにも、女性記者の質問をさえぎって答えようとし「最後まで聞いてください」と言われると、「あなたの取材がルール無視だから、わたしもルール無視」。「定例記者会見で聞いている」と言われ、「だったら定例記者会見だけ答える。気軽に話しかけるな」とバトルが続いた。

 7日午後、自民党本部で古賀誠選対委員長と出馬条件について会談することを明かした知事。「全国知事会の要望を100%飲むこと」と条件が変わっていないことを表明したうえで、「今日、満額回答ということはないと思う。仮にそうであっても持ち帰る。最終的にマニフェストが出た段階で、出馬を判断することになるのでは」との見通しを示した。

ZAKZAK 2009/07/07

538千葉9区:2009/07/07(火) 21:09:56
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-07-M_1-002-1_001.html?PSID=dbf7e65703784f114a88b505f1c7c938
衆院1区3氏「追い風」/那覇市議選 結果を分析
国場陣営「安定多数で勢い」下地陣営「民主勢い味方に」外間陣営「総得票数上回り」


 次期衆院選の前哨戦とされた那覇市議選(定数40)は、自公体制を軸にした与党の公認・推薦候補ら24人が当選し、安定多数を維持した。沖縄1区で自民新人の国場幸之助氏(36)陣営は勢いが増すと分析する一方、国民新現職の下地幹郎氏(47)側も、同氏推薦の民主が上位当選を含め4議席に増やしたことで、政権交代への期待が高まっているととらえる。政権選択を懸けた〝決戦〟を前に、両陣営とも好材料をPRするが、それぞれ選挙戦で生じたしこりの解消が課題だ。一方、共産新人の外間久子氏(70)は1議席減らしたが、「総得票数で前回を上回った」として、自公と民主への批判を強める。

 沖縄タイムスが実施した事前アンケートによると、沖縄1区への対応については、当選した議員40人のうち、国場氏支持が24人、下地氏9人、外間氏5人、無回答・支持なし2人となっている。

 自民党県連は現職12人を公認・推薦し、全員が当選。翁長政俊幹事長は「目標はクリアした。翁長雄志市長を中心に国場氏支援の態勢は整いつつある」と自信をみせる。だが、自民系無所属の現職3人が落選したことで生じるしこりが懸念材料の一つだ。

 国場氏支援の公明党県本は支持母体の創価学会などの組織票を手堅く区分けし、10位前後までに6人が食い込み、7人全員当選。糸洲朝則代表は「候補者乱立の中、いい戦いができた。比例にも勢いがつく」と話す。ただ、総得票数が前回を約900票下回っており、引き締めを図る。

 下地氏の支援母体のそうぞうは、公認・推薦で3議席を死守、民主が1、3位と上位に食い込むなどで2議席増を果たした。国民新県連の呉屋宏代表は「民主の躍進は大きな支えとなる」と勢いを強調する。下地氏に支援を表明していた4期目現職の落選と、宮古出身候補者が乱立したことで基礎票となる郷友会票をめぐる争奪戦があり、その亀裂修復が急務だ。

 7人擁立の結果、4期目の現職と新人の2人が落選した共産党県委。村山純委員長代理は「ベテランの落選は大きな痛手だ。しかし、自・公の公認・推薦候補で総得票数が8500票近く前回を下回った。年金、基地問題で自公政権に攻勢をかける作戦に間違いはない」と自信を見せる。前回より約800票上回った総得票数も、比例区での議席増へプラスに働くととらえる。

 反自公の自主投票を決めている社民党県連。2議席を維持したが現職1人が落選し、新人と入れ替わった。当選の現職は、下地氏支援を表明している。新里米吉書記長は「現職の落選は非常に痛い。2・3区の候補の選挙に影響が出ないよう態勢を整えたい」と話す。

 外間氏推薦を決定している社大党は、党勢回復を狙い4人の公認・推薦を擁立したものの〝共倒れ〟で、1減の1議席となった。喜納昌春委員長は「歴史的な敗北。政治に対する無関心層に訴えが浸透できなかった」と語る。(政経部・平良吉弥)

539とはずがたり:2009/07/07(火) 21:26:18
>>538
自民系第一会派所属無所属現職3名+同第二会派所属無所属現職2名で計5名っすよね。更に自民系元職も1名
>自民系無所属の現職3人が落選したことで生じるしこりが懸念材料の一つだ。

540名無しさん:2009/07/08(水) 13:41:17
自民が完遂した守りの選挙は見事でしたが、それは「選別」して一定の切捨てをしたということでもありますからね。

宮古島系候補の乱立ですが、公明から1人(翁長俊英)、そうぞうから2人(宮國恵徳、坂井浩二)、無所属から与党系で落選した現職1人(瀬長清)、さらに新人1人(宮国育男)。
もっといらっしゃるかも知れませんね。惜敗した宮国育男氏は宮古票のうち保守系候補に飽き足らぬ層の一定の受け皿になった可能性があります。非自民公明系の政党さん、次回に向けて一声かけてみたらどうでしょうか。

541とはずがたり:2009/07/08(水) 14:14:16

>>537の記事ね

4 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 14:12:09 ID:HcvkQN/Q
フライデー襲撃事件 有罪、謹慎
淫行事件 事情聴取、謹慎
後輩への暴力事件 有罪、謹慎

昨日の記者会見
「あなたがルール無視をするなら私もルール無視をする」

542名無しさん:2009/07/08(水) 23:09:04
ちょっとおもしろかったものですから、つい貼っちゃいました。
>>「東欲張る ひでぇ男」

         ,wwww,,                           
       ;ミ~    \ 「だから言ったでしょ! 私が出るしか自民党が勝つ方法はないんです。
       :ミ       |    でも 私が当選できれば 党の勝敗はどうでもいいんですけど。」
       ミ  -=   =-|     
       rミ <・>  <・>|         
       {6〈     |  〉    「マニフェストは 私が代議士と大臣になって
      ヾ| `┬ ^┘イ|       宮崎の高速道路を全線開通させ 
   .    \ | -==-|/      東京に住んで遊べるためのものだけ採用して。」 
       | \_/      
.      /⌒〜" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ 代議士になったら改名します。  その名は 「東欲張る ひでぇ男」 
      |  ,___゛___、rヾイソ⊃
     |            `l ̄     地方重視に反する東京指向は どげんかされんと いかん!
.      |          |

 「一連の行動は 橋下知事と裏で繋がった 自民党つぶしではありません」
  「宮崎出身の福島みずほ?  誰ですか それ??  同胞?」

543とはずがたり:2009/07/17(金) 14:53:36

まっ,あとはぼさーっとしてて下さいな。

東国原知事不出馬 「心離れた」 「背信行為」 「騒動」に厳しい目 各党反発 県政運営多難に
2009年7月17日 00:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/109357

 宮崎県の東国原英夫知事が次期衆院選への不出馬を表明した16日、県政関係者からは厳しい意見が相次いだ。臨時記者会見で知事は「今後とも県政発展に一日一日、全身全霊まい進する。県民、県議会、県職員にご協力をお願いしたい」と述べたが、多難な県政運営を迫られそうだ。

 立候補にあたって次期総裁候補などの条件を知事に突き付けられ、東京都議選惨敗などのダメージを受ける結果となった自民党。緒嶋雅晃県連会長は「県民の心は知事から離れかけており、残りの任期を前向きに頑張ってもらうしかない」と冷ややかな反応だ。

 一方、知事の一連の国政転身騒動に批判的だった民主党。田口雄二県連幹事長は「熱心な支持者ほど怒っており、地に足を付けた県政運営を行わないと、県民をまた振り向かせるのは難しい」との見方を示している。

 また、共産党県委員会の津島忠勝委員長は「県民は宮崎を『どげんかして』と思って選んだ。知事はマニフェストをほぼ達成したというが、県民の暮らしは本当に変わったのか。課題は山積している」。社民党県連合の鳥飼謙二代表は「知事選で『県民党』『脱しがらみ』を語りながら自民党にすり寄ったことは県民に対する背信行為。県政を混乱させ、不信を招いた責任を取り辞職すべきだ」と批判した。

 会見の約20分前に知事から電話で不出馬を告げられた中村幸一議長は「これまで知事からの連絡は一切なく、県民にきちんと説明する場を設けるよう注文した」とした上で、「不眠不休の覚悟でまた県政に取り組めば、県民はきっと受け入れてくれる」と話していた。

■国政転身騒動をめぐる東国原知事の発言

6月23日 私を総裁候補として、自民党は次期総選挙を戦う覚悟はあるのか、と聞きました(古賀誠自民党選挙対策委員長から出馬要請を受け)
  24日 宮崎のため、地方のために、国を変えるため国政に行く(県庁に200件を超える出馬反対のメールや電話、ファクスが寄せられたが…)
  26日 (知事選で掲げたマニフェストは)8割くらい達成した。(任期満了まで)宮崎でぷらーっとしてた方が楽なんだが…(宮崎県日南市の政治資金パーティーなどで)
  28日 もう知事としての限界を感じている(テレビ朝日報道番組で)
  29日 あ−あ やんなっちゃった(宮崎日日新聞に世論調査で「国政転身反対63%」と報道されて)
7月1日 僕がいく党は負けない。負けさせない。国政を担うとなれば、私の考えを継承できる方にお願いする。次の知事は、かいらい政権ですね(宮崎県高千穂町で開かれた県民対話集会で)
  6日 宮崎に残ってくれ。行かないでくれという気持ちはありがたいですね。今までの仕事を評価されている裏返しですよね(共同通信社の世論調査で「立候補反対81.6%」との結果が出て)
  7日 もう1回おうかがいする必要がありますね(自民党本部で古賀選対委員長との再会談を終えて)
  9日 逆風は予想していたんですけども、予想以上に逆風かな(宮崎市で開いた県民対話集会後)
  13日 重く受け止める(県庁で記者団に囲まれ、芸能界の師匠ビートたけし氏から不出馬を促されたことを明かした上で)
  15日 遠のいた。厳しいかな、という感じ(自民党に提示した出馬条件が同党マニフェストに盛り込まれるかどうか、見通しを聞かれて)
  16日 自民党からの出馬はお受けできない。他党からも立候補しない(臨時記者会見で)

=2009/07/17付 西日本新聞朝刊=

544名無しさん:2009/07/18(土) 02:48:17
宮崎日日新聞の、知事出馬騒動に対する社説。
トーンの変化がはっきりと見て取れます。

知事へ衆院選要請 - 社説 - miyanichi e press
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18258

知事の責任 - 社説 - miyanichi e press
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18403

知事の進退 - 社説 - miyanichi e press
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18620

知事衆院選断念 - 社説 - miyanichi e press
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18810

545とはずがたり:2009/07/18(土) 03:40:53
>>544
抜粋転載しときます。説明要求→戸惑い感→不信感→批判って感じですね
しっかし妙に県職員の立場を思いやる文章が目に付きます。

知事へ衆院選要請
2009年06月25日
国政の志じっくり聞きたい

 今回は今までにない並々ならぬ意欲を感じる。自民党の古賀誠選対委員長の次期衆院選への出馬要請に対して、地方分権の推進などの条件提示で応じた。
 さらに自らを党総裁候補とすることを条件に挙げた。今回は本気と受け止める県民も多いだろう。
 知事は自民党側にげたを預けた形でなお態度を明確にしていないが、いつまでも県民に予断を与えることは好ましくない。

■「分権」国へ強く迫る
「地方行財政を変えることで国を変える」という強い意志、自身がその国政を担いたいという意欲が十分伝わってくる。
 しかし、党内に新たな混乱を招く事態にもなっている。
 ここは知事自身がどうしたいのか、知事の説明にじっくり耳を傾けたい。

■政権与党にこだわり 
 転身することへの賛否、その理由も含めて反応はさまざまである。
 3年前、本県に新風を吹き込んだ知事だ。任期途中であれ、国政に身を移しても本県をはじめ地方に軸足を置き、その手腕を発揮することに県民が納得するのであれば、国と地方の在り方に大きな変革をもたらす新たな展開につながるのかもしれない。県民の声に今一度耳を傾けてもらいたい。
 また、“脱しがらみ”、県民党の立場をよりどころにしてきた知事。次期衆院選は政権選択の場とされ、民主政権による国づくりも現実的な中、あえて知事は自民党にこだわっている。このことについての詳しい説明もほしい。

知事の責任
2009年07月01日
県政投げ出し発言に戸惑う
 国政転身に強い意欲を示している東国原知事。と、言うよりも知事の腹は固まっているようだ。
 今の知事は県民の意向よりも自身の気持ちを優先させているようにしか見えない。
 国政転身に反対する意見は聞き流し、支持する声ばかりを持ち出し、「(国政転身を)多くの県民が望んでいる」という状況に何としても持ち込みたいようだ。

■知事選公約どうなる■
 自民党から返事がまだないにもかかわらず出馬への強い意欲を多くの場面で示している。自民党の返答次第としているが国政に身を移す覚悟を決めていると受け止めるのは当然であろう。
 知事選で県民と交わした4年間の約束を反故にしてまでの態度変更には、知事自らの責任で県民を納得させる必要がある。

■「1年半プラーっと」■
 先日の政治資金パーティーで知事は、「(国政に)行くなと言うんだったら行かない。1年半プラーっとさせてもらう」などと発言。また、「(2010年度の)予算編成して来年2月に議会に示し、採決されれば事実上、僕の仕事は終わり」とも述べている。
 もう心、宮崎にあらずか。ならば県民が無理に知事に任期まっとうをお願いする意味はない。
 いずれにしても知事の進退問題は県民に戸惑いを与えている。

546とはずがたり:2009/07/18(土) 03:41:08
>>545-546
知事の進退
2009年07月10日
態度表明先延ばし不信招く

 「衆院選出馬表明か」。注目の東国原知事と自民党の古賀誠選対委員長の2度目の会談が行われたが、知事は結論を持ち越した。
 自民党が知事を選挙の顔に担ぎ上げようとする動きに対しては、党内外からの反発が強まり、政権の新たな火だねになっている。

■「国政」「県政」二又か■
 国政か県政か、見ようでは二又かけているような知事の態度には、県民の不信感が強まっている。せっかく高まっていた県政への県民意識にも水を差す。

■明快な言葉で説明を■
 知事は「今が地方分権推進への重要な局面」との認識を示している。
 知事が言うように「地方を変えるために国を変える」。今、国政転身することが地方のため、宮崎のためにベストと確信するのであれば、知事は自民党の回答いかんにかかわらず、ここではっきりと次期衆院選出馬を表明すればいい。そして政権与党改革に信念を貫き通せばいいのではないか。

 自身の決意が県民に伝われば、知事の転身も受け入れるだろう。明快な言葉で説明すればいい。
 だが、自民党のマニフェスト提示は衆院解散後になりそうで、それまで進退をはっきりせず、「国政に行かなければ県政にとどまる」との両天秤の姿勢では、知事が引き続き県政を担うにしても県民との信頼関係は築けない。

知事衆院選断念
2009年07月17日
県民の信頼回復には程遠い

 東国原知事は、次期衆院選の自民党からの出馬を断念した。“東国原劇場”は知事続投で収束する。
 「今後は知事の立場で地方分権を推進する」と意気込むが、県政に残ることになった知事には「いばらの道」が待っている。
 任期半ばでの転身問題で県民には不信感が広がり、県政を軽んじる知事の発言などから県民との間に深い溝も生まれた。

■昨年来機会うかがう■
 考えてみれば県民は、昨年秋から知事の国政転身をめぐる言動に振り回され続けてきた。
 この間、任期途中での転身には反対の声が強く、全国の世論調査でも同様の傾向を示していた。
 にもかかわらず、知事はことあるごとに国政への機会をうかがい、知事自身がもっとも重んじていたはずの「県民の意向」に沿わない立場に立ち始めていた。

■任期全うはなお不明■
 今回の“東国原劇場”では失ったものが大きい。
 まず自民党は、知事擁立劇が世論の反発を買い、地方選挙で大敗という裏目に出た。しかも党内の混乱は深まり、総選挙間近にもかかわらず、政権選択の対象となる体を成さず、信頼を失った。
 何より県政へのマイナスの影響が大である。県民の知事への失望の声が相次ぎ、県職員からは「知事は県庁内部には関心がない」との冷ややかな言葉を聞かされるなど、まさに憂うべき事態だ。

 こうした批判に知事はメディアの伝え方を批判、「誤解が誤解を呼んだ」というが、それは筋違いである。昨年来、転身への意思を知事は常に明快に語らなかった。一方で発言への世論の反発に対して、後から微妙に修正を加えるのも知事は得意である。

 今回も「県政に全身全霊、邁進する」と言うが、なおも残り任期を全うするかは明言しない。そうした知事のあいまいな態度から県民の不信感が生まれた。批判は批判であり、誤解ではない。

 耳障りな声にも真摯に耳を傾ける度量がほしい。そうした姿勢がなければ県民は知事から、県政から遠のくばかりだ。

547とはずがたり:2009/07/19(日) 02:02:27

県連は上杉派で固めてる様ですね。


2人除名処分、自民県連、大混乱
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000907190002
2009年07月19日

 衆院解散を目前にして自民党県連は18日、総務会にそのメンバー以外の支部長らを加えた合同会議を宮崎市内のホテルで開いた。一致団結した選挙態勢を確認する場のはずが、前国土交通相の中山成彬衆院議員(宮崎1区)の出馬を巡る問題で大混乱。その後の党紀委員会では2人の除名処分者まで出た。(石田一光)

 八十数人が参加した会議で議論となったのは、中山氏を巡る16、17日の動きだった。

 16日、中山氏が支部長を務める第1選挙区支部が総会を開き、中山氏の公認を党本部に求めることを決めた。翌17日には同支部の久島(きゅう・しま)時夫幹事長と、大村嘉一郎副支部長(宮崎市議)が東京の党本部を訪れ、細田博之幹事長らと面会。中山氏の公認を要請し、さらに中山氏には宮崎1区からの出馬を求めた。これに対し中山氏は「公認が出れば立候補する」と応じた。

 ただ、衆院宮崎1区は県連が昨秋、中山氏の問題発言の引責による不出馬表明を受け、公募で上杉光弘元自治相を候補者として決めている。また、1区支部は傘下に九つの地域支部があるが、このうち佐土原支部の永野繁利支部長が会議で「16日の総会には3支部が欠席届を出しており、同意しないということだ」と発言。県連の緒嶋雅晃会長(県議)も「公認申請は県連を通さなければならない。それに、中山氏が出ないということで上杉氏を選んだ」と話した。

 ほかにも「公募での決定に反する」「1区のごたごたが2、3区にも波及する」など、中山氏やその周辺の行動を非難する声が上がった。

 一方、党本部を訪れ中山氏の公認を求めた大村氏は「中山氏が『もう1回出たい』と言い出した。そういう気持ちなら応援しないといけない」とし「中山氏に言われて行った」と説明。また、1区支部傘下の田野支部の平野安志支部長が公募について「事前に上杉氏に決まっていたという話を聞いた」などと発言すると、会場からは「名誉棄損、侮辱だ」との声も挙がった。

 結局、会議では「県連が決めた候補者以外を党本部が公認した場合は(県連の)解散も辞さない」と党本部に申し入れることを拍手で決め、この日、ファクスで党本部に送った。さらに県連は党紀委員会(黒木次男委員長、9人中8人出席)を開き、中山氏の公認を求めて上京した久島、大村両氏を除名、さらに平野氏を「不適切な発言があった」として注意処分とした。

 緒嶋会長は「県連が決めた候補者を公認してもらうことに尽きるし、そうでなければ崩壊する」と話した。

548とはずがたり:2009/07/22(水) 03:13:03
【政権選択】
民主との距離、苦心
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000300907210001
2009年07月20日

 麻生政権の支持率低迷で政権交代が現実味を帯びる中、県内自治体の一部の首長が「民主党との距離」をどうとるかに苦心している。中央官庁への陳情や選挙協力などで政権与党の国会議員と蜜月を保ってきたが、ここへきて自民と民主「両にらみ」の動きが、じわりと広がっている。

 16日、古川康知事の会見。大阪府の橋下徹知事が首長として政党支持表明の必要性に言及したのに対し、「私としては基本的に中立の立場で行くということが県民からも求められている」と強調した。

 だが、古川氏は07年知事選で自民と公明の推薦を受けて再選。3カ月後の参院選佐賀選挙区では、自民が擁立した川上義幸・元副知事の支援に回り、自民の街頭演説会で応援演説のマイクを握った。

 今年、自民の県連大会には参加、民主の県連大会には招待を受けたが不参加。「民主は(自民ほど)強く出席の依頼がこなかった。民主党の大会については、これからどういう依頼がどういう強さで来るのかを踏まえて判断する」

 前回の市長選で自民と社民の推薦を受け、民主推薦の前市長との一騎打ちを約4200票差で制した佐賀市の秀島敏行市長。今年10月の市長選で再選を目指すが、「民主も含め、全政党に推薦願を出す方が良いのか、全く出さない方が良いのか、後援会内部でも意見が割れている」。

 今回も「自民主導」で続投表明への地ならしが進んだ。秀島氏は「前市長のトップダウンの政治手法を批判したが、民主党と敵対したわけではない。地方自治に中央政界の争いを持ち込むべきではない」と胸の内を明かす。

 一方、自民現職で党政調会長の保利耕輔氏の陣営は、20日に地元・唐津市内で開く選挙対策会議の案内状を3区内の全首長に送った。保利氏の後援会の会長は坂井俊之唐津市長。3区内の他の首長も後援会顧問などに名を連ねる。

 坂井市長は「3区に住む人は50年以上、(投票用紙に)『保利』と書いてきた。今度の選挙で自民が下野しても、おれは真っ先に保利先生に陳情しに行く」と言い切る。

 今月中旬、佐賀市久保田町での自民現職・今村雅弘氏の事務所開き。江里口秀次小城市長はマイクを握り「我々は同志として戦うことをお誓い申し上げます」と声を張り上げた。会場には谷口太一郎嬉野市長や松本茂幸神埼市長ら現職首長数人の姿も。いずれも市町(合併前の旧町村も含む)単位で置かれる後援会支部の支部長だ。「支援の核になっていただくため」と陣営幹部。一方、桑原允彦鹿島市長ら、支部長に就かず自民と距離を置く首長もいる。

549とはずがたり:2009/07/24(金) 12:59:00
真摯と傀儡が漢字で冒涜が平仮名なのは理解できない。

東国原知事、県議が糾弾「辞職を」「有権者ぼうとく」
http://www.asahi.com/politics/update/0724/SEB200907230058.html
2009年7月24日2時5分

 衆院選への不出馬を表明した東国原英夫知事は23日、宮崎県議会の全員協議会に出席し、「一連の行動や発言で多大の迷惑や心配をおかけし、深くおわびする」と陳謝した。一方で、「地方分権を訴えたかった」と理解を求めた知事に対して、県議からは「有権者を冒涜(ぼうとく)した」「職を辞して県民の信を問うべきだ」などと厳しい意見が相次いだ。

 午後2時半から始まった全協は2時間半に及んだ。「辞職勧告」に対して知事は「真摯(しんし)に、謙虚に受け止めたい」。その上で、「県知事として初心を取り戻し、全身全霊で職責をまっとうしたい」と訴え、まずは自身のマニフェストを100%達成するために努力することを約束した。

 県議の質問の大半は、この間の知事の発言に集中。出馬せずに県政にとどまった場合に「来年2月の予算を編成したら仕事は終わり。残りの任期はぷらーっと過ごす」などと述べたものの、批判が集まると「支持者にぷらーっと休んだらと言われたから」「言葉足らずだった」と弁明していた。

 この発言について、高橋透議員(社民)は「国政転身がうまくいかないから、悔しくて本心が出たとしか思えない。予算が終わったからといったって、あなたは知事なんです」と猛省を促した。

 「しがらみのない県政」を訴えて当選した知事の姿勢を疑問視する意見も出た。田口雄二議員(民主)は、県民フォーラムで「次の知事は(私の)傀儡(かいらい)政権」とした発言について、「知事は県民が選ぶものだ」とくぎを刺した。

550とはずがたり:2009/07/27(月) 10:51:46
70人の負託で議員に成れちゃうのか・・。

五木村議10人も 村初の女性議員が誕生
2009年07月26日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090726006.shtml

 任期満了に伴う五木村議会議員選挙が26日、投開票され、新議員10人が決まった。当選者の内訳は、いずれも無所属で現職6、元職1、新人3。同村初の女性議員も誕生した。

 投票率は92・71%で、2005年の前回(95・19%)を2・48ポイント下回った。

 定数10に対し、現職7、元職1、新人3の計11人が立候補する少数激戦。

 川辺川ダムの建設を前提に取り組んできた村づくりが停滞し、過疎化や少子高齢化が進む中、各候補は村の振興策などをテーマに舌戦を展開。農林業や観光の振興、雇用創出、若者の定住促進の必要性などを訴えた。

 当日の有権者数は1180人(男551人、女629人)。(川崎浩平)

 ◇五木村議選開票結果
(定数10-11)選管最終
当150照山 哲栄77無元
当119岡本 精二64無新
当118岡本  正63無現
当115中村 俊也50無現
当108藤本 新一69無新
当 97田山 淳士57無現
当 93岩本 員功66無現
当 80樅木 晴美52無新
当 78山下 照公60無現
当 76早田 吉臣48無現
  51山本  豊59無現
 
※案分票の小数点以下は省略しました。

551千葉9区:2009/07/28(火) 21:24:29
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/1665
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/1865
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/1867-1868
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/1870

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090728k0000e010012000c.html
与那国町長選:告示 陸自誘致争点に
 防衛省が陸自部隊の配置を検討している日本最西端の島、沖縄県与那国町で、任期満了に伴う町長選が28日告示された。陸自誘致派の現職、外間守吉(ほかましゅきち)氏(59)=自民、公明推薦=と誘致反対を掲げる元町職員の新人、田里千代基(たさとちよき)氏(51)が立候補を届け出た。8月2日、投開票される。選挙結果は陸自の配置検討に大きく影響する。

 終戦直後約1万2000人いた島の人口は過疎化で減り続け、現在1627人(今年6月末現在)。サトウキビと漁業以外に目立った産業はない中、町議会が昨年9月、自衛隊誘致に関する要請決議を賛成多数で可決。外間氏は今年6月、浜田靖一防衛相に陸自部隊の配置を要請した。

 外間氏は「100人規模の陸自部隊が配置されれば人口減に歯止めがかかり、地方交付税も増える。インフラ整備も期待できる」などと主張。田里氏は「外間氏は住民に意見を聞かずに陸自配置要請をした。平和な島に自衛隊は必要なく、住民不在の行政をただす」と訴えている。

 与那国島は台湾まで約110キロ、中国本土(福建省)まで約350キロという位置にあり、陸自の配備が中国を刺激する可能性がある。一方、東アジアで緊張が高まった際は日本にとって戦略的拠点になるとみられる。【三森輝久】

552千葉9区:2009/07/28(火) 21:25:31
http://www.y-mainichi.co.jp/news/14110/
自衛隊は戦前の軍隊とは違う」現職・外間後援会が総決起大会 与那国町長選
Category: 政治・行政 Tag: 与那国町長選

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隊誘致や国境離島振興法アピール

【与那国】町長選に立候補する現職、外間守吉氏(59)の総決起大会が27日夜、祖納地区で開かれ、外間氏は「『自立ビジョン』を時代に合わせてグレードアップさせるため、国境離島振興法の制定を求めている」と述べるとともに、「自衛隊は戦前の軍隊とは違う。何をするにも国会の了解が必要」と自衛隊誘致に理解を求めた。応援弁士らは「外間町政の4年間で町は良い方向に向かっている。町長を代える必要はない」などと訴えた。

外間氏は「自立ビジョン」策定後の動きとして情報通信環境の変化などを挙げ、「『自立ビジョン』を1度検証しなければならないというのが大方の意見。『自立ビジョン』を骨子に、制度として国に面倒を見てもらう方法を国境離島振興法に盛り込んでいく」と力説した。
 台湾との交流は継続して取り組む考えを示した。
 自衛隊誘致については、人口増に向けた方策と関連付けながら、「自衛隊は一つの産業ということを頭に入れてほしい」と述べた。

この日の総決起大会は、崎原孫吉後援会長(町議会議長)のあいさつに続いて、政党などからの推薦状交付があり、自民党沖縄第4選挙区与那国町支部の大宜見浩利幹事長(元町議)があいさつ。
 選対本部長の前西原武三氏(町議)は「日本最西端の与那国を自衛隊が守るのがなぜ悪いのか」と訴えた。
 翁長政俊県議と島尻愛子参議院議員、前参議院議員の西銘順志郎氏と白保台一氏、辻野ヒロ子県議、入嵩西整市議会議長、通事隆一竹富町議会議長、大石行英市議、伊良皆高信市議が支持を呼び掛けたあと、外間氏が登壇。
 議員団代表の我那覇武氏、与那国防衛協会の金城信浩会長、前楚美津子婦人部長、自治労連町職労の新嵩弘樹委員長もあいさつし、最後は糸数健一町議に合わせて「がんばろう」を三唱した。

553千葉9区:2009/07/28(火) 21:27:45
2005年選挙結果
http://www.y-mainichi.co.jp/news/1919/
8月
29日
2005外間氏が62票差で初当選 新里氏、2度目の挑戦も及ばず
Category: 地域・教育


きょう第17代町長に就任 自立ビジョン実現目指す

Pic1 【与那国】尾辻町長死去に伴う町長選挙は28日、投・開票が行われ、新人で元町議会議長の外間守吉氏(55)=自民公認、公明党・全国自治団体労働組合連合沖縄地方協議会・自治労連町職員労働組合推薦=が631票を獲得し、新人で元町議会議長の新里和男氏(60)=自治労県本部・与那国島を元気にする町民の会・21世紀を担う町民の会推薦=に62票差をつけて初当選を果たした。外間氏は「町のかじ取り役となる責任を感じている。町民とともに乗り越えていきたい」と述べ、厳しい財政状況の中で「与那国・自立ビジョン」の実現に向けて取り組む考えを示した。投票率は97.14%で前回(03年4月)を1.1ポイント下回った。

尾辻吉兼町長急逝に伴って急きょ行われた今選挙では、自民党公認で当選を目指す外間氏に対して新里氏は党派の公認を得ずに超党派を訴えて政党色の濃淡が対照的な選挙戦となった。
尾辻町長の死去直後から候補者の擁立作業を行った与党陣営では、ブレーンの1人である外間氏をいち早く擁立。自民党の代議士や牧野浩隆副知事らの来島・応援を受けて運動を盛り上げ、政府や県政とのパイプを強調することによって選挙戦を繰り広げた。
そして尾辻町長の地盤でもある久部良地区で安定した強さを見せたほか、祖納や比川地区でも善戦し、新里氏の支持基盤を崩すことに成功。公明の支持にも助けられた。
新里氏は無所属で出馬。政党色を出さずに「超党派」「町民党」を強調したが、尾辻町政の継承を訴える外間陣営の壁を破れなかった。
町長選ではこれまで、公職選挙法事件が絶えなかったが、前々回(99年4月)の町長選以来、自動車で相手陣営の車両を追い回すといった過剰な選挙運動は今回はみられなかった。
その一方で、不在者・期日前投票の合計が投票総数の20%にあたる251票にのぼり、選挙戦の過熱ぶりがうかがえる結果となった。
なお、当選証書は29日午後、町構造改善センターで町選挙管理委員会(森川一寛委員長)から外間氏に手渡され、この日直ちに第17代町長に就任する。

554とはずがたり:2009/07/31(金) 04:28:31
チッ…>同会派内は2グループが対立しており、候補選出は難航が予想されたが、目前の次期衆院選に備え、会派内を結束させるのを優先した形となった。

県議会:自民・県民会議、県議長候補に末吉氏を擁立 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090710ddlk42010526000c.html

 県議会(46人)の最大会派、自民・県民会議(25人)は9日、議員総会を開き、正副議長選の議長候補に末吉光徳氏(62)=南島原市、6期目=、副議長候補に野本三雄氏(71)=長崎市、4期目=の擁立を決めた。10日の6月定例県議会最終本会議で、両氏が選出される見通し。同会派内は2グループが対立しており、候補選出は難航が予想されたが、目前の次期衆院選に備え、会派内を結束させるのを優先した形となった。

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年7月10日 地方版

555千葉9区:2009/08/01(土) 09:16:13
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1365770.article.html
蒲原佐大客員教授が出馬へ 佐賀市長選

 任期満了に伴い10月11日に告示される佐賀市長選に、元日本経済新聞社理事で佐賀大学客員教授の蒲原啓二氏(62)=佐賀市多布施=が31日、立候補する意向を明らかにした。既に現職の秀島敏行氏(65)=本庄、1期=が出馬表明しており、選挙戦となる公算が大きくなった。
 蒲原氏は、現市政に批判的な声をベースに無所属で出馬する。佐賀新聞社の取材に対し、「さまざまな指標は合併で一時的に好転したが、人件費削減や業務の民間移譲など行財政改革は後退している」と市の現状を分析。その上で「民間や企業経営の手法による行革が必要。空き店舗の利活用などで、郊外に分散している公的施設を可能な限り中心街に呼び戻すことなどを訴えていきたい」と語った。

 蒲原氏は佐賀高、慶応大商学部卒。1971年に日本経済新聞に入社。データバンク局情報営業部長、営業推進本部副本部長などを務めた。04年に帰郷。06年から佐大客員教授を務めている。

【写真】蒲原 啓二氏


2009年08月01日更新

556名無しさん:2009/08/01(土) 14:24:27
>>555
民主が蒲原啓二に乗る流れになるんでしょうかねぇ。

557とはずがたり:2009/08/02(日) 00:26:55
「迷惑かけた」東国原知事がアポなし謝罪
2009.8.1 19:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090801/stt0908011916005-n1.htm

 宮崎県の東国原英夫知事は7月31日午後、福岡県大牟田市にある自民党の古賀誠選対本部長代理の事務所を突然訪れ、自らの衆院選出馬をめぐる一連の騒動に関し「混乱させてすいませんでした。ご迷惑をお掛けしました」と陳謝していたことが1日、分かった。事務所側が明らかにした。

 事務所側によると、東国原氏は事前連絡なしで秘書とともに姿を見せ、その場にいた事務所長らに陳謝。「地方を大事にする思いは古賀先生と同じです。選挙で頑張ってください」と述べ、数分で立ち去ったという。古賀氏は不在だった。事務所幹部は「突然来たのでスタッフもみんな驚いていた」と語った。

558名無しさん:2009/08/02(日) 01:15:47
>>556
原口や大串はそうでしょうね
ただし、今回共闘している社民が現職支持なので難しいところですが

559千葉9区:2009/08/02(日) 22:01:31
>>551-553
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-08-02-S_002.html?PSID=632e892b9845e5530b1df7e5c6334a93
2009年08月02日 政治

与那国町長選挙、外間氏が2期目の当選

 【与那国】任期満了に伴う与那国町長選挙は2日投開票され、町内への自衛隊誘致を表明している現職の外間守吉氏59=自民、公明推薦=が619票を獲得し、元町副参事の田里千代基氏51を103票差で破り、2期目の当選を果たした。当日有権者1208人で、投票率96・03%だった。

 外間守吉(ほかま・しゅきち) 1949年生まれ。沖縄国際大学卒。78年の町議選に初当選し、4期務めた。2005年の町長選で初当選。同町出身。

 ▽開票結果
 当 619 外間守吉
   516 田里千代基
    16 無効
     9 白票
 (選管最終)

560とはずがたり:2009/08/03(月) 13:15:49
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007kyushu.txt
鹿児島県に↓を反映させた。今見ると全員自民公認なんだけど。。無所属の1人にも出したと有るが。。
また分裂区を除くと殆ど自民と農政連は一体である。。

[07県議選]20選挙区43人推薦決定/県農政連
3選挙区自主投票へ
(2007-02-15)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/815

 【鹿児島市・鹿児島郡区】増留貴朗▲、尾辻義◎、柴立鉄彦◎、吉野正二郎◎、武昭一◎、宇田隆光◎、永田憲太郎◎、大園清信◎、桑鶴勉◎、藤崎剛▲、寺田洋一◎、野田啓介▲、西洋介▲、長田康秀◎(自民全候補に推薦か。)【指宿市・揖宿郡区】小園成美◎、松元一広◎(全自民候補に推薦)【南さつま市区】本坊輝雄◎(全自民候補に推薦)【枕崎市区】上野新作◎(全自民候補に推薦)【川辺郡区】川原秀男◎(全自民候補に推薦)【日置市区】前原尉◎、岩崎昌弘◎(全自民候補に推薦)【いちき串木野市区】吉留厚宏◎(全自民候補に推薦)【薩摩川内市区】外薗勝蔵◎、鶴薗真佐彦◎、田中良二◎(全自民候補に推薦)【薩摩郡区】宮島孝男◎(全自民候補に推薦)【阿久根市・出水郡区】中村真◎(全自民候補に推薦)【出水市区】小幡兼興◎、通畠幸一◎(全自民候補に推薦)【大口市・伊佐郡区】池畑憲一◎(全自民候補に推薦)【霧島市区】田之上耕三◎、山田国治◎、高橋稔▲(全自民候補に推薦)【姶良郡区】酒匂卓郎◎、岩下吉廣▲(全自民候補に推薦)【鹿屋市区】山田宏之◎、吉永守夫◎(全自民に推薦)【肝属郡区】鶴田志郎◎(全自民に推薦)【西之表市区】松里保廣◎(全自民に推薦)【熊毛郡区】日高滋◎(全自民に推薦)【奄
美市区】与力雄◎、永井章義◎(全自民に推薦)【大島郡区】金子万寿夫◎(全自民に推薦)

自主投票の選挙区

曽於市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書/経歴
当 13,454(50.7%) 森 義夫 73 無所属=自民 現8 車整備会社社長/県議会副議長=大隅町→自民追加公認
□ 13,105(49.3%) 徳留 紀寿 67 無所属=自民 現 社福法人理事長/県議会常任委員長=末吉、財部町


志布志市・曽於郡 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 12,034(42.3%) 中山 信一 61 無所属 元2 酒造会社長→裁判=連合推薦・会派無所属→県民連合
□ 8,605(30.2%) 西高 悟 47 無所属 新 農業
□ 7,821(27.5%) 市ヶ谷 誠 53 自民 現 給油所代表

垂水市 定数1−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 4,226(35.3%) 堀之内 芳平 54 自民 現2 地質調査社役員
□ 3,975(33.2%) 池田 和弘 46 無所属 新 市民団体代表
2,909(24.3%) 森 孝之 61 無所属 元 建設会社役員
847(7.1%) 栗栖 善幸 55 無所属 新 (元)県職員

561とはずがたり:2009/08/03(月) 14:22:47

[07県議選]田添氏は不出馬/西之表市区
(2007-03-31)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3631

 鹿児島県議会議員選挙西之表市区(定数1)で立候補を表明していた同市西之表、自営業田添和男氏(51)は30日、立候補を取りやめた。田添氏は「3月に立候補を決意したことなどもあり準備不足。熟慮の末、出馬を断念することにした」と話した。

[07県議選]新人の田添氏立候補を表明/西之表市区
(2007-03-24)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3502

 西之表市の自営業田添和男氏(51)は23日、30日告示の県議会議員選挙に西之表市区(定数1)から無所属で立候補することを表明した。同区での立候補予定者は現職の松里保広氏(49)と2人になった。
 田添氏は「種子島、屋久島には争点となる課題が多いのに無投票で終わるのはおかしい。農業や漁業問題に広域的に取り組みたい」と語った。同市西之表在住。鹿児島高専中退。

[07県議選]元職の上釜氏立候補を表明/枕崎市区
(2007-03-23)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3487

 枕崎市の元県議会議員で会社役員の上釜明久氏(67)が22日、30日告示の県議選で枕崎市区(定数1)から無所属で立候補することを明らかにした。
 同区は現職で5期目を目指す上野新作氏(72)=自民=が立候補を予定。両氏の一騎打ちとなれば1995年、2003年に続いて3度目。上釜氏は06年、枕崎市長選にも出馬している。
 上釜氏は「南薩の発展に中核都市が必要。周辺市町との合併を進めるためにリーダーシップを発揮したい。そのためにも市議会の対立を解消したい」と語った。同市桜山本町。枕崎高校卒。

77歳に向かってNPO法人が運営する介護施設の経営が安定するまでは、選挙を控えてほしいって。。

[07県議選]木元氏が立候補断念/薩摩川内市区
(2007-03-21)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3448

 3月30日告示、4月8日投票の鹿児島県議会議員選挙に、薩摩川内市区(定数3)から立候補を予定していた特定非営利活動法人(NPO法人)理事長木元高尚氏(77)=同市高江町=は20日、南日本新聞の取材に対し、立候補を断念することを明らかにした。
 木元氏は「NPO法人が運営する介護施設の経営が安定するまでは、選挙を控えてほしいと周囲から説得された。態勢を立て直し、次の市議選に挑戦したい」と述べた。
 同市区の立候補予定者は4人となった。

[07県議選]鶴田孝議員が不出馬を表明/出水市区
(2007-02-07)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=2719

 旧出水郡区選出の自民党県議会議員鶴田孝雄氏(66)=出水市高尾野町柴引=は6日、4月の県議選に立候補しない意向を表明した。同氏の出馬取りやめで、出水市区(定数2)に立候補を表明しているのは現職と新人の2人になった。
 県庁で会見した鶴田氏は立候補断念の理由として「妻が病気にかかっており、その治療に専念するため」と説明。後継候補については「無投票になっては有権者に迷惑がかかる。後任の人材が出ることを期待している」と述べた。
 鶴田氏は1994年の県議補選に初当選し現在4期目。県監査委員などを務めた。県議選に向けて既に自民党公認を得ていたが、同日、公認辞退届を提出した。

[07県議選]川上県議が不出馬を表明
(2007-01-26)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=2506

 旧鹿児島市区選出の自民党県議会議員川上明哲氏(47)は25日、4月に行われる県議選に立候補しない意向を表明した。川上氏は現在2期目。自民党県連にも公認申請は出ていなかった。
 川上氏は南日本新聞の取材に対し、幼少時に負傷した左足を約3年半前にもけがをして昨年7月に手術したものの回復せず、2月には再手術が必要な状況を説明、「立候補できる状況にないと判断した」と述べた。
 川上氏は鹿児島市出身。会社員、県議秘書などを経て2001年5月の補欠選挙で初当選した。

562とはずがたり:2009/08/03(月) 14:23:03

[07県議選]新人の武田氏が立候補表明/指宿市・揖宿郡区
(2007-03-26)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3534

 指宿市十二町の元高校教諭、武田信弘氏(53)は25日、南日本新聞の取材に対し、30日に告示される県議会議員選挙に指宿市・揖宿郡区(定数2)から無所属で立候補することを表明した。同選挙区の立候補表明は5人目。
 立候補の理由について武田氏は「高校入試の透明化を図りたい」と語り、健康をキーワードにした長期滞在型の観光地づくりや、歩いて暮らせる街づくりの実現も政策に掲げた。
 武田氏は神奈川県茅ケ崎市出身。国際基督教大卒。埼玉県立三郷工業技術高校教諭などを務め、2004年4月から指宿市在住。1月の宮崎県知事選に立候補し落選した。


[07県議選]新人の大迫氏立候補を表明 南さつま市区
(2007-03-18)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3397

 南さつま市の元高校教諭大迫忠興氏(64)は17日、南日本新聞の取材に対し、4月の県議会議員選挙に南さつま市区(定数1)から無所属で立候補する意向を表明した。同区は、現職で5期目を目指す本坊輝雄氏(51)=自民=が立候補を予定している。
 大迫氏は「選挙は民主主義の原点。無投票は有権者も立候補者も不幸なこと。どんどん住みにくくなっている過疎地問題も議論したい」と語った。同市坊津町秋目在住。熊本大学卒。

行革系市民派か。

[07県議選]新人の松岡氏 立候補を表明/阿久根市・出水郡区
(2007-03-15)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3343

 阿久根市の水産加工会社社長松岡徳博氏(52)は14日、同市役所で会見し、4月の県議会議員選挙に阿久根市・出水郡区(定数1)から無所属で立候補することを表明した。同区での立候補予定者は2人になった。
 松岡氏は「市民グループの一員として阿久根市議の政務調査費の不正を追及する中で、県議の政務調査費の必要性にも疑問を持ち、県議会の場で行財政改革に取り組みたいと思った。無投票阻止も出馬理由の一つだ」と語った。同市波留在住。鹿児島水産高校卒。

川野氏は当選

[07県議選]元町長川野氏 立候補を表明/姶良郡区
(2007-03-06)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3181

 元加治木町長の川野威朗氏(62)は5日、同町の県合同庁舎で記者会見し、4月の県議会議員選挙に姶良郡区(定数2)から無所属で立候補する意向を明らかにした。同区への立候補表明は、自民公認の現職2人に続いて3人目。
 川野氏は2期8年間にわたり加治木町長を務めたが、任期満了に伴い2006年11月に行われた町長選で敗れた。「町長として培ってきた経験を県政の場で発揮したい。政務調査費の透明化や、合同庁舎の再編も考慮した県議定数の見直し、農林水産業の振興などに力を注ぎたい」と出馬の動機を語った。
 加治木町木田在住。加治木高校から鹿児島大学卒。加治木町シルバー人材センター理事長

[07県議選]新人の宮田氏 立候補を表明/出水市区
(2007-03-02)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3121

 広瀬川漁協組合長で元出水市議の宮田幸一氏(58)は1日、南日本新聞の取材に対し、4月の県議会議員選挙に出水市区(定数2)から無所属で立候補する意向を明らかにした。同区での立候補予定者は3人になった。
 2月28日に市議を辞職した宮田氏は「出水市区が無投票にならないように選択肢を広げてほしいとの激励の声があった。行財政改革に取り組みたい」と話した。
 出水市昭和町在住。日本大学芸術学部卒。1994年から旧出水市議を2期務め、昨年4月の合併に伴う市議選に当選した。2003年の県議選では旧出水市区(定数1)から無所属で出馬したが落選した。

563とはずがたり:2009/08/03(月) 14:34:05
>>561-563

[07県議選]平瀬議員が不出馬表明/肝属郡区
(2007-02-20)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=2950

 旧肝属郡区選出の自民党県議会議員平瀬新一郎氏(79)=南大隅町根占川北=は19日、4月の県議選に立候補しない意向を示した。同氏の不出馬で、肝属郡区(定数1)で立候補を表明しているのは現職1人になった。
 平瀬氏は南日本新聞の取材に対し「体調不良のため、立候補しないことにした」と述べた。
 平瀬氏は1971年の県議選に初当選して現在7期目。97年3月から99年4月まで県議会副議長を務めた。4月の県議選に向けて、自民党県連に公認申請はしていなかった。

法定得票行かず。

[07県議選]新人の二町氏立候補を表明/いちき串木野市区
(2007-02-22)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=2980

 いちき串木野市元町の会社役員、二町一成氏(51)は21日、南日本新聞の取材に対し、4月の県議会議員選挙に、いちき串木野市区(定数1)から無所属で立候補する意向を表明した。
 二町氏は「隣接する自治体と連携を密にして、地域の元気を取り戻したい。県立博物館に勤務した経験を生かし、教育施策充実や環境保全などに力を注ぎたい」と抱負を語った。
 二町氏は同市出身。鹿児島大中退。日本青年会議所鹿児島ブロック協議会副会長などを歴任。昨年10月まで新聞販売所長を務めた。

[07県議選]田原議員が勇退を表明
(2006-12-20)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=1882

 鹿児島県議会の田原鉄可議員(76)=揖宿郡区=は19日、南日本新聞の取材に対し、来年4月に行われる県議選に立候補せず、今期限りで勇退する意向を明らかにした。
 田原氏は1983年に初当選し現在6期目。2005年から06年にかけ1年間副議長を務めた。勇退に当たり「体調がすぐれない。これまで地域のために一生懸命やってきたと思う」と述べた。

法定得票成らず。

[07県議選]新人の美園氏 立候補を表明/指宿市・揖宿郡区
(2006-11-26)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=1470

 頴娃町の商業、美園博樹氏(56)は25日、指宿市で会見し、来年4月の鹿児島県議会議員選挙に指宿市・揖宿郡区(定数2)から無所属で立候補することを表明した。
 美園氏は「農林水産業従事者の労働時間短縮と経営安定化に取り組みたい。また、南薩地域の高速交通体系の整備も後押ししたい」と立候補の動機を語った。
 福岡大卒。自民党衆院議員秘書などを務めた。

564とはずがたり:2009/08/03(月) 14:38:51

鹿児島県議選 参院選立候補予定者、夏見据え応援奔走
「前哨戦」相乗効果狙う
(2007-04-01)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3659

 2007年は県議会議員選挙をはじめとする統一地方選と7月の参院選が行われる12年に一度の年。参院鹿児島選挙区(改選数1)に立候補予定の自民現職の加治屋義人氏(68)、民主新人の皆吉稲生氏(56)、共産新人の山口陽規氏(53)の3陣営は、30日告示された県議選を参院選の前哨戦と位置づけて各地を奔走、夏の決戦に備えた戦いを繰り広げている。
 「しばしも休まず槌(つち)打つ響き、仕事に精出す村の鍛冶(かじ)屋(加治屋)でございます」。自民県議候補の集会で、加治屋氏はこう切り出して場を和ませる。県内の自民県議候補は他党を圧倒する45人。県議候補と共に有権者の前に立つ機会は他陣営よりはるかに多く、声がかかればどこへでも足を運び人柄をアピールする。
 今回の参院選は、天下分け目の政治決戦といわれ、民主は1人区で攻勢をかけている。鹿児島など過去自民が優勢だった選挙区でも警戒感は強い。
 加治屋氏は演説で県議候補のアピールに徹し、参院選にはほとんど触れないが、陣営は「多くの有権者の前に顔を出し名前を言えるだけでありがたい」と強調。優勢な県議選の流れを参院選までつなげたいと期待する。
 対する民主の皆吉氏は、県議候補の応援演説で「県議選で勝利して、その勢いを参院選にも」と声を張り上げる。県議選の立候補者に皆吉氏と同じ自治労出身者はいるものの、いずれも無所属。民主候補は2人にすぎず、自民に比べ県議選との相乗効果は極めて限定的だ。演説ではその差を埋めるように、参院選、政権交代の必要性を取り上げる。
 ただ、皆吉陣営のメンバーは、県議選で12人を推薦した連合鹿児島関係者と重なる部分が多い。県議選を「参院選のロケット発射台」(陣営)ととらえ、県議選後すぐに参院選の態勢に移れるよう、連合推薦候補の選挙事務所を皆吉陣営が引き継ぐ段取り。
 連合鹿児島も参院選での協力を視野に、推薦候補のいない選挙区では連合の政策に近い候補を支援する方針を打ち出した。
 共産の山口氏は「県議選は党の後退に歯止めをかけて躍進するための第一関門」と力を込める。山口氏が県議候補と行動を共にする機会は少ないが、独自に党の車を走らせ政策を訴える。党県委員会は「鹿児島市・鹿児島郡区の現職の票を伸ばすことが参院選での票を伸ばすことにつながる」とみている。

565とはずがたり:2009/08/03(月) 14:39:33

[07県議選]公明が6人推薦
(2007-03-25)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3513

 公明党鹿児島県本部は24日までに、30日告示の県議会議員選挙に立候補予定の6人の推薦を決定した。党本部の承認も得た。
 推薦決定したのはいずれも自民党の公認候補で、鹿屋市区の吉永守夫氏(72)、指宿市・揖宿郡区の小園成美氏(49)、西之表市区の松里保廣氏(49)、日置市区の前原尉氏(48)、霧島市区の山田国治氏(61)、熊毛郡区の日高滋氏(53)。
 自民党公認の24人から推薦願があったが、これまでの実績や識見、人柄などを総合的に勘案、7月の参院選での選挙協力も視野に入れて判断したという。

[07県議選]霧島市区・桐原氏、社民が支持決定
(2007-03-20)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3418

 社民党鹿児島県連合は19日までに、4月8日実施の県議会議員選挙で、霧島市区(定数4)に立候補予定の無所属現職、桐原琢磨氏(53)を支持することを決めた。県連合は県議選で、これまでに2人の公認を決定している。

[07県議選]推薦1人を決定/民主県連 
(2007-03-07)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3219

 民主党鹿児島県連は6日、4月に行われる県議会議員選挙で、霧島市区(定数4)から立候補予定の現職、桐原琢磨氏(53)を推薦候補に決定した。
 同県連は県議選で2人を公認しており、推薦は初めて。桐原氏は現在、社民・無所属連合に所属。社民党県連合にも推薦を要請している。

[07県議選]自民鹿県連、薩摩郡区の宮島氏を公認
(2007-01-31)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=2590

 自民党鹿児島県連(宮路和明会長)は30日、4月に行われる県議会議員選挙の薩摩郡区(定数1)に立候補を表明している元南日本放送社員、宮島孝男氏(52)=さつま町紫尾=の公認を決定した。自民党公認は45人目。
 宮島氏は、現職の山本求之氏(53)が不出馬を表明したのを受けて公認申請していた。現在のところ、薩摩郡区の立候補予定者は宮島氏1人。

[07県議選]吉永氏を追加公認/自民党県連
(2007-01-20)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=2397

 自民党鹿児島県連(宮路和明会長)は19日、4月の県議会議員選挙の鹿屋市区(定数3)に立候補を予定している元県議の吉永守夫氏(72)を追加公認したと発表した。同区での公認は2人目で、自民党の公認候補は 44人となった。
 吉永氏の公認申請は、これまで選挙対策常任委員会で検討されてきたが、過去に除名になった経緯や支部推薦の手続きをめぐり結論が出ず、宮路会長らに一任されていた。

566とはずがたり:2009/08/03(月) 14:46:20

鹿県議選開票 混戦抜け新たな風
(2007-04-09)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=3809

 8日の鹿児島県議会議員選挙で、志布志市・曽於郡区の中山信一さんが世論の追い風を背に4年間の無念を晴らした。激戦の鹿児島市・鹿児島郡区では、新人3人、元職2人が議席を得る一方、大ベテランと若手現職が敗れる波乱も。霧島市区では30歳の新人が堂々の当選。平成の大合併による区割り変更で混戦となったが、自民は圧倒的多数を獲得、保守王国は揺るがなかった。当選者は喜びもそこそこに、地域再生、財政再建など県政の課題へ決意を新たにした。

 ■中山さん返り咲き/志布志・曽於郡区

支持者に囲まれ当選の祝福を受ける中山信一さん=8日午後10時37分、志布志市志布志町志布志
 「やっと4年前の勝利に帰ることができた。そのとき以上の元気をもらった」。2003年の県議選をめぐり、公選法違反罪に問われた志布志市民12人全員が無罪となるなど全国的に注目された志布志市・曽於郡区。12人の1人でもある無所属元職の中山信一さんは、世論の追い風を得て運動を展開、返り咲きを果たした。
 中山さんの立候補表明は告示直前の3月中旬。事件を通じ警察、検察不信は根強く、無罪判決後も控訴の懸念は消えなかった。「控訴されたら立候補はしなかった」とも。スタートは出遅れ感を否めなかったが、「今回当選しなければ、一連の事件にピリオドは打てない」と陣営は逆に結束。徹底した草の根戦術を展開した。
 当選の熱気で沸き返る同市志布志の事務所には、裁判でともに闘った四浦地区の住民の姿も。中山さんは「これから一緒になって地域を盛り上げよう」と、支持者らと固い握手を交わした。

 ■「県政変える」主婦の柳さん、29歳の長田さん/鹿児島市・鹿児島郡区

初当選を決め、支持者から祝福を受ける柳誠子さん=8日午後11時55分、鹿児島市桜ケ丘3丁目
 6人の新人が並び立ち、現職、元職と混戦を繰り広げた鹿児島市・鹿児島郡区。初当選組は、満面の笑顔を見せ「新しい力で県政を改革する」とはつらつと誓った。
 若さをアピールし当選した自民新人の長田康秀さんは、同市上福元町の事務所で、土下座をして支持者に感謝。「子育てや若者の就労支援、住みやすいまちづくりをしたい」と語った。
 初挑戦の前回は6千票余りで落選。その後4年、つじ立ちなど地道に名前を売り込んだ。自民党入りした徳田毅衆院議員の徳洲会票に加え、農政連の支援も取り付けるなど組織をまとめ、雪辱を果たした。
 無所属新人、柳誠子さんは、同市桜ケ丘3丁目の事務所で支持者の祝福にこたえ、深々と頭を下げた。連合の推薦を受けたが、知名度ゼロからの戦い。パートをしながら子育てした体験から、非正規労働者の待遇改善を訴えた。「主婦の目線で県政を変えたい」と誓った。

567とはずがたり:2009/08/03(月) 14:46:45

県議選曽於市区 徳留氏、繰り上げ当選
(2007-07-07)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=5384

 森義夫元県議の死去に伴い、6日繰り上げ当選した徳留紀寿県議(曽於市区)は同日、自民党県議団への所属会派届を金子万寿夫議長に提出した。同党県議団は2日の総会で、党籍を持つ徳留氏の会派入りを了承しており、自民党県議団は40人となった。
 県議会の会派構成は自民40、民主・社民・無所属連合6、公明3、共産1、無所属4。
 金子議長は県議会委員会条例に基づき、徳留県議を企画建設委員に指名。常任委員は通常、議長が本会議に諮って指名するが、閉会中は議長が指名できる。

徳留紀寿氏が繰り上げ当選/鹿県議選曽於市区
(2007-06-22)
https://373news.com/_senkyo/07/touitusen/kengi/index.php?storyid=5105

 鹿児島県議会の森義夫議員(73)が22日死去したことに伴い、欠員となった曽於市区(定数一)は、4月の県議選で次点だった徳留紀寿元県議(67)=同市末吉町岩崎=が繰り上げ当選する見通しとなった。
 公職選挙法などによると、投票日から3カ月以内に県議が死亡するなどして欠員が出た場合、次点候補が法定得票以上を獲得していれば繰り上げ当選する。県議選は4月8日に投開票があり、徳留元県議は1万3105票を獲得。同市区の法定得票は6639.75票だった。
 県選管は金子万寿夫県議会議長から森氏死亡の通知を受けて、曽於市区の選挙長に通知。通知から20日以内に同市区の選挙会が開かれ、当選人が決定する。

568とはずがたり:2009/08/03(月) 14:51:16
>>560-568
>>560の鹿児島県を>>561-567つかって補遺。

公明の推薦が判ったのはちょっとでかい。

569千葉9区:2009/08/03(月) 20:23:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/112913
熊本5区 自民前職と社民新人 八代市長選にやきもき 出馬予定者とそれぞれ連携 「衆院選へ影響」
2009年8月3日 00:24 カテゴリー:政治 九州 > 熊本
 衆院選熊本5区に立候補する自民前職金子恭之氏(48)と、社民新人中島隆利氏(66)の両陣営が、衆院選1週間前の23日に投開票される熊本県八代市長選の結果を気に掛けている。自民、公明両党推薦で再選を目指す現職の坂田孝志氏(51)と、連合熊本などが推薦する新人で県議の福島和敏氏(66)のどちらが勝っても、衆院選への影響は必至とみるからだ。

 1日、八代市の市総合体育館は、市長選で坂田氏の必勝を期す約5300人の熱気に包まれた。「坂田市長への輪を広げ、その勢いで、衆院選での私の勝利をいただきたい」。自民、公明両党の国会議員、県議が壇上に並ぶ中、金子氏は声を張り上げた。

 県南3市12町村を選挙区とする熊本5区。有権者数の約45%を占める八代市での集票が大きな鍵を握る。中島氏が「市長選の結果は衆院選に当然影響する」と言うように、金子、中島両氏陣営ともに、市長選を戦う坂田、福島両氏陣営とそれぞれ連携を図る。

 八代市長選は16日、市議選(定数34)とともに告示され、23日に投開票される。自民党は市議選で現職、新人計18人を公認・推薦し、坂田氏の再選と、市議会過半数与党の実現を狙う。しかし市議会は2007年12月の議長選の対立が原因で自民党会派が分裂。反主流派の自民党同志会が他の2会派と連携して市長選で福島氏を擁立し、さながら「自民分裂選挙」の様相を見せている。

 こうした状況を背景に、坂田氏は「(私の支持者は)自民党だけじゃない」と強調。一方、福島氏も「市政に政党論理を持ち込むべきではない」と自民系市議らに配慮を見せる。福島氏支持の自民系市議の1人が「市長選と衆院選は別」と言い切るように、市長選の結果が衆院選に直結するとも言い切れない。

 市長選・市議選の1週間後に衆院選が行われるのは4年前と全く同じだが、各陣営ともに今回の結果がどうなるのか、風の行方をまだ読み切れていない。

=2009/08/03付 西日本新聞朝刊=

570とはずがたり:2009/08/03(月) 22:44:04
>>569
なんと。凄いタイミングで選挙ですねぇ〜。
前回は9/4投開票なのに今回は同日選に出来ないのか,わざとしないのか。。

自民党会派分裂の波紋/八代市議会
2007年11月29日 朝日熊本
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6905
 八代市の自民党・保守陣営が揺れている。市議会最大会派の自民党が正副議長選挙をめぐって分裂し、除名などの処分問題に発展した。党八代地域支部の役員に空席が生じる事態も起きた。
 自民党会派は市議34人のうち23人を占めていた。9月定例会では、2年交代が慣例の議長候補に、合併前の旧八代市出身者と旧郡部出身者を推す2グループに割れた。旧市の市議を支持する自民党会派団長の藤井次男氏(71)ら10人が離脱し、新たに自民党同志会を結成。同会は改革クラブ(5人)、市民クラブ(3人)、共産党(1人)の非自民3会派と同調し、正副議長を得た。

07年統一地方選熊本県議選
八代市・八代郡 定数4−候補7 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 16,747(21.8%) 中村 博生 48 自民 現 3 土改区理事長
当 15,319(19.9%) 高野 洋介 29 無所属 新 1 会社役員→自民●
当 12,616(16.4%) 小早川 宗弘 39 自民 現 2 会社役員
当 12,142(15.8%) 福島 和敏 64 無所属=民主 現 3 会社役員→09年八代市長選出馬へ
□ 9,311(12.1%) 前川 祥子 48 無所属 新 (元)市教育委員
□ 8,479(11.0%) 田方 初美 60 無所属 元 農業
2,314(3.0%) 内田 次一 56 共産 新 党地区副委員長

八代市長選挙  2005年08月28日告示  2005年09月04日投票
有権者数 : 112144人  投票者数 : 89587人  投票率 : 79.78%  選挙事由:合併
【定数 : 1 / 立候補者 : 4 】 有権者数 : 112144人  投票者数 : 89587人  投票率 : 79.78% 
当 39021 坂田 孝志 47 無所属=自民 新 〈元〉県議会副議長・自民党県連政務調査会長代理・同党県連青年局長・衆院議員秘書
  31271  中島 隆利 62 無所属=民主、社民 新 〈元〉旧八代市長・九電社員・県議・社会党県本部副委員長・同八代総支部委員長・八代市議
  11513  永江 明久 67 無所属 新 〈元〉衆院議員事務所顧問・旧八代市助役・市行政管理部長・市産業振興部長・市総務部長
   6846 荒木 隆夫 62 無所属 新 経営相談会社長・経済交流懇話会代表幹事・フォーラム21顧問

新・八代市長選への動き活発化
05/5/24
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2078
23日、県議会副議長(八代郡区選出)の坂田孝志氏(47)が立候補の意思を表明し、今のところ、同氏ら保守系新顔3氏と現市長の中島隆利氏(61)の計4氏が立つ見通し。中島氏が非自民を結集し、保守系の4氏を退けて初当選した前回(02年4月)と同様の対決構図になるのか注目される。

自民が坂田氏推薦 八代市長選
05/05/01
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2019
  6市町村の合併で8月1日に誕生する新・八代市の市長選で、自民党八代支部(支部長、松永久彦市議)は30日、八代郡区選出の県議会副議長、坂田孝志氏(47)の推薦を決めた。9月初旬にも予想される市長選には、現時点で名乗りを上げた人はいないが、今後、動きが活発化しそうだ。
  同支部には、前八代市助役の永江明久氏(66)と会社社長の荒木隆夫氏(62)も推薦願を出していた。前回(02年4月)の市長選で保守系4人が立ち、非自民を結集した中島隆利・現市長(61)に敗れたことから、今回は1人に絞ることを基本に選考にあたった。

02年八代市長選挙。
民主・自由・社民推薦(共産支持)の中島隆利氏(当選)も。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/560

571とはずがたり:2009/08/05(水) 14:03:37
■知事に公認の4人支援要請へ 自民県連
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/099.html

 衆院解散を受け自民党県連の田中愛国幹事長と小林克敏総務会長は21日、金子知事に県内小選挙区に出馬する同党公認候補4人の支援を要請する方針を明らかにした。自民党へのかつてない逆風の中、知事の影響力を選挙区勝利につなげる考えで、来年の知事選の動向も絡み金子知事の判断が注目される。

 田中幹事長と小林総務会長、金子知事は同日夜、議長経験者も交え長崎市内の料亭で会談した。自民党県議のうち主に3期以上の約10人が出席。出席者によると、総選挙の情勢について意見交換したという。

 会談後、知事は「今日はあくまで意見交換しただけ。私にも立場がある」としたが田中幹事長は「あうんの呼吸だ」と手応えを感じた様子。小林総務会長は「民主党は政権獲得後に補正予算の凍結を打ち出している。県知事として黙って見過ごすわけにはいかないだろう」と支援に期待を寄せた。

 金子知事は来年3月に任期満了を迎える知事選で4選出馬に意欲的とされている。一方、民主、社民両党でつくる県議会会派「改革21」は金子知事との対決姿勢を強めており、衆院選後にも独自候補擁立を本格化する方針。自民党県連は知事選支援も含め持ち掛けるとみられ、出馬も含めた金子知事の対応に注目が集まる。

2009年7月22日長崎新聞掲載

■県政協力の人支援 知事、自民に言及せず
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/110.html

 金子知事は28日の定例会見で、衆院選への対応について「県政推進にご協力いただいた方は与野党問わず協力していきたい」と述べ、自民党候補の支援について言及しなかった。

 自民党県連の田中愛国幹事長らは衆院が解散した21日、知事に同党公認の立候補予定者4人の支援を要請する方針を表明。同日夜には自民県議約10人と知事が長崎市内で会談している。

 知事は会談の内容について「意見交換会の席上『われわれも県政に協力したのだから知事にも一生懸命やってもらわないといけない』とか『新幹線や諫早湾干拓の推進など自民党の先生の努力に報いるべきだ』などいろいろな意見が出た」と明かした。

 その上で「さまざまな事業が実現できたのは、協力いただいた上だと考え判断する。お願いするときだけお願いして後は知らない、ではうまくいかない」と自民党支援をにじませながらも「野党でも協力してくれた人はいる。総決起大会や事務所開きなど案内状が来たところは行かざるを得ない」とした。

 知事は2007年の参院選で自民党公認候補支持を表明。総決起大会に出席するなど支援を呼び掛けた。これについて「参院選のときは新幹線を着工させるため、と県民にお話しした。結果的に翌年着工することができた」としたが「私が前面に立つとプラスとマイナスがある。県民から『やりすぎだ』と批判も出てくるだろう。そこは十分にわきまえたい」とも述べた。

2009年7月29日長崎新聞掲載

■公平な県政運営を知事に申し入れ 改革21
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/121.html

 県議会第2会派の改革21(橋本希俊会長)は4日、金子知事に対し「衆院選前に言動が一党一派にくみし政治的中立を逸脱している」として公平、公正な県政運営をするよう申し入れた。

 橋本会長によると、知事は7月末に西彼長与、時津両町を行政視察した際、町長や議員らとの懇談の席で公共事業、特に道路財源について「民主党が政権についた場合、マニフェストを見る限りでは地元要望を受け入れることはできない。だからコメントできない」と発言。自治体や団体から道路整備などの要望を受けた際にも同じ趣旨の発言があるとして「自民党政権が続かない限りは責任を持てないという暗に首長らへの圧力」「民主党のマニフェストに対するいいがかりだ」と問題視した。

 応対した藤井健副知事は「心配しているだけであって自民党を利するために言っているわけではないと思う」としたが、ほかの議員も「無駄な道路は造らないが必要な道路は造ると言っている。選挙への明らかな介入」などと指摘した。

2009年8月5日長崎新聞掲載

572とはずがたり:2009/08/05(水) 14:07:31

■前佐世保市長・光武氏が民主・宮島氏支援 長崎4区
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/063.html

 【佐世保】次期衆院選に自民現職の北村誠吾氏(62)、民主元職の宮島大典氏(45)が立候補予定の長崎4区で、前佐世保市長の光武顕氏(77)が宮島氏支援の姿勢を鮮明にしている。自民の県議、衆院議員を経て二〇〇七年まで三期十二年間市長を務めた有力者だけに、影響をめぐり両陣営に波紋が広がっている。

 「後援会の最高顧問として陣頭指揮を執ってもらっている」

 八日、民主県第4区総支部が同市内で開いた「必勝の集い」のあいさつで宮島氏はこう光武氏を紹介。光武氏は社民党や労組関係者まで幅広い出席者と親しげに言葉を交わし、顔の広さをうかがわせた。

 光武氏は一九九五年、市長に初当選。二〇〇七年の市長選に不出馬を表明し、後継として元市助役の野口日朗氏が立候補したが、朝長則男氏(現市長)に敗れた。当時北村氏が朝長氏を、宮島氏が野口氏を支援。朝長氏は昨年、早々に北村氏の支援を打ち出したが、光武氏は表立って動きを見せず、対応が注目されていた。

 光武氏は一月末、宮島後援会の集会に出席し支援を表明。後援会最高顧問に就いた。「自民党は政権を担う能力がなくなってきている。自民に愛着はあるが政権交代が必要」と理由を話す。宮島氏は「四十年の政治歴があり人脈もある。心強い」と期待する。

 これに対し北村氏の陣営関係者は「想定はしていたが、地域への影響力、集票力のある人だけに脅威」と警戒。地元政界関係者の一人は「光武氏が宮島氏を表立って支援すれば、朝長市長支持者の北村氏支援の動きが強まる可能性がある」との見方を示す。

2009年3月10日長崎新聞掲載

573とはずがたり:2009/08/08(土) 15:17:27
鹿児島・曽於市長選 「集団営農を推進」 再選の池田氏
2009年7月27日 01:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/111387

鹿児島県曽於市長選で再選を果たした現職の池田孝氏

 26日投開票された鹿児島県曽於市長選で再選を果たした現職の池田孝氏(64)=無所属=は「行財政改革などの実績が認められた」と勝因を語り、「曽於市らしさを打ち出す施策に取り組みたい」と抱負を語った。

 1期目の4年間で、約460人いた市職員のうち約60人削減。しかし、市一般会計予算の自主財源は約2割しかなく、財政健全化は課題として残っており、「支所の態勢見直しなどを検討する」と話した。

 主産業である農業の振興策では、市内でほぼ終了した国営の畑地かんがい事業の成果を生かすため集団営農推進などを掲げる。「農産品の加工施設も設置し、付加価値を高めたい」と語る。

 池田氏は、主要企業や各種団体の推薦を集める組織選挙を展開。市長の退職金廃止や敬老祝い金の70歳以上全員支給を掲げた新人で元市議の五位塚剛氏(55)=共産=に対しては「もっと多くの課題に取り組むべきだ」と切り返した。

 現職の市政運営を批判した五位塚氏は一部市議の支援を得たが、及ばなかった。

■曽於市長選得票
 (開票終了) 
 当 11,839 池田  孝 無現
    8,836 五位塚 剛 共新

=2009/07/27付 西日本新聞朝刊=

保守王国 足元揺らぐ〜衆院選5区
真夏の決戦?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/3195

 現職と共産党新人の一騎打ちとなった7月26日投開票の曽於市長選。同日夜、自民前議員・森山裕(64)は、支援する現職の事務所で開票の行方を見守った。

 現職の大差での再選が有力視されていたが、中間発表では7000票で並んだ。事務所にどよめきが起き、森山、現職が顔を近づけ、険しい表情で何度も話し込む姿が見られた。

 結局、現職は1万1839票で相手に約3000票差をつけて勝ったが、あいさつに立った森山は「厳しい選挙だった。だが勝利は市民の良識ある判断。私も正々堂々と戦う」と、自らに言い聞かせるようにマイクを握りしめた。

574とはずがたり:2009/08/08(土) 15:25:05
>>573-574
共産党公認だけど企業経営者だそうな。

選挙:曽於市長選 候補者の横顔 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090724ddlk46010570000c.html

 19日に告示された曽於市長選は、共産新人と無所属現職の一騎打ちとなった。末吉、大隅、財部の旧3町合併で誕生した曽於市。市民は次期市政を誰に託すのか。26日の投票日に向け激しい選挙戦を繰り広げる候補の横顔を紹介する。(右から届け出順)【新開良一】
 ◇「現職の無投票再選を阻止」−−五位塚剛氏(55)=共新

 6月中旬に出馬を決意し市議を辞職。「市民の声に耳を傾けようとしない池田市長の無投票再選を阻止したい」が動機という。

 都城工高を卒業した73年に入党。党員だった父親の影響だ。「弱い人のためにこつこつと尽くす父の姿に触発された」

 「地方にも必ず冷暖房の時代が来る」と一念発起し上京。空調技術を学んで84年、古里で創業した。1人だけの出発だったが今は10人の従業員を抱える。

 旧末吉町議を含め18年間の議員生活。「共産党は『反対する政党』と誤解されているが、いいものであればどんどん賛成する」

 趣味は田んぼの草取り。「やってると気持ちがいいんです」

 ◇「曽於市らしい政策の実現」−−池田孝氏(64)=無現(1)

 旧末吉町長を2期務め、合併に伴う05年7月の選挙で初代市長に当選。三つどもえ戦で、次点候補とは99票差という激戦だった。

 「1期目は旧3町の均衡ある発展に取り組んだ。ある程度の基礎はできたが、次は曽於市らしさを出す政策の実現だ」。市の将来像を語り出すと、柔和な目が引き締まる。

 直前まで無投票との観測も流れたが一転、共産党候補との一騎打ちに。「自分を支持してくれる人は3分の1。常に選挙はあるものとして考えている」と動じない。

 町長になるまでは家畜人工授精師として開業。畜産・農政にあかるい。ストレスを感じたら「温泉巡りと焼酎かな」と笑う。

毎日新聞 2009年7月24日 地方版

575千葉9区:2009/08/08(土) 15:52:19
>>569-570
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000908080002
保守分裂、激しい前哨戦/八代市長・市議選
2009年08月08日

  16日告示、23日投開票の八代市長選は、再選をめざす現職の坂田孝志(51)、八代市郡区選出の県議で新顔の福島和敏(66)の両氏が立候補の準備を進める。旧八代市と周辺2町3村の合併から4年。同時に行われる市議選も絡み、県内第2の都市の運営手法を巡って激しい前哨戦が展開されている。(具志堅直)


  ●幅広い実績強調


  「安定が第一です」。1日に八代市総合体育館であった坂田氏の総決起大会。会場を埋めた約5千人の「必勝」の鉢巻き姿の出席者に中村博生・選対本部長が「継続」を呼びかけた。3月に立候補を表明した坂田氏の大がかりな集会はこれで5回目。自民中心の組織力をみせつける。


  「私に任せておけば財政は大丈夫。心配ご無用」。坂田氏は八代港の岸壁改修や子育て支援など幅広い実績を強調しつつ、対立陣営が指摘する財政問題も声を張り上げて打ち消した。


  自民、公明が推薦する坂田氏は05年、市議会与党の自民党会派の大半の支援を受けて当選。その後の正副議長選の人事を巡って会派が二つに分裂、離脱メンバーが結成した自民党同志会が坂田市政に不満を募らせ、他の2会派と5月に福島氏を擁立。過去に何度か繰り返された保守分裂の構図となった。


  ●市民党を旗印に


  社民、民主など超党派の応援を得て「市民党」を旗印とする福島氏は、草の根選挙を展開する。


  約千人の支持者を集めて6日に市厚生会館で開いた決起大会には赤いラグビーシャツ姿で登場。「この4年間で街から大切なものが失われた。私は人を大切にしたい」と訴えた。荒瀬ダムの撤去を訴える市民団体などが「勝手連」として動いてもいる。


  福島陣営が主眼を置くのは行政、議会、市民との議論重視の市政運営。坂田市長の議会運営への関与のあり方や市職員への態度について「度が過ぎる独断的な手法」と批判し、争点にする構えだ。


  もっともこの指摘に対して坂田氏は「厳しくすることで仕事に対し、積極的に提案するようになり、職員の意識も変わった」と反論、意に介さない。11日の公開討論会(八代青年会議所主催)での直接対決が注目されている。


  旧千丁町出身の県議だった坂田氏が郡部を中心に支持基盤を広げ、旧八代市の市街地を地盤とする福島氏も、郡部での浸透に力を入れる。


  市長選と同時に行われる市議選(定数34)には、現職29人と新顔11人の計40人が立候補を予定する。多くの候補が坂田、福島両氏への態度を明らかにして支持を訴える方針で、選挙後をにらんだ綱引きも水面下で進む。

576とはずがたり:2009/08/10(月) 01:56:21

えびの市長不信任案 市議会が可決、混乱新たな局面 
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090808-OYS1T00342.htm

 えびの市発注の公共工事を巡る競売入札妨害事件で、同市議会が7日、市長の宮崎道公(みちひろ)被告(73)に対する不信任決議案を可決したことで、約1か月半続いた混乱は新たな局面を迎えた。市議会は10日にも、宮崎被告へ不信任を通知する方針。沈黙を続ける宮崎被告は失職か、議会解散かの選択を迫られることになった。

 この日の臨時会は、42席の傍聴席が市民でほぼ埋まった。競売入札妨害(偽計)罪で起訴された竹畑澄明被告(57)を除く議員14人が出席し、提案理由が読み上げられた後、起立式で採決した。

 「決議案は原案通り可決されました」。議場に高牟礼宏邦議長の声が響くと、傍聴席から一斉に拍手が起きた。傍聴した市内の会社員男性(46)は「市のトップが不正に関与していたことは許せない。正常化に向け、ようやく一歩を踏み出せた」と話した。

 法的拘束力がない辞職勧告案の可決にとどめていた議会の対応には、不満も上がっていた。別の男性(63)は「市長本人が容疑を認めた段階で、なぜすぐに対応しなかったのか」と批判。市役所を訪れた主婦(59)も「解散におびえ、なかなか不信任を決議できなかった。市政の混乱を長引かせた責任は議員にもある」と冷ややかだった。

 高牟礼議長は、宮崎被告との接見を要望したが、担当弁護士から5日に「市長は『家族以外は会いたくない』と言っている」と連絡を受けたという。不信任決議は10日午前、弁護士へ伝える予定だが、議長は「可決前に市長自ら決断してほしかった。何の表明もなく情けない」と語った。

 柳田和幸副市長は市議会の対応を「当然の結果と思う。早急に市長に面会して、去就などを確認したい」と述べた。市議会はまた、同罪で起訴された竹畑被告に対する辞職勧告決議案も賛成多数で可決した。
(2009年8月8日 読売新聞)

577名無しさん:2009/08/15(土) 10:17:12
>>575

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090815-OYT8T00243.htm

八代市長選あす告示
市議選も連動し激戦
 八代市長選と市議選は16日告示される。投開票は23日。市長選は再選を目指す現職の坂田孝志氏(51)(無所属=自民、公明推薦)と、新人で県議の福島和敏氏(67)(無所属)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。選挙結果は30日投開票の衆院選熊本5区に影響を与えそう。市議選(定数34)には現職29人、新人11人の40人が出馬を予定。市長派、反市長派の対立が激化しており、市長選と連動した選挙戦となりそうだ。

 坂田氏は合併で誕生した新八代市初代市長としての4年間の実績を強調、2期目に向け「前進!全力!」を掲げる。出陣式は午前9時から同市新町のやつしろハーモニーホールで行う。

 福島氏は「チェンジ八代!」が合言葉。坂田市政を「独断専行」と批判し、市民参加による透明性のある市政の実現を訴える。出陣式は午前10時から同市八幡町の塩屋八幡宮で行う。

 市議選は党派別では、自民12人、公明2人、共産1人、無所属25人となりそう。

 立候補の届け出は16日午前8時30分〜午後5時、同市千丁町の市千丁公民館で受け付ける。有権者数は6月2日現在、11万1052人。

(2009年8月15日 読売新聞)

578名無しさん:2009/08/15(土) 10:33:54
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090815/01.shtml

8月15日のながさきニュース
長崎新聞

どちらを支持?自民12人、民主ゼロ 県内23市町首長アンケート

県内首長の二大政党への支持の度合い
 民主党支持はゼロ−。18日公示の衆院選を前に、長崎新聞社が県内23市町の首長に二大政党のどちらを支持しているかをアンケートしたところ、こんな結果が浮かび上がった。自民党を支持すると答えたのは半数を超える12人で、中でも離島を抱える長崎3区では8人中6人が立場を鮮明にした。政権交代については、15人が「不安がある」と答えた。

 アンケートは7月中〜下旬、本紙記者が首長に直接面談し自民、民主への支持の度合いを5段階評価で尋ねた。亀山江迎町長は回答を拒んだ。

 自民党を支持したのは支持5が2人、同4が1人、同3が5人、同2が3人、同1が1人。

 民主党支持はゼロで、政権交代も指摘される中で、県内では保守系首長が多数を占めるという事情に加え、多くが民主方針の本年度補正予算の一部凍結に危機感を抱いていることが背景にあるようだ。田中西海市長は「非常に心配だ」と話した。

 自民支持と答えた首長は「これまで政権与党にお世話になった」との理由が大半。井上新上五島町長は「お礼はきちんと返す」として全面支援を明言した。

 立場を明らかにしなかったのは10人。「中立」「与野党問わず世話になっている」などと理由を述べた。

579千葉9区:2009/08/15(土) 21:22:25
歯を見せて笑ってたら辞職ですね
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090815-OYS1T00534.htm
土砂崩れ現場で集合写真、竹田市長・市議ら発生翌日に
 大分県竹田市片ケ瀬で車8台が巻き込まれて6人がけがをした土砂崩れ現場で、発生翌日の11日に視察した同市の首藤勝次市長や市議ら9人が、土砂の撤去作業などが行われている最中に集合写真に納まっていたことがわかった。市議らは「議会活動の記録」と釈明しているが、被害者の家族らから批判の声が上がっている。

 関係者によると、視察は首藤市長、市議会産業建設委員会、同市選出の県議がそれぞれ行い、11日正午過ぎに現場で顔を合わせた。その際、市議の1人が呼びかけ、9人が集合。重機で土砂を撤去している様子を背景に横一列に並び、随行していた議会事務局職員が撮影した。

 現場では早朝から県警や消防署などが約170人態勢で、土砂の撤去や捜索活動を実施。正午頃、新たな被災者がいないことを確認したが、一部は土砂の撤去と警戒を続けていた。

 産業建設副委員長の徳永信二市議は「写真は、市民に活動を紹介するために議会の広報誌に掲載すると思っている。記念写真ではない」と釈明。別の市議は「記録写真だったが、配慮が足りなかった。申し訳ない」としている。

 この土砂崩れでけがをした20歳代の女性の父親は「一歩間違えれば娘を失っていた現場で集合写真を撮られ、いい感じはしない。ほかにやるべきことがあったのでは」と議員らに不信感を募らせている。

(2009年8月15日 読売新聞)

580名無しさん:2009/08/17(月) 16:19:03
長崎選出の参議員の犬塚直史が外務大臣ってありえないかな?
いずれなってもおかしくない人だと思うんだけど。

581とは:2009/08/17(月) 16:27:25
犬塚氏は来夏改選っすね。党幹部でもないとなかなか露出が少ない野党議員で俺が知らないだけかも知れませんが、活躍されてるんでしょうか?

582名無しさん:2009/08/17(月) 16:44:36
>>581
犬塚は民主党の外交防衛政策チームの中で中堅の代表格ぐらい頑張ってると思うよ。
でも大臣はまだ早いか。

583千葉9区:2009/08/17(月) 16:53:03
村山政権ではないけど、諸外国(というよりアメリカ)に対し、外交政策の根幹は変わりませんよアピールのために保守系の大物議員を持ってくるだろうね。
具体的に言われると、泥亀と黄門様くらいしか浮かばないけど....

584とは:2009/08/17(月) 16:54:40
解説感謝です。
明日の内閣防衛大臣の浅尾が抜けて上がすっきりとなりましたかね。

それにしても福祉の印象がありましたが外交、防衛の人になりましたか。

585とは:2009/08/17(月) 17:08:06
閣僚面子は細川内閣的な野党幹部大集合的に大物がぞろぞろ出てくるのかな、と俺は思ってますが、外務省改革の絡みで厚生相の実績がある菅になって欲しく思ってます。ナンバー2的な位置づけで良いですし。

防衛相は詳しいと云う意味も幹部総出演と云う意味でも前原君とか。

586名無しさん:2009/08/19(水) 02:19:29
犬塚と言えばアフガン-パキスタンに派遣されて
両国の幹部からタリバンの大物にまで面会してきたり、
国連中心主義外交を目指して国連緊急平和部隊(UNEPS)構想を
政策リストに取り入れたり、かなり熱心にやってますよね。
ホームページも非常に充実しています。
党内ではリベラルの会に近いのかな。

587とはずがたり:2009/08/19(水) 08:09:55
活躍されてるんですねぇ。
恥ずかしながら知りませんでした。
来夏改選だったかと思いますが頑張って欲しいところです。
巧く行けば今回の総選挙で長崎は民主王国化するんで,選挙体制もより整い,政策により打ち込めるでしょうけど。

588千葉9区:2009/08/20(木) 00:42:53
吸収ブロックのみんなの党は広津なんですけど・・・
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/116209
阿久根市長 ブログで候補政党支持
2009年8月20日 00:14
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、衆院選公示後の19日付で、自身のブログに特定の候補者と政党を支持する書き込みをしていたことが分かった。公選法は第三者も含め公示後に特定候補者や政党を支持する文書図画の頒布を禁じている。ただしインターネットの普及とともにネット選挙解禁を求める動きもあり論議を呼びそうだ。

 竹原市長はブログで地元の衆院選鹿児島4区に関し、自身が市庁舎からの事務所退去を求めた市職員労働組合を支持基盤とする政党への不支持と対抗馬への支持を表明。比例代表についても支持する政党名を挙げた。

 総務省選挙課によると、候補者や陣営だけでなく、第三者がネットで特定候補者を応援する書き込みをした場合も違反の恐れがある。同市選管は「問題と判断すれば、指導などの対応をする」という。ただし、ネット選挙の解禁を求める動きは広がっており、今月10日にはネット関連企業の経営者たちが自民、民主両党に「ネットを使った選挙の在り方」について質問。両党とも前向きな姿勢を示した。

 ネット選挙が解禁されれば、候補者の政策や主張に関する情報量は増え、有権者との直接対話も可能になる。資金力がない候補者も効果的な選挙運動ができる一方、誹謗(ひぼう)中傷や虚偽の情報が流布される危険もある。ネット利用に詳しい神戸大学の森井昌克教授(情報通信工学)は「現行法では竹原市長の行為は法律に抵触すると言われても仕方がない」と指摘する。

 竹原市長は初当選した昨年8月の市長選で告示後もブログを更新し続けたとして、県議や市議らに公選法違反容疑で告発されたが「ブログは個人の日記で違法ではない」と反論。今回の書き込みについては「ブログに書いてある通り。コメントすることはない」と話している。

=2009/08/20付 西日本新聞朝刊=

http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
2009/08/19 (水) 「小里やすひろ」と「みんなの党」を支持します。

 以前、市長室に「皆吉いなお」氏があいさつに来られた。
私は「自治労と手を切らなければ阿久根市では票が集められない」とお話したのだが、「自治労は自分の支持基盤です。」との返事だった。
ちなみに、今回も「皆吉いなお」氏は自治労組織内協力候補となっている。
http://www.jichiro.gr.jp/newspaper/jichiro1939.pdf
「皆吉いなおが組合と手を切った」などというのは選挙目的のデマである。

市民から集めた税金をこれ以上に公務員の為に使うような自治労組織を支える国会議員が居てはならない。
従って、私は鹿児島4区の選挙では「小里やすひろ」氏
比例区では「みんなの党」を支持する。
 
みんなの党 「マニフェスト2009」http://www.your-party.jp/
増税の前にやるべきことがある!
―まず国会議員や官僚が身を切るべきだ
ストップ!「役人天国」―

国家公務員の数を大幅削減し、給与もカットする
1、国家公務員を10万人削減(道州制導入と地方出先機関の廃止等。現在33万人)。
2、給与法の抜本改正により「年功序列賃金」を見直し。給与カットを可能に。
3、公務員に原則、労働基本権を与え、代わりに身分保障をはずし民間並みのリストラを実施。
4、公務員給与を2割カット、ボーナスを3割カット。幹部職員は即時実施。
5、公務員組合のヤミ協定、ヤミ専従等を根絶。違反者は即免職。刑事罰や個人賠償も導入。
6、公務員の退職金・年金の二重払いを差し止め。
以上により、国家公務員の総人件費を3割以上カット。

「みんなの党」 佐々木重人さん
http://www.anti-rothschild.net/sasaki.html

589とはずがたり:2009/08/20(木) 00:55:15
ってゆーか佐々木め随分香ばしい主張する候補者になっちまってますね。

>日銀を廃止し,通貨を日本政府が発行
>ベーシックインカムを制度化し。月額最低8万円の所得を確保

バカかこいつは。通貨発行を政府の権利として8万円をヘリコプターマネーでばらまくのか。
確かに生活保護とか要らなくなるかもしれないけど,忽ちインフレで8万が紙屑になるぞ。

590千葉9区:2009/08/20(木) 01:13:02
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0908/0908090480/1.php
八代市長選挙(熊本県) 前県議VS現職 自民は分裂選挙

「ザ・選挙」編集部2009/08/19 八代市長選は16日告示され、新人で前民主系県議の福島和敏氏(67)と再選を目指す現職の坂田孝志氏(51)=自民、公明推薦=が立候補した。いずれも無所属。自民系市議の一部は福島氏を支援している。1週間後に総選挙の投票日を控え、自民分裂選挙の影響も注目される。

 福島和敏氏は、明治学院大卒、八代青年会議所理事長、ブリヂストン八代社長。02年から県議(八代市選挙区)3期、会派は民主・県民クラブ所属。八代市議会の野党会派から推されて市長選への立候補を決意したが、議長選のごじれで分裂した自民系市議の一部も支援している。

 坂田孝志氏は、国士舘大卒、衆院議員秘書、1995年の県議選に初当選、自民党県青年局長、政調会長代理、県議3期・副議長。2005年の市長選で自民党の推薦を受けて初当選した。

591千葉9区:2009/08/20(木) 22:25:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090820/20090820_0002.shtml
衆院選でせめぎ合い 北九州市 新旧市長 “静かな場外戦”
2009年08月20日 14:29
 ●北橋氏・「不偏不党」掲げ… 末吉氏・自民支持を鮮明に
 
 18日に公示された衆院選で、北九州市の新旧市長による“静かな場外戦”が展開されている。末吉興一前市長(74)は19日、福岡9区の自民前職の集会に初めて参加し支援を要請。元民主党衆院議員の北橋健治現市長(56)は「不偏不党」の立場を強調、選挙戦の表舞台から距離を置くが、9区の民主新人は「北橋後継」をきっちりアピール。政権選択の舞台で、「新旧市長のせめぎ合い」との声も聞かれる。

 「北九州は世界の環境問題に取り組んでいる。海外経験豊富な彼はうってつけの人材だ」。八幡西区のホテルに約千人が集まった女性集会で、末吉氏は自民前職を持ち上げてみせた。

 末吉氏は2007年2月に引退するまでの5期20年、市長として汗をかいた。出馬を断念した同年2月の市長選では、「後継」とされた自公推薦の元官僚を支援したが、当選したのは国政から転身した北橋氏だった。

 その後、末吉氏は麻生太郎首相から請われ、08年10月に内閣官房参与に就任。今回の衆院選では9区だけでなく、10区の自民前職の応援にも出向いている。「苦境に立つ首相から頼まれた」(ベテラン市議)だけでなく、「北橋氏への複雑なライバル心」(同)も背景にあるようだ。

 一方の北橋氏。政権交代が現実味を増す中で、最近はことさらに「不偏不党」の姿勢を強調。19日の記者会見でも「街を二分するような選挙で特定政党の支持は表明すべきではない」と語った。

 ただ、自身の地盤を受け継ぐ民主新人陣営は、ことあるごとに“市長の後継者”をPR。パンフレットにも市長選で北橋陣営のスタッフだった経歴も掲載。市長の対応を「過剰反応」(市幹部)とみる向きもある。

 「いまだにファンは多い」といわれる末吉氏。集会で在任期間の男女共同参画の取り組みなど実績を強調。演説後は聴衆の席に座り、存在感をアピールした。


=2009/08/20付 西日本新聞朝刊=

592千葉9区:2009/08/20(木) 23:00:20
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000908200002
えびの市長辞職、出直し選出馬へ
2009年08月20日



 競売入札妨害罪で起訴され、保釈されたばかりの宮崎道公(みち・ひろ)・えびの市長(73)が19日、2カ月ぶりの登庁で明らかにしたのは辞職と、出直し市長選への出馬という二つの意思だった。不信任決議を受け、前日には議会(定数15)を解散した宮崎市長。その引き金は、昨年の副市長人事をめぐる議会側との確執にあった。(知覧哲郎)


 前任者の病気辞任で昨年1月から空席だった副市長。9月議会に宮崎市長が出した選任同意議案は賛否同数となり、最終的に議長裁決で不同意に。3月議会に提案した別の人物も反対多数で否決されており、市長を強くいら立たせた。


 この日の会見で、宮崎市長は「執行部と議会は車の両輪。可否同数なら議長は執行部に協力すべきだ」との持論を展開。解散は「議会の改革をしていただき、公平公正な運営を考えて欲しかったから」と説明した。「不信任決議を待っていた」とも語り、議会解散と辞職に伴う同日選に持ち込むことで、同市の選挙につきまとうとされる派閥の解消と経費節減につながると強調した。


 宮崎市長は来年3月に任期満了を迎える予定だった。辞職による出直し市長選に向け、「3期目は集大成として市財政をまとめ、基幹産業の農業所得の向上を第一に掲げたいと考えていた」と話し、出馬に強い意欲を示した。


 宮崎市長は「やってはいけないことをやってしまった」と四つの起訴事実は改めて認め、退職金の辞退も表明。一方で、「悪かったと認めて訴えれば、(有権者に)ある程度納得していただけるのでは。甘い考えかも知れないが……。選挙はやってみないと分からない」などと述べた。


 議会と市政トップの不在という事態に、市職員の一人は「粛々と仕事をするだけ。それが市民の信頼を回復する道」。観光関係の仕事をしている市内の男性は「(市長は)自分の責任の重さを簡単に考えているのではないか。市長の考えは理解できない」とあきれた。秋の観光シーズンを前に「えびの」のタイトルを冠したイベントに、どう影響が出るかが心配という。

593とはずがたり:2009/08/23(日) 22:37:37
結果はどうなったのでしょうかね?

選挙:八代市長選/八代市議選 市長選、現職と新人一騎打ち /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090818ddlk43010318000c.html
 ◇市議選には40人立候補

 八代市長選と市議選(定数34)は16日告示され、市長選には新人で前県議の福島和敏氏(67)と、現職で再選を目指す坂田孝志氏(51)=共に無所属=が立候補を届け出た。

 新人4人の乱立となった前回市長選から一転、現職と新人の一騎打ちとなった。1期目の坂田市政への評価や、市のかじ取り役としての資質が焦点となりそうだ。

 市議選は40人が立候補した。内訳は現職29人、新人11人。党派別では自民党12人、公明党2人、共産党1人、無所属25人。

 投票は23日午前7時〜午後8時(一部で繰り上げ)、市内108カ所であり、午後9時半から市総合体育館で開票される。17日現在の有権者数は11万1058人(男5万867人、女6万191人)。【西貴晴】

 ◆八代市長選立候補者の横顔(届け出順)
 ◇市政改革前面に−−福島和敏候補(67)=無新

 「チェンジ八代!」が旗印。合併で新八代市が発足してから4年後の現状を「市民の間に閉そく感が漂っている」と訴え、市政の改革を前面に支持を呼びかけている。

 市議会野党会派の働きかけに応えて5月、無投票阻止を理由の一つに立候補を表明した。市長としての政治手法に力点を置き「独断的なやり方で市職員のやる気を奪い、市政を混乱させている」と現職を批判する。その上で会社経営の経験を基に「人を育て、任せるのがリーダーの在り方だ」と訴える。

 「無駄な公共事業を減らし、福祉や環境、医療へ重点を移す」のが基本姿勢。荒瀬ダム撤去問題で「清流球磨川を取り戻すため撤去するのが私の信念。粘り強く知事と話し合いを進めたい」と語る。財政改革に向けた市長と特別職の退職金廃止も公約の一つだ。

 選挙戦では民主や社民のほか、自民系市議の一部が支援に回っている。集会では衆院選熊本5区の社民候補と同席する場面も多いが「市長選は政党とは関係ない」と、保守層を含む支持拡大を狙う。

 本業はタイヤ販売会社の社長。02年の県議補選八代市区で初当選した。小学生のころから野球をしている。好きな言葉は「全員野球」。
 ◇実績と継続訴え−−坂田孝志候補(51)=無現

 「元気と活力ある八代づくり」を掲げ、八代港整備や中心市街地活性化、日奈久地区の振興など1期4年間の実績と市政継続を訴えている。

 強調しているのが市の財政改革への取り組み。市長就任後、建設事業債の残高は492億円から462億円へ30億円減った。貯金にあたる基金は89億円から100億円へと11億円増えた。「国の補助制度をうまく使いこなした結果だ。市長として職員の知恵をきちんと引き出した」と自負する。

 2期目に向けて「1期目のハード事業から、市民生活に市政の重点を移す」と語る。荒瀬ダム撤去問題は「川は閉めきらない方がいい」としながら「やみくもな撤去ではなく、まず県に責任を持って対処してもらいたい」という。行財政改革で1〜2年間、市長給料の50%カットを打ち出した。

 自民党県連の青年局長や政調会長代理を経験し、今回も衆院選熊本5区の自民候補と連携して支持拡大を図っている。現職の知名度を生かした組織戦が集票の要となっている。

 衆院議員秘書などを経て95年に県議初当選。市長選立候補前には副議長も務めた。高校時代は空手部、大学では少林寺拳法に打ち込み2段の腕前。

594とはずがたり:2009/08/23(日) 22:37:52
>>593-594
==============
 ◇市長選立候補者(届け出順)

福島和敏(ふくしま・かずとし) 67無新
 ブリヂストン八代社長▽八代商議所議員[歴]八代青年会議所理事長▽県議▽明治学院大

坂田孝志(さかた・たかし) 51 無現(1)
 市社協会長[歴]衆院議員秘書▽自民党県青年局長・政調会長代理▽県副議長▽国士舘大=[自][公]

==============
 ◇八代市議選立候補者(定数34−40、届け出順)

前垣信三  65 無新 会社員[歴]県建築士会八代支部長
秋吉康彦  54 無新 保険代理業▽第二中PTA副会長
橋本幸一  56 自現(1)農業▽保護司[歴]旧東陽村長
松田新市  65 無新 農業[歴]八代広域行政組合監査委員
庄野末蔵  66 無新 青果販売業▽県里親協議会理
百田隆   64 無現(1)農業[歴]会社員▽県議秘書
古島津義  65 自現(1)農業▽市体協会長[歴]旧鏡町副議長
成松由紀夫 38 自現(1)[元]力士▽県相撲協会副理事長
笹本サエ子 67 共現(1)[元]看護師▽党市委員長[歴]労組役員
野崎伸也  34 無新 日本製紙八代工場社員
前川祥子  50 無新 [元]市教育委員[歴]県PTA連理事
大倉裕一  39 無現(1)九電社員[歴]連合地協事務局次長
矢本善彦  61 無現(1)[元]八代工高PTA副会長
斉藤正   51 無新 コンビニ経営▽学習塾塾頭
松永純一  59 無新 地域づくり市民団体会長[歴]市部長
田中安   60 無現(1)建設資材販売会社社長
西浜和博  44 無新 市職員組合顧問[歴]市職員
友枝和明  61 自現(1)八代広域行政組合議長[歴]消防団長
渡辺俊雄  67 無現(1)ゴルフ場経営▽市議長[歴]会社員
太田広則  50 公現(1)党県民運動局長[歴]党県青年局長
山本幸広  62 自現(1)農業▽JAやつしろ理事[歴]市議長
有馬徹三  49 無新 農業用紙管再生業[歴]保険代理業
飛石順子  59 公現(1)党県広報宣伝局次長・支部長
増田一喜  58 自現(1)党八代地域支部総務会長[歴]刑務官
田中茂   71 無現(1)[元]製紙会社員[歴]旧八代市政協力員
前田慧   73 無現(1)保育園理事長[歴]旧八代市議長
田方芳信  54 自現(1)[元]音響機器販売会社員
村上光則  62 無現(1)市副議長[歴]旧八代市農業委員
太江田茂  68 無現(1)塗装会社社長▽市商工会長
植原勉   62 無新 農業▽松高校区防災会長
藤井次男  73 無現(1)農業[歴]旧八代市農業委員・議長
小薗純一  62 無現(1)医療法人理事[歴]旧八代市議長
上村哲三  54 自現(1)[元]八代広域行政組合議長
中村和美  57 自現(1)警備会社社長[歴]旧八代市議長
福嶋安徳  61 自現(1)農業[歴]県い業生産販売振興協会長
堀口晃   46 無現(1)通町商店街理事長▽市水泳協会長
松浦輝幸  67 自現(1)農業▽党八代地域支部幹事長
鈴木田幸一 58 自現(1)農業[歴]旧鏡町職員・青年団長
亀田英雄  48 無現(1)市商工会理事▽八代高専同窓会長
幸村香代子 47 無現(1)くまもと生活者ネット共同代表

毎日新聞 2009年8月18日 地方版

595千葉9区:2009/08/23(日) 23:31:24
八代市長選 新人福島(民主系)当選とのこと
熊本5 社民いけるんじゃないか?

596やおよろず ◆U3upeXXkAk:2009/08/23(日) 23:33:21
民主でなく社民ですからね
どうなんでしょうか?

597小説吉田学校読者:2009/08/23(日) 23:52:36
>>595-596
勝っちゃったよ。
民主ではないけど勝ったと見ると+一翻だけど、どうですかなあ、影響やいかに。

熊本・八代市長に福島氏が初当選〈23日の市長選〉
http://www.asahi.com/politics/update/0823/SEB200908230009.html

 ◇八代市(熊本県)
 福島和敏氏(67)=無新、前県議、初当選。再選をめざした坂田孝志氏(51)=無現、自・公推薦=を破る。投票率は77.27%。

598名無しさん:2009/08/23(日) 23:53:26
熊本5区の候補が前八代市長であることを考えると、影響は大きいでしょう。

599とはずがたり:2009/08/24(月) 00:06:09
すげえ!
票差は!?

600名無しさん:2009/08/24(月) 00:14:30
約5000票差ですね。思ったよりは差が付きました。

熊本県八代市 八代市長選挙及び八代市議会議員一般選挙
http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ele2009/viewresult.php?e=1&amp;n=4

1 無所属 福島 かずとし 44,633 当選
2 無所属 さかた 孝志 39,739

601とはずがたり:2009/08/24(月) 00:20:49
>>600
おお,+二翻分ぐらいの好影響あるんでは?一翻プラス点跳ねぐらいかw

602名無しさん:2009/08/24(月) 09:53:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20090824-OYS1T00184.htm

八代市長選 民主・社民系が初当選、自公推薦の現職破る


八代市長選で初当選を決め喜びの福島和敏さん(中央) 衆院熊本5区の熊本県八代市で23日、市長、市議選の投開票が行われ、市長選は民主、社民両党が支援する新人で前県議・福島和敏氏(67)が、自民、公明両党が推薦する現職・坂田孝志氏(51)(ともに無所属)を破り初当選を果たした。民主党熊本県連の松野信夫代表は、「自民党への反発の強さが表れた。衆院選への追い風となる1勝だ。この勢いを他の選挙区にも広げ、加速させたい」と力強く語った。〈開票結果2面〉

 福島氏と連携し、5区で選挙戦を展開してきた社民党新人・中島隆利候補(66)(民主、国民新推薦)の陣営も「反自民の追い風の中、衆院選に向けて弾みがつく勝利」と喜んだ。

 一方、中島候補の挑戦を受ける自民党前議員・金子恭之候補(48)(公明推薦)は「負けることは頭になかったので言葉がない。とにかく残念。あとは自分の選挙に向かうだけだ」と語り、事務所を後にした。

 自民党熊本県連の前川收幹事長は「厳しい結果を厳粛に受け止めなければならない。ここ数日、民主党有利の情報がマスコミを通じ全国的に発信されてきた影響はあったと思う。衆院選に影響がないとはいえないが、残された1週間を戦い抜くしかない」と述べた。

(2009年8月24日 読売新聞)

603名無しさん:2009/08/25(火) 19:51:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090825/20090825_0003.shtml
熊本5区 八代ショック 市長選で新人が現職破る
「立て直し図る」自公沈痛 「勢い広げたい」野党期待
2009年08月25日 15:26
 衆院選熊本5区の与野党候補が「前哨戦」と位置付けた熊本県八代市長選は23日投開票され、自公両党推薦の現職坂田孝志氏(51)が新人の元県議福島和敏氏(67)に5000票近い差で敗れた。坂田氏は5区の自民前職、福島氏は社民新人と連携して選挙戦を展開していただけに、与党陣営には「自民への逆風が市長選にも表れた」とショックが広がり、野党陣営は勢いづいている。

 同日深夜、八代市にある坂田氏の選挙事務所は、落選が決まると沈うつな空気に包まれた。「私の不徳の致すところです」。坂田氏が深々と頭を下げる姿を、自民前職の金子恭之氏(48)は落胆した表情で見詰めた。

 そこから約600メートル離れた福島氏の選挙事務所は、歓喜のバンザイが続く。輪の中にはTシャツに「政権交代」の文字を入れた社民新人中島隆利氏(66)の姿があった。

 16日告示の市長選に続き18日に公示された衆院選。坂田氏が決起集会で「市長選は私、衆院選は金子先生、比例は公明党」と呼び掛けるなど、坂田、金子氏は共闘。福島、中島両氏も「一緒にやろう」を合言葉に、福島氏は保守系と民主、社民系市議に連合熊本も加わる超党派で「改革」を訴えた。

 八代市は5区有権者の45%を占める。中島氏は合併前の旧八代市長を1期務めた知名度もある。世論調査でやや優位に立つ金子陣営だが、市長選の結果が衆院選に与える影響に神経をとがらせ、陣営幹部は「立て直しを図らねば」と厳しい表情。

 一方、中島氏の陣営は追い風が衆院選へと続くことに期待を膨らませる。福島氏の当選祝いに駆けつけた民主の松野信夫参院議員は「この勢いを5区全体に広げていきたい」と力を込めた。

 熊本5区ではほかに南政宏氏(39)=諸新=と長友清冨氏(59)=同=も立候補している。

=2009/08/25付 西日本新聞朝刊=

604名無しさん:2009/08/25(火) 22:38:04
★東国原知事支持82% 県民世論調査

図 http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/media/6/20090825-1251184099.jpg

 今衆院選での国政転身にいったんは意欲を見せていた東国原知事について、
宮崎日日新聞社が実施した電話世論調査(20〜22日)で、
「支持する」「どちらかといえば支持する」と答えた人は82・1%だった。

 過去最低だった前回(6月)の電話世論調査より0・6ポイント減。
今回の転身騒動が影響したとみられるが、依然として高い水準を維持している。

 転身騒動をどう思うかについては、「職責と県民を軽視」が4割近くで最も多く、
「地方分権の関心を高めた」が続いた。

宮崎日日新聞 http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=19734&amp;catid=74&amp;blogid=13

605チバQ:2009/08/30(日) 12:56:27
>>576>>592
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=19841&amp;catid=74&amp;blogid=13
民意くめず誤算 えびの市長辞職願
2009年08月30日


 競売入札妨害罪で起訴されたえびの市長宮崎道公被告(73)は、最初に逮捕されてから2カ月以上、市に事実上のトップ不在を招いた。それでも保釈直後までは強気な態度をみせていたが、辞職願を提出するころには一変。人目を避けるように柳田和幸副市長に託すなど、9月1日の初公判を前に追い込まれた格好だ。


 議会解散、市長選と市議選の同日選断念、事実上の辞意白紙、辞職願提出…。保釈から12日間繰り広げたドタバタ劇の背景には、民意をくみ取れなかった宮崎市長の「誤算」が見え隠れする。

 「えびの市長の宮崎道公です」。17日午後、拘置されていた宮崎北署の玄関前に姿を現した宮崎市長は、再立候補に向けて自身を鼓舞するかのように、「市長」という立場をことさら強調した。

 19日に開いた記者会見は強気一辺倒。農業振興の“公約”まで示し、表明こそしなかったものの、3期目の立候補へ並々ならぬ意欲をにじませた。「議会の不信任決議を待っていたか」との問いに「そうです」と笑みを浮かべながら応える余裕すら見せていた。

 ところが直後に、市長任期の解釈で重大な誤りに気付く。公職選挙法の規定で、現職の宮崎市長が辞職し、それに伴う選挙に再立候補して仮に当選しても、任期は当初の満了日の来年3月15日までしかなく、半年後に再び市長選を戦わないといけない。「再選から4年間できる」という思惑はもろくも崩れ、会見翌日の20日に支持者の前で勘違いを認めたという。

606チバQ:2009/08/30(日) 12:58:19
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/184.html
地域から報告/上五島、残る県議選の“しこり” 分裂選挙の影響に注目

 07年4月の県議選南松浦郡区は異例の展開となった。現職の馬込彰氏は自民党の公認を得られず推薦にとどまり、新人の浜田新一氏が公認された。事実上、自民党支持者が分裂する選挙となり、馬込氏が167票の小差で当選した。

 それから2年。新上五島町の党関係者は「県議選のしこりはまだ残っている」と分析する。衆院選で分裂選挙の影響が出ないか注目を集めている。

 馬込氏は、現職でありながら「地元の党活動に非協力的に映った」(党関係者)として推薦にとどまったという。県議選では公認候補の浜田氏を衆院選3区の自民前職、谷川弥一候補や井上町長らが支援、馬込氏と戦う展開となった。

 県議会で自民系会派の自民・県民会議に所属する馬込氏は「(公認でなく)推薦にとどまったことは、何とも思っていない」と話し、今回の衆院選でも谷川候補の支持拡大に向け「やれることはやっている」と言い切る。

 8日に同町であった谷川候補の事務所開き。馬込氏は、あいさつに立ち「選挙区は谷川、比例区は公明。一丸となって取り組んでほしい」と訴えた。

 事務所開きを終え、谷川候補は町長ら支持者と町内を回り、街頭演説をした。しかし、そこに馬込氏の姿はなかった。

 一方、民主前職の山田正彦候補は、ミニ集会などで民主の政策を説明し、地道に支持拡大を図ってきた。地元選対幹部は「これまでにない手応え」と自信をみせる。だが、町内の建設業者は「自民党の支持基盤の建設業も厳しいが、民主の支持母体である労組も事業所の規模縮小で目減りしている。全国的には民主優勢といわれているが、(保守地盤の強い)離島ではそこまでない」と指摘する。

 そうした中、自民陣営の県議選のしこりは山田陣営にとっては見逃せない。選対幹部は「(馬込氏の)支持者の中に感情的な反発はあるはず。われわれにとってはプラスだ」と話す。

 激戦が伝えられる長崎3区。同町でも両陣営の戦いは激しさを増している。(上五島支局・山下哲嗣)



2009年8月28日長崎新聞掲載

607名無しさん:2009/09/02(水) 19:23:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/119113

自民 党再生要請を決議 民主 地域組織強化図る 来年の参院選視野に 各党が衆院選総括
2009年9月2日 00:48 カテゴリー:九州 > 大分
 民主が大勝した衆院選を受け、県内の政党関係者は選挙戦を総括し、来年の参院選に向けた態勢づくりを検討し始めた。自民党県連は1日、党の再生を求める決議文を党本部に提出することを決定。民主党県連は「支持基盤が弱い地域がある」として組織の強化を図る。

 県内の小選挙区で全敗を喫した自民。九州の各県連に党の再生に向けた決議文への同意を呼び掛け、党本部に提出することを決めた。志村学幹事長は「“麻生降ろし”の動きがあり、地方の要望にかなう政策もなかった」と党本部の責任を強調した。

 自民と選挙協力を進めた公明も県内の比例票が目標に届かなかった。公明党県本部の竹中万寿夫代表は「自民の長期政権への不満が爆発した。その波に公明ものみ込まれた。自民に選挙協力の姿勢はあったが、結実しなかった」と振り返った。

 小選挙区で2議席を獲得した民主党県連の小嶋秀行幹事長は「自民党への嫌気から民主に期待が高まった。マニフェスト(政権公約)で具体的な政策を示せた」と分析。6日の常任幹事会で衆院選の総括を始め、地域組織づくりを進める。

 2区で公認候補が当選した社民党県連合の内田淳一代表代行は「自民に逆風が吹いたから勝てた部分も強い」と冷静に受け止める。比例票が前回を下回った結果を踏まえて「このままでは二大政党化の中で埋没してしまう」と危機感を強めた。

 前回並みの比例票を獲得した共産。共産党県委員会の林田澄孝委員長は「支持者に働き掛け、声が届いた大分市などで比例票が伸びた」と説明。「国民が民主政権をどう評価するかを冷静に見守りたい」と語った。

=2009/09/02付 西日本新聞朝刊=

608名無しさん:2009/09/02(水) 19:33:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090901-OYT8T00981.htm
民の風(下)  国と地方「ねじれ」
民主、人材発掘や育成急務


県議を前に話す衛藤会長(中央)。左は3区で比例復活当選した岩屋さん、右は1区で落選した穴見さん  「国会は、向こうが政権。県議会は、私ども(が与党)。そこを重々踏まえ(県民への)責任を果たしていきたい」

 衆院選大分2区で初の敗北を喫し、比例選で復活当選した衛藤征士郎・自民党県連会長は1日、県議会開会前の党県議団議員総会で力説した。

 同党は県議会(44人)に24人、県都・大分市議会(46人)にも15人を擁し、地方議会では最大会派を保ったままだ。2007年夏の参院選後、衆参両院の「ねじれ」が指摘されたが、今回の衆院選後、国会と地方議会に、新たな「ねじれ」が生まれた。

 総会後の常任総務会では「民主党は、補正予算の組み替えをやろうとしている。地方の予算も関係する問題だ。組み替えに反対する意見書をお願いしたい」との声が上がった。

 県議団の古手川茂樹・議員会長は「民主党が、地方分権と言うのであれば、今後も道路整備や農業問題など、地方として言うべきことは積極的に言う」と語った。

    □

 一方、民主、社民系県議は07年の統一地方選後、統一会派・県民クラブ(14人)を組み、今年4月からは別々だった控室を一緒にするなど、歩み寄っている。

 ある社民党の県議は「(民主と社民で候補者が分かれた07年夏の)参院選後は溝もあったが、今回の選挙で結束を深めた」と、政権与党の一翼として、自信を深めた様子で話した。

 「社民王国」と言われる県内で、民主党は今回、比例選で有効投票の約35%に当たる24万票を獲得した。だが、来夏の参院選、県議選を含む2011年春の統一地方選へ向け、課題は山積みだ。党県連所属の地方議員は、県議4人を含めわずか12人。人材発掘や育成に加え、党員・サポーターを増やすための地方組織拡充は急務だ。

 小嶋秀行幹事長は「来年の参院選は、衆院選のマニフェストの進捗(しんちょく)が問われる。遅れれば、今の風は逆風に変わる」と警戒心を隠さない。

 市長の動きにも変化が見える。

 中津、竹田両市長は、各選挙区内で、対立する与野党候補の集会に顔を見せた。

 新貝正勝・中津市長は「与党に地域代表がいることはもちろんだが、民主党中心の政権で、地方の道路は要らない、となると困る。与野党の立場で、地方の実情を中央に上げてほしい」と訴える。元自民党県議の首藤勝次・竹田市長も「すべてが良いマニフェストは存在しない。首長は、政党よりも政策にこだわるべきだ」と強調した。

    □

 今回、自民党が大敗した背景の一つに、地方の疲弊に対する有権者の不満がある。政権は交代したが、国と地方の関係も含め、今後、どんな変化が起こるか。有権者は、厳しい目で注視している。(おわり)

(衆院選取材班が担当しました)

(2009年9月2日 読売新聞)

609チバQ:2009/09/04(金) 22:19:33
むしろ参院選スレか?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090904-OYT8T00056.htm
津村市長5選不出馬意向
宮崎市長選  多選など理由に挙げる
 来年1月24日に投開票される宮崎市長選で、津村重光市長(61)が5選不出馬の意向を関係者に伝えていたことが3日わかった。多選などを理由に挙げているものの、市議会内部では続投を求める声が根強くあり、市長の最終的な判断が注目される。

 複数の関係者によると、津村市長は最近になって、周囲に次期市長選への立候補を見送りたい、との考えを示したという。

 これを受け、市議会の友好会派が3日夜、市内にある津村市長の後援会事務所で会合を開催。津村市長の意向も伝えられ、出席者で対応を協議した。

 不出馬の場合、津村市長の後継者は決まっておらず、市議会内部には続投を望む声がある。こうしたことから、津村市長が不出馬の意向を撤回し、立候補する可能性も残されている。

 6月の市議会一般質問で進退を問われた際には、「4期15年余りの実績については、恥ずることない、十分な成果を上げたという自負がある。市長というポストに執着、固執する気持ちはない」と答弁していた。

 津村市長は宮崎市出身。会社員、宮崎県議を経て、1994年2月の市長選で初当選した。2008年5月からは九州市長会の会長を務めている。

 次期市長選には今のところ、旧佐土原町長・戸敷正氏(57)が立候補を表明している。

(2009年9月4日 読売新聞)

610とは:2009/09/04(金) 22:27:29
>>609
おおっ、宮崎選挙区の第一候補ですね

611名無しさん:2009/09/04(金) 23:55:22
>東国原知事。共同通信・名波正晴記者の質問に、「任期はあと一年半弱ある。今は県政にまい進し、
>地方から国を変えるとの志を新たにしている。(来年の参院選出馬も)ありません」と述べ、国政への
>転身をあらためて否定した。


http://www.nikkeyshimbun.com.br/090825-76colonia.html
日系社会ニュース
ニッケイ新聞 2009年8月25日付け

大耳小耳

 宮崎県人会創立六十周年式典に出席した東国原英夫知事。「二十七時間かかったが、県人の方に『当時は船で四十日も五十日もかかった』と聞き、言葉を飲み込んだ」とあいさつで笑わせた。祝賀会の途中、しばし姿を消したので、長旅の体を休めているのかなと思っていたが、氏のブログ(ネット上の日記)「そのまんま日記」を見ると、その際に更新していたよう。県人会の歓待に「感謝、感激、恐縮」との感想も。
     ◎
 式典の前日二十二日、宮崎県人会で記者会見を行なった東国原知事。共同通信・名波正晴記者の質問に、「任期はあと一年半弱ある。今は県政にまい進し、地方から国を変えるとの志を新たにしている。(来年の参院選出馬も)ありません」と述べ、国政への転身をあらためて否定した。知事は自民党から衆院選への出馬を要請され、条件を提示した経緯がある。会見の司会を務めた谷広海理事は、「え? もう一度言って下さい」と聞き直し、母県での活躍を再確認。
     ◎
 仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルが、伯国政府認可のブラジル人学校「日伯学園」(群馬県大泉町、生徒数百七十四人)に、九月から奨学金の提供を始める。共同通信によれば、優秀な生徒ら二十八人に本年度分計二百万円を給付する。不況のあおりで昨年十二月以降、八十人が退学したことを知った同社東京支店の社員が同校を視察、「日伯の懸け橋になってもらいたい」と支援を決めた。今年は伯国におけるフランス年でもあり何とも心温まる話。

612チバQ:2009/09/05(土) 00:23:45
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090831rky00m010009000c.html
衆院選:解説・県内政局 野党主導に 知事選にも弾み
<解説>

 衆院選沖縄選挙区は、四つの選挙区すべてで野党候補が勝利し、沖縄においても有権者の間で政権交代への期待が大きいことを示した。特に民主は沖縄初の衆院議席となり、2議席を獲得。比例でも最多得票を集めた。逆に比例復活も果たせなかった自民は、現憲法下で沖縄が国政参加を果たした1970年以降、初めて沖縄での衆院議席を失う歴史的な敗北を喫した。態勢立て直しの課題が突き付けられた。県内政局の勢力図は一気に塗り替えられ、今後は民主主導の政局へとかじが切られそうだ。自民、公明を与党とする仲井真弘多知事は、県政運営の軌道修正を迫られる。

 政権交代により米軍再編の計画見直しは必至。知事は米軍普天間飛行場の県内移設を引き続き堅持するかどうかの判断を迫られる。2011年度に期限が切れる沖縄振興計画後の、次の沖縄振興の制度を確立する上でも、民主を中心とした新政権とのパイプを模索する必要がある。

 既に県議会でも08年の改選で県政与党が少数となっており、今後は一層、野党との協調を重視した議会対策を余儀なくされる。

 来年は名護、沖縄両市長選や参院選があり、秋には県内政局の天王山となる知事選が控える。衆院選の結果を踏まえ各党の人選作業や、選挙協力の枠組み協議が本格化する。野党は知事選勝利に弾みをつけた。ただ、これまで「反自公」で結び付いた野党共闘の枠組みは、政権交代に伴い見直しの動きが出てきそうだ。

 前回に続き1区で自公候補を退けた下地幹郎氏が、政局への発言力を増すことは間違いない。下地氏を支える政党そうぞうなどのグループと民主党県連との関係が接近するほど、社民、共産、社大との関係は、安全保障や憲法といった政策をめぐって合意形成の難しさが予想される。結果的に民主独りの大勝を許した革新政党にとっても今後どこまで存在意義を発揮できるのか、正念場と言える。(与那嶺松一郎)

(琉球新報)

613名無しさん:2009/09/05(土) 12:37:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090904-OYT8T01135.htm

連載「風紋」5
これからが本当の戦い


新しい区割りに注目が集まる県議会  民主党が政権を奪い取った衆院選が終わり、今後の焦点は来年の参院選、福岡市長選、再来年の北九州市長選、そして同党県連が「最大のチャンス」と位置づける統一地方選へと移る。

     ◎

 「各総支部の総大将が決まった。これから総大将のもと、地方の礎を築く大事な戦いが始まるということだ」

 衆院選翌日の8月31日、県庁で記者会見に臨んだ民主党県連幹事長・助信良平は自信に満ちた表情で、こう語った。「総大将」とは今回、比例選で復活を果たした3人を含む10人の衆院議員を指す。助信は「結党以来言われている地方の足腰の弱さを乗り越えないと、安定した政権運営はできない」と冷静に分析し、自民党の牙城である地方で「政権交代」の波を巻き起こす意義を熱っぽく説いた。

 統一地方選に含まれる県議選に関しては、民主・社民党系の会派「民主・県政クラブ」の現有21議席を「35程度」に伸ばし、県議会第1党を目指す考えを表明。「国会議員を中心にして、それぞれの地方で政治家を育て、選挙に臨む。これからが本当の戦いだ」と決意を述べた。

     ◎

 対する自民党県連。衆院選を総括する執行部会は1日、非公開で行われ、終了後、会長の新宮松比古らが記者会見。新宮は「地方の自民党はまだ生きている。本当の意味での保守本流の政党として、しっかり生き続けなければならない」と強調し、「これまで通り一枚岩で戦っていくということで総括した」と述べた。

 新宮は地方選への影響を認める一方で、「まだまだ時間はある。十分に挽回(ばんかい)できる」と見通しを語ったが、現場では早くも不安の声が上がっている。

 たとえば県議選。現在の47選挙区のうち24選挙区は1人区だ。小選挙区制をとる衆院選で民主党が地滑り的大勝をおさめた直後ということもあり、「今のままでは1人区はほとんど持っていかれてしまう」と話す関係者もいる。

 区割りの問題もある。

 県議会は前回、「平成の大合併」に伴う区割りの見直しを先送りした。選挙区は本来、市、郡ごとに設けるのが基本だが、合併特例法の特例措置を活用し、従来の区割りのまま選挙を実施。久留米、みやま市などで選挙区が分断される異例の事態となった。

 同法に基づく特例措置は1回きりのため、次回は新たな区割りで行わなければならない。見直し作業は年内にもスタートする見通しだ。

 区割りの見直しは、郡部選出の県議にとっては死活問題になる。その郡部では、自民党支持の保守系県議が多数を占めている。衆院選の余勢をかって地方選になだれ込む構えの民主党と、反転攻勢の機会をうかがう自民党の戦いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。(敬称略)

(おわり)

(2009年9月5日 読売新聞)

614名無しさん:2009/09/05(土) 13:45:07
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=19146

鹿児島県議会定数見直し 自民「3減1増」案報告へ
(2009 09/05 12:00)
 鹿児島県議会の定数見直し問題で、最大会派の自民党県議団(39人)は4日、これまで主張していた「単純3減案」を踏まえ、鹿児島市・鹿児島郡区を1減にとどめ、西之表市・熊毛郡区を元に戻し2人区とし、総定数を現行54から2減の52とする「3減1増案」を、会派意見として取りまとめた。11日の議会運営委員会・懇談会で報告する。
 県議会はこれまでの各会派間協議で、任意合区を初めて導入し総定数を現行から3減の51とすることなどで合意している。今回、自民が削減幅を後退させる新たな案を示したことで、他会派から強い反発が出ることは必至の情勢。14日に開会する9月定例会での成案化までには曲折が予想される。
 自民党県議団は4日の団総会で、議運委メンバーが「3月に採決で会派として単純3減案に決めたが、離島や過疎地に配慮を求める陳情などもあるため、今回の結論に至った」と説明。一部から「総定数3減とした議会全体の合意はどうなるのか」などの指摘もあったが了承された。
 定数見直し問題をめぐっては、総定数を51とし、1票の格差是正のため任意合区を県議会として初めて用いて、県内選挙区を2減の21に再編することで合意したものの、選挙区別定数で紛糾。自民の推す人口比例の原則に従った「単純3減案」と、県民連合や公明が主張する西之表市・熊毛郡区に配慮した「4減1増案」をめぐり意見が分かれ、3月に続き6月議会でも条例改正が見送られている。

615名無しさん:2009/09/05(土) 15:30:38
http://npn.co.jp/article/detail/75360087/

2009年09月05日(土曜日)

東国原知事“そのまんま”乗り換え作戦
 「総裁選候補とする覚悟があるなら出馬する」との仰天要求を突き付け、自民党への逆風を加速させた宮崎県の東国原英夫知事(51)が4日、都内では総選挙後初めてマスコミの前に登場した。自民大敗の責任は自民党自体にあると突き放し、民主党には期待しているとラブコール。株を落とした人気知事は、自民から民主へ“そのままんま”乗り換え作戦をたくらむのか!?

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービス(本社=東京・品川区)から発売される宮崎県産食材を活用した新商品のPRに出席した東国原知事は、選挙結果に言及し、落ちゆく自民をこれでもかと突き放した。
 東国原氏と自民党をめぐっては6月ごろ、自民の古賀誠選対委員長(当時)から国政への出馬を要請された際、「次期総裁候補に」と要求。大物議員から「何様か」などと反発を食らい、最後は出馬を断念した。
 以来、自民とは犬猿の仲といわれるウワサは本当だった。東国原氏は自民大敗に絡む自らの責任を否定。「(責任は)全くないとはいいませんが、私が“麻生”の時に出した世襲をやめるとか、地方への税源移譲がマニフェストに盛り込まれなかったことが国民に受け入れられなかったからでは」と、何と麻生首相を呼び捨てにした。

※この続きは本日18時に公開!

616名無しさん:2009/09/05(土) 18:23:50
>>615
http://npn.co.jp/article/detail/75360087/

2009年09月05日(土曜日)ホーム > 社会 > 記事

東国原知事“そのまんま”乗り換え作戦

 「総裁選候補とする覚悟があるなら出馬する」との仰天要求を突き付け、自民党への逆風を加速させた宮崎県の東国原英夫知事(51)が4日、都内では総選挙後初めてマスコミの前に登場した。自民大敗の責任は自民党自体にあると突き放し、民主党には期待しているとラブコール。株を落とした人気知事は、自民から民主へ“そのままんま”乗り換え作戦をたくらむのか!?

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービス(本社=東京・品川区)から発売される宮崎県産食材を活用した新商品のPRに出席した東国原知事は、選挙結果に言及し、落ちゆく自民をこれでもかと突き放した。
 東国原氏と自民党をめぐっては6月ごろ、自民の古賀誠選対委員長(当時)から国政への出馬を要請された際、「次期総裁候補に」と要求。大物議員から「何様か」などと反発を食らい、最後は出馬を断念した。
 以来、自民とは犬猿の仲といわれるウワサは本当だった。東国原氏は自民大敗に絡む自らの責任を否定。「(責任は)全くないとはいいませんが、私が“麻生”の時に出した世襲をやめるとか、地方への税源移譲がマニフェストに盛り込まれなかったことが国民に受け入れられなかったからでは」と、何と麻生首相を呼び捨てにした。

 時の首相を呼び捨てにした背景については、次のような指摘がある。
 「投開票当日、民放テレビの選挙特番にゲスト出演した東国原が麻生とやり取りするシーンがありました。気まずそうに低姿勢でぐずぐず話す東国原氏に、大敗が決まった麻生氏は『それは質問ですか?』とぴしゃり。最終的にはやりとりを無視した。間違いなくその時の恨みでしょう」(永田町関係者)
 もはや自民党に未練がないのか、東国原氏は「自民の中には保守という言葉を勘違いしている方がいる。誰とはいいませんが今回受からなかった人ですけどね」と自民の大物らに痛烈なサヨナラを送りつけた。
 一方、今後の民主党政権に対しては「地方主権がマニフェストの5番目に入っているので取り組んでもらえるはず。鳩山さんの強いリーダーシップに期待したい」と熱いエールを送った。近々行われる組閣人事に選ばれれば引き受けるかとの質問にはさすがに否定する考えを示したが、自民から民主へ“そのまんま”乗り換えてしまうつもりなのか?(関)

617名無しさん:2009/09/06(日) 00:56:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120015

九州 > 熊本
自民熊本県連が衆院選総括 党再建厳しい現実 業界から不安の声続出
2009年9月6日 00:22 カテゴリー:九州 > 熊本

業界団体幹部との意見交換会で衆院選敗北について謝罪する野田毅衆院議員 自民党が惨敗した衆院選を受け、同党県連は5日、国会議員や県議、業界団体幹部による「衆院選総括・意見交換会」を熊本市内で開いた。党側は団体側に協力関係の維持を求めたが、野党転落が確実となり、業界からは「自民議員に要望をしても、政策に反映されるのか」などと不安の声が続出。党再建への厳しさが浮き彫りになった。

 「全国的に見れば善戦したが、1、2区で苦杯をなめる結果になった。誠に申し訳ない」。1−5区の選挙長を務めた野田毅衆院議員(比例九州)は、県農政連や県建設業協会など47の業界団体幹部に頭を下げた。

 山本秀久県連会長は「今日を出発点に行動を起こし、1日も早く保守王国を再建させたい。参院選での議席維持が絶対条件」と強調。来夏の参院選熊本選挙区は現職の木村仁氏が改選期だが、「みんなの期待に応えられる候補者を選びたい」と述べ、候補者選定は白紙で臨む考えを示した。

 意見交換会では、出席者から厳しい意見が相次いだ。「終盤は民主批判ばかりで票を失った」「民主と比べ、政権公約が分かりにくかった」。

 5区で4選した金子恭之衆院議員も、今後の首相指名や総裁選をめぐる党内の混乱を念頭に「党が一枚岩にならなければ、これまで以上に不信が強まる」と危機感をあらわにした。

 野党転落でこれまで通り業界団体の支援を得られるかも不透明だ。党側からは「いろいろ立場はあると思うが、友好関係を維持してほしい」(木村参院議員)「野党でもできることはいっぱいある」(園田博之衆院議員)との発言が出たが、団体には民主への接近を図る動きも出始めている。

 「政府への要望は民主議員が窓口となる。民主とのパイプも必要だ」。会合後、業界団体幹部の1人は、自民一辺倒だった関係を見直す考えを明らかにした。

=2009/09/06付 西日本新聞朝刊=

618とはずがたり:2009/09/06(日) 10:16:18

伊万里市長、曽場尾弁護士が出馬へ
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000909030001
2009年09月03日

 10年4月に任期満了を迎える伊万里市長選に2日、同市伊万里町甲の弁護士、曽場尾雅宏氏(44)が無所属での立候補を表明した。曽場尾氏は愛知県出身で、早大法学部を卒業後、89年に国税庁に入庁。96年から1年間、伊万里税務署長を務めて98年に国税庁を辞職し、98年4月の伊万里市長選に立候補したが、当時現職だった川本明氏との一騎打ちの末、約8600票差の1万1194票で落選。その後、司法試験に合格して弁護士となり、04年から市内に法律事務所を開いている。

 同市長選への立候補の表明は、曽場尾氏が初めて。現在2期目の塚部芳和市長は出馬に意欲的とされ、開会中の市議会定例会で態度を明らかにすると見られている。

 曽場尾氏は「前回の市長選で落選したときから、再び挑戦したいと考えていた。伊万里に定住して5年がたち、市の現状をしっかり見てきた」と語り、公約として、公共事業中心の雇用の受け皿を介護・福祉分野に転換することや、伊万里市民病院と有田町の有田共立病院を統合する新病院計画の撤回、市の財政改革推進などを表明した。

619名無しさん:2009/09/06(日) 11:49:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090906-OYT8T00019.htm

自民党立て直し誓う…県連衆院選総括「次の参院選へ連携」
 自民党県連は5日、熊本市内で会合を開き衆院選を総括した。出席者からは大敗を喫したことへの反省と党の立て直しを誓う声が相次いだ。

 熊本2区で落選した林田彪氏を除く、県内小選挙区の立候補者や支援した県議らが出席。山本秀久・県連会長は「来年の参院選での議席獲得のため、今日を出発点に行動する。保守王国熊本の再建を目指す」とあいさつした。

 コスタリカ方式を採用して林田氏と選挙協力し、比例九州ブロックで当選した野田毅氏は、県連選対で総選挙長を務めた立場から、「1、2区の落選を心からおわびする。2区の支援には全力投球したつもりだったが申し訳なく思う」と陳謝。熊本1区で落選した木原稔氏は「力及ばず申し訳なかった。一から出直す覚悟で政治活動を続ける」と頭を下げた。この後、「これまで以上に県民との対話、支援団体との協力、連携を深める行動を開始する」とする「党再生のための決議」を採択した。

 また、農業や医療など約50の友好団体との意見交換もあり、議員らは友好関係の継続を呼びかけた。団体からは「与党でなくなるが、我々の要望や意見をどう実現させるのか」との声が上がった。会合後、記者会見した前川收幹事長は「民主党政権には是々非々の立場で臨み、政策の悪い点は指摘していく」と話した。

(2009年9月6日 読売新聞)

620名無しさん:2009/09/06(日) 12:40:57
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149483-storytopic-1.html

自民県連 執行部、総退陣を表明2009年9月6日
記者会見で執行部の責任問題などを説明する具志孝助会長ら自民党県連執行部=5日、県議会自民党会派室
 自民党県連(具志孝助会長)は5日、県議会内で役員会を開き、衆院選での全員落選の責任を取る形で、執行部が辞任する方針を確認した。ただ、引き続き開いた議員総会では「今こそ一致団結する時」「主な敗因は中央からの逆風であり県連だけの責任ではない」など、全参加者から慰留の意見が上がった。このため執行部の進退については結論を保留し、落選した自民公認候補らとも意見交換した上で、8日に開く再度の議員総会で態度を決定する。
 議員総会後の記者会見で、具志会長は「歴史的な惨敗であり、党も県連もゼロから解党的な改革をしなければならない。組織である以上、選挙結果についてはけじめをつけなければならない」と述べた。
 議員総会では、衆院選の選挙結果についても総括した。マニフェスト(政権公約)の策定・公表が遅れ、政策論争で民主党への「ばらまき」批判に終始してしまった点や、政権運営能力に対する国民からの信頼の低下などを敗因に挙げた。
 翁長政俊幹事長は「県連として、本来の基礎票である地域支部の支援に課題が残った。各支部長は地域とひざを交えての日常的な活動が不足している。支部組織の弱体化と高齢化は現実問題であり、若者を呼び込むことで無党派層の獲得につなげたい」と述べた。
 このほか、小選挙区で敗れた段階で選挙区支部長の職を解くという県連規約に基づいて、1〜4区支部長全員を解任することを確認。自民党では公認予定者を選挙区支部長としており、次の公認候補の選任に向けた作業を進める。

◆再生へ問われる決意 後継不足、改革担い手焦点
 県内四つの小選挙区で落選し、比例での復活当選にも届かなかった自民党県連。衆院議員が1人もいなくなるという歴史的敗北の責任を取る形で、具志孝助会長らが辞意を表明した。県連幹部の刷新によって「解党的出直し」の決意を有権者に示す狙いもある。ただ議員総会で慰留の意見が相次ぎ、進退問題の取り扱いは流動的だ。衆院議員がいなくなったことで、県連所属の国会議員は来年の参院選を控えた島尻安伊子氏のみ。後任の主力議員がすぐには見当たらないという“台所事情”もある。
 ただ、いずれにしても自民の置かれた状況は“看板”だけを替えて党勢回復が見込めるような情勢ではない。党再生に向け、実効性ある改革を断行できるかが問われる。
 一方で、党再生に向けた今後の試金石が選挙区支部長の選考だ。自民では選挙区支部長が次の衆院選の公認予定候補となる。議員総会では「支部組織が弱体化している」と支部長への厳しい意見が上がった。衆院選では「現職優先」の方針に反発し、離党して出馬した無所属候補も出た。
 次の衆院選に向けて「勝てる候補」の基準づくりや開かれた選考過程など、課題が山積する。誰が改革の実施を担っていくのかが執行部の進退問題をめぐる焦点となる。(与那嶺松一郎)

621名無しさん:2009/09/06(日) 12:52:21
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1408217.article.html

民主市議団は「候補擁立すべき」 佐賀市長選
来月 幹事会までに対応

 民主党佐賀県連(原口一博代表)は5日、常任幹事会を開き、10月11日告示の佐賀市長選に独自候補を擁立する方向で検討することを決めた。今後人選を含め、10月4日に開く次回の常任幹事会までに対応を決める。
 民主はこれまで佐賀市長選について「対応は衆院選後」としていた。この日、非公開で開いた幹事会では、市長選の対応について意見集約を求められていた佐賀市議団が候補者を擁立すべきとする意見を報告した。

 終了後、会見した原口代表は「情勢は流動的で、きょうの段階で結論は出せない」とした上で、「(出馬に向け)いろいろな動きも出ている。市議団と調整を図りながら速やかに対応したい」と擁立を検討する考えを示した。

 市議の1人は「(候補を)立てない選択肢はなく、立てる方向で検討する。意中の人もおり出馬へ向け交渉を進めたい」と話した。

 佐賀市長選では、既に立候補を表明した現職の秀島敏行氏(67)=1期=と、佐賀大学客員教授の蒲原啓二氏(62)から推薦願が出ている。取り扱いについては独自候補擁立を検討するため、次回の常任幹事会に持ち越した。

 また、来夏の参院選については、(1)政策理念に沿う(2)即戦力(3)佐賀に大きな根を張っているか張れる─の3点を選定基準に執行部一任で人選を進める。

【写真】佐賀市長選の独自候補擁立などを検討した民主党県連の常任幹事会=佐賀市鍋島

2009年09月06日更新

622チバQ:2009/09/06(日) 18:53:29
>>621とはニュアンスが違いますね
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090906ddlk41010311000c.html
選挙:佐賀市長選 民主県連「立候補の動き流動的」 結論先送り /佐賀
 民主党県連(原口一博代表)は5日、常任幹事会を開き、佐賀市長選(10月11日告示、同18日投開票)の対応について「立候補の動きがまだ流動的」として結論を先送りした。“第3の候補”も模索する党市議団の動きや、前回市長選で対立した社民党県連との協議を踏まえ、対応を決める方針。

 同市長選には、現職の秀島敏行氏(67)と、新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏(63)が既に立候補を表明。8月の衆院選で民主が政権交代を実現し、県都の首長選への対応が注目されている。

 秀島、蒲原両氏から県連に推薦願が出ているが、幹事会後に原口代表は「2人以外にも複数の動きがあるとの情勢報告があった」と説明。「選挙なので直前にいろんな動きが出ることもある」と、独自候補擁立の可能性も否定しなかった。

 一方、社民とは衆院選で協力し、新政権でも連立協議を進めているが、前回市長選は社民が自民とともに秀島氏、民主が対立候補を推薦した。5日にあった秀島氏の事務所開きには、社民県議らも出席しており、原口代表は「友党として連携を図りたい」と述べるにとどまった。【姜弘修】

623チバQ:2009/09/06(日) 19:05:58
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1408222.article.html
次は佐賀市長選 秀島氏、事務所開き
300人 再選へ結束

 10月11日告示の佐賀市長選に立候補を予定する現職の秀島敏行氏(67)=1期=の後援会事務所開きが5日、佐賀市開成であった。各地区の責任者をはじめ自民、社民の県議や市議ら約300人が出席し、再選へ結束を誓った。
 秀島氏は南部3町との合併など1期目の成果をアピール。ごみ処理施設統合など今後の課題やマニフェスト(公約集)を示し、「合併の効果を早く出さないといけない。財政的には厳しいが、あと4年間仕事をさせてほしい」と決意を語った。

 前回市長選で自民、社民両党の推薦を受けた秀島氏は、民主推薦の前市長との一騎打ちを制した。社民県連には既に推薦願を提出。自民県連には来週中に出す方針。

 市長選には秀島氏のほか、佐賀大学客員教授の蒲原啓二氏(62)が立候補を表明している。

【写真】こぶしを突き上げ、再選への結束を誓った秀島氏の事務所開き=佐賀市開成

624名無しさん:2009/09/06(日) 23:43:01
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090906ddlk43010345000c.html

自民党県連:「県民との対話深める」 衆院選総括会議、党再生の決議文採択 /熊本
 自民党県連は5日、衆院選の総括会議を熊本市で開いた。全国での大敗の原因を「党内の路線対立に明け暮れ国民の不満を取り除く努力を怠った」とし、県連が地方組織として「県民との対話、支援団体との連携を深める」とする党再生の決議文を採択した。

 急きょ上京したという林田彪氏を除き、衆院選に立候補した5人を含む国会議員や地方議員約40人が意見交換をした。県連選対選挙長を務めた野田毅氏が「1区の木原(稔)君、2区の林田さんが不覚を取ることになった」と謝罪し「野党という立場になり、従来の何十倍の努力が必要なことを腹にすえていかないといけない」と述べた。

 4区の園田博之氏は「3選挙区で勝てたのは県連を中心とした連携であり、他県でも同じ取り組みをしていればこんなに負けることはなかった。選挙に手抜かりがあったのではないか」と党本部の対応に疑問を呈し「来年の参院選で、熊本で勝てないようでは自民の再生はない」と総括した。

 業界団体など47団体とも意見交換した。閉会後会見した前川收幹事長によると、与党でない自民党が地元の意見をどう吸い上げるのかに対する不安の声や、マニフェストの分かりづらさ、民主党のマニフェスト批判を中心とした広報戦略への批判が出たという。【結城かほる】

625名無しさん:2009/09/07(月) 04:56:38
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000909060001

現在位置:asahi.com> マイタウン> 鹿児島> 記事

民・自 参院選へ始動
2009年09月06日

 民主党県連は5日、衆院選後初となる臨時の常任幹事会と、連合との県合同選対会議を開催。来夏の参院選へ向けて対策を協議した。自民党も、2選挙区で敗れた反省を踏まえながら巻き返しを模索する。早くも参院選をにらんだ動きが始まっている。
(三輪千尋、寿柳聡)


 民主の会合には1区で初勝利した川内博史・県連代表と、比例復活組の3人の新人議員も顔をそろえた。
 川内氏は幹事会のあいさつで「(比例復活で)1区から5区まで、民主と国民新党の議員が誕生した。県民の皆さんから大きな負託をいただいた」と胸を張った。一方で「地方組織を充実しなければならないという反省が残る。参院選も候補者選定を速やかに行いたい」と述べた。
 民主県連は参院選の公認候補者を初めて公募することを決めている。公募は10月初旬から2週間程度、全国から受け付け、10月末までには決定する見込み。
 近く学識経験者ら10人程度で「候補者像あり方検討委員会」(仮称)を発足させ、ふさわしい候補者像を探る。
 また、同日、委員長を青木寛幹事長とする「選考小委員会」を設置。候補が決まればすぐに選挙戦に臨めるよう、態勢を整える方針だ。
 11年春予定の県議選についても多くの候補者を擁立すべきだとの意見が多く出た。青木幹事長は「民主党は国会議員を支える地方議員が異常に少ない逆ピラミッド。見直さないといけない」と話した。
 一方の自民は、巻き返しに向け頭を抱える。
 「このビルの中から参院に送り出してもらっています」
 衆院選が公示された18日、鹿児島市鴨池新町のJA県会館前であった保岡興治氏の「第2出陣式」。応援演説に立った自民の野村哲郎参院議員は、会館のビルに向けて手を差しのばした。
 野村氏は県農協中央会の常務理事を経て04年の参院選で初当選。再選に向けてすでに公認を得ている。農政連幹部は「衆院選も5区をはじめ、2区の奄美群島など農業地帯では自民のほうが得票した」と一定の自信を見せる。
 だが鹿児島市を始め都市部では、民主の得票が上回る地域がみられた。頼りにしていた公明も自公路線の転換を打ち出しており、協力関係は不明。国政野党に転落することもあり、根本的な選挙対策の見直しを迫られている。
 自民県連の小幡兼興幹事長は衆院選の結果を受け、野村氏に「参院選は農協だけの選挙では難しい。現職で忙しいだろうが、地方によく帰り幅広い出会いをつくってほしい」と注文をつける。
 県連は「マニフェスト型選挙では、幅広い有権者に政策や候補者を知ってもらう努力が不可欠」と反省。県議や市町村議の後援会を引き締める一方で、一般向けの「出前講座」などを検討している。

626名無しさん:2009/09/07(月) 20:55:04
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090907ddlk41010238000c.html

選挙:衆院選 地方の意見反映されず 自民県連が敗因を総括、本部に提案 /佐賀
 自民党県連は6日、代表役員会を開き、衆院選で敗北した原因を探る総括を行った。その中で、党本部に地方の意見が反映されなかったことが原因に挙げられるとして、国会議員だけで構成している党総務会に、都道府県の代表を入れるよう提案することを決めた。

 非公開の議論は予定の1時間をはるかに超え、2時間に及んだ。木原奉文幹事長によると、今回の選挙に関する今村雅弘会長や県連三役の責任に言及する意見もあった。しかし、結論は12日に開かれる予定の市町村支部長・幹事長らも含めた合同選対会議に持ち越されたという。

 今村会長は「進退については白紙。今の状況を処理するのが責任と考えている」と話した。【上田泰嗣】

627名無しさん:2009/09/07(月) 20:56:08
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090907ddlk43010298000c.html

選挙:衆院選 「マニフェストで勝利」 民主党県連、常任幹事会で総括 /熊本
 民主党県連は6日、熊本市で常任幹事会を開き、衆院選について「党のマニフェスト(政権公約)に対する関心の高さが勝利に結びついた」と総括した。マニフェストについて、市民と議論する場や施策の実施状況を検証する集会を開くことを確認した。また来夏の参院選の候補者選考小委員会を設置した。

 県内の公認候補3人は、1区の松野頼久氏、2区の福嶋健一郎氏が小選挙区で、3区は後藤英友氏が比例九州で復活当選した。推薦した5区の社民公認、中島隆利氏も比例で復活した。非公開の幹事会後に会見した松野信夫県連代表(参院議員)によると、衆院選について「小選挙区、比例代表を含めて全体的によく戦った」「社民、国民新との共闘はうまくいった」との認識で一致したという。

 松野代表は「選挙後も、マニフェストを欲しいという要望が県連に次々来ている。しっかり実行するとともに、市民との対話を通じて深化させたい」と述べた。

 参院選の候補者選考については「自薦、他薦で名前が出ている。小委員会で選考基準を作り、11月29日の県連大会での発表を目標に作業を進めたい」と話した。【笠井光俊】

628名無しさん:2009/09/08(火) 00:15:32
佐賀市長で自社が組んでるのは、市職労の関係ですね

629チバQ:2009/09/08(火) 21:18:25
>>621-623
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000550909070001
佐賀市長選、2陣営民主の擁立を懸念
2009年09月06日
 県都の顔を選ぶ佐賀市長選(10月18日投開票)まで1カ月余り。既に現職と新顔の2氏が立候補の意向を表明しているが、同市長選への態度を明確にしていない民主党県連の動向が注目されている。前回の同市長選では現職が自民と社民の推薦を得て、民主推薦の前職を小差で破った経緯もあり、民主が政権交代の余勢を駆って独自候補を擁立すれば、再び「自民」対「民主」の激しい選挙戦となりそうだ。(谷川季実子、白石昌幸)


 5日午前、同市長選で再選を目指す現職の秀島敏行氏(67)の事務所開きが佐賀市開成5丁目であった。秀島氏は市町村合併など1期4年の成果を披露し、教育の充実や行財政改革などの公約を発表。「職員と一丸となり、市民目線で市政を実行するよう頑張りたい」と決意表明した。


 出席者席の最前列には、1週間前の衆院選で自民公認候補を支えた、木原奉文・自民党県連幹事長ら自民県連の幹部や重鎮が並ぶ。市内の政財官各界の有力者らを秀島氏の続投容認で一本化するための「地ならし」も自民党が中心的な役割を果たしている。


 そんな秀島陣営が気にするのは、政権を取ることが確実となった民主党の動向だ。


 秀島陣営は衆院選公示日前後の8月中旬にかけて、自民、民主、公明、社民の4党に推薦願を提出。秀島氏は「首長選に国政の争いを持ち込むのは、市民の利益にならない。民主党が対立候補を積極的に推さないというのであれば、それで十分」と話す。


 事務所開きに出席した社民党県連合の徳光清孝・副代表(県議)も、「ガンバロー三唱」でこぶしを突き上げた。同党は前回の同市長選で自民とともに秀島氏を推薦。衆院選では民主と選挙協力を実施した。徳光氏は「民主党が候補を立てた場合、その候補の政策が社民の方針と違えば、民主に協力できないこともあり得る」。秀島氏の推薦願の扱いは12日の社民党県連合常任幹事会で決定するという。


 一方、新顔の佐賀大学客員教授、蒲原啓二氏(63)も2日に民主党県連へ推薦願を提出。10日に後援会事務所を開設し、22日に事務所開きをする予定だ。蒲原氏は「自民が秀島氏陣営についており、今回の市長選では民主の推薦を得るのが最優先と判断した。基本政策・理念は民主党と近く、市民に身近なテーマで協力していただけると思っている」と期待を寄せる。


 ◇


 「状況は極めて流動的だ。私たちの政策実現のために何が必要か、(民主党)市議団の議論の推移を見ながら対応する」


 5日午後、佐賀市内で開かれた非公開の民主党県連常任幹事会の後、原口一博・県連代表(衆院佐賀1区)は、会見で同市長選への候補擁立の見通しをこう述べた。


 民主県連には、既に立候補を表明している現職の秀島氏と新顔の蒲原氏が、ともに推薦願を出している。原口代表は他にも複数の名前が浮上していると明かしたが、現時点では「どちらかに推薦を出すのか、独自候補を立てるのか、何の結論も出していない」とし、具体的な対応は未定であることを強調した。


 また、衆院選で選挙協力を実施し、中央で連立政権協議が続く社民党とは「連携を取りながら、一定の結論を出したい」と配慮を見せた。


 民主党は、政令指定市長選に候補を擁立する場合、自民・公明との相乗りを避ける、との原則を設けている。原口代表は「佐賀市は政令指定市ではないので、人選は県連に任されている」としながらも、「党本部との関係も重要」との考え方を示した。


 民主県連による正式決定は、告示を1週間後に控えた10月4日の県連常任幹事会。原口代表は「選挙ですから。直前になって動くこともありますよ」と、独自候補の擁立についても含みを残した。

630名無しさん:2009/09/08(火) 21:30:14
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090908ddlk42010512000c.html

自民県連:会長に北村氏内定 知事選・参院選、推薦候補決定急ぐ /長崎
 自民党県連の田中愛国幹事長は7日、久間章生会長の後任に北村誠吾衆院議員(比例九州選出)を充てる人事を内定したことを明らかにした。会長職は県選出国会議員が務めることになっており、久間氏は衆院選長崎2区で落選したため、辞表を提出していた。26日にも予定される常任総務会で正式に決める。

 田中幹事長は「衆院選は県内の選挙区では全敗した。『政権交代』を求める有権者の壁は厚かった。今後はその反省を踏まえ、来年の知事選、参院選をどう戦うかだ。一致団結して頑張りたい」と述べ、各選挙での推薦候補決定を急ぐ考えを示した。

 知事選は今のところ、現職の金子原二郎知事を軸に調整していく方針。金子知事は出馬に前向きとされるが、態度を明らかにしていない。参院選についても、自民党公認候補擁立を目指している。【阿部義正】

〔長崎版〕

631名無しさん:2009/09/08(火) 21:32:14
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090908ddlk45010634000c.html

選挙:小林市長選 建設会社社長の鮫島氏が出馬表明 /宮崎
 来年4月22日の任期満了に伴う次期小林市長選に7日、新人で建設会社社長の鮫島憲明氏(60)が立候補の考えを明らかにした。前参院議員の小斉平敏文氏(59)に続いて2人目。現職の堀泰一郎市長は、今期限りでの引退を表明している。

 小林市内で会見した鮫島氏は「行政に民間の知恵や視点を導入し、子供たちに誇れる、新しい小林市をつくりたい」と立候補の動機を説明。子供を育てやすく、青少年が夢をもてるまちづくり▽社会のニーズに合った産業の育成−−など、5項目の政策を発表した。

 鮫島氏は近畿大工学部卒業後、設計事務所などを経て80年に鮫島組(小林市細野)に入社。90年から社長。

632チバQ:2009/09/08(火) 21:37:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/feature/fukuoka1252050661061_02/news/20090907-OYT8T00281.htm
「風紋」09衆院選ふくおか
<5>これからが本当の戦い


新しい区割りに注目が集まる県議会 民主党が政権を奪い取った衆院選が終わり、今後の焦点は来年の参院選、福岡市長選、再来年の北九州市長選、そして同党県連が「最大のチャンス」と位置づける統一地方選へと移る。

      ◇                ◇

 「各総支部の総大将が決まった。これから総大将のもと、地方の礎を築く大事な戦いが始まるということだ」

 衆院選翌日の8月31日、県庁で記者会見に臨んだ民主党県連幹事長・助信良平は自信に満ちた表情で、こう語った。「総大将」とは今回、比例選で復活を果たした3人を含む10人の衆院議員を指す。助信は「結党以来言われている地方の足腰の弱さを乗り越えないと、安定した政権運営はできない」と冷静に分析し、自民党の牙城である地方で「政権交代」の波を巻き起こす意義を熱っぽく説いた。

 統一地方選に含まれる県議選に関しては、民主・社民党系の会派「民主・県政クラブ」の現有21議席を「35程度」に伸ばし、県議会第1党を目指す考えを表明。「国会議員を中心にして、それぞれの地方で政治家を育て、選挙に臨む。これからが本当の戦いだ」と決意を述べた。

      ◇                ◇

 対する自民党県連。衆院選を総括する執行部会は1日、非公開で行われ、終了後、会長の新宮松比古らが記者会見。新宮は「地方の自民党はまだ生きている。本当の意味での保守本流の政党として、しっかり生き続けなければならない」と強調し、「これまで通り一枚岩で戦っていくということで総括した」と述べた。

 新宮は地方選への影響を認める一方で、「まだまだ時間はある。十分に挽回(ばんかい)できる」と見通しを語ったが、現場では早くも不安の声が上がっている。

 たとえば県議選。現在の47選挙区のうち24選挙区は1人区だ。小選挙区制をとる衆院選で民主党が地滑り的大勝をおさめた直後ということもあり、「今のままでは1人区はほとんど持っていかれてしまう」と話す関係者もいる。

 区割りの問題もある。

 県議会は前回、「平成の大合併」に伴う区割りの見直しを先送りした。選挙区は本来、市、郡ごとに設けるのが基本だが、合併特例法の特例措置を活用し、従来の区割りのまま選挙を実施。久留米、みやま市などで選挙区が分断される異例の事態となった。

 同法に基づく特例措置は1回きりのため、次回は新たな区割りで行わなければならない。見直し作業は年内にもスタートする見通しだ。

 区割りの見直しは、郡部選出の県議にとっては死活問題になる。その郡部では、自民党支持の保守系県議が多数を占めている。衆院選の余勢をかって地方選になだれ込む構えの民主党と、反転攻勢の機会をうかがう自民党の戦いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。(敬称略)(おわり)

(2009年9月5日 読売新聞)

633名無しさん:2009/09/09(水) 19:38:13
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090909ddlk45010580000c.html

津村・宮崎市長:次期市長選不出馬表明、4期目当初から考慮 /宮崎
 ◇「政界から勇退」と明言
 8日、次期市長選への不出馬を表明した宮崎市の津村重光市長(61)は、4期目当選直後から5選不出馬を決めていたことを明らかにした。また、今後については「政治の世界からは勇退したい」と明言した。【種市房子】

 この日会見に臨んだ市長はさっぱりとした表情で質問に答えた。市長が終始こだわったのが「勇退」という言葉。「気力や体力が落ちて出馬しないのではない」と説明して「引退ではなく勇退」と強調した。

 市長によると、不出馬を考え始めたのは4期目当選時。就任当初から「3期目がめど」と考えていた。しかし、その3期目で旧3町との合併を実現したこともあり、新市政を見届けるために4選を目指して出馬した。

 それから3年。今年の市議会3月定例会では引退を表明するつもりだった。結局9月にずれこんだ理由を「支援者から円満了解をいただくのに手間取った」と説明した。

 来年1月24日の市長選には前回も戦った元佐土原町長の戸敷正氏(57)が出馬を表明している。後継者について市長は「世襲には批判もあり、私が指名するのは絶対にいけない」と述べつつも「16年の方向性には自信があり(次期市長に)否定されるのは好ましくない」と路線継承を望んだ。

 来年には参院選、再来年は知事選と大型選挙が予定される。この点について市長は「他の選挙に出ようという下心で不出馬を決めたのではない」と述べて「1年はゆっくりしたい」と語った。

 その他の主な一問一答は次の通り。

 −−16年間で楽しかったこと、つらかったことは。

 ◆イオンモール宮崎出店の際は商店街の仲間を失った。つらいことはいっぱいだが、快楽は時たましかない。

 −−(前回市長選で対立候補を支援した)中山成彬元国交相の落選は、不出馬決定に影響したのか。

 ◆前回市長選で中山先生との代理戦争のように言われ、おかしな戦いになった。中山先生がバッジを外したことで「市民が自由に考えて投票できる」と考える人がいるようだが、同感だ。

 −−「まだやれる」という声もある。どう受け止めるか。

 ◆日本も政治の中心にもっと若手が入ってもいいと思った。私は間もなく62歳。若い人を応援する世代になった。

 −−「失敗した」と感じている政策はあるか。

 ◆橘通り公園化は「やり方がまずかった」と反省している。市内部で慎重に詰めて、各業界での議論も積み重ねるべきだった。

634名無しさん:2009/09/09(水) 19:52:56
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-09-M_1-002-1_002.html

2009年09月09日 政治

自民 具志県連会長が辞任 党再建へチーム発足

 自民党県連の具志孝助会長は8日、沖縄4選挙区の公認候補が全員落選、比例復活もできなかった衆院選の結果を受け、「組織を代表し、責任を取る」として辞任を表明、県議会内で開かれた議員総会で承認された。組織の立て直しのため他の役員は留任、会長職は来年2月の任期まで空席とする。党再建のため「再生プロジェクトチーム」を早急に発足させ、地域支部や経済界、若手を巻き込んだ無党派層対策の強化を決めた。

 具志会長は「(本土復帰目前の)1970年の国政選挙に参加して以来の歴史的な惨敗を喫し、解党的出直しのため、けじめが必要だと感じた。今後は県議の一人として再生のため力を尽くす」と述べた。県議や落選した前衆院議員など出席者の大勢は「党本部の失態が逆風を招いた。県連全体で責任を負うべき」などとして慰留したが具志会長が固持した。県連規約に基づき、落選した前衆院議員ら4選挙区の支部長解任も報告された。

[解説]
改革の実効性 焦点に

 衆院選で大敗した自民党県連は具志孝助会長の辞任で責任の所在を明らかにした。ただ、動員型選挙から脱却し、「ゼロから出発」(具志会長)する党再生には課題が山積している。

 前衆院議員は選挙結果を「見えない風にやられた」などと総括したというが、それだけではない。小泉政権以降の構造改革で導入された後期高齢者医療制度や社会保障費削減などの政策を容認した自公候補者に、無党派層が「反旗」を翻した事実は否めない。

 県連は党再生に向け、各地域支部や経済界など支持基盤の立て直しに取り組む。翁長政俊幹事長は「青年局を中心に、地域支部、経済界の若手を交えて再建する」と強調、再生プロジェクト発足に意欲を示しており、成果が問われる。

 選挙期間中、若手議員らは自公が掲げた公共工事削減やサトウキビの新価格導入に対する有権者の不満を感じた。一方で、子ども手当など民主党の政策を支持する声を頻繁に聞いたという。実効性ある改革の断行が焦点となる。

 次期衆院選候補者となる各選挙区の支部長選考も鍵となる。「現職」や「当選回数」を優先した選考方法では有能な人材は確保できない。世代交代を進め、「勝てる候補者」を発掘、育成する態勢づくりが必要不可欠だ。来年の参院選や知事選、統一地方選など「選挙の当たり年」を前に、党の存在意義が試される。(政経部・平良吉弥)

635名無しさん:2009/09/09(水) 19:59:18
http://www.373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=56&amp;storyid=19196

小林市長選 鮫島氏が出馬表明
(2009 09/08 09:30)
 小林市細野の建設会社社長、鮫島憲明氏(60)は7日、2010年4月の任期満了に伴い行われる次期同市長選挙に、無所属で立候補する考えを明らかにした。同市長選の立候補表明は同市の元参院議員、小斉平敏文氏(59)に続き2人目。
 同市内で会見を開いた鮫島氏は出馬の理由について、「市政に民間の活力や知恵を生かし、未来を託す子どもたちに誇れる新しい小林をつくりたい」と述べた。目標として、青少年が夢をもてるまちづくりや地域経済活性化など5項目を挙げ、「市民病院の医師確保や、バイオマスタウン構想の推進など環境問題にも積極的に取り組みたい」とした。
 鮫島氏は、小林高校、近畿大学を卒業。宮崎県高校PTA連合会副会長などを務めた。同市の堀泰一郎市長(74)は既に次期市長選に立候補しない考えを明らかにしている。

636名無しさん:2009/09/09(水) 20:25:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120615

津村・宮崎市長引退表明 「4期16年、満足と誇り」 後継指名は明確に否定
2009年9月9日 01:19 カテゴリー:九州 > 宮崎

引退会見に臨む宮崎市の津村重光市長 今期限りでの引退を表明した津村重光・宮崎市長(61)は8日、市役所での記者会見で「4期16年間、自分の仕事について満足と誇りを持っている」と語り、県都の市長を務めた達成感をにじませた。会見での主な一問一答は次の通り。

■一問一答

 ‐16年間をどう振り返るか

 私はいろんな課題を提起して、挑戦的に4期やってきて、思い残す仕事はないと思う。道半ばのテーマというものも若干あるが、道筋はそれなりにつけている。

 ‐不出馬はいつごろから念頭にあったか

 4期目当選のときから思っていた。本当は3月議会で勇退の意思を表明したかったが、支援者の意見調整に手間取った。

 ‐後継指名は

 自分から指名することは絶対にないが、市議会または市民グループの中で選ばれてくる方が、私の路線と基本的に沿う方ならば、一人の市民として応援したい。

 ‐今後の予定は

 政治の世界から勇退したいと思う。参院選、県知事選とかは全然考えていない。引退後、1年はゆっくりしたい。

 ‐市民へのメッセージを

 二つある。一つは、自分の街を作るために、自分の知恵を出し汗を流してもらいたい。政治家や役人に任せきりにしていいとは思わない。もう一つは、これからの市長や市議はポピュリズム(大衆迎合主義)に負けてはいけない。市民もこれに左右されないようにしてほしい。

=2009/09/09付 西日本新聞朝刊=

637名無しさん:2009/09/09(水) 20:36:34
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=7264

県議会「意見書」県民クラブ反対へ(18:00) 過去ニュース検索

 選挙後の新しい政権に対して地方向けの補正予算を組替えないように求めている意見書について民主党系の議員を含む県民クラブが反対する姿勢を示しました。
 意見書に対する賛成・反対については9日に開かれた議会運営委員会の場で話し合われました。県民クラブが反対の姿勢を明らかにしたのは自民党が提出した地方財政の安定的運営に関する意見書です。意見書では来週にも発足する見通しの新政権が国の予算編成を年内に行うことや地方向けの交付金などについて予算の組み替えや執行停止を行わないように求めています。意見書に反対する理由として県民クラブは政権交代が行われる以上予算編成が通常より遅れるのは仕方がないとしたうえで地方が混乱するような予算の組み替えはないと判断したと話します。ただ県議会のその他の会派からは地方議会として反対するのは理解できないという声もあがるなど地方議員としての立場と政党としての考え方との間で難しい舵取りが求められそうです。意見書に対する議決は議会最終日の9月15日に行われます。

638名無しさん:2009/09/09(水) 20:43:18
社民・共産・社大・民主・改革(そうぞう)・無所属クラブの6会派?

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090909-541525.html

沖縄県議団、普天間移設の見直し要請記事を印刷する

 沖縄県議会の民主、社民、共産系など6会派は9日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する日米合意の見直しを求め、社民党の福島瑞穂党首と党本部で会談した。

 県議らは同沿岸部への代替施設建設について、環境破壊や基地の固定化につながるとして、強く反対を主張した。

 福島氏は社民党が、民主党、国民新党との3党連立協議で、移設見直しを合意文書に明記するよう求めていることを説明した上で「沖縄県民の声を十分に聞き、3党間で見直し策の合意形成を図りたい」と述べた。

 県議らは国民新党も訪問した。午後には民主党の長妻昭政調会長代理と会談。(共同)

 [2009年9月9日11時30分]

639名無しさん:2009/09/09(水) 21:08:38
>>635
小林とか鮫島とか、東京の話かと思いましたw

640名無しさん:2009/09/09(水) 21:11:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009090900817

地位協定改定の提起「高く賛意」=沖縄知事
 民主、社民、国民新3党の連立政権樹立の合意文書に「沖縄県民の負担軽減の観点から地位協定の改定を提起する」との文言が盛り込まれたことについて、沖縄県の仲井真弘多知事は9日、「(地位協定改定を)政府として真正面から取り上げて提起していくというのは非常に立派なこと。高く賛意を表したい」と県庁内で記者団に述べた。
 その一方で同知事は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題について記者団から「県民の総意は県内移設との認識か」と問われ、「私はそう思っている」と明言、県内移設はやむを得ないとの認識を示した。その上で県外移設に関しては「抽象的な域を出ない。それなりの時間と準備がいる」と語り、現実的ではないとの見方を示した。 (2009/09/09-18:54)

641名無しさん:2009/09/10(木) 01:32:33
>>633
1年ゆっくりということは、参院選はないが知事選はありうるということでしょうかねぇ。

642名無しさん:2009/09/10(木) 19:36:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090910/20090910_0001.shtml


民主、基盤づくり急務 5市議会で系列議員0 民意吸収に難点も 政権与党も地方は劣勢
2009年09月10日 15:49
比例名簿順位29位での当選を決め民主県連幹部たちと万歳三唱する川越孝洋氏(中央)。衆院選の圧勝ぶりを象徴するシーンだったが 衆院選大勝を受け、民主党が政権の座に就くが、地方議会の多くでは、多数を占める自民系議員の前に民主系は少数野党にとどまる現状がある。衆院選で民主党が4小選挙区を独占した県内でも、5市議会で民主系議員がいないなど地方の基盤の脆弱(ぜいじゃく)ぶりは明白。来年の知事選や参院選に向け、地方組織の態勢強化が急務となっている。

 定数46の県議会では、自民党議員が過半数の24人を占めるのに対し、民主系議員は半分以下の11人。衆院の民主308議席、自民119議席と、まったく逆の関係だ。

 市議会では、劣勢がさらに色濃い。民主党県連によると、同党の公認や推薦を受けるなどした民主系議員は13市中、8市議会の31人だけ。全市で計137人の系列議員を擁する自民の4分の1にも満たない。

 県内の党員数も自民党の約2万4千人に対し、民主党は代表選の投票権のないサポーターを含めても約4400人。自民党も党員減少に悩んでいるとはいえ、組織力の差はなお歴然としている。

 民主党県連は、地方議会での劣勢を覆そうと、昨春から次世代の候補者発掘や育成を目的に、党幹部などを講師とする政治スクールを開講。現在、会社員や公務員、学生約30人が受講しており、渡辺敏勝幹事長は「若い世代が政治に関心を持ってくれるし、地域のリーダーづくりにもつながる」と強調する。

 ただ、自民党県連が63支部を持つのに対し、民主党県連の支部は長崎、五島の2支部だけ。県議がいなければ党本部から支部設置を認められないなどの事情もあり、保守色が強いとされる島原半島や離島の壱岐、対馬などでは足場の構築が容易ではなく、衆院議員などの個人的ネットワークが頼りという状況だ。

 今後、政権運営を円滑に進めるためには、地域住民の声をいかに吸い上げるかも重要となるだけに、渡辺幹事長は「支部ではなく、活動拠点としての事務所を設置していきたい」とするが、時期や規模は未定のままだ。


=2009/09/10付 西日本新聞朝刊=

643名無しさん:2009/09/10(木) 21:20:11
酷い内向きの論理。


http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090910ddlk43010455000c.html
自民熊本市議団:幹事長・古川氏が離党届 衆院選2区支援者落選で引責 /熊本
 衆院選熊本2区で立候補し落選した自民前職、林田彪氏(65)の熊本市選対実行委員長を務めていた熊本市議会の自民市議団幹事長、古川泰三市議(64)が8日、責任を取るとして自民党県連に離党届を提出した。3日には自民党市議団に会派の離脱届を出していた。

 古川氏は、コスタリカ方式で野田毅氏が比例に回り林田氏を支援したことに絡み「私は野田派議員としてずっとやってきたが、結果を見れば(両派が)一つにならなかったということで2人に申し訳ない。離党で責任を取ることが将来的に自民党再生につながると思うし、党を離れても野田先生への支援は変わらない」と話した。

 市議会の会派離脱は7日に認められ、古川氏は新たに議会事務局に1人会派「日本の教育を考える会」を届け出た。【結城かほる】

644とはずがたり:2009/09/11(金) 00:11:00
>>643
責任とって離党とか意味わからへんし。。

野田派の癖に林田の選挙やらなあかんかったのにお前が真面目に林田の応援せんからとでも云われて嫌気さしましたかねぇ??

645とはずがたり:2009/09/11(金) 04:23:28
>>633,641
勇退と云う言葉は未だやれるという自負心でしょうかねぇ。
口説けば参院選も出てくれそうですけど,若い清新な候補の方がいいでしょうかねぇ。
上杉・中山らが出て泥仕合になる可能性もありましょうし。

646名無しさん:2009/09/11(金) 18:59:44
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120849

政権交代、県予算に波及 民主「新政権後に判断を」 自民「徹夜でも議決する」
2009年9月10日 01:18 カテゴリー:九州 > 熊本
 政権交代が県の予算編成にも波及してきた。9日発表した本年度一般会計補正予算案には、民主党が執行を一部停止する予定の国の補正予算を活用した経済対策が盛り込まれた。民主県議が「新政権の対応を見極めて判断すべき」と批判する中、県議会最大会派の自民党県議団からは「新政権が発足する16日の前に、徹夜で議決することもあり得る」との声も飛び出した。

 9日開かれた県議会各会派への議案説明会で、松山正明総務部長は「国の補正予算が成立し、交付決定や内示がされた予算を計上した」と、176億円の経済対策を含む補正予算案を9月議会に提案する理由を説明。

 蒲島郁夫知事も「景気を支えるという予算の正当性と、一度配分した予算を召し上げることの難しさを踏まえると(執行が停止される)方向性は少ない」と述べた。

 だが、民主県連代表代行を務める鎌田聡県議がかみついた。「予算計上後に執行が停止されると県民が混乱する。(民主政権で)執行が確認された後に予算計上してもよかった」。無所属改革クラブの大西一史県議も「召し上げられる前に使おうという心理ではなく、変更があっても対応できるような柔軟な考えで臨んでほしい」と注文を付けた。

 民主党は、麻生内閣が2009年度補正予算に計上した46基金(約4兆4千億円)の一部を凍結し、独自の政策予算に振り向ける方針。県が今回の補正予算案に計上した環境保全など3基金(約43億円)の一部は、凍結の対象となりうる。

 国の補正予算による経済対策は自公政権が力を入れてきただけに、自民県連幹事長の前川收県議は「地方にとって絶対必要な予算」と今回の県の予算案を評価。

 「国が本当に召し上げるつもりであれば、政権交代する16日の前に、徹夜で委員会を開いてでも予算案を議決することもあり得る」と述べ、新政権に対し、凍結反対の意見書提出も検討していることを明らかにした。

=2009/09/10付 西日本新聞朝刊=

647名無しさん:2009/09/11(金) 22:16:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2009091100680
元内閣府審議官が出馬表明=長崎知事選
 元内閣府審議官で前ルーマニア大使の東良信氏(61)は11日、長崎市内で記者会見し、来年3月の任期満了に伴う長崎県知事選に無所属で出馬すると表明した。民主党などに推薦を要請する考え。
 同知事選では、金子原二郎知事(65)が4選出馬に前向きな姿勢を示している。 (2009/09/11-16:31)

648名無しさん:2009/09/11(金) 22:33:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121108

「正しい判断だった」 川辺川ダム反対表明1年 蒲島知事の一問一答 国の動向見極めへ
2009年9月11日 04:46 カテゴリー:九州 > 熊本

川辺川ダム計画への反対表明について「正しい判断だった」と語る蒲島知事 蒲島郁夫知事は10日、国の川辺川ダム計画への反対表明から11日で1年を迎えるのを前に、県庁で記者団の取材に応じ、知事は自らの決断を「正しい判断だった」と述べた。主なやりとりは次の通り。

 ‐1年を振り返って。

 昨年の今ごろは一生懸命、声明文を書いていた。今、振り返ってみて、正しい判断だったと思っている。期間を切った半年間での決断、有識者会議の立ち上げ。決断に向けた政治的プロセスの透明性、正当性があったからだ。また、ダム問題の決断を通し、全国の人に熊本県のプラスのイメージを与えたと思っている。

 ‐民主党政権発足後を見据えた考えは。

 自公体制の下で、国と県と市町村が参加し、ダムなしの治水を極限まで迫っていく「ダムによらない治水を検討する場」が設定された。その舞台は続いている。ただ、政権が自公政権から民主党中心の連立政権に変わる。アクター(役者)が変わることによって当然、プロセス、あるいは方向性も違ってくるかもしれない。県としては国の動向をしっかりと見極めていきたい。

 ‐データを持つ国にダムの代替案を提示するよう迫るのか。

 「検討する場」では、どちらかと言えば、県の方法論に対して、国は受動的だという印象を与えたかもしれない。今度、政権が変わって、民主党政権の中の国土交通省になり、ダム中止を前提に協議が進められるならば、いっそう国主導の動きが高まるのではないか。

 ‐水没予定地の五木村では1年たって、何も変わっていないという声が出ている。

 村の振興に向けて基金をつくり、具体的な(振興)計画を県と村で一緒に考えた。例えば阿蘇ファームランドとの連携とか、動きは出てきた。それが村民に実感としていくまでは時間がかかる。なるべく早く結実するように頑張りたい。

 ‐流域の首長の中には「検討する場」に期待していないという声がある。

 私は今の枠組みを大事にして、みんなで価値を共有する。決定には時間がかかりますし、私も学者のときには、理想主義ですべてうまくいくかと思ったが、現実はそうはいかない。丁寧にこのプロセスを続けていくことが大事だ。

■「歓迎すべき衝撃」 「混迷を深めた」 流域自治体 期待と不安 交錯

 川辺川ダム計画には球磨川流域12市町村のうち、5人の首長が反対の姿勢を示し、民主党中心の新政権の下で、計画中止の可能性が高まっている。一方で、村中心部に水没予定地を抱える五木村の振興策は、行方が見えず、流域には期待と不安の声が入り交じる。

 「多くの流域住民には歓迎すべき衝撃だった。ただ、推進派の人たちには思いもよらぬ衝撃だったはず。逆風もあった」

 昨年9月、蒲島郁夫知事に先立ち、ダム反対を表明した人吉市の田中信孝市長は「県が180度かじを切ったという歴史的な転換点の1年だった」と総括する。

 流域首長が相次いで反対を表明する中、議会はあくまでも推進を貫くところが目立つ。人吉市議会は知事の反対表明後、ダム建設を前提にした意見書を可決した。推進派市議は「この1年、何も進展していない」と批判。「代替案で住民の生命と財産を守れるのか。中止すれば、代替案の事業費はダム建設より高くなるのでは」と疑問視する。

 中心部に水没予定地を抱える五木村。「不確定要素が多く、混迷を深めた1年だった」と和田拓也村長。県は総額10億円を予定するソフト事業向けの振興基金を設けたが、和田村長は「橋の建設などダム関連の生活再建事業と、両方がそろってこそ振興策になる」と語る。

 ダム中止を政権公約にした民主党政権の誕生が近づく。生活再建事業は継続されるのか。不安が今、村を覆っている。 (人吉支局・中野剛史)

=2009/09/11付 西日本新聞朝刊=

649名無しさん:2009/09/12(土) 10:46:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121387

自民県連 現体制で再起を 衆院選総括 衛藤会長続投の意向
2009年9月12日 01:44 カテゴリー:九州 > 大分
 自民党県連の総務・支部長・幹事長合同会議が11日、大分市内であり、小選挙区で自民候補が全敗した衆院選を総括した。県連幹部の責任を問う意見はなく、衛藤征士郎会長は会議後の記者会見で、現体制のまま再起を目指す考えを示した。近く役員会を開き、来年の参院選の候補者選考や活動方針の策定を進める。

 会議には支部幹部ら約100人が出席。衛藤会長は「大分1−3区で敗れ、大変申し訳ない。敗退を謙虚に受け止め、党を立て直し、しっかりした県連の体制を構築する」とあいさつした。

 県連によると、出席者は「“麻生降ろし”など党本部の動きが自民に逆風を吹かせた」「地方の声を大事に」「議員は地域に入り込んで」と指摘。平成の大合併の後、地方議員が減ったことも敗因の一つとして旧市町村議員の動きを促す声も。

 衛藤会長は会見で、2人が比例代表で復活当選したことから「全国で約180議席を失う中、私としては惨敗したという思いは全くない。みんな頑張ったという思いでいっぱいだ」として会長続投の意向を示した。

=2009/09/12付 西日本新聞朝刊=

650名無しさん:2009/09/12(土) 11:32:28
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125271780096.html

自民党県連が衆院選総括 大敗で厳しい意見
[2009年09月12日 10:08]

メールで記事を紹介する 印刷する
自民党県連の総務・支部長・幹事長合同会議で陳謝する衛藤征士郎会長=11日、大分市の大分文化会館
 自民党県連(衛藤征士郎会長)は11日、大分市内で総務・支部長・幹事長合同会議を開き、大敗した衆院選の総括を論議した。出席者からは衆院選の敗因や党本部、県連の運営に対する厳しい意見や要望が出た。

 県連は近く役員会を開いて意見を踏まえた党組織の立て直し策を検討するほか、来年の参院選大分選挙区の候補者公募に向けた手続きを早急に始めることにした。
 衛藤会長は冒頭、自身が出馬した大分2区を含む県内3小選挙区で敗北したことについて「候補者、県連会長としておわびする。結果を重く受け止めて党を立て直し、しっかりした県連体制を構築したい」と陳謝した。
 議事は非公開で行われ、終了後に衛藤会長らが会見。会議では出席者から、市町村合併で弱体化した地域組織の立て直しや国会議員の地域活動の強化を求める意見、「麻生降ろし」に象徴される選挙前の党内のゴタゴタへの批判などが出たという。
 県連執行部の責任を問う意見はなかったという。衛藤会長は「私としては(自身と、大分3区の岩屋毅氏が復活当選したことで)惨敗したという思いはまったくない。出席者は参院選(の巻き返し)に向けて一致団結して頑張ろうという思いではなかったか」と説明した。

険しい党再生への道

 衆院選の大敗を受け、「立て直しの第一歩」(衛藤征士郎会長)として開かれた自民党県連の総務・支部長・幹事長合同会議。関係者によると約1時間の議事で9人が党員、支持者の声を代弁して批判や意見を述べた。執行部は聞き役に徹した形で、具体的な対策は今後、検討する方針。ただ、“歴史的惨敗”で党の支持基盤は大きく揺らいでおり、党再生への道のりはかなり険しそうだ。
 麻生太郎首相については「支持率20%弱の総裁では負ける」との批判の一方で、「みんなで選んだ総裁なのに最後は引きずり降ろそうとしていた」と「麻生降ろし」などゴタゴタが国民の不信を招いたと指摘する声もあった。
 党の組織強化では、地域の女性部や青年部へのてこ入れを求める意見や、党費(年4千円)について「払うメリットがない」との意見も出た。「今後は予算編成に関与できるのか」と野党への不安の声もあった。
 衛藤会長は終了後の会見で「意見は謙虚に受け止めたい。スピード感を持って参院選の必勝体制を構築する」と決意を語ったが、自身の責任には触れなかった。

651名無しさん:2009/09/12(土) 11:58:38
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090912/02.shtml

東氏が知事選に出馬表明 前ルーマニア大使、民主に推薦願提出へ



東良信氏
 前ルーマニア大使の東良信氏(61)は11日、長崎市内のホテルで記者会見し、来年3月1日の任期満了に伴う知事選に無所属で立候補する考えを正式に表明した。知事選への正式な立候補表明は初めて。

 東氏は「長崎には元気がなく夢がない。県民と新しい風を起こして衰退の流れを変え、夢のある温かい県を目指す」と立候補を決意した理由を説明。金子県政について「ハードを造ること中心に税金が投入されてきた。また、中央集権的なやり方で、県民の熱気が少ない」と批判した。

 本県が抱える課題のうち九州新幹線長崎ルートについて「交通アクセスがないと次のものはできない。プライオリティー(優先順位)は高い」と推進の立場を示した。石木ダム建設は「子どものころ佐世保市に住んでいた。水不足を実感している」と推進の考えながらも「地元の意見を慎重に聞きたい」と反対派にも配慮した。

 県庁舎の整備計画については「この経済情勢で道州制も議論されている中、本当に必要か疑問」と凍結する方針を表明。任期について「2期8年で全力を尽くす」と明言した。

 東氏は諫早市出身。県立長崎南高、東京大法学部卒。総理府(現内閣府)に入り、内閣府審議官などを経て8月末までルーマニア大使を務めた。今後、後援会を中心に支援を求める。

 政権与党の民主党には「ぜひ支援をいただきたい。考え方もよく似ている」と推薦願を提出する方針を表明。自民党については「仮に推薦願を出しても拒絶されるのではないか」と述べた。具体的政策をまとめたマニフェスト(政権公約)も選挙までにまとめるという。

 知事選をめぐっては、現職の金子原二郎氏(65)が県議会で4選出馬について「意欲は大いにある」と発言した。民主党県議の高比良元氏(57)も立候補に意欲を示しているほか、日本医師会常任理事の今村定臣氏(61)の名前も取りざたされている。

652とはずがたり:2009/09/12(土) 12:21:27
<長崎県知事特集>
金子は自民色を出し続けてきたしね

>>326
■過去3回の知事選の結果■

【98年2月22日投開票】 投票率68・78%
金子原二郎 無新(自・さ)  412342
西岡 武夫 無新(由・平・改)295376
田辺 敏憲 無新        59998
永田 勝美 無新(共)     36062

【02年2月3日投開票】 投票率49・79%
金子原二郎 無現(自・民・公・由・社・保) 468099
高村  暎 無新(共) 116644

【06年2月5日投開票】 投票率52・27%
金子原二郎 無現(自・公・社)398692
小久保徳子 無新       188154
山下 満昭 共新        31538

【10年2月頃?】
金子 原二郎? 現 県知事
東 良信 新 ルーマニア大使・(元)内閣府審議官
高比良 元 新 県議・(元)三和町長・長崎市議

>>321
08/5/18
最大の焦点となる現職の金子原二郎(64)の4選出馬については、今のところ「意欲十分」との見方が強い。
諫早市出身で内閣府審議官の東良信(60)が出馬の意向を示して政財界関係者らと精力的に接触を始めており、金子も神経をとがらせる

>>314
09/2/26
民主党県連が22日の定期大会で、来年の知事選で金子原二郎知事を推薦しないことを明確にした。

>320
09/3/1
出馬の意向を明らかにした諫早市出身のルーマニア大使、東良信氏(60)は2月下旬から一時帰国しており、長崎市や新上五島町を訪れる予定だ。

>>326
09/3/1
 長崎市で2月22日に開かれた民主党県連の定期大会。渡辺敏勝・県連幹事長が言い切った。「(次回の知事選で)金子知事を推薦しない」
 07年の参院選で、金子知事が自民党支持を明確に打ち出したことから、民主党県連は知事と対決姿勢に転じた。以降、党県連の定期大会に一度も招いていない。

 県議会に昨年12月、県が1億円を投じたベンチャー企業が経営破綻した問題の責任を追及する調査特別委員会(百条委)が設置された。
 実は、県側は百条委を設置しないよう自民党県議に水面下で働きかけていた。金子知事に近い議員たちは設置に慎重になった。だが知事と距離を置く議員たちは追及の手を緩めず、自民党県議団は真っ二つに割れた。
 最終的に、全会一致で可決。

 立候補が取りざたされる元内閣府審議官でルーマニア大使の東良信氏(60)=諫早市出身=は親しい人に出馬の意志を伝えているが、まだ公にはしていない。民主党の独自候補擁立のめども立っていないのが実情。

>>364
09/4/30
 2010年3月に任期満了を迎える長崎県知事選に、民主党県議の高比良元(はじめ)氏(56)が立候補の意向を固めたことが8日、分かった。地元選出の同党国会議員や同党県連幹部に伝えた。県が計画する県庁舎移転について「道州制が導入されれば県の役割は変わる。財政状況も厳しく、計画を凍結して政策の優先順位を見直すべきだ」として、同問題を争点に選挙戦に臨む意向という。
 民主党県連は衆院選後に知事選への対応を決める方針。候補者に全県的知名度を求める意見もあり、高比良氏で一本化できるかが焦点となる。
 高比良氏は同県旧三和町(現長崎市)出身。長崎北高から早稲田大法学部を卒業後、長崎県庁に入庁。県企画調整課企画監を最後に2001年に退職。02年から三和町長、05年から長崎市議http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1782、07年の県議選長崎市区http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5826で当選し、現在1期目。

>>630
09/9/11
(自民県連は)知事選は今のところ、現職の金子原二郎知事を軸に調整していく方針。

>>647
09/9/11
 元内閣府審議官で前ルーマニア大使の東良信氏(61)は11日、長崎市内で記者会見し、来年3月の任期満了に伴う長崎県知事選に無所属で出馬すると表明した。民主党などに推薦を要請する考え。
>>651
09/9/11
本県が抱える課題のうち九州新幹線長崎ルートについて「交通アクセスがないと次のものはできない。プライオリティー(優先順位)は高い」と推進の立場を示した。石木ダム建設は「子どものころ佐世保市に住んでいた。水不足を実感している」と推進の考えながらも「地元の意見を慎重に聞きたい」と反対派にも配慮した。

653名無しさん:2009/09/12(土) 14:14:50
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=20151&amp;catid=74

武井県議が出馬へ 宮崎市長選
2009年09月11日


 来年1月24日に投開票される宮崎市長選に、県議の武井俊輔氏(34)=宮崎市区=が立候補する意向を固めたことが10日、分かった。来週にも会見を開き正式表明する。



 6日夜には、事務所で後援会関係者を集め協議。立候補に向けた最終調整に入ったとみられる。

 「市民目線を第一とする宮崎市政を目指したい」と話している。

 武井氏は2007年4月に初当選し、新人4人で新会派「愛みやざき」を結成した。現在1期目。

654チバQ:2009/09/12(土) 14:44:18
>>653
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000909120002
宮崎市長選出馬 武井県議が意向
2009年09月12日


 来年1月投開票の宮崎市長選に、武井俊輔県議(34)=宮崎市区=が立候補する意向を固め、後援会幹部らに伝えていることが11日分かった。後援会と最終調整し、来週中に正式表明する見通し。


 武井氏は取材に対し、「宮崎市選出の県議として、市の発展が県の発展につながると考えてきた。意見を聞かねばならない人がいるのでまだ明言できないが、(出馬を)真剣に考えている」と話した。


 武井氏は同市出身。元宮崎交通社員で、退社後に早大院を修了し、07年の県議選に無所属で出馬。初当選した4県議で会派「愛みやざき」を結成した。


 同市長選では、旧佐土原町長の戸敷正氏(57)が立候補を表明している。また、津村重光市長が不出馬を表明したことを受け、市長を支えてきた市議や後援会などが後継候補者を擁立する動きをみせている。

655チバQ:2009/09/12(土) 14:56:42
>>629
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090911-OYT8T01193.htm
佐賀市長選 民主の動き焦点…告示まで1か月
 佐賀市長選、市議選の告示まで11日であと1か月となった。衆院選で圧勝した民主党が、これまでに2人が立候補を表明している市長選に独自候補を擁立するのかどうかや、定数が6減となる市議選の激戦の構図などに注目が集まる。投開票は10月18日。

 ■市長選

 再選を目指す現職・秀島敏行氏(67)と新人の元日本経済新聞社理事・蒲原啓二氏(63)が、ともに無所属での立候補を表明している。これまでに秀島氏は自民、民主、公明、社民の4党に、蒲原氏は民主党にそれぞれ推薦願を出しているが、いずれの党も結論は出していない。

 注目されるのは民主党の動きだ。前回選挙では、民主党が当時の木下敏之市長を、自民、社民両党が秀島氏を推薦。民主党は今回、市議が中心となって独自候補の擁立を模索している。しかし、民主、社民、国民新3党の連立政権が近く発足することから、社民党とは戦いにくいという空気もあり、着地点は見えない。

 ■市議選

 旧1市6町1村が合併して誕生した佐賀市になって初めての選挙で、定数が44から38に減る。

 読売新聞の取材によると、現職42人(2人は任期中に死去)の大半と複数の新人が立候補を検討しており、候補者は50人を超える公算が大きい。

 焦点の一つは、旧市町村ごとの議員数がどう変化するか。旧南部3町(川副、東与賀、久保田)が合併していなかった前回選挙は全市1区で行われ、旧町村から1〜4人が当選した。一方、2007年10月に合併した旧南部3町では、各旧町に1〜3の定数が与えられる増員選挙が行われ、議員の空白地は出なかった。

 今度は全市1区での選挙となるため、この地図が描き換えられる可能性がある。「議員を送ることで市の中枢とパイプを持ちたい旧町村と、特定の支援候補者を持たない人が少なくない旧市の有権者の感覚が、最初の合併から4年でどう変わったか注目している」。自民党県連幹部はそう話す。

(2009年9月12日 読売新聞)

656チバQ:2009/09/12(土) 15:41:28
>>651-652
>日本医師会常任理事の今村定臣氏(61)の名前も取りざたされている。
気になったので調べたら7月1日付の記事が

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/005.html
■任期満了まで8カ月 水面下の動き活発化

 県知事の任期満了(来年3月1日)まで1日で8カ月となり、水面下の動きが活発化している。出馬の意向を示す新人2人に加え、金子原二郎知事(65)も4選出馬に意欲的とされる。ここに来て日本医師会常任理事の名前も浮上してきた。(報道部・西村伸明)

 金子知事は6月24日の定例会見で知事選出馬について問われ「今の任期の中で最大限の努力を払うことで頭がいっぱいで、そこまで考える余裕がない」とかわした。しかし質問が多選批判に及ぶと「問題は多選の弊害だが私は弊害を出さないよう努力している。(弊害の有無は)あくまで県民が判断すること」と反論。精力的に県内視察を続けるなど、県議会内では出馬するとの意見が大勢を占める。

 6月に入り自民党や民主党の国会議員、県議の間で出馬のうわさが広まったのは日本医師会の常任理事を務める今村定臣氏(61)。今村氏は長崎市出身で長崎南高、長崎大医学部卒業。医療法人恵仁会今村病院の院長を務める。県医師会の副会長などを歴任。2006年4月から自民党の有力な支持母体である日本医師会の常任理事を務めており、今村氏の動向に注目が集まっている。

 今村氏は長崎新聞社の取材に対し「国も地方も医療や介護、福祉が最重要の政策課題だ。与野党の国会議員と意見交換する中で、私たち医師も積極的に政治の場で活躍するのをためらうべきではないと意見を述べたため名前が挙がったと思う。だが県医師会や郡市の医師会に話をしないまま、このような問題が進むはずもない」と話す。出馬の可能性については言及を避けるが、本県選出の国会議員、県議と接触を続けている。

 このほか既に出馬の意向を示している2人も着々と準備を進めている。民主党県議=長崎市区=の高比良元氏(57)は既にポスターや公約を示したパンフレットを製作。「現職を批判しているのに妻が県にとどまるのは筋違い」(高比良氏)として県職員の妻も7月いっぱいで県庁を退職する予定だ。高比良氏は「まずは衆院選勝利に全力を傾けるが、知事選は不退転の決意で臨む」と意欲を示す。

 諫早市出身で駐ルーマニア大使の東良信氏(61)も今春、長崎市内に事務所を確保した。支援者と連絡を取り合い本県の置かれた現状を情報交換。県内数カ所で講演会を計画するなど、衆院選後に照準を定める。

 候補者の乱立は現職有利に働くとの見方も出ているが、自民党内には「今の顔触れでそのまま選挙に突入するとは限らない。候補者調整の動きが出る可能性もある」との観測もある。各政党や団体の動きは衆院選後に本格化するとみられるが、衆院選の結果次第ではまだ流動的な要素も残っている。



2009年7月1日長崎新聞掲載

657チバQ:2009/09/12(土) 15:42:30
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/10.html
知事選へ

 民主の候補者擁立焦点 どう出る衆院選の影響

 県庁3階にある応接室には微妙な緊張感が漂っていた。9月2日午後に開かれた衆院選小選挙区の当選証書付与式。民主、社民両党でつくる改革21の県議8人が見守る中、知事の金子原二郎(65)は、長崎2区で初当選した民主党の福田衣里子(28)ら小選挙区で自民党候補を破った4人と握手した。笑顔の福田に対し金子は口を横一文字にして表情をこわばらせたまま。金子が立ち去った部屋で記者に囲まれた福田は「知事から『これからも頑張ってください。期待しています』と言われました」と笑顔を振りまいた。

 民主党の圧勝から約10日。県内政界の話題は早くも来年2月に予定される県知事選に移った。焦点は金子が4選を目指し立候補するのか、政権を取った民主党が誰を擁立するのか−の2点に絞られている。

 元自民党衆院議員の金子は福田に敗れた久間章生(68)ら自民党候補4人を応援した。結果的に全敗したが3区と4区の候補は復活当選。自民党の国会議員2人が残ったことで県内の政界には「知事は出馬する」との見方が広がる。自民党本部は県知事の4選を推薦しない方針だが、県連幹事長の田中愛国は「県連レベルでは推薦できる。必ず手を挙げてもらえる」と言い切る。だが正式な出馬表明をしない金子について、ある自民党県議は「相手候補が誰になるか情勢を見ている」と分析。別の県議は「知事選にだけは負けるわけにはいかない。一部に『金子で勝てるのか』という声もあるが他に有力な候補もいない」と漏らす。



衆院選小選挙区の当選証書付与式後に握手する福田衣里子氏(左)と金子知事=9月2日、県庁

 これに対し政権交代を実現し勢いに乗る民主党県連の幹事長、渡辺敏勝は「現職の推薦はない」と断言する。民主党本部も4選の推薦を認めないのに加え、ある民主党県議は「知事は2007年の参院選と今回の衆院選で自民党候補を応援した。推薦できないのは当然だ」と理由を述べる。

 知事選で名前の挙がっている関係者の動きも本格化している。立候補の意向を示す前ルーマニア大使の東良信(61)は衆院選後、参院議院運営委員長の西岡武夫ら民主党国会議員らにあいさつして回った。同じく出馬に意欲を示す党県議の高比良元(57)も10月までには党県連に推薦願を提出する見込み。このほか名前が取りざたされている日本医師会常任理事の今村正臣(61)も西岡を訪問。今村は「知事選の話はしなかった」とするが、さまざまな憶測を呼んでおり、民主党の選択が注目されている。

 金子は10日に開かれた県議会一般質問で4選出馬について尋ねられ「大いに意欲はある」と前向きな姿勢を示した。東は11日に長崎市内のホテルで出馬会見する。衆院選で激変した県内政界地図がどのように知事選に影響するのか。各陣営の動きはさまざまな思惑を秘めながら、一気に加速している。(敬称略)(衆院選取材班)



2009年9月11日長崎新聞掲載

658チバQ:2009/09/12(土) 15:45:40
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/04.html
首長の選択

 自、民双方にらみ決断 自治体への影響見守る

 「おめでとうございます」。民主党元職の宮島大典(46)が、衆院選長崎4区で勝利を決めた翌日の8月31日昼前。佐世保市の宮島の事務所に同市長の朝長則男が姿を現した。

 宮島は不在。比例復活当選した自民党前職、北村誠吾(62)と「等距離でいきます」という朝長に、民主党市議の片渕雅夫は「等距離というわけにはいかんでしょう。宮島は政権与党ですからね」とくぎを刺した。

 市長就任前の自民党県議時代、北村の選挙を支えていた朝長は今回も「市として大変お世話になった」と徹底して支援。宮島陣営から応援の依頼はなかったとし、一方に肩入れする態度を鮮明にした。個人演説会などで政権交代への不安を強調したが、市には「市長は中立であるべきではないか」と抗議も寄せられた。

 3日開会した9月定例市議会の一般質問では、議員4人が朝長の衆院選での対応をただす。朝長は「与党代議士に市の課題を説明し、必要な事業はやってもらうようにしたい。感情論は残るが、それは私が時間をかけてもきちんと解決していこうと思う」と語る。



選挙区落選から一転、比例復活を果たした北村誠吾氏(左)の横でマイクを握る朝長佐世保市長=8月31日、佐世保市戸尾町の選挙事務所

 自民党前職の久間章生(68)と民主党新人の福田衣里子(28)の対決が注目された長崎2区。西海市長の田中隆一は「中立」の立場を取り、両陣営で応援弁士を務めた。

 だが、マスコミが民主党圧勝の予測を伝えた後の8月25日、福田の個人演説会で「久間先生にもエールを送ってきたが、私なりの信念がある。きょう集まった方は、私の心が分かった方ばかり」と発言。暗に福田支持をほのめかすような言葉に、拍手がわき起こった。

 田中は「民主圧勝が現実的になってきた中で期待を込めた」と説明。選挙は福田の勝利に終わり、久間は比例復活も果たせず落選に沈んだ。4月の市長選を草の根の活動で勝ち上がった田中は「自民にも民主にも恩義を感じていないからできた。中立にしたことで、市民が一番得をしたのではないか」と言う。

 島原市長の横田修一郎も同様に「中立」で動いた。ただ横田は昨年11月の市長選で自民、民主両勢力の推薦を受けた。選挙戦では久間の応援演説で「久間先生の力が必要」と述べたのに、民主陣営が「一方に肩入れするような発言をすべきでない」とまゆをひそめる一幕があった。選挙後、ある自民党県議は「横田はあまり(久間を応援)しなかった」と不快感をあらわにした。

 逆風で危機感を募らせた自民党の圧力と民主党政権下の自治体運営の双方をにらみ、首長はそれぞれ態度を決めた。民主党政権の誕生により、自身の選択と結果が自治体にどう影響を及ぼすのか、首長たちはかたずをのんで見守る。(敬称略)



2009年9月4日長崎新聞掲載

659名無しさん:2009/09/12(土) 18:30:11
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090912ddlk46010684000c.html

県議会:定数見直し問題 自民が「2減」提案 /鹿児島
 県議会(定数54)の定数見直し問題で、最大会派の自民党(39人)は11日の「議運懇談会」で、「2減」案を新たに提示した。小委員会の結論の「3減」を覆す提案で、他会派からは反発が相次いだ。次回から議会運営委員会で議論される。議論の焦点は「鹿児島市・郡区」(定数19)の削減数が「1」か「2」かに移る。

 議運懇は非公開。自民は「離島に配慮」として「西之表市・熊毛郡区」(定数2)を現状維持する一方、「鹿児島市・郡区」「指宿市区」(同2)を各1減するとした。「県民連合」と「公明」の2会派は鹿児島市・郡区2減、指宿市区1減を主張している。

660チバQ:2009/09/13(日) 11:19:31
>>656>>657
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20090912-OYT8T00845.htm
2010年知事選 民主候補の人選焦点 自民「存亡懸ける」
 金子知事の任期満了まで約半年。11日は前ルーマニア大使の東良信氏(61)が記者会見を開き、知事選に立候補することを正式に表明した。衆院選の結果を受けて「絶対に負けられない」と息巻く政党の思惑も絡み、知事選を巡る戦いはこれから熱を帯びてくる。(小渕義輝)

 東氏は同日の記者会見で、「民主党さんには、ぜひご支援をお願いしたい」と訴えた。無所属での出馬を示唆しながら、「政権与党との関係は重要視している」と強調。「考え方も似ている」ともアピールした。

 秋波を送られた民主党は、現在、国会議員団が中心となって独自候補の擁立に向けて動いている。同党県連は、金子知事に自民党寄りの態度が目立つとして対決姿勢を鮮明にしており、「必ず勝てる候補」(民主党県議)を探しているという。

 一方、民主党県議の高比良元氏(57)も立候補へ向けた準備を進めており、同党県連は、さらに独自候補を擁立すれば、自民党推薦の候補に有利に働くというジレンマを抱えている。

 ただ、高比良氏は民主党県連の了承を得ずに立候補を表明したため、県連内には反発する声もあり、渡辺敏勝幹事長は、東、高比良両氏のいずれについても「正式に支援要請があれば、きちんと対応したい」と述べるにとどまっている。

 一方の金子知事は、まだ態度を表明していない。10日の県議会で、一般質問に立った小林克敏県議(自民党)から出馬について水を向けられたが、「貴重なご意見として承る」とかわした。

 ただ、県議会では金子知事が4選出馬するとの見方が支配的だ。ある自民党県議は、「現職は知名度があるので、急いで手を挙げる必要はない。相手の出方をじっくりと見ているのだろう」と分析。衆院選では、金子知事は自民党候補を全面的に応援しただけに、県議は「知事選は県内における自民党の存亡を懸けた戦いになる。しっかり準備して臨みたい」と意気込む。

 政権交代の流れは、県政界にも及ぶのか。今後の焦点は、金子知事の態度表明と民主党候補の人選に移りそうだ。

(2009年9月13日 読売新聞)

661名無しさん:2009/09/13(日) 15:31:35
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090912ddlk40010380000c.html

糸田町議会:議長進退巡り紛糾 日程を14日に延期 /福岡
 糸田町議会は11日、9月定例会を開会したが、西晁(あきら)議長(67)の進退を巡って紛糾し、総額5億962万円の一般会計補正予算案など21議案を上程しないまま、日程を14日に延期した。

 西議長は昨年12月議会で除名処分を受けて失職後、県の処分取り消し審決を受けて今年6月、議長に復帰。関係者によると、その後の全員協議会で西議長は「7月の臨時議会の議会運営次第で議長職について進退を検討する」と述べたという。

 本会議では午前10時の開会直後、複数の議員から「進退はどうなったのか」と発言が出て紛糾。結局、一般質問も延期することになった。

 議長辞任を求める議員は過半数おり、14日も再度混乱する恐れがある。西議長は「町民に迷惑をかけ、心苦しく、私が辞めれば丸く収まるのも分かっているが、留任を支持する同僚議員や支援者もおり、私の一存で辞めるとは言えない」と話している。【林田雅浩】

〔筑豊版〕

662名無しさん:2009/09/13(日) 18:11:02
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090913ddlk41010340000c.html

選挙:佐賀市長選 現職、秀島氏の推薦決定−−社民党県連 /佐賀
 ◇独自候補模索の民主と対立も
 社民党県連(牛嶋博明代表)は12日、常任幹事会を開き、10月11日告示、18日投開票の佐賀市長選の対応について、05年の前回市長選に続いて現職の秀島敏行氏を推薦することを決めた。民主党県連は独自候補を模索しており、8月の衆院選で選挙協力した両党が対立する可能性も出てきた。

 合併に伴う前回市長選は、自民と社民が推薦する秀島氏が、民主が推薦した対立候補との一騎打ちを制し、初当選した。

 今回も秀島氏を推薦する理由について、社民党県連の徳光清孝副代表は「この4年間の市政運営が評価できると判断した」と語り、民主に対しては「報告し、理解を得たい」と述べた。

 民主が候補を擁立した場合についても、牛嶋代表は「優秀な人材でも、理解するには時間がかかる」と語り、共同歩調には否定的な考えを示した。

 自民が秀島氏を推薦すれば再び“相乗り”となるが、徳光副代表は「秀島氏個人を評価した上での決定で、自民と協議したわけではない」と強調した。

 市長選には、新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏も出馬を表明している。【姜弘修】

663チバQ:2009/09/13(日) 23:57:45
796 :無党派さん:2009/09/04(金) 16:09:15 ID:nGsjiOAU
先日の衆院選に幸福実現党公認で立候補し落選した鵤卓徳市議の失職に伴う
福岡県大野城市議会議員補欠選挙(9月6日投開票)に「日本新進党」公認候補が立候補し、
元市職員(前市議会事務局長、無所属)の女性候補と一騎打ちを演じています。

日本新進党公認候補は前回市議選では無所属で立候補しており、
最下位当選だったサラリーマン新党公認元職に185票差で及ばず次点となりました。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090831-OYT8T00605.htm

798 :無党派さん:2009/09/04(金) 19:30:28 ID:9ISR9VMZ
>>796

この人、96年の衆院選にも福岡1区から出てたよ。
「日本新進党」公認で選挙ポスターでは松本ドラゴンへの当てつけか解同批判してた。

812 :無党派さん:2009/09/06(日) 22:41:18 ID:MBOmB3W4
>>796の大野城市議補選開票結果
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/gisenkan/senkyo/kekka/sigihosen090906.html

当選  高山 やす子  無所属     9,571
     山口   実   日本新進党  3,136

664とはずがたり:2009/09/14(月) 00:29:44
>>663
俺も96年以来の選挙結果纏めててつい先日日本新進党ってなんぞやと思ったんですけどその正体はなんなんでしょうか?
未だ活動してたとは驚き。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/shu-fukuoka01.html#1-96

665名無しさん:2009/09/14(月) 20:33:54
サラリーマン新党が生きていたことも驚きですね

666名無しさん:2009/09/14(月) 20:52:53
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000909140002

佐賀市長選で社民、秀島氏推薦
2009年09月13日


社民党県連合は12日、常任幹事会を開き、佐賀市長選(10月18日投開票)に再選を目指して立候補を表明している現職の秀島敏行氏(67)の推薦を決定した。一方、衆院選で選挙協力をした民主党県連は独自候補の擁立を模索しており、「4年前に別候補を立てて秀島氏と戦った経緯がある。民主党の判断は社民党の推薦決定には縛られない」としている。


 社民党県連合の常任幹事会では、秀島氏から提出されていた推薦願について協議。(1)現地に足を運んで市民の要望を聞く姿勢(2)トップダウンではない市政運営(3)市町村合併後の本格的な街づくりへの期待などから、「秀島氏の1期4年は評価出来る」という意見が大勢を占め、推薦を決定したという。会見した社民党県連合の牛嶋博明代表(県議)は「今後、秀島氏と直接会って市政運営について意見を交換する」と話している。


 自民党県連も秀島氏推薦で調整が進んでおり、「自社相乗り」の市長選候補になる可能性について、社民党県連合の徳光清孝・副代表(県議)は「前回も自社推薦だった。


一見、奇異に見られるかもしれないが、秀島氏個人の政策を社民党が主体的に評価した結果」と説明。民主党には、社民党の推薦決定を報告すると明らかにした。


 また、徳光副代表は「政府で連立政権を組み、来年には参院選もあるので、県段階でも民主党と社民党の政策協議が必要になってくる。(民主党に)推薦決定を押しつけるとか、(独自)候補を出すなとか直接的には当然言えないが、社民党の推薦決定については理解していただきたい」と民主党の動きを牽制(けん・せい)した。


 これに対し、民主党県連の園田泰郎代表代行は「(独自候補を立てるという)民主党市議団の意向を最大限尊重すると常任幹事会で決めており、市議団の意向がまとまれば県連で判断する」としたうえで、「4年前には別の候補を立てて秀島氏と戦った。今回も社民党の推薦決定に『はい、分かりました』とはならず、民主党の判断が縛られることはない」と話している。

667チバQ:2009/09/14(月) 23:24:48
>>435
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121731
市を二分はや臨戦態勢 平戸市長選 告示まで1ヵ月 知事選前哨戦の声も 保守系一騎打ちの公算
2009年9月14日 01:26 カテゴリー:九州 > 長崎
 任期満了に伴う平戸市長選(10月11日告示、18日投開票)の告示まで1カ月を切った。劇的な政権交代の余韻が残る衆院選後初の県内選挙。2005年の旧平戸市と、田平、生月両町、大島村が合併して2度目の選挙でもあり、新旧地域が入り交じって徐々に熱を帯びている。選挙の構図から結果は来春の知事選にも影響しかねない状況となっており、にわかに注目を浴びている。

■市長が後継指名

 立候補表明しているのは今のところ、いずれも無所属での出馬を予定する市議の高田謀(はかる)氏(62)と県議の黒田成彦氏(49)。ともに保守系で9月上旬、後援会事務所を開設。地域でのミニ集会をスタートさせるなど、臨戦態勢に入っている。

 「彼は合併前後を熟知している。市の観光振興を実現できるのはこの人」。2日、市内であった高田氏の事務所開き。引退を表明している白浜信市長は、高田氏をそう持ち上げた。

 当初は後継指名しない方針だったが「産みの苦しみを共に担った仲間。推薦したい」と立場を鮮明にし与党市議と高田氏応援団に名を連ねた。

 一方の黒田氏には旧生月町出身で同市に影響力があるとされる金子原二郎知事の支持者がつく。黒田氏は金子知事の衆院議員時代の秘書を務め、今も県政与党の一員だ。

 後援会幹部は「知事の地元後援会から推薦をもらっている。線はつながっている」と一枚岩を口にする。

■飛び交う怪文書

 今回市長選を、知事選の前哨戦とみる向きは少なくない。理由の一つが立候補予定者の動きだ。

 衆院選前後、高田氏の周辺に、知事選への立候補を表明した前ルーマニア大使の東良信氏(61)と、立候補の意向を示す県議の高比良元氏(57)が接触。支援と連携を呼びかけてきた。

 金子知事は態度を明らかにしていないが、高田氏の支持者は「白浜市長はどちらかといえば反知事派。連携は別にして2人の狙いは十分理解できる」と打ち明ける。

 ただ、平戸市には知事選の構図に収まらない特殊な事情もある。

 同市は古くから強固な保守地盤だが、地縁血縁、利害などで支持が分かれ、とかく政争が激しい地域とされる。

 過去にも国政選挙や市長選で地域が二分。その「伝統」はいまだに続いており、今回も街には怪情報、怪文書が飛び交い、市議会では議員の除名騒ぎまで起きている。

 同市の男性(70)は「支持は個人の自由だが、感情的なしこりを残すやり方は時代遅れ」とうんざり顔だ。

■行政手腕に注視

 合併後、4年を経過する平戸市。旧市町村の融合は図られてきたが、なお課題は山積する。

 市は合併間もない06年、貯金にあたる基金の大幅減に伴って「財政危機宣言」を発表。特別職や職員給与を一律カットするなどして今年9月、ようやく解除宣言した。

 しかし、今後も人口減や景気低迷で大きな税収増は見込めず、行財政改革と市民の理解、協力は不可欠となっている。

 産業面では、地域経済を下支えする農漁業の振興と合わせて、豊かな自然や教会群などの歴史遺産を生かした観光振興が浮揚のカギ。いかに経済活性化につなげるか、リーダーの手腕が問われることになる。

 「平戸の良さを全国にアピールしたい」と話す高田氏に「観光資源を起爆剤に交流人口の拡大を目指す」と言う黒田氏。知事選や地域性、市政課題といった要素が複雑に絡み合う中、市民の判断が注目される。

=2009/09/14付 西日本新聞朝刊=

668チバQ:2009/09/15(火) 20:29:12
>>658おわびって・・・
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090915ddlk42010565000c.html
朝長・佐世保市長:衆院選で自民候補支援 「誤解を招き、おわび」 /長崎
 佐世保市の朝長則男市長は14日、8月30日投開票の衆院選で自民党公認候補を支援したことについて「佐世保市のためと思ってのことだったが、誤解を招いたことについては、おわび申し上げる」と陳謝した。9月定例市議会の一般質問で、速見篤議員(社民)の質問に答えた。

 衆院選で、朝長市長は北村誠吾氏(比例復活当選)を支援。選挙期間中から「公職にある市長は中立であるべきだ」との批判が上がっていた。一般質問でも、これまで2議員が市長の見解をただした。

 14日は、朝長市長は北村氏を支援したことについて「佐世保市の山積する課題を熟知した人が議席を取ることが必要と思った」と理由を説明。政権交代があることを予測し「(北村氏が復活当選できるよう)取り組んだ」と答弁した。その上で「市民に誤解を与えたこともあったかと思う」と話した。

 市長はまた「選挙後はラグビーでいうノーサイド(敵味方がなくなり試合終了という意味)の精神でやっていきたい。主張すべきは主張し、終わったら一緒に頑張る姿勢でないといけない」と述べ、理解を求めた。【山下誠吾】

〔佐世保版〕

669名無しさん:2009/09/16(水) 19:40:11
独自候補で押しきれ!相乗りに負けるな!

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/122216

’09佐賀市長選 民主県連どう判断? 元市部長・飯盛氏に出馬要請 市議団 強気で独自候補
2009年9月16日 06:06 カテゴリー:九州 > 佐賀
 10月11日の告示まで1カ月を切った佐賀市長選で15日、同市議会の民主党市議団・民主クラブ(5人)が、元市産業部長の飯盛(いさがい)克己氏(61)に出馬を要請していたことが表面化した。市議団が独自候補擁立に動いた背景には、先の衆院選で民主党が圧勝した勢いに乗って「県都の首長」を奪取する思惑がある。しかし、衆院選で選挙協力した社民党県連合は現職の秀島敏行氏(67)の推薦を決めており、今後、民主党県連は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「政権交代が実現した今、県都の市長選に独自候補を立てないことはあってはならない」。民主党市議団の一人、藤野靖裕市議は飯盛氏擁立の意義をこう強調した。

 市長選をめぐっては現職の秀島氏が自民、民主、公明、社民の4党に推薦願を提出。既に社民党が推薦を決め、近く自民党も推薦決定する見通し。ほかに立候補を表明した無所属新人の蒲原啓二氏(63)との一騎打ちの公算が高まっていた。

 告示日が迫る中、民主党県連代表の原口一博衆院議員は衆院選で選挙協力し、16日にも発足する新政権で連立を組む社民党への配慮もあってか、「(県内の民主党は)まだ組織が弱い。力を蓄えることも必要だ」などと独自候補擁立には慎重な姿勢を見せていた。

 そして急浮上した出馬要請。藤野市議は「万が一、県連が(独自候補擁立を認めない)NGを出しても市議団だけで飯盛氏を応援する」と強気だ。

 来夏の参院選も見据えつつ社民党との協力関係を重視するのか、市議団の主戦論を容認するのか。政権党の地方組織としての力量が問われる。

■飯盛氏と一問一答 「誰かが変えねば」

 民主党佐賀市議団から出馬要請を受けた元市産業部長の飯盛克己氏は15日、西日本新聞の取材に「誰かが(現市政を)変えていかなければならないと思っている」と市政への意欲を語った。主なやりとりは次の通り。

 ‐民主党市議団とはどんな話をしたのか。

 「昨晩(14日夜)、出馬要請を受けた。告示まで時間がないが、家族や親類に相談し、今週中にも結論を出したい」

 ‐出馬する場合は民主党に推薦願を出すのか。

 「現職(秀島氏)は社民党の推薦を受け、おそらく前回同様、自民党の推薦も受けるだろう。民主党市議団にお任せしているが、私が出馬を決めたら民主党に推薦願を出したい。もっとも国政で民主と社民が連立を組んでいることもあり、難問は多い。推薦を受けられない場合は立候補しないこともあり得る」

 ‐現市政について思うことは。

 「現職には、佐賀市をどうしたいのかという大きなビジョン(構想)がない。役所内の部や課を増やし、自身の選挙に貢献した職員にポストを与えるなど行政改革に反することをしている。誰かが変えていかなければならないと思っている」

=2009/09/16付 西日本新聞朝刊=

670チバQ:2009/09/16(水) 22:50:18
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000909160004
佐賀市長選で民主市議ら飯盛氏に打診
2009年09月16日


 佐賀市長選(10月18日投開票)に独自候補の擁立を模索していた民主党佐賀市議団(5人)が、元市産業部長の飯盛克己氏(61)に立候補を打診し、飯盛氏も「現職の秀島市政のままで良いとは思わない」と出馬に前向きの姿勢を示していることが15日、分かった。飯盛氏は、前回市長選に民主推薦で立候補した前市長が在職当時の市幹部。民主推薦候補となれば、政権交代直後の「民主」対「自民」の激しい市長選となりそうだ。


 飯盛氏は15日、朝日新聞社の取材に対し、「14日に民主党市議団から立候補を要請された」と説明。1、役職の増設など市職員優遇の姿勢が行財政改革に逆行2、市政運営のビジョンに欠ける――などを出馬理由に挙げ、「秀島市政の問題点について市議団と認識を共有した。佐賀市を思う熱意に気持ちを揺り動かされており、立候補については前向きに検討したい」と述べた。


 飯盛氏は48年、佐賀市生まれ。木下敏之・前市長の下で同市総務部副部長、産業部長などを歴任。秀島市政になって、佐賀中部広域連合に事務局長として派遣され、今年3月末に定年退職した。現在は佐賀リハビリテーション病院(同市南佐賀1丁目)の事務長を務めている。


 飯盛氏は「今週中にも街づくり団体役員や市役所OBなどの支持者らと相談して、立候補するかどうかの判断を民主党市議団に伝える」としている。同市議団は、飯盛氏が立候補の意向を正式に回答した段階で、同党県連に報告。同党県連は臨時の役員会か常任幹事会を開き、党推薦候補とするか判断するという。


 同市長選には、自民主導で再選に向けた立候補への地ならしが進んだ現職の秀島敏行氏(67)=社民推薦=と、新顔の佐賀大学客員教授、蒲原啓二氏(63)が出馬の意向を表明している。

671名無しさん:2009/09/17(木) 20:43:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/122431

佐賀市長選 民主の元市部長への出馬要請 社民、不快感あらわ
2009年9月17日 00:53 カテゴリー:九州 > 佐賀
 任期満了に伴う佐賀市長選(10月11日告示、18日投開票)で、同市議会の民主党市議団が、元市産業部長の飯盛(いさがい)克己氏(61)に立候補を要請していたことが表面化した16日、現職の秀島敏行氏(67)への推薦を決めている社民党県連合の関係者からは「民主党との協力関係を見直すこともある」との声が上がった。

 「今日は、政権交代で鳩山内閣が発足した歴史的な日。連立政権のパートナーとして、佐賀でも連携を深めていこうとする矢先にほおをたたかれた思いだ」。社民党県連合の徳光清孝副代表は不快感をあらわにした。

 5市町村の合併後初となった2005年の前回市長選では、民主党県連が旧佐賀市長の木下敏之氏を、社民党県連合は秀島氏をそれぞれ推薦し、激戦を繰り広げた。

 しかし、国政選挙では民主と社民は良好な関係を維持。前回市長選の直前に実施された05年の衆院選、07年の参院選、先の衆院選と3度にわたって選挙協力が実現。「市長選の怨念(おんねん)を超えて蜜月関係を構築してきた」との思いが民主、社民双方の共通認識だった。

 今回の市長選でも社民党県連合幹部は「民主党は(独自候補擁立という)横暴な決定はしないだろう」(牛嶋博明・社民党県連合代表)と、あうんの呼吸で「秀島支援」に向け足並みをそろえられると踏んでいた。

 それだけに、民主党市議団による飯盛氏への出馬要請は社民党県連合にとって寝耳に水。徳光副代表は「民主党が佐賀市長選で独自に候補者を擁立すれば、すべての協力関係は解消される」と強くけん制した。

=2009/09/17付 西日本新聞朝刊=

672チバQ:2009/09/17(木) 22:00:13
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090917ddlk45010509000c.html
選挙:宮崎市長選 斉藤市議を擁立へ−−津村氏友好会派 /宮崎
 来年1月24日投開票の宮崎市長選で、引退を表明した津村重光市長(61)を支援する複数の市議会会派が、斉藤了介市議(43)=政新会、1期=を擁立する方向で固まりつつあることが16日、分かった。友好会派内で「津村市長の路線を継続する若手の擁立を」との意見が出た。各会派で意見を調整して近日中に合意に達する見込み。

 15日に市長を支援する複数の会派代表が会合を開いた。この中でベテラン市議から、斉藤氏擁立の提案があった。各会派は提案を持ち帰り、17日に会派の意見を回答するが、近く擁立が決まるものとみられる。

 斉藤市議は会社員を経て07年に初当選。毎日新聞の取材に対して「今は何も言えない」としている。

 同市長選には元佐土原町長の戸敷正氏(57)が立候補を表明している他、宮崎市区選出の県議・武井俊輔氏(34)が支援者の打診を受けて出馬を検討している。【種市房子】

673名無しさん:2009/09/17(木) 22:46:03
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1420004.article.html

佐賀市長選 民主市議団の飯盛氏出馬要請 連立与党内に波紋
 任期満了に伴い10月11日に告示される佐賀市長選で、民主党市議団(5人)が元市産業部長の飯盛克己氏(61)に出馬を要請した。2期目を目指して出馬表明している秀島敏行氏(67)の市政運営に不満を持つ市議団が、政権交代を果たした衆院選の勢いをかって県都の市長の座を狙う。ただ、県連幹部とは微妙な温度差もあり、さらに衆院選で選挙協力し秀島氏の推薦を決めている社民党とは反目する形になる。来夏の参院選もにらみ、民主県連の対応が焦点になっている。

 「知事や政令指定市長の選挙で、自民と相乗りを避けるのが党の基本スタンス。県都の市長選で立てない選択肢はない。現市長の手法が納得できない職員も多い」。市議団の一人は擁立に動く理由を説明する。

 市長選には秀島氏と、佐賀大客員教授、蒲原啓二氏(63)が出馬表明している。前回は自民と社民の推薦を受けた秀島氏が、民主推薦の現職をきん差で破って初当選。今回も民主の動向が焦点となっていた。

 民主市議団は昨年から複数の人物と接触を重ねてきた。だが、衆院選での社民との共闘を重視して動きを”封印”。衆院選で地元佐賀1区も勝利したことを受け、候補選びが再燃した。

 ただ、県連幹部には慎重論もあり、党を挙げての擁立劇とはいえない。対応を協議した5日の常任幹事会で原口一博代表は「状況は極めて流動的。市議団の議論を見ながら対応する」とした。

 内部には「衆院選の勢いではなく市民の支持が得られる大義が必要」「市長選と同時に市議選もある。戦う体制はできるのか」という懸念もあるが、ある市議は「万が一、県連が推薦しなくても市議団が全面支援して戦う」と強気だ。

 出馬要請を受けた飯盛氏は、現市政を「将来のビジョンがなく、役職を増やすなど行財政改革に逆行している。自らの選挙に貢献した職員を優遇している」と批判。「前向きに検討する」とし、週内にも結論を出す。

 こうした動きに、社民党県連の牛嶋博明代表は「選挙まで1カ月切った今、こんな動きが出ていることに驚く。(民主県連から)連絡があればしっかり説明を聞きたい」と話す。別の幹部は「衆院選大勝でうぬぼれていないか。国政選と地方選は事情が違う」と不快感をあらわにする。

 民主県連幹部は「市政を4年間見てきた市議の意見は大切。だが、時間と体制の問題も重要。まずは飯盛氏の意向」と話す。

2009年09月17日更新

674チバQ:2009/09/19(土) 14:29:53
広島に続きこちらも乱立模様
ただし、71歳の新人なんてとても・・・
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/122913
長崎県知事選に押渕氏出馬意向 県議、医師
2009年9月19日 00:12 カテゴリー:政治 九州 > 長崎
 来年3月の任期満了に伴う長崎県知事選に、同県議で医師の押渕(おしぶち)礼子氏(71)=長崎市区選出=が無所属で立候補する意向を固めたことが18日、分かった。

 押渕氏は同日、民主党長崎県連に推薦願を提出。推薦願で「若者が希望を持ちお年寄りが安心して暮らせるふるさとづくりのため、知事選に立候補する。多選を阻止し、公正・公平な県政を推進する」としている。押渕氏は本紙の取材に対し「民主党の推薦が得られるよう頑張る」と述べた。

 押渕氏は長崎大医学部卒。2003年4月から県議。自民党系会派に所属していたが8月に離脱し、現在無所属。

 知事選にはこのほか、前ルーマニア大使の東(ひがし)良信氏(61)が立候補を表明。民主党県議の高比良元(はじめ)氏(57)も立候補の意向を示している。金子原二郎知事(65)も意欲を示しているものの、立候補の明言は避けている。

=2009/09/19付 西日本新聞朝刊=

675名無しさん:2009/09/20(日) 01:10:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/123130

衛藤会長が辞意表明 自民県連役員会 公選で後任選出へ
2009年9月20日 00:28 カテゴリー:九州 > 大分
 自民党県連の衛藤征士郎会長は19日、大分市であった県連役員会で、衆院副議長に就任したことを理由に会長を辞任すると表明した。役員会は全会一致で了承、会長選挙を実施し、新会長を選出することを決めた。

 県連は来年夏の参院選候補者を選ぶ公募方法の見直しを決めており、この作業も新会長のもとで体制を一新して当たるべきだと判断。会長代行を置かずに、会長選挙を実施する方向になった。県連は25日の常任総務会で了承を得た後、党員による会長選挙の準備に入る。月内にも告示され、10月中に新会長が決まる。

 衛藤氏は役員会の冒頭、「衆院副議長の職務に専念するため、県連会長の職を辞することにしました」と辞意表明した。

=2009/09/20付 西日本新聞朝刊=

676名無しさん:2009/09/20(日) 01:12:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/123142

知事選 民主が候補選考委 月内発足 10月末までに決定
2009年9月20日 00:38 カテゴリー:九州 > 長崎
 民主党県連は19日、常任幹事会を開き、来年3月の任期満了に伴う知事選に擁立する候補を選ぶため、月内にも選考委員会を発足させることを決めた。10月末までに候補者を決める予定。渡辺敏勝幹事長は「県政でも与党となるために『勝てる候補』を選ぶ」としている。

 県連によると、メンバーは衆参の国会議員8人と県連常設の選対委員会三役の計11人。知事選で、立候補を表明している前ルーマニア大使の東良信氏(61)と立候補の意向を示している民主党県議の高比良元氏(57)と県議の押渕礼子氏(71)が県連に推薦願を提出しており、選考委ではこの3人への対応や新たな候補者の人選を行う。

 大勝した衆院選後初めての常任幹事会ということもあり、公務で欠席した西岡武夫参院議員以外の国会議員7人が勢ぞろい。長崎1区で当選した高木義明県連代表は「(大勝の要因は)民主党の政策よりも、自民党政権を一度変えてみようという国民の民意だ。勝って兜(かぶと)の緒を締めよ。これから、身を引き締めて頑張ろう」とあいさつした。

=2009/09/20付 西日本新聞朝刊=

677名無しさん:2009/09/20(日) 10:43:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090920/06.shtml

9月20日のながさきニュース
長崎新聞

民主県連、選考委で知事選候補人選へ 10月末までに絞り込み
 民主党県連(高木義明代表)は19日、長崎市内で衆院選後初めての選挙対策委員会と常任幹事会を開き、任期満了(来年3月1日)に伴う知事選への対応について、国会議員8人と選挙対策委の三役の計11人で組織する選考委員会を立ち上げ、同党としての独自候補の人選を進めることを決めた。早ければ今月中にも発足させ、10月末までに絞り込む。

 同県連にはこれまで同党県議の高比良元氏(57)=長崎市選出=、前ルーマニア大使の東良信氏(61)、県議の押渕礼子氏(71)=同=の3氏が知事選への推薦願を提出。選考委では3氏の中から選ぶのか、別の候補者を擁立するのかを白紙の状態から協議していく。

 この日、先に開かれた選挙対策委では県内小選挙区で全勝した衆院選の総括をした後「国政では政権与党になった。県政も民主党として主体的にかかわるべきで、勝てる独自候補を擁立するべきだ」との考えで一致。選考委を立ち上げることを決め、常任幹事会でも了承された。

 常任幹事会には西岡武夫参院議員を除く7人の国会議員が出席。知事選について山田正彦衆院議員は「一致協力して県民の期待に沿う政治を実現させたい」、大久保潔重参院議員は「しっかりとした候補者を擁立し一丸となって戦い勝利したい」と述べた。

678名無しさん:2009/09/20(日) 10:45:45
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000909200002

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肥後副市長が立候補の意向 小林市長選
2009年09月20日



 来年4月に任期満了を迎える小林市長選に、副市長の肥後正弘氏(64)=同市細野=が立候補する意思を固めたことが19日、分かった。9月末で退職し、10月中旬に会見して正式表明する。


 朝日新聞の取材に対し、肥後氏は支援者と協議して後援会づくりを急ぐ考えを示した上で、「まず小林市立病院の医療態勢を確立させたい。合併や地方分権に対応した足腰の強いまちづくりに取り組みたい」と語った。福祉や商工関係者を中心に出馬要請を受けているという。


 肥後氏は同市出身。71年に市役所入り。旧小林市福祉事務所長や財政課長、監査委員事務局長などを歴任し、03年6月に収入役に就任。07年4月から副市長を務めている。


 堀泰一郎市長(74)は今期限りで引退。これまでに元参院議員の小斉平(こ・せ・ひら)敏文氏(59)と、建設会社社長の鮫島憲明氏(60)が立候補を表明している。

679とはずがたり:2009/09/20(日) 11:35:33
>>674>>364
押切女史が所属してたのは2人会派無所属新風で>>674には自民系会派となってるけど,相方は元自民党公認候補ながら民主・山田支援を受けた候補なんで少なくとも民主・自民からは中立か等距離的な会派なんじゃあないのでしょうかねぇ。

長崎市 定数14−候補16 (選管確定)→自4民4公2共1社1無2/無2
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 16,714(8.6%) 堀江 ひとみ 48 共産 新 1 党県常任委員
当 15,956(8.2%) 江口 健 56 公明 現 2 党県幹事長
当 14,988(7.7%) 小林 駿介 59 公明 現 2 党県副代表
当 14,056(7.3%) 押渕 礼子 68 無所属 現 2 医師=新風クラブ所属→◆無所属新風→県知事選出馬表明・民主に推薦申請・所属してた自民系会派も離脱
当 13,908(7.2%) 渡辺 敏勝 59 民主 現 2 党県幹事長代理
当 13,685(7.1%) 高比良 元 54 民主 新 1 市民団体顧問・(元)県企画調整課企画監(02退職)・三和町長(03〜05)・長崎市議(05〜07)→長崎県知事選出馬表明,民主に推薦依頼。
当 13,303(6.9%) 佐藤 了 66 自民 現 4 福祉法人理事
当 12,836(6.6%) 高比良 末男 58 民主 現 2 党県副代表
当 12,771(6.6%) 中山 功 58 自民 現 3 介護団体理事
当 12,371(6.4%) 陣内 八郎 57 民主 新 1 県職員組合役員
当 11,470(5.9%) 浅田 眞澄美 40 無所属 新 1 会社社長・元自民党浅田五郎の女→■3人会派創爽会所属
当 11,286(5.8%) 野本 三雄 69 自民 現 4 設計会社長
当 10,072(5.2%) 下条 文摩左 57 自民 新 1 長崎市農業委員
当 8,877(4.6%) 金子 三智郎 59 社民 新 1 労組執行委員長
□ 7,301(3.8%) 岩永 賢一 49 無所属 新 団体事務局長=新幹線反対
□ 3,932(2.0%) 川口 龍彦 54 無所属 新 学校法人理事


壱岐市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,234(48.4%) 山口 壮三 66 無所属 現 2 市軟野連会長・旧郷ノ浦町助役・民主山田氏支援・新風クラブ所属→一人会派◆無所属新風所属(押切女史の加入で2人会派へ)
□ 6,278(32.9%) 山本 啓介 31 自民 新 (元)衆院議員秘書(谷川弥一)
3,564(18.7%) 坂本 和久 42 無所属 新 市民団体代表

680とはずがたり:2009/09/20(日) 11:36:05
>>679
×押切 ○押渕

681名無しさん:2009/09/21(月) 11:06:03
現在位置:asahi.com> マイタウン> 長崎> 記事

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000909210002

民主 10月末までに
2009年09月20日

 ◇知事選 独自候補選定


 民主党県連の選挙対策委員会と常任幹事会が19日、長崎市内であり、来年3月1日の任期満了に伴う県知事選について、8人の国会議員と渡辺敏勝幹事長らで作る選考委員会を立ち上げ、遅くとも10月末までに独自候補を擁立することを決めた。この日までに3人から推薦願が出されたことも報告された。


 渡辺幹事長によると、知事選への対応として、(1)県連として主体的に候補を立てる(2)勝てる候補を選ぶ、という方針を決めた。推薦願は、同党の高比良元(はじめ)県議(57)、元内閣府審議官の東(ひがし)良信氏(61)、押渕礼子県議(71)=無所属新風=から出された。渡辺幹事長は「衆院選の結果を見て、『民主党が推薦しないと勝てない』と踏んでいるのだろう」と話した。


 ただ、この3人について、国会議員の一人は「3人とも本命ではない」と話しており、県連は3人以外から選ぶことになるとみられる。

682名無しさん:2009/09/21(月) 11:30:04
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=20341&amp;catid=74

市議斉藤氏出馬へ 宮崎市長選
2009年09月20日



 来年1月24日に投開票される宮崎市長選に、同市議の斉藤了介氏(43)が出馬する意向を固めたことが19日、分かった。



 宮崎日日新聞社の取材に対し、斉藤氏は「市民のために役立ちたいと決意した」と語った。

 月内にも正式表明する見通し。

683チバQ:2009/09/22(火) 23:16:22
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000909180001
任期77日なのに3氏名乗り
2009年09月18日

 ■前原市長選20日告示


 前原市長選が20日、告示される。任期満了に伴う選挙だが、同市は来年1月1日に二丈、志摩両町との合併を控えており、今度の市長の任期は10月16日から77日間。そこへ3人が名乗りを上げ、合併後の糸島市長選の前哨戦の様相も見せている。


 立候補の準備を進めているのは、再選を目指す現職の松本嶺男氏(65)、新顔で環境デザインコンサルタント会社社長の佐藤俊郎氏(56)、新顔で行政書士の加納義郎氏(41)。松本氏は自民と公明、佐藤氏は民主と社民党糸島総支部の推薦を得た。加納氏も共産が支持する。


 当初、松本氏だけが立候補を表明していたが、糸島市長選をにらんで活動していた佐藤氏が8月末に表明。9月に入って加納氏も表明した。


 前原市は農業が基幹産業だが、80年前後からJR筑肥線の電化などを背景に福岡市のベッドタウン化が大きく進み、福岡市西区、志摩町との境には九州大伊都キャンパスの移転が進む。市によると、人口が急増した分、下水道やごみ・し尿処理施設などの基盤整備の経費もかさんだ。1市2町の合併で、財政基盤強化や九大と連携を強化した糸島地域一帯のまちづくりを図る。


 3人とも、合併から50日以内に実施される糸島市長選への意欲を示す。


 元県職員の松本氏は、行財政改革や全中学校への給食導入、合併実現などの実績を強調。「新市スタートへの準備をやり遂げる」と意気込む。


 佐藤氏は「知識を新しい糸島像づくりに生かしたい」と唱え、政権交代に伴い、「前原市政も変わらなくては」と公共事業見直しなどを説く。


 市民オンブズマンや住民訴訟の活動をしてきた加納氏は、県・市が進める新たな道路建設や九州電力の送電線計画への反対を掲げている。


 3氏の対決は衆院選に似た構図となったが、懸念されるのが投票率の伸び悩み。4年前の9月の衆院選は70%だったが、10月の市長選は55%。今回も直前に衆院選があった上に、合併が間近で市民にどれだけ浸透できるかが課題とみられる。県選管によると、合併直前に首長の任期満了が来ても任期を延ばせるような特例はない。市選管によると、選挙を1回実施すると人件費など1千万円余りの予算が必要になるという。

684チバQ:2009/09/23(水) 11:01:00
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090915ddlk43010606000c.html
熊本市議会:区割り審議会設置へ、特別委可決 紛糾の可能性も /熊本
 熊本市議会の政令市実現に関する特別委は14日、政令市移行後の区割りを協議する「行政区画等審議会」の設置議案を全会一致で可決した。18日の本会議で可決・成立の見通しで、市民と密接な関係がある区役所問題の話し合いが始まる。

 審議会は、区の数や面積、名称、区役所の位置などを話し合い、市議会で正式に議決する。政令市になると、市民は新設される区役所で住民登録などの手続きをするようになるため、区割りは最大の課題になる。

 植木町との合併協議会で熊本市は、区役所の位置について「植木町役場とする」との考えを示して合意を取り付けるなど、合併の成否にもかかわる重大事だった。今年4月に政令市になった岡山市の場合も、審議会は3区制の結論を出したが、市は地域を一部入れ替えて議会に提案し、最終的に4区制となった経緯がある。熊本市の場合も区割りで紛糾する可能性がある。

 また、市議会と県議会も区単位で選挙区を作る。合併特例法で政令市になった5市の審議会では、利害がからむ議員は委員になっていない。

 特別委員会では、議員を委員に選任するよう求めたり、区役所の設置場所で法定協の決定がどの程度影響するのかをただしたりする質問が出た。市は「人選はこれから検討する」「審議会に法定協の決定事項として報告するので、白紙ではない」と、従来の主張を繰り返した。【結城かほる、和田大典】



http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121941
事務権限移譲や区役所機能 昇格協議本格化へ 熊本市などの合併 議案、県議会可決
2009年9月15日 09:55
 熊本市に植木、城南両町を編入合併する廃置分合議案が14日の県議会で可決され、県内の合併に向けた手続きが終了した。市は既に政令指定都市推進本部(本部長=幸山政史市長)を発足させ、昇格の準備を進めている。今後は県からの事務権限移譲や政令市に設置される区役所の機能に関する協議などが本格化する。

 政令市移行の具体的なスケジュールの第1歩は「行政区画等審議会」の設置から始まる。来年3月23日の新・熊本市の誕生を経て、総務省との事前協議もスタート。市は政令市としてのビジョンや財政状況、事務処理能力など総合的なチェックを受ける。

 その後は、県議会と市議会で政令市移行を求める意見書の採択などが行われ、政府が閣議決定後に政令を公布。順調に進めば、熊本市は12年4月1日に政令市に昇格する見込みだ。

 政権交代で省庁の事務作業の遅れが懸念されているが、市は「今のところ、遅れは特にない」(幹部)としている。

 熊本市と県は、県から市に移譲する事務の洗い出しを終えており、移譲の協議は両者の事務方でつくる「県市連絡協議会」が行う。同協議会の設置は県議会閉会後の10月中旬以降になる見通し。

 協議会では、教職員採用など法律で移譲が決まっている事務のほか、2級河川の管理事務など任意の事務権限の移譲も話し合う。

 政令市の特徴となる区役所の機能について、幸山市長は、市民生活に密接したサービスの大半を受けられる「大区役所を目指す」としている。

 市は先月末、区役所の機能について各局のヒアリングを実施。住民票発行など窓口業務のほか、生活保護の申請や障害者手帳の交付など介護・福祉機能を区役所に移管する方向性を示した。一方で、道路管理や水道料金収納などは「区役所に下ろすべきでない」との意見も出ている。

 市政令指定都市推進室はこのヒアリング結果をまとめ、10月開催予定の推進本部に素案を提出する方針だ。

=2009/09/15付 西日本新聞朝刊=

685チバQ:2009/09/25(金) 21:37:07
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090925ddlk41010468000c.html
選挙:佐賀市長選 飯盛氏、時間不足理由に出馬断念 民主の独自候補困難か /佐賀
 任期満了に伴う佐賀市長選(10月11日告示、18日投開票)で、民主党市議団から出馬を要請されていた元市産業部長の飯盛(いさがい)克己氏(61)が立候補断念を決め、党市議団に伝えたことが24日、分かった。8月の衆院選で圧勝したことを受け、党市議団は独自候補擁立を目指してきたが、告示日が迫り、独自候補擁立は困難な情勢だ。

 飯盛氏は14日に市議団から要請され「政策に信念やビジョンが見られない」などと現市政に批判的な立場から出馬を検討していた。

 飯盛氏は毎日新聞の取材に対し、「選挙まで時間がなく、十分な支援が得られる見通しにない」などと立候補断念の理由を挙げた。民主党県連内に独自候補擁立に慎重な意見があることも、判断に影響したとみられる。

 市長選には、再選を目指す現職の秀島敏行氏(67)と、新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏(63)の2氏が出馬を表明している。

 両氏はすでに民主党県連に推薦願を出している。党県連は、市議団の意向も含めたうえ、10月4日の常任幹事会で対応を決める。

 党市議団は常任幹事会まで改めて独自候補を模索する構えだが、「時期的に厳しくなった」と擁立は難しいとの認識も示した。

 候補擁立を見送った場合、党県連は両氏の推薦願への対応を検討するが、自民が推薦を出すとみられる現職への相乗りには反発が必至。この場合、両氏とも推薦せず、自主投票とする可能性もある。

 一方、国政で民主と連立政権を組む社民党県連は秀島氏の推薦を決定。候補擁立を模索する民主の動きに不快感を示している。【姜弘修】

686名無しさん:2009/09/26(土) 12:30:45
残念……。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090925-OYT8T01189.htm

佐賀市長選飯盛氏が出馬断念 民主、候補擁立見送りか
 民主党市議団は24日、佐賀市長選(10月11日告示、18日投開票)への立候補を要請していた元市産業部長・飯盛(いさがい)克己氏(61)が立候補を断念したと同党県連に伝えた。

 県連によると、飯盛氏は、政策を訴える時間が足りないことや家族の反対を理由に、市議団に立候補断念を伝えたという。

 市議団は、政権交代の余勢を駆って独自候補の擁立を目指し、14日に飯盛氏に出馬を要請。しかし、衆院選で民主党と選挙協力した社民党県連合は現職・秀島敏行氏(67)の推薦を決めており、こうした市議団の動きに不快感を示した。民主党県連内にも、来夏の参院選をにらみ、社民党との関係悪化を心配する声があった。

 市長選には秀島氏のほか、新人の佐賀大客員教授・蒲原啓二氏(63)が立候補を表明している。飯盛氏擁立に動いた藤野靖裕市議は「あくまでも(独自候補の)擁立を検討する」と話すが、民主党県連の園田泰郎・代表代行は「市議団は市議選の準備に忙しく、別の人物を擁立するのは難しいと思う」としており、秀島、蒲原両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

 民主党県連には両氏から推薦願が出されている。県連は10月4日の常任幹事会で対応を検討するが、園田代表代行は「自主投票もあり得る」と話している。

(2009年9月26日 読売新聞)

687名無しさん:2009/09/26(土) 18:03:53
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090926ddlk41010298000c.html

佐賀市議会:減量本、小説で「勉強」 政務調査費使途、オンブズマンに回答 /佐賀
 議員活動との関係が不明りょうなダイエット本などを政務調査費で購入するのはおかしいなどとして、佐賀市議会の政務調査費の使途改善を申し入れていた「市民オンブズマン連絡会議・佐賀」に対し、各市議は25日、同費用の使途について文書で回答した。

 政務調査費は議員1人あたり年60万円。オンブズマンは08年度分の同費用について情報公開請求し、使途を精査。その結果、ダイエット本や大衆小説購入に使われていたことなどが判明。オンブズマンは今月1日、市議会に改善を申し入れた。

 図書購入で指摘を受けた8議員は全員が回答。「夜中にラーメンを食べても太らない技術」という新書を購入した議員は「特定検診、メタボ対策について理解を深めるため」と釈明。北方謙三の歴史小説やジョン・グリシャムのミステリーを買った議員らは「浅学の身では専門書を読み下すのは困難。平易な入門書や小説で勉強している」などとした。

 オンブズマンの味志陽子事務局長は「言い訳がましい。一般教養や娯楽の本は私費で購入すべきだ」と指摘している。

 一方、政務調査費を使った視察で、他の議員の視察報告書を「丸写し」していた議員は報告書を再提出した。

 オンブズマンは10月の選挙後の次期議会でもチェックを続けるという。【姜弘修】

688名無しさん:2009/09/27(日) 12:03:49
http://www.asahi.com/national/update/0926/SEB200909260014.html

市長選中にブログ更新容疑 阿久根市長を書類送検2009年9月26日16時8分
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 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が昨年8月の同市長選期間中、インターネットの日記(ブログ)を更新したのは公職選挙法違反(文書図画の頒布)の疑いがあるとして、県議らが刑事告発していた問題で、鹿児島県警が同法違反容疑で竹原市長を鹿児島地検に書類送検していたことが26日、わかった。

 書類送検は今月10日付。地検などによると、同市長選に立候補した竹原市長は昨年8月24日の市長選告示以降もブログを更新し続け、県警や市選管の注意を受け入れず、同29日までブログで他候補の批判や自らの政策の主張を掲載した疑いが持たれている。

689名無しさん:2009/09/27(日) 17:35:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009092700120

杵築市長に八坂氏(大分)
 八坂恭介氏(64)=無所属・現=が無投票で再選。(27日告示)(2009/09/27-17:15)

690チバQ:2009/09/28(月) 12:19:09
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20090928-OYS1T00198.htm
前原市長選、自・公推薦の松本さんが再選


再選を果たし、万歳する松本氏(中央) 前原市長選は27日投開票され、現職・松本嶺男さん(65)(自民、公明推薦)が、いずれも新人の環境コンサルタント会社社長・佐藤俊郎さん(56)(民主、社民推薦)と行政書士・加納義郎さん(41)(共産支持)を破り、再選を果たした。同市は志摩、二丈両町と合併、来年1月1日に糸島市となるため、任期は10月16日から12月31日までの77日間。

 前原市南風台8の事務所では、当選が確実になると、集まった支持者から「やった」「おめでとう」と祝福の声が上がり、歓喜の渦が広がった。松本さんは「皆さんの支援のおかげ。ありがとうございました」と何度も頭を下げた。

 選挙戦で松本さんは、合併に道筋をつけたことや、36億円近い歳出削減など、1期4年の行財政改革の実績を強調。政権交代の影響を警戒して政党色は抑えながら、保守中心の基盤固めと支持拡大を図り、8、9月に相次いで出馬表明した新人2人を振り切った。

 松本さんは「実績を評価していただいた。新市へのつなぎ役をしっかりと果たしていきたい。市民力を生かしたまちづくりの仕上げをやり遂げ、糸島市長選に臨みたい」と決意を語った。

 佐藤さんは環境と自然を生かしたまちづくりなどを掲げ、加納さんは公共工事中止など市政刷新の必要性を訴えたが、届かなかった。

(2009年9月28日 読売新聞)

691とはずがたり:2009/09/28(月) 12:37:10
>>690
くそー,惜しいっすねぇ。。
佐藤氏は今から合併先の二丈町・志摩町両町をどぶ板せよ!

選挙:前原市長選 松本氏、「逆風」抑え再選 「合併作業、仕上げ」と抱負 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090928ddlk40010174000c.html

 任期満了に伴う前原市長選は27日投開票され、現職の松本嶺男氏(65)=自民、公明推薦=が環境デザインコンサルタント、佐藤俊郎氏(56)=民主、社民推薦=と行政書士、加納義郎氏(41)=共産支持=の新人2人を破り、再選を果たした。前原市は来年1月1日、志摩、二丈両町と合併し、「糸島市」が発足するため、市長の任期は今年いっぱいの77日。当日有権者数は5万4244人。投票率は前回を6・11%下回る48・63%。

 同市南風台の選挙事務所で、松本氏は「各種団体、支援者のお陰。任期は2カ月半だが、合併作業を完全に仕上げる▽行財政改革の推進▽子育て支援などネットワークの構築、を更に進める」と抱負を語った。

 松本氏は自民・公明が衆院選で敗退という逆風下、市商工会など約50団体の推薦を受けながらも、告示前は支持者や支援団体をこまめに回る“どぶ板”に徹したことが再選につながった。

 一方、佐藤氏は得意分野の「景観を生かした町づくり」などを訴え、民主の追い風に乗ろうとしたが、今年7月、中央区から前原市へ転居したばかりで、知名度不足は否めなかった。加納氏も「小学校給食の民営化などの白紙撤回」などを訴えたが、届かなかった。【竹田定倫】

==============

 ◆開票結果=選管最終発表

当 11,915 松本嶺男 65 無現
   9,682 佐藤俊郎 56 無新
   4,500 加納義郎 41 無新

==============

松本嶺男(まつもと・みねお) 65 無現(2)

 市長[歴]福岡西陵高PTA会長▽県企画振興部長▽福岡北九州高速道路公社理事▽福岡大=[自][公]

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2009年9月28日 地方版

692チバQ:2009/09/28(月) 22:47:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090927-OYT8T00677.htm
枕崎市長選に現職と前市長が出馬へ
 来年1月の任期満了に伴って行われる枕崎市長選に、前同市長・神園征氏(65)が無所属で立候補することを27日、表明した。現職・瀬戸口嘉昭市長(68)も9月議会で、2期目を目指しての出馬を明らかにした。

 神園氏は同市出身。2002年1月の市長選で初当選を果たしたが、06年1月の選挙戦で瀬戸口市長に敗れた。

 記者会見した神園氏は「現市政は、合併問題に自信を見せていたが実現しておらず、ほかにも様々な問題が解決していない。偽りの政治であり、市民は不満を抱いている。開かれた市政の復活、再生をキーワードに、もう一度市政に携わりたいと思った」と話した。さらに、「行政と市民が協力し合う市民協働を呼びかけ、行財政改革などに取り組む」と抱負を語った。

 瀬戸口市長は9月議会で、「市民の協力を得て全力で行革に取り組み、成果を挙げることができた。今後も、市民の支援があれば引き続き市政を担当させていただきたい」と出馬を明らかにした。

(2009年9月28日 読売新聞)

693名無しさん:2009/09/29(火) 21:48:59
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00163727.html

宮崎・東国原知事、新大臣を訪問し中立アピール 「わたしはずっと中立」

鳩山政権の大きな火種となっている亀井金融担当相の強気の発言が止まらない。一方、自民党の総裁候補にも取りざたされた宮崎県の東国原知事が新大臣を訪問し、中立をアピールした。
相次いで難問が押し寄せる前原国交相のもとに28日、東国原知事がやってきた。
前原国交相は「意外と(報道陣)少ないね」と述べた。
東国原知事が「いやー、大変ですね」と話しかけると、前原国交相は「政権交代なので、今までのしがらみにとらわれず、ゼロベースで事業を見直すいいチャンス」と述べた。
すると、東国原知事は「おっしゃる通りですね」と述べた。
東国原知事は7月、自らを総裁候補とすることを条件に、自民党からの出馬に意欲を見せていた。
しかし、鳩山政権発足後は「わたしの座右の銘は友愛なんですよ」と語っていた。
その東国原知事は、道路などインフラ整備の所管である前原国交相のもとに就任祝いに訪れた。
訪問後、東国原知事は「わたしはずっと中立、ニュートラルな立場ですからね。(就任祝いに生キャラメル?)そうです、安いですかね」と述べた。
東国原知事はその後、同郷の福島消費者・少子化担当相を訪問した。
東国原知事は「よく(宮崎に)お戻りになっているといううわさは、お聞きしています」と語った。
一方で、大阪府の橋下知事は28日、「目が覚めたんじゃないでしょうか。民主党自身、何かちょっとでも昔のやり方に戻ったりすれば、簡単にひっくり返される」と、新政権にもの申した。
27日に投開票が行われた堺市長選挙で、民主党は、自公が推薦する候補に相乗り支援した。
その候補が、橋下知事が支援した竹山修身氏に敗北した。
こうした中、中小企業の返済猶予など、いわゆる「モラトリアム」法案の扱いをめぐり、ほかの閣僚との温度差が際だつ亀井金融担当相。
27日は「鳩山友愛、言葉だけで言ったって、中身なんだ友愛というのは。友愛をこういう形で、返済猶予ということでも具体的に実現していく。亀井が友愛の精神を実行してくれてると思ったら、(鳩山首相は)おれを更迭なんてできっこない」と述べた。
政策の方向性を協議する閣僚委員会に28日、初めて出席する亀井金融担当相は「(自信は?)自信? 地震は常に起きるけどさ」と語った。
(09/28 18:41)

694名無しさん:2009/09/29(火) 22:02:07
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090928-OYT1T01039.htm

自民、眼中にない?東国原知事「私はもう…」


福島少子化相を訪ねた宮崎県の東国原知事 ドキュメント民主政権(28日)

 ――東京・霞が関の中央合同庁舎4号館、28日午後2時2分 宮崎県の東国原英夫知事が少子化対策などの要望で、福島少子化相を訪れた。この日は前原国土交通相とも面会した。鳩山政権との“接触”は初めてだ。

 福島氏との会談後、鳩山政権の感想を記者団に聞かれると、「新しい政権が新しい政策に向かい、国を変えていくという新鮮さを感じる」と評価した。

 話題は自民党総裁選に及び、谷垣新総裁について「自民党さんのお歴々の中で、最も不快な気持ちにされなかった方」と評した。さらに記者団から「東国原さんが出た方がよかったという思いもあるか」と誘い水を向けられると、「私がですか? 私はもうね……」と、言いよどむ一幕も。

 先の衆院選では自民党総裁への就任を条件に、同党からの出馬を一時模索した東国原氏。野党に転落した同党は、もはや「視界の外」なのかもしれない。

 ――内閣府、午後1時 政府の国家戦略室に設置された「予算編成のあり方に関する検討会」が初会合を開いた。

 「国家戦略室にとって、正式な形で会議を開くのは初めてのことだ」

 菅国家戦略相は感慨深げにこう語った。というのも、同室は現時点でスタッフの確保がままならないなど、存在のあいまいさを払拭(ふっしょく)できていないためだ。

 ――自民党本部、午後2時37分 「よって谷垣禎一君が当選者に決定しました」。自民党両院議員総会で本命の谷垣氏が新総裁に選出された。笑顔で四方に頭を下げた後に登壇し、「この私に『先頭に立て』と命令を与えていただいた」と党再生への決意を語った後、最後をこの言葉で締めた。

 「みんなでやろうぜ!」

 谷垣氏の決意を聞いた新人の小泉進次郎衆院議員は記者団に、「国民は『今までの自民党と大して変わらないんじゃないか』と思っているかもしれない。だからこそ、新総裁には裏をかいてズバッと大胆な改革をしていただきたい」と述べた上で、こう続けた。

 「みんなでやれば、国民の方々がいつか『自民党と一緒にやろうぜ』と思ってくれるのではないか」

(2009年9月28日23時13分 読売新聞)

695niniyosi:2009/09/30(水) 21:43:20
http://blogs.yahoo.co.jp/ramonet0916

詐欺師のさとう俊郎は前原市民を馬鹿にしすぎています。この詐欺師を担ぎ出した人間は、藤田一枝、川崎俊丸、伊東山秀水、江頭晶子、北畠猛です。次期糸島市市長選挙は3ヵ月後に行われます。それに佐藤俊郎は再度詐欺師として前原市民を騙して立候補候補します。
これらを応援している北畠氏やえとう氏や伊東山氏の落選運動が3ヵ月後の糸島市市議会議員選挙にて開始されなければ責任逃れはできません。

MUKAICOM様
自らを有資格者の建築士のように振る舞い、
雨漏りだけではなく耐震偽装・防火偽装の家を建てるような人が、
政治家になるなんて、私、理解できないです。。。


建築士資格を持たず、建築についての基本知識を全く学ばないでいながら、住宅の設計をし、「自らの設計(作品)」として世に送り出す。
このブログを見に来た専門家の多くが、「普通はやらない」と言う様な作りの建物を漫然と設計して、実際に雨漏り等の被害を出す。


それで謝りもせず、裁判で被害者となった施主と抗争する。
そんな人を市長にしたら大変ですね。

696とはずがたり:2009/09/30(水) 22:43:46
佐藤氏はちょっとトラブル抱えてたんですかねぇ。。

697名無しさん:2009/10/05(月) 07:33:21
>>686
あああ……。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20091004-OYT8T00816.htm
佐賀市長選 民主、連合佐賀自主投票を決定
 民主党県連は4日、常任幹事会を開き、佐賀市長選(18日投開票)について、独自候補擁立を見送り、自主投票とすることを決めた。

 立候補を表明している現職の秀島敏行(67)、新人の佐賀大客員教授・蒲原啓二(63)両氏から出ていた推薦願については、秀島氏が自民党の推薦を受けていること、蒲原氏が民主党県連との関係が薄いことなどから推薦しなかった。

 同県連はこの日、来年の参院選に向けて候補者選定委員会を設置。委員長に就任した園田泰郎・代表代行は「11月をめどに候補者のメドを立てたい。遅くとも年内には決めたい」と述べた。

 一方、秀島氏から推薦願を受けていた連合佐賀は2日の執行委員会で、自主投票にすることを決めた。意見を一本化できなかったためという。連合佐賀は前回市長選では秀島氏と前市長から推薦願を受け、自主投票とした。

     ◇

 佐賀青年会議所は、佐賀市長選に立候補を表明している秀島氏と蒲原氏を招いた「明日の佐賀市を考える 公開討論会」を8日午後7時半から、同市のアバンセで開く。入場無料。

 討論会では両氏に教育や観光、財政などについて質問を振るほか、政治の最優先課題などを語ってもらう。問い合わせは同会議所(0952・32・1565)へ。

(2009年10月5日 読売新聞)

698名無しさん:2009/10/05(月) 07:36:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/126260

’09佐賀市長選 独自候補 民主断念 党勢拡大第一歩つまずく 「戦略性を」課題指摘の声
2009年10月5日 01:43 カテゴリー:九州 > 佐賀
 任期満了に伴う佐賀市長選の告示まで1週間となった4日、民主党県連は常任幹事会を開き、独自候補擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。政権交代直後の県都の首長選として、対応が注目された民主は、党勢拡大の第一歩でつまずいた格好となり、早くも地方組織力の強化という大きな課題に直面した。

 市長選には再選を期す無所属現職の秀島敏行氏(67)=自民、公明、社民推薦=と、無所属新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏(63)が立候補を表明。民主市議団は衆院選の余勢を駆って民主系首長の誕生を狙ったが、模索した独自候補擁立は実現せず、結果的に自主投票という判断をせざるを得なかった。

 候補を擁立できなかったことについて、園田泰郎代表代行は「結果として残念だ」と言葉少な。ある県連幹部は「衆院選で勝つことを最優先せざるを得ず、時間がない中で仕方なかった」としたが、別の幹部は「もっと戦略性、計画性を持って人材を探し、育てなければならない」と党勢拡大への課題を指摘した。

 常任幹事会では、来夏の参院選に向けた候補者選定委員会を発足させ、11月末をめどに選定作業を進める方針を決定。再来年の統一地方選も見据え、県内の諸課題に対する政策を定期的に議論し、県連版マニフェストの改訂に結び付けていくことも確認した。

=2009/10/05付 西日本新聞朝刊=

699名無しさん:2009/10/05(月) 19:16:04
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1436755.article.html

民主、佐賀市長選の候補擁立断念
 民主党佐賀県連は4日、常任幹事会を開き、11日告示の佐賀市長選について候補擁立を断念し、「自主投票」とすることを決めた。来年夏の参院選に関しては、選定委員会を設置して11月をめどに人選を進め、遅くとも年内には候補者を決める方針。

 佐賀市長選では、現職の秀島敏行氏(67)=1期、自民、公明、社民推薦=と、新人で佐賀大学客員教授の蒲原啓二氏(63)から出されていた推薦願を協議。両氏とも推薦は見送った。

 会見した園田泰郎代表代行らは、市議団が秀島氏の市政運営に批判的なことや自民との相乗りを避けたとし、蒲原氏については、これまで県連との関わりがなかったことなどを理由に挙げた。

 佐賀市長選をめぐっては、市議団が元市幹部に出馬を打診するなど独自候補の擁立を目指したが実現しなかった。県都での”不戦敗”に関し、園田代行らは「残念だが、市議団としても擁立に向けて努力した。今後の市政には県連の主張を訴えながら、是々非々で臨む」とした。

 参院選の候補者選定委員会は園田代行が委員長を務め、国会議員や幹事長、県議代表などで構成する予定。民主の政策理念に沿い、即戦力などを基準に人選を進める。

2009年10月05日更新

700チバQ:2009/10/05(月) 22:08:50
>>605
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091004-OYT8T00713.htm
前市長論議が過熱
出直しえびの市長選きょう告示


 えびの市発注の工事を巡る競売入札妨害事件に伴い、5日に告示される出直し市長選。9月の市議選に続き、市政の正常化へ向けて、有権者はどんな思いで一票を投じるのか。大混乱を招いた前市長の今後の対応にも注目が集まる。(麻生淳志)

 「あんたんとこは(前)市長派ね、反(前)市長派ね」。市内の主婦(44)は最近、近所の人から何度か尋ねられた。同市は地縁、血縁などのしがらみを中心に激しい選挙戦が繰り広げられてきた「政争のまち」だ。

 この事件では、前市長の宮崎道公(みちひろ)被告(73)が競売入札妨害罪に問われ、宮崎地裁で懲役1年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。「一連の不祥事が県内外に知られ、市民としても、これまで以上に選挙、特に前市長の動向が話題になることが多い」

 有権者だけでなく立候補予定者も、前市長との“距離感”を気にしている。出馬予定の2人が参加した9月30日の公開討論会。約500席はほぼ埋まり、市民の関心の高さをうかがわせた。

 2人はいずれも市長職の給料カットや適正な職員数などを互いに主張し合った。だが、後半の自由討論では雰囲気が一変した。

 1人が、相手の主張の中から「これまでの市政継続を許すのか」との部分を取り上げ、「これは誰を想定しているのか」と問いただした。

 この質問に対する答えは「そちらは以前、前市長を支える立場にいた。これまでの市政にノーと言えず、同じてつを踏むのでは」。この回答を聞くと、すかさず、「自分は、前市長の考えには是々非々で応じてきた」と反論した。

 そのあとも、前市長に絡んだ論議は過熱した。「あなたは後継者と言われている」「そんなうわさが派閥を生む。こんなことを繰り返してはいけない」

     ◇

 ただ、こうした激しいやり取りに、釈然としなかった市民も少なくなかった。農業男性(66)は「政策論の対立でなく、単に本人の資質を言い合っただけ。いがみ合うだけでは市の活性化のためにならない」と苦言を呈した。

 出馬予定の2人は、一連の事件への反省を踏まえ、「市が混乱している今こそ、派閥をなくさねば」「新市長は、その信頼と名誉の回復が大きな仕事の一つ」などと主張。当然、事件の背景となった入札制度の改革も公約に掲げた。

 市も改革を検討中だ。事件を機に、小規模工事でも最低制限価格を決定し、指名業者選定に権限を持つといった、市長が入札事務に深く関与できる実態が明らかになった。

 幹部の一人は「モラル欠如が今回の不祥事を招いた」とするものの、市は現在、市長が担っていた最低制限価格決定や指名業者を外せる権限を見直し、組織として決める方向で検討している。

     ◇

 「結局、争点は前市長。一連の不祥事で、市民は振り回されっぱなしだ」と別の男性(63)は、ため息をついた。「これ以上の停滞は勘弁してほしい。地域活性化や農業振興など課題は山積みなのに……」。少子高齢化や過疎化を憂う市民の嘆きは、かき消されがちだ。

 動向が注目される宮崎被告はいまだ沈黙を貫く。一時、立候補に意欲を見せたが、状況の厳しさを認識して不出馬を示唆している。

 ある市議は「9月の市議選で、支援していたとされる候補が落選し、自らの影響力に限界を感じたのでは。“前市長の時代”は終わった」と切り捨てた。

 「不祥事はあったが、失政はなかったはず」と、宮崎被告を長年支持してきた会社役員(59)。その実績を認めながらも、今回は出馬しても支援しない考えだ。「事件後の対応を見ると、市民を軽視しているとしか思えない」

(2009年10月5日 読売新聞)

701名無しさん:2009/10/06(火) 21:54:03
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=20705&amp;catid=74
武井氏、宮崎市長選不出馬を表明
2009年10月06日
 来年1月24日投開票の宮崎市長選について、立候補の意向を示していた宮崎市選挙区選出の県議武井俊輔氏(34)=愛みやざき=は5日、「市長選には出馬せず、今後とも県議としての職責を全うしたい」と不出馬を表明した。
 現在、1期目の武井氏は「出馬を支持する多くの声をいただいた一方で、任期を全うすべきとの声も強かった。最終的には自分で決断した」と説明した。

702名無しさん:2009/10/06(火) 22:00:13
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-150799-storytopic-3.html

翁長那覇市長、民主県連に“急接近” まちづくりで連携を確認2009年10月6日
喜納昌吉民主党県連代表(右)にまちづくりへの協力を要請する翁長那覇市長(左)=5日、那覇市の民主党県連
 翁長雄志那覇市長は5日夜、那覇市の民主党県連事務所を訪れ、喜納昌吉県連代表に奥武山公園陸上競技場へのサッカー場整備などを要請した。自民、公明を市政与党とする翁長氏が、同県連を訪れるのは初めて。
 翁長氏は「民主党と基本的な方向は一緒だと思う」とまちづくりへの協力を要請。喜納氏は「市と意思疎通を図りながら、実現できる方向でやっていきたい」と応えるなど、今後の連携に前向きな姿勢で一致した。
 「保守・中道」路線を標榜してきた翁長氏の民主への“急接近”は、同様に新政権とのパイプを模索する仲井真弘多知事の動向を占う上でも、今後の政局の関心事となりそうだ。
 面談は市長サイドから要請。自公体制を強力に推進してきた翁長氏だが、市議会答弁では、鳩山政権の普天間飛行場の県外・国外移転に期待を表明。この日も「新政権の精力的な取り組みに政治の新鮮さを感じている」と述べるなど、政権交代を受け、民主側へのアプローチに動いた格好だ。
 翁長氏は1998年の県知事選で、自民党県連幹事長として当時、大田県政与党だった公明党を引き込み、保守県政奪還を果たした。会談後も報道陣に「わたしは率先して保革の枠を乗り越えてきたつもり。民主は自民を離党してつくられており、旧社会党と違い融通が利く」と持論を述べた。

703名無しさん:2009/10/06(火) 22:07:27
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091006ddlk43010639000c.html

選挙:玉名市長選 民主対自民の構図に 県連推薦、2氏に分かれる /熊本
 18日告示、25日投開票の玉名市長選で、民主党県連が元旧玉名市長、高嵜哲哉氏(64)の推薦を、自民党県連が現職の島津勇典氏(71)の推薦を決めた。合併後の旧市町の一体感や新幹線開業など、市政を巡る両者の主張に大きな違いがない中、政権交代して県内で初の市長選は民主対自民の構図になった。

 「必ず『市民の生活が第一』に考えてくれる候補として、民主党は推薦した」。5日の高嵜氏の決起集会で、民主党の福嶋健一郎衆院議員が持ち上げた。高嵜氏が県連に推薦願を出したのは3日前の2日。翌3日には役員会を開き推薦を決める異例のスピード決定だった。同日実施の市議選(定数26)で県連推薦は過去最多の3人に上る予定で、政権与党として足固めをしたい思惑ものぞく。

 ただ高嵜氏は「私はあくまでも市民党」と、自民党などにも推薦願を出し、自らは政党色を前面に出さない。

 自民県連は5日、高嵜、島津両氏からの推薦願を受け役員会を開いた。島津氏は県連幹事長も務めており、全会一致で島津氏の推薦が決まった。前川收幹事長は「地方首長選で政党の枠組みをはめこむことに疑問はあるが仕方ない。相手が民主の推薦を得たとなれば、そういう構図になる」。

 玉名市を含む熊本2区は、民主候補が自民候補を破ったものの、玉名市に限れば自民候補の得票は相手を約5000票上回った。島津氏は「国政と地方行政は別だ。影響が全くないと言えば、皆笑うだろうから言わないが」と話した。【結城かほる】

704名無しさん:2009/10/10(土) 12:27:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20091010-OYT8T00225.htm
佐賀市長選あす告示…現職と新人、一騎打ちの公算
 佐賀市長選と同市議選は11日、告示される。2007年10月に合併した川副、東与賀、久保田の旧3町が加わってからは初の全市1区での選挙。市長選には再選を目指す現職・秀島敏行氏(67)(自民、公明、社民推薦)と新人の佐賀大客員教授・蒲原啓二氏(63)が立候補を表明、一騎打ちとなる公算が大きい。定数が44から38に減る市議選には53人が出馬の動きを見せており、激戦が予想される。

 市議選立候補予定者の内訳は現職37人、新人16人。旧市町村別では佐賀市31人、諸富町5人、大和町4人、富士町2人、三瀬村1人、川副町5人、東与賀町2人、久保田町3人。党派別では自民9人、民主6人、公明4人、共産3人、社民3人、みんなの党1人、無所属27人。

 立候補の届け出は11日午前8時半から午後5時まで、メートプラザ佐賀で受け付ける。投票は18日午前7時〜午後8時、51か所で行われ、同9時15分から市村記念体育館で開票される。有権者数は9月2日現在、18万9415人。

(2009年10月10日 読売新聞)

705名無しさん:2009/10/12(月) 02:09:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/127674

佐賀市長選告示 民主、独自色出せず 候補擁立断念 自主投票不満の声も
2009年10月12日 00:18 カテゴリー:政治 九州 > 佐賀
 政権交代後、九州の県都では初の首長選となる佐賀市長選が11日告示(18日投開票)された。現職と新人の無所属2人の戦いとなったが、政権党の座に就いた民主党は独自候補を擁立せず、自主投票を決定。同日選の市議選(定数38)も公認候補は現有議席より1増の6人にとどまり、国政と地方政治の差を際立たせる選挙構図となった。

 先の衆院選では、「自民王国」とされた佐賀県でも3小選挙区のうち2議席を民主が獲得。同党市議団は、政権交代の余勢を駆って民主系市長を誕生させようと独自候補を模索したが、擁立には至らなかった。

 市長選には現職の秀島敏行氏(67)=自民、公明、社民推薦=と新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏(63)が立候補。民主党県連には両氏から推薦願が出されたが、「秀島氏は自民と相乗りになり、蒲原氏はこれまでの関係が薄い」(県連幹部)などとして自主投票を決定。同市白山の自営業女性(70)は「佐賀市でも『チェンジ』を望んでいるのに政権党が候補を出さないなんて。期待が高かっただけに残念」とため息をついた。

 一方、同日告示された市議選。民主公認の6候補の出陣式すべてに原口一博総務相や県連副代表の大串博志財務政務官が駆けつけ、「与野党逆転で政治が変わった。政治主導を佐賀市でも打ち立て、一緒に佐賀の新しい政治をつくっていこう」と熱弁を振るった。

 6候補の内訳は、現職4人と、地域組織づくりのため同党が開講する「民主さが政治スクール」出身の新人2人。一歩ずつすそ野を広げているともいえ、応援演説を終えた原口氏は「全員当選で大きな改革の固まりを築きたい」と語った。

=2009/10/12付 西日本新聞朝刊=

706とはずがたり:2009/10/13(火) 01:26:06

えびの市長選:前市議の村岡氏が初当選
http://mainichi.jp/select/today/news/20091013k0000m010031000c.html
2009年10月12日 21時17分

 宮崎県えびの市発注の公共工事をめぐり、裁判で競売入札妨害罪(偽計)の有罪が確定した前市長(73)の辞職に伴う出直し市長選は12日投開票され、前市議の村岡隆明氏(46)が、元市農業委員会事務局長の鬼川利男氏(62)=ともに無所属新人=を破り、初当選を果たした。

 6月の前市長逮捕後、3カ月以上に及ぶ市政の混乱収拾と、今後の市政改革をどう進めていくのかが争点となった。

 えびの青年会議所理事長を経て市議を3期務めた村岡氏は「脱派閥宣言」を掲げ、政治倫理条例の制定、市民オンブズマン制度の導入を公約した。鬼川氏は、事件の調査委員会設置や入札制度改革を強調したが、及ばなかった。

 当日有権者数は1万8946人(男8754人、女1万192人)。投票率は75.52%と、前回(79.67%)を4.15ポイント下回った。【小原擁】

707神奈川一区民:2009/10/13(火) 02:23:35
佐賀市長選挙よりも、佐賀市議会議員選挙の方が
面白いと思います。みんなの党公認候補者がいる
ので、その候補者の当落が気になります。

708とはずがたり:2009/10/13(火) 02:40:42

選挙:佐賀市長選/佐賀市議選 現新一騎打ち 市議選には53人が立候補 /佐賀
 ◇編入合併後初の全市選挙
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091012ddlk41010282000c.html

 任期満了に伴う佐賀市長・市議選が11日、告示され、7日間の舌戦が始まった。市長選には再選を目指す現職の秀島敏行候補(67)=自民、公明、社民推薦=と、新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二候補(63)の無所属2人による一騎打ちとなった。また、市議選は定数38に対して現職37人、新人16人の計53人が名乗りを上げる激戦となった。【姜弘修】

 07年10月に南部3町を編入合併してから初の全市選挙。

 市長選の主な争点は財政健全化に向けた行革手法や中心市街地再生、地域経済振興の将来ビジョンなど。社民と自民が現職に相乗りする国政との「ねじれ」もみられ、浮動票の動きが注目される。

 一方、市議選の旧市町村別立候補者数は▽佐賀31▽諸富、川副各5▽大和4▽久保田3▽富士、東与賀各2▽三瀬1。党派別では▽自民9▽民主6▽公明4▽社民3▽共産3▽みんな1▽無所属27−−となっている。

 期日前投票は12〜17日の午前8時半〜午後8時、市役所と7支所で受け付ける。

 また、投票は18日午前7時〜午後8時、市内51カ所で。

 開票は同日午後9時15分から同市城内の市村記念体育館。新市長は同日深夜には決まる見込み。また、市議選の当落判明は、翌19日午前2時半ごろになりそうだという。

 10日現在の有権者数は18万9662人(男8万7624人、女10万2038人)。

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 ◆市長選候補者(届け出順)
 ◇「落ち込む地域ないよう目配り」−−秀島敏行氏

 秀島敏行候補は松原神社(佐賀市松原)で出陣式。自民の今村雅弘衆院議員、岩永浩美参院議員のほか、推薦する3政党、農漁業団体の代表が壇上に顔をそろえ、現市政の継続を訴えた。

 秀島氏は支援者の拍手に迎えられ「合併で広くなり、それぞれの地域に光を当てなければならない。全体を見渡し、落ち込む地域がないよう、目配りをして頑張りたい」と第一声を上げた。

 また、次期の課題に雇用確保や地場産業育成などを掲げ、秀島氏は「スピードが遅いとも言われるが、皆さんと手を携えて一歩ずつ前進し、後戻りはしない」と決意表明。支援者とのガンバロー三唱で気勢を上げ、遊説に飛び出した。【姜弘修】
 ◇「市民第一の佐賀市を作る努力」−−蒲原啓二氏

 蒲原啓二候補は龍造寺八幡宮(佐賀市白山)で必勝祈願祭を行い、午前10時から境内で出陣式を開いた。

 蒲原氏は「職員を優遇している」と現市政を批判。集まった支持者に「多くの市民が、市民の切実な声に応えることのない市政に不満と怒りを持っている」と訴え、「全身全霊を傾けて市民第一の佐賀市を作るべく努力する」と決意を述べた。

 出陣式では支持者の署名やメッセージを寄せ書きした“必勝旗”が披露され、後援会の結束を確認。蒲原氏は旗を振り上げ「応援よろしくお願いします」と声を張り上げた。

 会場には、民主党の前職県議が駆けつけたほか、同党の県選出国会議員の応援メッセージなども張り出された。【田中韻】

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秀島敏行(ひでしま・としゆき) 67 無現(1)

 市長▽佐賀中部広域連合長[歴]旧市消防長・水道局長▽シルバー人材センター常務理事▽熊本大=[自][公][社]

蒲原啓二(かもはら・けいじ) 63 無新

 佐賀大客員教授[歴]日本経済新聞社理事・営業推進本部副本部長▽日経デスクトップ社長▽慶大

毎日新聞 2009年10月12日 地方版

709とはずがたり:2009/10/13(火) 02:41:03
>>708-709

選挙:佐賀市議選 立候補者 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091012ddlk41010290000c.html
 ◇市議選立候補者(定数38−53、届け出順)

川副龍之介 48 無新   市PTA協議会長[歴]農協職員
中本正一  50 公現(1)党県組織局長▽会社役員[歴]旧市議
黒田利人  60 自現(1)校区子供会育成会長[歴]旧市議
中山重俊  61 共現(1)党市委員長・県委員[歴]旧市議
副島義和  68 無現(1)[元]旧大和町議[歴]水道事業運営委員
江頭弘美  55 自現(1)学校法人理事長[歴]旧諸富町議
福島龍一  56 無現(1)会社顧問▽校区体協会長[歴]旧市議
本田耕一郎 58 民現(1)NTT労組分会長[歴]旧市議
中野茂康  60 無現(1)県指導農業士[歴]旧久保田町議
堤正之   54 自現(1)バルーン組織委事務局長[歴]旧市議
山本義昭  66 無現(1)行政書士[歴]旧三瀬村課長▽村議
西村嘉宣  64 社現(1)党県副代表▽自治会長[歴]旧市議
松永幹哉  47 無新   自営業[歴]旧大和町PTA協議会長
本村豊春  58 無新   ドッグラン経営[歴]主任児童委員
田中喜久子 57 社現(1)自治会長▽党支部役員[歴]旧市議
川原田裕明 56 自現(1)市体育指導委員協理事長[歴]旧市議
山下明子  49 共現(1)党地区委員長・県委員[歴]旧市議
重松徹   59 無現(1)商事会社社長[歴]旧東与賀町議
山口弘展  47 自現(1)地区子ども会会長▽PTA副会長
野口保信  58 公現(1)党副総支部長▽室内装飾店代表
実松尊信  36 無新   [元]衆院議員秘書[歴]設備会社員
福井章司  63 自現(1)校区健全育成会長[歴]県議▽旧市議
林清利   43 共新   党市議団事務局長[歴]会社員
亀井雄治  61 無現(1)市水泳連盟会長▽保護司[歴]旧市議
渋田満   58 無新   会社員[歴]旧久保田町議▽農業委員
武藤恭博  63 無現(1)地区防犯協会長[歴]旧諸富町議
豆田繁治  63 無現(1)校区体協会長[歴]衆院秘書▽旧市議
重田音彦  46 無現(1)林業[歴]旧富士町職員▽町議
池田正弘  53 公現(1)党佐賀総支部副総支部長[歴]旧市議
池田忠昭  60 無新   学校法人理事長[歴]旧川副町議
大坪繁都  70 無現(1)[元]県消防協会理事[歴]旧諸富町議
山田誠一郎 52 民新   [元]参院議員秘書[歴]旧東与賀町議
西岡義広  57 無現(1)校区体協顧問[歴]県議秘書▽旧市議
古賀種文  61 無現(1)[元]車整備団体理事[歴]旧川副町議
志岐昌幸  44 み新   会社社長▽小学校PTA会長
柴垣国生  64 無新   冠婚葬祭会社社長[歴]会社員
松尾和男  59 無現(1)市青少年健全育成連会長[歴]旧市議
野中宣明  38 公現(1)党県青年局長▽農業[歴]会社員
久米勝博  60 無新   農協理事▽自治会長[歴]消防分団長
松永憲明  59 社新   県柔道協会理事[歴]県教組副委員長
千綿正明  50 民現(1)党県政調副会長▽農業[歴]旧市議
福井久男  72 自現(1)党県総務会長▽議長[歴]旧市議
白倉和子  60 民現(1)幼稚園理事長[歴]旧川副町議
原口忠則  69 無現(1)地区防犯協副会長[歴]旧川副町議
山下伸二  42 民新   九電社員[歴]連合佐賀副事務局長
吉川隆   57 無新   自治会長▽県高校PTA連副会長
中島靖彦  51 無新   バイク店経営▽二輪車特別指導員
永渕義久  60 自現(1)党支部政調会長[歴]旧市議
藤野靖裕  50 民現(1)党県幹事長代理[歴]旧市議
嘉村弘和  54 自現(1)党副支部長[歴]衆院秘書▽旧市議
川崎直幸  59 無新   有明訴訟原告県代表[歴]旧川副町議
西岡正博  59 無現(1)幼稚園理事▽農業[歴]旧久保田町議
平原嘉徳  46 無現(1)市子ども会連副会長[歴]旧大和町議
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 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽肩書([歴]以下は主な経歴)

毎日新聞 2009年10月12日 地方版

710とはずがたり:2009/10/13(火) 02:42:30
更新日:2008年12月01日 17時18分
会派・控室別議員名簿
http://www.city.saga.lg.jp/contents.jsp?id=2811

◎代表者 ○副代表者

▼社民党:3人
 ◎田中喜久子  
 ○井上雅子
  西村嘉宣

▼凌風会:12人
 ◎山本義昭
 ○原口忠則
  武藤恭博  
  平原嘉��  
  重田音彦
  大坪繁都
  江頭弘美  
  副島義和  
  中野茂康
  西岡正博
  古賀種文
  重松 徹

▼自民市政会:9人
 ◎永渕義久
 ○川原田裕明
  福井久男
  黒田利人
  嘉村弘和  
  福井章司
  亀井雄治
  堤 正之  
  山口弘展

▼政新会:7人
 ◎野中久三  
 ○松尾和男  
  福島龍一
  豆田繁治
  西岡義広  
  片渕時汎
  永渕利己

▼民主クラブ:5人
 ◎本田耕一郎
 ○千綿正明  
  森 裕一
  藤野靖裕
  白倉和子

▼公明党:4人
 ◎中本正一  
 ○野口保信
 池田正弘
 野中宣明

▼日本共産党:2人
 ◎山下明子
 ○中山重俊

711とはずがたり:2009/10/13(火) 02:43:21
>>710
文字化けしてる。。
平原嘉徳
だな。

712チバQ:2009/10/13(火) 17:50:35
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000910130005
探る/由布市庁舎 どこに置く?
2009年10月13日


 市長選と市議選が18日に告示される由布市で、市庁舎を巡る議論が再燃している。現職の首藤奉文市長は9月議会で、改めて分庁舎方式から本庁舎方式への移行を表明したが、挾間、庄内、湯布院のどの庁舎を本庁舎とするかで、地域住民や市議の意見は割れている。市民が納得できる結論をどう導き出すのか。新市長、新市議が直面することになる庁舎問題を探った。(神庭亮介)


 ●「遺恨」合併前から


 由布市は05年10月、挾間、庄内、湯布院の旧3町が合併して誕生した。合併協定書には「将来は本庁舎化を目指す」と明記したものの、3町が「わが町に本庁舎を」と譲らず、暫定措置として、市役所の機能を3役場に分散する分庁舎方式を採用。だが、最も遠い挾間―湯布院は約30キロ。職員や市民の間では不便さを指摘する声も根強い。


 行財政改革の一環として本庁舎方式への移行を目指す首藤市長は昨秋、外部の有識者による検討委員会を設置。この検討委に加え、合併時に設置された旧3町の地域審議会にも、庁舎問題について諮問した。検討委は今年8月、「増改築・管理経費を最小限に抑えられる」として、庄内庁舎を本庁舎とすることが合理的だと答申した。


 ●意見はバラバラ


 一方、同月末に出た地域審議会の答申は、本庁舎の位置を巡って、おのおのが地域の利益を主張。「議事堂を整備したばかりの挾間に置く必要がある」(挾間)、「市中心に位置し、アクセスが良い庄内庁舎とすべき」(庄内)、「湯布院に本庁舎があれば利便性もよく、地域が寂れる不安もない」(湯布院)など、意見が大きく分かれた。


 「多様化する住民ニーズに対応し、政策自治体として自立を図るには、本庁舎方式への移行は避けられない」


 答申を受け、首藤市長は9月議会でこう強調した。答弁では、今後3年をめどに本庁舎方式へ移行し、振興局(支所)の機能や権限については再度、各地域審議会に諮る方針を表明。当初は、現在の任期中に「どこに本庁舎を置くか結論を出したい」としていたが、先送りした。市議からは市長の認識をただし、住民投票を求める声があがった。


 ●本庁舎化のコスト


 朝日新聞が情報公開請求した市の検討資料によると、本庁舎化により、ガソリン代などの経費が年間1308万円削減できる。また、挾間を本庁舎とした場合に同192万円、庄内なら同281万円、湯布院では同289万円の維持費が浮くと試算している。さらに、本庁舎に人員を集約し、振興局の職員数を23人に抑えると、全体の職員数は362人(07年4月現在)から323人に減少し、同2億5350万円の削減効果が期待できるという。


 用地取得や増改築には、最低でも約6億6千万円、最高で約19億5千万円と多額の支出を伴う見通しだが、市は財源に合併特例債を見込む。対象事業費の95%まで借り入れができ、うち7割を国が将来の地方交付税で負担する有利な借金だが、その期限は合併10年後の15年に迫っている。


●批判の声も


 首藤市長は「どこを本庁舎にするにせよ増改築は必要。特例債の期限内に事業を実施する」と意気込む。一方、おおいた市民オンブズマン理事で湯布院地域審議会の委員でもある谷千鶴さん(53)は「市はハコモノ工事をやりたいだけなのでは。テレビ電話やメールを活用すれば、分庁舎のままでも対応できるはずだ」と批判している。

713チバQ:2009/10/13(火) 22:51:04
>>629>>655>>666>>669-673>>685-689>>704-705
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2009/10/05/20091005ddlk41010282000c.html
’09佐賀市長選:政権交代と県都/上 擁立見送り /佐賀
 ◇国政第1党は自主投票
 「推薦願が出ていた秀島氏、蒲原氏いずれも推薦しないことにしました」。4日の常任幹事会後、民主党県連の原康彦幹事長は淡々と説明した。

 4年前と同様、衆院選直後となった今回の市長選。現職の秀島敏行氏(67)、新人の蒲原啓二氏(63)が名乗りを上げている。

 注目されたのは、政権交代を実現した民主が「第3の候補」を擁立するかどうかだった。8月の衆院選で歴史的勝利を収めた勢いを駆って民主系市長が誕生すれば、民主の弱点とされた地方の地盤強化にもつながるとみられていたからだ。

 党県連の結論は「自主投票」だった。

 ◇  ◆  ◇
 反現職の党市議団は独自候補擁立に走り出した。だが、それは連立政権の盟友であり、現職を推す社民との対立を意味することに他ならない。しかし、民主党県連代表の原口一博衆院議員は9月5日、社民との調整を問う報道陣に答えた。「友党として連携をしっかりしたい」

 一方、社民党県連はその1週間後の12日、自民も推薦する見通しの秀島氏の推薦を決定した。この日会見した牛嶋博明代表は、自民との「相乗り」に「あくまで『個人』を評価した」と批判をかわしつつ、独自候補擁立を模索する民主市議団の動きには不快感を示した。

 この動きに民主党県連幹部はまゆをひそめた。「先に自民との相乗りを決めておいて、批判される筋合いはない」

 14日、市議団は現市政に批判的な元市部長への出馬要請に踏み切ったが、元部長は22日、市議団に出馬断念を伝える。元部長は毎日新聞の取材に対して「県連内が一本化されていない」と、断念の理由の一端を明かした。

 「第3の候補」擁立に動いた以上、自民との相乗りを避ける選択肢は、もはや自主投票だけだった。

 国政と地方では、選挙事情は異なる。とはいえ「地域主権」を標ぼうする国政第1党が県都の論戦に参加しない違和感は残る。

 民主市議の一人は「対立軸を示してという声は多かった。もっと早くから動くべきだった」と悔やむ。

 ◇  ◆  ◇
 任期満了に伴う佐賀市長選(11日告示、18日投開票)の告示まであと1週間を切った。民主党が圧勝した8月の衆院選の結果、政権が代わり、次期市長は「地域主権」を唱える新政権下で市政を担うことになる。県都決戦を巡る動きと、次期市政の展望を探った。

714チバQ:2009/10/13(火) 22:51:45
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2009/10/06/20091006ddlk41010592000c.html
’09佐賀市長選:政権交代と県都/中 正念場 /佐賀
 ◇力量問われる財政運営
 現状は決して悪くはないが、将来の見通しは明るくない−−。佐賀市の財政状況を見ると、そんな様子が浮かび上がる。

  ◇  ◆  ◇

 市営バスの累積赤字は際立つが、特別会計を含めた市全体の収支は黒字を維持。財政の健全さを示す指標の一つ「実質公債費比率」(歳出に占める借金返済額の割合)は08年度、県内20市町のうち下から3番目の水準で、手堅い財政運営が見て取れる。

 しかし、市が08年10月にまとめた中期財政見通しによると、基金や決算剰余金を使わない場合、09〜13年度の5年間の財源不足額は計141億円に上る。その穴埋めに使える「貯金」である財政調整、減債の両基金は08年度決算で計112億円。それぞれ毎年8億円ずつ取り崩せば、7年間で底をつく計算だ。

 すでに人口減、少子高齢化で税収は伸び悩み、今後、福祉関係の歳出がさらに増えていく。

 こうした構造的な問題に加え、佐賀市は05、07年と立て続けに行った市町村合併に伴う地方交付税の減少への対処を迫られる。

 合併による特例措置の期限を迎える地方交付税は、15年度から段階的に減っていき、20年度以降は09年度ベースで計算すると、35億円少なくなる見通しだ。

 市の財政担当者は「人件費削減、合併効果創出などによるスリム化が必要」と言う。

 将来に備えた財政運営の正念場を迎える4年間。次期市政は、そう位置づけることができる。

  ◇  ◆  ◇

 こうした財政状況の下で起きた政権交代。

 政権与党第1党の民主は、マニフェスト(政権公約)で「地方の自主財源を大幅に増やす」とうたっている。地方の予算配分の自由度が高まる点は、市長選候補予定者も注目している。

 現職の秀島敏行氏(67)は「行政の真価が問われる。職員一丸となって研究したい」。新人の蒲原啓二氏(63)は「管理主体ではなく、企画・実行型の行政に変えたい」と歓迎する。

 新政権が進めようとする「地域主権」の受け皿をどう作るか。新市長の力量は、その点にこそ問われている。

715チバQ:2009/10/13(火) 22:52:27
http://mainichi.jp/area/saga/archive/news/2009/10/07/20091007ddlk41010409000c.html
’09佐賀市長選:政権交代と県都/下 展望 /佐賀
 ◇地方の役割、再議論を
 「3年間で霞が関を解体し、地域主権改革を実現する」

 8月の衆院選。佐賀1区から当選した原口一博衆院議員は繰り返し訴えた。そして原口氏は新政権で総務相の要職に就き、9月18日には、使途が制約された国の「ひも付き」補助金を廃止し、地方が自由に使えるようにする「一括交付金」を11年度に導入する方針を打ち出した。

 民主党が「地方でできることは地方に移譲する」とマニフェスト(政権公約)に掲げる地域主権改革。一端は示されたが、全体像はまだ見えない。

  ◇  ◆  ◇

 内閣府地方分権改革推進委員で、県市長会長の横尾俊彦・多久市長は今月1日、毎日新聞の取材に「地方分権は進むと思う」と民主中心の新政権の方向性に期待を寄せた。「住民に身近な行政が主体になれば、より細やかな行政サービスができる。これは、とても大切なことだ」

 だが一方で、手放しで歓迎とはいかない実情も明かした。「着地点がまだ見えない。例えば一括交付金もどんな制度、規模になるのか」。政権交代が地方の行財政全般にどう影響するのかという点について「大いに注目したい」と語った。

 国の「縛り」にやきもきさせられた首長ほど、地域主権は重大な関心事だ。

  ◇  ◆  ◇

 佐賀大経済学部の畑山敏夫教授(政治学)は、政権交代による国と地方の「ずれ」を指摘する。

 「国政が予算配分を方向転換して『公』の役割を見直そうとしているのに、地方ではいまだに公共事業中心の再分配を望み、小泉(純一郎)政権段階の縮み志向の行革を続けている。議論のサイクルがずれている」

 国が公約通りに分権改革を進めれば、地方に問われるのは受け皿作り。畑山教授は「地域をどう興すか、公共の果たすべき役割とは何か、を今一度議論する必要がある。市長選でも議論を期待したい」と言う。

 「地域主権」時代の県都のかじ取り役を誰に託すのか。市長・市議選は11日告示、18日投開票される。(この企画は姜弘修が担当しました)

716チバQ:2009/10/13(火) 23:03:05
>>700>>706
>式には、村岡氏が参加していた全国若手市議会議員の会のメンバーも駆けつけた。かつて同会に所属していた大島九州男・参院議員(民主)も、町おこしにかける村岡氏の意欲を強調した。
出陣式の参加者数からすると鬼川の圧勝でしたが
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000910060001
新顔2氏、新生訴え えびの市長選告示
2009年10月06日



 えびの市の発注工事に絡んだ競売入札妨害事件で有罪判決を受けた、宮崎道公(みち・ひろ)前市長(73)の辞職に伴う出直し市長選が5日告示され、前市議の村岡隆明氏(46)と元市職員の鬼川利男氏(62)の新顔2人がいずれも無所属で立候補を届け出た。9月の市議選に続く出直し選「第2幕」で、両候補は市政の信頼回復や正常化に向けた姿勢をアピール。当初、出馬に意欲を示していた前市長は立候補しなかった。


 村岡氏の出陣式は、同市大明司の選挙事務所前で午前9時過ぎからスタート。「必勝」の鉢巻きやおそろいの黄色いシャツを着た支持者ら約350人(陣営発表)が参加した。


 村岡氏は「私が戦っているのはしがらみ。今回マニフェストを作り、自分の政策をきちんと皆さんに伝え、人間性で選んで欲しい」とあいさつ。「今回がえびのを変える最後のチャンスだと思っている。全身全霊をかけてがんばりたい」と訴えた。


 式には、村岡氏が参加していた全国若手市議会議員の会のメンバーも駆けつけた。かつて同会に所属していた大島九州男・参院議員(民主)も、町おこしにかける村岡氏の意欲を強調した。


 鬼川氏も、同じ市中央部の同市坂元の広場で出陣式。陣営のスローガンを記したのぼりを林立させ、支持者ら約1千人(陣営発表)が集まった。


 鬼川氏は「素晴らしいえびのを取り戻し、信頼回復をし、暮らしを守ることに尽きる」と、今回の選挙の意義を指摘。雇用確保や農業振興、福祉の充実などを掲げ、「市内をくまなく歩いて多くの市民の声を聞いた。夢のあるえびのに向けた行動の先頭に立つ」と声を張り上げた。


 選対本部長の中村優・前JAえびの市組合長は「市役所で40年間、農業畑一筋で勤めた。基幹産業である農業を理解し、情熱がなければならない、えびの市長に最もふさわしい人」と紹介した。


 投票は12日午前7時から午後6時まで、市内29カ所で。4日現在の有権者数は1万9135人。


 ■市議、市政立て直しへ注視■


 前市長の議会解散を受け、先月下旬に出直し選を終えたばかりの市議たちは今回の市長選をどうとらえるか――。


 「市政の信頼回復がかかった選挙」と見るのは、5期目の溝辺一男氏(74)。「前市長は市民の人気が高かったが、こういう事態になった。どちらの候補者が公平公正な市政運営をできるか見極めることが大切」と話す。


 初当選した元市職員、北園一正氏(65)は「市職員の能力を引き出すのが市長の大きな役割の一つ。今回の不祥事で職員の士気が下がっているのが一番心配」。ぶれない指針を示し、現状を立て直すことを新市長に期待する。


 有権者の意識が変わったかつてない選挙、と指摘する市議も。7期目の栗下政雄氏(67)は、先月の市議選では「派閥を解消して」などと若い有権者からも言われたという。「これまでは市政に興味を示さなかった市民の関心も高い。そういう人たちの声をどれだけくみ取れるかが勝負の分かれ目になるのでは」


 一方、市議自身の動きにも派閥解消を意識した変化がある。5日の出陣式では、どちらの陣営にも市議が姿を見せたが、登壇したり、あいさつしたりすることはなかった。「これまで会派として応援してきたが、派閥選挙との誤解を招く可能性もある」と、鬼川利男氏の式に出席した前議長の高牟礼宏邦氏(71)。「今回は個々の議員が責任を持って行動するよう申し合わせた」と話している。

717チバQ:2009/10/13(火) 23:16:48
こんな感じですかね?さすが宮崎県

74 ○初代町長の中間俊範氏 vs ×現職の永崎公氏   :30票差
86 ×宮崎道公(中間後継) vs ○松形祐堯県知事(当時)の弟で、松形良正氏
98 ×宮崎道公       vs ○松形良正氏(現職) :10票差
02 ○宮崎道公       vs ×新出水寛人(助役:松形後継)
06 ○宮崎道公(現職)   vs ×鬼川利男
   (宮崎逮捕)
09 ○村岡隆明       vs ×鬼川利男

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000910050001
きょう告示のえびの市長選、派閥の歴史 
2009年10月05日


競売入札妨害事件で有罪判決を受けた宮崎道公・前えびの市長(73)の辞職にともなう同市長選が5日告示される。元市職員で農業の鬼川利男氏(62)と市議を3期務めた村岡隆明氏(46)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる見込みだ。これまで選挙のたびに街を二分、三分する争いが繰り広げられ、「派閥」が作られてきたえびの市。今回の選挙で派閥解消はできるのか。「市民の良識が問われる」と話す有権者もいる。(阿部彰芳)


 鬼川氏は、宮崎氏に約2600票差で敗れた06年3月の前回選挙に続く2回目の市長選。落選後、市内をくまなく回り、今回に備えてきた。支持者は農家や農協関係者が中心。選対本部長にJAえびの市の前組合長を据え、宮崎氏と対立した市議や区長の支持も取り付けた。


 一方、えびの青年会議所の理事長経験もある村岡氏の陣営は、同会議所のメンバーが中心。8月下旬に出馬を決めたため立ち上がりは遅かったが、マニフェストを全戸に配り、市内約10カ所でミニ集会を開いて知名度アップを図った。選挙に慣れた宮崎氏の後援会の多くも応援に回る。


    ■□■


 県内でも政争が激しい土地柄と言われるえびの市。「有権者数は約2万人。候補者が2人なら誰が出ても5千票は取れる」と、ある市幹部は自嘲(じ・ちょう)気味に言う。また元市幹部も「選挙に協力したかどうかが利害を生んで、業者や市議、市職員の一部も市長派、反市長派に色分けされていた」と話す。


 飯野、加久藤、真幸の旧3町が66年に合併してえびの町が生まれ、70年に市となった。初の市長選(74年)は、初代町長の中間俊範氏と現職の永崎公氏の一騎打ちに。結果は、中間氏が30票の小差で勝利。「このときのしこりが、その後の選挙で『派閥』となって現れた」と区長の一人は指摘する。市の労働組合が二つに分かれたのもこの頃だという。


    □■□


 86年、市議だった宮崎氏は中間氏の後継として市長選に初挑戦。松形祐堯県知事(当時)の弟で、永崎氏の支持者らが推す松形良正氏に約4千票差で敗れた。だが、二度目の挑戦の市長選(98年)では現職の松形氏に10票差まで迫り、02年に初当選した。


 関係者によると、02年3月、初当選から数日後の宮崎氏を地元建設業協会の幹部が訪れた。宮崎氏は不機嫌そうに「お前たちは加勢せんかったがね」。協会は市長選で宮崎氏の対立候補を応援していた。宮崎氏はすでに謝りに来た業者名を一つ一つ挙げ、協会幹部に対しては「遅すぎる」と相手にしなかったという。


 宮崎氏は就任後、市発注事業で一部の業者を指名から外した。同年9月の市議会で、市議に「理由もなく外された業者は死活問題」と突かれると、「私も命がけで選挙をしている。指名を外された業者は反省するところがあるのでは」と本音を口にした。


 建設業協会幹部は「勝ち組に乗っからないと指名をもらえない。宮崎氏の2期目の選挙は協力せざるを得なかった」。今回の市長選の発端となった競売入札妨害事件も、選挙協力を見込んだ宮崎氏と市議や業者との癒着が根底にあった。


 ある区長は「宮崎氏は指名外しや論功行賞で利害関係を作って、自分の選挙のために派閥を生み出してきた」と指摘。「だがその市長を選んだのは市民。今回は市民の良識が問われている」と話す。

718チバQ:2009/10/16(金) 10:29:19
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-10-16-M_1-002-1_002.html
稲嶺氏「県外」主張へ 名護市長選/革新系支持拡大見通し

 【名護】来年1月24日に投開票される名護市長選挙に立候補を表明している前市教育長の稲嶺進氏(64)は15日までに、米軍普天間飛行場の移設問題で、日米両政府の「辺野古合意案を見直し、県外移設を求めていく」方針を固めた。

 これまで稲嶺氏は「V字案の見直しを求め、新政府の動向も踏まえ、市民の声に耳を傾ける」との姿勢を示していた。

 これにより、稲嶺氏支持を表明している市議会の一部保守系議員に加え、社民系や社大系などの革新系市議にも支持が広がる見通し。「県外・国外」を掲げる民主党県連も稲嶺氏を推せる環境が整うことから、保守系、公明系市議が推す現職の島袋吉和氏(63)と事実上の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 ただ、共産党系など一部議員には、「新基地建設に明確に反対を打ち出していない」との意見もあり、新たな候補者の擁立を模索する動きもある。

719チバQ:2009/10/16(金) 10:30:48
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1445388.article.html
組織VS草の根 佐賀市長選、それぞれの戦術で浸透狙う
 24万県都のかじ取り役を決める佐賀市長選は、投票日まであと2日。2期目を目指す現職の秀島敏行氏(67)=自民、公明、社民推薦=が組織を生かした選挙戦を展開する一方、新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏(63)は草の根運動で市政刷新を訴えている。終盤戦に入り、それぞれの手法で一票の積み上げに奔走している。


 秀島候補は、1期4年の実績を強調し「まいた種を実らせたい」と、「芽ヂカラアップ」をスローガンに支持を広げている。出陣式に自民、公明、社民の県連代表や自民党国会議員、各種団体のトップが顔をそろえるなど、支持基盤・組織は各界、各層に広がる。
 集票活動は旧市内19校区と旧町村ごとに設ける実働部隊がフル稼働。毎夜開く個人演説会には100人を超す参加者があり、県議や市議候補者も応援に駆け付ける。16日には市文化会館で総決起大会を開く。

 蒲原候補は、「市民の目線と民間の発想」をスローガンに、日本経済新聞社員などの民間経験もアピールする。「職員厚遇ではない市民本位の市政を」などと今の市政への疑問を示し、「市長交代」を訴える。

 運動の中心はボランティア。旧市内を中心に街演車と自転車で支持を呼び掛け、人が多く集まる場所では演説で政策を訴えている。公約概要版1万2千枚を新聞に折り込みなどで配り、訴えを届けている。個人演説会や総決起大会は開かず、つじ説法が中心だ。

 両陣営とも投票率は70%前後と予想。「2期目を万全の態勢で担う上でも恥ずかしくない票が必要。最低7万票でそこからの上積みを目指す」(秀島陣営)、「現市政に不満を持つ層を票につなげたい。相手より1票でも多く獲得する」(蒲原陣営)と票の掘り起こしに懸命。終盤戦は両陣営とも有権者が集中する市中心部を最重点地域と位置付け、追い込みをかける。

 同日選の市議選を含め、期日前投票者数は12日から3日間で5909人。前回の同日選と比べ1840人増えている。南部3町合併で有権者が増えた分以上に多く、関心も高まっているようだ。

【写真】佐賀市長・市議選で期日前投票する有権者。前回より投票者数は多く、関心も高まっている=佐賀市役所

720チバQ:2009/10/16(金) 17:22:06
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20091016-OYS1T00340.htm
自民宮崎役員10人が辞職願、衆院1区敗北で引責
 自民党県連(緒嶋雅晃会長)の役員11人のうち、10人が15日、辞職願を提出した。8月の衆院選宮崎1区で、党が分裂して議席を確保できなかったためで、辞職願は中村幸一・筆頭副会長が預かり、11月7日に予定する総務会に諮る。

 県連は1区で元参院議員の上杉光弘氏を擁立。しかし、元国土交通相の中山成彬氏が不出馬を撤回して立候補したため、党本部は公認を見送った。結果的に同選挙区では、民主党などが推薦した川村秀三郎氏が初当選した。

 辞職願はこの日、宮崎市で開かれた県連役員会で提出された。米良政美幹事長は終了後、取材に応じ、「来年の参院選の候補選出まで終えて、辞任する考えもあったが、ほかの役員から『潔く責任を取るべき』という意見があった」と説明。緒嶋会長は「分裂選挙になり負けたことに我々の責任はあるが、中山氏や党本部にもある」と述べ、近く党本部へ、こうした考えを伝える方針を示した。

(2009年10月16日 読売新聞)

721チバQ:2009/10/16(金) 21:34:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20091015-OYT8T01264.htm
当落ライン  ハードル上がる


そろいのはちまきをしめ、総決起大会で拳を突き上げる郡部出身候補の支援者たち(15日)  佐賀市長選と同時に行われる佐賀市議選(18日投開票)は、定数38に53人が立候補する激戦となっている。市域が4年前の旧5市町村から旧8市町村に拡大して初めて行われる全市1区の選挙だけに、各陣営は地盤以外の地区にも足を運んで支持を訴えている。

 立候補者を旧市町村別にみると、佐賀市の31人が最も多く、諸富、川副両町が各5人、大和町4人、久保田町3人、東与賀、富士両町各2人、三瀬村1人。

 4年前は南部3町(川副、東与賀、久保田)との合併前で、有権者数は現在(10日現在で約18万9000人)より約2万9000人少なかった。定数38に今回並みの52人が立候補し、1700票台の候補が落選した。

 今回、ある陣営は、投票率が前回(約68%)並みとして、旧南部3町との合併などによって前回より増える得票数が単純計算で1人当たり約400票と算定。前回の落選ラインにそれを加算した2100票が当落ラインとみる。他陣営も同じような数字を想定しており、居住地以外からの票の取り込みを重要視している。

 15日朝、北部の山間部で開かれた地区出身の男性候補の総決起大会で、候補は「地区のすべての票をいただいても2000票にはるかに届かないマイナスからのスタート。議員がいなくなればこの土地は埋没します」と声を張り上げた。

 一方、郡部に比べ候補者1人当たりの有権者数が多い旧佐賀市や旧大和町の陣営の表情も厳しい。旧市のある現職候補は「4年前、郡部に行っても票は取れなかったが、反対に郡部の人たちは地元の票を束ねたうえで、旧市内の親族や知人をつてに切り込んできた」と振り返る。

 実際、4年前の市議選では、得票数上位10人のうち5人が郡部出身者で、当選者ゼロの旧町村はなかった。この現職候補は「旧市は浮動票が多い。今回は南部3町が加わったこともあり、さらに厳しい」と気を引き締めている。

(2009年10月16日 読売新聞)

722チバQ:2009/10/16(金) 21:35:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/feature/saga1254929728493_02/news/index_20091008-OYT8T00102.htm
県都の行方・・・佐賀市長選 一覧

<上>「対話」型市政の功罪
執行部と議会の関係一変
 残暑が厳しかった9月20日朝、佐賀市内の公民館前に秀島敏行市長(67)が姿を見せた。自民党ベテラン市議の後援会事務所開きで応援演説に立った秀島氏は、この市議なくしては佐賀市の合併は達成されなかったと持ち上げた後、100人を超える聴衆に語りかけた。「こう言うと議会と市長は仲が良すぎと言われるが、私は堂々と言いたい。仲が良くてどこが悪いか」

 自民、社民両党の推薦を受けた前回市長選で、民主党が推薦した現職・木下敏之氏(49)を破った秀島氏。行財政改革に一定の成果を上げたものの、一部議員から「独断専行」と批判され、市政運営に支障が生じることもあった木下氏とは対照的に、議会や市民との「対話」を重視。国政では対立する自民、社民党の双方の議員から「合併後の旧町村に何度も足を運び、融和に汗を流し続けた」と評価する声が上がっている。この日の演説では、「(議場では)議会と執行部が丁々発止、主張している。わきまえており、はき違えてはいない」と付け加えることも忘れなかった。

     ◇

 朝晩は冷え込むようになってきた10月5日夜。民主党中堅市議は、市政報告会に集まった約30人に「議会が総与党化し、チェック機能がなくなっている」と訴えた。

 例に挙げるのは、2006年の9月議会での、市中心部の再開発ビル「エスプラッツ」1〜3階部分の購入費約10億円などを盛り込んだ一般会計補正予算案の審議。市議は、付近のビルが半値以下で売買されていることや、年間維持費が1億円を超すことを問題視し、会派の4人で修正案を提出したが、「ほとんど議論もなく」(同市議)、予算案は原案通り可決された。

 6年7か月の任期中に幾度となく提出議案を否決された木下氏。対して秀島氏の4年間、執行部提案の議案が否決されたことはない。

 別の市議が言う。「木下さんは共感できる政策もあったが、人の話を聞こうとしないところがあった。秀島さんは一部議員らと親しすぎる感もあるが、木下時代に光が当たらなかった福祉などに地道に取り組んでいる」

 市長選への立候補を表明している新人の佐賀大客員教授・蒲原啓二氏(63)は秀島氏について、「市の労組出身という制約があって(思い切った)行財政改革に取り組めていないのではないか」としたうえで、議会との関係も緊張感がないと指摘。「行財政改革に消極的な市政を変えたい」と言う。

    

(2009年10月8日 読売新聞)

723チバQ:2009/10/16(金) 21:36:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/feature/saga1254929728493_02/news/index_20091008-OYT8T01301.htm
県都の行方・・・佐賀市長選
<中>財政不安


市長が執務する机(佐賀市役所で) 壁に張られた紅白の幕がお祝いムードを演出していた。佐賀市川副町に完成した下水道の中継ポンプ場で1日に行われた通水式。市は財源節約の切り札的事業と位置づけており、秀島敏行市長(67)のあいさつにも力がこもった。「町民の皆さんに多大な協力をいただいたおかげで、大幅なコストダウンを図ることができました」

 旧川副町時代に独自に下水処理場を設置する構想があったが、合併に向けて協議していた旧佐賀市、旧東与賀町との話し合いを経て、処理場を造らずに管を埋めて市の処理場へ下水を送る方式をとった。管は旧東与賀町も経由し、そこでも下水を集める。「建設費用で計15億円、年間維持管理費で計1億4000万円の削減効果が期待できます」。来賓を前に、秀島氏は胸を張った。

     ◇

 佐賀市の歳入は、当初予算で例年800億円弱。国からの地方交付税交付金は、市町村合併に伴う特例分が15年度から減り始め、今年度(167億円)を基準にすると、20年度には35億円減る見通しだ。一方で、高齢者や生活保護世帯などに使われる「扶助費」は年々増え、今年度は昨年度より2・6%多い148億円を計上した。

 市財政課は「交付税は減り、市税収入の伸びも期待できない。少子高齢化で扶助費の負担はさらに増えるだろう」と厳しい見通しを示す。市は予算の約2割を占める人件費を減らすため、採用数を退職者数より少なくし、この4年で職員数を234人削減(今年4月現在の職員数1901人)。貯金に当たる基金は、主要5種の総額(残高172億円)を維持するようにしている。

 「入るを量りて出ずるを制す」を財政運営のモットーとする秀島氏は、下水道施設の例のような合併に伴う施設の共用や、市税の収納率アップで財政のさらなる健全化を目指している。

     ◇

 不断の努力が必要な行財政改革。ある程度の市民サービスの低下は避けられない面もある。

 たとえば、市立図書館の図書購入費は10年前より大幅に減った。佐賀市のパート女性(48)は7月に村上春樹の「1Q84」を同図書館に予約したが、今でもまだ、自分の前に約70人が順番を待っている。「借りたい人があまり待たずに借りられる数はそろえてほしい」と女性。図書館は昨年度から、人気図書の寄贈を市民に呼びかけている。

 市長選に立候補する新人の佐賀大客員教授・蒲原啓二氏(63)も「入るを量りて出ずるを制す」が行財政改革の基本と話す。

 蒲原氏は、秀島市政の職員数削減について「市町村合併による余剰人員(を減らしたもの)で、身を削るような行財政改革の結果ではない」と主張。「付加価値が高く、すそ野が広い農業を経済活性化のバネとして育て、少数精鋭の職員で、徹底した歳出削減と税収アップに取り組みたい」としている。

(2009年10月9日 読売新聞)

724チバQ:2009/10/16(金) 21:36:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/feature/saga1254929728493_02/news/index_20091010-OYT8T00231.htm
県都の行方・・・佐賀市長選

<下>旧町村部の声 どう反映


旧大和町役場時代より職員数が減った大和支所  稲刈りシーズン真っ盛りの9月27日夜。佐賀市三瀬村で、秀島敏行市長(67)を囲む会が開かれた。農作業を終えた住民ら約30人を前に、秀島氏は「三瀬村は佐賀市の宝です」と感謝した。

 2005年9月まで、独立した村だった。人口1500人ほどだが、隣接する福岡市につながる有料道路にループ橋が08年に完成し、その後1年間の有料道路の通行量は前年より5%増えて約230万台になった。豊かな自然や点在するそば店などを目当てに訪れる観光客が後を絶たない。

 会の終了後、参加した男性(75)がさびしそうに話した。「確かに観光客は増えた。でも、役場が支所になり、何かを陳情しても『本庁に聞いてから』と数日待たされるようになった。私たちの思いが届いているのか疑問に感じる時がある」

     ◇

 05年、旧佐賀市と旧諸富、大和、富士の3町、旧三瀬村が合併。07年には旧川副、東与賀、久保田の3町も加わり、今の佐賀市になった。

 旧市町村で異なっていたサービスは原則、旧佐賀市の水準に合わせられた。例えば米寿などの節目に送られる敬老祝い金。旧三瀬村は77歳から給付が始まり、100歳まで受給すれば累計で最高109万円になった。一方、旧佐賀市は100歳までで計8万円、旧大和町は1994年に制度を廃止していたが、いずれも合併後は100歳までだと計4万円に統一された。

 これに対し、水道料金は旧諸富、大和両町で、家庭で使う程度の量なら10立方メートルまで1か月1365円という旧佐賀市の料金に統一された。それまで諸富町は10立方メートルまで2205円、大和町は8立方メートルまで1155円で、ともに実質的な値下げとなった。

 市総合政策課は「合併は将来の歳入減を見据え、旧市町村が助け合うことが大きな目的」とし、ただちに表面には表れにくい財政面での効果を強調する。

     ◇

 支所となったかつての町村役場。三瀬村では職員数が、合併前の約50人から36人に減った。住民が窓口で陳情しても、本庁に伝えられる際に地元の“体温”までは伝わりにくいことは同課も認めており、旧町村と本庁間の人事異動を増やしている。

 秀島氏は「支所に権限的なものを与えることも大事と思う」、市長選に立候補する新人の佐賀大客員教授・蒲原啓二氏(63)も「できるだけ権限と財源を移譲し、(旧町村の)個性を発揮してもらいたい」と言うが、本庁との「二重行政」となり、かえって効率が悪くなるとの指摘もある。

 合併に伴う負の側面を、どんな方法で解決しようとするのか。特に旧町村部で住民の要望をいかに吸い上げ、政策に反映させていくかの仕組みづくりが、新しい市長には問われる。

(この連載は本部洋介が担当しました)

(2009年10月10日 読売新聞)

725チバQ:2009/10/16(金) 21:59:14
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000910150003
「政争の町」様変わり 徳之島・伊仙町長選
2009年10月16日


伊仙町長選のポスター掲示場。町は候補者の名前を連呼する両陣営の選挙カーが行き交う以外、表向きは静かな選挙戦となっている=伊仙町伊仙

徳之島・伊仙町長選が静かだ。過去、支持者同士の殴り合いや開票所への投石などがあり、県警機動隊が警戒にあたる異様な光景が続いた同町長選。今回は今のところ機動隊の派遣もない。全国に悪名をとどろかせた「政争の町」は変わるのか。町民の多くが、18日の投開票が無事終わることを祈っている。(斎藤徹)
 ■どこででもある風景
 「こんな穏やかな出陣式は初めてだ」
 13日の告示日、候補者の出陣式に参加した男性(75)は感慨深げに言った。聴衆は時折笑顔を見せながら候補者の演説を聴いた。過去の町長選では、「何が何でも勝つ」という物々しい雰囲気に包まれていたという。
 地元の徳之島署は15日現在、県警本部へ機動隊派遣を要請していない。町内では「こんな静かな選挙は初めて」という声が多く聞かれる。両候補の選挙カーが候補者の名前を連呼する、どこででも見られる選挙風景となっている。
 伊仙町長選では長年、自民支持層と徳洲会支持層が候補者を擁立し、激しい選挙戦をしてきた。83年に始まった国政選挙での保岡興治、徳田虎雄両氏による「保徳戦争」の代理戦という構図だった。
 05年の前回選挙でも、両候補の支持者の怒号が飛び交う中、機動隊が期日前投票の会場を警戒にあたったり、選管の事務手続きを巡り、一方の陣営が抗議のため選管事務所を夜通し取り囲んだりする事態があった。
 しかし状況は06年末に一変した。徳洲会を支持母体とする徳田毅・衆院議員(鹿児島2区)が自民に入党。今年8月の衆院選でも同町で徳田氏が順当に得票した。
 ■政争「もううんざり」
 今回、町長選に立候補しているのは、新顔で町議を務めたこともある幸多実氏(54)と、現職で3選を目指す大久保明氏(55)の無所属2氏。幸多氏は徳之島徳洲会病院の職員を9月まで務め、大久保氏は同病院の院長をしていた、いわば「身内」同士だ。
 多くの町民は、変化を歓迎する。ある女性(65)は、町長選のたびに心を痛めてきた。候補者がともに親類だった。血縁が近い方の候補者に投票したが、選挙期間中は親類同士であいさつも交わさず、気まずい関係が長く続いたという。「あんな思いはもううんざり。派閥なんてない方がいいに決まっている」
 政争の弊害は、候補者も認識している。幸多氏は「町民所得が低いのは政争のツケ。お互いの主張を戦わせるのが選挙だ。全国に知れ渡った汚名をはらしたい」。大久保氏も「大多数の町民は、政争が島のために何にもならないとわかっている。選挙がなければ島に戻りたいという出身者も多い」と話す。
 ■ブローカー根絶が鍵
 ただ町内には、票のとりまとめや選挙賭博を町民に持ちかける「選挙ブローカー」がいまだに存在するという。町議選に出馬経験がある町観光協会長の勝信貴さん(53)は「ブローカーが相手候補のデマや中傷を流して町民同士の対立をあおり立てる。町民が対立すればするほど、やつらに金が入る。町は悪循環にはまっていた」と解説する。
 静かな選挙戦とはいえ、今回も候補者を中傷するようなデマが流れ、選挙賭博のうわさが出回るなど、不穏な動きもある。ただ「保徳」のようなはっきりした対立の構図がなく、ブローカーも動きにくいのが実情のようだ。
 県警幹部の1人は「選挙が何事もなく終了し、ブローカーが選挙に手を出せなくなるきっかけになってほしい」と話す。
 伊仙町の1人当たりの町民所得は約140万円(06年度)。奄美群島12市町村の中で最も低い。同町で農業を営む男性(54)は「政策で選挙が戦われるようになれば、経済的にも安定した町になるはず」と期待を込める。
 勝さんは言う。「『政争の町』というレッテルは、今回限りにしなければ。私たち町民の選挙に対する意識が変われば、実現できる」

726チバQ:2009/10/16(金) 21:59:29
■伊仙町長選での主な出来事■
〈91年4月〉
自民系候補が104票差で勝利
・対立する候補の支持者らが殴り合い
・開票所を支持者らが取り囲み投石、候補者の1人と機動隊員がけが。窓ガラスが割られる
・投開票翌日、町選管が選挙無効を告示
・町職員、選管委員長、自民系候補支持者ら、公選法違反容疑などで逮捕
・県選管が選挙を無効とし、後に最高裁も無効の判断。やり直し選挙に
〈93年10月〉
自民系候補が14票差で当選
・両陣営の支持者が買収容疑で逮捕
〈97年10月〉
自民系候補が1035票差で当選
・両陣営の支持者が買収容疑で逮捕
〈01年10月〉
徳洲会系候補が55票差で当選
・開票所の外にいた支持者数十人が警戒中の機動隊と衝突
・両陣営の立会人がもみあいに
・徳洲会系候補支持者が買収容疑で逮捕
〈05年10月〉
徳洲会系候補が217票差で当選

727チバQ:2009/10/16(金) 22:12:53
>>667
>地盤では、高田候補は大票田の平戸島北部などを固める。後援会や白浜市長の支持基盤に加え、連合長崎や民主党支持層らの動きも加わった。黒田候補は、出身地の生月をはじめ擁立に動いた漁協関係者に強さをみせる
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2009/hirado.html
平戸市長選終盤情勢 マニフェスト訴え激戦

 前県議の黒田成彦氏(49)と前市議の高田謀氏(62)=ともに無所属=の一騎打ちとなった平戸市長選。従来の地盤や組織による集票活動に加え、今回初めてマニフェスト(政策公約)選挙となったことが特徴で、18日の投票日に向けて終盤まで激戦が続いている。(平戸支局・坂本文生)

 両陣営とも、11日の告示前からマニフェストを公表。観光振興策を軸に長引く景気低迷への打開策、少子高齢化や行財政改革に向けた取り組みなどを具体的に提示している。

 平戸が抱える課題が明確なため、両陣営のマニフェストには共通点が多い。▽観光地として全国へのトップセールス▽大都市圏へのアンテナショップ開設▽市民の声を聞く移動市長室▽外部の監査・監視機能の強化▽副市長1人制▽相談窓口の一元化▽空き教室の活用−と多岐にわたる。

 黒田候補は、観光振興策のビジョンとテーマ、手法などを具体的に提起。「歴史」「恵み」「祈り」をテーマに他都市と差別化を図り、観光経済都市として再生すると訴える。人・物・金を集約し効率化する組織論、食や海洋レジャーの拠点を整備する地域戦略を描き地域浮揚を掲げている。

 高田候補は、トップセールスに自信をみせる。弟のジャパネットたかた社長も応援演説のマイクを握り、全国に情報発信が必要な観光振興への連携をにじませる。交流人口の年間20万人増や第2子の保育料無料化、審議会などへの女性登用率向上、鄭成功記念館の建設なども示している。

 地盤では、高田候補は大票田の平戸島北部などを固める。後援会や白浜市長の支持基盤に加え、連合長崎や民主党支持層らの動きも加わった。黒田候補は、出身地の生月をはじめ擁立に動いた漁協関係者に強さをみせる。2年前の県議選の活動を基に、平戸島中南部でも浸透を図っている。

 有権者数は3万340人(男1万3983、女1万6357)=10日現在、平戸市選管調べ=。


2009年10月15長崎新聞掲載

728チバQ:2009/10/16(金) 22:15:34
 11日告示 熱を帯びる前哨戦、市を二分の激戦へ

 任期満了に伴う平戸市長選(11日告示、18日投票)を目前に控え、立候補を表明している市議の高田謀氏(62)と県議の黒田成彦氏(49)の前哨戦が熱を帯びている。ともに保守系無所属の新人。市議対県議の肩書とともに、現市長の実質的後継者と知事の元秘書という「市長対知事」という構図も浮かび上がる。公約に共通点は多いが、市を二分する激戦の様相を呈しつつある。

(平戸支局・坂本文生)

 平戸市内の各地には「今こそ平戸維新」(黒田氏陣営)、「力いっぱい平戸」(高田氏陣営)の看板やポスターが掲示され、集会や決起大会などが繰り広げられている。「市長対知事」との見方について黒田氏は「知事選の前哨戦と思っていないし、対立構図とも思っていない」と意に介さない様子。高田氏は「対立構図にしたくない。政策論争にしたい」と言う。

 掲げる公約には共通点が多い。▽トップセールスによる観光振興▽地場産品などのブランド化▽子育てと高齢者支援−。違いは何か。

 高田氏は「平戸のいいときも悪いときも見てきた。経営者の視点で民間の声、力を行政に反映できるのが強み」と主張する。黒田氏は「手法、柔軟性、フットワークの良さで住民の声をよく聞き、政策決定過程をつまびらかにする」。

 ともに保守系だが、無所属で挑むとして自民と民主にそれぞれ推薦願を提出。いずれも推薦は受けられなかったが、政権交代が地方の首長選にも影響を与えている。出馬表明を機に自民党県連の政調会長を退いた黒田氏は「市長になった後のことを考えたときに市民に迷惑を掛けないように」と民主へも働き掛けた理由を明かす。高田氏は「どちらにも世話になる」と同様の理由を口にする。

 ともに大規模な決起大会を開催済み。高田氏は五つの後援会組織を軸に、支持を受けた連合長崎関連の団体なども通じて浸透を図っている。黒田氏は七つの後援会や漁協などを軸に支持基盤を固めている。両者ともホームページなどで活動情報を発信し、若年層や無党派層への支持拡大にもぬかりがない。激しい選挙戦になることは必至で、市民からは「昔のような足の引っ張り合いになって、対立の禍根ばかりを残さないか心配」との声も聞かれる。

 「平戸市の明日を語る」と題したローカルマニフェスト型公開討論会(北松浦青年会議所主催)が9日午後7時から平戸文化センターで開かれ、両者が公約の中身や違いを主張する。

 【編注】「高田謀」の高は口が目の上と下の横棒なし


2009年10月9長崎新聞掲載

729チバQ:2009/10/16(金) 22:25:33
>>405
さらりと無効判決が!
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101601000723.html
5票差の町長選に無効裁決 鹿児島、不在者投票に不備
 当落が5票差で決まった4月の鹿児島県錦江町長選をめぐり、県選挙管理委員会は16日、同町内にある特別養護老人ホーム「青山荘」で実施された不在者投票の管理に不備があったことを理由に、「選挙結果に影響を及ぼす恐れがあることは明白」として選挙を無効とする裁決をした。

 同町長選では現職の野元良一氏が3548票を得て再選された。これに対し、5票差で破れた新人楠元忠洋氏の後援会長だった男性(62)が、5月に町選管に選挙無効を申し出たが棄却され、県選管に審査を請求していた。裁決は、30日以内に取り消しを求める提訴がなければ確定し、その後、再選挙となる。

 裁決によると、青山荘で4月16日に実施された不在者投票で、不正がないか監視する「投票立会人」を務めるはずだった女性職員が、実際は入所者に代わって投票用紙を投票箱に入れるなどしており、公選法施行令の規定に違反して立会人がいない状態になっていた。

 県選管は裁決理由で「投票の管理執行に関する(ホームの)認識に安易さがみられた」と指摘した。

2009/10/16 18:26 【共同通信】

730チバQ:2009/10/17(土) 00:20:20
ジャパネットの応援は大きいなあ。黒田は旧郡部出身だし高田有利かな?


>高田候補は、トップセールスに自信をみせる。弟のジャパネットたかた社長も応援演説のマイクを握り、全国に情報発信が必要な観光振興への連携をにじませる。

731名無しさん:2009/10/17(土) 11:41:38
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=20991&amp;catid=74

市議の井手氏、立候補を表明 串間市長選
2009年10月17日


 来年7月27日に任期満了となる串間市長選に、同市議で経営コンサルタントの井手明人氏(57)が16日、立候補を表明した。


 井手氏は「派閥、しがらみによる弊害が発展を阻害している」と脱派閥を訴え、「民間企業の経営手法を取り入れ、市役所改革や産業振興に取り組みたい」と意欲を示した。

 9月市議会で原発立地の賛否を問う住民投票条例の廃止案を提案=議長裁決で否決=した井手氏は「市長選で争点にする意思はないが、原発は企業誘致の一つの選択肢」としている。

732チバQ:2009/10/17(土) 16:14:43
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091015ddlk45010547000c.html
選択の構図:宮崎市長選2010/上 津村氏「路線継承者は応援」 /宮崎
 「私自身が後継者を指名することは、絶対にやってはいかんことだと考えています」

 津村重光・宮崎市長(61)は断言した。9月8日、5選不出馬の記者会見でのことだ。

 津村氏が次の選挙に出るのかどうかは、くすぶり続けてきた。今年2月の記者会見では「早いうちに進退をはっきりさせたい」と発言した。3月市議会での引退表明をひそかに探ったが、果たせないまま時は過ぎた。この日、ようやく思いのたけをぶちまけたのだった。肩の荷を降ろしたかのように市長の表情は明るかった。

 実は市長の気持ちが5選不出馬に傾いたのは、はるか以前、4期目スタートの06年だったという。この選挙戦で心身ともに疲れ果てたからだ。

 「旧3町との合併後の新市を軌道に乗せたい」と出馬した前回選挙だったが、対する元佐土原町長の戸敷正氏(57)とは、わずか9000票差の7万9000の得票。不本意な薄氷の勝利だった。

 中でも戸敷氏を支援する中山成彬・元国土交通相(66)には苦しめられた。当時、衆院議員だった中山氏は、大物国会議員を相次いで戸敷氏の応援演説に繰り出した。自分の陣営には自民党との「太いパイプ」があることを、ことごとく有権者に見せつけた。

 出所は不明だが、津村氏を中傷する怪情報も飛び交った。

 もともと民社党県議だった津村氏は、自民党とは距離を置いてきた。津村氏は「選挙戦で7キロもやせた」と支援者にもらした。

 「これからが最後の4年間だ」と内心決意しての4期目が始まった。津村氏は、全国初の地域コミュニティ税の導入や橘通り公園化など、思い切った政策を次々に提案した。その一方では、今春ごろから親しい市議に「今期限りで引退したい」と漏らしていた。

 しかし市長が辞めるなら、支援者の多くが望むのは「津村市政の後継者を見つけること」だ。それが見つからない以上、津村氏続投を望む声は消せない。津村氏があせる中、市長選は近付いてくる。

 津村氏にとっては、待ちに待った引退表明の記者会見だった。記者団から質問が飛んだ。「後継者はどうなるのでしょうか」。冒頭の通り、市長はきっぱりと「後継者の指名はしない」と断言した。

 だが、市長は会見で謎のような言葉を二つ残した。「私も、とうとう若い人を応援する世代になりました」「後継指名はしないが、私の路線を継承してくれる方がいれば応援していきたい」

 その意味は間もなく判明する。不出馬表明に先立つ9月上旬、市長は内密に市議の支援会派を集めて「多選には戸惑いがある」と不出馬を伝えていたのだった。その10日余り後、今度は市長を支援する市議たちがやはり内密に集まった。

 ベテラン市議が切り出した。「市議の斉藤了介君を支援したい。いかがですか」。斉藤氏は当選1期の43歳。市長友好会派の政新会に属し、地域コミュニティ税にも賛成した。

 「私の4期16年の方向性には自信がある」と常々口にする津村氏にとって、斉藤氏は問題のない継承者だ。「私も若い人を応援する世代になった」という津村発言の「若い人」とは、43歳の斉藤氏を指したものだろう。一方、戸敷氏は津村氏と同世代に近い57歳である。戸敷氏には宮崎市政をまかせたくない、と暗に言っている。

 津村後継者問題は、引退表明の時点で既に決着がついていた。いや、後継者のメドが立ったからこそ引退表明ができたのである。

  ◆  ◆  ◆

 来年1月24日投開票の宮崎市長選は、4期16年務めた津村重光市長が引退し、新人2人の一騎打ちとなる構図が固まった。投開票まで半年を切り、出馬予定者が出そろうまでに、水面下ではさまざまな動きがあった。対立軸が決まるまでの舞台裏を伝える。【種市房子】

733チバQ:2009/10/17(土) 16:15:51
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091016ddlk45010598000c.html
選択の構図:宮崎市長選2010/中 戸敷氏、「自分色」前面に再挑戦 /宮崎
 「宮崎市は株式会社のようであるべきです。株主たる市民の声が第一です。市長は雇われ社長に過ぎません。津村市政には、市民への視線が欠落しています」。元佐土原町長の戸敷正氏(57)の熱っぽい声が響いた。

 今月上旬のある夜、宮崎市田野町の公民館には支持者ら約50人が集まっていた。パソコン画面のグラフや写真を大型スクリーンに映しながら、戸敷氏は演説した。参加者から市政への不満が飛び出した。「合併前に抱いていた街づくりの夢が果たされていない」。戸敷氏はすかさず「私ならば」と独自の政策論を展開していく。

 前回選挙で津村重光市長(61)に9000票あまりに迫った戸敷氏は、はやばやと再出馬を表明し、3年半で220回のミニ集会を繰り返してきた。

 宮崎市生目出身の戸敷氏は、県農業大学校卒業後、佐土原町役場に就職した。課長補佐級時代に「町政を変えてほしいという待望論に背中を押されて」(戸敷氏)、町長選投開票のわずか50日前に出馬を表明、当選した。2期8年を「住民と連携した街づくりを進めた」と振り返る。

 そして前回宮崎市長選に手を挙げたのも、同じく投開票の約50日前。合併後に用意されていた助役ポストを投げ打って出馬した。

 背景には、合併協議での津村市長への不信感があったという。「助役の権限が小さく、佐土原独自の街づくりができないと感じたから」だ。

 その戸敷氏に強力な援軍がついた。中山成彬元国土交通相(66)である。中山氏の戦略は明快だ。自身の選挙区である衆院宮崎1区の地盤を安定させること。そのためには自身の影響力を反映できる市長を作る。中山氏は07年の出直し知事選でも、自民推薦の持永哲志氏ではなく、元林野庁長官の川村秀三郎氏(60)を支援した。知事に影響力を与えられれば、県都の地盤は強固になる。しかし保守系が分裂選挙になった結果、東国原英夫氏(52)が当選した。

 一方、津村氏の側近はこう解説する。「中山氏は津村市長がいずれ衆院1区から出馬することを警戒した。その前に津村氏の芽をつぶせ、ということだ」

 こうした戦略を立てるのは政治家なら当たり前で、中山陣営だけではない。どちらの陣営につく方が有利かは、誰しも選挙のたびに計算している。

 ともあれ中山氏は戸敷氏陣営の前面に立った。市長選に介入しない自民県連に対し、中山氏は戸敷氏の推薦を働きかけた。県連幹部からは「県都の主導権争いに自民党組織を利用している」という批判が上がった。

 あれから3年半、政治地図は一変した。出直し知事選で中山氏が推した川村氏はその後、中山氏と離反した。よりによって中山氏と同じ選挙区から出馬して中山氏を落選させた。民主党政権が誕生して自民党との「太いパイプ」は意味をなさなくなった。

 だが前回、戸敷氏を支援した中山派の市議たちにとって、戸敷市長が誕生するかどうかは死活にかかわる。市議46人中、戸敷氏を支持する市議は十人弱とされる。「われわれは反市長派ゆえ、当局から市政情報をもらえないことがたびたびある。津村市長の後継者が当選すれば、そんな悪弊がまだ何年も続くだろう」とある市議は批判する。「津村市政の失敗は地域コミュニティ税だけではない。ハコモノを作りすぎて財政も悪化したんだ」

 別の中山派の市議は期待を込める。「中山さんは戸敷さんのために絶対に立ち上がる。現に中山さんの支援者が戸敷さんを売り込んで歩いているよ」

 ところが中山氏自身は「私は落選した身だから、支援も何も」と言葉少なに否定する。戸敷氏本人も中山氏とのかかわりを「相手陣営が勝手に考えていること。私は戸敷カラーを出して戦うだけです」と話すのだが……。【種市房子】

734チバQ:2009/10/17(土) 16:17:06
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091017ddlk45010634000c.html
選択の構図:宮崎市長選2010/下 斉藤氏、「路線継承」ジレンマも /宮崎
 「次の市長選に出る決意を固めました。ご理解のほど何とぞよろしくお願いします」

 津村重光市長(61)の5選不出馬表明から約10日後、斉藤了介市議(43)は市議の自宅を訪ね歩いていた。元県議会議長の故斉藤実美氏をおじに持つ斉藤氏は、会社員を経て07年に初当選した。当選1期目に過ぎない斉藤氏はシルバーウイーク期間中、先輩市議たちへ必死に頭を下げた。

 連休が明けると、津村支援会派の市議26人が料亭に集まった。1週間前、斉藤氏擁立を持ち掛けたベテラン議員が言った。「斉藤君の支援で一致しようではないか」。根回しは終了し、津村路線の継承者は決まった。

 彼らが、政治経験の浅い斉藤氏を支援するのは「津村市長の実質的な後継者だから」にほかならない。一方、斉藤氏自身は「後継」の言葉に反発する。「市長と私は別人格です。市長が批判される部分は改善していきたい。どうして私が津村路線の継承者と言われるのか分かりません」

 斉藤氏はジレンマを抱えている。津村後継を否定するなら、どうして1期目途中の市議を、26人もの市議が支援するだろうか。津村市長の看板抜きに大量得票は可能だろうか。だが逆に「津村後継」を前面に出した場合のマイナス面もある。今後、難しい綱渡りを強いられるだろう。

  ◆ ◆ ◆

 一方、市長選の「台風の目」になるはずだったのに「1期目途中」を理由に出馬を取りやめたのが武井俊輔県議(34)である。津村氏の不出馬会見からわずか3日後、一部マスコミが武井県議の出馬の動きを報じた。これを受けた本紙の取材に武井氏は「出馬を検討している。近日中に後援会とも話し合って結論を出したい」と語った。

 武井氏は宮崎交通を退職後、早大大学院に入学し、当時は同大の学生だった東国原英夫氏(52)と親しくなった。07年の東国原知事誕生後に実施された県議選で、宮崎市区から出馬して初当選した。若手3人と知事友好会派「愛みやざき」を結成し「東国原チルドレン」と呼ばれた。

 今年7月4日、宮崎市内で「愛みやざき」の県政報告会が開かれた。途中、東国原知事が突然現れ、あいさつを始めた。会場がどよめいたのは知事の次の下りだ。

 「新しい感覚の人が育っていかないと宮崎に明日はない。4期も5期も同じ首長さんがやるなんていいんですかね。で、武井君が市長選に……」。と、言いかけたところで武井氏が知事に駆け寄り「いやいや、いやいや」と制した。人気の高い知事が支援するなら武井市長誕生もあり得る。「武井待望論」は現実味を帯びていった。

 しかし「出馬へ」と報じられた数日後、武井氏の表情は暗転する。走り出そうとして周囲を冷静に見渡すと、多くの市議は「斉藤氏擁立」で固まっていた。津村支援会派による包囲網が敷かれた後だったのである。

 今月5日、武井氏は会見で不出馬を表明した。「県議1期目の途中なので職責をまっとうしたい。この決断について知事とは特段話はしていません」。次期市長選の構図が固まった瞬間である。

  ◆ ◆ ◆

 前回市長選は、津村氏、元佐土原町長の戸敷正氏(57)、共産党候補の3人の戦いだった。今回、共産党からの出馬表明はまだだが、保守系は津村氏ではなく斉藤氏が戸敷氏と戦うことになる。

 支援市議の数では、市議46人中、斉藤氏側が二十人超、戸敷氏側が十人弱と、斉藤氏が有利だ。しかし斉藤氏が「何者か」を知る人は、まだ有権者の一部に過ぎない。

 一方、戸敷氏は3年半、地道に支持者を増やしてきた。前回選挙で「戸敷正」と書いた有権者だけでも約7万人に上る。戸敷氏の弱みは、前回支援してくれた中山成彬元国交相(66)が落選中であるうえ、自民党も野党に転落してしまった点だろう。市長選は動き出した。だが勝敗の行方はまだ混とんとしている。【種市房子】

735チバQ:2009/10/17(土) 16:21:34
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091017ddlk43010584000c.html
選挙:玉名市長選/玉名市議選 市長選、現・新の一騎打ち模様−−あす告示 /熊本
 ◇市議選は32人立候補か
 玉名市長選と市議選(定数26)は18日、告示される。市長選には再選を目指す現職、島津勇典氏(71)と、新人で会社役員、高嵜哲哉氏(64)=共に無所属=の2人が立候補を表明しており一騎打ちとなりそうだ。

 島津氏は自民党県連、高嵜氏は民主党県連からそれぞれ推薦を得ている。8月末の衆院選以降、県内で初めての市長選は民主、自民両党が対立する構図となる。

 05年に1市3町の合併で新玉名市が誕生して4年。九州新幹線全線開業を11年春に控え、新玉名駅前整備や中心市街地などの街づくり、新庁舎建設、行財政改革、産業振興などを巡って激しい選挙戦となることが予想される。

 今回から定数が4減となる市議選には32人が立候補を予定している。

 立候補の届け出は18日午前8時半〜午後5時、市文化センター3階大研修室で受け付け。投票は25日午前7時〜午後7時、市内47カ所であり、同8時半から玉名勤労者体育センターで即日開票される。9月2日現在の有権者数は5万7884人。【和田大典】

 ◇「新幹線効果」に期待、人口減への歯止めなど課題
 11年春の九州新幹線全線開業を控え、玉名市は新玉名駅を核にしたまちづくりをどう進めていくのか、市中心部の活性化をいかにするのか課題を抱えている。

 新玉名駅南側の7・2ヘクタールは、開業までに4ヘクタールで駐車場やロータリーなどを整備し、その後18年までに観光交流施設などが建設される予定になっている。新玉名駅は市中心部から北東に約2キロ、観光地の玉名温泉から約1・5キロ離れている。

 しかし温泉街では、逆に山鹿、菊池にも近く「菊池川温泉郷」として売り込もうと「玉名温泉だけでは印象が弱くても、周辺と一緒に盛り上げていける」(玉名観光協会)とPR活動を進めている。

 ただ観光客誘致などの「交流人口」を増やすための方策に官民が取り組む一方、実際に暮らす「定住人口」をいかに確保するかは具体策を打ち出せずにいる。合併時に約7万2800人いた市の人口は7万786人(09年9月末)と年に500人程度減っている。市は07年「定住化基本構想スマイルプラン」を掲げたが、県外の物産展や催しにコーナー出展を始めたばかりだ。

 市中心部に空き地ができることも、不安に拍車をかけている。老朽化が進んだ市庁舎は、合併を機に現在の市中心部から北に約800メートル離れた市民会館北側に移転することになっている。3月に市が取得したスーパーマーケット跡地も含め、中心部の土地利用には、住宅地や公園など「人が集まる」活用方法が期待されるが、市は「慎重に検討していく」と先行きが不透明なまま、市の「重心」が北側に移動していく。

 玉名商工会議所の山嵜憲一副会頭(62)は「人口増は長く市の課題だが、選挙のたびに計画がいったん足踏みする。時間を区切って進めるために官民で考える場を作ってほしい」と話す。【結城かほる、和田大典】

http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091006ddlk43010639000c.html
選挙:玉名市長選 民主対自民の構図に 県連推薦、2氏に分かれる /熊本
 18日告示、25日投開票の玉名市長選で、民主党県連が元旧玉名市長、高嵜哲哉氏(64)の推薦を、自民党県連が現職の島津勇典氏(71)の推薦を決めた。合併後の旧市町の一体感や新幹線開業など、市政を巡る両者の主張に大きな違いがない中、政権交代して県内で初の市長選は民主対自民の構図になった。

 「必ず『市民の生活が第一』に考えてくれる候補として、民主党は推薦した」。5日の高嵜氏の決起集会で、民主党の福嶋健一郎衆院議員が持ち上げた。高嵜氏が県連に推薦願を出したのは3日前の2日。翌3日には役員会を開き推薦を決める異例のスピード決定だった。同日実施の市議選(定数26)で県連推薦は過去最多の3人に上る予定で、政権与党として足固めをしたい思惑ものぞく。

 ただ高嵜氏は「私はあくまでも市民党」と、自民党などにも推薦願を出し、自らは政党色を前面に出さない。

 自民県連は5日、高嵜、島津両氏からの推薦願を受け役員会を開いた。島津氏は県連幹事長も務めており、全会一致で島津氏の推薦が決まった。前川收幹事長は「地方首長選で政党の枠組みをはめこむことに疑問はあるが仕方ない。相手が民主の推薦を得たとなれば、そういう構図になる」。

 玉名市を含む熊本2区は、民主候補が自民候補を破ったものの、玉名市に限れば自民候補の得票は相手を約5000票上回った。島津氏は「国政と地方行政は別だ。影響が全くないと言えば、皆笑うだろうから言わないが」と話した。【結城かほる】

736チバQ:2009/10/17(土) 16:22:58
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000910140003
課題は山積/玉名市長・市議選
2009年10月14日


工事が進む九州新幹線新玉名駅。駅舎の外観はほぼ完成した=玉名市玉名

  玉名市長・市議選は18日告示される。市長選は、再選をめざす現職の島津勇典氏(71)と、旧玉名市長で不動産会社役員の高嵜哲哉氏(64)の無所属2氏による一騎打ちの公算が大きい。玉名郡市1市3町の合併による現玉名市誕生から4年。九州新幹線全線開業を2011年春に控え、駅周辺整備など多くの難題を抱える。(有馬護宏)


  九州新幹線の新玉名駅は外観がほぼ完成。9月13日に沿線住民向け見学会もあった。住民は「建物はすばらしい。新幹線を生かした地域づくりを」と期待する。市新幹線推進課によると開通後は1日約3900人、年間100万人以上の乗降客が期待される。


  06年2月に県と市で締結した「整備に関する協定」で、新幹線開業までに駅前広場約4ヘクタール、2018年ごろまでに広域交流施設約3・2ヘクタールの整備を計画。ロータリーや多目的広場などを整備する駅前広場の整備は確定したが、広域交流施設は不透明だ。大手家電量販店や大型商業施設進出の話もあるが、地元商店街との調整も手つかずだ。


  交流施設の活用策は、玉名商工会議所と市商工会で3月に発足した「新幹線玉名駅周辺整備検討特別委員会」が9月30日、市に提言した。米の集積地だった歴史から、米俵をシンボルにした公園整備や、音楽のあふれる都をめざす玉名にふさわしい音楽・イベントホールの建設を提案。高井信彦委員長は「商工業者の立場で考えた」という。


  にぎわう高瀬商店街の一角に空き地がある。97年に閉店し、5年後に建物が取り壊されたスーパー「マルショク玉名店」跡地だ。市は今年3月、中心市街地活性化を目的に、2740平方メートルのうち国道208号に面した1560平方メートルを4725万円で購入したが、利用法は決まらない。市政策推進課は「商工会議所などでつくる跡地活用検討会議で協議中。来年3月までに方向を打ち出したい」。


  跡地の数百メートル西には玉名市役所がある。鉄筋コンクリート3階建て庁舎は手狭で、築50年を経て老朽化がめだつ。05年の合併協定に沿い、同市岩崎の市民会館北側に移転して新市庁舎を建てる計画だ。11年度にも用地買収に着手、13年度末の完成をめざす。


  基本設計によると新庁舎の総事業費は59億8千万円。鉄筋コンクリート5階建てで太陽光発電など環境対策を取り入れた「先進的エコ庁舎」とする計画。市財政課によると、7割は合併特例債を充てるが、約26億5千万円の手出しとなる。08年度末で約317億円の公債残高を抱える市には大きな出費だ。


  玉名温泉観光旅館協同組合の草村咲月理事長は「マルショク跡地は何のために買ったのか。市庁舎は現在地で建て替え、中心市街地の空洞化は避けるべきだ」と注文する。


  島津市長は「新庁舎は合併協定に沿い、計画通り進める。跡地はミニ公園や住宅ゾーンなどいろんな話がある。軽々に方向性を決めず、都市計画道路の完成や新幹線の開業を待ってから考えていきたい」と話している。


  旧市長時代に合併協議会長として合併を進めた高嵜氏は「新市庁舎は市民の意見を聴き、将来を見据えた適正規模を検討し、合併特例債期限の2015年までに建てる。30億円規模を考えている」と建設規模の見直しを打ち出す。

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000910060001
玉名市長選は民・自対決か
2009年10月06日

  18日告示、25日投開票の玉名市長選は民主・自民両党の対決となりそうだ。自民党県連が5日、現職の島津勇典氏(71)推薦を決めた一方、民主党県連は3日に、旧玉名市長の高嵜哲哉氏(64)推薦を決めている。


  自民県連によると、推薦願は高嵜氏からも出ていたが、国政選挙での協力関係などから島津氏に決めた。前川收幹事長は「政党対決の構図を持ち込む必要はないが、高嵜氏が民主推薦を得た以上、島津氏を推す」と説明した。


  両氏は05年の市長選でも立候補し、自民は島津氏を推薦。民主は自主投票だった。公明党県本部にも両氏から推薦願が出ているが、対応は未定という。

737チバQ:2009/10/17(土) 16:23:38
◇玉名市長選挙(熊本県)開票結果 投票率84.38%
当18158 島津勇典(無新、自推薦、67歳、初当選)
 17972 高嵜哲哉(無新、60歳)
 11089 築森 守(無新、60歳)
  1340 野尻耕喜(無新、56歳)
※新「玉名市」は、旧「玉名市」、岱明町、天水町、横島町が合併して誕生。今回の
選挙は初代市長を決める選挙。高嵜氏は旧・玉名市長。

738チバQ:2009/10/17(土) 16:46:19
>>515
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-10-17-M_1-002-1_004.html
赤嶺県議ら3氏民主へ 小沢氏に復入党伝える

 県議会中立会派・改革の会の當間盛夫、赤嶺昇、玉城満、平良昭一の4県議は16日、民主党の小沢一郎幹事長と党本部で会談し、赤嶺氏の復党と玉城、平良両氏の入党の意向を伝えた。出席者によると、小沢幹事長は「党勢拡大に向け、県連としっかり協議してほしい」と述べ、復党・入党を歓迎したという。会談には、山岡賢次国対委員長も同席。小沢幹事長は「地方議員を増やすためにも頑張ってほしい」と語ったという。

 赤嶺氏は、昨年6月の県議選で民主公認候補として2期目の当選を果たしたが、喜納昌吉代表ら県連執行部と対立。今年7月に、改革の会に会派入りしたことなどを理由に除籍処分を受けた。今後は赤嶺氏と県連とのしこりの解消が3氏の復党・入党のかぎを握る。3氏は、衆院選では沖縄3区で当選した玉城デニー氏を支援した。

739チバQ:2009/10/18(日) 20:32:37
>共同代表に、喜納昌吉参院議員、伊波洋一宜野湾市長、翁長雄志那覇市長、玉城義和県議が決まった
>>21  那覇市長選は16日投開票され、現職・翁長雄志氏(58)(無=自民・公明推薦)が、いずれも新人の前県議・平良長政氏(65)(無=民主・共産・社民・国民推薦)、政治団体代表・屋良朝助氏(56)(諸派)を破り3選を果たした。
>>702 翁長那覇市長、民主県連に“急接近” まちづくりで連携を確認
他は革新系
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-10-18-M_1-001-1_004.html
数万人の動員目指す 反基地県民大会/実行委総会 翁長市長参加へ

 11月8日に宜野湾市で開催される「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」実行委員会の結成総会が17日、那覇市の教育福祉会館であった。共同代表に、喜納昌吉参院議員、伊波洋一宜野湾市長、翁長雄志那覇市長、玉城義和県議が決まった。「普天間飛行場の閉鎖・返還」「跡地利用」「環境浄化」「雇用確保」などを大会スローガンに、数万人規模の動員を目指す。

 県政野党の県議や国会議員のほか、労働組合、市民団体など約100人が出席。短期間で準備を進め、オバマ米大統領が初来日する11月12、13日に合わせて大会を開催することで、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を含む米軍再編の見直しを進める鳩山政権の対米交渉を後押しすることなどを確認した。

 超党派での開催を目指したが、自民党県連が不参加を決定、公明県本は態度を保留している。しかし、自公支持層に影響力のある翁長市長の参加で、一定の道筋がついた。

 共同代表の喜納氏は鳩山由紀夫首相に面会した際、「辺野古に基地を造るなら沖縄で独立運動が起きる」と伝えた。辺野古に基地を造らせない信念で取り組もう」と協力を呼び掛けた。

 翁長市長は鳩山首相が名護市長選の結果を見極め、最終判断する意向を示したことに触れ「再び名護市民に踏み絵を踏ますようなことがあってはならない」と述べ、政府に結論を出すよう促す考えを示した。

740チバQ:2009/10/18(日) 21:47:33
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091014ddlk42010486000c.html
選挙:江迎町長選/江迎町議選 町長選、現職・新人の一騎打ち−−告示 /長崎
 ◇町議選は9人が無投票当選
 任期満了に伴う江迎町長・町議選は13日告示され、町長選は現職の亀山春光氏(65)と、新人で前町議の中野隆保氏(54)=いずれも無所属=が立候補した。町議選(定数9)は現職8、元職1の計9人が立候補し、無投票当選が決まった。

 亀山氏は、同町長坂免の選挙事務所前で第一声。「合併の責任者として、来年3月31日の合併を見届けるのが私の責務」と訴えた。

 中野氏は同町赤坂免の地区公民館前で「すばらしい古里をともにつくっていきたい」と第一声。民主党県連の支持を受け、出陣式には宮島大典衆院議員も参加した。

 江迎町は、鹿町町と10年3月末に佐世保市に編入合併することが決まっており、任期は約5カ月。町長選は、佐世保市に編入合併する際、市の財政に組み込まれる町単独の基金約17億円の使途が争点となりそうだ。

 亀山氏は「今ある基金は合併後の事業展開を示す『新市基本計画』の裏付けになるもの。市に組み込まれるからといってマイナスになるものではない」としている。

 一方、中野氏は「合併前にやるべきことはある」として争点の基金を用いて、中学校建て替えの早期着手、町営住宅の外壁塗装、生活道路の危険個所の改善などを訴えている。

 投開票は18日午前7時〜午後8時。町内4カ所の投票所で。開票は町役場3階で午後8時45分から行われる。12日現在の有権者数は4839人。【野呂賢治】

==============

 ◇町長選立候補者(届け出順)
亀山春光(かめやま・はるみつ) 65 無現(3)

 町長[歴]町社会福祉協議会長▽町議▽立教大

中野隆保(なかの・たかやす) 54 無新

 木材会社社長[歴]町議▽佐世保商高=[民]

==============

 ◇江迎町議選当選者(定数9・届け出順)
林逸夫   61 理容業    無現

森正毅   67 会社役員   無現

安富安雄  62 農業     無現

三浦潔   61 会社役員   無現

上田崇仁  52 建設会社員  無元

真坂共子  59 介護専門員  共現

森登    74 [元]町職員 無現

井手敏行  56 団体理事   無現

山下伊三郎 68 会社役員   無現

〔佐世保版〕

741チバQ:2009/10/18(日) 21:50:43
>>725-726
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20091018ddlk46010330000c.html
選挙:伊仙町長選 きょう投開票 対立構図崩れ一変、静かな選挙戦 /鹿児島
 ◇町民「政争のない町に」
 伊仙町長選は3選を目指す現職と新人の一騎打ちで、18日投開票される。かつては町選管ぐるみの不正や開票所への投石が起きるなど、異常な過熱ぶりで知られたが、今回はうって変わって静かな選挙戦となった。奄美群島を二分した「保徳戦争」の構図がなくなったためとみられ、県警は今回、恒例だった機動隊派遣を見送った。【神田和明、村尾哲】

 ◇恒例の機動隊派遣見送り
 「監視役がいない」。14日に期日前投票をした50代の男性が驚いた。監視役は相手陣営の不正を監視するため、役場の投票所周辺に集まるのが常だった。選挙戦は、選挙カーが町内を走り回るのみ。男性は「かつては身内でも対立し、町を逃げ出そうかと思ったこともある。何も起こらず新しい町長が決まるならそれが一番いい」。

 伊仙町長選は町を二分する激戦が長年続き、トラブルが続発した。91年は不在者投票の扱いを巡って混乱。開票所への投石が起きるなど荒れに荒れ、町選管委員長らが公選法違反容疑で逮捕された。選挙は最高裁で無効とされ、93年にやり直しとなった。

 その後も投票所前で支持者同士の小競り合いが起きるなど混乱は続いた。県警は機動隊を派遣し、開票所の入場制限やパトカーによる投票箱の護衛にあたった。異様な光景から「政争の町」と呼ばれるようになった。

 一連の騒動は、奄美群島内での「保徳戦争」が背景にあった。自民の保岡興治元法相(70)=09年衆院選で落選=と、医療法人の徳洲会を支持母体とする自由連合の徳田虎雄氏(71)が83年から戦った衆院選。群島の市町村選挙でも支持を奪い合う「代理戦争」が続いた。

 虎雄氏は05年の郵政選挙で引退し、次男毅氏(38)が初当選。毅氏が06年に自民に入党し対決構図が崩れた。今回の町長選に立候補している新人の幸多(こうた)実氏(54)と、現職の大久保明氏(55)はともに徳洲会出身だ。

 幸多氏は「これまでは汚点続きだったが、今回はそのイメージを一新する歴史的な選挙にしたい」。大久保氏も「選挙にエネルギーを費やすのは町の発展を阻害する大きな要因」と話す。

 「政争の解消」は町民の願いでもある。60代のある女性は「静かな選挙が続けば、これほど住みやすい町はない」と語るが、陣営関係者は楽観はしていない。「選挙のたびにうごめく選挙賭博のブローカーもまだいるようだ。まずは金権選挙を断ち切ることが重要」と指摘した。

742神奈川一区民:2009/10/18(日) 22:34:58
佐賀市長選挙
秀島敏行氏当選確実
ソース@NHK

743名無しさん:2009/10/18(日) 22:52:29
残念……。

744とはずがたり:2009/10/18(日) 22:53:10
出ましたね。。残念。

745名無しさん:2009/10/19(月) 00:14:26
「民主動いてくれよ」と思ったかどうかは定かではない
市議選は6人出してるだけに

746神奈川一区民:2009/10/19(月) 01:00:50
秀島敏行氏の娘はフリーアナウンサーの秀島史香
氏らしい。J-WAVEのgroovelineという番組に出演しています。

747神奈川一区民:2009/10/19(月) 01:55:31
佐賀市議会議員選挙
民主党は5名当選
みんなの党1名落選
ソース@佐賀新聞

748とはずがたり:2009/10/19(月) 02:19:51
>>747
民主は現有5議席なんで全然頑張ってないんですね。。

【改選前の市議会会派と市議選出馬>>709状況】

凌風会…旧郡部保守系 自民市政会…旧市部自民 新政会…旧市部保守系

市議会議員名簿
会派・控室別議員名簿 更新日:2008年12月01日 17時18分
http://www.city.saga.lg.jp/contents.jsp?id=2811
◎代表者 ○副代表者

▼社民党:3人
 ◎田中喜久子・旧市議→09:社民
 ○井上雅子
  西村嘉宣 →09:社民

▼凌風会:12人
 ◎山本義昭・旧三瀬村課長・村議→09:無所属
 ○原口忠則・旧川副町議→09:無所属
  武藤恭博・旧諸富町議→09:無所属
  平原嘉�次Φ貘舅堕侊帳�09:無所属
  重田音彦・旧富士町職員・町議→09:無所属
  大坪繁都・旧諸富町議→09:無所属
  江頭弘美・旧諸富町議→09:自民
  副島義和・旧大和町議→09:無所属
  中野茂康・旧久保田町議→09:無所属
  西岡正博・旧川副町議→09:無所属
  古賀種文・旧川副町議→09:無所属
  重松 徹・旧東与賀町議→09:無所属

▼自民市政会:9人
 ◎永渕義久・旧市議→09:自民
 ○川原田裕明・旧市議→09:自民
  福井久男・旧市議→09:自民
  黒田利人・旧市議→09:自民
  嘉村弘和・旧市議・衆院秘書→09:自民
  福井章司・旧市議・県議→09:自民
  亀井雄治・旧市議→09:無所属
  堤 正之・旧市議→09:自民
  山口弘展 →09:自民

▼政新会:7人
 ◎野中久三  
 ○松尾和男・旧市議→09:無所属
  福島龍一・旧市議→09:無所属
  豆田繁治・旧市議・衆院秘書→09:無所属
  西岡義広・県議秘書▽旧市議→09:無所属
  片渕時汎
  永渕利己・旧市議→09:自民

▼民主クラブ:5人
 ◎本田耕一郎・NTT労組・旧市議→09:民主
 ○千綿正明・旧市議→09:民主
  森 裕一
  藤野靖裕・旧市議→09:民主
  白倉和子・旧川副町議→09:民主

▼公明党:4人
 ◎中本正一・旧市議→09:公明
 ○野口保信 →09:公明
 池田正弘・旧市議→09:公明
 野中宣明 →09:公明

▼日本共産党:2人
 ◎山下明子・旧市議→09:共産
 ○中山重俊・旧市議→09:共産

749名無しさん:2009/10/19(月) 03:50:43
佐賀市議選 定数38
当  1 3697 白倉和子   民主 現
当  6 2912 山下伸二   民主 新 九電社員、(元)連合佐賀副事務局長
当 16 2528 山田誠一郎 民主 新 (元)参院議員(川崎稔)秘書
当 20 2453 本田耕一郎 民主 現
当 36 2015 千綿正明   民主 現
      1716 藤野靖裕   民主 現

最下位当選者の得票数 1969
民主公認候補の合計得票 15321

ま〜6人通すのが精一杯だったな、これじゃ

750チバQ:2009/10/19(月) 06:28:50
>>746
マジですか!?たまに聞いてるんですけど....

751とはずがたり:2009/10/19(月) 10:23:04
>>748
凌風会の平原は平原嘉徳である。。

再掲
平原嘉徳・旧大和町議→09:無所属

>>749
惜しいですねぇ。。旧町村部のせいか,民主の女性って事からかトップの白倉女史から下位候補に票を廻せば全員当選も可能だった様ですし。

752カレンちゃん:2009/10/19(月) 14:47:55
ここって私しか知らないのかな?
↓    ↓    ↓
http://magiclien.com/?sk4

知ってる人が居れば情報ください!

753チバQ:2009/10/19(月) 21:43:58
75歳で返り咲き・・・
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091018-OYT8T00779.htm
龍郷町長に川畑氏が返り咲き
 龍郷町長選は18日、投開票された。

 前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなり、前町長・川畑宏友氏(75)(無所属)が、現職・田畑茂光氏(65)(同)を破って返り咲きを果たした。

 川畑氏は「町政のリーダーとして覚悟を持ち、合併に頼らない町づくりを進めていきたい」などと、農林水産業の振興や少子高齢化対策などを訴えた。

当 2,351川畑 宏友75無元

  2,120田畑 茂光65無現

(選管確定、無効など 83)

川畑 宏友(かわばた こうゆう)氏《2》

(元)町長、県教組奄美地区支部長、中学教諭→法大通信制→龍郷町

(2009年10月19日 読売新聞)

754チバQ:2009/10/19(月) 22:37:44
>>741
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091018-OYT8T00780.htm
伊仙町長は大久保氏が3選
 伊仙町長選は18日、投開票され、現職・大久保明氏(55)(無所属)が、新人で元町議・幸多実氏(54)(同)を破り3選を果たした。

 かつて同町長選は、県警機動隊が出動するほどの激しい選挙戦を繰り広げた。全国唯一の1人区だった衆院選の旧奄美群島区で、「保徳戦争」と呼ばれた保岡興治、徳田虎雄の両氏の政争が町長選に持ち込まれたことがその背景に控えていた。しかし、小選挙区制の導入や徳田氏の政界引退などで、保徳戦争の影は薄れつつある。今回の町長選では大久保、幸多の両氏ともに選挙戦で“政争の町”のイメージ一掃を訴えた。

 大久保氏は「過疎化を食い止めて定住人口を増やし、子宝日本一の島として全国にアピールしていきたい」などと訴え、子育て支援の充実や農業振興などを訴えた。

当 2,900大久保 明55無現

  1,420幸多  実54無新

(開票率81%)

大久保(おおくぼ)明(あきら)氏《3》

町長(元)県議、徳之島徳洲会病院長、医師→鹿児島大医→伊仙町

(2009年10月19日 読売新聞)

755とはずがたり:2009/10/19(月) 22:50:09
>>754
とはいえもろ徳洲会の人間が選ばれとるんですね,と思って>>741みたら両者徳田系なんか。
自民入党で保岡方が手を引いた形か

756名無しさん:2009/10/20(火) 07:25:54
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20091020-557399.html

大仁田厚氏が長崎県知事選に出馬記事を印刷する

 プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(51)が、来年2月に投開票が予定される長崎県知事選に出馬する意向を固めたことが19日、分かった。同氏は最近、故郷長崎で精力的に活動。中小企業などの厳しい現状や景気低迷に触れ、自身の知名度とパワー、議員経験を生かし、故郷「再生」に立ち上がる意思を強めたようだ。注目の同知事選だが現在、情勢は不透明。最近、有名人知事が次々誕生する中、乱戦を得意とする大仁田氏が“台風の目”になる可能性もありそうだ。

 関係者によると、大仁田氏は最近、複数の親しい知人らに対し、来年2月投開票予定の長崎県知事選について「故郷長崎の厳しい現状を、もう黙って見ていられん。知事選に出馬する意向を固めた」などと表明している。

 大仁田氏は01年の参院選に自民党から出馬し、初当選。07年夏、自民党に離党届を出して参院選に出馬せず、しばらく政界から遠ざかっていた。しかしその後、長崎でテレビやラジオに出演したり、地元紙にも登場。故郷で精力的に活動し、着々と足固めを進めていた。

 大仁田氏は、長崎市の老舗「大仁田風呂敷屋」を営む両親のもとに生まれ、父親が原爆被爆者である「被爆二世」。関係者によると、大仁田氏は最近長崎で活動する中で、地方不況の影響を受けた地元の中小企業の厳しい経営状況や、観光業の衰退などに多く触れ、被爆地としての平和問題も真剣に考える中で、自らの知名度や議員経験、プロレスラーとしての馬力を生かし、知事として故郷長崎を“復活”させ、「元気」を取り戻したいと考えるようになったという。宮崎県の東国原英夫知事(52)ら著名人知事が最近続々誕生していることも、刺激を受けている側面もある模様だ。

 大仁田氏は前回06年の長崎県知事選で、出馬を「検討」したこともあり、もともと知事への意思は強い。関係者は「大仁田氏は、人一倍故郷への思いが強い。財政が厳しい長崎の将来も真剣に考えており、今回は本気で知事選にうって出る気だ」と話している。周囲には、長崎再生に関する独自の具体的政策も明かしているという。

 現職金子知事が来年3月1日に任期満了となることに伴う知事選だが、情勢は不透明だ。金子知事がまだ、出馬の有無を明言していないほか、前ルーマニア大使の東良信氏(61)が立候補を表明。県議の押渕礼子氏(71)らが立候補の意向を示している。民主党はまだ、独自候補や推薦候補を決めておらず、大仁田氏の登場で、本番では乱戦も予想される。

 [2009年10月20日6時37分 紙面から]

757二階席:2009/10/20(火) 09:09:39
>>756

これ本気のようですよ、本人。

現職が「勇退」でもしちまった日にゃ大乱戦になるのでは。
ただ、大仁田もそんなに過去に傷がない訳じゃないし・・・.

758名無しさん:2009/10/20(火) 19:21:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091019-OYT8T01342.htm

ホーム>地域>宮崎
3衆参議員 経済団体訪問
外山・川村・道休氏一転、支援表明も


県商工会連合会を表敬訪問した(左から)道休氏、川村氏、外山氏  参院宮崎選挙区の外山斎氏(無所属)と衆院宮崎1区の川村秀三郎氏(同)、同比例九州ブロックの道休誠一郎氏(民主)が19日、県内の主要経済団体を表敬訪問した。政権交代に伴う与党系国会議員としての訪問となり、これまでの自民党支持から一転し、今後の支援を表明する団体も出てきた。(帆足英夫)

 3人が訪ねたのは、県商工会連合会、県森林組合連合会、県医師会、県商工会議所連合会、県中小企業団体中央会、県建設業協会、県漁協連合会の7団体。

 宮崎市松橋2の県商工会連合会では、松澤衛会長ら幹部4人が応対した。外山氏が代表して、「与党系の県選出3人で経済団体を回り、皆さんの声を政府に届けるのが役目」と訪問の趣旨を説明した。

 同連合会の政治団体・県商工政治連盟は先の衆院選で上杉光弘氏(1区)、江藤拓氏(2区)、古川禎久氏(3区)の自民党系3氏を推薦した。松澤会長はそうした経緯を踏まえたうえで、「商工会は政権与党を支援して協力を願うということで自民党を長年支援してきた。しかし、政権交代で、今後は力の及ぶ限り(民主党系を)支援したい。少々時間はかかると思うが、ご理解を」とあいさつした。

 その後、県内の小規模自営業者らを取り巻く経営環境などについて約30分間にわたって懇談した。政治連盟の会長も務める松澤会長は、懇談後の取材に「国政では今後、民主党を支援していく。ただし、県政では引き続き(県議会で多数を占める)自民党を支援することになる。そういう意味では『ねじれ』の状態」と話していた。

 3議員は後日、今回スケジュールの調整がつかなかった県農民連盟、県経済農協連合会、県歯科医師会の3団体を表敬訪問する。

(2009年10月20日 読売新聞)

759チバQ:2009/10/20(火) 20:51:17
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091020ddlk42010482000c.html
選挙:平戸市議選 “黒田派”候補得票、“高田派”を上回る /長崎
 18日投開票された平戸市議選(定数23)は、現職17人▽元職1人▽新人5人が当選した。党派別では、共産1人▽無所属22人だった。

 前回05年の合併直後は、旧平戸市、旧生月町、旧田平町、旧大島村の4つの選挙区が設けられていたが、今回から全市区となった。各候補とも慣れない土地での選挙活動に苦心したとみられる。

 多くが市長選の2候補者いずれを支持するかで色分けされ“黒田派”の得票が“高田派”を上回った。9月議会で除名処分となっていた浦荘蔵氏(55)が復活当選し、政権与党となった民主党公認の岩村孫信氏(62)は落選した。当初不利とみられた離島・大島選出2候補は当選を果たした。

〔長崎版〕

760神奈川一区民:2009/10/20(火) 22:28:37
>>756
長崎を千葉のようにしてはいけない。
ここで、民主党はジャパネットたかた
の高田明氏を擁立すべし!!

761チバQ:2009/10/20(火) 22:35:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/129289
佐賀市議 38人が誕生 旧市内 議席減らす 初の全市1区選 町村、同数を維持
2009年10月20日 01:43
 任期満了に伴い、18日に投開票された佐賀市議選(定数38)は、19日未明に全議席の当選が確定した。旧佐賀郡南部3町との合併後、初の全市1区での選挙。合併に伴う定数特例が期限切れを迎えて定数が44(欠員2)から6減り、旧市町村ごとの選挙区制も完全に廃止された中、53人が立候補し、現職30人、新人8人の計38人が激戦を制した。旧町村別で議員がゼロとなる“空白区”は発生しなかった。

 新議員を旧市町村別にみると、旧佐賀市23人(改選前27人)▽大和町3人(同3人)▽諸富町3人(同4人)▽富士町2人(同1人)▽三瀬村1人(同1人)▽川副町3人(同3人)▽東与賀町2人(同1人)▽久保田町1人(同2人)‐。

 選挙区制の廃止と定数減から、有権者の少ない旧町村の選出議員が減るとの懸念もあったが、町村ごとに議席数の増減はあったものの、7町村すべてが議席を確保。旧町村選出の議員数は計15人となり、定数が削減されたにもかかわらず、改選前と同数を維持した。一方、旧佐賀市は改選前から4議席を減らした。

 党派別では、民主5人(2005年の市議選と07年の増員選を合わせた当選者数は5人)、自民9人(同7人)、公明4人(同4人)、共産2人(同2人)、社民3人(同4人)、無所属15人(同22人)‐。自民、公明、共産、社民の各党は、公認候補全員が当選。民主は公認候補6人のうち1人が落選した。議席を増やしたのは、2増の自民だけだった。

 投票率は63・33%。当日有権者数は18万7512人(市選管調べ)。

=2009/10/20付 西日本新聞朝刊=

762チバQ:2009/10/20(火) 22:45:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20091019-OYT8T01221.htm
佐賀市長選 秀島市長、反省も 蒲原氏、予想以上の得票


市長選の投開票から一夜明け、犬の散歩をする秀島市長  佐賀市長選から一夜明けた19日、再選を果たした秀島敏行市長(67)は、日課にしている愛犬の朝の散歩に出る際に報道陣の取材に応じた。

 新人の佐賀大客員教授・蒲原啓二氏(63)との得票差が2万5500票余りだったことについて、秀島氏は「私がやってきた行政に対する(有権者の)もの足りなさととらえるべきと思う」と述べ、「私の政策に魅力がなかった部分があるかもしれない」と硬い表情を浮かべた。

 得票は秀島氏が7万856票、蒲原氏が4万5322票で、有効投票総数に占める得票数の割合(相対得票率)はそれぞれ、61%と39%。当日有権者数に占める得票数の割合(絶対得票率)は、秀島氏が38%、蒲原氏が24%にとどまった。

 秀島氏は2期目の抱負として、雇用創出や企業誘致で「トップセールス的なことをしたい」と述べたほか、地場企業への公共事業の優先発注、中心市街地への公的施設の移転要請、旧南部3町の水道基本料金統一などを挙げた。

 蒲原氏の陣営は「知名度も目立った組織もないなか、予想以上の善戦」ととらえている。蒲原氏は「佐賀が抱える多くの問題を解決する機会を失ったのは残念」と話し、「市民の痛みを感じる市政を実現して」と秀島氏にエールを送った。

(2009年10月20日 読売新聞)

763チバQ:2009/10/20(火) 22:55:14
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091020ddlk42010490000c.html
選挙:平戸市長選 黒田氏圧勝 潮目変えたマニフェスト討論 /長崎
 ◇来場の市民に熱気
 18日投開票された平戸市長・市議選。市長選は前県議の黒田成彦氏(49)が相手候補に7830票の大差を付ける圧勝だった。当初、有力2氏による接戦とみられた選挙戦は、告示前の討論会を境に大きく潮目が動いたとみられる。【野呂賢治】

 討論会は告示前々日の9日、北松浦青年会議所が主催。平戸は主力の観光が長期低迷傾向など市全体に漂う沈滞ムードからの変革を求めてか、会場は用意された資料1000枚に対して、2000人近くが訪れる熱気で、両候補の政策に耳を傾けた。観光振興などマニフェストの項目自体に大きな違いはなかったが、討論内容での具体性や明確性に差がでたとみる来場者が多かった。市内で観光業を営む女性(51)は「討論会には行っていないが、行った人の話を判断材料にした」と話す。

 黒田氏は、平戸市と合併した地元の旧生月町や旧田平町、旧大島村を含む北松浦郡区の県議から、07年に平戸市区にくら替え当選。同郷の金子原二郎知事が衆院議員時代に秘書を務めた経歴も合わせて、新「平戸市」すべてにつながりを持ち有利だった。こうしたことが、通販大手「ジャパネットたかた」創業者の兄で市議出身の高田謀(はかる)氏(62)に大差を付けることになったとみらえる。

 今回の選挙結果は、来春の改選を控えて、4選への「意欲」表明にとどまる金子原二郎知事の判断には好材料になるとみられる。ただ、選挙中、高田陣営は「常識対組織」の構図を示し、中央の政権交代も例に旧来型の政治からの脱却を掲げた。市長選ではできあがらなかった民自の対決色が、知事選では誰を候補として具体化するのかが注目される。

 ◇地域などに協力要請も
 平戸市長選。初当選を決めて一夜明けた19日、黒田成彦氏は「私は色めがねをかけないし、こだわらない。選挙後はノーサイド。優秀な人材や地域に貢献している団体などには協力を求めていく」と今後の平戸について語った。

==============

 ◇平戸市長選確定得票
当 16,724 黒田成彦 49 無新

   8,894 高田謀  62 無新

〔佐世保版〕

764名無しさん:2009/10/21(水) 18:54:57
http://www.sanspo.com/geino/news/091021/gnj0910211250018-n1.htm

大仁田厚氏、長崎県知事選への出馬否定せず
2009.10.21 12:46
操作メニューをスキップして本文へ 印刷するブックマーク :杉村太蔵衆院議員の事務所を訪ねたが不在で、「あいさつはしたほうがいい」と記者に語った大仁田厚参院議員=2005年10月19日、衆院第2議員会館【フォト】 来年2月投開票予定の長崎県知事選への出馬を検討していると一部で報じられた、プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(51)が20日、自身のブログで知事選について言及。明言は避けながらも、出馬への意欲をにじませた。

 大仁田氏は3年前に父親を亡くしたことを機に、故郷・長崎に頻繁に帰るようになったと告白。友人や地元住民らと地方の抱える問題点を語るうち、「このままでは地方はボロボロになってしまう」と危機感を抱くようになったという。

 出馬については「パフォーマンスや目立ちたがりの自分を捨てて謙虚に冷静に考えないと、まわりの人に迷惑をかける」と述べ、周囲の意見を踏まえて判断する姿勢を強調。地元密着型の政治家として新党大地の鈴木宗男代表の名を挙げ、近日中に話を聞きに行くことを明らかにした。

765チバQ:2009/10/21(水) 22:29:57
メモ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3430
新幹線長崎ルートの費用対効果、再精査を 鹿島市長らが国交相に要望

> 九州新幹線長崎ルート建設に反対していた佐賀県の桑原允彦鹿島市長と田中源一江北町長

766とはずがたり:2009/10/22(木) 21:07:52

岡崎、本白水氏が立候補表明〜鹿屋市長選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091021-OYT8T01315.htm

 来年1月17日告示、24日投開票の鹿屋市長選で21日、鹿屋商工会議所会頭・岡崎継義氏(70)と、鹿屋市議・本白水捷司氏(66)が、ともに無所属での立候補を表明した。

 岡崎氏は鹿屋市出身。1998年に商議所会頭になり、現在4期目。出馬について「民間の発想を取り入れ、職員の意識改革を図る。農産物の付加価値を高め、販路開拓を進めるなどのトップセールスを実践したい」と意欲を語った。

 本白水氏は同市出身。2006年の市議選に初当選し、現在1期目。「農畜産業の振興と公共事業の積極的導入で、地域経済の活性化と雇用創出を図る一方、市職員の人員削減など行財政改革を推進したい」と抱負を述べた。

 市長選にはこれまで、病院事務長・本田仁氏(61)と、元東串良町長・北園洋一氏(72)、県議・櫛下勝美氏(66)が立候補を表明している。山下栄市長(74)は今期限りで勇退する。
(2009年10月22日 読売新聞)

767チバQ:2009/10/22(木) 21:49:45
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-10-22-M_1-002-1_002.html
野党統一候補断念 名護市長選/比嘉靖氏が出馬検討

 【名護】来年1月24日の名護市長選挙で、野党統一候補の擁立を目指し、調整を続けていた野党市議や県議、市民団体などで構成する名護市政刷新連絡会議は21日、「意見の一致をみなかった」として、統一候補擁立を断念した。

 また同日、琉球大学などの非常勤講師を勤める比嘉靖氏(65)が出馬を検討していることが分かった。

 比嘉氏は一部の革新系市議や市民団体などから出馬要請を受けており、沖縄タイムスの取材に「基地反対をしっかり訴える候補者が必要。反対を明確に訴える候補者が出ない場合は、家族や支援者と相談し、近日中に正式に結論を出したい」と話した。

 また「人間性が豊かで、学力を身につけた子どもたちを育てる教育に取り組む」と述べた。比嘉氏は1944年生まれ。兵庫教育大学大学院卒。高校教諭、名護市教育委員会の職員などを勤めた。名護市城出身。

 同市長選には現職の島袋吉和氏(63)と前教育長の稲嶺進氏(64)が出馬を表明している。

768チバQ:2009/10/24(土) 10:16:19
>>709 結果を貼ってませんでしたね
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091020ddlk41010476000c.html
選挙:佐賀市議選 旧市と旧町村の割合6対4 女性3人当選、新旧交代も /佐賀
 任期満了に伴い18日に投開票された佐賀市議選は19日未明、新議員38人全員が決まった。新人8人の当選に対して現職7人が落選、新旧交代の色合いもにじむ結果となった。女性は3人全員が当選。最下位当選者と次点の得票差は3票だった。

 旧市町村別の当選者数は▽佐賀23▽大和、諸富、川副各3▽富士、東与賀各2▽久保田、三瀬各1。地元選出議員がいない「空白」地域はなく、旧市と旧町村の比率は6対4となった。

 党派別では▽自民9▽民主5▽公明4▽社民3▽共産2▽無所属15。うち自民、公明、社民は公認候補全員が当選した。

 新議員は23日、議長、副議長を選出する臨時会の日程などを申し合わせる予定。【姜弘修】

 ◆市議選確定得票

 ◇佐賀市(定数38−53)
当 3,697 白倉和子  60 民現
当 3,188 川副龍之介 48 無新
当 3,174 武藤恭博  63 無現
当 3,032 重田音彦  46 無現
当 2,955 福井久男  72 自現
当 2,912 山下伸二  42 民新
当 2,911 中本正一  50 公現
当 2,906 松永幹哉  47 無新
当 2,899 野中宣明  38 公現
当 2,723 山本義昭  66 無現
当 2,606 池田正弘  53 公現
当 2,603 西村嘉宣  64 社現
当 2,549 松永憲明  59 社新
当 2,542 山口弘展  47 自現
当 2,532 重松徹   59 無現
当 2,528 山田誠一郎 52 民新
当 2,523 野口保信  58 公現
当 2,512 山下明子  49 共現
当 2,464 川原田裕明 56 自現
当 2,453 本田耕一郎 58 民現
当 2,441 永渕義久  60 自現
当 2,409 平原嘉徳  46 無現
当 2,277 久米勝博  60 無新
当 2,226 中山重俊  61 共現
当 2,219 堤正之   54 自現
当 2,215 西岡義広  57 無現
当 2,175 江頭弘美  55 自現
当 2,163 福井章司  63 自現
当 2,163 黒田利人  60 自現
当 2,130 中野茂康  60 無現
当 2,104 実松尊信  36 無新
当 2,102 原口忠則  69 無現
当 2,093 田中喜久子 57 社現
当 2,087 川崎直幸  59 無新
当 2,031 嘉村弘和  54 自現
当 2,015 千綿正明  50 民現
当 1,981 福島龍一  56 無現
当 1,969 亀井雄治  61 無現
  1,966 渋田満   58 無新
  1,957 副島義和  68 無現
  1,903 大坪繁都  70 無現
  1,842 松尾和男  59 無現
  1,830 豆田繁治  63 無現
  1,761 古賀種文  61 無現
  1,716 藤野靖裕  50 民現
  1,707 西岡正博  59 無現
  1,684 吉川隆   57 無新
  1,285 林清利   43 共新
  1,262 池田忠昭  60 無新
  1,028 柴垣国生  64 無新
    824 志岐昌幸  44 み新
    769 本村豊春  58 無新
    737 中島靖彦  51 無新

769チバQ:2009/10/24(土) 10:17:19
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2009/2009giin.0.1433160.article.html
佐賀市議選 みんなの党が候補者を公認 (09年10月1日)
 みんなの党(渡辺喜美代表)は30日までに、18日投開票される佐賀市議選に出馬予定の新人で会社経営志岐昌幸氏(44)=神園=の公認を決めた。同党が地方選候補の公認や推薦を決めたのは全国初。

 29日の役員会で決定。推薦願いを出していた志岐氏に同党が「考えが一致し、衆院選でも党候補の応援に尽力した」として、公認に格上げした。

 志岐氏は2005年の衆院選では自民党の土開千昭氏(佐賀2区)陣営の選対本部長、今年8月の衆院選ではみんなの党の広津素子氏(同3区)の後援会事務局長、幸福実現党の木場健氏(同1区)のアドバイザーを務めた。

 志岐氏は自民党員だったが、30日付で離党届を提出。幸福実現党も推薦する方針。

http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2009/2009giin.0.1446801.article.html
みんなの党渡辺代表、佐賀市議選公認候補を応援(09年10月17日)


  みんなの党の渡辺喜美代表が16日、佐賀市議選に立候補した公認候補の応援のためJR佐賀駅周辺など市内2カ所で街頭演説を行った。

 同党が地方選候補の公認を決めたのは全国初。渡辺代表は「税金や保険料を無駄遣いする役人天国をやめるために、官邸主導から政治主導に変わらなければならない」と主張した。また、佐賀市議選候補者の歳出抑制策などの公約を挙げた上で「党の精神が分かっている公認の第1号。皆さんのために政治を頑張るので力を与えてほしい」と訴えた。

【写真】街頭演説でみんなの党への支持を訴える渡辺喜美代表=佐賀市のJR佐賀駅周辺

770とはずがたり:2009/10/24(土) 10:22:20
有り難うございます。
みん公認幸福推薦候補だったのか。

771チバQ:2009/10/25(日) 10:32:14
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090731-OYS1T00617.htm?from=nwlb
阿久根市長、人件費張り紙はがした職員を懲戒免
阿久根対立


各課に張り出された、それぞれの課の人件総費が書かれた用紙(4月17日) 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は31日、市役所内に掲示していた職員人件費の張り紙をはがしたとして、市民環境課の男性職員(40歳代)を懲戒免職にした。竹原市長は「行財政改革を支持する市民に対する挑戦的な行為」と説明しているが、職員は「処分は重すぎる」として市公平委員会に異議を申し立てる方針。識者からも「免職にする事案とは言えない」との指摘が出ている。

 市によると、処分は地方公務員法29条の「職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合」「全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあった場合」に該当する、としている。この日、竹原市長は市長室で処分を読み上げた後に書面を男性職員に手渡した。竹原市長は男性職員と言葉を交わさなかったという。

 市長はさらに、監督不行き届きとして、総務課長を文書訓告、市民環境課長と総務課長補佐を口頭注意処分にした。

 処分後、竹原市長は「人件費削減を公約としており、張り紙は公約実現の手段の一つとして行った。職員から提出された顛末(てんまつ)書にも反省は見られない」と説明。「市役所の指揮、命令機能の危機的状況を明らかにした。事件の重大性にかんがみ、処分することにした」と述べた。

 一方、男性職員はこれまでの取材に「張り紙があると職員が萎縮(いしゅく)し、ミスが増える。これでは市民のためにもならないと思い、はがした。免職は納得できない。まずは公平委員会に申し立て、処分の不当性を訴えたい」と話していた。

 市職員労働組合(203人)の落正志委員長は「法を犯しているわけではなく、軽微な事案。裁判闘争も視野に断固、処分撤回を求めていく」と話している。

 昨年8月の市長選で初当選した竹原市長は、自身のブログなどで職員の厚遇批判を展開。今年2月、市のホームページで268人の全職員の給与について、1円単位での公開に踏み切った。市議会との対立が深まった4月16日、「平成19年度の人件費総額16817万円(正規職員26名分)」など、市役所の各部署の出入り口に、2007年度の所属職員の総人件費などを記した紙を張り出した。

 しかし、翌17日、市議会が2度目の市長不信任案を可決し、竹原市長が失職した直後、すべての紙がはがされた。竹原市長が出直し市長選で再選後の6月上旬、男性職員が「自分がやった」と名乗り出た。

(2009年7月31日 読売新聞)

772チバQ:2009/10/25(日) 10:33:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091023-OYT8T01229.htm
竹原市政 司法から打撃 
 阿久根市の竹原信一市長が、庁舎内にある市職員労働組合事務所の使用許可を取り消したことについて、「違法」と断じた23日の鹿児島地裁判決。原告の市職労側は記者会見で「極めて妥当な判決」と喜んだ。同地裁は21日付で、竹原市長が掲げた職員人件費の張り紙をはがし、懲戒免職処分となった元市係長の男性(45)の効力停止も決定しており、市政改革を唱える竹原市長にとって、厳しい司法判断が相次いでいる。

 阿久根市職労の事務所使用を巡る裁判の勝訴などを受け、市職労の上部組織で、裁判を支援してきた自治労県本部は23日、鹿児島市内で集会を開いた。

 約30人が参加した集会では、事務所使用を認めた判決について「当然の結果」「公平性、透明性のない竹原市長の政治姿勢が明らかになった」などと、判決内容を評価する声が相次いだ。市職労の代理人を務めた増田秀雄弁護士は「訴えでは『市の処分理由がおかしい』という点を一番の問題点にしていた。だが、判決ではその部分には踏み込まず、入り口の手続き部分で判断した。肩すかし的な判決でもある」と述べた。

 その後の記者会見では、来年度以降の事務所の契約見通しについて質問が及んだが、市職労の花木伸宏委員長は「自治労県本部や弁護団と協議し、対応する」と話すにとどまった。増田弁護士も「市側に使用許可を申請し、その対応を受けてからのことになるが、不許可となれば、その処分について争うことも考えられる」と述べた。

 市職労も23日夜、市役所で集会を開いた。執行部が「これからの戦いも勝ち続けよう」と宣言し、組合員たちは気勢を上げた。しかし、集会に参加した職員は組合が予定していたよりも50人少ない約100人。組合幹部が「なぜこんなに参加者が少ないのか。市全体の問題だという認識を持ってほしい」と苦言を呈する場面も見られた。

◎市長、法廷で強気見られず

 竹原市長は23日午前、鹿児島地裁で開かれた懲戒免職訴訟の第1回口頭弁論に出廷した。裁判長から書類の不備を指摘されるなどした市長は「勉強しながらなものですから。すみません」などと控えめな態度で臨んだ。これまで「公務員である裁判官は公平な裁判はできない」などと発言していたが、この日は強気の姿勢は影を潜めた。

 スーツ姿で法廷内に入った竹原市長は、牧賢二裁判長に一礼して被告席に1人で着席。マスコミや市議らで埋め尽くされた傍聴席を驚いた様子で見渡した。

 牧裁判長が、懲戒免職処分の理由が答弁書に明確に示されていないことなどを指摘し、「具体的な主張がないと審理が進みません」と述べると、「分かりました。頑張ります」と答えた。

 また、裁判長から書類の提出期限について尋ねられると、竹原市長は「長めにお願いします。勉強しながらなものですから。すいません」と頼んだ。次回の弁論期日が12月25日に決まると、手帳を見ながら「クリスマスか……。分かりました」とつぶやき、傍聴席からは失笑が漏れた。

 閉廷後、取材に応じた市長は、弁護士がつけられないことについて「市議会の判断ですから。受け入れてそれに従うしかない」と淡々と語り、午後に開かれた市職員労働組合事務所訴訟の判決には出廷しなかった。

◎元係長、市側に復職意思  同僚歓迎、市民疑問の声も

 職員人件費の張り紙をはがして懲戒免職になった元係長の男性(45)は、鹿児島地裁が懲戒処分の効力停止を市に命じたことを受け、23日午後、阿久根市役所を訪れ、復職の意思を市側に伝えた。

 この日、鹿児島地裁での懲戒免職訴訟の弁論を傍聴後に、同市に戻った男性は、同僚らに付き添われ、市役所会議室で総務課長との面談に臨んだ。和やかな雰囲気の中で十数分間行われ、男性が「就労の意思があります」と伝えると、総務課長は「市長に伝えます」と応えたという。


 男性が免職となったのは7月末。これまでの間、妻子ら5人家族の生活は貯金を取り崩すなどしてしのいできた。気落ちする時期もあったが、市職員OBらの「これが前例となってはいけない。後輩のためにも頑張れ」などの言葉に支えられたという。

 男性の職場復帰は法的に認められたが、すでに市は男性のかつてのポストに別の人を充てる人事異動を行った。男性は週明けにも出勤を再開させるが、スムーズな職場復帰は人事権を持つ竹原市長の意向に委ねられている。

 男性は「すぐにでも職場に戻りたいという思いを市に伝えた。週末にも適切な判断をしてもらい、26日の月曜からは出勤したい」と、前向きに話している。

773チバQ:2009/10/25(日) 10:33:37
      ◎

 男性が近く職場復帰する見通しになったことについて、阿久根市役所の同僚らからは歓迎の声が上がった。

 ある職員は「正直、ホッとした。みんな同じ思いでいると思う」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。別の職員は「市民から誤解を受けないよう、喜んでばかりもいられない」と気を引き締めていた。

 この日、裁判を傍聴した反市長派の木下孝行市議は「復職は大変喜ばしい。竹原市長は決定を重く受け止め、男性を同じ係長職のポストに就けるべき」と話した。

 一方、市民からは厳しい意見も聞かれた。

 会社員の女性(45)は「どんな事情があれ、職員が市長に反抗したら、処分は当然。復職は必要ない」とばっさり。竹原市長を支持するという飲食店員の女性(60)は「懲戒免職は重すぎるかも知れないが、職員や市職労は、市長の下した処分を厳粛に受け止めて欲しい」と注文を付けた。

(2009年10月24日 読売新聞)

774名無しさん:2009/10/25(日) 12:12:52
http://news.livedoor.com/article/detail/4413113/

ふざけるな!有権者をなめきった大仁田厚の長崎県知事選出馬
2009年10月24日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
 プロレスラーの大仁田厚(51)が来年の長崎県知事選に出馬するという。20日の公式ブログにも「県知事選挙について」のタイトルで、「いまのままじゃいかん! このままでは地方はボロボロになってしまう」と意気込みをアップしている。「いろんな人たちにご意見を聞きだい(たい?)と思っております」なんて殊勝なことも書いているが、色気は十分だ。

「大仁田は前回の06年2月の知事選でも立候補をにおわせていました。当時は自民党の参院議員でしたが、国会ではミソっかす。郵政民営化に反対しながら法案の議決を棄権し、“バッジを着ける資格がない”と批判されました。その後、問題児・杉村太蔵の教育係を買って出たものの、完全に無視されて大恥もかいています。国政に残っても上がり目ナシでしたが、準備不足もあり、踏ん切りがつかなかったのです」(政界関係者)

 07年の参院選は、再選の見込みがなくて出馬を辞退。その後は政治評論家を気取ってみたがお呼びはかからず、本職のプロレスも下火になり、すっかり過去の人になっている。

「そろそろ目立っておかないと、タレント業でも出番がゼロになるから必死なんでしょう。今回はアドバルーンを揚げるだけでもOK。そのまんま東や橋下、森田とタレント知事が増えているから、その気になって本当に出馬する可能性もある。ただ、県民はバカじゃない。当選する可能性は100%ありませんよ。衆院選で全4区を制した民主党が乗るわけがないし、現職の金子原二郎知事もしぶとい。泡沫候補でチョンです」(地元事情通)

「ファイアー」と叫ぶだけでは、消防車が来ても票は来ない。

(日刊ゲンダイ2009年10月21日掲載)

775名無しさん:2009/10/25(日) 18:48:34
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091025ddlk45010293000c.html

連合宮崎:政策実現へ対応 各市長選へ関与強化−−定期大会 /宮崎
 連合宮崎は24日、宮崎市内のホテルで今年度定期大会を開いた。横山節夫会長は来年投開票の県内市長選について「従来と違うスタンスで、連合の影響を高めていきたい」として、積極的に支援候補を決める方針を明らかにした。

 横山会長は「現在は宮崎・日南の両市長としか支持協力関係がなく、県内自治体の予算を見ると労働分野への分配は少ない」と現状を分析。その上で、来年予定されている宮崎、都城、延岡、小林の各市長選に言及して「選挙協力によって政策を実現するためにも、各首長選への対応を考えていきたい」と語った。また、延岡市長選については連合宮崎が、現職の首藤正治氏を推薦する方針を明らかにした。

 連合は今後、他の首長選についても、立候補予定者から出される推薦願を元に支援先を決める。【種市房子】

776名無しさん:2009/10/25(日) 23:16:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009102500243
玉名市長に高嵜哲哉氏が初当選(熊本)
 元旧玉名市長の高嵜哲哉氏(64)=無所属・新/民主、社民推薦=が、島津勇典氏(71)=無所属・現/自民推薦=を破り初当選。(25日投開票)(2009/10/25-23:01)

777とはずがたり:2009/10/25(日) 23:38:20
>>776
島津勇典氏は04年の参院選と知事選の時の自民党県連の幹事長だったので元県議の実力者か。
だとすると元玉名市長の知名度が第一義でしょうけどなかなかの勝利か?新社会の動向や如何に?

04年参院選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/797
07年知事選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6530

778とはずがたり:2009/10/26(月) 10:30:55

課題は山積/玉名市長・市議選
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000910140003
2009年10月14日

工事が進む九州新幹線新玉名駅。駅舎の外観はほぼ完成した=玉名市玉名


  玉名市長・市議選は18日告示される。市長選は、再選をめざす現職の島津勇典氏(71)と、旧玉名市長で不動産会社役員の高嵜哲哉氏(64)の無所属2氏による一騎打ちの公算が大きい。玉名郡市1市3町の合併による現玉名市誕生から4年。九州新幹線全線開業を2011年春に控え、駅周辺整備など多くの難題を抱える。(有馬護宏)

  九州新幹線の新玉名駅は外観がほぼ完成。9月13日に沿線住民向け見学会もあった。住民は「建物はすばらしい。新幹線を生かした地域づくりを」と期待する。市新幹線推進課によると開通後は1日約3900人、年間100万人以上の乗降客が期待される。

  06年2月に県と市で締結した「整備に関する協定」で、新幹線開業までに駅前広場約4ヘクタール、2018年ごろまでに広域交流施設約3・2ヘクタールの整備を計画。ロータリーや多目的広場などを整備する駅前広場の整備は確定したが、広域交流施設は不透明だ。大手家電量販店や大型商業施設進出の話もあるが、地元商店街との調整も手つかずだ。

  交流施設の活用策は、玉名商工会議所と市商工会で3月に発足した「新幹線玉名駅周辺整備検討特別委員会」が9月30日、市に提言した。米の集積地だった歴史から、米俵をシンボルにした公園整備や、音楽のあふれる都をめざす玉名にふさわしい音楽・イベントホールの建設を提案。高井信彦委員長は「商工業者の立場で考えた」という。

  にぎわう高瀬商店街の一角に空き地がある。97年に閉店し、5年後に建物が取り壊されたスーパー「マルショク玉名店」跡地だ。市は今年3月、中心市街地活性化を目的に、2740平方メートルのうち国道208号に面した1560平方メートルを4725万円で購入したが、利用法は決まらない。市政策推進課は「商工会議所などでつくる跡地活用検討会議で協議中。来年3月までに方向を打ち出したい」。

  跡地の数百メートル西には玉名市役所がある。鉄筋コンクリート3階建て庁舎は手狭で、築50年を経て老朽化がめだつ。05年の合併協定に沿い、同市岩崎の市民会館北側に移転して新市庁舎を建てる計画だ。11年度にも用地買収に着手、13年度末の完成をめざす。

  基本設計によると新庁舎の総事業費は59億8千万円。鉄筋コンクリート5階建てで太陽光発電など環境対策を取り入れた「先進的エコ庁舎」とする計画。市財政課によると、7割は合併特例債を充てるが、約26億5千万円の手出しとなる。08年度末で約317億円の公債残高を抱える市には大きな出費だ。

  玉名温泉観光旅館協同組合の草村咲月理事長は「マルショク跡地は何のために買ったのか。市庁舎は現在地で建て替え、中心市街地の空洞化は避けるべきだ」と注文する。

  島津市長は「新庁舎は合併協定に沿い、計画通り進める。跡地はミニ公園や住宅ゾーンなどいろんな話がある。軽々に方向性を決めず、都市計画道路の完成や新幹線の開業を待ってから考えていきたい」と話している。

  旧市長時代に合併協議会長として合併を進めた高嵜氏は「新市庁舎は市民の意見を聴き、将来を見据えた適正規模を検討し、合併特例債期限の2015年までに建てる。30億円規模を考えている」と建設規模の見直しを打ち出す。

779とはずがたり:2009/10/26(月) 10:31:53

選挙:玉名市長選/玉名市議選 市長選、現・新の一騎打ち模様−−あす告示 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091017ddlk43010584000c.html
 ◇市議選は32人立候補か

 玉名市長選と市議選(定数26)は18日、告示される。市長選には再選を目指す現職、島津勇典氏(71)と、新人で会社役員、高嵜哲哉氏(64)=共に無所属=の2人が立候補を表明しており一騎打ちとなりそうだ。

 島津氏は自民党県連、高嵜氏は民主党県連からそれぞれ推薦を得ている。8月末の衆院選以降、県内で初めての市長選は民主、自民両党が対立する構図となる。

 05年に1市3町の合併で新玉名市が誕生して4年。九州新幹線全線開業を11年春に控え、新玉名駅前整備や中心市街地などの街づくり、新庁舎建設、行財政改革、産業振興などを巡って激しい選挙戦となることが予想される。

 今回から定数が4減となる市議選には32人が立候補を予定している。

 立候補の届け出は18日午前8時半〜午後5時、市文化センター3階大研修室で受け付け。投票は25日午前7時〜午後7時、市内47カ所であり、同8時半から玉名勤労者体育センターで即日開票される。9月2日現在の有権者数は5万7884人。【和田大典】

 ◇「新幹線効果」に期待、人口減への歯止めなど課題

 11年春の九州新幹線全線開業を控え、玉名市は新玉名駅を核にしたまちづくりをどう進めていくのか、市中心部の活性化をいかにするのか課題を抱えている。

 新玉名駅南側の7・2ヘクタールは、開業までに4ヘクタールで駐車場やロータリーなどを整備し、その後18年までに観光交流施設などが建設される予定になっている。新玉名駅は市中心部から北東に約2キロ、観光地の玉名温泉から約1・5キロ離れている。

 しかし温泉街では、逆に山鹿、菊池にも近く「菊池川温泉郷」として売り込もうと「玉名温泉だけでは印象が弱くても、周辺と一緒に盛り上げていける」(玉名観光協会)とPR活動を進めている。

 ただ観光客誘致などの「交流人口」を増やすための方策に官民が取り組む一方、実際に暮らす「定住人口」をいかに確保するかは具体策を打ち出せずにいる。合併時に約7万2800人いた市の人口は7万786人(09年9月末)と年に500人程度減っている。市は07年「定住化基本構想スマイルプラン」を掲げたが、県外の物産展や催しにコーナー出展を始めたばかりだ。

 市中心部に空き地ができることも、不安に拍車をかけている。老朽化が進んだ市庁舎は、合併を機に現在の市中心部から北に約800メートル離れた市民会館北側に移転することになっている。3月に市が取得したスーパーマーケット跡地も含め、中心部の土地利用には、住宅地や公園など「人が集まる」活用方法が期待されるが、市は「慎重に検討していく」と先行きが不透明なまま、市の「重心」が北側に移動していく。

 玉名商工会議所の山嵜憲一副会頭(62)は「人口増は長く市の課題だが、選挙のたびに計画がいったん足踏みする。時間を区切って進めるために官民で考える場を作ってほしい」と話す。【結城かほる、和田大典】


毎日新聞 2009年10月17日 地方版

780とはずがたり:2009/10/26(月) 10:33:07
民主推薦候補は誰だ?お隣荒尾市と違って新社会党はないんかな?

新議員26人決まる 定数4減の玉名市議選
2009年10月25日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20091025010.shtml

 任期満了に伴う玉名市議選は25日投開票され、新議員26人が決まった。

 当選者の内訳は現職24、新人2人。党派別では無所属24、公明1、共産1人。民主党推薦の現職2人が当選した。

 新市となって2度目の選挙で、今回から定数は4減となった。現職27、新人5の計32人が立候補し、激戦を繰り広げた。

 投票率は81・46%で、前回(84・38%)を2・92ポイント下回った。(宮崎祥一郎)

◇玉名市議選開票結果
(定数26-32)選管最終
当2,165青木  壽59公現
当2,138吉田 喜徳69無現
当1,892内田 靖信60無現
当1,837高村 四郎61無現
当1,802前田 正治55共現
当1,790森川 和博60無現
当1,751近松恵美子57無現
当1,684小屋野幸隆72無現
当1,676永野 忠弘65無現
当1,644藏原 隆浩44無新
当1,639作本 幸男57無現
当1,606福嶋 譲治58無現
当1,580横手 良弘55無現
当1,572江田 計司63無現
当1,570北本 節代54無現
当1,505竹下 幸治59無現
当1,495福田 友明57無新
当1,451多田隈保宏65無現
当1,391宮田 知美54無現
当1,356田畑 久吉70無現
当1,345松田 憲明74無現
当1,327大崎  勇62無現
当1,302松本 重美63無現
当1,282高木 重之65無現
当1,256杉村 勝吉75無現
当1,199中尾 嘉男51無現
 1,073山中 重子54無新
 957堀本  泉73無現
 832萩原 雄治51無現
 764林野  彰65無現
 677亀丸 宣弘33無新
 432櫻井 郁子61無新

781チバQ:2009/10/26(月) 22:37:38
>>735-736>>776-780
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20091026-OYT8T00054.htm
玉名市長選高嵜さん笑顔…新庁舎建設見直しへ抱負


初当選を決め、万歳をして喜ぶ高嵜さん(右から2人目)(25日午後10時20分、玉名市の事務所で)  「市政を変えたいという思いが通じた」。25日投開票された玉名市長選で、現職・島津勇典氏(71)(無所属=自民推薦)の再選を阻んで初当選を果たした新人の旧玉名市長・高嵜哲哉氏(64)(無所属=民主、社民推薦)は、玉名市六田の事務所で笑顔を見せた。

 事務所には、政党関係者や支持者らが詰めかけ、当選の一報が入ってくると、歓声が沸き起こり、喜びに包まれた。高嵜氏は「支えてくれた皆さん、市民のおかげ。市役所新庁舎の建設計画を見直し、これからの4年間、無駄を省き、市民のための市政に取り組みたい」と抱負を語った。

 選挙戦では、中心市街地の整備や、新庁舎建設問題が主な争点となった。

 高嵜氏は、総事業費約60億円の新庁舎建設について、「他市に比べて高額でぜいたく。無駄を省き、市民の暮らしや福祉、教育など市民サービスの充実のために使うべきだ」と見直しを主張。民主、社民党の後押しも受け幅広く浸透した。

 島津氏は「庁舎の移転、建設は旧1市3町合併協定に基づいて決まった計画。移転せずに現在地に建て直すとさらに費用がかかる」と理解を求めた。初代市長として1期4年間の実績も訴えたが、及ばなかった。

 市議選も同日投開票され、新議員26人が決まった。

 ▽当日有権者数 5万7341人▽投票者数 市長選4万6710人、市議選4万6708人▽投票率 市長選81・46%(前回84・38%)、市議選81・46%(同)

    ◇

玉名市長選開票結果

当24,380高嵜 哲哉 64 無新

 21,899島津 勇典 71 無現

(選管確定、無効 431)

 

(2009年10月26日 読売新聞)

782チバQ:2009/10/26(月) 23:11:07
http://www.data-max.co.jp/2009/10/post_7443.html
民主福岡県連 筑後市長選めぐり混乱
[政治]
2009年10月26日 08:00 更新

 民主党福岡県連にきしみが生じている。
 24日、筑後市長選(来月8日告示、15日投開票)の推薦候補を決める同県連の選挙対策委員会が開かれた。しかし、推薦候補の正式決定には至らず、事実上の推薦引き延ばしとなった。

 同党福岡県第7区総支部(支部長・野田国義衆院議員)は、既に現職の筑後市議会議員を推薦候補とすることを機関決定し県連に申請しており、正式決定を待つばかりとなっていた。24日の正式決定先送りを受けて、同7区総支部の関係者は「とんでもない話だ。(市長選立候補予定者)各陣営は事実上の選挙戦に突入している。間に合わないではないか。支部決定が通らないのなら、7区だけで走ってみせる」と憤りを隠さない。
 取材の過程で浮かび上がってきたのは、同党一部県連幹部の推薦引き延ばしの動きである。24日朝、県連幹部は「(推薦決定は)ペンディング。今日は決まらない」と述べ、7区支部の推薦要請をいなす構えを見せていた。自民県議との連動を指摘する声も上がっており、「反党的行為」との批判も出ている。

 総選挙終了後、政権政党となった民主党だが、福岡2区の稲富修二衆院議員陣営による巨額政治資金流用疑惑が明るみに出るなど失点続き。県連の金をめぐって悪い噂も聞こえてくる。一部県連幹部の動きが、足元を揺るがす事態に発展する可能性もあり、筑後市長選から目が離せなくなった。

 同市長選には、前副市長の中村征一氏(67)と市議の弥吉治一郎氏(60)のふたりが立候補を表明している。

783名無しさん:2009/10/27(火) 20:43:11
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091027ddlk43010520000c.html

選挙:玉名市長選 民主県連「参院選に弾み」/自民県連「巻き返し図る」 /熊本
 8月の衆院選後、県内で初の市長選となった玉名市長選は、民主・社民推薦の高嵜哲哉氏が、自民推薦の現職島津勇典氏に勝利した。民主県連は来夏の参院選を見据え、地方での党勢拡大に「弾みがつく」と勢いづき、自民県連幹部は「巻き返しを図りたい」と語った。

 国政では民主中心の政権が誕生したものの地方議会や行政は自民系が依然多数を占め、中央と地方は「与野党のねじれ」状態にある。民主県連の鎌田聡代表代行は「市民には対立軸として明確になった。地方の政権交代に向け、弾みになるのは間違いない」と歓迎した。

 ただ、玉名市長選は与野党県連の推薦候補同士の対決構図とはいえ「政策面では違いが少なかった」との思いは民主、自民両党関係者に共通する。高嵜氏は旧玉名市長でもあり、選対幹部には自民元県議も名を連ねていた。自民県連の前川收幹事長は「市町村合併のひずみが現職批判につながった」と、合併後の市政への反発を敗因に挙げる。

 しかし自民は八代市を含め総選挙前後から市長選は連敗で「県南、県北の拠点都市で続けて負けたのは厳しい」(前川幹事長)と受け止める。

 民主も市議選では県連推薦3人のうち当選は2人で「市議選では、党への追い風だけでは通らない」と課題も残った。

 来夏の参院選まで、水俣、天草、合志3市などで首長が任期を迎える。鎌田代表代行は「議員選より首長選である程度勝つことが党勢拡大の近道になる」と、積極的に対決の構図を作っていく意欲を見せた。前川幹事長は「県全体で組織体制などをしっかり見直して巻き返したい」と話した。【笠井光俊、結城かほる】

784チバQ:2009/10/28(水) 22:36:57
>>718>>767
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20091028-OYT8T00437.htm
琉球大非常勤講師、名護市長選出馬へ
 来年1月24日投開票の沖縄県名護市長選について、琉球大非常勤講師・比嘉靖氏(65)が27日、記者会見し、無所属での立候補を表明した。共産党が推薦する予定。立候補表明は、自民、公明党の支援を受けて2期目を目指す無所属現職・島袋吉和氏(63)、無所属で「市民党」の立場を掲げる前市教育長・稲嶺進氏(64)に続き3人目。

 同市は米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設予定地で、移設受け入れの是非が最大の争点になる見通し。比嘉氏は取材に対し、「県内で基地をたらい回しするのは許せない。米国へ移設すべき」と主張。島袋氏は代替施設の沖合移動を条件に容認し、稲嶺氏は「県外移設を進める」としている。

(2009年10月28日 読売新聞)

785名無しさん:2009/10/29(木) 18:55:23
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091029ddlk42010459000c.html

選挙:知事選 民主の候補選定、「月内」間に合わず /長崎
 任期満了に伴う知事選(10年2月4日告示・同21日投開票)で独自候補擁立を目指している民主党は、県選出国会議員団(8人)が28日、参議院内で会合を開き、対応を協議した。しかし、候補選定には至らず、それぞれが11月5日までに腹案を持ち寄ることを申し合わせた。候補選定については、9月の県連常任幹事会で「10月末まで」としていたが、間に合わなくなった。

 県連代表の高木義明衆院議員を除く7人が出席。西岡武夫参院議員は「知事選には独自候補を絶対に出す。できるだけ早く候補を選定したい」と話した。

 知事選を巡っては、前ルーマニア大使の東良信(ひがしよしのぶ)氏(62)が正式に出馬を表明。県議(改革21)の高比良元(たかひらはじめ)氏(57)と、同じく県議(無所属新風)の押渕礼子(おしぶちれいこ)氏(71)も意欲を示しており、この3人は民主党県連に推薦願を出している。現職の金子原二郎氏(65)は9月定例県議会で「意欲は大いにある」と答弁したが、明言を避けている。【阿部義正】

〔長崎版〕

786チバQ:2009/10/30(金) 00:30:15
>>768
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1460576.article.html
佐賀市議会、議長に福井章司氏を選出
 佐賀市議会(定数38)は29日、改選後初の臨時議会を開き、議長に福井章司氏(63)=2期、自民=、副議長に江頭弘美氏(55)=2期、自民=を選出した。

 議長選には福井氏と共産の山下明子氏(49)=2期=、副議長選には江頭氏と共産の中山重俊氏(61)=2期=が立候補、投票で選んだ。

 投票結果は、議長選は最大会派・自民市政会の福井氏33票、山下氏2票、無効3票。副議長選は第2会派・政風会の江頭氏が29票、中山氏が2票、無効7票だった。

 福井氏は「二元代表制の一翼という自覚を持ち、執行部とは緊張感を保ちつつ是々非々の議論をしたい」と抱負を語り、江頭氏は「議長をしっかり補佐し、議会基本条例の充実に向け尽力する」と語った。

 会派代表者会議で正副議長の任期は2年とし再選は妨げないことを申し合わせた。

 福井氏は旧佐賀市議3期、県議1期、江頭氏は旧諸富町議2期を経て、合併後の新佐賀市で議員に当選している。

2009年10月29日更新

787チバQ:2009/10/30(金) 00:32:07
>>786
>福井氏は旧佐賀市議3期、県議1期
落選して出戻りってところですかね

788チバQ:2009/10/30(金) 00:33:52
>>355>>422>>450
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1459825.article.html
予算も人事も次々否決 上峰・武廣町長半年、政争収まらず
 三養基郡上峰町の町長に武廣勇平氏(30)が就任して半年あまりがたった。長年続く「政争」からの脱却を掲げ、前町長の支援者が推す候補を破って当選。前町長派が多数を占める議会との関係が注目されたが、2度の定例議会では予算案や人事案件を否決されたうえ、補佐役として不可欠の副町長選任もままならない状態。全国最年少町長は「政争」の波にもまれている。


 9月議会。武廣町長は6月議会で否決された教育委員人事案件を同じ内容で提案した。「人事案は町長権限。適任なので人選は変えない」と強気だったが、議会は再び否決。ある議員は「賛成に転じる理由がない。人間は感情の動物。この議案はもう一生通らない」と憤った。
 公選法違反で前町長が失職して行われた3月の町長選では、町議10人のうち7人が対立候補を応援した。武廣町長の父は以前、前町長と町長選を戦った間柄。町長選は長年続く政争の構図の中で展開された。

 武廣町長は当選直後、「父と私は別人格。対話で一つになれる」と自信をのぞかせた。町民の間にも、武廣町長が政争にかかわっていたわけではないため〝正常化〟への期待もあったが、最初の定例議会となった6月議会は、補正予算案をはじめ、目玉公約だった町長給料を半減する条例案など5議案が否決される異常事態に。補正予算は臨時議会で修正可決したが、9月議会でも教育委員人事などが否決され、混乱は続いている。

 吉富隆議長は「町長を育てていきたいが、進言に聞く耳を持ってもらえない。信頼してもらえないから議員も感情的になる」と語る。

 議会対策の一方で、副町長選任も命題だった。5月に、県庁職員を招く意向を議会に示したものの受け入れられず、空席のまま。9月議会で町長自ら「5月の決裁もまだ終わっていない」と、事務作業や議会対策に追われていることを認める状態だ。幹部職員は「政策立案や文書作成に精通した補佐役がいれば議会の関係もよくなり、職員も働きやすくなるが…」とみる。

 「難航事案」が目立つ中で、庁内では行財政改革への取り組みをスタートさせた。全職員に政策立案のリポート提出を求め、役職ごとに改革検討委員会を設立。来年4月以降に立ち上げる住民参加型の町改革会議を見据え、庁内論議を深めている。

 武廣町長は議会対応について「譲れない部分もあるが、自分の未熟さも見え、議会の修正にも応じた。少しずついい関係にする」とし、今後の町政運営については「財政状況が厳しい中、町を変えたいという全職員の思いを認識できた。痛みを伴ってでも町のため、リーダーとして決断していく」と話す。

【写真】町長室で執務にあたる武廣町長。議会との関係はぎくしゃく。政争の波にもまれている=三養基郡上峰町役場

2009年10月29日更新

789チバQ:2009/10/30(金) 00:47:39
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000910280001
来月「ミニ統一選」 合併時期重なり集中
2009年10月29日

 11月は選挙ラッシュだ。6市町村で首長選、4市で市議選がある。合併時期が重なったことなどで選挙が集中し、さながら「ミニ統一選」のようだ。市長選と市議選のダブル選挙も3市あり、南さつま市ではさらに県議補選も重なっている。11ある選挙の構図を紹介する。(日程順、現新、五十音の順)
 ■いちき串木野市長選・市議選(1日告示、8日投開票)
 市長選は、再選を目指す現職の田畑誠一氏(69)と、新顔で前市議会議長の松下育郎氏(56)の一騎打ちになりそうだ。
 4年前に旧串木野市と旧市来町が合併して誕生。「行財政改革を断行し財政健全化が進んだ。『食のまち』として地域ブランドを構築したい」と実績をアピールする田畑氏に対し、松下氏は「県や隣接市との連携がうまくとれておらず、閉塞(へい・そく)感が漂っている」と市政運営を批判し、徹底した情報公開を訴える予定だ。
 市議選(定数18)は今回から全市が選挙区となり、定数が4削減された。20人が名乗りを上げている。
 ■県議補選(南さつま市区、6日告示、15日投開票)
 現職が市長選立候補のため辞職したのに伴うもので、被選挙数1。鑑真記念館長の大迫忠興氏(66)、前市議の園田豊氏(49)と高倉正文氏(61)の新顔3人が準備を進めている。
 ■霧島市長選・市議選(8日告示、15日投開票)
 市長選には現職の前田終止氏(62)と、元国分市長の鶴丸明人氏(63)、NPO法人副理事野間茂樹氏(62)の新顔2人の計3人が立候補を表明している。
 旧国分市と牧園町など6町が合併して05年に誕生。初代市長選は牧園町長だった前田氏と鶴丸氏が争い、前田氏が2280票差で逃げ切った。
 市議選(定数34)は旧1市6町ごとの選挙区がなくなり、定数は14減る。今のところ準備を進めているのは現職29人、新顔6人で少数激戦が予想される。
 ■南さつま市長選・市議選(同)
 市長選は旧笠沙町長、中尾昌作氏(56)と同市区選出の前県議、本坊輝雄氏(54)の一騎打ちの様相。両氏とも無所属で立つ構えだが、中尾氏は民主や国民新の推薦を受けている。本坊氏は自民県連幹事長を務めていた。
 市議選(定数22)は定数が5減に。選挙区は一つになり、27人が立候補の動きを見せている。
 ■曽於市議選(同)
 定数22。前回から4減り、合併前の旧3町ごとの選挙区もなくなる。今のところ現職や新顔ら25人が立候補の動きを見せている。27日までに22人が事前審査を終えている。
 ■三島村長選(10日告示、15日投開票)
 現職の大山辰夫氏(51)、新顔で村議の日高郷士氏(65)が名乗りを上げている。
 ■奄美市長選(15日告示、22日投開票)
 市長選は、平田隆義市長の突然の引退表明に伴って実施される。平田市長の下で副市長を務めた朝山毅氏(62)と、奄美大島商工会議所副会頭の指宿正樹氏(58)の新顔2人が出馬表明している。8月の衆院選では両氏とも自民候補を支援した保守系同士だが、朝山氏は「現市政を継続しつつ新しい市政」を、指宿氏は「現市政とは違う、しがらみのない政治の実現」を主張している。
 平田市長の任期は来年4月までだった。
 ■知名町長選(24日告示、29日投開票)
 4選を目指す現職の平安正盛氏(63)以外に立候補の動きはない。

790名無しさん:2009/10/30(金) 20:57:02
http://www.j-cast.com/2009/10/30052996.html

長崎知事選に郷原信郎氏浮上 大仁田厚氏らと激突か
2009/10/30 20:37

2010年2月の長崎県知事選に、東京地検OBで名城大教授の郷原信郎氏(54)が民主党から非公式に出馬の打診を受けていることが分かった。知事選では、プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(52)が意欲を示しており、自民推薦現職との三つどもえになる可能性が出てきた。

2010年2月4日告示、同21日投開票の長崎県知事選が、乱戦模様になってきた。

「出馬の可能性は限りなく低い」
スポーツ紙が大仁田厚氏の出馬の動きをすでに報じているが、ここに来て民主党から郷原信郎氏の出馬が取りざたされているのだ。

郷原氏は、島根県出身だが、長崎地検の次席検事時代に大がかりな違法献金事件を手がけたことがある。自民党長崎県連にゼネコンから裏で金が流れているのが2002年に発覚した。郷原氏は、この事件の指揮を執り、当時の県連幹事長や事務局長が逮捕される騒ぎまでに発展した。

事件は、地方の検察が手がけた異例のケースとして、大きな話題になっている。

郷原氏に白羽の矢が立ったとすれば、こうした経歴を買われてのことらしい。また、民主党の小沢一郎幹事長の秘書が逮捕されたときに異例の検察批判を展開しており、同党が擁立しやすい立場にもある。

民主党長崎県連の渡邊敏勝幹事長は2009年10月30日、取材に対し、郷原氏が知事選候補の対象の一人に入っていることを認めた。ただ、地元で県議ら3人が同党に推薦願を出し、ほかの人にも当たっている。現在は、同県選出の国会議員8人に候補の一本化をお願いしている最中で、郷原氏には正式に打診していないという。しかし、早ければ11月5日にも結論を出したいとしている。

そこで、郷原氏に取材すると、法律事務所の秘書を通じて、「知事選への出馬の可能性は限りなく低い」との答えが返ってきた。

正式な打診があった場合の含みは残す
その理由として、総務省顧問に就任直後であることや選挙準備の期間が短すぎることを挙げている。ただ、郷原信郎氏側は、民主党かどうかは明かさなかったものの、長崎県知事選でいくつか打診を受けていることは認めた。そして、「長崎への思い入れはありますので、何らかの形で貢献したい気持ちはある」と、正式な打診があった場合の含みを残した。

過去には、大阪府の橋下徹知事が、「2万%ない」と断言しながら、出馬したケースがある。なんらかの状況が整えば、出馬の余地はありそうだ。

一方、スポーツ紙が出馬の動きを報じた大仁田厚氏は、公式ブログの2009年10月20日付エントリーで、記事見出しの写真を掲げて、意欲をほのめかしている。

それによると、3年前に父親を亡くしてから、故郷の長崎に帰るようになり、地元の友人らとふれあう中で、地方の問題点を意識するようになった。メディアの取材で、長崎中を歩き回ったともいい、ブログでも現在まで、地元の人たちと交流していることをアピールしている。これまでのパフォーマンスを捨てて謙虚に出馬について考えるとしているものの、着々と準備を進めているようだ。

知事選では、自民党推薦現職の金子原二郎氏(65)が4選出馬するかが注目されている。まだ、出馬表明していないが意欲をみせており、自民党関係者によると、12月議会で正式に出馬表明する見通しだ。

総選挙では、民主党が4つの小選挙区すべてで勝利を手中にしているだけに、もし郷原氏が知事選に出馬すれば台風の目になりそうだ。

791チバQ:2009/10/31(土) 00:58:01
http://www.y-mainichi.co.jp/news/14735/
保守側、予定候補者絞り込む 来年2月の石垣市長選
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近く正式に発表

 来年2月28日の石垣市長選まで4カ月を切り、念願の市政奪還を目指す保守側が予定候補者の擁立作業を加速させている。これまでに市議、県議、会社経営者、元県職員らの名前が取りざたされてきたが、29日までに絞り込みを終えた模様だ。現段階で氏名を明らかにしていないが、近く正式に発表する見通しだ。

 市長選に向けては、革新系の現職・大浜長照氏(62)が市議会9月定例会の答弁で5期目に強い意欲を示しており、正式な出馬表明の時期が焦点となっている。
 一方の保守側は市議10人が2008年12月、早々と政策グループ「颯新(さっしん)21」(今村重治代表)を立ち上げ、各団体と意見交換するなど準備を進めてきた。
 候補者選考作業では颯新メンバー数人と保守系支持の各層代表らで会合を重ね、29日までに推薦する人物の絞り込みを終えた。今後は颯新で正式に決定し、本人に接触、要請するなど、擁立に向けた作業を具体化させる予定だ。
 これまでの市長選で分裂選挙を戦った苦い経験から、候補者を一本化するため慎重に対応している。

792とはずがたり:2009/10/31(土) 19:54:34
>>790
今貼ろうときたら既に貼られてましたね。
どうなんでしょうか,長崎で擁立するにはちょい生臭過ぎる気も。。

793チバQ:2009/11/01(日) 13:37:08
市議選っすか?もう少し格上狙えば?
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2009/11/01/0002485154.shtml
ロンブー淳 芸能界引退、市議選出馬!?
 かねてから政治家転身の希望を公言している、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(35)が、地元の山口・下関市議選への出馬を考えていることが31日、分かった。この日、東京・国立の一橋大で行われた文化放送「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNews CLUB」(12日、後9・00)の公開収録で明かした。将来的に国政進出をもくろむ淳は、周囲の状況が整った場合、30代での出馬の可能性も示唆。そうなれば、芸能活動も制約されることになりそうだ。

  ◇  ◇

 政治家への転身を思い描く淳が、すでに具体的プランを練っていた。将来的には国政進出を目指すが、第一歩として下関市議での「勉強」を挙げた。

 安倍晋三元首相(55)を輩出した山口4区が地元の淳は「知名度を使って出るより、勉強してから。いきなり国政で通用するとは思わない。いずれ下関という地元から(国政へ)出て行けたら」と思いを口にした。テレビでは見せない表情に、パネリストの学生から「意外に堅実ですね」と驚きの声が上がった。

 出馬時期も具体的に探っている様子だ。「出た方がいいと思えば、出たい気持ちはある。今は民主党が政権を取った。民主党がうまくやらなかったら、立ち上がる準備はある」と前置きし「参院選が間もなくあるけど、そこじゃ早い」とも。年齢についても「30代で出る意味もある。40歳が若くないとは言わないけど」と“不惑”を迎える4年後までの勝負を示唆するなど、突発的な発言でないことは確かだ。

 さらに複数の政党から出馬が“本気”かどうか確認されていたことも明かした。

 国政が融通がきくとは言わないが、地方議会(下関市議)となれば、地元に密着した活動は必須で、芸能界との両立は不可能に近い。立候補の時期を聞かれ「亮の家庭も仕事のこともあるし…」と言葉を濁したように、妻子のいる相方・田村亮(37)への配慮も示しており、出馬に踏み切った際の芸能活動はどうするのかなど解決すべき問題は多い。

 これまで「総理大臣になりたい」などと公言してきた淳。吉本では西川きよし(63)が参院議員を務めた前例があるが「上の上の方なんで、後釜になるなんて考えてない」。タレントから政治家へ、その決断が注目される。

794とはずがたり:2009/11/01(日) 18:32:53

「陳情窓口」に8割参加 民主福岡県連が首長説明会 要望の実現は双方手探り
2009年11月1日 00:24 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/131844

 民主党福岡県連は31日、政権交代に伴い新設した政府への陳情窓口となる「地域主権推進会議」について、県内の首長を対象にした説明会を福岡市内のホテルで開いた。県と66市町村のうち、代理を含め約8割が出席。県連幹部には高揚感がにじみ、新組織への期待を込める首長の一方で、不満や注文も相次いだ。

 「こういう組織がもっと早くあったらよかった。情報がなく困っている」。説明後の意見交換。朝倉市の塚本勝人市長は会議の設置を歓迎した。

 県議と市議で構成するこの会議は、吉村敏男県連副代表が会長を務める。市町村などの陳情や要望を集約し、国会議員らでつくる6分野の専門部会などで議論して中央省庁への政策提言につなげる。国会議員個人が窓口だった自民党のスタイルを変え、県連全体で要請や要望を共有する狙いだ。

 だが、首長には温度差も。みやま市の西原親市長は「どんなことも(衆院福岡7区選出の)自民党の古賀(誠)先生に頼めば何とかなった。今後『自民党に陳情に行ったら民主党は受け付けない』ということは絶対にしないで」と訴え、旧政権時代の「要請ルート」も容認するよう理解を求めた。

 赤村の春本武男村長は「縦割り行政が族議員をつくってきた。県連も6部会に分かれるが、縦割り主義にならないでほしい」とくぎを刺した。

 県連によると、新組織は市町村から設置の要望が殺到したために立ち上げたというが、県連幹部からは「新組織で地方の要望をどう効果的に実現するかは手探りの状態」と本音も飛び出すほど。春本村長は「あちらも手探りだが、こちらも手探りだ」と話していた。

=2009/11/01付 西日本新聞朝刊=

795チバQ:2009/11/02(月) 00:30:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009110100193
金子長崎知事が4選不出馬へ=関係者に意向、自民県連は慰留方針
 長崎県の金子原二郎知事(65)が、任期満了に伴い来年2月に行われる長崎県知事選に出馬しない意向を固めたことが1日、分かった。同日、後援会関係者らに伝えた。
 複数の関係者によると、金子知事は同日、長崎県佐世保市内で行われた後援会幹部との会合で不出馬の意向を伝えた。また、自民党県連幹部にも、「次の知事選には出ないことにした」と、直接連絡があったという。
 金子知事は自民党衆院議員などを経て、1998年の同県知事選で初当選し、現在3期目。8月の衆院選では、自民党候補者の応援に立っていた。
 不出馬の理由について、金子知事は同県連幹部に対し「自民党が選挙に負け、県政運営がやりづらくなった」と述べたという。同県連は全力で慰留する方針。
 同県知事選をめぐっては、民主党県連が独自候補を擁立する方針を固めているほか、元内閣府審議官が立候補を表明している。(2009/11/01-23:29)

796名無しさん:2009/11/02(月) 01:37:59
>>795
>「自民党が選挙に負け、県政運営がやりづらくなった」
なめとんのかコラ
ま、これまでの態度からすればさもありなん、か

797名無しさん:2009/11/02(月) 02:14:12
>>794関連で城井崇のブログより
地域の要望を県連で受けることは、国会議員がいない選挙区へのフォローや
強い自民議員がいる選挙区への楔にはなると思う
(県議や市議もいなければ、それはどうしようもないが)

http://takataka2007.blog111.fc2.com/blog-entry-446.html#more
(前略)
民主党福岡県連の説明会に同席。
内容は、予算要望・政策提案などの政府要望にかかる窓口組織となる民主党福岡県連「地域主権推進会議」等の発足について。

何じゃそりゃ、という方がほとんどだと思うが、要はこういうことだ。

今までの自民党政権の下では、
地元の代議士といった限られた窓口から我田引水的な陳情処理を族議員が行ってきたのだが、
そういった我田引水や族議員をやめたいという試みだ。

自治体からの相談は地域主権推進会議がお受けし、
そのほかの相談については、とりあえずは各省庁別に窓口役を決めてお伺いすることとなった。
見えないところからパンチを入れられないようにするオープンな取り組みにするのが狙いだ。

僕自身は、文部科学省関連のご相談をお受けする窓口役として部会長をおおせつかった。

いただいたご相談は、県連内で精査して、民主党本部の幹事長室につなぐことになる。
ここで改めて精査され、各省庁の副大臣や政務官に持ち込まれることとなる。
副大臣や政務官がオーバーワークになることを防ぐ狙いもあるのだ。

こうした仕組み自体がまだ作り上げる途中なので、僕らの側の手探り状態だが、一つ一つ丁寧に進めていきたいと思っている。
(後略)

798とはずがたり:2009/11/02(月) 03:01:06
>>795-796
民主の手番になりましたね〜。
さて誰を推薦しますやら。
その上で自民は主戦論で行くか妥協策で行くのか。。

>>797
こんな感じで小沢が地方からの陳情で締め上げてくんでしょうねぇ。
陳情みたいな無駄ガネ使ってるカネ余り自治体の交付金ガンガン減らしても良いと思ってるんだけど,陳情そのものは暫くは無くなりそうにはないですね。。

799名無しさん:2009/11/03(火) 01:04:38
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/132168

県政財界に動揺 長崎・金子知事が4選出馬を断念 「相手不在」民主にも戸惑い
2009年11月3日 00:48 カテゴリー:九州 > 長崎
 金子原二郎知事が来年2月の知事選に不出馬の意向を固めたことは県内に大きな波紋を広げた。自民党県連は2日、慰留工作に乗り出したが、翻意は難しく手詰まり感が深まる。独自候補の擁立を進めている民主党県連は勢いづくが、相手候補が見えなくなったことへの戸惑いも漏れた。市町長や経済界からも金子知事が推進してきた九州新幹線延伸やダム事業の先行きを不安視する声が相次いだ。

 「支援者と相談した上で最終判断したい」。金子知事は同日朝、県庁で報道陣に対し立候補断念について明言を避けた。だが、金子知事と面談した自民党県連の田中愛国幹事長は「(出馬を)やめる意思は思った以上に固い。がっかりだ」と語り、うなだれた。

 同県連はこの日、幹部7人が緊急会合を開き、知事選への対応を協議。知事に翻意を求めることで一致したが、その後の面談で知事から「しっかり考えた上で決めたこと。再考はない」と断られた。知事は、民主党政権下で県政運営が困難になっていることに加え、衆院選で4小選挙区を民主に独占されたことや、多選批判も断念の背景にあると説明したという。

 田中幹事長は「来年の参院選、再来年の県議選に向けて不戦敗は許されない。独自候補を立てて戦う」と話すが2月4日の告示まで3カ月余。「今から有力候補を探すのは至難の業」と認める。

 一方、民主党県連の渡辺敏勝幹事長は「政権交代の勢いが地方政治を変えている」と勢いづく。ただ“対現職”の選挙戦を想定していただけに戸惑いも隠せない。「新人が相手だと現在の政策に対する批判が難しくなる。年齢など同じようなタイプの候補者を立てられると対決構図がぼやけて戦いにくい」

 この日は、道路整備や離島・過疎地域振興の陳情のため、県内市町の首長が相次ぎ来庁。石木ダム(川棚町)建設に向け金子知事と連携してきた佐世保市の朝長則男市長は「今後、事業がどのような形で進んでいくのか心配」。五島市の中尾郁子市長も「離島航路運賃の値下げが進んでいたが今後どうなるのか。パートナーを失った気分だ」と不安を口にした。

 長崎国際観光コンベンション協会の川添一巳会長は「長崎新幹線は絶対に必要だと思うが、民主政権になり金子知事が身を引くとなれば、将来が不透明になる」と話す。

 自民党県連幹部は「政権交代というのは本当に厳しいもんだ」とため息をついた。

=2009/11/03付 西日本新聞朝刊=

800チバQ:2009/11/03(火) 02:11:07
>>782
http://www.data-max.co.jp/2009/11/post_7551.html
筑後市長選、弥吉氏を民主推薦
[社会]
2009年11月02日 17:52 更新

 注目の筑後市長選挙における、民主党推薦候補が決定した。2日、民主党県連選挙対策委員会は、同党福岡県第7区総支部(支部長・野田国義衆院議員)が推薦を申請していた筑後市議会議員・弥吉治一郎氏(60)を推薦候補とすることを正式に決定した。
 また、同市長選には前副市長の中村征一氏(67)も出馬を表明している。

801チバQ:2009/11/03(火) 02:20:28
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/132171
久留米市長 入院3カ月 楢原副市長 「市長は復帰前提」 退院時期は未定
2009年11月3日 00:53
 久留米市の江藤守国市長がくも膜下出血のため入院して、4日で3カ月がたつ。職務代理者の楢原利則副市長は2日の定例会見で、江藤市長の回復状況を説明し「(市長は)復帰が前提の気持ちでいると私は理解している」と述べた。ただ、復帰時期のめどは立っておらず、市内部からは「構想段階の案件が進められない」との声も聞かれる。

 江藤市長は8月4日朝、登庁直後に市役所1階で倒れ、久留米大病院(同市旭町)で手術を受けた。市は当初「1カ月の入院が必要」と説明していたが、現在も入院が続く。

 楢原副市長によると、江藤市長は10月29日に久留米大病院の一般病棟からリハビリの設備やスタッフが充実している同大医療センター(同市国分町)に転院し、運動機能などの本格的なリハビリを開始。歩行が困難なため車いすで移動しているが、手足を動かし、普通食をとり、ゆっくりだが漢字も書けるという。

 隔週ペースで楢原副市長と面会。口数は少なく、声も大きくはないが、業務報告に対しては「分かった」「それでいいでしょう」などと話している。このやりとりを通して楢原副市長は「(市長は)復帰が前提の気持ち」と判断している。

   ◇   ◇

 「このプロジェクトを動かせるのは市民の付託を受けた市長しかいないのだが…」

 市幹部が嘆くのは、築40年がたち老朽化が進む市民会館に代わる文化ホールの再整備だ。

 100億円規模とされる建設構想。財政難の中で市民の反対も予想されるため、議論が先送りされてきた案件だが、江藤市長は2011年春に全線開通する九州新幹線の開業効果もにらんで職員に検討を指示。一部市議にも「検討に値すると思われますのでよろしく」と伝えていたという。

 市内部で複数の検討案が市長に提示された矢先、市長が倒れた。

 ハコモノ建設に対する逆風はかつてなく強い。江藤市長は果たして本気でゴーサインを出したのか‐。

 楢原副市長は「財政難、政権交代、ハコモノ批判の中で、このプロジェクトを決断できるのは、市長しかいない」と語り、判断を避ける。

   ◇   ◇

 財政難に加えて政権交代で中央政界や省庁が混乱し、他の自治体も首長による政策的新規事業ができない傾向にあるため江藤市長不在のマイナス面は目立たないが、長期的展望に立つ政策には市長の存在が欠かせない。

 11月下旬開会予定の12月定例市議会は、江藤市長が不在の場合、楢原副市長が招集して補正予算案を提案する予定だ。

 「方針は市長が倒れる前に既に整理できている」(楢原副市長)として、当面の業務を乗り切る構えだが、市長復帰のめどはいつか、関心は高まる一方だ。

=2009/11/03付 西日本新聞朝刊=

802チバQ:2009/11/03(火) 02:21:54
>>784
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091102AT3S0202702112009.html
名護市長選、党本部で推薦せず 民主・小沢幹事長
 民主党の小沢一郎幹事長は2日の記者会見で、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の同県名護市への移設の是非が争点になる名護市長選の対応について「党本部で推薦することはない。県連独自でやってもらう。県としての判断に党本部がどうこう言うつもりはない」と語った。民主党県連は県外移設を求める新人で市教育長を務めた稲嶺進氏を推薦している。(00:40)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091101AT3S3101M31102009.html
名護市長選、県外移設主張の候補を民主推薦
 民主党沖縄県連は31日、米軍普天間基地(同県宜野湾市)の移設受け入れの是非が大きな争点となる同県名護市長選(来年1月24日)で、県外移設を求める立場から出馬表明している前市教育長で新人の稲嶺進氏(64)の推薦を決めた。稲嶺氏は社民、国民新、沖縄社会大衆党などにも推薦要請をしている。〔共同〕(07:00)

803チバQ:2009/11/03(火) 02:23:10
ニュアンス違うなあ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009110200919
名護市長選、県連判断を尊重=民主・小沢氏
 民主党の小沢一郎幹事長は2日の記者会見で、来年1月24日投開票の沖縄県名護市長選への対応に関して「一般市については党本部で公認・推薦をすることはない。県連の判断にどうこう言うつもりはない」と述べ、元市教育長の推薦を決めた県連の判断を尊重する考えを示した。元市教育長は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市に移設する現行計画に反対している。
 小沢氏はまた、「今、普天間の問題などもあるが、しょせんは県民の判断だ」と語り、同市長選の結果を注視する考えを強調した。(2009/11/02-20:47)

804チバQ:2009/11/03(火) 02:33:52
保守分裂っすかね
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000911010002
いちき串木野 市長選、現新一騎打ち
2009年11月02日

いちき串木野市の市長選と市議選(定数18)が1日、告示された。市長選は、再選を目指す現職の田畑誠一氏(69)=公明推薦=と、新顔で前市議会議長の松下育郎氏(56)による無所属同士の一騎打ちに。市議選は20人が立候補した。雨の中、それぞれの候補者は旧串木野市と旧市来町が合併して4年がたった街の活性化に向けた取り組みを訴えて選挙戦に入った。8日に投開票される。
 田畑氏は同市昭和通の選挙事務所近くで出陣式。第一声で「4年間、職員の給与や数、市の借金を減らす行財政改革を進めてきた」と実績を強調し、「人口増への対策を進め、子育て支援の充実を図っていく。これからの4年間は市の方向を示す大事な時。働く場所を確保して街の元気を取り戻していく」と決意を述べた。地元選出の衆院議員や推薦を受けた公明党の県本部幹部らも顔をそろえた。
 松下氏は同市元町の選挙事務所近くで出陣式。JR新駅設置構想の再検討や介護保険料の引き下げについて述べ、「今の市政は計画的な行政運営や説明責任に欠けている」と指摘。「地域資源をしっかりと生かしながら私たちの街づくりを進めていく」と市政刷新の必要性を訴えた。さらに米国のオバマ大統領の誕生を例に、「いちき串木野市もチェンジする勇気を持とう」と支持者らに呼びかけた。
 市議選に立候補したのは現職17人、新顔3人。政党別では公明、共産、社民が各1人で、17人が無所属だった。今回の選挙から定数が4削減され、旧自治体ごとにあった選挙区はなくなった。
 投票は市長選、市議選とも8日午前7時〜午後6時、市内18カ所の投票所(土川小学校は午後5時まで)である。午後8時から、いちきアクアホールで即日開票される。10月31日現在の有権者数は2万6046人。

805チバQ:2009/11/03(火) 11:47:46
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091103-OYS1T00296.htm
長崎知事 自信喪失? 政権疎遠で大型事業に暗雲

 来年2月の長崎知事選に立候補しない意向を1日明らかにした金子原二郎知事(65)。2日、翻意を求めた自民党長崎県連の田中愛国幹事長に「政権交代で自信がなくなった」「県民に迷惑をかける」などと引退の理由を語ったという。

 自民党の衆院議員を約15年務め、8月の衆院選でも県内4選挙区の自民党候補の応援に奔走したが、小選挙区で同党は全敗。民主党県連幹部は「自民党を熱心に支援したのだから、政権交代で悲哀を味わうのは当たり前」と突き放した。

 金子知事は鳩山政権の誕生直後まで、4選出馬に意欲的だった。自民党県連のある幹部には「(知事選は)党派色は出さず『県民党』で行く」などと相談していた。

 ところが、鳩山政権による補正予算見直しで、長崎自動車道の4車線化は凍結され、九州新幹線長崎(西九州)ルートの調査費は来年度予算編成の概算要求から見送られた。いずれも金子知事が力を入れてきた大型事業だった。また諫早湾干拓事業では、長崎県が反対する開門調査への動きが加速している。

 関係者によると、未着工の長崎ルート・諫早―長崎間の早期認可を陳情するため、金子知事は9月から前原国土交通相との会談を要望していたが、「時間がない」と断られ続けた。10月22日にやっと「5分だけ」との条件付きで実現した会談では、長崎県が事業の費用対効果を示すよう課題を突き付けられた。

(2009年11月3日 読売新聞)

806チバQ:2009/11/03(火) 11:54:03
>>160>>661
糸田町議会また流会 不信任案可決 議長は辞職拒否
2009年11月3日 00:57
 議長不信任案をめぐり混乱が続いている糸田町議会は2日、臨時会を開いた。西晁(あきら)議長の不信任案が賛成多数で可決されたが、西議長が辞任を拒否したため、町議9人が本会議を退席。その後再開を模索したが、歩み寄りは見られず、自然流会となった。

 議長不信任案の可決は、昨年9月定例会以降6回目。昨年12月同町議会は、西議長を議員除名処分にしたが、県が6月、処分を取り消し、西議長が復職した。しかし今年の9月定例会も流会し、事態は一向に改善していない。

 この日は、執行部が9月末に専決処分した本年度一般会計補正予算などを報告したり、2008年度一般会計決算の認定を求めたりする予定だった。道の駅の土地買収議案も提案予定だった。

 だが、10月30日に開かれた全員協議会に西議長が欠席したことから「正常化に向けた真摯(しんし)な態度が見られない」として、町議が不信任案を動議。8対4で可決された。同案に法的拘束力はなく、西議長は辞職を拒み、審議を続けようとしたが、賛成議員と副議長の計9人が退席した。

 賛成議員は「再度全員協議会を開き、解決方法を探るしか、打開の余地はない」と説明。西議長は「全員協議会で心境を話したい」と語った。

=2009/11/03付 西日本新聞朝刊=

807チバQ:2009/11/03(火) 17:32:25
激震って程ですかね
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091103ddlk42010443000c.html
金子知事:4選出馬断念 県内に激震広がる 宙に浮く懸案大型事業 /長崎
 ◇「諫干」「石木ダム」「県庁舎移転」… 
 金子原二郎知事が4期目に向けた知事選出馬断念の意向を後援会幹部らに伝えたことは、県内に激震となって広がった。「国営諫早湾干拓事業(諫干)はどうなるのか」「石木ダムの行方は」「県庁舎移転は」……。県内首長や大規模事業の関係者たちは2日、一様にとまどいの表情を見せた。【山下誠吾、錦織祐一、柳瀬成一郎】

 朝長則男・佐世保市長は2日午後、金子知事に、同市と東彼杵町を結ぶ地域高規格道路「東彼杵道路」の建設促進を陳情。その中で、知事の4選出馬断念に触れ「政権交代で(道路建設の)道筋は不透明。知事への期待は大きく、ぜひ(出馬を)再考して一緒に頑張って下さい」と要請した。

 金子知事は苦笑しながら「(東彼杵道路の)必要性はよく分かっている。粘り強く国や県選出の国会議員に事情を話すしかない。それしか方法はないよな」と述べ、進退には触れなかった。

 知事と同じ平戸市生月町出身で、知事が衆院議員時代に秘書を務めた黒田成彦・元県議にとっても予期せぬ出馬断念の意向だった。10月の平戸市長選で当選し6日、市長に就任する黒田・元県議は「13日の県市長会で4選出馬要請の予定だった。自分より、平戸市民ががっかりしたのでは」と語った。

 県内の懸案事業は、宙に浮いた格好となった。金子知事が不出馬の意向を示したことで、次期県政の姿が不透明となったからだ。

 金子知事が、民主党新政権発足後も推進を表明した石木ダム(川棚町)建設計画では、近く佐世保市と共に強制収用も可能となる事業認定申請が予定されている。石木ダム建設絶対反対同盟の岩下和雄さん(62)は「辞める人が事業認定申請するのは無責任だ。新しい知事はダムの必要性から考えて判断してほしい」と話した。

 諫干は、開門調査の是非を検討する環境アセスが実施されようとしている。小長井町漁協(諫早市)の松永秀則さん(56)は一日も早い開門調査を願い「次の知事には漁業と農業の再生に取り組む人になってほしい」。一方、熊本県から干拓地に入植してきた荒木一幸さん(32)は干拓地の農業推進を願い「知事が代わっても、県の立場は変わらないと信じている」と語った。

 県庁舎移転に反対してきた浅田眞澄美県議(43)は「県内の経済情勢が厳しい中、移転は止めるべきだ。知事選で県民の意見をきちんと聞き、リーダーシップのある候補が選ばれれば、計画は凍結できる」と期待した。

〔長崎版〕

808チバQ:2009/11/03(火) 22:13:41
革新系首長が多いイメージだったけど3人/11人程度なんですね。
次に調べてみて面白そうなのは岩手県かなあ・・・

=沖縄県内市長のスタンス=
自民系:【知事】沖縄市、うるま市、名護市、糸満市、豊見城市、宮古島市
革新系:那覇市、宜野湾市、石垣市
その他:浦添市、南城市

知事 :仲井眞弘多(自民・公明)
那覇市:翁長雄志(自民・公明推薦) ただし、自民不参加の反基地県民大会に参加するなど民主に接近>>702>>739
沖縄市:東門美津子(社民、共産、社大、民主、自由連合推薦)(元社民党代議士)
うるま:島袋俊夫氏(自民推薦)
浦添市:儀間光男(自民・民主他自主投票)   保守系ではあるが 沖縄にしては珍しく自民系とも新与党系とも言えない首長か? >>234
宜野湾:伊波洋一(社民、社大、共産、民主推薦)
名護市:島袋吉和(自民、公明推薦)
糸満市:上原裕常(自民、公明推薦)
豊見城:金城豊明(自民、公明推薦)
宮古島:下地敏彦(自民、公明推薦)
石垣市:大浜長照(社大、社民、共産、民主、自由連合推薦、公明支持)
南城市:古謝景春(無所属 合併市:旧知念村長)

=参考=
衆院選(03年→05年→09年)
1区:公明→無所属(下地)→国民
2区:社民→社民→社民
3区:自民→自民→民主
4区:自民→自民→民主
参院選
04年:自民 (補選にて当選)
07年:民主党・共産党・社民党・社大党・国民新党推薦

809とはずがたり:2009/11/04(水) 11:12:18
あざーす。自公市政が多いっすね。
公明党の離叛でバランスが崩れたけどそれが顕れてますね〜。

810名無しさん:2009/11/04(水) 19:17:02
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091104ddlk42010187000c.html

選挙:知事選 金子知事の4選出馬断念 現職VS新人、構図崩れ /長崎
 ◇各政党、仕切り直し
 金子原二郎知事が4選出馬を断念する意向を固めたことで、10年2月の知事選では「現職」対「新人」の対決の構図は崩れ、各政党は仕切り直しを迫られている。政権交代を果たし、必勝を期す民主党県連は4日にも候補者を絞り込む可能性がある。

 自民党県連は2日、緊急役員会を開き、金子知事に「代わりはいない」などと出馬断念を再考するよう求めたが、「もう一度決めたこと」と固辞された。「不戦敗だけは避けたい」と県連は独自候補擁立を目指すが、田中愛国幹事長は「至難の業(わざ)」と厳しい見通しを示す。知事選まで3カ月余り。衆院選で惨敗したばかりのタイミングで、擁立はできるのか。幹部の一人は「『独自』が無理なら、民主党の候補によっては『相乗り』だ」と話す。

 一方、金子知事の4選に反対し、独自候補擁立を目指す民主党県連は、県関係の党国会議員らが4日、会合を開き、対応を協議する。関係者によると、農水省の若手官僚ら数人の名前が浮上しているという。また、前ルーマニア大使の東良信氏(61)と高比良元県議(57)、押渕礼子県議(71)の3人が県連に推薦願を出している。西岡武夫参院議員は3日、毎日新聞の取材に「私はまとめる時はまとめる」とゴールが近いことを示した。【阿部義正】

811名無しさん:2009/11/04(水) 19:17:47
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2009110401.shtml

金子知事、知事選不出馬を正式表明 「やるべきことやった」

 金子原二郎知事(65)は4日、県庁で記者会見し来年2月に実施される知事選に立候補しないことを正式に表明した。

 決断の理由について(1)自ら取り組んだ仕事に一定の道筋をつけられた(2)新たな地方の時代を迎え県政運営に斬新な発想が必要(3)今後県政運営をスムーズに進めるには身を引いた方がいい―の3点を挙げた。

 金子氏は九州新幹線長崎ルートの着工や、国営諫早湾干拓事業の完成、行財政改革に伴う財政健全化などの実績を強調。「最後に残った石木ダム事業も事業認定申請に向け大詰めの手続きを進めている。新幹線や諫早湾干拓事業も流動的要素はあるが、知事としてやるべきことはすべてやった。トップが長くその地位に居続けると組織全体がマンネリ化する」と述べた。

 政権交代に伴う県政運営上の支障について「私は過去2回の国政選挙で自民党の候補者を応援した。民主党の皆さんから快く思われないのは当然で、その責任は私にある。現時点で支障はないが今後生じないように身を引いた方がいいと判断した」とした。後継指名はしなかった。今後の政治活動について「県政には今後も責任はある。いい政治家を育てたい」としたが来年夏の参院選立候補については「何も考えていない」とした。

 金子氏は県議3期、自民党衆院議員5期を経て1998年の知事選で初当選し現在3期目。

812チバQ:2009/11/05(木) 19:08:27
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091105/02.shtml
11月5日のながさきニュース
長崎新聞



民主きょう再協議、複数から絞り込みへ 知事選の独自候補選定

 来年2月の知事選の独自候補擁立を模索している民主党は4日、本県国会議員8人による会合を開き対応を協議。しかし、結論は出ず、5日にあらためて協議することにした。

 金子原二郎知事の不出馬表明を受け、5日に予定していた協議を繰り上げた。会合後に会見した西岡武夫参院議員によると、人選に当たっては擁立の打診を了承した人物に絞って進める方針で、既に同党県連に推薦願を提出している前ルーマニア大使の東良信氏(61)、高比良元(57)、押渕礼子(71)の両県議のほかにも具体名が挙げられたという。

 だが、知事の不出馬を受け「民主党として選定を急ぎ、一日も早く県民に示すべき」という考えと「しばらくは急がなくてもよい」との両論があり、協議は持ち越されたという。

 国会議員の間では、40代の男性官僚を中心に複数の名前が挙がっているが、絞り込みの段階に入っているとみられる。

813チバQ:2009/11/05(木) 19:11:47
こっちにも記載
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091105ddm041010058000c.html
渦巻く民意:普天間移設/下 名護市長選で「本音」?
 ◇政権交代で「抑圧」消え
 「国がどうしたいかだ。国が我々に意見を求めてくるのはお門違い」。10月31日夜、沖縄県名護市宇茂佐(うむさ)の公民館前。敬老会に来賓で招かれた島袋吉和市長(63)は取材に怒気を含んだ声で応じ、館内へと姿を消した。

 この30分ほど前、前市教育長の稲嶺進氏(64)は玄関先で来場者に握手を求めた。ともに、来年1月24日に投開票される名護市長選に立候補を表明している。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古(へのこ)への移設を容認した自民、公明支援の島袋氏、県外移設を主張する民主が推薦を決めた稲嶺氏の2人のニアミス。選挙戦は事実上、火ぶたを切っている。

 普天間移設を鳩山由紀夫首相は「県民の思いを踏まえ最終判断する」と繰り返し、名護市長選を指標の一つに挙げた。島袋氏の「お門違い」発言は、移設方針が定まらない鳩山政権へのいらだちだった。市長選まで判断が先送りされれば、移設への民意を問う4度目の市長選になる。

  ◇    ◇

 国は普天間移設を振興策とセットで迫ってきた。辺野古沖案では北部振興策を、集落に近い沿岸案では米軍再編交付金だ。人口約6万人。沖縄本島北部の中核都市だが、その発展は中南部に立ち遅れてきた名護市。歳入の1割、約27億円(07年度決算)の基地関連収入がある市にとって、基地との共存は基本路線。辺野古沖案より条件が悪い沿岸案を容認してきたのも、そんな事情がある。だが一方、アメとムチの連続に民意は分断され、市民の思いは複雑に錯綜(さくそう)する。

  ◇    ◇

 島袋、稲嶺両氏に加え、共産推薦の大学非常勤講師、比嘉靖氏(65)が立候補を表明した市長選の構図も複雑だ。

 稲嶺氏は移設を容認した岸本建男前市長(故人)、島袋氏の下で収入役、教育長を務めた保守系。島袋氏の市政運営に不満を抱く保守系市議らが擁立に動いた。鳩山政権発足間もない9月末に出馬表明した際「県外がベストだが現計画の見直しを求める」と普天間への対応は玉虫色だった。

 10月半ば、稲嶺氏は「県外移設を求める」と口にし始める。民主、社民など政権与党が統一候補擁立を断念し、稲嶺氏支援へと接近し始めた時期だ。民主党県連は31日、稲嶺氏の推薦を決定。社民も推薦する方向で、自公▽保革相乗り▽分裂した革新−−の構図は、前回06年市長選と似通う。

 だが、決定的に違うのが政権交代後という要素。稲嶺氏を支援する革新系の玉城義和県議(名護市区選出)は言う。「これまでは辺野古移設を押しつけてきた政権下の市長選だった。今はその抑圧がない」。鳩山首相の言葉がパンドラの箱を開け、市民の本音が出るとの読みだ。宇茂佐の敬老会場に来ていた主婦(60)は揺れる心を明かした。「親せきが建設業で、市の振興も考え容認派に投票してきた。でも本音は基地は嫌。ただ『県外、国外』は本当に可能なのでしょうか。今、いろいろと考えています」

 普天間移設で県民の民意を探る最善の方法は何か−−。毎日新聞と琉球新報が沖縄県民を対象に実施した世論調査で、57%が「県民投票」と答え、知事選は13%、名護市長選は6%だった。移設問題を首長選に問うべきではない。そんな沖縄の民意が見える。(この連載は三森輝久、井本義親が担当しました)

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 ■ことば

 ◇北部振興策と米軍再編交付金
 名護市など沖縄本島北部12市町村に00年度から約10年間に1000億円かけて実施する振興事業。09年度までの支出は770億円。うち名護市分は263億円。米軍再編交付金は07年創設。再編に伴う施設や訓練を受け入れる自治体に、4段階の進み具合に応じて交付金を出す。名護市は07〜09年度で計24億円(予算ベース)。

814名無しさん:2009/11/05(木) 21:19:44
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091105/01.shtml
11月5日のながさきニュース
長崎新聞
金子知事、4選不出馬を正式表明 「支障ない県政のため」

記者会見で4選不出馬を正式に表明する金子知事=4日午前10時6分、県庁特別会議室
 金子原二郎知事(65)は4日、県庁で記者会見し、来年の知事選(2月4日告示、21日投票)に立候補しないことを正式に表明した。金子氏は過去2回の国政選挙で自民党を支援したことを挙げ「民主党の皆さんが快く思わないのは当然でその責任は私にある。今後の県政運営に支障が生じないよう身を引いた方がいい」と述べた。

 金子氏は不出馬の理由について▽自ら取り組んだ仕事に一定の道筋がついた▽新たな地方の時代を迎え県政運営に斬新な発想が必要▽今後県政運営をスムーズに進めるには身を引いた方がいい−の3点を挙げた。

 九州新幹線長崎ルート着工や、国営諫早湾干拓事業の完成、行財政改革に伴う財政健全化など12年間の実績を強調した上で「最後に残った石木ダム事業も事業認定申請に向け大詰めの手続きを進めている。知事としてやるべきことはすべてやった。トップが長くその地位に居続けると組織全体がマンネリ化する」と話した。

 衆院選の自民党惨敗や、知事選に勝てないという判断は強く否定した。政権交代に伴う県政運営上の支障について「現時点では支障はない」としつつも「諫早湾干拓事業や新幹線の問題で支障を来す可能性がある。県民に迷惑が掛かったり職員の仕事がやりにくくならないようにするためだ」とした。

 後継指名はせず「これからは政党色のない、県のためにベストの人を選んでほしい」と求めた。今後の政治活動は「県のことを考えると、この後も責任があると思っている」としたが来年夏の参院選立候補については「今は何も考えていない」と述べるにとどめた。 金子氏は県議3期、自民党衆院議員5期を経て1998年の知事選で初当選し現在3期目。

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000911050001
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民主の国会議員 候補者選定急ぐ
2009年11月05日

■西岡氏「自民より前に」


 県出身の民主党国会議員8人は4日午後に参院内で会合を開き、知事選への対応を協議した。当初は5日に開く予定だったが、一部の国会議員から「金子知事の退任が決まったからこそ、民主党の知事選へのスタンスを早く県民に示すべきだ」との意見が出され、繰り上げられた。出席者のうち数人が「意中の人」の名前を挙げたが、結論は出ず、5日午後も協議を続けることになった。


 会合終了後、取材に応じた西岡武夫参院議員は「自民党が候補を示してくる前に、民主党の候補を県民に明らかにするべきで、候補者選定を急ぎたい」と話した。また、金子知事の退任表明について「衆院選で自民党を懸命に応援したことに、知事本人の忸怩(じくじ)たる思いがあったのかもしれない」と語った。

815名無しさん:2009/11/05(木) 21:20:05
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091105ddlk42010552000c.html

選挙:知事選 不出馬「流れに身を任せた」 知事会見、一問一答 /長崎
 ◇混迷深める県内政局
 「ちょうど引き際だった」−−。4日、県庁で記者会見し、知事選4選不出馬を正式表明した金子原二郎知事。「3期もやった。仕事も大体やった。(政治の)流れも変わった。その流れに逆らわずに身を任せた」と理由を説明した。知事選(来年2月4日告示、同21日投開票)まで残り3カ月。混迷度を深める県内政局はどこに向かうのか。一問一答は次の通り。【阿部義正】

 −−9月定例県議会では「意欲は大いにある」と答弁していたが、どの時点で意欲がなくなったのか。

 ◆知事当選時から3期かなと思っていた。状況次第では4期もと思ったが、やっぱり4期は長い。9月議会の時点で、もうそういう気持ちはあり、話しても良かったが、石木ダム問題が残っていた。これに一定の方向性を示しておきたい、そうしないと次の人がやりづらいだろうと思った。それであんな発言になった。

 −−衆院選で応援した自民党が惨敗したが、「知事選も勝てない」と思ったのでは。

 ◆それは全然ない。長崎県というのは非常に公共事業のウエートが高い。民主党のマニフェストを見ると、正直言って、公共事業削減など県政運営する上でマイナス要因が多い。自民党国会議員の4人に当選してもらい、地方の実態を国政の場で発言してもらうことが、地方の発展につながると思って応援したが、負けると分かっていた。衆院選には敗れたが、知事選は(出馬すれば)今も勝てると思っている。

 −−政権交代で、県政運営に困難を感じたということか。

 ◆現時点では支障はないが、今後、諫干とか新幹線とか、どこかに(困難が)出てこないとも限らない。そういうことを考えたら、辞めた方がいい、と。

 −−今後の政治活動は?

 ◆政治には関心を持っていく。県政、国政にこれだけ携わってきたのだから。この後も責任があり、後継者問題も含めていい政治家を育てていかなければいけない。

 −−後継指名はするのか。

 ◆しない。県民が選ぶこと。党利党略ではなく、県のためにどうあるべきかを冷静に考えながら選んでもらいたい。現場を知っている人が今の時代に合っているのでは。その中で、私に対して「ぜひ応援してくれ」という話があった時には、よく判断したい。

 −−自民党には「知事を来年夏の参院選に」との待望論もあるようだが。

 ◆今は何も考えていない。

〔長崎版〕

毎日新聞 2009年11月5日 地方版

816チバQ:2009/11/06(金) 23:09:25
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20091106ddlk46010591000c.html
選挙:霧島市長選 民主が新人推薦 /鹿児島
 民主党県連は5日、霧島市長選(8日告示、15日投開票)に出馬表明している元旧国分市長で新人の鶴丸明人氏(63)=無所属=の推薦を決めたと、発表した。4日に政策協定を締結したという。

 同市長選には、再選を目指す無所属現職、前田終止氏(62)も立候補を表明。両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

817チバQ:2009/11/06(金) 23:10:36
>>812
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091106ddlk42010485000c.html
2010知事選ながさき:民主、「候補」結論出ず 橋本、古賀両氏軸に再協議 /長崎
 任期満了に伴う知事選(来年2月4日告示、同21日投開票)で、独自候補擁立を目指す民主党は5日、前日に続いて県選出国会議員団が参議院内で会合を開き、対応を協議した。農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)=長崎市出身=と、北九州市財政局長の古賀友一郎氏(42)=諫早市出身=を軸に調整したが、結論は出ず、再協議することとなった。

【阿部義正、錦織祐一】

 候補選定について、党県連は「今月中旬までに」と国会議員団に要請。金子原二郎知事の不出馬表明で、議員団内では「人選を急ぐ必要はない」との意見もあったが、この日の会合では「政権与党として候補は速やかに選定すべきだ」との意見でまとまった。

 しかし、協議はまとまらず、古賀氏と議員団が6日に東京で会い、本人の意向などを確認したうえで、9日に再協議することを決めた。西岡武夫参院議員は「推薦願を出している3氏も含めて検討したい」と話した。

 一方、金子知事を推していた自民党は、知事の「代わり」を見つけるのに懸命。独自候補擁立に向け、県連幹部らが水面下で動いている。だが、こちらも「知事不出馬は想定外も想定外」(田中愛国県連幹事長)だっただけに、人選は難航しそうだ。同党県議団は9日、議員総会を開き、対応を協議する方針だ。

〔長崎版〕

818チバQ:2009/11/06(金) 23:13:45
>>405>>729
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=20317
錦江町長が辞職願 やり直し選には不出馬
(2009 11/06 15:13)
 不在者投票で公職選挙法違反があったとして、4月に行われた錦江町長選挙を無効とする鹿児島県選挙管理委員会の裁決を受け入れ提訴しない意向を表明していた、同町の野元良一町長(61)は6日、同町議会の迫昭博議長に15日付での辞職願を提出した。選挙無効は17日に確定する見通しで、これに伴うやり直し町長選には立候補しないという。
 南日本新聞の取材に対し、野元町長は「傷めていた声帯が4月の町長選以降悪化し、声が出しづらい状態が続いている。次期選挙を戦うには健康面で不安がある」と理由を説明。次期町長選については「長年派閥争いが続き、町の発展を阻害してきた。流れを変えるため、後継者指名もしない」と述べ、選挙に関与しない考えを強調した。
 16日以降、新町長が決まるまで、秋元達矢副町長(59)が町長職務を代行する。町選管は、選挙無効が確定する17日以降、次期町長選の日程を決めることになるが、年末年始を避け「12月20日投開票」を軸に調整が進むと見られる。
 やり直し選挙になった場合、4月の町長選で5票差で敗れた楠元忠洋氏(61)は立候補の意向を示している。

819チバQ:2009/11/06(金) 23:21:36
>>782>>800
幹事長 助信 良平 (福岡県議会議員)
遠賀郡 定数2−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 助信 良平 53 民主 現 3 党県幹事長 =民主・県政クラブ
○ 松本 国寛 50 自民 現 3 党県総務副会長

http://www.data-max.co.jp/2009/11/post_7581.html
民主福岡県連 暗闘、最終局面へ
[政治]
2009年11月06日 15:25 更新

 民主党福岡県連の内紛がドロ沼化している。8日告示の筑後市長選の推薦候補選びで、県連幹事長が正式決定阻止に動いている。同党7区総支部はもちろん、県連の選対でも推薦候補を決めたにもかかわらず、県連幹事長が常任幹事会での決定を遅らせ、6日になって選対の再討議を主張し始めたという。
 選対関係者は、同幹事長の要請をはねのけ逆に今日中の常任幹事会決定を迫っている。場合によっては、幹事長の責任を追及するとされており、予断を許さない状況となっている。
 県連幹事長が推薦候補決定を阻止するのは、自民党側との約束に基づくものとの観測も流れている。

820チバQ:2009/11/06(金) 23:24:50
http://www.data-max.co.jp/2009/11/05_090642.html
民主党福岡県連の内紛(筑後市長選ドキュメント)
[政治]
2009年11月05日 09:06 更新

 民主党福岡県連内部の内紛劇が拡大しそうだ。今月8日告示、15日投開票の筑後市長戦をめぐり、水面下での争いが続いている。
 同市長選については、民主党福岡県第7区総支部(支部長・野田国義衆院議員)が筑後市議の推薦を機関決定し、県連に正式な推薦の要請を行なっていた。これを受けた県連は選対委員会で対応したが、一部県連幹部が推薦決定の引き延ばしを画策。7区総支部はもちろん連合福岡関係者らの反感を買ってしまった。
 組合関係者などに突き上げられた県連サイドは選対委員会で市議の推薦を決めたものの、最終決定権をもつ県連常任幹事会での決定をたな晒しにする作戦に打って出た。告示まで3日を切ったというのに7区総支部が推す現職市議への推薦は正式決定しそうもない。民主党国会議員団からも県会議員を中心とする県連執行部に対し、不信感が渦巻いているという。筑後市選出の自民県議と県連幹部の連動を疑う声が再燃し始めた。
 火種をかかえたまま今月21日の県連大会をむかえる。

http://www.data-max.co.jp/2009/11/post_7569.html
民主福岡県連幹事長に批判の嵐(筑後市長選ドキュメント2)
[政治]
2009年11月05日 13:27 更新

 今月8日に告示を控えた筑後市長選挙への対応をめぐり、民主党福岡県連幹事長に批判の声があがっている。同県連選挙対策委員会は、同党福岡7区総支部の推薦要請を受け現職の筑後市議を推薦することを決めていたが、県連の常任幹事会が開かれないため、正式決定には至らなかった。
 県連幹事長ら一部県連幹部による推薦決定阻止の動きが顕在化しており、多くの関係者から「反党的行為」との指摘が出ている。民主党本部、とりわけ小沢幹事長周辺が事態を重く見ていると言われており、関係する国会議員から事情聴取が行われた模様だ。

821とはずがたり:2009/11/06(金) 23:31:27
>>819-820
なんだこれは。
県連幹事長は自治労出身かなんかで相乗り派なんでしょうかね?

822とはずがたり:2009/11/06(金) 23:33:23
自治労ではなさそうですね。

福岡県議会議員 〔遠賀郡〕(定数:2)
http://www.minsyuto.jp/giin/net/Fsukenobu.htm

すけのぶ   りょうへい
助信 良平
■民主党福岡県連幹事長

■プロフィール
1953年7月6日 生まれ
専修大学経営学部卒業
1977年〜   ㈱学習研究社
1982年〜   会社役員
1999年〜   福岡県議会議員(現職3期)

■事務所
〒807-0022 遠賀郡水巻町頃末北2-3-1
TEL. 093-201-1124
FAX. 093-202-5635
     
E-mail:sukenobu@titan.ocn.ne.jp

823名無しさん:2009/11/06(金) 23:51:44
ん〜、県議選で自分の選挙区を無投票にするバーターとかかねえ?
福岡県議選は筑後地方に無投票が多い

824名無しさん:2009/11/06(金) 23:52:44
助信の遠賀郡は、北九州ですけどね

825とはずがたり:2009/11/07(土) 00:21:25
話しはずれますが,昔からの疑問なんですけど福岡の農政連はありゃなにものなんですかね?
農政連が自民党とは別の地方政党を持ってるようなんですけど。自公農で結託してかどうなのか無投票が多いですね。

民主はそういう無投票選挙区の解消を含め積極的に斗って行かねばならない時にこのていたらくは反党行為そのものですよね。

826チバQ:2009/11/07(土) 21:30:52
>>817
当選したら最年少知事ですかね?
候補にあがった「北九州市財政局長の古賀友一郎氏(42)」この人も
どっかで使えませんかね?参院選福岡2人目?国戦?
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20091107-OYS1T00251.htm
長崎県知事選、民主が農水室長擁立へ
 来年2月4日告示、21日投開票の長崎県知事選で、民主党長崎県連は6日、農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)を擁立する方針を固めた。9日に都内で国会議員団会議を開き、正式に決定する見通し。

 関係者によると、国会議員団が5日、会議を開き、橋本氏を含む3人を候補者として絞り込んでいたが、6日、橋本氏を推す声が議員の間で高まり、一本化する見通しが立ったという。

 橋本氏は読売新聞の取材に対し、「正式な要請がないのでコメントのしようがないが、仮に話があれば真剣に考えたい」と話した。

 橋本氏は長崎市出身。早稲田大政治経済学部を卒業後、1993年に農水省に入り、大臣官房国際政策課国際専門官、牛乳乳製品課長補佐などを務めた。

 同知事選を巡っては、3期目の現職、金子原二郎氏(65)が4日、立候補しない意向を表明。金子氏を推す予定だった自民党長崎県連は9日、同党長崎県議団が議員総会を開き、独自候補の人選に入る。

(2009年11月7日 読売新聞)

827名無しさん:2009/11/08(日) 16:34:31
>>826
今のところ最年少知事が大阪の橋下(40歳・6月29日生まれ)なので誕生日を気にしなければ橋本氏と並んで最年少です。
ただ、きょう投開票の広島県知事選で河井安里が当選すれば36歳でこちらが最年少になります。

828名無しさん:2009/11/08(日) 18:05:05
>>720
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/133178
役員の辞職認めず 自民宮崎県連
2009年11月8日 00:43 カテゴリー:九州 > 宮崎
 自民党宮崎県連は7日、総務・支部長合同会議を開き、衆院選宮崎1区での敗北責任を取るとして役員10人が提出した、辞職願について協議した。合同会議は採決により辞職を認めないと判断。中村幸一筆頭副会長に扱いを一任した。

 辞職願を提出していたのは、緒嶋雅晃会長ら8役。合同会議では「(敗北の原因となった)分裂選挙の責任は役員にはない」「いま取り組むべきは参院選への体制構築」などの意見が出され、採決でも辞職反対が多数を占めた。だが、緒嶋会長らは辞意を撤回しなかった。

=2009/11/08付 西日本新聞朝刊=

829名無しさん:2009/11/08(日) 18:44:57
>>828
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091108ddlk45010386000c.html
自民県連:8役の辞任認めず 続投求める意見続出−−総務・支部長会議 /宮崎
 自民党県連は7日、宮崎市で総務・支部長合同会議を開き、衆院選宮崎1区で敗北した責任を取り辞任した緒嶋雅晃会長ら県連8役の辞表の取り扱いを協議した。採決の結果、辞任は認められず、対応は中村幸一・筆頭副会長に委ねられた。来年5月の任期満了まで会長代行を置くか、新たな会長を選出するかを検討する。

 中山成彬・元国土交通相の出馬で公認が見送られた宮崎1区。会議には70人が出席し、まず中村副会長が、先月23日に党本部を訪れ、中山氏を応援した森喜朗元首相と町村信孝元官房長官の処分を求めたことを報告した。

 県連は来夏の参院選の候補選定を控えている。出席者からは「執行部に落ち度はない」「責任を感じるのなら最後までやれ」「参院選まで時間的な余裕がない」などと続投を求める意見が続出した。

 一方、「新しい自民党として生まれ変わらなければ。党本部に近い国会議員が会長になるべきだ」と辞任を認める意見も出た。

 辞任には、県連の要請を無視した党本部に抗議する意味もある。緒嶋会長は「本部の派閥的な発想を地方から変えるため、先頭を切ってのろしを上げなければならない」と理解を求めた。会議後、緒嶋会長は記者団に「気持ちはありがたいが、責任をとらなければ茶番になる」と説明した。【石田宗久】

830とはずがたり:2009/11/08(日) 19:01:37
>>826
抵抗勢力強そうな農水省から改革派引き抜いちゃって大丈夫でしょうかねぇ?
寧ろ民主に付けば知事選に推薦貰えるなどしそうと思って求心力高まるのかな?
>民主党長崎県連は6日、農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)を擁立する方針を固めた。

831チバQ:2009/11/08(日) 19:03:13
理由が微妙・・・
自民公認で県議選落選です
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091108ddlk45010387000c.html
選挙:宮崎市長選 由利元県議が出馬の意向 /宮崎
 1月24日投開票の宮崎市長選に、元県議の由利英治氏(59)が出馬する意向であることが分かった。由利氏は毎日新聞の取材に「中核市の新市長を決める選挙に2人しか出ないのは、市民にとって選択肢が乏しい」と理由を語った。由利氏は宮崎市議を経て県議を5期務め、07年4月の県議選では落選した。

 市長選には、市議の斉藤了介氏(43)と元佐土原町長の戸敷正氏(57)が立候補を表明している。

832名無しさん:2009/11/09(月) 15:17:41
筑後市長選が混沌としてます。
毎日のように、某候補者の悪口ともとれる中傷のビラを
ポストに投函されてますよ。
あんなにあからさまに、うそつき呼ばわりしてもいいんですかね。
市民ですが投票の判断がつきません。

833とはずがたり:2009/11/09(月) 18:42:30
>>832
現地情報感謝っす。
なんか民主の推薦の所からごたごたでしたがなにやら混沌としているようですね。
我がつくば市長選でも怪文書飛び交ってましたが,誹謗中傷された方が当選してましたね。

834名無しさん:2009/11/09(月) 19:02:41
西岡いいぞ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009110900774
自民との相乗り拒否=長崎県知事選で−民主地元国会議員
 西岡武夫参院議院運営委員長ら長崎県選出の民主党国会議員は9日、任期満了に伴う来年2月の同県知事選への対応をめぐって国会内で会合を開いた。候補者決定には至らなかったが、先に自民党県連から出された相乗り要請は拒否することで一致。終了後、西岡氏は「(要請は)信じがたい。自民と一緒はあり得ない」と述べた。
 現在3期目の金子原二郎知事は既に不出馬を表明。知事与党だった自民県連は9日に相乗りでの候補者擁立を民主県連に要請したが、民主県連は回答を保留していた。(2009/11/09-18:40)

835名無しさん:2009/11/09(月) 19:13:03
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091108/01.shtml
11月8日のながさきニュース
長崎新聞
民主の知事選候補に古賀、橋本両氏 本県選出国会議員が絞り込み

 次期知事選の候補者選定を進めている民主党の本県選出国会議員が、候補者を北九州市財政局長の古賀友一郎氏(42)=諫早市出身=と農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)=長崎市出身=の2人に絞り込んだことが7日分かった。今後は、事実上この2人を軸に、選考が進められる見通し。

 同党の大久保潔重参院議員が同日、長崎市の党県連事務所を訪れ、県連幹部に経緯などを報告した。候補者選考は、まず国会議員団8人が候補者を1人に絞り込み、それを県連幹事長ら地元役員3人を加えた知事選選考委員会で承認する方針だった。だが、5、6の両日開いた国会議員の会合では、「選定を急ぐべきだ」と主張する議員と、「慌てる必要はない」とする議員に分かれ、結論は出なかった。

 国会議員団は候補者を1人に絞り込むため、9日に3回目の協議を予定しているが、大久保氏は取材に対し、「(選考委に複数の候補者を挙げることも)十分あり得る」と述べた。国会議員間で、古賀、橋本両氏の支持が分かれているためとみられる。

 今後、国会議員団の意見集約が不調に終われば、協議の場は選考委に移り、既に県連に推薦願を提出している自薦の3人を合わせた5人から1人を選ぶことになる。だが、古賀、橋本両氏のいずれかに決まる可能性が高いとみられている。

836名無しさん:2009/11/10(火) 18:48:25
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20091110ddlk46010743000c.html
選挙:2市長選、ともに一騎打ち 3市議選は86人立候補 /鹿児島
 任期満了に伴う霧島市長、市議選▽南さつま市長、市議選▽曽於市議選は8日告示された。霧島市長選は、元旧国分市長の新人、鶴丸明人氏(63)=民主推薦=と、再選を目指す現職の前田終止氏(62)の無所属2人が届け出、前回選と同じ顔ぶれに。南さつま市長選は、元自民党県議の本坊輝雄氏(54)と元旧笠沙町長の中尾昌作氏(56)=民主、国民新推薦=の無所属新人2人による一騎打ちとなった。投開票はいずれも15日。【福岡静哉】

 ●霧島市長・市議選

 1市6町合併で誕生した霧島市。市長選は、元旧国分市長の鶴丸氏、元旧牧園町長の前田氏が2度目の一騎打ちとなった。

 鶴丸氏は、同市国分清水1の選挙事務所前で出陣式。集まった支持者らを前に「偏った予算編成や計画性のない場当たり的な行政運営では、霧島市の未来はない」と現市政を批判。国民健康保険税の引き下げ▽保育園、幼稚園への入園料負担の軽減▽救急医療体制の改善▽福祉バスの整備−−などを挙げ「皆さんの力を借りて、大胆な改革を勇気を持って行う。ここに住んで良かったと思える、日本一の市を作ろう」と呼び掛けた。

 再選を目指す前田氏は同市隼人町西光寺の中央家畜市場で第一声。自民県議らが激励に駆け付けた。前田氏は合併後の1期4年について「1市6町の一体感を高める責任を肝に銘じ、初代市長として未来に羽ばたくための土台作りを精いっぱいやってきた」と強調。民主推薦を得た相手候補を念頭に「特定の一党一派に偏しない。全体に気配りしながら、市民が主役の『市民党』の気持ちで地方主権の時代を作る」と声を張り上げた。

 市議選(定数34)には、現職29、新人6の計35人が立候補し、少数激戦に。党派別では、公明3▽共産2▽無所属30。前回選の選挙区制は廃止され、定数も14減となった。

 投票は15日午前7時〜午後7時(一部繰り上げ)、市内108カ所。同8時半から市隼人体育館で開票される。7日現在の有権者数は10万1390人(男4万7770人、女5万3620人)。【川島紘一】

 ●南さつま市長・市議選

 市長選は、双方とも国会議員らが応援に駆け付け、民主・国民新と自民による実質的な“与野党対決”構図に。

 本坊氏は午前8時半、同市加世田麓町の選挙事務所前で第一声。元自民県議だけに、同党から尾辻秀久参院議員、森山裕衆院議員ら衆参国会議員4人、県議10人が駆け付けた。

 加治屋義人参院議員は「国会議員、県議が一致結束して応援していく」と激励。本坊氏は「合併後4年たち、地方が主役の新しい時を迎えている。第1次産業を軸に産業を再生し、市民目線と現場主義で、元気な古里づくりを進めたい」などと訴えた。

 中尾氏は午前9時、同市加世田本町の事務所前で第一声。国民新の亀井静香金融・郵政担当相は「古い権力の自民とつながって何の得があるのか」と訴え、松下忠洋副経済産業相も出席。川内博史衆院議員(鹿児島1区)も「民主党もしっかり応援する」と述べた。

 中尾氏は「公募による『まちづくり市民委員会』をつくり、無駄な事業の仕分けで財政改革をする。若者の雇用を創出し、高齢者が安心して住める市をつくりたい」と訴えた。

 市議選(定数22)には現職18、新人8の計26人が届け出。党派別では共産2▽社民1▽無所属23。前回選の選挙区制は廃止され、定数も5減となった。

 投票は15日午前7時〜午後6時(一部繰り上げ)、市内51カ所で。同8時15分から市民会館で開票される。7日現在の有権者数は3万3228人(男1万4872人、女1万8356人)。【村尾哲、福岡静哉】

 ●曽於市議選

 定数22に対し、25人が立候補した。内訳は現職19▽元職1▽新人5。党派別では、共産2▽社民1▽無所属22。

 投票は15日午前7時〜午後7時(一部繰り上げ)、市内44カ所で。同8時半から市末吉総合体育館で開票される。7日現在の有権者数は3万5090人(男1万6261人、女1万8829人)。【新開良一】

837名無しさん:2009/11/10(火) 18:48:54
>>836

==============

 ◆3市議選立候補者

 ◇霧島市(34−35、届け出順)
前島広紀   52 樹木医      無新

常盤信一   60 自治公民館長   無新

植山利博   57 飲食業      無現

新橋実    52 建設業      無現

池田守    60 会社役員     無現

宮本明彦   51 京セラ社員    無新

上鍋正光   61 会社役員     無現

有村隆志   55 保険代理業    公新

今吉歳晴   62 商店経営     無現

下深迫孝二  61 保険代理業    無現

志摩浩志   63 市商工会理事   無新

秋広真司   64 行政書士     無現

吉永民治   63 保険代理業    無現

池田綱雄   65 [元]地区消防長 無現

山浦安生   63 保護司      無現

久保史郎   61 自動車部品業   公現

塩井川幸生  56 会社役員     無現

厚地覚    65 農業       無現

徳田和昭   59 市陸競協会長   無現

時任英寛   51 党県本部役員   公現

川畠暁    64 [元]旧町議長  無現

田代昇子   76 団体役員     無現

木野田恵美子 74 [元]町婦連会長 無現

脇元操    70 [元]町商工会長 無現

細山田為重  63 農林業      無現

前川原正人  48 党地区委員    共現

蔵原勇    63 保護司      無現

宮内博    59 党県委員     共現

脇元敬    40 飲食店経営    無現

中村正人   47 会社役員     無新

岡村一二三  67 農業       無現

西村新一郎  62 製材業      無現

徳田拡志   57 会社経営     無現

松元深    51 [元]農協職員  無現

仮屋国治   53 化粧品販売業   無現

838名無しさん:2009/11/10(火) 18:49:10
>>837

 ◇南さつま市(定数22−26、届け出順)
大原俊博  60 不動産業   無現

貴島修   58 農業     無現

山下美岳  59 酒販店経営  無現

鳥居亮幸  68 党地区委員  共現

若松正伸  62 農業     無現

小園藤生  51 石油販売業  無現

上園邦丸  57 不動産業   無現

諏訪昌一  55 党県連役員  社現

清水春男  54 農業     共現

南敏子   66 農協理事   無現

下野認   69 灯油販売業  無現

古木健一  67 高校同窓会長 無現

田元和美  58 寝具店経営  無新

有村義次  58 農業     無現

冨山正勝  55 牛乳宅配所長 無新

石原哲郎  56 [元]市参事 無新

下釜清和  60 農業     無現

室屋正和  60 測量会社会長 無現

今村建一郎 60 農業     無新

平神純子  52 大学院生   無新

上村研一  46 民宿経営   無新

林耕二   66 漁業     無新

石井博美  55 漁業     無現

柳元拓夫  61 建設会社員  無現

井料健造  62 村原公民館長 無現

相星輝彦  42 自転車販売業 無新

839名無しさん:2009/11/10(火) 18:49:26
>>838

 ◇曽於市(定数22−25、届け出順)
山田義盛  61 農業       無現

今鶴治信  49 農業       無新

五位塚剛  55 空調会社経営   共元

鶴実友   71 農業       社新

大川原主税 56 [元]森林組合長 無現

徳田満   60 農業       無新

渡辺利治  56 農業       無現

吉村幸治  57 農業       無現

徳峰一成  59 行政書士     共現

山下諭   72 [元]旧町助役  無現

瀬戸口三郎 57 農業       無現

西川熊則  66 農業       無現

八木秋博  55 建材店経営    無現

原田賢一郎 61 農業       無現

海野隆平  58 衣料品店経営   無現

山下千平  65 [元]保育園長  無現

漆間純明  69 眼鏡店経営    無現

迫杉雄   57 飲食店経営    無現

久長登良男 59 農業       無現

大川内冨男 63 [元]印刷会社員 無現

谷口義則  62 食料品店経営   無新

九日克典  59 [元]JA支所長 無新

土屋健一  60 [元]旧財部町長 無現

坂口幸夫  53 団体役員     無現

大津亮二  52 石油店経営    無現

==============

 ◆霧島市長選立候補者(届け出順)

鶴丸明人(つるまる・あきと) 63 無新

 市シルバー人材センター理事長[歴]県青少年女性課長・大阪事務所長▽旧国分市長▽熊本大=[民]

前田終止(まえだ・しゅうじ) 62 無現(1)

 県観光連盟副会長▽環霧島会議会長▽牧園高同窓会長[歴]県議4期▽旧牧園町長▽亜細亜大

 ◆南さつま市長選立候補者(届け出順)

本坊輝雄(ほんぼう・てるお) 54 無新

 [元]県議[歴]農協職員▽旧加世田市議▽県青年団協議会副会長▽自民党県連幹事長▽加世田農高

中尾昌作(なかお・しょうさく) 56 無新

 [元]旧笠沙町長▽保険代理業[歴]水産会社社長▽旧笠沙町教育委員・社協会長▽東京水産大=[民][国]

==============

 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持

840名無しさん:2009/11/10(火) 20:54:12
選挙:鳥栖市議選 22議席に26人立候補−−告示 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091110ddlk41010596000c.html
 ◆市議選立候補者(定数22−26)(届け出順)
中村圭一   40 無現(1) [元]参院議員秘書[歴]会社員
中村直人   58 社現(8) 市体協理事長▽党支部副代表
古賀照子   53 無新    [元]建設会社役員[歴]サガン鳥栖社長 ← え?
松隈清之   39 自現(2) 党支部青年局長▽商店街組合理事
田中稔    56 無新    会社役員[歴]商工会議所職員
国松敏昭   59 公現(2) 党支部長・県機関紙推進副委員長
斉藤正治   61 無現(1) 商議所常議員▽造園会社社員
尼寺省吾   60 共現(3) 党県東部地区委員[歴]会社員
永友恵子   57 無新    市美化委員[歴]会社員▽PTA役員
久保山日出男 60 無新    [元]市農林課長・市民課長
光安一磨   68 無現(3) [元]国鉄職員[歴]JR西日本社員
佐藤忠克   64 無現(1) [元]市総務課長・民生部次長
内川隆則   61 社現(4) 党支部副代表[歴]連合佐賀役員
藤田昌隆   56 無新    製薬会社鳥栖工場総務部長
原康彦    55 民現(5) 党県幹事長▽JR九州社員
下田寛    30 民新    [元]衆院議員秘書▽鳥栖JC理事 ← 佐賀県連が衆院選の比例下位に推薦したけど却下された人
太田幸一   61 公現(4) 党県政策局長・副幹事長
古賀和仁   59 無現(1) 鳥栖小売酒販組合監事▽保護司
成冨牧男   60 共新    [元]福岡県春日市高齢課長
江副康成   47 無新    自営業[歴]医薬品メーカー社員
柴藤泰輔   45 無新    NPO理事長▽空手塾主宰
樋口伸一郎  33 無新    建設会社役員▽消防団員
森山林    61 無現(3) 市議会議長[歴]市農業委員
小石弘和   66 無現(2) 自民党支部常任顧問▽保護司
酒井靖夫   69 無現(2) 自民党支部幹事長▽生産組合長
三栖一紘   66 共現(5) 党県委員・市委員長[歴]会社員

841名無しさん:2009/11/10(火) 21:05:13
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091110/01.shtml
11月10日のながさきニュース
長崎新聞
知事選、自民が統一候補を提案 民主拒否「争点ぼやける」
民主党県連の橋本希俊選対委員長(右)に申し入れ書を渡す自民党の宮内雪夫県議=県庁
 来年2月の知事選をめぐり自民党県議団と党県連は9日、民主党県連に統一候補擁立を申し入れた。しかし民主党国会議員8人は同日国会内で開いた会合で「自民党との相乗りでは争点がぼやける」と拒否することで一致した。候補者選定については結論は出ず、12日にもあらためて協議することを決めた。

 自民党県議団は9日、金子原二郎知事の4選不出馬表明を受け、対応を協議。議員からは「対民主党という軸は外せない」との意見も出たが、結果的に統一候補擁立を働き掛けることでまとまった。これを受け馬込彰議員会長と宮内雪夫議員、小林克敏県連政調会長が民主党県連の橋本希俊選対委員長と渡辺敏勝幹事長に面会。「本県の社会情勢は雇用をはじめとして厳しく課題山積の状況にあり、これを打開できる人を力を合わせ推挙したい」とする申し入れ書を提出した。

 しかし民主党国会議員の会合後に取材に応じた大久保潔重参院議員によると、国会議員の総意として申し入れを拒否することで一致したという。西岡武夫参院議員は「自民党県議団は今まで金子県政を支えてきており、一体だ。脱金子県政を目指す以上、自民党と同じ候補を選ぶのはあり得ない」と自民党の動きを切り捨てた。

 大久保氏によると、この日の会合でも総務省出身で北九州市財政局長の古賀友一郎氏(42)や農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)を中心に意見交換したが「もう少し話を聞いてみたい」「政策面で協議してみたい」などの意見も出たため意思統一に至らなかった。上京する渡辺幹事長も交え12日に再度協議する方針。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/20091110-OYS1T00191.htm
長崎知事選で自民が「相乗り」申し入れ、民主拒否
 来年2月の知事選について、自民党県議団は9日、民主党県連に統一候補を選ぶよう申し入れた。これに対し、同県連の国会議員団は「争点がぼける」として提案を即日拒否した。

 申し入れ書では、「今回は民主党と共闘し、代表を選出した方が最善」などと説明。その上で「県の情勢は課題山積の状況で、政治空白をつくるべきではなく、(厳しい状況を)打開できる人を力を合わせて推挙したいと考えている」などとしている。

 民主党県連は同日、党の候補者を決める国会議員団会議で対応を協議。大久保潔重・参院議員は「相乗りだと争点がぼける。そういうことはしないということで一致している」と述べた。

 一方、同党の候補者はこの日も決まらず、12日の会議以降に結論を持ち越した。

(2009年11月10日 読売新聞)

842名無しさん:2009/11/10(火) 21:08:48
>>829

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000911100001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮崎> 記事
自民県連役員10人の辞表受理
2009年11月10日
衆院選宮崎1区の分裂選挙の結果を受けて自民党県連の緒嶋雅晃会長が辞意を表明していた問題で、県連の中村幸一筆頭副会長(県議会議長)は9日、預かっていた緒嶋会長ら役員計10人の辞任願を受理した。近く、分裂選挙の責任の所在を明らかにするため、党本部に抗議するという。
自民は宮崎1区で、県連が公募で選んだ元参院議員の上杉光弘氏と、前衆院議員の中山成彬氏との間で分裂。党本部はどちらも公認せず、民主党などが推した候補に敗れた。責任を取り辞任するとした緒嶋会長に対し、7日の総務・支部長合同会議は「続投」を求めた。
しかし、緒嶋会長の意思が固かったため、9日に県議会内で開いた役員会で辞任を認めることにした。当面は中村氏が会長代行を務める。
中村氏は近く、中山氏や中山氏を支援する発言をした森喜朗元首相らの処分などを求めて党本部に抗議する方針。回答を得てから新しい県連人事を検討する。中村氏は「態度がはっきりしないと、党本部にはついていけない」と話した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091109-OYT8T00934.htm
ホーム>地域>宮崎
自民県連 役員10人の辞職願受理 中村筆頭副会長が会長代行
 自民党県連は9日、役員会を開き、緒嶋雅晃会長ら役員10人が提出していた辞職願を受理した。中村幸一・筆頭副会長が会長代行を兼務し、残る役職は空白のまま。中村筆頭副会長は近く党本部を改めて訪ね、衆院選宮崎1区での混乱についての謝罪などを求める。

 8月の衆院選宮崎1区で、同党県連が推す元参院議員・上杉光弘氏を党本部は公認せず、議席を確保できなかった。このため、緒嶋会長らは県連に辞職願を提出し、辞職願は中村筆頭副会長が預かっていた。

 中村筆頭副会長は「党本部と県連の関係が正常化しなければ、県連は(今後)存続していけない。関係者の処分など、それなりの態度を見せてほしい」と話していた。

 県連によると、党本部から公式の謝罪は今のところないという。

 来年夏の参院選への準備についても、党本部の対応を見たうえで、決めることにしているという。

(2009年11月10日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091110ddlk45010730000c.html
自民県連:8役の辞表受理 党幹部処分要求へ /宮崎
 自民党県連の中村幸一・筆頭副会長は9日、衆院選宮崎1区で敗北した責任を取って辞任表明した緒嶋雅晃会長ら県連8役10人の辞表を受理した。また、公認を巡る県連の要請を無視した党本部に抗議し、森喜朗元首相ら幹部の処分や謝罪を求める考えを明らかにした。県連の会長代行は当面置かない。

 7日の総務・支部長合同会議では続投を求める声が圧倒的だったが、緒嶋会長らの辞意が固く、受理を決めた。県連内には中村副会長に会長代行を求める声もあったが、県議会議長との兼務は難しいと固持した。

 宮崎1区で県連は上杉光弘元参院議員を公認候補とするよう党本部に求めたが、中山成彬元国土交通相が不出馬を撤回して立候補。党本部は公認を放棄し、保守分裂選挙に陥った。

 中村副会長は「党本部との関係が正常化し、県連の意見が通るようにしなければ」としたうえで、森元首相と町村信孝元官房長官が来県して中山氏を応援したことに「ぴしゃりと明確に処分してもらう。はっきりしなければ県連はついていけない」と述べ党本部に両氏の処分を求めるという。【石田宗久】

毎日新聞 2009年11月10日 地方版

843名無しさん:2009/11/10(火) 21:08:58
>>842

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=21591&amp;catid=74&amp;blogid=13
会長ら10人辞職 自民県連、党本部に抗議の意
2009年11月10日
 自民党県連は9日、八役会を開き、緒嶋雅晃会長ら役員10人から提出されている辞職願を受理した。

 役員で唯一とどまる中村幸一・筆頭副会長は、残り任期である来年5月まで会長代行を務めるよう求められたが、前衆院選・宮崎1区の公認問題に絡み「党本部の対応を見たい」と態度を保留。当面は中村氏1人を除き、役員不在となる異例の状況が続くことになった。

 緒嶋会長らは、県連の「公募制」で選んだ1区の上杉光弘元自治相(67)が自民分裂のため党公認を得られず落選した責任を取り、辞職願を提出。7日の総務・支部長合同会議では慰留する声が多かったが、緒嶋会長は党本部に抗議の意を示すため辞任する意向をあらためて示していた。

 9日の八役会でも緒嶋会長ら役員の辞意は固く、中村氏は辞職願の受理を決めた。中村氏は会長代行となるよう求められたが、「党本部がどう対応するかをはっきり聞いてから」と対応を保留した。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/133494
自民宮崎県連 役員「空席」に 辞職願を受理
2009年11月10日 04:33 カテゴリー:九州 > 宮崎
 自民党宮崎県連は9日、役員会を開き、中村幸一筆頭副会長に一任されていた役員10人の辞職願を同日付で受理することを決めた。中村副会長は会長代行を引き受けず、県連幹部は中村副会長を除き、空席状態となった。

 緒嶋雅晃会長ら役員10人は、衆院選宮崎1区の敗北の責任を取って辞職願を提出。総務・支部長合同会議が留任を求めていた。

 県連は、分裂選挙を招いた原因は党本部にもあるとして、立候補を強行した中山成彬元国土交通相や、応援した森喜朗元首相、町村信孝元官房長官の処分を再三求めてきた。

 中村副会長は「中山氏ら3人の処分を明確にし、党本部を正常化するのが先決だ」と述べ、回答が得られるまで役員選出しない考えを明らかにした。11日にも上京し、党本部に回答を求める。

=2009/11/10付 西日本新聞朝刊=

844チバQ:2009/11/10(火) 23:33:44
214:11/10(火) 22:44 j3Uta24J [sage]
九州では原口の秘書が比例下位候補であがってたけど、結局載らなかった
そいつは今週の鳥栖市議選に立候補している

845チバQ:2009/11/11(水) 00:50:04
>>789
>平田市長の下で副市長を務めた朝山毅氏(62)と、奄美大島商工会議所副会頭の指宿正樹氏(58)の新顔2人が出馬表明している。8月の衆院選では両氏とも自民候補を支援した保守系同士だが、朝山氏は「現市政を継続しつつ新しい市政」を、指宿氏は「現市政とは違う、しがらみのない政治の実現」を主張している。


わが世の春の民主党の推薦を拒絶するとは
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20091110ddlk46010746000c.html
選挙:奄美市長選 民主党県連、「自主投票」に /鹿児島
 民主党県連は9日、無所属新人の2人が立候補を表明している奄美市長選(11月15日告示、同22日投開票)について、「自主投票」とすることを決めた。

 県連によると、10月27日付で2人に党の政策に関する公開質問票を送付。それぞれ同党の推薦・支持は望まないという回答があったため。青木寛県連幹事長は「政策の共有という面でも十分ではなかった」としている。

846チバQ:2009/11/11(水) 00:50:48
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091110ddlk45010728000c.html
津村・宮崎市長:後継指名? 市長選立候補予定の市議の名前挙げる /宮崎
 8日の民主県連大会では、宮崎市の津村重光市長が、来年1月24日投開票の市長選に立候補する斉藤了介市議(43)の名前を挙げて「彼が市長になったら素晴らしい」と発言した。5選不出馬を決めている津村市長は「後継指名はしない」としていたが、この日の発言の意図については「単なる応援の気持ちから」と正式な後継指名ではないと否定した。

 市長はあいさつの中で、斉藤市議について「優秀な市議で彼が市長になったら素晴らしい」と述べた。斉藤氏は市長友好会派が支援を決めている。

 9月の引退会見では「議会が支援する人が、私の路線を継承してくれるならば応援していきたい」と意味深長な発言をしていた市長。9日、毎日新聞の取材に対して「一個人として応援の気持ちを示しただけ」として、従来の発言とは食い違わないとの見解を示した。

 市長選には元佐土原町長の戸敷正氏(57)が出馬表明し、元県議の由利英治氏(59)が出馬の意向を示している。【種市房子】

847チバQ:2009/11/11(水) 01:18:26
>>819-825
結局、推薦ついたようですね
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/133529
筑後市長選告示 弥吉氏「生活を最優先」 中村氏「活力ある街に」
2009年11月10日 05:25
 任期満了に伴い8日告示された筑後市長選は、15日の投開票日に向けて論戦が始まった。ともに無所属新人の焼き肉店経営弥吉治一郎氏(60)=民主推薦=と、前副市長中村征一氏(67)=自民、公明推薦=は8日、市内で第一声を上げた。

 弥吉氏は同市若菜のサザンクス筑後で出陣式。8月の衆院選で政権交代を実現した民主党を意識し「国がやっているように、筑後市でも生活を最優先にした政治に変えていかなければならない」と声を張り上げた。

 中村氏は同市上北島の八女筑後地区センターで第一声。8年間務めた副市長時代の経験などをアピールし「新幹線新駅、国道バイパスの開通で市の利便性はますます高まる。これを機に市を活力ある街にするのが私の命題だ」と強調した。

 有権者数は3万8720人(7日現在、市選管調べ)。

=2009/11/10付 西日本新聞朝刊=

848チバQ:2009/11/11(水) 01:20:10
http://www.data-max.co.jp/2009/11/vs_11.html
民主VS自・公 筑後市長選はじまる
[政治]
2009年11月09日 07:38 更新

 8日、任期満了にともなう筑後市長選挙が告示された。立候補したのは、届け出順に民主党福岡県第7区総支部が推薦する元筑後市議の弥吉治一郎氏(60)と、自民党筑後支部と公明党が推薦する元副市長の中村征一氏(67)で、無所属新人同士の一騎打ちとなった。

 同市長選は、今年8月の総選挙で激戦を展開した自民党・古賀誠代議士と民主党・野田国義代議士の代理戦争の様相を呈しているが、弥吉氏の推薦をめぐり民主党県連の内紛に発展。告示前の7日、松本龍民主党県連会長が突然の会長辞任を表明するなど混乱の中での選挙戦突入となった。

 この日、弥吉氏の出陣式には野田代議士をはじめ古賀一成代議士、大久保勉参院議員が応援に駆けつけ、民主党挙げての支援体制をアピール。弥吉氏は第一声で、300億円に上る筑後市の借金財政再建と「市民生活最優先の市政」実現などを訴えた。

 一方、中村氏の陣営には、古賀誠代議士を支えてきた自民党県議や周辺自治体の首長らが勢揃い。農政連を主力とする組織力を見せつけた。中村氏は「公正・公平・クリーン」をスローガンに現市政の継承、発展を訴えていくという。

 古賀VS野田の戦い以上に、県政の大立て者とされる自民党県議が仕切る選挙としても注目が集まっている。
 
 投票は15日で、即日開票される。

849とはずがたり:2009/11/11(水) 10:01:16
何処にあるか判らない位だけど熊本県

現職と元職の一騎打ちに 産山村長選
2009年11月11日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20091111001.shtml

 任期満了に伴う産山村長選が10日告示された。ともに無所属で、元村長の井道行氏(61)と、再選を目指す現職の佐藤敬助氏(60)=届け出順=が立候補を届け出、一騎打ちの選挙戦がスタートした。

 井氏は田尻の屋内ゲートボール場で、「農産物のブランド化を図り、未来に夢を持てる村にしたい」と第一声を上げた。

 佐藤氏は山鹿の平川阿蘇神社で「福祉、介護、医療の体制を整備して、村の基礎を固めたい」と支持を訴えた。

 投票は15日午前7時〜午後6時、村内4カ所で。午後7時から基幹集落センターで即日開票され、結果判明は午後8時ごろの見通し。期日前投票は11〜14日(午前8時半〜午後8時)、村役場で。

 9日現在の有権者数は1412人(男698人、女714人)。(福山聡一郎)

850チバQ:2009/11/12(木) 00:14:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/131674
定数の上限「51」に 鹿児島県議会、議運で申し合わせ 「4減1増」案で調整へ
2009年10月31日 01:38
 鹿児島県議会(定数54、欠員1)は30日の議会運営委員会で、議員定数を現行の3減の「51」にすると申し合わせた。選挙区ごとの定数は11月24日の議運で協議し、同27日に開会予定の定例議会に条例改正案を提出する見込み。

 定数「51」は2011年の次期県議選からの適用を目指す。定数の削減をめぐっては、9月の定例議会で、自民などが3減1増(定数52)、県民連合と公明党が4減1増(同51)を議員提案したが、ともに否決された。選挙区定数19の鹿児島市・郡区について、削減幅を1にするか、2にするかで最大会派の自民の意見が割れたからだった。

 定数を削減できない議会への県民の視線は厳しく、この日の議運では金子万寿夫議長が「51」を提案すると、各会派とも反論なく了承した。この結果、削減案は鹿児島市・郡区を2減し、指宿市区1減、西之表市・熊毛郡区を1減1増する「4減1増」を中心に調整する方向となった。

=2009/10/31付 西日本新聞朝刊=

851チバQ:2009/11/12(木) 00:15:50
1期で出馬とは定数減を見込んでのことでしょうね
指宿市・揖宿郡 定数2−候補5 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 14,123(45.8%) 小園 成美 49 自民=公明・農政 現 2 党県副部会長
当 7,942(25.7%) 松元 一広 39 自民=農政 新 1 歯科医師
□ 5,470(17.7%) 浜田 茂久 60 無所属 元 農業
3,005(9.7%) 美園 博樹 56 無所属 新 飲食店経営・元自民党衆院議員秘書
305(1.0%) 武田 信弘 53 無所属 新 (元)高校教諭・07宮崎県知事選出馬落選

http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=20427
指宿市長選 松元県議が出馬表明
(2009 11/11 22:30)
 鹿児島県議会の松元一広議員(41)=自民、1期目=は11日、南日本新聞の取材に対し、2010年1月31日告示、2月7日投開票の日程で行われる指宿市長選挙に、無所属で立候補する考えを明らかにした。同市長選への出馬表明は3人目。
 松元氏は「県議の立場から指宿市を眺めたとき、観光が伸び悩み人口も減るなど疲弊していると感じた。指宿は潜在能力がある。農業と観光の一体的な取り組みなど、さまざまなアプローチがある。若さを生かし、10年後を見据えた新しい指宿を考えていきたい」と意欲を語った。
 議員職については「しかるべき時期に辞職したい」とした。
 松元氏は同市出身。歯科医。2007年4月の県議選指宿市・揖宿郡区(定数2)で初当選。松元氏が辞職すれば欠員1となるが、複数人区のため補欠選挙は行われない。
 同市長選に関してはこれまでに、元市議会議長の東伸行氏(59)、社会福祉法人理事長の徳永勝憲氏(62)が立候補を表明。現職の田原迫要市長(65)は今季限りでの勇退を明らかにしている。

852チバQ:2009/11/12(木) 00:17:20
>自民県連は藤井健副知事(50)に出馬要請する方向
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091111ddlk42010508000c.html
2010知事選ながさき:民主党「密室で候補者選び」 高比良氏、批判 /長崎
 ◇推薦願の高比良氏、国会議員団を批判
 任期満了に伴う知事選(来年2月4日告示、同21日投開票)で、自民県連は藤井健副知事(50)に出馬要請する方向で調整を始めた。一方、民主党では、同党県議の高比良元氏(57)が10日、インターネット上の自らのブログで、民主党の県知事選候補者選びを「数名の議員による密室の中で行われている」と批判し、無所属での立候補も検討していることを明らかにした。【阿部義正】

 高比良氏は知事選に出馬する意向を示しており、党県連に推薦願も出している。しかし、民主党は、県選出国会議員団(8人)が独自候補の選定作業を進め、現在は県内出身の若手官僚が最有力となっている。

 高比良氏はブログで「ほとんどの県民は彼らの名前など知らない。県政の推進にあたってのビジョンや政治的手腕についても全く不透明」と批判。党に対抗し、「今のやり方で彼らに決定した場合、無所属で、県民のために、自ら身を捨てて戦う」と記した。

 今後は、自民党県連の藤井副知事出馬に向けた説得工作や、高比良氏と同様に民主県連に推薦願を出している、前ルーマニア大使の東良信氏(61)、県議の押渕礼子氏(71)の動向も注目されそうだ。

〔長崎版〕

853チバQ:2009/11/12(木) 18:56:07
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000911120001
霧島市長選 民主の風の影響は?
2009年11月12日

 15日投開票の霧島市長選は、新顔で元国分市長の鶴丸明人氏(63)と再選を目指す現職前田終止氏(62)=いずれも無所属=が4年前に続いて論戦を演じている。鶴丸氏が民主党の推薦を受けたことで8月の衆院選で吹いた「民主の風」が市長選にも影響を与えるかが注目される。争点に「国民健康保険税」の引き下げ問題が浮上してきた。(堺謙一郎)
 2人の争いになった4年前の前回市長選は前田氏が約3万6千票を集め、鶴丸氏に2280票差で勝った。当時は旧1市6町ごとに開票され、前田氏は町長を務めた旧牧園町など周辺5町でリードし、旧国分市で大量得票して追い上げた鶴丸氏を振り切った。
 前回と違うのが鶴丸氏が民主推薦を受けたこと。選挙にどう影響するのか、両陣営が関心を寄せている。
 8月の衆院選で鹿児島4区では自民現職が辛勝したが霧島市では民主新顔が約1300票上回った。比例区は民主が約6千票多かった。
 政権交代が実現し民主が与党となった今、推薦を受けた鶴丸氏陣営はその影響力に期待を寄せる。しかし、元々は保守地盤。国政選挙と同じように民主推薦がプラスになるかどうか陣営でもはかりかねている。対する前田氏は「一党一派に偏しない」と市民党を強調する作戦に出ている。
 2人の公約は農林水産業の振興や企業誘致など重なり合う点が多い。見解が異なるのが「国保税問題」の考えだ。
 鶴丸氏は「霧島市の国保税は県内でも高い。一般会計や基金から6億円程度繰り入れて他市並みに引き下げる」と主張する。前田氏は「国保の加入者は3割。一般会計からの繰り入れは好ましくない」とし「予防医療を進め、医療費抑制を」と訴える。
 引き下げを求める市民団体によると「共働きで夫200万円、妻55万円の所得があり、8歳、10歳の子ども2人、固定資産税5万円の世帯」で計算した場合、霧島市の国保税は1世帯39万8千円で県内で最も高いという。
 ただ、市担当課は「国保税額はどのような対象世帯で比較するかで高くも低くもなる」とする。同課によると、08年度の県内各市の国保事業決算では、霧島市の1人当たりの国保税額は8万7559円で、いちき串木野市、南九州市に次いで3番目の高さだ。低い市では6万4千円台もあり、県内一かはともかく霧島市が比較的高いのは間違いなさそうだ。
 市民団体が国保税引き下げを求めた陳情は9月議会で賛否同数となり、議長裁決で不採択になった。その後、議会内でも引き下げに同調する動きも強まり、同時に実施されている市議選の争点の一つにもなっている。

854名無しさん:2009/11/12(木) 19:51:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/133984
自民候補擁立に苦慮 告示まで3カ月“振り出し”に 「自主投票」の声も
2009年11月12日 01:04 カテゴリー:九州 > 長崎
 来年2月の知事選で自民党県連が独自候補の擁立に苦慮している。金子原二郎知事の「想定外」の4選不出馬により、告示3カ月前にして「ゼロからのスタート」。民主党に「共闘」を持ち掛けたが断られ、独自に擁立を目指す県幹部も立候補に消極的だ。県連内には「自主投票だけは避けたいが…」との危機感が膨らんでいる。

 「争点がぼやけるので相乗りはできない」

 11日夜、自民県議団の馬込彰会長は民主党県連の渡辺敏勝幹事長からの電話を受けうなずいた。「共闘」拒否の正式回答。馬込会長は「もっとよく考えてほしかったが、仕方ない」と電話を切った。

 自民県連は9日夜、県連幹部7人と国会議員2人が会合を開き「共闘案」についての民主党の回答を待つことで一致。統一候補として藤井健副知事の名前を挙げていた。ただ、民主党の「共闘」拒否は織り込み済み。自民県連は藤井副知事を独自候補に切り替えて擁立することを目指す。小林克敏政調会長は「経済情勢が厳しい中、県政を知り尽くした即戦力となる人物が必要」と語る。

 だが、藤井副知事は金子知事の右腕として県政を支えてきた存在。「知事の任期満了までの間、やり残した課題に全力を注ぐのが私の仕事。ほかのことは考えられない」と立候補には消極的だ。

 自民県連内では、ほかにも複数の名前が取りざたされているが絞り込み作業には至っていない。そんな中、自民県議は2人1組で自民党の職域・地域支部、党員を回り、意見聴取することを検討している。国会議員主導で候補者選定を進める民主党との違いを際立たせる狙いだ。

 だが、2月4日の知事選告示まで3カ月を切っており、事態は切迫している。ある自民党県議は「この時期に候補者探しをしている状況では自主投票もありうる。そうなれば来夏の参院選への士気が下がる。何とか戦う態勢を整えないと」と進まぬ擁立作業にいら立ちを募らせている。

=2009/11/12付 西日本新聞朝刊=

855UUM:2009/11/12(木) 21:47:20
どうなると思うよ?

856UUM:2009/11/12(木) 21:49:17
↑ 筑後市長選挙ね。

857名無しさん:2009/11/12(木) 23:48:42
古賀の方が勝つんじゃねえの?
福岡民主のゴタゴタを抜きにしても

858チバQ:2009/11/13(金) 12:17:54
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1472153.article.html
武雄市長選、選挙戦へ 元県職員・谷口優氏が出馬意向

 任期満了に伴い来年4月に行われる武雄市長選に、元県職員の谷口優(まさる)氏(62)=武雄町=が12日、立候補する意向を明らかにした。
 谷口氏は佐賀新聞社の取材に対し「樋渡啓祐市長の政治手法は、市民への説明や対話が不足している面があり、不安や不満の声がある。そうした状況を変えたい」としたうえで「行政と市民協働のまちづくりなどに取り組みたい」と述べた。既に後援組織の発起人会が行われている。

 谷口氏は武雄市山内町出身。慶応大法学部卒。1973年に県庁に入庁、県立宇宙科学館館長、県立博物館・美術館館長などを務め、06年に退職した。現在は地域のボランティア活動などに取り組んでいる。

 市長選には現職の樋渡啓祐氏(39)=武雄町=が、9月議会で立候補することを表明している。

 同市では昨年11月、市民病院の民間移譲問題をめぐるリコールの動きを受けて樋渡市長が辞職。翌月の出直し市長選で樋渡氏が当選した。任期は公選法の規定で、辞職前と同じ来年4月15日までになっている。

 9月2日現在の選挙人名簿登録者数は4万1221人(男1万9085人、女2万2136人)。

859チバQ:2009/11/13(金) 21:43:17
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2009111301.shtml
民主が知事選候補に橋本氏擁立へ 農水省改革推進室長・40歳

 来年2月21日投票の知事選について候補選定を進めている民主党は13日、東京都内で本県国会議員8人による会合を開き、農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)=長崎市出身=に一本化することでまとまった。党県連役員を加えて引き続き開いた知事選選考委員会でも承認された。近く県連選対委員会などの承認を経て、党推薦候補として決定する見通し。

 会見した大久保潔重参院議員らによると、国会議員団の協議では、橋本氏や総務省出身で北九州市財政局長の古賀友一郎氏(42)=諫早市出身=、党県連に推薦願を出している県議ら3人の計5人を対象に選考し、最終的に橋本氏で一致したという。

 国会議員団はこれまでの選定過程で、橋本、古賀両氏に事実上絞り込み、議員が個別に両氏との面談を重ねてきた。橋本氏で集約された理由について大久保議員は「若くて優秀でやる気がある。週末には県内各地を回り、祭りやイベントにも参加するなど、古里に対する思いと行動力が評価された。金子原二郎知事が不出馬を表明する前に、立候補を決意していたのは(古賀氏との)大きな違いだ」と述べた。

860名無しさん:2009/11/14(土) 00:33:05
>>859
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/134270
長崎知事選 民主、橋本氏を擁立
2009年11月13日 13:34 カテゴリー:九州 > 長崎

民主党が長崎知事選に擁立を決めた橋本剛氏 民主党の長崎県選出国会議員団は13日、都内で会合を開き、来年2月4日告示の長崎県知事選に、長崎市出身で農林水産省政策課農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)を推薦候補として擁立することを全会一致で決めた。月内に開く県連常任幹事会で、党本部に申請することを正式決定する。

 会合後、大久保潔重参院議員は「橋本氏の故郷に対する思いと行動力に共感があった」と述べた。橋本氏は西日本新聞の取材に「真摯(しんし)に受け止めたい」としており、立候補を受諾する見通し。

 橋本氏は早稲田大政治経済学部卒。1993年、農水省に入省し秘書課長補佐などを歴任した。

 長崎県知事選をめぐっては金子原二郎知事が4選不出馬を表明。前ルーマニア大使の東良信氏(61)が立候補を表明しており、東氏と県議2人の計3人が民主党県連に推薦願を提出していた。

=2009/11/13付 西日本新聞夕刊=

861名無しさん:2009/11/14(土) 00:38:22
http://www.daily.co.jp/ring/2009/11/13/0002511617.shtml
大仁田 知事選出馬は来月初旬にも結論
 笑顔で会見した大仁田(右)とターザン後藤=東京・西五反田のファイヤーママ 長崎県知事選(2010年2月4日告示、同21日投開票)への出馬が浮上している元参院議員でプロレスラーの大仁田厚(52)が12日、都内で取材に応じ、東国原英夫・宮崎県知事(52)にアドバイスを仰いだ上で、12月初旬にも結論を出す考えを明らかにした。

 大仁田は「東国原さんに会いに行くんだよ、地方自治の先輩として」と明言。今月末、長崎で地元の関係者と話し合うことも明かし「(結論は)早くて来月頭かな」との見通しを示した。

 また、90年代にブームを起こした団体「FMW」の盟友・ターザン後藤の30周年興行(12月24日・新木場1st RING)に参戦し、後藤と組んでミスター・ポーゴ&レザーフェイス組とストリートファイトマッチでの激突を発表。FMW復活計画の第1弾で、大仁田は後藤と組んでの藤波&長州組との有刺鉄線電流爆破デスマッチや、後藤との同戦をブチ上げた。

862チバQ:2009/11/14(土) 10:10:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/134423
宮崎・三股町長 「寄付」問題 「お礼のつもりだった」 桑畑町長 辞職の可能性否定
2009年11月14日 02:31 カテゴリー:九州 > 宮崎
 元後援会長に現金を渡すなど公選法(寄付行為の禁止)に抵触する恐れのある行為をしていた宮崎県三股町の桑畑和男町長は13日、同町役場で記者会見し、「お礼のつもりだった。買収のつもりもなかった」と釈明した。主なやりとりは次の通り。

 ‐公選法に抵触する可能性が高い行為だが。

 「私の無知、勉強不足で、単純な気持ちで大変なことを引き起こしてしまった。2期目の選挙応援へのお礼のつもりだった。町民に深くおわびしたい」

 ‐再選を目指した選挙から約4年後の「お礼」は不自然だが。

 「3期目の選挙も後援会長としてやってもらおうとしたが、1カ月ほど前、健康上の理由で辞退された。そういう経緯もあり、ポケットマネーからお礼の意味だった」

 ‐金を渡したのは元後援会長だけか。

 「2期目の選挙で事務局だった人に20万円ぐらい渡そうとしたが、断られた。ほかにはない」

 ‐買収ではないのか。

 「まったくなかった。単純なお礼のつもり」

 ‐今後の進退は。

 「まず任期満了(2010年9月)まで務める。町政でやり残したこともある。1日1日を大事にして頑張りたい」

 ‐自身の後援会への寄付の問題については。

 「まったく法的なことを調べずにやった。選挙も近いし、早く後援会の会計にお金を入れた方がいいと思った」

=2009/11/14付 西日本新聞朝刊=

863名無しさん:2009/11/14(土) 10:53:06
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091114/01.shtml
知事選、民主は橋本氏擁立 自民は藤井副知事に要請へ

 来年2月の知事選の候補選定を進めている民主党は13日、東京都内で本県国会議員8人による会合を開き、農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)=長崎市出身=を推薦候補とすることで合意した。15日に開く県連選挙対策委員会、常任幹事会での承認を経て、党本部に推薦申請する見通し。

 一方、統一候補擁立の申し入れを民主党県連から断られた自民党県連では、独自候補として藤井健副知事(50)の名前が挙がっており、15日に県連三役や国会議員らが正式に出馬要請する方向で協議する。

 民主党の選定会合後、会見した大久保潔重参院議員らによると、国会議員団は、橋本氏や総務省出身で北九州市財政局長の古賀友一郎氏(42)、党県連に推薦願を出している前ルーマニア大使の東良信氏(61)、高比良元(57)、押渕礼子(71)の両県議の計5人を対象に協議し、橋本氏擁立で一致した。党県連役員を加えて引き続き開いた知事選選考委員会でも了承された。

 大久保議員は橋本氏の選定理由について「若くて優秀で、やる気がある。週末には県内各地を回り、祭りやイベントにも参加するなど、古里への思いと行動力が評価された」と述べた。

 「脱官僚」を掲げる民主党が農水省職員を擁立することには「官僚の完全否定ではなく、官僚機構と連携し、能力を生かすというのが党の考え方だ。県政を担える人材であれば推挙する」と話した。

 橋本氏は「他薦の立場であり、正式な出馬要請はまだ受けていない」とした上で「農水省で一生懸命仕事をしてきたのを評価してもらった、ということだろうか。故郷を良くしたいという思いは強くある」と受諾する考えを示した。

 橋本氏は県立長崎北高、早稲田大卒。1993年に入省し貿易関税課、国際経済課総括課長補佐、牛乳乳製品課課長補佐などを経て先月から現職。

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000911140003
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国会議員主導に不満も
2009年11月14日
 ◆民主 知事選に橋本氏擁立へ
 来年2月の知事選に向け、民主党県連が推す候補者が13日、40歳の農林水産官僚、橋本剛(つよし)氏に決まった。同党の大久保潔重参院議員は「若いし、非常に優秀」と期待をかける。だが、人選は国会議員に事実上の一任。当選すれば県政を託す人物にもかかわらず、「会った県議は1人もいないだろう」(県連幹部)という声も聞かれた。
 この日、東京で開かれた選考委員会の後、大久保氏は、橋本氏が選ばれた理由として真っ先に「西岡武夫参院議員の推挙だった」と明かした。その上で、橋本氏が週末に帰郷して様々なイベントに参加したり、「週末長崎人」というブログを書いたりするなど「ふるさとへの思いや行動力が評価された」と説明した。
 8月の衆院選後、県連は、4選出馬が確実とみられていた金子原二郎知事に勝てる候補を擁立しようと、国会議員8人と渡辺幹事長らでなる選考委をつくった。だが、実際の人選は国会議員が主導。10月末までに決定という目標だったが、各議員の「意中の人」の一本化が進まず、この日、ようやくまとまった。
 この選考過程に、地元では不満もくすぶる。ある県議は労組幹部から「自分たちの意見も聴いて欲しい。『国会議員が決めたからやってくれ』というのは困る」と訴えられたという。橋本希俊・県連選対委員長は「何でこんな若い人になったかというのはわからない。国会議員が自信を持って推薦する以上、地方主権に理解のある、フレッシュな人がいいという判断だろう」。
 県連は、橋本剛氏に対し、15日にも開く選対委員会と常任幹事会への出席を要請した。その場で、県連としての推薦を正式決定する見通し。
 一方、県連には、3氏から推薦願が出されている。元内閣府審議官の東良信氏(61)は「民主党が誰を立てようが、不退転の気持ちで臨んでおり、県民党としてやっていく。政策協定が結べれば、自民党にアプローチすることもあり得る」と話す。民主党県議の高比良元氏(57)は「自民党の動きも含め、県民が選択肢としてどんなことを望んでいるか見定めてから最終判断したい」と述べた。
 民主党県連は13日、共闘を持ち掛けられた自民党県連に、断りの文書を渡した。小林克敏・自民県連政調会長は「国会議員が密室で候補者を選び、県民の意向が反映されているとは思えない」と批判した。
 共産党県委員会の山下満昭委員長も「国会議員たちが密室で決めたとの印象」と話した。県委員会も入る「民主県政をつくる会」で候補擁立作業を進めており、今月中には発表する予定だ。

864名無しさん:2009/11/14(土) 13:48:55
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091114ddlk42010455000c.html

2010知事選ながさき:民主党、臨戦態勢固まる 橋本氏を独自候補擁立へ /長崎
 来年2月の知事選(4日告示、21日投開票)に向け、民主党が長崎市出身の農林水産省改革推進室長、橋本剛(つよし)氏(40)を独自候補として擁立する方針が13日にまとまったことで、同党の臨戦態勢がほぼ固まった。自民党も「県政与党」を守るための候補者選びが加速しそうだ。【錦織祐一、柳瀬成一郎、阿部義正】

 民主党は、先の衆院選で県内全選挙区に勝利した直後から独自候補擁立を模索。西岡武夫参院議員を中心に「旧来型の金子(原二郎)県政の対抗軸となる人物」を探していた。

 しかし、金子知事が4選不出馬を表明し、宮島大典衆院議員の高校の後輩、古賀友一郎・北九州市財政局長(42)の名も候補者として浮上。このため「選定を急がなくてもいいのでは」という雰囲気が強まり、擁立に時間がかかったらしい。

 最終的には、橋本氏が金子知事の不出馬表明前から知事選に意欲を示していたことが決め手になったという。

 同党は「脱官僚」を掲げるが、官僚の橋本氏を擁立することについて、大久保潔重参院議員は「(脱官僚とは)官僚依存からの脱却のこと。(橋本氏擁立は)官僚の能力を活用することだ。橋本氏は長崎くんちにも参加し、行動力があり発想も柔軟」と説明した。

 一方、民主党県連に推薦願を出していた、前ルーマニア大使の東良信氏(61)、民主党県議の高比良元(はじめ)氏(57)、県議の押渕礼子氏(71)は、同党の独自候補擁立により方針転換を迫られることとなった。

 既に出馬表明している東氏は「選挙への準備を着々と進めるだけだ」。高比良氏は「ノーコメント」。押渕氏も「今は何も話せません」と話した。

 ◇自民は腐心
 一方、自民党は現在も独自候補者擁立に腐心している。現職の金子原二郎知事(65)が4選不出馬を表明したため、いったんは独自候補擁立を断念し、民主党に候補相乗りを要請。しかし、民主党に拒否されたため、藤井健副知事(50)への出馬要請検討の真っ最中だ。

 自民党衆議院議員(比例九州)の北村誠吾県連会長は「候補者擁立の準備は進めている。県議たちが一生懸命に頑張っている」と語った。県連幹部によると、15日に党県連で会合を開き、今後の対応を協議するという。

〔長崎版〕

865チバQ:2009/11/15(日) 12:13:10
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000911140003
国会議員主導に不満も
2009年11月14日

 ◆民主 知事選に橋本氏擁立へ


 来年2月の知事選に向け、民主党県連が推す候補者が13日、40歳の農林水産官僚、橋本剛(つよし)氏に決まった。同党の大久保潔重参院議員は「若いし、非常に優秀」と期待をかける。だが、人選は国会議員に事実上の一任。当選すれば県政を託す人物にもかかわらず、「会った県議は1人もいないだろう」(県連幹部)という声も聞かれた。


 この日、東京で開かれた選考委員会の後、大久保氏は、橋本氏が選ばれた理由として真っ先に「西岡武夫参院議員の推挙だった」と明かした。その上で、橋本氏が週末に帰郷して様々なイベントに参加したり、「週末長崎人」というブログを書いたりするなど「ふるさとへの思いや行動力が評価された」と説明した。


 8月の衆院選後、県連は、4選出馬が確実とみられていた金子原二郎知事に勝てる候補を擁立しようと、国会議員8人と渡辺幹事長らでなる選考委をつくった。だが、実際の人選は国会議員が主導。10月末までに決定という目標だったが、各議員の「意中の人」の一本化が進まず、この日、ようやくまとまった。


 この選考過程に、地元では不満もくすぶる。ある県議は労組幹部から「自分たちの意見も聴いて欲しい。『国会議員が決めたからやってくれ』というのは困る」と訴えられたという。橋本希俊・県連選対委員長は「何でこんな若い人になったかというのはわからない。国会議員が自信を持って推薦する以上、地方主権に理解のある、フレッシュな人がいいという判断だろう」。


 県連は、橋本剛氏に対し、15日にも開く選対委員会と常任幹事会への出席を要請した。その場で、県連としての推薦を正式決定する見通し。


 一方、県連には、3氏から推薦願が出されている。元内閣府審議官の東良信氏(61)は「民主党が誰を立てようが、不退転の気持ちで臨んでおり、県民党としてやっていく。政策協定が結べれば、自民党にアプローチすることもあり得る」と話す。民主党県議の高比良元氏(57)は「自民党の動きも含め、県民が選択肢としてどんなことを望んでいるか見定めてから最終判断したい」と述べた。


 民主党県連は13日、共闘を持ち掛けられた自民党県連に、断りの文書を渡した。小林克敏・自民県連政調会長は「国会議員が密室で候補者を選び、県民の意向が反映されているとは思えない」と批判した。


 共産党県委員会の山下満昭委員長も「国会議員たちが密室で決めたとの印象」と話した。県委員会も入る「民主県政をつくる会」で候補擁立作業を進めており、今月中には発表する予定だ。

866とはずがたり:2009/11/15(日) 12:54:26
>>863-865
なんか民主系からわんさか出て市川みたいな分裂選挙になりそうな感じがしますね。。。
此処長崎県知事選で,という訳ではなく一般論ですけど,民主は地方選では自分らに風なんか吹いてないことを肝に銘じて浮かれて誰も彼も出馬みたいな事に成らないようにして欲しい所。亦長野市みたいに県連自身もなんでも自分が主導権握ってやらないと気が済まないみたいなのは避けるべきでしょう。

さて,果たして長崎県知事選ではどうなりましょうかね。金子氏の引退より早く出馬の意向を示していて官僚の力を活用するなら東良信氏も同様であるし。
橋本氏なら西岡とパイプがあって農水族の山田や高校の後輩、古賀友一郎・北九州市財政局長を推してたけど元農協の宮島なども推せるって事なんでしょうかね。

867名無しさん:2009/11/15(日) 14:57:03
選挙ってのは「出たい人より出したい人」というのがよく分かる
市川市長選の場合は「出てほしくない人」といったところか

868名無しさん:2009/11/15(日) 20:43:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091114-OYT8T01084.htm
ホーム>地域>鹿児島
指宿市長選 松元県議出馬へ
 来年1月31日告示、2月7日投開票の指宿市長選に、県議・松元一広氏(41)が13日、立候補を表明した。

 記者会見した松元氏は「市財政は悪化し、人口は減り、観光や農業も伸び悩んでいる。安心安全、住む人々が幸せを実感できるまちづくりを目指したい」と抱負を語った。

 松元氏は同市出身。歯科医師で市歯科医師会監事などを務め、2007年4月の県議選指宿市・揖宿郡区(定数2)に、自民党から立候補し、初当選した。

 市長選の出馬表明は元市議会議長・東伸行氏(59)、社会福祉法人理事長・徳永勝憲氏(62)に次いで3人目。田原迫要市長(65)は勇退を表明している。

(2009年11月15日 読売新聞)

869名無しさん:2009/11/16(月) 06:51:57
市長選推薦 民主、名護は稲嶺氏 南城は親川氏2009年11月1日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152182-storytopic-3.html
民主党県連(喜納昌吉代表)は31日、常任幹事会を開き、1月24日投開票の名護市長選挙で元市教育長の稲嶺進氏(64)、同31日投開票の南城市長選で元県議の親川盛一氏(68)を推薦することを決定した。
 普天間飛行場の辺野古移設問題への対応が注目される名護市長選について、新垣安弘幹事長は「辺野古移設に反対、県外・国外への移設ということを確認しており、県連の方針と共同歩調をもって進める」と稲嶺氏の推薦理由を述べた。
 喜納代表は「沖縄の命運を懸けた意味合いがある。他党にも協力を呼び掛ける。共産にも、勝つための大義の下に参加してくれと申し上げる」と述べ、野党候補の一本化に努力する姿勢を示した。
 親川氏は31日午前、党籍があった自民党県連に離党届を提出。民主党県連に対しては、無所属の立場で推薦願いを提出した。


南城市長選 「公平公正な市を構築」親川氏が出馬表明2009年11月15日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152836-storytopic-3.html
出馬表明をする親川盛一氏=14日、南城市大里の後援会事務所

 【南城】来年1月31日投開票の南城市長選挙で元県議の親川盛一氏(68)は14日、同市大里の後援会事務所で正式に出馬を表明し、基本政策を発表した。
 親川氏は「市民と協調し、公平公正な明るく住みよい潤いのある南城市を構築したい」と語った。
 基本理念として、市民の目線での市政改革や地場産業の育成と雇用促進、市民生活の安定を挙げ、子育てや年金制度の拡充など10項目の基本政策を掲げた。
 親川氏は無所属で出馬する意向。民主の推薦を受けているほか社民、社大、国民新、そうぞうに推薦願を提出している。21日午後6時から、同所で事務所開きを行う。
 同市長選には現職の古謝景春氏(54)も出馬を表明している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 親川盛一(おやかわ・せいいち)1941年6月3日生まれ、市知念字志喜屋出身。沖大卒。86年から県庁勤務。知事公室長などを務めた後、2004年から県議1期。

870名無しさん:2009/11/16(月) 06:54:06
南城市長選 古謝氏が出馬表明2009年11月8日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152491-storytopic-123.html
出馬表明をする古謝景春氏=7日、南城市佐敷の後援会事務所
 【南城】来年1月31日投開票の南城市長選挙で現職の古謝景春氏(54)は7日、同市佐敷の後援会事務所で正式に出馬を表明し、基本政策を発表した。
 古謝氏は「南城市の自然、歴史、文化を生かし、日本一元気で魅力あるまちづくりを市民と共に進めていきたい」と語った。
 南城市型の土地利用計画の策定作業や体験滞在型観光の推進など1期目の実績を強調。産業、教育・文化、健康などを重視した第1次南城市総合計画の七つの基本方針を基本政策として掲げた。「市民党として市政を運営したい」と、特定の政党の支持を受けない意向を示した。
 古謝氏は同日、事務所開きを行い、上原武雄後援会長や県議、市議ら集まった支持者に支援を訴えた。
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 古謝景春(こじゃ・けいしゅん) 1955年3月24日生まれ、市知念字安座真出身。沖大卒。1979年知念村役場入り。2002年知念村長初当選。06年南城市初代市長に当選


潤いある市つくる 南城市長選、親川氏が出馬表明
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-11-15-M_1-002-1_003.html
【南城】任期満了に伴い来年1月31日に投開票される南城市長選で、前県議の親川盛一氏(68)は14日、同市大里の後援会事務所で会見し正式出馬表明した。

 親川氏は「血の通う行政運営が重要。公正公平で潤いある南城市をつくっていきたい」と意欲を語った。県知事公室長などを歴任した行政経験を挙げ、「長年の行政、政治経験で得た実績を生かし市民とともに行財政改革に取り組みたい」とアピールした。

 親川氏は自民党を離党。「市民党的立場」を強調し、無所属で出馬する。民主党県連が推薦を決めているほか、社民、社大、国民新、政党そうぞうにも推薦願いを出している。親川氏は1941年生まれ。県議会事務局次長や知事公室長を歴任、2004年から県議1期。06年から米軍基地関係特別委員会委員長を務めた。旧知念村志喜屋出身。

871名無しさん:2009/11/16(月) 07:08:56
記事にある通り、親川氏は稲嶺恵一県知事時代に知事公室長長を務めた人物です。
南城市発足後の選挙区割変更(※)であっさり身を引いて県議2期目に挑まなかったためなんとなく予感はしていましたが、自民党を離党して非自民公明へ宗旨替えしたのは少し驚きました。

※【島尻郡:定数5】→【島尻郡:定数3】【南城市:定数1(1減)】

872名無しさん:2009/11/16(月) 20:14:54
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/20091116-OYS1T00372.htm
長崎知事選、民主県連が橋本氏擁立決める


民主党県連の常任幹事会に出席し、県連役員と握手を交わす橋本氏(左) 来年2月の知事選で、民主党県連は15日、長崎市内で選対委員会と常任幹事会を開き、農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)の擁立を正式決定し、出馬を要請した。近く党本部に推薦申請する。

 常任幹事会などでは、橋本氏の若さを懸念し「どっしりと構えた人が良い」と国会議員からの選出を望む声や、脱官僚を掲げる鳩山政権下で現役官僚の擁立に疑問を呈す声もあったが、最終的には全会一致で橋本氏擁立が確認された。

 同幹事会で「県を良くしようという思いは諸先輩方と同じだ」とあいさつし、県連役員1人ひとりと握手を交わした橋本氏。記者会見では「正式に要請を頂いたので自分でしっかり受け止め、答えを返していきたい」と述べた。

 高木義明・県連代表は「官民問わず、多くの人を視野に人物本位で選んだ。期待に応えてくれると思っている」と評価した。

 これに先立ち、国会議員と選対委幹部でつくる選考委員会は13日、橋本氏のほか、別の官僚男性や県連に推薦願を提出した3人を含む計5人について協議し、橋本氏擁立を決めていた。

 また、同党県連は15日、来年夏の参院選で現職の犬塚直史氏(55)を党本部に公認申請することを申し合わせた。

(2009年11月16日 読売新聞)

873チバQ:2009/11/16(月) 20:38:34
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091116/05.shtml
自民県連、独自候補擁立へ 知事選、藤井副知事を軸に調整

 自民党県連は15日、長崎市内で国会議員や県連幹部が知事選の対応を協議した。統一候補擁立の申し入れを民主党県連から断られたことを受け、独自候補を擁立する方針を決めた。

 県連会長の北村誠吾衆院議員(比例九州)や、谷川弥一衆院議員(同)、県連幹部ら8人が出席した。終了後に会見した北村会長や小林克敏政調会長らによると、民主党県連が推薦候補とした農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)への相乗りは議題に上がらず、独自候補を擁立する方針を確認。藤井健副知事(50)を推す声が上がった。

 このため今週から県議らが県内の地域支部や職域支部、各種団体などを回り藤井副知事擁立への賛否や別の候補擁立の要望も含め現場の意見を聴取する方針を決めた。定例12月県議会が終了する12月中旬ごろまでに候補擁立を目指す。

 小林政調会長は「橋本氏では今の県政の即戦力にならない。候補者決定の過程も国会議員による密室的なやり方で県議や県民の声を反映していない。われわれは現場の声を聞いた上で候補者を決めたい。不戦敗だけは絶対にない」と強調した。

874チバQ:2009/11/16(月) 22:38:38
>>847-848
民主系惨敗
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/134714
筑後市長に自民系中村氏
2009年11月16日 01:46 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 任期満了に伴う福岡県筑後市長選は15日投開票され、無所属新人の前副市長中村征一氏(67)=自民、公明推薦=が、無所属新人の元市議弥吉治一郎氏(60)=民主推薦=を破り初当選した。

 同市は先の衆院選で、自民党の古賀誠元幹事長が、元秘書で民主党の野田国義氏(比例代表で復活当選)との激戦を制し、全国の注目を集めた福岡7区の一部。市長選も両氏が党推薦候補を支援し争う構図となり、自民党側が組織をフル回転させて再び底力を見せた。

 市長選は、2011年に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートの新駅が設置される地元の観光浮揚や行財政改革が争点。中村氏は公約に、駅周辺の温泉入浴施設の建設推進や女性副市長の登用を掲げ、市政の刷新を訴えた弥吉氏を退けた。

 衆院選の7区は、民主党への風が全国的に吹く中、同区の全10首長が古賀氏支持を鮮明にしたことが、野田氏の敗因の一つとされた。野田氏は、衆院選の筑後市の票が古賀氏を上回ったこともあり、今回市長選を巻き返しの第一歩として、与党の立場を強調して弥吉氏を全面的に支援したが、「市民党」を掲げる中村氏に及ばなかった。

 投票率は59・86%。当日有権者数は3万8279人(市選管調べ)。

■筑後市長選

 (開票終了) 
当 中村 征一 無 新    14,436
  弥吉治一郎 無 新     8,251

中村 征一(なかむら せいいち) 67無新(1)
前副市長(筑後農林事務所長、県農業振興課長)蔵数、鹿児島大 (自・公=推薦)

=2009/11/16付 西日本新聞朝刊=

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20091116ddlk40010166000c.html
選挙:筑後市長選 中村氏が初当選 「クリーンな市政目指す」 /福岡
 任期満了に伴う筑後市長選は15日、投開票され、新人の前副市長、中村征一氏(67)=無所属=が、新人の前市議、弥吉治一郎氏(60)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は3万8279人。投票率は59・86%。

 中村氏の事務所では、当選の一報が入ると、支持者らの歓声と拍手に包まれた。中村氏は「勝利は支えてくれたみなさんのお陰。新幹線駅を生かしたまちづくりを進め、公平・公正でクリーンな市政を目指す」と喜びと決意を語った。

 今回の選挙は11年春開業予定の九州新幹線筑後船小屋駅を生かしたまちづくり、船小屋温泉への観光客誘致策などが争点となった。

 中村氏は、公明党県本部や自民党筑後支部のほか、農政連八女支部、八女筑後医師連盟など約50団体の推薦を受けて組織戦を展開。8年にわたる助役・副市長の経験などを訴え、市内全域から幅広い支持を集めた。

 一方、弥吉氏は民主党県連などの推薦を受け、政権交代の風に乗ろうとしたが、及ばなかった。【松尾雅也】

875名無しさん:2009/11/16(月) 23:45:01
筑後市は、かつては新幹線駅の誘致問題が争点になったこともあったけど
(大変、極めて、ものすごく残念ながら)駅ができることが確実になってしまった
筑後地方のド田舎選挙はなかなか厳しいものがある

876名無しさん:2009/11/16(月) 23:51:52
>>840>>844
鳥栖市議選開票結果
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091116ddlk41010240000c.html
 ◇鳥栖市(定数22−26)=選管最終発表
当 1,827 森山林    61 無現
当 1,589 藤田昌隆   56 無新
当 1,573 下田寛    30 民新 ← (元)原口秘書
当 1,526 国松敏昭   59 公現
当 1,471 佐藤忠克   64 無現
当 1,461 斉藤正治   61 無現
当 1,451 内川隆則   61 社現
当 1,433 中村直人   58 社現
当 1,416 原康彦    55 民現 ← 県連幹事長
当 1,414 古賀和仁   59 無現
当 1,351 太田幸一   61 公現
当 1,274 中村圭一   40 無現
当 1,259 松隈清之   39 自現
当 1,250 酒井靖夫   69 無現
当 1,136 成冨牧男   60 共新
当 1,107 小石弘和   66 無現
当 1,092 江副康成   47 無新
当 1,073 田中稔    56 無新
当 1,037 尼寺省吾   60 共現
当   978 久保山日出男 60 無新
当   963 柴藤泰輔   45 無新
当   850 光安一磨   68 無現
    818 三栖一紘   66 共現
    765 樋口伸一郎  33 無新
    747 古賀照子   53 無新
    398 永友恵子   57 無新

877名無しさん:2009/11/18(水) 07:30:54
>>842-843

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000911180002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮崎> 記事

党本部の謝罪、自民県連受け入れ
2009年11月18日

 衆院選宮崎1区で自民党が分裂した責任は中山成彬前衆院議員らにあるとして、県連の中村幸一筆頭副会長(県議会議長)は17日、東京の党本部を訪れて中山氏と同氏を支援した森喜朗元首相、町村信孝元官房長官に謝罪させるよう求めた。対応した二階俊博選対局長や河村建夫前官房長官らが「不幸なことになり申し訳なかった」と謝罪。
 「3人に対して厳しく注意する」と中村氏に応じたことで一応の決着をみた。
 宮崎1区では、県連が公募で選んだ元参院議員の上杉光弘氏と、「不出馬」表明を撤回して立候補した中山氏との間で分裂。党本部はどちらも公認せず、民主党などが推した候補に敗れた。
 責任を取るとして県連の役員10人が辞職する事態にも発展し、中村氏は「党本部の対応によっては(県連の)解体も視野に入れていた」と話した。今回の決着を受け、中村氏は早急に県連の新体制作りに着手する方針。
 また、中山氏の落選で空席となっていた党第1選挙区の支部長ポストには、中村氏が「暫定支部長」として就くことも決まった。次期参院選についても協議され、党本部側は候補者を公募する方向で調整している県連の意向を「尊重する」と約束したという。

878名無しさん:2009/11/18(水) 11:37:01



霧島市長選挙終了:
 11月15日に霧島市長選挙が行われました。四年前と同じ前田終止氏と
鶴丸明人氏の一騎打ちとなり、前田終止現市長が再選されました。今回も
当市への鹿児島県産廃最終処分場誘致の問題が勝敗に大きな影響を与えま
した。 同時に霧島市議会議員選挙も行われましたが、産廃最終処分場の
誘致に前向きであった候補者は大きく得票を減らしました。霧島市民は
真実と正義を見抜く力を持っています。悪を許さない美しい風土がここに
あります。
  http://kirishiman.blogspot.com/

  「さよなら鶴丸」:http://www.youtube.com/watch?v=xtLrRS7F_eA
  「鶴丸最後!」:http://www.youtube.com/watch?v=7B4nX1PUp9E

879チバQ:2009/11/18(水) 12:15:09
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-11-18-M_1-001-1_004.html
稲嶺氏、比嘉氏と一本化 名護市長選/島袋氏と一騎打ちへ

 【名護】来年1月24日の名護市長選に出馬を表明していた大学非常勤講師の比嘉靖氏(65)は17日、出馬を取りやめ、候補者を前市教育長の稲嶺進氏(64)と一本化することで合意した。米軍普天間飛行場移設問題で「名護市に新たな基地はいらない」などとする政策で一致した。

 比嘉氏の不出馬で、同市長選は現職の島袋吉和氏(63)と稲嶺氏の一騎打ちとなる見通しとなった。稲嶺氏は民主、社民、社大の各党が推薦を決めており、比嘉氏の推薦を決めていた共産党も近く、稲嶺氏の推薦を決める見通し。

 稲嶺氏と比嘉氏は(1)「辺野古、大浦湾の美しい海に新たな基地は造らせない」「名護市に新たな基地はいらない」という信念を貫く(2)「名護市の閉(へい)塞(そく)的現状を打破し、現在の利権にまみれた市政を刷新するため市民の目線でまちづくりを行い、公平、公正で透明性の高い行政運営を行う」とする二つの政策で合意した。

 稲嶺氏と比嘉氏は18日、名護市の大西公民館で共同記者会見し、正式に発表する。

880チバQ:2009/11/18(水) 19:44:06
http://www.asahi.com/politics/update/1118/SEB200911180012.html
普天間の辺野古移設、反対派一本化へ 名護市長選
2009年11月18日12時34分

 米軍普天間飛行場の移設先とされる沖縄県名護市の市長選(来年1月24日投開票)で、共産系市議らが推していた大学非常勤講師の比嘉靖氏(65)が立候補を断念し、民主、社民などが推薦を決めた元市教育長の稲嶺進氏(64)を支援することを決めた。

 両氏は17日、「辺野古、大浦湾の海に新たな基地はつくらせない」ことなどで一致。18日に合意書を取り交わし、記者会見する。辺野古移設に反対する勢力は一本化され、市長選は移設容認の立場で再選を目指す現職の島袋吉和氏(63)との一騎打ちの構図になる公算が大きくなった。

 比嘉氏は18日、朝日新聞の取材に「基地建設に反対する声を一つにすべきだ、という市民の思いにこたえるのが責務と考えた」と出馬見送りの理由を語った。

 稲嶺氏は当初、辺野古にV字形滑走路をつくる現行案の見直しを掲げ、「県外移設を求める」としていたが、今月に入り「新たな基地は造らせない」と移設反対の姿勢を鮮明にした。8日に開かれた県内移設に反対する県民大会にも参加した。

 一方の島袋氏は、辺野古移設に代わる案が示されれば「歓迎する」としつつも、代替基地の滑走路の位置を現行案より沖合に修正することを条件に移設を容認する姿勢を示している。

881チバQ:2009/11/18(水) 19:45:52
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000911170002
群都のあした 上 09奄美市長選
2009年11月17日


金作原(きんさくばる)原生林。手つかずの自然が残る奄美の代表的観光地だが、かつては林道の舗装計画が持ち上がったこともある=奄美市

9月の奄美市議会。奄美の希少植物が盗掘被害に遭っている問題を取り上げた市議から「市が保護指定している希少動植物が何種類あるか」と尋ねられた市幹部はこう答えた。「条例では指定してございません」。傍聴席にいた市民から失笑が漏れた。
 市は06年3月、「世界的にも貴重な野生動植物を保護し、後世に継承する」ことを目的に、市希少野生動植物保護条例を制定した。市長が保護すべき区域や動植物を指定できるという条文も入れた。
 隣の龍郷町で環境教育推進指導員を務める前園泰徳さん(37)=奄美市在住=は「肝心の中身が空っぽのまま。何のために条例を作ったのか」と歯がゆさを覚える。
 市は当初、保護対象の動植物の選定作業に乗り出し、自然に詳しい市民らをメンバーに集め審議会を開いた。しかし「広大な私有林を所有する地権者への配慮」を理由に作業は中断。奄美市の林野面積は市の総面積の8割を占め、その中でも私有林は66%を占めている。4年近くたった今も進展はなく、希少植物の盗掘被害が横行している。
 国や県は、奄美群島の世界自然遺産への登録を進めている。県や地元自治体は、屋久島で証明された「世界遺産ブランド」による経済波及効果を期待し、新たな産業振興につなげようとする。だが、有力候補地の山林を多く抱える奄美市は「世界遺産登録は国レベルの話」(担当者)として動きは鈍い。
 審議会メンバーでもあった前園さんは「奄美が生き延びるために、豊かな自然を生かさない手はない。地元のリーダーとしてもっと主体的に取り組むべきだ」と指摘する。
    ◆    ◆   
 奄美大島では、自然に対し「開発か保護か」の2項対立が長く続いてきた。本土から離れ競争力が弱く、産業も乏しい島では、56年前の日本復帰以降、国の手厚い補助も手伝い、公共工事が主要な産業として成り立ってきた。
 だが、長引く不況が土建業界にダメージを与えている。県建設業協会奄美支部の加盟社は、ピーク時の117社(02年)から83社に減った。「公共事業が減ったのが原因。公共事業に頼らなければ食べていけないのが奄美の業界の現実」と関係者は話す。
 現状を打開しようとの動きもある。市内の40代の建設会社長の男性は「今までのように道路や港湾を造る仕事で食っていくことは無理。これからは業界も時代に対応した業態に変わっていかないと」と話す。すでに太陽光発電などエコビジネス分野への進出に着手している。「島が生き残っていくためには観光による振興をめざすべき。自然と人間が共存できるシステムをつくるために、知恵を出し合っていく時代に来ている」
    ◆    ◆
 NPO法人「奄美野鳥の会」副会長の高美喜男さん(58)は80年代、群島内での石油備蓄基地建設をめぐる反対運動をしていた時に開発推進派の島民から「自然で飯が食っていけるか」と言われたのを、今も覚えている。
 それから30年。アマミノクロウサギを始めとした希少動植物が多く生息・分布する奄美の自然が、世界的に評価されるようになった。自然保護を唱えるだけで「敵」と見られた当時と変わり、行政当局も耳を貸すようになった。
 昨年10月、奄美大島エコツアーガイド連絡協議会を設立した。会長として、世界自然遺産登録後を視野に、自然ガイドの質の向上に取り組んでいる。「島民の暮らしと自然保護がともに成り立つのが理想。行政には、これまでの発想を変えて積極的に支援する姿勢を見せてほしい」

882チバQ:2009/11/18(水) 19:46:15
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000911170001
群都のあした 下 09奄美市長選
2009年11月18日


奄美市長選では初めてという公開討論会では、多数の市民が両立候補予定者の政策に耳を傾けた=11日、奄美大島

奄美市長選告示前の11日、立候補予定者2氏が出席した公開討論会が龍郷町で開かれた。会場を埋めた約500人の市民は、政策や公約を語る両氏の話に聴き入った。
 奄美群島の首長選で立候補予定者の政策を一般市民が聞く催しは今回が初めてだ。「島民は選挙には関心があっても政策には興味がない」と揶揄(や・ゆ)されることもあった。今回の企画にも「立候補予定者は出席してくれるのか。人は集まるのか」という懸念があった。だが杞憂(き・ゆう)に終わった。主催した奄美大島青年会議所の喜元健一郎理事長(40)は「今のままじゃいけないという思いを、多くの市民も共有してくれていた」と語る。
 6日には「市長選立候補予定者に市民の声を届ける会」が市内で開かれた。参加者は20人。中心市街地活性化や雇用拡大などの課題を語り合った。
 企画した同市笠利町の観光ガイド、田町まさよさん(39)は、2年前の奄美市議選で、ある陣営に請われ運動員を務めた。しかし候補者は名前を連呼するだけ。玄関先に出てきたお年寄りの声が政治に届いていないと感じた。
 奄美の自然と人情にほれ込み大阪から移り住んで13年。集落にすっかりとけ込み、永住することも考えている。だが、選挙になると毎回、違和感を感じていた。
 「今の時代、自分の手で政治を変えようという意識がもっと出てきてもいい」
    ◆    ◆   
 市の人口は4万8千人。ピークの85年から1万3千人減り、流出が止まらない。生活保護を受けている市民は人口1千人当たり62人に上る。全国平均の5倍だ。
 「大島紬(つむぎ)が売れなくなったときは土建業があぶれた紬業者を吸収した。今は土建もだめで受け皿がないから、生活保護世帯が増え、働き口を求めて島を去る人も増える」。市幹部の1人は、現状をこう説明する。
 税収減の中、住民福祉にあてる扶助費の増大が市の財政を圧迫する。08年度の経常収支比率は98・2%と、財政の硬直化が著しい。それでも06年の合併当初に発生した14億7千万円の財源不足が21年度予算で解消した。合併補助金や合併特例債など国からの恩恵があったためだ。
 その半面、国や県からの補助金や地方交付税といった依存財源の比率が高まっている。08年度の歳入に占める割合は76・5%。奄美群島振興開発特措法(奄振法)の補助金を含め、国などへの依存体質に陥っている。
 「合併のメリットは大きかった。だが、このまま人口が減り高齢化が進むとしたら、10年後が心配だ」。市の財政担当者は漏らす。
    ◆    ◆   
 「奄美には全国に通用する特産品がたくさんある。大切なのは、それを島外にどう発信していくかだ」
 奄美市で情報通信技術(ICT)を使って奄美特産の果物などを通信販売する会社を経営する前田守さん(37)は、こう指摘する。事業開始から10年。「離島というハンディをインターネットで補った21世紀の小売りビジネスの先駆け」として業界から高い評価を受けている。
 市も離島での情報通信の可能性を認識し、先月、ICT人材育成センターを開設した。ICTに精通する人材を育て、島にとどまって働ける場を作るのが目的だ。
 自分たちが成功することで、島の体質を変えていきたい。それが前田さんの狙いだ。「自分たちから積極的に売り込んでいくことで付加価値が生まれる。奄美でもできる、奄美だからこそできることがあるはずだ」
(斎藤徹が担当しました)

883チバQ:2009/11/18(水) 19:52:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20091118-OYT8T00167.htm
鳥栖市議選 市長の議会対策難航か
自民系会派2人増え10人


当選証書を受け取る新議員  15日に行われた鳥栖市議選(定数22)の結果、橋本康志市長と一定の距離を置いてきた保守系会派の人数が改選前より2人増えて10人になった。市長の議会対策はこれまで以上に困難になることも予想され、2011年春の市長選にも影響を及ぼすだけに、議員たちの今後の動向が注目される。市選管は17日、新議員22人に当選証書を付与した。(柿本高志)

 市議選では現職15人、新人7人が当選。政党別では民主、公明、共産、社民が各2人、自民1人。13人が無所属だったが、うち7人(いずれも現職)は自民の推薦を受けた。

 橋本氏は07年2月の市長選で、自民、公明推薦の前市長を破って初当選。議会にしこりが残り、最大会派だった自民党鳥和会(8人)は副市長人事案に反対したり、九州新幹線新鳥栖駅前に計画されている重粒子線がん治療施設建設に異論を唱えたりしてきた。しかし、会の方針に同調できないとして3人が脱退し、鳥和会は3会派に分裂した。

 自民系会派は今後、現職8人に新人2人が加わる見通し。ただ、鳥和会のある議員は「近く会派届を提出するが、分裂した3会派が再びまとまるかは分からない」としている。

 一方、新人で橋本市長支持を掲げたのは3人。民主などの他会派と密接な協力態勢を築くことができるかがポイントになる。

 引退する議員は「次の市長選を見据えて執行部に反発しているような議員もいる。反対のための反対なら市民のためにならない」と言う。これに対し、鳥和会に入会予定の新人は「市の発展を考えるなら、重粒子線がん治療施設の建設場所は(九州シンクロトロン光研究センターがある)市北部に変更した方がいい。あくまでも市全体のことを考えて活動する」と強調する。

 鳥栖市は人口が増加し、県東部地域のリーダー役としての期待も大きい。市議会が果たすべき役割も大きいが、他市のように一般質問をケーブルテレビなどで放送しておらず、活動が市民に十分伝わっていない。「一般質問を放送することで議会に対する市民の関心が高まれば、議員のやる気も高まる。市全体のためにもなる」と期待する市民も多い。

(2009年11月18日 読売新聞)

884名無しさん:2009/11/18(水) 20:37:08
>>877
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=21796&amp;catid=74&amp;blogid=13
党本部で参院選対応協議 自民県連の中村筆頭副会長
2009年11月18日


 自民党県連の中村幸一筆頭副会長は17日、党本部で二階俊博選挙対策局長らと来夏の参院選への対応を協議した。

 
 中村氏は緒嶋雅晃会長ら県連役員の辞職を報告し、自身の会長代行就任を了承されたことから、一任された八役の選任を急ぎ、参院選へ協議を深めていくことを確認した。

 二階氏のほか尾辻秀久参院会長、谷川秀善参院幹事長ら8人が対応。中村氏によると、公募制で候補者に決めた衆院選宮崎1区の上杉光弘元自治相(67)が中山成彬元国交相(66)の出馬で党公認を得られず落選した責任を取り、緒嶋氏ら県連役員10人が辞職したことを報告した。

885チバQ:2009/11/19(木) 18:37:15
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20091119ddlk46010714000c.html
民主県連:誤算、市長選0勝2敗 地方組織の弱さ露呈 /鹿児島
 15日投開票の霧島、南さつま両市長選で、民主は新人を推薦し、党勢拡大を図ったが、ともに敗れた。政権交代を果たした衆院選後、県内地方選でも「積極関与」を打ち出した民主県連。「与党となった今こそ、弱点である地方の足場を固めるチャンス」と、攻勢をかけるが、順風満帆とはいかないようだ。【福岡静哉、川島紘一、村尾哲】

 南さつま市長選では元旧笠沙町長、中尾昌作氏(56)を国民新と共に推薦。出陣式では県連代表の川内博史衆院議員(鹿児島1区)や国民新の幹部らも駆け付けた。

 だが、南さつま市では、衆院選でも自民前職が制した保守地盤で、民主にとっては「組織が無いに等しい地域」(青木寛・県連幹事長)。連合鹿児島は推薦したものの、地元の市職労は「中立」。民主推薦で動く「組織」は事実上無く、風頼み。対照的に組織力を誇った元自民県議、本坊輝雄氏(54)に大差での初当選を許した。

 霧島市長選では、再選した前田終止市長(62)に207票差で敗れた元旧国分市長、鶴丸明人氏(63)が民主の単独推薦を受けた。

 陣営は「政権与党とのパイプ」を強調する狙いだったが、自民の小里泰弘衆院議員(51)の後援会が反発し、前田氏支援に一本化。また、民主の皆吉稲生衆院議員(59)後援会でも、両候補支持者で足並みが乱れた。

 推薦が「しこり」を残す形となり、皆吉後援会関係者は「首長選は衆院選とは異なり、事情も複雑。県連はもう少し慎重であってもいいのでは」と不満を漏らす。

 22日投開票の奄美市長選で民主県連は10月下旬、出馬予定だった2氏に「公開質問書」を提出し、推薦・支持の希望を尋ねた。だが、2人とも「『市民党』の立場」に。自民県連関係者は「推薦依頼も無いのに、一方的に『推薦要りますか』と尋ねるやり方は、強引だ」と批判する。

 次の与野党決戦は来年7月の参院選。それまでに県内では、1月=枕崎、鹿屋、志布志▽2月=指宿▽春=出水、合併後の「姶良市」−−と、市長選が目白押しだ。

 民主県連の青木幹事長は「(連敗は)地方組織のぜい弱さを示した。だが、引き続き、地方選挙に積極的に関与していく」と話す。

886名無しさん:2009/11/19(木) 20:45:51
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091119-OYS1T00239.htm
http://kyushu.yomiuri.co.jp/photo/20091119-035177-1-L.jpg

名護市長選 基地反対派が勢力結集、現職側に危機感
普天間移設

 米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設受け入れの是非が最大の争点となる来年1月の沖縄県名護市長選で、受け入れ反対を掲げて立候補表明した前市教育長・稲嶺進氏(64)(民主、社民推薦)と琉球大非常勤講師・比嘉靖氏(65)(共産推薦)=ともに無所属新人=は18日、共同で記者会見し、稲嶺氏への候補一本化を発表した。

 共産党に加え、国民新党も稲嶺氏を推薦する見通し。反対派の稲嶺氏と、受け入れ容認派で自民、公明両党の支援を受けて再選を目指す現職・島袋吉和氏(63)(無所属)の一騎打ちの公算が大きく、反対派勢力の結集に島袋陣営は危機感を強めている。

 両氏は名護市内で政策協定の覚書に調印後、記者会見。比嘉氏は報道陣に「新基地反対の市政を実現するためにおりた」と書かれた文書を配り、「これで支援の輪が広がり、大きな力になる」と強調。稲嶺氏も「皆さんとともに、名護市民の声を(日米両政府に)届けたい」と語った。

 稲嶺氏には地域政党「沖縄社会大衆党」「政党そうぞう」も推薦を決めた。民主党県連の又吉健太郎・選対委員長は「辺野古はダメという市民、県民の思いを鳩山内閣に届ける環境が整った」と一本化を評価する。

 一方、島袋陣営には緊張が漂う。名護市では2007年7月の参院選以降、自公候補の得票率は5割を切っている。自民党県連の翁長政俊幹事長は「非常に厳しい戦い」。島袋氏の後援会事務総長を務める吉元義彦県議(自民)は「移設は前市長が苦渋の選択で受け入れた。島袋市長も同じ思い。市民には街づくりの実績も評価して判断してほしい」と訴えた。

(2009年11月19日 読売新聞)

887チバQ:2009/11/22(日) 09:16:09
[もうどうでもいいよ]感たっぷりだけど
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/7007/
鹿児島県阿久根市“張り紙”問題 職場復帰の地裁判断無視 元係長に給与払わず 総務課「市長から指示」
(2009年11月21日掲載)

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が人件費総額の載った張り紙をはがした元係長男性(45)を懲戒免職処分とし、鹿児島地裁が10月21日に処分の効力停止を決定した問題で、市は給与支払い日の20日、決定で公務員の身分が保障された元係長に給与を支払わなかった。竹原市長が元係長の職場復帰を拒んでいるためで、市総務課は「市長から給与を支払うなと指示された」と説明している。
 
 これに対し、元係長を支援する自治労県本部は「地裁の決定に従わない首長がいるとはあきれる。元係長の雇用契約は保障され、市には給与の支払い義務がある」と批判。元係長を原告とし、今月中にも未払い賃金請求訴訟を鹿児島地裁に起こす方針を決めた。
 
 竹原市長は、議会の裁判費用否決で弁護士を付けられず、本人出廷で係争中の2件の民事裁判に加え、新たな訴訟を抱えることになる。
 
 地裁の決定は、元係長が処分の取り消しを求めている本裁判で判決が確定するまでの効力停止を命じた。しかし、竹原市長は決定を不服として福岡高裁宮崎支部に即時抗告し「職員組合が強い阿久根市の特殊事情による処分。どのような人事であろうと円滑な行政に必要として行われた以上、適法」などとする理由書を提出している。
 
 決定は、抗告の判断が出るまで法的効力を持ち、市は元係長を職場復帰させる義務が生じているが、竹原市長は「(市長の)命令に背く職員を戻せば市民を裏切ることになる」「裁判所に自治はできない」と復帰を認めていない。
 元係長は10月26日から平日は毎朝、市役所に出勤しているが、居場所はなく、帰宅を余儀なくされている。
 

 ●常識外の事態
 

 ▼鹿児島大学の平井一臣教授(政治学)の話 自治体の首長が司法を無視する常識外の事態。市長の職員給与削減の訴えが有権者に支持されたのは間違いないが、民意は裁判所の決定を無視していいとも思っていないだろう。意地を張り、必要以上に職員をいじめているとしか思えない。

888チバQ:2009/11/22(日) 09:43:31
6月:出直し市長選再選後の特集
http://373news.com/_kikaku/akune/kaikaku/01.php
'09/06/02 本紙掲載
深まる職員との溝 対立の構図依然


 「これまで以上に市民の厳しい目が市役所や議会に注がれる。自分から苦労や犠牲を引き受ける心意気を持ってほしい」。1日午前、阿久根市役所会議室であった市長就任式。出直し市長選で再選を果たした竹原市長は訓辞で、市職員に厳しい言葉を投げ掛けた。

▲市長就任式で、職員に訓示する竹原信一市長=1日、阿久根市役所
 式の始まりを告げる館内放送があったものの、集まった職員はわずか。幹部が職場を回り式への出席を呼び掛けたが、出席した職員は約60人と会場は空席が目立った。
 再び市長のイスに座った竹原氏に対し、職員からは「ワンマン的手法に拍車がかかりそう。市長選の公約実現へどう予算を工面するのか」「市役所対市民という対立構図をつくり、本論から目先をずらすやり方は評価できない。職員のやる気は下がるばかり」と、早くも不満が漏れる。
 3月の出直し市議選と今回の市長選を通じ、竹原陣営が訴えの中心に据えた公務員批判。竹原市長は1日の会見で、公務員批判が市職員に与える影響について「経営や効率という面で、ロスの多い仕事に経費をかけていると表現することがどうして職員バッシングなのか。いままでの市長や議員の責任だ」と述べ、職員との溝の深さをうかがわせた。 
■ □ ■
 竹原氏と元国土交通省職員の田中勇一氏(56)の一騎打ちとなった今回の市長選で、田中陣営は、昨年8月の前回市長選で竹原氏と戦った2人の候補者の支援を得ることに成功、「反竹原派」一本化にこぎ着けた。
 「一本化ができた以上、組織をしっかり固めれば勝てる」。しかし、その計算は、市職員給与批判に的を絞った竹原陣営の戦術の前に、もろくも崩れ去った。陣営幹部は「職員給与批判はこたえた。さらに給食費の無料化など市民受けする政策を打ち出されたことも痛かった」と口をそろえる。田中氏の元公務員という肩書が、逆風をまともに受ける材料にもなった。
■ □ ■
  職員給与削減や給食費無料化など、竹原氏が掲げた公約を実現するためには、市長と議会双方の歩み寄りが不可欠。だが、市政停滞の要因となってきた市長と議会との対立の構図は残ったままだ。
 浜之上大成市議会議長は今回の選挙結果に、「市民の選択と、私たち議会の認識との間にズレがあるということだろうか。是々非々の姿勢は崩さないが今回の民意の意味を熟慮し、歩み寄る勇気も必要かもしれない」と、戸惑いを隠さない。
 一方の竹原市長は「私は常に対立ではなく対話を求め、窓口を開いている」と自らのスタンスを説明した上で、「議会で徹底して議論があったことはないし、そのための仕組みは議会にない」と不信感をあらわにする。
 2度の不信任議決と市議選、市長選を経て、市長と議会は6月下旬にも開かれる市議会で再び対峙(たいじ)する。新年度予算の審議などを控え、どういう論戦が展開されるのか。市民は双方の距離に注目している。

889チバQ:2009/11/22(日) 09:44:09
http://373news.com/_kikaku/akune/kaikaku/02.php
'09/06/03 本紙掲載
議会勢力が流動化 民意ねじれ動揺も


 阿久根出直し市長選挙の開票作業が行われた5月31日夜。同市赤瀬川の田中勇一氏(56)の事務所には10人近くの市議会議員が集まっていた。午後9時半すぎ、竹原信一氏(50)当選の報が伝わると、市議らは腕を組み天を仰いで絶句。ようやく「なぜ…。信じられない」と言葉を振り絞った。

▲市議会と市長に歩み寄りを求める市民の意見が相次いだ「市民と議員と語る会」=3月29日、阿久根市民会館

 竹原市政への是非が最大の争点だった3月の出直し市議選。「市長支持派」5人が上位を独占したものの、「反市長派」11人が当選。得票数計でも、反市長派が市長支持派を上回り、反市長派議員は「民意はこちらにある」と胸を張った。
 しかし、今回の出直し市長選でその民意は竹原氏を選んだ。わずか2カ月後の選挙で生じた民意の“ねじれ”。田中氏を支援したある市議は「これから竹原氏にどう対処すればいいか、すぐには考えがまとまらない」と、困惑の表情を見せた。 
■ □ ■
 出直し市議選(定数16)で9人の新人が当選、大幅に顔ぶれが入れ替わった市議会。ある新人市議は竹原市長失職後、ベテラン議員に反竹原派からの“脱退”を伝えた。「市長不信任決議に賛成したのは、竹原市長が、議員との遺恨で対立していたから。今後は市長の示す政策がよければ賛成する場合もある」と、是々非々の立場を強調した。
 一方、竹原市長を支持してきた議員にも変化が出始めている。新人議員は「市長選ではどちらの候補も応援しない」とし、竹原氏陣営の集会には参加しなかった。「さまざまな角度から物事を理解しようとすることも大事。『だれのおかげで当選したんだ』という批判も受けたが、すべてで市長に賛成という立場にはない」とこの市議はいう。
 また、出直し市長選後、かつて議会が不同意とした人事案に、同意する意向を示す議員も。混迷が長引く中「反市長派11人 市長派5人」と色分けされてきた市議会の勢力図は流動化しつつある。
■ □ ■
 議会との関係について、竹原氏は「私は常に対話しようとしてきた。対立が続くのは私のせいではない。議会のわがまま」との主張を繰り返してきた。
 これに対し、浜之上大成議長は「感情的な言葉の応酬で『竹原氏の言うことはすべて反対』という雰囲気が一部あったのは事実」としながらも、「竹原氏も議論をはぐらかしてきた。市民懇談会といいながら、自分の支持者を多く集めた場所にしか出ようとしない」と反論する。
 双方とも、根本的に「非は相手にある」との姿勢を崩していないが、一向に解消されない対立の構図に危機感も芽生えている。
 2日、選挙後初めて集まった反市長派の議員らは、「市民と語る会」を今後積極的に開き、議案の中身や賛成・反対の理由を説明して、市民の理解を求めることなどを確認した。議員の一人は語る。「これまで以上に徹底した議論を尽くし、新しい議会の姿を見せる努力する。竹原氏にも説明を尽くさない姿勢を改めてもらわないと」

890チバQ:2009/11/22(日) 09:44:49
http://373news.com/_kikaku/akune/kaikaku/03.php
'09/06/04 本紙掲載
財源確保の壁高く 実現へ道筋見えず


 夫婦共働きで5歳と2歳の娘を育てる阿久根市の女性(38)は、今回の出直し市長選挙で竹原信一氏(50)に投票した。竹原氏が公約に掲げた、給食費無料化や保育料補助などの子育て支援策が投票の決め手だった。

▲報道陣を前に、公約の実現見通しなどについて説明する竹原信一市長=1日、阿久根市役所
 現在、保育園に預けているのは長女だけ。2人とも通わせれば保育料として毎月約3万円が財布から出ていく。「一緒に通わせたいけれど、保育料が高くて無理。一日も早く実現してほしい」と期待を膨らませる。
 4人の子供を育てる別の主婦(42)は「給食費がタダになればありがたい」としながらも、無料化には反対だ。「竹原さんの公約は目先のことにとらわれすぎ。市民がきちんと給食費を払えるよう、安心して共働きできる環境整備が先ではないか」と指摘する。
 過疎・少子高齢化が進み、疲弊が目立つ阿久根市。多くの有権者が、「職員給与削減で生まれる8〜10億円の財源を市民のために使い、革命を起こす」との、竹原氏の歯切れのいい公約に共感し市の将来を託した。だが、公約実現には財源確保など課題も多い。 
■ □ ■
 阿久根市2008年度当初予算の中で人件費は約20億9000万円。単純計算で、福祉施策の財源となる8億円をねん出するためには、07年に財政破たんした北海道夕張市の職員給与削減率30%を大幅に上回る、約38%の削減が必要になる。
 また給食費無料化には「給食費は保護者の負担とする」と定める学校給食法との矛盾解消が必要。このため無料化は極めて例外的で、全国でも北海道三笠市など数例に限られる。
 夕張市に隣接し、厳しい財政難と人口減に悩む三笠市(人口約1万人)は06年度から無料化に踏み切った際、法律との整合性をはじめ、受益者負担の原則や公平性の観点から、弁護士も交え論議を重ねた。5小学校への補助金は年間約1200万円。予算全体に占める割合はわずか0.14%だが、中学校への補助は「財政的に厳しい」と見送った。
 阿久根市が全13小中学校の給食費を無料化した場合、必要経費は約9000万円。年間予算に占める割合は約0.9%になる計算だ。
■ □ ■
 当選直後の会見で竹原市長は、職員人件費削減について「仕事量に見合った額を考えれば、10億円ぐらいは浮く」との見方を示したものの、「数字にこだわる必要はない。職員の体質の改善も含め改善していく。人件費は一番分かりやすい切り口として表現した」。
 給食費については「半額補助というステップもある。まずは市民と対話する。公約したからと押し切る発想はない」と述べるにとどまった。
 その他の公約も「スケジュールはまだできていない」などと具体的道筋を示さず、「革命」と称した公約からの後退とも、現実路線への転換ともとれる答えが目立った。
 2期目に入った「竹原流」改革の行方は、いまだ“視界不良”のまま。竹原市長に将来を託した市民の期待にこたえ、議会での理解を得るためにも、改革の具体的な手順や道筋をできるだけ早く示すことが、いま求められている。

(阿久根出直し市長選取材班)

891チバQ:2009/11/23(月) 09:10:34
現職後継が当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091122-OYT8T00929.htm
奄美市長選 朝山さん初当選
観光事業促進、訴え実る


支持者の拍手に両手を挙げて応える朝山さん(22日午後9時27分、奄美市で)  奄美市長選は22日投開票され、無所属新人同士の一騎打ちとなり、前副市長・朝山毅氏(62)が、奄美大島商工会議所副会頭・指宿正樹氏(58)を破り、初当選を果たした。

 奄美市名瀬の朝山氏の事務所では、当選の知らせが入ると、集まった支援者らは拍手して歓声を上げ、万歳をして喜んだ。

 朝山氏は、女性の声を市政に反映するための「市長と語る会・レディース21」の設立や、企業誘致に向けた100企業への訪問行脚、観光などで来島する交流人口を年50万人に増やすため、市に自然を生かした観光を提案する担当部署の設置などを訴えた。市内の大型公共工事である国道58号・おがみ山バイパスと末広・港土地区画整理事業については推進を掲げた。

 一方、指宿氏は「奄美を全国に売り出す」と訴え、経済の立て直しを最優先課題として、大島紬(つむぎ)、黒糖焼酎、タンカンなどの農産物の流通ルートを確立した上で、市に特産品を営業販売する担当部署の新設などを提案したが、支持を広げられなかった。

 ▽当日有権者数 3万7521人▽投票者数 2万7276人▽投票率72・70%(前回76・99%)

(2009年11月23日 読売新聞)

892名無しさん:2009/11/24(火) 20:20:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/136330
民主 風生かせぬ地方 衆院選以降 推薦候補1勝4敗 九州の首長選 組織力、自民に劣る
2009年11月24日 09:04 カテゴリー:政治
 民主党が8月末の衆院選で大勝し、鳩山政権が発足して2カ月余り。内閣支持率や政党支持率は高水準を保っているものの、地方選は苦戦が続いている。衆院選以降、23日までに九州で行われた24首長選のうち、同党が5選挙に立てた推薦候補はわずか1勝。候補擁立を断念した例もある。中央政界の流れよりも地域事情が優先する面が強いとはいえ、同党が「追い風」を生かせていないのも事実。課題とされる地方組織の弱さをさらけ出した格好だ。

 今月15日にあった福岡県筑後市長選は、自民、公明の推薦を受けた前副市長の中村征一氏と、民主推薦の元市議の弥吉治一郎氏が激突。先の衆院選の構図そのままの選挙戦が展開された。

 同市は、先の衆院選で自民の古賀誠元幹事長が、元秘書で民主の野田国義氏(比例代表で復活当選)との激戦を制した福岡7区にある。衆院選は野田氏が70票差で同市を制しており、市長選も当初は接戦になるとみられたが、結果は中村氏が6千票差以上の差をつけ圧勝した。弥吉氏は選挙後、「政権交代したとはいえ、地方ではまだ自民系組織の力がある」と敗因を分析した。

 同日行われた鹿児島県霧島市長選は、民主推薦を受けた元国分市長の鶴丸明人氏が、元自民県議の現職前田終止氏に207票差で敗れた。もともと自民系の支持も得ていた鶴丸氏が民主推薦で立候補し、後援会幹部が離反するなど陣営が混乱したことが響いた。

 選挙結果に対する民主県連内の評価は「有権者10万人規模の市で小差に迫った」「農村部での弱さを露呈し、党の勢いを失速させた」と相半ば。同党地方議員は県内に県議1人、市議、町議計9人しかおらず、県連幹部は「ちぐはぐな戦いが続くのでは」と懸念する。

   ◇   ◇

 民主は、10月18日の佐賀市長選に独自候補の擁立を見送り自主投票とした。自民、公明、社民が相乗りで推薦した無所属現職が政党の支援を受けない無所属新人を破って当選。結果的に民主は「不戦敗」を喫した。

 来夏の参院選をにらんで社民に配慮した形ではあるものの、同日にあった市議選と両方を戦う態勢が整わなかった事情も。民主県連幹部は「組織力の弱さを指摘されるのであれば、きちんと受け止めたい」と語った。

   ◇   ◇

 首長選で、民主推薦の候補が唯一勝利したのが10月25日の熊本県玉名市長選。新人で合併前の旧玉名市長だった高嵜哲哉氏が民主国会議員の全面支援も得て、自民推薦を受けた現職の島津勇典氏を破った。ただ、高嵜氏陣営は「自民党支持者からも支援を受けた。民主推薦は勝因の一つだが、すべてではない」と結果を冷静に受け止める。

 民主長崎県連は来年2月の知事選で、農林水産省出身の元官僚の擁立を決め、人選中の自民側に先行する。衆院4小選挙区、参院長崎選挙区の議席を独占し、圧倒的優位に立つ民主だが、予断は許さない。

 県内地方議員を比較すると、県議会(定数46)の勢力は自民23人、民主は10人。市町議会でも、自民系議員が約140人に対し、民主系議員は約30人にとどまる。民主の橋本希俊県連選対委員長は「(衆院選の県内小選挙区全勝は)実力と思っていない」。渡辺敏勝県連幹事長も、知事選を念頭に「風のない戦いに不安はある」と表情は厳しい。

=2009/11/24付 西日本新聞朝刊=

893名無しさん:2009/11/24(火) 21:21:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2009112400914
長崎知事選で橋本氏推薦=民主
 民主党は24日、来年2月21日投開票の長崎県知事選で、前農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)を推薦することを決めた。(2009/11/24-19:14)

894チバQ:2009/11/25(水) 20:55:26
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20091125-569338.html
大仁田&宗男氏、長崎知事選へ“タッグ”

 来年2月投開票予定の長崎県知事選に出馬の意思を固めているプロレスラーで元参院議員大仁田厚氏(52)が24日、東京・永田町の衆院議員会館を訪れ、自身の政界入りのきっかけとなった新党大地・鈴木宗男衆院議員(61)と会談した。大仁田氏は来月初め、出馬の最終的決断をすることを明かした。

 大仁田氏はこの日、宗男氏に対し、長崎県が抱える問題点を書いたリポートを渡し「県の借金は1兆2000億円もある」「県庁移転はストップすべき」などと説明。「九州にも元気を取り戻したい。(出馬した際は)基本的に1人で戦います」と語ると、宗男氏は「長崎を元気にしたい、という思いの中で『自分1人で戦う』というのは立派な判断」と述べた。長崎県知事選は、現職の金子原二郎知事(65)が不出馬を表明。自民党は候補者を模索中で、民主党は県連が前農水官僚橋本剛氏(40)を推薦候補に決めるなど、混迷している。

 [2009年11月25日9時18分 紙面から

895チバQ:2009/11/26(木) 20:32:09
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091126ddlk43070569000c.html
武者返し:玉名のブーメラン /熊本
 「思ったより強大で、使いこなしきれなかった」の言葉を残して前市長は退場した。だが、“チェンジ”した現市長がその一端をすぐさま見せてくれた。地方の首長の「権力」にまつわる、玉名市の話である。

 権力の源泉の一つに人事権がある。激戦を制しての初当選といっても旧市で6年間、市長の座にあった現市長、今回、初登庁してすぐ、事務引継ぎの仕方で幹部職員を叱責(しっせき)、返す刀で部長級を含む19人の人事異動を断行し、権力がどこにあるかを十分に示した。職員は緊張、市民の間では「しょっぱなから怒鳴りすぎでは」と心配する声が出るほどだった。

 そう言えば確か、先の選挙戦で「威張っとる」と市長批判の声があったけれど、この声、玉名のブーメランにならなければいいが……。(靖)

896名無しさん:2009/11/26(木) 22:00:28
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000911250002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮崎> 記事

自民党県連会長に中村県議会議長
2009年11月26日



 衆院選の結果を受け、会長ら役員10人が辞任した自民党県連の新役員人事が決まり、25日に発表された。会長代行役を務めていた中村幸一県議会議長が会長に就き、幹事長には米良政美県議が再任された。


 県連では、衆院選宮崎1区での分裂選挙による敗北の責任を取り、緒嶋雅晃会長や米良幹事長ら役員10人が辞任。後任人事は、筆頭副会長だった中村氏に一任されていた。


 中村氏が議長と県連会長の兼務となるため、「幹事長はベテランにお願いしたいと頼み込んだ」と米良氏を起用。米良氏も「誰かが残らないと無責任になり、党員や党友がついてこないと思った」と話した。


 県連は近く役員会を開き、来夏の参院選の候補者について協議するが、中村氏は「選考は公募が前提」としている。

897チバQ:2009/11/28(土) 00:31:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000004-ryu-oki
名護市議会が紛糾 市長選にらみ攻防激化
11月27日9時50分配信 琉球新報

 25日開会した名護市議会(島袋権勇議長)臨時会は、名桜大学に関し、北部広域市町村圏事務組合が新たに大学を設置するための規約追加や、過去2度否決された名護浦公園屋内運動場建設の設計委託料などを盛り込んだ一般会計補正予算などで議論が白熱、一日限りの予定だったが、延会手続きをして26日にまで及んだ。
 名桜大関連議案では、来年の市長選挙で大学関係者が島袋吉和市長の支持母体幹部として迎えられている点を野党市議が指摘。島袋市長は、関係者が支持母体で特定の役職に就いていないことを挙げて「政治活動は個人の自由」と擁護。議案は全会一致で可決したが、野党は市長に自粛を求める付帯決議を提出し、賛成多数で可決した。
 屋内運動場建設案では、国への補助申請期限の11月末までに予算案を可決したい与党と、過去2度の否決を受け、慎重審議を求める野党の攻防が展開し、一時は流会寸前に。
 松沢成文神奈川県知事に、発言撤回と謝罪を求める意見書の審議では採決前に与野党5人が退席。退席した金城善英市議(公明)は「知事の発言に抗議する前に結論が定まらず、食い違う発言を繰り返す政府の閣僚に抗議するのが先ではないか」とぶれる政権を批判。いずれの議案も、市長選をにらんだ与野党の激しい攻防が続いた。(金城良広)

898チバQ:2009/11/28(土) 10:16:45
>>895
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/137246
高嵜・玉名市長 選挙幹部に論功行賞? 副市長と教育委員 人事議案を発表
2009年11月28日 00:56
 玉名市の高嵜哲哉市長は27日、副市長に元県議の築森守氏(64)、教育委員会委員に合併前の旧玉名市で教育長を務めた森義臣氏(67)を充てる人事議案を発表した。10月25日の市長選で築森氏は高嵜氏の選挙長、森氏は後援会長を務めた。12月4日開会の定例市議会に提案する。

 築森氏は旧玉名市の経済部長、玉名市区選出の県議などを歴任。森氏は高校教頭や専門学校長を務めている。

 提案の理由について、高嵜氏は「経験や人格を考えて複数の候補者から選んだ」と説明。2氏には「当選後に打診した」と言い「選挙前の約束はなかった。(選挙の論功行賞など)いろいろな見方が市民にあるかもしれないが、最善を尽くして考えた」と述べた。

 12月議会は18日までの15日間。一般質問は10、11日。市は総額約1億1140万円を追加する一般会計補正予算案や市長の給与を来年1月から3割減額する条例案など31議案を提案する。

=2009/11/28付 西日本新聞朝刊=

899名無しさん:2009/11/29(日) 10:15:45
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200911280357.html
名護市長選に自民苦慮 普天間移設反対論高まる '09/11/28

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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設を受け入れるか否かが最大の争点となる来年1月の同県名護市長選をめぐり、鳩山政権のみならず自民党も対応に苦慮している。政権交代を機に県外か国外への移設を求める声が地元で高まり、従来のようにすんなりとは移設容認派推薦に踏み切れなくなったためだ。

 自民党の谷垣禎一総裁や大島理森幹事長ら執行部は25日、前回推した現職市長への推薦について協議したが、結論は先送り。谷垣氏は27日、福岡市で開いた党の会合で「一度、沖縄県連幹事長に来ていただき、対応を議論しようとお願いしている」と地元の意向を尊重する姿勢を強調した。

 党沖縄県連は県内世論の高まりを受け、県外移設を政府に求めることも検討。ただ県外移設要求は、名護市沿岸部への移設を盛り込んだ日米合意順守の従来方針と矛盾するため、党本部としては同調困難で、県連の動きに神経をとがらせる。

 与党時代の自民党は、在日米軍基地問題の焦点である普天間飛行場移設を重視。地元との意思疎通を図るため、知事選をはじめ関係自治体の選挙に深く関与してきたが、今回はどこまで肩入れすべきか測りかねている実態もある。対応を誤れば、来年夏の参院選や12月に任期切れとなる知事選にも響きかねない。

 名護市長選は自民、公明両党が前回推薦し、再選を目指す移設容認派の現職と、民主、社民、国民新各党などが推薦する反対派の事実上の一騎打ちとなる見通しだ。

900名無しさん:2009/11/29(日) 16:07:28
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091129ddlk42010338000c.html
選挙:知事選 「若さ、行動力強みに」 民主推薦の橋本氏、正式出馬表明 /長崎
 10年2月の知事選(4日告示、21日投開票)に民主党の推薦候補として立候補する前農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)は28日、長崎市内のホテルで出馬会見を開いた。40歳という年齢から「若さと行動力を強みにして、諸課題に正面からぶつかり一つ一つ解決したい」と語り、風通しの良い県政など「長崎八策」と称する8項目の主要政策を明らかにした。【錦織祐一】

 橋本氏は「島と半島が点在する海洋県、中国や韓国と海で接する国境の土地という特性を生かしたい」との地理的認識から主要施策の中で、長崎を「アジアへのゲートウェイ(出入り口)」に▽農山漁村で働ける長崎−−なども掲げた。金子原二郎知事(65)のトップダウン型の県政に対しては「県民の意見をしっかり聞いて、広く開かれた仕組みを作りたい。移動知事室のように自ら動いて情報を集めたい」と述べた。

 九州新幹線長崎(西九州)ルートは「アジアへのゲートウェイたるためには高速交通体系は必要」。国営諫早湾干拓事業の開門調査は「その前に、調整池の水質浄化と有明海の漁業振興策で何が出来るかだ。現時点では受け入れられない」として、従来の県政を踏襲する考えを示した。

 一方、県庁舎移転問題は「優先順位はトップではない。現在の経済状況を見れば、移転ありきの拙速な結論は出さない」。石木ダム(川棚町)の建設計画は「利水者の佐世保市や地権者などいろんな意見を踏まえて結論を出したい」と、ともに慎重姿勢を示した。

 橋本氏は長崎市出身で、父が元県職員。長崎北高、早稲田大政経学部を卒業して農水省入り。国際経済課長補佐などを経て、今月16日付で退職した。

 知事選には前ルーマニア大使の東良信氏(61)も出馬表明をしている。

 ◇自民県連協議会「独自候補を擁立」 県民党的な団体設立へ
 一方、自民党県連も同日、長崎市内で支持団体などの代表らによる協議会を開き、県民党的な立場で臨むための新たな団体を設立することを決めた。

 協議会では、北村誠吾会長があいさつした後、田中愛国幹事長が「来年は参院選もあるが、長崎はまずは知事選。金子原二郎知事にも協力してもらい、必ず独自候補を擁立する」と述べ、定例県議会が閉会する12月17日までに決定したい考えを示した。

 金子知事が不出馬を表明して1カ月近く。候補者選びに手間取る県連に対し、出席者からは「なぜ民主党に相乗りを申し入れたのか」「力を合わせれば勝てるのに県議団は本当に一枚岩なのか」などこれまでの取り組みを疑問視する声が相次いだ。その上で「全国的にも知名度のある候補を」「地元出身者を」などの意見が出た。【阿部義正】

〔長崎版〕

901神奈川一区民:2009/12/01(火) 13:42:52
長崎県知事選に大仁田厚氏が出馬へ

ソース@長崎新聞

プロレスファンとして大仁田氏の当選を断固阻止する!!

902名無しさん:2009/12/01(火) 14:44:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/137925
長崎知事選 大仁田氏が出馬へ 2日表明 「透明性ある県政を」
2009年12月1日 14:34 カテゴリー:政治 九州 > 長崎
 元参議院議員でプロレスラーの大仁田厚氏(52)が1日、来年2月の長崎県知事選に立候補する意向を明らかにした。2日に長崎市で正式表明する。

 大仁田氏は、西日本新聞の取材に「地元を回り若者や地場企業、若手経営者の苦しい現状や未来の見えない地方の暮らしに触れた。透明性のある県政をつくるため、出馬する意向を固めた」と語った。

 大仁田氏は長崎市出身で、プロレスラーとして活躍し、2001−07年に参院議員(自民党)を務めた。

 同知事選には、前ルーマニア大使の東良信氏(61)と前農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)が立候補を表明。金子原二郎知事は不出馬を表明している。

=2009/12/01付 西日本新聞夕刊=

903名無しさん:2009/12/01(火) 14:58:29
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000912010001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮崎> 記事
知事、2期目出馬「しかるべき時期に判断」
2009年12月01日
 来年1月で残りの任期が1年となる東国原英夫知事が30日の県議会一般質問で、2期目の出馬の意思を問われる場面があった。今夏の衆院選をめぐる国政転身騒動のさなかには表明時期を「来年の2月」と示唆したこともあったが、今回は「しかるべき時期」と明言を避けた。
 山下博三県議(自民)が「来年1月で3年を迎え、去就に注目が集まるようになってきた。来夏には参院選があり、また県民が心配する」と質問。知事は「マニフェスト(選挙公約)達成に向け一日一日取り組んできた。現時点では任期を全うすることだけ」と答え、再選に向けた立候補については「県民の幅広い意見を聞いた上で、しかるべき時期に私自身が判断する」と述べるにとどめた。
 知事は6月下旬、「来年度予算を2月議会で通せば大きな仕事は一段落。それで1年前には次に出るか出ないかを表明しないといけない」と解説。さらに「2月ぐらいに『1期は務めたのでこれで終わります』と言ったら、その後は『ぷらーっ』として」と話し、後に県民らの批判を浴びた経緯がある。
 東国原知事は一般質問終了後、報道陣に「予算編成して議会を通れば終わりではない。県経済が良くなるのかなど様子を見ないといけない。方向付けが一番大きな仕事」と説明した。さらに、来年1月までが任期の津村重光・宮崎市長の引退表明が9月だったことを引き合いに、「許容範囲はあってしかるべきだ。津村市長の例もある」と、表明のタイミングに幅を持たせた。

904名無しさん:2009/12/01(火) 15:08:41
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20091201-OYS1T00201.htm
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吉田・福岡市長 “身内”民主に渦巻く不満


インタビューに答える吉田市長 吉田宏・福岡市長の任期満了まで7日で残り1年となる。2006年11月の市長選で民主党の推薦を受けて初当選。中央で政権交代が実現する中、市議会などでは再選出馬が確実視されるが、1期目への評価は“身内”の同党内でも「公約違反ばかり」と厳しく、足元は盤石ではない。一方、反転攻勢をかけたい自民党も、来夏の参院選や再来年の統一地方選を控え慎重な動きを余儀なくされている。

 ◆「公約違反ばかり」
 「4年目の仕事を一生懸命していく中で、おのずと次に向けてのものが出てくると思う」

 吉田市長は30日、読売新聞のインタビューにこう語り、出馬への意欲をにじませた。

 北橋健治・北九州市長とともに県内両政令市を民主党系市長が占め、党勢拡大の先鋒(せんぽう)となった吉田市長。しかし、同党県連内では不満が噴き出している。

 吉田市長は選挙公約で、人工島事業や市立こども病院・感染症センター移転の「見直し」を掲げたが、就任後に推進を決定。ある県連幹部は「ことごとく公約を破った。4年間の市政運営をしっかり検証しなければ、市長選での推薦は決められない」と指摘する。

 市議会では自民、公明両党が半数を占めるという事情もある。吉田市長が「中立」の政治姿勢を唱えることに対し、民主党県連関係者は「身内への配慮が足りない」と漏らす。

 11月の県連大会では、福岡市長選と、北橋市長が再来年2月に任期満了を迎える北九州市長選について、「実績、評価をもとに両市長の動向を見極め、推薦を検討する」とされた。当初は両市長の再選を強くアピールする文言だったが、変更されたという。

 ◆選対委招集されず
 自民党も、有効な戦略を描けていない。

 同党は10月、市議会の長老格や会派幹部による選対委員会を設置したが、会合は一度も招集されていない。市幹部、議長経験のある市議、元中央官僚などの名前が取りざたされるが、いずれもまとまりを欠くのが実情だ。

 吉田市長との対立軸を打ち出せない点も課題。人工島事業やこども病院移転の推進は政策的に一致する。ある同党市議は「会派内に『次も吉田市長でいい』という空気さえある。参院選で自民党が負ければ、市長選の候補擁立はますます難しくなり、民主党と相乗りということにもなりかねない」と危機感を募らせる。

 また、保守系会派・みらい福岡の幹部は「市長選の勝敗は統一地方選の市議選にも響く。容易には自民党の候補に乗れない」、公明党のベテラン市議も「国政で野党になり、自公の枠組みは絶対ではなくなった」とけん制する。共産党は系列団体を母体に独自候補を擁立する方針だ。

(2009年12月1日 読売新聞)

905チバQ:2009/12/02(水) 00:08:19
>>862
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000912010003
三股町議会が町長辞職勧告を可決
2009年12月01日



 三股町の桑畑和男町長が06年の町長選前に元後援会幹部に現金を贈っていた問題に絡み、同町議会(定数12)は30日の臨時議会で、「町政の混乱を最小限に抑える」として町長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。同決議に法的拘束力はないが、町長は「後援会と十分相談したい」と話した。


 臨時議会では、桑畑町長が、06年9月の町長選を控えた同年7月ごろ、前回02年選挙での後援会活動に対する謝礼を理由に、元後援会幹部に現金30万円を贈った経緯を改めて説明した上で、「おわび申し上げたい」と陳謝。複数の町議が、「現金を贈ったのは選挙買収では」とただしたが、町長は当選を意図したものではなく、謝礼だったとの説明を重ねた。


 買収に当たらなくても、選挙区の有権者に金品を贈ることを禁じた公選法に触れる点に関して、桑畑町長は「認識不足だった」と釈明。12月議会に自らの給料を減額する議案を提出する方針も明らかにした。


 しかし、上西祐子町議(共産党)は、町長の説明について「法に触れることを知らないというのはあり得ない」として、辞職勧告決議案を提出。議長を除く11人の議員のうち社民党や保守系無所属の6人が賛成に回り、可決された。


 桑畑町長は議会閉会後、進退に関し「今後のことは後援会と十分検討したい。今は頭がぐちゃぐちゃ」とだけ話した。

906チバQ:2009/12/02(水) 00:18:08
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1486681.article.html
佐賀県内初の民主系議長 鳥栖市議長に原康彦氏
 佐賀県鳥栖市議会(定数22)は1日、改選後初議会となる12月定例議会で、議長に原康彦氏(55)=民主クラブ・6期=を選んだ。民主系の議長は県内では初めて。

 開会後、休憩を取って水面下の調整を続けた後に議長選を行い、原氏が11票、中村直人氏(58)=社民、9期=8票、尼寺省吾氏(60)=共産・4期=2票を得た。無効票は1票。

 市議会会派は、自民クラブが7人、新人でつくる新風クラブ3人、公明、共産、民主、社民、誠和会がそれぞれ2人。日の出会、政友会が各1人という構成。

 原氏は1989年初当選。2003年7月から民主党県連幹事長を務めている。選任後のあいさつで「議会改革や公正で公平な議会を目指したい」と述べた。

 今議会の会期は3日までで、副議長や議会運営委員会などの構成を決める。

907とはずがたり:2009/12/02(水) 00:23:04
>>906
民主vs社民の一騎打ち!?
どういう構図だったんでしょうかねぇ。

908チバQ:2009/12/02(水) 22:50:31
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091202ddlk42010460000c.html
2010知事選ながさき:大仁田厚氏、出馬意向 最大7人、大混戦の様相 /長崎
 ◇自民県連、候補擁立を模索
 元参院議員の大仁田厚氏(52)が出馬意向を固めた県知事選(2月4日告示、21日投開票)。既に3人が立候補を正式表明しているほか、自民党県連は4選不出馬表明した金子原二郎知事に代わる候補擁立を模索している。さらに、県議2人も出馬に意欲を示しており、最大7人が争う大混戦の可能性が出てきた。【阿部義正】

 県選管によると、過去の知事選での立候補者数は第1回(1947年)の5人が最多。各政党は、8月の衆院選後から県知事選の候補者選定を始めた。

 前ルーマニア大使の東良信氏(61)が9月にいち早く出馬を表明すると、11月には、自民が「本命」としていた現職の金子知事が4選不出馬を表明。自民にとっては予想外の混乱の始まりだった。

 衆院選で圧勝した民主は、自民の混乱をよそに、前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)の担ぎ出しに成功。共産は元県委員長の深町孝郎氏(67)を選んだ。

 自民は独自候補擁立をいったんは断念し、民主に「候補者相乗り」を持ちかけたが、拒否されたため、独自候補擁立に向け模索を今も続けている。現在は、副知事を擁立すべく環境作りに躍起だ。

 高比良元(57)、押渕礼子(71)の両県議は、東氏と共に民主党県連に推薦願を出したが、推薦は得られなかった。しかし、3氏は「民主党の候補選びは納得できない。無所属で戦う」。高比良、押渕両氏も正式出馬表明に向け、準備を進めている。そこへ大仁田氏も出馬の意向が飛び込んできたため、混戦度は一層増す形となりそうだ。

〔長崎版〕

909名無しさん:2009/12/03(木) 07:34:14
予想通りの東国原コピー戦術。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/12/03/13.html
大仁田氏“かえんば!”長崎県知事選出馬表明

大仁田厚は長崎市内の明治維新の英雄・坂本龍馬像の前で県知事選出馬表明をした
Photo By 共同
 プロレスラーの大仁田厚元参議院議員(52)が2日、故郷の長崎市内で記者会見し、来年2月21日投開票の長崎県知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 「仕事で県内を回って“どげんかしてくれんね”の声を多く聞いた。故郷のためにできることをやろうと決断した」と述べた。会見場は、来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で描かれる坂本龍馬の像が立つ風頭(かざがしら)公園展望台。“かえんば、長崎!”をキャッチフレーズに、知事の退職金全額返上と給与30%カットなど10項目の公約を掲げた。宮崎県の東国原英夫知事を意識して、「以前は修学旅行などで観光客があふれてた。宮崎がうらやましい。実績を上げていることだし二番せんじといわれようが、広告塔になって長崎を全国にアピールする。豊かな県物産を引っ提げ土日には全国行脚とか」と語った。

[ 2009年12月03日 ]

910杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/12/03(木) 21:54:25
筆が滑ったとかの弁解が通用しませんな。最早、一毛たりとも支持できない。

阿久根市長:ブログに障害者への差別的記述、議会が追及へ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091203k0000e040083000c.html

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が自身のブログに「高度医療が障害者を生き残らせている」と、障害者に差別的な記述をして波紋を広げている。
 記述は11月8日付。医師不足解消策として勤務医の給与増額が議論されていることを批判する中で「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった」(原文のまま、以下同)と記述。さらに「『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ」と持論も展開した。
 さらに翌9日付では、自身の発言を批判する読者のメールを紹介したうえで「慎重さを欠く見解に見えたかもしれない」と記述。だが「高度医療が多くの人々に高い精神性を追求せざるを得ない機会を与えているのは現実だ」と持論を続けた。
 竹原市長のブログは「やめさせたい市議」実名アンケートなど、たびたび物議を醸した。木下孝行市議は「障害者やその家族に配慮のかけらもない」と批判。14日の12月議会一般質問で追及する構えだ。
 知的障害者の家族でつくる「全日本手をつなぐ育成会」(本部・東京都、会員約30万人)の大久保常明・常務理事は「命の価値に軽々しく差をつけ、優生思想にもつながる危険な考えだ。障害の有無に関係なく生きる権利を否定しており、公人の意見とはとても思えない」と強く反発している。【馬場茂、福岡静哉】

■2009/11/08 (日) 医師不足の原因は医師会
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&amp;log=20091108

医師不足が全国的な問題になっている。特に勤務医の不足は深刻だ。
医師が金儲けに走っている為だが、この体質を後押ししてきたのが医師会だった。

以下 池田信夫blogから引用
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f65bacae249f66488dc8bfc3e9fbe384
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かつて「医師過剰」の是正を繰り返し求めたのは日本医師会出身の議員だった。たとえば1993年に参議院文教委員会で、宮崎秀樹議員(当時)は
次は、大学の医学部、医科大学の学生定員の問題でございます。これに関しましてはいろいろ定員削減という方向で文部省と厚生省との話し合いができておりまして、一〇%削減、こういう目標を立ててやっているのですが、実際にはそこまでいっていない。[・・・]例えば昭和六十三年には十万対百六十四人だった。これが平成三十七年には三百人になるんです。三百人というのはいかにも医師の数が多過ぎる。
と医学部の定員削減を求めている。宮崎氏は日本医師会の副会長を歴任した。
−−−−−−−−−−引用おわり
勤務医師不足を解消する為に勤務医の給料を現在の1500万円程度から開業医(2500万円程度)に近づけるべきなどとの議論が出てきている。
しかしこんな事では問題は解決しない。医者業界の金持ちが増えるだけのこと。
医者を大量生産してしまえば問題は解決する。全ての医者に最高度の技術を求める必要はない。できてもいない。例えば昔、出産は産婆の仕事。高度医療のおかげで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった。
「生まれる事は喜びで、死は忌むべき事」というのは間違いだ。個人的な欲でデタラメをするのはもっての外だが、センチメンタリズムで社会を作る責任を果たすことはできない。
社会は志を掲げ、意志を持って悲しみを引き受けなければならない。未来を作るために。

911チバQ:2009/12/04(金) 23:00:40
http://mainichi.jp/area/saga/news/20091204ddlk41010327000c.html
選挙:武雄市長選/武雄市議選 締め切り午後6時に−−選管 /佐賀
 ◇期日前投票定着などで
 武雄市選挙管理委員会(松本和人委員長)は2日、来年4月11日投開票される市長選と市議選の投票締め切り時間を、市内全域で午後6時とすることを決めた。公職選挙法で定められた午後8時より2時間繰り上げられる。市全体で締め切り時間を繰り上げるのは、県内では初めて。これに伴い開票も2時間早い同7時からとなる。

 投票の締め切り時間を繰り上げる動きは、全国的に広がっている。毎日新聞が調べたところ、07年の参院選でも宮崎や鹿児島県などの自治体で、全市的な投票時間の繰り上げが行われた。

 背景には、市町村合併による自治体の広域化と遅い時間の投票が伸びないことなどがあるとされる。

 武雄市選管によると、今回の措置は▽期日前投票が定着している▽午後6〜8時の投票者が少ない−−のが理由。

 同市の場合、今年8月30日に行われた衆院選で午後6〜8時に投票した有権者は2410人(当日有権者数の5・85%)だったほか、昨年12月28日に投開票された出直し市長選でも、同じく2229人(同5・44%)にとどまっていた。一方、期日前投票は全体の投票数の約1割を占めるまで定着したという。

 市選管はこの日の会議に先立ち、市の区長会や婦人会長会、老人クラブ連合会理事会などに相談したが、反対意見はなく、了承されたと判断したという。

 総務省は「様子を見守りたい」としている。【原田哲郎】

912チバQ:2009/12/05(土) 10:53:03
>>898
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/138805
「選挙体制持ち込み乱暴」 玉名市の副市長 教育委員人事案 市長提案を議会否決
2009年12月5日 00:35
 玉名市議会の12月定例会が4日開会し、副市長に元県議の築森守氏(64)、教育委員会委員に合併前の旧玉名市で教育長を務めた森義臣氏(67)を充てる人事案2件を、いずれも反対多数で否決した。築森氏と森氏は10月の市長選で、高嵜哲哉市長の選挙長、後援会長を務めた経緯があり、選挙の論功行賞との批判が出ていた。

 審議で賛成討論はなく、反対討論に立った議員3人が「選挙体制をそのまま市政に持ち込むのは乱暴だ。選挙とは無縁の人事を」などと意見を述べた。記名投票の結果、築森氏は賛成11、反対14、森氏は賛成8、反対17で否決された。市長選にかかわっていなかった別の教育委員会委員の人事案1件は可決された。

 高嵜市長は就任3日後に職員19人を異動させるなど大胆な人事を行っており、その手法を疑問視する声も上がっている。今回の結果について、高嵜市長は「(論功行賞とは)思わない。人物本位で選んだ」と言葉少な。今後の人選や提案時期も「これから考える」とだけ語った。

=2009/12/05付 西日本新聞朝刊=

913チバQ:2009/12/05(土) 10:55:37
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091205-OYS1T00239.htm
阿久根市長ブログ、電話やメールで抗議寄せられる
阿久根対立
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が自身のブログで「高度医療が障害者を生き残らせている」との持論を展開したことに対し、同市役所に全国から抗議が殺到している。4日夕までに140件を超える電話やメールがあった。「市の農水産物の不買運動を起こす」といった電話もあり、波紋が広がっている。

 市によると、4日午後5時までに電話88件、メール51件、ファクス4件、電報3件の計146件に上った。9割以上が抗議で「市長は謝罪を」「辞職すべき」などの内容が多いという。県外の障害者団体会長を名乗る男性は「竹原市長が居座り続けるなら他県の障害者団体に市の農水産物を買わないよう呼びかける」と電話してきた。

 水産加工業を営む男性は「竹原市長の改革に期待していたが、不買運動が起きれば我々は生きていけなくなる。このままだと市を混乱させるだけで、責任を取って辞職してほしい」と話した。

(2009年12月5日 読売新聞)

914名無しさん:2009/12/07(月) 19:56:34
津村後継の対抗馬を松下が応援。

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091207ddlk45010326000c.html
風雲・宮崎:3都市長選 「今こそ転換期」 戸敷氏が事務所開き /宮崎
 来年1月24日投開票の宮崎市長選に出馬予定の元佐土原町長、戸敷正氏(57)の事務所開きが6日、宮崎市橘通西2であった。

 120人が参加し、松下新平・参院議員の秘書や、支援市議らが顔を見せた。戸敷氏は「津村重光市長の4期16年は、市民目線でサービスがなされたかどうか疑問です。今こそ市を転換する時期だ」とあいさつし、支持を訴えた。さらに地域コミュニティー税の廃止や、商業活性化などの持論を語った。

 次期市長選では、津村市長が5選不出馬を表明。元市議の斉藤了介氏(43)と、元県議の由利英治氏(59)が立候補を表明している。【種市房子】

915名無しさん:2009/12/07(月) 21:48:03
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-12-07-M_1-002-1_001.html
2009年12月07日 政治

与党は仲井真氏軸 共闘模索する野党/県知事選まで1年切る

 来年11月の県知事選まで残り1年を切った。現職の仲井真弘多氏(70)は出馬に意欲的とされ、与党との連携を強化している。一方の野党側は、12年ぶりの県政奪還を目指し、共闘の枠組みを模索している。与野党とも米軍普天間飛行場の移設問題にかかる政府方針や来年1月の名護市長選、その後の沖縄市長選、夏の参院選の結果をみながら、選挙態勢の構築を急ぐ。(政経部・平良吉弥)

 仲井真氏は自民、公明の与党との懇談会を開くなど連携を密にしており、基地返還後の跡利用計画や新沖縄振興計画の策定などに意欲を示す。

 県議会代表質問で、仲井真氏は「公約の実現に向け、残る任期に全力を尽くす決意。それ以上のことを考える余裕はない」と答弁、明言を避けているが、自民幹部や周辺はこれまでの言動などから「やる気は十分ある」とみている。

 ただ、政権交代後、普天間移設問題が混迷し、世界的な不況の影響で失業率の全国並み化や10年間で観光客1千万人目標などの公約実現は難航、課題も山積している。支援する経済界の幹部は「普天間問題を早期に決着できず、得意分野の経済や雇用対策に取り組めなかったのが知事の誤算だろう」と見る。

 仲井真氏が出馬しなかった場合、那覇市長の翁長雄志氏(59)擁立の動きが活発化する可能性が高い。翁長氏は「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」の共同代表となるなど、基地問題で保革を超えた行動が注目を集める。しかし、昨年11月の市長選直後の本紙インタビューでは「3期目で燃焼し尽くす」と知事選への出馬を否定している。与党内では前衆院議員の西銘恒三郎氏(55)を推す声もある。

 一方、野党側は前回知事選で人選に時間がかかり、超短期決戦を強いられたことを踏まえ「同じ轍(てつ)は踏みたくない」(野党幹部)との考えで一致する。知事選に向けては、参院選の候補者擁立作業と連動する方向だ。社民、社大、民主は先月末、参院選の枠組みを協議するテーブルを設けた。これまで宜野湾市長の伊波洋一氏(57)、衆院議員の下地幹郎氏(48)、浦添市長の儀間光男氏(66)の名前が挙がる。

 伊波氏は市長2期を務め、米軍普天間飛行場の返還など基地問題の解決に精力的に取り組んだ実績が評価されている。

 下地氏は国民新政調会長として、政府の予算編成に深くかかわるなど、県内各界に影響力を強めている。参院選後の連立政権の枠組み次第では出馬にかじを切る可能性もある。

 儀間氏は、3期の市長経験と、保守層の支持基盤も取り込めるとして推す声がある。その場合、民主、自民、国民新の大同連立との見方も出ている。

 衆院選で政権交代を実現した民主党が候補者擁立でも影響力を強めるとみられる。参院選の人選作業が難航し、不発に終われば、野党分裂の事態も。さらに、普天間移設問題をめぐる鳩山政権の対応が野党共闘の枠組みを左右しそうだ。

916名無しさん:2009/12/08(火) 07:15:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/139305
民主福岡県連パーティー盛況 九経連会長も初参加 政権交代 印象づける
2009年12月8日 00:01 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 民主党福岡県連(古賀一成代表)は7日、福岡市内で衆院選後、初めての政治資金パーティーを開いた。支持者など過去最高の約1800人(県連発表)が参加。九州経済連合会の松尾新吾会長や、福岡商工連盟の河部浩幸会長も初めて出席し、政権交代を強く印象づけた。

 来賓あいさつで、松尾会長は党の政権公約(マニフェスト)見直しや東九州自動車道の早期整備を要望しつつ、「国民の支持を背に思い切って政策を実行してほしい」と述べた。河部会長も補正予算での積極的な公共工事発注を求め「日本経済をどんどん引っ張って」とエールを送った。

 事業仕分け人を務めた蓮舫参院議員も登壇し、ある省庁がシステム設計費として計上した3億6千万円のうち、事実上の設計費は6300万円にとどまり、大半がパソコン購入費として使用されていた例を紹介し、仕分けの必要性を強調した。

=2009/12/08付 西日本新聞朝刊=

917ももだぬき:2009/12/10(木) 09:09:16
障害者のことをまともに考えてない阿久根の竹原のバカ野郎!人間失格!

918チバQ:2009/12/10(木) 12:19:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091210-OYT8T00178.htm
津村市長、議会で斉藤氏支持を表明
 来年1月24日に投開票される宮崎市長選に関し、5選不出馬を決めている津村重光市長(62)は9日の市議会一般質問で、前市議・斉藤了介氏(43)を支持することを表明した。

 津村市長は11月の民主党県連定期大会で斉藤氏を支持する意思を明らかにしていたが、市議会での表明は初めて。大村嘉一郎議員(政友会)の質問に答えた。

 津村市長は答弁で「後継指名ではない」としたうえで、「自ら手を挙げた斉藤候補に対して『そういう人が市長になられたらいいな』ということ。一人の市民として応援(していく)」と、斉藤氏支持を表明。「今後の市政は知恵と勇気のある若者、高い志を持った若者に託したいと思っている」とも述べた。

 市長選には、斉藤氏のほか、旧佐土原町長・戸敷正氏(57)、前県議・由利英治氏(59)が立候補を表明している。

(2009年12月10日 読売新聞)

919名無しさん:2009/12/15(火) 20:59:27
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091215/04.shtml
田中元県議が出馬へ 松浦市長選

 任期満了に伴う松浦市長選(来年1月17日告示、同24日投票)に、社会福祉法人理事長で元県議の田中広太郎氏(62)が無所属で立候補することが14日、分かった。近く正式表明する。

 同市長選では、現職の友広郁洋氏(67)=無所属=と市議会議長の中塚祐介氏(58)=民主推薦=が立候補を表明しており、三つどもえの戦いとなる見通し。

 田中氏は取材に対し、「文化会館に指定管理者制度を導入するなど、友広市政に欠けていた民間の視点での行政運営をするため」と出馬の理由を語った。

 田中氏は衆院議員秘書などを経て、1987年に県議に初当選。4期目途中の2001年に参院選に出馬したが落選。03年に合併前の旧松浦市長選、06年の新松浦市長選に立候補したが、いずれも及ばなかった。

920名無しさん:2009/12/15(火) 20:59:50
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091215ddlk42010499000c.html
2010知事選ながさき:自民系「県民の会」、副知事に出馬要請 /長崎
 来年2月の知事選(4日告示、21日投開票)で、県商工政治連盟など自民党支持団体代表者らで構成する「新知事をつくる県民の会」準備会は14日、中村法道副知事(59)に出馬を要請した。中村副知事は「まだ県議会開会中でもある。公的な課題、私的な課題を十分検討させてほしい」とこれまで通りの発言を繰り返した。

 長崎商工会議所の松藤悟会頭ら14人が県庁を訪ね、中村副知事に出馬要請書を手渡した。メンバーからは「満場一致で中村副知事に決まった」「県のことを一番よく知っている中村副知事にぜひお願いしたい」などの声が相次いだ。

 また、これに先立ち、大村市と東彼杵、川棚、波佐見の3町の議会議員も同日、県庁を訪れ、中村副知事に出馬要請書を手渡した。

 知事選を巡っては、前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)=民主党推薦▽市民団体事務局長の深町孝郎氏(67)=共産党推薦▽前ルーマニア大使の東良信氏(61)▽元参院議員の大仁田厚氏(52)−−の4人が出馬を正式表明してる。

〔長崎版〕

921チバQ:2009/12/15(火) 22:41:53
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091215-OYS1T00735.htm
普天間先送りに失望と期待、名護市長選へ影響必至
普天間移設


普天間飛行場移設問題にほんろうされる名護市辺野古地区。キャンプシュワブ(後方)と同地区を隔てる鉄柵には住民の思いをつづった寄せ書きなどがある=板山康成撮影 米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、政府が15日、結論の当面先送りを正式決定したことに、沖縄県内では失望と歓迎の声が交錯した。日米合意による現行計画の移設先になっている名護市では、来年1月に移設の是非が争点となる市長選が行われる。先送りが選挙に影響を与えることは避けられず、関係者にも波紋が広がった。

 沖縄県幹部によると、仲井真弘多・県知事には14日、政府関係者から政府方針の決定を伝える連絡が入った。知事は現行計画を容認する立場。県幹部は「時間をかければ、現行計画での決着は難しくなる。ここまでくれば、沖縄の負担軽減につながる解決を望むしかない」とあきらめ顔で話した。

 知事を支持している自民党県連の翁長政俊幹事長も「どうしようもない。政府は責任を持って対応してほしかった」と残念がった。同県連は年内決着が行われない場合、「県外移設」を求めていく方針を決めている。翁長氏は「今後は『県外移設』を求めていく。だが、普天間は(今の場所に)固定化されるかもしれない」と憤った。

 一方、社民党県連合の新里米吉書記長は「アメリカが急がせるからといって、拙速に結論を出すことではない。3党でしっかりと協議していかなければならない」と歓迎。そして、「結論を先送りにする以上、(名護市)辺野古での決着はもはや許されない」と力を込めた。

 普天間飛行場を抱え、県外移設を望む宜野湾市の伊波洋一市長も記者会見し、「停滞してきたこの問題で、解決への新たな一歩を踏み出したと期待している。早めに結論を出し、米国との協議を進めてほしい」と期待感をあらわにした。

 名護市長選は、自民、公明の支援を受けて再選を目指す移設容認派の現職・島袋吉和市長(63)と、移設に反対する新人の前市教育長・稲嶺進氏(64)(民主・社民推薦)=ともに無所属=の一騎打ちとなる見通し。島袋市長は15日、記者団に感想を聞かれ、「政府として早く結論を出してほしい」と不快感をあらわにした。稲嶺氏を支援する小浜守男・名護市議は「辺野古移設に反対する声が高まり、決断できなかったのだろう。稲嶺氏が選挙に圧勝することで、移設反対という市民の声を国に届けたい」と意気込んだ。

(2009年12月15日 読売新聞)

922チバQ:2009/12/15(火) 23:10:22
>>919

第19回参議院議員選挙 2001年07月29日投票
356934 田浦  直 64 男 自民
195670 光野  有次 52 男 無所属
46199 田中 広太郎 53 男 無所属
(以下略)

2003年1月19日
◇松浦市長選(長崎県)開票結果 投票率75.52%(過去最低)
当9340 吉山康幸(無現、民・社推薦、55歳、2回目の当選)
 3537 田中広太郎(無新、55歳)

□2006年2月5日実施の選挙の結果
◇松浦市長選挙(長崎県)開票結果 投票率83.93%
当11830 友広郁洋(無新、63歳、初当選)(自・民・公推薦)
  6332 田中広太郎(無新、58歳)

923名無しさん:2009/12/16(水) 07:08:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091216-OYT8T00154.htm

ホーム>地域>鹿児島
錦江町長再選挙が告示
2新人が一騎打ち
 県選管の選挙無効の裁決を受け、野元良一・前町長が辞職したことに伴う錦江町長選が15日告示された。前副町長・秋元達矢氏(59)と元町議・楠元忠洋氏(62)が、ともに無所属で立候補し、新人同士の一騎打ちとなった。

 秋元氏は、同町城元の選挙事務所前で出陣式。野元前町長の下で、4年半にわたって副町長を務めた経験と実績をアピール。秋元氏は「行財政改革を推進、農業所得の向上を目指す。この町に生まれ、育ち、暮らして良かったと実感できる町づくりを進めたい」と支持を呼びかけた。

 楠元氏は、同町馬場の選挙事務所近くで第一声。町政の刷新を打ち出している楠元氏は「選挙無効により、天が再びチャンスを与えてくれた。新しい町は町民が主役の町政でなければいけない。お年寄りが安心して暮らし、若者が夢と希望を持って働ける町をつくる」と訴えた。

 投票は20日午前7時〜午後7時に21か所で行われ、同8時半から町中央公民館体育館で開票される。14日現在の有権者数は8111人。

              ◇

 不在者投票の不備による町長選の再選挙を受け、錦江町選管(有川明宏委員長)は、指定施設での投票について、施設側が選任する立会人とは別に、町選管から選管委員と職員を派遣して、投票事務の指導、助言を行うようにした。町選管が管理する町長選と町議選が対象で、15日告示の同町長選から適用している。

 町選管によると、委員と職員が2人1組で、老人ホームや病院など町内6か所の指定施設で行われる不在者投票を監視。有権者本人の意思で投票しているか、立会人や補助者がしっかり任務を果たしているかなどを確認する。施設側が町選管に投票用紙を請求する際にも、投票希望者全員に「投票用紙等請求依頼書」の提出を義務づけるなど、本人の意思確認を徹底させた。

 有川委員長は「不在者投票に対する町民の疑惑を払拭(ふっしょく)するためにも絶対にミスのないよう全力で取り組みたい」と話した。

 同町選管の独自の取り組みについて県選管は「選管が強制的に監視するのであれば問題だが、施設側の許可を得た上であれば問題ない。不在者投票の透明性確保の手段としては有効かもしれない」と指摘している。

 不在者投票を巡っては、〈1〉4月の同町長選で立会人が不在だったとして県選管が無効を裁決〈2〉8月の衆院選でも曽於市の特別養護老人ホームと瀬戸内町の病院で投票を偽造するなどの不正が発覚――など、その透明性の確保が課題となっている。

 県選管も不在者投票の透明性を高めるため、施設の職員らが務めることが多い立会人について、施設外の第三者を配置する「外部立会人」の導入を検討している。今月中にも指定施設や市町村選管にアンケートなどで外部立会人に関する意向を聞くことにしており、「来年7月の参院選をめどに、導入に向け、協力を要請していきたい」と話している。

(2009年12月16日 読売新聞)

924名無しさん:2009/12/16(水) 07:08:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/140945
松浦市長選 田中元県議も名乗り 三つどもえの構図固まる
2009年12月16日 00:54 カテゴリー:九州 > 長崎
 松浦市の田中広太郎元県議(62)は15日、任期満了に伴う松浦市長選(来年1月17日告示、24日投開票)に無所属で立候補する考えを明らかにした。17日にも正式表明する。選挙にはこれまでに現職の友広郁洋氏(67)=無所属=と同市議会議長の中塚祐介氏(58)=民主推薦=が立候補を表明しており、三つどもえの構図が固まった。

 立候補の理由について田中氏は「財政危機といわれる中、現市長には民間的発想が欠如している。民間手法を取り入れて文化会館に指定管理者制度を導入するなど、行政のムダを省き、経費削減を目指す」と語った。

 再選を目指す友広氏は「新市づくりの基礎となる行政改革と財政健全化に目途が付いた。これまでの経験と改革を継続しながら、市民が夢と希望が持てるまちづくりに全力で取り組みたい」と実績を強調している。

 一方の中塚氏は「子育て支援策を推進して人口減少に歯止めをかけて、定住人口の増加に向けた施策に取り組みたい。市営診療所の民営化や職員数削減など行政のスリム化を進めたい」と訴えている。

 田中氏は1987年の県議選(松浦市区)で初当選し、4期連続当選を果たした。2001年7月の参院選(長崎選挙区)で落選。03年1月、06年2月の松浦市長選にも立候補したが、いずれも落選した。

=2009/12/16付 西日本新聞朝刊=

925チバQ:2009/12/17(木) 22:29:17
>田中氏は06年の前回まで連続6回市長選に出馬、落選している。
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20091217ddlk40010437000c.html
選挙:行橋市長選 田中氏立候補へ 前回3589票差「出馬望む声もらった」 /福岡
 任期満了に伴い来年2月21日告示、同28日投開票される行橋市長選に向け、市在住の会社役員、田中純氏(63)が立候補の意向を固めた。市長選は現職の八並康一市長も3選を目指して立候補を表明している。

 田中氏は06年の前回まで連続6回市長選に出馬、落選している。今回は「手を挙げるつもりはない」と消極的だったが、八並市長以外に出馬表明者が出ない中「現市政批判が根強く、前回まで対立していた陣営支持者からも出馬を望む声をもらった。逃げるつもりはない」と話し、支持者と体制作りを進めている。

 田中氏は京大卒。71年に旧大蔵省(現財務省)入省。在ブラジル日本大使館1等書記官や関東財務局上席調査官を務め、85年退職。88年から市長選挑戦を続けている。前回は八並市長に3589票差の1万4215票で敗れた。【降旗英峰】

〔京築版〕

926とはずがたり:2009/12/17(木) 23:10:41
苦労人ですねぇ。。>6回連続
88年からとなるとはや20年以上か。

927名無しさん:2009/12/18(金) 02:46:38
キャリア的には申し分なさそうに見えるんだが・・・
タイミングの問題で、いい後ろ盾が得られなかったんだろうか
衆議院では旧福岡4区、現11区に相当する地域になる

928チバQ:2009/12/18(金) 12:10:44
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_126109571617.html
突然の町長辞職に町民動揺 玖珠町
[2009年12月18日 09:18]
出直し町長選が行われることになった玖珠町=17日午後
 17日、辞職した玖珠町長の後藤威彦氏(65)。突然の辞職に町内には動揺が走った。「混乱を招いた」と後藤氏への批判が出る一方、現在の町政を支持する声も上がっている。

 「政治姿勢に一貫性がない。指導力を欠いている」。ある町議は語気を強めた。町長に就任して約1年3カ月。総合運動公園建設などの公約違反を問われ、リコール運動を招いた。
 別の町議は「公約撤回も辞職も突然。政策に関して町職員や議会とのコミュニケーション不足で町政を不安定にした」と批判する。自営業男性(48)は「住民の生活に直結する政策が見えなかった。高齢化など課題は山積みだが、方向性を示せていない」と振り返った。
 一方、後藤氏の支持者は擁護する。町議の一人は「いろんな会合に顔を出し、町民の声を聞いていた」と“住民目線”の姿勢を評価。団体役員男性(66)は「観光や企業誘致など地域開発に熱心。成果は挙げている。リコールは過激だ」とかばった。
 後藤氏は出直し町長選への出馬を表明した。リコール推進派の自営業男性(74)は「辞職は選挙戦略。後藤氏に再び任せられない。早急に候補者を絞りたい」と力を込めた。主婦(58)は「選挙になれば町民の本当の声を問える」と出馬に賛成した。

 後藤氏「町を二分するのは不幸」 一問一答 

 17日、玖珠町長を辞職した後藤氏は町議会終了後、町役場内で記者会見した。
 ―いつ辞職を決断したのか。
 最終的には16日夜。支援者らと相談し、町民に信を問うべきだと決めた。
 ―なぜこの時期なのか。
 町長に就任して1年3カ月になるが、私の考えが町民に十分届いていないのが最大の要因。町長期基本計画の策定や来年度予算編成を考えれば今だと思った。
 ―リコールかわしでは。
 このまま混乱が続き、町が二分することは町民にとって不幸だ。
 ―出直し町長選に出馬するのか。
 総合運動公園の建設問題に終止符を打つため、再度チャレンジしたい。真っ向から信を問うのが町長だった者の姿勢だと思う。
 ―総合運動公園の建設はどうなるのか。
 計画は中止できない。(再選されれば)施設内容について町民に投げかけて多くの声を聞き、子どもからお年寄りまで役に立つ公園にしたい。各層の声を集める検討委員会を設けたい。

 公園建設中止の公約 当選後に一転、撤回

 2008年8月に行われた玖珠町長選挙で最大の争点となったのが、町内中山田地区の約10ヘクタールに建設されている総事業費約32億6千万円の総合運動公園。健康づくりの場として整備を進める現職の小林公明氏に、「建設中止」を公約に掲げた新人の後藤威彦氏らが挑み、後藤氏が大差で当選した。
 しかし、同年10月に開かれた町議会一般質問で「建設を中止すると国への補助金返還などで、町民に負担をかけることになる」と答弁。「総合運動公園の建設をやめる」とした公約を撤回した。
 さらに同年12月の町自治委員代表者協議会の会合で「負の財産にならないよう、町民の意見を取り入れスリムな施設にしたい」と、建設に理解を求めた。
 こうした方針転換にことし12月、住民グループが「公約を守らない政治姿勢を問いたい」としてリコールに向けた署名集めを始めた。

929とはずがたり:2009/12/18(金) 15:03:10
>>927
11区は社民党の力が残存し,民主も空白で入り込みやすく,自民も山本・武田戦争で喰い込む余地もあったかと思いますけど,何処にも入らずにやってきたんでしょうかねぇ?

930とはずがたり:2009/12/18(金) 20:13:30
>>928
こういうの途中で撤回の英断下した自治体が不利益蒙らないような仕組みも必要ですよね。
もっともわざと途中迄事業進めて補助金のつまみ食いみたいなのする事も防がねば成らず難しい面もあるけど。
基本,下らん補助金で縛り上げてる官僚統治機構の仕組みそのものが問題だ。
こうしてまたくだらん運動公園みたいな箱物が出来て我々国民が血税巻き上げられることになる

931とはずがたり:2009/12/18(金) 21:53:03

諫早市議会:田添市議、「市民クラブ」を離脱 開門調査巡り意見に相違 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091212ddlk42010381000c.html

 諫早市議会の田添政継社民党市議(61)は11日、民主、社民党でつくる会派「市民クラブ」から抜けたことを明らかにした。国営・諫早湾干拓事業(諫干)の開門調査を巡り、意見で賛否の相違があることが主な理由だという。

 市民クラブ(林田保代表)は、民主3人と田添市議の計4人会派。開門調査を巡っては、民主の3人が潮受け堤防の防災機能の保持を理由に開門調査に絶対反対の姿勢を取っている。

 しかし、田添市議は「有明海の再生」を理由に諫早市民を対象に13日から1万人署名活動を始めるため、主張の相違が表面化。会派内で話し合いを重ね、田添市議が会派を出て、無会派となることが決まった。

 会派異動届が10日付けで議長に受理されており、田添市議は「主張が違うので会派を出ることになった。円満に話し合った結果です」と話している。

〔長崎版〕

毎日新聞 2009年12月12日 地方版

932名無しさん:2009/12/18(金) 23:07:19
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20091218ddlk42010516000c.html
選挙:松浦市長選 元県議の田中氏が立候補を表明 /長崎
 10年2月の任期満了に伴う松浦市長選に、元県議で社会福祉法人理事の田中広太郎氏(62)が17日、立候補することを表明した。市長選は、現職で再選を目指す友広郁洋市長(67)と、市議会議長の中塚祐介氏(58)が既に出馬表明している。

 田中氏は87年の県議選(旧松浦市区)で初当選し、4期目途中の01年に参院選で出馬したが、落選。その後、03年の旧松浦市長選、合併後初の06年、新松浦市長選に出馬したが、落選していた。

 田中氏は、市民病院の赤字体質や市文化会館の維持費などを挙げ「市は財政再建団体の一歩手前である」と、友広市政を評価せず、文化会館の振興公社化や、数が多いと批判されている市職員の「民間研修制度」などを訴えていくとした。【野呂賢治】

〔佐世保版〕

933名無しさん:2009/12/18(金) 23:18:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009121800568
県議が出馬表明=長崎知事選
 来年2月21日投開票の長崎県知事選で、同県議の押渕礼子氏(71)が18日記者会見し、無所属での出馬を表明した。政党、団体の推薦は求めないという。
 同知事選では、金子原二郎知事(65)が4選不出馬を表明。これまでに民主党が推薦する前農林水産省官僚の橋本剛氏(40)、元内閣府審議官の東良信氏(61)、共産党が推薦する元党県委員長の深町孝郎氏(67)、元参院議員でプロレスラーの大仁田厚氏(52)が出馬を表明している。(2009/12/18-14:54)

934チバQ:2009/12/19(土) 08:04:00
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000912180001
阿久根市議会抗議決議 可決に賛否
2009年12月19日


ブログ記述に関する決議案の朗読を聞く竹原市長=阿久根市議会

 阿久根市の竹原信一市長がブログに「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」と記述した問題で18日、竹原市長に記述取り消しや障害者らへの謝罪を求める抗議決議が市議会最終本会議で可決された。「市長降ろしだ」「差別なので潔く謝罪を」。審議では市長派、反市長派の議員がそれぞれの立場から意見を述べた。
 質疑では、市長派の2人が決議案に疑問を呈した。山田勝議員は「ブログについて様々な意見がある。問題を大きくすることでさらに障害者を傷つけることになる」とし、松元薫久議員も「(障害者)差別問題と向きあういい機会。議会としてもこの問題に対する取り組みをすべきだ」などと提案の理由をただした。
 これに対し、決議案を提案した牛之浜由美議員は「受け取り方は様々だが、差別用語が入っているのであれば差別にあたる。市長自身が自分で判断してどうするか決めてほしい」と答えた。
 続く討論では、市長派の石沢正彰議員が「ブログの記述を障害者差別と決めつけた県議会と同等の市議会であったとは驚き。市長が気にいらないと市長降ろしをしている」と非難し、決議に反対する考えを述べた。
 これに対し、反市長派の2人が決議に賛同の立場から討論。古賀操議員が「市長はブログの全体を見れば分かると言うが、文章や言い回しは差別発言。潔く謝罪して信頼回復を」、野畑直議員も「障害者の気持ちを傷つけた」と話した。
 採決は起立であり、反市長派・中立派の議員11人が決議に賛成し、市長派の4人が反対に回った。
 この問題では、県議会も17日、竹原市長に障害者や県民への謝罪を求める非難決議をしている。


●市職労が声明 「差別許さぬ」
阿久根市職員労働組合は18日、竹原市長の障害者に関するブログ記述について、「差別を許さず共助・共生社会の形成を目指した声明」を、市長と浜之上大成・市議会議長あてに提出した。声明文では「市長が自らの立場を深く認識して不適切な記述を直ちに削除し、真摯(しん・し)な反省をもって関係者に謝罪することを求める」などとし、いかなる差別も許さず、共助・共生社会の形成を目指して努力すべきだとした。
 一方、竹原市長を支持する市議と市民6人は夕方、市職労事務所前で「自治労は出ていけ」とプラカードを掲げ、シュプレヒコールを上げた。

935チバQ:2009/12/19(土) 08:11:31

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/141690
桑原元市長の胸像建立めぐり 「市民感覚とずれ」批判 福岡市議会
2009年12月19日 01:36 カテゴリー:九州 > 福岡
 桑原敬一・元福岡市長(故人)の功績をたたえるブロンズ製の胸像建立に福岡市が100万円の市費を投じることについて、18日開かれた市議会常任委員会で、比江嶋俊和議員(共産)が「市長の顕彰像を建立しているのは政令市の中で福岡だけ。この不況下で建てるのは市民感覚とずれている」と批判した。

 市は総額800万円を投じて胸像を建立する。うち100万円を市費で負担し、残り700万円は地元財界人らでつくる募金世話人会などからの寄付金で賄う方針。800万円の中には建立費のほか、植栽費、除幕式の経費も含まれる。

 委員会では、比江嶋議員が「人工島事業などの大型開発で今日の財政悪化を招いた。桑原元市長は名誉市民にふさわしいか」と指摘。「他の政令市にはこうした顕彰像はない。不況に苦しむ市民の感情を逆なでするものだ」とただした。

 これに対し、市側は「3期12年にわたり生活基盤の整備につとめ、現在の市の発展につなげた功績がある」と反論。「桑原元市長は名誉市民で、1月に市議会6会派からぜひ建ててほしいと要望があった」として推進する姿勢を示した。市内には桑原元市長の先代の進藤一馬氏まで戦後5市長全員の銅像があり、記録のない2人を除き、費用の一部を市が負担している。

=2009/12/19付 西日本新聞朝刊=

936チバQ:2009/12/19(土) 08:22:29
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091218-OYS1T00762.htm
宮崎県議、無免許運転容疑で摘発
 図師博規・宮崎県議(40)が今月、車を無免許運転するなどしたとして、道交法違反(無免許運転、携帯電話使用)容疑で県警に摘発されていたことが18日、分かった。

 捜査関係者によると、図師県議は速度超過で摘発されて30日間の免許停止処分を受けていたが、宮崎市内で車を運転しながら、携帯電話を使用していた疑い。

 短期の免停の場合、県警が指定する違反者講習を受ければ、処分期間が免除される。図師県議は、免除の対象とならない講習を受けた日に運転したという。

(2009年12月18日 読売新聞)

937名無しさん:2009/12/19(土) 10:01:10
免停食らった人が、講習会にマイカーで行きました

という笑い話か?w

938名無しさん:2009/12/19(土) 11:59:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20091219-OYT8T00199.htm
押渕県議が出馬表明


立候補を表明する押渕氏  来年2月の知事選で、県議で医師の押渕礼子氏(71)が18日、長崎市内で記者会見し、立候補を表明した。政党などの推薦は受けないという。

 押渕氏は出馬の理由について「現職を替えてほしいという意見に後押しされた。金子知事は出馬を断念したが、民主党が若い官僚を出したので、県のためにどうしたものかと思い、決意した」と説明。「命を守り、育てる政治をしたい」と述べた。

 県庁舎の移転構想は一時凍結する方針を主張。九州新幹線長崎(西九州)ルートの整備は、「現行案は投資規模とメリットのバランスが取れていない」として、時間短縮の効果が高いフル規格への見直しを訴えた。諫早湾干拓事業・潮受け堤防排水門の開門調査については「賛成できない」とした。

 長崎市出身。長崎大医学部を卒業後、同市に病院を開業した。2003年の県議選で当選し、現在2期目。今年8月、県議会会派「自民党・県民会議」(現・自民党)を離脱し、現在は、「無所属新風」所属。

 知事選を巡っては、元ルーマニア大使の東良信氏(61)、市民団体事務局長の深町孝郎氏(67)(共産推薦)、元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)(民主推薦)、元参院議員の大仁田厚氏(52)が出馬表明している。

(2009年12月19日 読売新聞)

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091219/01.shtml
押渕県議が知事選に出馬表明 政党の推薦受けない意向
押渕礼子氏
 県議の押渕礼子氏(71)は18日、来年2月の知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。政党の推薦は受けない意向。

 長崎市内で会見した押渕氏は「今こそ本当に県民本意の政治が必要と考え、命を守り、命を育てる政治をするために出馬の決意を固めた」と表明。スローガンとして「幼老共生を目指した明るい県政への挑戦」を掲げ、▽人口減少への歯止め対策▽地場産業振興強化▽地方版セーフティーネット確立▽県財政の見直し▽対話と協調−に取り組むと述べた。

 九州新幹線長崎ルート整備については、現行計画では費用対効果に県民の理解が得られておらず推進できないとし、フル規格への見直しを国に要請する考えを表明。県庁舎整備問題では県の財政状況から魚市跡地への移転・新築は一時凍結。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門調査については反対。石木ダム建設問題については有識者会議などに諮問して解決策を見いだす考えを示し、事業認定手続きについては「取り下げられるなら取り下げたい」と述べた。

 押渕氏は長崎市出身で長崎大医学部卒。2003年の県議選長崎市区で初当選し、現在2期目。

 知事選には現在までに、前ルーマニア大使の東良信氏(61)、民主県政をつくる会事務局長の深町孝郎氏(67)、元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)、元参院議員の大仁田厚氏(52)が正式に立候補を表明。「新知事をつくる県民の会」や自民などが中村法道副知事(59)に出馬を要請している。

939チバQ:2009/12/19(土) 19:59:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091218-OYT8T01265.htm
阿久根市長ブログ 「修正判断遅すぎた」障害者、市議ら不満の声
市議会問責決議市長派4議員は反対「改革止めてはならない」


(上)法令の順守を求める決議案が可決される際、笑みを浮かべる竹原市長(下)市長の謝罪とブログの記述の取り消しを求める決議案を賛成多数で可決した阿久根市議会  阿久根市の竹原信一市長(50)が、ブログに障害者の出生を否定するような文章を掲載した問題で、市長が18日、ブログの修正に応じる考えを示したことについて、障害者団体や市民からは「修正だけでは済まない問題」「なぜ謝罪しないのか」と不満の声が挙がった。(尾谷謙一郎、北川洋平)

 18日に竹原市長が面会したのは障害を持つ全国の地方議員らでつくる「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」。問題の記述が報道された直後に抗議するため、阿久根市側に市長との面会を要請したが、市総務課は当初、市長からの指示として、「誰も応対できない」「抗議文は市役所1階ロビーの意見箱に入れて」と伝えていた。

 その後、同課が応対することになり、市議会最終本会議に合わせ、市役所に訪れた。竹原市長は直前まで、面会を拒絶していたが、メンバーが議場で待ち構えていたため、やむなく応じた。

 面会した村上博・熊本市議(59)は「竹原市長は障害者福祉に真剣に向き合っているとは考えられない。修正には応じたが、『のれんに腕押し』との感は否めない」と話した。

 11日に抗議のため市長に面会を求めたが拒否された、県身体障害者福祉協会の神浦義博事務局長は「これまでの対応からすれば、誤解を招く表現と認め、修正するとしたことは一歩前進」とした。しかし、「修正についての明確な説明もされておらず、これまで抗議してきた団体にきちんと話をしてほしい。謝罪もするべき」と語気を強めた。

 竹原市長が目の不自由な人に対する差別的な発言をしたことついて、県視覚障害者団体連合会の瀬野浦祐矩(すけのり)事務局長は「市長の考えの根本には障害者を差別する意識があるのではないか。そうでなければ、こんな言葉は出てこない。市長という公的な立場にある者として大いに反省してほしい」と話した。

 市議会の浜之上大成議長は「ブログについては、これまでも一般質問などで追及されており、修正は遅きに失した判断だ。また、差別的な用語を市長が知らなかったことにも驚いた」とした。

 市役所を訪れていた市内の自営業男性(55)は「非があれば、すぐに謝り、修正するのは当然のこと。市長一人で、市を引っかき回している」とあきれていた。

 阿久根市議会(定数16)が竹原市長に対する謝罪、問責、法令順守の3決議案をそれぞれ賛成多数で可決した18日、市長を支持する議員4人は決議案に反対し、「市長の改革を止めてはならない」とかばった。

 市議会の最終本会議には、議員全員が出席。3決議案の採決は議長を除く15人で行われ、いずれも反市長派の11人が賛成に回り、可決した。

 閉会後、決議に反対した市長支持派の牟田学議員は「ブログの文章は、社会全体で医療を考えるための大きな問題提起だ。決して差別発言ではないし、一部分だけを誇張してとらえてもいけない」と市長を擁護した。

 同じく反対した山田勝議員も「数の論理に押し切られた。反市長派に抵抗され、市長は本当の仕事をさせてもらっていないが、目指す改革は全国にも広がるはず。支え続けたい」と語った。

 3決議の内容は次の通り。

 謝罪決議 ブログの記述について「市民はもとより全国の多くの人々に心痛を与え、障害を持つ方々や家族に計り知れない精神的苦痛をもたらした」と指摘。そのうえで「市長の政治的、道義的責任は重大で、市長個人の人格、見識も厳しく問わなければならない」として、問題の記述の取り消しと謝罪を求めた。

 問責決議 今月14日の市議会一般質問で、ブログ問題を取り上げた女性議員が涙ぐんだことに対し、竹原市長が「うそ泣きというメールが来ている」と発言したことを問題視。「市議はもとより議会そのものを侮辱している。議会への対応も不誠実で、行政のトップとしての説明責任も果たしていない」と指摘している。

 法令順守を求める決議 職員人件費の張り紙をはがして懲戒免職処分になった元係長の男性(45)について、竹原市長が処分の効力を停止した鹿児島地裁、福岡高裁宮崎支部の決定に従わないことを批判。「法治社会において許容できない暴挙。市長は法に従い、男性を復職させるべき」と求めている。

(2009年12月19日 読売新聞)

940チバQ:2009/12/19(土) 20:09:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091212-OYT8T00253.htm
導入後も市民の溝深く
地域コミュニティ税


〈1〉  “離反”の理由は明確だった。

 「地域コミュニティ税に反対だから。税を推し進める自治会長たちとは一緒にやってられない」

 宮崎市の田代町自治会(約320世帯)は、市が新税の導入を決めた昨年度、檍(あおき)地区自治会連合会から脱会した。自治会長の吉行三十四さん(65)は、理由をこう説明した。

 地域の活性化を目的とした全国初の税を、吉行さんは不要と考えている。「一般財源から支出すればいいだけ。新たな税の徴収には納得いかない。今でも反対する住民は多い」

 檍地区は人口4万1434人、世帯数1万8803(いずれも11月1日現在)を数え、市内でも有数の住宅地。新税導入後、防災や子育てなど21の事業に、市は約740万円を交付した。

 交付金の使い道を決める檍地域協議会長の菊池嘉継さん(71)は「街づくりの議論を通じて、地域が活性化してきているようだ」と新税導入のメリットを強調する。田代町自治会には、時間をかけて理解してもらうつもりだ。

     ◇

 昨年3月の市議会。津村重光市長(62)は新税を導入する必要性を熱く語った。

 「住民自ら地域の課題解決に取り組むことが重要。自分たちの手で住みよくするための財源として、全額を地域へ交付する」

 この税では、市民約37万人のうち個人市民税を課税される約16万人(低所得者は除く)から、市が1人当たり年額500円を徴収する。集まった約8000万円は、市内16の地域自治区と3合併特例区に配分し、住民で構成する協議会が使途を決定する。市は11月末までに、252事業に交付している。

 「自治会活動との違いが不透明」「自治会費を払う人には二重の負担だ」――。導入前のこうした批判に、市は「自治会単位では解決困難な大きな課題に取り組むための財源であり、自治会活動とは異なる」などと、理解を求めてきた。

     ◇

 導入後も、市民への説明、啓発は続いている。市立江南小で1日に行われた新税を学ぶ授業。「地域の課題は、地域の人たち自身が見つけなければならないのです」。講師役の市嘱託職員の中島恭一さん(62)が6年生へ語りかけた。

 市地域コミュニティ課の元課長。「課題を見つけたら、解決のために話し合うこと。それが地域の連帯を生み出すはず」と言葉を続けた。

 導入に賛成した市議の一人が振り返る。「住民自治を実現するという新税の趣旨は正しい。だが、市民に不和が生じたことが悲しい」

 新たな政策を巡って市民の間に生じた溝は今なお深い。その修復作業は、新たな市政のかじ取り役へ託されることになった。

   ◇ 

 次期市長選(来年1月24日投開票)への不出馬を表明した津村市長。4期16年間続いた現市政を点検するとともに、市の課題を探る。

(2009年12月12日 読売新聞)

941チバQ:2009/12/19(土) 20:09:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091212-OYT8T01008.htm
3大事業で市債307億円
行財政


〈2〉  「橋ができて本当に便利になった。ありがたい」

 大淀川に架かる宮崎市の赤江大橋(全長604メートル)。橋の南端にある公園でグラウンドゴルフを楽しんでいた園山英一さん(79)(恒吉5)が満足そうに橋を見上げた。

 橋は1999年度に着工し、昨年11月23日に開通。約600メートル上流にある小戸之橋の渋滞を緩和するため、総事業費約131億円をかけて市が整備した。

 大橋近くに住む園山さんにとって、市役所や大型商業施設がある川の北側へ行く機会は多い。「開通したおかげで5分以上の短縮になったよ」と笑顔を見せた。

 津村重光市長(62)が進めた社会基盤整備の中で、代表的な事業は「3大プロジェクト」と呼ばれる。赤江大橋のほか、市総合スポーツ公園(生目の杜運動公園)整備と、県環境整備公社によるごみ処理施設「エコクリーンプラザみやざき」整備の3事業。これに伴う市債発行額は約307億円に達した。

 「市は必要な基盤整備を進めてきた。市民の利便性は向上したはず」と、財政課の河野善見課長は説明する。

 津村市長が就任したのは1994年2月。93年度に約778億円だった市債残高(決算ベース)は、15年後の昨年度に約2・6倍の約2033億円に膨れ上がった。財政の硬直度を示す経常収支比率も93年度の74・2%から、昨年度は90・4%へと悪化している。

 こうした財政状況を踏まえ、市は財政健全化を加速せざるを得なかった。市債残高を確実に減らすために、毎年の市債発行額を元金償還額の範囲に抑える「元金ベースのプライマリーバランス(基礎的財政収支)」の黒字化を目指し、2008年度で48年ぶりに達成した。

 昨年10月に策定した「中期財政計画」(08〜12年度)の中では、〈1〉市債残高の100億円圧縮〈2〉財政調整など5基金の残高を200億円以上――といった数値目標を設定している。正職員の数も05年度に2708人だったが、今年度は2549人まで減らした。「財政が決して豊かとは言えないだけに、今後も知恵と工夫を凝らしていく」と、河野課長は手綱を緩めない。

 ただ、市の施策が必ずしも市民に理解されているわけではない。市の中心部に10月開館した商業・文化施設「アートセンター」の整備に、市は約6億円を注いだ。「それだけのお金を使う必要があるのかしら」。真新しい施設を横目で見ながら、ある女性会社員(35)は首をかしげる。

 合併特例債を活用し、大型施設を次々と整備した津村市政。その手腕には賛否の声が渦巻く。

(2009年12月13日 読売新聞)

942チバQ:2009/12/19(土) 20:10:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091216-OYT8T00004.htm
連載〈4〉橘通りの浮揚策見えず


生まれ変わった宮崎駅前商店街。市街地活性化のモデルとなるか  「この商店街は発展間違いなし。橘通りの連中にハッパをかけていただきたい」

 街路灯設置や植栽などの整備を終えた宮崎市広島の宮崎駅前商店街で11月下旬に開かれた記念式典。市商店街振興組合連合会の宮下広計理事長(83)は、生まれ変わった商店街をたたえながら、橘通りに代表される市中心部の窮状を口にした。

 商店街の衰退が止まらない。中心市街地の店舗数は、津村重光市長(62)が就任した1994年に1012店あったが、2007年は682店に激減。年間商品販売額も94年の約3600億円が、直近でまとめた04年の統計では約1700億円にほぼ半減した。

 空洞化も進み、05年1月に81だった空き店舗は今年6月で116に増えている。

 衰退に拍車がかかったのは、07年5月にイオン宮崎ショッピングセンター(宮崎市新別府町、現イオンモール宮崎)が出店してからだ。1日数万人が来店する巨大施設の出現以降、「商店街の人通りはさらに減り、売り上げも落ちた」(宮下理事長)という。

 出店を容認した津村市長の判断は、反対した商店街関係者の反発を招いた。開発許可の取り消しなどを求める訴訟が起こり、後に取り下げや和解は成立したものの、津村市長は「商店街の仲間が離れていった。残念だった」と述懐する。

 こうした事態に市も手をこまねいてきたわけではない。「市街地の活性化に力を注いできた」と、竹迫正明・市中心市街地活性化推進室長は強調する。

 市は中心市街地活性化基本計画を策定。これに基づき、民間の地権者と共同で、08年6月には宮崎山形屋新館の東側に、428台を収容できる立体駐車場「Y・Y PARK(ワイワイ パーク)」を、今年10月には商業・文化施設「アートセンター」を相次いでオープンさせた。

 しかし、誤算はあった。津村市長が「失敗だった」と悔やむ「橘通り公園化」だ。

 橘通り(国道220号)で片側3車線を2車線に減らし、空いたスペースを催し物などの開催に活用する試み。ところが、実際に試行したところ、予測を上回る渋滞が車道に発生した。「市民の理解を得るのは難しかった」(津村市長)ことなどが断念の理由だった。

 構想は元々、地元商店街関係者が「橘通りをゆっくりと歩いて買い物ができる空間にしたい」と発案したものだった。50歳代のある商業者は「反対したイオンを引き入れ、私たちが望んだ橘通り公園化を断念した。正直、市長の思惑は分からない」とつぶやく。

 「市街地の活性化は市の重要課題」と言う津村市長。その思いはまだ、成就していない。

(2009年12月16日 読売新聞)

943チバQ:2009/12/19(土) 20:11:15
3がみつからず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20091216-OYT8T01420.htm
連載〈5〉先進的な政策「良の上」


16年間の市政運営を振り返る津村市長 4期16年間にわたって宮崎市政を担ってきた津村重光市長(62)に、ふるさと・宮崎への思いや自己評価を尋ねた。

 ――16年間の手応えは

 「果敢に、挑戦的に、改革・改善的なテーマを打ち出してきた。うまくいかなかったものも一部あったが、九州ではどこの市長にも引けを取らない、先進的な政策をやってきたという自負はある。おおむね、やり遂げてきたのではないか」

 ――5選不出馬はいつから考えていたのか

 「当初は3期のつもりだったが、(3期目に佐土原、田野、高岡町との)合併があった。『津村市長の宮崎市』を信頼して合併したと思うので、『自分が担当しなければ』と4期続けた。しかし、これが最後、と思っていた」

 ――市の財政状況をどう判断するか

 「中核市では中位ぐらいだろう」

 ――職員の意識は変わったか

 「かなり改善したが、まだまだという感じ。仕事を一生懸命しようという職員は増えたが、その仕方が問題。改革・改善的な意識が定着したかというと、まだだ」

 ――自身の市政運営に点数を付けるとすれば

 「点数は難しいが、『優、良、可、不可』で言うなら、『良の上』ぐらい」

 ――どういう思いで市政を運営したのか

 「私は宮崎が好きで、県庁に就職を希望したが、試験で落ちて民間会社に入った。(県議だった)親父が引退し、自分も県議になった。住み良い、いい街にすることが市長としての仕事だと思ってきた。宮崎市の将来を預からせてもらい、幸せだった」

 ――超党派の市議から支援を受け続けてきた

 「時代の進歩に逆らわず、改革をいとわない『良識保守』が私の考え方。そうした政治姿勢を評価してくれたのでは」

 「改革をいくら言っても、議会に承認してもらわないと駄目。日頃から人間関係を作りながら、市議さんたちに自分の気持ちを分かってもらった。なにしろ前市長の後継者を破った『革命政権』だったから、四面楚歌。議会、職員と人間関係を作るのに2年かかった」

 ――「長期政権で市役所組織が硬直化している」との指摘もあるが

 「リーダーシップが強力になりすぎたかな、というのはある。部長たちは、異論があっても遠慮して言わなかったところがあるかもしれない。だから長くやっちゃいかんのかなと思う」

 「市長はいろんな人に応援してもらう。その人たちが発言権を持ってくるのは確か。だが、しがらみの中でどう抵抗し、正義、公正に背かない行政をするか。力量が問われるところだ。『枝葉は譲っても幹は譲らない』という覚悟が必要だ」

(この連載は帆足英夫が担当しました)

(2009年12月17日 読売新聞)

944チバQ:2009/12/19(土) 20:21:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/141536
福岡県町村会 接待旅行、年に数回 県幹部側が持ち掛ける
2009年12月18日 17:02 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡県町村会の幹部らが、架空請求で同会事務局から約100万円をだまし取ったとされる事件で、詐欺罪で起訴された町村会幹部らが毎年数回、中島孝之副知事(67)ら県幹部の国内接待旅行をしていた疑いがあることが18日、関係者の話で分かった。

 旅行は県幹部側が持ち掛けていたといい、町村会側が、取引のある業者に旅行の手配をさせることが常態化していたという。

 捜査関係者によると、町村会業務課参事の天野敏哉被告(49)=詐欺罪で起訴=らは、取引先業者に事務用品を架空発注。業者が受け取った納入代金を、裏金として天野被告の個人口座にプールする手口で、1千万円超をだまし取った疑いが持たれている。

 関係者によると、天野被告らは「中島副知事らと、接待で熊本県や佐賀県にゴルフ旅行に行った」と供述。このほかにも国内旅行を繰り返していたといい、県幹部から旅行を持ち掛けられるたび、町村会幹部らは、架空発注先の業者に旅行の手配をするよう指示していた。業者は宿泊先などを手配し、町村会幹部に報告。旅行代金はプールされた裏金から支出していたという。町村会との通常取引を打ち切られるのを恐れ、架空取引だけでなく、こうした便宜も図っていたとみられる。

 天野被告らは「町村会から詐取した金で、副知事らを中洲(福岡市)での飲食など接待していた」と供述。中島副知事は西日本新聞の取材に「接待は一切受けていない。裏金の存在も知らない」と否定している。

=2009/12/18付 西日本新聞夕刊=

http://www.asahi.com/politics/update/1219/TKY200912190234.html
福岡・中島副知事が辞任意向 詐欺事件絡み接待疑惑2009年12月19日15時0分


 福岡県町村会(福岡市)から計約100万円をだまし取ったとして同会参事らが逮捕、起訴された詐欺事件があり、同県の中島孝之副知事(67)がこの事件に絡み退任する意思を固めたことが19日わかった。中島副知事は参事らから飲食などの接待を受けていたと報道され、近く麻生渡知事に辞意を伝える。

 関係者によると、中島副知事は「接待を受けていたという報道は正確ではないものがほとんどだが、仕事ができず、迷惑をかけるのは不本意だ」と話し、副知事を辞任する意向を示しているという。

 事件では、参事の天野敏哉被告(49)と元事務局次長の田中剛佑被告(70)が2006年3月〜07年11月ごろ、福岡市内の印刷業者にコピー用紙を架空発注する手口で同会から現金をだまし取ったとして詐欺罪で起訴されている。

 県警などによると、天野参事らは同様の手口で計1千万円以上を裏金としてプールしていたとされる。旅行など私的に流用したほか、福岡・中洲の高級クラブでの飲食やゴルフ、マージャンなど県幹部の接待で使ったと供述しているという。参事らの接待は年間数十回に及んだ可能性があるが、中島副知事は朝日新聞の取材に、「身に覚えのないことばかり」と全面的に否定していた。

 この問題を受けて、麻生知事は弁護士ら外部委員を入れた調査委員会を来週にも設けるとしている。中島副知事は1964年に県庁に入り、地域振興課長や商工部長、企画振興部長などを歴任し、99年から現職。(明楽麻子)

945チバQ:2009/12/19(土) 20:41:09
>>442>>450
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/141672
上峰町長給与半減案可決 「奇跡」と満面の笑み 武広氏「町改革の第一歩に」
2009年12月19日 01:15 カテゴリー:九州 > 佐賀
 町長給与を半減するための条例改正案が上峰町議会で可決された18日、武広勇平町長は「財政再建に向けた姿勢を示すことができた。町改革に向けた第一歩になる」とうなずいた。議会の信任を得るまでに時間はかかったが、自らの公約が実現に向かったことで、さらなる財政健全化に意欲を示した。

 議会終了後、取材に応じた武広町長は「会期中の感触では(可決は)難しいと思っていたが、奇跡が起きた。込み上げるものがあった」と満面の笑み。3月の就任後から議会対策に苦心してきただけに、表情には安堵(あんど)感があふれていた。

 6月議会で否決された給与削減案は7月1日の施行を求めていたため、武広町長の就任前、既に町長給与の15%削減を議決していた議会側が「議決を尊重すべきだ」と反発、3対6の賛成少数で否決されていた。今回は来年4月からの適用としたこともあり、前回反対の議員も「何もかも反対では前に進めない」と容認、7対1(病欠1)の賛成多数で可決した。

 ただ、同案がもたらす影響に不安の声も上がっている。吉富隆議長は「町長は『削減は自分だけ』と言うが、議員や職員も同様にしなければという意識になるのでは」と指摘。町内からさらなる歳出減を求める声が続く可能性に懸念を示した。

 このほか、町職員が起こした不祥事の責任を取り、武広町長が来年1月から3カ月間、自身の給与を10%削減する条例改正案など10議案も原案通り可決した。

=2009/12/19付 西日本新聞朝刊=

946チバQ:2009/12/20(日) 20:46:00
>>928
http://mainichi.jp/area/oita/news/20091218ddlk44010529000c.html
玖珠町:町長辞職、出直し選へ出馬表明 リコール派、対抗馬擁立の構え /大分
 玖珠町の後藤威彦町長(65)が12月議会最終日の17日に突然辞職し、「町民に信を問う」と出直し町長選への再出馬を表明。町内に衝撃と波紋を投げかけた。町総合運動公園建設を巡る「公約違反」や政治姿勢を理由に町長リコール(解職)請求署名運動中だった「玖珠の町政を考える会」の繁田弘司代表は候補擁立を進める構え。一方、「ごたごたはもうご免。早く町政正常化を」との町民の声も強い。出直し選挙の日程は18日の選管で決めるが、1月後半になりそう。町長職務代理者は、18日から太田尚人副町長が務める。【楢原義則】

 ◇後藤町長
 後藤町長は本会議の休憩を申し入れ、藤本勝美議長に「退職申し立て」を提出。さらに本会議場で「任期途中で多大なご迷惑をかける」と断った上で「運動公園の公約変更で町民から意見や批判があり、解職請求につながった。町民世論を二分させては町政に大きな影響や禍根を残す」と淡々と辞職表明。「再度、町民に信を問い、私の考えをきちんと訴えたい」と再出馬への意欲を示した。

 閉会後、記者会見。この時期の辞職について「出直し選挙で誰が町長になろうと、第5次町総合計画を練るこの時期が最適と判断した」「辞職し、いったん責任を取る。リコールの成立をかわす意図はない」と語った。

 既に着工し、来春造成が終わる運動公園は「(再選したら)検討委員会など諮問機関を設置し、多くの町民の声を吸い上げて内容を決める」と述べた。

 ◇リコール派
 繁田・考える会代表は突然の辞任に「びっくりした。公約違反について町民が『おかしいものは、おかしい』『後藤町長は選挙の争点(公約)を守るべき』というごく当たり前のことを理解し、リコール運動でも浸透していった。それが、辞職につながったのではないか」と分析。有権者の署名数が目標(6000人)の8割強に達していたことを明らかにした。辞職表明を受けて運動を中止した。

 出直し選挙での対抗馬については「意中の人が2、3人おり、役員会で話し合ってみたい」と前向き。「町の中心部や周辺部を総合的に見回しながら、町民ときちんとコミュニケーションをとり、約束事はちゃんと守る人物を選び積極的に支援したい」と語った。

 ◇町民
 リコール運動に賛成署名したという自営業者(66)は「玖珠町は九重町との合併不成立でみそをつけた。明るい展望もない中での今回の混迷ぶりはよくない。特に、運動公園の公約違反は信用できない。再選挙で問題点を整理し、町政のビジョンを描ける人が出てほしい」とごたごたに嫌気の表情。

 後藤氏の支持者だという農家の男性(62)は「後藤さんも苦渋の選択をしたのだろう。ただ、公約を簡単にひるがえしたのが残念。出直し選挙では候補者の意見や公約をじっくり点検してみたい」

 中立の立場だった一級建築士の尾方秀則さん(55)は「運動公園問題は出直し選挙で決着をつけ、混乱の収拾を図ってほしい。その上で、町活性化策などの将来展望について前向きな議論を展開し、明るい道筋をつけてほしい」と語った。

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 ■解説

 ◇問われた「公約の重み」
 「公約の重み」が試された、今回の玖珠町政の混迷劇。中央で民主党連立政権がマニフェストを順守できるか注目されるなか、町総合運動公園を巡る後藤氏の「公約違反」はより鮮明にクローズアップされた。

 昨年8月の町長選。「二十数年来の町民の悲願」と建設推進を訴える現職に対し、後藤氏は「財政負担が大きく計画中止。購入済み用地は他に有効活用」と訴え、大差で初当選する原動力になったことは衆目一致する。

 だが、当選後1カ月も経たずに「国への巨額の補助金返還」などを理由に「推進」に転じた。法的に禁止された1年間を待ってリコールの機運が高まったころ、町長にこう話したことがある。

 「議会は推進決議しているが、公約順守や政治信条をあくまでも貫くべきだった。どうしても推進せざるを得ないときに初めて、支持者も納得する」

 後藤氏は支持者からも「腰の弱さ」を追及され、議会からは「くみしやすい町長」「主張が一貫していない」とのレッテルを張られた。これでは、思い切った町政のかじ取りは無理。改めて「信を問う」しかなかった。

947チバQ:2009/12/21(月) 12:10:46
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091221-OYT1T00069.htm
生え抜き「影の知事」…裏金接待疑惑の福岡副知事
 21日にも辞任する福岡県の中島孝之・同県副知事(67)は、市町村運営を指導・助言する「地方課」畑を歩んできた生え抜きのエリートだった。


 町村会幹部が、市町村に多大な影響力を持ち続けてきた県政ナンバー2とのパイプ作りのため、裏金に手を染めたという構図が浮かび上がる。

 中島氏は副知事になって10年余。3人いる副知事で最も県政を熟知し、重要案件の推進や県議会との調整に不可欠な存在で「影の知事」とも呼ばれた。

 1964年に入庁。地方課(現・市町村支援課)の参事、副課長、課長を歴任。約20年間にわたり、市町村とのかかわりが深い仕事に携わり、企画振興部長だった99年に麻生渡知事の目にとまって副知事に抜てきされた。県議らは「労を惜しまず足を運ぶ気配りの人」「アメとムチを使い分け、物事を上手に進める」などと評する。

 副知事2年目、筑後川の中州に計画されたごみ施設建設を巡る市町村間の対立では、仲介役を務めた。「関係首長をよく知っているからと頼まれた」という中島氏はこの時、町村会の顧問に就いた。

 ほかに接待を受けたとして、名前が挙がっている県幹部も中島氏の腹心で、地方課畑の職員やOBだ。

 「県庁の御三家と言えば、財政、人事、旧地方課。町村会にとって、地方課出身で県の中枢にいる中島さんとのパイプ作りは当然の仕事だった」。県幹部は、今回の接待疑惑をこう読み解く。県職員人事にも強い影響力を持つとされる中島氏は、近い関係の幹部を各部局に配置し、町村からの要望を直接指示できる立場だった。

 県はカラ出張などによる裏金問題が発覚した96年以降、再発防止策を講じてきた。ベテラン県議は「町村会は県民の目が届きにくい。県の幹部たちは、それに乗じて甘い汁を吸い続けたのではないか」と指摘する。

 「旧通産省出身の知事が打ち出す政策は先進的だが、実現への課題も多い。中島さんは、その折衝を一手に担ってきた」。県庁内から調整役を失った県政の停滞を懸念する声も上がっている。

(2009年12月21日09時18分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091221-OYT1T00067.htm?from=nwla
福岡副知事の観光旅費、町村会負担…裏金支出か
 福岡県町村会の裏金による県幹部接待疑惑で、辞任の意向を示している中島孝之・副知事(67)が、公務で東京に出張した際、近辺の観光地を旅行し、その旅費を町村会側に負担させていたことが20日、関係者への取材で分かった。


 県警は、この旅行にも町村会業務課参事、天野敏哉被告(49)(詐欺罪で起訴)らがプールした裏金が使われたとみている。

 関係者によると、中島副知事は、東京で開かれる町村会の全国会議に出席した際、近くの観光地にも足を延ばしていた。出張には天野被告も同行しており、数回にわたって出張先近辺の旅行を企画。その費用は町村会側が支払っていたという。

 天野被告は、元町村会事務局次長、田中剛佑被告(70)(同)らと共謀。コピー用紙を架空発注する手口で町村会事務局から、約100万円を詐取したとして逮捕された。県警は、天野被告らが同様の手口で、財団法人・福岡県市町村振興協会など複数の団体からも1000万円以上をだまし取ったとみて捜査している。

 詐取した金の使途について、天野被告は「中島副知事ら幹部を福岡市・中洲の高級クラブやマージャン、ゴルフで接待するために使った」と供述。さらに、中島副知事がクラブのホステスらとヤフードーム(福岡市)でプロ野球観戦をする際にも、天野被告らが同席し、チケット代や飲食代などを支払っていたことがわかっている。

(2009年12月21日09時16分 読売新聞)

948チバQ:2009/12/21(月) 12:16:29
>>405ほか
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000912200002
錦江町長に楠元氏/町政の刷新選ぶ
2009年12月21日

 20日投開票された錦江町長選のやり直し選挙で、元町議の楠元忠洋氏(62)が悲願の初当選を果たした。わずか5票差で敗れた4月の町長選から8カ月。前町長が推した前副町長の秋元達矢氏(59)=いずれも無所属新顔=を破って雪辱を果たした形だ。当日有権者数は8034人で、投票率は84・52%だった。
 不在者投票事務の不備などを理由に県選管が選挙無効を裁決し、当選した野元良一氏(61)が辞職して実施された再選挙。楠元氏と、野元前町長を副町長として支えた秋元氏が町政の刷新か継続かをめぐって論戦を繰り広げた。
 楠元氏は「『チーム錦江町』をスローガンに、町民みんなで住民本位のまちづくりに取り組みたい」と語って支持を集めた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091220-OYT8T00825.htm
やり直しの錦江町長選は楠元さんが雪辱果たす
 県選管の選挙無効裁決を受け、野元良一・前町長が辞職したことに伴う錦江町長選は20日投開票され、元町議・楠元忠洋氏(62)(無所属)が、前副町長・秋元達矢氏(59)(同)を破って初当選した。

 楠元氏は選挙無効となった4月の町長選にも出馬し、やり直しとなった今回は、「町政を刷新し住民本位のまちづくりをする」と訴えて支持を広げた。

 秋元氏は、野元前町長の実質的な後継として、副町長の経験と実績をアピールしたが及ばなかった。

 県選管が10月に行った裁決は、野元・前町長が5票差で楠元氏を破った4月の町長選について、不在者投票を行った特別養護老人ホームでの投票立会人の事務が不適切で、投票結果に影響したと判断した。これを受けて、同町選管は、今回の選挙から、不在者投票の管理と運営について、施設側が選任する立会人とは別に、選管委員と職員を派遣。投票事務の指導や助言を行う改善策を取り入れている。

 ▽当日有権者数 8034人▽投票者数 6790人▽投票率84・52%

(2009年12月21日 読売新聞)

949名無しさん:2009/12/21(月) 21:07:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009122100775
中村副知事が出馬へ=長崎知事選
 任期満了に伴う長崎県知事選(来年2月21日投開票)で中村法道副知事(59)は21日、長崎市内で知事選への出馬を表明した。22日に退職願を提出する予定。
 同知事選には、民主党が推薦する前農林水産省官僚の橋本剛氏(40)、元参院議員でプロレスラーの大仁田厚氏(52)ら5人が出馬を表明。金子原二郎知事(65)は不出馬を表明している。(2009/12/21-19:07)

950名無しさん:2009/12/22(火) 07:11:52
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000912210001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮崎> 記事

宮崎市長選「後継」巡り議会二分
2009年12月22日


NPO主催のタウンミーティングで顔をそろえた立候補予定の戸敷、斉藤、由利の3氏(左から)=17日、宮崎市橘通西3丁目


 来年1月17日告示、24日投開票の宮崎市長選。いずれも無所属の旧佐土原町長の戸敷正(57)、前市議の斉藤了介(43)、元県議会副議長の由利英治(59)の3氏が名乗りを上げている。今期で引退する津村重光市長(62)=4期目=の路線継承を焦点に、市議会の対応も真っ二つに割れている。一方、国政選挙で結束してきた民主党県連と社民党県連合の間に立ち始めたさざ波は、市長選にも及ぶ。選挙の構図を探った。


 「議会として津村市長を支えてきた流れを絶やさないため、応援することにした」。12日にあった斉藤氏の事務所開き。選対本部長の日高義幸市議が訴えた。横には自民、民主系の市議15人が並んだ。


 定数46の市議会のうち、斉藤氏を支援する市議は20人以上。「斉藤氏が津村市長の後継」が、理由だ。


 元県議の津村氏は1994年に初当選。それ以降、民主、社民、自民、公明など共産を除く各党の選挙協力を得て、当選を重ねた。その津村氏は9月、「1人の人間がずっととどまるのは好ましくない」と述べ、次期市長選への不出馬を表明。自民系のベテラン市議らが白羽の矢を立てたのが、40代の斉藤氏だった。


 斉藤氏は、「後継者」との評に「意味がちょっと分からない」と不満げだ。だが、建設業者は市の工事を受注できるランクに応じて斉藤氏の後援会員集めを進めるなど、「津村後継」を期待して走り出している。


     □■□


 過去の市長選で、津村氏と最も票差を詰めたのが、捲土(けんど)重来を期す戸敷氏だ。


 94年に1万7千票の大差をつけて当選した津村氏は、その後2回は無風選挙。それが前回、今夏の衆院選宮崎1区で落選した元文部科学相、中山成彬氏の支援を受けた戸敷氏に9千票差まで迫られた。当時、自民系市議は中山派と反中山派に分裂した。


 今回は11人の市議が戸敷氏を支援。戸敷氏が町長だった旧佐土原町を地盤とする市議のほか、津村氏が導入した地域コミュニティ税など津村市政からの脱却を狙う面々だ。伊地知義友市議は「増税なのに市民の理解を得られていない」と廃止を訴える。


 この新税に対して戸敷氏は廃止の可能性に触れ、斉藤氏は総論で賛成の立場だ。


     □■□


 県都決戦に政党も入り乱れる。


 自民は宮崎市の6地域支部のうち4支部で態度を決めていないが、2支部は戸敷氏の推薦を決定。一方、公明は斉藤氏側に回るとみられ、民主県連と連合宮崎も斉藤氏の推薦を決めた。


 ただ、選挙に関する対応は全会一致で決めるケースが多い連合宮崎は今回、異例の多数決をとった。幹部20人のうち斉藤氏推薦に賛成11人、反対6人、保留3人。連合傘下の最大組織、自治労は反対した。


 自治労が支持するのは、社民県連合。その社民はまだ対応を決めていない。理由として取りざたされているのが、民主県連との関係だ。


 衆院選宮崎1区は、両党が推薦した無所属候補が当選したが、民主県連の井上紀代子代表は早々に来夏の参院選に独自候補の擁立を明言。現在、選定を進める。10月には07年参院選で両党が推した無所属の参院議員が民主入りし、社民の神経を逆なでした。


 社民は旧社会党時代から過去4回とも津村氏を推薦。が、新税には反対だった。津村氏にも民主県連にも協力してきたのに袖にされた――。社民県連合の不満は募り、ある幹部は「市長選を民主が自力でどれだけやれるか、やってみればいい」。


 11月に立候補を表明した由利氏は、出遅れを取り戻そうと、19日に後援会事務所を開設した。


【地域コミュニティ税】市民税に一律500円を上乗せする市独自の新税で、2009年4月スタート。税収は18地域自治区へ人口に応じて分配し、自治区ごとに使途を決めてまちづくりに活用する。自治会加入率の減少などを受けて市が07年に構想を掲げ、08年3月の市議会に提案。増税や地域のあり方をめぐって市民も巻き込んだ議論に発展し、最終的に周知のためなどとして導入を1年先送りする案が賛成31、反対14で可決された。

951名無しさん:2009/12/23(水) 10:57:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20091223-OYT8T00157.htm
ホーム>地域>長崎
知事選 各政党、展望や意気込み
 来年2月の知事選に立候補表明した中村法道副知事(59)が22日、金子知事に辞職願を提出した。これで立候補を表明したのは6人と、本県知事選では最多となった。激戦が予想される選挙について県内の政党幹部に聞いた。

 ほかに立候補を表明しているのは、元ルーマニア大使の東良信氏(61)、市民団体事務局長の深町孝郎氏(67)(共産推薦)、元農林水産省職員の橋本剛氏(40)(民主推薦)、元参院議員の大仁田厚氏(52)、県議の押渕礼子氏(71)。

 橋本氏を擁立した民主党。県連の渡辺敏勝幹事長は、「全くの新人なので、有権者に顔と名前を覚えてもらうのが第一。中村氏は知名度があり、行政経験も豊富なので最強のライバル」と警戒する。

 中村氏を支援する自民党県連の田中愛国幹事長は、「現県政を継承しつつ、景気などの面で底上げを図る必要がある。草の根運動でどんどん盛り上げたい。中村氏の豊富な経験を信頼しており、しっかり応援する」と意気込んだ。

 公明党県本部の江口健幹事長は、「これから正式な支援要請があれば、幹事会を開いて決めるが、県政の方向性が極端に変わるのは困る。新知事には雇用や景気対策を充実させてほしい」と注文した。

 深町氏を推薦する共産党県委員会の山下満昭委員長は、「大型公共事業を推進してきた金子県政を継承させてはならない。こうした政治に反対してきた深町氏をサポートし、主張を広めていく」と語った。

 橋本氏が推薦願を出している社民党県連合の吉村庄二代表は、「政権交代で中央が変わったように、地方も変えなければならない。橋本氏の人物像や政策を見極めたうえで、応援するか議論したい」と話す。

(2009年12月23日 読売新聞)

952とはずがたり:2009/12/23(水) 11:50:56
長崎も与党への不満が高まるとまた宮崎みたいなゲテモノに票が集まってしまうかも知れませんなぁ。。ちょい心配。

953チバQ:2009/12/23(水) 17:33:09
http://www.373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=26&amp;storyid=21209
鹿屋市長選 新たに2人 出馬断念
(2009 12/22 09:36)
 2010年1月17日告示、同24日投開票の日程で行われる鹿屋市長選挙に立候補表明していた、元東串良町長で社会福祉法人理事長の北園洋一氏(73)=東串良町川東=と、病院職員の本田仁氏(61)=同市花岡町=の2人が21日、立候補を取りやめることを明らかにした。今回の立候補断念により、一時7人いた表明者は計3人となった。
 北園氏は同日、市役所で記者会見し「私と同じような政策を掲げる候補者がおり、市外在住の私が出る幕はないと感じた」と説明。本田氏は南日本新聞の取材に対し「税金の無駄遣いを指摘している私が出ることで、(各候補が法定得票数を獲得できずに)再選挙になっては市民に申し訳ない」と述べた。
 現在、立候補の構えを見せているのは、鹿屋商工会議所前会頭の岡崎継義氏(70)=同市寿7丁目=のほか、鹿屋市議の本白水捷司氏(66)=同市海道町、会社社長の嶋田芳博氏(61)=同市西原2丁目=の3人。

954チバQ:2009/12/25(金) 00:06:38
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091224-OYS1T00651.htm
みやま市長宅にタヌキ死体放置、ガラスも割られる
 福岡県みやま市の西原親市長宅で23日未明に窓ガラスが割られ、タヌキの死体が置かれるなどの被害が起きていたことが24日、わかった。県警瀬高署が器物損壊容疑で捜査している。市長や同署によると、23日午前8時半ごろ、同市瀬高町の市長宅で、市長の妻が炊事場と居間の窓ガラスが1枚ずつ割られているのに気づき、110番した。玄関には、タヌキの死体1体が置かれていた。

 西原市長は元県議で、2007年1月の瀬高、山川、高田の3町合併に伴う市長選で初当選した。市長は「心当たりがない」と話している。

(2009年12月24日 読売新聞)

955チバQ:2009/12/25(金) 21:55:45
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000912250005
地方議会、「つて」求め自民変化
2009年12月25日

 政権への「つて」を求め、激しく反目してきた民主系首長に歩み寄ったり、民主党議員を議長に担いだり――。政権交代から24日で100日が過ぎ、県内の地方議会にも中央の政変の影響がじわりと及んできた。野党に転じた自民党は、高速道路無料化など政府の看板政策に反対する意見書採択を次々と各議会に働きかけ、反攻を仕掛ける。自民色の強かった地方議会の勢力地図は変わるのか。攻防はこれからが本番だ。(上山崎雅泰、市川雄輝)


 「奇跡が起きました」。18日、上峰町議会(定数10)の12月定例会最終日。議場を出て報道陣に囲まれた武広勇平町長(30)が顔をくしゃくしゃにした。


 3月の町長選での公約に掲げた自らの給与50%カット議案が賛成多数で可決された。民主党参院議員の秘書から転じて迎えた3度目の議会。就任9カ月でようやく宿願を果たせたのは、反目してきた「前町長派」が歩み寄った結果だった。


 武広町長は、前町長が公職選挙法違反(寄付行為)の有罪確定で失職したのに伴う3月の町長選で初当選、現職で全国最年少首長になった。対立候補の前副町長を支援した「前町長派」7人は、就任した武広町長と反目し続け、町長給与カット案を6月議会で否決。9月定例会でも再提案を検討したが、対立の構図は変わらず「否決は必至」と判断、不戦敗を強いられた。だが今回、5人が賛成に回った。


 ここに来て、なぜ前町長派が態度が軟化させたのか。


 県内自治体ワーストという町財政の再建には武広町長の持つ民主党人脈が不可欠だからだ――。こう複数の前町長派は打ち明ける。


 町には来年度末、町内の旧リサイクル工場敷地を購入した際に民間から借りた約2億7千万円の一括返済が迫る。借り換えをしたいが、悪化する財政指標が国の基準を超え、国や県の許しを得ないと借金できない状況だ。


 政権交代で、地方自治を所管する総務相に就いたのは、佐賀1区選出の原口一博・民主党県連代表。町長は早速11月、大臣室を訪ねて総務相との直談判を実現した。同行した前町長派の吉富隆議長は「町長の力で、借り換えの件も何とかしてくれるのではないか」と期待も口にするようになった。


 11月に改選した鳥栖市議会では、2人会派「民主クラブ」から原康彦氏(55)が民主党所属では県内初の地方議長に選ばれた。党県連幹事長(辞意を表明)として毎週のように各自治体の陳情をさばく立場とあって、「陳情が国に届きやすくなる」と、自民系も含む各会派の思惑が一致した結果だった。


 ■民主党所属議員数 ※党籍を持つ議員。カッコ内は定数


  県(41)3人
  佐賀市(38)5人
  唐津市(34)1人
  鳥栖市(22)2人
  小城市(26)1人

956チバQ:2009/12/25(金) 21:56:00
 ◇


 民主への接近の動きの一方、11〜12月の各議会定例会では政権に真っ向から対抗する動きも広がった。自民党県連による「意見書攻勢」だ。


 県議会(定数41)は定例会最終日の17日、陳情窓口を都道府県連に一元化した民主党の新ルールを批判し、直接地方の声を聞くよう国に求める意見書を賛成多数で可決した。最大会派「自民党」(30人)が発議した。


 鳩山政権の目玉政策の一つ、高速道路の無料化に反対する意見書は、佐賀市など5議会が採択。全国学力調査の抽出方式切り替えや、永住外国人への地方参政権付与に対しても反対する意見書の採択が相次いだ。


 仕掛けたのは自民党。全国を挙げての取り組みだ。


 党本部の石破茂政調会長は10月23日、全国都道府県連の政調会長を集め、民主党の政策に対抗して意見書の採択に地方議会で取り組むよう呼びかけた。県連もこれに呼応し、旧市町村ごとの地域支部を通じて系列議員に意見書の発議や採択を働きかけた。


 「政権を離れた今、意見書は陳情に変わる政策実現の最大のツールだ」と県連の岩田和親政調会長(県議)は言う。


 自民党の政策に沿う意見書が地方議会を席巻すれば、政権も政策転換せざるを得なくなると岩田氏は見る。「中央は民主が多数派でも地方は違う。今の政権が本当に国民の声を映すものなのか。どんどん問いかけていきますよ」


 ■鳩山政権の施策に反対する主な意見書
  (意見書の項目/採択した議会(町議会除く)


 全員を対象とした全国学力調査の継続を求める意見書/県、佐賀市、小城市、嬉野市、神埼市、鳥栖市、鹿島市


 高速道路原則無料化の撤回を求める意見書/佐賀市、唐津市、嬉野市、神埼市、鳥栖市


 国が直接地方の声を聞く仕組みの保障を求める意見書/県


 永住外国人への地方参政権付与に反対する意見書/県、小城市、嬉野市、鳥栖市


 ※11、12月定例会での採択分

957とはずがたり:2009/12/25(金) 23:32:43
>>955
凄いっすねぇ。
地方では与党の看板が効くなぁ。
2人会派から議長てw

958名無しさん:2009/12/26(土) 13:16:37
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091225/02.shtml
中村氏が知事選に出馬表明 無所属、「総合力で県政運営」



中村法道氏
 前副知事の中村法道氏(59)は24日、長崎市内で会見し、来年2月の知事選に立候補することを正式に表明した。「これからの荒海を乗り切るには長年の行政経験と地域の事情に対する明るさが必要。即戦力として役に立ちたい」と決意を述べた。

 中村氏は自民党に近い経済界のトップらでつくる「新知事をつくる県民の会」準備会や同党県連などの要請を受けて出馬を決意。政党への推薦願は出さず無所属で立候補するという。

 具体的な政策では「アジア・国際戦略本部」の設置や地域の声を県政に反映させるための「長崎県・市町連携推進会議(仮称)」の創設などを挙げた。

 九州新幹線長崎ルート整備と石木ダム建設については推進の立場を表明。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門調査は反対とした。県庁舎整備問題では現在、県が進めている基本構想の策定などの取りまとめを受けた上で「幅広く県民の意見を聞き、最終的に判断したい」と明言を避けた。

 金子原二郎知事の後継ではないかとの質問には「もともと行政は継続性が非常に強く求められる。各候補の主張にもあまり差を感じない。後継との指摘は当たらない」と否定。当選した場合に金子県政とどう違いを出すのかについては「トップダウンで政策を進めることもあるだろうが、より職員の総合力を生かした県政運営を進めたい」と述べた。

 中村氏は南島原市有家町出身。長崎大経済学部を卒業後、1973年に入庁。対馬支庁長や農林部長、総務部長などを経て今年4月から副知事を務めていた。

 知事選への立候補表明は6人目。これまでに前ルーマニア大使の東良信氏(61)、前共産党県委員会委員長の深町孝郎氏(67)=共産党推薦=、前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)=民主党推薦=、元参院議員の大仁田厚氏(52)、県議の押渕礼子氏(71)が表明している。

959名無しさん:2009/12/28(月) 21:01:50
国政ネタ中心ですがどこに貼っていいかわからんので。

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000912280001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮崎> 記事

野党の現実、かみしめ
2009年12月28日


「まずは野党に転落して、おわびを申し上げなければならない」。16日、東京都千代田区の中央畜産会。自民党衆院議員(宮崎2区選出)の江藤拓(49)は応対した幹部に会うなり、こう言って頭を下げた。


今夏の衆院選。江藤は、民主の新顔道休誠一郎(56)に約4万の得票差をつけ、3度目の当選を果たした。だが、自民自体が大敗し野党に。江藤は党の農林水産関係団体委員会の委員長を務めており、この日は参院選での協力を求め、党職員と共に自民と関係が深い団体を回っていた。


そして去り際には「お見捨てなきようよろしくお願いします」。あくまでも平身低頭だった。4団体を駆け足で巡りながら「おれたちは野党。これぐらいやらなきゃ駄目なんだ」。移動の車中でつぶやいた。


   ◇◇


「大物農水族」として知られた父の故・隆美氏の後を継いだ江藤は「2区の代弁者たり得るのは私」と自負する。かつて自民議員に批判的な意味で向けられた「族議員」「利益誘導」という言葉も、「地元の皆さんに喜んでもらえれば泥をかぶってもいい」と言い切る。


ただ、政権交代を経て、派閥の取材に集まる報道陣のテレビカメラは小型のハンディータイプになった。出てくる朝食も「前は箱弁当だったけど、今はおにぎり2個、卵焼き、ウインナー、漬物かな」。党や派閥から来る活動資金は半分に減ったという。「負けるっていうのは、こういうこと。悔しいことや惨めなことがあって当然」と、「野党」をかみしめる。


   ◇◇


クリスマスの25日。自民党衆院議員(宮崎3区選出)の古川禎久(44)=3期目=は朝8時から都城市で年末のあいさつ回りをしていた。訪問先は企業や農協など。午前中だけで20カ所ほどになった。だが「他の人もみんなやってること」。常に外に出て人々と意見交換することを「政治の原点」と話す。


6月、当時の麻生太郎首相を前に「大政奉還を決断すべきだ」と発言し話題に。衆院選後の総裁選では「党再生につなげたい」と江藤と共に若手を担いだ。そして今、執行部に対し「国会対策が生ぬるく、腰の引けた駆け引きに終始している。思いが国民に届いていない」と手厳しい。


どう党を立て直すのか。古川は、立ち寄った事務所で「原点に戻ることだ」と強調すると、再びあいさつ回りに出掛けるため、大急ぎで席を立った。


   ◇◇


政権を取った民主党は、陳情の窓口を幹事長室に一本化したり、握った予算をちらつかせたりして、自民を支持してきた業界団体に攻勢を強めている。


県医師会の稲倉正孝会長は10月、民主党国会議員らの訪問を受けた後「いい医療政策を実現するためには、すべての政党と付き合わなければ」と強調。今月には農業共済関係団体の集会で民主党参院議員の外山斎(いつき)(33)が、江藤、古川も出席するなか、「ある特定の政党を応援している団体ではないかという民主党議員も数多くいる」と発言し、波紋を呼んだ。


県内でも力を増す民主に対し、江藤と古川の活動の成果は、来夏の参院選で試されることになる。(敬称略)


(この連載は、今村優莉と石田一光が担当しました)

960チバQ:2009/12/29(火) 12:21:24
http://www.asahi.com/politics/update/1229/SEB200912290003.html
阿久根市長、自在に職員処罰? 支持派市議を賞罰委員に2009年12月29日10時34分


 阿久根市の竹原信一市長は28日、職員の処罰を協議する市の賞罰審査委員会の委員に市長を支持する市議2人を任命する意向を、市の課長会で明らかにした。竹原市長は、一般的に副市長や市の部課長で構成する同委員会に民間から委員を任命できるよう、今月9日付で規定を改めていた。市長自らが委員会を招集できるように規定も改定しており、職員の処罰を市長の思い通りに進めようとする狙いがあるとみられる。

 4人いる委員のうちほか2人は市企画調整課長と市美しい海のまちづくり公社事務局長にする意向だという。

 さらに同市長はこの課長会の席上、来年から職員の定期昇給を停止する方針を示した。市によると定期昇給は毎年1月1日付で全職員を対象に行われており、月額で2千〜1万円、平均は約3500円。市職労役員は「労使交渉事項であるのに事前の交渉もなかった。12月議会で上程して条例を改正すべきだった」と反発している。

 これらの問題について、竹原市長は取材に対し「応じない」と総務課職員を通じて伝えた。また28日、市役所であった仕事納め式の取材にはテレビカメラだけを入れ、新聞社の取材は「市長の意向」(市総務課)で拒否した。

961チバQ:2009/12/29(火) 12:47:33
http://www.asahi.com/national/update/1228/SEB200912280009.html
酒気帯び運転容疑の市議が議員辞職 福岡・大牟田2009年12月28日12時40分

 酒気帯び運転の疑いで検挙された福岡県大牟田市の塚本二作市議(65)は28日、西山照清議長に対して議員辞職願を提出し、辞職が許可された。同市議会ではこの日朝から緊急の各会派代表者会議が開かれ、辞任を求める厳しい意見が相次いだことから、最終的に議員辞職を決断した。

 塚本市議は03年に初当選し、現在2期目。28人の同市議のうち7人を占める最大会派のひとつ、自民党議員団の団長を務めていた。

962とはずがたり:2009/12/29(火) 13:35:16
>>959
あざーす。
国政ネタも各県連ネタは各地方スレでやってるのでここで宜しいと思いますヽ(´ー`)/

>>960
もう何処迄も喧嘩しようという腹ですな〜。

963チバQ:2009/12/31(木) 15:26:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091231/lcl0912310702000-n1.htm
【疑惑の濁流】ブログ市長が窮地に “権力乱用”で阿久根市「非常事態」 (1/5ページ)
2009.12.31 07:00

 市議の不人気アンケートや1円単位での市職員全員の給与一覧を掲載した鹿児島県阿久根市長のブログが再び“炎上”している。市議会や公務員の厚遇批判で「ネット世論」の喝采(かっさい)を浴びた市長だが、障害者への差別ともとれる書き込みでは全国からの激しい非難にさらされ、窮地に立たされているのだ。反市長派との泥仕合を制した出直し市長選から7カ月。障害者団体のほか、右翼団体の街宣車も集結した地元は厳戒態勢の中にあり、支持者たちの市長離れも加速しているという。(花房壮)


静かな町にある日、街宣車が…

 12月21、22の両日。阿久根市役所周辺は朝から緊迫感に包まれていた。

 正面玄関以外の出入り口が施錠された庁舎内外には警察官が立ち並び、駐車場の出入り口も不審車両の進入を防ぐため1カ所に制限されていた。

 「竹原信一市長への抗議のため九州各地から右翼団体の街宣車7、8台が集まり、その警戒でものものしかった」

 地元市議はそのときの様子を振り返る。

 市役所周辺は厳戒態勢で、庁舎にも『住民票等窓口以外のご利用はご遠慮ください』という市長名の張り紙もあり、来訪者もいつもより少なかったという。市長も警護上、登庁を見送るという異常事態だったのだ。

 静かな漁村に街宣車の一団が押しかけた原因は、竹原市長のブログ「阿久根時事報」の内容にあったとされる。

 《高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果、養護施設に行く子供が増えてしまった》

 《『生まれることは喜びで、死は忌むべきこと』というのは間違いだ》

 《センチメンタリズムで社会を作る責任を果たすことはできない》

 こうした書き込みが記されたのは11月8日付のブログだった。医師不足対策を論じる中で、高度医療に対する考え方や自らの死生観を吐露したようだ。

 障害者への差別ともとれる書き込みに対し、右翼団体側は、竹原市長が市議時代に自らのブログにつづった天皇制批判とあわせて、謝罪を要求する街宣活動を行ったのだ。

 12月市議会でも市議が障害者をめぐる書き込みを取り上げ、議会としても謝罪を求める決議を賛成多数で可決した。

 さらに、鹿児島県議会も竹原市長に関係者への謝罪を求める決議を可決するなど、問題は拡大の一途をたどっている。

 「市町村の問題について、県議会が決議をとるのは異例。県全体のイメージダウンにつながるとの危機感が県議会にもあったのではないか」と市議会関係者は口にした。

 実際に、問題となった竹原市長のブログ内容は、全国の障害者団体から猛抗議を受け、「団体の中には鹿児島県産品の不買運動を検討したところもあったようだ」(関係者)という。


「謝罪はしない」「不信任を出せ」

 抗議の電話が殺到した市役所では、「仕事に手がつかない状態が続いている」(議会関係者)というが、渦中にある竹原市長の対応はどうか。

964チバQ:2009/12/31(木) 15:27:10
 問題の書き込みが行われた翌11月9日付のブログでは、発言を批判するメールを紹介した上で、《慎重さを欠く見解に見えたかもしれない》としたが、謝罪の言葉はなかった。

 12月市議会での一般質問に対しても、「差別というのは誤解。謝罪はしない」と答弁し、頑なな姿勢をみせた。

 障害者に関する書き込みは現在《修正中》となっているが、考え方に変化はなさそうだ。

 今月中旬に福岡市の信用調査会社が主催した会社経営者らへの講演会で、市長は「社会づくりは木を育てるようにしなきゃならない。枝の先が腐ってきたら切り落とさないかん」と強調。講演後、報道陣から障害者をめぐる書き込みとの関連性を追及される一幕もあったが、市長は「分からない人には答えない」と話した。

 市長のこうした対応について、地元の市議はクギを刺した。

 「さまざまな思想を持つのは本人の自由だと思うが、それが一度、ブログなどで表明されると、傷つく人もいるということを知ってほしい」

 その上で、こうも指摘する。

 「以前から周囲のアドバイスに耳を貸さなかったが、最近は特にその傾向が悪化している。今回の騒動については市長自体も問題の予想以上の広がりに驚いているのではないか」

 事態が収拾しないことに焦りを感じているのか、12月市議会では辞任を迫る市議に対し、「(市長の)不信任を出してください」と、挑発とも自暴自棄ともとれる言葉が議場に響いた。

「裁判所は人事を論じる資格なし」

 阿久根市が抱える火種は市長のブログへの書き込みだけではない。

 クリスマスの25日午前10時。鹿児島地裁の法廷に竹原市長の姿があった。

 市庁舎内で各課の人件費総額を記した紙をはがしたとして懲戒免職処分になった元市係長の男性(45)が、「処分は裁量権の乱用で違法」と市に取り消しを求めた訴訟の第2回口頭弁論が開かれていた。

 市議会で弁護士費用を否決されたため、市長本人が出廷したのだ。

 市長は準備書面で、「人事は首長の専権事項であり、円滑な行政に必要として行われた以上、適法」と主張。その上で、「裁判所は首長と対等の立場から人事の適否を論じる資格を持たない」などとした。司法機関への“宣戦布告”ともとれるものだった。

 市長は平成21年春の出直し市議選や出直し市長選を通じて、市職員の高給を攻撃対象に掲げ、1円単位での職員給与一覧を市のホームーページや自らのブログでも閲覧できるようにした。一般住民の年収レベルを大幅に上回る市職員の高給ぶりは市民の反発感情に火をつけ、市長派議員の増加と市長の支持基盤拡大に貢献したのだ。

 人件費総額のビラは選挙後も庁舎内に張られていたが、何者かによって、はがされるという“事件”が起きた。後で名乗り出たのが元係長だったのである。「職場環境の正常化を図る」というのが理由だったが、市長は7月末、この元係長を懲戒免職処分にしたのだ。

 ただ、元係長は地裁に処分の効力停止を求め、10月21日に処分の執行停止が決定された。市側の即時抗告も福岡高裁宮崎支部によって棄却されたのだ。

 市長による免職処分が司法によって“やりすぎ”と認定された格好だが、市側は地裁決定後も「市長の指示がない」として元係長の職場復帰を認めず、賃金やボーナスも支払っていない。

 職員との“闘争”では、市長もブログ上で批判を展開している。

 例えば、11月24日付のブログはこうだ−。

 《公務員の中には年休取り放題。飲みすぎた朝に電話で連絡、代わりの職員が年休届けをする。好き放題で休みをとっているのが結構居るようだ》

 《阿久根市役所にも居るらしい。急に休んで申し訳ないとも思わない。こんなふざけた連中を組合が支えるのだ》

 こうした書き込みについて、地元の市議は「確かに、市職員にも緩んでいるところはあるのかもしれないが、だからといって、裁判所の決定を無視してよいわけではない。市長もちょっと慎重さに欠けている」と漏らす。

 5月の出直し市長選で市長を支持した地元の会社員は「市長選のころは、言動は確かに過激だったが、任期がまだ1年未満と短く、財政改革にどこまで切り込めるかもう少し見てみたいという感じで支持した」と述べた上で、こう続けた。

 「ただ、今の市長のやり方では市職員との摩擦が大きくなるだけ。やっぱり市長を変えるしかないのかも…」

 地元では市長に対するリコール運動も起き始めているといい、わずか半年の間で竹原市長を取り巻く環境は厳しくなったようだ。

965名無しさん:2010/01/01(金) 10:24:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20091231-OYT8T00654.htm
ホーム>地域>熊本
参院選と11首長選…10市町村議選も
 県内の今年の選挙は、7月に改選期となる参院選をはじめ、県都・熊本市を含めた11市町村長選と、10市町村議選(補欠選を含む)が実施される見通し。

 参院選熊本選挙区(改選数1)では、民主は自薦、他薦で応募があった5人の中から党本部とも協議して絞り込み、松野頼久官房副長官(衆院熊本1区)秘書で新人の本田浩一氏(42)の擁立を決めた。民主は連立政権を組む社民、国民新に支援を要請する方針。

 自民は参院選では初の公募を行っており、5日から比例選出の松村祥史氏(45)ら4人による予備選を実施し、18日に候補を決定する予定。改選を迎える現職の木村仁氏(75)は不出馬を表明した。

 公明は比例選に集中して戦う方針。

 共産は党県国政対策委員長で新人の安達安人氏(53)を擁立する。

 一方、熊本市長選には現職を含め、まだ誰も正式に立候補を表明していない。

(2010年1月1日 読売新聞)

966名無しさん:2010/01/03(日) 11:49:37
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100103-582040.html
東国原知事「九州を独立国」道州制に意欲記事を印刷する

 今夏の参院選前の新党結成をブチあげた宮崎県の東国原英夫知事(52)が2日までに、道州制が実現した際には「首相よりも九州の州長が魅力だ」とアピールした。まだ道筋もできていないが、今の日本を救うのは地方に主権委譲をする道州制であると常々明言している。また、仮に首相になれるならという質問に「今の霞が関をぶっ壊すのならやりたい」と鳩山由紀夫首相(62)を挑発した。

 昨夏の総選挙前、自民党に自らを総裁選候補とすることを要求した東国原知事に素朴な質問をぶつけた。

 今、首相になりたいですか?

 一瞬視線を右上に漂わせて「あのねぇ、微妙なんですよね。地方分権が完ぺきにできていれば、道州制が採用される。それで、日本が州に分かれてしまったら、首相、っていうのはあまり魅力がないかな」とつぶやくように話した。

 各州知事にしっかりした人物が配置されて、行政権、財政権、立法権が各州に移譲されるのであれば、国の機能は外交折衝、防衛配備、金融と通貨の調整ぐらいになってしまうためだ。オデコにしわをよせて「だから、究極としては1つの国、九州という独立国ですね。30年後には道州制が導入されていないといけない。そのときに九州五輪を誘致したいなぁ」と夢を語った。

 ただ、道州制導入に懸命だったのは昨夏、野党に転落した自民党。現民主党政権は全国を300の基礎自治体にする案を持っており、すぐさま道州制論議には着手できない事情もある。盟友の橋下徹大阪府知事(40)も福井を含む2府5県での関西州の実現に動いているが、地方の声は現政権にはなかなか届かない。

 「もし、今首相になれるのであれば、今の霞が関をぶっ壊すための首相でしょう。ぶっ壊すというか地方に権限を移譲する。霞が関の規模を半分ぐらいにするということ。そのための首相だったら面白いかもしれませんね」と渋い顔をしながら、煮え切らない鳩山首相へけん制球を投げた。

 かつて道州制を叫んだ自民党には「あのでかい党本部はいらない。中にはいると怨念(おんねん)を感じますもん。とにかく暗い。なんかイヤ〜な心霊スポットの感じがある(笑い)。地価も高いでしょうから、売っ払って、ビルを間借りした方がいい…というぐらいの改革が必要でしょうね」とジョークを交えて自民党改革案を提示した。

 [2010年1月3日8時30分 紙面から]

967チバQ:2010/01/03(日) 14:02:24
佐賀
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001001030003
4月に5首長選 病院問題など焦点
2010年01月04日

 政権交代を経て迎えた今年の県内選挙は、7月に改選期を迎える参院選と、5首長選が集中する4月の「ミニ統一選」が大きなヤマ場だ。参院選は、前回07年に続く連勝で足場を確かにしたい民主党と、後がない自民党が雌雄を決する場となる。首長選では公立病院など地域医療のあり方も争点になりそうだ。


 参院佐賀選挙区(改選数1)では、自民現職の岩永浩美氏(67)が4選を目指して立候補を準備している。自民県連は昨夏、岩永氏の公認申請をしたが、党本部から再検討を迫られた。県連内にも候補差し替え論がくすぶっており、結論はまだ出ていない。


 民主は、県連役員らを通じて募った4人から、30代の女性弁護士を軸に人選を進めたが、結論は出ず、党本部に判断を委ねた。前回、民主と選挙協力した社民はまだ態度を決めていない。共産は独自候補擁立を検討中だ。


 地方選は首長選8、議員選7の計15選挙。統一地方選で19選挙があった07年並みで、うち八つが4月に集中する。


 4月11日に集中する3首長選は、いずれも公立病院を巡る問題が焦点となりそうだ。


 武雄市長選は、3選を目指す現職の樋渡啓祐氏(40)と新顔の元県立博物館・美術館長、谷口優氏(62)がこれまでに名乗りを上げた。樋渡氏は08年、推進する武雄市民病院の民間移譲に反対する住民団体によるリコールに先んじて出直し市長選に挑み、再選された。谷口氏はこうした政治手法を批判、「ワンマン市政を転換する」と訴える。


 有田町長選では、同町と伊万里市で進む両市町の公立病院統合計画に反対する住民団体代表の新顔、岩尾俊志氏(55)が名乗りを上げている。計画の牽引(けん・いん)役だった岩永正太町長は今期限りでの引退を表明したが、計画推進の立場を取る後継候補が立ちそうだ。


 この病院統合問題は伊万里市長選でも争点になりそうだ。新顔で弁護士の曽場尾雅宏氏(44)は統合反対を訴えており、現職で3選を目指す塚部芳和氏(60)と、財政再建も絡めた論戦が予想される。


 同月18日の2首長選では、新政権が進める大型公共事業の見直しにどう臨むかが、争点の一つになりそうだ。


 神埼市長選では、城原川ダム事業の是非が争点に。再選を目指す現職の松本茂幸氏(50)は、現政権の進めるダム事業の見直しに懸念を隠さない。一方、新顔の元市職員、狩野常徳氏(35)は、民主党が掲げる「ダムに頼らぬ治水」に理解を示す。前回、九州新幹線西九州(長崎)ルートの是非が最大の争点となった鹿島市長選では、立候補表明がまだない。事業反対を唱えて5選を果たした桑原允彦市長の進退が注目される。


 嬉野市長選で谷口太一郎氏(63)、吉野ケ里町長選で江頭正則氏(62)、玄海町長選では岸本英雄氏(56)の3現職が再選を目指し、他に出馬表明している候補はまだいない。

968チバQ:2010/01/03(日) 14:10:41
>>801
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/143961
江藤市長の辞職が成立 久留米市
2010年1月3日 01:57 カテゴリー:九州 > 福岡
 くも膜下出血で倒れ療養中の江藤守国・久留米市長(68)の辞職が3日午前0時、成立した。

 江藤氏は先月14日、同市議会の栗原伸夫議長に辞職願を提出。地方自治法に基づき、提出から20日後に自動的に退職を迎えた。市長職務代理者は引き続き今月31日まで臼井浩一副市長が務める。

 同市長選は24日告示、31日投開票。これまで、いずれも新人で、元同市副市長の楢原利則氏(61)と、元同市議の南牧夫氏(75)の2人が立候補を表明している。

=2010/01/03付 西日本新聞朝刊=

969チバQ:2010/01/03(日) 15:08:50
>自民党には「あのでかい党本部はいらない。(中略)地価も高いでしょうから、売っ払って、ビルを間借りした方がいい…というぐらいの改革が必要でしょうね」

彼は自民党本部が国有地に立っていることを知らないようですね。

970チバQ:2010/01/04(月) 13:49:20
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100104rky00m040005000c.html
選挙イヤー:今月 名護、南城市長選
 重要選挙が続く選挙イヤーの皮切りとして、24日に名護市長選挙、31日に南城市長選挙の投開票が行われる。昨年8月の衆院選後、県内で市長選が実施されるのは初めてとあって、政権交代後の政局を占う意味でも注目される。ただ、いずれの市長選でも自民、公明を与党とする現職候補が、政党からの推薦を受けない戦略を取っており、これまでとは違う選挙戦の様相も見られる。

 両市長選とも現職対新人の一騎打ちとなる公算で、名護市長選は現職の島袋吉和氏(63)に新人の稲嶺進氏(64)、南城市長選は現職の古謝景春氏(54)に新人の親川盛一氏(68)がそれぞれ挑む。

 新人候補が「反自公」の政党から推薦を受けるのに対し、現職は政党への推薦願を出さない方針を表明。「主役は市民。市民を中心にした選挙戦を展開したい」として「市民党」の立場を強調している。

 現職陣営は、特定の党派に偏らない幅広い市政運営をアピールする狙いだが、衆院選の自民大敗を踏まえ、政党と距離を置きたいという思惑もあるようだ。自民党県連幹部は「衆院選では自民の名前を出すだけで批判を受けた。いまだ国政でも失地回復の兆しが見えない。候補者からすれば、政党の看板が前に出てもマイナスにしかならないという判断だろう」と指摘する。

 それでも同党県連は12月28日、普天間移設問題を抱え国政にも影響する名護市長選について同市内で議員総会を開き、島袋氏の再選支援に取り組むことを確認。「勝っても政党のおかげとはならないが、もし負けた時には自民はやっぱり駄目だと言われる。政党として無関係とはいかない」(同県連幹部)と意気込む。

 しかし、この日に早速予定していた自民県議団による街頭遊説が、島袋後援会の合意が得られていないとして、待ったが掛かる一幕もあった。党再生に懸ける県連だが、政党色が表に出ることを避けたい地元の意向との間で、効果的な連携の在り方を模索する。

 一方、国政レベルの自公協力が解消し、地方選挙への対応が注目されるのが公明党県本。同党支持母体である創価学会の組織票の行方は形勢に影響するとあって、表向きは政党推薦を受けないとする現職陣営も、水面下では実質的な支援のつなぎ止めに躍起だ。

 同党県本は昨年末、島袋、古謝両氏の「支持」を表明した。正式な支援要請がなく、政策協定を結ぶ手続きもなしに選挙支援を決めるのは異例の対応だ。同県本幹部は「形にはこだわらないが中身が欲しいということだろう。今までにない(政権交代後の)新しい展開ということだ」と語った。(与那嶺松一郎)

(琉球新報)

2010年1月4日

971チバQ:2010/01/04(月) 19:20:23
http://www.asahi.com/politics/update/0104/SEB201001040015.html
「私のやり方加速」阿久根市長、ブログでは「革命宣言」2010年1月4日17時31分


 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は4日、市役所であった仕事始め式で約3分間あいさつし「今後は私のやり方を加速する。命令に従わない職員は辞めてもらいます」と述べた。

 式には職員約50人が出席した。新聞各社の取材は09年の仕事納めと同様に拒否した。出席者によると、竹原市長は「今の市の状況で、給料が上がらないと言う職員はいらない。私がやることは国がまねします」などと語った。

 また、1日付のブログでは「今年は激動の年になります。阿久根市政に革命をおこします。これからの作業に比べれば、これまでのものは児戯です」と記載。「革命には多くの苦労と、おそらく血も涙も伴います。全(すべ)てを乗り越えます。私は、これからの作業に全てを賭けようと思います」と宣言した。

972チバQ:2010/01/06(水) 21:48:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2010010600795
防災無線で報道批判=阿久根市長が計3回−通信局「行政目的」と不問・鹿児島
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は5日夜と6日早朝、市内の約8600戸に向けた防災行政無線で、自身のブログでの障害者への差別的記述をめぐる報道について「意図的に誤解を誘導し、悪意を感じる」と批判する録音音声を放送した。「強烈、迅速に改革を推進する私の手法を国と全国の市町村がまねするべきだ」とも訴えた。
 防災行政無線は災害時の連絡や市の行事の広報に使われる。総務省九州総合通信局は、電波法違反(目的外使用)の可能性があるとして市側に事情を聴いたが、「施政方針を示す範囲にとどまり、行政目的」として違反ではないと判断した。
 市関係者や市民によると、5日午後7時半すぎに市のほぼ全域で放送された。さらに同じ内容で、6日午前6時5分と同6時50分に地区別で流された。長さは約5分間で、4日に録音した。(2010/01/06-18:54)

973チバQ:2010/01/06(水) 21:55:44
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100106dde041010006000c.html
鹿児島・阿久根市長:防災無線で報道批判、計3回 電波法抵触の可能性も
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が5日夜と6日早朝、「意図的に誤解を誘導するキャンペーン」などとの報道批判や竹原市政の実績を訴える録音テープを市の防災行政無線で放送した。市議らは「無線を悪用し、選挙演説しているようなものだ」と批判。電波の目的外使用を禁じた電波法に抵触する可能性もあり、総務省九州総合通信局(熊本市)は「情報収集中」としている。

 市関係者によると、放送は約4分20秒。竹原市長は4日朝、市総務課にテープを手渡し、放送を指示。5日は午後7時半過ぎに、6日は地区別に午前6時過ぎと同6時50分の2回に分けて流したという。

 複数の市民らによると、新年のあいさつのスタイルで、竹原市政の実績をアピール。昨年11月に自身のブログに書いた障害者に対する差別的記述が約1カ月後に報道されたことを「誤解を誘導するキャンペーン」と批判。「新聞社は、私が本当の情報公開をやることで進んでしまう社会改革に危機感を覚えているのだと思う」とも述べた。「今後も出されるであろう新聞騒ぎでは、しばらくの間、大目に見てほしい」と述べたという。

 九州総合通信局によると、市の防災行政無線は本来、災害情報の提供が目的だ。【福岡静哉】

974チバQ:2010/01/06(水) 21:58:46
http://www.data-max.co.jp/2010/01/post_8294.html
福岡市長選 民主の動向
[政治]
2010年01月06日 08:00 更新

 昨年末、吉田宏福岡市長は、副市長らともに民主党福岡市議団とゴルフに興じたという。06年の当選直後からぎくしゃくしていた市長と市議団との間だが、ここにきて急速に関係修復が進む。もちろん背景には、昨年8月の総選挙で民主党が大勝し、政権交代が実現したことがある。
 民主党推薦で初当選しながら、その後は財界や自民党に接近し、民主党福岡県連と「冷たい関係」(県連幹部)にあった吉田市長。総選挙では「どの政党も応援しない」として洞ヶ峠を決め込んだが、鳩山政権誕生で方向転換をかけたものと見られる。

 今年秋の市長選挙、民主市議団は吉田推薦で走る模様だが、マニフェストを重視する党の方針と吉田市政の3年間が合致しないことは衆目の一致するところだ。民主推薦がすんなり決まるとは思えない。こども病院人工島移転の強行で市民の反発を受け、自らのマニフェストも平気で反故にする吉田氏を推薦すれば、福岡都市圏の民主党候補は、来年春の統一地方選挙で壊滅的打撃を受けるとの指摘もある。あながち間違いとは言い切れないほど、吉田市長の不人気は定着している。

 民主党県議団や国会議員団からは、「吉田ではダメ」といった厳しい声が聞こえてくる。民主党福岡県連の新会長との会食を目論むなど、二期目への布石を打つことに懸命な吉田市長だが、いかんせん反発が根強い。「市議団だけで選挙をやればいい」と、突き放した意見もあるほどだ。

 民主党県連内部で進められているはずの吉田市長のマニフェスト検証については、途中経過さえ公表されていない。すでに市民から「落第点」(県連幹部)が突きつけられている現状では、公表しようにも「反発が恐ろしくてできない」(同)状態だろう。下手に庇うと民主党自体が傷つくことになるからだ。

 夏の参院選直後から一気に市長選モードに突入することだけは間違いない。

975チバQ:2010/01/07(木) 12:15:43
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100107/04.shtml
1月7日のながさきニュース
長崎新聞



知事選に東氏が立候補断念 高比良氏も出馬見送り

 2月4日告示、21日投票の知事選に立候補を正式表明していた前ルーマニア大使、東良信氏(61)が、出馬を断念することが6日、明らかになった。民主党県連は同日、東氏が前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)=民主推薦=を支援すると発表した。

 立候補に意欲を示していた民主党県議、高比良元氏(57)も同日、出馬を見送る意向を明らかにした。

 関係者によると、東氏は5日夜、電話で知人らに「橋本氏と共同戦線を張ることになった」などと断念の意向を伝えた。

 東氏と橋本氏は6日午後、長崎市内で会談し基本政策について合意。7日に2人そろって記者会見する。東氏は「現時点ではノーコメント」としている。

 一方、高比良氏は長崎新聞社の取材に対し「民主党の推薦を得ないまま出馬すると支持者に迷惑を掛ける。金子知事が出ないので、立候補する意義がなくなった」としている。今度、どの立候補予定者を支援するかについては「自分をどう役立ててもらえるか見極めて決めたい」と述べた。

 2人の出馬断念で、知事選は新人5人の戦いという構図がほぼ固まった。

976チバQ:2010/01/12(火) 12:17:47
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-155485-storytopic-3.html
沖縄市長選の保守一本化 しこり解消狙う
2010年1月12日
 沖縄市長選挙で保守陣営の候補者選考委員会は、元県歯科医師会長の喜屋武満氏で一本化することを決めた。喜屋武氏も出馬要請を受諾した。保守陣営の喜屋武氏一本化の背景には、保守系が分裂した昨年の衆院選のしこりを解消する狙いがある。
 これまで保守陣営の候補者は、行政経験者や議員が選ばれてきた。今回も市議や元県議らの名前が挙がったがまとまらず、選考作業は難航した。そのような状況下で、政党色が比較的薄い喜屋武氏が出馬に意欲を表明したことは、選考委にとって“渡りに船”だった。
 一方、2期目に意欲を示す東門美津子市長は社民、共産、社大、民主の各党に協力を要請するとともに、不在となっている後援会長の選任など組織の態勢構築を急ぐ。
 今後、保守陣営は一本化した強みを前面に打ち出し、現職に劣る知名度の浸透を図る考えだ。衆院選での自民惨敗で表面化した支持者離れや組織の弱体化への対応も課題となる。
 「市民党」を強調する喜屋武氏は、民主に協力を求めるなど保革、与野党を超えた幅広い支持層への浸透を図る意向だ。態度を表明していない民主の動向も注目される。(問山栄恵)

977チバQ:2010/01/12(火) 20:47:06
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2010/01/09/20100109ddlk45010539000c.html
風雲・宮崎:3都市長選/上 地域コミュニティー税 /宮崎
 ◇是非巡り初の市民審判
 今年度、全国で初めて導入された地域コミュニティー税(地コミ税)。税を原資とした街づくり事業で、市内の檍(あおき)地区(約4万人)では741万円の交付を受けた。使い道は防犯灯の維持管理、芸能祭の開催、三世代交流。制度は順調に滑り出したかのように見える。

 しかし、津村重光市長が「地域再生」を掲げて積極的に導入した制度が、地域社会に亀裂を生む皮肉な事態が起きた。昨年度、田代町自治会(約320世帯)が同地区の自治会連合会を脱退したのだ。同自治会会長の吉行三十四(みとし)さん(65)は「私たちの地区では『地コミ税は必要か』と疑念の声が上がった」と新税の恩恵はあてにしない姿勢を見せる。

 地コミ税は個人市民税を支払う市民に、新たに1人500円を課税するものだ。課税対象は16万人。市は集まった8000万円を、主に人口に応じて市内19の地区に分配。各地区は独自の街づくりに充てる。市地域コミュニティー課は「幅広く市民が街づくりに参画するため」と意義を強調する。

 「増税の前に財政改革が必要だ」と憤る吉行さんは08年12月、市長と議会に1万7500人分の反対署名を提出した。「実際の反対論者は署名よりも多いはず。市長選では反対論者の意見が票に現れるだろう」と市長選の動向を見守る。

 地コミ税は議会内でも反対論は少なくなかったが、結局、09年3月の議会で「今年度導入」を決めた。今回出馬する元市議の斉藤了介氏(43)も賛成に回った1人。「基本的に賛成。活動の推移は監視する」と話す。一方、元佐土原町長の戸敷正氏(57)と元県議の由利英治氏(60)は「街づくり費用は一般財源から」と明確に反対意思を示す。

 市民世論を二分した地コミ税だが、今まで是非を問われたのは議会でのみ。今回の市長選では、出馬予定者によって意見が割れており、初めて制度への市民の直接審判が下るという色合いも濃い。

  ◇   ◇

 県の大都市・宮崎、都城、延岡の3市長選が17日に告示される。宮崎市は4期16年務めた津村市長が引退を表明、新人3人による争いとなる。都城、延岡市では現職に新人が挑む構図となりそうだ。それぞれの市の争点や選挙情勢を伝える。【種市房子】

978チバQ:2010/01/12(火) 20:47:32
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2010/01/10/20100110ddlk45010334000c.html
風雲・宮崎:3都市長選/下 合併・財政改革 /宮崎
 ◇ハコモノ整備、岐路に
 佐土原町の住吉海岸。11年のオープンに向けて国民宿舎「石崎浜荘」の改築工事が進む。老朽化した国民宿舎を、隣接する屋内プールと一体で改築する構想だ。総事業費約20億円のうち、市の負担は6億7000万円にとどまる。返済に国の支援を受けられる「合併特例債」を活用した事業だからだ。市は「市民の健康増進に役立つ」と説明するが、一部地元住民からは「施設は豪華すぎる」と疑問の声が上がる。

 とりわけ批判の的となっているのがプールだ。「競技会も開催できるように」と容量は日本水連公認予定の25メートル、8コース。床は自動調節の可動式だ。400〜500人分の客席も設置される。「改築はうれしいが、住民の憩いの場となる程度の施設で十分だった。作っても使わないのは目に見えているのに」。旧施設のプールを使い続けてきた地元住民の田中克子さん(68)は疑問を投げ掛ける。「施設が子どもや孫の代に負担を押し付けるのかと思うとお先真っ暗」と苦い表情だ。

 4年前の旧3町の合併を機に、津村重光市長は合併特例債を活用して次々と公共施設を作ってきた。石崎浜荘改築工事だけではない。市中心部の駐車場「ワイワイパーク」、再開発ビル「アートセンター」−−。合併特例債の発行は06年からの3カ年で178億円に上る。合併特例債でハコモノを整備する手法は、一見「市の財布を痛めなくて済む」という見方もある。しかし、建設後は維持管理に費用がかかるのも事実だ。

 市債残高は08年度決算で2033億円に上る。一人当たりの負担は約55万円で、全国の41中核市のうち5番目の高さだ。合併により財政規模が拡大したため単純な比較はできないが、津村市長就任前の2・6倍にも上る。公共施設の整備などと引き換えに、未来への借金が増えたことがうかがえる。

 こうした市の台所事情には、3人の候補予定者とも危機感を持っている。元佐土原町長の戸敷正氏(57)は「起債より歳出カットが先」、元県議の由利英治氏(60)は「一般市民をメンバーに事業仕分け会議を開く」、元市議の斉藤了介氏(43)は「市民の意見も入れて必要な事業だけをする」といずれも歳出抑制の重要性を説く。津村市政が残した借金は重くのしかかかる。16年ぶりに誕生する新しい市長には、市財政を健全化するリーダーシップが求められている。【種市房子】

毎日新聞 2010年1月10日 地方版

979チバQ:2010/01/12(火) 20:48:05
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2010/01/11/20100111ddlk45010270000c.html
風雲・都城:3都市長選/上 一騎打ち /宮崎
 ◇合併の成否問う2氏
 都城市長選は、再選を目指す現職の長峯誠氏(40)と、前市議の山田裕一氏(49)=ともに無所属=が立候補を予定する。「争点が見えない」との声もあったが、7日の公開討論会などを通じて両氏の主張の違いが浮き彫りになってきた。

 合併新市の初代市長である長峯氏が、合併の最大の狙いであるスケールメリット、つまり行財政改革の成果を強調するのに対し、山田氏はこの4年で旧町が寂れ、市民サービスも低下したと批判。そのひずみを手当てする政策を前面に掲げる。市長選は合併の成果を問う構図になりつつある。

 長峯氏は04年の旧市長選で初当選し、全国最年少市長として脚光を浴びた。1市4町の対等合併に伴う前回は、相手候補に2倍以上の票差をつけて圧勝した。再選を目指す今回、注目点の一つが「3選問題」だ。

 国政選挙のたびに名前が取りざたされる長峯氏は、自らの在任期間について「3期12年が一つの区切り」と公言してきた。次期は新市で2期目だが、旧市との通算では3期目となる。ただ、旧市の在任期間は合併のため1年しかなかった。

 力点が「3期」にあるのか「12年」か。長峯氏は「今は白紙」と言葉を濁すが、いずれにしても次期を正念場と思い定めているのは間違いない。看板政策の「サブシティ構想」の達成をマニフェスト(公約)の第一に掲げ、「今期で辞めるわけにはいかない」と闘志をあらわにする。

 山田氏は、旧市で2期、新市で1期、市議を務めた。初当選直後の1回を除き、毎議会の一般質問を欠かしたことがない論客だ。今回も、実施時期や予算額を明記した9分野、90項目の詳細なマニフェストを公表して政策論争を挑む。

 県商工会議所青年部連合会長を務めた企業人。民主、公明や各種団体の推薦に加え、市内15地区に後援会組織を張り巡らす長峯氏との一騎打ちを「組織対草の根の戦い」と表現する。「組織や知名度に頼った選挙ではなく、政策で戦う」。商工関係者や趣味の音楽・スポーツの仲間、ボランティアらが運動を支える。

 昨年5月の出馬表明以来、ほぼ毎日街頭に立ってきた。のぼりに染め抜いた文字は「ルーキーが奇跡を起こす」。マニフェストをいかに浸透させるかがポイントになる。【木元六男】

980チバQ:2010/01/12(火) 20:48:34
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100112ddlk45010231000c.html
風雲・都城:3都市長選/下 まちづくり /宮崎
 ◇対抗する二つの構想
 山田氏 確かに借金(地方債残高)は減ったが、市民サービスが切り捨てられ、旧町も寂れた。借金返済に充てる予算の半分を民間に投資し、市民所得を上げることも必要だ。

 長峯氏 改革には犠牲や痛みが伴う。帽子の大きさを決めてから頭にかぶるのだから、痛いのは当然だ。孫子のために今は少し我慢し、知恵と汗を出し合うことが大切だ。

 旧都城市と北諸県郡4町が「究極の行財政改革」といわれる合併を実現して4年。新市の初代市長である長峯誠氏(40)は「借金を85億円減らし、職員数を154人削減した。県内トップ級の行財政改革だ」と胸を張る。一方の山田裕一氏(49)。行財政改革の必要性を認めた上で、そのしわ寄せやひずみを指摘して修正を迫る。

 「総合支所が寂しい。住民が知らない職員も多くなった」。昨年12月議会。旧町選出の市議が高崎総合支所の充実強化を訴えた。

 同支所は元の高崎町役場。合併前の05年に132人いた職員は72人(09年4月1日現在)に半減した。異動で顔ぶれも変わり、旧町時代の職員は6割にとどまる。

 市によると、旧町役場を引き継いだ他の3総合支所も事情は変わらない。管理部門は本庁に移り、4総合支所の合計職員数は合併前の525人から320人に減った。支所の周辺商店の購買力低下を指摘する声もある。

 山田氏はマニフェストの第一に「五つ星構想」を掲げ、旧4町の活性化を打ち出している。人材と権限、財源を大幅に移譲する一方、旧市の中心市街地には体育館などの公共施設を整備してにぎわいを取り戻し、五つの地区を一体的に活性化する構想だ。「まず100人規模の職員を旧町に移し、衰退を食い止める」と述べ、「サブシティ構想は新市の一体的発展につながらない」と批判する。

 長峯氏の看板政策であるサブシティ構想は、都城インターチェンジ周辺に都城市郡医師会病院など医療・健康3施設を新築移転する一方、20ヘクタール規模の工業団地を造成して雇用機会の創出を目指す。合併で市域が広がる中、市南部にある医師会病院の地理的な偏りを正す狙いもある。

 長峯氏は「中心地に救急施設ができる。市活性化の核になる」と、構想が旧1市4町に満遍なく恩恵をもたらす施策であることを強調。次期4年での完成に強い意欲を示す。

 サブシティ構想と五つ星構想。合併4年間を検証し、将来に向けた新市のまちづくりをどう進めるのか。市長選の論点になる。【木元六男】

981チバQ:2010/01/12(火) 20:50:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100110/plc1001102315010-n1.htm
名護市長選 国政揺るがす首長選 不幸な歴史いつまで (1/2ページ)
2010.1.10 23:14

 沖縄では首長選が日本の安全保障の根幹を揺るがす不幸な歴史を繰り返してきたが、過去を振り返るとギリギリで妥協点を見いだす県民の絶妙なバランス感覚が浮かび上がる。ただ、今回は鳩山政権の誕生により、そのバランス感覚は根底から崩れつつある。

 過去の名護市長選で最も緊迫したのは、比嘉鉄也市長が代替施設受け入れ表明と引き換え辞任したことを受けた10年2月の市長選だった。反対派の大田昌秀知事は投票日直前に受け入れ拒否を表明し、流れを作ろうとしたが、容認派の前市助役、岸本建男(たてお)氏が接戦を制した。

 この年も今年と同じく11月の知事選まで県内各地で地方選が続く「選挙イヤー」だったが、名護市長選を受け、反基地闘争の色合いは薄まった。

 容認派勝利にはさまざまな要因があるが、政府・自民党が北部振興策による「生活の充実」を対立軸に打ち出したことが大きい。

 これを受け、県内での大田知事の影響力は次第に低下し、10年11月の知事選では容認派の稲嶺恵一氏が勝利した。稲嶺氏は小渕恵三首相(当時)と蜜月関係を築き、沖縄振興策は着実に進展。12年7月には名護市で主要国首脳会議(沖縄サミット)も開かれた。

 稲嶺氏は、代替施設「15年使用期限」が受け入れられなかったことなどから17年10月に移設拒否に態度を変えたが、翌18年11月に容認派の仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事が当選。「振興策重視」の保守派はなんとか県内で勢力を維持し、政府との共存関係を築き上げてきた。

 ところが、今回は政府の方が基地問題を争点化してしまった。鳩山由紀夫首相は「名護市長選の結果を見てそれに従って方向性を見定めていく」と語り、安全保障を自治体選挙に委ねた。これで安全保障と首長選を切り離す長年培われてきた不文律は消え去った。

 名護市長選が7月の参院選、11月の知事選などに影響を与えることは確実だが、政府・民主党内で沖縄全体に「反基地」の流れが強まった場合の対応策が検討された形跡はない。

 那覇市議会は昨年12月、「国家の安全保障という決断を一地方の選挙民に負わせることは到底容認できない」とする意見書を首相に提出した。首相はこの「重み」を理解しているのだろうか。(加納宏幸)

982チバQ:2010/01/12(火) 20:51:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100110/plc1001102312009-n1.htm
名護市長選ルポ(上)4度目の「国策市長選」に漂う厭戦感情 (1/2ページ)
2010.1.10 23:10

 沖縄県名護市が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の受け入れ先に浮上して13年余り。24日投開票の名護市長選はその是非を問う4度目の市長選となる。これまで容認する候補が勝利したが、鳩山政権の普天間移設計画見直しの動きを受け、選挙結果はその行方を大きく左右する方向となった。改めて選択を迫られる市民の心境は複雑だ。(宮本雅史)

 沖縄県北部の中心都市・名護市は人口約6万人。平成8年、普天間飛行場の移設先に辺野古が浮上して以来、市民は、住民投票と3回にわたる市長選で容認派と反対派に分断され、肉親の間でも激しい対立を強いられた。

 政府は、同市が移設を受け入れた事実上の見返りとして、12年から19年までの8年間に北部振興策として総額600億円を投じた。その結果、辺野古などでは国立沖縄工業高専やコールセンターの誘致などに成功した。市の中心地には7階建ての産業支援センターが建ち、情報・金融特区への企業誘致とそれに伴う約950人の雇用も確保。市民の間のしこりは解消されつつあった。

 しかし、鳩山政権が普天間計画見直しを打ち出したため、市民は再び二分化された。

 「もう、うんざりだ」。多くの市が口にするのは、争点が相も変わらず基地問題に集約される「国策市長選」への“厭戦(えんせん)”感情だ。

 市民の心の中には「基地アレルギー」はある。それでも心理的にも物理的にも基地受け入れ態勢を築き上げてきた。今回の市長選で、それが徒労に終わりかねないという懸念が、アレルギーを超越しているといえなくもない。

 「(普天間移設先が)辺野古に決まったのだから仕方がない。基地受け入れは地域振興にプラスになるから問題はない」

 こう語る飲食店経営者(65)は、辺野古移設の是非が改めて問われることへの不安を隠さない。

 「容認派の島袋吉和市長が再選されれば鳩山政権は何も言えない。だが反対派の稲嶺進前教育長が勝って辺野古への移設が白紙となれば、経済支援も立ち消えになるから、名護市は取り残されてしまう」

 建設工事に雇用、消費…。市民には「基地=経済」という思いも強い。

 名護市中心部から約8キロ離れた辺野古に基地が移設されても騒音は届かない。むしろ、メーン商店街のシャッター通りの静寂ぶりが際立つ。民間調査会社によると、同市では18年以降で20以上の建設業者などが倒産した。背に腹は変えられない事情がある。

 自営業者(58)は「辺野古移設を認めることで、手厚い経済援助を受けてきたことを忘れている。必要なのは不況をどう打開するかだ。基地反対だけを言っていてもだめだ」と訴える。

 基地の移設先とされた辺野古住民はより現実的に受け止めているようだ。

 ある市議は「辺野古では早く移設を決めて欲しいという声が活発化している。辺野古は13年かけて受け入れを了承したのだから当然だ」と言い切る。

 辺野古商工会や有志約40人でつくる「代替施設推進協議会」の宮城安秀会長(54)は「補償やインフラ整備など条件付きで住民の9割は受け入れ賛成だ。基幹産業のない沖縄は基地産業を相手にしていくしかない」と話し、言葉をつないだ。

 「移設阻止を訴えている勢力はイデオロギーだけ。彼らはジュゴンの保護など環境も盾にしているが、私自身はジュゴンを見たという人に会ったことはない」

983チバQ:2010/01/12(火) 20:52:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100112/plc1001120011000-n1.htm
名護市長選ルポ(下)普天間はどこへ…選挙結果を注視する宜野湾市民 (1/3ページ)
2010.1.12 00:05
 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市民も、名護市長選(1月24日投開票)の行方を注視している。結果次第では名護市辺野古地区への移設問題が完全に宙に浮き、基地の固定化を余儀なくされかねないからだ。「いつまでも待てない」。「世界一危険」とされる基地の周辺で米軍機による騒音と墜落の恐怖におびえる宜野湾市民から悲痛な叫びが聞こえてきた。

 日米間で普天間飛行場の全面返還が合意されて13年余りが経ったが、移設問題をめぐる鳩山政権のもたつきで宜野湾市民のいらだちは頂点に達している。

 返還決定直後から「内定」していた名護市辺野古への移設が袋小路に入り、普天間返還自体が事実上の「凍結」となる不安が日増しに強まっているのだ。

 「返還計画は進展していたのに白紙に戻ってしまった。一刻も早く辺野古に移設してほしい。だから名護市長選を見守っている」

 住宅密集地の真ん中にある普天間飛行場の近くに住む飲食店経営者(50)はこう話す。その声も、耳をつんざく米軍機の轟音(ごうおん)にかき消されそうだ。

 基地と共存する市民の恐怖は平成16年8月に現実のものとなった。飛行中の米軍大型輸送ヘリが沖縄国際大学に墜落、炎上した。

 45年間基地周辺で暮らす男性(64)は、その事故で上空を覆ったどす黒い煙が瞼(まぶた)に焼き付いて離れない。

 「10年前から辺野古に移ると信じていた。固定化にしろ、移設にしろ、早く決めてもらいたい。政治に弄ばれているようで我慢できない。名護市長選で現職が再選されれば民意ということで、一気に移設が実現すると期待している」

 土地を米軍に提供している軍用地主の男性(65)は「県民感情としてはまず辺野古に移し、その後、具体的に基地の縮小問題を考えるべき。鳩山政権が決断できないから全く進まない。一番困っているのは宜野湾市民だ。鳩山政権の尻を叩くうえでも市長選の意義は大きい」と話す。

 市民の間では「辺野古でなく、県外に移設しないと意味がない」(元教員)という声もある。

 しかし、前衆院議員の安次富(あしとみ)修氏(53)は、「沖縄の目標は自立経済の発展にある。そのためには政治が安定しないといけない。日米合意に基づいて辺野古に移し、その後、新しい沖縄を形成するための議論をすべきだ。まず一歩進めないと何も解決しない」と指摘する。

 沖縄県の世論はいま、「オール・オア・ナッシング」になっている。県内の米軍基地問題については段階的に整理縮小することが基本だった。それが、いつの間にか急進的になり、本質を忘れてしまっているようだ。普天間飛行場を抱える宜野湾市民の間では、名護市長選は基地縮小への新たな第一歩になると期待する声も広がりつつある。

 前述の普天間飛行場近くの飲食店経営者は、あてなき「県外移設」になおも固執する伊波洋一宜野湾市長の姿勢をもいぶかる。

 「なぜ危険除去のために辺野古への移設を進めないのか。名護市は受け入れを承諾しているのに市長の真意が理解できない。本気で移設を考えているのか」(宮本雅史)

984チバQ:2010/01/12(火) 20:53:44
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2009-12-24_848
現職対元県議の公算 南城市長選告示まで1カ月
両氏 選挙態勢整う
政治 2009年12月24日 10時46分


 【南城】任期満了に伴う南城市長選は来年1月24日の告示(31日投開票)まで24日で1カ月となる。これまでに、現職の古謝景春氏(54)と元県議の親川盛一氏(68)が出馬を表明。政党の推薦を受けない古謝氏と、民主、国民新、社民、社大、政党そうぞうの推薦を得た親川氏の一騎打ちとなる公算だ。両陣営とも11月中に後援会本部の事務所開きを済ませ旧佐敷町、知念、玉城、大里村の4支部を立ち上げるなど、選挙態勢を整えている。

 古謝氏は佐敷地区に本部を構える。嶺井光県議(自民)が選対本部長に内定。政党色は薄いが自民、公明党議員も支援する。

 津波元徳旧佐敷町長や屋宜由章旧大里村長ら旧町村の首長を中心に結成した後援会や、与党系市議らがまとめる各支部が戸別訪問やローラー作戦など活発に運動を展開。字ごとに役員を配置、連日のように各字懇談会を開き支持拡大を図っている。20日には女性・青年部の合同総決起大会を開催した。

 4年間の実績として(1)土地利用計画の策定(2)無線ブロードバンドの整備(3)教育環境の充実(4)体験滞在型、医療と結びつけた観光振興―などを列挙。普天間問題に関しては早期の危険性除去と国外移設を訴える。スローガンである「日本一元気で魅力ある街づくり」へ向け、「10年後を見据え、これまで取り組んできた施策を地道で確実に粛々と進めていく」と強調する。

 親川氏は大里地区に本部を置き、野党系市議や旧町村議員らと戸別訪問や企業へのあいさつ回りなど精力的に集票活動を展開。旧玉城村長の大城晃氏が後援会長として選挙戦の陣頭指揮を執る。

 選対本部長に内定している瑞慶覧長敏衆院議員(民主)とのポスターを各地に設置するなど瑞慶覧氏を軸にした運動を展開。民主県連の選挙カーで市内を巡回するなど、政党色を強めた運動を実施している。字ごとの地域懇談会も実施し、支持拡大を図る。

 基本政策として(1)第1次産業の振興による所得向上(2)税制の検証と見直し(3)中小企業支援(4)行財政改革の推進―などを挙げる。普天間問題では危険性の除去を訴え、辺野古への新基地建設反対を強調。「公正公平で明るく住みよい潤いある市」を理念に掲げ「合併効果を検証し、民主連立政権との連携をしっかり保ち施策を進めたい」と訴える。

985チバQ:2010/01/12(火) 22:43:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20100110-OYT8T00798.htm
2氏舌戦火ぶた 枕崎市長選

 枕崎市長選は10日告示され、現職・瀬戸口嘉昭氏(69)と、前市長・神園征氏(66)(ともに無所属)が立候補を届け出た。両氏の顔合わせは前回に続いて2度目で、再選を目指す瀬戸口氏と、返り咲きを狙う神園氏が激しい選挙戦を繰り広げている。

 2006年1月にあった前回は市町村合併の是非が争点となり、合併推進を掲げた瀬戸口氏が、当時現職だった神園氏らを破って初当選を果たした。今回、両陣営は攻守所を変え、激しく競り合っている。

 瀬戸口氏は同市港町の選挙事務所前で第一声。約600人(陣営発表)を集めた。行財政改革や企業立地など1期4年間の実績をアピールし、2期目の公約として、枕崎港のしゅんせつなど岸壁の整備、沿岸のも場造成、茶業振興、小学入学前までの医療費無料化などを挙げた。瀬戸口氏は「さらなる前進を目指し、第2次の行財政改革に取り組み、公約を確実に進めながら市民のため元気なまちづくりに努めたい」と市政の継続を訴えた。

 神園氏は、同市千代田町の市民会館前で出陣式を開き、約400人(陣営発表)を前に、「枕崎のありのままを率直に伝え、市民と情報を共有して力を合わせながら、明るく開かれた市政運営をやっていきたい」と抱負を述べた。コミュニティーバスの機能充実や雇用確保などを公約に掲げ、「寂れた市街地をもう一度活性化させる。歩いて暮らせる範囲に日常生活で必要な機能を集めて、にぎわいを取り戻さなければならない」と決意を語った。

 投票は17日午前7時〜午後6時(うち6か所は午後5時までに繰り上げ)に、市内20か所で行われる。午後7時半から枕崎小屋内運動場で開票される。有権者数は9日現在、2万304人。

(2010年1月11日 読売新聞)

986チバQ:2010/01/16(土) 10:26:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100113-OYT8T01440.htm
迫る宮崎市長選 <上>
「4年間」に手応え 戸敷氏


後援会事務所で支援者と意見交換する戸敷氏 女性副市長は必要か――。

 「必要です。管理職で女性が必要な部署は相当ある。審議会を含めて半数は占めるように考えていきたい」

 女性団体が6日に開いた宮崎市長選の立候補予定者による公開討論会。旧佐土原町長・戸敷正(57)の訴えに、出席した女性たちはうなずいた。

 現職・津村重光(62)に敗北した前回市長選から4年。再挑戦する戸敷の後援会幹部は「支援する女性が相当、増えた」と手応えを感じている。昨年4月に開いた「女性のつどい 1000人集会」には、約1200人が集まった。

 「女性の支持」以外にも、戸敷を巡る政治状況は前回と比べて大きく様変わりしている。市内に11の地域後援会を整え、戸敷をして「政党色を出さず、今回は自分の組織で戦うことができる」と言わしめるゆえんだ。

 「自前の組織」という自信は、2006年の市長選で強力な支援を受けた自民党系の元衆院議員中山成彬(66)を頼らない、との決意を意味する。

 宮崎市を含む宮崎1区を選挙区とする中山。前回の選挙では、戸敷の選挙カーに乗り込み、自らマイクを握る熱の入れようだった。「中山にとって自分の選挙を盤石にするには、戸敷とタッグを組むことが有効だった」(複数の自民党系市議)からだ。

 その中山は昨年夏の衆院選で落選。その後、戸敷との間で「今回は自力で戦う」と意見の一致を見た。中山は「戸敷さんの応援に関して表には出ない。現職じゃないし、自民党も政権与党ではなくなった。私が出ることがマイナスに働くことも考えられない訳ではない」と、一定の距離を置く姿勢を貫いている。

 ただ、「中山ファン」はむげにできない存在でもある。中山は6回の当選を重ねた閣僚経験者。企業経営者や商業者らの間に今も熱烈な支援者は多い。

 「市民党を目指す戸敷にとって、政党色の強い中山の全面支援は問題があるが、その支援者は大切にしていきたい。距離感が難しい」。戸敷を支援する市議の一人が、こう打ち明ける。

 陣営は、市内で2万数千票の集票を期待できる公明党の対応には危機感を強めている。立候補を準備する前市議・斉藤了介(43)と前県議・由利英治(60)のうち、斉藤を推薦することを決めたからだ。戸敷自身、「動揺がないと言えばうそになる」と心境を明かし、陣営の引き締めに躍起となっている。(文中敬称略)

     ◇

 無所属新人3人で争う構図がほぼ固まった宮崎市長選の告示が17日に迫った。前哨戦をリポートする。

(2010年1月14日 読売新聞)

987チバQ:2010/01/16(土) 10:27:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100114-OYT8T01319.htm?from=nwlb
迫る宮崎市長選(中)


後援会事務所開きで市政への意気込みを語る斉藤氏  「市長の後継者という意識はありません」

 宮崎市で4日に開かれた賀詞交歓会。額に汗を浮かべながら忙しく名刺を配っていた前市議・斉藤了介(43)は、その動きをとめ、当惑した表情を浮かべた。

 「市長と私は別人格。継承という言葉の概念がよく分からない」と不満げだ。

 ただ、本人の思いと周囲の見方にはやや隔たりがある。斉藤が候補者として名乗りを挙げた経緯には、現市政の路線継承を願う与党市議たちの思惑が濃厚にあった。

 現職・津村重光(62)が5選断念を表明したのは昨年9月8日。後任について、津村から事前に「若い人。40歳代の人が望ましい」と打ち明けられていた市議の一人が振り返る。「我々としても『後任がいないのに勝手に辞めることは許されない』との思いだった」

 不出馬の表明を受け、市長を支えてきた市議たちによる後継者選びは本格化する。同月下旬、市議たちが集まり、意見を交わした。「(市長選に意欲を示す)斉藤君を応援しようではないか」

 斉藤は市長友好会派の政新会に所属。津村の強い意向で導入された地域コミュニティ税についても賛成の立場だった。「市長に友好的な市議にとって、斉藤は問題のない路線継承者だった」(ある市議)。擁立の方向で話は動き出した。

 斉藤は同月28日、満を持して記者会見を開き、正式に出馬を表明。津村市政を支持してきた市議26人が斉藤を支える会を結成した。

 「市長も斉藤の立候補を期待していた。現市政の継承を求める市議たちの思いも重なり、擁立が実現した」。市幹部の一人はこう解説する。

 後継と目された斉藤に、市長友好団体からの支援決定が続いた。津村後援会も昨年12月23日、支援を決めた。「津村と同様の政治的な考え方をしている」などが理由だった。

 民主党県連に加え、公明党県本部も推薦を発表。「市長の実質的な後継者なので」

 ただ、斉藤陣営は津村後継を前面に出すことはない。陣営関係者は「そうと認めれば、逃げていく有権者もいるから」と説明する。

 斉藤は、旧佐土原町長・戸敷正(57)、前県議・由利英治(60)に比べて知名度が劣る。「できるだけ多くの市民の皆さんに会い、私という人間を知ってもらうだけ」。斉藤は企業の朝礼やつじ立ちをこまめにこなし、必勝を期す。(文中敬称略)

(2010年1月15日 読売新聞)

988チバQ:2010/01/16(土) 16:40:14
http://mainichi.jp/seibu/news/20100110sog00m010007000c.html
民意の行方:「国とのパイプ」綱引き 普天間移設、4度目の是非/名護市長選まで1週間

平野博文官房長官は普天間飛行場に隣接する住宅地を歩いて視察した=沖縄県宜野湾市で2010年1月9日午後0時18分、三森輝久撮影 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題に大きく影響する沖縄県名護市長選は、告示まで1週間となった。沖縄県を訪問している平野博文官房長官は9日、普天間飛行場を視察。基地内だけでなく、基地に隣接し、校舎上空を米軍ヘリコプターが飛び交う普天間第2小学校(児童数698人)や住宅地にも足を運んだ。「ここまで実際に歩かれた官房長官は初めてと思う。現場で普天間の危険性を見ていただいて非常によかった」。案内した伊波洋一宜野湾市長は笑みを浮かべた。

  ◇   ◇

 普天間の移設候補先となり、13年間にわたって揺れ続けた名護市では基地問題を軸に争う市長選は4度目。地元振興策など、これまで移設と密接に絡んできた「国とのパイプ」を巡る舌戦が激しさを増している。

 「政権は変わった!日本は変わった。『国とのパイプ』は現市長と県知事にはありません」。9日、名護市の各戸へ配られ始めたビラに大小の活字が躍る。国との距離が近いのはどっち、と訴える内容だ。移設反対を主張する前市教育長、稲嶺進氏(64)=民主、共産、社民など推薦=の陣営の新たな一手だ。

 準備は昨年末に始まった。12月25日昼過ぎ、稲嶺氏の後援会事務所に、民主党の玉城デニー衆院議員(名護市など沖縄3区選出)の姿があった。デニー氏は、来年度政府予算案で、沖縄への鉄道導入に向けた調査費が計上されたことなどに触れ「今の政権になって新たに実現するものがある。候補者の政策にリンクさせながら政権側としてサポートしていきたい」と語った。沖縄本島を縦断する鉄道敷設は県民の悲願とされ、経済界などで経済振興や交通渋滞解消を期待する声が強い。

 ビラには鉄道調査費が大見出しで入った。13日には民主党県連主催で建設業者らを対象にした会合も計画されている。

 「国とのパイプ」は過去3回の市長選では、辺野古への移設を条件付きで容認する現職の島袋吉和氏(63)ら容認派サイドの〓売り文句〓だった。

 「トップセールスで28社を誘致し、1000人近い雇用が生まれた」。再選を目指す島袋氏は支援者の集会で、自公政権時に国とのパイプを生かしてきた4年間の実績を重ねて強調する。

 後援会本部長の比嘉鉄也氏は、97年に移設を容認して辞任した市長で、現在は94年に公設民営で名護市に開学した名桜大の学校法人理事長。同大の整備には、移設容認と引き換えの北部振興策などの国費が投入された。

 昨年12月25日、比嘉氏は同大の今春公立化を会見で発表。公立化を担う名護市には交付税が年間12億円増え、授業料が半分程度になる。会見に同席した島袋氏は「これまで以上に地域の活性化に資する人材育成がなされていく」と胸を張った。

 パートナーだった自公は政権を去ったが、後援会幹部は「北部振興は国が交わした約束。政権が変わろうと、引き続き求めていくだけだ」と語る。

   ◇  ◇

 9日、平野官房長官は現行計画のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古(へのこ))を視察したが、宜野湾とは対照的に島袋市長には会わないまま、宿泊先の那覇市にUターン。市長選への影響を懸念したとみられる。政府が市長選に表れる民意の行方に神経をとがらせる証しでもある。【井本義親、三森輝久】

2010年1月10日

989チバQ:2010/01/16(土) 16:41:07
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20100112ddp041010010000c.html
民意の行方:1・24名護市長選 両陣営とも「市民党」
 ◇普天間対応「政党のずれ」封印
 米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)への移設を条件付きで容認する現職の島袋吉和氏(63)、そして県外移設を主張する前市教育長の稲嶺進氏(64)。普天間移設を巡って主張は対立するが、両陣営とも共通して前面に掲げるのが「市民党」。実際には島袋氏が自民、公明の支援を受け、稲嶺氏は民主、共産、社民などの推薦を受けるが、「市民本位」のイメージ効果を狙っての言葉だ。普天間飛行場移設問題を巡る両陣営の組織事情も透けてみえる。【井本義親】

 再選を目指す島袋氏の陣営は、前回推薦を受けた自民、公明への推薦依頼を見送った。陣営は「市民党が陣営のスタンスで、政党に頼るのはおかしいという判断」と理由を説明する。ただ、自民党県連、公明県本部には支援を要請。陣営と政党の線引きはあいまいだ。

 「市民党」へのこだわりは、陣営の選挙戦略も影響している。島袋氏は雇用増など4年間の実績を強調する一方で、普天間移設問題については一切言及しない。陣営幹部は「政党と絡むと、どうしても基地問題とつながってしまう。自民が昨夏の衆院選で惨敗してまだ半年。その影響も否定はしない」。あえて政党推薦を得る理由がないというわけだ。

 一方、地域政党を含め6政党から推薦を受ける稲嶺陣営のビラにも「市民党」の文字。保守から革新までの幅広い勢力が集まるが、実態は寄り合い所帯。後援会とは別に、政党が独自に事務所を構えたため、計五つの事務所が“乱立”する結果に。

 普天間移設への対応でも政党間で主張にずれがある。革新系の市議は「保守から共産までいる。バラバラなのは織り込み済みで、無理に一つになろうとすると足並みの乱れが出てくる。それよりは各政党がそれぞれの支援者を固めることに徹した方がいい」と話した。

毎日新聞 2010年1月12日 西部朝刊

990チバQ:2010/01/16(土) 16:41:49
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20100115ddp012010017000c.html
民意の行方:1・24名護市長選 基地論戦、かみ合わず 不況で経済策重視も
 ◇移設先二の次
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設の行方を左右する名護市長選。自公政権が米政府と合意したキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古(へのこ))への移設を条件付きで容認する名護市長、島袋吉和氏(63)と、移設反対を主張する前市教育長、稲嶺進氏(64)=民主、共産、社民など推薦=が前哨戦を繰り広げるが、基地を巡る論戦はかみ合っていない。【三森輝久、井本義親】

 12日夜、大西区公民館であった島袋氏の地区懇談会。島袋氏は私立名桜大の公立化など教育や医療の実績を強調する一方、移設問題には一切触れなかった。元市長の比嘉鉄也後援会本部長は「鳩山首相が5月に移設先を決めると言っている。何も市を二分して争う必要はない」。普天間移設は争点ではないというわけだ。

 一方の稲嶺氏。10日、市中心部での街頭演説で「名護の民意を全国に伝えるため、答えを出さなければならない」と声を張り上げた。チラシには「辺野古・大浦湾の美しい海に新たな基地は造らせません」。移設先を巡って迷走を続ける党中央に対して「県外移設」を主張してきた民主党県連の新垣安弘幹事長は「県外移設を明確にするよう稲嶺氏に求めた。本人の決意は固まっている」と明かす。

 ただ、中央政界の変化も微妙な影を落とす。民主党の小沢一郎幹事長は12月29日、与党3党幹事長・国対委員長の忘年会で「きれいな海を埋め立てるのは駄目だ」と辺野古移設に否定的な考えを示した。党の最高実力者の発言に、稲嶺陣営からは「もはや移設は争点ではないのでは」との声も漏れる。名護市内の男性(60)は「不況が長引き、経済政策に目がいく。基地問題は二の次という感覚だ」と話した。

 基地問題が問われる4度目の市長選に、市民の間には倦(う)んだ空気も流れる。だが、琉球大教育学部の島袋純教授(地方自治)はこう指摘する。「辺野古への移設の可能性は消えておらず、選挙結果は移設に対する名護の民意と受け止められ、移設に大きく影響する」

毎日新聞 2010年1月15日 西部朝刊

991チバQ:2010/01/16(土) 16:42:30
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20100116ddp041010021000c.html
民意の行方:1・24名護市長選 自民も民主も、大物不在−−あす告示
 ◇中央と県連「普天間」ズレ
 沖縄県名護市長選は17日の告示を前に、立候補を表明する現職の島袋吉和氏(63)、前市教育長の稲嶺進氏(64)両陣営が総決起大会を開き、事実上始まっている選挙戦は熱を帯びてきた。米軍普天間飛行場移設の行方を左右する注目選挙だが、両陣営に中央からの“大物応援弁士”の姿はない。移設方針を巡り、自民、民主双方とも党中央と県連にあるねじれが背景にある。

 「私の最も信頼できる首長が島袋さん。一緒に頑張りましょうね」。15日夜、名護市であった島袋陣営の総決起大会。応援に駆けつけた仲井真弘多知事は約5000人(陣営発表)の支持者らに訴えた。自民党中央からのテコ入れはなし。前回市長選では、小池百合子・沖縄北方担当相(当時)が応援に駆けつけたのと対照的だ。

 自民党県連関係者は「政権与党でもないし、大物より知事の方がアピールできる」と語る。県連が県外移設へと方向転換した一方、党本部は辺野古推進の立場。別の陣営幹部は「自民が目立つと基地イメージがつきまとう」と明かした。

 この3日前、稲嶺陣営の総決起大会。「私たちの反基地の思いは前回は涙をのんだが、今回はこんなに多くの人が集まった」。名護市を抱える沖縄3区選出の民主党衆院議員、玉城デニー氏が約3000人(陣営発表)を前に雪辱を期した。与党3党を含む6党から推薦を受ける稲嶺氏。壇上に上がった県選出国会議員は玉城氏ら4人だったが、あいさつは玉城氏だけだった。

 反安保の共産から保守の国民新までの寄り合い所帯。各党の主張が飛び出ては収まりがつかない。そのうえ、鳩山政権は普天間移設では衆院選前の「県外移設」とは打って変わって迷走し、民主党県連は県外移設を主張。県連幹部は「大物が来てもプラスになるかマイナスになるか、読み切れない」と声をひそめた。【井本義親、三森輝久】

毎日新聞 2010年1月16日 西部朝刊

992チバQ:2010/01/17(日) 16:02:40
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-17_1732
告示まで1週間 南城市長選
現職・新人がしのぎ
政治 2010年1月17日 09時53分
(6時間8分前に更新)

 【南城】南城市長選は24日の告示まで17日で1週間となる。現職で2期目を目指す古謝景春氏(54)=無所属、自民、公明支持=と元県議の親川盛一氏(68)=社民、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦=が立候補を表明。4年間の実績を前面に訴える古謝氏に、県議と県知事公室長を務めた経験をアピールする親川氏が激しくしのぎを削っている。


 古謝氏は各字に役員を配置して精力的に地域懇談会を開催。初代市長として行財政改革などの実績を訴え、自民、公明からの支持を背に票の取りまとめに力を入れる。


 親川氏は民主党の瑞慶覧長敏衆院議員を中心に企業、戸別訪問を積極的に展開。選挙カーで市内を回り市政刷新を訴えるなど政党色を前面に出し、支持拡大を図っている。


観光振興に力注ぐ
総決起大会で古謝氏


 【南城】31日投開票の南城市長選で、2期目を目指す現職の古謝景春氏(54)の総決起大会が16日、同市佐敷のユインチホテル南城で開かれた。古謝氏は「わたしに大きな夢を託してほしい。実現のために、2期目のかじ取りを担う決意だ」と支持を訴えた。


 古謝氏は学校施設改築やブロードバンドの整備など1期4年の実績を強調。「観光に力を入れ、市に人が流れる

仕組みをつくる。学校給食に地元の農産物を利用するなど一次産業の振興も図る」と意欲を示した。


 仲井真弘多知事は「これまでの実績、能力を見ても今交代する理由はない」と強調。自民党の島尻安伊子参院議員や公明党県本部の上原章幹事長代理らも駆け付け、支援を呼び掛けた。

993新党日本支持者:2010/01/17(日) 17:13:20
>>992
共産党はどうしたんでしょうね?

994チバQ:2010/01/17(日) 20:57:04
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2010011701.shtml
ながさき新着ニュース(17日AM 10:21)
長崎新聞



松浦市長選告示、3人が立候補 市議選には21人

 任期満了に伴う松浦市長選と同市議選が17日、告示された。市長選には現職と新人2人、市議選には定数19に対し21人(現職16、新人5)が立候補の届け出を済ませ、街頭での訴えを始めた。

 市長選に立候補したのはいずれも無所属で、再選を目指す友広郁洋氏(67)と前市議会議長の中塚祐介氏(58)=民主推薦=、元県議の田中広太郎氏(62)の3人。

 市議選は今回から定数を1削減。前回は旧市町ごとに選挙区を設けたが、今回は全市統一となる。政党別では民主、共産が各1、無所属19。

 市長、市議選とも投票は24日午前7時〜午後6時(黒島は午前8時〜午後5時)、市内25カ所で行われ、午後8時半から市文化会館で即日開票される。

 有権者数は2万1203人(男9914、女1万1289)=16日現在、市選管調べ=。

995 ◆ESPAyRnbN2:2010/01/18(月) 11:52:24
凄い露骨だ。構図が全く逆になってる。
> 陣営は、政府への要望活動を通じて親交のある前原誠司国土交通相の応援メッセージを披露し、
> 中央とのパイプも誇示

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001001180002
延岡市長選、「組織」と「後援会」対決
2010年01月18日

 延岡市長選には、いずれも無所属の前県議会副議長で新顔の井本英雄氏(63)、現職で再選を目指す首藤正治
氏(54)=民主、公明、社民推薦=の2氏が立候補を届け出た。16日現在の有権者数は10万8989人。

 井本氏は午前9時から、延岡市恒富町4丁目にある春日神社駐車場で出陣式に臨んだ。
 支持者ら約200人(陣営発表)を前に、井本氏がまず強調したのが雇用創出。延岡公共職業安定所管内の有効
求人倍率が県内で最低レベルであることに触れ、「若い人はみんな外へ出て行き、人口は減って減って減りまくって
いる。延岡のどこに中心市街地と呼べるところがあるのか」と訴えた。

 自民県議を4期務め、県議会副議長も歴任した井本氏だが、古巣の自民を含む政党や団体などの支援は受けず、
個人後援会による「草の根選挙」を展開。「大きな組織は敵方が持っていった。私は皆さん方の力を頼りにしている。
どうか、一人一人の力で当選へ導いてください」と支持を求めた。

                 ■

 首藤氏の出陣式は午前9時から延岡市卸本町の延岡卸商業センター会館前であり、陣営によると、約1千人が
集まった。
 第一声で首藤氏は「企業誘致、行政改革、医療など様々な課題に取り組んできた。大きな問題の解決はこれから。
何が何でも勝つ」と再選への決意を語った。

 出陣式には推薦を得た民主、社民両党の県議や市議のほか、自民系の市議らも出席。JAや医師会、建設業、
漁協など推薦団体は170に上り、各組織の幹部も顔をそろえた。陣営は、政府への要望活動を通じて親交のある
前原誠司国土交通相の応援メッセージを披露し、中央とのパイプも誇示。岸上照夫・選対本部長は「1票1票を積み
重ねて、勝利につなげよう」と呼びかけた。

                 ■

 市議補選(被選挙数1)には、前職2人と元職1人が立候補を届け出た。党派別は自民1人、無所属2人。

996チバQ:2010/01/18(月) 21:51:39
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118k0000m010038000c.html
名護市長選:新人、現職の争いに 普天間争点、与野党対決

移設問題が争点となっている米軍普天間飛行場=沖縄県宜野湾市で2009年10月11日、本社機から野田武撮影 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)移設に大きく影響する沖縄県名護市長選が17日、告示された。自公政権が米政府と合意したキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古=へのこ)への移設に反対し県外移設を訴え、民主党などが推薦する前市教育長の稲嶺進氏(64)と、辺野古移設を条件付きで容認した現職の島袋吉和氏(63)の無所属2人が立候補した。

 鳩山政権は辺野古も選択肢に残して移設先を再検討しているが、稲嶺氏が当選した場合は名護市としての移設受け入れは困難となり、移設問題の行方に大きく影響する。24日、投開票される。

 名護市は96年の日米両政府による普天間返還合意以降、政府が移設先にしてきた。97年の市民投票では、代替施設の建設反対が過半数を占めたが、98、02、06年の市長選ではいずれも容認派が当選している。普天間移設が争点になる市長選は4度目だが、移設見直しを進める鳩山政権下では初めてで、市民の選択が注目される。

 稲嶺氏は、島袋市政下で市教育長を務めた。市の人事や基地対策で島袋市政に不満を持つ保守系市議らが擁立し、反自公勢力が結集。当初、辺野古移設を「見直す」としていたが、民主などの推薦を受けて「県外移設」を前面に打ち出した。

 島袋氏は辺野古移設では建設場所の沖合移動を求めてきた。選挙戦では「政府方針を早く決めてほしい」と述べる程度で、移設にはほとんど触れていない。移設問題で歩調を合わせてきた仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事や自民、公明が支援する。

 16日現在の有権者数は4万5521人。【三森輝久】

 立候補者次の通り。(届け出順)

稲嶺進(いなみね・すすむ)64前市教育長=無新[民][共][社][国]

島袋吉和(しまぶくろ・よしかず)63市長=無現(1)

997チバQ:2010/01/18(月) 21:52:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100118/elc1001182035000-n1.htm
名護市長選、「政党隠し」に腐心の両陣営 それぞれにお家事情 (1/2ページ)
2010.1.18 20:34
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に焦点があてられている名護市長選(24日投開票)。新人の稲嶺進、現職の島袋吉和の両氏ともに「政党隠し」に腐心している。同市長選は普天間問題の行方に影響するとされる「国策市長選」とも指摘されるが、両陣営ともに中央政党とは微妙な距離を置かざるを得ないお家事情がある。

 最近の地方首長選では、中央の主要政党の支援を仰ぎながら「無党派」をアピールする候補が後を絶たないが、「政権交代後、最も注目される地方選」(民主党関係者)と言われる名護市長選もほかでもない。人口6万人の一地方都市の「身の丈にあった市長選」になっているようだ。

 島袋氏の遊説車には、奇妙な正方形の3枚テープが張られている。よく見ると、4年前の市長選で書かれていた「自民党」の文字が消されているのだ。

 島袋氏は前回市長選で自民、公明両党から「推薦」を受けたが、今回はそれを固辞。公明県本部が「支持」、自民県連も実質的な支援にとどまり、キャッチフレーズは「市民党」だ。

 島袋氏は普天間飛行場の名護市辺野古への受け入れ容認の立場をとるが、選対幹部は「頭痛のタネの基地問題をかすませるには、辺野古移設を決めた旧自公政権とベッタリという印象を消さないといかない」と苦しい胸の内を明かす。

 自民県連も昨秋、普天間飛行場の「県外移設」へ方向転換しており、「自公離れ」に動く大義名分はある。「中央の自公幹部に応援を頼むこともない」と陣営関係者はいう。

 一方、基地問題を最大の対立軸に据える稲嶺氏には、民主、共産、社民、国民新の各党などが推薦し、支援態勢を整えているが、「寄り合い所帯」ゆえの悩みも尽きない。

 17日の出陣式では、推薦する政党の沖縄県選出国会議員が次々とあいさつに立ったが、それぞれの持ち時間を大幅に超え、「さながら言いたい放題」の演説会の様相を呈した。

 追い風とみる普天間移設問題へのスタンスとて、一枚岩ではないのだ。陣営関係者は「政党ごとの主張を声高に繰り広げたら、混乱しかねない」と懸念を抱く。基地問題は両刃の剣の側面もあるというわけだ。

 辺野古移設に完全に「ノー」を突きつける共産、社民両党の“過激”さが突出し、移設先をめぐる鳩山由紀夫首相のフリーハンドを確保しておきたい民主党とは微妙な「溝」がある。

 市内を走り回る共産党関連団体の遊説カーには、稲嶺氏のポスターと「日米安全保障廃棄せよ!」という“党是”の文字が同居している。陣営には保守系市議6人も加わっており、その一部の市議は「あまり共産党や社民党が表に出ると、保守票が逃げる」と悲鳴を上げているという。

 このためか、稲嶺氏は遊説で「民主党政権とのパイプ」を強調しつつも、「市民の目線」を叫び続けている。陣営関係者は「中央は中央。鳩山政権も政治とカネの問題などでもたついている。あくまで市民本位の政治を実直に訴えていくしかない」と語った。(高木桂一)

998チバQ:2010/01/18(月) 21:54:39
>>692>>985
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100118ddlk46010349000c.html
選挙:枕崎市長選 神園氏、返り咲き2選 現市政批判が浸透 /鹿児島
 任期満了に伴う枕崎市長選は17日、投開票され、元職で学習塾経営、神園征氏(66)=無所属=が現職の瀬戸口嘉昭氏(69)=同=を破り、返り咲きの2選を果たした。

 ◇投票率は過去最低
 投票率は過去最低の69・74%だった。

 神園氏は「人口減、財政難など現状は危機的」と瀬戸口市政を批判。雇用問題の改善や、9歳未満児の医療費無料化などの子育て支援策を公約。職員の地域担当制をつくり、市民協働による地域活性化を訴えた。草の根的な選挙を展開し「開かれた市政を実現する」と現市政への批判票を追い風にした。

 瀬戸口氏は実績を強調し続投を訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は、2万150人(男9033人、女1万1117人)。【村尾哲】

==============

 ◇枕崎市長選 開票結果=選管最終発表
当 7,269 神園征   66 無元

  6,629 瀬戸口嘉昭 69 無現

==============

神園征(かみその・ただし) 66 無元(2)

 学習塾経営[歴]市PTA連絡協議会長▽市議2期▽市長▽全国水産都市協議会副会長▽早大

999名無しさん:2010/01/19(火) 12:41:35
名護市長選挙世論調査
朝日&沖縄タイムス
民主石嶺
民主党支持層7割
無党派層6割
自民島袋
自民党支持層8割
公明大半
読売新聞世論調査
民主稲嶺
民主党支持層7割
社民支持層9割
共産大半
自民島袋
自民党支持層8割
公明大半
琉球新報
名護市長選挙の争点は?
基地問題15.9‐3番目
※各社、民主先行、自民追う。投票態度を決めていない、2割‐3割
このままでは、民主党が勝ちそうですな。
仮に、民主党候補が勝てば鳩山首相は高度な政治決着が求められる事にもなりますね。
諸刃の剣と言った所か

1000とはずがたり:2010/01/20(水) 08:39:33

此処は落とした方が民主にとっては良さそうですけど。。

移設反対 稲嶺氏先行、名護市長選で本紙調査
普天間移設
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100119-OYS1T00171.htm

 読売新聞社は24日投開票の沖縄県名護市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。民主など4党推薦の新人・稲嶺進氏が先行し、自民、公明両党の支援を受けて再選を目指す現職・島袋吉和氏が猛追している。有権者の2割弱は態度を決めておらず、情勢には流動的な面もある。

 市長選は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設受け入れの是非が焦点。自公政権下で日米両政府が合意した名護市辺野古への移設計画に反対する稲嶺氏と、容認姿勢を示す島袋氏の一騎打ちとなっている。

 稲嶺氏は民主支持層の約7割、社民支持層の9割以上を固めた。共産支持層も大半が稲嶺氏を支持している。島袋氏は自民支持層の約8割、公明支持層の多くから支持を得た。

 普天間飛行場の移設先については「国外」が46%、「県外」が27%に上り、「日米合意通り辺野古にすべき」は16%にとどまった。与党3党が新たな移設先を検討していることには「評価する」が56%、「評価しない」が31%だった。

 投票については「必ず行く」が85%、「なるべく行く」が12%で、大半が投票への意思を示した。

 調査は告示日の17日午後から18日にかけて、名護市の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1374世帯のうち、760人(回答率55%)から回答を得た。
(2010年1月19日 読売新聞)

1001チバQ:2010/01/20(水) 21:21:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/147372
「政治とカネ」逆風警戒 長崎知事選で民主県連
2010年1月20日 19:29
 「政治とカネ」の問題で支持率が急落している鳩山内閣。2月4日告示の長崎県知事選に初めて独自候補を擁立する民主党県連は、中央からの“火の粉”を払いのけようと躍起になっている。

 「『迷惑かけてます』ぐらい言うべきだ。きちんと説明を」。18日夜、長崎市で開かれた同党が知事選で推薦する元農水官僚を「囲む会」。内閣や党支持率の一段の低落が報じられる中、県議が「国政の問題もいろいろありますが」と述べるにとどまったことに支持者の男性は声を荒らげた。

 同党は昨年夏の衆院選で県内の全4小選挙区で勝利。政権交代の余勢を駆って臨むはずの知事選だったが、党のトップ2人の金銭疑惑が噴出。同党関係者は「まさかの逆風。いいとばっちりだ」と肩を落とす。

 県連は、薬害肝炎問題で知名度が高い福田衣里子衆院議員(長崎2区)を知事選の応援に積極投入し、イメージの回復を図る。小沢氏も出席した17日の県連政治資金パーティーで、福田氏は小沢氏以上の声援や拍手を浴びており、山田正彦農林水産副大臣(同3区)は「福田さんが顔を見せれば反応が違う。全県回ってもらう」と期待する。

 さらに、24日の赤松広隆農相の来県をはじめ、党幹部、閣僚級を続々投入し、政権与党の立場を強調する構えだ。

 一方、知事選で前副知事を支援する自民党県連は「民主への風がやっとやんだ」(幹部)と安堵(あんど)、2月3日に小泉進次郎衆院議員(神奈川11区)を招き「福田人気」に対抗を図る。

 県連会長の北村誠吾衆院議員(比例九州)は、18日の国会開会前の党代議士会で小沢氏の政治資金パーティー出席を皮肉り「情けなや小沢のカネで知事選挙」との句を披露するはしゃぎぶりだったが、県連幹部は「民主批判が自民回帰につながらないのが痛い」と戒めも忘れなかった。

=2010/01/20 西日本新聞=

1002名無しさん:2010/01/20(水) 23:18:43
まあ、名護は稲嶺(移転反対)が勝つということになってるんでしょうな
沖縄の意思として

1003新党日本支持者:2010/01/21(木) 00:22:19
気が早いですが知事選の方はどうなりますかね。
沖縄は公明票も多いだけに気がかりです。

一応前回の分析らしきものを見つけました。
新党日本の醜聞もあります。

青山貞一:沖縄知事選、全野党共闘の敗因と問われる今後の行方1
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7227.html
青山貞一:沖縄知事選、全野党共闘の敗因と問われる今後の行方2
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7228.html
青山貞一:沖縄知事選、全野党共闘の敗因と問われる今後の行方3
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7229.html

1004チバQ:2010/01/21(木) 21:40:09
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001001210007
「生活」「基地」割れる争点/名護から
2010年01月21日


広報車から支援を訴える当間里子さん=16日午後2時13分、名護市


新顔の総決起大会。渡具知智佳子さんは家族と「ガンバロー」と気勢を上げた=12日、名護市

 米軍普天間飛行場の移設問題で揺れ続けてきた沖縄県名護市の市長選が17日、告示される。容認派の現職と反対派の新顔が立候補する予定。市内の辺野古が移設先に浮上してから13年余。政権交代後に迎えた今回の市長選に、市民はどんな思いを託すのか。名護の人たちを追う。


 16日朝、閑散とした街中で広報車から現職の島袋吉和氏(63)の支援を訴える声が響いた。「活力あふれる名護市の未来を……お車からの声援、ありがとうございます」


 マイクを握る当間里子さん(39)は対向車に手を振り返した。朝8時にスタート。車から降りたのは2時間おきの数分の休憩と昼食時だけだ。


 中心街で基地問題に触れることはない。辺野古を通った時だけ「精いっぱい取り組んでまいります」と口に出す。


 自民支持者だった両親の縁で、市長選を手伝うのは前回に続き2度目。「反対してもどうせ国が決めること。容認する現職なら、安全性や地元の振興を考えてくれる」


 辺野古で生まれ育った。普天間問題が降ってきた年に生まれた長男はいま中学2年の13歳。その長男が1歳の時に離婚して以来、家業の酒屋を手伝い、生計を立てた。寂れていく辺野古を見るのがつらかった。地元の中学校は1学年1クラス。自分たちの時代の半分に減った。


 そんな故郷に政府からの振興策で新しい建物がいくつもできた。2004年には国立沖縄高専ができた。長男には来年高専を受験するよう勧めている。「基地はない方がいいけど、豊かになるなら、子どものためにもいい」


 政権は代わったが、新しい受け入れ先が見つかるとも思えない。「市長選の争点は基地じゃない。生活をどうするか」。定職を探している当間さんの実感だ。


   □   □


 穏やかなサンゴ礁の海に臨む瀬嵩集落。大浦湾をはさんで辺野古が見える。


 渡具知智佳子さん(48)は朝から慌ただしかった。測量士の夫(53)と、野球の試合があった12歳の長男を送り出し、車で30分以上離れた本島中部にあるコールセンターでの仕事に向かった。職場でも市長選が気になって仕方がない。


 1週間前、移設に反対する新顔の稲嶺進氏(64)を応援しようと夫と交代で辻立ちを始めた。16日朝は夫の当番。「ジュゴンもすむ、静かで美しい海を守って」。通り過ぎる車に呼びかけた。


 1997年、移設の是非を問う市民投票。生後6カ月の長男を抱き、夫と街頭に立った。子どものために、自然に囲まれた静かな暮らしを守りたい。その一心だった。結果は反対が過半数。だが、当時の市長は受け入れを表明した。「市民投票で終わったはずなのに。どうして10年以上も苦しみ続けなければいけないの」


 そのころ、地元の子どもたちが考えついた遊びがある。名護ジャンケン。負けた方が勝ちになるルールだった。


 「県外移設」を掲げた民主党が政権をとったのに、普天間問題は終わらなかった。また民意は覆されてしまうのか。昨年暮れ、鳩山由紀夫首相に手紙を書いた。「子どもを授かってから移設問題に振り回され続けています」。決着をつけるには、今度の市長選で反対の民意を示すしかない。渡具知さんはそう考えている。

1005チバQ:2010/01/21(木) 21:40:44
http://www.asahi.com/politics/update/0121/SEB201001210011.html
名護市長選、「期日前バトル」過熱 全投票の半数の勢い(1/2ページ)
2010年1月21日16時16分
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期日前投票所の前で「不正投票監視団」の旗を掲げる市民団体のメンバー=沖縄県名護市
  
 米軍普天間飛行場の移設問題が争点の沖縄県名護市長選で「期日前バトル」が過熱している。移設容認派は集会の場で期日前投票に直行するよう呼びかけたり、支援組織の割当表をつくったり。反対派も「行き過ぎ」を気にしながらも、同じ土俵に上がり始め、前回比1.6倍のハイペースに。このままの勢いが続けば、期日前投票が全体の投票者数の半分近くを占めるという異例の事態になりそうだ。

 「日曜日になると忙しいでしょう。堂々と期日前投票してください」。18日夜、市民会館で開かれた移設容認派で現職の島袋吉和氏(63)の集会。建設業者ら約千人を前に選対本部長が呼びかけた。集会が7時半に終わると、数人が同じ敷地内にある期日前投票所に向かった。

 期日前投票の呼びかけは島袋氏を支える保守系勢力の「お家芸」(陣営関係者)。島袋陣営作成の「各部会期日前投票目標」の表には「建設A 800」「商工観光部会 300」との文字が並び、毎日、人数を報告させる。目標は計1万人だ。

 新顔で移設反対派の稲嶺進氏(64)の陣営も手をこまねいてはいない。元島袋派の保守系市議らもお年寄りを車で送迎し、支援する労働組合も期日前投票所の地図付きビラを作成した。目標は計6千人だが、事務所内では「せめて4対6とか半々に盛り返したい」との声も上がっている。

 2006年の前回市長選では不在者投票の276票と合わせると、9864票で、投票者数の30.5%を占めた。今回はどうか。市選挙管理委員会によると、有権者4万5521人(16日現在)に対し、期日前投票者は18〜20日の3日間で計6249人。初日、2日目は前回比1.5倍、3日目は1.7倍と加速している。仮に1.6倍で推移すれば、6日間で1万5千人以上となる。投票率を前回並みの75%と想定すれば、投票者数の45%前後を占めることになる。

 一方で、過熱ぶりに冷ややかな見方も出始めている。稲嶺陣営のある市議は「演説を聞きながら1週間かけて投票先を考えるのが本来の投票のあるべき姿。自分は積極的にはなれない」とため息をつく。

 期日前投票所の周辺には「心に自由を」「不正投票監視団」ののぼりを持った一団が陣取る。半強制的に投票に動員するようなことがあれば、自由な投票を脅かす、とみている。呼びかけた男性は、移設候補地に生息するジュゴンの保護を求める市民団体のメンバー。「どれだけの投票者が自主的に来ているのか疑問。とにかく公正な選挙を望みたい」(奥村智司、山根久美子、河口健太郎)

1006チバQ:2010/01/21(木) 21:41:12
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001001210001
名護市長選/上
2010年01月21日

 米軍普天間飛行場の移設先として日米両政府が合意した沖縄県名護市の市長選が17日告示、24日に投開票される。今のところ、移設容認で現職の島袋吉和氏(63)、反対で新顔の稲嶺進氏(64)の一騎打ちとなる見込み。鳩山政権の最大の懸案である普天間問題。その行方を左右する現場は――。



 名護市の山あいにある人口700人ほどの集落に昨年11月末、新しい公民館ができた。赤瓦の屋根に真っ白な外壁。住民100人以上が集まった完成式典で、島袋氏はこうあいさつした。「ご高配を賜りました沖縄防衛局に、厚く御礼申し上げます」


 事業費約1億1千万円のうち、約7割をまかなったのが防衛省から市に入る米軍再編交付金。基地を受け入れた自治体に、移設作業の進み具合に応じて政府から支給される「出来高払い」の交付金だ。


 建築を請け負った市内のある業者は年間売上高の2割前後をこの工事で稼いだ。「公共事業が減り続ける中、本当にありがたい。いろいろ言われるけど、基地がなかったらやっぱりみんな困るんじゃない?」


 名護市で公民館の建て替えが加速したのは、岸本建男前市長が米軍普天間飛行場の移設受け入れを表明した翌年の2000年以降。市内55地区のうち24地区で新しい公民館ができた。うち14地区は防衛予算が事業費の9割以上を占めた。まったく入っていないのは5地区しかない。


 以前はほとんどなかった1億円以上の施設が3分の1以上。極め付きは、普天間飛行場の移設先とされた辺野古地区。事業費は9億円を超え、約9割を防衛予算が占めた。


 体育館ほどの広さの多目的ホール、デスクトップ型13台を備えるパソコン室、トレーニング器具12台が並ぶレクリエーション室……。近くに住む女性は「まるでお城のよう」と笑う。


 「アメとムチなんてことは分かっている。でも受け入れるしかなかった」。工事にかかわった建設会社の元社長は語る。会社は07年3月の公民館完成から2年を待たずに倒産した。


 「選挙が仕事のようなものだった」。普天間問題が争点になった1998年以降の3度の市長選は、いずれも受け入れ派を支援。従業員には、1人あたり10人を期日前投票に行かせろ、とはっぱをかけた。「当選させれば、受注しきれないぐらい仕事が来ると思って一生懸命やった。業界は辺野古にすべてをかけていた」


 転機は2006年。県発注工事での談合を理由に、公正取引委員会が県内152社に排除措置命令を出した。元社長の会社も営業停止処分を受けた。談合で利益を分け合う仕組みが壊れ、各社は安値受注に走った。大型の工事ほど、体力のある県中南部の業者に奪われ、会社は倒れた。


 名護市には、米軍基地がある市町村に支払われる交付金などに加え、普天間移設の事実上の見返りとして、様々な交付金や北部振興事業などがつぎ込まれてきた。こうした収入が市財政に占める割合は1998年度、それ以前の数%〜10%程度から15%超に急上昇。2001年度には30%近くに達した。「基地バブル」とも呼ばれた。


 だが、名護市では過去5年に建設業10社が倒産した。ハコモノ中心の振興策は地元が当てにしたほど経済効果をもたらさなかった。


 「あれだけの金をどこに使ったのかというのが多くの人の実感。観光や教育問題、お年寄りの施設などに使わなければならない」。稲嶺氏は街頭での演説で振興予算の使い道を批判するが、自分自身も08年までは市の幹部だった。


 公共事業を集中的に投入する土建政治型の基地政策に向けられる視線は厳しい。「街がよくなった実感がまるでない。新しい基地を造っても、結局はまた同じことの繰り返しじゃないか。だったら、次の世代に負担を残さない分、基地が来ない方がいいんじゃないか」。一昨年、会社を倒産させた建設会社の元社長は言う。


 取引先が倒産し、そのあおりを受けた。いまは地元の生活用品の売店の店番に立つ。かつては選挙といえば東奔西走したが、今回は投票依頼の声もかからない。「本当に熱心にやってるのは一部の業者だけ。選挙なんてもう、やる気はない」

1007チバQ:2010/01/21(木) 21:41:36
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001001210002
名護市長選/中
2010年01月21日

 沖縄県名護市の中心部にある市民会館で13日、民主党県連の「陳情説明会」が開かれた。すべて県連を窓口とし、党幹事長室を通さないと各省の政務三役には会えない――。近隣市町村の幹部や建設業者ら約50人を前に、地元沖縄3区選出の玉城デニー衆院議員や党本部の佐藤公治副幹事長が説明。最後にこんな発言も飛び出した。


 「陳情に来る人の中には、自民党とべったりな人もいる。せめて中立になるようお願いすることがある」


 市長選で民主の推薦を受ける新顔の稲嶺進氏(64)の陣営関係者は「旧態依然とした言葉は使いたくないが、民主の役割は中央とのパイプ役だ」と明かした。


 鳩山内閣は昨年末、2010年度の予算案に移設受け入れの事実上の見返りとされる北部振興策に、従来通り70億円を計上した。県連役員の一人は「民主政権では、基地を受け入れなくても振興策をもらえる」と語る。


 しかし、民主は利益誘導型の政治手法を批判してきただけに、県連内には懐疑的な声もある。「辺野古に基地を造ることを前提に、ハコモノばかりをつくってきた振興策を無批判に継続したのでは、自民党と変わらない」


 肝心の普天間飛行場の移設問題をめぐっては中央と地元で温度差が生じている。「県外移設を求める」と主張する稲嶺氏と県連の足並みはそろっているが、鳩山内閣は迷走を続けた揚げ句、先送りを決めるのがやっと。支持者には不信感が残り、稲嶺氏の集会では公然と民主を批判する声も上がる。県連幹事長の新垣安弘県議は「県連は稲嶺さん、党本部は辺野古移設に話を落としたいから現職。そんな最悪の状況にならなかっただけでもよかった」と言う。


 現職の島袋吉和氏(63)の陣営も、前回推薦を受けた自民党との間にすきま風が吹く。昨年末、名護市内のホテルを自民県議11人が訪れた。当初は島袋氏の後援会事務所で陣営幹部らと支援態勢を話し合うつもりだったが、断られ、会場を変更。島袋氏も顔を出さなかった。


 「推薦依頼は出さない」。地元側の説明に県議の一人が気色ばんだ。「こんな大事な選挙にかかわらなければ、党の支持者に説明がつかない」。自民は昨年の衆院選で県内4小選挙区で全敗。今年夏の参院選、秋の知事選を考えると、市長選は負けられない戦いだ。


 一方で、辺野古移設を推進してきた自民県連は昨年11月末、「鳩山政権が年内に方針を決めなければ、県外移設を求める」と方針転換。県連役員は再三、島袋氏に同調するよう持ちかけた。だが、「移設工事に期待する業界の選挙支援が受けられなくなる、という島袋氏との議論は平行線に終わった」(自民県連役員)。


 自民にとって最大の課題は辺野古移設よりも党勢の回復。翁長政俊幹事長は「政権与党の時は、辺野古に基地を造らせてもらおうと必死だった。政府も党も一枚岩で現職を支援した」と振り返り、「野党となった今は人も資金も投入するような状況にはない」と本音を漏らした。


 移設問題では島袋氏と二人三脚を続けてきた仲井真弘多知事は「島袋さんの考えと、私の考えはほとんど一緒。可能な限りの支援をしたい」と明言。15日の総決起大会にも出席する予定だ。


 だが、島袋氏の周辺からは「普天間問題には触れないでほしい」との意向が伝えられている。県幹部は「知事と市長の一致点は、辺野古容認に尽きる。政権とのパイプが失われたいま、ほかに何が語れるのか」とこぼす。残る任期が1年を切った仲井真氏も戦略を描けていない。

1008チバQ:2010/01/21(木) 21:41:57
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001001210003
名護市長選/下
2010年01月21日

 沖縄県名護市辺野古にある米軍キャンプ・シュワブで、兵舎の建て替えが進んでいる。米軍普天間飛行場の移設に向けて、敷地内の建物を整理する工事だ。


 2010年度の政府予算案にも、普天間移設の関連予算として13億円が計上されている。基地問題を担当する防衛省幹部は言う。「名護市長選で現職が勝てば、辺野古案は生き延びる。新顔が勝てば、もう無理だろう」


 12日夜、市内の屋内運動場で新顔の稲嶺進氏(64)の総決起大会があった。「辺野古の美しい海に絶対に基地を造らせないという強い信念を約束し、貫いて参ります」。千人を超える聴衆を前に、稲嶺氏は声を張り上げた。


 稲嶺氏は元市職員。いずれも移設を容認してきた過去3代の市長の下で、総務部長や収入役、教育長と重職を担ってきた。1999年の12月には、ホテルにこもった当時の岸本建男市長(故人)のもとに何度も足を運び、飛行ルートの制限、15年の使用期限、沖合での建設など、受け入れの条件を一緒に練り上げた。


 稲嶺氏は立候補の意思を明らかにした昨年3月、「県外が一番望ましいが、これまでの経緯と、市や沖縄が置かれた現状も無視できない」と、移設への賛否を明らかにしなかった。稲嶺氏を推すのは、現職の島袋吉和氏(63)の市役所人事などの市政運営に不満を持つ市議ら。移設容認派もいる。


 県外移設を唱えていた民主党が政権を奪取した後、稲嶺氏は「現行の移設案の見直し」を主張。国外移設を掲げる新顔の擁立を目指していた共産系市議らとの間で一本化の話し合いがまとまった11月、「辺野古に新しい基地は造らせない」と踏み込んだ。


 支援する政党が増えるとともに移設反対への傾斜を強めた稲嶺氏だが、陣営関係者からは心配の声も上がる。「多くの市民は長年、普天間問題に振り回され、うんざりしている。この問題を言えば言うほど、離れていく支持者もいる。争点にすべきじゃない」


 一方の島袋氏は毎晩、飲食店や公民館、支持者宅などを10カ所前後回り、少人数の懇談会を重ねる。


 3日夜、辺野古地区の住民が開いた新年会ではこう語った。「みなさんが苦渋の選択で受け入れたというのは、まさしくその通り。国はふらふら揺れ動いているが、名護市は動きません」


 だが、島袋氏が普天間問題に触れることはめったにない。7日に市内の公民館に約400人を集めた集会では、女子プロゴルファーの諸見里しのぶを取り上げた。「去年は6勝して賞金1億5千万円獲得した。名護市民だから市に1千万円以上入る。名護にも明るいニュースはある」


 島袋氏は昨年11月、緊急記者会見し、「決して基地を誘致しているわけではない」と強調した。鳩山政権の方針が定まらない中で移設容認の姿勢を続ければ、市が基地を呼び寄せている構図になってしまう。そんな危機感からだった。


 移設容認の市政を支えてきた稲嶺氏と、誘致派とみられるのを恐れる島袋氏。「普天間問題はどちらにとってもアキレス腱だ」。かつて反対運動の中心になった元市議は言う。


 市中心部の商店街にある雑貨店。店番の女性はこう語った。「人口6万の市長選に国の大問題を押しつけることがそもそもおかしいんじゃない」


 普天間飛行場の移設先として名護市が浮上してから13年。4度目の市長選が17日に告示される。

1009チバQ:2010/01/22(金) 00:47:58
06年名護市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2362
前市議会議長島袋吉和氏(59)が元市議会議長我喜屋宗弘(59)、前市議大城敬人(65)両氏を破っての初当選を確実にした。

同市への普天間移設を巡っては、97年12月の住民投票で移設反対が賛成を上回った。しかし、翌98年2月の市長選で、移設推進派が擁立した岸本市長が反対派候補を破って初当選。02年の市長選で再選を果たした。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2882
与党15,野党12→与党19(基地は賛成13,反対2,保留4),中立1,野党7

新沿岸案 2氏反対、4氏保留 名護市議会与党は19人

1010チバQ:2010/01/22(金) 12:10:15
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-22_1926
当選圏1万8000票か 名護市長選
革新4勝のち保守6勝 投票率上昇も
政治 2010年1月22日 09時33分
(2時間36分前に更新)

 【名護】任期満了に伴う名護市長選は24日の投開票まで2日に迫り、立候補している前市教育長で新人の稲嶺進氏(64)=無所属、社民、共産、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦=と、保守系で2期目を目指す島袋吉和氏(63)=無所属、自民、公明支持=の集票合戦が激しさを増している。過去に行われた同市長選の結果や投票率などのデータをまとめた。


■連勝と連敗


 70年の旧1町4村合併以降、革新統一候補の渡具知裕徳氏が4期連続で市政を担当。3、4期目は無投票当選を果たした。


 12年ぶりの投票となった86年は、保守系で元市議会議長の比嘉鉄也氏が1679票差で渡具知氏を破って初当選。90年、94年も革新候補を退けた。


 98年選挙は、海上ヘリ基地の受け入れを表明した比嘉市長の辞任を受けて行われた。ヘリ基地建設をめぐり、市前助役の岸本建男氏と革新系県議の玉城義和氏が立候補し、岸本氏が1150票の小差で当選。前年に行われた市民投票の結果を覆す形で、保守市政を継承した。


 2002年の選挙では、岸本氏が市議の宮城康博氏に大差をつけて再選。岸本氏が体調不良で3選出馬を断念した06年は、自民、公明が推薦する島袋氏と、保革相乗りの我喜屋宗弘氏、革新系市議の大城敬人氏の三つどもえとなり、島袋氏が大差をつけて当選した。


■86年ピーク


 投票率は、1986年の89・69%をピークに、5回連続で下がり続けている。全国的な政治離れなどによる低下傾向を反映しているとみられる。今選挙について、両陣営とも70%台後半を予想。有権者数は4万5521人(男2万2316人、女2万3205人)で、当選ラインは1万8000票前後とみている。

1011チバQ:2010/01/22(金) 21:33:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010012202000072.html
補助金漬け 自活力奪う 農業半減、倒産相次ぐ 24日市長選 名護13年で500億円
2010年1月22日 朝刊

「建設絶対反対」の看板が立つ「まちなか市営住宅」=沖縄県名護市大東で


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の受け入れ是非を争点にした市長選挙の投票が二十四日に行われる同県名護市。日米の沖縄特別行動委員会(SACO)で普天間移転先とされて十三年が経過、この間、見返りの振興策に五百億円近い国費が投下された。巨額の公共投資は名護市に何をもたらしたのか。 (編集委員・半田滋)

 繁華街の大東地区で八階建て(五十六戸)の「まちなか市営住宅」の基礎工事が進む。すぐ横に「建設絶対反対」の看板。いきなり着工した市に住民が反発、工事は昨秋まで一年間中断した。

 市建設部は「説明が遅れたのは事実。だが、国の北部振興策を利用しないと今後、建設できる見込みがなかった」。事業費十三億千四百万円のうち、九割は防衛省が負担する。

 周辺には空室のアパートが多く、近所の主婦は「なぜ民間業者を圧迫するのか。今でも反対」という。比嘉弘量区長は「反対しても止められない。その代わり、市は新しい公民館を造ると約束してくれた」。その公民館も国費で建設される。

 郊外には昨年五月、「名護市スポーツリハビリテーションセンター」がオープンした。スポーツ施設に整形外科・内科の診療所が併設されている。総事業費十億八千万円のうち、やはり九割を防衛省が負担した。

 昨年十一月までの利用者は一日百三十八人で、市が目標にした採算ラインの五百人に遠く及ばない。市議会で追及した仲村善幸市議は「国は建設費を払うが、維持・管理するのは名護市。目先の公共事業が後になって市民を苦しめる」と話す。

 国の厚遇は、建設工事だけではない。名護市は誘致企業が税制面で優遇される金融・情報特区に全国で唯一、指定された。東海岸にあるマルチメディア館にはIT企業十六社が入り、五百三十五人が採用された。

 市金融・情報特区推進室は「雇用創出につながった」というが、地元雇用の大半が契約社員だ。マルチメディア館で二年間、働いた男性は「仕事が終わるのは毎日深夜。それでも給料は十万円台。結婚をきっかけに辞めました」。

 日米の合意通り、キャンプ・シュワブへの普天間移設が実現すれば、「二見十区」と呼ばれる東海岸北部はヘリコプターの飛行ルートになる。「騒音を押しつけるのか」との不満に、市は国の補助で消防署、診療所、地区公民館を次々に建設した。

 同地区に住むフリーライターの浦島悦子さんは「ほとんどの区長が賛成に転じた。施設の管理は地元に任されているが、維持できるはずがない。『国に頼るには普天間を受け入れるしかない』、そう考えるよう仕向けられている」。

 あふれるほどの公共事業の一方、名護市では過去五年で建設業十社が倒産。空き店舗率は一九九九年の二倍の23%に。県内二位を誇った農業生産高は、二十年間で九十億円から五十億円に半減した。

 飲食店経営の女性は言う。「カネは国がくれる。みんな知恵を出そうとしなくなった」

1012チバQ:2010/01/23(土) 10:57:37
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-23_1960
あす投開票 名護市長選 接戦で終盤
政治 2010年1月23日 09時47分
(1時間9分前に更新)

 【名護】任期満了に伴う名護市長選は24日に投票、即日開票される。新人で前市教育長の稲嶺進氏(64)=無所属、社民、共産、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦=と、現職で2期目を目指す島袋吉和氏(63)=無所属、自民、公明支持=の一騎打ちは接戦のまま最終盤を迎えている。米軍普天間飛行場の移設予定地をめぐる対応や地域振興などが争点。22日、両陣営は市街地を中心に活発に運動を展開し、集票活動も熱を帯びてきた。


 稲嶺氏は企業回りなどの後、街頭演説し、「ともに新しいまちづくりを始めよう」と呼び掛けた。


 島袋氏は地域回りやスポット演説で、「継続は力。力を貸していただきたい」と支持を訴えた。


 23日は稲嶺陣営が午後5時から同市宮里の国道58号沿いで、島袋陣営が午後6時から同市城の選対事務所前で1週間の選挙運動を打ち上げる。

1013とはずがたり:2010/01/23(土) 16:49:53
浮動票獲得へ懸命 あと1日、各陣営追い込み
2010年01月23日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=23241

 宮崎、都城、延岡市長選の投票日まで、あと1日。宮崎市長選には新人3人、都城、延岡市長選は新人と現職の2人が立候補している。


 各陣営が気にするのは浮動票の行方で、宮崎日日新聞社が17、18日に実施した電話世論調査では、投票する人を決めていない有権者は3市で5〜2割に上った。最後の追い込みをかける各陣営は浮動票の掘り起こしに腐心している。

 無所属新人の3人が立候補し、世論調査で半数の有権者が投票する人を決めていない宮崎市。「女性副市長の登用」などを公約に掲げ、草の根運動に徹してきた由利英治さん(60)は「自転車を使ったつじ立ちなどこれまでやってきたことを信じる」と強調。

 戸敷正さん(57)は4年間市内を回って得た支持層を固めつつ、浮動票の取り込みにも余念がない。街頭演説を増やし、若手支持者らが電話を使った作戦などを展開する。

 組織力で他を圧する斉藤了介さん(43)は「若さ」も売り。選挙戦最終日の23日夕には市中心部で街頭演説と歩行遊説を行う予定で、支持を呼び掛ける。

    ■   ■

 都城市長選には無所属新人山田裕一さん(49)と無所属で現職の長峯誠さん(40)が立候補している。大きな政党、団体の支援を受けない山田さん。浮動票獲得は大きなテーマだ。22日は市内中心部を重点的に遊説。市民税引き下げなど、有権者の関心が高い政策に絞り込んで訴える戦略を貫いた。

 長峯さんは後援会を軸に票固めし、特に浮動票を意識した戦略はない。ただ、前回、前々回と「浮動票を取り込んできた」自信から、陣営は「(浮動票は)こちらに来る」と強気だ。

    ■   ■

 延岡市長選に立候補した新人の井本英雄さん(63)、現職の首藤正治さん(54)=いずれも無所属=の陣営は、いずれも当選ラインを3万票に設定。両陣営は医療、雇用政策をめぐり論戦を展開。世論調査で4割を超えた無党派層も意識して戦っている。

 井本陣営は「相手の組織票を超えるには、いかに無党派層に浸透できるか」とみて、幅広い層への支持拡大に向け後援会がフル回転している。

 井本さんを組織力で上回る首藤陣営が目指すのは「圧倒的勝利」。後援会長に女性を据えるなど、女性票を意識した動きも目立つ。

1014チバQ:2010/01/23(土) 19:51:38
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100120ddlk42010567000c.html
どうする!?4大事業:知事選/1 九州新幹線長崎ルート /長崎
 ◇いまだ根強い「不要論」
 低迷する県経済の最大の浮揚策として、県などが建設推進をアピールしてきた九州新幹線長崎(西九州)ルート。計画決定(73年)から35年を経て、08年3月にようやく着工認可された。現在は武雄温泉−諫早間(45キロ)でトンネル掘削工事が進む。

 着工までの道筋を付けた金子原二郎知事は昨年12月の仕事納め式で「予算は09年度が60億円、10年度当初も70億円付いた。実は消化に苦労している」と順調ぶりを語った。しかし、上機嫌なトップをよそに、新幹線整備は県民の間で「不要論」がいまだに根強い。

 理由はわずかな時間短縮効果だ。長崎ルートは博多−長崎間を結ぶが、その過半区間は在来線を活用。このため、開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入できたとしても、所要時間は26分短縮にとどまる。総事業費は約2600億円(うち県負担は約300億円)で、1分短縮するのに約100億円かかる計算だ。

 県は「鹿児島ルートも(1分短縮に)約103億円の計算だ。割高ではない」と反論するが、未着工区間の諫早−長崎間が認可されれば、総事業費は約1100億円(うち県負担分は約200億円)上乗せされる。

 さらにJR長崎駅の連続立体交差400億円(同81億円)などの構想もあり、トータルではどれだけ膨れ上がってくるのか。

 そんな不安感を受け止めたのか、政権交代後、事業を再検討する動きが出始めた。前原誠司国交相は「前政権の合意にとらわれない。全くの白紙」と発言。知事選出馬に名乗りを上げた5氏のうち3氏は建設に反対だ。

 その一方で、金子知事は定例会見で「今さら中止するの?」とけん制。県選出の民主党国会議員らの発言をとらえ、先行する鹿児島ルートと同じ「全線フル規格」の整備を期待する。

 結局、10年度は予算措置はなされる方向だが、未着工区間の財源確保やフリーゲージトレインの実現性などの課題は残ったまま。一体、長崎ルートはどんな形になるのか。ゴールは不透明だ。

    □  □

 任期満了に伴う知事選は2月4日告示、同21日投開票される。金子県政が推進した事業について、立候補予定5氏の主張とともに考える。

〔長崎版〕

1015チバQ:2010/01/23(土) 19:52:15
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100121ddlk42010505000c.html
どうする!?4大事業:知事選/2 石木ダム /長崎
 ◇「脱ダム」の流れ加速
 川棚川水系の治水と佐世保市の利水を目的に、県と同市が川棚町に建設を計画する石木ダム(総貯水量548万トン)。国の事業認可から今年で35年になるが、水没予定地の地権者13世帯が移転に応じず、今も着工に至っていない。県と市は昨年11月、土地の強制収用も可能となる事業認定を国土交通省九州地方整備局に申請したが、政権交代により「脱ダム」の流れが加速。事業の先行きには不透明感が漂う。

 「佐世保には水が必要だ。そのことを主張していきたい」。4日の佐世保市の仕事始め式。朝長則男市長は従来通りの考えを改めて述べた。国交省が昨年暮れ、石木ダム事業を継続するかどうかの検証対象に選定したことを受けての発言で、「どのような形で展開するか分からない」とも言い、懸念をのぞかせた。

 県の動きも停滞気味だ。一昨年夏に示した工程表では、付け替え道路など周辺工事に着工するのは今年度で、残るは2カ月余り。「計画通り準備している」(県河川課)とあくまで強気だが、時期はいまだに「未定」。軌道が定まらない現状に、知事選立候補予定者5人のうち事業推進、反対を明確にしているのは各1人で、あとの3人は判断先送りを決め込む。

 一方、反対派は勢いづく。昨年12月、佐世保市で開いた「シンポジウム 佐世保の水これから」には、約170人が参加。全国でダム反対運動を繰り広げる水源開発問題全国連絡会の遠藤保男・共同代表が、1日1万トンもの漏水がある同市の水道事業の「粗雑さ」を指摘。海水淡水化装置などの代替案も示され「ダム不要論」が語られた。

 出席した建設予定地の地権者の一人、松本好央さん(34)は「話を聞いて励みになった。私たちの住むところを奪ってまでダムが必要なのか、と市民に伝えたい」。

 反対派が攻勢を強めているが、佐世保市の水事情が厳しいのは事実。ダムか、代替案か、漏水対策で十分なのか。新知事は難しい決断を迫られる。

〔長崎版〕

1016チバQ:2010/01/23(土) 19:52:48
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100122ddlk42010538000c.html
どうする!?4大事業:知事選/3 諫早湾干拓 /長崎
 ◇開門巡る論争激化
 「漁業不振の原因解明には開門調査が必要です」。昨年12月13日、諫早市中心部のアーケード街で、国営諫早湾干拓事業(諫干)の開門調査を求め、市民対象の1万人署名活動をする人たちが大声を張り上げた。署名活動で、諫干の地元にどれだけ開門を求める声が集まるのか注目されている。86年の事業着手以降、事業の賛否を巡る論争は今も続いているからだ。

 諫干は総事業費2533億円。諫早湾央部を潮受け堤防で閉め切り、湾奥部に672ヘクタールの干拓地を造成する事業は既に完工し、現在は41経営体が営農に取り組む。

 “開門論争”が激化したのは、08年6月。堤防撤去などを求めた訴訟で、佐賀地裁が「因果関係解明の開門調査をしないことは、もはや立証妨害」などとし、5年間の開門を国に命じてからだ。国は控訴しているが、開門調査の是非を検討する環境アセスメントの準備は進めている。

 有明海の漁業者たちの間では、堤防閉め切りが環境悪化を招いているとし、開門を求める声が多い。諫早湾では、17年連続で二枚貝のタイラギ漁が休漁するなど漁業不振が続き、水揚げが最盛期の3分の1以下に低下したと訴える漁民もいる。小長井町漁協(諫早市)の松永秀則さん(56)は「アセスの結果を待っていては、生活は破たんする」と嘆く。

 しかし、国は事業着手前から漁獲量は減少傾向だったと譲らず、干拓地周辺住民らも開門反対の意向を強める。「諫早湾防災干拓事業推進連絡本部」は昨年11月、約2200人を集めて総決起大会を開き、栗林英雄本部長が「調整池に海水は入れられない」と気勢を上げた。

 自治体の長たちの立場を見ると、金子原二郎知事、諫早市の宮本明雄市長は、開門調査すれば、干拓地に塩害などを及ぼすなどとして開門反対の立場。逆に、佐賀県の古川康知事は漁業者の窮状を代弁する形で賛成の立場を取る。政権交代後は農水相が地元同士の話し合いを要望し、佐賀・長崎両県知事の会談は実現したが、折り合いはついていない。

 知事選の立候補予定者5人の間では開門賛成は1人だけで、反対3人、「県民投票で決定」が1人だ。松永さんは「候補者は市民の意見をもっと聞くべきだ。政治的な解決こそ必要なのに」と指摘する。

〔長崎版〕

1017チバQ:2010/01/23(土) 19:53:26
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100123ddlk42010518000c.html
どうする!?4大事業:知事選/4止 県庁舎 /長崎
 ◇“魚市跡地”慎重姿勢も
 長崎市中心部に位置する県庁舎。つぎはぎ、タコ足、駐車できない……。さまざまな問題を抱えている。

 県の本庁舎は53年、県警本部の本庁舎は54年に建設。老朽化により、07年度までの5年間だけで改修費は4億円以上。耐震基準を満たさず、震度6強の地震で倒壊か崩壊の危険性が高いという。さらに、建物そのものも手狭で、県は長崎市内に13棟、県警本部は6棟を新たに庁舎としている。これら庁舎の民間からの借り上げ費用は年間約2億円に上る。

 「何とかしよう」。庁舎移転を巡る議論は97年、高田勇前知事が県議会の議論を踏まえ、建設場所としてJR長崎駅近くの旧長崎魚市跡地を「最適」と表明し、本格化した。その後、長崎市長の同意を受け、魚市跡地が埋め立てられた。

 一方、県庁周辺の商店街にとっては、“一大企業”の県庁が移転すれば、人の流れだけでなく、街並みの様相まで変わる恐れがある。周辺16商店街や自治会などの代表らは「県庁舎整備計画を考える会」を発足させて反対運動を展開、現地建て替えを訴えた。

 しかし、09年1月には、金子原二郎知事の諮問機関が魚市跡地への移転新築を提言。県議会も「移転する場合の建設場所は魚市跡地」とする意見書を可決し、県は新庁舎の基本構想を策定中だ。県にとって移転問題は解決したはずだった。

 大きな変化が起きたのは、09年8月。衆院選で政権交代したうえ、県内4選挙区すべてで、公共事業削減を掲げる民主党公認候補が当選。移転を推進してきた県議会最大会派の自民党県議たちは「庁舎移転は難しくなるのでは」と頭を抱えた。

 5人の知事選立候補予定者を見ると、4人が県庁舎移転計画に「反対」「一時凍結」。「推進」の立場は1人だけで、その1人も「県民の意見を聞く」と慎重姿勢を示す。

 事態を憂慮する金子知事は今月18日の定例会見で「この時期を失したら、県庁舎移転とか、新しい長崎のまちづくりとかは、できないと思っている」と強調。逆に、考える会の宮城直泰代表の鼻息は荒い。「これまでの約3万人分の反対署名は新知事に提出したい」と、新たな展開を見据える。県庁舎は移転するのか。知事選後が注目される。(おわり)(この連載は阿部義正、山下誠吾、柳瀬成一郎が担当しました)

〔長崎版〕

1018チバQ:2010/01/24(日) 10:20:57
>>869-871>>984>>992
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-24_1980
南城市長選きょう告示 現職と元県議対決
政治 2010年1月24日 09時54分
(25分前に更新)

 【南城】任期満了に伴う南城市長選は24日、告示される。投開票は31日。これまでに現職で2期目を目指す古謝景春氏(54)=無所属、自民、公明支持=と、新人で元県議の親川盛一氏(68)=無所属、社民、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦=が出馬を表明しており、一騎打ちとなる見通し。


 合併で2006年に誕生した南城市の2期目のかじ取り役を選ぶ戦い。行財政改革や観光、第1次産業の振興などを争点に、激しい集票合戦を繰り広げている。


 古謝氏は1期4年間の実績を前面に「協働の街づくり」を強調。親川氏は県議や行政職の経験を掲げ「地域間格差の是正」を訴える。


 同市選挙管理委員会によると、23日現在の選挙人名簿登録者数は3万1597人(男性1万5767人、女性1万5830人)。

1019チバQ:2010/01/24(日) 16:52:10
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-12_1616/
[国策に揺れて・名護市長選を前に](1)5度目の選択
反対の火胸に旅立つ 勝ったのに振り出し
政治 2010年1月12日 10時00分


 通称「ジュゴンの見える丘」から望む大浦湾は、琉球ガラスを思わせる鮮やかな群青色を見せる。普天間飛行場の移設で揺れ続ける名護市東海岸の嘉陽区。ここで食堂を営む宮城廣さんが昨年12月、闘病の末に67歳で亡くなった。基地反対運動の表舞台から姿を消して約10年。自殺未遂による首の傷跡も薄れ、表向きは国策をめぐる喧噪(けんそう)から遠い世界に身を置いていた。「これで移設もなくなるぞ」。胸の奥に封印していた本音があふれたのは、新政権誕生の昨年夏だった。


   ■    ■


 「今度だけはここに入れて」。政権交代が現実味を帯びていた衆院選前。宮城さんは、辺野古移設の見直しに前向きな民主党へ投票するよう妻の和恵さん(64)に頼んだ。投票先に口をはさむのは初めて。和恵さんは、夫の胸に基地反対の信念が種火のように残っていることをあらためて感じた。

 だが、9月の新政権発足から1カ月もしないうちに、運命は暗転した。宮城さんは肝臓などを悪くして入院。だれよりも気にしていたはずの名護の行く末を見届けないまま、息を引き取った。

 かつて宮城さんは、基地反対の最前線にいた。住民でつくる「二見以北十区の会」の初代代表に選ばれ、道ジュネーや集会に奔走した。それから数年後。心身共にぼろぼろになり、自宅で首をつった。和恵さんに発見され、一命だけは取り留めたものの、運動からは離れた。

 従来の日米合意で移設先とされたキャンプ・シュワブのゲート前。十区の会は昨年12月26日、この年最後のピース・キャンドルを開いた。宮城さんの告別式が嘉陽の墓地で行われたのは、その数時間前。基地のフェンス沿いを照らす数え切れないほどのろうそくの明かりが、宮城さんを悼む送り火となった。


   ■    ■


 建設関連業の男性=40代=は、選挙のたびに基地容認候補のため走り回る。かかわった選挙は連戦連勝。集票目標を割り振り、知り合いに片っ端から電話をかけた。

 しかし、何度勝っても移設は進まず、次の選挙ではまた基地問題が蒸し返された。ゴールしたはずが、気付くとまたスタート地点に戻っていた。

 そして政権交代。移設が見直され、これまでの国に協力してきた努力が否定されたような無力感に襲われた。基地という大きな“取り引き材料”を失えば、振興策もなくなるのではないか。たとえ市長選で勝っても、国が県外移設を決めたら…。宙に浮いているような不安はある。それでも市長選の勝利がまちの発展につながると信じ、もがき続ける。


   ■    ■


 「みんなごめん。続けていけない」。同市の別の自営業男性=40代=は数年前、親から受け継いだ会社をつぶした。かつて多いときは100人もいた従業員が、20人を切っていた。会社の最後の日。苦楽を分け合った仲間に、男性は何度も頭を下げた。「どこでも採用されるよう技術だけは持っておきなさい」。会社が傾いてからは、それが口癖。1年後、ほとんどの元従業員が新たな働き口を見つけたと聞き、ようやく肩の荷が下りた。

 「生まれ育った古里を捨てたくない。産業がほしい」。会社がつぶれた今も、その思いは変わらない。

1020チバQ:2010/01/24(日) 16:52:24
変わらぬ信念 シマを守らないと

「和」取り戻したい 経済低迷に危機感


「ここが本当に大好きな人でねえ…」。妻の和恵さんは宮城廣さんの生前の姿に思いをはせる。高校まで地元で育ち、就職後は中南部暮らしが長かったが、休みのたびに集落に帰っては友人と会い、海で魚を取ったという。古里にUターン後、米軍基地の移設問題が浮上し、慣れない住民運動に飛び込んだ。

 当初、基地建設に反対一色だった地域は、1997年の名護市民投票後に変わった。振興策の話が次々に持ち上がり、潮が引くように人が離れていった。若いころ警察官だった宮城さんには、運動から抜けるよう古巣の関係者から圧力もかかったという。「やめるわけにはいきません」「自分たちの手でシマを守らないと…」。電話口で険しい顔を浮かべる宮城さんを、妻の和恵さんは痛ましい思いで見守った。そして自殺未遂が起きた。

 それから数年後、宮城さん夫婦が集落で始めた食堂。店名「和(かず)」は、和恵さんの名前に由来する。そしてもう一つ。昔の仲の良い地域を取り戻したい―との祈りを込めた。


   ■   ■


 「どちらの方ですか?」。4年前の名護市長選の期日前投票。自分の車で有権者を投票所まで運んだ同市の建設業男性=40代=は、不審そうに近づいて来る投票所の係員を振り切るようにその場を去った。1票でも多く、振興策を前面に打ち出す候補者に入れてほしいと、初めて有権者を“動員”した日。隣の車には何十人も乗っていた。選挙にかかわる者は、だれもが必死だった。

 男性は、小さいながらも建設関連会社を経営。地域経済の低迷を肌で感じてきた。職を求めて古里を離れる若者たち。倒産が絶えず、高校の先輩は二つも三つも会社を渡り歩いた。

 「学校を出てもろくに働き口さえない」。名護市では2000年以降、30社以上の建設業者が倒産した。


   ■    ■


 振興策を使って素通りされないまちをつくろう、軍民共用空港なら産業の拠点になる―。振興策の話が持ち上がると、男性は仲間と壮大な夢を語りあった。

 名護市に米軍基地の移設計画が浮上して以来、名護市に注がれた北部振興策や島田懇談会事業などの振興策は600億円以上。沖縄サミットや国立高専も実現した。市内の金融・情報特区には約1000人の新規雇用が生まれた。

 しかし、地域経済が上向いた実感はそれほどない。いつしか目の前の生活に追われ、移設がなくなれば振興策さえ見通せない。かつて描いたまちの“未来図”は、どんどん遠ざかる。

 「早く移設問題を終わらせ、普通の市長選でまちづくりを競い合いたい」

 新たな一歩を踏み出したいと渇望する。(名護市長選取材班・鈴木実)


……………………………

 名護市長選が17日告示される。同市辺野古への移設計画は、民主党中心の新政権発足で振り出しに戻った。国が移設先を手探りする中で、市民の選択に注目が集まる。市民投票と過去3回の市長選を含め、基地建設が大きな争点になるのは今回で5度目。国策の前に揺れる名護を報告する。

1021チバQ:2010/01/24(日) 16:53:00
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-13_1617/
[国策に揺れて・名護市長選を前に](2)移設の系譜
「V字案」に初の審判 新旧政権と市対立


普天間飛行場の移設先として日米が合意したキャンプ・シュワブ

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政治 2010年1月13日 10時27分


 「『可能な限り沖合』というが、受け入れた時に騒音への考えはあったのか」

 昨年の市議会12月定例会。野党議員からの激しいヤジと厳しい質問に島袋吉和市長が苦々しい表情を浮かべる場面が目立った。

 島袋市長は就任2カ月後の2006年4月、米軍普天間飛行場の代替施設としてキャンプ・シュワブ沿岸部へ2本滑走路を建設する「V字案」で政府と基本合意。だがその後、建設位置をめぐり日米両政府と名護市、県の対立が続いた。交渉を拒む強硬な姿勢に、名護市や県は環境影響評価(アセスメント)の方法書受け取りを「拒否」するなど協議は度々暗礁に乗り上げた。

 市幹部は「防衛が強引過ぎた。建設計画は誠意を持って協議するという基本合意の約束通り、名護が求める『沖合』に耳を傾けていたなら市も県も合意し、すでに着工していたかもしれない」と振り返る。

 自公政権が「沖合移動」を事実上棚上げし、手続きだけが進められていた昨年8月、総選挙で普天間飛行場の「県外移設」を訴えた民主党が圧勝し、事態は一変する。


    ■     ■


 「苦渋の選択をしてきた地元住民の意向を無に帰すかのごとく、普天間問題に具体的方針を示されないことは誠に遺憾」

 島袋市長は昨年11月、辺野古なのか県外なのか、移設方針が定まらない民主党政権に、強く反発。会見を開き「誘致ではない」「早期に解決できる代替案が提示されれば歓迎する」と強調した。本紙の取材に対し、新政権が辺野古移設の結論を出したとしても「ただ、はい、はい、ではいかない」と、割り切れない心情を垣間見せた。


    ■     ■


 1997年の名護市民投票では海上ヘリ基地建設に反対が、過半数を占めた。98年、岸本建男氏は「知事の結論に従う」として市長に当選。2002年、県内移設が条件とされる中「リーフ上の沖合」との方向性を示し再選。06年の島袋氏は日米合意の「沿岸案」反対を訴え当選した。V字案に対し市民の審判が下されるのは、今回の市長選挙が初めてとなる。

 一方、新人の稲嶺進氏は「過去13年間市民を二分した普天間問題は終わりにしたい。辺野古のきれいな海に基地はつくらせない」と移設反対を訴えている。(名護市長選取材班・知念清張)

1022チバQ:2010/01/24(日) 16:53:39
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-15_1685/
[国策に揺れて・名護市長選を前に](3)基地関連収入
医療や教育にも浸透 依存深める懸念も


小学校統合に伴うスクールバスで登校する児童ら=名護市瀬嵩・久志小学校前

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政治 2010年1月15日 15時58分


 炎に包まれた民家。大やけどを負った女性。一昨年、名護市の屋我地島で火災と遭遇した今帰仁村の村議は、凄惨(せいさん)な光景に息をのんだ。救急車の到着を待ちきれずに何度も消防に電話していると、遠くの空からヘリの音が聞こえてきた。民間ドクターヘリ、MESH(メッシュ)だった。「離島やへき地では病院の搬送まで時間がかかる。北部地域に救急ヘリは欠かせない」。村議はそう確信した。


 メッシュの拠点である名護市は、本年度予算に運航補助2000万円を盛り込んだ。使われたのは2007年度分から支給が始まった米軍再編交付金だ。


 メッシュは財政的な理由で08年にいったん運航休止していた。医療関係者が中心となって立ち上げたNPO法人メッシュ・サポートが募金などを基に再開したが、運航費用は年間1億円以上かかる。同団体の医師は「命を救うためには費用がかさむ。行政の支援はありがたい」と感謝する。


 同交付金は、在日米軍の再編に伴い訓練や施設などを受け入れた自治体が対象。受け入れを拒否すれば凍結されることから、「アメとムチ」との批判もつきまとう。


 本年度から4小学校が統合された同市東海岸のスクールバスも、再編交付金でまかなう。10年間分として8000万円が基金に積み立てられた。


 「命や教育まで基地に預けていいのか」。市議会では、生活基盤そのものが基地に委ねられかねないことに懸念も。市当局は「自主財源は限られる。国の予算でできるものは利用したい」との立場だ。


■     ■


 移設計画が浮上した1997年前後から、名護市は基地関係の収入が激増し、2001年度には90億円を超えた。歳入全体に占める割合は、97年以前は6〜9%台だったが、その後は20%前後に上昇。01年は30%近くまで達した。07年度は19・9%だった。


 厳しい財政のまちを支える側面と、基地への依存体質を深める側面と。基地関連収入が持つ二面性を有権者がどう判断するのか、名護市長選は一つの試金石になる。


 「基地と引き換えの金は受け取らないで」。正会員としてメッシュを支援する東恩納琢磨名護市議は以前、同団体の関係者に手紙を書いた。この関係者は「人命優先ですから…」と戸惑う。生活の隅々にまで投影された基地の存在が、人々に難しい選択を迫る。(名護市長選取材班・鈴木実)

1023チバQ:2010/01/24(日) 16:54:15
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-16_1720/
[国策に揺れて・名護市長選を前に](4)医療・雇用
診療制限が続く産科 空き店舗対策課題


産婦人科の診療制限が続く県立北部病院=名護市大中

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2010年1月16日 10時52分


 「限界を超えている。この環境で、いつまで続けられるだろうか」

 北部の産婦人科医が疲労感をにじませた。

 年間約1000人の新生児が誕生する北部。出産に伴う危険性が高い妊婦を受け入れる県立北部病院の産婦人科は、2005年に医師不足で休止、現在2人体制の診療制限が続く。

 名護市消防本部で、それまで年間2〜6件だった中部病院への妊婦搬送が、05年以降、37〜86件と急増。数年に1件だった救急車内での分娩(ぶんべん)も、年間3件程度に増えた。

 「一生懸命やってもあくまで応急処置。万が一何か起きたら、対応した隊員はショックで仕事を続けられなくなるんじゃないか」

 男性救急救命士(36)は、救急車内で逆子の出産に立ち会った。約1時間かかる中部病院から医師が向かっていたが、間に合いそうもなかったという。「たまたま正常に生まれてくれた。いつ最悪の事態になってもおかしくない」


    ■     ■


 06年6月〜07年3月、防衛医大の医師が短期間のローテーションで勤務した。ただ、1人で再開するのは不可能で、他科の支援が主な業務。原則分娩、外来、救急診療は行わなかった。10カ月間で北部病院の産婦人科は分娩ゼロ、婦人病の手術2件、1日の診療患者数は平均1人だった。

 「緊急時に、いるのといないのとでは全く違う」と評価する声がある一方、北部の医療関係者は「防衛医大のある埼玉の産婦人科医不足は沖縄より深刻。北部病院では医師1人で、妊婦に対応できる機会は少なかった。現場のニーズと乖離(かいり)していた」と振り返る。


    ■     ■


 08年度、名護市の法人市民税は約9億5千万円で、金融・情報特区の進出企業がけん引し、前年度と比べ2倍以上に伸びた。一方、空き店舗率は19・5%(県観光商工部調査)。回答率が異なるため単純には比較できないが、県内11市で最も高く、商店街の活性化が課題。市町村民所得は188万円(06年度)で、県平均の208万円を下回る。

 ハローワーク名護には連日、多くの人が訪れる。照屋真樹さん(37)=辺野古=は「市長に選ばれた人には、正社員の増加に力を入れてほしい。市長選では基地、雇用、どちらも関心がある」と話した。(名護市長選取材班・新垣晃視)=おわり

1024チバQ:2010/01/24(日) 16:55:18
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-19_1804/
稲嶺・島袋氏 激しく競る 名護市長選/普天間移設反対65%
北部振興は評価二分 沖縄タイムス・朝日新聞調査
政治 2010年1月19日 09時50分


 【名護】24日投開票の名護市長選挙で、沖縄タイムス社と朝日新聞社は17、18の両日、市内の有権者を対象に電話調査を行い、取材で得た情報を加味し、情勢を探った。新人で前市教育長の稲嶺進氏(64)=無所属、社民、共産、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦=と、2期目を目指す現職の島袋吉和氏(63)=無所属、自民、公明支持=が激戦を繰り広げている。


 調査時点では3割近くが投票態度を明らかにしておらず、投票率の動向や終盤の運動が情勢を左右しそうだ。


 情勢調査と同時に実施した世論調査で、争点となっている米軍普天間飛行場の辺野古移設は反対が65%で賛成の16%を、大きく上回った。北部振興策は「評価しない」が43%、「評価する」は38%で、ほぼ二分した。


 稲嶺氏は民主支持層の7割を固めた。無党派層の半数を超える支持を集める。


 島袋氏は自民支持層を8割以上固め、民主支持の一部を取り込んでいる。


 普天間飛行場の辺野古移設に「反対」と答えた人では稲嶺氏、「賛成」と答えた人では、島袋氏の支持が強い。


 投票する際に、普天間問題を「大いに重視する」が40%、「ある程度重視する」44%、「あまり重視しない」は11%だった。


 移設問題に対する鳩山政権の取り組みは「評価しない」が50%で、「評価する」の28%を上回った。


 普天間移設の事実上の見返りとして自公政権下で、10年間進めてきた北部振興策については「評価しない」と答えた人では稲嶺氏、「評価する」と答えた人では、島袋氏の支持がそれぞれ厚い。


 市長選挙に「必ず行く」と答えた人は89%、「できれば行きたい」が8%だった。


 調査方法 17、18の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、名護市内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1291件、有効回答は844人。回答率65%。

1025チバQ:2010/01/24(日) 16:56:36
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-24_1989/
総力戦最後まで 名護市長選
稲嶺陣営 未来託す大歓声/島袋陣営 再選信じ応援歌

政治 2010年1月24日 09時54分
(7時間1分前に更新)

 【名護】名護市長選は23日、選挙戦最終日を迎え、稲嶺進さん(64)、島袋吉和さん(63)が、打ち上げ式を行い、「最後の1票まで協力を」と呼び掛けた。米軍普天間飛行場の辺野古移設の今後を占い、全国的な注目が集まる中、盛り上がりを見せた市長選。「接戦」との前評判から両陣営とも総力戦で走り抜けた。市民が託すリーダーは誰か。24日の投開票で明らかになる。


 「基地問題に終止符を打ち、新しいまちづくりに一歩踏みだそう」。市宮里の交差点で開かれた集会。夕暮れの中、稲嶺さんが声を張り上げると、寒風を吹き飛ばすような熱気が会場を覆った。


 周辺は、青いはちまきを締めた支持者でごった返した。ジュゴンのぬいぐるみや「基地いらない」「市政を変えて若者に仕事を」と書かれた横断幕やプラカード。稲嶺さんや応援弁士らが名護の未来を力強く語る度に、大歓声や指笛、太鼓の音が沸き上がった。


 稲嶺さんは「辺野古に基地はいらないということを示す最大で唯一のチャンス。明日の勝利で答えを出そう」ときっぱり。鉄軌道の調査費が計上されたことなどを挙げ、「一緒に夢を見て、語り、実現しよう」と訴えた。集会後、握手攻めに合いながら最後の遊説に向かった。


 島袋さんは、選対事務所がある中心市街で打ち上げ式。約150メートルの沿道に緑色のはちまきを巻いた支持者が詰めかけ、「市政継続」と声を上げた。


 「よーし、よーし、よしかずっ」。選挙戦でおなじみとなった応援歌の中、島袋さんは、一人一人と約30分かけて握手。太鼓やドラ、指笛に押されるように登壇し、「活性化は真の市民党であるヨシカズにしかできない」と絶叫した。


 応援弁士の比嘉鉄也元市長が「期日前投票に行った人」と呼びかけると、参列者のほとんどが挙手。「後はみなさんの周りの浮動票をつかみ、勝利しよう」と強調した。


 打ち上げ式後も市街地への訴えに出た島袋さん。8時すぎに選対事務所に戻ると、事務所スタッフと固い握手を交わし、「フル回転した。明日もしっかり臨みたい」とほほえんだ。

1026チバQ:2010/01/24(日) 17:07:44
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=22853
攻防最前線<上>宮崎市
2010年01月05日


■組織と知名度の戦い

 昨年12月23日、宮崎市民プラザ。「斉藤市長の誕生を祈念しガンバロー」。現職の津村重光(62)の地域後援会の三役ら約160人が集まった会合で、出席者全員が気勢を上げた。津村が公然と高く評価する前市議斉藤了介(43)の支援が決まった。同後援会は津村市政を支えた支持母体の一つ。その2日後。市内に2万数千票の基礎票を持つとされる公明も、斉藤の推薦決定を発表した。

   □    □

 前回、津村を追い詰めた元佐土原町長の戸敷正(57)の出馬表明から遅れること約半年。4年間、市内をくまなく回り政策を訴えた戸敷に対し、市議を2年半しか務めておらず知名度不足が懸念される斉藤。組織力で相手を上回って初めて、戸敷と肩を並べることになる。

 津村の地域後援会と公明のうち、特に戸敷も推薦願を出していた公明の推薦を取り付けたことで、ある陣営関係者は「相手に与えたダメージは小さくない」と手応えを感じ始めた。

 民主、連合宮崎など津村を支えてきた団体を中心に推薦が相次ぐ。「年内は組織を広げるだけ広げ、1月からはその組織で浸透を図る」。こう戦略を描くのは、選対本部長の市議日高義幸(62)。津村の後継というイメージがどう左右するか。若さを武器に無党派層をいかに取り込めるか。組織を固めたとはいえ、不安要素は尽きない。

   □    □

 戸敷は7万176票を獲得した前回市長選以降、市内全45小学校区で250回を超えるミニ集会を重ねてきた。先行する知名度の高さを生かし、昨年は600人規模の集会を3回開催。元日から宮崎神宮などでつじ立ちをこなし、精力的に企業も回った。後援会連合会長の武田新一(72)は「戸敷の人柄を知り、本気で応援してくれる人は増えてきた」と自信を深めている。

 しかし、元国交相中山成彬から強力な支援を受け、台風14号災害対策への批判票なども上積みした前回と状況は一変した。昨年の衆院選で自民党は与党から転落し、中山も落選。戸敷は今回、市内の同党4支部から推薦を受けたものの、最大の宮崎市支部は態度を決めておらず、どれほどの集票に結びつくかは不透明だ。

 地元佐土原町では、前回先頭に立った県議が静観し盤石とは言えないなど、自身の支持票を測りかねている状況。市民目線の政治を訴え、合併や地域コミュニティ税に不満を持つ層の支持を取り付けたい考えだ。

 「県都の市長選の選択肢がこれだけでいいのか」と昨年11月に出馬表明した元県議の由利英治(59)。後援会組織に頼らず、自転車で市内を回る。年明けは2日から街頭演説を始め、「まったく知らない人からも声を掛けてもらえることが増えた」と支持の広がりに期待している。

   ×    ×

 宮崎、都城、延岡の3市長選は24日に投開票を迎える。各陣営の対決構図を追う。(敬称略)

1027チバQ:2010/01/24(日) 17:08:20
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=22918
攻防最前線<中>都城市
2010年01月07日


■実績に政策差で対抗

 新年の雰囲気が残る4日夜。都城商工会議所主催の賀詞交歓会で、約2週間後の市長選で相まみえる現職の長峯誠(40)と前市議の山田裕一(49)が顔をそろえた。

 交歓会には市内政財界から約450人が出席。2人は歓談が始まると、急いでテーブルを回り始め、自ら出席者に声を掛け握手し続けた。間近に迫った決戦を意識したような前哨戦に「頑張って」との声も飛んだ。

 「やるべきことはやってきた。今日も温かい激励をいただいた」と余裕をみせる長峯。山田も「頑張ってくれと多くの激励をもらった。日に日に支持は拡大している」と手応えを口にした。

   □    □

 2004年の旧都城市長選から3度目の戦いとなる長峯。06年の合併により、就任してわずか1年で迎えた前回とは異なり、今回は1期の新都城市長のかじ取りが審判を受ける。

 企業誘致数(23社)も目標の2倍、行財政改革で職員154人削減―。後援会は4年間の実績を強調した政策ビラ5万枚を作製。長峯自身も集会で「マニフェストを達成した」と実行力を前面に打ち出し、山田との実力差を印象付ける。

 保守が分裂した過去2回は対立候補の支援組織の動きは見えやすく、6選を目指した元市長と、自民党の元県議を退けた。だが、今回は特定の組織、政党の支援を受けない無色の新人とあり、「表立った動きが見えず戦術が立てにくい」と苦悩する。

 長峯陣営は経済団体などの推薦に加え、市内15地区の後援会組織を再構築して足元固めに余念がない。が、市民の市長選への関心がいまひとつであることを気にする。選対本部長の市議会議長の村吉昭一(71)は「後援会の個票が上がってこない。安泰ムードが怖い」と警戒を緩めない。

   □    □

 旧市2期、新市1期の市議を経て挑む山田。実績を訴えながら盤石な組織選を展開する長峯に対し、「ルーキーが奇跡を起こす」とのキャッチフレーズで米大統領選や昨夏の衆院選における「変化」をイメージした戦略により市政刷新を訴える。

 実家が中心市街地で靴店を営んでおり、商業者を軸にした草の根運動に取り組むが、特に期待しているのが合併に伴う市民の不満だ。合併した旧4町では「住民サービス低下などで住民の不満は予想以上に大きい」(陣営幹部)とみている。

 長峯が行財政改革の効果として職員削減効果を挙げれば、山田は旧4町総合支所への職員増員を強調。合併を推し進めてきた長峯に批判の矛先を向けさせるなど、政策の違いを鮮明化させる。「(現職に対抗するには)政策論争に持ち込むしかない」

 さらに、政策決定において情報公開などが不十分とし、「市政に閉塞(へいそく)感がある」とする長峯に批判的な市議らも取り込み、現職の壁の切り崩しを狙う。(敬称略)

1028チバQ:2010/01/24(日) 17:09:00
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=22919
攻防最前線<下>延岡市
2010年01月08日


■雇用政策めぐり論争

 延岡市内全域に約2千本ののぼりを掲げた井本英雄(62)。「延岡を変えます」のスローガンには、現職の首藤正治(54)への批判票を取り込みたい思惑がにじむ。

 「延岡を変えられるのは自分しかいない」。昨年9月の出馬表明以降、井本はこう訴え続けてきた。「変化」を強調する背景にあるのが雇用情勢の低迷。県内でも最低水準で推移する延岡市の有効求人倍率の現状を「北は夕暮れと揶揄(やゆ)されてきた」と表現し、「この4年間でも何も変わっていない」と対決姿勢を鮮明にする。

 日豊海岸を生かした観光開発や大学病院の設置など5項目のマニフェストの中で、目玉に据えるのが3千人の雇用創出だ。昨年12月に本格化させたミニ集会でも「雇用がなければ地域経済の浮揚はあり得ない」と強調。「誘致する企業の当てはある」と政策実現に自信をみせるが、首藤陣営は「実現性が低い」と応酬する。

   □    □

 延岡市内で4日に開かれた賀詞交歓会。地元有力者を前に首藤は「約300人の新規雇用を生む大型の企業誘致に成功した」と実績をアピールした。しかし、この4年間の首藤市政に対し「何をしたのか見えない」と指摘する声もあり、井本はそうした声の広がりに期待して支持を広げる戦略を展開する。

 危機感を強める首藤陣営は実績をアピールしながら、「井本の政策の根拠のなさ」を突く。首藤自身も昨年11月の集会で、「3千人雇用は現在の旭化成と同規模だが、それだけの受け皿となる用地の整備は現実的でない」と真っ向から否定する場面もあった。

 首藤は6日、メディア向けにマニフェストを公開し、重点施策の一つに1500人以上の新規雇用を打ち出した。明確な雇用人数を盛り込んだことについて、首藤は「(井本の政策を)意識した点もある」とした上で、「実現可能な数字かどうかが重要になる」とけん制した。

   □    □

 告示前の総決起大会を勝敗の行方を占う試金石とする両陣営は、組織の引き締めに力を注ぐ。その中で、現職の強みを生かした首藤の「組織力」と、後援会活動を足場とする井本の「草の根」の構図も鮮明化する。

 自民、公明、民主、社民党が相乗りで推薦し、幅広い業界団体から支持を取り付けた首藤は、1500人を超える動員の協力を要請。一方、井本陣営は県議時代を支えた後援会がフル回転し、政策ビラの配布や電話によるローラーを仕掛けるなど支援要請に動いている。

 自民党出身の井本の出馬に保守票が割れるとの見方も広がっており、両陣営は「浮動票の取り込みが鍵」とみる。前回市長選で初当選の原動力となった浮動票をつなぎ留めたい首藤。批判票の受け皿として「風」を起こしたい井本。告示を間近に控え、激戦が本格化する。(敬称略)

   ◇

 県央、きりしま、県北面で、宮崎、都城、延岡市長選の立候補予定者の動きを追いながら対決の構図を探る「3都決戦 同時進行ドキュメント」を掲載します。また同ドキュメントは宮崎日日新聞社携帯サイトでも掲載しています。

1029チバQ:2010/01/24(日) 17:09:40
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=22814
組織再構築の長嶺、批判票狙う山田 都城市長選
2010年01月03日


 現職で再選を目指す長峯誠(40)、新人で前市議の山田裕一(49)=いずれも無所属=の2人が立候補を表明し一騎打ちの公算が大きい。

 長峯は新都城市の初代市長として、この4年間で宮崎自動車道・都城インターチェンジ付近に医療、雇用ゾーンを整備するサブシティ構想の推進や行財政改革、大学・企業誘致などに取り組んだ。自治公民館単位の市政報告会を月2、3回ずつ継続。市長選を前に後援会態勢を再構築し、中学校区11校区と旧4町を合わせた15地区に満遍なく組織を張り巡らせる。

 昨年11月の後援会事務所開きには医師会など市内の主要団体の代表が顔をそろえ現職の強みをみせつけた。団体などによる推薦は前回並みの50〜60団体を目指しており、組織戦を展開。新年からは後援会15地区の個人演説会できめ細かに浸透を図る。

 旧都城市時代を含め市議3期を務めた山田は「政治への閉塞(へいそく)感を払しょくし市民参加の政治を実現したい」と昨年5月に出馬表明。サブシティ構想見直しの立場で、旧4町と中心市街地の一体的なまちづくりの必要性を訴える。

 市商工会議所議員、県商工会議所青年部連合会会長を務めた経験から商工業者が支援の中心で、草の根で浸透を図る。主要産業でもある農業分野からの支持も開拓しようと、昨秋から子牛の競り市を訪れるなど、畜産農家と対話を重ねている。

 旧4町では商店街などを回り、市民の窮状に耳を傾け、合併後の市政に不満を持つ住民の声の受け皿を目指している。反市長派の市議6、7人も支援に加わり、現職への批判票取り込みも狙う。

1030チバQ:2010/01/24(日) 17:50:09
http://www.373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=26&amp;storyid=21732
鹿屋市長選 あす投票
(2010 01/23 09:26)
 鹿屋市長選の投票は、24日午前7時から午後7時まで、市内82カ所で行われ、午後8時半から市体育館で即日開票される。午後11時ごろには当落が判明する見通し。
 市長選に立候補しているのは、いずれも無所属新人で、会社社長の嶋田芳博氏(61)、元鹿屋商工会議所会頭の岡崎継義氏(70)=公明党推薦、元鹿屋市議の本白水捷司氏(66)の3人。
 嶋田氏は「経営者としての理念や視点から鹿屋のまちをチェンジしたい」と訴え、市民の声と力を生かす街づくりを提唱。対話・改革・挑戦・飛躍の四つの基本政策を掲げる。
 岡崎氏は企業経営50年間の経験をもとに、行財政改革の断行や市長給与のカット、販路拡大による農業産出額の1.5倍などを主張。「4年間で鹿屋市を変える」と訴える。
 本白水氏は「誰もが安心して暮らせる鹿屋」を唱え、市議時代の実績をアピール。企業誘致による雇用創出や市民所得向上、高所得率作物導入などによる農業振興など掲げる。
 期日前投票は23日まで市役所本館で午前8時半〜午後8時、串良、吾平、輝北の3総合支所で午前8時半〜午後6時に受け付ける。
 16日現在の選挙人名簿登録者数は8万4135人(男3万9387人、女4万4748人)。

1031チバQ:2010/01/24(日) 17:52:26
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001001230001
3市長選あす投開票 三都の選択
2010年01月23日



宮崎、都城、延岡の3市長選と都城市議選(定数34)、宮崎、延岡両市議補選(被選挙数1)は24日、投開票される。現職の引退表明を受けた宮崎市長選は、4期16年続いた現市政への評価も争点に選挙戦は過熱。都城、延岡両市長選はともに現職に新顔が挑むという構図で、合併後のまちづくりの現状やあり方などをめぐり舌戦が繰り広げられている。合併の特例措置が切れ、議席が減った都城市議選は混戦模様だ。審判の大勢が判明するのは、24日深夜から25日未明になる見通し。



      ■□■


宮崎市長選は、元県議会副議長の由利英治(60)、旧佐土原町長の戸敷正(57)、前市議の斉藤了介(43)=民主、公明推薦=のいずれも無所属で新顔の3氏が立候補し、激しい選挙戦となっている。


由利氏は、地元支持者や5期務めた県議時代に築いた人脈で草の根選挙を展開。自転車と選挙カーを使いこなし、各地でこまめに辻立ちを続ける。旧3町にも入り、知名度アップに力を注ぐ。


 「中心部では、10人会えば1人は顔を知ってもらっている。市長選候補として浸透してきた」と陣営幹部。ただ由利氏が期待する無党派の票は投票率次第で、「とにかく投票に行くよう声を掛け合って欲しい」と呼びかける。「地域コミュニティ税」廃止など公約が重なる戸敷氏の票の切り崩しにも精力的だ。


 一方、前回市長選で1万票差で敗れた戸敷氏は4年間、後援会組織の強化を図ってきた。現在は旧3町を含む5カ所に支部を設置。300以上の団体や企業の推薦も取り付けた。前回は自民党国会議員の強力な支援を得たが、「今回は完全な自前の選挙。告示1週間ほど前にぐっと勢いが出てきた」と長友哲夫選対本部長代理は手応えを感じる。


 告示後は、各地で集会や街頭演説をし、市の特別職や管理職の削減、子ども医療費の無料化など政策を強調。後援会も「あと、1人5票の掘り起こしを」と発破をかける。


 若さを前面に出し、1日10回以上の街頭演説をこなすのは、3候補のなかで最年少の斉藤氏。20日に開いた総決起集会には約2700人(陣営発表)が詰めかけ、日高義幸選対本部長は「本当の選挙戦はこれから。風が吹き始めている」と終盤の盛り上がりに自信をみせる。


 津村重光市長の事実上の後継者として、20人を超す市議らもバックアップ。出陣式で応援演説した津村氏の後援会や公明党県本部、民主党県連、連合宮崎などが相乗りで組織戦を推し進め、「票固め」を急ぐ。


 市議補選(被選挙数1)では、自民前職1人といずれも無所属の新顔2人が争う。


    ■□■


 都城市長選は、前市議の山田裕一氏(49)と再選を目指す現職の長峯誠氏(40)=民主、公明推薦=の一騎打ち。「手作りの草の根選挙」をうたう新顔が組織を固める現職に挑む構図で、市の活性化策などをめぐって論戦を繰り広げている。


 山田氏は街頭活動をこなしながら、選挙戦中盤には旧町部の山之口町と市総合文化ホールの2カ所で決起集会を開催。合併後の疲弊が著しいとして旧4町に人材や財源、権限などを大幅移譲すると提唱し、長峯氏の「サブシティ構想」では新市の一体的な発展につながらないと批判した。


 公約には市民税の引き下げや学校給食の段階的無料化、女性の副市長登用も掲げ、現市政の批判票に加えて女性や若者層の支持を取り込みたい考え。児玉吉巨選対副本部長は「無党派層が増えればマニフェストが効いてくる」と、投票率増にも期待する。


 長峯氏は全市に15の後援会の網を張り巡らせ、医師会や建設関係など約70団体の支援も取り付けた。各地区での個人演説会を連日重ね、22日には市総合文化ホールで総決起集会を開き、サブシティ構想の推進などを訴えた。


 市職員120人削減や民間委託の推進など行財政改革の続行も強調。15件の企業立地や子育て支援策として子どもを預かる「ファミリーサポートセンター」の創設、観光客3万人アップも公約に掲げる。陣営幹部は「4年間の実績を粛々とアピールしている。6万票を超える得票を目指す」と話している。


 定数8減となる市議選(定数34)は、現職33人と新顔14人の計47人による激戦。全市が一つとなった選挙区で各候補者は連呼を繰り返している。

1032チバQ:2010/01/24(日) 17:52:45
     ■□■



 延岡市長選は、前県議会副議長の井本英雄氏(63)と現職の首藤正治氏(54)=民主、公明、社民推薦=が競り合っている。後援会中心の草の根運動を展開する井本氏に対し、推薦団体による組織戦を進める首藤氏。雇用や地域医療問題などを争点にしのぎを削る。


 井本氏は告示後、1日2回の集会をこなし、陣営幹部は「どこも満員。終盤に向け反響も次第に大きくなっている」。公約の中でも新規雇用3千人、医師不足解消策などに話が及ぶと特に有権者の反応が良く、選挙戦も盛り上がってきているという。


 合併後初の市長選となる旧3町への浸透にも重点を置き、「山が荒れた」「若者が少ない」「バスが来ないから医者にも行けない」など現市政への反発の声をすくい上げる。23日には後援会メンバー100人を動員し、街頭で支持を呼びかける。


 首藤氏も各地域での個人演説会に力を入れ、市政の継続を強調。毎回百人単位で集まるといい、21日夜の北浦町公民館での演説会では後援会幹部が「カツカツで勝つようではいかん。圧勝できるよう、皆さんの協力をお願いしたい」と力説した。


 政党以外に農協や漁協、建設業、医師会など170の団体の推薦を受けて組織固めを急ぐほか、無党派層の獲得も狙う。陣営幹部は「リードしている感触はあるが気を抜かず、1票1票を積み上げて結果につなげたい」と気を引き締めている。


 市議補選(被選挙数1)では、前職2人と元職1人が支持拡大に懸命だ。

1033チバQ:2010/01/24(日) 19:39:21
□2006年1月29日実施の選挙の結果
◇宮崎市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率53.67%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 79986 津村重光(無現、民・社推薦、58歳、四選) ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  70176 戸敷 正(無新、53歳)          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃   5369 松本 隆(共新、44歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※前回の投票率は34.00%。

◇延岡市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率60.25%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 23749 首藤正治(無新、50歳、初当選)      ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  14965 桜井哲雄(無現、公・社推薦、70歳)    ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  10646 戸田行徳(無新、61歳)          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃   8998 小田忠良(無新、56歳)          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃    629 清水 光(無新、71歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


□2006年2月5日実施の選挙の結果
◇都城市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率70.41%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 67535 長峯 誠(無新、36歳、初当選)      ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  28868 堀之内憲一(無新、56歳)         ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※新「都城市」は、旧「都城市」、山之口町、高城町、山田町、高崎町
が合併して誕生。今回の選挙は初代市長を決める選挙。当選した長峯氏
は旧・都城市長。
□2004年11月28日実施の選挙の結果
◇都城市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率58.53%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 32261 長峯 誠(無新、35歳、初当選)      ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  29011 岩橋辰也(無現、77歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

1034杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/01/24(日) 20:01:56
名護市長選、稲峰候補当確@ニュースバード

1035秋田2区の名無し:2010/01/24(日) 20:08:50
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が争点になった沖縄県名護市の市長選が24日あり、日米が合意した同市辺野古への移設に反対する新顔の稲嶺進氏(64)=民主、共産、社民、国民新、沖縄社会大衆、そうぞう推薦=が、移設を容認する現職の島袋吉和氏(63)を破り、初当選を確実にした。鳩山内閣は5月末までに移設先を決める方針だが、辺野古への移設は極めて困難になった。
(朝日新聞)

1036チバQ:2010/01/24(日) 20:09:33
朝日はゼロ打ち
http://www.asahi.com/politics/update/0124/SEB201001240006.html
普天間移設反対の新顔・稲嶺氏が当選確実に 名護市長選
2010年1月24日20時0分


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が争点になった沖縄県名護市の市長選が24日あり、日米が合意した同市辺野古への移設に反対する新顔の稲嶺進氏(64)=民主、共産、社民、国民新、沖縄社会大衆、そうぞう推薦=が、移設を容認する現職の島袋吉和氏(63)を破り、初当選を確実にした。鳩山内閣は5月末までに移設先を決める方針だが、辺野古への移設は極めて困難になった。

1037チバQ:2010/01/24(日) 20:32:39
w

959:01/24(日) 20:25 BsJgJSUQ
産業経済新聞だけは意地でも当確発表を行わずw

1038二階席:2010/01/24(日) 21:46:47
>>1037

出ました。

http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100124/elc1001242141000-n1.htm

名護市長選】移設反対派の稲嶺氏が当選確実
2010.1.24 21:41
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を争点とする同県名護市長選は
24日投票が行われ、移設反対を掲げた新人の元市教育長、稲嶺進氏(64)=民主、共産、
社民、国民新、沖縄社大推薦=が、容認派の現職の島袋吉和氏(63)=公明支持=を破り
初当選した。
 普天間飛行場を名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部へ移設する現行計画は事実上、
困難となり、政府は新たな移設先の検討を急ぐ。だが、米国が計画変更に応じる見通しはなく、
普天間飛行場の移設自体が白紙に戻る危険性が強まった。

1039ももだぬき:2010/01/24(日) 21:55:51
3K新聞にとっては屈辱的な結果だね。笑

1040チバQ:2010/01/24(日) 22:04:06
宮崎を民主系が落としました。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015187941000.html
任期満了に伴う宮崎市長選挙は24日に投票が行われ、無所属で新人の戸敷正氏の初めての当選が確実になりました。戸敷氏は57歳。4年前に宮崎市と合併した旧佐土原町の町長を2期務めました。

1041名無しさん:2010/01/25(月) 00:22:29
名護市長選挙
 
民主17.950票
自民16.362票
 
確定。
産経が遅いとか言ってたが、この結果なら他が早すぎたんだろうね。

1042名無しさん:2010/01/25(月) 00:39:07
ゼロ打ちしちゃいけない結果でしたね。最近の選挙もヌカ喜びが多いですからね。

1043名無しさん:2010/01/25(月) 02:09:47
宮崎市長選挙
 
戸敷81.951票自民中山系
斎藤48.739票民公
由利10.892票自民??系
 
宮崎は自民が強いとはいえ、第1区は昨年の衆院で自民中山氏が敗れた所。
 
名護市議補欠選挙は自民が支援する候補当選。
国民のバランス感覚かな。 
※宮崎市長選挙の公明票は2万票あると俗に言われている。

1044とはずがたり:2010/01/25(月) 02:20:02
解説感謝です。
宮崎は惜しいですなぁ。。
火の玉が息を吹き返しそうだ。。

1045とはずがたり:2010/01/25(月) 03:26:57
名護市長に稲嶺氏、普天間合意の実現困難に
読売新聞2010年1月25日(月)02:15
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20100124-567-OYT1T00692.html?fr=rk

 沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設受け入れの是非が最大の争点となった同県名護市長選は24日投開票され、受け入れに反対する新人で前市教育長・稲嶺進氏(64)(無=民主、共産、社民、国民推薦)が、容認派で自民、公明両党の支援を受けた現職・島袋吉和氏(63)(無)を接戦で破って初当選した。

 鳩山首相は選挙結果を普天間移設先決定の判断材料にすると明言しており、受け入れ反対派の稲嶺氏が勝利したことで、名護市辺野古に移設するとした2006年の日米合意の実現は極めて困難となった。選挙結果は、在日米軍基地の再編計画全体の行方にも影響を与えそうだ。

 当選後、稲嶺氏は「辺野古の海に基地を造らせないと皆さんに約束した。信念を貫く」と決意を語った。普天間の代替施設について、「海上にも陸上にもいらない。これ以上ごめん被りたい」と強調。そのうえで、「鳩山首相には『基地の沖縄県内でのたらい回しはやめてください』と言いたい」と述べた。

 普天間移設問題をめぐり、鳩山政権は昨年12月、名護市辺野古沖の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への移設計画を白紙化し、移設先を新たに選定する方針を決定。鳩山首相は今年5月末までに結論を得るとし、その際には、現行案の移設先である名護市長選の結果を判断材料とする意向を表明した。このため、米政府も高い関心を寄せてきた。

 名護市は、日米両政府が1996年に普天間飛行場の全面返還に正式合意後、移設先として浮上したが、地元の賛否は受け入れをめぐって激しく割れた。97年には賛否を問う市民投票が行われ、反対票が過半数を超えたが、98年以降に行われた3回の市長選では移設容認派の候補が勝利した。今回は、民主党が昨年9月に政権交代を果たした結果、「県外、国外移設」に期待する県民世論が再燃した中での選挙戦となった。

 稲嶺氏は名護市への移設反対を前面に出したほか、陣営が政権交代による鳩山政権とのパイプの太さを強調。「基地とリンクしない振興策」を訴えて、景気低迷に苦しむ市民に浸透した。

 投票率は76・96%で、06年の前回選挙(74・98%)を上回った。

 ◆名護市長選確定得票◆
 当   17,950 稲嶺  進 無新〈民〉〈共〉〈社〉〈国〉
     16,362 島袋 吉和 無現
    〈 〉囲みは推薦政党

1046チバQ:2010/01/25(月) 12:17:06
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001001250002
宮崎市 戸敷氏、刷新訴え雪辱
2010年01月25日




 県都の新たなリーダーに有権者は、「宮崎維新」を旗印に市政刷新を訴えてきた戸敷氏を選んだ。戸敷氏にとって2度目の挑戦となる今回の市長選は、4期16年務めて引退を表明した津村重光氏の事実上の後継者である斉藤氏と由利氏との三つどもえの戦いに。後援会組織を強化して捲土(けん・ど)重来を期した戸敷氏が、津村氏の「長期政権」に対する批判票も集め、4年前の雪辱を果たした。


 戸敷氏は支援者らと万歳三唱をして喜び、「今からが大事。マニフェストを実現していくことが本当の意味での宮崎市の刷新になる」と決意を新たにしていた。


 選挙戦では企業誘致や行政運営など自身の佐土原町での実績をアピールする一方、津村市政の「橘通り公園化」や「地域コミュニティ税」を批判。「市政が同じ状態で継続すれば、今以上に市民目線の政治はされない」として、現市政からの転換を訴えた。


 前回の市長選は、中山成彬衆院議員(当時)の全面的な支援を受け、津村氏に1万票差まで肉薄した。落選後、後援会の組織づくりに専念。市中心部のほか旧3町にも事務所を構え、支持基盤を広げてきた。今回は「地域コミュニティ税」などに批判的な一部市議らも支援に回ったほか、従来の自民支持層に加えて社民や民主の支持者の一部も取り込み、無党派層にも支持を広げた。


 一方、前市議の斉藤氏は昨年9月、津村市政を支えてきた20人を超す市議に推される形で出馬を表明した。津村氏の支持団体も全面的にバックアップし、公明党県本部や民主党県連、連合宮崎も推薦。組織戦で巻き返しを狙ったが及ばなかった。


 「市民が主役。お客さま(住民)の満足度、幸福度を高めたい」。17年間、県外で企業勤めをしていた斉藤氏は「民間目線」の市政運営を繰り返し強調した。3候補者の中で最年少という「若さと行動力」を前面に出して他候補との違いを鮮明にしたが、知名度不足もあり、無党派層まで浸透しきれなかった。


 3候補者の中で最後に立候補表明した元県議会副議長の由利氏は「市民税10%減」や「地域コミュニティ税廃止」を訴え、草の根選挙を展開。自転車で市内を回って辻立ちを重ね、5期務めた元県議としての手腕なども強調したが、遅れを取り戻せなかった。


http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001001250003
都城 長峯氏再選、実績・公約前面に
2010年01月25日





 長峯氏が現職の強みを発揮した都城市長選。4年間の実績を訴え、市内全域に張り巡らせた後援会組織をフル回転させ、「草の根選挙で新しい風を」と訴えた前市議の山田氏を圧倒した。


 事務所で支援者に囲まれた長峯氏は「今後も市民の皆さんと一緒に市政を作り上げていく」と喜びを語った。


 長峯氏が最重要政策として掲げたのは、「サブシティ構想」。宮崎自動車道・都城インター付近に市郡医師会病院を移転・建て替えて医療環境を整え、新たな工業団地も造成して雇用創出の場にするもので、「圏域の発展に必要不可欠」と訴えた。


 また、行財政改革や企業、大学誘致の成果も強調。4年間に市職員を約150人削減したことなどによる人件費抑制や事業見直しなどで生じた改革効果は99億円に達し、南九州大学や23企業の誘致に成功したとアピールした。


 公約でうたった市職員120人削減、民間委託の一層の推進といった「改革続行」の姿勢も市民から評価された。公約には、景気雇用対策に15件の企業立地や職業訓練の実施、子育て支援のファミリーサポートセンター創設や年20団体のスポーツ合宿、観光客3万人増なども盛り込んだ。


 長峯氏は医師会や建設関係など約70団体の支援を取り付けたほか、連合宮崎からの推薦も得て、選挙戦を終始優位に進めた。


 「根本から市政を変えたい」と市長選に初挑戦した山田氏。「合併以降の市民の暮らしはむしろ悪くなり、政治への閉塞(へい・そく)感が漂っている」と現市政を批判し、サブシティ構想に代えて、旧4町に人材や財源、権限を大幅移譲するべきだと訴えた。90項目に及ぶマニフェストを発表して政策論争を挑んだが、浸透しきれなかった。

1047チバQ:2010/01/25(月) 12:18:43
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001001250004
延岡 首藤氏再選、市政継続に支持
2010年01月25日





 市政継続を前面に出した首藤氏が、ベテラン県議の挑戦を退けた。


 首藤氏は約300人の支援者に迎えられ、「リーダーとして選んでくれた市民の皆さんと一緒により良い延岡を作っていこう」と拳を突き上げた。


 現職の首藤氏は政党以外に農協や漁協、建設業、医師会など170の団体から推薦を受けて組織を固めた。市内10地区に地域後援会も立ち上げ、無党派層にも支持を広げていった。


 市職員数削減などの行財政改革、地域医療を守る取り組みや災害に強いまちづくりなど4年間の実績をアピール。県内でも特に深刻な雇用情勢や医師不足などに対応するため新規雇用1500人、ドクターヘリ導入や県立延岡病院のヘリポート整備、JR延岡駅舎改修による中心市街地活性化などを掲げた。


 合併後初の市長選を迎える旧3町の住民に対しては、国土交通省九州地方整備局と交渉して立ち上げた北川流域防災会議など、各地域での成果を強調。振興策も提示しながら支持を訴えた。


 「寂れた延岡の閉塞(へい・そく)感を打破する」として、自民党の県議を辞して挑んだ井本氏。一昨年のキヤノンの誘致失敗や人口減少、医師不足などに現市政が対応できていないと批判のトーンを強め、「新規雇用3千人」や「県立延岡病院の大学病院化」「市長歳費20%、退職金50%削減」などで市政刷新を求めた。「市政運営上のしがらみができる」として団体の推薦は受けず、主に県議活動15年で築いた各地の後援会を中心に動いたが、十分に浸透しなかった。

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001001250005
3市長選の得票結果
2010年01月25日



 ■宮崎市
戸敷 正  81951
斉藤 了介 48739
由利 英治 10892


 ■都城市
長峯 誠  61194
山田 裕一 27925


 ■延岡市
首藤 正治 41738
井本 英雄 23029

1048チバQ:2010/01/25(月) 12:21:51
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001001250004
松浦市長に友広氏
2010年01月25日

 ■再選「市民主役の町に」


 松浦市長選と市議選(定数19)は24日に投開票され、市長選は無所属現職の友広郁洋氏(67)が、前市議会議長の中塚祐介氏(58)=民主推薦=と、元県議の田中広太郎氏(62)の無所属新顔の2氏を破り、再選を果たした。21人が立候補した市議選も、新議員が次々と決まった。


 当日有権者数は2万1041人、投票率は市長選が81.59%、市議選は81.60%だった。


 友広氏は当選後、「市民が主役の町づくりを進めていきたい」とし、「次代を育む産業創造都市をめざし、市民が安全で安心して住み続けられる松浦の振興発展に力を尽くしたい」と決意を述べた。


 同市は2006年1月に周辺の離島2町と合併。市長選では、街の将来像や人口減少対策、農漁業を生かした地域振興策が争点となっていた。中塚氏は「まつうらフードパーク構想」をかかげ、農漁業と商業の振興を相乗させた交流人口の増加を、田中氏は「行政はサービス業」をキーワードに、民間の感覚を採り入れた市役所改革などを掲げたが、ともに及ばなかった。

1049名無しさん:2010/01/25(月) 12:24:29
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-25_2019
野党、知事選へ弾み 県内政局
自公、再生道のり遠く
政治 2010年1月25日 09時36分
(2時間48分前に更新)

 11月の知事選を頂点とする県内政局の行方を左右する名護市長選で、新人の稲嶺進氏が勝利したことで、社民、共産、社大、民主、国民新、政党そうぞうの県政野党6党は、今後与野党の対決が予想される沖縄市長選や参院選、知事選などに向け、弾みをつけた。ただ、米軍普天間飛行場移設問題への対応や共闘の枠組み、人選作業に対する思惑の違いもあり、名護の勢いを結びつけられるかが課題だ。


 一方、自民、公明の県政与党は、現職の島袋吉和氏側を支持し、反転攻勢を狙ったが失敗。昨年8月の衆院選大敗を受け、組織の立て直しを図っているが、再生の道筋は依然として見いだせていない。夏の参院選に出馬する現職の島尻安伊子氏や2期目に意欲的な仲井真弘多知事にも大きな痛手となった。 


 野党側は普天間問題で、名護市辺野古沿岸部への移設に反対の姿勢を示した稲嶺氏の全面的支援で共闘。各党が独自に事務所を構え、運動を展開したことが結果的に功を奏した。


 また、名護市を選挙区に抱える衆院沖縄3区の玉城デニー氏(民主)が、政権与党の強みを生かして企業回りを重ね、従来の自民党支持基盤を切り崩した。


 名護市長選の勝利を受け、野党側は参院選に向けた枠組み協議を本格化させる。だが、移設問題をめぐり、同飛行場の即時全面返還を求める共産と辺野古陸上案などの分散移転を掲げる国民新などとの間で方針の乖離(かいり)がある。


 また、民主党県連が今月、党本部の意向で独自候補擁立に着手することを決めたことで、不協和音が生じている。民主の対応に同調する動きもあり、候補者選びは波乱含みだ。


 一方、自民党県連は昨年11月末に「鳩山政権が年内に普天間飛行場の移設方針を決定しなければ県外移設を求める」と方針転換し、県連幹部が再三、島袋氏側に同調するよう持ちかけたが、不発に終わった。さらに島袋氏が政党色を出さない戦術を取ったことで、自民、公明は存在感を示せなかった。(政経部・平良吉弥)


宜野湾市長「大きな力」


 【宜野湾】名護市長選で、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する稲嶺進氏が当選したことについて、伊波洋一宜野湾市長は24日夜、同市役所で「大変喜んでいる。県内移設に反対する県民の声が一つになった」と評価した。


 その上で「政府が県外移設を進めるに当たり、米側に県民の思いを主張できる根拠として、選挙結果は大きな力になると思う。名護市民は、既定路線の辺野古移設に『反対しても聞いてもらえない』という状況にあったが鳩山政権が再検討する中で希望を見いだした」と強調した。


沖縄相「内閣に責任」


 【東京】前原誠司沖縄担当相は24日夜、名護市長選で米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する新人の稲嶺進氏(64)が当選したことについて「辺野古移設の是非だけを問う住民投票ではない。鳩山内閣の責任で、あらゆる選択肢の中で代替施設を見いだされなければならない」と述べ、辺野古沿岸部に移設する現行案を含めて国の責任で判断するべきだとの考えを示した。

1050チバQ:2010/01/25(月) 20:36:51
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100125rky00m010007000c.html
名護市長選・解説:「県外」へ高まる期待 名護市民二分 決着へ
<解説>

 米軍普天間飛行場移設問題で県外・国外移設を訴えた稲嶺進氏の当選は13年間、基地問題で市民が二分されてきたことに対し、有権者が決着を求め、新たな基地の受け入れに反対する姿勢を示したことが要因といえる。

 名護市辺野古への普天間移設では、1997年の市民投票で移設反対が半数を超えた結果とは裏腹に、比嘉鉄也市長(当時)が基地受け入れを表明し辞任。その後、基地受け入れを容認する候補者が3度、市長選で当選する「ねじれ」が続いてきた。

 しかし昨年、県外・国外移設を訴える民主党が総選挙で政権交代を実現。県内でも小選挙区すべてで辺野古移設に反対する候補者が当選したことで、市民の県外移設への期待が高まった。その期待が「市長選を市民投票と同じ、基地反対の結果にする」と訴えた稲嶺氏への支持となった。

 基地問題以外でも名護市は、経済振興や北部医療などの課題を抱える。市内失業率は12・5%(2005年)、有効求人倍率0・21倍(昨年11月)と雇用環境は厳しい。稲嶺氏は、中小企業支援や遊休農地の活用による異業種の農業参入で若者の雇用拡大を目指すことを提案。休診状態が続く県立北部病院産科救急の再開で医師を迎える支援体勢を図る政策を示している。

 選挙戦で訴えた「辺野古への基地受け入れ反対」の実現とともに、市民の安心な暮らし、環境を守る政策の実現が課題となる。(金城良広)

(琉球新報)

1051チバQ:2010/01/25(月) 20:37:37
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100125rky00m010002000c.html
八重瀬町長選:比屋根方次氏が当選
 【八重瀬】任期満了に伴う八重瀬町長選挙が24日投開票され、新人・比屋根方次氏(71)=無所属、民主推薦=が7969票を獲得し、2期目を目指した現職・中村信吉氏(70)=無所属=を破り初当選した。比屋根氏は「安心して住めるまちづくりを目指したい」と述べた。投票率は71・20%。当日有権者数は2万457人(男1万200人、女1万257人)。

 比屋根方次氏(ひやね・ほうじ) 1938年9月15日生まれ。字東風平出身。国士舘大卒。旧東風平町教育委員長など歴任。

▽八重瀬町長選開票結果

当 7969 比屋根方次 無新

  6471 中村 信吉 無現

(選管最終)

(琉球新報)

2010年1月25日

1052チバQ:2010/01/25(月) 21:07:53
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100125/01.shtml
松浦市長に友広氏再選 新市議19人決まる



再選を果たし、支持者と万歳三唱する友広郁洋氏(中央)=24日午後10時49分、松浦市志佐町里免の選挙事務所
 任期満了に伴う松浦市長選と市議選は24日、投開票が行われ、市長選は、現職で無所属の友広郁洋氏(67)が前市議会議長の中塚祐介氏(58)=民主推薦=と元県議の田中広太郎氏(62)の無所属新人2人を大差で破り再選を果たした。21人が立候補した市議選も19人(現職16、新人3)の当選が決まった。

 合併後の初代市長を務めた友広氏は喫緊の課題だった行財政改革の成果を掲げた上で、既存企業の支援による産業振興や福岡都市圏からの交流人口拡大などを訴えた。

 昨年9月に出馬を正式表明した後は130もの団体からの推薦を得て、支持の輪を着実に拡大。新人2人の追随を許さなかった。

 中塚氏は、政権与党とのパイプの重要性を強調、松浦入りした民主党国会議員の応援を受けた。松浦の現状に警鐘を鳴らし、人口増加策や市役所改革、農漁業振興などを主張したが、及ばなかった。

 旧市時代を含め3度目の挑戦となった田中氏は市職員の民間研修制度など独自性の強い施策による意識改革などを表明。出馬表明が告示1カ月前と出遅れ、中塚氏と現職批判票を分け合う結果となった。

 当日有権者数は2万1041人(男9835、女1万1206)。投票率は市長選が81・59%(男80・68、女82・39)で前回を2・34ポイント下回った。市議選も81・60%(男80・68、女82・40)で2・34ポイント下回った=市選管調べ=。

 松浦市長選開票結果(選管最終)
当 10923 友広 郁洋 67 無現
   3915 中塚 祐介 58 無新
   2076 田中広太郎 62 無新

 【友広氏の略歴】
 松浦地区消防組合管理者、県北防衛協会長(元)旧市助役▽伊万里農林高卒(2)

1053名無しさん:2010/01/25(月) 21:09:42
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100125ddlk46010288000c.html
選挙:鹿屋市長選 嶋田氏が初当選 幅広い世代が支持 /鹿児島
 任期満了に伴う鹿屋市長選は24日、投開票され、会社社長の嶋田芳博氏(61)=無所属=が、元鹿屋商工会議所会頭の岡崎継義氏(70)▽前市議の本白水捷司氏(66)=ともに無所属=を破り、初当選した。投票率は56・74%だった。

 旧鹿屋市と輝北、串良、吾平の旧3町の合併後、2度目の選挙。行政経験がない3新人がそれぞれ「民間」の視点で行財政改革や地域振興策をめぐり、主張を繰り広げた。

 嶋田氏は、まちおこし市民グループなどを支持母体に「ボランティア選挙」(陣営)を展開。「均衡ある発展」を訴え、地域格差解消を目指す「地域再生会議」の創設や、コスト主義に徹した行財政改革を公約に掲げた。市議や青年会議所OBらを中心に支援の輪が広がり、幅広い世代・業種で支持を得た。

 岡崎氏は旧町長経験者らの支援や公明党推薦を取り付け、組織固め。「市政をオープンにする」と訴えたが、及ばなかった。本白水氏は「1次産業活性化」などを主張した。

 当日有権者数は8万3350人(男3万8966人、女4万4384人)。【新開良一】

==============

嶋田芳博(しまだ・よしひろ) 61 無新(1)

 会社社長▽県銃砲火薬商保安協会長[歴]鹿屋JC理事長▽第一鹿屋中PTA会長▽水産大学校

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001001250001
鹿屋市長に嶋田氏 対話重視の訴え実る
2010年01月25日

 無所属新顔による三つどもえの争いとなった鹿屋市長選は24日、投開票され、産業火薬販売会社長の嶋田芳博氏(61)が、鹿屋商工会議所前会頭の岡崎継義氏(70)=公明推薦=、元測量設計会社長で前市議の本白水捷司氏(66)を破り、初当選した。これまで長く行政経験者に任されてきた市政運営が今回、民間出身者に託されることになり、市政の大きな転換点となる。当日有権者数は8万3350人。投票率は56・74%(前回49・78%)だった。
 嶋田氏は、所属する鹿屋青年会議所OBの経営者らでつくる町づくり研究グループに擁立された。立候補の表明は他の2人より遅れたが、同グループや現市長の山下栄氏(74)の後援会組織の中核部分を足場に、草の根選挙から次第に組織選挙の色彩を強め、選挙戦終盤になって一気に支持を広げた。大半の市議も支援に回った。
 嶋田氏は選挙戦で、対話を重視した「市民が主役の市政」を重点政策として掲げた。さらに、付加価値の高い農水産物の『安心・安全・健康な鹿屋ブランド』確立などによる1次産業の振興や、事業仕分けと外部評価制度を採り入れた行財政改革に取り組む、と表明。「元気な鹿屋市を新しい力でつくりたい」と訴えた。
 岡崎氏は、自らが50年携わってきた企業経営の視点を市政に導入すると提起し、「4年で行財政改革を断行し、豊かな市に変える」と短期間での変革を主張。市議1期目途中で挑んだ本白水氏は、行財政改革などを訴えたが、ともに及ばなかった。
 前回選挙では、米軍再編に伴って海上自衛隊鹿屋航空基地に空中給油機訓練を移転する問題への対応や多選批判などが争点となったが、今回は明確な対立軸がなく、3人は地域活性化の手法などに独自性をにじませた。
 今回は、周辺3町との合併前から通算4期約16年間かじ取り役を務めた現職の山下氏が引退を表明。一時は7人が名乗りを上げたが、出馬断念が相次いだ。

1054チバQ:2010/01/25(月) 21:17:01
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-25_2010/
志半ば 逆風に沈む 島袋さん「私の不徳」 名護市長選
表情硬く敗戦の弁 実績強調も届かず
社会 2010年1月25日 09時37分
(11時間39分前に更新)

 【名護】「私の不徳の致すところです」。先行する相手候補を接戦に持ち込み、最後は制したつもりだった。約1600票差での敗退に島袋吉和さん(63)は、支持者へ頭を下げた。「まれにみる選挙運動」を展開したが、普天間飛行場の辺野古移設や政権交代で「民意」をつかみ損ねた。関係者のショックも大きく、「今後は一市民として頑張りたい」と声を振り絞るように話した。


 敗戦の知らせは予想外に早かった。テレビ2社が午後8時に当確を出した時、島袋選対事務所には数人の支持者が到着しているだけ。次々に集まる人々も「早すぎる」「信じられない」と戸惑いの表情を浮かべた。


 島袋さんは、開票作業が始まった直後の同9時20分に事務所入り。席に着くなり、逆転を信じる支持者から「笑顔、笑顔」と声がかかる。しかし、表情はこわばり、言葉を発さず終始、テレビ画面を見つめ続けた。


 保守系が推す市長が24年続いた同市。この間、経済界など有力者がつくり上げた地縁や企業間のネットワークが機能するはずだった。


 保守市政の始まりを築いた比嘉鉄也選対本部長は「期日前投票が伸び、有利と思ったが…。ますます元気な名護市にしたかった」。従来の戦い方が通じなかったことに無念の表情を浮かべた。


 敗戦の弁に立った島袋さんは、「不徳の致すところ」と繰り返した。「市民が幸せになる地域づくりを考えていた。このような結果になると思わなかった」と悔しさをにじませた。


 基地問題が争点化することを避け、実績を強調した選挙戦。同様に、敗戦の弁でも基地に言及することはなかった。


 記者からの質問で辺野古移設の今後を聞かれると、淡々とした口調で、「名護市民の長年の経緯をふまえて、しっかりと国の方で対応してほしい」と述べるにとどめた。陣営幹部とともに足早に選挙事務所を後にした。


「まさか」賛成派絶句
辺野古 会長「仕方ない」


 米軍普天間飛行場の名護市への移設賛成派で辺野古区の有志でつくる「代替施設推進協議会」。集落内にある事務所には建設業や自営業者らを中心に約20人が集まり、テレビの選挙速報を見守った。


 午後8時。稲嶺候補の当確を伝えるテロップが画面に流れた。「まさか…」。事務所は一瞬にして静まり返り、誰もが言葉を失った。


 集まった人々は、われに返ると、それぞれがくやしさを口にした。「後悔するぞ」「正確な民意を反映していない」


 会長の宮城安秀さん(54)は一人自宅で、選挙速報を見守った。結果には「民意だから仕方ない」と淡々とした様子。今後の活動については、歩調を合わせる辺野古区長と検討する意向を示した。


 ただ、稲嶺市政とは反目せず可能な限り協力する考えだという。「稲嶺さんには市民生活を豊かにするとの公約があり、今後はその実現のために後押しして行きたい」


 一方、建設業の男性(48)は「名護市民投票以来の敗北」と肩を落とした。

1055チバQ:2010/01/25(月) 21:17:31
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-25_2013/
移設拒否 貫く決意 稲嶺さん「民意示せた」 名護市長選
分断13年 決着誓う
社会 2010年1月25日 09時38分
(11時間39分前に更新)

 【名護】「辺野古に新基地は造らせない」。稲嶺進さん(64)が宣言した瞬間、選対本部を地鳴りのような歓声が包んだ。米軍普天間飛行場の移設問題が大きな争点となった名護市長選。1996年に日米が県内移設を条件に米軍普天間飛行場の返還で合意して以来、基地反対と経済振興のはざまで翻(ほん)弄(ろう)されてきた名護市民は、受け入れ拒否を訴える候補を選択した。過去3回の市長選で敗れ、背水の陣で臨んだ反対派。昨年の政権交代を受け、新たな民意を政府に突き付けた。


 たった数人から始まった小さな拍手が、じわじわと支持者の間に広がった。名護市大中の稲嶺陣営選対本部。最初に当確が出されたのは、投票が締め切られた午後8時ちょうどだった。


 「信じられない」「アッサ、最高ー」。接戦が予想され、まだがらがらだった会場はあっという間に人の波で埋まった。沖縄戦の体験から座り込みを続けるお年寄り。子どもたちに自然を残そうと立ち上がった父や母。抱き合い、涙を流す人の姿が見られた。一票一票の積み重ねが名護市に新しい時代をもたらした。


 稲嶺さんが姿を見せると、熱気はピークに。指笛や太鼓、「ススム」コールがわき起こった。


 「わたしは信じておりました。13年間の思いを皆さんがこの選挙にぶつけてくれた」。一つ一つ言葉を選びながら、ゆっくりと語り出す稲嶺さん。支持者に歩み寄って「ありがとう」と固く握手を交わした。


 市民投票では基地反対が上回ったものの、その後の市長選では3連敗。「(今回の勝利で)同じ答えを出せ、市民の民意を示せた」とあいさつすると、支持者から「よーし!」とどよめきが起きた。


 現行案で埋め立てられる大浦湾に面する三原区出身。5歳で父を亡くし、母キクさんに女手一つで育てられた。宜野座高校時代は、辺野古の親類宅に下宿していた。当時を知る反対派の住民の一人は「まさか、あの子が…」と涙を浮かべた。人口の少ない東海岸から市長が誕生するのは、市政40年で初めてとなった。


 2006年4月、辺野古移設「V字案」で政府と基本合意した島袋吉和市長の記者会見で、険しい表情を浮かべていたのが当時教育長だった稲嶺さん。4年がたち今度は稲嶺さんが市政のかじ取りを任された。


 自転車でチラシを配った田港清治さん(81)は「こんなうれしい日はない」と声を弾ませた。車いすで駆けつけた上間正敏さん(81)は「平和で自立することが大切だと思う。稲嶺さんに頑張りましょうと声をかけた」と結果を喜んだ。


 「約束を信念を持って貫いていきたい」「これが新しいスタート」。稲嶺さんは力強く言い切った。


「辺野古の海残せる」
反対のお年寄り、力込め


 名護市辺野古の久辺三区合同事務所。辺野古への米軍普天間飛行場移設に反対する「命を守る会」のメンバーを含め約50人が集まった。稲嶺さん当確報道が出てから約2時間後、三区をまとめる島袋信男さん(68)が手作りのだるまの絵に目を書き入れると、事務所の熱気は最高潮に達した。


 守る会結成から13年。地域は基地移設の国策に揺れ、賛成、反対という望まぬ分断を強いられてきた。いすに腰掛け喜びに浸る支援者には白髪のお年寄りが目立った。


 反対運動の象徴的存在、嘉陽宗義さん(87)。当確の報道直後、妻芳子さん(82)に伴われ両手を突き上げ、事務所に入った。高血圧と風邪で寝込んでいたが「じっとしていられなかった」。「稲嶺さんはこれからが大変だが、県民が協力すれば基地はなくなる」と力を込めた。


 辺野古に近い久志集落に住む比嘉増進さん(61)は「辺野古の美しい海から、名護市の夜明けの太陽を拝める。こんなうれしいことはない」としみじみ。


 一方、稲嶺さんが生まれ育った市東部の三原区にある稲嶺後援会久志支部。支持者約50人が午後8時過ぎにテレビの当確が伝えられると、いすから飛び上がり、東海岸初の市長誕生に喜びを爆発させる人もいた。


 毎週土曜日にキャンプ・シュワブのゲート前で「ピースキャンドル」をかざし新基地建設反対を発信し続ける市瀬嵩の渡具知武清さん(53)は「基地を造らせない市長が誕生した。子どもたちに豊かな海を残していけると思う」と語った。

1056チバQ:2010/01/25(月) 21:18:04
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-25_2014/
名護市長に稲嶺氏 辺野古移設拒否へ
現職島袋氏に1588票差


初当選を決め、バンザイ三唱で喜びを表す稲嶺進氏(中央)と支持者=24日午後9時49分、名護市大中の選対本部

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政治 2010年1月25日 09時50分
(11時間27分前に更新)

 【名護】任期満了に伴う名護市長選挙は24日投票、即日開票され、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する新人の稲嶺進氏(64)=無所属、社民、共産、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦=が1万7950票を獲得し、移設を条件付きで容認してきた現職の島袋吉和氏(63)=無所属、自民、公明支持=に1588票差をつけ、初当選した。稲嶺氏は「辺野古の海に基地はつくらせないという信念を貫いていく」と移設反対をあらためて強調。5月末までに移設先を決定する鳩山内閣にとって日米が合意した辺野古案は極めて困難になった。


 同市長選は普天間移設問題と地域振興などが争点。辺野古が普天間飛行場の移設候補地に挙がった1996年以降4回の同市長選で、移設反対の候補が勝利したのは初めて。


 政権交代後、県内初の市長選となる今選挙の結果は、11月の知事選を頂点とする今後の県内政局にも大きく影響する。島袋氏と普天間問題で歩調を合わせてきた仲井真県政には大きな痛手となる。


 稲嶺氏は市政刷新をかかげて立候補。市議14人の支持を受けて、共産系候補と一本化し、県政野党6政党が推薦した。教育、医療、福祉政策を前面に、地域密着型の選挙戦を繰り広げた。


 普天間問題では辺野古移設に反対を表明。沖縄タイムス社の世論調査では市民の65%が反対しており、幅広い支持を得た。


 国会議員8人を後ろ盾に基地とリンクしない振興策を強調。北部振興策の継続や鉄軌道の調査費計上など政権交代の追い風に乗り、地域振興の期待感を集めた。


 島袋氏は北部振興事業や雇用拡大など過去4年間の実績を訴え、自民、公明の推薦を受けない「市民党」的立場を強調したが、無党派層などへの支持は広がらなかった。


 当日有権者数は4万4896人。投票率は76・96%で、過去最低だった前回を1・98ポイント上回った。


 稲嶺進氏(いなみね・すすむ) 1945年生まれ、64歳。72年、名護市役所採用となり福祉事務所勤務。94年総務部長、2002年収入役、04年から市教育長を務め、08年に退任。名護市三原出身。琉球大学法文学部卒。


「普通は消える」
知事、実現性を疑問視


 名護市長選で稲嶺進氏が当選したことを受け、仲井真弘多知事は24日夜、普天間飛行場移設問題への影響について「基地問題は政府が判断すること」と政府与党による検討委員会の協議を見守るとした上で、「地元の受け入れがどうしても必要条件だ。政府与党3党の推薦した候補がノーといって当選した以上は、普通はこれは消える」と述べ、辺野古移設の実現性に否定的な見解を示した。


「民意は一つだ」


 稲嶺進氏の話 みなさんの力でこの瞬間に立つことができ大変感激している。13年間の思いをこの選挙にぶつけてくれた。市民投票も市長選も民意と言われてきたが、今回、民意が一つだと示した。辺野古の海に基地は造らせないという公約を、信念を持って貫いていきたい。持続的な経済発展のためには第一次産業と自然、環境が重要。そのような産業を興し、雇用と経済を活性化させたい。


「私の不徳」


 島袋吉和氏の話 私の不徳の致すところです。勝敗は勝敗として重く受け止めて、これからは一市民としてしっかり頑張っていきたい。基地問題は名護市民に対し、しっかりと国の方で対応してほしい。支持者のみなさまには心より申し訳なく思っています。

1057チバQ:2010/01/25(月) 21:30:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100125/elc1001252017002-n1.htm
【揺らぐ沖縄】「基地なくても…」 基地問題は経済問題 (1/2ページ)
2010.1.25 20:16
 市長選の激戦から一夜明けた25日。沖縄県名護市は1週間にわたる喧噪(けんそう)がうそだったかのように静かな朝を迎えた。

 長年、市内で保守系県議の秘書を務めた男性(63)は今回の選挙を、「地域の活性化を米軍基地に頼るかどうかが争点だった。有権者は疲弊する経済の活性化に関心があったのに、鳩山由紀夫首相が政府の専権事項である国防問題の判断を委ねようとしたため、反米、反基地を唱える革新的グループに操られた可能性がある」と浮かない顔で分析した。

 名護市が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設受け入れを決めた後、政府は、その見返りとして、沖縄振興策の名で総額2000億円を超える支援を続けてきた。

 今回の選挙では、それが十分な経済効果を果たさなかったという議論が噴出。当選した稲嶺進氏(64)の陣営は、前原誠司沖縄・北方対策相が「(振興策は)基地と切り離して行いたい」と述べ、平成22年度予算案で北部活性化特別振興事業費70億円が計上されたことなどをあげ、「基地がなくても中央政府とのパイプがあり、支援は受けられる」と訴えてきた。

 これが県民の心の奥底に潜む反米軍感情を刺激した。さらに、民主党政権が、無責任に、県外、国外移設説を強調したため、県内世論が一斉に反基地闘争につながった。

 辺野古の主婦(57)は「最初は基地の受け入れに賛成だった。しかし、騒音問題や雇用問題などをどうするか、という話は全く進まなかった。稲嶺さんの話を聞いているうち、基地を受け入れなくても活気を取り戻せると思った」と話す。

 名護市民は、米軍基地の存在を国防上の問題としてとらえるのではなく、経済効果を期待する存在と位置づけてきたのだ。

 選挙前、「一番被害を受けるわれわれが受け入れを認めたのに、騒音も危険もない人たちがなぜ、反対するのか」と反論していた辺野古区の代替施設推進協議会会長、宮城安秀氏も「これで、基地による経済効果を期待できなくなった。推進運動は続けるが、稲嶺さんが活性化を約束したのだから、協力する」と話す。

 稲嶺氏は25日、勝因について「基地に頼る振興策では生活はよくならないということを(市民に)考えていただいた」と振り返った。しかし、前出の元秘書は、「今回の70億円も移設受け入れが条件であるのは明白。基地は受け入れません、援助だけ欲しい、といっても通らない。基地受け入れと政府援助を称して“アメとムチ”という人がいるが、そもそも、日本政府の援助がなければ今の沖縄はなかったはずだ。本気で基地依存を止め、独自の経済復興を目指すなら、政府から巨額の援助を受けるべきではない」と忠告する。

 一方、選挙を注視していた普天間飛行場周辺に住む男性(50)は「13年前、移設の話がでたとき、移設なんて考えたこともなかったから『まさか!』と驚いた。でもその後、動かないから、『やっぱり』と、あきらめてきた。名護市民の民意を重視するといってきた鳩山政権が、5月にどういう答えを出すのか見ものだ。普天間が固定化されるかも…」と不安を漏らした。

 地方選挙にもかかわらず、常に米軍基地問題が取りざたされる沖縄県。名護市長選では、さまざまな思いが錯綜(さくそう)したが、ある国会議員は、「沖縄の負担軽減を強調する鳩山首相が、選挙結果に固執すると、それこそ“沖縄が危なくなる”」と警告した。(宮本雅史)

1058チバQ:2010/01/26(火) 21:05:27
http://www.oita-press.co.jp/print.php?print_type=localNews&amp;print_first_genre=&amp;print_second_genre=&amp;print_news_id=2010_126446708821
乱戦、5人の争いか 玖珠町長選きょう告示
[2010年1月26日 09時50分]


設置された選挙ポスター掲示板と立候補の届け出や開票が行われる町役場=25日、玖珠町帆足
 リコール(解職請求)運動中に町長が辞職したことに伴う出直し玖珠町長選挙が26日告示される。立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで町選管で受け付ける。これまでに前職、新人の計5人が立候補を予定しており、乱戦模様となりそうだ。

 出馬を表明しているのは、前町長で無所属の後藤威彦氏(66)=町内塚脇、いずれも無所属の新人で医療法人顧問の梅木恒明氏(75)=町内大隈、元国会議員秘書の高倉正行氏(53)=町内戸畑、元投資信託会社役員の朝倉浩平氏(63)=町内塚脇、元学習塾講師の宮西博幸氏(44)=町内戸畑。今のところほかに立候補の動きはなく、5人の争いになる公算が大きい。
 リコール運動は後藤氏が就任後、総合運動公園建設中止の公約を変更し、建設推進にかじを切ったことがきっかけとなった。辞職でリコール運動は打ち切られ、出直し選で後藤町政を問うことになる。
 立候補予定者の陣営の中には、後援会事務所開きや「励ます会」を開いて支持者の結束を図ったり、新たな支持者の獲得に全力を挙げるなど、事実上の選挙戦に突入している。
 一方、「(予定者が)どんな人か知らない」「公約や考え方を知りたい」という有権者も多く、予定者に呼び掛けて講演会や演説会を開いた地区もある。
 投票は31日午前7時から午後7時まで。午後8時から町役場で開票される。期日前投票は27日から30日(午前8時半から午後8時)まで、町役場でできる。
 選挙人名簿登録者数は1万4797人(25日現在)。

1059チバQ:2010/01/26(火) 21:35:24
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2010/0124.html
断面2010

INDEX

   
名護市長選/迷走、深めた地元対立

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設受け入れの是非をめぐり争われた名護市長選。移設反対候補が勝利したものの、鳩山政権が新たな移設先を見つけられるか視界ゼロであることに変わりない。移設を争点とした市長選、市民投票は今回5回目。政府の迷走で地元の対立は深まるばかりだ。「世界一危険な基地」普天間が固定化される可能性も否定できない。

 ▽「アメ」

 「名護市民投票と同じ結果があらためて示された」。24日夜、名護市内にある稲嶺進氏の選対事務所。当選の報に沸く中、支持者のある男性(73)は1997年に行われた市民投票を思い起こした。

 市民投票は移設反対が過半数を獲得したにもかかわらず、当時の比嘉鉄也市長は移設受け入れを表明。以来、名護市では移設容認、反対両派に真っ二つに割れてきた。

 比嘉氏は、移設容認派の現職・島袋吉和氏の集会で「行政を担う者として北部振興策を行う決断をした」と強調した。だが、米軍基地への根強い拒否反応を、歴代政権が巨額の振興策という「アメ」で抑え込んできた側面は否めない。

 条件付きの県内移設を推進した稲嶺恵一前沖縄県知事はこう明言する。「県民の意向は昔から決まっている。誰が県知事でも変わらない。圧倒的に県外移設だ」

 ▽抵抗勢力

 政府、与党が現行計画のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)に代わる新たな移設先を探そうと昨年12月に設置した沖縄基地問題検討委員会。今月22日の会合では海兵隊約8千人がグアムに移転した後も沖縄に残る海兵隊をめぐり、こんなやりとりがあった。

 与党側「沖縄にとどまる海兵隊の情報を出してほしい」

 防衛省幹部「米政府との関係があり、細かい情報は出せない」

 与党側出席者の一人は「米側に配慮ばかりして、新たな移設先を探すことに協力したくない姿勢がありありだ」と不満をあらわにした。議論は停滞気味で当初、月内を予定していた各党の具体案提示も2月へあっさり先送りされた。

 鳩山由紀夫首相は「5月末までに米国も理解してもらえる政府案をつくる」と明言する。しかし、社民党の推すグアムなどこれまで浮上している代替案を米側は軒並み否定しており、「辺野古より魅力的な案」(岡田克也外相)が出せるかどうか全く見通せていない。

 政府関係者は不安を隠さない。「日米交渉決裂なら、海兵隊は普天間から動かないだろう」

 ▽叫び

 県内移設に反対する声明を発表した有識者メンバーの宇沢弘文東大名誉教授は19日の記者会見で「普天間問題は沖縄だけでなく、日本全体の問題としてとらえ、大きな国民運動を起こすべきだ」と指摘するが、基地受け入れに進んで手を挙げる自治体が今後も出るとは想像しにくい。

 普天間移設が決まった経緯は1995年の沖縄駐留米兵による少女暴行事件にさかのぼる。直後に開かれた総決起大会には約8万5千人(主催者発表)が集まり、国土面積の0.6%にすぎない沖縄に75%の米軍専用基地が集中という過重な負担を強いられてきた怒りを爆発させた。

 「沖縄の現実に、政府がどのような抜本的解決策を示すことができるのか。戦後政治と日本の民主主義が試される」(大会決議)。沖縄が14年間続けている叫びに首相は応えられるか。残された時間は多くない。

(共同通信社)

1060とはずがたり:2010/01/26(火) 23:02:11
>>1059
>県内移設に反対する声明を発表した有識者メンバーの宇沢弘文東大名誉教授
こんな所に宇沢先生が!

1061チバQ:2010/01/27(水) 22:05:35
>>928>>946>>1058
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20100126-OYT8T01379.htm
出直し玖珠町長選 将来展望重点に訴え 5人立候補、争点かすむ
 玖珠町長選は26日、告示され、新人4人と前町長の計5人(いずれも無所属)が立候補した。2008年の町長選で総合運動公園の建設中止を公約に掲げた前町長が、推進に方針転換して市民の反発を受け、辞職したことに伴う出直し選挙。しかし、乱立によって争点はかすんでおり、各候補は町の将来展望を重点に訴えている。

 立候補したのは、新人の元衆院議員秘書高倉正行氏(53)、新人の医療法人顧問梅木恒明氏(75)、新人の元資産運用会社執行役員朝倉浩平氏(63)、前町長の後藤威彦氏(66)、新人の元学習塾講師宮西博幸氏(44)。

 運動公園問題では高倉、朝倉、後藤の3候補が「推進」、梅木、宮西の2候補が「反対」の考えを示している。26日は梅木、後藤、宮西の3候補が出陣式などでこの問題に触れた。

 高倉候補は出陣式で「町を和と知恵で元気にしたい。町民の声を聞き、町職員、町議会と心を一つに町づくりをする」と述べた。

 梅木候補は出陣式で運動公園問題について「しがらみや利権を断ち切り、跡地を有効利用するのが次の町長の責任」と訴えた。

 朝倉候補は出陣式で、民間感覚での行政運営を主張し、「混迷する町から信じ合える町へ。しがらみのない町づくりを」と語った。

 後藤候補は出陣式で、運動公園問題について「一番いい結論を出した」とし、1期目の実績を「財政状況を改善した」と強調した。

 宮西候補は出陣式を行わず、自宅前で報道陣に「運動公園は将来、負の遺産となる。跡地に商業施設を誘致したい」と述べた。

 投票は31日午前7時から20か所で行われ、14か所が午後5時、6か所が同7時まで。同8時から町役場で開票される。有権者数は25日現在、1万4797人。

(2010年1月27日 読売新聞)

1062チバQ:2010/01/27(水) 22:06:52
http://mainichi.jp/area/oita/news/20100127ddlk44010511000c.html
選挙:玖珠町長選 出直し選、5氏の舌戦始まる−−31日投開票 /大分
 前町長の任期途中の辞職に伴う“出直し”玖珠町長選は26日告示され、前職と新人4の計5氏(全員無所属)が立候補を届け出た。前回(08年8月)の争点だった総合運動公園建設の是非の論争は、既に造成中のため「現実的でない」として「推進するが、施設の中身は町民の意見を聞いて決める」という方向になっている。舌戦の流れは、町政の正常化や町長としての資質、将来ビジョンなど本来望ましい政策戦となりそうだ。投開票は31日。【楢原義則】

 立候補したのは届け出順に、元衆院議員秘書で農林業、高倉正行氏(54)▽医療法人顧問の梅木恒明氏(75)▽元会社執行役員の朝倉浩平氏(63)▽再選を目指す前町長の後藤威彦氏(66)▽元学習塾講師の宮西博幸氏(44)=年齢は投票翌日(2月1日)の満年齢。町政混乱のきっかけになり、前町長のリコール(解職)運動に一時発展した運動公園建設は高倉、朝倉、後藤の3候補が「推進」、梅木、宮西の2候補が「中止」の立場だ。

 投票は31日午前7時〜午後7時、町内20カ所(うち14カ所は午後5時まで)で。開票は午後8時から町役場3階大会議室。有権者数は25日現在、1万4797人(男7004人、女7793人)。

 乱戦となった5候補の出陣式の模様や第一声は次の通り。

 【高倉候補】約400人を前に「27年間、衆院議員秘書として地域の実情に接してきたが、混迷する町を和と知恵で元気にしたい。町執行部と職員、町議会の心を一つにすることが大切」と強調。農協などの各種団体や政治家も駆けつけた。

 【梅木候補】約80人の支持者に、運動公園は「凍結」の立場から「断固中止」と鮮明にした上で「仕方なく造る、というのは好ましくない。しがらみや利権を断ち切り、跡地を温泉利用のリハビリ施設などに有効活用すべきだ」と訴えた。

 【朝倉候補】出身地・森地区で約200人に「(出遅れのため)皆さんの支援でやっとスタート台に立てたがまだ力不足。混迷する町から信じあえる町、しがらみのない町づくりを」と訴え、「新しい風」と書いた遊説車で街頭に飛び出た。

 【後藤候補】約150人に「県も市町村も厳しい財政のなか、私が玖珠町の財政状況を改善した。光輝く町にすると約束します」と実績を強調。反対から推進に転じた運動公園については「一番いい結論を出したと思っている」と述べた。

 【宮西候補】立候補届け出後、自宅で政策ビラ配布やポスター掲示の準備。運動公園は「維持費がかかり、負の遺産になる」と反対を明言。本格遊説は27日から。「『住民が主役』のしがらみのない政治」「町が潤う仕組み」を訴える方針。

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 ◆立候補者(届け出順)

高倉正行(たかくら・まさゆき) 54 無新

 [元]衆院議員秘書[歴]大分トヨペット社員▽玖珠農高

梅木恒明(うめき・つねあき) 75 無新

 医療法人顧問▽アパート経営[歴]高校教諭▽法政大

朝倉浩平(あさくら・こうへい) 63 無新

 [元]大和住銀投信投資顧問執行役員[歴]証券会社員▽早大

後藤威彦(ごとう・たけひこ) 66 無前(1)

 [元]町長[歴]県玖珠九重地方振興局長▽会社役員▽法政大

宮西博幸(みやにし・ひろゆき) 44 無新

 翻訳業[歴]家庭教師▽学習塾講師▽米フェリス州立大

1063チバQ:2010/01/27(水) 22:08:13
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100125ddlk46010289000c.html
選挙:志布志市長選/志布志市議選 現新一騎打ちに−−告示 /鹿児島
 任期満了に伴う志布志市長選は24日、告示された。新人で元旧志布志町長、慶田泰輔氏(64)と、再選を目指す本田修一氏(61)の無所属2人が立候補を届け出、現職と新人の一騎打ちとなった。

 両氏は、志布志、有明、松山の旧3町合併に伴い、三つどもえとなった前回06年の市長選に続く2度目の対決。合併後のまちづくりのあり方を主な争点に論戦を交わしている。

 慶田氏は、同市志布志町の県道沿いの空き地で出陣式。「志布志の経済の核となる旧志布志町の中心市街地が年々さびれていく。豊かさを約束した本田市政だったが、地域を疲弊させている」と批判。市政刷新を訴えた。

 本田氏は、同市有明町で第一声。志布志港の整備促進を訴え「穀物輸入の国際中核港として発展させていく」とアピール。まちづくりについては「これからが次のステップ。大きな実りを収穫したい」と支持を求めた。

 また、市議選(定数24)には、現職26▽新人2−−の計28人が立候補。党派別では公明1▽共産1▽無所属26。定数が9削減され、激戦模様だ。

 投票は31日午前7時〜午後7時、市内40カ所で(一部繰り上げ)。同8時半から有明総合体育館で開票される。23日現在の有権者数は2万8205人(男1万3094人、女1万5111人)。【新開良一】

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 ◇志布志市長選立候補者(届け出順)
慶田泰輔(けいだ・たいすけ) 64 無新

 [元]旧志布志町長[歴]町青年団連絡協議会長▽町議会事務局長▽南曽於地区合併協議会長▽鶴丸高

本田修一(ほんだ・しゅういち) 61 無現(1)

 県港湾協会長▽曽於南部土地改良区副理事長[歴]農業▽旧有明町農業委員▽町長▽中大中退

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1064チバQ:2010/01/27(水) 22:44:09
乱立知事選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku3/01.html

自民陣営、挽回に懸命
 民主の切り崩し激化




 「県政の諸課題の解決と県民の福祉の向上のため全力で取り組む決意をした」。やや緊張した面持ちでマイクを握った中村法道が宣言すると、集まった「新知事をつくる県民の会」準備会のメンバー約20人から大きな拍手が起きた。

 同会準備会は、自民党の支持団体の代表ら約30人で1日に発足。14日に中村に正式に出馬要請した。当初揺れていた中村だったが、19日午後には長崎商工会議所会頭の松藤悟らと極秘会談。出馬要請の受諾から辞表提出、正式な記者会見に至る日程を詰めていた。そこにはマスコミへの露出を増やし出遅れ挽回(ばんかい)を期す陣営の狙いが潜む。

 現職の金子原二郎が4選不出馬を表明してから約50日。自民党県連は迷走した。11月9日には民主党県連に統一候補擁立を申し入れ拒否された。この対応は28日に県連が開いた会議で出席した自民党市議から「こっけいにしか映らない」とこき下ろされた。

 こうした状況下、自民党色を薄める狙いで「県民の会」構想は持ち上がった。当初は国土交通省出身のもう一人の副知事、藤井健の名前が浮上。藤井が固辞した上「県民党の立場で戦うのに本県出身者を擁立しないのは矛盾する」との意見も強く、南島原市出身の中村に白羽の矢が立った。ある自民党県議は「中村の人柄を推す声が多い」と太鼓判を押す。

 県民の会と自民党県連はそれぞれ選挙対策本部を設ける予定だ。自民党県連が知事選でこうした選挙態勢を組むのは初めて。しかしいずれも不安を抱えたまま選挙戦を迎えようとしている。


新知事をつくる県民の会準備会のメンバーに拍手で迎えられ会場に入る中村法道副知事=21日夕、長崎市内のホテル
 12月16日に開かれた自民党県議団の議員総会。中村の選挙資金対策として、自民党県連会館(長崎市)の土地建物を担保に資金をつくる案が検討されていることに佐藤了がかみついた。「あの建物は先輩の血と汗と涙で造った。断固反対だ」。県連政調会長の小林克敏は「あくまで一つの考え方だ」と取りなすのがやっとだった。県議団のまとまりには不安が残る。

 県民の会にもほころびが出始めている。準備会に名を連ねたうち、これまでに県漁連や県歯科医師連盟の代表が外れた。民主党県連の切り崩しも激しさを増している。17日には県タクシー協会長の川添一巳の会社を民主党推薦で立候補予定の橋本剛が訪問。党衆院議員の山田正彦の紹介だった。川添は山田から「橋本の後援会長をしてほしい」と何度も頼まれていた。川添は「中村はいい人だが橋本にも魅力を感じる。後援会長にはなれないが、どちらを支援するか悩ましい」と苦しい胸中を明かす。

 中村が出馬要請を受諾した席に川添の姿はなかった。準備会の名簿からも名前は消えていた。(文中敬称略)

   ◆  ◆

 任期満了に伴う知事選(2月4日告示)は2月21日の投票まで2カ月となった。現職の金子原二郎氏(65)は4選不出馬を表明。前ルーマニア大使の東良信氏(61)、前共産党県委員会委員長の深町孝郎氏(67)=共産党推薦=、前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)=民主党推薦=、元参院議員の大仁田厚氏(52)、県議の押渕礼子氏(71)が正式に立候補を表明。副知事の中村法道氏(59)も21日、出馬の意向を表明し、無所属新人6人が乱立する選挙の構図がほぼ固まった。これまでの各陣営の動きを追った。



2009年12月22日長崎新聞掲載

1065チバQ:2010/01/27(水) 22:44:45
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku3/02.html
橋本氏、与党の力背景に
 「官僚出身」に懸念も




 「私は彼をタコ坊主と呼んでいる。官僚らしくなく部下に慕われている」。その言葉に会場からくすくすと笑いが漏れた。19日午後7時から対馬市厳原町の市交流センターで開かれた民主党衆院議員、山田正彦の国政報告会。山田からその容姿をユーモア交じりに紹介された橋本剛は「国政も変わった。県政も新しく変えなくてはならない」と訴えた。

 橋本は身長183センチ、体重88キロの巨躯(きょく)に丸刈り。一見いかつく映る印象を懸念してか、14日、初めての街頭演説では笑顔の子どものイラストがプリントされたネクタイを締めた。橋本は「新聞に出ている写真が怖いので」と笑いながらその理由を語った。

 民主党県連は8月の衆院選で県内四つの小選挙区で全勝した。県連はその余勢を駆って初めて知事選で独自候補を擁立。自民党県連の統一候補擁立の提案も拒否した。12日開いた県連の常任幹事会。選対長代行の萩原康雄は副知事の中村法道の立候補を見越し「人間的にはいいが現職の金子原二郎を支えた一人で、風通しの悪い県政を変えられない。衆院選で42万票を獲得した実績を糧に相手候補を上回る戦いをすれば勝利できる」とハッパをかけた。


民主党の福田衣里子衆院議員の国政報告会であいさつする橋本剛氏=16日夜、諫早市内
 民主党県連は連合長崎などと「新生長崎県民の会」(略称 新生長崎)を結成し、労働組合の選対や橋本の個人後援会も結集した選挙母体にする構想だ。党所属の8人の国会議員を前面に戦う戦術を描く。これまでに山田に加え衆院議員、福田衣里子が国政報告会を開き、支援者に橋本を紹介。国会議員とツーショットのポスターを製作し年内に掲示する予定だ。来年1月には幹事長の小沢一郎を招いて政治資金パーティーを計画。政権与党としての力をアピールする。

 しかし支援者には脱官僚を掲げ政権交代を果たした民主党が官僚を擁立したことに違和感が残る。12月5日、連合長崎が橋本を招いて開いた「県政を考える対話集会」。「『脱官僚』と言いながら官僚の候補者を擁立した点をどう理解したらいいのか」。出席した労働組合員から疑問が出た。参院議員の大久保潔重は「民主党が言う『脱官僚』は官僚依存からの脱却で、官僚の優秀な能力を県民のために使うのは政治の役割だ」と理解を求めた。立候補に意欲を示している党県議、高比良元の動向も懸念材料だ。

 県職員出身の中村が立候補の意向を示したことで、県職員組合には戸惑いも広がっている。福田衣里子の選挙を支えた県職組OBの一人は公然と中村を支援する。「中村の評判は良く県職員には仲間という意識が強い。中村も県職員組合に推薦願を出すつもりだ。九十九パーセント自主投票になる」と自信をにじませる。(文中敬称略)



2009年12月23日長崎新聞掲載

1066チバQ:2010/01/27(水) 22:45:17
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku3/03.html
深町氏は混戦を歓迎 再戦略迫られる東氏




 「(前副知事の)中村法道は出る(立候補する)のか。どうなっている」。18日夕、県建設業協会長の谷村隆三の携帯電話が鳴った。声の主は東良信だった。

 東は県立長崎南高で谷村の一つ先輩に当たる。谷村は自民党支持団体のトップらでつくる「新知事をつくる県民の会」準備会メンバー。東は同準備会が出馬要請した中村の動向を気にしていた。

 同協会や県医師会など準備会を構成する主な団体に推薦願を出していた東は、中村が断れば同会との連携を狙っていた。だがこのもくろみも中村が21日に受諾し、あっけなく崩れた。

 元内閣府審議官、前ルーマニア大使という経歴を持ちながら、東の思惑は外れ続けた。9月11日に真っ先に開いた立候補会見。「私の考えは民主党に似ている」と言い同党県連に推薦願を出した。推薦に自信を見せた東だが、同党県連は同じ官僚で約20歳も若い前農水省改革推進室長の橋本剛を選んだ。東と親しい佐世保市の政界関係者は「金子原二郎の4選出馬は固いと考え民主党に推薦願を出したのが誤り。あれがなければ自民党の候補になる可能性もあった」と分析する。

 東は「既存政党に失望感を持つ人の受け皿になりたい」と新たな戦略を語る。12月22日午後4時すぎ。東は親類の紹介で雲仙市国見町の農家を訪ね、名刺やパンフレットの束を配った。親類や同窓会などを通じ集めた後援会の入会者は約6千人になった。しかし立候補会見で述べた街頭演説やマニフェスト(政権公約)発表は3カ月以上たった今も実行できていない。


県庁前で出勤する県職員らに手を振る深町孝郎氏=11月18日朝、長崎市(左)
農家を訪問し握手する東良信氏=12月22日午後、雲仙市国見町
   ■   ■   

 11月18日午前8時すぎ。前日に立候補を正式表明した前共産党県委員会委員長の深町孝郎は長崎市の県庁前でマイクを握った。「金子県政は大型開発を優先し福祉や教育、医療をないがしろにしてきた。この県政を転換すべきだ」。党県議の堀江ひとみも「自民党も民主党も金子県政のオール与党だ。政策が同じ人が後を継げば、政党名が変わっても今まで通りの県政だ」と変革を訴えた。

 深町は党県委員会や県労連、県高教組など13団体でつくる「民主県政をつくる会」が擁立した。九州新幹線長崎ルートや、県と佐世保市が東彼川棚町に建設を計画する石木ダムの中止を明言する。12月3日午後6時半から長崎市桜町の県勤労福祉会館で開いた県政問題学習会。深町は長崎ルートで導入が検討されるフリーゲージトレインを「在来線の上を走って新幹線を名乗るのは詐欺商法だ」と痛烈に批判した。

 つくる会が知事選に候補者を擁立するのは4度目となる。陣営は6人が乱立する選挙構図を歓迎する。選対事務局長の錦戸淑宏は「これまでは『つくる会の候補者はどうせ当選しない』という雰囲気があった。しかし新人6人の戦いならだんご状態。今までにないチャンスだ。接戦の雰囲気をつくっていきたい」。政策の独自性を強調し存在感を示そうと懸命だ。(文中敬称略)



2009年12月24日長崎新聞掲載

1067チバQ:2010/01/27(水) 22:45:44
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku3/04.html
押渕氏女性アピール 大仁田氏発信力訴え




 12月2日、長崎市を見下ろす風頭公園にある幕末の志士、坂本龍馬の銅像前。元参院議員の大仁田厚は、宮崎県知事の東国原英夫の名前を挙げ「今地方に必要なのは発信力だ。宮崎に劣らない数と豊富さを兼ね備えた県産品を全国に売り込みたい」と強調した。

 異例といえる屋外での立候補会見には、スポーツ新聞の記者も集まった。大仁田は「かえんば、長崎!」と記したパネルを使い県庁舎移転反対を訴えるなどパフォーマンスを展開。翌日のスポーツ各紙には龍馬像の前でポーズを取る大仁田が大見出しとともに掲載された。

 大仁田は政党や企業・団体の支持を受けず、宮崎や大阪、千葉と続く知名度の高い知事誕生の流れに乗ったイメージ選挙を狙う。さらに対馬や壱岐、五島など各地を訪ね市長らと意見交換したり、商店街を歩くなど草の根的な活動も続ける。

 一方、タレントやプロレスラーの印象が強いため「政治を知らないのでは」という“負のイメージ”の打ち消しにも躍起だ。17日午後2時半すぎ。長崎市長の田上富久と面会後、記者に囲まれた大仁田は突然1台のテレビカメラに向かった。「一つだけ言いたい。僕はバカじゃない。40歳近くになって高校にも行ったし明治大学を卒業した」。そう言って深々と頭を下げた。

   ■   ■

 長崎市のホテル内にある喫茶店に緊迫した空気が流れた。17日午後4時すぎ。県医師会長の蒔本恭、渡辺造船所社長の渡邉悦治、前活水同窓会長の出口文子ら4人が県議の押渕礼子と向き合っていた。


「とみえ産業市」で市民にチラシを配りあいさつする押渕礼子氏=20日、五島市富江町(左)
坂本龍馬像の前で立候補を表明する大仁田厚氏=2日、長崎市風頭公園
 「どういうおつもりか」。知事選立候補の真意を尋ねる蒔本らに押渕は「金子県政に不満がある。民主党が擁立した(前農水省改革推進室長の)橋本剛は官僚だ。何としても出る」と譲らなかった。協議は不調に終わり、押渕は翌日、立候補を正式表明した。選対関係者は「押渕は前回の長崎市長選に立候補の意向を示したが断念した。再び降りたらおおかみ少年だ。覚悟は強い」と心情を代弁する。

 押渕は20日の五島市を皮切りに、各地で街頭宣伝を始めた。唯一の女性を意識した戦略を描く。21日午後5時半すぎ。長崎大学病院で働く女性職員のために開設した保育園の祝賀会。押渕はこう訴えた。「私は男女共同参画社会の推進を強く掲げている。女性の皆さん応援お願いします」

 蒔本や渡邉は県議選で押渕を支援してきたが、2人が名前を連ねる「新知事をつくる県民の会」準備会は前副知事の中村法道を擁立した。押渕は県医師連盟(県医師会の政治団体)顧問で、夫の英展は北松浦医師会長も務める重鎮だ。蒔本は「私は行政経験などからみて中村がいいと思うが、押渕の出馬で組織が割れるのは間違いない」と頭を抱える。

(文中敬称略)

(知事選取材班)



2009年12月25日長崎新聞掲載

1068チバQ:2010/01/27(水) 22:47:06
金子知事4選不出馬
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku1/01.html
意欲一転 突然の決断
 政権交代で行き詰まりも




 金子原二郎知事(65)が来年2月の知事選に立候補しない意向を固めたことが明らかになった。これまで4選出馬に意欲的とみられた知事の突然の不出馬に関係者には衝撃が広がっている。決断の背景と現職不在で混沌(こんとん)とする知事選の情勢を探った。

 1日午後3時すぎ、佐世保市のJAながさき西海会館に集まった県北の後援会幹部約200人を前に金子知事は切り出した。「民主党政権下で円滑な県政運営を図るには(自分が)身を引いた方がいい」。前日に急きょ呼ばれ4選出馬表明と思った多くの出席者は驚き、落胆した。中には泣きだす支持者もいた。慰留する意見も出たが、知事の決意の固さを感じた会場は再考を促すのは難しい、という空気が支配していた。

 金子知事は「内々の会合だから外には言わないで」と述べ、会合後に田中愛国幹事長ら自民党県連幹部や公明党県本部の織田長代表に電話で意向を伝えた。しかし「知事不出馬」のニュースは夜のうちに県内政界に一気に広まった。

 金子知事はこれまで出馬に意欲的とみられていた。ある後援会関係者は今年の正月に会った金子知事に「もう1期」の意欲を感じていた。田中幹事長も常々「金子知事は必ず出馬する。われわれはあうんの呼吸だ」と豪語していた。



登庁し報道陣の質問に答える金子知事=県庁
 一方で金子知事の言動に首をひねる関係者も少なからずいた。8月の衆院選では久間章生氏ら長崎1〜4区の自民党公認候補4人を応援。世論調査で民主党圧勝が伝えられてもその姿勢を変えなかった。元自民党衆院議員とはいえ、そのかたくなな姿は古くから金子知事を知る自民党ベテラン県議でさえ「普段慎重な知事からすると考えられない。自分の選挙が来年に迫っているのに」と驚くほどだった。

 それでも自民党候補は全敗し政権交代が実現した。諫早湾干拓事業の開門調査実現に向け勢いに乗る佐賀県、九州新幹線長崎ルートで未着工区間のJR長崎駅部の着工に向けた調査費削減、ダムに批判的な前原誠司氏の国交相就任に伴う石木ダム建設問題など、県政の懸案の先行きは不透明さを増すばかりだ。「衆院選で当選した(県内の)4人のうち2人は会ってもくれなかった」。金子知事は後援会の会合でこう漏らし、政権交代で県政運営に行き詰まりが生じつつあることをにじませた。

 久間氏は「残念だが仕方ない。諫早湾の開門調査などでの国の冷たい対応に嫌気が差したのだろう」とする。これに対し民主党の西岡武夫参院議員は「諫早湾干拓事業や九州新幹線長崎ルートなど民主党県連は国家プロジェクトに一貫し協力してきた。政権交代を(不出馬の)理由に挙げるのはおかしい。それより県民は多選に反対だ」と批判を強める。

 「4選を県民が望んでいない。政権交代も天の啓示だ」。2日に慰留に訪れた田中幹事長ら県連幹部にこうも述べた金子知事。不出馬をいつ決めたのか、理由は何か−。金子知事が記者会見を開かなかったためその真意は明らかになっていない。「長年の思いやいくつもの要因が複雑に絡み合ったのだろう」。知事に近い関係者はこう代弁した。



2009年11月3日長崎新聞掲載

1069チバQ:2010/01/27(水) 22:47:35
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku1/02.html
割れていた自民県議
 支持団体も動き鈍く




 金子原二郎知事の不出馬表明を受け、自民党県連三役や幹事長・議長経験者は2日、県連で対応を協議した。その後田中愛国幹事長や小林克敏政調会長らが県庁を訪ね知事に再考を促した。県議団の動きは一見まとまって見えるが、ある自民党県議は「知事からすれば『何をいまさら』という感じだろう」と知事の心境を読んでみせた。

 民主党県連が「現職に勝てる候補」を念頭に候補者擁立を探ったのに対し、自民党県議団は一枚岩ではなかった。金子知事に近いグループと一定距離を置くグループに分かれ、県議会議長や県連幹事長人事などことあるごとに衝突。距離を置くグループ内には政権交代後「有権者は変化を求めている。本当に現職で勝てるのか」との懸念も根強かった。さらに知事が自民党の推薦を受けず出馬する意向も漏れ伝わり、県政与党の存在感を示したい県議の一部は不満を募らせた。

 金子知事が慣例化していた9月定例県議会での出馬表明を見送ったため、距離を置くグループは「民主党が強力な候補者を擁立すれば引くのではないか。仮に不出馬表明が遅くなれば時間が足りず新たな候補者を擁立できない」と懸念。「自民党県連として不戦敗は避けるべきで、真意を正すべき」と主張した。こうした声に押され県連幹部らは10月16日、知事と面会し出馬の意向を尋ねた。知事は「10月末まで待ってほしい」と述べたが、この時点で出馬しないとは誰も予測できなかった。知事に近い県議は「自民党県議内のごたごたに嫌気が差したことも要因にあるだろう」と推し量る。



金子知事の不出馬表明を受け対応を協議する自民党県連幹部ら=2日、長崎市江戸町の自民党県連
 強力な対立候補がなく当選は堅いとみられた2期目、3期目の選挙と異なり、各団体の動きも鈍かった。4年前は8月に「公正な政治姿勢、卓越した行政手腕を高く評価している」と金子知事に出馬要請した県内の商工関係の政治団体も今回は見送った。ある関係者は「これまで政権与党を支援してきた。しかし政権交代を受け本部の対応が明確に決まっていない以上、無理だ」と明かす。

 県建設業協会も出馬要請を検討したが「ほかの候補者の動きも見るべきだ」などの意見が出てまとまらず、結論を先送りにしていた。知事を取り巻く環境や、向けられる視線は確実に変化していた。

 金子知事は1日に開いた後援会の会合で「政治活動は続けるので後援会組織は残したい」との意向を示した。古くからの支援者は「本県のため経験と人脈、政治力、政治感覚を生かす機会を期待したいし必要だ」と話す。自民党県議も「引退するにはまだ若い。来年夏の参院選にこれほど強い候補はいない」と期待する。参院選出馬の有無を含め今後の動向について4日に開く会見で知事が何を語るか注目される。



2009年11月4日長崎新聞掲載

1070チバQ:2010/01/27(水) 22:48:04
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku1/03.html
各陣営、戦略見直しも
 民主は対抗軸失い




 「彼は自民党の象徴的な存在。政権交代を追い風に攻撃しやすかったのだが…。拍子抜けだ」。金子原二郎知事の不出馬表明を受け、民主党県連の渡辺敏勝幹事長はこう述べた。多選批判や県政刷新といった明確な対抗軸を失い、戦略の見直しを迫られている。人選は同党の地元国会議員8人に委ねられ、本県出身の40代の中央官僚など複数の名前が取りざたされている。

 一方の自民党県連は金子知事の慰留を断念し、9日の議員総会で対応を協議する。民主党が若手官僚を擁立してくることを視野に、即戦力になる人物を基準に独自候補の人選を進めており、県庁幹部ら複数の名前が挙がっている。

 ただ自民党の現状を省みてある県議は「問題は今の自民党から立候補してくれる人がいるかどうかだ」とぼやき「民主党がいい候補を出してくれば」と条件付きで相乗りの可能性や自主投票も否定しない。いずれにしろ「向こう(民主党県連)の候補を見てからだ」と言う。

 民主党県連に推薦願を出した3人のうち、既に立候補を表明した前ルーマニア大使の東良信氏(61)は「現職が出ようと出まいと、長崎を変える気持ちで出馬する」と言い切る。一方、同党県議の高比良元氏(57)は「金子県政の軸足を変えるために立候補するので、モチベーションは変わる」、無所属県議の押渕礼子氏(71)も「後援会と相談する」と揺れ動く。現職の不出馬にそれぞれの反応は微妙に異なる。出馬が取りざたされている日本医師会常任理事の今村定臣氏(61)は「想定外で驚いている」としたが、自身の出馬への言及は避けた。共産党県委員会は今月中にも候補者を擁立する方針だ。

 金子知事は4日の不出馬の会見で「後継指名はしない」と述べた。その約40分前の県庁特別会議室。臨時の部長会議を開いた知事は出馬しない意向を伝え冗談めかしてこう付け加えた。「私も県政のために出ないのだからもし(知事選に)出る人がいたら(県庁を)今日辞めなくちゃいけないよ」。10月に発行された経済誌に金子知事の後継候補として実名で報道された、知事と距離を置くグループに近いともうわさされるある幹部を念頭に置いていたのは明らかだった。

 金子知事は会見で次の知事像について「政党色のない人」「トップは民間的発想を持っている方がいい。官僚はそこが分からない」「若い人だと(知事職を)国会議員へのワンステップにしてしまう。50代ぐらいがいい」と民主党県連の動きを察しているかのようにけん制した。

 県政のトップは12年ぶりに交代することになった。さまざまな思惑が交錯する中、来年2月4日の告示まであと3カ月となった。

(この連載は報道部・西村伸明、後藤敦、佐世保支社・山口栄治が担当しました)



2009年11月5日長崎新聞掲載

1071チバQ:2010/01/27(水) 22:49:53
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/074.html
■告示まで1カ月 激しさ増す“前哨戦”

 知事選は2月4日の告示まで4日で1カ月となり、選挙に向けた動きが本格化してきた。立候補を表明している新人6人は知名度の向上や後援会の組織づくりに追われるなど、前哨戦も日々激しさを増している。

 暮れも押し迫った12月29日午後6時すぎ。雲仙温泉街(雲仙市)のホテル。主に島原半島内の農家や観光業者、漁業者らでつくる異業種交流会に招かれた前副知事の中村法道氏(59)が「私は島原半島出身だ。今後も半島発展に全力を尽くしたい」とアピールすると会場から拍手がわいた。

 この前日、島原市内のホテルで開かれたJA島原雲仙の島原地区営農センター慰労会。自民党の加藤寛治県議は「地元からの県知事をぜひ実現したい」と支援を呼び掛け、中村氏は名刺を配り握手して回った。

 中村氏は南島原市有家町の出身。1月1日にも同市内で開かれた県立島原高の還暦同窓会に出席するなど、陣営は島原半島を重点地域の一つと定めた戦略を描く。選対関係者は「まずは地元を固めたい。立候補表明が遅れ組織態勢はこれからだが『地元がやる気になっている』と長崎や佐世保に伝われば勢いが出る」と狙いを明かす。

 3日午後4時すぎ。初詣で客でにぎわう橘神社(雲仙市)の参道を身長差が30センチほどもある男女2人が歩き注目を集めた。前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)と民主党の福田衣里子衆院議員(長崎2区)。参拝客から記念撮影を求められた福田議員は橋本氏を招き寄せ、一緒に写真に納まった。

 この日2人は諫早市や雲仙市の神社5カ所を“はしご”した。全国区の知名度を誇る福田議員と行動を共にさせ、橋本氏の顔と名前を一気に売り込む戦略だ。後援会関係者は「とにかく顔を売る必要がある」と知名度向上に躍起だ。

 さらに後援会の拡充にも力を入れる。12月30日午後2時から長崎市内で開いた県立長崎北高の同級生らの同窓会。橋本氏は「私のことを知り、伝えてくれる人がいるのは心強い」と声を弾ませた。この日夜には祖父が店を開いていた同市中心部の公民館3カ所を訪ね、夜警中の住民を激励して回った。

 「あの人、大仁田さんじゃない」。1日午前1時すぎ。長崎市坂本2丁目の山王神社。黒のジャンパーにジーンズ、黒のニット帽という目立たない服装で現れた元参院議員の大仁田厚氏(52)だったが参拝客はすぐに気付き、次々に握手や記念撮影を求めた。

 当初人出の多い諏訪神社に行く計画だった大仁田氏だが「新年から派手なパフォーマンスをすれば悪い印象を与える」との判断で急きょ参拝場所を変更。陣営は当面、県北や離島といった各地の後援会づくりに重点を置く。選対関係者は「知名度では勝っており、パフォーマンスは告示後でも遅くない」と話す。

 「女性が頑張らないといけませんね」。12月29日午後2時すぎ。雲仙市愛野町の病院で県議の押渕礼子氏(71)からパンフレットを受け取った女性看護師はこう応じた。長崎市選出の県議で「全県的な知名度が低い」(押渕氏)ため、長崎大医学部の同窓生の病院を回ったり街頭宣伝車で各地を回り「女性の力で長崎を変える」などと訴えている。

 前ルーマニア大使の東良信氏(61)は年末年始を家族のいる東京で過ごし、有名人を応援弁士に呼ぶ街頭演説の計画を練った。2日午後には支援者が初売りでにぎわう佐世保市中心部のアーケードでチラシを配った。

 「6、7人の動きが報道されているが、金子県政が進めた大型開発をきっぱり中止できるか問われる」。12月31日午前11時すぎ。長崎市大浜町で街頭演説した前共産党県委員会委員長の深町孝郎氏(67)はこう述べ自らの独自性を強調した。陣営は知名度向上のため街頭演説を増やす。選対幹部は「金子県政をチェンジできるのは深町氏しかいないと訴える」としている。

大仁田 厚 52 元参院議員        無所属新
押渕 礼子 71 県議           無所属新
中村 法道 59 前副知事         無所属新
橋本  剛 40 前農水省改革推進室長   無所属新=民主推薦=
東  良信 61 前ルーマニア大使     無所属新
深町 孝郎 67 前共産党県委員会委員長  無所属新=共産推薦=
(五十音順、敬称略)
2010年1月4日長崎新聞掲載

1072チバQ:2010/01/27(水) 22:51:09
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/091.html
■「農水票」めぐり攻防激化 赤松大臣が橋本氏てこ入れ 農、漁連は中村氏推薦



農漁業者と意見交換する赤松農相(中央)と山田正彦農水副大臣(右)=佐世保市常盤町、富士国際ホテル
 知事選で農水票をめぐる攻防が激しい。県農政連(山中勝義委員長)と県漁連(川端勲会長)は、自民党が支援する前副知事の中村法道氏(59)を推薦。これに対し、民主党は赤松広隆農相が24日、本県入りし、前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)の支援を農漁業者に直接求めた。

 同日午後4時半すぎ、西海市西彼町の西彼教育文化センター。赤松農相は、約150人の聴衆を前に、戸別所得補償制度のメリットを力説した後、横にいる元部下の橋本氏を紹介し、「農林水産業に元気がないが、副知事が知事になるだけでは変わらない。国と県が一体になってやれる体制をつくることが重要だ」と強調した。

 その30分前、会場に到着した赤松農相に、JA長崎せいひの山本光治組合長が陳情書を差し出した。約10億円かかるミカン選果機更新のため、補助金の予算執行を求める内容。受け取った農相は笑顔で、こうくぎを刺した。「知事選よろしく」

 農相はこの日、平戸、佐世保、西海の3市の会場をはしご。自民党の地盤である県北地区を中心に農水票の取り込みを狙った。佐世保会場で報道陣に囲まれた農相は、中村氏を推薦した県農政連を切り捨てた。「今までの自民党や金子県政がやってきたことを是としてやるのかな。それが長崎県の農業を駄目にしてきたんでしょ」

 県農政連は長年、自民の有力支持団体として、国政選挙などで集票力を発揮してきた。盟友(JA組合員、職員)は14万人に上り、JA島原雲仙の組合長は加藤寛治・同党県議。山本組合長も、長崎市内で20日にあった中村氏の総決起大会で支援を呼び掛けた。幹部の一人は「東京で(民主党国会議員が)決めた落下傘候補には任せられない」と県農林部長を務めた中村氏を強力に推す。26日には1500人規模の総決起大会を諫早市内で開く。

 しかし、こうした訴えがどこまで浸透しているかは未知数だ。対馬市の農業男性(62)は中村氏を支援するよう仲間から頼まれたが、「はっきり断った」。その理由に政権交代を挙げ、「陳情の方法も変わった。時代の流れに合わせた方がいいのでは」と話す。

 一方、県漁連は、中村氏の支持団体「新知事をつくる県民の会」からいったん離れ、役員12人が2度にわたって知事選の対応を協議。「国の支援がなければ漁業はやっていけない」として「両者推薦」「自主投票」という案も出たが、最終的には中村氏推薦にかじを切った。「簡単には(自民との)関係を切り捨てられない。悩ましい」。川端会長はため息をついた。


2010年1月25日長崎新聞掲載

1073チバQ:2010/01/27(水) 22:52:22
>>1052
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/093.html
■松浦市長選で民主推薦候補惨敗 民主影響は不透明、自民「戦う上で参考」



中塚祐介氏(左)の出陣式に駆け付けた本県選出の民主党国会議員=17日午前、松浦市志佐町の松浦中央公園
 【松浦】民主党推薦の新人が現職に大差で敗れた松浦市長選から一夜明けた25日、県内の民主党関係者からは知事選への影響を懸念する声が出たが、「票差が開きすぎて参考にならない」との見方も。これに対して自民党関係者は、政党色を出さず「市民党」を打ち出した現職が再選を果たした点で、「知事選を戦う上で参考になる」と分析した。

 「知事選、(今夏の)参院選の『先陣』という思いでやってきた。惨敗を喫し、松浦では非常に大きなマイナスを与えてしまった」。24日深夜、落選が判明した中塚祐介氏は選挙事務所で肩を落とした。

 松浦市はもともと自民党の支持基盤とされる地域だが、昨年8月の衆院選で宮島大典衆院議員が北村誠吾衆院議員に約250票差に肉薄。比例代表では逆に民主党が600票ほど自民党を上回った。

 民主党県連は市長選を2月の知事選の前哨戦と位置付け、中塚氏を推薦した。宮島氏をはじめ、多くの国会議員が何度も中塚氏の支援に駆け付けた。党推薦で知事選に立候補予定の前農水省改革推進室長、橋本剛氏(40)も9日に松浦市で支援を呼び掛けた。

 ところが、宮島氏の支持者の一部は現職の友広郁洋氏の支援に回った。松浦もエリアとする連合長崎佐世保地域協議会は「中塚氏を推薦できない労組がある」として自主投票を決定。小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる事件で、市長選告示直前に同党の現職衆院議員が逮捕されるなど、中塚氏にとって逆風の連続だった。一方現職の友広氏は当初、民主党に推薦願を出したが断られたため「市民党」を掲げた。この方針転換が結果的に奏功した形だ。

 渡辺敏勝県連幹事長は「タイミングが悪かった面もある」と党のイメージ低下が敗戦の一因になったとの見方を示した。逆に同じく「県民党」を掲げる前副知事の中村法道氏(59)を支援する自民県連幹部は「友広氏も中村氏もパターンは一緒。知事選を戦う上で参考になった」と冷静に分析する。

 だが、2期目を狙う現職に新人2人が挑んだ市長選と、新人同士の争いとなる知事選では構図が異なる。ある民主党県連関係者は「衆院選は追い風が吹いたが従来、県北は保守の地盤。(松浦市長選では)連合もまとまらず苦戦は覚悟していた」と話した。これに対し、中村氏の陣営関係者は「市長選と知事選は全く別物。支援者はそれぞれの陣営に入り交じっている。まだ軽々に有利だ不利だとは言えない」と気を引き締めて語った。


2010年1月26日長崎新聞掲載

1074とはずがたり:2010/01/28(木) 01:32:36
>>1052>>1073
これは,惨敗ですね・・。
事実上民主系勢力が独自候補はと相乗り派に別れたようですのでまあそのまま参考にはならんでしょうけど,このままカネの問題抱えて知事選突っ込むのもまずいっすね。
大仁田が当選しかねない・・

1075チバQ:2010/01/28(木) 12:46:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100125-OYT8T01251.htm
市議会との関係修復急務
政のあと(上)


当選から一夜明けて記者会見する戸敷氏  「得票数を見て、ひしひしと責任を感じたというところです」

 当選証書付与式を終えた後の記者会見。緊張からか固い表情を崩さなかった戸敷正氏は、一夜明けた感想を聞かれ、ようやく顔をほころばせた。

 津村重光市長に挑んで敗北した前回選挙で獲得したのは7万176票。今回はさらに1万以上を上乗せする8万1951票を得て、前市議・斉藤了介氏に3万票以上の大差を付けた。

 勝因を問われると、「重ねてきたミニ集会の輪が広がったこと」と述べ、この4年間の地道な活動が実を結んだ結果と分析した。

 一方、次点に泣いた斉藤氏陣営。選対本部長を務めた日高義幸市議は24日夜、準備期間の短さを敗因に挙げ、「(有権者と)対話し、そこからいろんなことをくみ取る機会が少なかった」と、述懐した。

 新人3氏による選挙戦は盛り上がりを欠いた。投票率は前回から5・52ポイント下がって48・15%。戸敷氏は「候補の魅力(不足)と政治離れかな……。私自身、訴えが足りなかったのかも」と、振り返った。

 現市政を「市民の目線に立っていない」と、批判してきた戸敷氏の当選に、市職員の間には困惑と期待が交錯する。

 戸敷氏が早々に廃止の意向を明言した地域コミュニティ税。税を所管する市民部の幹部は「近く廃止条例案の作成を指示されるだろう。推進の立場だっただけに、つらいことだ」と心境を吐露した。

 だが、別の市職員は「長期政権の津村市長には意見を言えない風潮があった。新市長になれば変わるかも」と、変革に期待を込める。

 新市長にとっては、職員の人心掌握と共に、津村、斉藤両氏を支援してきた市議たちとの関係修復が急務となる。

 市長選で、戸敷氏を支援した市議は全45人(欠員1)のうち11人。津村市長の実質的な後継者と目された斉藤氏には26人が付いた。「議会対応を誤れば市政に混乱を招く」(市幹部)との見方は強い。

 実際、斉藤氏を支えた市議の一人は「戸敷さんは我々が推した斉藤を破った人。急に協力するという気持ちにはなれない」と述べ、微妙な距離感を打ち明けた。

 ただ、同じ立場のある市議は「『大人の関係』というものがある。市民にとって大切なのは何かということを考えながら、付き合うわけだから、反対のための反対はしない」として、是々非々の姿勢で臨む構えだ。

 「4年間、私の批判ばかりをしてきた人が市長になっていいのか」

 津村市長は23日夜、斉藤氏の帰陣式で、戸敷氏への違和感をこう表現していた。25日に感想を問われると、「結果は尊重すべきだ。しこりを残してはいけない。健全な市政運営を期待している」と淡々と語った。

 16年ぶりに県都の新しいかじ取り役となった戸敷氏。市民が注視する中、新市政は2月8日に始動する。

   ◇

 宮崎、都城、延岡の3都の市長選が終わった。政の現場から、波紋や関係者の思惑を報告する。

(2010年1月26日 読売新聞)

1076チバQ:2010/01/28(木) 12:48:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100127-OYT8T01152.htm
政のあと<下> 首長・議会の「自律」重要


空席が目立った公開討論会(都城市)  「投票率低迷が予想される中、いかに前回得票に近づけるかが勝負だった。上出来だ」

 都城市長選の投開票から一夜明けた25日。新人の山田裕一氏(49)を圧倒する2倍以上の票を積み重ね、再選を決めた長峯誠氏(40)の陣営幹部は、こう感想を語った。

 有権者から「初めから結果が分かっている」との声が聞かれるほど、市長選は盛り上がりに欠けた。顕著に表れたのが、7日の公開討論会だった。定員1400人の会場に、集まったのはわずか350人。都城インターチェンジ付近を活用するサブシティ構想の是非や、合併効果などの主張を交わす2人に対し、訪れた主婦(55)は「実質的に、現職の『信任投票』だから」と漏らした。

 投票率は前回から約5ポイント下がって65・56%。定数が8人減って激戦だった市議選が同じ日でなければ、5割を割り込むことも予想された。

 結果を見れば、有権者は市の借金や職員数を着実に減らし、目立つ失政もない現職を評価した。一方で、「合併で疲弊した地域の振興を」などと訴えた山田氏の得票も決して無視できない。合併効果を実感できず、サブシティ構想に必要な巨額の事業費をどう工面するのか――。市政への不満や疑問は今も少なくない。

 当選後、長峯氏は「今後は傲慢(ごうまん)の芽との戦い」と自らを戒める。有権者の信頼をつなぎ留めるためにも、これまで以上に、見通しを丁寧に示しながら、市政を運営することが不可欠だ。

     ◇

 同様に現職と新人が争った延岡市長選。「言っていることは雇用対策や医療充実策で同じ。実現の可能性や政策の裏付け、根拠を納得していただけるかが争点だった」。再選を果たした首藤正治氏(54)は25日、こう総括した。

 敗れたベテラン県議の井本英雄氏(63)は「キヤノン工場誘致の失敗」を批判し、新規雇用創出3000人を公約に掲げた。対抗する形で首藤氏は1500人以上の雇用を打ち出し、オフィスビルの誘致によって新規雇用が310人以上生まれる見込みなども示した。井本氏は「(創出策に)当てはあるが、ほかの市町村も参戦するので、公開できない」と述べるにとどめた。

 4年前の市長選で、政党の支援を受けた現職らを破った首藤氏。今回は支援の構図も一変し、政党など約170団体からの推薦を受けた。終始優位に戦いを進めたが、「相手候補に投じた方とも一緒に頑張っていけるような市政運営を心がける」と謙虚な姿勢だ。九州の市町村では面積が2番目に広い自治体の首長として、全体に目配りをしながら、住民が一丸となる市政の運営が求められる。

 差が開いた選挙結果や年齢などから“長期政権”の雰囲気も漂う。だからこそ、市長与党の議員も少なくない議会には、しっかりとしたチェック機能が求められている。

(2010年1月28日 読売新聞)

1077チバQ:2010/01/28(木) 12:52:11
>>992>>1018
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-28_2270
古謝・親川氏 三日攻防突入 南城市長選
激しい集票合戦
政治 2010年1月28日 09時58分
(2時間53分前に更新)

 【南城】31日投開票の南城市長選は28日から「三日攻防」に入る。

 2期目を目指す古謝景春氏(54)=無所属、自民、公明支持=と、新人の親川盛一氏(68)=無所属、社民、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦=の両陣営は市内4地区をくまなく回り、最終盤の集票合戦に力を入れている。

 古謝氏は1期4年の実績を強調。「市民とともに協働の街づくりを目指す」と訴える。支援する与党系市議らを中心に市内を遊説、街頭などで支持拡大を図る。

 親川氏は長年の行政職や県議の経験を前面に、「公平公正な市政運営を実現する」と強調。推薦する政党関係者らの応援を得て、スポット演説で支持を訴える。

 25日から始まった期日前投票で27日までに1835人が投票を済ませた。

 同市長選にはこのほか、新人の新城建一氏(69)=無所属=が立候補している。

1078名無しさん:2010/01/29(金) 01:12:53
ん、(例えば)官公労が乗れずに連合が股裂きになって自主投票とか
支持者の一部が現職と新人に割れてまとまらないとか
首長選ではよくある話じゃないか
票差云々より、それぞれのグループで結束できるような体制を作ることが大事

1079チバQ:2010/01/29(金) 20:44:11
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=21857
竹原市政への批判相次ぐ 阿久根市民が「考える会」結成
(2010 01/29 10:31)

市議会議員と意見交換する「阿久根の将来を考える会」=28日、阿久根市の市民会館 混乱が続く阿久根市政を検証しようと、若手市民でつくる「阿久根の将来を考える会」(川原慎一会長)が28日発足し、市民会館で市議会議員と語る会を開いた。出席者からは、竹原信一市長の障害者差別的なブログ(日記風サイト)記載や職員の懲戒免職問題への批判が相次ぎ、「市長はすぐ辞職すべき」との意見も出た。
 会には青年会議所関係者ら約50人と、市議16人中15人が参加。竹原市政の是非や問題点、今後の市政のあり方など六つの質問について、市議がそれぞれ見解を述べ、市民と意見を交わした。
 出席した40代自営業男性は「無責任な言動で阿久根は日本中から笑いものにされている。市長の資格はない」と発言。このほか「(報道取材拒否や議会対応など)説明責任を果たしていない」などの意見が出た。
 一方、市長支持派議員は「市政は停滞していない。不妊治療助成などいろいろな施策を行っている」と反論した。

1080チバQ:2010/01/29(金) 21:18:40
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=23318
3都の針路(上)…宮崎
2010年01月26日


■議会への対応試金石

 無所属新人3人が争った宮崎市長選は、元佐土原町長の戸敷正(57)が初当選した。引退する現職市長の津村重光(62)が支援、多くの政党や団体の推薦を受けた前市議斉藤了介(43)に3万票以上の大差をつけた。

 津村に惜敗した前回に続く2度目の挑戦で勝利をつかんだ戸敷。選挙戦では地域コミュニティ税(地コミ税)の廃止を訴えるなど、津村批判の受け皿を目指した。県都にとっては16年ぶりの「政権交代」。戸敷は津村を支えた勢力と向き合うことになる。

   ■     ■

 戸敷が最初に直面する壁は、地コミ税廃止条例案を提出する予定の市議会3月定例会となりそうだ。今回、市議46人のうち26人が斉藤支援で動いたのに対し、戸敷に味方したのは11人。少数与党のため、同条例案が議会をすんなり通過しない可能性がある。

 戸敷は25日の会見で「議会運営が厳しくなるという指摘の意味が分からない。地コミ税導入も市民の理解を得ておらず、手順に問題がある。しっかりと審議してもらい、是々非々で臨みたい」と強調。「行政とは市民のためになるか、ならないかだ」と続けた。

 対する津村は戸敷の政策について「私の進めた財政健全化路線から外れている。地コミ税の廃止にしても基本政策が違う」と指摘。現職の後継と目された候補と戦い、少数派市議団の支援を受け初当選を果たした点で共通する2人。ただ、津村は前職市長の政策を基本的に踏襲した。「志や政策が立派でも駄目だと思い知らされた」と津村は同日、戸敷を意識して就任当初を振り返った。津村は市長就任後の1年間、多数派の市議と話し合いを重ね信頼関係を構築、味方に付けた。「全方位外交」と呼ばれた政治手法の原点がそこにあった。

 選挙期間中、斉藤を支援した市議の1人が戸敷の目指す改革路線を警戒してこう語った。「戸敷が市長になれば議会は混乱するだろう」

   ■     ■

 今回、斉藤を推薦した宮崎地区建設業協会は昨年12月、同市内で総決起集会を開催。後援会名簿3万人を募るなど、関係者が「近年の市長選では記憶にない」というほどの熱の入れようだった。斉藤推薦の根拠は「(6千万円以上を一般競争入札、同額未満を指命競争入札とする)現行入札制度の維持」だった。

 戸敷は「指名競争入札制度は堅持した上で公平な指名を行う」と公約に盛り込んだ。一般競争入札による事業費削減効果より、公共工事が雇用・経済対策につながることを重視するのが堅持の理由。一方で「これまで偏った指名があったのでは」と指摘もする。ある業界関係者は「業界は疲弊している。選挙でのしこりがないよう冷静に対応してもらいたい」と話し、早くもさや当てが始まっている。

      ▽

 宮崎、都城、延岡市長選は24日投開票され、新リーダーの顔触れがそろった。直面する課題などを探る。(敬称略)

1081チバQ:2010/01/29(金) 21:20:08
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?blogid=4
3都の針路(下)…都城、延岡
2010年01月27日


■公約達成へ道険しく

 ともに再選を果たした延岡市長の首藤正治(54)と、都城市長の長峯誠(40)。再び市政のかじ取りを託された2人には、市民と契約したマニフェストの実現が問われる。

   ■    ■

 「ほっとしたが、これからが大変」。再選を果たした首藤が初登庁した25日、延岡市幹部が漏らした一言は、市政継続に胸をなで下ろす職員の本音が透ける一方で、公約達成への道のりの険しさを浮き彫りにする。

 選挙戦で井本英雄(63)と激しい舌戦を繰り広げたのが雇用問題だ。サービス合戦にも似た論争の中、井本が掲げた「新規雇用3千人」に呼応するように「1500人以上の雇用創出」を打ち出した首藤。「簡単にクリアできる施策では意味がない」と自らもハードルの高さを認める。

 首藤が初当選した2006年以降、企業誘致や緊急雇用対策などで延岡市内には約870人の雇用が生まれた。このうち少なくとも4割ほどはパートやアルバイトを含む非常用雇用。数字だけ見ても、今後4年間で1500人以上の雇用創出が容易ではないことは明らかだ。

 さらに若者の流出を防ぎ、人口減少に歯止めをかけるには、常用雇用の拡大が不可欠。市民が求める成果も、その割合を高めるところにある。当選した翌日、会見に臨んだ首藤は「有権者との約束は守る」と明言した。

   ■     ■

 選挙戦でマイクを握るたびに長峯が並々ならぬ意欲をみせたのがサブシティ構想。周辺4町と合併した新都城市の一体的な発展が狙いで、物流の拠点でもある都城インターチェンジ付近に新たな拠点を整備するもの。長峯が構想を温め、2004年の旧都城市長選で打ち上げた「看板政策」だ。

 構想はこの5年で次第に具体化された。救急医療センターや市郡医師会病院を移転新築するとともに、雇用創出を目指し工業団地を整備する計画が進む。市長職を「3期まで」と公言している長峯にとって、通算3期目となる今期までに是が非でも形にしたい最優先課題と言える。

 病院移転は今夏までに具体的な移転場所を決定。最大の難関だった概算75億円の建設費は国の交付金(十数億円)が内定し、残りは市と医師会で支出する。医師会員の一部には重い負担を懸念する声もあるが、26日に初登庁した長峯は13〜15年オープンを目指し「できるだけ前倒しして実現したい」と強気だ。

 工業団地は対象エリアが大規模農地を含んでおり、農地転用許可の難題が横たわる。不況下での企業誘致の可能性や農地転用の必要性を国に理解してもらわなければならず、任期中に分譲を終えるかどうかは不透明な状況だ。

 首藤、長峯は市長選で多くの支持を受けた。マニフェストに掲げた政策は県北、県西地域の発展を左右する。2人に投じられた市民の思いを実現できるのか、注視する必要がある。(敬称略)

1082チバQ:2010/01/30(土) 10:26:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/local/kiji/20100130/20100130_0001.shtml
【福岡】久留米市長選、31日投開票 南氏、遊説で現市政を批判 楢原氏、個人演説会で票固め
2010年01月30日 00:57
 江藤守国氏の市長辞職に伴う久留米市長選が31日、投開票される。いずれも無所属新人で、元市議の南牧夫氏(75)と、前副市長の楢原利則氏(61)が立候補。両者とも遊説に力を入れている。

 個人演説会を開かずに、選挙カーや街頭での演説を続ける南氏。「旧久留米市偏重の政治を変えたいと訴えると、旧4町の有権者から励ましの声がかかる」という。運動最終日の30日も選挙カーに乗って市内を回り、市職員の給与削減などの行政改革に取り組むことなどを訴える予定という。

 大半の市議や、農政連、連合などの各種団体から推薦されている楢原氏は街頭演説のほか、市議と一緒に毎夜、各中学校区で個人演説会を開催。「(市職員としての)40年の経験を生かし、職員と責任ある政策を講じたい」と江藤市政の継承を打ち出し、票固めに動いている。30日は午後5時から西鉄久留米駅周辺の中心商店街を歩いた後、3カ所で個人演説会を開く予定。

 投票は31日午前7時−午後8時、市内59カ所で。同9時半から同市東櫛原町の県立久留米総合スポーツセンター体育館で開票される。有権者数は24万4523人(23日現在、市選管調べ)。

◆開票情報は西日本新聞社のホームページで速報します。

=2010/01/30付 西日本新聞朝刊=

1083チバQ:2010/01/30(土) 11:45:49
農林水産副大臣と同姓同名だけど別人です。

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100130/04.shtml
山田氏が知事選に出馬表明 立候補予定者6人に
 諫早市の会社役員、山田正彦氏(44)は29日、同市内で記者会見し、2月4日告示、同21日投票の知事選に無所属で立候補する考えを表明した。

 山田氏は「自殺や破産した人、その日の食事代にも困っている人が大勢いる。県民の生命と財産を守るため立候補する」と述べた。公約として県内の高速道路、バイパス道路の料金無料化や県内全域をカジノ特区にすることなどを挙げた。

 九州新幹線長崎ルートについては建設推進、県庁舎整備については県央地区に移転する考えを表明。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門調査と石木ダム建設については「住民の話を聞いて判断する」とした。街頭演説などの選挙運動はしないという。知事選の立候補予定者は6人になった。

1084チバQ:2010/01/31(日) 10:07:06
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100131-OYS1T00234.htm
長崎知事選4日告示 「政治とカネ」影響は?
 長崎県知事選が来月4日に告示される。現職の引退に伴い新人6人の乱戦となる見通しで、政権交代後、九州、沖縄、山口では初めて、民主党と自民党がそれぞれ推す候補が激突する。政権与党として攻勢を強めていた民主党は「政治とカネ」の問題に影響を受け始めた。自民党は「県民党」を掲げる前副知事に推薦・支持は出さず、党派色を薄めながら全面支援する構えだ。

 「いろんな問題があることは率直におわびしなくてはならない」

 30日午後、長崎県諫早市のJR諫早駅前で、前原国土交通相が声を上げた。国交相は、民主党と社民党が推薦する元農林水産省室長・橋本剛氏(40)の応援に駆けつけた。

 約10分間の演説で「政治とカネ」に触れたのは一言だけ。「事件のことは、何も話さんバイね」。聞いていた60歳代の主婦は不満そうな表情を浮かべた。

 昨年8月の衆院選で民主党候補は県内4選挙区で全勝。今回、40歳という若さもあいまって、「圧勝の再来」への期待も膨らんだ。しかし、小沢幹事長や鳩山首相の問題で、次第に逆風が吹き始めた。

 24日の同県松浦市長選では、民主党推薦の新人候補が現職に大差で敗れた。県選出国会議員や橋本氏も応援に入っていただけに、同党県連幹部は「イメージ低下は否定できない」とため息をつく。「知事選がもう少し先だったら……」。県連関係者から本音も漏れた。

 一方、自民党はこうした“敵失”が追い風になるとは見ていない。

 今回支援するのは、前副知事の中村法道氏(59)。立候補の要請から集会の設定まで行うのは、約30の経済団体などでつくる「県民の会」で、「衆院選で負けたトラウマ」(田中愛国・自民党県連幹事長)から党派色は表に出さない。公明党県本部も「県政に精通した人物だし、自民党と同じ立場で支援したい」(江口健幹事長)と足並みをそろえる。

 もちろん水面下では自民党県議らが活発に動く。国政では野党だが県議会では多数派。県議は推薦状を手に1人200社を目標に企業を回っている。「国政と首長選は別物。『知事までは渡せない』との危機感がある。相手陣営とは必死さが違う」とある県議は語る。

 知事選には2人のほかに、元参院議員・大仁田厚氏(52)、県議・押渕礼子氏(71)、市民団体事務局長・深町孝郎氏(67)(共産推薦)、会社役員・山田正彦氏(44)が立候補を表明。

 大仁田氏は高い知名度を生かし、県産品のPRと県内経済の活性化策を強調。医師でもある押渕氏は医療と産業の連携などを訴える。深町氏は九州新幹線長崎(西九州)ルートなど大型公共事業の中止を公約に掲げる。

(2010年1月31日 読売新聞)

1085とはずがたり:2010/02/01(月) 11:18:14
07年県議選
京都郡 定数1−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 井上 幸春 56 無所属 現 5 郡体協顧問 =緑友会・新風所属


選挙:みやこ町長選 井上県議が正式出馬表明 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100115ddlk40010392000c.html

 任期満了に伴うみやこ町長選(4月6日告示、同11日投開票)に、京都郡選出の井上幸春県議(59)=無所属=が14日、記者会見して正式に立候補することを表明した。出馬表明は原田和美町議(62)=同=に続き2人目。

 井上氏は「多くの有権者から『あなたしかいない』と言われ、決断した。現在の町に対して『元気がない』『まとまりがない』という声を聞く。少子高齢化も進み、農業や自然、歴史文化を生かす全員参加の町づくりを進めたい」と語った。政策として、町長への直通メール公開▽光ファイバー網敷設によるIT先進地化▽小中学校の英語教育推進−−などを掲げた。

 井上氏は県議5期目。3月県議会終了後、辞職するという。

〔京築版〕
毎日新聞 2010年1月15日 地方版

1086とはずがたり:2010/02/01(月) 11:21:02
>>1085
何気なく拾って選挙結果貼り付けた」だけだけど,地方の定数1で無投票当選する外見は如何にもただの自民系候補だけど,元々は民社系(塚本三郎は最後自民党だったけど)だそうな。

選挙:みやこ町長選 井上県議も出馬意向 「新しい町作りを」 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100108ddlk40010418000c.html

 任期満了に伴うみやこ町長選(4月6日告示、同11日投開票)で、京都郡選出の井上幸春県議(59)=無所属=が立候補する意向を固めた。

 井上氏は同町犀川出身。旧民社党委員長、塚本三郎・元衆院議員の秘書を経て、91年の県議選で初当選した。現在5期目。

 井上氏は7日の京築広域圏消防本部点検式で「最後のあいさつになる」と県議を辞す考えを示した。取材に「苅田は工業が発達しているが、みやこは少子高齢化が進み、墓を守る跡取りに困る状態だ。農林業と自然を生かした新しい町作りに県議経験を生かしたい」と話した。

 町長選を巡っては、原田和美町議も出馬の意向を示している。現職の白石春夫氏は既に引退を決めている。【降旗英峰】

〔京築版〕
【関連記事】

毎日新聞 2010年1月8日 地方版

1087チバQ:2010/02/01(月) 12:17:24
>>1077
大差って程差は付いてないように見えるが
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-01_2409
古謝氏が大差で再選 南城市長選
実績前面に掲げる


2期目の当選を決め、支持者とバンザイ三唱する古謝景春氏(中央)=31日午後9時58分、南城市佐敷の選対事務所

[画像を拡大]
政治 2010年2月1日 10時03分
(2時間12分前に更新)

 【南城】任期満了に伴う南城市長選は31日投開票され、現職の古謝景春氏(54)=無所属、自民、公明支持=が1万2697票を獲得し、新人で元県議の親川盛一氏(68)=無所属、社民、社大、民主、国民新、政党そうぞう推薦、共産支持、新人の新城建一氏(69)=無所属=に大差をつけ、2期目の当選を果たした。当日有権者数は3万1176人。投票率は74・47%で前回を4・17ポイント下回った。

 行財政改革や経済振興の進め方などを争点に選挙戦が展開された。

 古謝氏は市独自の土地利用計画策定や行財政改革など、1期4年の実績を前面に掲げ「市民党的立場」を強調。旧町村の元首長や与党系市議らで地域支部をつくり、支持基盤を固めた。

 親川氏は民主党県連をはじめ県政野党6党から推薦・支持を得て選挙戦を展開したが及ばなかった。

 古謝景春氏の話 非常に厳しい選挙戦だったが、4年間、市民と共に市民が主役のまちづくりに全力を注いできたことを評価してもらった。これからも地域の抱える課題を解決し、行財政改革を進めながら、日本一元気で魅力のある南城市をつくっていきたい。

 古謝景春氏(こじゃ・けいしゅん) 1955年生まれ。79年に旧知念村役場採用後、2002年村長に当選。06年初代南城市長に当選。沖縄大学卒。旧知念村安座真出身。


当 古謝景春氏 12、697票  
  親川盛一氏 10、215票  
  新城建一氏    129票
(選管最終 投票率74・47%)

1088チバQ:2010/02/01(月) 12:21:39
>>1061-1062
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126498567013.html
玖珠町長に朝倉氏 前職・後藤氏ら破る
[2010年02月01日 09:49]
支持者に囲まれ万歳をする朝倉浩平氏(左)と妻の由美子さん=31日午後9時36分、玖珠町塚脇の選挙事務所
 リコール(解職請求)運動中の町長辞職に伴う玖珠町長選挙は31日投票され、開票の結果、無所属新人で元投資信託会社役員の朝倉浩平氏(63)が、前町長の後藤威彦氏(66)やほかの無所属新人を下して初当選した。最後まで競り合った元国会議員秘書の高倉正行氏(54)とは17票差だった。

 町民は後藤氏が総合運動公園建設中止の公約を翻すなど混乱した町政を平常に戻したいとして、清新なイメージの朝倉氏を選択した。
 朝倉氏は立ち上がりが遅く知名度もなかったが、手づくり選挙が町民に好感を持って迎えられた。既存の政治に対して批判的な町民らが町政に「新しい風」を求め、政治や行政に無縁だった朝倉氏を選んだ。
 投票率は76・12%(当日有権者数1万4675人)。前回(77・53%)を1・41ポイント下回った。

朝倉浩平(あさくらこうへい) 63 無新(1)
早稲田大卒(投資信託会社役員、銀行アドバイザー)町内森出身。

町民の声に応える
 朝倉浩平氏の話 町を変えてほしいという町民の声に応えたい。総合運動公園は計画を縮小せざるを得ないだろうが、皆さんの声を聞いて決める。私は民間出身。行政の無駄を省き、福祉、教育を充実させる。議員、役場職員と一緒になって町を良くしていきたい。

公約転換、不信大きく
 ◆解説◆後藤氏へのリコール運動が引き金となった町長選。総合運動公園建設中止の公約を変更するなど、その政治姿勢や公約の在り方をめぐる町民の判断が注目された。全国的にマニフェスト選挙が定着する中、公約転換への不信は大きく、町民は「しがらみのない町政」を訴えた朝倉氏に町長のいすを与えた。
 朝倉氏は知名度不足と出馬表明の遅さを、人柄と民間出身の経歴を前面に押し出すことで乗り越えた。クリーンな印象を打ち出し、後藤氏への批判票を含め浮動票の獲得に成功。同級生らのボランティアを中心にした運動は、選対の組織力に頼る従来型の選挙からの変化を示した。
 朝倉氏には町内に生じた混乱としこりを解消し、一から町をまとめ直す手腕が求められる。運動公園問題解決の着地点を探るだけでなく、山積する課題に待ったなしの対応が迫られる。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/149735
新人の朝倉氏が初当選 出直し玖珠町長選
2010年2月1日 01:18 カテゴリー:九州 > 大分
 前町長辞職に伴う大分県玖珠町の出直し町長選は31日投開票され、新人で元会社役員の朝倉浩平氏(63)=無所属=が、前町長の後藤威彦氏(66)=無所属=と、元衆院議員秘書の高倉正行氏(54)=無所属=ら新人3人を破り、初当選した。

 2008年8月の前回町長選で「町総合運動公園の建設中止」を公約に掲げ当選した後藤氏が、就任後に公約を撤回したため、町民グループが解職請求(リコール)に向けた署名活動を展開。後藤氏は昨年12月に辞職し、出直し選となった。投票率は76・12%。当日有権者数は1万4675人(町選管調べ)。

玖珠町長選
 (開票終了) 
当 朝倉浩平 無新 3,587
  高倉正行 無新 3,570
  後藤威彦 無元 2,768
  梅木恒明 無新    852
  宮西博幸 無新    293

=2010/01/31 西日本新聞=

1089チバQ:2010/02/01(月) 18:20:40
>>968>>1082
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001002010008
久留米市長に楢原氏
2010年02月01日


支持者から当選祝いの花束を受け取る楢原利則氏=久留米市

 ■「江藤市政受け継ぐ」投票率30・25%過去最低
 現職が病気療養のため辞職したことに伴う久留米市長選が31日、投開票され、無所属新顔で前副市長の楢原利則氏(61)=農政連支部推薦=が、無所属新顔で前市議の南牧夫氏(75)を破って初当選した。前回2007年が無投票だったため、05年の編入合併後では初の選挙戦だった。楢原氏は前市長の市政を継承する方針で、来春の九州新幹線全線開通に伴うまちづくり、空洞化が進む中心市街地の活性化、行財政改革などが課題となる。当日有権者数は24万1330人、投票率は30・25%(03年43・40%)で過去最低だった。


 この日夜、市内のホテルには楢原氏の支援者が駆けつけ、当選が確実となると大きな歓声が上がった。楢原氏は「責任の重さで身の引き締まる思いだ。江藤市長の志を受け継ぎ、市の発展のために精いっぱいがんばりたい」と抱負を語った。
 今回の選挙は、くも膜下出血で昨年8月に倒れた江藤守国・前市長が同12月に辞表を提出したことから、急きょ決まった。約1カ月の短期決戦となったため、各政党は独自候補を擁立できず、民主、自民の議員が一緒に楢原氏を支援する「相乗り」状態になった。


 市議会は共産党を除く各会派がこぞって支援。議員42人中27人を占める自民系3会派と、連合福岡から推薦を受ける議員らの非自民系会派、公明が「市長の途中辞任という緊急事態に対応できる人物」として、市長不在の約4カ月間、市長職務代理者を務めていた楢原氏の擁立に動いた。商工業や農業などの関連団体からも手厚い支援を受け、知名度の低さをカバーした。


 楢原氏は選挙戦で約40年に及ぶ市職員としての行政経験をアピール。「江藤市政の継承」を訴えながら、九州新幹線全線開通で観光客を呼び込むための観光資源の全国発信、雇用確保、医療態勢や子育て環境の充実などを主張した。個人演説会や企業回りを中心に支持を固めていった。


 一方、南氏は旧田主丸町議を6期務めた経験や、旧4町に裁量権を持たせる改革案を訴えたが、及ばなかった。

1090チバQ:2010/02/01(月) 20:33:12
>>851
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100201ddlk46010356000c.html
選挙:指宿市長選/指宿市議選 市長選、新人4人が立候補−−告示 /鹿児島
 任期満了に伴う指宿市長・市議選は31日告示された。市長選には、元市議長、東伸行氏(59)▽前県議、松元一広氏(42)▽元小学校長、豊留悦男氏(59)▽社会福祉法人理事長、徳永勝憲氏(62)−−の無所属新人4人が立候補。観光や農林水産業の振興、行財政改革などを巡り論戦を展開する。【村尾哲】

 ◇3地区力合わせ、「均衡ある発展」を−−東氏
 東氏は午前9時45分、同市山川入船町で第一声。山川町漁協の関係者や支持者らが集まった。

 東氏は、小学校入学までの医療費無料化などを公約。また、4年前の1市2町合併について「不満がうっ積している」と指摘。「3地区力を合わせ、農業、水産業の振興を図る」と「均衡ある発展」を訴えた。

 ◇良いところ継ぎ、さらに上乗せを−−松元氏
 松元氏は午前10時、同市十町で出陣式。田原迫要市長、自民県議9人、県歯科医会の関係者らが出席した。

 田原迫市長が「若いが皆さんに育てていただきたい」と激励。松元氏は「現市政の良いところを引き継ぎ、さらに上乗せしたい。農林水産業、商工業、観光がしっかりと融合したふるさとを作るため、懸命に頑張る」と訴えた。

 ◇必ず、指宿に新たな風起こす−−豊留氏
 豊留氏は午前9時、同市西方の事務所前で第一声。支持者や地元選出の県議らが激励に駆け付けた。

 豊留氏は「校長の職を辞めるのに涙が出るほど苦しんだ。しかし、夢は実現させなければならない」と決意表明。「必ず、指宿に新たな風を起こしてみせる。指宿を自慢できる古里にするため、頑張ります」と訴えた。

 ◇お金の生かし方、地域浮揚のカギ−−徳永氏
 徳永氏は午前8時半から、同市西方の事務所で出陣式。元旧山川町長の東孝一郎氏が「指宿を変えるために絶対勝ち抜こう」と激励。徳永氏は「地方分権の中で、お金をどう生かすかが地域浮揚のカギ」と市長選びの重要性をアピール。農業や観光の振興を訴え「子どもたちが残れる、残りたい街にしたい」と支持を訴えた。

 ◇定数4減に29人立候補−−指宿市議選告示
 市議選(定数22)には、現職21▽新人8の計29人が立候補。党派別では、共産2▽公明1▽社民1▽無所属25人。定数4減で激戦模様だ。

 投票は7日午前7時〜午後6時、市内31カ所で(一部繰り上げ)。同8時から指宿総合体育館で開票される。1月30日現在の有権者数は3万7761人(男1万7019人、女2万742人)。

==============

 ◆指宿市長選立候補者(届け出順)

東伸行(ひがし・のぶゆき) 59 無新

 [元]市議長▽指宿小売酒販組合理事▽指宿高同窓会長▽地区食品衛生協会長[歴]旧山川町議▽日大

松元一広(まつもと・かずひろ) 42 無新

 [元]県議▽歯科医[歴]指宿ライオンズクラブ会長▽日本歯科医議連幹事▽県歯科医師連顧問▽九大

豊留悦男(とよどめ・えつお) 59 無新

 [元]小学校長[歴]北京日本人校教諭▽県肝属教育事務所指導主事▽市教委学校教育課長▽鹿児島大

徳永勝憲(とくなが・かつのり) 62 無新

 社会福祉法人理事長▽農業会社代表[歴]和装会社社長▽旧指宿市農業委員▽市議▽日大短大

1091チバQ:2010/02/02(火) 23:10:58
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/106.html
医師・歯科医師連盟が対応に苦慮 「自民か民主か」揺れる“医師票”

 告示が迫った知事選で、県歯科医師会の政治団体「県歯科医師連盟」(音山泰宏会長)と県医師会の政治団体「県医師連盟」(蒔本恭委員長)が対応に苦慮している。いずれもトップは前副知事の中村法道氏(59)支持を明言。しかし内部は意見が割れ自主投票や複数推薦になった。政権交代で変化しつつある中央の政治力学も絡み、支持の行方は混沌(こんとん)としている。

 「県と同じく私たちも自主投票にしたい。自主投票といっても、大久保後援会長としての私の気持ちをお酌み取りいただきたい」

 1月16日夜に長崎市内の料亭で開かれた諫早市歯科医師会の新年会。県歯科医師連盟諫早支部の助村大作支部長がこう述べると、かたわらにいた前農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)と歯科医の塚本清後援会長は深々と頭を下げた。

 続いてあいさつした民主党の大久保潔重参院議員はむしろ悔しさをにじませた。「日歯連(日本歯科医師連盟)は変わったのに県レベルが政権交代の意味を分かっていない。私にすれば自主投票は当たり前、橋本さんの推薦をお願いしたいぐらいだ」

 日歯連は昨年9月、今夏の参院選で自民党から出馬を決めていた組織内候補の擁立を取りやめた。約3カ月後に発表された来年度の診療報酬改定で歯科の改定額は医科(1・74%)を上回る2・09%の増加。日歯連がいち早く自民党支持を見直し、民主党に接近した効果ともうわさされる。

 しかし県内では今も自民党との関係が根強い。県議会最大会派の自民党は昨年の12月定例県議会で歯と口腔(こうくう)の健康づくりに関する条例案を議員提案。九州で初めて成立させた。会員にはこれを評価する声もある。

 中村氏を擁立した「新知事をつくる県民の会」に名を連ねる音山会長は1月14日の臨時理事会で中村氏の推薦を提案。助村氏らがこの方針に反対し自主投票に収まっていた。音山会長は「何とか中村氏に推薦状を手渡したかったが、残念でならない。条例づくりなどこれまでの恩義があるし中央と地方は違う」と中村氏支援を鮮明にする。

 県医師連盟の事情はさらに複雑だ。県議で連盟顧問の押渕礼子氏(71)が立候補を予定。15日に押渕、中村、橋本3氏の推薦を決めた。

 蒔本委員長は県民の会発足時からのメンバーだが内部の意見を考慮し「医師連盟委員長」の肩書は途中で消え、田上病院長として中村氏を支援する。昨年8月の衆院選で主な執行部が民主党の福田衣里子氏を支援。県内でも民主党寄りとみられている諫早支部は誰も推薦しなかった。南高医師連盟は地元出身の中村氏を推薦。押渕氏の夫の英展氏が支部長を務める県医師連盟北松浦支部も3人を推薦する方向だ。蒔本委員長は「票の行方は全く分からない」と話す。


2010年2月2日長崎新聞掲載

1092チバQ:2010/02/02(火) 23:12:11
選択知事選 告示直前情勢
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku6/01.html
12年ぶりに代わる県のリーダーを選択する知事選は2月4日の告示が目前に迫った。立候補を正式に表明した5人の前哨戦も熱を帯びてきた。決戦を前に混沌(こんとん)とする情勢を探った。

[1]

おおにた・あつし
大仁田 厚氏

 抜群の知名度足場に
 支援広がるかは未知数

 今月9日午後、佐世保市内で開かれた自民党県連会長の衆院議員、北村誠吾の後援会新年会。会場内にいたある男性の名前が司会者に紹介されると集まった支援者がざわついた。「どうなっているのか」。紹介を受けた元参院議員、大仁田厚(52)は雰囲気に気後れする様子もなく、出席者に名刺を配って回った。

 大仁田は参院時代に北村と同じ自民党古賀派に所属。新年会を聞き付け、飛び入りで参加していた。会場には党県連が支援する前副知事、中村法道(59)の親族もいた。北村は「突然やってきた。追い出すことはできない」と招いていないことを強調した。

 今月中旬には自民党と連立政権を組んでいた公明党県本部を訪問。中村支持を決めている幹部にあいさつした。議員時代の経験や人脈を利用し相手陣営にも入り込むしたたかさを見せる。

 政党や団体など組織の支援を受けないため「どぶ板選挙」を強調してきた。知人宅や農家、中小企業などを訪れ、県財政の問題点を指摘し、経済対策の持論を展開。「長崎の宣伝マンになり、全国に一生懸命アピールします」と支持を呼び掛ける。


プロレスイベントを開き、若者らにアピールする大仁田厚氏=24日夜、諫早市多良見町
 さらに、政治に無関心とされる若者に照準を定めたパフォーマンスも展開し始めた。昨年末にプロレスラー引退を表明したが「古里で最後のプロレス」と10日から壱岐、対馬、佐世保、諫早の4市でイベントを開いた。

 24日夜に開いた諫早の会場では特設リングそばに「かえんば、長崎!!」と記したのぼりを設置。大仁田は相手レスラーを押さえ込んで勝利するとマイクを握り「おれたちで夢のある、希望のある長崎をつくろう」と絶叫。熱狂した若者がリングに押し寄せた。

 陣営は当初、今夏の参院選長崎選挙区出馬を想定していたが、支援者の強い要望で知事選立候補を決めた。急きょ選挙対策本部を立ち上げたため人員や資金も不十分で、ポスター作製や宣伝車の手配も遅れている。長期的スケジュールは立てられず、活動が直前に決まることもある。9年前の参院選は全国比例区で出馬。全県区の選挙は初めてで、大仁田も「長崎がこれほど広いとは思っていなかった」と漏らす。

 それでも知名度は抜群で、街頭活動には自然と人が集まる。ただ、それが支援に結び付くかは陣営もつかみかねている。選対本部長の河村真一は「単なるタレント候補で終わらないよう、政策を浸透させたい」と気を引き締める。

(文中敬称略)



2010年1月27日長崎新聞掲載

1093チバQ:2010/02/02(火) 23:12:43
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku6/02.html
おしぶち・れいこ
押渕礼子氏

 「女性」を前面にPR
 アピール力に不安も




 「県議選で応援したのに、知事選でしないわけにはいかない」−。長崎市東山手町の活水学院で21日開かれた同窓会の定例役員会。同窓生で県議の押渕礼子(71)の推薦は満場一致で決まった。

 当初、同窓生の間では高齢などを理由に反対も根強かった。しかしこの日不在の押渕に代わって出席した陣営関係者が「県の将来はどうなるのか、やむにやまれぬ思いで決心した」とする押渕のメッセージを代読。「命を懸けてやるつもりです」と力を込めると、出席者から異論は出なかった。

 押渕が顧問を務める県医師連盟も15日の会合で押渕と前副知事の中村法道(59)、前農水省改革推進室長の橋本剛(40)の3人の推薦を決めた。各地の医師会長を訪ね、支持を呼び掛けた陣営関係者は「単独でなくても推薦というお墨付きを得られたのは大きい。身内だけに大きな票が期待できる」と強調する。


初めての街頭演説に臨んだ押渕礼子氏=23日午後、長崎市新大工町
 大きな支持組織を持たない押渕だが、陣営には主に自民党の国政選挙を支えた人材が複数入り、選挙戦術を練っている。長崎市内のほか佐世保や大村、諫早、松浦、五島にも事務所を開設。「女性知事を誕生させる会」の広報車13台を県内全域で走らせ、各家庭にパンフレットを投げ込むPR作戦を展開。押渕も長崎大医学部の同窓生らを訪ねたり、商店街を練り歩き知名度アップを目指している。

 ただ、元参院議員の大仁田厚(52)らアピール力抜群の候補予定者が乱立する中で、「人前で話すことに慣れていない」(陣営関係者)のは懸念材料だ。民放テレビ局が22日に生放送した立候補予定者5人の討論番組では存在感をあまり示せず、29日に日本青年会議所長崎ブロック協議会が開く公開討論会にも一人だけ参加しない。陣営は「既に行動予定が決まっていた」と説明するが、ある自民党県議は「討論会に出ないこともマイナスだが、出ることもマイナスと考えたのだろう」と手厳しい。

 こうした見方を打ち消すように、告示を目前に控え、「本人の顔と声を知ってもらわないと支持が広がらない」と、これまでしなかった街頭演説をようやく始めた。

 23日午後、長崎市の新大工町商店街で初めてマイクを握った押渕は「県政を眺め、県内を見回したとき、今のままではいけない、変えなければ長崎県が沈没してしまうと思いました」と立候補を決意した動機や決意を訴えた。約1分半の短い演説だったが滞りなく終えた押渕に支援者らは「大丈夫じゃないですか」と声を掛け、ほっとした表情を見せた。(文中敬称略)



2010年1月28日長崎新聞掲載

1094チバQ:2010/02/02(火) 23:13:13
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku6/03.html
なかむら・のりみち
中村法道氏

 「県民党」合言葉に
 実態は自民選挙踏襲




 4年前の金子原二郎の知事選総決起大会のように、演壇に自民党県議団がずらりと並ぶ光景はなかった。

 20日夜、前副知事の中村法道(59)が長崎市で開いた総決起大会。同党県議は市議と客席側に座った。壇上には同党県連会長の北村誠吾と公明党県本部幹事長の江口健が上がったが弁士は4、5番目。政党に推薦願を出さず「あくまで支援団体の一つ」と位置付ける陣営の狙いを印象づけた。

 「これでいいんじゃない。今回はいかに自民を出さないかの選挙なんだから」

 市議の一人は黒子に徹するという役割をかみしめるように言った。

 ただこうも付け加えた。「自公の県議、市議。それに金子後援会がフル稼働しないと勝ちはない。県民の会といっても経済界の重鎮と県庁OB。確たる票を持っているわけじゃない」

 「県民党」。中村が「新知事をつくる県民の会」と自民から推される形で出馬表明した昨年12月24日以降、周辺ではこの3文字が合言葉のように繰り返されてきた。背景には中村が考える県政運営の理想型という側面があるが「自民候補」「金子知事の後継」との論調が広がるのを封じたい−との陣営の意向も透ける。

 昨年8月の衆院選。自民は県内4選挙区で民主に計約6万3千票差をつけられた。自民に求められているのは「出過ぎても駄目、引っ込み過ぎても駄目」(県議の一人)という絶妙な間合いだ。


自民の国会議員、県議団の会合に出席する中村法道氏=27日、長崎市内のホテル
 だが陣営は、政権交代の影響で職域団体の動きが鈍り、集票力に瓦解の芽さえ見え隠れする中で従来の自民選挙をほぼ踏襲しながら走りだしている。

 陣営幹部の一人は「全県区の選挙ができるのは金子知事ぐらい。長崎以外は自民に頑張ってもらうしかない」と打ち明ける。

 実際、中村が出馬会見後に直行したのは県議が待つ自民、公明の県本部だった。この1カ月間も県議や金子後援会などがセットした新年会や集会を「分刻みの日程」で駆け抜けた。県議は電話作戦や秘書を県民の会支部に送り込むなど党営選挙の色彩を強め、金子後援会は18日に佐世保市内でマスコミをシャットアウトして女性集会を開いた。

 27日には自民国会議員と県議団の会合に中村も顔を出し、告示前最後の結束を確認。議員らが情勢を分析し「手応えがある。衆院選時と全然違う」との声も上がった。主戦場となる長崎市では、たもとを分かつ市議会の自民系2会派が共闘。「いつになくやる気だ」と周囲を驚かせている。だが、街頭活動は手薄な状態で「知名度は低い」(中村)のが現状だ。

 陣営幹部の江口満は「この選挙は大村湾岸戦争になる」と言う。長崎、諫早、佐世保、大村、西海、東彼、西彼。衆院選で自民が苦杯をなめた地域ばかりだ。(文中敬称略)



2010年1月29日長崎新聞掲載

1095チバQ:2010/02/02(火) 23:13:41
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku6/04.html
はしもと・つよし
橋本 剛氏

 政権与党の強み訴え
 小沢問題の影響懸念




 「夏には参院選がある。今回の知事選が鳩山政権に与える影響は大きい。負けるわけにはいかない」。29日午前9時ごろ、長崎市宝町のホテルに民主党議員団約30人が緊急に集まった。前農水省改革推進室長、橋本剛(40)を応援するため来県した党選対委員長の石井一は、こう檄(げき)を飛ばした。

 石井は、自民党や県農政連が支援する前副知事の中村法道(59)を意識し、知事選の情勢を「極めて厳しい」と指摘。民主党本部が全力で支えると約束した。

 昨夏の衆院選で、県選出国会議員が8人に増えた同党。その余勢を駆って知事選に初めての独自候補として、橋本を擁立した。これまで幹事長の小沢一郎、農相の赤松広隆ら“大物”が次々と本県に乗り込み、政権与党とのつながりの深さを見せつけた。30日には国土交通相の前原誠司が諫早、雲仙両市に出向く。

 橋本も「県政の課題を訴えやすいポジションに(自分は)いる」とアピール。40歳の若さを前面に打ち出し「しがらみのない県政」への転換を訴えている。ただ、知名度が低いだけに、街頭演説を精力的に重ねるなど、顔を売ることに腐心。福田衣里子ら国会議員が各地で国政報告会などを開いて人を集め、橋本を紹介してきた。


政治資金パーティーで、橋本剛氏(右)の手を掲げて見せる小沢一郎氏(中央)=17日、長崎市内のホテル
 だが通常国会が18日から始まり、地元で動けるのは週末や夜に限られる。もともと地方議員は自民党より少なく、陣営幹部は「ポスターを張るにも人手が足りない」とぼやく。

 しかし、陣営が最も気に掛けているのは資金管理団体の土地取引をめぐる小沢問題。どこまで知事選に影響するのか、測りかねている。

 長崎市内で17日にあった民主党県連の政治資金パーティーで、小沢は橋本の手を握り、高々と掲げた。陣営は後日、その時の写真を掲載した広報紙の配布を計画したが、「告示が迫り、有権者の受け止め方もいろいろ」だとして校正段階で取りやめた。陣営幹部は世論の動向を気にかけ、こうつぶやいた。「政治とカネをめぐる問題などで、党の支持率がさらに下がらなければいいが」

 それだけに、組合員5万人を抱える連合長崎への期待は大きい。だが推薦決定から1カ月半しかたたず、傘下労組の動きはまだ鈍い。その上、例年2月は春闘の準備で忙しい時期だ。

 「私が先頭に立ってやる。推薦状は紙切れじゃない」。連合長崎長崎地域協議会議長の原田敏春は、同市内で26日夜にあった橋本の総決起集会でこう語気を強めた。その翌日、原田ら地協や産別の代表者約40人が集まり、組合員1人につき10人の後援会員獲得を徹底することを確認した。幹部は「危機感を共有した。組織が本格的に動くのはこれからだ」と追い込みを掛ける。(文中敬称略)



2010年1月30日長崎新聞掲載

1096チバQ:2010/02/02(火) 23:14:14
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku6/05.html
ふかまち・たかお
深町孝郎氏

 “視線”の変化を実感
 好機生かす手法課題




 「(知事になったら)地域高規格道路の建設に力を入れてください」。昨年12月24日、南島原市役所。副市長の松尾義博は地域高規格道路「島原道路」の建設促進を前共産党県委員会委員長の深町孝郎(67)に求めた。この事業に反対する深町は、黙って話を聞いた。その後松尾が「特産そうめんの販売に力を入れたい」と話を変えると、深町は「全国に売り出すことは大事だ」などと応じた。

 深町は昨年11月の立候補表明後、五島、壱岐、雲仙、西海、大村各市に出向き、市や農漁業組合を訪問。地域の実情を聞いて回った。深町は「政策に取り入れられるものは取り入れたい」と話す。

 深町は民主県政をつくる会(13団体)が擁立した。同会が知事選に候補者を擁立するのは4回目。共産党系ということもあり、これまで候補予定者が各市長らと懇談する機会はほとんどなかった。選対事務局長の錦戸淑宏は「(農協など)自民党支持の団体からは拒否されるのではないかという先入観があった」と理由を説明する。

 しかし政権交代後初の知事選となる今回、陣営はこれまでと雰囲気が異なるのを肌で感じている。共産党県委員会委員長の山下満昭は「自民党の重しが取れ、有権者の(共産党を)見る目が変わったようだ。考えが広く伝えられるようになった」と話す。


街頭演説終了後、有権者と意見を交わす深町孝郎氏=17日、長崎市の鉄橋
 それでも選挙活動はこうした情勢の変化を生かしているとは言い難い。陣営は同会を構成する約2万人の意識統一が必要と判断。深町は立候補表明から約1カ月半、各団体のあいさつ回りを優先した。このため有権者には「知名度は低い」(錦戸)まま。今月中旬からは街頭演説の回数を増やし、演説終了後は有権者と対話を繰り返している。錦戸は「好機を生かし少しでもこれまでと手法を変えたいと思ったが従来通りの活動しかできていない」と課題を挙げる。

 同会は4年前の知事選で、当時65歳だった候補者を擁立する予定だったが体調不良で断念し、急きょ山下が党公認で立候補した経緯がある。同会の構成団体幹部によると候補者を決める会議で、深町の年齢を不安視する声も一部出たという。それでも「県政に精通し、ほかに候補者にふさわしい人はいない」の意見で最終的に一致した。

 深町は街頭演説や集会で金子県政を「大型事業中心だ」と徹底して批判している。さらに「今の県議会は共産党以外は(民主党も含め)いわばオール与党だ。ほかの立候補予定者では金子県政を変えることはできない」と強調。ほかの候補予定者との違いを懸命に訴えている。(文中敬称略)

  ◇    ◇

 知事選では諫早市の会社役員、山田正彦氏(44)が29日、記者会見し無所属での立候補を表明。立候補予定者は過去最多の6人になった。県のかじ取り役を担うリーダーは誰になるのか、決戦の火ぶたが切られる告示まであと4日に迫った。

(知事選取材班)



2010年1月31日長崎新聞掲載

1097チバQ:2010/02/02(火) 23:15:05
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/104.html
■首長、政権交代で動き鈍く 民主は締め付けも



朝長佐世保市長と名刺交換する民主党の高嶋筆頭副幹事長(右)=1月27日、長崎市栄町、県市町村会館
 知事選で県内の首長の動向が注目を集めている。昨年8月の衆院選で公然と自民党候補を応援した首長も政権交代を受け沈黙。前農水省改革推進室長、橋本剛氏(40)を擁立した民主党は政権与党の力を背景に“圧力”とも言える働き掛けを強めている。

 「知事選、参院選とあるが宮内先生の支持される方を勝たせながら、来年4月の選挙(県議選)に当選してほしい」。

 1月16日、佐世保市で開かれた自民党県議、宮内雪夫氏の後援会の新春交歓会。ほかの来賓が口々に目の前にいる前副知事、中村法道氏(59)への支援を呼び掛ける中、朝長則男佐世保市長はわずかにこう触れただけだった。

 元自民党県議の朝長市長は、民主党の宮島大典氏と自民党の北村誠吾氏の事実上の一騎打ちになった衆院選長崎4区で「市政運営でお世話になった」と北村氏の支援に動いた。結果は宮島氏が当選し北村氏も復活当選。だが直後の市議会一般質問で一部市議からこの行動を追及され「誤解を招いたならおわびしたい」と陳謝している。

 知事選について朝長市長は「今回は新人ばかりで衆院選と違う。首長選なので民意に沿って対応したい」と静観の構えだ。このように衆院選で自民党支援の動きが目立った首長の動きは今回鳴りを潜める。長崎3区で同じく自民党の谷川弥一氏を支援した中尾郁子五島市長も、中村氏を支援する「新知事をつくる県民の会」の五島支部事務所開きに姿を見せなかった。

 逆に民主党は首長への締め付けを強める。党県連が小沢一郎党幹事長を招き17日に長崎市内で開いた政治資金パーティーには23市町の首長を招待。朝長市長や3区で谷川氏を支援した松本崇大村市長ら出席した12人の出欠を取るように1人ずつ紹介した。ある首長は「出席するか迷ったが他の首長がたくさん来ていてほっとした」と打ち明けた。

 27日にも長崎市内に首長らを集め高嶋良充党筆頭副幹事長が特別交付税の優先配分を求める要望書を1人ずつ受け取った。全国の陳情窓口を一元化した党幹事長室が地域に出向くのは異例。高嶋氏は知事選に言及しなかったが県連幹部は「意味は伝わるだろう」と話す。30日には前原誠司国土交通相も諫早と島原半島の計4市長の要望を受けた。

 地域の陳情受け付けと知事選支援を絡めた動きに首長からは反発も漏れる。ある首長は「これだけ圧力をかけられれば苦しい。民主党は地方分権を推進すると言うがこれでは中央集権国家だ」といらだつ。こうした批判に民主党県連幹部は「自治体トップは政権与党を応援しないと予算が付かないことがまだ分かっていない。中村氏陣営の自民党や企業、業界トップも締め付けているのは同じだ」と反論する。


2010年2月1日長崎新聞掲載

1098とはずがたり:2010/02/03(水) 00:52:49

選挙:志布志市長選/志布志市議選 現新一騎打ちに−−告示 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100125ddlk46010289000c.html

 任期満了に伴う志布志市長選は24日、告示された。新人で元旧志布志町長、慶田泰輔氏(64)と、再選を目指す本田修一氏(61)の無所属2人が立候補を届け出、現職と新人の一騎打ちとなった。

 両氏は、志布志、有明、松山の旧3町合併に伴い、三つどもえとなった前回06年の市長選に続く2度目の対決。合併後のまちづくりのあり方を主な争点に論戦を交わしている。

 慶田氏は、同市志布志町の県道沿いの空き地で出陣式。「志布志の経済の核となる旧志布志町の中心市街地が年々さびれていく。豊かさを約束した本田市政だったが、地域を疲弊させている」と批判。市政刷新を訴えた。

 本田氏は、同市有明町で第一声。志布志港の整備促進を訴え「穀物輸入の国際中核港として発展させていく」とアピール。まちづくりについては「これからが次のステップ。大きな実りを収穫したい」と支持を求めた。

 また、市議選(定数24)には、現職26▽新人2−−の計28人が立候補。党派別では公明1▽共産1▽無所属26。定数が9削減され、激戦模様だ。

 投票は31日午前7時〜午後7時、市内40カ所で(一部繰り上げ)。同8時半から有明総合体育館で開票される。23日現在の有権者数は2万8205人(男1万3094人、女1万5111人)。【新開良一】

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 ◇志布志市長選立候補者(届け出順)

慶田泰輔(けいだ・たいすけ) 64 無新

 [元]旧志布志町長[歴]町青年団連絡協議会長▽町議会事務局長▽南曽於地区合併協議会長▽鶴丸高

本田修一(ほんだ・しゅういち) 61 無現(1)

 県港湾協会長▽曽於南部土地改良区副理事長[歴]農業▽旧有明町農業委員▽町長▽中大中退

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 ◇市長選名鑑の見方

 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴

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 ◇志布志市議選立候補者(定数24−28)
上村環   57 [元]旧松山町長 無現
本田孝志  66 [元]商工会長  無現
丸山一   61 農業       無現
金子光博  58 農業       無現
藤後昇一  59 福祉施設長    無現
玉垣大二郎 51 [元]会社役員  無現
林勇作   68 [元]旧町課長  無現
東宏二   58 会社顧問     無現
立平利男  62 農業       無現
下平晴行  61 行政書士     無現
丸崎幹男  60 農業       無現
毛野了   63 農業       無現
岩根賢二  62 [元]会社員   無現
平野栄作  51 団体理事     無新
八久保壹  70 [元]公民館長  無現
長岡耕二  54 農業       無現
上野直広  63 石油販売業    無現
西江園明  61 米穀販売業    無現
小園義行  58 党地区委員    共現
小野広嗣  53 貸衣装業     公現
坂元修一郎 54 農業       無現
野村公一  64 文化協会長    無現
立山静幸  71 農業       無現
鬼塚弘文  58 市体協理事長   無現
福重彰史  56 農業       無現
重永重久  67 建設会社役員   無現
鶴迫京子  57 華道講師     無現
野辺重文  59 [元]県職員   無新

毎日新聞 2010年1月25日 地方版

1100チバQ:2010/02/03(水) 19:55:56
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100203005.html
逮捕された当選10回“大物”町長 誰も注意できず…
 元福岡県副知事への贈賄容疑で2日に逮捕された県町村会長山本文男容疑者(84)は、同県添田町長として当選10回を数え、40年近く町政に従事。全国町村会長も約10年務めるなど“大物”町長として知られていた。

 山本容疑者は添田町議を経て1971年、町長に初当選。92年から県町村会長、99年以降は全国町村会長も務めている。

 県政にも大きな影響力を持っていたとされ、ある県職員OBは「町長の中でも実力者。ささいな問題で県に怒鳴り込まれたこともあり、相当気を使っていた」と話す。

 県町村会が事務局を置く県自治会館の入り口には、山本容疑者の業績をたたえる胸像まで設置されており、県町村会OBからも「現役なのに胸像なんて…。周囲にも注意できる人がいない」との声が出ていた。

 昨年11月に県町村会職員らによる不正経理事件が発覚したが、トップとして記者会見を開くこともなく、再発防止策を報告した理事会も非公開とした。今年1月、自宅前で報道陣の取材に応じ「責任は感じている」と不正経理事件の監督責任は認めたが、「わたしが知っているのは予算と決算だけ。(不正経理のことは)わたしは知らない」と釈明していた。

[ 2010年02月03日 07:23 ]

1101チバQ:2010/02/04(木) 23:09:00
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001002030002
観光都市どう再生 指宿市長選
2010年02月04日


 南薩の中心都市・指宿市。古くはハネムーンでにぎわい、近年では「篤姫」ブームで注目された。砂蒸し温泉や開聞岳など地域資源に恵まれた観光都市の再生はなるか。7日投票の市長選を前に「観光」の視点から課題を探った。(安斎耕一)


 薩摩半島最南端にある長崎鼻。広大な海と「薩摩富士」の開聞岳が目前に広がる景観豊かな観光地だ。
 「40年くらい前は、そりゃもう新婚カップルばっかりでね。ホテルや空港に送り迎えするタクシーが50台くらい、ずらっと並んでいた」。灯台に向かう通りにある土産物店主の有村隆雄さん(64)が往時を懐かしんだ。
 温暖な気候や南国らしい雰囲気から、かつて「東洋のハワイ」とも呼ばれた指宿。昭和40〜50年代には新婚旅行客が押し寄せた。1990年代初めのイッシーブームで一時盛り返し、2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」ブームで再び脚光を浴びた。同年は400万人を超える観光客が訪れた。いぶすき篤姫館は、市の予想をはるかに上回る約17万5千人でにぎわった。
 だが、今はブームの反動に苦しむ。観光客は減り、昨年12月の指宿地区の宿泊者数は約4万2千人と前年同月比22%減。昨年の観光客数も前年より落ち込む見通しだ。
 長崎鼻で民芸品など扱う有村さんの店も篤姫ブームの恩恵を受けたが、「特需のようなもので、1年たつとまた元通りの客足になった」。
 観光の起爆剤と期待されるのが、来春の九州新幹線全線開業だ。市の玄関口となるJR指宿駅は駅前の景観整備事業が一段落し、観光客を迎える準備が整いつつある。一方、慢性的な課題は点在する名所を結ぶ交通手段の少なさだ。温泉や開聞岳、池田湖など分散する名所を周遊する指宿駅発着の定期観光バスはない。
 駅近くに住む男性(63)は「観光地を名乗る以上、最低限の交通インフラは整備するべきだ。駅に降り立った観光客が途方に暮れる場所ではいけない」と話す。
 指宿までのアクセスの悪さも課題の一つ。鹿児島中央駅から指宿駅までの列車は1日25本で、快速は7本。JR以外は指宿スカイラインや国道226号を使うしかない。国道は大半が片側1車線で慢性的な渋滞に悩まされている。
 新幹線全線開業を見据え、市は広域観光ルートの構築に乗り出した。豊かな自然や農業を生かした体験型観光の充実も進める。菜の花マラソンやマーチのように、おもてなしの心が市民に根付いているのは指宿の「売り」の一つだ。
 県観光プロデューサーの奈良迫英光さん(59)は「新幹線全線開業で人の流れも大きく変わる。砂蒸し温泉という最高のPR材料があるのだから、温泉プラス離島やローカル線の旅など知恵を絞れば、観光地としての魅力が向上するだろう」と語る。
 観光客誘致にどう取り組むか。市長選では新顔4人が独自の考えを主張する。東伸行氏(59)は「まち歩きなど参加型観光でもう一泊プラスさせる」、松元一広氏(42)は「食や温泉を融合した『理学療法湯治』の推進を目指す」、豊留悦男氏(59)は「自然や歴史文化を活用した指宿ブランドの強化を図る」、徳永勝憲氏(62)は「アクセス改善は必須。特急列車の運行を働きかける」と訴える。
 土産物店の有村さんは言う。「指宿には素晴らしい観光資源がたくさんある。今あるものを大切にして、指宿らしさをどう伝えていくか。各候補者にはビジョンを示してほしい」

1102チバQ:2010/02/05(金) 22:34:14
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001002030001
糸島市長・市議選へ市民は(上)
2010年02月03日


地域の農畜水産物をそろえた直売所は週末、大勢の客でにぎわう=糸島市波多江の伊都菜彩


岐志漁港でのカキの出荷作業。カキ養殖が冬場の産業になっている=同市志摩岐志

 ■農・漁業 守り育てて


 九州最大の都市・福岡市の西隣に1月1日、前原市、二丈町、志摩町の合併で誕生した糸島市。JR筑肥線や西九州自動車道が東西に貫く平野部に田園地帯が広がる。芽吹いた麦やブロッコリーなどの野菜が冬の大地を彩る。一方で、筑肥線沿線を中心とした住宅開発などに伴い、都市化が進んでいる。


 「これまで宅地化する場所と農地とがきちんと線引きされてきた。今後もそれは続くはず」。同市二丈武の専業農家、鳥巣孝一さん(62)は約13ヘクタールの水田で米と大豆、冬場は約20ヘクタールで麦を栽培する。生協などに出す減農薬・有機肥料の特別栽培米を作る農協の部会長も務める。


 「近所の人から、もうできないからお願いすると言ってくることもあるし、それだけしないと生活できない」。耕作面積を増やしてきた理由をこう説明する。そのかいがあって、長男(35)の後継も決まっている。同様に経営規模拡大に取り組んできた仲間の農家には後継者も多い。


 糸島地域は大都市近郊にありながら、県内有数の農業地帯の地位を保ってきた。糸島市の第1次産業就業者の割合は2005年の国勢調査(合併前の1市2町の合算)で約10%と、県平均(3・5%)を大きく上回る。農業の衰退傾向の中、比較的「元気な産地」だが、それでも農産物の価格低迷などを背景に全体の農業従事者は減りつつある。


 糸島市は玄界灘に面し、漁業を含めてより多くの人が1次産業を続けていくため期待されているのが、福岡市に近い地理的条件を生かした直売所。糸島市波多江に07年にオープンしたJA糸島の直売所「伊都菜彩」の売り上げは今年度、当初の目標の20億円を大きく上回る見込みだ。「高齢で出荷をあきらめていた農家が再び畑を活用し始めるなどの効果が出ている」(同JA)という。


 新鮮な食材を求める消費者を引き寄せるエリアになったのは、以前から大小さまざまな直売所や青空市が実績を重ねてきたからでもある。


 同市二丈鹿家の農家、諸岡恵治さん(47)は地元に直売所「福ふくの里」ができたのをきっかけに、5年ほど前から野菜を出荷するようになった。味には自信があり、売れ行きも伸びている。「自分で価格をつけられ、頑張った分消費者に評価される」。景気悪化に伴う消費低迷などで本業の和牛飼育は「赤字」といい、直売所の存在は大きい。


 ただ、不安もある。隣の佐賀県唐津市でも大型直売所が春にオープンを予定する。産地間競争で客足が遠のかないか。「直売所に出す地元の小規模な農家が、消費者を地域に呼んできた。新市になっても、街だけでなく隅々にまで目を配ってほしい」と願う。


 糸島半島西側の入り江にある岐志漁港。焼きガキが味わえるカキ小屋が並び、週末を中心に県内外から多くの客が訪れる。


 10年ほど前にカキ養殖を始めた漁師の男性(47)は「夏場の漁だけでは厳しい。カキがあれば冬場も働ける」。地域には魚の直売所もあり、自分でつけた価格で売ることもできる。糸島漁協の吉村寿敏参事は「カキや魚を目当てに多くの人が糸島を訪れる。水揚げ高以上の経済効果を地域にもたらしている」と言う。


 今後さらに都市化の進展が予想される中、環境との調和のとれたまちづくりが求められる糸島市。農業や漁業に携わる人たちに共通するのは、「1次産業を守り、育てることこそが地域全体を豊かにする」という思いだ。


              ◇


 1市2町の合併に伴う糸島市長選・市議選(7日告示、14日投開票)を前に、新市の「課題と期待」を追った。
(後藤たづ子)


 ◇ 糸島市の農・漁業 ◇
 2005年農林業センサスによると、農産物産出額は163億円。花、野菜、コメ、畜産品のいずれも県内有数の生産高を誇る。国勢調査による05年の農業従事者は約4300人で、15年間で約850人減少。一方、市のまとめでは、06年度からこれまでに54人が就農し、うち農業外からの参入者が31人を占めた。漁業は従来ごち網や小型底引き網が盛んで、08年の漁協組合員数は517人で、売上高は約21億7千万円。糸島漁協によると、うち約3割が直売、約5%がカキでの売り上げという。

1103チバQ:2010/02/05(金) 22:34:54
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001002050001
糸島市長・市議選へ市民は(下)
2010年02月05日


農地の向こうに近代的な建物群が立ち並ぶ九大伊都キャンパス。地域と大学の連携が期待されている=糸島市板持




 ■街づくり新住民も 九大移転どう生かす
 1市2町合併による糸島市誕生を目前に控えた昨年暮れ、旧前原市内のJR筑肥線沿線の新興住宅地。30代の主婦が空き地で、小学生の子供を遊ばせていた。福岡市から引っ越してきて6年になるという。「福岡では戸建ては無理なのでこちらに来たけど、子供が遊べる公園もなく、バスの便も良くない。自然も、新鮮な農産物も豊富なのはいいけれど……」。生活は予想以上に不便なことが多いと打ち明けた。


 旧前原市を中心とした筑肥線沿線では、1980年代ごろから福岡市などからの転入者が増えた。それでも旧1市2町の財政は厳しく、合併の要因の一つとなった。


 糸島市によると、人口増加で住民税は増えたが、企業からの法人市民税や固定資産税が他都市に比べ極端に少ない。このため、市民1人あたりの地方税収額(2007年度決算の1市2町分を合計)は県内28市中、24番目だ。一方で、人口増加に対応して下水道やごみ・し尿処理施設、小学校の新設など基盤整備への投資も必要だった。


 こうした状況の中、いまだに公園や文化施設などが少ないという市民の声は多い。近い将来人口増加も頭打ちになり、高齢化が進むと予想され、社会保障経費も増えていく。一方で公共工事への市の公費投入に抵抗感を示す声も少なくない。新・旧の住民が満足する地域をどうつくっていくか――。


 合併前から期待されてきたのが、隣接する福岡市西区と糸島市をまたぐ敷地に整備が進む九州大伊都キャンパスだ。


 糸島地域では県や九大、福岡市、糸島市などが学術研究都市構想を進める。地域の自然を保存しつつ、同キャンパスを核に小規模な開発地を分散してつくっていく計画だ。糸島市内には県や市による研究団地や産業団地も整備され、市は九大と連携する企業や研究機関の立地を期待する。


 冷凍ケーキで売り上げを伸ばす五洋食品産業(福岡市)は旧前原市がつくった産業団地にこの春、工場と本社を移転する。同社の藤和崇管理部長は「農業や九大と連携できる。将来は地元農産物を使っていきたい」。地元でパート従業員を募集したところ約40人の予定人員に100人近くの応募があり、「雇用の面でも期待できる」と話す。


 ただ、誘致のめどが立っていない団地や区画もあり、市の誘致活動が続いている。


    ◇


 旧前原市は九大の学生らの流入による地域経済の活性化に期待し、市内のJR駅と伊都キャンパスを結ぶコミュニティバスを走らせるなど、力を入れてきた。だが地元の不動産会社支店によると、多くの学生は「アクセスがいい」と福岡市側の九大学研都市駅や周船寺駅周辺のアパートをまず探すという。


 糸島市のJR波多江駅近くから原付きバイクで通う男子大学院生(23)は「住んでみると案外学校まで遠くないしスーパーなどもあって暮らしやすい」と言う半面、毎日大学と部屋の往復で地域としての「糸島」を意識することはない。同じく糸島市側に暮らすマレーシアからの留学生(23)は「福岡市の中心部まで行かないとアルバイトがないのは不便」と話した。


 福岡市寄りの波多江地区は住宅街と農村部が混在し、「新住民」が多い地域だ。ここで長年農業を続けてきた男性(66)は近く、普段なかなか接点のもてないマンション住民らが農業に触れる機会をつくりたいと考えている。地域には九大生が入居するアパートもできている。学生が地元の子供たちに勉強を教える場などができないか、とも思う。「せっかくここに来るのだから、互いに利用し、支え合っていかないと」
(後藤たづ子)


 ■糸島市をめぐる人口の移動
 市の1月末現在の人口(住民基本台帳)は10万759人、世帯数は3万6403世帯。10年前(当時の1市2町計)と比べ、約4900人、約6900世帯増加している。2005年の国勢調査によると、福岡市に約2万人が通勤する。九州大伊都キャンパスに通う学生・教職員は現在約1万2千人で、18年ごろの移転完了時には約1万8700人になる予定。

1104チバQ:2010/02/05(金) 23:52:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/150675
長崎知事選告示 民主 政権党アピール 自民 黒子戦術に決別
2010年2月5日 00:46
 4日告示された県知事選。立候補した無所属新人7人が出陣式や街頭演説などに臨み、選挙戦の幕が開いた。参院選の前哨戦として民主、自民の両党が火花を散らす一方、他の候補たちは「政治とカネ」の問題への批判や政党の「しがらみ」からの脱却を訴えた。

 「歴史的な政権交代があった。政権交代の果実をお届けしたい」。民主党選対委員長の石井一参院議員は、元農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)の出陣式で政権与党の立場をアピール。「自民党亜流の県政は認めない」と力を込めた。橋本氏も「これまでのやり方を根本から改め、県政の大掃除をしなければいけない」と変革を訴えた。

 ただ、登壇した全員が「政治とカネ」に触れぬまま。渡辺敏勝県連幹事長は報道陣に「県政と中央の問題は違う。触れる必要はない」と強調した。

 前副知事の中村法道氏(59)の出陣式には、自民党の国会議員や地方議員がずらり。県連会長の北村誠吾衆院議員は「自民が火の玉一丸となって勝利し、わが党が長崎から変わっていく」とこれまでの「黒子戦術」に決別、民主党への対抗意識をあらわにした。公明党県本部の江口健幹事長も「民主の圧力に屈せず、長崎の歴史をつくっていきたい」と訴えた。

 中村氏も「地元で生まれ、育ち、長崎を愛する私は不退転の決意だ」と、中央官僚出身の橋本氏との違いを強調した。

 前共産党県委員長の深町孝郎氏(67)はただ一人「政治に金がかからない道をひらきたい」と政治とカネの問題に言及。

 元県議の押渕礼子氏(71)は「県政は県民の意向で推進していくべきだ。県民の意見を反映させたい」と語った。

 元参院議員の大仁田厚氏(52)は「組織や政党が牛耳るしがらみや癒着がある長崎県でいいのか」などと訴えた。

 元会社員の松下満幸氏(62)と会社役員の山田正彦氏(44)も立候補を届け出た。

=2010/02/05付 西日本新聞朝刊=

1105チバQ:2010/02/06(土) 12:01:24
>>1101
まさに篤姫イヤーに鹿児島観光しました。
指宿では砂蒸しして、JR最南端の西大山駅に行ったんですが、菜の花畑以外なにもなく(それはそれで風情あるけど)もう少し観光開発すりゃいいのに
と思った記憶あり

まあ 鹿児島観光で一番インパクトあったのは知覧の特効博物館ですけど。

1106チバQ:2010/02/06(土) 13:43:46
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100204ddlk40010309000c.html
新・糸島の課題:市長・市議選目前/上 住民の一体感 /福岡
 ◇地道な取り組み必要
 旧前原市と志摩、二丈両町が合併して発足した糸島市の市長選・市議選が、7日告示、14日投開票される。市長選には旧前原市長の松本嶺男氏(65)と環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏(56)の2人、市議選には前原選挙区(定数15)に18人、志摩選挙区(同5)に10人、二丈選挙区(同4)に8人が立候補を予定し、既に激しい前哨戦を展開している。市長選を中心に課題と争点をまとめた。【竹田定倫】

 06年9月、旧前原市議会で新市の議員定数に関連しての一般質問で、議場に緊張感が走った。

 「対等なのか、吸収(編入)合併なのか」との問いに、当時の助役が「今後の(合併)協議会設置の中の話し合いになるのでは」と答弁したからだ。すぐに助役は「対等を基本に置く」と修正した。

 それほどに、デマ同然のうわさも飛び交ったが「前原市が志摩、二丈両町をのみ込んでしまうのでは」との不安がつきまとったのは事実だ。

 それだけに、旧1市2町の住民の一体感をどのように作り上げていくか。目に見えないだけに悩ましい課題だ。

 旧二丈町は02〜09年度に「元気づくり事業」を実施した。都会ほどではないが、時代と共に地域のつながりが疎遠になりつつあることを憂慮した、筒井秀来町長(現糸島市長職務執行者)が提唱した。

 行政区ごとにイベントや課題に取り組み、住民の横のつながりを強めるのが狙い。「初めは“迷惑づくり事業”と言われた。予算で物を買ってもいいし、カラオケを買ってもいいということで取り組んだ。昔のおおらかな時代に戻ることは困難だが、地域のきずなはできたのではないかと思う」と話す。

 実際に取り組んだ福井行政区長の宮武久幸さん(69)は「お年寄りが孤独死していたとか、裏の山が崩れ亡くなったということは避けたい。横のつながりを大事にしなければならないと考えた」と振り返る。

 「横のつながり」を作るには、宮武さんは「地道な取り組みが大事」と言う。筒井氏も「悪いとは思わないが、一過性のイベントではなく、ささやかでも永続性のある取り組みでないと、意識の変革は困難。公費を使うとなれば、なおムダにできない」と語る。

 現在、志摩アスリートクラブ(大江勝代表)は今年10月、同市志摩桜井を中心に「マラニック(マラソンとピクニックを合わせた造語)大会」を計画。糸島青年会議所は今年7月、同市前原西の丸田池公園でのイルミネーション事業を考えている。

 市も市民も「横のつながりの大切さ」は十分に理解しているが、即効薬はない。

   ◇  ◇

 市長選への立候補を表明している松本氏は「市民税の1%相当を使って各校区の街づくりを応援する」とし、佐藤俊郎氏は「糸島マラソン大会などを企画・支援する」とマニフェストにうたっている。

〔福岡都市圏版〕

1107チバQ:2010/02/06(土) 13:44:15
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100205ddlk40010353000c.html
新・糸島の課題:市長・市議選目前/中 財政再建策 /福岡
 ◇自然と調和した税収増を
 糸島市志摩師吉(旧志摩町)の大浦台団地は約100戸。住んで約40年の塩川直光さん(75)は「息子は転勤族。団地の3分の1は65歳以上の世帯だが、若者が戻ってきても仕事はない。老人会でもそんな話になる」と嘆息する。

 旧二丈町が03年から3回実施した「町民満足度調査」での「ワースト5」のトップはいつも「町内で働く場所の数」だった。地元に雇用の場がないことを物語る結果だった。

 雇用の場である企業の数は、自治体の税収に直結する。法人市民税や固定資産税などを納める企業が多ければ、景気変動があるとはいえ、税収増につながることは間違いない。

  ◇   ◇

 合併協議が進んでいた08年10月、旧前原市と志摩、二丈両町が実施した住民説明会で示された06年度の起債(借金)残高は、それぞれ523億円、100億円、84億円の計708億円だった。

 前原市は都市化による小学校建設、公共下水道事業などが影響した。加えて、3自治体とも一部事務組合で実施していたごみ処理施設、火葬場などの建設費負担も大きかった。

 借金のピークは越え、08年度の起債残高は67億円減の計641億円となったが、それでも多額の借金を抱えていることには変わりない。問題はいかにして借金を減らし、税収を増やし、財政を健全化するかだ。

 税収増加策として、市長選に立候補を表明している旧前原市長の松本嶺男氏(65)は、九州大学の知的資源を生かし、研究施設を中心とした企業誘致を提唱する。一方、環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏(56)は糸島の農水産物を生かした企業誘致や地元の陶器や染織などの工房の活性化を訴える。

 気掛かりなのは、企業誘致が自然環境に与える影響だ。松本氏は「既存の工業団地に企業を誘致することが先。自然を生かした秩序ある開発は当然」と話し、佐藤氏は「産業集積より、良い住環境づくりや人材育成が必要」と話す。

  ◇   ◇

 旧二丈町の満足度調査ベスト5は「安定的な水の供給」と「山や海、川などの身の周りの自然」が3回とも1、2位を占めた。豊かな自然環境を楽しんでいることが分かるが、少ない「働く場所」に満足できず、バランスを取るのは難しい。

 自然保護団体の代表も務める塩川さんは「若い人の香りがする雰囲気が要る。欲は深いが、若い人が食べていける、自然と調和した企業誘致がみんなの希望だと思う」と話す。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

1108チバQ:2010/02/06(土) 13:44:48
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100206ddlk40010335000c.html
新・糸島の課題:市長・市議選目前/下 豊かな自然 /福岡
 ◇都市化と共に関心高まる
 糸島には海岸線、山並み、田園地帯など豊かな自然が広がる。この環境を求めて移り住んだ住民が多い。それだけに、環境問題への関心は高い。

 現在、旧二丈町に隣接する糸島市白糸の広域基幹林道沿いの残土埋め立てのための林地開発▽同市雷山などでの九州電力の22万ボルトの高圧送電線設置計画−−の行く末が注目されている。

 林地開発は同市の不動産業者が計画しており、9年の工期で約8ヘクタールの山林を造成し建設残土45万立方メートルを埋め立てる内容。1日約70台のトラックが残土を運ぶという。地元住民が約1万4000人の反対署名を集め、旧前原市議会と旧二丈町議会は反対決議をした。

 林地開発と林道使用の許可は知事と糸島市長がそれぞれ判断する。麻生渡知事は「関係市長が林道の使用許可をしなければ林地開発許可も困難」との姿勢で、旧前原市長の松本嶺男氏は「市林道管理条例に照らす限り許可すべきでない」▽環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏は「生活環境を損なう開発計画には断固反対」と、共に不許可の方針だ。

 一方、高圧送電線(22万ボルト)の設置計画で、九電は当初、早良区の脊振変電所から同市波多江の伊都変電所(仮称)までの約20キロに約60基の鉄塔を建て、15年6月の完成を予定していた。

 旧前原市長時代の松本氏が九電に送電線の地下埋設などを申し入れ、昨年暮れ、九電側は平野部約4キロの地下埋設などを受け入れた。だが、佐藤氏は「断固反対」の姿勢だ。

 計画に対する地元の住民運動は2組織がある。同市雷山の住民らでつくる「雷山の美田と生活環境を守る会」(楢崎清和会長)▽伊都変電所に隣接する同市波多江の中町行政区の住民でつくる「変電所等対策委員会」(原田俊章委員長)。

 「守る会」は、景観を損ねる▽電磁界による健康不安−−などを理由に計画の白紙撤回を求めている。九電の送電線地下埋設受け入れに対しても「我々の質問に九電は十分に答えていない。現段階で白紙撤回要求を取り下げることはない」(楢崎会長)と語る。

 一方、「対策委員会」の原田委員長は「85%は評価している。この問題も既に2年半になり、ある程度白黒をはっきりさせた方がいいと思う」と一部理解を示し、更に「変電所の地中化か、ビル形式で外から見えないように」と求めている。

  ◇    ◇

 糸島市長選・市議選はあす7日告示。環境問題に対する候補者の訴えにも注目が集まる。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

1109チバQ:2010/02/06(土) 14:04:46
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/02/05/01.html
知事選初日の大仁田氏「ファイヤー!」も観衆ゼロ

選挙カーから身を乗り出して支持を訴える大仁田厚候補
 任期満了に伴う長崎県知事選(21日投開票)は4日告示され、元プロレスラーの大仁田厚元参院議員(52)ら過去最多となる無所属新人7人が立候補を届け出た。

 大仁田氏は尊敬する坂本龍馬にあやかろうと、「坂本龍馬展」を開催中の長崎歴史文化博物館(長崎市)前で「長崎の宣伝マンとして使っていただきたい!」と第一声。約10分間の演説では政策については一切触れずに、故郷への思いを述べただけ。最後にはお決まりの「ファイヤー!」と絶叫した。

 博物館は駅から離れており、人通りの少ない場所にあることから観衆はほぼゼロという寂しさ。さらに、警察から選挙カーに掲げた名前のボードが規定より大きいとの指摘を受け、急きょ約5センチも切断するはめに。この作業で約1時間半も足止めされ、予定していた街頭演説をドタキャンするなど前途多難のスタートとなった。6日と7日には親交のある歌手・松山千春(54)が応援に駆け付ける。

[ 2010年02月05日

1110チバQ:2010/02/07(日) 01:57:20
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100206ddlk43010572000c.html
選挙:水俣市長選 2候補が競り合い あす投票 /熊本
 水俣市長選は7日投開票される。現職で再選を目指す宮本勝彬候補(66)と、新人で元広告会社役員の山内康功候補(62)の無所属2氏が競り合いを続けている。

 宮本候補は、市内の産業廃棄物処分場計画を中止に追い込んだ1期目の実績や環境モデル都市づくりを通じた地域活性化を訴えている。産廃問題を通じて前回初当選を実現させた市民団体を中心に支持固めを図っている。

 山内候補は、広告会社での勤務経験を基に「水俣のよさを全国に発信し、企業誘致や雇用確保につなげる」と訴えている。告示直前に支援を決めた自民党支部やチッソを中心に知名度アップと浸透に躍起になっている。

 投票は7日午前7時〜午後8時、市内23カ所で(一部で繰り上げ)。開票は午後9時から市総合体育館であり、深夜に新市長が決まりそうだ。1月30日現在の有権者数は2万3243人(男1万506人、女1万2737人)。【西貴晴】

==============

 ◇立候補者(届け出順)
宮本勝彬(みやもと・かつあき) 66 無現(1)

 水俣芦北広域行政事務組合代表理事[歴]阿蘇教育事務所長▽水俣第一中校長▽市教育長▽東洋大

山内康功(やまうち・やすのり) 62 無新

 [元]広告制作会社執行役員[歴]建設会社員▽電通テック福岡支社長・監査役業務室長▽東海大

1111チバQ:2010/02/07(日) 10:39:24
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000421001140001
余裕なき「健全財政」
2010年01月14日




 ■検証 金子県政の12年(上)


 知事選に立候補しない意向を表明した昨年11月4日の記者会見で、金子原二郎知事は財政問題について胸を張って話した。「行財政改革を進めた結果、県財政は自主財源が乏しい構造だが、国の指標で見ると、健全な運営を維持することが出来た」
 指標とは「実質公債費比率」のことだ。収入に対して借金返済額の占める割合を示し、25%を超えると「黄信号」とされる。県は、2005年度が12.5%(都道府県中11位)だったが、その後は06年度10.9%(同5位)、07年度10.2%(同5位)、08年度10.1%(同4位)と着実に改善してきた。


 県財政は自主財源に乏しく、県税が占める割合は2割以下だ。歳入の多くを地方交付税と国庫支出金に頼ってきた=グラフ上。ところが、小泉政権下の「三位一体改革」で04年度から地方交付税や国の補助金が大幅に削減された。そんな中で、県は職員を減らし、管理職手当を10%カット。県税の徴収率アップなどの行財政改革で、05〜08年度で計約696億円を改善した。


 自治体の財政問題に詳しい小西砂千夫・関西学院大教授(財政学)は、長崎県の財政について「税収が非常に乏しい中、緊縮モードでひたすら財政健全化に努めたのではないか。身の丈に合った運営と言える」と評価する。半面、「金子知事の3期目は借金を抑制し、事業を相当我慢せざるを得ない状態ではなかったか」とも指摘する。


 歳出に目を転じると、建設事業が大半を占める「投資的経費」は知事就任1年目の98年度には37.1%で1位だったのが、07年度には23.4%になった=グラフ下。一般会計の公共事業費は98年度に約2450億円(最終予算)に達した。だが、その後は年々減り、06年度からは1千億円前後になっている。


 代わって04年度からトップに立つのが人件費だ。歳出の3割を超える。国家公務員の平均給与を100とした時の地方公務員の給与水準を示すラスパイレス指数は08年度101.7で、都道府県平均の99.4を上回り、九州では福岡県(102.0)に次いで高い。


 さらに、財政の弾力性を示す経常収支比率は98.3%と、都道府県平均の93.9%より高く、余裕のない状態と言える。


 県は昨年9月、中期財政見通しを発表した。介護保険や後期高齢者医療制度など社会保障の関係費が2014年度には09年度より74億円増え、「県の借金返済」に該当する公債費の負担も増える。一方、「県の貯金」に該当する財源調整3基金の年度末残高は年々減り続けている。14年度には86億円と09年度の5分の1まで落ち込む見通しだ。


 家計にたとえるなら、避けられない出費や借金返済が増え、貯金が減る――。そうした県財政が、新知事へと引き継がれることになる。


    ◇


 1998年以来、県政を担ってきた金子知事が、あと1カ月半で引退する。この間、県政や県民の暮らしはどう変わったのか。金子県政の3期12年を数値を手がかりに検証する。
(伊東聖、安倍龍太郎が担当します)


■■■■■金子知事在任中の主な大型公共事業■■■■■
諫早湾干拓 2530億円(県負担分359億円)1986〜2008年度。99年、潮受け堤防完成。08年、営農開始
女神大橋 847億円(県負担分306億円)01〜05年度
ながさき出島道路 453億円(県負担分153億円)92〜03年度
西海パールライン有料道路 317億円(県負担分94億円)91〜05年度
石木ダム 285億円(県負担分92.6億円)。75〜08年度で132億円(県負担分86億円)。07年度に事業費を297億円から285億円に縮小
大島大橋 290億円(県負担分74億円)91〜99年度
県美術館 88億円(県負担分57億円)01〜04年度
鷹島大橋 142億円(県負担分35億円)97〜08年度
長崎歴史文化博物館 80億円(県負担分30億円)01〜05年度
九州新幹線西九州(長崎)ルート 3700億円(県負担分500億円)。07〜09年度に80億円(県負担分16億円)。08年度、武雄温泉―諫早の工事実施計画が認可され着工
水辺の森公園整備 32億円(県負担分10億円)89〜03年度

1112チバQ:2010/02/07(日) 10:39:52
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000421001150001
所得低迷 進む人口減
2010年01月15日




■検証 金子県政の12年(中)


 金子原二郎知事が今期限りでの引退を表明した後、初めての県議会となった昨年11月定例会では、3期12年間の県民の暮らしと県の施策を総括する質問が相次いだ。


 県民所得の低迷と県人口の減少に話が及ぶと、金子知事は、こう答えた。「全力で取り組んできたが、これを克服することは極めて難しかったと言わざるを得ない」


 1人当たりの県民所得は、就任1年目の1998年度が234万5千円で、47都道府県で44位だった。在任期間中、44〜46位で推移し、2006年度は215万9千円で45位。金額は都道府県平均の70%にとどまった。


 それにもかかわらず、月間実労働時間数(30人以上の事業所の07年の平均)は164.0時間で、全国平均の154.2時間に比べて約10時間長く、全国で最長だ。


 人口の減少も止まらない。98年には153万1482人だったのに、08年には144万1451人に。10年で9万人減り、最も多かった59年の179万2千人と比べると35万人少ない。05年の国勢調査では、00年より2.50%減っていた。減少率は秋田県(3.68%)、和歌山県(3.17%)、青森県(2.65%)、島根県(2.53%)に次いで全国5位。九州では最も高かった。


 なかでも、県内に働き口がないため、若者の県外流出が深刻だ。07年の高校生の県内就職率は54.2%で、全国44位だった。


 金子県政が手をこまぬいていたわけではない。様々な施策を試みてきた。その一つとして、企業誘致に積極的に取り組み、00年度から78社を呼び込んだ。雇用は8千人を超え、10年度までの目標6200人を大きく上回った。


 また、「観光客誘致」を掲げ、九州新幹線西九州(長崎)ルートの着工にこぎつけ、道路整備も進めた。基幹産業の一つである農林水産業の経営規模拡大にも力を入れた。年間販売額が1千万円を超える農家は、95年は1743戸だったのが、05年には2488戸と43%増加。全国では12%減っており、伸び率は全国1位という。


 ところが、そうした成果をもってしても、県民が豊かさを十分に手にできているとは言い難い。


 1千人あたり何人が生活保護を受けているかを示す保護率は98年度の10.55人(全国平均7.5人)から、07年度16.37人(同12.1人)へと増えた。09年9月の保護率は18.3人。近年は毎月、全国8位と高止まり状態が続いている。


 最低賃金も09年10月現在で629円。沖縄、佐賀、宮崎と並んで全国最低だ。


 98年の知事選で、金子知事は「夢と希望あふれる長崎県をつくります」と訴えて初当選した。だが、就任当時から懸案だった県民所得の低迷と県人口の減少は、12年かけても解決できなかった。


 昨年12月の県議会で、金子知事はこう語った。「歴代の知事も取り組んできた極めて難しい課題。県勢浮揚につながる点で重要だが、次期知事にしっかりと取り組んでいただきたい」

1113チバQ:2010/02/07(日) 10:40:27
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000421001160001
「県政の実態見て」
2010年01月16日


3期12年を振り返る金子原二郎知事=県庁知事室

《検証 金子県政の12年(下)》


3期12年をどう総括しているのか、金子原二郎知事に聞いた。


 ――大型公共事業ばかりやったイメージがあるが、金子知事から始めたのは少ない。


 僕がやったのは美術館とか博物館、水辺の森公園などのまちづくり。諫早湾干拓にしろ、新幹線にしろ、計画したのはおれじゃない。公共事業は減らした。だから、財政的にもっている。ハコモノ行政の典型と思われているが、全然違う。


 ――ただ、在任中、県民所得は44〜46位を脱することができなかった。


 構造的な問題だ。昭和30年代には石炭産業があり、もう少し順位は高かったが、それ以降はほとんど変わらない。企業誘致といっても、何万人って誘致ができれば別だが。


 ただ「県民所得=県民の豊かさ」とみるのもどうかなという気がする。住んでいて生活がいいと感じるかどうか。だから、我々が考えなきゃいけないことは、医療や福祉で他県に負けない中身にすること。県内では救急搬送で断ったのは1件もないはずだし、ドクターヘリの導入も県としては九州で一番早かった。教育と福祉は全力を挙げて取り組んできた。


 ――人口の減少に歯止めがかからなかった。


 離島の人口が減ったからやむを得ない。働く場がなく、これを止めるのはなかなか難しい。


 ――自身の12年をどう評価するか。


 評価は県民が決めること。新幹線や諫干など、ほとんどの事業に道筋をつけることができ、公約については「やった」という気持ちだ。


 ――県民は評価してくれていると思うか。


 長崎は原爆の問題や新幹線、諫干など全国的な問題が多く、知事がどういう態度を取ったかで評価しようとする。国に対して反抗すると認められる。僕は今の制度の中でどう仕上げるかを第一に考えた。


 ――県民には、知事のやり方が伝わっていない感じがするが。


 伝わってないというのは、実態がわかっていないからだろう。自主財源がどれぐらいかご存じないでしょ。県税は1千億円しかない。僕がPR下手というのもあるが。


 ――一番心掛けてきたことは。


 行政の公平公正と、絶えず先頭に立ってやらないといけないということ。


 ――公平公正と言いつつ、なぜ直近の2回の国政選挙で自民党候補を応援したのか。


 参院選は、新幹線の問題があった。予算は付いたが、着工できない状況で、時の政権の協力がないとできなかった。衆院選は、長年、自民党でやってきた同胞が困っている時に協力せざるを得なかった。結果的に負けて、県政に迷惑をかけることになったから、おれはやめたんだ。


 ――知事選に出ていたら勝てたと思う?


 僕は勝てたと思う。選挙は今でも自信がある。


 ――もう少し力を入れておけば良かったと思うことは。


 ないね。県庁舎移転と新幹線が来た上でのまちづくりはめどを付けたいと思っていたが、いろんな意見が出たから。


 ――次の知事に託したいことは。


 長崎の一番の売りは人材。人材育成、人づくりには全面的に力を入れてもらいたい。


 ――県民へのメッセージを。


 上辺だけでなく、県政の実態を積極的に見る努力をしてもらいたい。県の広報誌をよく読んでもらい、他県との比較をしてもらいたい。


 (伊東聖と安倍龍太郎が担当しました)

1114とはずがたり:2010/02/07(日) 18:44:12
>>1104
もう始まってたんですねぇ。。民主にとっては如何にもタイミングの悪い時期ですけど。。

長崎知事選、新人7人の争い確定 21日投開票
02/04 17:35
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_pol/2010020401000674.htm

 4日告示された長崎県知事選は午後5時で届け出が締め切られ、無所属新人7人による争いが確定した。与野党対決を軸に激しい選挙戦となる見込みで、21日に投票、即日開票される。
 届け出たのは、元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)=民主、社民、国民新推薦、元共産党県委員長の深町孝郎氏(67)=共産推薦、前副知事の中村法道氏(59)、元県議の押渕礼子氏(71)、元参院議員の大仁田厚氏(52)、元運送会社員の松下満幸氏(62)、会社役員の山田正彦氏(44)。
 自民、公明両党の支援を受ける中村氏は4日午後、出身地の南島原市に入って地盤固めを開始。街頭演説では、県職員として36年間に培った経験や人脈をアピールした。
 橋本氏は都市部の諫早、佐世保両市などを中心に街頭演説。「県政の継続では長崎の衰退が進む」として、抜本的な改革に取り組む姿勢を強調した。
 深町、押渕両氏も各地を回って支持を呼び掛け、大仁田氏は県北部に足を運び「一人一人で長崎を変えよう」と訴えた。

1115チバQ:2010/02/08(月) 12:19:08
日本で2番目に人口の多い村
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-07_2923
新人の石嶺氏が当選 読谷村長選
政治 2010年2月7日 23時39分
(12時間37分前に更新)

 【読谷】任期満了に伴う読谷村長選挙は7日投開票され、前副村長で新人の石嶺伝実氏(54)=無所属、共産推薦が、新人で沖縄大学教授の上地武昭氏(56)=無所属を5741票差で破り初当選した。村長選の投票率は48・09%。

 同日行われ3人が立候補していた同村議補欠選挙(欠員1)は無所属新人の津波古菊江氏(62)が初当選した。村議補選の投票率は48・02%。

読谷村長選挙

当 石嶺伝実 9811

  上地武昭 4070

読谷村議補欠選挙(欠員1)

当 津波古菊江6398

  山城正輝 5146

  池原昌和 1934

1116チバQ:2010/02/08(月) 21:52:11
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100207/02.shtml
各候補、有権者に熱い思い訴え 知事選告示後初の週末

 知事選告示後初の週末となった6日、各候補者は県内各地を選挙カーで回ったり、街頭演説や個人演説会で有権者に政策を訴えた。有名人が応援に駆け付け投票を呼び掛ける陣営もあり、さまざまな方法で支持拡大にしのぎを削った。

 橋本剛候補(40)は諫早市内を選挙カーで回り、顔と名前を売り込んだ。地元選出の福田衣里子民主党衆院議員も終日同行。橋本候補が「新しい長崎をつくっていこう」と訴えると、「頑張って」と声を掛けられた。夜は個人演説会で支援を呼び掛けた。

 深町孝郎候補(67)は諫早、大村両市で街頭演説や小規模の集会をした。諫早市の選挙事務所では、集まった支持者を前に「知事の仕事は県民の声にどう応えるかだ。今までと考え方が違う知事にしないとこれまでと何も変わらない」と力を込めた。

 中村法道候補(59)は日中、西海市や長崎市琴海地区、西彼時津、長与両町などを回り、農協前での出陣式や街頭演説で農業政策などをアピール。琴海地区では組合員らに「農林版の長崎俵物を作る」と強調した。夜は島原文化会館で個人演説会に臨んだ。

 押渕礼子候補(71)は諫早市と島原半島3市を回った。島原市では幅の狭い道路まで選挙カーで入り込み、「本県初の女性知事を」と呼び掛けた。市役所前では「県民の声を反映させる県政をつくっていきたい」と述べ、農業や観光の振興を訴えた。

 大仁田厚候補(52)は長崎市内で街頭演説。歌手の松山千春さんが駆け付け「長崎の将来を決めるのは政党でなく皆さん一人一人。大仁田を宣伝マンとして使ってほしい」と応援。大仁田候補は「古里を元気にするには発信力が必要。一生懸命働く」と訴えた。

 松下満幸候補(62)と山田正彦候補(44)は、街頭演説などはしなかった。

1117名無しさん:2010/02/09(火) 08:53:22
>>1110
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2010/02/08/20100208dde007010089000c.html
選挙:熊本・水俣市長選 宮本氏が再選
 (7日)

 ◇水俣市長(熊本県)
 宮本勝彬氏(66)が再選。元会社役員の山内康功氏(62)を破る。投票率は72・77%。

当 9231 宮本勝彬=無現<2>

  7453 山内康功=無新

 (票数は確定得票)

毎日新聞 2010年2月8日 東京夕刊

1118名無しさん:2010/02/09(火) 09:01:04
http://www.373news.com/_senkyo/index.php
指宿市長に豊留氏 新市議22人も決まる

任期満了に伴う指宿市長選挙と同市議会議員選挙の投票は7日行われ、即日開票の結果、市長選は、元小学校校長の豊留悦男氏(59)が、元県議会議員の松元一広氏(42)、元市議会議長の東伸行氏(59)、社会福祉法人理事長の徳永勝憲氏(62)を破り、無所属新人4人による戦いを制し初当選を果たした。市議選では22人の新議員が決まった。田原迫要市長が今期限りでの勇退を表明、旧市時代を含め過去最多の4候補による争いは、序盤から激しい戦いとなったが、最後は豊留氏が抜け出し次点に2772票差を付けた。
 豊留氏は豊富な教育行政経験を強調しながら、「変わる勇気を持とう」と呼び掛け、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向けた地域活性化など掲げ、支持を着実に広げた。
 松元氏は10年先を見据えたふるさとづくり、東氏は子育て支援や市民との対話、徳永氏は市民目線の改革などをそれぞれ訴えたが、及ばなかった。
 定数を4減し行われた市議選には現職21人、新人8人の計29人が立候補。当選者の内訳は現職19人、新人3人。党派別では無所属19人、公明1人、共産1人、社民1人。地区別では旧指宿市14人、旧山川町4人、旧開聞町4人だった。
 当日有権者数は3万7493人(男1万6881人、女2万612人)。市長選の投票者総数は2万8346人(有効2万7806、無効540)。投票率は2006年の前回市長選より4.07ポイント低い75.60%だった。

1119名無しさん:2010/02/09(火) 09:01:51
◇指宿市長選開票結果
(7日午後11時47分、選管最終)
当 10,088 豊留 悦男 59 無新
7,316 松元 一広 42 無新
6,544 東  伸行 59 無新
3,858 徳永 勝憲 62 無新

◇指宿市議選開票結果
(8日午前0時8分、選管最終)
(定数22−29、得票順)
当 1,351 高田チヨ子 58 公現
当 1,263 新村 隆男 59 無現
当 1,251 田中 健一 48 無現
当 1,212 新宮領 進 60 無現
当 1,188 松下喜久雄 56 無現
当 1,172 浜田 藤幸 49 無新
当 1,144 西森 三義 55 無新
当 1,118 前原 六則 59 無現
当 1,109 下柳田賢次 52 無現
当 1,107 大保 三郎 57 無現
当 1,101 福永 徳郎 61 無現
当 1,098 木原 繁昭 62 無現
当 1,089 井元 伸明 60 無新
当 1,083 新川床金春 49 無現
当 1,044 高橋 三樹 63 無現
当 1,018 前田  猛 68 無現
当 982 中村 洋幸 58 無現
当 981 物袋 昭弘 62 無現
当 960 六反園 弘 73 社現
当 955 下川床 泉 50 無現
当 931 森  時徳 65 無現
当 926 前之園正和 59 共現
925 吉村 重則 57 共現
901 竹山 隆志 66 無現
564 今村 聿呂 62 無新
543 元脇 寛道 59 無新
502 高橋 一人 58 無新
332 江崎 時和 61 無新
88 松山 親憲 68 無新
(案分票の小数点以下は切り捨て)

1120チバQ:2010/02/09(火) 09:57:27

>>1090
>◇必ず、指宿に新たな風起こす−−豊留氏
>豊留氏は午前9時、同市西方の事務所前で第一声。支持者や地元選出の県議らが激励に駆け付けた。

とあるので もうひとりの自民県議が支援したみたいですね。


しかし県議選が定数減となると、2年後に松元vs現職の熾烈な保守分裂選挙が見られそうな予感

1121チバQ:2010/02/09(火) 22:30:43
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-157170-storytopic-3.html
沖縄市長選、江洲真吉氏が正式出馬
2010年2月9日

沖縄市長選への出馬を表明し、基本政策を発表する江洲真吉氏=7日、沖縄市中央の後援会事務所
 【沖縄】4月25日投開票の沖縄市長選で、沖縄市議の江洲真吉氏(60)は7日、市中央の後援会事務所で正式に立候補を表明し、基本政策を発表した。江洲氏は「弱者を代表し、先頭に立って変えていかなければならない。行政を住民側に戻していきたい」と強調した。
 基本政策には、福祉、教育、文化、行財政など六つの柱に、市長室の1階移動や中心市街地への大規模駐車場整備、越来城城壁の復元、市長公用車廃止などを掲げた。嘉手納飛行場の民間活用も主張し「東京にも行くことができ、雇用も創出できる」と述べた。
 江洲氏は同日、事務所開きを行い、新垣博後援会長らが、集まった支持者に支援を訴えた。
 江洲真吉(えす・しんきち)1949年9月3日生まれ、同市嘉間良出身。72年沖縄国際大卒。94年沖縄市議に初当選し4期目。1月公明党離党。

1122チバQ:2010/02/09(火) 22:32:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20100209-OYT8T00098.htm
水俣市長選、宮本さんが再選
記者会見で「環境モデル都市根付かせたい」


当選から一夜明け、2期目の抱負を述べる宮本さん 水俣市長選は7日、投開票され、現職・宮本勝彬さん(66)が、新人の元広告制作会社役員・山内康功さん(62)(共に無所属)を破り、再選を果たした。

 選挙戦では、環境モデル都市としてのあり方や経済浮揚策が争点になった。

 宮本さんは、産廃最終処分場の建設を阻止した実績を訴え、環境、福祉重視の市政を主張。環境大学立地などの公約を掲げ、非自民系市議や環境保護を訴える市民団体の支援を受けて支持を広げた。

 山内さんは、経済浮揚の必要性を強調。自民系市議や市の中核企業チッソが支援したが、組織力を生かし切れなかった。

 当選から一夜明けた8日、市役所で記者会見した宮本さんは「環境モデル都市(としての取り組み)を水俣に根付かせたい。経済、雇用対策も早急に手を打たねばならない。チッソや地元企業に元気になってもらい、雇用につなげたい」と抱負を述べ、公約に掲げた小学6年までの医療費無料化を6月から実施すると表明した。

 ▽当日有権者数 2万3074人▽投票者数 1万6791人▽投票率72・77%(前回79・36%)

             ◇

当 9,231宮本 勝彬 66 無現

  7,453山内 康功 62 無新

(選管確定、無効107)

             ◇

 水俣市長選は、環境重視の政策を掲げた宮本勝彬氏(66)が再選を果たした。国からの環境モデル都市認定、ごみ・無駄をなくす「ゼロ・ウェイスト宣言」など、環境を軸にしたまちづくりに一定の信任を得たと言えそうだ。

 しかし、市内には厳しい現実が横たわる。中心部の商店街にはシャッターを下ろした店が目立つ。ハローワーク水俣管内の有効求人倍率は依然、県平均を下回る低水準だ。今年度、企業が利益に応じて市へ納める税額は、昨年度に比べて約1億円減の2億3400万円にとどまった。

 市内では、風力発電施設の建設計画が浮上したが、市が環境への悪影響や住民の健康不安を理由に反対し、立ち消えとなった。雇用創出などを期待した市民からは「環境で飯が食えるのか」と反発も上がった。

 選挙戦で、経済活性化策を強調した新人候補に追い上げられたのは、こうしたことも背景にあるだろう。

 宮本氏は「1期目で基盤はできた」とし、経済政策にも力を入れる考えを示している。「環境」と「経済」をどう両立させるか。その手腕が問われることになる。

(大石健一)

(2010年2月9日 読売新聞)

1123チバQ:2010/02/12(金) 12:52:56
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100211ddlk45010618000c.html
林田・美郷町長:退任 全国最多11回連続当選 /宮崎
 全国の町村長で現職としては最多の11回連続当選した美郷町の林田敦町長(83)の退任式が10日、同町西郷区の役場などであった。「無事に勤め上げた安堵(あんど)と満足感でいっぱいです」と話し、職員に見送られながら庁舎を後にした。

 林田氏は新人3人が立候補した68年8月の西郷村長選で初当選。2〜10期目までは無投票当選。南郷・西郷・北郷の3村が合併して08年2月にあった同町長選で初代町長に。

 村内の高校生を日向市などに送迎する国内初の村営スクールバスの導入▽全戸に受信機を置く行政広報無線機の導入▽和牛やお茶、トマト、キンカンなど9品目の農産業振興など−−42年間の実績を振り返った。

 新町長と町民に対し「誠実と情熱があれば、必ずいい結果がでますので、ぜひみんなで協調して頑張って」と激励した。【甲斐喜雄】

1124チバQ:2010/02/13(土) 01:33:48
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001002120003
再び九州の中核へ
2010年02月12日


田原氏と4人のパネリストが熊本の将来像について意見を交わした=熊本市大江2丁目の県立劇場

  「道州制での州都をめざそう」「熊本にしかない特長のPRを」。9日開かれた九州新幹線全線開通や熊本市の政令指定市移行を見据え、熊本の将来像を考える「KABフォーラム2010」(熊本朝日放送主催)。田原総一朗氏を司会にパネリストたちが持論を展開した。(岩崎生之助)


  めざすは政治の中心


  幸山 熊本は暮らしやすい。私たちは特級の地下水を当然のように飲んでいる。医療環境も良い。救急患者のたらい回しなどは熊本ではまず起きない。


  蒲島 熊本はかつて九州の中心だった。道州制では州都をめざす。めざすことで熊本の拠点性や品格を高められる。福岡は経済の中心に、熊本は政治の中心になる。


  姜 東アジアの数百万人都市圏と向き合うには「九州連合」というか「面」をつくらないといけない。その中核都市に熊本がなっていく。


  中田 県も熊本市も首長がしっかり財政問題をやっている。州都を熊本にするなら財政健全化が必要だ。熊本が他県の面倒も見るくらいのメッセージを発したら九州はすぐまとまるのではないか。


  城生かし新幹線集客  


  田原 九州新幹線が開通すると、福岡や鹿児島が近くなる。熊本は両都市に奪われてしまうのではないか。


  幸山 熊本城を中心とした城下町は、九州の他の都市にはない個性だ。アジアに向けてインパクトにもなる。今ある特色をどう高めていくかが重要だ。


  蒲島 新幹線をどうやって熊本に生かすか。キーワードは「どんな駅を作るか」「いかに来てもらうか」「どうお迎えするか」の三つ。県民総参加でもてなしたい。


  中田 心配なのは熊本からの流出だ。博多まで35分で行けるようになれば、JRは安いチケットを売って「博多で遊ぼうツアー」をやる。


  幸山 熊本はそうならない。百貨店の品ぞろえや娯楽なら福岡だ。だから熊本にしかないものが重要で、やはり熊本城だ。去年1年間で全国約3万人が「一口(ひと・くち)城主」になってくれた。これを街のにぎわいにどうつなげるか。


  姜 阿蘇ほど恵まれた土地はない。阿蘇の温泉と熊本の医療を合わせ、東アジアの富裕層向けの医療観光施設をつくってはどうか。それに日中韓サミットをぜひ、本丸御殿でやってほしい。


  中田 夏のダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)を中国の大連でやった。中国は会議のために信号を止めるなど市民に不便を強いても、外国の客を気持ちよくして帰す。そんな国との競争の中に日本はいる。


  蒲島 自然や歴史、文化で差別化を図る。大阪の財界人に「熊本に来て」といっても反応が良くないが、「黒川温泉に来ませんか」と言うと、来ると言ってくれた。


  田原 かつて熊本には国の役所があった。なんで福岡に取られたのか。


  蒲島 財務省や農水省など大部分は熊本にある。ないのは国交省の地方整備局。私は(検討されている)出先機関の廃止をきっかけに、熊本を再び政治の中心にする戦略を描いている。


  中田 日本は無用な競争が多すぎる。福岡空港に近い佐賀空港はいらない。九州全体を見て港の拠点をどこにするか、鉄道はどうつくるかを考える。道州制にしないと国際競争力は高まらない。


  姜 熊本は物流に力を入れるべきだ。働く人が居住すれば、落ち着きと風格がある街づくりができる。そういう方向に進むべきだ。


  韓国もターゲットに


  田原 韓国では新幹線(韓国高速鉄道、KTX)が開通する。


  姜 玄界灘に海底トンネルを掘って札幌からソウルまで新幹線がつながるようにできないか。韓国と九州はほぼ同じ市場圏の中にある。運賃も安くなると思う。


  幸山 福岡や鹿児島の市長ともKTXの話で盛り上がった。これをターゲットにしない手はない。熊本をしっかりアピールしていきたい。

1125チバQ:2010/02/13(土) 23:14:01
自民系が前
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100213/02.shtml
2月13日のながさきニュース
長崎新聞



知事選は中村、橋本氏激戦 本社・NBC合同世論調査



 
 無所属新人7人が立候補している第17回知事選は、21日の投票日まで残り1週間余りとなった。長崎新聞社は有権者の投票動向を探るため9〜11日の3日間、NBC長崎放送と共同で県内全域を対象に電話世論調査を実施。これに取材を加味し、選挙情勢を分析した。

 その結果、前副知事の中村法道候補(59)と前農水省改革推進室長の橋本剛候補(40)=民主、社民、国民新推薦=が激しく競り合い、元参院議員の大仁田厚候補(52)、前県議の押渕礼子候補(71)、前共産党県委員会委員長の深町孝郎候補(67)=共産推薦=、会社役員の山田正彦候補(44)、元会社員の松下満幸候補(62)の5人に差をつけている。しかし、投票先を決めていなかったり、分からないと回答した人が約45%に上り、情勢はまだ流動的だ。

 中村候補は県農林部長や副知事を務めた行政経験を強調。県農政連や県職員OBらがフル活動し自民党の県議、市議や公明党県議らも支援している。橋本候補は若さをアピール。大臣や民主党幹部が連日応援に入り政権与党とのパイプを強調する。連合長崎も支援態勢を整え追い込みを図る。

 候補者を選ぶ理由は「政策や考え方を支持」が13・1%で最も多く、次いで「行政経験」の11・9%、「政党の推薦や支援」が9・0%、「組織・団体、職場・地元が推薦」が7・7%だった。

 だれに投票するかについては、「決めている」が39・1%、「だいたい決めている」が15・7%、「まだ決めていない」が41・7%、「分からない無回答」は3・5%だった。

1126チバQ:2010/02/14(日) 01:01:08
なんか聞き覚えのある名前だと思ったら04年の自民が4人に支持を出した
伝説(?)の選挙戦の一人だったんすね
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/193

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1548640.article.html
鹿島市長選、元農水省局長・樋口氏出馬へ


 任期満了に伴い4月に行われる鹿島市長選に、同市出身で元農水省局長の樋口久俊氏(64)=東京都杉並区=が12日、無所属で立候補する意向を明らかにした。近く正式表明する。



 樋口氏は佐賀新聞社の取材に「鹿島の将来を心配する地元の人たちから、もうひと働きしてほしいと呼び掛けられた」とし、「鹿島には全国に誇れる文化や歴史、人材があるが生かし切っていない。”行政のプロ”の自負もある、少しでもふるさとに貢献したい」と語った。



 樋口氏は鹿島高−東京大法学部卒。1970年に農林省(現農水省)に入り、農産園芸局長や畜産局長などを務め2001年に退職。農畜産業振興事業団副理事長などを務めた。03年の佐賀県知事選に出馬し落選、現在は松尾建設監査役などを務めている。



 市長選は4月11日告示、同18日投票。立候補の意向を示したのは樋口氏が初めて。現職の桑原允彦市長=5期=は出馬しないことを表明している。市議擁立の動きもあるが断念する見通し。


 昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は2万5397人(男1万1649人、女1万3748人)。

1127チバQ:2010/02/14(日) 01:03:13
ついでなので04年佐賀知事選を振り返ってみる
http://www.nishinippon.co.jp/news/senkyo/03/touitu/saga/kiji/kiji_04.html
「地域対決」鮮明に 知事選世論調査 古川、宮原、樋口の3氏地盤固める
(20030408付 朝刊)
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 西日本新聞社は、知事選の終盤情勢を探るため、電話による世論調査を行った。古川康、宮原岩政の二氏が激しく競り合い、樋口久俊氏がこれを猛追、福島是幸、木下知己、林田重人の三氏が続く展開。衆院佐賀1区では宮原氏、2区は樋口氏、3区は古川氏が、それぞれ地盤となる出身地を固めて優位に立っており、「地域対決色」が鮮明になっている。
 だれに投票するかを決めるうえで「候補者の出身地域を考慮するか」との質問に対し、「考慮する」「どちらかといえば考慮する」と答えた人は39・7%だった。
 古川氏は出身地である唐津市の五割、宮原氏も三養基郡の五割を固め、他地域への浸透を図っている。樋口氏は、出身地である鹿島市で七割の支持を得ている。県都の佐賀市では古川氏が一歩リードし、宮原、樋口両氏が激しく追う。農村部の多い郡部では、全体的に宮原氏が健闘している。
 職業別では、古川氏が事務・技術職に浸透しているのに対し、宮原氏は管理職に多く支持されている。ともに農林漁業従事者から多くの支持を集めており、主婦は古川、宮原、樋口の三氏が横一線で並んでいる。
 投票する人を選ぶ基準として、「人柄」と答えた人は26・3%、「政策」は17・5%。「人柄」を挙げる人は宮原、樋口、林田氏の支持層に多く、「政策」を重視する人は古川、福島、木下氏を支持する傾向がうかがえる。
 重視する政治課題は、「景気・雇用対策」が35・1%で最も多く、「福祉」「農林水産業の振興」「教育」の順。「景気・雇用対策」や「福祉」を重要だと思う人は古川、宮原、樋口の三氏をほぼ横並びで支持。「農林水産業の振興」では宮原氏に期待が集まり、「教育」は古川氏が多かった。

1128チバQ:2010/02/14(日) 01:04:34
知事・県議選開票 知事選 変革訴え古川氏が制す 保守王国に世代交代 44歳古川氏 「現場出る行動派に」
(20030414付 朝刊)
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 「県政改革」若さで実現へ―。十三日、投開票が行われた知事選は、元自治省企画官の古川康氏(44)=自民支持=が、元県議会議長の宮原岩政氏(61)=自民支持=、元農水省局長の樋口久俊氏(57)=自民支持=、那須大教授の木下知己氏(55)、元県高教組委員長の福島是幸氏(63)=共産推薦=、元県教育長の林田重人氏(66)=自民支持=の五人を破り、初当選を果たした。全国で最年少の知事となる。知事選とともに県議選の開票も進み、三十七人の新議員が相次ぎ誕生。無投票当選の四人と合わせ四十一人の顔触れが出そろった。
 ●保守王国に世代交代 44歳古川氏 「現場出る行動派に」
 十三日深夜、古川氏の「当選確実」の報が飛び込んできた。佐賀市兵庫南の選挙事務所で待ちかまえていた支援者たちは「やった―」「日本一若い知事だ」と口々に叫びながら、互いに抱き合って喜びを爆発させた。
 古川氏は、こさと夫人とともに同事務所に到着。喜びの輪の中でもみくちゃにされながら、正嶋輝彦事務局長や、楠田久男総括責任者ら陣営幹部とがっちり握手。
 「バンザイ」の波が断続的に沸き起こる中、「県民皆さんの勝利です。皆さんのおかげで当選することができました」と顔を紅潮させ、深々と頭を下げた。
 報道陣に囲まれ、抱負を聞かれると、「今までにない発想で新しい佐賀県を一緒につくっていきたい。まずは景気対策と雇用の問題をどうするか。必要なら一般財源も使って環境、福祉、教育の分野で雇用を創出したい」と力を込めた。
 手探りの中での挑戦だった。「いつかは古里の役に立つことをしたい。今、決断しなければ後悔するのではないか」。悩んだ末、二十一年間勤めた総務省(旧自治省)を辞職。一月三十一日に出馬を表明した。
 中学時代の同級生とともに始めた後援会活動は、徐々にその輪が広がり、九日の総決起大会は二千人で埋まった。「ゼロからスタートしてやっとここまできた。でも本当の挑戦はこれから」と気を引き締め、「知事は県庁のトップではない。皆さんの代わりに、思いを実現するための代表です」と訴えた。
 選挙戦で交わした握手は一日に千人。車で走破した距離は三千五百キロを超えた。古川氏は「私は積極的に現場に出ていく。県民との対話の中で、何が必要か、必要でないのかを判断してきたい」と、“行動派”知事となることを誓った。

 ●組織型選挙に限界 自民支持の落選3氏 「力不足」嘆く 宮原氏
 自民党県連から横並びで「支持」を受けた四人は、くっきりと明暗が分かれた。
 佐賀市嘉瀬町の宮原氏の選挙事務所では、陣営幹部らが開票状況を伝えるテレビニュースを食い入るように見つめていたが、古川氏の「当確」が伝えられると、重苦しい空気に包まれた。
 午後九時前から事務所で構えていた宮原氏は、「皆さんのご支援に感謝したい。これから、何らかの形でご恩返しができるように頑張りたい」と敗戦の弁。支援者から温かい拍手が起こった。
 県議会議長や県農協中央会長を務めた「実績」を前面に打ち出し、推薦を受けた農政協議会を軸に知名度と組織力を生かし選挙戦を展開した。しかし、その限界か農村部では票を集めたが、佐賀市など都市部で水を開けられ、及ばなかった。
 一方、樋口氏は佐賀市大財三丁目の選挙事務所で、集まった支援者らを前に「力不足で期待にこたえることができなかった。皆さんにおわびしたい」と頭を下げた。
 子育て環境の整備など「人づくり」の重要性を演説会などでアピールしたが、盛り返せなかった。陣営幹部は「負けたけれど、立派な選挙だったと確信している。政策本位にクリーンな選挙を戦えた」とあいさつした。
 林田氏の佐賀市鍋島町の選挙事務所では、支援者が集まって開票速報を見守った。「落選」という結果が伝わると、一様に落胆の表情が広がった。陣営関係者は「さわやかに戦えた。最後まで組織力のなさが響いた」と語った。

1129チバQ:2010/02/14(日) 01:05:18
◆佐賀
当  160,809 古川  康 無新(1)(自)
   147,842 宮原 岩政 無新 (自)
    76,520 樋口 久俊 無新 (自)
    30,149 木下 知己 無新
    25,577 福島 是幸 無新 (共)
    19,035 林田 重人 無新 (自)

1131チバQ:2010/02/14(日) 17:44:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100214/03.shtml
2月14日のながさきニュース
長崎新聞



各候補「好印象」あの手この手 知事選投票日まで1週間



知事選は候補者全員が新人。各陣営は有権者に与える印象に気を配りながら政策を訴えている=長崎市内
 印象は肝心−。知事選投票日まで1週間。今回の候補者7人は全員新人で、各候補者とも選挙活動で初めて訪れる場所が多い。初めて対面する有権者に好印象を与えようと各陣営は、気を配りながらイメージアップを図っている。

 候補者で最も長身の橋本剛候補(40)は「高慢に見えないよう」、握手をするときはひざを折り、目線を有権者に合わせる。元農水官僚で「演説がまじめすぎる」と指摘されるため、集会場ではまず「髪の毛があったころは身長184センチだったが、髪形が変わり183センチに訂正した」などと笑いを誘って、場を和ませる。

 深町孝郎候補(67)のこだわりは「声」。告示前日には耳鼻咽喉(いんこう)科に行き、水蒸気でのどを潤して調子を整えた。告示後も声がかすれたら病院に行くようにしているが、ここ数日は調子が悪く、集会では「いつもはもっと美声なんですが」とあまり納得していない様子。

 中村法道候補(59)は告示前、女性支持者に促され金縁の色付き眼鏡を無色透明に替えた。本人は「効果は自分じゃ分かんないよ」とイメージ戦略に無頓着な様子を見せつつも、元県庁マンの堅い印象を取り除こうと、派手な色のネクタイを締めたり、演説も議会答弁風にならないよう硬い表現を減らしたりしている。

 押渕礼子候補(71)は服装の色合いを重視。色彩や服飾デザインを専門とする大学教授から「明るい色が似合う」とアドバイスを受け、オレンジ色の上着を“勝負服”にした。候補者の中で最高齢だが、明るい色づかいで若さを演出する狙いもあるようだ。

 知名度が高い大仁田厚候補(52)の場合は他の候補とは違う悩みが。プロレスラーなどとしてのイメージが強く、これがどう作用するか分からないためだ。陣営は坂本龍馬の格好で街を歩いて有権者の目を引く計画があるが「パフォーマンスは逆効果」との意見もあり、実行に移せないまま。準備した衣装は眠っている。

 各候補者とも印象を悪くしないよう注意を払うが、有権者が気付きにくい部分も多い。陣営関係者は「この努力がどれほど有権者に伝わっているのだろうか」とつぶやく。

 このほか、松下満幸(62)、山田正彦(44)両候補も立候補している。

1132新党日本支持者:2010/02/14(日) 18:58:21
福田衣里子が握る「小沢の命運」  長崎知事選で地元にベタ張り  (ゲンダイネット)
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/436.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 2 月 13 日 21:14:24: uj2zhYZWUUp16

(引用開始)

投稿者 新世紀人 日時 2010 年 2 月 13 日 21:14:24: uj2zhYZWUUp16


http://gendai.net/news.php?m=view&amp;g=syakai&amp;c=020&amp;no=44657

2010年02月13日 掲載
福田衣里子が握る「小沢の命運」

長崎知事選で地元にベタ張り

●候補者のタマの悪さを挽回
 民主党のアイドルが奮闘している。今月21日投開票の長崎県知事選のため、福田衣里子衆院議員(長崎2区)が地元でフル回転しているのだ。
「金子知事の不出馬で12年ぶりにトップが代わる注目選挙です。立候補者も7人と乱立。元プロレスラーの大仁田厚まで出馬しています。ただ、実質的には民主党が推す元農水省室長の橋本剛氏(40)と、自民党と公明党が支援する前副知事の中村法道氏(59)の一騎打ち。民主党は、告示前から前原国交相や赤松農相、“事業仕分け”で名前を売った蓮舫参院議員といった幹部クラスを投入している。中でも集票を期待されているのが、地元で抜群の知名度と人気を誇る福田議員。党からは『国会に出ないで地元にベタ張りしろ』との指示が出されているようです」
 福田本人も今月3日付のブログで<明日からは、いよいよ闘いが始まります>と書き、気合を入れていた。
 それはそうだろう。彼女の踏ん張りは、新知事選びに影響を与えるだけではない。小沢幹事長の命運も左右するのだ。
「民主党は昨年の衆院選で長崎の4つの小選挙区を独占しています。民主VS自公という知事選の構図は、当時と同じ。そんな状況で敗北すれば、小沢幹事長の進退問題に跳ね返ります」(政治評論家・小林吉弥氏)
 世論調査では7割前後が小沢の幹事長辞任を求めているが、これは瞬間風速に過ぎないし、投票行動への影響は未知数。しかし、県知事選は夏の参院選を占う有力な指標になる。そう見る関係者は多く、党内からも「長崎で負ければ、“やはり小沢ではダメだ”となる」との声が出ている。
「長崎での民主党の基礎票はザッと30万票といわれています。対する自民票は20万でガクッと落ちるが、公明票が10万ぐらいあるから、勢力は拮抗している。それだけに小沢周辺はヒヤヒヤでしょう。しかも、民主推薦の橋本候補は評判がイマイチ。元官僚らしからぬ風貌もマイナスです。どうも民主党にはイヤなムードで、最後は“福田頼み”となりそうです」(地元関係者)
 6月に完成する新議員会館の部屋割りで、福田は小沢の斜め前と決まった。見た目や年齢からは想像できないが、彼女もれっきとした小沢ガールズの一員である。親分のピンチを救えるか――。

(引用終了)

1133とはずがたり:2010/02/15(月) 01:19:44
>>1132
>「長崎での民主党の基礎票はザッと30万票といわれています。対する自民票は20万でガクッと落ちるが、公明票が10万ぐらいあるから
どういう積算根拠でしょうねぇ??近年の比例票?

1134チバQ:2010/02/15(月) 12:09:06
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100215ddlk40010148000c.html
選挙:糸島市長選/糸島市議選 市長選、松本氏が初当選 「礎づくりに責任」 /福岡
 ◇市議も決まる
 合併に伴う糸島市長選・市議選が14日投開票され、市長選では旧前原市長の松本嶺男氏(65)=無所属=が、環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏(56)=同、民主・社民推薦=を破り初当選した。また、新市議会の24人の顔ぶれも出そろった。当日有権者数は7万9915人。投票率は65・29%。

 同市南風台の松本氏の選挙事務所には午後9時ごろから、支持者が集まり始め、当選の連絡が入ると一斉に拍手が起こった。新市のかじ取り役を担う松本氏は「前回の前原市長選は厳しかったので今回よく勝てたと思う。新市の発展の礎づくりは、合併を進めた私に責任がある。マニフェストに掲げた21項目の実現に着手したい」と抱負を語った。

 松本氏は、昨年9月の旧前原市長選で対立候補2人の合計票を下回る辛勝により、直ちに新・糸島市長選の準備を開始。「無名の新人」だった旧志摩、二丈町での知名度アップに注力し、マニフェスト配布やミニ集会を続けた。更に多くの保守系市議候補者と足並みをそろえ、選挙戦を有利に展開した。

 一方、佐藤氏は、旧前原市長選で昨夏の総選挙圧勝の余韻が残る「民主の風」を受けて松本氏に肉薄したが、今回は逆に、民主党“ツートップ”の「政治とカネ」問題が「マイナスに影響」(陣営)。「新しい糸島には新しいリーダーを」と訴えたが、旧志摩、二丈町での知名度不足が最後まで響いた。

    ◇

 市議選では前原選挙区15人、志摩選挙区5人、二丈選挙区4人の顔ぶれが出そろった。【竹田定倫】

 ◇一体感づくりが課題−−財政再建、環境問題も急務
 旧前原市長の松本氏が初代糸島市長に選ばれた。ただでさえ「旧志摩、二丈町が前原市に飲み込まれる」と言われてきただけに、そのかじ取りは難しい。松本市長は「(旧3市町の)均衡ある発展を目指す」としているが、住民間の壁を取り除くことがまず必要だ。

 松本市長は新市基本計画に沿って街づくりを進めることになるが、当面は▽市民の一体感づくり▽641億円の起債残高(借金)を抱える財政再建▽残土処分場などの環境問題−−などが課題だ。

 「4年間で50億円の歳出削減」を約束したものの、並行して「6歳未満の乳幼児の通院医療費無料化」もマニフェストに掲げ、更なる高齢化などもあり福祉関連予算の増大は必至。訴えてきた「産業振興による歳入増」が実を結ぶか、その手腕に注目が集まる。

 一方、すぐに判断を迫られるのが、同市白糸の残土処分場計画の林道使用問題。松本市長は「断固反対」の姿勢で、訴訟に発展する可能性もある。松本市長は「市民と市議会の後押し」を訴えており、この問題への取り組みが、一体感づくりの試金石にもなりそうだ。【竹田定倫】

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 ◆市長選開票結果=選管最終発表

当 29,141 松本嶺男 65 無新

  21,908 佐藤俊郎 56 無新

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松本嶺男(まつもと・みねお) 65 無新(1)

 旧前原市長[歴]福岡西陵高PTA会長▽県企画振興部長▽福岡北九州道路公社理事▽福岡大

1135チバQ:2010/02/15(月) 12:20:56
http://www.asahi.com/politics/update/0215/SEB201002150001.html
自民王国に「踏み絵」迫る意見交換会 小沢氏出席
2010年2月15日8時4分
 民主党の小沢一郎幹事長を囲む意見交換会が14日、福岡県久留米市内のホテルであり、同市を含む周辺8市長や、これまでは多くが自民党支持だった41団体のトップらが出席した。民主党関係者によると、政権交代後、首長や各種団体の代表をこれほど大規模に集めて小沢幹事長が会うのは初めて。今夏の参院選を控え、交換会は出席者に民主党支持を迫る「踏み絵」の場になった。

 出席した8市長は、久留米市のある衆院福岡6区と隣の7区内にある計9市のうちの8人。残る1市は副市長が出席した。両区は昨夏の衆院選でそれぞれ鳩山邦夫氏と古賀誠氏が当選した「自民王国」。衆院選当時は、ほとんどの市長が2人のいずれかを支援した。

 意見交換会に自ら出るか、代理を立てるか。今月上旬、ある市長は悩んでいた。代理を立ててもよいかと思ったが、届いた「ご案内」にこう記されていたからだ。「民主党政権は予算をはじめ、政策を強力に推し進めるために陳情の一元化を図ってまいりました。その最高責任者が幹事長であることは言うに及ばない」

 会場には、全国知事会長の麻生渡・福岡県知事や福岡経済同友会代表幹事の石原進・JR九州会長のほか、医師連盟や商工連盟、農協などの代表らも集まった。意見交換会は一部非公開。小沢幹事長はその後の地元参院議員のパーティーでは「来年度予算が実行されれば多くの人が政権交代を実感すると思う」と述べたが、意見交換の場では出席者と握手して写真撮影しただけだったという。民主党関係者は「写真はいろいろなところで使える。誰が来たかの証拠になる」と説明した。

 「拍子抜けした」。民主党への協力を求められると思っていたという同県大牟田市の古賀道雄市長は苦笑いしたが、副市長が出席した市について「大丈夫なんだろうか」と心配した。別の市長は「これだけ集まったのは小沢幹事長効果。みんな実は『政治とカネ』の問題について聞きたいと思っているが、言えない。それが政権与党の力です」と語った。(岡田玄)

1136チバQ:2010/02/15(月) 12:27:31
>>61>>858
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1550137.article.html
民主佐賀県連は谷口氏推薦 武雄市長選
 民主党佐賀県連(原口一博代表)は14日、4月4日告示される武雄市長選に立候補を表明している新人で元県職員の谷口優氏(63)=武雄町=の推薦を決めた。

 大串博志副代表は、推薦理由に関し「住民目線で市民の声を聞いて市政運営をやっていきたいという姿勢が、地域主権を打ち出す民主党の政策と合致している」とした上で、「武雄市に限らず、市議、町議選でも党勢拡大という視点でやっている」と説明した。

 谷口氏は「自分たちのまちは自分たちでつくるという、地域主権の考えに賛同した」などとして、1月27日に推薦願いを提出していた。

 同市長選には現職の樋渡啓祐氏(40)=武雄町=も出馬を表明しているが「国政が地方自治に介入すべきでない。自分は”地域・庶民党”でいきたい」として政党推薦を求めない考えを示している。

1137チバQ:2010/02/15(月) 18:25:15
http://www.asahi.com/politics/update/0215/TKY201002140331.html
自公支援の中村氏が一歩リード 長崎知事選中盤情勢調査
2010年2月15日16時12分
 21日に投開票される長崎県知事選で、朝日新聞社は13、14の両日、県内の有権者を対象に電話による情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて中盤情勢を探った。元副知事の中村法道氏が一歩リードし、元農水省改革推進室長の橋本剛氏が激しく追っている。投票態度を明らかにしていない人が4割おり、情勢は変わる可能性もある。

 3期12年務めた金子原二郎知事は引退。事実上の後継候補となる中村氏を、自民、公明が支援している。橋本氏は民主や社民、国民新から推薦を受けている。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、中村氏は自民支持層の8割をまとめ、民主支持層の2割、無党派層の4割に食い込んでいる。女性の支持が厚く、年代別では50代以上で他候補をリードしている。橋本氏は民主支持層の支持が6割、無党派層の支持も2割にとどまっている。

 元プロレスラーの大仁田厚氏は無党派層から一定の支持を得ているが、広がりが見られない。元県議の押渕礼子氏、元共産党県委員長の深町孝郎氏らは苦しい。

 情勢調査と同時に実施した世論調査で、知事選の投票先を決める際、民主党の小沢一郎幹事長の政治資金問題を重視するか聞いたところ、「重視する」は42%、「重視しない」46%だった。

     ◇

 調査方法 13、14の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、長崎県内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1485件、有効回答は1011人。回答率68%。

1138名無しさん:2010/02/15(月) 20:58:00
>>1137(`・ω・´)
朝日新聞&読売新聞世論調査比較。
長崎県知事選挙
 
(朝)中村氏自民・8割
(読)中村氏自民・8割弱
(朝)中村氏民主・2割
(読)中村氏公明・9割弱
(朝)中村氏無派・4割
(読)中村氏無派・3割強
 
(朝)橋本氏民主・6割
(読)橋本氏民主・5割強
(朝)橋本氏無派・2割
(読)橋本氏社民・7割
 
朝日新聞は中村氏一歩リード
読売新聞は接戦
 
朝日新聞政治とカネは知事選で投票を重視するかとの問いに
する42.0%
しない46.0%
 
読売新聞、政治とカネ投票判断する
4割強
 
朝日新聞投票未定4割
読売新聞投票未定2割

1139名無しさん:2010/02/15(月) 21:46:07
>>1132
http://www.h244.net/
↓圧勝した人 ↑苦戦してる人
http://www.yuzaki.org/

1140チバQ:2010/02/15(月) 22:31:22
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100215/plt1002151634005-n2.htm
小沢ショック直撃!長崎県知事選で民主苦戦 進退問題再燃も2010.02.15

 21日投開票の長崎知事選が、永田町の一大関心事になっている。県内の国会議員構成を見る限り民主党が圧倒的に優位なのだが、同党推薦候補が苦戦中なのだ。小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる事件後初の与野党対決型の大型地方選挙。“小沢ショック”が直撃したとも言えそうで、推薦候補が敗れれば、小沢氏の進退問題が再燃する可能性もありそうだ。

 任期満了に伴う知事選は終盤戦に入り、無所属新人7人のうち、現職の後継で自民、公明両党が支援する前副知事の中村法道氏(59)と、民主、社民、国民新各党が推薦する元農林水産官僚の橋本剛氏(40)の事実上の一騎打ち状態。元プロレスラーの大仁田厚元参院議員(52)らは引き離されている。

 報道各社の調査では朝日新聞が中村氏「一歩リード」と報じ、読売新聞は「競り合う」としたものの中村氏を上位に置いている。

 民主党は2004、07年の参院選で、1人区の長崎選挙区で連勝。先の総選挙でも4選挙区で全勝した。長崎2区で自民党の久間章生元防衛相を破った人気者の福田衣里子衆院議員が、4日の告示前から全県を回って応援しており、「負けるはずのない選挙」(県連関係者)とみられていた。

 しかし、「鳩山由紀夫首相や小沢氏の事件のショックで、民主党に対する熱が冷めた。もともとは保守が強い地盤だけに、自公系候補が一歩リードしている」(県政関係者)という情勢になっているのだ。

 実際、鳩山首相や小沢氏が不起訴になったことをたてに潔白を訴えても、世論の風当たりは強い。

 時事通信が4−7日に実施した世論調査では、内閣支持率は前月比11.4ポイント減の35.7%に急落、不支持率は同12.3ポイント増の44.7%となった。小沢氏については、幹事長辞任(48.4%)と議員辞職(24.1%)を求める声を合わせて7割を超えている。

 対する自民党は、小泉純一郎元首相の次男、小泉進次郎衆院議員が告示前に長崎入りしたほか、今後は石破茂政調会長や舛添要一元厚労相といった知名度の高い議員を応援に投入し、政治とカネで攻勢を強める方針だ。

 民主党選対関係者は「長崎知事選に加え同日投開票の町田市長選で、有権者がどう見ているか分かる。負ければ、『参院選前哨戦で敗北、小沢神話にかげり』と書かれる」と、執行部の責任論に触れたうえで、「とにかく絶対に負けられない。長崎は連合が強い地域なので、連合に大ローラーをかけてもらう。1人10票運動だ」と戦略を打ち明けた。

 一方、注目の小沢氏は14日、福岡県久留米市で記者団に対して同知事選について、「国政に直接影響を与えることはない」と予防線を張ったが…。

1141おま天:2010/02/15(月) 22:33:32
>>1138
肝心の民主支持層を固めきれてないのですね。

1142名無しさん:2010/02/15(月) 22:51:53
知事選になると、どうも民主候補が民主支持層を固められないケースが目立つな
政令市の市長選だと、そうでもないんだけど
それだけ難しいということだろう、あんまり名乗り出る人もいないしな

1143チバQ:2010/02/16(火) 12:17:39
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001002160001
地盤底力 陰る民主風
2010年02月16日

 前原市、二丈町、志摩町が合併して1月に発足した糸島市の市長選、市議選(定数計24)から一夜明けた15日、初代の市長、市議に決まった計25人に当選証書が付与された。旧前原市長の松本嶺男氏(65)と環境デザイン会社社長の佐藤俊郎氏(56)=民主、社民推薦=の対決となった市長選は、松本氏が5カ月前の前原市長選からさらに差を広げる形で再び佐藤氏を破った。市議選も民主に厳しい結果となり、昨夏の衆院選で政権交代を実現した「民主風」の陰りをうかがわせた。(後藤たづ子)


 松本氏は当選証書を受け取った後、取材に対し、「今回改めて経験、実績を訴え、均衡ある発展を唱えたことに共感を得られたと思う」と勝因を分析。「旧市町の垣根を越えた和をつくっていきたい。財政健全化に真っ先に取り組む」と抱負を語った。


 衆院選の1カ月後、計3人が争った昨年9月の前原市長選は、佐藤氏に約2200票差に迫られ、佐藤氏ともう一人の共産支持の候補の合計得票は松本氏を逆に約2200票上回った。自民、公明の推薦を受けて戦った松本氏の陣営は、民主への「風」を意識せざるを得なかった。


 その後、政治資金問題などで内閣支持率は下降気味。再び民主、社民の推薦を受けた佐藤氏と一騎打ちとなった糸島市長選で、松本氏の選対幹部らは「前回は前原で負けていた」と引き締めつつ、「今回、民主より風はこっちに吹いている」と支援者らを鼓舞していた。


 ■糸島市長・市議選
 糸島市長選の旧市町ごとの得票で前原開票区は松本氏が1万8221票、佐藤氏が1万4900票。前原市長選の結果からすれば競り合うと見られていたが、松本氏が約3300票の差をつけた。二丈でも約千票、志摩では約3千票上回った。松本氏は「前回は基盤となる保守層が衆院選直後の虚脱感を引きずっていた。その後時間がたち、危機感をバネに頑張ってくれたと思う」との見方を示した。


 一方、佐藤氏は「前回の選挙はムードのようなものに乗って戦ったというのはある」としながら、「今回の活動で民主党批判を受けることはなく、国政の影響は直接感じなかった。地元への密着度がまだ薄かったことや、地元の人に変革への抵抗感があったと感じる」と振り返った。


 佐藤氏の応援に力を入れた民主の藤田一枝衆院議員(福岡3区)も「全く影響がないとは言えないが、国政と地方選挙は違う」と強調。3選挙区で行われた市議選と同時で旧前原市議を中心に多くの候補者が松本氏を支援していたことを挙げ、「今回相手はしっかりした基盤があった。そのところの難しさがあった」と話した。


 その市議選も民主にとって厳しい結果となった。3人を公認、1人を推薦したが、当選したのは前原選挙区の公認の1人。旧市町で議員だった3人が落選した。共産は旧前原市議2人と旧二丈町議の計3人全員が当選。公明の旧前原市議2人も当選。公認、推薦各1人だった社民は公認の旧前原市議が当選した。


 市議選3選挙区の当選者を議員経験別で見ると、前原選挙区(定数15)は旧前原市議が14人、二丈選挙区(同4)は当選者を含む候補者8人全員が旧二丈町議、志摩選挙区(同5)は旧志摩町議が3人。投票率は、前原61・99%、二丈71・9%、志摩72・71%だった

1144チバQ:2010/02/16(火) 21:36:06
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100216ddlk46010546000c.html
岩切・薩摩川内市長:がん公表「早期発見、手術も成功」 /鹿児島
 薩摩川内市の岩切秀雄市長は15日、記者会見で前立腺がん手術を受けたと公表した。「幸い早期発見・治療で手術は成功し、転移もない。経過は良好だ」と話している。また、会見では、08年10月就任時に掲げたマニフェストの工程表も発表した。

 岩切市長によると、昨年8月に市の前立腺がん検診で、早期がんが判明。鹿児島市内の病院に1月31日入院。今月1日の手術でがんを摘出し、10日に退院。12日から公務復帰した。「検診で早期発見することの重要性を身をもって体験した。市民にも受診を勧めたい」と笑顔で語った。

 マニフェストの工程表では、26項目・100の目標指標(当選4年後の評価基準)のうち2月1日時点の達成率を15%とした。今後、09年度末の3月31日時点で24%、また10年度末で64%に上昇。最終の12年度末で100%達成を目指すとしている。工程表は3月議会で発表後、市ホームページでも公開する予定という。

 一方、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を控えて観光客の増加を図るため、来年度から観光交流部を新設すると発表した。現在の観光課を再編し十数人体制でスタートする。【馬場茂】

1145名無しさん:2010/02/17(水) 20:59:52
>>1138(`・ω・´)付け加え@読売新聞
政党支持率
民主党32.0%
自民党25.0%
公明党/3.0%
共産党/0.0%
社民党/1.0%
みんな/1.0%
国民新/0.0%
改革ク/0.0%
新党日/0.0%
その他/0.0%
支持無34.0%
 
ちなみに、選挙前は民主党候補がリードしていた。
支持政党は長崎第1区が民主党の政党支持率を押し上げる要因となる。(10ポイント以上引き離す)
第1区は郵政選挙でも小選挙区で破れなかった労組の地盤である。

1146名無しさん:2010/02/18(木) 17:57:50
956 名前:無党派さん 投稿日:2010/02/15(月) 13:51:29 ID:qHS+9RA2

18日に鹿島市長選挙に出馬表明するという
樋口久俊という64歳のよぼよぼのお爺さんは、
かつて佐賀の選挙で大敗したことがあり、
なんと「反鹿島的な」長崎新幹線容認派(推進派)だそうだ。

  ☆長崎新幹線問題関連リンク
  http://blogs.yahoo.co.jp/take7537/30756519.html
  http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/4543/1229703983/1000

長崎新幹線が暴走的に着工認可された際に、
揉み手で工事を貰いに行った松尾建設の番犬だという。

彼の名前で検索すると「ノーパンしゃぶしゃぶ」がごっそり登場する。

ちなみに彼の支持者の中心人物は、霊感商法まがいの印鑑販売で、
全国あちこちで顰蹙を買い、「鹿島」ブランドを毀損してきた男。

市民が血迷って■ノーパンしゃぶしゃぶ■を
トップに据えるようなことがあれば、鹿島は完全に終わる。

現職市長は引退撤回し、臆することなく6選目に挑むべきである。


958 名前:無党派さん 投稿日:2010/02/15(月) 18:26:45 ID:jOgQg2d/
>>956
うわぁ、ノーパンしゃぶしゃぶ(笑)
佐賀に当事者がいたとは!
山下徳夫並のエロ爺ですか!
64歳のエロ爺がやるなら
桑原市長辞めちゃ駄目だよ!
桑原市長立ち上がれ!

1147名無しさん:2010/02/18(木) 18:06:07
>チバQ

こいつは何だ?古川康の宣伝犬か?

〓古川康〓
2003年に行われた佐賀県知事選挙に無所属から立候補し、6人もの候補者乱立の中、
絶対得票率23.7%という佐賀県政史上最低の数字で当選した。
2007年の知事選でも再選を果たす(唯一の相手方となった共産党候補は約9万票もの大量票を獲得した)。
長崎オランダ村やハウステンボス経営破たん時に、長崎県総務部長・商工労働部長を務める。
長崎県庁裏金問題の際の当事者である。父親の古川工には、九州電力や国鉄(現JR九州)での勤務歴がある。
彼の政治姿勢に対しては、長崎県や特定企業の顔色を常に覗っているのではないか、
佐賀県民の真の権益擁護を無視しているのではないか、との批判の声も少なくない。
佐賀県を誹謗中傷して売名に成功したはなわとは彼のプロモーションビデオに登場するほど親しく、
彼の曲『佐賀県』が、佐賀県内での振り込め詐欺被害の一因となっている疑いもあり、その政治責任を問う声もある。
本項目を美辞麗句のみで埋め尽くそうとするほど、ネット上の宣伝工作は、非常に熱心である。
"http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%BA%B7&amp;oldid=13580546&quot; より

【暴君】古川佐賀県知事について語るⅡ【長崎の犬】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1219562859/

1148とはずがたり:2010/02/18(木) 18:45:08
>>1126-1128>>1146-1147
アンチ古川にアンチ樋口の名無しか。。

<現在の版>

来歴・人物 [編集]
佐賀県唐津市出身。佐賀大学教育学部附属中学校、ラ・サール高校を経て東京大学法学部卒業後、当時の自治省に入省した。沖縄県、長野県、岡山県、長崎県などでの勤務を経て、2003年に行われた佐賀県知事選挙に無所属から立候補し、当選。2007年の知事選でも再選を果たした。佐賀大学教育学部附属中学校時代の同級生に、俳優の陣内孝則がいる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%BA%B7

<前の版>

来歴・人物
佐賀県唐津市出身。ラ・サール高校を経て東京大学法学部卒業後、当時の自治省に入省した。沖縄県、長野県、岡山県、長崎県などでの勤務を経て、2003年の統一地方選挙の中で行われた佐賀県知事選挙に無所属から立候補して当選した。2007年の知事選でも再選を果たす。日本ではじめてマニフェストを掲げて選挙を戦った政治家の一人。2007年作成のマニフェストでは、届くマニフェストを目指し、10年後のすてきな佐賀県の姿をイメージとして物語化し、そうなるために何をしなければならないのか、ということをマニフェスト本体として示した。また、物語マニフェストをフラッシュムービーにした。これは日本ではじめての試みである。

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%BA%B7&amp;direction=prev&amp;oldid=13580546

1149チバQ:2010/02/19(金) 22:50:08
>>936
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100219ddlk45040601000c.html
図師県議の無免許運転:検挙の県議に辞職勧告 賛成多数で決議可決 /宮崎
 18日開会した県議会で、無免許運転で検挙された図師博規議員(日日新(ひびあらた))への辞職勧告決議の動議が出され、採決の結果、賛成多数で可決された。図師議員は「真摯(しんし)に受け止め反省を重ねたい。職責はまっとうしたい」と述べ、議員辞職を否定した。

 県議会事務局によると、決議に法的拘束力はない。辞職勧告決議の可決は、宝石の密輸容疑で関税法違反に問われた議員に対する66年の決議以来、44年ぶり。

 決議は自民党が提出し蓬原正三会長が「県議の自覚に欠ける恥ずべき行為で、県議会への県民の信頼を著しく失わせた」と提案理由を説明した。採決は図師議員を除いて行われたが、問題発覚時に図師議員が所属していた愛みやざきと民主党の議員は退席し、採決を棄権した。

 民主党は「殺人や政治に関する罪ならば問答無用で責められるべきだが、今回の問題は色合いが違う。辞職勧告は重い」。愛みやざきは「図師議員が問題を起こしたのはわれわれの会派在籍中。いわば身内であり、採決には応じられなかった」と議場を出た理由を説明した。

 図師議員は速度超過で運転免許停止期間中だった昨年12月、携帯電話で通話しながら車を運転して無免許運転で摘発され、道交法違反の罪で略式起訴された。【石田宗久、種市房子】

1150チバQ:2010/02/20(土) 10:31:49
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/132.html
■激戦区ルポ/長崎市 乱立で票の行方混沌



 知事選は民主、社民、国民新の与党3党が推薦する橋本剛候補(40)と自民、公明両党が支援する中村法道候補(59)が激戦を展開し終盤を迎えた。有権者の約3割が集中する長崎市は三菱重工労組長船支部(原田敏春委員長、約6700人)の集票力を背景とした民主党の牙城。しかし同労組の動きの鈍さや候補者乱立も重なり票の行方は混沌(こんとん)としている。

 「あそこの組織(の動き)が鈍いとか言っている時期ではない」。14日午後に長崎市内で開いた橋本候補の総決起集会。原田委員長は周囲から漏れ聞こえる声を否定するかのように檄(げき)を飛ばした。

 同労組は民主党県連代表の高木義明衆院議員の出身母体でもある。しかし三菱の協力企業関係者は「今回は拍子抜けするほど動いていない」と声をひそめる。同労組幹部はこれを自民党サイドの喧伝(けんでん)だと打ち消し、19日の総決起集会などで「動きを見せつける」と言い切る。

   ◇   ◇

 13日に開いた日本商工連盟長崎地区の拡大選対会議で企業経営者から自民党議員への不満が続出した。「(長崎市選出の)県議、市議の顔が見えない」

 もともと結束力が弱い同市の自民党県議・市議団。こうした意見を受け約15人の県議、市議は15日に会合を開き、各後援会や地元商店街・企業の票固めを徹底するよう確認した。しかしある市議は「浜町商店街の従業員や企業に浸透していない。このままでは負ける」と逆に経済界に注文することを忘れなかった。

   ◇   ◇   

 県都での選挙戦は与野党とも不安要素を抱え終盤に突入した。両候補がしのぎを削る中、知名度が高い大仁田厚候補(52)と、自民党支援団体の一つ、県医師連盟顧問で長崎市区選出県議だった押渕礼子候補(71)の得票が鍵を握る、との見方が広がりつつある。

 浮動票が多い長崎市は大仁田候補にとって「私たちの基盤」(陣営幹部)。三菱重工長崎造船所香焼工場の出入り口に立ち、従業員に頭を下げるなど橋本候補の地盤切り崩しに照準を定める。押渕候補の陣営は、昨夏の衆院選で自民党の冨岡勉氏を支えた選挙スタッフに加え、党長崎支部政調会長の小森明人市議も支援する。

 中村候補を支援する県農政連幹部は、昨夏の衆院選長崎1区でつけられた約4万票差について▽民主党への追い風がやんだ▽大仁田候補の出馬▽小沢一郎幹事長の政治とカネの問題−で「1万票ずつ計3万票縮む」ともくろむ。11日午後、橋本候補の陣営が長崎市内で開いた女性集会。民主党の高比良末男県議は島原半島での苦戦を伝えこう締めくくった。「主戦場の長崎で相手(中村)候補に5万票以上の差をつけなければ勝利はない。だがファイヤー(大仁田候補)が…」。参加した女性は顔を見合わせ笑ったが、その様子を後ろで見ていた陣営幹部に笑顔はなかった。

 共産党推薦の深町孝郎候補(67)も九州新幹線長崎ルート反対などを前面に長崎市で支援を訴える。



2010年2月16日長崎新聞掲載

1151チバQ:2010/02/20(土) 10:32:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/133.html
■激戦区ルポ/島原半島3市 3市長は中立守る


中村候補/票差抑えれば十分  橋本候補/3市長は中立守る




 自民党の地盤とされる島原半島3市(島原、雲仙、南島原)。知事選では、同党が支援する中村法道候補(59)が地元出身の強みも生かし、有利に戦いを進めているが、“楽勝ムード”の陰で上滑りを懸念する声も漏れる。橋本剛候補(40)を推薦した民主党は農相が応援に入るなど、基幹産業である農林水産業の票の切り崩しを図っている。

 「知事は今まで東京や偉い人から押しつけられてきたが、初めて皆さんの代表が出る」。6日夜、島原市内であった中村候補の個人演説会。候補者と同じ南島原市有家町出身で、自民党の末吉光徳県議会議長は、こう強調し拍手を浴びた。

 同党の島原市議も「(県北出身の)金子原二郎知事の下、佐世保駅前の再開発や西九州道整備などが進んだ。今度は県南だ」と皮算用。支援者は「長崎市で負ける分をここで埋め合わせするため、7対3の割合で(橋本候補に)差をつけたい」と鼻息は荒い。

   ◇   ◇

 衆院の中選挙区時代から西岡武夫民主党参院議員を支えてきた「西岡党」も往時の集票力は見られない。“党員”のある会社経営者は「経済団体の上層部がみんな中村を支援しているので『橋本で』と大声を出しづらい」とぼやく。

 橋本候補陣営は「2万票差に抑えれば十分」とそろばんをはじく。だが半島の県議6人のうち、橋本候補を明確に支援するのは楠大典県議1人しかおらず、橋本候補を推薦した創爽会の松島完県議は表だった動きを見せていない。父の松島世佳南島原市長が4月に市長選を控え、「動きづらいのでは」とみる。半島には民主党市議もおらず、橋本候補陣営は「手足がない」と嘆く。

   ◇   ◇

 6日の中村候補の個人演説会の会場は支持者らで埋まった。一見、盤石に見えたが、用意した第2会場は人の姿はまばらだった。ある陣営関係者は「本当に引き離せるのか」と不安をめぐらす。

 加藤寛治自民党県議が組合長を務めるJA島原雲仙は、中村候補を全面的に支援している。だが畜産業界は山田正彦農水副大臣とつながりが深く、県酪農業協同組合連合会は橋本候補を推薦した。ある畜産業者は「生活が厳しいので民主党に期待する声も強い」と明かす。

 こうした空気を読み、赤松広隆農相は11日、雲仙市に農漁業者を集め、橋本候補への支援を呼び掛けた。今後、山田農水副大臣も乗り込み、てこ入れを図る。

 一方、3市長は政権与党に配慮してか、「中立」を強調。旗色を鮮明にすることを避けている。



2010年2月17日長崎新聞掲載

1152チバQ:2010/02/20(土) 10:32:52
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/135.html
■激戦区ルポ/佐世保市 現職の地盤 組織戦の様相


中村候補/金子後援会が存在感 橋本候補/労組中心に追い込み




 過去3回の知事選では、県北出身の金子原二郎知事が圧倒的な強さを見せた佐世保市。中村法道候補(59)は自民、公明両党や金子後援会などが組織選挙を展開している。橋本剛候補(40)は、労組を主体に必死の追い上げを図っている。

 15日、同市で開かれた中村候補の個人演説会。応援演説に立った石破茂自民党政調会長は、中村候補優勢を伝えたマスコミの世論調査結果に、「一歩リードというのが一番怖い」と厳しい口調で戒めた。

 佐世保の戦いについて、ある同党関係者は「経済人、自公の議員はもちろんだが、金子後援会の貢献度も相当大きい」と言う。

 金子知事は昨年11月の不出馬会見で「後継指名はしない」と明言。だが、後援会幹部や知事の親族は公然と中村候補を支援。後援会関係者の一人は「金子県政12年をきちんと評価しているのは中村。応援するのは当然」と説明する。

 一方で後援会の一部には、夏の参院選に金子知事の出馬を望む声もある。ある同党議員は「佐世保で(橋本候補を)圧倒すれば、知事は健在ぶりを示せる」と思惑を読み解く。

 地元選出の北村誠吾衆院議員は「労組は潜行して地道に活動している。2007年の参院選では苦い思いをした。最後まで引き締める」と話す。

   ◇   ◇

 「多くの人が出席した。やっと(中村候補の)肩に手が届きつつある」

 17日、同市内の公園であった橋本候補の総決起大会。集まった支持者らを前に、佐世保重工(SSK)労組の江口茂広執行委員長はあいさつに力を込めた。

 橋本候補陣営は告示前「知名度を上げるため少しでも人が集まる場所に連れて行っている」(民主党県議)と、長崎市中心に活動を展開。相対的に佐世保市では動きが鈍かった。江口委員長は「佐世保では橋本の顔と名前が浸透していない」と危機感を語る。

 地元陣営関係者の一人は「広く支持を集めるため政党を表に出さない戦術を進めたが難しかった。民主党として知事選を戦ったことがこれまでにないのも一因」と内情を明かす。

 打開に向け陣営は、労組を中心にした浸透に全力を注ぐ。17日は労組員の動員を徹底。江口委員長は「(同市で民主候補が自民候補を小差でかわした)07年参院選が死守ライン。組織内候補並みの追い込みをかける」と意気込む。

   ◇   ◇

 深町孝郎候補(67)は現県政の批判票取り込みに力を入れている。押渕礼子候補(71)は14日、同市で集会を開くなど女性を中心とした支持拡大に躍起。大仁田厚候補(52)は街頭活動などを中心に、都市部の無党派層取り込みを狙う。



2010年2月18日長崎新聞掲載

1153チバQ:2010/02/20(土) 10:33:30
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/136.html
■激戦区ルポ/諫早市 低調ムードに不確定要素も


中村候補/陣営の緩みを警戒 橋本候補/票掘り起こし懸命




 県央の中心都市、諫早市は最近2回の国政選挙で民主党候補の得票が自民党候補を上回った。しかし今回は民主党を勝利に導いた追い風は吹かず、自民党などが支援する中村法道候補(59)がやや優位、との見方も流れる。民主党などが推薦する橋本剛候補(40)の陣営は労働組合を中心に票の掘り起こしに懸命。中村候補の陣営は緩みを警戒する。ただ選挙戦は盛り上がりを欠き、両陣営とも票の行方をつかみきれていない。

 18日午後6時半。橋本候補の陣営と中村候補の陣営が諫早市内で開いた個人演説会はほぼ同時刻に始まった。「なぜか諫早が厳しいといわれているが、私は一人一人が必ず胸に秘めたものを持っていると確信している」。選挙戦で初めて橋本候補の応援演説に立った民主党の西岡武夫参院議員は力を込めた。宮本明雄市長は「大手をふってまいりました」とあいさつし、会場をわかせた。

 一方、中村候補の応援演説では弁士から陣営を引き締める言葉が相次いだ。県農政連長崎県央支部の野中彌三支部長は「優勢が伝えられているがそれが一番危ない。熱意と情熱で当選させてほしい」と強調。この日は無党派層を意識し、自民党の小泉進次郎衆院議員も市内2カ所で街頭に立った。

   ◇   ◇   

 諫早市は民主党の大久保潔重参院議員の地元で、2007年の参院選で自民党候補に約1万2千票差をつけた。昨夏の衆院選でも福田衣里子衆院議員が久間章生氏を約8千票上回った。

 しかし大久保氏も福田氏も「個人後援会は弱い」(連合長崎幹部)。頼みの労働組合のうち諫早市職員組合は県職員組合の自主投票を受け、推薦の一つ下の「支持」に決定。こうした中、福田氏の選挙に続きてこ入れに入った三菱重工労組長船支部の前委員長、山下金守氏は16日、市選出の県議、市議らに檄(げき)を飛ばした。「民主党推薦だから自分たちを応援した人は橋本を支持すると考え違いしていないか。声掛けが足りない」

   ◇   ◇   

 「市民はムードの中で夏風邪をひいただけだ。もうすっかり治った」。山下氏とともに福田氏を支援し、今回は中村候補を支える元県職組書記長の江口満氏は福田氏の勝利をこう例え、自信をみせる。

 ただ、中村候補の陣営はどこまで浸透したか不安ものぞかせる。選挙運動は自民党県議や市議、農政連などが中心。だが、自民党県議の運動に温度差もある上、運動員も足りないのが現状だ。新知事をつくる県民の会諫早支部によると、推薦企業・団体は約500に上ったが高尾茂会長は「まだ少ない。企業にもまだ様子見のところが多い」と明かす。

   ◇   ◇   

 大仁田厚候補(52)や押渕礼子候補(71)、深町孝郎候補(67)も支持拡大を図っており、橋本、中村両候補の陣営は口をそろえる。「何とか諫早で勝ちたいが、票が読みづらい戦いだ」



2010年2月19日長崎新聞掲載

1154名無しさん:2010/02/20(土) 17:21:26
>>1147
>〓古川康〓
>ネット上の宣伝工作は、非常に熱心である。

>>1148を見ると、まったくそのとおりでワロタw 下のやつむごすぎw

1155チバQ:2010/02/21(日) 10:48:17
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-21_3750
東門氏支持 4党確認 沖縄市長選
「泡瀬」対応は再審議
政治 2010年2月21日 09時54分
(53分前に更新)

 【沖縄】4月25日投開票の沖縄市長選で現職の東門美津子氏(67)の支援を検討する社民、共産、社大、民主の4党会議が20日、市内で開かれ、東門氏を支持することで一致。市長候補に擁立する方針を決めた。課題となっていた泡瀬沖合埋め立て事業(東部海浜開発事業)については、市の新計画案がまとまる3月末以降に事業の合理性についてあらためて審議。4党で「合理性なし」と判断した場合、「事業を推進すべきでない」との政策協定を東門氏に提案する。

 過去6回の会議では4党から同事業の新たな計画案の合理性に懐疑的な意見が多く出ており、東門氏が政策協定を受け入れた場合、「事業推進」の方針変更を余儀なくされそうだ。

 同日の会議では、18日に県内の環境団体が各政党に郵送した「泡瀬干潟を守るための要請」を政策協定に盛り込むことを4党で確認。「泡瀬干潟の保全」や事業に経済的合理性がないとした「泡瀬干潟裁判の判決尊重」などを明記した政策協定を今週末にも東門氏に提案する方針。

 会議をまとめた仲村未央県議は「泡瀬事業をめぐり政党間で意見の違いがあったが、一致点を見いだせた。できるだけ早く東門氏に提案したい」と話した。

 同市長選には、泡瀬事業の「全面推進」を掲げる元県歯科医師会長の喜屋武満氏(62)と、「事業推進」を公約とする同市議の江洲真吉氏(60)が出馬しており、事業の対応が争点となる可能性が出てきた。

1156チバQ:2010/02/21(日) 11:49:59
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1194191152/457
基地の街 頼みの人工島/泡瀬干潟ルポ
2009年12月03日

など、沖縄市・泡瀬の埋め立ては
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1194191152
利水スレ参照

1157チバQ:2010/02/21(日) 12:42:27
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/139.html
■投票率どう動く? 「乱立が後押し」「盛り上がり欠く」



 知事選の投票日まで残り1日。各陣営とも気になるのが、当落に影響しかねない投票率。今回は民主、自民両党が候補者を推薦または支援した上、過去最多となる7人が立候補したため2006年の前回知事選(52・27%)を上回るとの見方で各陣営は一致する。浮動票の取り込みを狙う各陣営は、投票率アップが有利とみる。ただ、盛り上がりに欠けるともいわれており、各陣営はその動向に注目している。

 衆院選長崎4区の補欠選挙と同日選挙だった1998年知事選は、自民党などが推薦した金子原二郎氏と、自由党推薦の西岡武夫氏の事実上の一騎打ちとなり、投票率は68・78%。最近5回の知事選で、衆院選と同日選だったときに次ぐ高さだった。

 今回は民主、自民両党が共に候補者を推薦または支援し、98年以来12年ぶりの激戦とみられている。だが、ランタンフェスティバルや冬期五輪の開催と重なったことや、候補者の知名度が低いことなどを理由に、選挙戦は「盛り上がっていない」とみる陣営は多い。それでも、新しい知事の誕生と新人7人が立候補した「話題性」で、各陣営は「60〜70%」を予想する。

 民主党などが推薦する橋本剛候補(40)の陣営は、大票田の長崎市で投票率が上がることを期待。「候補者が若い分、若者の投票率が上がれば有利」と自信をのぞかせる。ただ、民主党県議は「『政治とカネ』の問題で(民主の)イメージが良くない」と、投票率の低下を懸念。影響を見極めきれずにいる。

 自民党などが支援する中村法道候補(59)の陣営。長崎市内は55%前後とみるが、ある市議は過去2回の知事選で40%台が続いたことから「今回も50%に届かないこともあり得る」と推測。昨夏の衆院選で長崎1区の投票率は67・03%。自民候補は民主候補に約4万票差をつけられたが「50%を切ればこんな票差はつかない」と分析。一方、陣営幹部は出身の南島原市の投票率を「75〜80%」とみており、地元の強みを生かし、票の上積みを狙う。

 共産推薦の深町孝郎候補(67)陣営は「80%超えれば十分勝機はある」、押渕礼子候補(71)陣営は「80%まで上がれば票が流れる希望がある」。知名度を生かし、若者や主婦層を狙う大仁田厚候補(52)陣営は「70%に近ければ近いほど良い」とそれぞれ高い投票率を期待する。ただ「候補者が多すぎて、票の流れが予測できない」と戸惑う声もある。

 期日前投票者数も投票率を占う一つの要素になる。制度の導入後、各2回ずつあった参院、衆院選は、各選挙ともそれぞれ前回の期日前投票者数を上回り、投票率も上昇した。県選管によると、告示翌日の5日から14日までの10日間の投票者数は前回知事選の同時期と比べ約2倍に上っている。



2010年2月20日長崎新聞掲載

1158チバQ:2010/02/21(日) 19:23:57
215 名前:サンフレッチェ男 ◆jWkaDJV846 :2010/02/21(日) 19:06:14 ID:+8fL2PW5
長崎知事選投票速報
        今回  前回  前回差
10時現在  11.32% 10.36%  +0.96%
11時現在  18.12% 16.50%  +1.62% 
14時現在  30.75% 28.67%  +2.08%
16時現在  37.20% 35.08%  +2.12%
18時現在  42.15% 40.01%  +2.14%


期日前投票 12.03%  6.75% +5.28% 2月20日までの確定値

最終投票率     52.27%

http://www.pref.nagasaki.jp/election/2010chiji/sokuhou/index.html

投票率、何とか60%台に乗りそうだな〜(でも微妙な感じも・・・)

217 名前:無党派さん :2010/02/21(日) 19:11:07 ID:1bkQVzU+
松浦市の投票率が2割強落ちてるぞ!なんで??

219 名前:無党派さん :2010/02/21(日) 19:13:18 ID:D1NjLpGj
>>217
選挙疲れじゃね?
確か少し前に市長選あったろ。そういやこの選挙でも民主推薦候補が負けてたな。


220 名前:無党派さん :2010/02/21(日) 19:15:32 ID:grAMvOm0
>>217

>>219に補足
前回は合併後の新・市長選と同日。

1159チバQ:2010/02/21(日) 20:24:36
さらりとNHKが中村当確

1160とは:2010/02/21(日) 21:30:36
う〜ん、だめだったかぁ。

1161建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 22:25:54
>>1160
う〜ん、だめだったかぁ。って
ダメに決まってるだろwwwwwwwwwwww
無党派層がほとんど次は自民に入れるっていってんのに
どんだけ危機意識ねーだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwpgr

神奈川1は中村当選できて今頃、勝利宣言してるだろう
よかったなwwwwwwwwww

1162建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 22:28:15
ハゲ惨敗w

1163神奈川一区民:2010/02/21(日) 22:41:00
>>1161
大人気ないですよ、浣腸!!

1164建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 22:46:00
>>1163
よう!
中村当選オメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや、俺が大仁田くるんじゃないか
と予想してたら、チミが長崎県民はそんなアフォじゃないよといってたからさw
中村当選して長崎県民の良識が証明されたということだろうなとww

1165ももだぬき:2010/02/21(日) 22:47:58
長崎の民度はまた、落ちたね(泣)

1166神奈川一区民:2010/02/21(日) 22:55:56
>>1164
長崎県民は浣腸のような残念な人ではない
ということがわかって良かったです。

1167ぐらもん:2010/02/21(日) 23:15:54
とりあえず大仁田じゃなくてよかったと思いたい。

1168名無しさん:2010/02/21(日) 23:19:17
地元に詳しい方にちょっと質問なんですが
>>1140
>民主党は2004、07年の参院選で、1人区の長崎選挙区で連勝。先の総選挙でも4選挙区で全勝した。長崎2区で自民党の久間章生元防衛相を破った人気者の福田衣里子衆院議員が、4日の告示前から全県を回って応援しており、「負けるはずのない選挙」(県連関係者)とみられていた。
04も07も参院とってて09衆院もとってるとの事ですが、前回(06?)前々回(02?)の知事選で勝った方って民主系だったの?

1169ももだぬき:2010/02/21(日) 23:20:18
ぐらもんさんへ→大仁田だったらどうなっていたのですか?

1170建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 23:36:48
>>1169
参院選でみんなの党が第一党ww

1171名無しさん:2010/02/21(日) 23:46:01
現職の金子知事は、元自民党衆院議員
前回は知らんが、前々回は相乗りだったかと
04参で民主が勝ったのは自民現職の高齢批判が多分にあったかな

1172名無しさん:2010/02/22(月) 01:06:02
長崎県知事選挙
投票率
02年49.79%
06年52.27%
10年60.08%
 
開票結果確定
中村法道氏316.603票
橋本剛氏*222.565票
大仁田厚氏/98.200票
押渕礼子氏/30.902票
深町孝郎氏/21.291票
山田正彦氏//6.634票
松下満幸氏//2.889票
 
(`・ω・´)っ
>>1138>>1145
産経新聞出口調査
中村法道氏
自民支持層76.8
公明支持層77.8
無派支持層36.4
 
橋本剛氏
民主支持層69.2
社民支持層57.1
※民主、社民から15%前後中村氏に流れる。
 
大仁田厚氏
民主、自民から10%前後大仁田氏に流れる。
無派22.2
 
中村法道氏自民・公明
橋本剛氏民主・社民・国
押渕礼子氏長崎市内の保守系
深町孝郎氏共産党
大仁田厚氏無党派
他泡沫
 
政治とカネが政治不信を招いたなら、通常は投票率下がるものだが逆に上昇。

1173名無しさん:2010/02/22(月) 01:16:54
>>1172(´・ω・`)あっ産経新聞調査じゃなく
共同通信調査ね。間違えた。。
記事載ってたのが産経でした。

1174名無しさん:2010/02/22(月) 01:38:45
>>1169
こういうとあれですが大仁田がビジョンを持っているとはどうしても思えない。
「いかにして目立つか」ということしか考えていないように思えて仕方がないのです。
そうじゃなきゃ引退→復帰を5回もしないでしょうし。

>>1170
今のままで候補をがっつり立てられればそうなるかもしれません。

1175二階席:2010/02/22(月) 07:48:44
まあ長崎というのはそんなに支持層がコロコロ変わる所じゃないんですよ。
国政はもちろん、地方になると余計に支持母体が固くて。
多少の浮動票は、自民、大仁田に流れたとしてもほぼ予想通りの結果と思えます。

直近の衆院選がちょっと大幅に支持層をまたいで(否大仁田)民主に入った、という
ことで、民主県連も「この票差なら」とちょっと安心したかも、という見方も
あるくらいです。まあ、負けていいとは思ってなかったでしょうけど。

自民県連は「結構票差が詰まった」ことで参院選に向けてちょっと苦しいかな?と
思い始めたでしょう。いずれにしても党勢回復とは言い切れない結果だと思います。

1176名無しさん:2010/02/22(月) 09:56:42
転載
4年前
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/42/00000547.html
398692 金子 原二郎 61 男 無所属(自民、公明、社民推薦) 現
188154 小久保 徳子 47 女 無所属 新
31538 山下 満昭 53 男 共産 新

8年前
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2002/42/00000799.html
468099 金子 原二郎 57 男 無所属 現
116644 高村 暎 61 男 無所属 新

自民は投票率が上がって獲得票数大幅減ではあるものの、前回共闘した社民と自党出身の大仁田分が逃げただけという感じでいるのかな。
一方で民主は逆風下でも支持層は固めてる感じ?
これで大仁田が民主勢力に駆け込んだら面白くなるような。

11771176:2010/02/22(月) 10:04:10
ちなみに
> 大仁田が民主勢力に駆け込んだら
の可能性を示すものはこんな辺り
>>894
>大仁田&宗男氏、長崎知事選へ“タッグ”
選挙中も↓のような事があったので、後々新党大地入りしてもおかしくないかなと。

松山千春が毒舌&歌で大仁田氏にエール
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100207-593460.html
 松山千春(54)が6日、激戦の長崎県知事選に出馬した大仁田厚元参院議員(52)の援軍に駆けつけ、長崎市内で街頭タッグを結成し「オオニタはそれほどバカじゃない!」と“毒舌エール”でパワーを注入した。街頭では自身の曲「長い夜」「大空と大地の中で」を熱唱。不況にあえぐ市中心部の繁華街は、多数の群集で久々のフィーバーとなった。

 千春は、大仁田氏が政界入りしたきっかけである新党大地・鈴木宗男衆院議員(62)の親友。千春はこの日、大仁田氏と合流すると「(知事選で)自民党の候補には、さわやかな小泉進次郎君が応援に来た。民主党の候補にはかわいい福田衣里子君が来た。一方、大仁田の応援に来た男はこんな人相が悪い(笑い)。でも彼らは税金で応援に行っている。オレは、自前で応援に来ました! オレがゼニやカネで動く男か? バカヤロー!」と“千春節”をさく裂させた。

 直立して恐縮する大仁田氏を見つつ、千春は「こいつはレスラーとしても議員としてもラフプレーが多かった。でも真っすぐな人生を歩んできた。(師匠の)ジャイアント馬場さんも、天国から活躍を祈っているぞ」と続けると、同氏は感極まって目に涙を浮かべた。

 知事選には新人7人が立候補し混戦模様。夜になると千春は、繁華街「思案橋」などに登場。「オレが来たからには、だれよりも強い援軍を得たと思って、これからも精いっぱい戦ってもらいたい」と宣言。興奮した大仁田氏は「オイ(私)に1回、チャンスばくれんですか!」と長崎弁で絶叫した。【広部玄】

 [2010年2月7日9時11分 紙面から]

1178チバQ:2010/02/22(月) 12:19:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000048-sph-soci
大仁田氏落選も参院選でリベンジ みんなの党と連携も視野…長崎県知事選
2月22日8時32分配信 スポーツ報知

 任期満了に伴う長崎県知事選が21日、投開票され、自民、公明両党が支援した前副知事の中村法道氏(59)が初当選した。一方、民主、社民、国民新の与党3党が推薦した前農水省室長の橋本剛氏(40)は鳩山由紀夫首相、民主党・小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題で逆風にさらされた。また、第三勢力として注目を集めたプロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(52)は、今度は今夏の参院選に出馬する意向を表明した。

 大仁田氏の目に涙はなかった。「長崎はしがらみ、癒着から脱却することはできなかった。負けたことは受け止めますが、私はあきらめません」。深々と頭を下げた。

 17日間の選挙戦では、県庁移転反対、退職金放棄などを掲げ、抜群の知名度から無党派層からの支持を受けた。「どげんか、長崎」と声をからし、県内を奔走した。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査については県民投票で結論を出す方針を示し、九州新幹線西九州ルートの建設には反対を表明。政策面でも独自色を鮮明にしていた。

 プロレスラー時代から何度もどん底に落ちながら、ゾンビのように復活する生命力は健在。「次は参院選で勝負する。このままじゃ終われない」。この日、早くも今夏の参院選に照準を合わせた大仁田氏だが、民主、自民両党とは距離をおいている。選挙前の1月、鳩山首相、小沢幹事長のカネの問題について説明を求めて民主党の長崎県連のパーティーに抗議文を持って押しかけ、門前払いにされた。自民党とは離党の際のゴタゴタで絶縁状態が続いている。

 大仁田氏は「脱官僚」「地域主権」を掲げるみんなの党に興味を示しており、「渡辺喜美代表ら幹部に、政策や参院選の情勢などを詳しく聞いてみたい」と話した。無所属での出馬も視野に入れているというが、政策などで一致すれば電撃合体する可能性がある。大仁田氏は疲れ切った表情で「県民から力をもらった。違う形で貢献したい」と話した。

 ▼長崎県知事選開票結果(選管最終、投票率60.08%)
当316603中村 法道 無新
 222565橋本  剛 無新
  98200大仁田 厚 無新
  30902押渕 礼子 無新
  21291深町 孝郎 無新
   6634山田 正彦 無新
   2889松下 満幸 無新

1179チバQ:2010/02/22(月) 12:20:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100221-00000562-san-pol
民主敗北、小沢氏進退再浮上も “利益誘導”選挙通じず
2月21日22時48分配信 産経新聞

 長崎県知事選と東京都町田市長選で民主党など与党3党が推薦した候補が敗北したことは、小沢一郎民主党幹事長や鳩山由紀夫首相に絡む「政治とカネ」の事件と北海道教職員組合の違法献金事件の「3大資金疑惑」が逆風となって直撃したのは明らかだ。民主党内では「『政治とカネ』で攻められて前向きな政策的な話ができない。このままでは参院選は戦えない」(中堅)との危機感が高まっており、小沢氏の進退問題が再浮上しそうだ。

 鳩山政権が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題で混乱したり、衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐって迷走を重ねていることも民主党への期待感をしぼませ、逆風をはね返せない要因となった。

 21日夜、民主党の石井一選挙対策委員長は同知事選について「結果を厳粛に受け止めて今後の糧(かて)」にするとの談話を発表したが、首相と小沢氏という政権のツートップの問題に及ぶためか「政治とカネ」への言及はなかった。

 だが、与党・社民党の渕上貞雄選対委員長は同日夜の談話で敗因の一つに「『政治とカネ』についての国民の批判に十分応えきれていないこと」を挙げた。「政治とカネ」の問題に対する小沢氏や首相の対応への不満から「小沢支配」にほころびが生じる可能性もある。

 民主党は同知事選で、赤松広隆農水相や原口一博総務相、前原誠司国土交通相らを現地入りさせ、市町村長と面談させるなど政権与党の立場をフル活用した。小沢氏自身も1月17日、党長崎県連のパーティーで「(推薦候補の)橋本剛君を知事に選んでいただければ自主財源となる交付金も皆さんの要望通りできます。高速道路をほしいなら造ることもできます」と“利益誘導”をちらつかせたが、勝利できなかった。

 小沢氏は、「大都市部」を象徴する町田市長選も、「地方」の長崎県知事選とともに重視した。もともと民主党が強い地域でもあるためで、小沢氏は、市長選レベルでは異例の候補者事務所訪問によるてこ入れも図ったが実らなかった。

 これは「政治とカネ」の問題に加え、鳩山政権への有権者の失望も混じっている。平成22年度予算案の編成ではガソリン税などの暫定税率を実質的に存続させる「マニフェスト破り」に踏み切った。首相は野党時代には国の借金頼みを批判していたが、新規国債の発行額も過去最高となった。

 マニフェストの目玉である「子ども手当」の創設法案や「高校授業料無償化」法案の成立もまだだ。子ども手当にはこれまで、23年度からの完全実施を困難視する意見が閣僚や副大臣から出て、首相がその都度否定するなど方針が定まらないことを印象付けている。

 小沢氏は21日、松江市内で記者会見し、参院選のための全国行脚の加速を宣言。参院選の第1次公認候補を3月1日にも決めることも明らかにした。「政治とカネ」をめぐる世論の厳しい反応を薄めたい思惑がありそうだ。

 自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件についても「全国行脚の機会に(有権者から)希望があれば答えていきたい」と述べるにとどめ、国会での説明に応じる考えは示さなかった。

 小沢氏に批判的な中堅議員は「まだ来年度予算案成立前で、地方選でもあるから、すぐには『小沢降ろし』は噴出しないが、党内は『小沢的なるもの』を排除しないと参院選に勝てない、という空気になるだろう」と、いずれ「小沢降ろし」の声が表面化すると予言した。(榊原智)

1180秋田2区:2010/02/22(月) 18:48:44
大仁田がみんなから比例で出たら一位当選も夢ではないかも

1181とはずがたり:2010/02/22(月) 22:20:10
個人的には宮崎みたいに大仁田が大量得票するんじゃないかと心配してましたが,まあ惨敗でそこは見識をみせたのかも。
みんなの党でもどうなんでしょうか?ちょっと時期外したし前回の当選の時もそれ程実績残したように見えなかったし難しいんじゃないでしょうかねぇ?

1182秋田2区:2010/02/22(月) 22:24:43
実績ですね、やっぱり。
うちの選挙区の参員2人も実績と言われれば、正直ピンときません。

1183神奈川一区民:2010/02/22(月) 22:40:58
プロレスファンの自分から言わせて頂くと
、大仁田氏は人間として残念なので、もう
政治に首を突っ込んで欲しくないですね。
神取忍氏の方がましです。

1184チバQ:2010/02/22(月) 22:55:26
>>1180
逃げる票のほうが多い
という賢明な判断をミッチーjrにはしていただきたいもの。

1185二階席:2010/02/22(月) 22:57:22
>>1184

逃げる票は、多そうですね〜。
私も同意見です!

1186チバQ:2010/02/23(火) 00:33:40
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/150.html
■「若さと情熱」届かず 「力不足」橋本さん無念



「期待に応えられず申し訳ない」と述べる橋本剛さん=21日午後9時53分、長崎市築町の選挙事務所
 閉塞(へいそく)感の漂う古里を憂い、農水官僚の職をなげうって知事選に挑んだ橋本剛さん。政権与党の推薦を受け、若さと行動力で県政刷新を訴えたが、その熱意は届かなかった。

 長崎市中央橋の選挙事務所。「与党が応援していたのに…」。うなだれる支援者に向け、橋本さんは「力不足で、多くの皆さんの期待に応えられず申し訳ない」と深々と頭を下げた。

 民主党県連は昨年夏の衆院選で県内四つの小選挙区で全勝し、国会議員は8人に増えた。その勢いで、知事選に初めて独自候補を立てたが、金子原二郎知事の4選不出馬で、多選批判という対抗軸を失った。その上、脱官僚を党是にしながら官僚を擁立したことに疑問の声が上がり、これが後々まで尾を引いた。

 「地域をどうやって元気にするか」。橋本さんは農水省を志望した時からずっと考えてきた。在京本県出身者の集まりに頻繁に顔を出し、熱っぽく古里を語る姿が、国会議員らの目に留まった。古里が農漁業や観光の潜在力を生かしきれないまま、人口流出や経済縮小で疲弊していくのを見過ごせなかった。

 選挙戦では、自民党が支援した副知事の中村法道さんを金子県政の継承者とみなし、「これまでの延長線上では長崎は変わらない」と訴えた。ただ政策面で明確な違いを打ち出せず、タレント候補の大仁田厚さんにも浮動票を奪われる形となった。

 民主党は100人を超える国会議員を応援に送り込んだ。予算を握る大臣や党幹部が、国と県のつながりを強調する一方、自民党寄りの業界団体の切り崩しを図った。だが「政治とカネ」の問題が取りざたされ、政権交代時の追い風はとうにやんでいた。

 当初は幅広い支持を集めようと、党や労組色を薄める作戦だったが、組織づくりが間に合わず、結局は従来の枠組みに頼らざるを得なかった。その民主党さえ地方議員は少なく、運動は頭打ち。ある民主党県議は「まだ声をかけていない人がたくさんいる」と天をあおぎ、労組幹部は「民主党は自分たちの支持者なら『橋本』と書いてくれると勘違いしている」とぼやいた。

 連合長崎も県職員組合が自主投票になり、足並みが乱れた。終盤追い込んだが、知名度のない橋本さんを浸透させるには、あまりにも時間が足りなかった。

 「新知事が県民のために改革を実現されるよう期待する」。橋本さんは自分の思いを託すように語った。



2010年2月22日長崎新聞掲載

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/151.html
■大仁田さん肩落とす



敗戦の弁を述べる大仁田厚さん=21日午後9時17分、長崎市宝町の選挙事務所
 高い知名度を生かし全国に長崎をPRする「宣伝マンになる」と訴えた大仁田厚さん(52)。落選の一報が入ると、長崎市宝町の選挙事務所で「長崎を変えたいという気持ちが届かなかった」と肩を落とした。

 政党や組織などの支援を受けず、商店街や中小企業などを回る草の根選挙を徹底。知名度があるだけに各地で有権者から握手や記念撮影を求められ反応は上々だった。一方、元プロレスラーやタレントとしての印象も強く、陣営幹部は「つくられたイメージをぬぐい去るのに苦労した。準備期間も足りなかった」と悔やんだ。

 知事選出馬のため東京都で住居にしていたビルや乗用車を売って選挙資金をつくり、背水の陣で臨んだ。大仁田さんは今後の政治活動について「夏の参院選と次の知事選を視野に入れている。あきらめない」と話した。



2010年2月22日長崎新聞掲載

1187チバQ:2010/02/23(火) 00:34:54
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/145.html
■解説/危機感バネに自民結束 民主、地方の脆弱さ露呈

 事実上の与野党対決で自民、公明両党が支援した中村法道氏が民主党など与党3党推薦の橋本剛氏を破ったことは、昨夏の衆院選で県内小選挙区を全勝した民主党県連の勢いが止まったことを意味している。

 確かに鳩山由紀夫首相、小沢一郎党幹事長の政治とカネの問題をめぐる党への逆風、大仁田厚氏ら候補者乱立に伴う金子県政批判票の分散など、橋本氏や民主党にとって不運は重なった。しかし党県連の候補者選考過程が支持基盤である労働組合の関係者に反発を招いたことも大きかった。

 候補者は県議団からげたを預けられた国会議員8人が決めた。しかし協議は非公開の上、選考基準も分かりづらく「密室協議」と批判を浴びた。しかも「脱官僚」を掲げ衆院選に勝利したにもかかわらず選んだのは農水省の官僚だった。こうした姿勢が労組の運動を鈍らせ、結果的に有権者への支持を広げられなかった感は否めない。

 橋本氏らは選挙戦で金子原二郎知事が進めた3期12年の県政を批判し刷新を訴えた。しかし具体的にどの政策をどのように変えるのか有権者に具体的に示したとは言えなかった。

 中村氏は従来から二つのグループに分かれ主導権争いを演じていた自民党県議団が危機感をバネにまとまって支援したのが大きかった。しかし当初「県民党」を掲げながら告示後は自民党国会議員が連日応援に入るなど、日がたつにつれ自民党色が濃くなった。今後の民主党政権との関係で難しいかじ取りを迫られそうだ。

 夏には参院選が実施される。民主党県連は地方組織の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈した。一方の自民党県連も候補者選考で一枚岩になれるか不透明で成り行きが注目される。(報道部・西村伸明)



2010年2月22日長崎新聞掲載

1188チバQ:2010/02/23(火) 00:35:52
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/144.html
■新知事に自公支援の中村氏 与党推薦橋本氏に大差



初当選を果たし万歳する中村法道氏(中央)=21日午後8時46分、長崎市元船町の選挙事務所
 任期満了に伴う第17回知事選は21日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で自民、公明両党が支援した前副知事、中村法道氏(59)が約31万6千票を獲得し、無所属新人で与党3党が推薦した前農水省改革推進室長、橋本剛氏(40)=民主、社民、国民新推薦=ら6人を破り、初当選した。次点の橋本氏に約9万4千票差をつけた。事実上の与野党対決で民主党推薦候補が敗れたことで「政治とカネ」の問題で揺れる鳩山由紀夫首相の政権運営や、今夏の参院選にも影響を与えそうだ。

 知事選では、3期12年務めた金子原二郎知事が昨年11月、4選不出馬を表明。政権与党となった民主党が初めて独自候補を擁立するなど過去最多の無所属新人7人が立候補した。民主党政権への逆風の中、昨夏の衆院選で県内四つの小選挙区で全勝した民主党県連の勢いが持続しているかが焦点だった。

 中村氏は経済団体幹部などでつくる「新知事をつくる県民の会」の要請を受け昨年12月に立候補を表明した。農林部長や総務部長、副知事を歴任した37年間の県庁での行政経験を訴え即戦力を強調。県農政連や県庁OB、自民、公明両党議員、金子知事の後援会などが中心に戦った。自民党の小泉進次郎衆院議員らも応援に駆け付け、政権に不満を持つ無党派層の支持も得た。

 橋本氏は昨年11月、民主党県連の要請で立候補を表明。若さを前面に打ち出し、金子県政の刷新を掲げた。選挙戦では赤松広隆農相ら閣僚や民主党国会議員が連日応援に入り政権与党とのパイプをアピール。しかし知名度不足に加え鳩山首相や小沢一郎党幹事長の政治とカネの問題など党への逆風も影響。終盤に入り連合長崎を中心とする労働組合もてこ入れを図り追い込みをかけたが及ばなかった。

 元参院議員の大仁田厚氏(52)は高い知名度を生かし「長崎の宣伝マンになる」、前県議の押渕礼子氏(71)は唯一の女性候補を強調し「初の女性知事の誕生」、前共産党県委員会委員長の深町孝郎氏(67)=共産党推薦=は九州新幹線長崎ルートの中止など「大型事業中心の県政を転換する」とそれぞれ訴えたが、二大政党の戦いの中で票は伸び悩んだ。

 元会社員の松下満幸氏(62)、会社役員の山田正彦氏(44)も浸透しなかった。

 当日有権者数は117万4280人(男53万9161、女63万5119)。投票率は60・08%(男59・66、女60・43)で、前回の52・27%を7・81ポイント上回った。

経済・雇用対策に力/中村法道氏の話

 多くの県民の支援をいただき、ありがたい半面、身が引き締まる思い。各地で数多くの声が上がった経済・雇用対策に取り組みたい。市町村や関係諸団体との連携を深め、県民の目線に立ち全身全霊をもって公平公正な県政の実現を目指していく。

 【中村氏の略歴】(元)県副知事、総務部長、農林部長、対馬支庁長、総務部秘書課長、県立病院課長▽長崎大経済学部卒、長崎市鳴見台2丁目(1)



知事選開票結果 (選管最終)

当316,603 中村法道(なかむら・ほうどう)無新
 222,565 橋本 剛(はしもと・つよし)無新
  98,200 大仁田厚(おおにた・あつし)無新
  30,902 押渕礼子(おしぶち・れいこ)無新
  21,291 深町孝郎(ふかまち・たかお)無新
  6,634 山田正彦(やまだま・さひこ)無新
  2,889 松下満幸(まつした・みつゆき)無新



2010年2月22日長崎新聞掲載

1189チバQ:2010/02/23(火) 00:44:09
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100222ddlk40010240000c.html
選挙:行橋市長選 市政変革か継続か 新人・田中氏、現職・八並氏−−告示 /福岡
 ◇3度目の戦い
 任期満了に伴う行橋市長選は21日告示され▽貿易会社社長で新人の田中純氏(63)▽民主、公明、社民、国民新各党の推薦を受けて3選を目指す現職の八並康一氏(70)−−の無所属2人が立候補を届け出た。田中氏は「市役所を変えよう」と市政変革を、八並氏は「行革で蓄えた財政力を形にする時」と市政継続を訴える。【降旗英峰】

 2人は一騎打ちだった前回と三つどもえだった前々回も市長の座を争った因縁の顔合わせ。田中氏は88年以来7回連続の挑戦。八並氏は自民市支部の推薦も受けている。主な争点は財政難の中での経済対策と、不祥事続き(07年=収賄▽08年=公金着服▽09年=飲酒運転−いずれも懲戒免職)の市役所再生だ。

 田中氏は同市西宮市の福岡みやこ農協ホールで出陣式に臨み「現市政で駅前交番設置は8年進まなかった。やる気がない。行政を市民の手に取り戻そう」と支持を呼びかけた。市議会の城戸好光議長や行橋商議所の宮西健司会頭が激励に立ち、若手飲食店主ら有志で作る行橋青年維新隊が「行橋を変えるぞ」と気勢を上げた。政党や組織に頼らぬ草の根戦術で浸透を図る。

 八並氏は同市西宮市の選挙事務所前で出陣式。「職員削減など行革を断行し、建設事業確保に努めてきた。東九州道工事も始まり、もっと住み良い街になる。もう1期仕事がしたい」と訴えた。民主党の城井崇議員(衆院福岡10区)、国民新党の自見庄三郎幹事長らがあいさつ。他の京築6市町長や地元・近隣選出の県議、市町議らが応援に駆けつけ、組織力を見せつけた。

 投票は28日午前7時〜午後8時、市内16カ所で。同9時10分から同市今井の市民体育館で開票される。期日前投票は22〜27日午前8時半〜午後8時、市役所5階会議室で。20日現在の有権者数は5万8279人(男2万7270人、女3万1009人)。

==============

 ◇立候補者(届け出順)
田中純(たなか・じゅん) 63 無新

 貿易会社社長[歴]在ブラジル日本大使館一等書記官、旧大蔵省関東財務局上席調査官▽京大

八並康一(やつなみ・こういち) 70 無現(2)

 行橋京都防犯協会会長[歴]県高齢化対策課企画監、京築福祉事務所長、市助役▽熊大=[民][公][社][国]

〔京築版〕

1190名無しさん:2010/02/23(火) 01:15:45
なんか、やっちゃダメな分析方法だなぁ↓

【速報】長崎県知事選・町田市長選の分析(暫定→詳細)
http://nihon-jyoho-bunseki.seesaa.net/article/141845146.html

1191 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/23(火) 22:36:08
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku12/01.html
与野党対決の波紋 中村新知事誕生(上)

 事実上の与野党対決となった知事選は自民、公明両党の支援を受けた前副知事、中村法道(59)が
民主など与党3党が推薦した前農水省改革推進室長、橋本剛(40)を大差で破った。「民主王国」となった
本県での党推薦候補の惨敗は「政治とカネ」の問題で揺れる政権に衝撃を与えた。初の独自候補を擁立
した民主党県連の誤算と今後の県内政局の行方を探った。

連勝で民主に“おごり”  国会議員への不満噴出

 21日午後9時半すぎ。あっけなく敗北が決まり、重苦しい空気が漂う長崎市の橋本の選挙事務所に
参院議員の西岡武夫が現れた。西岡は敗戦の弁を終えた橋本と握手を交わし「申し訳ない」と伝えた。
マスコミに囲まれた西岡は「県民は現在の県政の実態をよく知らない。それを分かってもらう努力をしないと」。
しかし橋本を支持した市議の一人は「戦犯は西岡を含む国会議員だ」と吐き捨てた。

 民主党県連は2007年の参院選、昨年の衆院選と勝ち続け県内の衆参全選挙区の議席を独占した。
念願の政権交代も果たし、自民党を支援した知事の金子原二郎を不出馬に追い込んだ。「普段の選挙運動
をすれば知事選も負けるはずがない」。関係者の自信はいつしか過信に変わっていた。

 そこに大きな落とし穴が待っていた。8人の国会議員は、参院議員の大久保潔重の友人で西岡が強く
推した農水省官僚の橋本を知事候補に決定。しかし橋本は県議にさえ面識がなかった。国会議員が候補者
を決め、選挙運動の主力となる労働組合に降ろす手法は反発を招いた。ある労組幹部は「気持ち良く
乗れないところからスタートした。率直に『誰それ?』という感じだ」と振り返る。

 そこに鳩山由紀夫首相や小沢一郎党幹事長の政治とカネをめぐる問題が直撃。肝心の国会議員の動きも
鈍く、西岡が応援演説に入ったのは選挙終盤の数日だった。労組と風頼りの選挙を繰り返してきた県連に
この逆風を乗り切るすべはなかった。マスコミ各社が橋本の苦戦を伝えると、県議や労組から、たまっていた
国会議員への不満が一気に噴き出した。

 投票まであと4日に迫った17日夜。大村市内のホテルに国会議員6人と県議6人が急きょ集まった。
大久保が「総合選対に元気がない」と発言したが、その評論家のような口ぶりに県議の高比良末男が
食ってかかった。「そういう前にあんたが自分のところ(地元の諫早市)に張り付け」

 その2日後の19日。三菱重工労組長船支部が長崎市で開いた総決起集会。委員長の原田敏春は県連
代表の高木義明を前に声を張り上げた。「こちらの国会議員は8人だ。相手は復活当選の2人だ。なんで
こんな(苦戦を強いられる)状況なのか」

 橋本の得票は約22万2千票にとどまり、昨年夏の衆院選県内4選挙区(約42万7千票)のおよそ半分に
とどまった。23市町のうち中村に得票で上回ったのは三菱重工労組が強い長崎市と西彼長与町だけ。
労組関係者は自戒を込めてつぶやく。「急に組織が大きくなりみんな指示待ち、人任せになった。政権交代
して国会議員も県議も労働組合もおごりがあった」(文中敬称略)

2010年2月23日長崎新聞掲載

1192 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 00:09:41
> 小沢氏は参院選に向け、地方や組織、団体の陳情を党幹事長室に一本化するシステムを構築してきた。
> 長崎県知事選はこのシステムの最初のテストケース。小沢氏側近の細野豪志組織・企業団体委員長を
> はじめ、現地入りした副幹事長らも街頭演説より組織、団体回りを優先した。副幹事長の一人は「陳情を
> 受け付ける出前」と表現し、与党の利益誘導を前面に出す戦術だったことを明かす。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100223ddm002010093000c.html
選挙:長崎県知事選 「敗因」認めても、「政治とカネ」首相策なし
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR 政治>

 与党推薦候補が惨敗した21日の長崎県知事選は、昨夏の衆院選で政権交代をもたらした民意の
「民主党離れ」を浮き彫りにした。鳩山由紀夫首相は敗因の一つとして、首相自身と小沢一郎・民主党
幹事長の「政治とカネ」の問題を強調したが、小沢氏は国会での説明に慎重な構えを崩していない。
偽装献金問題を抱える首相は、小沢氏に国会での説明責任を迫れず、政権浮揚の糸口を見いだせないでいる。

 鳩山首相は22日夜、首相官邸で記者団に対し、長崎県知事選の敗北について「私も含め、必要に応じて
国民の理解を求めていく努力が必要だ」と語り、「政治とカネ」問題で小沢氏に説明責任を果たすよう踏み込んだ。

 県知事選では都市部での民主優位が崩れ、無党派層の民主離れが鮮明になった。県内13市で民主系
候補が得票で上回ったのは長崎市だけ。同じ全県区で構図が同じ07年の参院選で13市の合計得票数を
みると、民主系候補が自民系候補を上回っており、「政治とカネ」に敏感な都市部有権者の投票行動が
選挙戦を直撃した。

 今夏の参院選をにらみ、小沢氏の幹事長続投を認める以上、どこかで政治資金問題に決着をつけなければ
ならない。鳩山首相は18日、小沢氏に電話で「お互いに国民に向かって、もっと説明する努力をしよう」と要請。
首相自身、国会審議で偽装献金事件への釈明を繰り返しており、小沢氏にも国会で説明責任を果たして
ほしいとの本音がのぞく。

 しかし、小沢氏や同氏周辺に衆院政治倫理審査会など国会での説明に応じる気配はない。小沢氏は
22日の記者会見で「検察の強制捜査の対象になり、結果として不正な事実はないことが明らかになった」と
強調。説明責任についても「全国をこれからも回っていきたいと思うので、疑問があれば答えていく」と述べる
にとどめた。

 鳩山首相は敗因を認識しながらも、下落し続ける内閣支持率の浮揚策を打ち出せないでいる。首相周辺は
「10年度予算審議も順調に進んでおり、政策でミスをした認識はない。政治とカネしか敗因は考えられない」
と解説。一方で「それでも小沢さんは辞めないだろう」と無力感さえ漂う。【坂口裕彦】

 ◇「小沢神話」崩壊の兆し
 長崎県知事選での与党推薦候補の敗北で、民主党内では小沢幹事長の求心力を支えてきた「選挙に強い
小沢神話」が崩れる兆しが見えている。参院選に向け幹事長辞任論が党内で再燃しそうだ。

 小沢氏は参院選に向け、地方や組織、団体の陳情を党幹事長室に一本化するシステムを構築してきた。
政権与党の利点を生かし、党主導で効率的に得票につなげる狙いだ。

 長崎県知事選はこのシステムの最初のテストケース。小沢氏側近の細野豪志組織・企業団体委員長を
はじめ、現地入りした副幹事長らも街頭演説より組織、団体回りを優先した。副幹事長の一人は「陳情を
受け付ける出前」と表現し、与党の利益誘導を前面に出す戦術だったことを明かす。だが、組織重視の
小沢戦術を忠実に実行したにもかかわらず、現地入りした党幹部は「結局、農協、漁協を自民党から
はがすことができなかった」と認め、危機感を募らせる。

 小沢氏は22日の会見で「個々の議員が草の根の活動を続け、どのような状況でも有権者の支持を
得られる党にならなければいけない」と所属議員の活動不足を敗因の一つにあげた。しかし、今夏改選を
迎える参院議員は「特に小沢氏の問題が効いて票が掘り起こせない。今後は小沢氏に引いてもらいたいと
いう期待が高まる」と語った。【須藤孝】

毎日新聞 2010年2月23日 東京朝刊

1193 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 12:10:04
>>1191
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku12/02.html
与野党対決の波紋 中村新知事誕生(中)

しがらみ、ねじれ懸念の声  内憂外患 抱えた船出

 拍手は鳴りやまなかった。23日朝、自民党県議の議員総会。知事選で大勝した前副知事の中村法道
(59)が議員控室にあいさつに訪れると、議員会長の馬込彰は「今、全国で最も注目されている知事」と
もてはやした。だが中村に付き添った陣営幹部は、23人の県議を前に「これからが大変だ」と表情は
さえなかった。

 「県民党」を掲げた中村。戦いの内幕は全く違ったものだった。

 自民党は表向き「あくまで支援団体の一つ」(北村誠吾県連会長)を貫いた。だが「新知事をつくる県民の会」
の支部は、党支部がそのまま衣替えした地域もあり、演説会の動員や電話作戦は議員が担った。選挙戦
後半には、民主党の国会議員大量投入作戦に対抗するように九州の自民党国会議員の秘書が連日、本県
入りした。

 知事の金子原二郎の後援会もフル稼働。中村は「フリーハンドで県政を進める」と演説で語ったが「自民
候補」と金子県政の「継承」との見方がこれからも付きまとう。

 「これだけやれば、そりゃ勝つさ。最初から分かっていた」。自民党県連幹事長の田中愛国は今、こう豪語する。

 早々と当選が決まった21日夜の県連。県議らが集まり、祝宴は遅くまで続いた。政調会長の小林克敏は
こう笑い飛ばした。

 「皆さんにお願いしておきます。これからはくれぐれも『おい、こら、中村』なんて呼び捨てにしないように」

 「それはあなただろう」とつっこみを入れた田中も「箔(はく)を付けてやらないといけないな。ラッキーボーイ。
長崎の今太閤(たいこう)だ」と悦に入った。

 中村を支援した県庁OBの一人は「しばらくは自民の好きなようにやられる。みこしに乗ったのだから
しょうがないが…」とぼやく。強固な後援会組織を持ち、県議にも影響力があった金子に比べ、中村は
「政治家としては未知数」とこのOBは言う。

 橋本剛(40)を推薦した民主党の県連幹事長で県議の渡辺敏勝は、こう見立てる。金子の重しが外れた
とたん「権力」の綱引きをする自民党県議団の2グループの中で「リーダーシップを取るのは難しいだろう」と。

 憂いは内ばかりではない。23日は国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門問題で、赤松広隆
農相が開門もあり得るとの考えを示し、県庁内に「早速、民主党の政治的嫌がらせか」と波紋を広げた。

 自民党県議の八江利春は知事就任前でのタイミングに「言語道断。知事選で惨敗した腹いせだ」と憤る。
そして「中村に対してはこれからも政権からの圧力が続くだろう」とみる。

 「しがらみ」や「ねじれ」という内憂外患の中で3月2日にスタートする中村県政。県庁OBは「これから
いろんな荒波が押し寄せてくる。三角波も来るかもしれない」と話す。(文中敬称略)

2010年2月24日長崎新聞掲載

1194 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 12:14:39
この空気は本当なのだろうか? 事実だとしたら、参院選は相当厳しい。
> すでに世の中には「また変えろ」という空気が広がっていることに気付かなかったのだろうか。

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/155.html
■知事選記者座談会/民主への逆風流れを決める 知名度不足で盛り上がらず

 21日に投開票された知事選は、前副知事の中村法道氏(59)が初当選を果たした。12年ぶりに誕生する
県政の新たなリーダーを目指し、過去最多の新人7人が立候補した選挙戦を記者が座談会で振り返った。
(以下、文中敬称略)

 −投票率は60%を超えたが、選挙は盛り上がったか。

 A 事実上の与野党対決でタレントも立候補して話題性はあったが、盛り上がりは感じなかった。

 B 最大の原因は超短期決戦だった上、大仁田を除く候補者の知名度不足が解消されなかったのが原因
ではないか。たった数カ月で、離島を抱える本県を回り、地域の課題を熟知し、それに有効な政策を
打ち出せるわけがない。候補者の十分な情報がないまま有権者は選択を迫られることになった。

 −争点は何だったか。

 B 金子県政の継続か刷新かに尽きるのでは。

 A ただ、自民党系と民主党系の候補者の主張に大きな違いはなかった。4大事業(新幹線、国営諫早湾
干拓の開門調査、石木ダム、県庁舎移転)への主張の違いも有権者には分かりにくかった。目立った争点は
なかったのではないか。

 −中村の勝因は。

 C 大仁田の出馬で無党派層の票が分散したのは、橋本には痛かった。自民県連幹部も「大仁田さまさま」
とはしゃいでいた。

 A 自民党を推薦した県農政連もよく動いた。民主党本部が大勢の国会議員を送り込んで圧力をかけた
ようだが、動じなかった。自民党県議団も来年の県議選への影響を考えてか珍しくまとまった。

 C 告示前に来県した自民党の小泉進次郎の応援は話題を呼び、無党派対策として効果的だった。
「裏方に徹する」作戦だった自民党が表に出やすくなった。

 D 後継者を指名しなかった金子知事も変装してこっそり中村の街頭演説などを見守っていた。記者に
見つかり「別に…」とか言っていたけど、やっぱり心配だったのだろう。

 −橋本の敗因は。

 A 橋本に近い関係者は「選挙運動をする人の真剣さの違い」を挙げた。「政権交代時の余韻に浸っていた
のでは」という声もあった。すでに世の中には「また変えろ」という空気が広がっていることに気付かなかった
のだろうか。

 B さっきも話が出ていたが、やはり、大仁田に足を引っ張られたのが痛かった。選挙戦最終日の「マイク
納め」の会場が大仁田と重なり、大仁田の演説で橋本の声が聞き取りにくくなったのは、今回の知事選を
象徴しているように見えた。

 C 民主党は自民党よりも地方議員が少なく、人を集めきれない決起集会もあった。国会議員の締め付けも
逆効果になったようだ。

 B 候補者の選考方法も禍根を残したのでは。本来地元で決めるところを決めきれず、国会議員にげたを
預けた。東京の「密室」で選ばれたというイメージは良くない。ある労組幹部は「候補者に親近感がないと
知人に広げようと思わない」と話していた。

 −民主党の「政治とカネ」の問題は影響したか。

 B この問題が浮上し、「民主党は期待外れだ」という空気が広がったようだ。橋本を応援したある市議は
「問題をあちこちで持ち出され、支援をお願いしにくくなった」と嘆いていた。

 C 「政治とカネ」の問題だけでなく、迷走する鳩山政権に失望する声も聞いた。マニフェストを実行できない
民主党に批判的な人も増えているみたいで、そういう人の票も他候補に流れたのではないかな。

 −ほかの候補者の敗因は。

 E どの候補者も与野党対決の構図に埋没した感があった。大仁田は「プロレスラーに政治ができるの?」
という疑問の声を取り除くのに苦労した。演説では学歴や元参院議員の経験を強調したが、浸透せず、結局
知名度頼りになってしまった。

 F 押渕は唯一の女性候補をアピールしたが、集会ではメモを見て話すなど演説に不慣れなことを露呈した
のはまずかった。深町は存在感を出せなかった。

2010年2月23日長崎新聞掲載

1195とはずがたり:2010/02/24(水) 16:20:20
政権交替は自民党的利権配分に嫌気が差した部分もあったとおもうんですけど,小沢側近の特にピン辺りの地方の恫喝は酷いっすね。
問題だとすると政治とカネよりもこっちのほうがより根源的で痛い気もします。

1196名無しさん:2010/02/24(水) 17:25:09
>>1194
というか、国政で変えてみてたいしてうまくいってないものに、あえて県政で変えていく必要を感じなかったというのではないんですかね。
空気の表現なんて難しいですが、「また変えろ」というのは違う気が。
また変えてどうしたいのかわからんし。

1197 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 18:00:51
>>1196
同感です。記者Aさんが、無理矢理、国政の政権交代を結びつけてコメントしているだけのような。
昨年総選挙時の民主党の選挙活動では通用しない、という意味なら同意できるのですが。

>>1195
>>1192で言うテストケースの悪い面ばかりが、目立ってしまったのですかね。
とはいえ、政権与党として、実現性の怪しい総花的なマニフェスト、政策を街頭演説する選挙戦は、
通用しそうもありませんし。

1198チバQ:2010/02/24(水) 22:28:22
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100218ddlk40010334000c.html
検証・市政の課題:行橋市長選を前に/上 不況 /福岡
 ◇“乾いたタオル絞る”行革 「公平」巡り不信感も
 「市役所に火をつけようかと思いましたよ」。行橋市で建設業を営む男性(60代)は声を震わせた。

 ここ10年、公共事業が激減し、数十万円単位の小規模工事で食いつなぐ毎日だ。数年前、火事で自宅を失い、以来、プレハブに住み続けている。国民健康保険税(国保税)支払いが滞り、昨夏にはとうとう市から銀行貯金約40万円のうち30万円を差し押さえられた。

 「民家のブロック塀を積む仕事の代金が振り込まれた直後の差し押さえ。次の仕事が入った時の資金と当て込んでいたのに。以後、仕事らしい仕事はない。今は妻のパート収入が頼り」と男性。窮状を、力なく訴えた。

 市は04年度、06年度まで(その後10年度までに延長)の行政改革計画を策定した。職員削減や滞納税徴収など「乾いたタオルを絞る」(市総合政策課)ような支出カットや歳入確保を進める。税滞納者には04年度から法措置も辞さず、今年2月中旬までに計3138件(総額1億6909万円分)を差し押さえた。

 徴収される側からすれば過酷な措置だが、背景には厳しい財政事情がある。00年度、国から市への地方交付税は一般会計の26%にあたる65億円にのぼり、建設事業には72億円が充てられた。しかし以後、国は交付税を削減。08年度は41億円で、建設事業も25億円に減った。

 市納税対策課、森渕幸二課長は「厳しいからこそ公平さと歳入確保を図るための法的措置が必要だ」と語るが、男性は「年金も払ってないから受給できん。憲法が保障する最低限の生活が脅かされている。70、80まで生きられるんじゃろうか」。市が強調する「公平」に不信感を募らせる。

 一方、行橋は、日産自動車九州工場(苅田町)、トヨタ自動車九州(宮若市)、ダイハツ九州(大分県中津市)の中間に位置しているとあって下請け企業が並ぶ。基幹産業ともいえるが、一昨年秋の“リーマンショック”から依然立ち直れずにいる。

 「どん底は抜けたが、操業は今も生産能力の半分程度」。地元の自動車部品工場の係長はこう言って肩を落とした。リーマンショック後、受注が落ち込み、13人いた従業員は一時6人に。現在、22人にまで回復したが「いまだ黒字転換の見通しはたたない」と係長。40人体制にし雇用拡大に貢献するのが目標だが、道のりは険しい。

  ◇  ◇

 任期満了に伴う行橋市長選は21日告示、28日投開票される。市町村合併が相次ぐ中、みやこ、築上両町(当時は勝山など旧5町)との合併協議は不調に終わり、単独行政を続ける。長引く不況は産業界を直撃。ハローワーク行橋の有効求人倍率は、県北部最低の0・31(09年12月)を推移している。ただ、14年3月までに待望の東九州道行橋インターが開通するなど経済的好機も迎える。市政の課題を追った。【降旗英峰】

〔京築版〕

1199チバQ:2010/02/24(水) 22:28:51
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100219ddlk40010422000c.html
検証・市政の課題:行橋市長選を前に/中 東九州道 /福岡
 ◇開通への期待と課題交錯、中心街へ客いざなえるか
 行橋市吉国の東九州道行橋インター予定地で今月2日、苅田町上片島−同インター間の起工を祝う安全祈願祭があった。これで東九州道の苅田〜行橋間は13年度開通が具体化した。

 同区間は基本計画が決まって18年。この間、旧道路公団の民営化で新規路線の凍結論が一時浮上、今も無料化への取り組みで建設財源に一抹の不安が残る。「民営化だ、無料化だ、と言う前に、まず東九州道を造ってくれ」。市の井上義孝・都市整備部長の本音だ。「開通すれば農水産物を早く出荷できる。観光客も来る。企業誘致も期待でき、インター付近に工業団地を造る構想もある」

   ◇   ◇

 インター予定地から東へ約2キロの市中心部は行橋駅東に七つの商店街が並ぶが、郊外店進出で、226店中51店が空き店舗(06年現在)。中町と西町両商店街(計約20店)は08年から夏に風鈴祭りを開く。風鈴と打ち水、そうめん流しで客を呼ぼうとの狙いだ。

 企画者の一人で創業約120年の和菓子店5代目、大村重彦さん(43)も「行橋パーキングエリアに商品を置ければ、アンテナショップになる」と東九州道に期待する。同時に「しかしお客には“あの”渋滞を越えてもらわなくちゃならない。広い駐車場もない」と課題も実感する。

 市内は国道201号と、それに交差する安川通り(国道496号)で朝夕中心に渋滞が頻発するが、201号バイパス(4・5キロ)や安川通り延伸(895メートル)はこれから本格整備する段階。中心街は道幅が狭く、大村さんの店の前も一方通行。郊外店のような広い無料駐車場はない。

 市商工水産課は「開通すれば、北九州市や福岡市に顧客を吸い上げられる恐れもある。商店主やNPOが2〜3月にひな祭り、4月に昭和の日イベントなど催事を開いており、タッグを組んで集客を図りたい」と話すが、東九州道利用者を中心街へいざなう具体策はまだ見えていない。

〔京築版〕

1200チバQ:2010/02/24(水) 22:29:20
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100220ddlk40010402000c.html
検証・市政の課題:行橋市長選を前に/下 漁業 /福岡
 ◇後継者育成が急務 高齢化顕著 「所得補償の検討を」
 20〜30代2人▽40〜50代11人▽60代14人▽70代以上101人。行橋市最大の漁港、蓑島の年齢別漁業者数だ。60代以下が束になっても70代以上の4分の1。極端な高齢化だ。若手の1人、中山勲さん(36)は憂う。「70代が引退したら魚を取る人がいなくなっちまう」

 かつて蓑島の海はシャコ、カニ、ハモと魚種豊富な好漁場で、干潟のアサリも安定した収入源だった。85年の漁業センサスで漁業者は286人。10〜40代は152人いた。ベテラン漁師の記憶では、このころから漁獲量が落ち、漁業者も減って高齢化が進んだ。今、シャコやアサリはほとんど取れない。

 中山さんはサラリーマン家庭に育って漁師になった珍しい存在。「水産高校卒業後、先輩漁師の手伝いをして仕事を覚えた。後継者を育てて昔の活気を取り戻したい」と願う。

 蓑島は今、養殖カキに活路を見いだし「豊前海一粒かき」のブランド名で売り出している。市も80年代後半から、放流事業に力を入れて漁獲維持を図り、毎秋のカキ発売に合わせて産業祭を開き、宣伝に努める。

 そのカキも安泰ではない。近年は台風被災やノロウイルスの風評被害があった。働き盛りの中山さんでさえ、台所事情を「食ってはいける」と表現する状態。市長選に立候補を予定する現職の八並康一(70)、新人の田中純(63)の両氏はマニフェストで漁業にほとんど触れず、八並氏が「漁港整備等を進め、漁業経営安定に努める」とした程度。後継者問題への言及はない。

 中山さんは「昨夏の衆院選でも、民主党が農家の所得補償を公約に掲げたが、水産業はあまり議論されなかった。漁業も、せめて若手が一人前になるまでの所得補償は検討してほしい」と話す。

 両候補が掲げる道の駅建設には期待を寄せる。「道の駅では農産物以上に魚介類が人を呼ぶ。海の見える場所に道の駅ができれば買い物客で活気が出る。漁業体験会を開けば後継者作りにつながるかも」。だが「道の駅は商店街の客を奪ってしまうかもしれない」と市の光沖和朗・商工水産課長は頭を悩ます。

 山積する課題。市長選での積極論争が期待される。【降旗英峰】

1201名無しさん:2010/02/24(水) 22:30:19
野党時代の民主党が地方選で国政の対立軸を出しても通用しなかったのと
攻守が変わっただけで、基本的には同じことだ

やはり、県政の課題に対して自公系候補と違いを出せなかったこと、
政府の方針とのねじれがあったことが主たる敗因で、政治とカネの問題は
運動員のモチベーションには障ったのだろうが、これで県民の心が動かされたとは思えない

知事選では、民主党は無理に候補出してもっとひどい負けっぷりを晒すことも
多々あるわけで、負けは負けだけどまあこんなもんなのかなあという感想

とりあえず、「政治とカネ」を主因に挙げるような手合いにはクエスチョンマークをつけたいね

1202チバQ:2010/02/24(水) 22:38:28
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100223ddlk42010605000c.html
序章’10参院選:知事選を終えて/上 各政党、戦略練り直しへ /長崎
 ◇金子氏を待望、声強く
 21日投開票された知事選は、自民支援の中村法道氏(59)が、民主推薦の橋本剛氏(40)に10万票近い差を付けて圧勝した。選挙結果は「息を吹き返した自民、勢いが衰えた民主」を印象付けたが、この流れは進むのか、元に戻るのか。夏の参院選に向け、各政党は戦略練り直しに動き出した。【阿部義正】

 「いい勝ちっぷりだった」。自民党県連幹部は知事選を振り返り、胸を張った。昨年夏の衆院選では県内4小選挙区で全敗。党勢を回復できないまま知事選に突入した。ところが、「政治とカネ」の“敵失”を見逃さず、一矢を報いた。「これを弾みにしたい」。幹部は5カ月後の参院選に照準を合わせる。

 自民は長崎選挙区で民主公認候補に連敗中。「今度は負けられない」。県連は近く役員会を開き、知事選でストップしていた候補者選びを再開させる。4月下旬に予定される県連大会までに候補を擁立したい意向だ。

 しかし、先の衆院選と比べると、知事選で自民の票が伸びたということはなく、「政治とカネ」の問題が何らかの形で収束すれば、「風」は再び民主に吹きかねない。参院選では「勝てる候補者選び」は自民喫緊の課題だ。

 今のところ、金子原二郎知事を待望する声が強いが、3月1日に退任する金子氏は昨年12月の定例記者会見で「出るはずがない」と否定。ただ、自民関係者は「これだけの実績と人脈があり、大本命だ」とあきらめていない。また、自民県議の加藤寛治氏(63)の名前も上がっている。

 参院選では、再選を目指す民主現職の犬塚直史参院議員(55)▽共産新人の渕瀬栄子氏(53)▽幸福実現新人の山田聖人氏(43)が、名乗りを上げている。また、知事選で落選した大仁田厚氏(52)も21日に「もう一度勝負したい」と参院選出馬を検討していることを明らかにしている。


http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100224ddlk42010481000c.html
序章’10参院選:知事選を終えて/下 民主「風頼み」変わらず /長崎
 ◇共産「2大政党」に埋没
 「政権交代は幻想だった。8人も国会議員がいて『負ける』とは考えなかった。民主党がのぼせていると、有権者にお灸(きゅう)を据えられたとしか思えない」

 民主党が知事選に初めて擁立した独自候補、橋本剛氏(40)が大敗した21日夜。犬塚直史参院議員(55)は長崎市内の選挙事務所で険しい表情で語った。「政治とカネ」の問題による「逆風」を次に浴びる恐れが高いのは、今夏の参院選に出る犬塚氏自身だからだ。

 政権交代から5カ月。西岡武夫参院議運委員長、山田正彦副農相らが公務に忙殺されたこともあり、知事選候補を擁立した当の国会議員団が選挙戦に力を注げなかった。後援会などの組織作りは橋本氏にほぼ丸投げ。労組からは「国会議員は何をやってるんだ」という嘆き節が終盤まで聞かれた。犬塚氏も「気の緩みがあった」と率直に認める。

 高木義明・県連代表(64)が期待した「与党パワー」も不発に終わった。閣僚が次々と応援に入り、農協や商工会議所などに橋本氏支援を求めたが、自民党の地盤を覆すに至らなかった。高木氏は「まだ5カ月だし従来の関係は崩せなかった」と力不足を認めた。

 全県での総力戦となる知事選では「手足」となる地方議員が鍵を握るが、県議は自民党23人に対し民主・社民系は13人。市町議は圧倒的に少ない。橋本氏が中村法道氏(59)の得票を上回った市町が、出身地の長崎市と長与町のみだったことは、「風頼み」の体質が依然変わっていないことも示しただろう。

 民主県連の渡辺敏勝幹事長(62)は「足腰が弱い。自民党政権は何十年も続いたのだから当然だが、民主党も体制を強くしなければ」。だが、政権交代の余勢を駆って知事のポストを獲得し、来年の統一地方選につなげるもくろみは崩れた。

 犬塚氏は自らに言い聞かせるように語った。「初心に戻って、挑戦者のつもりで地道にやるしかない」

 共産党も今回の知事選では、惨たんたる有り様となった。擁立した深町孝郎氏(67)は、民主、自民両党の選挙戦に埋没。共産党の候補としては過去2番目に少ない得票だった。山下満昭・県委員長(57)は「意気消沈することなく、参院選に向け小集会を開くなどして党員を増やし、支持拡大を図りたい」。

 国政選挙だけでなく、地方選でも民主、自民の2大政党の戦いが中心となり、他の政党は衰退していくのか。今回の知事選はさまざまなことを示唆する選挙だった。【錦織祐一、下原知広】

1203 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/25(木) 23:45:42
>>1193
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku12/03.html
与野党対決の波紋 中村新知事誕生(下)

思惑絡み参院選へ  互いに不安抱え再激突

 「初心に戻らないと負けますね」。知事選で民主党などが推薦した橋本剛(40)が敗れた21日夜、長崎市
の選挙事務所で、同党参院議員の犬塚直史は、再選を目指す夏の参院選への影響をマスコミに問われ、
淡々とこう述べた。翌日、国会会期中のため上京したのを聞いた党県連関係者はまゆをひそめた。「有権者
は負けた後も見ている。お礼回りはしないのか」

 県連は橋本とセットで犬塚を売り込む作戦だった。ところが犬塚は昨年末から1月9日まで、テロ対策支援
のためアフガニスタンを視察。初当選時の原動力となった連合長崎の新年交歓会も欠席した。外交防衛分野
で評価を高めたものの、県連や労組からは「選挙の後でいい」「実績があっても難しい話だと売り込めない」
との声を浴びている。

 今後、子ども手当の支給開始など県民が政権交代の“果実”を得れば、県議らは「逆風はやむ」とみるが、
沖縄の普天間飛行場移設問題で「鳩山(首相)が辞めれば厳しい」との見方もくすぶる。結局は「風次第」の
ようだ。

 23日午前、県議会控室であった自民党県議団の議員総会。「踏みとどまったという段階。次の参院選を
勝たなければ、一歩上がったことにはならない」。同党衆院議員の谷川弥一は強調した。

 知事選で支援した中村法道(59)の圧勝で息を吹き返した党県連。この勢いで参院長崎選挙区の議席
奪還をうかがう。これまでに県議で元議長の加藤寛治、同じく県議で県連政調会長の小林克敏らの名前が
浮上。選挙の強さを見込み、知事の金子原二郎の待望論も根強い。しかし、中村を押し出したような一枚岩
となるのは難しい状況だ。

 知事選では、県農政連と島原半島が勝利に向け流れをつくった、とみる向きは多い。JA島原雲仙組合長
でもある加藤の後援会関係者は「国会議員を島原から出すチャンス」と期待を寄せる。県議団で影響力を
増した小林を推す声もある。ただ加藤は「白紙の状態」と言い、小林も「冷静に検討したい」と慎重な言い回し
にとどめる。

 2人は谷川と距離を置く。こうした政治力学を考慮してか、ある県議は「全県を対象とした選挙区で勝てる
のは金子だけ」と断言するが、金子は「現時点では考えていない」とけむに巻く。別の県議は「中村だから
まとまれた。今度はそう簡単ではない」と行く先を案じる。

 一方、連合長崎は既に犬塚を推薦。知事選では傘下の県職員組合が自主投票になったが、幹部は「次は
一枚岩になれる」と鼻息は荒い。準備を急ぐべきとの声もあるが、犬塚側は参院選用ポスターの作製を保留。
関係者は「知事選の悪い印象を引きずりたくない。相手を見極めてからだ」と言う。

 与野党のさまざまな思惑が複雑に絡み合い、参院選へもつれ込んでいく。

(文中敬称略)

(この企画は報道部・西村伸明、後藤敦、豊竹健二が担当しました)

2010年2月25日長崎新聞掲載

1204 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/25(木) 23:48:07
記者Aさんかな、と思ったけど、しっかりと署名記事。

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/ronsetu/10/012.shtml
論 説
石井一議員の選挙演説  有権者への恫喝は許さない

 本県知事選は、自民、公明両党の応援を受けた前副知事、中村法道氏が、民主など与党3党推薦の候補
に大差をつけて当選した。

 今回の選挙は、政権交代後、九州初の知事選であり、「政治とカネ」の問題で民主党に逆風が吹く中で
行われたことから、夏の参院選の行方を占う選挙として全国の注目を集めた。このため選挙戦は、民主、
自民双方の国会議員が続々と本県入りして支持拡大を図るという激しい展開を見せた。

 政党政治である以上、各政党が全力を尽くして有権者に支持を訴えるのは当然のことだ。だが、どんなに
激しい選挙戦であっても、それはあくまで民主主義のルールに基づいたものでなければならない。

 残念ながら今回の選挙戦の過程で、1人の有力政治家に、そうしたルールを忘れた言動がみられた。
その政治家が政権与党の選挙対策委員長という要職にあり、日本の政治に大きな影響力を持つ人物で
あれば、民主主義の根幹を揺るがしかねないその言動を見過ごすことは決してできない。

 問題発言をしたのは、民主党選挙対策委員長の石井一参院議員。石井氏は1月29日の民主党推薦知事
候補の総決起集会で、同候補が落選したケースに言及し、「時代に逆行するような選択を長崎の方がされる
のであれば、民主党政権は長崎に対し、それなりの姿勢を示すべきだろうと私は思います」と述べ、「それが
政治である」と付け加えた。

 本県有権者が民主党候補を知事に当選させなければ、政権党の力を使って県民全体に不利益を与えると
脅した、まぎれもない恫喝(どうかつ)発言である。われわれは、断じてこれを許さない。

 有権者には憲法で保障された投票の自由がある。政党が有権者に対して、特定候補に投票しなかった
場合には報復措置を取ると示唆して脅すのは、この権利を踏みにじる行為だ。民主主義を否定する暴言を
吐いた石井氏の政治家としての資質を問わねばなるまい。

 民主党は知事選で、小沢一郎幹事長が「(民主候補を知事に選べば)高速道路を造ることもできる」と
述べるなど、大臣や党幹部が露骨な利益誘導発言を連発した。それは、かつての自民党の利益誘導政治と
何ら変わらないという点で、国民の政権交代への期待を裏切るものだった。石井氏の発言も利益誘導路線の
延長上にあると考えられるが、有権者への恫喝にまで発展すれば、これはもう、利益誘導とは次元の異なる
悪質な暴言と言うしかない。

 本県有権者の価値観は多様で、支持する政党も、誰に投票するかも、人それぞれだ。それでも、われわれ
は選挙結果を粛々と受け入れ、みんなで尊重していく。それが民主主義だ。これからも、与えられた1票を
大切に行使しながら、この長崎の地で、民主主義を守り、より良い政治を実現すべく地道な努力を続ける
決意である。それが、有権者恫喝発言を行った石井氏に対する、われわれ長崎県民の答えだ。(高橋信雄)

(2010年2月25日長崎新聞掲載)

1205 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/25(木) 23:48:56
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010022500444
県知事選で供応容疑、理事長逮捕=民主落選候補の運動員−長崎県警

 21日投開票の長崎県知事選で、票の取りまとめを依頼し、酒食でもてなしたとして、長崎県警捜査2課
などは25日、公職選挙法違反(供応)容疑で、落選した橋本剛候補者(40)=民主など推薦=の運動員で、
同県雲仙市の医療施設理事長一瀬治子容疑者(60)=同市愛野町甲=ら3人を逮捕した。

 逮捕容疑では、一瀬容疑者らは今月中旬ごろ、同県諫早市内の飲食店で、有権者数人に票の取りまとめ
などを依頼し、その見返りとして1人当たり数千円の酒や料理を提供した疑い。(2010/02/25-12:26)

1206チバQ:2010/02/26(金) 19:14:52
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-26_3953/
争点浮上 ムード沈静 沖縄市長選まで2カ月
3氏、「短期決戦」想定
政治 2010年2月26日 10時05分

(9時間9分前に更新)

 4月25日投開票の沖縄市長選まで25日で2カ月を切った。元県歯科医師会長の喜屋武満氏(62)と市議の江洲真吉氏(60)が出馬を表明。社民、共産、社大、民主の4党は20日、現職の東門美津子氏(67)を擁立する方針を決めた。泡瀬沖合埋め立て事業をめぐる対応や市街地活性化、雇用、福祉の充実が争点化しそうだ。ただ、選挙ムードは高まらず、各陣営とも「短期決戦」をにらみ、活動を活発化させる方針。(中部支社・新崎哲史)

 泡瀬事業を進める東門氏に対し、支持する4党は、方針転換の可能性を含めた政策協定をまとめ、近く提案する予定だ。

 後援会長の普久原朝勇市議は「政策協定がまとまれば、早急に支援体制を組みたい」と話し、早期の協定締結を目指す。東門氏の高い知名度や中心市街地活性化への取り組み、スポーツ施設建設などの政策を挙げ「実績を訴えれば勝機は十分」と自信をのぞかせる。

 市政野党系市議らが推す喜屋武氏は12日に出馬表明し、仲井真弘多知事や自民、公明の関係者が応援に駆けつけた。国際的な医療支援活動に携わった経験をアピールするが、政治経験はない。先の衆院選で分裂した市議の結束や知名度の向上が課題だ。

 選対本部長に就任予定の浜比嘉勇市議は「懇談会は150回行った。路上にも集会にも顔を出す『どぶ板選挙』を徹底したい」と話す。

 昨年10月に出馬の意向を示した江洲氏は所属していた公明を離党し「市民党」の立場で知人、家族、同級生ら支援者が活動を担う。

 通勤者にアピールする朝立ちや企業、団体の訪問を精力的にこなし「市民目線の市政実現」を訴える。

 支援の広がりが課題で、江洲氏は「政策ビラは市内の半分に配布し終えた。困窮する市民の声に応えると訴えたい」と話した。

1207チバQ:2010/02/26(金) 20:21:41
共産出身の首長は何人か居ますが
公明出身の首長って居るんすかね?

1208名無しさん:2010/02/26(金) 20:39:38
>>1207
検索してみました。

>公明党員の市長は過去に誕生していません。
>ありそうでないのです。
>恐らく公明党の独自候補の場合、共産党が先頭に立ち、
>反創価学会で一本化され、追い落としが図られるからではないでしょうか。
>また、特定の地域に当選させるだけの学会員がいないのだと思います。

>投稿日時 - 2009-08-04 04:53:11

http://okwave.jp/qa/q5166728.html

いないということになっていますが、ひそかにいるんじゃないかな?

1209チバQ:2010/02/28(日) 16:07:53
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-28_4010/
石垣市長選きょう投開票
政治 2010年2月28日 09時58分

【石垣】任期満了に伴う石垣市長選は28日投開票される。元市議で新人の中山義隆氏(42)=無所属、自民、公明推薦=、5期目を目指す現職の大浜長照氏(62)=無所属、社民、共産、社大、民主推薦=の両陣営は27日夜、選挙運動を打ち上げた。市政の刷新、継続のほか、2013年3月予定の新石垣空港開港に向けたまちづくりの手法など争点に選挙戦を繰り広げた。

 中山氏は同市美崎町の730交差点で「日本一幸せあふれる石垣市をつくりたい。一人一人の夢と希望をかなえるのが行政の仕事。その役目を中山に任せてほしい」と訴えた。

 大浜氏は同市八島町で「新石垣空港を完成させ、まちづくりの総仕上げに取り組み、お年寄りは島の宝であるということを実現するために5期目に勝利させてほしい」と力を込めた。

 投票は28日午前7時から午後7時(一部は午後6時)まで市内20カ所で行われ、同日午後8時半から市総合体育館で開票する。同11時ごろには大勢が判明する見通し。

1210チバQ:2010/02/28(日) 22:19:01
新人圧勝
たしか石垣が沖縄4区の市長で唯一の反自民だったから、これで全部自公系に


178:02/28(日) 22:11 kEDNcyV0 [sage]
2006年石垣市長選は公明が現職支持だったのが今回新人推薦に変わってごっそり
6000票近く基礎票が移っている。石垣市の人口規模でこれはデカ過ぎる。

1211チバQ:2010/02/28(日) 22:20:44
>>1208
さんくす
もしかして市議あがりとかで居るかと思ったんですが、居ないんですね。

1212名無しさん:2010/02/28(日) 23:02:56
>>1210
中山氏が当確 石垣市長選
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-28_4047/
政治 2010年2月28日 22時07分

(53分前に更新)

 【石垣】任期満了に伴う石垣市長選挙は28日投開票され、新人で元市議の中山義隆氏(42)=無所属、自民、公明推薦=の当選が確実となった。

 午後10時現在、開票率98・97%。中山氏が1万6400票、大浜長照氏=無所属、社民、共産、社大、民主推薦=が1万1400票。

 

>中山義隆氏
>無所属、自民、公明推薦
>1万6400票
>大浜長照氏
>無所属、社民、共産、社大、民主推薦
>1万1400票。

この規模の市で公明ってそんなに支持者いるんですか?
いってこいで1万2千票差もついちゃうって完全に当落握ってると思うんですが。

1213名無しさん:2010/02/28(日) 23:06:49
沖縄は公明が強いとは聞くが、ここまで劇的に効くとはねえ
6000人丸々創価信者というわけではないんだろうけど
いや、自民がこの誘惑を振りきるのは難しいですな(もちろん民主も)

1214名無しさん:2010/02/28(日) 23:18:32
6000という数字はどこから出てきたんでしょうかね
確かに創価の強いところで前回市議選でも3000以上取ってますから力があることは間違いないですが

1215名無しさん:2010/02/28(日) 23:27:59
2006年市議会選挙(公明は2議員が当選)
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/47/00002874.html
1616 大石光英
1545 平良秀之
他に無所属で推薦とかいたのかな。
或いは
二人分足して三千、言って来い(現職がマイナス三千、新人がプラス三千)で六千の差って事かも。

> 178:02/28(日) 22:11 kEDNcyV0 [sage]
そもそもこれってどこなんだろ?2ch?

1216チバQ:2010/03/01(月) 05:40:51
議選の石垣市長選スレなんてのがあったのでそこから。
真偽の程はわかりません。衆院選ではどうだったんですかね?

1217名無しさん:2010/03/01(月) 06:41:41
09年衆院選比例で公明党は石垣市だけで5,901票と荒稼ぎしてます。
自民党が3,366票しか得ていませんから明らかに選挙協力の効果ですが、驚くべき密着ぶりでもあります。
公明党6000票は実勢と比して過大でしょうが、石垣市で公明党の支持変更はかなり影響大だと思います。

1218とはずがたり:2010/03/01(月) 11:17:31
>>1217
すげえ。。
自公の融合進んでますねえ。
市議選で3000って事はこれがコアな票だから総選挙では自民から3000も票がはいったこととですよねぇ?

1219名無しさん:2010/03/01(月) 16:27:17
公明票3000だとすると、仮に公明が現職推薦だと
中山義隆氏
1万6400票→1万3400票
大浜長照氏
1万1400票→1万4400票
となって接戦の末に逆転してた訳ですね。
そう考えると3000ってのはリアルな数字だなぁ。
一方で自民のコアは6000?てことかな。
残り7〜8000が反民主となった浮動票って感じでしょうか。
参院選までにここの部分でどう挽回するかが課題ですかね。

1220チバQ:2010/03/01(月) 19:57:54
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-158453-storytopic-123.html
石垣市長選 中山氏が初当選 大浜氏の5選阻む
2010年3月1日

初当選し、万歳をする中山義隆氏(中央)=28日午後9時50分ごろ、石垣市石垣の選挙事務所
 【石垣】任期満了に伴う石垣市長選挙は28日投開票され、元市議の新人・中山義隆氏(42)=無所属、自民、公明推薦=が1万6421票を獲得、5期目を目指した現職・大浜長照氏(62)=無所属、社民、共産、民主、社大推薦=を5014票差で破り、初当選を果たした。投票率は77・42%で前回の65・88%に比べ11・54ポイント上回った。
 中山氏は「日本一幸せあふれる街、石垣市を必ずつくる。市民一人一人の生活をしっかり支える」と抱負を語った。
 石垣市の当日有権者数は3万6281人(男1万7914人、女1万8367人)。有効投票数2万7828票。無効261票。持ち帰り1票。
 中山義隆氏(なかやま・よしたか) 1967年6月26日生まれ。市登野城出身。近畿大卒。2006年市議初当選、09年11月末辞職。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▽石垣市長選開票結果
当 16421 中山義隆 無新
  11407 大浜長照 無現
(選管最終)

<解説>多選批判、刷新が浸透 中山氏、無党派からも支持
 中山義隆氏の初当選は、多選による市政の停滞感を批判し、行政のスピード感を訴えて自転車で市内を回るなど有権者とじかに触れ合い、若さと行動力をアピールしたことが奏功した。

 国政や県政が自公体制の中、石垣市長選は、公明党と支持母体の創価学会が大浜長照氏を支持する“ねじれ”が続いてきた。今選挙では、中山氏が公明推薦を得て、自公体制が整った。
 出馬表明時には知名度が低かったものの、保育所不足や市役所の接遇など具体例を挙げて現市政の批判を行ったことや、自民党の小泉進次郎衆院議員、丸川珠代参院議員ら若手国会議員を応援に呼ぶなど若者を意識したイメージ戦略で無党派層にも支持を広げた。
 大浜長照氏は、4期16年の実績を訴えたが、多選への批判をぬぐい去ることができず、争点に平和問題を掲げたが、基地のない石垣市では有権者の共感を得ることができなかった。
 中山氏は今後、有権者が期待した若さと行動力で「すぐやる課」の新設など市政改革の迅速な実現が求められる。
 政策に掲げた「平和都市」をぶれることなく貫き、3年後の新石垣空港開港に向けて、経済振興を踏まえたまちづくりへの行政手腕が問われる。
(深沢友紀)

1221チバQ:2010/03/01(月) 19:58:28
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100301-OYS1T00211.htm
石垣市長選、16年ぶり保守系当選
 28日投開票された沖縄県石垣市長選は、新人の前市議・中山義隆氏(42)(無=自民・公明推薦)が、5選を目指した現職・大浜長照氏(62)(無=民主・共産・社民推薦)を破って初当選し、保守系が16年ぶりに市政を奪還した。

 選挙戦は多選の是非と2013年の新石垣空港開港に向けた街づくりなどが主な争点だった。前回まで大浜氏を支援した公明党が、「多選は認めない」として中山氏側に回った。自民党も小泉進次郎衆院議員が現地入りして応援した。大浜氏側は民主党の喜納昌吉参院議員らが支持を訴えたが、及ばなかった。

 中山氏が1万6421票を集め、約5000票差で大勝したことについて、自民党沖縄県連の翁長政俊幹事長は「民主党の勢いの陰りを反映した部分があったのではないか」と分析。一方、民主党県連の新垣安弘幹事長は「公明党の離反と多選批判が響いた。鳩山政権への逆風は影響していないと考えている」と話した。

(2010年3月1日 読売新聞)

1222チバQ:2010/03/02(火) 12:25:09
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100301/plt1003011242002-n2.htm
進次郎さまさま!?石垣市長選でまた野党側勝利
2010.03.01

 民主、また地方選で敗北−。任期満了に伴い28日に投開票された沖縄県石垣市長選で、自民、公明推薦の中山義隆氏(42)が、民主や共産、社民、沖縄社大が推薦した現職、大浜長照氏(62)を破り初当選した。

 中山氏は、多選による市政停滞を訴え、世代交代を前面にアピール。自民党本部からも石原伸晃元政調会長や、国民人気の高い小泉進次郎衆院議員らが異例の応援入りし、若年層を中心に支持を拡大した。

 大浜氏は、4期16年の実績を背景に市政安定の必要性を強調。県選出の与党国会議員の支援も受けたが、多選批判もあり信任を得られなかった。

 1週間前に行われた長崎知事選と東京都町田市長選に続き、与野党対決の構図をまたもや野党側が制した形となったが、民主党の「政治とカネ」問題は、ジワジワと悪影響を広げていると言えそうだ。

1223チバQ:2010/03/04(木) 22:58:54
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100304-OYT1T01096.htm
阿久根市議会が流会、市長は今後も欠席示唆
 鹿児島県阿久根市議会は4日、竹原信一市長が本会議への出席を終日拒否したため、流会となった。


 市長は報道機関が議場にいることを欠席の理由に挙げ、議場内の撮影禁止を要求。認められない場合は欠席を続ける構えを見せている。

 執行部控室や市長室に閉じこもる市長に対し、浜之上大成議長が地方自治法121条に基づく出席要求書を提出。しかし聞き入れず、議会は会議規則に定める午後4時で流会した。

 その後、市議会は全員協議会を開催。浜之上議長は市長から同日午後、報道機関の議場内撮影禁止を求める要求書を受け取ったことを明らかにした。「一部報道機関が市長の許可を得ずに庁舎内を撮影した。これらの報道機関に議場内での撮影を許可しないよう求める。協力され次第、出席する」と記されていたという。議長は「公開の場である議場の撮影を禁止することはできない」と述べた。

 一方、竹原市長は市総務課を通じ、「出席する準備をしていたが、議会側にその環境を作ってもらえなかったことを残念に思う」とコメントした。

 5日も総括質疑を予定しているが、市長が欠席し、開会できない可能性がある。市議会事務局によると、新年度予算案は今月26日に採決の予定。しかし、市長が出席を拒み続ければ、採決前に必要な総括質疑や特別委員会での審議ができず、予算がゼロになる可能性もあるという。

 市長は、障害者の出生を否定するようなブログ記述が報じられた昨年12月以降、一部の報道機関以外の取材を拒否。1月には、市庁舎内での撮影を原則禁止とする内容の文書を報道各社に送っている。

(2010年3月4日22時07分 読売新聞)

1224とはずがたり:2010/03/05(金) 02:17:20

2/2が見付からないんだが。。
竹原のやり方は煽情的で嫌いであるが,朝日新聞の見出しもなかなか煽りはいってますねw

阿久根市長の出席拒否で議会流会に 「報道陣イヤ」(1/2ページ)
http://www.asahi.com/politics/update/0305/SEB201003040051.html
2010年3月5日1時58分

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は4日、議場の傍聴席に報道陣がいることを理由に、市議会定例会本会議の出席を拒否した。市議会側は「市議会は開かれた場」として市長に出席を要請したが、市長は拒否し続け、本会議は同日夕、流会になった。

 この日、開会時刻の午前10時を過ぎても、竹原市長ら執行部が座る本会議場の「ひな壇」は空席が続いた。着席していた議員が騒然となる中、午前10時5分過ぎ、浜之上大成議長が「竹原市長は報道関係者が入室しているので本会議への出席を拒否している」と説明し、休憩に入った。

 市議会は同日から2日間、新年度当初予算案関連の総括質疑となり、7議員が質問を予定。テレビカメラを含め報道関係者ら十数人が取材のため、傍聴席にいた。

 市議会側は議会運営委員会と全員協議会を開いて対応を協議。議運は「開かれた市議会としてマスコミを排除する必要はない」と竹原市長に出席を要請することを決めた。

 浜之上議長らは、午前11時ごろに市長室に戻っていた竹原市長に出席を要請した。しかし、竹原市長は「議会が報道関係の取材を拒否しない限り、出席しない」「市庁舎内での撮影を禁止したにもかかわらず、一部の報道機関が市長の許可を得ずに撮影した。これらの報道機関の議場内での撮影不許可を求める」などと主張を譲らず、市長室などで過ごした。

 議員たちは竹原市長の出席を待ち続けたが、午後になっても対応は変わらなかった。午後4時、浜之上議長が全員協議会で「市長は報道関係者の退席を求めているが、開かれた議会という観点からそれはできない。市長が出席しなかったので今日は会議規則により自然散会にする」と述べて流会に。その後、記者会見した浜之上議長は「市長が出席しないのは残念だ。勇気ある行動(議会出席)を取ってほしい」と話した。

1225チバQ:2010/03/06(土) 11:40:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100305/elc1003051325000-n1.htm
【長崎知事選】農水省職員を続々“投入” 答弁書で判明
2010.3.5 13:21
 長崎県知事選(2月4日告示、同21日投開票)の告示前後に、農林水産省の山田正彦副大臣(衆院長崎3区選出)が農水省職員延べ36人を随行させ4回にわたって長崎県に出張していたことが、5日に閣議決定された政府答弁書で明らかになった。自民党の宮腰光寛氏が質問主意書で「公務員を選挙運動に駆り出した選挙違反の疑いもある」と指摘したことに対する答弁書。同知事選には同省出身の橋本剛氏が民主党推薦で出馬し、落選している。

 答弁書によると、山田氏は1月17日、同22、23の両日、同30日、2月4、5の両日の4回にわたり、シンポジウムや公開討論会などへの参加のため長崎県に出張。この際、延べ36人の農水省職員が随行し、計167万1510円の旅費が支出されていた。

 また、橋本氏が知事選出馬のため農水省を退職した昨年11月16日から知事選投開票日前日の2月20日までの間、長崎県に出張した農水省生産局畜産部と水産庁職員は延べ137人にのぼっている。

 主意書では「選挙運動に入っていた農水省出身の橋本候補の当選を期する目的を隠蔽した集会等に、現役農水省幹部職員らを随行させ、橋本候補を支持し当選させてもらえれば長崎県が有利になるなど利益誘導のため選挙活動を行った」と指摘。答弁書は「それぞれ公務を適正に遂行しており、問題ない」としている。

1226名無しさん:2010/03/06(土) 16:15:11
>>1224
> 2/2が見付からないんだが。。

一部かぶってる(「議員たちは」の行)ようなので更新ミスとかしたのかも。

http://www.asahi.com/politics/update/0305/SEB201003040051_01.html
阿久根市長の出席拒否で議会流会に 「報道陣イヤ」(2/2ページ)

2010年3月5日1時58分

 議員たちは竹原市長の出席を待ち続けたが、午後になっても対応は変わらなかった。午後4時、浜之上議長が全員協議会で「市長は報道関係者の退席を求めているが、開かれた議会という観点からそれはできない。市長が出席しなかったので今日は会議規則により自然散会にする」と述べて流会に。その後、記者会見した浜之上議長は「市長が出席しないのは残念だ。勇気ある行動(議会出席)を取ってほしい」と話した。

 竹原市長は朝日新聞の取材に対し、総務課を通じて「出席する準備をしておりましたが、議会側がその環境を作って頂けなかったことを残念に思っております」と答えた。

1227チバQ:2010/03/06(土) 17:25:47
>>1100
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/156352
山本・添田町長 辞職勧告可決 進退めぐり 町真っ二つ 10期39年の長期政権 リコールの動きも
2010年3月5日 09:25 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 町議会から、辞職勧告決議を突き付けられた福岡県添田町の山本文男町長(84)。だが、決議に法的拘束力はなく、町政刷新派の議員からは、次なる手としてリコール(解職請求)の声も出始めた。対する町長擁護派の一部議員はすでに、続投を求め署名活動を展開中。汚職事件で「町には迷惑をかけていない」と断言した町長の進退をめぐり、町は真っ二つになりかねない状況だ。

 「ひとつの方法としての考えはある」。臨時議会で辞職勧告決議案を提案した松本雄二議員は、閉会後の記者会見でリコール実施の可能性に言及した。

 山本町長は1日、町議会全員協議会などで進退について「町民の意思に従う」と明言。ただ、意思確認の方法は語らず、「町民の声が高まるだろうから集約する」と述べるにとどまった。

 「町民の声」と発言した背景に見え隠れするのが署名活動。緒方裕子議員は、町長が逮捕された2月2日の数日後から、地元を中心に署名を集め始めた。「任期を全うして町民への責任を果たしてと、応援するのが目的」と語る。高瀬知恵子議員も「署名活動を通じて住民の声を町長に届けたい」と強調した。

 こうした動きを刷新派は「応援署名だけが町民の声になってしまうのでは」と強く警戒する。

 そこで浮上したのが、地方自治法上のリコール。だが、リコール投票には有権者の3分の1の署名が必要で、実現は容易でない。刷新派の久保田実生(みしょう)議員も、手段としての有用性を認めながら「先頭に立ってやる人がいるかどうか…」と難しさをにじませた。

 しかし、臨時議会を傍聴した男性(69)は「議会が辞めさせられないなら、住民が署名するなど声を上げないといけない」と主張。リコールを求める声は町民からも出ている。

 10期39年にわたって町政トップのいすに座り続ける山本町長。4日夕、町総務課を通じて「臨時議会のことについてはコメントを差し控えたい」との談話を発表した。県町村会長の辞任は決まったが、その政治的、道義的責任をめぐる町内の混乱は、当面収束しそうもない。

=2010/03/05付 西日本新聞朝刊=

1228チバQ:2010/03/06(土) 17:37:43
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001003050001
阿久根市長、議会ボイコット 怒り、戸惑い
2010年03月06日


午後4時前に議場に現れた竹原市長(左奥手前)と市長派の市議4人=阿久根市議会

 マスコミが議場にいることを理由とした阿久根市の竹原信一市長の「市議会ボイコット」は前日に続き5日も行われた。竹原市長は本会議が終わる直前になって議場に現れたが、議会側はこの日の開催には応じなかった。竹原市長は「議会が要求を受けなかった」と責任転嫁の発言。「議会軽視」「身勝手だ」。議員や市民からは怒りや戸惑いの声が上がった。(周防原孝司、三輪千尋)
 空転が続いた午後3時すぎ、議会事務局に竹原市長側から「本会議に午後3時35分から出席したい」と意思表示があった。それを受けて、市議会議会運営委員会を開催。だが、残りの時間で総括質疑を行うのは無理があるとして10日に開催することを申し合わせ、全員協議会に諮った。
 全協は3時40分ごろに始まった。同じころ執行部が議場に入り、竹原市長も3時50分ごろに自席に着いた。
 全協は最終的に総括質疑の延期を決定。ため息をつきながら議場に荷物を取りに戻った反市長派の議員に、薄ら笑いを浮かべた竹原市長から声が飛んだ。「まだ時間あるよ。ちゃんとやろうよ」
 「バカにするな」。議員からは怒鳴り声が飛んだ。「なぜ朝から来なかったんだ」「2日も待たせておいて」。議員名が書かれた札をたたきつけるように倒して帰っていく議員もいた。
 議場には市長派の議員4人と竹原市長と執行部だけが残った。竹原市長は「文書はちゃんと出した。それに議会が応じてくれれば良かっただけの話だ。議会(の進行)よりもマスコミが重いということだ」と議場で話した。市長派のある議員は「市長は出てきたけど今度は議会が拒否。面白いな」と大声で笑った。
 反市長派の議員は「まったく理解できない」と怒りが収まらない様子。「許せない。市長の資質がまったくない」と話した。
 市長に向けられる市民の目は冷ややかだ。農業の男性(57)は「市長は議員としっかり議論して市民のために取り組んでほしい」と話した。会社員の男性(55)は「何もコメントできないぐらいあきれている」。パートの女性(51)は「マスコミが傍聴席に入ってまずいことでもあるのでしょうか。市長として議会に出席するのは当たり前のことではないでしょうか」と首をかしげた。


●議会の流会後、浜之上大成議長と櫁柑幸雄・議会運営委員長が記者会見した。主なやりとりは次の通り。
 ――竹原市長は議会が(終了予定時刻の午後4時近くなってからの開催に)応じないのが悪いと言っている。
 櫁柑氏 議会には何も責任はない。当然出席すべき立場の市長が私的な理由で出席を拒んできたのだから。
 ――市長の対応をどう思うか。
 櫁柑氏 間違っている。地方自治法を無視したというのは市長の間違った行為だ。
 浜之上氏 昨日と今日の市長の行動は議会軽視だ。
 ――(報道5社のカメラ持ち込み禁止を求めた)市長の要求書についてどう思うか。
 浜之上氏 個人的には非常に残念。まさに差別的とも取れ、公正公平さに欠ける。議事は公開しないといけない。
 ――市長が突然出席した。「市長の要求を受け入れない」という議会の姿勢を、市長が受け止めたととらえているか。
 櫁柑氏 当然そう思っている。マスコミを排除する意思はない。それを竹原市長が受け入れたということだと思っている。

1229チバQ:2010/03/06(土) 17:59:41
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100306ddlk40010351000c.html
選挙:宮若市長選/宮若市議選 あすダブル選告示 宮若市の課題は /福岡
 ◇「道の駅」白紙のまま 世界的不況、立地企業に暗い影−−若宮地区
 宮田、若宮の両町が06年2月に合併して4年が経過した宮若市。合併効果は形になりつつあるが、地域格差や厳しい財政状況など問題点も浮き彫りになっている。市長・市議選を前に今後の課題を探る。【入江直樹】

 □格差□

 「『宮田は工業、若宮は観光』と自然にすみ分けができている。しかし、市が若宮に力を入れているかは疑問だ」。若宮地区で飲食店を営む男性(49)はこう指摘する。

 九州有数の売り上げを誇るトヨタ自動車九州などに支えられる人口約2万人の工業地帯・旧宮田町。人口約1万人で面積の7割弱を山林原野が占める農山村地域・旧若宮町。市は均衡ある発展を目指すが、若宮地区への支援の遅れは否めない。

 市総合計画(06〜17年度)では、観光客の呼び水にと09年度から若宮地区で農業観光振興センター(道の駅)の整備に着手することになっているが、白紙のままだ。概要が決まっていないことや、同じく合併特例債を財源とする「図書館を核とする生涯学習施設」の着工が1年遅れたことが影響している。

 また、旧若宮町役場の機能を担う総合支所に代わって10月に整備される若宮コミュニティセンターは、市民窓口や母子福祉担当部署などを引き継ぐ方針だが、産業振興担当部署は未定となっている。

 先の男性は「若宮の発展のため、道の駅を早くつくってほしい。宮田に劣らず、安心して生活できる体制づくりを望む」と切実だ。

 □財政□

 08年秋のリーマン・ショックに端を発する世界不況は、トヨタ九州など立地企業からの税収に大きく頼る市の予算にも、いっそう暗い影を落としている。

 一般財源に占める経常経費の割合で、数値が高いほど財政の硬直化を示す経常収支比率は、08年度決算で98・0%と前年度から8・4ポイントも上がり、警戒ラインの90%を大幅に超えた。法人税の大半を占めるトヨタ九州の赤字転落が主な要因だ。

 長引く不況で就労率も低下し、所得税などの市民税の増加も見込めず、09年度も「全般的に明るい見通しがない」(市企画財政課)ため、比率はさらに悪化するとされる。

 市は財源不足の解消のため、09年度当初予算で貯金に当たる財政調整基金などから6億7000万円を繰り入れた。国の特別交付税の交付などがあり、決算では繰入額は圧縮する見通しだが、今後も同額を繰り入れ続けると基金は2年で底をつく計算になる。

 市企画財政課は「歳出抑制などで対応しているが、補助金の見直しなどに手をつけざるを得ない。景気が回復し、トヨタの業績もよくなれば……」と苦しい胸の内を明かす。

 □企業□

 市東南部に位置する磯光工業団地(19ヘクタール)は、自動車産業の誘致を期待して県が24億円を投じて造成した。トヨタ九州に近く、九州道・若宮インターから車で10分という立地の良さが売り。だが、08年8月の分譲開始から進出企業はゼロ。市は固定資産税免除や奨励金交付などの優遇策を用意するが、昨今の不景気が響いている。

 今年10月、磯光に隣接する桐野工業団地内の東芝LSIパッケージソリューションが、三重県の工場に集約されることも市にとって大きな打撃となっている。

 市は自動車関連だけではなく、半導体やナノテクノロジー関連などの分野にも対象を広げて誘致活動に取り組むとしている。

〔筑豊版〕

1230チバQ:2010/03/06(土) 19:43:04
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001003040003
宮若のゆくえ(上) 定住促進
2010年03月04日


まちづくりの拠点になる宮若市役所。旧宮田町役場を利用している=同市宮田

 ■公共施設 充実に活路
 宮若市上有木のトヨタ自動車九州の従業員専用駐車場。午後2時半を過ぎると、出勤の乗用車が次第に増えてきた。午後4時就業の人たちだ。大半がトヨタ車なのはわかるが、ナンバーは福岡、北九州、久留米、佐賀など様々。地元である筑豊ナンバーは4台に1台ほどだった。


 ある男性従業員(24)は、直方市から車で25分かけて出勤している。旧宮田町に住んだこともあったが、昨夏に直方市に引っ越した。家庭の事情もあったが「だって宮若には何もないですから」。


 ベテラン男性従業員(52)は1995年ごろ、家を建てる土地を探した。旧宮田町も見たうえで、地価は約2倍だったが宗像市を選んだ。小学生の子ども2人が福岡や北九州の高校に進学した場合の、通学の利便性を重視した。


 トヨタ自動車九州が91年に旧宮田町に進出したときから、進出企業の従業員を地元に定住させることが課題とされてきた。同社従業員のうち、宮若市に住む人は約1割にとどまり、宗像市、北九州市に次いで3番目だという。


 障害となるのが社会基盤の整備の遅れだ。旧宮田町では、筑豊で最後に閉山した貝島炭砿が1976年8月まで操業。閉山が遅かった分、鉱害復旧は遅れた。それに伴い公共施設の整備も進まず、石炭輸送から始まった宮田線は89年、赤字のため廃止された。また農業が主産業の旧若宮町も、大規模な公共事業を行う財政力はなかった。


 宮田、若宮の2町合併で06年に誕生したときの市人口は3万1304人。今年1月には3万1099人に減っている。07年6月に制定した第1次市総合計画では、17年の人口目標を3万2千人にした。「身近な生活環境の整備を図り、教育や福祉の充実した、魅力ある居住環境の形成を図る」として合併特例債やまちづくり交付金を使って生活インフラの整備に力を注ぐ。市幹部は「一からまちづくりをする夢が、宮若にはある」と話す。


 12年度の開館を予定している図書館を核とする生涯学習拠点施設の建設は、県内で唯一、図書館を持たない市の悲願。同市福丸では若宮コミュニティセンター建設が決まり、老朽化した火葬場の新築工事も同市原田で始まった。


 市は直接的な定住促進策も打ち出した。市内に土地や住宅を購入した人への、固定資産税相当額の奨励金だ。昨年度の申請は計43件あり、当初予想の25件を大幅に上回った。申請した世帯の計156人のうち約50人は市外からの転入という。


 市まちづくり委員会の小田瑞男委員長(77)は「図書館や若宮コミセンは、宮若の文化水準を上げ、定住促進に寄与すると期待できる。多くの市民に利用してもらう工夫がこれからの課題になる」と話した。


    ◇
 宮若市長選と市議選(定数20)は7日に告示、14日に投開票される。06年の合併から4年、市政はどんな変化を地域にもたらしたのか。今後の市政の課題を探った。

1231チバQ:2010/03/06(土) 19:43:32
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001003050003
宮若のゆくえ(下) 入札改革
2010年03月05日


昨年7月の大雨による災害復旧工事の現場。災害復旧の件数が多いため、入札を一般競争から指名競争に切り替えた例も=宮若市宮田

 ■成果生むも監視必要
 「談合は必要悪。やらないと食っていけなかった」。宮若市内の建設業界関係者は強調する。「少なくとも自分のオヤジの代から続いていたし、それが当たり前だった」


 そこに司直のメスが入った。市発注工事を巡る談合で2008年11月と09年1月、市内の業者2人が県警に逮捕された。当時5千万円以上の市発注工事を受注できる「Aランク」の市内の土木業者17社のうち、15社が談合に関与したとして1〜2年の指名停止処分を受けた。


 当時の市発注工事は指名競争入札だった。談合の温床になるとして指名業者を一堂に集める工事説明会をやめて、07年度以降は工事趣意書を郵送する郵便入札方式を採用した。だが業者の方が上手だった。指名された業者は、地元業者でつくる任意団体に連絡。団体は、業者の受注状況を記した「星取表」を参考にして受注業者を決めた。落札する業者は入札額を決め、その額より高く試算した見積書をほかの指名業者に渡すこともあったという。結果、落札率が95%を超える工事が多発した。


 事件後の昨年9月、市は談合防止のため、500万円以上の土木、下水道工事について、市内業者だけが参加できる一般競争入札制度を導入した。受注したい業者が自由に入札に参加できるため、以前のような談合を防ぐことができると市は期待する。


 また一般競争入札の導入と同時に、最低制限価格の算出方法も変更。予定価格に一律の割合をかけて設定していたが、国の基準に準じて業者の利益をある程度織り込んだ価格となった。


 新制度の入札が初めて実施された昨年11月6日以降、最低制限価格で落札された工事は対象全体の約3分の2。市企画財政課の担当者は「競争性が担保できている結果。罰則も強化しており、談合しにくい状況だと思う」と話す。


 事件で指名停止になったある土木建設会社は昨年1年間、1カ月当たりの工事受注件数は民間の2件ほどになった。売り上げは前年の半分以下に。苦しさのあまり昨年9月の市議会定例会に、指名停止の短縮を求める陳情書を提出したが否決された。


 社長は「もう談合する業者なんかありませんよ。リスクがあまりに大きすぎますから」と振り返る。先月、指名停止が解け、新制度での入札に臨むという。


 市民オンブズマン福岡の児嶋研二代表幹事は「一般競争入札によって経営が厳しくなる業者が出てくると予想され、談合が復活する恐れもある。行政は公共事業に頼ったまちづくりを見直すべきだし、住民も参加して談合を監視していくことが重要だ」と話した。
(この連載は中野浩至が担当しました)

1232チバQ:2010/03/06(土) 21:36:56
結果を張ってなかった。6回落選の田中氏おしい!
>>925
>田中氏は06年の前回まで連続6回市長選に出馬、落選している。
>>1189>>1198-1200

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/155386
行橋市長に八並氏3選 新人に79票差
2010年3月1日 01:53 カテゴリー:九州 > 福岡 政治
 任期満了に伴う福岡県行橋市長選は28日投開票され、無所属現職の八並康一氏(70)=民主、自民、公明、社民、国民新推薦=が無所属新人で会社役員の田中純氏(63)を破り3選を果たした。79票差の激戦だった。

 選挙戦は行政の効率化や福祉の充実、空洞化が進む商店街の再生などが争点となった。八並氏は2期8年の行財政改革や企業誘致の実績を主張したが、激しい市政批判を繰り広げて「市民に寄り添う市役所を」と訴える田中氏の猛追を受けた。建設業者の一部が田中氏の支援に回ったことや、疲弊する地域経済に不満を募らせる有権者の増加も苦戦の要因となった。休日・夜間急患センター建て替えなど福祉重視の公約を強調し、追い上げを辛くもかわした。

 投票率は58・61%。当日有権者数は5万7698人(市選管調べ)。

■行橋市長選 (開票終了)

当 八並 康一 無 現    16,825
  田中  純 無 新    16,746

八並 康一(やつなみ こういち) 70無現(3)
行橋京都地区防犯協会会長(市助役、県職員)西泉、熊大 (民・自・公・社・国=推薦)

=2010/03/01付 西日本新聞朝刊=

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001003010005
行橋市長選 八並氏、薄氷の3選
2010年03月01日




 ■田中氏、79票差に迫る
 行橋市長選は28日に投開票され、現職の八並康一氏(70)が、新顔で貿易会社役員の田中純氏(63)=いずれも無所属=を79票差で破り、3選を果たした。八並氏は民主、社民、国民新の各党や自民行橋市支部、公明県本部、連合福岡京築・田川地協など各種団体から支持を受け、接戦の末に田中氏を振り切った。当日有権者数は5万7698人、投票率は58・61%(前回56・55%)だった。


 八並氏は、3期目を総仕上げと位置づけ、福祉のまちづくりや中心市街地の活性化、休日夜間救急センターの建て替え、医療費の小学3年生までの無料化など、三つの理念と12の公約を掲げた。「もう1期やらせてほしい」と訴え、かろうじて有権者の信任を得た。


 選挙戦では、各種の職域・地域団体など200を超す団体から推薦を受け、盤石の態勢を築いて組織戦を展開。11の小学校区ごとに役員を決め、連合福岡や市区長会などとも連携した。


 3期目には、選挙戦で争点にもなった市中心商店街の活性化策や、市民生活に直結する渇水対策、農業・漁業・商業などの地元産業の振興策、福祉や少子化対策など、八並氏が取り組まなければならない課題が山積している。市民が選択した現市政の「継続」に、どう応えるのか手腕が問われる。


 一方、連続7回目の挑戦だった田中氏は、行橋商工政治連盟と市区長連合会の推薦をてこに、商工業者や土木・建築業者らを中心とした草の根型の選挙を展開。市職員の削減や市長公用車の廃止など市役所改革を旗印に、「市民の手に市政を取り戻そう」と変革を訴えたのが共感を呼び、広く支持を集めたが、わずかに及ばなかった。

1233チバQ:2010/03/07(日) 10:40:59
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100307ddm001010059000c.html
読む政治:民主敗北の長崎知事選(その1) 動けなかった隠れ支援者
 今夏参院選の前哨戦として注目され、与党3党の推薦候補が敗れた長崎県知事選(2月21日投開票)から2週間。鳩山由紀夫首相は「政治とカネ」問題が敗因と認めたが、民主党の小沢一郎幹事長が進めてきた自民党支持票の切り崩しが功を奏さなかった実態も浮かんだ。それでも小沢氏は「国政選挙と地方選挙は基本的に有権者の意識も違う」として「小沢流」の組織選挙を徹底し参院単独過半数を目指す構え。4月以降、10年度予算が執行されれば、業界団体の「自民離れ」が加速するとの読みも働く。

 「この辺りの農業地域では民主党支援者は『隠れキリシタン』みたいなもんだよ。外に声をかけられないから運動が広がらない」。長崎県内選出の衆院議員秘書は組織選挙が思うように機能しなかった実情を振り返った。

 告示前の2月初旬、山田正彦副農相(衆院長崎3区)は県内農協グループの政治団体・県農政連の林田哲男事務局長の携帯電話を鳴らした。赤松広隆農相が東彼杵町で2月11日に開く農政懇談会の会場として農協施設の提供を求めるためだったが、林田氏は着信に気付きながら「話は分かっていたから出なかった」。施設提供を断っただけでなく、選挙期間中に民主党の細野豪志組織・企業団体委員長が面会を求めたのも拒んだ。

 県農政連は家族も含め約14万人。自民党の支持組織として集票力を発揮してきた。自民党との間で長年、票と農業予算の「もたれ合い」を続けてきた農協の幹部が政権交代で代わったわけではない。参院選へ向け民主党幹部は「今後は予算で農協を干し上げていく」と反発を強めている。

 林田氏は参院選の対応について「とにかく真っ白」と語る。

1234チバQ:2010/03/07(日) 10:41:49
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100307ddm003010124000c.html
読む政治:民主敗北の長崎知事選(その2止) 崩せぬ自民系組織
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 <1面からつづく>

 ◇農村も漁業団体も民主候補にソッポ
 3月1日、国会近くのホテルに民主党の長崎県選出・出身国会議員7人が集まり「県知事選反省会」を開いた。衆参の国会議員を独占する民主党王国での大敗を受け「批判と反省ばかり」(出席者)の厳しい雰囲気となった。高木義明・県連代表(衆院長崎1区)は「反省して次の参院選に切り替えなければいけない」と引き締めた。

 知事選で民主党は農業票獲得を狙い前農水省室長の橋本剛氏(40)を擁立。自民党側から提案のあった相乗りを拒否し、夏の参院選へ向け与野党対決構図を鮮明にした。1月28日に長崎入りした石井一選対委員長からは「時代に逆行するような選択を長崎の方がされるのなら、民主党政権はそれなりの姿勢を示すべきだろう」と恫喝(どうかつ)まがいの発言まで飛び出したが、県農政連は自民、公明両党の支援した前副知事の中村法道氏(59)をあくまで支持した。

 金子原二郎前知事が当選した過去3回の知事選は事実上の与野党相乗り。中村氏は金子県政の後継候補であり、「東京で決めた橋本候補」(林田哲男・県農政連事務局長)が敗れた要因を政党色だけで語るのは無理がある。だが、07年参院選、09年衆院選で一定の農業票を民主支持へと導いたのが「農業者戸別所得補償制度」。そのスタートを新年度に控えながら、農村部で追い風の吹かなかった現実は民主党に重くのしかかる。

 東彼杵町で農業を営む男性(58)は「農協の中でも末端は自民と民主(の支持)が半々だが、トップの方は自民から離れられない。(経営を)農協に頼っている人は逆らったらやっていけない」と、表立って民主党を支持しにくい農家の心理を語る。橋本氏は「農村部では声をかけても顔すら上げない人もいた」と選挙戦を振り返った。

 漁業団体も切り崩されなかった。山田正彦副農相は09年12月初旬、農水省へ陳情に訪れた川端勲県漁連会長に橋本氏支援を要請したが、県漁連内からは「50年世話になった自民党をむげにするわけにはいかない」との声が相次ぎ、逆に中村氏支持を決定。民主党との板挟みに苦しんだ川端氏は「もう面倒だ。参院選は誰も応援しない」と中立を示唆する。

 今年改選を迎える参院幹部は「(全国的に)自民党の組織は崩せていない。崩そうとして予算や個所付け(による利益誘導)を強調しすぎると無党派層の嫌悪を買う」とジレンマを口にする。

 小沢一郎幹事長が地方自治体や業界からの陳情窓口を民主党幹事長室に一元化した背景には選挙支援を取りつける思惑もあるが、これが反発を招いている面も指摘される。

 「選挙に強い小沢神話」も揺らぎ始めた。小沢氏自身の「政治とカネ」問題が浮動票の「民主離れ」につながった点も否定できず、進退論も民主党内にくすぶる。前原誠司沖縄・北方担当相は6日、那覇空港で記者団に「参院選にどう勝てるかを一番考えているのは小沢さんだ。大所高所からのことはご自身で考えられる」と語った。

1235チバQ:2010/03/07(日) 10:42:09
 ◇政党隠し奏功 地方で地力の差
 自民党にとって長崎県知事選の勝利は久々の明るい話題だった。選挙期間中は応援要請のなかった自民党の谷垣禎一総裁だが、6日、長崎市を訪れ中村知事とがっちり握手。「(勝因は)中村さんの経験と人柄がまずありきだ」と持ち上げた。

 しかし、中村氏は「民主党支持者でも応援してくれた人がいた。多くの県民にご支援いただいた」と応じ「県民党の勝利」を強調した。「県民は中央政権とのねじれで『県政はスムーズに発展できるのか』と懸念を持っている」とも述べ、自民党が前面に出過ぎないようクギを刺した。

 同席した自民党県議団や県農政連、医師会の代表らからは「知事選に勝った次の日に国会審議をボイコットしたのは残念」「総裁は強いリーダーシップで『(執行部への不満は)党を出てからものを言え』と言ってほしい」といった苦言が続出。谷垣氏は一つ一つメモを取りながら聴き入るしかなかった。

 2月の長崎県知事選、東京都町田市長選、沖縄県石垣市長選で与野党対決を続けて制したことで、自民党執行部は「流れは変わった」(石破茂政調会長)と手応えを感じ始めている。党幹部は「長崎県知事選は、参院選1人区の戦い方の参考になる」と語る。

 ただ、長崎県知事選と町田市長選はいずれも候補者を推薦しない「政党隠し」戦術をとっており、自民党が手放しでは喜べない側面もある。谷垣氏は会談後の記者会見で「『県民党』で戦っているスタイルとうまく合わないと考え、じりじりしながら東京にいた。それぞれの知事選にはそれぞれの戦い方がある」と言葉を選んだ。

 知事選の得票を衆院の小選挙区別にみると、農村部は大差で中村氏が勝っているものの、都市部の1区では与党推薦の橋本氏を下回っている。選挙の実動部隊となる県議数は農村部では依然、自民党が民主党より多く、地方組織の地力の差で勝ったとも言える。

 民主党の小沢幹事長は知事選翌日の2月22日、「地方議員の数は圧倒的に自民党が多い。どのような状況でも支持を得られるよう、草の根の日常活動を続けないとならない」と強調。夏の参院選へ向け、無党派層を引きつける決定打の見つからない民主、自民両党が組織力を競い合う展開となっている。

1236 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/07(日) 11:36:15
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-07_4225/
新沖振 5年単位で検証 沖縄相認識
自貿地域など視察
政治 2010年3月7日 09時48分

 来県中の前原誠司沖縄担当相は6日、2011年度で期限が切れる沖縄振興計画について「基本方針は
10〜20年耐え得るものでなければならないが、それを基にした今後の(次期)計画はもう少し短く。
例えば5年にしていくべきではないか」との考えを示した。那覇空港で同日夕、記者団に答えた。

 視察目的は振興計画の検証作業の一環と説明。「例えばIT津梁パークはうまくいっているが、特別
自由貿易地域はあまりうまくいっていない」と述べ、「ポスト振興計画の前提としてさまざまな立地の視察を
させていただいた」とした。

 沖縄市では東門美津子市長と会談。採算性に疑問が出ている泡瀬沖合埋め立て事業(東部海浜開発
事業)に関し「経済的合理性や需要予測を含め、しっかりした案を国に出してほしい」と注文を付けた。

 東門市長は「3月中に提出する」と述べるにとどめた。

 前原氏は久米島町内のホテルで平良朝幸町長や安里カツ子副知事らと懇談。

 平良町長は、海洋深層水研究所を生かした温度差発電システムの導入、深層海水からのリチウム回収
などが大規模な雇用創出にもつながると説明。旅客ターミナルやバースが老朽化している兼城港湾の
整備についても支援を要請した。

 懇談後、平良町長は「海洋温度差発電は可能性を探りたいと言っていた。前向きな姿勢を感じた」と述べた。

 前原氏は7日、久米島町内の県海洋深層水研究所や泡盛の工場、畳石などを視察する予定。

1237チバQ:2010/03/08(月) 22:55:29
>最大会派の自民党市議団の税所史熙氏が次期市長選への対応をただしたのに答えた
自民も現職につくかな?

http://kumanichi.com/news/local/main/20100308003.shtml
幸山市長が3期目出馬に意欲 熊本市長選 2010年03月08日

 幸山政史熊本市長(44)は8日の3月定例議会一般質問で、任期満了(12月2日)に伴う11月の市長選について、「さらなるチャレンジを目指す新熊本市のかじ取りを引き続き担わせて頂きたいとの強い思いを持っている」と述べ、3選出馬に強い意欲を示した。

 最大会派の自民党市議団の税所史熙氏が次期市長選への対応をただしたのに答えた。幸山市長は出馬に強い意欲を示しながらも、「(城南、植木の)2町との合併や新年度予算審議の真っ最中。政令指定都市移行に向けて市民の関心の高い区制の問題も審議中で、当面はこれらの課題に全力で取り組むことが重要」と強調。

 その上で、「課題が整理され、2期目がある程度見通せる段階になれば、2期8年でやり残したことなどを整理し、次の4年で熊本市に何が必要かを十分に考え、できるだけ早い時期に自らの考えを示したい」と述べた。

 本会議終了後、幸山市長は「課題が残っており、出馬ありきではない。一度立ち止まり、考えたい」とも語った。

 次期市長選には共産党が候補擁立の動きを見せている。

 幸山市長は過去2度の市長選はいずれも無所属で出馬。2002年11月の市長選では、自民、公明などが推薦する現職を破り初当選。06年11月の前回市長選では、自民、公明の推薦候補ら3人を破り再選を果たした。(横山千尋

1238とはずがたり:2010/03/09(火) 00:08:04
>>1226
有り難うございます。ほぼ被ってたみたいですね。。

1239とはずがたり:2010/03/09(火) 00:17:47
>>972-973
1/6の記事

「新聞社が誤解を誘導」 阿久根市長、防災無線通じ批判
http://www.asahi.com/politics/update/0106/SEB201001060039.html?ref=reca
2010年1月6日22時12分

写真:屋内に設置されている防災行政無線の戸別受信機=6日午後5時50分、鹿児島県阿久根市屋内に設置されている防災行政無線の戸別受信機=6日午後5時50分、鹿児島県阿久根市

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が5日夜と6日朝に市の防災行政無線で年頭のあいさつを放送し、障害者を巡る自身のブログ記述にふれ、「ブログ記載から1カ月近く遅れて騒動が始まった。新聞社が文章の言葉尻だけをとらえて意図的に誤解を誘導するキャンペーンを行った」とマスコミ批判をした。

 竹原市長は医師不足に関する昨年11月8日付のブログで「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」と記述。12月に新聞が報じたことで問題化し、障害者団体などから抗議を受けた。

 年頭のあいさつは録音放送で3分程度。市民によると、「明けましておめでとうございます」で始まり、「新聞記事と日教組などの組織行動には悪意を感じている」などと批判した後、「給与削減などにもかかわらず、市役所職員の態度は良くなった」などと続けたという。

 防災行政無線を使った市長のあいさつは約8600世帯にある受信機から流された。防災情報だけでなく、行政事務連絡にも使われ、市総務課は「市長の行政事務連絡の一環なので問題はない」としている。

 総務省九州総合通信局(熊本市)は「目的外使用の可能性もあると考え、念のため市から内容を確認したが、特に電波法に触れるようなものではなかった」と話している。

1240とはずがたり:2010/03/09(火) 00:19:19
1/27の記事
なんかどうしようもねい市長だなぁ。。

阿久根市、庁舎内のマスコミ撮影禁止 市長が通達
http://www.asahi.com/national/update/0127/SEB201001270075.html?ref=reca
2010年1月27日23時9分

 自身のブログで障害者らに対する差別的記述が問題となっている鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は27日、県内の報道機関に対し、取材で庁舎内を撮影することを原則禁止すると文書で通知した。竹原市長は昨年12月から一部のテレビ局を除き、取材拒否の姿勢を貫いている。

 文書は市長名で「取材時の撮影について(お願い)」とし、ファクスで送付された。「昨今、阿久根市政について、テレビ・新聞等で報道される機会が増えて参ってきている」と説明し、「今後の市政運営への影響を考慮し、取材における庁舎内での撮影を原則禁止させていただきます」とした。市長が認めた場合は許可するという。

 竹原市長は、朝日新聞の取材に対し、市総務課を通じて「新聞社の取材には応じない」としている。総務省行政課は「これまで類似の事例は把握していない」という。

 服部孝章・立教大教授(メディア法)は「裁判所や検察など、公的機関でもプライバシー保護の観点などから庁舎内の撮影禁止はあるが、今回は何の意図があるのかわからない。知る権利を阻害する」と話し、「市長の独断的行為に、市議会のチェック機能が働いていない」と指摘した。

 一方、市議会の議場や委員会室、議員控室などは議長判断としており、浜之上大成議長は「議長や委員長の許可があれば撮影は可能」と話す。

 ブログ記述などが問題となった後、新聞社などの取材を拒否している竹原市長は今月5、6日に市の防災行政無線で「新聞社が文章の言葉尻だけをとらえて意図的に誤解を誘導するキャンペーンを行った」とマスコミ批判をした。

1241チバQ:2010/03/09(火) 22:13:58
【2006年熊本市長選】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3021
>熊本市長選挙民主党熊本県連は自主投票決定
>元参院議員の本田良一氏(66)は推薦する連合熊本との政策協定に調印

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3511
当164387 幸山 政史 無現<2>
   83894 佐藤 達三 無新[自][公]
   16708 本田 良一 無新
   14630 中嶋 啓子 無新

1242チバQ:2010/03/09(火) 22:16:37
【2002年熊本市長選】
http://www.47news.jp/CN/200211/CN2002111001000346.html
熊本市長に無党派幸山氏 37歳、県庁所在地で最年少
 任期満了に伴う熊本市長選は10日投票、即日開票の結果、無所属新人の元自民党熊本県議の幸山政史氏(37)が、3期目を目指した無所属現職の三角保之氏(62)=自民、公明、保守推薦、社民支持=を破り、初当選を果たした。幸山氏は全国の道府県庁所在地で最年少の市長となる。  9月に立候補表明した幸山氏は自民党を離党、政党の推薦、支持を一切受けない「無党派」で戦った。幸山氏の勝利は、長野県知事選や横浜市長選に続き、無党派層の政党離れが地方で加速していることを示しているといえそうだ。  選挙戦は、市職員の不祥事や周辺自治体との合併問題などが争点。幸山氏は交際費問題など現職市長の政治姿勢を批判し、「情報公開を徹底し、民間の知恵を導入して行財政改革を断行する」と強調した。  
▽熊本市長選開票結果    
当132652幸山 政史 無新  
 116228三角 保之 無現          
(選管最終)
2002/11/10 16:34 【共同通信】

1243チバQ:2010/03/10(水) 22:55:26
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001003100004
14日告示 合志市長選 出馬予定2氏
2010年03月10日


  合志市長選が14日、告示される。合志、西合志両町の合併で2006年2月発足した新市として2度目の市長選。再選をめざす現職大住清昭氏(66)と元県議の新顔荒木義行氏(51)の無所属2氏が立候補の準備を進める。他の市町村に比べて財政面で恵まれ、双方とも「目立った争点がない」と独自色の出し方に苦心している。(岩崎生之助)


  合志市と菊陽町にまたがる県営工業団地、セミコンテクノパーク。東京エレクトロン九州やソニーセミコンダクタ九州などの工場が集まり、従業員用駐車場には1千台を超す車が並び、35区画中34区画が埋まっている。


  合志市内にはこうした工業団地が4カ所あり、JTや三菱電機の大規模工場も進出している。市が合併の効果を検証した統計資料「合併後の姿」によると、07年の市の製造品出荷額は約2950億円で、県内の自治体では大津町と熊本市に次ぐ3位。法人住民税など地方税の増収もあり、05年度に約73億1千万円だった自主財源は、08年度には約81億5千万円に達したという。


  市商工振興課によると市内の工業団地はどこもほぼ飽和状態。さらに企業側の需要が見込めるため、市はホンダ系企業数社が集まる蓬原(ふつ・はら)工業団地の隣に第2蓬原工業団地を整備する計画を進めている。ただ、合志市は市域の3割以上が農地で、用途が制限された土地も多い。米沢俊一市商工振興課長は「これ以上の開発は簡単ではない」と話す。


  「合併後の姿」には「合併時に約5万2千人だった人口は3年後に約2千人増えた」「基金(貯金)は05年度は30億2200万円、08年度は40億5600万円」などと堅調な市政運営をうかがわせる数字が並ぶ。だが、市企画財政課によると、08年度に約6億2千万円だった法人住民税は08年秋以来の世界不況で09年度は約1億1700万円に激減。10年度は2億円強を見込むが、市の財政は企業の業績に大きく左右される。


  現職の大住氏は「財政は厳しいが、相対的にはよその市町村には負けない。工業団地造成や優良企業の誘致に力を入れていきたい」と話す。


  新顔で元県議の荒木氏は「合志は潜在能力が高いから伸びて当然。現市政にはスピード感が足りない」と批判する。県が05年に定めた「熊本バイオフォレスト構想」と連携して合志市に設置された同構想支援センターを活用した産業振興にも力を入れる方針をマニフェストに掲げた。


  合志市は市内に点在する工業団地の流通機能強化などをねらい、市中心部に近い九州自動車道植木―熊本間に、ETC専用のスマートインターチェンジを整備する計画を進めている。大住氏は「積極的に取り組み、早期本格稼働をめざす」とマニフェストで公約。荒木氏も「県道の整備も併せて促進させ、地域を活性化させる」と訴えている。

1244チバQ:2010/03/14(日) 17:39:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/158300
合志市長選 14日告示 恵まれた立地 人口増で成長 堅実財政に不安も
2010年3月14日 00:28 カテゴリー:九州 > 熊本
 任期満了に伴う合志市長選が14日、告示される。投開票は21日。今のところ、現職で再選を目指す大住清昭氏(66)=無所属=と新人で市商工会長の荒木義行氏(51)の2氏=無所属=が立候補の準備を進めている。旧合志、西合志の両町が合併し、2006年に発足した合志市は、県都の熊本市や菊陽町の光の森地区に隣接する恵まれた立地環境を背景に、人口が増えている県内でも数少ない市だ。選挙戦を前に現状と課題を探った。

■「住みよさ」1位

 経済誌「東洋経済」の「住みよさランキング 2009年版」。全国の784都市の暮らしやすさを比較したランキングで、合志市は県内の市でトップに選ばれた。九州では佐賀県鳥栖市に次いで2位、全国でも32位と高い評価を受けた。

 同誌によると、ランキングは国勢調査や各省庁の統計を参考に「安心度」「利便度」「住居水準充実度」など5項目を数値化して算出したという。今回、近隣市町村のデータが「住みよさ」に反映されるようになり、合志市は前年の319位から一気にランクを上げた。

 「大型商業施設に近い点が評価されたのでは」と市企画財政課。合志市は大型郊外店やディスカウントストアがひしめく光の森や熊本市に近く、それが躍進の一因と分析する。

■意識は「熊本市民」

 熊本市まで南北に延びる国道387号や同市の繁華街まで約30分の熊本電鉄の駅がある合志市。南部には新興住宅が次々と造成され、合併時、約5万2500人だった人口は、この4年間で約2400人増えた。

 ただ、職場や学校など生活拠点が市外にある住民も多い。市のまとめた地域公共交通計画によると、旧2町時代から約1万人が熊本市に通勤、通学している。買い物動向の調査(06年)でも、回答者の5−6割が市外の店で食料品や日用雑貨を購入している。

 「熊本市の居住区が手狭になり、周辺都市に住む人が増えている。合志に家がある『熊本市民』という意識の人が少なくない」。県立大の中島熙八郎教授(農村計画学)はこう指摘する。

■企業が税収左右

 合志市は北部に農村、東部に工業団地、南部に新興住宅街が広がり、中央には国立病院や研究施設が集まる。同市の財政事情は堅調で、財政力指数も県内14市で1位(08年度)だ。

 だが今、不安要素も抱える。財政を下支えする法人税収入は、07年度に14億1千万円あったが、一昨年秋以降の世界不況の影響で、09年度は2億−3億円に激減する見込み。高齢化が進む北部では一部のバス路線が廃止され、市民から「不便になった」との不満も聞こえる。

 景気情勢が安定してきたとはいえ、企業業績が今後、右肩上がりに回復する保証はない。さらにまちづくりを考える上で欠かせない熊本市が今月、周辺2町を合併し、新・熊本市になるほか、来年3月には九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を控える。こうしたことが「熊本市のベッドタウン」に与える影響は未知数だ。

 県内一の「住みよい市」がその個性にどう磨きをかけていくのか。候補者には、具体的で分かりやすいビジョンを示してもらいたい。

  ◇    ◇

 なお、合志市長選と同日程で市議補選(被選挙数一)も行われる。

=2010/03/14付 西日本新聞朝刊=

1245チバQ:2010/03/14(日) 17:44:14
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001003130002
新幹線「不可欠」・諫干開門「反対貫く」
2010年03月13日

■県議会開会 知事、重要課題へ姿勢


 県議会3月定例会が12日、開会した。就任後初の定例会となる中村法道知事は、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査や九州新幹線西九州(長崎)ルートなどの県政の重要課題について考えを述べた。


 ■新幹線
 中村知事は新幹線を「産業振興と交流人口拡大に不可欠」と位置づけた。その上で、未着工の諫早―長崎間について「早期認可に全力で取り組んでいく」と述べた。三日月大造・国土交通省政務官が主宰する調整会議によるヒアリングが4月に予定されているとして「県で試算した需要予測に基づいて費用対効果を説明し、早期開業をめざす」とした。


 ■諫早湾干拓
 諫早湾干拓事業の開門調査については、実施された場合、干拓地や背後地の農地で塩害が起きるなど防災や農漁業への影響が懸念されるとして「今後とも開門反対の立場を貫いていく」と改めて明言した。政府与党の諫早湾干拓事業検討委員会に対しても「地元の合意なく調査が行われるようなことは決してあってはならず、反対の立場を理解してもらえるよう、県の考えを強く訴えていきたい」と述べた。


 ■県庁舎移転
 県庁舎移転をめぐっては、中村知事の就任前に、県が魚市跡地に移転した場合の基本構想案を公表している。知事選期間中、「県民の意見を聴く」としてきた中村知事は「基本構想案をたたき台に県議会で議論してもらい、県民からの意見を聴きながら検討していく」と説明した。


 ■石木ダム
 石木ダムについては「佐世保市の安定的な水資源の確保と川棚川の抜本的な治水対策のために建設が不可欠」とした。昨年11月に国に申請した事業認定の手続きを含むさまざまな方法で、地権者の理解を得られるように取り組んでいく考えを示した。


 ■東アジアとの交流
 県庁内に、東アジア地域との交流を戦略的、横断的にすすめる「アジア・国際戦略本部(仮称)」を設ける意向を明らかにした。


     ◇


 定例会には、2010年度一般会計当初予算案など46議案が提案された。一般会計当初予算案は政策的経費を除いた骨格予算で、総額6634億6千万円。会期は30日まで。一般質問は17、18日。

1246チバQ:2010/03/14(日) 17:56:00
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100314ddm041010043000c.html
ニッポン密着:暴走する「救世主」、鹿児島・阿久根市長 市民の不満、後ろ盾
 東シナ海を望む鹿児島県北西部の阿久根市で、竹原信一市長(51)の「暴走」が止まらない。08年9月の就任以来、ブログで市職員や市議会を非難するユニークな「ブログ市長」として耳目を集めていたが、障害者への差別的な記述が批判された昨年末ごろから言動はヒートアップ。司法判断を無視した上、開会中の3月議会では「議場に報道陣がいる」として、10年度予算案審議をボイコットした。騒動からは、疲弊する地方の実情も見えてくる。

     □

 「早く不信任案を出してくださいよ」

 2月中旬の夜、反市長派のベテラン市議は、かかってきた携帯電話に耳を疑った。相手は竹原市長。笑い含みの挑発的な口調。「出すつもりはありません」。そう言って電話を切った。

 予算案審議のボイコットで、対立が深まる市長と市議会。定数16のうち反市長派は12人、市長派は4人だから、不信任決議案の可決は容易だ。だがある苦い記憶が反市長派に不信任決議案提出をためらわせる。

     □

 竹原市長は阿久根市生まれ。88年に航空自衛隊を退官し帰郷し、05年市議に初当選。1期目途中の08年に市長選に出馬し、議員定数の削減や市の人件費カットなどを訴え、初当選した。

 直後の議会で議員定数を16から6に大幅削減する案を提出し、議会がこれを否決。09年1月、市長がブログで全市議の実名を挙げ「最も辞めてもらいたい議員は?」などとアンケートしたのを機に、議会は2月と4月の2回、市長の不信任決議を可決した。市長は自動失職したが、5月の出直し市長選で反竹原派市議が担ぎ出した候補を破った。

     □

 阿久根は「地方の苦しみ」のどん底にある。地方交付税は減り、基幹産業である漁業も衰退の一途だ。人口約2万4000人の約34%が65歳以上の高齢者で、駅前商店街は文字通りのシャッター通り。「客なんてほとんど来ない。いよいよ固定資産税も払えないかもしれん」。創業約60年の家具店主の表情はさえない。

 そんな市民の間に選挙戦で、平均600万円という「高給取り」の市職員や市議を徹底批判した竹原市長の訴えは一気に浸透した。「市長は『不満の結集軸』になっている」。鹿児島大の平井一臣教授(政治学)はこう分析する。

 確かに、ごみ袋を値下げし、給食費、保育料の減額を10年度予算案に計上した市長への期待は根強い。支持者の女性(62)は「変人かもしらんが、阿久根を変えるにはあの人しかおらん」と熱い。反市長派市議でさえ、自戒を込めて語る。「お年寄りや低所得者には、少しでも家計の負担軽減を実感させてくれる市長は救世主なんでしょう」

     □

 再任後の市長は「信任を得た」とばかりに「敵」への攻勢を強めている。まず7月、自身の命令で役所内に張り出した各課の給与総額の紙をはがした係長を懲戒免職処分に。鹿児島地裁は10月、処分の効力停止を決定したが、市長は従わないばかりか「裁判官も公務員」という独自の論理で司法批判を展開した。

 11月にはブログで「高度医療が障害者を生き残らせている」などと記述。身障者団体などが強く抗議したが、市長は謝罪しない代わりに、記述を報じたマスコミへの対決姿勢を強めた。議会ボイコットもマスコミ取材が口実だ。市長は議会側に、毎日新聞など報道機関5社に対し、議場へのカメラ持ち込みを禁じるよう要求している。

     □

 果てなき暴走に、支持者にも距離を置く人が出始め、リコール(解職請求)を模索する動きもあるが、市長は意に介さない。支持者によると、市長は冒頭のベテラン市議に不信任案提出を求める電話をかけた直後、支持者らの前でこう言い放った。

 「心配ないです。リコールは成立しませんよ」

 騒ぎのさなか、九州のあるスーパーでは、阿久根市から出荷された野菜から「阿久根産」の文字が消えたという。市政混乱による「風評被害」の萌芽(ほうが)か。出荷した農家の50代男性は「阿久根の名で出せないのは寂しい。早く正常な状態に戻してほしい」と肩を落とした。【三木陽介、福岡静哉、馬場茂】

1247チバQ:2010/03/14(日) 17:56:21
==============

 ◆竹原市政を巡る主な動き◆

 【2008年】

 8月31日 竹原市長が初当選

 9月29日 議員定数の10削減案を提案。否決

 【2009年】

 2月 6日 市議会が市長不信任決議を可決。市長は議会を解散

   20日 市長が市職員全員の給与明細をブログなどで公表

 3月22日 出直し市議選で反竹原派市議が不信任決議可決に必要な3分の2を確保

 4月17日 2度目の市長不信任決議可決。市長は自動失職

 5月31日 出直し市長選で竹原氏が再選

 7月31日 職員給与に関する張り紙をはがした係長を懲戒免職処分

11月 8日 市長がブログで障害者に対する差別的な記述

12月 9日 賞罰審査委員(4人)を解任、新たに「竹原派」職員らを任命

 【2010年】

 3月 3日 鹿児島地裁が元係長への未払い給与支払いを命令

    4日 市長が市議会への出席を拒否

    8日 市長が市議会産業厚生委員会で担当課長に答弁拒否を命令

1248チバQ:2010/03/14(日) 19:07:07
>>781
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20100313-OYT8T00928.htm
玉名市 揺れる庁舎移転…市長交代「白紙含め見直す」

 玉名市の庁舎移転問題が揺れている。当初、同市岩崎の市民会館北側に移転する予定だったが、昨年11月に就任した高嵜哲哉市長が「建設費が高額」などとして計画見直しを表明したためだ。市は検討委員会を設けて協議するが、難航も予想される。(村田和夫)

 同市繁根木の国道208号沿いにある現庁舎は、築約50年の鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は2棟の別館などを含め約5000平方メートル。建物は老朽化し、エレベーターもなく、議会傍聴席には屋外の階段から出入りしなければならないなど不便な面がある。

 旧玉名市と岱明、横島、天水の3町は、新「玉名市」発足に向けた合併協定で早期の新庁舎建設に合意。建設地については、新市発足後の2006年、市議会や市民の意見を直接聞くなどし、5か所の候補地の中から、〈1〉旧3町などからの交通の便がよい〈2〉用地取得が比較的容易――などの理由で「市民会館北側」と決定した。

 新庁舎は鉄筋5階建て、延べ床面積1万1576平方メートルとする計画。建設費は、用地買収費(約20億円)を含め、約59億8000万円を見込み、10年度から着工する予定だった。

 ところが、昨年10月に行われた玉名市長選で、庁舎移転問題が争点となり、「現行計画はぜいたくで建設費が高すぎる。30億〜40億円程度まで削減できる」と訴えた高嵜氏が、計画を進めてきた現職を破って当選。「現計画は白紙に戻すことも含めて見直す」と表明し、状況が変わった。

 3月議会では、11、12日の一般質問で、建設費を削減できるとする根拠を相次いでただされた。答弁に立った市長は「次世代に負担を強いるものは慎重に計画すべき。新庁舎も同様で、他市の事例を踏まえて適正かどうか、(今月中に設置する)検討委員会で検討してもらう。総事業費は40億円以内とすべきだ」と述べたが、明確な根拠は示さないまま。このため、市議からは「市長は説明責任を果たしていない」と批判も上がっている。

 市によると、現計画では庁舎1坪(約3・3平方メートル)当たりの建設費は約109万5000円。人口規模が近い愛知県碧南市(人口約7万3200人)の庁舎は同123万円、東京都あきるの市(8万785人)では同134万円――で、必ずしも高額ではない。

 検討委員会は学識者や市民ら10人程度で構成。建設地の決定過程や費用など計画すべてを検証し、建設地も改めて検討した上で、10年度中に結論をまとめる方針という。

 建設費の約7割は、合併特例債を発行して賄う予定だが、発行期限は15年度に迫っており、早急な議論が求められている。

(2010年3月14日 読売新聞)

1249名無しさん:2010/03/15(月) 09:39:55
福岡市長選 拡がる吉田包囲網(下)
[社会]
2010年03月15日 09:12 更新
http://www.data-max.co.jp/2010/03/post_9165.html

 民主党推薦で再選を目指すと見られる吉田宏福岡市長だが、政権交代から半年、期待された民主党には昨年までの輝きが無くなっている。長崎知事選をはじめ、全国的に注目された首長選はもちろん、福岡県内の筑後、糸島といった地方選でも惨敗が続く。鳩山首相や小沢幹事長による「政治とカネ」への怒りは収まりそうもない。

 一方、吉田市長の市政運営を批判して市長選出馬を予定する陣営や個人は、今後ますます動きを活発化させそうだ。

 人工島事業やこども病院人工島移転に反対するグループは、取材に対し、「必ず候補者を擁立する」と明言。現在2人に絞って話し合いを進めているという。どちらかが出馬するということだ。共産党も子ども病院移転反対の活動を続けているが、前述のグループとは別に候補を出すと見られている。

 1党1派に属せず、市民党の立場で立候補を模索する動きもある。この個人を含め、現在のところ、事実上4人の立候補予定者がいるということだ。

 前回市長選で一敗地にまみれた自民、公明。とりわけ自民党市議団の動向が注目されるが、5人の選対委員を決めたものの、実質的議論はなされていないという。関係者の話によれば、同党市議団は、ベテランと中堅・若手の間で考えに違いが出ており、今後の火種となりそうだ。ある中堅市議は、「吉田(市長)に相乗りすることは絶対にない。それは自民党の自殺行為だ。梅雨頃から一気に事態が動く」と語る。

 夏の参院選の状況と絡みながら、5〜6月には各陣営の動きが顕在化しそうだ。

1250名無しさん:2010/03/16(火) 01:48:05
>>1249
ここまでの首長選の流れだと
前回支援した手前独自候補を出しづらい民主と、世代間対立を押さえ込みたい自民が
直前までグダグダやって、ぽっと出の保守受けしそうな人に自民・公明が乗っかって勝つ
という展開が見える

1251★西村 靖子ジェンヌ★:2010/03/16(火) 08:36:04
ねぇ聞いてます?                ____
原因の奴らを         .ni 7     /⌒  ⌒\    べろべろばー
ピンポイント規制しろってl^l | | l ,/)   / ( ゚ )  (。 ) \     n
言ってんだけど      ', U ! レ' / / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  l^l.| | /)
         ∧ ∧  /    〈 |      ヘ(;;゚;;)/      |   | U レ'//)
         (    )      ヽっ     ` ⌒U    /  ノ    /
         (携帯)  /´ ̄ ̄ ノ ちきちーた ★  \rニ     |
-―――――― v v -―――――――――――――――- `ヽ   l

ちきーたーのオススメ → http://1-9.jp/p8z/

1252チバQ:2010/03/16(火) 19:27:42
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100316ddlk40010454000c.html
選挙:宮若市議選 最後の1議席、同得票で抽選 /福岡
 28人が争った14日の宮若市議選(定数20)は、最後の1議席を巡っていずれも無所属現職の荒牧基三、松尾幸主両氏の得票が564票の同数となり、公選法の規定で、選挙長によるくじ引きの結果、松尾氏が当選した。

〔筑豊版〕

1253チバQ:2010/03/17(水) 21:22:25
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001003170001
宮崎の副市長解任方針 旧3町に温度差
2010年03月17日

 宮崎市の戸敷正市長が、2006年に編入合併した佐土原、田野、高岡の旧3町の区域担当副市長3人を、12月末の合併特例区の設置期限を待たずに解任する考えを示したことをめぐり、各地区の合併特例区協議会の対応に「温度差」が生じている。佐土原、高岡は「容認できない」として反発を強めているが、田野は両地区とは「共闘」しない方針を決めた。(神澤和敬)


 16日、佐土原の同協議会が12日の高岡に続き、期限までの同副市長続投を求める要望書を戸敷市長に提出。また15日夜には田野で、16日には高岡で臨時会(一部公開)が開かれ、市長が直接、同副市長職を解く考えを委員に説明した。


 16日の高岡の臨時会では冒頭、加藤忠芳副市長が合併時の約束が守られるかどうかを見守るのが副市長の役割と強調。今年は、旧3町のインフラなどを重点的に整備することを決めた新市建設計画(10カ年)を見直す年でもあり、「12月までがもっとも大切な時期。副市長の職を解かれたら市の会議にも出られなくなってしまう。住民訴訟にも成り得る」と、提訴の可能性にも言及して解任反対の態度を鮮明にした。


 同副市長3人の解任は、戸敷市長が市長選時のマニフェストで掲げた特別職の削減に基づくもの。市長は「旧佐土原町長として合併協議に加わったので、皆さんの気持ちはよくわかる。市長として(旧3町の)地域の発展を誰よりも真剣に考えている」と理解を求めた。


 一方、田野の反応は異なった。15日の戸敷市長の説明後に協議し「市の人事権に介入することになる。判断は差し控える」との結論に至った。


 高岡の同協議会で06年から3年ほど、委員を務めた後藤裕子さん(52)は16日の臨時会傍聴後、「区域担当副市長は権限が限られており、これまでも何もできない、何もしない状況が続いてきた。住民の意見を本当に反映できる新体制を早く確立してもらいたい」と話した。


◆キーワード◆ 合併特例区協議会 2006年1月1日の宮崎市への編入合併時に合併特例法に基づき佐土原、田野、高岡の旧3町に5年の期限で設置された。公民館長や商工会会長など地域の代表者らを市長が委員に選任し、各地区とも15人で構成。年4回の定例会で地域振興策などを審議し、市長や区長に意見を述べることができる。同市では区長が副市長を兼務。副市長には月額77万円の報酬が出ている。

1254チバQ:2010/03/20(土) 14:14:08
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22851
阿久根市長が元社長の会社、最低制限価格と1円差で落札 市発注工事
(2010 03/20 13:28)
 阿久根市の竹原信一市長が以前社長を務め、現在は市長の親族が経営する建設会社が今年2月、同市発注工事の入札で、最低制限価格より1円高い金額で落札していたことが20日分かった。同市では市長が最低制限価格を決めている。
 最低制限価格は契約額の下限で、工事の品質を確保するため設定される。入札では、予定価格と最低制限価格の間で最も低い金額で入札した業者が落札する。
 市などによると、同社が落札した工事は「総合運動公園施設整備工事」。2月26日入札があり、9業者が応札した。予定価格は524万7619円(税別)で、最低制限価格は446万476円(同)。同社は446万477円で落札し、次点は4円差の446万480円だった。
 竹原市長は就任直後の2008年10月の市議会一般質問で、同社が市の指名業者であることや、市発注工事の決裁権を持つ市長が同社社員として兼業することを追及された際、「(市の入札を)辞退する考えはない。私は不正はしない」などと答弁していた。

1255チバQ:2010/03/20(土) 14:14:55
http://www.373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=11&amp;storyid=22838
阿久根市長「ブログ、メディアに出す」 運動部生徒の大会出場禁止、県立高に撤回求める
(2010 03/20 06:30)
 阿久根市の竹原信一市長が18日、同市の県立鶴翔高校(●松和成校長)に対し、同校が生徒指導を理由に決めた運動部の男子生徒の試合出場禁止を取り消すよう求める際、「変更しないならブログ(日記風サイト)やメディアに出す」などと伝えていたことが19日分かった。竹原市長は同日、取材に応じなかった。
 同校によると、喫煙目的の他の男子生徒と校内のトイレへ数回入り、吸わずに話をしていたなどとして、今月下旬から始まる大会への生徒の出場禁止を18日朝の職員会議で決めた。
 同校には同日午前、竹原市長名で「鶴翔高校校長の問題について(お願い)」と題する文書がファクスで届いた。あて名は「鹿児島県知事伊藤祐一郎殿」で、「校長がひとりの大会出場を禁止した」などと記述。保護者からの苦情として「喫煙生徒を注意しなかった生徒にペナルティーを課すのはおかしい」などと記した上で、大会出場を認めるよう求める内容となっている。
 文書の確認のため、校長が同市教委の長深田悟教育長職務代理者へ電話連絡すると「(出場禁止の)変更はできないか」と求められた。校長は応じられないとし、判断の経緯を説明した。3度目の電話の途中で出た竹原市長は「変更するのか、しないのか」と結論を求め、最後にブログへの記載などを持ち出したという。
 竹原市長は、同校へファクスで送った文書の写しを18日、市役所で報道陣にも手渡した。県秘書課にも同日、ファクスで届いたが、同課によると、送付を伝える電話はなかった。
 ※●は木偏に青

1256名無しさん:2010/03/21(日) 23:55:05
>>1243-1244
(`・ω・´)っ
荒木義行当←※
大住清明落←※
 
荒木義行氏は、07年?補欠だっけかな、衆3区にて自民系候補保守分裂で落選した人物。
衆3区は毎度分裂やってるけど。。
※大住清昭氏は連合の推薦受けてたみたいたが、民自の組織はどちらを支援したんだろうね。

1257名無しさん:2010/03/22(月) 00:08:56
連合が現職支援
どう見ても市職労ですほんとうにありがとうございました

政争の多いところだから、政党は出てきてないだろうな
自民坂本は、松岡系の荒木は推さなかっただろうし
民主後藤は、動ける状況じゃない

1258チバQ:2010/03/22(月) 09:31:26
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001003210002
神埼市長選でも 民主、新顔推薦
2010年03月22日

 民主党県連は21日、臨時の常任幹事会を開き、4月18日に投開票される神埼市長選に立候補表明している新顔で元市職員の狩野(か・のう)常徳氏(35)を推薦することを決めた。自民党が大勝した05年総選挙から09年総選挙の間に民主党県連が推薦して選挙を応援した首長候補は2人だったが、昨夏の政権交代後は武雄市長選に立候補予定の新顔に続いて早くも2人目となる。


 15日に狩野氏から推薦願が出ており、内川修治・県連幹事長(県議)は「政治や行政に対する考え方が我々に近い」と説明した。同市長選では、民主党政権による「ダム見直し」候補になっている城原川ダム(同市脊振町)を巡る対応が争点になりそうで、狩野氏は、ダムに頼らない新たな治水方法を模索する現政権の方針を支持している。


 一方、同市長選に同じく出馬表明している現職の松本茂幸氏(59)は計画通りの建設を訴えている。


 民主党県連として総選挙後2人目の推薦について、川崎稔・県連副代表(参院議員)は「政権交代後は特に、県内に基盤を作っていくことに力を入れている。首長を目指す人たちも与党としての我々に共感しての動きだろう」と話した。

1259チバQ:2010/03/22(月) 16:17:14
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-22_4777/
ムード低迷 沖縄市長選 告示まで1カ月
泡瀬事業 3者「推進」
政治 2010年3月22日 09時51分

(6時間25分前に更新)

 4月25日投開票の沖縄市長選は告示まで1カ月を切った。現職の東門美津子(67)、元県歯科医師会長の喜屋武満(62)、市議の江洲真吉(60)の3氏が立候補を表明しているが、選挙ムードは高まりに欠けている。それぞれの選挙態勢や課題を探った。(中部支社・新崎哲史)

 東門氏は、泡瀬沖合埋め立て事業(東部海浜開発事業)の対応をめぐり、支持政党と政策協定締結が難航。「経済的合理性がない場合は推進しない」とした文案でまとまる見通しだが、東門氏は「見直し計画で事業推進」との立場を市議会で表明している。

 東門氏周辺は「合理性なければ止めるのは当然。逆に、新計画の合理性を説明すれば推進可能」と見解を示す一方で、「市民には分かりづらい。選挙戦では意志を明確に伝えなければ」と課題を挙げる。

 社民、共産、社大の各党は既に政策協定締結に向けて基本合意。21日には民主党県連が東門氏と面談。同県連の上里直司政調会長は「環境保全の面で東門氏とズレはあるが、来週にも党内で最終調整したい」と近く結論を出す方針だ。

 一方、喜屋武氏は自民党の推薦を受けたほか、近く公明党の推薦も得られる見込みで、選挙に向けた態勢は整いつつある。

 2月中旬に出馬表明したが、政治経験がないため、基本政策の調査や先の衆院選で分断した保守系の取りまとめにも時間を要した。

 陣営が課題に挙げるのは「知名度アップ」だ。歯科医師経験から「医療、福祉、こども」を重点政策に並べたが、現職が力を入れる分野でもある。加えて「泡瀬事業」は3候補者とも推進の立場。中心市街地活性化などは同市が10年来抱えている課題でもあり、1期4年務めた現職を攻める「争点」づくりを模索している。

 陣営は「政策で差別化を図り、残り一カ月で現職への批判票を取り込みたい」と短期決戦に総力を挙げる姿勢を示している。

 江洲氏は、市内各所でビラ配りやあいさつ回りを徹底し、運動量で他の2氏に先行している。市政与野党それぞれの分裂による政党の取り込みなども見込んでいたが、支持に回る党はなく、中盤以降の運動の広がりが課題となっている。

1260神奈川一区民:2010/03/25(木) 09:12:16
松野明美さん:熊本の市議増員選に出馬へ

熊本市と旧植木町の合併に伴う市議増員選挙(定数2)=4月25日投開票=に、
同町出身で元マラソンランナーの松野明美(本名・前田明美)さん(41)が立候補する意向であることが24日、分かった。
近く記者会見して正式に表明する。
松野さんの夫真治さん(42)によると、松野さんはダウン症の子を持つ親としても知られ、
子育てやスポーツ分野で自身の経験を生かしたいと出馬を決意したという。
また、旧町議ら町民からも立候補を望む声が上がり「町の人の声を議会に届けたい」という。
松野さんは現役時代、熊本市の旧ニコニコドーに所属。ソウル五輪(88年)1万メートルで日本記録を更新したほか、
バルセロナ五輪(92年)の女子マラソン日本代表候補だった。
95年に引退後は講演やタレント活動をしている。01年に結婚し、2児の母で次男がダウン症であることを公表し、
子育ての経験を書いた本を出版している。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100325k0000m010105000c.html

1261チバQ:2010/03/28(日) 12:18:04
http://www.asahi.com/politics/update/0327/SEB201003270022.html
夫婦で旅行・カラ視察…政調費不正、揺れる宮崎市議会(1/2ページ)2010年3月28日9時0分
 政務調査費の不正支出問題で宮崎市議会が揺れている。夫婦で北海道旅行、カラ視察で報告書偽造、そして飲酒も――。関係した2市議がすでに辞職。市議会は真相究明のための調査特別委員会を設置、26日には市監査委員へ監査請求することを決めた。特別委は、辞職した2人と現職市議の計3人を参考人として招致する方針だが、現職市議が反発を強めており、真相究明への道筋は不透明だ。

 問題となっているのは、市議会最大会派の「市政同志会」(現在13人)で、不正に関与したことが明らかになった日野輝生氏(75)と田嶋浩二氏(49)は「市民に迷惑をかけた」などとして、今月8日に議員辞職した。

 同市議会では、月額1人当たり8万円の政調費を所属会派に交付している。

 2007年度の同会派の政調費実績報告書によると、7月19〜21日、日野氏と田嶋氏が北海道の旭川市と稚内市で市民農園や旭山動物園を視察したとして、約38万円が支出されている。だが、実際には田嶋氏の名義を使い、日野氏が妻と2人で私的に北海道を旅行していた。

 他にも、田嶋氏の実態のないカラ視察で、「18万6010円を支出した」とする偽造の報告書が提出されていたり、会派の会合などの際に、議会の内規で認められていない飲酒を含む飲食代に政調費約30万円を充てたりしていたことも分かっている。

 また、07年6月には同会派の市議10人で北海道の網走市と小樽市を2泊3日で視察したとして、188万6千円が支出された。だが、この際の視察内容の報告(議長あて)は163文字だけ。しかも訪問先の自治体に連絡すらしていなかったが、同会派は「自治体を通すと良いところしか見られないから、連絡はしなかった」などと説明し、この視察については「適正な支出だった」と主張している。

 田嶋氏は当時会派の会計責任者だったが、08年2月に会派を離脱。その後、別の会派の会計責任者を務めた。日野氏や田嶋氏、現在の市政同志会の会計責任者らは朝日新聞社の取材に対し「不適正な利用分は07年度内に会派にいったん返金し、政調費として認められているガソリン代や通信費などに充てた」として、「会計上のミスだった」と強調している。

 この問題は2月28日付の朝日新聞の調査報道で一部が明らかになった。同市議会は特別委を今月12日に設置した。08年度までは政調費の領収書の提出は義務づけられていなかったが、田嶋氏が会計責任者を務めた市政同志会と市民みやざきの2会派は求めに応じ、08年度以前の領収書を特別委に提出。23日の特別委では金の流れを明らかにするため、日野、田嶋両氏と、市政同志会の田嶋氏の後任の会計責任者を参考人招致することを決めた。

 だが後任の会計責任者の現職市議は「不正をした議員と同列に扱われたことで迷惑している」などと招致決定に反発。特別委に提出した会派の領収書を市民に公開しないよう求めるなどしており、真相究明がどこまで進むか不透明な部分も多い。

 政調費を巡っては、各地でずさんな使途が発覚したことから、山口、沖縄、九州の各県と福岡市では現在、1円以上の支出に領収書添付を義務化。北九州市は1件5万円以上の支出に領収書添付が必要となっている。(神澤和敬)

1262とはずがたり:2010/03/28(日) 22:21:16

宇土市長選、三つどもえの争い 来月4日に投票
2010年03月28日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20100328003.shtml

 任期満了に伴う宇土市の市長選が28日、告示された。立候補を届け出たのは前市議会議長の浜口多美雄氏(59)、元市職員の元松茂樹氏(45)、現職で4選を目指す田口信夫氏(74)=いずれも無所属、届け出順=の3人。4月4日の投開票に向けて三つどもえの選挙戦が始まった。

 浜口氏は北段原町のショッピングセンター駐車場で「教育の充実や福祉向上、農水産業の復興に全身全霊をかける」と第一声。

 元松氏は南段原町のディスカウントストア駐車場で「12年間で現市長の役目は終わった。私が宇土市を元気にする」と訴えた。

 田口氏は善道寺町の大型商業施設駐車場で「子育て支援を重視し、宇土市に住みたくなるような政策に取り組む」と述べた。

 期日前投票は29日から4月3日までの午前8時半〜午後8時、市勤労青少年ホームなど3カ所で。投票は4月4日午前7時〜午後8時(下網田町の古場田公民館は午後7時まで)、21カ所であり、午後9時半から市民体育館で即日開票される。選挙結果は午後11時20分ごろ判明する見込み。

 27日現在の有権者数は3万769人(男1万4500人、女1万6269人)。(後藤幸樹)

1263チバQ:2010/03/30(火) 12:10:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00001180-yom-soci
阿久根市長が反対派集会を監視、つかみ合いに
3月29日23時10分配信 読売新聞

 マスコミが議場にいるとして市議会への出席を拒否している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)は29日夜、反市長派市議が市内で開いた議会報告会に姿を見せ、「今後も議会には出席しない」と宣言した。

 「反市長派は市政運営に参加させない」とし、辞職を迫った市議とつかみ合いの騒ぎとなった。

 報告会は、反市長派の12議員でつくる勉強会が主催し、市民約70人が参加した。市長は「(議員が)うそを言わないか監視しに来た」と来場。報道陣を携帯電話のカメラで撮影するなどした。

 市議が、市長の出席拒否で予算案審議が打ち切られたことなどを説明して質問を募ると、市長は挙手し「市民には市政のことは何も知らされていない」と発言した。「不信任のままの議会には出席しない」などと言い放ったため、参加者の男性が「早よ辞め」と叫び、市議らがマイクを奪おうと詰め寄った。

 終了後、市議の一人が「辞職すべきだ」と市長に迫ると、市長が市議の首に手を回してつかみ合いとなり、市民に制止される一幕もあった。

1264チバQ:2010/03/30(火) 12:17:04
沖縄にしてはずいぶん若い現職ですね
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-30_5109/
現職・新人一騎打ちへ 金武町長選きょう告示
政治 2010年3月30日 09時57分

(2時間18分前に更新)

 【金武】任期満了に伴う金武町長選挙は30日告示される。立候補を表明している現職で3期目を目指す儀武剛氏(48)=無所属=と新人で前副町長の池原勝啓氏(60)=無所属、社民、社大、民主推薦、共産支持=の一騎打ちの見通し。投開票は4月4日。

 儀武氏は2期8年の実績を強調するとともに、町民税の10%減税、幼稚園の保育料や学校給食費の無料化、米軍ギンバル訓練場返還後の跡地利用による雇用創出、地場産業の振興などを政策に掲げている。

 池原氏は、儀武氏が進めるギンバル訓練場跡地利用計画の見直しを争点に挙げる。「町民が主人公の町政を」と訴え、保育所保育料の無料化、認可外保育所児童の支援、副町長の一人制などを打ち出している。

 同町の29日現在の有権者は8492人(男4156人、女4336人)。期日前投票は31日〜4月3日の午前8時半から午後8時、町役場3階で。

 儀武剛氏(ぎぶ・つよし) 1961年生まれ、町金武出身。南九州大学園芸学部卒。86年町役場採用。総務課財政係長などを経て、2002年の町長選で初当選、06年無投票で2期目の当選を果たした。

 池原勝啓氏(いけはら・かつひろ) 1949年生まれ、町並里出身。琉球大学法文学部卒。75年金武村(当時)教育委員会採用。町保健福祉課長などを経て、2007年4月から副町長、09年8月辞職。

1265チバQ:2010/03/30(火) 19:11:53
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20100330-OYS1T00253.htm
熊本政令市区割り 5区案で合意、3種に絞り込む







 政令市移行後の熊本市の区割りなどについて協議している市長の諮問機関・市行政区画等審議会(会長=桑原隆広・県立大教授、28人)が29日、同市で開かれ、区割りの数を五つとする5区案で合意した。

 ただ5区案は3種類に絞り込まれた段階で、4月6日の次回会合で細かい線引きや区役所の位置を決め、最終案をとりまとめる方針。桑原会長は「最終案決定に大きく前進した。4月前半には答申したい」と話している。

 3種類の案は市の事務局が示した原案と、それを修正した二つの案。

 原案(地図の〈1〉)は▽各区の人口規模を10〜15万人とする▽小学校区を分断しない――など、審議会が決めた区割り基準4項目に基づき、中央と東西南北に区を配置している。

 修正案のうちの一つ(地図の〈2〉)は、旧植木町域を単独区とし、旧市域の北部に一つの区を配した。また、河内校区などを含む西部から旧富合町域、旧城南町域までの広域を同一区とし、原案では中央の区だった帯山、帯山西校区を東部に組み込んだ。中央の区を希望する声が多い花園、池田、城西、古町校区は中央の区に加えた。

 別の修正案(地図の〈3〉)は、原案では旧富合、旧城南の両町域とともに南部の区に含まれる飽田西、奥古閑、川口など西南部について、海に面した特徴を生かした街づくりができるとして、西部の区に組み込んだ。原案では東部の区の西原校区は、帯山校区と結びつきが強いとして中央の区に含めた。龍田、楡木、武蔵など旧市域の北部は東部の区とした。

 審議会では事務局が示した5区案と6区案以外にも検討すべき、との意見が出された。このため、区割り案は全部で八つになったが、5区案以外の案を支持する委員が少数となり、この日は3種類の5区案に絞り込まれた。

(2010年3月30日 読売新聞)

1266名無しさん:2010/03/30(火) 23:09:12
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100330ddlk45010655000c.html
県議会:民主・愛みやざき・自民県民の会、統一会派結成で合意 /宮崎
 ◇総勢8人、自民に次ぐ勢力に
 県議会の民主党(権藤梅義会長)と愛みやざき(西村賢代表)、自民党県民の会(徳重忠夫会長)の3会派が、総勢8人の統一会派結成で29日、合意したことが分かった。

 県議会は、最大会派・自民党(蓬原正三会長)の22人に対して民主は3人にとどまり、昨年9月の鳩山政権発足後は、国政とねじれの構図。2月定例会で政府に批判的な意見書の採択では自民が数の力で圧倒した。3会派は合流により自民に次ぐ勢力となり、発言力を高める狙いがあるとみられる。

 3会派は昨年10月の副議長選で共同歩調を取るなど距離を縮めており、夏に迫る参院選や来春改選の県議選に向けて連携を深める。

 自民県民の会は昨年3月、議員定数見直しを巡る対立で自民から分裂した。県議選では定数が45から39に削減され、所属3人のうち2人は、削減対象の選挙区で自民現職と議席を争う。

 愛みやざきからは西村代表ら2人が参加するが、武井俊輔議員は不参加の意向。国政では民主と連立政権を組む社民も、参加を見送った。

 3会派は31日に新会派設立を県議会事務局に届け出、発表する。【石田宗久】

1267チバQ:2010/03/31(水) 21:13:53
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/161911
基地移設賛成派 2候補とも落選 鹿児島・徳之島町議選
2010年3月30日 00:19 カテゴリー:政治 九州 > 鹿児島
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代替施設や基地機能の移設先に浮上している鹿児島県・徳之島で28日、徳之島町議選(定数16)の投開票があり、移設に賛成を主張していた新人の男性2人はいずれも落選した。

 町議選には20人が立候補していた。移設賛成の2人を除く大半の候補者は「移設反対が当然」との立場で、選挙戦では農業や観光の振興、福祉充実などを重点的に訴え、移設問題は大きな争点にはならなかった。

=2010/03/30付 西日本新聞朝刊=

1268名無しさん:2010/04/01(木) 16:09:16
http://mainichi.jp/area/oita/news/20100401ddlk44010537000c.html
選挙:参院選 出馬準備、吉田県議が辞職 /大分
 夏の参院選比例代表に、社民党公認で立候補を予定している吉田忠智県議(54)が、選挙準備に専念するため31日付で県議を辞職した。定数1の選挙区以外は、複数の欠員で補欠選挙を実施することになっており、吉田氏の大分市選挙区(13人)では、今回行われない。
毎日新聞 2010年4月1日 地方版

1269名無しさん:2010/04/01(木) 16:43:47
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100401ddlk45010570000c.html
選挙:小林市長選 医師確保対策で論戦 立候補予定3氏が討論会 /宮崎
 18日の小林市長選を前に3月30日、立候補予定3氏による「マニフェスト型公開討論会」(明日の小林を考える実行委主催)が市文化会館であった。元参院議員の小斉平敏文氏(60)▽元建設会社社長の鮫島憲明氏(60)▽元副市長の肥後正弘氏(64)=ともに無所属=が850人の市民を前に、市立病院の医師確保対策などを巡って意見を交わした。

 3氏が「すぐ実行する重要政策」の一番に挙げたのが市立病院の医師確保。待遇改善の必要性を指摘した上で、小斉平氏は「市立病院勤務を条件に地元医学生対象の奨学金制度を創設」。鮫島氏は「民間の経営手法を導入し、病院を再生する」とした。肥後氏は「協議会を設置して市立病院の役割を明確にする」と訴えた。

 行財政改革では、小斉平氏が市長給料の30%カット、市職員100人削減▽鮫島氏は市職員の総人件費(年40億円)の10%削減▽肥後氏は10年間で職員50人、物件費2億円削減−−などを公約した。【木元六男】

毎日新聞 2010年4月1日 地方版

1270名無しさん:2010/04/01(木) 16:44:49
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100401ddlk45010567000c.html
県議会:民主・愛みやざき・自民県民の会、8人の統一会派を結成 /宮崎
 ◇自民3議員は離党届提出
 県議会の民主党(権藤梅義会長)と愛みやざき(西村賢代表)の2人、自民党県民の会(徳重忠夫会長)が31日、総勢8人の統一会派「新みやざき」を結成した。国政では与野党で対立する民主、自民の議員が参院選を前に合流する異例の展開。最大会派・自民党(蓬原正三会長)の22人に次ぐ勢力となり、議会内での影響力強化を図る。

 代表に自民県民の会の水間篤典議員が就任した。愛みやざきの武井俊輔議員は不参加。民主党からは所属3人全員が参加した。また、自民県民の会所属の3議員はこの日、自民県連に離党届を提出したが、中村幸一会長の預かりとなった。

 会見した水間代表は「政党の垣根を越えて議会の活性化を目指す。新の地方の時代を築きたい」とあいさつした。会派設立に当たっては、議会・選挙区改革を進めるほか、会派決定への賛否の拘束はせず、国政選挙や政党活動では各議員の立場を尊重することを申し合わせた。【石田宗久】

毎日新聞 2010年4月1日 地方版

1271チバQ:2010/04/03(土) 13:24:40
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1593385.article.html
一騎打ちか 武雄、伊万里市長選あす4日告示
 任期満了に伴う武雄市長選・市議選と伊万里市長選が4日、告示される。2市長選とも現職と新人が立候補を表明しており、一騎打ちになる公算。26議席を争う武雄市議選には30人が立候補を予定している。11日に投開票される。

 武雄市長選には、現職で2期目を目指す樋渡啓祐氏(40)=武雄町、無所属=と、新人の元県職員谷口優氏(63)=武雄町、民主推薦=が立候補する見通し。市議の定数は今回から4減で26となる。

 樋渡氏は元総務省官僚で2006年4月に現職を破って初当選。市民病院の民間移譲をめぐって行われた08年12月の出直し選でも当選した。谷口氏は、県立宇宙科学館館長、県立博物館・美術館館長などを務めて06年に退職。地域活動を続けてきた。

 立候補届け出は午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は11日午前7時から午後6時まで36投票所であり、午後7時から白岩体育館で開票される。

 3月2日現在の選挙人名簿登録者数は4万1218人(男1万9111人、女2万2107人)。

 伊万里市長選には、現職で3選を目指す塚部芳和氏(60)=立花町、無所属=と、新人の弁護士曽場尾雅宏氏(45)=新天町、無所属=が立候補を表明している。

 塚部氏は元市職員で2002年4月に現職を破って初当選。06年は無投票で再選された。曽場尾氏は元伊万里税務署長で1998年の市長選に出馬して落選、2度目の挑戦となる。

 立候補届け出は、午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は11日午前7時から午後8時まで。

 3月2日現在の選挙人名簿登録者数は4万6718人(男2万1969人、女2万4749人)。

1272名無しさん:2010/04/03(土) 15:44:11
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001004020005
病院移譲 評価異なる 武雄市長選
2010年04月03日

 11日投開票の武雄市長選を前に、立候補を表明している2氏の政策を聞く「公開説明会 明日の武雄を考える」(主催・武雄青年会議所)が1日夜、市文化会館であり、現職の樋渡啓祐氏(40)と、新顔で元県立博物館・美術館長の谷口優氏(63)の両氏の主張に、約450人の市民らが耳を傾けた。


 武雄市民病院の民間移譲については、両者の立場の違いが浮き彫りとなった。


 樋渡氏は市立病院のままでは累積赤字の拡大と医師不足が深刻化していたと強調。「民間移譲すれば、年間1億円の固定資産税などの税収がある」と効果を述べた。一方、谷口氏は「民間移譲に端を発した地域医療の問題で、市と医師会の信頼関係が大きく損なわれた。(市は)検診や夜間医療を担ってきた医師会と全く話をしていない」と指摘。相互の信頼を取り戻すため、市と大学、医師会で地域医療の審議会を設けて話し合いを重ねると述べた。


 市長として取り組みたい政策には、樋渡氏は「みんなのバスの整備」を挙げた。各地区にミニバンを配備し、住民自ら時刻表を定めて、高齢者などが買い物や病院を回る案を披露。新病院建設後、武雄市民病院の建物を、検診や相談所、集会所などの機能を集めた「みんなの福祉センター」にして子どもや高齢者が集う場所にするという。


 谷口氏は女性を副市長に登用することや、教育施設や白岩体育館の改修、白岩球場でナイター試合ができるよう、電灯を設置。税金の負担を公平にするために徴収率を上げることなどを表明した。


 市内で医療事務に携わる女性(27)は「市と医師会との関係など、市民病院の色々な話が飛びかっていたので、2人の政策を直接聞けて良かった」と話した。

1273チバQ:2010/04/04(日) 01:59:47
>>1262
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100403ddlk43010597000c.html
選挙:宇土市長選 あす投票 現新三つどもえの激戦 /熊本
 宇土市長選は4日、投開票される。新人で元市議会議長の浜口多美雄氏(59)と、元市職員の元松茂樹氏(45)、現職で4選を目指す田口信夫氏(74)=いずれも無所属=の3人が激しい選挙戦を展開している。

 浜口氏は「農漁業の所得を増やし足腰の強い産業にする」と、農商工連携による販路拡大や小1・中1の給食費無料化などで人口増を図ると訴える。

 元松氏は「市民と行政が共にまちづくりに取り組む市にする」と訴え、人口増のため転入者の5年間住民税減税や企業誘致などを提案している。

 田口氏は「政権交代による自治体の混乱を最小限に食い止める」と述べ、財政が改善したとして積極的なハード整備に取り組む姿勢を強調している。

 投票は4日午前7時〜午後8時、市内21カ所であり、午後9時半から市民体育館で開票され、深夜には新市長が誕生する見込み。3月27日現在の有権者数は3万769人。【結城かほる】

==============

 ◇立候補者(届け出順)
浜口多美雄(はまぐち・たみお) 59 無新

 養鶏業▽市ハンドボール協会長[歴]網田漁協理事▽地区体育協会長▽市議会議長▽熊本商大

元松茂樹(もとまつ・しげき) 45 無新

 [元]市職員▽県ボウリング連盟理事[歴]事務機器販売会社員▽市PTA連合会副会長▽熊本商大=[民][社][国]

田口信夫(たぐち・のぶお) 74 無現(3)

 宇城広域連合長▽県市長会副会長[歴]県農政部・福祉生活部次長▽宇土市助役▽中央大

1274チバQ:2010/04/05(月) 00:10:18
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-04-04_5367/
各党 支持拡大に総力 沖縄市長選
参院・知事選の前哨戦
政治 2010年4月4日 09時46分

(14時間23分前に更新)

 県内各政党が25日投開票の沖縄市長選の取り組みを本格化している。県政与党の自民、公明は新人で元県歯科医師会長の喜屋武満氏(62)を擁立、市政奪還を目指す。一方、野党の社民、社大、共産、社大、民主党県連の各支部は現職の東門美津子氏(67)と3月27日に政策協定を締結、市政継続を訴える。各党は県内第二の市のかじ取り役を決める市長選を7月予定の参院選や11月の県知事選を左右する前哨戦と位置付けており、総力戦の様相だ。市議の江洲真吉氏(60)も立候補を表明しているが政党支援は受けていない。(政経部・平良吉弥)

 自民党県連(新垣哲司会長)は3月26、31の両日、喜屋武氏の選対で議員総会を開き、県議や市町村議員を動員した集票活動の強化を確認。企業や組織・団体対策などを中心に支持拡大を図る。同市の桑江朝千夫県議が選対事務総長に就き、全面支援する。

 公明党県本(糸洲朝則代表)も3月26日に喜屋武氏と政策協定を結んだ。同市県議の金城勉幹事長や市議3人を中心に取り組む。同31日の党員会議を皮切りに市内4カ所で会合を開き、支持母体の創価学会などの基礎票を固めながら、上積みを目指す。

 社民党県連(新里米吉委員長)は、遊説活動やローラー作戦を展開する方針。同市県議の仲村未央書記長や市議3人らを中心に選挙態勢を構築した。3日に市内で県連定期大会を開き、党員や支持者の結束を確認、支持拡大の訴えを強化している。

 共産党県委(赤嶺政賢委員長)は同市長選を名護市長選、知事選と並ぶ今年の3大選挙に位置付け、共闘枠組みを重視。独自のチラシの全戸配布を強化。11日に党演説会を市内で開く。同市区の嘉陽宗儀県議や古堅宗嘉書記長を中心に支持層を固める。

 社大党(喜納昌春委員長)は、所属議員のほか、党員、支持者を中心に街宣活動を強化。市内各所で集会を開き活動を活発化する。参院沖縄選挙区に出馬を表明している喜納委員長の前哨戦と位置付けている。

 民主党県連(喜納昌吉代表)は、推薦を見送る方針。だが、衆院3区支部長で沖縄市を地盤とする玉城デニー衆院議員が全面支援する。玉城氏は「泡瀬沖合埋め立て事業に関する東門氏の判断を尊重している。遊説活動などで支援を積極的に呼び掛けていく」とする。

 3月30日には社大党沖縄市支部、民主党県連3区支部、県議の玉城満氏の後援会の3者が激励会を開き、東門氏の支援を確認した。

 名護市長選で、県政野党と共闘し、市政を奪還した政党そうぞう(當間盛夫代表)と国民新党県連(呉屋宏代表)は「両陣営から依頼はなく、組織支持は決めていない」としている。そうぞうの市議一人は、喜屋武氏を支援している。

1275杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/04/05(月) 20:41:44
>>1262 >>1273
宇土市長に新人の元松氏 現職の4選阻む
http://kumanichi.com/news/local/main/20100405001.shtml

 任期満了に伴う宇土市長選は4日投開票され、元市職員で無所属新人の元松茂樹氏(45)が、現職の田口信夫氏(74)と前市議会議長の浜口多美雄氏(59)を破り、初当選した。
 投票率は69・68%。同じく三つどもえだった前回(68・28%)を1・40ポイント上回った。
 当選を決めた元松氏は浦田町の選挙事務所で「新たなまちづくりの第一歩を踏み出すことができた。みなさんと一緒に、宇土を元気のあるまちにしたい」と決意を語った。
 選挙戦は3氏ともまちの活性化を第一に掲げ、独自色をどう出すかに注目が集まった。
 元松氏は「チェンジ宇土」をキャッチフレーズに「縦割り行政を廃止し、市民の声を生かす」と市役所の組織再編を訴えた。民主党県連、国民新党本部、社民党県連の推薦と市議3人の支援を受け、子育て世代などに浸透。浮動票も取り込み票を上積みした。
 4選を目指した田口氏は宇土駅周辺の副都心構想などを訴えたが、変革の機運を打破できなかった。浜口氏は第1次産業の振興などを訴えたが伸びなかった。
 当日有権者数は3万299人(男1万4253人、女1万6046人)。(後藤幸樹)

◇宇土市長選開票結果(選管最終)

当 9737 元松   茂樹 45 無新=民主・社民・国新推薦
   8930 田口   信夫 74 無現
   2313 浜口 多美雄 59 無新

1276チバQ:2010/04/05(月) 21:19:04
民主系 久しぶりの勝利ですね

1277チバQ:2010/04/08(木) 12:14:28
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1607664.article.html
11日投開票の武雄・伊万里市長選終盤情勢
武雄




谷口氏 「民主推薦」も力に   樋渡氏 200ヵ所目標に演説 



 新人の谷口優氏(63)=武雄町=と、2期目を目指す樋渡啓祐氏(40)=同=の一騎打ちとなった武雄市長選。説明責任や情報公開を果たす市政への転換を呼び掛ける谷口候補に対し、樋渡候補は4年間の実績をもとに「継続」を訴える。谷口候補が民主党推薦を受けたのに対し、樋渡候補は政党色は出していない。

 谷口氏は昨年11月の立候補表明後、集会や三夜待など小さな集まりにも顔を出している。推薦した民主党は、原口一博総務相が告示1週間前と出陣式の2度にわたって武雄入り。大串博志財務政務官や川崎稔参院議員らも支援に入った。


 選対本部長は同市選出の石丸博県議。同日選となっている市議選候補者10人から支援を受ける。昼は街演、夜は大規模集会で「今の市政運営は説明不足や強引さが目立つ。住民投票条例制定など市民本位の市政を」と訴える。6日には出身地の山内町で総決起大会を開くなど、山内町での票固めにも力を注ぐ。


 樋渡氏は、水道料や固定資産税引き下げなど市民負担の軽減に取り組んだ1期目の実績をアピール。出陣式には、山下徳夫元衆院議員、井本勇前知事らが顔をそろえた。同市選出の稲富正敏県議や20人近い市議選候補者が支持している。


 昨夏以降、10人単位から100人以上規模の大小集会を約80回重ね、告示後は200カ所を目標とする街頭演説や、夜の個人演説会などで支持を訴える。政党色を出さず広く市民への浸透を図る。


 有権者は4万1千人余り。両陣営とも投票率は「80%はいく」と予想する。2006年の市長選は、樋渡氏が2万票余りを集め、現職に約8千票の差をつけて初当選。市民病院民間移譲が争点となった08年の出直し選は06年と同じ顔ぶれの戦いで、1万5739票を集めた樋渡氏が、約2800票差の接戦を制した。


 谷口陣営は「出直し選の約1万3千票をベースにいかに上積みができるか」と批判票取り込みを目指す。樋渡陣営は「ミニ集会などを精力的にこなし、負けない戦いをやってきた。終盤も全力で」と票の積み上げを図る。


【写真】市長選立候補者の集会に参加し、気勢を上げる武雄市の有権者



伊万里




塚部氏 2期8年実績強調   曽場尾氏 批判票掘り起こす




 3選を目指す現職の塚部芳和候補(60)=立花町=と、新人で弁護士の曽場尾雅宏候補(45)=新天町=の争いとなった伊万里市長選。財政改革を主な争点に、有田町との自治体病院統合計画の是非や、黒澤明記念館誘致問題で両者の主張は真っ向から対立している。

 塚部候補は、SUMCOなど13社の企業誘致による約1100人の雇用創出など、2期8年の実績を強調。西九州自動車道建設、子育て支援や福祉の充実などを訴える。市財政については自主財源比率は県内トップクラスとして「財政は健全」と訴える。


 曽場尾候補は、市の08年度の実質公債比率20・8%は県内最低レベルで「九州の夕張は間近」と、別の指標を掲げて財政の厳しさを強調。病院統合と黒澤明記念館誘致の中止を明言する。市長給料半減と退職金廃止、市の人事改革などによる歳出削減を打ち出す。


 両者の主張の違いが際立つのは、病院統合と黒澤記念館。塚部候補は「地域医療を守るために中核的病院が必要。国の補助もあり、市の負担は年間3500万円程度。負担増にならない」と主張。曽場尾候補は「約65億円をかけて建設しても、赤字経営になれば、市民の負担。建設せずに市民病院の診療科目を特化させるべき」とする。


 黒澤記念館については、塚部氏が財団の方針や財政を検証しながら当面は誘致を継続する方針なのに対し、曽場尾候補は「つくらない」とし、訴訟も視野に入れた対応を明言している。


 塚部陣営の出陣式には、民主党、自民党の国会議員や県議、市議ら約1700人が集まった。事務所の壁は、推薦状で埋まるなど各種団体の支持も取り付けている。


 曽場尾陣営の出陣式の参加者は約200人。支持基盤のないボランティア中心の選挙戦で、黒澤問題対応への批判など、塚部市政に疑問を持つ人の票の掘り起こしに力を入れる。


 有権者は約4万6千人。両陣営とも投票率は70%前後とみる。一期目は現職を3千票近く上回る約1万8千票を集め、2期目は無投票当選だった塚部陣営は「農村部は固めつつある。中心部で上積み」とし、曽場尾陣営は「若い世代を掘り起こし、当選ラインの1万7千票を目指す」とする。


【写真】演説会で候補者の訴えに耳を傾ける有権者=伊万里市の公民館

1278チバQ:2010/04/08(木) 21:42:44
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100407ddlk40010382000c.html
まちの行方:市長選を前に 飯塚/上 /福岡
 任期満了に伴う飯塚・嘉麻両市長選は11日に告示、18日に投開票される。ともに合併して4年。両市が抱える課題を3回にわたって検証する。【伊藤奈々恵】

 ◇厳しい企業誘致 雇用増へ用地造成するも
 約36ヘクタールの広々とした造成地の真ん中を、真新しいアスファルトの道路が走る。飯塚市の飯塚オートレース場北側の炭鉱跡地に、市が整備した鯰田工業団地。総工費は約20億5000万円(見込み)。このうち13億8000万円を起債(借金)した。土地の売却金で返済する計画だが、今のところ、進出企業の予定はない。

 市の財政状況は厳しい。貯金にあたる財政調整基金を10年度当初予算で4億円取り崩した。残高は26億円。赤字財政が続けば、貯金が底をつく日は近い。数値が高いほど財政の硬直化を示す経常収支比率は101・4%(08年度)で、警戒ラインの90%を大幅に超える。借金返済や人件費で投資的な事業がほとんどできない状態だ。

 それでも市は工業団地建設を進めた。背景には筑豊地域の厳しい雇用環境がある。嘉飯地域の高校生の就職内定率(2月末現在)は71・7%で県内最低。有効求人倍率(2月)も福岡0・46倍、北九州0・49倍に対し、筑豊は0・40倍。市内には3大学があるが、卒業後も飯塚にとどまる学生は少ない。「働く場所がなければ人は外に出て行くばかりだ」と市幹部は嘆く。企業誘致が雇用の確保と定住人口の増加につながると考えている。

 市は自動車関連企業誘致を狙い、08年春に名古屋事務所を開設した。「トヨタ、日産、ダイハツ……。どの工場も1時間以内」と立地のよさをPRした。

 だが、08年秋の世界同時不況以降の経済悪化が、市の計画を狂わせた。橋本周・市経済部長は「厳しいからこそ地道な活動が重要。景気が上向いた時、いち早く飯塚を検討してもらえたら」と話す。10年度まで名古屋事務所を存続させ、自動車以外の産業にも目を向け、営業を展開する。工業団地の造成中、数社が視察に訪れたという。「今年度が本当の勝負」と力を込める。

 一方、企業誘致の目的が市民に十分伝わっていない実態もあるようだ。「造成なんかせんで、木を茂らせておいた方がよかったんじゃないか。どこかの企業と約束しているわけでもないのに……」。工業団地前の道をよく通るという市内の農業男性(76)は言った。

 企業の進出がなければ、残るのは造成地と借金だけだ。市は企業誘致に力を入れながらも、その目的を市民に説明し理解してもらう努力が必要だろう。

〔筑豊版〕

1279チバQ:2010/04/08(木) 21:43:27
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100408ddlk40010431000c.html
まちの行方:市長選を前に 飯塚/下 /福岡
 ◇教育現場充実を 多様化への対応が課題
 「教師の仕事は重労働。数を増やして学校現場を豊かにしてほしい」。二瀬中学校PTA会長の岡本孝之さん(57)は訴える。一方で「学校も100%は無理。足りない部分は地域で補えばいい」と話し、仲間とつくる市民団体「教育支援フットワーク(EFW)」が、学校教育のサポートに取り組んでいる。

 EFWは10月〜翌年2月の受験シーズンの毎週土・日曜、3年生を対象に「育生塾」を二瀬中で開く。会社員や塾経営者らがボランティアで講師となり、志望校別に5教科を指導する。料金は講師の交通費や資料代など月2000円。09年度は生徒69人が参加した。

 時代の流れや社会の変化の中、教師の負担は増している。同じクラスの子どもでも、学力やものの考え方、家庭環境などすべてが多様化。二瀬中の小幡満明校長は「以前よりきめ細やかな指導が必要とされている。一律にはいかない」と話す。

 さらに部活動を受け持っていれば、早朝や土日の練習までつきっきり。休日の学習指導までの余裕はない。

 多忙な教師たちが病気になり、休職を余儀なくされるケースも少なくない。市内のある学校のクラスでは、1年間で英語の教師が4人も代わった。

 こうした学校現場を任期付きの講師が支えているのが実情だ。病気だけではなく出産や研修で現場を離れる教師の代理を務める。仕事は教師と変わらないが、立場は不安定だ。飯塚市の教員定数は小、中学校合わせて726人。09年度はこれとは別に、175人の講師が教壇に立った。

 飯塚市は08年度から小学1〜3年に35人学級を導入した。国の基準は1クラス40人。新たに教師が必要で、市は独自に雇用した。10年度も14人を独自雇用するため7217万円の予算を組んだ。筑豊地域は09年の全国学力テストで、県内の教育事務所単位の成績では最下位だった。そんな中、市教委は「35人学級を導入した学校は全国標準学力検査では全国平均以上の結果を出した」と成果を説く。

 昨年12月議会では、教師の胸ぐらをつかんだり殴りかかったりするなど中学生の問題行動が取り上げられた。教師が増えればより目が行き届くようになると指摘する声は多い。

 厳しい財政事情の中で教師を増やすには財源が必要だ。少人数学級を導入する自治体が増え、人材確保も難しくなってきている。

 岡本さんは強調する。「行政は教育にお金を出さないといけない。人を育てなければ、社会は成り立たない」【伊藤奈々恵】

〔筑豊版〕

1280名無しさん:2010/04/09(金) 07:39:00
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001004080005
武雄市長選 民主の浸透 どこまで
2010年04月09日

 武雄市長選(11日投開票)で、現職の樋渡啓祐氏(40)の対立候補、新顔の谷口優氏(63)を民主党が推薦した。昨年9月の政権交代後も課題とされている地方基盤の強化に向けた布石の一つだ。だが、政権交代から半年以上がたち、鳩山政権の支持率は低迷。「政権与党」の看板が選挙結果を左右するのかが注目される。(岩田正洋)
 4日、市内であった谷口氏の出陣式。壇上には、民主党県連代表の原口一博・総務相と大串博志・財務政務官の両衆院議員、川崎稔・参院議員、夏の参院選の公認候補の甲木(かつ・き)美知子氏の姿もあった。谷口氏を支援する市議は「まるで民主党の出陣式やね」。選挙対策本部長を務める石丸博県議が「自民党の石丸でございます。低い声で言いましたが……」と気まずそうにあいさつに立った様子に、会場からは笑い声が漏れた。
 同市では県議2人がいずれも自民公認、市議も大半を自民系が占め、民主はいない。その「空白区」で谷口氏を推薦した狙いは政権交代後も課題だった地方での党勢拡大。大串氏は出陣式で「私たち財務省としても大きな力とリーダーシップを谷口さんに発揮してほしい」と踏み込んだ。
 大串氏は「推薦効果」について、告示1週間前にあった70人規模の集会にも原口総務相が顔を出したことや、衆院2区の旧北方町にある大串氏の後援会組織が谷口氏を支援出来ることを強調。実際、昨夏の衆院選では旧北方町や同市の民主比例票は自民票をわずかに上回っている=表。
 民主党に推薦願を出した理由について、谷口氏の選対の城島剛事務局長は「内部には(自民支持が根強い)農村部が多い武雄市では抵抗があるという意見もあったが、政権党の勢いを借りたかった」と説明する。だが、具体的な応援については、大串氏の小城市の秘書1人が選挙指導に出向く以外、脆弱(ぜい・じゃく)な地方組織のため、事務所への人的支援などは無いのが現状だ。
 また、武雄市民病院の民間移譲の是非が問われた2008年末の出直し市長選のしこりが残り、移譲反対の自民、共産系の議員は谷口氏支持で協力。谷口派の市議からさえ、「政権与党の推薦で、共産党が応援しにくいのでは」と心配する声も出る。
 一方の樋渡陣営は党派性を薄め、現職としての実績を強調する選挙戦を展開している。出陣式では井本勇前知事があいさつし、「地方行政は党派ではなく、市民のために頑張る首長が本当の首長だ」と民主党の動きを牽制(けん・せい)した。
 樋渡氏の後援会長を務める松本和夫・元北方町長は衆院選で大串氏の支援に回ったが、「国と地方の政治は違う。衆院選では反自民の票が民主への期待の票に変わったが、今回の選挙にはまったく結びつかない」と断言。樋渡氏を支持する自民市議も「いくら政権与党が推薦しても、市議会に民主の市議が1人もいなくては市民への浸透は難しいだろう」と話す。

1281チバQ:2010/04/09(金) 17:44:29
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100409ddlk45010353000c.html
自民県連:県議会新会派で3氏を除名処分に /宮崎
 自民党県連は8日、党規委員会(黒木次男委員長、9人)を開き、県議会で統一会派「新みやざき」を結成し、離党届を提出していた元自民県民の会の3議員を「党の団結を阻害した」として除名処分にした。3人は徳重忠夫▽水間篤典▽浜砂守の各県議。また、党籍を持ったまま新会派に加わった松田勝則県議は離党勧告処分にした。

 黒木委員長は「一致団結して戦わなければならない大事な時期。民主県議らと新たに会派を組んだことを重くとらえた」などと理由を説明した。また、松田県議については「実質的な除名処分。本人から離党届が出ていないので1週間ほど余裕を持たせた」と述べた。【小原擁】

1282チバQ:2010/04/12(月) 12:22:12
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001004110004
有田町長に田代氏/岩尾氏及ばず
2010年04月11日

 有田共立病院と伊万里市民病院との統合が争点となった有田町長選が11日に投開票され、統合推進を掲げた前町議長の田代正昭氏(67)=無所属新顔=が、統合反対の学習塾経営、岩尾俊志氏(55)=同=を破り、初当選した。投票率は81・61%(前回82・27%)だった。
 田代氏は、病院統合について、当時の議長として議決した立場から、反対する岩尾氏の立候補を受けて出馬を決めた。岩尾氏は、病院統合問題の白紙撤回などを訴えたが、及ばなかった。

1283チバQ:2010/04/13(火) 21:02:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100413-00000227-yom-pol
阿久根市長不信任案提案へ「市長派市議がなぜ」
4月13日16時17分配信 読売新聞


 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)を支持する市議4人が市長不信任案の提案を決めた12日、市民からは「市長派がなぜ不信任案を出すのか。本末転倒」と、奇手ともいえる提案に疑問の声が上がった。

 4人は「反市長派が多数を占める議会を変えなければ、市長の改革は進まない」と理解を求めており、約1年ぶりの不信任案を巡って市議会の内紛が激化しそうだ。

 提案を明らかにした松元薫久議員は「議会はこのままで良いのかを真剣に考えた結果」と話し、市長と議会が対立している現状を打開するには議会解散しかないという立場を強調した。

 報道陣の「市長派という立場からすれば、不信任案の提案は矛盾していないか」の質問には、「内部で様々な意見が出たが、市政をもてあそんでいる感覚はない」と述べるにとどまった。

 不信任案は19日の最終本会議に提案されるが、市議会(16人)のうち12人を占める反市長派の反対多数で否決される公算が大きい。

 市長の政治姿勢に疑問を抱いている市民は「市長派が賛成し、反市長派が反対するのだろうが本末転倒で、わかりにくい。市民を軽んずる提案だ」とあきれ顔。一方、市長を支持する市民は「議会の構成を変え、市長の改革を進めるための苦肉の策と受け止めたい」と擁護した。

 最終本会議では、市長派が提案を決めている市議会の自主解散決議案も一緒に審議され、こちらも否決される見込み。(尾谷謙一郎)  .最終更新:4月13日16時17分

1284チバQ:2010/04/13(火) 21:10:10
http://mainichi.jp/area/saga/news/20100413ddlk41010669000c.html
選挙:ミニ統一選(その1) 伊万里市長選と武雄市長選、現職が3選 /佐賀
 任期満了に伴う伊万里市長選▽武雄市長・市議選▽有田町長・町議選が11日開票され、県内はさながら“ミニ統一選”の様相を呈した。2市長選はいずれも現職が新人を降して3選を決め、2新人の戦いとなった有田町長選では病院統合計画推進派が当選した。鹿島市長選と神埼市長・市議選の告示もあり、鹿島市長選は無投票で新人が当選。神埼市長選は現職と新人の一騎打ちとなった。神埼市長・市議選は18日に投開票される。

 ◆伊万里市長選

 ◇「今後も行革推進」−−塚部氏
 現職の塚部芳和氏(60)が新人で弁護士の曽場尾雅宏氏(45)を破った。投票率は68・69%。当日有権者数は4万6102人。

 塚部氏は黒澤明記念館問題が逆風となり苦戦を強いられたが、市議の多くが支持に回り、現職の強みを生かして逃げ切った。曽場尾氏はミニ集会を重ねるなど草の根選挙で支持を広げ、塚部氏への批判票を集めたが及ばなかった。

 塚部氏は12日、事務所で「2期8年の実績を評価していただけた」と会心の笑みを浮かべ「行財政改革を継続し、有田町との公的病院統合を進めたい」と抱負を語った。

 ◆武雄市長・市議選

 ◇「福祉にシフト」−−樋渡氏
 市長選は現職の樋渡啓祐氏(40)が新人で元県職員の谷口優氏(63)=共に無所属=を破った。30人が立候補した市議選は現職23人、新人3人の計26人が当選。投票率は79・20%。当日有権者数は4万639人。

 樋渡氏は4年間の実績を前面に、ミニバンの無償提供による交通手段の確保策などを公約に掲げ、こまめにミニ集会を開いて支持を広げた。谷口氏は「市民に開かれた市政」を掲げ、民主の推薦も受けたが及ばなかった。

 樋渡氏は12日朝、事務所で「予想以上の票差。市民の関心は(08年に賛否が分かれた武雄市民)病院(の民間移譲)問題より今後の市の方向性に向かっている」と分析。「市政を福祉重視にシフトし、新武雄病院を中心に農業や観光などを集積させて経済を活性化させたい」と語った。

 ◆有田町長・町議選

 ◇病院統合計画推進、田代氏が初当選
 町長選は前町議会議長の田代正昭氏(67)が、学習塾経営の岩尾俊志氏(55)=共に無所属新人=を破り、初当選。24人が立候補した町議選も16人の新町議が決まった。投票率は81・61%。当日有権者数は1万7236人。

 田代氏は、争点となった伊万里市との公的病院統合計画の推進派。地元国会議員や県議の支援も受けて押し切った。岩尾氏は病院統合計画の白紙撤回などを主張したが、及ばなかった。

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 ◇伊万里市長選確定得票
当 17,620 塚部芳和  60 無現

  13,838 曽場尾雅宏 45 無新

 ◇武雄市長選確定得票
当 18,170 樋渡啓祐 40 無現

  13,718 谷口優  63 無新

 ◇有田町長選確定得票
当 7,286 田代正昭 67 無新

  6,412 岩尾俊志 55 無新

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1285チバQ:2010/04/13(火) 21:10:54
http://mainichi.jp/area/saga/news/20100413ddlk41010724000c.html
選挙:ミニ統一選(その2止) 鹿島市長選、樋口氏が無投票で初当選 /佐賀
 ◇若者の定住政策に意欲
 任期満了に伴う鹿島市長選は11日告示され、無所属新人の元農水省局長、樋口久俊氏(64)以外に立候補の届け出はなく、無投票で樋口氏の初当選が決まった。

 当選の一報が入ると、同市高津原の樋口氏の事務所に集まった支持者から、一斉に歓声が上がった。その後、街頭演説から帰った樋口氏が拍手で迎えられ、笑顔でバンザイ。「ふるさと鹿島に新しい風を吹かせたい、という思いが、市民のみなさんと一致した」と喜びを語った。

 樋口氏は、市の課題として人口減少を挙げ「歯止めをかけるため、若い人が市内に住めるような定住策などを検討していきたい」と意欲を見せた。

 民主党政権への対応については「政治的なことは予測できないので、是々非々の姿勢でやる。私の座標軸は鹿島のためになるかどうかだ」と述べた。【蒔田備憲】

 ◇神埼市長選、現新一騎打ち 市議選は27人立候補−−告示
 任期満了に伴う神埼市長・市議選は11日告示された。市長選はいずれも無所属で、元市職員の新人、狩野常徳氏(36)=民主推薦=と、再選を目指す現職、松本茂幸氏(59)の2人が立候補した。

 今回から定数が2減の24になった市議選には27人が立候補した。合併に伴う06年の前回市議選では、旧3町村ごとに選挙区を設けたが、今回から選挙区はなくなった。

 投票は18日、市内16カ所で行われ、午後9時から市中央公民館で即日開票される。10日現在の有権者数は2万7163人。【遠藤雅彦、姜弘修】

 ◇出陣式で民・自、参院選の前哨戦
 神埼市長選の2候補者の出陣式には民主、自民の国会議員があいさつに立ち、さながら参院選の前哨戦の雰囲気となった。

 「今までと同じ神埼市を続けるのか。市政に狩野さんの能力や経験を使ってもらいましょう」。民主の推薦を受けた狩野常徳氏の出陣式で、同市を含む佐賀2区選出の大串博志衆院議員は同市での「政権交代」を訴え、狩野氏と握手を繰り返した。参院選に同党から立候補予定の甲木美知子氏も来賓の列に並んだ。

 一方、松本茂幸氏の出陣式には自民の参院選候補予定者の福岡資麿氏が出席。今村雅弘衆院議員=比例九州=は「民主党政権を見ると、政治は口より実行とつくづく感じる」とあいさつの冒頭から政権批判を展開した。松本氏は「(神埼市は)財政的に弱く、国会議員の先生たちの力で後押ししてもらってきた」と持ち上げた。

 ◆神埼市長選立候補者(届け出順)

 ◇市の再生に新しい力を−−狩野常徳氏
 「地域の宝を生かせないために、市は停滞している」。神埼市神埼町田道ケ里の陣営事務所で開いた出陣式で狩野氏は現市政を痛烈に批判。「自分に市のかじ取りを任せてほしい。強くて元気な神埼をつくりましょう」と、支持者を前に気勢を上げた。

 事務所には、推薦した民主党の原口一博総務相も駆け付け「内閣府(への出向)で狩野さんは全国の先進的な地域を見てきた」と行政経験の豊かさを強調し、「県内10市の中で目立たないと思われてきた市のリーダーを、1週間後(の投票日)に替えましょう」と呼びかけた。

 ◇市民の命と財産を守る−−松本茂幸氏
 松本氏は神埼市神埼町本堀の陣営事務所で第一声。「(1期目の)4年間でできなかったこと、新たにやらないといけないことがある。市民の命と財産を守るための行政をやらせてほしい」と、支援者に再選への支持を呼びかけた。

 「あらゆる層の市民から支持を得たい」と今回は政党の推薦などを受けなかったものの、出陣式には初当選した前回選挙で推薦を受けた自民党の国会議員が出席。同党の岩永浩美参院議員=佐賀選挙区=は「(松本氏は)過去の実績を踏まえて新しい夢を語れる人」と支持を訴えた。

1286チバQ:2010/04/14(水) 23:22:00
すっかり忘れてたけど小斉平が出馬してるんでしたね
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100413ddlk45010771000c.html
選挙:小林市長選 新人の三つどもえに 医師確保対策など論点−−告示 /宮崎
 任期満了に伴う小林市長選は11日告示され、元建設会社社長の鮫島憲明氏(60)▽元副市長の肥後正弘氏(64)▽元参院議員の小斉平敏文氏(60)の無所属新人3人が立候補した。旧市から通算4期務めた堀泰一郎市長が引退するのを受け、前回の無投票から一転して三つどもえの戦いになった。

 市立病院の医師確保対策が最大の論点。鮫島氏は医師の待遇改善や病院経営陣への民間人起用を柱に「2年内の病院再生」を掲げる。肥後氏は各界各層による協議会を設置し、市立病院の役割を明確化することを訴える。小斉平氏は医師の労働条件改善や、医学生への奨学金助成による医師確保を公約している。

 行財政改革や、3月に野尻町を編入合併したばかりの新市のまちづくりも論点だ。

 鮫島氏は民間企業、肥後氏は市職員、小斉平氏は政治家としてそれぞれ30年以上の経験を持つ。出陣式で鮫島氏は「『民間力』という新しい風を市政に送り込む」と述べ、肥後氏は「38年間の行政経験がある。小林市が今やるべきことは分かっている」。小斉平氏は「新生小林市の礎を築く」と訴え、陣営幹部も「30年の政治経験」を強調した。

 投票は18日午前7時〜午後8時(一部地域繰り上げ)、市内47カ所で。午後9時15分から市民体育館で開票される。10日現在の有権者数は4万591人(男1万8713人、女2万1878人)。【木元六男】

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 ◇小林市長選立候補者(届け出順)
鮫島憲明(さめしま・のりあき) 60 無新

 [元]建設会社長[歴]設計会社員▽小林小・小林高PTA会長▽県高校PTA連合会副会長▽近畿大

肥後正弘(ひご・まさひろ) 64 無新

 市ソフトテニス連盟副会長[歴]市職員・監査事務局長・財政課長▽市収入役・副市長▽玉川大

小斉平敏文(こせひら・としふみ) 60 無新

 [元]参院議員[歴]衆議員秘書▽市議▽県議▽農水政務官▽自民党総合農政調査会副会長▽甲南高

1287チバQ:2010/04/14(水) 23:22:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100412-OYT8T00797.htm
小林市長選 三つどもえ 市立病院対策など争点


ガンバロー三唱で気勢を上げる支持者ら  小林市長選は11日告示され、元建設会社社長・鮫島憲明氏(60)と元副市長・肥後正弘氏(64)、元参院議員・小斉平敏文氏(60)の無所属新人3氏が立候補し、選挙戦がスタートした。投開票は18日。

 旧市時代から15年間、市政を担ってきた堀泰一郎市長は勇退。常勤内科医が1人となった市立病院への対応策のほか、行財政改革が主な争点になりそうだ。

 有権者数は10日現在、4万591人。

 ■鮫島候補 細野の後援会事務所前で出陣式があり、市議や地元住民らが集まった。宇都一郎・後援会長は「(候補は)皆さんの新たな活力となって小林市をリードしていく」と紹介し、支援を求めた。鮫島候補は「小林は不況の中にあり、行政と市民が一致団結して産業振興に取り組まなければならない」と強調。公約に市立病院の再生や行財政改革、雇用創出を掲げており、「過去の政治や行政と決別するときがきた。『民間力』という新しい風を私と一緒に市政に送り込みましょう」と訴え、遊説に出発した。

 ■肥後候補 細野の後援会事務所前で出陣式を開いた。吉留高志・選対本部長は「財政問題をはじめ、難しいかじ取りを求められている。責任ある政治をしてくれるのは肥後候補をおいてほかにいない」とあいさつ。「必勝」と書かれた鉢巻きを締めて登場した肥後候補は「病院の医師確保は絶対にやらなければならない。確保できます。信じていただきたい」などと訴え、「行政経験豊かな私が新しい小林をつくります」と力を込めた。支持者と一緒に「ガンバロー」と拳を突き上げ、選挙カーで遊説へ繰り出した。

 ■小斉平候補 出陣式は水流迫の選挙事務所前で行われ、熱心な支持者らが応援に駆けつけた。武田四男・選対本部長が「候補は議員30年の政治経験と人脈がある。皆さんと共に小斉平市政を実現させたい」とあいさつ。川野輝子・後援会女性部長も「候補の市政に対する情熱に共感し、期待している」と激励した。小斉平候補は市立病院の医師確保や市職員の削減、市長報酬30%カットなどの公約を掲げ、「4年間で市の財政を立て直す。今度の選挙は小斉平のためではなく、小林のためと思って支援してほしい」と訴えた。

(2010年4月13日 読売新聞)

1288チバQ:2010/04/14(水) 23:37:21
2以降みつからず
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001004080006
小林市長選(1) 内科医不足、募る不安
2010年04月08日


医師不足に揺れる小林市立病院

 「53億円かけた新しい病院に医師がいない。宮崎で助からない命が東京でなら助かるかもしれない。これは命の格差だ」。今年1月4日、小林商工会議所などが開いた恒例の新春賀詞交換会で、あいさつに立った出席者の一人が嘆いた。会が新春らしからぬやや沈んだ雰囲気に終始したのは、小林市立病院の内科医不足が顕在化していたからだ。


 「医者ですから、少しでも社会に貢献でき、市民の助けになるのなら」。賀詞交換会から3カ月後。4月初旬の平日の夜、小林市立病院に代わって「当番」を引き受けたのは50代の民間クリニックの内科医だった。自院で待機するだけでなく、市立病院に出向いて患者を診ることもある。


    □■□


 小林市が4月から始めた夜間輪番制。西諸医師会の協力を得て実現した。市立病院の内科医が2月から、派遣元大学への相次ぐ引き揚げで1人だけになり、時間外診療や急患の受け入れが難しくなったことへの応急的対応だ。平日午後7〜10時に開業医らが交代で患者を受け入れる。


 市地域医療対策室によると、輪番制導入は「住民の不安解消」が第一の目的。同時に市立病院の医師の負担軽減を図り、医療環境を整えることで新たな医師確保につなげたいとの思いも込める。


 市立病院の「内科縮小」は周囲の医療機関にも影響を与え始めている。西諸広域消防本部によると、2月の救急車の搬送件数232件のうち、市立病院に向かったのは12%と、それまでの平均23%から半減した。市の担当者は「民間の救急病院などが肩代わりしている状況が歴然」と指摘、「そこもギリギリの状況と聞いている」と医療スタッフの疲弊の拡大も心配する。


 市立病院は昨年9月の全面改築に際し、医師の適正数を19人(内科3、小児科2、外科4、整形外科2、泌尿器科2、循環器科2、産婦人科2、放射線科1、麻酔科1)と定めた。しかし現状は11人(内科1、小児科1、外科4、整形外科2、泌尿器科2、麻酔科1)。うち6人が鹿児島大学からの派遣だ。「鹿児島市内の病院にさえ派遣できない状態」と大学側からは追加派遣を断られた。今のところ医師確保の具体的なすべはない。


 市立病院の関係者は「給料がどうのこうのではなく、働きやすい病院にしないと。せめて当直明けの休みがとれ、好んで働きたいと思われるような病院に」と話し、夜間輪番制の導入を「始まりの一歩」と歓迎した。


    ■□■


 思惑違いは内科だけではない。市立病院内には「3階病棟は閉鎖中」の張り紙がある。3階には外来から入院まで一貫して対応する周産期ゾーンを開設、新病院の目玉にする意向だったが、産婦人科医を確保できず、2003年4月以来の休診は続いたままだ。市内の女性(72)は「里帰り出産する人も多い。いざというときに宮崎市などに走らないでいいような、安心して受診できる病院が欲しい」と憂える。


 市区長会連絡協議会の元会長、伊藤正一さん(79)は2月、医師確保への支援を求める約2万5千人の署名を東国原英夫知事に届け、「西諸を安心して住める地域に」と訴えた。一方で、知事から「署名した人の責任も」との宿題を預かり、コンビニ受診の抑制など今後は患者のあり方も考えていくつもりだ。「これからが遠い道のり。(病院の状況を)見守っていく」


    ◇


 11日告示、18日投開票の小林市長選。堀泰一郎市長が引退を表明し、無所属新顔の3氏が立候補の準備を進めている。4年前の旧須木村、今年3月の旧野尻町との合併で誕生した「新・小林市」の課題を、2回に分けて探る。(知覧哲郎)

1289チバQ:2010/04/15(木) 22:57:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/165389
合併後の県議選区割り 福岡 進まぬ見直し
2010年4月15日 01:38 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 「平成の大合併」で誕生した福岡県朝倉市で告示された市長選、市議補選と、旧甘木市を選挙区とする県議甘木市区補選のトリプル選挙(18日投開票)をめぐり、旧町の有権者から不満の声が上がっている。合併後も県議選(定数88)の区割りが変わらないため、県議補選に投票できないからだ。九州では宮崎県や鹿児島県が来年の県議選から新区割りと定数削減を行う。見直し論議すら始まっていない福岡県議会に対し、議会内部からも疑問の声が出ている。

■朝倉市旧2町の有権者不満 補選“蚊帳の外” 18日投開票

 朝倉市は2006年3月に甘木市、朝倉町、杷木町が合併。今回、任期満了に伴う朝倉市長選に地元県議や市議が立候補した結果、トリプル選に。旧2町の有権者1万4517人は同市長選と市議補選(被選挙数2)には投票できるが、県議甘木市区補選(同1)には1票を投じられない=イラスト参照。1市2町合併から4年もたちながら、新市に残っている投票の「境界」に首をかしげる旧町民は少なくない。

 「(県議補選にも関心があるのに)蚊帳の外にいるみたい」。旧朝倉町の主婦(67)は市議補選の選挙カーを眺めながら不満げに語った。旧杷木町に住む主婦の知人もそう話していたという。

   ■   ■

 福岡県選管によると、県内で甘木市区のように居住する市町村と県議選の選挙区に「ズレ」が生じているのは、久留米市や大牟田市・三池郡など15選挙区に上る。うち、統一地方選で行われた前回07年の県議選以降、甘木市区以前に2選挙区で補選が実施された。

 なぜ見直されないのか。同県議会が04年、合併特例法に基づき07年県議選を従来の区割りで行い、次期県議選(11年)まではそのままとする特例条例を可決したからだ。

 県議会は条例の付則に「市町村合併の状況や国勢調査の人口推移を勘案し、必要があるときは、措置を講じる」と明記。しかし改選から3年たった今も、特別委員会設置など見直しに向けた表だった動きはない。

 九州の他県議会では、合併に対応した選挙区域に条例改正しているところが多い。議員定数についても、長崎、熊本、大分は07年の県議選を前回県議選から2−6削減して実施した。

 前回選挙で定数削減しなかった宮崎は、昨年3月に定数6減の39、鹿児島も同12月に定数3減の51とし、それぞれ区割りも見直した条例を可決。いずれも次期県議選から適用する。鹿児島県の担当者は「住民への周知期間が必要のため、予定より前倒しで見直しの検討を始めた」としている。検討委員会を設けた佐賀は、定数2−3減で調整中で、今月中に関連条例案を提案する見通しだ。

 一方の福岡県議会。複数の県議によると、区割りの見直しは、議員の選挙区事情が絡んで調整が難航し、これまで県議会で具体的な議論は行われていないという。しかしそれは選ばれる側だけの論理。旧朝倉町の主婦のような、選ぶ側の視点に立った見直しの議論を早急に始めるべきだ。

=2010/04/15付 西日本新聞朝刊=

1290名無しさん:2010/04/15(木) 23:29:21
>区割りの見直しは、議員の選挙区事情が絡んで調整が難航し、
福岡県議選では、筑後地方を中心に無投票が多い(朝倉市は筑前国だけど、都市圏としては筑後に近い)
当選するのは当然自民系(+農政連)で、区割り変更が行われないのは
指定席に安住したい県議の怠慢と言われても仕方がない

1291チバQ:2010/04/16(金) 22:07:57
http://www.data-max.co.jp/2010/04/post_9550.html
福岡市長選 変わる構図
社会2010年4月16日 08:50 今年秋の福岡市長選挙は、これまでの市長選とは違う展開になりそうだ。背景にあるのは政党不信である。

 現在のところ、立候補が確実と見られているのは4人。内訳は、現職の吉田宏市長のほか、元市幹部、こども病院移転に反対する市民グループから1人。共産党も候補を擁立する見込みだ。このほか、元福岡市議会議長や現職県議らの出馬が取りざたされている。

 かつての福岡市長選は、自民党推薦を得た候補に財界応援団が加わって他党も相乗り、共産党系候補と一騎打ちするという構図だった。故・桑原敬一元市長時代まではこれにあたり、市内の町内会ごとに張り巡らされた「緑進会議」という選挙母体を軸に、強固な地盤を誇っていた。変化をもたらしたのは山崎広太郎前市長で、正式な推薦こそなかったものの、民主党から事実上の支援を受け、初当選を果たす。(しかし、2期目を目指した選挙では共産党を除く全政党から推薦を取り付け再選される。もちろん、財界も山崎支持に変わっていた。)さらに前回(平成18年)の市長選では、民主党が初めて正式な単独推薦に踏み切り、吉田宏市長が誕生する。市長選は、自民党衰退の歴史に符合しているかのようだ。

 昨年夏の総選挙で民主党が大勝。政権交代が実現する。もはや自民党にかつての面影はない。ところが、期待された民主党は「政治とカネ」の問題などで支持率を落とし、今年に入ってから行われた長崎知事選や町田市長選などで推薦候補が次々に惨敗する。反転攻勢に出るはずの自民党も支持率回復には程遠い状況で、離党者が相次ぐという体たらくだ。
 「みんなの党」が存在感を増してはいるが、1党で福岡市長を誕生させる力はまだない。

 参院選の結果次第という側面はあるが、特定政党の推薦を得た場合、選挙戦では不利に作用する可能性のほうが強い。政党色を薄めて「市民党」を名乗らざるを得ない状況となっている。大手メディアは政党対決を期待しているのかもしれないが、どうやら今回の市長選の構図は違ったものになりそうだ。

1292チバQ:2010/04/16(金) 22:15:37
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001004160001
18日市長選 神埼市の財政
2010年04月16日




 借金の額は毎年減っているが、合併前の事業が財政を圧迫――。2006年3月に神埼町、千代田町、脊振村が合併してできた神埼市。合併時より借金の額は毎年減っているが、農地の区画整理を行った結果、財政規模に比べて大きな借金がのしかかる。神埼市長選(18日投開票)を前に、市の財政状況を整理した。(伊豆丸展代)



 合併当時、借金にあたる地方債残高は176億円あったが、08年度は155億円と年々減少。だが、将来、財政圧迫の可能性の度合いを表す将来負担比率は166・1%で県内ワースト3位。350%に達すると、破綻(は・たん)寸前を示す黄信号「早期健全化団体」になる。
 また、自治体が自由に使えるお金の中で借金返済の割合を表す実質公債費比率も20・7%と県内ワースト3位。18%を超えると借金に県の許可が必要で、県内では神埼市を含め7市町が許可団体に陥っている。25%に達すると、早期健全化団体になる。
 数値悪化の原因は、旧神埼町・千代田町で行った農地の区画整理事業で、返済額は08年度4億6400万円、09年度4億4800万円(推計)。02年に返済のピークは過ぎたが、返済完了は2027年度と道のりは長い。
 また、08年度に法人市民税の税率を12・3%から14・7%に上げ、税収増を狙ったが「不況でむしろ税収は下がった」(市財政課)と苦しい状況は続く。
 一方で、借金を増やさない試みにも取り組む。国が交付税で返済額の7割を負担する合併特例債(上限額72億円)は、ちよだ保育園の整備に2億円、地上デジタル放送網整備に3億4千万円、旧神埼町と千代田町の市道整備に2億900万円など、計15億5千万円に抑えている。旧脊振村の市道整備は、返済が有利な過疎債を使った。
 今後、合併特例債を使った大型事業は、旧3町村の学校給食を同じ内容にする「給食センター」の建設がある。現在、設計段階だが、数億円の建設費が必要となる見通し。
 合併特例債は返済に数年間の猶予があるため、すぐには実質公債費比率の数値が悪化せず、表面上の財政状況は良く見えるという。市財政課は「区画整理事業費の返済が終われば財政にゆとりが出るだろうが、合併特例債も返済しなければいけない。借金返済額より借入額が上回らないようにして、財政の健全化に努めたい」とした。

1293チバQ:2010/04/17(土) 17:28:23
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100417ddlk43010532000c.html
選挙:益城町長選 政党対決、2氏が激戦 あす投開票 /熊本
 益城町長選は18日、投開票される。新人の板金塗装会社社長、大平雄一氏(44)と、現職で再選を目指す住永幸三郎氏(69)の無所属2人が激しい選挙戦を繰り広げている。大平氏は民主、共産、国民新から、住永氏は自民から推薦を受け、政党対決の様相を呈している。

 益城町は昨年4月、熊本市との合併の賛否を問う住民投票で合併反対が上回り、単独でのまちづくりをいかに進めるかが争点。大平氏は「住民の声を町政に反映させるシステムを作る」と主張、住永氏は「暮らし満足度日本一のまちづくりを進めていく」と訴えている。

 投票は18日午前7時〜午後8時、町内28カ所で。同9時15分から町民体育館で開票され、同10時半ごろには当落が判明する見込み。12日現在の有権者数は2万6810人。【遠山和宏】

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 ◇益城町長選立候補者(届け出順)
大平雄一(おおひら・ゆういち) 44 無新

 板金塗装会社社長▽町商工会員[歴]会社員▽熊本商大

住永幸三郎(すみなが・こうざぶろう) 69 無現(1)

 中古車販売会社会長▽町社協・体協会長▽御船高

1294チバQ:2010/04/18(日) 13:30:12
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041701000606.html
阿久根、不信任決議案にねじれ 反市長派に苦悩
 竹原信一市長(51)の出席拒否で混乱が続いた鹿児島県阿久根市の定例議会は、19日に最終日を迎える。市長派市議4人は、議会解散に導こうと市長不信任決議案の提出を予定。一方、政略的な動きに憤る反市長派市議12人は否決する方針で、両派が本来の立場とは逆の行動を取る「ねじれ」状態になる見通しだ。

 ただ、市長派は否決でも「信任と同じ」として攻勢をかける二段構えで、反市長派はジレンマに苦悩している。

 市長派は12日、不信任案提出の理由を「議会の停滞を打破するため」とし、議決後に市長が議会を解散できるとの地方自治法の規定を前提としていることを強調した。

 不信任案提出は、敵対議員を減らしたい市長の思惑に沿ったものだ。市長は2月、反市長派側に電話で「不信任案を出して」と要求し、その後も挑発。市長派の提出方針を「いいんじゃないの」と歓迎したという。

 これに対し、反市長派側は13日に会合を開いて「絶対に可決だけはさせない」と確認。市民には「不信任案は議会解散の道具ではなく、議会を冒涜している」と説明し、理解を求めることなども話し合った。

2010/04/17 18:44 【共同通信】

1295チバQ:2010/04/18(日) 18:52:38
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1614294.article.html
城原川ダム、合併で火花 神埼市長選終盤情勢
 18日投票の神埼市長選は、新人で元市職員の狩野常徳氏(36)=神埼町的=と、再選を目指す現職松本茂幸氏(59)=神埼町本堀=が、激しい一騎打ちを繰り広げている。若さと発想の転換による市政刷新を訴える狩野氏に対し、松本氏は経験と実績をアピールして市政継続を主張する。国との関係や吉野ヶ里町との合併、城原川ダム建設問題で両候補の考えに隔たりがあり、投票への選択肢になっている。





 狩野氏は「国のいう通りにして活性化したところはない。地方の必要に応じた物差しを自ら選ぶべき」と主張する。吉野ヶ里町との合併は「規模が小さく効果は薄い」と否定的だ。

 陣営の指揮は、元千代田町長で前回の市長選で松本氏に225票差で敗れた民主党県議の内川修治氏が執る。民主党が「推薦」して支援しており、原口一博総務相や大串博志財務政務官、川崎稔参院議員らが、事務所開きや出陣式に出席、同党の佐賀市議らが応援演説に立ってっている。


 一方、松本氏は「国があって県があり、市がある」と、国や県との協調、連携の必要性を繰り返し訴える。吉野ヶ里町との合併に意欲的で「当選したら合併話を持ちかける」と話す。


 支持層は自民党系で、事務所開きや出陣式には今村雅弘衆院議員や岩永弘美参院議員が出席。自民党県議の石井久起氏らが応援に回る。ただ、公認など正式な形では支援を求めず、幅広い支持獲得を目指す。


 城原川ダム建設については狩野氏が「地元の感覚とかけ離れた国の過大な基準をうのみにして計画を進めた」と批判。河川改修や排水対策で水害に対応できるとする。松本氏は「市民の命を預かる立場で、河川の安全基準を下げるなどできない」と、国の示した「最大流量毎秒690トン」を満たす整備を主張。工期や費用対効果の面で、ダムを盛り込んだ現行の河川整備計画が妥当と話す。


 両陣営とも昼は街演、夜は個人演説会という形で政策と支持を訴えている。大接戦の前回は神埼と千代田の〝町対決〟の要素もあったが、今回は神埼町民同士の対決。神埼町以外での支持拡大も鍵となっている。


 有権者は約2万7千人。市議選との同日選で、投票率(前回79・77%)は、狩野陣営は70%前半、松本陣営は80%前後と予想する。狩野陣営は「投票率を上げ、若者や新住民の票を掘り起こせば勝機はある」とし、松本陣営は「粘り強く実績を訴え、市政に安心と堅実さを求める有権者にアピールしたい」と陣営を引き締める。


【写真】個人演説会で候補者の訴えに耳を傾ける有権者

1296とはずがたり:2010/04/18(日) 20:32:07
>>1290
福岡県議会に巣喰う利権屋保守(自民・農政連)県議ども私利私略は非常に不愉快ですな。

1297チバQ:2010/04/18(日) 20:51:31
>>1295
>(狩野氏の)陣営の指揮は、元千代田町長で前回の市長選で松本氏に225票差で敗れた民主党県議の内川修治氏が執る。
http://www.saga-s.co.jp/news/gappei/kannzakishi.0.10761.article.html
神埼市長に松本氏 (06年4月24日)

 神埼郡神埼町と千代田町、脊振村の合併に伴う神埼市長選は二十三日投票、即日開票の結果、前神埼町長の松本茂幸氏(55)が、前千代田町長の内川修治氏(53)を二百二十五票差の大接戦の末に破り、初当選した。 

----------------------------------------
 合併後の新市のリーダーを決める選挙に有権者の関心は高く、投票率は79・77%だった。
 当選した松本氏は「選挙戦でみなさんに約束した通り、新神埼市の発展、活性化に精いっぱい尽くしていきたい」と抱負を語った。
 県内十番目となる新市の市長選は、合併前の旧町の首長同士の対決。新市のビジョンに加え、城原川ダム問題を争点に激しい舌戦を繰り広げた。
 松本氏は有権者の約六割を占める神埼町を地盤に運動を展開。自民党県連の推薦なども得て、戦いを進めた。行財政改革や子育て支援などで掲げた二十四の公約をベースに、民意を反映した中長期プランを策定すると主張。対話型政治を唱え、支持を広げた。
 内川氏は脱ダムや食育の充実などを前面に出して訴え、ダム反対票、女性票の取り込みを図ったが、あと一歩及ばなかった。
 旧町村ごとの三選挙区に計三十四人が立候補、激戦となった市議選(定数二六)も同時に投開票され、続々と議席が決まった。当日有権者数は二万六千七百六十二人(男一万二千五百六十一人、女一万四千二百一人)。

----------------------------------------
=神埼市長選得票=(選管最終) 

当 10675 松本茂幸 55 無新
* 10450 内川修治 53 無新
 (無効222)

----------------------------------------
=当選者略歴=

▽松本茂幸(まつもとしげゆき)(55)
無 新 
農業(町福祉課参事、福祉課長、学校教育課長)東洋大卒、神埼町本堀、前神埼町長(1)

1298とはずがたり:2010/04/19(月) 01:18:35
>>1295>>1297
合併推進派の俺としては痛し痒しだけど僅差の敗北痛いなぁ。。

1299建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/04/19(月) 03:28:33
激戦だな

1300名無しさん:2010/04/19(月) 06:42:36
>>1295>>1297
みなさんおはようございます。
(`・ω・´)っ前回に引き続き大激戦
松本氏10.280票
狩野氏10.043票

1301とはずがたり:2010/04/19(月) 13:06:43

珍しい民共国共闘だが勝利成らず・・。。

現職の住永幸三郎氏、再選果たす 益城町長選挙
2010年04月18日
http://kumanichi.com/news/local/main/20100418007.shtml

 任期満了に伴う益城町長選挙は18日投開票され、無所属で現職の住永幸三郎氏(69)=自民推薦=が、無所属新人で会社社長の大平雄一氏(44)=民主、共産、国民新推薦=を1187票差で破り、再選を果たした。投票率は73・16%で、前回(77・26%)を4・1ポイント下回った。

 住永氏は「町民の良識の勝利。子育てしやすい、高齢者が安心して暮らせる日本一のまちを目指し、企業誘致や雇用拡大などに努めたい」と抱負を語った。

 住永氏は中学3年までの医療費無料化拡大など1期目の実績をアピール。企業誘致や福祉政策の充実を訴えた。町議10人や町商工会など各団体から支援を取り付け、組織戦を展開。都市部を含む全域に幅広く浸透し、票を固めた。

 大平氏は、住民参加型の町政運営を強調。町議9人や熊本市との合併に反対してきた住民グループが支援したが、知名度不足が響き、及ばなかった。

 当日の有権者数は2万6369人(男1万2384人、女1万3985人)(野方信助)

◇益城町長選開票結果
        選管最終
当10,075住永幸三郎69無現
  8,888大平 雄一44無新

1302チバQ:2010/04/19(月) 22:48:39
http://www.asahi.com/politics/update/0419/SEB201004190025.html
阿久根市長不信任決議案1人も賛成せず 市議会否決2010年4月19日13時37分

 竹原信一市長ら執行部の出席拒否で混乱が続く鹿児島県阿久根市議会(定数16)は19日、定例会最終本会議が開かれ、市長派の市議4人が市長不信任決議案を提案した。投票による採決の結果、市長派を含めて誰も賛成せず、賛成0、反対16で否決された。市長派は「これで市長は信任された」と口にした。反市長派は「議会をもてあそんでいる」と厳しく非難。「議会制度と市民を愚弄(ぐろう)する行動だ」として市長派4人に対する問責決議案を提案し、賛成多数で可決した。

 この日も竹原市長らが出席しないまま本会議が開会。市長派の松元薫久(しげひさ)議員が市長不信任決議案を提案した。不信任案が可決されれば、竹原市長は失職ではなく、議会解散を選択し、出直し市議選で決着させることを狙った。ただし、多数を占める反市長派はリコール(解職請求)を視野に動いており、当初から否決の見通しが強かったため、市長派は否決で表面上「信任」の形とする狙いもあった。

 不信任案では、現在の市議会は市長と不信任の関係にあると指摘。議会と市長のねじれを解消させるため、「市長を支持していながら不信任決議案を出すという苦肉の選択をします。市政の混乱をおさめる最終手段」とした。

 これに対し、反市長派は「議会解散が決議案提案の目的ではないのか」「市長派が市長不信任案を出すのは矛盾している。本当に信任できないなら、自ら市長に辞職を迫るべきではないか」と質問。松元議員は「市長が辞めることは望んでいない」としたうえで、「反市長派の皆さんに代わって、市長の不信任案を提案した」と応じた。

 その後、議長も含めた投票による採決で不信任案は否決された。市長派の議員は「これで議会は市長を全会一致で信任した」と主張。一方、反市長派は、自ら提出した不信任案に賛成しなかった市長派に対し、「愚の骨頂だ。市民と議会をばかにしている」と怒りをあらわにした。

 市長派は、議会の自主解散決議案も提案する予定だ。

1303チバQ:2010/04/19(月) 22:49:23
http://www.asahi.com/politics/update/0419/SEB201004190046.html
「宇宙人のやること?」奇策不信任案に戸惑う阿久根市民(1/2ページ)2010年4月19日21時54分

 市長派が市長不信任決議案を提案し、否決に回る――鹿児島県阿久根市議会は3月定例会最終日の19日、混迷ぶりが際立った。「反市長派の代わりに出したまで」と市長派議員は説明したが、市民からは戸惑いの声も聞かれた。この日も竹原信一市長は出席せず、定例会は閉会した。

 「当然だ」。不信任案を提案しながら反対票を投じた市長派の松元薫久氏は同日、報道陣に理由を問われ、自身の行動を正当化した。「我々は市長を信任しており、不信任案には賛成できない。市長を不信任している反市長派が賛成すると思っていた」

 さらに「改革の本丸は官民格差の是正。それが(反市長派が多数の)現状では進まない。議会解散は一つの目的。だから我々は議会を解散して市民に信を問おうと自主解散決議案も提出した。市長の改革を進める意味では大した矛盾ではない」と言い切った。

 しかし、市長派の奇策を聞いて、70代主婦は「え、どういうことですか?」と驚きの表情を浮かべた。「一般には理解できません。宇宙人のやることって感じ……」。今定例会で、議場に報道陣がいることを理由に竹原市長が本会議をボイコットしたことにも触れ、「これだけ混乱したら、私が市長なら辞めて市民の信を問うわ」とも話した。

 飲食関連の自営業の50代男性は「まったく不可解。誰の言うことも聞こうとしない、我の強すぎる市長に混乱の原因があるという気がする」。過去2回の市長選では竹原氏に投票しなかったという。「竹原市長の方針は『改革』というより『破壊』という感じ。この1年でその印象がますます強まった。もう1回市長選をするのが筋だろうが、竹原さんが通ったらと想像すると正直怖い」と漏らした。

 竹原市長は最終日の19日も本会議に出席しなかった。市総務課によると、市長は市長室におり、午後1時すぎ、市長室へ向かう通路のガラスドアに白い紙をはらせた。ガラス越しに内部を撮影されないようにしたものとみられる。朝日新聞は総務課職員を通じて取材を申し込んだが、竹原市長は「取材についてはお受けしません」と回答した。

 この日で3月定例会は閉会したが、竹原市長が本会議に出席したのは開会日の2月22日と次の同26日だけ。新年度予算案を審議する3月5日の総括質疑では終了間際に議場入りしたが、時間切れで流会になった。以降、竹原市長は本会議を欠席し続けた。

1304名無しさん:2010/04/19(月) 23:21:03
>>1301
ただの田舎町かと思いきや、熊本市のベッドタウン的なところもあるようだな
町議の半分を陣営に取り込み、いい体制ができたようだが
結局は現職の強み、ということかねえ

1305とはずがたり:2010/04/19(月) 23:33:51
益城は熊本市との合併話も出たけど熊本近郊に空港やICの立地もあって結局合併を拒否しましたね。
公共事業の配分に対するぶんどり合いみたいなのも発展して財政に余裕があると思われるだけに残っているのかも知れません。

1306名無しさん:2010/04/20(火) 02:47:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/166481
佐賀 参院選 県内市長選、推薦候補2連敗 民主、暗雲広がる 自民「政権批判鮮明に」
2010年4月20日 01:33 カテゴリー:九州 > 佐賀

 神埼市長選(18日投開票)で、民主が推薦した新人候補が現職に小差で敗れた。同じく新人候補に推薦を出し、大敗した武雄市長選(11日投開票)に続く2連敗。昨年8月の衆院選で大勝した余勢を駆って地方での基盤固めを狙ったが、鳩山内閣の支持率低下と連動するかのように支持は広がらなかった。民主県連内では夏の参院選に向けて暗雲が立ち込めている。

 神埼市長選の当落が判明した19日未明。現職の松本茂幸氏(59)=無所属=の事務所で開票結果を待ち受けていた福岡資麿・自民県連会長と今村雅弘衆院議員は、事務所に戻ってきた松本氏と固い握手を交わした。

 選挙戦で狩野氏が打ち出した財政の無駄を削る「神埼市版事業仕分け」の効果について、鳩山政権の事業仕分けを引き合いに批判していた福岡会長は「最後は市民の良識が働いた」と支持者を前に勝利宣言した。

 武雄・神埼で民主推薦候補をはねのけた自民県連の木原奉文幹事長は「鳩山内閣の政権運営を非難する声が強いことが鮮明になった」と自信を深める。

   ◆   ◆

 一方の民主県連。二つの市長選を「参院選に向けた大事な指標」(大串博志衆院議員)と位置付けていた。新人の狩野常徳氏(36)=無所属=の事務所には大串氏の地元秘書が張り付き、大串氏自らも業界団体を推薦願いに回るなど強力に支援を続けた。

 それでも避けられなかった2連敗。同市選出の県議の内川修治県連幹事長は「敗れたとはいえ、接戦に持ち込んだことで何とか踏みとどまったと考えている」と強調したが「やはり現職の壁は厚かった」と唇をかんだ。

 政治とカネ、普天間基地移設問題の迷走…。鳩山内閣への批判の声は、日に日に高まる一方だ。共同通信社が3、4両日に行った全国電話世論調査では、鳩山内閣の支持率は政権発足以来過去最低(33%)を記録した。

 昨年8月の衆院選で民主に比例票を投じ、今回の神埼市長選でも狩野氏に投票した同市神埼町の男性(62)は「あくまで個人本位で選んだだけ。無料化のはずだった高速道路料金は実質値上げになったし、鳩山政権への期待感は無くなった」と切り捨てる。

 参院選に向けた最後の“テストマッチ”で勝ち点を奪えなかった民主県連。夏に向けてどう巻き返しを図るかが注目される。

=2010/04/20付 西日本新聞朝刊=

1307名無しさん:2010/04/20(火) 05:54:01
自民最強時代の60〜70年代に反自民の革新首長が流行ったように、首長選というのは案外政権批判を取りまとめた候補が勝ちやすいものなのかも。
そして革新勢力の支持を受けて初当選した首長の何割かが徐々に保守・自民系に切り替えたように、自治体運営していくと政権に迎合的になっていくのかも。
そういう様子を目撃してるから「反民主」でも割りと上の世代程抵抗感覚薄かったりして(もし民主長期政権化したら割を食う前に首長が寝返ると思ってるとか)。

1308名無しさん:2010/04/20(火) 07:40:27
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001004190003
民主、市長選で連敗
2010年04月20日

 18日投開票された神埼市長選で、民主党が推薦した無所属新顔の狩野常徳氏(36)が無所属現職の松本茂幸氏(59)に敗れた。民主党は、1週間前の武雄市長選に続く推薦候補の落選。政権交代後、党勢拡大を狙ったが、「連敗」した。各種世論調査で鳩山内閣の支持率も続落する中、地方での足場固めは思うように進んでいない。(岩田正洋、小川直樹)
 19日午前0時すぎ、神埼市内の狩野氏の事務所。開票結果が伝えられる様子を事務所の外から、民主党国会議員の秘書ら関係者数人が見守っていた。
 4年前、松本氏に旧千代田町長の内川修治県議が無所属で挑んだ時とほぼ同じ237票差。狩野氏から民主党に推薦願が出されたのが3月15日だったことを挙げ、党県連幹事長の内川県議は「もう少し時間があれば」と語った。
 「争点が明確にならなかった」と言う。昨年9月の政権交代で、事業見直しの対象になった城原川ダム。狩野氏が建設の反対を訴えたが、松本氏は姿勢を明確にはしなかった。ある県連関係者は「争点は、挑戦する新顔がつくるもの。(指導する)スタッフを、もっと送り込めればよかった」ともらした。
 自民党の県連幹部は「確かに(現職が)負けたら痛手ではあったが、勝ったからといって(自民にとって)はずみがつくというものでもない」と冷静だ。ただ、民主党県連にとって、今月相次いだ県内自治体の首長選や議員選は党勢拡大を図る好機だった。4日、記者会見で県連副代表の大串博志・財務政務官は「参院選に向けた大事な指標」と意気込んでいた。
 そんな県連関係者を神埼市長選以上に落胆させたのが、同じ無所属新顔候補を推薦した11日の武雄市長選。当初は「神埼市より接戦になる」とみていたが、ふたを開ければ現職に4452票差の惨敗。2年前、市民病院の民営化を巡って現職と別の候補者が争った出直し市長選よりも差が広がった。
 武雄市長選の新顔候補が推薦を依頼したのは1月。県連代表の原口一博総務相ら国会議員3人が何度も現地入りし、秘書も事務所の指導に訪れるなど時間はあった。
 しかし、ある選対幹部は「(民主党の推薦効果は)何もなかった」と話した。もともと保守色の強い土地柄であることに加え、選対に派遣されたのは秘書1人だけで、実質的な応援が少なかったことが理由という。
 推薦した新顔は、病院問題で協調した自民、共産の市議が相乗りで応援。現職陣営の幹部は「(民主党には)候補者をじっくり探し、育てる努力が足りない」と指摘した。

1309チバQ:2010/04/20(火) 12:20:32
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001004200002
「医師確保」小林市長選 当選の肥後氏
2010年04月20日


市政運営の抱負を語る肥後正弘氏=小林市



 18日投開票の小林市長選で初当選した元副市長の肥後正弘氏(64)は19日、同市内の事務所で記者会見に応じ=写真=、医師不足に悩む市立病院対策が最優先課題として「医師の確保に邁進(まいしん)する」と解決への努力を約束した。同病院では内科医が2月から1人体制になり、時間外診療や救急患者の受け入れが難しくなっており、産婦人科の休診も続いている。


 23日付で市長に就く肥後氏は、就任後真っ先に鹿児島大学医学部を訪問し、内科医などの派遣を要請する考えを強調。難航する場合は鹿大側の了解を得たうえで他大学への要請も進めるとして「市民のためにどんな手段でもとる」と語った。市民代表や西諸医師会などによる「医療対策協議会」の発足に向け、関連予算案を6月定例議会に提案するという。


 肥後氏は「経験と実績をくんでいただき、空白はだめと市政を続行できる肥後正弘を選んでいただいた」と勝因を分析。骨格のままの今年度予算について、マニフェストに沿って農業と福祉に重点を置いた施策を6月補正予算案に組む方針を示した。「市民目線の行政」を推進するとして掲げた行革市民会議と事業評価委員会についても6月に関連予算案を出す意向という。

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001004180003

1310橋本総理:2010/04/20(火) 14:25:46
投票を悩んでいる沖縄市民ですが基本政策はどれもがっかりです。
時代遅れも甚だしい。
嘉手納基地を民間にしてどの航空会社が飛んでくれるのでしょうか。
JALが倒産した原因のひとつに不採算路線って入ってるのに。
また市街地の駐車場??どこに行くの?そもそものコンセプトが
わかりません。一夜漬けで考えた政策レベルに期待した分
がっかりさせられました。

しまには「越来城城壁の復元」って沖縄市長は沖縄市全体を
考えなければならないのに当選する気がないのか・・・。

まっ他の候補者もそれほどかわりませんが。

あー橋本さん中田さん沖縄の政治家になってください。

1311チバQ:2010/04/21(水) 21:43:38
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/015224.html
前図書館長 植木とみ子氏出馬へ 04/21 16:13




今年11月の福岡市長選挙に、前の福岡市総合図書館長の植木とみ子氏が出馬する方向で、準備を進めていることが分かりました。

今年11月に予定されている福岡市長選挙に出馬の準備を進めているのは、福岡市の教育長や総合図書館長を務め、3月末で退任した植木とみ子氏です。

植木氏はRKBの取材に対し、「若者が元気に街づくりに参加できる福岡市にしたい」と述べ、出馬に意欲を示しました。

すでに『アイ・ラブ・福岡』と名づけた政策勉強会を立ち上げていて、6月上旬までに政策をまとめ、出馬を表明する方針です。

政党などの支援は受けず、無所属でボランティアの輪を広げたいと話しています。

前回初当選した現職の吉田宏市長は、2期目に向けた態度を明確にしていません。

また、市議会最大会派の自民や、公明などの反市長会派は6月上旬までに統一候補を擁立することを目指し、調整を始めています。

1312チバQ:2010/04/22(木) 21:51:07
http://www.data-max.co.jp/2010/04/post_9622.html
福岡市長選 川口浩前議長の動きに注目
トップニュース政治政治・社会2010年4月22日 08:30 今秋の福岡市長選挙を巡る動きに緊張感が漂いはじめた。
 現職の吉田宏市長のほか、元市教育長の植木とみ子氏が出馬に向けた動きを顕在化させる中、前福岡市議会議長の川口浩氏を推す声も上がっている。
 
 複数の市議会関係者によると、自民党市議団側はこれまで、水面下で公明、みらい福岡の両会派に市長選での連携を打診。民主推薦で当選した吉田市長に対抗する候補者を模索してきた。しかし、自民党内で植木氏を推す長老組とその他の意見が対立。みらい福岡も長老組に反発を強めており、収拾が難しい状況となっている。

 川口前議長は植木氏擁立に反対の立場であり、場合によっては離党あるいは会派離脱もありうるという。自らの出馬を視野に入れているということだ。自民党市議団の中からも「同じ会派に所属する人間が出るというのなら、第一の候補者として検討すべき。もちろん応援する」との声が聞こえる。みらい福岡の一部も川口氏支持と見られる。こうした保守系会派の足並みの乱れから、公明も態度を鮮明にすることができない状態だ。

 反吉田陣営の調整がつかず候補者が乱立すれば、吉田市長の思う壺。再選を許し、またしても市政の空白を長引かせてしまう。市民にとっては、最も不幸なことだ。
 川口前議長がどう動くか。本人は出馬について多くを語ろうとしないが、並々ならぬ決意であることは間違いなさそうだ。

1313名無しさん:2010/04/25(日) 14:22:02
沖縄市長選きょう投開票
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-04-25_6011/

【沖縄】任期満了に伴う沖縄市長選が25日、投開票される。立候補した新人で元県歯科医師会長の喜屋武満氏(62)=無所属、自民、公明推薦、新人で前市議の江洲真吉氏(60)=無所属、現職で2期目を目指す東門美津子氏(67)=無所属、社民、共産、社大推薦=の3候補者が、東部海浜開発事業(泡瀬沖合埋め立て事業)への対応や活性化策、子育て支援などで政策をアピール。24日は、各地で打ち上げ式が行われ、候補者が最後の支持訴えに力を込めた。投票は25日、市内20カ所で行われ、同午後11時ごろに当落が判明する見通し。有権者数は25日現在で9万7756人。期日前投票者は6825人で、当日有権者の7%だった。

 選挙結果は7月予定の参院選や11月の知事選にも影響を与えるとみて、県政与野党が激しい選挙を展開。政党支援のない前市議も出馬し、新人2人が現職に対決姿勢で挑み、現職は実績を訴え、一週間の選挙戦を締めくくった。

 喜屋武満氏(きゃん・みつる) 1947年生まれ。沖縄市泡瀬出身。九州歯科大学卒。県歯科医師会会長、九州地区連合歯科医師会副会長などを歴任。

 江洲真吉氏(えす・しんきち) 1949年生まれ。沖縄市嘉間良出身。沖縄国際大学卒。94年市議初当選。4期務め、2010年1月公明党離党、4月辞職。

 東門美津子氏(とうもん・みつこ) 1942年生まれ。うるま市勝連出身。オハイオ大学大学院修士課程修了。副知事、衆院議員を務め、06年沖縄市長に当選。

1314神奈川一区民:2010/04/26(月) 00:57:37


元マラソン選手の松野明美さん、熊本市議に
4月25日22時47分配信 読売新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100425-00000788-yom-pol

 熊本市へ編入合併された熊本県旧植木町を選挙区とする市議増員選挙(定数2)が25日投開票され、元マラソンランナーでタレントの松野明美さん(41)が2番目の得票で、初当選を果たした。

 松野さんは「地域を元気にし、障害のある子供のためにできることを全力で頑張りたい」と抱負を語った。

 松野さんは、マラソン大会開催などを通した地域活性化策を訴えた。次男(6)がダウン症であることから、「障害者が共生できる社会を実現したい」とも主張した。選挙期間中は陸上用の練習着姿で選挙区を走り、支持を訴えた。

 旧植木町は3月、熊本市に編入された。選挙は市議を増員する「定数特例」を適用して行われ、松野さんら新人5人が立候補した。 最終更新:4月25日23時9分

1315杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/04/26(月) 11:51:34
泡瀬干潟については3候補とも基本的に推進で、県民大会の反基地感情で勝った気がする・・・・・

沖縄市長選、東門氏が再選
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161319-storytopic-3.html
2010年4月26日

 【沖縄】任期満了に伴う沖縄市長選挙は25日、投開票され、現職・東門美津子氏(67)=無所属、社民、共産、社大推薦=が2万3013票を獲得し、元県歯科医師会会長の喜屋武満氏(62)=無所属、自民、公明推薦、前市議の江洲真吉氏(60)=無所属=の新人2氏を破り、2選を果たした。東門氏は自公体制で選挙戦に臨んだ喜屋武氏に1467票の小差だった。1期4年間の実績と中心市街地活性化基本計画の実施を前面に押し出した東門氏が支持を得た。投票率は51・03%。前回(59・11%)に比べ、8・08ポイント下回り、過去最低の投票率となった。
 喜屋武氏は2万1546票、江洲氏は4459票だった。自公勢力は石垣市長選で勝利した勢いをつなぐことができず、態勢の立て直しを迫られる。一方、県政野党は秋の知事選に向けて弾みをつけた。選挙戦では中城湾港泡瀬沖合埋め立て(東部海浜開発)事業の進め方や中心市街地活性化などが争点となった。
 当日有権者数は9万7756人。投票総数は4万9884人。有効投票者数は4万9018票。無効866票。

市民のための市政に──東門美津子氏の話

 4年間の市政を市民のためにしっかりやりたい。東部海浜開発は市民や市議会、4党と話し合った上で土地利用計画を国に提出する。
 東門美津子氏(とうもん・みつこ)1942年11月16日生まれ、旧勝連町出身。66年琉大卒。副知事、衆院議員などを経て、2006年沖縄市長に初当選。

1316チバQ:2010/04/26(月) 20:19:54
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001004260003
南島原市長に藤原氏
2010年04月26日


南島原市長選で初当選を果たした藤原米幸氏=南島原市有家町

◆初当選 合併効果批判に支持


 南島原市長選と市議選(定数24)は25日、投開票され、市長選では新顔で元有家町長の藤原米幸氏(63)が、現職の松島世佳氏(64)と新顔で元市議の平石和則氏(59)=いずれも無所属=を破り、初当選した。


 当日有権者数は4万3384人、投票率は市長選、市議選とも83・15%だった。


 市長選では、高齢化に対応した福祉施策や主産業の農業振興策、地域の交通網整備などが争点になった。2006年の8町合併・同市誕生から4年間の成果も問われた。


 藤原氏は当選を決めると早速、「公正公平な市政、市民の目線に立った市長でなければならない。市民の幸せを念じながら頑張ります」と決意を述べた。選挙戦では、島原半島3市の連携事業などを訴え、支持を広げた。


 松島氏は「破綻(はたん)寸前の財政を立て直した」と主張し、初代市長としての実績を強調した。だが、「合併効果が出ていない」といった市政批判をかわせなかった。


 平石氏は「助け合う結いの心を市政に」をスローガンに掲げ、福祉施策の充実や産業振興策などを訴えたが、及ばなかった。

1317チバQ:2010/04/26(月) 20:20:33
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-04-26_6025/
沖縄市長に東門氏再選 喜屋武氏に1467票小差
政治 2010年4月26日 09時59分

(10時間21分前に更新)

 【沖縄】任期満了に伴う沖縄市長選は25日投開票され、現職の東門美津子氏(67)=無所属、社民、共産、社大推薦=が2万3013票を獲得し、喜屋武満氏(62)=無所属、自民、公明推薦=を1467票の小差で振り切り、再選を果たした。新人で前市議の江洲真吉氏(60)=無所属=は組織的な支援がなく、伸び悩んだ。当日有権者数は9万7756人。投票者数は4万9884人で、投票率は51・03%と過去最低となった。

 東門氏は、中心市街地活性化事業など、1期4年の実績を強調。高い知名度に加え、政党や労組、支援者の運動がかみ合い、新人の猛追を振り切った。

 喜屋武氏は、細かく地域を回る運動を徹底し、終盤で伸びを見せたが、一歩届かなかった。

 東門美津子氏 市民と一緒に町づくりをしてきた4年間の実績が浸透した。暮らし、教育、子育ての面を一つ一つ実施していきたい。2期目は市と市民が一緒になる本当の意味での協働を充実させたい。

 東門美津子氏(とうもん・みつこ) 1942年生まれ。うるま市勝連出身。オハイオ大学大学院修士課程(コースワーク)修了。94〜98年副知事。2000年から衆院議員を2期務め、06年沖縄市長に初当選。

1318チバQ:2010/04/26(月) 20:22:01
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001004260001
初代姶良市長に笹山氏 城光寺氏破る
2010年04月26日

 姶良、加治木、蒲生の3町が合併して誕生した姶良市の市長選は25日に投開票され、旧加治木町長の笹山義弘氏(57)=無所属=が、旧姶良町長の城光寺俊和氏(65)=同=を破り、新市の初代市長となることが決まった。当日有権者数は5万9389人。投票率は68・69%だった。


 初当選した笹山氏は、選挙戦で「市民の声を政策にしっかりと反映させ、チェックしてもらう」とガラス張りの行政推進を掲げた。旧3町の行政区をいつまでも引きずらず、新市の一体感を早期に作り上げることに取り組むとして、公正公平な市政運営を強調。また、中心部が栄え、周辺部が衰退するという現象を防ぐため、傾斜配分によって周辺部に光の当たる政策推進を掲げた。


 当初は有権者の約6割を占める旧姶良町の町長を務めた城光寺氏が有利と見られていたが、笹山氏が若さと行動力に期待する市民の声にも後押しされ、地元の旧加治木町を手堅くまとめるとともに、旧姶良町や旧蒲生町にも浸透し得票を伸ばした。


 公約として「県で一番暮らしやすい居住都市」を掲げ、安心して暮らせる街づくりを基本に据えた。そのために学校施設の耐震化に取り組むとともに、消防や防災施設の整備、斎場の建設などを急ぎたいと訴えた。


 敗れた城光寺氏は旧3町の合併協議会会長だった。「ここで引き下がるのは無責任」と使命感に燃えての選挙戦。しかし人口が一番多い旧姶良町出身者が新市のかじをとることを不安視する声も根強く、一歩及ばなかった。


 新生・姶良市の人口は7万4806人(4月1日現在)で県内では5番目に多い。国道、高速道、鉄道も通り、空港にも近く交通アクセスに恵まれている。この好条件を定住人口増に結びつけるため、初代市長になった笹山氏には、企業誘致などで強力なリーダーシップが求められている。

1319チバQ:2010/04/26(月) 21:59:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20100426-OYT8T00218.htm
南島原市長選 有権者は「変革」を選択
8町の合併による新市の誕生から4年。有権者が選んだのは「変革」だった。歯止めのかからない人口流出や農漁業の低迷などで閉塞(へいそく)感がますます強まる中で、市民は「市政の刷新」を訴えた新人にかじ取りを託した。

 合併時に約5万6000人だった人口は4年間で約3000人減少。高齢化率は32・2%と、県平均(25・8%)を大きく上回っている。

 「生活の足」だった島原鉄道・南線は2008年3月末で廃止となった。基幹産業の農漁業は後継者不足や水揚げ減などで衰退し、全国屈指の生産量を誇るそうめんの販売も低迷を続けている。各商店街では空き店舗が増えるなど、地域経済の疲弊は疑う余地がない。

 一方、市の財政は、健全性の指標となる経常収支比率が100・1%と危機的な状況での船出だったが、職員削減などの行財政改革で08年度には90・6%まで改善した。ただ、保育所や老人ホームの廃止や民間化、各種団体への補助金カット、公共事業の大幅削減など、市民にとっても大きな痛みを伴う内容だった。

 藤原さんは選挙で、高齢者へのタクシー券交付や学校給食の無料化、大都市へのアンテナショップ出店などを公約に掲げた。

 新市長には、財政再建の目標を見失うことなく、公約に掲げた行政サービスの充実や経済対策を着実に実行する手腕と行動力が求められる。(篠原太)

(2010年4月26日 読売新聞)

1320チバQ:2010/04/26(月) 22:09:32
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100426/01.shtml
南島原市長に藤原氏が初当選 新市議24人も決まる



初当選を果たし支持者と万歳する藤原米幸氏(中央)=25日午後10時34分、南島原市有家町
 任期満了に伴う南島原市長選と同市議選(定数24)は25日、投開票され、市長選は、新人で元南高有家町長の藤原米幸氏(63)=無所属=が、2期目を目指した現職の松島世佳氏(64)=同=、新人で元市議の平石和則氏(59)=同=との同市有家町出身者による三つどもえを制し、初当選を果たした。新議員24人(現職21、新人3)も決まった。

 市長選は、2006年3月の旧南高8町による合併後の初代市長を務めた松島氏が「市発展の道筋を固めるのはこれから」と市政の継続を訴えたのに対し、新人2人が「合併の理念が市政に反映されていない」などと刷新を訴え、3者が終盤まで激しく競り合った。

 藤原氏は「あなたの声が未来を拓く」をスローガンに、市民目線の市政と8町の均衡ある発展を公約に掲げた。出馬表明こそ遅かったが、3期務めた町長時代の経験と人望の厚さを武器に、組織票に頼らない選挙戦を展開。現職批判票の多くを取り込み、市内全域で幅広く支持を獲得、ゴールに飛び込んだ。

 松島氏は、財政基盤の立て直しや企業誘致など1期目の実績を強調。400を超える団体、個人からの推薦を集める分厚い態勢で選挙に臨んだが、運動が上滑り気味で、新人2人の切り崩しを許した。

 平石氏は、地域枠予算の創設や市長報酬の30%カットなど独自の公約を掲げ、合併前の旧町長経験者4人の後押しを受けながら支持拡大を目指したが、届かなかった。

 当日有権者数は4万3384人(男1万9934、女2万3450)。市長選の投票率は前回の86・35%から約3ポイント下がり、83・15%(男82・28、女83・89)だった=市選管調べ=。



 南島原市長選開票結果(選管最終)
当 17230 藤原 米幸 63 無新
  11387 松島 世佳 64 無現
   7045 平石 和則 59 無新




 南島原市議選開票結果(選管最終)
当 2074  梶原 重利 65 無現
当 1984  中村 久幸 59 公現
当 1706  中村 一三 57 無現
当 1698  松本 政博 62 無現
当 1660  宮崎 義彰 67 無現
当 1602  小林 知誠 65 共新
当 1538  川田 典秀 60 無現
当 1525  松永 忠次 55 無現
当 1514  黒岩 英雄 57 無現
当 1503  下田 利春 60 無現
当 1427  金子憲太郎 61 無新
当 1413  吉田幸一郎 43 無現
当 1348  林田 久富 50 無現
当 1240  日向 義忠 71 無現
当 1154  小嶋 光明 56 無現
当 1130  吉岡  巖 62 無現
当 1109  隈部 和久 47 無現
当 1075  桑原 幸治 70 共現
当 1029  草柳 寛衛 64 無現
当  996  隈部 政博 62 無現
当  987  井上 末喜 57 無現
当  905  山本 芳文 63 無現
当  905  高木 和惠 60 無現
当  893  志賀冨美子 62 無新
   864  浦田  正 63 無現
   846  立石 敏彦 68 無現
   815  増田  篤 60 無新
   736  林田 康徳 76 無新



【編注】「高木和惠」の高は口が目の上と下の横棒なし

【編注】「宮崎義彰」の崎は山の下に奇

【編注】「草柳寛衛」の柳は木ヘンに却の去がク

1321チバQ:2010/04/27(火) 21:27:07
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100427ddlk42070497000c.html
島じま:ホントの選挙 /長崎
 南島原市長選で、なぜ「親せきは多いが組織はない」と話していた新人が大勝ちしたのか。一番力が出るはずの2期目の選挙に臨んだ現職と、合併した旧8町のうち4町長が支援したもう1人の新人との三つどもえ戦で。

 ヒントは昨年夏の衆院選と今年2月の知事選。「脱官僚」から「政治とカネ」まで、争点によって民主候補が浮き沈みしたが、どちらの選挙も、組織ではなく市民一人一人が力を示した。南島原市は、衆院選で10選を目指した自民の大物を落とし、知事選で地元出身の知事を生み出した舞台でもあった。

 市長選後、ある陣営の人は「集会に動員をかけなかった。集まったのはホントの支持者」と胸を張った。別の陣営の人は「業者による締め付けでかえって支持が離れた」。

 自分の一票を大事にする〓ホントの選挙〓が続く。【古賀亮至】

〔長崎版〕

1322チバQ:2010/04/27(火) 21:31:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20100426-OYT8T00960.htm
沖縄市長に東門氏再選・・・泡瀬埋め立て規模半減へ
 泡瀬干潟埋め立て事業の規模を主な争点とした沖縄県沖縄市長選は25日、投開票された。規模を当初計画より半減すると訴えた現職・東門美津子氏(67)(無=共産・社民推薦)が、当初規模の維持を主張した元県歯科医師会長・喜屋武(きゃん)満氏(62)(無=自民・公明推薦)、前市議・江洲(えす)真吉氏(60)(無)の2新人を破り、再選を果たした。

 リゾート拠点を目指した同事業を巡っては、住民が県と市に公金支出差し止めを求めた訴訟で、福岡高裁那覇支部が昨年10月、「土地利用計画に経済的合理性がない」と将来の支出差し止めを命じ、判決は確定した。

 東門氏は同事業に関しては第1区域(約96ヘクタール)は継続し、第2区域(約91ヘクタール)は干潟の消失面積が大きいため中止する方針を打ち出した。土地利用計画は合宿や試合が行われるスポーツ拠点に変更する意向。同市照屋の事務所で「第1区域をしっかり進めたい」と抱負を語った。

 埋め立て事業は国と県が担当。前原沖縄相は、市が見直した土地利用計画から是非を判断するとしている。

(2010年4月26日 読売新聞)

1323チバQ:2010/04/29(木) 12:31:35
>>1284とか

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1624513.article.html
伊万里市長選立候補の曽場尾氏 地域政治団体立ち上げ
市議選候補擁立へ

 佐賀県伊万里市の弁護士曽場尾雅宏氏(45)が28日までに、地域政治団体「明るい伊万里をつくる会(仮称)」を立ち上げた。会員は約60人で、既に県選管に政治団体の届け出をすませている。来春の市議選に複数の候補を擁立する方針。

 曽場尾氏は11日に投開票された市長選に立候補、落選した。「選挙活動の中で市議会への不満を多く聞いた。市民の疑問に応える議会にするため、政治団体で市議の擁立を決めた」と話す。

 会の結成目的を、財政や医療、子育て支援、まちづくり、黒澤明記念館建設問題などで、議会の活性化とチェック機能を強化し、政策を提言するとしている。会員は市長選の支援者が中心で、顧問に市議が就任している。

 県選管には27日に政治団体の届け出を行った。政治団体を設立すれば、政治資金規正法に基づいて寄付を受けることができる。今後、講演会や勉強会を開き、5月下旬に第1回総会を予定している。

1324チバQ:2010/04/29(木) 19:47:25
http://mainichi.jp/area/saga/news/20100429ddlk41010434000c.html
選挙:神埼市議選 2票差で落選、異議申し立て棄却 /佐賀
 神埼市選管(梅野秀和委員長)は28日、今月18日に投開票された同市議選で2票差で落選した藤瀬光正氏(64)の異議申し立てを棄却することを決定した。

 同選管は疑問票の有効・無効について「厳正かつ公正に審査、判定された」と認定。藤瀬氏が求めた疑問・無効票の全投票用紙の開示要求にも応じなかった。

 藤瀬氏は合併前の旧神埼町議を5期務め、合併に伴う06年の神埼市議選で初当選。同市議会の初代議長を務めたが、今回の市議選では2票差で次点となり落選した。【遠藤雅彦】

1325名無しさん:2010/05/02(日) 02:08:02
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100501ddlk40040358000c.html
福岡町村会汚職:山本・添田町長リコール署名、目標の3分の2超す /福岡

 ◇2270人分、住民団体が中間集計
 前副知事への贈賄事件で起訴されている添田町長、山本文男被告(84)の解職の是非を問う住民投票に向け、署名活動に取り組む住民団体「山本町長をリコールする会」(矢野一義代表)は30日、中間集計の結果を発表した。目標の3分の2にあたる2270人分の署名が確認された。【林田雅浩】

 活動を始めた21日から10日目で、確認された署名は収集に携わる受任者98人のうち70人が集めたもの。重複分や押印のないものなどを除いた数字という。

 副代表の久保田実生町議や岩本泰三郎町議らは「『署名したら役場に掲示される』『町長を解職したら町営住宅の家賃が上がる』などのうわさが流され、誤解を解くのに時間がかかっている」「受任者の少ない地区には活動自体が浸透していない」などと説明。戸別訪問が主な活動だが、回れていない地区も相当あるといい「これからの積み上げが難しい。正念場になる」(田中正町議)と話した。

 一方で「誰も署名を取りにこない」と、事務所に催促の電話がかかったり事務所を訪れる町民もいるとして、久保田町議は「リコール運動など想像もできなかった町の状況を考えると、上々のスタート」と語った。

 町の有権者は3月1日現在で9871人。5月20日までに3分の1にあたる3291人以上の署名を集めれば、住民投票を直接請求できる。

 また、町議らは町長後援会が住民基本台帳を不正利用している疑いがあるとして30日、町に請求した個人情報利用停止請求に関しても「多数の町民から『なぜ役場が町長後援会に情報提供しているのか』と相談が相次いだ」と明らかにした。そのうえで「請求はこれ以上の不正利用を防ぐほか、町に情報漏えいの調査を促す手段として考えた」(松本雄二町議)と説明した。

〔筑豊版〕5月1日朝刊

1326チバQ:2010/05/07(金) 00:08:52
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050601000780.html
全国初の女性県会議長誕生へ 福岡の田中秀子さん
 福岡県議会の自民党県議団は6日、今林久議長(62)の後任に田中秀子県議(48)を推す方針を決めた。同県議団は県議会の最大会派で、田中県議の議長就任が確実となった。全国都道府県議会議長会によると、女性議長は全国初。

 現職の今林議長は同日、主要4会派の代表に辞意を伝え、了承された。19日に臨時議会が開かれ、田中県議の議長就任が正式に決まる見通し。

 自民党県議団の関係者によると、6日開かれた県議団の議員総会で議長候補予定者を決める選挙が行われ、田中県議が選ばれた。

 田中県議は福岡県大牟田市・三池郡選挙区の選出で4期目。現在、議会運営委員会の委員長を務めている。

2010/05/06 19:12 【共同通信

1327名無しさん:2010/05/07(金) 23:04:30
>>1326(*´ω`)っほえ〜初耳でやんす。

1328とはずがたり:2010/05/07(金) 23:09:18
>>1325
どんな発展途上国やねん(;´Д`)
> 副代表の久保田実生町議や岩本泰三郎町議らは「『署名したら役場に掲示される』『町長を解職したら町営住宅の家賃が上がる』などのうわさが流され、誤解を解くのに時間がかかっている」…などと説明。

1329チバQ:2010/05/08(土) 23:16:01
>>1265
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20100508-OYT8T00194.htm
熊本市「5区原案」決定
議会過半数は「4区案」


記者会見で市の決定について説明する幸山市長


 熊本市は7日、政令指定都市移行後の区割りと区役所の位置について、市行政区画等審議会の答申通り、市内を五つの区に分ける「5区原案」とすることを決めた。15日に開会する市議会臨時議会に、区役所を整備するための関連予算案を提案する。ただ、議会内の過半数が「4区案」を求めており、審議は難航も予想される。(門岡裕介)

 市は7日、政令指定都市推進本部会議を開き、答申について協議。出張所の受け付け事務の拡充などを検討項目とした上で、市の方針を決定した。

 会議後に開かれた議会運営委員会で、幸山政史市長が、区役所の設置経費などを盛り込んだ総額8億900万円の補正予算案について説明。その後の記者会見では、「答申を尊重しつつ、市議会の議論も踏まえて決定した。私どもの考え方をしっかり説明し、理解を求めていく」と話した。

 市議会(51人)では主要5会派のうち、「くまもと未来」(10人)、「社民・民主・人 市民連合」(10人)両会派が、市の決定を支持する考えを表明。

 一方、最大会派の自民党(17人)、公明党(7人)、共産党(3人)の3会派は「4区案」への修正を求めており、自民党の江藤正行団長は「市と話し合い、互いに納得のいくところで決めたい」。公明党の鈴木弘団長は「議会の意見が反映されず残念」と述べ、近く3会派で案を一本化し、市と協議する意向を示した。

 共産党の益田牧子団長は「議会や市民の意見を反映していない。臨時議会で強行して可決することになれば、政治不信を招く」と反発している。

(2010年5月8日 読売新聞)

1330チバQ:2010/05/14(金) 23:01:06
>>1319-1321
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100514ddlk42070495000c.html
島じま:隣だから? /長崎
 島原市の日本料理店に入ると、カウンターが盛り上がっていた。男女8人のグループ。店を出る客をバンザイ三唱で送り出す。電子機器で歌を流す。厨房や板場に勝手に出入りし、帳場の女将(おかみ)に後ろから抱きつく男もいた。板場で記念撮影し、夜の町へ繰り出した。

 大将か女将の親せきの大学の先生か何かが学生と飲んで羽目を外した、と大目に見たら大違い。先月の南島原市長・市議選で当選した陣営の運動員だった。カウンターの反対側に座った当方に選挙の話を振ったのは、そういうことか。

 選挙は罪作り。熱心に運動して勝てば、候補でなくても全能感にとらわれる人がいる。先の選挙で「市民の目線」を大事にすると公約した候補がいたが、「市民の視線」もあることをお忘れなく。たとえ隣の市に来ても。【古賀亮至】

〔長崎版〕

1331名無しさん:2010/05/16(日) 10:16:40
1329
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20100516-OYT8T00141.htm
区割り案 調整難航…熊本市議会 採決見送り、会期延長
 熊本市議会は15日、臨時議会を開いた。政令指定都市移行後の区役所の設置費などを盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を審議する予定だったが、区割り案を巡って市議会内で調整がつかず、予算案の採決は見送られ、会期を29日まで延長して散会した。

 政令市移行後の区割りについて、市は、市行政区画等審議会の答申通り、「5区」とすることを決定。これに対し、市議会主要5会派のうち、自民党など3会派は「4区」への修正を主張していた。自民党は14日、対応を協議し、池田、花園、城西の3校区を中央の区に入れることを条件に市の決定を了承する方針を確認。幸山政史市長に打診したが、市長は修正に応じなかった。

 15日は臨時議会前に、主要会派の代表による会議が非公式に開かれ、意見の一本化を図ろうとしたが、まとまらなかった。臨時議会は予定より約7時間遅れの午後5時頃に開会、幸山市長が区役所設置費や用地取得費などを盛り込んだ約8億円の補正予算案を提案した。しかし、区割りに関する審議や採決は行われず、会期延長を決めて散会した。

 散会後に記者会見した幸山市長は「議案について議論されず、強い憤りを覚えたが、引き続き理解を求めたい」と述べた。

(2010年5月16日 読売新聞)

1332チバQ:2010/05/18(火) 22:57:25
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100518-OYT1T01019.htm
東国原知事「一生懸命やっている」…涙浮かべ
口蹄疫


大荒れとなった記者会見で非常事態宣言を発した東国原知事(宮崎県庁で)毛利雅史撮影 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫」問題で、感染拡大を受けて非常事態宣言を発令した東国原英夫知事は18日、記者会見で今後の防疫方法や時期を重ねて問われると、「(マスコミは)対応が甘かったとか、防疫措置がどうかとかいうが、一生懸命やっている」と、涙を浮かべながら、まくし立てた。

 知事は、疲労感といらだちをあらわにし、途中、「帰ります」と会見を打ち切ろうとする一幕もあったが、報道陣に引き留められて再び席へ復帰。「(感染の)封じ込めに失敗したとは思っていない」と強調した。さらに、「感染源は多岐にわたり、完璧(かんぺき)なディフェンス(防御)はできない」とし、できる限りの防疫対策を行う意向を示した。

(2010年5月18日21時58分 読売新聞)

1333チバQ:2010/05/19(水) 22:31:12
>>1261
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001005190004
政調費問題抱える会派が4分裂
2010年05月19日



 架空視察など政務調査費問題を抱える宮崎市議会の最大会派「市政同志会」(日高義幸会長)が18日、同会を含め4つの会派に分かれた。政調費不正支出問題調査特別委員会の定数変更により、新たな三つの会派から3人が委員に加わるため、別会派の議員からは「(市政同志会が)委員を増やし、特別委を有利に進めるためではないか」と懸念する声も聞かれた。一方、日高会長は「他意はない。(問題を)究明するだけです」と話した。


 市議会事務局によると、13人が所属していた市政同志会から10人が離れ、新たに三つの会派を結成。このため会派の代表者会議で、各会派の代表者9人で構成されていた政調費特別委の委員構成の変更が話し合われ、新会派の3人を含む12人で今後は構成することになった。同日の臨時議会で特別委の定数変更が了承された。


 別会派に所属する特別委の議員の1人は「問題を起こした会派から委員が増えた形だ。不正究明のための百条委の設置に積極的な委員構成の逆転を狙ったものではないか」と反発を強めた。


 特別委は次回は6月上旬に予定されている。

1334チバQ:2010/05/23(日) 12:07:34
>>1220
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-23_6695/
石垣市施政方針 小田原のパクリ 「引用知らず発表」と釈明
市長の政策チーム作成
社会 2010年5月23日 09時43分

(2時間23分前に更新)

 【石垣】石垣市の中山義隆市長が、2010年度施政方針を、神奈川県小田原市の加藤憲一市長の08年所信表明と10年度施政方針から「引用」していたことが22日、分かった。市役所で会見した中山市長は「市役所外部の政策チームから上がってきた文章で、引用を知らずに発表した」と釈明。事実と責任を認め「大変恥じ入るところ」と陳謝した。加藤市長にも電話で説明し陳謝、文章使用の承諾を得たという。

 内容を比べると、中山市長の施政方針「はじめに」と加藤市長の所信表明の冒頭部は、「小田原」を「石垣」に換えただけでほぼ同じ内容。言葉や表現、展開だけでなく、句読点の位置まで一致する。

 また、中山市長の施政方針は「はじめに」「社会経済情勢」「市政運営に当たっての基本方針」などと項目が立てられているが、「予算規模」項目を除き、構成もすべて加藤市長の施政方針と一致。「暮らしと防災・防犯」分野の前段や「医療と福祉」分野の福祉への言及部分も酷似している。

 中山市長は3月20日に就任し、4月9日に市議会で施政方針演説。発表前後には「私自身が書き上げた」「中山カラー100%」などと述べていた。

 中山市長は「市長選にかかわったメンバーに策定をお願いした。他市町村の事例などを勉強した結果上がってきた案で、いい内容だったのでゴーサインを出した」と釈明。21日に政策チームから連絡を受け、初めて事実を確認したと説明した。

 その上で「地方自治体が抱えている問題は一緒。私自身の気持ちも反映されているので、正式な方針として政策を実現させていきたい。市民の信頼を回復し、期待に沿えるよう努力していく」と理解を求めた。

1335チバQ:2010/05/23(日) 12:19:29
>>1331
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001005220001
5区案で決着
2010年05月22日

  市議会会派の反発を受け、迷走を続けてきた熊本市の指定市移行後の区割り問題が21日、決着した。市議会特別委員会はこの日、市が提示していた5区案を条件付きで了承し、区役所設計に関する予算案を賛成多数で可決。同日夜の臨時会本会議でも可決され、線引きも区役所の位置も審議会が幸山政史市長に答申した通りとなった。


  市案に対して、市議会各会派の主張は割れ、15日の臨時会では審議入りできないなど混乱が続いていた。5会派のうち、公明と共産が4区案を主張。当初4区案だった最大会派の自民は5区案の線引きを一部変更することで市案と折り合いをつけようと、調整に回るなどしていた。


  しかし、幸山市長が「市議会の総意でないと」と修正に応じない姿勢を貫き、調整は難航。一方で、市案に賛同する市民連合、くまもと未来は早期の決着を求めていた。


  この日の委員会で、市議会側は四つの市民センターの機能拡充や城南総合支所の機能存続などを市に要求。市と合併した旧植木町や旧富合町への区役所配置に反発する旧市域住民や旧城南町民の要望に配慮した形だが、これを市側が認めたため、特別委では自民、公明も市案に賛成した。


  一方で、最後まで市案に反対した共産の那須円市議は午後8時半から開かれた本会議で「5区案反対の市民の陳情はこの日まで消えることはなかったが、予算案に反映されなかった」と批判。幸山市長は「区割り問題の難しさを痛感し、住民サービスの低下につながらぬようにせねばとの思いを新たにした」と答えた。


  区割りをめぐり熊本市が受け入れた市議会側が示した条件は、市案によって区役所が遠くなる地域への支援策だ。
 まず清水、花園、託麻、幸田の4カ所の市民センターの機能を拡充し、住民サービスの低下を防ぐ。具体的には国民健康保険、子育て支援、高齢者、障害者の保健福祉などへの対応で、市は「要介護者や重度心身障害者の申請書受け付け事務なども4市民センターで行い、住民の利便性を確保する」としている。


  また、市と合併した3町のうち唯一区役所が置かれない旧城南町について、城南総合支所が5年間の合併特例区設置期間終後も、総合支所としての機能を存続させる。

1336名無しさん:2010/05/26(水) 17:15:44
自治労系の元旧町長に自民系がのっかる構図

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100515ddlk40010442000c.html
選挙:県議補選・京都郡区 告示 2新人の一騎打ち 与野党対決も自民は分裂 /福岡
 辞職に伴う京都郡区の県議補欠選挙(改選数1)は14日、告示され、みやこ町豊津、元旧豊津町長、畑中茂広氏(58)=民主、社民推薦=と、苅田町京町、元衆院議員秘書、塩出健一氏(36)=自民、公明推薦=の無所属新人2氏が出馬。与野党対決構図での一騎打ちとなった。投開票は23日。

 立候補の届け出を済ますと両候補はそれぞれ選挙事務所前で出陣式。畑中候補は「戦後、中央に力を集中した結果、田舎は少子高齢化が進んだ。行政任せではなく、皆の力で古里を作ろう」と訴えた。塩出候補は「郡の恵まれた農林水産物をブランド化し、輸出したい。米軍普天間飛行場の空自築城基地移転は反対」と強調した。

 自民は、県連が塩出候補を推薦したが、京都支部は自主投票。武田良太衆院議員(福岡11区)が自らの秘書だった塩出候補を支援する一方、山本幸三衆院議員(比例九州)は4月に畑中候補の事務所開きに出席。両派で分裂の様相だ。

 投票は23日午前7時から。苅田町の9投票所は午後8時まで、みやこ町の14投票所は同7時まで。開票は同9時から、苅田町総合体育館とみやこ町勝山体育館で。

 13日現在の有権者数は4万6370人(男2万2121人、女2万4249人)。【降旗英峰】

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 ◇県議補選立候補者
 (改選数1−2、届け出順)

畑中茂広 58 無新

 薬剤師▽病院薬局長[歴]県職員▽旧豊津町長▽九大

塩出健一 36 無新

 [元]衆院議員秘書[歴]団体会長▽九州情報通信専門学校

1337名無しさん:2010/05/26(水) 17:17:43
>>1336
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100524ddlk40010205000c.html
選挙:県議補選・京都郡区 畑中氏が初当選 与党意地見せる /福岡
 辞職に伴う京都郡区県議補欠選挙(改選数1)は23日、投開票され、元旧豊津町長、畑中茂広氏(58)=民主、社民推薦=が、元衆院議員秘書、塩出健一氏(36)=自民、公明推薦=を破り、初当選を果たした。参院選を前に与党が意地を見せた。当日有権者数は4万5974人、投票率は35・98%だった。

 前職の井上幸春氏がみやこ町長選出馬(初当選)のため辞職したのを受け、4月に両氏が立候補を表明。県議選の京都郡区(定数1)は03、07年と井上氏の無投票当選が続いたため、99年以来11年ぶりの選挙戦となった。

 民主政権の支持率低下の影響を懸念したが、畑中氏は首長経験を強調し、地盤の旧豊津町を含むみやこ町内を手堅く固めた。また、自民支持層にも支持を広げた。自民京都支部は、県連と異なり自主投票だった。

 塩出氏は若さをアピール。自民の武田良太衆院議員(福岡11区)が前面に出て支援したが、知名度不足をばん回できなかった。【降旗英峰】

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 ◆県議補選開票結果

 ◇京都郡(改選数1−2)=選管最終発表
当 9,391 畑中茂広 58 無新

  6,899 塩出健一 36 無新

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畑中茂広 58 無新(1)

 薬剤師▽病院薬局長[歴]県職員▽旧豊津町長▽九大

〔京築版〕

1338チバQ:2010/05/26(水) 22:32:09
そいや 山本幸三は結局比例単独だったんですね。
山本側が勝ったことも微妙に次の衆院選に影響あるかも...

1339とはずがたり:2010/05/26(水) 23:38:22
>>1337
公明も強い福岡でなかなかの勝利だ。
福岡は社民というか社会党が強い地域だったけどやはり旧町長擁立が決め手ですかねぇ。

1340チバQ:2010/05/26(水) 23:48:44
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-26_6786/
豊見城市 金城市長が勇退意向
市長選 宜保・大城氏出馬へ
政治 2010年5月26日 09時58分

(13時間49分前に更新)

 11月7日任期満了の豊見城市長選に、現職の金城豊明氏(66)が周辺に勇退の意向を示したことが25日分かった。市議会与党最大会派の豊政会や経済団体などでつくる選考委員会は、同氏の後継に市議の宜保晴毅氏(42)を擁立する方針。金城氏は後継者を選考委に委ねているという。

 一方、同市議会議長の大城英和氏(63)は沖縄タイムスの取材に「政治家の総決算として、全身全霊を込めて、豊見城に身をささげる」と述べ、出馬の意向を明らかにした。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-162637-storytopic-123.html
金城豊見城市長勇退へ 今秋市長選、与党の一本化焦点に2010年5月26日

 【豊見城】11月7日に任期満了を迎える金城豊明豊見城市長(66)は25日までに、3期目の今期限りで勇退する意向を固めた。自身も加わる後継候補者の選考委員会が市議で与党最大会派・豊政会の宜保晴毅氏(42)の擁立を軸に調整を進めており同日、金城氏は本紙取材に「選考委員会の判断に従う」と事実上、宜保氏を後継者とする意向も示した。
 一方、市議会で宜保氏と同じ会派に属する大城英和議長(63)は25日、同市長選へ出馬する意向を固めた。同議長は「出馬を決めた。政治家としての総決算として豊見城市に全身全霊をささげるつもりだ」と述べた。与党候補者の一本化作業が焦点となる。
 金城市長は市議会与党会派に「できれば後輩づくりをしたい」と退任する意向をすでに伝えていた。選考委が複数の候補者から宜保氏擁立を決定すれば、宜保氏はこれを受けて、後援会や家族、親類などの意向を確認する。

1341チバQ:2010/05/27(木) 23:11:15
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001005200002
自民宮崎市支部が政治資金架空計上
2010年05月20日

 自民党宮崎市支部で政治資金100万円以上が使途不明になり、同支部は今年3月、2008年の政治資金収支報告書に記載された翌年への繰越金を約100万円減額する訂正をしたことが分かった。白木潤・同支部幹事長(41)は朝日新聞の取材に対し、減額のつじつまを合わせるために、政治資金パーティーの事業費を実際よりも約100万円多く支出していたことにして、県選管に訂正を届け出たことを明らかにした。「架空経費」の計上ともいえる処理で、総務省は「虚偽の報告であれば、政治資金規正法違反になる」と指摘している。(神澤和敬)


 同支部が県選管に出した08年の同報告書では当初、翌年への繰越額が約276万円とされていたが、今年3月、約107万円減額訂正され、約169万円になった。この訂正に伴い、約246万だった「政治資金パーティー開催事業費」が今年3月、4月に2度訂正され、約107万円増の約353万円となった。


 訂正の経緯は複雑だ。


 09年4月に幹事長を引き継いだ白木氏の説明によると、会計担当として今年1月ごろ、09年報告書作成のため帳簿と通帳などを照らし合わせたところ、08年報告書の前年からの繰越金、翌年への繰越金記載額がそれぞれ実際の額より107万円ほど多いことが判明。今年3月31日、各繰越金を実態に即した形でそれぞれ107万円ほど減額する訂正を届けた。


 前年からの繰越金を訂正すると、07年報告書に記載された翌年への繰越金も訂正する必要があるが、約107万円の使途が不明で、適切な訂正方法がわからなかったという。今年4月7日、つじつまを合わせるため08年報告書の前年からの繰越金を再度元の金額に増額し、かわりに08年12月に開催された政治資金パーティーの「開催事業費」を、ほぼ同額増額する訂正を届けた。


 白木氏は増額した分の事業費は実態がないことや領収書もないことを認め、「無理のある修正だとは思ったが、以前の会計まで調べることはできないと思った。修正は1人の判断で行った」と話している。


 総務省政治資金課は、使途不明金が発生した場合の処理として、「盗難などの際には『その他の支出』に計上して備考に説明を書くことなどがある。ただ虚偽経費を計上すると(政治資金規正法)違反になる。同報告書は実態に即して記載する必要があり、まずは徹底した調査をする必要がある」としている。また会計責任者が交代する際、引き継ぎを正しく行わなかった場合も同法違反になるという。


 同支部長のポストは現在空席。同支部トップの和田稲雄支部長代行(70)は訂正を事後報告で知ったといい、「今後調査し、収支報告書を正しく訂正したい。使途不明金が発生した原因を明らかにし、担当者の責任を追及していく」と話している。


 白木氏の前任幹事長で、問題となっている08年までの会計担当だった大村嘉一郎・前支部長(58)=宮崎市議=は「(事務員に作業は)信頼してまかせていた。何があったかわからないが(昨年7月に自民党を)除名された身なので帳簿は確認できない。(当時の)事務員に確認したい」と話している。


 大村氏は昨年8月の衆院選に向けて、党県連の決定に反して中山成彬前衆院議員を推すなどしたため党から除名された。除名時まで大村氏は支部長で、和田氏はその後、支部長代行を務めている。

1342名無しさん:2010/05/29(土) 15:21:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100529-00000033-mai-soci
<阿久根市長>市民団体がリコール運動へ
5月29日12時16分配信 毎日新聞

 議会出席を拒む一方で職員賞与の半減を専決処分するなど、特異な市政運営を続ける鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)について、同市の市民団体「阿久根の将来を考える会」(川原慎一会長)は参院選後にリコール(解職請求)運動を始めることを決めた。29日に運動組織の結成を発表する。

 7月11日投開票予定の参院選後に署名集めを開始。解職の賛否を問う住民投票を年内にも実施し、過半数の賛成で解職に追い込みたい考え。川原会長は「多くの市民から竹原市政への批判と辞職を求める声が出ており、行動するしかないと判断した」と説明する。

 同会は20〜40歳代の市民約50人が「市を良くするため率直に話し合おう」と今年1月に作った。今月17日から市内各所で市民懇談会を開き、竹原市政を検証。参加者から、市政運営を批判する声が相次いだという。

 地方自治法に基づく市長解職の住民投票は、市有権者約2万人の3分の1以上、約6700人の有効署名で成立する。住民投票で過半数が解職に賛成すれば市長は失職し、50日以内に出直し市長選が行われる。

 竹原市長は、市議会の2度の不信任決議で失職し、昨年5月の出直し市長選で再選された。【馬場茂】

1343チバQ:2010/05/30(日) 17:02:13
http://www.asahi.com/politics/update/0529/SEB201005290019.html
阿久根市長のリコール運動、市民団体が開始へ 参院選後2010年5月29日15時0分
 市議会への出席拒否などで市政の混乱が続く鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対して、地元の市民団体「阿久根の将来を考える会」(川原慎一会長、約50人)が、市長に対する解職請求(リコール)運動を始めることがわかった。夏の参院選後に署名を集め、年内にも解職の賛否を問う住民投票を実施したい考えという。

 考える会は、市内の20〜40代の商店主らで1月に結成され、28日夜の役員会でリコール運動の開始を決めた。この日、市職員の賞与を大幅にカットする条例案を、竹原市長が市議会の議決を経ずに独断による専決処分で決めたことから、「これを許していては独裁政治が横行する」と解職をめざすことにしたという。

 住民投票の請求には、市内の有権者の3分の1以上(約6700人)の署名が必要。住民投票の結果、過半数の賛成があれば市長は失職し、出直し市長選が行われる。

 考える会は、5月半ばから市内各所で市民との意見交換会を開いてきた。7回目となる最終日の29日夜にリコール運動の開始を発表する考えという。

http://www.asahi.com/politics/update/0528/SEB201005280041.html?ref=reca
職員・市議らのボーナス「専決処分」で減額 阿久根市長2010年5月28日21時13分

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は28日、職員の期末手当を約3分の1に減額し、市議と市長の賞与もほぼ半分にする条例改正を市議会に提案せずに専決処分で決め、課長会で発表した。6月1日付で施行する。総務省は昨年8月の次官通知で「地方公務員の給与の改定は性質上(緊急を要する場合に行う)専決処分になじまない」として禁じている。職員組合や議会とは協議しておらず、自治労県本部は「民間企業なら不当労働行為で罰せられる話だ」と反発している。

 同市のボーナスは期末手当と勤勉手当(平均0.7カ月分)で構成される。今回の減額は期末手当についてのもの。告示によると、夏は給与の1.25カ月分から0.34カ月分に、冬も1.5カ月分から0.47カ月分に減額する。

 同時に、市長と議員の賞与は、夏は1.45カ月分から0.7カ月分へ、冬は1.6カ月分から0.8カ月分に減額した。竹原市長は、減額の理由や根拠を課長会でも説明しなかったという。

 鹿児島県市町村課は「地方自治法上、給与の改定は議決を経るのが前提。その際も職員組合と説明、協議したうえで議会に諮るのが通例だ」と説明する。地方自治法は首長が専決処分をした場合、次の議会で承認を求めなければならないと定めているが、竹原市長は28日現在、6月議会の招集をしておらず、多数を占める反市長派議員に対し「市政に参画させない」と宣言している。

1344チバQ:2010/06/01(火) 23:45:43
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001006010003
参院選 県議辞職「いつ」論争
2010年06月01日

 ■佐藤氏を自民非難
 参院選福岡選挙区に2人が出馬表明をした県議会で、議員辞職をめぐり議論が起きている。自民党から出馬予定の大家敏志氏は5月に辞職したにもかかわらず、みんなの党から立候補する佐藤正夫氏は在籍したまま。大家氏を推す最大会派の自民県議団は「選挙準備で議員活動ができない状態なら辞めるべきだ」と非難。佐藤氏は「議員はぎりぎりまで仕事を全うするのが当然」と反論する。(小林豪)


 自民県議団に所属していた大家氏=北九州市八幡東区選出=は、昨年12月に党公認が決まり、今年5月の臨時議会で「選挙に専念する」として議員辞職した。


 一方、同じ県議団に所属していた佐藤氏=同市小倉北区選出=は、4月に離党届を提出。同月中に、みんなからの出馬を表明し、県議会の会派は保守系の真政会に移った。自民県連からは除名処分を受けている。


 自民県議団は「自民を裏切った」佐藤氏が、議員を辞職しないことに反発。31日の議会運営委員会では、議員が他の選挙に出馬表明した際の辞職の扱いについて、条例改正を視野に議論を始めることで他会派とも一致した。


 議員報酬に関する条例では、定例議会を2回連続で欠席し、その間の委員会なども欠席した場合、報酬の支給を翌月から停止すると定められている。佐藤氏は5月の臨時議会にも出席しており、6月の報酬を受ける権利は保障されている。


 6月定例議会は同7〜23日の予定で、24日が参院選の公示日として有力視されている。月の途中で辞職した場合、報酬月額89万円は日割り計算で支給されるが、6月の期末手当約187万円は満額支給される。


 自民県議団の蔵内勇夫会長は、今年2月以降、4人の県議が他の選挙のために辞職している事情を挙げ、基準を定める必要性を指摘する。しかし、真政会の古川忠会長は「議員は有権者の負託を受けており、仕事は全うするのが本当だ。佐藤氏は6月議会でも議員活動の総決算として一般質問する」と反論。「この時期にあえて辞職問題を議論する姿勢には意図的なものを感じる」と話している。

1345チバQ:2010/06/01(火) 23:53:17
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100601-OYT1T00744.htm
九州新幹線基地の地図見返りにパー券購入依頼
 長崎県の野口健司県議(46)(自民党)の事務所が、県から受け取った九州新幹線長崎(西九州)ルートの保守点検基地建設予定地の地図と引き換えに、自民党長崎県連のパーティー券(1枚1万円)を購入するよう支持者に頼んでいたことがわかった。


 野口県議は「自分の指示ではないが、不適切だった」と謝罪。県は「地図を渡したのは問題。反省したい」としている。

 県によると、予定地は大村市竹松地区。2008年に地区名は公表されているが、今年度から買収交渉に入るため、より詳細な予定地の地図を作製。4月8日、地元への説明として、職員が同市の野口県議の事務所を訪れ、地図を示して概要を説明した。地図はその場で野口県議に渡した。

 野口県議によると、その後、事務所の男性職員が勝手に地図をコピー。2人の支持者に「この地図は役に立つ」などと言って渡し、見返りにパーティー券の購入を依頼した。2人とも購入はしなかったが、うち1人は事務所に1万円を政治献金したという。

 男性職員は5月30日付で辞職願を提出した。野口県議は「券の売り方に適正を欠いた。ご迷惑をかけ申し訳ない」と話している。

 桑原徹郎・県土木部長は「当時は渡しても良い資料だと考えていたが、不適切だった」としている。

(2010年6月1日16時14分 読売新聞)

1346チバQ:2010/06/04(金) 21:50:09
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20100604ddlk34010568000c.html
追跡2010ひろしま:米軍岩国基地に近接、阿多田島から見る大竹市長選 /広島
 ◇騒音、解消できぬ不安感
 小方港からフェリーで約30分の大竹市・阿多田島。人口約320人の島は、西方に臨む在日米軍岩国基地(山口県岩国市)の存在に揺れてきた。騒音対策で滑走路が沖出しされたため、米軍機の飛行ルートが島に近づいた。一方、大竹市は06年、基地への米空母艦載機移転を容認。国から巨額の交付金が市に入り、それを資金に無医地区だった島に診療所ができた。6日告示の大竹市長選を前に、島を訪ねて課題を考えた。【井上梢】

 ◇「痛み」受け入れ、活性化に悩み
 「グゥアー」。激しい音を響かせて、米軍機が島の上空を飛んでいく。

 「最近は遅いよ。夜11時ごろまで飛ぶ音が聞こえる」。阿多田自治会長の本田幸男さん(67)は、騒音に気付くと録音している。島民のほとんどは漁業に携わる。「早くに寝るのに、やれん」。朝早い漁師から愚痴を聞くこともある。先月29日、これまでの基地から沖合1キロに新滑走路ができた。その分、島に飛行ルートが近づいた。

 国の騒音対策で、壁を厚くするサッシや建具の取り付け、窓を閉め切ることが多い事情からエアコンの設置に費用の補助がある。昨年度までに122軒で工事が実施された。だが、本田さんは「飛行機は上空を飛ぶ。本当は天井を替えてほしいが、補助の対象にならない」とため息をつく。

 艦載機移転に反対だった大竹市の方針転換は06年12月。在日米軍再編に伴う周辺自治体への交付金が入ることになった。市は12年間で約40億円を見込む。市の10年度一般会計当初予算は約139億円で、その恩恵は大きい。それを元手に08年、島に25年ぶりとなる診療所が開設された。07、08年度の交付金から約2億1000万円の基金を作り、運営費に充てる仕組みだ。

 本田さんは昨夏、脚立から落ちて背骨を複雑骨折した。診療所でエックス線撮影をしてもらい、救急船で対岸の広島西医療センターへ運ばれた。今も月に1回は診療所に行く。「医者が近くにいると思うと、安心感が違う」と語る。

 しかし、騒音被害までは解消できない。14年までに空母艦載機が厚木基地(神奈川県)から59機移転し、岩国基地は極東最大級の航空部隊基地になる。阿多田島漁協参事の湊修さん(49)は「診療所ができて便利になったが、(艦載機が)来てみないと……。不安はある」と複雑な表情だ。

   ◇  ◇

 対岸の大竹市街地。大型スーパーはにぎわっているが、JR大竹駅前にある商店街の人通りはわずか。焼き鳥店を手伝う女性(78)は「(移転)容認後も、いいことなんて何一つない。スーパーと客の取り合いをしているだけ」とこぼす。

 07年度からの再編交付金は、主に教育や福祉予算に回された。大竹小の改築事業費や乳幼児医療費の助成、救急車や老人ホームの空調機器の更新に充てられた。ただ、沿岸部での利用が主目的とされるなど制約がある。

 基地に隣接するゆえの「痛み」を抱えながら、街の活性化をどう図るか。4年間の進路を決める市長選は13日に投開票。現職と新人の2人が名乗りを挙げている。

1347チバQ:2010/06/05(土) 11:31:08
↑間違えてた・・・

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001006010001
分断の果てに(上) 検証・阿久根市政
2010年06月01日




 5月29日夜、阿久根市民会館。2階席まで埋めた約300人の市民を前に「阿久根の将来を考える会」の川原慎一会長(42)が「結論から申します」と切り出した。
 「市長の解職請求(リコール)しかないのではないでしょうか」
 満場の拍手がわいた。市民との意見交換の場のはずだったが、反対意見もまったく出ぬまま、リコールに向けた決起集会の様相となった。
 1年前、阿久根市で出直し市長選があった昨年5月31日。市内でギフト店を営む川原さんは、再選された竹原信一市長(51)の当選あいさつをテレビで聞いた。
 「私が当選したのは皆さんの力、そして責任です。責任をとってもらいます」
 川原さんは、違和感を覚えた。その数週間前、竹原市長が議会から2度目の不信任を突きつけられて失職した直後、竹原氏と電話で話した時のやりとりを思い出していた。
 「市民が市政にモノを言う場ができ、その意識を持てば自分の仕事は終わり」と竹原氏。「じゃあ、もう(役割は)終わったんじゃないの?」と問いかけると、竹原氏はしばらく無言だった。
 電話では弱気にさえ思えた人物が、市長に返り咲いた途端、「市民に責任をとってもらう」。何だろう? 川原さんの脳裏に「権力」という言葉が浮かんだ。
 竹原市長は「官民格差の是正」を強調して市政のかじ取りを進めた。再選後のこの1年、その手法は強権的で、独善性を強めたように川原さんには映った。
 「職員給与を下げれば民間は潤うのか」「職員の人件費総額の紙をはがした係長は懲戒免職に値するのか」――。係長の復職を命じる判決の無視、障害者差別だと批判されたブログ問題、議会のボイコットも、信じられない出来事だった。
 「改革を期待した市民の判断が間違っていたとは思わない。でも、竹原市政の先に展望は見えない」。今年1月、将来を考える会を20〜40代の約50人とつくった。現市政を根本から問い直すためだ。
     ■
 大手企業にいたという、竹原市長の熱心な支持者の男性(72)は、妻と一緒に「懲戒免職の係長の復職を認めるべきではない」という内容の署名集めをしている。様々な批判にさらされながらも「誰にもこびない強さ」に共感を抱く市民も少なくない。
 男性は言う。「竹原市長は法を無視してでも、改革を進めるべきだ。改革に痛みはつきものだ」
 竹原市長の中核となる支持者の主張は、判で押したようにこの男性と似ている。「1年前までの私と同じ」というのは、主婦から市議になった牛之浜由美さん(51)だ。
 竹原市長の知人が経営する水産加工会社でパート勤務をしていた。そこで竹原市長と知り合い共鳴した。昨年3月、議会解散に伴う出直し市議選で竹原市長の改革を支持して立候補し、初当選した。
 だが、自分自身が市政に参加して目を開かされた。
 「市議は市当局となれ合って質疑をし、市職員は楽をして高給を得ていると信じ込んでいた。実際は、議会での質問の準備で徹夜はするし、職員は給与をカットされながら懸命に働いていた。いま振り返ると、恥ずかしい」
 いまは、竹原市長の姿勢に手厳しい批判を加える。
     ■
 竹原市政を見続けてきた鹿児島大学の平井一臣教授(政治学)は、こう警告する。
 「閉塞(へいそく)感のなか市民が共同で問題を解決しようとするのでなく、敵をつくってひきずり降ろすという手法。『抵抗勢力』をつくって、世論の支持を集めた小泉元首相のやり方と同じだ。自分が良かれと考える目的のためには最低限のルールも守らない。権力をもった者に対し、市民が『観客でいていい』と思っているなら、危険なことだ」
 将来を考える会は、5月半ばから市内7カ所で「阿久根のあるべき姿」を市民とひざ詰めで語り合った。「観客」ではいけないとする自覚と、現市政への怒りが毎回噴き出した。「議会に出ないとか、課長に答弁させないとか、こんな市長でいいのか」「任期を待たずに辞めさせないと」
 29日の集会でリコール運動を表明した川原さんは、こう続けた。「市民全員が竹原さんに投票したわけじゃないでしょうが、総体としての民意が彼を2度選んだのは事実。だから、私たち自身の手で市民が笑い合える元の阿久根に戻そうじゃありませんか」
     ◇
 竹原市長の再選から丸1年。混乱が続く阿久根の現状と竹原市長の政治手法を検証する。

1348チバQ:2010/06/05(土) 11:31:32
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001006010003
分断の果てに(中) 阿久根市職員は疲弊
2010年06月02日


毎朝、市役所(奥の赤い建物)に就労の意思を伝えに行く元係長。「復職」の指示が出るのを終日自宅で待つ日々が続く=5月26日午前7時44分、阿久根市

 竹原信一市長の執務室は阿久根市役所2階の南東角にある。開け放ったドアから、市長の怒鳴り声が、時に1階にまで響いてきた。
 「辞めろ、なんのつもりか! おい(おれ)の命令じゃが!」「はあ? なんてよ? とぼけたことを言うな!」
 ある職員OBは、市長の怒声を書き留めていた。「市長室に呼ばれた時は、必ず同僚と行け、と職員間で話していた」と明かす。「市長の脅しで、地方自治法などに違反する話に加担させられて裁判になった時、自分が抵抗した証拠を残す必要があった」
     ■
 ある男性市職員が帰宅するのは午後10時近くだ。玄関のドアを開けると、子どもたちは姿も見せず「おやすみなさい、お父さん」とだけ言って逃げるように部屋に向かう。
 「子どもとの語らいがなくなったのは、昨年の秋ごろからだろうか」。職員は、旧知の友人に苦しい胸の内を切り出したという。
 市長の歓心を買おうとする職員もいる。職場で凡ミスをしても告げ口をされ、どんな罰を受けるか分からない。
 なにしろ人件費総額の張り紙をはがした係長(46)は懲戒免職になり、「市政の転覆を謀った」と言われたほどだ。復職を命じる判決は出たが、竹原市長は応じない。
 さらに、竹原市長は職員の処罰を協議する賞罰審査委員会を、市長シンパの議員と民間人に総入れ替えした。
 男性職員は知人の前で涙ぐんだという。「帰宅すると緊張から解放され、些細(さ・さい)なことで子どもに当たってしまう」
 子どもが起きていると「寝らんか!」、テストの点数が悪いと「なんで、こげん点数を取っとよ!」と怒鳴る。以前なら「よか、よか。次は気張れ」と言えたのに。「なんで、そう怒ってばかりなの!」と妻に言われ、自分の変わりように気づいたそうだ。
 以来、子どもと言葉を交わさないよう夜遅くに帰宅し始めた。子どもは「怒鳴り散らすお父さん」を避けるようになった。「ミスをしたら自分だけでなく、世話になっている上司にまで累が及ぶかもと考える。特に、慣れない新規事業には及び腰になる」。知人に、そうこぼしたそうだ。
 そんな職員の緊張は、市民も敏感に感じている。5月21日にあった市民団体と市民の意見交換の場で、年配の女性が発言した。「厳しい市長のおかげで窓口の対応が良くなったと言われるけど、ギスギスした感じがして、職員に気楽に尋ねられません」
 竹原市長は「命令に従わない職員は辞めてもらう」と宣言し、職員には報道機関との接触を禁じた。記者と話すだけでクビ――。そう恐れるためか、記者が席に近づくだけで職員の顔に緊張が走る。
     ■
 竹原改革の根幹は「官民格差の是正」だ。市職員の「厚遇」は、竹原市長が常にやり玉に挙げ、自身が再選する源泉ともなった。
 竹原市長は、失職直前の昨年3月の市報に2007年度の市職員年収は「54%の145人が700万円以上」と記した。08年度の平均年収は608万円。手取りでは30万円を切るほどだ。
 一方、市民1人の推計所得は190万円。官民格差を象徴する指標として市民に浸透している。だが、これは赤ちゃんも入れた働かない世代を含んだ数値だ。実労働者だけで構成される市役所の職員の平均年収とは比べられないことを、市執行部は昨春の議会で認め、「労働世代に限れば市民の収入は570万円相当」と答弁した。すると官民の年収差は40万円弱となる。
 水産業が好調で街に活気があった30年ほど前に、商店街で店を継いだ50代の男性は振り返る。「1970年代までは、市役所で安い月給取りになるより商売をやった方がいいとみんなが思っていた。市職員をうらやむようになったのは、近年、地場産業が相対的に沈下したからだ」
     ■
 竹原市長は5月28日、職員ボーナスを構成する「期末手当」を3分の1にする措置を、議会に諮らずに専決で決めた。だが、もう一つの柱である「勤勉手当」には手をつけなかった。市長による評定がモノを言う部分。「自分になびく職員と、距離を置く職員を分断するつもりではないか」。疑心暗鬼が、職員に広がる。

1349チバQ:2010/06/05(土) 11:31:51
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001006030001
分断の果てに(下)阿久根市議会は機能不全
2010年06月04日


阿久根市議会3月定例会最終日、自らが提案した竹原市長への不信任案に反対の青票を投じる松元議員(中央)=4月19日

 4月19日午後。阿久根市役所の本会議場から出てきた松元薫久(しげひさ)氏(33)が、20人を超す報道陣に囲まれた。
 竹原信一市長(51)派市議である松元氏が市長不信任案を出したのだ。しかも松元氏を含む市長派4人は、採決で反対票を投じた。反市長派12人も反対したため16人全員が否決するという非常に分かりにくい事態になった。
 提案者の松元氏が記者の質問の矢面に立った。「こんなことをして有権者に説明がつきますか」。松元氏は「反市長派になり代わって不信任案を出した。だけど私は本心では市長を信任しているから採決では反対した」と答えた。
 報道陣が輪を解いたのは約20分後。「茶番劇だな」とつぶやく記者もいた。
 だが、誰よりそれを感じていたのは松元氏だった。提出した本人だけは賛成しないとまずいだろうと、議場に入る直前まで、身近な支持者に電話で悩みを相談していた。
     ■
 1週間前の12日。竹原市長と、議員歴27年の山田勝氏(65)ら3人の市長派市議が、市長室で松元氏の到着を待ち構えていた。
 「お、来たか。市長の不信任案を出す」と山田氏。「いいんですか?」と松元氏が目を移すと、竹原市長は淡々と答えたという。「いいんじゃない」
 不信任案提出劇のシナリオはこのとき決まった。
 採決前の討論では、松元氏は、反市長派の集中砲火を浴びた。「ルールに縛られるのか、ルールを利用するかの違いです」と必死に応戦した。
 松元氏が報道陣に囲まれているころ、反市長派市議たちは顔を赤らめ、「議会と有権者を冒涜(ぼうとく)している」と口々に市長派を非難した。
 では、なぜ議席の4分の3を占める反市長派は不信任案を提出しないのか。反市長派の古賀操氏(49)は説明する。
 「不信任案は可決できるだろうが、それに対して市長が議会を解散するのは間違いない。その後の出直し市議選で我々が多数を占め、再び不信任案を出すための臨時会の招集を求めても、今度は市長は応じないだろう。そうなると打つ手がない。市民にリコールしてもらうしかない」
 阿久根市政における議会の機能不全は深刻化するばかりだ。竹原市長は3月定例会で議会への出席を拒否し始め、課長たちにも議案の説明や答弁をしないよう命じた。
 5月に市民団体が開いた市民との意見交換の場で、竹原市長に批判が相次ぐ一方、「議会が全く機能していないじゃないか」「議会も解散し、市長も辞めてほしい」といった不満も聞かれた。
     ■
 「あなたたちは市政に参加させません」。竹原市長は3月29日、反市長派の市議が市民向けに開いた議会報告会に出席し、そう言い放った。
 浜之上大成議長(60)は議事運営ができない状況を変えようと課長たちを個別に説得し始めた。「課長全員で『私たちだけは議会で議案の説明させてもらえませんか』と市長に宣告できないのか」
 しばらく時間をくれ、と言った課長もいたが、数日後にうなだれて返答してきた。「一般職員には、組合という後ろ盾があるが、私たちには何もない……」
 竹原市長が民間から登用した課長ら3、4人が重きをなし、約20人の課長級職員は、ちらつかされる処分を前に立ちすくんでいる。
 3月定例会中に市が開いた市民との懇談会で、竹原市長が演説をした。「議会では私が出す政策には、ことごとく反対の意図をもって質問がなされる」
 実際はどうか。昨年、市長が提案した94の議案のうち85件は可決された。否決は8件。そのほとんどが執行部が議会に出席せず、審査しようのなかったものだ。
      ■
 竹原市政を分析してきた鹿児島大学の平井一臣教授(政治学)は、こうみる。
 「市長は、議会を『抵抗勢力』『混乱ばかり起こす、訳が分からない集団』、自分を市民側に立つ改革派として印象づけ、次なる市長選に弾みをつけたいはずだ」
 市長と議員それぞれが、民意を代表する立場で議論する場となる議会。その6月定例会を3日現在、竹原市長は招集していない。定例会が開かれないという前代未聞の事態の可能性が高まる。
 反市長派市議を「市政に参加させない」とした宣言を断行しそうな雲行きだ。
     ◇
 今回の連載にあたって朝日新聞は竹原市長に2度にわたって取材を申し込みましたが拒否されました。
(この連載は原口晋也、三輪千尋が担当しました)

1350チバQ:2010/06/05(土) 11:33:15

阿久根漂流竹原市長再選1年
http://373news.com/_kikaku/akune/hyouryu/01.php
'10/05/30 本紙掲載
「改革」先鋭化 人心離れ 上

 「今日も燃料代で赤字」。1日半かけた一本釣り漁から戻った阿久根市波留の男性(64)はため息をついた。
 漁はこの十数年で半減した。逆に燃料代は2倍に跳ね上がった。手取りは月10万円ほど。「食べるのが精いっぱい。だが、ほかに仕事はない」
 男性が竹原信一市長の支持を決めたのは昨年2月の市職員給与明細の公開。当時の職員約260人の半数が年収700万円超。衝撃は怒りに変わり「デタラメな高額。市長が言う通り大幅に削ってほしい」。
 県統計協会のまとめでは、06年度の阿久根市民1人当たりの推計所得は約190万円。50代の会社経営者は「阿久根では社長でも700万円もらう人はわずか」と打ち明けた。
 竹原市長再選1年を目前に控えた29日、具体化したリコール運動。1期目は市議会による2度の不信任議決で失職したものの、「改革」を期待する市民の後押しで返り咲いた。今回は一転、市民が「竹原降ろし」に打って出た。
 賛否両論が渦巻く竹原市政にあって、潮目が変わったのは昨年11月。ブログに障害者差別と取れる記述をした「ブログ問題」だった。福祉団体などが求めた謝罪に応じず、批判を浴びた。
 「肢体不自由の子を持つ父親として、物扱いした表現が許せなかった」。リコールを表明した「阿久根の将来を考える会」の中心メンバー西平良将さん(37)は市長に抗議したがなしのつぶて。市民の多くが資質をいぶかるようになった。
 地元の政治団体「阿想会」の松岡徳博会長(55)は市長支持派の大黒柱だった。「職員人件費の削減は改革の一部にすぎない。市政をどう発展させるのか展望が見えない」
 市長にたびたび進言したが耳を貸さず、サジを投げた。「本人は『革命』を叫んでいるが、いつまでも職員と対立し、自分を支持しない市民を無視するようでは話にならない」
 市役所から約200メートル離れた店舗跡。市職員労働組合の事務所が入居する。市長が本年度の庁舎使用を許可せず、公約通りに追い出された格好だ。市職労は裁判で争っており、こうした訴訟やトラブルの頻発が市政不信を加速させたともいえる。
 事務所近くの無職男性(70)は「竹原さんには辞職してほしいが、市職労を応援する気もない」と冷ややか。
 パート勤めの女性(48)は「市長も市職労も歩み寄るべき。生活に苦しむ人が多いのに、政争ばかりでどうするのか」。市政の正常化を願う民意は、漂流している。

<竹原信一市長再選の経過>2008年8月、新人4人が争った阿久根市長選で初当選。市議定数削減の条例改正提案などで議会側と対立。09年4月、2度目の市長不信任議決で失職した。同5月31日、出直し市長選で元国土交通省職員との一騎打ちを562票差で競り勝ち再選。市職員給与の削減、市役所からの市職労事務所追放などを公約に掲げた。

1351チバQ:2010/06/05(土) 11:33:55
http://373news.com/_kikaku/akune/hyouryu/02.php
'10/05/31 本紙掲載
批判無視、対立あおる 中

 3月29日夜、阿久根市の脇本地区公民館。反市長派市議らが市民に参加を呼び掛けた議会報告会に、竹原信一市長の姿があった。
 市長の度重なる議会出席拒否で予算審議が打ち切られたことが報告された後、マイクを向けられた竹原市長は叫んだ。「ここにいる議員は市政に参加させない」。自分に対する批判を受け付けない態度がありありだった。
 見守っていた市民は80人。1人が突然立ち上がり、迫った。「議会に出ないくせに、なぜ来た。はよ辞め」。会場は怒号が飛び交い、数人の市民は「やってられん」と吐き捨て、退席した。

▲竹原信一市長(左)に議会出席を迫り、詰め寄る市民=3月29日夜、阿久根市の脇本地区公民館
  竹原市長が報告会に現れた理由は「議員がうそを言わないか監視するため」。終了後、1人の議員に詰め寄り、もみあい寸前になる一幕もあった。
 首長と同様、議員も民意によって選ばれた住民の代表だ。自ら提案した予算案の審議への出席を拒む理由が「議場にマスコミがいる」では、理由にならない。
 ある70代男性は「市長が訴えるのは、市職員給与カットやごみ袋値下げという目先の話ばかり。大局的な政策は何も語らない」と批判する。
 議会に諮らずに政策を決める専決処分も乱発し始めた。市長は説明責任を放棄し、対立は深まる一方だ。
 市職員給与明細の公開などで一躍「改革派」を印象づけた竹原市長。しかし、職員の懲戒免職処分取り消しをめぐる鹿児島地裁の判決や決定など、司法判断は無視し続ける。「裁判所は神様ではない」とうそぶくこともあった。
  「市長はもう少し普通にやってくれるといいのだが。忠告しても絶対に聞き入れず、ちょっと困っている」と後援会幹部。支持者にさえ「独善的」と映る。
 竹原市長の言動をめぐり、時に街は騒々しくなった。昨年暮れから右翼団体の街宣活動が活発化し、1月には約60台が集結した。県警の機動隊員は防護服に身を包み、盾を持って市役所を警戒する物々しい事態が続いた。
 市民らは互いを「市長派」「反市長派」と色分けするようになった。29日、具体化した住民団体による市長リコール(解職請求)の動き。市民間の溝を決定づける危険性をはらむが、「阿久根再生の痛み」と腹をくくった。
 ある市民は日ごろの隣近所の付き合いにも気を使うようになった。「いまは市政が十分機能しているとは思えない。阿久根丸の船長である市長は、2万人余の市民を安全に運んでほしい。このままでは阿久根は沈没する」

<再選後の竹原信一市長の主な言行>
・市職員人件費の張り紙をはがした職員を懲戒免職=2009年7月31日
・自身のブログ(日記風サイト)に「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている」と障害者への差別的記述=11月8日
・「命令に従わない職員は辞めてもらう」=10年1月4日の仕事始め式
・「傍聴席にマスコミがいる」として市議会出席を拒否=3月4日
・市議会での答弁禁止を担当課長に命じる=3月8日
・「裁判所は神様ではない」「(市議会欠席は)メディアへのお仕置きと議会との駆け引き」=3月14日の市民懇談会
・懲戒免職職員への給与支払い命令判決が確定するが、支払わず=3月19日
・「必要施策は(議会に諮らず)専決処分する」=5月6日の課長会

1352チバQ:2010/06/05(土) 11:34:15
http://373news.com/_kikaku/akune/hyouryu/03.php
'10/06/01 本紙掲載
古里の将来、住民主導 下

 「小学生の息子から『ルールを守らない人がなぜ市長なの』と聞かれた」「関東にいる息子が、同僚から『あの市長がいる阿久根』と言われ、恥ずかしいと嘆いていた」
 「阿久根の将来を考える会」が5月に市内7カ所で主催した住民懇談会で、竹原信一市長の資質を疑問視する声が相次いだ。
 考える会は、市政運営の在り方を検証する有志の組織として若手市民ら約50人で今年1月結成。懇談会は竹原市長への賛否を問うのではなく、「中立の立場で幅広く意見集約する」のが目的だった。
 しかし市民の肉声は、議会出席を拒み、裁判所判決を無視し続ける市長批判ばかり。大川中学校に約50人が集まった初日の懇談会では、早々に住民が市長リコール(解職請求)の採決を要望。4割が賛成の手を挙げた。

▲懇談会初日にリコール話が持ち上がり、賛同の手を挙げる住民=5月17日、阿久根市の大川中学校
 懇談会最終日を翌日に控えた5月28日夜、考える会は緊急役員会を開催。「もはや市民の意見は解職しかないのではないか」=川原慎一会長(42)=という結論に達した。
 迷いがなかったわけではない。20〜40代の会員の多くは商業や自営業を営んでいる。「市長降ろし」の旗幟(きし)を鮮明にすることで商売への影響を心配した。自宅に苦情電話が寄せられることもあり、今まで以上に家族を巻き込む恐れもある。
 加えて、リコール運動は膨大な労力と人手を要する。目標とする8000人の署名は、竹原市長が一騎打ちを制した1年前の市長選の得票数(8449)に匹敵する数字だ。
 それでもリコールに踏み切ったのは「子育て世代として、子どもたちが誇りを持てる阿久根を取り戻したい。これ以上故郷を壊すわけにはいかない」からだ。中学校PTA会長も務める川原会長は切実な思いを明かす。
 29日、市民会館で開いた最後の懇談会で、川原会長は300人の市民に訴えた。「私たちはどのような抵抗があろうとも、市長を解職に追い込みたい。皆さんの力を貸してください」。満場の拍手が応え、「署名集めは任せて」と合いの手を入れる女性もいた。
 市民にはなお、収入面の「官民格差是正」を唱える竹原市長を支持する「潜在的な応援団」がいるのは事実。一方、市民が民主主義を身近にとらえ、市政に関心を持ち始めたのも確かだ。
 40代の男性は竹原市長を「反面教師」と呼ぶ。「首長を選ぶことの重み、市長と議会の役割を今ほど真剣に考えたことはなかった」
 「市長と市民、議会が一丸となったまちづくり」を求める30代男性は語る。「今の阿久根は混乱しているが、10年後に『あのときは生みの苦しみだった』と懐かしむことができれば幸せだ」
 阿久根の将来は、今や市民の手に委ねられようとしている。

<リコールの手続き>地方自治法で規定され、請求者は1カ月以内に有権者(阿久根市は2万66人=3月2日現在)の3分の1以上(約6700人分)の署名を集める必要がある。署名を集める受任者は有権者(公務員を除く)であれば人数制限はない。市選挙管理委員会による署名簿の審査や縦覧を経て、60日以内に住民投票が行われ、有効投票総数の過半数で対象者は失職となる。出直し市長選は50日以内。

1353とはずがたり:2010/06/07(月) 12:36:08
新議員30人の当選決まる
浦添市議選
2005年2月7日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-120827-storytopic-86.html

【浦添】浦添市議会議員選挙の投開票も6日行われ、定数30に対し全員の当選が決まった。現職24人、新人9人の計33人が立候補。32人が立候補した前回に続き少数激戦。西銘純恵氏が前回に続いてトップ当選。投票総数は5万393票。無効票は1231票(案分による小数点以下切り捨て)。
当 2,766 西銘 純恵 共産・現2
当 2,304 又吉健太郎 無・現2
当 2,069 又吉 淳市 無・新1
当 2,036 松下美智子 公明・新1
当 1,839 亀川 雅裕 無・現3
当 1,812 比嘉 武宏 無・新1
当 1,740 比嘉 讓治 公明・現2
当 1,698 又吉 謙一 無・現6
当 1,696 仲座 方康 公明・現6
当 1,688 又吉 正信 無・現4
当 1,685 下地 秀男 公明・現4
当 1,660 下地 恵典 無・現5
当 1,634 島尻 忠明 無・現3
当 1,629 佐和田 直 無・現6
当 1,539 宮城 重哲 無・現7
当 1,486 宮城 英吉 無・現3
当 1,484 奥本 道夫 無・現8
当 1,461 石川 武夫 無・新1
当 1,417 当山 勝利 無・新1
当 1,321 大城実五郎 無・現7
当 1,273 佐久川昌一 無・現3
当 1,256 渡久山朝一 社民・現3
当 1,244 比嘉 愛子 共産・現4
当 1,229 仲村 和文 無・新1
当 1,170 大城永一郎 無・現8
当 1,160 与座 澄雄 社大・現7
当 1,124 又吉 栄 無・現3
当 1,098 豊平 朝安 無・現2
当 1,086 比嘉 克政 無・新1
当 922 又吉 幸子 無・現2
次 883 上江洲義一 無・現
2882砂川 高浩 無・新
870 新城 秀二 無・新
(選管最終、案分票は四捨五入)

浦添市議会議員選挙
2009年02月01日告示  2009年02月08日投票
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/47/00009022.html

1354名無しさん:2010/06/09(水) 13:25:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100609-00000194-mailo-l46
阿久根市長:リコールへ市民団体が事務所 今月中旬から説明会開催 /鹿児島
6月9日12時56分配信 毎日新聞

 竹原信一・阿久根市長のリコール(解職請求)運動の準備を進めている市民団体「阿久根市長リコール準備委員会」(川原慎一委員長)が8日、同市鶴見町に事務所を設けた。今月中旬から、市内の公民館など50カ所以上で説明会を開き、7月の参院選後に署名活動を始める。
 市長リコールに必要な約6700人を上回る8000人以上の有権者の署名を集め、年内にも市長解職の是非を問う住民投票に持ち込みたいという。
 同委員会は、20〜40歳代の市民約50人で発足した「阿久根の将来を考える会」が中心になって結成。「竹原市長が市政に対立と混乱を持ち込んだ」として、リコール活動組織を結成した。同会は、実際に署名を集める受任者を400人程度募集する。川原委員長は「市内7カ所で開いた市民懇談会で、竹原市長を辞めさせるべきだという声が9割以上だった。この民意がリコール活動の根拠だ」と話した。【馬場茂】

1355チバQ:2010/06/09(水) 22:15:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/177037
福岡市長選 参院選まで様子見? 現職・吉田氏明言せず 自民、候補擁立は停滞
2010年6月9日 01:36 カテゴリー:九州 > 福岡
 福岡市の吉田宏市長は8日の記者会見で、11月にも行われる市長選に立候補するかどうかの態度を保留した。4年前に民主党推薦で初当選した吉田市長は、再選出馬が確実視されているが、対する自民党は独自候補擁立の動きが停滞気味。双方ともに様子見が続いており、「対決の構図」が固まるのは7月の参院選後になりそうだ。

 「いまは本年度予算(に基づく施策)をしっかりやっているところ。一日一日、全力を尽くすだけです」。吉田市長は8日、市長選への対応を報道陣から問われ、淡々とこう答えた。

 15日開会の6月定例議会で、出馬表明を促す質問を議会側に求める根回しは今のところない。民主党に推薦願を出すかも含めて「参院選の結果を見極めてからでも遅くない」(市議)との判断があるとみられる。

 ただ、小さな会合にも積極的に顔を出し、4月には東京で政治資金パーティーを開くなど、水面下で着々と準備を進める吉田市長。「相手の候補が見えないのに、自分だけ手を挙げても仕方ない」と、市長周辺はその内情を明かす。

 一方、対立候補の擁立を目指す市議会最大会派の自民党。公明党や保守系会派・みらい福岡との共闘を模索しているが、選挙協力のための会合は5月から中断し、「勝てる候補」の選定作業は難航している。7月の参院選後に判断を先送りする方向という。

 自民党は当初、参院選までに人選を固め、参院福岡選挙区の党公認候補と一緒に遊説させることも検討した。だが「意欲のある人も参院選の行方を注視している状態。やはり政権与党から野党に転落した影響が大きい」と関係者は嘆く。

 市長選をめぐっては、共産党が10日に「市長候補をみんなで決める集会」を開くなど、擁立準備を進めている。吉田市政に反発する市民団体も候補擁立を目指している。

=2010/06/09付 西日本新聞朝刊=

1356チバQ:2010/06/10(木) 00:25:33
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100609-OYS1T00649.htm
阿久根市長を告発、降格職員側が地公法違反疑いで

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が昨年4月の人事異動で降格させた職員3人について、市長は処分を取り消した市公平委員会の判定に従っていないとして、職員を支援する弁護団は9日、市長を地方公務員法違反の疑いで鹿児島地検に告発した。

 昨年の人事異動では、課長級の50歳代男性が補佐級になるなど10人が降格し、このうち3人が公平委員会に撤回を申し立て、今年2月、同委員会は異動を取り消す判定をした。

 しかし、竹原市長はその後も異動を取り消さず、弁護団は5月25日に市側に降格撤回を求める通知書を送付したが改善されないため、告発に踏み切った。

(2010年6月9日 読売新聞)

1357チバQ:2010/06/10(木) 00:26:25
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001006090004
那珂川「市」届かぬ夢? 
2010年06月09日


役場の正面口に立てられた「目指そう人口5万人!」と書かれたのぼり旗=那珂川町役場

 ■人口増鈍化…転入策及ばず 町から移行へ あと300人弱
 那珂川町が、市制施行に向けて躍起になっている。市移行の条件となる人口5万人まで、あと300人足らず。しかし、打ち出した施策は決め手を欠いているうえ、基準となる10月の国勢調査まで半年を切った。職員の間からも「実現は非常に厳しい」という声が聞こえてくる。(尾立史仁)


 4月末現在の人口は4万9745人。1970(昭和45)年に1万1千人あまりだった人口は、福岡市のベッドタウンとして急増。75年の国勢調査で前回(70年)比56・9%増となったのをはじめ、80年(対前回比40・8%増)、85年(同24・3%増)と3回連続して県内の市町村でトップの増加率を誇った。


 こうした傾向に、町は96年に市制施行を打ち出し、2000年に自然増での5万人突破を予測した。ところが、00年が7・6%、05年3・1%と、伸び率は鈍化。加えて全国的な少子化のなか、今年の国勢調査が市制に移行する最後のチャンスと受け止める職員も多い。


 このため、福岡都市圏の20〜40代をターゲットに、転入を促す施策を08年度から始めた。最初に打ち出したのが共稼ぎ夫婦に関心の高い学童保育の充実。定員枠を増やし、対象も小学6年生まで、時間も午後7時までとした。


 待機児童の解消でも、09年度だけで保育所・園の定員を計50人増やした。ところが、景気低迷で希望者が予想以上に増えたため、今年度当初で9人の待機児童が出てセールスポイントではなくなった。


 このほか、町をPRするラッピングバスを昨年11月から走らせているのをはじめ、今年2月にはJR博多駅周辺にある会社に春の人事異動を機に町内に住むよう呼びかけるパンフレットを配布。4月からは町内の公共施設に人口5万人突破を呼びかけるのぼり旗を立てている。


 対応は約300人の職員にも及んだ。半数近い町外居住者に町内に住むよう呼びかけたが、応じたのは4月の新規採用者だけだったという。


 県内で最近、合併などによらず町から市に移行したのは92年の前原市(現・糸島市)、97年の古賀市がある。


 町制から市制に変わる一番の利点は、生活保護や児童福祉、障害者へのサービスといった社会福祉事業を独自に行えることだ。武末茂喜町長は「加えて市の方がネームバリューがあがる」とイメージ面での効果も口にする。


 しかし、職員からは「転入に直結する優遇策が乏しく、短期間で転入者を増やすのは現実的ではない」との声も。武末町長も「見通しは非常に難しい」と認めている。

1358チバQ:2010/06/15(火) 23:14:09
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-15_7282/
現職の仲田氏、無投票当選 南大東村長選挙
政治 2010年6月15日 17時10分

(6時間3分前に更新)

 【南大東】任期満了に伴う南大東村長選挙が15日告示され、現職の仲田建匠氏(51)以外の届け出がなく、無投票で仲田氏の再選が決まった。

 同時に告示された南大東村議会議員選挙も定数8に対して8人の届け出しかなく、無投票で当選が決まった。

1359名無しさん:2010/06/17(木) 08:01:31
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100617k0000m010037000c.html
宜野湾市長:県知事選の出馬示唆…外国特派員協会で講演

米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長(58)は16日、東京都内の
日本外国特派員協会で講演し、質疑応答の中で、11月に予定される沖縄県知事選に
ついて「大変重要だ。4月25日の県民大会が示した(普天間飛行場の県内移設反対の)
意思を示す選挙になる」と指摘。自らの立候補について「4年前も候補者リストに載った。
今回も候補になる可能性は大きい。これから決めることになる」と述べ、立候補の可能性を
示唆した。

 伊波氏は普天間の県内移設を明記した日米共同声明について「選挙結果により方向
転換を余儀なくされることを願っている」と述べた。【上野央絵】

毎日新聞 2010年6月16日 19時36分

http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=29068
更新日: 6月16日水曜日
 宜野湾市の伊波市長はきょう東京都内で講演し自らが知事選の候補にあがる可能性は
高いとの見方を示しました。

●伊波宜野湾市長
「(知事選の)候補になる可能性はとても大きいかなと私自身は思っております。(ジャンプ)
今回の知事選挙は大変重要と思っていて、しっかり県民の意思を示し、県民大会が示した
県民の意思を示していくべきだと思う。」

 伊波市長はきょう、東京の外国特派員協会で講演し、秋の知事選について自らが候補に
あがる可能性は高いとした上で出馬については「これから決める」と述べました。
 また、知事になった場合普天間基地の移設に関し埋め立ては承認しないのかという質問に
対し伊波市長は「認めない」と述べ、県知事に与えられた海の埋め立ての許認可を出さない
考えを強調しました。

1360名無しさん:2010/06/17(木) 08:12:26
4年前の沖縄県知事選の時はまだ宜野湾市長1期目であったこと、伊波氏とは疎遠とされている
下地幹郎衆議院議員が率いる地域政党「そうぞう」が難色を示したことから出馬を辞退した経緯が
あります。

予てより革新陣営の手持ちのカードでは最有力と目されており、伊波氏自身が早期に意欲を示した
ことで社民党沖縄県連、沖縄社会大衆党は意気が上がっているはずです。
共産党、民主党沖縄県連(本部は難色を示すかもしれません)も乗り気じゃないでしょうか?
そうぞう≒国民新党が今回も難色を示したとしても、今回はもう革新陣営が走り出していくでしょう。

1361チバQ:2010/06/18(金) 22:32:02
>>1345
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2010061803.shtml
(18日PM 7:51)
長崎新聞



「野口県議の問題」で政倫審の審査開始決まる 議運委

 自民党の野口健司県議(大村市選出)事務所の職員が、県から入手した九州新幹線長崎ルートの用地買収に関する地図を外部に流出させた問題で、末吉光徳県議会議長は18日、県議の政治倫理に関する条例に基づき、議会運営委員会に諮問した。

 その後、複数の会派から審査の申し立てがあり、政治倫理審査委員会による審査開始が決まった。

 議運委では、委員長でもある野口県議が冒頭に退席し、高比良末男副委員長が議事進行役を務めた。

 諮問内容によると、職員が支持者に地図を渡した際、自民党県連のパーティー券購入を依頼したことを問題視。職員の管理責任者である野口県議に、条例の行為規範に反する疑いがあるとした。

1362とはずがたり:2010/06/19(土) 04:16:11
>>1360
解説感謝です。
そうぞう(≒下地≒国新?)の基地へのスタンスはどうなってるのでしょうか。

1363名無しさん:2010/06/19(土) 17:16:52
しかし、現知事も辺野古は無理といってますし
さて、そこまで熱い争点になるかどうか・・・
革新陣営の切り札には違いないんでしょうが

1364名無しさん:2010/06/19(土) 18:14:52
現知事の「無理」は最終的にはどうなるかわかんないですから、
現政権の路線だと、まだ交渉の余地がありそうなんですけどね。
革新側が勝つと現政権にとって本当に厄介なことになりそう。
名護市長選で革新が勝って、鳩山政権も背中を押されてしまい、
行きすぎてドボンしちゃいましたからね。。

1365名無しさん:2010/06/19(土) 21:28:05
現政権側と民主党沖縄県連とで主張の隔たりが大きくなってしまっていますからね。
彼らは地元で社民以上に突き上げられていますし、大人しくしていると未来がないとの危機感もあるようです。

1366とはずがたり:2010/06/23(水) 16:08:22

長崎県の記事。去年の9月

民主、基盤づくり急務 5市議会で系列議員0 民意吸収に難点も 政権与党も地方は劣勢
2009年09月10日 15:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090910/20090910_0001.shtml

比例名簿順位29位での当選を決め民主県連幹部たちと万歳三唱する川越孝洋氏(中央)。衆院選の圧勝ぶりを象徴するシーンだったが

県内13市の自民,民主系議員数

市 自系 民系 他 定数
長崎 14  13  24 51
佐世保 9  5  22 36
島原 12  _1  10 23
諫早 21  _3  10 34
大村 _9  _2  14 25
平戸 _6  _0  21 27
松浦 _8  _1  11 20
対馬 11  _0  11 22
壱岐 _8  _0  12 20
五島 12  _3  7 22
西海 _8  _3  9 20
雲仙 10  _0  20 30
南島原 9  0  21 30
────────────────
合計 137 31 192 360

 衆院選大勝を受け、民主党が政権の座に就くが、地方議会の多くでは、多数を占める自民系議員の前に民主系は少数野党にとどまる現状がある。衆院選で民主党が4小選挙区を独占した県内でも、5市議会で民主系議員がいないなど地方の基盤の脆弱(ぜいじゃく)ぶりは明白。来年の知事選や参院選に向け、地方組織の態勢強化が急務となっている。

 定数46の県議会では、自民党議員が過半数の24人を占めるのに対し、民主系議員は半分以下の11人。衆院の民主308議席、自民119議席と、まったく逆の関係だ。

 市議会では、劣勢がさらに色濃い。民主党県連によると、同党の公認や推薦を受けるなどした民主系議員は13市中、8市議会の31人だけ。全市で計137人の系列議員を擁する自民の4分の1にも満たない。


 県内の党員数も自民党の約2万4千人に対し、民主党は代表選の投票権のないサポーターを含めても約4400人。自民党も党員減少に悩んでいるとはいえ、組織力の差はなお歴然としている。

 民主党県連は、地方議会での劣勢を覆そうと、昨春から次世代の候補者発掘や育成を目的に、党幹部などを講師とする政治スクールを開講。現在、会社員や公務員、学生約30人が受講しており、渡辺敏勝幹事長は「若い世代が政治に関心を持ってくれるし、地域のリーダーづくりにもつながる」と強調する。

 ただ、自民党県連が63支部を持つのに対し、民主党県連の支部は長崎、五島の2支部だけ。県議がいなければ党本部から支部設置を認められないなどの事情もあり、保守色が強いとされる島原半島や離島の壱岐、対馬などでは足場の構築が容易ではなく、衆院議員などの個人的ネットワークが頼りという状況だ。

 今後、政権運営を円滑に進めるためには、地域住民の声をいかに吸い上げるかも重要となるだけに、渡辺幹事長は「支部ではなく、活動拠点としての事務所を設置していきたい」とするが、時期や規模は未定のままだ。


=2009/09/10付 西日本新聞朝刊=

1367名無しさん@お腹いっぱい:2010/06/26(土) 03:39:14
阿久根市長 vs 市職員 200 人 の対立が話題になっているが、 これもまた物議を醸すケ−スかな。
事情がよく分からないので何とも言えないが、 日本に於いて案外と力を持っているのは(日教組を含め)役人の労組であるのは事実。

1368チバQ:2010/06/27(日) 20:16:46
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001006260001
区割り・定数 県議攻防
2010年06月26日




 ■選挙戦生き残りへ見直し議論開始 一票の格差・過疎配慮…焦点
 市町村合併で枠組みにずれが生じた選挙区と定数をどうするか−−。来春の県議選を控え、県議会で本格的な見直しの議論が始まった。9月定例会までに結論を出す方針だが、一票の格差や過疎地域への配慮、さらには無投票選挙の解消など、生き残りをかける議員からは様々な要望が上がっている。(小林豪)


 話し合いは県議会の主要4会派(自民党県議団、民主・県政クラブ、公明党、緑友会)の代表者会議で進められている。議会関係者によると、前回2007年の県議選で合併特例を適用したため、現在の47選挙区のうち、15選挙区は自治体の枠組みとずれが残っているという。今回の見直しでは、合併後の40市郡(指定市は区)に沿って区割りし、88の定数も減らす方針だ。


 区割りの基準となるのは、県内の人口を定数88で割った議員1人あたりの人口約5万7千人。各市郡の人口をこの数で割り、0・5未満の市郡(強制合区)は公選法上、隣接する市郡と併合させる必要がある。これまでの議論で、六つある強制合区の併合先はほぼ固まった=地図。


 一方、0・5以上1未満の市郡(任意合区)は14ある。強制合区の併合先を除いた11市郡については、隣接する市郡と併合させるか単独の選挙区にするかを今後決めていく。単独にすれば、人口の少ない地域に確実に定数を割り当てられるが、一票の格差が広がりやすいデメリットもある。


 民主・県政クラブの吉村敏男会長は「格差が2倍を超えない範囲で、過疎地域を重視するべきだ」。最大会派の自民党県議団の蔵内勇夫会長も「指定市の定数を減らした方がいい」と主張する。


 郡部は農林水産業や災害対策など課題が多く、エリアも広い。緑友会の重野正敏会長は、国とのパイプ役を果たしていた自民党国会議員が政権交代で激減したことを挙げ、「県議が陳情を受ける負担も以前より増している」と、郡部重視を唱える。


 福岡、北九州の2政令指定市の定数は全定数の45%を占めるが、県が指定市で所管するのは警察や県立学校などに限られる。今回の見直しでは、少なくとも北九州市小倉北区選挙区と八幡東区選挙区で定数が1ずつ減らされることが見込まれる。


 ただ、単純な都市部軽視には異論もある。福岡市選出のある県議は「議員1人あたりの人口がさらに増えれば、市民にとって県への窓口が狭まる」と懸念する。


 無投票の選挙区を問題視する声もある。07年県議選では47選挙区のうち18選挙区が無投票だった。公明党の森下博司団長は「議員は4年間の仕事を見られ、選挙されるという緊張感のある場所に身を置くべきだ」とし、無投票になりにくい区割りと定数の配分を求めている。


 1人会派の共産党、真島省三議員は定数削減自体に反対だ。「財政難を理由に議員を減らすなら、海外視察や費用弁償の経費を節減することが先」。密室性の高い代表者会議で議論することにも異議を唱え、田中秀子議長に対し、特別委員会の設置や少数会派の出席、県民の傍聴許可を申し入れた。

1369名無しさん:2010/07/03(土) 17:44:26
女性公務員は産休中、仕事を全くしないのに給与の10割分が毎月約5ヶ月間も貰える!。
1円も減額されずに真面目に勤労している労働者と同様にです!。
更には、育児時間を1年間も只で貰える。
究極は、3年間も休職できる上、其の休職期間中も共済組合から給料が出る事です。
産後から1年間までは事業所から何と満額の給料とボーナスが出るのです。
2年目から2年間は共済組合から何と給料の8割分が貰えるのですよ!。
共済組合費は女性自身でも負担してはいるが男性も負担しているのですが。
ふざけるな!例えば自営業の女性は産休中も無給だし、ましてや3年間までも給与の8割分なんて全く貰えないよ
不公平な制度である。民主党は公務員女性が得するような政策制度の悪用利権政治不平等政策をやめろ!。
3年間もの、給与の8割分毎月は所謂国民が納める血税で賄われている税金の無駄使いはやめろ!。
夫婦で公務員世帯については、妻の産休中の所得税や住民税及び社会保険料の事業主負担分(健康保険料、年金保険料など)を配偶者である夫に負担させる様に法改正を行う事が緊急に必要である。
日本国では、公務員の女性が得をする様に法律や条例及び制度が整備されているのですよ。
だから、公務員女性と結婚して夫婦になれば其の夫と子供や自分の親までも幸福に成る様に完璧に法整備されているのだよ。

竹原市長様ガンバレ!フンバレ!正義は必ず勝!竹原市長様ガンバレ!フンバレ!正義は必ず勝!竹原市長様ガンバレ!フンバレ!正義は必ず勝!
追伸、政府は総務省と人事院に今までの反省を促し改善策を策定させ国民に分かりやすく示す様に命令しろ!。

1370チバQ:2010/07/04(日) 00:56:10
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100703ddm041010058000c.html
鹿児島・阿久根市長:市職員クビかけ上申書、市長命令で裁断・破棄
 議会を招集せず、専決処分を乱発するなど特異な市政運営を続ける鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)は2日、ほぼ全員にあたる約200人の職員が「法令を順守した市政運営」を求めた上申書2通と署名簿を、職員に命じて裁断、破棄させた。“クビ”をかけて反旗を翻した職員らは「当たり前のことをお願いしただけなのに」とあきれ返り、市民からは「全然市民のためになっていない」など、相次ぐ異常事態に批判の声が上がった。

 市関係者によると、上申書は6月25日、一般職員が所属する市職員労働組合(市職労)と課長級職員約20人が、総務課長を通じて提出。28日、総務課長が手渡そうとすると、市長は受け取りを拒み「シュレッダーにかけろ」と裁断を命じた。困った担当職員が手元で保管していたが、2日午前、市長が「あれ(上申書)はどうした」と詰問。残してあることを知ると、再度即座の裁断を命じたため、職員がシュレッダーで裁断したという。

 裁断されたのは、一般職員の趣意書1枚、署名簿3枚▽課長級の趣意書1枚、署名簿1枚の計6枚。

 ある職員は「憤まんやるかたない。異常としか言いようがない」とさじを投げた様子。

 市民からも厳しい声が出た。同市琴平町、無職、高橋敏和さん(64)は「専決処分が一番いけない。改革するならきちんと議会や報道の前で説明すべきだ。小学生がだだをこねているようで阿久根の恥」。以前、竹原市長を応援していたという自営業の女性(66)は、上申書の裁断を聞き「本当にやったの? もう疲れた。早く平和になってほしい」と声を落とした。「ワンマンで人の言うことを聞かないだけ。市民のためといいながら、そうなっていない。議員や市民と話し合ってほしい」と話した。

 一方、市長派の市議の一人は「職員はこれまでいい給料をもらってぬるま湯につかってきた。苦しい思いをしている世間を知るべきだ」と裁断に理解を示した。市長はこの日、全職員に「記者の取材に一切応じるな」とメールを送信した。【馬場茂、川島紘一】


http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100702k0000e040041000c.html
阿久根市長:鹿児島県知事が是正勧告…「議会の招集を」
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が議会を招集せず、専決処分を乱発している問題で、同県の伊藤祐一郎知事は2日、地方自治法に基づき、竹原市長に対し議会を招集するよう是正勧告した。同県が市町村の施策に対し是正勧告したのは初めて。

 県市町村課長が午前9時、阿久根市の総務課長に勧告書を渡した。ただ、勧告に法的拘束力はなく、竹原市長が勧告に応じる可能性は低そうだ。

 竹原市長は6月定例議会を開かず、職員らの賞与半減などを専決処分で決めた。反市長派議員は6月8日、市長に臨時議会の招集を要求。伊藤知事は同22日、同法に基づき議会招集などを求める「助言」をし、25日には約1時間15分にわたり竹原市長の説得を試みたが、竹原市長は招集期限の6月28日を過ぎても招集しなかった。

 伊藤知事は2日の定例会見で阿久根市の現状を「法が想定しない違法状態。法治国家なので速やかに対応してほしい」と述べた。

 竹原市長が勧告に従わない場合、同法では総務相の指示があれば知事は「是正要求」する。市長はこれに従う義務はあるが、罰則規定はない。伊藤知事は「常識人が制度運営することが(地方自治法の)前提になっているが、議長にも招集権を与えることも検討しないといけないかもしれない」と述べた。【福岡静哉】

1371チバQ:2010/07/04(日) 00:57:24
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/182131
狭まる“阿久根市長包囲網”リコール準備 国の実情調査
2010年7月3日 00:13 カテゴリー:政治 九州 > 鹿児島
 地方自治のルールから外れた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の市政運営に2日、伊藤祐一郎知事は「是正勧告」で待ったをかけた。市政の正常化に向けて住民がリコール(解職請求)運動を準備し、国も実情調査に乗り出すなど“市長包囲網”が狭まっている。

 勧告に対し、竹原市長は一部の地元テレビ局の取材にだけ応じて「こっちこそ是正を求める。根性入れ替えろ」と不満を述べた。

 関係者によると、市長は同日、職員約200人が市長に提出していた法令順守や市政適正化を求める上申書を、市長の破棄命令に従わずに保管していた総務課長に再び強く命じて、シュレッダーで破棄させたという。

 伊藤知事は総務省出身で、行政課長のころに地方自治法の条文作成に携わった。同日の記者会見で、勧告に従わなくても罰則がない点に触れて「法は常識人が制度(自治体)を運営することを前提にしている。今となると、議長にも一定条件下で議会を招集できる条文を置いていた方が良かったかもしれない」とあきれたように述べた。

 原口一博総務相は6月下旬、竹原市長の市政運営をめぐる混乱について「深刻に受け止めている。県と相談しながら対応を決める」と記者会見で述べ、総務省が調査している。

 同市では、住民団体が竹原市長のリコール運動の準備を開始。住民説明会を市内50カ所以上で開き、リコールに必要な人数(有権者約2万人のうち3分の1以上の約6700人)の署名集めを8月に始める方針だ。

 林勝美・早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員(地方自治法)は「法を無視する竹原市長は『地方自治の破壊者』。国と県はあらゆる手段をもって市長の暴走を止めるべきだ」と指摘する。

=2010/07/03付 西日本新聞朝刊=

1372名無しさん:2010/07/04(日) 15:47:38
国家及び地方の財政が厳しいのに何故夫婦職員世帯を高厚優遇しているのですか?。
     投稿者:夫婦で銀行員
同級の知り合いに、教諭(夫)と県職員(妻)の40歳同士の夫婦がいますけど、年間収入は教諭(夫)の方が100万円位妻(県職員)より多いと聞いています。
公務員ですから、結構貰っているようで夫婦合計で1440万円位だとのことです。
因みに自分(地方銀行)も妻(地方銀行)より年収は約90万円多いです。
自分達夫婦の合計年収は約1700万円ですから公務員夫婦の年収より約260万円勝ってましたよ。

1373チバQ:2010/07/06(火) 22:49:39
>>667>>763
http://125.6.172.27/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/421
平戸観光 協存続の危機 大橋通行料 来春無料化へ 料金徴収 委託なければ活動困難


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/182667
平戸観光協会 異例の5役総替え 補助金獲得へ地ならし 大橋無料化で収入失い 選挙のしこり修復
2010年7月6日 01:45 カテゴリー:九州 > 長崎

4月から無料化された平戸大橋。料金徴収業務が無くなり、平戸観光協会は厳しい運営を余儀なくされている 九州本土と平戸島(平戸市)を結ぶ平戸大橋の4月通行無料化に伴い、県道路公社から料金徴収業務を請け負っていた社団法人平戸観光協会が、本年度の役員改選で、会長はじめ5役総替えの異例の人事に踏み切った。大橋の無料化で業務委託料(年間約5千万円)を失い、厳しい運営を余儀なくされている協会側。昨年10月の市長選の対応をめぐりこじれた市との関係を修復し、公的支援を受けるための「地ならし」(関係者)とみられている。

 5月21日の総会。会長退任あいさつで籠手田(こてだ)恵夫氏は「市長と話し合い、観光協会の運営に力を尽くすとの確約をいただいた」と述べ、大橋無料化で失った財源の「穴埋め」にめどが付いたことを示唆した。

 異例の人事に、新人同士の一騎打ちとなった平戸市長選が影を落としているのは明らかだ。平戸観光協会は、黒田成彦市長の対立候補だった当時の協会副会長、高田謀氏(63)を推薦した。結果は黒田氏の圧勝。観光協会関係者は慌てた。

 観光協会の2009年度の事業活動収入(観光圏会計除く)は約1億3千万円。うち徴収業務委託料約5千万円を除くと、会費収入など自主財源は約900万円に過ぎない。正規職員の人件費に充てていた1500万円の穴は市の公的支援抜きで埋まらないのが実情だからだ。

   ×   ×   

 観光協会関係者は存続に危機感を募らせ、市との協議を重ねた。昨年12月には要望書を提出。その中で、平戸大橋が1996年に建設費償還を終えた際、年間約2億円の維持管理費を工面する必要から、県と市、県道路公社の協議で、それまで市役所内にあった協会事務局に通行料の徴収を請け負わせることを条件に独立させた経緯があると説明。協会の運営に「特段の配慮」を求めた。

 しかし、市の2010年度当初予算で運営補助金は計上されず、市は3月になって観光協会に「改善計画」を提出するよう要請。「これが『人事を改善しろ』と受け止められた」と、観光協会のある理事は打ち明ける。その後の観光協会理事会で、籠手田会長ら主要役員は身を引く意向を表明した。

 黒田市長は「観光協会の運営は気にかけていたが、手続きの問題もあり簡単に補助金を出すわけにはいかない」と説明する。民間団体に税金を支出する以上、議会の理解を得るために協会の自助努力を求めたという。

   ×   ×   

 協会は5月に増収策を盛り込んだ改善計画を市に提出。併せて会長と3人の副会長、専務理事の5役を一新、運営補助金を受け取る「条件」を整えた。後任の新会長には黒田氏を支援した藤澤美好氏(60)が就いた。

 事務局は「資金がショートしないよう各種事業の委託料や補助金を一括交付してもらうなど市には配慮いただいているが、いずれ行き詰まる。6月は駄目だったが、9月補正に期待したい」という。

 藤澤新会長は「財源確保は私の仕事。行政と一体となって運営していく」と語った。

=2010/07/06付 西日本新聞朝刊=

1374チバQ:2010/07/07(水) 22:27:11
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100707-OYS1T00663.htm

福岡県議会の自民3議員、政調費でパーティー券
 福岡県議会の議員3人が、政策の調査研究のために支給される政務調査費を使い、国会議員らの政治資金パーティー券を購入していたことがわかった。いずれも自民党県議団の縣(あがた)善彦(57)、塩川秀敏(61)、藤田陽三(68)の3議員。「社会情勢を勉強するためだった」などと説明している。

 政調費の2009年度分の収支報告書によると、縣、塩川両議員は今年1月、麻生太郎元首相の事務所関係者が代表を務める政治団体が開いたパーティーの代金として各1万円を支出。藤田議員は昨年11月、原田義昭前衆院議員のパーティーに出席し、費目を「会議等」として1万円分の領収書を添付した。

 政調費に関する県議会の事務処理要領は、不適切な支出経費として、〈1〉政党活動費〈2〉選挙活動費〈3〉後援会活動費――などを例示している。パーティーはいずれも飲食はなく、元事務次官や著名評論家の講演が行われたが、主催者側は政治資金のために開いた会合だったことを認めている。

 県議会事務局は「政党活動につながるため、不適切な支出にあたる」と指摘。これに対し、縣議員は「国会議員の考え方や社会情勢を知る良い機会だと思った。会派と相談して今後の対応を決めたい」、藤田議員は「経済セミナーという名称だったため、政治資金パーティーという認識がなかった」と話している。

 福岡県議の政調費を巡っては、別の4議員が官能小説や娯楽本などを計30冊購入していたことも判明している。

(2010年7月7日 読売新聞)

1375チバQ:2010/07/07(水) 22:27:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100707-OYS1T00219.htm
官能小説購入の福岡県議、政調費報告書を修正へ
 福岡県議会の議員が政務調査費で娯楽本などを購入していた問題で、政調費の収支報告書に官能小説のレシートを付けて議長に提出していた後藤元秀議員(60)(自民党県議団)と、冨原茂昭議員(66)(民主・県政クラブ)は6日、購入代金分を返納するとそれぞれ県議会事務局に伝えた。

 後藤議員は事務局に電話で「間違いがあった。収支報告書を修正したい」と連絡。その後、読売新聞の取材に「買った覚えはないが、レシートを調べると官能小説だったので修正することにした」と述べた。返納するのは、「六人の女新入社員『特別指導』」というタイトルの本の購入代金667円。

 後藤議員が副会長を務める自民党県議団は「官能小説のレシートを提出したことが事実であれば、ミスだったとしても処分の対象になる」としており、副会長辞任など厳しい処分になる見通し。県議団は7日にも後藤議員から聞き取り調査を行い、事実関係を調べたうえで対応を決める。

 一方、官能小説の購入について「覚えていない」としていた冨原議員は6日、一転して「素人手記ひとつ屋根の下〜禁断の記憶」(税込み580円)という本を買っていたと認めた。

 提出したレシートには「炭坑と強制連行」と別の書名を書き込んでおり、「レシートを整理する際、何の本か分からなくなり、事務所の棚にあった書名を書いた。誤って私的に買った分のレシートを交ぜてしまい、反省している」と弁明した。

 民主・県政クラブは所属議員が集まる16日、政務調査費の使用について改めて注意喚起する方針で、「不適切かどうか判断が分かれる場合、購入を自粛するよう呼びかける」としている。

(2010年7月7日 読売新聞)

1376チバQ:2010/07/07(水) 22:29:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20100706-OYT8T01152.htm
比例選もヒートアップ


集会の会場で有権者に握手を求め、支持を呼びかける候補者(右) 11日投開票の参院選では、激戦の徳島選挙区(改選定数1)と並んで、比例選でも県内で熱い戦いが繰り広げられている。選挙区の候補者のように県内をこまめに走り回る候補者や、比例候補の当選に全力を注ぐ政党。県内に拠点を置く候補者や、比例選に絞って活動する主な政党の選挙戦を紹介する。

■中村候補

 再選を目指す自民党現職の中村博彦候補(67)は、県内各地で決起集会を開いている。3日の阿南市での集会では、支持者約2000人(陣営発表)を前に「弱者のために頑張らせてほしい」と訴えた。

 今回は県内の旧町村単位となる計73か所に後援会支部を設立。県漁連の推薦も得た。県内での得票目標は、前回(2004年)の約4万1000票を大幅に上回る10万票。ただ、比例選では同じ名字の候補者が他に2人おり、「名前を間違えないよう、投票所まで持って行って」と、スタッフたちが集会会場などで中村候補の名刺を配り、徹底を図っている。

■岡候補

 昨年の衆院選徳島1区で平沼グループの一員として無所属で立候補した新人の岡佑樹候補(33)はたちあがれ日本から出馬。6日は平沼代表が来県。北島町のショッピングセンター前で街頭演説を行って、支持を呼びかけた。

 公示後は東京都や岡山県、熊本県などで街宣活動を続けてきたが、4日から県内での活動を開始。徳島市内に事務所を置き、日曜市を訪れたり、街頭演説をしたりして支持拡大を急いでいる。県内で10万票の目標を掲げており、岡候補は「年齢層の近い人を中心に、今の政権に不満を持っている人に対して訴えを広げていきたい」と戦略を話した。

■政 党

 徳島選挙区に党の候補者がいない公明党県本部は比例選で現職の谷合正明候補(37)を重点候補として議席確保に懸命だ。6日は谷合候補が美馬市脇町で、選挙協力を結んだ徳島選挙区の自民党候補と並んで街頭演説。1983年と並ぶ過去最高の約7万票を目標に掲げている。

 社民党県連は党公認の新人吉田忠智候補(54)を重点候補として活動している。9、10日には党の選挙カーが県内入りする。昨年の衆院選比例代表で得た票(1万1759票)の1・5倍が目標だ。普天間基地問題と憲法9条、消費税の三つを中心に訴え、支持拡大を図っている。

(2010年7月7日 読売新聞)

1377チバQ:2010/07/07(水) 22:30:52
>>1100>>1227>>1325
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100707ddlk40010336000c.html
福岡町村会汚職:山本・添田町長辞職願 リコールする会「残念」 /福岡
 ◇町民「住民投票逃げた」
 前副知事への贈賄罪で起訴された添田町長、山本文男被告(84)=公判中=から5日に辞職願が提出されたことを受け、町は6日、緊急の朝礼を開き、寺西明男副町長が職員に動揺しないよう訓示した。一方、町長解職の是非を問う住民投票が実施されなくなった事態に、リコール運動を進めた住民団体は会見し「残念だ」と語った。町民からは「住民投票から逃げるような辞職は卑怯(ひきょう)」「町民の対立を避けたかったのでは」などの声が聞かれた。【林田雅浩】

 寺西副町長は午前9時、役場3階会議室で職員約80人を前に「今後、いろいろな情報が飛び交うかもしれないが、住民のために仕事をする原点に返り、頑張ってほしい」と話した。町は寺西副町長を町長職務代理者とする手続きを進めている。

 一方「山本町長をリコールする会」は午後2時から同町添田の事務所で会見。矢野一義代表が「辞職は署名した多くの町民を踏みにじるやり方。やっと投票実現にこぎつけたと思っていただけに非常に残念。辞表を出した以上、このまま引退してほしい」と語った。

 出直し町長選については「会として関与することはない」と話し、会は事実上、解散状態になるという。ただ、山本被告が立候補するような場合、松本雄二副代表は「個人的には(山本被告以外の)別の選択肢を示すことは大事だ」と述べ、有志で対立候補を擁立する可能性も示唆した。

 町民の受け止め方はさまざまで、買い物中の女性(57)は「(山本被告は)法廷では謝ったらしいが、町民には説明も謝罪もない。なぜ辞職するの、と聞きたい」と話し、リコール署名に応じた男性(71)も「住民投票を受けるのが怖かったのか、逃げたという印象を受けた。卑怯だし、町長選に出る資格はもうないと思う」と厳しい指摘。だが、山本被告を支持してきた女性(64)は「町民が対立する住民投票を避けるために決断したと思う。次の町長選に(山本被告が)出るならまた投票したい」と話した。

〔筑豊版〕

1378チバQ:2010/07/10(土) 12:00:14
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7375佐賀
「桑原前市長がお見えです」。6日夜、民主の甲木(かつき)美知子候補(39)の鹿島市総決起大会。駆けつけた民主党政調会長の玄葉光一郎が、ステージに並ぶ連合佐賀会長、国民新党郵便局長会理事らとともに、客席にいた前鹿島市長桑原允彦の来場を紹介。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7356長崎
(大村)同市は秋に市長選を控え、現職の松本崇市長や里脇清隆市議が立候補を表明している。両氏とも昨夏の衆院選では自民候補を積極的に支援したが、今回は中立の姿勢を取っている。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7378長崎
再選出馬に注目が集まる長崎市の田上富久市長はノータッチの姿勢。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7152沖縄
宜野湾市の伊波洋一市長が山城氏、仲井真弘多知事が島尻氏を推す構図だ。

1379チバQ:2010/07/10(土) 23:50:36
>>1374-1375
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100710-OYS1T00198.htm
政調費で手帳配布、福岡県議2人が有権者へ
 福岡県議会の議員2人が政務調査費を使い、大量の手帳を買って有権者に配ったり、食事をおごったりしていたことが読売新聞の調べでわかった。県選管によると、選挙区内の有権者に対する寄付行為を禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。政務調査費を巡っては、別の県議2人が官能小説を購入した問題が発覚しており、公金の不適切な使途が浮き彫りになっている。

 前原市・糸島郡(現糸島市)選出の月形祐二議員(52)(自民党県議団)は1月22日、政務調査費を使い、県民手帳の標準判(550円)200冊を11万円で購入した。県民手帳は県統計協会が刊行し、県の産業などのデータ集が付録でついているほかは、通常の手帳と変わらない。

 月形議員は自身の県政報告会などで地元住民に配布。頼まれた支援者には個別に渡しており、これまでも毎年配ったという。取材に対し、「価格が安いので問題ないと思った。今後、公選法についてはきちんと調べたい」と述べた。

 さらに、月形議員は昨年4月10日、糸島市内の小料理屋で、地元の農家2人と会食。自分も含めて3人分の代金7000円を政務調査費で支払った。「麦の刈り入れが終わった後だったので、収穫のことを聞きたかった。有権者という意識がなく、深く考えずにいた。食事代は2人から回収したい」と話した。政務調査費の収支報告書に添付した領収書には「麦の成育状況等調査」と添え書きしていた。

 直方市選出の野下昭宣議員(69)(緑友会)も昨年12月18日にポケットサイズの県民手帳(450円)500冊を22万5000円で購入。そのうち300冊以上を「欲しい」と言う選挙区内の有権者に個別に渡し、そのほかは区外の知人らに配ったという。

 野下議員は「1987年に初当選した頃、先輩議員から配っていると聞き、自分も始めた」と説明。「欲しい人がもらいに来たり、自分が渡しに行ったりしていた。喜んでもらえるので、ずっと配ってきた。票の見返りは求めておらず、便宜供与というほどの深い意味はなかった」と話した。

 議員が有権者に物品を提供する行為について、福岡県選管は「議員が開く勉強会で必ず必要な資料ということであれば、配っても公選法の適用を免れる場合もあるが、原則として価格がいくらであろうと物品を贈ることは禁じられている」としている。

(2010年7月10日 読売新聞)

1380チバQ:2010/07/11(日) 18:28:14
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100711-OYT1T00363.htm
長崎市議、スピード違反で無免許ばれる
 長崎県警長崎署は11日、長崎市向町、同市議吉原日出雄容疑者(52)を道交法違反(無免許、速度違反)の疑いで現行犯逮捕した。


 発表によると、吉原容疑者は11日午前8時30分頃、同市本河内4の国道34号で、無免許なのに乗用車を運転した疑い。制限速度を約35キロ上回るスピードで走行していたため、速度違反の取り締まりに当たっていた署員に止められ、発覚した。

 吉原容疑者は1999年に免許取り消し処分を受けた後、再取得していなかったが、車は同容疑者名義だった。ペーロン大会の応援に向かっていたらしい。

 吉原容疑者は1999年に長崎市議に初当選し、現在3期目。自民党会派に所属している。

(2010年7月11日11時43分 読売新聞)

1381チバQ:2010/07/11(日) 18:30:47
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-10_7946/
県人事案を否決 県議会 野党「わたり」と批判
政治 2010年7月10日 09時43分

(32時間46分前に更新)

 9日の県議会最終本会議で、県信用保証協会の新垣幸子前会長を県人事委員に起用する人事案が野党各会派の反対で否決された。野党側は公務員の天下りや「わたり」が全国的に批判されていることを理由に挙げる一方、県側からは「政局を仕掛けられた」と仲井真弘多知事の求心力低下を狙った揺さぶりとの見方が上がる。「どこまでが天下りや『わたり』に該当するか基準が分からない」との困惑も。県は9月定例会で外部の人材をあらためて提案する方針だ。

 「全国の動向に沖縄県が逆行してるんだ」

 人事案に反対した野党議員は、全国知事会の行政改革プロジェクトチーム(PT)が5日に外郭団体への天下り改革の中間報告をまとめたことを指摘する。

 県側は、今回の人事が外郭団体ではなく行政委員であることを指摘。「PTの動きとは性質が異なると思うのだが…」と困惑する。

 県側の読み違えもあった。別の野党議員は執行部の事前説明で「明確に反対とは言わなかったが、天下りへの懸念は伝えた。『いける』と判断したなら甘い」と指摘する。

 「新垣氏を過度に厚遇している」との批判もあるが、県は新垣氏より前に民間で複数の候補者に就任を打診し、固辞された経緯がある。

 ある幹部は「説明不足かもしれないが誤解もある」と嘆いている。

1382チバQ:2010/07/13(火) 19:49:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20100713-OYT1T00588.htm
元佐賀市長の木下氏、福岡市長選に出馬へ
 11月にも行われる福岡市長選に、元佐賀市長で会社役員の木下敏之氏(50)が出馬する意向を固めたことが分かった。

 読売新聞の取材に対し、「福岡市は潜在能力を生かしきれていない。市の発展のために民間、行政の経験を生かしたい」と語った。民主党へ推薦願を出すことも検討している。

 同市長選に再選を目指して出馬することが確実視されている現職の吉田宏市長(53)は2006年の前回市長選で民主党の推薦を受けて初当選しており、民主党県連の対応が注目される。

 木下氏は佐賀市出身。農林水産省課長補佐を経て1999年3月の佐賀市長選で民主、社民推薦を得て初当選。2期6年半務め、佐賀市の合併に伴う2005年10月の市長選で落選した。

 現在は、東京の民間調査研究機関「東京財団」の上席研究員や、福岡市に支店がある省エネ関連企業の役員などを兼務し、同市に在住している。昨秋には政府の行政刷新会議の事業仕分け人も務めた。

 吉田市長は13日の定例記者会見で、再選を目指すかについて「今、全体の状況を見極めている。判断する時が来れば適切に対応したい」と明言を避けた。

 同市長選には共産党推薦の西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)が立候補を表明。前市教育長の植木とみ子氏(60)も出馬する意向を固めているほか、市議会最大会派の自民党も擁立を模索している。

(2010年7月13日17時29分 読売新聞)

1383チバQ:2010/07/14(水) 14:59:24
>>1380
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100714/04.shtml
7月14日のながさきニュース
長崎新聞



無免許運転容疑の長崎市議が辞職 「申し訳ありません」

 道交法違反(無免許運転、速度違反)容疑で逮捕、送検された長崎市議の吉原日出雄容疑者(52)が13日、議員を辞職した。

 吉原容疑者は12日に釈放。13日、吉原孝議長に議員辞職願を提出し、許可された。報道陣の問い掛けには「本当に申し訳ありません」などと謝罪の言葉を繰り返した。

 辞職を受け、市議会は各派代表者会議を開催。吉原容疑者が所属していた自民会派の深堀義昭団長が「市民、議員の皆さまに心からおわび申し上げます」と陳謝。出席した議員からは「全議員に運転免許証のコピーを提出させることを検討すべきだ」との意見も出て、議会運営委員会で議論することにした。

 吉原容疑者が無免許であることを隠し、市議の政務調査費として過去5年間だけでもガソリン代や駐車場代など数十万円を市に申請、受給していた件について、市議の一人は「当然問題になる。市議会事務局が不適切と認めれば、返還請求することになる」、別の市議も「徹底追及する」と話した。

 【編注】吉原日出雄容疑者の吉は、士が土

1384チバQ:2010/07/17(土) 00:47:37
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-165046-storytopic-3.html
県知事選「第三勢力」発足へ 赤嶺氏ら候補擁立で政策着手2010年7月16日  県政与党・野党や保革の枠を超えた「第三勢力」として、知事選候補の擁立を目指す無所属の首長と県議の呼び掛けによる会合が15日、宜野湾市内で開かれた。「県民に開かれた政策主導の知事選を実現する有志の会」(仮称)として、11月の知事選に向けた政策づくりを進めることを確認した。
 儀間光男浦添市長と県議の赤嶺昇、平良昭一、玉城満の3氏(いずれも改革の会)が中心となり呼び掛けた。首長や地方議員、労働組合員、学者ら12人が集まった。赤嶺氏は「日米安全保障の在り方を政府や国民に問う知事選にしたい。政党や一部の人が候補者を決めるやり方ではなく、県民に見える形で政策を作り、これに乗れる候補者は誰なのかという方法で議論していく」と述べた。
 21日に組織を正式に発足させる予定で経済界も含めた幅広い参加を呼び掛けていくが、どこまでの広がりを持つかは未知数だ。

1385チバQ:2010/07/17(土) 00:48:33
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-16_8102/
知事選 第三極模索 十数人が会合
浦添市長・赤嶺県議ら
政治 2010年7月16日 09時54分

(14時間53分前に更新)

 11月28日投開票の知事選に向け、浦添市の儀間光男市長や県議の赤嶺昇氏ら、複数の市町村長や県議、民主基軸の労組代表、学識者らが、県政与野党のいずれにも属さない第三極の候補者の擁立を模索していることが15日、分かった。

 同日夜、宜野湾市内で会合を開き、政策論議をした上で候補者の人選に入るべきだとの見解で一致。政党の枠組みを超え、幅広く参加を呼び掛けることを確認した。

 15日の会合に儀間市長は出席しなかったが、本島中部の複数の首長や県議会会派・改革の会の玉城満、平良昭一の両県議ら十数人が出席。十数人の首長の賛同を得ているとしている。

 赤嶺氏は、6月から数回の会合を開いたとした上で「今回の知事選は、今後の日米安保や同盟関係のあり方を政府や国民に問う重要な選挙になる」と指摘。「政党や特定の団体だけが協議し、人ありきで候補者を決めるのではなく、もっと政策を議論した上で人選を進めるべきだ。賛同する人や出馬したい人に参加を呼び掛ける」とし、自身の出馬を含めて対応する考えを示した。

 米軍普天間飛行場の移設問題への対応は、県内移設は難しいとの見解で一致するとしている。県民の要望を政策に生かすために県内各地でシンポジウムの開催も検討するという。

 儀間市長や改革の会が、同じく第三極を目指す下地幹郎衆院議員(国民新)に近いとの指摘に、赤嶺氏は「中央政界や下地氏の動きとは無関係」と答えた。

 県内最大の政治決戦となる知事選に向け、県政与党陣営が現職の仲井真弘多知事、野党陣営が伊波洋一宜野湾市長を軸に、人選協議が進む可能性が高い。第三極を模索する動きがどの程度広がるかは未知数だが、両陣営の人選や枠組みなどにも少なからず影響を与えそうだ。

1386チバQ:2010/07/17(土) 15:39:45
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-165076-storytopic-126.html
社民県連20日開催で呼び掛け 知事選統一候補 県政野党4党協議2010年7月17日  社民党県連は16日までに、11月の知事選への県政野党の統一候補擁立に向けた4党協議を、週明けの20日に開催する方向で共産党県委、民主党県連、社大党に参加を呼び掛けた。共産、社大が協議参加の意向を示している一方、民主は「現段階で政党間の協議の席に着くのは難しいだろう」(新垣安弘幹事長)と慎重姿勢を示しており、共闘の枠組みをめぐり難航も予想される。
 16日に沖縄平和市民連絡会から、早期に候補者擁立の取り組みを始めるよう要請を受けた社民党県連の仲村未央書記長は「県連の考えも要請の趣旨と一致している。週明けに協議が始められるよう4党に呼び掛けているところだ」と対応を説明した。
 政党そうぞうや国民新党県連については、知事選の最大の争点に据える米軍普天間飛行場返還・移設問題をめぐり、キャンプ・シュワブ陸上案など県内移設を容認するという基本政策の違いを指摘し、共闘は想定していない。
 社大党も参院選沖縄選挙区に社民と統一候補を擁立した経過を踏まえ、知事選でも幅広い共闘を目指して連携する姿勢を示している。
 参院選では「政権にくみしない」として県政野党で分かれて選挙戦を戦った共産党県委だが、「政府にもの言える統一候補を擁立する。政府に対する県議会野党の一致点が尊重されるなら、政党の枠組みを超えて共闘できる」(赤嶺政賢委員長)と協議に同意した。
 これに対し民主党県連は役員会で知事選の対応を検討する予定だが、県連内には「われわれは国政与党でほかは野党という関係だ」と共闘枠組みに対する反発も強い。
 国民新党県連の呉屋宏代表も「まずは国政で連立を組む民主と国民新とで協議を始めることが当然の手順だ」と民主の出方をけん制している。

1387名無しさん:2010/07/17(土) 22:30:46
犬の飼い主さんを大募集しています!

行政・機関
迷い犬を保護しています(熊本市) http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/content/web/asp/midashi_list.asp?ID=2969&amp;LS=52&amp;tid=0
犬の飼い主さんを大募集しています!(熊本市) http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/content/web/asp/kiji_detail.asp?LS=52&amp;ID=2717&amp;pg=1&amp;sort=0


がんばれ!熊本市動物愛護センター
http://www.youtube.com/watch?v=kS49viEsA_I



桂三枝さん夫妻、「いのちつないだワンニャン写真コンテスト」環境大臣賞の審査員に^^
http://www.petpress.jp/news/item_1672.html

【関連URL】

MarchsPark施設ナビ
http://www.marchs.co.jp/park/navi/

1389チバQ:2010/07/19(月) 00:40:59
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100718k0000e040029000c.html
福岡市長:「役人原稿は読みません」 会見はアドリブに
 もう役人原稿は読みません−−。福岡市の吉田宏市長は20日の定例会見から、事業や施策などの発表方法を改める。これまでは所管課の職員が会見用に作成した「原稿」を読み上げる形だったが、今後は基本データの資料だけを手持ち材料にアドリブで臨むという。

 市幹部によると、アドリブ対応は吉田市長たっての希望。毎週火曜が原則の定例会見は、冒頭に市長が「発表案件」と呼ばれる市政課題を説明し、質疑応答に進むのが通例だ。その際、報道関係者にも市長の読み上げ原稿(A4判1枚程度)が配られていたが、20日からこれも廃止する。

 吉田市長の会見は市役所内でも「言葉がはっきりしない」「アピール下手」とあまり評判は芳しくなかった。市幹部は「抑揚が少なく、内容を詰め込む『役人文書』の弊害もあるのでは」と分析。新方式により「市の発信力向上が期待できる」と話す。

 12月に任期満了を控え、次期市長選をにらんだアクションとの見方もあるが、市関係者は「以前から、自分の言葉の方が市民に伝えやすいと考えていたのではないか。職員が文書を作る時間が短縮できる狙いもある」と話した。【鈴木美穂】

毎日新聞 2010年7月18日 15時08分(最終更新 7月18日 15時18分)

1390チバQ:2010/07/19(月) 00:42:12
>>1385-1386
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100717/stt1007172032004-n1.htm
野党との共闘に慎重姿勢 沖縄県知事選で民主党県連
2010.7.17 20:27

 民主党沖縄県連の新垣安弘幹事長は17日、那覇市で記者会見し、社民党県連が民主党県連や共産党県委員会などに呼び掛けている、11月の沖縄県知事選の統一候補擁立をめぐる協議について、当面参加を見送る考えを明らかにした。

 新垣幹事長は「(社民、共産両党とは)国政では与野党の関係だ。首長選でも全く無関係というわけにはいかない」とし、知事選での野党との共闘に慎重な姿勢を示した。

 社民党県連は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題をめぐり、「県内移設反対」で考えが一致している民主党県連と共産党県委員会のほか、地域政党の沖縄社会大衆党に対し、週明けにも知事選での共闘に向けた協議の開始を求めていた。

 知事選をめぐっては宜野湾市の伊波洋一市長が出馬に前向きな姿勢を示し、自民、公明両党内では仲井真弘多知事も9月県議会で出馬表明するとの観測が出ている。

1391名無しさん:2010/07/19(月) 21:21:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100719/lcl1007192101002-n1.htm
元佐賀市長、民主に推薦願 福岡市長選で調整難航も
2010.7.19 21:00

 12月に任期満了を迎える福岡市長選に立候補する元佐賀市長の木下敏之氏(50)が、20日に民主党福岡県連に推薦願を提出することが19日、分かった。現職の吉田宏市長(53)も近く出馬表明し、民主党県連に推薦を求めるとみられ、県連内の調整は難航しそうだ。

 木下氏は1999年の佐賀市長選で民主党などの推薦を受けて初当選。政府の「事業仕分け」に民間有識者として参加するなど民主党との関係が深く、吉田氏に不満を持つ同党系県議の一部に推す声がある。

 一方、吉田氏は前回の福岡市長選で民主党の推薦を受けて初当選。福岡市議会の民主党系会派は16日、吉田氏が出馬表明すれば、県連に推薦を求める方針を確認した。福岡市長選には、共産党が推薦する西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)も出馬表明している。

1392チバQ:2010/07/20(火) 22:10:53
>>1391
木下はみんなの党から推薦もらったほうが当選出来るのでは?

1393チバQ:2010/07/21(水) 12:14:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100721/elc1007210946000-n1.htm
民主党内で内ゲバの様相 福岡市長選めぐり現職vs元佐賀市長
2010.7.21 09:43

 福岡市の吉田宏市長(53)は20日、12月に任期満了を迎える同市長選に、再選を目指して立候補する意向を記者会見で明らかにした。福岡市長選をめぐっては同日、元佐賀市長の木下敏之氏(50)が民主党県連に推薦願を提出。元市教育長の植木とみ子氏(60)が今月中にも出馬表明することもわかった。

 吉田氏は22日に、市議会の民主党系会派と会合をもち、出馬を表明する。同会派は吉田氏支援をすでに確認しているが、木下氏の動きで民主党県連内の調整に手間取る可能性も出てきた。

 これまで市長選出馬の明言を避けてきた吉田市長は「近く(市議団の)民主系会派と会合を開いたうえで、態度を表明する」と述べた。さらに「民主系会派と私の間は1つの意思統一がなされると思う」と語り、民主系会派からの支援に対する強い期待を示したた。

 福岡市議会の会派「民主・市民クラブ」(10人)は今月16日の会合で、「吉田市政はそれまでの開発行政から転換し、財政立て直しを進めてきた」として、吉田市長が出馬した場合、支援することを決定。17日の党県連常任幹事会では「吉田氏が推薦願を出すとすれば、支援したい」とする市議側に対し、県連側は「市議団の判断を尊重する」としながらも、1期目の成果などを踏まえ、総合的に判断する考えを示した。

 一方、木下氏は平成11年の佐賀市長選で、民主党などの推薦を受けて初当選。政府の「事業仕分け」に民間有識者として参加するなど民主党との関係が深く、吉田氏に不満を持つ同党系県議の一部に推す声がある。民主・市民クラブの栃木義博幹事長は木下氏の動きについて「まず市議団に話があってしかるべきだ」と不満を表した。

 民主党の動きに対し、自民党は独自候補擁立を模索。市議会最大会派の同党市議団(19人)は「今月中に市議団として誰を擁立したいかを決め、党県連に投げかけたい」としている。

 このほか共産党が推薦する西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)が立候補を表明している。

 前回18年の市長選では、西日本新聞社員だった吉田氏が民主党の推薦を得て、自民が推薦する当時の現職を破り、初当選を果たした。

1394チバQ:2010/07/21(水) 12:22:47
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-21_8263/
知事候補 伊波氏が有力 野党3党 来月8日にも要請
政治 2010年7月21日 08時57分

(3時間25分前に更新)

 11月28日投開票の県知事選に向け、社民党県連、共産党県委、社大党の県政野党3党は20日、県議会内で第1回選考委員会を開き、基本政策や候補者を決めた上で、早ければ8月8日にも出馬要請することを確認した。3党内では、出馬に前向きな伊波洋一宜野湾市長が最有力視されており、選考委で擁立が決まる公算が大きい。野党側は12年ぶりの県政奪還、米軍普天間飛行場の県内移設撤回を目標に協議を加速させ、労働組合や市民・平和団体などの意向を踏まえた上で判断する。

 初会合では、選考委員長に新里米吉・社民党県連委員長、副委員長に、前田政明・共産党県委副委員長、大城一馬・社大党副委員長を選んだ。2、3回選考委で基本政策を固め、4、5回目で人選作業を進める予定。その間に、労働団体や平和・市民運動団体、県議会などと意見交換し、基本政策や人選に生かす考え。選考委には、県職労(真喜志功委員長)もオブザーバー参加する。

 伊波氏の擁立について新里氏は「非常に有力な方だとは思うが、まだ人選には入っていない」と述べた。

 しかし、3党や県議会野党会派、自治労県本などからは、普天間飛行場を抱える自治体の首長として、反基地運動にかかわってきた手腕を評価し、伊波氏を推す声が高まっている。伊波氏も6月、「候補になる可能性はとても大きいかなとは思っている」と述べるなど、要請があれば出馬を前向きに検討する考えを示している。

 民主党県連が協議への参加を見合わせていることについて、新里氏は「今後も呼び掛けをしていく」と述べ、普天間の県内移設に反対する姿勢を示す同党県連との共闘は可能との見方を示した。

1395チバQ:2010/07/21(水) 12:31:45
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-21_8267/
[解説]「普天間」知名度を評価 知事選に伊波氏有力
野党共闘拡大が鍵
政治 2010年7月21日 08時57分

(3時間34分前に更新)

 20日に発足した県政野党3党の知事選選考委員会で、8月上旬までに候補者を決める方針を確認したことで、3党の念頭にある伊波洋一宜野湾市長が、統一候補として、擁立される公算が大きくなった。野党3党は、米軍普天間飛行場の県内移設反対を知事選の最大の争点に位置付けることから、同飛行場の返還運動の先頭に立つ伊波氏が適任との見方が強い。ただ、野党共闘の枠組みが広がるかは、協議に参加していない民主党県連や非共産の姿勢を掲げる連合沖縄の動向がかぎを握る。(政経部・平良吉弥)

 3党は、普天間飛行場の移設問題での伊波氏の知名度の高さを評価。伊波氏本人や後援会も出馬に前向きな姿勢を示していることから、擁立に向けた障害が少ないと判断しているとみられる。

 先の参院選沖縄選挙区で、野党陣営から出馬した山城博治氏と伊集唯行氏の合計得票が島尻安伊子氏を1万5000票上回っており、普天間の県内移設反対を明確にアピールすることで幅広い県民の支持が得られると見込んでいる。

 選考委員長の新里米吉社民党県連委員長は「予定通りに8月の上旬、遅くとも中旬より前に候補者を決めれば、勝てる可能性は十分にある」と基本政策や人選を急ぐ考えを示す。

 しかし、普天間移設問題で、党本部・政府とのねじれを抱える民主党県連は、野党共闘について態度を明確にしていない。また、参院選で山城氏を推薦した民主党最大支援労組の連合沖縄はこれまで、共産の協議参加に難色を示してきたことから、労組内でも反発が予想される。

1396チバQ:2010/07/21(水) 12:32:49
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-165232-storytopic-26.html
県政野党知事選協議 枠組みめぐり難航必至
2010年7月21日
 11月の知事選に向け、県政野党の統一候補の選考作業が始まった。県政与党の自公勢力との一騎打ちに持ち込みたい社民党県連、共産党県委、社大党だが、民主党県連が協議参加を見送り、選考委員会は野党の一角を欠く形での発足となった。参院選沖縄選挙区では、普天間飛行場返還・移設問題をめぐる党本部との“ねじれ”から、自主投票を余儀なくされた民主党県連。共闘枠組みをめぐる県政野党間の調整は知事選でも難航が必至で、交渉は長期化が予想される。
 沖縄選挙区は県政野党の分裂選挙となったが、社民と社大が推薦した山城博治氏と、共産推薦の伊集唯行氏の得票を合わせると、自公が支えた島尻安伊子氏の得票を上回った。その野党3党が知事選での共闘に一致したことで、新里米吉選考委員長は「8月の早い段階で候補者を決め、民主とも話し合いができる状況がつくれれば勝てる可能性は十分ある」と自信を見せる。
 しかし、民主党県連は「国政では与党ということもあり、現在のところ参加の予定はない。知事選に向けた対応は県連内で協議を進める」との方針を表明。政権との対決姿勢を強める革新政党との共闘に、距離を置く傾向が強まっている。
 ただ、民主党県連も県内移設の政府方針には反発。選考委メンバーは「県政に対する与党か野党かが結集の基軸になる知事選に、国政の枠組みを持ち込むことは、普天間問題でも党中央と一緒にやるという方向に舵(かじ)を切ったと表明するようなものだ」と民主党県連の対応に不満を示す。
 3党は引き続き民主県連の選考委への参加に門戸を広げるものの、「参加できるできないは別にして、われわれは粛々と候補者を決めていく」(新里氏)と擁立候補の確定を優先させる考えだ。(与那嶺松一郎)

1397チバQ:2010/07/23(金) 23:41:16
>>1340
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-23_8309/
大城氏擁立を確認 豊見城市長選で野党
政治 2010年7月23日 09時41分

(13時間58分前に更新)

 【豊見城】任期満了に伴い、10月10日に投開票される豊見城市長選で、野党陣営は、同市議会議員の大城勝永氏(57)を統一候補として擁立することを内定した。

 同市議会の無所属・社民党議員で構成し、同氏が所属する自治政策クラブと共産党市議団らでつくる候補者選考委員会は同日、市内で会議を開き、同氏を統一候補者とする方針で合意した。今後、政策・組織など最終的な詰めの作業を進める。

 近く運動の母体となる「市民の会」を発足させ、今月中にも立候補会見を開きたい考えだ。

 同市長選ではこれまで、同市議会与党会派などが推し、金城豊明市長の後継候補として名乗りを上げている同市議の宜保晴毅氏(42)と、同市議会議長の大城英和氏(64)の与党側2人が立候補を表明している。

 大城氏は1952年生まれ、豊見城市与根出身。琉球大学卒。民間企業を経て司法書士事務所開業。98年に同村議(当時)に初当選し、現在4期目。

1398名無しさん:2010/07/24(土) 19:28:29
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201007230052.html
串間の将来、誰に託す 市長選、25日投開票
2010年7月24日

 串間市長選は25日に投開票される。無所属の元職で前県議の野辺修光氏(67)と、いずれも無所属新顔で前市議の、武田政英氏(60)、井手明人氏(58)、福添忠義氏(67)の4人が立候補し、雇用確保や経済活性化を巡り支持を訴えているほか、賛否の声がくすぶる原発問題も政策論争の一つに挙がっている。

 野辺氏は「市民一丸となるため市民投票を実施して原発問題を決着させる」、武田氏は原発立地に反対し「食糧供給基地として充実させるための企業誘致」、井手氏は「風力発電などを活用して雇用増や観光振興を図るエコシティの推進」、福添氏は「経済再生と行財政改革を進め、若者の定住促進や子育て支援を図る」などと訴えている。

 投票は25日午前7時から午後6時まで市内33カ所で(2カ所は午後4時まで)。午後8時から、串間市民総合体育館で即日開票される。17日現在の選挙人名簿登録者数は1万8173人(市選管調べ)。

1399チバQ:2010/07/25(日) 21:05:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100725-OYT1T00630.htm
阿久根市長また専決処分、副市長に裏金告発の元警官

 議会を開かずに専決処分を繰り返している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が25日、空席だった副市長に元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏(61)を充てることを専決処分した。


 地方自治法は副市長の選任には議会の同意が必要と定めており、識者は「明らかな法律違反」と批判している。

 同市の掲示板に25日、竹原市長名で、仙波氏の名前と生年月日を記し、「欠員中の副市長に選任した」とする文書が張り出された。

 仙波氏は愛媛県警時代の2005年、県警の裏金作りを実名で内部告発した。09年に退職し、現在は各地で講演活動などを行っている。

 仙波氏は25日、読売新聞の取材に「竹原市長とは今年5月に知り合い、今月10日頃に就任を打診された。市民の力になりたいと考え受諾した」と話した。8月2日に初登庁するという。

 専決処分での副市長選任について仙波氏は「違法とは断定できない」と説明。一方で、市長が、市職員の懲戒免職処分取り消しを命じた鹿児島地裁判決に従わない点については「判決には従うべき。市長とは是々非々の関係でいく」と述べた。

 地方自治法162条は、「市長は議会の同意を得て副市長を選任する」と定めているが、違反した場合の罰則規定はない。鹿児島大の平井一臣教授(政治学)は「法に従わない以上、住民によるリコール(解職請求)運動で市長を辞めさせるしか正常化の手段はない」と話している。

 竹原市長は初当選後の08年9月、退職した副市長の後任に民間人を充てる選任案を提案したが、議会は「民間出身の市長を補佐するのは行政経験者が適任」などの理由で同意せず、議会との対立が激化した。

 竹原市長は今年4月以降、議会を招集せずに職員らのボーナス半減や市議の日当制導入などを相次いで専決処分した。市議が要請した臨時議会の招集にも応じず、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は今月2日と23日、是正勧告を出した。

(2010年7月25日20時31分 読売新聞)

1400チバQ:2010/07/25(日) 21:24:16
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-165391-storytopic-26.html
移設容認 余地残す 知事が前名護市長派市議応援2010年7月25日  9月の統一地方選に向けた動きが県内各地で本格化する中、米軍普天間飛行場の辺野古移設反対の市政が誕生して初めて迎える名護市議選(定数27)は、普天間問題の今後に大きく影響し、辺野古移設に回帰した政府をはじめ全国的な注目を集めている。仲井真弘多知事は23日夜、稲嶺進市長と対立する市議会野党の立候補予定者を集めた激励会に出席し、全員の当選支援を表明。前市長の島袋吉和氏と連携を密にする野党市議の支援姿勢を明確にしたことで、県内移設容認の余地を残していることをあらためて印象付けた。

 名護市では1月に稲嶺氏が「新たな基地を海にも山にも造らせない」と表明して初当選。市の方針転換を受けて以降は、県内移設を容認してきた仲井真知事も、県内移設は「極めて厳しい」と繰り返している。
 一方、名護市議会は稲嶺市政を支える与党と、島袋前市長の影響力が残る野党の議席が拮抗(きっこう)。市議選で野党が過半数を確保すれば、市長側は厳しい市政運営を余儀なくされ、移設受け入れの議論も息を吹き返しそうだ。
 23日に市の港区公民館で開かれた野党の合同激励会には、市議選に立候補を予定する現職・新人計15人が一堂に会し、島袋前市長や比嘉鉄也元市長、辺野古移設を推進してきた商工会や建設業者などの関係者が駆け付けた。
 知事も立候補予定者と選挙用の写真撮影に次々と応じ、県政との一体感をアピール。移設容認派を支持基盤に抱える政治的背景が鮮明となったが、記者団に対し「民主党のやり方では、絵を描いてもどう実行するというのか。準備根回しが全然足りない。極めて厳しいというのは変わらない」と述べ、移設は困難だとあらためて説明した。
 写真撮影については「知事選で僕を応援してくれた人とは全員とやっている」とかわしたが、県政野党県議からは「知事選の支持見返りに期待して、保守系の地方議員を精力的に支援している。出馬意欲の表れだ」との声が上がっている。
(与那嶺松一郎)

1401チバQ:2010/07/25(日) 21:26:24
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-25_8374/
知事選の対応「現時点で困難」 民主県連、労組に示す
政治 2010年7月25日 09時20分

(12時間4分前に更新)

 11月28日の県知事選に向け、民主党県連(喜納昌吉代表)と同党支持労組の意見交換が24日、那覇市内で開かれた。出席者によると、民主党県連は、社民党県連、共産党県委、社大党による3党協議への参加は困難との考えを示した。労組出席者からは、共産を除いた民主、社民、社大で協議を進めるべきだとの意見も出たという。

 民主党県連は、参院選の総括をしている段階であり、3党が候補者擁立を決めるとする8月8日までに知事選の対応を決めるのは難しいことが理由だとしている。国政で、与野党に分かれていることも挙げた。また、儀間光男浦添市長や県議の赤嶺昇氏らが協議している「第三の候補者」選考には参加しない考えも示したという。

 民主党県連から、玉城デニー副代表、新垣安弘幹事長、又吉健太郎選対委員長、労組側からは電力総連、JP労組沖縄地本、航空連合、情報労連、UIゼンセン同盟県支部の各代表と連合沖縄の仲宗根清和事務局長が出席した。喜納代表と連合沖縄の仲村信正会長は出席しなかった。

 又吉氏は「統一地方選や知事選に向けて緊密に連携していくことを確認した」と述べた。近く、喜納代表や仲村会長も交えた意見交換をするという。

1402とはずがたり:2010/07/26(月) 01:11:24
松沢神奈川県知事の 無能さ露呈 給与全国で1,2位を争う
「あしき習慣一掃」知事、信頼回復へ意識改革

新たな不正経理が判明し、県議会総務常任委員会で頭を下げる
各局長ら(21日、県庁で) 県の追加調査で21日、新たに
約2億8000万円が発覚した県の不正経理。県の全庁調査で
すでに判明している約27億4000万円に、昨年明らかにな
った国庫補助・委託金での不正経理を合わせると2002〜09
年度の不正経理総額は33億円を超える。「県庁内で行われてき
たあしき慣行」。松沢知事は同日の記者会見で、再発防止策の徹
底で信頼回復を目指す考えを強調した。

    頭を下げて「はい終わり」

1403チバQ:2010/07/26(月) 22:27:18
>>1402
とはさんではなさそうな・・・

1404チバQ:2010/07/26(月) 22:35:09
>>1398
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/186815
串間市長選 「経験や人脈生かす」 返り咲きの野辺氏が抱負
2010年7月26日 01:04 カテゴリー:九州 > 宮崎
 25日投開票の宮崎県串間市長選で返り咲きを果たした無所属元職の野辺修光氏(67)は「市議や市長、県議として長年培った経験、人脈を生かし今後の串間の基盤を築きたい」と抱負を語った。

 野辺氏は1990年の市長選で初当選したが、92年に収賄容疑で逮捕され辞職。さらに2000年の市長選で返り咲きを果たしたが、当時の地区後援会長の選挙違反事件に絡み、公選法の連座制適用を受けて、失職(当選無効)している。

 「過去に市民に大変な迷惑をかけた」と野辺氏。立候補に対して批判もあったが、これをはね返す形となった。

 野辺氏は、原子力発電所立地の是非を問う住民投票を行うことを公約に掲げており、「一つのけじめをつけたい」と述べ、実施に意欲を見せた。

=2010/07/26付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/186808
野辺氏返り咲き 宮崎県串間市長選
2010年7月25日 23:21 カテゴリー:政治 九州 > 宮崎
 任期満了に伴う宮崎県串間市長選は25日投開票され、元職で元県議の野辺修光氏(67)=無所属=が、いずれも無所属新人で元市議の福添忠義氏(67)、武田政英氏(60)、井手明人氏(58)の3氏を破り、返り咲きを果たした。

 野辺氏は2000年の市長選で2回目の当選を果たしたが、後援会幹部の選挙違反事件に絡み、公選法の連座制適用を受けて02年に現職首長としては全国で初めて失職、当選無効とされた。だが、自身の失職に伴う出直し市長選と同時に行われた県議補選同市区で当選、県議に転身していた。

 野辺氏は豊富な政治経験を強調、農林水産業振興や原発立地の是非を問う住民投票実施などを訴え、支持を集めた。

 投票率は77・65%で、過去最低だった前回(80・79%)を3・14ポイント下回った。当日有権者数は1万7842人(市選管調べ)。

 (開票終了)
当 野辺 修光 無 元 5,401
  福添 忠義 無 新 4,501
  武田 政英 無 新 2,446
  井手 明人 無 新 1,393

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/186814
岩下氏が初当選 宮崎県議補選 串間市区
2010年7月26日 01:04 カテゴリー:九州 > 宮崎
 宮崎県串間市長選に立候補した県議の辞職に伴う県議補選串間市区(被選挙数1)は25日、投開票され、無所属新人で元市教育長の岩下斌彦氏(64)が、無所属新人で元市議の福留成人氏(49)を破り、初当選した。

 投票率は77・63%。当日有権者数は1万7842人(市選管調べ)。

=2010/07/26付 西日本新聞朝刊=

1405チバQ:2010/07/26(月) 22:38:02
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/59

59 :■とはずがたり:2003/02/01(土) 13:07
串間市の状況

長年野辺市長vs山下元市長両氏の勢力争い

00年11月の野辺氏は元串間市議会議長の田中勝を相手に市長選圧勝。

02年7月 裁判が結審。後援会幹部の買収に連座し野辺氏失職
市長選には県議の鈴木重格が立候補表明。
山下氏の甥に当たる古川氏は引き続き国政への挑戦の意向を示し立候補せず。
市教育長の岩下斌彦が市長再選挙か、県議補選のいずれかへの立候補を明言。
その補選に県議補選に田中氏が立候補表明。
また市長に失職した野辺氏も立候補表明。

結局岩下氏は県議補選に立つことを表明し市長は他に立候補の動き無く鈴木氏が無投票当選。
県議選は山下系から田中・岩下両氏が出ることとなる。(しこりを恐れて山下氏も動けず)
補選結果は以下の如し
◇宮崎県議串間市区補選開票結果(7月28日午後11時20分、選管最終)
当 6808 野辺 修光(59)無元(2)
  4640 田中  勝(48)無新 
  3490 岩下 斌彦(56)無新 

参考文献 南日本新聞・宮崎日々新聞社

1406チバQ:2010/07/26(月) 22:41:25
03年統一地方選のまとめ
http://tohazugatali.at.infoseek.co.jp/seiji/2003miyazaki.html





 現職の辞職に伴う補欠選挙を七月末に行ったばかり。今回も前回と同様、現職で三期目を目指す野辺修光(60)=自民党南風会、新人の田中勝(48)(=山下茂元市長派→立候補回避▲)、岩下斌彦(57)●(=山下茂元市長派)の三人による争いとみられる。

 七月の補欠選挙は、公選法による連座制で串間市長を失職した野辺が県議選へ「くら替え」立候補し、その是非が最大の争点となった。

 市内の業界、団体など主要組織が特定候補の推薦を見合わせ、草の根の選挙戦となったが、野辺が根強い支持を見せて新人二人を寄せ付けなかった。

 現職となった野辺は守勢に回った前回と違い、これまでの実績や県とのパイプをストレートにアピールでき、優位に立つ。今回は組織票を計算できるのも強み。

 一方、田中、岩下は地域をこまめに回り、支持拡大に余念がない。ただ、二人とも派閥的には山下茂元市長派の流れにあり、票が割れているのも事実。

 野辺に対抗するためには、一本化の調整もあり得る。(→一本化)






串間市区は現職野辺=自民党南風会=に対抗する新人二人が一本化し、岩下との一騎打ちとなったことで串間政治の代名詞だった派閥対立※aが再燃している。
 「このままでは現職には勝てない」。一本化の背景には、昨年七月の県議補欠選挙の結果が影響している。

 公選法連座制で市長を失職した野辺、岩下、元市議会議長の田中勝の争いとなった補選。失職直後の野辺の立候補の是非が争点だったが、結果は野辺の圧勝だった。

 もともと岩下と田中は、野辺と同市を二分してきた山下茂元市長派の流れ。派閥の票が二人に割れたのが敗因とされた。

 同市の派閥の主戦場は市長選だったが、その舞台はすっかり県議選に取って代わられた。

 派閥選挙とみられることに岩下は「やむを得ない」と言い切る。現職の優位を突き崩すには、岩下が反野辺票をどれだけ固められるかが鍵となる。

 一方、野辺は「派閥を助長している」と岩下をけん制。だが、派閥色が強まることで、選挙戦の構図が明確になったのも事実。野辺後援会は「支持者の結束が強まっている」という。

 さらにここにきて、「原発問題のしこり」という串間特有の事情も表面化。県農民連盟が現職野辺を推薦しているのに対し、JA串間市大束は岩下への「支持・協力」を打ち出したのだ。

 過去に原発推進だった野辺に対し、反原発運動を引っ張ってきた同JAのわだかまりは根強く、上部組織との“ねじれ”を覚悟。選挙戦は混とんとしている。






◇串間市(定数1)
当 7980 野辺修光(自現、60歳、三選)=県農民連盟推薦・連座制で串間市長を失職・自民党南風会(一人会派)
   7460 岩下斌彦(無新、57歳)=山下茂元市長派・JA串間市大束「支持・協力」 反原発で

1407チバQ:2010/07/26(月) 23:14:42
ネットでわかったのはこのくらい。
古い記事は新聞じゃないとわからないなあ
【串間市の構図】
1990野辺修光 市長初当選
1992野辺修光 収賄容疑で逮捕市長失職
1992【市長選】     ○山下茂vs×●川崎永伯(原発反対派)
1996【市長選】????vs○山下茂
2000【市長選】○野辺修光vs●田中勝(山下系)vs●川崎永伯(原発反対派)
2002     野辺修光 連座制適用市長失職
2002【市長選】○鈴木重格 (無投票当選)
  【県議選】○野辺修光vs●田中勝(山下系)vs●岩下斌彦(山下系)
2003【県議選】○野辺修光vs●岩下斌彦(山下系)
2006【市長選】○鈴木重格vs●福添忠義vs●岩下斌彦(山下系)
2007【県議選】○野辺修光 (無投票再選)
2010【市長選】○野辺修光vs●福添忠義vsほか
  【県議選】      ○岩下斌彦(山下系)vsほか

1408チバQ:2010/07/26(月) 23:34:50
http://www.asahi.com/politics/update/0726/SEB201007260027.html
鹿児島知事「違法性帯びる」 阿久根市の副市長人事専決2010年7月26日20時0分

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が副市長人事を議会に諮らず専決で決めたことについて、同県の伊藤祐一郎知事は26日、「(市議から開催を求められた)臨時議会も開いていない中、法律的に正当と見なすのは難しい。違法性は帯びると思う」と話した。報道陣の取材に答えた。地方自治法は、副市長の任命には議会の同意が必要と定めている。

 県は、竹原市長が市議会を開かないことや補正予算を専決処分したことに対し2度にわたり是正勧告を行い、議会を開くよう求めたが、竹原市長は無視している。伊藤知事は「法治国家でおよそ想定できない事態が起きている。私の立場では極めて遺憾としか言いようがない」と批判した。

1409チバQ:2010/07/29(木) 21:56:36
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100729ddlk40010447000c.html
選挙:添田町長選 出直し選、町職労が寺西氏推薦 「友好的な関係が築ける」 /福岡
 前副知事への贈賄罪に問われた添田町の山本文男前町長(84)=公判中=の辞職に伴う出直し町長選(8月17日告示、22日投開票)で、町職員労組と自治労田川総支部は28日、立候補を表明している副町長の寺西明男氏(60)に推薦決定通知書を交付した。

 町職労の橋本光司執行委員長によると、寺西氏から今月22日に推薦願が出され、執行委員11人で協議した結果、「副町長としてのこれまでの対応を評価した」などとして、26日付で推薦を決定した。

 上部組織の自治労県本部と同田川総支部も26日、推薦を決めた。

 町職労は28日夕、職員約60人を集め「寺西氏となら友好的な関係が築け、一方的な配置替えや命令もなくなると思う。組織の全力を挙げ、当選させたい」と経過を説明。その後、橋本委員長と森野和彦・総支部委員長が寺西氏に推薦決定通知書を手渡した。寺西氏は「また一緒に仕事をし、すばらしい町づくりに取り組みましょう」とあいさつした。

 出直し町長選には、山本前町長が既に出馬の意向を表明。会社員の山本文隆氏(62)も「世代交代を図り、町を活性化させる」として立候補する意向を表明している。【林田雅浩】

〔筑豊版〕

1410チバQ:2010/08/02(月) 22:02:16
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001008010002
阿久根市長姿勢、教育に混乱
2010年08月02日


市長の決裁拒否で新築のめどが立たない「おりた保育園」。内外壁に亀裂が入り、障害児もいるのに段差も多い=阿久根市折口

 県から2度も是正勧告を受けながら、議会を開かず違法性の高い専決処分を繰り返している阿久根市の竹原信一市長は、市内の教育現場にも混乱をもたらしている。「官民所得の是正」といった公約以外に竹原市長が最もこだわるのが教育だ。5月以降、専決処分で最初に手がけたのも、市議会の議決を得られなかった教育案件だった。だが、「教育への政治介入」を心配する声は高まっている。(原口晋也)
 市民にもっとも疑問視されているのが、「おりた保育園」(同市折口、園児数50人)の新築補助が実現しなかった問題だ。
 市は「耐震強度が足りず、基礎も沈下。外壁の腐りがひどい」と診断し、2010年度当初予算に同園の整備費約1億200万円を盛り込んでいた。同園は市立保育園だったが、市が「新築」を条件に06年に委譲先を募集。市が運営をゆだねた社会福祉法人青陵会(折橋よし典理事長)は、土地を自費で購入、移転新築に備えていた。
 ところが竹原市長は、保育園からの補助申請を6月4日の期限を無視して決裁しなかった。10年度末までの時限措置だった国の交付金に間に合わせようと準備してきた園、市の担当課、県の取り組みは市長の決裁拒否のため土壇場で水泡に帰した。
 「折橋(理事長)は市政を妨害し、あらゆる面で私に反対する。折橋も、血みどろの戦いだと思っている」
 竹原市長は、決裁を拒否した理由をこう周囲に漏らしたという。
 竹原市長が折橋氏を敵視するようになった発端は、市長が民間から登用した長深田(なが・ふか・た)悟(さとる)・教育総務課長の発言に絡む昨年4月のマスコミ報道だったとも言われる。このとき取材に応じたのが折橋氏だ。市の教育委員長でもある折橋氏は、以降も竹原市長のやり方に批判的な立場をとってきた。市長とのあつれきで補助申請手続きが滞らないかと周囲は心配したが、「前市政以来、市との信頼関係で進めてきた計画だ。まさか、市長も公私混同するはずはない」と信じている風だったという。
 決裁拒否があった後、朝日新聞の取材に折橋氏は「園児の中には障害児もいる。老朽化した園舎では、いざというときに対応できない。被害者は子どもなんだと理解してほしい」と話した。
 小学校への「放課後子ども教室事業」導入にも批判の声が上がっている。竹原市長が5月25日、市立西目小に補正予算を専決処分して導入した。同小は共働き世帯の児童への学童保育を念頭に要望していたが、竹原市長は、信奉している特定の教育手法を持ち込んだ。
 実は、市の10年度当初予算案の保育園整備事業費には、おりた保育園の整備費とともに、ある保育園の新設補助費9500万円が盛り込まれていたことが、朝日新聞の取材で分かっている。同じ教育手法をその園で導入することが前提になり、市の借金(市債)2400万円まで繰り込まれていた。この予算案が上程された今年3月市議会では、5人の議員が、この9500万円の「使途不明」分を追及する予定だった。
 竹原市長の議会での答弁拒否は、3月4日の同議会総括質疑から始まった。質問するはずだった市議は「答弁不能に陥るのを避けるため『マスコミがいるから』などの理由を持ち出して、議会に出て来なくなった」とみる。結局、この保育園の新設計画は市民が知らぬまま立ち消えになった。竹原市長は、保育園で実現しなかった教育実践を西目小で果たした形だ。
 市内の学校関係者の間では、「長深田氏は『教育を利用して市長を批判する傾向がある』と学校を牽制(けん・せい)する。だが教育に政治介入しているのは市長の方だ」「怖いのは副市長に続いて長深田氏を教育長に専決任命すること。介入が強まる」などと不安視する声が強い。


 【竹原市長と教育問題】
 今年1月の防災無線で民放の番組を名指しし、自分が信奉する幼児教育手法が紹介されるから見るように、と市民に呼びかけた。2月には同手法の主宰者を招き市民向けの講演会を開いた。保育園への導入は一度断念したが、放課後の小学校で勉強を教える「放課後子ども教室事業」で取り入れている。だが「九九の歌を2歳で覚える」といった早期教育が学校教育の混乱を招くといった疑念も、教育関係者の間で根強い。小中学生の弁論大会の市議会議長賞を廃止したことも相まって、「政治と教育の混同」との批判が強まっている。

1411チバQ:2010/08/02(月) 22:17:09
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100802-OYS1T00863.htm
福岡市長選で自民擁立難航、公明など3会派合意が壁
 告示まで3か月を切った福岡市長選(10月31日告示、11月14日投開票)を巡り、市議会最大会派・自民党の候補者選びが遅れている。

 先月下旬、有力候補と期待した会社経営者に断られ、擁立を断念。民主党に現職の吉田宏市長(53)と元佐賀市長の木下敏之氏(50)から推薦願が出される中、自民党の候補選定は振り出しに戻った。党内からは「一日も早く決めなければ」と焦りの声が漏れ始めている。

 自民党は前回市長選で現職だった山崎広太郎氏を推薦し、民主党推薦の吉田氏に敗れた。市政野党となった自民党はこの4年間、吉田氏が公約に掲げた学童保育無料化や、子どもの医療費の助成拡大に反対し、議会は混乱した。今回、2期連続の“民主党市長”は何としても阻みたい考えだ。

 自民党が市長選の独自候補擁立を目指して選対委員会を発足させたのは昨年10月。3月以降、共闘を呼びかけている市議会の公明党や保守系会派「みらい福岡」と会合を重ね、元財務官僚ら複数の人物に水面下で打診した。しかし、いずれも固辞された。会社経営者にも「家業の都合」を理由に断られ、今春にも終えるはずだった選定作業は今も続いている。

 擁立のハードルを高くしているのが「3会派が推せる候補」という条件だ。7月の参院選福岡選挙区では、自民党公認候補がトップ当選したものの、比例選の福岡市の得票は民主党の約17万票に対し、自民党は約13万票、公明党は約10万票。自民党にとって、公明党との相乗りが勝利の必要条件となる。

 擁立を断念した経営者以外にも、現職市議や元国会議員ら複数の名前が取りざたされているが、いずれも会派間の調整は難航しそう。経営者は3会派がまとまる数少ない人物だっただけに、自民党市議は「(選定が)リセットされた。非常に厳しい」と打ち明ける。

(2010年8月2日 読売新聞)

1412名無しさん:2010/08/03(火) 05:32:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100802-OYT1T01362.htm
沖縄・仲井真知事、出馬へ…自・公が支援見通し

 沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事(70)は2日、那覇市内で開かれた後援会の常任幹事会で「引き続き県政運営に当たりたい」と述べ、11月28日投開票の県知事選に再選を目指して立候補する意向を明らかにした。


 9月に正式表明する方向で、県政与党の自民、公明党が支援する見通し。

 後援会幹部によると、仲井真氏は後援会長の続投要請を受け、「(1期目は)思うようにならない面もあった。公約を実現したい」と応じた。最大の争点となる米軍普天間飛行場の移設問題については「政権が交代して難しい部分があるが、しっかり対応する」とした。

 これまで知事は日米政府が決めた名護市辺野古への移設に「極めて受け入れは厳しい」としているが、明確に反対はしていない。

 知事選を巡り、県政野党の社民、共産両党などは、県内移設に反対する宜野湾市の伊波洋一市長(58)を擁立する方針。民主党は対応を決めていない。

(2010年8月3日03時05分 読売新聞)

1413名無しさん:2010/08/03(火) 05:40:23
http://www.asahi.com/politics/update/0802/SEB201008020057.html
沖縄知事選、宜野湾市長が立候補へ意欲 3党が擁立方針
2010年8月2日23時10分

 11月28日投開票の沖縄県知事選で、共産、社民、沖縄社会大衆の県政野党3党は2日、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長(58)を擁立する方針を固めた。伊波氏は同日、都内で記者団に「前向きに検討したい」と述べ、立候補への意欲を示した。3党は7日にも本人に要請。伊波氏も近く立候補の意思を表明する見通しだ。

 知事選では仲井真弘多知事(70)も2日、後援会幹部の会合で続投に意欲を示している。懸案の普天間飛行場の移設問題をめぐっては、仲井真氏が県内移設の可能性を否定していないが、伊波氏は反対を明言。日米が合意した名護市辺野古への移設案への対応が最大の争点になりそうだ。

 統一候補の擁立を目指して人選を進めていた共産、社民、社大3党はこの日、普天間の県内移設に反対する運動を続ける市民団体や労組など7団体との意見交換を終了。伊波氏を推す声が大勢を占めたことなどから、擁立の方針を固めた。

 伊波氏は宜野湾市職労委員長や県議を経て、2003年の市長選で初当選し、現在2期目。反基地・平和運動や米軍基地の実態調査などに取り組み、普天間問題ではグアムなど国外への移設を主張し、県内移設反対を明確にしている。

 一方、仲井真氏に対しては2日、自民県連が出馬を要請。自民県議によると、仲井真氏は「県政を支える与党のみなさんの要請に勇気づけられる」などと述べ、再選を目指して立候補する意欲を改めて示した。

 仲井真氏は普天間の名護市辺野古移設を条件付きで容認してきたが、鳩山政権時代に日米が合意した辺野古移設案には「極めて厳しい」と述べるにとどめている。

 前回知事選で共産、社民、社大との統一候補を擁立した民主は、3党からの協議の呼びかけには応じず、態度を留保している。また、国民新の下地幹郎幹事長に近い県議らを中心に、第3の候補者擁立を模索する動きもある。

1414チバQ:2010/08/03(火) 07:06:18
>>1411
>擁立を断念した経営者以外にも、現職市議や元国会議員ら複数の名前が取りざたされているが、いずれも会派間の調整は難航しそう。経営者は3会派がまとまる数少ない人物だっただけに、自民党市議は「(選定が)リセットされた。非常に厳しい」と打ち明ける。

誰だ?山拓や太田誠一ではないだろうから、遠藤@小泉チルドレンか?

1415チバQ:2010/08/04(水) 19:55:27
いまさら公募って・・・
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100804-OYS1T00712.htm
福岡市長選、自民が候補者公募へ
 10月31日告示の福岡市長選を巡り、擁立候補の選定が難航している市議会最大会派の自民党が、候補者の公募の検討を始めた。近く要綱を公表する見通し。

 自民党は、市議会の公明党や保守系会派「みらい福岡」と共闘できる候補者選びを模索。会社経営者や元財務官僚らに打診したが、断られ続けて来た。告示まで3か月を切り、新たな手法として公募に着目した。

 読売新聞の取材に対し、市議の一人は「あらゆる選定方法の中で、公募は有力な方法の一つ」と話した。

(2010年8月4日 読売新聞)

1416チバQ:2010/08/07(土) 18:59:09
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100807-OYS1T00177.htm
福岡市長選、民主が現職・吉田氏推薦の公算
 福岡市長選(10月31日告示、11月14日投開票)で、民主党が現職・吉田宏氏(53)を推薦する公算が大きくなった。同市内の衆院3選挙区支部のうち1、3区に続き、2区総支部が6日の常任幹事会で吉田氏推薦を決めた。

 同党県連内に吉田氏支援に否定的な声もある中、元佐賀市長・木下敏之氏(50)からも推薦願が出されていたが、市内総支部の意見が集約されたことで推薦争いは決着する方向だ。

 2区総支部代表の稲富修二衆院議員によると、常任幹事会では吉田氏の推薦願について協議。会合後、稲富氏は「財政再建に取り組むなど、吉田氏の実績は評価できる」と述べ、推薦手続きを進める考えを示した。

 これまで県連の一部幹部には、吉田氏が国政選挙で中立を保ったことなどに反発もあった。しかし、地元の考えがまとまったことから、県連の選対委員会は、9日の県連常任幹事会に吉田氏推薦を提案する。

 ある県連幹部は「選挙戦の実動部隊となる各総支部から上がってきた推薦決定を県連が覆すことは、通常考えられない」と話した。

 一方、公務で上京していた吉田氏は6日、民主党本部(東京)で枝野幹事長と初会談。吉田氏によると、枝野幹事長は「地元から上がってきた結果はしっかり受け止め、それに従ってやっていく」と応じたという。

 これに対し、木下氏は推薦が得られなくても立候補する意向に変わりはないとしており、今月中旬にも正式に表明する見通し。

(2010年8月7日 読売新聞)

1417チバQ:2010/08/07(土) 19:02:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/189420
福岡市長選 1人に絞り出馬打診 自民党市議団 「盆前までに結論」
2010年8月7日 02:02
 11月14日投開票の福岡市長選をめぐり、市議会最大会派の自民党市議団(小畠久弥会長)は6日、男性1人に絞って立候補を打診していることを明らかにした。この日朝に開いた会議の終了後、取材に応じた小畠会長が「出馬の交渉は最終段階にある。(8月中旬の)盆前までには結論を出したい」と述べた。

 小畠会長によると、会議では市長選対策委員会の委員長を務める石村一明市議が、交渉経過を報告した。小畠会長は「(男性の)了解をまだ得られていないが、あらゆる手段を講じて説得に当たっている。断られたときの想定はしていない」と語った。

 昨秋、市長選対策委を発足させた自民党は今年3月以降、公明党市議団と保守系会派・みらい福岡の3会派で、共闘を模索する会合を重ね、人選を進めてきた。7月には地場企業の経営者男性に出馬要請したが、固辞されるなど、候補者擁立が難航している。

 市長選には、民主党に推薦願を出している現職の吉田宏市長(53)と元佐賀市長の木下敏之氏(50)、共産党推薦の西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)、前福岡市教育長の植木とみ子氏(60)らが立候補を予定している。

=2010/08/07付 西日本新聞朝刊=

1418チバQ:2010/08/10(火) 19:46:09
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100810ddlk40010448000c.html
選挙:福岡市長選 吉田市長推薦、結論持ち越し−−民主県連 /福岡
 民主党県連は9日、常任幹事会で福岡市長選(11月14日投開票)への対応を協議し、現職、吉田宏市長(53)の推薦の可否を15日の臨時常任幹事会で判断することを確認した。

 会議では、県連選対委員会が吉田市長の推薦を発議した。県連は「現職支援」の結論を出した地元衆院1〜3区以外の総支部の意向も踏まえ「吉田市政」を総括するとした。会議終了後、江藤博美・県連代表代行は「県連を挙げて市長選を行った経緯もあり、県連全体で合意するよう丁寧に話し合われるべきだ」と、結論持ち越しの理由を説明した。

 市長選では、元佐賀市長、木下敏之氏(50)も県連に推薦願を提出している。

〔福岡都市圏版〕

1419チバQ:2010/08/10(火) 20:15:58
>>1418
他は木下支持ということ?

1420チバQ:2010/08/10(火) 21:39:36
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/189956
来春の統一地方選 1次公認・推薦を承認 民主党県連
2010年8月10日 01:30 カテゴリー:九州 > 福岡
 民主党県連の常任幹事会が9日あり、来春の統一地方選の第1次公認・推薦候補を承認した。県議選で公認18人、推薦2人。福岡市議選で公認11人。公認・推薦を受けた立候補予定者は次の通り(選挙区、氏名、新旧の順。県議選の選挙区名は前回県議選時。敬称略)

 【県議選・公認】福岡市東区=佐々木徹(52)、現▽同中央区=原中誠志(51)、新▽同城南区=守谷正人(45)、現▽同南区=新村雅彦(57)、現▽同早良区=宮浦寛(44)、現▽同西区=仁戸田元氣(30)、新▽前原市・糸島郡=川崎俊丸(59)、現▽粕屋郡=小池邦弘(49)、現▽春日市・筑紫郡=岸本善成(36)、現▽筑紫野市=原竹岩海(57)、現▽遠賀郡=助信良平(57)、現▽飯塚市=吉村敏男(61)、現▽北九州市戸畑区=冨田徳二(55)、現▽同八幡西区=岩元一儀(50)、現▽同若松区=野村陽一(42)、現▽同八幡東区=諏訪下勝造(54)、現▽同小倉北区=原田博史(44)、現▽同小倉南区=泉日出夫(42)、現

 【同・推薦】北九州市門司区=井上敏和(36)、現▽京都郡=畑中茂広(58)、現

 【福岡市議選・公認】東区=金出公子(63)、現▽同=阿部正剛(48)、現▽同=隈崎啓一郎(36)、新▽博多区=田中丈太郎(38)、現▽中央区=田中慎介(32)、現▽城南区=太田英二(38)、現▽南区=三原修(53)、現▽同=山下謙二(63)、現▽早良区=栃木義博(57)、現▽同=玉井輝大(58)、現▽西区=江藤博美(58)、現

=2010/08/10付 西日本新聞朝刊=

1421名無しさん:2010/08/11(水) 13:34:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100810-00000111-jij-pol
元市教育長の植木氏が出馬表明=福岡市長選
8月10日17時4分配信 時事通信

 任期満了に伴う福岡市長選(11月14日投開票)で、元市教育長の植木とみ子氏(60)が10日、市内で記者会見し、無所属での立候補を表明した。植木氏は「福岡から日本を変えていく強い信念を持って、さまざまな改革に取り組みたい」などと決意を述べた。
 同市長選には、すでに現職の吉田宏氏(53)のほか、元佐賀市長の木下敏之氏(50)、共産党が推薦する団体職員の有馬精一氏(59)が出馬表明している。

1422チバQ:2010/08/12(木) 12:19:23
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-166227-storytopic-3.html
29市町村、508人出馬へ 統一地方選まで1カ月
2010年8月12日

 (クリックで拡大)
 9月12日に27市町村で議員選挙が実施される統一地方選まで、残り1カ月となった。琉球新報の調べでは11日現在、9月5日投開票の粟国村議選挙、同26日投開票のうるま市議選挙を含め、議員総定数426に対し508人が立候補する情勢となっている。全体の競争率は1・19倍で、少数激戦となる模様だ。各市町村では立候補予定者が選挙事務所を立ち上げるなど、事実上の選挙戦がすでに始まっている。11月の県知事選に向けた取り組みとも重なり、激化しそうだ。
 各議員選挙では立候補態度表明の保留者も複数いて、各告示までに全体の立候補者は若干増える見込み。前回統一地方選は総定数437に対し、544人が立候補した。前回の全体競争率は1・24倍だった。
 今回は市部のうち沖縄、宜野湾、名護、南城、石垣、うるまの6市で実施される。倍率が最も高いのは石垣市の1・54倍。
 米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市とその移設候補地の名護市は、与野党の構図が市政だけでなく国政にも影響を与えるため、全国から注目を集めている。宜野湾市議選は、知事選に出馬するとみられる伊波洋一市長の後任を選ぶ同市長選の前哨戦にもなる。
 立候補予定者のうち現職が65・7%と最多。新人が30・3%、前職が3・1%、元職が0・7%だった(小数点2位以下切り捨て)。
 女性は全体のうち29人で5・7%。
 9月12日実施の首長選挙は大宜味村は三つどもえ、伊是名村は無投票の公算。9月5日投開票の本部町長選も無投票の見込み。

1423チバQ:2010/08/12(木) 18:44:26
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-12_9168/
426議席に519人立候補へ 統一地方選
市部で新人乱立 激戦に
政治 2010年8月12日 09時29分

(9時間14分前に更新)

 9月12日の投開票でピークを迎える2010統一地方選挙まで、1カ月に迫った。同5日の粟国村に始まり、26日のうるま市まで、29市町村の議会議員選挙がある。沖縄タイムスの調べでは8月11日現在、426議席に519人が立候補の意向を示している。市部では新人の出馬が多く、議員定数削減の傾向が続く町村部でも立候補予定者の数に大きな変動はなく、多くの自治体で4年前の統一選以上の激戦が見込まれる。

◇市部

 4年前、合併後初の市議選で候補者が乱立したうるま、南城をのぞく4市で前回以上の激戦となる見込み。定数22人に対し、34人が立候補予定の石垣が全市町村の中で最も競争率の高い選挙となりそうだ。

 6市の候補予定者のうち、新人が占める割合は前回の24%から、現時点で37%に上昇。南城市は現職9人を上回る13人の新人が名乗りを上げる。「予測が難しい」といわれる新人の票の流れが注目される。

◇町村部

 4年前の選挙時に全体で59の定数減となった町村部では、今回もさらに9議席を削減。一方で立候補者数に大きな変動はなく、「少数激戦」の傾向が続きそうだ。

 競争率では東、渡嘉敷、今帰仁が高く、逆に渡名喜、北大東では現段階で定数と同数の予定者だけで、無投票の公算もある。定数を4議席減らした八重瀬町議選も注目される

◇政党公認・推薦

 統一地方選を11月の県知事選への大きなステップと位置づける県内各政党も候補者の公認、推薦を順次、決めている。

 自民党は調整中だが、社民党は6市町で16人を擁立、共産党は17市町村に22人、公明党は13市町村に21人、社大党は7市町に13人、民主党は4市町に4人をそれぞれ擁立する構え。

 政党そうぞう、国民新党も調整を進めている。

1424チバQ:2010/08/15(日) 16:26:59
>>1385
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100813rky00m010004000c.html
沖縄県知事選:浦添市長らが第3の候補を模索
 11月28日投開票の県知事選で、浦添市長の儀間光男氏や県議会会派・改革の会が12日、「県民主役の知事選挙を実現する会」を発足させ、支持者やマスコミを集めた基本政策説明会を浦添市内で開いた。代表に就いた儀間氏は「(名前が挙がる)2人以外に学者、政治家、経済界から幅広く人材を選んでいく」と述べ、出馬が有力視される現職の仲井真弘多氏(70)、宜野湾市長の伊波洋一氏(58)には与(くみ)せず、9月前半をめどに独自候補を擁立する方針を示した。

 普天間飛行場の辺野古移設について儀間氏は「県民が反対している以上、小手先の移転先探しでは実現不可能だ」と述べ、公有水面埋め立てには同意しない立場を明言した。在沖米海兵隊の撤退を含め県外・国外移設を求める一方、「移設と閉鎖は切り離して考える。普天間基地の閉鎖に向けて分散を提言したい」として、危険性除去のためヘリ部隊を県内既存施設に分散移転する考え方を示した。

 また「政府と対峙(たいじ)しては基地も経済の問題も進めることはできない」と民主政権との対立は避けるべきだと強調。「米軍基地移設・返還アクションプログラム(仮称)」の策定のほか、日米安保に基づく基地負担の対価として「安保特別税」「安保特別交付金」の創設を提起した。

 経済振興では法人税減税による企業誘致、一国二制度導入などを盛り込む「県民所得倍増計画」策定を主張。知事選のテーマに「人材育成」を掲げ、県庁内に知事直轄の「子ども・若者・人材対策局」を設置して、「安保税」の財源を沖縄の人材育成に投入するとした。

 会場には民主党県連副代表の玉城デニー衆院議員、与那覇栄蔵全駐労沖縄地本委員長らも姿を見せた。

(琉球新報)

1425名無しさん:2010/08/16(月) 10:07:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100816-00000004-mai-pol
<阿久根市>竹原市長リコールへ書類提出
8月16日9時51分配信 毎日新聞

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)に向けて、市民団体・阿久根市長リコール委員会(川原慎一委員長)は16日午前、市選管に必要書類を提出した。17日にも署名集めを開始する。08年9月の竹原市長就任以来、混乱を繰り返した阿久根市政は新たな局面を迎える。

1426名無しさん:2010/08/16(月) 12:36:24
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100816-OYS1T00118.htm
出直し添田町長選17日告示、前町長ら3氏出馬へ
 福岡県添田町の出直し町長選は17日告示、22日投開票される。40年近く町長の座にいた山本文男氏(84)が県町村会による贈収賄事件で逮捕され、リコール運動開始、突然の辞任、出馬表明、腹心の立候補と目まぐるしく展開した事態。激しい選挙戦が予想される。

 「当選する自信がなかったら出らんですよ」。11日、保釈直後の3月以来、5か月ぶりに記者会見した山本前町長は、11選に揺るぎない自信をみせた。

 立候補予定者は山本前町長と前副町長・寺西明男氏(60)、会社員・山本文隆氏(62)。圧倒的な存在感を誇る前町長は、過去の実績を強調しつつ、新たな町の振興策も訴える考えだ。

 だが、事件によるイメージダウンから、支持者の離反が相次ぐ。ここ3回は無投票当選だったため、後援会名簿の更新を怠るなど足元のほころびも目立つ。

 さらに、側近だった寺西氏が反旗を翻したことが陣営の動揺を誘った。「けしからんの一言だ」。前町長は記者会見で怒りをあらわにした。

 寺西氏も前町長批判を公然と口にし始めた。12日に開かれた立候補予定者による公開討論会では、「住民の意見を聞こうとしない」と切り捨てた。前町長に批判的な勢力を取り込もうとする狙いがうかがえるが、前町長のリコール運動に参加した町議と前町議計7人のうち、1人は所属政党の方針で山本文隆氏を支持。別の1人は態度を明らかにせず、一枚岩とは言えない。

(2010年8月16日 読売新聞)

1427名無しさん:2010/08/16(月) 12:38:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100816/lcl1008160943000-n1.htm
国会議員より発言力…贈賄の前町長出馬、揺れる小さな町 (1/2ページ)
2010.8.16 09:42

福岡県添田町長選を前に、公開討論会に参加した山本文男前町長(左)と寺西明男前副町長=12日、同町 17日に告示される前全国町村会長の山本文男・前福岡県添田町長(84)の辞職に伴う出直し町長選。汚職事件で贈賄罪に問われ公判中の前町長が立候補を表明する異常事態に、町民から批判の声が強まっている。既に出馬表明している寺西明男前副町長(60)も支持を広げており、22日の投開票に向け混戦は必至の情勢だ。

 「弁護士と十分に協議して決心した。わたしの罪は確かに悪いが、それよりも町が大事だ」。山本前町長は正式に出馬表明した11日、記者会見で11回目の当選に強い意欲を見せた。

 昭和46年に初当選し、全国町村会長として霞が関や永田町にもにらみを利かせた。「国会議員より発言力があり、町民には神様のようだった」(町議)。

 福岡県町村会をめぐる贈収賄事件で2月に起訴された後も町長の座に居座り続けたが、8月に決まっていたリコール(解職請求)の是非を問う住民投票を回避する形で7月20日付で辞職。ただ、辞職の2日後には後援会関係者に出馬する意向を伝えていたという。

 前町長は7月15日の公判で「(選挙に)出ないと言っても許してくれないから困っている」と苦しい胸の内を明かした。だが、「周囲は止めたが、出ると言って聞かなかった」(町議)との冷ややかな見方も。

1428名無しさん:2010/08/16(月) 12:38:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100816/lcl1008160943000-n2.htm
国会議員より発言力…贈賄の前町長出馬、揺れる小さな町 (2/2ページ)
2010.8.16 09:42

福岡県添田町長選を前に、公開討論会に参加した山本文男前町長(左)と寺西明男前副町長=12日、同町 “山本王国”とやゆされる町だが、町民の間では「過去の功績は認めるが、次世代の人材を育てるべきだ」などと変化を求める声も強まる。

 前町長の有力な対抗馬の寺西氏は、福岡県大阪事務所長だった3年前に山本前町長に請われて県を退職、添田町副町長に就任。全国町村会長として全国を飛び回っていた前町長を支え、「将来の後継候補」として事務を取り仕切っていた。

 前町長が辞職した際、寺西氏は「混乱を収めてほしい」と立候補を思いとどまるよう進言したとされるが、結果的に両者ともに出馬を表明し、事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。

 12日に町内で開かれた立候補予定者による公開討論会。約500人の聴衆を前に、寺西氏は「今回の混乱は事件の評価だけでなく、これまでの町政が問われている」とかつての上司を切り捨てた。前町長は挑発に乗らず、寺西氏と最後まで目を合わさなかった。

 ある町民は「みんな顔見知りのような小さな町。誰が当選しても早く混乱を解消してほしい」とため息まじりに話した。

1429名無しさん:2010/08/16(月) 12:40:19
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/016157.html
山本前町長 討論会で何を語る 08/13 19:50

前の町長が贈収賄事件で逮捕・起訴された福岡県添田町では、今月22日に町長選挙が実施されます。

辞職した山本文男前町長も出馬を表明していて、昨夜、町民が注目する中、立候補予定者3人の公開討論会が開かれました。

●添田町前町長・山本文男氏
「まだまだ未熟でございます。これからも一生懸命勉強して、皆様たちから期待されるような、そういう人間になっていきたい」

●会社員・山本文隆
「町長派とか反町長派とかいって騒いでいる場合ではない」

●添田町前副町長・寺西明男氏
「今回の混乱は、単なる事件への評価だけではなく、やはりこれまでの町政運営の体質が問われているのではないか、と」

昨夜、添田町で開かれた公開討論会で、山本文男前町長を批判した寺西明男氏。

3年あまりに渡って副町長として山本前町長を支えてきましたが、今回決別し、町長選に出馬します。

事務所開きには、これまで山本前町長を支援してきた町民も参加していました。

●寺西氏
「長いと、どうしても体質的に聞く耳を持たない、と言うと失礼かもしれないが、皆の意見が入ってこなかったのではないか」

台風が接近する中行われる、山本文男前町長の事務所開き。

今回は、かなり風当たりが強い中での戦いとなりそうです。

福岡県に台風4号が接近したおととい、山本文男前町長の事務所開きには、建物に入りきれないほどの支持者が集まりました。

●山本文男氏
「当選の自信?当選の自信がなかったら出ないですよ。落選することが分って出ますか?それを私のほうが聞きたいですね」

前町長の自信とは裏腹に、後援会幹部は危機感を募らせています。

●山本文男後援会・宮崎憲一会長
Q寺西さんの支持に回った人は?
「いますよ。けっこう多い。それはしょうがない、戦いですから」

きのうの討論会でもこれまで、およそ40年間の山本町政に対する評価がテーマに上がりました。

●山本文男氏
「現在まで、このわずかな財政で多くの仕事をしてきたと思っている」

●寺西明男氏
「今の町政が町民の意見を聞き、施策に結び付けられていないという問題点があるのではないか」

●山本文隆氏
「混乱を無くす。町民が一体となる。しがらみから抜け出す。よくよく考えてほしい」

公開討論会には町民500人が集まりました。

●傍聴した町民
「前町長は我々も良く知っているけど、新しい二人についてはまったく知らない。断片的だけど、それなりの考え方が若干分った」(男性)
「揺れる添田町が、早く立ち直ってしっかりなってもらいたいと思う」(女性)

贈収賄事件で逮捕・起訴された山本前町長は、進退について「町民の意思に従う」としながらも、リコールを求める住民投票の実施が決まった後に辞職しました。

今月17日に告示、22日に投票の添田町長選は、山本前町長が望んだ「町民の意思」を知る場となります。

1430名無しさん:2010/08/16(月) 15:24:17
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100816-OYT1T00561.htm
阿久根リコール署名集め希望者、目標の2倍超
 阿久根市長リコール委員会によると、受任者を希望する人は、当初目標の200人に対し、現在520人に達している。


 5月29日に運動開始を表明した直後に100人を超える希望者があり、400人に上方修正。今月2日に元愛媛県警巡査部長、仙波敏郎氏が専決処分で副市長に就任した後から問い合わせが多くなり、それまでの2倍のペースで希望者が増えたという。川原慎一委員長は「市民の多くが議会に諮らないままの副市長就任を違法と認識した結果ではないか」と話す。

 署名の目標は有権者の約4割にあたる8000人。受任者1人当たり16人集めれば達成できる計算だ。竹原市長が一騎打ちとなった昨年5月の出直し市長選で獲得したのは、8449票(投票率82・59%)だった。

(2010年8月16日14時42分 読売新聞)

1431チバQ:2010/08/16(月) 18:09:23
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100816-OYS1T00549.htm
福岡市長選 自民打診また失敗、民主推薦先送り
 福岡市長選(10月31日告示、11月14日投開票)で、市議会最大会派の自民党は16日午前、水面下で接触してきた大学教授の擁立を断念したことを協力関係にある市議会2会派に報告した。

 民主党は現職・吉田宏氏(53)の推薦をほぼ固めたものの、吉田氏への不満が根強くあり、決定を先送りしている。告示まで2か月余りとなったが、いまだに2大政党の推薦候補者は決まっていない。

 「難航を通り越して座礁だ」。自民党の選考を巡り、ある市議からはそんな声も漏れた。当初はお盆までに候補者を決定するとしてきた。しかし7月下旬に会社経営者に立候補を断られ、財界有力者を介して要請した今回も「継続中の大切な仕事がある」と固辞されたという。

 自民党市議団は16日午前、公明党、保守系会派「みらい福岡」の幹部と福岡市内で会合を開き、「有力候補者」の擁立断念を報告した。今後については、現職の国会議員や市議ら自前の候補者擁立論も浮上し始めたが、道筋は見えていない。

 会合後、市議団の小畠久弥会長は「また改めて仕切り直しだ。必ず候補者を立てることは変わらない」と記者団に語った。

 一方、民主党は、吉田氏の推薦をほぼ固めているが、15日の同党福岡県連の臨時常任幹事会で推薦決定を先送りした。月内にも吉田氏と面会して意見交換する。ある同党議員は「面会では『党のために汗をかけ』と市長に迫ることになるだろう」と話す。

 同党県連内には、吉田氏がこれまでの国政選挙で中立を保ったことに反発がある。また市民から「公約違反」との指摘がある同市東区の人工島事業やこども病院移転などの重要施策についても「政策決定のプロセスが県連に伝わってこない」との不満が出ている。

 市長自身が県連に説明する仕組みがなかったことも要因で、県連執行部は「(2期目では)県連と市長の定期協議の場を設ける」と、当選後のことまで持ち出して事態の収拾を目指そうとしている。

(2010年8月16日 読売新聞)

1432チバQ:2010/08/16(月) 18:10:26
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100816rky00m010002000c.html
県知事選:「3人目」探し 「脱保革」で存在感アピール
 11月28日投開票の県知事選は、現職の仲井真弘多氏(70)と宜野湾市長の伊波洋一氏(58)の対決が有力となる中で、保守対革新の対決構図に埋没することを嫌い、「3人目の候補者」を模索する勢力もある。浦添市長の儀間光男氏(67)を中心とした無所属の“第三極”グループや、革新政党との共闘に距離を置き、独自路線にシフトする民主党県連の動きだ。「脱保革」のアピールで存在感を示すという共通した思惑があるが、現実の候補者擁立に向けては、それぞれに課題が多い。

 12日、儀間氏を代表とする「県民主役の知事選挙を実現する会」が発足。壇上には赤嶺昇、平良昭一、玉城満の3県議(いずれも改革の会)と狩俣吉正前連合沖縄会長も並んだ。事務局長の赤嶺氏は「一部の人だけで知事選候補を決めることでいいのか。県民に(仲井真、伊波両氏以外の)選択肢を与えたい」と訴えた。

 ■揺さぶり

 「翁長市長もわれわれの有力な選択肢だ」

 発足に先立つ7月下旬、赤嶺氏は複数の自民県議と接触を図り、那覇市長の翁長雄志氏(59)の擁立を持ち掛けていた。保守の間で根強い翁長待望論をあおり、仲井真氏の再選擁立の流れを揺さぶる。

 しかし自民県議は「再出馬を否定しない現職の足を引っ張ってまで、翁長氏が出馬することはない。第三極といいながら(県政与党側の)翁長氏を挙げること自体、行き詰まりを露呈している」と一蹴(いっしゅう)。メンバーが国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員とつながることもあり、警戒感が強い。

 実際、赤嶺氏らは市町村長にも組織参加を呼び掛けてきたが、表立った表明は広がらない。全県選挙を戦うだけの組織、資金面の態勢は脆弱(ぜいじゃく)で、今後の道のりは険しい。

 一方で、組織発足の会場には、民主党県連副代表の玉城デニー衆院議員も姿を見せた。赤嶺氏は「政策で一致できるなら、民主党県連にも汗をかいてもらう場面があるといい」と今後の合流に秋波を送る。

 ■政権与党

 10日に玉城、瑞慶覧長敏両衆院議員と面談した民主党本部の安住淳選対委員長は「国を訴えようとしている人とはスタンスが違う」と述べ、普天間問題で政府と対峙(たいじ)する伊波氏の推薦を困難視した。

 県連はあくまで8月末をめどに策定する基本方針に沿って候補者を判断するという原則を示すものの、喜納昌吉代表は「政党が違う社民や共産は基地問題でエモーショナルに反対すればいい。われわれは対話の余地を残さないといけない」とも主張。独自候補の擁立も視野に入れ、これまでの県政野党での共闘より、政権与党としての対応を重視していく構えだ。

 これに対し野党県議は「県民の政権批判が根強い中で、民主から出馬しようという人物が本当に見つかるのか。有権者が納得する候補者でなければ選挙を混乱させるだけで、余計に批判を招く」と反発し、先の参院選と同様に民主への逆風を指摘する。

(与那嶺松一郎)

(琉球新報)

1433名無しさん:2010/08/17(火) 02:48:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/191322
自、公など3会派 政治家擁立も検討 自主投票の可能性を否定
2010年8月17日 02:21

 任期満了に伴う福岡市長選(11月14日投開票)で、市議会最大会派の自民党市議団は16日、協力関係にある公明党市議団と保守系会派・みらい福岡の3会派で会議を開き、出馬を打診していた大学教授の擁立断念を報告した。統一候補の人選は再び白紙に戻ったが、3会派は今後、国会議員や県議、市議といった政治家にも対象を広げて擁立を検討する方針だ。

 関係者によると、3会派はこれまで自民党主導で候補者の人選を進めていた。だが、7月の地場企業経営者に続いて、大学教授の擁立が失敗したことから「いよいよ追い込まれた。これからは(民間人だけでなく)政治家も考えようということになった。幅広く検討する」という。

 投開票まで3カ月を切り、時間的余裕もないため、今後は自民、公明、みらいの各会派が、有望とみなす候補者を挙げて協議を進める方針。3会派の中には「自民党が腹をくくり、自分のところから(議員の候補者を)出すぐらいのことをしないとダメだ」との意見もあるという。

 自民党は3会派会議に引き続き、会議を開催。終了後、小畠久弥会長は報道陣に対し「自主投票の選択肢は全く出ていない。期限は区切らず、たとえ(市長選の告示)ぎりぎりになっても必ず独自候補を擁立する」と意気込みを語った。

 小畠会長はまた、前市教育長の植木とみ子氏(61)から出された推薦願について「自民党だけでなく、(植木氏が同様に推薦願を出した)公明党やみらい福岡など他会派と共同歩調を取る」と述べ、連携して対応を協議する方針を示した。

=2010/08/17付 西日本新聞朝刊=

1434名無しさん:2010/08/17(火) 06:16:16
自公みは植木推薦で勝てるのとちゃうかな
植木にたっぷり恩を売って汗をかかせるつもりでは?

1435名無しさん:2010/08/17(火) 10:35:20
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=25889
「3課職員は組合脱退を」 阿久根・仙波氏
(2010 08/17 06:30)
 阿久根市の副市長に選任された仙波敏郎氏は16日の同市課長会で、総務、企画調整、財政の3課の全職員について、市職員労働組合から脱退させ、応じない場合は異動させる方針を明らかにした。
 仙波氏は取材に、「総務など3課の職員は市政の中枢を担当している。市と対等の立場にある市職労に所属していると、市の情報が職労側に漏洩(ろうえい)し、行政改革などが阻害される恐れがある」と語った。仙波氏が発案し、竹原信一市長も同意しているという。
 仙波氏は8月末以降、市職労に申し入れ、協議を始めたいとしている。「組合を脱退しないとセクションが変わることを職員に徹底してください」と課長会で述べたといい、取材には「組合と粘り強く議論し、労使合意を目指す」と話している。
 総務など3課の職員は計35人で、うち組合員は29人。同市の組合員は計約190人。
 市職労は「詳細が分からず、コメントのしようがない」。自治労県本部は「人事をちらつかせ脱退を強要しているのと同じで、地方公務員法に違反する」と反発している。

1436チバQ:2010/08/17(火) 19:15:42
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100817-OYT1T00649.htm
民主沖縄、知事選「辺野古反対」明記…政府と逆
基地移設
 民主党沖縄県連(喜納昌吉代表)の県知事選(11月28日投開票)に向けた基本政策の原案が17日、明らかになった。


 焦点の米軍普天間飛行場移設問題について、「(沖縄県名護市)辺野古地域への移設に反対する」と明記し、日米両政府の合意に反対する姿勢を鮮明にしている。県連は今月中に基本政策を最終決定し、来月から支援候補の具体的な人選に入る予定だ。

 原案では在沖米軍基地について「整理縮小と安全性の確保を最優先に取り組み、日米地位協定の見直しを行う」としたうえで、「普天間移設は危険性除去を最優先に、辺野古への移設に反対し、県内への新基地建設は容認しない」と明記した。

 知事選には現職で自民、公明両党が支援する仲井真弘多氏(70)と、新人で社民、共産両党から出馬要請を受けた宜野湾市長・伊波洋一氏(58)の両氏が立候補を予定している。伊波氏が辺野古移設への反対を表明しているのに対し、仲井真氏は反対を明確にしていない。

 民主党本部幹部は県連幹部に「政府方針と異なる伊波氏を推すのは難しい」と伝えているが、県連が県内移設反対を基本政策原案に盛り込んだため、知事選では県連と党本部の「ねじれ」が鮮明になりそうだ。

(2010年8月17日14時59分 読売新聞)

1437チバQ:2010/08/17(火) 19:16:32
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-17_9339/
安里氏、出馬の意向 宜野湾市長選
保守陣営 安次富・佐喜真氏の名
政治 2010年8月17日 09時20分

(9時間55分前に更新)

 県知事選に宜野湾市長の伊波洋一氏が出馬の意向を固めたことを受け、同市長選の候補者選びが与野党双方で活発化している。伊波氏の後継者として、副市長の安里猛氏(58)が出馬の意向を固めているほか、対抗馬に自民党前衆院議員で、衆院沖縄2区支部長の安次富修氏(54)、県議で自民党県連政調会長の佐喜真淳氏(45)が有力視されている。同市長選は11月28日投開票の知事選と同日選となる可能性が高く、安里氏は今月末にも副市長を辞任する見込み。自民党など保守陣営は安次富、佐喜真両氏の一本化を目指す。

 伊波氏周辺は、県政野党3党からの出馬要請を受諾後、県議や市議、市職労などで構成する市長選の候補者選考委員会を発足する。出馬に意欲を示す安里氏でまとまる見込み。

 公職選挙法上、選挙管理委員会は市長辞任の通知を受けてから50日以内に市長選を実施することから、知事選と市長選のセット戦術による集票効果を狙い、同日選を模索している。そのため、市議会9月定例会が閉会する10月中旬まで、伊波氏が市長を続投する見込み。

 一方、市政奪還を目指す自民などの保守陣営は、関係団体や市議らの意見を集約し、候補者選定を急ぐ。

前県議で国民新党県連代表の呉屋宏氏(51)の名も浮上している。佐喜真氏が立候補すれば、県議補選とのトリプル選挙になる可能性もある。

1438チバQ:2010/08/17(火) 22:23:58
http://www.asahi.com/politics/update/0816/SEB201008160011.html
阿久根市の行く末は… リコール手続き、まち再び揺れる(1/2ページ)2010年8月16日12時28分


 混乱を続けた市政に、終止符を打つことになるのか――。議会を開かないまま専決処分を重ねるなどしてきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコールに向けて16日、市民が動き始めた。ただ、市長を支持する声は、今も根強い。この2年近く市長派、反市長派に割れてきた人口約2万4千人のまちは、再び揺れている。

 午前9時。リコール委の委員長を務める川原慎一さん(42)が、リコール委の仲間4人と市庁舎内にある市選管事務局の入り口に立った。一礼し、入室する。左腕には、今回の運動用に自分たちで新調した「Recall」(リコール)と書かれた黄色の腕章が巻かれていた。

 「竹原市長は2度にわたる選挙で市民に選ばれました。市民は官民格差の是正を柱とした『改革』に期待したが、やり方があまりに独善的であります」

 流れる汗をぬぐおうともせず、用意した請求理由を3分ほどで読み上げる。自身を解職請求の代表者とする申請書を選管側に提出した。

 市内でギフト店を営むかたわら4年前から市のPTA連絡協議会の会長を務める。竹原市長が市議だった時代からつきあいがあり、教育問題への熱意は感じていたという。

 が、昨年5月に出直し選挙で再選を果たすと、竹原市長の政治手法は強引さが目立ち始めた。障害者の出生を否定するような市長のブログ記述が問題になった際は、謝罪を求めに市庁舎に出向いた。しかし、市長は面会に応じず、姿を見せなかった。

 「竹原市政の先に展望は見えない」。今年1月、20〜40代の約50人と竹原市長のリコールを視野に入れた市民団体を立ち上げた。「阿久根の将来を考える会」。これがリコール委に発展した。

 竹原市長は議会への出席をボイコットしたり、議会を開かないまま専決処分を繰り返したりし始めた。知事に違法性を指摘され、今月末に臨時議会を招集すると公表し、懲戒免職にした係長は復職させたが、体質は変わっていないとみている。

 事前の取材に川原さんは「私も商売をやっており、(運動の失敗や支持者の反発を想像すると)正直怖いが、子どもたちに、どうこの阿久根をバトンタッチするかを第一に考えることにした」と漏らしていた。16日の届け出を終えた川原さんは、取材に「リコール活動を宣言して以来、道のりは正直長かった。運動はこれからだが、身の引き締まる思いだ」と緊張感を漂わせた。

 一方、2日に就任した元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎副市長は、午前9時45分から、市庁舎の大会議室で記者会見を開いた。竹原市長の「市民が市政に関心をもって頂くのは結構なことだ」とするコメントを公表し、「市長は前から予定していた公用で出かけて不在」と語った。

 会見場には約30人の報道陣が詰めかけた。リコールが始まることへの見解を問われた仙波副市長は「市民への市政に関する説明が不十分であったために運動が始まったわけで、改めるべきは改めないといけない」と語った。

 それでも、表情に不満の色は隠せなかった。「もう少し様子を見てもよかったのではないか。臨時議会も(25日に)開くし、(懲戒免職にした)係長も復職させた。職員労組との窓口も復活させる。大きな争点はクリアしている。何が争点なのか。不思議だ」と市長を擁護した。

 市民の反応は割れている。

 阿久根市議会(定数16)のうち、反市長派は12人、市長派は4人とされる。市長を支持する男性(72)は「リコールは仕方ない。反対派市議が先導しているのだから」。だが住民投票が実施されても解職賛成は過半数に至らないとみる。「それだけ市長への支持は根強い。市長はいいことばかりしてくれている」

 一方、市長を支持しないという自営業の男性(56)は「今のままじゃよくない」とリコール成立に期待する。「何でも自分の考えを押し付ける市長ではいけない。ただ解職が成立して市長選になっても、問題は、次の市長に誰がなるかだ」

1439チバQ:2010/08/22(日) 22:09:36
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/192538
福岡県添田町長選 寺西氏が初当選 山本文男氏破り39年ぶり新町長
2010年8月22日 21:21 カテゴリー:九州 > 福岡 政治
 全国町村会長を務め、福岡県町村会の汚職事件で贈賄罪に問われた山本文男氏(84)=公判中=の辞職に伴う福岡県添田町の出直し町長選は22日投開票され、新人で前副町長の寺西明男氏(60)=社民推薦=が、11回目の当選を目指した山本前町長と、新人で会社員の山本文隆氏(62)=共産支持=を破り、初当選した。添田町では1971年以来、山本文男氏が10期連続で町長を続けてきたが、39年ぶりに新町長が誕生した。

 町長選は「山本町政」の継続と、刑事被告人である山本文男氏が町長に返り咲くことの是非が焦点となったが、有権者は町政刷新を選択した。投票率は80・03%で、前回の選挙戦(95年)を6・38ポイント下回った。

 山本文男氏は福岡県後期高齢者医療広域連合の設立をめぐり、前副知事に現金を渡し町村会に有利な調整を働きかけたとして逮捕、起訴された。公判では起訴内容を全面的に認めた。住民団体がリコール(解職請求)運動を始め、住民投票の実施が決まった7月に辞職したが、直後に町長選への立候補を表明。農林業や観光の新たな振興策を「後任に引き継ぐ」とアピールした。

 これに対し、寺西氏は副町長として山本文男氏を支えていたが、たもとを分かって前町長の政治を「独善的な体質」と批判。「町民の知恵、アイデアなどを結集したまちづくりを進める」と住民参加型の町政への転換を約束し、変革を求める有権者の支持を集めた。山本文隆氏は「ガラス張りの町政の実現」を掲げたが届かなかった。

=2010/08/22 西日本新聞=

1440チバQ:2010/08/23(月) 13:30:05
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100823k0000e040058000c.html
民主:古賀議員を損賠提訴 元後援会事務所長、不当解雇で
 民主党の古賀一成衆院議員(63)=比例九州=の地元後援会事務所長だった福岡県久留米市の男性(61)が、不当解雇されたとして、古賀氏に1140万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こした。男性は23日、福岡市で会見し「老後の生活をめちゃくちゃにされた」と訴えた。

 訴状によると、男性は09年、衆院選の合同選対本部事務局長と選挙後の後援会久留米事務所長への就任を依頼され「月額30万円の給与で3年契約」で口頭による雇用契約を結んだ。勤務先を退職し働き始めたが、10年3月に解雇された。3年契約が満了となる12年7月まで支払われるはずの賃金840万円と慰謝料300万円を求めた。

 古賀議員は当選7回。昨夏の衆院選では福岡6区から出馬したが、鳩山邦夫氏に敗れ比例で復活当選した。古賀議員の弁護士は「信頼関係の破壊や業務不履行などもあり解約した。詳細は法廷で明らかにする」と話した。

1441チバQ:2010/08/23(月) 13:31:44
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100823ddlk40010182000c.html
選挙:添田町長選 出直し選、寺西氏「転換」かじ取り 39年ぶり新町長誕生 /福岡
 ◇リコール派の支持など受け
 22日に投開票された出直し添田町長選は、新人の前副町長、寺西明男氏(60)が初当選し、39年ぶりに新町長が誕生した。前町長のリコール運動を進めた町民らの支持を受け、「町政転換」「対話する町づくり」との訴えの浸透に成功した。

 当日有権者数は9708人(男4450人、女5258人)、投票率は80・03%だった。

 寺西氏の出馬表明は告示1カ月前と出遅れたが、補佐役として支えた前町長の山本文男氏(84)との決別を訴え、リコール運動を主導した町議らが全面的に支援。従来は前町長支持だった町内区長の半数近くから支持を得たほか、町職労など推薦団体も活発に動き、町内全約40地区に担当者を配置するきめ細かい運動が奏功した。

 山本文男氏は高齢者など古くからの支持者を頼みとしたが、自らの贈賄事件やリコール運動による逆風は想像以上に強かった。終盤には地域で直接声をかけ、握手をする運動を展開したが、支持回復には至らなかった。

 リコール派の一部住民の支援も受けた新人の会社員、山本文隆氏(62)は「ガラス張りの町政実現」を強調。ボランティアらの後援会が動き、草の根運動で支持拡大を狙ったが、及ばなかった。【林田雅浩】

 ◆有権者の声

 ◇自由に発言でき、意欲的な役場に−−主婦、濱田八枝さん(66)
 役場の意欲のなさが気になっていた。職員が自ら考え、自由に意見できる意欲的な職場に変えてほしい。また、役場を退職後に町施設などに「天下り」する慣習をやめ、できるだけ若い人を雇うようにしてほしい。

 ◇閉鎖的な役場をガラス張りに−−無職、繁政光さん(79)
 情報公開請求にほとんど応じない閉鎖的な役場を改革すべきだ。まずはガラス張りの町政。政策や自身について説明責任を果たす町長であれば、町民はいくらでも協力する。雇用と農林業振興に力を注いでほしい。

 ◇豊かな文化、伝統 英彦山発信して−−町観光ガイドボランティア、早田真智子さん(58)
 町の宝である英彦山にもっと目を向け、豊かな文化、伝統を掘り起こして発信してほしい。そのためには職員ももっと勉強が必要。英彦山の価値を守り、高める町長であってほしい。

==============

 ■開票結果■

 =選管最終発表

当 2,989 寺西明男 60 無新

  2,495 山本文男 84 無前

  2,226 山本文隆 62 無新

==============

 ◇添田町長略歴
寺西明男(てらにし・あきお) 60 無新(1)

 [元]副町長[歴]県自然環境課長・大阪事務所長▽福岡大

〔筑豊版〕

1442チバQ:2010/08/23(月) 13:41:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/192575
君臨39年 離れた町民 落選の山本文男前添田町長 「拘置が響いた…」 あいさつ2分、力なく
2010年8月23日 01:27 カテゴリー:社会 九州 > 福岡

 いつかこの日が来ることを予想していたのか。22日投開票された福岡県添田町の出直し町長選で落選した前町長の山本文男氏(84)。「40年近く町長を務めてきたが、最後にこういう結果になってしまった」と支援者に硬い表情で頭を下げた。39年間にわたって町長を務め、「山本王国」と呼ばれる盤石の地盤を誇った前町長は、2分であいさつを切り上げ事務所を去った。山本氏が地方政治家の「顔」だった時代に終止符が打たれた。

 「私のことはみんな知っている。(町内を)回る必要はない」。3回続けて無投票だったため、選挙戦は15年ぶりだったが山本氏は強気だった。

 告示前の11日に開いた記者会見では、贈賄罪に問われた事件に関し「予想もしなかった」と淡々と語り、町長選については「自信がなかったら出ない」と笑ってみせた。

 長く町政に君臨し、福岡県町村会長、全国町村会長として国や県とわたりあってきた自負心をうかがわせた。しかし、本人の思いと周囲の受け止めは違った。

 迎えた告示日。高齢者が目立つ出陣式で、応援演説に立った町議たちは「今回は厳しい」と口をそろえた。厳しい残暑の中での選挙戦。積極的に街頭を駆け巡った他の候補者とは対照的に、山本氏の動きは重かった。

 「ハコモノ行政」「長期政権」への批判、加えて汚職事件。「手応えが分からない。(町議選を含む)13回の選挙で初めてだ」。久しぶりの選挙戦は思い描いていた展開ではなかった。投開票前日の21日、取材に答える山本氏から強気の言葉が消えた。「(町長選に)出るつもりはなかった」ともこぼした。

 この間、揺れた発言は劣勢と時代の変化を感じ取ったからなのか。午後9時前、結果が伝えられた。報道陣を閉め出した事務所で山本氏は、「おれが(事件で)拘置されていたのが響いた」。後援会幹部にそうつぶやいたという。

 事務所を出た山本氏は支援者に「私の不徳の致すところ。おわびします」と述べた。ワンマン、剛腕と称された力強さは過去のものになった。

=2010/08/23付 西日本新聞朝刊=

当 寺西 明男 無 新 2989

  山本 文男 無 前 2495

  山本 文隆 無 新 2226

当日有権者数9708人 投票率80・03%

1443チバQ:2010/08/24(火) 13:03:04
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082401000306.html
政調費でボクシング観戦 長崎県議「勝負学び有益」
 長崎県議会の楠大典県議(63)が、2009年度の政務調査費でプロボクシングのチケットを購入し、観戦していたことが24日、県が公開した収支報告書で分かった。

 楠県議は取材に対し「生死を懸けた真剣勝負の世界を学ぶことは議員活動にも有益で、支出は適正と考えた」と話しており、返納する考えはないという。

 報告書には、昨年4月に岐阜市で開かれた「第30回岐阜ボクシングカーニバル」のリングサイド席チケット(1万円)を添付。「中京女子大レスリング関係者と国内スポーツの現状について意見交換」と記入し、交通費や宿泊費を合わせ計約5万5千円を計上した。

 中京女子大(現・至学館大)レスリング関係者と会ったのは、試合の翌日だったという。

 楠県議によると、知人の引退試合を観戦したといい「17年間応援してきたので最後を見届けようと思った。収支報告書には詳細を記載できなかった」と話している。

2010/08/24 11:42 【共同通信

1444チバQ:2010/08/24(火) 13:04:22
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100821-OYT1T00418.htm
福岡・県議6人、政調費でゴルフや飲酒

 福岡県議会の自民党議員6人が、政策の調査研究のために支給される政務調査費を使い、ゴルフ中心で飲酒も伴う党県議団の「夏季研修会」に参加していたことがわかった。


 党県議団は「全くの懇親の場だった」と不適切支出だったことを認め、全額を返納させる方針。

 6人は、秋田章二(60)、阿部弘樹(48)、浦田憲一(68)、塩川秀敏(61)、月形祐二(52)、日野喜美男(77)の各議員。

 複数の出席者によると、研修会は昨年9月15〜16日、熊本県阿蘇市のホテルを拠点に懇親目的で開かれた。希望者はゴルフコンペに参加し、夕食でバーベキューを食べ、ビールなどを飲んだ。

 政調費の2009年度の収支報告書に、この研修会費として日野議員は2万円、残る5人は3万円の領収書を添付した。

 政調費に関する県議会の事務処理要領は、会派での懇親や飲酒を伴う会合への支出を「不適当」と明記している。

 阿部議員は「領収書のただし書きが研修会となっていたので、よく確認せず誤って提出した」と説明。浦田、月形両議員は「政調費の使い方に対する認識が甘かった」と語った。党県議団の蔵内勇夫会長は「政調費の対象外の会合。返納したい」と話している。

(2010年8月21日15時44分 読売新聞)

1445チバQ:2010/08/24(火) 13:05:37
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201008170029.html
鹿児島市議会の民主党会派、政調費で人数を超えるPC
2010年8月18日

 鹿児島市議会の民主党会派「民主市民クラブ」(6人)が、市から会派に支給された2008、09年度の政務調査費で、会派人数を超えるパソコン10台を購入していたことが、朝日新聞が情報公開請求で入手した報告書でわかった。同会派はパソコンの私的利用について「分からない」としている。いずれも3月の後半にパソコンや高額な映像装置プロジェクターなどを相次いで購入しており、年度末の「駆け込み消費」だった可能性もある。

 公開された政務調査費収支報告書(領収書)によると、同会派は1台あたり5万5704円〜19万5800円のパソコンを08年度に7台、09年度に3台購入した。

 同会派は基準に従って支出しており問題はないとの立場。経理責任者の伊地知紘徳市議は「各自が複数のパソコンを所有して、自宅や個人事務所に持ち帰って使っているため台数が多い」と説明する。市条例で禁じられている私的利用や選挙活動での使用については「調べたことがないので分からないが、明確な公私の線引きは難しい」として否定しなかった。

 ただ、パソコンなどの電子機器の購入はいずれも年度末の3月に支出が集中。10年3月18日にはパソコン3台など(計58万5460円)を一度に注文。09年3月28〜31日には、パソコン3台や名刺管理ソフト、プロジェクターなど計76万1585円分を購入した。

 支給された政務調査費は年度末に余った分を返さなければならない。

 伊地知市議は「高額なものを年度の初めに買うと(政務調査費が不足し)後の活動が制限される。余った分は返還しており『駆け込み』ではない」と主張する。09年度は48万円を返還している。

 同市議会の政務調査費は、議員1人あたり毎月15万円で人数に応じて会派に配られる。同会派は約2年間で245万円をパソコンやデジタルカメラなど電子機器購入に充てていた。

 同市議会はパソコンなどの購入は認めており、09年度には最大会派の自民党新政会(16人)がパソコン5台、ビデオカメラ3台など176万円、公明党市議団(6人)がパソコン3台など88万円などを「パソコン等事務機器購入費」として計上した。しかし、民主クラブ以外の購入パソコン台数は所属議員数を超えていない。

 パソコンやデジタルカメラなどは「公務と私用の区別が難しい」との理由から、政務調査費を充てることを制限している自治体もある。議員1人あたり月30万円が会派に支給される県議会では、パソコンなど購入の場合、半額は自腹で賄うよう定めている。

 鹿児島市議会ではこうした制限はない。民主市民クラブの支出について、市議会事務局は「単年度収支としては問題はないと認識しているが、経年で見た場合にそういった問題意識も必要かもしれない」としている。(森本浩一郎)

1446チバQ:2010/08/24(火) 13:11:11
http://kumanichi.com/news/local/main/20100817003.shtml
エアコン、本棚…県議ら政務調査費で備品購入 2010年08月17日


 県議会議員の事務所のエアコンや本棚、パソコン、プリンターなどの備品購入に2009年度の政務調査費が充てられていたことが16日、分かった。政調費による高額な備品購入は「個人資産の形成につながる」との批判があり、茨城県かすみがうら市などでは返還を求める住民訴訟も起きている。

 熊本県議会の収支報告書などによると、自民党の重村栄氏(荒尾市区)は昨年6月、4万7250円でエアコンを購入し、地元の事務所に取り付けた。重村氏は「事務所で住民と意見交換するのに必要だった。リースでは、かえって高額になる」と話した。

 同年6月に木製の本棚代6万9800円を支払った同党の山口裕氏(上天草市区)も「資料を保存・整理するために必要だった」と説明。「議員でなければ必要ない備品なので、政調費からの支出は妥当。議員でなくなれば返還も考える」としている。

 パソコンは、自民党6人と公明党2人の8人が計9台購入し、総額78万2866円に上った。後援会活動などでも使うとして、うち4人は費用を案分し、半額や80%を政調費で支払った。プリンター(5万5千円)やソフトウエア(6万7830円)に支出した議員もいた。

 県議会の「政務調査費事務処理の手引き」はパソコンへの充当は認めているが、福岡、佐賀、大分の3県議会は「リース契約が望ましい」と明記している。

 熊本大法学部の鈴木桂樹教授(政治学)は「政調費は県議の給与ではなく、県民の暮らしを充実させるもの。こうした使途によって県民が納得できる成果をどう出したのか、県議には説明する責任がある」と指摘している。

 熊本県議会は09年度分から収支報告書に領収証の添付を義務付けた。(県政取材班)

http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100817ddlk43010348000c.html
政務調査費:大学院学費はOK? 濱田県議、判例容認も自主返還へ /熊本
 民主党の濱田大造県議(40)が、政務調査費から支出していた大学院学費50万円余りを、修正、返還する手続きを進めていることが分かった。判例では公共政策大学院のような場合は支出が認められているが、自主的に修正を決めた。政調費の使途について関心が高まる中、どこまで支出できるか議員らは対応に苦慮している。

 濱田議員は08年4月、熊本大大学院社会文化科学研究科の政策研究コース修士課程に入学。09年度の授業料計53万5800円を、研修会参加費用にあたる政調費の「研修費」として支出した。08年度も同額を支出した。

 県議会では、県政に関する調査研究経費として、政調費を議員1人月30万円支給している。県議会事務局は「他県の判例を見ても認められている」と説明しており、政調費を使うかどうかは議員の判断。濱田議員は「大学院は政策能力を高めるためにも効率的で、慎重に判断して計上したが、疑問を抱く人がいるので返還することにした」と話した。

【結城かほる】

1447チバQ:2010/08/24(火) 13:12:25
http://www.asahi.com/politics/update/0813/SEB201008120064.html
政調費で戦車プラモデルのカタログ 福岡県議2010年8月14日22時57分


 福岡県議会の井上敏和議員(36)=民主・県政クラブ=が2009年度の政務調査費の収支報告書に、プラモデルのカタログ本のレシート(4095円)を添付していたことがわかった。井上氏は「個人的に購入したカタログ本で、公益法人関係の本の領収書と間違って添付した。修正したい」と話している。

 カタログ本の題名は「パンツァーファイル2009」。戦車のプラモデルなどが写真入りで掲載されている。レシートに書名はなかったが、印字された国際標準図書番号から判明した。

 井上氏が添付した領収書の中には手書きの領収書もあった。「本代」とだけ記され、額面は3360円。井上氏は「政務調査に関する本のはずだが、具体的な書名は分からない」としている。

1448チバQ:2010/08/24(火) 13:13:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100808-OYS1T00251.htm
八代市長、県議時代に政調費駆け込み支出?
 昨年8月の熊本県八代市長選で、県議から転身して当選した福島和敏氏(67)が出馬表明の3日前に自身の活動や経歴を紹介するホームページ(HP)を新たに制作し、費用33万5000円を県議会の政務調査費で支払っていたことが分かった。

 その前月には大量の名刺やポスター印刷の代金約34万円も計上。HPについては約3か月間で閉鎖しており、福島氏は「無駄な支出だった可能性もある。返還を含めた対応を考えたい」と話している。

 福島氏は県議3期目の昨年8月16日、市長選の告示とともに議員を辞職。昨年度は4月から辞職するまでの政調費として約150万円が支給された。

 県議会に提出された政調費の収支報告書によると、福島氏は昨年5月20日にHP制作費を八代市内の業者に支払い、HPをネット上で公開した。県議としての活動状況や経歴を紹介する内容だったという。市長選への出馬表明は3日後の同月23日だった。

 福島氏によると、数年前にもHPを作ったことがあるが、業者に払う維持費がかかるために閉鎖していたという。市長選を控えた時期に再び作成した理由については、「地元の知人の業者がHP制作をしていることを知り、頼むことになった。出馬が決まっていなかった数か月前から依頼しており、選挙のためではない」と説明した。

 このほかにも、福島氏は4月20日に「ポスター・チラシ印刷代」として29万2000円を政調費から支出。同30日には「名刺代」として9万1875円を支払い、うち4万5937円を政調費で賄った。関係者によると、名刺は約2000枚、ポスターとチラシは各1000枚程度だったという。

 この支出も福島氏は市長選との関連を否定したうえで「県政報告会用だったが、有権者に納得してもらえなければ、支出分を返還する」としている。

(2010年8月8日 読売新聞)

1449チバQ:2010/08/24(火) 13:14:47
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100807-OYS1T00497.htm
政調費で「美女の創りかた」、熊本市議が書籍代返還
 熊本市の日和田敬子(よしこ)市議(56)(公明)が、2008年度の政務調査費で購入した書籍「世界一の美女の創りかた」など5冊について、住民監査請求に伴う市監査委員の指摘を受け、7月に購入費計7765円を市に返還していたことが分かった。日和田氏は「有権者に理解してもらえないと判断した」と説明している。

 市議会事務局によると、日和田氏は08年度、計240万円の政務調査費を支給され、うち16万4235円を新聞や書籍の購入代に充てる「資料購入費」として支出した。

 購入費を返還した書籍はほかに、「パリの小さな店案内」「赤毛のアンの世界」「願いを聞いてもらう方法」「カンボジア旅行記」。

 「世界一の――」は、日本人をミス・ユニバースに育てた外国人の著書で全167ページ。冒頭の15ページに自信を持つことの大切さなどが書かれ、残りは香水のつけ方や美しく見える化粧法などについて図や文が続く。

 読売新聞の取材に日和田氏は「女性の生き方や働き方、教育論を考える参考に買った」と釈明。パリの街並みの写真を多数掲載した「パリの小さな店案内」については「地元商店街の活性化のため、小規模店舗が多いパリを勉強しようと買った」と話した。

 市民団体が6月、熊本市議による不適切な政務調査費の返還を求めて住民監査請求し、公表された監査報告書の中で、日和田氏の書籍購入と費用返還が明らかになった。

(2010年8月7日 読売新聞)

1450チバQ:2010/08/24(火) 13:19:28
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082401000046.html
住民監査「テロに等しい」 政調費問題で熊本市議
 熊本市議40人の政務調査費の使途に不適切な点があったとして、地元の市民団体「政務調査費を透明にする会」が行った住民監査請求について、監査対象の一人とされた下川寛市議(50)がブログに「私たちの一部ではテロに等しいように感じている」と書き込んでいたことが24日、分かった。

 地方自治法に基づく監査請求を「テロ」と表現された同会の金津紀代代表(72)は「ブログを見てびっくりした。市政への市民参画の流れから外れている」と批判。

 下川市議は「反発も予想して書いた。抗議に来られれば、公開討論なども考えている」と説明し、監査請求によって「(監査委員への)説明のため議員活動の時間が割かれる上、議員全体が悪いイメージを持たれかねない」と主張している。

 熊本市は市議1人当たり年間240万円の政務調査費を支給。「透明にする会」は6月、2008年度分について、高額のパソコンやデジタルカメラの購入などを問題視して市監査委員に監査を請求、今月2日に「明らかに市政と関連が認められない支出とは言えない」として退けられた。

2010/08/24 06:28 【共同通信

1451チバQ:2010/08/24(火) 13:22:09
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001008190001
県議 運転代行 5人支出
2010年08月20日

 すし店や居酒屋などでの会合に政務調査費が支出されていた問題に関連し、県議会議員5人が、飲酒後に利用した運転代行代にも政調費を充てていたことが分かった。5人で60回計14万円。会合そのものが「調査研究」で代行代も認められた支出だが、他の自治体では、飲酒への充当を禁止した議会や、代行代を自主返還した議員もいる。「市民の理解が得られない」との声もある。(小川直樹)


 公開された2009年度政務調査費の領収書によると、運転代行代を計上したのは、民主1、自民3、無所属1の議員5人。最も多い議員は、39回で計9万400円を計上し、回数全体の65%を占めた。その議員は、昨年6月、佐賀市内のすし屋で、国会議員との会合で飲酒後、自宅まで運転代行を利用し、2500円を政調費に計上。3月には、佐賀市議団と居酒屋で会合を開き、同様に帰宅。いずれの会合の会費5千円も政調費から支出した。


 また、ほかの議員は、昨年6月、福岡県久留米市の焼き肉・韓国料理店で会食後、4100円で運転代行で帰宅。祝賀会や区長会との会合などからの帰りの運転代行にも、政調費を充てていた。


 一方で、運転代行は1件も計上しなくても、飲酒を伴ったとみられる懇談会に参加するたびに、タクシーを利用していた議員も複数いた。


 県議会の「政務調査費の手引」では、会合の目的が「調査研究」と認められれば、1人当たり5千円を上限に政調費を充てることができる。充てられない場合を「親睦会又は飲食を目的とした会合」とだけ定め、議会事務局は「議員からの聞き取りなどでチェックしている」というが、領収書や活動報告書では「懇親会」や「祝賀会」などの名目も目立った。


 議会事務局の担当者によると、08年3月に指針を決めた際、「飲酒を含めた飲食の是非は議論された」というが、現在の指針では、会合が調査研究目的であれば、飲酒は容認されている。ある県議は「飲酒を伴う懇親会でこそ、もう少し話が聞き出せるメリットがある」と言う。会合そのものが適切であれば、タクシーや運転代行にも充当できることになる。


 しかし、全国では、飲酒やそれに伴う運転代行やタクシー利用への充当を禁止した議会もある。


 長野県議会は、09年3月に作成したマニュアルで、たとえ調査研究活動の一環だとしても、飲酒を伴う会合での飲食費には、充当を一切認めないことを決めた。


 また、運転代行代を巡っては、市民オンブズマンの指摘や市監査委員の勧告を受けた岡山県の倉敷市議会で、元職4人を含む市議10人が08年度に交付された政務調査費から支出した運転代行代約32万円を、今年3月までに市に全額返還している。


 07年9月に作った運用指針で居酒屋などでの飲酒代や、運転代行代を認めていない新潟市議会の事務局担当者は「異論も出たが、飲酒代を公費で賄うことに市民の理解が得られないとの結論に至った。今では議員からの請求自体がない」などと話している。

1452チバQ:2010/08/24(火) 13:24:03
http://www.asahi.com/politics/update/0813/SEB201008120063.html
政務調査費ですし・うな丼… 佐賀・自民県議総会の昼食2010年8月16日8時11分


 佐賀県議会の自民党県議団(30人)が2009年度、議員団総会の昼食代として、政務調査費から計約60万円を出していたことが、朝日新聞の調べで分かった。すしやうな丼、仕出し弁当などを注文していた。同様の支出例は各地でみられるが、政務調査費の使い道として不適切だと指摘した裁判の判決もある。

 同県議会(定数41)の昨年度の政務調査費の収支報告書によると、自民党は「議員団総会に伴う昼食代」として昨年4月〜今年2月に17回、計61万7121円を支出した。

 収支報告書に添付された領収書を調べると、おもな例としては、昨年4月3日、うなぎ屋からうな丼30人分(計4万5千円)▽同5月21日、旅館から1500円の弁当30個▽今年2月16日、すし屋から弁当23人分(計2万5080円)、日本料理屋から弁当7人分(計1万857円)などに政務調査費を充てていた。

 県議会事務局によると、議員団総会の昼食代は「会議費」に当たり、政務調査費でまかなうことが認められている。自民党県議団の堀田一治会長は「公的な場所に来て、公的な話をした際の昼食代なので、常識、良識の範囲内だと思っている」と話す。

 同様のケースでは福岡県議会でも09年度、民主・県政クラブがすしやうな重に計約50万円、自民党県議団がうな重や料亭の弁当に計約44万円を支出している。

 ただ、裁判の判決では別の見解もある。名古屋市議会の自民党市議団が02年度、総会などの際に政務調査費から支出した昼食代約57万円について、名古屋地裁は昨年3月、「公金を充てるべきではない」との判断を示し、名古屋高裁も支持。市議団は昨年10月、全額を自主返還した。

 NPO法人「市民オンブズマン連絡会議・佐賀」の味志(あじし)陽子事務局長は「政務調査費を飲食代に使わないよう再三要請してきたが改まらない。条例を改正する必要がある」と話している。(小川直樹)

     ◇

 〈政務調査費〉 政策の調査研究のため、地方議員に議員報酬とは別に交付される経費。佐賀県議会では現在、議員1人あたり月25万円が所属会派に交付される。

1453チバQ:2010/08/24(火) 13:27:23
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100805-OYS1T00197.htm
有権者と飲食・高額タクシー、不適切政調費底なし
 福岡県議会で複数の議員が、官能小説の購入やブログの添削料などに政務調査費を使っていた問題で、ほかにも公職選挙法に触れると知りながら飲食をふるまったり、高額のタクシー代を頻繁に使ったりした議員がいることが読売新聞の調べでわかった。

 同県議会では政務調査費の領収書について、議員側が支払先などを黒塗りにして提出できる特異な制度になっていることも新たに判明。公金に対する認識の欠如だけでなく、チェック機能が働いていない実態が浮かび上がった。

 浦田憲一議員(68)(自民党県議団)は昨年7月、「会議のための食糧費」として11万2000円を支出。浦田議員によると、商店街活性化のための会議で、選挙区の有権者7人を含む18人が参加した。選挙区内の人に飲食を提供することは公選法で禁じられているが、浦田議員は「法に触れると知っていたが、選挙区外の人の分を払う以上、差はつけられない」と主張した。

 副議長の林裕二議員(60)(緑友会)は昨年度のタクシー代で、5000円以上の12回分を含む約40回分(約16万5000円)を支出した。県議会の要項でタクシーの利用は「やむを得ない必要最小限度」とされるが、朝倉郡区選出の林議員は「福岡市内は土地鑑もなく、駐車場を探すのに時間がかかるのでタクシーを使った」と話した。

 このほか、政党主催のセミナー会費や年間350冊以上の書籍、持ち運び式DVDプレーヤー、選挙区内の有権者らとの会合で約2万5000円(5人分)のすし代――など、政調費の収支報告書には、県民感覚からは理解しがたい記述が続く。

 福岡県議を巡る一連の不適切な支出は、昨年度分から提出が義務付けられた領収書を基に取材して判明した。しかし、疑問点が明らかにならないケースも多い。

 議員が外部に委託する調査や事務員らの人件費については、ほとんどが支払先を議員側が黒塗りにしていた。金額と支払時期以外は何も読み取れず、受け取る側の議会事務局もチェックできない。

(2010年8月5日 読売新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/188974
公費で「寄付」習慣化 違法行為の認識甘く 県議会政調費問題
2010年8月5日 06:07 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡県議会で相次いで発覚した政務調査費の不適正支出は、公費の使途のずさんさばかりでなく、有権者への「寄付行為」を禁じた公職選挙法に抵触する問題をはらんでいる。高額な食事の提供以外に、3人の県議が政務調査費で県民手帳を大量購入して支援者などに配っていた事例も発覚。違法性が疑われる行為に公費が使われている実態は、県民の厳しい批判を浴びそうだ。

 10万円以上の高額な食事を有権者に提供していた浦田憲一氏(68)=田川市、自民党県議団=の場合、昨年6月の食事代にあいまいな点がある。政務調査費の収支報告書に添付したのは、施設を経営する会社が浦田氏にあてた領収書で、金額は15万5千円(10人分)。だが料理を配達した飲食店の領収書は12万円(15人分)だった。浦田氏は「差額は菓子と茶とジュース代」と説明するが、領収書は示していない。

 食事について「鉢盛りなど豪華すぎた」とする浦田氏に対し、関係者の一人は「千円もしない弁当が出た。茶も施設のものだ」と食い違う。

 昨年7月の会合も含め、田川市内の有権者がいた。浦田氏は「(寄付が)禁止なのは知っている。ただ、人をえり分けできなかった」と説明。浦田氏は、こうした会合を年に数回行っているという。

 有権者に対する「寄付行為」が疑われる事例はほかにもある。2009年度の政務調査費収支報告書によると、月形祐二氏(52)=前原市・糸島郡、自民党県議団=は今年1月、福岡県統計協会が刊行している「県民手帳」の標準判200冊の代金11万円を政務調査費から支出。地元で100人以上に配布。それまでも毎年配っていた。

 野下昭宣氏(69)=直方市、緑友会=も昨年12月に県民手帳のポケット判500冊、22万5千円の全額を政務調査費で負担、300冊以上を市内で配った。初当選した二十数年前から配っていたという。野下氏は「手帳は支持者に喜んでもらえる。票の見返りは求めていない」と話した。

 原竹岩海氏(57)=筑紫野市、民主・県政クラブ=も同月、ポケット判300冊を政務調査費で購入、市内などの後援会員に配っていた。

=2010/08/05付 西日本新聞朝刊=

1454チバQ:2010/08/25(水) 22:31:43
>>1425>>1438
もう阿久根ネタ飽きた・・・
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082501000665.html
阿久根市長解職投票、確実な情勢 必要な署名数上回る
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)を目指す市民団体「阿久根市長リコール委員会」は25日、同日正午までに8420人分の署名が集まったと発表した。請求には有権者の3分の1にあたる約6700人以上の署名が必要で、市選管の審査などを経て住民投票が実施されることがほぼ確実な情勢となった。

 署名集めの期限の9月17日まで活動を続ける方針。

 リコール委が目標としていた8千人を署名活動開始から1週間で既に超えたことになり、川原慎一委員長は「予想外の勢い。法の抜け道を突いて自分のやりたいようにしている市長に、市民が危機感を抱いている。今後も署名数をできるだけ伸ばしたい」と話した。

 リコール委は17日に市選挙28899件管理委員会から署名活動に必要な証明書の交付を受けていた。住民投票で過半数が賛成すれば市長は失職し、50日以内に出直し市長選が行われる。


http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100826k0000m040033000c.html?link_id=RSH04
阿久根市:仙波氏副市長人事、議会が不承認

臨時議会で答弁するため挙手する竹原信一市長(右)。左は仙波敏郎氏=鹿児島県阿久根市の阿久根市役所で2010年8月25日午後1時35分、矢頭智剛撮影 鹿児島県阿久根市の臨時市議会が25日、約4カ月ぶりに開会し、議会招集を拒んでいた竹原市長が約半年ぶりに議場に姿を見せた。竹原市長が議会に諮らず専決処分で選任した元愛媛県警巡査部長、仙波敏郎氏(61)の副市長人事について約4時間、議論し反対多数で不承認となった。竹原市長は専決処分の有効性を主張し、議決を無視する構えだ。

 仙波氏選任の人事案件は当初、16番目に審議予定だったが、定数16のうち12人を占める反市長派が、最初に審議するよう求める緊急動議を提出し可決。反市長派議員が「専決処分の要件に該当せず違法」と批判したのに対し竹原市長は「議会が市長に不信任の状況では専決は有効」と反論。激しい応酬の末、不承認となった。

 竹原市長は3月議会中の3月4日「議場にマスコミがいる」として本会議出席を拒否。6月議会も「市議会が市長不信任状態」として招集せず、副市長人事をはじめ専決処分を乱発した。伊藤祐一郎知事の2度の是正勧告も無視したが、仙波氏の進言を受け入れる形で議会招集に応じる方針に転じた。

 地方自治法などで、専決処分は議会で不承認となっても効力を失わないとされる。ただ今回の副市長選任は、市長が議会招集請求を無視した違法状態での専決のため県も無効との見解を示していた。

 仙波氏は不承認とされた後、記者団に「議決が済んだので、晴れて副市長の仕事ができる。専決優先だから。これが法治国家だ」などと述べた。

 臨時市議会の会期は26日までの2日間。【福岡静哉、馬場茂】


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010082500790
副市長選任、「有効か分からない」=阿久根市議会の不承認で−総務省
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏の人事案件を同市議会が不承認としたが、この選任が現時点で法的に有効な状態なのかについて総務省の担当者は「コメントできない。分からないとしか言いようがない」としている。
 同省によると、地方自治法上、首長が専決処分をした案件については基本的に次の議会で報告し、承認を求めなければならないが、通常は承認を得られなくても効力は失われない。
 しかし今回は、市議が臨時議会の招集を請求したにもかかわらず、竹原市長が自治法上の期限内に応じなかった「違法状態」の中での選任。また、「緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がない」などの専決処分の要件に該当するかどうかも問われる。担当者は「専決処分の時点で適法だったかが問題だ」としている。 (2010/08/25-18:23)

1455名無しさん:2010/08/26(木) 23:50:31
http://www.asahi.com/politics/update/0826/SEB201008260017.html
福岡市長選、民放アナ擁立検討 自民、3会派合同で2010年8月26日18時39分

 11月14日投開票の福岡市長選で、市議会最大会派の自民党は、福岡市に本社がある民放の30代の男性アナウンサーを擁立する方向で検討に入った。近く正式に立候補を要請する見通しだ。

 関係者によると、アナウンサーは情報番組の司会を務めるなど知名度が高い。10月31日の告示までは残り2カ月だが、短期間で有権者に浸透できると判断したという。

 自民は公明党と保守系の「みらい福岡」の市議会3会派合同で候補者を擁立する方針。自民は参院選後の7〜8月、会社社長や大学教授に出馬を要請したが固辞されて断念し、候補者の選定を急いでいる。

 同市長選には、民主党に推薦願を出している現職の吉田宏氏(53)と元佐賀市長の木下敏之氏(50)、共産党が推薦する西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)、前市教育長の植木とみ子氏(61)、前福岡市議の荒木龍昇氏(58)らも立候補を予定している。

http://www.data-max.co.jp/2010/08/kbc17.html
KBC高島アナが出馬?〜福岡市長選アラカルト(17)
2010福岡市長選2010年8月25日 17:55 11月14日に投開票が行なわれる福岡市長選に、立候補予定者として、思いもかけぬ名前があがっている。それがKBC九州朝日放送のアナウンサー、高島宗一郎氏(35)。関係者によると、自民党が擁立する推薦候補として検討されており、高島氏本人も「2、3日中には決めたい」と、話しているという。

 同党は、すでに報じられている通り、地場企業の経営者を擁立しようとして失敗。水面下で交渉を続けていた大学教授にも断られた。お次は福岡選出の国会議員もしくは地方議員か。さまざまな名前が浮かんでは消え、「このまま候補を立てないのでは」とさえささやかれ始めていた矢先のことである。

 とはいえ、高島アナはKBCの社員。市長を目指す以上、職を辞さなければならない。看板番組で活躍する人気アナだけに、同局への負担も少なくはないだろう。そこで、KBC広報へ局内の状況を聞いたところ、のちに"かなりの情報通"と自称した社員から「それは本当ですか?」と逆に根掘り葉掘り質問された。どうやら、まだトップシークレットのようである。

 テレビ番組を通して、福岡市民における知名度では抜群と言える高島アナ。出馬となれば、同市長選の構図は大きく変わることになるだろう。はたして、本当に出馬するのだろうか。ここ数日間は目が離せない。

1456チバQ:2010/08/28(土) 19:27:30
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100828-OYS1T00472.htm
福岡市長選、自民がKBC高島アナ擁立へ
 福岡市長選(10月31日告示、11月14日投開票)について、自民党市議団は28日、九州朝日放送(KBC、福岡市)のアナウンサー、高島宗一郎氏(35)を擁立することを決めた。市議団によると、高島氏も立候補に意欲を示しているという。

 高島氏擁立は市役所で開いた非公開の会合で決定。市議団の小畠久弥会長によると、高島氏が観光による市勢発展や産業振興などへの熱意を記した書面が読み上げられた。小畠会長は「高島氏は清新さがあり、従来の自民党のカラーを打ち破る魅力がある」と決定理由を述べた。

 市議団は近く党県連に報告し、高島氏の推薦を求める。また、公明党市議団と保守系会派「みらい福岡」にも協力を求めており、2会派の結論がまとまり次第、高島氏へ正式に立候補を要請する。自民党市議団はこれまで会社経営者や大学教授らに立候補を打診したが、固持されるなどして断念していた。

 高島氏は大分市出身。独協大法学部を卒業後、1997年にKBC入社。最近は情報番組の司会などを担当していた。

 市長選はほかに、現職・吉田宏氏(53)、共産党推薦で西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)、前市教育長・植木とみ子氏(61)、元佐賀市長・木下敏之氏(50)、市民団体代表・荒木龍昇氏(58)が立候補を表明している。

(2010年8月28日 読売新聞)

1457チバQ:2010/08/29(日) 19:01:46
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100828-OYS1T00474.htm
民主県連、福岡市長選で現職・吉田氏を推薦
 民主党福岡県連は28日、福岡市で臨時常任幹事会を開き、現職の吉田氏を前回に続いて推薦することを決めた。30日に党本部に申請する。

 幹事会は地元国会議員らが出席し、非公開で開催。吉村敏男・党県連幹事長は終了後、「前回推薦した現職を継続して支援し、民主党市政の確立を目指したい」と推薦理由を説明した。

 吉田氏は7月に推薦願を提出。県連内には、吉田氏が国政選挙で中立を保ち、党の候補を支援しなかったことなどへの反発があったが、吉田氏が27日の県連幹部との面会で陳謝したことで落ち着いた。

 民主党には木下氏も推薦願を提出しているが、県連は吉田氏推薦を決めたため、木下氏についての協議は行わない方針。木下氏は推薦を得られなくても立候補する意向を示している。

(2010年8月28日 読売新聞)

1458チバQ:2010/08/30(月) 21:34:29
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100830/02.shtml
長崎市議が当て逃げか 路線バスに接触、翌日謝罪

 長崎市議の東満敏氏(69)が運転する乗用車が27日午後3時半ごろ、長崎市恵美須町の市道で路線バスに接触し、現場からそのまま走り去っていたことが29日分かった。長崎署は道交法違反(当て逃げ)の疑いもあるとみて任意で事情を聴いている。

 東市議は長崎新聞社の取材に「接触したという自覚はなかったが、当時の状況を警察から聞いて、自分に間違いないだろうと思った」と話した。東市議は28日にバスの営業所を訪れて謝罪、修理代の請求があれば支払うとしている。

 長崎署や東市議によると、市道上でUターンしようとした東市議の乗用車の左前部分が、前方で停車していた路線バスの右後方に接触したとみられる。バスの乗客にけがはなかった。バス運転手の目撃情報から東市議の車が浮上した。

 東市議は2005年1月に長崎市と合併した旧西彼外海町の選挙区(定数1)選出で、現在2期目。

1459チバQ:2010/09/02(木) 19:57:05
http://rkk.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003201009021725000111
熊本市長選自民党が幸山氏支持 (2010年9月2日 17:25 現在)

今年11月の熊本市長選挙を前にきょう熊本市議会最大会派の自民党市議団が、過去2回の市長選挙と180度舵を切り現職の幸山市長を支持することを決め市長本人にも伝えました。
任期満了にともない11月7日に予定されている熊本市長選挙にはこれまでのところ現職の幸山政史市長が三期目の立候補を表明しています。
自民党は、幸山市長が当選した過去2回の市長選挙で対立候補を推薦してきましたが今回は一転、幸山支持を打ち出しました。
江藤団長は幸山支持とした最大の理由として自民党が1996年に発議した政令市構想について幸山市長がその実現に尽力していることを挙げています。
ただし、どの政党とも等距離を保つことを身上としている幸山市長は自民党に対し正式な公認や推薦は求めず三期目に向けたマニフェスト作りなどについて政策協定などを結ぶつもりもないとしていて、自民党熊本市議団もこれについては了承しているということです。
最大会派の自民党が幸山支持に態度を変えたことに対し市民グループとともに対立候補擁立を模索している共産党市議団は「対決軸を見出せない自民党が幸山市長に片思いを寄せたのではないか」と痛烈に批判する一方で、対立候補者の人選は難航している模様です。

1460チバQ:2010/09/04(土) 20:25:24
>>1437
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-04_9852/
安里氏が要請受諾 宜野湾市長選
15日に出馬表明へ
政治 2010年9月4日 09時20分

(11時間3分前に更新)

 【宜野湾】11月28日の県知事選挙に伊波洋一市長が出馬することに伴い予定されている同市長選で、副市長の安里猛氏(58)は3日、社民党県連・共産党県委・社大党の3党からの出馬要請を受諾した。15日に正式出馬表明し、退職して選挙運動に専念する方針。

 安里氏は「これから戦いが始まる。力添えをお願いします」と述べた。

 3党は8月末、伊波市政を継承できるのは安里氏以外にないとして、立候補を要請していた。

 一方、伊波市政に批判的な県議や市議らは、12日の市議選後に候補者を選定する方針。

1461チバQ:2010/09/04(土) 20:26:23
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-04_9846/
[解説]「ねじれ」対応に苦慮 建設協支持保留
仲井真陣営 戦略に影響も
政治 2010年9月4日 09時19分

(11時間5分前に更新)

 県建設業協会が11月の県知事選で、現職の仲井真弘多氏への再出馬要請を現時点で見送る方針を決めた背景には、政権交代後の民主党政権と自民・公明両党が推す現県政との「ねじれ」に対応しきれない業界の事情がある。加えて、県発注工事の談合に絡む賠償金の支払いをめぐる県と建設業者の調停議案をすべて県議会で可決させるには、県政野党の「協力」が不可欠で一定の配慮を示したとみられる。(政経部・平良吉弥、座安あきの)

 同協会の照屋義実会長は、知事選の対応について白紙の状態を強調、候補者が出そろった時点で対応を検討する考えを示す。

 ただ、過去の主要選挙で自民党の「集票マシン」として機能し、4年前の知事選では経済界出身の仲井真氏当選に大きな役割を果たした同協会が再出馬要請の統一行動を見送った影響は大きい。

 県経済団体会議を構成する12団体の中で有力業界団体の方針転換が他の業界に波及する可能性もある。知事選出馬に意欲を示し、経済界の支援を受け正式表明のタイミングを計っていた仲井真陣営の戦略見直しにもつながりかねない。

 自民党県連幹部は「(協会内部で)どういった、議論がなされたのか現時点では分からない」と困惑。「知事選では長年、わが陣営を支援してきたので、最終的には仲井真氏を支援してもらえるだろう」と望みをつなぐ。

 一方、野党幹部は「業界を挙げて特定の候補者を推す時代ではない。今回の決定は英断だ」と評価。その上で、談合問題に関し「県が最終的に和解に応じた形だが、野党の同意が無なければ、議案は通らない。野党としても、業界の厳しい事情や業者が倒産した場合、雇用不安が生じないように対応している」と指摘し、建設業界の自主投票に期待を示す。他業界は、独自候補擁立をめざす民主党県連や、翁長雄志那覇市長への出馬要請を検討する儀間光男浦添市長らの動向を見ながら慎重に判断する方針。経済界が一枚岩となって対応するには紆余(うよ)曲折が予想される。

1462チバQ:2010/09/04(土) 20:47:37
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-03_9814/
知事候補に翁長氏ら 儀間市長 出馬要請を検討
政治 2010年9月3日 09時40分

(35時間6分前に更新)

 「県民主役の知事選挙を実現する会」共同代表の儀間光男浦添市長(67)は2日、県知事選への自身の出馬を否定した上で「条件が整えば出馬要請をしたい」と述べ、翁長雄志那覇市長(59)や経済人、学識者など複数の名前を挙げた。

 一方、翁長氏に近い関係者は「普天間飛行場の移設問題で、翁長市長は県外・国外移設を主張しており、既存施設への暫定統合を検討している儀間市長らの主張は相いれない。要請は受けないだろう」と否定的な見解を示した。

 儀間氏は「実現する会」事務局長の赤嶺昇県議(改革の会)や市内の経済界有志と同市役所で会談後、記者団の取材に答えた。

 翁長氏を推す理由として儀間氏は「県都の首長として3期の実績もある」と評価。

 経済界の有志が儀間氏の出馬を要請したのに対し「基地(キャンプ・キンザー)返還の取り組み、西海岸地区の開発、モノレールの延伸など残された浦添市には課題が多い」と否定し、翁長氏らを推す考えを伝えたとした。

 民主党代表選の動向を見極めた上で20日ごろまでに、候補者擁立の可否を判断するとしている。

1463チバQ:2010/09/04(土) 20:48:36
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100903-OYS1T00159.htm
鹿児島県議、政党活動に政調費50回使用
 鹿児島県議会の小幡兼興議員(68)(自民党県議団)が政党関係者との会合50回分を「調査活動費」として議会に申請し、2009年度の政務調査費から計約26万円を受け取っていたことが読売新聞の調べでわかった。議会の要綱では政調費を政党や選挙活動に使うことを不適当と規定。小幡議員は受領後に会合の相手や内容をすべて修正し、政調費は返還していない。同県議会の調査活動費は領収書がなくても政調費から定額支給されるため検証が難しく、「使途基準があいまい過ぎる」と批判の声が出ている。

 09年度の収支報告書によると、小幡議員は鹿児島市内などで計50回にわたって「自民党幹部」「公明党員」らを相手に「国政についての意見交換会」などの会合に参加。自民党県議団の場合、調査活動費は選挙区内が1日2400円、選挙区外は5400円が支給されるが、小幡議員は50回のうち49回を選挙区外活動としていた。

 7月下旬、小幡議員から議会事務局に「誤解を招く恐れがあるので訂正したい」と申し入れがあり、会合の相手や活動内容を修正。政党関係者だった相手は「鹿児島市内の弁護士」や「福祉関係者」らに変わり、内容も「県政についての市民相談」「県議会活動報告」などに変更された。

 修正の経緯について、小幡議員は取材に「外部から『政治活動にあたるのではないか』との指摘を受けた」と説明。「認識不足だったと反省しているが、一日に複数個所で活動しており、同じ日の別の政務活動に訂正すれば問題ない」と主張している。

 同県議会の規定では、同一日に複数個所で調査活動をした場合、すべて列記するよう求めているが、修正前は政党関係者との会合しか記載がなかった。修正後の相手先について小幡議員は「自分の手帳に記載しているが、開示する必要はない」として具体名は明らかにしていない。

(2010年9月3日 読売新聞)

1464チバQ:2010/09/05(日) 10:58:19
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-05_9888/
5市議選きょう告示 名護の与野党数焦点
宜野湾は市長選にらむ
政治 2010年9月5日 09時33分

(1時間24分前に更新)

 統一地方選は5日、名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣の5市議選が告示され、全県下で500人超が出馬を予定する選挙戦が本格的にスタートする。名護市議選では、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する稲嶺進市長を支える与党系と、移設を条件付きで容認してきた野党系との過半数争いが焦点。結果次第では、稲嶺氏の市政運営や移設問題に影響を与えるとして全国的に関心を集めている。

 現在の名護市議会(定数27)は与野党とも12人で、中立が3人と勢力は拮抗(きっこう)。今回の立候補予定者37人のうち、与党系が18人、野党系が16人とみられる。与野党とも15議席以上の獲得を目指す。

 選挙戦では地縁・血縁に頼る面も多く、移設問題の賛否を前面に掲げる候補者は少ない。

 宜野湾市では、伊波洋一市長が県知事選へ立候補を表明し、10月にも辞任予定。与野党の両陣営とも、11月の知事選と同日選挙が濃厚な市長選の前哨戦と位置付けており、勢力拡大をめぐって激しい競り合いが続いている。

 沖縄市では今回の統一地方選最多となる16人の新人が出馬予定で、南城市でも現職より多い新人が名乗りを上げている。石垣市は最も激戦区となるとみられる。

 予定候補者は4日現在、沖縄市(定数30)が37人、宜野湾市(同28)36人、南城市(同20)22人、石垣市(同22)34人となっている。

 統一地方選は7日に大宜味、伊是名両村の村長選と6町16村の議員選挙が告示され、翌日開票の竹富町を除き、12日に投開票される。19日告示、26日投開票のうるま市議選は定数34に43人が立候補する見込み。

 5日は9候補が7議席を争う粟国村議選の投開票も行われる。

1465チバQ:2010/09/05(日) 17:14:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100905-00000010-ryu-oki
名護市民 思い複雑 「地域の声に耳傾けて」 市議会議員選
琉球新報 9月5日(日)10時35分配信

 【名護】名護市議会議員選挙が5日に告示され、12日に投開票される。米軍普天間飛行場の返還・移設問題を左右する選挙として全国的に注目を集める中、基地に対して市民らは複雑な思いを抱く。一方で経済活性化など身近な問題に目を向ける市民も多い。一票を投じる市民らの心境は、基地問題と暮らしの問題のはざまで揺れ動いている。
 旧盆を終えた市中心部の商店街。食料品を買い求める市民が行き交うが、客足はまばら。「まずは商店街を変えてほしい」。食肉店の宮里梨枝子さん(58)は地域活性化を強く願う。「基地が来ても経済効果は一時的だ。それよりも名護の本来の素晴らしさを生かすべき」。宮里さんは地域の声に耳を傾ける市議の誕生を期待した。
 移設予定地となる辺野古の林業・徳田輝三さん(56)は「50年も基地があり、海に新しい基地ができても大きな変化があるとは思わない。今は不景気で倒産件数も多い。基地を造るなら地元の業者を優先すべきだ」と基地で地元が潤うことを望んだ。
 市の東海岸にある汀間漁港では漁師らが船の整備や漁の準備をしていた。漁師の大城康正さん(56)は「地元のために一生懸命やってくれる人なら誰でもいい。(市議選が移設問題に)絡むとは思わない。基地はない方が理想だが、組合の中でも賛成、反対があることは確かだ」と複雑な心境をのぞかせた。
 羽地内海に面する真喜屋の飲食店では女性店員(45)が下ごしらえをしていた。政府が市議選を辺野古移設に対する民意の物差しとしていることに女性は「あまり考えたことがない。騒音は嫌だが反対しても基地はできる」。女性には複数の知人から投票依頼の電話があるが「わたしたちの一票は重いが、議員が本当に市民のために働いているのか分からない」と戸惑いの表情を浮かべた。
 市の西側に位置する宇茂佐には新しいアパートや一軒家が立ち並ぶ。住宅街では保育園で子どもを迎える親や散歩する人々など平和な光景が広がる。60代の男性は「辺野古移設には反対だ」と笑いながらも「反対、容認に関係なく知人に入れる」と話す。「市議選では政策ではなく地縁血縁で当落が決まる」。そうつぶやくと、もらったばかりの政策ビラに目を落とした。

1466チバQ:2010/09/06(月) 20:11:29
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167249-storytopic-26.html
知事選占う統一地方選 民主 勢いに減速感
2010年9月6日
 2010年統一地方選は5日に沖縄、宜野湾、名護、石垣、南城の5市議選の選挙戦がスタート。12日に27市町村の議員選挙が一斉に投開票(竹富町は13日開票)される。県内政局の天王山となる県知事選(11月11日告示、11月28日投開票)を控え、県政与党、野党ともに集票の手足となる地方議員の勢力確保に全力を挙げている。

 再選出馬を公言していない仲井真弘多知事(71)だが、統一地方選に立候補を予定する保守系候補を激励するため、8月中旬に自民党県連役員とともに当該市町村を訪問。知事選の支持見返りを期待した動きとして、周辺は2期目出馬の意欲と受け止める。
 ただ2年前の県議選で仲井真氏を支える自民党県連、公明党県本は過半数を割り込んだ。昨年の衆院選でも自民は全選挙区で敗北。地方議会では保守系の勢力が根強いとはいえ、自民への逆風が残る中で支持基盤の堅持は正念場だ。
 社民党県連、共産党県委、社大党の統一候補として知事選に出馬する伊波洋一宜野湾市長(58)は、普天間飛行場返還・移設問題をめぐって基地の整理・縮小を求める県民世論の高まりを生かして、革新系の総議席数を増やせるかどうかが、12年ぶりの県政奪還の鍵を握る。
 革新陣営では議員や支持者の高齢化という課題を抱えており、若手への世代交代が進むかも焦点だ。また伊波氏の地元である宜野湾市議選の結果は、市長2期にわたる行政運営の評価にも直結する。
 一方、独自候補の擁立も含め、知事選の対応を決めていない民主党県連。政権交代を追い風にして地方でも勢力を一気に拡大したいところだが、普天間問題で民主に対する反発があり、一時期の勢いには減速感もある。ローカル政党の政党そうぞうは地方議会を足場に政局のキャスチングボートを狙う。
 もともと、市町村議員は無所属が多く、さらに保守か革新かというイデオロギーによる対立軸が薄れてきたことで、個別の政策や事業によって行政と向き合うスタンスの議員も増えている。知事選でも保革とは違う選択肢を求める地方議員の声があり、「第3の候補者」を模索する勢力を勢いづけている面もある。(与那嶺松一郎)

1467チバQ:2010/09/08(水) 19:34:25
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001009080002
熊本市長選 狭い選択肢
2010年09月08日


2日の本会議終了後、自民党市議団の江藤正行団長(右)が幸山氏の前で支持を表明した=熊本市役所議会棟

  11月7日投開票の熊本市長選まで、あと2カ月に迫った。ただ、現段階で立候補を表明しているのは現職の幸山政史氏(45)だけ。共産党が市民団体とともに候補者擁立に向けて準備を進めているが、市議会最大会派の自民党市議団がいち早く幸山氏支持を表明するなど、4人が立候補した4年前とは様相は大きく変わっている。新市長は、2012年4月に移行が予定される政令指定都市のかじ取りを担うだけに、市政への関心低下を心配する声もある。(井上翔太)


  「私ども自民党市議団と致しましては、幸山市長をご推薦したいということで決定しました」


  2日の市議会本会議終了後、同市議団の江藤正行団長が議員控室に幸山氏を招き入れ、市長選での支持を伝えた。同市議団は、全市議の三分の一にあたる17人を占める最大会派。過去2回の市長選では幸山氏の対立候補を支援し、いずれも敗れた。そして今回は「政令指定都市が95%実現する運びとなった」と幸山氏の市政運営を評価し、これまでの方針を変えた。


  幸山氏は報道陣に「応援していただけることは率直にうれしい」と話したが、これまでの市長選と同じように特定の政党などに推薦や公認は求めない方針という。


  前回市長選は自主投票とした民主党系の会派も含め、共産党以外の他会派はまだ態度を明らかにしていない。その中で自民党の支持には、他会派からは冷ややかな見方も。ある市議は「実に自民党らしい。今、幸山氏の反対候補を擁立したら、来春の市議選で間違いなく自分たちのところにはね返ってくる」と、統一地方選を見据えた動きと分析。また別会派の市議は「幸山氏がマニフェストを発表する前に支持を打ち出すのは早すぎではないか」と話した。


  一方、共産党市議団の益田牧子団長は「ゴミの有料化など市民が犠牲になる形で財政健全化が行われた。2期目は先に結論ありきで、強引な手法が目立った」と幸山氏を批判。「このまま無投票にしてしまっては民主主義とは言えない」として、作業を急ぐ構えだ。


  こうした熊本市長選の状況に市議の間では早くも、「投票率の低下が心配」との声も出ている。


  一般的に投票率は、有力候補が複数立つと上がり、現職が立候補しての一騎打ちやほかに有力候補がいない「信任投票」の色合いが濃い場合は下がるといわれる。過去4回の市長選=表=でも、4人以上の候補が出た場合は投票率が50%台に上ったが、2人だけの選挙戦だった02、98年は30〜40%台で推移した。


  熊本大学法学部の鈴木桂樹教授(政治学)は「幸山氏が『政令指定都市にする』と言って、合併をやり遂げたことは評価していい材料」とした上で、「今回の市長選は投票率が30%台にとどまる可能性もある」と推測。「やはり、より多くの選択肢から、ふさわしい人物を選ぶ方が望ましい」と話した。

1468名無しさん:2010/09/09(木) 18:56:13

みんなの党へ3人が推薦願〜福岡市長選アラカルト(23)
2010福岡市長選2010年9月 9日 17:44
http://www.data-max.co.jp/2010/09/23_160046.html

 きょう(9日)、みんなの党関係者によると、福岡市長選挙の立候補予定者のうち3人が同党本部(東京)へ推薦願を提出していることが分かった。

 ひとりは、元予備校講師で政治団体「福岡維新の会」代表の飯野健二氏(49)。飯野氏は、3日に開いた記者会見で、同党へ推薦願を提出したことを明らかにしている。残るふたりは、すでに同党へ何度か接触していることから、元市教育長・植木とみ子氏(61)と元佐賀市長・木下敏之氏(50)が有力だ。

 そのほかの候補予定者と政党との関係は以下の通り。現職・吉田宏氏(53)は民主党の推薦。西福岡・糸島民主商工会事務局長・有馬精一氏(59)は共産党の推薦。元KBCアナウンサーの高島宗一郎氏(35)は福岡市議会の自民、公明、みらいの3会派が支持。元福岡市議・荒木龍昇氏(58)は市民派を前面に出す構え。

 消去法からいっても推薦願を提出しているのは、飯野氏、植木氏、木下氏の3人に絞られる。はたして、みんなの党推薦の候補が現れるのだろうか。

1469チバQ:2010/09/09(木) 21:54:28
>>1432>>1462
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-09_10021/
翁長氏、仲井真氏支持 「第三の候補者」人選白紙
政治 2010年9月9日 09時31分

(12時間22分前に更新)

 翁長雄志那覇市長は8日の定例記者会見で、11月28日投開票の県知事選で、現職の仲井真弘多氏(71)を支援することを表明した。「4年前に応援の中心になったこともあり、(今回も)サポートしたい」と述べた。

 関係者によると、仲井真氏は同日、翁長氏と会談し、選挙対策本部長への就任を打診した。翁長氏は「支援者の1人として頑張りたい」と態度を保留したという。

 翁長氏が仲井真氏支援を表明したことで儀間光男浦添市長らが翁長氏の擁立を検討していた「第三の候補者」の人選は白紙に戻った。

 翁長氏は会見で、米軍普天間飛行場の県内移設に反対し、県外・国外移設を政府に求める4月25日の県民大会の共同代表を務め、県市長会長として決議文の取りまとめに取り組んだことを強調。「保革を超えてやってきたことがあり、実現されるよう頑張っている。仲井真氏も枠を超えて頑張ってほしい」と述べた。移設問題で、県外移設の要求に踏み込むことに期待を示したとみられる。

1470名無しさん:2010/09/10(金) 08:26:22

まさかの8人目!? 「ミスターX」は誰だ〜福岡市長選アラカルト(24)
2010福岡市長選2010年9月10日 08:00
http://www.data-max.co.jp/2010/09/24_143955.html

 9日、みんなの党本部(東京)へ推薦願を提出している福岡市長選の立候補予定者が3人いると報じた。しかし、そのうちのひとりが判明していない。
 現時点ですでに推薦願を出したと表明している元予備校講師・飯野健二氏(49)と、すでに同党へ接触している元市教育長・植木とみ子(61)が、そのうちのふたりであることは推定できる。しかし、残るひとり、「ミスターX」が誰なのか...。

 推薦願の提出について、真っ先に否定したのは元佐賀市長・木下俊之氏(50)の陣営だ。同氏は、さまざまな政策打ち出して選挙戦に臨む意向であり、政党の推薦にこだわる気配はない。そして、民主党の推薦を得た現職・吉田宏氏(53)と、共産党の推薦を得た西福岡・糸島民主商工会事務局長・有馬精一氏(59)。さらに、自民、公明、みらいの福岡市議会3会派を"支持"で留め、「市民派で臨みたい」と述べた元KBCアナウンサー・高島宗一郎氏(35)も、同党への推薦願を出すことは考えられない。高島氏と同じく、市民派を前面に打ち出す元福岡市議・荒木龍昇氏(58)も、みんなの党との接触はなく、推薦願を出した気配は感じられない。

 つまり、現時点で立候補の意思を表明している7人のうち、ふたりしかみんなの党へ推薦願を出していないことになる。「ミスターX」とは、飯野氏と植木氏、届け出を否定している木下氏を除く4名のうちの誰か。あるいは『8人目の候補予定者』ということになる。

 もし、8人目だとしたら、その「ミスターX」はみんなの党の推薦を得ることが出馬の前提条件だと考えている可能性が高い。

1471名無しさん:2010/09/10(金) 17:42:16
高島氏に貧乏選挙をさせるな!〜福岡市長選アラカルト(25)
2010福岡市長選2010年9月10日 17:18
http://www.data-max.co.jp/2010/09/25_20.html

 アナウンサーの職を捨て、一転して政治家への道を志す高島宗一郎氏。何もなければ、福岡市長への道は前途多難。かなり険しいものとなるのは必至だ。

 最大のネックは選挙資金。高島氏は「私には退職金しかない」と語った。自民党が付いていながら、「それはない」と訝(いぶか)しがる人も多いだろう。
関係筋によると、「自民党市議団が5,000万の資金援助を申し出たところ、党からは『せいぜい100万が限度』という返事だった」という。昨年の衆院選で大敗した自民党に、昔ほどの潤沢な資金はない。

 しかし、高島氏には心強い味方がいる。同氏を担ぎ上げた自民党市議団の長老、石村一明市議と津田たかし市議だ。ふたりには、長年の議員生活で貯えた豊富な資金と、福岡市政の表も裏も知り尽くした長老ならではの知恵がある。
もっとも、担ぎ上げた以上は、『高島宗一郎』というみこしにみすぼらしい選挙をさせたら、それこそ面目丸つぶれだ。逆に、両氏がガッチリと資金面も含めてサポートすれば35歳という若さのハンデも克服でき、選挙活動の不安も解消する。

 加えて公明党という組織票のサポートもある。高島氏が、今までのアナウンサー業で築いた知名度もやはり武器だ。特に主婦層には根強い人気がある。
高島氏自身では克服できない弱点さえカバーできれば、有力候補の筆頭であることは間違いないだろう。

1472チバQ:2010/09/10(金) 22:41:38
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167395-storytopic-124.html
〈統一地方選〉「縁起」もさまざま2010年9月10日  統一地方選挙は市部に続き町村部も7日告示され、投開票日に向けて選挙戦は熱を帯びてきた。候補者が各地を遊説して有権者に政策を訴える一方で、縁起を担ぐ光景も見受けられる。
 ある候補者の出発式では、地域の伝統行事・海人祭にちなみ、ハーリーを応援する歌で街宣車を送り出した。「首位で戻ってきてほしい」と願いを込める支持者に、候補者も「元気が出るよ」と笑顔を見せた。
 別の候補者は「庭の木にミカンが実っているのを見つけ、支持者に良い前触れで縁起がいい、と言われた」と目を細める。精いっぱい地域を駆け回って人事を尽くした後は、天に願いをかけるのみ?(北部)

1473チバQ:2010/09/11(土) 10:47:23
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-11_10097/
宮城氏、出馬に意欲 県知事選 民主県連が推薦検討
政治 2010年9月11日 09時34分

(1時間11分前に更新)

 11月28日投開票の県知事選で、沖縄物産企業連合会長の宮城弘岩氏(70)が出馬を検討していることが10日、分かった。宮城氏は沖縄タイムスの取材に「いま熟慮中だ。近く結論を出したい」と述べ、意欲を示した。

 宮城氏は同日、民主党県連に、アジア沖縄経済研究所共同代表を務める成田善一氏を後援会長とする推薦願いを提出した。同県連の喜納昌吉代表は「擁立を真剣に検討したい」と述べ、前向きに検討する意向を示した。同氏が民主推薦で出馬した場合、県政野党は分裂選挙に突入する。

 しかし、民主党県連内や支持者には社民党県連、社大党、共産党県委が擁立する宜野湾市長の伊波洋一氏(58)を推す声も根強く、14日の党代表選の結果を見極めながら、役員会で対応を検討する。

 喜納代表は「県連としては独自候補の擁立が基本。保守、革新という古い体質を終わらせる必要がある。第三の道を選択する」と強調。沖縄物産企業連合の設立や中国、台湾などアジア圏との経済連携の重要性を主張する宮城氏の擁立に前向きな姿勢を示した。

 新垣安弘幹事長は「小沢一郎前幹事長が新代表に就任した場合、党本部の流れが変わる可能性はある」と指摘。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「県民合意が得られず不可能」などとする県連の基本方針が党本部に受け入れられ、独自候補擁立が可能になるとの見方を示した。一方、ある県連幹部は、県政野党側の候補者が割れることに危機感を表明。「後援会や支持者には、伊波氏を支援するべきだとの意見が根強い」と述べ、宮城氏擁立に否定的な見解を示した。

1474チバQ:2010/09/11(土) 11:17:41
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-11_10087/
“若手の乱” 選挙に変化 統一地方選
地縁血縁に縛られず
政治 2010年9月11日 09時31分

(1時間45分前に更新)

 12日をピークに実施される統一地方選。今選挙は市部での新人候補が多いのが特徴で、5市全候補者のうち新人の割合は39・8%に上る。新人や若手候補者の増加により、各地で若年層の選挙への関心が高まり、「地縁血縁」が強い地方では地盤を持たない若手候補が広域で票の掘り起こしを図るなど従来の選挙構造に変化が見える。(統一地方選取材班)

 沖縄市では県内最多16人の新人が出馬。うち20〜40代が11人と若手の選挙運動が活発化し、投票率が低いといわれる若者層の投票が増える可能性がある。

 期日前投票では、連日1300人前後が投票。4日間とも過去最高の投票数となった。9日に同級生と投票に訪れた男性(22)は、期日前は初めて。「知り合いの先輩が立候補したから友人にも声を掛けている。世代の近い人だから期待している」と話した。

 ある現職候補は「新人の地縁血縁が見えず、どのルートで食い込まれているか分からない。非常に読みにくい選挙だ」とぼやく。

 現職9人を上回る12人の新人が出馬した南城市。地盤を持たない若手や政党色を掲げる候補者が選挙カーで市内を縦横に駆け巡る。地縁血縁の色が強く地元を軸に展開していたこれまでの選挙とは様相が異なる。

 「新人は平気で別候補者の出身集落にも入ってくる。行動が読めなくて正直怖い」とある現職市議は漏らす。一方、票田を持たない新人候補は「市内全域で票を集めないと勝てない。悔いのないよう、できることはすべてやらないと」と気合十分だ。新人の演説を聞いた60代の女性は「小さな地域だから世間体を気にしてしまう。でもそれも古いのかな」とつぶいやいた。

 「新人対現職」の構図を横目に、別の現職候補は「議員になって何をやりたいのか、具体的な政策論争を忘れてはならない」と気を引き締めた。

1475とはずがたり:2010/09/13(月) 02:03:58

ほんと鳩山の阿呆め。貴様の発言は沖縄を愚弄するものであった。少しは反省したらどうか。

<名護市議選>移設反対の市長派が勝利
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100913-00000000-mai-pol
毎日新聞 9月13日(月)0時1分配信

 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として決定した同県名護市の市議選(定数27)が12日投開票された。移設反対を掲げる稲嶺進市長を支える市長派が16人当選して過半数を制し、圧勝した。移設容認派を含む反市長派は11人にとどまった。1月の市長選に続き、市議選でも移設反対の「民意」が明確となり、地元合意を得るのは絶望的な状況になった。政府は移設問題で厳しい対応を迫られ、11月の知事選に影響するのも必至だ。

 稲嶺市長は13日未明、記者団に対し「私は基地は造らせないと言ってきた。過半数以上の応援団ができ、政府に対しても堂々と自信を持って言える環境ができた」と感想を述べた。市長派は、新議員で臨む9月議会で移設反対を決議することも予想されている。

 知事選には、県内移設反対を掲げる宜野湾市の伊波洋一市長が出馬を表明。近く出馬表明する見通しの仲井真弘多知事は反対を明言していない。市長派勝利の結果は両氏の方針にも影響を与えることになりそうだ。

 市議選には37人が立候補。うち市長派は18人、反市長派は17人。反市長派は、条件付きで移設を容認してきた島袋吉和前市長とつながりが深いグループ。巻き返しを狙ったが、果たせなかった。

 投票率は72・07%で、4年前の前回を1・99ポイント下回り過去最低となった。【井本義親】

最終更新:9月13日(月)1時17分

1476名無しさん:2010/09/13(月) 13:42:42
鳩山は神経を逆なでした張本人かも知れませんが「本土の人間は沖縄の負担を分かとうとしない」と不信感を持たれているのも事実です。
本質的に沖縄県民を愚弄しているのは他ならぬ我々自身なのだと思います。差し出がましいことを言って申し訳ないです。

1477名無しさん:2010/09/13(月) 13:43:02
名護市議会議員選挙 確定結果 2010年9月12日投開票 当日有権者数 4万4932人 投票率72.07%

☆稲嶺進現市長支持 ★島袋吉和前市長支持 △中立 ?不明

☆ 反対    当1,476 岸本 洋平   37 無  現2 仁の会      故岸本建男元市長 長男
☆ 反対    当1,251 仲村 善幸   63 無  現2 ニライクラブ   社民党推薦
★ 無回答  当1,242 宮城 弘子   62 無  現4 新風21
★ 無回答  当1,220 岸本 直也   49 無  現2 一心の会
★ 保留    当1,201 宮城 安秀   55 無  新             替施設推進協議会代表
★ 反対    当1,140 大城 秀樹   60 公明現4            党県離島振興副委員長
☆ 反対    当1,137 翁長 久美子 54 無  新   
★ 無回答  当1,123 大城 勝章   65 無  現3 
☆ 反対    当1,121 具志堅 徹   70 共産現11
☆ 反対    当1,059 東恩納 琢磨 49 無  現2 ニライクラブ   じゅごんの里代表
☆ 反対    当1,026 屋比 久稔   62 無  現5 響の会 
☆ 反対    当 999 金城 一隆   69 無  前2
☆ 反対    当 984 小濱 守男   53 無  現4 仁の会 
☆ 反対    当 973 比嘉 祐一   66 無  現5 響の会 
☆ 保留    当 960 比嘉 勝彦   53 無  新
★ 反対    当 934 金城 善英   50 公明現3            党県離島振興副委員長
☆ 反対    当 901 神山 正樹   51 無  現3 仁の会 
★ 無回答  当 889 宮城 義房   63 無  現5 新風21 
☆ 反対    当 888 神山 敏雄   62 無  現4 ニライクラブ   社大党中央執行委員、名護支部長
★ 反対    当 874 渡具知 武豊 49 無  現4 新風21 
☆ 反対    当 864 大城 敬人   69 無  現9 無会派      元共産党
☆ 反対    当 860 荻堂 盛光   61 無  現4 響の会 
☆ 反対    当 843 玉城 健一   56 無  現2 響の会 
★ 無回答  当 836 志良堂 清則 54 無  現2 新風21 
★ 無回答  当 811 比嘉 忍     43 無  現2 新風21 
★ 無回答  当 768 長山 隆     63 無  現4 新風21 
☆ 反対    当 767 川野 純治   55 無  新            社民党推薦
△ 反対       748 屋部 幹男   60 そう 前4           民主党推薦
△ 反対       740 比嘉 拓也   50 無  現1 一心の会
★ 無回答     669 渡具知 武宏 57 無  現4 新風21
★ 反対       651 徳本 哲保   62 無  新            前副市長
? 反対       613 岸本 直     61 無  新
★ 保留       575 嘉数 巌     42 無  新            嘉数知賢 元第一秘書、長男
? 反対       550 比嘉 克己   39 無  新
? 反対       223 玉城 康春   59 無  新
? 反対       143 宮城 武     50 無  新
★ 賛成       . 22 上地 光士   62 無  新

1478とはずがたり:2010/09/13(月) 14:11:14
>>1476
非常に大切かつ根本的・本質的なご指摘だとは思いますが,だから鳩山がなんか免罪できるとは全く思えませんねぇ。。

>>1477
詳細な御纏め有り難うございます。嘉数知賢の長男が大差で落選しているのはいいことだ♪
賛成を表明した唯一の候補が22票ってのが象徴的か。

1479名無しさん:2010/09/13(月) 14:23:20
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/kokkai/1284295421/57

1480名無しさん:2010/09/13(月) 16:25:11
http://www.asahi.com/politics/update/0913/TKY201009130131.html
官房長官「誠心誠意説明し理解求める」 名護市議選受け
2010年9月13日13時59分

 仙谷由人官房長官は13日午前の記者会見で、名護市議選の結果について「民意の表れのひとつとして、虚心に受け止めたい」と述べた。その上で「(普天間飛行場の)移設計画や負担軽減の具体策について地元の意見を聞き、誠心誠意説明して理解を求めるという態度を貫く」と話し、引き続き丁寧に地元の理解を得るよう努力する考えを示した。

1481名無しさん:2010/09/13(月) 19:04:12
>>1478
>>1476鳩山を免罪しろって言ってるんでなく、お前らが言うな、てめぇも同罪だ、って話ではないかと。
まぁ自分だけ無関係で批判できる立場だと思ってるなら仕方ないですが。

1482とはずがたり:2010/09/13(月) 21:02:15
>>1481
奴隷根性ですねぇ。。

1483チバQ:2010/09/13(月) 21:21:45
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167543-storytopic-3.html
統一地方選〉名護市議選 与党圧勝 日米両政府に痛撃
2010年9月13日

名護市議選で与党が圧勝した結果を受け「海にも陸にも新しい基地は造らせない」などと語る稲嶺進市長=13日午前0時20分ごろ、名護市役所
<解説>
 米軍普天間飛行場の辺野古移設を決めた日米合意の行方をめぐり、全国的な注目を集めた名護市議選は、1月の名護市長選で辺野古移設反対を掲げて誕生した稲嶺進市長に、市民が信任を与える結果となった。稲嶺市長を支える与党は27議席中16議席を獲得する圧勝。市長選に続き市議会でも移設反対派が勝利した名護の民意は、移設を容認する可能性が限りなくゼロになったことを意味する。地元合意を失った辺野古移設は事実上、頓挫したといえる。
 政府は野党多数による辺野古移設に望みをつないでいただけに、選挙結果を受け、移設計画の見直しは必至だ。また11月の県知事選を控える中、移設容認派の島袋吉和前市長と共に野党候補を精力的に支援した仲井真弘多知事にとっても、厳しい結果が突き付けられた。今後の県政運営にも大きな影響を与える。
 市議選は首長選とは異なり、基地問題を表立って争点化する候補は少なかった。だが、政府は与野党勢力の行方に関心を示し、結果を移設容認の指標と位置付ける向きもあった。選挙結果は移設問題に影響を与える可能性が高く、事実上の争点だった。その意味で、市長選に続き市民は再度、政府に「基地ノー」を鮮明に突き付けた格好だ。
 与野党の勢力比が入れ替わったのは、市政転換の影響もある。基地問題だけでなく、各候補者が地域代表として掲げた地域振興や医療、福祉の充実も放置できない切実な課題だ。基地問題と振興策をリンクさせた政府の「アメとムチ」の手法にノーを唱える稲嶺市政にとって、地域が抱える課題解決へ、目に見える成果を出していくことも求められる。(外間愛也)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167544-storytopic-196.html
〈統一地方選〉名護市議選 与党圧勝 「想定外」政府に驚き
2010年9月13日
 【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する勢力が圧勝した名護市議選の結果について、移設を推進する政府内には大きな驚きと衝撃が走った。移設作業が停滞するとの見通しも出ており、移設作業に当たる責任者らは口々に「想定外だ。辺野古はより状況が厳しくなった」と驚きの言葉を重ねた。普天間の返還に向けた戦略の見直しも迫られそうだ。
 移設作業に当たる政府のある担当者は「与党の圧勝だ。思っていた以上に地元の移設ノーの声が強いということだ」と、県内移設反対の世論が根強いことを再確認したと語った。5月末の日米共同声明以降、沖縄側の「反対熱」の冷却を期待していた政府側にとっては大きな誤算となった。
 政府方針に与える影響について防衛省幹部は「(辺野古への)代替施設建設は容易には進まなくなった。滞るだろう」と作業の遅滞は避けられないとの見方を示した。一方で「だからといって政府としてすぐ県外を目指すということにはならない」と述べ、引き続き負担軽減や振興策の話し合いで沖縄側の理解を得ていく考えを強調した。
 ただ「仲井真弘多知事も一時的にせよかじを切り、(辺野古反対を)強く言うことになるのではないか」と予想。11月の知事選の推移を見守る姿勢も見せた。
 別の政府関係者は米政府への影響に言及。「米政府も名護なら現実的に進められるという思いがあり、今年に入って『辺野古』と繰り返してきた。今回の結果で難しくなったと認識するのではないか」と見通しを示した。今後は未定としながら、米側との再協議模索の必要性も示唆した。

1484チバQ:2010/09/13(月) 21:22:29
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167546-storytopic-3.html
統一地方選〉宜野湾市議会 野党が過半数
2010年9月13日
 【宜野湾】伊波洋一宜野湾市長の知事選出馬に伴う市長選の前哨戦として位置付けられた宜野湾市議選。定数28議席のうち、野党が17議席を占め、伊波市政を支える与党は少数となることが確実となった。改選前の与党9議席から1議席増えた一方で、中道的な議員が減り、野党も3議席増やした。知事選、市長選を抱える伊波市政にとって厳しい結果となった。
 市議選では、米軍普天間飛行場の移設問題に多数が県内移設反対の立場をとるなど明確な焦点は見受けられなかったが、市長選の結果を占う意味で議会の勢力図に注目が集まっていた。
 28日に開会する市議会定例会を前に、15日には与党候補の安里猛副市長が出馬表明をする予定だが、厳しい船出の選挙戦となることは否めない。伊波市長も定例会終了後に辞任する見込みだが、議会運営は難しい対応を迫られそうだ。

1485名無しさん:2010/09/13(月) 22:19:27
>>1482
自己分析ですか?

1486名無しさん:2010/09/14(火) 15:57:54
http://mainichi.jp/area/saga/news/20100914ddlk41010570000c.html
民主県連:来春の県議選、4選挙区で候補者公募へ /佐賀

 民主党県連は12日、来春の県議選(定数38)に向け、武雄市▽鹿島市・藤津郡▽嬉野市▽西松浦郡−−の4選挙区で候補者を公募することを決めた。16日ごろから約2週間実施する予定。対象選挙区は増える可能性もあり、公募の詳細は近く明らかにする。

 公募は候補者未定の選挙区が対象。党県連は県議選で10人以上の候補擁立を目指し、顔ぶれは10月中に取りまとめるという。

毎日新聞 2010年9月14日 地方版

1487名無しさん:2010/09/14(火) 16:38:48
http://senkyo.city.ginowan.okinawa.jp/39369/39372.html
平成22年9月12日執行 宜野湾市議会議員選挙  当日有権者数68,713人 投票率56.35%

当 1,599 米須 清正   58 無  新    
当 1,536 上地 安之   51 無  元4  
当 1,497 大城 政利   59 公明現7 清新会  
当 1,429 岸本 一徳   56 公明現3 清新会  
当 1,359 伊波 一男   49 公明現4 清新会  
当 1,298 屋良 千枝美 54 社民新   
当 1,276 又吉 清義   52 無  現4 清新会 
当 1,257 濱元 朝晴   55 無  新   
当 1,244 佐喜真 進   52 無  現2 涼風共生の会 
当 1,202 知名 康司   55 無  新   
当 1,173 伊佐 光雄   58 無  現4 21世紀クラブ 
当 1,163 我如古 盛英 61 社民現4 結・市民ネットワーク 
当 1,119 宮城 克     38 無  新   
当 1,102 宮城 勝子   64 無  新   
当 1,099 呉屋 勉     57 無  現4 21世紀クラブ 
当 1,083 知念 吉男   65 共産現5 無会派 (日本共産党) 
当 1,064 森田 進     58 無  現2 みらい 
当 1,022 比嘉 憲康   52 そう 現3 無会派 (政党そうぞう) 
当 1,020 呉屋 等     47 無  現2 清新会 
当  999 桃原 朗     51 無  新  
当  999 喜舎場 保   54 無  現2 結・市民ネットワーク 社民推薦
当  995 平良 眞一   55 無  現3 21世紀クラブ 
当  986 伊波 秀男   59 無  現2 結・市民ネットワーク 
当  980 仲村 春松   57 無  現4 21世紀クラブ 
当  974 桃原 功     51 無  現5 結・市民ネットワーク 
当  955 島 勝政     61 無  現2 21世紀クラブ 
当  931 玉元 一恵   50 民主新   
当  918 宮城 司     45 無  新   
    822 富川 朝美   61 無  新   
    793 山城 康弘   43 無  新   
    790 天久 盛忠   60 無  現1 みらい 
    777 儀間 眞男   63 無  新   
    750 新垣 善正   57 無  現2 21世紀クラブ 
    715 谷畑 誠     60 無  現1 涼風共生の会 
    688 大城 君子   59 無  現1 結・市民ネットワーク 
    601 末吉 隆重   60 無  新

1488名無しさん:2010/09/14(火) 16:43:45
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/sitemanage/contents/attach/8340/kaihyoukekka(H22sigi).pdf
平成22年9月12日執行 沖縄市議会議員選挙  当日有権者数98,760人 投票率54.38%

当 1,995  桑江 直哉     36 無  新   泡瀬干潟を守る連絡会幹事、一新塾21期
当 1,912  喜納 勝範     57 無  現3 市民クラブ 
当 1,912  棚原八重子    70 無  現4 市民ネットワーク 
当 1,864  高江洲 義八   61 無  新   社民推薦
当 1,838  高橋 真       33 公明新   
当 1,790  阿多利 修     49 公明現3 公明党 
当 1,757  小浜 守勝     57 無  現4 市政研究会 
当 1,713  與那嶺 克枝   56 公明現6 公明党 
当 1,685  小渡 良太郎   30 無  新   コザ自動車学校指導員(実父・小渡亨)
当 1,652  花城 貞光     61 公明現4 公明党 
当 1,612  新里 八十秀   67 無  現8 新・沖縄クラブ 
当 1,603  森山 政和     61 無  新   
当 1,591  島袋 勝元     65 無  現6 きざはし 
当 1,581  新里 治利     30 無  新   
当 1,548  新垣 萬徳     66 社民現4 護憲フォーラム 
当 1,502  池原 秀明     67 共産現6 日本共産党 
当 1,480  新屋 勝       44 無  新   
当 1,463  仲宗根 誠     32 無  新   
当 1,459  辺土名 和美   51 無  現2 新進の会 
当 1,444  諸見里 宏美   48 社民新   
当 1,420  宮島 眞則     57 無  新   
当 1,413  喜友名 朝彦   40 無  新   
当 1,399  瑞慶山 良一郎 36 そう 現3 D−wing 
当 1,320  宮城 浩       42 民主新   
当 1,310  浜比嘉 勇     63 無  現7 D−wing 
当 1,307  仲宗根 弘     52 無  現4 新進の会 
当 1,297  普久原 朝健   66 無  現2 市政研究会 
当 1,241  前宮 美津子   58 共産現2 日本共産党 
当 1,231  瑞慶山 良得   67 無  現2 護憲フォーラム 社民推薦
当 1,175  長嶺 喜清     53 無  現2 新進の会 
   1,144  稲嶺 隆之     37 無  新   
   1,089  島井 治司     61 無  新   
   1,087  島袋 邦男     59 無  現4 新・沖縄クラブ 
   1,076  宮城 一文     58 無  現3 市民クラブ 
    953  仲宗根 正昭   53 無  現1 市民ネットワーク 
    755  仲本 大樹     27 無  新   
    255  翁長 良健     50 無  新

1489名無しさん:2010/09/14(火) 16:47:31
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/sitemanage/contents/attach/8340/kaihyoukekka(H22sigi).pdf
平成22年9月12日執行 石垣市議会議員選挙  当日有権者数36,370人 投票率75.59%

当 1,409 我喜屋 隆次 33 無  新 
当 1,287 大石 行英   59 公明現7 公明石垣
当 1,273 平良 秀之   40 公明現3 公明石垣
当 1,243 伊良皆 高信 50 自民現4 無会派
当 1,109 知念 辰憲   55 無  現6 無会派
当 1,093 石垣 涼子   38 無  新 
当 1,037 砂川 利勝   46 自民現4 無会派
当 966 仲間 均     60 無  現5 民政会
当 926 内野 篤     42 無  新 
当 912 宮良 操     54 無  現4 政経フォーラム21
当 909 仲嶺 忠師   41 無  現3 無会派
当 900 小底 嗣洋   61 無  現9 無会派
当 887 箕底 用一   29 無  新 
当 867 石垣 亨     47 無  現2
当 827 大浜 哲夫   65 社民現7 無会派
当 825 上門 孝子   59 無  現3 無会派
当 805 石垣 三雄   62 共産元5
当 798 前津 究     38 無  現2 無会派
当 763 池城 孝     63 無  現5 島むつ会
当 762 砥板 芳行   40 無  新 
当 748 松川 秀盛   62 無  現7 公政会
当 722 長浜 信夫   54 無  新  社民推薦
687 今村 重治   57 無  現4 公政会
648 福島 英光   51 無  新 
611 崎原 吉正   55 無  現3 政経フォーラム21
611 崎枝 純夫   55 無  新 
602 照屋 寛文   48 無  新 
567 宮良 安彦   51 無  新 
556 後原 保一   63 無  現1 無会派
552 桃原 克己   49 社大現1 政経フォーラム21
483 新垣 重雄   62 社大新 
468 友寄 永三   49 無  新 
230 通事 隆一   68 無  新 
163 仲宗根 朝輝 59 無  新 

1490チバQ:2010/09/14(火) 22:42:15
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001009130003
朝倉市郡の合区検討 県議選
2010年09月13日

 ■八女は合区せず
 議員定数と選挙区割りの見直しを進めている県議会は日、八女市郡について合併特例を適用する方針を固めた。来春の県議選は今年2月の合併前の旧八女市と旧八女郡に選挙区が分かれることになる。一方、民主・県政クラブはこれに反対。9月議会に特例条例の廃止案を会派で提出することを決めた。対立の背景には、選挙対策への思惑が見え隠れする。(小林豪)


 議論は主要4会派(自民党県議団、民主・県政クラブ、公明党、緑友会)の代表者会議で進められている。定数は88から86に削減し、選挙区は現在の市や郡(指定市は区)単位で区割りする。ただし、人口が基準以下の市郡は隣接する市郡と合区させる。


 八女市郡は、八女郡(広川町)の人口が少ないため、原則としては市郡を合わせた選挙区(定数2)にすることになる。だが、最大会派の自民は「合区されるとエリアが広大すぎる」とし、特例の適用を主張。10日の代表者会議では公明、緑友会も賛同し、特例を適用することになった。


 しかし、旧八女市は2006年10月に旧上陽町と合併し、07年県議選でも特例が適用されている。民主は「連続で特例適用はおかしい。現在の自治体の枠で選挙を行うべきだ」とし、17日開会の9月議会で合併特例条例の廃止案を提出することを決めた。ただ、所属議員は22人のため可決は厳しい情勢だ。


 現在、八女市選挙区は井上明氏(自民)、八女郡選挙区は重野正敏氏(緑友会)。民主関係者は「合区して定数2になれば、うちは候補者を立てやすくなる。だから他会派は合区に反対している」と批判する。


 一方、朝倉市郡の区割りについては、各会派の利害がほぼ一致する。朝倉郡の人口は基準を上回り、単独選挙区でも成り立つが、朝倉市を挟んで飛び地となっているため、合区が検討されている。


 現在、甘木市選挙区は栗原渉氏(自民)、朝倉郡選挙区は林裕二氏(緑友会)。06年3月に旧3市町(甘木市、朝倉町、杷木町)が合併して朝倉市が誕生し、林氏の地盤が同市になったため、朝倉市選挙区では現職2人が定数1を争うことになる。


 しかし、朝倉郡と合区すれば定数2となり、民主にとっても候補者を立てやすい環境となる。こうした背景もあり、民主、公明、緑友会は合区を支持。自民は賛否を保留しているが、次回17日の代表者会議で再度協議し、9月議会中に定数と区割りの改正条例案が提出される見通しだ。

1491チバQ:2010/09/15(水) 00:27:26
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100914-OYS1T00157.htm
名護市議選 市長派勝利、沖縄知事 再選へ苦悩
普天間移設
 米軍普天間飛行場の移設先として日米両政府が合意した沖縄県名護市の市議選(定数27)は12日投開票され、移設に反対する稲嶺進市長派が16議席を獲得し、容認した前市長派の11議席を大きく上回った。

 移設先の市長、議会が初めて反対で足並みをそろえたことは移設問題で最大の政治決戦となる11月の県知事選に大きな影響を及ぼす。移設容認の姿勢を完全には撤回していない仲井真弘多知事には苦悩の色もにじむ。

 知事選は11月28日投開票で、これまでに仲井真氏が出馬の意向を示したほか、県内移設を強硬に拒む伊波洋一・宜野湾市長が正式に出馬表明している。

 名護市議選では、移設を容認した島袋吉和前市長派を仲井真氏が支持。これに対し、伊波氏は稲嶺市長派の支援に回った。

 13日、名護市議選を振り返った伊波氏は、「辺野古移設に反対する県民の思いが一つになっている。私の選挙には大変な激励だ。後押しをしてくれているような思いを感じる」と興奮気味に語った。

 一方の仲井真氏は、高揚感漂う伊波氏とは対照的だ。

 13日朝、記者団から名護市議選の感想を聞かれた知事は、カメラを手で遮りながら「私はノーコメント。名護と政府に聞いて」と口を閉ざした。記者が食い下がると、「(辺野古移設は)非常に難しいと前から言っている。その通りの方向に行ったということ」と言葉少なに語った。

 仲井真氏はこれまで「移設は極めて厳しい」「不可能に近い」とする一方で、明確に反対することは避けてきた。ほかに移設先がない状況で辺野古を除外すれば、普天間が固定化されるとの懸念からだ。

 さらに、政府による振興策が明記された沖縄振興特別措置法が、2012年3月に10年の期限切れを迎えるという課題もある。側近は「知事は『県外を主張すれば、国とのパイプが切れる』と懸念している」と分析する。

 しかし、知事の足元でも日増しに「包囲網」は狭まっている。

 知事を支える自民党県連幹部は「名護市議選の16対11は予想外の完敗。衝撃は計り知れない」と明かす。後援会幹部も「もう辺野古はあきらめ、『県外・国外』を明確に訴えなければ再選は厳しい」と言い切った。

(2010年9月14日 読売新聞)

1492チバQ:2010/09/15(水) 00:31:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100914/01.shtml
川棚町長に山口氏 現職に57票差、初当選



初当選を果たし万歳する山口氏=12日午後8時54分、川棚町栄町の選挙事務所
 任期満了に伴う東彼川棚町長選は12日、町内6カ所で投票が行われ、即日開票の結果、新人で元町職員の山口文夫氏(63)=無所属=が3期目を目指した現職の竹村一義氏(63)=同=、新人で元県議の田口一信氏(61)=同=を破り、初当選を果たした。

 竹村町政の継続か刷新かを最大の争点に三つどもえの選挙戦を展開。山口氏は、町職員を42年間務めた豊富な行政経験を前面に押し出し、観光事業を中心とする財政の立て直しを主張。石木ダム問題の早期解決も強調しながら「夢のある明るい町をつくる」と訴えて支持を拡大、竹村氏を57票差で抑えた。

 竹村氏は、国道改良や町立保育所の統廃合など2期8年の実績と町政継続の必要性、田口氏は東彼3町の合併協議再開や産業振興による町政刷新を訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は1万1967人(男5518、女6449)、投票率は69・15%(男68・21、女69・95)=町選管調べ=だった。



 ▼川棚町長選 開票結果(選管最終)

 当 3,282 山口 文夫 63 無新

   3,225 竹村 一義 63 無現

   1,673 田口 一信 61 無新




 ◇町民の思い一つに

 山口文夫氏の話 川棚を今、何とかしなければならないという町民の思いが一つになった結果。東彼3町合併問題や石木ダムなど多くの困難な行政課題があるが、解決に向けて一つ一つ政策を実行していきたい。

 【山口氏の略歴】

石木ダム建設促進川棚町民の会会長(町税務課長、農林水産課長、商工企画課長)県立川棚高卒(1)

1493名無しさん:2010/09/15(水) 10:11:58
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167615-storytopic-123.html
安次富氏に出馬要請へ 宜野湾市長選、野党選考委
2010年9月15日

 【宜野湾】伊波洋一宜野湾市長の知事選出馬に伴う市長選で、市政野党の市長選候補者選考委員会(小渡〓(かい)委員長)の4回目の会合が14日に開かれ、候補者として前衆議院議員の安次富修氏(54)=自民=に出馬要請をする方針を固めた。安次富氏は琉球新報の取材に対して「出馬についてはまだ白紙。選考委員会から話があったら、熟慮したい」と述べた。
 委員会は市経済界や自民・公明系の市議会の会派代表などが出席。12日投開票の市議選で当選した野党系市議17人も含めた全体会合を17日に開き、全会一致で安次富氏に決定する見込み。
 15日には伊波市長の後継として出馬する安里猛副市長も辞任し、出馬表明の記者会見を開く予定だ。
 知事選と同日選挙となる11月28日に向け、今後は与野党ともに選挙運動が本格化していく。

※注:〓は王ヘンに「介」

1494名無しさん:2010/09/15(水) 15:40:53
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=26592
小中高教室にエアコン 降灰対策で鹿児島市が計画

 鹿児島市議会9月定例会は14日、本会議を続開し、自民みらい(井上剛議員)、自民新政(川越桂路議員)、公明(松尾誠議員)の3会派が代表質問した。森博幸市長は、桜島の降灰が学校の授業の妨げになっているとして「すべての普通教室に早急にクーラーを設置したい」と、整備計画策定を進めていることを明らかにした。川越議員の質問に答えた。
 市教育委員会によると、市立小中高校のうち桜島地区の7校はクーラーが完備されているが、他の114校は特別教室に設置されているだけで、多くの児童生徒が授業を受ける普通教室にはない。維持コストが低い都市ガス方式のエアコンを約1800の普通教室に導入すると、約47億円かかるという。
 今年、桜島の爆発回数が過去最多を更新、降灰被害も深刻化したことから、森市長は8月、垂水市の水迫順一市長とともに文部科学省を訪問し、財政支援を求めた。森市長は答弁の中で「国にも理解をいただいたと考えている」と述べた。

1495名無しさん:2010/09/15(水) 15:55:02
>>1454
阿久根市長リコール 署名10364人分を提出
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=26590
(2010 09/15 10:27)

 阿久根市の竹原信一市長の解職請求を目指す住民団体「リコール委員会」(川原慎一委員長)は15日、賛同する有権者10364人分の署名簿を市選挙管理委員会に提出した。有効署名は請求に必要な有権者の3分の1(約6700人)を上回る公算が大きく、手続きが順調に進めば、年内に解職の賛否を問う住民投票が行われる。
 市選管は16日から署名簿の審査(20日間以内)を始める。有権者に公開する7日間の縦覧を経て、必要な署名数が確定すれば、リコール委が本請求する。本請求から60日以内に住民投票があり、過半数が賛成すれば竹原市長は失職し、出直し市長選は50日以内に行われる。
 市選管によると、審査などの手続きが順調に進めば、住民投票は遅くとも12月には実施される見込み。
 リコール委は、市議会を招集せず専決処分を乱発する竹原市政の刷新を訴え、8月16日、市選管に署名活動を申請。受任者506人が署名を集めていた。

1496名無しさん:2010/09/15(水) 15:57:20
阿久根リコール署名過半数、1万364人分提出
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100915-OYS1T00599.htm

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)運動を進めてきた市民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)は15日午前、1万364人分の署名を市選挙管理委員会に提出した。

 地方自治法で定める署名数を大きく上回り、有権者の過半数に達した。12月にも解職の賛否を問う住民投票が実施される見込み。

 住民投票に必要な署名数は、有権者(2日現在、1万9936人)の3分の1にあたる6646人分。市選管は20日以内に署名簿に重複などがないかを審査。7日間の縦覧を経て有効署名数を確定する。縦覧中に異議申し出がなければ、10月中旬にも本請求を行い、60日以内に住民投票が実施される。解職に賛成する人が過半数に達すれば竹原市長は失職し、50日以内に出直し市長選が行われる。

(2010年9月15日 読売新聞)

1497名無しさん:2010/09/15(水) 20:48:13
植木とみ子陣営、支援する会パーティーを開催 これで選挙資金は万全〜福岡市長選アラカルト(28)
2010福岡市長選2010年9月15日 16:33
http://www.data-max.co.jp/2010/09/28_22.html

 来る9月29日(水)、午後2時からホテルニューオータニ博多において「植木とみ子君を支援する会」パーティーが開催される運びとなった。会費チケットは1万円で3,000枚が印刷されている。支援者たちがパーティー参加のお願いに回っており、非常に反応が良いようである。
 植木氏本人は「応援の方々に散財させて申し訳ない」とコメント。それでも3,000枚売り切れば3,000万円の収入になる。そうすれば、選挙活動の資金は万全になる。

1499名無しさん:2010/09/16(木) 16:24:47
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1726957.article.html
県議選候補者の公募方法を発表 民主佐賀県連

 民主党佐賀県連は16日、来春の県議選(13選挙区、定数38)の4選挙区の立候補者の公募を始めた。10月1日まで受け付け、10月中に決定する方針。 

 選挙区は武雄市、嬉野市、鹿島市・藤津郡、西松浦郡。応募資格は、理念や政策に賛同して入党でき、立候補予定の選挙区内に居住できることなど。所定の様式の経歴書と「わたしの政治に対する思い」をテーマにした小論文(400〜1000字)を10月1日までに郵送で県連に提出する。  

 国会議員ら県連幹部でつくる統一地方選検討委が書類審査と面接で選考し、常任幹事会で最終決定する。  

 県連は7月の参院選での大敗を受け、地方組織強化のため来春の県議選では全13選挙区への候補擁立を検討している。候補擁立の話が進んでいない4選挙区での候補者公募を決めた。

1500名無しさん:2010/09/16(木) 20:58:07
http://www.y-mainichi.co.jp/news/16775/
現職7人、新人5人が当選 竹富町議選

 黒島から8年ぶり 白浜地区現職落選、議員が空白の状態に

 任期満了に伴う竹富町議会議員選挙(定数12)は13日午後、開票が行われ、現職7人、新人5人の当選が決まった。黒島から2期8年ぶりに町議が誕生、前回1人にとどまった波照間から2人の町議が当選した。一方、白浜地区の現職が落選し、西表西部地区の中でも最西端に位置する地域で議員空白の状態となり、地域ごとに明暗が分かれた。

 竹富町の町議は島の代表という性格が強く、今町議選でも全島に共通した争点はなかったが、島ごとの議席配分が地域振興を左右する結果にもなるため、2期8年ぶりに黒島から町議を出せるかが注目されていた。
 今町議選は有権者数が前回(2006年9月)より41人少なかったが、立候補者も前回より3人少ないため、少数激戦で当選ラインが前回の133〜146票より上昇することが見込まれ、厳しい選挙戦となった。

 票数では2議席を確保できる波照間は前回、2人が立候補したが、1人に票が隔たり、現有1議席となっていた。今回は票割りに成功し、2議席を確保した。
 前回、前々回(02年9月)と町議を出せなかった黒島は早くから候補者の一本化をはかり、8年ぶりの町議選出に成功した。
 西表東部地区は現有3議席を維持。西表西部地区は現有4議席に対して5人が立候補し、1議席減の3議席。小浜は現有2議席を維持。竹富は現有1議席を守った。
 また、川満栄長町長1期目の折り返しを迎え、川満町政への審判は不支持2人、中立1人、条件付支持4人、支持5人となり、順調な町政運営がうかがえる。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-13_10200/
http://www.y-mainichi.co.jp/news/16681/
当 西表 貫之   57 公明現3 290   西表島 東部
当 仲里 俊一   57 無  新  261   西表島 西部
当 西大舛 高旬 62 自民現6 238   西表島 東部
当 前泊 竹宏   62 無  新  234   小浜島
当 大石 功幸   55 無  現3 229   小浜島
当 新田 長男   50 無  現3 213   竹富島
当 嘉良 直     54 無  現3 213   波照間島
当 東迎 一博   62 無  新  209   波照間島
当 新 博文     57 無  現4 196   西表島 東部
当 島仲 秀憲   62 無  新  194   黒島
当 渡久山 康秀 62 無  新  191   西表島 西部
当 宮良 用範   59 無  現2 164   西表島 西部
   大城 一文   59 無  現3 145   西表島 西部
   伊藤 正孝   62 無  新  131   西表島 西部

1501名無しさん:2010/09/17(金) 09:51:57
http://www.data-max.co.jp/2010/09/post_11800.html
みんなの党 福岡市長選は静観、党員は自由投票に
2010福岡市長選2010年9月17日 08:00

 16日、11月14日に投開票が行なわれる福岡市長選挙において、みんなの党が中立の立場をとり、党員については自由投票となることが分かった。

 すでに同党本部へ推薦願を出したのは3人。元市教育長・植木とみ子氏(61)と元予備校講師・飯野健二氏(49)、それに加えてもう1名、正体不明の「ミスターX」である。
 飯野氏によると、みんなの党本部から誰にも推薦を出さない姿勢であることを通知する文書が届いたとのこと。同党福岡県広域第1支部長の石橋一美氏に確認したところ、確かに同市長選においては、中立の立場で自由投票となるという。

 7月に行なわれた参議院議員選挙では、同党幹事長の江田憲司氏が「ホップ・ステップ・ジャンプ戦略」と題し、参院選の次に2011年4月に行なわれる統一地方選挙を「ステップ」に位置付けていることを公言していた。同党広域第1支部においても、統一地方選に全力を傾ける方針である。

1502名無しさん:2010/09/17(金) 10:18:47
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-17_10296/
民主県連が独自候補模索 知事選で党本部と協議へ
2010年9月17日 09時34分

 民主党県連(喜納昌吉代表)は16日、那覇市内で役員会を開き、11月28日投開票の知事選に独自候補を擁立することを前提に、党本部との協議を開始することを決めた。来週に県連役員が上京し、党本部の新執行部と会談する方向で調整する。

 民主県連には現在、沖縄物産企業連合の宮城弘岩会長が推薦願いを出しているほか、県連内部では喜納代表、上里直司政調会長を推す声もある。

 ただ、上里氏は辞退する考えを明言している。県連はこうした現状を党側に伝え、今後の対応を話し合いたい意向だ。

 菅直人首相の代表再任で党役員の顔触れが変わることを受け、党の新執行部が知事選や米軍普天間飛行場移設問題にどう対応するか確認する意味合いもある。

 上里政調会長は「新しい執行部に(普天間飛行場の県外・国外移設を求める内容の)基本政策の素案を説明し、県連のスタンスに理解を求めたい」と述べた。

 ただ、菅政権は普天間飛行場を名護市辺野古に移設する日米合意を踏襲する姿勢を崩しておらず、県連側との調整が難航するのは必至だ。

1503名無しさん:2010/09/17(金) 17:37:09
仲井真氏、出馬表明
2010年09月17日
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001009160001

 沖縄県の仲井真弘多知事(71)は15日、那覇市内で開いた政治資金パーティーで「もうしばらく仕事をしてみたい」と述べ、11月28日の知事選に再選を目指して立候補する意向を明らかにした。2006年の初当選時と同様、自民や公明の支援を受ける見通し。


 仲井真氏はこれまで2期目への意欲を示すにとどまっていたが、両党のほか、医師会や出身母体の経済界など主要団体、一部に待望論のあった翁長雄志・那覇市長らの支援が得られると判断し、立候補表明に踏み切った。


 ただ、米軍普天間飛行場の移設問題については「解決の道はあると思っている。知恵も必要。県民の思いに沿う方向できちっと解決の道を、なるべく早く見つけ出すのが当然だ」と述べるにとどめた。


 仲井真氏は、名護市辺野古への移設を条件付きで容認してきたが、日米で合意された辺野古移設案に対しては「極めて厳しい」との見解を繰り返し述べてきた。


 知事選にはこれまで、宜野湾市の伊波洋一市長(58)が社民、共産、沖縄社会大衆の3党の要請を受けて立候補を表明。17日には後援会を立ち上げる。移設問題について伊波氏は、県内移設反対の姿勢を鮮明にし、海兵隊撤退要求も掲げる考えだ。


 このほか国民新の下地幹郎幹事長に近い儀間光男・浦添市長を中心とするグループが第3の候補を擁立する動きなどもある。

1504名無しさん:2010/09/18(土) 13:21:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20100917-OYT8T00552.htm
仲井真知事が再選出馬表明

 米軍普天間飛行場の移設問題が最大の争点となる沖縄県知事選(11月28日投開票)について、仲井真弘多知事(71)は15日、那覇市で開いた自らの政治資金パーティーで2期目への出馬を正式に表明した。無所属で立候補し、自民、公明党の推薦を受ける見通し。

 仲井真氏はこの日、各種支援団体の代表者が立候補を求めたのを受け、「前へ進みますのでよろしく」と答えた。

 移設問題に関しては「県民の思いに沿う方向で解決の道を見つけたい」と発言。仲井真氏はこれまで、日米が合意した同県名護市辺野古への移設に対し、「極めて厳しい」としているが、明確には反対していない。パーティー後、記者団に、「10月には(移設問題を含め)公約を発表する」と語った。

 同知事選を巡っては、県内移設に反対する同県宜野湾市の伊波洋一市長(58)が無所属での立候補を表明しており、共産、社民党が推薦する予定。国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員(沖縄1区)に近いグループも独自候補の擁立を目指している。

(2010年9月18日 読売新聞)

1505名無しさん:2010/09/18(土) 13:22:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20100917-OYT8T00555.htm
宜野湾市長選に副市長出馬表明

 米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市の安里(あさと)猛副市長(58)が15日、県知事選に立候補する伊波洋一市長(58)の後継として、市長選に出馬すると表明した。無所属で、社民、共産党と地域政党・沖縄社会大衆党が推薦する見通し。市長選の投開票は、知事選と同じ11月28日となる見込み。

 安里氏は同市内で記者会見を開いた。同市最大の課題は、普天間飛行場の移設問題。政府は同県名護市辺野古への移設を決めたが、安里氏は会見で、「沖縄に新基地をつくることなく、グアムに移転することで普天間の返還を実現するべきだ」と主張。同様の考えを持つ伊波氏と連携して、日米両政府に働きかける方針を示した。

 宜野湾市長選を巡っては、自民、公明両党の市議や地元企業が、前衆院議員の安次富(あしとみ)修氏(54)の擁立を目指している。

(2010年9月18日 読売新聞)

1506名無しさん:2010/09/18(土) 14:53:45

山鹿市議会:議員定数10削減、条例案を可決 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100918ddlk43010416000c.html

 山鹿市議会は17日開いた9月定例会の最終本会議で、議員提案された現行の議員定数30を10削減して20とする条例案を賛成多数で可決した。次期選挙から適用される。

 現行定数は05年の合併協議で定められていたが、定数削減を求める市民の声を受け、議会は昨年3月、議員定数等特別委員会(池田誠一委員長)を設置して審議していた。現議員の任期満了は13年2月。

毎日新聞 2010年9月18日 地方版

1507名無しさん:2010/09/18(土) 15:02:31
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167726-storytopic-3.html
知事選「県内移設が前提」 候補者選定で岡田幹事長
2010年9月18日

 【東京】民主党幹事長に就任した岡田克也氏は17日の会見で、11月の沖縄県知事選挙への党本部の取り組み姿勢について「県連とよく相談したい。ただ、政権与党だから、内閣の基本的な方針に沿って候補者の選定は行われなければならない」と述べた。米軍普天間飛行場移設をめぐっては、名護市辺野古への移設推進の政府と県連でねじれが生じているが、候補者選定には県内移設を前提とする考えを示した。
 外相の離任会見では、外相として普天間移設問題への対応には「鳩山さんが(県外移設を)強調したからではなく、今まで抑えられてきたものが政権交代をきっかけにより強くなって、非常に対応が難しい問題だった」と振り返った。自身が掲げた嘉手納統合案については「県外(移設)はない、難しいと言って嘉手納統合も一例だと言った。県外はないとどこかで言わざるを得ず、反発はある程度想定して言った」と述べた。
 「心残りは、普天間移設の問題がしっかりとした展望がないまま代わらざるを得ないことで、なお幹事長としてかかわっていきたい」と述べた。ただ「政策には口を挟まない」とし、政策の政府一元化も強調した。

1508名無しさん:2010/09/19(日) 10:13:00
鹿児島県議が視察に友人同行、政調費使って観光地めぐる
2010年9月19日8時0分
http://www.asahi.com/national/update/0919/SEB201009180055.html

 鹿児島県の尾辻義(のり)県議(66)=自民=が昨年、政務調査費を使って視察した東京や北海道などに複数の友人を同行させていたことが朝日新聞の取材で分かった。政調費支出は自分の旅費と活動費だが、はとバスツアーや歌舞伎鑑賞、札幌ドーム見学など、観光旅行とみられかねない内容だ。尾辻氏は「友人と一緒なら意見交換もできる」と説明するが、識者からは「認めれば家族でもいいことになり、歯止めがきかなくなる」との指摘もある。

 尾辻氏が県議会に提出した報告書によると、友人同伴の県外視察は6月、9月に東京2泊3日を計2回、4月に北海道2泊3日を1回など。高校時代の同級生や後援会事務所のスタッフ1〜3人と一緒に出かけた。

 尾辻氏は自身の旅費(宿泊費、航空運賃などを含むパック旅費)と活動費(1日5400円)の計約17万円(1回あたり5万〜6万円程度)を政調費として計上した。ほかの同行者はそれぞれ自費で支払った。視察目的は「議員活動で力を入れている観光施策に生かすため」という。

 同県議会では出張時の報告書の提出義務はない。1日の活動を30字程度で記す日々の報告書で兼ねている。6月にはとバスツアーで観光名所を巡った東京での1日分の報告は「東京タワー、東京駅、浅草などの観光のあり方について調査」とだけ記載。9月の歌舞伎座での歌舞伎鑑賞は、友人らと「建て替えになる歌舞伎座の今後について意見交換」(報告書)した。バス料金や鑑賞料は自費で支払ったという。また、いずれの出張も、兄の尾辻秀久・参院副議長(自民)と意見交換した。

 北海道の視察先は、クラーク博士像のある「さっぽろ羊ケ丘展望台」「札幌ドーム」を挙げ、友人らと「クラーク博士や日本ハムファイターズのあり方、さっぽろ雪祭りについて意見交換、調査」とだけ記した。ほかに、「住みやすい街づくり」を進める北海道伊達市役所も訪ねて職員と面会した、と報告書にある。

 取材に対し、尾辻氏は「所属会派の女性議員は自分一人だけで、議員同士で視察に行くのは難しい」「複数で行けば、パック料金で安くなるので、同級生らを誘うようにしている」と理由を説明。「はとバスツアーは値段が高く、(観光資源として)桜島のほうが良いと思った。鹿児島の良さを再確認できた」と視察の成果を強調した。

 政調費支出については「議会事務局のチェックも通っており、問題ないと認識している。だが、報告書の書き方に誤解を招く表現があったことは反省したい」と話した。

 尾辻氏はこのほかにも、昨年11月と12月、友人と鹿児島県内や熊本県人吉市の温泉旅館に出かけた計2回の旅費も政調費に計上している。(森本浩一郎)

1509名無しさん:2010/09/19(日) 10:50:49
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100919-OHT1T00026.htm
東国原知事、たけしに「次期宮崎県知事選不出馬」報告

 次期宮崎県知事選(12月9日告示、26日投開票)不出馬の意向を固めている東国原英夫知事(53)が18日、都内で師匠のビートたけし(63)と極秘会談したことが分かった。関係者によると、会談時間は15分あまりで、東国原氏は、たけしに県知事選不出馬の意向を伝えた。来春の都知事選出馬を含めた今後の進路についても自説を語ったようだ。

 知事引退へのカウントダウンが始まった。

 東国原氏はたけしと18日午後6時前から約15分間、東京・六本木のテレビ朝日内で会談した。たけしが「ビートたけしのTVタックル」の収録を終えてから両者は顔を会わせた。

 関係者によると、東国原氏は次期県知事選不出馬の意向を伝え、来春の都知事選出馬を含め、今後の進路について自身の考え方を明かした。

 東国原氏は17日午後に上京し、都内に宿泊。この日は、午後3時から桐蔭横浜大学(横浜市青葉区)で数百人の学生らを前に講演し、テレ朝でたけしと会談してから、羽田空港へ向かった。

 「師弟会談」は、東国原氏が衆院選出馬騒動で揺れた09年7月10日にも行われている。当時、東国原氏は自民党からの出馬要請を受け、「自身を総裁候補とすること」などを出馬の条件として突きつけ、世論の逆風にさらされていた。見かねたたけしから「飯でも食おう」と誘われ、会談の席では「このままだとお前の髪の毛が全部抜けるぞ」と警告された。同12日には、都議選で自民党が第1党の座を失い、東国原氏は戦犯扱いされ、「師匠の助言を重く受け止めたい」とコメント。同16日には衆院選不出馬を正式表明した。

 関係者によると、今回の会談は、東国原氏が「師匠にお話しさせていただきたいことがある」と持ちかけたものだという。07年1月の宮崎県知事選に出馬する際も、06年11月に、たけしの元に足を運び、所属事務所「オフィス北野」を辞め、知事選に出馬する意向を伝えている。たけしは悩んでいる弟子がいると、親身になってアドバイスをするが、最終的には「いろいろ意見を言ったけど、最後はお前が決めることだ」と意見を尊重するという。

 たけしは会談後、同午後10時からTBS系「ニュースキャスター」に出演。弟子の進路について語ることはなかった。

(2010年9月19日06時02分 スポーツ報知)

1510名無しさん:2010/09/19(日) 13:32:53
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100919k0000e010019000c.html
宮崎県知事選:東国原知事「熟慮中」 思わせぶり答弁終始

 来年1月の任期満了に伴い12月26日に実施される宮崎県知事選。出馬表明した人はまだおらず、出れば再選確実と言われる東国原英夫知事も「熟慮中」として明言を避けている。過去2回の国政転身騒動を思い起こさせる言動も目につくが、開会中の9月定例県議会で態度を明らかにする意向だ。【石田宗久】

 8日の県議会代表質問。「最も関心があるのは県政、都政、国政のどれか」と問われた東国原知事は「一番関心があるのは、この国の形を、疲弊する地方をどう変えられるかだ」とかわした。家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)で深刻な被害を受け、地域経済の復興が最重要課題だけに、議員は「投げ出すことはしないで」と続投を求めた。

 今回の代表・一般質問に登壇した計24人のほとんどが知事の進退に言及した。ある議員は、はっきりしない態度を「甚だ無責任」と批判。別の議員は「坂本龍馬は国の形を変えようと土佐藩を飛び出した」と挑発し、議場は沸いた。知事は、口蹄疫対策で国と対立を深めた経緯も踏まえ「国のシステムを変えたい」などと思わせぶりな答弁に終始した。

 官製談合事件での前知事逮捕後の、07年の出直し選で「宮崎をどげんかせんといかん」との発言が流行語になり、就任後は宮崎牛やマンゴーのトップセールスで話題を集めた東国原知事。7月の地元紙調査でも県民の約9割が支持する人気ぶりだけに、一般質問では「県民やマスコミの注目を維持するための卓越した戦略と理解している」とあいまいな態度を皮肉る議員も。

 一方、昨夏の国政転身騒動では自民党総裁ポストを条件に提示して世の批判を浴び、残る任期を「フラーッとして過ごす」と発言して反発を買った。最近も「霞が関の官僚を打破して国の根幹を変える」と勇ましいが、ある県幹部は「脆弱(ぜいじゃく)な財政基盤の県政運営に飽きている」とみる。一部スポーツ紙は来春の都知事選出馬の可能性を報じた。

 注目の去就についてベテラン議員は「じらした揚げ句に知事に残り、転身の機を待つのでは」と分析。有馬晋作・宮崎公立大教授(行政学)は「知事はメディア戦略を重視しており、世論の反応を見ている」と指摘する。

 一般質問を終えた15日、記者団に進退を誰かに相談しているかと問われ「自分に相談している」と応じた。後援会幹部も「(本人の決断に)委ねるしかない」と待つ。態度表明は残る県議会本会議の24日と29日、最終日の来月12日のいずれかになりそうだ。

毎日新聞 2010年9月19日 12時09分(最終更新 9月19日 12時21分)

1511名無しさん:2010/09/19(日) 13:36:00
阿久根市長失職時選挙 西平氏が出馬表明
(2010 09/19 06:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=26676

 阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)を進める市民団体「リコール委員会」監事の西平良将(よしまさ)氏(37)=同市脇本、養鶏業=は18日夜、解職に向けた署名集めを担当した受任者への感謝の会で、「住民投票で竹原市長が失職して出直し市長選があった場合、立候補する」と表明した。リコール委は西平氏を反市長派陣営の統一候補としたい考え。
 感謝の会は市民会館であり、受任者506人のうち約300人が出席した。西平氏は「阿久根の未来のため矢面に立つ。社会的弱者に優しいまちづくりや、農林水産業の振興を目指す。議会や市職員労働組合とは一線を引き、なれ合いのない議論をする」と訴えた。
 西平氏は引き続き開いた会見で、竹原市長が唱える「改革」について、「すべてを否定しているのではない。必要なものもあるが、手法が問題。是々非々で臨む」とし、市職員人件費削減などは引き継ぐ方針を示した。
 西平氏は、リコール委の母体「阿久根の将来を考える会」が1月に発足した当時からの中心メンバー。長男(6)に障害があり、竹原市長が昨年、自身のブログに障害者差別と受け取れる記述をした際は福祉団体とともに抗議した。九州大学農学部卒。阿久根市農業青年クラブの前会長。
 リコール委は15日、解職の賛否を問う住民投票に必要な有権者の3分の1(約6650人)を大幅に上回る1万364人分の署名を市選管に提出。年内にも行われる住民投票で過半数が解職に賛同すれば、出直し市長選がある。竹原市長は出馬を明言している。

1512名無しさん:2010/09/19(日) 13:39:56
リコール委幹事が出馬表明、阿久根出直し市長選なら
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100919-OYS1T00171.htm

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)運動を進めている「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)は18日、同市で集会を開き、出直し市長選となった場合、リコール委監事で同市の養鶏業、西平良将(よしまさ)氏(37)を擁立すると正式に発表した。出直し市長選には竹原市長がすでに立候補を表明している。

 集会には、署名を集めた受任者ら市民約300人が参加した。西平氏は「破壊することでは改革につながらない。阿久根を変えていく」と、竹原市長の市政運営を批判して立候補の決意を表明。「議会や市職労と議論し、馴(な)れ合いのない協力体制を構築する」「弱者にやさしい市民参加型のまちづくり」などの構想を明らかにした。

 西平氏は長男(6)が脳性まひによる障害を抱えており、竹原市長が昨年11月に自身のブログで障害者の出生を否定するような文章を掲載したことについて、「障害者の命は淘汰(とうた)されるものではない」と反発していた。

 集会後の記者会見では、「障害者に対する差別的なブログが立候補を決意したきっかけだった」と説明。竹原市長について「市の人件費削減の取り組みは評価すべきだが、議会を開かず専決処分を繰り返すのは独裁。手法が間違っている」と指摘した。

 リコール委は15日、解職の賛否を問う住民投票に必要な6646人を大きく上回る1万364人分の署名を提出。住民投票は12月にも実施される見込みで、有効投票者の過半数が賛成すれば竹原市長は失職し、50日以内に出直し市長選が実施される。

(2010年9月19日 読売新聞)

1513名無しさん:2010/09/19(日) 15:42:24
社民党県連:選挙対応など報告−−定期大会 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100919ddlk40010176000c.html

 社民党県連は18日、東区の県中小企業振興センターで定期大会を開いた。福岡市長選への対応などが報告されたほか、来春の統一地方選を前に、党員の高齢化や労働組合の社民離れなどの厳しい現状の中「どのように党勢拡大するのか」など、10年度の活動方針が議題となった。

 定期大会には、福岡市の吉田宏市長も来賓として出席。「1期4年ではすべができるということにはならなかった。反省を踏まえて基盤を整え、市政発展のため頑張りたい」と再選に強い意欲を見せ、支持を訴えた。同党福岡市本部は支持を決定しており、県連は10月1日の常任幹事会で対応を決める。

 また、統一地方選では同日現在、県議会や政令市議会、一般市町議会で8人の公認、6人の推薦を決定済み。公認・推薦申請については各総支部で検討し、その結果を基に常任幹事会で随時決めていくという。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2010年9月19日 地方版

1514名無しさん:2010/09/19(日) 15:43:52
選挙:福岡市長選 吉田氏が事務所開き /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100919ddlk40010178000c.html

 福岡市長選(11月14日投開票)に再選出馬する吉田宏市長(54)の事務所開きが18日、中央区春吉であった。推薦方針を決めた民主党県連の古賀一成代表や、高島喜信連合福岡会長、地元政財界などから計約350人が出席した。

 吉田氏は「暮らしの安心、都市の成長を訴え、日本の閉塞(へいそく)感を福岡から打破する」と訴えたほか、こども病院の人工島移転問題に触れ「まちの将来に何が一番かを考えて決断した」と、改めて理解を求めた。【鈴木美穂】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2010年9月19日 地方版

1515名無しさん:2010/09/19(日) 17:30:21
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100916rky00m040005000c.html
普天間移設:アーミテージ氏「知事選次第で県内不可能に」

 【東京】ブッシュ政権下で国務副長官を務めたリチャード・アーミテージ氏が15日、日本記者クラブで会見し、11月の県知事選挙について、県内移設反対を掲げる候補が当選すれば「辺野古移設は不可能になる」との見方を示した。また、同氏は普天間飛行場移設問題の解決策として、当初の全面移設にはこだわらず部分移設など、次善の策を考えるべきだと提言した。

 アーミテージ氏は、普天間飛行場移設問題に深くかかわってきており、全面移設見直しを提言した同氏の発言が今後、普天間問題の打開策を探る日米両政府に影響を与える可能性もある。

 アーミテージ氏は「当事者の意志と善意さえあれば、もともとの目標である普天間の全面移設には到達しないかもしれないが、日米同盟を維持する解決策があるはずだ。他の米軍再編問題はうまくいっているので、(普天間問題についても)次善の策を話し合わないといけない」と述べ、解決策の再検討を促した。

 現在の沖縄の政治状況については「日米合意は国際合意なので拘束力を持つことは事実だが、去る名護市議会議員選挙や11月の知事選挙の結果によってはその実施が不可能になるかもしれない。『難しい』と『不可能』は違う。今はまだ『難しい』という状況だ」と述べ、知事選の行方を注視する姿勢を示した。(琉球新報)

1516名無しさん:2010/09/20(月) 11:26:43
古川知事「推薦」に前向き 民主県連の原口代表
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1729033.article.html

 来春の県知事選をめぐって、民主党佐賀県連の原口一博代表は19日、3選出馬を表明した古川康知事を評価し、推薦に前向きな考えを示した。すでに県連の常任幹事会で自身の考えを伝えており、古川知事から推薦願が出された場合、県連として正式に協議する。  

 常任幹事会後の記者会見で明らかにした。推薦などの条件として「(民主党が掲げる)政策に協力し、地方から改革を引っ張ってくれた人」とし、原口代表が総務相在任時、同省の顧問を務めた古川知事を「功績は大きい」と高く評価した。  

 古川知事は2期目の選挙では自民、公明の推薦を受け、民主は「相乗り禁止」の党方針に従い自主投票だった。古川知事は無所属で出馬する予定で、各党、各種団体への推薦願については「後援会と協議する」にとどめている。  

 また、この日の常任幹事会では来春の県議選(定数38)の獲得議席を、推薦を含めて現在の6議席を大きく上回る「最低でも10議席以上」とする目標を決めた。  

 出席した県議らと各選挙区の情勢を分析し、「政権政党なので過半数を目指したいが、まだその力はない」として「最低10人」で一致した。1次公認を出す来月にはローカルマニフェストのたたき台もまとめる。  

 原口代表は総務相退任後、初めての帰郷で、「統一地方選は目の前。人材を発掘し、各選挙区で政権政党として基盤をしっかりつくりたい」と結束を呼びかけた。

2010年09月19日更新

1517名無しさん:2010/09/20(月) 12:14:59
東国原知事が不出馬の意向 都知事選と衆院選を検討か
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092001000194.html

 宮崎県の東国原英夫知事が、来年1月20日の任期満了に伴う12月の知事選に出馬せず、1期目の今期限りで退任する意向を周辺に伝えていたことが20日、関係者への取材で分かった。

 退任後については、来年4月に予定される東京都知事選への出馬が取りざたされているほか、知事は国政への関心も高く、次期衆院選も視野に入れて検討しているとみられる。

 関係者によると、29日に開く9月議会の本会議で、不出馬を正式表明する見通し。

 宮崎知事選は12月9日告示、26日投開票。これまでに立候補表明者はいない。

 東国原知事は官製談合事件で前知事が辞職、逮捕されたことを受け、2007年の出直し知事選で初当選した。

2010/09/20 11:46 【共同通信】

1518名無しさん:2010/09/20(月) 12:36:20
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001009190003
知事を前向き評価
2010年09月20日

 民主党県連代表の原口一博衆院議員は19日、来春の知事選への立候補を表明した古川康知事について「政権の改革を地方から引っ張って頂いたかどうかが、(支援するかどうかの)大きなメルクマール(指標)になる」としたうえで、「地域主権改革を非常によくサポートしてくれた」などと前向きに評価した。佐賀市で開かれた常任幹事会後の記者会見で述べた。


 古川知事は今月6日の記者会見で3選を目指すことを明らかにした際、政党への推薦は「これから後援会と議論していく」と話していた。1、2期目とも無所属で立候補し、前回2007年は自民、公明の推薦を受けた。09年の政権交代後に迎える来春の知事選では、各党との協力関係が注目されている。


 民主党県連は07年、党の「相乗り禁止」方針に従って自主投票。19日の常任幹事会で知事選の対応は議論されなかったが、原口氏は「野党時代は相乗り禁止を掲げていたが、今回は政権与党。政策への協力が指標になる」と強調した。


 このほか県議選での当選目標について、原口氏は「(公認・推薦を合わせて)10人以上を目指す」と話した。現在、民主党の公認・推薦の県議は4人。県連は10人以上の公認を目指し、「武雄市」「嬉野市」「鹿島市・藤津郡」「西松浦郡」の4選挙区で候補者を公募している。

1519名無しさん:2010/09/20(月) 15:32:50
東国原知事、再選不出馬の意向=29日に正式表明へ−宮崎

 宮崎県の東国原英夫知事が、来年1月の任期満了に伴う知事選(12月26日投開票)に再選出馬しない意向を固めたことが20日、分かった。関係者が明らかにした。29日の県議会本会議で正式表明する見通し。同知事は、来春の東京都知事選や国政選挙への出馬が取りざたされている。 (2010/09/20-14:38)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010092000184

1520名無しさん:2010/09/20(月) 15:52:53
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100920ddlk43010340000c.html
選挙:菊陽町長選 あす告示 /熊本

 菊陽町長選は21日告示される。再選を目指す現職の後藤三雄氏(64)と、新人でコンサルタント会社社長、冨永博士氏(49)の無所属2人が立候補を表明しており、前回(06年)も出馬した2人の一騎打ちとなる公算が大きい。

 熊本市のベッドタウンとして全国有数の人口増加率を誇る都市部と農村部の均衡ある町づくりなどが争点となっている。

 立候補の受け付けは21日午前8時半〜午後5時、町役場で。投票は26日午前7時〜午後8時、町内10カ所であり、午後9時から同町民体育館で開票される。2日現在の有権者数は2万8286人。

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1521名無しさん:2010/09/20(月) 16:13:47
http://mainichi.jp/area/saga/news/20100920ddlk41010325000c.html
民主県連:「古川氏の功績大きい」 原口代表、知事選で支持を示唆 /佐賀

 民主党県連は19日、佐賀市で常任幹事会を開き、総務相を退任した原口一博県連代表も出席した。原口代表は幹事会後、来春の統一選で行われる知事選について「推薦願などが来ておらず、議論する段階ではない」とする一方、既に出馬表明した現職の古川康知事を「功績は大きい」と評価した。

 幹事会後の会見で原口代表は、知事選の対応について「改革を地方から引っ張っていただいたかどうかが大きなメルクマール(指標)になる」と語り、古川氏について「総務省顧問として、地域主権改革で私をサポートしてもらった」などと支持を示唆した。

 また、同じく統一選で実施される県議選に向け、原口代表は「地盤強化のため、(推薦候補を含め)最低10人の当選を目指す」と表明した。【姜弘修】

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1522名無しさん:2010/09/20(月) 16:15:43
東国原知事、再選不出馬の意向=29日に正式表明へ―宮崎
2010年9月20日16時6分
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201009200027.html

 宮崎県の東国原英夫知事が、来年1月の任期満了に伴う知事選(12月26日投開票)に再選出馬しない意向を固めたことが20日、分かった。県内の関係者が明らかにした。29日の県議会本会議で正式表明する見通し。同知事は、来春の東京都知事選や国政選挙への出馬が取りざたされている。

 東国原知事は、県発注業務の入札をめぐる官製談合・汚職事件で、前知事が辞職したため実施された2007年1月の知事選で初当選した。

 関係者によると、知事は8月上旬ごろから不出馬の方向に傾き出した。ただ、次の県知事に官製談合・汚職事件以前の利益誘導型、派閥政治を行う「旧来型の人物」が就任することに強い危惧(きぐ)を抱くなどしており、態度を翻す可能性も完全には消えていないという。

 知事は8日、「口蹄(こうてい)疫がなければ恐らく2期目をやっていただろう」などと不出馬とも取れる発言をしていた。これまでもたびたび国政への強い関心を示し、昨年の衆院選では、自民党からの出馬を模索した経緯がある。また、関係者の間では、都知事選出馬にも強い意欲を示しているとみられている。

[時事通信社]

1523名無しさん:2010/09/20(月) 16:58:59
知事選へ対立鮮明 辺野古は断念要求 県内政党座談会
2010年9月20日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167809-storytopic-3.html

 民主党代表選での菅直人首相再選などを受けて、琉球新報社が16日に開いた県内政党座談会では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する市議会与党が大勝した名護市議選の結果を踏まえ、日米両政府は移設断念すべきだとの意見が一斉に上がった。発足1年を迎えた民主党政権には厳しい意見が相次いだ。一方、仲井真弘多知事への評価などでは意見が鋭く対立。11月28日の県知事選に向けて、対決姿勢が鮮明となった。座談会の模様を紹介する。(文中敬称略)

池間淳氏 (自民党県連幹事長)
仲村未央氏(社民党県連書記長)
前田政明氏(共産党県委副委員長)
金城勉氏 (公明党県本幹事長)
新垣安弘氏(民主党県連幹事長)
当山勝利氏(社大党書記長)
當間盛夫氏(政党そうぞう代表)
呉屋宏氏 (国民新党県連代表)
司会 琉球新報政治部長・松元剛

官僚主導政治壁厚い/民主・新垣氏
まず公約守るべきだ/自民・池間氏

<民主党政権1年>
 司会 民主党を中心とした政権の発足から1年たつ。評価を聞きたい。
 新垣 自民党の官僚主導政治を変えようと出発したが、壁は大変厚い。ただ今後も国民主導の政治で改革を進めると期待している。
 当山 基地問題は当然評価できない。国民の生活第一という姿勢は評価する。財源で試行錯誤しており、まだ見えない部分もある。
 當間 新しい政治体制をつくろうという姿勢は見える。地域主権の流れもあり、一括交付金などは沖縄にも今後大きく影響する。
 呉屋 まだ個別政策を評価する時期でないが、政権を取ってみたら現実は違っていたというのが現状ではないか。今後が大事だ。
 池間 政治家はまず公約を守るべきだ。国民の信頼回復に不可欠だが、普天間など公約がことごとく破られた。全く評価できない。
 仲村 地域主権や対等な日米関係、人権、環境など政権交代に期待した国民の中に失望がある。普天間にそれが凝縮されている。
 前田 国民は財界中心や米国追随ではない、国民が主人公の政治を求めたが、普天間に示されるように自民党政権と変わらない。
 金城 政権交代時の期待はしぼんだ。党内議論のプロセスが見えず、財源問題も指摘されていた通り。期待外れで評価に値しない。

実績大きく期待する/公明・金城氏
公約果たしていない/社大・当山氏

1524名無しさん:2010/09/20(月) 17:00:19
<県政運営評価>
 司会 仲井真知事の4年間の県政運営の評価は。
 当山 県民所得も相変わらず最下位で、雇用状況もそれほど改善されていない。4年前に出した公約を果たしていないことから、評価はできない。
 當間 評価はほとんどゼロ。3年あればできると大見えを切っていたが、基地問題は動いていない。生活保護が増え、県民所得は全く上がらない状況だ。
 呉屋 マニフェストを守ってほしかった。認可外保育園に給食費を出すと言ったが、1日数十円という県民だまし。期待の裏切りでは政治への関心が離れる。
 池間 百点満点を付ける。フットワークが軽く多くの公約に努力している。IT津梁パークやANA物流事業、観光でも中国に出向き営業する方向はいい。
 仲村 普天間の3年閉鎖の公約破綻(はたん)の説明がない。失業率4%台や観光客1千万人も年度ごとの目標設定がなく漫然としたスローガンに終わっている。
 前田 新自由主義の行財政改革で医療福祉を切り捨てた。辺野古移設推進を進めた立場で、民意に添わない。最大の問題で県民の先頭に立ち切れていない。
 金城 公約に掲げた170項目のすべてに着手し、充実強化した。就業者数は就任時から2万人増の雇用を確保した。実績は大きく、引き続き期待したい。
 新垣 公約達成度が低い。基地問題で県民世論の後を付いていく姿しか見えない。沖縄のリーダーは県民世論を背景に政府、米国と交渉しないといけない。

安保転換を迫れるか/社民・仲村氏
中央とねじれ説明を/そうぞう・當間氏

<知事選の意義、争点>
 司会 知事選の意義、争点は。自民、公明が県外移設に舵(かじ)を切る中、普天間問題は争点になりえるか。
 當間 振興計画が終わるので、沖縄の新たな10年を主張する知事選だ。自民、公明は政権が変わったというだけで県外に転換し、中央とのねじれに説明がないのはいかがなものか。
 呉屋 基地問題を言えばマスコミがトップで扱うが、この間に自殺者が増えている。政治のミスリード。ここに争点を置いて知事選が戦われるのか。報道も住民視点を考えるべき。
 池間 名護の市長選、市議選で4年前と違った結果が出ている。この民意を大事にし、県政を運営する。4年前と今回では違った形の知事選の戦いになる。若者の雇用問題も大事だ。
 仲村 知事はいまだ主体的な意思で県内移設反対と言っていない。国の外交や安保政策の転換を迫ることができるかが問われていることもあり、普天間問題はやはり争点になりうる。
 前田 辺野古大浦湾の埋め立て権限を持っている知事が埋め立てに反対するかが鋭く問われている。米軍基地は沖縄経済発展の障害だ。基地をなくすことが経済発展にもつながる。
 金城 県民生活に直結し、将来展望を担保する計画を策定できるのは誰かが最重要テーマ。普天間問題は大部分の意思が受け入れ困難であり、知事も選挙戦を通じて政策を表明する。
 新垣 沖縄の知事選では必ず国の安全保障に関する基本認識が問われる。その上で、今後の振興計画を政府との関係もしっかり持ちながら、どう展望を見いだすかが争点になる。
 当山 知事は辺野古移設を一度容認したことで、今でも基地を造ることに自らの反対表明はなく、人ごとだ。基地以外にも雇用、出生率の高い沖縄での子育て支援も大きな争点になる。

民主党との連携ある/国民新・呉屋氏
県内移設反対で団結/共産・前田氏

1525名無しさん:2010/09/20(月) 17:00:59
<知事選・各党取り組み>
 司会 仲井真氏に県外移設に踏み込ませるのか。公約にすれば当選後に県内に戻ることはないか。
 池間 4年前と県民の意識が相当変わった。県外移設で選挙に取り組まないといけない。ベストでなくベターを選択したが民意を踏まえる。知事は従来公約は不動にして守っている。
 司会 参院選では県外・国外移設を訴えた。知事選の基本政策に県外・国外が盛り込まれていないのは。
 仲村 候補者を含めた政策協議で、県外・国外ももちろん掲げられるよう議論する。ただ基本政策には県内移設反対が盛り込まれており、県外・国外を求めることと矛盾していない。
 司会 参院選では無条件撤去を掲げ、社民、社大の推薦候補と競った。3党共闘に矛盾はないのか。
 前田 県民の最大公約数で一致し、共闘することが県民の最大の願い。普天間基地の閉鎖・返還、そして県内移設反対という点で団結する。伊波洋一氏も認めており、何ら矛盾はない。
 司会 沖縄は自公協力のはしりだったが、国政レベルで協力は薄らいでいる。今後の県内での協力関係は。
 金城 自公協力の端緒を開いたのは沖縄だった。この10年間、信頼関係をつくりながら成果も出してきた。信頼関係は今もあり、沖縄ではしっかりとしたものが継続できると思う。
 司会 知事選対応で党本部の意向は。参院選に続く自主投票では政党の存在意義が問われかねない。
 新垣 現時点で方向性は出てない。自主投票の可能性もあるかもしれないが、そういう方向に進む意思はない。党本部と調整して候補を決めていく方向で、新執行部と調整を始める。
 司会 野党共闘の要役の役割を果たしてきたが、伊波氏を擁立する3党共闘と民主党との関係は。
 当山 伊波氏に要請を決めた時点でも民主党県連には協議を呼び掛けてきた。一緒にはできなかったが、きちんと話ができる形が一番いいと今もまだ思っている。きちっとやっていく。
 司会 第三極の候補者擁立の動きに期待をするのか。擁立の可能性をどう見ているか。
 當間 仲井真氏も旧態依然の古い政治家で、年齢、健康面は大丈夫か。伊波氏も古い革新の野党政治だ。われわれは若く、新しい沖縄をつくる候補者を模索する。絶対に出していく。
 司会 前回知事選で名乗りを上げた下地幹郎幹事長の動向は。連立を組む民主党の意向を尊重するのか。
 呉屋 下地氏本人に聞いてほしい。当然、中央で連立する民主党との連携はある。ただ基地問題一点ではない。今まで自公で片付けられなかった沖縄の課題をどう解決するかで選ぶ。

民主党は対米交渉を/共産・前田氏
県内反対は感情論だ/国民新・呉屋氏

1526名無しさん:2010/09/20(月) 17:01:36
<知事選・各党取り組み>
 司会 仲井真氏に県外移設に踏み込ませるのか。公約にすれば当選後に県内に戻ることはないか。
 池間 4年前と県民の意識が相当変わった。県外移設で選挙に取り組まないといけない。ベストでなくベターを選択したが民意を踏まえる。知事は従来公約は不動にして守っている。
 司会 参院選では県外・国外移設を訴えた。知事選の基本政策に県外・国外が盛り込まれていないのは。
 仲村 候補者を含めた政策協議で、県外・国外ももちろん掲げられるよう議論する。ただ基本政策には県内移設反対が盛り込まれており、県外・国外を求めることと矛盾していない。
 司会 参院選では無条件撤去を掲げ、社民、社大の推薦候補と競った。3党共闘に矛盾はないのか。
 前田 県民の最大公約数で一致し、共闘することが県民の最大の願い。普天間基地の閉鎖・返還、そして県内移設反対という点で団結する。伊波洋一氏も認めており、何ら矛盾はない。
 司会 沖縄は自公協力のはしりだったが、国政レベルで協力は薄らいでいる。今後の県内での協力関係は。
 金城 自公協力の端緒を開いたのは沖縄だった。この10年間、信頼関係をつくりながら成果も出してきた。信頼関係は今もあり、沖縄ではしっかりとしたものが継続できると思う。
 司会 知事選対応で党本部の意向は。参院選に続く自主投票では政党の存在意義が問われかねない。
 新垣 現時点で方向性は出てない。自主投票の可能性もあるかもしれないが、そういう方向に進む意思はない。党本部と調整して候補を決めていく方向で、新執行部と調整を始める。
 司会 野党共闘の要役の役割を果たしてきたが、伊波氏を擁立する3党共闘と民主党との関係は。
 当山 伊波氏に要請を決めた時点でも民主党県連には協議を呼び掛けてきた。一緒にはできなかったが、きちんと話ができる形が一番いいと今もまだ思っている。きちっとやっていく。
 司会 第三極の候補者擁立の動きに期待をするのか。擁立の可能性をどう見ているか。
 當間 仲井真氏も旧態依然の古い政治家で、年齢、健康面は大丈夫か。伊波氏も古い革新の野党政治だ。われわれは若く、新しい沖縄をつくる候補者を模索する。絶対に出していく。
 司会 前回知事選で名乗りを上げた下地幹郎幹事長の動向は。連立を組む民主党の意向を尊重するのか。
 呉屋 下地氏本人に聞いてほしい。当然、中央で連立する民主党との連携はある。ただ基地問題一点ではない。今まで自公で片付けられなかった沖縄の課題をどう解決するかで選ぶ。

民主党は対米交渉を/共産・前田氏
県内反対は感情論だ/国民新・呉屋氏

1527名無しさん:2010/09/20(月) 17:02:10
<統一地方選の総括>
 司会 統一地方選の各党の総括を聞かせてほしい。ことし最大の政治決戦となる11月の知事選の取り組みは。
 池間 自民党が下野し初の統一地方選だ。一人でも多い当選を目指し、各選対を回った。保守系が多く当選し、ほっとした。
 仲村 公認、推薦の全候補が当選した。普天間基地問題への姿勢が評価された。知事選の足場が組まれた手応えを感じた。
 前田 名護市で新基地建設反対の市長を支える議席を確保し、全体で改選比1議席増だ。知事選勝利の土台が作れた。
 金城 推薦、公認19人全員が当選し、名護でも2議席確保した。地方選挙は地域の課題があり、知事選に直接影響しない。
 新垣 公認4人が全員当選した。若手の将来有望な青年が育っている。逆風の中だが、それなりの手応えを感じた。
 当山 石垣市の公認2人が落選し、もろ手を挙げて喜べる状況ではない。しっかり総括し、知事選に向けて取り組みたい。
 當間 名護で取りこぼしたが、全体的には同じ志の議員が地域の問題点を掲げ当選した。知事選でも影響を持たせたい。
 呉屋 名護の取りこぼし以外は、ほぼ順調だった。地方選挙は政党主導ではなく、地域主導だ。知事選の候補は未定だ。

名護の結果踏まえて/社大・当山氏
危険放置は責任放棄/公明・金城氏

1528名無しさん:2010/09/20(月) 17:02:48
<民主代表選>
 司会 民主党代表選は小沢一郎氏を破って菅直人首相が再選を果たした。今後の沖縄問題への影響をどう見るか。
 金城 菅氏は辺野古移設の日米合意を踏襲すると言うが、それで解決のめどは立たない。普天間の危険性放置は政治の責任放棄だ。
 新垣 県内では小沢氏支持がほとんどだった。県連としては、沖縄にしっかりと向き合う政府や執行部であることを願っている。
 当山 首相が辺野古移設ありきという考えなら何も変わらない。名護市長選、市議選の結果を踏まえ、考えを改めてほしい。
 當間 菅政権は日米合意踏襲や消費税増税など自民党と変わらない。沖縄への認識も浅く期待できない。もっと厳しくなると思う。
 呉屋 戦後65年間の苦しみが県内移設反対や所得格差、学力低下などにも影響している。そうした状況を政策に反映させてほしい。
 池間 名護市議選は民主党への反発の結果だ。農業も戸別補償にサトウキビは該当していない。経済問題でも沖縄に厳しい政権だ。
 仲村 菅政権は一貫して日米合意を踏襲すると言うが、全く民意を顧みていない。県民を説得するのでなく米国と向き合うべきだ。
 前田 日米合意を実行すると繰り返し、名護市民や県民の民意を踏みにじるものだ。自民党と同じ道で、行き詰まることは明白だ。

【関連記事】「辺野古断念すべきだ」 県内政党座談会

1529名無しさん:2010/09/20(月) 17:32:31
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100920053.html
東国原氏 橋下知事にメール「まだ決定じゃないという話だった」

 大阪府の橋下徹知事は20日、次期知事選で不出馬の意向を関係者に伝えている宮崎県の東国原英夫知事から、まだ不出馬を決めていないとの内容のメールを受け取ったと明らかにした。

 橋下氏は20日昼ごろにメールをやりとりしたといい、「まだ決定じゃないという話だった」と説明。その上で「僕らの立場はオフィシャルで表明したところがスタート。コメントは差し控えたい」と述べた。

 名古屋市議会解散の直接請求(リコール)を目指す河村たかし市長の応援演説のため訪れた名古屋市で、報道陣の取材に応じた。

[ 2010年09月20日 17:17 ]

1530名無しさん:2010/09/20(月) 18:04:20
宮崎県知事、再選不出馬の意向
2010/9/20 17:59

 宮崎県の東国原英夫知事が任期満了に伴う知事選(12月26日投開票)に出馬せず、1期限りで退任する意向を地元関係者に伝えていたことが20日、分かった。同知事をめぐっては、次期衆院選への立候補や、来春の東京都知事選への出馬が取りざたされている。

 関係者によると、近く県議会本会議で進退を正式表明する見通し。ただ、東国原知事はなお慎重に検討を続けており、意向を翻す可能性も完全には消えていないという。

1531建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/09/20(月) 22:17:06
そのまんまと管直入は同じ人種だなwww
中身がマルでない、口先だけの権力志向が強いだけのスケベ野郎www

1532名無しさん:2010/09/21(火) 11:02:58
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100921ddm041010052000c.html
東国原・宮崎県知事:知事選、不出馬の意向 国政、都政に意欲か

 宮崎県の東国原英夫知事が、来年1月20日の任期満了に伴う知事選(12月26日投開票)に出馬しない意向を固めた。タレント時代の師匠、ビートたけしさんと最近東京都内で会い、こうした意向を伝えた模様だ。来春に予定される東京都知事選や、次期衆院選への出馬などが取りざたされている。家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題で大きな打撃を受けた地域経済の復興は、次期知事に委ねられる可能性が高まった。

 東国原知事は20日夜、宮崎空港で記者団に対し知事選について「熟慮中だ。9月議会で表明する」と述べ、明言を避けた。たけしさんとの面会は認めたが「口蹄疫問題でお世話になったお礼」と述べるにとどめた。ただ、関係者によると、知事は29日にも県議会本会議で表明する見通し。表明が24日か、議会最終日の10月12日になる可能性もある。

 知事は県議会で、知事選出馬について態度を保留する一方「国の形を変える」などと述べ、国政に意欲をにじませる場面が目立った。口蹄疫問題で国と対立した経緯を踏まえ、記者団に「口蹄疫がなければ恐らく2期目をやっていた」と語ったこともある。地方分権への関心が強く、財政基盤の強固な都知事か、国会議員を志向しているとみられる。【石田宗久、小原擁】

毎日新聞 2010年9月21日 東京朝刊

1533名無しさん:2010/09/21(火) 11:29:19
宮崎知事選、各党候補擁立 不出馬表明後に検討
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100921-OYS1T00136.htm

 宮崎県の東国原英夫知事(53)が知事選(12月9日告示、26日投開票)に再選出馬しない意向を後援会関係者らに伝えていたことが明らかになり、知事選への対応を保留してきた県内の主要政党は、正式表明を待って候補擁立に向けた検討を本格化させる構えだ。

 東国原氏は20日、記者団に「進退は熟慮中」と、これまで通りの説明を繰り返した。人気知事の不出馬意向に対し、県民からは戸惑いの声も上がっている。

 訪問先の大阪から宮崎に戻った東国原氏は、宮崎空港(宮崎市)で、記者団に対し、「何度も申し上げている通り、(進退については県議会の)本会議で申し上げる。様々な意見を賜りながら、もうちょっと時間をいただきたい」と語った。24日か29日に進退について表明するとみられている。

 知事選は告示まで3か月を切ったにもかかわらず、出馬を表明している立候補予定者が1人もいないという事態となっている。

 地元紙の7月の調査で9割以上の支持を集めるなど県民から絶大な人気を誇る東国原氏の動きを見極めるため、各党とも様子見の状態が続いていた。自民党県連の米良政美幹事長は「知事が立候補する可能性を考慮すると、とても表明前の対応決定は無理だった」と打ち明ける。

 このため、8日の県議会本会議では、進退を表明しないため、出馬の意欲がある人の動きが阻害されているとして、代表質問に立った議員から早期表明を促されたほどだ。

 ただ、市長や前国会議員などの名がささやかれてはいるが、政党側の擁立作業は進んでおらず、自民党県連は「擁立するかどうかも含めて検討中」としており、ゼロからのスタート。

 民主党県連の井上紀代子代表は「知事の場合は一度、不出馬を表明して仮にまた出馬に転じても、当選できるだけの人気がある。県議会での表明を聞いたうえで、県連として対応が必要かどうかを含め、考えたい」と慎重だ。

 ある県議は「知事が不出馬を正式表明すれば、出馬に向けた様々な動きが出てくるだろう」と指摘、東国原氏が出馬すれば「無風」だったはずの知事選は一転、混戦になるとの見方も出ている。

(2010年9月21日 読売新聞)

1534名無しさん:2010/09/21(火) 12:38:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100921/plc1009211213013-n1.htm
ブログ市長の専決処分は「違法、無効」と片山総務相 法改正も
2010.9.21 12:12

 片山善博総務相は21日の閣議後の記者会見で、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市議会を開かず、専決処分を繰り返している問題について、「専決処分の要件に該当せず、もともとのっけから無効だ」との認識を示した。その上で、片山氏は「今回の事件から得られる教訓として議会側が招集権を持つことは一つの解決方法だろう」と述べ、議長にも議会招集権を与えるための地方自治法改正に前向きな考えを示した。

 片山氏は竹原市長が行った専決処分について「議会を招集して議員が集まらないなら可能だが、そもそも招集していないのだから違法だ。違法な状態で行った専決処分は根っこから違法だ」と指摘した。

1535名無しさん:2010/09/21(火) 13:56:00

新人と現職の2人立候補届け出 菊陽町長選告示 2010年09月21日
http://kumanichi.com/news/local/main/20100921009.shtml

 任期満了に伴う菊陽町長選が21日、告示された。正午までに新人で会社役員の冨永博士氏(49)と、現職で再選を目指す後藤三雄氏(64)=いずれも無所属、届け出順=が立候補を届け出た。

 立候補の受け付けは午後5時で締め切られるが、ほかに出馬の動きはなく、一騎打ちになる公算が大きい。

 冨永氏は同町久保田の選挙事務所で出陣式。「1日も早く町の改革をやりとげたい。さらなる発展を皆さんと築く」と訴えた。

 後藤氏は同町津久礼の選挙事務所で第一声。「皆さんと一緒に汗を流しながら町づくりを進めていきたい」と支持を求めた。

 投票は26日午前7時から午後8時まで、町内10カ所で。午後9時から町民体育館で即日開票され、同10時半ごろ結果判明の見込み。期日前投票は22〜25日(午前8時半〜午後8時)、町役場2階大会議室で。

 20日現在の有権者数は2万8346人(男1万3751人、女1万4595人)。(三國隆昌、鎌倉尊信)

1536名無しさん:2010/09/21(火) 14:32:14
http://www.asahi.com/politics/update/0921/TKY201009210101.html
阿久根市長の専決処分「違法で無効」 片山総務相
2010年9月21日11時46分

 片山善博総務相は21日の閣議後の記者会見で、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が議会を開かずに連発した専決処分について「専決処分の要件に該当しておらず、無効だ」と述べ、市議会が承認するしないにかかわらず効力がないとの認識を示した。

 片山氏は会見で「専決処分は災害時など厳格に要件が決まっているが、阿久根市のケースは要件を満たしていない。そもそも(竹原市長は議会の)招集行為をしていないから違法だ。違法な状態で行った専決処分は、根っこから違法だ」と明言した。

 また、「現行法の枠組みでも、議会が緊急避難的に自己招集することはあり得る。その議会の正当性は司法の場で認定されると思う」と述べ、議会側の対応にも不十分な点があったと指摘した。

1537とはずがたり:2010/09/21(火) 16:15:19
>>1536
議会を招集せずに専決なんて手法が罷り通ったら地方議会は要らなくなるし此迄の官僚の姿勢が弱すぎた。原口が腰抜けだったせいか?
また片山氏は議会側の手落ちにも言及してるけど,自己招集出来たのか。

1538名無しさん:2010/09/21(火) 22:17:52
>>1535
http://kumanichi.com/news/local/main/20100921011.shtml
現職、新人の一騎打ちに 菊陽町長選が告示
2010年09月21日

 任期満了に伴う菊陽町長選が21日告示された。新人で会社役員の冨永博士氏(49)と、現職で再選を目指す後藤三雄氏(64)=いずれも無所属、届け出順=が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦が始まった。

 冨永氏は「県北地域の浮揚へ企業誘致を進め、次の時代を担う子どもたちの教育にも重点を置く。住んで良かったと思われる町づくりを住民と一緒に進めたい」と主張。

 後藤氏は、保育所誘致や小学6年までの医療費助成などの実績を強調し、「都市部と農村部の調和を大事にしながら、安心・安全な町を皆さんと一緒につくりたい」と訴えた。

 投票は26日午前7時〜午後8時まで、町内10カ所で。午後9時から町民体育館で即日開票され、同10時半ごろ結果判明の見込み。期日前投票は22〜25日(午前8時半〜午後8時)、町役場2階大会議室で。

 20日現在の選挙人名簿登録者数は2万8346人(男1万3751人、女1万4595人)。(三國隆昌)

1539チバQ:2010/09/21(火) 22:50:05
>>1533
>市長や前国会議員などの名がささやかれてはいるが
前国会議員という単語の有資格者は県内だと
小斉平敏文@2007落選
中山成彬@たちあがれ日本
の2人ですよね。上杉光弘は「元」になるし。

市長だと宮崎市はこの前初当選したばかりだから
都城市長(長峯誠@1969年生まれ=41歳@長嶺基のジュニア)かな?

1540名無しさん:2010/09/21(火) 22:53:16

宜野湾市政野党 安次富修氏を擁立
市長選、22日に出馬要請
2010年9月21日 22時42分
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-21_10429/

 【宜野湾】伊波洋一宜野湾市長の県知事選出馬に伴い予定されている同市長選で、市政野党の代表や経済関係者らでつくる選考委員会は21日、前衆院議員の安次富修氏(54)を擁立する方針を決めた。22日に出馬要請する。

 安次富氏は「要請を重く受け止める。今は白紙の状態。熟慮した上で回答したい」と述べた。24日に正式回答する見通しだが、関係者によると、出馬に前向きな姿勢を示しているという。

 市政与党側は、前副市長の安里猛氏(58)が立候補を表明している。

 安次富氏は1956年2月生まれ。同市普天間出身。亜細亜大卒。86年から市議3期、96年から県議2期。2005年に衆院議員に初当選。09年の総選挙で落選。10年3月に自民党衆院沖縄2区総支部長に再任。

1541名無しさん:2010/09/22(水) 15:26:44
http://www.373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=11&amp;storyid=26676
阿久根市長失職時選挙 西平氏が出馬表明
(2010 09/19 06:30)

 阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)を進める市民団体「リコール委員会」監事の西平良将(よしまさ)氏(37)=同市脇本、養鶏業=は18日夜、解職に向けた署名集めを担当した受任者への感謝の会で、「住民投票で竹原市長が失職して出直し市長選があった場合、立候補する」と表明した。リコール委は西平氏を反市長派陣営の統一候補としたい考え。
 感謝の会は市民会館であり、受任者506人のうち約300人が出席した。西平氏は「阿久根の未来のため矢面に立つ。社会的弱者に優しいまちづくりや、農林水産業の振興を目指す。議会や市職員労働組合とは一線を引き、なれ合いのない議論をする」と訴えた。
 西平氏は引き続き開いた会見で、竹原市長が唱える「改革」について、「すべてを否定しているのではない。必要なものもあるが、手法が問題。是々非々で臨む」とし、市職員人件費削減などは引き継ぐ方針を示した。
 西平氏は、リコール委の母体「阿久根の将来を考える会」が1月に発足した当時からの中心メンバー。長男(6)に障害があり、竹原市長が昨年、自身のブログに障害者差別と受け取れる記述をした際は福祉団体とともに抗議した。九州大学農学部卒。阿久根市農業青年クラブの前会長。
 リコール委は15日、解職の賛否を問う住民投票に必要な有権者の3分の1(約6650人)を大幅に上回る1万364人分の署名を市選管に提出。年内にも行われる住民投票で過半数が解職に賛同すれば、出直し市長選がある。竹原市長は出馬を明言している。

1542名無しさん:2010/09/22(水) 17:44:13
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100922ddlk45010650000c.html
東国原知事:不出馬意向 民主県連「判断できぬ」/自民「進退聞いていない」 /宮崎

 次期知事選への不出馬の意向が明らかになった東国原英夫知事は21日、通常通り登庁して公務をこなした。正式な態度表明がないため、民主、自民県連両代表は困惑しながらも、冷静に受け止めていた。

 民主県連の井上紀代子代表は、知事の東京都知事選、国政転身が取りざたされていることに「口蹄疫の復興対策が最優先されるべきはずなのに。なぜ都知事なのか」と首をかしげた。知事選への対応については「議会での正式な発言を聞かないと判断できない」と述べた。

 自民県連はこの日、役員が知事と面会して予算編成に関する要請をしたが、知事選が話題になることはなかった。中村幸一会長は「知事は笑顔でもう決めている様子だった。まだ進退をどうするか聞いていない。知事選がどうなるかはまだ分からない」と語った。【石田宗久】

毎日新聞 2010年9月22日 地方版

1543名無しさん:2010/09/22(水) 18:00:17

那覇市議会が全会一致で可決 中国政府に対する抗議決議と、日本政府に毅然とした態度を示すよう求める意見書
ttp://www.nhk.or.jp/news/html/20100921/t10014105441000.html
9月21日 13時34分

沖縄県の尖閣諸島の日本の領海で中国の漁船と海上保安部の巡視船が衝突し、漁船の中国人船長が逮捕された事件を受けて、沖縄県の那覇市議会が、政府に対し、きぜんとした態度を示すよう求める意見書と、中国政府に対し、同じような事件が起きないよう要請する抗議決議を、全会一致で可決しました。

この事件で、沖縄県の石垣簡易裁判所は19日、逮捕された中国人の船長のこう留を10日間延長することを認めています。事件を受けて、沖縄県の那覇市議会では、全会派の議員が連名で意見書案と抗議決議案を提出し、全会一致で可決しました。可決された意見書は「歴史的にも国際法上も尖閣諸島がわが国固有の領土であることは明白だ。しかし、周辺海域では、ことし8月中旬に1日で最大270隻の中国漁船が確認され、わが国の漁業者が安心して操業できないきわめて憂慮すべき看過できない事態だ」としています。そのうえで、政府に対し、きぜんとした態度を中国政府をはじめ諸外国に示すことや、警備体制の強化を求めています。また、抗議決議は、中国政府に対し、同じような事件が起きないよう要請するとしています。那覇市議会によると、今回の事件を受けた意見書や抗議決議の可決は、沖縄県内で初めてだということです。市議会では、21日にも意見書と抗議決議を政府や中国大使館に郵送することにしています。

1544名無しさん:2010/09/22(水) 18:04:44
中国船衝突に抗議決議 那覇市議会
2010年9月22日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167845-storytopic-1.html

 尖閣諸島付近で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件を受け、那覇市議会(金城徹議長)は21日の9月定例本会議で、中国漁船の衝突行為に対する抗議決議、日本政府に毅然(きぜん)とした対応を求める意見書の両案を全会一致で可決した。同事件に対する抗議決議、意見書可決は県内初とみられる。
 意見書は、1960年に中国政府が発行した「外国地名手冊」で尖閣諸島が日本領と記されていることを挙げ(1)尖閣諸島がわが国固有の領土であるという日本政府の毅然たる態度の堅持(2)中国政府への厳重抗議と再発防止策の要求(3)第11管区海上保安本部の監視・警備体制の強化(4)尖閣諸島海域での安全操業に向けた適切な措置―を求めている。
 抗議決議は、中国政府に対し、同国漁船による領海侵犯と公務執行妨害に抗議し、再発防止を求めている。
 意見書のあて先は首相、外相、国交相など。抗議決議のあて先は中国国家主席、中国駐日特命全権大使。

漁船衝突事件で中国政府に抗議決議…那覇市議会
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100921-OYT1T00945.htm?from=area6

 沖縄県石垣市にある尖閣諸島沖の日本領海内(東シナ海)で、海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、那覇市議会は21日、中国政府に抗議する決議案と、日本政府に毅然(きぜん)とした対応を求める意見書案をそれぞれ全会一致で可決した。

 事件を巡る決議や意見書の可決は同県内で初めて。

 決議では「歴史的にも国際法上も尖閣諸島は日本固有の領土であることは明白」と指摘した上で、中国漁船の領海侵犯と船長による公務執行妨害事件に抗議し、中国政府に再発防止を求めた。

 意見書では日本政府に同諸島が固有の領土であることを諸外国に示し、同海域で日本の漁船が安心して操業できるような措置を要請した。

(2010年9月21日19時31分 読売新聞)

1545名無しさん:2010/09/23(木) 13:01:08
宜野湾市長選、安次富氏出馬へ あすにも要請受諾
2010年9月23日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167876-storytopic-123.html

 【宜野湾】伊波洋一氏の知事選出馬に伴う宜野湾市長選で、経済界や野党市議でつくる選考委員会(小渡〓(かい)委員長)は22日、宜野湾市内で自民党前衆院議員の安次富修氏(54)に出馬を要請した。同氏は回答を保留したが、24日にも受諾する見通しだ。
 安次富氏は「支援者や家族の意見を聞き返答したい。出馬を決めた場合は市民党を掲げ、自民を離党したい」と述べた。
 市長選に向けて自民系の野党市議13人は22日、統一会派を結成した。

※注:〓は王ヘンに「介」

安次富氏、出馬表明 宜野湾市長選 あす正式受諾
政治 2010年9月23日 09時31分
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-23_10457/

【宜野湾】伊波洋一宜野湾市長が県知事選に出馬することに伴い予定されている同市長選で、前衆院議員の安次富修氏(54)が22日、出馬を表明した。安次富氏は那覇市内のホテルで開かれた自民党県連の政治資金パーティーで、同市長選に向け「私が先頭に立って戦っていきたいという決意を新たにしている。皆さんのご了解とご理解を頂いて、前に進ませていただきます」と述べた。自民党の谷垣禎一総裁や自民党県連の新垣哲司会長のほか、仲井真弘多県知事も同席した。

 同日、パーティーに先立ち、宜野湾市政野党会派や経済関係者などでつくる同市長選候補者の選考委員会(小渡〓委員長)は安次富氏に出馬を要請していた。同氏は24日、正式に出馬を受諾する見通し。

 選考委の小渡委員長は「国会議員としてのキャリアを生かして、革新市政での閉塞(へいそく)した経済を打破してほしい」と述べ、支援態勢を強調した。

 安次富氏は1956年2月生まれ。同市普天間出身。亜細亜大卒。86年から市議3期10年。96年から県議2期7年。2005年9月の衆院選で初当選し、09年8月の同選挙で落選。10年3月に自民党衆院沖縄2区支部長に再任。

※(注=〓はへんが「王」でつくりが「介」)

1546チバQ:2010/09/24(金) 20:50:34
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100924-OYT1T00173.htm
韓国視察の宮崎県議4人、政務調査費で宮廷料理
地方行政
 宮崎県議会の議員4人が会派で韓国視察中、ソウルの宮廷料理店などで県職員らと飲食し、料金を政務調査費から支払っていたことが読売新聞の調べでわかった。


 政調費に関する県議会の要綱には「飲酒を伴う会合の経費は調査活動の一環であっても認めない」と明記。議員が提出した収支報告書には、飲食した品目の明細が出ない再発行分のレシートが添付されていた。識者からは「飲酒を隠したようにも見え、チェック機能を強めるべきだ」と批判の声が上がっている。

 韓国を視察したのは県議会最大会派・自由民主党の外山衛(まもる)(52)、緒嶋雅晃(69)、外山三博(70)、松村悟郎(56)の4議員。「県産木材を韓国に輸出する可能性を探るため」として、1月17〜19日に韓国を訪問。県産の杉で建てられたギャラリーを視察したり、韓国人建築家と意見交換を行ったりしたという。

 収支報告書に添付されたレシートや議員らの説明によると、4人は1月18日夜、宮廷料理店で当時県ソウル事務所長だった男性県職員(52)や韓国人建築家らと計8人で会食。ビールなども飲み、8人分の代金4万8000円のうち、4万円を政調費から支出した。食事代について1人5000円を上限とする会派の内規に従い、8000円は私費で負担した。

 レシートには左上にハングルで「再発行」と印字され、個別の酒や料理名などはなく、税額と代金の総額だけが記載されていた。同店によると、通常は注文した料理や飲み物名を記載した明細付きレシートを渡すが、客から要望があった場合に限り、明細なしのレシートを再発行するという。

 4議員はいずれも「なぜ再発行になっているか分からない」と話している。

 さらに翌19日は昼食として、議員と通訳、前日と同じ県職員の計6人で別の飲食店に行き、鶏のスープ料理とビール3本を注文。代金7400円を政調費で支払った。レシートにはハングルで「ビール」と記されていた。

 県職員は取材に「政調費で支払われていたことは知らなかった。適切ではなく、必要であれば代金を返還したい」と語った。

 緒嶋議員は「批判があるなら反省しなければならない。今後は慎みたい」とし、外山衛議員は「目くじらを立てるような重大事なのか」と話している。

 宮崎県議会事務局は「県職員が同席した場合の規定が要綱になく、適正な支出かどうか判断がつかない」としている。

(2010年9月24日09時16分 読売新聞)

1547チバQ:2010/09/24(金) 20:51:39
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/saga/20100923-OYS1T00300.htm
佐賀知事選、古川氏推薦願の動向に民主・自民注視
 来春の知事選に3選を目指して立候補を表明した古川知事の推薦願の動向について、民主、自民の両党が注視している。具体的な方針はまだ示されていないが、民主党県連代表の原口一博・前総務相は推薦の可能性を示唆する。一方、2007年の知事選で推した自民党県連からは、古川知事と民主党の接近をけん制する声が聞かれる。

 「地域主権改革を非常によくサポートしてくれた。功績は大きい」。19日の民主党県連常任幹事会後の記者会見。原口代表は、自らの総務相時代に総務省顧問を務めた古川知事をこう評した。

 同党県連は、前回の知事選で相乗り禁止を掲げ、独自候補の擁立を模索したが、不調に終わり、最終的に自主投票とした。原口代表は「過去に色々あったが、今回は政権与党。政策にどれだけ協力し、改革を地方から引っ張ってくれたかが(推薦の)大きな判断基準」と強調。県連としての対応は「まだ検討段階ではない」としながらも、古川知事の取り組みを評価する意向を県連幹部らに伝えたことを明らかにした。

 原口代表の発言について、同党県連の園田泰郎代表代行は「党の地方組織の強化のためには、古川知事と連携すべきだとの声もある」と後押しする。同党県連内で、知事選の独自候補擁立の動きは現時点でないという。

 古川知事は前回、自民、公明両党の推薦を受けて再選を果たした。昨年、政権交代となったが、自民党が県議会の最大会派という状況に変わりはない。

 同党県連の木原奉文幹事長は「推薦願が来ていないので、こちらから動いておらず、秋波を送るつもりはない」と、当面、状況の推移を見守る構え。県連内では、「これまでの付き合いから推薦願が来れば認めるべきだ」という意見の一方で、統一地方選を控え、古川知事と民主党の接近に不快感を示す声もあるという。

 同党県連の幹部の一人は「知事は、推薦願をどう扱うか決定をぎりぎりまで遅らせて、各党の擁立の動きを封じつつ、最終的に全方位からの支持を狙っているのでは」と予測し、別の幹部は「民主党へのすり寄りが過ぎれば、将来的に議会対応に苦慮することになる」と語る。

 いまのところ、来春の知事選の出馬表明者は古川知事だけで、共産党が独自候補の擁立を目指している。

(2010年9月23日 読売新聞)

1548チバQ:2010/09/24(金) 20:53:34
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100923ddlk40010420000c.html
選挙:筑紫野市長選 田中市議が出馬表明 /福岡
 任期満了に伴う筑紫野市長選に、市議の田中允(まこと)氏(63)が22日、無所属で立候補することを表明した。田中氏は会見で「しがらみを断ち切り、クリーンな市政を実現したい」と話した。

 田中氏は公約として、産業廃棄物処分場問題の早期解決に向けた国への支援要請▽市職員の2割削減による経費削減▽学校給食をセンター方式から自校方式へ転換▽企業誘致−−などを挙げた。

 田中氏は91年4月に市議に初当選。03年5月から2年間議長を務めた。4期目途中の07年、同市長選に出馬して落選。同年の同市議選で返り咲いた。

 同市選管は市長選の日程を来年1月23日告示、同30日投開票と決めた。選挙人名簿登録者数は今月2日現在、8万110人。【徳野仁子】

〔福岡都市圏版〕

1549チバQ:2010/09/26(日) 16:51:43
http://mainichi.jp/area/nagasaki/archive/news/2010/09/24/20100924ddlk42010381000c.html
未来と課題:大村市長選を前に/上 新幹線開業までPR強化 /長崎
 大村湾を一望できる農業交流拠点施設・おおむら夢ファームシュシュ。農産物直売所▽レストラン▽洋菓子工房などのほか、イチゴ、ブドウ、メロンなどの収穫体験や、地元産小麦を使ったピザ教室、大村産豚肉によるソーセージ教室もある。「通年で農の魅力を体験できる施設」として新名所になり、09年度は49万人が訪れ、09年の「グリーンツーリズム大賞」にも輝いた。

 シュシュは、長崎空港やJR大村駅から車でも15分はかかる。それでも、観光客や市民が足を運ぶ理由を、山口成美代表取締役(50)は「常に新しい企画と宣伝を心がけているから」と説明する。そんな山口さんが大村市の観光発展のために考えているのは、九州新幹線長崎(西九州)ルート開業までにさらなるPRをすることだ。

 同ルートにできる新大村駅(仮称)は、長崎自動車道・大村インターチェンジと長崎空港を結ぶ国道444号沿いの同市植松3に建設される予定だ。県内でも指折りのアクセスの良さだが、福岡の魅力に勝るものがないと、客足は奪われる。

 市の観光統計によると、04年の約74万人から市の観光PRとシュシュを含めた農業体験の楽しさが実り、上昇傾向を続けて昨年は約101万人。だが、日帰りが約8割を占めているのが課題で、山口さんは農家民泊にも取り組む。牛の乳搾りや地元工芸体験などで、都会にはない大村の自然を満喫してもらう、滞在型観光も狙う。

 山口さんは、話題を集めるB級グルメには懐疑的な意見を持つ一人だ。長続きがする「永級(永久)グルメ」こそ必要と訴える。「地元産品をふんだんに使った料理で人気を博す。それが、観光の飛躍にもなるし、生産者の励みにもなる」。大村らしい自然を生かした企画と宣伝が、新幹線開業までに地域全体に求められている。

    ■

 任期満了に伴う大村市長選は26日告示、10月3日に投開票を迎える。大村市に県央都市としてのにぎわいと発展はあるのか。未来と課題を探った。

〔長崎版〕

http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100926ddlk42010263000c.html
未来と課題:大村市長選を前に/下 米軍の訓練移転、どう展開 /長崎
 「議会も市長も反対だが、市民全体が反対ではない。景気浮揚のために賛成だ」「犯罪が多くなり、騒音問題もある。治安が悪くなるから反対だ」

 大村市は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、訓練移転候補地として取りざたされてきた。7月末にあった市民フォーラム「沖縄・普天間を考える」は、賛否が飛び交った。

 沖縄の痛みを知った上での議論も必要と訴え、フォーラムを企画した市民有志の一人、安田幸男さん(62)=安田産業汽船相談役=は「盛んな意見がでたので、今後もフォーラムを続け、議論をしていきたい」と語った。

 移設問題で揺れている大村市。だが、市民のほとんどは「住みよい」と実感しているようだ。09年度の「まちづくりに関する市民満足度調査」によると、住みやすさは「感じる」「やや感じる」を合わせると83・1%に達した。無作為に20歳以上の市民1500人を対象に調査票を郵送し、586人から回答を得た結果だ。

 大村は、長崎空港や長崎自動車道のインターチェンジがあり、交通の便が良く、雄大な自然にも恵まれている。調査では、ほかにも、街並みや景観については「美しい」「やや美しい」が69・8%。山や海などの自然環境については「満足」「やや満足」が64・7%と多数を占めた。

 ただ、自由意見では、飛行場移設問題に絡む意見はなかったものの、「国道34号の渋滞緩和を」「新幹線はいらない」「図書館の充実」などの意見が寄せられ、課題も出ている。

 さらに、移設問題は今後、住みやすさに影響を与えることは必至だ。候補地として浮上している海上自衛隊大村航空基地周辺は、離発着するヘリコプターなどの騒音に近隣住民が悩まされて続けており、住民の男性(73)は「自衛隊基地の騒音でもつらいのに、米軍の訓練なんて考えられない」と訴える。

 大村に明るい未来はあるのか。市民による議論とともに、市民9万人の住みやすさへの模索は、次期市長の手腕に委ねられる。

   ◇

 この企画は柳瀬成一郎が担当しました。

〔長崎版〕

1550チバQ:2010/09/26(日) 23:32:59
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100926ddlk45010378000c.html
選挙:県議選・児湯郡区 口蹄疫被害農家の遠藤氏、出馬 /宮崎
 来春の県議選児湯郡区(定数3)に25日、新人で農業、遠藤威宣(たけのり)氏(56)が無所属で立候補する意向を表明した。

 遠藤氏は、川南町出身で高鍋農高卒。口蹄疫(こうていえき)の感染被害を受けた養豚農家で、JA尾鈴養豚部会長を務める。遠藤氏は「口蹄疫などの防疫対策の強化を図り、児湯地区に農業加工会社を作るなど農業振興で新たな雇用を創出し、口蹄疫で沈んだ児湯を復活させたい」と語った。

毎日新聞 2010年9月26日 地方版

1551和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/09/28(火) 18:50:24
鹿児島はもっと合区にならんものか。
2011鹿児島県議選 1次公認、来月確定/民主県連
http://www.373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=3
民主党鹿児島県連(川内博史代表)は25日、鹿児島市で常任幹事会を開き、2011年4月の任期満了に伴う県議会議員選挙に向けた対応を協議し、10月の次回常任幹事会で1次公認候補を確定させ、地域課題を克服するための「県政版マニフェスト(政策綱領)」を年内に策定する方針を確認した。
 県連は県内5選挙区総支部で、8月2日から公認申請受け付けを開始。鹿屋市・垂水市区(定数4人)と肝属郡区(同1人)では、既に初の公募を実施しており、その他の地域でも擁立作業が加速しそうだ。
 県議会は定数54(欠員1)のうち、自民議員が38人を占め、民主議員はわずか1人。定数が3減となり、政権交代後初めて迎える次期県議選で民主県連は、非自民勢力の過半数確保を目指し、鹿児島市・鹿児島郡区(新定数17)で3人以上、その他の定数複数区で必ず立て、1人区でも積極的に擁立する方針を打ち出している。
 県政版マニフェストの策定は、07年の前回県議選に続き2度目。県関係国会議員や県議らを中心に内容を協議し、10項目程度にまとめる。
 同日はこのほか、菅直人首相が大差で再選を決めた先の代表選挙についても総括。県内投票率は58.36%だったという。

1552和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/09/28(火) 19:01:27
福津市って宗像郡選挙区でしたっけ。自民現職(小山達生=当選7回)と一騎打ちか?
元世界王者が福岡県議選挑戦 ボクシング越本隆志氏
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/200137
プロボクシング元WBCフェザー級王者の越本隆志氏(39)は27日、来春に任期満了を迎える福岡県議選に福津市(定数1)から民主党公認で立候補する、と表明した。民主党県連が立候補を要請していた。

 福岡市内で会見をした越本氏は「現役時代からスポーツを通じて青少年の健全育成に取り組んできた。熟慮の末、出馬を決意した」と説明。「県政のリング上で地元と県、県と国の懸け橋となり、青少年問題や、高齢者、障害者の方々が安心して暮らせるまちづくりに全力を尽くしたい」と語った。

 越本氏は2006年1月、日本人の世界王者奪取の最年長記録を更新してチャンピオンになり、同年7月に引退した。現在は福津市にあるボクシングジム代表を務める。

=2010/09/28付 西日本新聞朝刊=

1553和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/09/28(火) 19:07:16
↑宗像郡選挙区は昨年補選が行われてましたね
自民は阿部弘樹(48)でした。

1554とはずがたり:2010/09/28(火) 19:41:28
>>1551
県都の鹿児島に大選挙区がバンとあってあとは定数1の小選挙区がずらりと並ぶ歪つな感じですよね。

1555名無しさん:2010/09/29(水) 00:52:34
宗像郡選挙区は旧宗像郡、つまり宗像市に吸収された大島村・
福津市になった津屋崎町・福間町の2町1村で構成されていた
去年の補選はその区割りだったけど、来年は福津市+宗像市になる、と思う
というか、ならないとおかしい
宗像郡は前回県議選の時点で消滅してるんだから

1556名無しさん:2010/09/29(水) 04:08:40
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-27_10581
【うるま】任期満了に伴ううるま市議会議員選挙(定数34)は26日、投票、即日開票の結果、
27日午前2時現在、開票率100%で34人の当選が決まった。

 現職24人、新人10人が当選した。当日有権者数は8万8578人、投票者数は5万9888人で
投票率は67・61%。前回の74・65%を7・04ポイント下回った。

 当選した議員の旧市町別内訳は具志川17人、石川6人、勝連5人、与那城6人だった。

 人口比で優位な具志川の候補者が当選者全体の50%を占めた。新人が躍進し、全体の約3割を占めた。

当 2,298  平良 榮順   無  新  
当 2,261  幸地 政和   無  新  
当 2,012  中村 正人   そう 現3 無所属
当 1,845  比嘉 敦子   公明現3 公明
当 1,811  仲本 辰雄   公明現3 公明
当 1,806  石川 眞永   社大現3 政策研いぶき
当 1,736  喜屋武 力   無  新  
当 1,732  松田 久男   無  現3 新かけはし
当 1,646  紱田 政信   無  現3 新かけはし
当 1,636  田仲 康和   無  新  
当 1,632  平 正盛     無  新  
当 1,626  宮里 朝盛   無  現2 政策研いぶき =社民推薦
当 1,619  奥田 修     無  現3 新政クラブ
当 1,573  西野 一男   無  現3 新政クラブ
当 1,541  金城 勝正   無  現3 政策研いぶき
当 1,525  伊波 良紀   無  現3 21世紀の会
当 1,497  仲程 孝     社民新  
当 1,493  伊盛 サチ子 共産現3 日本共産党
当 1,419  大屋 政善   無  現3 政和クラブ
当 1,402  田中 直次   共産現2 日本共産党
当 1,388  久高 唯昭   無  現3 新政クラブ
当 1,384  又吉 法尚   無  新  
当 1,370  名嘉眞 宜徳 無  現2 政策研いぶき =民主推薦
当 1,338  下門 勝     無  現3 新かけはし
当 1,333  兼本 光治   無  新  
当 1,321  照屋 義正   無  現2 政和クラブ
当 1,316  宮城 茂     無  現3 21世紀の会
当 1,222  高江洲 賢治 無  現2 政策研いぶき
当 1,219  川野 進也   無  現3 新政クラブ
当 1,185  名嘉山 隆   無  新  
当 1,155  佐久田 悟   無  新  
当 1,148  喜屋武 正伸 無  現2 新政クラブ
当 1,135  東浜 光雄   無  現3 政策研いぶき =社民推薦
当 1,125  永玉栄 靖   無  現3 21世紀の会
   1,112  島袋 行正   無  現2 政和クラブ
   1,096  兼城 賢一   無  現2 政和クラブ
   1,081  伊礼 正     無  現2 新政クラブ
    989  名護 盛治   無  現2 新政クラブ
    978  安慶名 正信 無  現2 無所属     =民主推薦
    839  安里 純哲   無  現2 政和クラブ
    715  川上 秀友   無  現2 政和クラブ
    530  花城 克也   無  現1 無所属
    . 39  具志 一彦   無  新

1557とはずがたり:2010/09/29(水) 18:55:44
任期途中から知事の辞めたがりぶりは異常だったしな〜。

東国原知事「県知事として限界」と不出馬表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000901-yom-pol
読売新聞 9月29日(水)17時33分配信
 宮崎県の東国原英夫知事は29日の県議会本会議で、「県知事として限界を感じた」などと述べ、12月に行われる知事選(9日告示、26日投開票)に立候補しない意向を正式に表明した。

 東国原知事は2007年1月の知事選で初当選し、現在1期目。

 東国原知事は、閉会後に記者会見し、知事退任後の活動について「充電期間をおいてから行動を起こす」と述べるにとどめた。

最終更新:9月29日(水)18時4分
読売新聞

1558チバQ:2010/09/29(水) 21:46:48
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100929-OYT1T00716.htm
議場にカギかけ、市長派市議立てこもる…阿久根
 鹿児島県阿久根市議会の9月定例会が29日開会した。

 竹原信一市長の市政運営に反対する議員が冒頭、市長が専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏(61)の選任取り消しと議場からの退席などを求める決議案を緊急提案、賛成多数で可決された。

 決議に強制力はないが、市長派は猛反発。休憩中に議場入り口にかぎをかけて立てこもるなど、7か月ぶりに市長が招集した定例会は初日から混乱した。

 休憩中で無人の議場に市長派市議3人が戻ったのは、決議案が可決された後の午後1時10分頃。内側から入り口にかぎをかけた議員は読売新聞の取材に対し、「議長が謝罪しなければ議会は開かせない」「数の暴力で何でも勝手に決めてしまう」などと訴えた。

 その後、反市長派議員の1人が高さ3メートルの傍聴席から議場に飛び降り、かぎを開けるよう説得を始めた。

 決議案は午前10時の開会直後、反市長派の牛之浜由美議員が提案した。仙波氏の選任について「総務相や知事が違法との見解を示すなど、法的無効性が指摘されている」とし、「市政への関与から退くとともに、自ら直ちに議場から退席するよう強く求める」と要求。竹原市長にも違法、無効と認めるよう求めた。

 これに対し、市長派議員は浜之上大成議長に「議長は市長に『専決処分をすればいいじゃないですか』と言ったはずだ」と質問を繰り返すなど不規則発言が相次ぎ、紛糾。傍聴席からも怒号が飛び、20分足らずで休憩になった。

 約50分後に再開後、市長派議員が「なぜ仙波氏の選任を違法と決めつけるのか」「裁判で(違法か適法か)決着する気はないか」と質問。牛之浜議員は「議会を開催する時間的な余裕がない時に専決処分ができることを定めた地方自治法179条に当てはまらず、違法」「裁判に値しない」などと反論し、激しい応酬に。

 採決では、反市長派11人が賛成し、賛成多数で決議案が可決された。しかし、直後に市長派議員が「議長の不信任案を出します」と動議を出したため、午前11時40分、再び休憩に入った。

 市長は6月定例会を招集せず、臨時議会の招集請求にも応じない違法状態で、計19件を専決処分。議会側は8月末の臨時議会で、仙波氏の選任など14件を不承認としたが、市長は「専決処分が優先される」との持論を展開し、仙波氏も副市長の職務を続けている。

 この日は9月末で任期切れになる教育委員、公平委員らの人事案などの提案、採決も予定している。会期は11月24日までの57日間。

(2010年9月29日14時41分 読売新聞)

1559チバQ:2010/09/29(水) 21:48:34
http://www.asahi.com/politics/update/0929/SEB201009290002.html
阿久根議会、副市長選任取り消し可決 市長派が議場封鎖2010年9月29日13時34分

 市長と議会の対立が続く鹿児島県阿久根市で29日、市議会定例会が7カ月ぶりに招集された。開会直後、竹原信一市長が専決処分で副市長に選任した元愛媛県警巡査部長、仙波敏郎氏(61)の副市長選任取り消しと、議場からの退席を求める決議を反市長派議員が提案。市長派が反論して審議が止まり紛糾したが、採決の結果、賛成11、反対4で可決した。反発した市長派が議長不信任案の緊急動議提出を宣言。休憩後に議場を「封鎖」する事態に発展した。

 市議会には竹原市長も出席。開会直後の午前10時すぎ、反市長派議員が仙波氏の副市長選任について「明らかな違法状態で行われたもので、総務大臣や知事が違法との見解を示すなど法的無効性が言われている」として選任取り消しと退席を求めた。

 だが、提案者への質疑で、市長派議員が「片山(善博)総務相は鹿児島市で今年あった講演で地方自治法の解釈は『百人百通り』という趣旨の発言をした」などと反論。議長の見解をただすなどしたため、決議案への質疑応答に戻そうとする議長が午前10時20分ごろ、休憩を宣言。再開後、決議案は午前11時40分ごろ可決したが、議事運営をめぐり市長派が議長不信任を求める緊急動議を出すと宣言し、再び休憩に入った。

 午後、議長不信任案を協議する全員協議会が別室で開かれたが、その途中で市長派3人が無人の本会議場に入り、「議会は開かせない」と内側から鍵をかけてしまった。

 片山総務相は21日の記者会見で「議会を招集しない状態で行った専決処分は根っこから違法だ」と発言。反市長派は総務相発言を「追い風」ととらえ、今回決議案を提出した。

 仙波氏は警察の裏金問題を実名で告発した人物。副市長選任は議会の同意が必要とされるが、竹原市長は議会を開かないまま7月に専決で副市長に据えた。市長が昨年懲戒免職にした職員を復職させる一方、県知事から2度も是正勧告を受けた市長の政治姿勢を擁護するなどし、「市政の混乱を助長した」とする批判も高まっている。

1560チバQ:2010/09/29(水) 22:17:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20100923/20100923_0001.shtml
【2010混戦福岡市長選】こども病院 再び争点に 「人工島移転」七者七様 推進、反対、分割整備案も
2010年09月23日 18:57
人工島移転計画が福岡市長選の争点に浮上している同市のこども病院 現職・新人の計7人が立候補を表明している福岡市長選(10月31日告示)で、こども病院(中央区)の人工島(東区)移転計画が、争点の一つに浮上している。施設の老朽化を理由に移転を推進する現職に対し、新人6人は移転の進め方、あるいは移転自体に異論、反対を表明。2006年の前回市長選に続いて、再び論争となる見通しだ。

 「街の将来を考えて決断するのが、私の責務だった」。再選を目指す現職の吉田宏氏(54)は18日の事務所開きで、支援者に理解を求めた。06年、こども病院と市民病院を統合して人工島に移転する当時の計画を「見直す」と公約して初当選。就任後に8カ月かけて市の内部チームで検証し、08年7月に発表したのは「こども病院単独の移転」だった。「敷地面積や療養環境などを総合的に考え、移転先は人工島になった」と説明する。

 新人6人のうち元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)は、人工島への移転推進の立場ながら、市の手法は不透明だと批判する。市の内部チームによる検証中、市職員が現地建て替え費に絡むメモを廃棄したことに「『人工島ありき』で検討が進められたと疑念を持たれても仕方ない。今後はしっかり情報公開しながら進めていく」と話す。

 人工島移転中止を掲げるのは4人。元佐賀市長の木下敏之氏(50)は九州大医学部敷地内(東区)への移転か、現地建て替えの2案を主張する。都心部に遠く、公共交通機関の利用が不便とされる人工島に対し、九大案は「交通アクセスや医療連携の面で優れている」とし、現地建て替え案も「建物の基礎や柱を活用するリファイン建築の手法で整備費を抑制できる」と訴える。

 西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)=共産推薦=と、元福岡市議の荒木龍昇氏(58)、塾講師の飯野健二氏(49)は、現地建て替えなどの再検討を主張する構えだ。

 前市教育長の植木とみ子氏(61)は、病院を人工島と現在地に“分割”して整備する考え。「人工島に高度医療技術を担える『本院』を建て、アジアからの患者受け入れも視野に入れて国に医療特区を申請する。規模は縮小するが、現在地にも『分院』として病院を残す」としている。

 こども病院は開院30年が過ぎて老朽化が進み、大型医療機器の導入で手狭になっているという。現場を預かる福重淳一郎院長は「一刻も早く再整備を」と求めている。


=2010/09/23付 西日本新聞朝刊=

1561チバQ:2010/09/29(水) 22:24:35
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-168150-storytopic-11.html
社説 県組織改編 求められる「選択と集中」2010年9月29日

 県は文化環境部と観光商工部を組織改編し「スポーツ・文化・観光部」(仮称)を新設、残りを環境部、商工部として再編成する方向で検討している。
 2009年度の県内観光入域客は569万人。県民総所得に占める観光収入の割合は1割を超えており、観光は県経済を牽引(けんいん)するリーディング産業といえる。
 しかしながら観光を担当する県庁内の組織は観光商工部の観光企画、観光振興の2課が中心で、観光行政の貧弱さが以前から指摘されていた。
 スポーツ・文化・観光部といわれてもピンとこない。観光に携わる要員がどの程度増強されるかによって評価が違ってくるからだ。
 観光立県・沖縄の基盤を固めるには、むしろ観光商工部から「観光部」を独立させ、大幅に増員した方がいいのではないか。それによって、行政の力の入れようが内外にアピールされ、観光客に安心感を与えるはずだ。
 厳しい財政事情の中で特定の分野を強化するには「選択と集中」を推し進める以外にない。
 時代とともに業務量が少なくなった部署は思い切って減員し、その分、重点的に取り組む分野に充当することが肝要だ。
 行政組織も時代の流れに合わせて改編しないと、県民のニーズに応えられなくなってしまう。
 例えば基地問題だ。国土の0・6%にすぎない沖縄に、全国の米軍専用施設面積の74%が集中している。政府は多くの県民の反対を押し切って普天間飛行場の名護市辺野古崎への移設を米国との間で合意した。今まさに沖縄の基地問題は正念場を迎えている。
 ところが県庁内で基地問題を専門に担うのは知事公室の基地対策、返還問題対策の2課だ。時代の要請に合致していると言えるだろうか。この際、基地問題を総合的に所管する「基地対策部」といった組織を設け、有能な人材を集中的に投入してもいいのではないか。
 多角的な視点で基地問題をとらえ直すことで、「抑止力」として沖縄に基地が必要と主張する日本政府の考え方を改めさせ、「県内移設」によらない解決策を内外に訴えるべきだ。
 県は組織改編案を12月定例県議会に提出する方向というが、11月には知事選が控えている。次期知事に誰がなるにせよ「選択と集中」を断行してほしい。

1562チバQ:2010/09/29(水) 23:45:29
父が市長、母も兄も県議を務めた。根強い支持者はいまも「松本党」と呼ばれる。市長2期目途中(94年)の贈収賄事件で辞職したが、2002年に僅差で返り咲いた。陣営や支援者の今回の合言葉は「8年前の再現を」。

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001009290002
大村市長選 候補者を紹介
2010年09月29日

 26日に告示された大村市長選で、激しい選挙戦を繰り広げる前市議会議長で新顔の里脇清隆(51)、通算5選をめざす現職の松本崇(69)、社会福祉法人理事で新顔の北村貴寿(37)の3氏=いずれも無所属=の政策や横顔を紹介する。(右から届け出順)


◇地元産物 売り込みに力◇
■里脇 清隆氏(51)=無新


 キャッチフレーズは「営業力日本一」。豊かな地元産物に付加価値を与え、大消費地で売り込むための「営業部」を役所に1年以内に設け、自らもトップセールスで走り回るという。「地産外消」で地域所得の向上を掲げ、市議4期目半ばの転身をめざす。


 現職の秘書を22歳から約12年務め、今回は「師弟対決」になった。失脚した現職の3選立候補を強く止めたが、聞き入れられずにたもとを分かつ。


 「市土地開発公社を使って土地を買い、議会の承認は後回し。ワンマン体制や箱モノ行政が目に余る。もう変えんば」と訴え、現職の政治手法や多選の弊害も指摘する。


 議長2年間の手腕が買われ、対抗馬にと白羽の矢が立った。議長専用公用車を廃止し、県内初の議会基本条例の制定を手がけた。「人をまとめるバランス感覚では負けない」と自負し、「新幹線の新駅ができる好機を生かしたい」と誓う。バドミントンは県の体育大会出場の常連だった。


◇市街地再開発 見届ける◇
■松本 崇氏(69)=無現(4)


 告示日の第一声。「最後のご奉公。あと4年のみ全力で働きたい」と、今回が最後の立候補であると断言した。不自由な自分の足にもあえて触れ、「日本初の車いす市長になる可能性が十分にある」「車いすは私にとって戦う戦車」と語り、多選や健康への他陣営の激しい批判をかわす。


 父が市長、母も兄も県議を務めた。根強い支持者はいまも「松本党」と呼ばれる。市長2期目途中(94年)の贈収賄事件で辞職したが、2002年に僅差で返り咲いた。陣営や支援者の今回の合言葉は「8年前の再現を」。


 「一見短気だが、それも郷土愛に燃える男のなせる技」と自認する。大村ボート黒字化や市民病院民営化、市借金の大幅削減などをこの8年の実績に掲げた。「やり残したのは市街地の再開発。行財政改革を進めて雇用も増やし、大村が日本一住みたい街になるよう見届けたい」。ストレス発散は音楽に、仲間とわいわい楽しんで飲む赤ワインだそうだ。


◇イベント誘致で活性化◇
■北村 貴寿氏(37)=無新


 箱モノの是非といった事業仕分け、地域経済の活性化に雇用安定、住民税減税・・。3月にインターネット上の簡易投稿サイト「ツイッター」に出馬する意向をいち早く書き込んだ。自身のブログにも思いや政策を載せている。


 「現職が大村を宝の持ち腐れにし、議員はそれを追認した」と他の2候補を批判。「第3の選択肢が大村にないのなら」と、市議ではなく地域を主体的に変えられる市長選に立った。


 「イベントやる課」を設け、大村湾の魅力を生かしたシーサイドマラソンやヨットレース、スポーツフィッシングの誘致。最大200万円のマイホーム助成金や市長給与を市民が決める制度の導入などユニークな政策が並ぶ。


 2005年の「郵政解散」で衆院長崎3区の公開討論会を主導したのが政治参加のきっかけ。以来、県内外のマニフェスト型討論会にかかわってきた。


 趣味は米国製オートバイの組み立て。1200ccの愛車でのツーリングが楽しみだ。

1563チバQ:2010/09/29(水) 23:47:11
2002年大村市長選の結果
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2002/omura.html
大村市長に松本氏返り咲く
 ◇大村市長選開票結果
(選管確定)
当 22231  松本  崇  61  無元
  21225  甲斐田国彦  66  無現

 【大村】任期満了に伴う大村市長選は二十九日投票が行われ、即日開票の結果、元同市長で各種学校理事長の松本崇氏(61)=無所属・自由推薦=が、現職の甲斐田国彦氏(66)=無所属・自民、保守推薦=を千六票差で破り、返り咲きを果たした。松本氏は通算三期目。

 当日有権者数は六万四千七百三十一人(男三万三百三十九、女三万四千三百九十二)=市選管調べ=。投票率は68・00%(男66・65、女69・19)で、前々回の一九九四年(73・96%)を下回った(前回は無投票)。

 松本氏は、市長二期目の九四年八月、公共工事をめぐる汚職事件で逮捕され辞職。九七年に有罪が確定した。在職中の汚職事件で辞職した元市長の返り咲きは、全国的にも異例。松本氏は「訴えを陪審員に認めてもらえた」と話した。

 松本氏は、県議、市長を務めた両親の時代からの熱心な支持層を核に、徹底した草の根運動を展開。自由党と三百以上の団体、企業の推薦、市議七人の全面支援を取り付け、甲斐田氏を振り切った。

 甲斐田氏は自民党や五百以上の企業、団体の推薦を取り付けたが、競艇事業の不振や経済不況で悪化した財政への批判や市政運営への不満が広がり、組織票をまとめきれなかった。

当選は夢のよう

 松本崇氏の話 当選は夢のよう。大きなハンディがあったが、訴えを陪審員(市民)に認めてもらえて感謝したい。財政は厳しく、難問山積だが、再建のため全力を尽くしたい。

<略歴>有限会社長崎カルチャーセンター理事長(大村市長、県議会議員、松本英語学院長、株式会社博報堂副参事)慶応義塾大卒、当選3回

1564チバQ:2010/09/30(木) 22:04:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100930/lcl1009301400002-n1.htm
ブログ市長に議会を開かせる「通年化」条例、決議を可決
2010.9.30 13:56

鹿児島県阿久根市の定例議会に出席した竹原信一市長=30日午前 鹿児島県阿久根市の定例議会は30日、議会を常時開会の「通年議会」にできるようにする条例を即時に公布するよう求める決議を、反市長派の賛成多数で可決した。条例は8月の臨時議会で議決されたが、竹原信一市長が公布を拒否している。

 市長派が提案した浜之上大成議長の不信任決議案と、市長と副市長の給与を削減する条例改正案は否決した。

 通年議会条例の公布決議で反市長派は「市長は再議手続きを取らないまま、公布期限を過ぎても公布しておらず、地方自治法の規定に抵触する違法な行為だ」と指摘。「気に入らない施策を妨害し、自己の利益のためだけに行動している」と批判した。

 浜之上議長の不信任決議案では、市長派が「議長は市長との会談の中で、専決処分を促す発言をした。議長として絶対に許されない」と主張。29日の本会議で説明を求められた浜之上議長は「売り言葉に買い言葉だった。言い掛かりだ」としていた。

1565チバQ:2010/10/01(金) 12:23:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101001-OYT1T00059.htm
民主、沖縄知事選自主投票へ
基地移設
 民主党は30日、沖縄県知事選(11月11日告示、28日投開票)について、独自候補の擁立を断念し、自主投票もやむを得ないとの判断を固めた。

 党本部は現職の仲井真弘多氏を推薦することも一時検討したが、仲井真氏が9月28日の沖縄県議会で米軍普天間飛行場の「県外移設」を求める方針を打ち出したことで、政府の立場と異なるとして、支援できないと判断した。

 同知事選には現職の仲井真氏と、普天間の「国外移設」を求めている新人の伊波洋一宜野湾市長が立候補を表明している。

 民主党の渡辺周選挙対策委員長は30日、党沖縄県連副代表の瑞慶覧長敏、玉城デニー両衆院議員と党本部で会談し、「(『県内移設』を目指す)党の方針と異なる候補を推すことは出来ない」(渡辺氏)との考えで一致した。引き続き、候補擁立の可能性を探ることも確認した。党県連側では「県内移設を掲げれば惨敗するだけだ」(幹部)との見方が大勢となっている。

 「第3の候補」擁立も、普天間問題で地元の理解が得られる見通しが立たない現状では、困難な情勢だ。

 仲井真氏に対しては、自民、公明両党が、伊波氏に対しては社民、共産両党がそれぞれ支援する方向となっている。

(2010年10月1日08時47分 読売新聞)

1566チバQ:2010/10/02(土) 00:54:30
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101001ddlk45010627000c.html
知事選みやざき:各党、水面下で始動 東国原知事の不出馬受け /宮崎
 12月に実施される知事選(9日告示、26日投開票)が、東国原英夫知事の不出馬表明で事実上始まった。正式な立候補表明はまだないが、残り3カ月もない短期決戦に、市長や元国会議員らの立候補がささやかれるなど水面下での動きが既に始まっている。県内の主要政党も対応に向けた協議を始めた。【石田宗久】

 民主県連の井上紀代子代表は「知事が不出馬を表明したばかり。ゆっくりと真剣に考えたい」と慎重だ。政権与党の地域支部として、県政トップとの関係は重要で「口蹄疫(こうていえき)からの復興など宮崎に必要な政策の具現化に地道に取り組める人を支援したい」と述べた。

 自民県連は30日、役員が集まり次期衆院選を含めて対応を協議した。保守地盤の宮崎では県議会でも自民が多数派。米良政美幹事長は「地方は自民が背負っている。夏の参院選では圧勝しており、県選出の国会議員とも相談したい。黙って見ていることはなく、誰かが手を挙げれば検討する」との考えを示した。

 公明県本部の新見昌安代表は「しかるべき人が手を挙げ、推薦願いが出れば幹事会で協議して決めたい」との姿勢だ。

 共産県委員会は、独自または共同組織を通じた候補擁立を目指している。津島忠勝委員長は「地方政治に責任を持ち、候補者を擁立する」という。

 社民県連の鳥飼謙二代表は「まだ議論しておらず、白紙だ。浮つかず、地に足のついた県政の実現にふさわしい人を選ぶべき」と話した。

1567チバQ:2010/10/02(土) 12:27:04
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001010020002
河野副知事、県知事選に立候補の意向
2010年10月02日

 宮崎県の東国原英夫知事が立候補しないと表明した12月の同県知事選について、同県の河野俊嗣副知事(46)が1日、朝日新聞の取材に対し、「(立候補を)前向きに検討したい。(出向元の)総務省や家族にはもう伝えた」と話し、立候補の意向を固めたことを明かした。
 河野氏はさらに「東国原知事の言う『時計の針を戻してはいけない』という思いは私も同じ。前々から知事に『自分が辞めたら、あなたにお願いしたい』と言われてきた」と語り、東国原県政を引き継ぐことを表明。「家族も『自分で決めたことだから』と受け止めている」と話した。
 河野氏は、広島県出身。東京大学法学部を卒業後、1988年に自治省(現総務省)に入り、ハーバード大学法科大学院に留学。2005年4月に同省から宮崎県に総務部長として出向し、東国原県政が誕生した直後の07年2月に副知事に任命された。知事の右腕とされている。
 同県知事選は12月9日告示、同26日投開票される。今のところ、河野氏以外に立候補の意向を示している人はいない。東国原知事は9月29日の県議会本会議で「県知事の限界を感じた。2期目の知事選には出馬しない」と述べ、1期限りで退任する考えを表明している。

1568チバQ:2010/10/02(土) 14:05:29
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101001rky00m010002000c.html
県知事選:民主・渡辺氏が仲井真氏支援を否定 独自候補へ協議継続
 【東京】民主党の玉城デニー衆院議員、瑞慶覧長敏衆院議員、県連の又吉健太郎選対委員長(浦添市議)は30日、党本部で渡辺周選対委員長と会い、11月の県知事選での候補者擁立について協議した。渡辺選対委員長は協議後、米軍普天間飛行場移設問題で県外移設を求める方針を明言した仲井真弘多知事支援の可能性を問われ「政権の方針と違う。仲井真氏を支援することは現実的にありえない」と述べ、独自候補の擁立を目指し引き続き県連との協議を継続していく考えを示した。

 県連が8月に発表した知事選に向けた基本政策素案では米軍普天間飛行場移設問題について「辺野古移設は不可能」と明記しているが、今回の協議では個別政策について具体的議論は行わなかった。

 渡辺氏は「政権と同じ方向を向いている人でないと支援できない」と述べ、党本部として辺野古移設を容認する立場の候補者であることが大前提とした。その上で渡辺氏は「一緒にやれる候補の擁立を模索してもらいたいということを県連にお願いした」と述べた。

 協議後、玉城氏は「党本部と県連とのねじれを解消したい。双方が歩み寄れる形での方向性を持ちたいという思いは伝えた」と述べ、瑞慶覧氏も「どこが一致点になれるか、お互いに話し合っていこうという確認をした」と述べ、継続協議に応じる姿勢を示した。

(琉球新報)

1569名無しさん:2010/10/03(日) 06:00:44
渡辺氏、県議選出馬へ  参院選落選民主公認、宮崎市区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101002-OYT8T00891.htm

 7月の参院選宮崎選挙区に民主党公認で出馬、落選し、現在、同党県連青年局長を務める渡辺創氏(33)は2日、読売新聞の取材に対し、来春の県議選に宮崎市区から同党公認で立候補する意向を明らかにした。近く記者会見を開いて正式表明する。

 渡辺氏は取材に「一日も早く、ふるさと宮崎のために働きたいと思って出馬を決意した。党の国会議員と連携して、口蹄疫(こうていえき)からの復興にも全力を尽くしたい」と話した。

 渡辺氏は宮崎市出身。県立宮崎東高、新潟大法学部を卒業後、毎日新聞に入社した。2006年から政治部に配属され、小沢元幹事長らを担当した。

 昨年11月に退職して民主党県連の公募に応じ、参院選に出馬。17万8854票を獲得したが、自民党現職の松下新平氏(44)に敗れた。

(2010年10月3日 読売新聞)

1570和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/10/03(日) 09:37:46
↑島根の岩田氏と同じですね。このケースが県都各地で増えそうな予感。

1571チバQ:2010/10/03(日) 10:18:09
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-03_10799/
伊平屋議長職 イヤイヤ 選出の3氏辞退
与野党拮抗 過半数割れ警戒
政治 2010年10月3日 09時33分

(42分前に更新)

 伊平屋村議会(定数8)で議長の選出が難航している。同議会は2日までに臨時会で4回(1回は無効)の議長選挙を行ったが、選出された3人がいずれも辞退した。9月の村議選で与野党が同数となった拮抗(きっこう)した勢力図が背景にあると見られる。県町村議長会によれば、県内の町村議会で議長が決まっていないのは伊平屋村のみで、同議長会は「聞いたことがない。非常にまれなケースだ」。識者からは「議会の役割を失った。解散したほうがいい」と厳しい声も上がっている。

 同村議会は村議選で現職7人、新人1人が当選し、与野党が4対4の同数となった。9月28日と1日にあった臨時会では2回ずつ、計4回の議長選挙が行われた。

 1日にあった選挙では、2人が同数で並び、くじ引きとなったが1人がくじを拒んだため無効に。残る3回も選挙やくじ引きを経て選ばれた3人が一身上の都合などを理由に辞退した。

 辞退劇の背景には、与野党とも議長を出せば過半数割れになり、今後の議案採決や人事案件などの対応をめぐって数的な不利を強いられることになるという事情がある。

 週明け以降に勉強会などを開いて、与野党とも打開策を探るとしているが、ある議員は「与野党双方の思惑で議長席を押しつけ合っている状況だ。当面は平行線が続くのではないか」とみる。

 琉球大学の島袋純教授(政治学)は「議長すら選べない議会は機能を失ったに等しい。このような状況が続くのなら、住民を代表して審議しているとはいえず、解散した方がいい。住民総会を進めた方が、よっぽど住民のためになる」と厳しく指摘した。

1572チバQ:2010/10/03(日) 10:19:59
>>1567
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201010020008.html
「意外」「未知数」 知事選、河野氏出馬意欲に各党困惑
2010年10月3日

 12月26日投開票の知事選に、河野俊嗣副知事(46)が1日、立候補の意向を固めたことを明かした。「(東国原英夫知事から)辞めたらお願いしたいと言われていた」と述べた河野副知事。東国原知事は9月29日の不出馬表明後の記者会見で「(後継指名は)ない」と答えていたのだが……。「意外」「それこそしがらみじゃないか」。知事選への対応を模索する各政党には驚きが広がった。

 「できればクリーンでしがらみのない方を選んでいただきたい。この人が知事になったら、あるいはバックに付いていたら時計の針が戻る、そういう方が見え隠れした場合、考えないといけない」

 29日の記者会見でこう話していた知事は2日、出張先の都内で報道陣に河野副知事の意欲について問われ「二人三脚で4年間やらせていただいたので、私の政策、アプローチの仕方をよく分かっている」「私の県政を受け継いでくださる方、しがらみのない方を県民には選んでいただきたい」などと語った。

 副知事の意欲に、県内各政党にも驚きが広がった。

 「知事はしがらみしがらみと言うが、しがらみのない人間はいない。後継指名こそ、しがらみではないか」。自民党県連の中村幸一会長は知事の「後押し」を批判。「(副知事は)好人物だが政治家としては未知数」と話し、戸惑いを隠さなかった。県連として今後の動きを見守り、9日に開く予定の総務会で知事選への対応を協議するという。

 民主党県連の井上紀代子代表も「(副知事は)政治に意欲を示す人とは思っていなかったので意外。知事は後継指名をしないと思っていたので、それも意外」と驚いた。

 口蹄疫(こうていえき)からの復興やインフラ整備などの課題を抱える県政のかじ取り役に対し「政権与党として何もしないわけにはいかない」と候補者探しを本格化させるが、知事の関与を警戒する。「東国原シアターは続いている。県民には冷静になって欲しい」

 公明党県本部は独自候補は擁立せず、推薦願が出た段階で支援を判断するという。新見昌安代表は「(河野副知事は)行政マンとしての能力は高いでしょうから、後は政治家としてどうか」と言う。

 社民党県連合の鳥飼謙二代表は「知事の暴走を止められなかったので、存在感はなかった」と冷めた見方。「知事とも縁のない人じゃないと、しがらみのない人とは言えない」と話した。

 共産党県委員会の津島忠勝委員長は「問題は政策。首長選は政党が表に出るものでもないので、党の考え方をベースに候補擁立を準備しながら状況を見極めたい」と言う。

 「しがらみのない人」と強調する知事だが、昨年7月にはこう述べていた。「私の考えを一番継承出来る方をお願いする。それが責任じゃないかと思う。ボクはいちいち言いますから。1週間に1回は帰ってきて『ここはこのようにしちょってくださいね』とか。だから次の知事になる方は傀儡(かいらい)政権ですね。へへへ」

1573チバQ:2010/10/03(日) 12:35:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100930-OYT8T00048.htm
知事不出馬表明 首長らねぎらいの声 「入札制度改革、性急」批判も
 「これまで良くやってくれた」「2期目も続けてほしかった」――。29日、次期知事選への不出馬を表明した東国原知事に、県内の首長や県民からは、ねぎらう声や退任を惜しむ声が聞かれた。一方で官製談合をなくすために断行した入札制度改革について、「業界の疲弊を招いた」と指摘する声も上がった。

 県市長会長の黒木健二・日向市長は「困難な問題に直面しながらもピンチをチャンスに変え、県の発展に大きな功績を残した。知事の情報発信力、行動力、高い支持率を考えると残念だ」と惜しみ、「どういう道に進んでも古里宮崎の発展のために絶大なる支援をお願いする」とコメントした。

 また、延岡市の首藤正治市長は「4年間で鳥インフルエンザや口蹄疫(こうていえき)など予測不能な課題があったにもかかわらず、よく頑張っていた。マンゴー、地鶏など宮崎の県産品のPRだけではなく、宮崎自体の価値を高めた功績は大きい」と評価。後任については、「東国原知事によってできた宮崎の勢いを持続できる人に担ってほしい」と述べた。

 知事の出身地・都城市の長峯誠市長は、知事の活動を高く評価し、支持していたと説明。口蹄疫からの復興などのため、続投を望んでいたとしつつ、「非常に残念だが、本人の決断を尊重したい」と話した。

 この日、観光で県庁を訪れた鹿児島市の病院勤務田中春奈さん(26)は「最大限に宮崎をPRしたと思う。よく頑張ったのでは」とねぎらった。

 一方、県内の建設業協会の男性職員は、知事の入札制度改革に触れて、「あまりに性急すぎた。せめて段階的にすべきだったのに、業界全体がすっかり疲弊してしまった」と批判した。そのうえで「台風などの災害復旧に対応できる業者の多くが倒産した。現実に復旧の動きが鈍くなった」と不安げな様子で話した。

(2010年9月30日 読売新聞)

1574チバQ:2010/10/03(日) 17:39:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010100300095
国民新幹事長に出馬要請=浦添市長ら−沖縄知事選
 任期満了に伴う沖縄県知事選(11月28日投開票)について、同県浦添市の儀間光男市長らは3日、那覇市内で、沖縄1区選出の衆院議員で、国民新党の下地幹郎幹事長に出馬要請した。下地氏は「県知事選挙は、県民にとって非常に大事な選挙になる」との認識を示す一方、「最終的な調整をしながら判断していかなければならない」と述べるにとどめた。
 同知事選には、現職の仲井真弘多知事が再選出馬の意向を示しているほか、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長が立候補を表明。儀間市長らは第三極の候補者擁立を模索していた。 
 民主党は、独自候補擁立を目指すが、同飛行場移設問題をめぐり、党本部と県連の意見が一致せず、対応が決まっていない。(2010/10/03-16:18)

1575チバQ:2010/10/03(日) 18:32:33
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=31650&amp;catid=74&amp;blogid=13

「ポスト東国原」混沌 県政界は様子見
2010年10月03日


 任期満了に伴う次期知事選は、告示まで約2カ月と迫った現段階で正式に立候補を表明した人物がいない。



 有力な支援組織を持たないまま1日、立候補へ前向きな姿勢を見せた河野俊嗣副知事(46)の動向に県政界では驚きと波紋が広がった一方、意欲を示していたとされる長峯誠都城市長(41)が慎重な姿勢に転じた。「ポスト東国原」をめぐる動きは混沌(こんとん)としてきた。

 「副知事として県行政を続けていく立場もあるし、(知事職に)興味があるという自分もいる。前向きに考えているという段階」。河野氏は2日、宮崎日日新聞の取材にこう述べ、あらためて意欲を見せた。ただ、9月30日に東国原知事に対して出馬に前向きな思いを伝えただけで、具体的な動きは進んでいない。

1576とはずがたり:2010/10/04(月) 01:57:16

大村市長選 松本氏5選
2010年10月4日 01:06 カテゴリー:政治 九州 > 長崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/201424

 任期満了に伴う長崎県大村市長選は3日、投開票され、無所属現職の松本崇氏(69)が、いずれも無所属新人で前市議会議長の里脇清隆氏(51)と、社会福祉法人理事の北村貴寿氏(37)を破り、5選(連続3選)を果たした。

 松本氏は、競艇事業の黒字化などの実績を強調し、行政改革と財政再建の継続を主張。後援会を中心に市内全域で幅広く支持を固め、多選批判をかわした。

 投票率は60・85%。当日有権者数は7万622人(市選管調べ)。

■大村市長選 (開票終了)

当 松本 崇  無現 20,577
  里脇 清隆 無新 18,769
  北村 貴寿 無新  3,236

松本 崇(まつもと たかし)69無現(5)
大村東彼防衛協会長(会社役員、県議会議員)皆同町、慶応大

=2010/10/04付 西日本新聞朝刊=

1577チバQ:2010/10/04(月) 19:47:36
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-04_10814/
下地氏、出馬へ意欲 県知事選
儀間市長ら要請に
政治 2010年10月4日 09時18分

(10時間27分前に更新)

 11月28日投開票の県知事選で「第3の候補」を模索してきた「県民主役の知事選挙を実現する会」の儀間光男共同代表(浦添市長)らは3日、下地幹郎衆院議員を那覇市の後援会事務所に訪ね、出馬を正式に要請した。下地氏は「皆さんの熱い思いに応えられるように、環境整備をしっかりと自らやってみたい」と述べ、出馬への意欲を示した。自身の後援会や幹事長を務める国民新党内の調整に着手し、今月中旬に結論を出す考えを明らかにした。

 下地氏は「県知事がはっきりとしたメッセージを送って方向性を出さないと、沖縄の基地問題、経済問題は解決しない。今回の知事選は県民にとって非常に重要な選挙だ」と指摘。

 その上で「後援会の皆さんと真剣に論議をして決めたい。政権与党の連立の幹事長で、郵政民営化改革法案(提出)の役割もあるので、多くの皆さんと相談をしながら早めに検討して報告したい」と述べた。

 儀間氏は「今の県政に求められているのは強い政治力と交渉力を持ち、県民の切実な思いに応えられる人物。この条件に合致するのは下地幹郎衆院議員だけだという結論に達した」と下地氏への要請を決めた理由を述べた。要請には玉城満、平良昭一、赤嶺昇の各県議のほか、浦添市内の経済関係者らが同席した。

 知事選には現在、仲井真弘多知事と伊波洋一宜野湾市長が立候補の意思を表明している。

1578チバQ:2010/10/04(月) 19:55:36
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001010030001
統一選 民・自が県議選へ火花
2010年10月04日

 来年4月の統一地方選で実施される政権交代後初の県議選を控え、民主、自民両党が候補者擁立作業を加速させている。現有議席数は自民38に対し、国政で政権交代を果たした民主はわずか1と大きな差がある。中央と地方の勢力のねじれ解消を目指す民主に対し、自民は「政権奪還への足がかり」と位置づけ、議席数をさらに上乗せしたい考えだ。次の国政選挙にも影響するだけに、激戦になるのは必至だ。(森本浩一郎)


 「県議選まであと半年に迫っている。候補者擁立のピッチを上げなければならない」
 9月25日にあった民主党県連の常任幹事会で、川内博史県連代表は出席者にはっぱをかけた。党の代表選が終わり、次の山場は来春の統一選との意識からだ。
 青木寛幹事長も「民主党が今、克服すべきは国会と地方議会のねじれだ。政権を支える地方の基盤作りが、今度の統一地方選だ」と話す。大敗した7月の参院選では、敗因の一つとして「地方議員の少なさ」が挙げられた。
 県議会は7割以上を自民系議員が占める。民主党県連の目標は「(公明や無所属も含めた)非自民勢力で過半数」と現実的だ。擁立方針は「鹿児島市・鹿児島郡区は3人、定数が複数の区は必ず、1人区も積極的に」と定めた。目標は2けたの議席獲得。支持母体である連合鹿児島に加え、社民党や国民新党との選挙協力も進める。
 作業は衆院の5選挙区ごとに設けた県連総支部主体で進めており、無所属の市町村議の擁立を図ったり、選挙区ごとに公募をしたりする。第5区総支部は鹿屋市・垂水市区(定数4)と肝属郡区(同1)で候補者を公募すると、すでに発表した。
 10月下旬には1次公認として10人程度を内定させるという。青木幹事長は「せっかく取った政権を支えられる人数が必要だ。そのためにも、勝てる候補を擁立していく」と話す。地域主権などをうたった県版マニフェストも年内をめどに作成予定だ。
   ◆    ◆
 「政権交代後初の統一選は、政権奪還に向けた反転攻勢の場で、何としても県政与党を死守しなければならない」と、自民党県連の池畑憲一幹事長は力を込める。党本部も「党を挙げて全力で取り組む」といい、谷垣禎一総裁ら党幹部が県議選の応援に訪れる可能性もあるという。
 県議会で圧倒的議席数を誇る自民。だが現職からは「自分の選挙区に民主が有力候補者を擁立してくるのではないか」という焦りの声も漏れる。
 かつて自民の県議は、国政につながる地域の代弁者を名乗れたが、政権交代でこうした構造が崩れた。これまで以上に自分の票は自分で集めないといけなくなっている。そのため県連は、参院選で使った県内版ローカルマニフェストを引き継ぎ、地域ごとに個別の政策で支持を訴えて差別化を図るという。
 現職議員のほとんどは立候補を予定しているといい、県連では現有38議席をさらに上積みし、40議席以上を目指す。公募はしないが、全選挙区に候補者を立て、非自民系議員が多い鹿児島市郡区には新顔も擁立する。11月中旬には現職ら1次公認候補を発表する予定だ。
 来春の県議選から定数が54から51に削減される。鹿児島市郡区を19から17に、指宿市区を2から1にする。現有議席(欠員1)は自民38、県民連合(民主・社民・無所属)7、公明3、共産1、無所属4。公明は現職3人をすでに公認として発表。共産、社民も引き続き議席獲得を目指している。

1579チバQ:2010/10/05(火) 20:45:10
>>1575
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101005ddlk45010645000c.html
選挙:知事選 都城市長、出馬「考えていない」 /宮崎
 都城市の長峯誠市長は4日の定例会見で、12月26日投開票の知事選への立候補の可能性について「今日現在、まったく何も考えていない。一日一日市政に専心し、全力投球したい」と語った。【木元六男】

1580チバQ:2010/10/05(火) 20:48:38
>>1571
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-168437-storytopic-3.html
議長選出できず ごみ処理施設問題影響? 伊平屋村議会
2010年10月5日 Tweet
 【伊平屋】伊平屋村議会(定数8)は改選後の初議会を開いた9月28日以降、議長を選出できずにいる。与野党議員が同数で、ある議員によると「ごみ処理施設建設をめぐる裁判で前村長が敗訴した問題を引きずっている」という背景もある。8人しかいない同村議会で、与野党勢力をめぐり双方とも一歩も譲らない状態が続いている。
 同村議会では9月の選挙で現職7人、新人1人が当選。与野党の議席は4対4の同数となった。28日の臨時会で行われた議長選挙では2人の議員が4票ずつで並び、くじで議長を選出した。しかし、選出された議員は議長就任を辞退。その後も3回の選挙を実施したが1回は無効、残る2回は選出された議員が辞退した。
 与党系議員は「ごみ処理施設の問題を継続して解決するためにも、選挙前と同様に野党側から議長を出すべきだ」と主張。一方で野党系議員は「与党側から議長を出すのが普通だ。追及する立場の野党から議長を出すのはおかしい」と強調。両者の意見は平行線をたどっている。
 同村議会は、議会事務局や村の執行部なども交えながら解決策を見いだす方針。議長の人選が確定した時点で再び臨時会を開くという。

1581チバQ:2010/10/06(水) 12:12:08
>>947
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101006/lcl1010061117002-n1.htm
後継どうなる…全国知事会長の麻生知事退任、多選・右腕汚職響く
2010.10.6 11:15
 今期限りで退任する意向を5日に明らかにした麻生渡福岡県知事(71)。「新しい人に切り替えたほうが県のためになる」。多選の弊害、元副知事が収賄罪で起訴された汚職事件などを判断の理由として挙げた麻生知事は、普段と同じように笑みを浮かべ淡々とした口調で胸中を語った。来春の知事選をめぐっては、民主党県連がすでに対立候補を立てることを決めており、知事与党の自民党県議団も今後、後継候補の人選を急ぐことになる。

 「出馬しないという方向でお世話になった後援会や関係の皆さんに理解を求めている」。5日朝、知事公舎前で報道陣の取材に応じた麻生知事は、5選不出馬をこう明言した。

 約1週間前の県議会代表質問では、多選批判の立場から進退を尋ねた議員の質問を「熟慮してしかるべき機会に態度を明らかにしたい」とかわした麻生知事。この日は「5期20年というと長くなる」と多選の弊害に言及した。

 「市町村とのパイプ役で知事の右腕」(県幹部)だった元副知事をめぐる汚職事件についても「(不出馬の判断に)影響している。考えなければいけない」と認めた。

 全国知事会長を務め、知名度も高い「大物知事」の突然の不出馬表明。後継候補について自民党県議の一人は「実績ある知事の後なのだから『それなりの人物』でなければ担げない」と“ハードル”の高さを強調。民主党県連幹部は「県政でも政権交代するための選挙だ」と話した。

1582チバQ:2010/10/06(水) 22:13:37
をいをい
http://kumanichi.com/news/local/main/20101006001.shtml
新幹事長に鎌田県議就任へ 民主県連の役員人事 2010年10月06日

 7月の参院選敗北などの責任をとって三役が辞任した民主党県連の新幹事長に、鎌田聡県議(熊本市区)が就任することが5日、固まった。役員選考委員会(田辺正信委員長)の就任要請に同日、鎌田氏が受諾の意向を伝えた。

 鎌田氏は、松野信夫代表(参院熊本選挙区)や田尻将博幹事長(熊本市議)とともに代表代行を引責辞任したばかりで、役員再任を固辞する姿勢を見せていた。

 鎌田氏は「(辞任してすぐの)幹事長就任には正直、ためらいもあるが、来春の統一地方選を控え、地方の組織づくりに重要な時期。党の再生のために全力を尽くすことが自らの責任と考えた」と話している。

 新代表にはすでに松野頼久元内閣官房副長官(衆院熊本1区)の就任が固まっており、今後の焦点は、設置の方向となっている代表代行の人選に移る。県連は7日の選考委までに三役人事を固め、9日の県連大会で承認を得て、新執行部体制をスタートさせる方針。(福井一基

1583チバQ:2010/10/09(土) 11:53:29
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-09_10977/
知事選で擁立困難視 民主県連の独自候補
政治 2010年10月9日 09時39分

(2時間13分前に更新)

 民主党県連の新垣安弘幹事長は8日、県知事選で独自候補の擁立は困難との考えを示した。沖縄タイムス社で開かれた県内政党座談会で述べた。米軍普天間飛行場の移設問題で、5月の日米共同声明に基づき、名護市辺野古移設を進める党本部の方針と、「辺野古移設は不可能。県外・国外移設」を主張する県連との間で政策を一致させることが困難なことを理由に挙げた。

 新垣幹事長は「党本部と調整を重ねてきたがどうしても基地問題で一致を見ることができない」と説明。その上で「県連としてどう対応するかはこれから決める。自主投票も選択肢の一つで、出馬する人との調整、話し合いもしながら方向性を出していくと思う」との考えを示した。県連は10日に役員会を開き、対応を協議する。

1584チバQ:2010/10/09(土) 19:12:08
>>1575
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101009ddlk45010695000c.html
選挙:知事選 宮崎市長が出馬を否定 /宮崎
 戸敷正宮崎市長は8日の定例会見で、知事選(12月9日告示、同26日投開票)への自身の出馬について「全然ない」と否定したうえで「クリーンで、宮崎を活性化してくれる人が選ばれるべきだ」と述べた。

 東国原英夫知事の功績では「宮崎をアピールし、大きな存在だった。地方分権の動きを最後までやってほしい」と語った。

 知事選は、河野俊嗣副知事が出馬の意向を固めているが、立候補を正式に表明した人はいない。

1585チバQ:2010/10/09(土) 20:46:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/202512
09年度政務調査費 報告書の訂正続々
2010年10月9日 00:33 カテゴリー:九州 > 熊本
 領収書の添付が初めて義務付けられた2009年度の政務調査費をめぐり、県議たちが収支報告書を訂正したり、調査費の返還を申し出たりする動きが広がっている。8日までに訂正の手続きを取るなどした県議と元県議は計20人で、総額は約168万円。このうち、公費で支払われた約120万円が県に返還される見通し。返還拡大の背景には、来年4月の県議選を控え「有権者に悪いイメージを持たれたくない」(若手県議)との議員心理も透けてみえる。

 政務調査費は、県議1人当たり月額30万円が支給される。年間の支出総額が360万円を下回れば、県に差額分を返還する必要がある。

 これまでに浜田大造氏(民主・県民クラブ)が大学院の授業料約29万4千円を返還。児玉文雄氏(自民)は、領収書にあて名や日付がない事務所の家賃など約36万3千円の返還手続きをした。

 8日には、山口裕氏(同)が事務所の本棚代と床の張り替え工事代(計約14万5千円)の返還を表明。渕上陽一氏(同)も事務所の間仕切り代(約19万円)を返す意向を示した。ほかにも訂正の動きがあり、返還額がさらに増える可能性もある。

 渕上氏は「来訪者のプライバシーを守るためにも、間仕切りは必要。しかし、選挙が近く、有権者の支持を失いたくない」と、返却を決めた理由を打ち明ける。

 くまもと市民オンブズマンの橋本博代表は「ずさんな使途が全国で次々と発覚し『政務調査費は悪』というイメージが市民に広がっている。議員が萎縮(いしゅく)しているのでは」と分析。「返還してしまえば、他の議員の活動を縛るあしき前例になる可能性もある。使途に自信があれば、堂々と主張してほしい」と指摘した。

=2010/10/09付 西日本新聞朝刊=

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20101009-OYT8T00016.htm
政調費54万円を返還県議ら19人、総額125万円修正
 県議に交付された2009年度の政務調査費を巡り、目的外支出や収支報告書に領収書が適切に添付されていないなどのケースがあったとして、県議18人と元県議1人が8日までに、総額約125万円を修正し、約54万円を県に返還した。

 修正、返還されたのは〈1〉あて名や日付の記入がない領収書が添付された事務所費〈2〉家具の購入費――など。

 09年度の政調費に関しては、名刺の印刷費や、後援会事務所の改装費など、県議会の手引で不適切な支出と規定されている費用に充てていた例が相次いで報道された。これを受け、県議会は9月に開いた会派代表者会議で、各議員に不適切な支出がないか再確認するよう申し合わせていた。

 小杉直議長は8日、読売新聞の取材に対し、政務調査費の是非を争う裁判の判例や報道を集めた「事例集」を年内に作って全県議に配る考えを明らかにし、「県民から批判を受けない政務調査費の運用を図りたい」と話した。

(2010年10月9日 読売新聞)

1586チバQ:2010/10/09(土) 20:47:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/201310
前田県議 政調費、自社に331万円
2010年10月3日 06:32 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡県議会の前田宏三議員(61)=古賀市、自民=が2009年度に支給された政務調査費600万円の半額を上回る約331万円を、自身が社長である広告代理店「マエダ企画」に人件費や報告書作成代などとして支払っていたことが2日、分かった。同社は、前田氏の妻と長男が取締役、長女が社員の「親族企業」。人件費計240万円は長男と長女が受け取っていた。公金が事実上、議員の身内で還流しており、市民オンブズマンも問題視している。

 同県議会の政務調査費の使途基準は、親族の雇用について「専門的知識があるなど特別な理由がある場合はできるが、適切な額とする」と規定している。

 09年度収支報告書や前田氏の説明によると、前田氏は同年4月、長男と長女を「政務調査研究の補助員」とする1年間の職員派遣契約をマエダ企画と締結。派遣料として毎月、政務調査費から長男に14万円、長女に6万円を支払っていた。

 長男は資料収集や調査活動、後援会活動の補助などの秘書業務を行い、長女は電話番や事務所での来客対応などをしているという。調査内容をまとめた報告書は作成していない。長女にはマエダ企画からも月給5万−6万円が支払われた。

 このほか、前田氏の県議としての活動報告をまとめた「県政ニュース」(A3判)の企画・印刷代71万4千円▽「ホームページの立ち上げ、管理・更新費」として20万円も同社に支払っていた。

 前田氏は西日本新聞の取材に「たまたま自分の会社を利用しているだけで還流ではない。県政ニュースはよその会社より安くできる。調査活動の中身が問題であり、きちんとやっている」と話した。03年の初当選以降、政務調査費の使い方は09年度とほぼ同じという。

 同社は古賀市周辺で折り込み広告などを発行。事務所は前田氏後援会事務所と同じ建物にある。

 市民オンブズマン福岡の児嶋研二代表幹事は「身内に税金を還流させているとしか見ることはできない。具体的にどのように政務調査を補助したかが分からないので、実績を示すべきだ」と指摘した。

■身内に支払い「違法」判断も

 政策の調査・研究に使うため自治体から議員に支給される政務調査費。議員の「身内」への支出をめぐっては、各地で疑問の声が上がっている。

 熊本地裁は3月、熊本市議12人が2005年度に使った政務調査費のうち約478万円を不適正と認定、議員が役員を務める企業から事務所を賃借するのは「調査活動の支出として合理性を欠く」と違法判断を示した。

 福岡県議会の09年度収支報告書などによると、自民党県議団の2人が、自身が取締役を務める会社から事務所や駐車場を借り、賃料として144万円と60万円をそれぞれ政調費から支払った。現行の使途基準では認められるが、支出した県議の一人は「司法の違法判断が出たのであれば基準を見直すべきだ」と話している。

=2010/10/03付 西日本新聞朝刊=

1587チバQ:2010/10/09(土) 20:47:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/199595
「政調費」予想超える逆風 小郡市が条例案提案撤回 市民の理解得られず
2010年9月25日 01:21 カテゴリー:九州 > 福岡
 小郡市は24日、市議会9月定例会の最終本会議で、提案していた政務調査費を市議に交付する条例案を取り下げた。他議会で不適切な支出が問題となる中、市や市議会では、厳格な使途基準をつくる方針を示していたが、市民の抵抗感は根強かった。政調費は是か非か−。今後も市や議会、市民の間で議論を重ねる必要がありそうだ。

 「日の目は見なかったが、最後まで作り上げ、形にして残しておこう」

 同日の最終本会議後に開かれた市議会の全員協議会。吉塚邦之議長は、条例案可決後に明文化する予定だった政調費の使途基準について、そう提案した。市側の条例案撤回に憤るほかの市議もうなずいた。

 市議会が策定を進めていた使途基準は、飲食代やパソコン購入費のほか、所属する政党発行の新聞購読料や携帯電話通話料など、ほとんどの事務経費への支出を禁止する内容。視察・研修に必要な旅費にしても、食事代を含まない「素泊まり料金」のみ許可することなどを決めていた。

 吉塚議長は「市民が政調費に厳しい視線を向ける今だからこそ、本来の使い方の手本になれるような内容だと、市議全員が自信を持っていたが…」と肩を落とす。

    ◇   ◇

 吉塚議長も指摘する「市民のイメージが良くない今」。なぜ、執行部は条例案を提案したのか。

 10年近く前から、政調費を求める議会側の要望はあったというが、それが具体化したのは今年初め。市議でつくる議会改革の検討委員会で、議会費抑制と市議の質を高めようと、議員定数の削減が提案された。その際、少数精鋭主義を推進するために政策の調査・研究を活発にしようと、政調費の新設案も浮上。定数減とセットで、市側に提案されたという。

 ある男性市議は明かす。「議員が条例案を提出すれば、市民から『お手盛り批判』が上がるのは必至。市側に提案させて議論を円滑に運ぶ筋書きだった」

    ◇   ◇

 その筋書きは、関係者の予想を大きく上回る市民の抵抗感に崩された。

 最終本会議を傍聴した男性(71)は「今の市議会を見ていると、税金から費用をひねり出してまで政務調査をやるべきテーマが見当たらないし、できるとも思えない」と指摘。別の男性(56)も「一般のサラリーマンなら、自分の仕事に必要な勉強代は自腹を切る」と語り、「年間約700万円の議員報酬には、調査研究費も含まれるのではないか」と手厳しい。

 今回の条例案は、使った分だけ領収書を提出し後払いする内容で、「まじめに議員活動をしない市議には払われない仕組み。だから、政調費が議員活動を写す鏡になる」とみていた市民がいるのも事実。条例案再提出の見通しは立っていないが、再提出には、市民に信頼される市議会改革が求められる。

    ◇   ◇

 小郡市議会は24日閉会、最終本会議を開き、「市議会政務調査費の交付に関する条例案」の撤回に伴って政調費の項目を削除、修正した本年度一般会計補正予算案など16議案を可決、承認、認定。追加提案の市固定資産評価審査委員選任の同意案など計4件は原案通り可決、同意した。

=2010/09/25付 西日本新聞朝刊=

1588チバQ:2010/10/09(土) 21:01:24
>>1451-1452とか.
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1734267.article.html
県議会、政調費使途見直し 昼食代、運転代行認めず
 佐賀県議会は28日、会派を通じて議員に月25万円交付されている政務調査費の使途基準を見直し、会派会合の昼食費用や運転代行費用への支出を禁止することを決めた。批判が強かった飲食を伴う懇談会費は、居酒屋など飲食店で行った場合の支出は認めないものの、それ以外は引き続き認めた。見直しは今後の支出分から適用する。

 

 新たに禁止したのは、最大会派の自民(30人)が支出していた議員団総会時の昼食費用▽懇談会に伴う運転代行費用▽居酒屋や焼肉店など飲食を主とする場所での懇談会費。ホテルや公民館などでの会合とセットの飲食費用などは従来通り認める。

 

 現行の使途基準は2008年度支出分から領収書添付が義務付けられたのに伴い策定していた。懇談会費は1件5千円を上限に、意見交換を主とする会合などと一体性がある場合に充当を認めていたが、市民オンブズマン連絡会議・佐賀は公金による飲食費や運転代行費用の除外など改善を要求。不適切事例の報道も受け、9月県議会中に各会派で見直しの議論を進めた。

 

 このほか、非公開としていた海外と県外(会派や複数議員で実施)の視察報告書を、請求があれば公表することや、議員が発行している議会便りは収支報告書への添付を義務付けることも決めた。来年度から対応する。

 

 交通費でガソリン代などの実費と別に支給する「日当」(県内1500円、県外3千円)や、懇談会に伴うタクシー料金、領収書のない自己申告の支出などの扱いは結論に至らず、引き続き検討する。

 

 見直しを発表した留守茂幸議長は「県民目線で支出が妥当かどうかをあらためて判断した。議員がそれぞれ精力的に活動する姿をみせることが、県民の理解を得ることにつながる」と述べた。

1589チバQ:2010/10/10(日) 18:00:36
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101006/20101006_0002.shtml
【2010混戦福岡市長選】現職支援 経済界に濃淡
2010年10月06日 12:19  福岡市長選(31日告示)をめぐり、元アナウンサー高島宗一郎氏(35)を擁立する自民党市議団など市議会3会派は5日、福岡商工連盟(福岡商工会議所の政治団体)に支援を求めた。同連盟は既に、再選を目指す現職吉田宏氏(54)=民主推薦=の推薦を決定済み。ただ前回市長選は自民推薦候補を推しており、組織内になお温度差があるとされることから、揺さぶりをかけた格好だ。

 「(高島氏に)推薦をいただけないか」。自民、公明両党の市議や県議ら計6人はこの日、30分間にわたって同連盟の河部浩幸会長(福岡商工会議所会頭)と向き合った。「現職の推薦を機関決定している」。河部会長はこう話し、申し出を断ったという。

 一方で、昨夏の政権交代まで自民支持者の多かった同連盟が、市長選に向けて一枚岩になっていないのも事実。河部会長も、加盟約120社すべてを現職支援で縛り付けることはできない、との見方を示したという。高島氏陣営の支援要請には「連盟をけん制し、現職支援に走りだした足を止めたい」(自民市議)との思惑がのぞく。

 経済界が「民主支持」一色でないことも、自民の背中を押している。吉田氏が3日に開いた政治資金パーティーで、登壇した九州経済連合会の松尾新吾会長(九州電力会長)は「自民党から“けしからん”と言われるかも」と前置きし、「私個人として」と注釈を付けて「吉田さんにぜひ2期目、3期目をお願いしたい」と激励した。

 九電をはじめ九経連に属する有力企業は前回市長選で、吉田氏に敗れた自民推薦の現職(当時)を支援した。松尾会長は、報道陣に「敵方を応援してからまだ4年しかたっていない」と強調。「(市長選で九経連は)動かない。(吉田氏に)経済界の何人も納得させるような実績があるわけでもない」と話した。

=2010/10/06付 西日本新聞朝刊=

1590チバQ:2010/10/10(日) 18:01:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/202742
【2010混戦福岡市長選】知名度アップへ 6新人懸命
2010年10月10日 15:12 カテゴリー:九州 > 福岡
 戦後最多の7人が立候補を表明している福岡市長選(31日告示)は、現職に挑む新人の立候補予定者6人がインターネットの簡易投稿サイト「ツイッター」を活用し、知名度アップに力を入れている。ネット上の140字以内の「つぶやき」をきっかけに、支援者が集まったり、ミニ集会が開かれたりするケースもあり、選挙の「前哨戦」の風景を変えつつある。

 元アナウンサー高島宗一郎氏(35)の事務所を3日夜、若い男女約20人が訪れた。「会費制で簡単な食事をしながら、高島さんを交えて交流しよう」「服装自由、途中入退場自由」という陣営が投稿したツイッターのメッセージを見て、集まった初対面の人たちだ。

 会合は40分以上。税金の使い道や若者の投票率の話で盛り上がった。参加した福岡市西区の大学生(20)は「若者が政治に関心を持たないと日本は良くならない」。高島氏は「ツイッターで行動を起こしてくれて、うれしい」と語った。

 ほかの新人たちも、ツイッターで積極的に政策や人柄を売り込む。前市教育長の植木とみ子氏(61)は公約を投稿し、動画も配信。西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)=共産推薦=はできるだけ感情を文章に織り交ぜて「人間味」を伝える作戦だ。元市議の荒木龍昇氏(58)は活動場所を小まめに発信。塾講師の飯野健二氏(49)は街のイベント情報なども紹介、若年層への浸透を目指している。

 「1日十数回はつぶやく」という予定者もいるほどの活況ぶりだが、その「効果」についての手応えはさまざま。

 元佐賀市長の木下敏之氏(50)が2日に後援会事務所で開いたミニ集会は、ツイッターの告知だけで13人集まったが、木下氏は「口コミやビラの方がまだまだ動員力はある」。陣営幹部も「時間は限られている。力の入れ具合を考えたい」。

 一方、現職の吉田宏氏(54)=民主推薦=の陣営は「ホームページ(HP)でブログ(日記風サイト)をやっており、効果も分からない」とツイッターに参入の予定はなし。大手ネット検索サイトの画面で、HPの情報が常に上段に掲載される有料契約を結ぶなど、ネット空間の前哨戦は「独自路線」を歩んでいる。

    ×      ×

 ●ワードBOX=ツイッター

 「鳥のさえずり」の意味の英単語(twitter)から命名され、利用者は140字以内のメッセージを投稿でき、他の利用者のメッセージを閲覧できる。国内では「つぶやき」と称され、今年9月の1日平均投稿数が1千万件を超えたとのデータも。福岡市選管によると、告示後に選挙運動に関するホームページの更新やメールの送信は「文書図画の頒布」として公選法で禁止されており、ツイッターも同様の扱いになる。ネットを利用した選挙運動は、7月の参院選からの解禁で与野党はいったん合意したが、実現はしなかった。


=2010/10/10付 西日本新聞朝刊=

1591チバQ:2010/10/10(日) 18:01:55
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/202151
【2010混戦福岡市長選】「消費都市」福岡市の岐路 成長戦略どう描く 九州の人口減少 主力産業に陰り 対アジア抽象的
2010年10月7日 12:57 カテゴリー:九州 > 福岡
 戦後最多の7人が立候補を表明した福岡市長選の告示(31日)まで1カ月を切った。人、モノ、カネが九州全体から集まる「消費都市」として発展を続けてきた同市だが、足元では九州の人口減少を背景に主力産業の卸売業にかげりが見える。来春に迫った九州新幹線鹿児島ルート全線開通効果を生かし観光面などでアジアの活力をどう呼び込むか、新産業の育成は−。福岡市の成長戦略をめぐる論戦が注目される。

 

 

 

 

 ■年間販売額3割減

 7月、福岡市のホテルであった文具・事務機器を扱う卸売業組合の九州ブロック総会。市内の地場大手幹部は「商品を卸す販売店や2次卸業者がどんどん減っている」との話に表情を曇らせた。自身も、地元取引先の廃業を何件も見たからだ。

 卸売業は小売業と合わせると、サービス業と並んで同市の名目総生産の約3割を占めるけん引役。その年間販売額は2007年、10年前の約3割減となる約12兆円に落ち込んだ。この幹部によると、ネット通販の普及などに加え、大企業が支店機能を縮小・撤退させる流れも一因。背景には、福岡市を支えてきた九州の人口減少がある。

 九州経済調査協会の推計では、九州7県は約1335万人(05年)から約16%減の約1123万人(30年)に。例外的に人口が伸び続ける福岡市も、既に若者が減り高齢者が増えるサイクルに入った。福岡大商学部の田村馨教授(公共経営)は「福岡市は、成長を持続できるかどうかの岐路にある」とみる。

 ■クルーズ船頼み?

 「活力あるアジアの拠点都市」。福岡市が、国内の主要都市で初めて「アジア」を市基本構想にうたったのは1987年。以来、その人や富も呼び込もうと、アジア太平洋博覧会、アジアマンスなどの事業を重層的に展開し、現職の吉田宏市長も特に韓国・釜山市との交流を深めてきた。


約1500人を乗せ、4日に博多港に寄港したクルーズ船の客の大半が中国からだった 尖閣諸島付近での漁船衝突事件に揺れた9月下旬も、中国の観光客を乗せたクルーズ船が、博多港に寄港した。滞在を終えた上海在住の女性(60)は、天神で購入したというデジタルカメラを手に、「(福岡県太宰府市の)太宰府天満宮が素晴らしかった」と話した。

 市全体の観光消費額は、日本人を合わせて約3千億円(08年)。外国人の入国者はアジアが実に9割超だ。福岡観光コンベンションビューロー幹部は「買い物にとどまらず、町家やお城など『日本的な風景』のニーズも高いはず」と、もう一段の環境整備を望む。本年度、全国最多の66隻を見込むクルーズ船寄港だが、滞在地としての魅力を競い合う都市間営業競争は国内でも激しい。

 観光面以外での市の「対アジア戦略」は、抽象論にとどまっている感が強い。九経調の片山礼二郎・情報研究部次長は「将来の福岡ファンとなる留学生を増やしたり、アジアで一足先に起業した日本人『和僑』のネットワークづくりを考えてもいい」という。

 ■創造的人材集めよ

 JR博多駅の11番ホームが、50人近い報道陣の熱気であふれた。関西と鹿児島までを直結する九州新幹線の新型車両が4日未明、試験運転で初めて乗り入れた。高まる地場経済への波及効果。ただ、市内部でも期待と不安が交錯する。九州やアジアの観光客が国内外を巡る「中継地」となるのか、「通過地」と化すのか。

 一方、ITやナノテクノロジーなど、新たな「成長エンジン」の地道な育成も待ったなしだ。例えば、ゲーム産業。プログラミング、映像、音楽などすそ野が広く、日本の作品は海外でも評価が高い。人気ソフト「レイトン教授」シリーズなどを制作・販売したレベルファイブを筆頭に、福岡市には17社前後のゲーム関連企業が集積。就業者数は、06年比で1・6倍の約820人になった。

 06年に産学官の「福岡ゲーム産業振興機構」が立ち上がったが、関係者は「オランダでは国策。福岡市も一刻も早く基本構想を策定し、企業の税制優遇などインパクトのある手を」。田村教授も、こうした新産業を担う「若く創造的な人材がどれだけ集まっているかが、競争力の新たな指標になる」と提言する。


=2010/10/07付 西日本新聞朝刊=

1592チバQ:2010/10/10(日) 18:02:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/201950
【2010混戦福岡市長選】現職支援 経済界に濃淡
2010年10月6日 12:19 カテゴリー:九州 > 福岡
 福岡市長選(31日告示)をめぐり、元アナウンサー高島宗一郎氏(35)を擁立する自民党市議団など市議会3会派は5日、福岡商工連盟(福岡商工会議所の政治団体)に支援を求めた。同連盟は既に、再選を目指す現職吉田宏氏(54)=民主推薦=の推薦を決定済み。ただ前回市長選は自民推薦候補を推しており、組織内になお温度差があるとされることから、揺さぶりをかけた格好だ。

 「(高島氏に)推薦をいただけないか」。自民、公明両党の市議や県議ら計6人はこの日、30分間にわたって同連盟の河部浩幸会長(福岡商工会議所会頭)と向き合った。「現職の推薦を機関決定している」。河部会長はこう話し、申し出を断ったという。

 一方で、昨夏の政権交代まで自民支持者の多かった同連盟が、市長選に向けて一枚岩になっていないのも事実。河部会長も、加盟約120社すべてを現職支援で縛り付けることはできない、との見方を示したという。高島氏陣営の支援要請には「連盟をけん制し、現職支援に走りだした足を止めたい」(自民市議)との思惑がのぞく。

 経済界が「民主支持」一色でないことも、自民の背中を押している。吉田氏が3日に開いた政治資金パーティーで、登壇した九州経済連合会の松尾新吾会長(九州電力会長)は「自民党から“けしからん”と言われるかも」と前置きし、「私個人として」と注釈を付けて「吉田さんにぜひ2期目、3期目をお願いしたい」と激励した。

 九電をはじめ九経連に属する有力企業は前回市長選で、吉田氏に敗れた自民推薦の現職(当時)を支援した。松尾会長は、報道陣に「敵方を応援してからまだ4年しかたっていない」と強調。「(市長選で九経連は)動かない。(吉田氏に)経済界の何人も納得させるような実績があるわけでもない」と話した。

=2010/10/06付 西日本新聞朝刊=

1593チバQ:2010/10/10(日) 18:03:43
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1741933.article.html
木下元佐賀市長「借金減らし専念 誤りだった」
 1999年から佐賀市長を2期6年務めた木下敏之氏(50)が8日、自らの佐賀市政について「借金減らしさえしていれば、景気は回復すると思っていた。完全な間違いでした」と語った。

 

 立候補を表明している福岡市長選の政策発表の場で「市役所の借金減らしよりも公共投資優先」とする政策を説明する際に言及した。

 

 木下氏は景気低迷期に公共投資を抑えると、建設業界が疲弊するとして「建設関連で働く人は幅広い。当然、飲み屋で使うお金も減る。すると景気が冷え込み、市の税金が減る。この悪循環に佐賀市長の時は気づかなかった」と述べた。この5年、民間企業の取締役などを務めた経験から「民間人になってみて、投資しないと会社がつぶれることがよく分かった」という。

 

 ただ、政府の事業仕分けに参加した経験もあり、政策のトップには「税金の無駄遣い削減」を掲げる。市の借金残高は維持し、無駄遣いの分を福祉や教育の施設整備に回して地元建設業者への景気対策につなげる手法を力説した。

1594チバQ:2010/10/10(日) 18:08:13
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101010rky00m010001000c.html
選挙公報:沖縄ゼロ 全国で唯一、制度未整備
 都道府県議員や市町村長・議員の各選挙を実施する際、選挙管理委員会(選管)が立候補者の政策や経歴などをまとめた文書を有権者に配布する「選挙公報」制度が、県と県内41市町村に1カ所もないことが9日、琉球新報の調べで分かった。総務省のまとめでは、県内全域で同制度を実施するための条例が未整備なのは沖縄1県だけ。全国では市・区を中心に普及し、投票時に有権者の判断材料として活用されている。全国の市区町村議員選挙だけを見ても、都道府県内の自治体総数に対する制定率が半数を超えたところは29都府県に上る。

 9月12日の統一地方選挙は25市町村中、17カ所で投票率が下がった。県内の各選挙で投票率低下の傾向が続く。有権者から「情報がなく誰に投票して良いか分からない」「判断材料として選挙公報を配布してほしい」などの声が寄せられた選管もある。各選管は告示期間が短く配布が難しいことや人員、予算不足を未整備の理由としている。

 国政と知事選挙を除き、都道府県や市町村が選挙公報を配布するには、手続きを定めた条例の制定が必要となる。2009年12月31日現在、都道府県議選挙で選挙公報が制度化されているのは34都道府県で、制定率は72.34%。

 市区町村長選挙の場合、全国で670市区(制定率83.12%)と392町村(39.63%)がそれぞれ制定。市区町村議員選挙の場合、663市区(82.26%)、389町村(39.33%)となっている。

 沖縄の市部は計11市。近い数の市部を抱える県域の山形は全13市、富山は全10市、滋賀は全13市、佐賀は全10市のすべてで制定されている。佐賀、鳥取、福井、富山の4県は県内全町村で制定。福井を除いた3県は県条例も制定されている。(島袋貞治)

<用語>選挙公報

 立候補者の政策や経歴などが書かれた文書。衆参議院と知事の選挙で発行と投票日2日前までの世帯配布が公職選挙法で義務付けられている。都道府県議と市町村長・議員の各選挙は任意制で、発行の際は条例制定が必要。配布方法は郵送や新聞への折り込み、自治会による手配りなど。公共施設に置かれる場合もある。(琉球新報)

2010年10月10日

1595チバQ:2010/10/10(日) 18:21:14
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-168637-storytopic-3.html
選挙公報制度ゼロ 「誰に投票すれば…」有権者に不満と戸惑い2010年10月10日

 地方選挙で沖縄は県と41市町村で選挙公報制度に関する条例は一つもなく、全国で唯一の“ゼロ地帯”となっている。地縁血縁と無関係な有権者らは「誰に投票してよいのか分からない」と戸惑う。中には候補者を選ぶ機会を奪われ、抗議の棄権をした人も。制度の不備に有権者からは不満の声が漏れる。
 9月12日の統一地方選挙。元建設コンサルタント業の直海秀紀さん(62)は2009年12月、東京都渋谷区から沖縄市へ移住した。普段から「投票しないと政治にものを言えない」と考え、仕事などの都合を除いて投票を欠かしたことはない。東京都に選挙権がある時も沖縄から不在者投票した。
 初の市議選を迎え、「立候補者の名前だけを見ても、誰に投票してよいのか分からない」と投票日3日前の9月9日、沖縄市選管を訪れた。だが、目当ての選挙公報が発行されていないことを職員から告げられた。
 愕然(がくぜん)とした直後、怒りがわいた。「判断材料もなく、誰に投票しろというのか。立候補者の政策を知りたいだけだ」と訴えたが、満足できる回答はなかった。結局、「判断材料が何もない状況に置かれ、投票する機会が奪われた」と抗議の意味を込め、投票を棄権した。初めてのことだった。
 「もしも立候補者が相いれない考えを持つ人だったらと考えると、適当に投票することはできない。全有権者がきちんと投票ができる環境を整えてほしい」と直海さんは選挙公報の制度化を求めた。
 9月26日投開票のうるま市議選。夫と投票に訪れた女性=40代、同市出身=もかつて東京都で暮らした時、選挙公報を参考に候補者を選んだ経験から、選挙公報の必要性を実感する。
 「うるま市議選は候補者(43人)も多い上、誰がどんな政策を持っているのかも分からない。自宅に入った選挙ビラも数人分の情報しかない。今回は居住地域から出ている立候補者数人を調べて投票した」と不満を漏らした。

1596チバQ:2010/10/10(日) 18:22:21
>>1571>>1580
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-168648-storytopic-3.html
伊平屋村議会、伊礼氏を議長選出 1年ごとに交代へ2010年10月10日

 【伊平屋】伊平屋村議会(定数8)は8日に臨時会を開き、伊礼幹夫氏(62)を議長に選出した。
 同村議会では、9月の統一地方選挙後の初議会から議長を選出できずにいたが、1年ごとに議長を交代することで解決を図った。
 同村議会ではこれまで、4回の議長選挙が行われたが1回は無効になり、残る3回は選出された議長が辞退した。議員らは「与野党が同数なので議長に選出されると議席が減り議決に影響する」「ごみ処理施設をめぐる裁判で前村長が敗訴した問題が尾を引いている」と説明している。
 伊礼氏は「議長不在の状態を引き延ばすわけにはいかなかった。与野党が1年ごとに議長を交代することを妥協策として決めた」と話している。一方である議員は「議長は本来4年間続けるべきで、ごみ処理施設の問題があるうちは再び議長選出でこじれるだろう」と指摘している。

1597チバQ:2010/10/10(日) 18:23:02
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-10_11026/
労組7団体は伊波氏 県知事選 6団体支持未定
政治 2010年10月10日 09時36分

(8時間46分前に更新)

 県知事選に向け県内主要労働組合15団体のうち、自治労県本など7団体が宜野湾市長の伊波洋一氏を、沖駐労が現職の仲井真弘多氏の支持をそれぞれ決定したことが9日までに、分かった。民主党を基軸に支援する連合沖縄も含め、同組合傘下の5団体は態度を決めていない。6団体は候補者擁立を模索する民主党県連や出馬に意欲的な国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員の動向などを見極め、態度を決める方針だ。電力総連は仲井真氏支持を近く決定する。

 伊波氏支持を決定したのは沖教組、国交労、県労連、高教組、フード連合、全港湾で、前回選挙でも社民、共産、社大党などの推す糸数慶子氏を支持した。

 仲井真氏は、沖駐労が前回に続き支持。政府の行政刷新会議で基地従業員の給与見直しが挙がった際、政府に見直し中止を要請するなどの実績を評価した。

 態度未定は連合沖縄と、その傘下団体の全駐労、UIゼンセン同盟県支部、JP労組沖縄地本、航空連合、情報労連。連合沖縄の仲村信正会長は「民主党本部や県連の最終決定を待ちたい」と候補者擁立の行方を注視している。電力総連は6日に支援労組会議を設置し協議を開始。近く仲井真氏支援を決定する。

 また、下地氏出馬の動向を探る労組もあり、ある労組幹部は「自主投票とする方向で調整していたが、下地氏が出てくるとなるとまったく見通しが分からなくなる」と情勢を話した。

1598チバQ:2010/10/10(日) 18:34:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101009/lcl1010092246003-n1.htm
皇太子ご夫妻“襲撃”元活動家が名護市市議に当選 辺野古に反米・反日グループ集結? (1/2ページ)
2010.10.9 22:45

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、辺野古およびその周辺が、県外から集結する反米・反日活動グループの拠点になり、「闘争」がこれまで以上に過激になるのではという危機感が地元で広がっている。9月の名護市議選で、飛行場の受け入れ反対派が圧勝したことなどが理由だ。(宮本雅史)

 選挙は定数27人に対し、受け入れに反対する稲嶺進市長派が16人を占めた。

 名護市内の飲食店経営者は「反対を前面に打ち出した4、5人の候補者が労働組合などの支援で当選したため、反対活動が活発化するのは避けられない。特に川野純治さん(55)が当選したことが大きい。彼はPTAの活動を通して地元との関係を強くしていたが、経歴や現在の活動内容が不安材料だ」と話す。

 公安関係者によると川野氏は、天皇陛下が皇太子時代の昭和50年7月に沖縄県をご訪問された際に糸満市内で、ご夫妻の車列に、空き瓶やスパナ、鉄パイプの切れ端のような物を投げつけて“襲撃”した人物。公務執行妨害容疑で逮捕、懲役1年6月の実刑判決が確定した。

 当時の報道や関係者の証言によれば、川野氏は当時、「流血も辞さない戦いで皇太子上陸を阻止する」と宣言していた沖縄解放同盟準備会(沖解同)の活動家。事件について川野氏は平成9年6月、新聞社のインタビューで「天皇と沖縄戦の問題を考え、ふと現代に目を移すと、同一線上に巨大な米軍基地がありました」と振り返っていた。

 活動家グループの機関紙やホームページなどをみると、川野氏は事件後も米軍基地反対運動を積極的に展開。9月の名護市議選では「移設反対を徹底する」と訴えていた。

 ある市議は「事件のことは投票日直前に一部市民の間で流れたが、ほとんどの市民は知らなかった」と指摘する。

 公安関係者は「市議という公の立場にあることで、川野氏の発言力も増す。全国から同志が集まり、反対運動が激化する可能性も高い」と警鐘を鳴らす。

 すでに辺野古では、反対運動に変化が出始めているという。ある自営業者(61)は「最近、県外から活動家らしい人物が集結しているようだ。反対運動を展開していた地元のオジーやオバーも反対運動から排除されつつあるという話を聞いた。県外から反対活動家が集まり、辺野古が反対運動の拠点になるのではないかと不安だ」と語る。

 基地問題などに積極的に反対姿勢を見せる地元の退職教職員会支部が最近、15年ぶりに復活したことに危機感を募らせる声もある。

 ある地元民は「全国から退職教職員が夫婦で名護に来て選挙活動を展開していた」と、名護が活動家の拠点になる可能性を危惧(きぐ)している。

1599チバQ:2010/10/10(日) 19:42:57
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20101010ddlk42010395000c.html
五島市:県内初の事業仕分け 6件を「不要」 /長崎
 五島市は9日、裁量範囲が広く、事業費が年間100万円を超える20事業について市民や行財政の専門家ら第三者による事業仕分けをした。職員の意識、行財政の改革が目的で、自治体独自の事業仕分けは県内初。

 “仕分け人”は計72回の事業仕分けの実績があるNPO「構想日本」のメンバーと市行革委員の計14人。2グループに分かれ、担当職員から事業説明を受けた後、問題点など論議し、仕分けた。

 結果は心のふるさと事業やIT振興センター運営、市民体育大会補助金など6事業を「不要」とし、漁業後継者育成事業、地区公民館運営、住民センター維持管理などの12事業を「要改善」とする厳しい判定。及第点ともいえる「現状維持」は三井楽診療所診療業務と誘致企業助成の2事業だけだった。

 中尾郁子市長は「結果を重く受け止め、指摘事項など問題点を精査し、11年度からの事業に反映したい」と語った。【椿山公】

1600チバQ:2010/10/10(日) 19:43:28
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101010ddlk40010270000c.html
公開事業仕分け:飯塚市 2日目も厳しい判定 「不要」3、「見直し」15に /福岡
 ◇18事業
 飯塚市で公開されている「事業仕分け」は2日目の9日、9事業を評価した。「市民交流プラザ」事業を「不要」としたほか、他の8事業もすべて「見直し」と判定。これで、同市初の事業仕分けで対象となった18事業は、3事業が不要、15事業が見直しとされ、市は今後の事業見直しの参考にする。

 この日、「見直し」とされたのは、行政協力員委嘱▽不法投棄物の回収など▽生活習慣病の予防啓発など▽高齢者ホームヘルプサービス▽都市公園などの管理▽業務委託による小中学校での英語教育▽中学生海外研修▽少年の船−−の各事業。

 国の事業仕分けに携わり、今回のコーディネーターを務めた神奈川県小田原市環境部の井澤幸雄次長は「国は『削減ありき』だったが、飯塚市の事業仕分けは違う。職員の意識改革が目的。不要や見直し判定を受けて『よし、絶対に事業を続けて成果を出すんだ』と思ってくれればいい。それをしっかりと市民に説明できるようなプレゼン能力を身につけてほしい」と総括した。【笠井光俊】

〔筑豊版〕

1601チバQ:2010/10/10(日) 19:46:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/202684
全18事業「不要」「見直し」 飯塚市の事業仕分け終わる
2010年10月10日 01:22 カテゴリー:九州 > 福岡
 飯塚市が行財政改革の一環として、初めて実施した事業仕分けが9日、終了した。同日査定した9事業のうち、商業施設あいタウン(同市吉原町)で運営する「市民交流プラザ事業」について「不要(廃止)」と判定し、8事業は「見直し」とした。これで8、9日の2日間で仕分け対象となった計18事業の判定は「不要」3、「見直し」15。事業内容を高く評価し、「現行通り」や「拡充」とした判定はゼロという厳しい結果になった。判定に拘束力はないが、市は来年度の予算編成の参考にする。

 市民交流プラザは、市民団体の交流を目的に各団体に情報を提供し、活動スペースやコピー機を貸す施設で、利用者は年々減少している。

 この事業について、識者や市民公募の計6人の仕分け人からは「活動スペースは空きがある公共施設で十分」「税金を使ってまで、市民団体に無料で貸し出して何の成果があるのか」など意見が出た。結局、6人全員が「不要」と判定した。

 この日は、他に不法投棄のパトロールに関する「環境衛生推進事業」、自治会長に市報の配布を委託する「行政協力員委嘱事務事業」、外国人講師を学校に派遣する「小中学校国際教育関連事業」など8事業について議論。仕分け人側は、目標や目標期限の見直し、経費削減を求めるなどとしてすべて「見直し」を求めた。

 2日間で18事業を対象としたが、「不要」と判定された3事業は、「目的を達成するには他の手法が考えられる」「効果がない」「需要の変化で事業が役割を終えている」との理由が多かった。

 一方、仕分け人が特に市側に問いただしたのが事業の成果や目的、目標の具体性。仕分け人で九州大大学院法学研究院の出水薫教授は「何のために事業を行うのかと職員に気付かせるのが事業仕分けの狙い」とし、職員の自覚に期待した。

 仕分けの判定結果について、田中秀哲副市長は「厳しい結果だが、事業の目的自体を否定されたわけではない。各課で事業の必要性や成果を考え直したい」と述べた。

=2010/10/10付 西日本新聞朝刊=

1602チバQ:2010/10/11(月) 09:27:24
>>1340>>1397
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-10_11042/
豊見城市長に宜保氏初当選
地域 政治 2010年10月10日 23時02分

(10時間24分前に更新)

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選挙は10日、投開票され、自民、公明推薦の前市議宜保晴毅氏(42)=無新=が、民主、共産、社民、沖縄社大推薦の前市議大城勝永氏(57)=無新=、前市議大城英和氏(64)=無新=を破り、初当選した。

 当日有権者数は4万2158人(男性2万511人、女性2万1647人)で投票者数は2万1913人。投票率は51・98%で、前回を5・37ポイント下回った。9日までの期日前投票者数は、有権者の9・05%に当たる3877人だった。

 

 ☆豊見城市長選開票結果(選管最終)

 

 当 宜保晴毅氏 10046票   

   

    大城勝永氏  9360票   

  

    大城英和氏  2264票

   

      ※小数点以下は省略

1603チバQ:2010/10/12(火) 20:47:19
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-11_11064/
知事選独自候補へ最終調整 民主党本部 県連に打診
政治 2010年10月11日 09時40分

(35時間6分前に更新)

 民主党県連(喜納昌吉代表)は10日、那覇市内で役員会を開き、知事選に向けた独自候補の擁立を目指し、党本部側と最終調整に入る方針を決めた。喜納氏によると、同党の渡辺周選対委員長から8日に電話があり「独自候補擁立に向けて話し合いのテーブルを設けたい」という趣旨の打診があったという。これを受け、県連は喜納氏ら幹部が今週中に上京して渡辺氏と会談する方向で調整する。

 渡辺氏は日米両政府が合意した米軍普天間飛行場の辺野古移設について「まだ枠が固まっていないので話し合いの余地がある」と言及したという。

 喜納氏は「非常に微妙な発言なので(真意を)確かめに行く」と説明。その上で「まずは党本部とテーブルをつくるのが重要。初めて歩み寄ってきたのだから、ける必要はない」と渡辺氏の提案を歓迎した。

 喜納氏は一方で「今までは『仲井真を応援しろ』というのも、見えないところであった」と述べ、水面下で党本部側から仲井真弘多知事を支援するよう働きかけがあったことを明らかにした。

 独自候補の範囲については「党内という執着はない。民主党県連のビジョンを背負ってくれるのなら友好団体、会派、連立を組んでいるところから選んでもいい」と述べ、民主党と連立政権を組む国民新党の下地幹郎幹事長を選択肢から除外しない考えを示唆した。

1604和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/10/13(水) 09:51:13
新人の宮地昭博氏が出馬表明 県議選唐津選挙区
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1743132.article.html
来春の佐賀県議選唐津市・東松浦郡選挙区(定数6)に唐津市和多田の会社社長宮地昭博氏(51)が出馬することを12日、表明した。新人で、民主党県連に公認申請している。

 

 宮地氏は佐賀市生まれ。佐賀西高−神奈川大卒。県警警察官を経て義父が経営していた広告代理店を継いだ。

 

 民主党県連代表の原口一博前総務相と高校時代の同級生で「住民自治の強化や経済政策など民主党のマニフェストに共感した。都市計画と連動した商店街の活性化などを進めたい」と語った。

 

 同選挙区は来春から定数1減となり、現職6人のほか、新人の会社社長(62)が出馬準備を進めている。

1605チバQ:2010/10/13(水) 21:18:11
http://www.data-max.co.jp/2010/10/post_12136.html
統一地方選、「みらい」が「みんな」に?
耳より情報2010年10月13日 13:11 福岡市長選の裏で、来年4月に行なわれる統一地方選・福岡市議会議員選挙へ向けての動きが慌しくなってきている。現職市議は市長選応援の名目で、市長候補予定者とともに選挙区を回り地盤固め。一方で、これから市議会へ割って入る新人たちは、それぞれ辻立ちや街頭演説を積極的に行なうなど草の根戦術を展開中だ。
 そのようななか水面下で暗躍しているのが、みらい福岡市議団・幹事長の笠康雄市議。みんなの党関係者によると、福岡県筑紫野市出身の衆議院議員・山内康一副幹事長を通じて積極的にアプローチしているという。

 この動きに同市議団をよく知るある市議候補予定者は首をひねる。「みらいの市議すべてが、みんなの党のアジェンダ(政策課題)に共鳴するとは思えない。現在の会長・石川浩二朗市議が引退した後、次を担う笠市議が独断で動いているのではないか」という。
 先の参院選で躍進し、第3勢力として今後の動向が注目されているみんなの党。福岡市議選において同党・福岡県広域第1支部は、福岡市各区1名の新人候補を立てる予定。現在の第1会派・自民党市議団が19名であることを踏まえれば、みらい福岡の現職市議7名とみんなの党新人候補全員が当選し両者が統一会派を組むことで、強い発言力を持つ存在となるだろう。その「キーマン」と言える笠市議の思惑はいかに?

1606チバQ:2010/10/13(水) 21:18:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/203201
生協系団体が現職支持 ふくおかネット 1期目「反省」受け 福岡市長選
2010年10月13日 11:49 カテゴリー:九州 > 福岡
 福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)をめぐり、生協運動出身者らでつくる政治団体「ふくおかネットワーク」は12日、再選を目指す現職の吉田宏氏(54)を支持することを明らかにした。人工島事業やこども病院移転をめぐり、吉田氏の市政運営に反対してきたが「大きな失政はない」と判断した。

 ふくおかネットは市内の会員・支援者が約千人で、福岡市議会で会派(議員3人)を結成している。人工島事業は中止すべきだとの立場で、前回(2006年)は「事業見直し」を公約に掲げた吉田氏を支持した。

 だが、吉田氏が市長就任後に「見直しの結果」として事業の推進を決めたことに「説明不足」と反発。こども病院の人工島移転についても関連議案に反対し、吉田氏の1期目は「非常に不満」と総括したという。

 それでも支持に至った理由について「吉田氏と面談した際、(吉田氏から)市民参加と情報公開の不足に真摯(しんし)な反省の弁があった」としている。ほかの6人の立候補予定者については「政治姿勢や政策が相いれない」と判断したという。

 ふくおかネットの市議会会派代表の外井京子市議は「市民への説明など吉田氏に足りないものはあったが、大きな失政はなかった」と説明。吉田氏には(1)市長選を通じ、こども病院移転の決定経緯を市民に説明する(2)2期目こそ市民参加と情報公開を基本姿勢にする−という2点を要望し、既に政策協定を結んだという。


=2010/10/13付 西日本新聞朝刊=

1607名無しさん:2010/10/14(木) 01:27:15
元AKB48中西里菜AV出演第2弾無料動画公開中!!
http://yorutomo1.blog77.fc2.com/blog-entry-12.html

1608チバQ:2010/10/14(木) 18:46:53
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101014ddlk45010685000c.html
知事選みやざき:河野氏が出馬表明 派閥超え「県民党」強調 /宮崎
 ◇「口蹄疫復興に結集を」
 13日付で副知事を辞職し、12月9日告示、26日投開票の知事選に立候補を表明した河野俊嗣氏(46)。会見した河野氏は東国原県政の発展的継承を掲げ、東国原英夫知事の後継としての強い自負を示した。政治的立ち位置については「主義主張を超えて口蹄疫(こうていえき)からの復興、再生に力を結集する大切な時。大同団結の旗を振るために県民党で出馬したい」と訴えた。【石田宗久】

 河野氏は、副知事としての歩みを振り返り「不況や官製談合事件で暗い時期に東国原県政が誕生した。知事の発信力で宮崎はV字回復を遂げ、全国を飛び回る知事の留守番役として行財政改革に取り組んだ」と実績を強調した。

 さらに「時計の針を戻してはならない。派閥の対立は発展を阻害したが、東国原県政で対立構造が薄れつつある。県民が自信を持ち前向きな機運がある」と述べ、「知事と課題や危機対応に取り組んだ自分に貢献できることがあるのでは」と立候補の動機を語った。

 県政の理想をクリーンで開かれた▽きずなを大切にする▽潜在力を生かして挑戦する−−宮崎と掲げた。

 具体的な選挙態勢はこれからだといい、県内主要政党との連携については「特定の党と距離を近くすることはない。従来のような推薦願いのような形でなく、県民総力戦に協力をいただきたい」と述べた。

 ◇姿勢に一定の評価、政治手腕に疑問視−−県内各政党反応
 県内の各政党は、河野氏の立候補表明をどう受け止めたか。

 民主県連の川村秀三郎代表は「県民党との姿勢は一定の評価ができる。直接考えを聞いてみたい」と応じた。

 自民県連の中村幸一会長は「協力できるかはこれから。知事のそばでは、言いたいことも言えなかっただろう。どう手腕を発揮するのか期待している」と話した。

 公明県本部の新見昌安代表は「副知事として知事をそつがなく支えてこられた。党の対応はまだ白紙だ」と答えた。

 共産県委員会の津島忠勝委員長は「河野氏は知事の後継者だ。政策で評価し対応を検討する」という。

 社民県連の鳥飼謙二代表は「県民の暮らしは改善されておらず、東国原県政を評価はしていない。副知事としてしっかり支えたと言えるのか」と疑問視した。

 ■解説

 ◇独自の将来像提示を
 知事選への立候補を表明した前副知事の河野俊嗣氏は、県政運営の場では、東国原英夫知事に最も近い立場だ。知事がいくら「中立」と言っても、県民は事実上の後継者ととらえるだろう。

 高い支持率を誇る知事の存在感は圧倒的で、知事選への態度表明が引き延ばされた結果、告示まで残り2カ月を切ってしまった。立候補を検討していた人たちも二の足を踏まざるを得ない状況に陥った。

 河野氏も、出馬を決意したのが知事の不出馬表明後のため、十分な選挙準備を整えているとは言い難い。それでも知事を支えた副知事の立場は有利で、ある県幹部は「知事の影響力のベールに、何となく守られているようだ」と表現する。

 河野氏は知事職について「興味はあったが、公務員と政治家の間には大きな川がある」と語る。強い個性の知事の陰で優等生的に振る舞う印象が強いが、政治家としての力量は未知数だ。その川を渡ろうと決心した今、行政マンとしての経験を踏まえ、県民の共感を得るために独自の宮崎の将来像、政策を打ち出すことが求められる。【石田宗久】

1609チバQ:2010/10/14(木) 19:10:26
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101014ddm005010041000c.html
選挙:沖縄県知事選 民主、自主投票の方向 県連と本部、普天間で溝
 沖縄県知事選(11月11日告示、28日投開票)をめぐり、民主党が対応に苦慮している。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、菅政権は、名護市辺野古への県内移設を定めた日米合意の履行を目指す方針だが、党県連が「県外・国外移設を求める」との公約案を作成するなど「ねじれ」が生じている。民主党として独自候補の擁立や推薦・支持は困難な情勢で、「不戦敗」となった参院選に続き自主投票となる方向だ。【影山哲也】

 知事選は、県政与党の自民、公明が支援する仲井真弘多(なかいまひろかず)知事と、社民、共産、沖縄社会大衆の3党が支援する地元・宜野湾市の伊波(いは)洋一市長による事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。

 県内移設反対を掲げる伊波氏に対し、再選を目指す仲井真氏も、これまでの「県内は極めて厳しい」との姿勢を転換。先月には「県外を求める」と県外移設要求を明言し、「反辺野古」の姿勢を強めた。

 民主党本部は「内閣の方針と異なる公約を掲げる候補者を推薦・公認することはあり得ない」(岡田克也幹事長)として、県連に独自候補擁立を迫っているが、人選は進んでいない。

 党幹部と県連幹部は断続的に協議。党執行部側は政府方針への理解を求め、首相も強調している「基地負担の軽減」などで歩み寄れないか提案しているが、溝は埋まっていない。

 7月の参院選に続く不戦敗となれば、基地問題解決に向けた政府方針と知事選対応が矛盾することになり、政府・民主党の本気度を問われかねない。県連幹部は「簡単に白旗を揚げるわけにはいかない」と話すが、期限は迫っている。

1610チバQ:2010/10/14(木) 19:58:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20101013-OYT8T01330.htm
図書館改修「慎重に」  県議会が異例の注文
予算特別委
 県議会予算特別委員会は13日、県が提案した総額約34億7600万円の今年度一般会計補正予算案などについて採決を行い、同予算案のうち、県立図書館(宇都宮市塙田)の改修工事の設計費630万円について、「慎重に実施してほしい。県立図書館のあり方について、早急に結論を出すべき」との付帯意見をつけたうえで可決した。県の議案は通常、議会側に事前に理解を得て提案するため、議会側が意見を付けるのは異例で、2008年に同委員会ができてからは初めて。同図書館を巡る事業は今後も議論の種となりそうだ。

 同図書館は県庁の東隣りにあり、1971年開館で老朽化が著しい。耐震診断の結果、国の公共施設の目標値を大きく下回り、震度6強程度の地震で倒壊のおそれがあることが昨年3月に判明。今年度当初予算で、他の県施設とともに耐震改修工事設計費を計上。補正予算案では、耐震化に合わせ、雨漏りや外壁のひび割れなどの改修を行うための設計費を盛り込んだ。

 議会側はこれまで最大会派の自民党議員会を中心に、老朽化し利用者の減少が指摘される同図書館について、新築移転なども視野に「役割を再検証すべき」と主張してきた。このため、今回の改修が、議会との根回しなしに、抜本的な見直しを伴わない「延命策」として急浮上したことに反発している。

 耐震化は国庫補助を受けて行うため、工事後10年間は図書館として利用し続けなければならず、移転や解体はできない。議会は、設計費は認めたものの、計4〜5億円かかるとされる改修工事費を予算化する際には、再び議論が予想される。

(2010年10月14日 読売新聞)

1611チバQ:2010/10/15(金) 21:12:56
>>1572>>1608
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201010140034.html
東国原知事、河野氏を後継指名?「僕が2期と同じ」
2010年10月15日

 東国原英夫知事は14日、木城町役場であった県民フォーラムで、12月の県知事選に立候補を表明した前副知事の河野俊嗣氏について、「副知事の河野さんが知事になられたらスムーズにいく。僕が2期やっているのと同じじゃないか」と、実質的な後継指名とも取れる発言をした。

 知事は12日の9月県議会閉会後、知事選について「あくまで中立」と説明していた。

 フォーラム後、報道陣に対し「特に口蹄疫(こうていえき)からの再生・復興に関して」と前置きしたうえで、「考え方が一緒。僕の考え方をそのまま受け継いでくれるということは、私がやっても政策は変わらない」とも述べた。

 後継指名とも取れる発言の趣旨を問われると「エールを送ったってことですね」と説明。「不偏不党でしがらみのない選挙をするようですから、私はそういう方を皆さんには選んでほしい」と断言。ただ、政党との距離については「自民党さん、民主党さんに推薦願を出したり、社民党さん、共産党さんから推薦されるようなことがあったら、ちょっと違うんじゃないか」と牽制(けんせい)した。

 また、記者から「知事の後援会スタッフが河野氏を支援している」と指摘されると、「彼らは寝返った。権力志向。もうおれを見切ってそっちにつくのかと憤慨しています」とも述べた。

1612チバQ:2010/10/15(金) 21:17:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101015/stt1010150048000-n1.htm
喜納氏、沖縄知事選出馬の意欲伝える 党本部は難色
2010.10.15 00:47
 民主党沖縄県連代表の喜納昌吉前参院議員は14日、都内で同党の渡辺周選挙対策委員長と会談し、11月28日投開票の沖縄県知事選に自らが出馬したいとの意向を伝えた。渡辺氏は喜納氏が米軍普天間飛行場を同県名護市へ移設する日米合意に反対してきたことから、「政権の方針と合う政策を掲げないと難しい」と難色を示した。岡田克也幹事長も「内閣の方針と異なる公約を掲げる候補者を推薦・公認することはあり得ない」と表明しており、民主党内では喜納氏擁立は困難との見方が強い。

1613チバQ:2010/10/15(金) 21:20:26
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-08_10992/
[始動・県知事選2010 沖縄の岐路](1)仲井真陣営
「県外」で翁長氏味方


事務所開きで、支持者と握手を交わす仲井真弘多氏=7日、那覇市牧志

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政治 2010年10月8日 09時56分



 「どうかもう一期できるよう力を貸してください」

 7日夜、那覇市牧志の沖映通り。仲井真弘多知事は選挙母体「美ら島かがやく県民の会」の事務所開きで、声を張り上げた。

 会長に就任した県医師連盟の宮城信雄委員長は「ほとんどの公約に手を付け、芽を出したものもある」と知事の行政実績を評価。その上で「普天間の問題が残されている。一体となって頑張っていただくよう、お願いしたい」と頭を下げると大きな拍手が起き、選挙モード突入を印象づけた。

 仲井真陣営幹部は会場の一点に目をやり「ようやくここまでこぎつけた」と漏らした。視線の先には、選対本部長の就任が決まった翁長雄志那覇市長。翁長氏の〝指揮官〟受諾は陣営に大きな安(あん)堵(ど)感をもたらした。

    ■   ■

 「今回は一兵卒として支えたい」

 9月8日夜、那覇市の知事公舎。仲井真知事から選対本部長を打診された翁長市長は難色を示していた。

 多忙な県都の市長職と知事選の責任者という「二足のわらじ」の困難さに加え、「普天間移設で翁長氏と仲井真氏の政策が一致していないのが要因」というのが周囲の見立てだった。

 翁長市長は昨年11月と今年4月、米軍普天間飛行場の県内移設に反対する二つの県民大会で共同代表に就任。保守系の政治家だが「ウイングを広げて県民を一つにする」(翁長氏)政治姿勢を鮮明にしている。

 一方、仲井真知事は先月28日の県議会で「県外移設」を政府に求める考えを鮮明にした。これは県民世論への配慮と同時に、翁長氏に移設問題のスタンスを近づける意味もある。

    ■   ■

 「保守・中道の勢力をまとめあげるには(選対本部長は)あなたしかいない」

 今月4日、翁長氏は親しい議員からこう説得され、就任を受諾した。

 「やるからには精いっぱい、勝利のために頑張りたい」。7日の事務所開きで、翁長氏は吹っ切れたように意欲を語った。自民県連幹部は「知事の『県外』が後押ししたのは間違いない」と受諾の背景を解説する。

 仲井真陣営の経済界幹部は「知事の『県外』発言で普天間は争点から消えた」と別の〝効用〟を指摘。「重要なのは沖縄の未来を決める政策をどう訴えるか。経済分野に強い仲井真氏に分がある」と分析する。

 その上で「保守と革新の基礎票にそれほど差はないのだから、無党派層を取り込む空中戦に力を入れる」との戦術を描いている。

    ■   ■

 知事選に向け、仲井真知事と伊波洋一宜野湾市長は事務所開きを終え、本格的な選挙戦が幕を開けた。両陣営の動きと第三極、民主党県連、経済界や労働界の動向を報告する。(’10年知事選取材班・吉田央)

1614チバQ:2010/10/15(金) 21:20:48
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-09_10974/
[始動・県知事選2010 沖縄の岐路](2)伊波陣営
脱基地・振興策に力


支持する議員らと握手を交わす伊波洋一氏=2日、宜野湾市・ラグナガーデンホテル

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政治 2010年10月9日 09時55分



 「保守県政下の失われた12年に終止符を打ち、自立し、発展する新しい沖縄の挑戦をスタートさせる」

 2日、宜野湾市内のホテルで開かれた伊波洋一同市長の出馬会見。伊波氏は社民党県連、共産党県委、社大党の県政野党3党の幹部や支援者を前に、12年ぶりの県政奪還を目指すことを宣言した。

 伊波氏があいさつするたびに、沸き上がる拍手。普天間飛行場の県内移設反対や在沖米海兵隊の米本土、グアム、ハワイへの撤退を訴えると「その通りだ」の声が上がった。会場の雰囲気が期待の大きさを示した。

 会見は当初、10日すぎを予定していたが、伊波氏の強い意向で急きょ前倒しした。陣営幹部は「現職より常に先手を打つのが重要。伊波氏を当選させ日米両政府、全国民に基地はいらないという県民の願い、基地押し付けの不条理を訴える」と力を込める。

    ■   ■

 伊波氏は、普天間飛行場を抱える宜野湾市の首長として、野党陣営内で影響力を強めてきた。迷走の末、名護市辺野古への移設で合意した日米共同声明の撤回を最大の争点に位置付ける3党にとって、一貫して県内移設反対を主張してきた伊波氏が「切り札」的存在になっていた。前回知事選で人選作業が二転三転して選挙態勢の構築が遅れたことが、仲井真弘多氏の初当選を許したとの反省も、先手の取り組みを後押ししている。

    ■   ■

 知事選では普天間など基地問題と並び、21世紀前半の沖縄の将来ビジョンを占う振興策も大きな争点の一つだ。野党陣営は過去3回の知事選で具体的な経済政策や振興策を有権者に示しきれず、苦杯をなめてきた。

 伊波氏は本土復帰50年に当たる12年後の2022年に向け「東アジアを視野に新しい沖縄の自立と発展の基礎をつくる」と強調。返還跡地の利用を促進し、基地経済からの脱却を掲げる。

 加えて「現県政には閉塞(へいそく)感があり、財政難を理由に削減、廃止の声しか聞こえない」と仲井真氏の県政運営を批判。福祉や教育などの政策に重点的に予算を投じ財源として、一括交付金や自由度の高い財源移譲を政府に求める。

 陣営幹部は「豊富な行政経験、県議を務め、県政にも精通している。県民生活に根ざした政策で若年層、無党派層を引き込む」と自信をのぞかせる。(’10年県知事選取材班・平良吉弥)

1615チバQ:2010/10/15(金) 21:21:09
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-10_11033/
[始動・県知事選2010 沖縄の岐路](3)経済界・労組
一枚岩困難 同じ悩み
2010年10月10日 09時55分



 昨年の政権交代を受け、経済団体や労働組合の一部では、知事選の支持動向をめぐり、地殻変動が起きている。経済界は現職の仲井真弘多知事、労働界は伊波洋一宜野湾市長の支持がそれぞれ大勢を占めるが、独自候補擁立を模索する民主党県連や出馬に意欲的な国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員の動向を見極めようと、告示1カ月に迫った段階でも方向性が定まらない組織もある。

■   ■

 「構成団体で統一するのは難しい」。県漁業協同組合連合会の政治連盟・県水産業振興対策協議会は参院選に続き、今回知事選でも自主投票を決めた。前回、仲井真氏と漁業補償の確保を求める4項目の政策協定を交わし、推薦した。だが、今回は構成10団体で意見がまとまらなかった。同会幹部は「漁業補償を国に求めてきた経緯もあり、政府との関係は無視できない」と吐露する。

 浦添商工会議所の政治連盟は前回、仲井真氏を支持したが、今回は下地氏擁立を模索する儀間光男浦添市長との関係を重視。下地氏の出馬の状況を見守る方針だ。

 過去の主要選挙で県政与党の「集票マシン」として機能してきた県建設業協会の政治連盟・県建設産業政策推進連盟は「候補者の政策を見極めた上で判断したい」と仲井真氏の政策発表後に態度を決める見通し。ただ、主要12経済団体で構成する県経済団体会議の知念榮治議長は「仲井真氏支援で意思決定した。各団体で事情を抱えているが、前回同様に一致団結で戦える」と結束が崩れていないことを強調する。

■   ■

 12年ぶりの県政奪還を目指し、早々と伊波氏擁立を決めた社民、共産、社大の県政3野党。実動部隊の労組は政権交代の影響で従来の「反自公」で一枚岩になるのは難しくなっている。

 自治労県本が加盟する県内最大の労組、連合沖縄は、判断を出せない状況だ。

 民主基軸で、反自公・非共産を基本姿勢とする連合沖縄傘下には、現職の仲井真氏の支援に向けて動きだしている電力総連のほか、民主党を基軸とする構成組織も少なくない。連合として特定候補に推薦を出さず、自主投票とする可能性もある。

 連合沖縄の仲村信正会長は「構成組織から推薦依頼は来ているが、状況を見て議論する必要がある」と民主党県連などの対応を見ながら判断する必要性があるとしている。(’10年県知事選取材班・仲田佳史、比屋根麻里乃)

1616チバQ:2010/10/15(金) 21:21:31
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-11_11062/
[始動・県知事選2010 沖縄の岐路](4)下地氏・民主県連
第3候補に思惑交錯
2010年10月11日 09時47分



 「郵政改革法案を何としてでも今回の臨時国会で成立させます」

 9日、那覇市で開かれた郵便局長会の会合。国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員は、衆参のねじれ国会の下、衆議院での法案の再可決も視野に成立を目指す考えを示した。

 下地氏は3日、県知事選で「第3の候補」擁立を模索してきた儀間光男浦添市長らの出馬要請を受け、意欲を示している。だが、党務を取り仕切る下地氏の動向は、郵政改革法案の成立を左右しかねない。後援会の強い反発や擁立に否定的な民主党本部の見方があり、出馬は困難との考えが広がっている。

■   ■

 一方、儀間氏は「知事として普天間移設問題や経済振興策などで政府と対等に渡り合えるのは下地氏以外にはいない」と強調。「沖縄の厳しい現状を踏まえれば、下地氏が決断する」と期待感を示す。

 儀間氏らは8月中旬、基地負担の対価として「安保特別税」創設を政府に求めることを提言。20―30代の人材育成に特化した政策の財源に充てることで、無党派層の多いとされる同世代の支持を得る戦略を練った。だが、労組や市町村長らに協力を呼び掛けたものの、仲井真、伊波両陣営が態勢を構築した後、連携の輪は急速にしぼんでいった。

 下地氏は、基地問題や振興策など今後約10年間を見据えた沖縄政策の考え方を12日の衆院予算委員会で質問し、政府の見解を問う。ある支援者は「首相が提言をどう受け止めるのかが、出馬への重要な鍵となる」との見方を示す。

■   ■

 「党本部とのねじれを解消したい。『鉄は熱いうちに打て』だ」

 10日の民主党県連役員会。終了後の記者会見で、喜納昌吉代表は語気を強めた。民主党の渡辺周選対委員長が喜納氏に「独自候補擁立に向け、県連と調整したい」と打診してきたことを受けた発言だ。

 政府・民主党は普天間飛行場を辺野古に移設する方針を変えていないため、県連内には役員会前まで「独自候補の擁立は困難だ」との認識が広がっていた。

 県連は今週中に役員が上京し、渡辺氏と会談することを決めたが「渡辺氏の真意が分からない」との戸惑いも強い。

 県連内には「渡辺氏の念頭には、暫定的な県内移設に理解を示す下地幹郎衆院議員があるのではないか」との見方も挙がっている。(’10年県知事選取材班、吉田央、平良吉弥)=おわり

1617チバQ:2010/10/15(金) 21:23:17
>>301>>310
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101015-OYS1T00716.htm
北九州市長選、自民が擁立断念「北橋市長に失政なし」

 来年2月に任期満了を迎える北九州市長選で、市議会(定数61)の自民党議員団(15人)が独自候補を擁立しない方針を決めた。同党が擁立を見送るのは1963年の現市制施行以来初めて。前回選で民主、社民、国民新3党の推薦を受け、再選出馬が確実視される現職・北橋健治氏(57)の陣営は、自民党からの支援も含めて支持基盤の拡大を図りたい考えだ。

 自民党関係者によると、党議員団は12日に市長選について協議し、ベテラン4人に対応を一任。4人は14日、「失政はなく、経済界の評価も高い」「北橋氏に勝てる人材は見当たらない」などの見方で一致し、擁立見送りを決めた。

 18日の議員団会議で正式決定し、党福岡県連や本部に報告する。市議会のもう一つの自民党系会派・自民市民クラブ(7人)も候補は擁立しない方針。

 北橋氏は4日の政治資金パーティーで再選への意欲を強調していた。市長選を巡っては共産党が独自候補を立てる方針だが、現在のところほかに動きはない。

     ◇

 北九州市選管は15日、市長選の日程を来年1月23日告示、2月6日投開票と決めた。

(2010年10月15日 読売新聞)

1618チバQ:2010/10/16(土) 00:46:48
>>1612
http://www.okinawatimes.co.jp/article/20101015_11137/
喜納代表、出馬に意欲 下地氏がTVで説明
県連内に不信感
政治 2010年10月15日 09時30分

(15時間15分前に更新)

 【東京】民主党県連の喜納昌吉代表は14日、国民新党の下地幹郎幹事長と都内で会談し、11月の知事選に出馬する意思があることを伝えた。下地氏が同日のテレビ番組収録で明らかにした。

 関係者によると、喜納氏は同日までに、民主党の渡辺周選対委員長とも面会し、出馬の意欲を伝えた。一方、同県連の幹部は「喜納氏から説明を受けていない」とした上で、「県連にはさまざまな意見があり、まとまらない」と不信感を示した。

 民主党は沖縄県知事選に自主投票で臨む方針を固めている。仮に出馬した場合も民主党が推薦するのは難しいとみられる。

 下地氏は収録で「喜納氏が沖縄のために出たいと言っている」と言及。喜納氏側と民主党本部が政策面などの調整を進めるとの見通しを示した。仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場の県外移設を要求したことを受けて、「(民主党側で)知事選について新たな考え方を模索し始めているようだ」とも指摘した。

 関係者によると、喜納氏の意向を聞いた渡辺氏は「政策面で政府の方針と一致しないと支援は難しい」と周辺に語っているという。

 喜納氏はこれまで普天間の県内移設に批判的な見解を示しており、党側は今後、喜納氏と慎重に調整を進めるとみられる。

 一方で、県連幹部は「辺野古移設を進める政府・党本部と、辺野古移設は不可能としている県連のねじれを解消するのは困難だ」と喜納氏の動きに反発。「候補者を擁立した場合、県連は分裂状態に陥る」と危機感をあらわにした。

1619チバQ:2010/10/16(土) 12:22:01
>>1617
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001010160002
北九州市長選 自民初の不戦敗か
2010年10月16日

 来年1月23日告示、2月6日投開票の日程が決まった北九州市長選で、自民党が初めて「不戦敗」となる可能性が高まった。市議会(定数61)の自民党議員団(15人)が、候補者擁立見送りを18日に会派として決める方針であることが15日明らかになった。一方、民主党や連合福岡は、再選出馬へ意欲を示している北橋健治市長(57)を支援する準備を進めている。


 議員団に所属する議員らによると、前回選挙の直後から候補者擁立の模索を続けてきたという。だが、議員団に所属する元議長らは15日、取材に対し「勝てる人がいない。時間的にももう無理」「経済界の意思表示もあった」と語った。党県連幹部も「議員団が断念したのであれば擁立は難しいだろう」と話している。一方、「来月投開票の福岡市長選次第では風向きは変わる。あきらめていない」という同党関係者もいる。


 同党は2007年の前回選挙で、5期務めた末吉興一前市長の後継者として元国土交通省局長の柴田高博氏を公明とともに推薦した。しかし、得票は約17万7千票にとどまり、民主党衆院議員から転じて民主、社民、国民新の各党から推薦を受けた北橋氏に約4万票差で敗れた。


 市議会の自民系会派は、党議員団と「自民市民クラブ」(7人)に分かれ、最大会派を民主・社民系の「ハートフル北九州」(16人)に譲っている。自民市民クラブは北橋市政に「是々非々」の態度をとっており、候補擁立を目指す動きはみられない。


 一方、北橋氏を支えるハートフル北九州は今月8日付で副幹事長職と政策審議会長職を新設。「北九州市長選に向けた選挙態勢モードを強めるため」という。連合福岡・北九州地域協議会も「市長が出馬を表明すればすぐにでも支援できるよう準備は進めている」と話している。共産党は独自候補擁立を目指して市民団体と調整を続けている。


 5市合併で北九州市が誕生した1963年以来、市長選は12回行われた。このうち10回は自民党が支援した谷伍平氏(故人)と末吉氏が当選してきた。末吉氏は2003年の選挙では政党推薦を受けなかったが、共産党を除く「オール与党」態勢を築き、自民とは密接な関係にあった。今回の選挙で自民が候補擁立を断念した場合、約半世紀にわたる同市の歴史で初めて、自民系の候補者がいない市長選となる。

1620チバQ:2010/10/16(土) 12:25:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101016-OYT8T00057.htm
JAグループ河野氏支援
「口蹄疫復興策を継承」
 県内の農協などでつくるJAグループ宮崎は15日、次期知事選(12月9日告示、26日投開票)への立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)について、「全面的な協力・支援をする」と発表した。これまでのところ、ほかに出馬の動きは表面化していないが、組合員や家族を含めて約13万人を抱える県内最大規模の組織が方針を打ち出したことで、選挙戦に向けた動きは本格化しそうだ。(関屋洋平)

 河野氏が15日、宮崎市のJA宮崎中央会を訪れて知事選への協力を要請したことを受け、県内の13農協の代表者でつくるJA組合長会を開催。河野氏の協力依頼について、全会一致で協力・支援することを決めた。

 会見に応じたJA宮崎中央会の羽田正治会長は「これまで政党内の争いなどが県の発展を阻害してきた。河野氏はクリーンで政治のしがらみがなく、口蹄疫(こうていえき)からの復興も、現行の対策を承継していける人」と、協力・支援の理由を説明した。

 前回2007年1月の知事選では、JAグループ宮崎の政治団体「県農民連盟」は、経済産業省出身の候補者を推薦したが、東国原知事に敗れた。

 今回は河野氏から推薦や支持を求められなかったことから、農民連盟としての対応を見送り、JAグループ宮崎として「協力」という形の支援になったという。

 羽田会長は「我々も従来の政治とのかかわり方を変えなければいけない。選挙への対応は今までの延長線ではなく、推薦状を出す以外の方法があってもいいんじゃないか」と語った。

(2010年10月16日 読売新聞)

1621チバQ:2010/10/16(土) 20:31:03
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101016rky00m010002000c.html
県知事選:下地氏、不出馬を伝達 喜納氏と会談 独自候補擁立へ調整
 【東京】民主党県連の喜納昌吉代表ら幹部と国民新党の下地幹郎幹事長が15日、議員会館で会談し、11月の県知事選で独自候補擁立に向け調整していく方針を確認した。週末に両党の地元組織に諮る。米軍普天間飛行場移設など沖縄の基地問題に対する政策一致を目指し両者は再度調整する。

 喜納氏と下地氏は14日、15日午前にも都内で2人だけで会談。喜納氏によると、地元から出馬要請を受けていた下地氏は喜納氏に対し不出馬の意向を伝えたという。

 喜納氏は会談後の会見で、知事選の立候補予定者について「旧来の保守革新で選ぶ時代が、歴史に対して逆行だ」と述べ、政権政党として候補者擁立の必要性を強調した。自身の出馬には「出る人がいなければ、独自候補と主張しているので責任を取らざるを得ない」と述べ、含みを残した。

 会談には両氏のほか、瑞慶覧長敏、玉城デニーの両衆院議員と、県連から又吉健太郎選対委員長(浦添市議)も同席した。

(琉球新報)

1622チバQ:2010/10/16(土) 20:50:59
こんくらい目くじら立てんでも・・・
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20101015/01.shtml
長崎市議ら“野球賭博” 賭け金少額、立件せず「始末書」

 長崎市議3人と同市の幹部職員ら数人が8月、夏の全国高校野球選手権大会の優勝校を金を賭けて予想する賭博行為を行い、9月に県警の事情聴取を受けていたことが14日、長崎新聞社の取材で分かった。捜査関係者の話によると、賭け金が少額だったことなどを理由に立件は見送られたが、市議3人を含む関係者全員が「始末書」を提出したという。

 同市議会では今年に入って、長期間の無免許運転や路線バスへの“当て逃げ”の不祥事が続発しており、議会内からは「刑事責任が問われるかどうかは別として、倫理上、大きな問題」との声が上がっている。

 3人は、市議会の会派「明政クラブ」の板坂博之議員(66)、小宮慶一議員(71)、佐藤正洋議員(67)。

 関係者の話を総合すると、市議らは大会開幕直前の8月上旬夜、長崎市役所近くの居酒屋で会食した際、大会の話題で盛り上がり、1口500円で優勝校を予想。数千円単位で賭けた人もいたらしい。賭け金はその場で集め、大会終了後、予想が的中した数人で分配したという。

 県警の事情聴取は9月に行われ、全員が賭博行為を認めた。だが、賭け金が少額で、元締め(胴元)もいないこと、仲間内の行為で常習性がないとみられることなどから立件は見送り、「賭博行為をしたことは間違いない。申し訳ありません」という内容の始末書を書かせたという。

 長崎新聞社の取材に対し、板坂議員は「賭けに勝った人だと思うが『やっぱりやめましょう』ということで賭け金が戻ってきた。反省している」。智多正信副市長は「情報は入っておらず、調査しないと分からない。職員一丸となって頑張ろうと呼び掛けており、事実であれば残念。事実を確認したい」としている。

 同市議会の吉原孝議長は「事実関係がよく分からない」としながらも「市民の信頼を議会が損ねている現状で、(賭博行為が)事実だとすれば大変遺憾」と話している。

1623チバQ:2010/10/16(土) 21:36:56
http://www.asahi.com/national/update/1016/SEB201010160006.html
「うるさいよ飛行機、目立つよ非行期」宜野湾の面白看板(1/2ページ)2010年10月16日16時32分
 米軍普天間飛行場の騒音や危険にさらされている沖縄県宜野湾市に、思わず噴き出してしまうような立て看板が並んでいる。交通安全や環境美化など、住みよいまちづくりをめざす標語が書かれているのだが、ダジャレとユーモアが満載。陽気なセンスで、基地すら笑い飛ばす勢いだ。

 同市真栄原(まえはら)地区。普天間飛行場の滑走路の延長線上にあり、輸送機や大型ヘリがエンジンの重低音を響かせて頭上を飛び交う。バス通りで車を走らせていると、路肩の看板が目に留まった。

 「ようこそここへ区区区区 私の真栄原区」

 昔、似たような歌謡曲があったな……と思っていたら、次にこんなのが現れた。

 「交通死亡はゼロ 中性脂肪もゼロ」

 交通安全と健康を呼びかけているらしい。「中性脂肪ってゼロになったっけ」などと見入ってしまうが、ハンドルを握りながらよそ見は禁物だ。

 こうした「おもしろ看板」は地区のあちこちに27枚ある。「子どもへの声掛けは自然体で、アンド市全体で」「自転車暴走キケン なのにキケンのか?」「ビンもカンも捨てないで 区民はビンカンです」

 さらにこんな作品も。「犯罪はゼロ 演歌はジェロ」「空き巣に注意! ア!キスにもチゥーい」

 地元の商店主は「通行人の評判はいいですよ。おもしろいねって」。いくつかの看板には「真栄原自治会」と小さく書かれている。すべて自治会のお墨付きだという。

 発案者は、今年3月まで自治会長だった知名康司(ちな・やすじ)さん(55)。「もともとオヤジギャグやダジャレが好きでね。まちづくりに生かせないかと思ったんです」。昨年4月に7枚掲示したところ反応がよかったのでどんどん増やした、という。

 看板はベニヤ板に手書き。アイデアは街頭で標語や広告コピーを見かけた時などにひらめく。住民からも寄せられるという。沖縄の方言を盛り込んだ作品も多い。

 おもしろ標語が人の心を和ませるのか、地元では空き巣や自転車泥棒などの被害が減っているという。うわさになり、市外でもしゃれっ気のある標語の看板が登場し始めている。

 「根はまじめなつもり」という知名さん。基地問題については「国が決めること。こればっかりは地区ではどうしようもない」とテーマにしていなかったが、新作で初めて取り上げた。

 「うるさいよ飛行機 目立つよ非行期」

 「宜野湾と言えば基地の街、って思われている。それだけじゃないよ、まちづくりをがんばってるよ、ってところを見せたいね」(田中久稔)

1624チバQ:2010/10/17(日) 11:31:17
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-17_11201/
下地氏、儀間氏らと面談 県知事選数日中めどに結論
政治 2010年10月17日 09時33分

(1時間56分前に更新)

 11月の県知事選をめぐり、国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員は16日、出馬要請を受けた「県民主役の知事選挙を実現する会」の儀間光男浦添市長(共同代表)らと那覇市内で面談した。下地氏は民主党県連の喜納昌吉代表らと、与党系候補擁立の方向性を確認したことを報告。出馬に強い意欲を示しつつ、民主の対応を踏まえ数日中をめどに結論を出す考えを伝えた。

 儀間氏は「民主、国民新とわれわれが一緒になって戦えるか、下地氏が環境整備を進めている」として下地氏擁立の考えを強調。その上で、与党系候補擁立の動きには「いろんな人の名前が出ても拒否することはない。下地氏と喜納氏の2人の土俵の話だ」と推移を見守る考えを示した。

 下地氏は記者団に、普天間飛行場問題への対応について日米合意を認めた上で再検討する考えを表明。県外移設を主張する民主党県連との整合性について、「日米合意を否定すれば政府と民主党本部との接点はない。そういう考え方を民主県連が持つかどうかだ」と述べた。

1625チバQ:2010/10/18(月) 12:04:58
>>1558-1559
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101801000191.html
市長派市議2人を除名処分 議場占拠で阿久根市議会


 鹿児島県阿久根市議会で除名処分とされ、涙ぐみながら議場を出る牟田学市議=18日午前
 鹿児島県阿久根市議会は18日の本会議で、9月定例議会の初日に議場に立てこもり、審議を妨害した竹原信一市長派の市議4人に対する懲罰動議を審議した。山田勝市議(65)と牟田学市議(52)の2人を除名処分とし、松元薫久市議(34)と石沢正彰市議(64)の2人を市議会や委員会への5日間の出席停止処分とした。

 市議4人は9月29日昼、本会議の休憩中に議場内へ入り、入り口に施錠。反市長派市議らが外から解錠するまで、約1時間半にわたって立てこもった。

 今月15日の懲罰特別委員会では、4人のうち2人を議長席を占拠したり議長を後ろから突き飛ばしたりしたことなどが悪質だとの理由で除名が相当とし、残りの2人を関与が積極的ではないとして市議会や委員会への5日間の出席停止が相当とした。

 4人以外は全員反市長派のため、本会議で同意されて正式に処分が決まる見通しとなっていた。地方自治法の規定では除名されると市議としての身分を失う。

2010/10/18 11:28 【共同通信】

1626チバQ:2010/10/18(月) 12:53:11
ここも
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101018-OYS1T00295.htm
参院選落選の堤氏、福岡県議選で民主公認擁立へ

 民主党県連は16日の常任幹事会で、7月の参院選福岡選挙区で落選した元大学教授の堤かなめ氏(49)を来年4月の県議選で公認候補として擁立することを決めた。

 堤氏は参院選では民主、社民両党の推薦を受けて無所属で立候補した。県議選では現住所がある博多区選挙区(定数3)から立候補する予定。民主党県連が同選挙区に公認候補を立てるのは初めてという。

 堤氏は「参院選を戦って、県議会は国会以上に保守的で県民の声が届いていない、と感じた。県議会の古い体質を変え、新風を吹き込みたい」と語った。

(2010年10月17日 読売新聞)

1627チバQ:2010/10/18(月) 19:09:01
2561 名前:チバQ 投稿日: 2010/10/17(日) 11:47:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/204003
陳情対応に調査委託費 福岡・政調費 黒塗り提出に問題点
2010年10月17日 06:33 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 100万円を超す調査も領収書を1枚提出するだけ−。福岡県議会が2009年度に政務調査費から「調査委託」名目で1700万円近くを支出していながら、詳しい調査内容や委託先を実質的に「非公開」としていることが明らかになった。複数の県議が「スタッフの人件費に充てた」としているが、ほかの自治体の監査では調査が具体性を欠き、成果を検証できない調査委託費の返還を求める結果が出ている。

 福岡市選出の自民党県議は毎月15万円支出していた「政務調査委託費」が、「人件費」だったことを明かした。「信号機を移動してほしい、といった陳情や相談に対応する担当者の人件費に充てた」。報告書は「現在作成中」という。

 昨年9月から毎月8万円の「調査料」を支出していた筑後地区の県議は「多忙になったため、陳情や相談に対応する人を雇った。土砂崩れ現場などを見てもらった」。報告書は「走り書きのメモ程度」で、口頭で報告してもらったと説明した。

 議員たちは「陳情や相談の対応も政務調査にあたる」と主張するが、支持者に対する日常の政治活動と区別しづらい。

 東京都杉並区の監査委員は昨年6月、住民監査請求を受けて出した監査結果で「公費である政務調査費は行政の調査研究に資するものとして相当程度の具体性がなければならない」と指摘。調査目的が具体的ではなく、客観的に成果を検証することができないと判断した調査委託費約55万円の返還を求めた。

 福岡県議会は、会派が政務調査費の領収書を議会事務局に提出する際、事前に個人情報や会派情報を黒塗りにすることを事務処理要領で認めている。仮に裁判で全面開示の判決が出ても、黒塗りの領収書しか公開されない可能性がある。

 神戸学院大法科大学院の上脇博之教授は「委託相手が黒塗りされた領収書は支出を裏付ける資料とはいえず、黒塗り提出を認めた要領自体が政務調査費交付条例違反だ。議員は説明責任を負っており、調査報告書も公開すべきだ」と指摘した。

=2010/10/17付 西日本新聞朝刊=

1628チバQ:2010/10/18(月) 19:09:58
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-168945-storytopic-25.html
県知事選 民主県連、独自候補交渉継続へ
2010年10月18日 Tweet
 民主党県連(喜納昌吉代表)は17日、拡大役員会を開き、県知事選の対応について協議した。喜納代表は上京して渡辺周選対委員長と交渉した状況を説明し、週明け以降も引き続き独自候補擁立に向け党本部との協議を進める方針に理解を求めた。これに対し山内末子県議は「この期に及んで独自候補の交渉を続けるというのは時機を逸している。政治スタンスで一緒にやってきた伊波洋一氏の支援を貫きたい」と反発し、会議を途中退席した。
 山内氏は琉球新報の取材に対し「県民の将来が懸かった大事な選挙で、県連の思いだけで行動する姿勢は理解できない。大同小異で政策が近い人の支持を決めるべきではないか。党を離れて個人の立場に戻ってやっていく」と離党の可能性も示唆した。
 一方、会議後の記者会見で又吉健太郎選対委員長は「いろんな意見があるのは事実だが、拡大役員会として党本部と継続協議していくという一点でまとまった」と説明。独自候補の可否について結論を出す期限は「本来なら先週で詰めたかったが、党本部との協議が週明けに持ち越された。そんなに時間はかけられない」として、今週中がヤマ場という見解を示した。
 瑞慶覧長敏衆院議員は「県連としては独自候補を出すべきだとして、政策の素案も示した。ボールを投げられている党本部が、どういう答えを持ってくるか確認する。党本部に自主投票ありきの流れがあるというが、独自候補にこだわって交渉する」と述べた。

1629とはずがたり:2010/10/18(月) 21:42:22

「普天間で見解違う」民主の沖縄県議、離党へ
読売新聞2010年10月18日(月)10:50
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20101018-567-OYT1T00262.html

 民主党沖縄県連の山内末子県議(52)は17日、読売新聞の取材に対し「党を出て一県議となることを決めた」と述べ、離党する意向を明らかにした。

 米軍普天間飛行場の移設問題を巡る党との見解の相違を理由に挙げており、一両日中に離党届を提出する。普天間問題を巡り、同県連から離党者が出るのは初めて。

 山内氏は県知事選(11月28日投開票)で、普天間国外移設を掲げる宜野湾市長・伊波洋一氏を支援する考えを表明。5月の日米合意で普天間の同県名護市辺野古への移設が決まったことで、伊波氏の推薦はできないとする党との「折り合いがつかない」としている。

 沖縄県議会の民主党県議は山内氏を含め3人。山内氏の離党は県連の運営にも打撃を与えるとみられる。

1630チバQ:2010/10/19(火) 12:17:06
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201010180027.html
処分の阿久根4市議、解散リコールへ 反市長派を批判
2010年10月19日


除名や出席停止の処分を受け、会見する市長派の松元薫久、牟田学、山田勝、石沢正彰の4氏(右から)=18日、阿久根市役所会議室


除名処分が決まり退席する山田勝氏=18日、阿久根市議会本会議場

 除名、出席停止という懲戒処分が一度に4議員に対して出るという異例の事態に発展した阿久根市議会(定数16)。正式に処分が決まった18日、4議員は「市民のためにならない議会は解散するしかない」と、反市長派が多数を占める議会を批判し、「市民と合流して議会をつくりかえる」と議会解散の直接請求(リコール)に取り組むことを表明した。住民投票が12月にある市長解職のリコール運動と相まって、阿久根市政は一層混迷の度を深めそうだ。

 除名処分となり失職した山田勝(65)、牟田学(52)両氏、出席停止5日間となった石沢正彰(64)、松元薫久(34)両氏の計4人は、本会議で処分が決まると次々と議場を退出。直後に4人そろって市役所会議室で記者会見した。

 山田氏は「市民のため、一生懸命議員活動をやってきたという自負がある。こういう形で処分を受けなければならないのは非常に残念」、牟田、松元両氏は「謙虚に受け止めます」と話した。石沢氏は「我々も多数派の議員と同じく市民から選ばれている」と不満を漏らした。

 4人の批判の矛先は、自分たちが今回の騒動の原因となったと主張する浜之上大成議長の議場外での発言や、多数を占める反市長派議員の「横暴」に向けられた。

 「市長への不信任決議を出せばいいのに、議会を解散されるのが怖くて自分たちだけ安全地帯にいながら市民をあおって市長リコールを進めるのは許せない」(山田氏)「昨春の初当選以来、議員としての仕事をさせてもらえなかった」(牟田氏)などと言葉を連ねた。

 一方、この日の本会議終了後に記者会見した浜之上議長は「今回の処分結果についてはまことに耐え難い思い。しかし、民意で選ばれた議員として、議場内の規律・秩序は絶対に守らないといけない。住民を代表して行動するのは議会であり、その議会が市政混乱を招いたのは議長として申し訳ないと思っている」と厳しい表情で語った。

 石沢氏らはその後、市選挙管理委員会を訪れ、職員から議会解散のリコール手続きについて説明を受けた。22日にも手続きを始めるという。リコールの住民投票に必要な署名数は、市長解職の場合と同じ有権者の3分の1以上。9月2日現在の1万9936人を基準にすると6646人以上が必要で、石沢氏らは目標を8千人とすると表明した。

 これに対し浜之上議長は会見で、「議員の本分を果たす方が先だと思う。議会に対して自分の政策を理解してもらい、説得する市長の力量こそが問われており、4人には出発点をはき違えてほしくない」と、問題の根源は竹原市長にあることを強調した。(原口晋也、三輪千尋)

1631チバQ:2010/10/19(火) 12:19:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/204328
宮崎県知事選 民主・社民が統一候補擁立検討
2010年10月19日 00:48 カテゴリー:九州 > 宮崎
 宮崎県知事選(12月9日告示、同26日投開票)をめぐり、民主党同県連と社民党同県連合、連合宮崎など6団体でつくる「CNP会議」は18日、統一候補の擁立を検討することを決めた。同知事選には現在、河野俊嗣前副知事(46)以外に立候補表明がないため、対抗馬を立てて「県民に選択肢を示す必要がある」としている。

 同日の会合では、「無投票になれば、県民自らが県政課題を考え議論する場がなくなる」(鳥飼謙二・社民県連合代表)との認識で一致。ただ、具体的な候補者名は挙がらず、30日の次回会合に向けて協議を急ぐ。

 横山節夫・連合宮崎会長は「選挙まで時間がない。次回会合では選択肢が示せるよう努力する」。川村秀三郎・民主県連代表は、人選が難航していることから「擁立見送りの可能性もゼロではない」と話した。

 一方、河野氏はこの日、経済団体や民主、自民両党県連などを訪問。各団体に「(家畜伝染病)口蹄疫(こうていえき)復興に県民総力戦で取り組むため、推薦でなく『協力』をお願いしている」と理解を求めた。中村幸一・自民県連会長は「東国原県政の改めるべきところは修正してほしい」とした上で、協力を前向きに検討する姿勢を示した。

=2010/10/19付 西日本新聞朝刊=

1632チバQ:2010/10/19(火) 12:20:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101018-OYT8T01087.htm
河野氏政党に支援要請


民主党県連の川村代表に協力を呼びかける河野氏(右)  次期知事選(12月9日告示、26日投開票)への立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)は18日、県内の主要政党や経済団体を訪ね、選挙への支援や協力を求めた。自民党県連は前向きに検討する意向を示す一方で、民主、社民両党県連などでつくるCNP(クリエイト・ニュー・ポリティクス)会議は、独自候補擁立の検討を始めるなど、選挙戦へ向けた動きは本格化し始めた。(関屋洋平、甲斐也智)

 広島県出身で、地盤の弱さが指摘される河野氏は、4政党を回るなどして、出馬へ向けたあいさつや県政への思いなどを語った。

 トップを切って訪れた自民党県連事務所では、中村幸一会長らと会談。「一番大切なことは口蹄疫(こうていえき)からの復興と、東国原知事の改革の流れを止めないこと」と出馬の動機を改めて説明し、「県民総力戦、一致団結して取り組んでいくことが大切なので、推薦願は出さないが、協力をお願いしたい」と要請した。

 中村会長ら県連幹部は、東国原知事が推し進めた入札制度改革に建設業者らの不満が高まっているなどとして、「知事の全部を引き継がなくてもいいはず。あなたの良いところを出して」と注文した。

 会談後、中村会長は記者団に「聞く耳を持っている人。支援は前向きに検討する」とし、22日にも幹部で対応を協議する考えを示した。

 一方、民主、社民両党などは、微妙な距離感をにじませた。

 両党県連と連合宮崎などでつくるCNP会議は18日午前、市内で会合を開き、独自候補の擁立方針を確認。30日の次回会合で、具体的な作業に入る。

 連合宮崎の横山節夫会長は記者会見で、「県民に選択肢を示すことが大事」と擁立の理由を説明し、河野氏について「推薦するとかしないとかについては一切分からない」とした。

 河野氏の訪問を受けた民主党県連代表の川村秀三郎・衆院議員は「対応はこれから検討する」。社民党県連の松村秀利幹事長も「要請があれば協議する」と述べるにとどめた。

 共産党県委員会の馬場洋光書記長は「マニフェストを見ていない段階で支援の検討はできない」と話した。

 河野氏は宮崎商工会議所や県漁連、県信連なども訪問。19日は公明党県本部などを訪れる。

(2010年10月19日 読売新聞)

1633チバQ:2010/10/20(水) 00:22:59
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_12874658877.html
吉冨県議 家賃、光熱費を返還へ
[2010年10月19日 14:24]
会見する吉冨幸吉県議(右)と県議会県民クラブの内田淳一代表=19日午前、県議会
 県議会の申し合わせに反して自ら社長を務める法人所有の物件を事務所として使用し、家賃と光熱費に政務調査費を充てていた問題で、吉冨幸吉議員(県民クラブ)は19日、同クラブの内田淳一代表と面談。2008年度以降の2年分の家賃と光熱費について、会派に返還する意向を報告した。内田代表も了承した。
 2人は県庁で約1時間にわたって面談。終了後、会見した吉冨議員は「問題意識がなく、気付かなかった。県民に率直におわびしたい」と謝罪。2年間分を返還し、10年度以降は家賃・光熱費に調査費を充てないとした。
 吉冨議員は08、09年度の2年間の家賃と光熱費の半額(計約140万円)を調査費から支出していた。返還金額は会派が精査して決めるという。
 内田代表は「再発防止の観点からも、会派所属の議員に注意を促したい」と話した。

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128745018609.html
自社の建物に政調費 吉冨県議
[2010年10月19日 10:01]

 中津市選出の吉冨幸吉県議(県民クラブ)が、自ら社長を務める法人所有の物件を事務所として使用しているにもかかわらず、その賃借料などに政務調査費を充てていたことが18日、分かった。県議会の申し合わせでは、議員が所有もしくは役員をしている法人の物件を事務所として賃借する場合、調査費の支出を認めていない。支出は少なくとも約70万円に上るとみられ、吉冨氏は県議会事務局と協議の上、過失があれば全額返金したいとしている。

 同氏によると、事務所(108平方メートル)は中津市古金谷にあり、鉄骨平屋。自身が社長を務める中津中央青果の所有で、約40年前から中津植木交換協同組合に賃貸している。
 同氏が県議選に初出馬した1995年ごろから、同組合から賃借する形で事務所として使用。「(同青果の所有と)知っていたが、長年組合に貸していたためか、所有しているという意識が薄れていた」という。
 県議会が透明性を高めるため、調査費の厳格な運用を申し合わせた2008年4月に、賃貸契約書を県議会事務局に提出。09年度は、家賃(月額8万4千円)や光熱水費の合計の半額に当たる6万375円を毎月、調査費から支出していた。
 吉冨氏は「申し合わせができるまで事務所費に充てることができるとは知らず、07年度までは調査費から支出していなかった。申し合わせに触れるとは思わず、指摘されるまで問題意識はなかった」と話している。

 議員を信頼し調べなかった
 県民クラブの内田淳一代表の話 まったく知らなかった。政務調査費は会派でまとめているが、基本的に議員を信頼しており、詳細を調べるようなことはしていない。まずは本人から直接、話を聞きたい。

1634名無しさん:2010/10/21(木) 19:37:05
http://www.data-max.co.jp/2010/10/post_12251.html
筑紫野市長選挙に「自民党大物県議」が出馬?
政治2010年10月21日 13:38 2011年1月30日投開票の任期満了に伴う筑紫野市長選挙で、立候補予定者として自民党福岡県連の大物県議の名前があがっている。
 その人物とは現在、同県連会長を務める藤田陽三福岡県議会議員(68)。本人へ電話で取材したところ、「(出馬の打診を受けていることは)ゼロではない。全体の流れや相手のことを含めて検討している」とのコメントをした。

 現在のところ、現職の平原四郎市長(60)は、3選を目指す意向を明らかにしている。しかし、市民の間では、「公約にしていた『企業誘致5社』が2社までしか進んでいない」「地場企業に仕事がない」といった不満があり、強力な対抗馬の出現の望む声も少なくはない。

1635名無しさん:2010/10/21(木) 19:58:35
http://www.data-max.co.jp/2010/09/29_15.html
「維新の会ふくおか」に木下氏の誤算〜福岡市長選アラカルト(29)
2010福岡市長選2010年9月17日 15:40 8月30日の届出で政治団体「維新の会ふくおか」を結成した元佐賀市長・木下敏之氏(50)。しかし、そこにはある誤算があった。
 橋下徹大阪府知事と懇意にする木下氏が、名付けたかったのは橋下知事の政治団体「大阪維新の会」にあやかった名称。本来なら「福岡維新の会」となるはずが、同名の政治団体がすでに存在。同じく福岡市長選に立候補を予定している元予備校講師・飯野健二氏(49)が設立した政治団体の名称に使われていたのだ。

 飯野氏は、4月19日、「大阪維新の会」を結成した橋下氏の政治理念に共鳴。単身、大阪へ乗り込んだ。残念ながら橋下氏の過密スケジュールのため面談に至らなかったが、大阪で吸い込んだ空気からそのスピリッツを譲り受けた。そして、福岡へ舞い戻り、自らが代表となって同月22日「福岡維新の会」を結成したという。

 木下氏の誤算はまだ続く。街宣車による「維新の会ふくおか」のアナウンスを聞いた市民からは、「最近、"飯野さんの街宣車"がよく走っている」との声も。「福岡維新の会」と混同している人も少なくないのだ。
 誤解をとくために整理しておく。木下氏「維新の会ふくおか」と飯野氏「福岡維新の会」はまったくの別団体。もちろん両氏の間に関係はない。

1636名無しさん:2010/10/21(木) 20:02:13
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101021-OYT1T00138.htm
政調費で視察、報告書ネット盗用…大分県議4人
地方行政


大分県議が作成した報告書のコピー(上)と「じゃらん」のサイト 大分県議会の最大会派・自由民主党の議員4人が昨年度の政務調査費を使った県外視察で、インターネットの旅行案内サイトや他人の著書から文章を丸写しし、報告書を作成していたことが読売新聞の調べでわかった。

 うち1人は報告書を自分で作らず、視察に同行していない事務所の職員に丸投げしていたことも判明。いずれも文章を盗用したことを認めており、報告書を修正する方針。

 同県議会の要項では、政調費で県外や海外視察を行った場合、収支報告書に視察の目的や内容、成果を記した調査研究報告書を添付するよう、九州・山口の各県議会の中で唯一義務付けている。

 報告書によると、田中利明(59)、浜田洋(67)、毛利正徳(50)、嶋幸一(45)の4議員は昨年4月13〜14日、「芸術文化、観光、経済の発展のため」として、静岡県内の美術館や農場を会派で視察。政調費から宿泊費など計25万4460円を支出した。

 美術館の様子については「入り口を入ると、地下を50mほど昇るエスカレーターにアーチ型の天井」と書き進め、「ここがまた見せ場のひとつで、音楽と照明とが同調してすばらしい色彩の世界」「古代エジプトの神殿を思わせる美術館」などと続く約250字の文章を記載した。

 しかし、これはホテルや観光施設を案内するサイト「じゃらん」に掲載された美術館の紹介文と句読点の位置などが所々違うだけで、ほとんど同じ内容だった。

 視察の責任者だった田中議員は、「公費で視察する以上、きちんと自分の目で見たことを書くべきだった。安易な引用であり、報告書を修正したい」と話した。

 さらに、毛利議員は昨年6月9日、福岡市美術館(福岡市中央区)で開かれていた「福澤諭吉展」を視察。JRの往復料金やタクシー代など政調費から9310円を支出した。

 添付された視察報告書はA4判1枚。展示の内容に触れる記載はいっさいなく、「明治という最も『人材』を必要とした時代にその供給を一手に引き受け、文字通り近代日本の基礎を築いた」などと約150字で感想を記入。しかし、この部分は作家・北康利氏の著書「福沢諭吉 国を支えて国を頼らず」の序章からの丸写しだった。

 毛利議員は「視察の感想メモと諭吉展の資料を事務所スタッフに渡し、報告書を作成させた」と説明。「指示がうまく伝わらず、事務所にあった本をスタッフが見て書き写してしまった。私の責任だ」と釈明した。

(2010年10月21日11時46分 読売新聞)

1637チバQ:2010/10/21(木) 20:41:30
大学生のレポートだってもう少しごまかすだろうに
しかもレポート 250文字って

1638チバQ:2010/10/21(木) 22:02:23
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-169084-storytopic-122.html
下地氏か喜納氏擁立 県知事選独自候補2010年10月21日

 【東京】11月の県知事選へ独自候補者擁立を目指すとしている民主党県連の喜納昌吉代表と国民新党の下地幹郎幹事長らが20日、都内で会談し、米軍基地問題の政策で一致したことを確認、知事選に下地氏か喜納氏のどちらかを擁立することで合意した。ただ、民主党県連での承認は得ておらず、正式決定ではない。
 喜納氏は21日、岡田克也幹事長と会い、候補者擁立の方針を伝え、党本部に支持を求めるが、米軍普天間飛行場の辺野古移設を推進する党本部と喜納、下地の両氏側の政策の整合性が取れるかは不透明だ。県連内にも知事選告示まで3週間に迫った段階での独自候補擁立には疑問を呈する声が強い。
 この日、下地氏と喜納氏側で一致したとされる基地問題に関する政策の詳細は明らかにしなかった。
 20日の会合には出席を求められていた、民主県連の瑞慶覧長敏副代表、新垣安弘民主県連幹事長、国民新党・呉屋宏県連代表は欠席した。そのほか出席したのは、玉城デニー民主県連副代表、又吉健太郎県連選対委員長、當間盛夫政党そうぞう代表、赤嶺昇県議。

1639チバQ:2010/10/21(木) 22:36:24
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-20_11292/
「末っ子が家出宣言」ツイッターに県連どたばた 玉城議員投稿に批判も
政治 2010年10月20日 09時40分

(36時間53分前に更新)

 民主党県連副代表の玉城デニー衆院議員は17日、県知事選に向けた独自候補擁立をめぐる県連内のどたばたぶりを揶揄(やゆ)する文章をインターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」に掲載した。

以下全文=()内は本紙挿入。

 県連長屋の会議。小吉さんに、末っ子が初めて歯向かい家出(離党)宣言。健坊は大家(党本部)の顔色伺い。長吉は言葉を出せず。いく奴っこ姉さんが衆を諭すも末っ子をかばう。小吉さん、何を思ったか末吉に「おまえも区長選(知事選)に興味があると見た」発言。先が見えるような長屋の会議。瓦版屋(マスコミ)も書きたい放題書きまくる、か。

 登場人物は、小吉=喜納昌吉代表。末っ子=山内末子副幹事長。健坊=又吉健太郎選対委員長。長吉=瑞慶覧長敏副代表。いく奴っこ姉さん=伊敷郁子糸満市議。末吉=玉城氏とみられる。

 県連は17日の拡大役員会で、知事選の独自候補擁立に向け、党本部の渡辺周選対委員長と協議を続けることを確認したが、山内氏は方針に不満を示し、前宜野湾市長の伊波洋一氏の支持を表明。

 伊敷氏も「県民とねじれがないようにしたい」と述べ、伊波氏支持を表明した。

 役員会に出席した議員は玉城氏の掲載文に対し、「それぞれが違う方向を向いている県連内の様子をよく表している」と苦笑を浮かべつつ、「対応が定まらず多くの議員が苦しんでいるのに、当事者意識に欠ける」と批判している。

1640名無しさん:2010/10/22(金) 12:27:54
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001010220002
内容丸写し連発/県議報告書問われるモラル
2010年10月22日


大仁農場の視察報告書(上)と同農場のパンフレット(下)。そっくりの記述が続く

 県議会の自民党議員4人が政務調査費を使った視察の報告書をインターネットの旅行案内サイトから盗用していた問題で、報告書には他のサイトや資料からも丸写ししたような内容が見つかった。公費を支出した視察の成果である報告書として、議員のモラルが問われる。(丹治翔)


 4人連名の報告書は、視察したMOA美術館(静岡県熱海市)についての記述の一部が旅行雑誌「じゃらん」のネットサイトとほぼ同じ内容だった。さらに、続く段落にある「人間の無限の潜在能力を発揮できる分野のひとつである美術の鑑賞は」という表現は、住友電気工業(大阪市)の松本正義社長が2008年2月に掲載したブログに酷似している。ブログがアップされた直後の読者コメントにMOA美術館の名前が出てくる。


 美術館視察と一緒に視察した大仁農場(静岡県伊豆の国市)についての報告書は、A4判1枚のうち約半分が同農場のパンフレットとほぼ同一で、出典の記載がない。パンフの「若手農業後継者」が報告書で「岩手農業後継者」となっており、また、パンフの1行分が丸々抜けている。


 同農場の担当者は「行政視察に来る団体は多いが、パンフレットを丸写しして、報告書を作ったというのは初めて聞いた」と驚いていた。


 報告書は、4人の説明を総合すると、毛利正徳議員が事務所の女性職員にメモや資料だけ渡して作成を丸投げした。出来上がった報告書は4人とも内容を確認せず、会派を通じて議会事務局に提出されたという。


 視察に参加した田中利明議員は「引用元を明示しないなど基本的なことをやっていなかった。政調費を使う以上、今後は誤解を持たれないようにしたい」と話した。

1641チバQ:2010/10/22(金) 20:03:50
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-22_11338/
普天間“迷走”嘆き節 北沢氏「年回りが悪い」
県内選挙黒星続き
政治 2010年10月22日 09時19分

(10時間44分前に更新)

 【東京】「この年はちょっと選挙が多くて、年回りが悪かったなという感がなきにしもあらずだ」。北沢俊美防衛相は21日の衆院安全保障委員会でこうこぼし、米軍普天間飛行場移設で迷走の上ようやく日米合意にこぎ着けた後も、9月の名護市議選、11月の県知事選と沖縄で重要選挙が続き、身動きがとれない現状を嘆いて見せた。

 1月の名護市長選に始まり、この問題に関する限り政府側はこの1年“黒星”続き。ひたすら低姿勢で、対話の窓口は閉ざさない姿勢の仲井真弘多知事の再選にわずかな期待をつなぐしかない状況だ。市長選前の移設問題の決着を主張していた北沢氏ならではの慨嘆といえそうだ。

 一方で岩屋毅氏(自民)の「地元の人に決断を委ねた」との批判に対しては「地元の民意がそこで表れるという厳然たる事実があり、推移も十分見なければならない」と反論。最後は政府が決断するとの姿勢も強調した。

1642チバQ:2010/10/22(金) 20:04:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010102202000041.html
<スコープ>沖縄知事選 民主苦慮 重い普天間 “不戦敗”濃厚
2010年10月22日 紙面から

 民主党が沖縄県知事選(十一月十一日告示、二十八日投開票)への対応に苦慮している。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)を名護市辺野古に移設するとした日米合意の実現を公約し、なおかつ勝てる独自候補の擁立を目指してきたが、適任者が見つからないためだ。党沖縄県連との調整も難航し、時間切れで自主投票になる可能性が強まっている。 (関口克己)

 民主党の岡田克也幹事長は二十一日午前、国会内で党沖縄県連代表の喜納昌吉前参院議員らと知事選の対応を協議。同日中に結論を出す方針だったが、来週に持ち越した。

 岡田氏は同日午後の記者会見で「日本の安全保障上の観点から日米合意以外の答えはない」と強調。「結論に至るために議論する」と、なお独自候補へのこだわりを見せた。

 知事選には、県外移設を求める姿勢に転じた現職の仲井真弘多知事と、県内移設に強く反対する伊波洋一前宜野湾市長が出馬を表明。二人とも有力な候補だが、「日米合意への賛成を明言しない限り、推薦はありえない」(幹部)ため、執行部は別の候補を探すよう県連に指示してきた。

 だが、党内には独自候補を立てられるとの見方は皆無。沖縄県民が辺野古移設に猛反発する中で、「勝てる候補」の条件を満たす人材の発掘が事実上不可能なためだ。

 それでも独自候補を捨てきれないのは、政権与党としての立場を意識していることが背景にある。

 民主党は日米合意後に行われた七月の参院選でも、沖縄選挙区で候補を擁立できなかった。知事選も“不戦敗”となれば「責任放棄」との批判は免れない。

 知事選出馬には喜納氏が意欲を持っているが、県連全体に県外移設を求める空気が充満しており、本部と「ねじれ」が生じているのも悩みの種。喜納氏は二十日、日米合意受け入れに含みを持たせた「基地政策に関する考え方」をまとめたが、岡田氏は「溝はある」と指摘した。執行部内では仲井真、伊波両氏に対抗できる候補ではないとの見方も強く、喜納氏が立候補しても推薦は見送る方向だ。

 党内には、過去に辺野古移設に同意した仲井真氏を当選させることが「日米合意実現の唯一の道」(ベテラン議員)として、自主投票にした上で、実質的に仲井真氏を支援するのが望ましいとの声が広がっている。

1643チバQ:2010/10/24(日) 08:43:28
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001010230001
知事選、相乗りも視野
2010年10月23日

 麻生渡知事の不出馬表明を受け、県議会の自民、民主、公明の会派代表3人が22日、来春の知事選の対応を協議した。次の知事は麻生県政の重点施策を継承できる人物が望ましいということで合意。超党派での候補者擁立も視野に入れ、福岡市長選が終わった後、再び話し合うことになった。


 協議は非公開で、議会棟内で30分ほど行われた。最大会派である自民党県議団の蔵内勇夫会長は協議後、「今の県政が抱える重要課題を発展させるには、議会がしっかりしないといけない」と強調。「政党のイデオロギーを地方自治に埋め込むのはいかがなものか」と、超党派候補を認める考えを示した。


 公明党県議団の森下博司団長も「選挙後に(各会派が)互いに古傷を持つことは今の時代ではない。政党色を除き、いい人を中心に据えないと(県政は)うまくいかない」と語った。


 一方、第2会派の民主・県政クラブの吉村敏男会長は、民主党県連が進める候補者選定を尊重し、「民主で擁立する」。ただ、麻生知事の初出馬が各党相乗りになった事例を挙げ、「麻生知事を体現させたものとしては、一つの知恵だ」と含みを持たせた。


 各会派は今後、党内や支持団体などの意向を確認した上で、次回の協議に臨む。

1644チバQ:2010/10/24(日) 08:44:40
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201010220032.html
自民県連は河野氏に「協力」 12月知事選
2010年10月23日

 自民党県連は22日、選挙対策委員会を開き、12月の知事選に立候補予定の前副知事、河野俊嗣氏(46)に対して「協力」することを決めた。県選出の3人の国会議員も、選対委員会に対応を一任しているという。

 終了後、中村幸一会長は報道陣に「今から候補者を立てるには時間的余裕がないので、ベターな人を選ぶべきだ、というのが皆さんの意見」と理由を説明した。

 河野氏には、入札制度の見直しや中小企業支援など、県政が抱える課題について、要望書を示し、一部を政策協定として締結する可能性もあるという。

 同日現在、立候補を表明しているのは河野氏のみ。民主党県連や社民党県連合などは30日に開く会合で、候補者擁立の可能性を話し合う予定。共産党県委員会も擁立を検討している。

1645チバQ:2010/10/24(日) 16:11:57
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101024rky00m010006000c.html
沖縄県知事選:第三極が下地氏の擁立断念
 県知事選への独自候補擁立を目指してきた無所属の第三極グループ「県民主役の知事選挙を実現する会」の儀間光男浦添市長は23日、浦添市内で記者会見し、同会が知事選への出馬を求めていた下地幹郎国民新党幹事長の擁立について「勇気ある撤退に近づきつつある」と述べ、事実上の断念を表明した。

 会見に先立ち、儀間氏や赤嶺昇県議ら同会メンバーは、那覇市内で下地氏と会談。下地氏は「もうしばらく待ってほしい。まだ結論が出せない」と述べ、出馬判断には、週明けの岡田克也民主党幹事長と喜納昌吉県連代表との再協議で、両者が連立与党系の知事候補擁立で一致する必要があると説明。引き続き回答を先送りすることに理解を求めた。

 しかし、儀間氏は「刻々と時間がなくなっており、知事選を戦える態勢を十分つくれるか、自信がない」と述べた。

 既に岡田氏は、21日の東京都内での喜納氏ら県連幹部との協議で、連立与党系候補の擁立には、県連が、米軍普天間飛行場の移設先を名護市辺野古とする日米合意を受け入れる必要があるとの強い姿勢を示しており、再協議でも状況は変わらないとみられている。

 儀間氏の会見に同席した赤嶺氏は「民主党本部が『日米合意は変えない』と言うなら、堂々と知事選で辺野古を受け入れる候補を出すべきだ。それをせずに自主投票とするならば県民を愚弄(ぐろう)することになる」と岡田氏の姿勢を批判した。

(琉球新報)

1646チバQ:2010/10/24(日) 16:13:35
http://www.okinawatimes.co.jp/article/20101024_11395/
儀間氏ら擁立断念も 県知事選
記者会見 撤退示唆 下地氏は意欲
週明けに最終判断
政治 2010年10月24日 09時21分

(6時間52分前に更新)

 11月の県知事選で、国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員に出馬を要請していた「県民主役の知事選挙を実現する会」共同代表の儀間光男浦添市長らは23日、同市内で会見し、「擁立はいよいよ厳しい。勇気ある撤退の可能性が大になった」と述べ、事実上の撤退を宣言した。民主党の岡田克也幹事長が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を明記した日米合意の検証に難色を示していることを挙げた。一方、下地氏が「私に一任してほしい」と出馬に意欲を示していることから、週明け以降の最終的な判断を見守るとした。

 儀間氏は「下地氏がベストでその上も下もない。下地氏以外は土俵の外だ」と強調し、同じく出馬に意欲を示す民主党県連の喜納昌吉代表の擁立には、否定的な見解を示した。

 会見を前に、儀間氏らは那覇市内で下地氏と会談。知事選の投開票まで1カ月に迫る中、出馬への環境は厳しさを増していることを説明した。

 下地氏は、喜納代表らが岡田幹事長と独自候補擁立の協議を続けていることから、対応を見守る考えを示した。

 下地氏は同日、国民新党県連の呉屋宏代表、政党そうぞうの當間盛夫代表ら支援議員との会談で、「みんなの意見は聞かせてもらうが、最終的には自分が決める」と強調。結論を出す期限は「投開票日まで1カ月の28日がデッドライン」との見方を示したという。

1647チバQ:2010/10/24(日) 16:14:24
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101024-OYT1T00164.htm
民主沖縄、知事選で執行部と溝深まる
基地移設
 沖縄県知事選(11月11日告示、28日投開票)への対応をめぐり、民主党執行部と党沖縄県連の溝が深まっている。

 県連側は、宜野湾市の米軍普天間飛行場を同じ県内の名護市辺野古に移設するとした日米合意の見直しを掲げる候補者の擁立を主張している。これに対し、執行部は「政府方針に反旗を翻す候補者は支援できない。自主投票もやむを得ない」との立場で、県連の説得に頭を痛めている。

 沖縄県連は23日、那覇市内での役員会で知事選対応を協議し、「日米合意は尊重する。ただし、辺野古移設には県民の合意が得られておらず、不可能という立場に変更はない」とする文書を決定した。この方針に基づいて候補者擁立を目指すことも確認した。

 「日米合意尊重」と「辺野古移設は不可能」の双方の文言があるのは、日米合意に盛り込まれた基地負担の軽減策は受け入れるが、合意の核心である辺野古移設は拒む意味があるという。県連代表の喜納昌吉前参院議員は役員会後の記者会見で、「この文言は沖縄県民の総意だ」と述べた。そのうえで、週明けに岡田幹事長と会談し、対応を最終決定する考えを示した。

 岡田氏と喜納氏ら県連関係者は21日も国会内で会談した。関係者によると、この日は県連側が日米合意見直しを容認するよう岡田氏に求めた。また、喜納氏や国民新党の下地幹事長ら沖縄関係議員の出馬を示唆し、支援を要請したという。

 民主党は7月の参院選でも、普天間問題の「逆風」から、沖縄選挙区で公認候補を擁立できなかった。県連には「不戦敗が続けば、将来の現職国会議員の選挙にも響く」との危機感がある。

 しかし、党執行部側も妥協する考えはなく、なお県連の説得を目指している。党内には「沖縄県連は政権与党としての自覚が足りない。喜納氏らが出馬したいなら、公認も推薦もなしで戦えばいい」(幹部)と冷ややかな見方も出ている。

 知事選には、現職の仲井真弘多氏と新人の伊波洋一前宜野湾市長が立候補を表明。仲井真氏は普天間問題で「県外移設」、伊波氏は「国外移設」を掲げており、民主党は両氏ともに推薦は困難だと判断している。

(2010年10月24日09時07分 読売新聞)

1648チバQ:2010/10/24(日) 16:17:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/205470
【2010混戦福岡市長選】「市職員2割削減」「地下鉄民間委託」 行革案競う新人陣営 労組支援の現職 慎重姿勢
2010年10月24日 15:16 カテゴリー:九州 > 福岡
 任期満了に伴う福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)に立候補予定の新人たちが、「市職員2割削減」などと数値目標を並べ、競って行政改革案を打ち出している。民主党推薦の現職は「行政刷新市民会議」新設を掲げるが、自治労の支援を受けるだけに具体的な職員削減には踏み込みにくい事情がある。財政事情が厳しい中で“身内”にどこまでメスを入れられるのか。行革論議に注目が集まりそうだ。

 「私にはしがらみがない。市職員を2割減らします」。元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)は9月下旬、自民党の谷垣禎一総裁と並び、街頭演説で宣言した。17日の公開討論会の資料には「市営地下鉄の民営化検討で約500人を削減」と明記していた。

 「職員2割減」は、行政経験をPRする前市教育長の植木とみ子氏(61)も同じ。「地下鉄の民間委託や市の縦割り組織改編で達成できる」と主張する。
 「人員削減で仕事が増え、心の病に苦しむ職員も多い」。守衛や給食調理員などが加入する同市現業職員労組(約900人)の城正浩書記長は、新人陣営のさらなる合理化提案に危機感をあらわにする。

 1995年度に1万1千人を超えた福岡市職員(外郭団体派遣を含む)は、今年4月時点で9825人。退職者の補充抑制や独立行政法人への移管を進めたためで、「人口1万人当たり71人」は18政令市で最少だ(2月現在)。

 現職の吉田宏氏(54)は2008年に11年度までの新行政改革プランを策定。今回新たに、有識者や住民代表などで構成する行政刷新市民会議のアイデアを披露した。しかし、数値目標の設定には慎重だ。

 今月8日、自治労県本部であった県内単組の代表者会議では、吉田氏との政策協定に「安易な定数削減やアウトソーシングに依拠しない」との一文が盛り込まれた。23日の公約発表会見でも「現時点で4年間で何人減らすということは申し上げられない」と述べるにとどまった。

 こうした吉田氏の姿勢を、高島氏を支援する市議会保守系会派・みらい福岡の市議は「官公労が主な支持母体である民主党推薦の吉田氏に大なたは振るえない」と批判する。

 元佐賀市長の木下敏之氏(50)は、自身で行革を進めた経験を基に「市職員の2割削減は難しい。市長3割、議員2割、職員1割の人件費は削れる」と強調。このほか、有馬精一(59)、荒木龍昇(58)、飯野健二(49)、内海昭徳(32)の各氏も、公約に第三セクター改廃や給与カットなどを並べる。


=2010/10/24付 西日本新聞朝刊=

1649チバQ:2010/10/24(日) 17:42:36
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101023ddlk43070569000c.html
記者ノート:政調費の公開効果 /熊本
 県議会の09年度政務調査費収支報告書を見た。8〜10月に半数近い21人が修正していた。まだ修正していないものも5件ほどあるそうだ。内容は衆院選応援や公職の交通費を取り下げるなど、修正額は少なくても厳しくしたものが多い。金額のみ公開の08年度報告書は1件しか修正がないし、使い道はそう変わらないだろうから、明細や領収書の公開とその反応でいかに意識が変わったかが分かる。

 ただ議員には「計上しなければいい」とは思ってほしくない。県議の活動が政務調査費の年360万円だけで賄えるとは有権者も思っていないだろう。県議の1人も言っていたが、公開は「仕事をしていれば、領収書を出せる経費はそれだけあるはずだ」からだ。

 次はホームページで内訳の公開に取り組んでほしい。県議会での閲覧では、住所や氏名、閲覧する議員名を書かされる。「報告書に間違いがあった時に連絡できず困ったため」というが、ネットなら遠くからも見られ便利だ。調査研究費、事務費など360万円の割合が議員でこれほど違うのかと、有権者も興味深いはずだ。【結城かほる】

1650チバQ:2010/10/24(日) 20:24:00
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=32262&amp;catid=74&amp;blogid=13
「日当」昔からあった 美郷町長選めぐり疑惑相次ぐ
2010年10月24日

 1月の美郷町長選で、菊田彦市町長の後援会をめぐる疑惑が相次いでいる。

 選挙運動員が日当を受け取ったと証言し、町民が公選法違反(日当買収)の疑いで菊田町長に対する告発状を宮崎地検に提出。後援会長が有権者に「みやざき地頭鶏(じとっこ)」などの肉を贈ったとして書類送検された。運動員や町民への取材を通して背景に浮かび上がったのは、「地域で受け継がれてきた選挙の悪弊」だった。

 9月の美郷町。田んぼの稲穂が頭を垂れ、収穫を待っていた。のどかな日常の風景に囲まれながら、町民の間ではぴりぴりとした空気が漂っていた。菊田町長を応援した運動員を訪ねると、「帰れ、二度と来るな」と追い返された。


http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=32110&amp;catid=74
会見で買収行為を否定 美郷町長選日当問題
2010年10月19日



 美郷町の菊田彦市町長の後援会が1月の町長選で選挙運動員に日当を渡していた問題で、菊田町長は18日に会見を開き、「運動員ではなく、(公選法で報酬が認められた)労務者との認識で支払ったと思う。労務者が選挙でどう動いたか把握できない」として買収行為を否定した。



 一方、労務者は選挙運動はできず、ポスター張りなどの作業に役割が限られるが、複数の運動員は宮崎日日新聞社の取材に対し「選挙運動で各世帯を回って支持を訴え、その後に(後援会から)日当を受け取った」と証言し、選挙運動に対する報酬だったとの認識。菊田町長の説明と矛盾が生まれている。


http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=32077&amp;catid=74&amp;blogid=13
美郷町長を刑事告発へ 運動員に日当、公選法違反疑い
2010年10月18日


 美郷町の菊田彦市町長の後援会が1月にあった町長選で、公選法に抵触する恐れのある日当を選挙運動員に渡していたことが17日、分かった。延べ約20人の運動員に合わせて10万円以上の日当が支給されたとみられる。



 菊田町長は後援会が運動員に日当を支給した事実を認めた上で、「違法とは認識していなかった」と述べた。

 選挙運動員への報酬は、公選法の日当買収罪にあたり、一部の町民が「町長も関与していた」として、近く公選法違反の疑いで菊田町長らを刑事告発する見通し

1651チバQ:2010/10/24(日) 20:24:51
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=419&amp;blogid=16
“後継”河野さん足場固め着々 政策より人物優先

(2010年10月21日付)

 知事選(12月9日告示)に向けて、前副知事の河野俊嗣さん(46)が立候補を表明して1週間が過ぎた。従来の推薦や支援ではなく「県民党」として協力を求め、政党や経済団体を行脚。JAグループ宮崎(羽田正治代表)は早々に協力を決定し、自民党県連(中村幸一会長)も前向きに検討するなど、徐々に足場を固めつつある。ただ、肝心の具体的な政策は示せないまま。知事選は、東国原知事の事実上の後継者で「しがらみ」のない人物優先の展開となっている。

 県内の主要経済10団体でつくる県経済団体協議会が20日、知事選に向け宮崎市内で開いた2度目の会合。主に「口蹄疫対策を担ってきた」「クリーンだから」(羽田代表)という理由でいち早く河野さんへの協力を決めたJAグループ宮崎に対する批判が飛び出した。

 ただし、理由は各団体が対応を決めかねている中で「タイミングが早過ぎる」というもの。そこには、河野さんが具体的な政策を示していないことへの懸念は少なく、ある出席者は「一枚岩になって要望事項を求めればいいのではないか」と気にならない様子。結局、河野さんに協力するかどうか、11月上旬に最終決定することでまとまった。

 22日に河野さんへの対応を決める自民党県連。中村会長は、河野さんへの協力を前向きに検討していると明言しており、「マニフェストをこまごまと作るより、聞く耳を持ってもらえばいい」と強調。党所属のある県議は「昔のように、同じ党内で派閥争いはしたくない。多くの党員は早く一人でまとまってほしいと願っているのではないか」と人物優先の背景を説明する。

 一方、民主、社民両党県連など非自民6団体でつくるCNP会議は「有権者に選択肢を示せるようにすべきだ」との立場。あくまでも対抗馬擁立を模索している。

 現在、河野さんは(1)クリーンで開かれた宮崎(2)きずなを大切にする宮崎(3)潜在力を生かして挑戦する宮崎―の三つの理念を示し、東国原県政の発展的継承を掲げているが、具体的政策は示せていない。そんな中で足場固めが進んでいることについて「私の基本的なスタイルを知ってくれているからではないか。マニフェストは早く示す必要がある」と述べた。

1652名無しさん:2010/10/25(月) 20:46:26
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-25_11421/
座間味氏が当選 渡嘉敷村長選
12年ぶり返り咲き
政治 2010年10月25日 09時32分

(11時間13分前に更新)

 【渡嘉敷】任期満了に伴う渡嘉敷村長選が24日、投開票され、無所属で前村長の座間味昌茂氏(69)が306票を獲得し、現職の小嶺安雄氏(66)に116票の差をつけ、16年ぶり2度目の当選を果たした。座間味氏は「村民との対話を重視し、村政を刷新したい。主要産業の観光を第1次産業などと結びつけて推進したい。児童生徒数減にも取り組みたい」と意欲を語った。

 同じ候補者同士で実施された1998年以来、12年ぶりの村長選となり、観光振興や過疎化対策などを争点に争われた。

 座間味氏は、40年生まれ。渡嘉敷村渡嘉敷出身。58年糸満高校卒。61年に同村役場入り。94年から1期、同村長を務めた。

 同村の当日有権者数は570人(男性300人、女性270人)で、投票者数は505人。投票率は88・60%で、12年前の94・80%を6・2ポイント下回った。

 ▽開票結果

当 306 座間味昌茂
  190 小嶺安雄
    9 無効
(選管最終)

1653名無しさん:2010/10/26(火) 18:55:54
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101026ddlk43010542000c.html
玉名市:新庁舎、凸版工場跡も候補に 市が地域協議会に提示 /熊本
 玉名市の新庁舎建設問題で市は25日開いた玉名地域協議会(東隆夫会長、19人)に、来年3月までに移転予定の凸版印刷玉名工場跡(同市亀甲)を新たに加える新候補地案を示した。建設候補地はこれで、検討委員会が提示していた現在地(同市繁根木)と市民会館付近(同市岩崎)を加え、3カ所になった。

 新庁舎建設問題は、高嵜哲哉市長が前市長時代の建設計画を「豪華すぎる」と批判して当選。検討委員会を設置して計画を見直していた。第3の候補地となった凸版玉名工場は、広さ2万1400平方メートルあり「工場移転により空き地となる敷地は、国道208号沿いで、立地条件など検討委の案と比較しても劣らない」(高嵜市長)として急きょ候補地に組み入れられた。ただ用地購入費など重要な問題が未解決で残っている。

 地域協議会は、合併後に地域住民の意見を聞くため、旧市町単位に設置された。11月1日まで残り3協議会で意見を聞く予定。【西東靖博】

1654チバQ:2010/10/26(火) 23:27:28
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001010260002
八代市、4事業廃止
2010年10月26日

  県内の自治体で初めてとなる「事業仕分け」を進めてきた八代市は、対象となった75事業(計58億3千万円)のうち、4事業の「廃止」などを含む検証結果をまとめた。仕分け委員会からの報告を受けて検討し、2011年度の予算編成や事業計画に反映させる方針。福島和敏市長は25日の記者会見で、「市民の期待の高さを感じた。来年度もやりたい」と意欲を示した。


  市行政改革課によると、委員会が「廃止」と判断した4事業は福祉バスの運行経費のほか、日奈久老人憩いの家、勤労青少年ホーム、勤労福祉会館の3施設の管理運営費。いずれも利用状況の低迷や施設の老朽化などを理由に挙げた。


  このほか、民間委託や市民との連携を検討する「市民協働など」が14件▽「要改善」が43件▽「現行通り」が10件。逆に「規模拡充」を求められたのが市立博物館での展覧会事業や海洋環境保全事業、地場産木材の利用促進事業など4件あった。


  事業仕分けでは、市の推薦や公募で集まった35人の「仕分け人」が5班に分かれ、7〜10月に5回にわたって施策の内容を検証してきた。福島市長は「来年度はメンバー構成を含めて見直すべきところは見直す。実施は今年と同じころになるだろう」と説明した。

1655チバQ:2010/10/26(火) 23:48:50
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101026-OYT1T00984.htm
沖縄知事選、民主は不戦敗…候補擁立を正式断念
基地移設
 民主党は26日、岡田幹事長と党沖縄県連代表の喜納昌吉前参院議員らが国会内で会談し、沖縄県知事選(11月11日告示、28日投開票)について、候補者の擁立を断念し、自主投票で臨むことを正式に決めた。

 米軍普天間飛行場移設問題が争点となる見通しの同知事選で民主党は事実上の「不戦敗」となる。

 同知事選には、現職の仲井真弘多氏と、前宜野湾市長の伊波洋一氏らが出馬表明している。民主党は、普天間飛行場を沖縄県名護市辺野古に移設するとした日米合意の実現をめざす党本部と、「県外移設」を掲げる県連との調整がつかず、候補者擁立を断念した。

 一方、25、26両日に開かれた政府と沖縄県との「沖縄政策協議会」では、普天間問題を巡り政府と仲井真知事ら県側との溝が浮き彫りとなった。

(2010年10月26日22時12分 読売新聞)

1656チバQ:2010/10/27(水) 12:44:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101027/lcl1010270938000-n1.htm
関西分裂よそ目…九州7県で広域行政、福岡知事「課題は住民参加」
2010.10.27 09:35
 国の出先機関の廃止、縮小に伴う「受け皿」として、九州地方知事会が設立を目指している「九州広域行政機構」(仮称)について、麻生渡福岡県知事は26日、住民参加の方法の確立が今後の課題とする考えを示した。定例記者会見で述べた。

 同機構は7知事の「知事連合会議」と県議会議長らによる「議会代表者会議」を意思決定機関とし、その下に8府省15機関の職員が移管する事務組織を設置。

 麻生知事はこの仕組みを「各県での二元代表制を九州全域に移していくという考え方」と説明したうえで「ただ、住民の直接請求、直接参加の方法についても制度を工夫していく必要がある」と指摘した。

 同機構は九州7県での発足を予定。九州地方知事会メンバーの山口、沖縄両県は参加を見送っている。

1657チバQ:2010/10/27(水) 23:22:19
http://mainichi.jp/area/oita/news/20101027ddlk44010565000c.html
国東市:市長選を統一選に組むか、否か… 3月3日任期満了、悩み多き市 /大分
 ◇事務費用の節約魅力、でもトップ不在51日
 来春の統一地方選は、知事選、県議選をはじめ、3市長選、6市議選、2町村議が対象になる。この中で、市長選を統一地方選に組み込むか、国東市が悩んでいる。市長の任期満了は11年3月3日。07年は1月に当時の市長が収賄容疑で逮捕されたため、緊急に3月4日投開票とし、組み込みを避けた。統一地方選にすれば、選挙事務費用も安くなるが、任期の開始は4月24日。51日間が市長不在となり市政運営に障害となる可能性もある。

 臨時特例法の規定で、3月1日〜5月31日に任期満了となる選挙は統一選に回せる。対象となるのは、国東市長選のほかに、知事▽大分、別府市長▽県議▽別府、中津、日田、津久見、杵築、宇佐市議▽玖珠町議▽姫島村議−−の各選挙。知事と県議選は4月10日投開票、それ以外は4月24日投開票と見込まれている。

 4月24日の場合、4月10日の知事選のポスター掲示板をそのまま使え、事務費用が節約できる。

 国東市の場合、市長不在中は、高木正史副市長が職務代理者となるが、その間に新年度当初予算案を審議する定例議会がある。ただし、首長が改選期を迎える際の当初予算は、必要最小限の骨格とし、改選後に補正を組むのが通例だ。

 市議会の清国仁士・議会運営委員長は「定例議会を2月に前倒しすれば、市長不在の影響は最小限になる」と話し、市選管事務局は「各方面の意見を聴いて集約する」としており、12月ごろ選管を開き、最終決定する。

 市長選には現職の野田侃生氏のほか、元県東部振興局長の三河明史氏が立候補を表明している。【梅山崇】

1658チバQ:2010/10/28(木) 23:14:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/205858
【決戦前夜 2010福岡市長選】<上>選択
2010年10月26日 12:53 カテゴリー:九州 > 福岡

駅前でつじ立ちし乗降客と握手を交わす吉田宏氏=25日午前7時45分、福岡市南区の西鉄井尻駅前 現職の吉田宏を支援している男性(27)は、一瞬絶句した。

 22日、福岡市内の飲食店。知人たちとテーブルを囲み、資料を広げて「財政再建の道筋を付けた」と吉田の実績をアピールすると、1人が口をはさんだ。「でもイメージ悪いよ。公約を翻しちゃったでしょ」

 こども病院問題−。吉田陣営にとって、避けては通れない課題だ。4年前の市長選。吉田は人工島移転の「見直し」を掲げて初当選した。1年8カ月後、「ゼロベースから検証・検討した結果」として、結局は人工島移転推進を決定した。

 「最後の最後まで、現在地(中央区)で建て替えができないか考えた。でも、医療水準を上げ、療養環境を整えるには人工島しかなかった」。吉田は説明するものの、「決定理由が明確でない」との不満は市民に今もくすぶる。

      ◇

 吉田の歩みは、民主党のそれと重なる。

 民主党の推薦を得て、4年前の前回市長選で自民党が推した前市長の3選を阻んだ。16日に応援に駆けつけた野田佳彦財務相は吉田を持ち上げた。「昨年の歴史的な政権交代に向けて歯車を回すきっかけになった。民主党の恩人だ」

 だが、政治基盤の弱さは否めない。福岡市議会(定数63)で吉田を支える与党・民主党はわずか10人。最大会派の自民党(19人)を中心に否決・修正された「肝いり」の議案は3件に上る。こども病院の移転決定も、公約と現実のはざまで「苦渋の決断を迫られた結果だ。嫌われ役を引き受けてくれた」と民主市議は擁護する。

 民主党政権もまた、米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設問題などで迷走した。「市長も民主党も“前の政権”との違いを出すため、練られていない公約を掲げた」と市幹部は語る。

      ◇

 「私は約束を破りません」。吉田に挑む新人7人のうち1人は街頭演説をこう締めくくる。公約を掲載したビラに「約束を守ります」とのキャッチフレーズを入れた新人もいる。

 候補予定者の公開討論会では新人から「公約違反」などとの批判が続き、出席した吉田は17日、周囲に「集中砲火を浴びた」とこぼした。吉田の人工島移転決定は、政治家に言葉の重みをどこまで求めるかという点で、選挙の焦点の一つに浮上している。

 菅直人改造内閣の発足後、初の国政選挙となった24日の衆院北海道5区補選で、自民党の候補が圧勝した。尖閣諸島の漁船衝突事件や「政治とカネ」の問題など民主党に逆風も吹く。「国政と市長選は違う。こちらは負けられない」。陣営幹部は語気を強める。

 25日早朝。小雨をついて、西鉄井尻駅前(南区)に立った吉田は、通勤客の列にあいさつを繰り返した。9月末から、土日を除いて毎日続ける朝のつじ立ちだ。

 「ちゃんと説明すれば、吉田の思いは分かってくれるはず」と傍らに立つ民主市議。通り過ぎる人が多い中、「応援しています」と握手を求めて来た女性の手を、吉田はしっかりと握り締めた。 (文中敬称略)

 ■ ■

 戦後最多の8人が立候補を予定する福岡市長選(11月14日投開票)の告示が31日に迫った。再選を目指す現職と、新人7人が激突する選挙戦の焦点は。無党派層はどう動くか。九州最大都市のかじ取り役を決める「決戦前夜」を描く。

1659チバQ:2010/10/28(木) 23:14:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/206367
【決戦前夜 2010福岡市長選】<下>模索 見えない都市の「民意」
2010年10月28日 14:39 カテゴリー:九州 > 福岡

自転車で街頭活動をする元佐賀市長の木下敏之氏=25日午後、福岡市中央区 1日9時間、ペダルをこぐこともある。脚はパンパンに腫れる。

 26日夕、元佐賀市長の木下敏之は「事業仕分け人」のたすきを掛け、オレンジ色の旗を立てた自転車3台を連ねて、福岡市・天神を回った。市内に地盤を持たない木下にとって、多くの人に会える自転車街宣は最も力を入れている活動だ。

 「演説を聞いてくれなくても、名前の一部や色が脳裏に残ればいい。報道などを通じて『あっ、木下って自転車に乗っていた』と像を結んでくれれば」。陣営幹部は祈るような口調で語る。

 木下が市長選への出馬を決めたのは、「140万人の大都市ならば、地域とつながりがなくても、実績と政策で勝負できる」(関係者)と踏んだからだ。
 わざと拡声器のボリュームを下げ、通行人に演説内容を聞かせる街頭宣伝。本人が出向き政策を語るミニ集会。インターネットの活用−。有権者の4割とも言われる無党派層に、手が届くようにと工夫を重ねる。

 しかし、と陣営幹部は言う。「投票にどれだけ結び付くのか、まったく見当がつかない」

     ◇


学生が開いた勉強会で話す植木とみ子氏=25日午後、福岡市中央区 転勤族が多く、1年で人口の1割前後が流出入する福岡市。政党の推薦はないまま臨む前福岡市教育長の植木とみ子もまた、同じような悩みを抱えている。

 26日夜、植木の自宅近くにある後援会連絡所に支援者約10人が集まった。テーマは、集会で「地元出身」をいかに売り込むか。「経歴紹介の映像を流そう」「キャッチフレーズを模造紙に書いてめくってみたら」

 決定打はなかなか見つからない上に、陣営の一人は「地元出身ということが、どこまで強みになるか分からない」と悩む。「都市基盤もある程度整備され、しっかりした福岡。こうした成熟した街で、何を訴えればいいのか。福祉など暮らしの充実は誰もが主張し、違いは出にくい」

 戦後最多の8人が名乗りを上げた市長選。西日本新聞社が21―24日に行った電話世論調査(200人)では、市長選に関心がある有権者は75%に上った。だが、陣営側からは「市民に熱気はなく、盛り上がっていない」との声も上がる。

     ◇

 8人全員が初めてそろった17日の公開討論会。350席ある会場は4割しか埋まらなかった。「他都市では1500人、2千人の会場が満杯になる。候補予定者は(原因を)よく考えてほしい」。コメンテーターを務めた早大大学院教授・北川正恭は苦言を呈した。

 候補予定者の「違い」を探ろうと、26日に別の討論会を企画した「政治が気になるふくおか女性の会」代表の川口道子も「今後、街に何が必要だと考えているのか、候補予定者が話した内容だけでは伝わらなかった」と満足感はない。

 「福岡市には一見、差し迫った問題がないように見えるが、高齢化や経済の停滞などが表面化していないだけだ」。市民団体「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州」代表の神吉(かんき)信之は警鐘を鳴らす。「具体策が見えない候補予定者たちと、待ちの姿勢の有権者。選挙戦で双方の距離がどこまで縮まるか」

 選択の日が間近に迫っている。 (文中敬称略)

1660チバQ:2010/10/29(金) 00:02:28
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001010280001
政調費、8県議が訂正
2010年10月28日

  県議会の政務調査費の返還・修正が相次いでいる問題で、県議8人(うち2人は追加訂正)が、27日までに新たに2009年度の収支報告書の修正を届け出ていたことが分かった。修正額は計約98万5千円で、今月7日時点で判明していた県議・元県議19人分と合わせると、総額約224万8千円に上る。


  届け出によると、新たに判明した修正は、渕上陽一議員(自民)の約44万6千円が最も多額で、政調費で処理していた事務所の修理代や車のリース料などを削除。約15万9千円を減額修正した山口裕議員(同)は8月の修正後、今月18日付で事務所修理代や本棚購入費を除いた。9月に修正した重村栄議員(自民)も今月6日、パソコンや事務用品などの購入費用を一部自己負担とし、約3万6千円を取り下げる届け出をした。


  このほかの修正は、内野幸喜議員(自民)=約14万6千円、事務機器リース料金の一部自己負担など▽西聖一議員(民主・県民クラブ)=約8万5千円、インターン生の雇用費削除▽田代国広議員(自民)=約8万円、コピー機リース料金の一部自己負担など▽城下広作議員(公明)=約2万9千円、パソコン代の一部自己負担▽大西一史議員(無所属改革クラブ)=約1千円、交通費の削除。

1661チバQ:2010/10/29(金) 22:30:48
http://www.asahi.com/national/update/1029/SEB201010290043.html
「逮捕覚悟で選挙運動を」 弁護士の社民党・照屋議員2010年10月29日21時42分
 社民党の照屋寛徳衆院議員は29日、11月の沖縄県知事選で同党が推薦する伊波洋一・前宜野湾市長を支援するため那覇市で開いたパーティーでのあいさつで、「沖縄は『公職選挙法特区』ですから。逮捕を覚悟で腹をすえてやってもらいたい」と述べた。

 パーティーには福島みずほ党首ら党幹部に加え、全国の地方組織から週末のビラ配りなどのために沖縄に来た約90人が参加。照屋氏は「街頭行動を頑張ってもらいたい。公選法を守ろうと思っている人は(今日の飛行機の)最終便で(帰っていい)」「万一逮捕されたら弁護士は私でなく福島みずほを呼んで下さい」と語った。

 照屋氏は弁護士で党県連顧問。伊波氏の選挙対策本部では共同代表を務める予定だ。照屋氏は朝日新聞の取材に「士気を高めるために冗談で言った」と述べ、本気で選挙違反を促したものではないと説明した。

1662チバQ:2010/10/29(金) 23:10:33
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101029-OYS1T00178.htm
大分県議 宿泊代水増し請求、代行者視察も
政調費問題
 大分県議会の最大会派・自由民主党の議員2人が2009年度の政務調査費を使った視察で、宿泊代を水増しした領収書を報告書に添付したり、別人が宿泊した部屋の領収書を提出したりしていたことが読売新聞の調べでわかった。

 うち1人は視察自体に行っておらず、政調費を返還する意向を示した。大分県議会では、政務調査報告書に旅行案内サイトの文章を盗用した問題も発覚しており、ずさんな視察の実態が改めて浮き彫りになった。

 大分県議会の政調費に関する要項では、宿泊費は領収書を添付する実費精算とし、上限額を1泊1万3700円と定めている。

 近藤和義議員(76)の収支報告書は、09年10月27〜28日、鹿児島県曽於市の家畜市場を本人が視察したと記入。ビジネスホテルの宿泊代として1万4500円の領収書を添付し、上限の1万3700円を政調費から支出した。

 しかし、このホテルの宿泊代は全室1泊3700円。読売新聞の指摘に近藤議員は、「別の用事が重なり、事務所の職員と知人の畜産業者に代行調査をさせた。報告書は2人から聞き取って自分が書いた」と言い、実際は視察していないことを明らかにした。

 さらに、職員らはスーパーで買ったすし代など7100円分を2人分の宿泊代に加算して領収書を書くよう、ホテル側に依頼していたという。近藤議員は「水増しは取材を受けた後、2人に聞いて初めて知った。取り返しのつかないことをした。政調費は返還したい」と釈明した。

 井上伸史議員(63)は、今年3月6日、「木材市場調査」のため大分県日田市のホテルに2人で宿泊したとして、計1万9500円の領収書を報告書に添付。1人分の9750円を政調費から支出した。

 ところが、ホテル側の記録では、この領収書は韓国人らしき名の男性3人が使ったシングルルーム1泊6500円の合計額だった。

 井上議員は当初の取材に「韓国の業者と2人で木材市場を視察したが、雪で帰れなくなったので泊まり、自分の分を政調費で出した」と述べ、その後に「2人で宿泊としたのは事務所員のミス。その日は韓国の業者3人と木材価格を調べた。自分の領収書も合わせて4人分を政調費で賄うつもりだった」と主張した。

 しかし、ホテル関係者は「議員も宿泊したが、議員から『自分以外の3人分の領収書を切って』と頼まれた。このため議員の領収書は存在しない」と断言。この点について井上議員は「どうだったか記憶にない」と話している。

 井上議員は報告書にも「雪のため宿泊」と記入していたが、大分地方気象台によると3月6日の日田市内の平均気温は12〜13度で「雪が降った可能性はまずない」。日田市や西日本高速道路九州支社は「市内で降雪による通行止めはなかった」としている。

(2010年10月29日 読売新聞)

1663チバQ:2010/10/29(金) 23:20:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20101029-OYT8T00842.htm
遠のく普天間移設 現新とも政府と溝・・・知事選まで1か月


早期の移設実現が困難になっている米軍普天間飛行場(27日午後1時30分、沖縄県宜野湾市で)=足立浩史撮影 米軍普天間飛行場の移設問題が最大の争点となる沖縄県知事選は、11月28日の投開票まで1か月に迫った。現職の仲井真弘多氏(71)と新人の前宜野湾市長・伊波洋一氏(58)による事実上の一騎打ち。普天間問題について両氏は県外やグアムへの移設を主張するが、政府は同県名護市辺野古に移設する姿勢を崩さない。着地点の見えない状況下で移設自体の実現も危ぶまれ、地元では「普天間の『固定化』が現実味を帯びてきた」と懸念する声が強まっている。(松浦篤)

 「騒音はひどくなる一方。固定化は受け入れられない」。27日午前、普天間飛行場の南西約1キロの飛行ルート直下に住む宜野湾市大謝名の屋嘉比康太郎さん(85)は自宅で声を荒らげた。

 在沖縄米軍は今月1日から、滑走路の改修工事に着手した米軍嘉手納基地(嘉手納町など)の所属機が、緊急時に普天間飛行場を使うと決定。5日、さっそくF15戦闘機2機が同飛行場の低空を通過した。

 地区の公民館の騒音測定器は過去5年で最高の123・6デシベルを記録。人間が音として認識できる限界の130デシベルに近い大きさだった。26日までの1か月余りで戦闘機とみられる100デシベル以上の騒音は、計47回観測されたという。

 さらに、米軍は開発段階で墜落事故が多発した垂直離着陸機「MV22オスプレイ」の普天間配備も決めており、屋嘉比さんは「これ以上の負担に耐え続けるのは無理」と訴える。

 ただ、移設実現に向けた先行きは険しい。知事選で仲井真氏、伊波氏のどちらが当選しても、政府が進める辺野古移設が困難な状況に変わりはなく、新たな移設先もないからだ。

 自公政権時代に辺野古移設を容認した仲井真氏は、厳しい県民世論を背景に、「県外移設要求」に大きく方針転換した。固定化を懸念して「県内反対」とまでは言わず、政府との話し合いの余地をかろうじて残すが、「具体的な移設先は政府がじっくり考えればいい。僕は素人なので(案は)ないですよ」と言い切る。

 一方、伊波氏は県内移設に明確に反対。グアムに全面移設すべきとし、政府との話し合いすら拒否する姿勢だ。27日、那覇市内で開いた政策発表の記者会見では固定化についての質問も出たが、自ら分析した米軍資料を基に「グアムに移転する計画になっている」などと論じ、米政府に早期移設を求める姿勢を示した。

 両氏の主張に対し、屋嘉比さんは「どちらを選ぶのがいいか、悩ましい。ただ、市民の『固定化』への不安は募るばかりだ」と話す。屋嘉比さんら地元住民約2000人は今後、防衛省に騒音被害の損害賠償を求めるという。この中の一人、垣花(かきのはな)辰勇さん(75)は「誰が知事になっても、辺野古移設しか認めない政府と、拒絶する県民の溝は埋まらない。我々の苦しみはいつまで続くのか」と語った。

 知事選にはこのほか、幸福実現党の金城竜郎氏(46)が立候補を表明している。

(2010年10月28日 読売新聞)

1664チバQ:2010/10/29(金) 23:21:35
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101026ddlk40010355000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/1 人工島 /福岡
 ◇市政圧迫する巨大事業
 「この4年間、私の頭の80%くらいはアイランドシティ(人工島)の土地をどうやって売るのかということが占めてきました」

 17日、福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)に出馬を予定する8氏が勢ぞろいした討論会で、吉田宏市長(54)が苦しい心情を吐露した。

    ■

 博多湾に約400ヘクタールの埋め立て地を造り、港湾施設整備と宅地開発をする人工島事業は94年に始まった。総事業費3940億円。今年度までに3011億円が投じられ、これまでに約7割の埋め立てが終わった。市は島の1〜5工区(計143・9ヘクタール)の分譲を27年度までに終え、125億円の黒字を確保する計画だ。しかし、折からの不況もあり「見通しが甘い」との声が市議会でも根強い。

 市は「市民に迷惑はかけない」と、起債して整備した土地の売却益などを返済に充ててきた。だが08年秋のリーマン・ショック以降、土地の購入を予定していた企業が、業績悪化で手を引く例が相次いだ。国内最大の物流センターを造るため、約5ヘクタールの土地を約65億円で購入する契約を結んだ企業も、正式契約からわずか3カ月後の昨年9月、撤退した。

 市も08年度から、人工島など重点地域へ新たに進出する企業向けの交付金を5億円から10億円に引き上げるなどの努力を重ねた。しかし、土地を購入したとしても、施設稼働までは交付申請ができないこともあり、現在まで適用例はゼロ。結局08、09年度は売却が成立しなかった。

 収入不足は港湾関連基金を取り崩して補てん。事業開始当初約309億円あった基金の残高は09年度末で約44億円まで減った。14年度の返済額は、人工島の土地を所有する第三セクター「博多港開発」から買い取った土地(約95ヘクタール)が償還期限を迎えるため、約455億円にまで膨らむ。

 10〜14年度に土地の大量分譲ができなければ基金残高は一気にマイナスに陥る。そうなると、「禁じ手」の市税投入が避けられなくなる可能性もある。

 市港湾局は「とにかく売るしかない」。危機感を募らせるが、今の経済情勢では売却への具体的な道筋は見えない。

  ◇   ◇

 福岡市長選まであとわずか。現職の吉田氏のほか、元市議、荒木龍昇(58)▽団体職員、有馬精一(59)▽塾講師、飯野健二(49)▽元市教育長、植木とみ子(61)▽元会社員、内海昭徳(32)▽元佐賀市長、木下敏之(50)▽元民放アナ、高島宗一郎(35)−−の新人7氏が立候補の準備を進めている。子育てや成長戦略など140万人都市が抱える課題を探った。

〔福岡都市圏版〕

1665チバQ:2010/10/29(金) 23:22:01
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101027ddlk40010312000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/2 教育・子育て /福岡
 ◇待機児童、虐待解消へ
 「はなちゃん。牛乳飲むの、お上手」。保育士の田代久美子さん(60)はお代わりを求めるはなちゃん(2)に目を細めた。1日朝、西区のマンション。福岡市が、待機児童解消策の一環としてオープンさせた「家庭的保育室」の第1号だ。

 初日は女児2人が登園。仲良く遊ぶのを見て田代さんは「順調な滑り出し」と胸をなでおろした。保育歴33年のベテラン。母親らからは「目が行き届いている感じ」と好評で、11日には定員の5人がすべて埋まった。

 市が今年度スタートさせた「新待機児童解消プラン」は13年度までに市内の認可保育所の定員を2200人増やし「待機児童ゼロ」を目指す計画だ。保育士が自宅やアパートで少人数の乳幼児を預かる制度「保育ママ」もその一環だが、開所はわずか3室。総定員は15人にとどまる。

 不況に伴う共働き世帯の増加などを背景に、市の待機児童数は9月1日現在659人。市は、認可保育所の改修費を助成するなど解消策に躍起だが、申込数が定員増加分を上回る状態が続く。市子育て支援課の担当者は「新制度が始まると申込者も増え、潜在需要がどれだけあるかつかめない」と打ち明ける。

    ■

 「アジア」「環境」と並ぶ重点施策に「こども」を掲げる同市。教育関連予算は年々拡大し、今年度は当初予算に509億3000万円(前年度比1・36%増)を計上した。

 09年度からは「中1ギャップ」解消策として、中学校が希望すれば1年生は「少人数学級」(35人以下)が選択できる制度を導入。全69校中51校で実施している。また、不登校対応の専門教員を23校に配置。近年増加傾向だった中学生の不登校は今年9月現在、昨年同月に比べて83人減り、547人となった。

 一方、市内では昨年度5件6人の乳幼児が虐待で死亡した。市は1日、家庭内での児童虐待を早期に察知しようと、乳幼児健診を受診せず2回以上連続で家庭訪問に対応しない世帯を、必要に応じ児童相談所に通告する、と発表した。

 各区の子育て支援課によると22日現在、新基準での通告例はまだないが、市内の4カ月健診対象者1万4209人(09年度)のうち未受診は2%強、約300人に上る。

〔福岡都市圏版〕

1666チバQ:2010/10/29(金) 23:22:27
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101028ddlk40010433000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/3 経済振興 /福岡
 ◇独自に観光客誘致へ
 「ほお紅を試していいかしら?」「その口紅もすてきだわ」

 7月中旬、福岡・天神地下街の化粧品店。メーキャップができる化粧品カウンターは中国の女性観光客らでにぎわっていた。女性たちは朝、大型クルーズ船で博多湾入りし、天神に繰り出した乗客たち。流ちょうな中国語を話す女性販売員が、慣れた手つきで紅筆を動かす。鏡越しに表情が華やぐと、女性は「まとめていただくわ」と声を弾ませた。

    ■

 大勢の中国人観光客が百貨店や家電量販店で買い物を楽しむ光景は福岡・博多の街の日常となっている。著しい経済成長を背景に急増する中国からのクルーズ船。今年は61回寄港し、24回だった昨年の約2・5倍だ。市は観光客の市内での消費金額を1人あたり3万3273円と推測し、その経済波及効果を1隻あたり4400万円(計約26億円)とはじく。

 日本政府が中国富裕層向けに個人観光ビザを解禁したのは昨年7月。今夏はさらに年収などの要件を緩和し、企業中堅幹部クラスも対象にした。発給対象は従来の10倍、約1600万世帯とされる。

 旺盛なアジアの活力をどう取り込むかは、都市戦略に欠かせない視点だ。地理的に近い九州では福岡市のほか、長崎市や鹿児島市も誘致合戦を展開する。

 こうした中、アジアの玄関口を自負する福岡市は08年8月、来春の九州新幹線全線開通をにらみ、熊本、鹿児島両市と「縦軸」の観光連携をスタート。さらに今秋、佐賀、長崎両県の4市と「横軸」の協力も約束した。年内には九州各自治体との連携を強める専門部署「都市交流推進室」を新設し、情報の窓口も一本化する計画だ。

 国境を超え、韓国・釜山市との「超広域経済圏」形成も計画。福岡市は9月、独自の規制緩和や税制優遇策を盛り込んだ「総合特区」構想を内閣官房に提出した。県も「福岡・アジア国際戦略特区」構想を既に国に提案しているが、市は独自に築いた釜山とのつながりを生かし、政府や民間を巻き込んだ取り組みにつなげる狙いだ。

 しかし、国内外からの観光客誘致は全国の都市が激しい競争を展開している。その中で「福岡市」をどうアピールし、リピーターを増やしていくのか。中長期を見据えた市の成長戦略は成功するのか。次の市長には大きな責任がのしかかる。

〔福岡都市圏版〕

1667チバQ:2010/10/29(金) 23:22:51
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101029ddlk40010278000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/4止 こども病院 /福岡
 ◇移転問題、再び争点に
 「こども病院は非常に古くて狭い。同じ敷地に建て替えるのでは駐車場も病室も広くはできない」。26日、福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)に出馬を予定する8氏全員が集まった討論会。吉田宏市長(54)は、こども病院を中央区から人工島(東区)へと移転する「必然性」をこう強調した。

 新人7氏は現行計画に「反対」の立場。元市議、荒木龍昇(58)▽団体職員、有馬精一(59)▽塾講師、飯野健二(49)▽元セミナー講師、内海昭徳(32)−−の4氏は現地建て替え。元佐賀市長の木下敏之氏(50)は、現地と九大医学部敷地(東区)の2案▽元市教育長の植木とみ子氏(61)は現病院を残し、高度医療機能を人工島の新病院に移す分割案を示している。一方、計画推進の立場から「ゼロベースからの見直し」に転じた元民放アナウンサー、高島宗一郎氏(35)は「半年かけて検証する」としている。

   ■

 こども病院は全国に29しかないこども病院(小児医療専門機関)の一つだ。心臓血管外科手術は年間443件(09年度)と全国トップ級。年間外来数(同)は延べ6万7474人で、市外からが4割を超える。

 開院30年。建物の老朽化が進み、最新の医療機器を導入するのには手狭となった。保育器や人工呼吸器がひしめく治療室。そのすき間をぬうように看護師らが動き回る。駐車場は常に満杯だ。

 吉田市長は前回(06年)、移転計画の見直しを訴えて初当選。だが、庁内での検討結果を踏まえ、これまで規定路線だった「こども病院と市民病院の統合移転」をやめ、こども病院の単独移転にかじを切った。08年夏、人工島移転を正式決定。民間資本などを活用する「PFI」を用いた整備方針も決めた。病院用地(3・5ヘクタール)は既に購入。設計・建設業者の選定をはじめ、14年春の開院に向けて準備が進む。

 だが、課題も残る。市が新病院の目標に掲げた病床数は260。だが、県は現時点で233床しか認めておらず、市議会内には「このままではスケールメリットが生かせず、収支に影響するのでは」との懸念も。高速道路の延伸など、人工島そのものが抱える「交通アクセス」問題も具体的なめどはまだだ。

 こうした中、争点の一つとして再浮上したこども病院移転問題。告示を目前に、前哨戦は熱を帯びている。=おわり=(この連載は、鈴木美穂、門田陽介が担当しました)

〔福岡都市圏版〕

1668チバQ:2010/10/29(金) 23:23:59
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101014/20101014_0001.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<1>子育て
2010年10月14日 11:40  ■厳しさを増す“保活”



福岡市で10月から始まった「家庭的保育室」。待機児童解消策の一つとして期待されるが、総定員はまだ15人にとどまっている 潮の香りが届く住宅街のマンションの一室。保育士の田代久美子さん(60)と遊んでいた坂本はなちゃん(2)が、玄関に向かって元気よく駆けだした。迎えに来た母親の礼子さん(33)に飛び付くと、「ママ、どんぐり」。その日の散歩で拾った木の実を、うれしそうに差し出した。

 福岡市西区小戸に1日開所した「家庭的保育室」。市が10月から始めた、自宅やアパートなどで少人数の乳幼児を預かる事業(保育ママ)だ。定員5人。「子どもへの目が行き届いている感じがして、安心します」。坂本さんは笑顔を見せた。

 坂本さんの家族は母子家庭。10月で美容専門学校の職業訓練コースを終えて新しく働き始める予定で、4月から保育所を探していた。ところが、認可保育所はどこも満員。「月に数万円は割高な感じ」(坂本さん)という認可外保育所の保育料では負担が大きい。途方に暮れていたときに、区から家庭的保育室を紹介された。「生活できなくなるのでは、とずっと心配だった。これで不安なく働けます」と話す。

   ■   ■

 福岡市で認可保育所の入所を待つ「待機児童」の数は8月1日時点で595人と九州の市町村で最多。不況で共働き世帯が増えていることや、若い世代が多く出生率が高いことなどが影響しているとみられる。

 市は本年度「新待機児童解消プラン」をスタート。2013年度までに市内の認可保育所の総定員(4月現在約2万4千人)を2200人増やし、14年度当初に待機児童をゼロにする作戦だ。

 初めて取り組む保育ママ事業もその一環。ただ、今のところ開所は3施設のみで総定員は15人。狭き門は変わらない。

 小戸の保育室から600メートルほどの場所にある認可保育所の内浜保育園。10月に入り、ほぼ毎日見学者が訪れる。来春の入所申し込みに向けた見学だという。「申込書の配布が始まる11月以降はもっと増える」と川崎麻里園長。園は今春、定員を30人増やしたが既にいっぱい。「入れる保育園を探す“保活”はどんどん厳しくなっています」

   ■   ■

 「ちゃんと仕事に復帰できるか不安です」。西区の中学校教員、浦本洋子さん(34)も「保活中」の一人だ。長男(1)を出産し、育児休業中。来年3月に休業が終わるが、自宅の近くでは二つの認可保育所に加え、認可外まで空きは無かった。長崎出身の浦本さん。「福岡は暮らしやすくて好きだけど、保育所の問題は何とかしてほしい」と訴える。

 市はこれまでも認可保育所の新設や増設を促しており、06―09年度にかけて総定員は約1300人増えた。しかし、申込者数の伸びが定員の増加を上回る状態が続く。

 新プランでは、保育所の需要は13年度がピークと予測する。ただ、待機児童数には認可外保育所の利用者などは含まれておらず「潜在的な入所希望者は読めない」(市保育課)という。「できる限りの手法を用いて地道に解消に努めるしかない」と市子育て支援課の山本和弘課長(55)は話すが、プラン通りに目標達成できるのか、見通しははっきりとしない。

   ◇   ◇

 福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)まで残り1カ月に迫った。140万都市の「暮らし」の足元で、何が起きているのか。子育てや住民自治、高齢化への対応など、県都の主な課題を探った。


=2010/10/13付 西日本新聞朝刊=

1669チバQ:2010/10/29(金) 23:24:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101014/20101014_0002.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<2>住民自治
2010年10月14日 11:42  ■担い手不足、無関心も



賃貸マンションの郵便受けに、国勢調査の調査票提出を再度呼びかけるチラシを配る調査員=9日午後、福岡市 「会えても、名前さえ教えてくれない人が珍しくないですね」。5年に1度の国勢調査を目前にした9月下旬、福岡市西部の市街地で賃貸マンション3棟を受け持った女性調査員(46)は、深いため息をついた。

 オートロックの“壁”は高く、居留守はざら。単身比率が特に高い130世帯超が入居する1棟は、調査票の配布状況を記した一覧表の半分以上が空白だった。3回訪ねて接触できず、やむを得ず郵便受けに入れた世帯を指す。「このマンションは自治会に入っているが、入居者との意思疎通が難しく、どこに誰が住んでいるか見えない。地域行事への参加もほとんどありません」と地元の自治会長。

 昨年の調査では、市内全体で集合住宅1094棟が、自治会・町内会に加入もしていなかった。加えて、転勤・転出入が常態化し、自治の担い手の高齢化と後継者不足が深刻。年間約90世帯が入れ替わるという姪浜小(西区)では、昨年発足した父親グループ「おやじの会」の初代会長が、既に転勤となった。

   ■   ■

 市は2004年度、小学校区単位で、町内会・自治会と交通安全、スポーツなどの各種団体をとりまとめた自治協議会制度を導入した。縦割りだった補助金は一括して自治協に入れ、地域の実情に合わせて自由に使えるようにした。現在、市内149校区・地区のうち、146の自治協が各区に登録されている。全国の自治体から「先進的」と視察が相次ぐが、郊外部ではほころびも垣間見える。

 「住民に一番不幸な結果になっているんですが…」。東区の八田校区自治協の吉永幸子会長(69)の悩みは深い。同自治協は09年5月、市内で初めて分裂した。

 4年前の発足時に新たに加わった町内会に対する支援などをめぐり、6町内会が「脱退届」を提出。一括補助金は、校区の自治会・町内会の約8割加入が条件のため、自治協は区登録から外れ、年約320万円の交付がストップした。町内会費などの自主財源ではまかなえず、子どもからお年寄りまで約1千人が集う校区全体の夏祭りや体育祭は取りやめになった。

 自治協と、6町内会などによる自治連合会の二つの任意団体が併存する八田校区。東区地域支援課は「地域の話に直接介入はできない」との立場で、両団体は一つになる道を模索しているとそれぞれ言うが、見通しは立っていない。自治協幹部は「日常生活に大きな支障がないからか、住民の関心が低い」と漏らす。

   ■   ■

 自治協制度の導入により、地域と市との位置付けは「対等なパートナー」になった。住民の自治活動への参加促進などの課題について、市は市民フォーラムなどを開いてきたが、「成功している自治会・町内会の事例を冊子にして情報提供するなど、地域支援の方法をさらに探っていく必要がある」(市コミュニティ推進課)と、地域との関係も含めてまだ試行錯誤の段階だ。

 市地域活動アドバイザーで市NPO・ボランティア交流センター長の十時裕氏(58)は、市に「上から目線」が残っていないかを問う。「地域のニーズは多様化している。まずは現場に入って耳を澄ませてほしい」

=2010/10/14付 西日本新聞朝刊=

1670チバQ:2010/10/29(金) 23:24:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101015/20101015_0002.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<3>高齢化
2010年10月15日 17:12  ■安住の場所はどこに



1人暮らしのお年寄りが増えている福岡市。「地域福祉は限界にきている」との声も聞かれる 小学校に近い住宅街の一角。一戸建てに住む女性(73)=福岡市東区=は夫に先立たれ、97歳の母親と向き合う日々だ。母親は「ほぼ全面的な介護が必要な状態」とされる要介護度3。隔週でショートステイを利用するとき以外は、女性が1人で世話をしている。

 「母は足が悪くて、すぐ転ぶ。目が離せないんですよ」。そう言って気丈にほほ笑む女性にも持病がある。十数年前から糖尿病を患い、1日4回のインスリン注射が必要だ。大腸にがんが見つかり、6月に手術を受けた。ほかの器官へ転移した可能性があり、抗がん剤を服用している。その副作用で体もだるい。

 「介護は家族の務めだし、母は幸せであってほしい。でも正直、きついんです」。笑顔が消え、目から涙がこぼれた。

 女性は7年前、近くの特別養護老人ホーム(特養)に母親の入居を申し込んだ。73人の定員はいっぱいで、入居待ちの順番は250番目ぐらいだった。「きっと母は死ぬまで入居できませんね」。女性は視線を落とした。

   ■   ■

 高齢者福祉施設のうち特養は、介護が常時必要なのに在宅で介護を受けられない人が入居できる「介護の最後のとりで」。市内に46施設あり、約3500人が入居する。一方で4月現在の待機者は、前年同期に比べ681人増の約7500人。

 市は整備費補助などで、特養の新築や既存施設の定員増を民間事業者に促して総定員数の拡大を図っているが、昨年度末までの1年間で増加はわずかに80人分。需要増に追いつかない。

 独居老人の数も増えている。前回の2005年国勢調査で約4万6千人。5年前に比べ2割以上アップした。

 地域でのお年寄りの見守り役を担っているのが約2300人の民生委員。だが、市地域福祉課によると、高齢者の孤独死は、市内で年間約200件に上るという。

   ■   ■

 天神地区に歩いて10分ほどの分譲マンションで暮らす女性(84)は二十数年前に夫に先立たれ、4LDKに1人で暮らす。「住み慣れているから、離れたくはないの」。マンションのほとんどの住民とは付き合いがないが、古くからの知人が別の階に住み、何かあれば助けてくれる。

 不安はある。6月に天神の百貨店内のエレベーターで意識を失い、気づくと病院のベッドにいた。原因は糖尿病だった。

 「食事管理をちゃんとすれば1人で大丈夫だと思って」。約3週間の入院後にマンションに戻ったものの、朝、目覚めたときに「生きているわよね」と、ほっとする。

 65歳以上の高齢者の割合を示す高齢化率は05年国勢調査で15%(約21万3千人)。5年前の同調査時より2ポイント上昇した。「30年に65歳以上人口は36万4千人、高齢化率は23%になる」との推計もある。「マンションで暮らすお年寄りも増えてます。集合住宅には訪問しにくいところもあり、そんなケースでは私らにも生活の様子はうかがい知れません」と城南区で老人会長を務める長門祝一さん(84)。

 NPO法人「独居老人支援の会」(福岡市)の田中重幸理事長は「地域で支える福祉は限界にきている」と行政に向けて警鐘を鳴らした。

=2010/10/15付 西日本新聞朝刊=

1671チバQ:2010/10/29(金) 23:26:02
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101016/20101016_0001.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<4>安全
2010年10月16日 12:23  ■地域の連携どう紡ぐ



児童の下校時間に合わせてパトロールする西高宮校区ミニパト隊。「気を付けて帰ってね」と笑顔を向ける 午後3時すぎ、福岡市南区の閑静な住宅街。青色回転灯をつけたパトロールカー(青パト)が通りかかると、下校中の小学生たちが一斉に手を振った。「みんな、気を付けて帰ってね。寄り道したらいかんよー」。西高宮校区ミニパト隊隊長の橋田文也さん(73)は車の窓ガラスを開け、笑顔で声をかけた。

 西高宮小校区で青パトの運行が始まったのは2006年4月。学校に脅迫状が送り付けられたのがきっかけだ。当初6人だったミニパト隊も、今や登録数は213人。2人1組になり、下校時を中心に毎日2―3回、校区を1時間かけて巡回する。走行距離は2万8千キロを超えた。

 仕事を終えてハンドルを握った吉浦瑞乃さん(44)は「月に1回順番が回ってくるけど、負担感はない。子どもの笑顔がうれしい」。橋田さんも「地域の子どもは地域で守る。青パトが懸け橋になって、住民の防犯意識が高まってきた」と活動の手応えを語る。

   ■   ■

 福岡市は「安全な街」とは言い難いのが現状だ。09年の刑法犯認知件数は2万9302件で、人口千人当たりの件数は19政令市でワースト5位。それでも、青パトによる巡回が普及し始めた04年以降に急減し、ピーク時の半分程度にまで回復した。西高宮小校区も青パトの導入後、街頭犯罪は半分以下に減った。

 「住民による防犯ボランティア活動が犯罪抑止につながっている」と市生活安全課はみる。行政も資金援助に乗り出し、福岡市は本年度から、青パトの車検費用を10万円を上限に助成する制度を創設。市税である軽自動車税も減免した。

 ただ、都心部などの一部地域では、防犯ボランティアの担い手不足という新たな課題も生じている。橋田さんは「パトロール活動を長く続けるためには、いかに『地域のきずな』を強くできるかがカギ。地域行事を通じて住民の結束を強めることが重要」と話す。

   ■   ■

 若者でにぎわう福岡市の中心街・大名。07年ごろまで路地裏は、店舗のシャッターや電柱、自販機に至るまで「落書き」であふれていた。落書きは、監視の目が行き届いていないことを示し、犯罪を誘発する。街頭犯罪は大名小校区で年間500件以上も発生した。

 地域住民が立ち上がり、07年7月に「大名落書き消したい(隊)」を結成。300カ所以上をきれいにすると犯罪は目に見えて減ったが、「都心部のマンションには単身世帯が多く、住民の協力には限界があった」と隊長の藤木敏一さん(61)は振り返る。

 藤木さんが着目したのは企業との連携。百貨店など校区内の企業を一軒一軒回り、ボランティア派遣への協力を求めた。月1回の活動が定着すると、毎回約30人のボランティアが集まるようになり「異業種交流みたいで楽しい」という若者も現れた。

 「無関心」との戦いともいわれる防犯ボランティア活動。行政に求められる役割は資金援助だけではない。「担い手不足の不安は尽きない。市の職員はもっと地域に出て、人と人をつなぐ“橋渡し役”を担ってほしい」(藤木さん)。ボランティアたちの切なる願いだ。

=2010/10/16付 西日本新聞朝刊=

1672チバQ:2010/10/29(金) 23:27:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101017/20101017_0003.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<5完>国際化
2010年10月17日 15:54  ■真の隣人なれる日は
 
 「髪は?」「重い!」「違うよ、長ーい!」



地域に住む多くの外国人が訪れる「親子日本語教室よるとも会」。市民がボランティアで支えている=福岡市東区 毎週木曜日の夜、マンションに囲まれた福岡市東区の香椎浜小学校の一室に、片言の日本語が飛び交う。在住外国人向けに開かれる「親子日本語教室よるとも会」だ。この日は中国や韓国、ペルー人の親子ら約10人が参加。先生は住民たち。外国人に地域社会に溶け込んでもらうのが狙いだ。

 香椎浜小校区は、約2300世帯のうち外国人世帯が1割に上る。20カ国以上から来日した人たちが多様な文化、宗教、習慣を背景にコミュニティーをつくる。このため当初はトラブルも頻発。「変なごみを大量に出す」「駐車違反の車に移動を頼んでも聞かない」…。苦情が相次いだ。

 よるとも会は、英会話教室を開いていた代表の古賀美津子さん(42)を中心に発足した。活動を始めて7年。相互理解が進み、トラブルは減ったという。「10、20年後はもっと外国人が増える。私たちが行動して関係をつくっていくしかない」と古賀さんは語る。

   ■   ■

 福岡市の外国人登録者数は年々増加し、登録人口は2009年9月末で2万2943人。10年前の1・6倍に増え、人口に占める割合は1・6%になった。市国際課によると、そのうち中国人が1万1693人でトップ。韓国人が続く。他都市と比べて留学生の比率が高いのが特徴だ。

 「アジアの拠点都市」を掲げる福岡市は、在住外国人向けの日本語教室開催(5カ所)や、14の言語に対応できる語学ボランティア(約80人)を学校やイベントに派遣する事業を実施。国も外国人の子どもが多い市内14カ所の小中学校に「日本語指導教室」を設け、専任教員を置くなどの対策を取っている。

 ただ、「行政だけでは十分に対応できない」(市国際課)のが現実。それを補っているのが「よるとも会」のような市民の力で、住民ボランティア主催の日本語教室は市が把握するだけで約40に上る。「こうした市民との関係強化が不可欠。しっかり連携する仕組みを早くつくりたい」と永浦洋彦国際課長は言う。

   ■   ■

 既に官民連携で、言葉の壁を乗り越えようとする試みも。医療分野だ。

 福岡市西区で暮らす中国人の主婦欧暁霖(おうぎょうりん)さん(28)は9月下旬、のどが痛くて近くの病院を受診した。内視鏡検査を受けたが、専門用語が分からず、原因が胃酸の逆流だと分かるまで、しばらく説明を聞き続けなければならなかった。「もう少しなんとかならないものでしょうか」

 こうした声を受け、市は昨年度、市立2病院の窓口に中韓英の診察申込書を置いた。本年度から、医療関係者に語学を教える市民グループ「福岡医療外国語研究会」の活動支援も始めた。会代表の熊井善一さん(75)は「生活する外国人に目が向いてきた」と語る。

 外国人の日本語学習に詳しい東京学芸大の吉谷武志教授(異文化間教育学)は、観光面などでアジアとの連携強化を進める市に、こう助言する。「真の国際化は、地域に住む外国人を日本人と変わらない存在としてどう支えられるかにかかっている」

   =おわり




=2010/10/17付 西日本新聞朝刊=

1673チバQ:2010/10/29(金) 23:28:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101017/20101017_0002.shtml
【2010混戦福岡市長選】人工島問題 論議は低調
2010年10月17日 15:40 ■土地売却 不況下、見えぬ打開策

 8人が立候補を予定する福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)で、福岡市の大型プロジェクトである人工島(アイランドシティ、東区)事業をめぐる論戦が低調だ。売れ残った土地の売却は喫緊の課題だが、候補予定者たちの公約の多くは中長期的なビジョン。景気低迷の中、いかに土地を売るかの有効な打開策は見えてこない。

 12日の市議会決算特別委員会。人工島事業への意気込みを問われた現職の吉田宏氏(54)=民主推薦=は「(2008年秋の)リーマン・ショック後は厳しい局面が続いているが、何としてもやり遂げ、市民の財産にしたい」と強調した。

 「厳しい局面」なのは売れ残っている土地の処分だ。世界同時不況の影響を受け、資金調達難から人工島への進出を断念する企業が続出。07年度まではほぼ計画通りだった土地の売却(市工区分)は08、09年度はゼロ。収入不足分を基金(貯金)の取り崩しで穴埋めしたため、07年度末に110億円あった港湾関連の基金は09年度末には43億円に減った。

 さらに4年後の14年度には、経営危機に陥った第三セクター・博多港開発の救済のために、市が同開発から買い取った約95ヘクタール(埋め立て権)の元金償還など約455億円の返済が待ち受ける。市関係者も「いざとなれば借金の借り換えなどの選択肢はあるが、とにかく頑張って土地を売るだけ」と妙案はない。

 新人の立候補予定者たちからも、目前に迫る土地売却への対応策は聞かれない。元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)は「長期ビジョンに立ったまちづくりが必要」と主張。前市教育長の植木とみ子氏(61)は「売り急ぐ必要はない。(医療特区申請など)見直しを重ねながら粛々と進める」と述べるにとどめる。

 元佐賀市長の木下敏之氏(50)は「何十年にもわたって土地を売却しないと、借金を返せないという全体像をまず市民に情報公開したい」とした上で、「買いたくなる魅力的な土地」にするための環境整備がまず先決との立場。鉄軌道の導入などを訴える。

 これに対し、西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)=共産推薦=は「人工島事業は毎年100億円を注ぎ込む最大の無駄遣い」として残り3割の埋め立ての中止を主張。元市議の荒木龍昇氏(58)も埋め立てをやめ、湿地を保全するとしている。

    ×      ×

 ▼人工島事業 福岡市と第三セクター・博多港開発、国が港湾施設や住宅、新産業の集積拠点などとして博多湾に整備を進めている。1994年着工で、完成予定は2027年度。総面積401ヘクタール、総事業費3940億円。市の持ち分である市工区の場合、市が起債(借金)して埋め立てやコンテナ集積場の整備を行い、その土地の売却や施設使用料で借金を返す。現在、事業全体の71%が埋め立てを終え、うち市工区(185・2ヘクタール)で売却されたのは計画(15・7ヘクタール)の約6割にとどまる9・3ヘクタール。09年度決算での起債残高は約1030億円。


=2010/10/17付 西日本新聞朝刊=

1674チバQ:2010/10/29(金) 23:29:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101018/20101018_0002.shtml
【2010混戦福岡市長選】財政再建で対立鮮明 公開討論会
2010年10月18日 12:08  任期満了に伴い、31日に告示される福岡市長選(11月14日投開票)を前に、立候補予定者の8人全員による公開討論会が17日、同市中央区の福岡市民会館であり、約150人が参加した。再選を目指す現職の吉田宏氏(54)が1期目の成果として「借金残高を1200億円以上減らした」と強調したのに対し、新人7人は「公約を守っていない」「不況下は公共投資を優先すべきだ」などと批判。財政再建をめぐる路線の違いが浮き彫りになった。

 討論会は「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州」が主催。吉田氏のほか、西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)、元福岡市議の荒木龍昇氏(58)、塾講師の飯野健二氏(49)、前市教育長の植木とみ子氏(61)、元会社員の内海昭徳氏(32)、元佐賀市長の木下敏之氏(50)、元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)が出席した。

 吉田氏はこの4年間について「就任時には2兆6千億円の借金があったが、身の丈を超えた公共工事を整理し、借金残高を1200億円以上削減した」と財政再建の実績を強調した。木下氏は「デフレの時期は市役所の借金減らしより公共投資を優先すべきだ」と真っ向から反論。高島氏も「借金を返すだけでは意味がない。チャレンジや投資が必要」と述べ、路線の違いを示した。

 一方、九州の人口が減少する中で、地域浮揚をどう図るかという市の成長戦略について、吉田氏は「韓国釜山市と連携して中国のクルーズ船誘致を図った」とアジアの活力を取り込む重要性を強調。植木氏は「集客交流都市として観光を2兆円産業にする」とし、木下氏は「法人住民税を減税して企業のアジア統括本部を誘致する」と訴えた。高島氏は「リーダーの発信力こそが重要だ」とアピールした。


=2010/10/18付 西日本新聞朝刊=

1675チバQ:2010/10/29(金) 23:30:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101026/20101026_0002.shtml
【決戦前夜 2010福岡市長選】<上>選択 問われる政治家の言葉
2010年10月27日 13:03
駅前でつじ立ちし乗降客と握手を交わす吉田宏氏=25日午前7時45分、福岡市南区の西鉄井尻駅前 現職の吉田宏を支援している男性(27)は、一瞬絶句した。

 22日、福岡市内の飲食店。知人たちとテーブルを囲み、資料を広げて「財政再建の道筋を付けた」と吉田の実績をアピールすると、1人が口をはさんだ。「でもイメージ悪いよ。公約を翻しちゃったでしょ」

 こども病院問題−。吉田陣営にとって、避けては通れない課題だ。4年前の市長選。吉田は人工島移転の「見直し」を掲げて初当選した。1年8カ月後、「ゼロベースから検証・検討した結果」として、結局は人工島移転推進を決定した。

 「最後の最後まで、現在地(中央区)で建て替えができないか考えた。でも、医療水準を上げ、療養環境を整えるには人工島しかなかった」。吉田は説明するものの、「決定理由が明確でない」との不満は市民に今もくすぶる。

      ◇

 吉田の歩みは、民主党のそれと重なる。

 民主党の推薦を得て、4年前の前回市長選で自民党が推した前市長の3選を阻んだ。16日に応援に駆けつけた野田佳彦財務相は吉田を持ち上げた。「昨年の歴史的な政権交代に向けて歯車を回すきっかけになった。民主党の恩人だ」

 だが、政治基盤の弱さは否めない。福岡市議会(定数63)で吉田を支える与党・民主党はわずか10人。最大会派の自民党(19人)を中心に否決・修正された「肝いり」の議案は3件に上る。こども病院の移転決定も、公約と現実のはざまで「苦渋の決断を迫られた結果だ。嫌われ役を引き受けてくれた」と民主市議は擁護する。

 民主党政権もまた、米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設問題などで迷走した。「市長も民主党も“前の政権”との違いを出すため、練られていない公約を掲げた」と市幹部は語る。

      ◇

 「私は約束を破りません」。吉田に挑む新人7人のうち1人は街頭演説をこう締めくくる。公約を掲載したビラに「約束を守ります」とのキャッチフレーズを入れた新人もいる。

 候補予定者の公開討論会では新人から「公約違反」などとの批判が続き、出席した吉田は17日、周囲に「集中砲火を浴びた」とこぼした。吉田の人工島移転決定は、政治家に言葉の重みをどこまで求めるかという点で、選挙の焦点の一つに浮上している。

 菅直人改造内閣の発足後、初の国政選挙となった24日の衆院北海道5区補選で、自民党の候補が圧勝した。尖閣諸島の漁船衝突事件や「政治とカネ」の問題など民主党に逆風も吹く。「国政と市長選は違う。こちらは負けられない」。陣営幹部は語気を強める。

 25日早朝。小雨をついて、西鉄井尻駅前(南区)に立った吉田は、通勤客の列にあいさつを繰り返した。9月末から、土日を除いて毎日続ける朝のつじ立ちだ。

 「ちゃんと説明すれば、吉田の思いは分かってくれるはず」と傍らに立つ民主市議。通り過ぎる人が多い中、「応援しています」と握手を求めて来た女性の手を、吉田はしっかりと握り締めた。 (文中敬称略)

 ■ ■

 戦後最多の8人が立候補を予定する福岡市長選(11月14日投開票)の告示が31日に迫った。再選を目指す現職と、新人7人が激突する選挙戦の焦点は。無党派層はどう動くか。九州最大都市のかじ取り役を決める「決戦前夜」を描く。

1676チバQ:2010/10/29(金) 23:30:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101027/20101027_0004.shtml
【決戦前夜 2010福岡市長選】<中>攻防 統一選にらみ背水の陣
2010年10月27日 13:05
自民党福岡県連の街頭遊説カーでマイクを手に演説する高島宗一郎氏。右は太田誠一元農相=16日、福岡市早良区「私は情報発信のプロ。いま福岡市に欠けているのは発信力です」

 元アナウンサーの高島宗一郎は、会場を埋めた400人を前に、身ぶりを交えて訴えた。23日、福岡市中央区のホテルであった支援団体の総決起大会。壇上には、高島を擁立した自民市議ら10人以上が並び、こぶしを突き上げた。

 地元民放で朝の看板番組の「顔」を務めた高島。周りには自然と人の輪ができ、携帯電話での写真撮影にも笑顔で応じる。その光景はこの日、商店街を練り歩いたときにも再現された。

 「向こうから握手を求めてくる選挙なんて、初めてだ」。市議たちは目を丸くする。ただ、自民の一握りの幹部市議が主導した、急転直下の擁立劇に、「政治姿勢も知らされないうちに、『決めたから』と紹介された」(関係者)とのわだかまりは、消えていない。

     ◇

 8月下旬、表舞台に登場した高島は、企業経営者や元財務官僚に相次いで出馬打診を断られた自民市議団が、やっとたどりついた候補予定者。背景にあるのは、「地方でも政権交代」を狙う民主党への危機感だ。

 「来春の統一地方選は、政権与党として攻めの姿勢で地方議員を倍増させる」。民主党本部の選対委員長・渡辺周は9月27日、現職の吉田宏の推薦を約束した党県連の政治資金パーティーで気勢を上げた。福岡市長選は二大政党が党勢拡大をかけてぶつかり合う、重要な前哨戦なのだ。

 「もし誰も擁立できずに不戦敗を喫していたら、求心力を失い、自民党はガタガタになっていた」。市議の一人は、統一地方選が、独自候補を担ぎ上げる“テコ”になったことを認める。

 今月、自民市議に異例の「誓約書」が配られた。「党議・党方針に著しく違反する行為はしない」−。統一地方選公認を県連に申請する際、署名して提出しなければならないその文書は、陣営がなりふり構わぬ引き締め作戦で臨むことの宣言だ。

     ◇

 衆院北海道5区補選が投開票された24日。高島陣営の最高顧問に就いた元首相・麻生太郎は、事務所に乗り込み、ハッパをかけた。「8人も出るなんて前代未聞。現職に対する批判が強い証明ということだろ」

 だが、支援団体の推薦状が張られたボードには空きが目立つ。4年前の市長選で味方だった商工会議所、医師会、土木建設協力会などは吉田支援に回った。「これが野党の選挙か…」。選対幹部は、昨年の総選挙での大敗で、市内に衆院議員が誰もいない状況を「焼け野原だ」とこぼす。

 25日の公約発表記者会見。高島は突然、こども病院の人工島移転を「白紙から再検討する」と宣言した。自民党市議団は移転推進の立場。主要政策で異なる公約を掲げた候補予定者を支援することを意味する。

 翌26日朝。急きょ対応を協議し、「大きな異論は出なかった」とすんなり支援継続を決めた自民党。「高島はわれわれを軽視している」。一部の市議にたまるマグマと、政策の矛盾を抱えたまま突き進むその先に、統一地方選が控えている。 (文中敬称略)

1677チバQ:2010/10/29(金) 23:30:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101028/20101028_0001.shtml
【決戦前夜 2010福岡市長選】<下>模索 見えない都市の「民意」
2010年10月28日 14:36
自転車で街頭活動をする元佐賀市長の木下敏之氏=25日午後、福岡市中央区 1日9時間、ペダルをこぐこともある。脚はパンパンに腫れる。

 26日夕、元佐賀市長の木下敏之は「事業仕分け人」のたすきを掛け、オレンジ色の旗を立てた自転車3台を連ねて、福岡市・天神を回った。市内に地盤を持たない木下にとって、多くの人に会える自転車街宣は最も力を入れている活動だ。

 「演説を聞いてくれなくても、名前の一部や色が脳裏に残ればいい。報道などを通じて『あっ、木下って自転車に乗っていた』と像を結んでくれれば」。陣営幹部は祈るような口調で語る。

 木下が市長選への出馬を決めたのは、「140万人の大都市ならば、地域とつながりがなくても、実績と政策で勝負できる」(関係者)と踏んだからだ。
 わざと拡声器のボリュームを下げ、通行人に演説内容を聞かせる街頭宣伝。本人が出向き政策を語るミニ集会。インターネットの活用−。有権者の4割とも言われる無党派層に、手が届くようにと工夫を重ねる。

 しかし、と陣営幹部は言う。「投票にどれだけ結び付くのか、まったく見当がつかない」

     ◇



学生が開いた勉強会で話す植木とみ子氏=25日午後、福岡市中央区 転勤族が多く、1年で人口の1割前後が流出入する福岡市。政党の推薦はないまま臨む前福岡市教育長の植木とみ子もまた、同じような悩みを抱えている。

 26日夜、植木の自宅近くにある後援会連絡所に支援者約10人が集まった。テーマは、集会で「地元出身」をいかに売り込むか。「経歴紹介の映像を流そう」「キャッチフレーズを模造紙に書いてめくってみたら」

 決定打はなかなか見つからない上に、陣営の一人は「地元出身ということが、どこまで強みになるか分からない」と悩む。「都市基盤もある程度整備され、しっかりした福岡。こうした成熟した街で、何を訴えればいいのか。福祉など暮らしの充実は誰もが主張し、違いは出にくい」

 戦後最多の8人が名乗りを上げた市長選。西日本新聞社が21―24日に行った電話世論調査(200人)では、市長選に関心がある有権者は75%に上った。だが、陣営側からは「市民に熱気はなく、盛り上がっていない」との声も上がる。

     ◇

 8人全員が初めてそろった17日の公開討論会。350席ある会場は4割しか埋まらなかった。「他都市では1500人、2千人の会場が満杯になる。候補予定者は(原因を)よく考えてほしい」。コメンテーターを務めた早大大学院教授・北川正恭は苦言を呈した。

 候補予定者の「違い」を探ろうと、26日に別の討論会を企画した「政治が気になるふくおか女性の会」代表の川口道子も「今後、街に何が必要だと考えているのか、候補予定者が話した内容だけでは伝わらなかった」と満足感はない。

 「福岡市には一見、差し迫った問題がないように見えるが、高齢化や経済の停滞などが表面化していないだけだ」。市民団体「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州」代表の神吉(かんき)信之は警鐘を鳴らす。「具体策が見えない候補予定者たちと、待ちの姿勢の有権者。選挙戦で双方の距離がどこまで縮まるか」

 選択の日が間近に迫っている。 (文中敬称略)

1678チバQ:2010/10/30(土) 08:32:09
現実的です
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101029-OYT8T00958.htm
CNPが候補擁立断念へ
関係者「勝てる公算小さく」
 次期知事選(12月26日投開票)に関し、民主、社民両党県連や連合宮崎などでつくる非自民の団体「CNP会議」が、独自候補の擁立を断念する見通しであることが29日、分かった。

 知事選を巡っては、前副知事の河野俊嗣氏(46)がこれまでに立候補を表明。CNP会議は30日に会合を開いて知事選対応を協議するが、距離を置く自民党県連が河野氏への協力を決めていることから、CNP会議としての河野氏支援が実現するか否かは微妙な情勢だ。

 CNP会議は、河野氏が出馬表明した後の18日、「県民に選択肢を示すことが大事」などとして、河野氏以外の候補の擁立を前向きに検討することを決定。会議を構成する6団体がそれぞれに人選し、30日の会合で調整することにしていた。

 しかし、複数のCNP関係者によると、6団体のいずれも具体的な候補者を選定するには至らなかったという。〈1〉検討期間が短く、適切な人材を見いだせなかった〈2〉仮に候補を擁立しても、選挙日程が迫っており、短期間で県民に十分な浸透を図ることが難しい――ことなどが理由。

 あるCNP関係者は「河野氏は人気の高い東国原氏の事実上の継承者として見なされている。我々が仮に別の候補を擁立しても、河野氏に勝てる公算は大きくないと考えた」と話した。

(2010年10月30日 読売新聞)

1679チバQ:2010/10/30(土) 15:53:25
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001010300001
自民2県議不適切処理/使途基準見直しへ
2010年10月30日

県議会の自民党会派に所属する近藤和義議員(76)=由布市区=と井上伸史議員(63)=日田市区=が、2009年度の政務調査費で賄った視察の宿泊代に関し、不適切な処理をしていることが29日、両議員らへの取材でわかった。県議会では、政調費を使った視察の報告書をインターネットサイトから盗用する問題も発覚しており、同党会派は使途基準を見直す方向で調整を始めた。


 近藤議員の収支報告書などによると、子牛取引の調査目的で昨年10月27〜28日に鹿児島県曽於市の曽於中央家畜市場を視察。隣接する宮崎県都城市のビジネスホテルに宿泊し、代金1万4500円のうち、政調費から上限の1万3700円を支出した。


 報告書では議員自身が視察したことになっているが、実際は、外せない別の用事が入ったため事務所の男性職員2人が市場を視察。宿泊代は1人1泊3700円だったが、ホテル外で購入した食事代も加えていた。近藤議員は「職員2人は経費を安くしようと食事なしのホテルを選んだようだが、不適切な部分は私に監督責任があり申し訳ない」と話し、政調費を返還する意向だ。


 井上議員の収支報告書では、今年3月6日に木材市場調査のため日田市のホテルに2人で泊まったとして、計1万9500円の領収書を添付。うち1人分の9750円を政調費として支出した。一方、ホテル側の説明によると、当日は井上議員を含め4人が宿泊し、議員を除く3人分の代金として領収書を作成、1人分の宿泊代は6500円だとしている。


 井上議員によると市場は韓国業者3人と視察し、業者の宿泊代の一部を政調費から支出しようと考えたという。領収書の人数と実際の人数が異なる点については「多く請求したわけではなく、少ないのだからいいかなと、特に気にしなかった」と話している。


 これらの処理について、県議会事務局は「必ずしも規則に反しない」と説明する。政務調査費の目的の一つは情報収集で、視察は議員本人でなければならない規定はなく「視察が政務調査にあたるかは一義的に各会派が判断する。これまでにも代行させた事例はあった」という。


 また、ホテルの宿泊代に食事代を上乗せした処理も「宿泊費上限は宿泊料金のほか夕食代や朝食代を含んで積算されており食費の請求は可能」との立場だ。


 ただ、政調費に関する問題が相次いでいることから、同党の古手川茂樹議員会長は「報告書の正確性を高めるとともに、より議員活動の実態に沿うようにする必要がある」と使途基準の見直しに言及。来月にも会派の議員総会を開いて、基準の再検討に入る考えを示した。他会派へも安部省祐議長を通じて見直しを呼びかけるという。

1680チバQ:2010/10/30(土) 23:43:06
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101030ddlk45010661000c.html
知事選みやざき:河野氏支援の動き活発化 水面下では複数出馬意欲 /宮崎
 東国原英夫知事の事実上の後継者である河野氏を支援する動きが活発化し始めた。日南市では、まちおこしグループメンバーらが勝手連的に応援を始めた。JA宮崎グループや県漁連などは既に河野氏への「協力」を決定した。

 JAなど業界10団体で結成する県経済団体協議会は11月10日に対応を協議するが、十分な政策論議がないままの協力決定に対し、業界内部では異論の声もある。

 河野氏は現在も後援会を設立しておらず、日々の活動は知事後援会の手を借りている。「人の話に耳を貸さない」という知事批判が行政運営で側近だった河野氏に向かうこともあった。それでも支援する側は「旧態依然とした政治風土にだけは後戻りしたくない」という気持ちが強い。政党には県出身の官僚の擁立を模索する動きもあったが、クリーンなイメージのある河野氏を「無難」と評する声もある。

 一方、河野氏が広島県出身であることから「知事は宮崎出身者であるべき」との声も根強い。水面下では、再選後間もない現職参院議員や元国会議員、市長、元県議らが出馬に意欲を持っているとされ、なお流動的な要素がある。共産党県委員会も候補擁立を模索しているが、告示まで残された時間は限られている。

1681チバQ:2010/10/30(土) 23:44:08
>>1546
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101030ddlk45010666000c.html
政調費:自民会派4県議、韓国視察の飲食費の一部返還 /宮崎
 県議会会派の自民党所属の4議員が、今年1月の韓国視察旅行の飲酒を伴う食事会の際、県職員を含む部外者4人の飲食代を政務調査費で支払っていたとして28日、政調費収支報告書を訂正し、代金の一部2万7400円を県に返還した。

 視察には、県産材の輸出可能性を探るため17〜19日の日程で外山衛、外山三博、緒嶋雅晃、松村悟郎の4議員が出掛けた。現地では韓国人建築家らと意見交換した。

 4議員は18日夜、建築家ら計8人で食事をし、4万8000円の費用のうち4万円を政調費で支出した。また、翌19日の昼食代7400円の領収証には、ビール3本分(約840円)が含まれていた。

 政調費の使途基準マニュアルは、県議の宿泊費に夕食費を含めることを認めているが、部外者に関する規定はなく、アルコールへの支出はできない。

 自民会派は誤解を招いたとして、夕食の際の部外者の飲食代とビール代を含む昼食代を返還した。緒嶋議員は「誤解を受け返還することにした。今後は気をつけたい」と話している。【石田宗久】

1682チバQ:2010/10/31(日) 11:08:08
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-31_11609/
儀間市長が撤退表明 知事選「候補者擁立は終息」
政治 2010年10月31日 09時37分

(1時間30分前に更新)

 知事選に向け、国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員に出馬を要請していた「県民主役の知事選挙を実現する会」共同代表の儀間光男浦添市長らは30日、独自候補の擁立を断念、撤退を表明した。那覇市の下地氏後援会事務所で同氏と会談後、記者団に述べた。下地氏は儀間市長らに「出馬を断念する」と正式に伝えた。

 儀間氏は「下地氏以外に、それ以上にも下にも候補者はないので今回の候補者擁立は終息する」と説明。

 一方で保革の枠組みにとらわれず、政策本位で候補者を擁立する同グループの活動の今後については「引き続き勉強して研究し、次のチャンスをつくる。その間に候補者も準備したい」と継続する考えを強調した。

 下地氏は同日、後援会の会合で支持者約120人に出馬断念を報告。その後の記者会見で知事選への対応について「自主投票はない」と述べ、11月11日の告示までに現職の仲井真弘多氏、新人の伊波洋一氏のどちらを支援するか決める考えを示した。

 儀間市長のグループも告示までに対応を決めるが、米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真、伊波氏の政策と開きがあるため「(自主投票も)含めて仲間と相談する」と述べた。

1683チバQ:2010/10/31(日) 11:08:49
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-31_11608/
民主県連 知事選自主投票を正式決定
存在感に両陣営秋波 17議員の動向注視
政治 2010年10月31日 09時40分

(1時間28分前に更新)

 民主党県連は30日の役員会で、知事選の対応は自主投票とすることを正式決定した。昨年8月の衆院選で2人が当選、県内で勢力を拡大した県連の動向は選挙戦に影響を及ぼす。立候補を表明している現職の仲井真弘多氏(71)、新人の伊波洋一氏(58)の両陣営は、県連所属議員を注視している。(’10年県知事選取材班・平良吉弥)

 ただ、政府・党本部が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を推進しており、表立った支援は「県民の反発を招く」との声も。選挙戦が激しさを増すにつれ、議員の支援を取り付ける動きが活発化しそうだ。

 民主党は惨敗した7月の参院選全国比例で、県内では11万9千票を獲得。普天間移設問題をめぐる県民の強い反発もあり、政権交代を果たした昨年9月の衆院選比例の県内25万8千票から大幅に得票を減らしたものの、依然、一定の勢力を維持している。

 県連所属の国会議員、県議、市町議員は計17人。ほとんどの議員がこれまでの社民、社大など県政野党との関係から、伊波氏の支援に回る可能性が高い。

 しかし、党本部の岡田克也幹事長は28日の定例会見で、知事選の対応について「節度を持った対応ということが基本だ」とし、政府・党本部の方針に反する伊波氏を支援しないよう、やんわりとくぎを刺した。

 そのため、県連内には依然として「党本部の方針に背けば今後、圧力をかけられる可能性もある」と警戒する声もある。しかし、現時点では、7月の参院選で独自候補擁立をめぐる党本部からの圧力に比べ拘束は緩やかだとの受け止めだ。

■  ■  ■

 仲井真陣営の幹部は、安全保障政策で伊波氏の支持政党と民主は相いれないとの考え方を示した上で「一部労組や民主支持者の中には、革新政党が推す伊波氏は支援できないという声はある。自主投票では(県連が)表立った動きはできない」と、民主支持層に秋波を送る。

 一方、伊波陣営は、前回共闘を組んだ民主県連が自主投票になったことは「想定内」と強調するが、一部には支持に広がりを欠くとの懸念の声もある。

 陣営幹部は、伊波氏が県連に出した推薦依頼は認められていないものの「争点となる普天間移設問題の政策は、伊波氏の方が県連に近い。民主党の支持者も自民、公明の推す仲井真氏には投票しないだろう」と指摘。議員や民主支持者に働きかけを強める考えを示し、仲井真陣営の切り崩しに警戒感を強めている。

4区は伊波氏支援へ

 民主党県連(喜納昌吉代表)は30日の役員会で知事選への対応を協議し、独自候補の擁立を断念して自主投票で臨むことを正式に決めた。党本部も週明けの常任幹事会で自主投票を決める方針だ。

 知事選には現職の仲井真弘多氏(71)、前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)が立候補を表明している。民主県連所属議員17人の過半数が伊波氏の支援に回る見通しだ。

 新垣安弘幹事長、瑞慶覧長敏衆院議員ら7人が所属する4区総支部は同日夜に会合を開き、伊波氏の支援を事実上、表明した。ただ、欠席した新垣幹事長は「現時点では支持動向を決めていない」としている。

 喜納代表は役員会後の記者会見で「県連として中立なので(支援は)個人の判断に任せる。党本部も沖縄に関しては『干渉はしない』となっている」と述べ、所属議員の行動を拘束することはないと強調した。

1684チバQ:2010/10/31(日) 11:10:51
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201010300013.html
CNP会議「時間切れ」知事選擁立見送り 共産なお模索
2010年10月31日

 12月の知事選について、30日、統一候補の擁立の断念を確認したCNP会議。同会議は、民主党県連や社民党県連合、連合宮崎など非自民勢力の6団体で構成しており、個々の団体の独自候補の擁立も断念したという。同日現在で立候補を表明しているのは前副知事の河野俊嗣氏(46)のみで、自民党県連は河野氏への協力を決定。主な政党の中で、独自候補の擁立を模索しているのは、共産党県委員会だけになった。

 CNP会議の座長である連合宮崎の横山節夫会長によると、30日の会合では、各政党・団体から具体的な候補者名は挙がらなかった。今後、同会議外から立候補を表明する人が現れた場合に、対応を協議していくという。

 河野氏は、公認や推薦という形は取らないものの各政党・団体に協力を呼びかけており、CNP会議は、河野氏以外に立候補を表明する人が現れなかった場合には、河野氏の政策を吟味したうえで、11月18日に協力の是非を話し合うという。

 横山会長は「本来なら多くの選択肢があった方が望ましいが、選挙まで時間がない。候補者擁立に至らなかったのは残念」と述べた。

 民主党県連の川村秀三郎代表は「口蹄疫(こうていえき)の後で選挙どころではないという厭戦(えんせん)的な空気もある」と話し、社民党県連合の鳥飼謙二代表は「東国原(英夫)知事の不出馬表明の時期が遅く、候補者を立てる時間が制限された。知事の術中にはまってしまった」と苦々しい表情で話した。(松井望美)

1685チバQ:2010/10/31(日) 11:16:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/206878
福岡市長選31日告示 「民主VS自公」の構図
2010年10月31日 00:03
 任期満了に伴う福岡市長選は31日、告示される。11月14日の投開票日に向け、14日間の選挙戦が始まる。戦後最多の8人が無所属での立候補を予定しており、激しい論戦が予想される。

 立候補を予定するのは、再選を目指す現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)=共産推薦、元市議の荒木龍昇氏(58)、塾講師の飯野健二氏(49)、前市教育長の植木とみ子氏(61)、元人材育成会社講師の内海昭徳氏(32)、元佐賀市長の木下敏之氏(50)、元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)。

 民主、国民新、社民各党が支援する吉田氏と、自民、公明両党が支援する高島氏が激突する形で、事実上、国政と同じ「民主VS自公」の構図となっている。共産党は有馬氏を推薦。来春の統一地方選に向けた前哨戦としても注目される。

=2010/10/31付 西日本新聞朝刊=

1686チバQ:2010/10/31(日) 11:35:27
http://www.asahi.com/politics/update/1030/SEB201010300003.html
政務調査費領収書、議員による黒塗り廃止へ 福岡県議会2010年10月31日10時32分

 政務調査費の使途基準の見直しを進めている福岡県議会(定数88)は、各議員の判断で決めていた領収書の黒塗り部分について廃止する方向で検討することを決めた。廃止後は、県議会事務局が領収書を確認した上で、県民への情報公開の際に黒塗りにする部分を判断することになる。

 ただ、最大会派の自民党県議団の有力議員は「以前から黒塗り部分を判断する際は県情報公開条例を基準にしてきた。公開範囲は今後も変わらないだろう」と話しており、改革の実効性は定かでない。

 福岡県議会は昨年度分から政調費の領収書を公開しているが、政務調査を外部に委託したり、議員事務所の職員に人件費として支出したりした場合、同条例を根拠に大半の領収書で発行元を黒塗りにして公開していた。

 だが、一部の県議が政調費で官能小説を購入するなど不適切な支出が相次いで発覚したことから、議会運営委員会の理事ら6人が7月から使途基準の見直しを進めた。今月18日に途中経過を公表し、「黒塗り」の継続を明らかにしたところ、批判が相次いだため、自民党県議団は対応を協議し、29日の議員総会で「黒塗り廃止」の方向で合意した。議会運営委員会は11月にも正式に決定する。

1687名無しさん:2010/10/31(日) 19:04:20
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

1688チバQ:2010/10/31(日) 21:01:53
>県議選八女市区(定数1)と、合併に伴う区割り見直しで定数が3から2となる同大牟田市区での公認は見送った。県連によると、八女市区に1人、大牟田市区は2人の現職議員がいるが、各支部での調整が整っていないため
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101031ddlk40010214000c.html
選挙:統一地方選 自民県連、1次公認候補を発表 /福岡
 自民党県連は30日、来春の統一地方選で行われる県議選と福岡市議選について、第1次公認候補を発表した。県議選38人、福岡市議選18人で、すべて現職。ただし今回は、県議選八女市区(定数1)と、合併に伴う区割り見直しで定数が3から2となる同大牟田市区での公認は見送った。県連によると、八女市区に1人、大牟田市区は2人の現職議員がいるが、各支部での調整が整っていないため。第2次公認までに結論を出す見通しという。

 選挙区と氏名は次の通り。(敬称略)

 【県議選】

 福岡市東区 今林久(62)、長裕海(57)▽同博多区 新宮松比古(72)、井上貴博(48)▽同中央区 早麻清蔵(81)、鬼木誠(38)▽同城南区 武藤英治(59)▽同南区 加地邦雄(60)、樋口明(40)▽同西区 田中久也(77)▽前原市・糸島郡 月形祐二(52)▽古賀市 前田宏三(61)▽粕屋郡 吉松源昭(42)▽福津市 阿部弘樹(48)▽筑紫郡 渡辺英幸(66)▽大野城市 井上順吾(58)▽筑紫野市 藤田陽三(68)▽太宰府市 井本邦彦(72)▽朝倉市・朝倉郡 栗原渉(45)▽久留米市 原口剣生(56)、十中大雅(57)▽大川市・三潴郡 秋田章二(60)▽小郡市・三井郡 井上忠敏(63)▽柳川市 江口吉男(61)▽筑後市 蔵内勇夫(56)▽みやま市 板橋元昭(71)▽飯塚市・嘉穂郡 江藤秀之(50)▽嘉麻市 吉原太郎(76)▽中間市 貞末利光(54)▽遠賀郡 松本國寛(54)▽宮若市・鞍手郡 塩川秀敏(62)▽北九州市八幡西区 縣善彦(57)、松尾統章(37)▽同若松区 中尾正幸(45)▽同小倉北区 中村明彦(55)▽同小倉南区 吉村朋美(54)▽田川市 浦田憲一(68)▽築上郡・豊前市 後藤元秀(60)

 【福岡市議選】

 東区 小石原淳一(66)、森英鷹(56)、川上晋平(39)、今林秀明(50)▽博多区 川口浩(50)、南原茂(56)、福田衛(39)▽中央区 石村一明(73)、稲員大三郎(66)、妹尾俊見(67)▽南区 光安力(62)、伊藤嘉人(49)、飯盛利康(32)、打越基安(56)▽城南区 阿部真之助(46)▽早良区 津田隆士(66)▽西区 小畠久弥(60)、冨永計久(62)

〔福岡都市圏版〕

1689チバQ:2010/11/01(月) 20:49:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/207133
県都決戦 動と静 福岡、熊本市長選告示
2010年11月1日 12:59 カテゴリー:九州 > 福岡 九州 > 熊本
 2011年春、新幹線で結ばれる九州の二つの拠点都市、福岡と熊本の両市で31日、市長選が告示された。8人が立候補し、民主と自民・公明の対決を軸に混戦模様の福岡市。一方、熊本市では、国政の与野党が事実上相乗り状態で支援する現職に、新人2人が挑む。来春の統一地方選を前にした“県都決戦”の構図は対照的だ。

 ■福岡 統一選にらみ総力戦

 「民主党政権と直結する市長に、福岡市を任せ続けていいのか」。新人で元アナウンサーの高島宗一郎氏(36)の出陣式。麻生太郎元首相や古賀誠・元自民党幹事長ら、かつての政府・与党の首脳が次々とマイクを握った。自民党は推薦や支持はしないものの、党を前面に出して支援。木庭健太郎・公明党幹事長代理も駆け付けた。

 現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=の出陣式では、古賀一成・民主党福岡県連代表が「政局が動き、厳しい情勢だが勝利する」と強調。こちらも松本龍環境相と自見庄三郎金融担当相の現職閣僚が顔を並べ、激励した。

 菅改造内閣発足後初の政令市長選として、10月の衆院北海道5区補選後、各党の照準は福岡市長選に。吉田陣営では岡田克也・民主党幹事長来援が内定。高島陣営は、自民党に小泉進次郎衆院議員らの来援を要請した。「一市長選ではなくなった」と関係者。統一地方選をにらみ総力戦の様相だ。

 ただ、双方とも足元は盤石ではない。市医師連盟や商工連盟などは「現職推薦が原則」を理由に、吉田氏側に回った。しかし、長年、自民の支持基盤だっただけに「動きにくい面がある」(商工連盟幹部)との声も。

 他の新人陣営も、支持層の切り崩しを狙う。元佐賀市長の木下敏之氏(50)は、内閣府行政刷新会議での事業仕分け人の経験を強調し、民主党との関係をアピール。連合福岡の傘下ながら「自主投票」を決めた労組などに手を伸ばす。前福岡市教育長の植木とみ子氏(61)は山崎広太郎前市長が全面的にバックアップし、高島陣営は「保守層が割れる」と懸念する。

 共産党は、推薦している商工団体事務局長の有馬精一氏(59)を懸命に支える。元福岡市議の荒木龍昇氏(58)らも支持拡大を図り、選挙戦の構図を複雑にしている。

 ■熊本 現職に一転「相乗り」

 現職で3選を目指す幸山政史氏(45)に、元熊本地裁事務官の志垣英海氏(43)と、共産党系市民団体が推す薬剤師の重松公子氏(62)の新人2人が挑む熊本市長選。事実上の「初代政令市長」を決める選挙だが、与野党が現職に相乗りする構図で、新人2人との知名度の差も大きい。市民の関心はあまり高まらず、低投票率が懸念されている。

 「挑戦元年。新しいステージに移る熊本市に対する私自身の初めての挑戦だ」。8年前、自民党を離党して初当選した幸山氏は第一声で「原点回帰」の決意を強調した。

 過去2回の市長選で対立候補を推薦してきた自民、公明両党は一転して支持を表明。民主党県連も支持を決め、環境は一変した。それでも幸山氏は「構図の変化は意識していない」と政党とは距離を置く。市議の半数が顔をそろえた30日の総決起集会でも壇上には一人も上げない徹底ぶりだ。

 ある市議は政党側の方針転換の本音を「勝てそうな対立候補を立てられなかったから」と解説。両者には一種冷ややかな空気も漂う。実際、現場レベルの支援の程度は「各議員の判断」(自民市議団)で、告示後も盛り上がりはいまひとつ。

 戦後の同市長選の最低投票率は1998年の32・33%。長く幸山氏を支援するある議員は「今は候補者への支持より、とにかく選挙に行くことを呼び掛けている」と渋い顔を見せた。 


=2010/11/01付 西日本新聞朝刊=

1690チバQ:2010/11/01(月) 23:39:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101101-OYT1T00978.htm
沖縄知事選で民主党、県外選出議員の応援禁止
 民主党は1日の役員会で、自主投票を決めている沖縄県知事選(11日告示、28日投開票)について、党沖縄県連に所属しない議員が特定候補を応援することを禁止するほか、沖縄県連所属の議員についても、「節度ある慎重な行動」を求めることを決めた。

 党執行部が地方選挙の応援を禁止するのは極めて異例だ。

 岡田幹事長は1日の記者会見で「党で決定したことを守れないとなれば、ペナルティーの対象になりうる」と述べ、違反した場合は処分する考えを示唆した。

 同知事選に立候補予定の現職の仲井真弘多氏と前宜野湾市長の伊波洋一氏は、米軍普天間飛行場移設問題に関し、仲井真氏が「県外移設」、伊波氏が「国外移設」を主張している。一方で、党内では沖縄県連を中心に候補者の応援を模索する動きがあり、「名護市辺野古への移設を目指す菅政権の方針を否定する候補の応援は許されない」(執行部)と判断したものだ。

(2010年11月1日21時35分 読売新聞)

1691名無しさん:2010/11/03(水) 01:49:58
福岡市長選、再選挙もありえるかなあ

1692チバQ:2010/11/03(水) 10:54:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010110200898
伊波氏支持を表明=沖縄県知事選で−民主・川内氏
 28日投開票の沖縄県知事選で、民主党の川内博史衆院議員(鹿児島1区)は2日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の米領グアムへの移設を掲げる伊波洋一前宜野湾市長を支持する意向を表明した。国会内で記者団に語った。
 民主党は同知事選で独自候補擁立を断念。沖縄県外の国会議員が選挙応援のために現地に入ることを禁止した。川内氏は「応援したい人を応援する」と述べ、伊波氏を県外から支援する考えを強調した。
 同知事選には現職の仲井真弘多氏も立候補を表明している。(2010/11/02-20:38)

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1693チバQ:2010/11/04(木) 12:15:52
前提をつけなかったら問題発言でしたね
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101104-OYT1T00482.htm
東国原知事、後継選無投票なら「数億円浮く」
 宮崎県の東国原知事は2日、次期知事選(12月9日告示)への立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)について、定例記者会見で「東国原イズムを継承、尊重されているようだし、時代に逆行しない改革をやっていただける」と期待感を示した。

 河野氏は近くマニフェストを公表する予定にしているが、東国原知事は「本人から基本路線の報告は受けた」とし、「行政の維持、運営、執行に関しては問題ない。僕より手堅い、安定感のある行政運営になる」と述べた。

 また、河野氏以外に立候補の表明がなく、無投票の可能性もあることについて、「多数の選択肢があることが民主主義の前提」とした上で、「選挙が行われなければ数億円が浮くのは事実。その分は口蹄疫復興などに使える。事実としてそれだけ言っておきます」と話した。

(2010年11月4日11時59分 読売新聞)
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1694チバQ:2010/11/04(木) 12:19:02
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101104rky00m010001000c.html
県知事選:告示まで1週間 政策論争が本格化
 11日告示、28日投開票の第11回県知事選は、告示まで1週間に迫った。2期目を目指す無所属現職の仲井真弘多氏(71)=自民県連、公明推薦=に、無所属で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=社民、共産、社大推薦=が挑む構図となる。両氏は選挙公約となる知事選マニフェストを発表し、公開討論会などでの政策論戦が熱を帯びている。

 祝日の3日、仲井真氏は県功労者表彰式の公務をこなし、那覇市の琉球王朝祭りに足を運んだ。夜は介護・保育関係者による決起集会に出席し「介護、障がい者政策を進め、待機児童ゼロ実現をしっかり目指す」と訴えた。

 伊波氏は豊見城市の上田交差点で早朝の手振り行動を皮切りに、琉球王朝祭りや地域支部開きに出席。夜は女性の会の結成総会で「教育、福祉切り捨ての現県政から、県民のための県政に変える」と訴えた。

 知事選には幸福実現党員の金城竜郎氏(46)も出馬を予定している。

(琉球新報)

1695和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/11/04(木) 19:44:25
また欠員か。
古賀一成議員、出馬に意欲 来春の福岡県知事選
2010.11.4 19:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101104/stt1011041922012-n1.htm
民主党の古賀一成衆院議員(63)=比例九州=が、任期満了に伴う来年4月の福岡県知事選に出馬の意欲を示していることが4日、民主党関係者の話で分かった。知事選をめぐっては現職の麻生渡知事が10月に不出馬を表明し、民主、自民などの各党が候補擁立を模索している。

 関係者によると、古賀氏は3日午前、会長を務める民主党福岡県連が福岡市内で開いた知事選の候補者選考委員会の初会合に出席し、立候補に意欲を見せた。会合ではこのほか、出馬に関心を示す元官僚や大学教授ら3人の名前が挙がったといい、県連は古賀氏を含む計4人を軸に選考する見通し。

 古賀氏は旧建設省出身で当選7回。昨年の衆院選では福岡6区で鳩山邦夫氏に敗れ、比例代表で復活当選した。衆院国土交通委員長を務めている

1696チバQ:2010/11/04(木) 20:43:13
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101104-OYT1T00491.htm
福岡知事選、民主は教授ら4人から候補選考
 来年4月の福岡県知事選に向け、民主党福岡県連は3日、候補者選考委員会(委員長=古賀一成・県連代表)の初会合を福岡市で開き、大学教授や元中央官僚ら男性4人を選考対象とすることを決めた。

 月内をめどに絞り込む予定。県連は「他党が乗ってくるのは構わない」としており、最終的に相乗り候補となる可能性もある。

 4人は50〜60歳代で、いずれも県出身。2人は自薦で、残る2人は委員の推薦という。選考委事務局長の吉村敏男・県連幹事長は会合後の記者会見で、「4人とも新しいリーダーとして、県の振興を図っていける人」と語った。今後、経済界や連合福岡から意見を聞いたり、4人を個別に面接したりし、その結果を13日の次回会合に持ち寄る。27日の県連大会までを目標に絞り込みを図る。

 相乗り候補の擁立について、民主党本部は禁止する方針を打ち出しているが、古賀氏は「経済界からは激烈な争いは勘弁してほしいという話も聞く。そういうことも勘案する」と述べ、他党との連携の可能性を示唆した。

(2010年11月4日12時04分 読売新聞)

1697チバQ:2010/11/04(木) 23:25:13
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=419&amp;blogid=16
「選択肢」掛け声倒れ CNP会議候補擁立断念

(2010年10月31日付)

 民主党、社民党両県連など非自民6団体でつくるCNP会議(議長・横山節夫連合宮崎会長)が30日、次期知事選で統一候補擁立を断念した。唯一立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)とは「別の選択肢を示す」と打ち上げたものの、選挙まで時間が足りず、口蹄疫からの復興途上で県民に厭戦(えんせん)ムードも漂うことで掛け声だけに終わった格好。各団体が統一地方選を重視しなければならない内部事情を抱え、河野氏に東国原知事の影がちらつくことも足かせとなったことは否めない。

■不戦敗

 午前8時から始まった会議では、6団体が内部協議の結果を順に報告した。前回18日の会議で統一候補の擁立という方向性を打ち出し、各団体が持ち帰って協議を重ねたものの、結果的に候補者は立てきれなかった。

 民主は政権与党でありながら、沖縄県知事選に続く事実上の不戦敗となる。本県出身やゆかりのある中央省庁の官僚に当たるなど可能性を探り続けたが、県連関係者によると「(最近の)実務者会議で知事選の話は出なかった。統一地方選を重視しているのではないか」という。

 県連の川村秀三郎代表は「選択肢を広げようと、水面下で探ったが、限られた時間で具体的な名前を挙げるに至らなかった。口蹄疫で県民に厭戦ムードもあると聞く。非常に残念」と力なく語った。

■準備不足

 社民県連は早々に独自候補は断念していた。鳥飼謙二代表は「知事が2期目に出るか出ないか、いたずらに結論を引き延ばした結果、残された時間が足りなかった」と批判する。一方で「知事が出ないということを前提に動いてこなかったのはなぜだと問われれば、政党として一定の責任はある」と準備不足は認めた。

 仮に候補者を出すにしても、知事が事実上の後継者として河野氏支持をちらつかせているため、「(高い発信力で)流れをつくられるから、みんな知事の動向を見極めているのではないか」(CNP会議出席者)と尻込みさせる要因となっている。

 来年4月の統一地方選で一議席でも増やしたい民主と、現有議席を死守したい社民。どちらの党も、多額の選挙資金と人手を要する知事選に割く余力がないのも実情だ。

■保守系支援

 この日の会議では、CNP会議としての知事選対応の結論を11月18日の次回会議に先送りした。「水面下の動きも含め、誰が手を挙げるかぎりぎりまで見極めたい」としているが、共産党を除く非自民勢力から候補者が出る可能性は低い。

 残るは保守系候補を支援する道だけだが、過去の知事選でもCNP会議として保守系候補を支援した経緯があり、「(今回は)非自民から出る人はいない。力も金もない。CNP会議が見守っているのは保守系の動きではないか」とみる民主党関係者もいる。

 11月18日のタイムリミットぎりぎりまで他候補の動向を見守る姿勢だが、会議後の会見で横山議長は「知事は一般的に無所属で出るので、(例え河野氏であっても)手を組んでやることがすべて悪いとはいえない」としており、自民党県連がすでに「協力」を表明している河野氏への相乗りにも余地を残した。

1698チバQ:2010/11/04(木) 23:26:17
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=32414&amp;catid=419&amp;blogid=16
「次にバトンタッチ」 独走河野氏に知事の影

(2010年10月28日付)

 任期満了に伴う12月の知事選は、前副知事の河野俊嗣氏(46)ただ1人が立候補を表明している状態が3週目に入った。人気の高い東国原知事が事実上支持していることが後押しとなって、水面下では対抗馬擁立の動きはあるものの、立候補表明には至っていない。河野氏はJAグループ宮崎、自民党県連などの主要組織が「協力」を決めたこともあり独走ムードも漂う。民主、社民両党県連などでつくるCNP会議が30日に下す最終判断が注目される。

■主要組織が「協力」

 「やらないといけないことは(次の知事に)バトンタッチする。本人をここに連れてくれば良かったですかねえ」。知事は27日に延岡市であった県民フォーラムで、学校教育に関する要望にこう答え笑いを誘った。知事は表向きは「中立」としながらも、実際はさまざまな場面で河野氏支持の姿勢を示している。

 知事はまた、自民党県連が河野氏に協力することを決めた際、指名競争入札復活を盛り込んだ政策協定の話が持ち上がると、「今後のことが気掛かりだ」とブログでけん制。政策にも注文を付けた。

 河野氏に知事の影がちらつく中、JAグループ、県漁業協同組合連合会、県森林組合連合会も次々と協力を決めた。自民県連の幹部は「独自候補を立てても、知事が河野氏の選挙カーに乗って応援するようなことがあれば脅威だ」と打ち明ける。

■県北出身の待望論も

 水面下では対抗馬擁立の動きもあった。当初、本命とみられた長峯誠都城市長(41)は、河野氏が出馬に意欲を示したことで「東国原県政を支持してきた。大義がなくなった」と静観。周囲からは「河野氏の動きが表面化したのが2、3日でも遅かったら表明できた」との声も漏れる。

 これを受けて、自民現職の参院議員の出馬説が浮上。しかし、党県連が河野氏に協力することを決めた22日の選挙対策委員会には同議員の秘書が代理出席。「ありえない」(県連幹部)状況となった。

 県北出身知事の待望論にも押される形で、一時はベテラン市長の名前も上がったが、後援会との協議で立候補はしないことを決めた。

 このほか元県議や現職県議、本県出身の総務省官僚らの名前が浮かんでは消えていった。このうちの1人は「郷土出身者が知事になるべきだとの要望を受けていたが、今となっては可能性すらなくなった」と言う。

■CNP会議に注目

 ただ1人立候補を表明している河野氏は27日、自身を応援する勝手連を含むまちづくり3グループが日南市で開いた座談会に出席。立候補表明以来、初めて大勢の人を前に話した。自己紹介を兼ねたあいさつで河野氏は「大変心細い思いで一歩踏み出した私にとっては非常にありがたい」と礼を述べた。

 こうした中、CNP会議が知事選への対応に最終結論を出す会合が30日に行われる。同会議は「選挙が望ましく、選択肢を示せるようにするべきだ」との姿勢で、各団体が対抗馬を擁立するかどうか持ち帰っている段階だ。共産党県委員会も候補者を模索中。河野氏の“独り旅”が続くのか、それとも有力な対抗馬が出るのか。12月9日の告示日は刻一刻と迫る。

【写真】河野氏を招いて開いた「飫肥の将来を考える会」。東国原知事の影がちらつく中、知事選は河野氏の“独り旅”が続いている=27日午後、日南市

1699チバQ:2010/11/06(土) 13:09:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208152
【2010混戦福岡市長選】新人、個性演出に必死 与野党対決で埋没を懸念
2010年11月6日 11:53 カテゴリー:九州 > 福岡
 与野党対決を軸とした混戦の様相を見せている福岡市長選(14日投開票)で、二大政党の支援を受けない候補者たちが、埋没してはならじと、存在感を訴える“個性”の演出に懸命だ。二大政党に対抗姿勢を示すみんなの党の幹部を呼んだり、「地方政治に政党色はいらない」と現状を批判したりして、有権者にアピールを続けている。

 「職員1万人の市役所を経営する能力があるのはこの人だけだ」。5日午後の福岡市・天神。みんなの党の江田憲司幹事長は選挙カーの上で、隣に立つ元佐賀市長の木下敏之氏(50)を褒めあげた。共に政策集団「官僚国家日本を変える元官僚の会」のメンバー。みんなの党は市長選で自主投票の方針であり、江田氏は「元官僚の会代表幹事」として激励する形を取った。陣営幹部は「第三極をアピールできた」と手応えを語る。

 市長選で民主党は現職吉田宏氏(54)を推薦。自民、公明両党は、元アナウンサーの高島宗一郎氏(36)を全面的に支援する。国政そのままに「民主VS自公」の構図が持ち込まれた形だ。

 こうした状況を批判するのが「市民派」を掲げる前市教育長の植木とみ子氏(61)。4日の個人演説会では、3会場すべてで「市長選を国政の“代理戦争”の場にしてはいけない。人で選んでほしい」と力を込めた。著名議員の応援で話題づくりを図る政党と一線を画し「来援の申し出を断り、地域回りを徹底する」(植木陣営)という。

 共産党が推薦する商工団体事務局長の有馬精一氏(59)陣営は「民主、自民ともに財界がバックにおり、政策に大きな違いはない。住民の立場で変革を訴えてきたことを前面に出す」と意気込む。元福岡市議の荒木龍昇氏(58)は「市民派の立場を浸透させる」と話す。元人材育成会社講師の内海昭徳氏(32)と、塾講師の飯野健二氏(49)は、市民参加型の市政実現を訴えている。


=2010/11/06付 西日本新聞朝刊=

1700名無しさん:2010/11/07(日) 17:25:11
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-07_11802/
当選 どうなる政策 県知事選2氏の県政シミュレーション
政治 2010年11月7日 09時36分

(7時間48分前に更新)

 11日の告示を前に、立候補予定者の公開討論会が開かれるなど、熱を帯びてきた県知事選。現職の仲井真弘多氏(71)=無所属、自民党県連、公明推薦=と、新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=無所属、社民、共産、社大推薦=の事実上の一騎打ちの様相となっている。両氏は、米軍普天間飛行場移設問題やポスト振興策などで主要政策を前面にアピール。選挙結果は、その後の県政を大きく左右する。仲井真、伊波両氏がそれぞれ勝利した場合(1)普天間移設問題(2)ポスト振興策(3)行財政改革はどうなるのか。取材を基にシミュレーションした。

仲井真氏の場合

【普天間問題】 政府長期戦も道筋なく

 米軍普天間飛行場問題で、名護市辺野古への移設を進めたい政府は沖縄政策協議会で在沖米軍基地の負担軽減で一定の成果を出しながら、仲井真氏に理解を求めたい考えだ。県から再三求められているホテル・ホテル訓練区域の一部解除や、訓練移転の拡大を目指して、米政府と交渉に入る。

 だが、仲井真氏は「公約と百八十度逆の辺野古に戻ってきた」と政府を批判、県外移設へ方針を転換しており、公約変更は県民の理解を得られない。政府関係者は「時間をかけて理解が得られたら」と長期戦を模索するが、道筋はない。

【ポスト振興策】 リンクの構図発展も

 新たな沖縄振興に向け、沖縄政策協議会の再開にこぎつけた県。沖縄21世紀ビジョンの実現を目指し同協議会の振興部会で、沖縄振興新法や沖縄振興一括交付金などを政府に求める。

 しかし、並行して開かれる基地負担軽減部会では、県がリンクさせないとしてきた辺野古移設について、閣僚らは「当然話し合う」としている。双方が認識の齟齬(そご)を埋められない状況で、移設問題と振興策がリンクする構図に発展していく可能性があり、その場合、仲井真氏は振興策獲得へ厳しいかじ取りを迫られる。

【行財政改革】 歳出抑制へさらに対策

 2006〜09年度に実施した行政改革プランでは、利用頻度の低い財産の売却などで歳入を増やし職員数や給与の削減などで歳出を抑制。約452億円の効果を挙げた。仲井真氏はこれまでの財政改革を継続。県立病院の独立行政法人化や県立浦添看護学校の民間委譲の検討を本格化する。

 一方、政策経費の10%シーリングで補助金の一律カットなどを実行した結果、福祉施策の一部で国基準を下回る結果となっている。県民の暮らしをどう守るかが課題だ。

伊波氏の場合

【普天間問題】 辺野古は事実上断念へ

 伊波氏が米軍普天間飛行場代替施設建設のための公有水面の埋め立てを承認しないことが確実となり、辺野古移設は事実上、断念に追い込まれる。

 伊波氏は現県政が再開した沖縄政策協議会を活用し基地負担軽減を求めると主張するが、政府は日米安全保障条約を平和友好条約への転換を訴える伊波氏に、正面から向き合わない可能性が高い。

 だが今後、同飛行場に絡む事故などが発生すれば、県民の反発は爆発し安保体制がこれまで以上に揺らぐことは必至。問題放置のツケは結局は政府にも回る。

【ポスト振興策】 政策協の開催不透明

 立候補に向けた政策発表で、沖縄21世紀ビジョンを踏まえるとした伊波氏。政策協議会の振興部会の開催など、現在県が進めている政府との話し合いの方向性は維持される見通しだ。

 ただ、北沢俊美防衛相など複数の閣僚はすでに同協議会と普天間飛行場の移設問題とのリンクを示唆しており、県内移設に明確に反対している伊波氏との協議の場が開かれるかどうかは不透明だ。県は「政治主導」に期待し知事を筆頭に対政府交渉に臨む構えだが、協議の環境をいかに整えられるか伊波氏の政治力が鍵を握る。

【行財政改革】 財源の確保 難しい課題

 保育所や学童保育へ集中的に財源を確保し、中学卒業までの入院費無料化、県立浦添看護学校の存続など手厚い医療福祉行政を公約する伊波氏。ただ、逼迫(ひっぱく)する県財政からどう財源を生み出すかが課題だ。

 県は、単年度の県財政の収支不足が今後10年間の累計で3251億円に上る試算を発表した。

 伊波氏は県予算の抜本的組み替えや国の責任による財源確保で実現可能とするが、緊縮財政の中財源確保は困難を極める見通しだ。

1701名無しさん:2010/11/07(日) 17:25:55
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20101107-699255.html
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社会政治ニュース
ドカベン香川氏が太宰府市議選出馬を検討記事を印刷する
. 元ダイエーの捕手で「ドカベン」として親しまれた香川伸行氏(48)が来年4月の福岡県太宰府市議選出馬を検討していることが6日、分かった。香川氏は、日刊スポーツの取材に「決まっていないが、いろいろ調整中です。前向きに考えています」と出馬に意欲をみせた。

 香川氏は徳島県出身。浪商(現大体大浪商)で元ロッテの牛島和彦投手とバッテリーを組み、79年センバツで準優勝した。南海(現ソフトバンク)に入団し、89年の引退まで、プロ10年間で714試合出場、打率2割5分5厘、270打点、78本塁打。引退後は、野球評論家を務めながら、少年野球の指導などにあたっている。太宰府市議会の定数は20だったが、定数削減で来春の選挙からは18となる。

 [2010年11月7日8時6分 紙面から]

1702名無しさん:2010/11/07(日) 17:27:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208234
【2010混戦福岡市長選】二大政党 福岡で火花 党幹部続々 国政の代理戦争
2010年11月7日 00:38
 与野党対決の構図が鮮明になっている福岡市長選(14日投開票)で、現職の吉田宏氏(54)を推薦する民主党と、新人の元アナウンサー高島宗一郎氏(36)を支援する自民党は6日、それぞれ幹事長や総裁が福岡入りし、激しい論戦を繰り広げた。尖閣諸島沖の中国漁船衝突のビデオ映像がインターネット上に流出した問題もあり、選挙戦はさながら国政の〝代理戦争〟の様相をみせた。

 「アジアの活力を取り込んでいく日本のモデルが福岡市。かじ取りを吉田さんに引き続き任せていただきたい」。民主党の岡田克也幹事長は、南区や城南区のスーパー前でマイクを握った。吉田氏が取り組んだ財政再建については「将来の福岡を元気にする信念でやってきた」と強調した。

 民主党は3日に江田五月前参院議長が来援したばかり。9日には枝野幸男幹事長代理を応援に投入する。吉田氏は4年前の市長選を民主党推薦で制し「政権交代へ歯車を回した存在」(党関係者)だけに、「自民党政治に流れを逆戻りさせるわけにはいかない」と意気込む。

 一方、自民党の谷垣禎一総裁は中央区天神で高島氏の隣に立った。高島氏を推薦していないにもかかわらず、総裁自ら応援する異例の対応だ。

 「尖閣諸島も北方領土も、問題の根源は、政府が責任を持って解決するとの気迫を見せていないことだ」。谷垣総裁は民主党政権を強い口調で批判し、「高島氏が福岡でアジアのナンバーワン都市を目指す応援団になる」とエールを送った。

 自民党市議団は当初、無党派層を取り込むため、政党色を前面に出さない方針だった。しかし、10月の衆院北海道5区補選での勝利をきっかけに、党本部が「総掛かり」(陣営幹部)に転換。「連勝」して、政権奪還に向けた勢いを加速させる機運が高まった。

 自民党は、平沢勝栄氏ら著名議員を次々と福岡入りさせており、選対最高顧問の麻生太郎元首相は「九州の国会議員は全員、秘書を市内に入れろ」とハッパをかける。

 これに対し、「政治とカネ」の問題でも防戦が続く民主党の岡田幹事長は「政権批判は真摯(しんし)に受け止め、反論すべきは反論する。同時に、市民のリーダーを選ぶ選挙だということを忘れないでほしい」と語った。

=2010/11/06付 西日本新聞朝刊=

1703チバQ:2010/11/07(日) 21:00:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101107-OYT1T00570.htm
県外議員の知事選応援禁止違反?川内氏沖縄入り
民主党
 28日投開票の沖縄県知事選で、沖縄県連に所属しない議員の応援を禁じている民主党の川内博史衆院議員(鹿児島1区)が7日、新人の前宜野湾市長・伊波(いは)洋一氏(58)の総決起大会に出席した。

 伊波氏は、米軍普天間飛行場の移設問題で県内移設反対を訴える立場。大会で川内氏は記者団に対し、「(伊波氏とは移設問題について)同じ思いで行動してきた」と出席理由を説明。さらに「会場で支持は訴えてはいないので、党方針への違反にはならない」と述べ、告示後も沖縄入りする考えを示した。

(2010年11月7日20時50分 読売新聞)

1704神奈川一区民:2010/11/07(日) 23:53:51
>>1701
ドカベン香川氏、太宰府市議選出馬へ
時事通信 11月6日(土)17時20分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101106-00000102-jij-pol

 「ドカベン」の愛称で知られるプロ野球、元ダイエーの香川伸行氏(48)が、来春の福岡県太宰府市議選に無所属で立候補する意向であることが6日、分かった。香川氏は「前向きに検討している。子どもたちにスポーツ教育をしたい」と時事通信の取材に話した。
 香川氏は1989年に現役引退後、野球解説者や福岡県で社会人野球クラブチームの監督などを務め、現在は少年野球の指導や講演の仕事をしており、同市に在住している。

最終更新:11月6日(土)21時41分

1705名無しさん:2010/11/08(月) 00:33:31
乱戦・混戦といわれてたけど、結局はこの2氏中心なのかな
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http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110701000558.html
 任期満了に伴う14日投開票の福岡市長選は終盤に入り、自民、公明両党が支援する無所属新人の元民放アナウンサー
高島宗一郎氏(36)と、再選を目指す無所属現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=が競り合っている。
無所属新人の元佐賀市長木下敏之氏(50)も追い上げに懸命だ。

 自民、民主両党が幹部クラスを応援に投入しており、与野党対決の構図が強まっている。ただ、市民の関心はいまひとつで、
各陣営は票の掘り起こしに全力を挙げる。

 自民党は高島氏を正式には推薦していないが、先月24日の衆院北海道5区補欠選挙での勝利を踏まえ、野党に傾いた流れを
福岡市長選で一層加速させたい考え。谷垣禎一総裁や石原伸晃幹事長も街頭で「民主党推薦の候補でいいのか」と強調し、
政権批判票の取り込みを狙っている。

 一方、前回市長選でも吉田氏を推薦した民主党は、岡田克也幹事長らが応援に入り、市債残高約1200億円削減などの
吉田氏の実績をアピール。連合福岡なども組織をフル回転させている。

 木下氏は、政府の「事業仕分け人」を務めた経験を掲げて「政党よりも政策だ」と訴え、無党派層への浸透を図る。

1706杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/11/08(月) 01:49:54
HSやKJ党の方は結構騒動起こして注目されてますがw、もう一人名乗りを挙げたそうで。

永井獏氏が知事選出馬 県庁で表明
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-02_11668/
2010年11月2日 09時40分

 市民団体「沖縄平和クラブ」代表幹事で、前琉球大工学部教授の永井獏氏(66)は1日、県庁で会見し、28日投開票の県知事選に無所属での出馬を表明した。
 永井氏は米軍普天間飛行場の「年内閉鎖」を公約に掲げ「日米合意を尊重する。だが、普天間の危険性除去の課題とは切り離して、日米合意の保留ないし、凍結を求めた上で閉鎖ないし閉鎖状態を求める」と強調。
 その上で「移設先は県内外の既設飛行場とする」と主張した。
 永井氏は1944年5月生まれ。那覇市出身。本名は永井實。九州大大学院修了。2009年8月琉球大工学部教授を懲戒処分相当で退官。

1707A-11:2010/11/08(月) 02:08:09
http://www7.tok2.com/home/aaaaaaaaaaa/cgi-bin/mobile.cgi?cmd=0&amp;server=jun
で、沖縄知事選についての予測市場を開設しました。

予測市場とは http://kabu.muimi.com/k/column/2007/prediction_market.html

一般の掲示板と違い、市場行動を調べることで
バランス感覚の鋭い方の書き込みが優先して表示される仕組みなので、
そのような方の参加をお待ちしております。

1708チバQ:2010/11/09(火) 00:25:17
>自民党出身で、細川護煕・羽田孜政権に参加後、鳩山由紀夫政権までの間、自民党との連立政権(自社さ・自自公等)に参加することなく、一貫して選挙による政権交代を目指した国会議員の一人である。

そういえば、そうか・・・・

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101108-OYT1T00680.htm
「行司はまわし付けるな」古賀一成氏に岡田幹事長
 民主党福岡県連の知事選候補者選考委員長を務める古賀一成衆院議員が自ら立候補への意欲を示したことについて、同党の岡田幹事長は6日、「選考委員長は行司役だ。行司役はまわしを着けてはいけない」とクギを刺した。

 福岡市内で記者団の質問に答えた。

 さらに、「堂々と民主党推薦の候補者で戦うのが党の考え方だ」と述べ、多党相乗りを容認しない考えを強調。県連が「他党が乗ってくるのは構わない」としている点についても、否定的な考えを示した。一方、自民党の谷垣総裁は6日、相乗りの是非を福岡市内で問われ、「どういう形の候補者が一番ふさわしいか、地元で考えてもらう必要がある」と述べるにとどまった。

 来年4月の知事選を巡っては、麻生渡知事が今期限りの退任を表明。県議会の一部会派は相乗り候補の擁立を模索している。

(2010年11月8日13時55分 読売新聞)

1709チバQ:2010/11/09(火) 00:44:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208601
福岡知事選 古賀一成氏が出馬意欲 「想定外」民主に波紋
2010年11月9日 00:23 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 来春の福岡県知事選に民主党県連代表の古賀一成衆院議員(63)=比例代表九州ブロック=が立候補の意欲を示したことが、党内に波紋を広げている。県連は8日、幹事長ら役員が今週末に古賀氏の真意を確認することを明らかにしたが、自制を促す声も上がっている。

 古賀氏は3日、自身が委員長を務める知事選候補者選考委員会の初会合で「バッジを外してでも立候補する覚悟がある」と述べ、出席者を驚かせた。知事候補としてほかに3人の名前が挙がったが、古賀氏の表明は「全くの想定外」(出席者の一人)だったという。

 古賀氏が立候補のために議員辞職すれば、民主党は衆院の議席を一つ失う。「選ぶ立場の人が何を考えているのか」との批判は国会議員や支持労組にも広がり、党本部の岡田克也幹事長は6日、福岡市で「行司役はまわしを着けてはいけない」と古賀氏にくぎを刺した。

 県連は古賀氏の意思を聞き、福岡市長選(14日投票)にてこ入れをするため、13日に予定していた第2回選考委員会を15日に延期する。県連幹部は「本来は3日の委員会で、委員の誰がどの選考対象者に会うかなどを決めるはずだった。実質的な選考は15日から」と話した。知事候補は27日の定期大会までに決めたい考えだ。

=2010/11/09付 西日本新聞朝刊=

1710名無しさん:2010/11/09(火) 17:30:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010110900595
元教育長が選挙戦から撤退=福岡市長選
 14日投開票の福岡市長選に立候補していた新人で元市教育長の植木とみ子氏(61)は9日、同市内で記者会見し、「選挙活動を取りやめる」と選挙戦からの撤退を表明した。同氏は、撤退の理由について「(報道)各社の世論調査を見て、これは無理だと思った」と述べた。
 同市長選には、過去最多の8氏が立候補。激しい選挙戦を繰り広げている。公職選挙法の規定では、候補者が告示日以降に立候補を取り下げることはできない。(2010/11/09-15:21)

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1711名無しさん:2010/11/09(火) 20:19:50
福岡市長選の情勢調査(植木の分も拾ってみた)

西日本新聞
 吉田、高島氏が接戦 本社世論調査 4割態度未定 福岡市長選
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208480
 再選を目指す現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、新人の元アナウンサー高島宗一郎氏(36)が
激しく競り合い、接戦を展開している。(中略)吉田、高島両氏を元佐賀市長の木下敏之氏(50)と、前福岡市教育長の植木
とみ子氏(61)が懸命に追い上げている。

読売新聞
 福岡市長選・本社情勢分析 吉田氏、高島氏が競る
 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101108-OYS1T00284.htm
 現職・吉田宏氏と元民放アナウンサー・高島宗一郎氏が激しく競り合い、前佐賀市長・木下敏之氏が追う展開となっている。

RKB毎日放送
 高島氏、吉田氏、激しく競る
 http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/016845.html
 自民党の支援を受ける元民放アナウンサーの高島宗一郎氏と、現職で民主党推薦の吉田宏氏が激しく競り合っています。
 これを元佐賀市長の木下敏之氏が追っていて、元教育長の植木とみ子氏は支持拡大に懸命です。
 
共同通信
 高島、吉田両氏競り合い 福岡市長選は政党対決構図
 http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110701000558.html
 自民、公明両党が支援する無所属新人の元民放アナウンサー高島宗一郎氏(36)と、再選を目指す無所属現職の吉田宏
氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=が競り合っている。無所属新人の元佐賀市長木下敏之氏(50)も追い上げに懸命だ。

1712チバQ:2010/11/09(火) 20:50:33
>>1704
http://gendai.net/articles/view/syakai/127353
ドカベン香川 それでも市議選めざすワケ
【政治・経済】
2010年11月9日 掲載
「経済とか難しい話はワシ、無理やで」
●「スポーツを通じて子供を育てたい」
「ドカベン」で親しまれたプロ野球・元ダイエーの香川伸行氏(48)が、久々に話題だ。来年4月の福岡県太宰府市議選へ出馬すると報じられたからだ。香川氏は日刊ゲンダイ本紙の取材に「スポーツを通じて子供を育てていきたい。周りと相談しながら来月中旬には決断したい」と語ったが、あのドカベンが市議!? とは何があったのか。
 香川氏は今年1月から同市に妻と3人の娘と暮らし、地元の少年野球チームの顧問などを務めている。政界を目指す理由について「最近、明るい子供が少なくなった。国の宝である子供をスポーツで元気にしていきたい。経済とか難しいことはワシには無理やで……」と素直に語った。
 現在、体重は130キロ。9年前に腎臓を悪くして以来、週3回、人工透析を受けているが、元気に全国を飛び回っているという。
「家族からは『どうせ何を言ったって聞かないんだから、好きにして』と言われてます(笑い)」
 香川氏は徳島県出身。大阪・浪商高校では元ロッテの牛島和彦投手とバッテリーを組み、79年のセンバツで準優勝した。南海に入団し、89年の引退まで、プロ10年間の通算成績は714試合出場、打率2割5分5厘、78本塁打、270打点。引退後は解説者や讃岐うどんの通販、福岡で居酒屋を経営していた。
 大宰府市議会の定数は20だが、削減で来春の選挙からは18となる。
「立候補予定者は今のところ25〜27人で激戦。当選最低ラインは900票ですが、香川さんの知名度や人柄から、出馬すれば当選はほぼ確実でしょう」(地元紙記者)
 市議の年間報酬は660万円。人工透析の身にはありがたい生活保障だ。ただ最近の野球人気の低迷で、先の参院選挙では中畑清、堀内恒夫、江本孟紀と軒並み落選したのが気がかりだが……。

1713チバQ:2010/11/09(火) 20:52:01
>>1711
いっそのこと木下も撤退すれば・・・
植木の撤退は高橋に有利でしょうね

1714チバQ:2010/11/09(火) 21:00:18
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001011080003
知事、集会次々に 統一選
2010年11月09日

 来年4月の統一地方選に向けた動きが徐々に本格化してきた。3選を目指して立候補を表明した古川康知事は、今週末から各市町後援会の集会をスタートさせる。各政党は県議選の公認候補予定者を発表する一方、知事選への対応は未定のままだ。
 古川氏は9月6日に立候補を表明後、10月29日には東京都内で政治資金パーティーを開いた。古川康事務所の幹部は「これまで政治資金パーティーの準備で気ぜわしかったが、今後は随時、動けるところから動いていく」と話す。
 今月12日には橋本康志鳥栖市長が会長を務める市後援会が激励会を、17日には白石町の片渕弘晃町長が会長の町後援会が報告会を開く。年内には唐津市・玄海町、嬉野市などで同様の会合を予定する。
 各種団体への推薦願の依頼も始めた。2007年の前回選挙で推薦を受けた約300の団体を中心に依頼。一方、政党への推薦依頼については慎重な姿勢を崩していない。先月29日の政治資金パーティー後、古川氏は取材に対し、「これから検討が本格化していく」と話すにとどめた。
 政党側は古川氏の動向を注視している。民主党県連は、県議選で4人の公認(現職2人、元職1人、新顔1人)と新顔2人の推薦を内定。7日の常任幹事会で近く党本部に申請することを報告したが、知事選については「議論しなかった」(大串博志副代表)という。
 党本部の「相乗り禁止」方針に従い、野党時代の前回知事選では自主投票に。しかし、大串氏は「現実的には多々出てきており、(相乗り禁止の原則は)ほぼないと思っている」とのスタンス。県連代表の原口一博・前総務相は古川氏支援に前向きだ。
 一方の自民党県連。6日に統一地方選の選挙対策本部を発足させるとともに、総務会では、県議選での26人(現職24人、元職1人、新顔1人)の第1次公認を決めた。
 統一地方選について、福岡資麿県連会長は「民主党が地域基盤の確立を図ろうとしている中、現有勢力の死守は極めて大事」と力を込めたものの、知事選については「現職の支援要請も具体的になく、議論する段階にない」と述べるにとどめた。
 知事選では、共産党県委員会が独自候補の擁立を目指しており、年内にも発表予定。

1715名無しさん:2010/11/09(火) 23:10:52
こいつをペイントに貼り付けて目盛りを読んでみた
「その他の政党」って国民新、たちあがれ、改革ぐらいしか思いつかないが
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20101107-OYT9I00737.htm

吉田 民主3割、社民4割強、自民2割強、公明1割半、みんな1割強、共産2割弱、無党派2割弱
高島 自民3割半、公明5割半、みんな1割半、民主1割、無党派1割強
木下 民主1割半、自民1割弱、みんな1割半、その他3割、無党派1割
植木 その他5割、自民1割弱、みんな1割強、無党派1割弱
有馬 共産4割半

民主 吉田3割、高島1割、木下1割半 無回答3割
自民 吉田2割強、高島3割半、木下1割弱、植木1割弱 無回答2割
公明 高島5割半、吉田1割半 無回答2割半
共産 有馬4割半、吉田2割弱 無回答3割半
社民 吉田4割強 無回答5割半
みんな 高島・木下1割半、吉田・植木1割強 無回答4割
その他 植木5割、木下3割 無回答1割半
無党派 吉田2割弱、高島1割強、木下1割、植木1割弱

1716チバQ:2010/11/10(水) 07:04:34
幸福実現党?

1717名無しさん:2010/11/10(水) 11:17:11
>>1715-1716
国民新党&たちあがれ&新党改革&諸派(政治団体)

1718チバQ:2010/11/10(水) 21:59:38
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101110ddlk40010289000c.html
’10福岡市長選:植木候補離脱 「票を無駄にできぬ」“次善の策”強調 /福岡
 14日投開票の福岡市長選に立候補している無所属新人の植木とみ子候補(61)が9日午後、市内のホテルで会見し、自民、公明が推す無所属新人を支援するため、選挙戦から離脱すると発表した。主なやり取りは以下の通り。【門田陽介】

 植木氏 このたび選挙活動を取りやめると決意した。理由は票が伸び悩んでいるからだ。可能性がない私の票を無駄にできないと、次善の策を考えた。私は現市政を批判して手を挙げた。自公が支援する新人と現職が競る中で、私の票が保守系の票を割らなければ、市政の転換が図れると考えた。

 −−政党の支援を批判をしてきた。自民が総力を挙げる新人候補に思いを託すことは、主張の転換か?

 植木氏 そうとられても仕方がない。次善の策として今の市政よりいいと思った。

 −−なんらかの働きかけはあったのか。

 植木氏 全くない。

 −−今後、請われれば市の仕事に就くことはある?

 植木氏 ないと思う。

 −−(10月27日の)討論会で、自公が推す新人候補の市長としての資質に疑問を呈した。それでも任せていいのか。

 植木氏 若いから一生懸命勉強すると思う。

 −−今後、政治活動はするか?

 植木氏 するつもりはない。

〔福岡都市圏版〕

1719チバQ:2010/11/10(水) 22:01:45
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001011100002
県議選へ準備本格化
2010年11月10日




 ◇各政党や無所属予定者


 来春の統一選でおこなわれる県議選の投開票まで5カ月となった。民主党県連は9日、公認・推薦候補を発表。自民党県連も既に25人を公認しており、公明や共産、社民の各党や、無所属の立候補予定者も準備を本格化させている。


 統一地方選で、県内では県議選のほか4市町長選、8市町議選が実施される見通しだ。県議選は来年4月10日、市町の首長選と議員選は同24日に投開票される予定。長崎、佐世保の両市と東彼杵、小値賀の両町は首長と議員が同日選となる。


 県議選は16選挙区、定数46で争われる。合併に伴い、佐世保市と北松浦郡が一つの選挙区になった。


 自民党県連は10月の常任総務会で、引退する佐藤了県議(長崎市区)を除く現職22人と、元職2人、新顔1人の1次公認候補を決めた。2次公認申請は年内で締め切り、来年1月中旬に決める。


 民主党県連は引退する橋本希俊県議(西彼杵郡区)を除く現職9人のほか、新人2人、元職1人の公認、現職と新人それぞれ1人の推薦を決めた。


 公明党県本部では現職3人のうち、小林駿介県議(長崎市区)が今期で引退。現職2人、新顔1人を立てる方針だ。社民党県連合は現職2人、共産党県委員会も現職1人を公認した。


 ◇市町・市議ダブル選
  後半選挙 長崎・佐世保両市


 後半選挙では、県都・長崎と第2の都市・佐世保の両市がダブル選挙を迎える。


 長崎市長選は前回、現職の伊藤一長氏が市長選のさなかに凶弾に倒れた。市課長だった田上富久氏が補充立候補を届け出て、新顔5氏によるわずか3日間の選挙戦を制した。今回はこれまで、立候補表明した人はいない。田上氏は先月の定例会見で、「4年は短いと感じている。時期を適切に選んで皆さんにお伝えしたい」と語っており、立候補に前向きな姿勢をにじませている。長崎市議選は、定数が51から40に削減されている。


 佐世保市長選では、今のところ立候補表明したのは再選を目指す現職の朝長則男氏のみだ。3期12年務めた光武顕氏が引退した前回選挙は無所属3氏が立候補。県議から出馬した朝長氏と、光武氏が後継指名した元市助役による激しい「保守分裂」の争いとなった。今回は一転、静かな前哨戦となっている。同市議選は江迎・鹿町2町と合併後、初の実施となるが、合併前と同じ定数36で行われる。

1720チバQ:2010/11/10(水) 22:03:59
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101110-OYS1T00183.htm
福岡市長選撤退の植木氏「市政の転換図るため」
地方選


会見で頭を下げる植木氏と後援会最高顧問の山崎前市長(手前)(9日午後2時4分、福岡市内のホテルで)=坂口祐治撮影 福岡市長選(14日投開票)に立候補しながら、選挙戦からの撤退を表明した新人の前市教育長・植木とみ子氏(61)(無)は9日の記者会見で、「票を分け合わなければ、市政の転換が図れると考えた」と理由を説明した。選挙期間中の撤退宣言という異例の展開に、他の陣営からは「なぜ今……」といぶかる声も上がっており、選挙情勢にどう影響するかは不透明だ。

 「票(支持)が伸びず、あきらめざるを得ない。自分が死んでもいいので、現市政を倒すという気持ちで取りやめることにした」

 会見に臨んだ植木氏は声を振り絞ると、がっくりとうなだれ、支援者や有権者に対する謝罪を口にした。

 「福岡から日本を変える」と8月に立候補表明した植木氏。9月には政治資金パーティーを開くなど準備を進めてきたが、自民、公明両党など当て込んでいた政党の支援を取り付けられず、苦戦を強いられた。戦後最多の8人が立候補した選挙戦は、自民、公明両党が支援する新人の元民放アナウンサー・高島宗一郎氏(36)(無)や、再選を目指す現職・吉田宏氏(54)(無=民主・国民推薦、社民支持)を中心に与野党全面対決の色合いを強めていった。

 関係者によると、告示前、植木陣営には自民党など複数の他陣営から共闘の打診があり、一時は「出馬断念か」との情報も流れた。北嶋雄二郎・後援会長は会見で「私の判断ですべて断った」と話したが、陣営内は「このまま突き進むべきだ」との主戦論と「身を引いた方がいい」とする撤退論に二分されたまま選挙戦に突入したという。

 報道各社の世論調査に基づく情勢が報じられた8日、植木氏本人も含めて一気に撤退論に傾いた。最終的には9日朝、北嶋氏と前市長の山崎広太郎・後援会最高顧問を交えた3者会談を開き、決断したという。

 一方、市政運営を批判された吉田氏は「自分のことをしっかりとやっていくだけ」と淡々と語った。応援に駆けつけていた民主党の枝野幸男幹事長代理は「投票直前に談合して1人が降りるなんて聞いたことがない」と批判した。

(2010年11月10日 読売新聞)

1721チバQ:2010/11/10(水) 22:08:30
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101110ddm003010027000c.html
クローズアップ2010:沖縄知事選あす告示 「脱基地」競い合い
 任期満了に伴う沖縄県知事選(28日投開票)が11日に告示される。現職の仲井真弘多(なかいまひろかず)氏(71)=公明推薦=と、米軍普天間飛行場のある同県宜野湾市の前市長、伊波洋一(いはよういち)氏(58)=共産、社民推薦=の事実上の一騎打ちとなる見通し。従来の知事選と同じ「保守対革新」の構図だが、普天間問題を巡る民主党政権の迷走が「県内移設反対」の県民感情に火をつけ、両氏とも同県名護市辺野古に移設する日米合意は受け入れない姿勢で一致する。沖縄振興策でも「脱基地」を競い合う様変わりの展開となっている。【井本義親、中山裕司、影山哲也】

 ◇仲井真氏、政府と対話は継続/伊波氏、県内移設絶対反対
 7日、那覇市の県立武道館で開かれた総決起大会。約3000人(主催者発表)の支援者を前に、伊波氏は「知事選を勝利し、県内移設を葬り去る」と宣言した。

 伊波氏の持論は普天間飛行場のグアム移転だ。日米両政府は06年、沖縄海兵隊について司令部中心に8000人をグアムに移転させることで合意しているが、伊波氏は普天間のヘリ部隊も移転可能で新基地建設は必要ないと主張する。共産党は普天間の「無条件撤去」、社民党は「県外・国外移設」と主張に違いがあるが、地域政党・沖縄社会大衆党と共闘し、「県内移設反対」のシンボルとして伊波氏を担いだ。

 再選を目指す仲井真氏は自公政権時代、条件付きで辺野古移設を容認した。しかし、政権交代後に「県外・国外」への期待を振りまいた民主党政権が迷走の末に辺野古に回帰。「県民の怒りは高まっているが、政府は県民が納得いく説明や解決策を示していない」として、9月の県議会で「県外移設」を政府に求めることを初めて表明した。

 1月の名護市長選、9月の同市議選で県内移設反対派が勝利したことへの危機感が仲井真氏の「変心」につながった。ただ、現職の知事として、来年度で期限の切れる沖縄振興特別措置法に続く振興策の協議を政府と始めたばかり。「今、頭の中に県内の選択肢は持っていない」としながらも「県内反対」は明言せず、政府との対話は続ける姿勢を示す。政府との交渉で「県外」を求める方が伊波氏の「国外」より実現可能性があるとの立場だ。

 これに伊波氏は「政府は私の立場を承知しており(県内移設は)あきらめざるをえない」と反論する。両氏の主張に温度差はあるが、「辺野古移設は不可能」との認識では一致しており、どちらが当選しても解決への道筋は見えそうにない。

 沖縄振興策でもキーワードは「脱基地」だ。仲井真氏は米軍基地返還後の跡地利用を促進し、地主への補償を拡充する新たな法整備を政府に求めていることを強調する。市長時代に普天間の跡地利用計画に取り組んだ伊波氏も「跡地整備は土木建設業の仕事の場」と力説。いずれも「脱基地」が経済振興につながる未来図を描く。

 知事選には幸福実現党公認の金城竜郎氏(46)も立候補を表明している。

1722チバQ:2010/11/10(水) 22:08:50
 ◇民主県連「伊波氏支持」が表面化/自民県連は「仲井真氏」 党本部との間に溝
 民主党は今回の沖縄県知事選で、7月の参院選沖縄選挙区に続き自主投票に追い込まれた。普天間飛行場移設問題を巡る迷走の傷は深く、米側と合意した辺野古移設を推進する独自候補の擁立は困難と判断した。

 ただ、政府との対話を否定しない仲井真氏に政府はひそかに再選の望みをかける。一方、党県連は野党時代からの「県外移設」の主張を変えず、県選出の玉城(たまき)デニー、瑞慶覧長敏(ずけらんちょうびん)両衆院議員は伊波氏を支持する。小沢一郎元代表に近い議員を中心に「心情的には伊波さんを応援したい」とする県外議員も少なくないため、党本部は県外議員が沖縄入りして特定の候補者を応援することを禁止した。

 9日、党内有志による「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」などが「武器輸出三原則見直し反対」を掲げて国会内で開いた会合には約15人が集まった。川内博史衆院議員(鹿児島1区)は7日の伊波氏の総決起大会に参加し岡田克也幹事長から口頭注意を受けたばかりだが、この日も「仲間として玉城、瑞慶覧両氏を応援していこう」と気勢を上げた。

 党本部と県連の溝に悩むのは自民党も同じだ。自公政権時代の前回知事選では公明党とともに仲井真氏を推薦した。今回、「県外移設」に転じた仲井真氏を県連は推薦したが、党本部は与党として辺野古移設を決めた経緯から見送った。

 9日に那覇市に入った大島理森副総裁は党沖縄県議団の議員総会で「仲井真知事と党県連が合意した(県外移設などの)政策をしっかりと理解し、選挙戦をバックアップする」と約束した。だが、記者団から整合性を問われると「責任は民主党政権の1年3カ月にある。沖縄県政としてそういう方向性を持つのはやむを得ない」と苦しい弁明に追われた。

 国とのパイプを期待し、与党候補を支援してきた県建設業協会も今回は自主投票。危機感を持った経済団体などが8日、那覇市で仲井真氏支援の集会を開いた。ある団体幹部は「民主党が候補を擁立しなかったのが最大の支援。与党の顔色を気にせずに企業が動けるのは大きい」と語る。

1723チバQ:2010/11/11(木) 00:07:21
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101110rky00m010002000c.html
民主党:沖縄行き自体禁止 知事選で岡田幹事長
 【東京】沖縄県知事選に関し党所属国会議員の応援を制限している民主党の岡田克也幹事長が、行動を制限する方向にルールを変更し始めている。

 岡田氏は2日の常任幹事会で、県外の党所属国会議員について「沖縄入りしいずれかの候補者を応援することは行わない」とする党方針を説明した。しかし、8日の川内博史衆院議員との面談の席では、沖縄に行くこと自体を禁止すると説明した。伊波洋一候補の総決起大会に出席し会場で紹介され手を振った川内氏の行動を「応援しているとも受け止められかねない」と指摘し、川内氏に「警告」を発した。

 川内氏は、沖縄に行くこと自体や、候補者の集会に参加しても支援を呼び掛ける行動をしなければ党方針に反しないと解釈しており、9日の常任幹事会で再度岡田氏に確認した。

 岡田氏は「李下に冠を正さず(疑われるようなことは初めからしない方が良いの意)だ。ルールは変えていない」とだけ答えた。

 川内氏は常任幹事会後「岡田氏は途中で急にルールを変更している」と不満を示した。瑞慶覧長敏衆院議員も9日、岡田幹事長と面談し、県知事選の運動制限基準があいまいで県連内に困惑が広がっているとし、基準の明確化を求めた。

(琉球新報)

2010年11月10日

1724チバQ:2010/11/11(木) 00:08:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/local/2010/fukuokashi/20101110/20101110_0003.shtml
異例の選挙投げ出し 福岡市長選撤退の植木氏 「本当に申し訳ない」
2010年11月10日 12:04  「役所の壁は破りますが約束は破りません」と繰り返していた植木とみ子氏(61)が9日、投票が5日後に迫った福岡市長選から突如離脱を表明した。前教育長の肩書を前面に「市政の本流」をうたい市役所改革などの公約を訴えていたのに、世論調査で勝てないとみるや一方的に退散。植木氏を信じて期日前投票を済ませた人もいる。「選挙とはこんなに軽いものなのか」。有権者からは失望の声も上がった。

 「市政を転換させるための次善の策だった」。福岡市長選からの撤退を表明した植木氏は市内のホテルで臨んだ記者会見で無念そうな表情を見せた。期日前投票が進む中、支援者に向けて「本当に申し訳ございません」と繰り返した。

 支援を受ける前福岡市長の山崎広太郎氏と後援会長に挟まれて席についた植木氏は、報道機関の世論調査で自身の劣勢が伝えられたとして「(当選の)可能性がない段階で、票を無駄にするわけにはいかないと考えた」と撤退を決めた理由を説明した。

 戦後最多の8人が立候補する市長選は、世論調査によると、再選を目指す吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、自民、公明支援の元アナウンサー高島宗一郎氏(36)が接戦を展開している。植木氏は「(保守支持層の)票が割れない状況にすれば、市政の転換が図れると考えた」と述べ、自分が退くことが高島氏の支援につながるとの見方を示した。

 同席した後援会長は、高島陣営を名乗る関係者から9月末―10月初めに、保守系の候補者を一本化したいとの働き掛けがあったことを明かしたが「すべて断った」と説明。「告示後はこちらから働き掛けたり、ほかの候補から働き掛けられたりしたことは一切ない」と強調した。

 植木氏は、選挙終盤での撤退がさまざまな憶測を呼ぶ恐れがあることを記者に指摘されると言葉に詰まった。高島氏についても「若いから一生懸命勉強すると思う」「市民の意見をよく聞く」などとあいまいな評価にとどまり、自身の中の迷いを断ち切れていない様子もうかがわせた。

 ■「粛々と戦うだけ」 他陣営 受け止め冷ややか

 植木とみ子氏(61)の突然の戦線離脱。他の7候補の陣営は「粛々と戦うだけだ」と冷ややかに受け止めた。

 民主党などの推薦を受ける現職の吉田宏氏(54)は「最後まで自分の選挙を頑張る」、自民党などが支援する元アナウンサーの高島宗一郎氏(36)も「これまで通り自分の気持ちを訴える」と、それぞれ淡々と語った。

 ただ、両陣営の弁は熱を帯びる。「私の票がもう1人の保守系候補と割れると吉田市政が続く」という植木氏の撤退理由に、吉田氏の街頭演説に駆けつけた民主党の枝野幸男幹事長代理は「投票日直前に談合で候補者が降りるなんて聞いたことがない」とかみついた。

 一方、高島陣営の津田隆士・選対幹事長は個人演説会で「(植木陣営への)自民党による圧力や裏取引などは一切ない」と支援者らに強調した。

 商工団体事務局長で共産党が推薦する有馬精一氏(59)は「有権者を愚弄(ぐろう)している」と反発。元市議の荒木龍昇氏(58)は「保守系候補を勝たせるために降りるというのは、おかしい」と指摘した。塾講師の飯野健二氏(49)は「期日前投票で植木氏に入れた有権者のことを考えたのだろうか」、元人材育成会社講師の内海昭徳氏(32)も「民主、自民の対決の構図で市民不在の選挙になり、勝ち目がないと思ったのだろう」と話した。

 元佐賀市長の木下敏之氏(50)は「植木氏本人と陣営が決断したこと」とコメントを控えた。

 ■戦意喪失に支援者困惑 植木氏陣営

 植木とみ子氏の選挙事務所(博多区)では、支援者が対応に追われた。午前中から鳴り続ける電話に応対した女性は「期日前投票を済ませた人から『票はどうなるのか』『違う人に入れれば良かった』と怒りの声も多かった。謝り疲れた」とため息。遊説を手伝ってきた男性は「支援を呼び掛けた人たちに、おわびをしなければ」と電話をかけ続けた。

 9日朝も選挙カーは街宣に出発し、植木氏への投票を呼び掛けていた。選挙事務を担当する男性は「決断するならもっと早くすべきだった」と不満をあらわにした。

 植木氏の後見役で前福岡市長の山崎広太郎氏は記者会見に同席し「私も市政を変えたいとの思いが強く(保守票が割れるのを避けるため撤退するとの)植木さんの決断を吉とした」と沈痛な表情。会見場に駆け付けた支援グループ「オピニオンリーダーの会」の幹部は「残念。最後まで戦ってほしかった」と肩を落とした。


=2010/11/10付 西日本新聞朝刊=

1725チバQ:2010/11/11(木) 07:22:23
聞いたことがない と批判した枝野と
有権者を愚弄していると批判した共産党よ
03年札幌市長選再選挙で共産候補が撤退した事実があるんだが

1726チバQ:2010/11/11(木) 12:15:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20101110-OYT8T01148.htm
新人は“牛歩”演説や少人数集会 福岡市長選
 戦後最多の8人が立候補した福岡市長選(14日投開票)で、政党の支援を受けない新人候補たちが与野党による全面対決への埋没を避けようと奮闘している。こまめな街頭演説で存在感をアピールしたり、「市民派」を打ち出したりして、都市型選挙の勝敗を左右する無党派層への浸透を図ろうと懸命だ。

 「政党の後ろ盾はないが、市民のための政策は私が一番です」。早良区の街頭に立った新人はマイクを握り、マンションや住宅に向かってこう呼び掛けた。

 演説を2分余りで切り上げ、選挙カーを100メートルほど走らせると、また立ち止まって演説する。短時間の訴えを繰り返す“牛歩戦術”で有権者の票を丹念に掘り起こそうという戦略だ。他県出身で地盤がなく、選挙戦中盤までは自転車部隊を編成し、市内をくまなく走り回ってきた。

 市立こども病院・感染症センターを人工島(東区)に移転させる計画に反対してきた新人は、街頭演説などで「市民」という言葉を何度も口にする。「市民が参加する行政の仕組みをつくる」「市民が住みよい街に」と訴え、住民目線の行政刷新をアピールする。

 別の新人は市民との対話を重視し、「ワールドカフェ」と銘打った少人数の座談会を連日開催。「政党や団体に頼らない私こそが真の市民派だ。市民の手に政治を取り戻そう」と草の根の活動を続けている。

 読売新聞社が行った同市長選の世論調査では「支持政党なし」と答えた有権者が4割に上り、各政党の支持層を大幅に上回った。

 9日には候補の一人が選挙戦の途中で撤退を表明するという波乱も。ある新人候補は「有権者が望むのは中央にものを言える市長。それができるのは、政党の支援を受けず、党本部の意向にとらわれなくてもいい人物だ」と力説した。

(2010年11月11日 読売新聞)

1727チバQ:2010/11/11(木) 21:59:52
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101111/plt1011111646002-n1.htm
新人が勝てば民主大打撃、鳩山の二の舞い可能性も 沖縄知事選2010.11.11
. . 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題の行方を左右する沖縄県知事選(28日投開票)が11日告示された。再選を狙う現職の仲井真弘多氏(71)=公明推薦=と新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=共産、社民、沖縄社大推薦=による事実上の一騎打ちだ。ただ、日米同盟の根幹にかかわる基地政策が問われる選挙にもかかわらず、民主党は自主投票という放置プレーで責任を回避。2氏とも県外移設を主張するが、政府方針により強く反発する伊波氏が当選すれば菅内閣にとって致命傷になりかねない。

 各種の世論調査によると、当初は伊波氏が、辺野古移設を容認していた仲井真氏をリード。しかし、仲井真氏が9月の県議会で県外移設を主張し始めてからは、2氏がほぼ横一線で並ぶ状態となっている。

 伊波氏は今月8日、那覇市で総決起集会を開き「県内移設に反対する県政を実現し、12年続いた県内移設問題を葬り去る」と主張。一方、当初は県内移設を容認していた仲井真氏も、10月の記者会見で「日米共同声明を見直して県外を(県が)求めることは当然のこと」と述べるなど、「県内NO」で足並みをそろえている。

 普天間基地を沖縄県名護市辺野古沖に移設する日米共同声明を「守る」と公言した菅首相にとって、一貫して県外移設を唱える伊波氏が当選すれば「日米合意を順守する道は完全に絶たれる」(民主党幹部)ことは火を見るより明らかだ。

 それだけに、菅内閣としては仲井真氏への期待感があるとみられている。ただ、「仲井真氏はこれまで自民、公明の支援を受けてきた」(永田町事情通)こともあり、民主党は今回の選挙で自主投票を決定。岡田克也幹事長(57)は国会議員の沖縄入りを禁止したが、川内博史衆院議員(49)が7日、無断で那覇市で伊波氏の総決起集会に参加するなど、党内の足並みもそろわないままだ。

 菅内閣は、米側と移設工法などを決める期限を当初の8月末から県知事選後の今月以降に先送りしている。選挙結果で移設が暗礁に乗り上げれば、日米同盟の悪化は必至。同じ問題で退陣に追い込まれた鳩山由紀夫前首相の二の舞になりかねない。

 なお、知事選には県内移設を主張する幸福実現党県本代表代行の金城竜郎氏(46)、前琉球大工学部教授の永井獏氏(66)が立候補を表明している。

1728チバQ:2010/11/11(木) 22:05:52
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101111-OYT1T00453.htm
「東国原氏の戦略通り」宮崎知事選、無風ムード


 知事選は12月9日の告示まで1か月を切ったが、これまで立候補を表明しているのは前副知事の河野俊嗣氏(46)1人で、県内の主だった経済団体や自民党県連が相次いで「協力」を表明、独走状態になっている。

 共産党県委員会や県内の男性2人が出馬を検討しているが、河野氏は支持率の高い東国原知事の後継とみられていることから、有力な対立候補は出ないまま、前哨戦を迎えている。

 「あの方が知事になれば、僕が2期やるのと同じ」

 河野氏が知事選への出馬を表明した翌10月14日、東国原知事は、木城町で開かれた県民フォーラムで、1期での引退を批判する会場の声を遮るように答えた。報道陣に囲まれた知事は「エールを送っただけ」と煙に巻いたが、事実上の後継指名との見方が一気に広がった。

 広島県出身で、総務省の官僚から2005年4月に県総務部長に就任した河野氏は、07年の知事選で初当選した東国原氏が副知事に起用し、以来二人三脚で県政を担ってきた。

 河野氏は知事選への出馬会見で「これまで知事に意見が言いにくいという声もあったが、私は県民や組織との対話を重視する」と違いに触れながらも、「改革の流れを止めてはいけない。東国原県政を発展的に継承する」と、知事の後継を打ち出した。

 政治経験も地縁もない河野氏を支えるため、知事の後援会スタッフがあいさつ回りの調整や事務所選びに協力し、宮崎市内で3日に開かれた事務所開きでも司会を務めた。知事も定例会見で「東国原イズムを継承、尊重されている」と河野氏を持ち上げるなど、支援の姿勢を隠さない。

 「知事の戦略通り」。河野氏の“一人旅”が続く現状を、一部の政党関係者は分析する。

 民主、社民両党県連などでつくる非自民組織「CNP会議」は、「河野氏に勝てる公算は大きくない」と独自候補の擁立を断念したが、知事の不出馬表明が9月末にずれ込んだことを挙げて、「候補者擁立の時間を与えないための作戦だった」と振り返る。

 一時、出馬が取りざたされた元国会議員や県内の首長も、準備不足や知事と河野氏の連携を理由に表だった動きを見せなくなった。民主、社民両党県連は、近く河野氏への対応について方針を決めるという。

 一方、河野氏は「しがらみがなくクリーンな政治」を旗印とし、特定の政党や組織に推薦や支持を求めず、「協力」を要請している。

 知事は2日、「選挙が行われなければ数億円が浮くのは事実。その分は口蹄疫(こうていえき)の復興などに使える」と述べ、無投票の容認とも受け取れる発言をした。

 県内のある首長は「誰かほかに立候補しないのか。知事の戦略に乗せられているだけだ。政権与党の民主党も情けない」と、盛り上がりに欠ける前哨戦を切って捨てた。(関屋洋平)

(2010年11月11日14時56分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101110-OYT1T00562.htm?from=nwla
無投票ない?東国原後継知事選説明会に4陣営
 宮崎知事選(12月9日告示、26日投開票)の立候補予定者説明会が9日、県庁で開かれ、立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)と共産党県委員会など4陣営が出席した。

 他の出席者は西都市の農業男性(39)と宮崎市の会社経営の男性(61)。

 共産党県委員会の陣営関係者は「擁立を前向きに検討している。今月中旬には結論を出したい」と話した。農業男性は「出馬を検討中」と述べ、会社経営の男性は「出馬の意思を固めている」とし、近く立候補を表明するという。

(2010年11月10日13時01分 読売新聞)

1729名無しさん:2010/11/12(金) 09:51:36
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。

1730名無しさん:2010/11/12(金) 17:19:13

自民急伸で民主ピンチ ビデオ流出事件以後、初の大型地方選
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101112/plt1011121639005-n1.htm

 14日投開票の福岡市長選が、永田町でひそかな注目を集めている。民主党推薦の現職が、圧倒的有利な条件にもかかわらず、自公支援の新人に追いつめられ、大接戦となっているためだ。「勝って当然」とも言われる同選挙で民主推薦候補が負けるような事態となれば、菅政権のさらなる求心力低下は免れない。

 政令指定都市のトップを決める同市長選は事実上、再選を目指す無所属現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、自民、公明両党が支援する無所属新人の元民放アナウンサー、高島宗一郎氏(36)の一騎打ち。地元事情通が情勢を解説する。

 「本来は、現職が勝って当然の選挙だ。(1)一般的に、首長選で2期目を目指す現職は最強(2)福岡市は衆院3小選挙区を松本龍環境相ら民主党が独占(3)戦後最多の8人が乱立し、現職はさらに有利(4)吉田氏は地元紙の西日本新聞出身で、バックアップが期待できる−などがその理由。しかし、読売新聞と西日本新聞の世論調査では吉田氏の2ポイントリードだが、自民党の調査では1・6ポイント高島氏がリード。トレンドは高島がいいようだ」

 吉田氏の選対関係者も「外交や経済など、菅政権への逆風は予想以上だ。厳しい」と明かす。

 政令指定都市での与野党直接対決の勝敗は、国政に与える影響が大きい。政権交代前には、さいたま市長選や名古屋市長選など政令指定都市で民主党系が連勝し、政権交代に弾みをつけた。

 それだけに、民主党は岡田克也幹事長や枝野幸男幹事長代理、野田佳彦財務相、菅首相の後見人的存在である江田五月前参院議長などが続々と応援に入る一方、自民党は谷垣禎一総裁や石原伸晃幹事長、小池百合子総務会長らのほか、知名度が高い丸川珠代、三原じゅん子両参院議員を投入した。

 自民党ベテラン議員は「今回勝てば、潮目が変わる。衆院北海道5区補選、福岡市長選、愛媛や和歌山の県知事選で勝ち、与野党直接対決の選挙で、全国的に民主党系が負けるという流れを作る」と鼻息が荒い。

 永田町有力筋の1人は「ビデオ流出事件以後、初めての大型地方選挙だけに、与野党共にその勝敗を注視している。菅政権としては、負けた場合は『地方選と国政は別』と逃げるだろうが、野党はさらに勢いづく一方、民主党内では菅降ろしの動きが出てくる可能性もある」とみる。果たして勝敗はいかに−。

1731チバQ:2010/11/12(金) 20:47:06
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128952417702.html
来春の県議選 「出馬」50人固める
[2010年11月12日 10:08]
 来春の大分県議選(定数44)まで約5カ月。大分合同新聞の取材では、現時点で50人が出馬表明したか出馬する方向で、10人前後が検討している。昨年の政権交代を経て、自民党が過半数を守れるかが最大の焦点。第2会派の県民クラブを構成する民主、社民両党は複数区を中心に積極的に候補者を擁立する方針。公明党は現有議席の確保、共産党は議席増を目指す。

 前回(2007年)の一般選挙では全県で計69人が立候補した。まだ現職の対抗馬が見えない1人区や出馬予定者が定数と同じ複数区もあり、各党や支持団体は擁立作業を急いでいる。
 現在の勢力は▽自民党 24▽県民クラブ 13▽公明党 3▽無所属の会 2▽共産党 1▽欠員 1。
 自民党は党系の新人、元職を含めて23人の出馬がほぼ固まった。現職は1人が引退、2人が態度を決めていない。「参院選大分選挙区の敗北から立て直す戦い」と位置付けて「現有24プラス1」の目標を掲げる。唯一空白の杵築市での擁立が課題。大分市では前回落選した元職1人が再挑戦を決めている。
 民主、社民両党は支持労組が加盟する連合大分と協力して、3人区や自民党が議席を持つ1人区での新人擁立を目指す。合わせて16人の出馬が固まっている。
 民主党は佐伯市と日田市で新人を擁立する方針。大分市で引退する現職の後継は出身組織が立てる見通しで、さらに1人の擁立に向けて詰めの作業をする。
 社民党は別府市、中津市で党系の新人擁立が決まり、大分市の引退する現職の後継探しを急いでいる。
 公明党は大分市2、別府市1の現有議席死守が目標。候補予定者は現職3人を含めて検討中で、12月に発表する。「県政で唯一の野党」を標榜(ひょうぼう)する共産党は前回落とした別府市に新人を立て、現職のいる大分市とともに2議席の獲得を目指す。無所属の会(2人)に所属する大分市の現職が出馬するか調整中。
 無所属の新人(現時点で政党の支援なし)は宇佐市で2人、豊後大野市で1人が名乗りを上げたほか、数人が出馬を検討している。
 政府は来年の統一地方選について都道府県の知事・議員選挙の投票日を4月10日にする方針を決めている。

1732名無しさん:2010/11/12(金) 20:48:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010111202000032.html?ref=rank
<スコープ>民主動けぬ一騎打ち 沖縄知事選 告示
2010年11月12日 紙面から

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が焦点となる県知事選は十一日告示され、現職・仲井真弘多、前宜野湾市長・伊波洋一、幸福実現党員・金城竜郎の三氏が立候補した。事実上の一騎打ちとなる仲井真氏、伊波氏がともに「県外移設」を主張する中、独自候補擁立を断念した民主党執行部としては、政府との対話に理解を示す仲井真氏に勝ってほしいのが本音。ところが所属議員に早くも“造反”の動きが出ており、神経をとがらせている。 (関口克己)

 民主党の岡田克也幹事長は十一日の記者会見で、知事選に自主投票で臨むことに関し「無理に政策の違う人を推さなかったのは政党としての誠意だ」と強がってみせた。

 民主党は、移設先を名護市辺野古とする日米合意推進を公約する有力候補を擁立できなかった。これを受け、常任幹事会で、県外の党所属議員が特定の候補を応援する目的で沖縄入りすることを禁じる異例の決定をした。実態は自主投票というよりも、活動自粛に近い。

 こうした神経質な対応をせざるを得ない理由は何か。

 政府や執行部は、自公政権時代に辺野古移設を容認していた仲井真氏の再選を内心で期待している。一方で、昨年の衆院選で鳩山由紀夫前首相が「最低でも県外」と訴えて政権交代した経緯から、一貫して県内移設に反対してきた伊波氏に共鳴する議員も多い。

 仲井真氏が敗れれば、日米合意が完全に暗礁に乗り上げ、日米関係が再び悪化しかねない−。

 そんな執行部の懸念をあざ笑うかのように、党内で伊波氏支援の動きが表面化するのは、何としても避けなければならない事情がある。

 もっとも、党内には「禁足」への不満が募っている。

 鹿児島1区選出の川内博史衆院議員は七日、那覇市で開かれた伊波氏の総決起大会に出席。岡田氏が注意すると、川内氏は「集会に出席しても支援を訴えなければ党の方針に違反しないのではないか」と反論した。

 十一日の党代議士会では、沖縄3区選出の玉城デニー氏が突然発言を求め、伊波氏支持を前提に「(民主党が)知事選で寝ているわけにはいかない。県外からも応援してもらえる気持ちで取り組んでほしい」と力説する場面も。

 岡田氏は党方針を破った議員への対応について「選挙が終わった上で全体を判断する」とけん制するが、二十八日の投開票日まで気を抜けない日々が続きそうだ。

◆沖縄県知事選立候補者(届け出順)
仲井真弘多(なかいまひろかず)71知事 無現<1>

 =公

伊波洋一(いはよういち)58(元)宜野湾市長  無新 

 =共社沖

金城竜郎(きんじょうたつろう)46幸福実現党役員 諸新

1733チバQ:2010/11/12(金) 23:30:41
>>173
(京都のような相乗りを除いて)
民 自対決の場合政令指定都市全員民主系だよね

1734チバQ:2010/11/13(土) 01:17:33
http://sankei.jp.msn.com/region/kyushu/fukuoka/101112/fkk1011120228001-n1.htm
経済界動き鈍く 福岡市長選、対応もばらばら
2010.11.12 02:26

 投票日が迫る福岡市長選だが、これまでの市長選で選挙運動の原動力となってきた経済界や業界団体の動きは鈍いままだ。

 経済界では、福岡商工会議所(会頭、河部浩幸・九電工会長)の政治団体「福岡商工連盟」が「現職推薦」の原則で、民主党県連より約3週間先に現職、吉田宏氏(54)の推薦を決めた。ところがその後、自民党市議団が新人の高島宗一郎氏(36)を擁立したことで、自民党支持者も多い経済界は一致した対応が取れなくなった。

 福岡では、九州電力や九電工など地元大企業による「七社会」が選挙や市政運営に影響力を持っているが、今回の市長選への対応はバラバラだ。七社会の首脳からは「商工連盟の推薦決定が早すぎた」と異を唱える声や、「地元では自民との結びつきが強いが、政権与党は民主。目立った動きはできない」との意見も出る。

 ある地元企業幹部は「これまでは自民系候補に、会社関係の名簿を渡すなど協力態勢をとってきた。今回はどの陣営にも何もしていない」。吉田氏を推薦する市医師連盟の関係者は「等距離外交の姿勢も保ちたいのが本音」と明かす。

 労働組合の動きも活発とは言いがたい。民主党に足並みを合わせ吉田氏を推薦している連合福岡の幹部は「主力部隊は吉田氏支援でまとまっている」と言い切るが、加盟単組の関係者からは「『お願いします』という紙が回ってくるだけ」との声も漏れる。

1735チバQ:2010/11/13(土) 21:08:39
http://www.asahi.com/politics/update/1111/TKY201011110546.html
原理主義者も折れた? 岡田氏、沖縄選出議員の応援容認2010年11月11日23時35分
 民主党の岡田克也幹事長が11日の党代議士会で、沖縄県選出の議員から同知事選の応援を大目に見るよう直訴され、「受け止めさせていただく」と述べた。知事選に自主投票で臨む民主党は、党所属の全国会議員が候補者の応援を自粛すると決めている。ルールを曲げない「原理主義者」と呼ばれる岡田氏だが、地元の声には配慮せざるを得なかったようだ。

 代議士会では、沖縄3区選出の玉城デニー衆院議員が「私たちは寝ているわけにはいかない。幹事長には大きな心で見ていただきたい」と突然発言。せめて県選出議員が県内でマイクを使って応援することを容認するよう求めた。

 岡田氏は、苦笑しながら発言に拍手し、「(どう自粛するかは)県連で考えてもらう」と事実上の容認。ただ、「県外の国会議員が応援に入ることは認めない」とクギを刺すことも忘れなかった。

1736チバQ:2010/11/13(土) 23:34:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20101101-OYT8T00932.htm
酒気帯び運転町議 職業偽る
 沖縄県警宜野湾署は31日、同県本部町新里、同町議上間貢容疑者(53)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 発表によると、上間容疑者は10月30日午後、同県宜野湾市真志喜の国道58号で、酒気を帯びた状態で軽ワゴン車を運転した疑い。

 信号待ちをしていた乗用車に追突し、駆け付けた同署員が飲酒検知をしたところ、呼気から基準の9倍以上のアルコールを検出した。乗用車の運転手にけがはなかった。上間容疑者は30日の逮捕当初、無職と供述していたが、31日になって町議であることを明かしたという。

(2010年11月1日 読売新聞)

1737チバQ:2010/11/13(土) 23:41:16
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101113-OYS1T00450.htm
沖縄知事選同日選の宜野湾市長選、保革代理戦の様相
 沖縄県知事選(28日投開票)と同日選になる宜野湾市長選が、市中心部にある米軍普天間飛行場の移設先を巡って「県外」と「グアム」を訴える保革両候補の一騎打ちになる公算が大きくなり、知事選と連動した「代理戦争」の様相を呈している。

 両陣営とも「知事選とダブル勝利で移設問題を進展させる」と意気込み、21日の市長選告示を前に激しい前哨戦を展開している。

 市長選は知事選に立候補した伊波洋一氏(58)の辞職に伴うもので、副市長だった安里猛氏(58)が革新候補として後継指名された。

 保守陣営は昨夏まで地元選出の衆院議員だった安次富修氏(54)が出馬を決めており、知事選で再選を目指す仲井真弘多氏(71)と同じく「県外移設」を主張しながらも「県内移設反対」とまでは明言していない。

 「知事は仲井真、市長は安次富。政治生命を懸けて必ず勝利する」。12日昼、宜野湾市内の事務所で自民党沖縄県連の新垣哲司会長から激励された安次富氏はこう強調した。新垣会長は「『グアム移設』という実現の見通しがない主張を封じ込めるためには、知事とセットの当選が不可欠だ」と力を込めた。

 安次富氏は衆院議員時代の人脈を生かして自民党本部にも応援を要請。15日は市内で仲井真氏と合同の総決起大会を開き、結束をアピールする。

 一方、安里氏は伊波氏、稲嶺進・名護市長と、普天間飛行場を名護市辺野古に移設する現行計画に強く反対する姿勢を見せている。

 12日夕、地元市議や県議と市内の街頭に立った安里氏は「県内に新基地を造らせないため、知事選は伊波に、市長選は安里に支援の輪を広げてほしい」と声をからした。

 地元市議は「相手は当選すれば辺野古移設を容認しかねない。必ず勝利しなければ」と語った。告示までに伊波氏と合同の集会を2回計画しているという。

(2010年11月13日 読売新聞)

1738チバQ:2010/11/14(日) 01:05:06
意外
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111300374
伊波氏を支持=国民新沖縄県連
 国民新党沖縄県連と同党と友党関係にある地域政党の「政党そうぞう」は13日、那覇市内で合同で会合を開き、28日投開票の沖縄県知事選について、前宜野湾市長の伊波洋一氏の支持を決定した。これに関し、国民新党の下地幹郎幹事長は記者会見し、「党本部に(近く)申請し、対応を協議したい」と述べた。(2010/11/13-19:58)

1739チバQ:2010/11/14(日) 17:30:02
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170097-storytopic-26.html
下地氏ら伊波氏「支持」 「反自公」堅持で判断2010年11月14日
 政党そうぞう、国民新党県連は今知事選で伊波洋一氏(58)の「支持・支援」を決めた。保守色の強い両党だが、革新3党が擁立する伊波陣営と「反仲井真」で思惑が一致。糸数慶子氏を支持した前回知事選と同様の対応に行き着いた。衆院沖縄1区で自公勢力と因縁の闘いを繰り広げてきた下地幹郎衆院議員の選挙戦参入は、現職の仲井真弘多氏(71)を支える体制にも火を付ける。
 13日の記者会見で下地氏は「民主党が自主投票にしたのは(仲井真氏への)淡い期待だ。そういうことはあってはならない」と述べ、仲井真氏の再選に期待を寄せる現政権を批判。自身を含めた政権与党の独自候補の擁立を袖にされたことへの不信感が、今回の支持決定の契機となった。
 また「この4年間、仲井真氏とは陳情に行ったことは1回もない。私が与党になっても、一緒にやろうと言ってきたことはない」と説明。「保守・中道」県政を転換することで、新県政と政権とを結びつける「パイプ役」の存在感が増すという思惑ものぞく。
 伊波陣営にとって下地氏の支持表明は保守票切り崩しのプラス材料だが、一方で普天間問題で下地氏は「グアム、サイパン移転には10年かかる」と述べ、国外移設までの暫定的な措置として、キャンプ・シュワブ陸上案や嘉手納統合案の県内移設をとなえる。また、伊波氏は選挙公約に下地島空港の軍事利用反対を盛り込むが、下地氏は「そろそろ変えるべきではないか」と島しょ防衛の観点から自衛隊使用に積極的だ。
 基地政策や安保観における不一致は、相手陣営に攻撃材料を与えるだけでなく、自陣営内の反発も招きかねない。
 (’10知事選取材班・与那嶺松一郎)

1740建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/11/14(日) 20:18:58
ミンス脂肪ワロスww
________
福岡市長選、自公系・高島氏が当選確実 現職ら7人破る
2010年11月14日20時0分
http://www.asahi.com/politics/update/1114/SEB201011140007.html
 過去最多の8人が立候補した福岡市長選は14日投開票され、
自民と公明が支援する新顔で元九州朝日放送アナウンサーの高島宗一郎氏(36)が、
民主、国民新の推薦と社民の支持を得て再選を目指した現職吉田宏氏(54)や
新顔の元佐賀市長木下敏之氏(50)ら7人を破って初当選を確実にした。 
政党支援は国政とほぼ同じ対立構造となり、
各党とも応援演説に元首相や現職閣僚、党幹部らを続々と投入。「代理戦争」の様相を呈した。

1741建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/11/14(日) 20:19:42
現職なのに0打ち瞬殺pgrww

1742名無しさん:2010/11/15(月) 00:00:59
ミキオ、歓迎されてないなあ

1743名無しさん:2010/11/15(月) 00:09:37
福岡市長選
高島−吉田のポイント差
西区   19.32
博多区 18.47
早良区 17.48
城南区 17.41
南区   15.66
中央区 15.13
--勝敗逆転--
東区   *2.79
市合計 13.30

高島−(吉田+木下)のポイント差
博多区 *5.18
西区   *3.89
早良区 *0.91
--勝敗逆転--
城南区 *0.59
南区   *1.64
中央区 *4.94
東区   12.13
市合計 *1.96 高島<吉田+木下

単純な得票率でも結構ばらつきがあった

1744名無しさん:2010/11/15(月) 01:51:35
依然創価頼みの自民

1745名無しさん:2010/11/15(月) 01:58:23
創価頼みでもそれが通用しそうな政局だからね。
今の民主執行部にそれを引き剥がせるだけの力があるのか?なきゃまた自公政権に逆戻りでしょうね。

1746名無しさん:2010/11/15(月) 11:52:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/local/2010/fukuokashi/shicyo.shtml

高島宗一郎 無(新)
得票率
43.1%

吉田  宏 無(現)
得票率
29.8%

1747チバQ:2010/11/15(月) 12:14:47
大差ですね。高島=吉田+木下だから、
木下が出なかったとしても吉田は負けてましたね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101114-00000020-maip-pol
福岡市長選 自公支援の高島氏初当選 民主推薦の現職破る
毎日新聞 11月14日(日)22時17分配信


拡大写真
福岡市長選で当選を決め、娘の花月ちゃん(左)と花音ちゃん(右)を抱きかかえる高島宗一郎氏(中央)=福岡市中央区薬院の選挙事務所で2010年11月14日午後8時17分、野田武撮影
 過去最多8人が立候補した福岡市長選は14日投開票され、自民と公明が支援する元民放アナウンサー、高島宗一郎氏(36)が現職、新人の7人を破り、初当選した。次点の現職、吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=を6万票以上引き離す大差となった。高島氏は歴代の福岡市長としては最年少で、政令市では千葉市の熊谷俊人市長(32)に次いで2番目に若い。投票率は43.67%(前回42.57%)。

 市長選は序盤から民主推薦の吉田氏、自公が推す高島氏の事実上の一騎打ちとなり、自民は元閣僚らを福岡に大量派遣。自公は徹底した組織固めを図った。高島氏は「福岡をアジアのナンバーワン都市に」と訴える一方、尖閣諸島問題をめぐる政府対応を批判し、菅政権の不満の受け皿にもなることで票を伸ばした。

 自民は菅政権発足後、参院選、衆院北海道5区補選で連勝。今回の市長選勝利は勢いに弾みをつけることになる。政権へのダメージは大きく、民主は来春の統一地方選に向け、対策を迫られそうだ。【鈴木美穂、門田陽介】

  ●福岡市長選確定得票数●

当 209,532 高島宗一郎<1>無新

  144,828 吉田  宏(1)無現=[民][社][国]
   74,228 木下 敏之 無新
   21,500 有馬 精一 無新=[共]
   13,277 植木とみ子 無新
   12,313 荒木 龍昇 無新
    5,445 飯野 健二 無新
    5,410 内海 昭徳 無新

1748名無しさん:2010/11/15(月) 14:29:13
パンチラ・ムネチラ当たり前♪

中にはあんな画像まで・・・☆

無防備な女の子が多いから見放題です!

http://s.yo4o.com/iiaed

1749名無しさん:2010/11/15(月) 16:59:13
>>1746-1747

大敗どころか惨敗。その責任は民主党。

1750建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/11/15(月) 20:26:47
>>1747
上のほうでなんか実質的勝利wを涙目で必死に演出している方がいらっしゃいましたがwww

1751チバQ:2010/11/16(火) 01:05:23
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101115rky00m010001000c.html
知事選:仲井真氏先行伊波氏が猛追 琉球新報・OTV電話世論調査
 28日に投開票される第11回県知事選が11日に告示されたことを受け、琉球新報社と沖縄テレビ放送は合同で12〜14の3日間、県内11市の有権者を対象に電話世論調査を実施した。本紙の取材を加味して序盤情勢を探ると、無所属現職の仲井真弘多氏(71)=自民党県連、公明、みんなの党推薦=が一歩先行し、無所属新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=社民、共産、社大推薦、そうぞう、国民新党県連支持=が追い上げる展開となっている。

 無所属新人で幸福実現党の金城竜郎氏(46)は伸び悩んでいる。ただ3割近くの有権者が投票する人をまだ決めていないことから、今後の情勢は流動的で、残り2週間の攻防が当落を左右する。

 調査では、今回の知事選に関心があると回答した人は全体の88・5%を占めた。投票に「必ず行く」「たぶん行く」と回答した人も94・5%に上り、選挙への関心の高さを示した。

 地域別では、仲井真氏が大票田の那覇市で先行し、本島南部でも勢いがある。伊波氏は地元の宜野湾市でリードするなど、本島中部で浸透を見せる。

 政党支持別では、自民党が支持率を23・9%に回復させてトップとなり、仲井真氏は自民支持者の8割超を固めていることが追い風になっている。伊波氏は社民、共産、社大支持層の7〜8割を固める。民主党の支持率は自民に次ぐ12・5%で、伊波氏が6割を取り込んでいる。

 一方、支持政党なしと答えた人が4割近くを占めており、無党派層の動向は今後の焦点となる。

 早急に取り組んでほしい県政の課題(複数回答)は「基地問題・普天間問題の解決」(47・9%)、「経済対策・産業振興」(47・3%)が拮抗(きっこう)して高く、「医療・福祉」「子育て支援・教育対策」と続いた。

 普天間飛行場返還・移設問題で、名護市辺野古への移設の是非を聞いたところ「反対」が68・1%、「賛成」は18・7%だった。先島地域への自衛隊配備の是非では「反対」が43・8%で、「賛成」の37・0%を上回った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【調査方法】12〜14の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に作った番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。有権者がいる世帯にかかったのは823件で、514件の回答を得た。

(琉球新報)

1752チバQ:2010/11/16(火) 01:09:31
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101115-OYT1T00581.htm
強気の阿久根市長「失職したら、もう一回出る」

 市長解職の賛否を問う住民投票が15日告示された鹿児島県阿久根市。有権者の過半数に達する署名を突き付けられ、12月5日の住民投票で審判を受ける竹原信一市長(51)は、記者会見で「署名は強引に集められた」などとあくまで強気の姿勢を崩さなかった。一方、運動を進める市民団体は「リコールを成立させ、必ず竹原市政に終止符を打つ」と自信を見せた。

 15日午前9時30分から市役所で行われた記者会見。竹原市長は集まった約20人の報道陣に「おはようございます」と声をかけ、落ち着いた様子で着席した。

 「住民投票が告示されたが今の思いは」との質問に対し、竹原市長は「官民格差や議会の現実を知れば、こういうこと(住民投票)が起こること自体、変なことだ」と述べた。

 市民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)が集めた1万197人分の有効署名については「組合(市職員労働組合)側につき、市民の痛みを感じない人が多くの署名を強引に集めた」と発言。「住民は本当の社会の現実を知る過程にあり、数には興味がない」と述べた。リコールの不成立に自信をみせる一方、「失職したらもう一回選挙に出るだけですから」と淡々と答えた。

 市役所の掲示板には15日午前、住民投票の告示文書とともに竹原市長の「解職請求に対する弁明の要旨」の文書が張り出され、この中でもリコール委の川原委員長を名指しで「反対派議員や市役所職員組合などと癒着している」と批判するなど、持論を展開した。

 一方、川原委員長は同日午前の記者会見で、市長の弁明などに対し「事実無根だ」と反発。「他人を中傷するなど一方的に敵を作るような市長のやり方では、争いしか生まれない」と憤った。

 住民投票については、署名数を上回る1万2000票の解職賛成票の獲得を目標に掲げるなど、リコール成立に自信をみせた。

 出直し市長選になった場合に立候補を表明しているリコール委監事の西平良将氏(37)は「住民投票に勝つことなくして、その先はない。全力を尽くしたい」と力を込めた。

(2010年11月15日15時30分 読売新聞)

1753名無しさん:2010/11/16(火) 16:37:48
終盤には尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件への対応などで民主党への逆風が強まり、結束のきっかけを失っていった。

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101116-OYT1T00465.htm
蓮舫氏応援も焼け石に水…現職大敗の福岡市長選

 14日に投開票が行われた福岡市長選。自民、公明両市議団などが推した新人の元民放アナウンサー・高島宗一郎氏(36)が、民主などが推薦した現職の吉田宏氏(54)ら7人を大差で破り、初当選した。与野党対決の激戦の陰で、何があったのか。変動の軌跡を追った。

 「翌日の新聞で初めて知った。連絡があったら駆け付けたのに」。ある市議が不満をぶちまけた。

 市長選告示から間もない3日、吉田氏応援のため、江田五月・前参院議長が天神の街頭に駆けつけた。しかし、聴衆はまばらで、傍らには応援弁士の市議が1人だけ。マイクの声はビル街にむなしく響いた。江田氏も演説で「率直に言って、あまり盛り上がっていない気がします」と語った。

 陣営が結束を示す格好の場であるにもかかわらず、案内がなかった市議や県議もいたという。吉田陣営の混乱ぶりを露呈する象徴的な出来事だった。

 吉田氏の選対本部は、連絡が不十分だったり、指示が遅すぎたりし、組織を十分に生かせない状況が続いた。特に序盤は応援弁士がわずかな集会や、人が集まらない街頭演説が度々あった。市議、県議が次々に応援弁士に立つ高島陣営の集会とは対照的だった。

 「候補者って、周りで何が起きているかわからないものなんだ」と漏らした吉田氏。投票日に日付が変わる直前まで、深夜の繁華街で人や車に手を振り続けた。事務所に戻ると、崩れるようにイスに座り、疲れ切った表情でうなだれた。

 吉田氏は6月議会での出馬表明を見送った。「自民党など保守系の候補が決まらず、ゆったり構えていただけだ」と、近い市議は振り返る。だが、民主党県連内には「自民などとの相乗りを模索しているのでは」との憶測も渦巻いた。

 7月に立候補を表明した後も、推薦の決定過程で、吉田氏が国政選挙で中立を保ってきたことに対し、民主党の一部の国会議員や県議から不満が噴出。吉田氏を支えてきた市議との間で溝が深まった。選対会議では団結を呼びかける声も上がったが、終盤には尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件への対応などで民主党への逆風が強まり、結束のきっかけを失っていった。

 選挙戦最終日の13日夕、天神には蓮舫行政刷新相が来援し、一番の盛り上がりを見せた。しかし、人と視線を集めたのが吉田氏ではないことに気づかない者はいなかった。「選挙になっていない。気付くのが遅すぎたよ…」。人の波が去り、一人の市議がつぶやいた。

(2010年11月16日12時59分 読売新聞)

1754名無しさん:2010/11/16(火) 16:39:04
1744 名前:名無しさん 投稿日: 2010/11/15(月) 01:51:35
依然創価頼みの自民

1750 名前:建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg 投稿日: 2010/11/15(月) 20:26:47
>>1747
上のほうでなんか実質的勝利wを涙目で必死に演出している方がいらっしゃいましたがwww

1755チバQ:2010/11/16(火) 20:18:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101116-OYT1T00211.htm
「不信感根強い」福岡市長選で大敗、民主に動揺
民主党
 14日投開票の福岡市長選で与党推薦の現職が大敗したことを受け、民主党内では、「菅政権への国民の不信感は根強い」と動揺が広がった。

 党幹部らを投入して国政選挙並みの態勢で臨んだだけに、民主党は、来春の統一地方選に向けた態勢の立て直しを迫られることになりそうだ。

 民主党の渡辺周選挙対策委員長は15日の党役員会で、福岡市長選の結果について「大差で敗れた。今後、敗因を分析したい」と報告した。

 一方、岡田幹事長は同日の記者会見で「民主党に対する逆風も否めないが、政党色というより本人に対する市民の評価が一つあると思う」と述べ、国政の影響は限定的だと強調した。しかし、党役員の一人は「今や民主党と名乗るだけで逆風になる。統一地方選の候補者を探すのが難しくなりつつある」と懸念を示した。

(2010年11月16日10時09分 読売新聞)

1756チバQ:2010/11/16(火) 21:12:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20101115-OYT8T01074.htm
民主混乱結束欠く 尖閣問題で吉田氏に逆風


運動期間ぎりぎりまで歩いて支持を訴えた吉田氏(13日午後11時25分、福岡市・天神で) 14日に投開票が行われた福岡市長選。自民、公明両市議団などが推した新人の元民放アナウンサー・高島宗一郎氏(36)が、民主などが推薦した現職の吉田宏氏(54)ら7人を大差で破り、初当選した。与野党対決の激戦の陰で、何があったのか。変動の軌跡を追った。

 「翌日の新聞で初めて知った。連絡があったら駆け付けたのに」。ある市議が不満をぶちまけた。

 市長選告示から間もない3日、吉田氏応援のため、江田五月・前参院議長が天神の街頭に駆けつけた。しかし、聴衆はまばらで、傍らには応援弁士の市議が1人だけ。マイクの声はビル街にむなしく響いた。江田氏も演説で「率直に言って、あまり盛り上がっていない気がします」と語った。

 陣営が結束を示す格好の場であるにもかかわらず、案内がなかった市議や県議もいたという。吉田陣営の混乱ぶりを露呈する象徴的な出来事だった。

 吉田氏の選対本部は、連絡が不十分だったり、指示が遅すぎたりし、組織を十分に生かせない状況が続いた。特に序盤は応援弁士がわずかな集会や、人が集まらない街頭演説が度々あった。市議、県議が次々に応援弁士に立つ高島陣営の集会とは対照的だった。

 「候補者って、周りで何が起きているかわからないものなんだ」と漏らした吉田氏。投票日に日付が変わる直前まで、深夜の繁華街で人や車に手を振り続けた。事務所に戻ると、崩れるようにイスに座り、疲れ切った表情でうなだれた。

 吉田氏は6月議会での出馬表明を見送った。「自民党など保守系の候補が決まらず、ゆったり構えていただけだ」と、近い市議は振り返る。だが、民主党県連内には「自民などとの相乗りを模索しているのでは」との憶測も渦巻いた。

 7月に立候補を表明した後も、推薦の決定過程で、吉田氏が国政選挙で中立を保ってきたことに対し、民主党の一部の国会議員や県議から不満が噴出。吉田氏を支えてきた市議との間で溝が深まった。選対会議では団結を呼びかける声も上がったが、終盤には尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件への対応などで民主党への逆風が強まり、結束のきっかけを失っていった。

 選挙戦最終日の13日夕、天神には蓮舫行政刷新相が来援し、一番の盛り上がりを見せた。しかし、人と視線を集めたのが吉田氏ではないことに気づかない者はいなかった。「選挙になっていない。気付くのが遅すぎたよ…」。人の波が去り、一人の市議がつぶやいた。

(2010年11月16日 読売新聞)

1757チバQ:2010/11/17(水) 21:05:44
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/210138
【変動 2010福岡市長選】<上>旋風
2010年11月16日 12:54 カテゴリー:九州 > 福岡

当選から一夜明け、西日本新聞の号外に目を通す高島宗一郎氏=15日午前、福岡市中央区の事務所 初当選から一夜明けた、15日午前6時52分。地元民放の“古巣”の看板番組に、元アナウンサーの高島宗一郎(36)の姿があった。「市民の言葉で、分かりやすく市政を伝えていきます」。約1時間の仮眠しか取っていないとは思えない笑みを振りまき、はつらつと清新さをアピールした。

 民主党推薦の現職・吉田宏(54)を、約6万5千票の大差で破った高島の登場は、告示のわずか2カ月前。だが「ずっとブラウン管の中に居た知名度」(自民市議)は、抜群だった。9月中旬、高島は初めて立った地下鉄姪浜駅で、何人もの通勤客から求められ携帯電話の写真撮影に応じた。

 行政経験のない「素人」であることを前面に出し、「発信力」「アジアナンバーワン都市」とのシンプルな訴えを連呼。それが聴衆をひきつけた。挙党態勢で応援した自民党のベテラン市議は「こんな大差で勝つとは。若さや“プロ”でないことが最初は頼りなくみられたが、有権者と触れ合う中で、清新さやしがらみがないとの評価につながった」と驚いた。

    ■   ■

 後片付けが終わり、がらんとした高島の事務所3階の一部屋に、高島をボランティアで応援してきた若者たちの寄せ書きが残されていた。「新しい風を吹かせましょう」「福岡を変えて下さい」…。そのフレーズはどこか、吉田が4年前に起こした「刷新の風」を思い起こさせた。

 昨夏の衆院選での政権交代へ向け、先導役となった吉田。だが、「民間出身で、さっそうと登場して期待したけど、前の市長とあまり変わらずがっかりした」(早良区の50代女性)との声が選挙中も聞かれた。そのイメージの象徴が、人工島への移転計画を見直すと公約に掲げながら結局は推進したこども病院問題だった。

 「将来の子どもたちのことを考えての、苦渋の決断だった」。演説で何度も繰り返した言葉だ。しかし、有権者の心には届かなかった。

 逆風も吹いた。尖閣問題など国政の与野党対決の「代理戦争」と化し、「市の課題を超えた外交問題で政権批判を浴び、手の施しようがなかった」。陣営幹部は、約1200億円の市債残高削減など、1期目の実績がすっかりかすんでしまったことを悔やむ。

    ■   ■

 市役所議会棟に高島が姿を現したのは15日夕。支援を受けた自民、公明両党など市議会3会派へのあいさつ回りだった。

 高島「支えていただき、ありがとうございました」

 自民党市議団会長・小畠久弥「市長には市長、議会には議会の意思がある。時には緊張感を持ってやっていきましょう」

 小畠は、高島が告示直前、推進の立場を「白紙から再検討」に路線転換したこども病院の人工島移転について「議決を得た計画ですよ」と付け加えるのを忘れなかった。

 市政運営でどうリーダーシップを発揮するか−。吉田と同じく、こども病院問題が高島の試金石となる。

 当選を決めた14日夜、支援者で埋まった事務所で高島は宣言している。「市民との共感を大事にして福岡市を前に進めたい」 (敬称略)

    ◇   ◇

 36歳の若きリーダーを誕生させた福岡市長選。国政での与野党対決の構図が持ち込まれ、二大政党はくっきりと明暗を分けた。変化を求めた民意の背景と新市長の課題、来春に迫る統一地方選への影響を探る。


=2010/11/16付 西日本新聞朝刊=

1758チバQ:2010/11/17(水) 21:06:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/210352
【変動 2010福岡市長選】<下>潮目
2010年11月17日 12:17 カテゴリー:九州 > 福岡

福岡市長選の投票日から一夜明けて開かれた民主党福岡県連の常任幹事会。沈うつな空気が支配した=15日午前、福岡市博多区 重苦しさが漂った。15日午後、国会内の民主党幹事長室。「民主党への風当たりは相当強い」。福岡市長選で推薦した現職吉田宏の落選を報告する幹事長岡田克也の表情は硬かった。役員たちは押し黙ったままだった。

 市長選告示日の1週間ほど前、党本部はひそかに情勢調査をした。その時点で「現職逃げ切り」と読んだ。ふたを開ければ6万5千票差の「大敗」(党役員)。中国漁船衝突事件をはじめ外交面などでの失点が響いた。

 「途中から何と戦っているのか分からなくなった」。14日夜、福岡市長選で再選を阻まれた吉田は、福岡市の事務所で疲れた表情を見せた。
 どこで街頭演説しても有権者から同じ質問を浴びた。「吉田さんは何党ですか」「民主党に入れるかどうか迷っている」

 時期は、衝突事件をめぐり民主党政権に批判が高まったころと重なる。「あまりにも国政をストレートに反映するのはどうなのか」。吉田は深いため息を漏らした。

 党副幹事長の一人は「大都市では候補者個人の資質など関係ない」。時の政権への評価が結果に直結する都市型選挙への危機感を隠さない。

   ■   ■

 吉田が敗戦の弁を語った14日夜、福岡県知事の麻生渡も似た言葉を口にした。「政党同士の戦いばかり福岡でやられてもね」

 念頭にあるのは来春の知事選だ。今期限りで退任する麻生は、後任には「各党の統一候補が望ましい」と公言する。長年にわたる知事選の保革対決が県政の発展を遅らせたとの思いからだ。

 ただ、福岡市長選の勝利で、自民党には主戦論が台頭しつつある。

 16日午前、国会内の自民党総裁室に福岡市長選に初当選した高島宗一郎が姿を見せると、大きな拍手がわいた。衆院北海道5区補選に続く連勝。「民主党の組織が脆弱(ぜいじゃく)な地方で勝つことが政権奪還につながる」。党幹部は統一地方選を視野に意気込む。

 福岡知事選に向け、県議会の自民、民主、公明は「統一候補」の可能性を探ってきたが、自民党県連幹部は「実現は遠くなった」とみる。地元市議団が候補者擁立を断念した北九州市長選でも、主戦論がくすぶる。

   ■   ■

 昨年、政権交代を実現させた民意は今、民主党に強烈な逆風を吹き付ける。統一地方選がある来年春、その風がどこに向かうのか。どの政党も測りかねている。

 10月末、自民党福岡県議団の議員総会。不適正支出が相次いだ政務調査費の使途基準見直しに話題が及ぶと幹部が口を挟んだ。「政務調査費や海外視察費は認めないという候補者が知事選に出たら、とても戦えない」

 宮崎県知事の東国原英夫や大阪府知事の橋下徹のような著名人が「無駄撲滅」を掲げて参戦したら、政党は吹っ飛ぶ−。政務調査費の基準案はさらに厳しく見直された。

 読めない民意にたじろぐ政党。「福岡市長選の自民党のように、後出しじゃんけんでいいから、有名な人を持ってこないといけないな」。福岡県選出の民主党衆院議員は自嘲(じちょう)気味に語った。
(敬称略)


=2010/11/17付 西日本新聞朝刊=

1759チバQ:2010/11/17(水) 21:06:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101117-OYT1T00503.htm?from=navr
元キャスター福岡市長「調子乗り過ぎ」批判も


街頭で多くの市民に囲まれた高島氏 投票を2日後に控えた12日夕。普段なら流行のファッションに身を包んだ若者たちが行き交う福岡市・天神の百貨店前が、黒い背広姿で埋め尽くされた。

 「終盤の街頭で我々の結束を見せつける。実にいい作戦でしょう」

 自民、公明両党などの支援を受け、市長選に立候補した元民放アナウンサー・高島宗一郎氏(36)の総決起集会。群衆に紛れた自民党県議が、隣の市議に満足げに語りかけた。両党の県議や市議らは集会の数日前からフル稼働し、市内約1500社の企業に動員をかけていた。

 自民党市議団の候補擁立は9月初旬と出遅れた。難航の末、ようやく決まった候補は「30歳代半ば、行政経験ゼロ」。「若造に政令市長が務まるもんか」「不戦敗を逃れただけ」。市議団内には早くも不満とあきらめが渦巻いていた。

 だが、高島氏は“勝てる候補”に化けた。

 朝の情報番組で看板キャスターを務め、知名度は抜群。街頭に立てば、有権者らが握手を求め、携帯電話で写真に収める。「こんな候補は今までいなかった。彼なら、いけるかもしれない」。議員らは舌を巻き、次々と勝ち馬に乗った。

 議員らは高島氏を同席させて自らの地盤で集会を重ねる一方、政党色も前面に押し出した。谷垣総裁、石原幹事長、小池総務会長、石破政調会長――。自民党の幹部らが続々と来援し、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件などで批判を浴びる民主党を総攻撃した。

 高島氏は14日夜、民主党などが推薦した現職の吉田宏氏(54)を大差で突き放して当選を果たした。「自民党の底力を100%出せた」。祝福ムードにわく事務所で、ベテラン市議は胸をなで下ろした。

 だが、市議らが選挙中に押し殺していた不満は、新たな火種となってくすぶり始めている。

 15日早朝、高島氏は古巣の情報番組に生出演した。「政党の支援が勝因だ」「将来は国政進出を考えている」。司会者が読み上げた二つの質問に、高島氏は「○」「×」の二つの札を同時に上げた。

 「我々の働きを本当に分かっているのか」「調子に乗り過ぎだ」。高島氏は告示直前にも、市立こども病院・感染症センターの人工島移転計画を巡り、自民党市議団などの方針に沿って「容認」とした公約を、根回しもないまま「見直し」に転換した。「自民党の言いなりにはならないということか」。支援した議員の間には不信感が広がる。

 市議の1人はつぶやく。「彼はこれから自民党との対立を演出し、世論を味方につける戦術に打って出たりはしないか。吉田市政は倒すことができたが、我々は新たな課題を背負ったのかもしれない」

(2010年11月17日12時05分 読売新聞)

1760チバQ:2010/11/18(木) 21:18:49
>>1756が上と思われる
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20101116-OYT8T01118.htm
連載「変動2010福岡市長選」・中

 投票を2日後に控えた12日夕。普段なら流行のファッションに身を包んだ若者たちが行き交う福岡市・天神の百貨店前が、黒い背広姿で埋め尽くされた。

 「終盤の街頭で我々の結束を見せつける。実にいい作戦でしょう」

 自民、公明両党などの支援を受け、市長選に立候補した元民放アナウンサー・高島宗一郎氏(36)の総決起集会。群衆に紛れた自民党県議が、隣の市議に満足げに語りかけた。両党の県議や市議らは集会の数日前からフル稼働し、市内約1500社の企業に動員をかけていた。

 自民党市議団の候補擁立は9月初旬と出遅れた。難航の末、ようやく決まった候補は「30歳代半ば、行政経験ゼロ」。「若造に政令市長が務まるもんか」「不戦敗を逃れただけ」。市議団内には早くも不満とあきらめが渦巻いていた。

 だが、高島氏は“勝てる候補”に化けた。

 朝の情報番組で看板キャスターを務め、知名度は抜群。街頭に立てば、有権者らが握手を求め、携帯電話で写真に収める。「こんな候補は今までいなかった。彼なら、いけるかもしれない」。議員らは舌を巻き、次々と勝ち馬に乗った。

 議員らは高島氏を同席させて自らの地盤で集会を重ねる一方、政党色も前面に押し出した。谷垣総裁、石原幹事長、小池総務会長、石破政調会長――。自民党の幹部らが続々と来援し、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件などで批判を浴びる民主党を総攻撃した。

 高島氏は14日夜、民主党などが推薦した現職の吉田宏氏(54)を大差で突き放して当選を果たした。「自民党の底力を100%出せた」。祝福ムードにわく事務所で、ベテラン市議は胸をなで下ろした。

 だが、市議らが選挙中に押し殺していた不満は、新たな火種となってくすぶり始めている。

 15日早朝、高島氏は古巣の情報番組に生出演した。「政党の支援が勝因だ」「将来は国政進出を考えている」。司会者が読み上げた二つの質問に、高島氏は「○」「×」の二つの札を同時に上げた。

 「我々の働きを本当に分かっているのか」「調子に乗り過ぎだ」。高島氏は告示直前にも、市立こども病院・感染症センターの人工島移転計画を巡り、自民党市議団などの方針に沿って「容認」とした公約を、根回しもないまま「見直し」に転換した。「自民党の言いなりにはならないということか」。支援した議員の間には不信感が広がる。

 市議の1人はつぶやく。「彼はこれから自民党との対立を演出し、世論を味方につける戦術に打って出たりはしないか。吉田市政は倒すことができたが、我々は新たな課題を背負ったのかもしれない」

(2010年11月17日 読売新聞)

1761チバQ:2010/11/18(木) 21:19:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20101117-OYT8T01214.htm
連載「変動2010福岡市長選」・下

 「この教訓を生かし、皆さんと議論をしながら、大きな戦いに臨もう」

 福岡市長選の投開票から一夜明けた15日朝。市内のホテルで開かれた民主党県連の常任幹事会で、県連代表の古賀一成衆院議員は力を込めて呼び掛けた。

 しかし、県連幹部らは一様に硬い表情を浮かべたまま。党推薦の現職・吉田宏氏(54)は、自民、公明両党などが支援した元民放アナウンサー・高島宗一郎氏(36)に6万票以上の大差で敗れた。

 「大きな戦い」とは、来春に迫る統一地方選のことだ。県内では知事選や県議選、福岡市議選などが行われ、地方組織の強化に向けた重要な決戦になる。

 麻生渡知事は先月、今期限りでの勇退を表明。民主党県連は他党との相乗り禁止を掲げる党本部の方針に沿い、知事選への独自候補擁立を模索している。しかし、党は尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応などで逆風を浴び続けている。

 「民主党というだけでは勝てない」。風頼みの体質が市長選で改めて浮き彫りになり、県議らからは早くも、知事選での相乗りに傾く声も漏れ始めた。

 内紛の火種もある。市長選のさなか、知事選での擁立候補を決める選考委の委員長を務めていた古賀衆院議員が、自ら立候補の意欲を示す波乱が起きた。

 「行司役はまわしを着けてはいけない」。党本部の岡田幹事長もクギを刺したが、譲らない古賀議員は委員長を降り、知事選への意欲を撤回していない。

 一方、勢いに乗ったはずの自民党も慎重だ。

 今夏の参院選、10月の衆院北海道5区補欠選挙、市長選と連勝し、県連内には「知事選もいける」という主戦論が出始めている。

 だが、県政界はかつて保守と革新の知事が交互に誕生し、度々混乱に陥った。経済界からは対立回避を求める声が上がり、板挟みの県連幹部は「ベストは統一候補なのだが……」と苦悩の色をにじませる。

 福岡市議選の候補選出も進んでいない。民主党はすでに現職10人と新人6人の擁立を決定。さらに新人候補の上積みを図る方針だ。一方、自民党は引退の1人を除く現職18人の公認を決めたのみ。現職と新人の同士打ちを嫌い、市議団には「現状維持で十分じゃないか」との空気も漂う。

 市議団の小畠久弥会長は「新人候補の擁立は可能な限り取り組むが、まずは現有勢力を死守することに全力を注ぐ」と語る。

 各党の勢力図が統一選でどう塗り替えられるか。予想図はまだ、見えない。

 

(2010年11月18日 読売新聞)

1762チバQ:2010/11/19(金) 20:51:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101118-OYT8T01152.htm
河野氏支援を見送り 非自民組織「推薦依頼来ていない」


01 民主、社民両党県連や連合宮崎など6団体でつくる非自民組織「CNP会議」は18日、知事選(12月9日告示、26日投開票)について協議し、立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)の支援を見送ることを決めた。知事選の対応は6団体が個別に判断することにし、民主、社民両党県連はそれぞれ27日に会合を開いて検討する。

 6団体は宮崎市内で非公開で話し合い、終了後に記者会見した横山節夫座長(連合宮崎会長)は、支援しない理由について〈1〉6団体に推薦依頼が来ていない〈2〉河野氏は「しがらみをなくすため協力をお願いしたい」としているが筋が通らない――との2点を挙げた。

 知事選には、ほかに西都市のイチゴ農家、宮本大善(だいぜん)氏(39)も出馬の意向を明らかにしている。会合では宮本氏への支援の是非も協議されたが、「依頼もなく、政策も不明。支援はできない」とした。

 民主党県連の川村秀三郎代表は「マニフェストを基に河野氏と意見交換を重ね、県連として協力するかどうかを決めたい」と語った。

 社民党県連の鳥飼謙二代表は「対応を協議するが、河野氏から正式な支援依頼があったとは受け止めておらず、自主投票になる可能性が高いと思う」と話した。

 東国原知事は不出馬を表明している。

(2010年11月19日 読売新聞)

1763チバQ:2010/11/19(金) 23:50:48
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001011190002
古賀市の都市計画 課題
2010年11月19日


古墳時代の建物群の柱を再現した「みあけ史跡公園」。JRししぶ駅に近いこの一帯では、区画整理事業により計画人口2730人の住宅建設が進む

 ■現職方針に新顔異論 市長選21日告示
 21日告示される古賀市長選は、4選をめざす現職と新顔の2陣営が水面下で前哨戦を展開している。福岡市のベッドタウンとして人口増が続く古賀市は2011年末、市全域を都市計画区域に編入する予定だ。住宅地、商工業地、農地の調和がとれた土地利用が課題となっており、選挙戦では現職の「多選」と並ぶ争点になりそうだ。(八板俊輔)


 福岡市の通勤圏にある古賀市は鉄道と幹線道路が南北に抜ける。人口は約5万8千人。1970年に2万5千人だったが、工業団地の誘致、住宅団地の開発を経て倍以上に増えた。


 10年ごとの推移を見ると、70年代が9千人台、80、90年代はいずれも1万人以上増えた。だが00年代は3千人にとどまり、勢いは鈍化している。都市計画区域で分けると、この40年で増加した3万余人の7割以上は「市街化区域」に収まるが、
「都市計画区域外」でも約8千人が増えた。


 同市では「白地」とも呼ばれる「都市計画区域外」が総面積の47%を占める。そのほとんどは合併前の小野村と青柳村の地域で、山林と農地が広がる。来年末には、この白地のすべてが「無秩序な開発を抑える」目的で市街化調整区域に編入される予定だ。


 市全域を都市計画区域にする市国土利用計画案は、01年の市議会で10対9の1票差で可決されていた。市はこれを受けて11年1月ごろまでに白地を都市計画区域に編入する方針だったが、土地利用を制限される農家の「不安」が大きく、編入延期の請願が市議会に出された。請願は今年3月に採択。このときも賛否は10対8の小差(議長と欠席1人を除く)だった。編入は1年ほど延期され、市は農業の後継者難と高齢化、農地の減少が進む中、小規模農地を集約し圃場(ほ・じょう)整備をめざす。


 これに対し、小野地区で農業を営む60代男性は、なお不安を口にする。


 「先祖代々の農地をほそぼそと守ってきた。農機具を買うのに売ったり、老後の生活のために貸家を建てたり、貸したりできなくなる」

1764チバQ:2010/11/19(金) 23:53:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111902000037.html
激戦 沖縄知事選ルポ 普天間決着見えぬ戦い
2010年11月19日 朝刊

沖縄県知事選の候補者の決起集会で拍手する支持者ら=那覇市で


 二十八日投開票の沖縄県知事選は現職の仲井真弘多と新人の伊波洋一が激しい戦いを展開している。争点の米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真は県外移設を求めつつも、同県名護市辺野古への移設を目指す政府との協議には応じる姿勢。対する伊波は県内移設を明確に拒否し、交渉にも応じない構えだ。政府や本土への反発、不信感が充満する沖縄を訪ねた。

  (敬称略、金杉貴雄)

 普天間飛行場から約五キロ。十五日夜に開かれた伊波の演説会場には、支援者のフォーク歌手が歌う「ぬちどぅ宝」が響いていた。「命こそ宝」という意味の言葉は基地反対運動の象徴だ。

 「選挙の争点は県内移設に反対する県政をつくることだ。辺野古の埋め立てを認めることは決してない」。伊波は、集まった支持者二百人を前にこう力を込めた。

 普天間飛行場の地元、宜野湾市長として県内移設に一貫して反対してきた。自分が知事になれば、日米両政府は辺野古移設を断念せざるを得ないと主張。政府からは経済振興への支援を引き出すとする一方で、基地問題では日本ではなく米国政府と直接交渉する考えを公言している。

 仲井真には、現職の苦渋がにじむ。那覇市で十六日に開いた総決起集会には、六千五百人の支持者が詰め掛けた。仲井真は経済振興で熱弁を振るう一方、基地問題には触れず、「県外移設」をことさら訴えることはなかった。

 もともと、辺野古移設を条件付きで容認していた。「県外」を求める考えを表明したのは告示直前。「最低でも県外」と訴えながら結局は辺野古に戻った民主党政権に怒る県内世論に配慮した。

 今回、民主党はどの候補も推薦せず、自主投票としたが、菅政権は本音では仲井真の再選を祈っている。これに対し、選対事務総長の翁長政俊(61)は「迷惑だ。県民の大多数が反対するうちは県内移設など認めるはずがない」とくぎを刺す。

 とはいえ、仲井真は政府とのパイプを閉ざすつもりはない。沖縄の経済発展には政府の支援が不可欠だと考えているからだ。翁長は「全面対決ではうまくいかない。政府の論理を利用するくらいに、したたかにやるしかない」と話す。

 今回の知事選では、これまでの「基地か経済か」という対立軸に変化が生まれている。過重な基地負担を押しつけられているのに、見返りとなる経済振興が進んでいないことへの反発から、日本政府に対する距離が対立軸になっている。

 内閣府の沖縄担当部局予算は、一九九八年には四千七百億円だったが、十年で二千五百五十億円に減った。軍用地料や基地従業員給与などの「基地関連収入」が県民総所得に占める割合は、15%から5%に落ち込んだ。

 象徴的なのが、県建設業協会の対応だ。これまでは基地との共存を容認する保守系候補を推薦してきたが、今回は自主投票。県建設業協会前会長の呉屋守将(62)は「振興策や基地経済に建設業界の態度を縛るほどのメリットがなくなってきた。売り上げが厳しい中で選挙に熱中する時代は終わった」と語る。

 菅政権は知事選後には、沖縄に理解を求めるために最大限の努力をすると表明しているが、どの候補が勝とうとも普天間問題の決着は遠い。呉屋は「県内移設を強引に押しつけてくれば、全島的な基地反対運動が燃え上がるかもしれない。そうなれば日米安保体制さえ揺るがしかねない」と警告した。

◆沖縄県知事選立候補者(届け出順)
仲井真弘多(なかいまひろかず)71知事 無現<1> =公み

伊波洋一(いはよういち)58(元)宜野湾市長  無新 =共社国日沖 

金城竜郎(きんじょうたつろう)46幸福実現党役員 諸新

1765チバQ:2010/11/20(土) 00:03:16
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-19_12138/
首長7割仲井真氏・国会議員7人伊波氏 知事選支持動向
県議はほぼ拮抗
政治 2010年11月19日 09時38分

(14時間24分前に更新)

 28日投開票の県知事選で、沖縄タイムス社は18日までに、県選出・出身の国会議員(8人)や市町村長(40人)、県議(48人)の支持動向をまとめた。現職の仲井真弘多氏(71)=無所属、自民県連、公明、みんな推薦=は首長の約7割に当たる28人の支持を固め、新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=無所属、社民、共産、社大、国民新、新党日本推薦は=国会議員の支持7人で圧倒、県議も23人とわずかに上回った。首長や議員は、陣営や各市町村支部の中心となるだけに、支持動向は情勢にも影響を与えそうだ。支持動向は、陣営や政党幹部、本人への取材などを基にまとめた。

■国会議員

 伊波氏は推薦を受けた社民党の照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員や共産の赤嶺政賢衆院議員、社大の糸数慶子参院議員のほか、17日に推薦を発表した国民新の下地幹郎衆院議員、自主投票を決めた民主の玉城デニー、瑞慶覧長敏の両衆院議員の支持を得た。

 一方、仲井真氏は、7月に再選された自民の島尻安伊子参院議員の支持を得ている。

■首長

 仲井真氏を支持する市長は那覇、石垣、糸満など7人で、伊波氏は名護、沖縄の2人にとどまった。

 「第三の候補者」擁立を模索した儀間光男浦添市長は「特定の候補者を支持しない」としている。

 仲井真氏は、町村長の支持も21人で、伊波氏の7人を上回る。伊波氏は、革新地盤の本島中部の首長を中心に支持を得ている。

 20日に就任する渡嘉敷村の座間味昌茂氏は「現時点では仲井真氏」と答えた。与那原町の古堅國雄氏、久米島町の平良朝幸氏は「特定の候補者の支持はしない」と答えた。

■県議

 県議の支持は伊波、仲井真氏で拮抗(きっこう)している。伊波氏は野党の社民・護憲、共産、社大・結のほか、改革の会の3氏、無所属の玉城義和氏、民主の山内末子氏の支持を得る。仲井真氏は与党の自民、公明県民会議や無所属の吉田勝廣氏の支持を受ける。

 一方、自主投票を決めた民主の新垣安弘氏、上里直司氏は「特定の候補者を支持しない」と回答。改革の会の赤嶺昇氏は「第三の候補者擁立を目指したので、今回は特定の候補者を応援しない」と答えた。

1766チバQ:2010/11/20(土) 15:24:16
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101120k0000e040020000c.html
阿久根市:総務課長に元警官 市長当選以来5人目
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は群馬県警の裏金問題を告発した元警部補の大河原宗平氏(57)を、市総務課長として採用する方針を固めた。22日付で採用する。専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏が19日に明らかにした。

 現在の総務課長が家庭の事情で10月末に退職を申し出た。その後任として、以前から交流があった仙波氏が大河原氏に打診し、市長らが面接して採用を決めたという。総務課長は市選挙管理委員会事務局長を兼務しており、大河原氏は市長解職の賛否を問う住民投票の選挙事務も担当する。

 大河原氏は04年、道路運送車両法違反や公務執行妨害容疑で逮捕され、懲戒免職処分となった。大河原氏は「逮捕はでっち上げ」と主張し、処分取り消しを求めて提訴し、前橋地裁で係争中。

 竹原市長が08年8月に初当選して以来、総務課長は大河原氏で5人目となる。【馬場茂】

毎日新聞 2010年11月20日 11時04分

1767チバQ:2010/11/20(土) 21:02:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/210966
福岡知事選 自民、元内閣広報官の小川氏擁立へ
2010年11月20日 06:03 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 来春の福岡県知事選に向け、自民党は19日、元内閣広報官小川洋氏(61)を擁立する方向で調整に入った。複数の党関係者が明らかにした。小川氏は自民党の打診に対して、立候補に前向きな考えを伝えているという。

 知事選をめぐっては、県議会の自民、民主など主要4会派による「統一候補」の可能性が18日でほぼなくなった。これを受け自民党は、麻生太郎元首相を中心に麻生政権の内閣広報官だった小川氏の擁立に動きだした。

 小川氏は福岡県出身。京都大卒業後、旧通産省に入り、近畿通産局長や特許庁長官を経て、2005年に退官。一度は民間企業に転出したが、07年11月から今年8月まで、自民党政権と民主党政権で内閣広報官を務めていた。

 現職の麻生渡知事と経歴が似ているため、自民党県連関係者は「麻生県政の重要課題を継承するのに適任」とみている。福岡の経済界にも小川氏を推す動きがある。

 小川氏は民主党県連の知事選候補者選考委員会でも名前が挙がったが、推薦した国会議員が取り下げを申し出たため、選考対象から外れた。その後は大学教授2人を対象に作業を進めている。

=2010/11/20付 西日本新聞朝刊=

1768チバQ:2010/11/21(日) 17:39:11
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170355-storytopic-3.html
浮動票獲得にしのぎ 県知事選投票まで1週間、終盤戦2010年11月21日

 第11回県知事選は21日で、28日の投開票まで1週間に迫った。再選を目指す無所属現職の仲井真弘多氏(71)=自民党県連、公明、みんなの党推薦=と、無所属新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=社民、共産、社大、国民新推薦、そうぞう支持=による事実上の一騎打ちとなり、1期4年の県政運営の評価をはじめ、米軍普天間飛行場返還・移設問題への対応、雇用・経済対策などを争点に論戦を展開している。終盤戦は有権者数が多い那覇市などの都市部を中心に、浮動票や無党派層の獲得に力を注ぐ。幸福実現党の金城竜郎氏(46)も独自の運動を展開する。
 選挙戦の“ラストサンデー”となる21日は仲井真、伊波両候補とも、告示を迎える宜野湾市長選の出陣・出発式に駆け付けるほか、那覇市内でのスポット演説や国際通りでのスキンシップ行動を予定する。
 仲井真氏は20日、本島南部や那覇市内でスポット演説し、奄美郷友同志会や南部各支部の総決起大会に出席。久米島郷友同志会の総決起大会で「離島の発展なくして沖縄の振興はない。本島並みのユニバーサルサービスを実現し、定住条件をつくる」と訴えた。
 伊波氏は20日、宮古島市で遊説後、本島中部に戻りスポット演説。政党そうぞう・国民新党県連の集会にも出席。西原町小那覇交差点の演説で「予算がないからと切り捨てる県政ではなく、財源をつくり医療福祉を守る、県民のための県政にしよう」と訴えた。

1769チバQ:2010/11/22(月) 12:30:09
竹下氏は〜出陣式には自民党参院議員、自民系市議らも出席。
中村氏は〜民主党衆院議員や宗像、宮若など近隣の首長らも出席
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001011220004
古賀市長選に新現2氏
2010年11月22日

 ■告示 若さ強調・実績訴え
 古賀市長選は21日告示され、新顔の貿易会社長竹下司津男氏(42)と、現職で4選をめざす中村隆象氏(62)の無所属2人が立候補を届け出た。3期12年の実績と市政継続を訴える現職に、地元の経済浮揚への積極策と若さを強調する新顔が挑む。


 竹下氏は同市川原の事務所前で第一声。「新しい産業、地場産業の育成、地産地消の奨励。古賀が活性化するよう頑張りたい」と強調した。都市計画区域の編入問題では「住民の声を受け止め、もう一度編入を見直し、議論をして未来図を描く」と訴えた。


 出陣式には自民党参院議員、自民系市議らも出席。同党市支部長の前田宏三県議は「福岡市長に36歳の高島宗一郎氏が当選したことも追い風に、若手による元気な古賀市の実現を訴える」と話した。


 中村氏は同市今在家の国道3号交差点前で出発式を開き、「行財政改革も達成のめどがついた。さらに健康づくり、学校教育、文化・芸術の振興、景観づくりにも力を入れたい」と第一声。「多選」批判も意識し、「時間と力を与えてほしい」と訴えた。


 民主党衆院議員や宗像、宮若など近隣の首長らも出席。南里辰己・志免町長は「(古賀は)粕屋、宗像を結ぶ要。リーダーシップを発揮し、福岡都市圏の東部発展の糸口も作ってほしい」と述べた。


 投開票は28日。20日現在の有権者数は4万6558人。

1770チバQ:2010/11/22(月) 20:18:21
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101122-OYT1T00074.htm
福岡県議、政調費3月31日「切手代60万円」

 福岡県議会の吉柳順一議員(62)(民主・県政クラブ)が、昨年度の政務調査費の使用期限最終日に60万円分の切手を購入し、翌年度に繰り越して使っていたことが分かった。


 所属議員数に応じて各会派に割り当てられる政調費について、県の条例は年度末に余った場合、県に返還しなければならないと定めている。

 議長あてに提出された領収書によると、切手は3月31日昼過ぎに購入されていた。吉柳議員は読売新聞の取材に対し、「県政ニュースの郵送で4月にすべて使った。(年度末の大量購入が)いろいろな疑いを招くのなら、今後は対応を考えたい」と説明した。

 NPO法人・市民オンブズマン福岡が21日、北九州市内で開かれた政調費のあり方を議論する会合でこの事実を指摘。「同様の事例は福岡市議会でも問題になった。改善しないのはおかしい」と批判した。

(2010年11月22日17時33分 読売新聞)

1771チバQ:2010/11/22(月) 20:37:54
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-22_12231/
W勝利へ 固いタッグ 知事選
政治 2010年11月22日 09時25分

(11時間12分前に更新)

 県知事選の投開票前最後の日曜日となった21日、事実上の一騎打ちを展開する現職の仲井真弘多さん(71)と、新人で前宜野湾市長の伊波洋一さん(58)は人出が多い那覇市の国際通りや祭り会場へ繰り出し、無党派層の掘り起こしに全力を挙げた。一方、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市で、知事選と同じ28日投開票の市長選が告示。焦点となる基地問題などでは仲井真、伊波の両陣営とも市長候補とタッグを組んで政策を訴え「ダブル勝利」に向け気合を入れた。

重ねる手 連帯強調
仲井真弘多さん

 午前8時半、宜野湾市長選に立候補した安次富修さんの出陣式に駆け付けた仲井真さん。両者の名前を連呼して熱気を帯びる支持者に、互いに手を取り合って連帯をアピールした。普天間飛行場の移設など自身の公約には触れず「市長は安次富さん。余った力を仲井真にもよろしく」と控えめに支持を呼び掛けた。

 一時公務で選挙戦から離れた後、那覇市の新都心公園や県庁前広場など家族連れや若者が集まる場所を精力的に回った。夕方には黄色ののぼりを持った支持者と国際通りを練り歩き、次女知里さん(28)や島尻安伊子参院議員らとともに一つ一つの店舗に声を掛け、歩行者とがっちり握手した。

 陶器まつりが開かれている壺屋小学校に立ち寄ったころは、日暮れ前。終戦直後、小学4年まで通った母校に「この辺りは泥んこで何も無かった」と懐かしみ、握手を求めて駆け寄る子どもたちに目を細めた。

 ガンバロー三唱で1日を締めくくり「反応はものすごくいい」と手応えをかみしめた。

盟友 エールの交換
伊波洋一さん

 午前8時前に自宅を出発した伊波さんは、白い運動靴で沖縄本島を東奔西走。宜野湾市長選に立候補した安里猛さんの出発式では、普天間飛行場の県内移設を断ち切る決意を示し「今回のダブル選挙を普天間に関わる最後の選挙にしたい」と言葉に力を込めた。

 安里さんから「人情味、温かさは私が保証する」と紹介されると照れ笑い。普天間高校の同級生で、宜野湾市長の時には副市長として右腕を担った同志と手を結んで頭上に掲げ、互いの勝利を誓い合った。

 強い日差しの中、昼食後はスーツ姿からかりゆしウエアに着替えて、壺屋陶器まつり会場の那覇市立壺屋小学校へ。地域の若者たちの支えを受けながら、旗頭を持つ場面もあった。

 久茂地交差点では連合沖縄の呼び掛けで県選出衆院議員の照屋寛徳、下地幹郎、玉城デニーの3氏らと街頭演説し、12年続く「自公県政」に対抗する団結力をアピール。走行車両の有権者へ手を振り「よろしくお願いします」「頑張ります」と幅広い支持を求めた。

1772チバQ:2010/11/22(月) 23:36:51
http://www.asahi.com/politics/update/1121/TKY201011210414.html
伊波氏と仲井真氏が競る 沖縄知事選情勢調査2010年11月22日0時33分

 28日に投開票される沖縄県知事選で、朝日新聞社は沖縄タイムス社、琉球朝日放送と共同で20、21の両日、県内の有権者に電話調査し、取材で得た情報と合わせて中盤の情勢を探った。新顔で前宜野湾市長の伊波洋一氏と、現職の仲井真弘多氏が激しく競り合っている。幸福実現党公認の金城竜郎氏は厳しい。ただ、有権者の2割が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢は変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、全体の6割を占める無党派層では、伊波氏と仲井真氏への支持がほぼ互角となっている。民主党は今回、独自の候補を擁立しなかったが、民主支持層をみると、伊波氏、仲井真氏への支持は伯仲している。

 また、伊波氏は推薦を受けた共産、社民の両党の支持層をほぼ固めたのに対し、公明と自民県連などの推薦を受けた仲井真氏も、両党支持層をまとめた。

 米軍の普天間飛行場の移設問題では、伊波氏が「国外・県外」、仲井真氏は「本土」への移設を主張しているが、この問題をどのように解決するのが最も望ましいと思うか、情勢調査と併せて行った世論調査で尋ねた。その結果、「国外」と答えた人が57%を占め、「県内」18%、「本土」15%だった。

 このうち「国外」を選んだ人では伊波氏への支持がやや厚く、「県内」「本土」と答えた人はそれぞれ7割以上が仲井真氏を支持している。

 投票する際に何をいちばん重視するか、四つの選択肢から選んでもらった質問では、「経済の活性化」が49%で最も多く、次いで「基地問題」の36%が多かった。「経済の活性化」を最も重視する人のなかでは仲井真氏、「基地問題」を最も重視する人のなかでは伊波氏への支持が厚い年代別にみてみると、伊波氏への支持は50代と60代が多めで、仲井真氏への支持は70歳以上でやや厚めだ。

 職業別では、伊波氏は事務・技術職層と主婦層で、仲井真氏は製造・サービス従事者層で支持が厚い。

 地域別にみると、伊波氏は沖縄本島の中部で、仲井真氏は南部で支持を広げている。

     ◇

 〈調査方法〉 20、21の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、沖縄県内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1497件、有効回答は906人。回答率61%。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101122-OYS1T00210.htm
伊波・仲井真氏 横一線、沖縄知事選 本社情勢分析
 読売新聞社は28日投開票の沖縄県知事選について、世論調査と取材をもとに情勢を分析した。新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏と現職の仲井真弘多氏が横一線で激しく競り合っている。有権者の2割は態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 伊波氏は、自主投票とした民主党の支持層の6割を固め、共産支持層の大半、社民支持層の9割の支持を得ている。仲井真氏は、県連が推薦する自民党の支持層の8割を固めた。公明支持層の大半の支持を得、みんなの党支持層にも浸透している。民主支持層からは3割の支持を得た。無党派層の支持は伊波氏4割、仲井真氏3割に分かれた。

 米軍普天間飛行場の移設先については「国外に移す」44%、「県外に移す」30%、日米合意に沿って「名護市に移す」15%。「国外に移す」とした人の中では、グアムなどへの移設を訴える伊波氏への支持は6割弱、県外移設を主張する仲井真氏は3割弱だった。「県外に移す」では伊波氏と仲井真氏がともに4割。「名護市に移す」では、仲井真氏が8割弱、伊波氏は1割弱だった。調査は19〜21日、沖縄県を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1788世帯のうち1008人から回答を得た。回答率は56%。

(2010年11月22日 読売新聞)

1773チバQ:2010/11/22(月) 23:38:58
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170110-storytopic-122.html
仲井真氏先行伊波氏が猛追 琉球新報・OTV電話世論調査2010年11月15日


知事選への関心度
 28日に投開票される第11回県知事選が11日に告示されたことを受け、琉球新報社と沖縄テレビ放送は合同で12〜14の3日間、県内11市の有権者を対象に電話世論調査を実施した。本紙の取材を加味して序盤情勢を探ると、無所属現職の仲井真弘多氏(71)=自民党県連、公明、みんなの党推薦=が一歩先行し、無所属新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=社民、共産、社大推薦、そうぞう、国民新党県連支持=が追い上げる展開となっている。
無所属新人で幸福実現党の金城竜郎氏(46)は伸び悩んでいる。ただ3割近くの有権者が投票する人をまだ決めていないことから、今後の情勢は流動的で、残り2週間の攻防が当落を左右する。
 調査では、今回の知事選に関心があると回答した人は全体の88・5%を占めた。投票に「必ず行く」「たぶん行く」と回答した人も94・5%に上り、選挙への関心の高さを示した。
 地域別では、仲井真氏が大票田の那覇市で先行し、本島南部でも勢いがある。伊波氏は地元の宜野湾市でリードするなど、本島中部で浸透を見せる。
 政党支持別では、自民党が支持率を23・9%に回復させてトップとなり、仲井真氏は自民支持者の8割超を固めていることが追い風になっている。伊波氏は社民、共産、社大支持層の7〜8割を固める。民主党の支持率は自民に次ぐ12・5%で、伊波氏が6割を取り込んでいる。
 一方、支持政党なしと答えた人が4割近くを占めており、無党派層の動向は今後の焦点となる。
 早急に取り組んでほしい県政の課題(複数回答)は「基地問題・普天間問題の解決」(47・9%)、「経済対策・産業振興」(47・3%)が拮抗(きっこう)して高く、「医療・福祉」「子育て支援・教育対策」と続いた。
 普天間飛行場返還・移設問題で、名護市辺野古への移設の是非を聞いたところ「反対」が68・1%、「賛成」は18・7%だった。先島地域への自衛隊配備の是非では「反対」が43・8%で、「賛成」の37・0%を上回った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 【調査方法】12〜14の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に作った番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。有権者がいる世帯にかかったのは823件で、514件の回答を得た。

1774チバQ:2010/11/23(火) 00:05:33
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-22_12215
仲井真氏わずかに先行 共同通信世論調査
伊波氏猛追 2割未定
政治 2010年11月22日 09時27分

(14時間37分前に更新)

 任期満了に伴う沖縄県知事選(28日投開票)で共同通信社は20、21両日、電話による世論調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。自民党県連から支援を受けて再選を目指す無所属現職の仲井真弘多氏(71)=自民県連、公明、みんな推薦=がわずかに先行し、無所属新人の前宜野湾市長伊波洋一氏(58)=社民、共産、社大、国民新、新党日本推薦、そうぞう支持=が激しく追う展開となっている。

 ただ、20%以上が投票先を決めていない状態。知事選に「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」の合計が87・8%に達し、4年前の前回知事選時の調査を約3ポイント上回るなど有権者の関心は高く、情勢は大きく変化する可能性がある。

 焦点の米軍普天間飛行場移設問題では、日米合意に基づく名護市辺野古崎地区への移設を「容認できる」は24・3%。逆に「容認できない」が62・1%となり、県民の反発の根強さを裏付けた。

 「容認できる」のうち7割弱は、県外移設を求めながらも県内移設反対とは明言しない仲井真氏を支持。これに対し「容認できない」の半数は、県内移設反対と国外移設を前面に訴える伊波氏を支持するが、仲井真氏にも3割弱が流れている。

 仲井真氏は自民、公明両党支持層の8割前後に浸透。伊波氏も共産、社民、社大3党の支持層の約8割、国民新党支持層の7割超を固めた。無党派層では伊波氏がわずかに優位だが、両氏とも3割台の支持にとどまり、態度未定の3割の行方が注目される。

 自主投票とした民主党の支持層は、両氏による激しい争奪戦を反映し、それぞれの支持が約4割と真っ二つに割れた。諸派新人の幸福実現党員金城竜郎氏(46)は支持が広がっていない。

 ▽調査の方法=沖縄県の有権者を対象に20、21両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1445件、うち1008人から回答を得た。

1775チバQ:2010/11/23(火) 00:08:23
情勢調査割れてますね
■琉球新報
仲井真氏先行伊波氏が猛追
■共同通信
仲井真氏わずかに先行伊波氏猛追
■読売新聞
伊波・仲井真氏 横一線
■朝日新聞(+沖縄タイムス)
伊波氏と仲井真氏が競る

1776チバQ:2010/11/23(火) 10:05:21
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101123-OYS1T00215.htm
田上・長崎市長、再選出馬へ
 来年4月の長崎市長選に向け、現職の田上富久市長(53)は再選を目指して立候補する意向を固めた。24日の定例市議会で表明する。

 田上市長は読売新聞の取材に、「産業や観光業を発展させなければならない。選挙を通して市民の声を聞き、次の(任期の)糧にしたい」と述べた。後援会幹部や財界関係者にも出馬の意向を伝えている。

 田上市長は長崎県五島市出身。九州大を卒業後、長崎市役所に入り、観光振興課主幹、統計課長などを務めた。2007年4月、市長選中に伊藤一長市長(当時)が射殺された事件を受けて補充立候補し、初当選した。

 これまでに長崎市長選への出馬を表明した候補予定者はいない。

(2010年11月23日 読売新聞)

1777名無しさん:2010/11/23(火) 19:55:02
twitter.com/yoniumuhibi/status/6498041771073536
読売新聞の今日の記事、沖縄県知事選で伊波洋一が優勢になりましたね。これまで、ずっと差をつけられていたのに、今日は「横一線」と書かれ、しかも、情勢分析で伊波洋一の方が先に書かれています。これは、調査した数字で伊波洋一が頭一つリードしていることを意味します。事実であれば驚きですね。
9:03 AM Nov 22nd webから

twitter.com/yoniumuhibi/status/6499474033610752
共同通信の方は、昨日の記事ですが、「仲井真真が先行」と出している。普通に考えれば、共同のデータは琉球新報のベースでしょうから、こちらの調査の方が精度が高いと考えられますが、何で読売の最新調査で「伊波優勢」が出たのでしょう。この時点で「横一線」なら、伊波洋一の勝利は確実でしょう。
4:09 PM Nov 21st webから

d.hatena.ne.jp/kojitaken/20101122/1290436571#c(抜粋)
言うまでもないが、新聞に「横一線」と書いてある場合は、先に名前が出てくる候補者がリードしているというのが選挙情勢記事を読む時の常識だ。朝日と読売が、ともに「伊波」の名を「仲井真」より先に出していることは、両者の調査で伊波わずかに優勢との結果が出たことを意味するし、当初は仲井真優勢と報じられていたことを考えると、伊波洋一の勢いが伸び、仲井真が伸び悩んでいることが想像される。
もう一息だ。伊波候補頑張れ。
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コメント一覧
yossie90 2010/11/23 02:15
共同の同日調査ではわずかに仲井真で、接線のようですね。前回は終始横一線だったのが、ふたを開ければ、という結果で、しかも沖縄圏内の感覚では、本土で言われているよりずっと仲井間リードの雰囲気だったということも言われていました。今回のように基地の争点が事実上かすんでいる状態で、経済振興に安心感のある現職の強みはかなりあると思うが、最終的にどう出るか。

それにしても民主党が態度を明らかにしないのは犯罪的で、おそらく将来展望が何もない菅首相は、現職当選で自分のいくばくもないであろう任期を乗り切れることを望んでいるでしょうが、その後の民主党政権にとってはどうなんだろう。いずれにしても、政権党のネグレクトは、どうにも割り切れないところです。

1778名無しさん:2010/11/23(火) 21:43:39
沖縄県知事選情勢まとめ
 伊波、仲井眞が横一線 (沖縄タイムス 4〜7日)

 仲井眞先行、伊波猛追 (琉球新報・沖縄テレビ 12〜14日)

 伊波と仲井眞が横一線で激しく競り合う (読売新聞 19〜21日)
 仲井真わずかに先行、伊波猛追 (共同通信 20〜21日)
 伊波と仲井眞が激しく競り合う (朝日新聞・沖縄タイムス・琉球朝日放送 20〜21日)
 仲井眞を伊波が猛烈に追い上げてほぼ並び、激しく競り合う (琉球新報・沖縄テレビ 20〜22日)
 仲井眞と伊波が横一線で激しく競り合う (時事通信 23日掲載)

1779チバQ:2010/11/23(火) 23:56:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20101123-OYT8T00485.htm
宜野湾市長選2氏立候補・・・知事選と連動した戦い

 沖縄県知事選と同じく米軍普天間飛行場の移設問題を最大の争点とする同県宜野湾市長選が21日告示され、いずれも新人の前副市長・安里猛氏(58)(無=共産・社民推薦)、前衆院議員・安次富修氏(54)(無=自民・公明推薦)の2人が立候補した。投開票は知事選、市長選とも28日。保守、革新双方が両選挙を連動させた戦いを展開しており、各陣営は「ダブル勝利を」と気勢を上げている。

 安里氏は、知事選に立候補した伊波洋一氏(58)(無=共産・社民・国民・新党日本推薦)の後継指名を受けて出馬した。市中心部にある普天間飛行場の移設先でも伊波氏に同調し、「県内ではなく、グアムへ移すべき」と主張。同県名護市辺野古への移設を決めた日米合意に反対している。

 出陣式では、伊波氏が「辺野古への新基地を認めないということを知事選、市長選で示そう」と支持者に呼びかけ、安里氏も「日米両政府が戦後65年続けてきた好き勝手放題の基地行政に終止符を打つ」と訴えた。

 一方、安次富氏は知事選で自民党県連の支援を受けて再選を目指す現職・仲井真弘多氏(71)(無=公明・みんな推薦)と連携。県外移設を訴える一方、普天間の固定化を懸念して「県内反対」とまでは明言しない姿勢も同じだ。

 出陣式に駆け付けた仲井真氏は「私も宜野湾を駆け回る。余った力で(知事選も)よろしく」と呼びかけ、安次富氏は「仲井真さんとスクラムを組み、政府に要請すべきは要請する。建設のつち音が鳴り響き、産業の伸びゆく街をつくる」と声を張り上げた。

 同市の有権者数は20日現在、7万110人。

(2010年11月22日 読売新聞)

1780チバQ:2010/11/24(水) 12:16:08
http://mytown.asahi.com/areanews/okinawa/SEB201011230069.html
知事選、民主・自民国会議員手探り参戦 基地問題触れず
2010年11月24日

 28日投開票の沖縄県知事選で現職の仲井真弘多氏(71)と前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)が競り合うなか、民主、自民両党の国会議員が選挙戦に加わり始めた。ただ、焦点の米軍普天間飛行場の移設問題では、両氏ともに県外を主張。県内移設を目指す両党とはねじれているため、不自然な形での支援となっている。

 自民党は10月の衆院北海道5区補選、今月の福岡市長選で民主党に連勝し、党勢回復に弾みをつけようと、国会議員が相次いで沖縄入りしている。

 23日は元沖縄担当相の小池百合子総務会長が名護市の街頭で、「沖縄が中央と一緒に再活性化を図る。仲井真さんには実績がある」と訴えた。ただ、同市辺野古への移設は自公政権下で進めてきたため、防衛相も務めた小池氏だけでなく、他の応援弁士も基地問題にほとんど触れない。県外移設を訴える仲井真氏には県連推薦にとどめている。

 かわりに弁士らは民主党批判に力を込める。小池氏は「県政で政権交代をする必要がありますか」。大島理森副総裁も18日に沖縄市での集会で菅政権を「あの体たらく」と語気を強めた。

 一方の与党・民主党は県内移設を認める候補を擁立できずに自主投票を決定。党幹部が応援しない中、昨年の衆院選で県外移設を訴え当選した県選出議員らが独自に活動し伊波氏の支持に動く。

 瑞慶覧長敏衆院議員(沖縄4区)は20日に「中途半端な支援はしたくない」と県連副代表の辞職願を提出。県連が特定候補の集会に参加しないと申し合わせたためだ。玉城デニー衆院議員(同3区)は21日、那覇市で告示後初めて伊波氏と行動をともに。街頭で「イ、ハの2文字が県民本位の政治を取り戻す」と強調した。

1781チバQ:2010/11/24(水) 22:08:42
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101125k0000m010116000c.html
沖縄知事選:民主票どこへ 接戦の仲井真、伊波両陣営注視
 民主党が候補者を擁立せず不戦敗を選択した沖縄県知事選の投開票が28日に迫った。菅内閣の支持率が急落し、衆院北海道5区補選、福岡市長選と連敗した同党の存在感は薄いが、7月の参院選比例代表で同党は約12万票を獲得。再選を目指す仲井真弘多氏(71)と前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)の接戦が伝えられる中、両陣営は民主支持票の行方を注視している。

 選挙戦が終盤に入った21日夕、那覇市中心部で民主党の玉城デニー衆院議員(沖縄3区)は初めて伊波氏と街頭に立った。党本部からの「節度ある慎重な行動を」との要請が足かせとなり、玉城氏らは民主党議員有志の立場で伊波氏を支援。一部の地方議員を除き、これまで目立った活動はなかった。街頭演説後、玉城氏は「これから積極的に動く。民主党ののぼりを見かける機会は増える」と宣言してみせた。

 対する仲井真氏は自民党県連と公明党の推薦候補だが、伊波氏の支援を決めた連合沖縄傘下の一部労組からも支援を受ける。自民党県連幹部は「民主党を批判し過ぎると、こちらに付いてくれた票まで離れかねない」と、米軍普天間飛行場移設問題をこじれさせた不人気・民主党との距離感に頭を悩ませる。

 知事選告示後、国政与党の国民新党が伊波氏、参院選で躍進したみんなの党が仲井真氏を推薦したことも政党の対立構図を複雑にしている。共産、社民両党など革新系主体の伊波氏陣営は「保守層の切り崩しを期待したい」、仲井真氏陣営は「無党派対策になる」と支持票の上積みを狙う。

 知事選には幸福実現党の金城竜郎氏(46)も立候補している。【井本義親】

1782チバQ:2010/11/25(木) 00:10:15
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1771773.article.html
本村弁護士、県知事選「古川さん出るなら不出馬」
 弁護士や俳優として活躍する、佐賀市川副町出身の本村健太郎さん(43)が24日、佐賀市内の講演で来春の佐賀県知事選に触れ、自ら“不出馬”の意向を語った。

 

 レギュラー出演しているテレビ番組「行列のできる法律相談所」から橋下徹大阪府知事や丸山和也参院議員が政界進出したため、「本村さんはどうなの? 佐賀県知事?」と聞かれることを紹介、知事選の話題に及んだ。

 

 「古川さんが出ないといううわさもあったけど、結局出るなら僕は何も言わない」と出馬の考えがないことを言明。ただ、「万一、古川さんが出ないなら別。実家に両親がいるし、佐賀のために何が一番いいか考えている」とも。

 

 同市東与賀町に住居を構えるタレント島田洋七さんにも触れ、「洋七さんが万一出るなら僕も対抗馬で出ますけど」と会場の笑いを誘い、最後は「だから古川さんに頑張ってほしい」と、この話題を締めくくった。

1783チバQ:2010/11/25(木) 22:16:09
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101125-OYT1T00630.htm
民主も自民も主戦論、福岡知事選は全面対決へ
 来年4月の福岡県知事選について、県議会の主要4会派の代表は24日、候補者の一本化に向けた協議を打ち切ることで合意した。

 民主、自民両党で独自候補擁立を目指す主戦論が高まってきたためで、同知事選は両党が候補を立て全面対決する見通しとなった。

 4会派の代表は県庁議会棟で会談。民主党県連の幹事長も務める民主・県政クラブの吉村敏男会長は「県連で粛々と選考を進めている」と改めて述べ、選考対象者2人との面接を終えたことを報告した。当初、相乗りに前向きだった自民党県議団の蔵内勇夫会長も、この日の会派の会合で「党で候補を擁立し、戦うべきだ」との意見が多数を占めたことを伝えたという。

 協議決裂について、公明党の森下博司団長は「大変残念。今後の対応は全く白紙」とし、県農政連所属の議員らでつくる緑友会の重野正敏会長は「基本的には自民党と歩調を合わせたい」と述べた。

 これに対し、福岡商工会議所の河部浩幸会頭は24日夜、記者団に「選挙をするとしこりが残る。県の発展のためにも、1人にまとめてほしいと今でも思っている」と改めて強調した。

 一方、自民党内では麻生元首相らが元内閣広報官・小川洋氏(61)を知事候補として推しているが、この日の同党県議団の会合では賛否の声は上がらなかったという。

(2010年11月25日15時06分 読売新聞)

1784チバQ:2010/11/25(木) 22:34:26
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001011250001
知事選 民自対決か
2010年11月25日

 ■統一候補協議が決裂


 県議会の主要4会派は24日、来春の知事選の統一候補擁立を模索する会合を開いたが、決裂に終わった。相乗りに前向きだった自民も福岡市長選の大勝で主戦論が強まり、一貫して独自候補にこだわってきた民主と全面対決する公算が大きくなった。


 各会派の代表は、麻生渡知事が10月5日に5選不出馬を表明した後、非公開で協議を重ねてきた。自民、公明は民主を含めた多党相乗りを目指してきたが、福岡市長選で自公支援の新顔が民主推薦の現職を破ったことで、自民県議の間でも「独自候補」を求める声が強まった。


 この日の会合で、自民の蔵内勇夫会長は会派内の意見を伝え、報道陣には「これ以上協議を続けても答えは出ない」と説明。党内では元内閣広報官の小川洋氏(61)を擁立する動きが進んでいるが、「今後は党県連に対し、国会議員とよく協議して候補者選出を進めて欲しいとお願いする」と語った。


 民主県連も既に独自候補の選考作業を進めており、民主・県政クラブの吉村敏男会長は「(相乗りの)選択肢はない」と改めて明言。候補対象の大学教授2人とは面接を済ませたと語った。


 一方、公明の森下博司団長は決裂を受け、「大変残念だ」。今後の対応は「自民、民主から候補者が出てきたときに人物評価をし、党本部や支援団体に相談しながら決定したい」とし、小川氏については「人物としてはいい。経歴は遜色(そん・しょく)はない」と述べた。


 緑友会の重野正敏会長は「自民が主戦論なら同調したい」とする一方、候補者については「福岡県民をよく知り、地方や農村の面でも熱意のある人」と注文を付けた。

1785チバQ:2010/11/26(金) 00:16:07
http://sankei.jp.msn.com/region/kyushu/fukuoka/101125/fkk1011250152002-n1.htm
福岡県知事選 自民、小川氏擁立は流動的 相乗り模索、協議決裂
2010.11.25 01:52
 来春の統一地方選で行われる福岡県知事選への対応をめぐり、県議会最大会派の自民党県議団は24日議員総会を開き、独自候補を立てる方針を確認した。これにより、県議会主要4会派で進めていた民主・自民・公明3党の相乗り模索の協議は決裂した。自民党県連内には元内閣広報官の小川洋氏(61)を担ごうとする動きがあるが、小川氏の名前が一部県連幹部の頭越しに浮上したことへの反発や困惑も根強く、小川氏擁立は流動的だ。

 「報道で固有名詞が出た方(小川氏)と会ったことがあるか、話し合いをしているのかという質問が総会で出たが、一度もお会いしたことはないと話した」

 自民党県議団の蔵内勇夫会長は議員総会の後、報道陣にこう説明し、候補者選びが白紙の状態にあることを重ねて強調した。

 麻生太郎元首相らが擁立に動いたとされる小川氏は、通産省(現・経済産業省)出身である点などが麻生渡知事と共通しており、「県政の重要施策を継承しやすい」と期待する声もある。

 ただ「名前があまりに早く出てしまった」(県議)ことが波紋を広げた。自民党内での根回しは十分だったとはいえず、「寝耳に水の話」(県連幹部)と困惑する関係者は少なくない。

 ある県連関係者は「今後すんなり小川氏擁立でまとまるとは考えにくい」という。さらに、知事選候補の擁立をめぐる麻生元首相と古賀誠衆院議員(福岡7区)の思惑が食い違っているとして「麻生氏と古賀氏が意思統一できるかどうかが焦点」(県議団幹部)との見方もある。

 一方、自民党が独自候補擁立の方針を決めたことで、主要4会派による相乗り模索の協議は決裂。自民党の議員総会の直後に開かれた4会派代表者会議では、蔵内会長が総会の内容を説明し、候補一本化は困難という認識で一致した。

 公明党の森下博司団長は「統一候補を望む経済界などの意向もあっただけに非常に残念」。他党が選んだ候補を推薦するかどうかについては「人物本位で検討する」と述べた。

 民主党会派、民主・県政クラブの吉村敏男会長は、党県連として候補者選考を進めていることを踏まえ「民主は民主でスケジュール通りに進めていく」と淡々と話した。

1786名無しさん:2010/11/26(金) 02:28:04
また、仙谷が動いたな。
9/14といい、10/4といい、またまた仙谷だ。

今日、問責が可決されたら、菅は、官房長官だけ
はずして、「法務大臣兼副総理」として開き直るぞ。

1787チバQ:2010/11/28(日) 10:36:07
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201011270044.html
民主、県議選一次公認は3人「候補擁立に難航」
2010年11月28日

 民主党県連(川内博史代表)は27日、来春の県議選で現職1人と新顔2人を党の一次公認候補とすることを決めた。当初、10人程度を一次公認にすることを目指していたが、川内代表は「厳しい国政状況で応募者が想定を下回り、候補者擁立作業が難航している」と話している。12月以降も、順次公認候補者を発表する予定。

 現有議席は1。同党県連は来春の県議選で、社民なども含めた非自民勢力で過半数の議席確保を目標にしている。

■自民は39人公認

 自民党県連(森山裕会長)は27日、選挙対策常任委員会を開き、来春の県議選の一次公認39人を発表した。現職36人、前職2人、新顔1人。公認が決まっていない志布志市・曽於郡区や定数4に対し公認2人の鹿屋市・垂水市区でさらに擁立作業を進めており、森山会長は「必ず追加公認の候補を立てたい」と話した。現有議席は38。

 県連によると山田宏之県議(鹿屋市区)と中村真県議(阿久根市・出水郡区)が引退の意向だが、中村氏には出馬を働きかけるという。

 また、10月から公募していた衆院鹿児島1区と3区の支部長について、締め切りだった27日までに両区とも複数の応募があったことを明らかにした。
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1788チバQ:2010/11/28(日) 10:36:52
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201011270046.html
知事選 民主は河野氏支援決める 自民と「相乗り」
2010年11月28日

 12月9日告示の知事選について、民主党県連(川村秀三郎代表)は27日、幹事会を開いて、前副知事の河野俊嗣氏(46)を「支援」することを決めた。河野氏以外、正式な出馬表明がない中での自民党県連との「相乗り」。一方、社民党県連合(鳥飼謙二代表)は事実上の自主投票を決めた。

 民主の幹事会では、全会一致で支援を決定し、河野氏を招いて、定期的な協議の場の設定や農林水産業、観光・商工業の体質強化など5項目の要望を伝えた。河野氏が要請した「協力」との言葉は「互いに協力する意味がある」とし、「支援」と表現した。権藤梅義幹事長は「責任持って足元を固める」と説明した。

 立候補の動きが低調な状況について、川村代表は「選挙で争うより、まずは着実に口蹄疫(こうていえき)からの復興に取り組みたいという県民の受け止めもあったのではないか」と分析。「(支援した河野氏が)当選した場合も『勝った』というレベルではなく、候補段階から信頼関係が築けているということは言える」と述べた。

 一方、社民県連合は同日、常任幹事会を開いて「正式な依頼がないため、対応できない」との方針を確認。社会党時代の1987年以来、事実上の自主投票となる見通しとなった。鳥飼代表は「口頭(の依頼)では対応は決められない」と説明。ただ、河野氏との意見交換を近く行うとし、「当選された場合は是々非々で対応する」と述べた。(中島健)

1789チバQ:2010/11/28(日) 10:39:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101128-OYT8T00029.htm
県議選 自民、1次公認39人
 自民党県連は27日、選対常任委員会を開き、来春の県議選(定数51)立候補予定者39人の第1次公認を決めた。

 内訳は、現職36、前議員2、新人1。公認は全21選挙区のうち17選挙区にとどまっている。

 県連によると、残る4選挙区(いずれも定数1)のうち、阿久根市・出水郡は態度を保留している現職、枕崎市も無所属現職に出馬の要請を続け、志布志市・曽於郡は新人の擁立作業を進めているという。南さつま市は公認候補を擁立せず、無所属現職に選挙協力する方針を決めた。

 このほか、現職1人が勇退を表明している鹿屋市・垂水市(定数4)では今後、追加公認を目指す。鹿児島市・鹿児島郡(同17)については、前回(2007年)、14人を擁立して4人が落選したことから、今回公認した12人のほかには原則、追加公認しないとした。

 加治屋義人・県連選対委員長は「国政選挙並みの戦いをして、政権奪還への基礎としたい」と話した。

 また、県連は27日、次期衆院選の事実上の候補者となる1、3区の支部長の公募を締め切った。森山裕・県連会長は「具体的な数は明かせないが、いずれも複数の人から応募があった」と話した。

 一方、前衆院議員の保岡興治元法相は同日、1区の支部長に応募したことを明らかにした。「民主党政権では日本が崩壊する。司法制度改革を進めた『即戦力』として、国政に復帰したい」と語った。

 公認は次の通り。(敬称略)

 ▽鹿児島市・鹿児島郡 尾辻義、柴立鉄彦、吉野正二郎、武昭一、宇田隆光、永田憲太郎、大園清信、桑鶴勉、寺田洋一、長田康秀(以上、現)、藤崎剛(前)、野田啓介(新)▽奄美市 与力雄、永井章義(以上、現)▽指宿市 小園成美(現)▽大島郡 金子万寿夫、禧久伸一郎(以上、現)▽薩摩川内市 鶴薗真佐彦、外薗勝蔵、田中良二(以上、現)▽いちき串木野市 吉留厚宏(現)▽南九州市 川原秀男(現)▽日置市 前原尉、岩崎昌弘(以上、現)▽薩摩郡 宮島孝男(現)▽出水市 小幡兼興、通畠幸一(以上、現)▽伊佐市 池畑憲一(現)▽霧島市・姶良郡 田之上耕三、山田国治(以上、現)、高橋稔(前)▽姶良市 酒匂卓郎、川野威朗(以上、現)▽鹿屋市・垂水市 吉永守夫、堀之内芳平(以上、現)▽西之表市・熊毛郡 松里保広、日高滋(以上、現)▽曽於市 徳留紀寿(現)▽肝属郡 鶴田志郎(現)

■民主は3人

 民主党県連も27日、常任幹事会を開き、県議選立候補予定者3人の公認を決定した。

 内訳は現職1、新人2で、選挙区は鹿児島市・鹿児島郡2、西之表市・熊毛郡(定数2)1。県連は、鹿児島市・鹿児島郡には3人、定数が2以上の9選挙区に1人ずつ擁立する方針を掲げており、引き続き作業を進める。

 川内博史・県連代表は「擁立作業が難航しているのは国政の停滞が原因だと思う。支援団体と話し合いながら、あきらめずに努力してきたい」と語った。

 公認は次の通り。(敬称略)

 ▽鹿児島市・鹿児島郡 青木寛(現)、吉留大輔(新)▽西之表市・熊毛郡 石田尾茂樹(新)

(2010年11月28日 読売新聞)

1790チバQ:2010/11/28(日) 10:40:18
小川氏は、政策通として歓迎する見方が地元経済界などにあり、麻生太郎元首相(衆院福岡8区)らが擁立に動いたとみられる。ただ、古賀誠衆院議員(同7区)が異論を唱えているとされ、麻生、古賀両氏と有力県議の間で、事態収拾に向けた水面下の話し合いが進んでいるという。
http://sankei.jp.msn.com/region/kyushu/fukuoka/101128/fkk1011280231000-n1.htm
福岡知事選、与野党に不安 民主“市長選ショック” 自民「小川氏」で亀裂も
2010.11.28 02:31
 与野党相乗り模索の協議が決裂し、「民主vs自民」の全面対決が確実視される来春の福岡県知事選。年末にかけて候補擁立劇が大詰めを迎えそうだが、両党とも不安材料は尽きない。福岡市長選での大敗のショックが尾を引く民主党県連は、古賀一成衆院議員が代表を引責辞任するなど人事を刷新し、選挙態勢立て直しに躍起。市長選の戦果に勢いづく自民党も、根回しが不十分なまま表ざたになった元内閣広報官、小川洋氏(61)擁立構想への反発が党県連内にくすぶっており、事態収拾の糸口をつかめるかは不透明だ。

 「大切な九州の玄関口である福岡の市長選で、敗北を喫したことを申し訳なく思う」。27日に福岡市内で開かれた民主党県連の定期大会。古賀氏は、自身が選対本部長を務めた党推薦の現職の落選をこう謝罪し「人心を一新し戦略を考え直したい」と険しい表情で述べた。

 質疑では、代議員らから「敗北の責任の重さを受け止めてほしい」といった執行部への批判が続出。新代表に決まった野田国義衆院議員は、党への逆風について「厳しい民主党に対する声が聞こえてくる。謙虚に耳を傾けたい」としたうえで、「これからいばらの道だと思うが覚悟をもって取り組んでいく。多くの党員党友の協力をお願いします」と訴えた。

 新体制で態勢の再構築を図る党県連が「再生をかけた戦い」(県議)として挑むのが、知事選を含む統一地方選だ。

 知事選に向け党県連は、麻生渡知事が不出馬を表明した直後の10月16日に候補者選考委員会を設置。同時に、与野党相乗りを模索する県議会の会派代表者協議にも参加していたが、岡田克也幹事長が福岡市長選で来援した際「党の方針として相乗りはしない」と明言したことなどから、独自候補擁立の姿勢を貫いた。現在、大学教授2人を対象に面接などによる絞り込みを進めている。

 一方、福岡市長選での勝利を「政権奪還の足がかりになった」(市議)と受け止める自民党。

 市長選後、党県連内では知事選に向けた「主戦論」が強まり、県議団は今月24日の議員総会で他党とは相乗りしない方針を確認、党県連に候補者選びに着手するよう要請した。党県連は週明けに執行部会を開き選考に向けた作業を本格化させ、年内にも人選を終えたい構えだ。

 勢いに乗る自民党だが、「県連に亀裂を生じさせる要因にもなりかねない」(県議)とされるのが小川氏擁立構想をめぐる問題。麻生県政の継承者として、同じ通産省(現・経済産業省)出身である小川氏を担ごうとする動きが県議団の方針決定の前に表面化し、波紋を広げているのだ。

 小川氏は、政策通として歓迎する見方が地元経済界などにあり、麻生太郎元首相(衆院福岡8区)らが擁立に動いたとみられる。ただ、古賀誠衆院議員(同7区)が異論を唱えているとされ、麻生、古賀両氏と有力県議の間で、事態収拾に向けた水面下の話し合いが進んでいるという。

 「名前が表面化した以上、小川氏擁立は『既定路線』ではないか」(他会派の県議)との推測もあるが、党県連関係者の中には「麻生氏と古賀氏は『けんか別れできない』という認識は一致している。(古賀氏が認めない)小川氏が擁立される可能性は低い」とみる向きもある。

1791チバQ:2010/11/28(日) 20:32:50
共同は伊波
時事は仲井真が前
607 :無党派さん:2010/11/28(日) 20:13:20 ID:oUh5jK/v
伊波、仲井真両氏激しく競り合う 

沖縄県知事選、前宜野湾市長伊波氏と現職仲井真氏が激しく競り合う。
共同通信の出口調査。 2010/11/28 20:03 【共同通信】

http://www.47news.jp/news/flashnews/

611 :無党派さん:2010/11/28(日) 20:19:44 ID:E97R5vWa
仲井真、伊波氏が競り合う=沖縄知事選、開票始まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000095-jij-pol

時事では仲井真が前

1792チバQ:2010/11/28(日) 21:18:50
673 名前:無党派さん :2010/11/28(日) 21:16:45 ID:aJnT0xVf
NHKきた。
出口はわずかに仲井真かな?

1793神奈川一区民:2010/11/28(日) 22:13:22
>>1792
仲井真氏が当選。
ソース@JNNニュース速報

1794名無しさん:2010/11/29(月) 03:14:01
敗因の一つとして「政権党でもある民主党が、今回の選挙にかかわらなかったことが大きな変化をもたらさなかったのかなとも思う」と述べ、民主党にも疑問を呈した。


仲井真氏「県内移設もうない」=伊波氏は民主党に疑問符−沖縄知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112900008

 那覇市内にある仲井真弘多氏の選挙事務所では、接戦の報に一時、緊張が走ったが、午後10時すぎにテレビが「当確」を打つと、詰めかけた約150人の支援者らの間に一気に喜びがはじけ、拍手と歓声が起こった。直前に姿を現した仲井真氏は、緊張を残した表情で支援者らと握手。万歳三唱の後、報道各社のインタビューに「普天間の移設には日本全体で解決を見いだしてもらいたい。県内移設は難しい。事実上もうない」と強調し、さらに「戦後処理からは解放され、文化やスポーツなど活力を生かし魅力ある県を作りたい」と力を込めた。
 一方、伊波洋一氏は午後10時15分すぎ、選挙事務所に現れた。報道陣にマイクを向けられると「孫の代まで基地を残したくないという思いがとても強いことがわかった。沖縄県政はその思いを大事にしてほしい。県外移設をしっかりと進めてもらいたい」と仲井真氏に注文を付けた。敗因の一つとして「政権党でもある民主党が、今回の選挙にかかわらなかったことが大きな変化をもたらさなかったのかなとも思う」と述べ、民主党にも疑問を呈した。(2010/11/29-01:04)

1795名無しさん:2010/11/29(月) 03:21:00
仲井真氏は28日夜、県外移設をあらためて要求した。

http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112801000122.html
沖縄知事選は現職仲井真氏が再選 県外移設をあらためて要求

 任期満了に伴う沖縄県知事選は28日投開票され、自民党県連の支援を受けた無所属の現職仲井真弘多氏(71)=公明、みんな推薦=が、無所属新人の前宜野湾市長伊波洋一氏(58)=共産、社民、国民新、日本、沖縄社大推薦=らを破り再選した。これを受け、政府は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題で、日米合意に基づき同県名護市辺野古崎に移す現行計画に理解を得られるよう交渉を本格化させる構え。ただ、仲井真氏は28日夜、県外移設をあらためて要求した。

 菅直人首相は、早期に沖縄を訪問し、仲井真氏に協力を要請する考えだが、協議難航は必至だ。

 福山哲郎官房副長官は28日夜、記者団に「5月の日米合意を踏まえる一方で基地負担軽減に全力を尽くし、仲井真氏と県民の理解を得られるよう誠心誠意話し合いたい」と述べた。これに対し、仲井真氏は記者団に「県内は事実上ない。県外だ」と明言した。

 投票率は60・88%で4年前の前回64・54%を下回った。

2010/11/28 23:50 【共同通信】

1796名無しさん:2010/11/29(月) 03:23:23

沖縄知事に仲井真氏が再選…「県内移設はない」
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101128-OYT1T00632.htm?from=y24h

 米軍普天間飛行場移設問題の行方に大きな影響を与える沖縄県知事選は28日投開票が行われ、現職の仲井真弘多(ひろかず)氏(71)(無=公明・みんな推薦)が、新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)(無=共産・社民・国民・新党日本推薦)らを破って再選を果たした。

 政府は5月の日米共同声明に盛り込んだ、同県名護市辺野古への移設実現に向け、沖縄県側と協議したい考えだ。しかし、仲井真氏は県内移設に慎重な姿勢を崩しておらず、普天間問題の早期の進展は困難な情勢だ。

 仲井真氏は選挙戦で「辺野古への移設は不可能。政府の話は聞くが、安全保障問題は日本全体で考えるべきで、普天間の移設は県外でお願いしたい」と訴えた。当選後、那覇市内で記者団に「日米共同声明は極めて遺憾。県内(移設)は難しい。事実上ない」と述べた。(2010年11月29日01時47分 読売新聞)

1797名無しさん:2010/11/29(月) 03:26:14
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20101129k0000m070104000c.html

社説:沖縄県知事選 首相は普天間現実策を

 沖縄県知事選で現職の仲井真弘多氏が伊波洋一前宜野湾市長らを破って再選された。最大の焦点は米軍普天間飛行場の移設問題だった。選挙戦では、伊波氏が「国外への移設」を主張したのに対し、仲井真氏は「県外移設」を公約にした。

 同県名護市辺野古への移設を盛り込んだ日米合意の履行を掲げる政府内には、仲井真氏がかつて条件付きでこれを容認する姿勢であったこと、選挙戦で「県内移設反対」と明言しなかったことから、事態の進展に期待をかける向きがある。

 が、情勢はそれほど甘くない。

 再選を果たした仲井真氏は、「県内(移設)は事実上ない。県外だ」と語り、日米合意の履行は難しいとの考えを改めて表明した。また、琉球新報社などの1週間前の県内世論調査によると約75%が「県内移設ノー」である。今年1月の名護市長選では受け入れ反対の市長が誕生し、9月の市議選も市長派が勝利した。

 仲井真氏の柔軟に見える姿勢は、沖縄振興策などを念頭に政府との協議の窓口を閉ざしたくないという思いの表れだろう。公約は「県外移設」であり、近い将来、仲井真知事が民意や名護市の意向を無視して公約を覆すとは考えにくい。

 菅政権は普天間飛行場が当面、存続することを前提にして方針を再検討せざるを得ないのではないか。「日米合意の履行」を繰り返すだけでは事態の打開は望めそうにない。

 中国の軍備増強や尖閣諸島沖衝突事件、北朝鮮の砲撃事件などで在日米軍の抑止力の意義が再びクローズアップされている。しかし、そのことによって普天間移設の原点である周辺住民の危険性除去の取り組みがおろそかにされてはならない。

 毎日新聞は普天間問題解決のために、沖縄を含めた協議機関を設置するとともに、普天間移設方針と切り離し沖縄の基地負担軽減を先行して実施するよう求めてきた。

 負担軽減は、移設について合意を得やすい環境の整備に役立つ。同時に、日米合意の負担軽減策の一つである訓練移転が普天間飛行場でも進めば、住民の危険性と生活被害を現実に減じることになる。

 菅政権が発足してもうすぐ半年になる。この間、普天間問題はまったく進展していない。知事選が終わり、沖縄側の体制が整った。菅直人首相は前に足を踏み出すべきだ。「難題回避」の姿勢は返上してもらいたい。米政府にも解決に向け柔軟な対応を求める。

 また、日米両政府は、普天間問題が日米同盟全体に悪影響を及ぼすような事態を避けるよう努力すべきだ。来春の日米安保共同声明に向けて進められる同盟深化の作業の障害にしてはならない。

毎日新聞 2010年11月29日 2時31分

1798名無しさん:2010/11/29(月) 03:29:03

沖縄知事再選 普天間移設の前進を追求せよ(11月29日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20101128-OYT1T00813.htm

 沖縄県が引き続き政府と連携し、米軍普天間飛行場の県内移設にも含みを残す――。それが県民の選択だった。

 沖縄県知事選で、現職の仲井真弘多知事が再選された。米軍普天間飛行場の国外移設を主張していた新人の伊波洋一・前宜野湾市長は及ばなかった。

 これで、普天間飛行場を名護市辺野古に移設するとした5月の日米合意の早期進展が期待できるわけではない。知事は県外移設を求めているうえ、名護市長も受け入れに反対しているからだ。

 知事は、基地負担の大幅軽減を求めて伊波氏に投票した多数の県民への配慮も求められよう。

 仮に伊波氏が当選していれば、事態は深刻だった。非現実的な国外移設に固執し、普天間飛行場は現在の危険な状態のまま長期間固定化する恐れがあった。

 仲井真知事は昨年まで辺野古移設を支持し、今も県内移設への反対は明言していない。政府との協議に応じる意向も示している。

 菅政権は、仲井真知事との対話を重ね、日米合意へ理解を得るよう最大限の努力をすべきだ。

 そのためには、普天間飛行場の移設や在沖縄海兵隊8000人のグアム移転後の米軍施設の跡地利用や地域振興で、具体的な将来展望を示すことが重要だ。沖縄の過重な基地負担の一層の軽減を追求することも必要となろう。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃で、在日米軍の抑止力の重要性は増している。

 今月13日の日米首脳会談では、来年春の菅首相の訪米と日米同盟深化に関する共同文書の発表で合意した。この文書を意味のあるものにするには、普天間問題の一定の前進が不可欠だ。

 ところが、菅政権は、あまりに普天間問題に無為無策だった。

 自民党政権は、過去の沖縄県知事選や名護市長選で、普天間移設に理解を示す候補を全力で支援してきた。民主党は今回、沖縄選出の党所属国会議員らが伊波氏を応援するのを黙認した。

 菅首相が、本当に日米合意を実現し、同盟を深化させる気があるのか、疑わしい。

 普天間問題は、14年間に及ぶ曲折を経てきた。昨年、ようやく現実味を帯びてきた辺野古移設をいったん白紙に戻し、米国、沖縄双方との関係を悪化させたのは民主党政権である。

 どんなに困難でも、菅政権は、日米合意を前に進めるという重い責任を負っている。

(2010年11月29日01時47分 読売新聞)

1799名無しさん:2010/11/29(月) 04:24:00

伊波氏落選で「喜びは半分」=宜野湾市長選、初当選の安里氏−沖縄
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112900011

 「喜びは半分となったが、市民に約束してきたことをこれから頑張り抜きたい」−。米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市で、市長初当選を決めた前副市長の安里猛氏(58)。だが当選確実の報の前に、知事選で「ダブル当選」を目指した伊波洋一前市長の落選を知った。選挙事務所に詰めかけた支持者ら約150人が沸き立つ中、喜びきれない複雑な心境が表情に出ていた。
 それでも花束贈呈の後には支持者らとともに沖縄伝統のカチャーシーを踊り、喜びを表現。普天間飛行場移設問題では「仲井真氏も『県外へ』ということを今回公約として当選した。名護市長とともに基地問題の解決に向けて努力したい」と力強く語った。(2010/11/29-00:25)

1800チバQ:2010/11/29(月) 12:15:52
ここも自民党勝ち
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20101129-OYS1T00276.htm
古賀市長に42歳の竹下氏初当選
 古賀市長選は28日投開票され、新人の貿易会社社長・竹下司津男氏(42)(無所属)が、4選を目指した現職・中村隆象氏(62)(同)との激戦を制し、初当選を果たした。任期は12月23日から。

 当選確実の知らせが届くと、古賀市川原の事務所に歓声が上がった。竹下氏は「強い経済をつくるため、市政に優先順位を付けて取り組む」などと決意を語った。

 8月に出馬表明し、街頭演説で知名度アップを図った。無所属だが、地元の自民党県議や保守系の市議団の支援を受けた。

 選挙戦では、市役所改革や地元経済活性化を主張。若さと市政刷新をアピールし、現職の批判票を取り込んだ。終盤には福岡市長選で初当選した高島宗一郎氏も駆け付け、無党派層にも浸透した。

 今後は、選挙戦で主張した市役所改革や企業誘致などの具体策を実現する手腕が問われることになる。

 中村氏は3期12年の実績と市政の継続を主張。草の根の選挙戦に臨んだが、多選批判などに苦しんだ。

(2010年11月29日 読売新聞)

1801チバQ:2010/11/29(月) 23:58:22
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001011290001
民主連敗に危機感
2010年11月29日

 ■統一選向け「総括」を 県連大会
 民主党県連の定期大会が27日、福岡市内であり、野田国義衆院議員(比例九州)の新代表就任が承認され、新体制がスタートした。参院選、福岡市長選と敗北が続いており、会場の党員からは「党存亡の危機だ」と県連や国政への不満が噴出。来春の知事選や統一地方選に向けて課題を抱えた船出となった。


 主な人事では、福岡市長選の責任を取る形でいずれも同市議の江藤博美代表代行と栃木義博幹事長代理が退任。代表代行は1人追加して3人とし、留任した藤田一枝衆院議員(福岡3区)に加えて大久保勉参院議員と助信良平県議をあてた。吉村敏男幹事長(県議)は留任、選挙対策委員長は松井克演北九州市議から佐々木徹県議に交代した。


 質疑応答では市議や県議から「福岡市長選は県連全体が総力戦で戦えなかった。県連の運営をしっかり考え直して頂きたい」「統一地方選までに国民にきちんとした結果を示せなければ厳しい」など、相次ぐ選挙戦敗北への厳しい総括を求める声が相次いだ。県連代表の選出方式を投票方式に改めるべきだとの意見も出された。


 閉会後の会見で野田代表は「地方も本当に厳しい風が吹いていると改めて認識させられた。風通しのいい組織にしていきたい」と述べた。


 来春の知事選に関しては、独自候補を擁立する方針を維持するとしたうえで、「いかに県民に良い政策を打ち出せるか、県民のためになる県政が前提だ。いろいろな意見に耳を傾けていきたい」と語った。


 知事選を巡っては、来賓参加した連合福岡の高島喜信会長が、「保革対決より、県民のための知事をどう選択するのか考えないといけない」と主張。別の労組幹部も「知事は県のリーダーであり、県民の大多数に支持されなければならない」と発言。自公との全面対決に慎重な意見が目立った。

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1802チバQ:2010/11/30(火) 00:06:10
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170702-storytopic-123.html
宜野湾市長選 安里氏が初当選 安次富氏に1856票差2010年11月29日


宜野湾市長選挙に初当選し万歳三唱をする安里猛氏(中央)=28日午後10時33分ごろ、同市野嵩の選挙事務所
 【宜野湾】伊波洋一前宜野湾市長の知事選出馬に伴う宜野湾市長選挙が28日、投開票され、新人で前副市長の安里猛氏(58)=無所属、社民、共産、社大推薦=が2万3598票を獲得し、元自民党衆院議員の安次富修氏(54)=無所属、自民、公明推薦=に1856票の差をつけて初当選を果たした。
 安里氏は「米軍再編の流れで海兵隊の多くがグアムに行く。こうした事実に従うよう日米両政府に働き掛けていきたい」と述べ、普天間飛行場の県内移設に反対し、グアム移転による危険性除去と早期閉鎖・返還を求める考えを示した。
 安里氏は「伊波市政の継承」を前面に打ち出し、同日選挙となった知事選とのセット戦術を展開した。伊波市政で6年間、助役、副市長として携わった経験と実績を強調し選挙戦をリードした。
 課題の知名度は小まめな地域懇談会の開催やチラシの全戸配布などで挽回(ばんかい)し、支持を広げた。
 当日有権者数は6万8827人。総投票数は4万6204人。投票率は67・13%で前回市長選を6・74ポイント上回った。同市は市長が不在のため、安里氏は28日から市長としての任期が始まった。

▽宜野湾市長選挙開票結果
当 23598 安里 猛 無新
  21742 安次富修 無新
無効票 864
(選管最終)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 安里猛氏(あさと・たけし) 1952年、普天間出身。普天間高卒。72年に市教育委員会に採用後、企画部次長などを経て2004年に助役就任。08年に副市長に就任した。

1803チバQ:2010/11/30(火) 00:07:41
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-29_12403/
仲井真氏 知事再選 伊波氏に3万8626票差
保守県政4期継続 投票率60.88%
政治 2010年11月29日 09時51分

(14時間15分前に更新)

 第11回県知事選は28日投票が行われ、即日開票の結果、現職の仲井真弘多氏(71)=無所属、自民県連、公明、みんな推薦=が33万5708票を獲得し、新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=無所属、社民、共産、社大、国民新、新党日本推薦、そうぞう支持=に3万8626票差をつけ、再選を果たした。仲井真氏は産業振興で県民所得の全国中位を目指すなど手厚い経済政策を打ち出し、米軍普天間飛行場の移設問題は県外移設を主張することで県民の支持を集めた。投票率は60・88%で前回の64・54%を3・66ポイント下回り、過去2番目の低さとなった。

 仲井真氏は県内11市のうち、宜野湾市を除く10市で勝利。中頭郡でやや苦戦したが、島尻郡は12町村のうち11町村を制する圧勝だった。

 新人で幸福実現党県本代表代行の金城竜郎氏(46)は、訴えが浸透しなかった。

 1998年の稲嶺恵一氏の当選後、保守県政は復帰後最長の4期16年続くことになり、革新陣営は壊滅的な打撃を受ける。これまでの保守県政の最長は、78年から3期12年務めた西銘順治氏だった。

 再選を目指した仲井真氏はマニフェストで所得向上のほかに完全失業率の全国平均化、沖縄振興特別措置法に替わる新たな法律の制定、離島の本島並みサービスの実現、普天間飛行場を名護市辺野古に移設する日米共同声明の見直しなど11の実施政策を掲げ、選挙戦に挑んだ。

 運動面では自公の議員と県経済団体会議を中心とした経済界の手厚い支援を得たほか、保育・介護など福祉団体からも全面的な支援を取り付け、手堅く集票を積み重ねた。

 伊波氏は革新陣営12年ぶりの県政奪還を掲げ、普天間移設では日米共同声明の撤回と県内移設反対を一貫して主張。主に米領グアムへの国外移設を訴えた。

 また、生活密着・自然再生型の公共工事や雇用対策の推進、県立病院の独立行政法人化反対、カジノ導入反対などを前面に出した。陣営は「革新のエース」として切り札的な位置付けで選挙に臨んだが及ばなかった。

 有権者数は106万8195人(男性51万8802人、女性54万9393人)。

県内 移設先なくなった

 仲井真弘多氏 政策中心の選挙でこれまでの4年間の仕事ぶりと10項目の公約を理解してもらった。普天間飛行場は名護市が受け入れず、沖縄で移設先がなくなった。米軍は日本全体のためにいるので、沖縄に押し付けず安全保障の原点に戻って全国で解決策を見いだし、移設先を確保してもらいたい。政府とパイプを切る理由はない。意見が違っても意見交換のパイプは太くしないといけない。

争点ぼやけた

 伊波洋一氏 米軍普天間飛行場の県内移設反対を訴え、県外移設を主張する仲井真氏との違いを争点にしたが、結果を見ると争点がぼやけたのかと思う。しかし県民の県内反対の思いは大きい。仲井真氏には県外移設を実現してほしい。民主党が立場を明確にしなかったため訴えが十分に浸透しなかった部分もある。沖縄の発展を阻害するのは基地問題ということを若者に伝えきれないことが一番のジレンマだ。

基地負担軽減 話し合いたい
福山官房副長官

 福山哲郎官房副長官は28日夜、県知事選で現職の仲井真弘多氏当選を受け「県民の民意の表れの一つだ。日米合意を踏まえ沖縄の負担軽減に全力を尽くし、仲井真氏と県民の理解を得られるよう誠心誠意話し合いたい」と記者団に述べた。

1804チバQ:2010/11/30(火) 00:10:33
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101129ddm003010138000c.html
クローズアップ2010:沖縄知事・仲井真氏再選 同盟深化、険しく
 沖縄県知事選で、現行の日米安保体制下で米軍普天間飛行場の県外移設を主張した仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事が、日米安保条約を見直し、普天間をグアムへ移設するよう求めた伊波洋一(いはよういち)前宜野湾市長を降した。仲井真氏の軟化に期待する政府は、かすかに望みをつないだ形だ。中国、北朝鮮、ロシアとの緊張関係を抱える菅政権は、米国との連携強化を目指すが、普天間問題の行き詰まりは避けられず、「同盟深化」は空洞化の危険もはらんでいる。【西田進一郎、ワシントン古本陽荘】

 ◇日米声明「普天間」切り離し論も
 政府は、伊波氏について「日米同盟を否定しており、どう対応していいか想定できない」(政府筋)と見ていただけに、仲井真氏の再選で「日米同盟深化も普天間移設も何もできず、暗闇のトンネルに突入する状況は避けられた」(政府関係者)としている。

 防衛省幹部は「伊波氏が勝ったら交渉の余地はなくなっていた。ひと安心だ」と胸をなでおろした。ただ、仲井真氏は知事選で県外移設に転じ、民主党政権への不信感を募らせている。名護市辺野古に移設するとした5月の日米合意の実行を目指す政府との交渉のテーブルに仲井真氏がつくのは、簡単なことではない。

 同省幹部は「仲井真さんに対しては、粘り強くやっていくしかない。今の極東情勢を考えると現実的な選択肢は、名護市辺野古への移設しかない。グアム移転なんか夢物語だ」と東アジア情勢が緊迫するなか、普天間問題で見通しの立たない現状を嘆いた。

 また、今回、民主党が候補者を擁立せず自主投票に回ったのに対し、仲井真氏を推薦した公明党や、党県連として推薦した自民党などは同氏再選を歓迎している。自民党の石原伸晃幹事長は「県民の賢明な判断の結果だ。菅政権には一日も早い普天間飛行場の危険性除去のため、問題解決への道筋を示す責任がある」との談話を出した。

 菅直人首相は6月の就任以降、日米合意を着実に実行すると繰り返し、日米同盟への回帰を強く打ち出すことで米側の不信感の一掃に努めてきた。13日、横浜で行ったオバマ米大統領との会談では、来春に訪米し日米共同声明を発表する方針を確認した。これに先立ち来年の早い時期に外務、防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開いて普天間移設について最終合意し、同盟深化の協議を加速させる道筋を描いていた。しかし、仲井真氏が再選されても、2プラス2を予定通り開催するのは厳しい状況だ。

 中国漁船衝突事件やメドベージェフ露大統領の北方領土訪問、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃などで日本外交が揺さぶられる中、普天間問題の停滞を長引かせて日米同盟を再び揺るがすことはできないとの判断はより強まっている。

 危機感を強める首相は知事選後に沖縄を訪問する意向だが、15日に会った民主党議員に「日米合意を覆すのはなかなか想像しがたい。代わりの案がない」と語るなど、代替案はない。

1805チバQ:2010/11/30(火) 00:11:00
 オバマ米政権も、中国の積極的な海洋権益確保の動きや好戦的な姿勢を強める北朝鮮への懸念から、東アジアで一貫して日米同盟を重視する姿勢を表明してきた。アジア全体の平和と安定のため在日米軍が果たす役割はますます重要になるとの考えからだ。

 米側は、普天間移設を柱とする在日米軍再編計画を大幅に見直すつもりはないとみられる。シンクタンク「新米国安全保障センター」のパトリック・クローニン上級顧問は「北朝鮮がさらに大胆になるような修正には慎重になる必要がある」と強調する。見直しに前向きな姿勢を示せば、中国や北朝鮮に誤ったメッセージを伝えることになりかねないからだ。

 日本政府内の一部には、普天間問題を切り離して日米同盟深化を進めるべきだとの意見も出ているが、限界があるとの見方が多い。「切り離し」論は普天間飛行場の継続使用につながるからだ。住宅に囲まれた普天間飛行場の危険性は米政府内でも認識されており、事故が発生してからでは手遅れになるとの危機感が強い。米側としても、日米合意が破綻(はたん)し、普天間が固定化される事態は避けたいのが本音だ。

 前原誠司外相は来年1月に米国を訪問し、同盟深化協議の加速化と首相訪米に向けた地ならしを始める方針。米側は中国、北朝鮮を念頭においたアジアの安全保障環境について日米両政府で再評価を行う中で在日米軍の重要性について日本や沖縄の理解を深めたい考えだ。しかし、普天間移設問題という「トゲ」を抜けるかどうかの見通しは立たないままだ。政府は「来春の日米共同声明で経済や人材・文化交流分野は書けるが、普天間問題を含む安保分野でどこまで成果を打ち出せるか、やってみないと分からない」(外務省幹部)と慎重な見方を示している。

 ◇米軍駐留、日本全体のため 改めて「県外移設」
 「米軍は沖縄を守るためにいるのではなく、日本全体の安全保障、アジア太平洋地域の安定の点からいる。日本全国で、解決をお願いしたい」

 再選を確実にした仲井真弘多氏は28日夜、普天間飛行場移設について「県内に移設先はない」との認識を示し、県外移設を求めていく意向を重ねて強調した。菅政権は仲井真氏との交渉に望みをつないでいるが、選挙戦で「県外移設」を訴えた仲井真氏が再び県内移設容認に転じるのは、困難な情勢だ。

 仲井真氏が県外移設に転じた背景には、自民、公明の県組織が知事選前に、仲井真氏に対し県内移設容認からの方針変更を迫ったことがある。地元・名護市の稲嶺進市長は移設拒否の姿勢を維持し、9月の市議選では市長派が圧勝しており、移設に向け名護市の理解を得るのも絶望的だ。県幹部も「名護市が反対している以上、県が頭越しに判断することはできない」と述べた。稲嶺市政の間は、普天間問題が動かないのは必至の状況だ。【井本義親】

 ◇仲井真氏、自公支持層固める 民主支持層、6割が伊波氏に
 毎日新聞と琉球放送は沖縄県知事選で投票を済ませた有権者を対象に合同で出口調査を実施した。自民支持層の84%、公明支持層の82%が仲井真弘多氏に投票したと回答し、自民党沖縄県連や公明党などの推薦を受けた仲井真氏が両党支持層を手堅くまとめたことを裏付けた。

 候補者の推薦を見送った民主支持層からも一定の票が仲井真氏に流れたとみられる。

 政党支持率は民主党20%▽自民党26%▽公明党4%▽みんなの党2%▽共産党5%▽社民党8%−−など。「支持政党はない」と答えた無党派層は30%だった。

 民主支持層の60%は伊波洋一氏に投票したと答えたが、仲井真氏との回答も37%あった。一方、共産、社民支持層のそれぞれ約9割は伊波氏に投票したと答えた。無党派層の回答は伊波氏57%、仲井真氏40%で、投票先が両氏に分散したことをうかがわせた。

 投票の際に最も重視したのは「米軍普天間飛行場の移設問題への対応」が36%で最も多く、「経済振興への取り組み」(30%)、「福祉や医療対策、教育などへの取り組み」(19%)が続いた。

 普天間移設で賛成する案は「県外移設」(40%)と「国外移設」(39%)で約8割に上り、「名護市辺野古へ移設」は19%にとどまった。

 普天間問題を重視した層の76%は伊波氏に投票したと回答した。ただ、県外移設を望む層に限ると、投票先の回答は仲井真氏50%、伊波氏49%でほぼ並び、仲井真氏が「県外」にかじを切った影響が読み取れる。

 また、06年知事選で仲井真氏に投票したと答えた人のうち、7割強が今回も仲井真氏に投票したと答えた。

 調査は沖縄県内の40投票所を無作為に抽出し、計2218人から回答を得た。【中田卓二】

1806チバQ:2010/12/01(水) 22:34:05
>>883
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1778683.article.html
鳥栖市長選 牟田前市長が正式に出馬表明
 任期満了に伴う来年2月の鳥栖市長選で、前市長の牟田秀敏氏(69)=立石町=が1日、記者会見し、出馬を正式表明した。

 

 現職の橋本康志市長(54)=無所属・本町=が2期目を目指して出馬を表明しており、2007年の市長選と同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が強まっている。

 

 会見で牟田氏は「鳥栖の地の利に加え科学技術研究・開発機関を充実させることが重要。企業誘致も積極的に取り組む。リーダーシップを発揮し、子どもたちが夢と希望が持てるまちづくりを目指したい」と述べた。

 

 これまで約4年間の市政については「もっと果敢に挑戦すべき」と批判した。党派は無所属で自民、公明、民主に推薦願を出す方針。

 

 牟田氏は県議4期を経て1999年2月の市長選で初当選、前回の選挙戦で橋本氏に敗れるまで2期8年を務めた。

 

 市長選は2月13日告示、20日投開票される。

1807チバQ:2010/12/02(木) 21:56:08
>>1657
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD12020015213.html
国東市長選は2月20日に投開票 [17:41]
国東市選挙管理委員会は、任期満了に伴う来年の市長選挙の日程について、投開票日を2月20日とすることを決定しました。市の選挙管理委員会は、4月24日の統一地方選挙の日程にあわせて市長選を行うことも含めて検討していましたが、3月3日の任期満了以降、市長の不在期間が生じることを避け、2月の選挙実施を決めました。国東市長選挙には、これまでのところ現職の野田侃生氏と元県東部振興局長で新人の三河明史氏の2人が立候補を表明しています。

1808チバQ:2010/12/02(木) 22:24:12
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001012020004
人吉市議 定数の是非
2010年12月02日

  人吉市議会(定数20)の定数削減を巡り、市民の間から賛否両方の立場で議会側に要望が出され、地方議会のあり方に一石を投じている。町内会長らが定数4減を求めて地方自治法に基づく直接請求を目指す方針を決めたのに対し、市民有志は1日、「住民の声が届かなくなる」と削減反対を主張。市議会は来年4月に改選を迎えるが、今後の対応が問われる。(貞松慎二郎)


  人吉市議会は昨年12月、各会派の市議10人で構成する議会制度研究会を設け、各団体から意見を聴いた。ただ、定数削減については最後まで意見がまとまらなかったという。今年9月の定例会には議員発議で定数2減の条例改正案が出されたが、賛成少数で否決された。


  定数削減を求めて市内の町内会長(92人)らでつくる連合会は昨年11月に要望書、今年4月に申入書を市議会議長に出したが、市議会の対応を不服として住民運動に乗り出すことにした。


  直接請求には、1カ月以内に有権者の50分の1以上の有効署名を集める必要がある。同市の場合、9月2日現在で587人。条例改正の本請求が受理されれば、市長は意見を付けて条例改正案を市議会に提案する。


  こうした動きの背景には、市議の報酬(正副議長を除く一般市議は月額35万7千円)が、同規模の県内他市と比べて高額という事情もある。市議会事務局によると、期末手当を含め、市議一人当たりの年間支給額は560万円程度という。


  町内会長らは近く、市の財政状況が分かる会報を発行し、署名集めのスケジュールを決める方針。連合会の宮川康幸会長は「第1次産業が疲弊するなかで、市議会がこのままでいいのかという思いがある。不本意だが粛々と進めていく」と話す。


  一方、「人吉市地方自治と議会を考える会」(鶴上寛治代表)のメンバー7人は1日、財政難を理由とする定数削減に反対し、「市民の間での徹底した討論」を市議会議長に要望。同会は議員定数を削減することで「市民の声が反映されなくなる」と指摘し、「市の財政事情が厳しいからこそ、無駄をどう省くのか議員活動を活性化すべきだ」と訴えている。

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1809チバQ:2010/12/02(木) 22:37:39
どこだろ?わからんからここ
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101202ddlk40040322000c.html
国際会議:09年福岡市開催206件、東京に次ぎ全国2位 前年より34件増 /福岡
 ◇日本政府観光局まとめ
 ◇アジア主要都市結ぶ直行便、空港の利便性など マリンメッセなど会場集約
 福岡市内で09年に開催された国際会議は前年より34件多い206件で、都市別では東京23区(497件)に次ぐ全国2位だった。東京以外の都市が開催件数200件を超すの初めてという。日本政府観光局(JNTO)が、日本を含む3カ国以上から参加者があった国際会議などの開催件数をまとめた。【門田陽介】

 誘致などを担当する福岡コンベンションビューローによると、国際会議の開催は地域に大きな経済効果をもたらすとされ、09年に福岡市が100万〜300万円を助成をした大規模大会は計10件(参加2万人)で、約20億円の経済効果があったと見込まれている。

 市などによると、市内の国際会議の特徴は(1)全体の45%(93件)を大学が開催し、うち九大が62件(会場別開催件数で全国3位)を開催(2)地理的な特性から、アジアに関する国際会議が全体の約3割(66件)−−など。また、JNTOが規定する「国際会議」に当たらない、日韓や日中など2国間会議も多数開かれているという。

 各地が誘致に力を入れる中で福岡開催が増えている理由として同ビューローは、会場別参加者数で全国4、5位の福岡国際会議場やマリンメッセ福岡など大規模会場が集約▽アジア主要都市と直行便で結ばれた空港が都心に近接している▽東京・大阪に比べ物価が安い−−などと分析。「今後も市や大学など関係者の連携を強め、誘致や支援に取り組みたい」と話している。

〔福岡都市圏版〕

1810チバQ:2010/12/04(土) 15:44:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/213702
福岡市議会「みらい福岡」 みんなの党と統一会派 来春
2010年12月4日 06:44 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡市議会(定数63)の保守系会派みらい福岡(7人)が、来春の福岡市議選の後に、みんなの党と統一会派を結成することで合意したことが3日分かった。みんなの党は市議選に擁立する公認候補の選定を進めており、みらい福岡と選挙協力も行う方針。

 地方での党勢拡大を狙うみんなの党と、市議会での影響力拡大を目指すみらい福岡の思惑が一致した格好。ただ、みらい福岡には自民党系の議員も複数おり、全員が統一会派に参加するかどうかは不透明だ。

 関係者によると、みらい福岡の現職議員は無所属かみんなの党の推薦で市議選に出馬する。みんなの党は現在、市議会に所属議員はいないが、市議選の各区に公認か推薦の新人候補を擁立する方針で、当選した議員は統一会派「みらい福岡」に合流するという。

 みらい福岡とみんなの党は、行財政改革の推進など政策の方向性が近いことから、9月から統一会派に向けた調整を進めていた。みらい福岡の笠康雄幹事長は「福岡市の行財政改革などを訴えてきた。政策実現のために議員数を増やしたい」としている。

 みんなの党は6日、今回の合意事項と福岡市議選に擁立する候補予定者を正式発表する予定。

 みらい福岡は、11月の福岡市長選では、市議会会派の自民、公明両党と協力。民主党などが推薦した現職を破り初当選した高島宗一郎氏(36)を支援した。

=2010/12/04付 西日本新聞朝刊=

1811名無しさん:2010/12/05(日) 00:59:36
>みらい福岡には自民党系の議員も複数おり
みんな党に行けばいいじゃん、参院候補なんか自民県連幹部だったんだぜ

1812チバQ:2010/12/05(日) 19:14:49
佐賀新聞すごいな。5月に既に統一選の記事を書いてる
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1632686.article.html
始動・2011地方選(1)【知事選】古川氏の3選出馬焦点 (10年5月11日)
参院選後に動き活発化



 2011年春の統一地方選まで1年を切った。民主党が政権を奪い、下野した自民党は弱体化するなど、これまでとは大きく状況は変わっている。中央政界の動きは地方選にどう影響するのか。佐賀県知事選と、3選挙区で定数が削減される県議選をめぐる今の動きを探る。

 知事選は現時点で立候補表明者はいない。古川康知事(51)が3選を目指すかどうかが軸になる。古川氏は「6月議会や参院選が終わって、いろんなものが見えてきたときに考える」と話す。

 古川氏は2003年、新人6人の激戦を制し初当選。前回の07年は共産新人との一騎打ちで33万票を得て再選を果たした。

 前回は自民、公明両党が古川氏を推薦。民主党県連は党本部の「相乗り禁止」方針を受け候補擁立に動いたが結局は断念し、自主投票とした。その年の参院選で古川氏は、民主候補に敗れた自民公認の前副知事を応援。民主とは、長崎新幹線や城原川ダム建設問題でも距離感があった。

 だが、政権交代で距離は一気に縮まった。県連代表の原口一博総務相は古川氏を総務省顧問に迎え、古川氏も2月の民主党県連大会に初めて顔を見せた。「かなり良好な関係」と民主関係者はいう。

 古川氏は、9日には自民党県連の政経セミナーにも顔を見せ、来賓あいさつした。司会者の県議は「自民党にとって兄弟のような感じ」と参院選をにらんで県政与党として秋波を送った。

 政権与党の民主党と県政与党の自民党。国と地方のねじれの中で、古川氏は「各党と適度な距離を保つことを心がけている」と〝等距離外交〟に腐心する。今の心境は「ある程度やった気もしているし、まだやり遂げていないという気もある。仕上げをしながら考えたい」と微妙な言い回しだ。

 関係者の間には3選出馬だけでなく「国政転出」や「学者転向」の可能性を指摘する声もあるが、自民県議は「2期で終わるのは中途半端」と3選出馬の見方を強め、県連幹部も「今の流れで行けば支える立場に変わりはない」。公明党県本部は「総仕上げで3選を目指すと想定しているが、論議はこれから」とする。

 国政転身についてある県議は「唐津出身で『保利さん(衆院3区)の後継をうかがっているのでは』という話は絶えずある。自民は野党になったが、民主党政権が続くかどうかも分からない。政権党にいるかが大きな要素だろうし、出るにしてもどこからかは非常に微妙」とみる。古川氏は、首長らでつくる新党や橋下大阪府知事らの地域政党との連動には否定的だ。

 〝反古川〟の動きは、前回候補を立てた共産党が独自か共闘での候補擁立を検討している以外、今のところ具体的な候補擁立の動きはない。民主党県連幹部は「まだ古川県政の検証をしていない。参院選後に協議を始める」。社民県連も「検証した上で擁立したがいいか判断する。連立を組む民主党とも一定の協議をする」と話す。


【写真】政権交代を受け、民主党との距離を縮める古川康佐賀県知事。4月下旬の原口一博総務相の就任祝賀会でも賛辞を送った=佐賀市内のホテル

1813チバQ:2010/12/05(日) 19:15:15
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1633682.article.html
始動・2011地方選(2)【県議選】自民30議席超が命題 (10年5月12日)
民主は10人擁立目指す



 県議選は次回選挙から、旧佐賀郡を統合した佐賀市、唐津市・東松浦郡、三養基郡の3選挙区で定数が1減となり、議席数は現行の41から38に減る。中央で政権交代を果たした民主党は現有3議席から大幅増を目指して10人の擁立を目指す。自民党は今の30議席を死守した上での上積みが命題。社民、公明、共産の各党も現有議席に加え、他の選挙区での候補擁立を狙う。各党とも夏の参院選を前哨戦ととらえ、活動を加速していく。


 現在の県議会は自民が最大会派の30人。次いで民主、社民系でつくる県民ネットワークが6人、公明、共産、市民リベラル、志の会(自民系)が各1人の構成。


 県政与党の自民は「最低でも現有の30議席以上」を目標に掲げる。ここ3年の間に参院選で1、衆院選で3小選挙区のうち2議席を失った。4月の武雄市議選では党員が公認を受けずに無所属で出馬する動きも広がった。県連は「地域の特殊事情」と自民離れ現象とはみていないが、「保守王国」の弱体化は否めない。


 参院選を「背水の陣」とする木原奉文県連幹事長は「万一のことがあれば、民主が再び勢いづいて多数擁立してくる」と危機感を募らせ、「参院選は県議にとっても大事な自らの戦い」と引き締める。


 民主党は前回、公認候補2勝2敗、推薦候補は3人全員が当選した。政権交代後の市議、町議選で公認・推薦の議員数は11人から20人に増えた。ただ、県西部は議員不在を解消できていない。


 園田泰郎県連代表代行は「政権与党として地方の基盤強化は必須。公認候補を10人は立てたい」と話す。前回候補を立てた佐賀市・旧佐賀郡、唐津、神埼市、三養基郡以外でも擁立を模索。「県選出国会議員3人が2人ずつ見つけてくれば、現職と合わせ10人程度になる」と県連幹部。8〜12月に開く政治スクールなども生かし、人材発掘に力を入れる。


 社民は政権交代で与党となったが、地方組織の弱体化に歯止めがかからない。武雄市議選では引退議員の後継候補を見つけられず、吉野ヶ里町議選では現職が落選した。県議選では佐賀市と鳥栖市の現有2議席維持のほか、唐津、小城市で候補擁立の可能性を探り、巻き返しを図る。


 公明は野党になったが、伊藤豊県本部代表は「地方に根ざし活動してきた。影響は感じていない」とする。佐賀市の議席堅持に加え、唐津での擁立を検討。候補を立てない選挙区では地域の判断で自民との協力関係が続くとみられる。


 共産党は議案提案権を得る4議席を将来目標に掲げ、今回は佐賀市に加え、唐津での議席獲得を目指す。非自民、非民主の受け皿をアピールし、幅広い支持を狙う。県都は選挙区が広がり、「こまめに回れず、繰り返し訴えることが難しくなる」との声も漏れる。(次回から社会面で県議選の各選挙区情勢)


【写真】会派別に並ぶ県議40人の出退表示板。来春選挙で会派の勢力図がどう変わるのか注目される=佐賀県議会棟

1814チバQ:2010/12/05(日) 19:15:42
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1634437.article.html
始動・2011地方選(3)【県議選】佐賀市 (10年5月13日)
定数減で激戦は必至




 前回は佐賀市(定数10)と佐賀郡(同2)に分かれていたが、市町合併に伴い選挙区も統合される。議員定数の削減対象選挙区で、1減となって11議席を争う選挙戦になる。今は1議席の民主が党勢拡大を目指して複数候補擁立の動きを見せるなど、定数減の中で激戦は必至だ。

 自民現職では、原口義己(70)=7期・神野=が「新幹線の着工認可で使命は成し遂げた。70歳がひとつの基準」と慎重な言動。留守茂幸(62)=5期・大和町=は「今は議長職に専念」と明言は避けるが出馬は濃厚とみられる。吉田欣也(73)=6期・木原、篠塚周城(60)=6期・川副町、木原奉文(56)=4期・多布施、岩田和親(36)=3期・中の小路、古賀善行(64)=1期・久保田町=は出馬に意欲をみせる。

 昨夏の衆院選で政権交代を果たし、佐賀1、2区で勝利した民主は、「少なくとも3人は立てたい」(県連幹部)と意欲的。現職の藤崎輝樹(39)=1期・大和町=の出馬が確実視されるほか、新人の人選も進めている。

 公明の伊藤豊(60)=3期・開成、共産の武藤明美(62)=4期・天祐=は、党県組織を挙げて県内唯一の議席を守る構え。社民の徳光清孝(52)=1期・朝日町=も県都の議席維持を目指す。無所属の太田記代子(74)=2期・赤松=も出馬をにらむ。

 前回落選組では、県議5期の実績を持つ池田義正(64)=諸富町=は「参院選含め情勢を見て判断」とする。国会議員秘書の古賀陽三(32)=新郷本町=は「県政にも若手の声が必要」と意欲を示す。落選後、市議に当選した民主の白倉和子(60)は「現段階は未定」とする。

 有権者数は前回より約2万8千人増の18万9千人。定数減と有権者増で当落ライン想定も難しく、合併でさらに拡大した県都の戦いに、戸惑いや不安の声も多い。=敬称略=

1815チバQ:2010/12/05(日) 19:16:05
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1635190.article.html
始動・2011地方選(4)【県議選】唐津市・東松浦 (10年5月14日)
大票田旧市で争奪戦

 定数削減の対象選挙区で、定数はこれまでの7から6になる。出馬の意向をみせる現職に加え、既に新人が名乗りを上げるなど、早くも激戦の気配が漂う。

 市町村合併後、前回選挙から合区したものの、現職の主地盤は旧市郡の「地区割り」がなお色濃い。旧唐津市では峰達郎(49)=2期・山本=、大場芳博(60)=1期・半田=の自民2人と党派を超えた個人票を持つ宮崎泰茂(67)=5期・佐志=が立候補の意向。

 前回落選した元職の瀬戸久司(61)=2期・鏡=は「気持ちは半々」と話す。新人では会社社長林正樹(61)=鏡=が名乗りを上げたほか、正式表明こそないが、広告代理店経営の宮地昭博(51)=和多田=も出馬をにらみ活発な動き。大票田の旧市をめぐる争奪戦が熱を帯びそう。

 一方、昨年3期目半ばで亡くなった故増本亨=妙見町=が受け皿となっていた反保守票の行方も焦点。支援者の間には「後継」待望論もくすぶるが、「支持基盤だった環境保護の市民運動も、けん引役を失い、かつてのような結束は期待できない」(増本後援会幹部)のが実情だ。

 旧郡部では桃崎峰人(60)=2期・浜玉町=と田崎信幸(55)=1期・肥前町=の自民現職2人が出馬の方向。ベテランの楢崎近(73)=3期・相知町=は「今は態度表明する時期ではない。後援会としっかり話して最終判断する」という。ほかに、元町議ら数人の名前も取りざたされるが、具体的な動きにはなっていない。

 このほか、共産は「擁立の方向で検討中」だ。民主は現時点で独自候補擁立の動きはないが、新人の動向次第で連携の可能性も。昨夏の衆院選比例区で1万を超える票を集めた公明は「擁立を求める声もあるが、判断は参院選の流れ次第」と、国政重視の姿勢。社民も検討を進めているが「現実には厳しい」(支部幹部)ようだ。=敬称略=

1816チバQ:2010/12/05(日) 19:17:21
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1637219.article.html
始動・2011地方選(5)【県議選】鳥栖市、三養基郡(10年5月15日)
鳥栖市(定数3)

現職3人は出馬意向

 社民の牛嶋博明(69)=4期・宿町=、自民の指山清範(44)=2期・藤木町、無所属の向門慶人(39)=1期・古賀町=の現職3人は出馬の意向とみられる。夏に参院選を控えているため、新人を含めた動きは、秋口にかけて活発化しそうだ。

 牛嶋は「政権与党になって今からが腕の見せどころ」と意欲を見せる。指山は2月の定例報告会を終えて「これから来春へ向け地道に活動を続ける」。向門は今回も無所属で出馬の意向で「活動実績の報告回数を増やしていきたい」と話す。

 前回出馬した元市議大坪英樹(47)=古賀町=も「状況を見ながらチャレンジしたい」としている。民主は当面、地元出身候補を抱える参院選に全力を注ぐことになりそう。=敬称略=


三養基郡(定数2)

定数減、2議席争う

 議員定数削減選挙区で1減となるため、2議席を争うことになる。現時点でみやき町の現職2人、元職1人が出馬の意向を明らかにしている。

 民主現職の末安善徳(69)=2期・蓑原=は「〝民主〟の火を絶やすことはできない」と出馬を予定。自民現職の宮原真一(40)=1期・江口=は「(所属する)党以前にまずは個人の在り方が問われている」と意欲をみせる。前回、自民公認で立候補して落選した元職の石丸元章(45)=1期・原古賀=も「行財政改革を進めたい」と出馬の意向を明らかにし、活動している。

 基山町の自民現職堀田一治(73)=5期、宮浦=は「後援会に諮っていないので何も言えない」とする。同町は有権者約14500人を抱え、動向が注目される。

 このほかにも名前が挙がっており、定数減も絡んで今後動きが活発化しそう。=敬称略=

1817チバQ:2010/12/05(日) 19:18:00
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1637225.article.html
始動・2011地方選(6)【県議選】武雄市、杵島郡、嬉野市(10年5月17日)
武雄市(定数2)

現職2人が出馬予定


 前回は無投票で自民現職の2氏が当選した。来春の選挙にも現職の石丸博(64)=4期・橘町=と稲富正敏(62)=3期・武雄町=が出馬を予定する。


 今期議長を経験した石丸は「新幹線で通過駅にならない取り組みなどを考える」とし、副議長の稲富は「地域、田舎の声を県政の場で発言し続けたい」とそれぞれ意欲を見せる。


 4月の市長選では民主が現職の対抗馬を推薦、県議選への動向も注目されるが、まだ表立った動きはない。=敬称略=



杵島郡(定数2)

現職、新人の争いか

 ともに自民現職の稲富康平(64)=3期・白石町=と、石倉秀郷(60)=2期・江北町=が出馬の意向。前回あと一歩で落選した県地域婦人連絡協議会会長の三苫紀美子(65)=江北町=も立候補することを明らかにし、選挙戦となる公算。

 副議長を務めた稲富は大票田の白石町を地元とする強みを生かして、支持拡大を図る。石倉も3町をこまめに回って県政報告を行い、来春に備えている。


 元江北町議の三苫は、女性の視点を生かした政治を目指し、無所属での出馬する意向。=敬称略=



嬉野市(定数1)

現職が出馬に意欲


 ここ2回、自民の石井秀夫(63)=4期・嬉野町=が無投票当選している。石井が出馬に意欲を示しているほかは、現時点では目立った動きはない。


 石井は「嬉野に新幹線を迎える道筋をつけたい」と5期目を目指す意欲は十分。


 1月の市議選では、民主が3人の候補を推薦して2人が当選したが、県議選に向けた具体的な動きはない。共産や社民は市議会にも議席がなく、関係者は「選挙戦になるような動きは今のところない」と口をそろえる。=敬称略=

1818チバQ:2010/12/05(日) 19:18:40
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1637799.article.html
始動・2011地方選(7)【県議選】神埼市・神埼郡、小城市、多久市(10年5月18日)
神埼市・神埼郡(定数2)

現職2人が出馬予定

 前回は現職1人と新人3人が立ち、民主の内川修治(57)=1期、神埼市千代田町=と、自民の石井久起(58)=1期、神埼市神埼町=の新人2人が当選した。内川は「まだ白紙」とするが出馬は濃厚とみられ、石井は既に立候補の意向を固めている。

 4月の神埼市長選は、石井が支持する現職と、内川が支持し民主が推薦した新人が激しく争い、現職が再選を果たした。3月の吉野ヶ里町議選では15人中7人が新人に代わったが「県議や政党への支持構図が固まっていない議員も多い」(町議)という声も。同町での支持獲得への動きも活発化しそう。


 前回落選した八谷克幸(61)=神埼市神埼町=は「出るならば勝てる状況を作ってから」と、出馬に含みを持たせる。



小城市(定数2)

無風一転、混戦か

 自民現職の伊東猛彦(48)=4期・三日月町=と、藤木卓一郎(42)=3期・三日月町=は出馬の意向。小城町の前市議も立候補に強い意欲を示し、民主も候補者擁立を目指す。12年ぶりの選挙戦となる公算が大きくなっている。


 伊東は「今後も古川県政を支える」、藤木も「小城のために働く」と意欲を示す。共に夏の参院選後に動きを活発化させる見込み。支持基盤が重なるだけにすみ分けをの難しさを指摘する声もある。


 2月の市議選では民主の公認候補、社民の推薦候補が当選した。両党とも候補擁立の意向があり、これまでの無風から一転して混戦となる可能性もある。



多久市(定数1)

現職が出馬の意向

 前回は自民現職の福島光洋(53)=3期・西多久町=が無投票で当選した。4期目を目指す意向で、保守系市議を中心とした自民党市支部と後援会が一体となって地盤を固めている。


 福島は「参院選での働きが自身への評価につながる」と、夏の参院選での自民候補支援に力を注ぐ構え。


 前々回は共産党新人との一騎打ちだった。民主や社民など他政党の候補者擁立は不透明で、今のところ表立った動きはない。

1819チバQ:2010/12/05(日) 19:19:35
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1638679.article.html
始動・2011地方選(8)【県議選】伊万里市・鹿島市・藤津郡・西松浦郡 (10年5月19日)
伊万里市(定数3)

自民現職3人 出馬濃厚


 自民の現職3人、竹内和教(61)=3期・松島町=、中倉政義(60)=3期・東山代町=、岡口重文(54)=1期・大川町=の出馬は濃厚。定数2以上の選挙区に候補を立てる意向がある民主の擁立が考えられるほか、新人の動きもある。

 竹内は「伊万里港開発や西九州自動車道建設を政権交代で停滞させてはいけない」、中倉は「伊万里港開発や地域振興、雇用確保などやるべき課題は多い」、岡口は「2期目は実績が重視される。農業政策などの実績を報告していく」とそれぞれ意欲的だ。

 前回落選した松尾真介(51)=瀬戸町=は「現時点では分からない」とする。


鹿島市・藤津郡(定数2)

 いずれも自民現職の、土井敏行(57)=2期・鹿島市高津原=と坂口祐樹(39)=1期・太良町多良が、出馬の意向。2人を軸に民主が候補を擁立するかが焦点。

 土井は「少子化対策や定住促進、JR長崎線の活用策を探る」とし、坂口は「第1次産業の振興に取り組む」とし、有明海再生や新生・太良高問題を重要課題に挙げる。

 昨夏の衆院選佐賀2区では、鹿島市でも支持を広げた民主の大串博志が当選。今夏の参院選でも支持拡大を目指している。県議選での候補擁立につながるか、注目される。


西松浦郡(定数1)

選挙戦の可能性も

 自民現職の原田寿雄(53)=1期・有田町戸杓=が出馬に意欲を見せている。元職や町議の出馬の可能性を挙げる関係者もいるが、具体的な動きは見えていない。

 原田は前回選挙で自民現職を破って初当選した。今回は自民公認で立候補する意向で「窯業活性化をはじめ経済対策を訴えていく」と話す。

 名前が挙がる元職と町議は、いずれも「現時点では出馬はない」と否定。ただ、1人は「選挙にはすべき」としており、参院選以降に候補擁立の動きが出る可能性もある。

1820旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:17:28
議会を開かずに専決処分を繰り返すなどした阿久根市の竹原信一市長の解職への賛否を問う住民投票が5日、行われました。
阿久根市では、議会を開かずに今年度の補正予算などの専決処分を繰り返した竹原市長について、地元の住民グループが「独善的だ」として、市長のリコール・解職請求を行いました。
これを受けて、市長解職への賛否を問う住民投票が5日朝から市内21か所の投票所で始まりました。阿久根市の選挙管理委員会によりますと、午後6時現在の投票率は48.92%となっています。
投票は午後7時に締め切られ、開票作業は午後8時10分からの予定です。
開票の結果、解職に賛成する票が有効票の過半数に達した場合、竹原市長は失職し、50日以内に市長選挙が行われます。


ちなみに、不正投票がなかったかどうか期日前投票の総数確認中で、開票作業は遅れているとか。

1821旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:26:33
http://www.city.akune.kagoshima.jp/topic/senkyo.html
投票率:77.35%
 賛成:0 反対:0

1822旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:30:25
阿久根市の住民投票開票始まる
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/lnews/5055440411.html
議会を開かずに専決処分を繰り返すなどした阿久根市の竹原信一市長の解職への賛否を問う住民投票は、開票作業が始まりました。
阿久根市の竹原市長の解職への賛否を問う住民投票は、午後7時に投票が締め切られて、午後8時10分すぎから開票が始まりました。ただ、期日前投票の総数を点検する作業を別途行ったところ、投票者数よりも1票多かったため、期日前投票の分については開票作業を中断しています。
竹原市長は、議会を開かずに今年度の補正予算などの専決処分を繰り返し、ことし7月に鹿児島県の伊藤知事から2度にわたって是正勧告を受けました。
今回の住民投票は、こうした竹原市長の市政運営が独善的だとして、地元の住民グループが、市長のリコール・解職請求を行ったことを受けて実施されたもので、阿久根市選挙管理委員会が発表した投票率は77点35%となっています。開票の結果、解職に賛成する票が有効票の過半数に達した場合、竹原市長は失職し、50日以内に市長選挙が行われます。

12月05日 21時24分

1823旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:43:03
http://www.city.akune.kagoshima.jp/topic/senkyo.html
区  分 21:00現在 21:30現在 22:00現在 最終(  時  分)
賛  成 0 1,000
反  対 0 1,000
進捗率(%) 0 13.09%

1824二階席:2010/12/05(日) 21:44:52
>>1822

NHKも慌てているらしく、本当に表示が
「77点35%」となっている。

1825旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:06:17
阿久根市民の審判は…固唾のむリコール委員会
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101205-OYT1T00582.htm?from=main2
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)の住民投票が投開票された5日、リコール運動を進めてきた市民団体「阿久根市長リコール委員会」のメンバーらは、「竹原流改革」に対する市民の審判の行方を見守った。
 同市鶴見町の同委員会事務所では、川原慎一委員長(42)ら役員や市民らが、テレビなどを見ながら開票結果を待った。
 リコール運動で、有権者の過半数の1万197人に上る有効署名を集めた同委員会だが、住民投票の告示後、市長派の激しい巻き返しにあった。
 告示日の11月15日、川原委員長は、市役所掲示板に張り出された竹原市長の「弁明の要旨」で「利権団体と癒着している」と名指しで批判された。自宅には「わや(お前は)改革の足を引っ張るのか」と匿名電話もかかった。
 さらに投開票日が迫る中、「混乱の責任は市長にある」と主張してきた同委員会に衝撃が走った。市長派議員らが主導する議会リコール運動で、予想を上回る9000人超の署名が集まったからだ。
 「市長リコールは必ず成立する。阿久根の未来のためにも勝たなければならない」。この日、投票を終え、自分に言い聞かせるように語った川原委員長。リコールが成立した場合、出直し市長選に立候補する同委員会監事の西平良将氏(37)らと、朗報を待った。
 一方、「失職しても、もう一度選挙に出るだけ」と強気の発言を繰り返してきた竹原市長はこの日、市役所で一部マスコミの取材を受けるなどして過ごした。
 告示日の記者会見で「市長にしがみつくようなことはしない」と語る一方、リコールが成立した場合の出直し市長選への立候補を明言。「官民格差や議会の現実を知れば、こういうこと(住民投票)が起こること自体、変なこと」と首をかしげた。
 争点について「官民格差の解消や減税を元に戻すことに賛成か反対かを問うもの」と話す一方、今後の具体的な施策を問われると「今できることは厳しい時期を支え合うこと」などと抽象的な発言に終始した。
(2010年12月5日21時50分 読売新聞)

1826旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:08:07
区  分 21:00現在 21:30現在 22:00現在 最終(  時  分)
賛  成 0 1,000 4,700
反  対 0 1,000 4,700
進捗率(%) 0 13.09% 61.51%

1827旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:35:02
阿久根市:竹原市長が失職 出直し市長選へ

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が5日、投開票され、解職賛成票が有効票の過半数を占め、竹原市長は失職した。

1828二階席:2010/12/05(日) 22:36:09
毎日新聞です。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101206k0000m040091000c.html

阿久根市:竹原市長が失職 出直し市長選へ

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が5日、投開票され、解職賛成票が有効票の過半数を占め、竹原市長は失職した。
議会を招集せずに専決処分を乱発する強引さで批判を招いた「竹原市政」に対し、市民が初めて「ノー」を突き付けた。当日有権者数は1万9756人、投票率は77.35%
だった。

1829旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:37:09
阿久根市:竹原市長が失職 出直し市長選へ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101206k0000m040091000c.html
市役所を出た後、事務所に到着した竹原信一市長=鹿児島県阿久根市で2010年12月5日午後8時47分、山下恭二撮影

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が5日、投開票され、解職賛成票が有効票の過半数を占め、竹原市長は失職した。議会を招集せずに専決処分を乱発する強引さで批判を招いた「竹原市政」に対し、市民が初めて「ノー」を突き付けた。当日有権者数は1万9756人、投票率は77.35%だった。

 出直し市長選は1月中旬にも実施される。すでに、竹原氏と、市民団体「市長リコール委員会」監事、西平良将氏(37)の2人が出馬を表明している。

 住民投票は「リコール委」が有権者の過半数の1万197人分の署名を集め、10月にリコールを本請求した。

 「リコール委」など反市長派は集会や街頭宣伝で「竹原市政は改革ではなく破壊。独善的すぎる」と解職賛成を呼び掛けた。竹原氏は市民懇談会などで議会・公務員批判とともに「解職されれば、市民の税金が上がる」と「改革」の継続を訴えた。

 市長失職に伴い、市は「副市長」の仙波敏郎氏(61)を市長職務代理者とする方針。だが、仙波氏をめぐっては、副市長選任が専決処分で決まったことから伊藤祐一郎知事らが疑問を示しており、職務代理を巡り混乱する可能性もある。

 阿久根では、竹原氏と対立関係にあった議会解散を求めたリコールも進行している。竹原派が主導し、11月末、9266人分の署名簿を市選管に提出。審査を経て請求に必要な有権者数の3分の1の6635人を超えた場合、2月にも住民投票が実施される見通し。【福岡静哉、馬場茂、村尾哲】

1830旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:04:20
阿久根市の竹原信一市長のリコール=解職の賛否を問う住民投票は、午後10時50分現在、開票率96.11%で、解職賛成が7542票、解職反対が7145票となっています。投票率は77.35%でした。

1831旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:09:26
産経も。

リコール成立し阿久根市長が失職
2010.12.5 23:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101205/lcl1012052305005-n1.htm
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票は5日投開票され、解職賛成票が有効投票総数の過半数を占めリコールが成立、竹原市長は失職した。50日以内に出直し市長選が行われる。市選管によると、当日有権者数は1万9756人で、投票率は77・35%だった。

 職員ボーナス削減などを専決処分によって断行してきた政治手法に、多くの市民がノーを突きつけた格好。竹原氏はすでに出直し選への出馬を表明しており、解職を請求した市民団体「阿久根市長リコール委員会」も同会監事、西平良将氏(37)の擁立を決めている。

 阿久根市では、反市長派が多数を占める議会の解散請求を目指し、竹原氏を支持する市民団体が先月29日、9266人分の署名を市選挙管理委員会に提出。審査や縦覧を経て署名数が有権者の3分の1を上回ると確定すれば、議会解散の是非を問う住民投票も実施されることになっている。

1832二階席:2010/12/05(日) 23:17:04
共同通信系、です。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/2010120501000092.htm

阿久根市長が失職 来年1月に出直し選へ

 議会を招集せずに専決処分を繰り返した強引な市政運営を主な争点に、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票は5日投票、即日開票の結果、賛成票が有効投票の過半数に達しリコールが成立した。竹原氏は即時失職し、来年1月に出直し市長選が行われる見通し。
 市長選には、竹原氏のほか、反市長派の市民団体「阿久根市長リコール委員会」監事の西平良将氏が出馬の意向を示しており、両氏の一騎打ちになる公算が大きい。
 竹原氏は今年4月以降、議会に諮らずに職員のボーナス半減や元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏の副市長選任などの専決処分を乱発。議会制民主主義を否定する竹原氏の政治手法に市民が“ノー”を突き付けた形だ。
 竹原氏は2008年8月に初当選。就任当初から議会と激しく対立し、2度の不信任決議で失職。09年5月の出直し市長選で再選後も議会との対立が続き、今年6月の定例議会の招集を見送った。7月には伊藤祐一郎鹿児島県知事から2度にわたって地方自治法に基づく是正勧告を受けた。

1833旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:24:39
しかし、まあ反対が7,000あるのには心底驚いた。恐ろしいことだ。

1834旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:26:55
だったらもう出るな、と。

阿久根市長リコール、竹原氏が「敗北」を宣言
http://www.asahi.com/politics/update/1205/SEB201012050067.html
 市長と市議会の対立が続く鹿児島県阿久根市で5日、竹原信一市長(51)の解職の賛否を問う住民投票が実施された。即日開票されたが、開票作業は予定より40分ほど遅れて始まり、開票作業は深夜まで続いた。当日有権者数は1万9756人で、投票率は77.35%。半年近く議会を招集せずに条例や予算を専決処分で決めた手法、議会との対立が招いた混乱について、有権者の判断が注目される。

 竹原市長は同日午後11時すぎ、同市内で記者会見し、「また次に選挙があります」と述べ、事実上の敗北宣言をした。

 「阿久根騒動」は、首長と議会の関係を見直す地方自治法改正論議にも影響した。現状では、首長ができる専決処分の対象を絞り、首長にだけ認められた議会の招集権を、条件付きで議長にも認める案が有力視されている。

 解職が成立すれば、竹原市長は来年1月に予定される出直し市長選への立候補を表明している。解職請求(リコール)運動を進めてきた市民団体「阿久根市長リコール委員会」の監事、西平良将氏(37)も立候補する意向だ。

 解職が成立しなければ、焦点は、反市長派が大多数を占める議会の解散の賛否を問う住民投票が実施されるかどうかに移る。市長派は11月末、法定数を上回る人数分の署名簿を市選管に提出している。

 今回の住民投票は、市職員の懲戒免職処分や専決処分の乱発などを巡り、竹原市長を「独善的」だとするリコール委を中心に8月から署名集めが始まり、有権者の半数を超す1万197人分の署名が集まった。リコール委は10月、市選管に本請求した。

 リコール委側は「反対意見を言う人を排除する竹原市長には市長、リーダーとしての資質がない」と批判。

 竹原市長を支持する市民や市議は「改革を止めるな」と、解職阻止をめざして街宣活動を行ってきた。

1835とはずがたり:2010/12/05(日) 23:59:31
おお,お騒がせ市長ですが失職ですか。
>>1830の段階で僅差ですので多くの市民がノーを突きつけた(産経>>1831)とは云えない気もしますね。。はてさて市長選はどうなるか。
ホントは社民支持さんお久しぶりですヽ(´ー`)/

1836旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/06(月) 00:12:26
>>1835
お久しぶりです。
しかしこんな票差だったら、反市長派は頑張らないと市長選では負けるかもしれないぞ、と。

まぁ、いずれにしても私はこんな街住みたくないです。

1837とはずがたり:2010/12/06(月) 00:22:23
>>1836
俺もえげつないやり方に嫌悪感は否めませんでしたが,地方の疲弊が鬱積させている住民の不満が非常に深刻であることを示唆していますよね。。
その辺は市長が誰がなっても如何ともし難い構造的な部分もあるので難しいですね。。

1838チバQ:2010/12/06(月) 22:26:42
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101206-OYS1T00735.htm
仙波氏が市長職務代理者就任を表明、適法性に疑問も
阿久根対立


市長不在で行われた課長会。左は仙波敏郎氏(6日午前8時1分、鹿児島県阿久根市で)=大原一郎撮影 阿久根市では6日、竹原前市長による専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏(61)が市長の職務代理者への就任を表明した。地方自治法では、市長空席の場合、副市長が職務を代理することが規定されているが、仙波氏の場合、副市長への選任自体が「違法」との指摘があり、就任を疑問視する声も上がっている。

 市役所では6日午前8時に定例の課長会が開かれ、仙波氏が冒頭、「今日から私が職務代理者を務めます」と宣言。会議後も報道陣に「地方自治法の規定に基づくものだ」と主張し、「違法かどうかは最終的に司法が決めること。(職務に)支障は全くない」と語った。

 市総務課によると、今後、住民票や戸籍抄本などは、仙波氏の名前で発行され、市議会にも仙波氏が議案を提案することになる。

 竹原前市長の市政運営に反発していた岩崎健二議員は「議会が承認していない副市長に職務代理者の資格はあるのか」と疑問を呈し、「補正予算など市民のための施策が議会に提案された時、どう対応すればよいのか」と戸惑っていた。

 片山総務相は「議会を招集していない違法な状態で行った専決処分は違法で、無効」などと仙波氏の副市長選任の違法性を指摘している。総務省は「今後、公文書の有効性などを巡り、仙波氏の職務代理者への就任の適法性を問う訴訟が起こされる可能性もある。それらの点を踏まえたうえで、阿久根市は合理的な判断をすべきだ」としている。

 一方、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は「法的に正当であるかは疑問がある」としたうえで、「次の選挙まで50日間、適正に職務代理者として務めていただければよろしいんじゃないかと思う」と述べ、選挙管理のために容認する考えを示した。

(2010年12月6日 読売新聞)

1839チバQ:2010/12/06(月) 22:37:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101205-OYT8T00753.htm
市長解職住民投票 阿久根一票に揺れる


市長リコールの住民投票をする市民  阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)の住民投票が投開票された5日、これまでの「竹原流改革」への賛否を問われた有権者は、それぞれの思いを込めて解職賛成、反対に1票を投じた。

■賛成派「混乱が続くだけ」

解職賛成で1票を投じた阿久根市脇本、山元月斗さん(75)は、専決処分を連発するなどした姿勢に不信感を持ったという。「市議も市民の選挙で選ばれており、その存在を無視するのはおかしい。市長は自己中心的であってはいけない」と話した。

 山元さんはリコールの署名集めで受任者を務めたといい、「今回の騒動で、地区の住民たちは賛成、反対で二分されてしまった。こんな悲しい住民投票をしないですむ阿久根市になってほしい」と語った。

 これまで竹原氏に投票してきたが、解職賛成に転じた同市脇本の男性会社員(47)も「改革に期待していたが、もう限界だ」と語った。「このままでは混乱が続くだけで、阿久根はますます寂れてしまう。阿久根のことを良くしようと思うのなら、市長の座を譲り、市民に迷惑を掛けないようにするべきだ」と訴えた。

 同市赤瀬川、会社員大尾周二さん(54)は、解職賛成の理由として、ブログでの市職員給与の公開を挙げた。「職員の給与を1円単位までさらすやり方はひどすぎる。彼らにも生活があるのに、矢面に立たせるようなやり方を何とも思わないのだろうか。竹原市長は人の上に立つべきではない」と断じた。

 同市折口、会社員向江紀子さん(45)は「毎日の生活で直接迷惑を被っているわけではないが、街が混乱している感じがする。住みよい阿久根市を作ってくれる人に市長になってほしい」と語った。

■反対派、改革への姿勢評価

 「竹原市長の改革の取り組みには大賛成」。初当選時から一貫して竹原氏を支持しているという阿久根市塩鶴町、無職中島正市さん(77)は、解職反対票を投じた。

 「阿久根で立派な家を建てるのは公務員ばかり。官民格差の是正に取り組んでほしい」と期待し、固定資産税の減額などの政策も評価している。ただ、「少しやり方が強引すぎる。議会や市民と話し合いながら改革を進めてほしい」と注文もつけた。

 同市赤瀬川、無職富永勝雄さん(68)は、昨年5月の出直し市長選で竹原氏の相手候補に投票したが、今回、リコールに反対票を投じた。「議会との対立を見て『阿久根のためにならない』と思ったが、現に浄化槽の費用や固定資産税などが下がり、生活がしやすくなった。このまま市長を続け、市民のためにとことんやってもらいたいと考えが変わった」と話した。

 「竹原市長は選挙で当選しているのだから、4年間やらせてあげればいい」と話すのは同市脇本の主婦(28)。「何度も同じような選挙をやってばかりで税金の無駄遣いだと思うので、今回は反対票を入れた。4年やってダメなら、その時に落選するはず」とした。

 同市の小島イク子さん(68)は「市長は自分の意見を無理やり通しすぎかもしれないが、『市民のため』というのを行動で示している。副市長の人事など、しがらみにとらわれない点も良い」と評価した。

(2010年12月6日 読売新聞)

1840チバQ:2010/12/07(火) 21:37:23
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2010/12/04/20101204ddlk45010522000c.html
東風のあとに:知事選みやざき/上 後継者 /宮崎
 ◇知事の威光で先行
 ハンドマイクを片手に朝の街頭に立つ姿を、数カ月前まで誰が想像しただろうか。

 11月30日午前8時すぎ、通勤・通学する会社員や学生が行き交うJR宮崎駅前の交差点。知事選への立候補を表明した前副知事の河野俊嗣(46)は「お早うございます。インフルエンザに気をつけてください」と声を掛け、頭を下げた。

 家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)にも触れ、河野は「演説の練習です」と屈託がない。

 河野は総務省から出向し、05年に県総務部長に就任。07年の官製談合事件後の出直し選挙で当選した東国原英夫知事が、副知事に任命した。宮崎日日新聞の世論調査で支持率9割を誇る知事を支え、口蹄疫からの再生・復興計画作りにも携わった。

 10月13日、東国原県政の発展的継承を掲げて出馬を表明すると、当初後継指名を否定していた知事は翌14日、県民フォーラムで「僕が2期やるのと同じという感じ」と発言。知事後援会が11月に開いた政治資金パーティーに招かれた河野は、国政や都政転身を視野に入れる知事を大リーグを目指すエースにたとえ、自らを県政の継投投手になぞらえた。

 知事選を巡っては、夏に再選された参院議員や元参院議員、市長らが水面下で出馬に意欲を持っていたと複数の関係者は証言する。だが、政党や経済団体が相次いで河野の協力要請を受け入れ、いずれの動きも消えた。

 時に感情をむき出しにし、物議を醸すことの多かった知事に対し、河野は温和な人柄で知られる。知事批判の声を意識したのか、出馬会見で「発信力がある分、意思疎通やコミュニケーションが不十分だった」と知事を評する場面があった。

 だが、それは副知事としての河野の仕事ぶりの裏返しでもある。知事と県議会や県職員の溝を埋めるのに、副知事の役割は大きい。さらに口蹄疫対策でのリーダーシップや中央省庁との調整力不足もささやかれた。部長経験のある県OBは「どれも現場から聞かれる不満だ」と明かす。

 先月29日、共産党県委員会は東国原県政を批判し、委員長の津島忠勝(65)の擁立を発表。西都市のイチゴ農家、宮本大善(39)も2日、立候補を表明し、選挙が確実となった。

 未知数の河野の政治力。知事の威光で先行しているとされるからこそ、選挙を通じて真価が問われることになる。(敬称略)

   ◇  ◇

 知事選は9日告示、26日投開票される。旋風のようなパフォーマンスで宮崎の知名度を高めた知事が県政を去った後を担うのは誰か。新たな選択の時を前に、各政党や組織の事情や思惑を報告する。【石田宗久】

1841チバQ:2010/12/07(火) 21:37:50
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2010/12/05/20101205ddlk45010405000c.html
東風のあとに:知事選みやざき/中 政党 /宮崎
 ◇共産擁立、自民・民主は断念
 「党内で議論は尽くした。内容を言う必要はない」

 政権を批判する時のような歯切れ良さが途端に消えた。擁立決定が11月29日までずれ込んだ理由を記者会見で質問され、共産党県委員長の津島忠勝(65)は不快感を示した。

 津島は07年の前回知事選では、いち早く立候補を表明した。東国原英夫知事の再選不出馬で、津島は委員長として候補擁立を模索した立場だったが、結局は自身が立候補することになった。

 党に近い商工、労働団体と構成する「県民こそ主人公の県政をつくる会」と共同での擁立も実現せず、津島は議論の過程で慎重論があったことを認める。

 だが、東国原県政への評価を問われると、「県民の福祉や暮らしは良くなっていない」と批判した。

   ◇  ◇

 「告示日に出陣式はするのだろうが、呼ばれていない。案内もないのに、のこのこ行くわけにはいかないだろう?」

 自民党県連の中村幸一会長は苦笑まじりにぼやく。立候補予定の前副知事、河野俊嗣(46)が各政党に求めた「協力」に応じたが、その後、河野からは音さた無しだという。

 5人が立候補し混戦となった前回知事選で、県連は県出身の官僚を推薦擁立。しかし、保守分裂し東国原に敗れた。

 自民は県議会最大会派。9月議会の代表質問初日の8日、黒木覚市議員が進退表明を求めると知事は「信念があればいつでも手を挙げられることをおすすめします」と挑発的に答えた。その後も多くの質問に「熟慮中」と繰り返し、不出馬表明したのは29日だった。

 知事は「時計の針を戻してはならない」と述べて県政の派閥争いの復活をけん制。河野が即座に反応して出馬表明した。中村会長は「知事にしてやられた」とため息をつく。

   ◇  ◇

 独自候補の擁立を断念し、知事選への対応を決めかねていた民主党県連も11月27日、河野の「支援」を決めた。有力候補への態度を明確にしないと、その後の政権与党と県の関係にも影響しかねない。自民県連と事実上の「相乗り」となった。

 広島県出身の河野に対し、宮崎県出身の官僚や地方自治体幹部擁立を模索した時期もあったが、わずかな準備期間で辞職、立候補させた揚げ句、落選させてしまうリスクがあった。「人材がいないわけではなかった」と権藤梅義幹事長は言う。

 自身も前回知事選に立候補し、09年の衆院選で初当選した川村秀三郎代表は、知事を「反民主党的な言動があった」と評する。河野に手渡された支援の確認文書には県連との「対話」を求める記述があった。(敬称略)【石田宗久】

1842チバQ:2010/12/07(火) 21:38:30
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101207ddlk45010562000c.html
東風のあとに:知事選みやざき/下 経済・労働団体 /宮崎
 ◇漂う厭戦ムード
 「口蹄疫(こうていえき)対策を進めなければならない。選挙で侃々諤々(かんかんがくがく)やっても始まらない」

 JAグループ宮崎が、前副知事・河野俊嗣(46)への協力を決めたのは10月15日。出馬表明からわずか2日後のスピード決定だった。

 背景にはグループトップであるJA宮崎中央会会長の羽田正治に、政争を繰り返す宮崎の政治風土を変えたいという思いもあった。

 ここ数年、グループの政治団体・農民連盟が推薦した候補の落選が続いている。しかし、組織票は組合員と家族で15万票とされる。

 今回の知事選でも羽田のもとには、元参院議員側から、JAが出馬を要請したという「お墨付き」を求める打診が水面下であった。長年支援した相手だが、羽田は応じなかった。

 「政治の対立で宮崎は疲弊した。もううんざりだ」

 会見の席で羽田は、穏やかな口調ながらそう言い切った。

   ◇  ◇

 労働団体・連合宮崎を中心に民主、社民両党県連などで構成する非自民勢力、クリエート・ニュー・ポリティクス(CNP)会議による統一候補擁立の動きも、実現には至らなかった。

 CNP会議が知事選に向けた対応を初協議した10月18日、連合宮崎会長の横山節夫は「県民に選択肢を示したい」と前向きな姿勢を示した。

 党公認の是非を巡り足並みが乱れた夏の参院選の反省から、再び協力関係を模索する意味もあった。しかし、政権交代の興奮は冷めて逆風に。30日に断念を発表した。

   ◇  ◇

 県内主要経済10団体で構成する「県経済団体協議会」が11月8日、河野への協力を決めたことで、選挙の構図はほぼ固まった。

 「地域医療が崩壊」(医師会)▽「商店街は疲弊」(商工会連合会)▽「社会資本整備を」(建設業協会)−−。河野も出席した会議での各業界からの現状説明は、県政への陳情・要望の場の様相だった。

 厭戦(えんせん)ムードさえ漂う中、JAグループ関係者は、河野周辺から資金提供の要望があったと明かす。河野は「指示していない。選挙経験がなく誰かが心配してくれたのでは」と釈明する。だが、選挙資金の提供が背景にある官製談合事件の記憶は新しく、幹部は拒否。「政治的には幼稚だ」とまゆをひそめた。

(敬称略)【石田宗久、小原擁】

1843チバQ:2010/12/07(火) 21:39:49
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170968-storytopic-3.html
「県外」に距離と思惑 宜野湾市長、名護市長が知事と面談2010年12月7日


仲井真弘多知事(右)に対し、普天間飛行場の県外移設要求での連携を求めた安里猛宜野湾市長(右から2人目)と稲嶺進名護市長=6日午後5時半すぎ、県庁
 米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の安里猛市長と、移設先とされる名護市の稲嶺進市長は6日夕、県庁で仲井真弘多知事と面談した。両市長は11月28日の知事選挙で、仲井真知事が掲げた普天間飛行場の県外移設の公約実現と、足並みをそろえて日米両政府に県内移設は無理だと訴えていくよう求めた。
 仲井真知事は「(考えに)微妙に違うところがある。同床異夢の感がないわけではない」と県内移設反対を明確に主張している両市長とは、一定の距離を置く考えを示し、今後共同歩調を取るかについては態度を保留した。その上で、互いの主張内容の擦り合わせを含め、意見交換を継続することを両市長と確認した。
 知事は菅直人首相に対し、県外移設と名護市辺野古移設を決めた日米共同声明の見直しを求めたことを強調した。
 終了後、知事は「安里市長は(知事選の相手候補だった)伊波洋一前市長の考えを踏襲しており、考えは微妙に違う。両市長がわたしの考えに合わせるのか、そうでないのかも含め、もう少し話を聞かないと」と述べた。3者で意見交換する場の設置や次回の意見交換時期は「今のところは(具体的に)考えていない」と述べた。
 一方、稲嶺市長は面談後、知事が互いの主張を「同床異夢」と述べたことについて、「知事の日米合意見直しや県外を求めるという言葉はわれわれの主張と変わらない。『同床異夢』ということがあってはならない」と述べた。安里市長は「(県外移設要望は)宜野湾市民を代表して、一歩も引けない。前進する取り組みが求められている」と述べ、今後も知事に協力を求めていく考えを示した。

1844チバQ:2010/12/07(火) 22:02:25
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20101207ddlk46010590000c.html
選挙:垂水市長選 矢野前市長が出馬表明 「恩返しのつもりで」−−4人目 /鹿児島
 任期満了に伴う垂水市長選(来年1月23日投開票)に6日、矢野繁・前市長(72)が無所属で立候補することを表明した。同市長選には、迫田裕司・前市生活環境課長(56)▽徳留邦治・前市議(58)▽尾脇雅弥・前市議(43)が出馬の意向を明らかにしており、4人目。

 記者会見した矢野氏は「水迫市長の突然の引退表明を受け、周囲からもう一回やってくれという声があり、恩返しのつもりで手を挙げた」と出馬の動機を語った。

 矢野氏は95年、市企画開発課長を辞して同市長選に出馬し落選。99年に初当選して1期務めたが、03年と07年の水迫市長との一騎打ちはいずれも苦杯をなめた。現在は無職。2期目の水迫順一市長(70)は今期限りの引退を表明している。【新開良一】

1845チバQ:2010/12/08(水) 22:53:53
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101208-OYT1T01032.htm
宮崎知事選に『反東国原』の元県部長立候補


. 宮崎県知事選(9日告示、26日投開票)に、元県部長の中馬(ちゅうまん)章一氏(64)が8日、無所属で立候補すると表明した。

 同知事選への出馬表明は、前副知事・河野俊嗣氏(46)(無)、共産党県委員長・津島忠勝氏(65)(共)、同県西都市の農業・宮本大善(だいぜん)氏(39)(無)に次いで4人目。

 中馬氏は宮崎市出身で、1969年に県庁に入庁。企画調整課長や商工観光労働部長などを歴任した。現在は九州観光推進機構(福岡市)の評議員会議長を務めている。

 記者会見で、「基幹産業の農業を振興し、観光産業をもり立てていきたい」と述べた。

 1期で退任する東国原英夫知事については、「職員との連携がうまくいっておらず、県庁が行政組織として十分に機能していない」と批判した。

(2010年12月8日22時41分 読売新聞)

1846チバQ:2010/12/09(木) 23:45:27
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101209ddlk43010524000c.html
荒尾市:双子の赤字「競馬」「病院」どうする 脱石炭の道、再生続く /熊本
 荒尾市は、三井三池炭鉱の閉山(97年)後、「脱石炭」の地域再生を目指している。だが、病院事業と競馬事業で巨額の赤字を抱えるなど前途は依然として厳しい。12日に告示される市長選を前に、市の現状と課題を探った。【西東靖博】

 ■二つ巨額赤字

 炭鉱閉山の影響をもろに受けたのが財政だった。歳入の道はやせ細り、一時は赤字再建団体転落の危機とまでいわれた。しかし03年度からの財政健全化緊急3カ年計画の達成で一応危機を脱した。だが、一方で二つの事業で問題が出てきた。荒尾市民病院と荒尾競馬の「双子の赤字」である。

 ■存廃は最終局面

 競馬事業は、炭鉱閉山に加えてレジャーの多様化や景気低迷の大波をもろにかぶった。閉山の翌年度から単年度収支は12年連続で赤字を続け、累積赤字は約14億円に上る。この間、競馬組合は収支改善のため開催日数の削減や嘱託化した職員の給与を20%削減するなど合理化や経費削減策に取り組んだ。さらに今夏、馬主会の猛反発を受けながら、出走手当の大幅削減を断行した。

 こうした状況に第三者委員を含めた「あり方検討会」は「09年度から11年度までの収支状況と将来の見通しをもって判断すべき」と提言した。「収支均衡しなければ存続断念も検討せよ」というのである。競馬の存廃は最終局面に入った。

 ■8年ぶりの黒字

 一方の市民病院は、新臨床研修医制度のスタートによる医師の減少が赤字を加速させた。常勤医は02年度の50人をピークに減少を続け、07年度には28人となった。医師の減少は患者数の減となり、病院経営の悪化につながった。同年度の単年度収支は過去最悪の12億5000万円、累積赤字も41億400万円に達した。

 この危機的状況に、病院は地方公営企業法を全部適用して経営の効率化を目指し、公立病院特例債14億円を発行して不良債務を圧縮すると共に、09年度から13年度までの中期経営計画を策定した。その結果、医師数が3人増となり、09年度は患者数、医業収益とも増えて単年度収支は1億7500万円から8年ぶりの黒字を計上、累積赤字もわずかながら縮小させた。

 「あり方検討会」はその成果を高く評価し、築40年の老朽化した病棟の改築を訴えながら「特色ある有明地域中核病院としての方向性を確立させるべき」と今後の課題を指摘している。

1847チバQ:2010/12/13(月) 00:07:36
>>1790とか
http://sankei.jp.msn.com/region/kyushu/fukuoka/101212/fkk1012120201000-n1.htm
福岡県知事選 自民人選難航、越年も 小川氏擁立構想に暗雲
2010.12.12 02:01

 福岡市長選での大勝を追い風に、福岡県知事選を含む来春の統一地方選を政権奪還への転機としたい自民党。11日は福岡市で麻生太郎元首相(衆院福岡8区)らが出席して「党政経セミナー」を開催、22日には党県連幹部が上京し知事選について地元国会議員と協議する予定だが、「人選は越年」(県連関係者)との見方が根強い。一時は元内閣広報官、小川洋氏(61)を担ごうとする動きも表面化したが、根回しの不十分さから調整が難航。関係者の間では「小川氏でまとまる可能性は低い」との声も囁(ささや)かれ始めた。

                   ◇

 ◆市長選勝利の余勢は

 「民主党政権に対する国民の怒りが連鎖反応を起こした」

 11日の政経セミナーで麻生元首相は、福岡市長選をはじめとする地方選挙での連勝の背景をこう分析し、党勢回復への強い意気込みを示した。古賀誠元幹事長(衆院福岡7区)もマイクを握り「統一地方選で勝ち抜き、党の基盤を強化しなければならない」と力を込めた。

 自民、公明両党が支援した高島宗一郎市長が、与党推薦の現職を大差で破った福岡市長選では、麻生、古賀両氏を選対本部最高顧問に迎え引き締めを図った結果、「党の底力が示された」(市議)というのがもっぱらの見方。余勢を駆って知事選に臨みたいのは関係者の一致した思いだが、肝心の人選は難航している。

 ◆古賀氏は難色「白紙」

 「私の頭の中は真っ白。白紙」

 セミナーの後、報道陣に囲まれた古賀氏は、知事選に関する問いかけにきっぱりと答えた。

 麻生渡知事の後継者として同じ通産省(現・経済産業省)出身の小川氏を立てようという動きは、「根回しが不十分なまま表に出てしまった」(県議)ことなどから古賀氏らの反発を招いたとされる。このため、小川氏擁立に動いた麻生元首相と古賀氏らの間では、事態収拾に向けた水面下の調整も進んでいる。

 ◆財界トップも及び腰

 ただ、古賀氏が異論を唱えた影響もあってか、「政策通」として小川氏の擁立を歓迎していた一部財界トップが及び腰になりつつあるという。小川氏を推す動きも消えてはいないが、県連関係者の間には「経済界が引いた以上、小川氏の目はなくなった」とみる向きもある。

 とはいえ、小川氏擁立に反発する勢力からの有力な代替案はまだ浮上していない。

 「県連がまとまって戦って勝利するという道に一番近い人」(古賀氏)の擁立に向け、当面調整が続くことになりそうだ。

1848チバQ:2010/12/13(月) 00:09:01
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101211-OYS1T00413.htm
福岡知事選候補者選び、長期戦の様相
地方選


自民党のセミナーで講演する麻生知事(11日午前10時48分、福岡市博多区のホテルで) 来年4月の福岡県知事選に向けた各党の候補者選びが、長期戦の様相を見せている。民主党は早期擁立を求める党本部に対し、地元では福岡市長選での敗北も尾を引き選考作業が減速。当初、相乗りを模索した自民党は独自候補擁立に方針を切り替えたものの、「民主党の動きを見てからでも遅くない。様子見だ」と余裕すら見せ、対照的な状況となっている。

 「そんなに慌てず、支援団体の連合福岡としっかり協議していきたい」。福岡市博多区のホテルで11日午前、開かれた民主党県連の第3回選考委員会。協議後、記者会見に臨んだ吉村敏男幹事長の表情はさえなかった。

 選考委の発足は10月中旬。大学教授2人に絞って約1か月経過したが、県連内には知名度不足を懸念し「民主党への逆風の中で戦うのは難しい」という声もある。この日、次回の選考委の日程は決まらなかった。

 11月の福岡市長選で、党推薦の現職は自民党市議団などが推す新人に大敗。「首長選には国政の情勢が大きく影響する。市長選で痛いほどそれが分かった」と県連幹部は頭を抱える。

 今月6日、野田国義代表ら県連幹部は党本部で岡田幹事長と向き合った。「年内に候補者を決めてほしい」と求める岡田氏に、「2人に絞り込んだ。ただ地方の状況は厳しいですよ」と伝えるしかなかった。

 11日午前、博多区の別のホテルでは自民党県連の政経セミナーが開かれた。党員ら約1500人を前に、麻生元首相や古賀誠・元党幹事長らがあいさつし、知事選を含む統一地方選での協力を求めた。

 県連は当初、この場で候補者をお披露目する構想も描いていたが、民主党の動向も踏まえ、先送りを選んだ。福岡市長選での勝利に加え、「選挙戦の実動部隊となる地方議員の数では民主に負けない。まだ十分に時間はある」と県連幹部は解説する。

 セミナーでは、今期限りの退任を表明している麻生渡知事が講演し、「これまで思う存分、仕事ができたのは自民党の皆さんが一貫して支援してくれたから」などと、4期16年近くの県政運営を振り返った。

 その後継として水面下で、同じ通産官僚出身の小川洋氏(61)が浮上しているが、党内で擁立に向けた表だった動きは出ていない。セミナー後、古賀氏は記者団に対し、候補者について「私の頭の中は真っ白だ」と述べた。

 一方、民主党を支える連合福岡、自民党を長年応援してきた経済界では依然、相乗り候補を求める声も根強い。両党内からは「選挙が近付くほど、そういう方向に流れる可能性が高まる」との見方も出始めた。

 知事選を巡っては、共産党県委員会などでつくる団体も独自候補の擁立を目指し、医師や弁護士らに打診しているが、まだ承諾を得られていないという。

(2010年12月11日 読売新聞)

1849チバQ:2010/12/13(月) 23:44:23
>>1629
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101213-OYS1T00075.htm
「辺野古移設反対」県議の離党届、民主沖縄が受理
普天間移設
 民主党沖縄県連は11日、役員会を開き、県連副幹事長の山内末子県議(52)が提出していた離党届を受理した。山内議員は10月19日、米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設を目指す党本部の政策に従えないとして、離党届を提出していた。普天間問題を巡って県連役員が離党するのは初めて。

 山内議員は11月の知事選で、「自主投票」とした党の方針に反し、国外移設を訴えて落選した前宜野湾市長・伊波洋一氏(58)を支援。県連の慰留に対しても、「知事選の際に自分の離党を公言していた」として離党届を取り下げなかった。

(2010年12月13日 読売新聞)

1850チバQ:2010/12/14(火) 22:47:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/215606
決起集会、後援会発足… 熱帯びる前哨戦 出直し阿久根市長選
2010年12月14日 20:29 カテゴリー:九州 > 鹿児島 社会
 鹿児島県阿久根市の出直し市長選は来年1月9日の告示まで、あと1カ月を切った。わずか398票差で市長リコール(解職請求)が成立した今月5日の住民投票の激戦構図そのままに、立候補を予定する前市長の竹原信一氏(51)と、リコール運動を推進した住民団体役員で養鶏業の西平良将氏(37)の2氏は決起集会や後援会発足式を相次いで開き、それぞれ約500人の市民を集めて「必勝」を誓った。1月16日の投票に向けて熱気は高まるばかりだ。

 小差のリコール成立に竹原氏側は「逆転可能」、西平氏側は「簡単に勝てるとは思っていない」と緊張感を高める。

 住民団体「竹原信一を支える会」は11日夜、阿久根市民会館で決起集会を開催。支援者は「竹原氏は非凡。市長になることが日本の地方自治の朝」「(竹原氏は)浄化槽管理費とごみ袋代を値下げし、保育料を半分にした」と支援拡大を呼び掛けた。

 竹原氏本人は「知れば知るほど、この国はめちゃくちゃ。意味も分からずに議会制民主主義だの法治国家だのと言っている。皆さんのための役所をつくる」と述べ、国や議会、役所、マスコミを批判。支持者とともに「エイエイオー」と気勢を上げた。記者団の質問に対しては「楽しいね。失職して良かった。選挙を学びの機会にしてもらえればいい」と語った。

 一方、西平氏が役員だった住民団体「阿久根市長リコール委員会」は13日夜、市民会館で、団体の解散式と西平氏の後援会発足式を開き、市長選に向けて団結を誓った。

 支援者は「竹原氏の障害者への心ないブログの記述から運動は始まった」「官民格差は現実。しかし、何をやってもいいという訳ではない」と述べ、竹原氏の言動や専決処分を乱発してきた市政運営を批判した。

 西平氏は「全世代が一つの輪となる阿久根をつくる。法律にのっとり、地に足をつけた改革を進めていく」と主張。記者団に「若さを武器にする。簡単に勝てる相手ではないが、自分の思いをしっかり伝えていく」と語った。

=2010/12/14 西日本新聞=

1851チバQ:2010/12/14(火) 22:50:40
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101214ddlk43010563000c.html
選挙:統一地方選 各党、勢力拡大図る 候補者選び本格化 /熊本
 来春の統一地方選に向け、各政党の候補者選びが本格化してきた。国政の状況が不透明になる中、支持基盤を固めるため各党とも党勢拡大に力が入る。

 県議の現職議員が2人しかいない「県政野党」の民主は、公認・推薦10人擁立を目指し、今回初めて公募を実施。10日の締め切りまでに県議選以外も含め男女5人が応募した。県議は公認5人、熊本市議で公認・推薦6人を選んでおり、応募者も年内をめどに書類、面接審査を実施する。鎌田聡幹事長は「人材発掘に効果はあった。党を巡る情勢も厳しいが全員当選を目指す」と意気込む。

 自民は13日、現職の公認に続き県議、熊本市議の新人4人の推薦を発表。公認と合わせ県議31人、熊本市議16人の候補をそろえた。現有の34人、17人にはまだ届かないが、今後も追加推薦を出す予定で「選挙は保守系無所属で戦うという人もいる。選挙結果として現有以上を維持したい」(山本秀久会長)。

 公明は既に12月初旬、現職、新人計17人の公認候補を発表。県議3人、熊本市議7人の現有議席と同人数の候補を決めたほか、現在議席を持つ荒尾など6市町議会に引き続き候補を立てる。

 みんなの党も、衆院熊本2区にくら替えした本田顕子氏と党本部で公募を実施。県議、熊本市議に候補を出すため調整を続けている。

 県議の議席復活を目指す共産は、元職・新人3人の擁立に向け、候補者選びが進行中。熊本市議3人のほか10市町議会でも現有議席維持や復活を図る。

 社民は県議1人、熊本市議2人を既に公認・推薦。さらに現職議席分は擁立の予定で、そのほか5市町議会でも現有7議席確保を目指す。【結城かほる】

1852チバQ:2010/12/14(火) 22:52:56
>>1800
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101214-OYS1T00692.htm
次期古賀市長の当選無効と異議、経歴虚偽で現職側
 11月の福岡県古賀市長選で初当選した竹下司津男(しづお)氏(42)が告示前に公表した経歴に虚偽があった問題で、落選した現職の中村隆象市長(62)の陣営の支援者らは13日、市選管に対し、竹下氏の当選を無効とする異議を申し出た。また、公職選挙法違反にあたるとして15日にも県警に刑事告発の手続きを行う方針だ。

 市選管への申立書では、竹下氏が8月の記者会見などで社長を務めていると表明した東京都内の貿易会社「株式会社国際文化企画」は約3年前に解散しており、公選法で禁止された虚偽事項の公表にあたると指摘。当選は無効と主張している。

 市選管は「30日以内に申し出を認めるか判断する」とした。

 竹下氏は10日の記者会見では「会社事務はスタッフに任せており、社長を続けていると思っていた」と説明している。23日付で市長に就任する。

(2010年12月14日 読売新聞)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20100923-713693/news/20101214-OYS1T00705.htm
次期古賀市長が虚偽の経歴、解散会社の社長名乗る
 11月の福岡県古賀市長選で初当選した竹下司津男氏(42)が、立候補を表明した8月の記者会見で、社長を務めていると公表していた東京都内の貿易会社が実際には約3年前に解散していたことがわかった。市長選の告示直前に同じ名称の会社を登記して社長に就いていたが、総務省選挙課は「告示前でも公職の候補者になろうとする者が虚偽の経歴を公にした場合、公職選挙法に触れる恐れがある」としている。

 竹下氏は8月の会見で、職業について「株式会社国際文化企画」(東京都文京区)の代表取締役社長と説明していた。しかし、商業登記簿によると、同社は2007年7月に解散しており、告示3日前の今年11月18日、文京区内の別の場所に同名の会社が登記されていた。市長選の際には会社役員として市選管に立候補を届け出た。

 竹下氏は「会社の事務はスタッフに任せており、解散したことを知らなかった。その間も業務は続けており、11月に解散の事実を知って登記し直した。公選法の認識が足りず申し訳ない」と釈明している。23日付で市長に就任する予定。

(2010年12月10日 読売新聞)

1853チバQ:2010/12/16(木) 00:34:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101215-OYT8T00057.htm
来春の県議選向け各党の動き本格化
 来春の県議選に向けた動きが本格化している。自民党は14日、谷垣総裁が鹿児島市を訪れ、党公認で立候補を予定する40人に公認証を交付し、激励。政権の行方を占うことにもなる選挙だけに、各党の地方組織も候補者擁立などの準備を急ピッチで進めている。

 自民党県連がこの日、鹿児島市のホテルで開いた必勝激励会で、谷垣総裁は「来春の統一地方選は日本の将来を分ける選挙。全力を挙げ、勝利するべく闘ってほしい」と訴えた。

 森山裕県連会長も11月14日の福岡市長選をはじめ、地方選で自民党が支援した候補が連勝していることを挙げながら、「油断せず、県の発展に尽くす姿勢を打ち出すことが大事」と気を引き締めていた。

 県連によると、公認40人の内訳は現職36、前議員2、新人2。このほか、志布志市・曽於郡区などで擁立作業を進めている。

 一方、民主党は鹿児島市・鹿児島郡区(定数17)で現職1人と新人1人、西之表市・熊毛郡区(同2)で新人1人の公認を決定。県連は鹿児島市・鹿児島郡区から3人、定数2以上の9選挙区から1人ずつ公認候補を立てる方針を掲げており、今月25日には定期大会を開いて勢いをつける。

 他党も、最も定数の多い鹿児島市・鹿児島郡区を中心に対応を急ぐ。公明党は同区に現職3人を擁立。共産党は現職1人を立てる方針で、他の選挙区でも調整を進めている。社民党も引退する現職の後継として、同区に鹿児島市議の公認を決めるなどしている。国民新党は、枕崎市区の無所属現職の支援を決めている。

(2010年12月15日 読売新聞)

1854名無しさん:2010/12/16(木) 21:31:51
若返りすぎじゃね?>組合員が団塊の世代から選挙権のない若い世代に交代
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選挙:県議選 高村県議が不出馬
http://mainichi.jp/area/oita/news/20101216ddlk44010598000c.html
 大分市選挙区の高村清志県議(57)=無所属の会、3期=が15日表明。新日鉄労組が擁立していたが、
同労組は「組合員が団塊の世代から選挙権のない若い世代に交代し、当選ラインに際どい。来春の県議選
には候補を立てない」と説明した。

1855チバQ:2010/12/16(木) 21:50:39
http://www.data-max.co.jp/2010/12/post_12957.html
ラジオ・パーソナリティの伊豆美沙子氏が県議選へ〜宗像は保守分裂の構図
2011統一地方選挙2010年12月16日 12:06 自民党福岡県連が14日に発表した、来年(2011年)4月の福岡県議選3次公認に、ラジオ番組のパーソナリティ、伊豆 美沙子(いず みさこ)氏(51)が、宗像市区の公認候補予定者として発表された。
 伊豆氏の生家は、約300年の歴史を持つ蔵元という宗像の名家。実父も県議を7期務めた。伊豆氏は、自身のホームページ上で「この度新たな出発のために...」と、11月末にパーソナリティを務めていたラジオ番組からの降板を説明している。

 伊豆氏が自民党から立つことで、宗像市選挙区は保守分裂の様相を呈す。前回(2007年)の県議選で定数1の同選挙区は、次回1議席増えて定数2に。しかし、伊豆氏の実父の後釜として現在、同選挙区から県議を3期務めてきた現職・山田勝智氏(緑友会)は、別の新人候補を後継に立てる意向。一方、民主党からは新人・花田洋氏が公認候補予定であり、このままいけば2議席をめぐる3つ巴の戦いが繰り広げられることになる。

【山下 康太】

1856チバQ:2010/12/16(木) 22:07:09
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001012150002
視察旅行 計630万円
2010年12月16日




 佐賀市議会の政務調査費から、視察旅費として2009年度に計約630万円が支出されていることが朝日新聞の調べで分かった。視察先は沖縄県や北海道など全国各地に及ぶが、視察報告書はA4判数枚で、具体的な成果が見えない視察もある。視察旅費のキャンセル料を支出しているケースもあり、専門家は「視察が市政に役立っていないと思っている市民は多く、議会の自己改革が必要」と指摘する。(吉村治彦)


 09年度の視察先は、北海道や東京都のほか、沖縄、青森、岩手、栃木など20都道府県。旅費は共産党を除く全会派が政調費から支出していた。共産党の責任者は「地域の課題を探るための住民アンケートを政調費で実施するなどしたため、視察には行かなかった」と説明する。


 政新会と民主クラブの市議・元市議の計4人は09年4月、沖縄県の石垣市と宜野湾市を2泊3日で訪問した。費用は1人10万4460円で総額41万7840円。ある市議の視察報告書によると、パパイアのブランド化事業と普天間飛行場跡地利用について視察したといい、「重要なノウハウを聞けた」などと文末に記されている。


 だが、パパイア事業視察の成果を市政に生かすよう市議会で執行部に質問するなど、具体的な活用事例は視察から1年8カ月が過ぎてもまだ行われていない。参加した市議の一人は「これから議会で質問することを考えている。跡地利用は、向こうでこういうことをやっていると市の職員に提案した」と説明する。


 一方、自民市政会の9議員は09年5月、2泊3日で北海道の滝川市と江別市を訪問。費用は1人11万3650円で、総額102万2850円。報告書によると、移住・定住推進事業と交通バリアフリー基本構想を調査。参加者によると視察はそれぞれ2時間半程度で、2日目は昼過ぎに視察が終わり、その日は午後からは自由行動になったという。


 市議の一人は「先方の受け入れの都合もあり、2泊3日の日程となった。自由行動では町を歩いて見学したり、ホテルに帰ったりして過ごした。移住・定住の先進事業は北海道の自治体しかやっていなかった」と話す。


 また、視察旅行のキャンセル料を政調費から支出していたのは、政新会に所属していた元市議の男性2人。任期満了直前の昨年10月5、6の両日、東京都と千葉県の下水道関連施設を見学する予定だった。しかし、1人が持病の痛風が悪化したため前日に旅行をキャンセル。視察は2人以上という運用上の決まりのため、2人の航空代金のキャンセル料として計3万4千円を政調費から支出した。


 元市議は「病気というやむを得ない事情なので、キャンセル料を自費で負担することは考えなかった」と説明。別の元市議も「議会事務局の職員に相談して了承を得ており、問題はないと考えている」と話している。


 一方、伊万里市議会は昨年5月、市議6人が奈良県で開かれる議員研修に出張する予定だったが、新型インフルエンザが流行したため、感染を防ぐ目的で旅行を中止した。キャンセル料は「市民の理解を得られない」などと政調費から支出しなかったという。


 地方議会に詳しい大森彌(わたる)・東大名誉教授(地方自治)は「文献を見るだけではなく現地に行かないとなぜ政務調査の目的を達成できないのか、そして目的が達成されたのか、どう役立てたのかを説明できないと、制度があるから視察に行っていると市民は判断するだろう。議会の自己改革が必要だ」と話している。

1857チバQ:2010/12/17(金) 22:09:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216055
阿久根 市議補選 候補者ゼロ? 解散の可能性、報酬も激減・・
2010年12月17日 00:22 カテゴリー:政治 九州 > 鹿児島
 市長リコール(解職請求)が成立し、来年1月9日告示、16日投開票の出直し市長選が決まった鹿児島県阿久根市。失職した竹原信一前市長(51)とリコール運動を推進した住民団体の役員だった西平良将氏(37)が立候補を表明し、対決構図に注目が集まる。対照的に、同日程の市議補選(被選挙数2)は今のところ立候補表明者が1人もいない。「候補者ゼロ」も懸念される背景には、二つの理由がある。

 市議補選は、9月議会で議場を占拠した竹原前市長派の4市議のうち2人が除名処分となり、欠員が生じて行われる。

 候補者が出にくい理由の一つは、議会解散の可能性だ。竹原前市長を支持する住民団体は市長リコールに対抗する形で11月下旬、市議会解散を求める直接請求の賛同署名9266人分を市選管に提出した。19日までの審査や縦覧を経て「有権者の3分の1以上」(約6600人)の署名が有効と確定すれば、本請求から60日以内に議会解散の賛否を問う住民投票があり、過半数の賛成で議会は解散、40日以内に出直し市議選となる。

 もう一つは、竹原前市長が議会に諮らず専決処分した議員報酬の日当制(日額1万円)への変更。7月に施行され、平均約400万円だった年間の議員報酬は数十万円に減り「生活に余裕のある人でないと選挙には出られない」(市議)。

 竹原、西平両氏の陣営とも「議会解散は確実で補選に出る必要はない」(竹原氏支持・石沢正彰市議)、「市長選に全力を注いでおり補選までは手が回らない」(西平氏陣営)と補選候補者の擁立に否定的。「議会の存亡に関わる。誰か出るように声は掛けている」と話す市議がいる一方で、別の市議は「『議会は無駄』と公言している竹原氏が市長選で勝てば、議会の存在意義がなくなる。今回の補選に出るのは無意味」と冷ややかだ。

 全国では2008年8月、北海道上砂川町議補選(被選挙数数2)で立候補者が1人しかなく、定数割れで無投票となった例がある。

 注目される阿久根市議補選の立候補予定者説明会は21日に行われる。

=2010/12/17付 西日本新聞朝刊=

1858チバQ:2010/12/17(金) 22:10:40
>>940
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001012170002
宮崎市、地域コミュニティ税廃止
2010年12月17日

 街づくりの財源に充てる独自の税金として宮崎市が2009年4月に全国で初めて導入した「地域コミュニティ税」の今年度限りでの廃止が16日、決まった。市議会本会議で条例案が賛成多数で可決された。住民活動を資金面から支援する仕組みとして注目されたが、「自治会費の二重取り」との批判もあった。


 同税は納税者一律500円で、個人市民税に上乗せしている。年間約8千万円の税収を確保し、09年度は防犯灯の維持費や防災マップの作成費など、各地で企画された計255事業に支出された。


 新たな仕組みとして注目されたが「本来は一般財源で賄うべき」「住民に理解が得られていない」などと疑問視する声が絶えず、今年1月の市長選では同税廃止を公約した戸敷正市長が初当選した。


 戸敷市長は6月議会に廃止議案を提出したが「導入から日が浅く、まだ評価が難しい」などの理由で継続審査となっていた。だが、市議の間から「住民に負担を課したまま来春の統一地方選を戦えない」との声も出て、来年度予算の編成前に採決した。可決後の取材に対し、戸敷市長は「今後は一般財源で、ということ。コミュニティー形成を更に拡大する方向は変わらない」と話した。
     (上田輔)

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1859チバQ:2010/12/17(金) 22:32:46
>>1345>>1361
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20101216ddlk42010520000c.html
県議事務所員のパー券問題:議運委長辞任を野口県議に勧告−−政倫審 /長崎
 野口健司県議(47)=大村市区選出、3期目=の事務所職員が、新幹線保守基地建設予定地の図面を渡す見返りに政治資金パーティー券を購入するよう持ち掛けていた問題で、県議会の県政治倫理審査委員会は15日、報告書をまとめ、末吉光徳議長に提出した。報告書では、野口氏に「結果として、事務所職員の不適切な行為を誘発する機会をつくり出し、監督者責任を免れ得ない」などとして、野口氏が就いている議会運営委員長のポストを辞するよう勧告している。

 野口氏は毎日新聞の取材に「内容を検討した上で、判断したい」と話した。政倫審のメンバーは報告書を議長に提出後、記者会見。「勧告は法的な拘束力はないが、議長を除く全議員の申し立てで設置された政倫審。そこでの勧告であり、重く受け止めてほしい」と話した。【阿部義正】

〔長崎版〕

1860チバQ:2010/12/19(日) 21:51:24
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101219ddlk45010402000c.html
県議会自民:新知事が決定次第、知事に辞職要求へ 予算編成に好都合 /宮崎
 県議会最大会派の自民党(萩原耕三会長)は東国原英夫知事に、26日投開票の知事選で新知事が決まり次第、辞職するよう21日に申し入れる。11年度予算を新知事が本格編成できることなどが理由。

 知事は来年1月20日までの任期を全うする意思を示しており、応じる可能性は低いとみられる。

 県議会は1月に臨時議会を招集予定。任期満了直前の知事ではなく、新知事と今後の県政を議論すべきとの考えから17日の党議で決めた。

 公職選挙法では、知事選で新知事が決まった後に現職が任期を残して辞職した場合、翌日から新知事の任期が始まる。また、4年後の知事選も多忙な年末でなく11月実施が可能になるといい、萩原会長は「ぜひ知事にはご高配をいただきたい」と話している。【石田宗久】

1861チバQ:2010/12/19(日) 21:52:05
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20101219ddlk42010368000c.html
選挙:長崎市長選 前教育長、自民支部に推薦願 /長崎
 長崎市の前教育長で市社会福祉事業団理事長の太田雅英氏(62)が16日付で、自民党長崎支部に同市長選の推薦願を出した。支部役員によると、太田氏はまだ出馬表明していないため、取り扱いを保留しているという。

 来年4月の長崎市長選には現職の田上富久市長(54)が既に出馬表明しているが、政党への推薦願は出さない意向。太田氏はまだ出馬表明していないが「自分の気持ちを理解していただくために推薦願を出した。年内に態度を決めたい」としている。

 自民党長崎支部は市議の会で市長選の対応を協議する方向だが、時期は未定。関係者は「現職支持なども含めての検討になる」と言う。一方、民主党には今のところ推薦願はなく、市長選への対応も未定という。

 太田氏は長崎市出身。県立長崎西高、佐賀大経済学部を卒業し、73年に長崎市役所入り。秘書広報課長、原爆被爆対策部長、企画部長などを務めた。【下原知広】

〔長崎版〕

1862チバQ:2010/12/20(月) 22:45:00
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101220-OYS1T00649.htm
次期古賀市長の経歴問題、当選無効の異議棄却
地方選
 福岡県古賀市長選で初当選した竹下司津男(しづお)氏(42)が告示前に事実と異なる経歴を公表していた問題で、市選管は20日、落選した中村隆象市長(62)の支援者が申し立てた竹下氏の当選無効を求める異議を棄却した。

 市選管の決定書は、判例などをもとに、「当選者が違法な選挙運動を行っていたとしても、現段階では刑に処せられておらず、当選は有効」としている。決定に不服がある場合は、決定書が届いた日から3週間以内に県選管に審査の申し立てができる。

 中村市長の支援者らは、11月28日に投開票された市長選を巡り、竹下氏が告示前、すでに解散していた東京都内の貿易会社「株式会社国際文化企画」の現職代表と表明した点を問題視。公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いがあると主張している。

 竹下氏は今月23日付で市長に就任する予定。

(2010年12月20日 読売新聞)

1863チバQ:2010/12/20(月) 22:46:09
>>1806
http://mainichi.jp/area/saga/news/20101220ddlk41010149000c.html
選挙:鳥栖市長選 牟田前市長を自民県連推薦 /佐賀
 自民党県連は19日、佐賀市で総務会を開き、任期満了に伴う鳥栖市長選(来年2月13日告示、同20日投開票)に立候補を表明している牟田秀敏・前市長(69)の推薦を決めた。市長選には現職の橋本康志氏(54)も出馬を表明している。福岡資麿会長は「推薦願いを受けたのは牟田氏だけで、鳥栖支部の判断を尊重した」と話した。

 牟田氏は参院議員秘書などを経て99年初当選。03年は無投票、前回07年の市長選で敗れたが、いずれも自民の推薦を受けた。公明、民主にも推薦を求める方針を示している。

 また、県連は来年4月の県議選の第2次公認候補3人と新人1人の推薦も発表した。公認内定はこれで29人。

 公認3人は次の通り。(敬称略)

 【佐賀市】新人=古賀陽三(33)【唐津市・東松浦郡】新人=米倉幸久(62)【杵島郡】新人=定松一生(52)

1864チバQ:2010/12/23(木) 18:22:46
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-171515-storytopic-25.html
県議会 浦看民間移譲を一転可決 民主、野党勢力と「決別」2010年12月23日

 県議会で与野党の対立案件となっていた県立浦添看護学校を廃止する条例案は、自民党、公明県民会議の県政与党と民主党との賛成多数により、2012年度からの民間移譲が決まった。既に譲渡先の学校法人と契約を結んでいた仲井真弘多知事にとって、否決された場合の影響は計り知れなかった。今回の議決を通じて民主は県政与党に歩み寄り、仲井真知事の施策実現に協力する姿勢がいよいよ鮮明となった。少数与党の議会対策に苦しんできた知事だが、2期目の政治環境を占う大きな転換点となりそうだ。
 野党の3県議が県立廃止に反対する討論を行い、議案の採決に入ろうとした矢先、自民党県連副会長の翁長政俊県議が「動議を提出する」と立ち上がった。看護師志望学生への修学資金の拡充、病院内保育所整備など5項目を、議案に付随する「要望」として提案した。想定外の展開に野党県議は当惑するばかりだったが、民主党の新垣安弘、上里直司の両県議には水面下で織り込み済みの連携プレーだった。

■要望
 自民党が「要望」で示した項目は、20日に上里氏と県当局が協議し、民主側が県に対応を求めた内容だった。21日には民間移譲に伴う新たな対応策として双方が合意に至り、自民党が議会意思として表明する方策を最終本会議の直前まで検討していた。
 新垣氏は「民間移譲に伴う修学資金の倍増で、県全体に経済的な支援が広がる。生活困窮者を優先して修学資金を貸与する体制になることも大きい」と政策的な意義を強調。上里氏は「県とわれわれだけの確約だけでは困るので、県政与党も同じ意識に立って執行部と向き合うことができるのか、最後まで見極めて賛成した」と与党からの「要望」を評価した。
 自民党県連幹部は「9月議会で継続審議とした段階で、既に賛成に向けた条件整備だった。県立廃止に伴う社会的な影響に懸念がある中で、民主が受け入れられる条件をどうつくるかを詰めた」と語る。

■反発
 県議会は議長を除くと与党の22議席に対し、野党が25議席を占める。ただ2人が賛成に転じれば議案の可否がひっくり返る議席差のため、民主がキャスチングボートを握る格好だ。
 民主県連幹事長でもある新垣氏は「県政与党にはならない」としつつも、「県民全体に関わる県政の要求に対して、政権与党としての役割を果たさなければならず、他の野党とは違う。事案によって是々非々に対応する」と野党との連携に“決別”を宣言する。
 一方で、仲村信正連合沖縄会長は野党で足並みをそろえて県立を存続させるよう民主の両県議に申し入れていた。しかし民主最大の支持母体の意向に反し、自民、公明を与党とする現県政に助け船を送った対応に、仲村会長は「公式、非公式の要請に背く結果に、憤りすら感じる。新自由主義路線がもたらした格差社会のゆがみを正すことなく、自民党の政策に寄り添った判断だと受け止めざるをえない」との異例の談話を発表した。
 連合沖縄が主催する年明けの新春の集いへの出席自粛や、事務所への出入り禁止を両県議に通知するなど、波紋を広げている。過敏な反応を示す背景には、米軍普天間飛行場移設問題をめぐって菅政権が仲井真知事に接近する知事選以来の情勢がある。野党会派からは「自公民の始まりだ。沖縄が大連立の先駆けになるかもしれない」と政局につながる、との見方を強めている。(与那嶺松一郎)

1865チバQ:2010/12/23(木) 18:23:55
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1777318.article.html
展望・2011地方選(1)【知事選】古川氏“独走”(10年11月30日)

 「対抗馬が表れてこない中で、古川知事が自民と民主に対してどんなスタンスを取るのか。それともどこにも頼らず“県民党”でいくのか。そこが関心事になっている」。自民県議の一人は政権交代後、初めてとなる知事選をめぐる現状をそう見立てる。
 
 来年4月の知事選。現職の古川康(52)は9月に3選出馬を表明。他に誰も名乗りを上げない中で、10月末には初めて東京で政治資金パーティーを開催、本格始動した。今は各地で後援会会合を開く。
 
◆共産擁立急ぐ
 
 前哨戦は古川の“独走”状態。前回、古川との一騎打ちとなった共産党は「他党との連携も考えたが、もはや独自候補擁立しかない」と年内選考を急いでいる状態だ。



 
 古川は、約300の団体に推薦願を出す一方、各政党への推薦要請については、まだ方針を明確にしない。19日の定例会見では「(推薦願は)前回は1月ごろだった。今決めなければいけないとは考えていない」と、推薦願提出の判断が年明けになることを示唆した。他の知事選で政党推薦を求めなかったり、「相乗り」のケースがあることを「参考にしている」とも。
 
 政権交代後、初の知事選となる民主。前回は党本部の「相乗り禁止」に沿って最後まで古川の対抗馬擁立を探り、結局は自主投票とした。今回、県連代表原口一博は地域主権改革への協力を評価し、古川支持を強くにじませる。
 
 今も「相乗り禁止」を口にする党幹部はいるが、県連副代表の大串博志は「他県の選挙では相乗りが出ている」と縛られない考え。独自候補を擁立する動きはない。
 
◆相乗り温度差も
 
 一方、県議の4分の3を占める「県政与党」の自民。前回は推薦して後押しした。県議は「推薦願を出すプロセスを見ている。推薦願を出さないつもりなら由々しきこと。『誰が支えているのか』と、出さない現状に不満を漏らす議員もいる」と不満げ。ただ県連幹部は「こちらから積極的に働きかけないが、県政与党だからいずれ来ると思う」とし、民主との相乗りについては「政権は民主にあり、結果的に相乗りになっても違和感はない」とも。県連内の現状認識には温度差もある。
 
 「推薦願がきた時点で対応を考える」と民主、自民、公明、社民は口をそろえる。古川が行動を起こさない限り、政党側も動きが取りにくい状態。古川の対政党戦略に注目が集まる。(統一地方選取材班)=敬称略
 
  ◇     ◇
 
 政権交代後初の統一地方選まで4カ月と迫り、4年に一度の審判となる知事、県議選へ向けた動きが加速し始めた。民主党政権が主要閣僚の問責決議でぐらつく中、地方選に政党事情がどう影響を及ぼすのか。プレ統一選となる鳥栖市長選を含め、展望を探った。


【写真】鳥栖市後援会の会合で知事選3選への意欲を語る現職の古川康氏。無風の中、各地での足場固めを進める=鳥栖市商工センター

1866チバQ:2010/12/23(木) 18:24:20
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1778140.article.html
展望・2011地方選(2)【県議選】最低6選挙区で自・民激突(10年12月1日)

◆定数3減で混戦拍車



 11月下旬に開かれた民主党県連の政治スクール。「(政権の迷走などで)大変迷惑をかけている」。あいさつに立った園田泰郎代表代行は、出席した来春の統一地方選の立候補予定者らを前に頭を下げた。

 

 通常なら叱咤激励の言葉が続くはずだが「中央のごたごたや全国の選挙で敗退が続き『(出馬の)意欲がそがれた』との声も耳にしていた」と園田代表代行。そんな厳しい情勢が、思わず態度に表れたという。

 

 昨夏の衆院選で中央は政権交代したが、地方は依然、自民党が与党として存在感を示す。佐賀県議会も自民30人に対して民主は3人。この構図が来春の改選でどう変化するのか。両党は現時点で少なくとも佐賀、唐津・東松浦など6選挙区での激突が確実視される。41議席から38議席(佐賀市、唐津市・東松浦郡、三養基郡が1減)となる定数削減も絡み激戦は必至だ。

 

【支部の力再結集】

 

 衆院選への転出や引退などで現職6人が不出馬見通しの自民は、13すべての選挙区に公認候補を擁立し、「現行の30議席プラスアルファ」を掲げる。1次公認では現職24人と新人1、元職1の計26人が名乗りを上げ、19日の2次公認・推薦には新人4人が申請を予定。現職3人が不出馬となる佐賀市にはさらなる新人擁立の動きもある。

 

 木原奉文県連幹事長は、民主に対抗意識を燃やし「地域に根ざした市町村支部の力を再結集する」と意気込む。

 

 10人以上の候補擁立を掲げる民主は現在、公認4、推薦2の計6人が固まった。県都佐賀市で複数候補擁立を目指すほか、党の足場が脆弱(ぜいじゃく)な県西部では4選挙区を対象に公募を実施。人選もほぼ終えて、近々正式に決める。

 

 ただ中央から吹く逆風に「10人の目標クリアは簡単ではない」(県連幹部)との声も。園田代表代行は「国会議員3人の組織などフル稼働しないといけない」と語る。

 

【社・公・共も危機感】

 

 2党以外も消長をかけた戦いに危機感をもって臨む。社民党は鳥栖市と佐賀市の現有2議席のほか、伊万里市、唐津市東松浦郡、小城市で候補擁立を目指したが「かなり厳しい情勢」(県連幹部)だ。現職の2選挙区に力を傾注することになるが、鳥栖市で現職出馬か新人擁立か決まっていないなど不安要素を残す。

 

 公明党は佐賀市の現職が4期目を目指す。唐津市東松浦郡での擁立を検討したが、定数削減で見送り。他党との協力については、これまでのつながりから自民系が基本となるが、「人物や政策を基本に友好的かどうかが判断基準になる」と党幹部。民主系も最初から門前払いすることなく門戸は開くという。

 

 共産党は、現有の佐賀市に加えて、唐津市東松浦郡での議席獲得を目指す。党県委員会幹部は「市町議会ではうちの議員は浸透してきている。県議会で存在感を示すには2議席必要」と強調する。

1867チバQ:2010/12/23(木) 18:24:46
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1778874.article.html
展望・2011地方選(3)【県議選】佐賀市 (10年12月2日)
 2度の合併で、福岡県と県境を接する山間部と有明海まで広がった佐賀市。川副、久保田、東与賀の3町が加わった今の「新佐賀市」になってからは初の県議選になる。佐賀市(定数10)と佐賀郡(同2)に分かれていた選挙区を統合したうえで定数を1減するため、11議席を争う戦いとなる。今のところ、出馬を明言しているのは現職8人、新人2人。民主、自民、公明、共産、社民の5政党の公認候補が顔をそろえる。他にも擁立の動きがあるが、少数激戦の様相となっている。
 
 自民では、篠塚周城(61)=6期・川副町▽県議会議長の留守茂幸(63)=5期・大和町▽木原奉文(57)=4期・多布施▽古賀善行(64)=1期・久保田町=の現職4人と、新人の川崎常博(44)=諸富町=が既に公認を得ている。原口義己=(71)7期・神野▽吉田欣也(73)=6期・木原=は勇退。岩田和親(37)=3期・中の小路=は次期衆院選に佐賀1区から出馬するため立候補しない。
 
 新人の古賀陽三(33)=新郷本町=も自民に公認申請している。
 
 政権交代後初の県議選となる民主は、地方組織の基盤強化のため「複数の候補擁立を検討」(県連幹部)している。既に現職の藤崎輝樹(39)=1期・大和町=の公認を決定。新人1人が準備を進めている。
 
 公明、共産、社民はいずれも現有の1議席死守へ現職を擁立する。公明は伊藤豊(61)=3期・開成、共産は前回トップ当選の武藤明美(63)=4期・天祐、社民は徳光清孝(53)=1期・朝日町。無所属の太田記代子(74)=2期・赤松=は「検討中。年内には判断したい」とする。
 
 有権者数は、選挙区統合で前回より2万7千人増の18万9千人超。合併した旧佐賀郡3町が地盤の候補者の旧佐賀市への支持拡大、勇退する現職の支持者の動きなどが焦点となる。当落ラインを「8500から9千票」とみる関係者が多いが、ある立候補予定者は「あくまで単純計算した結果で、全く読めない」と頭を悩ます。前回からさらに選挙区が拡大した中で、職場、地縁や血縁など、あらゆるつてをたぐりながらの前哨戦を繰り広げている。

1868チバQ:2010/12/23(木) 18:25:10
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1779944.article.html
展望・2011地方選(4)【県議選】唐津市・東松浦郡 (10年12月3日)
 定数1減となる6議席をめぐって、現職5人と新人4人が争う構図がほぼ固まった。市町村合併から5年が経過、これまで根強かった旧市郡の「議席のすみ分け」意識が変化するのか、さらに政権与党の民主が初の公認候補を立てる選挙区として、どのような戦略で挑むのかが注目される。
 
 旧唐津市では自民現職の峰達郎(50)=2期・山本=と無所属の宮崎泰茂(67)=5期・佐志=が後援会活動を本格化させている。再選を目指す自民の大場芳博(61)=1期・半田=は地盤の鏡地区から、無所属の新人林正樹(62)=鏡=が名乗りを上げたことで足場固めを急ぐ。前回選挙で地域を二分しただけに、「この4年間の浸透ぶりが問われる」という。
 
 民主公認で挑む新人の宮地昭博(51)=和多田=は「地元代表」の色合いを前面に、会社経営で培った人脈に支持を求める。「政権与党として国とのパイプを訴え、商工業を中心に若い保守層を取り込みたい」という。九電を核に連合傘下の労組が支援に回る見通しだが、一枚岩の協力体制が築けるかが焦点だ。
 
 旧郡部では自民現職の桃崎峰人(61)=2期・浜玉=が再選への準備を進める。ベテランの楢崎近(74)=3期・相知=が今期限りで引退。後継の自民系市議、米倉幸久(62)=相知=は、過去の選挙の“しこり”が残っていた地元の保守層をまとめる期待を担う。知名度不足の懸念から同僚市議との連携で浸透を図る。
 
 現職地盤の新旧交代の動きに「従来の地区割りにとらわれない、支持拡大の動きが出てくる」(現職陣営)とみられ大混戦は必至。2万票前後の投票数を見込む上場地区をただ一人地盤とする自民現職の田崎信幸(56)=肥前・1期=は「票が余っていると思われ、ここが草刈り場になるのではないか」と警戒感を強める。
 
 昨年亡くなった市民派の故増本亨=妙見町=を支持した票の行方も焦点。共産はこうした有権者の取り込みを狙い、新顔の擁立を模索したが結局、前回の県議選や7月の参院選に出馬した山口勝弘(55)=北波多=に落ち着いた。体制づくりはこれからとなる。公明は候補擁立を見送った。

1869チバQ:2010/12/23(木) 18:25:33
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1780967.article.html
展望・2011地方選(5)【県議選】鳥栖市・三養基郡 (10年12月4日)
◆【鳥栖市】民主、候補擁立で調整


 自民2、社民1で議席を分け合ってきたが前回、自民公認を得られなかった新人の向門慶人(39)=1期・古賀町=が初当選、自民は指山清範(45)=2期・藤木町=1人になった。
 
 指山は11月6日に党公認を受け、あいさつ回りなどを始め3期目への準備を進めている。向門は今回も無所属での出馬予定で、県政報告会を兼ね校区単位で組織固め。保守系で世代交代が進んだこともあり、ほかの動きは低調だ。
 
 社民の牛嶋博明(69)=4期・宿町=は、一時、年齢や世代交代を理由に引退の意向を示したが、党支部で対応を協議している。「支部に任せており、現時点では何とも言えない」と話す。
 
 民主は候補擁立の方針で調整を急いでいる。焦点は市議会議長の原康彦(56)=鎗田町=の動向。国政選挙で共闘する社民との関係もからみ流動的だ。
 
◆【三養基郡】定数1減、出馬動向に影響


 来春から定数1減となり、2議席を争う。現在のところ、現職、元職、新人の3人が出馬を明言している。前回は5人が立候補したが、立候補予定者が「当選ラインも上がり、大変な選挙になる」と語るように、定数削減が出馬の動きに微妙な影響を与えている。
 
 自民現職の宮原真一(40)=1期・みやき町江口=と自民元職の石丸元章(46)=みやき町原古賀=が既に自民公認を得て地盤固めを進める。民主現職の末安善徳(69)=2期・みやき町簑原=は「民主の灯は消せない」とするが、明確な態度表明はしていない。
 
 自民現職の堀田一治(74)=5期・基山町=は勇退する。同じ基山町から町商工会青年部長の新人服巻稔幸(40)が無所属で出馬を表明、まず町内の票のとりまとめを急いでいる。 =敬称略=

1870チバQ:2010/12/23(木) 18:25:58
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1782094.article.html
展望・2011地方選(6)【県議選】神埼市郡・小城市(10年12月6日)
◆前回選挙の顔ぶれか 神埼市郡(定数2)



 現職2人と新人1人が立候補を表明。元職1人も出馬の是非を検討している。いずれも前回立候補した顔ぶれだ。


 現職は自民の石井久起(59)=1期、神埼市神埼町=と、民主の内川修治(58)=1期、同市千代田町。いずれも2期目に意欲を見せ、1期目の実績などを訴え、支持を広げている。


 新人は前回小差で敗れたJA神埼郡支部理事八谷克幸(61)=同市神埼町=。元県職員でJAでの経験も生かして態勢を固める。県議3期の実績を持ち、前回、自民公認で立候補して敗れた元職の富崎三郎(61)=同市千代田町=は「状況を見ながら検討する」と含みを残す。


 前回は城原川ダム問題への対応も争点のひとつだった。民主党が政権を奪ったが、全国のダム問題の建設の是非の検討はこれからで、影響は読みづらい状況。候補空白区の吉野ケ里町での支持獲得なども焦点になっている。



◆12年ぶりの選挙戦へ 小城市(定数2)



 2期連続で無投票だったが、自民現職の伊東猛彦(48)=4期・三日月町=、藤木卓一郎(43)=3期・三日月町=の2人に加え、前小城市議の三根實(54)=小城町=も無所属での立候補を表明。12年ぶりの選挙戦になりそう。


 藤木は10月末に事務所を再開。「12年間の働きが評価される選挙」と意気込む。伊東は11月末に佐賀市で「励ます会」を開き、支援者に「地方から政治を変えたい」と支持を訴えた。


 新人の三根は、有権者の4割近くを抱える小城町が主地盤。「政党の論理でなく市民のための県政を目指す」と活動を活発化させている。


 民主は候補者選定が難航し、擁立は厳しくなっている。民主との共闘を呼び掛けていた社民は擁立を断念している。   =敬称略=

1871チバQ:2010/12/23(木) 18:26:25
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1782783.article.html
展望・2011地方選(7)【県議選】武雄市・杵島郡(10年12月8日)
◆民主擁立で選挙戦か 武雄市(定数2)
 
 前回は無投票で自民公認の現職2人が当選した。今回も現職の石丸博(65)=4期・橘町=と、稲富正敏(63)=3期・武雄町=が既に党公認を受け、出馬準備を進めている。民主も擁立を進めており、選挙戦になる公算が大きい。
 
 今期議長を務めた石丸は、小規模な会合などに出席しながら浸透を図る。5期目へ「新幹線を生かしたまちづくりなどを訴えたい」と意欲を見せる。
 
 副議長の稲富も「地域の声、田舎の声を県政の場で発言し続けたい」と、市内全世帯への議会報告配布や地区単位の集会など準備を進める。
 
 民主は4月の武雄市長選で新人候補(落選)を推薦するなど党勢拡大を図ってきたが、党公認の市議などはいない状況で、まずは組織や地盤づくりが鍵を握る。
 
 合併によって前回選挙から加わった山内町や北方町への浸透、民主支持層の動向なども焦点になりそう。
 
◆現職勇退で乱戦模様 杵島郡(定数2)



 現職1人と新人3人が立候補の意向を明らかにしている。自民現職の稲富康平(65)=3期・白石町=は勇退の意向で、4人で争う構図になりそう。
 自民現職の石倉秀郷(61)=2期・江北町=は、県政報告会を行うなど現職の強みを生かした活動で「杵島郡3町の特色を生かし、一体となった発展を」と訴えている。
 
 勇退する稲富の地盤の白石町からは新人2人が動きを見せる。町議で農業法人代表の定松一生(53)=白石町戸ケ里=は、大票田の地元を固めながら、江北、大町への浸透をうかがう。自民に公認申請している。元県職員の三根建一(60)=白石町堤=は、社会資本整備を中心に携わった36年の行政経験の豊富さを訴えながら、支持拡大を急いでいる。
 
 過去2回出馬し、前回は296票差で敗れた県地域婦人連絡協議会長の三苫紀美子(65)=江北町=は、民主の推薦を受けて再挑戦。「必ず女性の声を県政に届けるという強い気持ち」と当選を期す。 =敬称略=

1872チバQ:2010/12/23(木) 18:26:50
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1783648.article.html
展望・2011地方選(8)【県議選】多久市、鹿島市・藤津郡、嬉野市(10年12月9日)
展望地方選【県議選】多久市、鹿島市・藤津郡、嬉野市

◆現職と新人一騎打ち 多久市
 
 2期連続で無投票だったが、自民現職の福島光洋(54)=3期・西多久町=に加え、多久市議の野田勝人(53)=北多久町=も立候補に向けて準備を進めている。8年ぶりの選挙戦となりそう。
 
 福島は、自民系市議らを中心とした自民党市支部と後援会組織を中心に活動。4期目の目標として「精神的な豊かさを実感できる地域づくり」を掲げる。
 
 野田は「開会中の定例議会に集中したい」と出馬を明言しないが、7月の参院選で民主候補を応援した市議の支援を取り付けに動いており、年内にも態度表明する見通し。現職と新人の一騎打ちという構図が固まってきた。
 
 市議は自民系だけでなく、民主のサポーターも多い。民主の動向も注目される。
 
◆2議席を3人で争う 鹿島市・藤津郡
 
 自民現職の土井敏行(57)=2期・鹿島市高津原=と、坂口祐樹(40)=1期・太良町多良=が出馬の意向。無所属新人で鹿島市議の松田義太(37)=鹿島市高津原=も民主推薦で立候補する。2議席を3人で争う構図になりそう。
 
 前回は鹿島市と太良町が合区され、定数は3から1減。九州新幹線長崎ルート建設問題などを争点に現職1人と2新人が争った。
 
 今回は民主の推薦候補が出る新たな構図。民主は7月の参院選で、鹿島市で投票数の約4割の6千票余りを得ている。推薦した松田への民主県連の支援も焦点で、現職の土井、坂口も後援会活動を本格化させて体制固めを急ぐ。
 
 土井、松田はともに鹿島市高津原で地盤が重なる。坂口も太良の議席死守を目指すなど、地域事情も複雑に絡む。
 
◆現職のほかに動きも 嬉野市
 
 過去2回は無投票。今回も今のところ出馬を明らかにしているのは自民現職の石井秀夫(63)=4期・嬉野町=だけ。ただ、水面下で立候補を模索する動きもあり、民主の動向も不透明。選挙戦になる可能性も残している。
 過去2回が無投票当選だった石井は「今回は選挙となる心づもりでいる」と、今年初めから始動して地域の行事や各種会合に出席、県政報告会も開いて地歩を固めている。
 他にも立候補を目指す動きはあるが、具体化するまでには至っていない。民主の擁立は難しそう。

1873チバQ:2010/12/23(木) 18:27:14
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1783933.article.html
展望・2011地方選(9)【県議選】伊万里市、西松浦郡(10年12月10日)
◆元職、民主公認で出馬 伊万里市(定数3)
 
 3議席をめぐって、自民現職3人と元職1人が名乗りを上げている。前回と同じ顔ぶれだが、以前は自民公認だった元職の松尾真介(52)=瀬戸町=が民主公認で出馬する。政党事情が複雑になり混戦模様だ。
 
 現職3人は、竹内和教(61)=3期・松島町=▽中倉政義(61)=3期・東山代町=▽岡口重文(55)=1期・大川町=。松尾を含め4人とも市議経験があり既に支持基盤を持っている。

 松尾は2003年に初当選し前回選挙で落選。前回は自民公認だったが、今回は「民主党のマニフェストと改革姿勢に共感した」として民主から出馬する。後援会組織づくりと民主支持層への浸透を図る。

 現職陣営は民主票の行方に警戒感を強めている。ともに県議3期の竹内と中倉は、県政報告会などで県と市のパイプ役を担ってきた実績を強調し、足場を固める。前回無所属で出馬した岡口は、自民公認候補として、ミニ集会などで農業関係者らへの支援を訴える。
 
◆現職の無投票再選も西松浦郡(定数1)
 
 自民現職の原田寿雄(53)=1期・有田町戸杓=が出馬の意向で、既に公認を得ている。民主の擁立は現状では難しそう。他に動きはなく無投票となる可能性もある。
 
 原田は前回、4期目を目指す自民現職を破って初当選。今回は自民公認を得て「伝統産業、有田焼の再生をはじめ、雇用問題など経済対策が最優先」と訴える。11月からは週1回、町内の公民館で町議の町政報告会と一緒に県政報告会を開いている。
 
 民主党県連は9月、西松浦郡など4選挙区を対象に候補者を公募。4人が応募したが、「まだ結論は出していない。ぎりぎりまで候補者擁立の努力は続ける」としている。 =敬称略=

1874チバQ:2010/12/23(木) 18:27:37
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1786265.article.html
展望・2011地方選(10)【鳥栖市長選】(10年12月14日)
◆前回の顔ぶれで再戦へ



 来年3月12日の九州新幹線全線開通を控える鳥栖市。新鳥栖駅前には重粒子線がん治療施設が建設される予定で、これまでの物流に加え、人の交流がさらに盛んになる期待が高まっている。
 
 市政のかじ取り役を決める2月の市長選には、現職の橋本康志(54)=本町=と前市長の牟田秀敏(69)=立石町=が立候補を表明、2007年と同じ顔ぶれによる保守系同士の一騎打ちになりそうだ。
 
 橋本は元食品会社社長で07年の市長選で「市政の変革」を訴え無所属で立候補。自民と公明が推薦する現職の牟田を破り初当選した。就任後はマニフェストで掲げた市長退職金、市長公用車を廃止した。
 
 また、重粒子線がん治療施設の誘致などを進めた。なかでも「市民参加で総合計画案を作ったのは行政の大きな変換」と自負する。選挙戦ではマニフェストを発表する考えで準備を進めている。
 
 市長2期を務めた牟田は落選後、自民党籍を離れて活動を続けてきた。出馬の意思を固めたのは11月末。決断の理由として支持者の再三の要請に加え、「もっとリーダーシップを持って挑戦すべき」と現市政についての不満を挙げた。
 
 福祉を重視してきた牟田だが、課題として行財政改革、市町村合併、市内における地域分権の3点を挙げる。なかでも合併については「トップ同士の話し合いで推進すべき」と強調する。
 
 前回は市を二分する闘いとなった。牟田は自民、公明、民主に推薦願を出す方針で、橋本は政党推薦について「今は未定。後援会と相談する」としている。支持層を含め前回と同じ対決構図になる可能性は高く、攻守を入れ替えての再戦は激戦必至だ。 =敬称略=

1875チバQ:2010/12/23(木) 22:19:33
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101216ddlk45010614000c.html
県政再考:知事選みやざき/1 農業 /宮崎
 ◇迫るTPPに危機感
 百姓一揆を思わせる「むしろ旗」は、農家の危機感を県民に訴える過激な演出だった。

 貿易自由化で農業への打撃が懸念される環太平洋パートナーシップ協定(TPP)。JAグループ宮崎は今月5日、宮崎市で約3200人規模の集会を主催し、市内をデモ行進した。えびの市の米農家、鬼川直也さん(37)も、ござに「TPP反対」と大きく書いた旗を担いで加わった。

 鬼川さんは、主に約2ヘクタールの水田でヒノヒカリを栽培している。TPP交渉参加の動きに県が出した影響試算では、米はほとんどが価格の安い外国産米に置き換わり、県内生産額236億円の稲作は壊滅する。

 消費者が農や食を考える機会に、と農家民泊や農業体験企画に取り組む鬼川さん。「トンボが飛び、涼しい風がそよぐ日本の原風景は農村が守ってきた。自然や環境が大切なら消費者も関心を」と望む。

 デモには宮崎市清武町の和牛繁殖農家、落合博美さん(40)の姿もあった。家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が終息してほっとしたのもつかの間。唐突なTPP参加の動きに「驚くしかなかった」。牛肉は高級牛しか残らないとの試算に「安心・安全でよい牛を作るしかないが……。農業の未来を守ってほしい」とつぶやいた。

 口蹄疫は11月末、韓国で再発が確認された。家畜ゼロから経営を再開させた児湯地区の若手養豚農家で作る「新生養豚プロジェクト協議会」は、地域ぐるみでの徹底した防疫を目指す。だが、会長の野津手重人さん(40)は農家の意識差に不安を感じている。「いつ再発してもおかしくない。指導すべき県、農家の危機意識が薄らいでいる」と警鐘を鳴らす。

 宮崎の08年農業生産額は3246億円で、全国5位。県が基幹産業と位置づけるが、農家総所得は1戸当たり378万5000円と低水準で、農業従事者約5万4800人の半数を65歳以上の高齢者が占める。生産から加工、流通まで通して農畜産物の付加価値を高める6次産業化などの将来像が問われている。【石田宗久】

   ◇  ◇

 県産品のトップセールスなどで宮崎の知名度を高めた東国原英夫知事は、1期4年で県政を去る。後に残される県政の課題を、現場から再考する。

1876チバQ:2010/12/23(木) 22:20:03
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101217ddlk45010651000c.html
県政再考:知事選みやざき/2 観光 /宮崎
 ◇“知事景気”後の活性策は
 「知事がいなくなったら、観光コースからはずれるんでしょうね」

 県庁−−。1932(昭和7)年に建てられ九州では最も古い庁舎が、にわかに観光スポットとして脚光を浴びたのは、07年の東国原英夫知事の就任と時を同じくする。12月初旬、熊本県から来たという男性(62)は土産を買い込むといそいそと観光バスに乗り込んだ。今、年間30万〜40万人が訪れる。県は新たに職員を配置して、庁舎内の案内にも応じている。

 しかし、知事退任後は、再びもとの古いだけの庁舎になってしまうことが懸念される。「寂しい。知事にはもう少しやってほしかった」と守衛の沼口博文さん(62)。

 道路を挟んで向かい合う「みやざき物産館」は、知事景気の恩恵を最も受けたといえる。就任前の06年度の売り上げは1億3000万円だったが、09年度は8億2700万円と6倍以上に増えた。

 知事のトップセールスは、埋もれていた県産品に光を当てた。しかし、県内の観光客数・観光消費額は伸びていない。

 県観光動向調査によると、観光客数はここ数年1200万人台を推移している。知事が就任した07年の観光客数は1234万人で前年比で1・5%増えた。しかし、08年は1217万人、09年は1190万人と2年連続で減少した。観光消費額も06年が895億円。07年は932億円と増えたが、08年は923億円。09年も減少が予想されている。

 県観光推進課は「リーマンショック後の世界金融不況や新型インフルエンザなどの影響もあった。10年は口蹄疫(こうていえき)の影響でさらに落ち込むだろう」という。

 県は88年、国のリゾート法を受け「宮崎・日南海岸リゾート構想」を打ち上げた。民間活力を導入し、長期滞在型リゾート地を目指した。核となるのがシーガイアだった。しかし、赤字がかさみ、01年に会社更生法を申請、構想は頓挫した。

 05年、改めて県観光・リゾート振興計画を策定し、自然・文化など地域資源を生かした新たな観光の方向を打ち出した。この中で09年の観光客目標値を1320万人と設定したが、実際は1190万人と大きく下回った。

 県ホテル旅館生活衛生同業組合の植田恒雄理事長は「九州新幹線が開通しても魅力がなければ、宮崎は取り残される。各自治体が周辺との連携をさらに密にして、それぞれの魅力を互いにプラスにしていく取り組みを強化していかないと、実体経済は潤わない」と危機感を募らせる。【小原擁】

毎日新聞 2010年12月17日 地方版

1877チバQ:2010/12/23(木) 22:20:31
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101218ddlk45010569000c.html
県政再考:知事選みやざき/3 地域医療 /宮崎
 ◇医師偏在、解消が急務
 小さな手が、ギュッと母親の小指を握った。

 小林市の保険代理業、小川真さん(33)の次女は先月生まれたばかり。妻(30)が都城市の産科で出産した際、低酸素状態だった。すぐに提携先の総合病院に救急搬送され、一命を取り留めたが、経過観察中だという。

 出産前、妻の体調が思わしくなく「生まれた時、もし何かあったらと不安だった」と小川さん。妻の勤務先でもあり、小林市と比べ医療が充実していると判断し、都城市での出産を選んだ。

 最近、2歳の長女が39度の熱を出した時も慌てた。小林市立病院に電話すると、車で約1時間の都城市で受診するよう告げられた。小児科は医師が退職し、11月から休診状態だった。

 「緊急なのに地元で診てもらえない。これでは安心して子供を育てられない」と小川さん。妻も「夜中に熱を出した子供にとって、車の移動は負担が重い」とため息をつく。

 医師不足の背景にあるのが04年導入の新しい臨床研修制度。新人医師が研修先を自由に選べる半面、高度・専門医療が充実した都市部が好まれ、地方が敬遠される傾向にある。

 08年現在の県内の医師数は2602人で、98年比で259人増加した。しかし、過半数の1373人が宮崎東諸県医療圏に集中し、小林市を含む西諸県医療圏は144人。小児科系医師数も66人に対し、5人と地域、診療科に偏在がある。

 小林市立病院では、内科医3人が派遣元の鹿児島大学に引き揚げ現在1人。症状の軽重を問わずに患者を受け入れて医師が過重労働を強いられた過去があり、市民も動き始めた。

 今年5月に発足した「地域医療を考える会」。地域で座談会を開き、まず民間のかかりつけ医を受診し、必要に応じて市立病院を受診するよう勧めている。医師の負担を減らし、働きたくなるような勤務環境の改善が目標だ。啓発DVDには坪内斉志院長が出演し「危機的状況に理解を」と語り掛ける。市立病院を、救急など地域医療支援病院と位置づけ、民間との役割分担を目指す。西諸医師会の開業医も輪番制で市立病院の夜間診療を支援するなど意識は変わりつつある。

 県は、へき地や小児科勤務を前提に、現在49人が利用する医師修学資金貸与制度や、宮崎大学で始まった地域医療を担う「総合医」育成を支援している。高橋博・福祉保健部長は「地方勤務の義務化制度を国に働き掛けることも必要。大学や医師会と連携したい」と話す。【石田宗久】

1878チバQ:2010/12/23(木) 22:21:42
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101219ddlk45010398000c.html
県政再考:知事選みやざき/4 入札改革 /宮崎
 ◇建設業界の体力低下
 気の遠くなるような作業だった。

 家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の発生を受け、建設業界も休みのないフル操業が続いた。

 西都市の建設会社社長、橋本和夫さん(58)は、5月末から殺処分した家畜を埋却する作業などに追われた。夜も明けきらぬ早朝から午後8時まで、戦いは約40日間も続いた。

 「現場では天気も日時も関係なかった。どんどん家畜の死体が届いて、重機で埋める作業を黙々と繰り返すだけだった」

 作業前と後、鎮魂のため塩をまき、手を合わせた。結局、西都市では2万412頭の家畜が殺処分され、県全体では約29万頭に上った。

 地震、台風などの災害現場では、建設業関係者の力を抜きに復旧は語れない。その建設業界の倒産、廃業が相次いでいる。

 公共工事への信頼回復を公約に掲げた東国原英夫知事は、入札制度改革に着手した。談合の温床とされた指名競争入札制度をまず廃止した。一般競争入札は、改革前までは予定価格(入札上限価格)1億円以上の工事が対象だったが、段階的に引き下げ、08年1月には250万円以上の工事を対象にした。これにより一般競争入札への参入業者が増え、競争は激化した。

 県は同時に業者の技術力や地域貢献度などを評価する「総合評価落札方式」を積極的に取り入れた。価格が安いだけでは落札できなくなった。この総合評価方式で落札した業者は、06年度はわずか3件だったのに対し、09年度には935件と急増した。

 次々と断行された改革は、一方で平均落札率(予定価格に対する落札額の比率)の低下を招いた。06年度に93・4%だった落札率は、07年度は83・9%、08年度は84・1%に下がり、業者は利益減を余儀なくされた。

 民間信用調査会社の帝国データバンクによると、県内の建設業者の倒産件数(負債額1000万円以上)は、06年度18件、07年度35件、08年度は46件とピークに達した。「地域経済への影響が深刻だ」として県建設業協会や自民党県連は、最低制限価格の引き上げ、指名競争入札の復活を県に要望している。

 県建設業協会の仁科俊一郎理事は「入札改革を一気にやりすぎた。会社を維持するために若い人の採用枠をなくしたため、災害時などにも対応できる体力・能力も急激に低下している」と分析している。【小原擁】

1879チバQ:2010/12/23(木) 22:22:19
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101221ddlk45010628000c.html
県政再考:知事選みやざき/5止 中山間地域 /宮崎
 ◇山村維持に迫る限界
 曇り空に覆われた山あいに、生コン車がコンクリートをドサドサと吐き出す音が響いていた。

 今月7日、諸塚村。役場から15キロほど奥の桂集落では、地域の男たち十数人が林道を舗装していた。生コンは村の助成だが、作業はボランティア。先月から村で暮らす木野奨太さん(27)も「村の役に立ちたい」と、作業を手伝った。

 木野さんは県の中山間地域活性化事業「中山間盛り上げ隊」の派遣ボランティア。東京都出身で宮崎への移住を希望した。農作業などにも声が掛かる。妻(26)と生後2カ月の長男も歓迎され「村の人たちは温かい」と顔をほころばせる。

 早朝から夕方までかかって数百メートルの舗装を終え、夜は集落の高齢者も参加して慰労を兼ねた忘年会。女性たちのシシ肉料理に舌鼓を打ち、ほろ酔いの笑顔が広がった。

 森林は、間伐や下草刈りなど人の手が入ることで守られる。水源や国土の保全、地球温暖化の要因とされる二酸化炭素吸収など、森林や山村の価値が再認識されている。

 県内の杉生産量は123万立方メートルで全国一を誇る。だが、林業経営は厳しく、09年の木材平均価格は1立方メートル当たり8900円で79年の3万5500円の4分の1。75年に8460人だった林業従事者は、05年現在で2311人。若者は安定収入を求めて村外に出ざるを得ず、諸塚村でも過疎化で廃校になった小学校がある。

 公民館長の山崎国則さん(56)は「山を放置すれば災害が起き、川の下流できれいな水は飲めなくなる。山村に目を向けてほしい」と望む。

 林業やシイタケ栽培で暮らす見原隆明さん(61)も「昔は食べていければそれで良かったから。過疎が進もうと少子化だろうと山村を捨てるつもりはない」と言い切った。

  ◇   ◇

 景気悪化による税収減と高齢化で増える社会保障費。厳しい県財政に口蹄疫(こうていえき)対策が追い打ちを掛けた。県の財政調整基金残高は、09年度末の166億円が、10年度11月補正後に44億円まで減少。国に税源移譲や道路などの社会資本整備を強く求める東国原英夫知事だが、中山間地対策など県議会で相次ぐ要望に対し「住民サービスの充実にはコストがかかり、青天井。行政には限界がある」。限られた予算の「選択と集中」が求められる時代。新知事の政治哲学が問われる。【石田宗久】=おわり

1880チバQ:2010/12/25(土) 07:46:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/217500
東国原氏初マイク 中立捨て後継支援 宮崎知事選26日投票
2010年12月25日 00:36 カテゴリー:政治 九州 > 宮崎

宮崎県知事選の候補者の横で熱弁を振るう東国原英夫知事=24日、宮崎市の中心商店街 26日投開票される宮崎県知事選にこれまで距離を置いていた東国原英夫知事が24日、選挙戦で初めてマイクを握った。前副知事河野俊嗣(こうのしゅんじ)氏(46)=無所属新人=の応援演説に立ち、「東国原県政を発展的に継承してくれる」と訴え、後継者に指名した。投票日2日前になっての表舞台登場に「選挙妨害だ」との批判の声も聞かれた。

 1期限りで退任する東国原知事だが、県民の人気は衰えていない。今回の知事選では「マイクを握るなら全員」などと中立の立場を取っていた。

 知事はこの日、宮崎市内で「この4年間で(政党や派閥の)『しがらみ』をなくしたのに、時計の針が戻される」などと対立候補を批判。投票直前の方針転換については「県庁の内部事情など、事実が県民に伝わっていない」と語った。

 突然の知事登場に関係者は戸惑い気味。「自主投票」の社民党県連合の鳥飼謙二代表は「中立と言ってきた知事自らが『しがらみ』をつくった」と指摘、演説内容は「相手候補への選挙妨害」と語った。

 知事選には農業宮本大善(だいぜん)氏(39)=無所属、共産党県委員長津島忠勝氏(65)=共産、元県商工観光労働部長中馬(ちゅうまん)章一氏(64)=無所属=の新人3氏も立候補している。

=2010/12/25付 西日本新聞朝刊=

1882名無しさん:2010/12/26(日) 12:56:37

選挙:県議選 速見郡選挙区に新人立候補 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101225-00000237-mailo-l44
毎日新聞 12月25日(土)16時3分配信
 県議選同選挙区(定数1)に上野公則・日出町議(52)が24日、立候補を表明。引退する佐藤健太郎氏の後継。無所属で自民に推薦を求める予定。同選挙区には元衆院議員秘書の新人、三浦正臣氏(32)も民主、社民の推薦を受け、無所属で立候補することを表明している。

12月25日朝刊

1883チバQ:2010/12/26(日) 18:19:35
>>1861
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20101226/01.shtml
長崎市長選に太田氏が出馬へ 前市教育長、1月にも正式表明

 来春の任期満了に伴う長崎市長選で、前市教育長の太田雅英氏(62)が25日までに、無所属で立候補する意向を固めた。来月にも記者会見し、正式表明する見通し。長崎新聞社の取材に答えた。

 太田氏は2008年から務める市社会福祉事業団理事長の辞職願を同日までに提出。24日に県選管に後援会の設立を届け出た。自民党長崎支部にも推薦願を出しており今後、後援会関係者らと調整しながら動きを活発化させる。

 太田氏は長崎市出身。佐賀大経済学部卒。1973年に長崎市職員となり、原爆被爆対策部長、企画部長などを歴任。04〜08年に市教育長を務めた。

 同市長選には、現職で2期目を目指す田上富久氏(54)が既に立候補を表明。太田氏が出馬の意向を固めたことで、選挙戦はほぼ確実とみられる。

 太田氏は「都市間競争が激化する中、地方主権の推進が一層求められる時代。県や近隣の都市と連携しながら、力強く、誇りある長崎の再生を目指す。過去の行政経験と実績を力にリーダーシップを発揮し、長崎の現状を一歩でも二歩でも前に進めたい」と語った。

1884チバQ:2010/12/26(日) 18:20:26
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-171613-storytopic-25.html
浦看民間移譲2県議賛成 民主、分裂の危険水域2010年12月26日

 22日の県議会で可決された県立浦添看護学校を廃止する条例案への対応で、民主会派の2県議が自民、公明の県政与党とともに議案の賛成に回ったことに対し、民主党県連(喜納昌吉代表)の内部でも新たな離党者を招くなど、組織分裂の危険水域に達している。
 条例案に賛成した新垣安弘県連幹事長、上里直司県連政調会長の両県議は「県全体の看護師養成・確保へさらに強い後押しができる」と政策的な判断だったと説明するが、県連所属の衆院議員らは「仲井真弘多知事を支える態勢に傾いている」と反発している。
 米軍普天間飛行場の辺野古移設に民主党本部が回帰したことへの不満が県連所属議員にくすぶる中で、11月の知事選の対応をめぐって山内末子県議が離党。糸満市議会の伊敷郁子市議も「党本部だけでなく県連のスタンスがあまりにも変わり、もはや相いれない」として、今回の浦添看護学校の民間移譲で民主会派が賛成に転じたことを受けて離党を決意した。

■異例の遺憾表明
 県議会の民主会派に対しては、仲村信正連合沖縄会長も「連合沖縄の公式、非公式の要請に背く結果になった」として、遺憾の意を表す異例の談話を22日に発表。仲村会長は「民主党議員の支持基盤はどこなのか。勤労大衆に依拠した政治活動を今後も推し進めていくか疑問を感じる」と今後の選挙協力関係の見直しも示唆している。
 対立の火種は、11月の知事選の対応からくすぶっていた。連合沖縄が伊波洋一氏の支持・支援を表明し、玉城デニー、瑞慶覧長敏の両衆院議員も伊波氏の応援に加わった。
 これに対し喜納代表や新垣、上里の両県議は党本部の主張に沿って、選挙戦では特定の候補者の応援に動かないよう県連役員に注文し、選挙戦を静観した。伊波氏を支持した民主議員からは「反自公でやってきた伊波氏を支えるのが本来の県連の心情であるべきだ。現執行部の態度は仲井真氏への側面支援でしかない」と不信感を高めた。

■“急接近”
 知事選を終え、仲井真知事の2期目最初となる12月定例会での、民主会派の県政与党への急接近。県連副代表の玉城衆院議員は「県連としての議論もなく、県議の独断で決まった。労働組合からも慎重な対応を求める再三の要請がありながら、稚拙極まりない行為だ」と執行部批判を展開し、早期の役員会招集を主張している。
 仲井真県政と民主党政権との仲介役として、県連の政策実現を図る方向へとかじを切っていくのか。離反が続出する中で、県連組織が維持できるのか。今後の民主党県連の方向性をめぐって、支持基盤も巻き込んだ路線対立が顕在化している。(与那嶺松一郎)

1885チバQ:2010/12/26(日) 19:00:07
http://mytown.asahi.com/areanews/okinawa/SEB201012250051.html
民主県連、またも離党者 今度は糸満市議、基地問題不満
2010年12月26日

 民主党県連の伊敷郁子糸満市議が離党届を提出していたことが25日までにわかった。県連での離党者は今月に入り2人目。米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる政府・党本部への不満が背景にある。

 伊敷氏は朝日新聞の取材に、来県した菅直人首相が県民との対話の機会を設けなかったことや県連所属の県議が仲井真弘多知事と同調する姿勢を強めていることを挙げ「党本部も県連も県民とねじれている。我慢も限界だ」と語った。

 伊敷氏は5月、党本部での会合で普天間問題は「雲の上の話」などと語った党幹部に発言の撤回を迫るなど、党への反発を強めていた。

1886チバQ:2010/12/26(日) 19:46:43
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101222ddlk40010353000c.html
飯塚市議会:政調費巡り空転 改正案、会派間の調整つかず /福岡
 飯塚市議会は12月定例会最終日の21日、1議員当たり年間48万円が支給される政務調査費を巡って半日以上、空転した。

 一部会派が政務調査費を来年度から廃止する条例改正案を議員提案しようとしたところ「唐突だ。慎重に検討すべき問題だ」とする会派との間で調整がつかず、森山元昭議長が条例改正案を預かった状態となった。

 市が提案していた一般会計補正予算案などをすべて議決して休憩に入った後は再開のめどが立たず、当初、午後4時までとされていたこの日の閉会時間を急きょ、午後11時59分に延長した。

 22日午前0時を回って日が変わると定例会は自然流会となることから、提案側の会派は地方自治法に基づいて議会再開を森山議長に求めたが、応じない状態が続いた。

 政務調査費を巡っては、各地の議会で不適切な支出が指摘される中、田川市議会が来年4月からの廃止を決めたほか、飯塚市のNPO法人「オンブズパーソンかほ」が今月、廃止を求める要望書を森山議長に提出した。【笠井光俊】

〔筑豊版〕

1887チバQ:2010/12/27(月) 22:45:46

松形祐尭元知事の支援者らが支えた
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101227-OYT8T00088.htm
中馬さん出遅れ響く
 宮崎市内の中馬さんの事務所では、後援会幹部らが待機して吉報を待った。敗戦が伝わると、重苦しい雰囲気が漂い、中馬さんは沈痛な表情で「力不足でした」と頭を下げた。

 告示日前日に「候補者に県出身者がいない。東国原知事は対話不足」と急きょ立候補を表明した。選挙戦に入って県内の主要政党に推薦願を出したが、多くは河野さんへの支援を決めており、支持を得られないまま終盤戦に突入した。

 県職員や市町村、民間団体との連携強化を訴え、松形祐尭元知事の支援者らが支えたが、出遅れを取り戻すことはできなかった。

 「もっと早く立候補を表明していれば、結果は違ったかもしれない」。陣営幹部は唇をかんだ。

(2010年12月27日 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101227-OYT8T00085.htm
県政継承 喜びの河野さん
終盤、陣営引き締め成功


当選を決めて支持者と握手を交わす河野さん(26日午後8時7分、宮崎市内のホテルで)  26日に投開票された知事選は、新人で前副知事の河野俊嗣さん(46)が、東国原県政の継承を掲げて他の3人を引き離して初当選を果たした。民主、自民、公明の各県組織やJAなど県内の主要な経済団体、東国原後援会などから支援され、有権者に幅広く浸透した。元県部長の中馬章一さん(64)は出馬表明が遅れたことや、知事の支持層からの反発もあり、及ばなかった。農業の宮本大善さん(39)は知名度不足が最後まで響いた。共産党県委員長の津島忠勝さん(65)は2度目の挑戦だったが、支持が広がらなかった。

 河野さんの陣営が宮崎市内のホテルに設けた会場に当選確実が伝わると、一斉に「やったー」と歓声がわき起こった。集まった支持者に祝福されながら壇上に立った河野さんは「口蹄疫(こうていえき)からの再生復興に全力で取り組みたい」と紅潮した顔で語り、そばで妻の直佐(ちさ)さん(43)が何度も頭を下げた。

 東国原知事が不出馬を表明した9月29日の翌日、知事に出馬の意欲を伝え、約2週間後に立候補を表明した。告示まで2か月を切り、準備不足は否めなかったが、「ほかに有力な候補者も出ないだろう」と陣営には楽観ムードが漂った。

 しかし、県内出身者で行政経験豊かな中馬さんが告示日前日に出馬を表明すると状況は一変。陣営に危機感が募り、選挙戦中盤になって、ようやく支援政党や団体による会合を開き、河野さんが頭を下げて支援の徹底をお願いした。

 終盤には支援団体などの組織選挙と、友人や知人のつながりによる草の根運動が両輪で動き始めた。東国原知事の応援演説が実現したこともあり、ほかの3人を突き放した。

 「知事職とは重荷を背負うこと。私が県民の先頭に立ってやっていく」。副知事としてナンバー2に徹してきた河野さんが、リーダーの一歩を踏み出す決意を強調した。

(2010年12月27日 読売新聞)

1888名無しさん:2010/12/27(月) 23:46:53
宮崎県知事選挙は、大方の予想通り、そのまんま知事の後継者たる副知事の当選が決まりましたが
泡沫候補扱いされた宮本大善氏が、共産党公認候補を上回る得票をしたのが印象的であります

1889名無しさん:2010/12/28(火) 00:39:59
まあ河野以外に誰も立候補者がいなかった時期の出馬表明というご祝儀的なものもあっただろう
というか共産が酷すぎるのでは?

1890名無し:2010/12/28(火) 01:26:38
宮崎知事選、共産党は人も金もなにもほとんどかけてないからね。全くやる気がないのに候補者だしているからね。

1891チバQ:2010/12/28(火) 20:49:19
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101228ddlk40010234000c.html
’11北九州市長選:自民系市議会派の一つ、北橋氏を実質支援へ /福岡
 北九州市長選(11年2月6日投開票)で、市議会(定数61)の自民党系2会派のうち「自民市民クラブ」(7人)は27日、無所属で再選を目指す北橋健治市長(57)を実質支援する方針を固めた。自民党が擁立を見送り、民主と自民の2大政党の対決構図が崩れた今回、北橋陣営は各党各会派に推薦は求めない構えだが、市議レベルで支援の動きが始まりつつある。

 会派の複数の幹部が明らかにした。28日に北橋氏と面会。再選した場合、11年度市予算案などへのクラブの要望を理解することを求め「認められれば、大半の所属市議が支援する」(幹部)という。今後、所属市議の後援会会合に招くなどして支援するという。

 自民党系会派のうち議長会派の「自民党議員団」(15人)は10月、候補者を擁立しない方針を決定。所属市議の多くは態度を決めていないが、北橋氏支援を探る向きもある。

 市長選には、無所属新人の北九州市立大名誉教授、三輪俊和氏(67)=共産推薦=も出馬表明している。【平元英治、仙石恭】

〔北九州版〕

1892チバQ:2010/12/29(水) 08:36:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101227-OYT8T01101.htm?from=nwlb
継承 東国原流<上>
圧勝でも危うさ残る

 「新知事は真っ白なキャンバスに大きな将来の絵を描き、県民が塗り上げればいい」

 当選の喜びにわく前副知事・河野俊嗣氏(46)の陣営の会場で、あいさつに立ったJA宮崎中央会の羽田正治会長は、河野氏に県民の意向を重視する姿勢を求めた。次にマイクを持った民主党県連の川村秀三郎会長も「支援の理由は対話。県民と対話し、耳を傾けることを強くお願いしたい」と注文した。

 次点に20万票以上の大差を付けた29万3579票は、4年前の選挙で東国原知事が獲得した26万6807票を2万票以上も上回る。高い支持率の知事をしのぐ得票だが、河野氏が打ち出した政策が評価されたとは言い難い。

 東国原知事が不出馬を表明した9月29日の翌日、河野氏は知事室で「知事は後継者にどういうイメージを持っているか」と尋ねた。

 「あなたはどう思う?」と返す知事。「興味がある」と打ち明けた河野氏に、知事は「いろんな人に相談して決意を固めるのなら、それもいいことじゃないか」と背中を押した。東国原県政を側近が引き継ぐというシナリオが書かれ始めた。

 河野氏は公約に当たる政策提案の素案を知事に見せて意見を聞いた。事務所開きの司会は東国原後援会のスタッフが担当。知事は「特定候補のためにマイクは握らないと思う」と公言していたが、選挙戦最終盤には、対立候補の県政批判に反発して、河野氏の応援演説に立った。

 知事の人気に頼った得票は、退任とともに有権者の心が離れる危険性もはらむ。

 河野氏は当選あいさつで、司馬遼太郎著の小説「項羽と劉邦」に触れ、「武術や体力で項羽に劣る劉邦の強みは空っぽの器。周りが心配して器を埋めて、大きな力になった」と県民総力戦での勝利を強調、険しい県政運営を見通すように何度も一致団結を繰り返した。

   ◇

 知事選が終わった。東国原県政の影響は河野県政にどう受け継がれ、有権者は何を期待しているのか。河野氏当選の背景や、今後の展望を2回に分けて検証する。

(2010年12月28日 読売新聞)

1893チバQ:2010/12/29(水) 08:36:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101229-OYT8T00110.htm
継承東国原流<下>
対話重視に転換強調

 「県民との対話と協働を重視し、全力で取り組みます」

 当選証書を受け取った後のあいさつで河野俊嗣氏(46)は自らの政治スタンスを緊張した面持ちで宣言した。

 「東国原知事の県政運営を継承する」と言い、後継候補であることを前面に出して選挙を戦った河野氏。しかし、目指す政治手法は知事とは異なる。

 タレント出身で、大きな発信力を誇った知事は、その一方で、議会などとの「対話不足」が指摘された。自民党県連の幹部は「あの人は聞く耳を持っていなかった」と不満をぶちまける。

 これに対し、河野氏は公約に当たる政策提案で「対話と協働」をうたい、街頭演説でも繰り返し強調してきた。「知事はアピール力が抜群である反面、対話が十分でなかったとの指摘がある。私が知事になったら、そこは変えていきたい」との思いからだ。

 こうした姿勢を評価し、政党や経済団体も選挙戦では河野支援に動いた。出馬表明間もない河野氏が自民党県連に協力要請に訪れた際、中村幸一・自民党県連会長は「聞く耳を持っている人だ」と好印象を語った。

 対話重視の路線を打ち出し、その点で「脱東国原」を図ろうとする河野氏。逆に、受け継ごうとするのは「しがらみを排除する」という姿勢だ。

 県政での「しがらみ」は、特定の団体や個人との結びつきが強まって癒着することをいう。官庁内では「天の声」によって動く職員がいたり、報復人事が行われたりした。官庁の外では民間企業などに対する便宜供与の土壌となった――。官製談合・贈収賄事件の出直し選で、こうした「しがらみ」の一掃を訴えて当選した東国原知事は河野氏の応援演説で、「しがらみをなくして風通しのいい県庁にした。自由闊達(かったつ)な議論ができるように整えてきた」と説明。河野氏がその路線上にあることを強調し、しがらみ排除の継続に期待感を示した。

 ただ、政党関係者の支援をほとんど受けずに当選した東国原知事とは異なり、河野氏は民主、自民、公明各党の県組織と経済10団体から支援を受けて当選した。それだけに「当選後は、しがらみが発生するのでないか」と懸念する声もある。

 読売新聞が投票日に実施した出口調査で、河野氏に投票した人の86%が「東国原県政の継承を望む」と答えた。東国原知事の何を継承し、何から脱却するのか――。その選択も含め、新知事の手腕を県民は注目している。

(2010年12月29日 読売新聞)

1894チバQ:2010/12/29(水) 20:25:28
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100402-465846/news/20101228-OYT1T00497.htm
阿久根市議会が越年…出直し市長選費用で延長

. 解職請求(リコール)の住民投票で市長が失職した鹿児島県阿久根市の市議会は28日、会期が延長されている9月議会の本会議を開き、出直し市長選の実施費用などがいまだに提案されていないとして、会期をさらに来年1月21日まで延長することを決めた。

 本会議では、午前10時の開会時刻を過ぎても市長職務代理者の仙波敏郎氏(61)をはじめ執行部全員が議場に姿を見せず、浜之上大成議長が「執行部が欠席しているが、議事を継続する」と開会を宣言。会期延長を決め、約10分で散会した。同市はトップが不在のまま、議会が越年する異常事態となった。

 一方、仙波氏は報道陣に「地方自治法の解説には、むやみに会期延長してはならないとある。市民生活に影響のある補正予算であり、専決処分をせざるを得ない」と主張。出直し市長選の実施費用や生活保護費など約7000万円の一般会計補正予算を近く専決処分する考えを明らかにした。

(2010年12月28日13時00分 読売新聞)

1895チバQ:2010/12/30(木) 12:48:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101230-00000012-mai-pol
<阿久根市>出直し市長選、前哨戦激しく 1月9日告示
毎日新聞 12月30日(木)9時51分配信

 竹原信一・前市長(51)のリコール成立に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選は1月9日に告示、同16日に投開票される。失職した竹原氏と、リコール団体元監事の養鶏業、西平良将氏(37)の対決の構図は、わずか398票差だった今月5日の住民投票と同じだが、1000人規模の総決起集会が開かれるなど早くもヒートアップしている。

 「破壊を伴う『改革』ではなく創造を」。26日、西平氏は約1000人を集めた総決起集会でこう訴えた。

 公約では、市役所改革として役職定年制導入や段階的な給与削減(4年間で15%)などを提示。議会改革としては議員定数を16から14〜10に削減▽執行部も逆質問できる議会基本条例の制定−−を挙げた。官民格差や議会批判がウリの「竹原流」への対抗策だ。

 9月に出馬表明した西平氏は11月以降、朝のつじ立ちで浸透に努めるが、知名度では竹原氏に及ばない。陣営もリコール運動を担った20〜40代が中心で大半が選挙未経験。西平氏は「『市長リコール賛成』イコール『西平支持』ではない」と危機感を募らせる。

 当初、12人の「反竹原派」市議とは距離を置いたが、住民投票後「知恵と経験を借りたい」と連携に動いた。竹原派は、議会リコール運動と絡めて「西平氏は既得権益を取り戻したい議員と結託した」と攻撃するが、陣営は「議員とは是々非々の姿勢を貫く」と反論する。

 一方の竹原氏は連日、ミニバイクで市内を回り「平成維新!」と大書したビラを配っている。1日約600戸。ほぼ全世帯の約1万戸が目標で、年末年始も返上という。

 「ブログ市長」で知られるが、政治活動の原点はビラ配り。建設会社員だった02年ごろ、市役所や議会を批判するビラを配った。「直接配れば市民の暮らしが分かる」。今回は、窓口手数料、保育料、ごみ袋の値下げや固定資産税の減税など「実績」を列挙した。支持する石沢正彰市議は「生活がギリギリの人は専決処分などの手続き論より明日の生活が重要」と解説した。

 約450人を集めた11日の決起集会では、官民の給与差を0.19%と発表した今夏の人事院勧告を引き合いに「阿久根は300%だ。皆さんはだまされている」と挑発。公務員批判を核に「改革者」イメージの浸透に躍起だ。【村尾哲、馬場茂、福岡静哉】

1896チバQ:2011/01/05(水) 23:04:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/219148
式辞で前市長を称賛 阿久根市成人式で仙波氏 新成人も選挙戦の渦中へ
2011年1月5日 20:45 カテゴリー:社会 九州 > 鹿児島
 出直し市長選(9日告示、16日投票)を間近に控えた鹿児島県阿久根市の成人式が5日、市民会館であり、市長職務代理者の仙波敏郎氏が新成人約270人を前に、市長選への立候補を表明している竹原信一前市長を称賛する式辞を述べた。市を二分する戦いに選挙権を得たばかりの若者も巻き込む格好となり、反竹原派は「晴れの場に政争を持ち込んだ」と反発している。

 仙波氏は式辞で「成人の義務は投票。投票しない人に政治を語る資格はない」と述べた上で「阿久根が変われば日本が変わる」「失職をいとわず、市民と市職員の給与差が3倍以上という不条理を直そうとした」と竹原氏をたたえる言葉を並べた。竹原氏のスローガン「平成維新」も用い「平成維新の年になると信じている」と訴えた。

 これに対し、市PTA連絡協議会長として成人式に出席し、竹原氏の市長解職運動を進めてきた住民団体の川原慎一会長(42)は「晴れの場にふさわしくない話であきれる。大人が二つに分かれている状況を持ち込み、若い人たちに恥ずかしい」と批判した。

 新成人の反応は賛否両論。専門学校に通う男性(20)は「竹原さんは市民のために力を尽くしてくれた。仙波さんの言う通り」。歯科助手の女性(19)は「こういう場でなぜ竹原さんの話をするのか。嫌な気持ち」と感じたという。

 市長選の最大の争点は地方自治法を無視し、議会を招集しないまま専決処分を繰り返してきた竹原氏の政治手法の是非。

 帰省中に出席した男子大学生(20)は「何でも自分勝手に決めるやり方は反対」と批判。市内のスーパーでアルバイトした経験がある男性(20)は「竹原さんが市のごみ袋代を値下げすると、多くの市民が購入に訪れた。市民のためにやってくれていると実感した」と語る。

 市長選は必ず投票するという男子大学生(20)は「次の市長は分裂した街に一体感を取り戻してほしい」と話した。

=2011/01/05 西日本新聞=

1897チバQ:2011/01/05(水) 23:10:32
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100402-465846/news/20110105-OYT1T00613.htm
総務相、阿久根市の専決処分「違法、無効だ」
. 片山総務相は5日午前の閣議後の記者会見で、鹿児島県阿久根市の市長職務代理者の仙波敏郎氏が議会開会中に補正予算を専決処分したことについて、「全く論外だ。何を考えているのかと思う。要件を満たさない専決処分は違法、無効だ」と批判した。

 地方自治法は専決処分について、「議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき」などに首長が行えると規定しているが、阿久根市議会側は反発している。

(2011年1月5日12時47分 読売新聞)

1898チバQ:2011/01/05(水) 23:11:12
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001101030001
問う!阿久根出直し市長選 (上)
2011年01月04日
 「ブログ市長」として全国的に知られた阿久根市の竹原信一・前市長(51)。きっかけは2008年8月の市長選挙期間中のインターネットの日記「ブログ」の更新にさかのぼる。


 告示後も他候補の批判や自身の個人演説会の様子を紹介。「公選法に触れる恐れがある」と市選管の指導を受けるなど問題化したが、4人の乱戦を制し初当選した。


 市長になると、市政に関する情報をブログで発信し続けた。首長としての考えや改革の必要性を書き込んで伝えた。しかし、内容の多くが議会や市役所の批判。市議会の追及に竹原氏は「個人としてやっている」と意に介さなかったが、ブログが市議会との関係を悪化させた。


 09年1月、ブログで「辞めてもらいたい議員アンケート」を実施したことで対立は決定的に。議会から最初の不信任決議を受けたのは、これが発端だった。


 その後、議会から2度目の不信任決議を受けて失職した竹原氏。しかし、09年5月の出直し市長選では反対派市議らが擁立した対立候補を破って再選を果たした。竹原氏がブログで繰り返し発信し続けた議会や市役所の改革の必要性や熱意が市民に徐々に浸透。むしろ過激とも言えるブログの内容は「改革派市長」のイメージを高めた。


 一方で、リコール運動にまで発展する要因の一つになったのもブログ記述だった。
 「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」
 障害者差別ともとれる09年11月の記述に、福祉団体などから抗議が殺到。昨年2月には約500人が参加した抗議集会も開かれた。竹原氏は昨年9月、自身の解職を求めるリコール署名1万364人分が市選管に提出された際、記者会見で記述について初めて謝罪したが、それまで謝罪の言葉はなかった。


 この問題を契機に、若手市民有志でつくる「阿久根の将来を考える会」が発足。会は竹原氏のリコール運動を進める団体の母体となった。


 良くも悪くも、ブログで市政に様々な波紋を起こしてきた竹原氏。現在も、更新は不定期に続いている。


                  ◇


 竹原氏が阿久根市長を解職されたことに伴う出直し市長選が9日、告示される。現在、立候補を表明しているのは竹原氏と、「阿久根の将来を考える会」発起人の西平良将氏(37)。選挙戦を前に、約2年3カ月の竹原市政を三つのテーマで振り返る。
.

1899チバQ:2011/01/05(水) 23:11:51
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001101050001
問う!阿久根出直し市長選 (中)
2011年01月05日

 阿久根市の竹原信一・前市長の2期目の市政運営で、キーワードとなるのが「専決処分」だ。「議会は自分に対して不信任状態だ」として、議会に諮らず専決処分を繰り返した。「自治体の意思決定機関である議会を無視したやり方は問題」「市民のためになるなら構わないのでは」。市民の間でも評価は分かれた。


 竹原氏は昨年5月、課長会席上で「必要な施策は専決処分で進める」との方針を明らかにした。その後、市職員の賞与を大幅にカットする条例改正や、議員報酬を日当制にする条例制定などを次々に行った。7月には副市長に元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏を起用する人事も決めた。
 地方自治法によると、首長が専決処分できるのは災害発生時など議会を招集する余裕がない時などに限られる。竹原氏は昨年3月定例議会中、「傍聴席にマスコミがいる」との理由で議会出席をボイコット。以来、議員側の要求にもかかわらず、議会を招集しなかった。そして自らの施策を進めるため、専決処分という手法を用いた。当然、議会からは反発の声が上がった。


 伊藤祐一郎知事からは2度の是正勧告を受けたが、竹原氏は従わなかった。9月に総務相に就任した、地方自治に精通している片山善博・元鳥取県知事に「(竹原氏の)専決処分は違法で無効」と断じられても動じなかった。
 議会を招集し、出席したのは8月25日。ボイコットから約半年後のことだった。
 専決処分の連発が住民投票での解職成立の最大の要因になったとみられる。市民が「独善的な市政はノー」を突き付けた形だが、竹原氏は記者会見で「専決処分の内容をマスコミが全く報道せず、自分の趣味のように誤解された」と報道陣を批判した。
 専決処分のうち、市役所の窓口手数料の値下げや今年4月からの固定資産税率の引き下げなどは、市民の負担を軽くする施策だ。専決ではないが「ゴミ袋半額」「保育料の減額」も歓迎する市民は多い。だが、将来的に税負担が増える可能性がある点などは、議会で議論されずに決まっただけに、市民は評価しづらい。いずれにしろ、これらは竹原氏への一定の評価につながっているとみられる。


 竹原氏がとった専決処分の連発は、地方自治法の改正論議にまで影響を及ぼした。総務省は首長が専決処分できる案件を絞るなど、制限を設ける方針だ。
.

1900チバQ:2011/01/05(水) 23:12:20
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001101050002
問う!阿久根出直し市長選 (下)
2011年01月05日


 阿久根市の竹原信一・前市長の約2年3カ月の市政運営は「対立」の連続だった。相手は議会や市職員労働組合。議会では、時に議事とは関係のない暴言の応酬が繰り広げられ、溝は修復不可能なところまで深まった。


 議会との対立は、2008年に市長に初当選した直後から続いた。竹原氏が選挙戦で公約に掲げていた議員定数や市長給与を削減する議案を提案しても否決。竹原氏は「議会は何でも反対する。議会では議論ができない」と様々な場で不満を漏らした。一方の議会は「反対したのは説明不足や、根拠が不明な議案」と反論した。
 竹原氏が09年5月に出直し市長選を制して再選したことで、ある程度の関係改善が期待された。議会から2度の不信任を受けて失職しながらも再び市民から信任されたことで、議会は「是々非々でやる」と態度を軟化させたからだ。ところが竹原氏と市職労との対立が、結果的に議会との関係も損なっていく。


 竹原氏は再選直後、市庁舎内にあった市職労事務所に退去命令を出した。さらに、自身が失職直前に庁舎内に張り出させた職員人件費の総額を書いた張り紙をはがした男性係長を懲戒免職(1年後の昨年8月に復職)にした。議会の多数を握る反市長派はこれらに反発。双方の問題とも取り消しを求めて鹿児島地裁に訴えられ、竹原氏と市は敗訴したが、議会は市側の弁護士費用などを認めなかった。
 議会との決定的な亀裂が生じたのは昨年3月定例会。10年度当初予算案の使途不明な部分を反市長派議員が総括質疑で追及する予定だったが、竹原氏は本会議をボイコット。執行部にも答弁を禁じた。


 強硬な姿勢は人事にも表れた。「改革」の障害とみなした人は排除し、自身に賛同する人を据えるようになる。一部の職員を降格させたこともあった。また、市賞罰審査委員を支持派議員に代えたり、市公平委員に自身を支持する市民を充てる人事案を提案(議会は否決)したり。自身の解職の賛否を問う住民投票の告示直前には、住民投票に関する「内部資料の誤記」を理由に、実務を担ってきた選管書記を異動させ、1カ月の停職処分まで科した。


 竹原氏を支持する人は「改革を推進する強力なリーダーシップがある」と評価し、不信感を抱く人たちは「ルールを守らない独裁者」と非難する。9日に告示される2度目の出直し市長選で、市民はどんな審判を下すのか。16日の投開票が注目される。
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1901チバQ:2011/01/07(金) 23:15:12
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110107-OYS1T00563.htm?from=nwlb
「どっち派?」疑心暗鬼、商店街の絵で色分けも
阿久根対立


市役所内の窓口に張り出された人件費の推移を示す紙(6日午後1時11分、鹿児島県阿久根市で)=大原一郎撮影 前市長の失職に伴う出直し市長選(9日告示、16日投開票)を目前に控えた鹿児島県阿久根市。長引く混乱と対立が繰り返される中、新たな年を迎えたまちを歩いた。

 市中心部に近い五色ヶ浜海岸。元日の朝、浜辺には地元の小学生や高齢者ら約50人の姿があった。46回続く恒例の初泳ぎ。年末年始を襲った寒波で海に入る時間こそ短かったが、近くの施設で開かれた懇親会では、持ち寄った正月料理や雑煮が振る舞われ、にぎやかさを取り戻した。

 出直し市長選の話は出なかった。が、出席者の男性(59)がぽつりと漏らした。「みんな黙っているからこそ不気味」。知らず知らずに「どっち派」かを見定めようとしている自分がいた。

 男性は10年ほど前に漁師をやめた。「以前は、漁師の方が市職員よりも収入が多かったはず。文句一つ聞かなかった。街の衰退が心まで貧しくしてしまったから、対立も生まれたのだろうか」。いつもの新春の光景も違って見えた。

 「私の数年分の年収。下げて当然でしょ」

 6日午後、阿久根市役所を訪れた会社員の女性(61)は、昨年末に張り替えられた紙を見て、うなずいた。

 〈1億6270万円(正規職員数22名)〉。部署ごとに2007〜09年度の人件費と職員数が並び、最後に〈皆様のお役に立つ職場作りに努めます〉とある。

 「市職員の半数以上が年収700万円」「立派な車や家を持っているのは公務員だけ」

 住民の多くは「官民格差」に敏感だ。

 市役所から5キロほど離れた山あいで十数頭の肉牛を飼育している寺地政文さん(74)が格差を感じ始めたのは、竹原信一前市長(51)が09年2月、市のホームページに全職員の給与を公表してからだ。「肉は売れず、数億円の借金を抱える仲間もいるのに……」。県外にいる子どもたちまでも「不景気で帰省できない」と言い、今年の正月は孫にも会えなかった。「とにかく格差のない阿久根にしてほしい」。その思いをますます強くした。

 市中心部の商店街。ある通りには15年前に27店があったが、今も営業しているのは5店だけだ。

 商店街のシャッターに風景や人物などを描く事業が始まったのは09年度。竹原氏が街のにぎわいを演出するために取り組んだ事業だが、今となっては「色分け」にも使われる。ある商店主の男性は言う。「絶対、絵は描かん。前市長派と思われたら腹立たしい」

 シャッターに絵を描いてもらった別の店主は、竹原氏派が進める議会解散の署名に応じた。「商売をやっていれば、いろんな事情がある」と言う。しかし、竹原氏の対抗馬として立候補を表明している養鶏業の西平良将氏(37)の陣営が開いた集会にも昨年末、初めて顔を出した。

 「20年、30年前の潤っていた頃に、というわけではない。せめて2、3年前、普通に暮らしていた阿久根に戻ってほしい」と言う。「店主同士が疑心暗鬼になって商売を続けている」。こんな現状から抜け出したいと願っている。

(2011年1月7日 読売新聞)

1902チバQ:2011/01/07(金) 23:28:13
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_129118254899.html
別府市長選 浜田、長野氏が出馬へ
[2010年12月01日 14:48]
 来春の別府市長選に、現職の浜田博市長(71)と別府市議の長野恭紘氏(35)が立候補する意思を固めたことが1日、両者の関係者への取材で分かった。開会中の定例市議会本会議の中で機会を設けて表明するものとみられる。
 浜田市長は11月に入り各種団体から出馬要請を受けていた。「熟慮している」と慎重な発言を繰り返していたが、同月30日には要請団体に対して、前向きな発言をしていた。関係者によると、「『ONSENツーリズム』の心である、市民と協働のまちづくりをさらに推進したい」との思いが強くなったようだ。
 浜田市長は市議2期、県議4期を務めた後、2003年の市長選で初当選。楠港跡地への複合商業施設の誘致をめぐる06年の出直し市長選を含めて3回当選している。
 また、長野氏の関係者によると、同氏は「浜田市長の任期中、市内の経済や雇用情勢などが全くよくなっていない」などと話しており、地域の活性化のためには若い世代へのバトンタッチが必要との思いから、出馬の意思を固めたようだ。
 長野氏は衆院議員秘書を経て03年の市議選に初当選。06年出直し市長選に出馬し、落選。07年の市議選で2回目の当選を果たした。市議会では自民党系の新創世会に所属している。


http://mainichi.jp/area/oita/news/20110107ddlk44010551000c.html
選挙:別府市長選 浜田博市長の後援会が事務所開き /大分
 6日、同市石垣西であり、民主、社民両党の国会議員や県議、市議、建設、観光団体、JAなどの関係者が出席した。浜田氏は「2月にはサッカーJ1名古屋がキャンプインし、3月から大型クルーズ船が連続5回寄港する。これからどんどんお客さんを呼んでくる。このまちづくりを今やめるわけにはいかない」と訴えた。同市長選は4月24日。

07年
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/ooita/20070423/20070423_001.shtml
別府市長に浜田氏三選 観光再生 どう道筋 「さらに市民と手を携え、観光や地域再生に不退転の決意で取り組みたい」。別府市長選で三選を決めた浜田博氏は、開票が始まって間もない22日午後9時20分すぎ、同市観海寺のホテルで早々と万歳。支持者から祝福を受けながらも、市政のかじ取りに表情を引き締めた。

 「市民の目線」での市政継続を訴えた浜田氏は今後4年間、中心市街地の活性化や行革の推進など多くの課題と向き合う。しかし、具体的な政策目標を記したマニフェストを配布したのは終盤の20日になってからで、戦いぶりには物足りなさを感じた有権者も少なくなかった。

 今回の選挙は、イズミの大型スーパー誘致という明確な争点が浮かび上がった昨年5月の出直し市長選とは違い、想定外の出来事が相次いだ。

 相手候補の諸派新人、菊川勝氏は告示日、締め切り15分前に届け出。選挙公約の公表はその2日後となり、慌ただしい選挙戦となった。一方、浜田氏も長崎市長射殺事件を受け、遊説を一時自粛し、選挙カーから訴える内容も投票の呼び掛けに変更。選挙戦は最後まで盛り上がらなかった。

 市議選と同時選挙だったこともあり、投票率は61.98%。浜田氏はまず、12月に予定されるイズミ開店に伴う交通渋滞への対応策など、行政手腕が試される。

=2007/04/23付 西日本新聞朝刊=





06年
http://www.47news.jp/CN/200605/CN2006052101005659.html
別府市長に浜田氏再選 活性化に大型店誘致推進

 前市長の辞職に伴う大分県別府市長選は21日投票、即日開票の結果、無所属前職の浜田博氏(67)=社民支持=が、無所属新人で元別府市議長野恭紘氏(31)=自民支持=を破り、再選を果たした。投票率は62・09%で過去最低。  市中心部の埋め立て地にイズミ(広島市)の大型スーパーを誘致する立地協定案が市議会で審議未了で廃案となり、浜田氏は4月に市長を辞職。経済活性化のため大型店を誘致すべきかどうかが焦点となった出直し市長選に出馬した。選挙戦は誘致反対を掲げる長野氏との一騎打ちとなった。  浜田氏は、イズミ誘致で見込まれる税収増を強調するとともに、温泉を中心とした観光地づくりや行財政改革など1期目の実績をアピール。誘致賛成派の一部自民系市議の支援も取り付け、組織選挙を展開した。
2006/05/21 13:33 【共同通信】

1903チバQ:2011/01/07(金) 23:30:37
07年の記事
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5940

5940 :とはずがたり:2007/04/17(火) 23:17:04

別府市長選 本番前に迷走 民主幹部 出馬会見ドタキャン 県連、「寝耳に水」の事態
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/ooita/20070410/20070410_002.shtml

 戦後1度も無投票がなく、現職への対抗馬が出るかどうかが注目されている別府市長選(15日告示、22日投開票)で、前民主党県連代表で別府市支部長代行の菅正雄氏(60)は9日、立候補表明の記者会見を設定。ところが、関係者の猛反対を受け、直前になって中止した。

 市長選への出馬を唯一表明している現職の浜田博氏(68)は元社民党県議で、菅氏と同じ革新系。菅氏は態度を保留しており、民主は社民との協力関係に影響を与えかねない事態を憂慮、調整を急いでいる。

 菅氏は9日午後3時半ごろ、別府市役所内の記者室を訪れ「離党願を出し、同4時半から出馬表明会見を行いたい」と通知。だが、集まった報道陣の前に現れたのは、民主党別府市支部の木原勝彦幹事長。離党や出馬について「話がついていない」などと青ざめた表情で中止を告げた。10日午前には態度を明らかにするという。

 菅氏は今回の県議選で社民系組織の支援を得て当選した民主党公認の佐藤博章氏(64)=別府市区=の選対本部長を務めた。

 民主党県連にとって寝耳に水の事態。梶原九州男県連幹事長は「民主党県連としてはまったく知らない。公認候補を立てない方針に変わりはない」と述べ、菅氏の個人判断だと強調。別の県連幹部は「離党届が出ても受け取らず、除名にすべきだ」との声も上がった。

=2007/04/10付 西日本新聞朝刊=

15日告示の別府市長選 戦後初の無投票か 現職が盤石の構え 有力対立候補、立ち消え
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007unity/ooita/20070413/20070413_001.shtml

 15日に告示が迫った別府市長選(22日投開票)は無投票になる公算が大きくなってきた。正式に立候補を表明しているのは現職の浜田博氏(68)ただ1人。前市長が態度を保留するなど不確定要因を残しているが、昨年5月の出直し市長選で圧勝した浜田氏の前に、有力な対立候補は現れそうにない。無投票になれば戦後初めてのケース。過去何度も激しい政争を繰り広げてきた別府政界に何が起きているのか。

 社民党県議だった浜田氏は前回、自民推薦で現職の井上信幸氏(70)に6400票余りの差をつけ初当選。就任3年目の昨年5月、イズミの大型スーパー「ゆめタウン別府」誘致を争点にした出直し市長選に踏み切った。自民党を分裂に追い込み、誘致反対を訴えた元市議(31)に1万2000票差で圧勝した。

 浜田氏は選挙後、今回の統一地方選を見据えて地盤固めに奔走。従来の後援会に加え、出直し市長選で相手陣営に回った地元経済界を取り込んだ新たな後援会を組織し、盤石の構えを築いた。2月下旬の事務所開きには多くの自民市議らが出席。党派を超えた支援態勢を着々と築きながらも「無風はないと肝に銘じ、誰が出ても勝ち抜く」と訴え、すきを見せない。

 1995年の市長選は現職の中村太郎氏、元市長の脇屋長可氏ら5人が出馬する大混戦を、井上氏が中村氏に約3000票差をつけ初当選。99年は井上氏が中村氏と一騎打ちを演じ、前回と同じ3000票差で再選した。井上氏は前回3選を目指したが、浜田氏に阻まれた。

 波風立てない風土と対極にある別府政界。浜田氏が盤石に見える中で、今月に入り、立候補を目指す動きが顕在化。前民主党県連代表の菅正雄氏(60)が離党した上で独断の出馬を試みた。だが「民主と社民の協力関係が壊れる」ことを懸念する民主関係者の猛反対に遭い、あっけなく断念。

 前市長の井上氏は水面下で出馬の機会をうかがい続けた。昨年11月、市長時代をまとめた著作の出版記念パーティーで「自ら(市長選に)手を挙げることはないが、別府の役に立つことがあれば何でもやりたい」と意欲たっぷりのあいさつ。その後も周囲に出馬をほのめかしているが、関係者によれば、みこしは登場しそうにない。

 市を2分した出直し市長選からまだ1年。「今回は無投票でも」。市民の間には、これまでと違った空気も広がっているようだ。

=2007/04/13付 西日本新聞朝刊=

1904チバQ:2011/01/07(金) 23:34:29
06年の記事
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2515
市有地への大型スーパー・イズミ(広島市)の誘致をめぐり、市長が辞職した大分県別府市の出直し市長選(5月14日告示、21日投開票)に16日、誘致反対の立場から同市議の長野恭紘(やすひろ)氏(31)が立候補することが事実上固まった。市長選には既に、誘致を推進する前市長の浜田博氏(67)が「誘致の是非を問う」として、立候補の意思を明らかにしている。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2540
別府市長選/ねじれる自民

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2554
選挙:別府市長選 共産が長野氏支援 「今回は特殊な事例」と説明 /大分

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2573
自民県連 「長野氏を最大限支援」 「相談ない」浜田氏側市議は抗議


で、結局
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=ixSC_19rer4J&amp;p=%E5%88%A5%E5%BA%9C%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%B3%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E8%A6%8B%E9%80%9A%E3%81%97%E7%AB%8B%E3%81%9F%E3%81%9A&amp;u=www.yomiuri.co.jp%2Fe-japan%2Foita%2Fnews%2F20101229-OYT8T00078.htm
別府シネコン建設見通し立たず
 別府市楠町の商業施設「ゆめタウン別府」を運営するスーパー・イズミ(広島市)の山西泰明社長は28日、別府市役所を訪れ、来年4月の浜田博市長の任期までの着工を約束していた複合映画館(シネコン)などの建設について、着工の見通しが立っていないことを明らかにした。

 イズミは2006年6月、市と交わした立地協定書でシネコン建設を明記し、07年11月にゆめタウン別府を開店させた。08年3月には確約書も提出していた。

 山西社長は、浜田市長に「不景気の中、努力したが約束を守れなかったことをおわびします」と述べた。浜田市長は、同店進出が争点になった06年5月の出直し市長選で誘致推進を掲げた経緯があり、「環境が整い次第、必ず建設してもらいたい」と要望した。

(2010年12月29日 読売新聞)

1905チバQ:2011/01/07(金) 23:51:24
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110107-OYS1T00166.htm
阿久根市議会リコール、住民投票実施確定
阿久根対立
 阿久根市議会(定数16、欠員2)の解散請求(リコール)で、市選挙管理委員会は6日、「阿久根市議会リコール実行委員会」(委員長・石沢正彰市議)が提出した署名数を確定し、有効署名を8768人と告示した。有権者の3分の1(6635人)を上回り、早ければ2月下旬にも議会解散の賛否を問う住民投票が実施される。

 市選管が昨年12月に告示した有効署名は8809人だったが、再審査で代筆などが判明した41人分が無効とされた。署名簿は7日に実行委側に返付され、実行委は即日、解散を本請求する。本請求後、市選管は住民投票の日程を決める。

 石沢市議は「署名数は『このままの市議会ではいけない』という市民の意思。住民投票で解散に追い込みたい」と主張。これに対し、市議会の浜之上大成議長は「住民に選ばれた議会が住民によって解散されようとしていることは、複雑な思いだ」と話した。

(2011年1月7日 読売新聞)

1906チバQ:2011/01/08(土) 01:25:07
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001101070001
阿久根市長選 9日告示 陣営の戦略は
2011年01月07日

 阿久根市の出直し市長選が9日、告示される。前市長の竹原信一氏(51)と、養鶏会社経営の西平良将氏(37)の一騎打ちの公算が大きい。両陣営の関係者に、選挙戦の争点と戦略を聞いた。



◆竹原氏陣営・石沢正彰市議


 今回の戦いは市民にとっては最後のチャンス。争点は2009年5月の前回出直し市長選と大筋では変わらない。一般市民と一部の既得権益を守りたい人たちとの戦いだ。阿久根市が沈むか、市民がそれなりの生活ができるかが決まると思っている。
 竹原氏は市長在任中、ごみ袋の半額化や市役所窓口手数料の値下げなど、市民の生活が少しでも良い状態で送れるよう様々な施策を行ってきた。中には「違法性が高い」と批判された専決処分によるものもあるが、日々の生活に追われている一般市民には受け入れられてきたと思う。
 選挙戦は草の根運動。告示前は後援会で作ったチラシを有志で配り、竹原氏が行ってきた政策について市民に説明して回っている。告示後も、運動員の数は相手よりも少ないし、高齢者も多いので地道な呼びかけが中心になるだろう。組織型の選挙ではなく、市民一人ひとりの顔が見える距離で竹原氏を支援したい。


◆西平氏陣営・川原慎一・阿久根の将来を考える会会長


 一方的な専決処分など独善的な市政運営を認めるのか、対話による進歩的な市政を目指すのかが争点。竹原氏の改革の方向性は間違っていないが、手法に問題がある。市民、市議、市職員から幅広く意見を聴き、知の集合体としての市政を目指すべきだ。
 官民の所得格差でも、市職員の給与を下げると同時に民間所得を上げることも大切。産業振興に手を付けてこなかった竹原市政では民間所得は上がらない。竹原氏の主張の中には市の人件費総額など誇張やうそもある。
 竹原氏の熱烈な支持者がいることは承知しているが、感情的な対立ではなく政策を競う選挙戦にしたい。各地区でミニ集会を開き、政策を説明する。陣営は30代くらいの若い世代が中心。仕事や子育てをする現役世代を主な対象として訴えていきたい。ルールを守らない方法を認めてしまえば、子どもたちに説明がつかない。竹原氏の市政運営はおかしいと主張していく。

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1907チバQ:2011/01/09(日) 11:27:24
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110108ddlk42010444000c.html
選挙:政権交代後初の統一選 “地方”勢力図、変わるか−−4月 /長崎
 4月の統一地方選まで約3カ月。県内は前半戦に県議選(1日告示、10日投開票)、後半戦に4市町長選と8市町議選(17日または19日告示、24日投開票)が予定されている。民主への政権交代後初の統一地方選で、菅内閣の支持率が低迷する中、地方組織の基盤強化を狙う民主が議席を伸ばせるか、自民など野党が地方での存在感を示せるかが注目される。このうち、県議選の構図と行方を探った。【まとめ・阿部義正】

 総定数46は前回と変わらないが、選挙区は市町村合併を受けて佐世保市と北松浦郡が合区に。現職45人のうち42人が再選へ意欲を示すなど、立候補者数は前回(73人)に迫る勢いだ。

 党派別でみると、民主は公認12人(現職9、元職1、新人2)と推薦2人(現職1、新人1)を発表。当初、「全16選挙区で公認・推薦候補擁立」を目指したが、一部候補が「民主の看板を背負うのは得策ではない」と公認・推薦に難色。このため、県連は方針転換し「空白区」でこうした無所属候補を支援し、最大会派の自民を過半数割れに追い込みたい考えだ。

 自民は公認25人(現職22、元職2、新人1)を発表し、近く追加公認2人(新人2)・推薦1人(新人1)を決定する。政権交代を許した09年8月の衆院選長崎1〜4区は全敗。しかし、その後の10年2月の知事選、同7月の参院選長崎選挙区で勝利し、底力を見せつけた。県連は「引き続き単独過半数を維持し、県政与党を担う」と意気込む。

 公明は公認3人(現職2、新人1)を発表し、長崎市2、佐世保市・北松浦郡1の現有議席維持を狙う。両選挙区以外では自主投票方針。「政党として推薦・支持はしないが、支援はあり得る。人物本位で決めたい」としている。

 みんなは新人1人を佐世保市・北松浦郡で擁立し、初議席を狙う。共産は長崎市で現職1人を公認し、諫早市、佐世保市・北松浦郡でも擁立を検討する。社民は公認2人(現職2)、推薦1人(現職1)を発表。議席死守を目指す。

 ◇民・自議席増狙い混戦?
 ■長崎市

 有権者36万7000人を抱える県都。定数14に16人(現職11、新人5)が出馬の準備を進めている。民主、自民が激しく競り合う選挙区で、共に前回より1人多い5人を擁立する。これに現職1人が勇退し新人に代わる公明、1議席死守を目指す共産、社民、無所属の現職・新人が絡む構図。無所属の元職も出馬を模索しており、当落は予断を許さない状況になりそうだ。女性は3、4人が出馬の構えで、戦いぶりが注目される。

 ◇合区どう影響?
 ■佐世保市・北松浦郡

 定数9に12人(現職9、元職1、新人2)が立候補予定。選挙区が合区され、各陣営は地盤の死守、拡大に躍起。民主は政権の支持率低迷の中、公認を現職2人にとどめ、現有議席維持を目指す。前回は公認2人が落選した自民は実質1減でしのぎを削る。公明、社民は基礎票を手堅くまとめる。新人は「みんな」の元市議と、無所属の佐々町議が出馬。共産も擁立を検討している。

 ■島原市

 10年7月の参院選で自民公認を得られず出馬を断念した加藤氏と、支持層が異なる楠氏の現職2人が出馬予定で、無投票の公算が大きい。

 ■諫早市

 定数4。国営諫早湾干拓事業の開門調査には民主、自民両県連ともに反対しているため、争点にはならない見通し。民主は山口氏が議席死守を目指す。自民は八江、北浦、中村の3氏がそれぞれの地盤を固めつつある。それに割って入ろうとするのが09年の市長選に立候補し惜敗した橋村氏。また、旧森山町長の田中氏ら数人も出馬を検討しており、激戦区となりそうだ。

 ◇5氏がしのぎ
 ■大村市

 定数は3。民主は前回13票差で次点に泣いた高見氏を公認し、議席の奪取を目指す。迎え撃つ自民現職3人は▽県連総務会長の吉川氏▽県連政調会長の小林氏▽議会運営委員長の野口氏−−といずれも要職を務め、集票力、動員力に優れる。これに松本崇市長の長男の洋介氏が無所属で出馬を予定。混戦に拍車がかかるのは必至だ。

 ■平戸市

 09年11月の補選で初当選した西川氏が再選を狙う。無投票も。

 ◇10年ぶり選挙戦か
 ■松浦市

 4選を目指す永淵氏に、民主市議の友田氏が無所属で挑む。選挙戦は約10年ぶり。

 ■対馬市

 再選を目指す永留氏に、返り咲きを狙う坂本氏。これに自民公認を得られなかった中原、波田両氏が絡み、前回以上の混戦模様に。

1908チバQ:2011/01/09(日) 11:27:44
■壱岐市

 3選を目指す山口氏に、前回に続き山本氏が挑戦するが、今回は無所属(自民推薦)で。一騎打ちか。

 ■五島市

 こまめな支持者回りで3選を目指す山田氏に、前市観光協会長の柿森氏が市議を辞して挑む。

 ■西海市

 3選を目指す瀬川氏は今回初めて自民公認で臨む。対する元中学講師の田崎氏は民主の支援を受ける。共に旧西彼町出身。

 

 ■雲仙市

 自民の2議席独占を崩そうと、民主が候補を公募するも難航している。

 ■南島原市

 10年の三つどもえ市長選がどう影響するか。前回自民公認で敗れた宮崎氏を、市長選で民主支持層を取り込んだ市長が後押し。市長選で父親が再選できなかった松島氏は巻き返す構え。県議会議長の末吉氏は市長選で支援した候補が3位で、組織立て直しを図る。元加津佐町議の中島氏は「市南部代表」を掲げる。

 ■西彼杵郡

 民主はベテラン現職が勇退。代わりに同じ三菱重工労組出身の時津町議、浜口氏を擁立。自民は三好氏が6選を狙う。無投票の可能性も。

 ■東彼杵郡

 中島氏が3選を目指す。他に立候補を模索する動きも。

 ■南松浦郡

 前回は5人が乱立する混戦だったが、今回は自民現職の馬込氏と、山田正彦衆院議員の元秘書で民主推薦の末竹氏による一騎打ちの様相。

1909チバQ:2011/01/10(月) 00:49:29
http://www.asahi.com/politics/update/0109/SEB201101090061.html
除名の2市議が無投票当選 阿久根の補選2011年1月10日0時5分

 阿久根市長選と同時に9日告示された市議補選(被選挙数2)には2人しか立候補を届け出ず、無投票当選が決まった。昨年の9月市議会で議場に立てこもるなど議事進行を妨害したとして除名処分を受け失職した前市議2人の欠員を埋める補選だったが、この2人が再び当選した。

 2人は物産館経営の山田勝氏(65)と建設会社役員の牟田学氏(52)で、共に竹原信一前市長を支持してきた。9月議会では別の竹原氏派市議2人と共に議場を封鎖。竹原氏と対立する議長を羽交い締めにしたり突き飛ばしたりして議長席を占拠したため、昨年10月に除名処分を受けた。

 同市議会(定数16)は反竹原氏派が多数を占めるため、山田氏と牟田氏は失職後、他の2市議らと共に議会解散の直接請求運動を進めた。解散の賛否を問う住民投票は2月20日に決定。有効票の過半数が賛成なら議会は解散され、2人は再び失職する可能性もある。山田氏は「今回の出馬は竹原氏の市長選応援のためだ。選挙運動が一日で終わったのは残念だ」と話した。

1910チバQ:2011/01/10(月) 00:51:45
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110110k0000m010075000c.html
阿久根市長選:市民二分、一騎打ち 「騒動終わって」の声

出直し市長選の出陣式で、拳を突き上げて気勢を上げる支持者ら=鹿児島県阿久根市で2011年1月9日午前9時10分、福岡静哉撮影 市役所や市議会の「改革」をうたい、特異な手法を続けた竹原市政の是非を争点に9日告示された鹿児島県阿久根市の出直し市長選。元リコール委員会監事の養鶏業、西平良将氏(37)と竹原信一前市長(51)による舌戦が始まった。議会出席を拒否し議会招集をも拒んで専決処分を乱発する市長、その竹原氏が解職され、今度は市議会解散を目指す運動−−。08年秋の竹原市政スタート以来、混迷を重ねる中で2年半近く市を二分してきた戦いは、最大の節目を迎えた。【馬場茂、村尾哲、川島紘一、黒澤敬太郎】

 西平氏は午前9時、阿久根市港町の事務所前で第一声。小雨の中、市長リコール署名運動を担った若者ら約500人が集まった。

 「阿久根はどうなるのかという憂いをこの1年間、いろんな方々から聞いてきた」と、監事を務めたリコール運動を振り返った西平氏は「大事なのは対立ではなく対話だ」と混乱が続いた市政の正常化を強調。「私は阿久根を盛り上げ、新しく変えていきたい」と訴えた。

 竹原氏は午前9時、同市赤瀬川の事務所前に約200人を集めて出陣式。「私が目指してきたことは社会の真実の姿を知っていただくこと。公務員はどれだけ給料をもらっているかを隠し、特権をさらに拡大しようとし、政治家とも裏で手をつないでいる」と公務員批判。「一人一人が全体を考え、次の世代のために我慢しようという気持ちになれば素晴らしい阿久根市になる」と「改革」継続を呼び掛けた。

 ◇        ◇
 出直し市長選の激戦ぶりそのままに阿久根市民の意見も二分されている。

 同市の旅館業の女性(74)は「ごみ袋代が少し安くなったからといって生活が楽になるわけではない。竹原さんは水産業、農業を活性化させ、観光客を呼び込む努力をしていない」と竹原市政を批判。同市赤瀬川の主婦(34)は「若い世代が引っ張って阿久根を元気にしてほしい」と期待を込めた。

 一方、竹原氏の写真をプリントしたTシャツを着た同市大川、大工、大田勇一さん(62)は「公務員と民間との格差を是正して、改革ができるのは竹原さんしかいない」と熱っぽく語った。同じく同市大川の女性(71)は「竹原さんが市長になってから市職員の対応が良くなった。目に見える結果が出ているからいいのでは」と話した。

 ただ、08年夏から市議選、住民投票も含め5度目の「選挙」に食傷気味の声も。同市波留の自営業の女性(66)は「とにかくこの騒動が早く終わってほしい。選挙を何度もして税金の無駄」とあきれた様子で話した。

 ◇市議補選は無投票 竹原氏派の2氏が当選
 阿久根市の混乱度合いが大きいためか、各政党はいずれの候補も支援せず、静観している。8日現在の有権者数は1万9878人。

 市長選と共に市議補選(改選数2)も9日告示され、除名処分で失職した竹原派の前市議2人が「竹原氏の支援」を目的に立候補し、無投票当選した。同市では、竹原氏と対立する市議会の解散の是非を問う住民投票も31日に告示される。【福岡静哉、馬場茂】

1911チバQ:2011/01/10(月) 19:48:57
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011001000459.html
市長選、西平氏がわずかに先行 阿久根市、竹原氏追う
 鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(51)に対するリコール成立に伴う出直し市長選で、共同通信社は9、10の両日、電話世論調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。リコール運動を進めた市民団体の元役員で新人の養鶏業西平良将氏(37)がわずかに先行し、3選を目指す竹原氏が激しく追い上げる展開となっている。

 ただ、14・6%は投票する人を「まだ決めていない」と回答しており、16日の投票日に向け、情勢は大きく変化する可能性がある。

 市長選に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と回答したのは計93・0%に達しており、有権者の関心は極めて高い。

 市長に取り組んでもらいたい課題は「市長と市議会の対立・混乱の解消」を挙げた人が46・3%と最も多かった。

2011/01/10 18:48 【共同通信

1912無党派さん:2011/01/11(火) 13:09:47
中央区=原中誠志は、自治労出身だよね。

自治体関連の労働組合でつくる自治労出身の民主党参院議員、江崎孝氏(比例)の資金管理団体「えさきたかし後援会」が2009年に政治資金パーティーを開いた際、約300人収容の会場に対し約2千枚のパーティー券を自治労やその傘下団体などが購入していたことが11日、分かった。出席者分以外はパーティー券購入を装った脱法的な献金とみなされる可能性がある。

1913とはずがたり:2011/01/11(火) 16:11:07
阿久根市の壁画が色々とヤバイ件 【画像あり】
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1190.html

1914チバQ:2011/01/11(火) 20:46:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110111-OYT1T00636.htm
佐賀知事選、民主が擁立断念

民主党
 4月10日投開票の佐賀県知事選について、民主党県連は10日、立候補者の擁立断念を決めた。

 3選を目指す古川知事に目立った失政がないことなどが理由。一方、共産党県委員会は8日の総会で公認候補の擁立を決定した。他に立候補の動きはなく、知事選は前回同様、現職と共産新人との一騎打ちの公算が大きくなった。

 10日に開かれた民主党県連の常任幹事会で、知事選の対応について協議した。古川氏の政治姿勢について、〈1〉県連の原口一博代表(衆院議員)が総務相だった時に地方分権の推進に協力した〈2〉諫早湾干拓問題など、県の課題に円滑に取り組んでもらっている――など評価する声が上がり、「対立候補擁立を模索すべき」という意見は出なかったという。

 古川氏は前回、自民、公明の推薦を受けた。今のところ政党への推薦願は出していないが、民主党本部は知事選での他党との相乗りを原則禁止している。この点については「政権交代後は状況が変わり、問題はない」と判断したという。

 一方、共産党県委員会は総会で、九州新幹線長崎ルートなどの大型開発推進や、九州電力玄海原子力発電所(玄海町)でのプルサーマル発電についての同意などを挙げ、「古川氏の姿勢は容認できず、県民の審判を問うべき」と決めたという。近く候補者を発表する。(佐々木浩人)

(2011年1月11日14時43分 読売新聞)

1915チバQ:2011/01/12(水) 22:20:49
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=29427
阿久根市長選 基礎票は互角、浮動層が鍵と両陣営
(2011 01/12 11:30)
新人と前職が激しく争う阿久根市長選。期日前投票は10日始まった=阿久根市役所 9日告示された阿久根市長選挙(16日投開票)は、新人の西平良将さん(37)と前市長の竹原信一さん(51)が市を二分する激戦を繰り広げている。基礎票はほぼ互角とみられ、両陣営とも「浮動層の取り込みが鍵」と掘り起こしに奔走する。基礎票が崩れる可能性もあり、勝負の行方は流動的だ。
 竹原さんは議会に諮らず専決処分で公約の人件費削減などを強行し、手法の賛否は割れてきた。その分、竹原さんに対する支持・不支持とも基礎票は固く、不支持の受け皿が西平さん、というのが今回市長選の構図だ。
 竹原さんが過去2回の市長選で獲得した票は、事実上三つどもえの2008年8月の初当選時が5547票。一騎打ちの09年5月は8449票、対立候補7887票(投票率82.59%)。昨年12月の市長リコール住民投票は解職反対(竹原さん支持)7145票、賛成(不支持)7543票(同75.63%)。
 こうした経緯から、両陣営とも基礎票を7000〜7500、浮動票を1000〜1500と読む。有権者は約2万人で、投票率が75%前後なら基礎票で競り合う換算。双方とも「85%ほどに上がれば自陣に有利」とそろばんをはじく。
 「竹原さんは独善的。西平さんには実績がない」。同市西目の女性(59)は告示後も支持を決めかねている浮動層の一人。竹原さんの登場で市政への関心は強まったが、人件費削減だけが市長の仕事ではないと感じる。「政策をじっくり比べて判断したい」という。
 同市赤瀬川の主婦(49)も「どちらに託すか迷っている」。度重なる選挙や住民投票にうんざり気味で、今回も政策論争に発展していないとみる。市議会との対話や市政活性化策を重視し、決断する予定だ。
 竹原さんが市長の座を追われた住民投票の結果は、市長選の行方を占う目安になるはず。だが、民意にねじれも出ている。
 市長リコールに反対(竹原さん支持)票を入れた同市山下の自営業男性(66)は「今度は西平さんに投票する」に変わった。竹原さんの改革路線に賛同し、1年半にわたって支援団体幹部を務めてきたが「聞く耳を持たず、もうついていけなくなった」と明かす。
 逆に同市脇本の無職男性(61)は市長リコールに賛成したが、市長選では竹原さんに投票するつもりだ。「リコールはお灸(きゅう)。今後は反省して法律を守るはずだ」と理由を説明。「急に担ぎ上げられた西平さんの力量は未知数。竹原さんとは実績が違う」と話した。

1916チバQ:2011/01/14(金) 22:02:35
>>1017
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110113ddlk42010417000c.html
県庁舎移転!?:長崎魚市跡地に建設へ 意見書案を可決−−県議会 /長崎
 ◇知事、決断時期は「ノーコメント」
 県議会は12日の臨時会本会議で、長崎魚市跡地(長崎市尾上町)に新たな県庁舎を建設するよう促す意見書案を賛成多数で可決した。これを受け、中村法道知事は近く最終判断をするが、パブリックコメントなどでも大勢を占めている「魚市跡地へ移転」を決断するものとみられる。

 意見書案は、県庁舎整備特別委員会(小林克敏委員長、13人)が上程。「災害発生時の防災拠点施設としての役割を果たすため、耐震性と適切な機能を整備することが喫緊の課題。県として放置することは許されない」と指摘。知事に県庁舎建設を速やかに進めるよう求めている。

 討論では、浅田眞澄美議員(創爽会)が「跡地活用策が具体化されてない中、県庁から市役所までの官庁街のうち県庁だけ魚市跡地に移すと、街は2極化し、ゴーストタウン化が進む」と意見書案に反対。野本三雄議員(自民党)は「機は熟しており、今、この時期を逃せば、二度と県庁舎の建設はできない」と賛成した。起立採決で創爽会、共産党の計4人以外は起立し、意見書案は可決された。

 中村知事は報道陣に「ご意見を踏まえ、できる限り速やかに方向性を示したい」と述べたが、判断時期は「ノーコメント」と明言を避けた。【阿部義正】

 ◇街の全体像で論議を
 県庁舎の魚市跡地移転建設構想の判断は、議会から中村知事に移った。ただ自民党の支援で知事選を戦い、同党議員が多数を占める県議会の結論を知事が覆すことは考えにくく、移転構想は本日をもって動き出したと言えるだろう。が、それでもあえて提起したい。長崎の未来のために、事は慎重に進めるべきだと。

 県庁に庁舎の基本構想策定室ができたのは一昨年7月。跡地活用プロジェクト会議(PT)の設置は同2月。いずれも2年と経っておらず、PTは「県と市の担当者が意見交換している段階」(幹部)だ。いまだ県庁周辺の人の流れを知る動態調査すら行われていない。

 一方で田上富久市長は県庁舎の移転賛成に続き、昨年末、唐突に市役所の建て替え方針も表明したが、この件はまだ市議会にも正式に提起されていない。また新庁舎は新幹線長崎駅と空中回廊で結ぶ構想があるが、JR九州や地元経済界との協議もない。県庁、市役所、駅という、長崎市街地にとって三大拠点ともいえる場所が姿を変えようという時に、その全体像を描くこともなく、てんでバラバラに話が動こうとしていることに怖さすら感じる。

 街は生き物だ。拠点が変われば人の流れが変わり、経済的基盤の弱い地域は簡単に廃れる。また長崎は長年「人を呼んで栄えた地」(高田勇・元知事)だが、その根幹は歴史ある街の魅力だ。中国との玄関口という県の構想や、歩いて楽しい街という市の観光方針などと、三大拠点の変化をどう整合させるのか。県議会の意見書可決は重いが、尊重しつつ、市や民間も巻き込んで街の全体像を改めて論議すべきだ。今日がそのスタートの日となることを切に願う。【潟永秀一郎】

〔長崎版〕

1917チバQ:2011/01/14(金) 22:02:54
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110112ddlk42010492000c.html
’11統一選ながさき:長崎市長選は自主投票か 民主、候補擁立を断念 /長崎
 4月の長崎市長選で、民主党県第1区総支部(総支部長・高木義明衆院議員)は独自候補を擁立しない方針を固めた。16日の総支部常任幹事会で正式決定する。同市長選への関わり方については「今後の推移を見守る」としており、自主投票の可能性もあるという。

 候補者擁立断念について、関係者は「年末に開いた三役会や支援団体との協議結果を踏まえ判断した」と説明。「自前の声もあったが候補者がおらず、現職を替える状況でもない」などと話した。

 長崎市長選には、現職の田上富久氏(54)が既に立候補を表明。前教育長の太田雅英氏(62)が自民党長崎支部に推薦願を出すなど立候補を目指し、共産党も独自候補擁立に向け検討を続ける。【下原知広】

〔長崎版〕

1918チバQ:2011/01/14(金) 22:16:17
>>1847-1848とか
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001101140005
知事選 候補者選び停滞
2011年01月14日

 ■自民 県連会長人事絡む
  民主 内閣支持率低下で


 ●対決回避求める声も


 県知事選の告示まであと2カ月余となったが、自民、民主の候補者選考が停滞している。県政与党の自民は、県連会長人事で国会議員と県議の主導権争いが再燃。民主も低下する内閣支持率を背景に選考がストップ。両党は今月中の擁立を目指すが、労働界、経済界には対決回避を求める声が強い。県議会内では、統一候補の擁立を模索する動きが再び出始めた。
(小林豪)


 昨年12月22日、東京・永田町の自民党本部。県連執行部の県議4人が、県関係の国会議員6人と向かい合った。「県連会長の人選は国会議員に一任します」。県議側はそう伝えた後、「若い人を頼みます」と、麻生太郎元首相の就任を牽制(けん・せい)した。


 昨年11月、自民は民主との相乗りも視野に、麻生内閣で内閣広報官を務めた小川洋氏(61)を擁立する方向で調整に入った。だが、主戦派の県議からは「ダブル麻生に近すぎる」と反発が起きた。


 小川氏は麻生元首相だけでなく、麻生渡知事ともつながりがある。京大法学部卒、旧通産省、特許庁長官を歴任するなど、経歴は麻生知事と似通う。ダブル麻生による「院政」を懸念する県議の間では、昨年の参院選、福岡市長選を連勝した勢いに乗り、有力県議を擁立しようという動きが出始めた。


 12月、県連会長の藤田陽三県議が筑紫野市長選出馬を理由に辞意を表明すると、事態はさらに混迷した。


 会長ポストをめぐっては、長らく県議と国会議員の争いがある。2007年から2代続けて県議が務めたが、今回は県議側の一方的な事情のため、「後任は国会議員に譲るしかない」(県連幹部)。ただ、知事候補の選考委員会が新県連会長の下に置かれるため、「会長人事が候補者選考にも影響を与える」との見方が広がった。


 国会議員側には麻生元首相を会長に推す声があるが、県議側は「総理経験者が、なぜ今さら地方政治に手を突っ込むのか」と反発。新会長は17日の執行部会で決まる見通しで、県連幹事長の今林久県議は「1月中には候補者を決定して、選挙準備に入りたい」と話す。


 一方の民主党県連は、これまでに財務省出身の九州大教授と慶応大教授の男性2人に絞り込んだが、12月中旬以降は選考委員会を開いていない。幹事長の吉村敏男県議は「(支持母体の)連合との意思統一もしており、最終的な絞り込みに至っていない」と説明する。


 連合福岡の高島喜信会長は朝日新聞の取材に「この難局を乗り越えるには『県民党』として知事を作るしかない」と話し、自民との統一候補を要望。「経済界と連合は一緒にやろうということになっているが、政党が絡むと前に進まない」と語った。


 こうした中、県議会では再び統一候補を探ろうという動きが出ている。自民、民主、公明など主要4会派の代表による協議は昨年11月に決裂したが、関係者によると、14日以降に再開される可能性があるという。公明党県議団の森下博司団長は「県の重点施策を引き継げる人で、官僚出身が望ましい」と期待する。


 ●共産系田村氏が出馬表明
  「県民の声を聞く」
 今春の県知事選への立候補を表明した元北九州市議の田村貴昭氏(49)は13日、福岡市博多区内で開いた記者会見で、「現在の県政は遠くて見えない存在だ」と4期16年にわたる麻生県政を批判。「県民の声に耳を傾け、そのことに税金を使っていきたい」と語った。


 会見ではさらに、「県民不在の県政は、認めてはいけない。子どもやお年寄りが安心して暮らせるようにしたい」とも言及した。


 田村氏は大阪府出身。1997年から同市議を2期務めた。5日、共産党県委員会などでつくる「福岡県民の会」から立候補を要請されており、同党が推薦する方針。

1919チバQ:2011/01/14(金) 22:31:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110114-00000009-maiall-pol
<阿久根市長選>終盤戦、ともに「改革」訴え 戦術は好対照 
毎日新聞 1月14日(金)16時14分配信

有権者が続々と訪れた阿久根市長選の期日前投票=阿久根市で2011年1月10日午後0時5分、村尾哲撮影

 市長リコール成立に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選は、16日の投開票日に向け終盤戦に入った。リコール団体元監事の新人、西平良将氏(37)と、返り咲きを目指す前職、竹原信一氏(51)の一騎打ち。若者中心の組織戦を展開する西平氏に対し、竹原氏は集会や演説の計画は立てず「風任せ」(陣営)の戦術だ。ともに「改革」を掲げるが、西平氏が具体的公約を示すのに対し、竹原氏は「実績」の強調に終始するなど、戦いぶりも対照的だ。【村尾哲、福岡静哉】

 13日夕、肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅前であった西平氏の街頭演説。開始30分前にはそろいの赤いジャンパー姿の若者10人がキャッチフレーズの「地を行く」ののぼりを掲げ、行き交う車に手を振った。支持者も徐々に集まり、約80人に。選挙カーで到着した西平氏は「新しい阿久根を作り直すため、私に牽引役を任せてください」と熱弁をふるった。

 現場で動くのは約60人いる20〜30代の若者たち。母体は、西平氏ら5人の若者が始めた市長リコール団体だ。 9日の告示後、日中は街頭演説を連日9カ所で行い、夜は3〜4カ所のミニ集会をこなす。事前に計画を立て、約500人いる市長リコール運動時の署名受任者を通じて各集落に日時を伝える。

 配布する法定ビラには、4年で市職員の給与を15%削減、中学生以下の医療費無料化といった17項目の政策を列挙している。

 先月あった市長解職の是非を問う住民投票は、398票差の大接戦だった。それだけに、陣営は引き締まったという。あるスタッフは「選挙経験がない素人集団。でも、住民投票前に投票呼び掛けの集会を繰り返し、経験者のアドバイスも受けながら改善を重ねてきた」と、手応えを感じている。

  ◇   ◇

 「市民のための政治ができる国に変えられるのは日本中で私だけだ。阿久根からこの国は変わってしまう!」

 13日午後、竹原氏は黒之浜港で絶叫した。支持者が多いとされる地区で、お年寄りを中心に約20人が聴き入り「頑張れよ!」と熱狂的な拍手を送った。

 「街頭演説の場所も、選挙カーのコースも竹原さん次第で、行き当たりばったり」(陣営幹部)。聴衆が数人の場所も珍しくない。また、期間中に集会の予定は無いという。

 公職選挙法では、街頭での運動は午後8時までだが、竹原氏は午後6時半ごろには切り上げる。7時半ごろには帰宅。事務所は8時前には真っ暗だ。

 陣営幹部は「夜、やらないは市民に迷惑をかけるため。告示前にやるべきことはやった」と話す。失職から告示までに約9000世帯にビラを配布。さらに昨年9月以降はリコール運動に対抗し、約50回の集会も開いた。

 08年8月の初当選後、2度の失職で3度目の選挙。竹原氏は「(過去2回で)ずっと出している。(新たな公約を)求

1920チバQ:2011/01/16(日) 14:04:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/110113/lcl1101132135006-n1.htm
【天王山・阿久根出直し市長選】(上)「対立より対話」強調 “反竹原氏派”の西平良将氏 (1/2ページ)
2011.1.13 21:33
 竹原信一市政への賛否をめぐる鹿児島県阿久根市での竹原氏派、反竹原氏派の対立は、16日に投開票される出直し市長選で最大の山場を迎える。「天王山」の戦いに臨む2陣営の動きを、2回に分けて届け出順に追う。(敬称略)

     ◇

 「1年をかけた戦いにようやく終止符が打たれようとしています。新しい一歩を踏み出そうとしています」

 阿久根市中心部の黒神岩公園前。西平良将(37)は、そろいのジャンパー姿のスタッフたちと道沿いに立ち、一言一言かみしめるように訴えた。

 西平は、前市長の竹原信一(51)の市政運営に反発し、昨年1月に発足した市民団体「阿久根の将来を考える会」の設立当初からのメンバー。この団体を母体とする「阿久根市長リコール委員会」の署名活動の結果、竹原は失職に追い込まれた。今回の出直し市長選は、西平らにとって運動の総決算といえる。

 陣営スタッフは、市長リコール運動を進めてきた20〜40代の若手が中心だ。大半が選挙にかかわるのは初めてで「正直に言えば素人集団。しかしこの1カ月間、目の色を変えて努力し『戦える集団』になってきた」と西平。市長リコール委では委員長を務めた選対本部長、川原慎一(42)も「農林水産、教育、福祉など、さまざまな分野の100人くらいの人から意見を聞き、公約を作った。手応えは十分感じている」と話す。

   ■    □   

 市職員の役職定年制導入、4年間で15%の給与削減、議員定数削減…。西平の公約には行革に関する多くの項目が並ぶ。「官民格差の是正」を掲げ支持を集めてきた竹原への対抗策と見ることもできる。

 先月の市長リコール住民投票は398票という「薄氷の差」(西平)での勝利。このことが「陣営の引き締めにつながった」(反竹原派市議)とみる向きもあるが、「竹原行革」が市民から一定の評価を受けているという側面は否定できない。

 それだけに西平は「竹原氏の改革をすべて否定するわけではない」と強調し、能力に問題があると判断した場合の市幹部の降格などにも言及する。行革推進の姿勢を明確に打ち出した上で、竹原の「手法」に批判の的を絞るという訴え方である。

 「大事なのは対立ではなく対話」。演説の際に西平はこのフレーズを頻繁に口にする。

 竹原の3選を阻止したいのは西平陣営だけではない。対立を繰り返してきた12人の反竹原派市議たちも思惑は同じだ。

 ただ、西平陣営と市議は「つかず離れず」の関係を保っているようにも見える。告示日の朝、市役所近くの事務所で行われた西平の出陣式には、竹原が「職員組合とつながっている」として敵視する櫁柑(みかん)幸雄(73)ら複数の反竹原派市議が訪れたが、応援のマイクを握る市議はいなかった。

 背景には、市議との連携を打ち出し過ぎると「市民の間で根強い“議員アレルギー”」(西平陣営関係者)を刺激しかねないという事情があるようだ。実際、市長リコール住民投票の際に竹原陣営は「市民vs職員労働組合・議会」の構図を強調、西平らリコール委に批判の矛先を向けた。

 西平は、市長に就任しても議会に対し「是々非々」の立場を貫くと重ねて訴える。「議会と議論を重ねれば対立することも出てくるでしょう。ただ、自分の意地を通すことが市民のためになるとは思わない。大事なのは市民の利益です」(松本学、力武崇樹)

     ◇

 ◇阿久根市長選立候補者(届け出順)

西平良将 37 養鶏業  無新

竹原信一 51 前市長  無前(2)

1921名無しさん:2011/01/16(日) 14:05:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/110115/lcl1101151714000-n1.htm
【天王山・阿久根出直し市長選】(下)公務員改革「日本変える」 前市長の竹原信一氏
2011.1.15 17:11
 田畑や農家の間を縫うように伸びる曲がりくねった路地を、選挙カーがゆっくりと進んでいた。    

 年配の男性が農作業をしている。鹿児島県阿久根市の前市長、竹原信一(51)は車を降りていそいそと駆け寄った。「頑張らんといかんぞ」と男性。竹原は握手を交わし頭を下げた。          

 山間部に漁港、住宅地…。市内各所を車で回りながらひたすら握手と辻立ちを繰り返す。      

 「ブログ市長」と称された特異なキャラクター、専決処分乱発に象徴される強硬な政治手法。その型破りなイメージとは異なり、竹原の選挙活動はいたってオーソドックスである。  

 「ついて回っても、面白くないでしょう?」 

 一癖ある“空中戦”を期待するこちらの心中を見透かすように竹原が笑った。

 竹原の事務所には高齢者の姿が目立つ。20〜40代が中心の西平良将(37)陣営とは対照的だ。   

 後援会長の牛之浜鉄男(73)は「年寄りが多いのは、その思いを竹原さんが実現してくれているから」。支持者の男性(75)は「(竹原市政以前は)市役所の窓口の対応もぞんざいだった。竹原さんが役所を変えた」と話す。

   ■    □   

 依然として根強い人気があるとはいえ、昨春に議会出席を拒否した頃から支持者の離反も起きているとされる。「『出直し選では西平に乗り換える』と公言する地域の有力者も少なくない」(反竹原派市議)。

 こうした中、竹原派も反転攻勢に出た。市議の石沢正彰(65)らが、反竹原派が多数を占める市議会のリコール運動を展開。竹原への「援護射撃」(石沢)として有権者の半数近い8768人分の署名を集め、議会解散の是非を問う住民投票が2月20日に実施されることになった。  

 現在14人いる市議のうち反竹原派は12人。竹原派は、除名処分になり失職していた2人が市議補選(1月9日告示)で無投票再選を果たし、元の4人に戻るが、依然として少数派だ。

 ただ、出直し市議選が実施されることになった場合、竹原派は、この4人に加えさらに5人を擁立する計画という。竹原に近い関係者は「定数16のうち半数は押さえることができる」とみており、出直し市長選で竹原を返り咲きさせたうえで、市議会での勢力も伸ばすという筋書きを描く。

   ■    □   

 「阿久根が変われば日本が変わる」。今回の選挙戦で竹原が好んで使う言い回しである。       

 「公務員は恵まれ過ぎた状況にある。このことを役人と一緒になって隠さなければ、政治家は私のように失脚してしまう」と竹原は主張する。「だから日本中が私を、阿久根市民を注目している」とも。    

 竹原市政の刷新を目指し、昨年1月に市民団体での活動を始めた対抗馬の西平は、この選挙に「1年間学んで感じてきたこと全てをはき出すつもりで」臨むと言い切る。一方で、西平らの言い分に歩み寄ることなく、「官民格差の是正」という持論を一切曲げなかった竹原もまた同様に、出直し選に政治生命の全てを賭けているのではないか。その思いが「日本が変わる」というオーバーにも思えるフレーズににじんでいるのではないか。 

 東シナ海を望む漁港の集会施設。竹原は「私が成功すれば日本中の市町村が(公務員改革を)やりたいはずだ」と訴えた後、高揚してあいさつを締めくくった。「この選挙を乗り越えれば阿久根市民は英雄になれます」        

=敬称略

(松本学、力武崇樹)

1922名無しさん:2011/01/16(日) 21:13:18
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011601000117.html
阿久根市長に西平氏初当選確実 出直し選、竹原氏及ばず

 竹原信一前市長(51)に対するリコール(解職請求)成立に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選は16日投開票され、リコール運動を進めた市民団体の元役員で新人の養鶏業西平良将氏(37)が、竹原氏を破り初当選を確実にした。

 投票率は82・39%で、2009年5月の前回を0・2ポイント下回った。議会を招集せずに、副市長選任や職員ボーナスの半減など違法性が指摘される専決処分を繰り返した、竹原氏の強引な市政運営に市民が「ノー」を突き付けた形だ。

 竹原氏は市職員や議会を「特権階級」と痛烈に批判し、官民の給与格差に不満を募らせる市民の支持を取り付ける戦術を採ったが、職員や議会側との「対話を重視する」として市政の正常化を訴えた西平氏に及ばなかった。
2011/01/16 21:01 【共同通信】

1923名無しさん:2011/01/16(日) 22:04:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/221300
出直し阿久根市長選 新人の西平氏当選確実
2011年1月16日 21:43 カテゴリー:アジア・世界
 鹿児島県阿久根市の出直し市長選は16日、投開票され、市長のリコール(解職請求)運動を進めた住民団体元役員で新人の西平良将氏(37)=無所属=が、昨年12月の住民投票で失職した前市長の竹原信一氏(51)=無所属=を制し、初当選した。竹原氏は、市議会の不信任決議で失職した後に再選された前回市長選(2009年5月)の再現を狙ったが、3選はならなかった。

 最大の争点は、議会を招集せずに専決処分を乱発、国の地方自治法改正論議にまで発展した竹原氏の政治手法の是非。行財政改革や基幹産業の漁業振興、九州新幹線のルートから外れて疲弊が続く地域浮揚策も住民の大きな関心事だった。

 竹原氏は反市長派が多数を占める議会を「反対ばかりで無駄」と公言。議会に諮らずに副市長選任や市職員のボーナス半減、議員報酬を1日1万円の日当制とする変更などの専決処分を繰り返した。2度にわたる県の是正勧告も無視した末、リコール成立で失職。初当選した08年8月以来約2年5カ月間で4度目となった審判は、住民投票に続き市民に拒否された。

 選挙戦は街を二分する激戦となった。西平氏は「大事なのは対立ではなく対話。合法的に改革を進める」と主張し、有権者の信任を得た。竹原氏は「官民格差を是正できるのは役人の顔色をうかがわない自分だけ」と訴えたが、法令無視の姿勢や独善的手法が批判を招いた。

 阿久根市では、竹原氏派市議ら住民団体の直接請求で市議会解散の賛否を問う住民投票が今月31日告示、2月20日投票の日程で行われる。西平氏は当選したとはいえ、市政はなお揺れ続け、かじ取りは容易でない。

 投票率は82・39%。398票の小差で竹原氏が解職された住民投票(75・63%)を上回り、前回市長選の82・59%とほぼ同水準だった。当日有権者数は1万9715人(市選管調べ)。

=2011/01/16 西日本新聞=

1924名無しさん:2011/01/16(日) 23:16:01
http://www.asahi.com/politics/update/0116/SEB201101160058.html
竹原氏「市職員たちが勝った」 阿久根市長選落選(1/2ページ)2011年1月16日23時1分
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敗戦の弁を述べる竹原信一氏=16日午後10時7分、鹿児島県阿久根市、溝脇正撮影
 竹原流に「NO(ノー)」――。鹿児島県阿久根市の住民投票で解職された竹原信一前市長(51)の返り咲きはならなかった。16日投開票の出直し市長選。解職運動の中心人物だった養鶏会社経営の新顔西平良将氏(37)が、竹原氏との一騎打ちを制した。この2年半で3度目の市長選。市議会を無視して専決処分を繰り返した竹原氏の政治手法が争点になったが、市民は受け入れない判断を下した。

 当選した西平氏陣営はこの日夕方から後援会スタッフが開票を待つ準備を始めた。市役所そばの選挙事務所には大型テレビが設置され、開票速報を書き込む紙が張られた。支持母体の「阿久根の将来を考える会」の川原慎一会長ら幹部たちは陣営のキャッチフレーズ「地を行く」と書かれた赤いジャンパーを羽織って開票作業を待った。

 午後10時ごろには事務所前に当選を知った100人を超す支持者が集まった。歓声のなか、西平氏が軽トラックの荷台に上がり、万歳三唱。お祝いのタイを頭上に掲げ、くす玉も割られた。

 西平氏は報道陣に「阿久根を作り直していかないといけない。その責任に大きなものを感じている。これからは独善的ではなく、法律を守り、そのうえで対立ではなく対話をしていく。それが支持を受けた理由なので、ぶれることなくやっていきたい」と抱負を語った。

 落選した竹原氏は午後8時すぎ、自ら運転する車で支持者の待つ事務所に到着。報道陣の問いかけには答えず、無言のまま事務所に入ると、カーテンを閉めた。午後9時過ぎには、市長職務代理者の仙波敏郎氏も事務所に入った。

 竹原氏は午後9時40分ごろから事務所内で支持者に選挙結果を報告。午後10時過ぎに報道陣の前に現れた。自身が公務員批判を繰り返してきたことを念頭に、「職員たちが勝ったということ。今回の選挙は竹原対職員組合だった。彼らの力が大きかった。職員組合と報道に負けた」と時折笑みを浮かべながら淡々と語った。

 報道陣から今後の活動について問われると「まだ何も考えていない」とだけ述べ、当選した西平氏については「望むことはない」と話した。

 有権者からは竹原氏への批判の声が目立った。

 西平氏に投票した無職男性(72)は「定年退職後に阿久根に戻ったが、混乱したふるさとを見ると悲しい。議会を無視した専決処分は独裁だ。対話を強調する西平さんには阿久根再生の意気込みを感じる」と話した。

 農業男性(82)も「あのやり方は民主主義ではない」と竹原氏を批判。「議員も相当の支持を得て当選している。議員を選んだ側の市民を無視している」と語り、会社員女性(37)も「阿久根市民として恥ずかしい市長を変えたかった。西平さんのことは知らないけれど、きっと荒れてしまった阿久根を何とかしてくれると思う」。

1926チバQ:2011/01/17(月) 22:16:41
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110117/kgs11011712070005-n1.htm
微妙864票差…ブログ市長の竹原氏、面倒さ回避で支持失う
2011.1.17 11:04 (1/2ページ)

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報道陣をかき分けるようにして選挙事務所に入る竹原信一氏=16日午後8時3分、鹿児島県阿久根市
 16日投開票の鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、3選を目指した竹原信一前市長(51)が864票差で敗れ、竹原氏のリコール(解職請求)を推し進めた西平良将(にしひら・よしまさ)氏(37)が初当選を果たした。「官民格差の是正」を旗印に市職員や議員の厚遇へ矛先を向け、「熱狂的なファン」(市議)を生んできた竹原氏だったが、議会を招集せず専決処分を繰り返すなどの強硬な市政運営の末、その手法は市民の支持を失うことになった。

 職員給与の削減などを進めるうえで、竹原氏は「市長の仕事は市民の願いをかなえること。私は議会と手を結ぶ人間ではない」と主張し、反竹原派が大半を占める議会の説得を怠ってきた。

 その結果、2度の出直し市長選という異例の混乱を招き、選挙実施のための膨大なコストを「市民」に押しつける格好となった。

 確かに、特定の組織や団体との間にしがらみを抱えた議員の存在が行革の障壁になることはあろう。「議会があってよかったという首長など一人もいない」という竹原氏の言い分は、少なからぬ首長の本音なのかもしれない。

 しかし、議員も首長と同様、選挙の洗礼を受けた有権者の代表である。自らが掲げる施策を、「根回し」「説得」「取引」といった議会対策をこなしながら実現していく手腕も首長の資質に含まれるのではないか。

 市長のリコールを決めた住民投票に続く竹原氏の敗北は、“面倒くささ”を忌避した首長に市民が退場を迫った結果といえる。(松本学)

1927名無しさん:2011/01/17(月) 22:23:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110117-OYT8T00048.htm
垂水市長選 3氏立つ
 垂水市長選は16日告示され、いずれも無所属の元市長・矢野繁氏(72)、新人の元市課長・迫田裕司氏(56)、新人の前市議・尾脇雅弥氏(43)の3人が立候補を届け出た。2期務めた水迫順一市長(70)勇退後の市政のかじ取り役を決める選挙は、三つどもえの激戦となった。

 矢野氏は、同市錦江町の広場で出陣式を行った。約800人(陣営発表)の支持者を前に、市企画開発課長などを歴任した行政経験や、市長として「道の駅たるみず」の開業などに携わった実績を強調。「市長には政策立案能力があり、即戦力になる人が就かないといけない。私の行政、政治経験を役立てていきたい」と支持を呼びかけた。

 迫田氏は、同市上町の選挙事務所前に約300人(陣営発表)を集めて第一声。市企画課長などを務めた約30年間の行政経験をアピールし、「このままでは垂水が沈んでしまう。何とかしたいと思い立候補を決意した」と説明。「市役所が変われば町が変わる。市民の役に立つ場所になるよう、職員の意識改革を進めたい」と決意を語った。

 尾脇氏は、同市錦江町の選挙事務所前で出陣式。水迫市長も駆けつけ、約1800人(陣営発表)の支持者に市長の後継者であることを印象づけた。尾脇氏は「5年後、10年後、20年後の夢を描きながら、現実に迫っている問題に対応していきたい。若さと情熱で、元気な垂水づくりの先頭に立っていきます」と抱負を語った。

 投票は23日午前7時〜午後7時に市内15か所(うち2か所は午後5時に繰り上げ)で行われ、同8時半から市民館で開票される。

 15日現在の有権者数は1万5206人。

(2011年1月17日 読売新聞)

1928名無しさん:2011/01/17(月) 23:04:10
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001101170001
「廃止」含め全て存続 宮崎市の仕分け
2011年01月17日

 宮崎市は、昨年9月に同市で初めて行われた事務事業の外部評価(事業仕分け)の判定結果に対する、市の対応方針を発表した。仕分けされた66事業の約8割にあたる52事業について「何らかの見直しを行う」としたが、この中には「不要(廃止)」と判定された3事業も含まれており、全ての事業が来年度も存続することになった。


 仕分けでは不要3、見直し48、現行どおり15と判定されたが、来年度の予算編成に向けて市内部で再評価した結果、不要0、見直し52、現行どおり14となり、廃止される事業はなくなった。市は判定結果を「来年度以降の予算編成の『参考』にする」としていた。


 不要と判定されていた3事業は「防災情報メール配信事業」「地域コミュニティ活動交付金」「読書活動アシスタント派遣事業」。


 地域コミュニティ活動交付金をめぐっては昨年12月、交付金の財源となっていた地域コミュニティ税の廃止条例案が可決され、戸敷正市長は来年度以降、一般財源から交付金を捻出する方針を示している。市は、防災情報メール配信事業については「情報が蓄積されるので何度も確認できる」、読書活動アシスタント事業は「現時点でボランティアにお願いするのは困難」などとしている。


 7日に記者会見した戸敷市長は「今までも十分精査しながら予算要求してきたが(事業仕分けで、職員にコスト意識が)かなり深く浸透したと思う」と話した。
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1929チバQ:2011/01/18(火) 22:26:13
>>1902-1904
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110118ddlk44010504000c.html
選挙:別府市長選 自民党議員団が浜田博氏を支持 /大分
 17日の会合で、現職の浜田博氏の支持を全会一致で決定。同会派は12人。市長選には、もうひとつの自民系会派「新創世会」(4人)所属の長野恭紘市議も市長選に立候補する意向で、同会は市長選の対応を決めていない。

1930名無しさん:2011/01/18(火) 22:26:41
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110118ddlk44010501000c.html
選挙:県議選・宇佐市区 民主後任は社民系? 県連は「擁立模索中」 /大分
 民主の賀来和紘県議(67)=3期=が17日、今春の県議選宇佐市選挙区(定数3)に立候補しないと発表した。準備を進める社民系新人に道を譲ったという。同選挙区では、社民系新人以外に自民現職2人と新人2人が立候補を予定。民主党本部の組織委員長を務める横光克彦衆院議員のおひざ元でもあり、この構図が確定すれば、統一地方選で民主擁立難航の象徴的選挙区となりそうだ。

 情報労連出身の賀来県議は、民主県連副代表や、宇佐市支部長を務める。会見で「4期目に挑もうと考えたが、民主、社民、連合が連携しないと宇佐では勝てない。4年後には定数が減る可能性もあり、2人立つのは難しい」と身を引く理由を述べた。「(社民系新人を)民主はせめて推薦を」とも語り、県連に働きかけるという。

 一方、県連の梶原九州男選対委員長は「3人区には県民クラブ(民主、社民系県議の会派)で2人立てることにしており、宇佐だけ例外にはならない。引き続き擁立を模索する」と話している。【梅山崇】

1931チバ:2011/01/21(金) 22:15:44
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/017430.html
候補擁立で動き 公明は「元官僚」 01/21 20:06




福岡県知事選挙の告示までおよそ2か月、各党の候補者擁立に再び動きが出てきました。

自民党はきょう、県知事選の責任者となる、県連会長を正式決定し、公明党は元官僚を擁立する方向で調整を始めました。

自民党福岡県連はきょう、新しい県連会長に、衆議院福岡11区選出の武田良太氏が就任することを了承しました。

県連会長として、まず手腕が試されるのは、福岡県知事選挙の候補者擁立です。

新会長のもと早速、1回目の選考会が開かれましたが、県議団が議会の権限強化に前向きな候補者を求めるなど注文をつけ、早くも難しい舵取りを強いられています。

●自民党福岡県連・武田良太会長
「どなたを候補者にするのか、これは全ての県民が、我が自民党の姿勢を見ているといっても過言ではない」

●松本記者
「さまざま思惑が交錯する中、武田新会長は候補者について言及を避けましたが、水面下では話が進みつつあるようです」

自民党内部では、元官僚の名前が有力候補としてあがっていますが、公明党は一足早く、「自民党の推す元官僚を擁立したい」と、内部で調整を始めました。

一方、民主党は候補者の狙いが定まっていません。

民主党はきょう午後、県議会議員が知事選について協議しましたが、妙案は出なかったようです。

●民主党福岡県連・吉村敏男幹事長
「うちは2人に絞っているので、そのどちらかを選んで、知事選挙を戦う。自民党も選考委員会を立ち上げると聞いているので、その状況もにらみながら、党として対応していきたい」

民主党の最大の支援組織である労働組合の連合は、独自候補にこだわらず自民、公明両党が擁立する候補への相乗りを視野に入れた動きを一部で見せています。

福岡県知事選の告示までおよそ2か月。

今のところ出馬を表明しているのは、共産党の田村貴昭氏だけです。

福岡県の発展のためにも、各党はいち早く候補者を決め、公約などの議論を深めることが望まれます。

1932名無しさん:2011/01/21(金) 22:17:50
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110121ddlk44010615000c.html
選挙:別府市長選 地元出身で元中国管区警察局長の衛藤氏も /大分
 4月の別府市長選に同市出身で元中国管区警察局長の衛藤文一郎氏が立候補する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。近く記者会見を開き立候補表明する見通し。

 衛藤氏は新潟県警本部長などを歴任した後、中国管区警察局長を最後に97年に退職。別府鶴見丘高の在京同窓会「東京鶴嶺会」の会長を務めている。

 関係者によると、年明け前後に別府市に戻り、同窓会関係者などと協議しているという。衛藤氏は毎日新聞の取材に「週明けに意思を明らかにしたい」と話した。

 同市長選では現職の浜田博氏が立候補表明したほか、市議の長野恭紘氏も21日に記者会見を開いて、立候補表明する。【祝部幹雄】

1933名無しさん:2011/01/23(日) 02:04:26
泉広明・県連副代表は「民主党を取り巻く状況は非常に厳しい。多くの選挙区で選択肢を示せないことは申し訳ない」と話した。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/222582
民主鹿児島 今春の県議選公認が難航
2011年1月23日 00:23 カテゴリー:九州 > 鹿児島

 4月の統一地方選の鹿児島県議選で、民主党の公認候補者数が、10人以上としていた当初の目標から大幅に割り込むことが22日、分かった。すでに擁立が決まったのは3人。県連が擁立作業の期限とする今月末が迫っており、今後大きな上積みは見込めないという。

 県議会(定数54)の同党の現職県議は1人。定数51となる今回は、鹿児島市・郡区(定数17)で現職と新人1人ずつ、西之表市・熊毛郡区(同2)で新人1人を1次公認。ほかに、姶良市区(同2)で調整中という。

 県連は▽鹿児島市・郡区に3人以上▽他の9複数区に1人以上▽1人区にも積極的な擁立−を目標にしていた。22日の常任幹事会後、泉広明・県連副代表は「民主党を取り巻く状況は非常に厳しい。多くの選挙区で選択肢を示せないことは申し訳ない」と話した。

=2011/01/23付 西日本新聞朝刊=

1934名無しさん:2011/01/23(日) 08:14:33

2011年01月23日更新
民主、社民に亀裂 県議選全選挙区で協力せず
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1809893.article.html

 国政レベルの選挙協力や、佐賀県議会では同一会派「県民ネットワーク」を組むなど緊密な関係にあった民主党県連と社民党県連に亀裂が生じている。4月の県議選鳥栖市選挙区で、現有議席がある社民にぶつける形で、民主が候補擁立を決めたのが発端。社民県連は22日の拡大常任幹事会で、県議選の全選挙区で選挙協力しないことを正式決定した。

 

 問題の鳥栖市選挙区(定数3)では自民党の指山清範氏(2期)と無所属の向門慶人氏(1期)の現職2人が出馬表明。4期の現職で社民県連代表も務める牛嶋博明氏の去就が注目されていた。

 

 社民は昨夏、候補擁立の方針を固めたが、具体的な人選は難航。今月中旬に牛嶋氏が勇退し、県連副幹事長の山口認氏の擁立を固め、同日正式決定した。だが、同じ日に民主党も臨時常任幹事会を開き、鳥栖市議会議長で前県連幹事長の原康彦氏の公認を決めた。

 

 社民の牛嶋代表は「昨夏から鳥栖市での候補擁立は民主側に伝えていた」とした上で、「民主の原口代表から『鳥栖には出さない』と聞いていた。候補者を決めたので原口代表に連絡しようとしたが返事もなかった」などと民主側の“信義違反”を厳しく非難。「現有議席がある三養基郡選挙区に立てずに、鳥栖市に立ててきたのは理解できない」とし、県議会会派については「選挙後に考える」と解消の可能性も示唆した。

 

 一方の民主党は政権与党として地方議会で基盤拡大を進める上で、統一地方選では可能な限り候補を擁立する方針を打ち出し、県議選では「10人以上」を公言。その中で、鳥栖市区については「牛嶋氏だったら道義的にも立てられない」(県連幹部)としていたが、社民が牛嶋氏勇退で新人に代わったことから、民主は県連幹事長も務めた原氏を擁立した。県議選には同日、8選挙区に9人の公認・推薦候補擁立を決めた。

 

 社民党との選挙協力については「連合佐賀を中心にした連携で、両党間で正式に文書を交わして協力してきたわけではない」とするが、県議選での選挙協力解消については「極めて残念」とし、「連合に政治連絡会議の開催をお願いしている」と関係修復に乗りだす考えも明らかにした。

 

 民主、社民両党は2001〜2010年の衆参6回の国政選挙で選挙区のすみ分けや候補の支持・推薦などのほか、県議会、連合での政治活動などで協力関係を構築してきた。

1935チバQ:2011/01/23(日) 10:52:08
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001101220001
民主・社民の協力白紙
2011年01月23日

 民主党県連と社民党県連合の4月の県議選での協力が白紙になった。県議会で統一会派を組む両党は「非自民」の勢力拡大を目指していたが、長く社民が議席を守ってきた鳥栖市選挙区で民主党が候補者擁立を決めたことが引き金になった。今後の国政選挙に影響する可能性も出ている。
 社民党県連合は22日午前に拡大常任幹事会を開き、県議選鳥栖市選挙区で、4期目の牛嶋博明代表の後任に山口認副幹事長を擁立することを正式に決定。佐賀市選挙区との2議席死守に向け、全県で取り組む方針を確認した。
 また、昨年9月に決めた県議選での民主党県連との選挙協力については、一転して「協力できる選挙区は存在しないことを確認した」(徳光清孝幹事長)という。
 牛嶋代表は「我々は社会党時代から鳥栖市での1議席を死守し、国政選挙では原口一博衆院議員(民主党県連代表)を応援して、すみ分けを図ってきた。原口代表からは再三、『鳥栖では出さない』と聞いていたので残念だ」と話した。国政選挙での協力についても、徳光幹事長は「当然影響する」とした。
 一方の民主党県連も22日午後に常任幹事会を開催。鳥栖市選挙区に原康彦・鳥栖市議会議長を公認候補として擁立することを決めた。原氏の擁立について、園田泰郎代表代行は「JR九州労組議員団の一人であり、あくまで労組の方針に沿った政治活動」と説明。社民党側の対応には「極めて残念。国政選挙への影響がないようにしたい」と話した。

1936チバQ:2011/01/23(日) 20:47:24
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/222422
福岡知事選 自民、候補選び難航
2011年1月22日 00:33 カテゴリー:政治 九州 > 福岡

 自民党福岡県連は21日、知事選(3月24日告示、4月10日投票)の候補者選考委員会を発足させた。告示まで約2カ月に迫り、ようやく表立って動きだした形だが、水面下では、元官僚の擁立に動く麻生太郎元首相と、根回し不足に反発する国会議員や県議団の駆け引きが激化。選考委は28日までに自薦・他薦で候補者を募り、30日の次回会合から具体的な人選に入るが、一本化の見通しは立っていない。

 「選考委員会は公平公正に知事候補を選ぶことが目的。具体的な名前は挙がっていない」。武田良太県連会長は選考委員長に就任後、記者団に「候補者は白紙」と強調した。背景にあるのは麻生氏の動きだ。

 麻生氏が福岡県出身の元内閣広報官小川洋氏(61)の擁立に乗り出したのは昨年11月。福岡市長選に自民支援の新人が勝利した余勢を駆って、一気に知事選候補も決めようと動いた。

 しかし、事前の根回し不足もあって古賀誠元党幹事長や県議団が反発。麻生氏は県連会長に就任し、一気に小川氏擁立に持ち込むとのシナリオを描いていたとされるが、21日の県連総務会で会長に選出されたのは武田氏だった。

 「小川氏擁立を取り下げ、知事選候補を白紙に戻すことが県連会長になる条件だったのに、麻生氏がのまなかったと聞いている」と県議の一人は解説する。

 選考委員会は国会議員6人のほか、県議、福岡、北九州両政令市議の計20人で構成する。国会議員6人の内訳では、無派閥の武田氏のほかは古賀派3人に対し、麻生派は2人。「麻生氏が過半数をまとめるのは難しい」との見方もある。

 小川氏本人は今月から福岡入りし、福岡、北九州両市の企業幹部のあいさつ回りを始めた。同じ旧通産省出身の麻生渡福岡県知事も小川氏を推しているとされ、地元経済界の支援が取り付けられれば自民党の選考に影響する可能性もある。

 これに対し、小川氏擁立に反発する自民党内の勢力には、財務省出身の大学教授や県議会議長経験者を推す声がある。

 一方、民主党の候補者選考も難航。自民、民主など県議会主要4会派は次の知事が取り組むべき県政課題の協議を始めており、自民県議は「政策を入り口にして、4会派でそろって推せる候補がまとまれば一気に選考が進む」との見方を示した。

=2011/01/22付 西日本新聞朝刊=

1937チバQ:2011/01/24(月) 22:23:46
>>1927
市長後継が当選
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20110124ddlk46010331000c.html
選挙:垂水市長選 尾脇氏が初当選 若さと行動力訴え浸透 /鹿児島
 任期満了に伴う垂水市長選は23日投開票され、新人で前市議の尾脇雅弥氏(43)=無所属=が、元職の矢野繁氏(72)と新人で前市生活環境課長の迫田裕司氏(56)=ともに無所属=を破り、初当選した。2期目で現職の水迫順一氏(70)は今期限りで引退する。投票率は77・66%(男76・96%、女78・25%)。

 尾脇氏は現市政の継続を強調。若さと行動力をアピールし「水迫市政が手がけた財政再建などを進める。人を呼び込む桜島架橋やトンネルの実現に取り組む」などと訴え、水迫市長の支援も取り付けて支持を広げた。

 矢野氏は、行政経験と実績を前面に出して返り咲きを狙い、迫田氏は「市役所改革」などを唱えたが、ともに及ばなかった。

 当日有権者数は1万5054人(男6898人、女8156人)。【新開良一】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 4,748 尾脇雅弥 43 無新

  4,322 矢野繁  72 無元

  2,495 迫田裕司 56 無新

==============

尾脇雅弥(おわき・まさや) 43 無新(1)

 市畜産振興会長▽自民党県青年局長[歴]会社員▽高齢者施設介護職員▽市議▽鹿児島経済大

1938チバQ:2011/01/24(月) 22:51:59
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110124-OYS1T00147.htm
北九州市長選一騎打ち、新スタジアム建設など争点に
 北九州市長選が23日告示され、北九州市立大名誉教授の新人・三輪俊和氏(67)(無所属=共産党推薦)と、再選を目指す現職・北橋健治氏(57)(無所属)の2人が立候補した。投開票は2月6日。

 JR小倉駅北側のサッカースタジアム建設計画の是非や、経済・雇用対策などが争点となっている。

 前回は北橋氏を推した民主党と、対立候補を擁立した自民党が全面対決する構図だったが、今回は、北橋氏が「市民党」を掲げて政党推薦を受けず、自民党は擁立を見送った。

 ただ、元民主党衆院議員の北橋氏は同党と連合福岡を支持基盤としており、同党推薦候補が敗れた福岡市長選に続く今回の政令市長選の行方は、春の統一地方選にも影響を与えそうだ。

 一方、三輪氏は市民団体や共産党でつくる「あたたかい民主市政をつくる会」などが支持母体。三つどもえとなった前回も、三輪、北橋氏は戦っており、有権者の関心度も焦点になる。

 この日は、両氏とも市内で第一声を上げ、三輪氏は「市政を刷新し、福祉最優先の行政を実現したい」、北橋氏は「環境分野を中心に産業振興を図り、市を浮揚させる」とそれぞれ訴えた。有権者は22日現在、80万7014人。

(2011年1月24日 読売新聞)

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110109/biz11010901410015-n1.htm
新幹線小倉駅に100億円スタジアム 北九州市、サッカーJ2本拠
2010.11.17 12:12

クリックして拡大する

JR小倉駅北口に建設される新スタジアムの完成予想図
 北九州市の北橋健治市長は17日、サッカーJリーグ2部(J2)のギラヴァンツ北九州のホームとして使用する新スタジアムを、市中心部にあるJR小倉駅北口に建設すると発表した。建設費は約100億円で、平成28年3月のシーズン開幕までの完成を目指す。

 ギラヴァンツは現在、同市八幡西区の本城陸上競技場を使用しているが、客席数がJ2のホームとしては最低基準の約1万席で、電光掲示板がないなど設備面の問題が指摘されていた。

 新スタジアムは2万人規模で全席が屋根に覆われ、天然芝のグラウンドを計画。新幹線が停車する小倉駅から約500メートルと近い。

 ギラヴァンツは今年からJ2入りを果たしたが、最下位に低迷。観客も1試合平均約4千人と伸び悩んでいるが、北橋市長は「アクセスしやすい場所になれば、観客も増えると思っている」と述べた。

1939チバQ:2011/01/24(月) 22:58:26
>>1634
現職を民主が支援
まだあったのね、創新党の推薦市議
前自民党県連会長の大物県議
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110124ddlk40010190000c.html
選挙:筑紫野市長選 三つどもえ戦−−告示 /福岡
 任期満了に伴う筑紫野市長選は23日告示された。3選を目指す現職の平原四郎氏(60)▽新人で前市議の浜武振一氏(45)▽新人で前県議の藤田陽三氏(68)−−のいずれも無所属の3氏が立候補した。市財政の再建策やまちの活性化策などを争点に、三つどもえの選挙戦がスタートした。【扇沢秀明】

 平原候補は午前10時、同市塔原東の事務所前で出発式。民主党の楠田大蔵衆院議員らの来賓あいさつ後、「私が2期8年で積み上げた実績をさらに進めるのか、8年前の箱モノ行政に転向するのか。市民協働のまちづくりを進めたい」と第一声を上げた。

 浜武候補は、地方自治体の首長などで作る日本創新党の推薦を受けた。この日は午前9時、市内の二日市八幡宮で必勝祈願の後、「皆さんが力を出し合えばこのまちは必ず良くなると感じ、市長選に臨んだ。政治家として、逃げずに矢面に立つ」と訴えた。

 藤田候補は同市立明寺の事務所前で午前10時から出陣式。自民、公明両党や県農政連の推薦を受けており、関連の国会議員や県議も出席。「閉そく感の漂う筑紫野をなんとかしなくてはいけない。環境共生型企業を誘致し、元気な筑紫野をつくる」と呼び掛けた。

 投票は30日午前7時〜午後8時、二日市東小学校など17カ所で。9時15分から市農業者トレーニングセンターで開票される。

 22日現在の有権者数は8万370人。

==============

 ◇筑紫野市長選立候補者(届け出順)
平原四郎(ひらばる・しろう) 60 無現(2)

 市長▽全国市長会理事▽筑紫野太宰府消防組合管理者[歴]筑紫野市議6期▽保護司▽福岡大

浜武振一(はまたけ・しんいち) 45 無新

 [元]市議▽理数専門塾主宰[歴]工業デザイナー▽市議会運営副委員長・建設経済委員長▽久留米大

藤田陽三(ふじた・ようぞう) 68 無新

 [元]県議▽建築佐官業[歴]筑紫野市議2期▽県議会議長▽自民党県連幹事長・会長▽修猷館高=[自][公]

〔福岡都市圏版〕

1940チバQ:2011/01/24(月) 23:02:16
藤田陽三は>>1374
福岡県議会の自民3議員、政調費でパーティー券
で名前が出てますね

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101213-OYS1T00067.htm
筑紫野市長選、藤田・自民県連会長が出馬へ
 自民党福岡県連会長の藤田陽三県議(68)が、同県筑紫野市長選(来年1月23日告示、30日投開票)に立候補する意思を固めたことが11日、わかった。近く記者会見し、正式表明する。

 複数の関係者によると、藤田氏は保守市政への転換を掲げ、景気対策などを公約にする方針。

 藤田氏は筑紫野市選出で5期目。県議会議長などを経て昨年5月に県連幹事長に就任し、今年9月から県連会長。

 県連では国会議員が慣例的に会長職に就いていたが、藤田氏で県議が2代続いた。県選出の国会議員団は、会長職を国会議員に戻すよう求めており、来春の統一地方選に向けた後任人事が注目される。

 同市長選には、現職で3選を目指す平原四郎氏(60)と、いずれも同市議の田中允氏(63)と浜武振一氏(45)の3人が立候補を表明している。

(2010年12月13日 読売新聞)

1941チバQ:2011/01/24(月) 23:12:21
07年市長選
もともと現職は自民から遠い人みたいですね。
また、田中允も自民系なので07年と連続で自民系は分裂

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2478
中村晃生氏(59)が無所属で立候補すると表明した。
自民党筑紫野支部から打診があり
中村氏は、大川市長を84年5月から89年6月まで2期5年務めた後、90年と93年の衆院選に出馬し、落選している。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4669
当 19399 平原四郎=無現<2>
   8925 中村晃生=無新
   7262 田中允 =無新

03年市長選
http://www.melma.com/backnumber_22213_718389/
◇筑紫野市長選(福岡県)開票結果 投票率44.84%(過去最低)
当18002 平原四郎(無新、52歳、初当選)
 13938 田中範隆(無現、自・公推薦、78歳)

1942チバQ:2011/01/25(火) 21:59:18
>>788>>945>>955
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110125ddlk41010501000c.html
上峰町議会:「町長派」過半数に 議長に大川氏 /佐賀
 16日の上峰町議選で当選した新町議10人による初の臨時議会が24日開かれ、新議長に大川隆城町議(59)=5期目=を選出した。これで議案の採決に加わる9議員中、過半数の5人を武広勇平町長の支持議員が占めた。

 大川議長は01年4月〜07年1月にも議長を務め、同年4月の県議選に立候補し落選。今町議選で返り咲いた。

 副議長には中山五雄町議(64)=3期目=が選ばれた。中山町議は大川紀男前町長時代の08年6月「虚偽の理由で(当時の)副議長の不信任決議案を提出した」として、除名の懲罰処分を受けて失職したが、処分を取り消す古川康知事の決定を受けて同年9月に復職した経歴がある。

 選挙前の議会では、武広町長が初当選した09年3月の町長選で対立候補を支持した議員が大半を占め、武広町長は提出議案の否決が続いた。町長は「公共性の高い議案は(議会で)通りやすくなるのではないか」と期待感を示した。ただし、支持派にも副市長の選任などに反対する議員もおり、不透明な部分も残る。【遠藤雅彦】

1943名無しさん:2011/01/26(水) 20:30:11
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110126/02.shtml
1月26日のながさきニュース
長崎新聞



温泉本や毎年パソコン…「不当」 長崎、政調費3900万円返還請求

 長崎市議に調査研究名目で支給される政務調査費の2009年度分について、市民団体「ながさき市民オンブズネット」(倉本ツタエ代表)は25日、支出総額約7700万円のうち約3900万円が不当に支出されたとして市長や市議会に返還などを勧告するよう求める住民監査請求をした。

 同市議会の政務調査費は1人年間180万円(上限)。調査旅費、資料購入費、交通通信費などに充てられ、すべて領収書を添付することになっている。

 同ネットの3人が市役所で記者会見。情報公開請求で09年度などの市議と会派の政務調査費に関する収支報告書、領収書などを入手。政務調査でない通常の議員業務や会派、後援会、私的な活動の出費が多数あったとしている。09年度に在籍した市議51人への返還請求額は1人当たり約16万円〜119万円。

 同ネットの調査で、領収書に手書きされた書籍名と違う温泉地の旅行ガイドなどを購入していたケースが、領収書のコード番号で複数、判明。年間100万円以上のタクシー代を賄ったり、3年連続でパソコンを購入していた市議もいた。

 調査旅費では、航空運賃とホテル代がセットになった割安なパック料金を「往復の航空運賃」とみなし、別途、宿泊料を上乗せして支給していることが判明。市人事課によると市の内規に沿った対応で、市長ら特別職や市議には1万6500円、市職員には1万900円か1万3100円を宿泊料として支給している。同ネットは「宿泊料の二重払い」と指摘。市役所も含め旅費支給の在り方に疑問を投げ掛けている。

 監査事務局によると、提出資料を近く監査委員が審査し受理、不受理を決定。受理した場合、3月下旬までに監査結果を出すという。

 議会事務局は「政務調査費のマニュアルに沿い適正に執行されている」、ある市議は「透明性は確保しており不正はないと思う」と述べた。パック料金の取り扱いについて市人事課は「市民感情を考えれば、見直しをしなければならない」との見解を示した。

1944チバQ:2011/01/26(水) 22:44:28
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110126-OYS1T00159.htm
福岡知事選、自民・蔵内県議に出馬要請
地方選
 福岡県知事選(3月24日告示、4月10日投開票)に向け、自民党県連の候補者選考委員会の有志らが25日、党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)に出馬を要請した。蔵内氏は「重く受け止めたい」と述べ、27日をめどに結論を出す考えを示した。党内には蔵内氏を推す声も多く、受諾した場合、有力な擁立候補の一人になる可能性が高い。

 要請したのは、選考委メンバーで県連会長代行の吉原太郎県議ら。国会議員と地方議員の計20人でつくる選考委内で蔵内氏を推す声が大半だとして、推薦したい意向を伝えたという。吉原氏は「今の県政を継承でき、選挙戦で勝てる人物だ」としている。要請には、県農政連所属の議員らでつくる県議会会派の代表も同席した。蔵内氏は同県筑後市出身で県議6期目。県議会議長などを歴任した。

 一方、党内では通産官僚出身で元内閣広報官の小川洋氏(61)を推す動きもある。選考委は28日まで候補者を募集し、30日の第2回会合で絞り込みに入る。

 同知事選を巡り、民主党福岡県連の選考委は大学教授2人に絞っている。このほか、元北九州市議で共産党職員の田村貴昭氏(49)が立候補を表明している。

(2011年1月26日 読売新聞)

1945チバQ:2011/01/28(金) 22:43:02
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110128-OYS1T00642.htm
福岡知事選、谷口・蔵内両氏が自民県連に推薦願
地方選
 福岡県知事選(3月24日告示、4月10日投開票)への立候補に向け、財務省出身で九州大教授の谷口博文氏(56)、自民党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)が28日、それぞれ自民党県連に推薦願を提出した。

 県連は同日正午で候補者の募集を終了。推薦願の提出者は、旧通産省出身で元内閣広報官の小川洋氏(61)と合わせ3人となった。

 県連は30日の候補者選考委員会で絞り込みの作業に入る。選考委員の大半は蔵内氏を支持しているとされる。ただ、小川氏は推薦が得られなくても出馬する意向で、自民党は「分裂選挙」となる可能性もある。

 谷口氏は推薦願を提出後、記者団の取材に応じ、「大学で取り組んできた公共政策を実行に移したい。九州のパワーを引き出し、世の中の閉塞感を打破する」と抱負を述べた。この後、民主党県連と公明党県本部も訪れ、推薦願を提出。さらに県議会の主要4会派にも支援を求めるという。

 一方、蔵内氏の推薦願は自民党県議2人が代理で提出した。推薦人の一人の秋田章二議員は記者団に「県政の主な政策をしっかり引き継げる即戦力。地方の痛みもよく分かっている」と語った。

 小川氏は27日、麻生太郎元首相(衆院福岡8区)を推薦人とし県連に推薦願を出している。

(2011年1月28日 読売新聞)

1946チバQ:2011/01/28(金) 22:46:48
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110128/01.shtml
長崎市長選に太田氏が出馬表明 前教育長、「変革の先頭に」強調



長崎市長選への出馬を表明する太田雅英氏=長崎市樺島町の後援会事務所
 前長崎市教育長の太田雅英氏(62)が27日、長崎市樺島町の事務所で記者会見し、任期満了に伴う4月の同市長選に無所属で立候補することを表明した。

 同市長選にはこれまで、現職の田上富久氏(54)が再選を目指して出馬を表明しており、選挙戦が確実な情勢となった。

 太田氏は会見で、2007年に4選を目指していた前市長の伊藤一長氏が選挙期間中に射殺された事件を振り返り「あれから4年、地場経済の低迷、就職難、人口流出、シャッターを閉じた店など閉塞(へいそく)感に陥って身動きが取れない状況。市民が市長に求めるのは強いリーダーシップの下、長崎を上昇させることではないか」とし「市長力」を強調。「長崎を変えなければいけない。先頭に立ち、力を発揮したい」と出馬の動機を説明した。

 学級担任2人制や教師力向上など教育分野への意欲を語り、中心部商店街の活性化、雇用の改善、公共・文化施設などの整備、高齢者、障害者福祉に力を入れる考えを示した。

 太田氏は長崎市出身。佐賀大経済学部卒。市原爆被爆対策部長、企画部長など歴任。市教育長、市社会福祉事業団理事長を務めた。

 推薦願は既に提出した自民党のほか、民主党など主な政党、労働団体などにも出す考え。公開討論会が開催されれば出席する意向も示した。

1947チバQ:2011/01/28(金) 22:53:33
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110128-OYT1T00256.htm
福岡知事選、自民候補選び混沌…3氏推薦要請へ

. 福岡県知事選(3月24日告示、4月10日投開票)に、財務省出身で九州大教授の谷口博文氏(56)が、立候補の意向を固めたことが関係者への取材でわかった。

 28日に自民党県連に推薦を要請する。党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)も出馬の意向を固め、党内からの出馬要請を受諾する方針。元内閣広報官の小川洋氏(61)も27日、同党県連に推薦を要請するとともに立候補を表明しており、自民党の候補者選びは混沌(こんとん)としてきた。

 同党県連は28日正午まで候補者を募集し、30日の選考委で絞り込みに入る。

 谷口氏は福岡市出身。東大法学部を卒業後、旧大蔵省(現財務省)に入り、関東財務局長などを歴任した。昨年11月の福岡市長選の候補としても名前が浮上。知事選では民主党県連の擁立候補の一人にも挙がっている。関係者によると、谷口氏は民主、自民、公明党など広く支援を求めていく考えだという。

 谷口氏は27日、読売新聞の取材に対し、「(出馬の)打診を受けているのは事実だが、まだ決めていない。28日に決断する」と語った。

 また、自民党県連の候補者選考委員の県議有志から立候補要請を受けた蔵内氏も、党県連から支持を得られることを条件に受諾する。選考委員の大半は蔵内氏を支持しているとされ、すでに立候補の準備を進めているという。

 小川氏は自民党への推薦要請後、記者団の取材に応じ、「古里、福岡県のいっそうの発展のため、お役に立ちたい。私の経験や人とのつながりを最大限生かしたい」と強調した。麻生太郎元首相(衆院福岡8区)の支援を受けており、県連内の小川支持派には、経済界などとの連携を模索する動きもある。

(2011年1月28日10時05分 読売新聞)

1948チバQ:2011/01/28(金) 23:12:04
http://mainichi.jp/seibu/news/20110118sog00m010010000c.html
選択の後で:鹿児島・阿久根市からの報告/上 「負の遺産」扱い苦慮
 ◇「副市長」解任し目張り外したが…対話掲げ「改革」継承も
 「命がけの訓練をする場所なのに……おかしい」。竹原信一・前市長(51)の失職に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選で市を二分する接戦を制し、17日に就任した西平良将市長(37)。初登庁の後、市役所隣にそびえる高さ17メートルの消防隊の訓練塔を見上げて顔をしかめた。

 壁面には滝を登る隊員の絵。消防車が入る車庫にも招き猫などの壁画が描かれている。竹原氏支持の画家が昨年12月に描いたものだ。消防関係者は反対したが聞き入れられなかった。経費約500万円は専決処分した補正予算。西平市長は報道陣に「消します」と宣言。ささやかだが、竹原市政からの方針転換第1号となった。

 午後には、やはり竹原氏が専決処分で選任し、竹原氏の盟友とも言える仙波敏郎氏(61)を解任。「副市長を解職する」と記した辞令を自ら手渡した。

 市長室も変えた。入り口のガラスの目張りを外した。外から見えないよう竹原氏が張らせたもので、市政の閉鎖性の象徴だった。「開かれた市政を目指したい」と西平市長。

 掲げたキャッチフレーズは「対立から対話へ」。わずか一夜で当選の喜びはかき消えていた。勝ったたとはいえ864票差。初登庁での花束も固辞した。

 竹原氏の「遺産」は山積している。消防署のアートや市長室の目張りと違って、簡単には変えられない。

 就任記者会見では、乱発された専決処分を「違法性が高い。正していく」としたが、竹原流「改革」を「全部が悪いとは思わない。市民が喜ぶことは引き継ぐ」。強引な手法は否定しつつ是々非々の構えだ。「二分された市民をどうする」と問われて「粘り強くやるしかない」。

 竹原氏に投票したのは7645人。今後は当然、西平市政に厳しい目を向ける。一部に「竹原氏の良い部分を受け継ぎ、街を落ち着かせてほしい」との声もあるが「次は負けない。竹原さんでなければ駄目」という強固な支持者も少なくない。

 住民投票を棄権した漁業、的場三郎さん(59)=仮名=は今回、西平氏に未来を託した。不安もあったが強引な竹原市政からの転換を願った。「急に阿久根が落ち着くことはないだろう」と、若い市長の手腕を長い目で見ようとする。激戦の後、漁協でも選挙の話題はぱったり消えたという。「みんな本当にうんざりしている」

   ◇  ◇

 市民自ら「竹原劇場」の幕引きを選択した阿久根市。激戦後の街を歩いた。

毎日新聞 2011年1月18日 西部朝刊

1949チバQ:2011/01/28(金) 23:12:56
http://mainichi.jp/seibu/news/20110119sog00m040009000c.html
選択の後で:鹿児島・阿久根市からの報告/下 日当の不満表面化せず 住民投票を注視
 ◇議会と「是々非々」発進
 「私が大切にしたいのは、議会とは両輪であるということです」

 鹿児島県阿久根市の西平良将市長(37)は18日、初めて市議会に顔を見せ、全員協議会であいさつした。市長と議会が対等の二元代表制を無視した竹原信一前市長(51)との違いを強調し、議員から拍手で迎えられた。

 公約に議会改革を掲げたが、かつてのなれ合い状態に批判的な市民感情に配慮し、議会との間合いを「一歩離れて二歩離れず」と表現。この日のあいさつでも「是々非々で」の言葉が聞かれた。

 終了後、議会事務局職員が竹原派4市議に茶封筒を渡した。竹原前市長が専決処分で導入した議員報酬の日当1万円だ。全国に先駆けて08年度に導入した福島県矢祭町議会は日当3万円だが、前市長は独断で1万円に決めた。

 竹原派4人のうち3人は、強制加入の議員年金の掛け金を納めていない。市議会議員共済会によると未納は全国でこの3人だけ。うち1人は「現実問題払えない」とこぼす。

 反竹原派12人は日当制導入を認めず受け取りを拒んで供託している。掛け金は月2万5600円。ある議員は昨年12月、委員会に2回出席し報酬は計算上2万円で不足する5600円を支払った。「仕事をしたのにばかげている」とため息をつく。別の議員も「議会報告会も開いており、仕事をしている自負はある。私だって生活がある」と嘆く。

 議員日当制は竹原「改革」の象徴だった。西平市長は17日の会見で「1万円は安すぎる」としたうえで「議会側で(見直し案を)提案してもらい、そのうえで検討したい」。一方、浜之上大成議長は「専決が違法なのだからまずは(新市長が)撤回し、議会と協議すべきだ」との立場。だが議会解散を問う住民投票を2月20日に控えているため「報酬を元通りに」との声は表面化していない。

 竹原前市長との対決で混迷した市議会は昨年9月29日から9月定例会が開会中。会期が異様に長いのは前市長の専決処分を封じる狙いだったが、今は住民投票の行方を見守っている状態だ。前市長への対抗策として条例上は可能になった通年議会も、前市長が条例を公布せず棚上げのまま。課題山積の議会が「竹原劇場」の閉幕を選択した市民の審判を受ける。市政正常化の道筋はまだ見えない。(この連載は河津啓介、福岡静哉、村尾哲、馬場茂が担当しました)

毎日新聞 2011年1月19日 西部朝刊

1950チバQ:2011/01/28(金) 23:24:10
http://373news.com/_kikaku/akune/sasshin/01.php
'11/01/18 本紙掲載
市二分もうご免 “戦後処理”まず試練 上


▲はがされた選挙ポスター掲示板を調べる捜査員=16日、阿久根市晴海町

 新市長の西平氏が市役所に初登庁した17日朝。正面玄関に駆けつけた支持者の祝福ムードが吹き飛んだ。竹原氏の専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏が、出迎えに立っていたからだ。
 「まだ、おったのか(いたのか)」。年配の男性は、竹原氏の肝いりで登用された仙波氏に敵意むき出しの一言。ほかの支持者は勝利を誇示するように拍手に力を込めた。
 同日昼、西平氏の新市長就任がテレビで報じられた。竹原氏の応援に奔走した同市山下の主婦(64)は画面を見つめ「腹立たしい」と吐き捨てた。「(西平氏を)市長として認めない。阿久根市民は全国に恥をさらした」
 竹原市政に対する3度目の審判となった今回の市長選は、従来にも増して激戦となった。両陣営によると、お互いを中傷するビラやデマが飛び交い、選挙ポスターがはがされる事件も起きた。

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 阿久根市では竹原氏が市長に初当選した2008年8月以降、選挙と投票が相次いだ。不信任決議による09年5月の出直し市長選の得票率は竹原氏52%、新人候補48%。昨年12月の市長リコール住民投票は解職賛成(竹原氏不支持)51%、反対(支持)49%。今回の市長選は西平氏53%、竹原氏47%だった。
 一票を投じる度に、評価は真っ二つに割れ、市民に溝が生まれた。地域経済の疲弊による「徒労感」に加え、立て続けに二者択一を迫られたことで、「うんざり感」が漂っているのが実情だ。
 同市鶴見町の会社経営女性(59)も嫌気が差した一人。「人間関係がギスギスし、のびのび生活できない。しがらみで生きていかないといけない身にはつらい」

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 会社から「絶対中立」を命じられたというタクシー運転手(68)は誰に投票すればいいか客から度々聞かれた。運転手同士も二分され、「今回の選挙ほど市民が割れたことはなかった」と明かす。
 客には「家族と話し合って決めてみては」と勧める以外なかった。だが、「息子とも、親せき同士でも意見が割れている。家族に聞けないから、お宅に聞いている」と泣きつかれたこともあった。
 次は2月20日、議会少数の竹原氏派が主導した議会解散を問う住民投票が控える。この運転手は解散に賛成の立場だ。ただ、賛否を争うまちを想像するたびに「気がめいる」。
 「ノーサイド」を宣言した西平氏は市長リコールを仕掛けた当事者でもある。市民に生じたしこりの解消は誰もが望む共通の思い。「対話による市政」は試練を避けて通れない。

1951チバQ:2011/01/28(金) 23:24:38
http://373news.com/_kikaku/akune/sasshin/02.php
'11/01/19 本紙掲載
「対議会」市民注目 未知数の手腕 懸念も 中


▲就任式を終えた西平良将市長(右)に声を掛ける市議会の浜之上大成議長=17日、阿久根市役所
 18日、阿久根市議会議員控室。西平良将市長(37)が入室し、全員協議会が始まった。「議会とは是々非々で臨む。対立ではなく対話と市民に訴えてきた」。拍手が起き、竹原信一前市長(51)のころと一転、議会と首長の空気が和んだ。
 直後に開かれた本会議の傍聴席。西平氏によって前日、「副市長」を解任された仙波敏郎氏(61)が、竹原氏を支持する市民らと最前列に陣取った。
 自身は在任中、「違法な会期延長の議会」と批判し、出席拒否を繰り返してきたが、「これからは選ぶ側」だという。2月20日の市議会リコール住民投票で議会を解散に追い込み、出直し市議選で竹原氏派の躍進をうかがう姿勢だ。

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 2008年8月の竹原信一前市長初当選以来、市議会は常に市政混乱の主戦場と化してきた。竹原氏は反市長派が多数を占める議員定数を16から6に減らす議案を提出。猛反発した議会は09年5月、2度目の不信任議決で失職に追い込むが、竹原氏は出直し選で返り咲いた。
 その後の竹原氏の議会軽視は過激さを増し、違法性の疑いがある専決処分すら繰り返した。最終的に竹原氏の行政手法を否定し、市政からの退場を迫ったのは西平市長らの市民運動だった。
 防戦一方に追い込まれた市議会は「否決ありき」との批判も浴び、竹原氏派団体によるリコール手続きが進む。浜之上大成議長(60)は「竹原氏のプロパガンダ(宣伝)で誤解が広がった。市民への説明が足りなかった」と苦り切った。
 議会事務局によると、09年に竹原執行部が提案した議案や陳情請願などは計104件。うち否決や修正可決、不採択は計8件で、大半は可決している。

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 今回の出直し市長選で南日本新聞が実施した出口調査では、回答した有権者の約6割が議会リコールに賛成し、議会への不信感が鮮明になった。
 自営業男性(84)は「派閥の対立が激しく、自由に意見を出す場になっていない」と竹原氏派議員4人、不支持議員12人に分裂した現状を批判した。
 市長選の投票先にかかわらず、「議会も市民の審判を受けて出直すべきだ」(44歳会社員男性)など議会解散は不可避の声が大勢を占めた。
 西平市長は市議会との関係を「一歩離れて二歩離れず」と表現。なれ合いではなく、緊張感のある市政の両輪を目指すと主張する。公約には議員定数の削減提言も盛り込んだ。
 ただ、選挙戦で反竹原氏派議員が側面的に支援したのは事実。「(西平市長は)行政経験も議員歴もなく、結局は議会に迎合するのではないか」(60歳農業男性)と懸念する向きも少なくない。対話を尽くした末に公約を実現できるのか。市民は注視している。

1952チバQ:2011/01/28(金) 23:25:08
http://373news.com/_kikaku/akune/sasshin/03.php
'11/01/20 本紙掲載
「竹原遺産」排除へ 専決の陰 課題あらわ 下


流れ落ちる滝を描いた訓練棟(右)とキャラクターを模した絵が描かれた消防車庫=19日、阿久根市鶴見町

 「消防署の建物に描かれている絵は消して、元に戻したい」。17日、阿久根市役所で行われた市長就任記者会見。西平良将市長(37)は竹原信一前市長の「負の遺産」を排除し、後片付けに着手する姿勢を印象づけた。
 訓練棟には滝が、車庫にはキャラクターを模した絵が描かれている。西平市長が問題視する理由は、竹原氏が議会に諮らず専決処分で絵の費用を捻出した独善的手法にある。竹原氏による数々の専決処分は、西平市長がリコール運動を決断した動機でもある。
 加えて「命がけで訓練する施設に絵はなじまない。消防署員から訓練に集中できないと苦情が寄せられている」からだ。18日には竹原氏が依頼した画家と会い、絵を消す方針を直接伝えた。
 同じ日、西平市長は、竹原氏が総務課長にした元警察官の大河原宗平氏を異動させた。前日には同じく元警察官で専決処分で副市長に据えられた仙波敏郎氏を解任。専決施策との決別で、「西平色」を鮮明にした。

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 西平市長の政策の柱は行財政改革。目玉は職員の給与削減で任期中の4年間に15%減らすと明言している。竹原氏が賞与を半分に減らし、年換算で14%減とした削減幅とほぼ同じ。国税庁によると、過去10年間の民間給与の下落率は約13%。
 西平市長は、民間と同等の痛みを職員に求め、市民の厚遇批判に応える考えだ。
 ただ、竹原氏が専決で強行したのに対し、西平市長は「職員労働組合や議会と議論を尽くし、段階的に減らす」と述べ、手法の違いを際立たせる。
 竹原氏の有無を言わせぬ削減が職員の士気をそいできた面は否めない。西平市長は職員の仕事を外部評価する制度を提唱しており、不公平感の排除と緊張感の植え付けを狙う。
 市職労側は「ルールにのっとり、団体交渉で議論していく」という。この当然の回答を執行部へ伝える機会さえ持てなかったのが、竹原市政の実態だ。

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 「働き口がない友人が阿久根を離れた」(22歳会社員女性)。「民間の底上げをしないと阿久根は破たんする」(65歳農業男性)。市長選では有権者の切実な声が相次いだ。
 西平市長は1次産業の振興を中心に多くの公約を並べ、「民間所得を上げないと、官民格差はなくならない」と訴える。
 竹原市政の「行政改革」は人件費削減の一点突破だったと言っても過言ではない。喝采を浴びたのは事実だが、選挙戦で噴き出た市民の不満は竹原市政の陰で置き去りにされた課題をあらわにした。
 竹原氏は「企業誘致など夢のまた夢。できないことは言わない」と切り捨てる。18日に市役所ロビーであった集会に姿を現し、「(私のほかに)公約を守れた首長なんていない」とうそぶいた。
 西平市長が掲げる対話路線は、相手の出方次第で行き詰まる恐れはある。だが、市民は対立から対話へかじを切る西平市政に期待を託した。「阿久根を変える」と宣言した新市長の覚悟が試される。

1953名無しさん:2011/01/28(金) 23:27:32
福岡県知事選、自民は麻生・小川、古賀誠・蔵内、外部の谷口という構図か
谷口は相乗りも視野に入れている、と

1954チバQ:2011/01/29(土) 10:24:40
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110129/fkk11012902180000-n1.htm
福岡知事選 「想定外」谷口氏参戦 自民人選、混迷深まる
2011.1.29 02:17
 今春の福岡県知事選に向けた自民党県連の候補募集は28日正午で締め切られ、3氏が競う構図が固まった。麻生太郎元首相が推す元内閣広報官の小川洋氏(61)と、小川氏擁立に反発する県議らが出馬要請した党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)の対立に、民主、自民、公明3党の相乗り候補を目指す九州大教授、谷口博文氏(56)が割り入った。谷口氏の参戦という「想定外」(県連幹部)の展開に選考の行方は混迷の度を深めている。

                   ◇

 「麻生先生と私が対立しているとは思わない。中央官僚と地方議員の戦いだ」

 蔵内氏は28日朝、地元・筑後市の事務所で産経新聞などの取材に応じ、出馬要請を受諾する考えを表明。官僚出身の小川、谷口両氏との対立軸を強調した。

 麻生氏が小川氏擁立に動いたのは昨年11月。これに対し古賀誠元幹事長(衆院福岡7区)やベテラン県議らが反発、蔵内氏を立てる構想が浮上した。

 党の推薦が得られなければ立候補を取りやめる考えの蔵内氏に対し、小川氏は推薦がなくても出馬の意向。蔵内氏推薦の場合、一部の自民党県議らが小川氏側に回り「分裂選挙」となる可能性もある。蔵内氏は「麻生先生は党を割るというようなことはお考えにならないのではないか」と今後の調整に期待を示した。

 一方、谷口氏は福岡市博多区の党県連で推薦願を出した後、報道陣に「大学で学んだ公共政策を知事として実行に移す」と意欲を語った。

 これまでに谷口氏は、小川、蔵内両氏の対立を回避するための選択肢として名前が取りざたされたことがあり、民主党県連の人選でも検討対象になっている。昨年の福岡市長選では自民党市議団から出馬を要請されたが固辞した。

 経済界などには知事選での与野党相乗りを望む声が根強く、「谷口氏なら民主も自民も担ぎやすい」(連合福岡関係者)との見方もある。

 3人が名乗りを上げたことを受け、国会議員や県議ら20人でつくる自民党県連の候補者選考委員会は、30日の会合で絞り込みを開始。現時点では「少なく見ても委員の4分の3が支持」(県連関係者)とされる蔵内氏が優位とみられる。

1955チバQ:2011/01/30(日) 11:36:22
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110130/02.shtml
1月30日のながさきニュース
長崎新聞



朝長市長、衆院選肩入れをおわび 宮島議員の新年会で一幕



並んで談笑する宮島衆院議員(右)と朝長市長=佐世保市、佐世保玉屋
 4月の佐世保市長選で再選を目指す現職の朝長則男氏(61)が29日、市内で開かれた宮島大典衆院議員(長崎4区)の後援会の新年会合に出席、2009年の衆院選で宮島氏の対立候補に肩入れしたことを“謝罪”する一幕があった。宮島氏の一部の支持者は市長選への出馬を望んでいたが、今回の謝罪で擁立の声は収束に向かうとみられる。出席した民主党関係者は「(宮島氏の)出馬はない」と断言した。

 「初春の集い」であいさつに立った朝長氏は、宮島氏の支援者ら約400人を前に「皆さんにご不快な思いをさせたことをおわびしたい。こういう機会をつくってもらいありがたい」と述べ、深々と一礼。会場からは、どよめきと拍手が起きた。あいさつが終わると宮島氏も笑顔で市長を迎え、握手で“和解”に応じた。

 朝長氏は09年の衆院選で自民公認の北村誠吾氏=比例九州ブロックで復活当選=を支援。宮島氏の支援者は「公職にある市長が特定の候補者を支援するのは公平性に欠ける」と反発。後援会によると、批判の声は選挙後も収まらず、昨年の「集い」には朝長氏を招かなかった。

 宮島後援会の楠本誠人会長は「まさかおわびされるとは思わなかった」と驚きの表情を見せたが、「市民のためには地元選出の国会議員と市長が協調すべき」と話すなど支援者の多くは謝罪を歓迎。ただ、一部からは「選挙前で誰にでもいい顔をしている。本心からわびたのかは次の衆院選を見ないと分からない」との声も上がった。

 朝長氏は昨秋の出馬会見で、前回の市長選で推薦を受けた自民、公明両党を含め、どの政党からも推薦を受けないことを明言。民主党や宮島氏への配慮との見方が強い。民主党は、菅直人政権の支持率低下などもあって、市長選への独自候補擁立は難しい情勢。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/?q=%C4%AB%C4%B9%C2%A7%C3%CB
4選を目指す自民前職、北村誠吾と9年ぶりの政界復帰を目指す民主元職、宮島大典が因縁の対決を繰り広げる長崎4区。大票田の佐世保市では宮島陣営が元自民衆院議員の前市長、光武顕の支援を受け保守票を侵食。北村陣営は現市長の朝長則男の支援で巻き返しに必死だ。新旧市長の“対決”ムードが熱を帯びている。
市長就任前の自民県議時代に北村の選挙を支えた朝長は、今回も北村支持を明言。市内でのほとんどの個人演説会に出席し「『市長は中立ではないか』と言う人もいるが、大変お世話になった。パートナーは北村しかいない」と支持を訴えている。

1956チバQ:2011/01/30(日) 11:54:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/223885
佐世保市長選 朝長氏 再選へ着々 対立候補動きなく
2011年1月30日 00:36 カテゴリー:九州 > 長崎

佐世保市長選と市議選の立候補予定者説明会に集まった関係者たち 任期満了に伴う佐世保市長選(4月17日告示、同24日投票)の立候補予定者説明会が29日、同市役所であり、再選を目指して立候補を表明している現職の朝長則男氏(61)の陣営のみが出席した。投票まで3カ月を切ったが、他に立候補の動きはなく、朝長氏は着々と態勢を固めている。

 「(2009年の)衆院選では申し訳なかった」。朝長氏は29日、初めて出席した宮島大典衆院議員の後援会新年会で約450人の民主支持者を前に頭を下げた。

 朝長氏は前回衆院選で自民党公認候補支持を鮮明にし、選挙カーにも乗り込んだ。しかし、衆院選後は首長として政権与党となった民主党との関係を改善し、選挙が近づいた昨年末以降は急速に距離を縮めている。今回市長選では前回と違い、自民、公明からの推薦は受けない。

 昨年末時点では「選挙ぎりぎりまで擁立を模索する」と自身を含め対立候補に含みを持たせていた宮島氏だが、29日の朝長氏の新年会出席を受け「候補の擁立は検討していない」と断言した。

 一方の自民党も「基地問題を抱える市政運営上、国との連携は不可欠。推薦せずとも朝長氏応援は変わらない」(市議)と民主との関係改善に理解を示す。通常、無投票回避に意欲的とされる共産党も市議2人を擁立するため「市議選で精いっぱい」(同)と擁立は困難な状況だ。

 朝長氏は組織固めにも余念がない。昨年9月には経済界の有力者を支援組織の幹部に据え、昨年末までに江迎や鹿町など合併地区を含めた市内約30カ所に後援会支部を広げた。

 有力な対立候補が見えない中、立候補予定者説明会に出席した朝長氏の後援会幹部は「候補者がこれから現れる可能性は大いにある」と表情を引き締めた。

=2011/01/30付 西日本新聞朝刊=

1957チバQ:2011/01/30(日) 12:21:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110128/elc11012809300000-n1.htm
福岡知事選、蔵内氏も出馬表明 麻生元首相vs古賀元幹事長で県連が分裂
2011.1.28 09:28

福岡県知事選への立候補を表明する蔵内勇夫氏=28日午前7時55分、福岡県筑後市(松本学撮影)
 今春の福岡県知事選で複数の自民党県議らから出馬を要請されている党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)は28日朝、立候補の意向を正式に表明した。同県筑後市の事務所で産経新聞などの取材に答えた。

 知事選には、麻生太郎元首相(衆院福岡8区)が推す元内閣広報官、小川洋氏(61)が27日に出馬表明し、自民党県連に推薦願を提出。これに対し蔵内氏は、小川氏擁立に反発する古賀誠元幹事長(衆院福岡7区)らから支援を受けるとみられ、党県連が二分される可能性が高まった。

 取材に対し蔵内氏は「麻生太郎先生は私の恩人であり大変尊敬する政治家。党を割るというようなことはお考えにならないのではないか」と今後の調整に期待を示した。そのうえで「麻生先生と私が対立しているとは思わない。中央官僚(の小川氏)と地方議員の戦いだ」と強調した。

 国会議員や県議、市議計20人でつくる党県連の候補者選考委員会は30日に会合を開き絞り込みに入るが、現時点では「少なく見ても委員の4分の3が支持」(県連関係者)とされる蔵内氏が優位な情勢。

 ただ、小川氏は党の推薦が得られない場合も立候補する意向で、一部の自民党県議らが小川氏側に回る可能性もある。蔵内氏は「選考委員会の決定に従う」と述べ、推薦が得られなければ立候補を取りやめる考えを示している。

 知事選に向けては、元北九州市議の田村貴昭氏(49)が共産党推薦の無所属候補として出馬する意向を表明。民主党県連は大学教授2人に絞り込んでいるが、現在は自民党の動向を静観している状態だ。

1958チバQ:2011/01/30(日) 20:59:18
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172694-storytopic-190.html
基地関連事業一段落の嘉手納町 町長選、20年ぶり投票2011年1月23日
 【嘉手納】極東最大の米軍嘉手納基地を抱える嘉手納町で町長選挙が30日、実施される。20年ぶりの投票。強いリーダーシップで5期20年間町政を運営してきた宮城篤実町長が勇退を決め、町議の金城利幸氏(60)が昨年8月に、前町総務部長の當山宏氏(58)が同10月に出馬を表明した。2氏による一騎打ちの公算が高く、25日の告示を前に町内は選挙戦の様相を帯び始めた。
 金城氏は4期16年間の町議としての知名度を背景に居住地の西区を中心に支持を広げる。相手候補に比べ、支持議員の数などで劣るものの、フットワークの軽さを生かした選挙戦を展開する。「町民力の強化」をキャッチフレーズに住民と行政が一体化した行政運営を訴え、副町長制度の導入などを掲げる。
 當山氏は金城氏に比べ出馬表明が遅れたものの、37年間の行政経験を武器に運動を展開。宮城町長や古謝得善元町長など歴代町長や町議の3分の2の支持を取り付け、豊富な運動量で挽回(ばんかい)を狙う。福祉の充実、教育文化の振興などを重点政策に掲げ、給食費の全額助成や教材費助成の継続などを訴える。
 日米安保の縮図と言われ、町域の約83%が基地に奪われている嘉手納町。住民はわずかに残った土地に押し込められ、基地からの騒音や悪臭などの被害に悩まされている。そんな中、基地が及ぼす閉塞(へいそく)感を打破するために行われた米軍基地所在市町村活性化特別事業(島田懇談会事業)による新町・ロータリー地区の再開発がロータリープラザなど“箱もの”の完成によって2008年終了した。
 その後、同町では沖縄防衛局の入居などによってもたらされる収入を背景に後期高齢者医療制度の保険料の一部助成や肺炎球菌の予防接種費用の全額補助、給食費の半額助成など基地被害の“対価”として福祉政策を拡充し、住民に還元してきた。
 だが、急増する待機児童に若年者の流出、騒音被害対策で国が買い上げた土地の利活用など課題は多い。根元にある基地問題も負担軽減の兆しは見えない。島田懇談会事業終了から3年。ハード事業からソフト事業への転換期に差し掛かる中、宮城町長から嘉手納町のかじ取り役を引き継ぐ新町長は、その手腕が注目される。(吉田健一)

1959名無しさん:2011/01/31(月) 04:58:47
藤田氏は、平原氏が旧社会党出身であることから「保革対決」の構図を演出した上で政権批判を繰り広げ、民主党への不満票も取り込んだ。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/224054
藤田氏が初当選 筑紫野市長選
2011年1月31日 01:50 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 任期満了に伴う福岡県筑紫野市長選は30日、投開票され、無所属新人で元県議の藤田陽三氏(68)=自民、公明推薦=が、3選を目指した無所属現職の平原四郎氏(60)と、無所属新人で元市議浜武振一氏(45)を破り、初当選を果たした。

 同市長選は行財政改革などをテーマに激戦を展開。自民党県連会長を辞して挑んだ藤田氏は、平原氏が旧社会党出身であることから「保革対決」の構図を演出した上で政権批判を繰り広げ、民主党への不満票も取り込んだ。同県内では昨年11月の福岡、古賀両市長選でも自民党や同党県議が支援した新人が現職に連勝しており、同党への追い風を象徴する形となった。

 投票率は45・03%。当日有権者数は7万9172人(市選管調べ)。

■筑紫野市長選 (開票終了)

当 藤田 陽三 無 新 16,018
  平原 四郎 無 現 15,546
  浜武 振一 無 新  3,764

藤田 陽三(ふじた ようぞう) 68無新(1)
県左官組合連顧問(県議、自民党県連会長)石崎、修猷館高通 (自・公=推薦)

=2011/01/31付 西日本新聞朝刊=

1960とはずがたり:2011/02/01(火) 14:46:37
<九州・沖縄>熊本市

熊本市議会に「定数3増」論 “合併分”求める声
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20110108001.shtml

昨年の12月定例会で議案を採決する熊本市議会。4月の統一地方選が迫り、定数条例を見直す動きが出ている=市議会本会議場

 ことし4月の統一地方選で改選する熊本市議会。昨年3月に旧城南、植木両町と合併し激戦が予想される中、定数増を求める声が出始めた。定数の変更は条例改正が必要なため2月開会予定の定例会で議論されるとみられるが、「有権者の理解が得られない」「議会改革に逆行」との慎重論も根強い。

 熊本市議会の議員総数は合併した富合町選挙区の定数1、植木町選挙区の2を合わせて51人だが、条例上の定数は48。4月24日投開票の次期市議選は、定数特例が続く地区があるため、二つの選挙区に分かれる。

 一つは旧市域に定数特例が失効する植木町選挙区と、定数特例を選択しなかった旧城南町が加わる選挙区(定数48)。もう一つは定数特例が次期任期まで続く富合町選挙区(定数1)だ。条例改正しなければ、二つの選挙区で49議席をめぐる戦いとなる。

■「多様な意見反映」

 定数増の考え方は、現在の定数48に、植木町選挙区分の定数2と旧城南町分の定数1を加え、定数を51に増やすというもの。富合町選挙区(定数1)を加えると、議員総数が現行より1人多い52人となる。

 各会派の見解はまだ決まっていないが、共産党(3人)の益田牧子団長は「市域が広がり、権限も財政規模も大きな政令指定都市になれば、チェック機能や政策提言など議会の役割は確実に増す。費用弁償の廃止や合併特例区協議会委員の報酬削減などで経費を抑えた上、定数は増やすべきだ」と主張する。

 民主・社民党系の市民連合(10人)の田辺正信団長も「合併町住民の声を市政に届けるためにも定数3増は当然」と歓迎。最大会派自民党(17人)の江藤正行団長も「総数52人とする考えは理にかなっており、2月議会で各会派と協議したい」と前向きだ。

■「丁寧な論議を」

 一方、定数増に慎重なのが、保守系のくまもと未来(10人)と公明党(7人)。くまもと未来の下川寛団長は「全国的に議員定数が削減される時代。いくら有権者が増えたとはいえ、理解は得られない」、公明党の鈴木弘団長も「定数削減や報酬引き下げなどこれまでの議会改革に逆行する」とした上で、同市が目指す2012年4月の政令市移行を見据え「拙速に決めず、統一選後に丁寧な論議をすべきだ」と慎重な姿勢を示す。

 政令市移行後の市議選は選挙区が市全域から五つの行政区ごとになるため、移行までに議員定数や各選挙区の定数を決める必要がある。

■56ピークに削減

 熊本市議会は1947年に定数44でスタート。定数は周辺町村との合併に伴って徐々に増加し、飽託4町と合併した91年には地方自治法で上限となる法定数56となった。しかし、行財政改革や議会改革の流れに沿って95年から52、前回2007年からは48に削減した。

 全国的に地方議会の役割が問われ、県内でも統一選までに8市町村議会が定数を削減する中、熊本市議会の定数増は有権者の理解を得られるのか・・・。有権者が納得できる議論が不可欠だ。(横山千尋)

熊本日日新聞 2011年01月08日

1961チバQ:2011/02/01(火) 22:28:46
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110201-OYS1T00184.htm
福岡県議会42回の海外渡航、改選後の3年半で
 福岡県議会(定数88、欠員5)の議員延べ230人が、改選後の2007年5月から昨年10月までに公式訪問などで少なくとも42回、海外渡航し、計約1億2453万円の公費を支出していたことがわかった。共産党の真島省三議員が集計し、31日に発表した。

 集計によると、親善を目的とした正副議長や会派代表らの公式訪問(委員会視察を含む)は、米国やブラジル、中国などを訪問先として計22回行われ、延べ125人が参加していた。このほか、任期中に1人100万円支給される海外視察制度を使って延べ105人が外国に行っていた。

 政務調査費や年間100万円の補助金を受ける議員連盟の海外視察もあるが、支出の実態は分かりにくく、集計には加えていない。

 真島議員は「行程だけみると、世界遺産巡りと受け取られても仕方のない視察もある」と指摘。海外視察への公費支出を最小限にするよう求める提案書を議長あてに提出した。

(2011年2月1日 読売新聞)

1962チバQ:2011/02/02(水) 22:29:45
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001101310001
阿久根市民、賛否は二分/住民投票告示
2011年02月01日

 阿久根市議会(定数16)は解散されるのか。議会を開かず専決処分を繰り返した竹原信一前市長は住民投票による解職後の出直し市長選で落選し、その政治手法は否定されたが、有権者は議会にも厳しい目を向ける。「混乱はもう嫌」という声も聞かれるが、「けんか両成敗」という意見も根強くある。(原口晋也)


 「対立から対話へ」と訴えて竹原氏を退けた西平良将市長に投票した人たちでも議会解散への賛否は二分される。
 「この際、議会も一新した方がいい」と解散に賛成するのは飲食店を経営する女性(51)。「これ以上、竹原さんを増長させちゃいけない」と市長選では西平氏に投票したが、竹原氏が議会を開かないという強硬手段に出る前に議会として譲れるところはなかったのかと思う。
 「今度解散が決まって、出直し市議選で竹原氏支持派が多数を占めると不信任決議と議会解散の応酬という一昨年の再現も頭をよぎる。しかし、今のままの議会だと沈滞した『なあなあ』の阿久根に戻りそうで怖い」
 一方、学童保育指導員の女性(60)は「西平市長が、これまでの混乱の収拾を図ろうとしている時。ここで有権者が冷静にならないと、また対立の構図に戻ってしまう。そんな阿久根を子どもたちに見せたくない」と語る。
 朝日新聞社とKKB鹿児島放送が1月16日の出直し市長選で実施した出口調査では議会解散について「賛成」が46%で、「反対」の26%を上回った。専決処分を繰り返した竹原氏を独善的と批判した西平氏に投票した人の中でも、賛否が3割強で並んでいる。
 竹原氏と対立してきた議員12人のうちの一人、浜之上大成議長は「議会を招集してくれないと議員は陸(おか)にあがったカッパも同然。西平市長の下で、やっと議会本来のチェック機能を果たせるというところで『雪崩解散』になりそうなのは残念。残り2年の任期を全うし、市民にはそれを検証してほしいのだが」と語った。
 投開票は20日。期日前投票は1〜19日の午前8時半〜午後8時、市役所の公用車管理事務所である。

1963チバQ:2011/02/03(木) 23:30:40
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110203-OYT1T00663.htm
福岡知事選、谷口氏は民主単独推薦でも立候補




 4月に投開票が行われる福岡県知事選の候補者選びで、民主党県連に所属する国会議員団は3日、最終選考に残っている2人と東京都内で面会し、それぞれの政策を聞いた。

 このうち最有力候補とされ、自民、公明両党にも推薦を求めている九州大教授の谷口博文氏(56)は、民主党の単独推薦でも立候補する意向を表明したという。

 出席者によると、党本部の石井一・選挙対策委員長が同席し、別々に計約1時間半にわたって面会した。

 また、国会議員団からは、2日に民主党に推薦願を提出した元内閣広報官の小川洋氏(61)についても、「同じように話を聞く機会を設けるべきではないか」との声が上がったという。

 一方、小川氏は3日、民主、自民、公明3党に続き、県農政連にも推薦願を提出した。

(2011年2月3日15時20分 読売新聞)

1964チバQ:2011/02/03(木) 23:37:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/224645
福岡県知事選 小川氏、民公にも推薦願
2011年2月3日 01:58 カテゴリー:政治 九州 > 福岡

福岡県知事選に立候補の準備をしている元内閣広報官の小川洋氏(61)は2日、民主党県連と公明党県本部にそれぞれ推薦願を提出した。両党には九州大教授の谷口博文氏(56)も推薦を求めている。小川氏、谷口氏、自民党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)の3人による自民党推薦の争奪戦が民主党、公明党にも飛び火した格好だ。

 小川氏の推薦願について民主党県連の吉村敏男幹事長は、候補者選考委員会が谷口氏らに絞って推薦を検討していることを理由に受理せず、預かりとした。公明党県本部の森下博司幹事長は「対応は白紙」としている。

 小川氏は、自民党の推薦が得られなくても立候補に踏み切る構え。麻生太郎元首相(衆院福岡8区)を後見人に経済界への働き掛けを強めているが、民主党・労働組合や公明党・創価学会の中でも支持する意見がある。両党への推薦願は、これに呼応したとみられる。

 小川氏は推薦願の提出後、記者団に「幅広い皆さんの支援を得たい」と語った。

 小川氏は1月下旬、民主党県連最大の支持団体である連合福岡の事務局を訪ねた。推薦願は受理されなかったが、ある労組幹部は「小川氏は(自民党などとの)相乗りに一番いい人物」と好反応を示した。

 一方、自民党県連の候補者選考委員会は蔵内氏支持が多数だが、同氏では民主党や公明党の協力は得にくいため、選挙をより有利にする「相乗り」の可能性を残す谷口氏を推す動きが強まっている。2日の小川氏の推薦願は、こうした思惑に対抗する意味合いもうかがえる。

 民主党県連は2日から3日にかけて吉村幹事長や国会議員が谷口氏に会い、立候補の考えを確認し、6日の候補者選考委員会で協議する。

=2011/02/03付 西日本新聞朝刊=

1965チバQ:2011/02/04(金) 22:42:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110204/elc11020411300001-n1.htm
財界vs政界、自民分裂 福岡知事選めぐり、高まる緊張
2011.2.4 11:29 (1/4ページ)
 3氏が自民党推薦を争う福岡県知事選(4月10日投開票)に向け、「七社会」をはじめとする地元経済界の動向が注目を集めている。一部有力企業の幹部らが元内閣広報官、小川洋氏(61)の支援に動いたことで、多くの県議が推す党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)サイドとの間で緊張感が高まっているからだ。両氏の争いは、後ろ盾となる麻生太郎元首相(衆院福岡8区)と古賀誠元幹事長(同7区)の対立構図に加え、「経済界vs政界」の側面も見せ始めた。(松本学)

 「麻生渡知事がやってきたことを継承してくれる人。そして政党で対立するのではなく『相乗り』の形が望ましい」。JR九州の石原進会長は2日、福岡市内で報道陣に対し、自身が描く知事像をこう語った。

 念頭にあるのは麻生知事と同じ通産省(現・経済産業省)出身の小川氏とみられる。九州電力の松尾新吾会長も、個人的な考えと断ったうえで小川氏を評価する姿勢を示している。

 昨年11月の福岡市長選では、「七社会」にも所属する有力企業が自民党の候補決定を前に民主党系前職に傾き、自民党との間に禍根を残した。こうした経緯もあり、今回の知事選で経済界は政党の判断に先行して支援候補を打ち出すことはしない方針だが、水面下の動きは活発だ。

 小川氏は麻生元首相の後押しを受け、年明けごろから企業幹部らと接触。県や自民党県連の複数の関係者によると、一部の企業トップは与野党統一候補として小川氏を立てることを画策し、経済界や連合福岡への根回しに動いたとされる。

 先週、自民党に推薦願を出した小川氏は2日、民主、公明両党にも推薦を求め、経済界が望む「相乗り候補」を目指す姿勢を鮮明にした。小川、蔵内両氏と自民党推薦を争う九州大教授、谷口博文氏(56)も「幅広い支持がなければ政策は実行できない」として民主、公明党に推薦願を提出。出身の財務省関係者らを通じて企業側にアプローチを重ねているという。

 とはいえ、自民党県連の候補者選考委員会は大半が蔵内氏支持とみられ、「経済界の動きが人選の混迷に拍車をかけている」(県議)との反発も広がる。

 先週末、福岡市であった党県議団と県商工会議所連合会の懇談会。会長の河部浩幸九電工会長らを前に、蔵内氏はきっぱりと、経済界の動きを牽制(けんせい)した。

 「(知事選の人選で)一生懸命苦労をして模索をいたしているところでございますので、この政治の苦労を見守っていただきたい」

 【用語解説】七社会

 九州電力▽九電工▽西部ガス▽JR九州▽西日本鉄道▽福岡銀行▽西日本シティ銀行−で構成される地元大手企業の親睦団体で、行政運営や選挙にも大きな影響力を持つ。九州電力が事実上のリーダー格に位置し、九州経済連合会の会長職には同社のトップが就いてきた。

1966チバQ:2011/02/05(土) 13:31:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/225002
自民福岡 知事選 5日にも推薦決定
2011年2月5日 00:31 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 自民党福岡県連は5日、県知事選の候補者選考委員会を開き、推薦願を提出した3人と面談、同日中にも推薦候補を決定する。結果次第で県連を二分する選挙となる可能性もある。

 国会議員や県議、政令市議19人で構成する選考委員会は、党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)を支持する議員が多数を占めるが、九州大教授の谷口博文氏(56)も浮上している。

 県連にはほかの政党との「相乗り」を望む声が根強いが、自民色の濃い蔵内氏が民主党の支援を得るのは難しい。これに対し、谷口氏は民主党や公明党に推薦願を提出しており、谷口氏を軸に推薦を検討している民主党県連との相乗りが実現する可能性がある。

 蔵内氏が自民の単独推薦で当選するのは容易ではない。そこで、蔵内氏に近い議員が谷口氏の推薦願提出に関与し、選考委員会で谷口氏支持に動くとの見方もある。蔵内氏は「裏で調整することはない。選考委で堂々と戦う」と強い意思を示している。

 麻生太郎元首相が推す元内閣広報官の小川洋氏(61)は、自民党推薦が得られなくても立候補する意思を固めている。元首相に近い自民党の一部と経済団体、労働組合、創価学会に支援を働き掛け、「県民党」をアピールする考えだ。経済団体や労働組合の票は、自民党や民主党の推薦候補との争奪戦になる。

 麻生渡知事も小川氏支援を表明しているが、蔵内氏支持の県議は「麻生知事の傀儡(かいらい)県政になりかねない」と強い拒否反応を示している。

=2011/02/05付 西日本新聞朝刊=

1967沖縄無党派:2011/02/05(土) 21:31:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2011020500298
自民候補は蔵内氏=小川氏、なお出馬に意欲−福岡県知事選
 任期満了に伴う4月10日投開票の福岡県知事選で、自民党県連の候補者選考委員会は5日、同党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)を推薦候補とすることを決めた。麻生太郎元首相らが推す元内閣広報官の小川洋氏(61)、財務省出身で九州大教授の谷口博文氏(56)、県議らが推す蔵内氏の3人が推薦願を提出していたが、満場一致で決定したという。選考委員長を務めた武田良太県連会長は会合後、「総合的な判断」と述べた。
 決定を受け、蔵内氏は記者団に「私がこれまで考えてきた福岡県政のあるべき姿を夢を持って実現させたい」と語った。麻生太郎元首相も「決定は尊重する」と明言。一方、小川氏は「県の発展のお役に立ちたいという考えは変わっていない」と述べ、なお出馬に意欲をにじませた。
 同知事選をめぐっては、麻生渡知事(71)が5選不出馬を表明。元北九州市議の田村貴昭氏(49)が、共産党県委員会の推薦を受けて立候補する。民主党県連は6日にも選考委を開く予定だが、谷口氏を軸に選考を進める方針を決めており、自民党や公明党などにも推薦を要請した谷口氏が民主党単独推薦でも出馬するかが焦点となる。(2011/02/05-20:53)

1968チバQ:2011/02/06(日) 08:35:47
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/national/20110203-OYT1T00245.htm?from=nwlb
自民・長崎県議、福祉法人資金でパーティー券

 自民党長崎県連幹事長の松田正民県議(57)が、理事長を務める社会福祉法人「民生会」(長崎県佐世保市)の運営資金から、約460万円を同党の政治資金パーティー券やブレザーの購入などに充てていたことが、県の特別監査でわかった。

 県は不適正な支出として、1日付で法人に改善勧告を出した。

 県や松田県議によると、パーティーは党県連が2年に1度、長崎市などで開いており、券は1枚1万円。2006年に100枚、08年に36枚、10年に206枚の計342万円分を購入し、「セミナー費」の名目で法人経費として計上。職員や出入り業者らに配ったという。

 このほか県は、05年4月以降、松田県議が私服の購入などに約120万円を流用していたと指摘した。

 民生会は、佐世保市を中心に知的障害者の施設やグループホームなど約25施設を運営。年間収入は約6億円で、国や県、地元自治体が支給する「自立支援給付金」が大半を占めるという。

 2日、県庁で記者会見した松田県議はパーティー券の購入について「過去の監査で指摘されず、問題ないと認識していたが、深く反省している」と謝罪。私的流用に関しては「理事長として必要な物と考えていた。認識が甘かった」と述べた。

(2011年2月3日10時34分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20110206-OYT8T00082.htm
自民県連幹事長辞任松田県議が申し入れ

 自民党県連幹事長の松田正民県議(57)が、理事長を務めていた社会福祉法人の運営資金を同党の政治資金パーティー券購入などに流用していた問題で、松田県議は5日、長崎市内で開かれた県連の緊急拡大役員会で幹事長職の辞任を申し入れた。県連はこれを承認。数日中に党県議団で議員総会を開き、後任について協議する。

 役員会には、国会議員や県議ら13人が出席。北村誠吾会長によると、出席者からは「辞任する必要はない」と擁護する意見が出た一方、統一地方選への影響を危惧する声も上がったという。

 後任人事を巡っては、4月の県議選で無投票当選が確実視される選挙区の現職県議を推す案も出たが、正式な協議は見送った。北村会長は「選挙への影響がないとは言えないが、早急に態勢を立て直したい」と話した。

 終了後、松田県議は報道陣に対し「これ以上、迷惑や心配を掛けるのは申し訳ないと思い、自分自身で責任の所在を明示した」と説明。「悪意はなかったが、間違った支出だった」と改めて謝罪した。

(2011年2月6日 読売新聞)

1969チバQ:2011/02/06(日) 08:55:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20110205-OYT8T00894.htm
「党の分裂はない」 蔵内氏、立候補へ向け意欲〜知事選

自民党県連の推薦候補に決まり、記者団の質問に答える蔵内勇夫氏(福岡市で) 4月投開票の知事選に向け、自民党県連(武田良太会長)が5日に開いた選考委員会で、推薦候補に選ばれた党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)。推薦獲得を巡って元官僚や大学教授と争った経緯から、党内には依然、蔵内氏以外の人物を推す声も残っている。福岡市内で5日夕、記者団の取材に応じた蔵内氏は「党が分裂することはない」と強調し、立候補への意欲を語った。

 蔵内氏の記者団との一問一答は次の通り。

 ――推薦が決まった感想を

 「麻生先生(麻生太郎元首相)が今日の決定を認めてくれたのが一番うれしい。(5日の)選考委員会での所信表明を終えた時はさわやかな気分だった。今は早く孫の顔を見て落ち着きたい」

 ――自民党県連は一枚岩になって支援してくれると思うか

 「そう思っている。分裂することはないし、してはいけないと思う」

 ――推薦を得られる自信はあったのか

 「なかった。ほかの2人には今日初めて会ったが、いい人だった」

 ――無所属で立候補し、他の政党からの支援も求めるのか

 「無所属と思っているが、自民党県連がどう考えるか。ほかの政党についても、県連と相談して考えていく」

 ――立候補に向けた意欲は

 「これまで考えてきた福岡県政のあるべき姿を、夢を持って実現させたい。(中央集権的な)明治以来のシステムを福岡から変えていく」

(2011年2月6日 読売新聞)

1970チバQ:2011/02/06(日) 20:59:14
淡々と名古屋以外の話を
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173202-storytopic-3.html
新垣、玉城氏が軸に 民主県連次期代表、規約めぐり協議2011年2月6日
 民主党県連は5日、常任幹事会と議員総会を開き、喜納昌吉代表の任期満了に伴う代表選について協議した。14日に代表選を告示し、立候補者が複数となった場合には19日に投票を実施する方向で、選挙管理委員の選任などを行った。
 喜納氏は昨年の参院選で落選後、代表を退く意向を表明。県連内では、新代表に幹事長の新垣安弘県議(55)を推す声があるほか、副代表の玉城デニー衆院議員(52)を支持する議員の動きもある。2氏を軸に一本化の議論が進む見通しだが、調整が難航すれば選挙戦となる可能性もある。
 議員総会では、一部議員から代表選の立候補に必要な資格要件の見直しや党員・サポーター投票などの提起があった。しかし選挙直前に選挙規約を見直すことへの慎重意見も根強く、提起への対応については「今回の選挙にこだわらず継続して審議する」として結論を持ち越した。

1971チバQ:2011/02/07(月) 21:46:41
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001102070003
県議選「空白区」 解消見送る姿勢
2011年02月06日

 ■岡田・民主幹事長


 民主党の岡田克也幹事長は5日、佐世保市での対話集会後、取材に対し「投票まで2カ月に迫っている。これからは擁立候補者の一人でも多い当選へ力点を置く時期だ」と強調、県内でも「空白区」解消を見送る姿勢を示した。


 同党は全国44の道府県議選で擁立する公認・推薦候補者を計750人で打ち切ると決めている。県内では16選挙区のうち5区程度が「空白区」となりそうだ。


 諫早湾干拓事業の開門調査に県や地元諫早市などが反対していることにも触れ、「政府としては意思決定なされたので、その上で、農業従事者の心配が解消されるようしっかり対話が行われる必要がある」と語った。

1972チバQ:2011/02/07(月) 21:56:13
>>1970
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-02-07_14351/
玉城・新垣氏出馬へ 民主県連代表選
選挙規則は変更せず
政治 2011年2月7日 09時36分

(12時間19分前に更新)

 民主党県連(喜納昌吉代表)は6日、常任幹事会を開き、喜納代表の退任に伴う県連代表選の立候補の要件について、総支部長1人以上と議員3人以上の推薦とする現行の選挙規則を維持することを全会一致で確認した。

 代表選には、副代表の玉城デニー衆院議員(52)が出馬を表明したほか、現執行部を中心に幹事長の新垣安弘県議(55)を推す動きがあり、両氏による一騎打ちの公算が大きくなっている。

 玉城氏は同日、取材に対し、「民主党に対する逆風が吹いているが、県連をまとめるために汗をかきたい。挙党一致を目指し、支援労組との関係修復を図りたい」と立候補を表明した。1、2区暫定総支部長の喜納代表か、4区総支部長の瑞慶覧長敏衆院議員の推薦が必要となる。

 玉城氏を推す市町議員は選挙規則の変更を求めていたが、玉城氏は「推薦を得られる感触が得られた」と述べ、変更を求めなかったとした。代表選は14日に告示し、立候補者が複数となった場合には19日に臨時党大会を開き、投開票される。投票は総支部長と県連所属議員15人、4総支部から各10人の代議員(計40人)の計56人が行う。

 米軍普天間飛行場移設問題や昨年11月の県知事選、県立浦添看護学校の民間移譲への対応をめぐり、県連幹部の対応に不満が噴出しており、県連を二分した選挙戦となる見込み。

1973チバQ:2011/02/09(水) 00:27:22
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110208-OYS1T00593.htm
福岡知事選、地元財界は小川氏支持
地方選
 4月投開票の福岡県知事選に向け、県内主要企業の代表らが8日、福岡市内で会合を開き、旧通産省出身で元内閣広報官・小川洋氏(61)の支援を決めた。各界に参加を呼びかけ、11日に支援組織を発足させる。

 連合福岡や創価学会の幹部、麻生渡知事らも参加するとみられ、代表には、九州経済連合会会長の松尾新吾・九州電力会長が就任する。

 会合には、九電工、JR九州、西日本シティ銀行など22社・団体の計24人が出席。松尾氏が小川氏の支援を提案したところ、異論は出なかったという。松尾氏は会合後、小川氏について「多くの人がいろんな面で評価している。グローバルな視野で福岡や九州の発展を図る知事に最適任だ」と語った。

 支援組織は「福岡の未来をつくる会」(仮称)。11日の発足式には小川氏自身の出席も求める。経済界のほかにも、幅広い参加を呼びかけており、松尾氏は「組織としてではなく、個人として、入っていただくことになる」としている。

 連合福岡は民主党、創価学会は公明党の支援団体で、両党内でも小川氏を推す声が高まっている。小川氏は両党に推薦願を提出しているが、関係者からは「政党色を抑え、『県民党』を前面に掲げて戦うべきだ」との声も出ており、推薦願を取り下げる可能性も出てきた。

 知事選を巡っては、自民党が党県議団会長・蔵内勇夫氏(57)を推薦する方針。元北九州市議・田村貴昭氏(49)は共産党推薦で立候補する。九州大教授・谷口博文氏(56)も出馬を検討している。

(2011年2月8日 読売新聞)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20100923-713693/news/20110207-OYS1T00640.htm
「情勢見極め出馬判断」福岡知事選で谷口氏
 4月投開票の福岡県知事選で、民主党推薦候補の選考対象から外された九州大教授・谷口博文氏(56)は7日、福岡市内で記者団の取材に応じ、「幅広い支援を得られるか情勢を見極めたうえで、出馬するかどうか判断したい」と述べた。

 谷口氏は民主、自民、公明3党などに推薦願を提出。このうち自民党県連は5日、党県議団会長・蔵内勇夫氏(57)の擁立を決定。民主党県連の候補者選考委員会は6日、「本人から明確な意思確認ができない」として選考対象から外した。

 一方、民主党県連から6日付で推薦願を受理された元内閣広報官・小川洋氏(61)は7日、「幅広い支援をいただきたいと思っており、(民主党の選考対象に)乗せていただけることは歓迎する」と述べ、近く民主党県連の国会議員団などとの面談に応じる意向を明らかにした。

(2011年2月7日 読売新聞)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20100923-713693/news/20110207-OYS1T00188.htm
福岡知事選、民主は小川洋氏軸に調整
 4月投開票の福岡県知事選に向け、民主党県連は6日、福岡市で候補者選考委員会を開き、自民党の麻生太郎元首相らが支援してきた元内閣広報官の小川洋氏(61)を軸に調整することを決めた。国会議員団や県議団との面談を経て、早ければ12日の次回選考委で推薦を決定する。

 民主党県連はこれまで、大学教授2人を対象に選考を進めてきた。このうち有力とされた九州大教授の谷口博文氏(56)については、5日に県連が改めて民主党単独推薦でも立候補する意思があるかどうかを確認したが、6日までに「明確な返答が得られなかった」として、同日の選考委で対象から外すことで一致した。

 小川氏については、民主党を支援する労働団体の連合福岡や、経済界の一部に推す声があり、支援組織の結成を目指す動きも出ている。

 小川氏は民主、自民、公明の3党などに推薦願を提出。自民党県連の推薦候補には選ばれなかったが、幅広い支持が得られる可能性があることから、民主党県連は「預かり」としていた小川氏の推薦願を6日付で受理した。

 ただ、選考委では小川氏について、「自民色」が強いことに、抵抗感を表す委員もいたという。また、麻生渡知事も同じ京都大、旧通産省出身の小川氏を支持する意向で、引き続き福岡県政に麻生知事の影響力が残ることを懸念する声もあったという。

 選考委終了後の記者会見で、吉村敏男・民主党県連幹事長は「小川さん個人に問題があるわけではない。意見交換して2人の麻生氏との関係なども改めて確認したい」と語った。

(2011年2月7日 読売新聞)

1974チバQ:2011/02/09(水) 00:29:07
>>1767
>小川氏は民主党県連の知事選候補者選考委員会でも名前が挙がったが、推薦した国会議員が取り下げを申し出たため、選考対象から外れた。

当初にこんな記事もあったので民主が小川を押してもおかしくないのか・・・

1975チバQ:2011/02/09(水) 22:23:44
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173322-storytopic-1.html
「観光税」12年度以降 県、業界理解に時間必要2011年2月9日
 県は新たな自主財源となる新税として検討してきた「観光税」について、2011年度中の施行は見送り、12年度以降に導入する方向で調整を進めている。
 観光税はホテルや旅館への宿泊客に課税する「ホテル税」、航空機で県内に降りた人を対象とする「入域税」、レンタカー利用者から課税する「レンタカー税」などを中心に調整。兼島規総務部長は「観光税」について、10年6月、行政改革懇話会で11年4月ごろまでに案をまとめ、県議会6月定例会への提案を目指す方針を示していた。
 しかし、観光客数が低迷するなど厳しい経済情勢の中、ホテルやレンタカーなど各業界関係者への理解を得るのに時間が必要と判断した。
 新税導入には県議会の議決が必要だが、6月定例会への条例案提案は困難と判断。最短で9月定例会への提案を模索するが、「観光業界や観光客らへの周知期間などを踏まえると、少なくても6カ月程度の時間が必要」(県幹部)とみており、11年度内の実施は難しい見通し。早くても12年4月からの施行になりそうだ。

1976チバQ:2011/02/09(水) 22:54:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110209/elc11020909120002-n1.htm
W麻生の小川氏、財界も支援合意 自民分裂の福岡知事選、民主は…
2011.2.9 09:10 (1/3ページ)
 福岡県知事選(4月10日)に向け、自民党の麻生太郎元首相が擁立に動いた元内閣広報官、小川洋氏(61)は8日、福岡市内で報道陣の取材に応じ立候補の意向を正式表明した。松尾新吾九州電力会長をはじめとする県内主要企業のトップらも同日、福岡市内で会合を開き、小川氏を支援することで一致。経済界の合意を受け麻生渡知事も小川氏支持を正式に明らかにした。今後、麻生元首相に近い地方議員らが小川氏側に回ることも予想され、自民党県連が推薦を内定している県議団会長、蔵内勇夫氏(57)との保守分裂選挙は避けられない情勢となった。

 ■知事が後継指名

 この日の会合には県内22の企業・団体のトップらが出席。小川氏の支援組織「福岡の未来をつくる会」(仮称)を11日にも設立することで合意した。会長には松尾氏が就任する見通し。

 松尾氏は報道陣に「麻生知事の県政を継承するのは大事なことだ」と述べ、知事と同じ通産省(現・経済産業省)出身の小川氏への期待を示した。

 麻生知事も8日夕、県庁で臨時の記者会見を開き「松尾会長を中心とした支援の活動に参加していく」と表明。「幅広い人材、情報のネットワークを持っており、知事に最も適している」と小川氏を評した。

■県連内で“造反”も

 「私は小川さんの推薦人でもあるので、小川さんがいいと思う」

 蔵内氏を推薦候補に決めた今月5日の自民党県連の会合の後、麻生元首相は報道陣にこう述べ、推薦争いの決着が円満ではなかったことをほのめかした。

 麻生元首相が小川氏擁立に動いたのは昨年11月。しかし、根回しの不十分さから古賀誠元幹事長(衆院福岡7区)やベテラン県議らの反発を招き、蔵内氏擁立の構想が浮上した。

 今後、麻生元首相に追従し小川氏支援に傾く議員らが出ることも予想されるが、県議会最大会派・自民党県議団の大半は蔵内氏支持に回るとみられる。小川氏を推す党内の動きについて、蔵内氏に近い関係者は「小川氏と戦っても集票力では負けない」と強気の姿勢を崩さない。

■民主党推薦は?

 小川氏は自民党の推薦候補から外れたが、民主党にも推薦願を提出しており、民主党は小川氏を軸に推薦候補の検討を進めている。ただ、小川陣営の中では、経済界を中心に「県民党」として戦うために党派色は薄めるべきだという見方も出始めているという。

 麻生知事は8日の会見で「(民主党推薦候補として戦うかどうか)小川氏が考えなければならない」と述べ、自身の考えについては明言を避けたが、「民主党の推薦を受けるべきでないという意見は知事周辺から出ている」(民主党県議)とみる向きもある。

 小川氏は7日夕、民主党県連に対し、9〜10日に予定されていた県選出国会議員らとの面談について「11日の準備があるので週明けにしてほしい」と延期を求めたという。

 民主党県連の吉村敏男幹事長は「推薦願を取り下げたいという申し出はない」と断ったうえで、「名古屋市長選、愛知県知事選の結果を見て『推薦はいらない』という人が小川氏周辺にいてもおかしくない」と話している。

1977名無しさん:2011/02/10(木) 11:48:11

福岡県知事選 蔵内氏の撤退を検討 自民県連、分裂回避へ
2011年2月10日 10:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/225912

 3月24日告示の福岡県知事選で、自民党県連が党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)の擁立取りやめを検討していることが9日分かった。複数の党関係者が明らかにした。麻生太郎元首相の後押しを受けて11日に立候補を表明する元内閣広報官の小川洋氏(61)が、自民党と関係の深い地元経済界や公明党などに支持を広げており、自民党内の「分裂選挙」を避けるためとみられる。

 自民党県連は5日の候補者選考委員会で、蔵内氏の推薦を内定した。しかし、選考委で敗れた小川氏は経済界や麻生渡知事の支援を受け、立候補の準備を進めている。九州経済連合会の松尾新吾会長をトップに据える支援組織も発足する。

 さらに自民党がこれまで国政、地方選挙で連携してきた公明党も9日、小川氏支持の姿勢を明確化。知事選と同じ投票日の県議選で、両党の協力関係が崩れる懸念が広がり、蔵内氏に立候補断念を促す動きが自民党内で急速に強まった。

 県連幹部は「分裂選挙になれば県議選に悪影響を与える」と話し、蔵内氏も「選挙で若手に苦労をさせたくない」と周辺に漏らしているという。蔵内氏が立候補を断念すれば自民党は小川氏支持にまとまる可能性がある。

 知事選には元北九州市議の田村貴昭氏(49)が共産党推薦で立候補する。自民党県連と民主党県連の推薦選考に漏れた九州大教授の谷口博文氏(56)も出馬を模索している。

=2011/02/10付 西日本新聞朝刊=

1978チバQ:2011/02/10(木) 21:17:57
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110210/fkk11021011170001-n1.htm
W麻生、財界…公明も小川氏支援 福岡知事選、狭まる“自民県連推薦候補の包囲網”
2011.2.10 09:14


 福岡県知事選(4月10日)で、公明党県議団は9日、出馬を表明している元内閣広報官、小川洋氏(61)を支援する方針を決めた。経済界と連合、公明党が手を組み、自民党県連が推薦を内定している同党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)への“包囲網”を築いた形だ。

 公明党県議団の森下博司団長らは9日朝、小川氏と会談。この後の県議団の会合で知事選への対応を話し合い、小川氏を「『福祉の公明党』としての使命を受け入れてくれる人物」(森下団長)と評価した。選挙戦は推薦ではなく支援、支持となるとみられ、16日の党県本部幹事会で了承される見通し。

 自民、公明両党の複数の関係者によると、公明党内には蔵内氏側に回ろうとする動きもあったが、支持母体である創価学会サイドが小川氏を強く推していたという。松尾新吾九州電力会長らが11日に設立する小川氏の支援組織には創価学会関係者も参加するとみられる。

 公明党に対しては、小川氏のほか、九州大教授の谷口博文氏(56)も推薦を求めているが、県議団の会合では、民主、自民両党の選考から外れ「支持基盤が明確でない」として検討の対象にならなかった。

 一方、県議会最大会派・自民党県議団の主流派が推す蔵内氏は、近く開かれる党県連総務会で推薦候補に決まる見通し。

 公明党県議団の判断について蔵内氏は「県連の正式決定後、公明党に(推薦を)要請することになっていたので、ちょっと早いなという思い」。小川氏を後継指名した麻生渡知事に対しては「県政に軸足を置いて最後まで頑張っていただきたい」と牽制(けんせい)した。

1979チバQ:2011/02/13(日) 11:43:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110212/elc11021219210003-n1.htm
民自、事実上の「相乗り」か、福岡県知事選
2011.2.12 19:19
 4月の福岡県知事選は、民主、自民両党の候補者選考が迷走した末、地元経済界が強く後押しする元内閣広報官、小川洋氏(61)が事実上の相乗り候補となる公算が大きくなってきた。「元上司」の麻生太郎元首相や現職の麻生渡知事も推す小川氏に経済界がこだわる背景には、県側との蜜月関係を維持したいとの思惑もある。

 「麻生県政の成果に立って、積極的に政策を展開したい」。小川氏は出馬表明した11日、松尾新吾九州電力会長ら地元財界トップを前に、今期限りで退任する麻生知事の路線継承を宣言した。“威光”のおかげか、民主、公明両党の支持も取り付けた。

 一方自民党県連は5日、党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)を候補者に内定したが、県議から「分裂選挙は困る」と不満が噴出。蔵内氏を撤退させて小川氏支援に回る方向だ。

1980チバQ:2011/02/13(日) 11:46:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/226295
福岡知事選 民主、小川氏を支持 県連方針 独自候補の擁立断念
2011年2月12日 13:26 カテゴリー:政治 九州 > 福岡

 3月24日告示の福岡県知事選で民主党福岡県連は12日、福岡市内で候補者選考委員会(委員長・野田国義県連代表)を開き、独自候補の擁立を断念、無所属で立候補する元内閣広報官の小川洋氏(61)を支持する方針を決めた。15、16日に県選出国会議員らが小川氏と面談して政策の内容を確認した後、持ち回りの選考委員会をへて県連常任幹事会で「支持」を機関決定するという。

 小川氏をめぐっては、麻生太郎元首相ら自民党県連の一部が推しており、公明党県本部は16日の幹事会で支援を決定する見通し。自民党県連も党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)の推薦を内定したが、小川氏との分裂選挙回避のため、擁立を見直す動きがある。民主党県連の支持方針により、与野党「相乗り」はほぼ確実な情勢となった。民主党県連によると、党本部も相乗りを容認しているという。

 候補者選考委終了後、民主党県連の吉村敏男幹事長は取材に「(支持団体の)連合福岡や小川氏の支援団体・福岡県の未来をつくる会が、推薦より弱い『支持』という緩やかな連携を望んでおられるので、その範囲内で対応する」と語った。

 知事選には、元北九州市議の田村貴昭氏(49)も共産党推薦で立候補する。

=2011/02/12付 西日本新聞夕刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/226186
福岡知事選 小川氏立候補を正式表明 谷口氏は出馬断念
2011年2月12日 01:30 カテゴリー:社会 九州 > 福岡

 任期満了に伴う福岡県知事選(3月24日告示、4月10日投開票)で、元内閣広報官の小川洋氏(61)は11日、無所属で立候補することを正式表明した。小川氏に対しては公明党県議団が既に支持を表明し、民主党県連も支援を検討中で、自民党も小川氏に一本化する動きを強めており「相乗り候補」となる公算が大きい。一方、出馬を模索していた九州大教授の谷口博文氏(56)は同日、「幅広い支持が得られなかった」と立候補の断念を表明した。

 同日、地元財界が主導する小川氏の支援団体「福岡県の未来をつくる会」の発足式が福岡市内で開かれ、約400人が出席した。会長に就任した松尾新吾九州電力会長は「(小川氏に)次の福岡県政を託せればこんなにいいことはない」とあいさつ。麻生渡知事も、人柄や見識、経験などの面で小川氏は後任にふさわしいと紹介し「強い支持をいただきたい」と呼び掛けた。小川氏は「開かれた県政を基本姿勢とし、県民幸福度日本一『福岡県』を目指したい」と述べた。

 自民党県連は、同党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)を推薦候補に内定しているが、麻生太郎元首相らが小川氏を推していることから「分裂選挙」回避のため、蔵内氏擁立の見直しに傾いている。

 同知事選には元北九州市議の田村貴昭氏(49)=共産党推薦=も立候補を表明している。

=2011/02/12付 西日本新聞朝刊=

1981チバQ:2011/02/13(日) 11:47:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110212-OYS1T00168.htm
福岡知事選、小川氏擁立で自民県連一本化へ
 4月投開票の福岡県知事選で、自民党県連は、推薦候補に内定していた党県議団会長・蔵内勇夫氏(57)の擁立を断念する方向で検討に入った。また、推薦願を提出していた九州大教授・谷口博文氏(56)が立候補を断念する方針を固めたことも判明。麻生太郎元首相らが推す元内閣広報官・小川洋氏(61)の支持でまとまる公算が大きくなった。

 小川氏は公明党県議団が支持を表明。民主党県連も小川氏を軸に選考を進めることにしており、事実上の相乗り候補となる見通し。

 蔵内氏擁立に対し、自民党県連内では麻生氏や一部の県議が反発。また、自民党県議が長い蔵内氏では政党色が強く、支持が広がらないという指摘も出ている。さらに、自民党は分裂選挙を避けられない情勢となり、「蔵内氏で戦うのは厳しい」との声が急速に強まった。

 県連会長の武田良太衆院議員は10日、福岡市内で蔵内氏と会談後、記者団の取材に応じ、「ご自身は非常に意欲的だが、県連の判断は別問題。社会情勢など様々なものを勘案して結論を出す」と述べた。その後、党県議団と面会し、「知事選と同じ日に県議選もあるので、分裂選挙は回避してほしい」と要望を受けた。

 蔵内氏は「県議選を控えた若手の同志に苦労をかけたくない。党の決定には従う」としており、県連から立候補断念の要請があれば、受け入れるとみられる。

 一方、谷口氏は読売新聞の取材に対し、「11日に態度を明らかにする」と語った。

(2011年2月11日 読売新聞)

1982神奈川一区民:2011/02/13(日) 22:28:17
【民主党】原口前総務相主導で、佐賀「維新の会」立ち上げ。橋下知事との連携模索 [11/02/13]

◆佐賀でも「維新の会」 民主・原口前総務相が主導

 民主党の原口一博前総務相は13日、佐賀県内の首長や地方議員が2月中にも地域主権改革を
進めるための政治団体「佐賀維新の会」を立ち上げると明らかにした。佐賀市内で記者団の質問に
答えた。

 首長らに設立を働きかけたという原口氏は、超党派での結集を期待しているといい、「中央の財政
至上主義で地方に赤字をつけ回すことがあってはならない」と強調した。

 原口氏は、自らも地域主権改革を推進する政治団体「日本維新の会」の設立準備を進めているという。
「ローカルパーティー大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪府知事らとも連携したいとしている。

ソース:産経ニュース(産経新聞) 2011/02/13 19:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110213/stt11021319440007-n1.htm

1983チバQ:2011/02/13(日) 22:58:55
>>1874とか
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1825446.article.html
前職、現職、新人 第一声 鳥栖市長選
 九州新幹線開業を控えて活気づく鳥栖市のリーダーを選ぶ市長選が13日スタートした。選挙戦の軸は前市長の牟田秀敏候補(70)と現職の橋本康志候補(55)。2007年に続く再対決は初日からヒートアップした。

 

 「落選して、これからはい上がる戦い」−。牟田候補は市役所近くの選挙事務所で、約700人を前に第一声を上げた。会場には福岡資麿参議院議員をはじめ自民党佐賀県連幹部や同党県議が駆けつけて激励。「前回は油断があった」と雪辱を強調した。

 

 橋本陣営は選挙事務所近くのトスパレスで約420人を前に出陣式。橋本候補は「この4年で新しい種を植える土壌ができた」と決意表明。友好団体の民間政策集団会長の中冨博隆久光製薬社長や無所属県議らが「もっと、もっと変えよう」と支持を訴えた。

 

 新人の古賀秀紀候補(55)は大正町の事務所前で1人で第一声。「身の回りの雇用や教育にもっと目を向けてください」と訴えた。

 

 牟田、橋本の両陣営は選挙カーで市内全体を回って支持を訴えた。17日夜にはともに総決起集会を予定している。古賀候補は特別な運動はせず、2日間は自転車で訴えて回るという。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5175
当16161 橋本 康志
=無新<1>
 14750 牟田 秀敏
=無現(2)[自][公]

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5923
市長選では、久光製薬の全面支援を背景に新人橋本康志が初当選。自公推薦の現職牟田秀敏が3選を阻まれた。この選挙で向門は橋本を支援。指山、牛嶋、大坪は牟田を推し、緒方は中立を保った。
緒方勝一 69  団体会長 自現=中立           →07年落選
指山清範 41  党県役員 自現=自公推薦現職市長牟田派
牛嶋博明 65 党支部代表 社現=自公推薦現職市長牟田派
大坪英樹 44   元市議 自新=自公推薦現職市長牟田派  →07年落選
向門慶人 36   元市議 無新=久光製薬が支援して自公現職を破った新人市長橋本派

1984チバQ:2011/02/15(火) 00:39:30
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110214-OYT1T00192.htm
「負けない選挙」志向の消極的な民主福岡県連
 4月投開票の福岡県知事選に向け、民主党福岡県連は12日、自民党の麻生太郎元首相や麻生渡知事らが擁立した元内閣広報官・小川洋氏(61)を支持する方針を確認した。

 民主党が逆風にさらされるなか、政権与党としての主体性は影をひそめ、支援団体や知事の意向をくむ形で独自候補の擁立を断念。「勝つ選挙よりも負けない選挙をやるしかない」。関係者は苦渋の表情を浮かべた。

 7日夜、民主党県連幹部の携帯電話が鳴った。麻生知事からだった。「小川氏を党推薦ではなく(1ランク下の)支持にしてほしい」。前日の6日、県連の候補者選考委員会は推薦願が出ていた小川氏を軸に調整することを確認していた。政党色を薄めた方が幅広い支持を集められる――。旧通産省の後輩にあたる小川氏擁立に動いていた知事の、そんな思惑が伝えられた。

 結局、選考委は知事の意に沿った形で一致した。吉村敏男県連幹事長は「各団体がそれぞれ緩やかな支援という形を取っている。全体の状況を考えるとやむを得ない」と釈明した。

 選考委が発足した昨年11月以降、民主党の候補者選びは迷走した。福岡市長選での敗戦で主戦論が弱まり、選考作業も減速、自民党の動きを横目でにらみ、「相乗り」の模索が続いた。

 年が明け、九州大教授・谷口博文氏(56)から推薦願が出されると、谷口氏を軸に検討するとした。しかし、自民党や公明党にも推薦願を出している谷口氏から、民主党単独推薦でも立候補するかどうか明確な返事を得られず、擁立を断念。

 こうした状況をやきもきして見ている支援団体の連合福岡に、小川氏による統一候補実現を目指す経済界が接触を続けた。同様に統一候補を望む連合福岡では「良好な労使関係を維持するために共闘も必要」と同調する声が強まっていく。知事も1月、前回の知事選で対立候補を支援した連合福岡加盟の県職労を訪問。「関係修復のためのあいさつだった」と関係者は受け止めた。

 「知事選の民主党候補が劣勢だと、我々の選挙にも影響する。無理して候補を立てる必要はない」。菅内閣の支持率が低迷し、地方選での苦戦が続き、知事選と同じ日に県議選の投票日を迎える民主党県議からは、消極的な声が相次いだ。選挙で連合の支援は欠かせない。小川氏支持に傾いた連合福岡の意向を民主党は無視できなかった。

 小川氏は自民、公明党などとの事実上の相乗りとなる公算が大きい。相乗りを認めなかった民主党本部も容認の方向だという。「名古屋の(トリプル投票の)惨敗がきいている」。吉村幹事長は12日、党本部の転換の理由をこう説明した。

(2011年2月14日12時08分 読売新聞)

1985チバQ:2011/02/16(水) 00:15:42
http://www.data-max.co.jp/2011/02/post_13681.html
蔵内氏 出馬断念を完全否定 報道に怒り〜統一地方選アラカルト(7)
2011統一地方選挙2011年2月14日 10:29 4月に行なわれる福岡県知事選挙で、動向が注目されていた自民党県議団長の蔵内勇夫氏(57)は12日、取材に対し、一部の報道について不快感をあらわにした上で「不出馬」を完全否定した。

 蔵内氏によると、朝日新聞による「体調不良」について、「そうした事実はない。緊迫した状況になったため、記者団の前で『胸が痛いよ』と言ったら、翌朝"病気で不出馬"となっていた。驚いたというより、あきれてしまった。事実確認もないまま、一部メディアが意図的に流れを作ることに怒りを感じる」という。
 「不出馬の意志を固め」との記事についても、「私は朝日新聞から、知事選に出馬するか、あるいはしないのか、といった取材を受けたこともなければ、『出ない』と言ったこともない。拳は下げていない。もちろん体調についての問い合わせもなかった」と明言した。

 さらに「選考委員会の決定が全てだと考えている。総務会でひっくり返るとすれば、何のための選考委員会だったのかということになる。私は政党人であり、党の決定に従うのは当然で、そのことと不出馬は全く別問題。むしろ党としての決定に従わない方が問題で、普通なら除名処分だ。決定を覆すだけの理由があるとは思えない。地方の時代と言われながら、知事の座を中央官僚の天下りポストにしてもいいのか、真剣に考えてもらいたい。とにかく、私は知事選から撤退したつもりはない」と語った。
 自民県連の総務会が注目される。

1986チバQ:2011/02/16(水) 00:16:08
http://www.data-max.co.jp/2011/02/post_13682.html
誤報たれ流し、朝日新聞の真意は?〜統一地方選アラカルト(8)
2011統一地方選挙2011年2月14日 10:48 朝日新聞はいつから権力の走狗に成り下がったのだろう。
 任期満了に伴う4月の福岡県知事選の報道をめぐり、朝日新聞の誤報が続いている。今月10日の朝刊では、自民党福岡県連が知事選候補者選考委員会で擁立を決めた蔵内勇夫県議について、自民党関係者の話として「体調不良」「健康上の理由から推薦を辞退」と明記。しかし、当の蔵内氏はいたって元気だった。さらに11日朝刊では、「蔵内氏はすでに不出馬の意向を固め」とまで踏み込んだ。12日には、知事選候補の擁立劇は終わったとばかり、検証記事まで掲載している。

 データ・マックス取材班が確認したところ、蔵内氏は、「体調不良」でもなく「健康上の理由から推薦を辞退する」などといった内容は一言も発していなかったことが明らかとなっている。もちろん同氏が朝日新聞に対し、「不出馬の意向を固め」などと発言した事実もないという。明らかな誤報である。
 驚いたことに、朝日新聞は蔵内氏本人への事実確認を行なっていない。つまり、きちんと裏取りもせず、誰かに聞いた話をそのまま書いたということだ。
新聞を読んだある蔵内氏の知人は「病気なら(出馬断念は)仕方がない」(福岡市の会社社長)と思っていたという。

 誤報の事実を知った関係者からは、朝日新聞の姿勢に憤りの声が上がる。「本人に確認もせず、記事が書けるのか。政治家の体調は政治生命に直結するものだろう。朝日新聞は故意に小川有利を演出しているとしか思えない」(久留米市の会社員)。
 たしかに新聞記事は、記者からキャップ、さらに担当デスクなどと、何度も厳しいチェックが行なわれる。本人に確認できていない段階で、聞いた話をそのまま記事にしたのでは、社内体制のお粗末としか言いようがない。故意に小川氏擁立の流れを作ろうとしていると見られても仕方がない状況だ。

 「院政」実現になりふり構わぬ麻生渡知事や、自民党総裁まで務めながら自党のルールに従わない坊ちゃん・麻生太郎氏らは、経済界を抱きこみ元内閣広報官・小川洋氏の擁立に邁進中。そして、最近の朝日新聞の知事選に関する論調は、小川知事実現に協力しているとしか思えないものだった。明らかな誤報は何を意味しているのだろう。朝日は「反権力」の砦だと思っていたが、どうやら間違いだったようだ。

1987チバQ:2011/02/16(水) 00:21:51
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173526-storytopic-26.html
民主県連 異例の代表選 先鋭化する「権力闘争」2011年2月15日

 民主党県連(喜納昌吉代表)の代表選は、副代表の玉城デニー衆院議員、幹事長の新垣安弘県議の2氏が立候補し、異例の選挙戦に突入した。現執行部の県連運営に反発する市町村議員が推す玉城氏に対し、喜納体制の要役として現行路線を踏襲する新垣氏。県連運営をめぐる所属議員間の溝は埋まらず、県連を二分した主導権争いとなっている。
 昨年の県知事選では、喜納代表ら県連幹部が党本部と協議を進めたが、役員以外の所属議員には十分な情報が明らかにされないとして、市町村議員の一部に不信感が募っていた。
 知事選後の県議会12月定例会で、県立浦添看護学校の民営化に民主会派が賛成に回った際にも、事前に県議から県連への説明がなかったとして、県連内の亀裂は決定的に。民主の支持基盤である連合沖縄が新垣氏らの民営化賛成の判断に抗議したことも、反執行部派の攻勢に拍車を掛けた。
 一方で、県連の選挙規約では、代表選への立候補には1〜4選挙区の総支部長の推薦が必要になる。3区総支部長の玉城氏は自身以外の総支部長の推薦が必要だが、1、2区は暫定的に喜納代表が総支部長を務めており、4区総支部長の瑞慶覧長敏衆院議員が新垣氏の推薦人に回り、玉城氏擁立は危ぶまれていた。
 玉城氏を支持する議員団は、選挙規約の変更を要求した。内部対立の高まりに、喜納代表は話し合いによる一本化を断念。選挙規約を変更しない代わりに、喜納氏自身が玉城氏の推薦人となり選挙戦を容認した。
 代表選の有権者は56人で、県連所属議員と喜納代表の16人に加え、党員・サポーターの中から40人を代議員として選出する。玉城氏と新垣氏で所属議員の支持数は拮抗(きっこう)し、絶対数が大きい代議員の投票行動が当落を左右する。
 その代議員の人選は各総支部長に決定権がある。喜納代表は玉城氏の推薦人になったものの「選挙がスムーズに進むためだ。争点はない。『権力闘争』だろう」と述べ、実際の支持行動は別という立場を取る。玉城氏側は「本来は規約を変更すべきで、恣意(しい)的な要素がある」と選挙ルールへの批判を続ける。
 連合沖縄の仲村信正会長は「党が割れている印象を与えてはいけない」と引き続き挙党一致を働き掛けていく考えだが、党内融和の方向は見えない。
(与那嶺松一郎)

1988チバQ:2011/02/16(水) 00:24:34
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001102150001
鳥栖市長選に3氏
2011年02月15日


 鳥栖市長選が13日、告示され、前職の牟田秀敏氏(70)=自民推薦=、現職の橋本康志氏(55)、新顔で仏料理店経営の古賀秀紀氏(55)のいずれも無所属の3人が立候補した。同時に市議補選(被選挙数1)も告示され、前職1人と新顔2人の3人が立候補した。どちらも投票は20日で、即日開票される。


 牟田氏は、立石町の選挙事務所内で出陣式。推薦を得た自民の県選出国会議員らが駆けつけ、市長時代に九州新幹線新鳥栖駅や九州国際重粒子線がん治療センターを誘致した実績を強調した。700人(主催者発表)の支持者と勝ちどきをあげた後、地元を中心に選挙カーで回った。


 橋本氏は、大正町の選挙事務所近くの会場で出陣式。イメージカラーのオレンジのはちまきにブルゾン姿で、市内の大手製薬会社社長らが応援に駆けつけた。支持者420人(主催者発表)と、再選を目指すVサインで腕を突き上げたあと、選挙カーで市内一円を回った。


 古賀氏は、大正町で自らが経営するフランス料理のレストラン前で第一声を上げた。14日まで支持者らとともに自転車で市内全域の掲示場にポスターを貼りながら、街頭活動をした。15日以降は目立った選挙運動はしない方針で、通常通りレストランを営業するという。


 市議補選は、県議選鳥栖市区への立候補を表明した原康彦氏の辞職に伴い実施される。市長選・市議補選とも投票は20日午前7時〜午後8時、市内23カ所であり、午後9時から市民体育館で開票される。期日前投票は19日までの午前8時半〜午後8時、市役所1階第2会議室で。12日現在の有権者数は5万3414人(市選管調べ)。

1989チバQ:2011/02/16(水) 00:33:43
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110215-OYS1T00158.htm
福岡県議会、麻生知事の後継指名に「院政」批判も
地方選
 県議会定例会の代表質問が10日と14日に行われ、各会派からは麻生知事が4月投開票の知事選で元内閣広報官の小川洋氏(61)を後継指名したことなどについて、発言が相次いだ。

 麻生知事は14日、緑友会の砂山惣吉議員の質問に対し、「政策をつくるため、幅広い経験を積んでいる方がいい」と語った。「幅広く県民の支持が得られる人物」として小川氏を支持する方針を決めた公明党県議団の野田栄市議員は「4期16年のご労苦に感謝する」と知事をねぎらった。

 一方、自民党県議団の井上忠敏議員は10日、知事と小川氏が同じ経済産業省出身である点を挙げ、「小川氏支持は経産省からの要請か」と追及。知事は「頼まれたことはない。独自にいろいろな方を比較して結論を出した」と応じた。

 民主・県政クラブの吉柳順一議員は「後継指名で院政のような状況ができ、弊害が出るのでは」と指摘。知事は「あり得ない。どなたが県政を担うのがいいのかという原点に帰って活動している」と強調した。

(2011年2月15日 読売新聞)

1990チバQ:2011/02/16(水) 00:34:08
http://mytown.asahi.com/areanews/fukuoka/SEB201102140023.html
県議会「通年」導入検討へ 主要4会派が合意
2011年2月15日

 県議会主要4会派の代表者会議は14日、議会改革プロジェクトチーム(PT)を2月定例会の会期中に設置し、通年議会の導入を検討することで合意した。定例会での代表質問の時間制限や、非公式の代表者会議も廃止する方向で協議するという。

 通年議会は民主の吉村敏男会長が提案した。現行では知事が年4回の定例会や臨時会を招集するが、通年議会にした場合、議長が必要に応じて本会議を開催でき、柔軟な議会運営が期待できるという。都道府県議会では前例がないが、三重県や大阪府、神奈川県では定例会を年2、3回に減らし、会期を長くする取り組みが行われている。

 代表質問の制限時間の廃止は「議会の活性化」が目的。現在は定例会の際、4会派に45分ないし60分ずつ割り当てられている。非公開の場で各会派トップが県執行部などと協議する非公式の代表者会議も、「密室性が高い」との批判が出ていた。

 PTのメンバーは、主として4会派(自民党県議団、民主・県政クラブ、公明党、緑友会)から募る見通し。(小林豪)

1991チバQ:2011/02/17(木) 00:19:42
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=30333
阿久根西平市政1カ月 専決処分の見直しに苦慮
(2011 02/16 11:31)
 阿久根市長解職請求(リコール)に端を発した出直し市長選挙で、西平良将市長(37)が初当選して16日で1カ月となった。市長に就任して最初の仕事は、竹原信一前市長らが議会に諮らず、違法性が指摘された専決処分の見直しだ。既に予算執行されたものもあり、すべてを撤回するのは難しい。支持を受ける施策もあり、法令順守と市民感情のはざまで苦慮している。
 1月27日。市役所横にある消防本部の車庫に描かれたイラストが塗り替えられた。キャラクターを模した絵が消され、新たに阿久根の風景画が現れた。
 西平市長は就任直後、「命がけで任務に当たる施設にふさわしくない」として、真っさらに戻す予定だった。
 ところが、一部の市民が「見物客もいるし、残してほしい」と要請。別の絵に差し替えることにした。
 「一方的に物事を決めることはしない。話し合いを通して落としどころを探りたい」。「対立ではなく対話」を公約に掲げた西平市長は“翻意”の理由をこう説明した。

◆ ◆

風景画に塗り替えられた消防車庫の絵=15日、阿久根市役所 竹原前市長や職務代理者だった仙波敏郎氏は在任中、議会を無視して専決処分を強行。副市長選任や議員報酬の日当制化(日額1万円)、補正予算などを次々と決めた。
 専決された補正予算は2億円を超える。使途は消防車庫などの絵に500万円のほか、農林水産、土木関連と幅広い。大半が既に執行されており、事実上事業は撤回できない。
 固定資産税率を下げる条例は施行が来年度のため、市長選後初の臨時議会で白紙に戻した。「固定資産税を下げると税収が減り、起債手続きが複雑になる」と懸念したからだ。
 西平市長は「専決処分が不適切だからといって、どこまでさかのぼることができるかの問題もある。法律に則して進めたいが、専決による施策を支持している市民感情も無視できない」と漏らす。
 先の臨時議会には専決処分された議案の一部を修正するなどして提案した。「再提案することで違法状態を解消したい」(執行部)という苦肉の策だった。

◆ ◆
 16日に開かれる臨時議会では、議員報酬を月額制に戻す条例を提案する。民間委員で構成される審議会の答申を受けたものだ。
 同市では20日、議会解散の賛否を問う住民投票が控える。西平市長は「仮に解散となれば日当制が続き、一定の副収入がある人しか市議になれない恐れがある。今が月額制に戻す最後の機会」と説明する。
 「法的にも、議論する上でも、まずはスタート地点に戻したい。今後、議会側が日当制を求めるのであれば、そこから議論を尽くしたい」と西平市長。
 これに対し、竹原前市長を支持してきた市議の一人は「日当制は譲れない」としながらも、「議員報酬だけでなく、議員活動に必要な政務調査費のあり方やナイター議会など、踏み込んだ議論を西平市長と交わしたい」と応える。
 地方自治の両輪は、首長と議会だ。西平市長は専決処分の見直しに加え、機能不全に陥っていた二元代表制を正常化させることも求められている。

1992チバQ:2011/02/17(木) 00:21:05
http://www.47news.jp/47topics/election/saga/132212.php
【佐賀】橋本、牟田氏 競り合う 鳥栖市長選本社世論調査
橋本、牟田氏 競り合う 鳥栖市長選本社世論調査 
◆3割「態度未定」鍵握る

 20日に投開票される鳥栖市長選で、佐賀新聞社は告示直後の13、14の両日、有権者の意識を探る世論調査を実施した。取材を加味して序盤の情勢を分析すると、現職の橋本康志氏(55)=無所属=と、前市長の牟田秀敏氏(70)=無所属、自民推薦=が競り合っている。調査時点で有権者の3割近くが態度を決めておらず、終盤情勢を左右しそう。

 

 前回(2007年)、激戦を繰り広げた橋本氏と牟田氏の再戦とあって有権者の関心は高く、「関心がある」「少し関心がある」が合わせて85・4%に上った。

 

 誰に投票するかを「決めている」「だいたい決めている」有権者は7割。残る3割近くが「決めていない」と回答した。

 

 橋本氏、牟田氏とも幅広い層に支持を広げているが、橋本氏は会社員や主婦などの比較的若い層に加え、60代以上にも浸透している。牟田氏も会社員や主婦が中心で、農業者と中高年層の支持が厚くなっている。

 

 両氏とも前回市長選時の支持者の約8割を固めている。新人の飲食店経営古賀秀紀氏(55)=無所属=は苦戦している。

 

 投票する際の基準は「政策」が51・7%と最も多く、マニフェスト型選挙の定着をうかがわせた。「人物・人柄」の30・5%が続き、「年齢」「地縁・血縁」「政党推薦」を挙げる有権者はいずれも5%以下だった。

 

 市政で力を入れてほしい分野(複数回答)は、「福祉」がトップで4割近くを占め、「子育て支援」「雇用対策」「行政改革」「教育・文化」が続いた。

 

【調査の方法】13、14の両日、本社記者が電話帳から無作為に抽出して聞き取る方式で実施。鳥栖市の有権者300人から有効回答を得た。

1993無料ヌキ動画:2011/02/17(木) 08:43:31
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1994チバQ:2011/02/17(木) 22:36:12
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110217-OYS1T00201.htm
福岡知事候補選考、自民は県連会長一任


 4月投開票の福岡県知事選を巡り、自民党県連は16日、福岡市内で執行部会を開き、候補擁立について県連会長の武田良太衆院議員に一任することで合意した。武田会長は17日、県連の候補者選考委員会で推薦の内定を得た党県議団会長・蔵内勇夫氏(57)と会談し、最終判断する。

 武田会長は執行部会後に記者団の取材に応じ、「知事選だけでなく県議選、市議選なども行われ、全員の当選を目指さなければならない。そういう状況も踏まえ、適切に判断する」と述べた。

 県連内では蔵内氏の擁立に対し、元内閣広報官・小川洋氏(61)を推す麻生太郎元首相らが反発。分裂選挙を避けるため、蔵内氏の擁立を見直し、小川氏で一本化すべきだとの声が強まっている。

 小川氏については、公明党県本部が16日、支持を決定し、民主党県連も近く支持を正式に決める見通し。

(2011年2月17日 読売新聞)

1995チバQ:2011/02/17(木) 22:39:05
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/227179
蔵内氏に擁立撤回伝える 福岡知事選で自民県連
2011年2月17日 13:34 カテゴリー:政治 九州 > 福岡


 4月10日投開票の福岡県知事選で、自民党県連会長の武田良太衆院議員は17日午前、候補者選考委員会で推薦を内定していた党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)に擁立撤回を伝えた。武田氏によると、蔵内氏は受け入れる意向を示した。県連は今後、元内閣広報官の小川洋氏(61)の支援を検討する。

 小川氏は麻生太郎元首相などが支援しており、県連は蔵内氏の立候補で党内が分裂することを避けた。武田氏は会談後、記者団に「総合的な判断により、選考委員会の決定を県連の決定にするわけにはいかなくなったと伝えた」と語った。蔵内氏は「よく理解できる」と述べたが、出馬撤回については「今からです」と明言しなかった。

 小川氏は自民党推薦を蔵内氏らと争って敗れたが、麻生元首相や同じ経済産業省出身の麻生渡知事、経済界の後押しを受けて立候補を表明。公明党県本部が支持を決め、民主党県連も支持する方針を固めている。

 自民党県連も党内分裂を回避し、選挙協力をしてきた公明党との関係を考慮して、小川氏に「相乗り」する方向だ。これに対し、蔵内氏は「官僚を(知事に)天下りさせることは断固として許せない。麻生院政を敷くことは福岡県の発展にならない」と強く反発している。

 県知事選には元北九州市議の田村貴昭氏(49)が共産党推薦で立候補を表明している。

=2011/02/17付 西日本新聞夕刊=

1996ライブチャットでテレホンセックス!:2011/02/18(金) 11:52:15
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1997チバQ:2011/02/20(日) 11:29:45
>>1972>>1987
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173703-storytopic-26.html
民主県連代表選で異常事態 亀裂決定的、県民不在2011年2月20日
 結党以来初の選挙戦に突入した民主党県連の代表選は、所属議員の半数が投票をボイコットする異様な状況での新代表選出となり、県連を二分する亀裂を決定的にした。議員間の対立構図や投票方法の在り方など、一般には理解し難い事柄ばかりが代表選の焦点となっていることは、県民不在の混迷ぶりと組織内対話の未熟さをさらけ出した。
 喜納体制を支えてきた新垣安弘氏の新代表選出で、民主党本部とつくる「沖縄協議会」を通じ、沖縄問題の課題解決を図るという路線が踏襲される。新垣氏を推薦した上里直司県議は「沖縄協議会をどう位置付けるかは今代表選の争点だった。我々は沖縄協議会を大事にしながら、沖縄の立場で党執行部と交渉する」と述べる。
 対立候補の玉城デニー氏が「県連執行部は沖縄協議会で党幹事長室とつないだと言うが、辺野古移設の隠れみのにされたら困る」と批判し、上里氏は「小沢一郎元代表を支持するグループの玉城氏は、岡田克也幹事長の仕事を批判したい。派閥の論理の持ち出しだ」と応酬。党中央の内紛が、今代表選の対立構図にも影を落としている。
 ただ、18日に記者会見で代表選の所信を表明した玉城氏は、投票直前に「選挙になると分裂が決定的になるので、県連をまとめる側に回る」と一転して代表選から撤退。選挙戦に突入した当事者の変心は、挙党一致どころか、感情的なしこりを助長するとの批判は免れない。
 玉城氏を擁立した市町村議員団は「代議員の選出方法に大きな問題があり、選挙は無効だ」と対決姿勢を崩さず、今後も問題を引きずりそうだ。根底には、知事選や県立浦添看護学校の民営化などをめぐり、執行部が市町村議員との意思疎通を軽視してきたとの不信感がある。「開かれた県連運営を求める」との主張への、新代表の対応が問われる。(与那嶺松一郎)

1998チバQ:2011/02/20(日) 11:30:36
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-02-20_14701/
民主県連代表に新垣氏
玉城氏辞退 対立鮮明に
政治 2011年2月20日 09時40分

(1時間50分前に更新)

 民主党県連(喜納昌吉代表)は19日、那覇市内のホテルで臨時大会を開き、幹事長の新垣安弘県議(55)を新代表に選出した。大会の冒頭、副代表の玉城デニー衆院議員(51)が立候補辞退を表明し、代議員の選出方法に疑義を唱えた市議6人や3区総支部の代議員の計16人と共に退場した。執行部の県連運営に反発した玉城氏らの退場で、県連内を二分する亀裂が鮮明となった。

 新垣氏は「政権交代後、政府と県民とのはざまで厳しい困難な状況に直面しているが、県民の思いを踏まえ、政権与党として責任と信条を持って取り組む」と決意を表明。玉城氏らとの対立が鮮明となったことには「いろいろと不満があるのは承知しているが、また一丸になれると確信している」と述べ、修復を目指す考えを示した。

 役員人事は「現時点では白紙。挙党態勢を築きたい」と述べた。

 一方、玉城氏は「選挙をせずにまとまった方がいいと、大局的な判断をした」と辞退の理由を説明。玉城氏を支援した玉城和信糸満市議らは「(所属する)4区では投票を行う代議員の選出に関する話し合いが一切なかった」などと、県連運営を批判。「選挙は無効だ」と強調した。今後については「離党せず、(仲間内で)対応を協議していく」と述べた。

 新垣氏は、1955年生まれ。八重瀬町(旧東風平町)出身。東風平町、八重瀬町議などを経て、2008年の県議選で初当選。01年から党幹事長。

1999チバQ:2011/02/20(日) 11:32:36
http://mytown.asahi.com/areanews/okinawa/SEB201102190069.html
民主県連代表に新垣県議 小沢氏系の玉城衆院議員破る
2011年2月20日

 民主党沖縄県連の代表選が19日あり、県連幹事長の新垣安弘県議が玉城デニー衆院議員(沖縄3区)を破って初当選した。党地方組織の代表が選挙で決まるのは異例で、党本部の「小沢対非小沢」の対立も波及し、県連内の亀裂は深まる一方だ。

 投票のための県連大会には党員・サポーター(約1700人)から選ばれた代議員39人と所属議員ら計55人が参加した。しかし、代議員の選び方が不透明だとして、玉城氏や地方議員ら計17人が投票直前に退席。残りの38票中37票を新垣氏が獲得した。

 代表選では、県連執行部の多くが「地元で活動する地方議員を代表にしないと県連の存在感を示せない」として新垣氏を支持。玉城氏の支持者は、新垣氏が連合との関係を軽視していると批判した。

 また、小沢一郎元代表を支持する玉城氏は、政治資金問題で小沢氏の処分を図る党本部の動きともからめて県連執行部を批判。18日に記者会見を開き、県連執行部が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で立場の異なる党本部と協議の場を設けたことなどに不満を表明していた。

 小沢氏支持の衆院議員16人が国会内の民主党会派からの離脱届を出したが、玉城氏は今後の姿勢について「(同調することも)十分考えられる」と述べた。自らを支持する地方議員にも行動を共にするよう呼びかける構えだ。(藤田直央)

2000チバQ:2011/02/20(日) 12:08:25
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110217ddlk41010403000c.html
鳥栖市の未来は:市長選投票を前に/上 九州新幹線 /佐賀
 ◇活性化につながるか
 「新駅は『観光の駅』。商店街には観光客をターゲットにした店は少なく、プラスの影響はほとんどないだろう」。鳥栖駅前の商店街連合会の水田常夫会長(43)は3月12日に開業する九州新幹線新鳥栖駅開業の効果に冷めた見方を示す。

 鳥栖駅前の三つの商店街には計68店が並ぶ。最盛期の約130軒からほぼ半減し、水田さんが会長に就任した2年前からも5軒が店を閉じた。

 新鳥栖駅は、商店街から西に約3キロ。水田会長は「鳥栖駅前は通勤や生活に使う街。新駅とはすみ分けることになるだろう」と冷静だ。

   ◇  ◇

 新鳥栖駅に停車する列車は、新大阪直通の「さくら」7本を含み一日に上下線100本。在来線は特急全便が停車し、博多−佐賀間は一日に17本が増便され、1時間当たり片道2本だったのが3本に増える。

 駅前には計6カ所で乗用車650台、バス20台の駐車場を設けた。西口駅前広場の駐車場は30分〜1時間100円で、その他の乗用車向けの4駐車場は1日100円と、駅まで車で来る客が使いやすい「パーク・アンド・ライド」型の駐車場だ。

 また、西鉄バスは新駅の開業日から、鳥栖駅との間を約11分で結ぶ路線バスを、160円で一日20便運行する。同市の大型商業施設「鳥栖プレミアム・アウトレット」と新駅間を約14分で結ぶ定期バスも、一日28便運行する計画だ。

 13年春には同駅前に九州国際重粒子線がん治療センターが開業する。加速させた炭素イオンをがんにぶつけて治療する施設は九州で初めてで、関西以西やアジア諸国から「痛くないがん治療」を受ける患者を呼び込むメディカルツーリズムの拠点としても期待がかかる。

 しかし同駅前の6万8000平方メートルの用地のうち、利用が決まっているのはこれだけ。民間業者がホテルを誘致する計画もあるが、具体化はしていない。

   ◇  ◇

 新鳥栖駅を九州の観光の拠点にする動きも進む。県内外の自治体の観光担当課や観光協会など計85団体は昨年8月、合同で観光客を誘致しようと「新鳥栖駅観光情報ネットワーク連絡会」を発足。関西・中国地方からの観光客を大分から長崎にかけての九州の「横軸」に呼び込むために、連携して宣伝活動を行う。

 「新鳥栖駅で人が乗り降りすることが大切。利用者が増えれば、駅に止まる列車の本数も増えるはず」。市観光協会の吉田博行事務局長(67)は力を込める。

   ◇  ◇

 九州の南北と東西を結ぶ鉄道と高速道が交差する鳥栖市。立地条件を生かして企業進出は進み、人口も増加の一途をたどる。20日の市長選投票を前に、市の現状と課題を探る。

2001チバQ:2011/02/20(日) 12:08:51
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110218ddlk41010401000c.html
鳥栖市の未来は:市長選投票を前に/中 周辺町との合併 /佐賀
 ◇「破談」から続く停滞
 「人口比率で判断されたのは若干残念だ」

 九州新幹線鹿児島ルートのダイヤが発表された昨年12月17日、鳥栖市の橋本康志市長は会見で悔しさをにじませた。一日に停車する上下線の列車は新鳥栖駅100本に対して久留米駅101本とほぼ同じ。しかし新大阪から直通の「さくら」は新鳥栖駅の7本に対して久留米は16本と、倍以上の差がついた。

 鹿児島線から長崎線が分岐する鳥栖駅は、利用者数では久留米駅に勝っている。JR九州によると、09年度の鳥栖駅の一日乗降者は6672人で、同社管内で20位。久留米駅は5630人で29位にとどまる。

 しかし、人口約6万8000人の鳥栖市に対して福岡県久留米市は約30万人。関西からの直通便の本数の差は、人口規模が決め手となった形だ。

  ◇  ◇

 牟田秀敏前市長時代の02年6月、鳥栖市は三養基郡の旧5町との合併を目指して任意合併協議会を設置した。しかし「合併特例法が定める05年3月までの合併は難しい」と基山、上峰町は02年12月の法定合併協には不参加。その後も都市計画区域の設定をめぐって市側と対立した他の3町が法定協を離脱し、鳥栖市の合併協議は破談。離脱した3町は合併して「みやき町」が誕生した。それ以降、鳥栖市の合併協議は止まったままだ。

 その後、鳥栖市は基山町との合併を目指す。08年12月、鳥栖市と基山町の30〜40歳代の職員が地域の将来像について話し合う「地域ビジョン検討委員会」が発足。昨年10月には両市町の15課長が参加して、職員研修の連携▽子育て支援事業の連携▽イベントの共同開催−−などを月1回ペースの会合で話し合う勉強会が発足した。

 しかし基山町の小森純一町長は「検討委や勉強会は直ちに合併につながるわけではない」と早期の合併協議の再開には慎重な姿勢を崩さない。昨年10月にマニフェスト(選挙公約)検証会を開いた鳥栖青年会議所も「(合併への)具体的な協議は何もできていない。市民に対する働きかけも見られない」と市の対応に手厳しい。

  ◇  ◇

 「協力して防犯にあたるのは、地元としてはありがたい」

 今月1日、青色回転灯をつけて鳥栖市役所を出発する6台の防犯パトカーに、基山町との境に近い鳥栖市弥生が丘に住む鳥栖・三養基地区防犯ボランティア協会の古賀友喜会長(67)は笑顔をみせた。

 両市町は今月から、小学校の下校時間帯に市町の境を越えて約2時間防犯パトロールを始めた。自治体同士が越境する県内で初めての取り組みだ。

 古賀さんは「市町境域は一体感がある。小さな活動からやっていきたい」と力を込める。合併論議が停滞する中、地域では連携の模索が始まっている。

2002チバQ:2011/02/20(日) 12:09:18
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110219ddlk41010450000c.html
鳥栖市の未来は:市長選投票を前に/下 産業とまちづくり /佐賀
 ◇発展の足元で停滞も
 「鳥栖は交通の要衝で、物流の拠点になる土地。倉庫と配送部門を両方置ける広い用地を確保できるのもよかった」。県が鳥栖市で整備を進める流通業務団地「グリーン・ロジスティック・パーク」に進出した企業の担当者はそう話す。

 06年に販売を始めた同団地は鳥栖インターに近く、既に延べ27社が進出し用地の85%が分譲済みとなる人気ぶりだ。

 これまで市内に進出した企業は1954年に市制施行されて以降約170社。好調な企業進出に伴い、同年に約4万人だった市の人口は、今年1月末現在で約6万8000人と増加の一途だ。

 しかし市内の西部工業団地では一昨年から電子部品実装機器メーカーのパナソニックファクトリーソリューションズ、半導体製造装置の東京エレクトロン九州が事業所を閉鎖。今年1月には製粉業最大手の日清製粉が国道3号沿いの工場を14年春に閉鎖すると発表した。企業の生産拠点の集中化は、鳥栖市にも影響が及んでいる。

  ◇  ◇ 

 昨年11月末、一昨年8月から続いていたJR鳥栖駅西口前の整備が完了した。国や県の補助を受け、総工費は約1億6300万円。駅前に信号や歩道を造り、歩行者と乗用車、バス、タクシーなどが車両が通る区域を分けることで、安全に通行できるようにした。

 福岡市に行くため週1回は鳥栖駅を利用するという鳥栖市の主婦(36)は「車がひっきりなしに通るので、以前は駅前の道を渡るのも大変だった。ずいぶん利用しやすくなった」と評価する。

 一方、同駅は市を東西に分断する境目にもなっている。その解消のため、市は87年に駅周辺4・3キロの鉄道を高架化する計画を策定。高架下に6本の道路を通し、人や車の行き来をスムーズにすることで駅の東西を一体的に活性化すると期待されたが、財政難などで06年3月に撤回された。それ以後、駅の東西をつなぐ交通政策に進展はない。

 国道3号の渋滞解消も停滞したままだ。一日に約2万5000台が通行する姫方(同市姫方町)−商工団地入口(同市酒井西町)間の約2・4キロは、片側1車線のため渋滞が慢性化している。

 07年3月には道路幅を現在の約18メートルから25メートルに広げ、片側2車線にする計画が事業化された。当時の住民説明会で国は「10年以内の実現」を打ち出したが、リーマンショック後の不況や政権交代の影響もあり、工事は進んでいない。

 「渋滞は物流のマイナス条件で、進出する企業も気にする点。立地条件が良くても、道路事情が悪ければ企業誘致の足を引っ張りかねない」と、市幹部は悩ましげだ。(この連載は遠藤雅彦が担当しました)

2003チバQ:2011/02/20(日) 12:19:49
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011syucho.0.1817063.article.html
連載・鳥栖市の課題(上)「新幹線」(11年2月3日)
中心部に誘客なるか 観光バス乗り換え期待



 九州新幹線鹿児島ルートの新鳥栖駅が完成した原古賀地区。駅前の6・8ヘクタールでは市の土地区画整理事業によって新しいまちづくりを目指し、道路や駅前広場が整備されつつある。3月末までに予算ベースで90%を終える予定。



■駐車場100円


 一帯は水田が広がる区域だったが、ホテルや商業施設の進出が期待されている。近くでは民間の住宅団地開発も始まった。区長の江見武さん(71)は「駅から東西南北に行けるようになり、人の出入りが増える。期待と不安は半々だが便利になるのは確か」と語る。


 新駅周辺には650台のパーク・アンド・ライド駐車場を整備。1日100円の格安料金を設定して利用者増をもくろむ。新幹線と在来線の乗降客を合わせて1日8900人の駅利用者を想定している。
 一番のターゲットは新幹線から観光バスへの乗り換え需要。駅前に20台分のバス駐車場を造り40分間無料に設定した。長崎、大分方面とタイアップし、「よこ旅」というキャッチコピーで観光バス誘致に力を入れている。


 現在、観光バス拠点になっている博多駅はバス駐車場が狭く、新幹線で九州入りした団体客の送迎に不便を来している。鳥栖市観光協会は関西以西の300社の旅行代理店などに「バスを横付けして雨でも濡れずに乗車できる」と新鳥栖駅を売り込んできた。


 ただ、市内に魅力的な観光地は少なく、乗り換え拠点に終わる懸念がある。市観光協会の吉田博行専務は「まずは駅利用者を増やす。2年後には新鳥栖駅前に重粒子線がん治療施設ができ、メディカルツーリズムに発展させれば滞在客も増える」と期待する。



■冷めた見方


 現在の中心街は鳥栖駅を軸に広がっている。新鳥栖駅とは約3キロの距離。2つの駅は幹線道路で直結しているが、中心商店街では新幹線効果に期待する声は少ない。本通筋商店街は3年前、古くなったアーケードを取り壊し、新幹線開業に備え再活性化を試みた。


 近くに大型ショッピングセンターがあり、中心街へ向かう客の流れはあるものの、ある商店主は「シャッター街にこそなっていないが、物販は振るわず店を閉めるところが出始めている。新幹線の客が買い物に来るとは考えられない」と冷めた見方だ。


 鳥栖駅前一帯は狭い路地に古い店舗がひしめき合う。建物と土地の複雑な権利関係もからみ、再開発構想が浮上しては消えた。市は昨年11月までに駅前広場を1億6300万円かけ整備した。車と歩行者の通路を明確に分けて安全な環境を確保したが、駅前の「顔づくり」という課題は残されている。
                               ◇
 「物流の街」として発展してきた鳥栖市は、新幹線開業で新たな転換期を迎える。新幹線開業後のまちづくりをどう進めるのか、2月13日告示、同20日投開票の市長選を前に、市政の課題を3回にわたって探る。



【写真】都市基盤整備が進む新幹線・新鳥栖駅前=鳥栖市原古賀町

2004チバQ:2011/02/20(日) 12:20:18
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011syucho.0.1817967.article.html
連載・鳥栖市の課題(中)「市街地の道路網」(11年2月4日)
国道3号渋滞解消進まず 周辺道路整備にも影響



 九州の縦軸となる国道3号は1日の交通量が2万5000台。鳥栖市内は2車線と狭く、交通渋滞が常態化している。「上りは一日中のろのろ運転で、走っている時がない」と曽根崎町に住む原岩男さん(77)は語る。



■4車線化に


 道路沿いの家々では、マンホールの上を車が通る時の振動で眠れなかったり、建具のゆがみ、屋根瓦の落下など深刻な影響を受けている。姫方交差点から南の2・4キロは08年度に4車線化の事業化が決定したが、政権交代の影響もあり進展が見られない。


 原さんの自宅も5、6年前、公民館で開かれた説明会で拡幅用地にかかると言われた。「2年後には個々に説明するという話だったが、それっきりで何の連絡もなく不安でたまらない」と不満を漏らす。


 国道3号の渋滞で、交差する東西軸の市道や県道もあおりを受けている。市役所前から流通業務団地方面へ抜ける道路は、JR鹿児島線の陸橋辺りから混雑し、田代地区の県道も姫方交差点と幡崎踏切が近接しているため、朝夕の渋滞対策が懸案だ。


 九州新幹線という国家プロジェクトを抱え、市は事業負担金や新鳥栖駅周辺整備に約50億円(国、県費を含む)を充ててきた。この3年間がピークだったため「ほかの道路舗装・整備費を縮減していた」(市建設部)側面もあるという。



■新たな動き


 国道3号の4車線化が完了すれば、市街地の幹線道路にかかる負荷が軽減するとみられているが、市内の道路網は東西軸の整備が遅れている。道路は「住みよさ」にかかわる重要なまちづくりの要素で、どのような整備法をとるのかも市民の満足度にかかわってくる。


 昨年8月、田代地区6町の代表が幡崎踏切に至る道路の渋滞解消策に関して、「大型車とダンプの進入禁止」「歩道の整備」を市に要望した。県はループ橋で鉄道線路を越える案を検討しており、この案では踏切の西側一帯を大きな構造物が覆う形になる。


 「旧長崎街道田代宿のあった町のたたずまいを壊すことになりかねない」と心配した住民の新たな動きだった。「歴史的雰囲気と渋滞解消。相反する課題を突きつけられている」と市建設部は頭を悩ませる。


 幡崎踏切は1日の交通量が約1万2000台。踏切の遮断時間は1日5・9時間となる。このため鳥栖駅を挟む南北4・3キロの連続高架事業が検討されてきたが、国の採択基準に合わないことから06年に白紙化となった。


 前回の市長選でそれが争点の1つとなったが、「将来の課題」として棚上げされているのが現状だ。まだ、経済界を中心に実現を求める声は根強い。鉄道によって東西に分断された街をどのようにつなぐのか。さまざまな意見や要望を踏まえたビジョンが求められる。



【写真】国道3号は姫方交差点から南が2車線と狭くなり渋滞が恒常化している=鳥栖市

2005チバQ:2011/02/20(日) 12:20:41
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011syucho.0.1820164.article.html
連載・鳥栖市の課題(下)「財政と企業誘致」(11年2月5日)
自主財源支える進出企業 団地開発へ合併も模索



 市内の小学校校区ごとにある地区公民館に併設されている老人福祉センター。入浴施設や各種講座などがあり、高齢者の憩いの場になっている。一週間に3、4日通っている男性(70)は「ふろと健康機器が無料で使えるのがいい。ぜひ続けてほしい」と語る。


 老人福祉センターは町村合併で誕生した事情から、地域バランスを配慮し7カ所に設置された。しかし、建設から長年たって老朽化が目立つ。老人福祉センターを含め、市が所有する施設は約500棟。その7割が築20年以上で、これから補修や建て替え、統廃合の時期を迎える。


 建設時には国・県の補助金を受けても、学校などを除いて補修に補助制度はなく、自主財源を充てることになる。それが財政の重荷になりかねないため、2009年3月に公共施設整備基金を創設した。



■交通の要衝


 市の財政規模は09年決算で約250億円。人口約7万人の都市として余力ある規模とはいえないものの、自主財源比率は60・7%と高い。これを支えてきたのは交通の要衝という「地の利」を生かした企業誘致だ。


 進出企業は169社。一昨年は景気悪化に伴うリストラで大手企業2社が工場を撤退したが、業種は多様で影響は最小限に踏みとどまった。この状況で本年度は新たに2社が進出し、さらに数社と話が進んでいるという。県が開発した流通業務団地は06年の分譲開始から27社が進出し、分譲率85%に達した。


 現在、南部の旭地区に県と共同で新産業集積エリアの開発を進めている。新エネルギーなど製造業の誘致が目的。農地転用の手続きが順調に進めば、新年度には用地の買収、造成工事へと進む。


 新年度から10カ年にわたる第6次総合計画の基本構想案では、05年から20年まで15年間の就業人口を8・7%増と見込んでいる。人口問題研究所の推計では30年後まで人口が増え続けるという。プロサッカー・サガン鳥栖のホームタウンでもあり、活気あるイメージが定着している。



■将来の発展


 昨年末、近隣町であった企業施設の起工式。社長は「営業所は鳥栖市に置きたいと思って(別な所に)探した」と語り、鳥栖市のネームバリューにこだわりを見せた。市幹部は「新幹線駅が開業すれば、さらにイメージアップにつながる」と期待する。


 市域は72平方キロしかなく、工業団地開発の余地は狭まっている。将来の発展を見越した場合、土地利用計画の見直しや自治体合併が課題になる。ただ、平成の大合併で鳥栖市・三養基郡の協議が挫折して以降、合併の機運は盛り上がっておらず、住民の合意形成へ向けたこれからの努力に委ねられている。



【写真】企業の集積が進む流通業務団地=鳥栖市姫方町

2006チバQ:2011/02/20(日) 12:22:54
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000741102080001
鳥栖 新時代へ


土地活用策 悩む地元
2011年02月09日





急ピッチでの土地整備が続く新鳥栖駅前=鳥栖市原古賀町

 鳥栖市の中心部から約2キロ西に位置する九州新幹線鹿児島ルートのJR新鳥栖駅(同市原古賀町)。来月12日の鹿児島ルートの全線開通に向け、駅舎はほぼ完成。駅周辺は大型ブルドーザーやトラックが走り回り、急ピッチで整備が進んでいる。


 新鳥栖駅西側周辺一帯は整備前は田畑が広がっていたが、新幹線の開業に合わせて、市が2008年10月から土地区画整理事業に着手。パーク&ライド用に650台分の市営駐車場と、観光バス20台分の駐車場を整備した。


 さらに福岡市との「誘致合戦」の末に建設が決まった九州国際重粒子線がん治療センターの工事も始まった。13年春の開業を目指す。


 土地区画事業は13年度に終了予定で、整地が終わり次第、順次地権者に土地が引き渡される。その面積は計2万6千平方メートル。サッカーJ2・サガン鳥栖のホーム、ベストアメニティスタジアムの2・6個分の広さだ。ただ、その土地について、具体的な活用策はまだ決まっていない。


 市の企業経営者や市民らでつくる「鳥栖コンベンション・シティー委員会」(TCC、会長=中冨博隆・久光製薬社長)は、市に対し駅周辺整備について提言。大型イベントを行うコンベンションホール(会議場)や多目的ホール(産業展示場)、レセプション会場(ホテル)などの施設の誘致推進を求めた。


 地権者の間でも土地利用について意見が分かれている。民間業者が地権者と仲介し、ビジネスホテルを誘致するという計画があるが、これも具体化はしていない。


 土地を一括して利用するのではなく、20人を超える地権者が区画ごとに交渉しているのが現状で、地権者の一人は「我々は素人で、交渉ごとは分からない」と漏らす。地元・原古賀地区の江見武区長(71)は「新幹線で来た客が足を止めてくれるような施設ができればいいが」と話す。


 駐車場や駅前広場の整備を行った駅東側の開発についてもTCCは市に提言。「東西地区を一体的に開発するための『駅周辺開発グランドデザイン』を策定し、九州の中心地としての地位を高める」ことを求めている。


 ただ、市新幹線対策課によると、駅東側は市街化調整区域に指定されているため、建物の建設は規制されている。指定を解除するには国や県との交渉が必要という。


 同課の担当者は「地権者の土地だから……」と行政側から土地活用について提案することには及び腰だ。一方、原古賀地区の住民の一人は「駅前はまちの顔。行政が情報を提示しながら、駅前のまちづくりについてイニシアチブをとってほしい」と期待している。


     ◇


 鳥栖市長選が13日に告示される。九州新幹線の全線開通前夜のまちの現状を追った。(この連載は上山崎雅泰が担当します)

2007チバQ:2011/02/20(日) 12:23:18
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000741102090001
遠い新駅 効果手探り
2011年02月10日


JR鳥栖駅前の商店街は人通りも少なく、空き店舗が目立つ=鳥栖市本通町




 「鳥栖の顔」とも言うべきJR鳥栖駅前。昨年11月、長年の懸案だった駅前整備がようやく完了した。これまでは駅前に信号機がなく、駅利用者が道路を横断する際に車と接触する危険があり、苦情が絶えなかった。そこで新たにバス停専用スペースや五つの信号機を設置。歩道整備と車道舗装も行い、混雑は解消された。


 こうした整備は、九州新幹線鹿児島ルート全線開通に伴って交流人口が増え、在来線の鳥栖駅を利用する遠方客も増えると見越した面がある。しかし、本来なら街のメーンストリートでもある、駅前から連なる商店街は人通りが少なく、活気はいま一つだ。


 駅前商店街は、老朽化のため「暗いイメージを与えている」と不評を買っていた約500メートルのアーケードを4年前に撤去。新たに街路灯を設置し、市がサッカーJ2・サガン鳥栖を応援するフラッグを掲げるなど商店街を明るく盛り上げる工夫を重ねている。


 鳥栖商工会議所も地元商店での売り上げを伸ばすために協力。一昨年と昨年、総額1億1千万円分の商品券を発行した。券の一部はショッピングセンターなど大型店では使用できないようにした結果、75%が駅前商店街を含む店舗で使われた。この「特需」を受けて、商議所には「発行を継続してほしい」という商店主の声が寄せられている。


 だが、こうした努力にもかかわらず、商店街の弁当屋と不動産業者が昨年、店をたたんだ。今年に入ってからも食品店が撤退。通り沿いには3店連ねて空き店舗となっている場所もあり、寂しさが漂う。商議所によると、駅前3商店街の合計店舗数は、5年前に比べて15店減って123店舗になっている。


 一方で、新幹線開通を起爆剤に商店街活性化を、という期待感も高いとは言えない。
 西鉄バス佐賀が開通日から路線バスを新鳥栖駅に乗り入れ、鳥栖駅間を160円で結ぶ路線変更を予定しているものの、どの程度の乗降客が鳥栖駅前まで足を延ばすかの見通しは立っていない。駅前商店街としても開通に合わせて誘客を狙う企画を練りづらいのが現状という。


 市商店街連合会の水田常夫会長(43)は、約3キロ西にある新鳥栖駅が「やはり遠く感じる」と、駅前への波及については冷ややかだ。年間480万人が訪れる鳥栖プレミアムアウトレットと新鳥栖駅、鳥栖駅を回遊する交通面の連携が不十分だ、と指摘。「新幹線は鳥栖のブランド力を上げる格好のツール。行政任せの時代ではないとはいえ、市にはやはりお金を落としてもらう仕組みづくりを考えてもらいたい」と話している。

2008チバQ:2011/02/20(日) 12:23:42
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000741102110001
通過を懸念 誘客模索
2011年02月12日


全線開通100日前、鳥栖市のマスコット「とっとちゃん」(左から2体目)が市をアピールした=昨年12月2日、JR新大阪駅

 九州新幹線鹿児島ルートが全線開通すると、新大阪発の山陽新幹線との直通運転も始まる。開通まで100日に迫った昨年12月2日、JR新大阪駅(大阪市)で、鳥栖市のマスコット「とっとちゃん」ら新幹線が通る九州4県のゆるキャラが九州観光を売り込んだ。開通へのカウントダウンとともに、関西からの観光客争奪戦は熱を帯びる。


 鳥栖市は、佐賀、福岡、長崎、大分、熊本の北部九州5県の自治体や観光団体からなる「新鳥栖駅観光情報ネットワーク連絡会」の一員として、北部九州の「横軸」観光プランを宣伝。これまでに関西以西の200社を超える旅行業者に新鳥栖駅の使いやすさをアピールした。


 ただ、鳥栖市の東に位置する日田・湯布院は「温泉」、西の有田は「有田焼」、長崎の「異国情緒」に、ライバル駅のある久留米には「B級グルメ」と、有名観光地に挟まれて肝心の鳥栖の観光の目玉は少ない。


 「九州の交通の要衝」として発展した鳥栖市は、地の利を生かした物流拠点のイメージが強い。全線開通は県外からの観光客を呼び込む格好のチャンスだが、このままでは新幹線駅だけがある街として素通りされかねない。


 佐賀、福岡両県の調査によると、2008年の鳥栖市内への観光客は93万9千人。県内10市のうち8番目と低調で、トップの唐津市(875万6千人)には遠く及ばない。隣の久留米市には509万2千人が訪れており、5倍超の差をつけられている。


 一方で、鳥栖ならではの観光資源もある。例えば、第2次大戦末期の特攻隊員の逸話を描いた小説「月光の夏」のモデルとなったグランドピアノ▽戦国時代の山城や城下町が残る国史跡の勝尾(かつのお)城筑紫氏遺跡▽江戸時代に鳥栖で始まった売薬の歴史などを学ぶ中冨記念くすり博物館、が挙げられる。


 特に、サッカーJ2・サガン鳥栖のホーム、ベストアメニティスタジアム(ベアスタ)はサッカー専用スタジアムで、海外でのプレー経験が豊富な三浦知良選手(横浜FC)が「日本でも3本の指に入る素晴らしさ」と言うほど評価が高いスタジアム。芝の感触を味わったり、選手のロッカールームに入れたりする施設見学が無料でできるが、運営する市の外郭団体は積極的なPRはしていない。


 市観光協会の吉田博行事務局長は、新鳥栖駅で降りて最終目的地に行く前に、半日の市内観光コースが出来ると説明する。「修学旅行客だとベアスタ見学は喜ばれるはずで、ピアノの逸話は平和を考えるきっかけになり得る。観光資源を生かし切るため、市とも連携してアピールしていきたい」と話している。

2009チバQ:2011/02/20(日) 13:08:49
ちと古いけど
http://mainichi.jp/seibu/photo/news/20110211sog00m010002000c.html
福岡知事選:攻防の行方・上 「おれは小川をやる」と麻生元首相 県民不在の候補選び

選考委員会の後、報道陣の取材に応じる麻生太郎元首相(中央左)と蔵内勇夫氏(同右) 「おれは小川をやる」。4月の福岡県知事選に向け、5日に福岡市であった自民党県連候補選考委員会。同党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)と、対抗馬の元内閣広報官、小川洋氏(61)を推す麻生太郎元首相との直接会談を、元首相はこう宣告して締めくくった。

   ■

 候補擁立に向けた動きは、麻生渡知事が5選不出馬を決めた秋ごろから始まった。知事や経済界の要請を受けた県議会主要会派が各党相乗りを模索し始めたが、11月に麻生元首相らが小川氏を推す動きが表面化すると、事態は混迷していった。

 小川氏は麻生元首相の政権下でも広報官を務めた。古賀誠元党幹事長ら国会議員や県議らにとって、小川氏擁立の動きは麻生元首相の独断専行と映った。「小川氏はだめだ」。その空気が県連内を次第に支配した。

 そんな中、小川氏は1月27日、自民県連に推薦願を提出。28日には対抗するように県議の一部が蔵内氏の推薦願を提出した。蔵内氏は県連内外から「県連最高実力者の一人」とされる人物だ。両者の間を縫うように、九州大教授、谷口博文氏(56)も同日、推薦願を提出。谷口氏は民主、公明などにも推薦願を出し、「相乗り候補」を強調した。

 蔵内氏と麻生元首相は5日の選考委で打開策を見いだそうと会談したが、逆に亀裂は深まった。「出馬意思を何度も確認したが、あなたは出ないと言った」(麻生元首相)。「最初から小川さんありきだったんでは」(蔵内氏)。複数の関係者によると、2人はそんな応酬をした。

 武田良太県連会長は会談中、「まとまらないなら谷口氏しかない」と申し出たという。それが元首相の「小川をやる」の言葉につながった。県連は結局、多数が支持する蔵内氏を「全会一致で決定」と発表した。

 その後、麻生元首相は党中央にも「小川氏でやる」と通告。麻生知事、地元経済界も息を合わせたように動き、小川氏の支援組織の11日発足を決めた。蔵内氏を推した県議の間にも分裂の危機感が広がり、ついに、選考委が推薦候補と決めた蔵内氏の擁立見送り検討の動きとなった。谷口氏も出馬断念を検討しているという。

 麻生元首相はなぜ小川氏を推し続けたのか。県議の間では「メンツの問題か」「小川氏を引っ張ってきた元首相の責任感」と意見は割れる。

   ■

 既に立候補表明している北九州市の元共産党市議、田村貴昭氏(49)は自民の推薦候補選びについて語った。「県民不在で知事候補を決めていいのか」

  ×  ×

 4月の福岡県知事選の構図は、政財界の激しい攻防の末、次第に姿を現してきた。しかし、有権者には候補者選びの作業はほとんど見えないままだ。混迷の知事選候補者選びを解き明かす。

2011年2月11日

2010チバQ:2011/02/20(日) 13:09:25
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20110212ddp041010007000c.html
攻防の行方:’11福岡県知事選/中 「後出しじゃんけん」不発
 ◇民主、崩れた統一候補 「自民から『相乗られる』なら構わない」
 「知名度のない一個人が幅広い支援を作り上げていくのは難しい」。11日、福岡県知事選への出馬断念を表明した九州大教授の谷口博文氏(56)。寒空の下、福岡市内の自宅マンション前に集まった報道陣約30人を前に、各党相乗りの「統一候補」になれなかったことを無念そうに語った。

 谷口氏は昨年11月3日、民主県連の第1回選考委員会で、他薦の形で名前が挙がっていた。だがその後、民主県連は具体的な選考作業を事実上ストップ。ある幹部は「自民(の候補者選考)がどうなるかによって変わる。後出しじゃんけんだ」と意味深長に語っていた。

 政権交代後初めて迎える4月の統一地方選。民主にとっては政権基盤を固めるうえで「勝利」が至上命令で、福岡県知事選も同様の位置づけとなる。だが小沢一郎元代表の処遇問題やマニフェストに掲げた政策の迷走などで支持率は低迷し、地方選挙は連戦連敗の状況だ。

 中でも昨年11月14日の福岡市長選で推薦した現職が大差で敗れたことは、県連にとって衝撃だった。「これでは誰も民主から立候補したいという人はいない」。幹部からは知事選での主戦論が影を潜めていった。

 窮地に立った県連が描いたシナリオが統一候補の擁立だった。自民県連が候補者選考で分裂含みの展開を見せる中、間隙(かんげき)を縫う形で谷口氏が自民、民主両県連に推薦願を提出。分裂回避に期待する自民内の一部と呼応するように、民主県連の吉村敏男幹事長は「谷口氏を軸に調整を進める」とすかさず表明した。

 党本部は各党による「相乗り」禁止を掲げるが、県連は「谷口氏はもともと我々の選考委で名前が挙がっていた。自民から『相乗られる』なら構わない」と説明。自民側の動きを待っていたことが奏功するかにみえた。

 だが結局、谷口氏は自民県連内の主導権争いに埋没する形で選考から外れ、民主の推薦願も事実上辞退した。「自民が先に決めて、各党が一緒にやれるという条件が9割ぐらいまでうまくいっていたのに……」と民主県連幹部。シナリオは狂い、後出しじゃんけんは不発に終わった。

 11日に出馬を断念した谷口氏とは対照的に、自民県連の選考に漏れた元内閣広報官の小川洋氏(61)が同日、経済界などの支援を受けて立候補を正式表明した。民主県連も「預かり」としていた小川氏の推薦願を受理して秋波を送るが、「県民党」を掲げる小川氏が特定政党に偏ることは考えにくい。民主の独自候補擁立はほぼ絶望視され、迷走ぶりだけが際立っている。

毎日新聞 2011年2月12日 西部朝刊

2011チバQ:2011/02/20(日) 13:10:10
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20110213ddp041010006000c.html
攻防の行方:’11福岡県知事選/下 なだれ打つ 小川氏支持へ
 ◇経済界、政党圧力に反発 「流れは県民主導」
 「政党からの働きかけではなく、自発的にこうなった」。11日、福岡市内であった元内閣広報官、小川洋氏(61)の支援組織「福岡県の未来をつくる会」の設立総会後、会長に就任した松尾新吾・九州電力会長は会見でこう説明した。総会には企業経営者を中心に約350人が参加。福岡県知事選に出馬表明した小川氏の支持母体が政党ではなく、経済界となったことに、参加者の一人は「流れは政党主導から県民主導にシフトしつつある」と語った。

 麻生渡知事と自民党の麻生太郎元首相の「W麻生」の後ろ盾を得て、小川氏は早い段階から経済界へのあいさつ回りを始めていた。松尾氏が小川氏と初めて会ったのは昨年11月12日。第三者の紹介で東京で会い、「知事候補に最適任と思った」という。自民県連内もこうした動きは察知していたが、「経済界が自発的に選挙に出てくることはない。最後は政党の決定に従う」と高をくくっていた。

 しかし、認識は甘かった。97年参院選で自民が大敗して以降、中央政界はねじれ国会↓政権交代↓ねじれ国会と混迷が続いている。悲願の政権奪取を果たした民主党の政策は迷走し、来年度予算案の年度内成立さえ危ぶまれている状況だ。

 「中央の政党対立はこりごりだ」。県内の流通業界幹部はこう漏らす。中央が政局に明け暮れ、景気は低迷したまま。政府の経済政策を見定められず、経済界は政党政治に愛想を尽かし始めていた。

 とりわけ福岡県は麻生県政以前、激しい保革対立が続き、県政の停滞を招いた経験がある。経済界には「かつての泥沼状態に後戻りさせたくない」(幹部)との思いが強く、政党対立のない「各党相乗り候補」の待望論が浮上。産業界を中心に評価の高い麻生知事と同じ京大卒、経済産業省出身、特許庁長官の経歴を持つ小川氏への支持が広がった。

 政党離れを決定付けたのは、皮肉にも政治家の発言だった。知事選に出馬する意向を固めた自民党県議団会長の蔵内勇夫氏(57)は「(経済界は)政治に関しては見守っていただきたい」。蔵内氏を推す古賀誠元党幹事長も「経済界も大事でしょうが、政治は政党がやるもの」とあからさまにけん制した。経済界は「政治家に言われっぱなしでいいのか」(幹部)と反発し、小川氏支持になだれを打つ形となった。

 民主と自民の候補者選定は、政党間、自民県連内、そして自民と経済界の攻防の末、小川氏が幅広い支持を勝ち取った。だが、これまでの選考過程で、小川氏を含めた政策論争は見えてこない。「知事になって何をやるんだということが早く議論のメーンになってほしい」。民主、自民の選考から外れた九州大教授、谷口博文氏(56)は、くしくも11日の出馬断念会見でこう語った。=おわり(この連載は、江田将宏、松本光央、斎藤良太が担当しました)

毎日新聞 2011年2月13日 西部朝刊

2012チバQ:2011/02/20(日) 14:01:05
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001102160001
知事選・県議選まで2カ月切る
2011年02月16日

 4月10日投開票の知事選と県議選まで2カ月を切った。これまで、知事選に立候補の意向を表明しているのは現職古川康氏(52)と共産党県委員長の平林正勝氏(63)の2人。前回と同じ顔ぶれながら、3選を目指す古川氏が県内全首長のほか、民主、自民両党からも与野党相乗りで支援を受けるなど足場を固める。一方、定数3減の38となる県議選には54人が立候補を予定している。(岩田正洋、小川直樹)


◇知事選
 「色々な恩讐(おんしゅう)を乗り越え、後援会長に就任頂いた樋口市長に心から感謝したい」。14日夜、鹿島市であった古川後援会主催の励ます会で、古川氏は樋口久俊市長や約300人の支援者を前に訴えた。
 これまでも同市に後援会はあったが、九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の着工を巡り、対立していた前市長は後援会長に就いていなかった。しかし、8年前に古川氏と知事選で戦った樋口氏が昨年5月、市長に就任。市の発展には県の支援が欠かせないと、後援会長を引き受けた。
 同じく長崎新幹線に反対していた江北町でも田中源一町長が後援会長に就任予定。県内全20市町で、首長による古川氏への支援態勢が整うことになる。
 この「オール古川化」の流れに2大政党も追従する。
 前回も古川氏を推薦した県議会最大会派の自民党県連は12日の代表役員会で推薦を決定。しかし、会議では、1月7日に推薦を決めた連合佐賀に先を越されたことを挙げ、「(議会与党への)配慮を示してほしかった」といった古川氏の「等距離外交」に不満を示す声も出たとされる。
 党の「与野党相乗り原則禁止」方針で前回は推薦を見送り、独自候補擁立を模索した民主党県連も、今回は推薦に転じた。県連代表の原口一博・前総務相は「政権交代後の協力を評価した」という。
 ただ、古川氏が推進する長崎新幹線や城原川ダムなどの大型事業に反対する議員もいるだけに、県連内には「もろ手をあげて支援はできない」との声も。長崎新幹線に反対する支持者は「耳を疑った。民主党が古川氏を応援する意味が理解できない」と驚く。
 そんな中、独自候補を擁立するのが共産党。前回に続く立候補となる県委員長の平林氏は地域経済の活性化を掲げたうえで、前回と同様、長崎新幹線やプルサーマル発電に反対し、古川県政との違いを打ち出している。


◇県議選
 県議選では新定数の38に対し、これまでに13選挙区で計54人が立候補を予定=図参照。政党別では、「公認・推薦で10人」を目標とする民主が9人、「現有勢力(30議席)の維持・拡大」を目指す自民が推薦を含め30人。公明は現職1人、共産は現職1人と新顔1人が立候補を予定。社民は現職1人、新顔1人で現有2議席の死守を目指す。
 県都の佐賀市は、現在の佐賀市(定数10)と佐賀郡(定数2)が合併し、1減の定数11となる。7期、6期を務めたベテラン2人と次期衆院選候補に転じた若手の自民3人と、無所属の女性県議が不出馬を表明する中、県内で唯一、主要5政党が公認候補を立て、計13人がしのぎを削る。
 唐津市・東松浦郡は現職6人のうち5人と、新顔5人が立候補を予定する最激戦区の一つ。定数が1減となる影響や、任期途中で死去した無所属県議を支持した票の行方に注目が集まっている。
 鳥栖市は定数3に対して4人が立候補を予定。民主が初めて公認候補を立て、長く議席を守ってきた社民との間に軋轢(あつ・れき)が生じた。20日投開票の市長選、市議補選の結果も選挙戦を占いそうだ。
 六つある2人区では唯一、杵島郡で4人が立候補を予定し、激戦が見込まれる。神埼市・郡は、4年前、2位に72票差に迫った新顔が現職2人に再び挑む。
 前回は無投票だった4選挙区のうち、民主党が公認候補を立てたことなどで武雄市、多久市、小城市の3選挙区で選挙戦が見込まれる。一方、前回無投票の嬉野市に加え、西松浦郡が無投票になる公算が高い。

2013チバQ:2011/02/21(月) 12:21:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20110221-OYT8T00008.htm
鳥栖市長選 橋本さんが再選 市政運営の実績浸透


再選を決め、笑顔を見せる橋本さん(中央)(20日午後10時7分、鳥栖市の事務所で)=真子生次撮影  鳥栖市長選と市議補選(被選挙数1)は20日、投開票された。無所属3人が立候補した市長選は、現職の橋本康志さん(55)が、前市長の牟田秀敏さん(70)(自民推薦)と新人で飲食店経営の古賀秀紀さん(55)を破り、2回目の当選を果たした。

 市長選は事実上、再選を目指す橋本さんと、返り咲きを狙う牟田さんの一騎打ちとなり、4年前と同様に激戦を展開。3月12日に開業する九州新幹線新鳥栖駅を生かしたまちづくり、企業誘致策、周辺自治体との合併問題などで論戦を繰り広げた。

 橋本さんは市長選に合わせて8項目の公約を発表。2013年開設予定の重粒子線がん治療センターと医療機関の連携を強化し、がん撲滅などに力を入れることを主張。基山町との合併を実現して10万人都市を目指すことなども訴えた。また、1期目に取り組んだ行財政改革や市民参加型の市政運営などの実績を強調した。

 特定の政党の推薦を受けなかったが、地元製薬会社が全面的に支援。陣営は前回を上回る得票を目標に掲げ、芸能人も集会に呼んで票の上積みを図った。

 橋本さんの再選が決まると、同市大正町の事務所では、集まった支持者が万歳して喜びを爆発させた。橋本さんは「市の将来を見据え、公約をしっかり形にしたい」と抱負を語った。

    

 3人による争いとなった市議補選は、無所属新人の中川原豊志さん(51)の初当選が決まった。

 ▽当日有権者数 5万2730人▽投票者数 市長選3万269人、市議補選3万260人▽投票率 市長選57・40%(前回62・22%)、市議補選57・39%

(2011年2月21日 読売新聞)

2014チバQ:2011/02/21(月) 12:25:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20110220-OYT8T00765.htm?from=nwlb
国東市長選 三河さんが初当選

草の根活動で支持広がる

 国東市長選は20日、投開票され、新人で元県東部振興局長の三河明史氏(62)(無所属)が、再選を目指した野田侃生氏(67)(無所属)を破り、初当選を果たした。

 三河氏は「県職員時代に培った経験と人脈を生かし、古里をよみがえらせたい」と、昨年9月に立候補を表明。市内全域をくまなく回って支持を訴える「草の根選挙」を展開した。最終盤には「市長の退職金を3割、副市長と教育長の退職金を2割カットする」と具体的な公約を掲げ、一気に勢いづいた。

 当選が決まると、同市国東町浜崎の公民館に姿を見せ、「皆さんのお陰で当選できました。一生懸命働いて、恩返しします」とあいさつ。支持者とともに万歳を繰り返し、喜びを爆発させた。

 野田氏は行財政改革など1期目の実績を強調したが、及ばなかった。

 当日有権者数 2万7378人▽投票者数 2万168人▽投票率 73・66%(前回77・70%)

(2011年2月21日 読売新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/227753
国東市長に新人三河氏
2011年2月21日 00:11 カテゴリー:九州 > 大分 政治

 任期満了に伴う大分県国東市長選は20日、投開票され、無所属新人で元県東部振興局長の三河明史氏(62)が、無所属現職の野田侃生氏(67)を破り初当選を果たした。

 三河氏は、豊富な行政経験で培った人脈を生かしたトップセールスの推進を強調。現職の批判票を取り込み、支持を拡大した。

 投票率は73・66%、当日有権者数は2万7378人(市選管調べ)。

■国東市長選 (開票終了)

当 三河 明史 無 新 11,903

  野田 侃生 無 現  8,129

=2011/02/21付 西日本新聞朝刊

2015チバQ:2011/02/21(月) 12:27:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110221-00000119-yom-pol
「混乱続く」阿久根市民、市長に続き不信任
読売新聞 2月21日(月)7時13分配信

 議会も出直すべきだ――。

 鹿児島県阿久根市議会(定数16)の解散の賛否が問われた20日の住民投票で、竹原信一前市長(51)を失職・落選させた有権者は、議会にも不信任を突き付けた。議会解散請求(リコール)を進めてきた竹原氏派は「市民のための議会に変えよう」と出直し市議選での躍進を誓った。一方、出直し選の結果によっては、西平良将市長(38)の市政運営が混乱する可能性もあり、反竹原氏派は警戒を強めた。

 午後9時50分過ぎ、竹原氏の親族が経営する建設会社事務所にリコール成立の一報が入ると、集まっていた「阿久根市議会リコール実行委員会」のメンバーら約70人から歓声が上がった。市議でありながら議会リコールを進め、自らも失職した石沢正彰委員長(65)は記者会見で「竹原氏が市長でなくなったことに市民が危機感を抱いた結果。名古屋市議会のリコール成立や、阿久根市が議員報酬を日当制から元の月額制に戻したことへの反発も要因だ」と分析した。

 会見には竹原氏も出席。「議員になると(自分が)偉いと思ってしまう。今は市民の側にいる議員がいない」と強い口調で批判した。前市長派は出直し選で過半数の議席獲得を目指し、今回失職した議員と新人を合わせ10人程度が立候補を予定している。

 市議会議長の立場で、反竹原氏派として解散反対を訴えてきた浜之上大成氏(60)は午後10時過ぎに自宅で会見。「結果を真摯(しんし)に受け止める」と述べる一方、「(前市長は)議会が改革に反対したというが、我々は常に是々非々のスタンスで対応し、一片の非もない。残念の極みだ」と悔しさをにじませた。

 今回は表立って動かなかった西平市長を支援する「阿久根の将来を考える会」の川原慎一会長(42)は「対立の構図の解消が先送りになったことは残念だが、不信任が突き付けられた以上、議会を変えなければならない」とし、候補者擁立を進める意向を示した。

 有権者からは、今回の結果を当然と受け止める声とともに、「混乱が続くのではないか」と心配する声も上がった。

2016チバQ:2011/02/21(月) 22:51:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20110220-OYT8T00666.htm
小川氏相乗り各党歓迎~知事選
対立候補は批判


知事選への立候補断念の意向を記者団に説明する蔵内氏(左端) 4月10日投開票の知事選を巡り、自民党県連が20日、元内閣広報官・小川洋氏(61)の支持を決めたことに、小川氏支持で歩調を共にする各党の関係者は「しっかり支えていく」と同調した。一方、対立候補は「相乗りありきの候補者選びだ」と批判した。

 「広く県民のコンセンサス(合意)を得られる方、というのが当初の目的だった。苦渋の決断で再協議した」。自民党県連の今林久幹事長は、小川氏支持を決めた総務会後、厳しい表情で記者団に説明した。

 小川氏を巡っては、経済界などが主体となって11日に支援組織を発足。今回、各党の対応はその流れを追う形となった。

 「各党が緩やかな支持で小川さんを担ぐのはいいことだ」と小川氏と18日に政策協定を結んだ民主党県連の吉村敏男幹事長。「16年前、県政を二分しないようにと麻生知事を擁立した時と同じような状況に落ち着いた」と評した。

 いち早く16日に小川氏支持を決めた公明党県本部の森下博司幹事長は「しっかりした県政や議会運営のため、当初から統一候補を模索するよう動いてきた。政党や団体間のしこりをなくし、小川さんを支えていかないといけない」と話した。

 一方、共産党の推薦を受け、無所属で立候補予定の元北九州市議・田村貴昭氏(49)は「相乗りありきで、自民も民主も候補者の選考過程が不透明。県民生活をどう変えていきたいかという方向性が見えない」と指摘した。

 また、知事選で、自民党県連の推薦候補に内定しながら擁立を見送られた党県議団会長・蔵内勇夫氏(57)は20日、福岡市内で記者団の取材に応じた。決定については「党が一致結束した戦いができると信じている」と理解を示した。

 今回の選考経過については、「自分の主張をし、選考委員会で満場一致で決定されたことは、最高の栄誉だと思っている」とさっぱりした表情で振り返った。

 離党しての知事選への立候補も「現時点ではない」と否定。県議を続けるかどうかについては、「今のところ全く白紙。ゆっくり考えたい」と述べるにとどめた。

(2011年2月21日 読売新聞)

2017チバQ:2011/02/21(月) 22:57:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110221/elc11022108390001-n1.htm
大山鳴動して…「民自公」相乗り 福岡知事選、政策論なく小川氏で決着
2011.2.21 08:37 (1/3ページ)

自民党県連総務会の後、出馬断念を表明した蔵内勇夫氏。「これでノーサイドだ」と強調した=20日、福岡市中央区(松本学撮影)
 自民党福岡県連は20日、総務会を開き、4月10日投開票の知事選で元内閣広報官の小川洋氏(61)を支持することを決めた。すでに民主、公明が小川氏支持を決めており、3党相乗りが確定。自民党の推薦内定を覆された党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)は同日、知事選出馬を断念する考えを示した。

 総務会には国会議員、地方議員ら約百人が出席。分裂選挙回避のため小川氏を支持したいとする執行部案が示され、承認された。

 知事選には他に元北九州市議の田村貴昭氏(49)が共産党推薦での出馬を表明しており、小川、田村両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。





 福岡県知事選に向け約3カ月に渡って繰り広げられた自民党内の攻防は、20日の県連総務会で決着をみた。昨年11月の福岡市長選大勝に勢いづき、県連内では独自候補擁立による「主戦論」も強まったが、結局は経済界が描く与野党相乗りの形に落ち着いた。ドタバタ劇の末、「民自公相乗りvs共産推薦」に絞られた選挙戦の構図。「大山鳴動(めいどう)してネズミ一匹」の感は否めない。


蔵内氏の誤算


 麻生太郎元首相と麻生渡知事、松尾新吾九州電力会長ら地元財界トップを後ろ盾とする小川洋氏に対し、古賀誠元幹事長と党県議団主流派が推した蔵内勇夫氏。県連が候補の募集を締め切った時点では、候補者選考委員の大半を固める蔵内氏が優勢というのが関係者の見方だった。

 今月5日に蔵内氏の推薦が内定。その後も麻生元首相は小川氏支持の姿勢を崩さなかったが、蔵内氏周辺には「麻生氏も党のルールを破ることはできない」「小川氏はいずれ降りる」と楽観する向きがあった。

 しかし、それは誤算だった。小川氏は選考から漏れた後も、地元財界首脳らと会談するなどして出馬に向けた根回しを続けた。連合福岡や公明党の支持母体・創価学会も小川氏を推す方向で動き、「蔵内氏の内定をひっくり返す地ならしはできていた」(連合福岡関係者)という。

 実際、松尾会長らによる小川氏支援団体の設立が正式に決まった8日以降、「蔵内包囲網」は一挙に狭まる。

 蔵内氏が推薦願を出すつもりでいた公明党県議団が9日、小川氏支持を決めると、蔵内氏は報道陣にこう漏らした。「ちょっと早いな…」


乏しい主体性


 最終的に県連は「幅広い県民のコンセンサスを得られる態勢に乗じていく」(武田良太会長)ため、蔵内氏擁立を取りやめ小川氏に乗り換えた。

 自民党にとって県議選では公明党との協力が不可欠だ。党の分裂を避けるためには他に選択肢がなかったのだろう。しかし、旗色が悪いとみるや他党との相乗りに転じる姿勢は有権者の目にどう映っただろうか。

 20日の県連総務会に先立って行われた役員会でも、いったん内定した推薦候補を覆すという異例の経過に「一般党員や県民に分かりにくい」「劣勢になったから候補を変えるというのは主体性に欠ける」といった意見が相次いだ。

 大阪や愛知での地域政党台頭の背景には、既存政党に対する有権者の不満の高まりがある。政策論議ではなく暗闘や駆け引きばかりが目立った福岡県知事選の候補者選び。「民主もだめだが自民も…」という思いを強くした県民は少なくないはずだ。(松本学)

2018チバQ:2011/02/23(水) 00:47:55
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110222ddlk41010539000c.html
選挙:鳥栖市議補選 公認新人候補、大差の敗北 民主「政権混乱が影響」 /佐賀
 20日投開票された鳥栖市議補選(改選数1)で、民主は公認の新人候補が敗れた。4月の統一地方選を前に、政権交代後の混乱が地方での党の失速をもたらしていることをうかがわせ、県連では危機感が広がっている。

 「こんなに差をつけられるとは……」。無所属新人の中川原豊志氏(51)に約5600票差で敗れた民主新人の斉藤嘉慶氏(48)は20日深夜、選挙戦でかれた声でつぶやいた。

 今回の補選は、4月の県議選で同市区から立候補を表明している同党の原康彦氏(56)が1日付で市議を辞職したため行われ、民主が議席を明け渡す形となった。

 昨年の参院選で、民主公認候補は同市で約40%の得票率だったが、今補選で斉藤氏は約28%にとどまった。原氏は「『民主』の2文字に対する市民の反応は、我々が認識しているものとは違う。危機感どころか恐ろしさすら感じる」と声を落とす。

 県連の園田泰郎代表代行(元鳥栖市議)も「政権の混乱が(補選に)影響したとしか思えない」と話し「補選の結果を受け、県内の選挙態勢を再チェックしたい」と焦りを隠せなかった。【遠藤雅彦】

2019チバQ:2011/02/23(水) 00:59:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/227978
国東市長選 新人三河氏が大勝 閉塞感が「変革」選択
2011年2月22日 01:00 カテゴリー:九州 > 大分
国東市中心街を支持者らと練り歩く三河明史氏 20日投開票された国東市長選は、無所属新人で元県東部振興局長の三河明史氏(62)が、現職に約3800票差で大勝した。過疎化、高齢化で地域には閉塞(へいそく)感が広がっており、有権者は「変革」を選択した形となった。ただ景気回復が実感できず、市財政も厳しい状況が続く中で、どのような「変革」が打ち出せるのか。新市長の手腕が問われる。

 「活力ある国東にしたい」。選挙戦最終日。三河氏は、支持者70人と市内中心部で支持を呼び掛けた。起点となった商店街に三河氏の訴えが響くと、商店主や住民が顔を出す。相次いで握手を求められ、普段はひっそりとした通りが熱気を帯びた。現職の地盤でもある市中心部での手応えに、三河氏は「市民は変化を求めている」と確信したという。

 前回市長選で、現職を支持した国東市国東町の自営業女性(63)は「民間出身というので期待したが、4年間で何も変わらなかった」。今回は三河氏に1票を投じた。

 現職は1期目の4年間、一般会計と特別会計で計40億円の基金を積んだ。市の借金にあたる市債残高は68億円減に。財政再建の手腕は一定の評価を受けたが「分かりにくい」との指摘もあった。現職は知名度と組織力で三河氏を圧倒していたが、現状に危機感をもつ有権者の支持はつかみきれなかった。

 三河氏は、地域活性化策を重要課題に掲げた。しかし、市債残高は人口規模が同程度の自治体と比べると、なお高水準。市町村合併後の特例として割り増しされていた地方交付税も、2016年度から徐々に減り、その後は現在より約17億円減額となる見込みだ。財政再建を手掛けながら、振興策を打ち出すのは簡単なことではない。

 活性化策の軸となる企業誘致も、景気動向に左右される。65歳以上の高齢化率は35・6%(09年調査)で、県内市町村では5番目の高さだ。

 市長選から一夜明けた21日、当選証書を受け取った三河氏。圧勝は市民の強い危機感の表れでもあり「予想以上の得票にプレッシャーも感じる。だが4年間で成果を残したい。できないでは済まされない」と決意を新たにした。

=2011/02/22付 西日本新聞朝刊=

2020チバQ:2011/02/24(木) 00:26:32
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001102230001
県議、選挙へ前哨戦
2011年02月23日

 ■定例会閉会 駆け引き活発


 4月10日投開票の知事選や県議選を控えた県議会が22日、閉会した。引退表明した麻生渡知事には最後の定例会だったが、それぞれが両選挙を見すえて、思惑が交錯する議会運営だった。
(小林豪、新垣亮)


 「できれば知事選に介入せずに終わってほしかった」


 麻生知事が本会議場で退任のあいさつを終えた22日夕、自民党県議団会長の蔵内勇夫氏はこう漏らした。


 知事が元内閣広報官の小川洋氏(61)を次期知事候補として支持すると発表したのは、定例会中の8日だった。知事選立候補に意欲をみせていた蔵内氏はその3日前、自民党県連の推薦が内定したばかりで、2人の対立は決定的となった。


 各会派の代表者会議では、環太平洋経済連携協定(TPP)に積極的な知事を念頭に、蔵内氏が「県幹部の不用意な発言で農業団体が混乱している」と述べた。農林水産委員会では自民議員が知事の答弁を求めて紛糾するなど、16年に及ぶ麻生県政では異例の展開をたどった。


 前哨戦は小川氏が各界の支持を固め、蔵内氏は立候補を断念した。会期後半になると蔵内氏は「誰が知事になっても改革が進むように」と議会改革に力を入れ、他会派とともにプロジェクトチームを設置。非公式代表者会議を廃止したほか、議員の政策立案を支える専門スタッフ組織の設置に道をつけるなど、前進を見せた。


 一方、県議自身の選挙を意識した動きも見られた。


 公明党は最終日の22日、議員報酬と政務調査費の月額を1人10万円ずつ減らす改正条例案を提案。しかし、他会派から「プロジェクトチームで議論すべきこと」と非難を浴び、継続審査に。事実上の廃案となった。


 飯塚市の産廃処分場をめぐり、福岡高裁が業者に撤去などを命じるよう県に義務づけた判決でも、議会はこの日、県に上告を取り下げるよう求める決議案を可決した。


 民主・県政クラブの呼びかけで主要4会派の共同提案となったが、会派間の温度差は否めなかった。決議に消極的だった有力議員はこう語る。


 「重要な案件なのだから、議論に時間をかけるべきだった。決議を急いだのは選挙対策だろう」


   ◇
 県議会2月定例会は22日、約6169億円の新年度当初予算案や約163億円の補正予算案など65議案と、決議案など6件を可決・同意した。

2021チバQ:2011/02/25(金) 00:09:45
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1837637.article.html
知事選告示まで1カ月 与野党相乗り古川氏優位動かず
 第17回統一地方選は皮切りとなる3月24日の13都道県知事選まで1カ月となった。佐賀県知事選は、3期目を目指す現職の古川康氏(52)と共産党新人で同党県委員長の平林正勝氏(63)が立候補を表明。ほかに出馬の動きはなく、前回と同じ顔ぶれによる“再戦”の公算が大きい。古川氏は「与野党相乗り」で推薦を受け、県内全20市町の首長も支持し、前回より幅広い支援体制を固めている。

 

 古川氏に対し自民、公明が前回に続き、民主は初めて推薦を決めた。社民は対応を検討中だ。

 

 地域の支援態勢で様変わりしたのが、九州新幹線長崎ルート建設をめぐり対立していた鹿島市と杵島郡江北町。着工認可前の前回は前市長と田中源一町長は後援会長に就かなかった。その後、同ルートが認可・着工、市長も交代し、環境が変わった。

 

 14日夜、鹿島市で開かれた古川氏の同市後援会総会。会長に就いた樋口久俊市長は約300人を前に「8年前に(古川氏らと)知事選を戦い、新幹線問題が尾を引いて鹿島に冷たい人の後援をするのかとも言われたが、過去にとらわれず、将来を語らないといけない」と古川氏とがっちり握手した。

 

 18日夜の江北町の総会で田中町長も「新幹線問題でぎくしゃくしたが、少しずつよくなってきた」と県との関係改善をアピール。古川氏は「恩讐(おんしゅう)を乗りこえて、度量の大きさを示された。地域の行政、政治の責任者の応援は“品質保証”をしてもらうようなもので、ありがたい」と、“雪解けムード”を強調した。

 

 一方、平林氏は消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)参加に反対、地域経済再生や福祉充実を訴える。「オール古川」の状況に「今の県政は各党や団体、首長がそろって支援できるほど問題がないと言えるのか。単に物が言いにくくなっているだけに見える」と指摘、新幹線建設も「無駄な大型公共事業で、地元の建設業も潤わず、県民のためにはならない」と断じた。

 

 知事選と同じ4月10日投開票の県議選(13選挙区)は、定数3減の38議席を、現職31人、元職2人、新人21人の計54人が争う。党派別の内訳は自民の公認・推薦が30人、民主同は9人、共産公認が2人、社民同2人、公明同1人となっている。

2022チバQ:2011/02/25(金) 23:02:16
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110222ddlk41010528000c.html
11さが統一選:県議選13区の顔ぶれ/1 /佐賀
 4月1日の県議選告示まで残り40日を切った。佐賀市区と佐賀郡区が統合されて13選挙区となり、定数も現行の41から3減の38となって初めての選挙。現在のところ、現職31人、元職2人、新人21人の計54人が既に立候補を表明し、事務所開きや支援者へのあいさつ回りなど準備を進めている。党派別では、政権交代を実現した民主が7人を擁立。推薦の2人も加え、現有3議席からの拡大を狙う。自民は公認29人と推薦1人で現有30議席の確保が目標。選挙区ごとに、立候補予定者の顔ぶれを紹介する。

 ◆佐賀市区

 ◇市郡統合、定数は1減
 市町合併に伴い、佐賀市区(定数10)と佐賀郡区(同2)が統合。定数は1減の11となる。現職8人、新人5人が出馬を表明しているが、民主が議席増を目指すうえ、選挙区が広くなったため、従来より激しい票の奪い合いが展開されそうだ。

 旧市部では、自民が7期と6期のベテラン2人が引退。次期衆院選に転戦した若手を合わせると3議席が空く。それに対し新人は今のところ前回も出馬した元参院議員秘書の古賀陽氏と旧諸富町が地盤の会社代表、川崎氏の2人のみ。現職は議長の留守氏と党県幹事長の木原氏の2人が挑む。

 一方、民主は現職で元建設会社社長の藤崎氏に加え、新たに元衆院議員秘書の江口氏を擁立。大票田での議席増を狙う。公明の党県代表、伊藤氏と共産の党県副委員長、武藤氏、さらに社民の党県幹事長、徳光氏はいずれも現有議席の死守が至上命令だ。無所属は現職の女性議員が引退するのに対し、前JC理事長の合瀬氏と農業の畑瀬氏の2新人が名乗りを上げた。

 一方、旧郡部では、自民が旧川副町在住の元議長、篠塚氏と旧久保田町元助役の古賀善氏の現職2人を擁立した。

 前回の当選ラインは旧市部が6500票だったのに対し、旧郡部は5000票。旧郡部の候補が旧市部でどれだけ支持を集めることができるかも選挙戦の行方を左右することになりそう。

 ◆小城市区

 ◇12年ぶり選挙戦か
 社会福祉法人理事の伊東氏と、党広報委員長の藤木氏の自民2議員が、前々回から同じ顔ぶれで2回連続の無投票を経験してきたが、今回は元市議の三根氏が無所属で出馬を表明し、12年ぶりの選挙となる。現職2人は共に旧三日月町が地盤で、旧小城町が拠点の三根氏がどこまで支持を広げるかが焦点。

 ◆多久市区

 ◇同年齢2氏がしのぎ
 自民現職の県森林組合連合会長、福島氏は12年前に市議から転身し、三つどもえの選挙戦を制して初当選。その後、前々回は共産との一騎打ち、前回は無投票と比較的安定した選挙を戦ってきた。今回は市議の野田氏が無所属で名乗りを上げ、8年ぶりの選挙戦が同年齢の2人によって戦われることになる。

==============

 ◇佐賀市区(定数11)
藤崎輝樹 40 民現(1)
江口善紀 43 民新
篠塚周城 61 自現(6)
留守茂幸 63 自現(5)
木原奉文 57 自現(4)
古賀善行 65 自現(1)
川崎常博 44 自新
古賀陽三 33 自新
伊藤豊  61 公現(3)
武藤明美 63 共現(4)
徳光清孝 53 社現(1)
合瀬博俊 40 無新
畑瀬房次 54 無新
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 ◇小城市区(定数2)
伊東猛彦  49 自現(4)
藤木卓一郎 43 自現(3)
三根實   54 無新
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 ◇多久市区(定数1)
福島光洋 54 自現(3)
野田勝人 54 無新

2023チバQ:2011/02/25(金) 23:03:01
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110223ddlk41010454000c.html
11さが統一選:県議選13区の顔ぶれ/2 /佐賀
 ◆唐津市・東松浦郡区

 ◇定数1減、10人名乗り
 今回から定数が1減し6になった。現職、新人各5人の計10人が名乗りを上げており、9人で7議席を争った前回以上の激戦が予想される。初めて民主が候補を立てたこともあり、従来とは違った形で票が動くことになりそうだ。

 自民は3期目の現職1人が引退し、後継に旧相知町が地盤の米倉氏を擁立した。現職は、旧唐津市から薬剤師の峰氏と党県副幹事長の大場氏▽旧浜玉町から唐津観光協会理事の桃崎氏▽旧肥前町から元JA地区営農本部長の田崎氏−−の4人。互いに地盤を分け合い、現有議席の確保を狙う。

 民主は、まちおこしのNPO法人理事の新人、宮地氏が名乗りを上げた。原口一博前総務相の高校時代の同級生でもあり、初の議席獲得を目指している。

 共産は旧北波多村議で昨夏の参院選で敗れた党県政策委員長、山口氏が3回連続で挑戦する。

 無所属は現職2人のうち1人が任期途中で病死し空席となった。残る1人、県日中友好協会理事長の宮崎氏は、県農政協の推薦も受けて6期目を目指す。新人は事務代行会社社長の林氏と、市民団体「大島邸を保存する会」会長を務めた元高校講師、山崎氏の2人が参戦する。

 ◆伊万里市区

 ◇3議席に4人が挑む
 定数3に現職3人と元職1人の4人が挑む。4人とも元伊万里市議で顔ぶれは前回と同じだが、今回はうち1人を民主が公認したため、前回と異なる構図になりそうだ。

 自民は現職3人を公認。竹内氏は市中心部、中倉氏は市西部、岡口氏は市東部をそれぞれ地盤にする。岡口氏は前回無所属新人で当選し、自民党県議団に入り、今回は公認で再選を目指す。

 一方、前回自民現職で落選した松尾氏は元教員。今回民主の公認を得たことで新たな支持の拡大を狙う。

 ◆西松浦郡区

 ◇現職の無投票、可能性が高い
 現職で元製陶所役員の原田氏は前回、無所属から2度目の挑戦で自民現職を破り初当選した。今回は自民の公認を得た。ほかに目立った動きはなく、無投票の可能性が高い。

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 ◇唐津市・東松浦郡区(定数6)
宮地昭博  51 民新
桃崎峰人  61 自現(2)
峰達郎   50 自現(2)
大場芳博  61 自現(1)
田崎信幸  56 自現(1)
米倉幸久  63 自新
山口勝弘  55 共新
宮崎泰茂  68 無現(5)
林正樹   62 無新
山崎久美子 58 無新

 ◇伊万里市区(定数3)
松尾真介 52 民元(1)
竹内和教 62 自現(3)
中倉政義 61 自現(3)
岡口重文 55 自現(1)

 ◇西松浦郡区(定数1)
原田寿雄 54 自現(1)

2024チバQ:2011/02/25(金) 23:03:42
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110224ddlk41010402000c.html
11さが統一選:県議選13区の顔ぶれ/3 /佐賀
 ◆鳥栖市区

 ◇現新4人、激戦の様相
 定数3に対し、現職と新人各2人が出馬する。現職は共に自民系だが、前回選挙の公認争いで生じたあつれきを引きずり、今回も自民と無所属に割れた。新人も県議会で同じ会派を組む民主と社民がそれぞれ擁立し、議席を争うことになった。前回まで3回連続トップ当選した4期の社民現職が引退を表明し、票の行方が注目されている。

 社民が擁立するのは元国労支部執行委員の新人、山口氏。これに対し民主も、前鳥栖市議会議長の原氏が出馬を表明した。社民は「鳥栖市区には必ず候補を出すと伝えてきたのに」と不快感を表明するなど、これまでの協力関係にひびが入りかねない状況だ。また民主は原氏の辞職により実施された20日の市議補選で公認候補が落選し、県議選の行方に影を落としている。

 前回3人を公認した自民は、現職の党県青年局長、指山氏のみを公認した。だが20日の市長選では推薦した元職が敗れ、危機感を募らせる。

 一方、自民系無所属現職の元市議、向門氏は市長選で当選した現職を応援しており、追い風を期待する。

 ◆神埼市・郡区

 ◇民、自現職に1新人名乗り
 定数2に対し現職2人と新人1人が挑む。

 民主は党幹事長で旧千代田町長の内川氏が再選を目指す。

 自民は旧神埼町議の現職、石井氏を公認したほか、無所属で再挑戦するJAさが理事の新人、八谷氏を推薦した。

 ◆三養基郡区

 ◇定数1減 現、元、新挑む
 今回から定数は1減の2となる。基山町を地盤とする5期のベテラン自民現職と、みやき町の2期の民主現職が引退を表明した。今のところ、現職、元職、新人1人ずつの名前が挙がっている。

 自民は、旧北茂安町が地盤で前回トップ当選した現職の農業、宮原氏と、前回落選した旧中原町議の元職、石丸氏を公認した。

 民主の後継擁立は難航している。

 無所属では基山町から町商工会青年部長の新人、服巻氏が立候補する。

==============

 ◇鳥栖市区(定数3)
原康彦  56 民新
指山清範 45 自現(2)
山口認  58 社新
向門慶人 40 無現(1)

 ◇神埼市・郡区(定数2)
内川修治 58 民現(1)
石井久起 59 自現(1)
八谷克幸 61 無新

 ◇三養基郡区(定数2)
宮原真一 41 自現(1)
石丸元章 46 自元(1)
服巻稔幸 40 無新

2025チバQ:2011/02/25(金) 23:04:33
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110225ddlk41010383000c.html
11さが統一選:県議選13区の顔ぶれ/4止 /佐賀
 ◆武雄市区

 ◇8年ぶりの選挙戦に
 定数2に対し現職2人、新人1人が出馬予定。前回は無投票だったが、民主が候補を擁立したことで8年ぶりの選挙戦となりそう。

 自民の現職、社会福祉法人理事長の石丸氏と副議長の稲富氏はともに元武雄市議でいずれも60代。

 対する民主は、医療法人役員の新人、青木氏を擁立した。30代の若さを前面に打ち出して議席獲得を狙う。民主は昨年4月の武雄市長選で、推薦した新人候補が敗れており、リベンジを狙う。

 ◆鹿島市・藤津郡区

 ◇現新3氏、新たな構図
 定数2に対し現職2人、新人1人が挑む見通し。今回は新人が民主の推薦を受けることとなり、新たな構図での票の奪い合いとなる。

 自民は鹿島市が地盤の佐賀ユネスコ協会理事、土井氏と元太良町議、坂口氏の現職2人が出馬する。一方、無所属からは鹿島市議の新人、松田氏が立候補を表明した。

 前回は太良町の坂口氏が新人ながらトップ当選。民主の推薦を受けた松田氏が太良町でどれだけ支持をのばせるかが選挙の行方を左右しそう。

 ◆嬉野市区

 ◇無投票の公算大
 自民現職の党県副会長、石井氏以外に目立った動きがなく、藤津郡区時代からも含め、3回連続での無投票となる可能性が高い。

 ◆杵島郡区

 ◇地盤重なり激戦か
 定数2に対し現職1人新人3人が立候補を表明。自民公認の2人に対し、それぞれ地盤の重なる無所属が対抗する形で、激しい選挙戦が予想される。

 自民は3期の現職が引退。同じ白石町が地盤の党支部青年局長、定松氏を新人で擁立した。現職で江北町が地盤の元郡体育協会理事長、石倉氏とで議席独占を狙う。

 これに対して無所属では、白石町から元県建設政策監の新人、三根氏が立候補の意向。更に元江北町議の新人、三苫氏が民主の推薦を得て3回連続での出馬を表明した。約300票差で次点に泣いた前回選挙からの票の上積みを狙う。=おわり(この企画は竹花周が担当しました)

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 ◇武雄市区(定数2)
青木一功 35 民新
石丸博  65 自現(4)
稲富正敏 63 自現(3)

 ◇鹿島市・藤津郡区(定数2)
土井敏行 57 自現(2)
坂口祐樹 40 自現(1)
松田義太 37 無新

 ◇嬉野市区(定数1)
石井秀夫 63 自現(4)

 ◇杵島郡区(定数2)
石倉秀郷  61 自現(2)
定松一生  52 自新
三苫紀美子 65 無新
三根建一  60 無新

2026チバQ:2011/02/25(金) 23:24:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20110224-OYT8T01039.htm
県議会7会派、反発と困惑
政調費3616万円「違法」判決で
 県が2005年度、県議会の各会派に支給した政務調査費について、使途がはっきりしない支出など約3616万円を違法とする判決が下された24日、裁判に被告補助参加人として出席した各会派の代表らは「納得できない」と反発し、困惑の表情を見せた。一方、原告のおおいた市民オンブズマン側は、不適正な支出が認められたことを評価しながらも、認定額が請求の約4分の1にとどまったことに対し不満を口にした。

 7会派のうち、最高の約1680万円が不適正な支出と認定されたのは「自民党」。古手川茂樹会長は「むちゃくちゃな判決だ。返還するにしても高額で、すでに亡くなった議員もいる」と戸惑いを見せた。

 社会県民クラブ(不適正との認定額約636万円)、新政みらい(同約510万円)、県政クラブ(同約218万円)が2007年4月に統合して結成された「県民クラブ」の内田淳一会長は「旧3会派とも適正な支出をしていた。判決文を精査して対応を検討したい」と言葉少な。

 「公明党」(同約246万円)の竹中万寿夫代表は「国の予算案の説明会に出席するための旅費が認められていない点など、容認しがたい見解の相違がある」と不満を口にした。

 政調費の透明化を訴えてきた「共産党」も、議員控室で勤務する補助職員の人件費について「(全額でなく)2分の1が相当」と指摘されるなど、約162万円が不適正とされた。堤栄三代表は「現場の実態を見ずに判例をそのまま適用したような判決。憤りを禁じ得ない」と話した。

 このほか「無所属の会」の約160万円も不適正な支出だったと認定した。

 返還請求するよう命じられた広瀬知事は「重く受け止めている。政調費は県民の疑念を招かないよう適正に執行しなければならない」とのコメントを出した。

 判決後、原告側は大分市の県弁護士会館で記者会見を開き、代理人の瀬戸久夫弁護士が「認定に疑問が残る部分もあるが、一歩半は前進した。この判決で、議員は政務調査費の運用を改めるのでは」と総括した。

 松尾康利弁護士は「選挙区の人たちの接待費や、徒歩の交通費支給などが適正と認められるなど、納得できない判断も多々あり、しっかり検討したい」と話した。

 おおいた市民オンブズマンの永井敬三理事長は「ほかの年度の政務調査費も違法な支出がなかったか、引き続き調べたい」と話した。

(2011年2月25日 読売新聞)

2027チバQ:2011/02/28(月) 22:56:25
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1840704.article.html
牟田氏支持の会社社長逮捕 鳥栖市長選で供応容疑
 2月20日投開票された鳥栖市長選で、投票と票の取りまとめのため、飲食の接待をしたとして、佐賀県警捜査2課と鳥栖署は28日、公選法違反(事前運動、供応)の疑いで、同市養父町、人材派遣会社社長古賀照子容疑者(54)を逮捕した。

 

 逮捕容疑は告示前の同月6日夜、同市内の飲食店で有権者ら十数人に対し、同選挙に立候補し落選した牟田秀敏氏への投票や票の取りまとめを依頼し、その報酬として1人当たり数千円の飲食のもてなしを疑い。古賀容疑者は容疑を認めている。

 

 同課は動機や同容疑者への指示があったかどうかなどを調べるとともに、供応を受けたとされる十数人に対しても同法違反(受供応)の疑いで事情を聴く。

 

 同市長選には元市長の牟田氏ら3人が立候補。牟田氏は約1万3400票を獲得したが、現職に約2300票差で敗れた。

 

 古賀容疑者は鳥栖市内の建設会社役員を務めていた時、サガン鳥栖の経営に関係。2002年から社長を3年兼務したが、経営不調に陥り、現在のサガンドリームスに営業権を譲渡、運営会社は解散した。また、09年11月の鳥栖市議選に無所属で出馬し落選した。

2028チバQ:2011/02/28(月) 23:22:25
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110218ddlk40010324000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/1 121人が出馬準備 /福岡
 ◇86議席、定数減で激戦予想
 統一地方選第1ラウンド(4月1日告示、同10日投開票)で実施される県議選は、告示まであと6週間と迫った。17日現在、前回より2議席少ない86議席を巡って、46選挙区で121人(前回47選挙区、124人)が出馬の準備を進めている。無投票の公算が大きい選挙区は前回並みの20程度になる見込み。合併に伴う選挙区割りの見直しや定数減で激戦が予想される選挙区や、第三極を目指して初進出を目指すみんなの党の動向などが注目される。【松本光央】

 ■擁立状況

 現時点で、現職74人(前回78人)、新人44人(同42人)、元職3人(同4人)の出馬が予想されている。

 政党別では、民主(現有18議席)は公認候補25人を擁立し、勢力拡大を狙う。自民は現有42議席に二つ加え44人を公認。公明も新旧交代1人を含む現有議席と同じ11人を擁立する。共産は都市部などで7人(現有議席1)を公認。農政連は3人、社民は1人を公認の見通しだ。

 一方、2大政党を批判し第三極を狙うみんなの党が県議選に初挑戦する。都市部や近郊の大票田で5人を公認した渡辺喜美代表は「今後も有為な人材があれば公認、推薦したい」と話す。また、県内の市議会や町議会で活動する「ふくおか市民政治ネットワーク」からも1人が出馬し、県議会に新風が吹き込めるか注目される。無所属は24人の見込み。

 ■選挙区

 前回は市町村合併前の区割りで選挙ができる特例条例を適用し、実際の市町村の枠組みと食い違いが生じていたため、県議会では区割りの見直しを実施。今回は現在の市郡を基本としつつ、人口の少ない市郡を合区するなど1票の格差拡大の解消や人口に対する定数見直しにも着手した。

 定数減となったのは、北九州市小倉北区(4↓3)▽同八幡東区(2↓1)▽同八幡西区(5↓4)−−など。逆に定数増となったのは、福岡市西区(2↓3)▽久留米市(4↓5)▽大野城市、宗像市(各1↓2)−−などだ。定数減や合区したにもかかわらず定数が変わらない選挙区などでは激戦が予想される。

 八女市と八女郡では特例条例が適用され、「八女市区」(旧上陽町を含む旧八女市、定数1)、「八女郡区」(広川町と旧黒木町、旧立花町、旧矢部村、旧星野村、同1)に分かれて実施される。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2011年2月18日 地方版

2029チバQ:2011/02/28(月) 23:23:03
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110219ddlk40010308000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/2 /福岡
 ◇現職、新人4人の争い
 ■中央区(定数3)

原中誠志 52 民新

鬼木誠  38 自現(2)

大城節子 60 公現(2)

池田素子 39 み新

 自民のベテラン県議が引退するが、後継は立たず、現職2人、新人2人が3議席を争う。

 原中氏は通勤時間帯に、毎日場所を変えながら朝立ちを重ねて知名度アップを図る。出身組織の自治労の支援も受ける。鬼木氏は企業の朝礼に参加したり、ミニ集会を重ねて支持拡大を目指す。当仁中の同級生や銀行員時代の人脈も生かす。

 大城氏は支持母体の創価学会の支援のほか、小学校から大学までの同窓生らの支援も得て、ミニ集会や企業回りで支援の輪を広げる。池田氏は「草の根」を強調。朝の大濠公園や昼のスーパー前でのつじ立ちの他、自転車で選挙区内を回る。筑紫女学園高の同級生らの支援も受ける。

 ◇3議席に現新の4人
 ■博多区(定数3)

堤かなめ  50 民新

井上貴博  48 自現(2)

高橋雅成  53 公現(2)

岩本壮一郎 30 み新

 自民のベテラン県議が引退し、現職2人と新人2人による選挙戦となりそう。

 堤氏は中学から大学時代の同窓生の他、市民活動を通じての友人らが運動の核。前回参院選で立候補した知名度も生かす。井上氏は祖父から3代続く盤石な後援会を軸に、各校区、各町内会で集会を開いて支持を固め、さらに上積みも狙う。

 高橋氏は、各校区でのミニ集会を100回以上開催した。支持母体・創価学会の他にも中小企業などに支援の輪を広げる。岩本氏は企業経営や若手起業家の支援などを通じて得た人脈や、自身のブログを活用するなど、従来とは異なる選挙戦略を練る。

 ◇2現職に元職が参戦
 ■城南区(定数2)

守谷正人 45 民現(1)

武藤英治 59 自現(7)

堀宏行  41 無元(2)

 民自の現職2人に元職が参戦し、激しい選挙戦が予想される。

 守谷氏は前回、出馬表明から2カ月の短期決戦で初当選。今回も建設業界や労組、同窓会の支援を軸に地域をこまめに回って支持を伸ばす。

 8期目を目指す武藤氏は20〜30人規模のミニ集会を重ねる。「2年前に亡くした妻の分まで頑張る」と、ネットワーク型の後援会拡充を図る。

 堀氏は街頭演説や後援会へのあいさつ回りに懸命。行財政改革と議会改革も訴えて返り咲きを狙う。現時点は無所属だが政党からの出馬も検討する。

 ◇自民次第で激戦も
 ■早良区(定数3)

宮浦寛  45 民現(1)

新開昌彦 53 公現(3)

古川忠  62 無現(4)

 現時点で名乗りを上げているのは現職3人だが、擁立していない自民の出方次第では激戦も予想される。

 宮浦氏は1期目に継続した朝の街頭活動に加え、労組の支援も受けながら各地で小規模集会を重ねる。新開氏は支援者の会合に精力的に顔を出して実績と支持拡大を訴え、「2万人に会うのが目標」だ。

 古川氏は10を越えるスポーツ、文化団体を支えに、県政報告などいつもの活動を拡充させている。

2030チバQ:2011/02/28(月) 23:23:31
 ◇4現職以外に動きなし
 ■南区(定数4)

新村雅彦 58 民現(3)

加地邦雄 60 自現(3)

樋口明  40 自現(2)

浜崎達也 55 公現(3)

 今のところ、前々回、前回に当選した現職4人以外に立候補の動きは見られない。

 新村氏は今回、民主公認で初の選挙。公民館での県政報告を重ね、出身の福教組など組織票も固めていく。加地氏は後援会を中心に支持の輪を広げる。毎年、住民が大きく入れ替わる地区だが、集会や座談会を続ける。

 樋口氏は農政連や福岡市医師会などから推薦を得ている。駅での朝立ちや後援会活動などでも支援を広げる。浜崎氏は創価学会の支援だけでなく、議会報告書を配りながら丁寧に地域を回る。在福岡の佐世保人会、佐世保南高同窓会の支援も。

 ◇4現職に挑む2新人
 ■東区(定数4)

佐々木徹 53 民現(2)

今林久  62 自現(4)

長裕海  57 自現(3)

大塚勝利 45 公現(1)

橋本英一 63 共新

外井京子 53 ネ新

 現職4人に新人2人が挑む構図。

 佐々木氏は県政報告会や各校区で集会を開き、地元支援者を固める。連合系労組の支援も受ける。今林氏は出身・香椎高の同窓会や地元支援者を中心に、1次産業や教育関係者らとの懇談会で支持の輪を広げる。

 長氏はミニ集会を徐々に増やし地域への浸透を図る。農政連や、がんの啓発運動などで築いた人脈も生かす。大塚氏は29校区ごとにミニ集会を開催。支持母体の創価学会や地元支援者へのあいさつ回りを徹底させている。

 橋本氏は区内の駅などで米軍の普天間飛行場問題などを訴えて知名度アップを目指し、議席増を狙う。外井氏は駅での朝立ちでアピール。福岡市議2期の経験や人脈を生かし、ふくおかネット初の議席獲得を狙う。

 ◇定数増で無投票も
 ■西区(定数3)

仁戸田元氣 31 民新

田中久也  77 自現(10)

野原隆士  53 無新

 定数見直しで1議席が増えたが、現時点で現職と新人2人の計3人以外に動きはみられず、無投票の可能性も高い。

 仁戸田氏は自転車で地域を走り回り、若さと行動力をアピール。労組などの推薦も受けて知名度の浸透を図る。11期目を目指す田中氏は強固な後援会組織を支えに「新県政をチェックする」と豊かな議会経験を訴える。

 野原氏は3度目の挑戦で初めて農政連と自民の推薦を受けた。「県民生活『快適』宣言」が旗印だ。

 ◇5回連続の無投票か
 ■前原市・糸島郡(現糸島市、定数2)

川崎俊丸 60 民現(1)

月形祐二 52 自現(2)

 定数2となった前々回は月形氏が無投票で、前回は月形、川崎両氏が議席を分け合った。今回も他に具体的な動きは見られず、5回連続無投票となる公算が大きい。2議席は指定席となりつつある。

 とはいえ、両氏は選挙戦になった時に備えて精力的に活動。川崎氏は連合福岡などの推薦を受け、15校区の後援会づくりや企業の推薦取り付けに動いている。月形氏は農政連や糸島漁協などの推薦を受けて、後援会17支部の引き締めに懸命。

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 立候補予定者の名鑑は氏名▽年齢▽所属政党▽現元新▽当選回数−−の順。政党は衆院議席数による。民=民主▽自=自民▽公=公明▽共=共産▽社=社民▽み=みんな▽農=農政連▽ネ=ふくおか市民政治ネットワーク▽無=無所属

〔福岡都市圏版〕

2031チバQ:2011/02/28(月) 23:23:55
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110222ddlk40010350000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/3 /福岡
 ◇2議席に現新3人
 ■朝倉市・朝倉郡(定数2)

多田有一郎 50 民新

栗原渉   45 自現(1)

林裕二   60 農現(5)

 旧甘木市区(定数1)と旧朝倉郡区(同1)が合区。旧選挙区選出の現職2人に新人が参戦し、三つどもえとなる公算が大きい。

 現職2人に挑む多田氏は民主の公認を受け、つじ立ちなど積極的な街頭活動を展開し、名前を売り込む。

 旧甘木市区で昨年4月の補選で初当選した自民の栗原氏と、旧朝倉郡区選出で農政連公認の林氏は、それぞれ旧選挙区の地盤固めを中心に新人の進出を阻む構え。現職の強みを前面に出し、保守層の取り込みに力を注ぐ。

 ◇現新5人の激戦に
 ■春日市(定数2)

岸本善成  36 民現(1)

中村孝三  61 み新

中牟田伸二 53 無新

松尾嘉三  42 無新

平山喜基  35 無新

 前回は春日市・筑紫郡で定数2だったが、今回の区割り変更で春日市単独で2議席となり、定数は実質増。しかし現職新人計5人が立候補を表明し、激戦区になっている。

 岸本氏は立候補予定者の中で唯一の現職。若さに加えて1期の実績も携え、支持者回りで清新さを訴える。

 中村氏は市議3期の経験を経て、4回目の県議選出馬。今回はみんなの党の公認を受け念願の初当選を狙う。

 自民は中牟田、松尾両氏を推薦し、議席独占に挑む。中牟田氏は会社員出身。地域経済の活性化をアピールする。松尾氏は市議2期目途中で県議選に挑戦。後援会を中心に支持拡大を図る。

 平山氏は政党推薦を受けず2回目の挑戦。松下政経塾出身で、草の根選挙を展開して若さと政策を訴える。

 ◇現職以外に動きなし
 ■筑紫郡(定数1)

渡辺英幸 66 自現(3)

 春日市・筑紫郡で一選挙区だったが、区割り見直しで定数1の単独区となった。今のところ、立候補の意向を表明しているのは4期目を目指す渡辺氏のみ。那珂川町議に一時立候補を探る動きもあったが出馬表明には至っていない。

 ◇無投票の公算大
 ■大野城市(定数2)

井上博隆 33 民新

井上順吾 59 自現(2)

 立候補を表明しているのは前回、前々回と同じ顔ぶれ。今回は定数1増の2議席となる中、他に出馬の動きはみられず、無投票となる公算が大きい。

 井上博隆氏は前回までは無所属だったが今回は民主の公認を受けての出馬。労組など同党支持層への浸透を目指す。井上順吾氏は市内に張り巡らせた後援会を中心に小規模集会を開催。保守層を中心に支持拡大を狙う。

 ◇定数2に現職と新人
 ■筑紫野市(定数2)

原竹岩海 57 民現(2)

平井一三 56 自新

 民主現職のほか、ベテラン自民の後継候補もようやく決まり、ともに立候補へ向けた準備を進めている。

 3期目を目指す原竹氏は市議出身。ミニ集会をこまめに開きながら、地盤固めと後援会組織の引き締めに懸命だ。自民は5選の藤田陽三氏が1月の市長選に当選したため、市議の平井氏を公認。市長選に勝利した勢いを持ち込みたい。

 ◇現職に新人が挑む
 ■太宰府市(定数1)

井本邦彦 72 自現(4)

白石卓也 49 無新

 無投票だった前回から一転、定数1を巡って現職に新人が挑む選挙戦になりそう。

 5期目を目指す井本氏は議会経験を前面に出す。太宰府町役場勤務時代から地域で培った人脈をフル稼働して市内各地で支持固めに回る。白石氏は民主党参院議員秘書を経て初挑戦。同党からは推薦とし、党派色は薄めた。駅や街頭でのつじ立ちで知名度を上げ、労組回りにも奔走する。

==============

 立候補予定者の名鑑は氏名▽年齢▽所属政党▽現元新▽当選回数−−の順。政党は衆院議席数による。民=民主▽自=自民▽公=公明▽共=共産▽社=社民▽み=みんな▽農=農政連▽ネ=ふくおか市民政治ネットワーク▽無=無所属

〔福岡都市圏版〕

2032チバQ:2011/02/28(月) 23:24:34
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110222ddlk40010350000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/3 /福岡
 ◇2議席に現新3人
 ■朝倉市・朝倉郡(定数2)

多田有一郎 50 民新

栗原渉   45 自現(1)

林裕二   60 農現(5)

 旧甘木市区(定数1)と旧朝倉郡区(同1)が合区。旧選挙区選出の現職2人に新人が参戦し、三つどもえとなる公算が大きい。

 現職2人に挑む多田氏は民主の公認を受け、つじ立ちなど積極的な街頭活動を展開し、名前を売り込む。

 旧甘木市区で昨年4月の補選で初当選した自民の栗原氏と、旧朝倉郡区選出で農政連公認の林氏は、それぞれ旧選挙区の地盤固めを中心に新人の進出を阻む構え。現職の強みを前面に出し、保守層の取り込みに力を注ぐ。

 ◇現新5人の激戦に
 ■春日市(定数2)

岸本善成  36 民現(1)

中村孝三  61 み新

中牟田伸二 53 無新

松尾嘉三  42 無新

平山喜基  35 無新

 前回は春日市・筑紫郡で定数2だったが、今回の区割り変更で春日市単独で2議席となり、定数は実質増。しかし現職新人計5人が立候補を表明し、激戦区になっている。

 岸本氏は立候補予定者の中で唯一の現職。若さに加えて1期の実績も携え、支持者回りで清新さを訴える。

 中村氏は市議3期の経験を経て、4回目の県議選出馬。今回はみんなの党の公認を受け念願の初当選を狙う。

 自民は中牟田、松尾両氏を推薦し、議席独占に挑む。中牟田氏は会社員出身。地域経済の活性化をアピールする。松尾氏は市議2期目途中で県議選に挑戦。後援会を中心に支持拡大を図る。

 平山氏は政党推薦を受けず2回目の挑戦。松下政経塾出身で、草の根選挙を展開して若さと政策を訴える。

 ◇現職以外に動きなし
 ■筑紫郡(定数1)

渡辺英幸 66 自現(3)

 春日市・筑紫郡で一選挙区だったが、区割り見直しで定数1の単独区となった。今のところ、立候補の意向を表明しているのは4期目を目指す渡辺氏のみ。那珂川町議に一時立候補を探る動きもあったが出馬表明には至っていない。

 ◇無投票の公算大
 ■大野城市(定数2)

井上博隆 33 民新

井上順吾 59 自現(2)

 立候補を表明しているのは前回、前々回と同じ顔ぶれ。今回は定数1増の2議席となる中、他に出馬の動きはみられず、無投票となる公算が大きい。

 井上博隆氏は前回までは無所属だったが今回は民主の公認を受けての出馬。労組など同党支持層への浸透を目指す。井上順吾氏は市内に張り巡らせた後援会を中心に小規模集会を開催。保守層を中心に支持拡大を狙う。

 ◇定数2に現職と新人
 ■筑紫野市(定数2)

原竹岩海 57 民現(2)

平井一三 56 自新

 民主現職のほか、ベテラン自民の後継候補もようやく決まり、ともに立候補へ向けた準備を進めている。

 3期目を目指す原竹氏は市議出身。ミニ集会をこまめに開きながら、地盤固めと後援会組織の引き締めに懸命だ。自民は5選の藤田陽三氏が1月の市長選に当選したため、市議の平井氏を公認。市長選に勝利した勢いを持ち込みたい。

 ◇現職に新人が挑む
 ■太宰府市(定数1)

井本邦彦 72 自現(4)

白石卓也 49 無新

 無投票だった前回から一転、定数1を巡って現職に新人が挑む選挙戦になりそう。

 5期目を目指す井本氏は議会経験を前面に出す。太宰府町役場勤務時代から地域で培った人脈をフル稼働して市内各地で支持固めに回る。白石氏は民主党参院議員秘書を経て初挑戦。同党からは推薦とし、党派色は薄めた。駅や街頭でのつじ立ちで知名度を上げ、労組回りにも奔走する。

2033チバQ:2011/02/28(月) 23:25:11
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110223ddlk40010333000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/4 /福岡
 ◇目が離せない選挙区
 ■筑後市(定数1)

 知事選への出馬を予定していた自民現職の蔵内勇夫氏(57)=6期=だが、一転、同県連が元内閣広報官、小川洋氏(61)の支持を決めたことで、知事選不出馬を表明した。今後について蔵内氏は「(県議選などは)全くの白紙。ゆっくり考えたい」と述べるにとどめており、選挙区内は目の離せない情勢となっている。

 ◇2議席に4人が挑む
 ■大牟田市(定数2)

高岡新  70 自現(7)

田中秀子 49 自現(4)

中西倫仁 50 共新

大橋克己 43 無新

 旧高田町(現みやま市)が外れ、1減の定数2に4人が名乗りを上げている。前々回、前回とも3位当選だった田中氏が女性初の県議長として注目される中、議席を守れるかも焦点の一つだ。

 高岡氏は、若い世代に譲る引退も検討したが、昨秋、8期目への出馬を決断。後援会中心に票固めに懸命。田中氏は議長公務で地元を空けがちだが、三池港整備事業などの実績を強調。三井系企業などの引き締めを狙う。

 中西氏は共産が前々回失った議席復活を目指す。前回に続く立候補で支持層への浸透を図る。前回トップ当選で09年に死去した石橋保則氏の後継が大橋氏。社民、民主、連合福岡の推薦で立つ。

 ◇12年ぶりの選挙戦に
 ■柳川市(定数1)

江口吉男 61 自現(6)

椛島徳博 54 無新

 旧大和、三橋両町が合併したが、定数1は変わらず。自民現職の江口氏だけの無風区とみられたが、民主の衆院議員秘書だった椛島氏が昨年12月に出馬を決断。12年ぶりの選挙戦になりそう。

 江口氏は農政連や医師会の推薦を受け、支持基盤は固い。旧2町での浸透にも力を入れる。椛島氏は民主の推薦は受けず、幅広い支持を得る考え。つじ立ちで支持を訴える。

 ◇板橋氏、長男擁立へ
 ■みやま市(定数1)

 旧山門郡区で定数は1のまま。旧大和、三橋両町が外れ、高田町が加わった。

 8選を目指すとみられていた自民現職の板橋元昭氏(72)が、「世代交代を望む支持者の意向」として、突然に引退を表明した。23日に上京し、地元選出の古賀誠衆院議員に報告する。商社勤務の長男(43)が後継となる準備をしており、後援会は長男支持でまとまりそうだ。

 ◇無投票の公算大
 ■大川市・三潴郡(定数1)

秋田章二 60 自現(1)

 再選を目指す秋田氏以外に動きはなく、無投票の公算が大きい。

 秋田氏は新たに選挙区に加わった大木町の3校区にそれぞれ後援会を設置。農政連や医師会、木工業関連にも支持拡大を狙う。

2034チバQ:2011/02/28(月) 23:25:50
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110224ddlk40010310000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/5 /福岡
 ◇現新6人の激戦区
 ■久留米市(定数5)

中村誠治 54 民新

原口剣生 56 自現(3)

十中大雅 57 自現(1)

田中正勝 59 公現(4)

清田信治 54 無現(3)

江口善明 36 無新

 旧田主丸町と旧北野町、旧三潴町、旧城島町が合併した今の久留米市の枠組みで初の選挙。定数は1増の5となり、現職4人に新人2人が挑む大激戦区。

 元衆院議員秘書で民主新人、中村氏は連合などの推薦を受ける。地元の旧田主丸町などに後援会組織を立ち上げ、支持を訴える。

 旧久留米市区で前回トップ当選の原口氏は農政連などの推薦を受ける。旧北野町、旧田主丸町にも組織を発足させ、基盤を固める。十中氏も農政連など100超の団体が推薦。3月に1000人規模の総決起大会などを開き、原口氏と自民2議席を狙う。

 田中氏は創価学会や小学校教諭時代の人脈が原動力。出身地の旧城島町をはじめ、旧田主丸町、旧北野町でも支持拡大を狙う。

 清田氏は、推薦する民主や連合の合同選対で労組関係を中心に支持を集める。教諭経験から得た教育分野での政策も訴える。

 江口氏は、旧三潴郡選出の砂山惣吉氏の引退に伴い、後継として立候補した。市南部で後援会組織の準備を進めている。

 ◇現職以外に動きなし
 ■うきは市(定数1)

出利葉史郎 73 農現(2)

 3選を狙う出利葉氏の他に立候補予定者はなく、無投票の可能性が高い。出利葉氏は旧浮羽町と旧吉井町で後援会を組織し、25日に事務所開きと500人規模の激励集会を予定している。

 ◇新人2人の一騎打ち
 ■八女市(定数1)

桐明和久 52 自新

近藤雅幸 38 無新

 08年の補選で無投票当選した井上明氏は出馬せず、新人2人による一騎打ちの見通し。

 桐明氏は、農政連をはじめ30近い団体から推薦を得た。土木建設会社を経営しており、業界関係者からの支援も厚い。他業種への支持拡大を狙う。

 連合福岡の推薦を受ける近藤氏は、市議出身。同級生らの後押しを得て徐々に支持を広げる。特に同年代の子育て世代を中心に支持拡大を図る。

 ◇無投票の可能性
 ■八女郡(定数1)

重野正敏 70 農現(5)

 合併特例条例による区割りで、広川町と現八女市内の旧黒木、立花両町、旧星野、矢部両村が選挙区となる。

 6期目を目指す重野氏のほかに立候補の動きはなく、林業や茶業関係者など従来の支持基盤を確実に固めつつある。五つの地域ごとに後援会を組織し、盤石の態勢を築く。

 ◇現職、無投票か
 ■小郡市・三井郡(定数1)

井上忠敏 64 自現(3)

 今回から旧北野町を除く小郡市、大刀洗町が選挙区。現時点で井上氏以外に立候補の動きはない。井上氏は60以上の後援会でミニ集会を開催。農政連、医師会などの各団体や地元企業計約120から推薦を取り付け、着々と地盤を固めている。

2035チバQ:2011/02/28(月) 23:28:14
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110225ddlk40010335000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/6 /福岡
 ◇定数1減で激戦予想
 ■八幡西区(定数4)

岩元一儀 51 民現(2)

縣善彦  58 自現(3)

松尾統章 38 自現(3)

松下正治 41 公新

真島省三 48 共現(1)

 定数は1減の4。現職4人と新人1人が出馬表明している。

 岩元氏は連合系労組が支援。地域の人脈も取り込み民主への逆風をかわそうと努める。

 縣氏は秘書として仕えた麻生太郎元首相とのパイプを示しつつ、保守地盤を固める。前回トップ当選の松尾氏は過去3期の実績で地元経済界への浸透を図っている。

 松下氏は引退する現職の後継者であり、創価学会などの支援で知名度アップに奔走する。真島氏は県議会唯一の共産現職。共産支持層以外への食い込みも懸命に狙う。

 ◇定数1に現新3人
 ■八幡東区(定数1)

諏訪下勝造 55 民現(1)

津田公治  55 自新

平原潤   42 み新

 定数が2から1に減る中、3人が立候補を表明した大激戦区。高齢化が進む地区だけに65歳以上の有権者の動向が注目される。

 諏訪下氏は前回の無所属から転じて今回は民主公認で臨む。北橋健治市長の支持者と接触しつつ、JC時代の人脈を生かして支持拡大を図る。

 津田氏は大家敏志・参院議員の後継者。大家氏の支持者や企業、団体をくまなく巡回しながら、民主政権に批判的な層の取り込みを進めている。

 3人の中で出馬の態度表明が一歩遅れた平原氏だが、みんなの公認を受けた。2大政党に不満を感じる層への浸透を図ろうと支持を呼びかける。

 ◇現職3人に1新人挑む
 ■小倉北区(定数3)

原田博史 44 民現(1)

中村明彦 56 自現(7)

壹岐和郎 54 公現(1)

永田浩一 45 共新

 定数が1減の3になった。既に現職3人と新人1人が表明している。市内で特に多い無党派層の反応に左右される可能性がある。

 原田氏は秘書を務めた城井崇衆院議員や連合などの支援を受けて再選を目指す。4回連続トップ当選の中村氏は、地元経済界などの支持基盤を固める。

 壹岐氏は党所属市議などと連動、地域活動も展開し再選を誓う。永田氏は国政・県政批判票を積み増し、前回失った共産議席奪回を狙う。

2036チバQ:2011/02/28(月) 23:28:34
 ◇現職と新人一騎打ちに
 ■戸畑区(定数1)

冨田徳二 55 民現(4)

藤井広子 26 共新

 定数1に対し、現職と新人の2人が出馬表明。前回新人を立てた自民は、今のところ立候補の動きはない。

 冨田氏は新日鉄労組など、連合傘下の労組や地域の各種団体に浸透している。地域経済活性化や福祉などの実績も訴える。

 藤井氏は清新さをアピールする。医療・福祉の充実や若者の雇用拡大を掲げ、党支持層以外にも支持を広げようと懸命だ。

 ◇現、元、新4氏の激戦に
 ■小倉南区(定数3)

泉日出夫  43 民現(1)

吉村悠   25 自新

二宮真盛  57 公現(3)

高瀬菜穂子 50 共元(2)

 現職2人、元職、新人各1人が出馬表明し、激戦が予想される。

 泉氏は前回の民主ブームが消えた状況に危機感を抱き、連合の支援を得て地域を回る。吉村氏は今月に引退を決めた県議の長男。譲られた地盤固めに懸命になっている。

 前回トップ当選した二宮氏は、支持母体の創価学会以外にも地域への浸透を図る。高瀬氏は673票差で次点となった前回の雪辱を期すべく、党支持層以外にも働きかける。

 ◇前回同様3氏の争い
 ■若松区(定数2)

野村陽一 43 民現(1)

中尾正幸 46 自現(2)

山口律子 61 共元(1)

 前回と同じ3氏が定数2を争う構図。

 野村氏は前回無所属だったが今回は民主の公認。労組に加え、妻の市議や北橋健治市長の支持者への働きかけも強める。中尾氏は農村・漁村部での支持が厚い。党市議らとも連携し、企業や団体、地域組織の取り込みを進めている。

 山口氏は返り咲きを目指す。党所属の市議と連動する一方、教員時代に培った人脈も生かし、党支持層以外の浸透も目指す。

 ◇2議席に4人争う
 ■門司区(定数2)

川端耕一 41 自新

森下博司 61 公現(4)

楪一早雄 42 み新

井上敏和 37 無現(1)

 現職2人と新人2人が2議席を争う。今回擁立を見送った共産の支持層の動向も注目される。

 川端氏は市議時代に培った人脈が強み。企業・団体・地域の支持固めを進める。森下氏は創価学会に支えられるが、党支持層以外にも浸透を図る。みんなから出馬する楪氏は既成政党に満足できない層の取り込みを図る。井上氏は民主、社民に推され再選を目指す。こまめな地域回りで政権批判をかわす構え。

2037チバQ:2011/02/28(月) 23:29:01
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110226ddlk40010337000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/7 /福岡
 ◇現職が出馬表明
 ■嘉麻市(定数1)

吉原太郎 76 自現(6)

 前回は定数3の旧嘉穂郡・山田市区で自民2、民主1と議席を分け合っていたが、今回から嘉麻市単独区となり、定数は1。自民ベテランの吉原氏だけが立候補を表明し、医師会や後援会を中心に支持固めを進めている。一方、市北部で新人が出馬の動きを見せている。

 ◇3人が2議席争う
 ■田川郡(定数2)

大島道人 58 自新

冨原茂昭 67 社現(2)

神崎聡  48 無新

 町長経験者の自民現職が引退し、社民現職と自民、無所属の新人2人が2議席を争う激戦となりそうだ。

 大島氏は旧金田町長で、合併後の福智町では議長も務めた。地盤を固める一方、上田川地域もこまめに回って知名度向上を図る。

 3選を目指す冨原氏は、自治労など労組の推薦を受ける一方、出身の川崎町を基盤にして保守層への浸透も図っている。

 添田町を地盤とする神崎氏は会社経営などの経験を生かした地域振興を訴え、小差で次点に泣いた前回の雪辱を期している。

 ◇現職に新人が挑む
 ■宮若市・鞍手郡(定数1)

塩川秀敏 62 自現(1)

豊福明子 50 無新

 前回は無所属から出馬して自民現職を破った塩川氏。今回は一転、自民公認を受けた塩川氏に、無所属新人の豊福氏が挑む一騎打ちとなりそうだ。

 塩川氏は地域の集まりや活動に積極的に顔を出すほか、県政報告を全戸に配布して浸透を図る。麻生太郎元首相後援会の支援も受けている。

 元小学教諭の豊福氏はこまめなミニ集会に加え、各地でつじ立ち。民主の推薦を受け、福教組や自治労などが活発に動いて知名度アップを図る。

 ◇前回と同じ一騎打ち
 ■田川市(定数1)

浦田憲一 68 自現(2)

古賀靖典 46 無新

 前回と同様、自民現職に社民系新人が挑む一騎打ちの構図となりそうだ。

 3選を目指す浦田氏は、自民支持層を基盤に実績をアピール。公明や農政連も支援する見通しで、前回票からの上積みを目指している。

 古賀氏は無所属での出馬を予定するが、出身の県職労など支持母体も動いて支持を固める。活発に街頭活動や小集会も重ね、浸透を図っている。

 ◇1議席を三つどもえで
 ■直方市(定数1)

香原勝司 43 自新

野下昭宣 69 無現(3)

高木直行 55 無新

 前回まで同じ顔ぶれの一騎打ちが4回続いたが、今回は一変。無所属現職と新人2人の三つどもえで1議席を争う激戦になりそう。

 香原氏はミニ集会を連続開催。市議2期の経験や若さを前面に出して、自民の議席奪還を目指している。

 前回、自民現職を破った野下氏は県政報告会をこまめに開く。農政連の推薦も得て幅広く浸透を図る。

 高木氏は、衆院議員秘書時代の人脈を活用しつつ、市中心部でのつじ立ちを中心に知名度アップに懸命だ。

 ◇2議席に2現職名乗り
 ■飯塚市・嘉穂郡(定数2)

吉村敏男 62 民現(3)

江藤秀之 50 自現(2)

 旧嘉穂郡・山田市区(定数3)の嘉穂郡部分が旧飯塚市区(定数2)に加わったが、定数は2のまま。現時点で現職2人が名乗りを上げているが、無投票を阻止しようと会社社長の新人が出馬の準備をしている。

 民主系は候補を一本化。旧飯塚市区の現職吉柳順一氏が勇退、旧嘉穂郡地盤の県連幹事長、吉村氏擁立で決着した。市職労など吉柳氏の支持母体を継ぎ、後援会で票を固める。

 前回の旧飯塚市区でトップ当選した江藤氏は、嘉穂郡についてはゼロからのスタートとなった。党組織がフル稼働するほか、農政連の推薦も受けて浸透を図っている。

2038チバQ:2011/02/28(月) 23:29:50
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110227ddlk40010201000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/8 /福岡
 ◇現職と新人の一騎打ち
 ■行橋市(定数1)

岡田博利 63 無現(3)

田中純  64 無新

 前回に続き岡田氏の無投票当選かと思われたが、2月に入って会社社長の田中氏が立候補を表明。一騎打ちとなる公算が強まった。

 19日にあった岡田氏の総決起大会には、八並康一市長や知事選に立候補予定の元内閣広報官、小川洋氏らが出席。農政連や自治労県本部など約50団体の推薦を受け、実績を強みに組織を固める。

 田中氏は20〜40代の有志グループ「行橋みらい塾」が支持母体。市民が強く要望するJR行橋駅前の交番開設が長年実現しない点について批判の声を強め、早期実現などを公約に掲げている。

 ◇5回連続無投票か
 ■築上郡・豊前市(定数1)

後藤元秀 60 自現(5)

 6選を狙う後藤氏の他に立候補の動きはなく、5回連続無投票となる公算が大きい。

 後藤氏は3月5日に豊前市で後援会事務所開きをする。農政連などの推薦を受け、現職の知名度を前面に体制固めを進める。

 ◇現職以外に動きなく
 ■京都郡(定数1)

畑中茂広 58 無現(1)

 前回の統一選で選出の井上幸春氏がみやこ町長に転身し、昨年5月の補選で元旧豊津町長の畑中氏が初当選。現時点で畑中氏以外に立候補表明はなく、無投票となる見通し。

 畑中氏は地盤の豊津地区を中心としたみやこ町を固め、苅田町にも事務所を置いて浸透を図る。民主の推薦を受ける一方、自民県連会長の武田良太衆院議員(福岡11区)と対立する山本幸三衆院議員(比例九州)が事務所開きに姿を見せた。

 ◇2回連続無投票か
 ■中間市(定数1)

貞末利光 55 自現(4)

 今のところ現職以外に出馬の動きはなく、2回連続で無投票となる公算が大きい。

 貞末氏は、地元商工団体など100を超える推薦を得る見通し。今期は県議長も経験したことから、前回以上に支援の輪を広げることを目標にする。

 ◇現職2人に1新人挑む
 ■遠賀郡(定数2)

助信良平 57 民現(3)

松本国寛 54 自現(3)

三角善彦 39 無新

 現職2人に新人が挑む構図となっている。

 助信氏は連合福岡など労働団体の支援を受ける。3月に予定している事務所開きから、ミニ集会など活動を本格化させる。

 農政連などが推す松本氏は、岡垣町を皮切りに決起集会を開催。郡内の幅広い推薦や県政報告などで支持拡大に取り組む。

 三角氏は郡内人口最多の岡垣町で町議2期を務めた。地元商工団体などを中心に浸透を図り、今後は演説など街頭活動を強化する。

2039チバQ:2011/02/28(月) 23:30:46
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110228ddlk40010156000c.html
46区の構図:’11県議選を前に/9止 /福岡
 ◇新人4人、2議席争う
 ■宗像市(定数2)

花田洋   62 民新

伊豆美沙子 52 自新

吉武邦彦  55 無新

福田昭彦  52 無新

 定数は1増の2となった。3期務めた山田勝智氏が引退を表明。前々回、前回は無投票だったが、今回は新人4人が立候補を表明し一転、激戦の様相。

 花田氏は市議。推薦する連合福岡と傘下労組の結束を図り、支持固めを進める。伊豆氏は農政連や商工団体など幅広い推薦を取り付けて組織固めに懸命。両氏の父も県議選で3回激突している。

 吉武氏は山田氏の後継候補とされ、農政連の推薦を受けて伊豆氏をけん制する。市議の福田氏はJR駅前や街頭に立って知名度アップを図る。無党派層への浸透も目指す。

 ◇現職に新人が挑む
 ■古賀市(定数1)

田辺一城 30 民新

前田宏三 62 自現(2)

 現職に元新聞記者の新人が挑む一騎打ちの構図となっている。

 田辺氏は、連合福岡などの推薦を得て支持固めを図る。ミニ集会では市民目線で意見交換し、支援の輪を広げている。街頭で若さをアピールして無党派層への食い込みも狙う。

 前田氏は、農政連や商工団体などの推薦を受けて組織固めを本格化。駅前での朝立ちに加え、商店街や団地などで1000回を目標に街頭演説をこなし、支持拡大を狙う。

 ◇現職と新人の一騎打ち
 ■福津市(定数1)

越本隆志 40 民新

阿部弘樹 49 自現(1)

 今回から宗像市の離島・大島(旧大島村)が選挙区から外れる。現職の阿部氏と、プロボクシング元WBC世界フェザー級王者、越本氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

 越本氏は、連合福岡などの推薦を受けて地盤固めを図っている。支持者へのあいさつ回りやミニ集会を精力的にこなして票の掘り起こしに努めている。

 阿部氏は、農政連をはじめ、医師会や建設業界などの推薦を受けて組織固めを図る。JR駅前での朝立ちに加えてミニ集会も開き、支持拡大に力を入れる。

 ◇無投票の公算大
 ■粕屋郡(定数3)

小池邦弘 50 民現(1)

吉松源昭 42 自現(2)

上岡孝生 60 公現(3)

 現職3人が立候補を表明している。共産が擁立を見送り、他に立候補の動きがないことから、戦後初の無投票当選の公算が大きくなっている。

 小池氏は菅内閣の支持率低下に危機感を強めている。推薦を受けた連合福岡や商工会などの諸団体を中心に支持固めを図る。

 吉松氏は農政連など約80団体の推薦を得て組織固めを進めている。また、ミニ集会や支持者回りで支持層の拡大を図る。

 上岡氏は支持基盤の創価学会を中心に組織票固めに力を入れる。一方で徹底して支持者回りに努め、票の上積みを目指す。=おわり

2040チバQ:2011/03/01(火) 23:06:28
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110301/01.shtml
県議選65人出馬予定、民・自の攻防が軸 告示まで1カ月
 
 統一地方選で県内での第1ラウンドとなる県議選は、4月1日の告示が1カ月後に迫った。今のところ、定数46(16選挙区)に対し前回(2007年)より8人少ない計65人が名乗りを上げている。09年の政権交代後、初の改選を迎え、地方でも足場を固めたい民主党と、底力を示したい自民党の攻防を中心に、各地で激戦が展開されそうだ。

 長崎新聞社の取材によると、立候補を予定しているのは現職41、元職5、新人19。政党別では自民26、民主12、公明3、共産1、社民2、みんなの党1、無所属20(民主推薦3、自民推薦1を含む)。

 県議会の現有議席(欠員1)は自民23、民主10、公明3、共産1、社民2、無所属6。

 民主は全選挙区への候補者擁立を目標に掲げたが、菅直人政権の支持率低迷などの逆風で、現有議席数より2増にとどまっている。推薦候補を含めても15人で、県議会の議席過半数には及ばない状況だ。

 対する自民は中央で野党に転落したものの、3増と議席過半数を狙う強気の構え。公明、社民は現有勢力の維持を目指す。共産は追加擁立を模索中。みんなの党は初の議席獲得を狙う。

 選挙区別で見ると、長崎市区(定数14)には計18人(現職11、元職1、新人6)が出馬を予定し、最大の激戦区となりそう。今回から合区となる佐世保市・北松郡区(定数9)でも計12人(現職9、元職1、新人2)がしのぎを削る。

 諫早市区(定数4)は計6人が激突。自民現職3人と民主現職1人に対し、無所属の元職1人と新人1人が割り込みを図る。自民現職1人が引退する大村市区(定数3)は、自民現職2人と民主元職1人、無所属新人1人の計4人で争う。

 対馬市区(定数1)は、民主現職1人と自民元職1人、無所属新人2人の計4人がつばぜり合いを展開。南島原市区(定数2)では、自民と無所属の現職2人が無所属新人1人の挑戦を受ける。

 一騎打ちの公算が大きいのは5選挙区(各定数1)。松浦、西海両市区と南松郡区はいずれも、自民現職と民主系の無所属新人がぶつかる。壱岐市区は現職と新人による無所属同士の戦い。五島市区では民主現職に自民新人が挑む。

 このほか島原、雲仙両市区と西彼郡区(以上、定数2)、平戸市区と東彼郡区(以上、定数1)の5選挙区は、無投票の観測が広がっているが、一部では出馬を模索する動きもある。

2041チバQ:2011/03/01(火) 23:10:30
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=30679
4月の鹿児島県議選 51議席に75人前後立候補か
(2011 03/01 06:30)

 任期満了に伴い4月10日に投開票が行われる鹿児島県議会議員選挙の告示(同1日)まで1カ月と迫った。政権交代後初となる統一地方選前半戦の県議選は、現行の総定数54(欠員1)を3減の51に、選挙区数23も2減の21に再編され実施される。2月28日現在、全21選挙区で計73人が立候補を表明。ほかにも出馬を模索する動きがあり、最終的には07年前回の82人を若干下回る75人前後になる見込み。選挙では「平成の大合併」後の地域振興策のほか、地方議会への風当たりがかつてないほど強まり、行政の監視機能や政策立案能力の向上が叫ばれる中、議会改革の在り方などが問われそうだ。
 定数が2減った鹿児島市・鹿児島郡区、定数据え置きながら合区した鹿屋市・垂水市区と西之表市・熊毛郡区などでは激戦必至の情勢となっている。一方、全21選挙区の3割超にあたる8選挙区で無投票当選の可能性がある。前回無投票は6選挙区だった。
 立候補表明73人の新旧内訳は現職50人、元職2人、新人21人。
 党派別では、現有1議席の民主が3人(新人2)、38議席の最大会派・自民が42人(現職37、元職2、新人3)、公明が現職3人、共産が現職1人、社民が新人1人。無所属は23人(現職8、新人15)となっている。
 選挙区別では、県内有権者の3分の1超を占める鹿児島市・鹿児島郡区(新定数17)は、23人が名乗りをあげる最激戦区。現時点で現職18人のうち最低1人は落選することになり、元職、新人も交えて激しい前哨戦が展開されている。
 鹿屋市・垂水市区(同4人)には6人が立候補を表明。現職2人が勇退する一方、30、40代の新人が名乗りを上げ、世代交代が進むかも注目される。
 西之表市・熊毛郡区(同2人)は3人が出馬を予定。自民現職2人と民主新人がしのぎを削る展開だ。
 1人区の争いも熱を帯びる。選挙戦が24年ぶりの南九州市区、16年ぶりの薩摩郡区のほか、曽於市区と阿久根市・出水郡区の計4選挙区で現職と新人の一騎打ちが見込まれる。志布志市・曽於郡区、枕崎市区は三つどもえになりそうだ。
 無投票の可能性がある8選挙区の内訳は、1人区が5、2人区が3。いずれも自民または自民系無所属の現職以外動きがない。

2042チバQ:2011/03/05(土) 15:00:37
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_129928896655.html
現職と新人2人 激戦の様相、別府市長選 
[2011年03月05日 10:32]
活性化が課題となっている別府市の中心市街地。政治への期待は高い
 いよいよ来月に迫った統一地方選。別府市長選には現職と新人の計3人が出馬を表明している。今回も激戦が予想される選挙戦の構図を探った。

浜田氏 「市民党」掲げ態勢固め
長野氏 世代交代の必要性強調 
衛藤氏 しがらみのなさ訴える

 昨年12月の別府市議会一般質問。楠港跡地への大型商業施設誘致を争点にした2006年市長選で激突した浜田博市長(71)と長野恭紘市議(35)の両者が、当時の浜田氏の公約をめぐり火花を散らした。
 長野氏「商業施設に併設のシネコン建設など市民への約束を果たしていないことは市長にも責任がある。誰も責任を取らずに終わるのか」
 浜田氏「結果として建設できていないことは反省している。企業側に責任転嫁して逃げるわけではなく、(次の任期で)最大限の努力をしたい」
 商業施設誘致の是非を問うため、出直し市長選を仕掛けた浜田氏。誘致反対派が担いだ長野氏との戦いを制し、誘致は実現したが、浜田氏が「必ず(企業に)造らせる」と明言したシネコンはいまだに見通しが立っていない。
 5年の歳月を経て両者は再び戦うことになった。浜田氏は昨年12月に出馬を表明。「市民党」を掲げ、古巣社民党の推薦に加え、市議会最大会派・自民党議員団(12人)からの支持も取り付け、態勢固めを急ぐ。
 対する長野氏は1月半ばに出馬会見。「世代交代」の必要性を強調する。浜田市政に批判的で、長野氏も所属する別の自民党系会派の市議も支援に動いており、06年選挙と様相は異なるものの、保守分裂は避けられない。
 “因縁”の両者の対決に、割って入ったのが元警察官僚の衛藤文一郎氏(66)。1月末に出馬表明した。大学進学以降、生まれ育った別府を離れていたが、それを逆手に「しがらみのなさ」をアピールする。
 「これまでの市政を全否定するつもりはない。ただ、誰かが一度、白紙から別府を見直す必要があるんじゃないか」と、出馬を決意した思いを明かす衛藤氏。後援会組織はつくらず、目立った支援団体もないが、高校時代の同級生らに呼び掛け、ミニ集会を開きながら支持者の開拓を図ろうとしている。

2043チバQ:2011/03/06(日) 09:42:08
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110305ddlk40010296000c.html
’11統一選ふくおか:蔵内氏、県議選へ 自民公認で筑後市選挙区 /福岡
 知事選を巡り、自民党県連の候補選考委員会で推薦候補に内定しながら、県連が擁立を見送った同党県議団会長、蔵内勇夫氏(57)は4日、統一地方選で行われる県議選・筑後市選挙区に党公認候補として立候補すると、県連に伝えた。蔵内氏は既に党公認を得ていたが、知事選立候補の可能性があったため「幹事長預かり」となっていた。

 蔵内氏が同日、県連を訪れ、今林久・県連幹事長らに伝えた。蔵内氏は「議会と執行部の関係を、私自身の反省を込めて見直すなど、県議会の改革を行いたい」と強調。さらに「地方分権を進めるために福岡県が先導的な役割を果たし、九州の自立を進めることなどに取り組みたい。県南を振興させることで県(全体)の発展に結びつける」とも語った。【江田将宏】

〔福岡都市圏版〕

2044チバQ:2011/03/06(日) 13:43:25
>>1982
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110304ddlk41010466000c.html
佐賀維新の会:「理念に共鳴」上峰町長が賛意示す /佐賀
 上峰町の武広勇平町長は3日の定例会見で、民主党の原口一博前総務相が設立した政治団体「佐賀維新の会」について「党派やしがらみを超えて政治を前に進めるという原口前総務相の理念には共鳴する部分がある」と賛意を示した。

 町長就任前に民主党の川崎稔参院議員(佐賀選挙区)の秘書を務めていた武広町長は、2月11日に前総務相から「維新の会」の構想を聞いたことを明かした上で「4月の統一地方選をにらんだものではない」と話し、前総務相から具体的要請はないことを強調した。

 また町長は「幅広い意見を聞きたい」と、11年度中に50人程度の町民が参加する「まちづくり会議」(仮称)を作り、12年度からの町政に意見を反映させる考えを示した。【遠藤雅彦】

2045チバQ:2011/03/06(日) 13:47:52
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491103010001
自民攻勢 民主は苦悩
2011年03月01日

 ◆県議選告示まで1カ月


 統一地方選で実施される県議選は、4月1日の告示まで1カ月に迫った。28日現在の朝日新聞のまとめでは、16選挙区(定数46)で67人が立候補の準備を進めている。昨年の知事選、参院選に勝利した自民が攻勢をかける一方、支持率が低迷する民主は活路を見いだせずにいる。


 ◆16選挙区67人準備


 党派別の現有議席数(長崎市の欠員1を除く)は、自民23、民主10、公明3、社民2、共産1、無所属6。


 県議会第1党の自民は第2次公認発表までで公認27人、推薦1人を決めている。平戸市を除く15選挙区に候補を立てて勢力拡大を目指す。


 対する民主の候補擁立は10選挙区で公認12人、推薦3人にとどまっている。当初は16選挙区すべてに候補擁立を目指したものの、党支持率が下げ止まらない逆風のなか、実現は厳しい状況となっている。


 公明は3人を公認し、現有議席の維持を目指す。社民は現職2人を公認、無所属現職1人を民主とともに推薦する。共産は長崎市で現職1人を公認し、佐世保などでも擁立を模索している。


 選挙区別にみると、長崎市(定数14)には18人が立候補をする見込みだ。自民、民主とも、現有議席数より1人多い5人ずつを公認。県、県議会ともに「推進」の立場をとる県庁舎移転の是非などが争点になりそうだ。


 今回から一つの選挙区になる佐世保市・北松浦郡(定数9)には、12人が立候補を決めている。自民は現職4人に加えて元職1人を公認。民主は現有2議席の確保を目指す。みんなの党も県内で唯一、公認候補を立てることを決めている。


 諫早市(定数4)には6人が立つ予定。諫早湾干拓事業の開門調査を決めた民主党政権の対応が県議選で有権者の投票態度にどう影響するかも、注目を集めそうだ。


 対馬市は定数1に5人が立候補を予定し、混戦模様。民主現職に自民元職と新顔3人が挑む構図となっている。


 自民が3議席を独占している大村市には、現職2人と、前回13票差で次点に泣いた民主元職、さらに現市長の長男が無所属で立候補を予定し、激戦が予想されている。南島原市も定数2に4人が立つ見込みだ。


 五島市、西海市、南松浦郡は自民、民主候補の一騎打ちの公算が大きい。壱岐市は無所属現職に、自民推薦の新顔が挑む。


 松浦市は自民現職の無投票当選が2度続いたが、今回は民主市議が無所属で立つ方針で、01年の補選以来、10年ぶりの選挙戦になりそうだ。


 島原市、平戸市、雲仙市、西彼杵郡、東彼杵郡の5選挙区は無投票の可能性がある。

2046チバQ:2011/03/06(日) 13:51:29
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110302ddlk42010422000c.html
決戦を前に:’11長崎市長選/上 田上氏「長崎を進化させる」 /長崎
 「前回経験した選挙は3日間。(本格的な)選挙戦は今回が初めてです」。昨年12月4日夜、長崎市南部の集会場。再選を目指す田上富久氏(54)は出馬表明後、初の市政報告をした。約35人の支援者の前で相次ぐ職員の不祥事をわび、その後に4年間の実績などを強調。アルコールも交えながら頭を下げ、握手して回った。

 “3日選挙”と呼ばれた07年の前回選。伊藤一長・前市長(当時61歳)が凶弾に倒れ、投票3日前に急きょ補充立候補した。ドタバタの中、有力視された伊藤氏の娘婿に953票差で勝利。「市政は家族のものでない」などと訴えた“世襲批判”も勝因の一つとされた。投票率は過去最低の55・14%。主な政党は非常事態に腰が定まらず、有権者からは「肝心の人柄や政策がほとんど分からなかった」と不満も漏れた。

 あれから4年。今度は確実に政策、手腕が問われる。ある市議は「可もなければ不可も無いよ」と冷ややかに語る。

 職員時代から携わったまち歩き観光「長崎さるく」は軌道に乗り、特に昨年は大河ドラマの影響もあって大好評だった。核拡散防止条約(NPT)再検討会議(昨年5月)に合わせて渡米、核兵器廃絶を訴えるなど「平和市長」の顔も備えた。行政改革により09年度には06年度比で人件費を26億円削減した。

 が、別の中堅市議は言う。「無難にやっているようだが、議会と執行部の関係を疑問視する声もある。地殻変動は起きている」

 09年10月11日、広島市役所。同市と共同で五輪招致検討委を設置すると発表した。市議には寝耳に水。「何の根回しもなかった」(ベテラン市議)。議会には不満がくすぶった。

 2月2日の後援会事務所開き。田上氏は真新しい黒縁眼鏡で登場、イメージチェンジも図った。選挙戦では「長崎を進化させる」をキャッチフレーズに、経済、街づくり、暮らしなど六つの「進化」を掲げるという。自身「初」という本格選挙。4年間の真価も問われる。

  ◇    ◇

 政権交代後、初の統一地方選。4月24日投開票の長崎市長選には、既に現職の田上氏と、新人で前教育長の太田雅英氏(62)が出馬表明。現市政に批判的な共産党も独自候補擁立を検討する。各種陣営が繰り広げる前哨戦や、主な政党の動きを追った。【下原知広】

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 ◆立候補予定者

田上富久(54) 無現(1)

太田雅英(62) 無新

〔長崎版〕

2047チバQ:2011/03/06(日) 13:52:44
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110303ddlk42010603000c.html
決戦を前に:’11長崎市長選/中 太田氏「リーダーシップを」 /長崎
 「選挙に出ようと思う」。昨年12月中旬、長崎市中心部のすし店。前市教育長の太田雅英氏(62)は、親しい知人2人と杯を交わし、市長選への思いを打ち明けた。1人から「気持ちは分かるが、慎重に」と諭された。

 太田氏が立候補を真剣に考え始めたのは昨年夏ごろ。ある企業幹部から「このままでは長崎市が村になる。それでいいのか」と問われた。人口減少、経済の衰退−−などの危機感はある。誰か他の立候補予定者が出ればその人を応援するつもりだったが、結局、誰も手を挙げない。加えて、相次いだ市職員の不祥事。8月には都市計画道路の約2億2000万円の予算流用が発覚。10月には市幹部職員らと市議らが高校野球を巡る賭け事をしたことも分かった。

 現職の田上富久氏(54)は市課長からの転身。職員OBは「課長が市長になり、部・課長がなめてかかる。それが不祥事を生む要因の一つ」と指摘。職員からも「もっと市長がリーダーシップを発揮して不祥事対策にあたるべきだ」との不満も漏れる。

 「このままじゃいけない」。だが、選挙をすれば家族や仲間も巻き込む。知人からは「金もなければ組織もない。やめとけ」と忠告された。

 それでも出馬表明の準備だけは進め、昨年末、自民党長崎支部に推薦願を提出。県選管には後援会設立届も出した。「順序が間違っている」ことは分かっていたが、知名度も、支援組織もない。「意思」を示し、賛同を得ようとした。

 そして1月27日。「2期目の現職は強いが、前回選は3日間。今回、現職にとっても初の選挙といっていい。勝負しよう」。思いを決め、同市樺島町の事務所で正式に出馬表明した。現職の表明から約2カ月遅れ。会見では、雇用環境の改善や義務教育での担任2人制などの政策を掲げ、市長に求められるのは「強いリーダーシップ」と繰り返した。不祥事があれば、前面に立って責任を取る−−。迷いに迷い“職員時代の後輩”に、挑戦状を突き付けた。「長崎の街を変える」【下原知広】

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 ◆立候補予定者

田上富久(54) 無現(1)

太田雅英(62) 無新

〔長崎版〕

2048チバQ:2011/03/06(日) 13:53:28
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110304ddlk42010485000c.html
決戦を前に:’11長崎市長選/下 各党の腰は定まらず /長崎
 「勝つには自力の強化だ」。今年1月15日、長崎市民会館。共産党県委員会などが開いた統一地方選での躍進を目指す演説会で、穀田恵二党国対委員長が約880人の支援者らに呼び掛けた。壇上で穀田氏と手を取り合う県議、市議候補予定者ら。この中に、党が擁立を目指す長崎市長選の候補予定者はいなかった。県委員会は「検討中」と繰り返し、今も視界は定まらない。

 有権者約36万6000人(2日現在)の長崎市。党は政策を伝える重要な選挙と位置付ける。同市長選では過去11回、公認候補を出しても出さなくても、何らかの関わりを持ってきた。現市政の核兵器廃絶などの平和の取り組みには理解を示すものの、市立病院の独立行政法人化や、新病院建設を巡る住民監査での資料提出拒否、新幹線長崎ルートの推進などには不満がある。

 だが今回、擁立が難航する特別な事情もある。統一選前半戦の県議選で議席増を狙う上、長崎市議選も議案提案権(4議席)の維持を目指す。同市議選は合併特例や条例改正により定数が51から40に減り激戦となるのは必至。関係者は「市長選までまだ手が回らない」と本音を漏らす。

 他党の動きも鈍い。県都市長選でありながら、政権党の民主や、10年2月の知事選・同7月の参院選長崎選挙区で連勝した自民は表舞台に立たない。再選を目指す現職の田上富久氏(54)は「考えの違いで市民を分けたくない」と、各党に推薦願を出さない方針。一方、新人で前市教育長の太田雅英氏(62)は民主、自民など主な政党に推薦願を出し、支援を求める。

 民主県連幹部は「支援組織の動きも見ながら対応を決めたい。太田氏もどこか一党に依頼するならまだしも、複数の党に出してもね……」。自民関係者は「(推薦願を出した)太田氏の動きも遅すぎる。県議・市議選もあり市長選の応援どころではない」とこぼす。

 非常事態だった前回選と同様、各党の腰は定まらず、前哨戦は静かに繰り広げられる。県都のリーダーに誰がふさわしいか、1カ月後、有権者の審判が下される。【下原知広】

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 ◇立候補予定者
田上富久(54)無現(1)

太田雅英(62)無新

〔長崎版〕

2049チバQ:2011/03/06(日) 13:57:46
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110304ddlk43010511000c.html
熊本市:定数増で意見対立 来月の市議選巡り /熊本
 4月の熊本市議選に向け、合併を理由に定数増を求める意見が一部市議から出ている。ただ「市民感情にそぐわない」との意見もあり、3日は定数増を求める陳情書を巡り市議の意見が対立する場面もあった。

 市議会の条例上の定数は48。ただ合併に伴う定数特例により旧富合町で定数1、旧植木町で定数2を加え、現在は51人の市議がいる。旧城南町は特例を選択していない。このうち旧植木町の特例が終了したため、現状だと次の市議選は2選挙区計49議席となる。

 3日は市民団体から、合併による人口増に合わせて定数増を求める陳情書が議会運営委員会に送付された。共産の益田牧子団長は「(合併を経て)住民の意見を吸い上げるパイプが細くなっている」と歳費削減なども検討しながら定数増をすべきと主張。逆に公明の鈴木弘団長は「拙速にやることは市民感情から受け入れられない」と疑問を呈し、くまもと未来の下川寛団長も「対人口比だけで議員数を決めていいのか」と述べた。

 一方、自民の江藤正行団長は「現在協議中」、市民連合の田辺正信団長は「定数増が当然」と話している。定数増には選挙前に条例改正案を可決する必要があり、市議の対応が注目される。【勝野俊一郎】

2050チバQ:2011/03/06(日) 13:58:56
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001103050002
定数改正発議見送り
2011年03月05日

  熊本市議会の定数問題で、最大会派の自民党市議団(17人)は4日、開会中の市議会では定数条例改正案の発議を見送る方針を固めた。同案の発議を表明している会派はほかになく、4月の市議選後は在籍する議員数が現在の51人から2人減って49人になる見通しになった。


  自民党市議団は同日、非公開で会合を開催。終了後、江藤正行団長が取材に対し、今議会での発議を見送ることを全会一致で決めたとしたうえで、「選挙が終わった後、政令指定都市の実現に向けて、各会派と時間をかけて定数の議論をしなければならない」と述べた。


  同市議会の定数は現在48。これに、合併した旧富合、植木両町での市議増員選挙で選ばれた3人が加わり、計51人が在籍している。


  同じく市と合併した旧城南町については、合併の際の法定協議会で定数の割り振りを見送っている。


  4月の市議選では、旧植木町の定数はなくなる。だが、旧富合町の分は残るため、熊本市選挙区の定数48、旧富合町選挙区の定数1の計49をめぐって選挙が行われる見通しになった。


  市議会の定数をめぐっては賛否両論があった。「社民・民主・人 市民連合」(10人)や共産党市議団(3人)が定数増に前向きな一方、保守系会派「くまもと未来」(10人)と公明党市議団(7人)が慎重論を唱えており、自民党市議団の対応が注目されていた。

2051チバQ:2011/03/06(日) 14:03:36
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_12992900673.html
県議選告示まで1カ月 4選挙区、無投票か
[2011年03月05日 10:51]
 大分県議選(4月1日告示、同10日投開票)の告示まで1カ月を切り、各選挙区の出馬予定者がほぼ出そろった。4日までに出馬表明した人が定数と同じ選挙区のうち、県都大分市(定数13)では新たに男性1人が出馬を検討中で、津久見市(1)は社民党などが新人擁立へ調整している。佐伯市(3)、由布市(2)、豊後高田市(1)、杵築市(1)は無投票の可能性もある。民主党が大分、佐伯、宇佐各市で擁立を目指しているが、めどは立っていない。

 4日までに政党の公認、推薦を受けたか、会見などで出馬の意思を表明したのは計59人(内訳・現職33人、元職1人、新人25人)。
 大分市選挙区は4日に大分市役所で立候補予定者の説明会があり、既に表明している13人の陣営関係者に加えて、市内の造園業の男性(61)が出席した。
 自民党は大分市で1議席増の5議席を狙っていたが、現職の安部省祐議長が不出馬の意向。阿部英仁県連幹事長は「今から公認、推薦を立てるのは難しい」としている。
 一方、統一会派を組む民主、社民両党と、支援する連合大分は7人の擁立を目標にしており、民主が公認3人、社民は推薦を含めて3人を擁立した。残る1人は民主党県連が「無投票で市民に選択肢を与えない訳にはいかない」(梶原九州男選挙対策委員長)とあきらめない姿勢。
 津久見市は、自民党現職の長男が後継(無所属自民党推薦)で出馬するため、社民党が「無投票と“世襲”の阻止を望む声は強い」(内田淳一党県連合代表)として、市議の擁立へ調整中。決まれば民主党、連合大分も支援する方針。
 佐伯市は現職3人、由布市は現職2人以外に今のところ動きはない。豊後高田市は自民党会派の現職(今回は無所属で出馬)、杵築市は会派「無所属の会」の現職だけで、民主、社民両党は擁立を断念している。
 公明党は現有議席(大分市2、別府市1)の確保を狙い、共産党は大分市に加えて別府市での議席獲得を目指す。
 前回(2007年)無投票だった選挙区は国東市・東国東郡(2)だけだった。

2052チバQ:2011/03/06(日) 15:20:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/main/20110305/20110305_0001.shtml
福岡県知事選 候補者選び 検証 混迷の150日
2011年03月05日 11:28
 前哨戦は県議との「タッグマッチ」が続く。

 福岡県知事選に立候補する元内閣広報官の小川洋(61)は4日、福岡市で開かれた自民党県議の集会に姿を見せた。いわゆる「相乗り候補」。公明党県議の事務所開き、民主党系労組の会合など3月のスケジュールは、支持を受ける政党や団体の要請で埋まる。

 対抗するのは共産党が推薦する元北九州市議の田村貴昭氏(49)。この日は県東部の豊前市や吉富町、上毛町を訪ね、市や町の幹部と意見を交わした。「開かれた県政」をアピールすべく、自治体をこまめに回る日々。地域によっては、共産党の県議選立候補予定者と連動する。

 24日告示の福岡県知事選は新人同士の一騎打ちになる見通しだ。麻生渡知事が今期限りの退任を表明してから150日。候補者選びは混迷を極めた。有権者に分かりづらい、これまでの経緯を検証する。 =敬称略

   ◇   ◇

 ●「話が違う」 割れる自民 元首相動く

 最初に動いたのは「ダブル麻生」だった。

 現知事の麻生渡が「5選不出馬」を表明した昨年10月5日以降、元首相の麻生太郎(衆院福岡8区)は水面下で人選を進めた。見定めた相手は、麻生内閣で広報官を務めた小川洋。

 都内で立候補の意思を問うと、小川はきっぱり答えた。「故郷の福岡に恩返しをしたい」。与野党が支援する「相乗り」にならなくても立候補する。覚悟を伝えた小川に、元首相は演説の練習を指示した。

 麻生渡も福岡の経済団体幹部に小川を紹介していた。京大卒、旧通産官僚、元特許庁長官。2人の経歴は重なる。「自分の政策を引き継ぐのに適任と思ったのだろう」と県幹部は推測する。

 小川擁立の動きに、強い異論が出たのは自民党内からだった。

 党県議団会長の蔵内勇夫は「新知事は相乗りが望ましい」と公言する麻生渡の意をくみ、民主党や公明党の会派と候補者一本化を模索していた。「話が違う。人選は相乗りの土俵づくりの後じゃなかったのか」。根回し不足に元党幹事長の古賀誠(衆院福岡7区)も不快感を示した。

 11月25日夜。事態を打開するために、麻生太郎と古賀、蔵内が都内で会談した。「県南から知事を」。古賀の唱える蔵内擁立に、麻生は首を縦に振らなかった。

 立候補を促された蔵内は迷った。自分は古賀と地盤が重なる。麻生太郎とも関係は深い。党が割れた状態で勝てるか−。「2人がまとまらないと自民党は戦えない」。膠着(こうちゃく)したまま年を越した。

 1月下旬、蔵内は自民党の候補者選考レースに出る決意を固めた。選考委員会の大半は蔵内を支持する県議。「圧倒的に小川不利」の状況を見て麻生太郎が折れないか。心の中で期待した。

 だが、小川は選考委員会に推薦願を提出。元党副総裁の山崎拓に近い県議が推す九州大教授の谷口博文とともに、三つどもえの争いに突入した。

2053チバQ:2011/03/06(日) 15:20:45
 ◇   ◇

 ●幻の谷口擁立 分裂含み 密室の選考

 2月5日、自民党県連の選考委員会はもめた。

 メンバーの大半は蔵内支持だが、委員長の武田良太(衆院福岡11区)は採決せず、麻生太郎・蔵内会談で決着を図った。

 2人きりで1時間超話したが、結論は出ない。武田は間に入り、委員長一任を取り付けた。部屋を出ようとした武田を麻生が呼び止めた。

 「一体誰にするつもりだ」「双方のメンツが立つように、けんか両成敗で…」。そう言いかけた武田の言葉を蔵内が引き取った。「これで分かりましたか。小川にはならないということが」

 武田は後日、取材に対し「谷口でまとめようとしたことは一切ない」と否定した。しかし、谷口擁立を画策する動きは少なからずあった。

 蔵内に決まっても、麻生が推す小川の立候補は確実。「蔵内対小川」の選挙戦で、もし蔵内が敗れれば、本人と県議団が負うダメージは大きい。そこで、一部の県議が「民主党が乗りやすい谷口を立てた方がいい」と戦略を描く。麻生周辺の本音も「蔵内より谷口の方が戦いにくい」だった。

 谷口擁立の動きを察知した麻生は、蔵内推薦を了承し、長い選考委員会は決着した。その上で、麻生はこう言った。「それでもおれは小川がいいと思う」。見送りに来た蔵内は握手の手を差し出したが、素通りされた。

 「分裂選挙」が一気に現実味を帯び始めた。

   ◇   ◇

 ●蔵内推薦 誤算「勝てぬ」 ノーサイド

 自民党県連の推薦を得た蔵内だが、情勢は悪化するばかりだった。

 2月8日、地元企業の主な顔触れが小川支持を表明。9日には公明党県議団が続いた。早くから小川擁立にかかわった創価学会の意向が色濃くにじむ。「ちょっと早いな」。蔵内は、県議会で長く連携してきた公明党の急な動きに当惑した。

 それまで蔵内は強気だった。「相手は張り子の虎」。経済界が前面に出ても、小川側には選挙に精通し、仕切る人材がいない。県議会の民主、公明会派は、自分を支援してくれるはず。そんな思惑も巡らせていた。

 最大の誤算は足元の自民党内にあった。徐々に支援の輪を広げる小川に、蔵内周辺は浮足立つ。「小川を支援しないと、県議選で公明党と創価学会の票がもらえなくなる」。選挙地盤の弱い若手県議は動揺した。「出るだけ出て、足をすくわれてもいかん」。古賀も立候補断念を働き掛けた。「蔵内では勝てん」。ついに自民党は小川支持へかじを切る。

 17日、県連会長の武田が推薦撤回を本人に告げた。蔵内は大阪府知事の橋下徹と接触を試みるなど、なお立候補を目指したが、勢いを増す逆流にはあらがえなかった。「『党分裂を避ける』というこれまでの主張と矛盾する行動はとれない」

 20日の自民党県連総務会で、小川支持が正式に決まった。「あとはノーサイドだ」。蔵内は力なく笑った。

2054チバQ:2011/03/06(日) 15:21:09
  ◇   ◇

 ●後継は小川 議会と対立 知事の闘い

 1月16日、福岡市中央区にある九州電力の施設「城南クラブ」。九州経済連合会、福岡商工会議所、創価学会の幹部たちが小川を囲んでいた。

 出席者の人脈は太い線で一点に交わる。知事の麻生渡。「知事が動かないと集まらないメンバーだ」と関係者は解説した。

 麻生渡は年明けから、経済界を中心に小川支援の足場を着々と築いた。

 だが、知事選の主導権を握りたい自民党、民主党の県議から猛反発を食らった。「院政だ」。ずっと良好だった県議会との関係がきしみ始めた。

 1月21日の臨時議会。麻生渡は珍しく答弁原稿を読み誤った。1度ではない。「心中穏やかじゃないでしょう」「もうね、穏やかじゃないんですよ」。閉会後、県議に冷やかされて笑い返したが、言葉通りに4期16年の任期中にはなかった政治闘争に突き進む。

 小川が自民党県連に推薦願を出した1月27日、麻生渡は東京で麻生太郎と会った。最後まで小川でいく−。強い姿勢を見せる麻生太郎。「分かりました」。麻生渡の考えも同じだった。

 自民党県連の蔵内推薦内定から一夜明けた2月6日午前。麻生渡は福岡市博多区のホテルで蔵内と向き合っていた。

 「このままでは県政が混乱する」。蔵内にくぎを刺されても、麻生渡は意に介さなかった。両者の協調関係は完全に崩れた。自民党は「予告」通り、その後の県議会で知事批判を繰り広げた。

 県議会と対立しながらも、民主、自民、公明の3党相乗りを小川で実現した麻生渡。3月2日の取材にこう話した。

 「1月から激しく動いて、結果的にこうなったが、シナリオがあってできるもんじゃない。誰が知事に一番適切か。私の行動基準はそれだけだ」

   ◇   ◇

 ●「独自候補 勝算はゼロ」 民主の弱気

 「相乗りはしない。堂々と推薦する候補者を決めて戦う。それが民主党だ」。有無を言わさぬ口調だった。

 昨年11月6日夜。福岡市を訪れた民主党幹事長の岡田克也は「相乗り禁止」の方針を強調した。このころ福岡県連は、他党に先駆けて候補者選考を始め、小川洋、谷口博文ほか2人を対象に挙げた。政権与党の名に懸けて「独自候補擁立」に向かっていた。

 8日後、事態が暗転する。福岡市長選で推薦した現職が自民、公明両党の支援する新人に大敗。「尖閣問題」を契機に菅内閣の支持率も急落し、激しい逆風に民主党は候補者選考を中断した。

 「後出しじゃんけんが有利」とばかり、自民党の出方を見る県連。支持団体の連合福岡の幹部は、いら立ちをあらわにした。「時間切れでゲームオーバーだ」。有力労組の幹部は、公然と相乗り論を唱え始めた。

 1月30日、谷口の推薦要請を受けた民主党県連は約50日ぶりに選考を再開し、「谷口が軸」と打ち出した。自民党との相乗りを想定していた。

 思惑は外れた。谷口は自民推薦から漏れた。

 2月6日、民主党県連は方針を一変させる。最有力だった谷口をあっさりと見限って「小川を主軸に検討する」と発表し、預かっていた推薦願を受理した。昨年11月の段階で一度は選考対象から外したにもかかわらず、小川相乗りを求める連合の意向を無視できなかった。わずか数日で「支持」が決まった。

 2月16日、東京の国会議員会館。前日に小川と面談した衆院議員は自嘲気味に語った。「主戦論を貫きたかったけれど、いま民主党が独自候補を立てて勝てる確率なんてゼロだよ、ゼロ」


=2011/03/05付 西日本新聞朝刊=

2055チバQ:2011/03/07(月) 22:44:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/230369
前阿久根市長が県議選立候補表明
2011年3月7日 21:09 カテゴリー:政治 九州 > 鹿児島

 鹿児島県阿久根市の前市長、竹原信一氏(52)は7日、東京都内で記者会見し、統一地方選で行われる同県議選(4月1日告示、10日投開票)に、阿久根市・出水郡区(定数1)から無所属で立候補すると表明した。

 会見で竹原氏は「(役所の体質を変えるために)身分が全くないのは不利。目の前に県議選があるので立候補を決めた」と述べた。会見前、原口一博前総務相と都内で会談したが、原口氏が設立した政治団体「日本維新の会」への参加は「予定していない」という。

 竹原氏は2008年の同市長選で初当選。市議会から2度、不信任決議を受け09年4月に失職したが、出直し市長選で再選。その後は、議会を招集せずに専決処分を乱発。昨年12月、リコール(解職請求)による住民投票で失職し、今年1月の出直し市長選で落選した。

=2011/03/07 西日本新聞=

阿久根市・出水郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 12,867(73.8%) 中村真 65 自民=農政 現 5 養鶏業組合理事
□ 4,577(26.2%) 松岡徳博 52 無所属 新 水産会社長

2056チバQ:2011/03/07(月) 22:52:05
>>2051
現職の安部省祐議長が不出馬の意向

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/230320
大分県議会議長 安部氏が出馬へ 大分市長選
2011年3月7日 13:44 カテゴリー:九州 > 大分

 任期満了に伴う大分市長選(4月17日告示、24日投開票)に、大分県議会議長の安部省祐(せいゆう)氏(51)が立候補する意向を固めたことが7日、分かった。安部氏は同日、取材に対し「議長職を全うしたい。市長選のコメントはしない」と述べるにとどめたが、周囲に立候補する考えを伝えている。

 市長選には、現職の釘宮磐氏(63)が3選を目指し、無所属での立候補を表明、連合大分が推薦を決めている。共産党も候補を擁立する方針を示している。

 安部氏は大分市出身。1991年の県議選大分市選挙区で初当選し、5期目。自民党県連政調会長などを務め、2009年に県議会議長に就任、現在は九州各県議会議長会長。今年2月下旬、4月の県議選への不出馬を決めていた。

=2011/03/07付 西日本新聞夕刊=

2057チバQ:2011/03/08(火) 23:42:31
>>1968
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110308/20110308_0001.shtml
県議選 松田県議が出馬断念 パーティー券問題で引責
2011年03月08日 15:09  松田正民県議(自民)は7日県庁で記者会見し、自身が理事長をしていた社会福祉法人のパーティー券購入問題の責任を取る形で、4月の県議選(佐世保市・北松浦郡選挙区)に立候補しないことを明らかにした。「世論の反応を考えて判断した」としている。

 松田県議は、社会福祉法人が党県連のパーティー券を購入したことが県の特別監査で不適正支出と指摘され、1月末に理事長を辞任。県連幹事長も辞任した。

 当初は県議選出馬の意向を示していたが「県民から厳しい意見があり、政治家として反省すべき点が多い」として、2月下旬になって立候補断念を決めたという。

 松田県議は7期28年間在職。任期(4月29日)後の政治活動は「白紙」としている。

 県議選の佐世保市・北松浦郡区(定数9)では、松田県議を除き11人が立候補を予定している。


=2011/03/08付 西日本新聞朝刊=

2058チバQ:2011/03/09(水) 22:21:59
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/main/20110309/20110309_0003.shtml
九州7県 県議選 3割超無投票か 「定数減」「批判」で敬遠?
2011年03月09日 11:39
 4月1日に告示される九州の県議選は、4年前の前回に比べ、無投票が増えそうだ。今月8日現在の西日本新聞の調べでは、無投票になりそうなのは7県合わせて49選挙区・69人。前回の40選挙区・50人を上回り、全選挙区の約3分の1に相当する。前回よりも無投票当選者が増えるとみられるのは、佐賀、宮崎以外の5県議選。ただし、立候補者は告示までに増える見通しで、無投票は減る可能性がある。

 熊本(定数49)はいまのところ、22選挙区の半分の11選挙区で無投票が見込まれる。このまま告示日を迎えると、無投票選挙区数は1991年と並んで過去最多となる。前回は無投票当選が1人だった長崎も、今回は増加が確実だ。

 7県で無投票の選挙区と当選者が最も多くなりそうなのは、福岡(定数86)の14選挙区・22人。福岡都市圏の定数3―4の選挙区と、県南部の1人区で無風が目立つ。大分では、大分市選挙区の立候補予定者が3月に入っても定数と同じ13人だったが、今週になって1人が新たに加わった。

 立候補者が減った背景は地域によって異なる。無投票が多い1人区は、現職の支持基盤が固く、新人が割り込むのが難しい。定数削減や区割りが変更された選挙区では、同じ政党や会派内で争わないように候補者調整もあった。

 有権者の議会批判の影響を指摘する声もある。「議員報酬は下がる一方で、政務調査費の使い方では非難されてばかり。県議になりたいと思う人が減ったのではないか」と大分県議。県議会が市町村議会に比べて有権者に縁遠いことも、こうした傾向に拍車をかけているとみられる。

 ●「存在感薄い」住民指摘

 無投票の選挙区が増えそうな九州の県議選。無投票が確実とみられる選挙区を取材すると、県議会の「新陳代謝」が起きにくい要因が見えてくる。

 福岡県豊前市で5日開かれた自民党県議(60)の事務所開き。選挙区の市町長や議員、業界団体幹部など地域の顔役が並んだ。「4月1日午後5時をもって、万歳三唱をしましょう」。あいさつをした出席者の意識は、告示日の立候補届け出締め切り時間に飛んでいた。それほど、安泰ムードに満ちていた。

 福岡県議選の築上郡・豊前市選挙区(定数1)は、6期目を目指すこの現職以外に立候補の動きがなく、2期目から5回連続無投票当選の可能性が大きい。

 父親も県議を連続6期務めた「2世議員」で、支援を受ける団体は幅広い。「固い地盤を持つ現職に戦いを挑むのは相当な覚悟がいる」と市内の男性は解説する。ほかに立候補を検討する動きもあったが、やがて立ち消えになった。

 九州の農村部は自民党が根強い力を持つ。長崎県の雲仙市選挙区(定数2)では、自民党の現職2人に対抗して民主党が候補者を公募したが、応募はゼロ。「大きな企業がないので労働組合も少ない」と民主党関係者は嘆く。基礎票を労組に依存する足腰の弱さは、ほかの地域も同じだ。

 無投票選挙区が半分を占めそうな熊本県議選は民主党公認が6人にとどまり、自民党がほぼ独占する1人区で候補者探しが難航した。鎌田聡県連幹事長は「民主党の力不足もあるが、県議になる魅力が薄れている」と言い、議員報酬の削減や地方議員年金の廃止も影響していると考える。

 県議会の役割や仕事ぶりは住民によく伝わっていないのだろう。福岡県内の公務員(55)は「県議は首長と違って存在感が薄いから、無投票が続いても住民はあまり関心がない」と話した。


=2011/03/09付 西日本新聞朝刊=

2059チバQ:2011/03/13(日) 13:57:26
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110306ddm001010056000c.html
乱気流:地方議会/上 噴き出す議会不信 報酬・定数「優遇」の象徴
 ◇首長が住民あおり立て
 4月の統一地方選で選ばれる地方議員は、全国で1万6000人を超える。地方自治の身近な担い手のはずなのに、一種のブームになりつつあるのが「議会不信」だ。

 4日告示された名古屋市議会の出直し市議選(定数75)。1カ月前、名古屋市長選、愛知県知事選、同市議会解散の是非を問う住民投票の「トリプル投票」を制した河村たかし市長(62)の勢いが、やむ気配はない。自ら代表を務める地域政党「減税日本」から41人を立て、過半数の議席獲得をうかがう。

 「4年前(の市議選)と同じ人の名前を書いたら、何ともならんよ」。5日午前、名古屋市内で開かれた減税日本候補の決起集会で、河村市長が訴えたのは候補者の人となりではなく、議会メンバーの「入れ替え」だった。同市港区の候補者3人は市長の選挙手法をまねて自転車で会場入り。先導役の選挙カーからは録音された市長の声が流れていた。

 市議報酬を年800万円に半減する河村案などを巡り、市議会と市長は厳しく対立してきた。しかし、議会の解散後、民主党市議団は「圧倒的な民意が出た以上、報酬半減に反対とは言えない」と一転して受け入れを決めた。市長をチェックするはずの議会は、河村旋風に揺れている。

 名古屋だけではない。山口県防府市では昨年5月、松浦正人市長(68)が議員定数半減を掲げて当選。定数27を13に減らす条例改正案を提出し、昨年の9月議会で否決された。反発した市民団体が有権者の署名を集め、定数削減の条例改正案を直接請求している。

 大阪府柏原市の岡本泰明市長(71)は昨年の9月定例会で、議員定数を18から三つ減らす条例案を提出し、否決された。鹿児島県阿久根市でも首長と議会との対立が続いた。

 議会不信の一因は存在感の乏しさにある。毎日新聞が47都道府県と19政令指定都市の議会事務局に聞いたところ、07年4月以降、首長が提出した議案を否決・修正したことのない議会は2月末現在、埼玉県、奈良県、新潟市、神戸市など計33議会に上った。多くの議会は首長の追認機関になっている。

 一方、都道府県・政令指定都市の議員報酬の平均は月額約79万9000円。第2の給与といわれる政務調査費も議員1人当たり月平均約34万4300円支給されている。地域経済が冷え込むなか、地方議員は優遇される存在に映り、議会を変えたい首長の動きが住民の不満に火をつける構図だ。

 名古屋市で選挙戦が始まった4日。全国都道府県議会議長会会長の金子万寿夫・鹿児島県議会議長(64)は、陳情のため衆院議員会館を回っていた。地方自治法は首長について「地方公共団体を統括、代表する」と定めるが、地方議員に関する明確な規定はない。金子氏は国会議員に対し、法改正により議員の位置づけを明確にしてもらいたいと訴えた。

 議長会案は議員について「選挙により選出された住民の代表者」と位置づけ、責務として議会活動や調査研究などを挙げる。ただ、議会不信のさなか、議員の身分保障を急ぐ議会側の動きは、住民の不満とかみ合わない。

 毎日新聞の2月の世論調査では、地方議員について「身近に感じない」との回答が74%を占めた。

2060チバQ:2011/03/13(日) 13:57:56
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110308ddm002010042000c.html
乱気流:地方議会/中 看板倒れの「改革」条例
 議会不信に直面する地方議会が、自ら改革姿勢を示そうと躍起になっている。全国で相次ぐ「議会基本条例」制定の動きも、議員側の危機感の表れに他ならない。議会の機能を高め、住民の声を行政に反映させるのが条例の狙い。しかし、地方議会のあるべき姿をうたった条例があぶり出したのは、住民から遠い議会の現実だった。

 議会基本条例は06年5月、北海道栗山町で初めて制定された。町議会の基本的な役割やルールを定めたもので、(1)請願や陳情をした町民の意見を聞く機会を設ける(2)年1回の議会報告会を開催(3)議員相互の自由な討議の推進を重んじる、との項目が盛り込まれた。今では基本条例の「必須3項目」ともいわれる。

 川崎市議会は09年7月、政令指定都市初の基本条例を施行した。条例案策定まで議員による準備会合を20回重ねたが、「率直に発言できる環境が必要」との理由で全て非公開。市民団体は「住民参加をうたう条例の制定過程が、不透明なのはおかしい」と08年10月と11月、会議日誌の公開を求めたが、協議部分は黒塗りで出てきた。

 条例には「市民に開かれた議会を目指して」との副題がついたが、市民不在の議論の結果、「議会報告会の実施」の条文化は見送られた。一部の市議から「人口141万人の大都市で、どう開催するのか」との消極論が出たためだ。市民団体は「仏を作って魂入れずだ」と批判する。

 有識者らによる「自治体議会改革フォーラム」のまとめによると、基本条例は06年の3議会を皮切りに07年9議会▽08年19議会▽09年56議会▽10年79議会と、年々増加。制定議会は都道府県と市区町村の計1797議会の1割近くを占める。民間シンクタンク「東京財団」の大沼瑞穂さんは「存在意義を問われた地方議会が、改革の成果を示そうとしている」と分析する。

 09年7月に制定した北海道議会では、早くも条例の空文化が進む。政務調査費について「使途の透明性を確保するため公開する」と規定するが、09年度政調費の領収書を札幌市民オンブズマンが精査すると、自民系、民主系両会派に計7429万円に及ぶ「使途不明金」問題が浮上。ともに領収書に支出の詳細が書かれておらず、北海道に対し、両会派に不明金を返還させるよう求める訴訟が起きている。

 「議会が町民の代表機関として、地域における民主主義の発展と町民福祉の向上のために果たすべき役割は、将来にかけてますます大きくなる」

 山形県庄内町議会の条例は前文でこううたった。しかし、この前文は栗山町と一言一句同じ。高崎経済大の増田正教授(地方自治論)らは09年8月までに制定された54議会条例について、議会機能や住民参加の強化などの観点で分析し、庄内町をワースト1と位置づけた。その上で「他の条例にも栗山町の条例を積極的に模倣したものが少なくない」と断じる。

 地方分権の進展により、自らの住む地域を自らの責任でつくる。先行議会の模倣が横行する条例づくりの現状は、自治の理念にほど遠く、地域の自主性は見えない。増田教授は「条例制定が自己目的化している議会が目立つ。条例は議会改革のスタートラインに過ぎない」と指摘している。

2061チバQ:2011/03/13(日) 13:58:30
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110309ddm002010036000c.html
乱気流:地方議会/下 住民投票で代替の動き
 2月27日、埼玉県新座市議会本会議場。

 「日曜日にもかかわらず、多くの市民においでいただいた」。人もまばらな傍聴席に向かって、謝辞を述べる須田健治市長(64)の声がむなしく響いた。市議会は07年12月から休日議会を始めたが、計8回の平均傍聴者は34人にとどまる。この日も100の傍聴席は空席が目立った。

 全国市議会、町村議会議長会のまとめによると、週末や夜間に本会議を開催しているのは09年現在、全市町村の約4%にあたる81議会。熊本県御船町議会が今月初めて日曜議会を開くなど新規参入はあるが、全体の開催数は伸び悩む。週末・夜間議会を先行実施してきた自治体が近年、相次いで中止を余儀なくされているからだ。

 広島県三次市は6年間続けた休日議会を08年にやめた。北海道伊達市も同年、15年間続けた「ナイター議会」を中止。開催当初は先駆的な取り組みとして注目されたが、「最後は傍聴者は15人程度しか来てくれなかった」(伊達市議会事務局)という。

 テレビやインターネットで本会議を中継する議会も増えているが、住民の関心は今ひとつ。ケーブルテレビ最大手「ジュピターテレコム」(ジェイコム)はコミュニティーチャンネルで、東大阪市、北九州市など6議会を中継するが、視聴率は苦しい。広報担当者は「ごくごく関心のある方が視聴する程度の数字」と言葉を濁す。

 「知事はまだかー」

 4月の大阪府議選、大阪市議選をにらみ、地域政党「大阪維新の会」が1月に開いた街頭演説で、候補者にこんなヤジが飛んだ。集まった聴衆のお目当ては、維新の会代表でもある橋下徹大阪府知事(41)。片山虎之助元総務相(75)が「タレント民主主義」と呼ぶ大阪や名古屋の現象に注目が集まる一方で、議会そのものに対する住民の関心はなお薄い。

 住民から遠い地方議会の現状を踏まえ、政府は住民投票制度の創設を検討している。総務省が検討している地方自治法改正案は、条例で定める大規模な公共施設建設を対象に、議会の承認後に住民投票を行い、過半数の同意がなければ施設を造れなくする。議会のチェック機能を補うため、住民投票に一定の法的拘束力を持たせるのが柱だ。

 片山善博総務相(59)は2月7日、地方6団体との意見交換会で自治法改正案を説明した。大規模施設を建設し、07年に財政破綻した北海道夕張市を例示。片山氏は「議会で決めた結果、財政破綻や危機的状況に陥っている自治体がいっぱいある。議会制民主主義を補完する術として、住民が直接意見を言える機会があってもいい」と主張した。

 地方分権により、首長や地方議員を選ぶ住民の責任は重みを増す。加えて、地方議会の代わりに、住民自ら自治に積極的に関わる新たな枠組みが動き出そうとしている。自治の担い手として、有権者はどんな地方議員を選ぶのか。統一地方選の議員選挙は4月1日、44の道府県議選と16政令市議選の告示で幕を開ける。

 ◇  ◇  ◇
 川辺康広、福田隆、丸山進、奥山智己、笈田直樹、百武信幸、脇山隆俊が担当しました。

2062チバQ:2011/03/13(日) 13:59:55
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110305ddlk42010449000c.html
検証ともなが流:’11佐世保市長選/上 HTB支援 /長崎
 ◇「迷ったら、前へ」 自説を通し危機回避
 「ハウステンボス(HTB)は新たな出発ができた。今後も継続的に支援に取り組む」。定例議会初日の2月25日、朝長則男市長は力強く新年度の施政方針を述べた。当初予算案に固定資産税など相当額の再生支援交付金(約9億円)を盛り込んでいる。「真の再生」まで交付を続ける意思表示でもあった。

 09年に表面化したHTBの経営危機は、朝長市政をも激しく揺さぶった。閉園となれば、約1000人の雇用と計361億円(市試算)の直接需要と波及効果を失い、佐世保の経済は沈む。

 市長は支援企業探しに乗り出した。ホテル運営会社との交渉は決裂したが、直後、福岡経済界に支援を依頼。また、知人の紹介で旅行業大手エイチ・アイ・エス(HIS)にも協力を打診するなど奔走した。

 だが、こうした動きには「二また」との批判も浴びせられた。市長は「福岡とHIS双方が可能な形で協力してほしかった」と否定するが、結局、福岡経済界は支援の主導を断念。その一因になったとも言われ「つらかった」と振り返る。

 だが、これで勢いが鈍ることなく、逆に加速するのが“朝長流”だ。交渉相手をHISに絞り、再生支援交付金の10年間交付を打ち出す。市議会は「5年間までならOK」との意見が支配的で、「無茶な大盤振る舞いだ」と、前のめりの姿勢を懸念する声もあった。が、市長は「小出しはだめだ。それではHISは乗ってこない」と自説を押し通した。

 その後も、遊説中の前原誠司国交相(当時)を特急列車内でつかまえ直訴するなど精力的に動いた。最終局面では、HIS本社で沢田秀雄会長を待ち伏せし「情に訴えた」。後に沢田会長は支援決定の理由の一つに「地元の熱意」を挙げた。

 「迷ったら、前へ進む」。朝長市長のモットーだ。HTBは昨年、開園以来初の黒字を計上した。が、まだ市の交付金頼みであることは否めない。市長は言う。「いい方向に向かっているのは確かだ。今後もタイアップしてやっていく」

  ◇   ◇

 佐世保市長選は朝長市長以外に立候補表明はなく、市長の無投票再選が濃厚な情勢だ。朝長市政の4年間を振り返り、2期目に向けた課題を探る。【山下誠吾】

〔長崎版〕

2063チバQ:2011/03/13(日) 14:00:30
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110306ddlk42010339000c.html
検証ともなが流:’11佐世保市長選/中 石木ダム /長崎
 ◇政権交代で回り道 「第三者判断で早期解決を」
 「行政に都合のいいデータばかりを示す形だけの検討だ」。石木ダム事業に反対する地権者らが、事業を検証するための関係自治体による「検討の場」を批判した。1月28日に川棚町で開かれた第2回会合後のことである。記者会見を開き、傍聴はできても発言は許されないもどかしさをぶつけた。

 事業は朝長則男市長にとって市政最大の懸案の一つ。市長は就任時から毎月、同町で朝立ちして住民に事業推進を訴えたり、13世帯の反対地権者を戸別訪問し話し合いを求めた。が、再三の「川棚詣で」にもかかわらず膠着(こうちゃく)状態の打開には至らなかった。

 09年11月、市は県と共に強制収用にも道を開く事業認定を申請した。この時点で、朝長市長にとって石木ダム事業は「第三者の判断」を待つ課題となった。ところが、本来なら6〜10カ月程度で結論が出るはずの手続きが進まない。「脱ダム」を掲げた民主政権が、全国のダム事業の検証を始めたからだ。

 「検討の場」は国への報告をまとめる場だ。政権交代の余波で、市にとっては思わぬ回り道。朝長市長は忍の一字を決め込む。「国がいいか悪いか判断しようというのだから、そのルールに乗っておかないと仕方がない。言われたことを粛々とやるだけだ」

 一方、反対派。市民や町民でつくる「石木川まもり隊」の松本美智恵代表は、雨水・再生水の利用や海水淡水化など代替案への転換を求める。「国の検証という機会を生かし、市長がリーダーシップを発揮するチャンス。ダムに凝り固まっていないで、新たな気持ちで事業を見直してほしい」と話す。

 こうした反対派の要請に対する朝長市長の考えは「ダム以外はコスト高となり、市民の負担として跳ね返る。行政としてはダム建設しかない」と従来通り。どこまでいっても平行線だ。市長はこう語る。「推進派と反対派がいくら議論しても結論は出ない。だから場外乱闘はしたくない。第三者の判断で早期解決すべき。このままでは、お互いに不幸だ」【山下誠吾】

〔長崎版〕

2064チバQ:2011/03/13(日) 14:00:58
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110307ddlk42010205000c.html
検証ともなが流:’11佐世保市長選/下 潜水艦隊誘致要請 /長崎
 ◇「国防協力の一環」 夢実現へ課題山積
 「行政はいろいろ差し障りがあって、基地増強(を目指す)と言えないところがありまして……」。昨年12月、商工会議所の合併祝賀会に出席した朝長則男市長がにこやかにあいさつした。珍しく口が軽い。「皆さんは『増強』とはっきり言うことができる。心強い存在だ」

 朝長市長は4年前の市長選で、マニフェストに「基地機能の充実」を掲げて初当選した。しかし、その通りに動ける機会はなかなか訪れなかった。昨秋、海上自衛隊の潜水艦が16隻から22隻に増強されるとの報道があり、ようやく持論に沿った活動が始まった。

 市長は潜水艦増強計画が閣議決定されると、即座に防衛省に艦隊誘致を正式に要望した。市議会も誘致推進の意見書を可決したが、社民、共産が反対で市民の総意とは言えない状況だ。市長は市議会一般質問で、共産市議の質問にこう答えた。「これまでも国防政策に協力してきた。その延長だ。経済効果も副次的に出てくる」

 在日米軍を監視する市民団体「リムピース」編集委員で軍事問題に詳しい篠崎正人さん(63)は、市長の誘致活動や答弁について「バランスを欠いている」と指摘する。潜水艦基地には整備場や荷役設備などが必要だが、それらを含めた港湾計画の全体像が見えない。「高度な商業機能を持つ港だけが優れた軍港たり得る」が、そのための「軍民すみ分け」の青写真がないという。

 1月、米海軍佐世保弾薬補給所(前畑弾薬庫)の移転・返還に日米が正式合意した。「すみ分け」の最重要課題の前進だが、跡地活用などの具体案は描けていない。市長は「あまり早く固定しない方がいい」と言うが、いつまでも白紙というのも懸念が募る。

 朝長市長には夢がある。「東アジアへ向けた九州サブゲートウェイ構想」だ。佐世保港を人、物の交流拠点とする。「中国、韓国の経済発展を、指をくわえて見ている手はない。夢を現実にしたい」と語る。そのために何が必要か。課題は山積している。【山下誠吾】

〔長崎版〕

2065チバQ:2011/03/13(日) 14:02:05
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110305ddlk41010417000c.html
未来はどこに:検証・古川県政/上 TPP /佐賀
 ◇賛否保留、独自性なく
 任期満了に伴い統一地方選で実施される知事選(24日告示、4月10日投開票)の告示が20日後に迫った。3選を目指す無所属で現職の古川康氏(52)と、共産党公認で党県委員長の新人、平林正勝氏(63)の一騎打ちという、前回と同じ顔ぶれが予想されている。今後4年の県のかじ取りを誰に託すのか。大切な選挙を前に、古川県政のこれまでを振り返る。

 2月中旬、鹿島市のJA鹿島農協会館で開かれた「古川康さんを励ます会」。古川知事の県政報告が終わり、質疑の時間となった。口火を切ったJA青年部員は「国民に安全・安心な産物を安定的に提供するため、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)への参加には断固反対です。これからもご指導のほど、よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 「TPPについては先ほど申し上げた通りです。いろんなことが起きてくると思うので、しっかりと注意しながらやっていきたいと思います」と古川知事。県政報告の中では「簡単に反対と言えばいいという問題ではない」と繰り返していた。

 古川知事は、基本方針が閣議決定された翌日の昨年11月10日、記者団に対し「なぜTPPでなければならないのか知りたい」と発言。その後は「県民に責任を持って説明できる数字がない」と、データ不足を理由に賛否の表明を保留している。

 「学者先生みたいな言い方。農業県の知事として、もう少し立場をはっきりしてくれてもいいのに」。ある農協幹部は、そんな知事の説明を歯がゆく思う。

 県内総生産に占める農業部門の割合は2・1%(07年)と全国平均の2倍近く、カロリーベースの食料自給率も九州一の107%(08年度)と、県内に占める農業の役割は大きい。だが、同じ農業地域である北海道の高橋はるみ知事や鹿児島県の伊藤祐一郎知事が早々に反対の立場を明確に打ち出したのに比べると、古川知事の反応は物足りなく感じられる。

 「国の方針が決まるまでの時間稼ぎをしているのでは」と言うのは、プルサーマルと佐賀県の100年を考える会の野中宏樹世話人だ。「プルサーマルも九州新幹線も賛否両論ある問題だった。だが結局知事は国の判断を根拠に決断した。古川知事はいつも国策是認で、県独自の判断をしたことがない」と指摘する。「選挙前だけに、態度を表明して票が割れるのを恐れているのだろう」とも推測した。

 そんな中、TPP参加反対を知事選の争点に打ち出している共産党が、保守系政党とのつながりが強い農協に接近する動きが目立っている。

 農協の政治団体・県農政協議会は昨年12月16日、早々に古川知事の推薦を決定。その一方で2月19日には共産系の団体が佐賀市で開いたTPP学習会に農協職員が出席し「まだまだ周知が足りないので、学習会での意見を参考にしながら消費者に訴える活動をしなければと考えている」などと発言した。

 2月27日に同党の市田忠義書記局長が来県した際も、地元団体との意見交換会に農協幹部が出席。この幹部は「TPP反対という部分でなるべく幅広く手を結びたい」と理由を語った。

 県のリーダーである知事の決断は、県民生活に大きな影響を及ぼすとともに、それ自体が国や社会に向けてのメッセージともなる。有権者が望む知事は、どのようなメッセージを発する知事なのだろうか。

2066チバQ:2011/03/13(日) 14:03:28
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110306ddlk41010331000c.html
未来はどこに:検証・古川県政/中 がん治療センター /佐賀
 ◇資金や患者数に課題も
 2月23日の県議会本会議。県議の質問で、県が職員に対し、九州国際重粒子線がん治療センター(愛称・サガハイマット)の資金集めのために寄付を呼び掛ける文書を配布していることが明らかになった。

 「職員自身からの寄付や、親族が亡くなり香典返しをせずに寄付してくれる人の紹介を求めている。寄付金が集まらないからで、当初の計画がずさんだったと指摘せざるを得ない」

 県議の追及に、古川康知事は「職場での取りまとめはせず、強制ではない。関連企業や出資企業で社員の募金などが始まる中、プロジェクトの中核をなす県として職員に呼び掛けた」と抗弁した。

 九州新幹線新鳥栖駅前で今年1月27日に着工した同がんセンターの事業費調達が重い課題になっていることをうかがわせる光景だった。

 同センターは、古川知事が2期目のマニフェストで「がん治療の先端的施設の誘致に挑戦します」と触れていた肝いりのプロジェクト。加速器で光速に近い速度まで加速した炭素イオン(重粒子線)を病巣に当て、がん細胞を壊す治療法で、外科手術をせずに治療でき、痛みや副作用も少ないとされている。

 重粒子線を使う施設は国内4例目、九州では初めてで、事業費150億円をかけ、13年春のオープンを目指している。

 事業費は、県が20億円を補助し、残りは民間の出資や寄付でまかなう予定。これまでに県の補助も含め約119億円のめどが立っていると県は明らかにしている。しかし、まだ約30億円足りないのも事実だ。

 一方、開業後の患者数にも懸念がある。事業計画では年間800人を想定し、2割減の640人でも採算が成り立つと県は説明する。だが、同様の施設を持つ兵庫県立粒子線医療センターでも重粒子線での患者数は、稼働して7年目となる09年度の実績で238人。重粒子線と似た陽子線のがん治療施設の建設を計画する名古屋市の場合、09年に河村たかし市長が、市の患者数の試算に無理があるとして、計画を一時凍結させる事態も起きた。

 重粒子線がん治療センターの治療費は、健康保険が適用されないために1回当たり300万円と言われる。県は保険会社と協定を結び、粒子線治療費をまかなう保険商品販売を要請するなど、患者の負担軽減策を模索している。

 昨年11月、県がまとめたくらしの実感調査によると「安心して医療を受けられる環境だと思う」と答えた県民は半数に届かない44%。「思わない」と答えた理由(複数回答)には▽老人医療制度に不安がある47%▽国民健康保険制度に不安がある38%−−に続き「必要なときに地元で治療が受けられない」(36%)が挙がった。特に唐津市エリアでは43%と高くなっている。

 県内では北部や西部を中心に、医師不足などの医療課題が山積している。周産期母子医療センターの指定も、全国で最も遅く8月にようやく実現したばかりだ。

 先端医療と地域医療の充実。財源が限られている現在、どちらに力点を置くのか、県民の目が注がれている。

2067チバQ:2011/03/13(日) 14:04:07
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110307ddlk41010188000c.html
未来はどこに:検証・古川県政/下 くらしの満足度 /佐賀
 ◇県民と大きな隔たり
 昨年10月下旬、佐賀市内で古川康知事のローカル・マニフェスト検証大会が開かれた。日本青年会議所佐賀ブロック協議会が毎年開いており、2期目の最終年度となる今回は、48の全マニフェストを採点した。

 主催者の採点は68点。古川知事の自己採点はそれを上回る73点だった。このうち「これからの県を支える企業を4年間で60件誘致、3600人の新規雇用をめざします」などとしたマニフェストについては、主催者70点に対し古川知事80点。知事は、07年度からの3カ年で誘致企業53件、新規地元雇用者数3249人と、目標を上回るペースで実績を伸ばしていることを誇示した。

 だが、県民の実感はまだそこまでの高評価に至っていない。県が昨年11月にまとめた「くらしの実感調査」では、くらし全体に対する満足度について「満足している」「まあ満足している」と答えた満足派は、前回調査(06年)の65%を大きく下回る48%と半数に満たなかった。中でも「産業」分野での満足派は前回を4ポイント下回る15%、「雇用・労働」分野では前回を2ポイント下回る8%にとどまった。

 さらに「県内の企業に活気がないと思う理由」(複数回答)については「企業の誘致が進んでいない」が41%で2位、「だれもが意欲と能力に応じて働ける環境になっていないと思う理由」(同)でも「働ける場が少ない」が74%で断トツの1位。古川知事と県民の間には、現状認識に大きな隔たりがあることをうかがわせた。

 古川知事は就任以来、県の当初予算を徐々に減らし、08年度には18年ぶりに一般会計の総額が4000億円を下回った。しかし、同年秋のリーマンショックによる経済危機を乗り越えるために緊急総合対策を実施。09年度以降は当初予算を増額に転じさせて経済対策に力を入れてきた。

 しかし、県民の県政に対する期待は薄い。くらし実感調査で、分野ごとに県が力を入れることにどれくらい期待しているかを尋ねたところ、「安全・環境」などを除く4分野で「期待していない」「あまり期待していない」が4年前より0・4〜2・7ポイント増え、その大半が「期待しても無理」と答えていた。

 流動的な経済に合わせて施策を組み立てるのは容易ではない。だが、県民生活が知事の判断によって大きく左右されるのも事実だ。今後の4年間の生活を誰の判断に委ねるのか。顔ぶれは前回と変わらないとはいえ、周囲の状況は大きく変わった。県民に託された一票は重い。(この企画は竹花周が担当しました)

2068チバQ:2011/03/13(日) 20:05:26
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110310ddlk42010467000c.html
激戦区:’11統一選・県議選/1 大村市 /長崎
 ◇「吉川票」の争奪し烈
 三つの議席を4人で争う大村市区。市内をほぼ二分した昨年10月の大村市長選のしこりは残ったままで、更に前回選(07年)で8576票を獲得しながら今回出馬を見送った自民党県連幹事長、吉川豊氏の票の行方が注目を集める。前回は最下位当選者と次点者の差はわずか13票。今回も「4氏は横一線」と見る向きもあり、前哨戦はし烈を極めている。

 2月27日朝、3氏がそろって事務所開き。先陣を切ったのは松本崇市長の長男洋介氏。祖父、父と市長が2代続き「松本党」と称される強力な地盤が背景にある。唯一の無所属と34歳の若さを前面に「世代交代を」と声を張り上げた。

 事務所には市長や市長派の市議の姿はなかった。政争激しい大村で5選を果たした父との違いを自覚し、知名度を上げようと、毎朝、辻立ちをこなす。

 その1時間後、自民現職の2人が続く。小林氏の事務所には、市長選で惜敗し、今回市議選に出馬予定の里脇清隆氏も駆け付けた。用意した300席は埋まり「大変ありがたい。大村の発展に尽くす」と頭を下げた。県連政調会長の小林氏は、吉川票の動きにも言及。「これまで少し距離があると言われてきたが、幹事長に就任し、近くなった」と語るなど支持拡大に躍起だ。

 同じころ。前回トップ当選を果たした野口氏。事務所開きには金子原二郎参議院議員の姿も。金子氏は「議会で是々非々でやってくれた」と持ち上げた。野口氏も吉川氏との関係を強調。パンフレットに吉川氏と握手している写真を掲載していることを紹介し「掲載は吉川先生も快く認めている」と語った。

 市長の長男と現職2人に対し、民主は元職の高見氏を立てる。

 前回は無所属で惜敗。浪人した4年間は市内でミカンやアスパラガスを生産し「農業経営」の厳しさを実感したという。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は反対の意向。「党内からも声を上げ、国内の農家を守りたい」と主張する。

 ミニ集会は20回を超えた。「大村独特の政争には私は関わりたくない。地道に支持を増やしたい」と語る。【柳瀬成一郎】

  ◇   ◇

 県議選告示まで3週間。16選挙区のうち激しい争いが予想される選挙区を紹介する。

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 ◆大村市(定数3)

 ◇立候補予定者
高見健  57 民元(1)

小林克敏 66 自現(4)

野口健司 47 自現(3)

松本洋介 34 無新

〔長崎版〕

2069チバQ:2011/03/13(日) 20:06:00
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110311ddlk42010442000c.html
激戦区:’11統一選・県議選/2 長崎市 /長崎
 ◇県庁舎移転なお争点?
 県都・長崎市区は、県内16選挙区中、最も多い定数14に18人が名乗りを上げる。三菱重工業長崎造船所のおひざ元で労組出身が多い民主の厚い地盤。従来から自民としのぎを削ってきた。今回は女性4人も出馬予定。都市部で無党派層が多いこともあり、前哨戦は激しさを増している。

 争いで無視できない存在となっているのが、長年、浮かんでは消え、消えては浮かんできた県庁舎の建て替え問題だ。先月1日、中村法道知事が「長崎魚市跡地への移転新築」を表明し、決着した。しかし、それでも反対の声は根強い。

 「県民は納得していない」。長崎市議を6期務め、今回くら替え出馬する中村氏はそう訴える。建設場所が埋め立て地であることに懸念を示し「知事が表明したって、あきらめる必要はない。県民投票で決めるべき問題」と争点化を狙う。

 移転反対は現職の堀江、浅田の両氏と新人の岩永氏も。4氏のうち3人は女性だが、その一人の堀江氏は「主張は重なるが、これで世論が高まってくれれば」とむしろ歓迎する。

 これに対し、争点化に異を唱えるのは、魚市跡地への県庁舎建設を促す意見書案に賛成した現職9人だ。「もう決まったこと。聞かれれば答えるが……」と積極的には発言していない。県庁舎整備特別委副委員長の高比良元氏は「流れは決まり、(新年度に)予算も上げている」と振り返らない。「跡地活用と合わせ、長崎を元気にするためのバネにしたい」と将来を見据える。

 同じく委員の江口氏は「身近な支持者に『一等地に(県庁のような)生産性のないものを持ってこなくても』と言われた」と反対の声があることを認めつつ「それよりも雇用対策など取り組むべき課題は多い」。また、昨年2月の知事選に出馬し、移転反対を訴えた元職の押渕氏も賛成に。「現地建て替えが一番いいけど、決まったことだし、何でも反対というわけには」と説明する。

 新庁舎の完成は5年余り先の16年度。地元が心配する跡地活用策は財源も含めていまだ見えない。果たして争点になり得るか、激戦の行方とともに注目される。【阿部義正】

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 ◆長崎市(定数14)

 ◇立候補予定者
高比良末男 62 民現(2)

渡辺敏勝  63 民現(2)

陣内八郎  61 民現(1)

高比良元  58 民現(1)

深堀浩   45 民新

野本三雄  73 自現(4)

中山功   62 自現(3)

下条文摩左 61 自現(1)

小森明人  51 自新

前田哲也  47 自新

江口 健  60 公現(2)

川崎祥司  48 公新

堀江ひとみ 51 共現(1)

金子三智郎 63 社現(1)

浅田眞澄美 44 無現(1)

押渕礼子  72 無元(2)

中村すみ代 64 無新

岩永賢一  53 無新

〔長崎版〕

2070チバQ:2011/03/13(日) 20:06:33
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110312ddlk42010184000c.html
激戦区:’11統一選・県議選/3 佐世保市・北松浦郡 /長崎
 ◇「台風の目」消え混とん
 「一から出直す」。自民現職の松田正民氏が7日、記者会見し、パーティー券購入問題を理由に出馬断念を表明した。選挙区(北松浦郡)が合区され、新たな票田となった佐世保市へ攻め入り、かき回していた台風の目が消えた。当落線上で複数の候補としのぎを削るとみられていただけに「これで決まりか」「松田票はどこへ行くのか」と憶測が飛び交う。松田氏の前回得票8400余票の行方が焦点だ。

 佐々町議からくら替えし、図らずも北松浦郡唯一の候補となった北村氏は、松田氏の会見から2日後の9日、自民党佐々支部へ推薦願を出し、自民支持層の取り込みに動いた。企業へのあいさつ回りや街頭演説で「若さと行動力」を訴え、無党派層への浸透も図る。北村氏は「支持者から『動きやすくなった』という声を聞く」と手応えを語る。

 また、前回は佐世保市区で最下位当選の末次氏。陣営幹部は松田氏不出馬について「うちにはマイナスしかない。振り出しに戻ってしまった」と危機感をあらわにする。2月半ばから県政報告会を頻繁に開き、地域への浸透を図ってきた。当選ラインの上昇が予想されるため、戦略を練り直すという。

 一方、猛烈な逆風にあえぐ民主は、現職2人の議席死守に懸命だ。「いばらの道が続くが、支援態勢の強化を」。2月下旬、佐世保市であった県第4区総支部の定期大会で、総支部長の宮島大典衆院議員が檄(げき)を飛ばした。久野氏は出身の佐世保重工業労組を軸に支持拡大を図る。山田氏は衆院議員で前農相の父正彦氏の支持者のほか、全駐労長崎地区本部など労組の支援を受けて戦う。

 このほか、自民現・元職の宮内、溝口、田中、外間の4氏が活動を活発化させ、票の上積みを図る。公明現職の織田氏、社民現職の吉村氏は共に手堅く基礎票をまとめる。みんなは昨年の参院選に続き中嶋氏を擁立し民主、自民批判の受け皿を目指す。【山下誠吾】

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 ◆佐世保市・北松浦郡(定数9)

 ◇立候補予定者
久野哲   63 民現(1)

山田朋子  38 民現(1)

宮内雪夫  77 自現(10)

田中愛国  66 自現(4)

溝口芙美雄 63 自現(2)

外間雅広  52 自元(1)

織田長   61 公現(3)

吉村庄ニ  71 社現(3)

中嶋徳彦  36 み新

末次精一  48 無現(1)

北村亮樹  40 無新

〔長崎版〕

2071チバQ:2011/03/13(日) 20:07:01
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110313ddlk42010293000c.html
激戦区:’11統一選・県議選/4止 南島原市 /長崎
 ◇3氏、水面下の攻防
 「全力フレッシュランナー」ののぼりが立つ後援会事務所。パイプ椅子に座った松島氏は県議選のテーマを三つ挙げてみせた。「脱組織、世代交代、脱オヤジ、ですね」

 前の二つは、建設業界を軸に組織を固める中島氏と、6期目の議長、末吉氏を意識したもの。三つ目は、前南島原市長の実父、世佳(つぐよし)氏と違うカラーを出す、という意味だ。

 定数2に3人が挑む南島原市区。昨年4月の市長選のしこりも残り、前哨戦は激しさを増す。

 前市長の下、前回選で史上最年少でトップ当選した松島氏。ところがその市長選で、世佳氏は元有家町長の藤原米幸氏に大差で敗れた。「父は集会に動員をかけたが、上滑りした。自分はドブ板選挙をしたい」。ミニ集会に加え、国道沿いで朝の辻立ちを始めた。

 松島氏のライバルとして登場したのは、世佳氏の市長選や前回県議選で松島氏を支援した中島氏。合併前の旧加津佐町議を1期務め、後は家業の建設業に専念していた。「現職は2人とも旧有家町出身。他の地域の声が届かない、住民の声を聞かない、と批判があった。ならば私が出ようと」

 口加高で高校総体四百メートルリレーに出場。今も母校でトレーニングし、百メートル走で市の「40〜44歳」の記録を持つ。スポーツ振興を訴える。「末吉さんは力がある。市民感情として議席に残さないかん」。照準を松島氏に合わせる。

 競り合う2人から置き去りにされないよう警戒するのは末吉氏だ。「(2人は)どっちが上がっても、よか県議になる。しかしまだ評価のしようがない」と実績不足を指摘する。三つどもえの市長選で支援候補は3位に沈んだが「影響はない」と強気だ。「人口減少が続く中、藤原市長がやろうとする学校給食無料化は市民を元気にする。市の施策に加勢すっとが仕事になる」。藤原市長への歩み寄りの姿勢も見せる。

 だが、市長支持者は自主投票。水面下の攻防に拍車を掛けている。【古賀亮至】(おわり)

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 ◆南島原市(定数2)

 ◇立候補予定者
末吉光徳 64 自現(6)

松島完  31 無現(1)

中島浩介 44 無新

〔長崎版〕

2072チバQ:2011/03/15(火) 23:47:03
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001103150001
原発事故、市民投票見送りに波及
2011年03月15日

  福島第一原子力発電所の事故の衝撃は、串間市の野辺修光市長が4月10日投開票で準備を進めていた原発立地の賛否を問う市民投票を「見送り」に追い込んだ。野辺市長が昨年7月の市長選で市民投票を公約に掲げて返り咲いてから約8カ月。「なぜ今さら市民投票か」といぶかる声もあった市民投票は、国の原発政策を揺るがしかねない事態の中、とりあえずの幕引きを迎えた。
  野辺市長は14日午後、臨時記者会見を開き、「原発は安全性が絶対条件だが、実施は市民の理解を得られない。不安と混乱を招きかねない」と、午前中の市議会全員協議会と同様の説明をした。ただ表現は「中止」「断念」ではなく、あくまでも「見送り」。報道陣から「任期中の実施の可能性は?」と繰り返し問われると、「分かりませんて、それは」と憮然(ぶ・ぜん)とした表情を見せた。だが、今後の実施の可能性については最後まで否定せず、市民投票条例そのものの廃止についても「その考えはない」と明言した。
  串間商工会議所など立地賛成の団体でつくる串間原電推進協議会(会長=矢野貞次・串間商工会議所会頭)。市民投票見送りを受け、報道陣からの問い合わせが相次いだが取材には応じず、矢野会長(67)名でA4の紙1枚を市を通じて出した。横書きに4行で「協議の結果、立地推進活動の中止を決定した」とのことだった。
  推進派の森光昭市議(無所属)は「国は福島原発の事故を教訓に、これから新設する原発は耐震度を見直すはず。今後できる原発は、何十年も前にできた福島原発と同じものではなく、安全なはずだ」としながらも、「市民が冷静に投票できる状況ではない。投票実施見送りは良い決断だ」と話した。
  一方、立地反対の串間反原発市民投票対策本部(共同代表4人)は14日朝、市長が見送りを表明する前に、市に投票中止を申し入れていた。共同代表の一人、山下芳数さん(50)は「投票見送りは歓迎する。原発の安全神話は崩れた。国が耐震強度の強い原発をつくってもさらに大きな地震が起きる可能性はある」と話した。
  反対派の児玉征威市議(共産)は「立地打診がない状態での市民投票は、そもそもおかしな話だった。市民投票の見送りは当然のこと。間違った公約は見直す勇気が必要だ」と強調した。

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2073チバQ:2011/03/17(木) 20:00:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110308/20110308_0001.shtml
佐賀県【激突の構図 2011年県議選】<1>佐賀市・全市1区で定数1減 三養基郡・現元新の三つどもえ
2011年03月08日 15:20  4月1日の県議選告示まで3週間余り。従来の14選挙区、定数41が今回、13選挙区、定数38に見直された。これまでに現職31人、元職2人、新人21人が立候補を表明、激しい前哨戦を繰り広げている。政権交代後、初の県議選。地方分権の時代を迎え、県議会の役割もかつてないほど問われている。各選挙区の「激突の構図」を紹介する。

 ●佐賀市 全市1区で定数1減 各党擁立で少数激戦

 2度の合併を経て、福岡県境の山間部から有明海沿岸まで市域が広がった佐賀市。今回初めて川副、久保田、東与賀の旧3町が加わり、前回までの佐賀郡選挙区は廃止された。全市域が一つの選挙区で、定数は前回(佐賀市10、佐賀郡2)から1減の11となった。

 現職8人、新人5人の計13人が立候補の準備を進めており、県内で唯一、民主、自民、公明、共産、社民の主要政党の候補者が激突する。立候補予定者の地盤は旧市内7人、旧郡部6人。選挙区が広がり有権者が増えた一方で、定数は削減されたことから、当選ラインの上昇が予想され、多くの陣営が「1万票以上」を目標に据える。地盤を越えた集票が必要で、激戦の様相を見せている。

 民主は、現職藤崎に加え、新人江口を擁立。ともに連合佐賀の推薦を受け、労組票のすみ分けを狙う。前回民主推薦で当選し、今回引退する太田記代子の支持票の取り込みもにらむ。旧佐賀市を中心とした衆院1区は県連代表の前総務相原口一博のお膝元でもあり、県連は2議席獲得を目指す。

 自民は現職、新人の6人を公認。旧市内が地盤の原口義己、吉田欣也、岩田和親が不出馬を表明しており、「票の流れが大きく変わる」と各陣営。郡部出身の篠塚、留守、古賀善は、有権者が多い旧市内への攻勢を強める。現職で唯一、旧市内が地盤の木原は5期目を目指し、足場固めに懸命。新人の古賀陽は地元の自治会協議会の推薦を取り付け、若さを売りに無党派層への浸透も図る。新人の川崎は、県議空白地の旧諸富町から議席をうかがう。

 公明の伊藤は精力的に集会を開き、支持組織の引き締めに力を入れる。前回トップ当選した共産の武藤はミニ集会を重ね、票の上積みを狙う。自治労の全面支援を受ける社民の徳光は支持拡大が焦点。無所属の合瀬は組織の推薦は受けずに草の根活動を展開。同じく畑瀬も「脱既成政党」のスタンスで浸透を目指す。

 ●佐賀市

            (定数11―13)
藤崎輝樹 40 党県総務会長 民現(1)
篠塚周城 61 書店組合顧問 自現(6)
留守茂幸 63 県議会議長  自現(5)
木原奉文 57 党県幹事長  自現(4)
古賀善行 65 元町助役   自現(1)
伊藤豊 61 党県代表   公現(3)
武藤明美 63 党県副委員長 共現(4)
徳光清孝 53 党県幹事長  社現(1)
江口善紀 43 元議員秘書  民新
川崎常博 44 自営業    自新
古賀陽三 33 元議員秘書  自新
合瀬博俊 40 会社役員   無新
畑瀬房次 54 農業     無新

2074チバQ:2011/03/17(木) 20:00:54
 ●三養基郡 現元新の三つどもえ 民主票と上峰票焦点

 みやき、上峰、基山の3町で構成される選挙区は、定数が3から2に削減された。現職、元職、新人の3人が出馬を予定している。

 県議会議長を務めた父の地盤を継ぎ、前回トップ当選した自民の宮原は、支援者へのあいさつ回りを精力的にこなす。地元の旧北茂安町に加え、旧三根町や上峰町への浸透を図る。

 旧中原町を地盤とする元職の石丸は、自民公認で返り咲きを狙う。初当選した8年前と同様、JR駅前での朝立ちを再開したほか、今後、出身地の上峰町で票の掘り起こしにも力を入れる。

 新興住宅地が多い基山町からは、新人服巻が無所属で挑戦する。今期限りで引退する自民現職の堀田一治を後援会顧問に迎えた。既に町内6千世帯を一巡し、町外にも活動を広げる。

 堀田とともに民主現職の末安善徳も引退。後継候補の擁立が難航した民主は“不戦敗”で、民主支持層の行方と、候補者がいない上峰町の有権者の動向が注目される。

 ●三養基郡

              (定数2―3)
宮原真一 41 農業     自現(1)
石丸元章 46 会社員    自元(1)
服巻稔幸 40 建築会社社長 無新

    ×      ×

 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は五十音順。氏名の後は年齢、代表的な肩書。丸囲みの数字は当選回数。

 (敬称略)


=2011/03/08付 西日本新聞朝刊=

2075チバQ:2011/03/17(木) 20:01:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110310/20110310_0001.shtml
【激突の構図 2011年県議選】<2>鳥栖市・県内屈指の注目区 神埼市・郡・2現職に新人再挑戦
2011年03月10日 16:14  ●鳥栖市 県内屈指の注目区 社民牙城に民主挑む
 
 社会党時代を含め社民が1955年から通算13期、52年にわたり議席を守り続ける「牙城」。今期限りで引退する現職の後継候補として新人を擁立したが、県議会で統一会派を組む民主が初参戦。自民と無所属の2人の現職も引き続き意欲を見せており、定数3に4人がしのぎを削る県内屈指の注目区となった。

 社民山口の後援会長には、4期で県政界を退く牛嶋博明が就いた。前回牛嶋はトップ当選。自治労など労組とのつながりに加え、長年の政治歴で培った人脈も生かし、今も国労闘争団員で政治経験ゼロの山口を支える。

 鳥栖市議長を務めた民主新人の原は1月下旬、出馬を決意した。ただ、市議辞職に伴う補選で後継の民主候補が大敗し、危機感は強い。出身のJR労組を中心に組織固めを急ぎ、市議6期の実績もアピールする考え。

 3選を目指す自民の指山は、県私立幼稚園PTA連合会長を務め、市内の幼稚園や保育園関係者の支援を受ける。地元商店街や建設業界にも食い込んでおり、つじ立ちやあいさつ回りなども地道に続ける。

 無所属の向門は、2月の市長選で橋本康志の再選の原動力となった地元有力企業が支援する見込み。小学校区単位で県政報告会を積み重ねているほか、議員活動を紹介するチラシも配布し、支持拡大につなげる。

 鳥栖市は福岡都市圏のベッドタウンとして人口増が続いている。有権者の入れ替わりも激しく、各陣営とも無党派層を視野に入れた選挙戦術の構築を検討している。

 このほか、1陣営が7日の立候補予定者説明会に出席した。

 ●鳥栖市

              (定数3―4)
指山清範 45 幼PTA会長 自現(2)
向門慶人 40 元鳥栖市議  無現(1)
原康彦 56 元鳥栖市議長 民新
山口認 58 党県副幹事長 社新

 ●神埼市・郡 2現職に新人再挑戦 吉野ケ里町の票 鍵に

 民主内川と自民石井の現職2人に、前回72票差で落選した無所属新人の八谷が再び挑む構図。

 旧千代田町長の内川は民主県連幹事長。党の支持率が落ち込む中、県連は「絶対に負けられない選挙区」(幹部)と位置付ける。前回、出馬した自民候補(落選)と地域を二分する戦いを繰り広げたため、地元の票固めに奔走。「逆風を嘆いても始まらない」とミニ集会などを黙々とこなす。

 石井は昨年7月の参院選直後から、幹線道路などで定期的につじ立ちを実施。「党への追い風をつかむ」と県連幹部。地盤の旧神崎町の商工会をはじめ、小中高の同窓生人脈も活用する。前回、小差でかわした八谷の出馬に警戒感を抱き、旧千代田町や吉野ケ里町の集票にも力を入れる方針。

 再挑戦の八谷は、自民に加え、県農政協議会の推薦を獲得。1月下旬から選挙区内のJA支所で精力的に集会を重ね、農業政策を中心に訴えている。「現職に挑む壁は高い」と、小まめな支持者回りやつじ立ちを欠かさず、県職員時代の人脈も生かして支持拡大に努める考えだ。

 今のところ吉野ケ里町を地盤とする候補者はおらず、同町を舞台にした「票の争奪戦」も注目される。

 ●神埼市・郡

              (定数2―3)
内川修治 58 党県幹事長  民現(1)
石井久起 59 旧神埼町議  自現(1)
八谷克幸 61 元県副本部長 無新

    ×      ×

 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は五十音順。氏名の後は年齢、代表的な肩書。丸囲みの数字は当選回数。

 (敬称略)


=2011/03/10付 西日本新聞朝刊=

2076チバQ:2011/03/17(木) 20:02:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110311/20110311_0002.shtml
【激突の構図 2011年県議選】<3>唐津市・東松浦郡・定数1減の6に10人 西松浦郡・現職のみが出馬表明
2011年03月11日 20:49  ●唐津市・東松浦郡 定数1減の6に10人 票読めない激戦区に
 
 定数1減の6に現職5人、新人5人が名乗りを上げた県内屈指の激戦区。各陣営とも「混戦模様で票の流れが全く読めない」と、危機感を強めている。

 現職は全員、県農政協議会の推薦を受けた。6選を目指す無所属の宮崎は長年の実績を強調し、農漁協や建設業界への浸透を図る。県政報告会も欠かさず、小まめなミニ集会を通して後援会組織を広げる。

 自民現職では、峰が市議時代(2期)の人脈を生かし、旧唐津市を中心に商業者や青壮年層にアピール。ただ旧郡部では知名度が低く、票の掘り起こしを急ぐ構え。前回トップ当選の桃崎は地元の旧浜玉町や旧七山村を精力的に回り、足場固めに余念がない。商工団体の推薦も取り付け、有権者が多い旧市内への浸透をうかがう。

 2期目を目指す大場は、前回推薦が得られなかった地元の鏡地区をほぼまとめ、後援会組織を強化。地元衆院議員の事務所長を務めた経歴も生かし、独自人脈も駆使する。玄海町を含む上場地区が地盤の田崎は集会に積極的に顔を出して地域振興を訴える。九州電力玄海原発の「従業員票」にも期待を寄せるが、連合佐賀推薦の民主新人宮地と“競合”しており、警戒感を隠せない。

 宮地は九電労組出身の唐津市議の支援を受け、他労組の支持も取り付ける構え。長年、地域おこし活動に携わっており、離島も含めた票の掘り起こしを視野に入れる。自民新人の米倉は引退する現職楢崎近の後継。県農政協や高校同窓会の推薦を受け、地元の旧相知町のほか旧郡部を中心に地盤を固めつつ、元市議の知名度で旧市内にも攻勢をかける。

 旧北波多村議の共産山口は3度目の挑戦。市中心部を拠点に街頭演説や集会をこなす。プルサーマルや環太平洋連携協定(TPP)への反対姿勢を鮮明にする。無所属の林は税理士事務所などで勤めた経歴をPRし、県財政の健全化を訴える。主に同級生が支援。旧市内に加え、知人が多い旧相知町、旧厳木町で精力的にあいさつ回りを続ける。旧大島邸(唐津市)の保存運動に携わった山崎も無所属で挑戦。反プルサーマルを掲げ、知人や同窓生を頼りに草の根活動を展開し、無党派層の取り込みを狙う。

 長年、複数の自民候補が当選してきた保守地盤。民主が初めて候補を擁立したほか、市民運動出身の増本亨が任期途中で死去したこともあり、「反保守票」の行方も焦点になっている。

 ●唐津市・東松浦郡

             (定数6―10)
峰達郎 50 薬剤師    自現(2)
桃崎峰人 61 農業     自現(2)
大場芳博 61 党県副幹事長 自現(1)
田崎信幸 56 農業     自現(1)
宮崎泰茂 68 農業     無現(5)
宮地昭博 51 会社社長   民新
米倉幸久 63 党支部幹事長 自新
山口勝弘 55 党県政策委長 共新
林正樹 62 会社役員   無新
山崎久美子 58 ピアノ講師  無新

 ●西松浦郡 現職のみが出馬表明 無投票再選の公算大

 自民現職の原田が再選を目指し立候補を表明している。

 今のところ、ほかに出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 原田が昨年秋から開いてきた県政報告会には地元町議も同行。地域の会合にも頻繁に出席し、地盤固めを続けてきた。

 ●西松浦郡

             (定数1―1)
原田寿雄 54 元会社役員  自現(1)

    ×      ×

 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は五十音順。氏名の後は年齢、代表的な肩書。丸囲みの数字は当選回数。

 (敬称略)


=2011/03/11付 西日本新聞朝刊=

2077チバQ:2011/03/17(木) 20:03:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110312/20110312_0001.shtml
【激突の構図 2011年県議選】<4>小城市 杵島郡 多久市
2011年03月12日 15:17  ●小城市 “苦肉の策”で自主投票 農業票の行方に注目

 前々回から2回連続で、自民現職の伊東と藤木が無投票で議席を分け合ってきた。今回は2人に加え、新人で元小城市議の三根が無所属で立候補する構えを見せており、12年ぶりの選挙戦となる見通し。

 伊東、藤木ともに出身地は旧三日月町だが、伊東は旧芦刈町の漁業者に強く、藤木は旧牛津町を中心に農家から支持を集めてきた。伊東も藤木も支援者回りに余念がない。割って入る形の三根は旧小城町出身。JAさが小城地区生産組合協議会会長を務めており、農業関係者へのアプローチに走る。

 県農政協議会はこれまで伊東と藤木を推薦してきたが、JA幹部の三根が参戦するため、2人の推薦を見送った。「三根は身内の候補だが、伊東、藤木との関係も無視できない」と農政協幹部。“苦肉の策”で自主投票に落ち着いたが、農業票の行方が注目される。

 ●小城市             (定数2−3)
伊東猛彦49福祉法人役員 自現(4)
藤木卓一郎43農業     自現(3)
三根実54生産組合長  無新

 ●杵島郡 地盤重なり激戦模様 定数2に4人しのぎ

 江北、白石、大町の3町で構成される選挙区の定数は2。これまでに現職1人と新人3人が立候補を表明。それぞれ地盤が重なっており、激しい選挙戦が予想される。

 自民現職の石倉と無所属新人の三苫は前回、江北町を舞台にしのぎを削った。石倉は「2期8年の実績」を前面に打ち出し、建設業界や農家に浸透を図る。前回苦戦した白石町に切り込む戦術も描く。

 4年前に296票差で石倉に競り負けた三苫は3回目の挑戦。江北町婦人会長の肩書をフル活用するほか、今回は民主の推薦も得て、支持拡大に努める構え。

 選挙区の有権者数は約3万5千人で、白石町が6割を占める。3期務めた稲富康平が同町で強固な基盤を築いてきたが、今期限りで引退。稲富の後継者として自民は前白石町議の定松を擁立した。出身地の旧有明町を軸に農業・漁業層への食い込みを目指す。

 無所属新人の三根も白石町が地盤。県武雄土木事務所長など「土木畑」を歩んだ人脈から建設業に強みを持つ。候補者がいない大町町では4人が入り乱れそうだ。

 ●杵島郡             (定数2−4)
石倉秀郷61元体協理事長 自現(2)
定松一生53前白石町議  自新 
三苫紀美子65県婦人会長  無新 
三根建一60元県職員   無新

 ●多久市 8年ぶりの選挙戦に 現職と新人一騎打ち

 自民公認の福島は12年前に市議から転身し、三つどもえの選挙戦を制し初当選。前々回は共産との一騎打ち、前回は無投票と着実に地歩を固めてきた。今回は多久市議会の「非自民グループ」から市議の野田が無所属で名乗りを上げた。同年齢2人による8年ぶりの選挙戦となる見込み。

 福島は林業・農業や商工会、地元企業など幅広い支持を集める。野田は小まめなミニ集会を積み重ねている。

 ●多久市             (定数1−2)
福島光洋54森林組合会長 自現(3)
野田勝人54社会教育委員 無新

    ×      ×

 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は五十音順。氏名の後は年齢、代表的な肩書。丸囲みの数字は当選回数。

(敬称略)


=2011/03/12付 西日本新聞朝刊=

2078チバQ:2011/03/17(木) 20:04:44

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110314/20110314_0001.shtml
【激突の構図 2011年県議選】<最終回>伊万里市 武雄市 鹿島市・藤津郡 嬉野市
2011年03月14日 16:43  ●同じ顔ぶれ4人挑む 8000票目指して激戦 伊万里市
 
 定数3に現職3人と元職1人が挑む。4人とも元伊万里市議で前回と同じ顔ぶれだが、元職を民主が公認したことから、自民現職3人は民主票の動向に神経をとがらせている。

 4期目を目指す竹内は主地盤の市中心部で商工業者の支持固めを急いでいる。同じく4選を視野に入れる中倉は工業団地が多い市西部を中心に浸透を図る。農村部の市東部は岡口の地盤。4年前は無所属で初当選し、今回は自民の公認を得た。

 前回、自民現職で落選した松尾は民主公認で返り咲きを目指す。元教員の経歴から教え子を中心にした草の根活動に加え、労組票の上積みを狙っている。

 現職3人によってすみ分けされた地盤に、初めて候補を擁立した民主が切り込む構図。各陣営とも当選ラインを「8千票」と予想する。

 ●伊万里市

              (定数3−4)
竹内和教 62 党県副幹事長 自現(3)
中倉政義 61 史跡顕彰会長 自現(3)
岡口重文 55 市陸協副会長 自現(1)
松尾真介 52 元教員    民元(1)

 ●現職2人、新人1人が表明 8年ぶりの選挙戦に 武雄市

 定数2に対し、現職2人、新人1人が立候補表明。前回は無投票だったが、民主が武雄市で初めて候補者を擁立したことから8年ぶりの選挙戦となりそう。

 自民現職の石丸は、武雄杵島地区医師会などの推薦を受け、地域の集会にも積極的に足を運ぶ。自民現職の稲富は、地縁血縁を絡めて浸透を急ぐ。民主新人の青木は自転車遊説に力を入れ、草の根活動を徹底する。

 出直し市長選に発展し、市を二分した市立病院民営化問題のしこりが、選挙戦にどう影響するかも焦点だ。

 ●武雄市

              (定数2─3)
石丸博 65 福祉法人役員 自現(4)
稲富正敏 63 建材販売業  自現(3)
青木一功 35 医療法人役員 民新

 ●定数2に3人が挑む 民主が推薦で初参戦 鹿島市・藤津郡

 定数2に対し、自民現職2人と民主推薦の無所属新人1人が争う見通し。民主の“参戦”は今回が初めてで、新たな構図で票の奪い合いとなりそうだ。

 鹿島市が地盤の土井は、商議所、農協、漁協など幅広い支持を集める。「鹿島ガタリンピック」を主催する市民団体代表を務めた人脈を生かした支持者回りを続ける。

 前回新人ながらトップ当選した坂口は太良町が地盤。有明海のノリ養殖業者やタイラギ漁師から強固な支持を受ける。地域の会合に小まめに顔を出している。

 松田は、地場大手の祐徳バスの元社員で、鹿島市議も務めた。元市長の桑原允彦が支援。民主の推薦を受けたことから、労組などが精力的に動いている。

 2009年衆院選と10年参院選で、鹿島市の比例代表の得票は民主が自民を上回っている。同市の票の行方が当落に直結する可能性がある。

 ●鹿島市・藤津郡

              (定数2−3)
土井敏行 57 信用組合理事 自現(2)
坂口祐樹 40 町商工会役員 自現(1)
松田義太 37 少年補導員  無新 

 ●5選目指す現職のみ 3回連続無投票か 嬉野市

 5選を目指す石井以外に立候補の動きはなく、旧藤津郡選挙区時代も含めて、3回連続での無投票となる見込み。

 ●嬉野市

              (定数1−1)
石井秀夫 63 党県副会長  自現(4)

    ×      ×

 立候補予定者は現、元、新の順。党派は衆院勢力順。党派が同じ場合は当選回数順。その他は五十音順。氏名の後は年齢、代表的な肩書。丸囲みの数字は当選回数。
(敬称略)


=2011/03/14付 西日本新聞朝刊=

2079チバQ:2011/03/17(木) 20:06:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/oita/20110306/20110306_0002.shtml
【県議選の構図 16選挙区情勢】<上>表明13人まだ動きも・大分市 現新7人争う激戦区・別府市
2011年03月08日 15:22  ■2011統一地方選・大分■

 県議選(定数44)の告示(4月1日)まで、残り1カ月を切った。今のところ、立候補表明したのは59人。前回の2007年より10人減っており、少数激戦となりそうだ。4月10日の投開票日に向け、立候補予定者がしのぎを削る16選挙区の構図と情勢を紹介する。

 ●大分市

 (定数13−13)
 首藤 隆憲 63 民現1
 阿部英仁 62 自現5
 麻生栄作 49 自現3
 渕健児 70 自現3
 河野成司 53 公現1
 堤栄三 54 共現2
 平岩純子 56 無現2
 油布勝秀 60 自元1
 小嶋秀行 56 民新
 藤田正道 48 民新
 吉岡美智子 57 公新
 守永信幸 48 社新
 竹内小代美 65 無新

 今のところ立候補を表明しているのは、定数と同数の13人。これまで無投票となったことはないが、今回は立候補の動きは低調だ。ただ、新たな立候補表明や候補擁立の動きもあり、まだ構図は固まっていない。

 民主党は、市職労出身で現職の首藤を公認したほか、引退した現職の後継に九電労組出身の藤田を擁立。党県連幹事長の小嶋も市議からくら替えした。4人目の擁立もうかがう強気の姿勢で、現有2議席以上を目指す。

 自民党は現有4議席の上積みを狙ったが、現職4人のうち県議長の安部省祐が県議選への不出馬を決めた。阿部が市中心部、麻生が西部、渕が東部の地盤固めを進めており、元職の油布も農業者らの支援を得て返り咲きを狙う。

 公明は党県本部代表の竹中万寿夫が引退。現職の河野、新人で市議の吉岡が立候補する。現有2議席を守るため、市を東西に分けて浸透を図る。

 共産は現職の堤が1議席死守を狙う。

 社民は、県教組を支持母体とする現職の平岩を推薦。昨年の参院選比例代表で初当選した吉田忠智の後継として、県職労出身の守永を公認。党県連合代表の内田淳一の引退に伴い、元高校教諭の竹内を推薦した。


 ●別府市

 (定数5−7)
 佐藤博章 67 民現2
 牧野浩朗 59 自現7
 荒金信生 65 自現6
 嶋幸一 45 自現1
 戸高賢史 40 公新
 福田公子 35 共新
 原田孝司 51 無新

 現新7人が争う激戦区。前回擁立を見送った社民は推薦候補で議席を奪還し、同一会派の民主と合わせ1増を狙う。自民、公明は現有維持。共産も議席奪還をうかがう。

 民主は現職佐藤を擁立したが、前回まで支援を受けた社民が推薦候補支援に回った。

 自民は現職3人を公認。牧野がホテル業界関係者に浸透しており、荒金は手厚い後援会組織がフル回転。嶋は地盤の市北部地区を固めている。

 公明は、引退する現職伊藤敏幸に代わり、新人戸高が初挑戦。4月17日告示の市議選とも連携していく戦略だ。

 共産は新人の福田を公認、議席奪回を目指す。市議とともに活動し、票の掘り起こしを狙う。

 社民は推薦候補として市議の新人原田を支援する。労組を中心に組織票固めに懸命だ。

 ●中津市

 (定数3−4)
 大友一夫 64 自現3
 毛利正徳 51 自現1
 吉冨幸吉 61 無現2
 馬場林 57 無新

 自民現職2人は議席維持を目指し、前回は民主公認の現職が無所属で3選を期す。社民推薦の新人は、前回失った議席の奪還を狙う。

 前回トップ当選だった自民現職の大友は、地元の旧三光村など旧郡部の地盤を固める。高校の同級生などを通じて旧市部でも支持拡大を図る。

 自民現職の毛利はミニ集会を重ね、市議時代からの支持者を中心に浸透を図る。元衆院議員秘書の人脈を生かし、旧郡部への食い込みも狙う。

 現職の吉冨は民主への公認申請を取り下げ、無所属で立候補する。個人後援会と、経営する青果市場の関係者を軸に支持を広げる。

 社民推薦の新人の馬場は県教組出身で、市議から転身。平和運動センターと連合大分の推薦を受け、中学教諭時代の教え子の支持も広げる。

    ×      ×

 (注)文中敬称略。立候補予定者は氏名、年齢、所属、現元新別、当選回数。並びの優先は(1)現元新(2)政党公認(衆院勢力順)、無所属(3)当選回数(4)五十音−の順。


=2011/03/06付 西日本新聞朝刊=

2080チバQ:2011/03/17(木) 20:08:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/oita/20110308/20110308_0001.shtml
【県議選の構図 16選挙区情勢】<中>5人が名乗り激戦に・日田市 「自民系」が一騎打ち・竹田市
2011年03月08日 16:24  ■2011統一地方選・大分■

 ●日田市

 (定数3−5)
桜木博 72 自現2
井上伸史 64 無現3
酒井喜親 63 無現1
財津さやか 36 無新
杉野義光 67 無新

 自民系の現職2人と社民系の現職1人に、民主推薦の元市議と、元市議会議長の無所属2新人が挑む激戦となっている。

 自民現職の桜木は、唯一の党公認候補。後援会のほか、自衛隊OBの経歴を前面に出し支持を固める。自民系市議の支援も受け、旧市部の周辺にも浸透を図っている。

 前回の県議選で自民公認を受け、1万6322票でトップ当選した井上は、今回は自民推薦として無所属で出馬する。出身の旧郡部などで支持を求めている。

 社民の推薦を受ける現職の酒井は、市職員労組など各労働組合の組織力を背景に活動を展開。旧市部の支持者や知人を頼りに票の掘り起こしを図っている。

 民主の推薦を受け市議から転身を目指す無所属新人の財津は、街頭演説や集会を重ねている。唯一の女性で30代であることから、若年層や女性への支持拡大を目指す。

 元市職員、元市議会議長で無所属新人の杉野は、政党の推薦を受けず小まめに地域を回る。ミニ集会を重ねながら、旧市部を中心に出身の郡部にも食い込みを図る。

 ●佐伯市

 (定数3−3)
田中利明 59 自現3
御手洗吉生 64 自現2
深津栄一 62 社現1

 自民現職の田中、御手洗の2人と、社民現職の深津のほかに立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きい。前回は6人が立候補する激戦となったが、新人が1人も名乗りを上げなかった。民主が候補擁立に動いたが、断念した。

 ●臼杵市

 (定数2−3)
志村学 65 自現4
久原和弘 64 社現4
芝崎祐治 59 無新

 5選を目指す自民と社民の現職2人に対し、学習塾経営の無所属新人が挑む。

 自民現職の志村は校区単位の県政報告会を約30回重ね、実績をアピール。自治会などの推薦を受け、地盤の旧市部で浸透を図る。前回から選挙区に編入された旧野津町でも集会を開き、保守層の取り込みに動く。

 社民現職の久原は大分市から選挙区を替えてから2度目の選挙。出身地の旧野津町では社民支持者に限らず、幅広く支持を広げる。有権者が多い旧市部にもしょうゆ会社の労組や高校同窓会などを通じて浸透を急ぐ。

 無所属新人の芝崎は、父親の敏夫(故人)が元臼杵市長。市内などで進学塾を経営し、人脈をたどって地道に支持の広がりを狙う。「よみがえれ、臼杵」などとアピールし、現職の批判票の取り込みを図る。

 ●津久見市

 (定数1−1)
古手川正治 54 無新

 すでに立候補を表明している自民推薦の無所属新人のほか、社民市議が今週中にも立候補表明の見通し。新人2人の争いとなりそうだ。

 自民推薦の古手川が、自民党県連会長代行を務める父親の茂樹の引退を受け、後継として立候補を表明。これに対し、市職労出身の社民市議が、社民や民主の推薦を受け、無所属で立候補する方向で検討している。

2081チバQ:2011/03/17(木) 20:08:54

 ●竹田市

 (定数1−2)
土居昌弘 41 無現1
荒巻文夫 64 無新

 自民推薦の現職と、無所属ながら自民党員の新人による一騎打ち。いずれも約60団体から推薦を受けるが、2人そろって推薦する団体も目立つ。保守票を奪い合う激戦となっている。

 現職の土居は、竹田市長になった首藤勝次の県議辞職に伴う2009年の県議補選で、無投票で初当選。再選を目指し名乗りを上げた。市内全域でミニ集会を精力的に開き、すでに2巡目に入った。県商工会議所青年部連合会長を務め、41歳の若さをアピールする。

 新人の荒巻は、合併前の旧市時代から市議を4期務め、09年には市議会議長に就任。告示まで約3カ月となった昨年12月下旬に立候補表明に踏み切った。農業を約30年間営み、カナダに農業移住した経験から、農業団体などへの浸透に力を入れている。

 ●豊後高田市

 (定数1−1)
佐々木敏夫 68 無現6

 現職の佐々木のほかに立候補の動きがなく、無投票の公算が大きい。自民会派に所属するが、幅広い支援を受けるために推薦を申請しなかった。

 ●杵築市

 (定数1−1)
衛藤明和 63 無現1

 前回、自民現職を破って初当選した無所属現職の衛藤のほかに立候補の動きがなく、無投票再選となりそうだ。

    ×      ×

 (注)文中敬称略。立候補予定者は氏名、年齢、所属、現元新別、当選回数。並びの優先は(1)現元新(2)政党公認(衆院勢力順)、無所属(3)当選回数(4)五十音−の順。


=2011/03/07付 西日本新聞朝刊=

2082チバQ:2011/03/17(木) 20:10:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/oita/20110308/20110308_0002.shtml
【県議選の構図 16選挙区情勢】<下>6人乱立で激戦区に・宇佐市 前回同様三つどもえ・玖珠郡
2011年03月08日 15:26  ■2011統一地方選・大分■

 ●宇佐市

 (定数3−6)
 末宗秀雄 56 自現2
 元吉俊博 54 自現2
 尾島保彦 58 無新
 高橋宏 58 無新
 中村明美 62 無新
 広岡利公 76 無新

 現職3人のうち、民主党県連副代表の賀来和紘が引退。自民現職2人、市議からの転身を目指す新人4人が名乗りを上げた。6人は、いずれも旧宇佐市が地盤で、3議席をめぐって激戦を繰り広げている。

 自民現職の末宗は、地盤の旧宇佐市東部での動きを活発化。賀来の地元地区にも攻勢をかける。

 自民現職の元吉は、地元の旧宇佐市西部で連日、ミニ集会を開催。引き締めに動いている。

 新人の尾島は、賀来の「後継」で社民の推薦を受けた。立候補表明がずれ込み、挽回に懸命だ。

 新人の高橋は、地域おこし団体が支援。旧安心院、院内町でもつじ立ちし知名度アップを図る。

 新人の中村は、フリースクール開校の経験を生かし、不登校児支援など福祉施策充実を訴える。

 新人の広岡は、旧市時代も含めて市議約28年の実績を強調。是永修治市長の公約実現を掲げる。

 ●豊後大野市

 (定数2−3)
 玉田輝義 48 無現1
 浅野益美 56 自新
 後藤政義 59 無新

 無所属現職、自民新人、無所属新人の3人による少数激戦となっている。合併前の旧7町村のうち、最も有権者が多い旧三重町の票の行方が焦点となりそうだ。

 無所属現職の玉田は、旧三重町職員。元市職労特別執行委員で、前回と同様に市職労の推薦を取り付けた。社民の推薦は受けていない。旧三重町を拠点に支持を広げる。

 自民新人の浅野は、前回トップ当選し、任期中に死去した佐々木哲也の「後任」を強調。自民の公認を前面に打ち出す。旧朝地町出身で、周辺部での浸透も狙う。

 無所属新人の後藤は出身地の旧三重町から大分市役所に通い、昨年、部長で退職。40年の行政経験をアピールする。高校同窓会などを通じ、旧三重町で支持拡大に動く。

 ●由布市

 (定数2−2)
 近藤和義 77 自現3
 江藤清志 73 無現3

 自民現職の近藤、民主と社民の推薦を受ける無所属現職の江藤のほかに立候補の動きがなく、いずれも無投票で4選を果たす可能性が大きい。

2083チバQ:2011/03/19(土) 10:42:48
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110315ddlk44010451000c.html
「政流」どこへ:11統一選/1 既成政党離れ進む /大分
 ◇県議選、立候補敬遠ムードも
 1月末。4月1日告示の県議選(定数44)に立候補を予定する新人は、民主県連の梶原九州男副代表と向き合っていた。「推薦要請はしない」。党員ではないが、「サポーター」として県連に登録しており当初は推薦要請方針を伝えていたが、後援会には各政党の支持者が入り交ざっており、政党色を明確にできない事情があった。これに対し、梶原副代表は「有利に戦えるのなら、一つの方法。まずは当選してもらわないと」と了承した。

 「4期目もと考えたが、勝てない。道を譲る」。民主組織委員長を務める横光克彦衆院議員(大分3区)のおひざ元・宇佐市選挙区。1月中旬、民主現職県議が不出馬を表明した。後任は社民系の新人だ。民主は社民などとの共同会派「県民クラブ」で県議会の第1会派となることを目標に、「定数3の選挙区(中津、日田、佐伯、宇佐)では会派で2人を立てる」と意気込んでいたが、宇佐では社民の基盤が強く、社民の擁立の動きを見た現職が自ら身を引いた。

 政権交代で、党勢が拡大するだろうという皮算用は、政権交代後の逆風で狂った。佐伯でも擁立は難しい情勢だ。政権交代を果たした総選挙後、自民県議の切り崩しも図り、一時は意欲を示した県議もいたが、結果的に1人も転身させられなかった。

 政党の枠組みでの選挙に苦戦するのは民主に限らない。今回の立候補予定者61人中、無所属で立つ予定は30人。前回の69人中33人より高率になった。自民公認も22人から19人に減った。引退現職の後継がいずれも推薦にとどめたほか、前回公認だった党県連役員の県議1人も推薦を希望。この県議は「支持基盤の党員減少も判断の一因」と多くを語らない。

 昨年の参院選比例代表で、県内の有権者は「みんなの党」に5万票近く投じた。民主、自民の各3分の1近くに達する。今回の統一選では大都市圏中心に地域新党も注目されているが、県内ではこうした立候補予定者はいない。

 69人が立った07年県議選と比べ、立候補者自体少なくなりそうだ。無投票当選も前回の1選挙区(国東市・東国東郡)から4選挙区に増える見通しだ。市町村合併で選挙区の枠組みが様変わりした前回の状況とは違うが、おしなべて、立候補を敬遠するムードは否定しがたく、有権者の選択肢は一層狭まる。

 2月末に大分地裁が3620万円の返還を事実上命じた県議の政務調査費問題、教員採用にかかわる口利き疑惑もあり、この4年間、県議会に有権者の厳しい視線が向けられ続けた。政党問わず議員への風あたりが強まる中、民主、自民の関係者とも「政治家になろうという人がいない」と嘆く。既成政党離れ、政治離れが進む中、有権者の中にたまり続ける不満のマグマは、どこに向かうのだろうか。

   ◇   ◇

 今月24日告示の知事選を皮切りに、本県では、統一地方選として県議選、2市長選、6市議選、2町村議選が実施される。県内政治の今を伝える。

2084チバQ:2011/03/19(土) 10:43:17
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110316ddlk44010358000c.html
「政流」どこへ:11統一選/2 国と地方のねじれ /大分
 ◇自民分裂、動かぬ県市連−−別府市長選
 4月17日告示の別府市長選に向け、4選を目指す現職の浜田博市長(72)が市議会で立候補の意向を表明、新人で市議の長野恭紘氏(35)の立候補も取りざたされていた昨年12月10日夕。JR別府駅西口にある岩屋毅衆院議員(53)=自民=の事務所に同市の若手・中堅の企業経営者らが集まった。

 09年の衆院選で、岩屋氏の手足となって活動したメンバーだ。すでに市議会の自民系最大会派「自民党議員団」(12人)は浜田氏支持の色合いを深めていた。経営者らが岩屋氏を訪ねたのは「『それでも俺たちは長野で動く』と告げるためだった」という。

 長野氏は自民系少数会派「新創世会」所属の自民党員。自民県連会長でもある岩屋氏の足下で自民分裂選挙の幕が開いた。

   ◇   ◇

 社民県議出身の浜田氏は、任期を重ねる中で自民党議員団との連携を深めていった。一方、浜田氏の“身内”とも言える社民クラブ(3人)は昨年10月下旬、自民党議員団とともに視察に出かけるなど連携を深めていた。12月議会では自民党議員団から出馬の意志を問う一般質問が出たが、社民クラブ議員は質問しなかった。「すり合わせは終わっている」(数人の市議)からだった。社民県連合が1月15日に推薦を決めたのに続き、自民党議員団は1月17日、全会一致で浜田氏支持を決めた。

 「県連会長としては、自民市連が一本化しない限り、介入などできない」と話していた岩屋氏は動けない。自民市連も市長選の対応を何も決めていない。市議は浜田氏支持派が多数とはいえ、市連の女性部や青年部には長野氏支持者が多く「社民出身の浜田氏を支持する理由が分からない」などと反発もあるからだ。

 浜田氏推薦であれ、長野氏推薦であれ、態度を決めれば市連の分裂につながりかねないという見方もある。結局、岩屋氏は浜田、長野両氏陣営に「激励文」を届けた。同市長選には、元中国管区警察局長の衛藤文一郎氏(66)も立候補を表明し、三つどもえの激戦が予想される。

   ◇   ◇

 党派でまとまる国政と、地方政治のねじれ現象。ある自民県議は「21世紀は政党対政党じゃなく、中央対地方の時代」と言い切る。政権交代後、地方の声を伝える場で、「民主の『地域主権』には乗れない」とにべもない県外国会議員に対し、「地方のためになるものなら、それで良かろうが」と色をなした。

 4年前の県議選直後に誕生した民主と社民の共同会派「県民クラブ」は、社民の政権離脱後も存続している。社民県議は「県議会が国防を判断するわけではなく、国政のような民主との決定的な溝はない」と語る。民主県議は「県議会が県政のチェック機関である以上は、議会一丸となって意見を言わないと、執行部の耳に届かない。本来なら自民、公明、共産も含めた統一大会派でもいい」と、国会でひところ言われていた「大連立」を口にした。

2085チバQ:2011/03/19(土) 10:43:43
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110317ddlk44010631000c.html
「政流」どこへ:11統一選/3 合併自治体、現職の受難 /大分
 ◇財政、地域対立で問題山積
 首長選はかつて「2選目が一番強い」と言われた。最初の4年間は「失政は目立たず、成功は手柄になる」からだった。ところが、竹田市(09年4月市長選)など平成の大合併で誕生した県内の市で2期目を狙った現職候補が次々と敗れる波乱が続いている。

 「少しでも節約した金を次の事業に再投資するつもりで取り組んでほしい」。2月の国東市長選で敗れた現職候補の野田侃生さん(67)は退任の3月3日、市長応接室に集まった部長級職員を前に語りかけ、市庁舎を後にした。厳しい財政事情の中で行財政改革に取り組みながら、道半ばで去る無念さがにじみ出ていた。

 野田さんは、4町合併で誕生した初代市長が収賄容疑で逮捕され辞職した出直し選挙で告示の5日前に立候補を表明。接戦の末、初当選を果たした。

 新市が発足した05年度末の経常収支比率は101・2%。財源に対する人件費など固定的な支出額の割合で、数字が小さいほど自由に使える金が多く、100%を超えると基金取り崩しなどの穴埋めが必要だ。

 人件費の削減などに取り組み、09年度91・7%にまで回復させた。しかし、2選目を狙った市長選では、新人の三河明史さん(62)に3774票もの大差を付けられた。「選挙の取り組みが遅れた」「新人陣営の批判に強く反論しなかった」などと陣営関係者はいくつかの敗因を語る。

 一方で、誰が市長になっていてもかじ取りが難しい、合併市の難しさもあった。4年前の市長選では、旧安岐町在住の元助役が先に立候補を表明。「このままでは本庁舎を含め、何もかも安岐町に持って行かれてしまう」と危機感を持った旧国東町の関係者が野田さんを担ぎ出した。陣営は「選挙で回ってみると旧安岐町の一部には強烈なアレルギーが残っていたようだ」と話す。厳しい財政事情が続く中、大規模公共工事に取り組みにくかったことも響いたのかもしれない。

 ある市議は、「いまや地方は本当に疲弊していて、1期4年が終わった時点で『あと4年だけまかせてみよう』と言える余裕がない。三河さんもよほど頑張らないと、4年後には野田さんと同じ立場に立たされる」。

 ◇ ◇
 05年に5町2村が合併し誕生した豊後大野市。橋本祐輔さん(57)は現職候補を僅差で破り、09年4月に就任した。しかし、就任早々、行財政改革に直面した。

 市全域でのケーブルテレビ事業、公立病院の統合−−と総額約100億円の大型事業を抱える。20年には固定軽費を今より約40億円削減しなければならない。そのため、合併で膨れあがった職員を約530人から390人まで減らす計画だ。さまざまな住民サービス低下が予想される。橋本市長は「予算をかけずにサービス維持は難しい。住民の理解がなければできない」と話す。首長の苦悩は続く。

2086チバQ:2011/03/19(土) 10:44:14
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110318ddlk44010687000c.html
「政流」どこへ:11統一選/4止 県と県都、現職に存在感 /大分
 ◇1区現象手堅さ…問われる「虚心坦懐」
 24日告示の知事選には、3選を目指す無所属現職の広瀬勝貞氏(68)に対し、共産の三重野昇氏(72)、無所属の中山統氏(57)の2新人が挑戦する構図となりそうだ。広瀬氏と現・衆院議員の吉良州司氏(53)=大分1区、民主=の大激戦となった前々回のような熱気は、前回に続いて見られない。

 8年前、通産・経産省事務次官から転身した広瀬氏に対し、商社マン出身の吉良氏は「官から民へ」を旗頭に猛追した。6期24年務めた平松守彦・前知事も旧通産省OB。「後継」と目された広瀬氏だったが、当選後、「このままでは県財政が破たんする」と従来の県政を一変。厳しい行財政改革に乗り出し、箱モノも手掛けず、ようやく危機を脱した。不況の中でも順調に企業誘致し、1月の有効求人倍率も九州7県で最も良い0・62と数字に表れている。九州地方知事会長として、国の出先機関廃止の受け皿となる「九州広域行政機構」も提唱。手堅い仕事師ぶりが定着した。

 ◇ ◇
 その知事選への転身がささやかれていたのが、大分市長の釘宮磐氏(63)だ。昨年12月末、釘宮市長は後援会の幹部ら5、6人を集め、今後の身の振り方を相談した。「知事選に出るべき」という期待の声と、「知事選出馬には時期が遅すぎる」などといった反対の意見があり、意見は割れた。

 結局、釘宮市長は1月21日、3選を目指し4月17日告示の市長選に無所属で立候補することを表明した。ある後援会関係者は「本人も知事選出馬の気がなかったわけではないだろうが、勝つのは厳しい」と明かす。

 その大分市長選には、4年前も候補擁立を断念した自民市連が候補者探しを進めてきた。国政で民主が混乱する今、元民主の国会議員だった釘宮市長に対し独自候補を擁立する「最大のチャンス」のはずだった。しかし、具体的候補をあげることができなかった。ある市議は「自民に魅力がないから」と嘆くが、衆院選でも小選挙区が導入された96年以降の5回、大分市で全敗した。こうした経緯から「釘宮市長に勝つのは難しい」というムードにつながっていった。

 そんな中、10日、自民県議の安部省祐氏(51)=15日、県議辞職、自民離党=が無所属での出馬を表明。安部氏自身「元々市長をやってみたいという思いはあった」。しかし、市連とのすりあわせはこれからだ。共産も候補を擁立する方針だが、候補者はまだ選定中だ。

   ◇   ◇

 「職員に、一方的な指示はしていないが、年齢や経験の差がおごりにならぬよう、よほど自戒しないといけない」。今月9日の県議会本会議。引退する内田淳一議員の「3期目は職員との年齢差も大きくなる。パイプが詰まることがないようにと念ずるが……」との一般質問に、広瀬勝貞知事は神妙な表情で答えた。釘宮市長も3選立候補会見で、かねて「2期8年をめどとしたい」としていたこととの整合性を問われた。

 「虚心坦懐(たんかい)」を保ち続けられるのか、有権者が判断する。=おわり(この連載は祝部幹雄、梅山崇、佐野優、高芝菜穂子が担当しました)

2087チバQ:2011/03/19(土) 19:08:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news/20110319-OYT1T00479.htm?from=y10
鳩山邦夫氏の次男の二郎氏、福岡知事選出馬検討




. 4月10日投開票の福岡県知事選に、鳩山邦夫・元総務相(衆院福岡6区)の次男、二郎氏(32)が無所属での立候補を検討していることが分かった。

 二郎氏が立候補すれば、知事選は新人3人による争いとなる見通し。

 二郎氏は邦夫氏の地元・福岡県久留米市を中心に秘書として活動してきた。関係者によると、河村たかし名古屋市長が代表を務める地域政党「減税日本」との連携を視野に入れているという。

 知事選にはこれまで、民主、自民、公明、社民、国民新の5党から支持を受ける元内閣広報官・小川洋氏(61)と、共産党の推薦を受ける元北九州市議・田村貴昭氏(49)が立候補を表明している。

(2011年3月19日14時41分 読売新聞)

2088チバQ:2011/03/20(日) 14:41:30
断念はやっ
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news/20110319-OYT1T00693.htm
鳩山邦夫氏の次男、福岡県知事選出馬を断念

 4月10日投開票の福岡県知事選への立候補を検討していた鳩山邦夫・元総務相の次男、二郎氏(32)は19日、同県久留米市で取材に応じ、立候補を断念する意向を明らかにした。

 二郎氏は「既存政党の相乗りに一石を投じたいという思いだったが、経験や準備が不足していた」と述べた。当面、邦夫氏の秘書としての活動を続けるという。

 同知事選には、民主、自民、公明、社民、国民新の5党から支持を受ける元内閣広報官・小川洋氏(61)と、共産党の推薦を受ける元北九州市議・田村貴昭氏(49)が立候補を表明している。

(2011年3月19日20時28分 読売新聞)

2089名無しさん:2011/03/23(水) 22:15:09
相変わらず、大分だけ多い……
http://www5.sdp.or.jp/election/2011/election110401_01.htm

2090名無しさん:2011/03/24(木) 14:22:52
>>2089
元総理のお膝元だからですかね?

2091チバQ:2011/03/25(金) 20:39:40
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001103250003
元県議の記念碑 次々
2011年03月25日

  24日に開通した熊本市植木町と山鹿市菊鹿町を結ぶ鹿本広域農道(約17キロ)。沿道での式典で「佳境創生」と彫られた記念碑が披露された。揮毫(きごう)したのは元県議会議長の古閑三博(こ・が・さん・ぱく)氏(78)=山鹿市菊鹿町=。蒲島郁夫知事とともに名前も刻まれている。農道工事の受注業者から募った寄付で造られたが、これも含め一帯には古閑氏の名が入った碑が少なくとも八つ。負担を求められる業者の一部からは戸惑いの声も漏れるが、古閑氏は「業者側の判断」を強調する。(岩崎生之助)


  古閑氏は県議を8期務め、自民党の県連会長にも就いた実力者。2007年に引退し、現在は、鹿本広域農道の推進協議会顧問や県立装飾古墳館(山鹿市鹿央町)の名誉館長を務める。地元には「三博道路」と呼ばれる林道もあり、「道路整備が進んだのは古閑先生のおかげ」とたたえる人も少なくない。


  鹿本広域農道は、農作物の流通ルート充実などを目的に1993年度に着工。県農村整備課によると、事業費は約130億円で、国、県、市がそれぞれ5、4、1の割合で負担した。県建設業協会関係者の話では、地元では大きな公共事業で、市内外の約60業者がかかわったという。


  24日の式典には、県や山鹿市の幹部、業者ら約70人が出席。記念碑の除幕をした後、古閑氏が出席者に碑文に込めた思いを語った。中嶋憲正市長は「特に古閑三博様に格別の尽力を頂いたことを心から感謝申し上げたい」とあいさつした。


  記念碑の費用負担を求める文書は1月、受注業者のもとに届いた。「厳しい経営環境であることは十分承知」と断った上で、「受注金額の1万分の3くらい」と「相場」も示している。


  寄付に応じたという山鹿市内の業者は「また造るのかと思った。石碑が好きな三博さんの意をくんだのだろうが、もうそんな時代じゃなか。だけど、協力せんと何を言われるか分からんし……」と漏らす。別の業者は「今後を考えると少しはせんならんと思った」として、数万円を振り込んだという。


  一方、文書を出した「発起人一同」に名を連ねる建設会社社長は、「我々が計画を立てて古閑先生に書いてもらうようお願いした」。40社ほどから集めた約150万円をもとに同社の石材部で造ったといい、社長は「あくまでもお願い。嫌なら断ればいい」と語気を強める。


  同様に業者や地区の寄付などで現職時代も含めて建てられた古閑氏の名前や文言が刻まれた記念碑は、山鹿地域の道路や河川、県立装飾古墳館などにもある。


  古閑氏は取材に対し、「頼まれたから撰文(せん・ぶん)(碑文の文言を考えること)と揮毫をした。鹿本広域農道は県議時代に苦労して事業を進めてきた。それを知っていたから依頼されたんだろう。他の記念碑も、自分が『造れ』と言ったものはない。地域のためを思って努力してきたことを、皆さんが評価して下さった結果ではないか」と話した。

2092チバQ:2011/03/25(金) 23:26:39
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001103210003
統一選 広がる波紋 揺れる心
2011年03月22日

 東日本大震災が、間近に迫った県内の統一地方選にも波紋を呼び起こしている。今月24日告示の知事選を前に計画されていた公開討論会が中止になったほか、県議選では立候補予定を撤回する人も出た。知事選や県議選は、県民の意見を県政に反映させる大切な機会。立候補予定者からは「延期してほしかった」との声も漏れる。


◇知事選候補予定者 「延期してほしかった」
 「正直言って延期してほしい」。知事選で3選を目指す古川康氏(52)は、告示に向けた18日のインタビューでそう語った。「(告示後の選挙運動に)全力投球するのが有権者への礼儀だが、(震災後の公務で)中途半端になってしまう不安がある。本当は、選挙と被災者対策にそれぞれ集中できる環境をつくってほしかった」
 震災発生の2日後に予定していた自らのマニフェスト発表会も延期し、「安全・安心」を前面に打ち出すよう見直しを進めている。「訴え方や名前の連呼も、地域での反応を見ながらやる部分が出てくると思う」と、告示後の活動の手法を模索している。
 統一地方選延期の臨時特例法について、被災地だけではなく、全国規模での延期を主張した共産党公認の県委員長、平林正勝氏(63)も、4月投開票に否定的だ。「今も食料や医薬品が足りない被災者がいて、日本が総力を挙げる時。県民も刻々と変化する現地の様子を心配する中、果たして県政の今後4年間の選択ができるのか」
 しかし知事選の実施が決まった以上、「立候補しないと現在の県政を認めることになる」と平林氏。玄海原発でのプルサーマル発電の停止など「県民の安心・安全」を最優先に訴えるつもりだが、「当初一番に訴える予定だった雇用や医療の問題を、どう訴えていくか考えている」とも話す。
 18日に予定されていた青年会議所主催の公開討論会は中止に。平林氏は「県民感情に配慮しながら、十分な政策論戦を保障すべきだ」と、別途、討論会を実施するように県選管に要望した。


◇県議選、運動自粛検討始める会派も
 一方、4月1日に告示される県議選では、佐賀市選挙区で無所属での立候補を予定していた新顔の男性(54)が、今回は見送ることを明らかにした。理由は被災地でのボランティアに参加するためという。すでにミニ集会を開くなどしていたが、「今は選挙を優先できない。被災地の受け入れ条件が整うまでボランティア活動の準備をする」。
 福岡や鹿児島などの県議会で選挙運動の一部自粛の動きが出る中、佐賀県議会でも検討を始める会派が出てきた。
 自民党は23日の議員団総会で震災を受けての選挙活動の在り方について意見を出し合い、対応を申し合わせる予定。党県連幹事長の木原奉文県議は「他県で決まったように、朝夜に時間を区切りマイクを使った街頭演説を自粛するのが良いのかどうか、話し合いたい」という。
 民主・社民系会派の「県民ネットワーク」も対応を協議。議会で選挙運動の自粛などを申し合わせる場合には、「個人演説会の呼び込みや最終日の『マイク納め』などを除き、朝夕各2時間ずつはマイクや拡声機の使用を自粛する」といった方針を確認した。
 公明党県本部は、県議選や市議選といった統一地方選を控えた議員に「当面の議会報告会の自粛」を指示したという。告示後の選挙運動について、県本部代表の伊藤豊県議は「当然配慮していかなければならず、今後の状況に応じて対応していきたい」と話した。
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2093チバQ:2011/03/25(金) 23:27:23
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491103220001
県議選の構図(1)
2011年03月19日

 統一地方選前半戦の県議選は、4月1日の告示まで2週間を切った。4年前の前回選挙後、さらに進んだ市町合併により、今回から選挙区数は一つ減って16になる。立候補が予想される顔ぶれと選挙戦の構図を紹介する。(敬称略)


■長崎市 県内最多18人名乗り


 県内16選挙区で最多の18人が名乗りを上げる。無党派層が多いとされる選挙区で、混戦が予想される。


 民主は連合傘下の労組が中心となって組織を固める。高比良末と渡辺は三菱重工労組、深堀は電力総連、陣内は自治労の支援を受ける。旧三和町長から県議に転じた高比良元は独自のマニフェストで訴えに力を入れる。


 自民は民主に対する批判票を取り込んで県都での議席拡大を狙う。現職野本、中山、下条のほか、長崎市議から転じる小森、前田が立つ。


 公明は江口と川崎の現新2人を擁立する。共産は堀江、社民は金子がそれぞれ再選を目指す。無所属では現職浅田のほか、元職押渕、市議出身の新顔岩永と中村が名乗りを上げている。


 東日本大震災の発生で県庁舎移転問題に注目が集まる。堀江、浅田は明確に移転反対を主張している。


■大村市 現元新の4人が激戦


 当選4回の自民のベテラン吉川豊(76)は引退する。残る自民の2現職と民主元職、無所属新顔の4人が激しい前哨戦を繰り広げている。


 小林は党県連政調会長など要職を務める強みをアピール。前回の最下位当選から票の上積みを狙う。


 野口は前回トップで3選を果たしたが、今年2月にパーティー券問題で県議会の議会運営委員長を辞任。組織の引き締めを図っている。


 高見は無所属で立候補した前回、13票差で次点に泣いた。今回は民主が公認し、社民の支援も得て再挑戦する。「環太平洋経済連携協定(TPP)の締結反対」を訴える。


 松本の父は松本崇大村市長。若さを強調し、父が昨年10月の市長選で5選した勢いにも乗って初当選をめざす。


■西海市


 自民現職と無所属新顔の対決となる公算が大きい。


 西海市の誕生に伴って前回選挙から独立した1人区になった。3選をめざす瀬川は前回、保守系現職同士の一騎打ちを制した。「地場産業を育て、若者の働く場を作ることが急務。1人区で当選してきた責任を果たす」と訴える。


 対する田崎は民主県連の政治スクールで学び、民主の推薦を受けて立つ。「このままでは地域の衰退が進む」と県政刷新を訴える。


■西彼杵郡


 今のところ立候補を予定しているのは自民のベテランと民主新顔の2人だけ。無投票の可能性もある。


 議長経験もある三好は、長年の実績を前面に出しつつ「長崎の自然を大切にする施策を」と主張する。連合長崎の推薦を受け「労働者代表」をうたう浜口は、地方議会改革を進めたいと訴える。

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2094チバQ:2011/03/25(金) 23:27:49
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491103220002
県議選の構図(2)
2011年03月20日

■佐世保市・北松浦郡 合区の9議席に11人


 旧佐世保市区(定数8)と旧北松浦郡区(同1)が合区。定数は両区を合わせた9が維持された。


 自民は前回、旧市区で2人が落選。今回は公認を実質1減の5人に絞って臨む構えだった。ところが、党県連幹事長だった松田正民が理事長を務めていた社会福祉法人で政治資金パーティー券の購入問題が発覚、松田は3月になって立候補を取りやめた。


 現職最多の11選を目指す宮内、漁協の後押しを受ける溝口は、立候補を断念した松田の支持層が多い旧郡区への浸透に動く。5選を狙う田中は市南部を中心に集会を重ねる。外間は返り咲きに向けて企業回りに懸命だ。


 民主は現有2議席の維持を目指す。久野は出身の佐世保重工労組が全面支援。父・正彦が前農林水産相の山田は女性への浸透を図る。


 公明は前回トップ当選した県代表の織田、社民も県代表の吉村を擁立し、それぞれ1議席死守を目指す。みんなの党は昨夏の参院選で落選した元佐世保市議の中嶋を県内唯一の公認候補として立てる。共産も擁立を検討中だ。


 末次は「真の地方分権を」と訴え再選を目指す。北村は自民推薦を得て町議からの転身を狙う。


■平戸市


 今のところ、名乗りを上げているのは再選を目指す西川だけだ。


 西川は自民党平戸支部幹事長や平戸市議会議長を経て2009年の県議補選に無所属で立候補し、初当選した。今回も「支持者が自民、民主両党にまたがる」として政党の公認は受けずに挑む。


■松浦市 10年ぶりの選挙戦へ


 4選を目指す永淵と、市議から転じる友田が立候補を表明している。永淵が初当選した2001年の補選以来10年ぶりの選挙戦となりそうだ。合併した福島・鷹島の旧両町が加わる初の戦いとなる。


 党松浦支部長の永淵は当選3回の実績を前面に出す。漁協や農協の支援を受け、旧町にも後援会を設けて組織固めを進めている。


 友田は昨年末、民主党4区支部幹事長を辞任した。友田は「党派で決めてほしくない」と幅広い支持を訴えて無所属で立つ構えだ。


■東彼杵郡


 立候補を表明しているのは3選を目指す中島だけ。無投票の公算が大きい。


 中島は出身地の波佐見町のほか川棚町にも事務所を開き、支持者の集会を活発化させている。民主党系の新顔擁立を模索する動きもあったが、同党への逆風が強まる中で断念に至った。(敬称略)

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2095チバQ:2011/03/25(金) 23:28:14
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491103230001
県議選の構図(3)
2011年03月21日

■諫早市 元職加わり混戦に


 4現職に経験豊富な元職が加わって混戦状態だ。


 国営諫早湾干拓事業の常時開門を命じた福岡高裁判決を菅直人首相が受け入れた昨年末以降、開門反対を訴えてきた市民や農民たちの間では民主に対する批判が強まっている。開門については5人全員が「反対」の立場をとる。


 再選をめざす山口は旧町部で人口の多い旧多良見町が地盤。連合長崎や三菱重工労組などが組織固めを急ぐ。


 7選を狙う八江は知名度を生かして後援会組織をフル稼働させている。3選をめざす北浦は合併前の旧市を中心にこまめに回る。再選をめざす中村は地盤の旧小長井町など旧町部で支持を掘り起こす。自民3現職はいずれも景気・雇用対策の必要性を訴える。


 橋村は2009年4月の市長選で、わずか344票差で次点に泣いた。県議3期と旧森山町長の経験を前面に打ち出して「市周辺部の疲弊の解消」を訴え、旧町から市中心部へ攻め込む構えだ。


■南島原市 半島唯一の激戦区に


 現職2人と新顔1人が2議席を争う。島原半島で唯一の激戦区となりそうだ。元南有馬町議長も立候補を予定していたが、断念した。


 県議長の末吉は、公務で地元対策が手薄になりがち。「世代交代の風を受けると危ない」と陣営を引き締め、県議6期の実績を訴える。


 松島は、後ろ盾の父親が昨年4月の市長選で落選し、危機感を強める。若さをバネに県政刷新を訴え、辻立ちやミニ集会にも力を入れる。


 中島は元加津佐町議で、前回県議選では松島を支援した。今回は家業でもある建設業界の支持を基盤に「地域の声を県政に」と訴え、戦いの相手を松島に絞る。


■島原市


 現職の2人以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。


 昨夏の参院選に意欲を見せたものの候補者選考に敗れた加藤は、幅広い農業関係票を柱に盤石の態勢を固め、県政の実績を訴える。


 楠は無所属で立ち、民主と社民の推薦を受ける。政務調査費の使途で批判を浴びたが、支持層を手堅くまとめている。


■雲仙市


 現職2人のほかに動きはなく、無投票の公算が大きい。


 旧国見町など島原半島の有明海側を地盤とする徳永は、手堅く地盤をまとめ、幅広いスポーツ関係票も狙う。


 金沢は旧小浜町に会社の事業所を持ち、半島の橘湾側を地盤とする。地域振興を訴え、農林水産関係票票や商工団体の支持を固める。

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2096チバQ:2011/03/25(金) 23:28:47
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491103230002
県議選の構図(4)完
2011年03月22日

■五島市 現新一騎打ち 激戦


 3選を目指す山田に新顔の柿森が挑む一騎打ちの公算が大きい。2009年の衆院選小選挙区、10年の参院選選挙区の五島市での得票は自民が民主を上回っており、激戦が予想される。


 山田は06年の補選で自民新顔を45票差で破って初当選。07年の前回は約4千票差で自民新顔を下して再選した。過去2回は無所属で立ち、民主公認は今回が初めて。県道改良や難病患者の船賃割引などを「実績」として掲げる。


 柿森は旧奈留町出身。町議と五島市議を合わせて20年務め、その経験を打ち出しながら福江での浸透を図る。市観光協会長を3年務めており、交流人口の拡大を掲げ、支持を訴えている。


■対馬市 自民票の動向に注目


 初の民主公認を受けて再選を目指す永留に、自民元職の坂本、無所属新顔の中原、波田が挑む。2007年の前回は、当時現職だった坂本を永留が232票差の小差で破った。中原、波田も自民公認を視野に入れていたことから、自民票の動向にも注目。保守票の奪い合いが予想される。


 永留は市内各地区で県政報告会を定期的に開いて実績を訴えてきた。坂本は自民支持層の票固めを図る。中原は自衛隊父兄会県支部連合会の推薦を受ける。波田はミニ集会を重ねて支持を訴える。


■壱岐市 


 3選を目指す山口に、自民推薦を受けて山本が再び挑む。3人が立った前回は、山口が次点の山本に約3千票差をつけて勝利した。


 山口は「経済が疲弊する壱岐をよみがえらせる」と、特産品のブランド化、船賃の引き下げ、市民病院の医師不足の解消を掲げる。


 山本は、秘書を務めた谷川弥一衆院議員の支援を受ける。体験型観光の振興などを通じ「壱岐の産業同士の連携を図りたい」と訴える。


■南松浦郡


 自民現職の馬込に、無所属で民主推薦の末竹が挑む構図が固まってきた。


 定数が1減った前回は5人が乱立、自民は現職だった馬込を推薦にとどめ、別の公認候補を立てる異例の展開だった。今回は馬込で一本化、厚い保守地盤を固める。


 末竹は前回も民主推薦で出たが、得票は第4位と低迷した。落選後は民主県連代表の衆院議員山田正彦の秘書を務めた。その支援を受ける。

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2097チバQ:2011/03/25(金) 23:48:01
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103190005
【県議選の行方】

三つどもえ戦の様相
2011年03月17日

◆直方市(定数1)
香原勝司43 自新
高木直行55 無新
野下昭宣70 無現(3)

 前回まで4回連続で同じ顔ぶれの一騎打ちだったが、今回は三つどもえ戦の様相だ。

 香原は立候補に備え、2期途中で市議を辞職。市議時代の経験と若さを強みに、産業支援などを訴えている。

 麻生太郎元首相の秘書出身の高木は、秘書時代の経験と人脈を生かし、県と地元のパイプ役を目指している。

 野下は鞍手インターチェンジ周辺の整備など4年間の実績を強調。農政連の推薦を受け、農家の支持が厚い。

■現職に新顔挑む

◆飯塚市・嘉穂郡(定数2)
吉村敏男62 民現(3)
江藤秀之50 自現(2)
税田康文70 無新

 前回までの旧飯塚市区に旧4町と桂川町を編入した。

 県連幹事長の吉村は、前回は旧嘉穂郡・山田市区で当選。旧飯塚市区の現職吉柳順一との調整で、吉村の擁立が決まった。出身母体の自治労を中心に組織固めを図る。

 前回トップ当選の江藤は、新たに編入された地域で知名度向上を目指す。自民支部の組織を軸に企業の推薦獲得を図る。公明党県本部と農政連の推薦を得ている。

 介護福祉サービス会社経営の税田は「無投票阻止」を掲げ、行財政改革を訴える。

■前回と同じ構図

◆田川市(定数1)
浦田憲一(68)自現(2)
古賀靖典(46)無新

 自民現職の浦田に社民と民主推薦の古賀が挑む前回と同じ一騎打ちの公算が大きい。

 浦田は公明党県本部や農政連からも推薦を得た。企業や団体の朝礼を回ったり、夜はミニ集会で政策を訴えたりして、自民支持層を軸に浸透を図る。

 元県職員の古賀は出身の自治労を中心に展開。昨秋ごろから早朝に街頭演説を始めたほか、校区ごとに支援者へのあいさつ回りを強める。

■元教員一騎打ち

◆宮若市・鞍手郡(定数1)
塩川秀敏(62)自現(1)
豊福明子(50)無新

 元教員の一騎打ちになりそう。支持層はやや異なる。

 現職の塩川は元高校教員。地元をこまめに回り、あいさつに参加した催しは1年で600を超えるという。公明党県本部と農政連の推薦も得て保守層の取り込みを図る。

 一方、元小学校教員の豊福は日教組教文局次長を務めた経験を持ち、民主、社民両党からの推薦を得た。教育環境や高齢者福祉の充実などを訴え、浸透を目指している。

■引退議員票争う

◆田川郡(定数2)
大島道人(58)自新
冨原茂昭(67)社現(2)
神崎聡(48)無新

 3人が立候補を表明。引退する自民現職日野喜美男の票の行方に注目が集まる。

 大島は日野の後継として、自民支持層への浸透を図る。公明党県本部や農政連も推薦。福智町議長時代などに培った人脈を生かし、福智町以外での知名度アップを急ぐ。

 3選を目指す冨原は、地元川崎町を中心に自治労などが支援を強化している。ミニ集会や県政報告会などでは2期8年の実績と経験を強調し、支持を訴えている。

 前回に続く挑戦となる神崎は添田町が地盤。2月20日に同町で開いた決起大会には約600人が集まった。自民、公明党県本部のほか農政連の推薦も得て支持拡大を目指す。

■現職が7選狙う

◆嘉麻市(定数1)
吉原太郎(76)自現(6)
井上誠二(52)無新

 旧嘉穂郡・山田市区が嘉麻市だけになり、定数3が1になった。7選を目指す吉原は医師連盟や後援会を中心に支持を固める。農政連推薦も得た。不動産会社社長の井上は今月、立候補を表明。地元の旧稲築町を中心に浸透を図る。

2098チバQ:2011/03/25(金) 23:49:20
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103190004
定数増 6人が名乗り
2011年03月17日

◆久留米市(定数5)
中村誠治55 民新
十中大雅57 自現(1)
原口剣生56 自現(3)
田中正勝59 公現(4)
清田信治54 無現(3)
江口善明36 無新

 広域合併に伴い田主丸、北野、三潴、城島の旧4町が久留米市区に入り、定数は1増。6人が名乗りを上げる。

 原口と十中は農政連の推薦を受け、旧郡部への浸透を目指す。前回トップ当選の原口は女性の集いを開くなどして票の上積みを図る。十中は地元の企業・団体から300近い推薦を集めた。校区ごとのミニ集会など精力的だ。

 党県本部副代表の田中は、創価学会などの支援や小学校教員時代に培った人脈を活用して支持を集めている。

 清田は民主や連合福岡の推薦を取り、社民にも推薦願を出した。「新選挙区では新顔」と旧4町も細かく回る。

 昨年まで国会議員の秘書をしていた中村も連合福岡の推薦を得た。地元の田主丸地区を拠点に初当選を目指す。記者出身の江口は久留米市議。旧三潴郡選出で引退する砂山惣吉の地盤を継いだ。若さで精力的に動いている。

■現職 再選目指す

◆大川市・三潴郡(定数1)
秋田章二60 自現(1)

 旧三潴郡区のうち、広域合併しなかった大木町と大川市を合わせた区割りに変更された。再選を目指す秋田以外に動きは見られない。

■3選へ基盤固め

◆うきは市(定数1)
出利葉史郎73 農現(2)

 出利葉以外に動きはなく無投票の公算が大きい。旧浮羽、吉井町地区に後援会をつくり、自民の推薦も受けるなど支持基盤を築いている。

■無投票の公算大

◆小郡市・三井郡(定数1)
井上忠敏64 自現(3)

 今回から旧北野町(現久留米市)が抜け、小郡市と大刀洗町が選挙区。井上のほかに動きはなく、前回に続き無投票の公算が大きい。

2099チバQ:2011/03/25(金) 23:50:46
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103190003
現新の6人 激戦区に
2011年03月17日

◆東区(定数4)
佐々木徹53 民現(2)
今林久62 自現(4)
長裕海57 自現(3)
大塚勝利45 公現(1)
橋本英一63 共新
外井京子53 ネ新

 現職4人と新顔2人が争う激戦区になっている。

 佐々木は駅前の辻立ちのほか、後援会の結束を図っている。今林は自民党県連幹事長として多忙の中、昨年まで務めた議長経験などを強調。長は後援会のミニ集会や支援企業の朝礼などにも出席して浸透を図っている。

 大塚は支援者を集めたミニ集会を重ねつつ、国会議員との街頭演説にも意欲的だ。橋本は街頭演説のほか、支持者や農協関係者などと意見交換を行う。外井はスーパーの駐車場などに立ち、福岡市議8年間の実績などを訴える。

■引退議員票の行方が焦点に

◆博多区(定数3)
堤かなめ(50)民新
井上貴博(48)自現(2)
高橋雅成(53)公現(2)
岩本壮一郎(30)み新
川崎智浩(46)無新 

 現職2人と新顔3人の争い。元自民党県連会長で今期限りで引退する新宮松比古が残す票の行方が、勝敗を左右しそうだ。

 昨夏の参院選で落選した元大学教授の堤は女性団体や同窓生らの支援を受ける。

 井上は街頭活動よりも支持者の集会を重視し、生活に密着した政策を訴える。

 高橋は辻立ちのほか、地元市議らと10〜15人程度の集会を開いて実績をアピール。

 投資顧問会社代表の岩本は、経営者や博多祇園山笠の仲間の集いで政策を訴える。政治団体代表の川崎は勤めていた会社やPTAの関係者らを中心に支持を呼びかける。

■民主の新顔らが自公現職に挑む

◆中央区(定数3)
原中誠志52 民新
鬼木誠38 自現(2)
大城節子60 公現(2)
池田素子39 み新

 現職2人に新顔2人が挑む。民主が念願の議席を獲得できるか注目されている。

 自治労出身の原中は「人柄を知ってほしい」と、ミニ集会を重ねている。前回、無所属でトップ当選した鬼木は街頭や企業の朝礼などで若さと実績を訴える。

 大城は県政報告会などを開き、女性の視点を生かした政策実現を強調する。イベント会社役員の池田は辻立ちしたり、自転車で選挙区を回ったりして浸透を図る。

2100チバQ:2011/03/25(金) 23:52:09
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103190002
民・自・み、2議席争う
2011年03月18日

◆城南区(定数2)
守谷正人45 民現(1)
武藤英治59 自現(7)
堀宏行41 み元(2)

 労組や建設業界の支援で前回初当選した守谷は、平日の朝に約2時間街頭に立つなど精力的に動き、地元での支持の広がりを目指す。
 ベテランの武藤は「横のつながり」を意識した活動を展開。政令指定市と県が抱える行政の「垣根」を政治主導で解決すると訴えている。
 前回無所属で落選した堀はみんなの党からの立候補を予定。精力的な街頭演説や支援者へのあいさつ回りを柱に、返り咲きを狙う。

■現職4人が準備 無投票の見込み

◆南区(定数4)
新村雅彦58 民現(3)
加地邦雄60 自現(3)
樋口明40 自現(2)
浜崎達也55 公現(3)

 今のところ現職4人以外に立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。

 前回は無所属でトップ当選した新村は、集会で自作のスライドなどを使い、政策を訴える。加地は老人会のゲートボール会場などにこまめに出向く。2カ月で約250カ所まわった。樋口は街頭演説や県政報告会を重ね、今月に福岡市で運航が始まる水上バスの推進運動を実績として強調。浜崎は企業の朝礼などに参加して浸透を図るほか、支持者を10〜15人ほど集めたミニ集会を開き政策を訴える。

■無所属新顔が3現職に挑む

◆早良区(定数3)
宮浦寛45 民現(1)
新開昌彦53 公現(3)
古川忠62 無現(4)
松永洋幸38 無新

 宮浦は労組の支援を受ける一方、地域とのつながりを重視。精力的にミニ集会をこなし、議会改革と教育問題に取り組む姿勢を強調している。

 新開は国会議員を招いた講演会などで支援者に3期の実績をアピール。「油断は禁物」とあいさつ回りなどを精力的にこなしている。

 古川は「普段どおりの選挙」を合言葉に5期目を狙う。この4年間の実績や地方分権、議会の活性化について語り、支持を求めている。

 松永は外資系の保険会社員。議会改革を公約に掲げ、「民意を反映させた県政を取り戻す」と主張。街頭活動に取り組む考えだ。

■定数が1増に 3人以上意欲

◆西区(定数3)
仁戸田元気31 民新
田中久也77 自現(10)
野原隆士53 無新

 定数が1増えた。3人が名乗りを上げたほか、男性1人が立候補を模索している。

 松下政経塾出身で菅直人首相の秘書も務めた仁戸田は同年代の支援者らと自転車で支援を呼びかけるなど、若さを前面に知名度アップを図る。

 11期目を目指すベテラン田中は県議会で積み上げてきた実績を強調。県政の「旗振り役」を目指し、山積する地域課題の解決を唱える。

 県職員OBの野原は3度目の挑戦。今回は自民と農政連の推薦を得た。支援の輪を広げるため、あいさつ回りなどに余念がない。

2101チバQ:2011/03/25(金) 23:53:25
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103190001
定数1減の2に4人
2011年03月18日

◆大牟田市(定数2)
高岡新70 自現(7)
田中秀子49 自現(4)
中西倫仁50 共新 
大橋克己43 無新 

 三池郡(旧高田町)が選挙区から外れて定数が1減ったが、4人が名乗りを上げる。

 高岡は県議7期で培った「高岡党」とも呼ばれる後援会組織をバックに、自らも丹念に歩いて支持を固める。田中は全国初の女性議長。県とのパイプ役を合言葉に三井系企業のほか、農政連や漁連などの推薦で支持を広げる。2人とも公明党県本部の推薦も得て、票の上乗せを目指す。

 中西は前回に続く挑戦で、前々回に失った共産の議席回復を市議団と共に唱えている。元病院課長の経歴を持ち医療関係にも浸透を図る。

 大橋は市議を辞職して挑戦。民主と社民の推薦を得たほか連合も支援。前回トップ当選し任期中に死去した故石橋保則氏の後継者だ。

■自民現職に新人が挑む

◆柳川市(定数1)
江口吉男61 自現(6)
椛島徳博54 無新 

 合併で柳川市になった旧大和町と旧三橋町を含む区割りになった。旧柳川市区(定数1)で6選した江口に椛島が挑む構図になりそうだ。

 江口は過去2回は無投票で12年ぶりの選挙戦。元自民党幹事長の古賀誠衆院議員と関係が深い。「流通の土台づくり」などの政策を訴える。


 椛島は民主の野田国義衆院議員の元秘書。「政党にとらわれず地域の声を政治に届けたい」と無所属を選択。農業振興や有明海再生を掲げる。

■区割り変更 新顔対決か

◆八女市(定数1)
桐明和久52 自新 
近藤雅幸38 無新 

 旧八女郡選挙区から旧上陽町が加わった。2008年の補選で当選した自民現職が退き、新顔対決になりそうだ。

 桐明は党の八女市支部長で建設会社長。農政連の推薦を受け、建設業界や青年会議所、PTA関連団体などに浸透を図る。元大牟田市職員の近藤は八女市議からの転身。連合福岡の推薦を受け、市議時代の地盤を柱に、若さを生かして活発に動いている。

■無投票の公算大

◆みやま市(定数1)
板橋聡43 無新

 3町合併でみやま市区となって初の県議選。板橋は7期目の自民現職板橋元昭の長男で、自民公認を申請中。後援会や地元の青年会議所などから幅広い支援を受けており、ほかに動きはない。

■現職7選めざす

◆筑後市(定数1)
蔵内勇夫57 自現(6)

 知事選を目指した蔵内は一転して県議7選を目指す。ほかに動きはなく無風状態だ。

■今回も無風か

◆八女郡(定数1)
重野正敏70 農現(5)

 旧八女郡区のうち旧上陽町が八女市区に入れられ、外れた。4期連続無投票当選の重野以外に動きはなく、今回も無投票の公算が大きい。

2102チバQ:2011/03/25(金) 23:54:50
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103200001
3議席に5人激戦か
2011年03月20日

◆小倉北区(定数3)
原田博史44 民現(1)
中村明彦56 自現(7)
壱岐和郎54 公現(1)
永田浩一45 共新
佐藤栄作27 み新
 定数は前回から1減の3。現職3人と新顔2人の計5人が立候補を表明し、激戦の様相だ。震災後は街頭活動を控え募金活動をする党もある。
 再選を目指す原田は、民主党衆院議員の城井崇の元秘書。強まる政権への逆風を警戒しながら、支援企業や組織へのあいさつ回りを続ける。
 元自民党県連幹事長の中村は経済界に厚い支持基盤を持ち、これまで4回連続トップ当選。民主政権への批判を追い風に組織固めを進める。
 壱岐は銀行支店長の経歴を持ち、公明党小倉支部連合会長を務める。支持母体の創価学会を中心に教育問題などを訴えて支持拡大に走る。
 共産は、2期務めて前回は次点で落選した八記博春が北九州市議に転身。今回は党職員の永田を擁立し、議席奪回を狙う。
 佐藤は昨夏の参院選にみんなの党から出た前職佐藤正夫の長男。父の支持基盤を引き継ぐとともに、新たな支持者獲得を目指す。


■現・新各2人2議席争う
◆門司区(定数2)
川端耕一41 自新
森下博司61 公現(4)
楪一早雄42 み新
井上敏和37 無現(1)
 現職と新顔の計4人で2議席を争う。共産は擁立を見送ったが、前回議席を失った自民が奪回を狙うほか、既存政党批判層の受け皿を狙うみんなも加わり、激戦模様だ。街頭活動は4氏とも東日本大震災の発生後は控えている。
 川端は元北九州市議。党国会議員を招いて集会を開くなど基盤固めを進めてきた。
 公明党県幹事長の森下は支持基盤の創価学会を中心にミニ集会などで支持拡大を図る。
 元事務機器販売会社員の楪は街頭活動で「しがらみのなさ」を強調する。
 井上は民主、社民の推薦を得て戦う。政権批判のあおりを警戒しながら地元回りをする。

■3議席に4人
◆小倉南区(定数3)
泉日出夫43 民現(1)
吉村悠25 自新
二宮真盛57 公現(3)
高瀬菜穂子50 共元(2)
 定数3のところに民、自、公、共の4党が候補を擁立し少数激戦の模様。
 経営指導会社の所長などを経て前回初当選した泉は、民主への逆風に危機感を強めながら支援者へのあいさつ回りを続ける。
 吉村は、今期限りで引退する1期目の自民吉村朋美の長男だ。雇用促進などを訴え、若さをアピールしながら地盤継承を目指す。
 保険代理業や医療機器会社員の経験がある二宮は前回トップ当選を果たした。支持母体の創価学会を中心に支援拡大に努めている。
 元中学校教諭の高瀬は2期務めたが、前回は673票差の次点に泣いた。議席奪回を目指し、幅広い層に支持を呼びかけている。

2103チバQ:2011/03/25(金) 23:55:33
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103200002
現職・新顔一騎打ち
2011年03月20日

◆行橋市(定数1)
岡田博利63 無現(3)
田中純64 無新 
 現職で4選を目指す岡田に加え、昨年2月の行橋市長選で惜敗した会社役員の田中が2月中旬になって立候補を表明。市長選とほぼ同じ、現職に田中が挑む構図となった。
 市長選では田中が敗れたとはいえ、現職との票差がわずかに79票だっただけに、岡田陣営は危機感を強めている。公明党県本部や県農政連、自民党行橋市支部の推薦に加え、連合福岡の支持を得るなど組織固めを進めている。
 田中は行橋市長選に連続7回挑戦しており、知名度は高い。大きな組織や団体の推薦は受けず、草の根の支持拡大を目指す。若手支持者を中心に、市長選の余勢をかって女性の支持も取り込み、上積みを目指す。

■5期連続無投票か
◆築上郡・豊前市(定数1)
後藤元秀60 自現(5)
 6選をめざす後藤のほかに立候補の動きはなく、5期連続無投票の公算が大きい。地元の食材を使った石釜料理による地域おこしを提唱するなど、ソフト面の政策立案を強調している。

■現職以外動きなし
◆京都郡(定数1)
畑中茂広58 無現(1)
 前県議の町長選転出による昨年5月の県議補選で議席を得た元豊津町長の畑中以外に立候補の動きは今のところなく、無投票になりそう。畑中はすでにみやこ町と苅田町に後援会事務所を構えた。

2104チバQ:2011/03/25(金) 23:56:35
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民・自・み、1議席争う
2011年03月20日

◆八幡東区(定数1)
諏訪下勝造55 民現(1)
津田公治55 自新
平原潤42 み新
 定数が1減の1に。現職1人に、自民とみんなの新顔が挑む三つどもえの争いだ。
 前回は無所属で当選した諏訪下は民主公認で再選を目指す。新日鉄など連合傘下の労組の支援を受ける。地域の会合にも顔を出している。
 津田は昨夏の参院選に転じた大家敏志の後継者として、大家の支持者らの応援を受けて自民支持層への浸透を図っている。
 平原は元北九州青年会議所理事。支持者へのあいさつ回りを進め、民主、自民に不満な有権者をつかもうと知名度アップに力を入れている。

■現職4氏と新顔の混戦
◆八幡西区(定数4)
岩元一儀51 民現(2)
縣善彦58 自現(3)
松尾統章38 自現(3)
松下正治41 公新 
真島省三48 共現(1)
 今回から1減になったが、定数4は北九州市内の選挙区で最多。現職4人と新顔1人による混戦になりそうだ。
 岩元は連合傘下の労組の推薦を得た。県政報告会を重ね、党への逆風による支持離れの食い止めに懸命だ。
 縣もミニ集会を続けてきた。定数減で当選ラインが上がるとみて従来の支持層に加え無党派層へ浸透も目指す。
 前回まで3回連続トップ当選の松尾は、地元の八幡西区南部を中心に支持基盤の引き締めに力を入れている。
 松下は元市職員。4期で引退する現職の後継者として支持者へのあいさつや名前の売り込みに励む。
 真島は県内唯一の共産現職としてミニ集会などに懸命。党も重点区に位置づけて、支持拡大に力を入れている。

■民・自の現職に共の元職が挑む
◆若松区(定数2)
野村陽一43 民現(1)
中尾正幸46 自現(2)
山口律子62 共元(1)
 前回と同じ3人が2議席を争う。いずれも東日本大震災の発生後は街頭活動を控えている。
 前回無所属の野村は民主公認で再選を目指す。北九州市議の妻の協力も得て支援者回りを進め、支援者や企業回りを中心に支持拡大を図る。
 前回トップ当選の中尾は地域のイベントなどにも頻繁に出席。農政連の推薦を受け、自民市議らと連携して支持基盤固めを進めている。
 山口は前回失った議席の奪回を目指す。教員時代の人脈も生かして幅広い層からの支持獲得を狙う。

■民・共一騎打ち
◆戸畑区(定数1)
冨田徳二55 民現(4)
藤井広子26 共新
 5期目を目指す民主現職に若手の共産新顔が挑む。
 元新日鉄社員の冨田は同社労組に支持基盤を持ち、連合に加盟する労組へのさらなる浸透を図る。病院職員の藤井は医療政策や高齢者福祉の充実、若年層の雇用拡大などを訴え、党支持層以外への浸透も目指す。

2105チバQ:2011/03/25(金) 23:57:47
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103220002
現職2人に新顔挑む
2011年03月20日

◆遠賀郡(定数2)
助信良平57 民現(3)
松本国寛54 自現(3)
三角善彦39 無新 

 前回は無投票だったが、今回はともに4選を目指す現職2人に新顔が挑む。

 助信は連合傘下の労組の支援を受けるほか、同じ県議だった父親の代からの支持層を固め、党より個人を前面に押し出す。

 松本は県農政連の推薦を得たほか、郡内4町にそれぞれ事務所や担当者を置き、集会を開くなど支持固めに力を入れる。

 元岡垣町議の三角は知名度アップを狙って街頭演説を重ねている。4町で人口最多の地元、岡垣町を重点に「岡垣から県政へ」と訴えている。

■現職のみ無風か

◆中間市(定数1)
貞末利光55 自現(4)

 5選を目指す貞末以外に目立った立候補の動きはなく、前回に続き無投票の公算が大きい。今期は議長を務めた貞末は県農政連など推薦団体は約200団体に及ぶ見込み。ミニ集会にも力を入れる。

2106チバQ:2011/03/25(金) 23:58:54
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103220001
4新顔、2議席争う
2011年03月22日

◆宗像市(定数2)
花田洋62 民新
伊豆美沙子52 自新
福田昭彦52 無新
吉武邦彦55 無新

 定数が1増え、3期務めた山田勝智の引退を受けて新顔4人が争う激戦だ。

 花田は市議3期の地盤に、連合福岡の推薦、社民の支持を加えて支持を広げる。自民の伊豆は女性の立場から放送番組などで活動し、農政連などの推薦を受ける。両者は激突した元県議の2世同士だ。

 市議から転身する福田は、住宅地を中心に無党派層の獲得を図ろうと連日、街の交差点に立つ。山田の後継である観光協会長の吉武は、旧玄海町を足場に農政連の推薦、連合福岡の支持も受け、挑む。

■自・民対決に市長選余波も

◆古賀市(定数1)
田辺一城30 民新 
前田宏三62 自現(2)

 3期目をめざす自民現職に民主新顔が挑み、昨年11月にあった市長選の余波も絡む。

 田辺は連合福岡の推薦、社民の支持を受け、新聞記者の経験を軸にミニ集会を重ねて支持層を開拓する。市長選で敗れた前市長の支持者の多くが支持に動いている。

 元市議会議長の前田は公明党県本部と農政連の推薦や自民系市議の支持を受ける。市長選では現市長を応援した。商工団体などの支持基盤固めと地域回りに精を出す。

■自民の現職に民主新顔挑む

◆福津市(定数1)
越本隆志40 民新 
阿部弘樹49 自現(1)

 プロボクシング元世界王者の民主新顔が、合併前の旧津屋崎町長で、2期目をめざす自民現職に挑む。

 越本は連合福岡の推薦、社民の支持を受け、「県政のリングへ」と唱え、ジムのある旧福間町を拠点に、無党派層への浸透にも力を入れる。

 阿部は2009年2月の市長選と同日の補選で当選した。医師で地元の神社宮司でもあり、農政連の推薦を受け、支持層を広げている。

■無投票が一転20年ぶり選挙

◆前原市・糸島郡(定数2)
川粼俊丸60 民現(1)
月形祐二52 自現(2)
岡村一伸56 無新 

 5期連続の無投票とみられていたが、3月に入って岡村が立候補を表明。年ぶりの選挙戦となる見通しだ。

 再選を目指す川粼は連合福岡の推薦を受け、自治労や地元の党衆院議員が支援する。農政連推薦の月形は小学校区ごとに支部がある後援会を軸に3選をねらう。岡村はバイオディーゼル燃料事業など環境面の取り組みをアピールする。

■共産擁立見送り 戦後初無投票か

◆粕屋郡(定数3)
小池邦弘50 民現(1)
吉松源昭42 自現(2)
上岡孝生60 公現(3)

 現職3人以外に動きがない。前々回に候補者を立てた共産も擁立を見送り、戦後初の無投票の公算が大きい。

2107チバQ:2011/03/26(土) 00:00:32
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41001041103230001
単独区 5人争う激戦
2011年03月23日

◆春日市(定数2)
岸本善成36 民現(1)
中村孝三61 み新 
中牟田伸二53 無新 
平山喜基35 無新 
松尾嘉三42 無新 

 春日市・筑紫郡区から単独区になった。計5人が立つ激戦区だ。

 唯一の現職の岸本は前回、議席を独占していた自民の一角を崩して初当選した。民主逆風のなか、支持者回りで議席死守を目指す。

 自民は元県議を伯父に持つ中牟田と、元市議の松尾の2人を推薦した。農政連からの推薦も取り付け、再び議席独占をねらう。中牟田は化学商社員や建設会社員の経験を持ち、不動産会社長の松尾は党支部役員も務める。

 4回目の挑戦となる中村は今回、みんなの党の公認を取り付けた。市議3期の知名度を生かして既成政党不満層の取り込みを図る。2003年以来2度目の挑戦となる平山は、松下政経塾出身らしく議会の在り方や教育など政策中心に訴える。

■すみ分け崩れ一転混戦模様

◆朝倉市郡(定数2)
多田有一郎50 民新 
栗原渉45 自現(1)
林裕二60 農現(5)

 甘木市区と朝倉郡区が統合された。過去4回、自民と農政連の現職がすみ分けて無投票だったが、多田が名乗りをあげて混戦模様だ。

 昨春の補選で当選した栗原は地盤の旧甘木市を中心に組織固めに躍起。副議長の林も20年ぶりの選挙戦に後援会組織の立て直しに奔走する。栗原が農政連、林は自民からそれぞれ推薦を受ける関係もあり、相手の地盤にどう浸透させていくかに腐心している。

 多田は街頭に立って名前と顔を知ってもらう作戦。同級生や青年会議所仲間を軸に後援会を広げ、労組へのあいさつ回りも欠かさない。

■自民の現職に新顔2人挑む

◆大野城市(定数2)
井上博隆33 民新 
井上順吾59 自現(2)
吉村裕美38 無新 

 定数が1増。前回激戦を演じた井上2人の無投票とみられていた。吉村が立候補を表明し、様相が一変した。

 3選を目指す井上順は、西鉄春日原駅前に立って支持を訴える一方、少人数のミニ集会を開いて市民と意見交換を欠かさない。井上博は前回の無所属から民主公認を得て初当選を目指す。従来の後援会に加え、労組回りで新たな支持拡大をねらう。

 介護施設責任者という吉村は「介護現場の声を県政に」を掲げる。無党派層に名前と顔を売ろうと、街頭を中心に支持を訴えるという。

■5選狙う現職に無所属新顔挑む

◆太宰府市(定数1)
井本邦彦72 自現(4)
白石卓也49 無新 

 井本が3回連続の無投票当選とみられていたが、年明けに白石が立候補を表明した。

 久しぶりの選挙戦を迎える井本は5期目を目指す。副議長も経験し、これまで培った人脈を生かして後援会を中心に支持固めに余念がない。

 民主党参院議員の秘書だった白石は、幅広い層からの支持を得るため無所属での立候補を予定。駅や街頭に立って知名度アップを目指す。

■2人が名乗り

◆筑紫野市(定数2)
原竹岩海57 民現(2)
平井一三56 自新 

 立候補の名乗りをあげているのは2人だけだ。

 原竹はミニ集会をまめに開催。後援会に加え、労組を回って支持固めを続けている。自民はベテランが筑紫野市長に転じ、市議の平井を後継に。あいさつ回りを重ねる。

■無投票の公算大

◆筑紫郡(定数1)
渡辺英幸66 自現(3)

 春日市・筑紫郡区から分かれて単独区となった。立候補を表明しているのは渡辺だけで、無投票の公算が大きい。

2108チバQ:2011/03/26(土) 00:02:44
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110315/20110315_0001.shtml
【2011県議選の情勢】<1>門司区 小倉北区 小倉南区 若松区 八幡東区 八幡西区 戸畑区
2011年03月15日 14:44  統一地方選の県議選告示(4月1日)まであと半月に迫った。県内46選挙区の立候補予定者の顔触れは、ほぼ固まりつつある。前哨戦真っただ中の各選挙区の情勢を伝える。
 (敬称略)

 ●みんな参戦 2議席争う 門司区

 みんなの党が候補者を擁立し、2議席を4人で争う激戦となった。擁立の動きがない共産の前回得票5118票の動向が当落を分けそうだ。

 前回トップ当選した公明現職の森下博司は創価学会を中心に組織を固め、安定した戦い。民主、社民が推薦する無所属現職の井上敏和は民主党政権への逆風を懸念し、団体や労組回りに躍起だ。

 元北九州市議で自民新人の川端耕一は、支持団体を固めつつ、浮動票獲得に街頭に立つ。2月に立候補を表明したみんなの党新人の楪一早雄(ゆずりはいさお)は企業訪問や朝夕のつじ立ちで知名度アップを狙う。

 ▽門司区 (定数2)

森下博司 61 党県幹事長  公現
井上敏和 37 介護福祉士  無現
川端耕一 41 元北九州市議 自新
楪一早雄 42 町内会長   み新

 ●定数1減で5党が激戦 小倉北区

 定数が1減した選挙区に、みんなの党も候補を擁立。5党で3議席を争う激戦区になった。

 8期目を狙う自民現職の中村明彦は、後援会と保守層を中心とした厚い支持基盤を着実に固めている。公明現職の壹岐和郎は支持団体の創価学会がフル回転し、手堅い選挙活動を展開する。

 民主政権への逆風をもろに受ける民主現職の原田博史はミニ集会などを開き、新たな支持層の掘り起こしに躍起だ。前回失った議席回復を目指す共産新人の永田浩一は、街頭演説やミニ集会を繰り返し、無党派層への浸透に必死。みんなの党新人の佐藤栄作は、県議を4期務め、昨年の参院選に出馬した父、佐藤正夫の後援会を引き継ぎ、有権者の既成政党離れの受け皿を狙う。

 ▽小倉北区 (定数3)

原田博史 44 党県支部役員 民現
中村明彦 56 党県相談役  自現
壹岐和郎 54 党県役員   公現
永田浩一 45 党地区委員  共新
佐藤栄作 27 党支部役員  み新

 ●4人名乗り 混戦の模様 小倉南区

 自民現職の吉村朋美が立候補を取りやめ、長男の悠が後継候補に。定数3をめぐる4人の争いは混戦模様となっている。

 自民新人の吉村は、若者の雇用対策を重点政策にして若年層を引きつけるとともに、母親から引き継いだ地盤固めを急いでいる。

 民主現職の泉日出夫は党への逆風に危機感を強め、後援会回りや週末の街頭活動を続ける。固い支持組織を持つ公明現職の二宮真盛はミニ集会や企業訪問を重ねて県議3期の実績をアピール。

 返り咲きを期す共産元職の高瀬菜穂子は毎日、街宣車から教育・福祉の充実を唱え、無党派層への浸透を図る。

 ▽小倉南区 (定数3)

泉日出夫 43 党支部役員  民現
二宮真盛 57 党支部役員  公現
高瀬菜穂子 50 党県委員   共元
吉村悠 25 NPO事務員 自新

 ●自民を追う 民主、共産 若松区

 前回と同じ顔触れの3人で2議席を争う構図。

 前回トップ当選だった自民現職の中尾正幸は、農政連の推薦を受けて堅実な戦い。支持団体を回って足元を固める。民主現職の野村陽一は党の追い風に乗り初当選した前回から一転し、国政の影響を懸念。自転車で街中を回り、早朝は駅前で支持を呼び掛ける。議席奪回を期す共産元職の山口律子は、早朝に若戸大橋付近でつじ立ち。高校教諭時代の人脈を生かし女性層への浸透も狙う。

 ▽若松区 (定数2)

野村陽一 43 団体顧問   民現
中尾正幸 46 党副支部長  自現
山口律子 62 党地区副委長 共元

2109チバQ:2011/03/26(土) 00:02:58
 ●1議席を 3人が争う 八幡東区

 定数1減で議席は1。それを民主、自民、みんなの党の3人が争う構図となっている。

 民主現職の諏訪下勝造は、国政の混乱を考慮して政党色は出さず、街頭活動や集会で現職としての実績をアピールする。自民新人の津田公治は公明から推薦を受け、県議から参院議員に転身した大家敏志の後継者として組織固めを進める。みんなの党の平原潤は二大政党に不満を募らせる有権者を照準に、地道にあいさつ回りを続ける。

 ▽八幡東区 (定数1)

諏訪下勝造 55 党支部役員  民現
津田公治 55 党支部役員  自新
平原潤 42 党県支部長  み新

 ●擁立断念の社民票カギ 八幡西区

 定数が1減して4となった中、自民2人と、民主、共産、公明各1人が立候補を表明。社民は候補擁立を断念して民主への支持を決めたが、前回、7890票だった社民の支持層の動向が当落に影響を及ぼしそうだ。

 民主現職の岩元一儀は連合系労組の支持を固めつつ、混迷を深める民主党政権への逆風をかわそうと躍起だ。共産現職の真島省三はつじ立ちやミニ集会を精力的に展開し、共産支持層以外へ支持拡大を狙う。

 自民現職2人は北部と南部ですみ分けをして、ともに4選を目指す。縣(あがた)善彦はミニ集会や後援会回りに力を注ぎ、地盤固めを進める。前回トップ当選の松尾統章(とうしょう)は3期の実績を強調し、地元経済界へ浸透を図る。

 公明新人の松下正治は引退する現職の後継候補として、支持母体の創価学会の組織固めと知名度向上に努める。

 ▽八幡西区 (定数4)

岩元一儀 51 党支部副代表 民現
縣善彦 58 党県支部長  自現
松尾統章 38 党県役員   自現
真島省三 48 党地区役員  共現
松下正治 41 党区委員   公新

 ●現職着々と組織固める 戸畑区

 自民の候補者擁立が難航し、定数1をめぐる民主と共産の対決になっている。

 民主現職の冨田徳二は労働組合など約70団体から推薦を受け、組織固めを着々と進める。共産新人の藤井広子は支持者回りを続けるほか、26歳の若さを生かして無党派層の取り込みを狙う。

 ▽戸畑区 (定数1)

冨田徳二 55 党支部副代表 民現
藤井広子 26 党地区役員  共新


=2011/03/15付 西日本新聞朝刊=

2110チバQ:2011/03/26(土) 00:03:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110316/20110316_0003.shtml
【2011県議選の情勢】<2>遠賀郡 中間市 京都郡 行橋市 築上郡・豊前市
2011年03月16日 15:48  ●遠賀郡 現職2人に新人が挑戦
 
 2議席をめぐり、いずれも4選を目指す現職2人に、無所属新人が挑む構図だ。

 民主現職の助信良平は労働団体など約30の推薦を受けた。会合などに積極的に顔を出し、支持固めに努める。自民現職の松本国寛は公明の推薦を取り付けた。郡内各地で集会を開き、支持層を広げている。無所属新人の三角善彦は地元の岡垣町を中心に街頭演説で名前の浸透を図る。39歳の若さをアピールしている。

 ●中間市 自民現職が5選見通し

 5選を目指す自民現職の貞末利光が、着実に支持基盤を固めている。ほかに立候補の動きはなく、前回に続き無投票の公算が大きい。

 ●京都郡 無投票再選 公算大きく

 再選を目指す無所属現職の畑中茂広以外に立候補の動きはなく、無投票になりそうだ。畑中は民主、社民のほか、連合福岡、農政連福岡京都支部などの推薦を獲得し、支持基盤を固めている。

 ●行橋市 ムード一変 一騎打ちに

 無投票ムードが一変、1議席をめぐり、無所属2人の一騎打ちになりそうだ。

 4選を目指す無所属現職の岡田博利は公明や県農政連、県医師会の推薦を得た。連合福岡の支持も受ける。精力的にミニ集会を開き、支援者の支持固めに努める。無所属新人の田中純は、昨年の行橋市長選で現職と大接戦を演じた。地元の建設業組合や漁協の推薦を得て、無党派層の取り込みにも力を入れる。

 ●築上郡・豊前市 5期連続で無風当選か

 6選を目指す自民現職の後藤元秀のほかに立候補の動きはない。後藤は2期目から無投票当選が続いており、今回も農政連や医師会などの推薦を取り付け、態勢を固めている。
 (敬称略)

    ×      ×

 ▽遠賀郡 (定数2)

助信良平 57 党県代表代行 民現
松本国寛 54 党県政調会長 自現
三角善彦 39 飲食店経営  無新

 ▽中間市 (定数1)

貞末利光 55 党県役員   自現

 ▽京都郡 (定数1)

畑中茂広 58 旧豊津町長  無現

 ▽行橋市 (定数1)

岡田博利 63 会社役員   無現
田中純 64 会社役員   無新

 ▽築上郡・豊前市 (定数1)

後藤元秀 60 酒造会社代表 自現


=2011/03/16付 西日本新聞朝刊=

2111チバQ:2011/03/26(土) 00:04:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110317/20110317_0002.shtml
【2011県議選の情勢】<3>直方市 田川市 田川郡 宮若市・鞍手郡 飯塚市・嘉穂郡 嘉麻市
2011年03月18日 15:44  ●直方市 1議席争い 3人が激突

 定数1を無所属現職と自民新人、無所属新人の3人が争う。
 
 現職の野下昭宣は、企業や労働組合の支援を受けない「草の根」の活動を強調。現職の知名度を生かし浸透を図る。農政連の推薦を受け、農業政策も訴える。

 新人の香原勝司は、市議時代の地盤だけでなく、市内各地でミニ集会を重ねる。自民公認を前面に打ち出し、後援会の運動も活発化させている。

 新人の高木直行は、公民館などで座談会を開き政策を訴えている。自民党国会議員の秘書を務めた経験をPRする一方、政党と距離を置く「市民党」を掲げる。

 ●田川市 前回と同じ2人が激戦

 前回と同じ自民現職の浦田憲一と、無所属新人の古賀靖典の対決となる公算が大きく、激しい前哨戦を展開している。

 浦田はタレント出身の党国会議員を招き集会を開くなど組織固めを進める。推薦団体も100を超え、企業回りやミニ集会に力を入れている。

 民主、社民推薦の古賀も出身母体の労組などの引き締めに懸命。一方で3年前から続ける街頭演説で政策を訴え、支持拡大を図っている。

 ●田川郡 三つどもえ 現新の争い

 自民現職が引退を表明。現職1人と新人2人の計3人が2議席を争う構図。

 社民現職の冨原茂昭は2月に党首を招いた県政報告会を開催。労組など約40団体の推薦を受けたほか、支援者へのあいさつ回りで足元を固める。

 自民新人の大島道人は引退する自民現職の後継者で、農政連などが推薦。小さな会合をこまめにこなす。

 無所属新人の神崎聡は、9日に自民の推薦が決定。企業の経営経験をアピールしつつ、地元の添田町以外でも集会を開き、支持拡大を図る。

 ●宮若市・鞍手郡 教員出身の現、新激突

 自民現職の塩川秀敏に無所属新人の豊福明子が挑む構図。

 ともに教員出身。塩川は地域の集会をまんべんなく回り、地盤を固める。インフラ整備や企業誘致の推進を中心に訴える。民主、社民の推薦、連合系労組や日教組直鞍支部の支援を受ける豊福は、教育や社会福祉の充実を唱え、支持拡大を図る。

 ●飯塚市・嘉穂郡 無投票一転 新人が準備

 民主、自民の現職2人以外に立候補の動きがなかったが、3月に入って新人が出馬に向けて準備を進め、一転して選挙戦になる可能性が高まった。

 民主現職の吉村敏男は出身母体の自治労を中心に労組の支持を固める一方、党への逆風を払うため後援会回りを強化。自民現職の江藤秀之は700の企業・団体推薦を取り付け、合併前の旧4町と桂川町で新たな支持者の掘り起こしを図る。無所属新人の税田康文は、県政の健全化、行財政改革を訴える。

 ●嘉麻市 現職と新人 一騎打ちに

 4日に新人が立候補を表明。定数1をめぐって現職との一騎打ちとなる公算が大きい。

 自民現職の吉原太郎は6期の実績をアピールし、後援会や地元医師会など支持者回りを積極的に行っている。無所属新人の井上誠二は出遅れを取り戻そうと旧稲築町長の次男という知名度も生かし、旧稲築町を中心に支持拡大を図る。

 (敬称略)

    ×      ×

 ▽直方市 (定数1)

野下昭宣 70 市自治連理事 無現
香原勝司 43 元直方市議  自新
高木直行 55 福祉施設顧問 無新

 ▽田川市 (定数1)

浦田憲一 68 田川文連会長 自現
古賀靖典 46 元県職員   無新

 ▽田川郡 (定数2)

冨原茂昭 67 元川崎町職員 社現
大島道人 58 元福智町議長 自新
神崎聡 48 元会社社長  無新

 ▽宮若市・鞍手郡 (定数1)

塩川秀敏 62 元高校教諭  自現
豊福明子 50 元小学校教諭 無新

 ▽飯塚市・嘉穂郡 (定数2)

吉村敏男 62 党県幹事長  民現
江藤秀之 50 党県役員   自現
税田康文 70 会社社長   無新

 ▽嘉麻市 (定数1)

吉原太郎 76 医院長    自現
井上誠二 50 会社社長   無新


=2011/03/17付 西日本新聞朝刊=

2112チバQ:2011/03/26(土) 00:06:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110319/20110319_0003.shtml
【2011県議選の情勢】<4>東区 博多区 中央区 南区 城南区 早良区 西区
2011年03月19日 16:16  ●東区 現職4人と 2新人争う
 
 現職4人と新人2人が争う激戦区。民主現職の佐々木徹は「かつてない厳しい選挙」と受け止め、労組や地元支援者の支持固めに力を入れる。

 自民現職の今林久は、高校の同窓会や香椎以東を中心に支援の輪を拡大。自民現職の長裕海は支持者回りやミニ集会で地盤の箱崎地区などを固める。

 公明現職の大塚勝利は小学校区単位の集会を一通り終え、支持者や企業回りに精力を注ぐ。共産新人の橋本英一は市議選の立候補予定者と連携して議席を狙う。「ふくおかネットワーク」の新人外井京子は福岡市議2期の経験や人脈を生かし、無党派層の取り込みを目指す。

 ●博多区 民主、みんな 参戦し激戦

 当選7回の自民現職が引退を表明。民主、みんなの党が初めて候補者を立て注目を集める。

 祖父、父の代からの地盤を継ぐ自民現職の井上貴博は、引退する自民現職票を取り込み、上積みを狙う。公明現職の高橋雅成は各校区でミニ集会を重ね、支持者回りに余念がない。

 昨年の参院選福岡選挙区に立候補した民主新人の堤かなめは、同窓会や市民活動を通じた人脈を生かし支持拡大を狙う。

 みんなの党新人の岩本壮一郎は、起業支援の仕事で得た人脈を中心に政策を訴える。無所属新人の政治団体代表、川崎智浩も勤めていた会社やPTA関係者らに支持を呼び掛けている。

 ●中央区 みんな参戦 民公が警戒

 自民現職の鬼木誠は、引退する早麻清蔵が得ていた自民党の組織票を吸収し、連続トップ当選をうかがうが、陣営は楽観ムードを引き締める。

 みんなの党新人の池田素子は2月14日に立候補を表明。出遅れは否めないが、公明現職の大城節子と民主新人の原中誠志は警戒している。昨年7月の参院選比例代表で、みんなの党が中央区で前回県議選の当選ラインに迫る1万1493票を獲得したからだ。

 公明党県本部は中央区を重点区に位置付け、大城への支援を強化している。原中は推薦団体や支持者回りを重ねて基礎票を固め、民主党として中央区初の議席を目指す。池田が無党派層に支持をどこまで広げるかが焦点になる。

 ●南区 政令市後初 無投票か

 現職4人以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。南区の無投票は、1972年の政令市移行後初めて。

 民主現職の新村雅彦は初の党公認で4選を狙う。駅前でのつじ立ちを中心に支持を訴えている。

 自民現職の加地邦雄は医師会など約90団体の推薦を獲得。選挙になれば前回2位からトップ当選を目指す。同じく自民現職の樋口明は、企業・団体や後援会へのあいさつ回りで支持を広げる。

 公明現職の浜崎達也は支持母体の創価学会の支援固めを展開。企業関係者にも浸透を図る。

 ●城南区 民、自、みが 三つどもえ

 2議席をめぐり現職2人と元職1人が三つどもえの争いを繰り広げている。

 民主現職の守谷正人は、電力総連など約50団体の推薦を獲得。ミニ集会や自転車での街頭遊説などで幅広く支持を呼び掛けている。

 自民現職の武藤英治は知事選に立候補する新人を集会に2回呼ぶなど連動した活動を展開。企業・団体にも浸透し前回に続きトップ当選を狙う。

 元職の堀宏行は、前回の無所属からみんなの党公認で出馬、返り咲きを目指す。支援者へのあいさつ回りを重ね、支持を広げる。

 ●早良区 新人出馬で 選挙戦突入

 11日に無所属新人の松永洋幸が立候補を表明し、3議席を4人で争う。松永は「議会改革」を掲げ、知名度アップに奔走。一方、現職3人は活動計画を練り直し、臨戦態勢に入った。

 民主現職の宮浦寛は週末に100人規模の集会を重ねながら、足元を固める。公明現職の新開昌彦はあいさつ回りを続けながら、創価学会を軸に支持を広げる。無所属現職の古川忠は党派を超えて市議候補と連携。地域主権などを訴え、浸透を図る。

 ●西区 現新3人で 無投票へ

 3人以外に一部、立候補を模索する動きがあったが、最終的には無投票になる見通し。

 11期目を狙う自民現職の田中久也はベテラン議員の必要性を強調し、支持固めを徹底、公明党県本部の推薦も得た。民主新人の仁戸田元氣は市議候補と連携して知名度不足を補いながら地元へ浸透、首相夫人を招いた講演会も開いた。

 自民党や県農政連の推薦を受ける無所属新人の野原隆士は集会で政策を訴えながら、あいさつ回りを重ね、支持拡大を狙う。
(敬称略)

2113チバQ:2011/03/26(土) 00:06:51
    ×      ×

 ▽東区 (定数4)

佐々木徹 53 党県選対委長 民現
今林久 62 党県幹事長  自現
長裕海 57 党県副幹事長 自現
大塚勝利 45 党県青年局長 公現
橋本英一 63 党地区委員長 共新
外井京子 53 団体役員   ネ新

 ▽博多区 (定数3)

井上貴博 48 会社役員   自現
高橋雅成 53 党県組織次長 公現
堤かなめ 50 元大学教授  民新
岩本壮一郎 30 会社代表   み新
川崎智浩 46 政治団体代表 無新

 ▽中央区 (定数3)

鬼木誠 38 党県青年局長 自現
大城節子 60 党県女性局長 公現
原中誠志 52 党総支部幹事 民新
池田素子 39 会社役員   み新

 ▽南区      (定数4)

新村雅彦 58 党県役員   民現
加地邦雄 60 党県財務委長 自現
樋口明 40 党県役員   自現
浜崎達也 55 党県副幹事長 公現

 ▽城南区     (定数2)

守谷正人 45 党支部副代表 民現
武藤英治 59 党県常任顧問 自現
堀宏行 41 団体役員   み元

 ▽早良区 (定数3)

宮浦寛 45 党3区副代表 民現
新開昌彦 53 党県教育局長 公現
古川忠 62 NPO理事長 無現
松永洋幸 38 会社員    無新

 ▽西区       (定数3)

田中久也 77 党県常任顧問 自現
仁戸田元氣 31 党3区幹事  民新
野原隆士 54 PTA会長  無新


=2011/03/19付 西日本新聞朝刊=

2114チバQ:2011/03/26(土) 00:07:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110320/20110320_0001.shtml
【2011県議選の情勢】<5>宗像市 福津市 古賀市 粕屋郡 前原市・糸島郡
2011年03月20日 16:37  ●宗像市 市議が参戦 4氏の争い
 
 市議の福田昭彦が新たに出馬を表明し、新人4人が2議席を争う激戦となりそう。

 民主の花田洋は、市議会で同一会派だった福田の参戦に加え、党への逆風も懸念して、駅前でつじ立ちするなど無党派層への浸透に懸命だ。

 自民の伊豆美沙子は元県議の父の支援者がフル稼働。ミニ集会などで、ラジオパーソナリティーの実績や女性の視点からの政策実現を訴える。

 保守系無所属の吉武邦彦は漁協、建設業、消防団など幅広い推薦を取り付け、地盤の旧玄海町以外にも攻勢をかける。

 福田は無所属。駅前や街頭で「県政刷新」を訴え、無党派層などの取り込みを狙っている。

 ●福津市 自現と民新 一騎打ちに

 自民現職の阿部弘樹と民主新人の越本隆志による一騎打ちの公算が大きい。今回から宗像市の離島・大島(旧大島村)が選挙区から外れる。

 旧津屋崎町長の阿部は、県農政連や医師連盟など幅広く推薦を受け、再選を目指す。ボクシングの元WBC世界王者の越本はミニ集会などを重ね支持獲得に努めている。

 ●古賀市 市長選影響 残る戦いに

 接戦だった昨年11月の市長選の影響が残る戦いに。現市長を全面的に支えた自民現職の前田宏三に、前市長が支援に回った民主新人の田辺一城が挑む。市長選後に表面化した現市長の虚偽経歴問題も絡み、激戦となりそうだ。

 3選を目指す前田は医師会や商工会などの政治団体の推薦を受け地盤を着実に固める。田辺は数十人単位の対話集会を積極的に開くなどして、支持拡大を図っている。

 ●粕屋郡 現職の3人 無投票公算

 定数3に現職3人が立候補を表明した以外に動きはなく、この選挙区では初めての無投票となる公算が大きい。

 それでも3人は精力的に動く。民主の小池邦弘は朝のつじ立ちでアピールする。自民の吉松源昭は地域や支援団体の会合を積極的に回る。公明の上岡孝生も地元企業の朝礼に顔を出して支持固めに力を入れる。

 ●前原市・糸島郡 新人名乗り 無風が一転

 定数2に対し、民主現職で再選を目指す川崎俊丸と、3選を狙う自民現職の月形祐二の2人が立候補を予定し、5期連続無投票とみられていたが、無所属新人の岡村一伸が2月末に立候補の意向を表明、一転して選挙戦へ。

 連合福岡など労組の支援を受ける川崎は県政報告会を各地で開き、小学校区単位などでの後援会づくりを進める。県農政連などから推薦を受ける月形は陣営を引き締めるとともに団体や企業、支持者回りを行い、支持基盤を固める。岡村は大きな支持団体がなく、無所属であることを強調。自転車で街を回るなど草の根の活動で、知名度アップを狙う。
 (敬称略)

    ×      ×

 ▽宗像市     (定数2)

花田洋 62 食品会社社長 民新
伊豆美沙子 52 酒造会社役員 自新
吉武邦彦 55 観光協会長  無新
福田昭彦 52 市議     無新

 ▽福津市     (定数1)

阿部弘樹 49 精神科医  自現
越本隆志 40 党支部役員 民新

 ▽古賀市     (定数1)

前田宏三 62 会社社長   自現
田辺一城 30 元新聞記者  民新

 ▽粕屋郡     (定数3)

小池邦弘 50 党支部長   民現
吉松源昭 42 行政書士   自現
上岡孝生 60 党県役員   公現

 ▽前原市・糸島郡 (定数2)

川崎俊丸 60 党支部幹事長 民現
月形祐二 52 県河川協会長 自現
岡村一伸 56 NPO理事  無新


=2011/03/20付 西日本新聞朝刊=

2115チバQ:2011/03/26(土) 00:09:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110321/20110321_0001.shtml
【2011県議選の情勢】<6>春日市 大野城市 太宰府市 筑紫野市 筑紫郡 朝倉市・朝倉郡
2011年03月21日 14:30  ●春日市 5人名乗り 混戦の模様
 
 定数2に5人が立候補を表明した。現職を擁する民主に対し、自民は2人を推薦。みんなの党も絡み混戦模様だ。

 民主現職の岸本善成は党への逆風の中、あいさつ回りなどで1期4年の実績をアピールし、民主支持層の票固めを急ぐ。 みんなの党の新人中村孝三は朝だけでなく、夜も終電まで駅前に立つ。週2回程度、ミニ集会も行い支持拡大を図る。

 無所属新人の中牟田伸二は自民と公明の推薦を受けた。政治経験がなくつじ立ちなどで知名度アップに力を入れる。

 自民推薦で無所属新人の松尾嘉三は朝夕、街頭に立つほか、地区別の集会を開く。既に約8割をこなした。

 無所属新人の平山喜基は草の根の活動を展開。つじ立ちや、あいさつ回りなどで地道に支持者を開拓する。

 ●大野城市 無所属参戦 三つどもえ

 今回から定数が1増の2となる。過去2回激戦を繰り広げた自民現職の井上順吾と民主新人の井上博隆に続き、3月上旬、無所属新人の吉村裕美が立候補を表明した。

 井上順吾は連日、小規模の座談会を開き、支持組織を固める。井上博隆は民主への逆風の中、票の掘り起こしに躍起だ。吉村は街頭演説などで介護職経験や子育て体験を強調、支持を訴える。

 ●太宰府市 自民現職に新人が挑む

 無投票が2回続いたが、新人が名乗りを上げ、現職に挑む。

 5選を目指す自民現職の井本邦彦は公明の推薦を受け、各種団体の推薦も130を超えた。ほぼ毎日、地区別のミニ集会を開催。多いときは1日に3回こなし、着実に票固めを進める。

 無投票は有権者にとって大きな損失と、立候補を決意した無所属新人の白石卓也は民主推薦。朝夕、街頭に立って知名度アップを図るとともに、労組などの団体回りで支持拡大を狙う。

 ●筑紫野市 現職と新人 表明は2人

 定数2。現時点では3選を目指す民主現職原竹岩海と、自民新人平井一三が立候補を表明しているだけで、無投票の可能性がある。ただ、無投票を阻止すべきだとの声や出馬を模索する動きも残っている。

 原竹は13日に総決起大会を開くなど、支持団体の引き締めを図る。市議からの転身を目指す平井は、筑紫野市長となった元職藤田陽三の後継者として支持拡大に懸命だ。

 ●筑紫郡 出馬は1人 無投票公算

 前回まで春日市・筑紫郡だった選挙区から分離された。定数は1。今のところ立候補を表明しているのは、4選を目指す自民現職渡辺英幸だけ。無投票の公算が大きい。

 ●朝倉市・朝倉郡 現職2人を新人が追う

 旧甘木市選挙区(定数1)と旧朝倉郡選挙区(同)が合区され、朝倉市・朝倉郡選挙区(定数2)となった。民主、自民、県農政連の三つどもえの争い。

 昨年4月の旧甘木市区の補選で初当選した自民現職の栗原渉は、地盤固めに力を入れる。旧朝倉郡区で5選している県農政連現職の林裕二は農村部中心に議席死守に懸命だ。追う立場の民主新人の多田有一郎はつじ立ちなどで知名度アップを図っている。 (敬称略)

    ×      ×

 ▽春日市 (定数2)

岸本善成 36 党県5区役員 民現
中村孝三 61 党支部長   み新
中牟田伸二 53 空手支部顧問 無新
松尾嘉三 42 不動産会社長 無新
平山喜基 35 高同窓会役員 無新

 ▽大野城市 (定数2)

井上順吾 59 団体役員   自現
井上博隆 33 党県5区役員 民新
吉村裕美 38 介護施設職員 無新

 ▽太宰府市 (定数1)

井本邦彦 72 党紀副委員長 自現
白石卓也 49 元参議員秘書 無新

 ▽筑紫野市 (定数2)

原竹岩海 57 党地区幹事長 民現
平井一三 56 会社代表   自新

 ▽筑紫郡 (定数1)

渡辺英幸 66 党県副幹事長 自現

 ▽朝倉市・朝倉郡 (定数2)

栗原渉 45 党支部幹事長 自現
林裕二 60 県農政連委長 農現
多田有一郎 50 ビル管理業  民新


=2011/03/21付 西日本新聞朝刊=

2116チバQ:2011/03/26(土) 00:11:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110322/20110322_0001.shtml
【2011県議選の情勢】<7完>久留米市 大川市・三潴郡 小郡市・三井郡 うきは市 大牟田市 柳川市 筑後市 みやま市 八女市 八女郡
2011年03月22日 15:43  ●久留米市 現新6人が5議席争う

 田主丸、北野、三潴、城島の旧4町が合併して選挙区が広がり、定数1増の5議席を現職4人、新人2人が争う。

 民主は前回に続いて無所属現職の清田信治を推薦。さらに久留米市で初の公認候補として、元国会議員秘書の新人中村誠治を擁立。ともに連合福岡などの推薦を受け、支持を訴える。

 自民現職の2人は農政連などの団体から推薦を取り付けて議席確保を目指す。前回、旧久留米市選挙区でトップ当選の原口剣生は900通に上る推薦状を集めた。十中大雅も300近い推薦を集めて基盤を固め、ともに旧4町への浸透を図る。

 公明現職の田中正勝は創価学会や小学校教員時代の人脈を動員して支持固め。久留米市議で無所属新人の江口善明は、旧三潴郡選出で引退する現職の後継。市南部を中心に支持拡大を狙う。

 ●大川市・三潴郡 2期連続で無投票公算

 自民現職の秋田章二のほかに立候補の動きはなく、前回に続き無投票の公算が大きい。2月下旬に大川市内で対立候補擁立の動きが顕在化したため、秋田本人と後援会の動きが活発化。こまめにミニ集会やあいさつ回りを続けている。

 ●小郡市・三井郡 無風の中で現職4選か

 4期目を目指す自民現職の井上忠敏のほかに立候補の動きはなく、前回に続いて無投票になりそうだ。井上は集会を開くほか、地域の会合などにも積極的に顔を出し、支持を固めている。

 ●うきは市 現職以外に動きはなし

 農政連現職の出利葉史郎のほかに立候補表明はなく、前回(旧浮羽郡選挙区)に続き、無投票の公算が大きい。出利葉は自民、公明のほか、農林商工など約170団体から推薦を受けた。

 ●大牟田市 2議席争い4人前哨戦

 定数1減で、2議席をめぐり4人が激しい前哨戦を繰り広げる。

 自民現職の高岡新は、区割りの変更で選挙区から外れた旧高田町(現みやま市)の票を市内で補うため、組織固めに力を入れる。自民現職の田中秀子は、三井関連事業所を中心に土木・建設業者など組織の引き締めに懸命だ。

 共産新人の中西倫仁は校区ごとの集会や街頭演説を増やしている。県知事選に立候補予定の田村貴昭との演説会も開催。無所属新人で元大牟田市議の大橋克己は労組を中心に支援態勢をつくり、ミニ集会などで無党派層の取り込みも図る。

 ●柳川市 12年ぶりに現新の争い

 12年ぶりの選挙戦となる見込み。7期目を目指す自民現職の江口吉男と無所属新人の椛島徳博が争う。合併で新たに選挙区になった旧大和町、旧三橋町の票の行方が当落に影響を与えそうだ。

 江口は農・漁政連、医師会などの推薦で基盤固め。ミニ集会を開き、陣営を引き締める。椛島は小中学校の同窓生を中心に支持拡大に懸命。西鉄柳川駅など14カ所で街頭演説をしている。

 ●筑後市 自民現職が7選の公算

 7選を目指す自民現職の蔵内勇夫のほかに立候補の動きはない。知事選出馬を断念した蔵内が、最終的に県議選への立候補を表明したのは今月4日と遅かったが、既に60を超える業界団体などから推薦を取り付けた。

 ●みやま市 現職引退で長男が後継

 立候補を取りやめた現職の板橋元昭の長男で、自民新人の板橋聡の無投票当選の可能性が大きい。板橋は医師会など60団体に推薦願を提出し、支持固めを進める。

 ●八女市 新人2人の一騎打ちに

 自民新人の桐明和久と無所属新人の近藤雅幸の一騎打ち。八女郡選挙区から編入された上陽町地区での票集めが焦点の一つになる。

 桐明は出身の建設業界や、農商工の業界団体から支援を受けた。市議の多くも支持を表明し、手堅く準備を進める。近藤は連合福岡が支援。無党派層や子育て世代への浸透を図り、街頭演説やミニ集会を重ねている。

 ●八女郡 無風で現職6選目指す

 6選を目指す農政連現職の重野正敏が、5回連続で無投票当選になる見通し。重野は広川町が地盤。旧八女郡内でくまなく集会を重ね、農林業関係者を中心に支持を広げている。

 (敬称略)

 =おわり

2117チバQ:2011/03/26(土) 00:11:49
    ×      ×

 ▽久留米市 (定数5)

十中大雅 57 党副支部長  自現
原口剣生 56 会社社長   自現
田中正勝 59 党県副代表  公現
清田信治 54 団体役員   無現
中村誠治 55 元衆議員秘書 民新
江口善明 36 JA青年部員 無新

 ▽大川市・三潴郡 (定数1)

秋田章二 60 医師     自現

 ▽小郡市・三井郡 (定数1)

井上忠敏 64 党県総務会長 自現

 ▽うきは市 (定数1)

出利葉史郎 73 元JA組合長 農現

 ▽大牟田市 (定数2)

高岡新 70 党県常任顧問 自現
田中秀子 49 党副支部長  自現
中西倫仁 50 党県地区役員 共新
大橋克己 43 商工団体役員 無新

 ▽柳川市 (定数1)

江口吉男 61 市交安協会長 自現
椛島徳博 54 元衆議員秘書 無新

 ▽筑後市 (定数1)

蔵内勇夫 57 団体役員   自現

 ▽みやま市 (定数1)

板橋聡 43 元商事会社員 自新

 ▽八女市 (定数1)

桐明和久 52 建設会社社長 自新
近藤雅幸 38 元八女市議  無新

 ▽八女郡 (定数1)

重野正敏 70 県森林組合長 農現


=2011/03/22付 西日本新聞朝刊=

2118チバQ:2011/03/26(土) 00:12:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110325/20110325_0002.shtml
滝井氏が出馬表明 田川市長選
2011年03月25日 11:32  4月の統一地方選で行われる田川市長選で、同市内で医院を経営する医師の滝井宏隆氏(68)が24日、無所属で立候補することを正式に表明した。滝井氏は、滝井義高・元田川市長の長男。

 記者会見した滝井氏は「医師ではなく、首長として田川を元気にしたい。まちづくりの先頭に立つ職員のやる気を引き出す」と出馬理由を説明した。市の財政悪化や市立病院の経営再建などの課題については「現状を把握し、改善すべきは改善する」と述べた。

 同市長選には現職で3選を目指す伊藤信勝氏(65)、新人で社会福祉法人理事長の笹山良孝氏(58)が、いずれも無所属で出馬表明している。

=2011/03/25付 西日本新聞朝刊=

2119チバQ:2011/03/26(土) 00:14:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110315/20110315_0001.shtml
【県政の課題】<1>有明海再生 開門へ丁寧な議論を
2011年03月15日 15:10  漁業者などが諫早湾干拓事業潮受け堤防排水門の開門を求めた訴訟で、昨年12月、「5年間の常時開放」を国に命じた福岡高裁判決が確定しました。でも、開門の方法や時期はまだ決まっていません。有明海再生は今後、どうなるのですか?

    ×      ×



潮受け堤防で閉め切られた諫早湾。開門調査では「有明海再生」に期待がかかる 上告断念は、菅直人首相が政治決断した。その直後から、県内の漁業者や訴訟弁護団は排水門の開門方法の協議に応じるよう求めている。だが、国は開門による影響を把握する有明海の環境アセスメントの中間報告(5月)を踏まえ具体策の検討を始める考えを譲らず、協議の場は依然として設けられていない。

 一方で、長崎県は「開門すると、防災面や干拓営農地に悪影響が懸念される」と強く反発し、開門を前提とした協議には応じない姿勢を示している。営農者も国を相手に開門差し止め訴訟を起こす構えをみせており、「長崎県側の同意を得ながら開門を進める」という政府方針の実現にはハードルが高い。

 佐賀県の立場は「農業、防災、漁業が並立できる開門調査」。このため新年度から佐賀大などと連携し、独自分析に乗り出す。環境アセスで調査されている三つの開門方法ごとに潮流や流速、水質変化などをシミュレーション。環境アセスの中間報告も検証し、国と開門方法を協議する際に指摘することで「より効果的な開門」を目指す考えだ。

 有明海異変は、干拓事業だけでなく、港湾事業や地球温暖化などが複雑に絡み合っているとされる。県は2003年3月、「有明海再生に関する佐賀県計画」を策定。以来、ヘドロの除去や底質環境の改善、干潟の浄化機能調査などに総額100億円以上を投じたが、再生への道筋は見えないのが実情。県や漁業者の多くが「開門調査が再生への第一歩」と訴えており、長崎県が協議の場に参加する環境を整えるためにも、引き続き丁寧な議論が求められている。


=2011/03/15付 西日本新聞朝刊=

2120チバQ:2011/03/26(土) 00:14:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110316/20110316_0001.shtml
【県政の課題】<2>がん治療施設 地域浮揚戦略も鍵に
2011年03月16日 14:59  県が旗振り役となり、産学官で取り組む最先端がん治療施設「九州国際重粒子線がん治療センター」(サガハイマット)の建設工事が、九州新幹線・新鳥栖駅前(鳥栖市)で始まりました。開業予定は2年後。どんな課題があるんでしょうか。

    ×      ×



九州新幹線の新鳥栖駅(右端)前で建設工事が始まった「九州国際重粒子線がん治療センター」 サガハイマットは、がん細胞を「切らずに治す」施設。通院を前提としており、ピンポイントで炭素イオン(重粒子線)を体外照射する治療時間は30分。千葉、群馬、兵庫各県で開業しており、全国で4番目となる。

 建設費や最新の医療機器購入費など初期投資は総額150億円。県が20億円を負担し、130億円を企業や団体などの出資金、寄付金で賄う計画だが、現時点で確保したのは119億円。残りの調達は難航気味だ。

 県と県医師会が設立した「佐賀国際重粒子線がん治療財団」が運営する。財団顧問は九州財界トップがずらり。その1人、九州電力の松尾新吾会長は1月27日の起工式で「社会のためになる施設ということを伝えていかなければ」と、資金集めへの苦労をにじませた。

 県も職員に寄付を呼び掛ける要請文を配布しており、「オール九州」「官民一丸」で巨大プロジェクトの完遂を目指す一方で、開業後の「患者確保」も重要な課題。財団によると、開業1年目は200人、4年目以降800人を想定しているが、数百万円に上る治療費は医療保険の適用対象外のため、患者が“敬遠”する恐れもある。

 県は生命保険会社約30社と協定を結び、特約などで治療費をカバーできる新商品の開発を要請し、患者の負担軽減を図る対策を進めている。

 さらに、九州新幹線との相乗効果で九州各地だけでなく、アジアなど国境を越えた“集客”にも力を入れる。九州観光を巻き込んだ「医療ツーリズム」構築などを模索しており、好立地の最先端医療施設を地域浮揚にどう生かすか、その戦略が注目されている。


=2011/03/16付 西日本新聞朝刊=

2121チバQ:2011/03/26(土) 00:15:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110317/20110317_0001.shtml
【県政の課題】<3>新幹線 「横軸」整備道険しく
2011年03月18日 15:37  九州新幹線鹿児島ルートが開通。九州の「縦軸」の利便性が飛躍的に向上し、観光振興などの期待感が沿線に広がっています。一方、「横軸」となる九州新幹線西九州ルートは2008年に着工したものの、整備が遅れている気がします。本当に開通するのでしょうか?

    ×      ×



「ハの字型」をした軌間変換装置を試験走行するフリーゲージトレイン。カーブ走行での技術開発が遅れている 鹿児島ルートは線路幅が在来線よりも広く、路盤も強固な新幹線専用の「フル規格」。一方、西九州ルートの線路幅は区間によって、(1)フル規格(2)在来線規格(3)線路幅は在来線と同じだが、路盤やトンネルの大きさはフル規格のスーパー特急規格−の3種に分かれる。

 全ルート147キロのうち、鹿児島ルートと重なる博多−新鳥栖はフル規格(26キロ)。新鳥栖−武雄温泉(51キロ)は在来線規格を使い、武雄温泉−諫早(45キロ)はスーパー特急規格、諫早−長崎(25キロ)は在来線という複雑な構成になる。08年4月に着工し、18年完成を目指して建設が進んでいるのは武雄温泉−諫早間。スーパー特急規格の区間の新線だ。

 線路幅が異なる線路を走るために、左右の車輪の間隔を変えて、線路の幅に合わせることができるフリーゲージトレイン(FGT)という新型車両が全国で初めて投入されるが、その開発は難航している。FGTは車輪の間隔を動かすため、台車の構造が複雑になり、重量が増してしまう。このため、在来線のカーブで特急よりも10―40キロ遅くなるという技術的な課題を解決できていない。

 さらに、時間短縮効果を上げるために、佐賀、長崎両県は在来線を利用予定の諫早−長崎間にスーパー特急規格の新線を建設するよう国に陳情しているが、国は約1100億円という事業費に難色を示し、めどは立っていない。

 巨額の税金を投入しながら、時間短縮効果は26分間しかないことから今でも県民の間で賛否が割れる西九州ルート。開通までの道は険しいと言わざる得ない。


=2011/03/17付 西日本新聞朝刊=

2122チバQ:2011/03/26(土) 00:15:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110318/20110318_0001.shtml
【県政の課題】<4>TPP 農業再生の議論必要
2011年03月18日 15:38  各国間貿易の関税を原則撤廃する環太平洋連携協定(TPP)。政府は6月をめどに参加の是非を判断するそうですが、県内では農業団体から反対の声が上がっています。TPPの参加・不参加は、県にどんな影響を与えるの?

    ×      ×



TPP参加反対の署名活動と反対のチラシを配布するJAグループ佐賀の職員。TPP参加の是非では農業と商工業の利害が対立する 米などの農産物は、食料自給力の維持を目的に、高関税で保護されている。関税が撤廃されれば、大規模経営で生産コストを抑えた海外の安価な農産物が国内市場に流入するのは必至。厳しい価格競争にさらされた結果、国産米の9割が海外産に置き換わり、麦に至っては国産の1%しか残らない壊滅的な打撃を受ける−との推計もある。

 関税撤廃により、国内農業の生産額は毎年4兆1千億円減少すると農水省は試算。県内でも、「米や麦、牛肉など10品目で約500億円減る」(県農林水産商工本部)とされる。

 一方、輸出で稼ぐ自動車業界や電子・電気機器業界には、関税撤廃が国際競争力の強化につながるといった見方が強い。TPP不参加の場合、中国などに太刀打ちできず、国際市場から締め出されるとの危機感がある。国の試算では、実質GDP1・53%相当(10・5兆円)が減少。県も自動車、電気電子、機械産業で県内GDPが年間500―600億円程度減少するとしている。

 農業と商工業の利害が真っ向から対立する問題だけに、政府もTPP参加の是非を先送りしているのが現状だ。

 県の農業産出額は1990年の1847億円から、06年は1194億円と約4割も減少。高齢化が進み、耕作放棄地も増加の一途をたどっている。こうした現状にある農業の再生と並行して、TPPを巡る議論を進めるべきだろう。また、TPP参加国間協議では金融、サービス、労働などの分野でも、“壁”を取り払うことも検討されている。「平成の開国」の是非は、多様な視点から、考える必要がある。


=2011/03/18付 西日本新聞朝刊=

2123チバQ:2011/03/26(土) 00:16:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110319/20110319_0001.shtml
【県政の課題】<5>全国学力テスト 昨年の低迷どう改善し
2011年03月19日 15:22  昨年4月実施の全国学力テスト(小学6年、中学3年対象)では、県内の平均正答率が低迷しました。どんな改善の取り組みがなされているんでしょうか。小規模学級などの新たな試みも始まっているようですが、どこまで進んでいるの?

    ×      ×



全国学力テストに臨む中学生たち=昨年4月、佐賀市 2007年に43年ぶりに“復活”した文部科学省の全国学力テスト。4回目を迎えた昨年は、政権交代による方針転換で「全校参加方式」から「抽出方式」に変更されたが、県内では「一定の効果がある」として、従来通り小学177校、中学99校の全校が参加した。

 結果は国語と算数・数学(いずれも知識に関する「A」と応用力を問う「B」)の2教科8種別のうち、6種別の平均正答率で県平均は全国平均以下となった。さらに、県内の結果分析では、多くの種別で県平均を下回る地域がある「県内の学力不均衡」という課題も浮き彫りになった。

 これを受けて、県教委は昨年10月から緊急対策に着手。各校は教務主任などを学力対策コーディネーターに選任し、大学講師やアナウンサーなど外部講師を招いた勉強会を開くなど、教師の指導力向上を目指す取り組みを開始した。また、県教委も各校が学力をチェックできる評価テストを作成するなど、全県的な学力の底上げを図る。

 県は07年11月に策定した「県総合計画」で、全国学力テストの平均正答率を「全国平均以上」にするという目標を掲げているが、これらの取り組みが子どもたちの学力向上にどう結び付くか。今年の学力テストが、試金石となる。

 こうした取り組みの傍ら、県は07年度から全国に先駆け、36人以上の学級編成となる小学校の1、2年を対象に、35人以下の少人数学級と複数の教師が指導するチームティーチング(TT)を選択できる制度を実施。09年度には対象を中学1年に拡大した。4月から、県立高校でも少人数学級の実践研究を始める。


=2011/03/19付 西日本新聞朝刊=

2124チバQ:2011/03/26(土) 00:16:53
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110320/20110320_0001.shtml
【県政の課題】<6>佐賀空港 地域浮揚の方策必要
2011年03月20日 16:28  全国の地方空港で不採算路線の廃止や減便が相次ぐ中、佐賀空港(佐賀市)でも1月、大阪便が廃止されました。旅客便は羽田便(1日4往復)しか残っていません。県は佐賀空港を今後、どうしようと考えているのでしょうか?

    ×      ×



路線拡大が懸案となっている佐賀空港 1998年7月に開港した佐賀空港(佐賀市)は、羽田、大阪、名古屋の3路線でスタート。だが、羽田便以外は搭乗率が上がらず、2003年に名古屋便、今年1月には大阪便が廃止された。便数が減少すれば、着陸料などの収入も減り、空港収支は開港以来、赤字続き。累積赤字は30億円超に膨らんでいる。

 そんな中、県は「路線や便数の充実で観光客を増やし、経済効果を含めたトータルでのプラスを目指したい」(空港・交通課)として、羽田便増便と海外の格安航空会社(LCC)誘致に力を注いでいる。

 1日4往復の羽田便は09年度の利用者数が前年度比11・3%増と、羽田路線では全国一の伸び率を記録。県は一層の増客で増便につなげようと、羽田からの乗客を対象にダブルマイルキャンペーン(昨年12月―今年2月)などを実施。2月末現在の搭乗率は61・1%と、採算ラインの60%をクリアしており、羽田空港が段階的に拡大する発着枠を狙い、1日5便化を目指す考えだ。

 日本での路線展開が相次ぐLCCの誘致では、安定した気象条件や九州の観光地へのアクセスの良さを材料に、中国や韓国などの数社と接触。中国の春秋航空とは具体的に協議を進めている。ただ、国際定期便就航には専用ターミナルビルが欠かせず、大型機の乗り入れとなれば、滑走路の延長も必要となる。

 県は国際線就航に備えた空港整備の調査を始めているが、さらなる整備費用の投入には慎重論もある。県民の理解を得るためには、空港を基点とした地域活性化の明確なビジョンを示すことが求められる。


=2011/03/20付 西日本新聞朝刊=

2125チバQ:2011/03/26(土) 00:17:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110321/20110321_0001.shtml
【県政の課題】<7>雇用対策 定職への支援 充実を
2011年03月21日 14:38
企業の採用担当者(左端)の説明に熱心に聞き入る佐賀大学生。厳しい雇用情勢が続いている=1月、佐賀市 卒業シーズンなのに就職が決まっていない大学生や高校生が多いと聞きます。いろんな経済指標を見る限り、景気は回復基調にあると感じていたのですが、東日本大震災の影響も心配です。県内の雇用情勢はどうなっているのでしょうか?

    ×      ×

 財務省佐賀財務事務所が16日に発表した、1―3月期の県内の法人企業景気予測調査によると、欧米向けの自動車輸出が増えたこともあり、全産業の景況判断指数(BSI)は前期比2・9ポイント増のマイナス5・0で、2期ぶりに改善した。

 県内の1月の有効求人倍率も前月比0・04ポイント増の0・61倍と、8カ月連続で改善。28カ月ぶりに、リーマン・ショックの影響が出る以前の2008年9月と同水準に持ち直している。

 だが、有効求職者数は依然、2万人台で高止まりしており、「景気は足踏み状態を脱しつつあるが、雇用情勢はまだ厳しい状態」(佐賀労働局)というのが現状だ。

 厚生労働省によると、今春卒業する大学生の就職内定率は全国平均68・8%(昨年12月1日現在)と1996年の調査開始以来、過去最低の水準。佐賀大でも2月1日現在の就職内定率は78・4%で、調査を始めた05年度以来最悪となった。高校生の就職内定率も1月末現在で86・6%と同時期の内定率としては2年連続で90%を下回った。

 県は、リーマン・ショック以降、これまでに雇用対策として約100億円を投入。道路清掃や行政文書の整理など県や市町が臨時採用する1277の事業を実施した。さらに、失業者や新卒を対象にした合同面談会や職業訓練も展開。延べ1万1161人が就職を果たしたという。ただし、こうした行政による雇用創出は緊急避難的色合いが強いこともあり、県雇用労働課は「安定した就職口を見つけるためにも、今後は面接指導や職業相談など、きめ細かなフォローアップが必要」としている。


=2011/03/21付 西日本新聞朝刊=

2126チバQ:2011/03/26(土) 00:17:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110322/20110322_0001.shtml
【県政の課題】<8完>プルサーマル 安全性を問う声再び
2011年03月22日 15:58
2009年5月、玄海原発の専用岸壁にMOX燃料輸送船(下)が到着(本社ヘリから)。3号機原子炉への燃料装てん作業などを経て、同年12月に国内初のプルサーマルの営業運転が始まった 東日本大震災によって、東京電力福島第1原子力発電所(福島県)で爆発事故が相次ぎ、放射性物質の漏えいが起きました。佐賀には、国内初のプルサーマルを導入した九州電力玄海原発(玄海町)があり、県民の間にも不安が広がっています。

    ×      ×

 プルサーマルは、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウランと混ぜたMOX燃料を、一般の軽水炉型原発で燃やす発電。玄海原発での実施をめぐっては、古川康知事が2006年3月、安全性について「国の確約を得た」として計画に同意。09年5月、フランスで製造されたMOX燃料が到着し、10月に3号機の原子炉容器に装填(そうてん)。11月に始動、12月に営業運転が始まった。

 だが、国の原子力政策全体を見渡すと、課題を抱えたままだ。プルサーマルは、ウラン資源の有効活用でエネルギー供給確保を目指す国の「核燃料サイクル」の一環。だが、使用済み燃料からプルトニウムを取り出す青森・六ケ所村の再処理工場の完成スケジュールが遅れ、使用済み燃料の中間貯蔵施設がないといった問題が残っている。サイクルは未完のままなのだ。

 県内では計画段階から、市民団体が反対活動を展開。昨年8月には、裁判の会が九電を相手取り、MOX燃料の使用差し止めを求めて佐賀地裁に提訴。法廷で「プルサーマルの安全性」をめぐる議論が続いている。

 東日本大震災によって福島第1原発の1―4号機で爆発事故や破損が発生したことで、日本の原発政策は根底から見直しを迫られる。うち3号機では玄海原発3号機に続いて昨年9月から、プルサーマルが導入されており、その安全性も問い直されるだろう。玄海原発3号機では昨年12月、放射性物質のヨウ素漏れが発生している。未曽有の原発事故が発生したことで、プルサーマルにとどまらず、原発の安全性確保が、最も重要な県政課題として浮上してきた。

 =おわり


=2011/03/22付 西日本新聞朝刊=

2127チバQ:2011/03/26(土) 11:13:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000200-mailo-l46
21区の顔ぶれ:’11県議選/1 /鹿児島
毎日新聞 3月17日(木)14時59分配信

 統一地方選第1ラウンドで実施される県議選は4月1日告示、10日投開票される。今回から定数が3減り、選挙区も再編されて2減の21選挙区に。総定数51に対し75人超が立候補の準備を進めている。各選挙区の構図を5回にわたって紹介する。【福岡静哉】
 ◇定数2減、激戦に拍車
 ◆鹿児島市・郡区(鹿児島市、三島村、十島村)
 今回、定数が2減って激戦に拍車がかかり、現職が少なくとも1人は落選する。出馬予定者は定数17に対し現職18▽元職1▽新人5の計24人。新人は2人が2度目の挑戦となる。
 民主は国政与党として初の県議選。「3人以上擁立」を掲げたが2人にとどまった。現職を労組などが支援し、新人は国会議員の後援会が支える。03年県議選で現新2人が共倒れした苦い経験があり、再び2議席奪取を目指すが、菅直人政権の支持率が低下傾向の中での戦いを強いられる。
 対する自民は前回、14人を擁立したが現職2人を含む4人もの落選者を出した。今回、現職に引退者はいないが、候補者を現有議席より2増の12人(現職10、元職1、新人1)に絞った。定数減の中、「1万票が当落ライン」(党県連幹部)とも言われ、前回下位だった現職は特に危機感を強める。業界団体や地域などそれぞれの組織固めに加え、旧喜入町など現職不在の地域で争いが激化している。
 公明は現職3人が出馬予定。前回は3人とも1万100〜1万800票を獲得した。今回も党支持層を中心に手堅い選挙を目指す。
 共産、社民は現有1議席の確保が至上命題。社民は現職が引退し、鹿児島市議を辞職した新人が出馬する。
 無所属は現職3人、新人2人が名乗りをあげた。
 団体関係では、県農政連が自民12人全員を推薦。連合鹿児島は民主現職、社民新人、無所属現職3人の計5人を推薦する。
………………………………………………………………………………………………………
 【鹿児島市・郡区】(定数17)
青木寛   62 民現(4)
吉留大輔  34 民新
尾辻義   66 自現(6)
柴立鉄彦  63 自現(5)
吉野正二郎 57 自現(5)
宇田隆光  56 自現(3)
大園清信  56 自現(3)
武昭一   61 自現(3)
永田憲太郎 64 自現(3)
桑鶴勉   64 自現(2)
寺田洋一  57 自現(2)
長田康秀  33 自現(1)
藤崎剛   37 自元(1)
野田啓介  35 自新
成尾信春  54 公現(4)
持冨八郎  60 公現(2)
松田浩孝  46 公現(1)
松崎真琴  52 共現(2)
福司山宣介 52 社新
二牟礼正博 63 無現(7)
山口修   63 無現(3)
柳誠子   50 無現(1)
下鶴隆央  31 無新
中間哲郎  48 無新
 (年齢は投票日現在)

3月17日朝刊

2128チバQ:2011/03/26(土) 11:13:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000291-mailo-l46
21区の顔ぶれ:’11県議選/2 /鹿児島
毎日新聞 3月18日(金)16時2分配信

 ◇三つどもえで混とん−−阿久根市・出水郡区
 ◆阿久根市・出水郡区(阿久根市、長島町)
 竹原氏に批判的な中村、古賀両氏に加え1月の出直し市長選で敗れた竹原氏が名乗りを上げ、三つどもえの戦いに。阿久根市で半数前後とみられる“反竹原票”が2氏に割れる可能性があり、勝敗の行方は混とんとしている。約3割を占める長島町の票が鍵を握る。
 中村氏は5期の実績を掲げ、反竹原派市民への浸透を図る。長島町では、赤潮被害対策に取り組んだ実績を掲げ精力的に回る。
 古賀氏は建設会社員。09年3月の出直し市議選で初当選したが、2月の住民投票で失職した。世代交代を訴え、無所属で挑戦する。
 竹原氏は「公務員が国民を裏切る仕組みがあり、県議会もろくでもない」などと、得意の公務員・議会批判を軸に訴える構え。
 ◆姶良市区(姶良市)
 4人が出馬表明し、混戦の様相を呈する。
 酒匂氏は元旧姶良町議。企画建設委員長を務める。
 川野氏は元旧加治木町長。前回無所属で当選後、自民入りした。
 桃木野氏は元県職員で元市議。民主、国民新の推薦を得た。
 山崎氏は元衆議員秘書で4度目の挑戦。草の根選挙を展開する。
 ◆霧島市・姶良郡区(霧島市、湧水町)
 前回と同じ顔ぶれとなる見通し。
 田之上氏は旧隼人町が地盤。前回の苦戦をバネに7選を目指す。
 山田氏は元旧国分市議。6期の実績を掲げ、支持固めを図る。
 高橋氏は3選を目指した前回、惜敗。捲土重来を期す。
 桐原氏は元旧霧島町職員で連合推薦。労組を軸に戦いを進める。
 中重氏は保守系無所属。地盤の旧国分市外でも浸透を図る。
 ◆伊佐市区(伊佐市)
 池畑氏の他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。
………………………………………………………………………………………………………
【阿久根市・出水郡区】(定数1)
中村真  69 自現(5)
古賀操  50 無新
竹原信一 52 無新
【姶良市区】(定数2)
酒匂卓郎  41 自現(2)
川野威朗  66 自現(1)
桃木野幸一 58 無新
山崎正明  41 無新
【霧島市・姶良郡区】(定数4)
田之上耕三 67 自現(6)
山田国治  65 自現(6)
高橋稔   59 自元(2)
桐原琢磨  57 無現(3)
中重真一  34 無現(1)
【伊佐市区】(定数1)
池畑憲一 63 自現(4)
 (年齢は投票日現在)

3月18日朝刊

2129チバQ:2011/03/26(土) 11:14:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000218-mailo-l46
21区の顔ぶれ:’11県議選/3 /鹿児島
毎日新聞 3月21日(月)13時47分配信

 ◇原発増設、関心高く−−薩摩川内市区
 ◆薩摩川内市区(薩摩川内市)
 前回と同じ構図の見通し。福島原発で相次いだ事故を受け、川内原発増設問題に再び関心が高まっている。
 鶴薗氏は旧入来町が地盤で県畜産協会理事を務める農政通。川内地区への浸透が課題。
 外薗氏は川内地区が地盤。元党県議団会長。業界団体など支持固めを図る。
 田中氏も川内地区が拠点で元市部長。頻繁な後援会便り発行など地道な活動を続ける。
 遠嶋氏は社民、連合推薦。「増設反対」を訴え、前回失った非自民議席の奪還を誓う。
 ◆薩摩郡区(さつま町)
 定数2の時代も含め過去3回連続無投票で、16年ぶりに選挙戦となる見通し。
 宮島氏は元民放社員、旧鶴田町出身。初当選が無投票だったため危機感を強める。
 井上氏は旧鶴田町長3期、合併後のさつま町長を1期。知名度を生かし浸透を図る。
 ◆出水市区(出水市)
 旧市町単位で1人ずつ出馬する見通しで、激戦も予想される。
 小幡氏は旧出水市出身。前党県連幹事長。5選を目指す。
 通畠氏は元旧野田町議。県たばこ耕作組合長。再選を目指す。
 堀口氏は旧高尾野町が地盤。市議を辞職した。父は元県議。
 ◆奄美市区(奄美市、龍郷町)
 民主が擁立を模索したが断念。自民現職2氏以外に動きがなく、1953年の奄美群島本土復帰後、初の無投票となる見通し。
 与氏は03年に旧名瀬市区で初当選。永井氏は龍郷町在住で03年に旧大島郡区で初当選。合併で両氏とも07年以降、奄美市区。
 ◆大島郡区(大和村、宇検村、瀬戸内町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、与論町)
 合併で前回から定数1減で2人区になった。県議会議長で瀬戸内町出身の金子氏と元徳田毅衆院議員秘書で徳之島町在住の禧久氏以外に動きはなく、2回連続の無投票となる見通し。
………………………………………………………………………………………………………
 【薩摩川内市区】(定数3)
鶴薗真佐彦 57 自現(4)
外薗勝蔵  59 自現(3)
田中良二  54 自現(1)
遠嶋春日児 56 無新
 【薩摩郡区】(定数1)
宮島孝男 56 自現(1)
井上章三 64 無新
 【出水市区】(定数2)
小幡兼興 68 自現(4)
通畠幸一 61 自現(1)
堀口文治 57 無新
 【奄美市区】(定数2)
与力雄  65 自現(2)
永井章義 54 自現(2)
 【大島郡区】(定数2)
金子万寿夫 64 自現(5)
禧久伸一郎 54 自現(1)
 (年齢は投票日現在)

3月21日朝刊

2130チバQ:2011/03/26(土) 11:14:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000247-mailo-l46
21区の顔ぶれ:’11県議選/4 /鹿児島
毎日新聞 3月23日(水)15時58分配信

 ◇24年ぶり選挙戦に−−南九州市区
 ◆南九州市区(南九州市)
 指宿市区だった旧頴娃町が切り離され、川辺郡区に編入されて南九州市区となった。過去5回連続で川原氏が無投票当選で、24年ぶりの選挙戦となる見通し。候補者がいない旧頴娃町の票が焦点となりそうだ。
 川原氏は旧川辺町出身。危機感を強め精力的に地域を回る。
 柚木氏は元旧知覧町議、元市議。元川辺町長が支援する。
 ◆枕崎市区(枕崎市)
 三つどもえの戦いとなりそう。
 上野氏は県漁連会長。09年衆院選で国民新候補を支援するため自民を離党。今回は無所属で臨む。
 神園氏は保険代理店を経営し、前枕崎青年会議所理事長。出馬表明は遅れたが若手を中心に支持拡大を図る。
 原村氏は元船舶機械会社員。市議1期目途中で辞職した。後援会を中心に支持拡大を図る。
 ◆西之表市・熊毛郡区(西之表市、中種子町、南種子町、屋久島町)
 西之表市区(定数1)と熊毛郡区(同1)が合区された。
 松里氏は西之表市区で2回連続無投票のため12年ぶりの選挙。
 日高氏は旧屋久町出身。前回は熊毛郡区で石田尾氏を破った。
 石田尾氏は元上屋久町職労委員長。連合は「支持」にとどめた。
 ◆いちき串木野市区(いちき串木野市)
 現職の吉留氏以外に出馬表明はない。
 ◆日置市区(日置市)
 現職の前原氏と岩崎氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 ◆指宿市区(指宿市)
 旧頴娃町が切り離され定数が1減。現職の小園氏以外に出馬の動きはなく、無投票の可能性が高い。
 ◆南さつま市区(南さつま市)
 園田氏は09年補選で初当選。自民党員だが無所属で出馬する。他に出馬表明はない。
………………………………………………………………………………………………………
 【南九州市区】(定数1)
川原秀男 64 自現(6)
柚木茂樹 57 無新
 【枕崎市区】(定数1)
上野新作 76 無現(5)
神園健  39 無新
原村且元 59 無新
 【西之表市・熊毛郡区】(定数2)
松里保広  53 自現(4)
日高滋   57 自現(3)
石田尾茂樹 52 民新
 【いちき串木野市区】(定数1)
吉留厚宏 49 自現(2)
 【日置市区】(定数2)
前原尉  52 自現(3)
岩崎昌弘 58 自現(2)
 【指宿市区】(定数1)
小園成美 53 自現(2)
 【南さつま市区】(定数1)
園田豊 51 無現(1)
 (年齢は投票日現在)

3月23日朝刊

2131チバQ:2011/03/26(土) 11:15:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000217-mailo-l46
21区の顔ぶれ:’11県議選/5止 /鹿児島
毎日新聞 3月25日(金)15時44分配信

 ◇7人名乗り、混戦−−鹿屋市・垂水市区
 ◆鹿屋市・垂水市区(鹿屋市、垂水市)
 選挙区再編で鹿屋市区(定数3)と垂水市区(同1)が合区。自民の山田宏之氏と連合推薦の櫛下勝美氏(無所属)が引退し、世代交代を図る。民主は候補を公募したが擁立を断念した。鹿屋5、垂水2の計7人が名乗りを上げ、混戦模様。山田氏の地盤の鹿屋市街地が草刈り場の様相を呈する。
 堀之内氏は元垂水市議。前回、垂水市区で激戦を制した。
 吉永氏は元旧鹿屋市議。農村部が地盤で、3選を目指す。
 大久保氏は鹿屋市議を辞職し、県議選初挑戦。旧串良町が地盤。
 柴立氏は党大隅地区委員長、元鹿屋市議。8日に出馬表明した。
 栗栖氏は元県職員。前回は垂水市区で落選し、2度目の挑戦。
 郷原氏は保育園長。鹿屋市街地在住で「若さ」を前面に出す。
 前野氏は社民、連合が推薦。元鹿屋市建設部長、市職労委員長。
 ◆曽於市区(曽於市)
 定数1減となった前回、旧大隅町の森義夫氏(故人)が旧末吉町の徳留氏との現職対決を349票差で制した。しかし森氏の死去に伴い徳留氏が繰り上げ当選。今回、旧大隅町の瀬戸口氏との間で再び激しい保守分裂選挙となる見通し。
 徳留氏は県議だった父の代からの後援会を軸に6選を目指す。
 瀬戸口氏は元市議。県農政連支部長。末吉に事務所を構えた。
 県農政連は双方の推薦を見送った。
 ◆志布志市・曽於郡区(志布志市、大崎町)
 前回に続き三つどもえの戦いとなりそう。
 中山氏は旧志布志町が地盤で、今回も連合の推薦を得た。
 西高氏は元大崎町議で前回無所属で落選。今回は自民公認。
 草野氏は大崎町の開業医。志布志市内でも支持拡大を図る。
 ◆肝属郡区(東串良町、錦江町、南大隅町、肝付町)
 鶴田氏が4回連続で無投票当選となる公算が大きい。=おわり
………………………………………………………………………………………………………
 【鹿屋市・垂水市区】(定数4)
堀之内芳平 58 自現(2)
吉永守夫  76 自現(2)
大久保博文 47 自新
柴立俊明  62 共新
栗栖善幸  59 無新
郷原拓男  33 無新
前野義春  58 無新
 【曽於市区】(定数1)
徳留紀寿  71 自現(5)
瀬戸口三郎 58 無新
 【志布志市・曽於郡区】(定数1)
中山信一 65 無現(2)
西高悟  51 自新
草野力  56 無新
 【肝属郡区】(定数1)
鶴田志郎 53 自現(3)
 (年齢は投票日現在)

3月25日朝刊

2132チバQ:2011/03/26(土) 11:18:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000212-mailo-l45
’11統一地方選:県議選・決戦の構図/上 宮崎市、最大の激戦区 /宮崎
毎日新聞 3月21日(月)13時41分配信

 統一地方選前半戦の県議選は、4月1日告示・10日投開票される。
 定数は45(現在欠員3)から6削減の39になり、現時点で53人が立候補を決めている。選挙区数は16から14に統合される。うち7選挙区・8議席で無投票となる可能性がある。残り7選挙区・31議席で45人による選挙戦となりそうだ。
 政党別の公認は民主3、自民20、公明3、共産1、社民5、無所属21人。新旧別では現職33、元県議2、新人18人。
 選挙区は宮崎市と旧清武町が合併され、宮崎市区と宮崎郡区が新たな宮崎市区に。西諸県郡・高原町が、田野尻町と合併した小林市区に合区される。6選挙区で定数が各1減となった。
 任期満了に伴う4年に一度の統一選は09年の政権交代後、初めて。予想される顔ぶれを紹介する。(敬称略)【石田宗久】
 ■宮崎市区(定数12)
 県内最大の激戦区。現職8人と新人11人の計19人が立候補を予定し、前回より1人少ない。宮崎市区(定数12)と宮崎郡区(同1)の合区で定数は1減となる。現職4人が引退または転身。
 政党別では、民主2▽自民4▽公明2▽共産1▽社民2▽無所属8人。
 民主は県連顧問の井上が6選出馬。昨年の参院選宮崎選挙区に立候補した新人で元新聞記者の渡辺が、引退する権藤梅義の後継で県政に初挑戦する。
 自民は外山と福田が7選、横田が3選を目指す。前回、宮崎郡区で当選した河野が再選に向け出馬する。
 公明は県本部代表の新見が4選出馬へ。前回トップ当選の長友安弘が引退し、新人で元かばん販売店経営の重松が挑む。
 共産は前屋敷が4選へ。社民は県連代表の鳥飼が7選を目指す。外山良治が引退し、09年の衆院選宮崎3区に出馬した幹事長の松村が立候補する。
 無所属は全員新人。有岡、伊地知、野崎は元市議、平原は元旧清武町副議長、菊地は元副市長で、議員や公職経験者が目立つ。医師の清山は29歳で最年少。有岡、平原、元銀行員の川添、元損保代理業の右松が前回に続いて再挑戦。川添は前回当選後に公選法違反事件の連座制で当選無効となった。
 前回、東国原英夫前知事支持で当選した「東国原チルドレン」代表格の武井俊輔は転身し、次期衆院選宮崎1区に自民公認で出馬する。
 ■都城市区(定数6)
 県議会自民党会派の萩原耕三会長が引退し、現職5▽元職1▽新人1の計7人の選挙戦となる見通し。
 自民は県連会長の中村が6選、星原が5選、山下が再選を目指す。社民は満行が4選に向けて出馬する。
 自民会派を離れ民主議員と統一会派を組む徳重は、無所属での5選に挑戦する。
 元職の内村は返り咲きを図る。新人の二見は元参議員秘書。
 ■延岡市区(定数5)
 前回は9人が立候補する混戦となったが、今回は現職4▽元職1▽新人1の計6人で議席を争う。
 民主の田口は再選へ立候補。自民は新人で元市議長の後藤を公認した。公明は河野、社民は太田が3選を目指す。
 松田は民主議員との統一会派に所属するが、前回と同様に無所属で再選出馬する。
 元副議長の井本は辞職して昨年1月の延岡市長選に出馬したが落選。無所属で県議5選復帰を目指す。

2133チバQ:2011/03/26(土) 11:18:41
………………………………………………………………………………………………………
 ■宮崎市(定数12)
有岡浩一  48 [元]市議    無新
井上紀代子 64 党県顧問     民現(5)
伊地知義友 56 [元]市議    無新
川添博   49 [元]銀行員   無新
河野安幸  71 党県副幹事長   自現(1)
菊地庸裕  63 [元]副市長   無新
清山知憲  29 医師       無新
重松幸次郎 51 [元]かばん販売 公新
新見昌安  58 党県代表     公現(3)
鳥飼謙二  63 党県代表     社現(6)
外山三博  71 食品会社会長   自現(6)
野崎幸士  39 [元]市議    無新
平原和利  61 [元]清武副議長 無新
福田作弥  66 農協理事     自現(6)
前屋敷恵美 61 党県副委員長   共現(3)
松村秀利  54 党県幹事長    社新
右松隆央  42 [元]損保代理業 無新
横田照夫  57 [元]党県総務長 自現(2)
渡辺創   33 [元]新聞記者  民新
 ■都城市(定数6)
内村仁子 68 農業      無元(1)
徳重忠夫 67 社福法人役員  無現(4)
中村幸一 68 党県会長    自現(5)
二見康之 30 [元]参議秘書 無新
星原透  63 党県総務会長  自現(4)
満行潤一 52 党県副代表   社現(3)
山下博三 61 党県組織委長  自現(1)
 ■延岡市(定数5)
井本英雄 64 [元]県副議長 無元(4)
太田清海 60 党県副代表   社現(2)
河野哲也 51 党県幹事長   公現(2)
後藤哲朗 55 [元]市議長  自新
田口雄二 52 党県副代表   民現(1)
松田勝則 45 [元]会社員  無現(1)
 敬称略、50音順。氏名、投開票日の年齢、主な肩書、党派、新旧、当選回数

3月21日朝刊

2134チバQ:2011/03/26(土) 11:18:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000191-mailo-l45
’11統一地方選:県議選・決戦の構図/中 合併で進む定数減 /宮崎
毎日新聞 3月22日(火)12時59分配信

 ■日南市区(定数2)
 09年に日南市と南那珂郡の北郷町、南郷町が合併して新日南市が誕生。定数は3から1減した。
 旧日南市が地盤の自民の外山、社民の高橋は、ともに3選を目指す。また、市長選に出馬した元職が支援者の要請を受け、立候補の可否を検討している。
 ■小林市・高原町区(定数2)
 小林市と野尻町が昨年合併し、高原町のみとなった西諸県郡が同市区に合区された。定数は3から1減した。
 自民は2人が立候補予定。高原町が地盤の丸山は3期ぶりの選挙戦で4選へ挑む。小林市が地盤の宮原は3選を目指す。
 昨年4月の市長選に立候補した新人で建設会社役員の鮫島は、県議選に初挑戦。
 自民会派を離脱し、民主議員との統一会派で代表を務めた水間篤典は引退する。
 ■日向市区(定数2)
 前回は無投票だったが、定数が3から1減となり選挙戦へ。
 自民は十屋が3選を狙う。新人で元市議の日高も自民公認で初挑戦する。
 民主議員との統一会派に所属する西村は、無所属での再選を目指す。
 自民の黒木覚市は引退する。
 ■串間市区(定数1)
 現職の辞職、市長選出馬に伴う昨年7月の補選と同じ顔ぶれの一騎打ちとなる公算が大きい。再選を目指す岩下に対し、新人で元市議の福留が挑む。いずれも無所属で立候補するが、自民県連は2人とも推薦している。
 県議選と同日実施予定だった原子力発電所立地の賛否を問う住民投票は、福島第1原発の事故を受けて見送りになった。
 ■西都市・西米良村区(定数1)
 定数は2から1減。自民で3選を目指す押川以外に立候補の動きはない。前回、自民公認で当選した浜砂守は退く。
 ■えびの市区(定数1)
 自民の中野が4選を目指す。立候補の動きは他になく無投票の可能性が高い。(敬称略)
………………………………………………………………………………………………………
 ■日南市(定数2)
高橋透 50 党県副代表  社現(2)
外山衛 53 党県政調会長 自現(2)
 ■小林市・高原町(定数2)
鮫島憲明  61 建設会社役員 無新
丸山裕次郎 42 党県青年局長 自現(3)
宮原義久  48 農業     自現(2)
 ■日向市(定数2)
十屋幸平 56 食肉会社社長 自現(2)
西村賢  38 運輸会社役員 無現(1)
日高博之 40 [元]市議  自新
 ■串間市(定数1)
岩下斌彦 65 [元]市教育長 無現(1)
福留成人 50 [元]市議   無新
 ■西都市・西米良村(定数1)
押川修一郎 55 党県部会長 自現(2)
 ■えびの市(定数1)
中野一則 62 農業 自現(3)
 (敬称略、50音順。氏名、投開票日の年齢、主な肩書、党派、新旧、当選回数)

3月22日朝刊

2135チバQ:2011/03/26(土) 11:19:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000274-mailo-l45
’11統一地方選:県議選・決戦の構図/下 児湯郡で5人混戦 /宮崎
毎日新聞 3月24日(木)16時52分配信

 ■北諸県郡区(定数1)
 選挙区の自治体は三股町のみ。自民の蓬原が5選に挑む以外に立候補の動きはない。
 ■東諸県郡区(定数1)
 国富町と綾町。国富町を地盤とする自民会派の中野が、今回は無所属で3選を目指す。無投票の可能性が高い。
 ■児湯郡区(定数3)
 口蹄疫(こうていえき)の被害集中地域である高鍋▽新富▽木城▽川南▽都農−−の5町。現職3人に新人2人が挑む構図となりそう。
 自民の坂口は、09年から県議会で1人会派。新富町を地盤に6選を狙う。高鍋町の松村は再選を目指す。
 東国原英夫前知事を支持する新人議員会派に所属した木城町の図師は前回、トップ当選した。道交法違反罪で略式起訴され会派を離脱。昨年2月、議会から辞職勧告を受けたが、1人会派で議員活動を継続、再選を期す。
 新人2人はいずれも川南町在住。口蹄疫で豚が被害を受けた農業法人会長の遠藤は初の立候補。林田は町議からの転身に挑戦する。
 ■東臼杵郡区(定数1)
 門川町、諸塚村、椎葉村、美郷町の2町2村。定数は2から1減。
 諸塚村の黒木は自民から再選へ向けて立つ。7選出馬を検討していた自民の米良政美が引退を決めたため、両者を推薦方針だった自民県連は、黒木を公認に切り替えた。
 ■西臼杵郡区(定数1)
 高千穂、日之影、五ケ瀬の3町。
 自民の緒嶋は高千穂町を地盤に7選へ向け出馬する。他に立候補の動きはなく、6期連続の無投票となる可能性が高い。(文中敬称略)
………………………………………………………………………………………………………
 ■北諸県郡(定数1)
蓬原正三 62 県副議長 自現(4)
 ■東諸県郡(定数1)
中野広明 69 [元]県部長 無現(2)
 ■児湯郡(定数3)
遠藤威宣 57 農業法人会長  無新
坂口博美 63 党県顧問    自現(5)
図師博規 41 精保福祉士   無現(1)
林田幸雄 59 [元]川南町議 無新
松村悟郎 57 建材会社長   自現(1)
 ■東臼杵郡(定数1)
黒木正一 60 [元]諸塚村議長 自現(1)
 ■西臼杵郡(定数1)
緒嶋雅晃 70 [元]党県会長 自現(6)
 (敬称略、50音順。氏名、投開票日の年齢、主な肩書、党派、新旧、当選回数)

3月24日朝刊

2136チバQ:2011/03/26(土) 11:28:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000253-mailo-l44
’11統一選・情勢と構図:県議選/上 /大分
毎日新聞 3月20日(日)15時23分配信

 ◇大分市区、立候補減り「静かな戦い」
 ◇別府、中津、宇佐は激しく
 県議選(定数44)は4月1日告示、同10日投開票される。16選挙区に前回より8人少ない61人が立候補を予定している。4選挙区で無投票の公算があり、東日本大震災による運動の自粛ムードもあって、「静かな戦い」となりそうだ。3回にわけて、情勢を報告する。(敬称略)
 ◆大分市区(定数13−14)
首藤隆憲  63 民現(1)
小嶋秀行  56 民新
藤田正道  48 民新
阿部英仁  62 自現(5)
麻生栄作  49 自現(3)
渕健児   70 自現(3)
油布勝秀  60 自元(1)
河野成司  53 公現(1)
吉岡美智子 57 公新
堤栄三   54 共現(2)
守永信幸  48 社新
平岩純子  56 無現(2)
竹内小代美 65 無新
箕迫高明  61 無新
 17人が立候補した前回と一変。無投票の可能性もあったが、辛うじて選挙戦になりそうだ。
 民主は、社民系だった現職の首藤、大分市議からくら替えする小嶋、引退する梶原九州男の後継で九電労組出身の藤田を公認。4人目擁立も模索し、現有2議席からの飛躍を目指す。別会派ではあるが、引退する新日鉄労組出身の高村清志の支持層取り込みがカギ。
 前回5人を公認、2人を推薦した自民は、今回は公認4人のみ。県議長の安部省祐が大分市長選に転身。現職の阿部、麻生、渕と、元職の油布で現有4議席を守る。
 公明は県本部代表の竹中万寿夫が引退し、現職の河野と、大分市議から転じる吉岡を公認。共産は現職の堤を公認。社民は、昨年参院議員に転身した吉田忠智の後継で県職労出身の守永を公認し、現職の平岩と、引退する内田淳一の後継で元高校教師の竹内を推薦。いずれも現状維持を目指す。新人の箕迫は草の根での選挙を目指す。
 ◆別府市区(定数5−7)
佐藤博章 67 民現(2)
牧野浩朗 59 自現(7)
荒金信生 65 自現(6)
嶋幸一  45 自現(1)
戸高賢史 40 公新
福田公子 35 共新
原田孝司 52 無新
 民主の佐藤は連合大分などの複数候補擁立方針の影響で減少する労組票を補うため「県立美術館誘致」を訴えて個人票集めに懸命。
 自民は現職の牧野、荒金、嶋を公認。牧野は観光業界や、後援団体回りで組織を引き締める。荒金は、毎夏の「音頭大会」など地道な活動で築いた支持基盤を精力的に回る。前回2位当選の嶋は、精力的に続けてきた後援会活動を生かし、支持拡大を目指す。
 公明は前回トップ当選の伊藤敏幸が引退し、元参院議員秘書の戸高を後継に擁立。支持団体回りで知名度アップを目指す。共産の新人、福田は街頭演説や小集会をこなし、4年前に失った党の議席奪還を目指す。社民は別府市議から転身する原田を推薦。出身の県教組や、教員時代の知人らに支持を訴え、社民系8年ぶりの議席を目指す。
 ◆中津市区(定数3−4)
大友一夫 64 自現(3)
毛利正徳 51 自現(1)
吉冨幸吉 61 無現(2)
馬場林  57 無新
 自民の大友は前回の区割り再編で地元の旧下毛郡が中津市に編入され、苦戦が予想されたが、高校同窓会などを通じて浸透しトップ当選。反動を警戒する。同じく自民現職の毛利は、今回も女性や若者らによる草の根運動を展開する。
 吉冨は、今回、民主への公認申請は取り下げ無所属で戦う。個人応援団・女性の会がフル回転している。
 社民推薦の馬場は前回の市議選でトップ当選。前回落選した塙晋の後継として、社民の組織、労組をフルに活用している。
 ◆宇佐市区(定数3−6)
末宗秀雄 56 自現(2)
元吉俊博 54 自現(2)
尾島保彦 58 無新
高橋宜宏 58 無新
中村明美 62 無新
広岡利公 76 無新
 市議から転じる4新人が現職2人に挑む。連合、社民と民主も推薦する元市議、尾島の参戦に、現職は危機感を深める。
 前回トップ当選の自民・末宗は、自民を支持する3市議が立つため陣営引き締めに躍起。事務所開きで岩屋毅県連会長も駆け付けた。元吉は建設、商工業者を中心に票を固める。連夜ミニ集会をこなす。
 尾島の総合後援会長に、引退する民主・賀来和紘が就き、事務所開きに民主・横光克彦衆院議員も駆けつけた。高橋は「とことん市民主義」を訴え浸透を図り、市内をくまなく回っている。女性の中村は市議の実績を強調し、「新風を巻きおこす」と呼び掛ける。広岡は「是永修治市政をつくった」と訴え、支持を広げる。【高芝菜穂子、梅山崇、祝部幹雄、大漉実知朗】

3月20日朝刊

2137チバQ:2011/03/26(土) 11:28:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000207-mailo-l44
’11統一選・情勢と構図:県議選/中 /大分
毎日新聞 3月21日(月)13時36分配信

 ◇日田、新人2人が現職に挑戦
 ◇由布、豊後高田、杵築は無投票か 国東一転選挙へ
 ◆日田市区(定数3−5)
桜木博   72 自現(2)
井上伸史  64 無現(3)
酒井喜親  63 無現(1)
財津さやか 37 無新
杉野義光  67 無新
 2市議が年末年始に出馬を表明。無風ムードから一転、激戦に。
 保守本流を自負する自民の桜木は旧市で厚く布陣。旧郡部は「ゲリラ戦で切り崩す」構え。同じ保守地盤の杉野とせめぎ合いも。
 自民公認から推薦に回った上津江出身の井上は旧郡部に加え、旧市内も後援会を強化。「前回のトップ当選は出来過ぎだ」と引き締める。
 前回、「社民の灯」を守った社民推薦の酒井は平和運動センター、連合の組織戦を展開し、「打って出る半面、引き締めが大事」と陣営。
 現職の在りように不満を抱く前市議会議長の杉野は元衆院議員や元市長との個人的パイプと厚い後援会で、出遅れなどのカバーに努める。
 民主・国民新推薦の財津は「若者と政治の距離を縮める」。無党派層や女性、若者を取り込む構えだが、中央で民主が失速。連合組織も酒井に傾き、態勢の再構築を急ぐ。
 ◆玖珠郡区(定数1−3)
浜田洋  67 自現(1)
梅木恒明 76 無新
佐藤左俊 63 無新
 自民の浜田に、民主・社民推薦の佐藤、無所属の梅木が挑む。
 浜田は元玖珠町商工会長の経験を基に、意欲的に県政報告会を展開。商工会、農協など推薦団体は約40。商工関係や保守票、九重町などへの浸透を図る。
 玖珠町議から転身する佐藤は草の根で浸透を図り、「新しい政治の風を」と現職批判を強める。町職員時代は農林畑。「農林業の衰退に歯止めをかける」
 東京・目黒高ラグビー部監督として一時代を築いた梅木は「年中無休夜間診療所」開設や福祉対策を訴える。
 ◆由布市区(定数2−2)
近藤和義 77 自現(3)
江藤清志 73 無現(3)
 無投票になれば、旧大分郡区時代を含めても91年以来、20年ぶり。旧湯布院町が地盤の近藤は副議長も経験し、安定感が増した。自治労出身の江藤は社民、民主推薦で、組合中心に支持基盤を固めている。
 ◆豊後高田市区(定数1−1)
佐々木敏夫 68 無現(6)
 区割りが一新した前回は、佐々木と旧西国東郡区の堤俊之との大激戦だったが、今回は無投票の公算大。自民県連副会長も務めた佐々木だが、「支持を広げ、小さい意見にも耳を傾けたい」と政党公認や推薦は受けない。
 ◆杵築市区(定数1−1)
衛藤明和 63 無現(1)
 対抗が立つ気配はないが、前回、3度目の挑戦で自民現職を破った衛藤は、選挙戦も想定。後援者回りを続け、地盤を固める。
 ◆国東市・東国東郡区(定数2−3)
三浦公   37 自現(2)
小野弘利  72 無現(4)
藤原真由美 57 無新
 無投票ムードは、2月上旬の藤原の立候補表明で一変。市を真っ二つに割った2月20日投票の市長選まで本格的な動きがしにくく、各陣営とも短期決戦の中で支持固めを急ぐ。
 三浦は県議会副議長も務めた父の時代からの支援者を中心に組織固め。商工・建設業者などの支援も受ける。
 社民推薦の小野は出身母体の県教組を中心とした労組の支援に加え、個人人気で保守層にも食い込む。
 藤原は旧国東町議会事務局時代や女性の社会進出活動の知人らで態勢を整え、知名度向上を図る。
 ◆速見郡区(定数1−2)
上野公則 53 無新
三浦正臣 33 無新
 現職の後継として年末に町議からの転身を決めた自民推薦の上野には農漁協、土地改良区、建設業界などが推薦。陣営は「各団体に相手の支持者も多く、一筋縄ではいかぬ」。
 前回惜敗した民主、社民推薦の三浦。釘宮磐・大分市長の参院選初出馬当時に支援した父の知人や各種業界にも支持を訴え、保守層にも一定程度浸透する。(文中敬称略)【楢原義則、深津誠、大漉実知朗、祝部幹雄】

3月21日朝刊

2138チバQ:2011/03/26(土) 11:28:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000185-mailo-l44
’11統一選・情勢と構図:県議選/下 /大分
毎日新聞 3月22日(火)12時53分配信

 ◇豊後大野、竹田、臼杵は現職と新人激突 津久見は新人同士
 ◆豊後大野市区(定数2−3)
浅野益美 56 自新
玉田輝義 48 無現(1)
後藤政義 59 無新
 有権者の4割がいる旧三重町の票がカギ。同町出身の玉田と後藤がしのぎを削る中、旧朝地町出身の浅野がどう切り込むか。
 浅野は在職死亡した佐々木哲也の後任。自民公認を得て、党派色を鮮明に打ち出し、保守層にアピールする。
 玉田は市職労や連合大分豊肥地協の推薦を受けたが、2年前の市長選の対応を巡り組織内にしこりも。保守層も取り込み、浮揚を狙う。
 後藤は三重農高同窓会の人脈と、大分市役所での行政経験が武器。ミニ集会や企業回りで知名度アップを図る。
 ◆竹田市区(定数1−2)
土居昌弘 41 無現(1)
荒巻文夫 64 無新
 保守系の一騎打ち。
 自民推薦の土居は首藤勝次の市長選立候補に伴う補選で無投票当選。県商議所青年部連合会会長も務め、若さを前面に出した戦い。
 荒巻は元市議会議長の知名度を生かす。基幹産業の農業振興が市活性化につながると主張。農業団体の推薦を受け挑む。
 ◆佐伯市区(定数3−3)
田中利明  59 自現(3)
御手洗吉生 64 自現(2)
深津栄一  62 社現(1)
 6人の激戦となった前回から一変。女性中心に候補者擁立を模索する民主は今も固めきれておらず、無投票の公算もある。
 自民県連政調会長の田中は地域をこまめに回り、支持を固める。同じ自民の御手洗は支持基盤の福祉関係を軸に訴えを浸透。社民の深津は「暮らし」や「平和」を掲げる。
 ◆臼杵市区(定数2−3)
志村学  65 自現(4)
久原和弘 64 社現(4)
芝崎祐治 59 無新
 ベテランの志村、久原に新人の芝崎が挑む。
 志村は副議長や自民県連幹事長など豊富な経験を掲げ、保守本流をアピール。市内の約90団体から推薦状が出ているが、陣営は上滑りを警戒する。
 前回大分市区から転入した久原は、出身の旧野津町を後援会がまとめ、旧市では支持労組が臼杵商高同窓生らを通じて浸透を図る。
 芝崎は、在職死亡した旧市長の長男。01年の旧市長選で9500票を得票した実績はある。民主市議らが支援する。
 ◆津久見市区(定数1−2)
板井王成  60 無新
古手川正治 54 無新
 7期務めた自民重鎮の古手川茂樹が引退。自民推薦を得た後継の長男正治に、社民推薦の板井が立ち向かう構図。
 3人が立った前回は保守系2人の支援を巡り、市基幹産業の石灰石採取関連企業が分裂したが、今回は一本化した。社民市議3期の板井は、出馬表明が今月9日と出遅れたが、支持労組を中心に巻き返す。民主にも協力を要請している。(文中敬称略)【佐野優、古田健治】

3月22日朝刊

2139チバQ:2011/03/27(日) 12:02:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000228-mailo-l42
’11統一地方選:長崎市長選 自民選挙区支部、田上氏を“支持” /長崎
毎日新聞 3月26日(土)16時3分配信

 自民党の「県第1選挙区支部」(冨岡勉支部長)は25日、4月の長崎市長選で現職の田上富久氏(54)=無所属=の“支持”を決めた。しかし、党内で市長選を担当する「長崎支部」は対応を明確にしておらず、党としての態度は不明。市長選には、新人で前市教育長の太田雅英氏(63)=同=と、新人で市議会副議長の中田剛氏(67)=共産=も立候補を表明している。
〔長崎版〕

3月26日朝刊

2140チバQ:2011/03/27(日) 16:01:45
http://373news.com/_senkyo/11/kengi/index.php?storyid=31335#news
鹿児島県議選 業界団体対応出そろう
(2011-03-26)

団体や企業からの推薦状がズラリと並ぶ県議選立候補予定者の事務所(一部画像処理してあります)=鹿児島市 4月1日告示、10日投開票の鹿児島県議会議員選挙を前に、県内の主な業界団体の選挙への対応が25日までに出そろった。政権交代後初となる県議選だが、県議会で依然圧倒的多数を占める自民党との蜜月関係をこれまで通り維持する団体がある一方、与党・民主党との協調路線にかじを切ったため、両党のはざまで苦慮する組織も。中には、先行き不透明な国政をにらみ、政党離れを加速させる動きも見られる。
 主な団体のうち、自民系候補だけ推すのは、県建設業協会(川畑俊彦会長、約1万4000人)と、県農民政治連盟(川井田幸一委員長、約5万8000人)。
 建設業協会は自民公認全42人と無所属2人を推薦。政権交代以降「コンクリートから人へ」をスローガンに掲げる民主党への反発を強めており、今回も「自民友好団体」との旗印を鮮明にする。
 農政連は、自民公認41人と無所属2人を推す。環太平洋連携協定(TPP)への拙速な参加阻止などについて、推薦者全員と政策協定を締結した。
 一方、政党の枠にとらわれず、「人物本位」で推薦を決めたという団体も。県医師連盟(池田琢哉委員長、約800人)は、自民公認34人に加え、自治労を母体に無所属で立候補する非自民現職らも推薦する。池田委員長は「崩壊しつつある地域医療を再生させるため、自分たちの考えを理解し、行政とのパイプ役になってくれる県議が幅広く必要」としている。
 ただ、鹿児島市医師連は、組織内候補の自民現職1人の推薦にとどめた。昨夏の参院選全国比例で組織内候補を一人も送り出せなかったことを教訓に、「政権与党は民主だが、“県政与党”は自民。党派を超えた医療の専門家として選んだ」という。
 昨夏の参院選鹿児島選挙区で、民主、自民の両候補を推薦した県歯科医師連盟(曽山幸一会長、約530人)。前回県議選では、組織内候補を自民公認で送り出した経緯があるが今回は自民23人、民主3人、無所属1人を推薦する。各支部で会員が推薦する候補者を軸に決めたという。
 高速道路無料化を掲げる民主に理解を示す全日本トラック協会。これまで県議選でほぼ自民一辺倒だった県トラック政治連盟(外薗輝蔵委員長、約780社)では今回、当該支部が自民の一部に加え、民主公認3人の推薦を決めた。
 だが、ある幹部は「上部団体と与党との関係があるとはいえ、自民が多い県議会の実情を考えると、(民主への)一本化は難しかった」と説明。さらに「民主が候補者をもう少し擁立できる力があれば、対応は今回と違っていたかも」と、民主への不満を漏らした。

2141チバQ:2011/03/27(日) 16:02:07
http://373news.com/_senkyo/11/kengi/index.php?storyid=31332#news
鹿児島県議選 組織の公明、上積み懸命
3候補、目標各1万2000票
(2011-03-27)

公明党の立候補予定者を「励ます会」に駆けつけた支持者ら=21日、鹿児島市民文化ホール 4月1日告示、同10日投開票の鹿児島県議会議員選挙で公明は、2003年の前々回県議選で獲得した3議席堅持を目指す。だが、3人が立候補する鹿児島市・鹿児島郡区の定数は2減の17となり、これまでに24人が出馬表明する激戦区。支持母体・創価学会の組織力を背景に、他陣営からは“手堅い”とみられる同党だが、09年の政権交代後、野党として迎える初の県議選という側面もあり、混戦必至の戦いを前に支持拡大に懸命だ。
 3月中旬、鹿児島市であった同党候補予定者を「励ます会」では、歌や踊り、映像などで3氏の実績や人柄をアピール。太田昭宏前代表も駆け付け、集まった支持者約2000人を前に、国・地方合わせおよそ3000人の議員数を誇るネットワークを強調した。
 組織力を生かし着実に準備を進めていると他陣営には映るが、ある学会幹部は「まだ十分な手応えとはいかない」と、慎重姿勢を崩さない。定数2減で、当落ラインが前回よりも上がると予想されるからだ。
 選挙区を割り、3候補全員が1万数百票ずつ獲得するという巧みな選挙戦術を展開した前回。今回は、3議席死守に向け各候補1万2000票獲得を目標に掲げる。
 目標達成には、前回よりも3人で計5000票近くを上積みしなければならない計算だが、高齢化など支持母体の「体力低下」を指摘する声も。さらに一昨年夏の政権交代で野党となったこともあり、幹部の一人は「これまでのように与党としての実績を強調できない」と苦しい胸の内を明かす。
 とはいえ、県議会政党別勢力で、自民に次ぐ数となる公明。築地孝一県選対本部長は、「統一地方選で党がかかわる市町村議選がないことは好材料」とし、「総力戦。これまで縁のなかった有権者からも支持が得られるよう“攻める選挙”に徹したい」と話した。

2142チバQ:2011/03/27(日) 16:04:53
http://373news.com/_senkyo/11/kengi/index.php?storyid=31333#news
鹿児島県議選 新人を重点支援候補に/民主鹿県連
(2011-03-27)

4月1日に告示が迫った鹿児島県議選で、情勢分析などを行った民主党県連常任幹事会=26日、鹿児島市 民主党鹿児島県連(川内博史代表)は26日、常任幹事会を開き、任期満了に伴い4月1日告示、10日投開票の日程で行われる県議会議員選挙(新定数51)で、西之表市・熊毛郡区(同2)に同党公認で立候補予定の新人・石田尾茂樹氏(52)が、党本部の重点支援候補に決まったことが報告された。
 重点支援候補は、与野党が対決する1人区など少数激戦区の候補者が対象。石田尾氏を含む公認候補3人(現職1、新人2)、推薦候補1人の活動報告や情勢分析で、「東日本大震災の影響で統一地方選への関心が薄れ、盛り上がりに欠ける。投票率が低くなるのでは」と懸念する声が上がったという。
 このほか東日本大震災の被災者支援のため、川内代表ら県関係国会議員4人が28〜30日、2班に分かれて岩手県と福島県入りし、生活支援物資などを届けることを確認した。

http://373news.com/_senkyo/11/kengi/index.php?storyid=31306#news
鹿児島県議選 国民新県支部、7人推薦決定
(2011-03-26)
 国民新党鹿児島県支部は25日、4月1日告示、同10日投開票の県議選で、7人を推薦することを決めた。7人の内訳は民主党公認・推薦4、無所属現職2、社民党公認1。
 さらに、2009年の衆院選で国民新党から立候補した松下忠洋氏を応援するため自民党を離党した上野新作氏=5期、枕崎市区=を最重点候補とした。
 このほか、連合鹿児島が推薦する候補を「支持」することも決めた。
 推薦・支持候補次の通り(敬称略)。
 【推薦】上野新作(枕崎市区)山口修(鹿児島市・鹿児島郡区)青木寛(同)吉留大輔(同)石田尾茂樹(西之表市・熊毛郡区)桃木野幸一(姶良市区)福司山宣介(鹿児島市・鹿児島郡区)
 【支持】二牟礼正博(鹿児島市・鹿児島郡区)柳誠子(同)遠嶋春日児(薩摩川内市区)桐原琢磨(霧島市・姶良郡区)前野義春(鹿屋市・垂水市区)中山信一(志布志市・曽於郡区)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/
 2日、日置市で開かれた松下の集会。自民を離党した県議の上野新作(74)=枕崎市区=が登壇すると、会場は一斉に大きな拍手でわいた。

 自民の支持母体の県漁連など水産4団体の会長を務める上野は、従来から松下を支持している。だが、前回は自民の県連幹事長という重職を務めており「応援したくてもできなかった」と振り返る。今回、松下を積極支援するため、自民を離れたという。

 集会で上野は「4団体は自民を推薦しているが、これに服従するわけにはいかない。3区だけは変えなければならない」と述べ、松下も「上野さんの離党は大変心強い」と最大限の謝辞を送った。

2143チバQ:2011/03/27(日) 16:08:16
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011kengi.0.1851525.article.html
【県議選直前・選挙区の情勢】(1)佐賀市 (11年3月15日)
佐賀市 (定数11) 

区域拡大も定数1減・勇退組の3万票が鍵

立候補予定者
藤崎輝樹 (40) 民現①
篠塚周城 (61) 自現⑥
留守茂幸 (63) 自現⑤
木原奉文 (57) 自現④
古賀善行 (65) 自現①
伊藤豊 (61) 公現③
武藤明美 (63) 共現④
徳光清孝 (53) 社現①
江口善紀 (43) 民新
川粼常博 (44) 自新
古賀陽三 (33) 自新
畑瀬房次 (54) 無新
合瀬博俊 (40) 無新
名簿は党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 旧佐賀市と旧佐賀郡が2度の合併で誕生した新佐賀市として初の県議選。今回から川副、久保田、東与賀の旧佐賀郡3町が加わった。定数1減で11議席を争う戦いに、現職8人、新人5人が立候補の意向。民主、自民、公明、共産、社民の主要5政党が直接ぶつかる唯一の選挙区。区域拡大と定数減の影響がどう出るか注目される。


 政権与党として初の県議選となる民主は、現職、新人の2人を公認、県都での議席増を狙う。元町議で2期目を目指す藤崎輝樹(40)=大和町=は若い同世代への支持拡大を狙う。原口一博衆院議員の秘書を長年務めた新人の江口善紀(43)=本庄町=は知名度アップを図る。両陣営とも、中央のゴタゴタ続きで民主党への支持が下がっていることに危機感を募らせる。


 自民は現職4人、新人2人を公認する。県議会議長の留守茂幸(63)=大和町=は多忙な公務の合間を縫って地盤固めを図る。党県連幹事長の木原奉文(57)=多布施=は、旧佐賀市中心部を主地盤としていた原口義己、吉田欣也、岩田和親が出馬しないことで、地盤内での票の奪い合い激化を警戒する。


 合併した旧郡部3町からは、議長や党県議団会長を歴任した篠塚周城(61)=川副町=と、元久保田町助役の古賀善行(65)=久保田町=が議席維持を目指す。票の上積みを狙って市中心部へと支援の輪を広げる。


 自民の新人は、燃料販売会社代表の川粼常博(44)=諸富町=と、前回涙をのんだ岩永浩美前参院議員秘書の古賀陽三(33)=新郷本町。川崎は県議不在の地元・旧諸富町で支持を固める。古賀は地元を中心に支援者回りを続け、雪辱を期す。


 公明は県議会唯一の議席確保が命題。現職の伊藤豊(61)=開成=は精力的に集会を開き、上積みを狙う。共産は、前回トップ当選で返り咲いた武藤明美(63)=共産、天祐=がミニ集会や街頭活動を精力的にこなし、さらなる支持拡大に努める。前回、8年ぶりに県都の議席を得た社民は、徳光清孝(53)=朝日町=が自治労を中心に支持拡大に努め、議席死守を狙う。


 無所属は新人2人。会社役員の合瀬博俊(40)=若楠=は、佐賀青年会議所の前理事長という人脈を生かす。農業の畑瀬房次(54)=大和町=は県職員時代の人脈を生かしながら支持を訴える。


 前回の当選ラインは、旧市部が6500票だったのに対して旧郡部は5千票。今回は「9千票」を超えるとみる陣営が多い。不出馬の現職4人の前回得票は3万票を超える。各陣営とも新たに選挙区に加わった旧佐賀郡3町への対応などに気をもみながら、前哨戦を繰り広げている。=敬称略=

2144チバQ:2011/03/27(日) 16:10:03
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011kengi.0.1852249.article.html
【県議選直前・選挙区の情勢】(2)唐津市 (11年3月16日)
唐津市 (定数6)

現職、新人 同数名乗り

立候補予定者
峰達郎 (50) 自現②
桃崎峰人 (61) 自現②
大場芳博 (61) 自現①
田崎信幸 (56) 自現④
宮崎泰茂 (68) 無現⑤
米倉幸久 (63) 自新
宮地昭博 (51) 民新
山口勝弘 (55) 共新
林正樹 (62) 無新
山粼久美子 (58) 無新
名簿は党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載

2145チバQ:2011/03/27(日) 16:10:14

 現職5人と新人5人が名乗りを上げ、大混戦の様相。今回から定数1減の6議席となるが、今は欠員1で現職数と同じ。議席維持を目指す現職の地盤を、初めて公認候補を送り込む政権与党の民主や非自民系の新人らが切り崩せるかが焦点だ。
 民主新人で広告代理店経営の宮地昭博(51)=和多田=は元日から早朝の辻立ちを続ける。民主政権への風当たりの強さを意識して政党色は打ち出さず「地域代表」として支持を訴える。連合佐賀の推薦を取り付け、伊万里・有田地区を含めた労組の支援にも期待をかける。
 現職陣営で、動きを活発化させているのは自民の大場芳博(61)=半田。保利耕輔衆院議員の秘書から転身して臨んだ前回、苦しんだ末の当選だった。今回は主地盤の鏡地区から無所属新人の会社役員林正樹(62)=鏡=が名乗りを上げ、鏡や半田など旧唐津市東部地域での集票も大きなかぎ。「混住化が進み、無党派層が増えてきた」(関係者)だけに、地元票の動向は大きなかぎ。
 上場地区からただ一人出馬する自民現職、田崎信幸(56)=肥前=は出身の農協を軸に地盤固めの戦略を描く。ただ「新人の乱立で票の流れが見えない」と危機感は強い。
 無所属のベテラン宮崎泰茂(67)=佐志=は1月から事務局活動をスタート。自民現職の峰達郎(50)=山本=も2月末に事務所開きを行い、臨戦モードに入った。
 前回1万6百余りを集めてトップ当選した自民の桃崎峰人(61)=2期・浜玉=は主地盤の浜玉、七山で組織を引き締め、「楽観ムード」を警戒する。市議から転身する自民新人の米倉幸久(63)=相知=は、引退する楢粼近(74)=相知=から地盤を禅譲される形で、相知、厳木、北波多の3地区を固める。
 昨夏の参院選に続いての出馬となる共産の山口勝弘(55)=北波多=も玄海原発のプルサーマルや地域の公共投資への疑問を投げかけ、支持拡大を急ぐ。
 旧大島邸の保存運動にかかわった山粼久美子(57)=坊主町=は、2月に出馬表明。「唯一の女性候補」として無党派層にアピールする。
 市民派の故増本亨=妙見町=の死去で受け皿をなくした反自民票の動向も注目される。
 現職5人と新人5人が名乗りを上げ、大混戦の様相を見せる唐津・東松浦。今回から定数1減の6議席となるが、これまで欠員1だった現職数と同じ。この選挙区に初めて公認候補を送り込む政権与党の民主をはじめ、非自民系の新人が現職地盤をどれだけ切り崩せるかが焦点だ。
 民主新人で広告代理店経営の宮地昭博(51)=和多田=は今年元日から事務所前で早朝の辻立ちを続ける。菅政権への風当たりの強さを意識し、政党色は打ち出さず、商工業を中心に「地域代表」として支持を訴える。
 一方で連合佐賀の推薦を取り付け、傘下の産別に支援を要請中。各単組への浸透はこれからだが、連合の拠点だった地区協議会が伊万里市に集約、「造船、自動車など伊万里・有田地区の有力労組の支援が得られる」(後援会幹部)期待がある半面、一枚岩の集票体制が築けるかが課題だ。
 2月になって市中心部から旧大島邸の保存運動にかかわった山崎久美子(57)=坊主町=が出馬表明。「唯一の女性候補」として無党派層にアピールする。市民派の故増本亨=妙見町=の死去で受け皿をなくした反自民票の動向が注目される。
 現職陣営で、いち早く動きを活発化させているのは自民の大場芳博(61)=1期・半田=。代議士秘書から転身し臨んだ前回、苦しんだ末の当選だったうえ、今回は主地盤の鏡地区から無所属新人の会社役員林正樹(62)=鏡=が名乗りを上げたことで危機感は強い。
 地元の半田を中心に宇木、原など周辺地区の足場固めを進めるが、「混住化が進み、無党派層が増えてきただけに、どれだけ地元を固めきれるかがカギ」(後援会幹部)という。
 上場地区からただ一人の自民現職、田崎信幸(56)=肥前・1期=は出身の農協を軸に地盤固めの戦略を描く。ただ今回は「新人の乱立で票の流れが見えない」と、2期目に挑む難しさを口にする。前回並みの支援体制が築けるかどうかだ。
 旧唐津市では無所属のベテラン宮崎泰茂(67)=5期・佐志=は1月から事務局活動をスタート。自民現職の峰達郎(50)=2期・山本=も2月末に事務所開きを行い、臨戦モードに入った。
 前回1万6百票余りを集めトップ当選した自民の桃崎峰人(61)=2期・浜玉=は主地盤の浜玉、七山で組織を引き締め、「楽観ムード」を警戒する。市議から転身する自民新人の米倉幸久(63)=相知=は、引退する楢粼近(74)=3期・相知=から地盤を禅譲される形で、相知、厳木、北波多の3地区を固める。
 昨夏の参院選に続いての出馬となる共産の山口勝弘(55)=北波多=も玄海原発のプルサーマルや地域の公共投資への疑問を投げかけ、支持拡大を急ぐ。

2146チバQ:2011/03/27(日) 16:11:09
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011kengi.0.1852758.article.html
【県議選直前・選挙区の情勢】(3)鳥栖市・三養基郡 (11年3月17日)
鳥栖市 (定数3)

民主、初議席目指す

立候補予定者
指山清範 (45) 自現②
向門慶人 (40) 無現①
原康彦 (56) 民新
山口認   (58) 社新
名簿は党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 4期を務めた社民の牛嶋博明(69)が勇退することになり、構図は大きく変化した。民主が初議席を目指して参戦し、社民の新人とともに自民、無所属の現職組に挑む。これまで動きが少なかったのが一転、激戦区となった。
 自民現職の指山清範(45)=藤木町=は党支部長を務める。前回、自民公認で3人が立ったが、今回は唯一の候補。「無党派が増えた中では難しさもある」と、引き締めを図りながら、個々の支持者へのあいさつ回りに力を入れている。
 無所属現職の向門慶人(40)=古賀町=は元衆院議員秘書で前回、市議からくら替えした。校区別に県政報告会を開き、1月以降は市長選の応援に奔走した。「どこまで地域に浸透できるか。とにかく時間が足りない」と語る。
 民主新人の原康彦(56)=鎗田町=はJR九州出身。市議6期で議長も務めた。市議補選で公認候補が敗れるなど“逆風”を受けるが、「個人をどう評価してもらうか、独自性を出したい」。福岡県を含め労組や団体に浸透を図る。
 社民新人の山口認(58)=今泉町=は国労出身で、党鳥栖総支部幹事長などを務める。保守層にも支持を広げていた牛嶋の“後継者”として、地盤を引き継げるかが課題。陣営は「表舞台の経験がない」と懸命に顔を売り込んでいる。 =敬称略=

三養基郡 (定数2)
民主票の行方 焦点に
立候補予定者
宮原真一 (41) 自現①
石丸元章 (46) 自元
服巻稔幸 (40) 無新
名簿は党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 定数1減となり2議席を争う。5期務めた自民の堀田一治(74)、2期の民主の末安善徳(69)が勇退。民主の候補擁立は難航しており、自民公認2人と無所属1人の争いとなりそう。民主票の行方は大きな焦点。
 自民現職の宮原真一(41)=みやき町=は、元県農協青年部協議会委員長で、父は元県議会議長。「見えにくい選挙戦。党派関係なく一個人として戦う」。農協関係者や地元の旧北茂安町、旧三根町を中心に支持固めを急ぐ。
 前回落選した食肉販売会社員の石丸元章(46)=みやき町=も自民公認で出馬する。「この4年で行うべき“宿題”がたまっている」と、地元の旧中原町や近隣の上峰町を中心に票を固める。
 堀田が勇退した基山町からは、新人の建築会社社長服巻稔幸(40)が無所属で出馬する。後援会顧問に堀田、会長に町長の小森純一が就任。町内を小まめに回っている。「足で稼ぐしかない」とみやき、上峰町も支持者の協力を得て浸透を図る。 =敬称略=

2147チバQ:2011/03/27(日) 16:11:55
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011kengi.0.1853383.article.html
【県議選直前・選挙区の情勢】(4)小城市・神埼市郡 (11年3月18日)
小城市(定数2)

12年ぶり選挙戦へ
立候補予定者
伊東猛彦 (49) 自現④
藤木卓一郎 (43) 自現③
三根實 (56) 無新
名簿は党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 2期連続で無投票だったが、自民現職の伊東猛彦(49)=三日月町=と藤木卓一郎(43)=三日月町=、無所属新人で前小城市議の三根實(55)=小城町=が立候補を表明。保守系3人による12年ぶりの選挙戦となりそう。
 伊東は地元の医療法人理事長を総括責任者に据え、強力な組織を中心に活動している。昨年10月に他候補より早く事務所を開いて活動を始めた藤木は、三日月、牛津の農村部を中心に支持を広めている。
 三根は、自転車で細かく回るなど地道な選挙活動を展開し、同業の農家を中心に支持拡大を図る。大票田の地元小城町を固めにかかっている。
 自民の国会議員秘書から県議に転身した現職2人と、自民系市議だった新人の三つどもえで、支持基盤が重なる部分も多い。民主や社民が候補を擁立できず、反自民票の動きも大きく影響する。=敬称略=


神埼市郡(定数2)
「吉野ヶ里票」に注目
立候補予定者
内川修治 (58) 民現①
石井久起 (59) 自現①
八谷克幸 (61) 無新
名簿は党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 民主の内川修治(58)=神埼市千代田町=と自民の石井久起(59)=同市神埼町=の現職2人に、前回72票差で敗れた無所属新人の八谷克幸(61)=同市神埼町=が挑む構図。いずれも神埼市からで、吉野ヶ里町の票の行方を注視する。
 元千代田町長の内川は民主県連幹事長。中央のゴタゴタで民主は逆風下にあるが、1期目の実績を訴えながら「地方の視点から中央に強く意見していく」と「地元」を強調して戦う。
 元神埼市議の石井は、石油販売会社社長も務めた経歴から商工業者からの支持も厚い。職場回りや地元での集会、各地でのつじ立ちと、さまざまな活動で地道に足場を固めている。
 雪辱を期す元県職員の八谷は、JAさが役員で、県農政協の推薦を受けた。TPP問題への関心を追い風に、県職員時代の人脈とJAでの経験を生かしながら支持拡大を図る。 =敬称略=

2148チバQ:2011/03/27(日) 16:12:50
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011kengi.0.1854609.article.html
【県議選直前・選挙区の情勢】(5)武雄市・杵島郡 (11年3月19日)
武雄市 (定数2) 

8年ぶりの選挙戦

立候補予定者
石丸博 (65) 自現④
稲富正敏 (63) 自現③
青木一功 (35) 民新
名簿は現職、新人の順。さらに国会の衆院勢力順の党派、当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 自民現職のベテラン2人に民主新人が挑む構図。前回は無投票で、8年ぶりの選挙戦となる。山内、北方両町と合併した新武雄市となって初の県議選で、立候補者がいない両町での浸透も鍵を握る。
 自民現職で今期は議長を経験した石丸博(65)=橘町=は「長崎ルート開通へ向け、この4年が大切」と、新幹線を生かしたまちづくりへの尽力を訴える。旅館組合や医師会など20近い団体の推薦を取りつけている。
 同じ自民現職で副議長の稲富正敏(63)=武雄町=は、市長の樋渡啓祐や市議15人が支援。市民病院の経営を引き継いだ病院の関係者も後押しする。「地域の声を県政の場で発言し続けたい」と意欲を見せる。
 医療法人役員の青木一功(35)=武雄町=は、民主党県連の候補者公募で公認候補に。「この12年で選挙戦は1度だけ。市民に選択肢を与えたい」という。朝夕のつじ立ちを重ね、労組回りなどで支持拡大を図る。
 民主は8年前の県議選で新人候補を推薦、昨年4月の市長選では新人候補(落選)を推薦した。だが、党としての浸透はこれからの状況。反自民票の動向や今も残る市民病院民営化をめぐるしこりの影響も焦点になる。=敬称略=


杵島郡 (定数2) 
現職に新人3人挑む

立候補予定者
石倉秀郷 (61) 自現②
三苫紀美子 (65) 無新
定松一生 (53) 自新
三根建一 (60) 無新
名簿は現職、新人の順。さらに国会の衆院勢力順の党派、当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 自民現職1人と新人3人で2議席を争う。自民現職の稲富康平(65)=白石町=が勇退、前回僅差で敗れた候補を民主が推薦で支援するなど、選挙構図は微妙に変わっている。
 自民現職の石倉秀郷(61)=江北町=は、福祉・子育て支援などに取り組んだ実績と、「杵島郡の一体的発展」を訴える。農商工各種団体のほか、公明推薦も取りつけた。
 前回296票差で敗れた県地域婦人連絡協議会会長の三苫紀美子(65)=江北町=は、民主推薦を得て3度目の挑戦。女性票や民主支持層を中心に支持拡大を狙う。
 勇退する稲富の後継として、元町議の定松一生(53)=白石町=が出馬する。新規就農支援やブランド化、無病対策による医療費抑制などを掲げる。町商工会や地元医師会らが支援する。
 元県職員の新人三根建一(60)も白石町が地盤。武雄土木事務所長など「社会資本整備畑」を歩んできた経験から防災や農業生産基盤整備を訴える。土地改良区などの支援を受ける。
 地盤が重なる中での地元票固めの一方、候補空白区の大町町や旧福富町への浸透が鍵になる。=敬称略=

2149チバQ:2011/03/27(日) 16:14:02
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011kengi.0.1854615.article.html
【県議選直前・選挙区の情勢】(6)鹿島市・藤津郡、多久市、嬉野市 (11年3月20日)
鹿島市・藤津郡(定数2) 

三つどもえで混戦

立候補予定者
土井敏行 (57) 自現②
坂口祐樹 (40) 自現①
松田義太 (37) 無新
名簿は現職、新人の順。さらに国会の衆院勢力順の党派、当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 定数2を、自民現職2人と民主推薦の無所属新人1人で争う。自民3人で九州新幹線長崎ルート建設に伴うJR長崎線の経営分離問題を争点とした前回と異なり、今回は民主の候補が出る新たな構図。鹿島・太良の地域対抗の様相も絡み、三つどもえの混戦を繰り広げている。
 自民現職の土井敏行(57)=2期・鹿島市高津原=は、「ガタリンピック」を主催する市民団体の代表世話人を務めた市民派。前回は在来線存続派が後押し。今回は在来線の利活用促進や地域振興事業の誘致を訴える。2期の実績や現職の強みをアピールし、市長や商議所、農政協議会など幅広く支持を集める。
 坂口祐樹(40)=1期・太良町多良=も自民現職。前回、太良町議を経て新人ながらトップ当選、16年ぶりに太良で議席を確保。この4年で地元の支持をさらに強固にした。町長や町商工会など町ぐるみの選挙戦を展開する。地元中心に県政報告会を開き、鹿島市南部の七浦・浜地区に支持を広げている。
 民主推薦の松田義太(37)=鹿島市高津原=は、元鹿島市議会議長の故・松田仲義氏の三男で市議1期から転身。連合佐賀の推薦を受け、各労組や自治労への浸透を図る。民主は昨夏の参院選で、市内で投票数の約4割にあたる6千票余りを獲得したが、国政レベルでは強い逆風。同級生を中心に草の根運動を続け地域回りを展開する。=敬称略=


多久市 (定数1) 
8年ぶり選挙戦に

立候補予定者
福島光洋 (54) 自現③
野田勝人 (54) 無新
名簿は現職、新人の順。さらに国会の衆院勢力順の党派、当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 4期目を目指す自民現職の福島光洋(54)=3期・西多久町=に、多久市議から転身する新人の野田勝人(54)=北多久町=が挑む。前回は無投票で、8年ぶりの選挙戦になる。
 福島は自民党市支部を中心に活動。後援会長に市商工会会長を迎え、各団体からの推薦を取り付けるなど組織固めを進めている。
 野田は、昨夏の参院選で民主候補を応援した非自民系の市議らが支援。市内5町ごとに集会を開くなど、小まめな活動で支持の拡大を図る。
 4月の市議選では初めて民主公認の新人が立候補を予定しており、民主支持層の動向も気になる。自民対非自民という市議会の対立構図が県議選にも影を落とし、激しい戦いになりそうだ。=敬称略=

嬉野市 (定数1) 
前回に続き無投票か
立候補予定者
石井秀夫 (63) 自現④
名簿は現職、新人の順。さらに国会の衆院勢力順の党派、当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 自民現職の石井秀夫(63)=4期・嬉野町下宿=が立候補を表明しているほかは現時点での動きはなく、前回に引き続き無投票の公算が高い。
 石井は自民党県連会長代行などを歴任。現職市長や農協などの支持を取り付けて地域まわりを展開している。2018年の九州新幹線西九州ルート開通を見据えたまちづくりや、特産の茶・大豆などのブランド化事業での農業振興を重点公約に掲げる。
 「新幹線新駅の周辺整備など、県と市が協力する問題について両者をつなぐ役割を果たしたい」と意欲を示す=敬称略=

2150チバQ:2011/03/27(日) 16:14:47
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011kengi.0.1854962.article.html
【県議選直前・選挙区の情勢】(7)伊万里市、西松浦郡 (11年3月21日)
伊万里市(定数3) 

民主が初の公認候補
立候補予定者
竹内和教 (62) 自現③
中倉政義 (61) 自現③
岡口重文 (55) 自現①
松尾真介 (52) 民元①
名簿は現職、新人の順。さらに国会の衆院勢力順の党派、当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
 自民の現職3人と民主の元職1人が争う構図。顔ぶれは前回と同じだが、民主が初めて公認候補を擁立したことで、現職陣営には緊張感が高まっている。
 自民現職の竹内和教(62)=松島町=は市中心部が地盤。県政報告会などで、県政とのパイプ役を3期務めた実績をアピールし、地盤固めに力を注ぐ。建設、商工業者などからの推薦も多い。
 同じ自民現職の中倉政義(61)=東山代町=は、地盤の市西部を中心にミニ集会を重ねる。西九州道開通に向けた振興策や交通網整備、地域交通の充実などを4期目の課題に挙げ、地元や工業団地関係者に支持を訴える。
 農林業が盛んな市東部を地盤とする岡口重文(55)=大川町=は、前回は無所属で初当選した。今回は自民公認で、「農林水産業の再構築」を掲げて、こまめな集会で地盤を固める。農林水産業者への支持拡大を狙う。
 前回、自民公認で落選した松尾真介(52)=瀬戸町=は、今回は民主公認で出馬する。教員で培った人脈に加え、労組など民主支持層への浸透を図る。国民新党からも推薦を取り付け、日本郵便関係者への支持拡大を狙う。=敬称略=

西松浦郡 (定数1) 
民主擁立断念、無投票か
立候補予定者
原田寿雄 (54) 自現①
名簿は現職、新人の順。さらに国会の衆院勢力順の党派、当選回数(○内数字)、年齢の順で掲載
  自民現職の原田寿雄(54)=有田町戸杓=が立候補を表明。ほかに動きはなく、無投票になる公算が大きい。
 原田は旧有田町の窯元出身で、前回は4期目を目指す自民現職を破って初当選した。「有田町の最優先課題は経済対策」とし、「窯業と雇用の改善を急がなければならない。有田焼創業400年祭も町の枠を超え、広がりを持たせる必要がある」と訴える。
 「ぎりぎりまで候補者擁立の努力をする」としていた民主党県連は擁立を断念した。=敬称略=

(おわり)

2151チバQ:2011/03/27(日) 16:18:52
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-touitu2011/2011/03/23090548.shtml
秒読み県議選 16選挙区の構図・1/長崎市区、西海市区、西彼杵郡区

 統一地方選の県内第1ラウンドで行われる県議選(4月1日告示、10日投票)が目前に迫った。今のところ16選挙区(定数46)に前回(2007年)より8人少ない計65人が立候補を予定している。前哨戦の構図を選挙区ごとに紹介する。(文中敬称略)

◎長崎市区(定数14) 民・自がっぷり四つ

 現職11人を含む計18人が立候補を予定。民主と自民がともに1増となる5人を擁立し、がっぷり四つに組んで県都で争う。

 民主の高比良末男と渡辺敏勝は三菱重工労組長船支部、陣内八郎は県職組が支援。長崎市議からくら替えする深堀浩も九州電力労組が支える。高比良元は、野母崎やかつて町長を務めた三和など旧町地区を重点的に回り、保守層の切り崩しを図っている。

 自民の野本三雄は三重など市北西部、中山功は小ケ倉など市南部を地盤とし、勇退する佐藤了=4期=の票の取り込みも狙う。下条文摩左は住吉など市北部を軸に支持を拡大。市議から転じる新人2人は、小森明人が東長崎を重視し、前田哲也は医療・保育業界に浸透を図っている。

 ほかの3党は現有議席維持を目指す。公明は、小林駿介=2期=の後継で元長崎自動車幹部の川崎祥司が市北部から支持を広げ、江口健が市南部を固める。前回トップ当選の共産・堀江ひとみは上滑りを警戒し、組織を引き締める。社民の金子三智郎は建設長崎の支援で「社民の灯を絶やすな」と懸命だ。

 無所属では、現職の浅田眞澄美が県庁舎移転反対を訴え、市中心部に浸透。同市議の中村すみ代も同じく反対を掲げ、銭座地区から草の根運動を展開中。元職の押渕礼子は戸町地区や医療業界の支持を固めようとしている。元諫早市議の岩永賢一は新幹線整備反対を主張している。

◎西海市区(定数1) 現職と新人一騎打ち

 3期目を目指す自民現職の瀬川光之と、無所属新人で公立中・高校元教諭の田崎耕太の一騎打ちがほぼ確実。

 瀬川は市内各地で県政報告会を開き、地域行事に小まめに足を運ぶなど票固めを継続。党支持者をはじめ、公明の協力にも期待。後援会も支持拡大への動きを加速している。「雇用創出」を最優先課題に掲げ、大島造船所など地場企業と連携した新産業創出を訴える。

 一方、田崎は街頭演説に加え、知人や友人などのつてを頼りに各地でミニ集会を開き、知名度アップに懸命だ。県内公立校での教職経験を生かし教育改革などを訴える。民主、国民新党の推薦を受け、市内の労組や郵政関係者の中でも動きが始まっている。

◎西彼杵郡区(定数2) 無投票の公算大

 現職で自民公認の三好徳明と、新人で民主公認の浜口俊幸が立候補を予定。ほかに出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 2月中旬の選挙事務所開きで、三好は「県民や行政が一体となり県の発展に努力しないといけない」と支援者らに訴えた。

 連合長崎が推薦する浜口は「県民に開かれた議会改革や、無駄を省いた行財政改革を進めたい」と声を上げ態勢を整える。

▽立候補予定者

◇長崎市区
高比良末男 62 民現(2)
渡辺敏勝 63 民現(2)
陣内八郎 61 民現(1)
高比良元 58 民現(1)
深堀浩 45 民新
野本三雄 73 自現(4)
中山功 62 自現(3)
下条文摩左 62 自現(1)
小森明人 51 自新
前田哲也 47 自新
江口健 60 公現(2)
川崎祥司 48 公新
堀江ひとみ 52 共現(1)
金子三智郎 63 社現(1)
浅田眞澄美 44 無現(1)
押渕礼子 72 無元(2)
岩永賢一 53 無新
中村すみ代 64 無新

◇西海市区
瀬川光之 49 自現(2)
田崎耕太 28 無新

◇西彼杵郡区
浜口俊幸 55 民新
三好徳明 71 自現(5)

【編注】

「田崎耕太」の崎は大が立の下の横棒なし

「浜口俊幸」の浜はサンズイにウカンムリにマユ毛のマユの目が貝

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(民主=民、自民=自、公明=公、共産=共、社民=社、みんなの党=み、無所属=無)。政党内は現職−元職−新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。年齢は投票日翌日の満年齢。

2152チバQ:2011/03/27(日) 16:20:36
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-touitu2011/2011/03/24092910.shtml
秒読み県議選 16選挙区の構図・2/佐世保市・北松浦郡区、平戸市区、東彼杵郡区、松浦市区

◎佐世保市・北松浦郡区(定数9) 「松田票」の行方焦点

 旧佐世保市区(定数8)と旧北松浦郡区(同1)が合区され、合計定数を維持して実施。北松区現職で8期目を目指していた自民の松田正民(57)が理事長を務めていた社会福祉法人の不適正支出問題の責任を取るとして不出馬を表明。本番直前で選挙構図が大きく塗り変わった。立候補予定者は今のところ現職8、元職1、新人2の計11人で、少数激戦が予想されている。

 佐世保市と北松佐々、小値賀両町を舞台にしての初の戦い。予定者を旧選挙区別でみると、市区から10人、北松区から1人。各陣営とも地盤や支持団体の票固めを進めているが、新たに選挙区に加わった地域に侵食を図る動きもある。

 不出馬に転じた松田は特定候補の支援はしない意向で、支持者票の行方が焦点の一つ。「他の自民候補に流れるのでは」(同市の自民関係者)との声がある一方、投票棄権者が増えるとの見方もあり、影響は不透明さを残している。

 前哨戦終盤は各陣営とも集会を開くなどして浸透に躍起だが、東日本大震災の余波もありムードは低調。投票率の低迷が懸念されている。

◎平戸市区(定数1) 出馬模索する動きも

 現職の西川克己だけが立候補を表明しているが、水面下で出馬を模索する動きもある。

 2009年の補選に無所属で初当選した西川は2月の県政報告会で「市と県のパイプ役を果たす」と立候補を宣言。市長の黒田成彦も招き、連携する姿勢をアピールした。今回も「支持者は自民、民主にまたがる」と無所属。

◎東彼杵郡区(定数1) 現職の無投票3選か

 自民公認で現職の中島廣義が3期目を目指す。前回は保守地盤が固い東彼3町の地の利を生かし、民主推薦の前波佐見町議(当時)との一騎打ちを制した。今回も農、漁、窯業団体を中心に地盤固めを継続。他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

◎松浦市区(定数1) 10年ぶりの選挙戦へ

 4期目を狙う永淵勝幸は農業、商工業など130を超える団体の推薦を獲得。地区ごとの県政報告会を終え、12日の総決起集会には500人近くを集めた。定例県議会が終わり、支持基盤の引き締めに注力。10年ぶりの選挙戦に「自分との戦い」と気を引き締め、現職の強みである県とのつながりを強調する。

 民主党員ながら「政党にこだわらず、地域の課題を解決したい」と無所属で挑む友田吉泰は市議を22日付で辞職。つじ立ちや街頭演説による草の根運動を徹底。労組の推薦を受けつつ、永淵が「元市農林課長」の強みを見せる農村地域の切り崩しにも懸命。「ふたを開けるまで結果は分からない」と話す。

(いずれも敬称略)

▽立候補予定者

◇佐世保市・北松浦郡区
久野哲 63 民現(1)
山田朋子 39 民現(1)
宮内雪夫 77 自現(10)
田中愛国 66 自現(4)
溝口芙美雄 63 自現(2)
外間雅広 52 自元(1)
織田長 61 公現(3)
吉村庄二 71 社現(3)
中嶋徳彦 36 み新
末次精一 48 無現(1)
北村亮樹 40 無新

◇松浦市区
永淵勝幸 70 自現(3)
友田吉泰 47 無新

◇平戸市区
西川克己 63 無現(1)

◇東彼杵郡区
中島廣義 65 自現(2)

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(民主=民、自民=自、公明=公、共産=共、社民=社、みんなの党=み、無所属=無)。政党内は現職−元職−新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。年齢は投票日翌日の満年齢。

2153チバQ:2011/03/27(日) 16:21:38
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-touitu2011/2011/03/25091010.shtml
秒読み県議選 16選挙区の構図・3/諫早市区、南島原市区、島原市区、雲仙市区

◎諫早市区(定数4) 4現職に挑む元職

 出馬を検討していた元職が取りやめ、民主も逆風の中、2人擁立を見送った。共産も数人に打診したが説得できず、現時点では現職4人と元職1人が立候補の予定。ただ新人1人も出馬を模索する動きがある。

 選挙戦で「台風の目になる」(現職の1人)と警戒されているのは橋村松太郎。旧森山町長や県議3期の実績を強調し、地盤の旧森山町などから市中心部への浸透を図っている。

 迎え撃つ現職。自民は3人を公認。7選を目指す八江利春は知名度と後援会の結束力で旧市農村部を拠点に保守層を取り込む。3選を狙う北浦定昭は、商工関係の票の掘り起こしを図りつつこまめに回る。再選を目指す中村和弥は、旧小長井町が地盤。農漁業や流通団体などを後ろ盾に付け、支持を訴えている。

 民主公認の山口初實は、地盤の旧多良見町を固めつつ、連合長崎や三菱重工労組などが組織固めを急ぐ。

 国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門開門調査では、5人全員が「反対」の立場。開門を求める有権者には選択肢がなく「非常にお寒い選挙。開門賛成の政党は何をやっているのか」(漁民の一人)との声が出ている。

◎南島原市区(定数2) 三つどもえ固まる

 4人が立候補を予定していたが、そのうち、新人の元南有馬町議会議長が体調不良を理由に断念。現職2人と新人1人による三つどもえの構図が固まった。

 自民現職の末吉光徳は、県議会議長を務める経験と実績、「ぶれない政治姿勢」を訴え7期目を目指す。長年の支持基盤の農業者らを中心に票固めを進める。

 前回トップ当選した無所属現職の松島完は、朝のつじ立ちやミニ集会を積極的に行い、支持拡大に懸命。地道な草の根活動で若者や女性層への浸透を目指す。

 元加津佐町議の新人中島浩介は、衰退感のある市周辺部に「新しい風を」と訴える。2人の元加津佐町長が支援。市全域での知名度アップも図る。

◎島原市区(定数2) 現職無投票当選か

 8期目に挑む自民の加藤寛治、3期目を狙う無所属の楠大典が立候補を予定。現職以外に出馬表明はなく、無投票の公算が大きい。

 島原雲仙農協組合長の加藤は、農業関係を軸に約300の団体から推薦状を集めた。「島原半島の発展に全力を注ぐ」と強調する。

 楠は民主、社民が推薦。連合長崎島原地協などが運動を支える。活動紹介の資料を手配りし「県民こそ主人公の県政を」と訴える。

◎雲仙市区(定数2) 自民2人再選濃厚

 候補者公募にも応募者がなく、民主は擁立を断念。自民現職2人の無投票当選が濃厚になっている。

 徳永達也は、出身地の国見町をはじめ、市の有明海側が地盤。2期5年の実績などをアピールし、態勢を整える。

 金澤秀三郎は長年会社を経営する小浜町など橘湾側を足場に、農林水産業の振興などを訴え、支持を固めている。

▽立候補予定者

◇諫早市区
山口初實 63 民現(1)
八江利春 71 自現(6)
北浦定昭 65 自現(2)
中村和弥 50 自現(1)
橋村松太郎 64 無元(3)

◇南島原市区
末吉光徳 64 自現(6)
松島完 31 無現(1)
中島浩介 44 無新

◇島原市区
加藤寛治 64 自現(7)
楠大典 63 無現(2)

◇雲仙市区
徳永達也 51 自現(2)
金澤秀三郎 50 自現(1)

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(民主=民、自民=自、公明=公、共産=共、社民=社、みんなの党=み、無所属=無)。政党内は現職−元職−新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。年齢は投票日翌日の満年齢。

2154チバQ:2011/03/27(日) 16:22:42
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-touitu2011/2011/03/26133432.shtml
秒読み県議選 16選挙区の構図・4/大村市区、五島市区、壱岐市区、対馬市区、南松浦郡区

◎大村市区(定数3) 吉川票の行方注目

 自民が3議席独占を果たした4年前は、3位と次点の得票がわずか13票差の大接戦。今回も4人が争い、「有数の激戦区」(県議会関係者)との見方が強い。4期務めた自民の吉川豊が引退を表明しており、「吉川票」の行方が注目点の一つ。

 自民は、小林克敏と野口健司が議席死守を目指す。党県連政調会長の小林は2月の「女性の集い」に人気女性国会議員を招き、チラシにも党幹部との写真を載せるなど「中央とのパイプ」を強調。

 一方、野口の新年会合や事務所開きには、前知事で参院議員の金子原二郎が毎回足を運び、支援を呼び掛けている。陣営は地元衆院議員の支援にも期待を寄せる。

 民主は、前回、僅差で泣いた元職の高見健が議席奪還を期す。労組などを軸とした従来の支持層に加え、新たな推薦団体も獲得するなど支持基盤を広げている。

 新人の松本洋介は、現市長の松本崇の長男だが、陣営は「まだ知名度不足」との認識。無所属で戦い、無党派層の支持を取り込む戦略で、ミニ集会を重ねて支持を訴える。

◎五島市区(定数1) 民主と自民が激戦

 民主現職の山田博司と自民新人の柿森誠の一騎打ちが確定的。前哨戦が激しさを増している。

 山田は積み重ねてきた巡回活動を続け、後援会のネットワークを駆使した戦いを展開。農業者、漁業者など対象ごとにチラシを使い分け、若年層に的を絞った集会を開くなど細かな戦術で3期目を目指す。

 元市議の柿森は市議11人の支援を軸に、精力的に地域回りやミニ集会を重ねて浸透を図ってきた。党中央の人気議員を招いた集会も開催。地元衆院議員の強力な後押しも得て、組織戦で議席奪取を狙う。

◎壱岐市区(定数1) 現職に新人再挑戦

 3選を狙う現職の山口壮三に、新人の山本啓介が再び挑む。

 「即戦力、即行動、離島振興一筋で頑張りたい」。山口は23日の事務所開きでこう強調。助役を務めた旧郷ノ浦町を地盤とし、政党の支援は受けないが、40団体の推薦を得た。県政報告ビラを島全域に配り、「実績」をアピールする。

 山本は衆院議員谷川弥一の元秘書。前回は自民公認で敗れたため、推薦にとどめた。小学校区ごとに世話人を置き、地域を細かく回る。3人で争った前回は、同じ旧芦辺町が地元の候補者と共倒れ。今回は「世代交代」に自信を見せる。

◎対馬市区(定数1) 4人が争う大混戦

 民主公認の永留邦次、自民公認の坂本智徳、前市議の中原康博、前市議会議長の波田政和が出馬予定。1議席を4人が争う混戦になりそう。

 永留は地元衆院議員、山田正彦の後援会や連合長崎が支援。各種集会や県政報告会は50回を超えた。

 坂本は各世帯のあいさつ回りを徹底。13日の決起集会には市議22人の半数以上が応援に駆け付けた。

 中原は島内のほぼ全域に事務所を構えた。政党の枠を超えた支持の広がりに自信をのぞかせる。

 波田は大票田の厳原、美津島両町を軸に活動。国と直接交渉できる「対馬特区」の制定などを訴える。

◎南松浦郡区(定数1) 現職、新人一騎打ち

 自民現職の馬込彰と、無所属新人で民主の推薦を受ける末竹和行が立候補を予定。5人が乱立した前回とは一変、現職と新人の一騎打ちがほぼ確実。

 県議会副議長の馬込は4期16年の実績を強調。公明党の推薦や建設業界などの支持を得つつ、草の根運動を展開。選挙区内全域で満遍ない浸透を図る。

 末竹は、前農相山田正彦の元秘書。漁、商業など100を超える企業・団体の推薦を獲得。ミニ集会を重ね、あいさつ回りに力を注ぐ。20日の総決起大会では800人以上を集めた。

(いずれも敬称略)

=おわり=

 ▽立候補予定者

 ◇大村市区
高見健 57 民元(1)
小林克敏 66 自現(4)
野口健司 47 自現(3)
松本洋介 34 無新

 ◇五島市区
山田博司 40 民現(2)
柿森誠 58 自新

 ◇壱岐市区
山口壮三 70 無現(2)
山本啓介 35 無新

 ◇対馬市区
永留邦次 65 民現(1)
坂本智徳 57 自元(2)
中原康博 57 無新
波田政和 53 無新

 ◇南松浦郡区
馬込彰 58 自現(4)
末竹和行 47 無新

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(民主=民、自民=自、公明=公、共産=共、社民=社、みんなの党=み、無所属=無)。政党内は現職−元職−新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。年齢は投票日翌日の満年齢。

2155チバQ:2011/03/27(日) 16:24:40
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-touitu2011/2011/03/24091522.shtml
3市議選戦いの構図・長崎(定数40)

「11減」入り乱れの様相

 統一地方選の第2ラウンド(4月24日投票)で行われる長崎、佐世保、大村各市議選まで1カ月。3市とも予想の顔触れがほぼ固まり、票の掘り起こしが熱を帯びている。それぞれの構図を紹介する。

◇◇◇

 定数が11減って40に。編入合併した旧7町に各1議席を配分した特例がなくなったことから、立候補予定者が旧市と旧町の垣根を越えて動き回り、入り乱れた戦いを繰り広げている。

 現在のところ、現職33人、新人17人、元職1人の計51人が立候補予定。

 民主は現職7人のほか、引退する労組出身の現職に代わる新人3人を公認。さらに無所属の3人(現職1、新人2)を推薦した。

 自民は現職のうち2人が県議選へくら替え。現職5人に新人1人を加えた公認候補全員の当選を目指す。

 公明は引退する3人の現職に代わり、新人3人を擁立。現有6議席を確保の構え。

 前回選挙で旧合併町から2議席を獲得し、現状5議席の共産は現職2人が退く一方、新人の出馬は1人にとどめ、4議席死守を狙う。

 社民は現職2人の当選を目指す。

 無所属は現職13、元職1、新人9人が出馬を予定している。

 前回の当選ライン(旧市内)は2546票。長崎市の選挙人名簿登録者数は4年前に比べて約4500人減だが、定数削減で当選ラインの上昇が見込まれ、現職が引退する旧外海町、旧三和町などは各陣営の草刈り場になっている。ベテラン議員の一人は「前回投票してくれた人が500人は減ったという危機感を持って動いている。地道に数十票ずつ積み重ねている」と"どぶ板"選挙で勝ち抜く構えだ。(村田傑人)

 ▽立候補予定者
中村照夫 65 民現(3)
五輪清隆 55 民現(2)
源城和雄 61 民現(2)
西田実伸 57 民現(2)
井上重久 57 民現(1)
吉村正寿 48 民現(1)
平戸都紀子 62 民現(1)
梅原和喜 56 民新
川瀬隆文 45 民新
馬場尚之 56 民新
深堀義昭 66 自現(8)
奥村修計 70 自現(7)
吉原孝 69 自現(5)
富川忠孝 64 自現(2)
宮崎高舟 35 自現(1)
岩永敏博 49 自新
麻生隆 56 公現(2)
久八寸志 46 公現(1)
向山宗子 50 公現(1)
永尾春文 45 公新
林広文 43 公新
山本信幸 47 公新
内田隆英 55 共現(2)
中西敦信 30 共現(1)
牧山隆 54 共現(1)
原口一二美 53 共新
鶴田誠二 58 社現(4)
池田章子 50 社現(1)
重橋照久 67 無現(7)
井原東洋一 75 無現(6)
野口三孝 68 無現(6)
板坂博之 67 無現(4)
梶村恒男 70 無現(4)
久米直 68 無現(4)
毎熊政直 57 無現(3)
小宮慶一 72 無現(2)
佐藤正洋 68 無現(2)
野口達也 56 無現(2)
浦川基継 38 無現(1)
筒井正興 59 無現(1)
堤勝彦 48 無現(1)
吉原日出雄 53 無元(3)
河内英一 60 無新
武次良治 59 無新
富川憲四郎 52 無新
中村俊介 35 無新
林田俊昭 60 無新
平野剛 41 無新
福田博彦 65 無新
柳洋二 49 無新
山口喜生 53 無新

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(民主=民、自民=自、公明=公、共産=共、社民=社、みんなの党=み、無所属=無)。政党内は現職−元職−新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。年齢は投票日翌日の満年齢。

2156チバQ:2011/03/27(日) 16:26:26
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-touitu2011/2011/03/25090750.shtml
3市議選戦いの構図・佐世保(定数36)

江迎、旧市北部は激戦

 北松旧江迎、鹿町両町が佐世保市に編入合併された後、初の市議選。前回選挙の前にも北松旧4町を編入合併したが、それ以前からの定数36を今回も維持する。今のところ前回を4人下回る46人が立候補の意思を表明。選挙区域が広がり人口も増したことから、各陣営とも厳しい戦いを強いられる。特に江迎町や旧市北部地域は候補者が乱立、生き残りを懸けた局地戦の様相を呈している。

 立候補予定者の内訳は現職30、元職4、新人12。旧町地域では江迎町が4人と混戦、他は単独か2人の争いの見通し。前回は旧4町から各1人以上当選したが、新たに2町が加わり今回も旧町域の議席が増える可能性は高い。旧市北部では合併旧町地域に近いことに加え、同じ地盤で現職、元職と新人が争うなどして前哨戦が過熱している。

 有権者数は21万4824人(3月2日現在)と前々回比約2万6千人、前回比約1万人増。前回当選ラインは2300票台と前々回を約500票も上回ったが、激戦だった同日実施の市長選の余波で投票率が伸びたのも一因。今回は市長選がいまだ確定せず、投票率が前回を下回る恐れもある。安全圏は2500票程度とみられている。(山口恭祐)

 ▽立候補予定者
片渕雅夫 64 民現(7)
山下隆良 64 民現(4)
小野原茂 60 民現(1)
柴山賢一 57 民現(1)
中野隆保 56 民新
久野秀敏 39 民新
市岡博道 60 自現(7)
松尾裕幸 61 自現(5)
草津俊比古 62 自現(3)
森岡浩一 71 自現(2)
大岩博文 58 自現(1)
吉村洋 54 自現(1)
井手吉弘 57 自元(3)
崎山信幸 52 自元(1)
明石功 57 公現(3)
大塚克史 47 公現(2)
川内敏明 57 公現(1)
森田浩 53 公現(1)
山下千秋 63 共現(6)
真坂共子 61 共新
速見篤 57 社現(3)
早稲田矩子 68 社現(2)
古家勉 60 社現(1)
永田秀人 44 社新
久池井一孝 64 無現(6)
宮城憲彰 67 無現(6)
吉田勝利 67 無現(6)
長野孝道 63 無現(5)
永山正幸 59 無現(4)
浦日出男 69 無現(3)
田中稔 57 無現(3)
大村哲史 54 無現(2)
野村博文 57 無現(2)
眞木朝夫 63 無現(2)
林健二 53 無現(1)
山下廣大 36 無現(1)
浦元子 58 無元(1)
千北豊明 62 無元(1)
井手敏行 58 無新
小川隆裕 50 無新
亀山春光 67 無新
角田隆一郎 48 無新
永安健次 40 無新
湊浩二郎 56 無新
宮田京子 48 無新
山口裕二 59 無新

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(民主=民、自民=自、公明=公、共産=共、社民=社、みんなの党=み、無所属=無)。政党内は現職−元職−新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。年齢は投票日翌日の満年齢。敬称略。

【編注】「崎山信幸」の崎は大が立の下の横棒なし

2157チバQ:2011/03/27(日) 16:27:42
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-touitu2011/2011/03/26133016.shtml
3市議選戦いの構図・大村(定数25)

元職増で激戦に拍車

 定数25に対し、今のところ31人が立候補する見通し。36人が争った前回とは一転、少数激戦となりそう。返り咲きを狙う元職の増加が特徴で、激戦に拍車が掛かりそうだ。

 今期限りで4人が引退し、立候補予定者の内訳は現職20、元職4、新人7。元職には、当選回数を多く重ねたベテランのほか、昨年の大村市長選で現職と激戦を演じた議長経験者や元県議の名前も。

 党派別では、民主1、自民、公明、共産各2の計7人が政党公認で戦い、残る24人は無所属。共産は候補者を1人増やし、自民は1人減った。このほか、自民は現職、新人の計3人を推薦、社民も元職、新人各1人を推薦する。

 候補予定者の中には、4人が3議席を争う県議選大村市区の事務所開きや総決起集会に姿を見せ、協力姿勢を示している候補予定者も複数いる。県議選の結果は、市議選の行方にも影響を与えそうだ。

 市長選で、議会をほぼ二分して松本市長を支持した陣営と"反松本"で戦った陣営のしこりもくすぶっている。ここ数年、「議会改革」のトップランナーとして知られる同市議会。さらなる改革を進められるかも焦点となりそうだ。(吉岡俊治)

 ▽立候補予定者
大崎敏明 57 民現(2)
永尾高宣 63 自現(3)
宮本武昭 67 自現(3)
田中守 60 公現(3)
神近寛 56 公現(1)
久野正義 72 共現(2)
福地勝伸 62 共新
川添勝征 69 無現(5)
前川与 74 無現(4)
田中秀和 54 無現(3)
恒石源治 62 無現(3)
広瀬政和 68 無現(3)
伊川京子 63 無現(2)
辻勝徳 66 無現(2)
三浦正司 60 無現(2)
三田村美津子57 無現(2)
村上秀明 59 無現(2)
山口弘宣 48 無現(2)
園田裕史 34 無現(1)
中瀬昭隆 67 無現(1)
村崎浩史 31 無現(1)
村上信行 61 無元(5)
岩永光功 47 無元(4)
里脇清隆 51 無元(4)
山北正久 61 無元(2)
荒木潤 61 無新
北村貴寿 38 無新
古閑森秀幸 51 無新
城幸太郎 56 無新
朝長英美 58 無新
水上亨 60 無新

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(民主=民、自民=自、公明=公、共産=共、社民=社、みんなの党=み、無所属=無)。政党内は現職−元職−新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。年齢は投票日翌日の満年齢。敬称略。

2158チバQ:2011/03/28(月) 22:39:49
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110328/03.shtml
統一選、県内“民主隠し”広がる 震災で逆風一段落も追い風なく



街頭で演説する県議選に立候補予定の新人。「民主」の文字は見当たらない=松浦市内
 政権交代後、初の統一地方選を迎えた民主党。だが、党運営や政権公約をめぐる迷走がたたり、県内の立候補予定者は「市民の反応が厳しい」と口をそろえる。「民主」を表に出さず戦う陣営が相次いでいるほか、党の看板を嫌い、あえて無所属で選挙に臨む新人も。東日本大震災を契機に「逆風」が弱まったとの見方もあり、他党からは「攻撃しにくくなった」の声も漏れるが、地方での基盤確立を図りたい政権党に追い風が吹く気配はない。

 県議選対馬市区(定数1)の民主現職は、あいさつ回りで所属政党を極力、口に出さないことに決めた。差し出すリーフレットにも「民主」の文字はない。それでも度々こんな言葉を浴びる。「民主党はダメ」「離党すれば応援する」

 昨年秋には、同党国会議員からPRポスター用のツーショット撮影を頼まれたが、断った。「そんな写真を張り出す勇気はない。党を前面に出して戦うのは厳しい」

 同党県連は、県議選(4月1日告示)の16選挙区すべてに候補者の擁立を目指したが、6選挙区は公認・推薦候補のいない空白区。雲仙市区(定数2)の候補者公募には一人も応募がなかった。

 県議選での“民主隠し”は、自民現職との一騎打ちが見込まれる1人区でより顕著だ。

 松浦市区の新人は、民主党員の元市議。ところが県議選への転身に際して党の役職を辞め、公認どころか推薦願も出さなかった。南松浦郡区の新人は同党国会議員の元秘書だが「公認では幅広い支持を集められない」(陣営幹部)と推薦にとどめた。

 「民主だ、自民だ、というより五島に必要な政治をやらなければ」−。県議選五島市区で自民新人と争う民主現職は集会で声を張り上げた。政党対決の印象を避け、個人の売り込みに躍起。民主系市議は「応援要請はあまりない」とおとなしい。

 これに対し自民陣営は、広報車で「マニフェスト違反」や「政治とカネ」を攻撃していた。だが震災後は自粛。五島市議は「民主党の体質は変わっていないが、今はマイクでがんがん言えない」と悔しがる。諫早市区(定数4)の自民現職も演説での首相批判のトーンを弱めた。

 「政府はそれなりに頑張っているじゃないか」。長崎市区(定数14)の民主現職は周囲からこう言われるようになり、震災を機に評価が「底打ち」したとみる。だが安堵(あんど)感はない。「原発事故が収束するのを祈るばかりだ」

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2159チバQ:2011/03/30(水) 20:05:23
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20110329ddlk46010761000c.html
’11統一選かごしま:県議選の注目区 /鹿児島
 統一地方選第1ラウンドの県議選は4月1日告示、10日投開票される。定数2減で最激戦区の鹿児島市・郡区(鹿児島市、三島村、十島村)と、混戦模様の阿久根市・出水郡区(阿久根市、長島町)の現状を追った。

 ◆鹿児島市・郡区

 ◇既存政党批判に警戒も 「党公認」への思いさまざま
 鹿児島市・郡区(定数17)は主要政党の候補者が出そろう県内唯一の選挙区。出馬予定24人のうち19人が党公認で戦う見通しだ。だが、大阪府の橋下徹知事や名古屋市の河村たかし市長など全国的に首長が率いる地域政党がブームとなり、既存政党の支持率は伸び悩む。他選挙区に比べ都市型で無党派層が多い同区で「党の看板」を背負って戦うことへの思いはさまざまだ。

 「全国の地域政党と連携して県政革命をします」

 民主新人のビラは地域政党との連携を掲げ、人気にあやかる。民主衆院議員事務所の全面支援を受けるが「民主党はマニフェストで大風呂敷を広げすぎた。組織を中から変えたい」と党を批判する。党支持率は低調気味で県連関係者は「党を前面に出さず、候補者個人の魅力を訴える戦略」と明かす。

 自民党は各予定候補とも、地域票や業界団体など一定の基礎票がある。ある現職は「自民はみな『自分党』。党の看板ではなく個人票が勝負」と呼び掛けに必死だ。しかし今回は、国政で野党に転落してから初の県議選。党支持率も伸び悩み、追い風が吹く気配はない。ある現職陣営は「民主も自民もダメ、という空気」とこぼす。

 公明、共産、社民は組織をフル回転させて党支持層の票固めに全力をあげる。

 ある無所属新人は、政党間の争いの間げきを突こうと躍起だ。「純粋無所属」を掲げ「特定の組織、企業のための政治が県の借金を増やした」と既存政党批判を繰り広げる。こうした動きに、ある現職陣営は「県議選でも一定の浮動票はある。鹿児島には地域政党がないので無所属に票が流れる可能性はある」と警戒心を隠さない。【福岡静哉】

 ◆阿久根市・出水郡区

 ◇長島町でしのぎ削る 「パイプ」強調・中村氏/世代交代訴え・古賀氏/公務員批判・竹原氏
 阿久根市・出水郡区(定数1)は自民現職で6選を目指す中村真氏(69)▽無所属新人、前市議、古賀操氏(50)▽同、前市長、竹原信一氏(52)による三つどもえとなる見通しだ。1月の出直し市長選の現市長派が中村、古賀両氏に「分裂」し、一定の支持がある竹原氏が間隙(かんげき)を突く。勝敗の行方が混とんとする中、長島町が主戦場となりつつある。

 「公務員がやりたい放題。我々が取りかからないと変わらない」

 26日、阿久根市であった決起集会で竹原氏は得意の公務員批判をまくし立てた。

 中村氏は「地元首長と連携できない人に県議はできない」。古賀氏は「破壊だけで市民にメリットはない」とけん制する。

 「08年市長選みたいだ」。関係者は口をそろえる。引退する市長の後継者と議員らが支援する候補が激戦を繰り広げ、竹原氏が“漁夫の利”で初当選した。今回も「反竹原票」が割れれば竹原氏には一騎打ちより戦いやすい。水面下で「反竹原」の一本化も模索されたが不調に終わった。

 同区は阿久根市(有権者約2万人)と長島町(同約9500人)。各陣営とも「竹原派」と「反竹原派」が2年以上対立する同市の勢力図は動かないとみて同町で活発に動く。

 中村氏は県政報告会をこまめに開き、川添健町長が出席することも。赤潮対策など「国、県とのパイプ役」を強調し、陣営は「前回は8割近く得票した」と自信をのぞかせる。

 古賀氏は同町に足場がなく、2月からバイクで町全域を回り、知名度アップに励む。古賀氏は「多選批判、世代交代をアピールしており手応えはいい」。

 竹原氏は16日からほぼ連日、同町で集会を開催。陣営は「長島でも格差への不満の声を聞く。竹原氏の実績は評価されているはず」と期待をにじませる。【村尾哲】

2160チバQ:2011/03/30(水) 22:47:32
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001103300002
選挙区の半数 無投票か
2011年03月30日

  統一地方選前半戦の県議選(4月1日告示、10日投開票)の22選挙区のうち、半数の11選挙区で無投票となる公算が大きくなっている。前回2007年の6選挙区からほぼ倍増する一方、これまで立候補を表明したのは68人にとどまり、前回の82人を割り込むのはほぼ確実。「無風」の選挙区が増えれば有権者の関心は薄れ、投票率の低下に拍車をかけるおそれもある。(岩崎生之助)


  「本当に選挙があるのか、という状態」。県議選で無投票が予想される人吉市(区)の男性(83)は、告示直前の雰囲気をそう表現する。同市ではこれまで、様々な選挙で川辺川ダム計画への賛否が争点になってきた。だが、計画が白紙になって初の県議選となる今回、名乗りを上げたのは3選を目指す自民現職だけ。男性は「ダム問題で喧々囂々(けん・けん・ごう・ごう)の時代に比べ冷めている。過疎化対策など他の課題もあるのに選択肢がないのは残念」と話す。


  県選挙管理委員会によると、過去の県議選で無投票だった選挙区の数と無投票当選者数は、87年=なし▽91年=11区、18人▽95年=7区、9人▽99年=9区、16人▽03年=8区、9人▽07年=6区、7人。定数や区割りが異なるため単純比較できないが、25年ほど振り返っても今回の無投票区数は91年に並んで多くなる可能性が高い。


  投票率と照らすと、無投票区がなかった87年は73・64%だったが、11区で無投票だった91年は65・36%に急落。95年以降も60%台半ばで推移し、07年の前回は過去最低の61・92%だった。


  今回無投票が予想される11選挙区は、定数1が8選挙区で定数2が3選挙区。立候補表明の状況から見ると、1人区は自民が「総取り」し、2人区は自民、新社会、無所属が分け合うことになりそう。自民は公認だけでも11議席を無投票で手にするうえ、上益城郡区の無所属新顔は自民が推薦している候補だ。


  一方、民主は昨年の参院選で敗北して以降、地方組織の強化に力を注いできた。今回は計10人を公認・推薦し、擁立目標数の「2けた」は辛うじて達成したが、全選挙区の半数で自民の「不戦勝」を許すことになる。ある県連幹部は「(熊本市区の)現職2人の議席は何としても守る。政権交代しても一気にはいかないが、1人でも多く増やして基盤を強化する」と話した。

2161チバQ:2011/03/31(木) 22:11:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000253-mailo-l45
’11統一地方選:県議選・争点の行方/上 口蹄疫 /宮崎
毎日新聞 3月29日(火)15時46分配信

 ◇悲痛な農家の声、届かず
 「我々の意見が行政に届かない。情けなくてね、涙が出てきた」。家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の被害が集中した川南町から県議選に初めて立候補する新人の農業法人会長、遠藤威宣(たけのり)(57)は、今もやりきれない思いを抱えたままだ。
 口蹄疫が発生した昨年4月。豚5000頭を飼育し、JA尾鈴養豚部会会長だった遠藤らはまん延防止ため「発生農家から3キロ圏内の家畜は処分を」と予防的殺処分を県や町に訴えた。「感染力が強い豚に出たら大変なことになる。その前に感染を食い止めたかった」との思いからだ。
 しかし、ほどなく豚にも感染し、畜産密集地での殺処分や埋却地確保は難航。県や町の指揮命令系統は混乱した。国が殺処分前提のワクチン接種を決めたのは5月中旬。被害規模は既に取り返しがつかないほど拡大していた。
 児湯郡選出の県議は、全員協議会などで県に対策を求めたが、結果的に牛や豚など約29万頭が殺処分された。「『生命、財産を守る』のが政治なのに、基幹産業の畜産を守りきれなかった」
 昨年8月に口蹄疫は終息が宣言され、川南町でも牛や豚の導入が進む。一方、「また口蹄疫が出たら」「埋却地を確保できない」と経営再開をためらう農家も。「官と民が一緒にならないと有事に対応できない。地元の意見をしっかりと県に届けたい」と意気込む。
 同じく新人で川南町議だった林田幸雄(59)も「傷ついた畜産品のブランドイメージを回復するには、生産者の努力だけでなく行政の支援が必要。双方の橋渡しを」と話す。
 現職3人は口蹄疫にどう向き合ったか。坂口博美(63)は「家畜の全額補償は、県議会が強く求めたからこそ実現した」と強調。図師博規(41)は「議会に詰め、畜産農家はもちろん商工業者の運転資金の相談にも乗った」。松村悟郎(57)も「地域の実情をいち早く把握して県と調整し、国に提案してきた」と訴える。
 口蹄疫で露呈した県と市町村の間の溝。地域の再生・復興へ県議が果たすべき役割も改めて問われることになる。(敬称略)
   ◇  ◇
 統一選の県議選は4月1日告示、10日投開票される。立候補予定者の訴えや思いを通して情勢、争点を追う。【川上珠実】

3月29日朝刊

2162チバQ:2011/03/31(木) 22:11:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000252-mailo-l45
’11統一地方選:県議選・争点の行方/中 定数・政調費 /宮崎
毎日新聞 3月30日(水)15時50分配信

 ◇削減は時代の流れ?
 名古屋市議選の告示から間もない今月上旬、宮崎市区から立候補する新人の元旧清武町副議長、平原和利(61)は自身の選挙の参考にと現地を訪れていた。
 お目当ては河村たかし市長率いる地域政党「減税日本」の戦いぶり。ある候補者の選挙カーにはマニフェストと顔写真は張られていたが、名前の連呼はなく「静かな選挙戦に驚いた」という。聞くと「有権者はネットで政策を調べてくれる」。結果、28人が当選。最大会派として議員報酬半減を市議会に提案した。
 県議の報酬は1人当たり年間936万円。さらに「第2の報酬」との指摘もある政務調査費360万円が支給されている。口蹄疫(こうていえき)や鳥インフルエンザ、新燃岳噴火など相次ぐ危機対応で逼迫(ひっぱく)する県財政を踏まえ、平原は議員報酬の4割削減を掲げ「高額報酬は許されない」と指摘する。
 宮崎市議会は昨年、政調費の不正支出問題に揺れた。調査委に加わった新人の前宮崎市議、伊地知義友(56)は、税金の不透明な使われ方に疑問を感じ、「政調費支出の透明性の確保、報酬に見合う活動が求められる」と訴える。
 一方、現職も議会改革を避けているわけではない。県議会は07年、議会改革等検討委を設置。県政課題を知事ら執行部に問う一般質問は、傍聴者に分かりやすいよう「一問一答」制度を導入。政調費についても08年、支出1円から領収書など証拠書類の添付を義務付けた。定数も45から39へと削減し、宮崎市議会の定数46をはるかに下回る。
 委員長を務めた宮原義久(48)は「政調費には透明性が厳しく求められ、定数削減も時代の流れだ。県議会は痛みを伴う改革にも取り組んできた」と言い切る。さらに「報酬削減」には「選挙向けのパフォーマンスにすべきでない」とクギを刺す。
 議員には、地域に住む県民の声をすくい取った政策立案も求められる。2月定例会では中山間地域振興など2条例を議員発議で可決。議員の手による条例は06年の県防災対策推進条例以降、計5本となった。
 しかし、例えば年4回開かれる定例会での一般質問回数は議員間でばらつきがある。任期4年間で最多10回の議員がいるのに対し、ベテランと呼ばれる議員ほど質問回数はゼロに近いのも事実だ。(敬称略)【石田宗久、小原擁】

3月30日朝刊

2163チバQ:2011/03/31(木) 22:12:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000261-mailo-l45
’11統一地方選:県議選・争点の行方/下 政党 /宮崎
毎日新聞 3月31日(木)16時46分配信

 ◇被災地配慮し対決回避
 手のひらサイズのメモ帳は、握手を交わした相手の名前で埋まっていた。政治活動を応援してくれる後援会名簿を頼りに住宅街を回る日々。訪問先は1日100軒を超えることもある。
 新人で元毎日新聞記者の渡辺創(33)は昨夏の参院選に立候補したが、落選。支援者の後押しで、引退する権藤梅義の後継として民主公認で宮崎市区から立候補する。
 民主にとっては09年の政権交代後、政権与党として迎える初の統一選は党勢拡大の契機となるはずだった。
 しかし、小沢一郎元代表の政治とカネへの対応や政策実現を巡る混乱で、菅直人首相の支持率は低迷。県連の公認候補は現状維持の3人。推薦も1人にとどまる。
 渡辺も「風向きは厳しい」と認める。民主公認と知った初対面の有権者から「民主は好かん」「今度はだめ」と露骨な拒絶も少なくない。それでも渡辺は「国会議員と比べ県議と有権者との距離は、より近い。逆風だからこそ、信頼を得られれば吹き飛ばされない」と自らに言い聞かせる。
 対する県議会最大会派の自民は公認20人、推薦2人。本会議での自民、民主系議員の応酬は珍しくないが、新燃岳噴火や東日本大震災が統一選に影響するのは確実だ。外山三博(71)は「被災地に身内がいる人の心情を思うと政党間の選挙という意識は除きたい」と話す。
 2月定例会では、自民が衆院の早期解散を求める意見書を提案しながら、取り下げる一幕があった。関係者によると、提案は党本部の指示。自民県連会長で議長の中村幸一(68)は「こんな時期だからこそ、県民の生活や防災のため団結すべきだ」と選挙活動自粛を呼び掛けた。
 公明の河野哲也(51)も「洪水や竜巻など実態に応じて地域防災を見直したい。市民は政党の争いを望んでいない」と語る。
 また、民主議員らと統一会派「新みやざき」を組む西村賢(38)は、民主からの「推薦」の打診を断った。「目指すのは議会改革であり、政党に縛られるつもりはない。国難の時に国政で争うのはやめるべきだ」と無所属を貫く。(敬称略)【石田宗久】

3月31日朝刊

2164チバQ:2011/04/01(金) 23:07:36
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110401-OYS1T00543.htm
「竹原流」是か非か、今度は県議選で争い展開
 鹿児島県議選阿久根市・出水郡区(定数1)には、自民現職・中村真氏(69)、無所属新人の前阿久根市議・古賀操氏(50)、無所属新人の前阿久根市長・竹原信一氏(52)の3人が立候補。市長選、市議選で繰り返された「竹原流」を巡る争いが、今度は県議選で展開されることになった。

 選挙区は阿久根市(有権者1万9853人)と長島町(同9508人)。

 1月の出直し阿久根市長選で一騎打ちの末、僅差(きんさ)で敗れた竹原氏。県議への転身を目指し、長島町でチラシを配るなどしてきた。出陣式では「『竹原はろくでもないやつ』と(決めつけ)、まだ本当のことに気づいていない人の心のスイッチを入れるきっかけにしたい」と語った。

 これに対し、反竹原氏派は、中村、古賀両氏による分裂選挙に。6選を目指す中村氏は、川添健・長島町長や漁協、農協などの支援を受ける。出陣式では「知事の勧告にも従わない独善的な手法で、国や県とのパイプ役になれるだろうか」と竹原氏を批判した。

 古賀氏は、あいさつ回りで世代交代をアピール。出陣式では「なれ合い政治が竹原前市長を誕生させ、阿久根市では2年で選挙に1億円近く使った。混乱を見つめ直すため、誰かが声を上げなければ」と訴えた。

(2011年4月1日 読売新聞)

2165チバQ:2011/04/02(土) 13:34:38
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104020001
35議席に54人挑む
2011年04月02日


勝利に向けて、拳を振り上げる支持者ら=熊本市

  県内の統一地方選の幕開けとなる県議選が1日告示され、定数49に対して68人が立候補した。22選挙区のうち11選挙区では定数を上回る届け出がなく、14人の無投票当選が確定。残る11選挙区の54人は10日の投票日に向け、防災や財政再建など様々な課題をめぐって論戦を繰り広げる。政権交代後初の県議選でもあり、議席の7割を占める自民を相手に民主がどう戦うかにも注目が集まる。


  候補者数は1991年の76人を下回り、過去最少を更新した。07年の前回選挙で最多の6人だった女性候補者は、現職の引退もあって3人に減った。


  候補者68人の新旧別は現職40人、元職5人、新顔23人。党派別の公認の内訳は自民28人、民主6人、公明3人、共産3人、新社会1人。無所属は27人。
 自民からは、引退する6人を除いた現職28人が立候補した。推薦を受けた元職と新顔の無所属5人も名乗りを上げ、当選後の会派入りも含めて現有勢力の維持拡大をねらう。


  民主は熊本市区の現職2人に、元職と新顔を加えた計6人を擁立した。推薦の4人も含め、非自民系の統一会派、民主・県民クラブ(6人)の所属議員の上積みをはかる。


  公明は熊本市区の現有議席維持のため現職と新顔の3人が立候補。前回1議席を失った共産は元職と新顔計3人を立てて奪還に全力を挙げ、社民は推薦候補の3人の当選を目指す。新社会は荒尾市区の現職1人が無投票で5選を決めた。


  無投票となったのは2人区が荒尾市、山鹿市、上益城郡の3選挙区で、1人区が人吉市、菊池市、上天草市、阿蘇市、下益城郡、玉名郡、鹿本郡、芦北郡の8選挙区。県選挙管理委員会によると、3月31日現在の県内の有権者数は148万9081人。


長期「無風状態」有権者ため息も  


  無投票で当選した14人の中には、4回連続という現職もいる。続けて3回は2人、2回も2人。長期にわたる「無風状態」に有権者からはため息も漏れる。


  届け出が締め切られた1日午後5時すぎ、選挙カーで遊説していた早川英明氏(63)=自民=は熊本市植木町の自宅に戻った。定数1の鹿本郡区に立候補したのは現職の早川氏だけ。談笑しながら待っていた支持者約200人の輪に入って握手を交わし、庭先で妻らと並んで万歳三唱した。


  1999年以降、選挙を戦わずに議席を手にし続けている早川氏。あいさつでは「初心忘れるべからずという言葉が一番好き」と気を引き締めたが、松村鎮雄後援会長は「順風満帆」と不戦勝の喜びを隠さなかった。


  ただ、福祉関係の仕事をする同町の男性(60)は「4回連続はありえない。県議の働きは町民に見えにくく、存在感がない。期待も薄いのではないか」と冷静に話した。

2166チバQ:2011/04/02(土) 13:34:57
注目の選挙区


  玉名市区 2議席をかけ、ともに自民現職の2人に対し、元玉名市議と旧岱明町議の議員経験者2人が参戦。自らの地盤や後援会をフル回転させての集票合戦が繰り広げられそうだ。


  県議選5度目の挑戦となる元町議は、出陣のあいさつで「民主の推薦は受けたが私は無所属」と訴え、6期の議員歴を強調。元市議も3期の実績などをアピールした。


  一方、再選を目指す女性候補の出陣式には、父親の元参院議員も登場。また別の現職の弁士には、元市議に近いとされた前市長が駆けつけるなど、各陣営のつばぜり合いが見られた。


無所属同士の一騎打ち


  阿蘇郡区 国道325号沿いの高森町に4選を狙う現職。約7・5キロ離れた南阿蘇村に若手の新顔が事務所を構えての一騎打ち。県内で唯一、無所属同士がぶつかり合う。


  口蹄疫(こう・てい・えき)対策などJAとの結びつきを強調する現職に対し、新顔の出陣式では県議会議長経験者の元自民党県連会長が「当選したら自民党に入党させる」と明言。保守票を奪い合う「仁義なき戦い」の様相だ。


  震災を受け、県議会各会派が朝夕2時間の拡声機自粛を申し合わせての選挙戦。ただ、選挙区は阿蘇市を挟んだ飛び地で広大なため、両陣営とも「時間いっぱい使わせてもらいます」。


「自VS.民」構図くっきり


  球磨郡区 2議席を自民現職と自民推薦の無所属新顔、民主新顔の3人が争う。各陣営の出陣式には県選出の国会議員が駆けつけ、「自民対民主」の構図を印象づけた。


  現職への支持を呼びかけた参院議員は、子ども手当をめぐる対応など民主党政権を批判。「油断することのないように」と引き締めを図った。自民推薦の新顔を後継候補とし、勇退する6期目の現職は「球磨郡の自民2議席を守ることが町村の発展につながる」と強調した。


  3度目の挑戦となる民主新顔は「球磨郡に政権与党の基盤を」と訴え、自民推薦の新顔に対し「絶対に負けるわけにはいかない」と意気込んだ。

2167チバQ:2011/04/03(日) 10:19:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110402/20110402_0006.shtml
福岡市議選 7選挙区の構図と争点
2011年04月02日 15:27  146万都市の街づくりや市政の監視役をだれに委ねるか−。東日本大震災で選挙活動の自粛ムードが広がる中、福岡市議選(定数62)の9日間に及ぶ攻防が1日、スタートした。立候補したのは96人(現職50人、元職3人、新人43人)。1972年の政令市移行後では前回(101人)に次いで2番目に多い。昨年12月に就任した高島宗一郎市長のもとで、議会の与野党勢力図はどう変わるか。議員の世代交代はどこまで進むのか。7選挙区をめぐる戦いの構図を紹介する。

 ●東区(定数12―16) 「最大定数」めぐる争い

 有権者数が20万人を超え、定数も12と最大。現職10人、元職1人、新人5人が名乗りを上げた。民主が現職2人に加えて、有力労組に支持基盤を持つ新人1人を擁立して議席の上積みを狙う。自民、公明は現有議席数の公認候補を立て、勢力維持を図る。人工島事業中止を訴える共産は元職を立て議席奪還に挑む。

 選挙後にみらい福岡と統一会派を組む、みんなの党は1人を公認、みらいの現職1人を推薦。市議会への足場確保をにらむ。ふくおかネットワークは議席死守を目指す。

 ●博多区(定数9―14) 有力候補多く激戦必至

 九州新幹線鹿児島ルートが全線開通し、JR博多駅周辺を軸にした地域振興策がクローズアップされている。定数9に対し、現職7人、元職1人、新人6人が争う構図。有力な支持基盤や組織を持つ元職や新人もおり、激戦は必至。

 民主、自民、公明、共産、みらい福岡とも現有議席数に公認数を絞っているが、民主は無所属新人を推薦し、勢力拡大を狙う。社民は元職を擁立し、議席回復を目指す。元首長らがつくった諸派の日本創新党が市内で唯一、公認候補を立てた。

 ●中央区(定数7―13) 現職の「壁」に迫れるか

 7議席を現職6人、新人7人で競う構図は前回と同じ。前回は現職の壁が厚く、新人で当選できたのは党公認候補2人だけだった。新人がどこまで現職に迫れるかが焦点となっている。

 民主は前回トップ当選の現職に加え、新たに新人を公認し議席増を目指す。自民は公認を現職2人にとどめた。公明、共産、みんなの党、みらい福岡は公認1人。市立こども病院の移転計画について検証作業がヤマ場を迎え、市民の関心が高まる中、各候補の訴えが注目される。

 ●南区(定数11―15) 高齢化や交通格差課題

 今回から定数が1減り11になった。現職10人、新人5人の計15人が立候補。無所属は新人の1人だけ。初参戦するみんなの党を含め政党や会派がぶつかり合う選挙区だ。

 最大勢力は自民。議長経験者が引退するものの三男を後継に指名。他候補も地盤を固めて5議席維持を目指す。対するのは民主で、現職2人に加え女性新人を擁立。勢力拡大を狙う。転勤族が多いマンモス選挙区だが、進行する高齢化への対応や、西鉄沿線とその他地域との交通格差の是正が議論になりそうだ。

2168チバQ:2011/04/03(日) 10:20:00
 ●城南区(定数6―12) 競争率2倍の最難関に

 6議席をめぐり、現職5人、新人7人の計12人がしのぎを削る。競争率2倍は、7選挙区の中で最難関。有権者数が10万人に満たない小規模区で、地盤や支持層が一部競合し激戦となっている。

 現有1議席ずつの民主と自民は、勢力拡大を狙って複数候補を擁立。公明、共産、ふくおかネットワーク、平成会は1議席維持を図る。新人1人を公認し、市議会会派のみらい福岡とともに無所属新人を推薦したみんなの党も絡み、各党、各会派間の議席争奪合戦は熾烈(しれつ)だ。

 ●早良区(定数9―16) 引退議員の票が焦点に

 現職5人が引退し、元職1人と新人10人が立候補。定数が1減った9議席を、前回より4人多い16人が争う。ベテランの引退で、これまでの地盤の切り崩しを狙う動きが活発化しており、混戦模様だ。

 新人のうち4人は引退議員の後継。後継を立てなかった社民現職票の行方や、引退する自民現職が安定した地盤を築いていた区南部から、同党推薦の無所属新人が2人立った影響がどう出るか。市長選に立候補した元職や、みんなの党新人の戦いぶりもポイント。

 ●西区(定数8―10) 定数1増え少数激戦に

 住宅開発が進み、人口増加率も高い西区。市内7区で唯一定数が1増え8になった。現職7人全員が立候補。これに新人3人が加わり、10人による少数激戦となる。西部や南部など自然の残る地域と、都市部との調和のとれた地域づくりをめぐる論戦が期待される。

 民主は現職に加え、新人1人を公認。初の複数候補擁立で議席増を目指す。現職勢がそれぞれの地盤や支持団体の票を固める中、地盤を持たないみんなの党新人がどこまで支持拡大できるかもポイントの一つ。


=2011/04/02付 西日本新聞朝刊=

2169チバQ:2011/04/03(日) 10:20:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/kumamoto/20110402/20110402_0003.shtml
注目選挙区
2011年04月02日 16:14  ●定数16に22人、激戦模様 有権者1万人増 浮動票取り込み焦点

 ▼熊本市区

 県内有権者の3分の1が集中する熊本市区は、前回同様22人で16議席を争う激戦模様となった。党派別の立候補者数は民主2、自民5、公明3、共産1、無所属11。旧富合町の選挙区編入などで有権者は1万人以上増加していて、各陣営は組織固めや浮動票の取り込みに力を注いでいる。

 政権与党の民主は2議席の「死守」を目指す。現職の1人は事務所近くの駐車場で出陣式に臨み「私は『陳情を受けるから票を持ってこい』という古い政治はしません。力を貸してください」と頭を下げた。支援者もマイクを握り「党への逆風で厳しい戦い」と危機感をあらわにした。

 市西部のアクアドーム熊本では、ベテランの自民現職が出陣式。農林漁業者らを前に「熊本市の政令指定都市昇格は決まったが、次は道州制がある。州都を勝ち取るための重要な4年間になる」と支持を呼び掛けた。

 無所属現職は熊本城内の加藤神社で「(東日本)大震災で熊本経済は沈みがちになっている。熊本を元気にするために、皆さんの気持ちを希望に向けていくために、全力を挙げて戦っていく」と声を張り上げた。

 ●現元新4人、3議席争う 自民からくら替え

 ▼天草市・郡区

 天草市・郡区では自民現職3人のうち1人が引退を表明。残る現職2人と、自民から民主にくら替えした元職、引退した自民現職の元秘書が無所属新人として3議席を争う構図となった。候補者4人はこの日、出身地など拠点となる地で出陣式を開いた。

 民主元職は天草市倉岳町で「天草のために働くなら、どちらの政党でも構わないという思いで出た。希望を持てる天草にしたい」と訴え、地盤の天草上島から下島まで選挙カーを走らせた。

 無所属新人は、最も有権者数が多く、地元でもある旧本渡市で第一声。陣営幹部は「本渡で負ければ当選はない。大票田の本渡で県議をつくらないでどうする、という機運を盛り上げたい」。

 自民現職2人は固い地盤を持つ旧牛深市と天草市五和町で選挙戦をスタート。引退した現職の支持層や、旧本渡市の票の行方次第では厳しい戦いとなるだけに、ある幹部は「天草は広い。地盤があるからといって、安心できる戦いではない」と語った。

 ●現職引退受け三つどもえ 民主、無所属激突

 ▼宇土市区

 宇土市区では民主新人と無所属新人2人の計3人が立候補し1議席を争う。昨年4月の市長選と同じ三つどもえの構図だが、顔触れも状況も異なる選挙戦となった。

 無所属新人の一人は、引退する自民現職の長男で、後継として自民推薦を受けて立候補。大型商業施設の駐車場であった出陣式では、支持者に向かい「商店街の活性化、定住促進など市の取り組みをバックアップしていかなければならない。父に引き続き頑張っていきたい」と訴えた。

 民主新人の元市議は、昨年の市長選で元松茂樹市長の初当選を支えた中心人物の一人。出陣式は選挙事務所裏の駐車場であり「震災は他人事ではない。市民生活を守るために、道路や河川などの整備をきちんとやらなければならない。県議会で仕事をさせていただきたい」と呼び掛けた。

 立候補と同時に市議を失職したもう一人の無所属新人は、市役所近くの空き地で出陣式。「宇土市民が心を一つにする政策を実行しなければならない。市民の手に政治を取り戻さなければならない。元松市政が進めるまちづくりを県につなぐパイプ役を果たしたい」と語り、支持を求めた。


=2011/04/02付 西日本新聞朝刊=

2170チバQ:2011/04/03(日) 10:21:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/oita/20110402/20110402_0003.shtml
注目の3選挙区
2011年04月02日 17:10  ●日田市 3現職に2新人挑む

 5人が名乗りを上げた日田市選挙区(定数3)。現職3人がいずれも立候補し、これに元市議会議長と政党推薦を受ける元市議の新人2人が挑む。地域振興策や、県との連携の在り方などを争点に激しい選挙戦が展開されそうだ。

 現職は出陣式で、県道整備を進めた実績をアピールし「大分県は厳しい状況にあり、政策立案能力がある議員が必要だ」と支持を求めた。別の現職は「安心して暮らせるように防災対策を見直したい。少子高齢化や農林業の発展など課題は山積している今こそ政治の出番だ」と第一声を上げた。

 新人は「県と市の連携を強化し、教育改革と観光振興に力を入れ、活気あふれる天領日田を復活させたい」と、新たな政治スタイルの必要性を訴えた。

 ●宇佐市 6人が乱立で大接戦

 宇佐市選挙区(定数3)は自民現職2人に、市議からの転身を目指す無所属新人4人が挑む構図となった。6人はいずれも旧宇佐市出身で、激戦を展開している。

 自民現職は市中心部で出陣式。「僅差の戦いになるのは確実」と危機感を強め「県庁内での人脈も広がってきた。経済の安定と地域の発展のために働かせてほしい」と実績をアピールした。

 無所属新人は同市の事務所前でマイクを握り「宇佐の政治は市民でなく労働組合や一部企業のためのもの。この古い政治システムを打破し、大分、宇佐を変えたい」と変革を訴えた。

 民主、社民推薦の無所属新人は市西部で第一声。出馬表明が1月下旬と出遅れたが「徐々に取り戻し、ようやく並んだ。これからが勝負」と強調した。

 ●別府市 主要政党そろい激戦

 別府市選挙区(定数5)は、民主現職1人、自民現職3人、公明新人1人、共産新人1人、社民推薦の無所属新人1人の計7人が立候補。8年ぶりに社民系候補が出馬し、主要政党がそろう激戦区になった。

 民主現職の出陣式には横光克彦衆院議員が出席し「民主の議席死守を」と訴えた。社民推薦の無所属新人の出馬を受け「票は半分に割れたのだから厳しい戦いになる」と支持を呼び掛けた。

 自民の岩屋毅衆院議員や市議、ホテル関係者などが駆け付けた出陣式で、自民現職は東日本大震災に触れながら「県の災害危機への対策見直しが必要だ」と訴えた。

 唯一の女性候補の共産新人も大震災からの復興や福祉・くらしの充実を訴え、市内を遊説。4年前に失った議席奪還を目指している。


=2011/04/02付 西日本新聞朝刊=

2171チバQ:2011/04/03(日) 10:21:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/kagoshima/20110402/20110402_0003.shtml
注目の選挙区
2011年04月02日 17:04  ●鹿児島市郡区 し烈 17議席に24人出馬

 鹿児島市・鹿児島郡区(定数17)には24人が立候補した。前回県議選に比べて定数が2減した狭き門。主要政党が公認候補を立て、無所属を交えた最激戦区となった。

 民主現職の出陣式は東日本大震災犠牲者への黙とうで始まった。支持率が低迷する同党。現職は今回と同じく民主が公認候補2人を擁立しながらも共倒れした前々回の県議選に触れ「悪夢を思い出している。逆風の選挙で厳しい」と訴えた。

 自民は12人を擁立、党内でもしのぎを削る。前回は次点で落選した元職は出陣式で「4年前の悔しさを胸に何としても勝ち上がりたい」と声を高め「頑張れ東日本」のステッカーを張った選挙カーを走らせた。

 共産現職は繁華街で「知事は川内原発3号機増設計画への同意をただちに撤回すべきだ」と演説。無所属新人は「県議会はまともな議論をしていない」と今の県議会や既成政党を批判した。

 ●阿久根市・出水郡区 前市長交え3氏が混戦

 阿久根市・出水郡区(定数1)には6選を目指す自民現職の中村真氏(69)と無所属新人で元阿久根市議の古賀操氏(50)、無所属新人で前阿久根市長の竹原信一氏(52)が立候補した。昨年12月に市長リコール(解職請求)が成立、1月の出直し市長選で敗れた竹原氏を交え三つどもえの混戦となった。

 3人は各選挙事務所前で第一声を上げた。

 中村氏は、竹原氏を念頭に「知事の是正勧告を聞かない人が県とのパイプになれるのか。パイプ役は即戦力の私しかいない」と力を込めた。

 古賀氏も「議会不要論を唱える人に(議員の働きを)期待できるのか」と竹原氏を批判し「市議を経験した自分が住民に一番近い」と訴えた。

 竹原氏は「政治家に期待すべきは公平公正な社会の仕組みを作ること」と主張。「みんなが正義感に従って生きれば未来は明るい」と訴えた。


=2011/04/02付 西日本新聞朝刊=

2172陽菜:2011/04/04(月) 14:41:10
おい、田崎耕太って僕の学校の元教師だぞ?

社会習ってた

2173チバQ:2011/04/04(月) 23:52:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/main/20110404/20110404_0002.shtml
影薄い政令市県議 福岡市南区 初の無投票当選 市議選は激戦 役割見えず
2011年04月04日 10:59
 市議選は激戦、県議選は無投票−。こんな両極端の現象が福岡市南区で起きた。政令市の福岡市は県に匹敵する行政権限があるため、県議の存在が薄れがち。市議選に立候補した新人は、県議会進出に目もくれなかった。市民も県議の活動がよく分からない。県議の役割って何だろう?

 1日夕、福岡県議選で福岡市南区(定数4)の無投票が決まった。1972年に政令市になって以降、初の出来事。当選者は自民2人、民主、公明のいずれも現職。「よもやこんな形で当選が決まるとは」。民主現職の喜びは控えめだった。

 対照的に、同じ日に告示された福岡市議選の南区は激戦必至。定数が1減され、11議席を現職10人と新人5人で争う。

 自民県議は「県議選は新人が割り込みづらい情勢だったのでは」とみるが、当事者のとらえ方は違う。「市議会の方が市民生活に密接な政策に取り組める」。市議選に挑んでいるみんなの党新人は言い切った。

 人口70万超が目安の政令市は、警察などを除き県と同格の行政機能を持つ。一般の市町村ならば県が担う国道や県道の管理、都市計画も政令市の仕事。他の市町村と違い、県の力を借りることが少ない。

 福岡市選出のある県議は「政令市の県議は地域事情にとらわれず、県全体のことを考えられる」と長所を挙げるものの、別の県議は「市民の相談を受けて、市役所や区役所に行くこともある」と打ち明けた。多くの市民には県議と市議の違いが分かりにくいようだ。

 議員定数は公選法に基づき、人口に応じて配分される。このため福岡県議会(定数86)は福岡、北九州両政令市から選出される議員が計38人、全体の約4割を占める。福岡市議会には62人(今改選から)、北九州市議会には61人の市議もいる。

 政令市選出の県議の削減へ向けた動きも出始めた。横浜、川崎、相模原の3政令市がある神奈川県で、公明党は「政令市の県議定数半減」を公約した。1票の格差が広がる恐れもあるが、県本部幹事長の仁田昌寿横浜市議は「“二重議会”に有権者の批判は根強い」と公選法改正も求める。

 福岡市南区では10日の投票日に向け、市議候補の声だけが街頭に響き渡る。新人の一人に「無投票当選できるならば、県議選に立候補するか」と尋ねた。答えは、迷いなく返ってきた。

 「興味ありませんね」


=2011/04/04付 西日本新聞朝刊=

2174チバQ:2011/04/05(火) 21:44:59
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001104050003
県議選 政治団体に変化
2011年04月05日

 県議選への各政治団体の対応が、従来の動きと少し違ってきている。県下最大の県農民連盟は国政選では活発に動くことが多いが、今回の県議選では組織だった動きには至っていない。その一方で、複数の候補者を推薦した県内各地の医師連盟は、これまでになく活発に動いている。(中島健)


 県農民連盟は今回、推薦希望者にアンケートを課すなどし、所属政党にこだわらず人物本位で支援を決めた、とされる。


 立候補予定者に出した質問状の最初は「TPP(環太平洋経済連携協定)交渉への参加の是非について」だ。農業県宮崎を左右するTPPの問題に対する姿勢を問う内容だった。


 賛否はどちらでも構わないとしつつも、姿勢を明確にするよう注意書きがあった。ほかの質問では、口蹄疫(こう・てい・えき)からの復興策、戸別所得補償制度への考え方など、立候補予定者の農政への熱意を問い、農政に理解のある候補者の支援を決めた。


 しかし、今回は選挙ムードは感じられないという。東日本大震災で、被災地の生産者の苦境に心を痛めるだけでなく、県内の農業者にも野菜価格の下落などの影響が出てきたためだ。


 JAの関係者は言う。「『選挙どころじゃない』というのが、心境ではないか。国政選挙ではローラー作戦にも取り組むが、(今回は)地域ごとに組合員らに推薦を知らせるぐらいになるんじゃないか」


 対照的なのが医師連盟だ。幅広い政党の候補者を推薦しただけでなく、推薦候補の中には、数十年ぶりとみられる組織内候補がいるのだ。


 「県医師連盟も全力をかけて応援する」


 告示前の3月27日、宮崎市の市民プラザで開かれた組織内候補の決起集会には大勢の医療関係者が詰めかけた。来賓で参加した県医師連盟の稲倉正孝委員長は「20代の医師は10年前の約半分に減った。この厳しい状況が地域医療崩壊につながっている」と、支援の理由を説明した。


 県内の各市郡の医師連盟は今回、26人の推薦を決めた。だが、稲倉委員長は取材に対し、「順番をつけたら一番」と、組織内候補への力の傾け方を表現した。


 医師会の関係者は「これまで、ほとんど県政に対して積極的に関与してこなかった」と明かした。さらに、医師不足などの地域医療問題の深刻化に対し「効果的な施策を(自分たちが)提言できていなかった」とも語った。


 選挙戦に入り、医療関係者は候補について街頭演説などをサポートしている。しかし、「医師会は『選挙では当てにならない』と言われてきた。支持が広がるかは分からない」と言い、まだ手応えは得られていないという。

2175チバQ:2011/04/05(火) 22:14:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000260-mailo-l45
’11統一選みやざき:県議選 JAと連合、「推薦」で組織戦 /宮崎
毎日新聞 4月5日(火)15時22分配信

 ◇構成支部・組織の依頼に
 統一選では、経済・労働団体が、構成支部・組織の依頼で「推薦」候補を選定し、組織的な支援に動いている。
 JAグループ宮崎の政治団体「県農民連盟」は県内12JAにある支部から推薦願を受け、県議選では前回07年より2人多い37人を推薦した(一部地域で重複推薦、無投票当選者含む)。
 農政重視の立場から国政選挙では主に自民・保守系無所属の候補を推薦してきた経緯があるが、地方選では党派を問わずJAとの関係が深い候補が多く、民主、公明、社民候補を推薦した支部もある。
 同一選挙区内に複数支部が存在する場合もあり、児湯郡選挙区(定数3)では児湯、尾鈴両支部から推薦があった現職、新人計5人全員を承認した。
 連合宮崎は、県議候補9▽市議候補予定30▽町議候補予定2▽町長候補予定1人を推薦。UIゼンセン同盟、日教組、自治労など各構成組織から推薦があった候補を推薦した。
 県議選では従来の民主、社民県連所属議員だけでなく、県議会で民主議員が統一会派を組む日向市の無所属現職1人を初めて推薦した。【石田宗久】

2176チバQ:2011/04/05(火) 22:14:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000253-mailo-l46
’11統一選かごしま:県議選 選挙区割り巡り思いさまざま /鹿児島
毎日新聞 4月5日(火)15時20分配信

 ◇「大選挙区で新人発掘へ」「小選挙区で地域の声を」
 県議選は10日の投票日に向け、15選挙区42議席を70人(現職41▽元職2▽新人27)が争っている。合区で選挙区が拡がり定数増となった2選挙区はともに現職、新人入り乱れての混戦となっている。
 一般的に、定数が多く、エリアが広い大きな選挙区なら当選ラインが下がり新人が割り込む余地が出る一方、定数が少なく、エリアが狭い小さな選挙区の方が人口の少ない市町村の代表を議会に送りやすいとされる。
 過去5回の県議選で、立候補者に占める当選者の割合を、現職と新人別に比べると、現職が91年80%→95年86%→99年78%→03年88%→07年85%▽新人が41%→31%→37%→37%→35%と推移。現職が8割前後の“高値安定”の一方、新人は3〜4割と低い。
 「現職に有利」とされる1人区が多いことが背景の一つにある。今回も21選挙区のうち11区が1人区。ある新人陣営は「1人区は新人が割り込めず無投票になりやすい。大きな選挙区なら新人が出やすく人材発掘が進む」と主張する。これに対し、ある1人区の現職陣営は「大きな選挙区は人口が少ない自治体を地盤とする候補者に不利」と反論する。
 公職選挙法で県議選の区割りは「市郡単位」と定められている。議員1人あたりの人口が基準で、10年国勢調査(速報値)に基づくと鹿児島県は3万3459・3人。これを上回れば合区は禁止され、半数未満なら隣接区へ強制的に合区される。この間(1万6730人〜3万3459人)は県条例の改正で合区が可能だ。今回、これを活用して定数3減の議論の中で鹿屋市・垂水市区(定数4)と西之表市・熊毛郡区(同2)が新設され、新人が立ち混戦模様だ。
 次期県議選では枕崎市区、薩摩郡区など七つの1人区が合区できるとみられ、定数減の議論とあいまってさらに再編が進む可能性もある。
 一方、全国都道府県議長会は09年、国に各県が条例で自主的に選挙区・定数を定められるよう「市郡単位」条項を外す法改正を求めている。【福岡静哉】

4月5日朝刊

2177チバQ:2011/04/05(火) 22:15:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000232-mailo-l43
’11統一選くまもと:県議選・菊池郡区 「我こそが本流」保守系3人 /熊本
毎日新聞 4月5日(火)15時13分配信

 ◇共産も1人
 舌戦が繰り広げられている県議選で、激戦区に数えられる一つが4人の争いとなった菊池郡区(定数2=菊陽町、大津町)。固い保守地盤の地で自民と無所属の現職2人、そして無所属の元職(自民推薦)1人が「我こそ保守本流」とつばぜり合いを演じ、共産新人が党勢拡大を図る。【取違剛】
 「唯一の自民党公認候補です」。4日昼過ぎ、選挙スタッフに紹介された自民現職は大津町の住宅街でマイクを握った。「自民党の坂本代議士(哲志衆院議員、熊本3区)の支援を受けて初めて戦う選挙。負けて泥を塗るわけにはいかない」。一方、無所属現職も夕刻、同町東部の住宅街で防災や危機管理、議会の情報公開などを訴えた後「坂本哲志の直系として負けるわけにいかない」と力を込めた。
 現職の2人はいずれも大津町、無所属元職は菊陽町を地盤にしている。地盤が重なる現職同士の戦いも熱を帯びる。
 元職は菊陽町の公民館前で演説した。前回は同町が地盤の候補が3人も立った結果、28票差で次点に泣いた。「菊陽に県議は必要だ。町活性化のため本当に発信力のある人を選んでほしい」
 共産新人は4日、大津町で街頭演説し、原発や国保料負担の問題などを訴えた。

4月5日朝刊

2178チバQ:2011/04/07(木) 00:09:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/oita/20110406/20110406_0001.shtml
大分県議選 旧郡部の候補危機感
2011年04月06日 15:52
 「平成の大合併」から2回目となる今回の県議選。県内は18自治体のうち、14が市になった。市町村合併前の旧市部と人口に差があれば、旧郡部が地盤の候補の議席獲得は難しい状況となり、2007年の前回県議選では現職が議席を失ったケースもある。今回も立候補を見送った選挙区もあり、旧郡部の候補は厳しい選挙戦を強いられている。旧郡部は過疎や防災などの多くの課題を抱えており、有権者は危機感を抱いている。

 5人が立候補した日田市選挙区(定数3)。唯一、旧郡部から出馬する現職陣営には焦りが見える。前回県議選は県内最多の得票だったが、この4年間で旧郡部の人口は約千人減少。加えて、新人の1人が旧郡部出身で地盤も重なる。陣営幹部は「前回のように郡部票はまとまらない」とみている。

 前回県議選で、選挙区は23から16に減少。旧市との合併前に旧郡部の選挙区から選出された7人の県議のうち、豊後高田市選挙区と宇佐市選挙区では、旧郡部の選挙区選出の現職が相次いで落選した。今回、立候補したのは2人だけだ。

 6人が激しい選挙戦を展開する宇佐市選挙区(定数3)の候補者の地盤は、いずれも旧市部。旧郡部選出で前回落選した元職が、後継者を探したが「人口が少ない郡部から新人が当選するのは厳しい」として断念。代わりに、旧市の新人を支持して旧郡部の振興を託す選択をした。

 一方、危機感をバネにまとまる動きも。4人が出馬する中津市選挙区(定数3)では、郡部出身の現職陣営幹部は「地元の県議を絶やしてはいけないという機運が、今回も強く感じられる」と手応えを感じている。人口減少や高齢化は気掛かりだが「あと(県議選)4、5回は大丈夫」との声も漏れてくる。

 ただ、旧郡部からの立候補が不利な状況は変わらない。日田市中津江村の30代男性は「県議が減るのは、地方が切り捨てられているからではないか。がけ崩れの防止や高齢化対策など、政治の力で実行してほしいことは多いのに」と不安をのぞかせた。


=2011/04/06付 西日本新聞朝刊=

2179チバQ:2011/04/07(木) 00:11:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110402/20110402_0002.shtml
注目の選挙区
2011年04月02日 15:33  ●主要5政党が激突 佐賀市区

 川副、久保田、東与賀の旧佐賀郡3町が加わり、全市域が一つの選挙区となった佐賀市区。唯一、主要5政党の公認候補が出そろい、11議席をめぐって無所属を含む12人が「県都決戦」で激突することになった。

 地方基盤の拡大を目指す民主の新人は出陣式で「税金の無駄遣いをチェックし、地域の防災、暮らしの安全をしっかりと見つめ直す」と強調。原口一博・県連代表は「県政を“維新”できる人を選んでください」と民主が旗印とする地域主権改革の重要性を力説した。

 一方、旧郡部を地盤とする自民のベテラン現職は「県の農業、水産業、商工業振興のため、県民の安全・安心のため、新人の気持ちで頑張りたい」と熱弁を振るった。出陣式にはJAグループ佐賀の政治組織・県農政協議会の中野吉実会長も出席、支持を呼びかけた。

 公明現職は「命を守る政治、社会的に弱い立場の人を守る政治を貫いてきた。勝ち抜いて次の4年間を頑張りたい」と意気込んだ。共産現職は知事選候補とともに県庁前など街頭に立ち、原子力発電中心のエネルギー政策転換を訴え、「福祉と防災の佐賀県づくりに尽くす」。社民現職は原発・防災対策や雇用・経済対策を挙げ、「安心・安全の確かな指針を示すのが政治。安心して暮らせる佐賀県を目指す」と訴えた。

 ●社民“牙城”守るか 鳥栖市区

 鳥栖市区には、現職2人、新人2人が立候補、3議席を争う激戦区となった。

 社会党時代を含め13期、通算52年にわたり議席を守り続けてきた社民にとって、“牙城”とも言える選挙区。4期で引退するベテランの跡を継ぐ社民新人は、出陣式で「長く続いてきた議席を守る大事な選挙」と強調。支持者からは「鳥栖から社民の灯を消すな」との声が上がった。

 県議会で統一会派を組む民主の新人の出陣式には、県選出の同党国会議員全員が応援に駆け付けた。原口一博・県連代表は「社民党とは良好な関係だが、複数選挙区で無投票はありえない」と党勢拡大をアピールした。

 ●「原発」対策で論戦 唐津市・東松浦郡区

 九電玄海原発がある唐津市・東松浦郡区は、1減した6議席を10人で争う混戦。東電福島第1原発の事故を受け、原発の安全性確保に向けた候補者の姿勢に有権者の関心が集まりそうだ。

 原発事故発生以来、各陣営には「もし、玄海原発で事故が起きたらどうなる」といった不安の声が寄せられており、ほとんどの候補が、第一声で原発問題に触れた。自民現職の1人は「安全基準を根本的に見直さなければならない」と強調。

 地域防災計画の見直しなどを含め、他の候補にも同じようなアピールが目立つ中、無所属現職は「段階的に原子力発電を廃止し、自然エネルギーを活用して電力供給すべきだ」と主張。

 共産新人は「老朽化した(玄海)1号機の廃炉を求め、プルサーマル発電の3号機の運転再開を認めない」と訴えた。


=2011/04/02付 西日本新聞朝刊=

2180チバQ:2011/04/07(木) 00:15:04
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/oita/20110404/20110404_0001.shtml
県議選擁立難航、労組票に不安 民主、組織戦略ほころび
2011年04月04日 15:25  ●「地道に訴えるしか…」
 
 2009年の政権交代後初めてとなる県議選。民主党は政権与党の強みを県議会でも生かし、社民系との統一会派・県民クラブが自民党から最大会派を奪い、地方の「政権交代」実現を目指す。しかし内閣支持率の低迷など思わぬ逆風で候補擁立は難航し、社民系候補と競合する選挙区では労組票が目減りしそうだ。地方組織強化の好機と位置付けていた統一地方選は、思惑通りとはいっていないようだ。

 「私の票が半分に割れたのだから当然苦しい。何とか5番目に入りたいと頑張るので、最後までお願いします」。別府市選挙区(定数5)の民主現職は、1日の出陣式で支持者に切々と訴えた。

 前回県議選で、現職は民主・社民系で唯一の候補者だった。今回は無所属新人が社民推薦を受けたため、前回に比べて組合員約2200人で社民を支持する平和運動センターの支援が期待できない。現職の前回得票は約9500票。陣営幹部は「地域などから新たな支援者を獲得するしかない」と表情を引き締める。

 民主党県連と社民党県連合は昨夏、「自民を過半数割れにし、県民クラブを最大会派にするため、定数3以上の選挙区ではそれぞれ公認候補を擁立する」と確認した。別府市選挙区のように両党の候補が立候補する選挙区では、労組票の行方が焦点となっている。

 社民系の無所属新人が立候補した宇佐市選挙区(定数3)では、民主党県連幹部の現職が引退した。関係者は「労組に支援打ち切りを突きつけられ、事実上引退に追い込まれた」とささやく。現職引退に伴い、新人は民主党の推薦を受けた。

 民主党は、候補者擁立でも苦戦が続いた。自民2人、社民1人の現職3人の無投票当選となった佐伯市選挙区では、告示直前まで候補者を探し続けたが、見つけることはできなかった。

 統一地方選で地方組織の基盤を強化し、政権安定につなげるシナリオを描いていた民主党。しかし連合大分を通じて民主、社民が選挙協力する「大分方式」頼みの体質や、党支部や後援会組織の弱さが顔をのぞかせつつある。県連や各陣営は「選挙は組織を強化する絶好の機会。とにかく地道に支持を訴えるしかない」と話している。


=2011/04/04付 西日本新聞朝刊=

2181チバQ:2011/04/08(金) 00:02:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110407/20110407_0001.shtml
揺れる「県庁舎移転」 大震災受け、長崎県議選長崎市区
2011年04月07日 11:47
長崎県庁舎の移転先に決まった魚市場跡地。津波や液状化に対する市民の懸念が高まっている 東日本大震災の影響を受け、長崎県議選の長崎市区(定数14)で、県庁舎移転問題が争点に急浮上している。県は既に、高台にある現庁舎を臨海埋め立て地に移転する方針を決定。ところが震災後に市民の間で「津波や液状化が心配」と不安の声が高まり、移転反対派が勢いづいている。候補者18人のうち、任期中に移転に賛成した現職の大半はこの問題に沈黙しているが、一部に「再検討が必要」と“転向”する候補も出始めた。

 5日夜、市中心部の小学校体育館で移転反対派の無所属現職が開いた総決起集会は400人を超す住民が集まった。「移転は税金の無駄遣い。現在地で建て替えをするべきだ」と主張する候補の演説に、商店主(53)も同調し「埋め立て地で大丈夫なのか」と県方針に疑問を投げ掛けた。

 県は、老朽化した現庁舎は震度6強で崩壊の恐れがあるとして「新たな防災拠点施設が必要」と移転構想を推進。JR長崎駅近くの魚市場跡地約3万平方メートルに、2016年度完成を目指し、行政棟や警察棟など3棟を建設する計画だ。

 県議会は今年1月、移転新築を求める意見書を自民、民主などの賛成多数で可決。県は11年度予算に初めて設計費を計上した。これに対して中心商店街関係者らは「人の流れが変わる」と今も反対運動を続けている。

 移転に賛成していた民主現職候補は、3日夜の演説会で「人知を超えた災害が起き、場所の選定をもう一度議論することが大切だ。予算の執行も待つ必要がある」と凍結を訴えた。「不安に思う市民の声が多かった」と態度を変えたという。ほかに「議論に時間をかけてもいい」(自民新人)「県民の意識とねじれている」(無所属新人)など、移転見直しに言及する候補は増えている。

 東北各地で自治体庁舎も大きな被害を受けた今回の大震災。「防災拠点」の安全性が問い直される中、長崎の県都決戦も“余震”に揺れている。


=2011/04/07付 西日本新聞朝刊=

2182チバQ:2011/04/09(土) 08:01:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110409-OYT8T00064.htm
激戦区増 懸命訴え
 統一地方選前半戦の府議選(定数109)、大阪市議選(同86)、堺市議選(同52)は10日、投開票される。初の統一選に臨む地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下知事)やみんなの党が、既成政党を相手にどこまで議席を伸ばすかが焦点。東日本大震災を踏まえた防災・危機管理のあり方や大阪都構想の是非をテーマに、各候補は最終盤の訴えに懸命だ。

    ■府議選□

 無投票だった2選挙区を除く60選挙区計107議席を巡り、204人が争う。候補者が200人を超えたのは28年ぶりで、女性は29人に上っている。

 候補者の党派別内訳(無投票当選者を除く)は、民主33人、自民32人、公明22人、共産38人、社民1人、みんな2人、維新58人、諸派1人、無所属17人。新旧別では現職86人、新人114人、元議員4人。

 維新の参戦により、多くの選挙区で混戦模様。中でも自民のベテラン現職と維新新人が激しく競り合う大阪市中央、西淀川両区や、民主が現職2人を擁立した豊中、枚方両市などで各候補が火花を散らしている。

  □大阪市議選■

 145人が舌戦を展開する。党派別は、民主24人、自民23人、公明19人、共産24人、みんな1人、維新44人、無所属10人。新旧別は現職75人、新人64人、元議員6人。女性は25人が名乗りを上げている。

 大阪市議選を「主戦場」と位置づける維新は、全24選挙区のうち18選挙区で複数候補を擁立。定数2の中央、福島両区では議席の独占を狙う。民主、自民、公明、共産、維新の主要5党の候補がそろった選挙区は15に上り、各党のつばぜり合いは激化している。

   ■堺市議選□

 前回より2人多い78人が争う。党派別では、民主12人、自民11人、公明12人、共産10人、みんな2人、維新15人、諸派1人、無所属15人。新旧別は、現職が47人、新人24人、元議員7人で、女性は18人が立った。

 政令市昇格5年を経た市の将来像などが争点で、定数を5上回る15人が立候補した南区などで激戦となっている。

(2011年4月9日 読売新聞)

2183チバQ:2011/04/10(日) 21:24:33
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001104030003
県議選ルポ1 「原発」に注目と沈黙
2011年04月03日


九州電力玄海原子力発電所の近くで支持を訴える候補者の選挙カー=玄海町(一部を画像処理しています)

 告示日の1日、唐津市東部の神社であった出陣式。自民現職候補は重点政策の農業振興を後回しにし、東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故と、選挙区内にある九州電力玄海原発(玄海町)について言及。100人を超える支持者に対し、こう約束した。
 「県が進める原発行政、プルサーマル行政を認めてきた我々にも、重い責任が課された。国の安全基準の甘さ、企業の認識の甘さを抜本的に見直したい。(玄海で事故が起きれば)北部九州が全滅するという危機感で取り組む」
 6議席を10人で争う激戦区となった唐津市・東松浦郡選挙区。前回選挙も、玄海原発3号機のプルサーマル計画が争点の一つになった。その際、自民党は「国策として理解できる」と容認した。2009年に玄海原発で、国内初のプルサーマル発電が開始された。
 今回は、福島第一原発の事故で放射能汚染や住民避難が広範囲に及んだことなどが問題となり、争点に「原発」が急浮上した。
 別の自民現職候補も出陣式の冒頭、「玄海は大丈夫かという声が寄せられる。九電には、完全な安全対策をお願いした」と述べた。
   ■   ■
 一方、4年前に続き立候補した共産新顔候補は「玄海」に照準を合わせる。「福島の事故を教訓とし、九電の言いなりに進められた原発を抜本的に改める」と話し、プルサーマル発電の反対を訴える。
 無所属現職候補は選挙戦初日から玄海町に入った。「県や国、電力会社が言ってきた原発の安全神話は崩れた。自然エネルギーを増やし、段階的に原発を廃止しよう」と声を張りあげた。別の無所属新顔候補は2日、県議会でプルサーマル問題を追及し続け、今期で引退する女性県議と一緒に選挙カーに乗り込み、反原発を訴えた。
 各陣営は、前回、反プルサーマルを訴えて7823票を得て3選を果たし、任期途中で死去した増本亨氏の票の行方にも注目する。
   ■   ■
 原発を巡る論議に積極的ではない候補者もいる。民主新顔は2日昼、原口一博・前総務相と市内4カ所で街頭演説に立ったが、「原発」とは別の政策の訴えに時間を割いた。九電労組の推薦を受け、チラシでも「安全を第一に原子力発電を重要なエネルギー源と位置付け、県民の理解活動に取り組む」とうたう。別の自民現職や無所属新顔も「原発」に触れていない。
 自民候補を支援する唐津市議は「(交付金などが落ちる)玄海、唐津は九電の『城下町』。正面切って原発批判をしにくい面もある」と本音を打ち明ける。
 有権者の反応は様々だ。
 自民現職候補の出陣式に来た農業の男性(74)は「福島の事故で電力会社と国は信用できなくなった。原発はできれば廃止して欲しい」。一方、大震災発生以降、「自粛ムード」でめっきり客足が減ったという玄海原発の近くにある居酒屋の男性経営者(46)は「原発があり、我々はここに住んでいる。電力会社を信用するしかない。原発マネーがなくなったら、この町はどうなるのか」と話した。(吉村治彦、岩田正洋)

2184チバQ:2011/04/10(日) 21:25:25
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001104030005
地域すみわけ票固め 佐賀市(定数11)
2011年04月04日

 「どの自民候補もベテラン候補の地盤に入らないよう、境界の南部バイパス(環状南通り)で選挙カーを引き返している。地盤はもう固まっているからね」


 自民新顔候補の選挙運動は、告示直後こそ佐賀市全域を選挙カーで一巡したものの、その後は市中心部の支持固めに余念がない。今回の選挙から選挙区が拡大したにもかかわらずだ。


 陣営関係者が「(秘)」の活動予定表を広げると、東日本大震災に配慮した県議会の申し合わせ通り、朝夕2時間ずつの選挙カーによる運動自粛を徹底していた。「時間が半減した午前中は2地域を回るのが精いっぱい」と選挙活動への影響も口にした。


   ■   ■


 旧佐賀市と旧佐賀郡は前回選挙後の2007年10月に合併した。選挙区も今回から旧佐賀市選挙区(定数10)と旧佐賀郡選挙区(同2)が統合され、選挙区が大幅に広がった一方で、定数は1減の11となった。


 定数減で激戦が予想されるなか、各陣営が動向を注目していたのは、引退する県議を支持した票の動きだ。いずれも旧佐賀市選挙区選出で、7期、6期目のベテランなど現職4人が出馬せず、前回選挙で獲得した計3万超の票が宙に浮いた。


 しかし、県内の選挙区で唯一、主要5政党すべてが公認候補を擁立する「県都」にもかかわらず、立候補は定数より1人だけ多い12人にとどまった。引退する自民現職の後継候補の擁立が思うように進まなかったほか、「旧佐賀市の南部と北部で1人ずつ、旧郡部に1人」と3人目を模索した民主も人選が不調に終わった。


 結果、候補者12人のうち9人が4年前に続く出馬。各陣営とも旧市部の「宙に浮いた3万票」を奪いに行くより、むしろ、地域をすみ分けるような形で足場固めに躍起になっている。


   ■   ■


 旧佐賀郡の自民現職の陣営幹部は、「政治に関心があり、前回投票した」という理由で旧佐賀市の「3万票」の行方を気にするものの、それでも選挙運動は地元中心との方針は変えていない。


 背景には、前回、自公協力の恩恵を受けた郡部の「公明票」が旧佐賀市の公明現職に一本化され、自分の得票が減るという危機感がある。告示日の1日にあった出陣式では、「旧佐賀市は大票田だが、まったくの白紙。新人候補同様の姿勢で臨みたい」と、地元支持者の引き締めを図った。


 別の自民新顔陣営は選挙期間中、地元を重点的に回り、個人演説会を開くのも地元だけだ。選挙期間中の街頭演説の計画でも、票の掘り起こしが難しいと判断した遠方の旧町村に行く日程は1日しか組み込まなかった。これまで、事務所前を他の候補の選挙カーが通ったのは、わずか1度だけだったという。


 この陣営関係者は言う。「1人しか落選しないから、その1人にならないように地元できちんと得票できればいい。みんな暗黙の了解ですみ分けている」(小川直樹、伊豆丸展代)

2185チバQ:2011/04/10(日) 21:25:52
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001104050001
民自対決 浸透に躍起
2011年04月06日

 政権交代後初めてとなる県議選では、民主が地方での勢力を拡大しようと、13選挙区中8選挙区に公認・推薦候補を擁立した。県議会最大会派の自民の公認・推薦候補と対立している3選挙区を紹介する。(岩田正洋、伊豆丸展代)


■武雄市(定数2) 自民現職2人に挑む
 「政争の町に風穴を開けたい」。武雄市選挙区で自民現職2人に挑む民主新顔は、事務所開きでそう訴えた。
 衆院選挙区が全県1区だった中選挙区時代の衆院議員3人がしのぎを削った同市。その流れをくむ保守系市議が対立し、過去の市長選などで市を二分する激戦を繰り返してきた。
 民主は昨年4月の市長選で推薦候補を出したが、大敗。地方勢力拡大の足がかりをつくろうという県連の公募に、この新顔が応募。「武雄を変えよう」と呼びかける。
 対する自民現職の一人は8年前、前の年の市長選で応援した候補が無投票当選した勢いでトップ当選。だが、昨年4月の市長選では支持候補が敗れた。陣営は「市長選は引きずらない」と、議長経験の実績や地元への貢献などをアピール。再びトップ当選を目指す。
 もう1人の自民現職は出陣式に樋渡啓祐市長が出席し、親密さをアピール。陣営関係者は「武雄市は政権交代した。負けるわけにはいかない」と票の上積みを目指す。一方で「(民主新顔が)何を訴えたいのかが分からないから、対抗できない」と、民主党批判も忘れていない。


■伊万里市(定数3) 保守地盤対労組の票
 2日、民主元職の選挙カーに同乗した川崎稔参院議員は、政権交代後の2010年夏に伊万里港が国の重点港湾に選ばれたことに触れ、候補者を「与党にパイプがある」と持ち上げた。
 伊万里市選挙区は4年前と同じ顔ぶれの4人による選挙戦だが、前回は自民公認だった元職が民主にくら替えし、自民現職3人に挑戦している。
 民主は初の公認候補。09年の衆院選では比例区の同市の得票で自民を上回った。昨夏の参院選比例区では逆転されたものの、民主党県連は「潜在票はある」とみる。
 その支えの一つが港湾関連企業の名村造船所やSUMCOなど労組票だ。自民現職の陣営は「反自民票は1人当選させるだけの力がある」と警戒。別の自民現職も「(伊万里港が重点港湾に選ばれたのは)自民党政権が長年がんばってきたから。民主はいいとこ取り」と批判を強める。
 強固な保守地盤の選挙区に擁立された民主候補に、別の自民現職の陣営は「政権交代直後の民主ならともかく、政権にほころびが出てきたのが救い」と話す。


■神埼市・郡(定数2) 吉野ケ里の票に注目
 「この地域のために、役に立つのは誰かを考えてほしい」。選挙戦最初で最後の日曜日の3日。神埼市・郡の自民現職は長崎道東脊振インターチェンジに近い吉野ケ里町の交差点で、東西南北に行き交う車に手を振った。「ここなら吉野ケ里の人もいるし、レジャー帰りの神埼市の人もいる」
 民主、自民の現職2人に加え、前回、72票差で苦杯をなめた無所属新顔=自民推薦=が立候補。3陣営は異口同音に「吉野ケ里を制するものがこの選挙区を制す」という。3人とも神埼市(有権者数約2万7千人)が地盤で、吉野ケ里(有権者数約1万2700人)の票を奪い合う構図だ。
 とはいえ、地盤固めも重要で、どの陣営も「満遍なく運動せざるをえない」。東日本大震災の影響で選挙カー使用を自粛する午後6時以降、民主現職はミニ集会などで支持を呼びかけ、無所属新顔は自転車で選挙区内を回り、浸透を図る。文字通り「三つどもえ」の大激戦に、県連幹事長を務める民主現職の陣営関係者は「足が止まったところが負ける。最後までもがいていく」と話している。

2186チバQ:2011/04/10(日) 21:26:31
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000751104040001
革新の火 継続に危機感
2011年04月05日


候補者の演説を聴く有権者=鳥栖市

 鳥栖市今泉町の選挙事務所前。1日の社民新顔候補の出陣式で、地元区長の激励あいさつには鬼気迫るものがあった。


 「今度の選挙に指定席はありません。まさしく群雄割拠。しかし、鳥栖で革新の火を消してはなりません。ぜひ死守してもらいたい」。集まった支援者約100人の表情が引き締まった。


 1954年の市発足以来、県議選は計14回あった。このうち革新系の県議は社会党時代を含み、79年の選挙を除いてすべて議席を獲得。市は「鉄道のまち」として栄え、旧国鉄に関係のある市民が多く住む。労組が強い土地柄で、87年には革新系市長が誕生した。社民が全国的に退潮傾向になってからも、1議席は確保してきた。


 今回は、社民現職の牛嶋博明氏が引退を表明し、牛嶋氏と同じ旧国鉄労組出身の新顔の擁立が決まった。牛嶋氏は「しっかり議席をバトンタッチしたい」と、後援会長として陣頭指揮を執り、選挙ポスターに新顔と握手する写真を載せて「後継者」色を鮮明にする。


 それでも、候補者決定が告示2カ月前で、新顔の政治経験はゼロ。知名度の低い候補を浸透させるため、重要政策を年金や雇用問題から急きょ、原発問題にシフトし、「反原発」に共感する票の取り込みに期待をかける。


   ■   ■


 市議、県議を4期ずつ務めた牛嶋氏の知名度は抜群で、党派を超えた「牛嶋票」がある。社民、民主の間にはこれまで、県議選は牛嶋氏、国政選挙では民主党県連代表の原口一博氏(衆院佐賀1区)という「すみ分け」があった。


 しかし、民主は牛嶋氏の引退を機に、市議6期、市議長まで務めた新顔を立て、鳥栖市区から初の議席獲得を狙う。出陣式で原口氏は「これまでは(政治経験豊富な)牛嶋さんだから協力した。複数人区での無投票はありえない」と言う。


 民主は2カ月前の市議補選で新顔が保守系新顔に大差をつけられて落選。逆風が吹いていたが、大震災の発生で「政権批判が薄らいだ」とみる。3日夜の個人演説会で新顔は「国難の今こそ政治が問われる。与党として地方から政権を支えたい」と訴えた。


   ■   ■


 新顔を受けて立つ、無所属と自民の現職2人。無所属現職は、元自民党衆院議員の秘書時代に培った人脈を基盤に、2月の市長選で再選した橋本康志市長の支持層への浸透を図る。市長再選の原動力となった市内の大手製薬会社も支援に回る。「(橋本市長に投票した)有権者をどれだけつなぎ留め、投票してもらえるかがカギ」と話す。


 一方、前回3人の自民公認が立候補して苦戦を強いられた自民現職は、今回唯一の自民公認候補となった。「真の保守系候補」を自任し、建設業界や地元商店街への支持拡大を図る。朝夕の自粛時間帯は、ハンドマイクを持って各所で辻立ちを続ける。


 陣営は「支持層の重なりが前回よりは少なくなったものの、油断していると足元をすくわれかねない」と組織固めに重点を置く。(上山崎雅泰)

2187チバQ:2011/04/10(日) 21:28:45
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1864171.article.html
混戦激戦・県議選さが<1>鳥栖市(11年4月3日)
競う民、社 現職に危機感



3議席を4人で争う鳥栖市。市長選や調整が

つかなかった政党事情も反映し、激戦となっ

ている

 4人で3議席を争う鳥栖市は、市を二分する激戦となった市長選が決着したばかり。その余波も収まらない中、再び戦いの火ぶたが切られた。自民、無所属の現職組に挑む民主、社民の新人。民主は初議席を狙い、社民は社会党時代から確保してきた議席の死守が命題。党のメンツをかけた激戦が繰り広げられている。


政策論争に期待



 「県民の目線でものを申す議員がいなくなると大変なことになる。確実にバトンタッチをしたい」−社民新人の山口認(58)の出陣式で、後援会会長を務める県議の牛嶋博明(69)が力を込めた。牛嶋は今期で勇退するが、4期のうち3回がトップ当選。確固たる地盤を築いてきた。



 山口のポスターにも顔写真を入れ“後継”をアピールする。ただ、支持者は保守層にも及ぶだけに「票がどこにあるのか分かればいいが…」と陣営は苦慮する。頼みの官公労もかつての勢いはない。「風が吹けば…」と原発問題での政策論争に期待をかける。



 民主新人の原康彦(56)の元には、県選出国会議員3人が駆けつけ、県連代表の原口一博(51)は街演でもマイクを握った。原は市議6期で議長も経験した。県連の元幹事長で、重点候補という位置づけにある。



 社民との関係について、原口は「牛嶋さんなら応援したが、次の候補の顔がなかなか見えなかった。複数区で無投票になる事態はあり得ない」と話す。連合の推薦を受け、労組が基盤という点で社民と競合するが、母体のJR九州労組を軸に民間労組へ支持拡大を図る。



市長選のしこりも



 社民、民主の競り合いを警戒するのは、3期目を目指す自民の指山清範(45)と、無所属で2期目に挑む向門慶人(40)。指山は前回、苦しい戦いを乗り切ったが、今回は党支部長としてのメンツもかかる。陣営幹部は出陣式で「4人の中では唯一の真の保守。万一のことがあってはならない」と引き締めた。



 向門は秘書をしていた元衆院議員の人脈を核に地盤を築いてきた。2007年の初当選後、市長選のしこりから自民党を離党せざるを得なかった。「組織がない戦い。2期目の壁をどう乗り越えるか」と陣営。今年の市長選でも橋本康志市長(55)を支持し、その運動を支えた仲間が結集している。



 「市長選の支持をめぐって同じ町区の住民同士が対立した。今また選挙どころではないと言われる」。ある陣営はやりにくさを嘆いた。集会を開こうにも「人集めで地域に迷惑を掛けるので逆効果」と各陣営とも抑え気味。震災に伴う自粛ムードに加え、市長選のあつれきが県議選にも波及した形だ。激戦とみられる割には投票率の低下が懸念されている。=敬称略=

2188チバQ:2011/04/10(日) 21:29:13
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1864546.article.html
混戦激戦・県議選さが<2>佐賀市(11年4月4日)
主要5政党 しのぎ削る
 新たに合併した川副、久保田、東与賀の佐賀郡3町が加わり選挙区は拡大したが、定数は1減となった佐賀市。11議席を12人が争う少数激戦区だ。南部をめぐる攻防に加え、現職議員4人の引退・転身による旧市街地の3万票の行方が焦点。県内では主要5政党の候補がそろう唯一の選挙区で、党のメンツもかかる激戦となっている。



地域を挙げた戦い



 「町から県議の火を消してはダメ」「地元に絶対県議は必要」−。旧諸富町を含む南部地域では、県とのパイプ役を期待した“おらが町”の代表を送り出そうと、地域挙げた対決の様相だ。



 前回、半世紀ぶりに県議が誕生した久保田が地盤の自民現職の古賀善行(65)。旧市での知名度の低さを自覚し、出陣式でも「新人同様、初めての選挙の気持ちで臨む」と議席死守を誓う。地元を固め、旧市の票獲得に懸命だ。



 いずれも元町長を父に持つ自民新人の川粼常博(44)と民主新人の江口善紀(43)も南部が地盤。前哨戦でも父親たちが旧町内を細かく回り、支持を訴えた。



 川粼は「諸富から県議を」の声を背に、町を挙げた戦いを展開。江口は出身地の川副と原口一博衆院議員秘書時代に地の利がある旧市を中心に駆け、民主2議席を目指す。



 これらの動きに神経をとがらせるのが、前回南部3町だけで9800票を集めた自民現職の篠塚周城(61)。地盤の川副、東与賀に加え、出身地の西与賀も選挙区になり、「最低でも1万票以上」を目標に掲げる。



 同じ自民現職のベテランも実績をばねに上位を狙う。留守茂幸(63)の支持者は「現職議長に恥ずかしくない票を」と気勢。旧市唯一の自民現職木原奉文(57)の支持者も「今度当選すれば議長の目もある」とハッパをかけ、地盤が重なっていた勇退議員の票の取り込みを図る。



無党派への浸透



 再挑戦の自民新人古賀陽三(33)は同じ北川副校区のベテラン引退で地元自治会もバックアップ。「候補者中最年少」をアピールし無党派への浸透もうかがう。民主現職の藤崎輝樹(40)は「承認だけの機関はいらない」と議会改革を掲げ、「若者が動けば政治は変わる」と同級生を中心とした仲間が結集、若年層の取り込みを図る。



 公明現職の伊藤豊(61)は市域の拡大を警戒し組織の引き締めを図る。「唯一の県議会の議席は譲れない」と、福祉を中心に3期12年の実績を訴える。共産現職の武藤明美(63)と、社民現職の徳光清孝(53)はプルサーマル中止を前面に押し出す。武藤はミニ集会や街頭演説を精力的にこなし、徳光は後援会と支持労組がフル回転する。無所属新人の合瀬博俊(40)は政党や組織の推薦は受けない草の根運動を試み、自転車を組み合わせた街演で「脱既成政党」の受け皿を狙う。



【写真】候補者12人のポスターが張られた掲示板。1票を求め舌戦が続く=佐賀市の神野公園

2189チバQ:2011/04/10(日) 21:29:38
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1865214.article.html
混戦激戦・県議選さが<3>鹿島市・藤津郡(11年4月5日)
地域、政党 複雑に絡み

 自民現職2人が鹿島市と太良町のそれぞれの地盤を核に支持を固める中に、勢力を伸ばしている民主から推薦を得た無所属新人が割って入る構図。政党の戦いに地域対決や新幹線などの地域課題対応などが複雑に絡み合う。有権者の動向が読みづらい選挙戦が続いている。


 自民現職の土井敏行(57)は2期の実績を強調。出陣式では取り組んでいる仕事として、JR肥前鹿島駅舎の改装や老朽化した県総合庁舎の中心市街地への移転構想、有明海再生を挙げ、県との連携強化を訴えた。



現職「議席死守を」



 九州新幹線長崎ルート建設に伴うJR長崎線の経営分離が主な争点だった前回は、新幹線反対を訴えた。問題が“決着”し、今回は樋口久俊・鹿島市長をはじめ、新幹線容認派だった市議も複数応援する。商工会議所など政財界を広く固めており、農政協議会からも後押しを受ける。



 前回、太良から16年ぶりの県議となった自民現職の坂口祐樹(40)は「太良の議席を死守し、鹿島・太良の架け橋として県に発言していく」と声を枯らす。岩島正昭・太良町長らが、“オール太良”態勢で後押しする。



 前回は太良町で全得票数の9割近い約6200票を獲得、さらに鹿島で約3500票上積みした。今回は両市町でさらなる上積みを目指しているが、鹿島市での県政報告会や個人演説会について陣営幹部は「他陣営の締め付けが厳しく、集まる人が少ない」と厳しい表情だ。



民主、勢力を拡大



 現職2人が神経をとがらせるのが民主の動向。無所属新人の松田義太(37)=同市高津原=を推薦した。民主は2009年の衆院選2区で大串博志が自民候補を破って選挙区初当選。新幹線や諫早湾干拓問題にかかわりながら支持を広げている。衆院選での得票率は鹿島市で約5割、太良町は4割強。昨夏の参院選では鹿島で4割近く、太良で3割強を集めた。県内自治体の中でも勢力を拡大している方だ。



 松田は市議からの転身で、父・仲義(故人)は元市議会議長。保守系にも支持者が多い、今回は民主推薦に加え、前回は土井を支持した前鹿島市長の桑原允彦も支援に動く。新幹線問題では在来線の利活用促進を訴える現職と差別化を図り、「東日本大震災で大変な時。長崎ルート建設を一時凍結し、巨額な財源を震災復興にあてるべき」と踏み込む。連合佐賀の推薦を受け、出身母体の祐徳自動車を軸に東亜工機などの民間労組や自治労への浸透を図る。



 地域事情や政党が絡み合う選挙戦。各陣営からは「今回ほど見えない選挙はない。手応えがあるようでないような感覚」「地方選レベルでの民主票が読めない」の声も。手探りの集票作戦を展開している。



【写真】2議席をめぐり、三つどもえの激戦を繰り広げる鹿島市・藤津郡選挙区で政策を訴える立候補者。地域や政党が複雑に絡み合い、有権者の動向も読みづらい

2190チバQ:2011/04/10(日) 21:30:00
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1865620.article.html
混戦激戦・県議選さが<4>唐津市・東松浦郡(11年4月6日)
福島原発事故で様相一変

 「原発の安全神話は崩れた。福島の事故は他人事ではすまされない」。告示日の1日、6期目に挑む宮崎泰茂(68)の第一声は、国や県の原子力政策批判から始まった。


 今回から1議席減となる唐津市・東松浦郡。6議席を10人が争う大混戦は、東日本大震災による福島第1原発事故で様相が一変。玄海原発の地元として、安全対策が争点に浮上した。



 宮崎の地盤、唐津市佐志は原発事故で避難対象となる半径10キロのEPZ(防災対策重点地域)の境界。「もし玄海で事故が起きれば、住民は安全に避難できるのか」。訴えは熱を帯びた。



 同じころ、原発のおひざ元、上場地区が地盤の自民現職田崎信幸(56)の出陣式では、あいさつに立った玄海町議長が「得意の農業分野も大事だが、原発問題にもぜひ取り組んでほしい」と添えた。



 告示前のミニ集会では「玄海は大丈夫か」と何度も聞かれた。こうした地元の不安感から「まず原発に触れないと、自分の政策が訴えられない」と田崎。第一声の冒頭でも「万全の安全対策を電力会社にお願いした」と強調した。



 今回の事故は、地域づくりにも影響を与えかねない。「国の防災指針見直しで避難区域の線引きが変更されれば、まちづくりも変わってくる」と自民現職の桃崎峰人(61)。九電火力発電所(同市二タ子)に移転が決まった唐津赤十字病院の改築を政策に掲げるだけに、「津波の心配はないか、原発事故の際に医療ができる立地か、抜本論議が必要」とする。



 他の自民陣営では、選挙事務所に「東日本大震災の復興支援」をうたう現職の峰達郎(50)が出陣式で原発の安全性確保に言及したものの、2期目を目指す大場芳博(61)と市議から転身する新人の米倉幸久(63)は地元固めを優先、県政や地元に対する政策を中心に訴える。



 一方、民主初議席を狙う新人の宮地昭博(52)は事故発生後、マニフェストの最後に掲げていたエネルギー政策を急きょ前面に出し、「県民の安全と情報公開を前提とした原子力政策の推進」を訴える。ただ、頼みの九電労組は「福島の事故と混同して争点化してほしくないのが本音」(陣営幹部)で、支援戦略が描きにくい問題でもある。



 唐津市議会では3月末、反プルサーマル団体の請願が初めて採択されるなど、原発に対する有権者の厳しい視線を無視できない状況。反原発を訴える共産の山口勝弘(55)は「今まで沈黙していた住民が意思表示を始めた」と語り、「九電にものが言える唯一の候補」とアピールする。



 新人では、草の根の選挙戦を展開する無所属の林正樹(62)は原発に触れていないが、同じく無所属の山粼久美子(58)は事故直後から反原発の姿勢を表明。大震災による「自粛ムード」で、盛り上がりに欠ける選挙戦だが、原発立地地域の未来図をめぐる舌戦は最終盤を迎える。=敬称略==おわり=



【写真】福島第1原発の事故を受け、玄海原発の安全対策を訴える候補者=1日朝、唐津市内

2191チバQ:2011/04/10(日) 21:30:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000183-mailo-l41
激戦の構図:県議選ルポ/上 鳥栖市選挙区 /佐賀
毎日新聞 4月5日(火)14時57分配信

 ◇「民・社」と保守系、共に亀裂
 「『指定席』がなくなり、群雄割拠の選挙になった」
 県議選が告示された1日、鳥栖市内で開かれた山口氏の出陣式で支援者は声を張り上げた。
 鳥栖市区で当選の「指定席」に座ってきたのが、3回連続でトップ当選を果たしてきた社民県連代表の牛嶋博明県議(69)だ。今期で引退し、後継者である山口氏を後援会長として支援する。
 その牛嶋氏が、同じ選挙区で原氏を擁立した民主に怒りを募らせる。「1月まで『鳥栖では(候補を)出さない』と言っていた。政治の道に反する非情さだ」
 原氏は牛嶋氏の引退を受け「今を逃すと民主は鳥栖から県議を出せない」と6期務めた市議を辞職して出馬した。「国政選挙は民主、地方選は社民というのが『あうんの呼吸』だったはず」という牛嶋氏の怒りに「思いこみだ」と困惑を隠さない。
 民主と社民で組む県議会の統一会派・県民ネットワークはもとより、国政選挙での協力も「信頼関係が壊れた以上、破棄する」と牛嶋氏は断言する。県議選の結果にかかわらず、冷え込んだ関係が尾を引くことは必至だ。
  ◇  ◇
 「投票用紙に『向門』と書かれるのではないかと思うほど、一生懸命応援していただいた」
 3月に行われた向門氏の事務所開き。約2週間前の鳥栖市長選で再選された橋本康志氏(55)は向門氏を持ち上げた。
 07年の前回選挙で自民の公認から漏れた向門氏は、同年2月の市長選で当時新人だった橋本氏を支援。橋本氏が自民公認の現職の牟田秀敏氏(70)を破ると、向門氏も5候補中2番目の得票で初当選を果たした。
 同じ顔合わせになった今年2月の市長選でも橋本氏を支援した向門氏は「市長選と県議選は別」と上滑りを警戒する。
 一方、市長選で牟田氏を支援した指山氏は「支持者がようやく市長選のショックから立ち直ってきた」と力を込める。前回選挙で定数と同じ3人だった自民公認候補は、今回は指山氏だけ。しかし「民主政権が混乱しても、自民の支持率回復にはつながっていない。若い無所属の向門氏の方が、保守層の支持を受けやすい」と危機感を見せ、無党派層への支持浸透を狙う。
 企業進出や人口増加に伴い、同市の有権者は4年前の前回選挙から約3割が入れ替わった。圧倒的な強さを見せてきた牛嶋氏の引退に民主・社民の亀裂、保守系候補の対立と、情勢は不透明さを増す一方だ。【遠藤雅彦】
  ◇  ◇
 県議選の投開票日まであと5日。激しい戦いが続く注目の3選挙区の現状を報告する。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆鳥栖市区(定数3−4)
山口認  58 社新
原康彦  56 民新
向門慶人 40 無現(1)
指山清範 45 自現(2)

4月5日朝刊

2192チバQ:2011/04/10(日) 21:31:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000119-mailo-l41
激戦の構図:県議選ルポ/中 唐津市・東松浦郡区 /佐賀
毎日新聞 4月6日(水)12時9分配信

 ◇原発問題、「民・自」歯切れ悪く
 前回選挙に比べ、定数は1減の6となったにもかかわらず、1人多い10人が立候補した唐津市・東松浦郡区。東日本大震災の原発事故に伴い、選挙区内に抱える九州電力玄海原発(玄海町)への考え方が急きょ争点に浮上した。
 勢いづくのは共産や無所属だ。これまでも原発に反対し続けてきた宮崎氏は「あの悲惨な状況を唐津に置き換えて考えていただきたい。『玄海原発やめてくれ』との県民の声が日増しに大きくなってきた。段階的に太陽光や風力など自然エネルギーに変えていくべきだ」と、マイクを握る手に力を込めた。
 山口氏もプルサーマルの即時中止や老朽化した1号機の廃炉を主張し、10キロ圏内を基本とした原子力防災対策の見直しを訴える。「沈黙の町・玄海での街頭演説でも日増しに拍手が大きくなってきた」と手応えを感じている。反原発で活発に活動し、任期半ばで亡くなった無所属、増本亨氏が前回獲得した7800票の行方も注目の的だ。
 半面、その他の無所属からは急激な争点化に戸惑いも感じられる。林氏は「まだまだ不勉強」と断りつつ「安全性を確認した上での運転を」と呼び掛け、山崎氏は「地域の経済が玄海原発で回っているのも現実だが、次の世代のためにプルサーマルだけは反対していく」と訴える。
 最も歯切れが悪いのは与党・民主と県政与党・自民の候補だ。特に現職はプルサーマルの県民投票条例案で否決に回ったことや、原発を容認してきた従来の判断を、改めて有権者から問われる形になる。
 その中で、宮地、田崎、大場、米倉、桃崎の5氏は国の安全基準の見直しや電力会社の点検強化徹底を求めることで安全性の担保にしようという点で一致。「日本のエネルギー政策は原発に頼っている」「生活には多くの電気が必要」などと原発容認をにおわせる。中には「まだ事態がはっきりしないので」と、なるべく触れないようにする陣営もある。
 異色なのが峰氏だ。「福島原発事故を想定外で済まされますか。目の前で安全神話が崩されたのに」と危機感あらわに訴え、九大による水素エネルギーの研究を加速させることの重要性にまで踏み込んだ。ただし「脱原発ではない」とも述べ、苦しい立場をのぞかせる。
 福島原発の事故については、大票田の唐津市でも「ああいうことが現実になるとは」「前回選挙では考えもしなかったが」と、有権者の関心は高い。それがどのような投票行動に結びつくのか。審判の日は迫る。【原田哲郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆唐津市・東松浦郡区(定数6−10)
宮地昭博  52 民新
宮崎泰茂  68 無現(5)
田崎信幸  56 自現(1)
峰達郎   50 自現(2)
林正樹   62 無新
大場芳博  61 自現(1)
山口勝弘  55 共新
米倉幸久  63 自新
桃崎峰人  61 自現(2)
山崎久美子 58 無新

4月6日朝刊

2193チバQ:2011/04/10(日) 21:31:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000186-mailo-l41
激戦の構図:県議選ルポ/下 武雄市区 /佐賀
毎日新聞 4月7日(木)12時56分配信

 ◇民主の若手擁立で選択肢
 「九州の148選挙区のうち、47選挙区が無投票。このような状態で地方政治に民意が届いているとは思わない。この武雄をそうするわけにはいかなかった」
 県議選告示翌日の2日、青木氏は武雄市の商業施設に原口一博前総務相を迎え、声を張り上げた。前回選挙で武雄市区は無投票。しかも、長年保守系が議席を分け合ってきた。今回、30代という若い青木氏の出馬により、有権者に新たな選択肢を与えた、と陣営は強調する。
 政権交代で与党となった民主にとって、地方組織の強化は急務。中でも衆院3区内には県議もおらず、党勢拡大の足がかりが欲しいという思いは強い。しかし、昨年4月の武雄市長選では、3選を目指す現職の樋渡啓祐市長(41)の対抗馬の新人、谷口優氏(64)を推薦したものの、4400票差をつけられ敗退。それから1年。公募で選んだ青木氏を立てて足場づくりを狙う。
 一方、8年ぶりの選挙に挑む現職2人。稲富氏の陣営は「選挙になるなんて頭の片隅にもなかった」と明かす。だが昨年11月以降8回繰り返したというビラの全戸配布や1日約20回のつじ立ちなどで精力的に動き回り「日ごろの活動の成果が現れるとき」と冷静だ。
 石丸氏もこまめにあいさつ回りを繰り返し「今までの実績やつながりもあり、今新しい人を選ぶという選択にはならないのでは」と強調する。
 ただし前回が無投票だったため、武雄市が06年に旧山内、旧北方両町と合併し、選挙区が広がってからは初の選挙。新たに有権者となった旧両町に対し、現職2人は系列の市議らを足がかりに支持を伸ばそうとしている。だが「自分たちの地域から候補が出ていないせいか、反応が今一つ」(石丸氏陣営)と手応えを図りかねている様子だ。
 逆に旧北方町は衆院2区にあたるため「2区の民主・大串博志氏の支持票が見込める。民主が武雄にこだわる理由はそこにあるのでは」と稲富氏の陣営は推測する。
 青木氏陣営は「議員がいなければ、力が結集できない」と言い「今までの県議より働けると実感してもらう戦いを」とラストスパート。対する稲富、石丸氏陣営は「今まで2人でうまく補い合いながら活動してきた。今さら新しい人を選ぶ必然性はない」とはねつける。果たして有権者はどのような結果を導き出すだろうか。【竹花周、姜弘修】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆武雄市区(定数2−3)
石丸博  65 自現(4)
稲富正敏 63 自現(3)
青木一功 35 民新

4月7日朝刊

2194チバQ:2011/04/10(日) 21:32:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110403/20110403_0002.shtml
【激突の現場 長崎県議選注目区ルポ】<1>松浦市区 争点に「原発」急浮上
2011年04月04日 15:42
鷹島肥前大橋を渡り、町の一部が玄海原子力発電所から10キロ圏内にある鷹島町に入る候補者 オレンジのジャンパーにスニーカー。ときおり街宣車を止めて有権者に握手を求めて走りだす。現職と新人の一騎打ちとなった県議選松浦市区で、無所属新人の友田吉泰氏(47)は「若い力」を前面に掲げる。

 4期務めた市議選は、民主党公認で労組の支援で常に上位当選してきた。今回は同党の公認も推薦も受けていない。それでも選挙事務所には労組の推薦状が約20枚張られ、1日の出陣式には労組関係者を中心に約70人が集結。連合長崎の佐世保地協北松ブロック長が「県政で活躍してほしい」とエールを送った。

 歴史的な政権交代を果たしたものの、その後は低迷を続ける民主党。松浦市でも昨年1月の市長選で民主推薦の新人候補は現職に約7千票差で大敗した。2月の知事選、7月の参院選でも民主系候補の票は伸び悩んだ。「政党票では勝ち目がない。個人票を掘り起こそう」(陣営幹部)。友田氏は、年明けからつじ立ちを続けるなど、知名度アップに力を注ぐ。

 ■政党色に濃淡

 自民現職の永淵勝幸氏(70)は初めて赤いジャンパー姿で選挙に臨んでいる。出陣式をした市中心部の商店街には、友広郁洋市長、議長ら市議12人、商議所会頭、市観光協会鷹島支部長、農漁業者、建設業者など各界から約200人が集まった。友広市長は「市長選、知事選での尽力に応えたい」と支援を約束した。

 2001年の県議補選で初当選して10年。「自民党として政治活動を行ってきた」。友田氏とは対照的に政党色を強調する永淵氏。140に上る地元の各種団体から推薦状を集め、組織選挙を展開している。

 陣営にとって計算外だったのは、東日本大震災への対応に尽力する民主党政権への批判が難しくなったことだ。永淵氏は国政問題に全く触れず、「現職の強みを信じてほしい」と10年の実績をアピールしている。

 ■募る市民の不安

 争点に急浮上したのが福島第1原発事故を契機とした原発問題だ。九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)から10キロ圏内に鷹島があり、市民の不安が高まっている。

 2006年の旧鷹島、福島両町との合併後、初めての県議選。松浦市の有権者約2万人のうち、両地区の有権者数は2割強を占めており、両陣営ともに重視している。

 原発問題で、友田氏は「電力の安定供給も大切だが、市民の不安を解消してほしい」と訴え、永淵氏も「危機管理や安全基準など国がしっかりと指針を示すべきだ」と主張。ともに半径10キロ圏内を対象にした国の防災計画の見直しを求める。

 福島第1原発で屋内退避とされた半径30キロ圏内には松浦市内がすっぽり入る。市内の男性(68)は「20キロ、30キロ圏内も安心して暮らせない。選挙ではしっかりした論戦を期待したい」と話した。

    ×      ×

 ▽松浦市区(定数1−2)

友田 吉泰 47 無 新 
永淵 勝幸 70 自 現3

   ◇   ◇

 県議選が幕を開けた。県政を担う地域代表の座をかけ激しい選挙戦が展開されている。注目選挙区の戦いの模様を報告する。


=2011/04/03付 西日本新聞朝刊=

2195チバQ:2011/04/10(日) 21:33:24
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110404/20110404_0001.shtml
【激突の現場 長崎県議選注目区ルポ】<2>長崎市区 県庁舎移転なお論戦
2011年04月04日 16:37
県庁前で演説する長崎市区の候補者(右下)。県庁舎移転問題には触れなかった ■見直し派に転換
 
 2日、長崎市中心部の鉄橋。マイクを握った無所属元職は、東日本大震災に触れた後「まず頭をよぎったのが県庁舎でした」と切り出した。「私は議会にいたとき賛成の立場だった。しかし今回の惨状を見て、どうしても見直さなければいけないと考えを変えた」と声を張り上げる。聴衆から大きな拍手がわき起こった。

 この候補は昨年2月の知事選に立候補したときも移転凍結を訴えた。演説を聴いた支持者の女性(72)は「見直しは当然。あの津波被害を見れば、だれでも不安になる」と方針転換を歓迎した。

 3日、同じ鉄橋で演説した自民新人も「移転に疑問を持つ市民は多い。もう一度議論が必要だ」。アーケード街で演説した無所属現職も「移転を止めましょう。決してあきらめない」と訴えた。候補の背後には、今年7月で閉店する博多大丸長崎店。近くの男性(77)は「大丸もなくなるし、県庁も移ると人の流れが変わる」と不安を口にした。

 ■危険性どちらに

 中村法道知事が2月に決断した県庁舎移転。老朽化した現庁舎は震度6強の地震で倒壊するとして、埋め立て地の長崎魚市跡地に移す方針だ。県議会で40年近くの議論を経た末の結論だった。

 2日、商店街で街頭演説した自民現職は「震災を見ても、防災拠点として新庁舎の必要性は変わらない」と強調。その上で「設計に2年かける。その間、震災を教訓に別の視点から内容を詰めることも必要だ」と述べた。演説後、この候補は「移転を語らないと“選挙で避けた”と言われそうで…」と話し、選挙カーで走り去った。

 しかし、移転に賛成した他の現職候補はほとんど触れない。社民現職は「住宅の震災対策や原発問題の方が関心が高い」と説明する。

 「逃げたかな、という感じですね」。移転反対の商店主らでつくる「県庁舎整備計画を考える会」の関係者は語る。同会が告示直前、長崎市区の立候補者全員にアンケートしたところ、回答を寄せたのは18人中わずか6人。移転賛成は1人で、他は見直しか現在地の建て替えだったという。

 ■跡地活用見えず

 一方、移転がこのまま進めば跡地活用策が最大の焦点になるが、まちづくりに関する論戦はあまり見られない。「賛成か反対かで議論が止まると、跡地活用を考える機運が盛り上がらない」(自民党関係者)と懸念する声も出る。

 さらに移転問題は“身内”同士にも微妙な影を落とす。かつて移転凍結を表明した県職員OBの民主現職は、県職連合出身の別の民主現職との間で、県職員票の争奪戦を繰り広げている。職員の多くは新庁舎建設を求めており、凍結を語った候補は労組の支援を得られなかった。

 長崎市区では民主と自民が現有議席よりも1人多い5人ずつを公認し、立候補者は前回より2人増えた。公明、共産、社民の各党も議席維持を目指す中、県庁舎問題も加わり選挙戦は激しさを増している。

    ×      ×

 ▽長崎市区(定数14−18)

中村すみ代 64 無 新 
高比良元 58 民 現1
小森明人 51 自 新 
押渕礼子 72 無 元2
渡辺敏勝 63 民 現2
深堀浩 45 民 新 
高比良末男 62 民 現2
堀江ひとみ 52 共 現1
野本三雄 73 自 現4
前田哲也 47 自 新 
陣内八郎 61 民 現1
浅田眞澄美 44 無 現1
川崎祥司 48 公 新 
金子三智郎 63 社 現1
下条文摩左 62 自 現1
江口健 60 公 現2
中山功 62 自 現3
岩永賢一 53 無 新

=2011/04/04付 西日本新聞朝刊=

2196チバQ:2011/04/10(日) 21:33:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110405/20110405_0001.shtml
【激突の現場 県議選注目区ルポ】<3>大村市区 政策かすむ政争の街
2011年04月05日 15:03
大村市で開かれた総決起大会に詰め掛けた支持者たち 「勝負の時に私がおるのとおらんのじゃ…。ねえ、みなさん。蹴散らしてでも大村に持って来んばいかん」

 3月に大村市内で開かれた自民現職小林克敏氏(66)の県政報告会。独特の口調で県立図書館の誘致を訴えると、大きな拍手がわき起こった。

 前回は次点と僅差で当選。今回は駅前再開発事業などを実績として強調し「選挙の時だけよかことを言って当選なら世も末。4年間の活動の評価を」と引き締めを図る。

 「政治力を結集し、仲間とつくる大村なのか、特定の人間の思い通りになる大村なのか」。もう一人の自民現職野口健司氏(47)が3月、満場のホールに呼び掛けた。

 野口氏は前回はトップ当選。伝統を重視した教育政策や環境に配慮した街づくりを提案する。後援会事務所開きで「私もできるだけ一緒にやっていく」と語った前知事の金子原二郎参院議員ら国会議員の支援も受け、医師会を中心とする支持基盤を固める。

 ■吉川票の行方は

 自民が議席を独占していた大村市区だが、前回8576票を獲得したベテランの吉川豊氏が引退を表明。吉川票の行方が焦点の一つだ。2人の現職はそれぞれ、吉川氏との握手写真を配布物に掲載し支持者にアピール、他候補も取り込みに躍起になっている。

 「政争の街」と言われる大村は、選挙ごとに構図が複雑に入れ替わる。昨年の市長選では現職と、県議の支援を受けた元市議が接戦を展開。しこりがいまだに残る。県議会でも、自民の2人が真っ向からさや当てを演じる場面が目立った。「もう、こりごり」とこぼす有権者は少なくない。

 「強大な相手に恵まれ感謝したい」。政争とは一線を画したイメージ作りを狙うのが無所属新人の松本洋介氏(34)。松本崇市長の長男だ。
 塾講師の経験をもとに教育充実を訴え「ゼロからのスタート」と強調、無党派層の取り込みを目指す。ただ、支援の軸となるのは松本市長の支持者層。表だっては支援しないという松本市長だが、「若い挑戦は評価する。身内として自然な形では応援したい」と打ち明ける。

 ■将来性はあるが

 前回13票差で涙をのんだ民主元職の高見健氏(57)。この4年、家業の農業に力を入れアスパラガスなどを作ってきた。政策の重点項目にも1次産業の育成を据える。

 支持基盤の労組票は、他候補と競合しにくく、東日本大震災の政府対応を受け、与党批判も緩やかになったようにもみえる。「即戦力になる。(大村の県議)3人の調整役も果たしたい」と、1期務めた経験もPR。農業や商工業関係者への浸透も狙っている。

 県内の市で唯一、人口が増えている大村市。交通の利便性は新幹線が開通すればさらに高まり将来性は十分だ。しかし怪文書が飛び交う政争の激しさの前に、政策論争はかすみがちだ。「昔と違う。3人が一緒にならんと。そろそろ変わらんと恥ずかしか」。ある候補の出陣式で有権者の一人はそう話した後、他候補批判をまくしたてた。

    ×      ×

 ▽大村市区

 (定数3−4)
小林克敏 66 自 現4
野口健司 47 自 現3
高見健 57 民 元1
松本洋介 34 無 新


=2011/04/05付 西日本新聞朝刊=

2197チバQ:2011/04/10(日) 21:34:24
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110406/20110406_0001.shtml
【激突の現場 長崎県議選注目区ルポ】<4>対馬市区 ダブル分裂で大混戦
2011年04月06日 15:28
対馬市美津島町の漁港沿いを、支持を求めて走り抜ける選挙カー 1議席を4人が争う対馬市区。民主現職と、議席奪還を目指す自民元職の対決に、自民の公認争いに漏れた無所属の2新人が割って入る。自民の分裂に加えて民主も内紛を抱え、混戦に拍車が掛かっている。

 自民・坂本智徳氏(57)は、「新たな対馬づくり」とキャッチコピーを掲げ、赤いジャンパーで活力をアピール。党の金子原二郎、谷川弥一の両国会議員も「県政とのパイプ役は坂本君しかいない」と後押しする。

 「手応えを感じている。負ける気がしない」。4日夜、同市美津島町であった個人演説会で民主・永留邦次氏(65)は、博多―厳原間の高速旅客船とフェリーの運賃引き下げなどの実績を強調し再選へ自信を見せた。

 2人の無所属新人も負けていない。中原康博氏(57)は旧峰町議と合併後の市議を合わせ5期18年間務めた実力者だ。「対馬再生」を掲げ、島の基幹産業である農林水産業の振興などを強調している。

 波田政和氏(53)も元市議会議長で、その知名度を武器に有権者への浸透を図る。「対馬のブランド化」を強調し、「対馬特区」指定の推進や航路の無料化などの政策を掲げて、支持層の拡大を図っている。

 ■党勢回復に冷水

 対馬市は、もともと自民が強い保守の土地柄だ。政権交代が起きた2009年の衆院選では民主が自民より得票したが、続く県知事選や参院選では自民が巻き返した。

 今県議選も自民の議席奪還の芽が出たかに見えたが、4人が名乗り出た公認争いがもめて分裂に陥った。選考過程が不透明だとする中原氏と波田氏の2人が無所属で出馬し、残る1人も中原氏支持に回った。

 自民分裂で漁夫の利となりそうだった民主にも騒動が起きる。昨年暮れに、永留氏が中村法道知事と握手する写真を選挙用パンフレットに掲載したのだ。

 県知事選で民主推薦候補を擁して戦った島内の民主支持者にとって中村知事は“天敵”のような存在。その中村氏とのツーショット写真を配り、選挙戦では民主党色を出そうとしない永留氏に対し批判の声が上がり、票の一部が新人候補に流れている。

 ■決め手見えない

 自民も民主も党公認の2人には市議団や組合組織などが付き、形としては組織力をアピールしている。しかし、末端への浸透具合は不透明だ。

 ある陣営の出陣式に参加した40代の建設業者は「党とか団体とか関係ない。仕事をくれそうな人に投票するだけ」と言い切った。同市美津島町のイカ釣り漁師(62)に至っては「燃油費の高騰で休漁が続く毎日。選挙どころじゃない」と吐き捨てるように話した。

 水産業の不振に加え、雇用環境の悪化や人口流出など問題が山積した中の選挙戦。各候補は打開策を掲げるが、有権者にはいまひとつ響いていない。各陣営とも投票率を前回並みの75%前後とみるが、ある陣営幹部は「今回は何が当選の決め手になるか分からない。票も読めないよ」と頭を抱えた。

    ×      ×

 ▽対馬市区

 (定数1−4)
中原康博 57 無 新
坂本智徳 57 自 元2
永留邦次 65 民 現1
波田政和 53 無 新


=2011/04/06付 西日本新聞朝刊=

2198チバQ:2011/04/10(日) 21:34:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110407/20110407_0002.shtml
【激突の現場 県議選注目区ルポ】<5>諫早市区 諫干、波紋広がるか
2011年04月07日 14:50
国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門。開門を主張する候補の登場が県議選にどう影響するかは不透明だ 「地元の判断を仰ぐには、開門の旗を立ててみないと」。長年、その是非をめぐる論争が続く国営諫早湾干拓事業。選挙前、諫早市区の候補者は全員「開門反対」とみられていたが、告示前日に「即時開門」を訴える無所属新人が登場した。

 小長井町漁協の元組合長で事業に反対してきたこの新人は、7候補の中で唯一、選挙ポスターで開門問題に触れ「即時実現」と明記した。

 「開門派」を自任する別の無所属新人も、同じ日に立候補を表明した。

 告示前、開門反対派が準備する開門差し止め訴訟費用の募金問題が表面化した。市自治会連合会が各世帯から募っていることが、一部市民の反発を受けている。ある陣営は「募金で開門問題が市民の話題に上っている。関心が高まっているかもしれない」とみる。

 一方、民主現職は党中央との“ねじれ”が頭痛の種だ。開門した場合の営農地の農業用水確保対策などを念頭に「これ以上、お金は使えない」と開門反対を訴えるが、陣営幹部は「マイナス材料」と警戒感を隠さない。

 ただ政党候補が反対一色なだけに、どこまで争点化するかは不透明だ。

 ■保守票奪い合い

 定数4のうち、自民が3議席を占める諫早だが、今回は2009年の市長選で惜敗した無所属元職の参戦で保守票の争奪が激化している。

 「県幹部の中には私のファミリーといってもいい人がいる」。この元職は3月の決起集会で断言した。町長6期、県議3期の経験と人脈が武器だ。元議長で7選を狙う自民現職も「よその議員と互角以上に闘えないと、諫早がないがしろにされる」「多数派を形成してこそものが言える」と影響力を誇示する。

 1期目の自民現職は若さを強調。個人演説会で「議員は動くことが大事なのに動いてない人がいる」とベテラン勢をけん制し「諫早の人口が大村に流れている」として育児環境の充実を掲げる。2期目の自民現職は特定の地盤や組織に属さない層に訴える。「『民主党は期待外れ、今更自民党も…』というのが多くの国民の気持ちだ」と語り、政務調査費の透明性確保などを主張している。

 ■旧町舞台に混戦

 6年前に合併した諫早市区。前回は旧市、町の2人ずつが議席を分け合ったが、今回は旧市2人、旧町5人が立候補。旧町での「票の食い合い」が目立っている。

 ここでも、旧森山町が地盤で「浪人時代に市内を隅々まで回った」とする元職を他陣営は警戒している。2年前の市長選で旧町の勢力をまとめたとの見方もあり、ある陣営幹部は「よく名前を聞く」と話す。旧市が地盤の候補は「(旧町の候補に)負けたら、みなさんに影響が出る」と対抗心もあらわに演説した。

 利害と支援関係が交錯する選挙戦。「地元の声を聞く人を選ぶ」と、ある陣営の個人演説会を訪れた70代男性が言えば、街頭演説を聞いた男性(64)は「県全体を考える人がいい」と語った。

 利益誘導を声高に叫ぶ候補者も多い中、有権者は地域の代表に何を求めるのか。ある候補者は個人演説会で付け加えた。「議員だけではなく、有権者も問われている」

    ×      ×

 ▽諫早市区

 (定数4−7)
八江利春 71 自 現6
北浦定昭 65 自 現2
中村和弥 50 自 現1
橋村松太郎 64 無 元3
山口初實 63 民 現1
山崎寿郎 31 無 新 
森文義 62 無 新 


=2011/04/07付 西日本新聞朝刊=

2199チバQ:2011/04/10(日) 21:35:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110408/20110408_0001.shtml
【激突の現場 県議選注目区ルポ】<6完>佐世保市・北松浦郡区 カギ握る北松2万票
2011年04月08日 15:34  佐世保市鹿町町の商店主男性(71)は窓の外を見やった。「県議選で選挙カーがこんなに来るのは初めてだ」。1年前の佐世保市と合併後、初の県議選を迎えた同町では告示当日から10台近い選挙カーが頻繁に訪れ、候補者の名前を連呼する。男性は30年近く、元自民党県連幹事長の松田正民氏を支援してきたが、その松田氏は告示3週間前に突如、パーティー券購入問題で出馬を断念した。男性のもとにはその直後から、県議候補が次々と訪れるようになった。

 11期目を目指す旧佐世保市区の自民現職は4年前から着々と旧北松区に組織を広げ、2期目の自民現職も漁業者を中心に票を固めて個人演説会のスタートを同区で切るなど力を注ぐ。自民元職も3月以降は松田氏との密接な関係をアピールして北松入りしている。

 鹿町、江迎両町と佐世保市の合併に伴い、今回から9議席の合区になった佐世保市・北松浦郡区。有権者約23万人のうち、約2万2千人を旧北松区の佐々、小値賀、旧江迎、旧鹿町が占める。松田氏は前回、約8500票を獲得。各陣営は松田票を含む北松票の行方が鍵を握るとみる。

 ■新人2人に注目

 現職8人に元職1人と新人2人が挑む少数激戦となった今回の県議選。とりわけ若い2新人の動きが注目されている。

 松田氏の戦線離脱で勢いをつけるのが、旧北松区に唯一地盤を持つ元佐々町議の無所属新人だ。「北松から県議を絶やしてはならない」。佐々町で開いた出陣式では「地域愛」と書かれた旗を掲げ、佐々町長の援護射撃も受けた。期間中はほとんどの活動を旧北松区に集中させている。

 みんなの党新人は「北松に入り込む余地はない」とあえて地盤固めに専念する。4年前の佐世保市議選で約2500票を得た同新人は、昨夏の参院選にくら替え出馬。自民、民主に次ぐ票を獲得し、最下位の共産に2倍以上の差をつけた。佐世保市と北松浦郡での得票は約1万4700票に上った。選挙期間中の大半を、地元日宇地区での練り歩きに費やす。

 ■浮動票の行方は

 激戦の一方、投票率の低下を懸念する声もある。前回、最下位当選した無所属現職の後援会幹部は「震災の影響で選挙に対する関心が薄れている」と語る。投票率55・9%だった前回、同候補は旧市区で約9800票を獲得して最後の8議席目に滑り込んだ。都市部の住民を主な支持基盤にしており、投票率の低下で無党派層の票が逃げることを懸念する。

 投票率が下がると、当選ラインにも影響する。「当選ラインが下がれば新人有利になる」と気をもむ民主現職は、選挙区唯一の女性候補として子育て政策をアピール。選挙ポスターや選挙カーにあえて「民主」の文字を入れず、浮動票を狙う。

 11人の論戦から肝心の争点は見えてこない。佐世保市船越町の男性(64)は「石木ダム事業や市街地の再開発問題、原発の防災計画など考えたいことは山ほどあるのに、具体的な将来像を示してくれる候補がいない」とため息をついた。

 =おわり

    ×      ×

 ▽佐世保市・北松浦郡区

 (定数9−11)
久野哲 63 民 現1
吉村庄二 71 社 現3
溝口芙美雄 63 自 現2
中嶋徳彦 36 み 新 
織田長 61 公 現3
北村亮樹 40 無 新
末次精一 48 無 現1
外間雅広 52 自 元1
田中愛国 66 自 現4
山田朋子 39 民 現1
宮内雪夫 77 自 現10


=2011/04/08付 西日本新聞朝刊=

2200チバQ:2011/04/10(日) 21:37:02
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491104050002
県庁舎移転が再燃
2011年04月05日

 ■長崎市選挙区 震災契機 争点に


 県庁舎移転が、県議選の長崎市選挙区で争点に急浮上している。中村法道知事は今年2月、長崎魚市跡への県庁舎移転を表明したが、ほどなくして東日本大震災で甚大な津波被害が発生、海沿いに建つ新庁舎が災害時の拠点として機能できるか懸念する声が強まる中で選挙戦が始まった。移転を推進してきた候補らも、避けて通れない話題になりつつある。


 「なぜ防災拠点を求めて海に行かねばならないのか。一度決まったことだからと、あきらめないでください」


 移転推進派が大勢を占める県議会で、移転反対を主張し続けてきた無所属現職の浅田眞澄美氏は、告示日の1日昼、長崎市の鉄橋で声を張り上げた。


 庁舎移転を進める県は、3月30日付の地元紙に新庁舎に関する全面広告を掲載し、「長崎近海に明確なプレート境界はなく、大きな津波が起きることはない」と主張した。県広報課によると、広告費用は「100万円弱」だという。


 浅田氏はこの全面広告にかみついた。「国を挙げて被災地を支援している時にこんな金の使い方をしていると、全国から笑われてしまう」。演説の大半は移転問題に費やした。


 共産現職の堀江ひとみ氏も震災前から移転反対の立場を貫いており、各地の街頭演説で語気を強める。


 かつて自民党会派に所属し、移転賛成派だった無所属元職の押渕礼子氏は、昨年2月の知事選に立候補した時から移転反対を唱えている。2日の街頭演説では「今回の惨状を見て、移転を見直さなければと考えるようになった」と訴えた。


 これに対し、移転推進派の現職陣営の多くは、移転問題を「封印」するもくろみだった。


 民主現職の渡辺敏勝氏は「十分な安全性の検証は必要だが、あえてこの話に触れたくはない」としていた。


 自民現職の野本三雄氏の陣営も「今の雰囲気では県庁舎は話題にできない」と語っていた。


 しかし、県庁舎移転に対する有権者の関心は高まる一方だ。そんな空気を察したのか、野本氏は3日の個人演説会で「移転を積極的に進めてきたが、震災を教訓として再検証が必要」と踏み込んだ。ただ、野本氏は「安全性を再点検する必要はあるが、魚市跡地への移転の考えを変えたわけではない」とも語る。


 公明現職の江口健氏は「県庁舎の話題を避けているわけではない」と話す。


 移転に反対する地元自治会や商店街でつくる「県庁舎整備計画を考える会」は3月、長崎市区の18候補に移転問題に対する考えを問うアンケートを実施した。回答があったのは6候補だけで、いずれも移転には慎重姿勢だった。同会の三瀬清一朗さんは「推進派が回答しなかったのは、申し合わせがあったかのようだ」といぶかる。(枝松佑樹)


■移転に反対する市民グループ「県庁舎整備計画を考える会」が実施したアンケートに対する各候補の回答


中村住代 64 無新 「魚市跡は軟弱地盤で防災拠点にはならない」
高比良元 58 民現 無回答
小森明人 51 自新 「影響調査などを市民に説明して対策を協議すべきだ」
押渕礼子 72 無元 「震災を見て見直すべきだと考えるようになった」
渡辺敏勝 63 民現 無回答
深堀浩 45 民新 「市庁舎建て替えと併せてもう少し考えるべきだ」
高比良末男 62 民現 無回答
堀江ひとみ 52 共現 「現地建て替えがよい」
野本三雄 73 自現 無回答
前田哲也 47 自新 無回答
陣内八郎 61 民現 無回答
浅田眞澄美 44 無現 「現地建て替えがよい」
川崎祥司 48 公新 無回答
金子三智郎 63 社現 無回答
下条文摩左 62 自現 無回答
江口健 60 公現 無回答
中山功 62 自現 無回答
岩永賢一 53 無新 無回答
(届け出順、敬称略)

2201チバQ:2011/04/10(日) 21:37:34
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491104070002
自民2氏 主導権争い
2011年04月07日


「頑張ろう」と拳を突き上げる支持者=大村市

■激戦区の構図(1)
《県議選》大村市


「大村の発展を県につなぐには圧倒的な支援を」


 告示日の1日、JR大村駅近くでの第一声で、自民現職の小林克敏はトップ当選にこだわった。


 前回は、次点と13票差の最下位当選で10年ぶりの政界復帰を果たした。


 3月末の後援会総会。元防衛相で党政調会長の石破茂が駆けつけ、地元の自衛隊大村基地から東日本大震災の被災地へ派遣された700人近い陸海の隊員を称賛した。「自衛隊票」は親類やOBを含め市内で1万人超とされる。陣営は自衛隊OB組織からの支援取り付けに力を注いできた。


 「今回、敵失があったのは確かだが、過去2回の県議選で1度も勝っていない。人を大勢集めるだけでなく、票を伸ばすぞ」。陣営幹部は檄(げき)を飛ばす。


 相手は民主ではない。県連内での主導権争いが絡む同じ自民現職の野口健司。「敵失」とは、野口の後援会職員が、長崎新幹線関連用地の未公表情報を伝える代わりに党県連のパーティー券の購入を支援者へ持ち掛けたとされる問題を示す。


 前回トップ当選の野口は2月、この問題の責任を取る形で県議会の議会運営委員長を辞めた。


 「私の関与も、金銭の授受もない。悔しい」。野口は釈明に時間を割く。「影響なしとは言えない」と選対の一人も眉を曇らす。


 危機感は陣営を総力戦に向かわせている。前知事の参院議員金子原二郎は、野口の事務所開きで「私もできるだけ一緒にやる」。金子の元秘書や衆院議員谷川弥一の元事務所員らが陣営に出入りし、企業などへ推薦を求めて独自に動く。


 大村は「政争のまち」と言われて久しい。選挙のたびに構図が微妙に変化し、次回選挙に遺恨を残す。


 4年前は3議席を自民系が独占した。今回は党県連幹事長の吉川豊が引退することから、小林、野口の両陣営とも、吉川が前回得た8500票余の取り込みを狙う。吉川自身は2人の会合に顔を出してあいさつし、中立の立場をとる。


 「小林VS.金子・谷川・野口連合軍」。両陣営の関係者が描く今回の構図だ。選挙後に、県議会最大会派の自民党で予想される派閥間の駆け引きも視野に入れ、舌戦の熱は高まる。


 一方、無所属新顔の松本洋介は今回が初挑戦。「権力闘争はやめて、チーム大村のためのクリーンな選挙を」と訴え、小林と野口の対立構図に割って入る。


 父は当選5回の現職市長・松本崇。祖父も元市長、祖母は元県議だった。無党派層にも支持を呼びかけるが、選挙戦では「松本党」と呼ばれる父親の強固な後援会の動きが目立つ。


 前回無所属で立ち、13票差で次点に泣いた元職の高見健は今回、民主公認で立候補した。社民大村支部が支援する。出陣式には民主県連代表の衆院議員山田正彦も姿をみせたが、保守系の多い後援会組織はまとまりにくく、高見は「即戦力」をアピールして無党派層への支持拡大に活路を見いだそうとしている。


 県内第4位の人口を抱え、人口が最も増えている大村市だが、延べ60人を数える歴代県議会議長に同市区選出者は一人もいない。「足の引っ張り合いが、また県議会まで続くのか」。そんな苦言も有権者から飛び出す。=敬称略(加藤勝利)


 ◆大村市(定数3―4人)
小林克敏 66 自現(4) 介護施設理事長
野口健司 47 自現(3) 社福法人理事
高見健  57 民元(1) 保育園理事長
松本洋介 34 無新  学習塾代表
(届け出順)

2202チバQ:2011/04/10(日) 21:38:04
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491104080002
政党色排す民主系 前面に出す自民系
2011年04月08日

■激戦区の構図(2)
《県議選》松浦市・五島市


 九州電力玄海原子力発電所から11キロの離島、松浦市鷹島町の演説会場。無所属新顔の友田吉泰は4日夜、「福島の事故では20キロ圏内が避難した。玄海の想定は大丈夫か。万一の時どう逃げるのか。これを問わずに何が地域の代表か」と集まった聴衆に問いかけた。


 旧鷹島町長の宮本正則と2人の市議もマイクをとり「被爆県長崎なのに、原発近くに住む者の不安が全然届いていない」。口々に訴えた。


 この応援弁士3人はいずれも半月前まで自民党鷹島支部役員。3月半ばの総会で支部解散と県議選の自主投票を決めた後、友田支援に回った。玄海原発への不安を訴えても、党所属で松浦市区選出唯一の現職永淵勝幸が取り合ってくれなかったという。これが離反の理由だ。


 民主所属の市議だった友田は政権交代後、市内の選挙で民主系候補の苦戦が続いたことから今回、民主公認を受けなかった。宮本は、友田が無所属になって支援しやすくなったと言う。「1人区はいわば首長選だ。一人だけの地域代表なんだから、党派を超えて人物を選ぶのが当然だ」と強調した。


 その前日、島北部の漁港での街頭演説。自民党参院議員で前知事の金子原二郎は「選挙に不利だからと民主党公認を断った人もいる。当選したらまた民主党に行きますよ」と友田批判を繰り広げた。


 松浦市区で永淵は2001年、三つどもえの県議補選を制して初当選。以来、市町合併を挟んで2回、無投票が続き、選挙戦は10年ぶりだ。「金子先生、中村法道知事、友広郁洋松浦市長。パイプ役が私の務め」と自民系同士の密接な関係をアピールした。


 原発については「安全、危機管理の問題、私たちもしっかり勉強し、考え直すべきだ」と一言触れた。


 漁業が盛んな鷹島は金子の父で元農水相の岩三以来、金子支持者が多い。金子は集まった支持者を引き締めた。「本当の真の保守系、県議会過半数の自民党の候補は永淵さんだ。それを冷静に考えて下さい」


     ◇     


 政党色を排する民主系と、対照的に前面に打ち出す自民公認との一騎打ち。五島市区も似た構図だ。


 2日夜、五島市木場町であった民主現職の山田博司の個人演説会。冒頭、後援会長の小林伍市は「県議選は政党の戦いではない。これまで島のためにやってきたことで判断してほしい」と訴えた。


 例えば大学入試センター試験。本土に渡らないと受験できなかったが、山田は自ら働きかけ09年から島内で受けられるようにしたと強調。「民主党ははっきり言って評判が悪い。でも、ぜひ支援の輪を広げて欲しい」と結んだ。


 チラシには県議として残した実績を写真入りで列挙。政党色を打ち消し、人物本位で選んでもらう戦略をとる。


 対する元五島市議で自民新顔の柿森誠は、党所属議員を伴った遊説を重ねる。知事と五島市長の中尾郁子をそれぞれ選挙で支えた自民の貢献ぶりを強調。「2人の間のパイプとして私を送り込んでほしい」と訴えて回る。


 パイプを強調するのは、離島ゆえの市財政の切実さからだ。3日、ショッピングセンターでの街頭演説。選対本部長を務める市議会議長の熊川長吉は、20%以下という市の自主財源を挙げ、こう訴えた。「島の発展には県の力が頼り。必要なのは、中村知事と話ができる自民の議員だ」=敬称略(市川雄輝、安倍龍太郎)


 ◆松浦市(定数1―2人)
友田吉泰 47 無新  機械製造会社員
永淵勝幸 70 自現(3) 市体育協会監事
 ◆五島市(定数1―2人)
柿森誠 58 自新  〈元〉市議
山田博司 40 民現(2) 〈元〉福江市議
(ともに届け出順)

2203チバQ:2011/04/10(日) 21:38:34
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000491104090002
開門の是非 影響未知数
2011年04月09日

■激戦区の構図(3)完
《県議選》諫早市


 「どうして漁民と農民がいがみ合わなければならないのか」。国営諫早湾干拓事業に伴う湾内の漁業権交渉に、かつて加わった元小長井町漁協組合長の無所属新顔、森文義は訴えを開門の是非に絞り、大漁旗を掲げた選挙カーで叫んだ。ポスターには「開門の即時実現に向け行動」と大書きした。無所属新顔の山崎寿郎も開門推進派を自任する。


 2533億円をつぎ込んだ干拓事業。潮受け堤防排水門の開門を命じた福岡高裁判決を菅直人首相が受け入れて4カ月がたつ。湾周辺では開門反対を主張する農漁民らの動きが活発だ。


 県の財産で設立し、干拓営農地を所有・管理している県農業振興公社(理事長・中村法道知事)や営農者・漁業者らは、国を相手に19日にも異例の開門差し止め訴訟を長崎地裁に起こす。選挙戦はそんなさなかに繰り広げられている。


 開門反対派の5人による激戦とみられていた構図は告示直前、開門推進派の2人が立候補を表明して7人の混戦になった。


 しかし、開門推進を訴えてきた市民団体などが推進派の候補者を表だって支援する動きはない。


 昨年7月、開門調査を求める1万人超の署名簿を集めた諫早市民の会は「私たちは超党派のグループ。団体として特定の支援は難しい」。開門を訴えてきた共産などの既成政党も今回は候補擁立を見送った。


 一方、党県連としては「開門反対」の立場をとる民主。現職山口初實の選対幹部は「党本部の逆風を受け、『開門』のイメージとも戦っている」と危機感をあらわにする。震災で話題にのぼることは少ないが、支持率低迷は続く。地元では開門を決断した菅首相と、同一視されがちだ。


 目には見えにくいが、反対派にも逆風は吹く。


 大震災の直後、市自治会連合会が、開門差し止め訴訟を支援する募金を震災の義援金と共に回覧板で募るよう求めていたことが明るみに出た。「賛否両論があるのに、義援金と一緒に訴訟費用を集めるのはどういうこと?」。日ごろは干拓問題に関心の高くない人たちまで巻き込み、その声は市内で静かにくすぶり始めている。


 「(開門という)国の理不尽なやり方を是正できるのは私だけ」。旧森山町は干拓地の後背地に標高の低い田畑が広がる。地元の町で、3月に開いた総決起大会で無所属元職の橋村松太郎はわずかに触れた。


 自民現職3人はどうか。


 八江利春は告示日の1日にあった個人演説会で、約20分間の演説すべてを開門問題に割いた。「地元の意見も聞かず、すでにできあがった堤防を菅さんが開けろという。あえて干拓問題と戦っていく」


 北浦定昭も同日の出陣式で九州新幹線長崎ルート、長崎国体などと共に県政の重要課題と位置づけた。


 湾に面する旧小長井町が地盤の中村和弥は5日、「絶対に開門は阻止すべきだ」と、旧高来町で短くふれた。


 「イサカン(諫干=諫早湾干拓事業)は票にならん」。地元ではずっと、そうささやかれてきた。しかし今回は首相の決断、開門反対派の提訴、支援金集めのトラブルなどが相次ぎ、それらの波紋は選挙戦に微妙に影響を与えている。=敬称略(安倍龍太郎、江崎憲一、加藤勝利)


 ◆諫早市(定数4―7人)
八江利春 71 自現(6)
北浦定昭 65 自現(2)
中村和弥 50 自現(1)
橋村松太郎64 無元(3)
山口初實 63 民現(1)
山崎寿郎 31 無新 
森文義 62 無新 
(届け出順)

2204チバQ:2011/04/10(日) 21:39:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000125-mailo-l42
終盤情勢:’11統一選・県議選/上 /長崎
毎日新聞 4月6日(水)12時15分配信

 県議選は5日、選挙運動期間の折り返し点を過ぎ、終盤へと突入した。無投票となった5選挙区を除く11選挙区で候補57人が、東日本大震災被害に思いをはせつつ、選挙戦を繰り広げている。各選挙区の情勢を探った。
 ◆長崎市区
 ◇「当落線上に8氏」激戦
 14議席を巡り、前回の県議選で当選した現・元職12人に、新人6人が挑んでいる。前回と比べ有権者が約5000人減る一方、立候補者は2人増。大震災の影響で選挙戦も盛り上がらず、複数の陣営が「当選ラインは1万票を割る。組織力のある10候補が先行、残る議席を8人が激しく争っている」とみる。最後まで予断を許さない展開だ。
 民主、自民はともに現有議席より1人多い5人を擁立。民主は連合傘下労組出身の渡辺、深堀、高比良末、陣内の各氏が組織固めを急ぐ。連合推薦が得られなかった高比良元氏は票の掘り起こしに懸命。自民は現職の野本、下条、中山の3氏が実績をアピール。名前の浸透を図る新人の小森氏は地盤固め、前田氏は国会議員の応援を受ける。公明の江口、川崎両氏は創価学会の支援を得て手堅いが、緩みを警戒する。
 大震災発生を受け、防災対策を前面に出すのが共産の堀江氏と社民の金子氏。「原子力行政の見直し」を訴える。無所属の浅田氏は埋め立て地の長崎魚市跡地への県庁舎移転に改めて反対。震災発生後1週間も経たずに「安全宣言」した県などを批判する。震災後、移転反対に転じた押渕氏は地元回りに力を入れる。草の根で支持拡大を図る中村、岩永両氏も「新幹線はいらない」との主張と併せ、攻勢を強めている。【阿部義正】
 ◇長崎市区(定数14−18)
中村すみ代 64 無新
高比良元  58 民現(1)
小森明人  51 自新
押渕礼子  72 無元(2)
渡辺敏勝  63 民現(2)
深堀浩   45 民新
高比良末男 62 民現(2)
堀江ひとみ 52 共現(1)
野本三雄  73 自現(4)
前田哲也  47 自新
陣内八郎  61 民現(1)
浅田眞澄美 44 無現(1)
川崎祥司  48 公新
金子三智郎 63 社現(1)
下条文摩左 62 自現(1)
江口健   60 公現(2)
中山功   62 自現(3)
岩永賢一  53 無新
 ◆佐世保市・北松浦郡区
 ◇合区で「北松」が焦点
 選挙区が合区され、9議席を現職8人、元職1人、新人2人が争う。当落線上で複数の候補者が競り合い、告示直前に出馬を断念した自民現職の前回得票約8400票の争奪戦が激しくなっている。
 北松浦郡唯一の候補となった自民推薦の北村氏は「北松の灯を消すな」と訴えて支持拡大を図り、佐世保市の各候補も北松に攻め入っている。
 民主は逆風の中、支持労組を引き締めるとともに女性層への働きかけなどで久野、山田両氏の議席死守に懸命。前回選で公認2人が苦杯をなめた自民は企業、団体票を手堅くまとめ、現職の溝口、田中、宮内の3氏と元職の外間氏の4人全員当選を目指す。
 公明の織田氏と社民の吉村氏はともに組織票を固める。みんなの中嶋氏は浮動層などへの浸透を目指す。前回選で最下位当選だった無所属の末次氏は後援会をフル回転させる。【山下誠吾】
 ◇佐世保市・北松浦郡区(定数9−11)
久野哲   63 民現(1)
吉村庄二  71 社現(3)
溝口芙美雄 63 自現(2)
中嶋徳彦  36 み新
織田長   61 公現(3)
北村亮樹  40 無新
末次精一  48 無現(1)
外間雅広  52 自元(1)
田中愛国  66 自現(4)
山田朋子  39 民現(1)
宮内雪夫  77 自現(10)

2205チバQ:2011/04/10(日) 21:39:44
 ◆諫早市区
 ◇一転、開門争点に
 国営諫早湾干拓事業の開門調査などが争点となっている。
 八江氏は干拓地沿いの農村部を固めながら防災の観点から開門反対を訴える。北浦氏は市中心部で支持固め。市議時代の人脈を生かし、精力的に動く。
 旧小長井町議だった中村氏は現職一番の若さで「実行力」を強調し、旧郡部で集会を重ねる。前回市長選で惜敗した橋村氏は、合併後に衰退する旧郡部の窮状を訴える。民主の山口氏は、出身の三菱重工労組が支援、市西部を地盤に1議席死守を目指す。
 一方、開門を訴える2氏。山崎氏は環境保護の立場から開門を主張し、脱原発も。元小長井町漁協長の森氏は、漁業不振の経験を基に開門を訴える。【柳瀬成一郎】
 ◇諫早市区(定数4−7)
八江利春  71 自現(6)
北浦定昭  65 自現(2)
中村和弥  50 自現(1)
橋村松太郎 64 無元(3)
山口初實  63 民現(1)
山崎寿郎  31 無新
森文義   62 無新
〔長崎版〕

4月6日朝刊

2206チバQ:2011/04/10(日) 21:40:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000192-mailo-l42
終盤情勢:’11統一選・県議選/中 /長崎
毎日新聞 4月7日(木)13時2分配信

 ◆大村市区
 ◇4氏が激しく競る
 前回8576票を獲得し、今回引退を表明した自民県連幹事長、吉川豊氏の票の行方が注目を集める。
 小林氏は、集会で圧倒的な動員力を誇り、組織の引き締めにも躍起。告示前日の3月31日の後援会総会には、その吉川氏も駆け付けた。野口氏は、吉川氏との協力関係を強調しつつ組織固め。前知事の金子原二郎参院議員、谷川弥一衆院議員らが支援する。
 高見氏は、無所属で挑んだ前回は13票差で惜敗。50回を超える集会を開き、農業振興などを訴える。今回は民主公認を得て、議席奪還を期す。松本氏は34歳の若さを前面に「県政に新風を」と訴える。人口増の大村で、積極的に街頭演説をこなし、浮動票の取り込みを狙う。【柳瀬成一郎】
 ◇大村市区(定数3−4)
小林克敏 66 自現(4)
野口健司 47 自現(3)
高見健  57 民元(1)
松本洋介 34 無新
 ◆松浦市区
 ◇危機感強める現職
 友田氏は市内に事業所を置く機械メーカーの労組出身。民主市議を4期務めたが、今回は無所属で挑む。今年1月から市内全域を精力的に回り「確実に知名度は上がってきた」と陣営関係者は期待を込める。一方、永淵氏は市長らが支援する盤石の態勢。ただ、01年の補選で初当選後は2回連続で無投票当選で、10年ぶりの選挙戦には不安も。陣営は危機感を強め、告示後も金子原二郎参院議員がテコ入れ。公明にも急きょ支援を要請し、引き締めを図る。【野呂賢治】
 ◇松浦市区(定数1−2)
友田吉泰 47 無新
永淵勝幸 70 自現(3)
 ◆対馬市区
 ◇前回同様の“分裂選挙”
 民主推薦で前回初当選した永留氏が、今回は初の民主公認を得た。元旧厳原町職員で、市議から転身した永留氏は、山田正彦前農相の後援会や連合傘下労組など組織を固める一方、保守層への人脈を広げて再選を目指す。
 前回、永留氏に232票のきん差で敗れた坂本氏は、今回も自民公認と谷川弥一衆院議員らの支援を得て雪辱を期し、自民支持層への浸透を図っている。だが、ともに保守系無所属で元市議の中原、波田両氏との3人で公認を争ったことから、前回に続く“分裂選挙”を余儀なくされている。
 中原氏は自衛隊父兄会などの支持団体を固め、波田氏は元市議会議長の知名度を生かし選挙戦を展開している。【錦織祐一】
 ◇対馬市区(定数1−4)
中原康博 57 無新
坂本智徳 57 自元(2)
永留邦次 65 民現(1)
波田政和 53 無新
 ◆壱岐市区
 ◇ベテランに再挑戦
 3選を目指す山口氏に、自民推薦の山本氏が再挑戦している。
 山本氏は年齢が山口氏のちょうど半分で世代交代を強調。企業選挙に加え、今回は18小学校区ごとに世話人を置き、支持拡大を図る。秘書を務めた谷川弥一、前知事の金子原二郎の両国会議員の応援を受ける。一方、山口氏は元旧郷ノ浦町助役。今回は自治労の支持を得られず「草の根」を前面に。引き続き「本土との格差解消」を訴え、玄海原発(佐賀県玄海町)について「島は30キロ圏内にある」と安全対策の再検討を求めている。【阿部義正】
 ◇壱岐市区(定数1−2)
山本啓介 35 無新
山口壮三 70 無現(2)
〔長崎版〕

4月7日朝刊

2207チバQ:2011/04/10(日) 21:40:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000235-mailo-l42
終盤情勢:’11統一選・県議選/下 /長崎
毎日新聞 4月8日(金)14時41分配信

 ◆五島市区
 ◇衆院選の“代理戦争”?
 前回同様、民主対自民の一騎打ちになった。過去、民主が2連勝しており、衆院選の代理戦争の様相も。
 昨年12月末、立候補表明した柿森氏は、地域回りに重点を置き、支援市議団11人や国会議員の支援で浸透。終盤は浮動票が多い市中心部の攻略に全力を挙げる。
 3選を目指す山田氏は、この4年間、地域回りや街頭演説などこまめに活動を展開。自民支持層が多い周辺部へも浸透し、現職の強味を生かして市中心部での上積みを狙う。【椿山公】
 ◇五島市区(定数1−2)
柿森誠  58 自新
山田博司 40 民現(2)
 ◆南島原市区
 ◇3候補が集票に奔走
 激しい選挙風土だが、島原半島の他の2市区が無投票の上、東日本大震災の影響もあって、選挙カーの運動は控えめだ。昨年の市長選で初当選した藤原米幸市長の支持者は自主投票。その票を巡る動きが水面下で活発になっている。
 中島氏は前回松島氏を、市長選ではその父(前市長)を支援したが、今回は松島親子とたもとを分かち、藤原市長支持者の取り込みを図る。中心部から取り残された周縁部代表をアピールする。市長選で3位の候補を支援した末吉氏も、6選を支えた組織を立て直し、市長支持者にアプローチする。前回史上最年少で当選した松島氏は、父の再選を阻んだ市長派との対決を意識し、若年層など票の掘り起こしに懸命だ。【古賀亮至】
 ◇南島原市区(定数2−3)
中島浩介 44 無新
松島完  31 無現(1)
末吉光徳 64 自現(6)
 ◆西海市区
 ◇最年少が現職に挑む
 ともに旧西彼町出身の2氏の一騎打ち。3期目を目指す瀬川氏に、立候補者のうち最年少の田崎氏が挑む。
 瀬川氏は初の自民公認を得ての戦い。大崎高校の中高一貫教育の実現など実績をアピールし、幅広く浸透を図っている。市内の人口減少に歯止めを掛けるため「働く場の創出」を掲げる。
 一方、「西海から長崎を回復させる」と訴える田崎氏は民主の推薦を得て、自民との対決色を打ち出す。瀬川氏と対立する保守系グループとも連携している。【阿部義正】
 ◇西海市区(定数1−2)
瀬川光之 49 自現(2)
田崎耕太 28 無新
 ◆南松浦郡区
 ◇亀裂の修復がカギ
 前回は自民系3人など計5人の乱戦だったが、今回は自民公認対民主推薦の一騎打ち。いずれも、乱戦で生じた亀裂をいかに修復するかがカギ。
 前回、無所属だった馬込氏は自民に復帰。建設業関係を手堅くまとめ、漁協合併などの政策で漁民にも浸透。前回、分裂した自民支持層の一本化に力を入れ、5選を目指す。
 山田正彦前農相の秘書だった末竹氏は、民主と連合長崎の推薦を受け、選挙準備を先行。前回分裂した民主・非自民勢力を結集し、個人演説会などで支持を広げている。【椿山公】
 ◇南松浦郡区(定数1−2)
馬込彰  58 自現(4)
末竹和行 47 無新
〔長崎版〕

4月8日朝刊

2208片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/10(日) 21:55:36
阿久根市・出水郡の竹原信一氏落選。
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/#/skh/4604/
志布志市・曽於郡の中山信一氏落選。
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/#/skh/4614/

2209チバQ:2011/04/10(日) 22:09:12
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104060001
民・自対決 総力戦
2011年04月06日


握手を求めて有権者に駆け寄る候補者=合志市

  合志市区


  3日夜、合志市内の公民館。民主新顔の辻藍(32)が支持者ら約100人に、保育行政の持論を説いていた。応援に来ていた同党の参院議員、松野信夫は「政権与党に直結する県議が必要だ」と呼びかけた。


  合志市区(定数1)に立候補したのは、辻と自民現職の高木健次(61)。今回の県議選で唯一、民主対自民の一騎打ちとなる選挙区だ。2007年8月の補選と同じ顔ぶれだが、当時は高木が約3千票差で初当選した。


  辻の演説会場には昨年3月の市長選で敗れた前市長の大住清昭や、次期衆院選に合志市を含む熊本3区から立候補する本田浩一の姿も。昨年7月の参院選に出て、一定の知名度がある本田は辻の遊説や集会に寄り添う。「本田の次の選挙との相乗効果」。県連幹部は狙いをそう説明した。


  一方の高木陣営が1日に開いた出陣式には約700人(陣営発表)が集結。市長の荒木義行や本田が挑む3区の自民衆院議員、坂本哲志の妻も顔を出した。柏尾武二議長ら市議12人も居並んだ。


  「中立」に徹する首長が多いなか、マイクを握った荒木は「高木県議に勝って頂きたい。再選あってこそ合志の発展がある」と旗色を鮮明にする。自民県議だった荒木は、07年7月の衆院3区補選に名乗りを上げて辞職。その補選で高木は辻を破った。


  3区は保守分裂の国政選挙が続き、支持模様が見えにくい地域。一方で、住宅地の開発が進み無党派層も増えているとされる。


  辻陣営の幹部は「投票率を上げて無党派層を取り込む」と意気込む。連合熊本の推薦を得たほか、国会議員が連日応援に入る力の入れよう。1日の出陣式には合志市は地盤でない衆院議員の福嶋健一郎(2区)も駆けつけ「(選挙区の)熊本市や荒尾、玉名には行かずあえて合志に来ました」と声を張り上げた。


  迎え撃つ高木陣営は「4年間の実績がある。相手は気にならない」と強気だ。商工、農林業など約30団体の推薦を取り付けたほか、高木派の市議の集票力をフル回転させる選挙戦を展開。6日夜には市役所近くのホールで1千人規模の集会を開き、徹底した引き締めを図る。


  「政権与党」の民主と「県政与党」の自民。意地と意地とがぶつかりあうなか、審判の日が近づいている。=敬称略
(岩崎生之助、塩入彩)


  ◇


  10日の投票に向け、各陣営の動きが激しさを増す県議選。戦いの現場を歩いた。

2210チバQ:2011/04/10(日) 22:09:42
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104070002
自・民・無 4人攻防
2011年04月07日


1日の告示日、候補者や支持者らは出陣式の前に東日本大震災の犠牲者らに黙祷(もく・とう)を捧げた=天草市

  「正直、民主党の看板で戦うのに抵抗を感じたが、天草のためなら個人的な小さな問題。政治家として目指すものは変わらない」


  天草市内の公園で2日にあった街頭演説会で、民主が公認する元職の小谷邦治(60)はマイクを手に力を込めた。


  自民が全議席を占める天草市・郡区(定数3)。1人が引退を表明し、現職2人と元職、新顔の計4人が熾烈(し・れつ)な戦いを繰り広げる。


  天草地域では前回2007年選挙から、市町村合併に伴う区割り変更で四つの選挙区が天草市・郡区と上天草市区(同1)に再編された。自民県議だった小谷は、地盤としていた8町のうち4町が上天草市区に移った影響もあり、次点に泣いた。


  今回、民主にくら替えして議席奪還を狙う小谷。陣営幹部は、地方議員を増やしたい民主との思惑が一致した結果と見るが、元々の支持者からは「親子で約50年も自民の県議だったのに、今さらなぜ民主か」と言われ、民主側からは「何でくら替えした候補を応援できるのか」とささやかれる。


  そうした声を意識してか、小谷は出陣式で「どちらの政党でも私は構わんのです。天草のためにもう1回働かせてください」。民主県連代表の松野頼久衆院議員も「自民党から民主党(に移った)と言うが、私もそうだ。おやじもじいさんも自民党で育った」と援護射撃した。


  ただ、小谷陣営はチラシや名刺、選挙カーから「民主」の文字を消し、表向きは政党色を出さない戦略で「政党の枠をこえた『天草党』として戦うため」(陣営幹部)としている。


  一方、9期目に挑む自民現職の西岡勝成(64)は牛深、前回トップ当選した自民現職の池田和貴(47)は五和、河浦、天草、新和などといった旧町のそれぞれの地盤で実績をアピール。後援会などの組織固めに力を注ぐ。


  また、引退する自民現職の元秘書の泉広幸(58)は、有権者の約4割がいる旧本渡市を中心に遊説に回るなど知名度アップに懸命だ。=敬称略
(佐藤幸徳)

2211チバQ:2011/04/10(日) 22:10:52
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104080003
新顔、票求め奔走
2011年04月08日


街頭で支持を訴える候補者=熊本市

  「○○(候補の名前)の支援の輪を広げて下さい」


  熊本市区の無所属新顔の選挙事務所では5日から、電話作戦にひと工夫を加えた。一度電話した相手に再び電話をかけ、「輪を広げる」という言葉を使って「必死さを伝える」(陣営幹部)狙いだ。


  熊本市区は16議席をめぐって現職12人と元職3人、新顔7人の計22人が争う激戦区。だが、東日本大震災の影響もあって選挙戦は盛り上がりに欠け、低投票率が予想される。知名度や組織力で上回る現職のほうが有利との心理が広まるなかで、新顔の陣営は票の掘り起こしに懸命だ。


  ただ、県議会の各会派が朝夕の各2時間、拡声機の使用を自粛するよう申し合わせたことを受け、新顔も同調せざるを得ない事情がある。


  この新顔陣営では午後6時以降、買い物客や会社帰りのサラリーマンらで人通りが増える熊本市中心部に選挙カーをとめ、ハンドマイクを握って名前と顔を売る。候補者は頭を何度も下げながら、名刺を配って歩き回り、渡した名刺は告示から4日間で1千枚を超えたという。


  別の無所属新顔の陣営は市議時代に培った組織をフル活用し、朝夕の企業回りに力を入れる。訪問した会社は4日までに60以上。事務所では、午前8時から午後8時まで後援会名簿をもとに電話をかけまくる毎日だ。


  無党派層が多いとされる都市部の選挙。現職も安穏とはしていられない。


  「地元から5人が立候補し、横一線。大変厳しい」


  熊本市西部に地盤がある現職は告示の1日、集まった農漁業者約1千人を前に訴えた。


  選挙事務所が数百メートルしか離れていない新顔もいるといい、後援会名簿にはほかの陣営に名を連ねる有権者も少なくないという。支援者を奪い合う状況に、この現職陣営は前回以上の得票は難しいとみている。


  防災対策、地域活性化など課題は山積しながら、争点がかすむ今回の県議選。どの陣営も有権者の動向を推し量れずにいる。ある現職の応援に来ていた元国会議員がこぼした。「地元を回っていても、まったく票が読めません」
(磯部佳孝、土井恵里奈)

2212チバQ:2011/04/10(日) 22:12:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000214-mailo-l43
’11統一選くまもと:県議選・合志市区 県政与党か政権与党か /熊本
毎日新聞 4月6日(水)13時4分配信

 ◇自民、民主一騎打ち 訴えに党意識
 11選挙区で舌戦が続く県議選で、合志市区(定数1)は自民現職の高木健次氏(61)に民主新人の辻藍氏(32)が挑む、唯一の与野党一騎打ちの構図。顔ぶれは前回(07年補選)と同じだが、現在は県政与党と政権与党。両候補とも党を意識した訴えに力が入る。【結城かほる】
 高木氏は5日、市中部の農協支所での演説で「県議49人のうち34人が自民。圧倒的多数の与党にいなければ仕事はできない」と強調した。県農政連などの推薦を受けており、現時点でのTPP(環太平洋パートナーシップ)参加反対などを「個人マニフェスト」に掲げている。東日本大震災にも触れ「復興財源の確保に、交付金カットなど地方へのしわ寄せもくる。厳しい環境で農業を育てるためにも継続して県政に当たらせてほしい」と訴えた。
 一方、辻氏は同日夕方、市南部のスーパーに姿を見せた。選挙カーの後ろから自転車で到着すると「30年後も働くことができる候補」と、教育問題など長期的課題にも取り組める若さをアピールした。「民主党政権でようやく地域主権が現実になり、熊本のことは熊本で決められる」と政権交代の意義を強調。「新しい時代へ政治が変わろうとしている。地域の力が重要で、その力の強い合志が新しい熊本を作り上げる力になる」と刷新を訴えた。

4月6日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000198-mailo-l43
’11統一選くまもと:県議選・宇城市区 にじむ「旧町意識」 /熊本
毎日新聞 4月7日(木)13時3分配信

 ◇現職2人と新人、大票田巡り決戦
 県議選は6日から後半戦に入り、各候補は追い込みに入った。05年に5町が合併した宇城市区(定数2)には自民と無所属の現職各1人と無所属新人の計3人が立候補。市民の間には合併効果が見えてこない焦燥感が漂うが、選挙戦ではそれぞれの「旧町意識」もにじむ。【取違剛】
 「松橋で議席を失えば小川町と三角町に2議席が行ってしまう」。無所属現職は6日朝、地盤の同市松橋町の街頭で率直に訴えた。市内の医療体制拡充にも力を込めるが、最後は重ねて「松橋町に議席を残すための選挙だ」と強調した。
 同市は三角、松橋、小川など5町が合併してできたが、一体感の乏しさも指摘されてきた。ただ、小川町が地盤の自民現職と三角町の無所属新人は地盤固めとともに有権者の4割超がいる「大票田」松橋町での支持拡大を狙う。
 前回選に続いて挑戦の無所属新人は午後、松橋町のスーパー前でマイクを握った。「旧5町各地域が特性を生かし、特産物の収益性が上がる政治をする。皆さんの生活水準が向上して定住促進にもつながる」
 自民現職は松橋町と小川町で選挙カーを走らせた。訴えるのは地元産品の海外への販路開拓など地域振興策。最終日の9日は松橋町約20カ所で街頭演説する予定で、陣営は「松橋決戦だ」と意気込む。

4月7日朝刊

2213チバQ:2011/04/10(日) 22:13:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000218-mailo-l43
’11統一選くまもと:県議選・熊本市区 のぼり掲げ、自転車で /熊本
毎日新聞 4月8日(金)13時54分配信

 ◇選挙運動自粛申し合わせ、新人候補らアピール方法模索
 県議選は7日、終盤戦に入った。熊本市の政令指定都市移行を控え、広い選挙区は今回が最後とみられる熊本市区(定数16)。新人候補らは、東日本大震災を受けた県議会の選挙運動自粛の申し合わせで、知名度や実績のある現職が運動を進めやすい環境の中、アピール方法を模索している。【取違剛、結城かほる】
 「おはようございます」。7日午前9時、無所属新人は市中部の流通団地を自転車で回っていた。午前8〜10時の選挙カー自粛を受け、名前を書いたのぼりを掲げ10キロ近く走る。政策までは訴えられないが「パフォーマンスといわれても名前を知ってもらわなければ新人は始まらない」。
 共産元職は昼前、市南部の市総合支所前で街頭演説した。「4年前に失った県議会の1議席、ぜひとも回復させていただきたい」。運動自粛も「選挙運動は自主的であるべき」と、演説で震災に配慮する発言を交えながら選挙カーをフル稼働させている。この日21カ所で街頭演説をした。
 無所属新人は7日夕、同市並建町の公民館で約60人を前に力説した。「現職に打ち勝たないと当選はない」。食文化産業の形成や子どもの「育つ環境」づくりを掲げる。「大相撲でいえば私はいま7勝7敗。もう1勝積み上げて16番目の議員として勝ち名乗りを上げさせてほしい」
 午後5時半。別の無所属新人が自転車で支援者が待つ市南部に現れた。市議時代、選挙カーと名前の連呼が「選挙の迷惑行為」といわれ選挙カーの使用はやめた。「新しいスタイルを皆さんと考えたい」と理解を求め、秘書を務めた国会議員とのつながりを強調し支援を呼びかけた。

4月8日朝刊

2214チバQ:2011/04/10(日) 22:13:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/kumamoto/20110408/20110408_0001.shtml
政権与党か県政与党か 首長、県議選対応で苦悩 支持者分裂動けず 関係重視 自民推すケースも
2011年04月08日 14:54  政権与党の民主か、県議会最大会派の「県政与党」自民か−。10日投開票の県議選で、各首長が候補者たちとの距離感に頭を悩ませている。「保守王国」熊本で、与党時代からの関係を重視して自民候補を推す動きがある一方、地域特有の政治構図から、動くに動けないケースも。地元首長が選挙戦に与える影響は大きいだけに、各陣営はその動向を注視する。

 「天草には私たちの意思が通じる(自民)県議が3人いた。今後も、その関係を継続したい」

 6日、天草市役所前。天草市・郡区(定数3)の自民現職2人の演説には、そう訴える安田公寛市長の姿があった。

 このおよそ5時間後、同じ場所であった自民系の無所属新人の演説でも市長は応援に立った。

 同区は自民現職3人のうち1人が引退。残る自民現職2人と、民主公認の元職、引退した自民現職の秘書を務めた無所属新人の計4人が激戦を繰り広げる。

 安田市長は「政権与党とのパイプ役を」と訴える民主候補でなく、3人の応援に立った理由を「県営路木ダム建設も交通網整備も、民主党県連ではブレーキがかかるが、自民現職3人は努力してくれた。政治信条の似た3人を選んだ方が地域の力になる」と説明した。

 ただ、こうした首長は少数派だ。

 民主新人と無所属新人2人の3候補が立つ宇土市区(定数1)。元松茂樹市長は支持者が3候補に分裂し、特定候補に肩入れできない状況だ。3候補の陣営は「元松市政と連携し、県政とのパイプ役を果たしたい」と秋波を送るが、市長は「バラバラに分かれていますから…」と漏らす。

 八代市・郡区(定数4)も事情は似通う。自民現職3人と共産新人に加え、民主、社民などが推薦する無所属新人の計5人が争う。福島和敏市長はいずれの出陣式にも祝電を出さなかった。

 蒲島郁夫知事も応援は控える立場。自民、公明両党などの支援を受けた2008年の知事選では、具体的な政策や数値目標を盛り込んだマニフェストに「特定候補の選挙運動には参加しない」と明記した。6日の会見でも「応援してもらった方には感謝しつつもマニフェストに従って応援はしていない」と語っている。


=2011/04/08付 西日本新聞朝刊=

2215チバQ:2011/04/10(日) 22:15:25
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000321104070001
県議選注目選挙区を行く(上)
2011年04月07日

◆無所属だけど政党色
【中津市区】


 5日夜、無所属現職の吉冨幸吉氏が約800人を集めて中津市で総決起大会を開いた。壇上には横光克彦衆院議員(大分3区)ら民主党の国会議員が並んだ。


 事務所の外には党ポスターが張られ、中には国会議員の為書きがあちこちに張ってある。党の色を前面に出し労組など支持層の票を狙う。選対幹部も「とにかくこの環境で一票でも多く集める」と話す。


 吉冨氏は07年は党公認で当選したが、昨年10月に政務調査費の使い道が問題になり県連の全役職を解任された。今回は公認を辞退して挑んでいる。


 連合大分は前回は吉冨氏を推薦したが、今回は新顔で社民推薦の馬場林氏のみを推薦した。だが連合大分中津地協は、独自に吉冨氏の推薦を決めた。連合関係者の1人は「馬場、吉冨の2議席欲しいが、党の公認なしでは吉冨氏の組織票は減るだろう」とみる。


 一方、中津市議から転身の馬場氏は県教組出身。過去2回、市議選でトップ当選を果たしたこともあったが、県議選ではとまどいも見せる。5日に中津市耶馬渓町で開いた総決起集会では、教え子や教職員など約100人を前に、選対委員長が「『馬場は大丈夫』といった根も葉もない攻撃を受けている」と発破をかけた。


 自民現職の大友一夫氏は旧三光村議長。旧下毛郡部を中心に建設業界や農漁業従事者らからの支持を集めている。同じく自民現職の毛利正徳氏はミニ集会を重ね、防災などを訴えるが、陣営幹部は「前回は新人で期待票も多かった。今回はそうはいかない」と危機感を抱いている。


◆後任あえて強調せず
 【別府市区】


 3日午後、JR別府駅近くの公園で民主現職の佐藤博章氏は、東日本大震災に触れてから自身の公約を訴えた。メーンは県立美術館の別府市誘致。マイクを握った7分間で「民主公認」を口にしたのは、終了30秒前に一度だけだった。


 「内閣支持率が少し上がったと聞いて、ようやく前日夕方から(民主公認を)言い始めた」と苦笑する。


 別府市選挙区は7人が主要政党の公認、推薦を受ける激戦区。だが、深まる政治不信で候補者が打ち出す政党色は希薄だ。震災の影響で自粛ムードも漂う。


 5日午前9時過ぎ。国道10号沿いで、無所属新顔の原田孝司氏は次々に走ってくる車に黙々と手を振り、頭を下げ続けた。名前を少しでも印象づけたいところだが、他の候補者との申し合わせで朝夜の拡声機の使用を控えている。


 原田氏は社民系労組の独自候補。過去の選挙で連合大分の支援を一手に受けてきた佐藤氏と一部支持層が重なり、別府地区平和運動センターの幹部は「投票用紙に原田の名前を書いてもらわなければ」と焦る。


 自民現職の牧野浩朗氏の陣営幹部は、選挙カーのスタッフに自民公認を連呼しないよう指示。「民主のエラーで政権交代の影響はないが、自民も得点をかせぎきらん。あえてそこを強調する必要はない」と話す。


 同じく自民現職の荒金信生氏の陣営は「選挙が盛り上がっていない。投票率が下がれば影響が大きい」と懸念を示す。前回2位で初当選した自民現職の嶋幸一氏もこまめに市内を回り、支持を広げようと懸命だ。


 7人の中で最年少となる共産新顔の福田公子氏は昨夏から辻立ちを重ね、知名度上昇をはかってきた。公明新顔の戸高賢史氏は勇退する現職の全面的な支援を受け、組織戦を展開している。


   ◇
 10日の投開票に向けて知事選と共に県議選も終盤戦に入った。注目選挙区を訪ね、各候補の戦いぶりを2回に分けて紹介する。

2216チバQ:2011/04/10(日) 22:15:50
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000321104080001
県議選注目選挙区を行く(下)
2011年04月08日

◆組織の威信かけ鼓舞
 大分市選挙区


 「幹事長の職にふさわしい順位で当選させよう」。民主新顔の小嶋秀行氏の出陣式で支援労組の代表は、こんな言葉で集まった人々を鼓舞した。大分市選挙区は、多くの陣営が選挙カー利用を午後6時で打ち切ったり、音量を控えめにしたり。震災による自粛ムードも手伝って例年よりも盛り上がりを欠いている。


 民主は小嶋氏ら3氏を公認。改選前は、無所属で当選し今回は同党から出る首藤隆憲氏を含めて2議席だった。もう1人の擁立を目指していたが、政権運営が不安視される逆風の下、候補者を見いだせなかった。


 党支持労組の多くが加盟する「みんろうきょう」(民間労組20組織)は、新日鉄大分労組出身県議(前職の会派は無所属の会)の議席を8期32年守ってきたが今回は擁立を断念。公認3氏のうち唯一の官公労出身の首藤氏の支持に回った。みんろうきょう幹部は「分散支援となれば、まとまりに影響が出るため一本化を決めた」と話す。


 県議会最大会派の自民党は、県連幹事長の阿部英仁氏ら現職と元職の計4氏を擁立している。態度を明らかにしていなかった前議長の安部省祐氏が2月末に後援会の会合で不出馬を表明。その後、党として同氏の後継候補は立てられなかった。「時間的に不可能だった」と県連幹部。前回、公認・推薦の計7人中3人が落選した反省から、確実な1議席増を目指したことも裏目に出たようだ。


 14人目で立候補を表明した無所属新顔の箕迫高明氏以外の13陣営は、いずれも政党の公認または推薦候補。ある陣営の責任者は「組織や後援会の実力が通知表のようにはっきり票数に出る選挙。メンツをかけた戦いでもある」と話した。


◆世襲阻止VS.現場主義
 津久見市区


 津久見市選挙区では板井王成氏と古手川正治氏の無所属新顔2人による一騎打ちの戦いが繰り広げられている。前回、多選批判もあり保守が分裂した選挙を制し7選を決めた古手川氏の父・茂樹氏が引退。地盤を継いだ長男で運送会社長の古手川氏に対し、3月になって社民市議だった板井氏が「世襲阻止」を掲げて名乗りを上げた。


 告示日の1日、津久見湾を見渡す海沿いの集落前。道沿いに出てきた女性らを前に板井氏が声を張り上げた。「市議3期12年の活動を続け県政を見てきたが、一向に津久見の活気を取り戻せていない」。この日は重野安正・社民党幹事長も駆けつけ「同じ人が28年やることは好ましくなく、跡取りが勝てばまた続く」と訴えた。板井氏は労組の支持固めを進めるほか、連日街頭演説を重ねている。


 古手川氏は2月の出馬表明から、各地域へこまめに足を運ぶ。市中心部であった出陣式には、地元企業の幹部がずらりと並んだ。保守が分裂した前回とは打って変わり今回の一本化を示す光景。「モットーは現場主義。皆さんと津久見を元気にしたい」。古手川氏は中小企業の経営者としての実績を強調した。連日夜にミニ集会を開催し、地域との対話を重視する姿勢を見せている。

2217チバQ:2011/04/10(日) 22:21:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110405-OYT8T00940.htm
19人、支持拡大狙う宮崎市区
 県議選は10日の投開票日に向け、選挙戦となった8選挙区の33議席を巡り、48人が舌戦を繰り広げている。各選挙区の中盤情勢を3回に分けて報告する。

 ■宮崎市区

 民主の渡辺は地元の東大宮と大宮、引退する権藤梅義が地盤とする大塚を中心に支持を拡大。井上はJP労組のほか、女性に支持を広げつつある。

 自民は4人を公認。横田は出身の旧佐土原町で浸透している。党県第1選挙区支部幹事長で、支部長の武井俊輔の支援者からも好感触を得た。同じく佐土原が地盤の福田は元JA組合長の経歴を生かし、田野、清武も含めた旧3町での浸透を目指す。外山は地盤とする住吉を中心に支持固めに奔走。河野は清武を中心に支持拡大を目指す。

 公明は前回トップ当選した長友安弘の後継となる重松と、前回2位の新見が支援組織を背景に安定した戦い。大淀川の北は重松、南は新見と、すみ分けを図る。

 社民は鳥飼が党の支持層以外にも浸透。松村は引退する外山良治の受け皿を目指し、旧清武町への食い込みも図る。共産の前屋敷は党の支援者にとどまらない支持の広がりを狙う。

 無所属8人は混戦。前回6000票近くを得て落選した旧高岡町出身の有岡は生目地区にも浸透し始め、上積みを目指す。全選挙区を通じて最年少の29歳、清山は東大卒の医師。県医師会幹部も後押しする。

 右松は地元の大橋と後援会事務所がある住吉などで支持を集める。数年間の辻立ちで知名度は上がった。前回の宮崎市議選でトップ当選の伊地知は、地元の生目台などで支持固めを進めている。

 元清武町議の平原は、旧町域外の本郷北方に選挙事務所を設けて旧市域への浸透を目指す。同じく清武出身の野崎は、主宰する太鼓団体関係者や出身大学の同窓生らを足がかりに旧市域への食い込みを図る。川添は市の南部で活動を活発化。副市長を務めた菊地は出身の田野町を基盤にアピールに懸命だ。

 ■都城市区

 少数激戦で各陣営とも当落線上を意識する。

 前回トップ当選の星原は、商工会関係者らの厚い支持で、合併前の旧4町をほぼ固めた。引き続き上位をうかがう。

 二見は引退する萩原耕三の支持票を一定程度、取り込むとみられる。元参院議員や親族の市議から支援を受けるほか、若さを打ち出して浮動票も狙い、他陣営も警戒する。

 山下は農業や福祉政策をアピール。地盤の旧中郷村で態勢を整えた。近隣からの集票も目指す。市職労などの労組が支援する満行は、官公庁や企業が集まる市中心部で支持を拡大している。

 前回の自民公認から一転、無所属で挑む徳重は、大票田の横市、五十市地区が地盤だが、保守層が強い地域で自民票離れを懸念。推薦を得た公明支持層に期待を寄せる。

 県議会議長と自民党県連会長を務める中村は、知名度の高さを生かし、地元の志和池地区以外に幅広い地域で支持拡大を目指すが、公務で前哨戦を十分に戦えなかったとして挽回に躍起だ。

 中村と地盤が一部重なる内村は、前回落選後のあいさつ回りで支援者を増やした。子育て環境の充実などで、女性層への浸透を図る。

(文中敬称略)

(2011年4月6日 読売新聞)

2218チバQ:2011/04/10(日) 22:26:21
「ようそう」を漢字で書くとNGワードになるみたい

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110406-OYT8T01081.htm
公認3現職が先行 延岡市区

2氏が横一線で追う 日向市区

 ■延岡市区

 現職で政党公認の田口、河野、太田が先行。残る2議席を巡って後藤、井本、松田が激しく競っている。

 前回トップ当選の田口は、県北地区同盟や旭化成関係者などの支援を受け、手堅い戦い。地区ごとの集会を重ねて支持を広げる。河野は堅固な支援組織を背景に組織戦を展開。公明党の「重点区」で、党所属の町議らも応援に入った。太田は県北地区労組会議が支援する。

 後藤は自民党公認だが、新人だけに知名度アップが鍵。6日、初めて決起集会を開いて支持者の引き締めを図った。県議4期の実績がある井本は、これまでに培った根強い支援者が支持拡大に奔走。自身も草の根運動で精力的に回る。

 松田は市南部の伊形、土々呂地区などで支持を固めつつあり、旧町や新興住宅地で票の掘り起こしを図る。

 ■日向市区

 先行する日高を西村と十屋が横一線で追う戦い。元日向市議の日高は、塩見、日知屋地区の一部が地盤で、過去2回の市議選でトップ当選。公明推薦に加え、スポーツ団体関係者も支援する。

 西村は無所属だが、公明、連合宮崎の推薦を得て、一定程度の組織票を確保する見通し。4年間で50回以上の集会を重ね、告示後は自転車遊説で高齢者や主婦などに浸透しつつある。

 十屋は地盤とする大票田の財光寺地区を中心に支持拡大を図る。県議会農林水産委員長として、口蹄疫や鳥インフルエンザ対策に奔走した実績を評価する有権者もいる。

 ■児湯郡区

 松村、坂口を図師が猛追し、遠藤、林田が追いかけるようそう。選挙区の全5町のうち、候補者が出ていない都農町の有権者の動向が注目される。

 松村は地盤とする高鍋町の商工業者を中心に支持を広げ、安定した戦いを展開。他町で上積みを図る。坂口は県議5期の実績を生かし、地元新富町の漁業関係者や自民支持層を中心に票を固める。

 前回トップ当選の図師は、2009年に無免許運転で摘発されたが、地元の木城町を含む全5町を回り、女性層を中心に支持を広げている。

 口蹄疫で家畜を殺処分された畜産農家の遠藤は、被害農家でつくる口蹄疫被害者協議会から推薦され、畜産関係者の票を固めつつある。同じ川南町出身で、自民党県議だった永友一美の支援者の一部が陣営に加わり、保守層にも浸透を図る。

 同じく川南町から出馬した林田は、同町や都農町を地道に回り、懸命に追い上げている。(文中敬称略)

(2011年4月7日 読売新聞)

2219チバQ:2011/04/10(日) 22:26:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110408-OYT8T00049.htm
新人、2現職追う 小林市・西諸県郡区

三つどもえ2氏が追う日南市区 無党派層取り込みが鍵串間市区

 ■小林市・西諸県郡区

◇小林市・西諸県郡(定2−候3)

宮原 義久48農業自現〈2〉

鮫島 憲明61建設会社役員無新 

丸山裕次郎42党県青年局長自現〈3〉

 旧小林市区と旧西諸県郡区が統合され、定数は1減。宮原、丸山の自民現職2人を無所属新人の鮫島が追う。

 地道な支援者回りを続けてきた宮原は、農村部を中心に幅広い年代に支持を広げている。前回は2位に2244票差を付けたが、楽観論を払拭し、公明推薦を追い風に上積みを図る。

 旧西諸県郡区選出の丸山は、新燃岳噴火の影響を強く受けた高原町が地盤で、防災対策などを訴えて同町に浸透。旧小林市域に選挙事務所を構え、市中心部での集票を狙う。

 鮫島は昨年4月の小林市長選に立候補、落選したが、引退する県議・水間篤典の元後援会幹部らを陣営に招いて体制を強化。市長選で得た4509票からの上積みを目指す。

 ■日南市区

◇日南市(定2−候3)

外山  衛53党県政調会長自現〈2〉

坂元 裕一62(元)県会議長無元〈6〉

高橋  透50農業社現〈2〉

 当初は無投票ともみられたが、坂元が告示10日前に立候補を表明し、三つどもえになった。リードする高橋を外山、坂元が追う。

 高橋は自治労や主要企業の労組が動き、大票田の旧市を中心に安定した戦い。無党派層にも一定程度、浸透している。「保守票が他の2人に割れて有利」とする楽観論もあり、陣営は払拭に躍起だ。

 外山は無投票当選の見方で緩みかけた雰囲気を一掃しようと、組織の引き締めに懸命。出身の日南高OBなどが主体の後援会組織がフル回転している。推薦する日南市漁協など水産業界で支持を拡大しており、同じく推薦を得た公明支持層にも期待をかける。

 坂元は旧北郷、旧南郷町で森林、建設関係を中心に支持を広げる。前哨戦は出遅れたが、挽回しようと、勝手連による草の根選挙を展開。2009年4月の日南市長選で落選したが、県議選は当選6回で、元県議会議長の実績を「即戦力」とアピールし、幅広い層への浸透を図る。

 ■串間市区

◇串間市(定1−候2)

岩下 斌彦65幼稚園理事長無現〈1〉

福留 成人50美容室経営無新

 岩下が先行し、福留が追う展開。昨年7月の補選と同じ顔合わせの一騎打ちとなり、定数1に対し、自民が2人を推薦した。両陣営とも、見送りとなった原発立地の是非を問う住民投票の結果を尊重する立場だったため、原発問題は争点になっていない。

 岩下は現職としての実績を強調し、建設、漁協関係などの保守票を手堅くまとめた。公明の推薦は好材料。保育料無償化などの公約を掲げ、主婦層などへの浸透も図る。

 自民党串間支部幹事長の福留は、保守票の一部を取り込みつつ、「生活者の視点」を掲げて無党派への食い込みを図る。自主投票となった農協の関係者からも、一部から支援を取り付けた。郊外をこまめに回り、個人票を積み重ねている。(文中敬称略)

(2011年4月8日 読売新聞)

2220チバQ:2011/04/10(日) 22:28:59
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104030001
県議選ルポ1/鹿児島市郡区
2011年04月03日

 2日午後、買い物客らでにぎわうJR鹿児島中央駅周辺では、各候補の選挙カーがひっきりなしに通り、通行人に拡声機で支持を呼びかけて回った。選挙カー同士がすれ違うこともしばしばだ。


 48万人の有権者を抱える鹿児島市郡区は定数17に対し、24人が立候補した最激戦区だ。定数削減により、今回から2議席減った。立候補した現職18人のうち必ず1人は落選する計算だ。
 鹿児島市中心部はマンションが林立し、無党派層も多い。過去の例からして県議選への関心は高いとは言えず、近年の投票率は50%代前半と県内でも下位に位置する。
 共通する明確な争点は見えにくい。各党は「新幹線を生かした経済振興」「福祉の充実」など、政治理念を中心とした訴えを展開する。県内各政党が候補者を擁立し、対決色も強い。候補者の多くは「国政の影響が強く出る選挙区」と口をそろえる。無党派層は県議選を通じて国政への評価をするとみる。
 国政与党の民主の候補者は現職と新顔のわずか2人。それでも県連幹部は「政権交代後の支持者離れもあり、新たに支持層を広げることは相当難しい」と共倒れ回避に必死だ。


 一方、県政与党の自民は12人の公認候補を立てた。勢いがあるように見えるが、候補者本人は得票の分散を懸念する。票が散れば他党の候補に競り負ける可能性があるからだ。


 公明、共産、社民は手堅く現有議席(3〜1)の維持を狙う。5人いる無所属候補は、出身母体である企業や推薦団体などの地盤固めに力を入れる。
 候補者はそれぞれ地区ごとの地元を持ち、強固な地盤を誇る候補者もいる。ある現職候補は「鹿児島市郡区では広くより深くが大切。街頭演説や辻立ちは選挙ムードを高める効果はあっても票にはつながらない。協力企業の朝礼回りなどで足元を固めたほうが票につながる」と話す。


 当落ラインと言われるのは1万票。候補者の多くは「地盤の票だけでは1万票を超えるのは難しい」と語る。市中心部に多いとされる無党派層の票をどれだけ上積みできるかが、勝敗を分けそうだ。
(森本浩一郎)

2221チバQ:2011/04/10(日) 22:29:19
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104030002
県議選ルポ2/薩摩川内、いちき串木野市区
2011年04月04日


ガンバロー三唱で気勢をあげる支持者ら=薩摩川内市

 「この30年近く、地域は原発とともに歩んできた」
 県議選告示日の1日、薩摩川内市区(定数3)に立候補した自民現職候補の1人は、第一声で原発問題をこう語り出した。
 市中心部から約10キロの海沿いに建つ九州電力川内原子力発電所。1978年に1号機が着工して以降、市への経済効果は交付金や地元建設業者への発注などで1690億円以上とされる。原発関連の仕事に就く市民も多い。世界最大級の3号機増設計画を市議会や市長が認め、県議会も昨年10月、最大会派の自民などの賛成多数で、増設を求める陳情を採択した。
 だが、東日本大震災に伴う福島第一原発の事故は、市民に衝撃を与えた。無職の男性(77)は「これまでは街のために原発はしょうがないと思っていたが、福島の事故を見て考えが変わった。経済振興も、安全には代えられない」と話す。
 増設に賛成した自民現職候補らも動揺を隠せない。自民からは田中良二氏(54)、鶴薗真佐彦氏(57)、外薗勝蔵氏(59)が立候補したが、告示日は3人とも「安全対策の徹底を求める」「エネルギー政策全体の中で原発を議論する必要がある」とし、増設の是非には踏み込まなかった。3人は原発を争点化せず、九州新幹線を生かした経済振興などを中心に訴えている。
 一方、無所属新顔の遠嶋春日児氏(56)=社民推薦=は選挙カーに「増設中止!」と掲げ、明確に反対を打ち出す。4年前も立候補し、反原発を訴えたが落選している。遠嶋氏は「福島の事故で、『原発はしょうがない』と黙認していた人が、『やっぱり嫌だ』と反対の声をあげ始めている。そうした声を受け止めていく」と話す。ただ、稼働中の1、2号機については「安全対策の徹底を求める」として停止までは求めていない。
   ◇    ◇
 川内原発から半径20キロ圏にほぼすべての市域が入る隣のいちき串木野市区(定数1)。当初は現職以外、立候補の動きがなかったが、福島第一原発の事故後、川内原発3号機増設に反対するため共産が急きょ候補者を擁立した。
 共産新顔の松下兼文氏(64)は、福島の事故を「安全神話が引き起こした。避難するような事態はごめんだ」と主張する。「思わぬ選挙戦になった」と話す自民現職の吉留厚宏氏(49)は「増設は凍結・見直しを、運転中の1、2号機は安全性の確保を求めていく」と訴え、党県議団のこれまでの主張とは一線を画している。
(寿柳聡、星賀亨弘、森本浩一郎)

2222チバQ:2011/04/10(日) 22:29:54
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104040002
県議選ルポ3/薩摩郡、西之表……
2011年04月05日


会合を回ってあいさつする候補者

 3日、さつま町湯田のホテルで開かれていた地元集落の総会と花見に、無所属新顔で元町長の井上章三氏(64)が駆けつけた。
 住民らを前に「私が出たため16年ぶりに選挙になった。県議をみなさんが選択する機会がなかった。その分、縁遠くなった。町のために身近に働く県議が必要だ」と訴えた。
 日曜日のこの日は会合や花見が集中。あいさつが終わるとすぐに次の会場に向けて駆け出した。「組織のない草の根選挙。足でかせぐしかない」と話す。
 県議選薩摩郡区(定数1)の選挙区はさつま町だけ。自民現職の宮島孝男氏(56)が井上氏の挑戦を受ける。前回は無投票だったため、選挙戦は今回が初めてだ。
 宮島氏は告示日の1日は出陣式の後、選挙カーに乗って町内を回った。集落をめぐり、「農業振興、畜産振興」「子どもを産み、育てやすい環境づくり」「林業振興」など、地域に合わせた政策を訴えた。宮島氏は「初の選挙戦なので実際に自分の名前を書いてもらえるのかわからないが、川内川と支流の激特(激甚災害対策特別緊急事業)や北薩横断道路など、県議として見届けたい事業がある」と再選に意欲を見せる。
   ◇    ◇
 選挙区再編で西之表市区と熊毛郡区が合併した西之表市・熊毛郡区(定数2)。熊毛郡区の日高滋氏(57)と、前回西之表市区で無投票当選した松里保広氏(53)の自民現職2人に、民主新顔の石田尾茂樹氏(52)が挑む三つどもえの戦いになった。
 石田尾氏は前回熊毛郡区で立候補し、日高氏に敗れた。今回は県連の公募に応募し、3人いる民主の公認候補の一人だ。県政与党の自民の議席を奪えるかが注目される。
   ◇    ◇
 志布志市・曽於郡区(定数1)では、「志布志事件」で無罪判決が確定した無所属現職の中山信一氏(65)のほか、新顔2人が立候補した。前回落選した元大崎町議の西高悟氏(51)は、今回は自民公認を受けた。大崎町の医師草野力氏(56)も交え、大隅地域の振興策などをそれぞれ訴えている。
   ◇    ◇
 曽於市区(定数1)では前回当選者が任期中に死去。次点で繰り上げ当選し6選を目指す自民現職の徳留紀寿氏(71)に、元市議の瀬戸口三郎氏(58)が挑む。
(星賀亨弘、三輪千尋、森本浩一郎)


●各選挙区の候補者
 薩摩郡区(定数1)
井上章三 64 無新
宮島孝男 56 自現(1)
 西之表市・熊毛郡区(定数2)
日高滋 57 自現(3)
松里保広 53 自現(4)
石田尾茂樹 52 民新
 志布志市・曽於郡区(定数1)
中山信一 65 無現(2)
西高悟 51 自新
草野力 56 無新
 曽於市区(定数1)
徳留紀寿 71 自現(5)
瀬戸口三郎 58 無新
(届け出順)

2223チバQ:2011/04/10(日) 22:30:23
4がない
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104060001
選挙区ルポ5/霧島市・姶良郡区……
2011年04月07日


街頭で演説し道行く人や車のドライバーに支持を求める候補者=霧島市

 県議選霧島市・姶良郡区は前回選挙と同じ顔ぶれになった。1度は県議を経験した5人が四つの議席をめぐって激しく争う。
 現職4人は4年間の実績を強調し、議席維持を狙う。2期目を目指す無所属の中重真一氏(34)は子育て真っ最中の経験から「子育て支援の政策などに取り組んだ」と実績や若さをPRする。無所属の桐原琢磨氏(57)は4選に向け「錦江湾を取り巻く自然環境の改善、医療保険制度の充実」などを掲げる。
 自民現職の2人はいずれも7期目を目指すベテランだ。田之上耕三氏(67)は「農林水産業の発展、災害に強い快適なまちづくり」などを中心に訴え、山田国治氏(65)は「県財政の健全化、地域産業の振興」などを掲げた。
 返り咲きに燃えるのが自民元職の高橋稔氏(59)。前回は780票差で敗れた。霧島市内で人口の多い旧国分市区選出の県議だったが、前回は他地域が手薄だったとの反省がある。「国分以外の地区にも支持を広げ、今回は雪辱を期す」と語る。
 選挙区は噴火活動が続く新燃岳周辺を抱える。霧島温泉街などの宿泊・観光施設では予約キャンセルが相次ぎ苦境に立つ。しかし未曽有の大災害となった東日本大震災で選挙カーでの活動時間が短縮され、候補者は山あいよりも有権者の多い都市部での運動が中心となりがちだ。温泉街の人たちからは「観光復興策も積極的に訴えてほしい」との声が漏れる。
     ◇
 姶良市は姶良、加治木、蒲生の3町が合併して昨年誕生した。新市になって初の県議選は定数2に4人が立った。自民現職が現有の2議席を守るか、新顔2人が議席を奪うかが焦点だ。
 自民の2人は現職としての活動を強調する。元加治木町長の川野威朗氏(66)は「県議の定数と報酬の見直し、教育の再生と文化・スポーツの振興に努めたい」などと訴え、2期目を目指す。酒匂卓郎氏(41)は「保育所の整備拡充など子育て支援と教育再生、農林水産業の振興、医療・福祉の充実、社会資本整備」などを掲げ3選を狙う。
 2人に挑む新顔はいずれも無所属。桃木野幸一氏(58)は民主と国民新の推薦を受けた。「自民県政をチェックし、少数、弱者の意見をしっかり反映させる」と意気込む。山崎正明氏(41)は4度目の県議選。「一人ひとりを大切にする県政、子供や孫に借金を残さない県政に」などと主張している。
(周防原孝司)

2224チバQ:2011/04/10(日) 22:30:59
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104070001
選挙区ルポ6/阿久根市・出水郡区
2011年04月08日


商店街やスーパーなど人の集まる所で支持拡大を図る候補者=阿久根市

 5日夜、阿久根市最北の八郷集落の公民館。車座になった住民40人の中心に自民現職で6選を目指すスーツ姿の中村真氏(69)がいた。選挙期間中に演説会を開いたのはこの夜だけだ。
 「西平良将新市長は政治の素人。今回はそのパートナーを選ぶ県議選です。知事の是正勧告も聞かなかった人が、県とのパイプ役になれるでしょうか?」


 矛先はまず前市長で無所属新顔の竹原信一氏(52)に向かったが、返す刀で同じ無所属新顔で前阿久根市議の古賀操氏(50)も斬る。「市長も新人、県議も新人ではやっていけない」


 この日の夕方、竹原氏は市内のショッピングセンター前で、ブルゾン姿でマイクを握った。「国、県とのパイプがなければ、社会が悪くなるようなことを言う人間は政治家として失格です」。中村氏に照準を絞った5分間の演説だった。


 竹原氏に対し中村、古賀両氏は、市長時代に議会不要論を唱えていながら県議選に立候補するのは「矛盾だ」と指摘している。


 この点について、竹原氏は「議会は議員によってしか変えられないでしょ」と反論する。具体的な公約を尋ねると、「私が県議会にいるだけでみんな気合が入るでしょ」と話した。


 阿久根市・出水郡区は阿久根市と長島町が選挙区で有権者は約2万9千人。阿久根市が有権者の7割を占める。古賀氏は1月の市長選で中村氏とともに西平氏を支持して竹原氏の3選阻止に協力したが、県議選では「反竹原」の一本化はならず、票が二分されることになった。


 古賀氏は、かつて反竹原派と呼ばれた前市議12人の一人だった。しかし、かつての「盟友」が応援してくれるわけではない。阿久根市では統一地方選の後半戦で出直し市議選がある。前市議らの支持者には、中村氏を支援する人もおり、安易に古賀氏の応援に回れないという背景もある。


 古賀氏は毎朝、青いウインドブレーカーを着て長島町と阿久根市の国道沿いで1時間半ずつ手を振って知名度アップを図る。竹原氏の政治手法を否定しながら、中村氏については「県とのパイプを誇示すること自体、旧態依然とした政治家のありようだ」と批判している。


   ◇   ◇


 三つどもえの戦いとなった出水市区は自民が2議席を守れるかが焦点。ともに自民現職の小幡兼興氏(68)は5選を、通畠幸一氏(61)は再選を目指す。高尾野町議、出水市議を務めた無所属新顔の堀口文治氏(57)が切り崩しを狙う。(原口晋也)


 阿久根市・出水郡区(定数1)
中村真 69 自現5
古賀操 50 無新
竹原信一 52 無新
 出水市区(定数2)
小幡兼興 68 自現4
堀口文治 57 無新
通畠幸一 61 自現1
(届け出順)

2225チバQ:2011/04/10(日) 22:31:31
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104080001
県議選ルポ7/南薩3選挙区
2011年04月09日


ゲートボールを楽しむお年寄りの輪に飛び込み、握手で支持を訴える候補者=南九州市

 青々とした茶畑が広がる。茶の産地として知られる南九州市では、まもなく新茶の収穫シーズン。準備に慌ただしい茶農家のそばを選挙カーが通り過ぎる。
 同市知覧町の茶農家の男性(56)は県議選にさほど関心がないというが、「候補者の選択肢が広がったことはいい」と話した。
 指宿市・揖宿郡区だった旧頴娃町が今回から編入され、知覧、川辺、頴娃の旧3町が対象になった県議選南九州市区(定数1)。前回までの川辺郡区から数え、選挙戦は24年ぶりだ。
 南九州市の基幹産業は農畜産業。なかでも荒茶生産は市町村単位で全国一を誇る名産地だ。だが荒茶の生産額は低迷し、高齢化で茶栽培をやめる農家もいる。収入が減っている状況は野菜や畜産農家でも同じだ。
 地元が抱える課題に、2候補者とも「農業や商工業の振興」を柱に掲げる。
 「変革」を旗印に無所属新顔で挑む柚木茂樹氏(57)は農業を中心とした地元振興や雇用創出を訴える。地域活性化には住民の声に耳を傾け、県を動かす県議の存在が必要だと説く。
 「これまで県政は住民にとって遠い存在だった。選挙戦となったことで有権者が候補者の主張を聞いて投票し、自分たちで選んだ県議が誕生するという機会が生まれた。地元と県の橋渡し役として役目を果たしたい」と意欲を見せる。
 迎え撃つ自民現職の川原秀男氏(64)は「経験」が最大の武器だ。だが5期連続無投票当選だっただけに危機感は強い。選挙戦に向け各地域の後援会を再構築。年明け以降、集落単位で集会を開き、県政での実績を繰り返し訴えてきた。
 川原氏は「南九州市は農業の町。農業生産額を上げ、農家の収入を向上させることが大切だ。商工業の振興も同時に進めなければ地域の発展にはつながらない」と主張する。
   ◇    ◇
 枕崎市区(定数1)では、6選を目指す県漁連会長で無所属現職の上野新作氏(76)に無所属新顔2人が挑む。元市議の原村且元氏(59)は街頭演説を精力的に行い、支持拡大に躍起だ。神園健氏(39)は若さをアピールし浸透を図っており、新旧交代が実現するかが焦点だ。
   ◇    ◇
 南さつま市区(定数1)では2009年11月に補欠選挙があった。補選で初当選を果たし、再選を目指す無所属現職の園田豊氏(51)に、補選で争った大迫忠興氏(68)と若手の堀之内欣也氏(41)の無所属新顔2人が挑む。(安斎耕一)

2226チバQ:2011/04/10(日) 22:35:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110406/20110406_0003.shtml
福岡市議選の終盤情勢<上>
2011年04月06日 14:40  96人が62議席を争う福岡市議選は、10日の投開票日に向けて終盤戦に入った。東日本大震災の「自粛」ムードの中で、各候補者は少しでも有権者にアピールしようと、訴えに力を込める。7選挙区の構図は異なるが、いずれも当落は予断を許さない激戦だ。選挙戦の終盤情勢を探った。 (敬称略)

 ●東区 東部で激しい戦い

 市内最多の定数12をめぐる現元新16人の争い。前回23人から候補者数が大きく減り、投票率にもよるが、当選ラインは上がるとみられている。

 自民現職森英は香椎、同じく川上は西戸崎の地盤で着々と票を固める。ともに民主で、前回最多得票の現職金出と、新人隈崎は千早・名島の地盤が重なり、票の掘り起こしに懸命だ。現有議席死守を目指す公明は現職の渡辺、山口が支持団体などの引き締めに全力。

 東部の和白周辺は前回同様に厳しい票の争奪戦。公明現職の尾花に、民主現職の阿部、自民現職の今林、みらい福岡現職の三角、無所属で社民推薦の新人落石の地盤が近接し、しのぎを削る。

 自民新人真武は多々良川以西で、無所属現職の藤本は香椎を拠点に、支持拡大の構え。前回議席を失った共産元職の綿貫と、ふくおかネットワークの新人森文は、組織票固めを徹底する。みんなの党新人吉武は党を前面に出し無党派層を狙う。

 ●博多区 14候補による混戦

 定数9をめぐる14人の混戦。30、40代の新人や実績のある元職の動向が注目されている。

 民主現職で有力労組出身の田中は、那珂南を足場に組織票結集に全力。自民は現職3人で、3回連続トップ得票の川口が那珂、福田は吉塚を中心に手堅い戦い。南原は地元の諸岡に加え、博多部でも支持を集める。公明は現職石田と新人古川が区を南北に分け、支持団体を軸に浸透。

 みらい福岡は、現職の鬼塚が福岡空港周辺で支持固め。新人浜崎は、元副議長の父親の地盤・三筑で知名度アップを狙う。

 共産現職の比江嶋は千代を、社民元職の高田は堅粕を拠点に、組織票の取りまとめに必死。日本創新党公認の新人日下部は全域で浸透を急ぐ。ともに無所属新人で、民主推薦の新村、みんなの党推薦の平石や、石井は浮動票の取り込みを図る。

 ●中央区 鍵握る無党派層票

 支持基盤の固い現職に、新人が挑む形。定数7を現職6人と新人7人が争い、都市部の無党派層票が鍵を握る。

 自民2人はいずれも議長経験者。現職稲員は赤坂、現職妹尾は舞鶴や大名を中心にそれぞれ地盤の引き締めを進める。民主は、前回トップ当選だった現職の田中が、平尾を拠点に支持拡大を図る。新人の渋谷も、労組票などの上積みを狙う。

 公明現職の楠は支持団体を中心に手堅く票固め。共産現職の星野は支持層への浸透を着々と進める。みらい福岡現職の水城は荒戸を軸に実績アピールに力を注ぐ。

 無所属新人で自民推薦の中島は、引退したベテラン市議の地盤を引き継いだ。無所属新人の橋田は草香江を拠点に支持拡大に懸命だ。

 みんなの党新人の御厨は知名度アップに全力。無所属新人の前田は子育て世代への浸透を狙う。同じく無所属新人の加藤、古賀は票の掘り起こしに力を入れる。

2227チバQ:2011/04/10(日) 22:36:24
    ×      ×

 ●東区(12−16)

森文子 45 ネ新
渡辺裕江 59 公現2
尾花康広 47 公現1
川上晋平 39 自現3
三角公仁隆 55 ら現1
森英鷹 56 自現4
阿部正剛 48 民現1
真武研二 42 自新
綿貫英彦 44 共元1
藤本顕憲 66 無現4
今林秀明 50 自現1
金出公子 63 民現2
山口剛司 52 公現2
隈崎啓一郎 37 民新
落石俊則 55 無新
吉武輝実 57 み新

 ●博多区(9−14)

比江嶋俊和 64 共現4
川口浩 50 自現6
浜崎太郎 44 ら新
石田正明 58 公現3
古川清文 42 公新
田中丈太郎 38 民現1
石井英俊 34 無新
高田保男 63 社元5
南原茂 57 自現4
鬼塚敏満 68 ら現4
新村優 30 無新
平石洋介 34 無新
福田衛 39 自現1
日下部晃志 34 諸新

 ●中央区(7−13)

加藤じゅん 44 無新
中島正裕 49 無新
水城四郎 41 ら現3
稲員大三郎 66 自現8
楠正信 56 公現1
妹尾俊見 67 自現6
橋田和義 40 無新
渋谷陵候 36 民新
星野美恵子 60 共現5
前田薫子 33 無新
御厨幸弘 58 み新
古賀達也 34 無新
田中慎介 32 民現1

    ×      ×

 一覧表の候補者は届け出順。党派の略称は、民=民主、自=自民、公=公明、共=共産、社=社民、み=みんな、ら=みらい福岡、ネ=ふくおかネットワーク、平=平成会、諸=諸派、無=無所属。現元新の後に続く数字は当選回数。


=2011/04/06付 西日本新聞朝刊=

2228チバQ:2011/04/10(日) 22:36:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110407/20110407_0001.shtml
福岡市議選の終盤情勢<下>
2011年04月07日 14:37  ●南区 政党間の攻防注目

 定数が1減した11議席を現職10人、新人5人の計15人で争う。自民が市内最多の5議席を持つ選挙区で、政党間の攻防が注目される。

 上積みを狙う民主は、現有議席より1人多い3人を擁立。前回トップ当選の現職三原は労組を中心に支持固め。現職山下は高宮、新人財津は大橋を拠点に支持拡大を図る。

 自民は、市議長の現職光安が区南部で積極的に展開。現職伊藤も地盤の引き締めを進める。現職飯盛は長住を、現職打越は井尻を中心に攻勢を強める。新人川上は引退した議長経験者の父親の地盤を引き継いだ。

 公明現職の大石と松野は支持団体への浸透に全力。みらい福岡現職の国分は若久などで地盤固めを進める。共産現職の宮本と、ふくおかネットワーク新人の今井はそれぞれ支持層にアピール。みんなの党新人の富永は、高宮を足場に支持拡大を狙う。無所属新人の本山はサラリーマン層への訴えに力を入れる。

 ●城南区 12人が激しく競る

 市内で最も有権者が少なく、定数は最少の6。この議席を、2倍の12人で争う「最激戦区」だ。現職5人、新人7人が激しく競り合っている。

 8期連続トップ当選の実績がある平成会現職の高山は、区内全域に浸透を図る。公明新人の篠原は引退市議の地盤を引き継ぎ、支持団体を軸に手堅い戦いを進めている。

 自民は現職の阿部が長尾を拠点に地盤固め。新人の北嶋は田島を中心に支持を拡大する構えだ。民主は現職太田が鳥飼を中心に北部で、新人の調は七隈周辺の南部で票の掘り起こしを進める。

 ふくおかネットワークの現職高森と、共産の現職倉元はそれぞれの支持層への浸透に力を注ぐ。みんなの党新人の丸田と、同党とみらい福岡の推薦を得た無所属新人の国分は、いずれも党を前面に出した戦い。無所属で自民推薦の新人永野は追い上げに懸命だ。無所属新人の川副は、地域主権などを訴えている。

 ●早良区 新旧交代進み過熱

 ベテラン市議5人が引退。定数が1減した9議席を現職5人、元職1人、新人10人の計16人が争う混戦だ。引退市議をこれまで支持してきた票の争奪戦が過熱している。

 民主は拠点が北部の現職栃木、南部の現職玉井が地盤固めを進める。新人松本は中部を中心に票の掘り起こしに懸命。

 自民新人の津田、無所属で自民推薦の新人大森は、ともに8期務め引退した父親の後継。公明は現職黒子が支持団体を固め、新人高木は引退市議の支持層浸透を進める。

 みらい福岡現職で自民推薦の平畑は高取周辺を地盤に堅実な戦い。共産現職の中山は遊説で広く支持を呼び掛ける。引退市議の後継となった無所属新人の関屋、元県議の無所属新人大原はいずれも自民推薦で、南部を中心に票獲得に活発に動く。市長選に出た無所属元職の荒木、みんなの党新人平田は支持拡大に全力。無所属新人の飯野、占部、黒岩は懸命に支持を訴えている。

 ●西区 10候補の少数激戦

 7区で唯一定数が1増え8議席になる一方、候補者は最少の10人。少数激戦の中で、現職7人全員が立候補し、支持基盤固めを進める。新人3人は食い込もうと、懸命に追い上げている。

 民主は前回、市内最多得票だった現職江藤が壱岐地区を中心に浸透を図る。新人の斉藤は北東部を拠点に自転車で細かく遊説、票の掘り起こしを進める。

 自民は現職小畠が区東部、現職冨永が西部で地盤を堅持。みらい福岡現職の笠は田尻、元岡を固め、東部への支持拡大も目指す。公明現職の川辺は支持団体を軸に、手堅い戦いぶり。

 共産の現職熊谷、社民推薦で無所属現職の池田は無党派層への浸透も狙い、再選に全力。みんなの党新人の寺島は街頭演説を繰り返し、浮動票取り込みを狙う。無所属新人の宮崎は独自の戦い。

2229チバQ:2011/04/10(日) 22:37:59
   ×      ×

 ●南区(11−15)

宮本秀国 67 共現6
富永周行 36 み新
飯盛利康 33 自現1
国分徳彦 53 ら現3
山下謙二 64 民現1
三原修 54 民現3
財津由香 39 民新
本山貴春 29 無新
川上陽平 34 自新
大石修二 50 公現4
松野隆 48 公現1
光安力 62 自現4
今井明美 51 ネ新
打越基安 56 自現2
伊藤嘉人 50 自現3

 ●城南区(6−12)

永野繁一 53 無新
丸田輝久 51 み新
篠原達也 51 公新
北嶋雄二郎 61 自新
倉元達朗 43 共現3
川副陽介 63 無新 
高山博光 71 平現8
国分孝徳 44 無新 
高森清子 62 ネ現1
太田英二 39 民現1
阿部真之助 46 自現2
調崇史 32 民新

 ●早良区(9−16)

飯野健二 50 無新
大森一馬 45 無新
平田真一 60 み新
黒子秀勇樹 55 公現4
玉井輝大 59 民現1
松本一郎 28 民新
占部正文 64 無新
関屋道治 51 無新
大原弥寿男 59 無新
津田信太郎 36 自新
栃木義博 57 民現3
黒岩孝二郎 60 無新
荒木龍昇 59 無元2
高木勝利 47 公新
平畑雅博 48 ら現2
中山郁美 51 共現2

 ●西区(8−10)

斉藤哲也 27 民新
川辺敦子 57 公現2
熊谷敦子 58 共現1
寺島浩幸 49 み新
笠康雄 63 ら現3
小畠久弥 60 自現4
池田良子 59 無現1
江藤博美 59 民現3
冨永計久 62 自現3
宮崎光子 48 無新

    ×      ×

 一覧表の候補者は届け出順。党派の略称は、民=民主、自=自民、公=公明、共=共産、社=社民、み=みんな、ら=みらい福岡、ネ=ふくおかネットワーク、平=平成会、諸=諸派、無=無所属。現元新の後に続く数字は当選回数。文中敬称略。

2230チバQ:2011/04/10(日) 22:38:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110402/20110402_0003.shtml
県議選 注目の4選挙区
2011年04月02日 15:19  県議選(定数86)が1日告示され、無投票となった13選挙区(同20)を除く33選挙区(同66)で9日間の選挙戦がスタートした。麻生渡知事の引退で16年ぶりに新しい県政のかじ取り役を決める選挙が同時に行われる中、各候補者はさまざまな県政課題にどう取り組もうとするのか。県内選挙区の中で特に激戦が予想される4選挙区について情勢をまとめた。

 ●春日市 2議席 5人で争奪戦

 定数2に現職1人、新人4人の計5人が立候補した。現職を擁する民主に対して、自民は2人を推薦し議席独占を狙う。みんなの党も絡み、激戦は必至だ。

 みんなの党の新人中村孝三氏は4回目の立候補。党のアピールに力を注ぐ一方、民主、自民批判層への浸透を図る。

 無所属新人の平山喜基氏はボランティアを募集し、草の根選挙で臨む。松下政経塾出身で前々回に次いでの挑戦。

 無所属新人の松尾嘉三氏は春日市議を辞し、県議選に挑む。自民の推薦を受け、市議時代の実績をアピールする。

 無所属新人の中牟田伸二氏はサラリーマンからの転身。知名度は低いが、自民に加えて公明の推薦も受けた。

 唯一の現職、民主の岸本善成氏は1期4年の実績を強調。党への逆風の中、若さを強調し、幅広い支持を目指す。

 ●小倉北区 5党の公認候補激突

 定数が1減して3となった中、県内の選挙区で唯一、主要5党の公認候補が顔をそろえた。

 民主現職の原田博史氏は、政権批判の逆風を浴びる中での選挙戦。労組や支援団体への浸透を図りながら地域での支持拡大に躍起だ。共産新人の永田浩一氏は、前回失った党の議席を奪還するため、従来の党の支持者に加え、無党派層の取り込みに力を入れる。

 公明現職の壹岐和郎氏は、支持母体の創価学会がフル回転。震災対応など党の活動実績を前面に出して支持者を固め、議席維持を図る。みんなの党新人の佐藤栄作氏は、元県議の父親の後援会や同級生を中心に選挙戦を展開。若さをアピールし、既成政党批判の受け皿を狙う。自民現職の中村明彦氏は、7期28年の実績や国政とのパイプを強調。長年かけて築いた後援会を軸に経済界や保守層を手堅くまとめる。

 ●直方市 元職転出 三つどもえ

 前回まで4回連続立候補した元職が直方市長選へ転出。定数は1で、無所属現職の野下昭宣氏と無所属新人の高木直行氏、自民新人の香原勝司氏による三つどもえの戦いとなった。

 前回583票差で一騎打ちを制した野下氏は、農政連の推薦を受けた。通算3期の知名度を生かし、第一声では「県や市の職員と力を合わせ、地域の問題に取り組んできた」と実績をPRした。

 高木氏は、「東日本の大震災は遠い場所の話ではない。国民の命を守るのが政治だ」として、遠賀川の水害対策の必要性を強調、自民党国会議員の秘書を務めた経験も訴えた。

 香原氏は、党公認を前面に打ち出し、地元企業や団体の推薦も積極的に受けた。「雇用不安や高齢化問題を解決するために、自民党の県議が必要だ」と支持層の結束を呼び掛けた。

 ●大牟田市 定数減 生き残りし烈

 定数が1減、2議席を4人で争う。激しい前哨戦を繰り広げた各陣営は票の上滑りを警戒する。

 自民現職高岡新氏は第一声で、「後継者がいなかった」と多選批判を意識しながらも、8期目への決意を表明した。培ってきた個人票の積み上げを着実に進める。

 共産新人の中西倫仁氏は支持者を前に、東日本大震災の原発事故に触れ「大牟田を防災と福祉のまちに転換したい」と力を込めた。街頭演説などで基礎票固めを急ぐ。

 無所属新人で社民、民主の推薦を受けた大橋克己氏は、前回トップ当選した故人の後継者。出陣式では元労組員など高齢者が目立ったが、無党派層への浸透も狙う。

 「県の支援を持ってくるのは私に任せて」。自民現職田中秀子氏は出陣式で県とのパイプ役を強調。陣営内には激戦への危機感もあり、企業・団体の引き締めに懸命だ。


=2011/04/02付 西日本新聞朝刊=

2231チバQ:2011/04/10(日) 23:05:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110410-00000094-jij-pol
前阿久根市長の竹原氏落選=道府県議選の注目候補―鹿児島【統一選】
時事通信 4月10日(日)22時41分配信

 道府県議選のうち、鹿児島県議選(定数51)には前阿久根市長の竹原信一氏(52)=無所属=が挑んだが、落選した。竹原氏は、市職員のボーナスカットや副市長の選任といった重要案件について市議会を開かないまま専決処分を繰り返すという政治手法で注目を浴びた。昨年12月の市長リコール(解職請求)に基づく住民投票で失職、今年1月の出直し市長選で敗れていた。 (了)
竹原信一(たけはら・しんいち)

2232チバQ:2011/04/11(月) 22:13:13
>>2129>>2221
http://www.asahi.com/politics/update/0411/SEB201104100026.html
川内原発の増設中止訴えた候補、初当選 鹿児島県議選2011年4月11日19時44分
 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の3号機の増設計画が争点に浮上した、鹿児島県議選薩摩川内市区(定数3)では、増設中止を訴えた社民推薦の無所属新顔、遠嶋春日児(はるひこ)氏(56)が自民現職3人の議席独占を阻み、初当選した。

 当選を決めた遠嶋氏は「3月11日の地震から原発問題の関心が高まった。今後、(増設問題を)どうするんだということを考える契機を与えてくれた。(これまでの政策を)大きく転換する契機になった」と増設計画の見直しを訴えていく考えを語った。

 3号機の出力は世界最大級。遠嶋氏は前回も反原発を訴えたが落選した。今回の選挙カーには「増設中止!」の大文字を掲げた。

 対する自民3人は選挙戦で「安全対策の徹底を求める」としつつ、増設への賛否は明かさず、明確な争点化を避けた。自民が過半数を占める県議会と知事は昨年、増設に同意したが、福島の事故で周辺自治体からは増設凍結を求める声が上がっていた。

 自民候補の1人も震災後の有権者の意識の変化を感じ、「(震災発生の)3月11日までは90%の市民が増設を待っていたが、今は状況が違う」と認めていた。

http://www.asahi.com/business/update/0411/SEB201104110008.html
川内原発の増設計画、凍結 鹿児島県が手続き保留を要請2011年4月11日21時42分
 九州電力は11日、計画中の川内原子力発電所3号機(鹿児島県薩摩川内市)増設について、当面手続きを見合わせる考えを明らかにした。鹿児島県の伊藤祐一郎知事がこの日、周辺の海の埋め立て申請など建設に必要な手続きを保留するよう求めたためだ。
 川内3号機の増設計画は東京電力福島第一原発の事故を受けた国の安全基準見直しまで事実上凍結される見込みだ。
 川内3号機は出力159万キロワットで世界最大級。2014年に着工し、19年に運転開始予定だ。昨年、伊藤知事が増設の計画に同意し、国が重要電源開発地点に指定した。
 伊藤知事は「同意撤回はありえないが、安全性が担保されていないことが明らかになった。福島の事故が落ち着かないと、手続きは進められない」と話した。

2233チバQ:2011/04/11(月) 22:14:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000255-mailo-l46
’11統一選かごしま:県議選 自民現職、相次ぎ苦杯 /鹿児島
毎日新聞 4月11日(月)15時44分配信

 ◇民主、現職が1議席死守
 県議選は10日投開票された。定数3減となり、無投票を除く15選挙区の42議席を70人(現職41、元職2、新人27)が争った。民主は鹿児島市・郡区で現職が1議席を死守した。自民は南九州市区などで現職の落選が相次いだ。当日有権者数は113万8576人。投票率は53・23%で、過去最低を更新した。【福岡静哉】
 ◇投票率53.23%、過去最低
 今回の県議選は定数3減に伴い23選挙区が21選挙区に再編され、計79人が出馬した。内訳は民主3▽自民42▽公明3▽共産3▽社民1▽無所属27。6選挙区で自民現職9人が無投票当選した。
 現有1議席の民主は政権与党の力を背景に候補者増を目指したが、鹿児島市・郡区(定数17)で現職と新人の2人▽西之表市・熊毛郡区(同2)で新人1人の計3人にとどまり、票の掘り起こしに広がりを欠く選挙戦となった。
 現有38議席の自民は枕崎市区、南さつま市区を除く19選挙区で計42人を擁立。無投票で現職9人を当選させたうえ、13選挙区で33人(現職28▽元職2▽新人3)が、さらなる議席増加を目指した。
 公明は鹿児島市・郡区で現職3人を擁立し現有議席の維持に支持層をフル動員。共産は現職1人、新人2人を擁立。社民は鹿児島市・郡区で現職が引退し、後継の新人が1議席死守を目指した。
 また連合は9人(民主1、社民1、無所属7)を推薦し、県議会第2会派・県民連合=現有7人=の拡大を目指した。
 選挙区別では、鹿児島市・郡区は定数2減となり、民主2▽自民12▽公明3▽共産、社民各1▽無所属5−−の24人による激戦区となった。現職も危機感を強め、他候補の地元に攻め込むなど、なりふり構わぬ候補もいた。福島第1原発の事故を受け、連合推薦の現職らは川内原発3号機の「増設反対」を掲げ、支持拡大を図った。
 薩摩川内市区(定数3)は3号機増設に同意した自民現職3氏に対し「増設反対」を掲げる無所属新人=社民推薦=が挑んだ。いちき串木野市区(同1)は増設同意の自民現職に対し、共産が告示直前に新人を擁立するなど原発増設問題が争点となった。
 阿久根市・出水郡区(同1)は竹原信一前市長がくら替え出馬。自民現職、無所属新人との三つどもえの戦いとなり注目を集めた。合区された鹿屋市・垂水市区(同4)と西之表市・熊毛郡区(同2)はいずれも現職、新人が入り乱れた。
 このほか出水市区、姶良市区の2人区で自民現職と無所属新人が対決し、混戦に。薩摩郡区(同1)は自民現職に前さつま町長が挑む激戦となった。南九州市区(同1)は24年ぶりの選挙戦。曽於市区(同1)は前回に続き保守分裂選挙だった。
 ◇投票用紙引換券の男女別色分け廃止−−鹿児島市選管
 ○…鹿児島市は今回の県議選から、投票所で本人確認後に配る投票用紙引換券の男女別色分けを廃止した。性同一性障害を持つ有権者から「精神的な苦痛になっている」と要望があったため。
 市選管によると、これまでは男女別の統計を取るため、男性には青、女性には桃色の引換券を配っていたが、今回からオレンジ色に統一した。ただ、男女別の統計を引き続き取るため、女性用には、右下の角を一部切り取った引換券を配った。
 ◇合区で埋没不安「公平な目線を」−−垂水市民
 ○…再編で旧鹿屋市区(定数3)と旧垂水市区(同1)が合区した鹿屋市・垂水市区(定数4)。垂水市の山間部で集落活性化に知恵を絞る商業、宮下直弥さん(30)は「選挙結果によっては、置き去りにされるという心配を抱く垂水市民も多い」と話した。垂水市は大隅半島の玄関口。「全線開業した新幹線効果を半島全体に波及させる要の位置にある。公平な目線で、地域特性を生かした政策実現に期待したい」と新選良に注文をつけた。

2234チバQ:2011/04/11(月) 22:15:27
 ◆南九州市区
 ◇24年ぶり選挙戦 柚木さん初当選
 24年ぶり選挙戦となった南九州市区(定数1)は無所属新人の柚木茂樹さん(57)が、自民現職、川原秀男さん(64)の7選を阻んだ。
 川原さんの5期連続無投票当選に対し「変革」を掲げた柚木さんは地盤の旧知覧町に加え、川原さんの地盤の旧川辺町でも元町長が支援。旧頴娃町でも浸透を図った。川原さんは危機感を強めこまめにミニ集会を開き、初めて公明の推薦を受けたが、及ばなかった。
 ◆枕崎市区
 ◇三つどもえ制し、上野さんが6選
 枕崎市区(定数1)は、候補者の中で最高齢の無所属現職、上野新作さん(76)が三つどもえを制し、6選を果たした。
 上野さんは元自民党県連幹事長。09年衆院選鹿児島3区で国民新党から出馬した元職候補を支援するため自民を離党。今回、無所属で選挙戦に臨んだ。多選や高齢批判に加え、3区で国民新元職に敗れた自民前職側が、他陣営を支援する動きもあったが、基幹産業・水産業の関係団体など多くの支援を得て議席を守った。
 ◆志布志市・曽於郡区
 ◇組織力で西高さん 中山さん3選阻む
 志布志市・曽於郡区(定数1)は無所属現職で3選を目指した中山信一さん(65)が自民新人、西高悟さん(51)に敗れた。
 中山さんは03年県議選で買収罪に問われたが、07年3月に無罪が確定。これを追い風に直後の07年県議選で悲願の返り咲きを果たした。しかし今回、空白区解消を目指す自民党県連が徹底的にテコ入れ。前回分裂した保守層が一本化されたこともあり、中山さんに再び風は吹かなかった。
 ◆いちき串木野市区
 ◇原発反対派退け、吉留さんが3選
 いちき串木野市区(定数1)は自民現職の吉留厚宏さん(49)が、川内原発3号機増設反対を訴えた共産新人の松下兼文さん(64)を破り3選を果たした。
 当初は吉留さんの無投票当選とみられたが、福島第1原発事故を受け、松下さんが告示4日前に出馬表明。昨年9月県議会で増設推進陳情に賛成した吉留さんに対し、松下さんは原発に不安を抱く有権者の受け皿を狙ったが及ばなかった。

4月11日朝刊

2235チバQ:2011/04/12(火) 19:59:18
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20110412ddlk46010693000c.html
’11統一選かごしま:“現職受難”の県議選 有権者、変化求める? /鹿児島
 10日投開票された県議選は定数3減の影響もあり、現職は12人が落選した。平成に入ってから最多で“現職受難”の選挙となった。会派別では、最大会派・自民は11日、無所属新人1人を追加公認し33に。現有38から5議席減らした。第2会派・県民連合(民主、社民、無所属)は現有7議席を維持する見通し。公明、共産も現有を死守したが、ともに得票数を減らした。【福岡静哉】

 ◇自民、不調
 自民は公認42人のうち9人が無投票当選。残り33人のうち、4〜6期のベテランら現職9人を含む10人が落選した。当選者32は過去最低。県連の池畑憲一幹事長は「定数3減、川内原発問題に加え、保守系の無所属新人に自民公認が敗れる選挙区が目立った」と振り返った。

 県連は11日、曽於市区(定数1)で自民現職を破った無所属新人、瀬戸口三郎氏(58)を追加公認し、計33人とした。選挙後に保守系無所属が会派入りし、議席数を増やすのは自民のお家芸。池畑幹事長は「今回も複数が会派入りする可能性がある」と言う。ただ今のところ、現有38には届かない見通し。

 ◇県民連合善戦
 県民連合(現有7人)は、連合鹿児島の推薦が共通点。連合推薦9人(現職6、新人3)のうち6人が当選したが、霧島市・姶良郡区や志布志市・曽於郡区などで現職3人が落選した。当選者6人(民主1人、社民1人、無所属4人)に加え、姶良市区で連合が支持した無所属新人、桃木野幸一氏(58)=民主推薦=が県民連合入りし、現有議席は確保する。また、別の無所属新人1人へも働き掛ける。連合の川野和幸会長は「現職3人の落選を新人が穴埋めし、何とか現有を確保できた」と振り返った。

 ◇党公認も苦戦
 低投票率で無所属の中でも特定の組織を持たない候補には厳しい選挙とみられたが、鹿児島市・郡区(定数17)では「純粋無所属」を標ぼうし議員報酬半減などを訴えた新人、下鶴隆央氏(31)が3位当選した。枕崎市区(同1)では同、神園健氏(39)が若手市民を中心とした運動で6選した現職に149票差まで詰め寄った。鹿屋市・垂水市区(同4)でも同、郷原拓男氏(33)が自民現職に次いで次点と善戦した。

 ある党関係者は「現職、党公認が苦戦しており『変化』を求める思いが有権者の底流にあると感じた。鹿児島でも大阪などのように地域政党が候補を擁立していればある程度の議席を得ていた可能性がある」と分析した。

 ◇原発反対派に追い風 福島事故受け争点に浮上
 県議選は、福島第1原発事故を受け、川内原発1、2号機の安全性や、3号機増設の是非が争点に急浮上した。薩摩川内市区(定数3)では増設反対派が初当選し、賛成派の1人が落選。鹿児島市・郡区(定数17)では九電組織内の現職が苦杯をのんだ。

 「自民のほかの2人はしっかり戦ったのだから、逆風をしっかり受け止める度量が私に無かったということ」。薩摩川内市区で落選した自民現職、鶴薗真佐彦氏(57)は11日夜、薩摩川内市永利町の選挙事務所で、こう敗戦の弁を述べた。

 自民現職3人は昨年9月県議会で3号機増設の推進陳情に賛成し、福島第1原発事故で逆風となった。前回も同じ4人が出馬し、3位の鶴薗氏と4位で落選した遠嶋春日児氏(56)の得票は1905票差あった。今回、鶴薗氏は3位の遠嶋氏に3174票の差をつけられた。

 鹿児島市・郡区(定数17)でも「原発の風」が吹いた。九電組織内候補の無所属現職、山口修氏(63)が落選。陣営関係者は「激しい逆風。九電内は固まっても、広がりを欠いた」とため息をつく。逆に「原発反対」を訴えの軸にした無所属現職、柳誠子氏(50)は前回より当選順位を上げた。陣営は「原発反対の訴えに対する有権者の反応がとても良かった」と振り返った。

2236チバQ:2011/04/12(火) 19:59:33
 ◇阿久根・竹原氏支持に陰り? 落選、市議選に影響も
 阿久根市・出水郡区(定数1)に立候補した阿久根市の竹原信一前市長(52)は、当選した自民現職、中村真氏(69)に2398票の大差で敗れた。固定票を持つ阿久根市でも中村氏に届かず、24日投開票の同市議選(定数16)への影響は必至だ。

 落選が決まった10日夜、竹原氏は報道陣に「数字が出たという事。ほかになにもない」と力無く答えた。昨年末の市長リコール住民投票や1月の出直し市長選と比べ、落胆の色を隠せない様子だった。

 阿久根市での竹原氏の固定票は過去の選挙などから約7000票とみられ、地盤のない長島町での劣勢を阿久根市で挽回する作戦だった。ところが同市でも中村氏に238票及ばず、陣営は「手応えはあったが……。投票率が伸び悩み不利に働いた」と悔やんだ。

 中村氏陣営も、阿久根市での“善戦”は「予想外」と受け止めている。ある陣営幹部は「県とのパイプ役として誰が適任か、有権者が冷静に判断した。議会批判をしていた竹原氏が県議に出ることの矛盾を感じた人も多かったのでは」と分析した。

 阿久根市では、住民投票による議会解散に伴う出直し市議選が17日告示され、10人以上擁立予定の竹原派が過半数奪取を狙うが、今回の県議選の結果に危機感を募らせている。

 出馬予定のある竹原派前市議は「活動が頭打ちしている。民主主義うんぬんというこれまでの主張は、市民の心をとらえ切れていない」と顔をしかめた。別の前市議も「影響は大いにあるだろう。各候補が頑張るだけだ」と言葉少なだ。

 一方、反竹原派の立候補予定者は「市議選は投票率が上がるので気は抜けないが、竹原支持に陰りが出てきた」と見ている。【村尾哲】

 ◇投票率は過去最低更新 有権者の関心高まらず
 県議選の県全体の投票率は53・23%(前回比3・95ポイント減)で、前回に続き過去最低を更新した。東日本大震災を受け有権者の関心が最後まで高まらなかったことなどが背景にあるとみられる。定数2減の激戦で候補者が票の掘り起こしに努めた鹿児島市・郡区も過去最低を更新する46・64%(同3・91ポイント減)で初めて50%を割り込んだ。

 選挙戦となった15選挙区のうち、前回無投票でなかった12選挙区で投票率が伸びたのは、前市長が出馬し混戦の阿久根市・出水郡区69・54%(同10・73ポイント増)▽激戦の枕崎市区60・63%(同6・52ポイント増)▽合区で乱戦の鹿屋市・垂水市区54・27%(同1・20ポイント増)の3選挙区だけ。いちき串木野市区は川内原発増設問題を主な争点に一騎打ちとなったが、共産新人の出馬表明が告示4日前と出遅れたことも響き、鹿児島市・郡区に次ぎ2番目に低い47・84%(同22・69ポイント減)だった。【福岡静哉】

2237チバQ:2011/04/12(火) 20:00:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110411-OYT8T01180.htm
無所属躍進 政党離れ象徴

組織型選挙見直し必要か
 10日に投開票された統一地方選前半戦の県議選(定数51)は、自民が前回県議選(2007年)に比べて6議席減らす一方、無所属の当選者が3人増えた。現有議席を確保した各政党も下位当選が目立ち、有権者の政党離れを象徴する結果となった。各党は今後の国政選挙に向け、支持団体の集票力に頼る組織型選挙の見直しを迫られそうだ。

 選挙区再編で定数3減となった今回、自民は現職37人を含め42人を擁立。12人を公認した鹿児島市・鹿児島郡区(定数17)で4人が落選するなど厳しい選挙戦となった。

 政権与党として初の選挙戦に臨んだ民主も、鹿児島市・鹿児島郡区の1議席にとどまった。当選した現職は前回トップ当選だったが、今回は新人候補と票が分散したこともあり、前回に比べて得票は約6200票減った。

 同選挙区で現有議席を死守した公明、共産、社民の3党も、前回と同数の候補者を擁立しながら、いずれも総得票数を減らした。

 一方、無所属候補は13人が当選し、うち新人が8人を占めた。鹿児島市・鹿児島郡区で初当選した無所属新人は、既存政党と一線を画した「純粋無所属」をアピールし、1万票余りを獲得して3位当選を果たした。

 また、無所属新人と自民現職が一騎打ちとなった1人区の3選挙区(曽於、南九州市、薩摩郡)では、無所属新人が全勝。南九州市区で、7選を狙う自民現職を破った無所属新人は、「組織型選挙の時代は終わった。県政に地元の声が届かない現状を変えたいという市民の思いが勝利につながった」と勝因を分析した。

 平井一臣・鹿児島大教授(政治学)は今回の結果について、「政権交代後に民主党が国民の信頼を失い、有権者に『この政党ならば』という期待感がなくなっている。支持団体に軸足を置くのではなく、幅広い有権者と対話の機会を作っていかなければ、政党離れの流れは止められないだろう」と指摘した。

(2011年4月12日 読売新聞)

2238チバQ:2011/04/12(火) 20:00:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110412-OYT8T00006.htm
宮崎市区若手が躍進

29歳トップ当選、2位は33歳


支援者と抱き合って当選を喜ぶ清山さん  県議選宮崎市区(定数12)では、29歳の無所属・清山知憲さんと、33歳の民主・渡辺創さんの新人2人が1、2位を占めた。同市区の投票率が前回の49・68%(旧清武町は含まず)より5ポイント近く下がる中での躍進で、将来性などに期待する有権者が多かったとみられる。

 清山さんは10日夜、「選挙経験がない29歳が1位当選したという事実は、県政を変えたいという県民の思いの表れ」と勝因を分析。11日朝、都城市区(定数6)で当選した無所属新人・二見康之さん(30)から電話を受け、「お互い頑張ろう」と励ましあった。

 昨年10月に宮崎大医学部を退職して出馬。「東大卒の29歳の医師」として、知名度は急速に上昇した。訴えは医師確保を中心にした社会保障にほぼ一本化。父の雅晴さん(60)がほかの政策も訴えるよう助言すると、「自分は勉強が足りない。当選後にもっと勉強し、ほかの分野に挑戦したい」と説明したという。

 2位当選の渡辺さんは、昨年夏の参院選宮崎選挙区で落選した雪辱を果たした。

 引退する県議の地盤を引き継ぎ、参院選で培った人脈を駆使した選挙戦を展開。「負けたら政治生命は終わり」(陣営関係者)と背水の陣で臨んだ。

 新聞記者として取材を通じて政治を志すようになり、その役割を「個々の人が人生で出会う障害をできるだけ取り除くこと」と語る。

 「東国原県政が誕生した時、県民の期待は高まったが、生活は何も変わらなかった。若手の当選は県議会の変革を期待する有権者の思いが反映された結果だと思う。県民のニーズをできる限りかなえていきたい」と力を込めた。

(2011年4月12日 読売新聞)

2239チバQ:2011/04/12(火) 20:01:40
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201104100015.html
自民が実質過半数 民主は3議席守る 県議選
2011年4月11日

 統一地方選挙前半戦の県議選(定数39)は10日、無投票当選が決まった6選挙区を除く8選挙区で投開票され、自民系が実質過半数となる見通しとなり、民主は3議席を維持した。社民は2議席を減らした。当選者の内訳は無投票当選を含め、現職30人、新顔7人、元職2人。直前に東日本大震災が発生し、選挙運動を自重する動きが広がる中、候補者は口蹄疫(こうていえき)や新燃岳の噴火被害からの復興、災害への備えなどを訴えた。投票率は49.02%で、前回に続き過去最低を更新した。

 これまで過去最低の投票率は前回2007年の55.38%だった。

 新しい議席の党派別の内訳は、民主3、自民18、公明3、共産1、社民3、無所属11。

 民主は現職1人が引退したが、現職2人と昨夏の参院選宮崎選挙区に立候補した新顔が当選。改選前の3議席を維持した。

 改選前は23議席で過半数を確保する自民は、現職4人が引退。現職18人、新顔2人を公認した。無投票で現職5人が当選したものの、公認全員の当選は果たせなかった。ただ、無所属で無投票当選した現職と、自民推薦で再選を決めた現職らが自民入りすると考えられ、自民系が実質、過半数となる見通しだ。

 公明は現職1人が引退したが、現職2人と新顔1人が組織力に支えられ、改選前議席を維持した。

 前回、議席を奪い返した共産は、現職が1議席を死守した。

 社民は現職4人、新顔1人を公認。労働組合が組織戦を展開したが、都城市区の現職らが及ばず改選前5議席から2議席減らした。

 一方、自重ムードで新顔には厳しい選挙戦となった。立候補した18人のうち当選は7人。新顔が立った7選挙区のうち、4選挙区では、いずれも現職の壁に阻まれた。

2240チバQ:2011/04/12(火) 20:02:25
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20110412ddlk45010665000c.html
’11統一選みやざき:改選後の県議会 自民、過半数確保へ /宮崎
 ◇民主と公明、現状維持 社民は後退
 10日投開票された統一選・県議選は、今回から定数が6削減された39議席を巡り54人が立候補し、公認候補18人が当選した自民党が最大会派として勢力を維持する構図が固まった。既に無所属2人が自民会派入りを明言しており、過半数の20議席を確保するのは確実な情勢だ。民主、公明は改選前の3議席、共産は1議席を維持したが、社民が2議席を失った。既存政党の干渉を嫌う無所属議員による新たな会派結成の動きもある。【石田宗久】

 当選者の内訳は、現職30▽新人7▽元職2人。党派別では民主3▽自民18▽公明3▽社民3▽共産1▽無所属11人。

 逆風の中で統一選を迎えた民主県連は、引退した現職の後継の新人が宮崎市区で初当選し、3議席を維持。一方、推薦候補が落選し党勢拡大には至らなかった。

 改選前に23人が所属した自民は公認した20人のうち18人が当選。無所属で出馬したが、かつて会派に所属した延岡市区の元職、東諸県郡区の現職が復帰の意向を示している。ただ、自民党籍を有する無所属当選者には「数合わせや会派間の駆け引きのために使われたくない」と慎重な人もいる。

 公明は宮崎市区で現職が引退したが、強固な支持母体の後押しで新人が初当選。共産も宮崎市区で1議席を守った。

 社民は都城市区で現職が落選。宮崎市区では現職の後継として新人が立候補したが及ばず、改選前の5から3議席に後退した。

 初当選した無所属新人には「有志を募り共に行動したい」「先輩からの誘いはあるが、白紙」などの声があり、じっくりと今後の立ち位置を探ろうとしているようだ。

 ◇自民が13万829票 34.33%を獲得−−政党別得票数・率
 県選管が11日発表した県議選の政党別得票数・率によると、無投票6選挙区を除く8選挙区では自民が13万829票と最多で34・33%を獲得した。

 当日有権者数78万4326人に対して投票率は49・02%と過去最低を更新し、有効投票数は38万1072票。前回07年と比べ6万7379票の減少。すべての政党が得票数を減らしたが、得票率では差が出た。

 民主の得票数は前回比3207票減の2万6866票。得票率は7・05%で、前回比0・34ポイント上昇した。

 自民の得票数は前回比7万7816票減。得票率は12・2ポイント下回った。

 公明は3万1990票(1360票減)で得票率8・39%(0・95ポイント増)。

 共産は7419票(6557票減)で得票率1・95%(1・17ポイント減)。社民は3万6840票(8971票減)で得票率9・67%(0・55ポイント減)といずれも減らした。

 無所属は14万7128票(3万532票増)で38・61%(12・61ポイント増)となった。

2241チバQ:2011/04/12(火) 20:02:36
 ◆4選挙区を分析

 ◇新人が1、2位 自、社議席1減−−宮崎市区
 定数12に現職8人、新人11人が立候補する激戦となった。投票率は前回07年に比べ、約5ポイント減の44・85%。無党派層を取り込みたい新人には苦しい選挙戦も予想されたが、無所属新人で医師の清山知憲氏(29)が1万3921票の高得票でトップ当選を果たした。民主新人の渡辺創氏(33)が続き、新人が1、2位を占めた。

 党派別では、自民と社民が議席を一つずつ減らし、自民3、社民1。民主、公明は2議席、共産は1議席をそれぞれ確保。無所属は3議席だった。公明は組織力を発揮して現職、新人とも上位当選。落選した自民現職は無所属新人2人と同じ地盤の旧清武町で票を分け合った。社民は新人を後継候補に立てたが、力及ばなかった。

 ◇現職の党幹部、明暗を分ける−−都城市区
 定数6に、現職5人、元職、新人各1人が立候補する少数激戦に。旧北諸県郡4町を地盤とする自民現職の星原透氏(63)が、前回に続きトップ当選。自民を離党し、初めて無所属で挑戦した現職の徳重忠夫氏(67)は危機感を持った陣営の引き締めで5選。若さをアピールした無所属新人の二見康之氏(30)は初当選。一方、社民現職で、党県副代表の満行潤一氏(52)は、連合傘下労組の推薦を受け4選を目指したが、組織票を固め切れなかった。自民現職で、党県連会長の中村幸一氏(68)は6選、山下博三氏(61)は再選。無所属の内村仁子氏(68)は返り咲き。

 ◇改選前の議席、各党とも守る−−延岡市区
 昨年の市長選で落選し、無所属で県議5選を目指した井本英雄氏(64)が、旧東臼杵郡3町を中心に根強い支持票をまとめ、ただ1人1万票を超えトップ当選で返り咲きを果たした。

 自民公認の新人で、前市議長の後藤哲朗氏(55)は知名度と保守票をまとめ初当選。公明現職の河野哲也氏(51)、社民現職の太田清海氏(60)もそれぞれ組織票をまとめた。民主現職の田口雄二氏(52)は、旭化成労組など支持団体が危機感を持って動き、党への逆風を跳ね返し議席を守った。各党とも改選前の議席を守り、無所属現職の松田勝則氏(45)の再選はならなかった。

 ◇地盤で票割れ、新人2人落選−−児湯郡区
 口蹄疫からの再生・復興を主な争点に、現職3人に新人2人が挑む激戦区となった。投票率は、県平均を超えたものの、前回07年より約6ポイント減の58・76%にとどまった。

 当選したのはいずれも現職だった。自民現職の坂口博美氏(63)と松村悟郎氏(57)は、それぞれ地盤の新富町、高鍋町で高得票し、無所属現職の図師博規氏(41)は5町でまんべんなく集票した。これに対し、被害が集中した川南町から立候補した新人2人は地盤で票を分け合ったのが響いた。他町での票も伸び悩み、現職の厚い壁に阻まれた。

2242チバQ:2011/04/12(火) 20:03:11
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110412ddlk43010602000c.html
’11統一選くまもと:第1ラウンド、県議選を終えて(その1) /熊本
 ◇民主「戦略的な甘さがあった」 自民「政権奪還へのステップ」
 統一地方選第1ラウンドの県議選は、民主、自民の対決など激しい選挙戦が繰り広げられ新県議が決まった。公認・推薦候補を含め民主と自民が8選挙区で対決したが、自民はすべての選挙区で議席を得たのに対し、民主は現職が落選するなど惨敗に終わった。民主は「戦略的な甘さがあった」とし、自民は「政権奪還への重要なステップ」と評価した。【結城かほる】

 ◇民主
 公認候補6人のうち現職1人、新人4人が落選した民主。松野信夫選対本部長は11日会見し「全国的な党への逆風と選挙運動自粛が新人にマイナス要因に働いた」と分析した。地方組織の強化は政権交代後、課題として指摘され続けているが、民主は県議選でも候補擁立に難航、22選挙区中11選挙区で自民候補の無投票当選を許した。「候補擁立までは達成したので、時間はかかるが人材を見つけ、育成していきたい」と強調した。

 ◇自民
 自民は公認候補28人に加え、推薦4人を10日付で公認。当面32人で会派を作り、無所属当選者の会派入りは申請を受けた上で判断する。前川收幹事長は、民主と対決した合志市区や天草市郡区の勝利を成果に挙げ「県連の歴史にもないチームワークで戦えた。政権奪還へのステップになる」と述べた。投票率の大幅低下について、馬場成志政調会長は「九州では防災対策に政治の役割が重要という認識が高まらなかったのでは」と話した。

 ◇公明「目標の3議席確保」
 公明は熊本市区で3議席を守り、他の選挙区では自民の公認・推薦候補を推薦・支持した。県本部の城下広作幹事長は「当初の目標3議席を達成した。自民との連携は政策面で契約をするものではなく、今後も是々非々で行き過ぎがあれば止める」と話した。第2ラウンドの首長選、市長村議選についても「投票率が回復することもないだろうし、熊本市を中心に混戦となる」と気を引き締めた。

 ◇共産「議席復活でホッと」
 全国でも4県しかない無議席だった共産は、議席復活を果たした。県委員会の久保山啓介委員長は「住民の要求実現の先頭に立つ議員がおらず4年間障害になっていた。熊本市区の復活が果たされほっとした」と話した。投票率の低下は「民主に裏切られ自民も支持できない失望が棄権になった」と分析した。

2243チバQ:2011/04/12(火) 20:03:31
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110412ddlk43010620000c.html
’11統一選くまもと:第1ラウンド、県議選を終えて(その2止) /熊本
 ◇自民が絶対安定多数 民主、相乗り候補で会派保つ−−新県議の顔ぶれ
 新県議の顔ぶれを政党公認・推薦別で見ると、自民は擁立した33人のうち公認の現職28人全員を含む32人が当選。議長と各委員会の委員長を独占し全委員会で過半数の委員を占める絶対安定多数(31)を超えた。引退議員の後継とした推薦候補も5人のうち4人が当選し、保守地盤の強さを見せつけた。無所属当選者の会派入りで、改選前34議席の維持も視野に入った。

 民主は公認6人を含め擁立した10人のうち当選者は5人にとどまった。公認は現職も落選し、当選1人と惨敗。社民などと相乗りの推薦候補でかろうじて会派を保ちそうだ。

 ◇公明、議席維持 共産、議席復活
 公明は熊本市区で3人が当選し議席維持。共産は得票数こそ前回選より若干減らしたものの、投票率低下で当選ラインも下がり熊本市選挙区で1人当選、悲願の議席復活を果たした。【結城かほる】

 ◇「自粛」「失望」で関心低く 問われる県議会の役割−−過去最低の投票率
 今回の県議選の投票率は52・42%と前回(61・92%)を大きく下回り過去最低となった。東日本大震災を意識した選挙運動自粛の申し合わせで候補者の顔が見えにくくなったこともあるが、政権交代後の民主への失望や地方議会への関心低下が増幅された面も否めない。その結果、個人後援会や組織など強い固定票を持っている候補が有利になりやすく、候補者別では現職が40人中38人が当選したのに比べ、新人は23人中7人にとどまった。

 民主は議席拡大を目指し公認候補6人を立てた。しかし新人4人のうち2人は4年前の候補者で、元市議、元自民県議が1人ずつと新鮮味を欠いた。特に天草市郡区は激戦区といわれながら投票率が12・05ポイントも下がり、民主、自民とも「コップの中」で競っていたことになる。

 熊本市区も投票率を5・77ポイント下げ、後継候補でない新人は1人のみで現職・元職14人と経験者が多数を占めた。その中で前回選より得票を伸ばした4人は、選挙を見据え地域で政治活動を長く続けてきた。「連呼がどれだけ票になるか」と数十人単位のミニ集会や1カ所にとどまっての街頭演説を増やし、支持を固めた陣営もいた。選挙運動の自粛は、選挙カーと名前の連呼という形を改めて見直すきっかけにはなった。

 候補者の訴えを載せる選挙公報が発行されない点は、前回選でも課題とされたが、条例は制定されず変わらなかった。県選管も、選挙の投票・開票速報を閲覧しやすくするなど、県民への広報面で改善が必要だ。

 川辺川ダム、水俣病など大きな課題に一定の道筋がついたとはいえ、大震災で縮まる県経済をいかに活性化し、人口減少の中で地域を維持するのか、県議会の役割が問われている。【結城かほる】

2244チバQ:2011/04/12(火) 20:04:42
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104120002
「二大政党」ほど遠く
2011年04月12日

厳しい表情で記者会見する民主党の松野信夫参院議員(左)と県連の鎌田聡幹事長=熊本市神水1丁目

  10日投開票された統一選前半戦の県議選(定数49)は、現職28人が全員当選した自民と、公認候補が1議席しか取れなかった民主で明暗を分けた。少なくとも今後4年間、県議会では「二大政党」とはほど遠い状況が続く。一方で、有権者の2人に1人しか投票に行かなかった今回の選挙は、民意の反映という点からも大きな課題を残した。

  16議席を22人で争う激戦となった熊本市区。次点に泣いた民主現職の濱田大造氏(40)の事務所には11日朝、沈痛な面持ちの支持者が次々と訪れた。

  初当選した2007年の前回よりも約4800票減らした。濱田氏は民主党への逆風を敗因の一つに挙げ、「(陣営の)支持者らがお願いに回っても『民主はだめ』と言われた。それを跳ね返す強さがなかった」。再挑戦については「ひとくちに4年と言っても長い。仕事をしていると短いが……」と悔しさをにじませた。

  一方、前回の雪辱を果たした共産公認の元職、松岡徹氏(66)は早朝から支持者へのあいさつ回りに忙しかった。党県委員会の久保山啓介委員長は「民主党も自民党もダメという有権者が何事にも筋を通す共産党を求めた」と総括した。

  天草市・郡区(定数3)で、自民からくら替えし民主公認で出馬して自民現職らに敗れた元職、小谷邦治氏(60)。支援者が朝から後片付けに追われていた事務所で、陣営幹部は「保守地盤では民主党から出るのは難しいということかもしれないが、今回の選挙で天草を変える足がかりはできた」と前向きに話した。

  民主と自民は今回、4選挙区で公認候補が対決し、推薦候補も含めると7選挙区で議席を争った。

  「惨敗と言わざるを得ない」。民主県連事務所での記者会見で11日、選対本部長の松野信夫参院議員は苦渋の表情を浮かべた。

  松野議員は、(1)党への全国的な逆風(2)政権交代後の成果が見えにくい(3)東日本大震災で選挙への関心が高まらず、無党派層の支持が集まらなかった――と敗因を分析。公認候補として唯一当選した鎌田聡幹事長も「震災後に(逆風が)弱まったと思ったが、実際はそんなことはなかった」と述べた。

  4年後の統一選を見据えて人材発掘と地方組織の強化を進めるといい、16日には常任幹事会を開いて具体的な対応を話し合う。

  一方の自民県連。落選した1人を除き、当選した元職・新顔の推薦候補4人を追加公認し、現職28人と合わせ改選前勢力をほぼ維持した。今後、当選した保守系無所属の新顔3〜4人にも入党を働きかける方針。

  前川收幹事長は11日、記者団に「ほぼ完勝」と宣言し、勝因を「民主党政権への有権者の不信感があった。自民県連が蒲島県政の推進役として成果を上げてきたことも評価された」。過去最低の投票率については「東日本大震災の影響とそれに伴う自粛ムードが影響した」と話した。

  県議選での大敗を、これから選挙に挑む民主の立候補予定者たちはどう受け止めたのか。

  17日に告示される熊本市議選に出る新顔、大塚信弥氏(30)は「正直ここまで惨敗するとは思っていなかった」と漏らした。

  街頭演説での反応などから党への逆風を感じてきた。11日朝には支援者数人から電話があり、「今こそ私たちが支えるとき」と励まされた。「当選はスタートライン。党がこんなときだからこそ地方から盛り返したい」。政党色は薄めずに活動していくという。

  19日告示の菊陽町議選に立候補する現職、北山正樹氏(62)は「(大敗は)当然の結果。政権交代のために有権者は1票を投じてくれたのに、今の党は自浄作用が機能していない。選挙は厳しくなるが、野党時代から主張してきたことを一貫していきたい」と話した。

2245チバQ:2011/04/12(火) 20:04:56
  「県政の監視」存在理由の説明を


  東日本大震災の衝撃のなか行われた県議選が終わった。うやむやになった観もあったが、民主に相変わらず強い逆風が吹いていることを示した。

  今回、4年前に賛否を二分した川辺川ダム計画のような明確な争点がなかった。防災や地域振興などの訴えは聞こえたが、論戦は盛り上がりを欠き、投票率は52・42%。3回連続で過去最低を更新した。

  この関心の低さの中で、公認・推薦の33人中32人を当選させた自民は果たして「ほぼ完勝」と胸を張れるのか。大阪や愛知では首長主導の地域政党が人気を集めたが、そうした受け皿がない熊本では有権者が棄権に流れたとも考えられる。52・42という数字は、政治への根強い不信の現れとも言えよう。

  震災や、震災を理由にした運動自粛を投票率低下の原因にしては、決してならない。ある当選した現職は「県議選の投票率は一度下がると戻らない。派手さがないから」と自嘲気味に漏らした。だがその前に、「県政の監視」という重責を担う存在理由をもっと県民に説明していく必要があったのではないか。(岩崎生之助)

2246チバQ:2011/04/12(火) 20:05:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20110412-OYT8T00121.htm
民主惨敗 表情険しく

県議選 自民が改選前上回る見込み


厳しい表情で県議選を振り返る松野選対本部長(左)と鎌田県連幹事長  統一地方選前半戦の県議選(定数49)の開票から一夜明けた11日、1議席しか獲得できなかった民主党の幹部は、惨敗した結果を厳しい表情で受け止め、地方組織の強化を誓った。公認28人全員の当選を決めた自民党は早速、推薦候補の追加公認を決め、改選前の34議席を上回りそうな見込みとなり、与野党で明暗が分かれた。(大田裕一郎)

 「大変厳しい結果だ」。民主党県連で、統一選の選対本部長を務める松野信夫・県連最高常任顧問は、険しい顔で選挙戦を総括した。

 熊本市区で1議席を獲得したものの、濱田大造・県連政調会長ら5人が落選し、「全国的な政権に対する逆風の中で、大震災を受けた選挙活動の一部自粛もあり、知名度に劣る新人候補や地盤の弱い候補にとってマイナス要因だったことは否めない」と振り返った。

 民主党は過去最多の6人を公認、4人を推薦して臨んだ。国会議員3人が各陣営の応援に駆け回り、「有権者の反応はいい」(県連幹部)とする見方もあったが、予想以上に厳しい結果となった。

 県議会での対応について、県連の鎌田聡幹事長は「議席を失い厳しくなるが、政権与党とのパイプは必要なので、存在感を示していきたい」とした。

 後半戦については、「党への不信感が根強く、状況は厳しいことを各候補とも認識したはずだ。確実に1票1票固めていかなければ勝利の展望が開けない。各陣営にげきを飛ばしていきたい」と、決意を新たにしていた。

 一方、自民党県連の前川收幹事長は「今までにない勝利だ。政権交代へのステップはできた」と笑みを浮かべて勝利宣言した。

 自民党は、熊本市区で推薦候補1人が落選したものの、公認・推薦33人のうち32人が当選。うち推薦候補4人を追加公認し、議会の各常任委員会で過半数を占めるのに必要な議席数を確保した。

 前川幹事長は「民主党政権への不信感の中、自民党が、蒲島県政の政策を推進する役割を果たしてきたことが評価された。公明党の支援もありがたかった」と勝因を分析した。県連の山本秀久会長は、今後、保守系無所属の当選者をさらに3人程度取り込み、改選前の議席数を超えることができるとの見通しを示した。

(2011年4月12日 読売新聞)

2247チバQ:2011/04/12(火) 21:43:09
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_130247821065.html
自民、第1会派は維持 県議選
[2011年04月11日 08:27]

事務所に張り出した候補者名簿に赤い花を付ける自民党県連の職員=10日午後、大分市大手町の自民党県連事務所
 大分県議選は無投票当選を除く12選挙区で選挙戦となった。県内各政党の関係者は開票の行方を緊張した表情で見守った。公認や推薦候補が当選を決めるたびに「よし」と拍手が湧いた。激戦区の様子を伝えるニュース速報や開票所からの情報に一喜一憂した。

 ▽自民党 大分市大手町の県連事務所には冨松真弘事務局長らが詰め、開票速報で各選挙区の状況を見守った。午後9時半ごろから玖珠郡や臼杵市、大分市などで次々に当確が判明し、壁に張り出した候補者名簿に赤い花が並んだ。しかし豊後大野市と速見郡で新人候補が敗れ、「二つ落としたか…」と落胆の声も。岩屋毅県連会長は「現有議席の維持を目標にしていたが、新人の一部は震災による自粛ムードもあって十分に戦いが進められなかった」と話した。

「自粛ムード」目標届かず
 ▽民主党 開票が始まると、選対幹部が各候補の事務所を訪れ戦況を見守った。大分市は公認の新人が勝利して議席を増やしたが、別府市は現職が敗北。獲得議席は公認3、推薦3。ただ、公認、推薦した9人全員の当選や、社民党との統一会派で第1党になる目標は実現しなかった。梶原九州男選対委員長は「厳しい結果。東日本大震災による運動の自粛ムードで新人に厳しい戦いとなった」と分析。社民との協力関係は「日頃の協調が選挙でもいい方向に働いた」と話した。

「よく頑張った」
 ▽社民党 大分市都町の社民党県連合事務所では、内田淳一代表らが、テレビで投開票を見守っていたが、午後9時半ごろから各選挙区の陣営の事務所に移動。候補者のそばで開票を待った。
 公認、推薦計14人のうち12人が当選。内田代表は「全員当選が目標だったが、まずまずの結果。民主も合わせると、自民の議席数(22)に近づけたのではないか。よく頑張ったと思う」とほっとした表情だった。

3議席を確保
 ▽公明党 大分市の公明党県本部では若杉広則事務長らが、大分・別府両市の公認候補の開票状況を見守った。激戦区の別府市では、現職の後継新人を立てたが、当選の知らせに「よし!」と笑顔。大分市の新人候補も健闘し、現有の3議席を確保した。推薦した14人の候補も1人を除いて当選を決めた。
 「議席を死守でき、ほっとした。県民の声を反映させる政治をこれからも貫いていきたい」と若杉事務長。

1議席守る
 ▽共産党 大分市中津留の共産党県委員会では、午後10時ごろ大分市の現職当確の一報が入り、支援者らに安堵(あんど)が広がった。午後11時に「別府市最後の議席に他候補が当確」との情報が入ると、支援者は「あー」と悔しそうな表情を浮かべた。林田澄孝党県委員長は「大分は順当に当選を勝ち取った。別府は力及ばす、現職の壁を突き崩すことができなかったのは残念」と目標としていた両市同時の議席獲得はならず厳しい表情を見せた。

2248チバQ:2011/04/12(火) 21:44:33
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/236399
県議選 自民系半数占める 民・社系16議席現職も落選
2011年4月11日 03:15 カテゴリー:九州 > 大分

 県議選(定数44)は10日、無投票の4選挙区を除く12選挙区で投開票があり、県議会最大会派の自民党は公認・推薦候補(現在会派に所属する無所属現職1人を含む)が、民主・社民系の統一会派・県民クラブの公認・推薦の獲得議席を上回り、半数の22議席を占め、第1党を維持した。

 自民党は今回の県議選で、公認・推薦など計24人の全員当選を目指し、前回選挙後に最大会派として確保していた24議席の獲得を狙った。玖珠郡選挙区で現職浜田洋氏(67)が再選を決めるなど現職全員が当選し、第1党は確保したが、公認・推薦の2新人が落選、目標に届かなかった。

 県民クラブは、政権交代後初の県議選となった民主党が4人、社民党が3人を公認したほか、両党で計12人を推薦。最大会派を目指したが、民主公認の現職佐藤博章氏(68)が別府市選挙区で落選するなど、無所属で立候補した会派所属の現職を加えても16議席にとどまった。

 公明党は大分、別府両市の選挙区で3議席を維持し、共産党は1議席を守った。

=2011/04/11付 西日本新聞朝刊=

2249チバQ:2011/04/12(火) 21:47:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000197-mailo-l41
’11統一選・さが:県議選 民主4人、自民27人当選 /佐賀
毎日新聞 4月12日(火)16時7分配信

 ◇公明、共産は現有議席維持
 県議選で当選した新議員の党派別内訳は、民主4(改選前3)▽自民27(同30)▽公明1(同1)▽共産1(同1)▽社民1(同2)▽無所属4(同3)。今後、会派再編の可能性もあり、県議会の勢力図がどう変わるか注目される。
 政権与党の民主は推薦を含め9人の候補を立てたが、当選は佐賀市区と鳥栖市区の2新人を含む4人にとどまった。一方、県政与党の自民は議席を減らしたものの、無所属新人の当選者1人を推薦している。
 公明、共産は現有議席を維持したのに対し社民は1議席減らした。社民は現在、民主と統一会派を組むが、鳥栖市区で争ったことで、協力関係に黄信号がともっており、今後の動向に関心が集まっている。
 新議会の会派構成は30日の任期スタート後、議長などを決める臨時議会が開かれるまでに議会事務局に届け出ることとなっており、5月の連休前後に決まる可能性が高い。
 一方、女性は3人が立候補したものの、当選したのは現職1人のみ。改選前の2人から1減となった。

4月12日朝刊

2250チバQ:2011/04/12(火) 21:48:57
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110411/01.shtml
県議選、民主は1増の11議席 自民は過半数届かず

 本県統一地方選の第1ラウンド、県議選は10日、無投票の5選挙区を除く11選挙区で投票が行われ、即日開票された。11日未明までに全当選者が確定し、無投票の8人を合わせ46人の新県議が誕生した。政権交代後、初の改選となり、地方基盤の拡大を目指した民主は公認12人のうち11人が当選し、現有議席より1増となった。県議会最大会派の自民は公認25人を擁立したが、20人当選にとどまり、推薦を含めても過半数確保は難しい情勢。公明は3人、共産は1人がそれぞれ現有勢力を守った。社民は長崎市区で初めて議席を失い、初参戦のみんなの党は届かなかった。無所属は10人が当選した。

 東日本大震災を受け運動を自粛する陣営が相次ぐなど、選挙戦は盛り上がりに欠け、投票率は57・85%に低迷。過去最低だった2007年の前回をさらに2・27ポイント下回った。当日有権者数は96万7516人(男44万3221、女52万4295)=無投票区を除く=。

 焦点となった二大政党の攻防では、民主が中央政権への逆風を受けながらも改選時勢力に1議席を上積み。対する自民は元職2人が復活するなど底力も見せたが、現職4人が落選した。

 新人は9人が当選。元職は5人のうち4人が返り咲いた。現職は40人のうち7人が涙をのんだ。 長崎市区は公明現職の江口健氏がトップ当選。民主、自民はともに1増の5人全員が議席を確保した。社民は現職の金子三智郎氏の落選で、56年間守り続けた同市区の議席を明け渡した。

 新設の佐世保市・北松浦郡区では、自民現職の宮内雪夫氏が11回目の当選を飾り、現役最多記録を更新。自民元職の外間雅広氏も返り咲いた。北村亮樹氏が落選したため、旧北松浦郡区出身の議員はいなくなった。

 7人による混戦となった諫早市区では、無所属元職の橋村松太郎氏が6年ぶりに県政に復帰。現職のうち自民2人と民主1人が議席を守ったが、自民の北浦定昭氏が落選。

 大村市区は自民現職2人で明暗を分けた。小林克敏氏が5選を決めたのに対し、野口健司氏が落選。無所属新人の松本洋介氏が初当選し、民主元職の高見健氏が復活を果たした。

 対馬市区は自民元職の坂本智徳氏が4人による乱戦を制した。南島原市区(定数2)では、無所属新人の中島浩介氏がトップで初当選。無所属現職の松島完氏も2期目の当選を果たしたが、現県議会議長の末吉光徳氏が落選した。

 松浦市区では、無所属新人の友田吉泰氏が自民現職の永淵勝幸氏を下し初当選。五島市区では、民主現職の山田博司氏が自民新人の柿森誠氏に競り勝った。無所属同士で争った壱岐市区では、新人の山本啓介氏が現職の山口壮三氏を退け、初当選を果たした。

2251チバQ:2011/04/12(火) 21:49:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20110411-OYT8T00302.htm
自民低調過半数割れ
 統一地方選の前半戦となる県議選は10日、無投票の5選挙区を除く11選挙区で投開票され、新議員46人の顔ぶれが決まった。政権交代後に初めて行われた県議選で、自民党はベテランの現職議員の落選が相次ぎ、当選は20人と過半数を割り込んだ。民主党は、目標の現有10議席を上回る11議席を確保。公明党は3人、共産党は1人、社民党は1人が当選した。投票率は57・85%で、過去最低だった前回の60・12%を下回った。

 佐世保市区と北松浦郡区が合区して選挙区は前回より1つ減ったが、定数は同じ。東日本大震災で自粛ムードが漂う中、選挙戦となった11選挙区では、57人の候補が地域経済の浮揚策などについて訴えた。

 15選挙区に27人の公認・推薦候補を立てた自民党は、議長の末吉光徳さんらベテラン議員が、無所属候補に票を奪われて議席を失うケースが目立ち、現有の23議席を下回った。

 民主党は10選挙区に12人の公認候補擁立にとどまったが、候補者を絞り、支持層をまとめたことが奏功した。今後は無所属議員の会派入りを巡り、両党の激しい綱引きが予想される。

 後半戦は長崎、佐世保両市長選など4首長選と8市町議選が行われる。市長・市議選は17日、町長・町議選は19日告示、投開票は24日。

(2011年4月11日 読売新聞)

2252チバQ:2011/04/12(火) 21:50:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000209-mailo-l42
’11統一選ながさき:県議選 世代交代、進展も /長崎
毎日新聞 4月12日(火)16時17分配信

 10日投開票された県議選(定数46)は、政権交代後初めて実施されたが、内閣支持率が低迷する民主を自民は攻めあぐね、前回(07年)より得票率を下げ、議席の過半数を維持できなかった。再編は必至で、過半数を巡り、会派間の綱引きが活発になるとみられる。また、現職議長が40代新人と30代現職に敗れるなど、世代交代を印象付ける結果ともなった。開票結果を基に、今回の特徴を分析した。【阿部義正】
 ◇民主6.7ポイント増も自民の半分−−党派別得票率
 無投票の5選挙区を除く11選挙区の党派別得票率をみると、民主が前回(07年)より6・7ポイント増。2年前に政権交代し、県議会での躍進も狙ったが、内閣支持率の低迷などで自民の約半分にとどまった。公明は前回比1・1ポイントアップ、社民も微増した。自民が同2・7ポイント、共産は同1・1ポイント減らした。前回30%を超えていた無所属は5・5ポイント低下した。
 前回より4人多い12人を公認した民主は、現有議席より1人上回る11人が当選。新人・元職の3人が当選、現職1人が落選した。同4人少ない25人を公認した自民は現有議席を3人下回る20人の当選にとどまり、「第1党」の座は維持したが、現職4人が落選し過半数割れした。公明、共産はそれぞれ現状維持。社民は、長崎市区で議席を失った。【下原知広】
 ◇わずかに“若返り”−−当選者平均年齢
 当選者の最年少は、前回27歳で初当選した松島完氏の31歳。前回と比べると、松島氏を含む30代が2人多い4人に、40代は同数の9人になった。50代が5人少ない11人となったものの60代で1人、70代では3人増えた。現職が4人多く当選したが、平均年齢は前回改選時(56・41歳)よりわずかに“若返り”、55・97歳となった。
 ◇自民、過半数へ無所属勧誘
 県議会最大会派・自民が過半数割れしたことで、今後は自民が無所属に合流を勧誘するなど、県政与党の枠組みづくりの動きが活発化するとみられる。
 改選後の会派構成は、公認と推薦を合わせて、改革21(民主、社民などの統一会派)13人▽自民21人▽公明3人▽共産1人。自民が過半数を確保するには再編が必至で、無所属8人の去就が注目される。自民ベテラン県議は「同じく過半数割れした前回選と違い、自民への風は微風でも追い風。勧誘に乗るだろう」と自信を見せる。
 同時に、正副議長、県連三役などのポストを巡る自民内の勢力争いも活発化する。自民会派は主流、非主流の2グループがあり、改選後は主流派11人と非主流派10人の対立が激化する見通し。ポストは5月開催予定の臨時議会と自民県連大会で決まるが、既に水面下では、激しい駆け引きが始まっている。【阿部義正】
〔長崎版〕

4月12日朝刊

2253チバQ:2011/04/12(火) 21:51:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000211-mailo-l42
’11統一選ながさき:県議選を振り返って  /長崎
毎日新聞 4月12日(火)16時17分配信

 ◇民・自は全員が当選、押渕氏4票差、次点に泣く−−長崎市
 民主、自民はともに現有議席より1人多い5人を擁立。しのぎを削った結果、全員が当選した。それにはじき飛ばされたのが、無所属元職の押渕礼子氏(72)と社民現職の金子三智郎氏(63)。昨年2月の知事選で惨敗し、再び県議選に出馬した押渕氏は出身の医師会が自主投票とする中、苦しい戦いに。震災後、県庁舎移転反対を前面に出したが、高齢批判などを受け、最下位当選者とわずか4票差の次点に泣いた。金子氏は出身の県建設産業労働組合などが支援。しかし、組合員の減少などの目減り分をカバーできなかった。
 公明2氏は現職がトップ当選、新人が4位当選。支持母体の創価学会が奮闘した。前回トップ当選だった共産現職は得票数を4000余り減らしたが、今回も上位に。また、長崎市議からくら替えした新人4人は3人が当選した。【阿部義正】
 ◇県庁舎問題が再燃 県議会で再審議必至
 県都・長崎市で争点に浮上したのが長崎魚市跡地への県庁舎移転問題。中村法道知事が決断し、議論は収まりかけたが、東日本大震災発生で再燃した。移転「反対」の女性候補が「海辺に移すな」などと攻勢を強める一方、「賛成」した現職の一部も「魚市跡地以外」または「再検証」などに転じた。改選後の県議会で、再び審議されるのは必至だ。
 選挙戦では、同市区の女性候補4人全員が「反対」を訴え、議論に火をつけた。「埋め立て地の魚市跡地に建てるのでは防災拠点にならない」「中心商店街を空洞化させるだけの移転」などと批判し「皆の力で覆そう」と声を張り上げた。
 一方、先の県議会で移転に賛成した現職らは発言を控えていたが、連日伝えられる震災被害に考えを変えていった。自民現職の下条文摩左氏(62)は「再検証が必要」。民主現職の高比良元氏(58)は「現在地(での建て替え)は無理だが、魚市跡地は考え直さなければならない」。同じく高比良末男氏(62)も「しきり直しだ」。
 こうした状況に、推進派の自民現職、野本三雄氏(73)は苦り切る。当選はしたものの次点と4票差の最下位。移転論議のあおりを受けた格好で「震災を教訓にし、その視点で基本構想を見直すことは大事」と話す。【阿部義正】
 ◇パー券問題大きく響く、自民現職・野口氏が落選−−大村市
 自民現職で、前議会運営委員長の野口健司氏(47)が落選した。医師会など有力な組織の支援を受けるだけに「当選は順当」との予測もあったが、事務所職員による政治資金パーティー券問題が大きく響いた。
 問題が発覚したのは昨年6月。男性事務所員が新幹線長崎ルートの大村保守基地の予定地図面と引き換えに、パー券の購入を支援者に持ち掛けていたことが判明。2月に議運委員長を辞任するまで議会で追及され続けた。
 野口氏は出陣式でも「金品の授受はない」と訴えたが、中傷する文書が数多く出回るなど苦境に。結局、浮動票は民主元職らに流れたとみられる。野口氏は取材に「今のところ、心情的にそういう気持ちにない」と次回選挙への不出馬を示唆した。【柳瀬成一郎】

2254チバQ:2011/04/12(火) 21:51:54
 ◇自民、終盤に猛追118票差 山田氏薄氷の3選−−五島市
 前回、自民に大勝した民主現職の山田博司氏(40)は「逆風は感じられない」と余裕のスタートを切った。が、結果は自民に3連勝したものの、その差はわずか118票。歓喜に沸く選挙事務所で山田氏は「風としかいいようがない」と苦渋の表情で結果を分析。「お礼は仕事で」と決意も言葉少なだった。
 山田氏は、支持者回りなどこまめな活動を積み重ねて態勢は万全。逆風を意識してか、民主色を抑える戦術を取った。一方、昨年12月に出馬表明した柿森誠氏(58)は、谷川弥一、金子原二郎の両国会議員や市議団11人らの支援を受け、公明の推薦で弾みを付けて猛追撃。終盤には山田氏への批判票を取り込むと同時に、民主への逆風に乗って浮動票が大量に流れ込み、大接戦となった。【椿山公】
 ◇現職の優位覆す 友田氏が1500票以上の差−−松浦市
 松浦市区で初当選した無所属新人の友田吉泰氏(47)は、4選を目指した自民現職の永淵勝幸氏(70)に1500票以上の差を付ける完勝だった。
 当初は友広郁洋市長や市議の大半が支持する永淵氏優位とみられたが、ある市議は「県議の活動に不満を持つ同僚もいて、実際には票集めに動かなかった」という。
 一方、民主市議だった友田氏の無所属での出馬に「民主隠し」の批判があったが、福島第1原発事故を受けた玄海原発(佐賀県玄海町)の防災対策の検証を強調。「原発に近い鷹島、福島は当然ながら、旧市区の一部も20キロ圏内と話すと、有権者の反応が違った」(友田氏)といい、市民に膨らんだ原発不安を票に結び付けた。【野呂賢治】
 ◇中島、松島両氏の競いに埋没 末吉氏、再起へ含み−−南島原市
 南島原市区は連続7選を目指した自民現職の議長、末吉光徳氏(64)が落選し、世代交代を印象付けた。
 末吉氏は、昨年4月の市長選で支援した候補が3位に沈むなど影響力にかげりが見え、高齢化した組織も立て直せなかった。東日本大震災の自粛ムードで、活発な論戦にならなかったことも影響。藤原米幸市長支持者へのアプローチは進まず、逆に市長派取り込みに成功した中島浩介氏(44)と、市長選で実父が敗れて市長派との対決姿勢を強めた松島完氏(31)の競り合いに埋没した。
 末吉氏は「議長の公務に精いっぱいで地元に帰れず、訴えが浸透しなかった」と敗因を分析。「有権者が主役の政治を実現するにはどうしたらいいか考える」と再起に含みを残した。【古賀亮至】
 ◇最低の投票率 8選挙区で低下過去
 今回の県議選は、無投票となった5選挙区を除く11選挙区の平均投票率が57・85%で、過去最低だった前回(07年)の60・12%をさらに2・27ポイント下回った。無投票の選挙区が前回の1から大幅に増えた他、東日本大震災で選挙運動の自粛ムードが広がった影響も考えられる。
 前回無投票だった松浦市区を除く10選挙区のうち8選挙区で投票率が下がった。特に有権者が多い長崎市区は52・69%で前回から0・77ポイントの減。今回から合区となった佐世保市・北松浦郡区も54・64%で、1・47ポイント低下した。
 最も高かったのは南松浦郡区(新上五島町)の76・02%だったが、前回から6・96ポイントと大幅に下落した。【錦織祐一】

4月12日朝刊

2255チバQ:2011/04/12(火) 21:53:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110412/20110412_0001.shtml
有権者 世代交代選ぶ 県議選投票結果分析
2011年04月12日 17:04  10日に投開票された県議選で、46人の新議員が決まった。自民党を中心に現職計7人が落選する一方で新人9人が当選し、世代交代が進んだ。投票率が過去最低の57・85%になる中で、有権者はどんな選択をしたのか。選挙区ごとの結果を振り返り、有権者の意識を探った。

●長崎市区

 民主・自民とも改選前から1人多い5人が全員当選し、社民や無所属の候補がはじき出された。

 民主公認のうち労組の支援を唯一受けられなかった現職の高比良元氏(58)は地元の旧三和町を中心に支持を広げた。

 自民では、新人の小森明人氏(51)が東長崎地区で「地元から県議を」と訴え初当選。最下位に自民現職の野本三雄氏(73)が滑り込んだ。

 公明現職の江口健氏(60)がトップ当選し、共産現職の堀江ひとみ氏(52)も議席を守った。県庁舎移転反対を訴えた無所属現職の浅田眞澄美氏(44)は前回よりも約1千票上積みした。

 一方、無所属元職の押渕礼子氏(72)はわずか4票差で敗れた。社民現職の金子三智郎氏(63)は労組以外に支持が広がらず、平和を長年訴えてきた社民の灯が消えた。

●佐世保市・北松浦郡区

 自民元職の外間雅広氏(52)が市・郡部くまなく得票し、返り咲きを果たした。松田正民氏の不出馬で注目された旧北松区の票は分散、唯一の同区出身で無所属新人の北村亮樹氏(40)は、地元佐々町で半数近い2910票を獲得したものの、旧佐世保市区での知名度不足を補えなかった。

 投票率は54・64%と低迷。公明現職の織田長氏(61)や自民現職の宮内雪夫氏(77)、佐世保重工業(SSK)労組出身で民主現職の久野哲氏(63)らが組織票で安定した戦いを見せた。一方、浮動票頼りの無所属現職の末次精一氏(48)や民主現職の山田朋子氏(39)は、滑り込んだが厳しい戦いを強いられた。みんなの党新人中嶋徳彦氏(36)は届かなかった。

●大村市区

 現職2人と元職、新人の4人が3議席を争い、前回トップ当選の自民現職野口健司氏(47)が落選した。

 野口氏は医師会などの支持基盤に加え、国会議員の支援も受けたが伸び悩んだ。事務所職員が新幹線建設予定地の地図を渡す見返りに市民にパーティ券の購入を持ち掛けていた問題なども響いたとみられる。

 自民現職小林克敏氏(66)は4年間の実績を強調してトップ当選。前回僅差で落選した民主元職高見健氏(57)は農業の経験などを生かし、支持母体の労組以外にも支持を広げた。無所属新人松本洋介氏(34)は、父親の松本崇市長の後援会の支援も得て滑り込んだ。

●諫早市区

 4議席を7人で争った混戦は自民現職、北浦定昭氏(65)が落選する波乱があった。

 自民現職3人と、無所属元職の橋村松太郎氏(64)の保守系4人による票争奪が激化。「手応えはよかった」北浦氏だが、橋村氏が県内最多の1万6千票超を得票するなど激戦の中ではじき飛ばされる形となった。

 一方、民主現職の山口初實氏(63)。「手応えの感じにくい選挙だった。正直敗戦も考えた」と語るほど危機感は強かったが、労組の支援などで議席を守った。

●松浦市区

 10年ぶりの選挙は、無所属新人の友田吉泰氏(47)が自民現職の永淵勝幸氏(70)に1667票差を付けて初当選した。民主系労組の支援をベースに、年明けから市内各所でつじ立ちや街頭演説など草の根運動で知名度を上げた。福島第1原発事故で関心が高まった原発の安全対策や地場産業振興などの政策を掲げ、「若さ」と「説明力」を前面に支持を広げた。

2256チバQ:2011/04/12(火) 21:53:38
●対馬市区

 1議席を4人が争った激戦区は自民元職坂本智徳氏(57)が2位以下に3千票以上の差をつけて圧勝、2期ぶりの復帰を果たした。15人の市議団や県建設業協会対馬支部などが支援し組織戦を展開。中村法道県知事とのパイプも強調し支持拡大につなげた。

 連合長崎などが支援した永留邦次氏(65)は票が伸びず、民主公認唯一の落選となった

●壱岐市区

 自民推薦で無所属新人の山本啓介氏(35)が、無所属現職の山口壮三氏(70)を1899票差で破り、2度目の挑戦で当選を果たした。山本氏は漁協など市内約60団体から支援を受け組織選を展開。世代交代を訴えて支持を広げた。山口氏は2期8年の実績を強調したが及ばなかった。

●五島市区

 民主現職の山田博司氏(40)が再選を果たした。山田氏は、県道改良や離島地区での大学入試センター試験の実現など2期5年の実績を強調。若さと行動力を訴え、自民新人で市議11人の支援を受けた元五島市議の柿森誠氏(58)を118票差でかわした。

●西海市区

 自民現職の瀬川光之氏(49)が地元農協、漁協の幅広い支持を固め、民主から推薦を受けた無所属新人の田崎耕太氏(28)に倍以上の差を付け圧勝した。一方、投票率は前回より10ポイント以上低下。全体的に低調な選挙戦となった。

●南島原市区

 「市全体の均衡ある発展」を掲げた無所属新人の中島浩介氏(44)が、市内全域で支持を伸ばし、1万2507票と他の候補を大きく引き離してトップ当選。前回、中島氏の支援を得た無所属現職の松島完氏(31)は、父親の世佳氏の市長選落選もあり今回は苦戦とみられたが、その危機感をバネに草の根選挙を徹底させ再選を決めた。

 自民現職で議長の末吉光徳氏(64)は、主な支持基盤が建設業界で中島氏と重なった上、松島氏と旧有家町内の票が割れ7期目はならなかった。

●南松浦郡区

 自民現職の馬込彰氏(58)が無所属新人で民主推薦の末竹和行氏(47)との一騎打ちを約500票差で制した。馬込氏はあいさつ回りを徹底、厚い保守地盤を手堅く固めた。末竹氏は、1次産業の振興など島の活性化を訴えたが及ばなかった。

2257チバQ:2011/04/12(火) 21:54:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110411/20110411_0002.shtml
民主20自民41 ともに改選前維持 県議選
2011年04月11日 05:08 ◆みんなの党、初議席ならず

 10日投開票された県議選(定数86)は、無投票で当選が決まった13選挙区20人を除き、33選挙区で当選者が決まった。民主は20議席、自民は41議席を獲得、ともに改選前の議席を維持した。共産、社民は長く守り続けた議席を失った。投票率は43・12%で過去最低。

 前回第2党に躍進した民主は、公認候補25人を擁立し、前回選挙の12人を上回る20人(現職14人、新人6人)が当選した。北九州市八幡東区、春日市では現職が落選したが、新人は福岡市博多区、同市中央区、大野城市で初の議席を獲得した。自民現職との一騎打ちとなった古賀市でも新人が競り勝った。

 自民は公認44人のうち現職32人、新人9人が当選。前回議席を失った北九州市門司区、直方市で新人が当選し、議席を奪還した。大牟田市や柳川市ではベテランの現職が落選した。公明も改選前の11議席を維持した。

 共産は北九州市を中心に公認7人を擁立。だが現職1人を含め、すべての候補が落選した。

 社民は、唯一の公認候補だった田川郡の現職が落選し、社会党時代を含め初めて議席を失った。

 公認7人を擁立したみんなの党は議席を獲得できなかった。

 新人の当選者は前回より7人増の25人。現職の当選者は61人、元職はゼロ、女性は前回より1人増えて4人となった。

=2011/04/11付 西日本新聞朝刊=

2258チバQ:2011/04/12(火) 21:55:05
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110412/20110412_0002.shtml
県議選 2大政党化が定着 「オール与党」なれ合い懸念
2011年04月12日 12:29
福岡県知事選と県議選、福岡市議選の開票作業が進む福岡市立中央体育館=10日、同市中央区赤坂(撮影・永田浩) 10日投開票の県議選では、自民が41議席を獲得、推薦候補を含めて単独過半数(44議席)を確保した。民主も公認の20議席に、推薦候補を加えて県議会での勢力を伸ばす見通しで、県政の二大政党化が定着する結果となった。一方、知事選で敗れた共産が県議会の議席も失い、「オール与党体制」が強まることに懸念が出ている。

 自民が県議選で単独過半数を得たのは2003年以来。「(地域に)根があるということ。長年の伝統、人脈の積み重ねが生きた」。武田良太県連会長はこう勝因を分析した。

 1人区の古賀、柳川両市で現職が敗れたが、「市長選など地元の事情があり、政党対政党の図式にならなかった」と説明。次期衆院選に向けて「相当な励みになった。この勢いをつなげていきたい」と意気込みを語った。

 民主は改選前の20議席を維持。県議会では、推薦候補を含めて改選前より1人多い23人で会派を構成する方向だ。

 全国的には退潮傾向だっただけに、県連の吉村敏男幹事長は「大健闘。宗像市、春日市など(定数2以上の)複数区ではまだ伸びしろがある」と手応えを語った。今後、選挙区ごとに検証作業を行うという。

 自民、民主の議席は計61となり、県議会(定数86)全体の7割を超えた。二大政党化が進む中で、共産と社民は埋没。いずれも改選前の1議席を失い、県議会から姿を消すことになった。

 知事選では、民主、自民、公明、社民、国民新の5党が「相乗り」で支援する小川洋氏が初当選。県議選で落選した共産現職は「これでオール与党になる」。これまで「唯一の野党」を自負してきただけに、執行部とのなれ合いに不安を抱く。

 これに対し、民主、自民とも「新しい知事とは緊張感を保っていく」と反論する。改選前の県議会で「執行部との過剰な事前調整の廃止」などを検討しており、民主県議は「議会改革を進める限り、なれ合いにはならない」と主張する。

 自民県連の知事選候補者選考では、小川氏と違う人物を推す動きが県議団内で大勢を占めた。このため、自民内に小川氏への“しこり”を指摘する声もある。議会関係者は「予算案を初めて審議する6月定例会で一波乱あるのでは」と推測する。

 議会との関係づくりは小川氏側も手探りだ。

 「今後は定期的にざっくばらんな話ができる場をつくっていただきたい」。11日、当選後のあいさつ回りで民主県連幹部からこう呼び掛けられ、小川氏は笑顔で答えた。「広く支持をいただいてますんで、みなさまと相談しながらと思ってます」

2259チバQ:2011/04/12(火) 21:56:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000034-san-l40
岡県議会 社共議席失う
産経新聞 4月12日(火)7時57分配信

 ■福岡市議も顔ぶれそろう

 統一地方選第1陣の九州・山口8県議選と福岡市議選は11日未明までに開票作業が終わり、新議員が出そろった。

 福岡県議会では自民が41、公明が11、農政連が3の現有議席を維持。民主は18議席を20に伸ばした。一方、共産、社民は現有各1議席をいずれも失い、議席ゼロとなった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000168-mailo-l40
選挙:県議選 自民会派、過半数へ 県議会の新勢力図、固まる /福岡
毎日新聞 4月12日(火)15時44分配信

 県議会(定数86)の新たな勢力図が決まった。最大会派の自民党県議団(改選前41人)は公認41人に無所属新人が2人以上加わり、単独で過半数に達する見通し。民主党議員らでつくる民主・県政クラブ(同22人)も、公認20人に無所属新人を含めると23人となり、公認全員が当選した公明党(同11人)は改選前と同数を確保。議席を失った共産、社民両党と明暗を分けた。
 各党の県幹部からは、今後の県議会運営に対する意気込みや懸念が聞かれた。
 自民の武田良太会長は党の地力を勝因に挙げ「県民の負託に対する責任を果たさないといけない」。民主の吉村敏男幹事長は「全国的には大健闘」と評価したが、風頼みの体質からの脱皮が必要との認識を示した。公明の森下博司幹事長は「議会や議員報酬、政務調査費の改革姿勢が評価された」と述べた。
 これに対して旧社会党時代から64年間議席を守ってきた社民は、豊島正章幹事長が「かつては知事も誕生させた力を持っていたが、2大政党化で票が取りづらくなった。極めて厳しい結果」。48年ぶりに議席を失った共産の渡辺孝雄書記長は「接戦で負けた選挙区もあり、残念。100%オール与党となる県議会を今後は県民と一緒になって監視したい」と話した。【江田将宏、松本光央】
〔福岡都市圏版〕

4月12日朝刊

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110411/20110411_0003.shtml
県政のリング越本氏届かず 福津市
2011年04月11日 11:28  「ゼロからのスタートを支えていただいたのに申し訳ありません」。福津市区で落選した民主新人でボクシング元WBCフェザー級王者の越本隆志氏は事務所で支持者に頭を下げた。

 長年、議席を守ってきた自民の壁は厚かった。民主への逆風もあった。それでも「有権者一人一人に語りかければ、志は伝わるはずだ」と街角に立ち、ミニ集会を各地で開いてきた。特に若年層への支持拡大を狙ったが、一歩届かなかった。

 25年前、父がボクシングジムを構えたのを機に移住し、世界への階段を歩んだ福津市。愛するまちのため「市民の声を反映した政治を」と注文をつけた。

=2011/04/11付 西日本新聞朝刊=

2260チバQ:2011/04/12(火) 21:56:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110411/20110411_0001.shtml
福岡市議選 高島与党過半数を維持 民主は候補の半数落選
2011年04月11日 03:56  10日に投開票された福岡市議選(定数62)で、昨年12月に就任した高島宗一郎市長を「市政与党」として支える自民党、公明党、みらい福岡の3会派は、計37人(改選前38人)が当選を果たし、過半数の議席を維持した。民主党は公認候補16人のうち当選は8人にとどまり、改選前から2議席減。初参戦のみんなの党は3議席を獲得した。東日本大震災で選挙戦が「自粛」ムードに沈む中、投票率は戦後最低の42・96%となった。

 民主は、前回の東区トップ当選者を含む現職3人が落選し、新人6人のうち5人が届かなかった。政権交代後初の市議選のため、党本部の戦略に沿って全7選挙区で複数候補(推薦を含む)を擁立したが、支持層が競合して苦戦した。政権批判の逆風をはね返せず、有権者からの支持は伸び悩んだ。

 一方、自民は、改選前の議席数と同じ19人を公認して臨み、18人が当選した。推薦した6人のうち3人も当選し、会派の所属議員数はほぼ変わらないとみられる。引退したベテラン議員の後継として地盤を引き継いだ新人は2人が当選した。

 公明は擁立した12人全員が当選を果たした。終盤から支持団体がフル回転し、改選前の議席数を守りきった。

 共産党は全7選挙区に1人ずつ擁立したが、城南区と博多区で届かず、当選は5人。改選前の6議席から1減した。社民党は公認した元職が返り咲いた。推薦した2人も当選した。

 選挙後にみらい福岡と統一会派を組むことで合意したみんなの党は、3議席を得た。みらい福岡は擁立した7人全員が当選した。

 ふくおかネットワークは3人全員が落選し、議席を失った。平成会は城南区の現職が9期連続トップ当選。諸派の日本創新党は博多区の新人が届かなかった。

 震災の自粛ムードで知名度の低い新人は苦戦を強いられたが、当選者は前回(16人)より1人少ない15人。女性は過去最多の13人が立候補したが、当選は5人だった。

=2011/04/11付 西日本新聞朝刊=

2261チバQ:2011/04/12(火) 21:57:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000169-mailo-l40
選挙:福岡市議選 高島市政与党が多数派 みらい、市議会の第3勢力へ /福岡
毎日新聞 4月12日(火)15時44分配信

 福岡市議選(定数62)は、昨年の市長選で高島宗一郎市長を支援した自民、公明、みらい福岡が改選前とほぼ同じ計37人を当選させた。逆風が続く民主は現職3人を含む8人が落選、現有議席から2減。改選前と勢力図に大きな変動はないが、7人が当選したみらいは、みんな(3人)との統一会派結成で議会内第3勢力の座を視野に入れている。
 最大勢力の自民は公認した19人中、新人1人が落選。同市議団の小畠久弥会長は「伸ばせる余地はあったが、震災による自粛で新人には厳しかった」。会派は当選した推薦候補を加え、勢力を拡大する見通し。一方、みらい福岡は11日、みんなと合意していた統一会派を組むための協議に入った。調整が必要とみられるが、笠康雄幹事長は「自民、民主では応えられないニーズがある。これから責任が重い」と期待を込める。有権者の関心が東日本大震災へ向かう中、投票率は低迷し、過去最低の42・96%となった。【門田陽介】
〔福岡都市圏版〕

4月12日朝刊

2262チバQ:2011/04/12(火) 21:58:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110412/20110412_0003.shtml
大政党の流れ定着 県議選分析
2011年04月12日 16:25  10日投開票された県議選(定数38)は、改選前と比べ、民主が1増の4議席を獲得する一方、自民は2議席減の28議席(推薦含む)となった。党派別得票率では、民主が12・25%(前回7・26%)、自民が59・36%(同58・41%)といずれも4年前を上回った。両党で7割超を占めており、県内でも二大政党制への流れが定着しつつあることがうかがえた。

 党派別にみると、自民、公明、共産、社民の4党は前回とほぼ同じ得票率だったが、民主は約5ポイント伸ばした。政権交代後、初の統一選で地方組織の強化を目指した民主県連の園田泰郎代表代行は「過去最多の候補者を擁立し、次につながる財産になった」と総括。一方で、1議席増にとどまったことについて「政権党としては満足できる結果でない」と話した。

 野党として臨んだ自民は、強固な保守地盤を背景に安定した戦いを見せた。自民県連の木原奉文幹事長は「民主への逆風を考えれば伸び悩んだとも言えるが、県議会で最大会派は変わらず、一定の目的は達した」と評価した。

 公明、共産、社民が獲得したのは、いずれも県都・佐賀市区の1議席のみ。各党とも候補擁立を見送った選挙区が多く、二大政党のはざまで「勢力拡大策」が課題となって浮かび上がった。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110411/20110411_0002.shtml
県議選 自民「世代交代」進む 民主は健闘1増4議席
2011年04月11日 03:52  政権交代後、初の県議選(定数38)が10日、投開票された。推薦2人を合わせて計9人を擁立した民主は改選前から1議席増やし4議席と健闘。一方の自民は立候補した30人(推薦を含む)のうち当選者は28人(同)で、改選前から2議席減らした。

 「政権」を足掛かりに地方組織の基盤強化を狙った民主は、党勢の陰りを最小限に抑えた格好。自民は今回、ベテラン議員の引退を受け若手の新人を積極的に擁立し、「世代交代」を進めた。

 他の政党は、公明が1議席を堅守。共産は2人を擁立したが、改選前と同様、佐賀市区の1議席にとどまった。2議席死守を目指した社民は1議席となり、社会党時代から通算52年続いた鳥栖市区で議席を失った。

 今回は、市町村合併で選挙区が1減の13、定数も3減となり、無投票当選の2選挙区(定数各1)を除く11選挙区で計51人が激戦を展開。東日本大震災の発生で、地域の防災対策や原発立地県としての対応策のほか、地域経済の浮揚策、少子高齢社会を踏まえた福祉施策なども論戦の焦点となった。

=2011/04/11付 西日本新聞朝刊=

2263チバQ:2011/04/12(火) 21:59:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/kumamoto/20110412/20110412_0001.shtml
自民、都市部でも堅調 県議選結果分析 震災選挙現職が強み
2011年04月12日 13:22  10日投開票された県議選(定数49)は、自民が公認28人全員の当選を果たして圧勝した。一方、民主は改選前の2議席を1議席に減らし、惨敗した。東日本大震災による自粛ムードの中、有権者の関心が高まらず、投票率は統一地方選が始まった1947年以降初めて6割に届かず、過去最低を更新。現職は40人中38人が当選して強みを発揮した。今回の結果を分析した。

■自民が第1党堅持

 自民は11人の無投票当選者に加え、投票があった11選挙区でも17議席を取った。4人の推薦候補を追加公認し、32議席を獲得。引き続き県議会の第1党として圧倒的多数を保持する。

 選挙区別では、1人区の合志市区などで手堅く議席を確保し、2人区の玉名市区、球磨郡区では推薦も含めて議席を独占。公認5人が当選した熊本市区(定数16)でも、上位3人を自民候補が占め、これまで弱点とされた都市部でも堅調に票を伸ばした。

 公認6人を擁立した民主は改選前の2議席から上積みを目指したが、菅直人政権への逆風もあり「保守王国」の厚い壁にはばまれた。

■新人の当選は7人

 現職が落選したのは、菊池郡区(定数2)の無所属候補と熊本市区の民主候補の2人だけで、38人が議席を守った。元職も立候補した5人のうち4人が返り咲いた。

 これに対し、新人は23人が立候補したが、議席を獲得できたのは宇土市区(同1)など計7人。うち熊本市区では新人7人中、当選は2人にとどまった。
 県議選では東日本大震災を受け、多くの候補者が朝夕の拡声器を使った選挙運動を自粛した。このため、選挙戦は盛り上がりに欠け、知名度で劣る新人には不利に働いたとみられる。

■熊本市区50%割れ

 投票率は52・42%。前回(2007年)の61・92%を9・5ポイント下回り、3回続けて過去最低を更新した。県内有権者の3分の1を占める熊本市区は46・70%で、初めて50%を割り込んだ。

 下げ幅の最大は宇城市区で14・86ポイント減の61・31%。次いで水俣市区が14・09ポイント減の56・99%、八代市・郡区が13・62ポイント減の50・29%、天草市・郡区が12・05ポイント減の64・43%。この4選挙区では前回より10ポイント以上も下がった。最も高かったのは球磨郡の71・65%。前回より投票率が上がった選挙区はなかった。

   ◇   ◇

 鈴木桂樹・熊本大教授(政治学)の話 投票率の低下は、震災の影響よりも有権者が「県議会は何をやっているのか、本当に必要なのか」と存在理由に疑問符をつけた結果といえるのではないか。県議選は選挙公報が発行されず、各会派は運動の自粛を申し合わせた。候補者一人一人の政策や実績がほとんど示されなかった。有権者への発信が少ない中、結果的に大きな後援会などの組織を持ち、知名度のある現職が有利になった面は否めない。

2264チバQ:2011/04/12(火) 22:00:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/236408
最年少25歳 吉村氏当選 福岡県議選
2011年4月11日 04:16 カテゴリー:政治 九州 > 福岡

全国最年少で当選し祝杯を挙げる吉村悠氏=10日午後11時15分ごろ、北九州市小倉南区 福岡県議選の北九州市小倉南区では、現職である母の地盤を受け継いだ自民党新人の吉村悠氏(25)が初当選。最年少の都道府県議が誕生した。吉村氏は当選確実の知らせに、事務所に集まった支持者と握手を繰り返し「若さと情熱、行動力で安全・安心なまちづくりに取り組みたい」と語った。

 立候補する予定だった母が親の介護を理由に立候補を辞退し、代わりに党から公認されたのは2月中旬。準備期間が短かったが、「若いフットワークの軽さを生かして」(陣営関係者)自転車で選挙区を回った。ミニ集会も積極的に開いて地域に浸透し、混戦から抜け出した。

=2011/04/11付 西日本新聞朝刊=

2265チバQ:2011/04/12(火) 22:17:36
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/touitu2011/2011/04/07090944.shtml
2011.4統一地方選/県議選終盤 首長の動きは

県議選候補の応援演説をする朝長市長(左)=佐世保市内


 選挙戦終盤を迎えた県議選。各陣営の関心事の一つが選挙区内の市長、町長の動きだ。現職首長の多くは「中立」を強調するが、中には過去の因縁などから、特定候補の支援を鮮明に打ち出すケースも。統一地方選第2ラウンドの首長選を間近に控える立候補予定者の多くは、慎重な対応を見せている。

 「前回(県議会に)送れなかったのは私にも責任がある」。3日、佐世保市内であった自民元職の集会。朝長則男市長は、激戦だった4年前の市長選で応援してくれたとして、演説に熱を込めた。

 自民、公明の推薦を受け初当選した朝長市長。2009年衆院選で自民を応援し、民主との関係がこじれたが修復。今回は政党推薦を受けず再選を狙う。県議選告示後は、ほとんどの候補者の事務所を激励に訪れる"全方位外交"を展開。特定陣営への肩入れとみられないよう腐心している。

 もう1人の市長選候補、郷土史家の前川雅夫氏は県議選にノータッチ。ただ5日、米原子力空母の寄港に抗議する集会には、社民現職らと一緒に参加した。

 長崎市長選に立候補予定の3氏。再選を目指す田上富久市長は朝長市長と同様、政党に推薦願を出さなかったが、県議選告示前、自民新人の集会に顔を出した。「4年前に応援してくれたから」と陣営幹部は解説。告示後は「あちこちから要請はあるが応じていない」という。

 一方、主要政党に推薦願を出した前教育長の太田雅英氏は、別の自民新人の出陣式に出席。複数候補の事務所にも足を運ぶが「エール交換だけ。お願いはしていない」。市議会副議長の中田剛氏は、共産現職とのタッグを組みフル回転している。

 新人同士の一騎打ちが予想される北松小値賀町長選。ある候補者は「仮に民主候補を推せば、自民支持者が離れる」と静観の構え。

 中村法道知事をはじめ、首長の多くが「中立」を掲げる中、表立った動きを見せる首長にはそれぞれ事情があるようだ。

 自民現職と無所属新人が戦う松浦市区。友広郁洋市長は自民現職の出陣式でマイクを握り「ご支援いただいたのでお返しをしたい」とあいさつ。無所属新人の出陣式には姿を見せなかった。支持基盤が現職と重なる上、新人は昨年1月の市長選で対立候補を支援。だが友広市長は「市政運営に支障がないように」との理由で、新人側にも「祈必勝」の為書きを送った。

 3人が2議席を争う南島原市区では、藤原米幸市長が3候補のうち2人の出陣式に激励のメッセージを寄せた。もう1人の候補の父は昨年4月の市長選で戦った当時の現職。「要請がなかったし、ないのも当然だろう」(藤原市長)

 諫早市の宮本明雄市長は現職4人の支援を公言。演説会に順次駆け付け、親密ぶりをアピールする。無所属元職は、2年前の市長選で344票差の接戦を演じた相手。現職の陣営幹部は「冷や汗をかかされた相手を応援できるわけがない」と市長の心中を推し量る。



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2266チバQ:2011/04/12(火) 22:18:09
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2011/04/11094243.shtml
2011.4統一地方選/県議選 解説 かき消された政党対決色

惨敗自民 敵失頼み限界

 未曽有の大震災ショックがさめやらぬ中で行われた県議選。新たに防災の訴えを加える候補者もいたが、県庁舎移転や諫早湾干拓の開門調査問題も含め、当落を左右するほどの争点にはならなかった。むしろ「被災地への配慮」などを理由に選挙運動を自粛する陣営が相次ぎ、投票率を押し下げる一因となったのは残念だ。

 政権交代後、初の改選となった今回。民主が地方でも足場を固められるか、自民がそれを防げるか−という二大政党の攻防が焦点だった。だが「政治とカネ」や政権公約をめぐる党中央の迷走で厳しい逆風を受ける民主が、1人区で看板を隠して無所属で戦い、自民も震災後は表立った政権批判を封印。政党対決色はかき消された。

 それもあってか、民主は現有議席より1多い11議席を確保。ただ当初は全16選挙区への候補者擁立を目指していたが、実現したのは7選挙区だけ。「躍進」とまではいかず、支援労組の組織率が先細りする中、地域に根差した候補の育成という課題は残したままだ。

 一方、自民は公認25人を擁立する強気の構えだったが、ふたを開ければ、20人当選と惨敗。元職2人が復活したものの、現職4人が議席を失った。推薦を含めても県議会で過半数割れは必至。無所属議員の取り込みを図る。昨年2月の知事選、同7月の参院選に続き、県内では民主に連勝していたが、敵失頼みには限界をうかがわせた。

 社民は、長崎市区で旧社会党時代から56年間守り続けた議席を失った。被爆地で平和運動をリードするなど一定の役割を果たしてきたが、党の衰退をあらためて印象付ける結果となった。

2267チバQ:2011/04/12(火) 22:19:34
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2011/04/11102507.shtml
2011.4統一地方選/県議選 長崎市区 県政に新風吹く

◎市議転身3人初当選 前田さん、小森さん歓喜

 「よし! 当選だ」−。10日投票が行われた県議選は、11日未明までに無投票区を除く全11選挙区の開票が終了。それぞれの戦いを勝ち抜いた38陣営が次々に喜びの声を上げた。長崎市区では、長崎市議から転身を目指した4人のうち、3人が混戦を抜け出し、見事に初当選。苦戦を伝えられた現職も底力を見せつけ、歓喜のゴールに飛び込んだ。元職の返り咲きも各地で相次ぎ「皆さんの支援に必ずご恩返しを」と約束。思わぬ落選に肩を落とす現職の一方で、30歳代の新県議も2人誕生、「県議会に新風を吹かせる」と声を弾ませた。

 長崎市議からの転身を図った新人4人。51歳の小森明人さんと47歳の前田哲也さんの若い自民候補の2人は、固い組織を持たないままの挑戦にもかかわらず、初当選を果たした。無所属新人の中村すみ代さんは届かず、明暗を分けた。

 「よし。やったぞ」。矢上町の小森さんの事務所に吉報が届くと、一斉に拍手と歓声に包まれた。4年前に現職が引退し、「県議の空白地域」となった東長崎。他陣営の切り崩しの標的になったが、告示後の個人演説会の開催先を地元に絞って対抗した。

 「感謝でいっぱい。『地元から県議を』という皆さんの声が届いた」。そう言って小森さんは喜びを爆発させた。

 前田さんも転居で固い地域票はなく、苦戦を強いられた。だが市議3期12年、医療や子育てなど「命を守る政治」や経済活性化を訴えてきた自信を胸に、これらの業界を地道に回った。

 「当確」の知らせに何度もガッツポーズ。「県政を変えてほしいという期待を託していただいた」。頑張ろうコールで力強く拳を突き上げた。

 一方、中村さんは市議を6期24年務めた実績と県庁舎移転反対を訴えたが、及ばなかった。

◎高比良元さん、底力見せる

 長崎市区の民主現職、高比良元さんは堂々と2期目の当選。苦戦がささやかれたが、古くからの支援者を中心に結束、底力を見せつけた。

 4年前と異なり、連合長崎の支援を失った「孤立無援の戦い」。出陣式では「まさに桶狭間(おけはざま)の戦いだ」と、少数の軍勢で大軍を打ち負かした織田信長に自身をなぞらえてこう表現。陣営や支持者に発奮を促し、9日間の選挙戦を駆け抜けた。

 「当確」の一報が伝わると、自宅に集まった支援者が大きくどよめいた。県庁マンを振り出しに旧三和町長、長崎市議を務め、議会きっての論客として知られる。「再び県政の課題に全力で取り組みたい」と喜びの声を上げ、一人一人と握手を交わした。

◎深堀さん勝ち名乗り 民主新人、不安はねのける

 長崎市区では民主新人の深堀浩さんも堂々と勝ち名乗りを上げた。長崎市議1期を経ての45歳。鮮やかに県議への転身を果たした。

 九州電力社員の深堀さんは4年前、初挑戦の市議選で、電力総連を中心とする組織をバックに当選ラインの2倍を超える6千票台をたたき出し、2位に900票近い差をつけた。

 ところが初挑戦の県議選では、市議選での"実績"が思わぬあだに。行く先々で「あなたは大丈夫」と言われ、それを打ち消して回る日々。東日本大震災の原発事故への配慮から会社も表立って動けず、不安は最後まで拭えなかった。それでも九電の取引会社がサポート。地元の浦上地区でも久しぶりの県議誕生に向け機運が高まった。

 平野町の事務所。支援者と抱き合い、喜びを爆発させた深堀さん。マイクを握ると、「ふるさと長崎を素晴らしい街にすることを誓う」と声に力を込めた。

◎社民議席失う 金子さん吉報届かず

 長崎市区で2期目を目指した社民現職、金子三智郎さん。議席の死守に挑んだが、当選圏に一歩届かず、県都長崎で旧社会党時代から56年間守り続けた社民党の「灯」が消えた。

 党員減少や支持労組の規模縮小など、前回に増して苦戦を強いられた。「石にかじりついてでも当選を勝ち取りたい」。選挙期間中は危機感をあらわにし、組織固めに奔走。地元自治会の応援も取り付けた。

 震災にも敏感に反応。防災服姿で「脱原発」を繰り返し、被爆地での社民党の存在感をアピール。「消費税引き上げ反対」も訴えたが、票の上積みにつなげられなかった。

 日付が変わるまで待ったが吉報は届かず、「お世話になりました」と頭を下げた。

2268チバQ:2011/04/12(火) 22:20:43
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2011/04/11101118.shtml
2011.4統一地方選/県議選 松浦市区 新人の友田さん保守層崩す

 10年ぶり、1市2町の合併後初の選挙戦となった松浦市区は、民主市議からの転身を目指した無所属新人、友田吉泰さんが勝利。「市民の心に『変えよう松浦』の訴えが届いた」と、満面の笑みで支持者と喜びを分かち合った。

 市議選では毎回トップクラスの得票だったが「政党にこだわらず、地域の課題を解決したい」と無所属での出馬を選び、保守層の切り崩しに成功。現職の10年間の成果に疑問を唱え、刷新を訴えるとともに、伊万里湾コンテナターミナルからの農水産物輸出による1次産業の振興と原発の防災対策を柱に、政策を真摯(しんし)に論じ、支持を広げた。

 一方、自民現職の永淵勝幸さんは、主要団体の推薦を受けながらも相手の猛烈な追い上げを許し、「初当選以来の選挙運動で、(有権者の情勢を)読めなかった」と肩を落とした。

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2011/04/11102945.shtml
2011.4統一地方選/県議選 対馬市区 坂本さん2期ぶり復帰

 一つの席をめぐり、民主現職と自民元職、無所属新人2人の計4人が乱立した対馬市区は、元職の坂本智徳さんが混戦を抜け出し、2期ぶりの返り咲きを果たした。

 選挙戦序盤から前知事の金子原二郎参院議員や地元選出の谷川弥一衆院議員が応援に駆けつけたほか、大半の市議がバックアップ。地元の建設業協会から推薦を受けるなど組織力で他陣営を上回った。

 街頭演説では、雇用対策や農林水産業の活性化、新たな離島振興法制定に向けた意欲をアピール。昨年2月に自民党の支援を受けて当選した中村法道知事とのパイプも強調し、支持拡大につなげた。

 対馬市厳原町の事務所に当確の一報が入ると支援者は歓喜。坂本さんは「県政の場に戻り、新たな島づくりに取り組む」と力強く決意を語った。

 連合長崎など組合組織が支えた現職の永留邦次さん、既存政党に頼らない草の根活動を展開した前市議の中原康博さん、前市議会議長の波田政和さんは票が伸びなかった。

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2011/04/11105329.shtml
2011.4統一地方選/県議選 大村市区 「政治家一家」松本さん勝つ

初当選を果たし支持者から花束を受け取る松本洋介さん=10日午後11時6分、大村市西本町の事務所


 3議席をめぐり、現職と元職、無所属新人の計4人が激戦を繰り広げた大村市区。松本洋介さんが初当選を果たし、民主党公認の高見健さんも返り咲いた。

 県政初挑戦の松本さんの父は、現職の松本崇大村市長。「政治の良い点、悪い点、両面を見てきた」という政治家一家で育った。「政争や党利党略のない政治で大村市の発展に尽力したい。県政に新風を吹かせよう」と訴え、無党派層を中心に支持を集めた。

 「当選確実」の報が届き、事務所は喜びに沸き返った。松本さんは「ご支援に必ず恩返ししたい」と笑顔で握手を交わしていた。

 前回は、13票差で涙をのんだ高見健さん。4年間、雪辱の機会を待ち望んできた。今回は民主党公認を受け、新たな支持層を開拓。念願の県政返り咲きを果たした。高見さんは「国、県、市のつなぎ役となりたい」と喜びを爆発させた。

 自民現職の小林克敏さんは、国や県とのパイプをアピール。危なげない戦いで5期目続投を果たした。

◎野口さん競り負け

 自民公認で4期目を目指した野口健司さん。まさかの落選に、事務所に集まった支持者は言葉もなく、ぼうぜんと天を仰いだ。

 万全の態勢で臨んだはずの選挙戦だった。前知事の金子原二郎参院議員、谷川弥一衆院議員をはじめ、現職市議らが強力に支援。市医師会の支持も受け、「まだまだ47歳。やりたいことが山ほどある。これからが本番」と訴えてきた。

 だが、敵対する自民現職や新人らとの激戦に競り負けた。支持者の前に姿を見せた野口さんは「私の力不足。本当に申し訳ない」と涙ながらに頭を下げた。

2269チバQ:2011/04/12(火) 22:21:11
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2011/04/11103422.shtml
2011.4統一地方選/県議選 佐世保市・北松浦郡区 元職相次ぎ復活

当選確実となり万歳する外間雅広さん(中央)=10日午後11時49分、佐世保市本島町の事務所


◎外間さん涙のリベンジ 票掘り起こし結実

 市町村合併の進展を受けた旧佐世保市区(定数8)と旧北松浦郡区(同1)の合区に伴い、9議席を11人が争った佐世保市・北松浦郡区。市区で前回次点に泣いた自民元職、外間雅広さんは、悲願の2期目返り咲きを達成した。失意の底から4年間かけ支持基盤の再構築を図り、背水の陣で臨んだ末の勝利に、陣営は歓声と涙であふれた。

 外間さんは8年前の前々回、無所属で立候補し初当選。自民公認で2期目を目指した前回は終盤で新人の追撃を受け、まさかの落選。「ぼうぜんとし頭が真っ白になった」と当時の衝撃を振り返り、一時は政界から身を引くことも頭をよぎったという。

 しかし「俺がやらなければ」と発奮し、政治活動を再開。関係企業、団体を中心とした従来の支持基盤に加え、新たに出身地の同市日宇町に事務所を構え、地域票を開拓して本番に備えた。北松区の自民現職、松田正民県議が3月に不出馬を表明し、直前で構図が一変した選挙戦でも「前回の轍(てつ)は踏まない」と繰り返し、最後まで陣営の引き締めを図った。

 当選確実の報に沸き返る同市本島町の事務所で、外間さんは支援者から大きな拍手を浴び、感極まった表情。「支えていただいた皆さんのおかげ」と深々と頭を下げた。

◎SSK労組出身久野さん議席守る

 旧佐世保市区の現職勢8人は安定した戦いを展開。民主は佐世保重工(SSK)労組出身の久野哲さん、唯一の女性候補の山田朋子さんがともに議席を守った。自民は現職最多の11期目となる宮内雪夫さんをはじめ溝口芙美雄さん、田中愛国さんがそろって当選。公明の織田長さん、社民の吉村庄二さんは支持票を手堅くまとめた。無所属の末次精一さんは念願の2期目を実現した。

 一方、県内で唯一みんなの党公認で出馬した新人の中嶋徳彦さんは、知名度不足から涙をのんだ。

 このうち久野さんは佐世保市広田1丁目の事務所で当選のあいさつ。「県北の発展に向け、党派を超えて対策を考える環境をつくっていきたい」と述べた。

◎北松の灯消える 北村さん無念の落選

 旧北松浦郡区からただ一人立候補した無所属新人の北村亮樹さんは、現職候補がひしめく旧市区勢の一角を突き崩すことができず落選。合区に伴い、北松を地盤とする県議がいなくなる初の事態となった。

 北村さんは2003年、32歳で北松佐々町議に初当選後、05、09年と連続3回当選。自民党佐々支部所属だが、同党現職の松田正民県議に対抗する形で県議選立候補を決意。松田氏が3月に不出馬を決め、北松唯一の候補者となった。

 選挙戦では、北松の県議の必要性を訴え旧市区勢に対抗。町長らの支援を得た地盤の佐々町を核に、40歳の若さもアピールして浸透を図ったが、知名度不足という不利を覆すことはできなかった。

 佐々町の事務所で北村さんは「私の不徳の致すところ。申し訳ない」と悔しさをにじませた。

2270チバQ:2011/04/13(水) 00:11:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110412-OYT8T00004.htm
県議会主導権引き続き自民
2人会派入り希望、過半数へ
 10日投開票の県議選(定数39)で、自民公認候補の当選は18人で過半数を割ったが、少なくとも2人の無所属当選者が自民会派への入会を希望、過半数となり、引き続き議会運営などで主導権を握る見通しだ。民主も無所属議員との連携を継続する考えで、11日の当選証書付与式の後、会派の勢力拡大に向けて自民、民主の活動が活発化しそうだ。

 改選前の会派「自由民主党」には22人が所属。今回の県議選では、このうち16人が党公認で、1人が無所属で当選した。ほかに1人会派の「自民党鳳凰の会」に所属する現職・坂口博美氏と、新人1人が党公認で当選した。

 読売新聞の取材に対し、当選した無所属の元議員と新人の計2人が新たに自民会派入りを希望しており、自民会派が20人に達するのはほぼ確実な情勢だ。

 今期で県議を引退する自民県連の米良政美幹事長は「4、5人は会派入りしてくれそうな気がする」としており、11日以降、無所属議員らへの働きかけを本格化させる考えだ。

 民主は改選前、無所属系議員との統一会派「新みやざき」(8人)を構成していたが、所属議員の引退もあり、改選後に残った議員は4人に半減。民主新人1人が加わる見通しだが、権藤梅義・県連幹事長は「会派の議員数を増やすことが重要」と話す。

 公明、共産はそれぞれ改選前の3、1議席を維持した。社民は5議席から3議席に後退したが、鳥飼謙二・県連代表は「地道に増やしてきた議席だけに、安易に他党などとの会派形成はできない」としている。

 現議員の任期は29日までで、現在の会派は一度、消滅する形になる。新議員は25日までに会派結成届や所属届を議会事務局に提出し、新しい会派構成が決まる。

(2011年4月12日 読売新聞)

2271チバQ:2011/04/13(水) 00:17:59
>>2241

>>1281
>県議会で統一会派「新みやざき」を結成し、離党届を提出していた元自民県民の会の3議員を「党の団結を阻害した」として除名処分にした。3人は徳重忠夫▽水間篤典▽浜砂守の各県議。また、党籍を持ったまま新会派に加わった松田勝則県議は離党勧告処分にした。

徳重忠夫:無所属当選  都城市区
水間篤典:引退
浜砂守 :引退
松田勝則:無所属落選  延岡市区

2272名無しさん:2011/04/13(水) 12:30:58
県議選長崎市区、陣内陣営4人逮捕 県警など現金買収の疑いで

 県警捜査2課と大浦署は12日、公選法違反(現金買収)の疑いで、10日投開票の県議選長崎市区で当選した民主党の陣内八郎議員(61)派の▽長崎市西琴平町、同議員の後援会長で飲食店経営、城尾忠明(58)▽諫早市小野町、県職組委員長、川原重信(57)▽長崎市城山台1丁目、県職組執行委員、生越義幸(47)▽諫早市天満町、県職組職員、山脇寛子(54)−の4容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は3日ごろから8日ごろまでの間、長崎市内の選挙事務所前の路上で、運動員7人に対し、通行する有権者に手を振り、候補者の名前を連呼させ、陣内氏への投票を呼び掛けるよう依頼。報酬として現金数千円〜数万円を渡した疑い。

 川原容疑者は同議員の選対長だった。

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110413/04.shtml

でもって、次点が先の知事選に出馬した押渕礼子(最下位当選に4票差)
3ヶ月以内に陣内が辞めれば、繰上げ。
なんだかんだいって運が強いな>押渕

2273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/13(水) 19:41:13
>>2272
こんな初歩的な選挙違反が県議選の県庁選挙区の現職陣営であるんですね。
それともこれも風俗やスピード違反の摘発みたいなもんで気まぐれに摘発するのか?
いずれにしてももう陣営の中心人物を逮捕していて自信にあふれた捜査ですね。
粘るか粘らんかというところですね。。

2274神奈川一区民:2011/04/13(水) 20:22:47
>>2273
陣営に内通者がいて、警察に刺したのでは
ないでしょうか。
よくある話ですよ。
選挙は何でもありです。

2275名無しさん:2011/04/13(水) 20:31:15
県職労って、知事選で民主党推薦の橋本じゃなくて、元県職員の中村(自公推薦)を応援していたよね。
で、参院も元知事の金子(自民)に内通してたよね。
党県連主流派(三菱労組・西岡党)的には、どうってことないんじゃないの?

2276チバQ:2011/04/13(水) 20:48:34
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1870957.article.html
古川氏3選 連載「33万票の重み」(上)
 現職の古川康氏が共産新人を大差で破り3選を決めた佐賀県知事選。県民が託した33万票の意義と3期目の古川県政が直面する課題を検証する。

 

 「得票は県民一人一人からいただいた辞令と思う。その重みを感じている」。圧勝での3選から一夜明けた11日朝、古川氏は佐賀県庁での記者会見で、前回を4500票上回る33万7千票の重責をそう表現した。

 

  選挙前に発生した東日本大震災と福島の原発事故。原発立地県の県民は、古川氏へのの「辞令」に、一層の安全、安心への思いを込めた。

 

 選挙戦で玄海原発の安全対策強化を国や九電に求める姿勢をアピールした古川氏。その真価が問われる場面が早速、月内にも訪れる。九電が定期検査からの運転再開を延期している玄海2号機、3号機への対応だ。

 

 原子力・安全保安院は3月末、福島第1原発事故で九電はじめ電力各社に原発の緊急安全対策を指示した。保安院は月内をめどに検査、認可する意向で、九電は5月にも運転を再開したい考えだ。

 

 古川氏は対応を記者に問われ、「まずは対応結果を見てから。基本的には規制している国がしっかり考えるべきことだ」と国の判断を注視する考えを示した。

 

 ただ、福島県の佐藤雄平知事が国や東電に対し「裏切られた」と批判したように、原発の「安全神話」が崩壊した中で、国が示す判断の信頼が揺らいでいるのも事実だ。

 

 事故を契機に、原発に不安を抱く県民は増えている。県原子力安全対策課などには連日、問い合わせや意見が相次ぎ、10件を超える日もあるという。「原発はやめろ」「玄海原発は大丈夫か」「県は九電にきちんとものを言ってほしい」。不安や怒り、注文が交錯する。

 

 プルサーマルに同意する際にも議論になった安全性の確認手段。古川氏は「国より高い専門性を持つ職員や学者を集めて、国以上の審査をするのは難しい」とし、「国は福島事故から相当学んでいるはず。本当に反省しているか、より厳しく、必要な規制をしているかをしっかりみていきたい」。県も原子力行政の体制を強化し、防災計画の見直しにも着手する方針を語った。具体的な安全対策の取り組みが見えてくるかが、県民の安心の指標になる。

2277チバQ:2011/04/13(水) 20:49:25
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1870958.article.html
古川氏3選 連載「33万票の重み」(下)
 佐賀県知事選翌日の11日、3選を決めた古川康氏は推薦を受けた自民、公明、民主の3党と県農政協議会、連合佐賀を駆け足で回った。

 初めて推薦した民主県連の事務所では園田泰郎代表代行ら役員5人が出迎えた。「信任の表れ」と得票率の高さを向けられると、古川氏は「分析したが、幅広い支援をいただいた結果。これからも一生懸命やっていくので、ご支援をよろしく」と頭を下げた。

 

 前回、野党の民主は他党との相乗り禁止で自主投票だった。政権交代後の今回は県連代表の原口一博衆院議員が総務相時代の協力などを理由に早々に支持を表明、県連レベルで推薦を出した。民主の支持母体である連合佐賀も呼応し、古川陣営は「さまざまな協力を得た」と自公に民主が加わった効果を評価する。

 

 民主との距離が縮まる分、県議会最大会派の自民との間には微妙な空気が流れる。

 

 選挙前、任期最後の2月定例県議会。引退する自民県議団会長は一般質問で古川氏にくさびを打った。「知事は民主党に軸足を置いて県政をやっておられるのではないかという印象が強い」。

 

 一方で昨年に続き、民主政権の方針に沿った県の当初予算案に対し、自民は賛成、民主や社民系でつくる会派・県民ネットワークは長崎新幹線建設費などを理由に反対した。中央と地方で与党が異なるねじれ。知事も県議も「悩ましい」と吐露する。

 

 今回の県議選。二元代表制など議会のありようも問われた。自民ベテランの一人は個人演説会で力を込めた。「今までは知事を応援する立場でよかったが、二元代表制の一翼としてチェック、監視することがより大事になる」。

 

 執行部提出の議案は否決も修正もなく、追認機関との批判も受ける。議会の存在意義に危機感を募らせるとともに、圧倒的得票で3期目に入る古川氏に対峙(たいじ)する決意にも映る。

 

 選挙前、古川氏は「配慮はしなくてはいけなくなる。いろんな声を聞けば、ブレーキがかかるものや、もっとやれというものもあると思っている」と幅広い支援を受けることの影響を認めた。

 

 古川氏が掲げた36項目のマニフェスト。あえて時期などを明示しない「未完成」とし、今後、県庁内や議会、県民を巻き込んだ議論を経て、新しい総合計画に反映させる狙いという。選挙戦では原発・防災以外はあまり注目されず、県民への浸透は不十分で、活発な議論が欠かせない。

 

 議会の議決が必要な「新総合計画」。二元代表制の機能がどう発揮されるのか、知事と議会の関係を問う試金石となる。

2278チバQ:2011/04/13(水) 23:47:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/236737
地域課題 どう向き合う 県議選日田市区結果を受けて
2011年4月13日 02:13 カテゴリー:九州 > 大分
 10日に投開票された県議選日田市選挙区(定数3)では、現職3人が2007年の前回と同じ得票順で当選した。東日本大震災の影響があったとはいえ、5人が出馬しながら、投票率は過去最低の69・57%で、現職の2人は得票が前回から4千票以上減った。「県議が何をしているのか見えにくい」という有権者の声は少なくない。3人にとっては、4年間で地域課題解決に取り組むことが求められている。

 「候補者が増えたので覚悟はしていたが…」。無所属の井上伸史氏(64)=自民、公明党推薦=は連続のトップ当選ながら、前回より4774票少ない1万1548票にとどまった。約3割の有権者が離れていった格好だ。前回は平成の大合併による地盤の旧郡部の危機感を背景に票を伸ばしたため、後援会幹部は「前回が良すぎた上に、投票率も下がったので仕方がない」とフォローした。

 8220票で2位だった無所属の酒井喜親氏(63)=社民、国民新党推薦=も、前回から4215票減らした。支持母体である労働組合票の一部が、民主推薦で無所属新人の財津さやか氏(37)に流れたとみられる。しかし、陣営幹部は「労組票が割れたのは限定的で、それ以上に『地域に根差した活動をしていない』と評価されたのだと思う。政治家としてもっと勉強すべきだということだろう」と厳しく分析する。

 一方、7785票で3位の自民公認、桜木博氏(72)=公明党推薦=は、次点の無所属新人、杉野義光氏(67)に217票差に迫られたものの、前回から576票しか減らなかった。歩くのも困難なほど体調が思わしくなかっただけに、陣営幹部は「道路整備など県議として関わった仕事が有権者に評価されたからこそ、票が逃げるのを防げた」と強調する。

 一方、落選したものの、杉野氏は現職の仕事量の少なさを指摘し、7568票を獲得。財津氏も若い世代などから支持され、4673票を集めた。杉野氏の陣営幹部は「新人でも善戦できたのは、現職のことを『おかしい』と思う人たちの票の受け皿になったからではないか」とみる。

 有権者の一人は「知事の出身地だからか、県議は影が薄い。地域の課題を一つ一つ解決していく姿勢をみせてほしい」と期待を込めた。

=2011/04/13付 西日本新聞朝刊=

2279チバQ:2011/04/13(水) 23:48:50
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104110001
県議選 阿久根・竹原氏「基礎票」減らす
2011年04月12日


落選が決まり、取材に応じる竹原信一氏。淡々と選挙結果を分析した=10日、阿久根市脇本

 県議選阿久根市・出水郡区(定数1)は前市長の竹原信一氏(52)=無所属新顔=が、国や県との人脈を前面に出して6選を目指した自民現職の中村真氏(69)に2400票差で完敗した。「反竹原派」が一本化できないまま2人立った有利な状況を生かせなかった。24日の出直し市議選とのダブル勝利を目指した竹原氏派の立候補予定者たちは落胆を隠せなかった。


 「有権者の3割を占める長島町でつけられた差を阿久根で逆転する」というのが、竹原氏陣営の思惑だった。だが長島町で2200票差がつき阿久根市の残票が2千票を切ったと分かると、事務所に詰めかけた支持者50人は押し黙った。


 市長時代の竹原氏を支えて市議会リコール運動の先頭に立った前市議の石沢正彰氏(65)は出直し市議選への影響を問われ、「だいぶある。つまらん結果だ」と言って立ち去った。前市議牟田学氏(52)は「もう竹原改革という旗印を唱えるだけじゃいかんな」。竹原氏派の前市議たちから弱気の言葉が続いた。


 過去の実績から、竹原氏の同市での基礎票は7500票で、投票率に左右されにくいとみられていた。しかし、今回市内で獲得できたのは5704票。中村氏に競り負けた。総得票は中村氏1万192票、竹原氏7794票。もう一人の前市議、古賀操氏(50)は1969票にとどまった。


 大差の勝利に、前市議で中村選対の木下孝行氏(51)は「県議に転身するなんて阿久根を踏み台にするつもりかという竹原支持者の反発があったと聞く」と語る。


 古賀氏を支援していた別の市議は明かす。何人もの自分の支持者から「中村、古賀両氏のどちらに入れるべきだろう」と相談を持ちかけられ「冷静に判断してほしい」と暗に中村氏への投票を促したという。「法を守らない竹原氏を県政に送り出してはいけないという思いから、予想を超す古賀票が中村氏に流れた」


 市長解職の住民投票を主導した「阿久根の将来を考える会」の川原慎一会長(43)も同様の分析をしたうえで、こう語った。


 「今回の県議選は、これ以上の市政の混乱を避けて安定を求める民意が現職を選んだのだろう。竹原氏には『定数51の県議会で、1人で何ができるのか』という疑問を持った支持者は棄権し、基礎票が減った面もあると思う」(原口晋也)

2280チバQ:2011/04/14(木) 00:07:27
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/national/20110413-OYT1T00479.htm
当選した民主党県議の出納責任者ら逮捕…長崎
 10日投開票された長崎県議選を巡り、同県警は12日、長崎市区で当選した民主党の陣内八郎氏(61)陣営の選対本部長で、同県職員連合労働組合委員長の川原重信(57)(長崎県諫早市小野町)や同組合書記の山脇寛子(54)(同市天満町)ら4容疑者を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。

 県選管によると、山脇容疑者は陣営の出納責任者。公選法により、罰金刑以上が確定すれば連座制が適用され、陣内氏は失職し、同一選挙区から5年間立候補できなくなる。

 ほかに逮捕されたのは、同組合執行委員の生越義幸(47)(長崎市城山台1)、陣内氏の後援会長で飲食店経営の城尾忠明(58)(同市西琴平町)の両容疑者。

 発表によると、川原容疑者らは3〜8日頃の間、県選管に届け出をしていない選挙運動員の女性7人に、長崎市の事務所付近で陣内氏の名前を連呼させたり、通行人に手を振らせたりして、報酬として数千円〜数万円を渡した疑い。

(2011年4月13日11時46分 読売新聞)

2281チバQ:2011/04/14(木) 12:39:41
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001104140002
県職労本部を捜索
2011年04月14日

県警の捜査員が、県職労本部から押収した資料を段ボールに入れて運び出した=県庁

 ◇選挙違反事件 民主、表情厳しく

 県議選長崎市区の民主現職、陣内八郎氏派の県職員連合労働組合委員長ら4人が、公職選挙法違反容疑で逮捕された事件で県警は13日、県職労本部などを家宅捜索した。県議選の当選者らは当選証書と議員バッジをこの日受け取ったが、陣内氏は代理が出席し、民主党所属議員らは厳しい表情だった。

 家宅捜索は午前に始まり、捜査員10人余が組合事務所から選挙に関する資料やパソコンを箱に詰め運び出した。

 県職労の松田圭治副委員長によると、選挙戦で手を振る行為をした運動員7人の時給は700円程度だったという。選挙運動に当たらない「機械的労務」と関係者が勘違いし、報酬を支払っても問題ないと判断したようだ。長崎市区で当選した民主党県連幹事長の渡辺敏勝氏は、「なんでこんな初歩的なミスをするのか」と悔しがった。

 公選法では、選挙で重要な役回りをした関係者が選挙違反事件で有罪が確定した場合、候補者本人の当選を無効とするなどの「連座制」を規定している。

 逮捕された4人は後援会長、選対本部長、会計責任者などで、陣内氏に連座制が適用されれば議席を失う可能性がある。選挙から3カ月以内に当選者が欠けた場合、次点の候補者が繰り上げ当選となる。

 陣内氏は県職員出身。県職労を支持母体に2007年県議選で民主公認で初当選。今回は1万42票を得て11位で再選された。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/236919
県職労に衝撃と戸惑い 県議選長崎市区選挙違反事件
2011年4月14日 01:15 カテゴリー:九州 > 長崎


家宅捜索した県職員連合労働組合本部から押収資料を運び出す捜査員■民主県連、連座制を危惧

 県議選長崎市区(定数14)で当選した民主現職、陣内八郎氏(61)の選挙対策本部長を務めた県職員労組委員長の川原重信容疑者(57)=諫早市小野町=ら4人が公職選挙法違反(現金買収)の疑いで逮捕された事件で、県職労や民主党県連には13日、「厳しい戦いではなかったのに、なぜこんな初歩的な間違いを犯したのか」と衝撃と戸惑いが広がった。

 同日午前9時半、県警の捜査員が県庁1階の県職労本部に家宅捜索に入った。廊下に出てきた県職労幹部は「期間中、次第に運動員が増えてきたと思っていたが、まさかこんなことだとは思わなかった」とショックを隠しきれない様子だった。同区で当選した別の民主現職は「陣営幹部がこんな初歩的な違反をするとは驚き。党にとっても大きな打撃だ」と話した。

 全国的に民主が敗北した今県議選で、県連は改選前から1増の11人当選と善戦した。だが、逮捕されたのが連座制の適用対象になるとみられる陣営幹部だけに、今後、議席を失う可能性がある。

 渡辺敏勝幹事長は「今までの努力が台無しだ。来週の市議選前に再度、候補者や選対に金銭管理をしっかりするよう注意する」と話した。県職労によると陣内氏は同日、電話で「自分は全く知らず驚いている。投票してくれた県民に対し、何らかの対処をしないといけない」と話したという。

 この日は県庁で当選証書授与式があり、陣内氏の陣営からは県職労の組合員が代理で出席した。証書を受け取った組合員は「警告もなくいきなり買収容疑で逮捕とは納得いかない。当選取り消しの最悪の事態は何とか避けたい」と語った。

=2011/04/14付 西日本新聞朝刊=

2282チバQ:2011/04/14(木) 12:40:52
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110414-OYS1T00248.htm
阿久根選挙にうんざり、2年8か月で投票9回


 議会リコール成立を受けた鹿児島県阿久根市の出直し市議選(定数16)が、統一地方選後半戦の17日に告示、24日投開票される。前市長・竹原信一氏(52)派と反竹原氏派が過半数を目指しているが、10日投開票された県議選阿久根市・出水郡区(定数1)で落選した竹原氏の求心力低下や、繰り返される選挙・住民投票への嫌気から、これまでの選挙に比べ、盛り上がりに欠ける前哨戦となっている。

 阿久根市民会館で12日に開かれた立候補予定者による公開討論会は空席が目立った。800人収容の会場に集まった市民は約100人。両派の前市議や新人計11人が、議員定数や報酬、市職員給与の削減などについてそれぞれ持論を展開したが、予定より約30分早く終了した。

 同市では今回の出直し市議選を含め、市長選や住民投票、参院選など2年8か月で計9回の投票が行われるだけに、聴衆の一人は「もう聞き飽きた」と足早に会場を後にした。

 解散前の市議会は反竹原氏派が12人、竹原氏派が4人。出直し市議選には竹原氏の妹(39)ら両派それぞれ10人前後が立候補を予定しているが、竹原氏の落選は各陣営に波紋を広げている。

 1月の出直し市長選で7645票を獲得した竹原氏は、「県議選でも阿久根市ではかなりの票を集める」とみられていたが、5704票にとどまった。投票率が66・90%と、出直し市長選(82・39%)に比べ下がった影響もあるが、「議会をいらないと言っている人が県議選に出るのはおかしい」との批判も受け、当選した自民現職・中村真氏(69)に238票の差をつけられた。

 県議転身については、竹原氏の陣営にも賛否の声が寄せられていたという。竹原氏を支持してきた男性(68)は「知事ならともかく、県議では改革にも限度がある」と話す。竹原氏派の石沢正彰・前市議は「竹原さんの落選で、新人には不安も広がっているだろう。このままでは過半数は難しい」と危機感を募らせる。

 一方、反竹原氏派は過半数獲得に自信を深めている。中村氏を支援した木下孝行・前市議は「2月に議会リコールを成立させた竹原氏派の勢いはある程度止まった。あとは現市長を支えるため、反竹原氏派が全員当選するだけだ」と話した。

(2011年4月14日 読売新聞)

2283チバQ:2011/04/14(木) 12:42:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110413-OYT8T00948.htm
県議選不正集票に批判

 県議選の都城市区(定数6)で当選した徳重忠夫氏(67)(無所属)の支持者で、同市南鷹尾町の無職新原正弘容疑者(71)が公選法違反(供応買収、事前運動)容疑で逮捕されて一夜明けた13日、選挙戦を戦った陣営や有権者からは、不正に票を集めようとする手法に批判の声が相次いだ。

 都城市区は定数6に有力候補7人が立候補し、最下位当選者と次点の票差は約300票の接戦となった。当選した現職の星原透氏は「少数激戦区で焦りはあったかもしれないが、どの候補者も一生懸命戦ったはず。まさか、という思いだ」と驚きを隠せない様子。

 都城市の会社員男性(38)は「票を投じた有権者の思いを裏切る行為。選挙を勝ち抜くためなら何をしても良いのか」と憤った。

 宮崎市区で当選した無所属新人の清山知憲氏は「選挙は素人だったが、自分なりに複雑な公選法を勉強して、違反がないように選挙運動を進めた。買収なんて、今のご時世あり得ない話だ」と批判した。

 徳重氏は読売新聞の取材に、「支持者が逮捕されて驚いているが詳細は分からない。捜査中なのでコメントは差し控えたい」と話した。

 県選管によると、公選法違反で、候補者の親族や選挙資金を管理する出納責任者、選挙運動を取りまとめる総括主宰者らの有罪が確定すると、連座制が適用される。当選は無効となり、5年間は同一選挙区からの立候補が禁止される。

 捜査関係者によると、新原容疑者は徳重氏の後援会に入っており、県警は連座制の適用対象になるか慎重に調べているという。

(2011年4月14日 読売新聞)
関連記事・情報

2284チバQ:2011/04/14(木) 22:31:38
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=31728
鹿児島県議選落選で"3連敗" 竹原氏の「求心力低下」
(2011 04/14 06:30)

県議選の開票を見守る竹原信一氏(右)の事務所には前市議ら支持者も駆けつけた=10日、阿久根市脇本 鹿児島県議選の阿久根市・出水郡区で、前阿久根市長の竹原信一氏(52)は表舞台復帰を果たせず敗退した。市長リコールによる失職、出直し市長選落選に続く“3連敗”に、「求心力の低下」を認める声が出始めた。同市では市議会リコールに伴う出直し市議選(定数16)を24日に控える。竹原氏の落選が、立候補を予定する竹原氏支持派の戦術に影響を与えるのは必至だ。

2285チバQ:2011/04/14(木) 22:58:48
http://mytown.asahi.com/areanews/nagasaki/SEB201104100025.html
民主健闘11議席 自民過半数届かず 県議選投開票
2011年4月11日


原発防災計画の見直しを訴えて初当選し、支持者と万歳して喜ぶ友田吉泰氏(中央)=松浦市志佐町の事務所


 統一地方選前半戦の県議選は10日投開票され、無投票の5選挙区を含め46人の顔ぶれが決まった。12人を立てた民主は逆風下、11人が当選。選挙前議席を1議席上回る健闘をみせた。自民は25人を立てたが、南島原市区で県議会議長の現職末吉光徳氏(64)が落選するなど獲得議席は20にとどまり、目標とした過半数に届かなかった。

■松浦市区 友田氏初当選「原発対策問う」

 「福島のような事故の想定と対策が玄海にあるのか。それを問うのが政治の仕事だ」。九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)から最短8キロの松浦市区(定数1)は、原子力防災の見直しを集中的に訴えた無所属の新顔友田吉泰氏(47)が議席を獲得した。

 元民主党市議だが、無所属で立候補。福島第一原発事故を受けて原発防災を訴えの中心に据え、自民現職との一騎打ちを制した。

■佐世保市・北松浦郡区 旧郡区の選出ゼロに

 佐世保市・北松浦郡区(定数9)は、旧市区(定数8)と旧郡区(同1)が合区して初の選挙。佐々町議から転じて立った無所属の新顔北村亮樹氏(40)が落選し、旧郡区地盤の県議はゼロになった。

 旧郡区で7選し、自民党県連幹事長だった松田正民氏が政治資金パーティー券の購入問題で立候補を取りやめた。北村氏は「北松から県議を絶やしてはいけない」と訴え、告示後の演説会を旧郡区に集中させたが、松田氏支持層を狙って旧郡区に入る自民の各陣営と競合。町外での知名度不足もあって伸び悩んだ。

■県庁移転反対派、上位 長崎市区

 長崎市区(定数14)は、東日本大震災で魚市跡地への県庁舎移転問題が争点に急浮上した。移転反対を強調した無所属の現職浅田眞澄美氏(44)、共産の現職堀江ひとみ氏(52)が上位に食い込み、移転に慎重姿勢を示した民主の新顔深堀浩氏(45)も続いた。

 移転を推進してきた現職候補らは選挙戦で「安全性を検証し直す」などと一定の配慮を見せつつ、従来の組織票を手堅く固めた。

■パー券問題響き野口氏が敗れる 大村市区

 4人が激戦を繰り広げた大村市区(定数3)は、自民現職の小林克敏氏(66)が5選、民主元職高見健氏(57)が返り咲き、無所属新顔の松本洋介氏(34)が初当選を果たした。4選をめざした自民現職の野口健司氏(47)は敗れた。

 小林、野口両氏の激突を軸に展開。小林氏が4期の実績を強調して盤石の態勢でリードする一方、野口氏は政治資金パーティー券問題で選挙前に県議会の議会運営委員長を辞職したことなどが響いた。高見氏は労組の支援、松本氏は父親の松本崇大村市長の知名度を生かし、当選圏に入った。

2286チバQ:2011/04/14(木) 23:47:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110412/20110412_0003.shtml
市政与党が底力 福岡市議選 民主、複数擁立で共倒れ
2011年04月12日 16:23  62議席を96人が争った福岡市議選は、投票率が戦後最低の42・96%に落ち込む中、高島宗一郎市長を支える「市政与党」の自民党、公明党、みらい福岡の3会派が過半数の議席を維持し、組織力で底力を示した。一方の民主党は逆風に加え、複数擁立による共倒れもあり、改選前から2議席を減らし敗北。初参戦ながら3議席を獲得したみんなの党は、既成政党離れの受け皿となり、「変革」を期待する世論の一端をのぞかせた。

 ■現職が相次ぎ涙

 「駅前に立つと7割がリーフレットをもらってくれたのに…」。東区で落選した民主現職の金出公子氏は、がっくりと肩を落とした。2007年の前回選挙はトップ当選だったが、今回は16人中最下位となった。

 民主は支持率が伸び悩む中で、前回の2倍にあたる16人の公認候補を擁立した。党勢拡大を狙ったが、逆風を食い止めることができず、当選は8人だけ。改選前から2議席減らした。

 金出氏は前回、東区で唯一の公認候補だった。今回は3人が立ち、新人との間で労組票が分散し共倒れした。こうした傾向は東区だけでなく、3人が立った南、早良区でも現職が涙をのんだ。

 ■批判票の受け皿

 自民は、改選前議席と同じ19人の公認候補を立て、18人が当選した。このうち現職15人は、高島市長が応援に駆けつけるなど「与党」の実績をアピール。新人3人のうち2人は引退した父親の地盤を引き継いだ。

 公明、みらい福岡を合わせた「与党勢力」は計37議席(改選前38議席)となり、市議会の過半数を維持した。

 一方で、新興勢力も登場した。初参戦で3議席を獲得したみんなの党だ。「こんなに票が伸びるなんて驚いた」。南区で当選した新人の富永周行氏は振り返る。

 「民主も自民もダメだという人たちに、第三極として認めてもらった」と富永氏。政権交代後も停滞する国政への不満が、二大政党に対する批判票として表出した。

 ■議会改革焦点に

 東日本大震災の自粛ムードで政策論争は低調だったが、原子力防災の見直しや議会改革を求める訴えは支持された。

 そんな中で勢力を伸ばしたのが社民党。改選前は2議席だったが、公認1人と推薦2人が全員当選。街頭演説では「脱原発」を訴えたという西区の池田良子氏=無所属現職、社民推薦=は「メールや手紙で反響があった。有権者には原発への不安があり、無関心ではなかったと思う」と打ち明ける。

 みんなの党が強調したのは議会改革だった。「議員が身を削るのは当たり前」として、議員定数や報酬の2割カットを公約に掲げた。富永氏は「報酬引き下げの訴えに、うなずく人は多かった。(今回の当選を)議会改革の第一歩にしたい」と意気込みを語った。

2287チバQ:2011/04/14(木) 23:48:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110413/20110413_0004.shtml
県議当選の田中氏と八並市長 長年の政敵 固い握手 市政発展へ協力を確認
2011年04月13日 14:45
握手する行橋市の八並市長(左)と県議に初当選した田中氏 10日に投開票された福岡県議選行橋市区で初当選した田中純氏(64)が12日、行橋市役所を訪れ、八並康一市長にあいさつ。2人は過去3回の市長選で激しい戦いを繰り広げてきた間柄だが、今後は市政発展のために協力していくことを確認し固い握手を交わした。

 田中氏は「過去の経緯はきれいさっぱり流し、一緒にやっていければと思う」と話し、八並市長は「話をよくすることで気心は通じ合える。将来に向けて頑張りましょう」と答えた。

 田中氏は「さまざまな課題を市と情報交換できる窓口を作ってほしい」と要望したが、八並市長は「庁内には各担当部署があり、しばらくはそれぞれで対応していく」と答えるにとどまった。

 田中氏は市長選に7回挑戦。うち3回は八並市長と対決し、昨年2月の選挙では79票差に迫った。


=2011/04/13付 西日本新聞朝刊=

2288チバQ:2011/04/14(木) 23:49:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110412/20110412_0003.shtml
2大政党の流れ定着 県議選分析
2011年04月12日 16:25  10日投開票された県議選(定数38)は、改選前と比べ、民主が1増の4議席を獲得する一方、自民は2議席減の28議席(推薦含む)となった。党派別得票率では、民主が12・25%(前回7・26%)、自民が59・36%(同58・41%)といずれも4年前を上回った。両党で7割超を占めており、県内でも二大政党制への流れが定着しつつあることがうかがえた。

 党派別にみると、自民、公明、共産、社民の4党は前回とほぼ同じ得票率だったが、民主は約5ポイント伸ばした。政権交代後、初の統一選で地方組織の強化を目指した民主県連の園田泰郎代表代行は「過去最多の候補者を擁立し、次につながる財産になった」と総括。一方で、1議席増にとどまったことについて「政権党としては満足できる結果でない」と話した。

 野党として臨んだ自民は、強固な保守地盤を背景に安定した戦いを見せた。自民県連の木原奉文幹事長は「民主への逆風を考えれば伸び悩んだとも言えるが、県議会で最大会派は変わらず、一定の目的は達した」と評価した。

 公明、共産、社民が獲得したのは、いずれも県都・佐賀市区の1議席のみ。各党とも候補擁立を見送った選挙区が多く、二大政党のはざまで「勢力拡大策」が課題となって浮かび上がった。

2289チバQ:2011/04/15(金) 22:04:12
>>2272>>2280-2281
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000194-mailo-l42
県議選・陣内氏陣営の公選法違反:県職員連合労組、弁護団を結成 /長崎
毎日新聞 4月15日(金)12時56分配信

 県議選(10日投開票)で再選した民主現職、陣内八郎氏(61)陣営の公職選挙法違反事件で県職員連合労組は14日、声明を発表。弁護団を結成し「今後の対応は弁護団に一任する」とした。今後、違法性の認識はなかったと主張するとみられる。
 事件では同労組の川原重信委員長や組合役員、後援会長ら4人が公選法違反容疑で逮捕された。声明は県民、県職員らに「大変なご心配とご迷惑をおかけしていることに心からお詫び申し上げます」とした上で「無実を祈っている」との内容。
 また陣内氏も同日、支援者らに「ご心配をお掛けし、大変申し訳なくおわび申し上げます」と陳謝し「無実を信じ、今後の捜査を見守っていきたい」とのコメントを出した。
〔長崎版〕

4月15日朝刊

2290チバQ:2011/04/15(金) 22:09:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000152-mailo-l42
選挙:県議選・長崎市区 次点・押渕氏が異議申し出へ 4票差、来週にも /長崎
毎日新聞 4月14日(木)12時53分配信

 10日に投開票された県議選長崎市選挙区で、最下位当選者とわずか4票差で落選した無所属元職の押渕礼子氏(72)が、投票用紙の再確認を求め、県選管に異議を申し出ることが分かった。来週にも、書類を提出する方針。
 同選挙区(定数14)には18人が立候補。次点だった押渕氏は「無効票を含め、もう一度チェックしてほしい」と話している。公選法では、選挙の効力に不服がある場合、候補者は選挙日から14日以内に文書で異議を申し出ることができるとしている。
〔長崎版〕

4月14日朝刊

2291チバQ:2011/04/15(金) 23:37:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110413/20110413_0003.shtml
【焦点を探る 2市長選を前に】<上>春日 初の人口減財政に影響
2011年04月13日 12:57
市南西部で進む住宅建設。「最後の大型宅地開発」といわれている 統一地方選の後半戦、福岡都市圏では春日、太宰府の両市長選(17日告示、24日投開票)が実施される。いずれも現職と新人1人が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。告示を前に、2市長選の焦点を探った。

 昨秋実施された国勢調査の速報値が出た2月、春日市財政課の中村伸久課長は、その数字に目を見張った。2005年の前回調査から市人口が約1600人減少したのだ。市制施行した1972年以前の旧春日町時代を通じても、人口減は初。

 「がくぜんとしました」

 市は福岡都市圏のほぼ中央部に位置する利便性で発展してきた。昭和40年代から人口が急増。国勢調査のたびに、ほぼ1万人ずつ伸び続け、2000年に10万人を突破、05年は約10万8千人と11万の大台も見えていた。

 中村課長が衝撃を受けた背景には、人口減が財政に及ぼす影響があるからだ。「人口が減れば市民税は減る。さらに普通交付税も減額される」

 市民税も普通交付税も一般財源の柱。しかも、市内に大きな企業はなく、市民税の9割超は個人市民税が占める。それが景気低迷による未就労や賃金引き下げなどで、08年度から減少している。07年度約59億円だった個人市民税は本年度見込みで約52億円まで減る。人口減は、それに追い打ちをかける。

   ■  ■

 厳しい財政状況を踏まえ、4選を目指す現職の井上澄和氏(60)は「住民へのサービスを、行政だけで担うには限界がある」とし、官民協働によるまちづくりを強調。地域コミュニティー活動支援や障害者就労支援、地域と学校の連携強化などを掲げる。

 一方で保育所や学校給食などの民間委託を実現させるなどして就任時、約634億円あった市債(借金)を約450億円に減らした実績をアピールし、さらなる行政コストの削減、行政改革の推進を訴える。

 前回に続いて挑む新人で行政書士の古川詳翁(みつお)氏(70)は「財政悪化は深刻」と財政再建を訴えの柱の一つに据え、経常収支比率の高さを指摘する。

 経常収支比率は市民税などの一般財源に対する人件費や借金返済など義務的経費の割合を示す数値。07、08年度は100%を超え、09年度は97・3%に改善したとはいえ、県内26市(政令市は除く)で4番目に悪い。

 古川氏は「財政の硬直化は、市長多選の弊害」と主張。公募した市民代表による機関を設置し、事業仕分けや入札監査制度の導入を提案する。

   ■   ■

 市の南西部で住宅建設のつち音が響く。元ゴルフ場が約700の一戸建て住宅地に姿を変えている。市関係者は浮かない表情で「市内最後の大型開発だろう」とつぶやく。県内で一番面積が小さい市で、人口密度は最も高い。もはや宅地開発は限界に近いのだ。

 これまでのような人口増加は望むべくもない。本年度から始まる第5次総合計画でも10年後の人口予想は、ほぼ現状維持の11万人とした。

 市民税など財源が細る中、経費削減の余地はあるのか。例えば人件費。人口1人当たり4万3597円(09年度)で同規模自治体の平均6万5629円を大きく下回る。職員数は人口千人当たり3・48人(同)で、全国の自治体で最も少ない。

 財源をどう確保し、一方で何を削るのか。難しい財政運営のかじ取りが、次のリーダーに託される。


=2011/04/13付 西日本新聞朝刊=

2292チバQ:2011/04/15(金) 23:38:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110414/20110414_0001.shtml
【焦点を探る 2市長選を前に】<下>太宰府 観光回遊性どう高める響
2011年04月14日 14:48
観光客でにぎわう太宰府天満宮の参道。このにぎわいを市全体の発展につなげられるか 「太宰府天満宮の参道が祭りのようなにぎわいでも、ここは日常の静けさです」。太宰府市の国指定史跡・大宰府政庁跡前で緑茶販売・喫茶の店を営む松谷正徳さん(32)。天満宮から約2キロしか離れていないが、人の流れは見られない。

 歴史・文化遺産が多く、緑豊かな落ち着いた雰囲気に“一目ぼれ”して福岡市内から転居、3年前に開店した。近くに名所の観世音寺もあり、人々を救うため相手に応じて33の姿に変えるとされる観音菩薩(ぼさつ)にちなみ、屋号は「三十三(みとみ)茶屋」に。

 「全国から来る観光客それぞれに応じた接客ができるようにとの思いを込めたのですが…」

 年間約700万人の観光客の目的地は天満宮と、隣接する九州国立博物館に集中する。年20億円超とされる経済的波及もその周辺に限られる。3年前の市の調査で天満宮に来た観光客のうち政庁跡まで足を伸ばしたのはわずか1・2%だった。

 松谷さんが「700万人という数字はとても実感できない」と言うのも当然だ。

   ■   ■

 一極集中する観光客を、いかに市内各地の名所・旧跡に回遊させ、市の発展につなげるか。

 現職で再選を目指す井上保広氏(63)は「歴史の散歩道を再整備し回遊性を高める」と話す。約15年前に整備された散歩道は東は天満宮、西は国指定史跡の水城跡を結ぶ約7キロ。道沿いには政庁跡なども点在する。

 「新しい案内板を設け、PRを強化。将来的には茶店や休憩施設も整備したい」と井上氏。昨年、市の歴史的風致向上計画が認定され、国からの財政支援が決まった。「歴史や文化遺産を生かしたまちづくりを本格的に進める」と力を込める。

 再度の立候補となる、新人で進学塾顧問の高取正臣氏(60)は「東の天満宮に対して、西の水城跡近くに物産館を誘致する」とし、二つの核で観光客を回遊させる構想を掲げる。

 さらに「観光振興を直接、市の収入増につなげたい」と公設民営の免税店開設や太宰府ブランドの確立を提案。「『大天神』といったブランド名を、お茶や水、酒などに付けて販売。意匠登録すれば版権収入が得られる」と訴える。

   ■   ■

 茶店、休憩施設、物産館…。ただ、「簡単にはいきません。トイレを水洗にするだけでも大変なんですから」と市の木村甚治総務部長。

 政庁跡内にあるトイレを水洗化しようとした際、地下に排水管を埋めることができなかった。文化財保護法で禁じられているためで、「地下の遺構を壊す恐れがある」というのが理由だった。配管を地上に敷設し、排水をポンプでくみ上げ流す方法でしのいだという。

 史跡地は同保護法で厳しく開発が制約される。太宰府は市面積の15%が史跡地だ。歴史の散歩道も大半は史跡地内を通っている。何かを造るにしても「史跡地の保全」が大前提となる。

 歴史・文化遺産を生かしての観光振興は、その遺産群のために制約を受けるという皮肉な状況も生む。財政的裏付けだけでは、このハードルは越えられない。市のトップには、知恵と工夫が望まれる。


=2011/04/14付 西日本新聞朝刊=

2293チバQ:2011/04/15(金) 23:38:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110415/20110415_0002.shtml
都市圏4市2町の議員選挙 定数減で“狭き門” 地区の枠越え票掘り起こし
2011年04月15日 14:53  ●予定者 生き残りへ懸命
 
 統一地方選後半戦、福岡都市圏では6市4町で議員選がある。このうち六つは、財政難などから最大4の定数が削減される“狭き門”の戦いに。立候補予定者たちは、あの手この手で生き残り策を練っている。

 新宮町は、定数が16から12と同都市圏では最も多く削減された。現在16人が名乗りを上げ、前回(候補者数18人)と比べると、落選者は2倍の4人に増える見込み。

 有権者約2万人の同町で最も厳しい戦いが予想されるのが町中心部・下府(しものふ)地区。前回は地元から5人が立候補して全員当選したものの下位当選が目立った。今回は6人が立候補するとみられるが、有権者約3千人足らずの地区で互いに票を奪い合い、当選ラインに達せずに「一部で共倒れの危険すらある」と地元関係者は懸念する。

 そのため全町から票を集めようとどこも懸命だ。現職の事務所では他地区の地図ボードが並び、自ら回った世帯の印で埋まる。「2千世帯は回ったが、まだまだ」と話す。「地縁・血縁をたどって他地区の票を上積みする」と強調する新人や「候補者空白地区で票を掘り起こしたい」と意気込む現職もいる。

 一方で、他地区への浸透が難しいところもある。定数が22から20に減る朝倉市議選。同市では小学校区などごとに1人ないし数人の候補者を推薦する「地区推薦」が主流のため、地元の固い結束が「壁」となって、地区を越えて浸透を図るのは至難の業だ。

 有権者約2700人に対し4人が名乗りを上げる激戦地区の立候補予定者は、他地区の知人を頼ろうと考えるが、そこにも地区推薦が網の目のようにあり、「良い返事はなかなかもらえそうにない」と不安を口にする。

 定数が1減の19となり24人が立候補の構えを見せる古賀市議選。市議会は東日本大震災を受け、選挙活動の時間短縮を検討してきたが、賛同者は半数ほどにとどまる見通し。現職の1人からは「それだけ厳しさを実感しているということ。今回は当落が読みにくい」と嘆き節すら聞こえる。

 市議選は17日、町議選は19日が告示日。投開票日はともに24日。


=2011/04/15付 西日本新聞朝刊=

2294チバQ:2011/04/15(金) 23:39:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110413/20110413_0001.shtml
長崎市政の課題 市長・市議選を前に】<上>変わる街の「骨格」
2011年04月13日 15:22
長崎市中心部のアーケード街。シャッターを閉めたままの店舗も出始めている 「リスクがあっても人が集まる道を残そう」

 「長崎まちなか龍馬館」の土産物店運営を決めた、1月の長崎浜市観光通商店街振興組合臨時総会。専務理事の中尾直己さん(48)は出席者に呼び掛けた。

 昨年、竜馬ブームに沸いた長崎市。同市浜町の商業ビルの同館は、1年強で20万人を集めたが2月にいったん閉鎖、4月再オープンに向け、市は土産物店を新たに組合で運営してほしいと打診した。家賃、光熱費などを考えると組合が赤字をかぶる危険性もあるが、中尾さんは総会で声を張り上げた。「何もしなければゼロだ。以前の5割の10万人しか来なくても、人が通らない商店街になるよりはいい」

   ■   ■

 長崎市には2000年にアミュプラザ(尾上町)、「夢彩都」(元船町)、08年には「みらい長崎ココウォーク」(茂里町)がオープン。大型商業施設は人の流れを大きく変えた。長崎商工会議所の調査によると、浜町のアーケード(三菱東京UFJ銀行前)の日曜日の歩行者通行量は1990年には約7万3100人だったが、昨年は約2万2900人と3分の1以下。7月閉店を決めた博多大丸長崎店の2010年2月期の売上高は、49億2600万円で、最盛期の1998年2月期比で約4割減少した。

 さらに中心商店街が懸念するのが、県庁舎の長崎駅前への移転計画だ。「県庁が近くなる地域にとってはいいことかもしれない。だが、中心部が寂れてしまって、長崎市の活力が保てるのか」。中尾さんは力を込める。

   ■   ■

 市庁舎もまた、建て替えの時期を迎えている。市は新庁舎を現在地近くの公会堂周辺に新築移転する考えを表明した。実現すれば、「街の背骨」とよばれる県庁と市役所を結ぶ線が消え、中心部の「骨格」が大きく変わる可能性もある。

 長崎市は、県庁ができる長崎駅周辺と新市役所を中心とした地区、中島川沿いから商店街に続くエリアで人の流れができると強調。「街全体の回遊性ができ、中心市街地の活力は維持できる」と説明する。

 元長崎総合科学大教授で市民団体代表の鮫島和夫さん(64)は「駅前再開発は市の発展には必要。一方で浜町地区は歴史の上に発展した街。今後の長崎のまちづくりには、交通ネットワークの整備など両地域の距離感を感じさせない施策が不可欠だ」と指摘する。

 街のにぎわいをつくり、地区のバランスがとれた発展に何が必要か。県、民間との協力も含め、長崎市がどのような将来図を描くか注目される。

   ◇   ◇ 

 長崎市長選、市議選が17日に告示される。県都の将来をどうつくっていくのか。市政の課題を探った。


=2011/04/13付 西日本新聞朝刊=

2295チバQ:2011/04/15(金) 23:40:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110414/20110414_0001.shtml
【長崎市政の課題 市長・市議選を前に】<下>旧町の疲弊大きく
2011年04月14日 19:20
長崎市高島町の住民が集まる市場。人口減少率は旧町地区で最も高く、今年は中学が休校になった 新学期を迎えた長崎市高島町。島の中学には真新しい制服を着た生徒の姿は見当たらない。たった1人の在校生が卒業した今年は新入生が入らず、一時的に休校することが決まったのだ。

 「子どもの声が聞こえんごとなって寂しかもんですよ。本当は自分がそがんこと言えんとですけど」。島の市場で食料品店を営む小林稔さん(39)はぽつりと言った。

 小林さんには中学生の娘2人がいる。だが、長女が中学生になるのを機に昨春、妻と母、娘たちは本土に引っ越した。同級生が大勢いる環境で教育を受けさせたいと思ったからだ。今は単身で島に残って店をやりくりし、週末だけ本土に渡る二重生活を送る。

 「自分も島生まれ。島全体のことを思うと心苦しいけど、子どものことを考えると…」

   ■   ■

 長崎市の人口は減少傾向が著しい。旧6町が合併した2005年1月4日の46万1266人(06年1月合併の旧琴海町を含む)に対し、昨年9月末では3・7%減の44万4244人になった。

 中でも合併まで過疎地域に指定されていた高島、伊王島、野母崎、外海各地区の減少率は10%以上と高く、最悪の高島では36・1%と急激な落ち込みを見せている。

 最大の雇用先だったのは役場だが、合併前に比べ旧町部で働く職員数は3分の1ほどに削減された。離島では本庁勤務のため家族ごと引っ越すケースもある。

 市地域振興課は「旧町部の居住人口の低下は確かに際立っている。その対策として観光客など交流人口の増加で活性化につなげられるよう努力している」と話す。

   ■   ■

 「虹色の町づくり」をキャッチフレーズに市は旧7町の個性を生かすための振興策を打ってきた。中でも「成功例」とされるのが、外海地区に合併翌年の2006年に開業した特産品販売の道の駅「夕陽が丘そとめ」だ。

 年間10万人を見込んでいた集客は毎年20万人以上。直売所とレストランは2月に拡張された。市は「長崎市の一部となったことで『ブランド力』が付き、県外観光客へのPRが強化できた」と胸を張る。だが、浜本満義駅長は「集客はできたが、収支はいまだに赤字。頑張ってはいるが、まだまだの状態」と話す。

 軍艦島、世界遺産登録に向けた教会群のPR、池島炭鉱の観光利用…。長崎南商工会の幹部は観光をメーンにした行政の周辺部活性化策を評価した上でこう要望する。「建設業者や小売業者は、交流人口拡大だけでは苦しく、廃業も珍しくはない。地元に根ざした中小企業対策など、旧町民の暮らしに直結する部分にも光を当ててほしい」


=2011/04/14付 西日本新聞朝刊=

2296チバQ:2011/04/15(金) 23:40:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110415/20110415_0002.shtml
県北拠点 役割重く 告示前、佐世保市政を総点検
2011年04月15日 15:23
軍港として発展してきた佐世保市。中央には西九州道が走る 「平成の大合併」が終了し初となる佐世保市長選、市議選が17日に告示される。平戸、松浦両市を含む県北3市2町の拠点都市として重い役割を担う佐世保市。九州で唯一の米海軍基地と海上自衛隊総監部を抱え、国防の要の軍港でもある。選挙を前に佐世保市政を総点検する。

 ●経済効果と負担見極め

 ▼基地政策

 佐世保市は、基地がもたらす経済効果と地元負担を見極めながら、米海軍や自衛隊との軍民共存を探ってきた。事実、国から基地交付金、調整交付金として毎年約7億5千万円を受け取り、米佐世保基地に所属する軍人とその家族などは6千人、日本人従業員も1500人に上る。市はその経済効果を一般会計並みの948億円と算出する。

 今月5―6日に続き、12―14日に米海軍横須賀基地配備の原子力空母ジョージ・ワシントンが再寄港した。13回目を数える原子力空母の寄港で、同じ空母が短期間に2度寄港するのは例がない。原発事故からの退避行動とみられるが、市は、原子力艦の寄港について「安全性に確信を持つ」とする国の立場を追認する姿勢を変えていない。

 2002年度以降市が毎年実施する原子力艦の放射能漏れを想定した防災訓練は半径1・2キロの想定と内容も見直さざるを得ないだろう。佐世保が空母の補給拠点となる可能性もあり、「(母港以外の)寄港地では何もやっていない」と拒み続ける米側にどう参加を促すか、政府への強い働きかけも必要となる。

 佐世保港の軍民すみ分けは、最大の懸案だった米海軍佐世保弾薬補給所(前畑弾薬庫)の移転・返還を1月に日米が正式合意。ただ返還時期が見通せないこともあり、跡地利用は白紙のままだ。

 ●12年後赤字団体の恐れ

 ▼行財政

 佐世保市の台所事情は、市税や施設使用料など自分で稼げる収入に対し、毎年その約3倍を支出。収入を超える仕送り(地方交付税など)と借金、貯金の切り崩しなどで何とか収支を保っているのが現状だ。人口減少で年々、収入は減る一方、自主財源の3年分に膨れ上がった借金残高が家計を圧迫、12年後には破綻する恐れもある。

 市の本年度一般会計予算は過去最大規模の1121億円。借金の市債残高は1243億円で、貯金に当たる基金残高は113億円と心もとない。市民1人当たり4万円の貯金に対し、47万円の借金を抱える計算になる。

 年間収支は2013年度までは黒字の見通しだが、14年度には10億5千万円の赤字に。21年度には赤字幅が27億8千万円に拡大、今後10年間で計99億円の収支不足が発生する見込みだ。現状のままでは22年度に貯金が底をつき、赤字団体転落の恐れもある。

 主要因が歳入の減少。現在は旧6町との合併特例措置として、多めに支給されている地方交付税が特例措置の終了などで21年度には本年度比で年間22億円減少。人口も2万5千人減る見込みで、市税収入は年間30億円の減額と試算している。一方、高齢者の増加に伴い、社会保障費は約2割増える見通しだ。

 市は市職員の減員や補助金の見直しなどで、10年間で93億円を効率化する中期財政計画を策定。それでもなお借金は1134億円残り、貯金は24億円に目減りする。22年度以降も年間30億円規模の収支不足が予想されており、抜本的な財政健全化策が求められている。

 ●見通し厳しいポールネ

 ▼再開発

 開発事業は、JR佐世保駅西側で佐世保港に面した「ポートルネッサンス21計画」が事業半ばで頓挫し、大きな課題として残る。市は、2009年に撤退した大手不動産アパマンショップ(東京)に代わる事業者を公募する方針だが、どのような内容の施設を誘致するのかは詰めていない。景気低迷もあり、事業の先行きは極めて不透明だ。

 一方、市中心部にある三ケ町商店街の「栄・常盤地区市街地再開発事業」は、市が総額28億4千万円の公金投入で公共3施設を入居させる案を決定し、ようやく実現に向け動きだした。4年遅れの14年3月完成を目指しているが、商店街全体の青写真は描かれておらず、テナントの募集もこれからだ。

 市北部の相浦地区で大型商業施設誘致を望む声が強く、市は3月に策定した都市計画マスタープランに住民の声を反映させた。合併で市域が拡大する中、商業機能の再編をどう図るかも注目だ。

2297チバQ:2011/04/15(金) 23:40:48
●見えない上海航路対策

 ▼観光振興

 経営危機に陥っていたハウステンボス(HTB、佐世保市)は昨年4月に旅行大手エイチ・アイ・エス(東京)の子会社として再スタートを切った。

 HTBはその後、順調に経営回復。最新の2011年9月期の第1四半期(10年10―12月)決算でも入場者数が前年同期比53%増、売上高も同33%増で、本業のもうけを示す営業利益は開業以来初めて黒字となった。HTBには、10年間で総額74億円の再生支援交付金が投入される予定で、今後は公金投入に見合った波及効果の広がりも注目される。

 市の観光統計によると、09年に佐世保市を訪れた観光客は346万5100人、うちHTBには146万3600人、西海パールシーリゾートが74万8800人で大型施設の来場者が全体の6割を超える。このため市は11年度予算にHTBとの共同事業として宣伝費など1600万円の予算を計上している。ただ、HTBが夏以降に計画する上海−長崎航路開設後の中国人観光客対策はソフト、ハード両面とも検討段階にとどまっている。

 ●相次ぐ企業倒産で悪化

 ▼雇用

 リーマン・ショック後に悪化した佐世保市内の雇用情勢は昨年6月ごろから回復傾向にあるとはいえ、今年2月の有効求人倍率は0・55倍で、全国平均の0・62倍を大きく下回っている。

 最大の要因は、2008年以降に相次いだ大手企業の経営危機だ。「佐世保御三家」の一つと呼ばれた造船・舶用機器メーカー辻産業が負債741億円を抱えて経営破綻し、約100人が解雇された。西肥自動車も親和銀行から約10億円の金融支援を受け私的整理を実施。09年にはハウステンボスが従業員285人を削減するリストラ策を実施した。

 雇用悪化を反映し、佐世保市の地域経済力を示す1人当たりの市民所得は07年度の223万円台から08年度は216万円台に下落。同年度の国民所得より58万7千円も下回った。

 市は雇用を増やすため、10年度に12社の誘致・増設に成功し、約700人分の雇用を創出。本年度から県の補助を受け、同市小佐々町に市営工業団地(約17ヘクタール)を新設する事業に着手する。

 ●介護保険料大幅値上げ

 ▼市民生活

 市民生活は年々厳しさを増しており、生活保護を受ける世帯は今年3月時点で4114世帯と、5年前に比べて1千世帯以上増加。合併による増加と雇用状況の悪化が影響している。

 保護世帯のうち4割が高齢者世帯で、2004年度に比べると300世帯以上も増えた。人口千人に対する保護率は2・2%で、全国平均より0・6ポイント悪く、全国で9番目に悪い長崎県全体の平均よりも0・16ポイント悪い。

 高齢化も深刻だ。高齢化率は国連が定める「超高齢社会」の基準を4ポイント上回る25・3%で、市民の4人に1人が65歳以上のお年寄りだ。24年後には3人に1人の割合になるとの試算がある。

 高齢者の増加に伴い、介護保険料は急激に値上げされている。介護保険料基準額は、2000年には1人月額3109円だったが、本年度は4894円に値上げ。全国平均より600円以上高く、生活を圧迫する一因になっている。

 水道料金は10年度、13年ぶりに2割値上げされた。標準家庭1戸当たりの月額水道料金は434円増の2649円。県と市は川棚町への石木ダム建設を計画。総事業費約538億円のうち市の負担は約353億円となる予定で市民の負担がさらに増す可能性が強い。


=2011/04/15付 西日本新聞朝刊=

2298チバQ:2011/04/15(金) 23:45:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000195-mailo-l44
’11統一選・情勢と構図:大分・別府市長選 /大分
毎日新聞 4月14日(木)14時46分配信

 統一地方選の第2ラウンドは、大分と別府の2市長選、別府、日田、中津、宇佐、杵築、津久見の6市議選が17日告示・24日投開票の日程で行われる。また、玖珠町議選、姫島村議選は19日告示・24日投開票だ。その選挙の構図を紹介する。
 ◆大分市長選
 ◇「市・県連携」で異なる見解 3選目指す現職と前県議会議長、対決
 大分市長選は、3選を目指す現職、釘宮磐氏(63)に前県議会議長で自民推薦の新人、安部省祐氏(51)が挑む予定だ。共産は前回に続いて、候補擁立を断念した。
 釘宮氏は民主の衆院議員だった03年、離党して無所属で立候補。「首長は一党一派に属すべきではない」との考えから、政党や団体に推薦は求めない。民主県連は「首長は市民党であるべき」と特定候補を推薦せず、社民も推薦しない。一方、連合大分は前回同様に支える。
 現在の衆院小選挙区制が導入された96年以降、自民は大分1区(大分市)で全敗。戦後最多の5人が乱立した前々回(03年)の市長選は保守分裂で共倒れし、前回は擁立を断念。その後も09年衆院選などで敗北が続き、候補選びが難航した。
 そんな状況の3月10日、安部氏が突然、無所属で立候補を表明し自民を離党。自民市連は候補者擁立を模索していたが、「元自民の県議長が出馬するのにまったく知らんぷりをするわけにもいかない」(市連幹部)と推薦を決めた。
 「市と県との関係は対等。これまでも課題解決に向けて真摯(しんし)に協議を重ね、より良い結果を出してきた」と自負する釘宮氏。一方、安部氏は「現市政は県との連携が取れておらず、受け身になっている」と批判し、定期的なトップ会談などを提唱したいという。【佐野優】
 ◆別府市長選
 ◇自民分裂、政党色も薄れ 4選目指す現職に2新人が挑む
 現職で4選を目指す浜田博氏(72)に、元中国管区警察局長の衛藤文一郎氏(66)と市議の長野恭紘氏(35)の2新人が挑む構図になりそう。3人はいずれも無所属で、政党の推薦は受けていない。
 浜田氏は社民県議出身だが「市民党の立場で戦う」として社民の推薦を断った。市議会最大会派の自民党議員団(12人)が支持を決め、社民系市議も支援する。労組関係に加え、商工団体や旅館ホテル組合、建設関連団体など59団体が推薦。3月末から自治会などの会合や主催のミニ集会などへの出席も続ける。
 衛藤氏は、出身の小中学校や別府鶴見丘高の同級生やそこから紹介を受けた知人らを地道に訪ね、前哨戦を展開してきた。地道に朝の辻立ちなどを続ける一方で、後援会は作らずに個人的な支持拡大を模索。「しがらみのない新しい市政」を訴える。
 長野氏は、ゆめタウン別府誘致の是非を問い実施された06年5月の出直し市長選以来、2度目の市長選挑戦。市内の若手・中堅の企業経営者や一部の自民系市議などの支援を受け、ミニ集会や辻立ちを続けてきた。本番を前に大規模なサポーター集会も開催。気勢を上げ選挙戦に突入する。【祝部幹雄】

4月14日朝刊

2299チバQ:2011/04/15(金) 23:46:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000290-mailo-l44
’11統一選・情勢と構図:6市議選・2町村議選 まちづくり、論戦展開へ /大分
毎日新聞 4月15日(金)15時10分配信

 ◆別府市(定数25)
 ◇定数4減で激戦に
 定数が4減の25となる中、自民12▽公明4▽共産3▽無所属12−−の計31人が立候補の動きを見せる。現新元別では現職24人▽新人7人。
 無所属のうち、当選すれば自民系会派に入るとみられるのは3〜4人、社民系会派に入ると見られるのは3人。民主は擁立を巡り党支部が分裂した影響などもあり、公認、推薦とも候補擁立を断念した。
 自民系が当選後の会派入りを含めて過半数を維持できるか、共産や社民系無所属が各3の現有議席を死守できるかも注目される。【祝部幹雄】
 ◆中津市(定数28)
 ◇旧町村出身候補が焦点
 旧下毛郡4町村を吸収合併して2回目の選挙戦。地域間格差が広がり「サービスが低下した」と住民の不満が募る中、旧町村出身候補が何人当選するかも焦点になる。
 今回は定数30から2減。現職23人、元職2人、新人8人の計33人が名乗りを挙げている。党派別では▽公明2▽共産3▽無所属28。死亡や引退などで新旧交代の波が押し寄せている。激戦模様で当選ラインは1000票台と予想され、旧町村出身候補にとって厳しい選挙戦が予想される。【大漉実知朗】
 ◆日田市(定数24)
 ◇ベテラン引退、新人8人
 定数は今回から4減の24に。現職17、新人8の計25人の少数激戦が予想される。党派別では民主1、公明2、共産3、社民1、無所属18(うち社民系2)人。出身地別では旧市18人、旧郡部7人。
 7期の室原基樹氏、菅田敏幸氏、4期の川崎邦輔氏、3期の矢野美智子氏らベテラン勢に加え、県議選に立候補した2氏を含む計10氏が一斉に引退・転身。これに対し、新人出馬の動きは鈍く「無投票」もささやかれたが、ようやく「無投票はよくない」と1人が名乗り出た。【楢原義則】
 ◆津久見市(定数14)
 ◇5新人の得票に注目
 定数は、2減だった前回と同じ減数で14となる。1人が県議選に立候補した他、議長経験者を含む3〜5期のベテラン3人が引退する。これまでのところ、出馬を予定しているのは現職12人と新人5人の計17人。党派別では公明、共産が各1、他の15は無所属。
 定数減に伴い、前回400票弱だった当選ラインがアップしそうで、5新人の得票に注目が集まる。【古田健治】
 ◆杵築市(定数20)
 ◇一転、少数激戦に
 合併後初の選挙となった前回は定数22に対し29人が立候補する乱戦となったが、今回は定数20人に対し立候補の動きを見せているのは21人にとどまる。党派別では公明1、共産2の他は全員が無所属。
 4年前は、合併時に在任特例で選挙を経ずに市議になった旧市町村議が多数立候補した。特に、旧山香町や旧大田村からの立候補が有権者数に比べて多かったが、今回は旧杵築市13人▽旧山香町7人▽旧大田村1人−−で、ほぼ現有議席並みになりそう。【祝部幹雄】
 ◆宇佐市(定数26)
 ◇新旧交代で少数激戦
 27人が名乗りを挙げ、少数激戦になりそう。4人が県議選に転出するなど、新旧交代の波が押し寄せている。立候補予定者は現職19人、元職2人、新人6人。党派別では共産2、公明1、その他は無所属。
 前回、合併特例で3選挙区に分かれて戦った。今回からは全市1区になり、旧安心院、旧院内両町出身の立候補者には厳しい選挙戦に。しかし合併による周辺地域へのサービス低下は著しく、旧町出身の候補者が「住民の格差不満」をどう取り込むかも焦点になる。【大漉実知朗】
 ◆玖珠町(定数16)
 ◇少数激戦
 現職12、元職1、新人6の計19人の少数激戦が予想される。党派別では公明1、無所属18人。現職では、佐藤左俊氏が県議選に転身したほか、3人が引退する。【楢原義則】
 ◆姫島村(定数8)
 ◇無投票の可能性も
 現職5人、新人5人が立候補した前回と違い、立候補の意向をはっきりと示しているのは現職8人のみ。他に新人1人が態度を決めかねている。99年以来、12年ぶりの無投票の可能性も残っている。【祝部幹雄】

4月15日朝刊

2300チバQ:2011/04/16(土) 00:21:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000192-mailo-l42
課題は今:’11長崎市長選/上 市街地の軸シフト 文化守り、どう発展 /長崎
毎日新聞 4月13日(水)15時34分配信

 「昔はブティックや宝石店など老舗が多かったが今は、ドラッグストアや100円ショップが多い街に変わった」。長崎市万屋町で料理店を営む男性(66)は街の変化を語る。かつては「おしゃれ」をして出掛ける場所だった中心市街地。今ではマンションも林立し、生活空間の一部になった。
 長年、長崎の商業・観光・文化の“顔”だった中心市街地が揺れている。00年に相次いだ大型商業施設の進出で、JR長崎駅〜大波止に街の重心が動きつつある。加えて、16年度目標の長崎魚市跡地への県庁舎移転計画、更に九州新幹線長崎ルートの完成をにらんだ長崎駅周辺土地区画整理事業(23年度完成目標)−−。
 この間、地場企業すら、駅周辺の大型商業施設に出店するようになり、商店街では県外資本によるコインパーキング設置なども進んだ。別の商店街関係者(55)は「人の流れが変わり、地場の力が落ちた」とこぼす。
 1月末には、長崎浜屋と共に象徴的存在だった長崎大丸が百貨店業務の撤退を表明し、7月末で閉店する。跡地には同社系列の店が入る予定だが具体案は示されていない。
 魚市跡地への「県庁舎移転」の事業費は約390億円。駐車場約450台分が整備され、県議会も、県警本部も同時に移転する。駅周辺土地区画整理事業では、約19・2ヘクタールに広場や道路の他、商業施設や官公庁などの施設も計画。太陽光発電や屋上緑化などを盛り込んだ先進的な「低炭素型まちづくり」構想で、中心市街地との“格差”が広がりそうだ。
 市は「浜の町の魅力を落とさないよう駅周辺の商業施設の集積はできるだけ避ける」と説明。今後、市公会堂周辺での建て替え方針が決まった新市庁舎などを核に「回遊性の強化」を図るという。
 が、都市計画行政に詳しい元市職員(65)は「都市の軸が動くのは明らか。丸山町など長崎ならではの文化をいかに守り、街を発展させるかが問われている」と語る。
  ◇    ◇
 17日からいよいよ統一地方選・後半戦。長崎市長選に3人、同市議選には51人が立候補の準備を進める。論戦を前に市が直面する課題を追った。【下原知広】
〔長崎版〕

4月13日朝刊

2301チバQ:2011/04/16(土) 00:21:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000150-mailo-l42
課題は今:’11長崎市長選/下 結核病床、医師確保 対応問う新病院建設 /長崎
毎日新聞 4月14日(木)12時53分配信

 「新市立病院の事務手続きの適正さを示すため監査請求した」。昨年12月24日、田上富久市長のこわばった表情は、新病院を巡る一連の混乱を象徴しているようだった。
 新病院は現在の市民病院(新地町)と市立病院成人病センター(淵町)を統合。救命救急や周産期など高度急性期医療を担う病院として、16年5月、市民病院周辺に開院する計画だ。建設・維持管理を民間に任せるPFI方式を採用。昨年、その業者選定で、最も低く入札した業者より14億円も高い額を提示した業者を選んだことが“混乱”の発端になった。
 住民監査請求を受けた監査委員に、市は業者選定に関する資料提出を拒否。反発した市議会は12月13日、関連予算案から「委託費」を削除して可決。年内の委託契約締結を予定していた市はあわてて資料提出を決め、24日、臨時議会で委託費の可決を得た。
 市長自ら提出した監査請求で、結局「問題はなかった」との結論を得たが、ベテラン市議は「監査の結論も待たずに契約を結ぶなんて『14億円』もの公金に対する意識が欠如している」と不快感をあらわにした。
 課題はこれにとどまらない。一つが成人病センターにある結核病床の存廃問題。当初、新病院にも20床設置する予定だったが、09年に高度急性期医療を優先させる方針に変え、民間病院への譲渡を念頭に交渉を始めた。
 これに、市民グループが「不採算医療の切り捨てだ」と反発。結核病床設置の請願は市議会で不採択となったが、県も新病院への設置を求めており、民間との交渉と合わせて先行きは不透明だ。
 もう一つは医師確保。当初、市は医師数を「82人以上」(現在2病院で76人)と計画。ところが、こちらも高度急性期医療の充実に伴い、必要な医師数も「92人」となった。
 医師不足が言われる中、市は待遇改善などで確保する考えだが、具体案は示されていない。大学からの勧誘や県外の医師を呼び戻す案もあるが、市は「老朽化した今の病院には配置する余裕もない」と事前確保がままならない実情を漏らす。
 課題を抱えながらの事業推進。総事業費110億円のプロジェクトだけに、選挙戦を通じて市民が納得できる「答え」が求められる。【下原知広】
〔長崎版〕

4月14日朝刊

2302チバQ:2011/04/16(土) 11:52:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000157-mailo-l40
わが街の将来:田川市長選を前に 進まぬインフラ整備 /福岡
毎日新聞 4月15日(金)12時39分配信

 「事業に着手すれば財政再建団体になることは明らか。県は支援できないし、着手を決定した場合は中止を進言する」。県が語気を強めて協力を拒否したのは、田川市の汚水処理構想(08年度、県に提出)だ。伊藤信勝市長(65)の公約でもある。
 同市の公共下水道は県内で唯一未整備。構想は、11年度から30年間かけて市中心部約1000ヘクタールで汚水処理システムを整備するというもの。ただ、試算では、整備終了時に約26億円の赤字が生じるため、県は09年「財政上、事業は不可能」と判断した。以来、進展はない。
 背景には慢性的な財政難がある。市税など自主財源は、歳入(今年度当初251億円)の約3割。毎年5億円前後の赤字を、自治体の「貯金」にあたる財政調整基金で穴埋めしている。その基金も4年後には底を尽く見通しで「完全な赤字転落に陥る」(市財政課)可能性が高い。
 そんな中、財政難に拍車をかける財政支出が昨年度、可決された。3年間の総額が14億円を超える市立病院への緊急資金投入だ。03年度に46人いた医師が現在は31人。医師不足が収入減につながる悪循環で、今年度末も5億円超の赤字が見込まれる。
 病院存続をかけた緊急投入だが、市議会では「民間移譲も検討すべきではないか」との声も上がった。しかし伊藤市長は「存続は行政の使命。私の政治責任で(投入を)実施する」と押し切った。
 さらに、田川地区清掃施設組合(周辺3町と構成)のごみ焼却場問題も財政悪化の大きな要因となっている。既に耐用年数を過ぎ、ダイオキシン発生問題も抱える田川市川崎町清掃センターなど二つの焼却場の補修に、最近5年間で約13億円を支出。今後10年間に田川市だけで9億円の延命改修費の支出が必要とされる。新焼却場建設構想はあるが、候補地のめどさえ立っていない。
 これらの課題に、3選を目指す現職の伊藤氏は「市民の理解と協力が不可欠。スピードアップは必要だが、時間をかけて理解を得る努力を続ける」。これに対し、出馬を予定している元市議、笹山良孝氏(58)は「インフラ整備はまちづくりの根幹。下水道、焼却場建設の事業開始はもちろん、病院の経営改革にも直ちに着手する」と主張する。
 下水道、病院、ごみ焼却場。市民生活を直撃するインフラの未整備は深刻であり、かじ取り役に課せられた責務は重い。【林田雅浩】
〔筑豊版〕

4月15日朝刊

2303チバQ:2011/04/16(土) 18:27:13
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104150001
3市議選あす告示 阿久根は混乱?終息?
2011年04月16日

 統一地方選の市議選が17日告示され、県内では阿久根、枕崎、垂水の3市議選(いずれも定数16)がある。投開票日は24日。


 阿久根市議選は竹原信一前市長を支持する市民らが進めた市議会リコール(解散請求)が成立したことに伴うもの。2月にあった市議会解散の賛否を問う住民投票で、解散賛成票が多数となり議会は解散した。通常は解散から40日以内に出直し市議選があるが、統一地方選の特例法が適用され、選挙日程が遅くなった。元職13人、新顔11人の無所属の24人が立候補の準備を進めている。


 枕崎市議選は現職12人と新顔6人の計18人が立候補予定。党派別では自民1人、共産2人、社民1人、無所属14人。前回市議選から定数が2減った。


 垂水市議選は現職12人、新顔4人、元職2人の計18人が立つ見込み。党派別では共産1人、無所属17人。


               ◆


 阿久根市議会の混乱は続くのか、終息するのか。出直し市議選(定数16)では、竹原信一前市長が進めた「改革」を支持する候補がどれぐらい当選するかが注目される。


 立候補を表明しているのは24人。元職は13人で竹原氏派は4人全員が名乗りを上げた。さらに新顔11人のうち竹原氏の改革を支持するのは7人。計11人で、議会の主導権を握れる過半数(9議席)の獲得を目指す。


 10日に竹原氏が県議選で落選した後、「平成維新の会」の名前で市内各戸に配られた3枚1組のチラシに竹原氏の名はない。代わって、川内原発(薩摩川内市)を「極めて危険で無駄な施設」とし、阿久根市のほぼ全域が30キロ圏内と指摘するカラーのチラシが目を引いている。


 竹原氏派の元職は「竹原改革の継続を訴えるだけでは持たない」と説明するが、維新の会の共通の公約は「議員報酬の日当制と議員定数削減」「固定資産税の減税」など竹原改革の「成果」の復活や実現だ。


 一方で不協和音も聞こえてきた。竹原氏の妹(39)が突然、立候補を表明したからだ。知名度の高い竹原氏の妹だけに、ある元職は「1人で何人分もの票を取りかねない。(竹原氏派として)過半数の議席獲得がよけい難しくなる」といら立つ。チラシには10人の立候補予定者を維新の会の会員とし、竹原氏の妹を外している。
(原口晋也)

2304チバQ:2011/04/17(日) 17:12:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110417-00000239-mailo-l46
選挙:県議選 公認10人落選、自民「力不足」−−総括 /鹿児島
毎日新聞 4月17日(日)15時8分配信

 自民党県連の執行部・選対合同会議が16日あり、10日投開票された県議選を総括した。公認42人のうちベテランら現職9人を含む10人が落選した結果を受け、国会議員から「力不足をおわびする」との言葉が相次いだ。
 終了後の会見で森山裕会長は「厳しい結果と受け止めている」と述べた。九州電力川内原発問題が争点となり自民現職1人が落選した薩摩川内市区(定数3)については「原発だけが論点ではなかったと思うが、原子力行政の検証をしっかり進めなければならない」と述べた。
 自民の当選者は、10日付で追加公認した曽於市区の無所属新人を含め33人で、改選前から5減。複数の保守系無所属当選者が追加公認を求めており、週明けにも結論を出す。

4月17日朝刊

2305チバQ:2011/04/17(日) 17:15:04
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237380
福津市 全候補を調査へ 市議選ポスター代 水増し問題
2011年4月16日 14:04 カテゴリー:九州 > 福岡 社会

 昨年12月の福岡県福津市議選(定数20)で立候補者4人が公費負担の選挙ポスター代を水増し請求していた問題で、同市の荻原益美総合政策部長が16日、緊急の記者会見を開き、ポスターの公費負担を定める条例が不正を誘発しやすい仕組みになっていたとして、条例改正を検討すると発表した。同市議選について、水増し請求を認めた4人を含む全候補者を対象に不正の有無の調査を週明けに始めるという。

 市の条例では、ポスター代の請求は、印刷業者が金額を承認する候補側の証明書とともに請求書を市に提出。市が業者に入金する仕組み。書類がそろっていれば受理され、正規の金額かどうかの調査は、一切行われていなかった。

 これについて、荻原部長は「他自治体の例も調査し、不正を誘発しにくい制度に改めることが必要」として、条例改正を検討する意向を示した。

 また、水増しを認めた議長を含む3市議と落選候補を含め、市議選の候補者全22人に不正がなかったか聞き取り調査する考えを明らかにした。

 水増しを認めた4人が自主返納を申し出ていることについては、「返納が可能か、告訴するか、県選管の指導を仰ぎたい」とした。

=2011/04/16付 西日本新聞夕刊=

2306チバQ:2011/04/18(月) 20:06:30
http://mytown.asahi.com/areanews/kumamoto/SEB201104170044.html
人吉市長選に3人立候補 上天草市長選は一騎打ち
2011年4月18日


 人吉、上天草の両市長選と、熊本、人吉、荒尾、水俣、合志の5市議選が17日告示され、統一地方選の後半戦が始まった。人吉市長選には3人、上天草市長選には2人が立候補。計126議席を争う5市議選には161人が名乗りを上げ、政策や支持を訴える声がまちに戻ってきた。また、上天草市議補選には前職と元職の計3人が届け出た。いずれも19日告示の町村長・町村議選とともに24日に投開票される。

 人吉市長選は再選を目指す現職の田中信孝氏(63)と、いずれも新顔で環境コンサルタント会社社長の長友清冨氏(61)、前市議会議長の大王英二氏(54)が立候補した。田中市政1期目の評価が問われる選挙。農業や観光振興、行財政改革などをテーマに論戦が繰り広げられそうだ。

 過去の市長選と違い、第一声で川辺川ダム問題に触れた候補者はいなかった。民主党政権の建設中止表明もあって争点化されていないが、前回の市長選後にダム計画の白紙撤回を表明した田中氏に対し、ダム反対派も支持に回った。

 一方で、ダム推進の立場だった大王氏の元には自民党の国会議員や県議が応援に駆けつけ、支援を表明。市議として培った人脈を足掛かりに、田中市政への批判票の取り込みを図る。

 長友氏は錦町在住で、市町村合併の推進や入札改革などを訴えている。

    ◇

 上天草市長選は、再選を目指す現職の川端祐樹氏(39)と新顔で元学習塾経営の橋本美春氏(59)が届け出て、一騎打ちの争いとなった。過疎や高齢化などが進み、衰退の一途をたどる基幹の農水産業や観光をどう盛り上げ、雇用や地域経済の底上げに結びつけるかが焦点となる。

 川端氏は告示前、1期4年間の取り組みを市民に説明する報告会を約70カ所で開催。市議会最大の「会派あまくさ」や、合併した旧3町の元町長らの支持も取り付けるなど現職の強みを生かす。

 橋本氏は約40カ所でミニ集会を開いたり、チラシの全戸配布をしたりして知名度を高めることに注力。市議の半数以上が支援に回るほか、学習塾の教え子らもボランティアで運動を支える。

 両氏の出身地で、最も票が多い旧大矢野町を中心に舌戦が繰り広げられそうだ。

2307チバQ:2011/04/18(月) 21:56:08
>>2298
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110418-OYS1T00182.htm
大分市長選、事実上の与野党対決に
 大分市長選は、3選を目指す現職・釘宮磐候補(63)、新人の前県議会議長・安部省祐候補(51)が立候補。連合大分が元民主党衆院議員の釘宮候補、自民党県連が安部候補をそれぞれ推薦し、事実上の与野党対決となった。

 統一選の前半戦で行われた大分県議選大分市区での公認の当選者は自民党4人、民主党3人と拮抗した。

 釘宮候補の出陣式には、民主党県連代表の吉良州司衆院議員や同党県議らが姿を見せたが、「地方の首長選で政党色を出すのはなじまない」(陣営幹部)として、あいさつには立たなかった。

 一方、安部候補の出陣式では、自民党県連会長の岩屋毅衆院議員ら政党関係者が壇上から支持を訴えた。陣営幹部は「民主党政権は信頼を失っている。自民党への追い風を背に選挙戦に臨む」と意気込んだ。

(2011年4月18日 読売新聞)

2308チバQ:2011/04/18(月) 22:04:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000182-mailo-l42
’11統一選ながさき:2市長、3市議選が告示 支持求め、舌戦スタート /長崎
毎日新聞 4月18日(月)14時22分配信

 統一地方選後半戦の幕が上がった17日、県内では長崎、佐世保の両市長選と、長崎、佐世保、大村の3市議選が告示され、7日間の選挙戦が始まった。長崎市長選には新人で前市副議長の中田剛氏(67)=共産=▽現職の田上富久氏(54)=無所属=▽新人で前市教育長の太田雅英氏(63)=同=が立候補し、三つどもえの展開。佐世保市長選は、現職の朝長則男氏(62)=無所属=と、新人で郷土史家の前川雅夫氏(65)=同=の一騎打ち。東日本大震災の影響が全国に及ぶ中、それぞれの地域の課題にどう臨むか、政策論争が期待される。【下原知広】
 ◆長崎市長選立候補者(届け出順)
 ◇全国に誇れる福祉都市を−−中田候補
 中田剛氏は午前9時半、城山町の市議候補事務所前で「平和都市、文化都市に加え、全国に誇れる福祉都市・長崎を創りたい」と第一声を上げた。
 中田氏は、市が昨年作成した防災マップで、M6・9規模の地震では長崎駅周辺が最も大きく揺れることを明記していることを指摘。「液状化現象も心配される一番危険な場所にどうして県庁を移さないといけないのか」と魚市跡地への県庁舎移転に改めて反対。「先が見えない新幹線(長崎ルート)や駅周辺整備事業などをやめ、暮らしや福祉、災害に強い長崎を」と訴えた。【蒲原明佳】
 ◇交流する街、進化させる−−田上候補
 田上富久氏は新地町の湊公園で第一声。長崎ランタンフェスティバルのメーン会場での出陣式は田上氏本人が希望したといい「官民一緒になって盛り上げ、長崎の一大行事に成長した。まさに『市民力』の場所、協働の場所。ここから7日間の選挙戦をスタートできることをうれしく思う」と語った。
 伊藤一長前市長の銃撃事件からの補充立候補にも触れ「4年前、長崎を新しい時代に合う街にしたいという強い思いで立候補した。変化の時代に皆さんと、人、物、情報がダイナミックに交流する街に進化させたい」と述べた。【錦織祐一】
 ◇市民目線で街づくりを−−太田候補
 太田雅英氏は午前10時、長崎港を望む元船町の広場で出陣式。応援に駆け付けた新県議の小森明人氏は「伊藤一長前市長の全幅の信頼を得た、前市長の遺志を引き継ぐ候補」と紹介した。
 太田氏は「市民の目線が大事。これで街づくりをしていかなければ、長崎の街は4年後は埋没してしまう」と危機感を表明。そのため副市長に民間人を起用するとともに、未来の長崎を担う子供たちの教育に力を注ぐと強調。現職候補と同じ行政マン出身だが「市民目線で仕事をするかしないか。大事な対立軸だ」と違いを訴えた。【阿部義正】
 ◆佐世保市長選立候補者(届け出順)
 ◇産業振興図り雇用創出−−朝長候補
 朝長則男氏は午前9時、下京町の四ケ町商店街アーケード入り口で出陣式。民主、自民の地元選出国会議員の他、多くの県議、市議らが来援した。
 宮島大典衆院議員(民主)は「古里の発展のため朝長市長を支え、力を合わせて頑張っていく」と声を張り上げた。
 朝長氏は「産業振興を図り、雇用を生み出し、繁栄に導いていきたい。進化する佐世保づくりを進める」と決意表明。米海軍艦船の寄港が急増している基地問題については「マイナスととらえず、活用しながら共存共生の街づくりをしたい」と述べた。【山下誠吾】
 ◇原子力艦船の寄港反対−−前川候補
 市長選3度目の挑戦となる前川雅夫氏は、今回初めて棚方町に構えた選挙事務所前で第一声を上げた。
 「市民の借金として負担になる」と石木ダム建設反対を掲げた他、福島第1原発事故を例に「放射線の影響を受けるのは赤ちゃんや子供で、取り返しがつかない事故を起こす前にやめてもらいたい」と述べ、米海軍の原子力潜水艦・空母の佐世保寄港反対と、同市中心部が約40キロ圏内に入る玄海原発(佐賀県玄海町)の廃止を訴えていくと強調した。選挙カーでの名前の連呼などはせず、街頭演説や個人演説会で支持を訴える。【野呂賢治】

2309チバQ:2011/04/18(月) 22:07:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000186-mailo-l43
’11統一選くまもと:2市長、5市議選告示(その1) /熊本
毎日新聞 4月18日(月)14時32分配信

 統一地方選の第2ラウンドは17日、人吉、上天草の2市長選と、熊本、人吉、荒尾、水俣、合志の5市議選が告示された。人吉市長選は現職1人と新人2人、上天草市長選は現新各1人が立候補した。市議選は総定数126に161人が出馬。合志市議選(定数21)は無投票当選が決まった。現職の死去に伴う上天草市議補選(改選数1)も同日告示され、いずれも無所属元職の3人が立候補した。投開票は24日。期日前投票は18日に始まる。
 ◆人吉市長選立候補者(届け出順)
 ◇現職に2新人が挑戦
 人吉市長選には3人が立候補。無所属現職で再選を目指す田中信孝氏(63)に、諸派新人で環境コンサルタント社長の長友清冨氏(61)、無所属新人の元市議会議長、大王英二氏(54)が挑む。人口減少と高齢化が進む中、市と人吉球磨地域をどう発展させていくのか、田中市政への評価と共に論戦が繰り広げられる。
 16日現在の有権者数は2万9209人(男1万3148人、女1万6061人)。【結城かほる、大塚拓三】
 ◇「農業、観光、企業を誘致」−−田中信孝氏
 田中氏は市内の青井阿蘇神社で出陣式。高齢者が参加できる軽作業型の農業など1期目を振り返り「窓口負担のない医療費無料化を中学生まで拡大し、小学3〜6年生の基礎学力定着のため、無料の放課後塾を開く」と、2期目の政策を説明した。「1期4年では種まきしかできないが、あと2〜4年で花開く。農業、観光、企業誘致で食べられる街を目指し、2期目も私利私欲を廃し市民のために全力を尽くす」と支持を訴えた。
 ◇「人吉・球磨に維新を」−−長友清冨氏
 長友氏は午前9時、綿町西の自宅で必勝祈願をした後、下田代町で第一声を上げた。長友氏は「沈滞した市政を打破すべく、人吉・球磨地区の市町村を一つにして森や海などの環境を守る」と持論の「球磨市構想」をアピール。市長に就任した場合、3役の給与半減と退職金全廃することにも触れ「人吉球磨に維新を起こしたい」と市政改革を訴えた。その後は、手作りの赤い選挙カーを山村部を中心に走らせ、支持拡大に努めた。
 ◇「球磨地域含め再生を」−−大王英二氏
 大王氏は市内の相良護国神社で出陣式を開き、地元選出で自民の金子恭之衆院議員や溝口幸治県議が出席。福永浩介前市長も参加した。大王氏は「人吉球磨地域まで含めた再生プロジェクトを立ち上げなければ、将来取り残される。人吉市長は市のことだけ考えていては駄目で今の市長ではできない」と現市政を批判。「球磨郡町村としっかりきずな作りをし、議会、市職員と一緒に夢、希望がかなう市にしていきたい」と訴えた。
 ◆上天草市長選立候補者(届け出順)
 ◇現新の2氏が立候補
 上天草市長選には、現職の川端祐樹氏(39)と、新人で元学習塾経営の橋本美春氏(59)の無所属2人が立候補した。
 新人5人が争った前回選と異なり、雇用創出や行財政改革、地域振興策などで2人の主張に大きな隔たりはなく、現市政の評価が問われることになりそうだ。
 16日現在の有権者数は2万6506人(男1万2230人、女1万4276人)。【澤本麻里子、勝野俊一郎】
 ◇「経済・生活基盤の安定」−−川端祐樹氏
 川端氏は同市大矢野町の選挙事務所で第一声。「経済を立て直して少子化を食い止め、安心して平和に暮らせる社会づくりに取り組みたい」と訴えた。次の4年間の最大のテーマに「経済・生活基盤の安定」を挙げ、松島庁舎建て替えや住民の融和など合併で生じた問題の解決も公約に掲げる。「行財政改革を進めてようやく自治体としての基礎づくりができてきた。上天草はこれから飛躍の時代に入る」と支持を呼びかけた。
 ◇「1次産業など底上げ」−−橋本美春氏
 橋本氏は午前10時から同市大矢野町の選挙事務所で出発式。橋本氏は「私は女性であり、主婦だ。無駄遣いは決して許せない。無駄遣いを洗い流して、市の1次産業や地場産業の底上げのために使いたい」と市政の転換を訴えた。さらに「仕事が生まれれば若者が働くことができ、活力が生まれ、笑顔が生まれる。新しい上天草市の第一歩を始めるために大きなうねりを巻き起こす」と決意を述べ、大きな拍手を浴びていた。

2310チバQ:2011/04/18(月) 22:09:34
http://mytown.asahi.com/areanews/oita/SEB201104170037.html
大分市長選、2人立候補 別府は3人 24日投開票
2011年4月18日

 統一地方選後半戦のうち大分、別府の両市長選と中津、宇佐、別府、日田、杵築、津久見の6市議選が17日告示された。いずれも24日に投開票される。

 大分市長選は、現職の釘宮磐氏(63)と、新顔の安部省祐氏(51)=自民推薦=の無所属2氏が、別府市長選には、新顔の長野恭紘氏(36)、新顔の衛藤文一郎氏(66)、現職の浜田博氏(72)の無所属3氏がそれぞれ立候補を届け出た。市議選は6市計137の定数に対し154人が立候補した。

 24日投開票の大分市議補選(被選挙数2)も告示され、3人が立候補した。

 大分市長選は現職と新顔の一騎打ちとなった。

 釘宮氏は同市府内町3丁目の大手公園で出陣式。政治家のあいさつはなく、「健康づくり運動指導者」として高齢者に体操を教えている女性や、同氏が参加している「大分川ラジオ体操同好会」の女性が支持を呼びかけた。

 安部氏は同市都町4丁目の事務所で出陣式を開き、県選出の4人の自民党国会議員全員があいさつ。公明党県本部の竹中万寿夫代表が「新しい市政を作り上げるチャンス。公明党も力強い連帯のエールを送る」と決意表明した。

 別府市長選は、東日本大震災が起きたことに伴う安全・安心なまちづくりのあり方や、影響を受けた観光・経済をどう発展させるか、さらに行財政改革などをめぐって論戦が展開されそうだ。

 長野氏はJR別府駅前で出陣式を開いた。秘書として仕えた衛藤征士郎・衆院副議長らが駆けつけた。

 衛藤氏は同市若草町の事務所前で出陣式。高校の同窓会関係者や県警OBらが激励に集まった。

 浜田氏の出陣式は別府公園。村山富市元首相や横光克彦衆院議員、自民の市議選候補者らが並んだ。

 長野、浜田両氏は楠港埋め立て地へのイズミ(本社・広島市)誘致の是非を最大の争点にした5年前の出直し市長選に続く2度目の対決。浜田、衛藤両氏は別府鶴見丘高校の先輩、後輩の争いでもある。

2311チバQ:2011/04/18(月) 22:24:18
直方市長選は保守分裂で面白そうな感じ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237601
4市長16市議選、論戦に 統一地方選後半戦
2011年4月18日 02:05
 県内の4市長選と16市議選が17日に告示され、統一地方選後半戦がスタート。市長選には現職4人と新人5人の計9人が立候補した。

 春日市では、いずれも新人の藤井俊雄氏(50)と古川詳翁氏(70)、4選を目指す現職の井上澄和氏(60)による三つどもえの戦いとなった。

 他の3市は現職と新人の一騎打ち。直方市は新人の一尾泰嗣氏(60)と現職の向野敏昭氏(71)、田川市は新人の笹山良孝氏(58)と現職の伊藤信勝氏(65)、太宰府市は新人の高取正臣氏(60)と現職の井上保広氏(63)がそれぞれ立候補した。財政健全化に向けた行財政改革などが争点になる。

 16市議選には総定数357に対し、計429人が立候補した。市長選と市議選は24日に投票、即日開票される。

=2011/04/18付 西日本新聞朝刊=



>>2230とか
■10年県議選
野下昭宣 70 市自治連理事 無現(農政連推薦)
香原勝司 43 元直方市議  自新       →初当選
高木直行 55 福祉施設顧問 無新
■07年県議選
当 15,074(51.0%) 野下昭宣 66 無所属 元 3 市自治連理事…町づくりを考える「直方市民の1000人委員会」の代表世話人・前回惜敗・元社民系,今回は完全無所属市民派で臨む。
□ 14,491(49.0%) 一尾泰嗣 56 自民 現 学生寮経営=麻生氏等全面支援   11年は市長選へ

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5906
●4回連続同じ顔触れか 直方市
 4選を目指す現職の一尾泰嗣と、12年ぶりに復帰を狙う元職の野下昭宣の4回連続の一騎打ちの公算が大きい。一尾が3連勝しているが、4年前は野下が195票差まで詰め寄った。今回も接戦になりそうだ。
 一尾は自民支持票や女性票を着実に固める一方、ミニ集会や支援者回りを重ねる。企業の朝礼や夕礼にも出向き、3期12年の実績を強調。国、県と地元を結ぶパイプ役の手腕を訴えている。
 野下は社民党から党籍を抜き、政党色を排除した戦いを展開。“市民党”を掲げ、支援者有志を中心にした草の根選挙に徹する。ミニ集会やあいさつ回り、朝立ちをこまめにこなし浸透を図る。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5903
現職の一尾泰嗣氏は、初めて自民公認で臨んだ。決起大会には麻生太郎外相や向野敏昭市長が顔をそろえ、1000人以上を動員した。盤石かに見えた組織だったが、実際は上滑りしたようだ。野下陣営が「まるで外相や市長と戦っているようだ」と漏らすほどで、もっと一尾氏個人の資質や魅力をアピールすべきだったのではないか。

■07年市長選
25618 向野敏昭 67 男 無所属 現 直方市長  
8145 堀勝彦 64 男 無所属 新 会社役員

2312チバQ:2011/04/18(月) 22:29:29
>>1902-1904>>2084>>2298>>2310
>長野候補はJR別府駅前での出陣式で、「黒塗りの車にふんぞり返る市長はいらない」と主張。現場主義のリーダー像を掲げ、支持を求めた。長野候補をかつて秘書とした衛藤征士郎・衆院副議長も駆け付け、「申し分のない候補者。即戦力だ」と訴えた。
>浜田候補は別府公園で出陣式。村山富市元首相や民主党の横光克彦衆院議員、自民党市議らが顔をそろえた。候補は、東日本大震災を受けた経済対策、防災対策を強化することに触れ、「絶対に負けられない選挙。何としても勝利したい」と気勢を上げた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20110417-OYT8T00693.htm
2市長選告示
大分、現新一騎打ち別府は三つどもえ
 統一地方選の後半戦となる大分、別府の両市長選と6市議選が17日、告示された。大分市長選は現職と新人の一騎打ち、別府市長選は現職に新人2人が挑む三つどもえの構図となった。6市議選は137の議席を巡って154人が立候補し、いずれも選挙戦に突入した。市長、市議選ととも24日に投開票される。大分市長選に合わせて告示された同市議補選(被選挙数2)は元議員1人、新人2人の計3人が立候補し、選挙戦となった。

◆大分市長選

 大分市長選は、3選を目指す現職・釘宮磐候補(63)と、自民党県連から推薦を受けた前県議会議長の新人・安部省祐候補(51)の一騎打ちとなった。

 釘宮候補は府内町の大手公園で出陣式を行った。民主党、社民党系の県議らも見守る中、後援会の阿部孝士・代表世話人は「釘宮は情報公開と説明責任、公平公正を掲げ、市長になった。市民に根差した市政の道をまっすぐに歩いてきた。市民自治の政治を後戻りさせてはならない」と支援を求めた。

 安部候補は都町の選挙事務所前で出陣式。自民党県連の岩屋毅会長は「県都の大分市が良くならないと県は良くならない、と多くの県民が思っている。戦いに勝って、大きな活力をこの町に取り戻しましょう」と声を張り上げた。自主的に支援する公明党県本部からは竹中万寿夫代表が姿を見せ、支援を訴えた。

 有権者数は16日現在、38万100人。

◆別府市長選

 別府市長選は、市議を自動失職した長野恭紘候補(36)、元中国管区警察局長の衛藤文一郎候補(66)、4選を目指す現職・浜田博候補(72)の3人が争う。

 長野、浜田の両候補は、スーパー「ゆめタウン別府」誘致の是非を巡って一騎打ちとなった2006年の出直し市長選以来の再戦。しかし、両候補とも、第一声ではこの問題には触れなかった。

 長野候補はJR別府駅前での出陣式で、「黒塗りの車にふんぞり返る市長はいらない」と主張。現場主義のリーダー像を掲げ、支持を求めた。長野候補をかつて秘書とした衛藤征士郎・衆院副議長も駆け付け、「申し分のない候補者。即戦力だ」と訴えた。

 衛藤候補は若草町の事務所前で、出身校の県立別府鶴見丘高の同窓生らが見守る中、「足を引っ張り合わず、力強く進む別府にしたい」と語り、しがらみのない市政の実現を強調。また、警察官僚としての経験を踏まえ、防災に万全を期すことも訴えた。

 浜田候補は別府公園で出陣式。村山富市元首相や民主党の横光克彦衆院議員、自民党市議らが顔をそろえた。候補は、東日本大震災を受けた経済対策、防災対策を強化することに触れ、「絶対に負けられない選挙。何としても勝利したい」と気勢を上げた。

 有権者数は16日現在、10万957人。

(2011年4月18日 読売新聞)

2313チバQ:2011/04/18(月) 22:30:09
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110418-OYS1T00180.htm?from=nwlb
阿久根市議選、竹原氏派と反竹原氏派が過半数の攻防


市議候補の出陣式で気勢を上げる支持者ら(17日午前9時52分、鹿児島県阿久根市で)=大原一郎撮影 統一地方選後半戦が始まった17日、九州・山口では11市長選と43市議選が告示され、地域の課題などを巡って舌戦の火ぶたが切られた。前市長の政治手法を巡り対立が深まった鹿児島県阿久根市では、2月の議会リコール成立に伴う出直し市議選(定数16)がスタート。政権運営で批判を浴びた民主党が統一選の前半戦で低迷する中、大分市長選は事実上の与野党一騎打ちとなった。前市長の銃撃事件から4年となった長崎市長選では、候補者それぞれが事件現場に花を手向けた。

 「前市長の改革を阿久根にもっと広げたい。1週間、走り続ける」

 「前市長派が多数になれば、市は再び危険な状態に戻ってしまう」

 阿久根市議選では、候補者らのこんな訴えが交錯した。

 解散前の議会勢力は1月の出直し市長選で落選した竹原信一・前市長(52)派が4人、反竹原氏派12人だった。今回は両派とも11人ずつを擁立。ほかに中間派2人の計24人が立候補した。

 竹原氏は早朝から選挙事務所などを回り、自らを支持する新人候補らを激励。出直し市長選で争った西平良将市長の市政運営について「私が進めていた改革を元に戻した」と批判した。選挙カーへの同乗や街頭演説を検討しているといい、「(竹原氏派が)多数となるため、出来ることは何でもやる」。

 一方、反竹原氏派の候補の陣営には、市長リコール運動を進めた「阿久根の将来を考える会」のメンバーが駆けつけた。前議員の出陣式に参加した同会の川原慎一会長(43)は、出直し市長選でも着用した赤いジャンパー姿で軽トラックの荷台に上り、「今回が前市長との最後の戦いだ」と力を込めた。

(2011年4月18日 読売新聞)

2314名無しさん:2011/04/19(火) 22:33:12
http://www.data-max.co.jp/2011/04/post_14573.html
アジェンダでトラブル〜福岡市議会「みんな」と「みらい」の破局
政治2011年4月19日 18:35 福岡市議選後に統一会派を組むとされていたみんなの党と同市議会の会派・みらい福岡であるが、交渉が決裂し、みんなの党は独立会派の届出をする運びとなった。18日、両者はそれぞれ記者会見を行ない、その経緯について説明。会見では双方、会派名や同じ部屋に入るかどうかで意見が対立したことが交渉決裂の原因としたが、背景には、選挙公約(政策)の制定をめぐるトラブルがあった。

 渡辺喜美代表が、アジェンダ(政策課題)に賛同する者は拒まずといった「この指止まれ」の政界再編を提唱するみんなの党。一方のみらい福岡は、政策実現のために協調する市議で構成された「市民会派」であることを強調する。つまり、両者が提携する際に重要となるのは政策である。

 2011年2月、みんなの党は、市議選の候補予定者(当時)が集まり、ローカル・アジェンダ(福岡市版・政策課題)の作成を行なった。これを知ったみらい福岡の幹事長・笠康雄市議(西区)は、「先に出されると(みらい福岡は)ついていくしかない。すり合わせがない。政治家が大事とする政策目標がそれでいいのか?」(記者会見)と、抗議した。

 その結果、先に作られたローカル・アジェンダの案は、みらい福岡へ渡され、党本部を介在する形で、直接的なやり取りがない"すり合わせ"が行なわれたという。この件により、みらい福岡のみんなの党に対する不信感が高まった。この時点で、統一会派の実現は極めて困難なものになったとも言えるだろう。

 今回、両者の間で論争になったのは、市議会の議員控え室を分けることと政党名(みんな)を統一会派につけることであった。みらい福岡は、前者について、他の会派とも相談しないと決められないこと、後者については、自民党系の市議がいる以上、みんなの党だけを会派名につけられないことを説明したとしている。

 市議選に当選したみんなの党の3名(吉武輝実氏・東区、寺島浩幸氏・西区、富永周行氏・南区)としては、全員が公認候補であり、選挙期間中「みんなの党」を掲げて戦ってきた以上、政党が表に出ないかたちで会派に入ることは承知しがたい。党本部からは「政党としての独自性を保つように」との指示もあった。結局、お互いが相譲らず、破局を迎えた。

 みんなの党側は記者会見で「双方の認識がズレていた」とし、また、「具体的な選挙協力はなかった」として、投票行動への影響はなかったと主張した。そして、他の会派とは基本的に政策次第で協調行動をとり、市政改革を進めていくとする。
 一方のみらい福岡は、「政策だけで来るならいくらでも手を握るが、用心したくなる」と言葉を濁した。
 今後の両会派間の関係にしこりを残すかたちとなったが、政策論争については、私情をはさまず議論を交わして欲しいところ。なお、みんなの党の独立会派には、高山博光市議(城南区)が同党に入党したうえで参加する。

【山下 康太】


*記事へのご意見はこちら

2315片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/19(火) 23:14:29
一般人の氏名はとりあえず秘匿 牧野議員は別府市、大友議員は中津市選出。

当選自民県議の支援者逮捕=出納責任者か、運動員に報酬―大分県警【統一選】
時事通信 4月19日(火)21時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000128-jij-soci

 10日投開票の大分県議選で運動員に報酬を支払ったとして、県警捜査2課は19日、公選法違反(運動員買収)容疑で、会社役員牧容疑者(48)=同県別府市鶴見=と会社員中容疑者(59)=同県宇佐市安心院町恒松=を逮捕した。同課は2人の認否を明らかにしていない。
 同県選挙管理委員会によると、牧容疑者は自民党の牧野浩朗議員(59)=当選=の、中容疑者は同党の大友一夫議員(64)=同=の出納責任者だったという。
 牧容疑者の逮捕容疑は10日から13日ごろにかけ、複数の運動員に報酬として現金数万円を渡した疑い。中容疑者は10日ごろ、複数の運動員に現金数十万円を渡した疑い。 

最終更新:4月19日(火)21時19分

2316チバQ:2011/04/20(水) 00:01:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000237-mailo-l44
統一地方選:市なのに町より少ない? 議員定数に「逆転現象」 /大分
毎日新聞 4月19日(火)14時15分配信

 統一地方選も後半。大分、別府市長選とともに別府、日田、中津、宇佐、杵築、津久見の6市議選は選挙戦に入り、玖珠町議選と姫島村議選も19日告示される。6市議選はいずれも定数を4〜2減らし、2減の津久見市は14に。玖珠町議選は定数16のままで、市の定数が町より少ない「逆転現象」が生まれる。
 定数は地方自治法で定められ、人口に応じた上限がある。2000人以上5000人未満の町村は14▽1万〜2万人の町村は22▽5万人未満の市と2万人以上の町村は26▽5〜10万人の市は30▽10〜20万人の市は34▽30〜50万人の市は46−−が本県の18市町村にあてはまる。津久見市の定数は法定上限より12少なく、日出町も10少ない。玖珠町にしても6少なく設定している。逆に大分市と佐伯市は上限いっぱいで、中津市と宇佐市も今回選挙までは同じだった。
 一方、議員1人あたりの有権者数(10日現在)を見ると、大分市は8131人で断トツ。津久見市は1252人で、896人の玖珠町との差が際だつ。姫島村の258人、九重町の697人、豊後高田市の918人、竹田市の979人も、相対的な議員の多さを示している。
 玖珠町議会は昨年12月議会の委員会で、削減について各議員から意見を聴取したが集約できず、結局、本会議には出なかったという。大分市議会も「定数議論は必要。引き続き調査研究する」(議会活性化推進会議)とするものの、前に進んでいない。佐伯市では市自治委員会連合会が定数削減を強く要望している。【梅山崇】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆県内自治体の議員定数◆
 (左から定数、上限、議員1人あたり有権者数)
大分市   46 46 8131
別府市   25 34 3965
中津市   28 30 2425
日田市   24 30 2418
佐伯市   30 30 2206
臼杵市   23 26 1551
津久見市  14 26 1252
竹田市   22 26  979
豊後高田市 22 26  918
杵築市   20 26 1339
宇佐市   26 30 1910
豊後大野市 24 26 1419
由布市   22 26 1340
国東市   22 26 1234
姫島村    8 14  258
日出町   16 26 1421
九重町   13 22  697
玖珠町   16 22  896
 ※今回から定数は別府4、中津2、日田4、津久見2、杵築2、宇佐4それぞれ減

4月19日朝刊

2317片言丸:2011/04/20(水) 11:16:44
公選法違反容疑で県議の出納責任者逮捕
2011年04月20日 大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001104200001

 自民県議2人の出納責任者が公選法違反容疑で相次いで逮捕された19日、同党関係者に衝撃が走った。2人は県連の要職を歴任し、何度も選挙を戦ってきたベテラン。同日夕には事務所や自宅に県警の捜査員が入り、家宅捜索は夜まで続いた。
 別府市東荘園4丁目の牧野浩朗議員(59)の事務所には夕方から捜査員が入った。家宅捜索の間、窓のブラインドは下ろされたまま。入り口の窓ガラスには「祝当選」の紙が貼られていた。中津市三光臼木の大友一夫議員(64)の事務所や自宅でも午後4時過ぎに捜査員が入っていった。
 牧野議員は2005年に県連副会長に就任。県議長時代の02年には九州各県議長会長を務めた。定数5を7人で争う激戦となった別府市選挙区では、3位となる9470票を集め補選を含めて9回目の当選を果たした。県連総務会長の大友議員も4人で争った中津市選挙区(定数3)で1万2751票を獲得し、前回に続きトップで4回目の当選を果たしている。
 「何でかなぁ」。逮捕を報道で知った阿部英仁県連幹事長はそう言って落胆した。20日は当選した議員が県議会に集まることになっており、「大変なことが起こっているが、動揺せずこういう時こそ気持ちを一つにしよう」と呼びかけるつもりだという。
 自民党県連の公認推薦候補がいる統一地方選後半戦への影響について阿部幹事長は「影響は出るだろうが、どういう作用をするかは推測できない」。今後の対応については「捜査の推移を見守るしかないので、現時点ではコメントできない」と話した。

2318チバQ:2011/04/21(木) 00:08:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000236-mailo-l46
’11統一選かごしま:告示 2町長選は現新一騎打ち 5町村議選に67人 /鹿児島
毎日新聞 4月20日(水)15時26分配信

 統一地方選第2ラウンドの2町長選と5町村議選が19日告示された。2町長選はともに現職と新人による一騎打ち。5町村議選には計67人が立候補し、いずれも選挙戦となった。投票は三島村の一部を除き、17日に告示した3市議選と同じく24日で即日開票される。【福岡静哉】
 ◆中種子町長選
 任期満了に伴う中種子町長選は、3選を目指す現職の川下三業候補(59)と、新人で会社役員、池山勝臣候補(72)の無所属2氏による一騎打ちで、8年ぶりの選挙戦となった。
 川下候補は、町職員50人削減、借金残高約40億円減などの行財政改革やサトウキビの栽培面積増加など、2期8年の実績をアピール。安納イモの統一ブランドなどさらなる農業振興を訴える。
 池山候補は「無投票では町が活性化しない」と出馬。農業や観光の振興、企業誘致による雇用促進、屋根付きの町営ゲートボール場の建設などを訴える。町長給与の30%カットも公約する。
 ◆南種子町長選
 任期満了に伴う南種子町長選も、新人で元県議の梶原弘徳候補(63)と現職で再選を目指す名越修候補(74)の無所属2人による一騎打ち。前回、225票差の接戦を繰り広げた2氏が再び、相まみえることになった。
 梶原候補は町の借金が08年度末から2年で約7億円増えた点を挙げ「大型事業で財政が悪化した」と現町政を批判。行財政改革を訴え、町長給与10%削減を公約。公立種子島病院の経営改善も訴える。
 名越候補は、子牛の一時預かり施設やたい肥センターの建設、畜産課創設など畜産業での実績を強調する。2期目に向け、Uターン者の定住促進や観光振興、港湾整備などにも力を入れるという。
 ◆5町村議選
 大崎町議選(定数12)は定数を4減し、現職12▽新人3の15人が立候補を届け出た。党派別では共産1人、無所属14人。東串良町議選(同10)も定数2減で現職9▽新人3の12人が立候補。党派別は共産1人、無所属11人。
 中種子町議選(同14)は現職8▽元職1▽新人7の無所属16人が出馬。南種子町議選(同10)は定数2減で現職8▽新人6の無所属14人が届け出た。三島村議選(同7)は現職6▽新人4の無所属10人が出馬した。
   ◇
 5町村の18日現在の有権者数は次の通り。
 大崎町1万2436人▽東串良町5921人▽中種子町7346人▽南種子町5254人▽三島村305人。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆町長選立候補者(届け出順)
 ◇中種子町
川下三業(かわした・みつなり) 59 無現(2)
 種子島空港ビル社長[歴]町議▽県労金職員▽中種子高
池山勝臣(いけやま・かつみ) 72 無新
 会社役員[歴]種子島観光協会長▽日本農友会実習所
 ◇南種子町
梶原弘徳(かじはら・ひろのり) 63 無新
 [元]県議[歴]宇宙開発事業団職員▽町助役▽名城大
名越修(なごえ・おさむ) 74 無現(1)
 県町村会副会長[歴]町総務課長・助役▽種子島高

4月20日朝刊

2319チバQ:2011/04/21(木) 22:03:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20110420-OYT8T00916.htm
新県議の会派構成固まる

 県議選(10日投開票)で当選した新議員による新しい県議会(定数49)の会派構成が20日、固まった。

 最大会派の「自民党県議団」は、当選した公認候補28人に、当選後に追加公認した推薦候補4人を加え、計32人となった。34議席を占めていた改選前に引き続き、すべての常任委員会で過半数を占める安定多数を維持した。西岡勝成団長は「政策を進めるうえで重要な議席数を頂けたが、おごりがないよう、しっかり務めたい」と述べた。

 自民党に次ぐ勢力だった「民主・県民クラブ」は、引退・落選した2人を除く現職4人に、民主、社民、国民新の推薦を受けて初当選した無所属の磯田毅氏(八代市・郡区)が加わり、1減の5議席。鬼海洋一代表は「常任委員会(6委員会)に一つ穴が開くのはつらいが、最大会派・自民党県議団へのチェック機能は十分に果たしたい」とした。

 「公明党」は、引退を表明した現職(14日に死去)に代わって党公認で初当選した前田憲秀氏(熊本市区)が加わり、3議席を維持した。

 「無所属改革クラブ」は、現職1人が落選し、1減の2人に。議席を復活させた「共産党」は元議員の松岡徹氏(熊本市区)が1人会派を届け出た。「新社会党」は改選前と同じ1人会派。無所属は5人だった。

 県議会の申し合わせで、3人以上を有する会派は「交渉団体」として、議会運営委員会の委員を務めることができるほか、代表質問ができる。

    ◇

 県議会は20日、交渉団体の代表で構成する世話人会を開き、正副議長などを決める臨時会の日程を5月10日から13日までの4日間とすることを申し合わせた。

(2011年4月21日 読売新聞)

2320チバQ:2011/04/21(木) 22:04:33
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/238116
福岡市議会 市政与党過半数39に 民主、第3会派勢力守る
2011年4月21日 00:59 カテゴリー:九州 > 福岡
 5月2日から新しい任期が始まる福岡市議会(定数62)の会派届けが20日締め切られ、各会派の勢力が決まった。「市政与党」の自民、公明両党とみらい福岡の3会派で計39議席と、定数の3分の2近くを占めることになった。初めて議席を得たみんなの党は単独会派を結成。政権批判を受けて逆風だった民主は第3会派の勢力を守った。

 届け出た会派は改選前から2減の7会派。会派別の議員数は、自民党20人(改選前比1人増)▽公明党12人(増減なし)▽民主・市民クラブ8人(2人減)▽みらい福岡7人(増減なし)▽共産党5人(1人減)▽みんなの党5人▽社民・市政クラブ3人(1人増)。無所属は元職の荒木龍昇氏と新人の橋田和義氏の2人。

 保守系会派・みらい福岡との統一会派結成を撤回したみんなの党には、公認で戦った新人3人に加え、平成会の高山博光氏、福政市民クラブの藤本顕憲氏の両ベテラン議員が参加し、第5会派に。2人がそれぞれ抜けたことで平成、福政市民の両会派は消滅したほか、候補者3人全員が落選したふくおかネットワークも姿を消した。

 無所属新人で当選した中で、大森一馬氏と大原弥寿男氏が自民に、落石俊則氏は社民に入った。

 本会議での質疑時間などを決める議会運営委員会にメンバーを出せる「交渉団体」(4人以上の会派)は、改選前から1増え6になった。

=2011/04/21付 西日本新聞朝刊=

2321チバQ:2011/04/21(木) 22:14:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000252-mailo-l44
選挙:別府市長選 泉都の課題 中心街活性化が停滞 防災対策見直し必要 /大分
毎日新聞 4月21日(木)15時39分配信

 別府市長選は現職に2新人が挑戦する構図。市政の二つの課題について現況を探ってみた。【祝部幹雄】
 ◇中心街活性化が停滞
 別府市の市中心市街地活性化基本計画の進捗(しんちょく)状況は、件数ベースでは約70%だが事業費べースでは約10%。08年秋のリーマン・ショック後の不況の影響でJR別府駅前の旧近鉄百貨店跡地への複合マンションや、宿泊・商業複合施設の新設や改装により別府観光の玄関を作るオンパクタウン、ゆめタウン別府を運営するイズミ(広島市)が第2期事業としていた複合映画館など、基本計画に盛り込まれた大型民間事業が動かなかったためだ。
 近鉄跡地で先月、マンション事業の起工式があったが、基本計画の期限である12年度末までに商業施設なども併せ持つ1、2期工事全てを完成させるのは困難だ。オンパクタウン、複合映画館の行方も見通せていない。
 基本計画で目指す目標のひとつ、中心部の1日当たりの昼間通行量(12年度末の目標値1万4700人)は07年11月中旬が1万2656人。ゆめタウン別府がオープンした直後の同年12月調査で1万4094人まで伸びたが、10年11月下旬は1万2219人だった。
 市中心市街地活性化協議会長の福谷正信・立命館アジア太平洋大国際経営学部教授は「空き店舗の土地・建物の権利はそのままに、新規出店する店に使用権を与える一方で、実績を挙げられない店は入れ替える高松市の丸亀町商店街などを参考に、仕切り直しの計画を作る必要があるだろう」と話す。
 ◇防災対策見直し必要
 同市京町自治会の山下勝会長(65)は昨年3月、地域の避難訓練の際、避難場所が別府湾沿いの市立別府中央小に指定されていることにとまどった。
 津波の際の避難場所としては適切ではない。そこで山下会長は住民に「地震が来たら少しでも坂の上に逃げよう」と呼びかけ、独自にやや高い場所にある別の小学校跡地などを地震避難場所に決めた。
 市や県、警察、消防や専門家で作る市防災会議が今年3月にとりまとめた地域防災計画(震災対策編)には、東南海・南海地震で2〜3メートルの津波を想定し、海に面した一部地区で、津波を想定した避難経路が示されている。ところが、京町を含め避難経路が示されていない地区も多い。市は「消波ブロックなど防災施設の有無も考慮した」とするのだが…。
 津波警報などをすばやく伝える国の瞬時警報システム(Jアラート)の情報を市民に伝える手段も課題だ。端末は市役所にあるが、市民に情報を即座に伝えられるスピーカー設置は今後の検討課題だ。
 月輪利生・市危機管理室長は「すでに上からの指示は受けており、津波時の避難経路などは今後、1年間かけて考えていく。スピーカーは海岸線だけでも設置したいが、全市を網羅するのは財政的に難しい」と厳しい表情を浮かべた。

4月21日朝刊

2322チバQ:2011/04/21(木) 22:19:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110421-OYT1T00266.htm
竹原前市政に賛否きっ抗…阿久根出直し市議選
 2月の住民投票による議会解散請求(リコール)成立で解散し、24日に投開票される鹿児島県阿久根市の出直し市議選(定数16)。

 立候補した人たちは、議会をどう改革し、信頼を取り戻すのか。読売新聞が候補者24人(前議員13人、新人11人)全員に実施したアンケート結果を紹介する。

 ◆竹原前市長の市政運営◆

 議会と対立し、専決処分で施策を実行するなどした竹原信一・前市長(52)の市政の進め方について、「評価する」と回答したのは12人で、「評価しない」の12人と同数だった。

 「評価する」の内訳は、議会リコール運動を主導した竹原氏派の前議員4人と新人7人のほか、中間派の新人1人。「評価しない」は反竹原氏派の前議員9人と新人2人、中間派の新人1人――と二分している。

 竹原氏派は「竹原氏が唱えた改革の継続」、反竹原氏派は「市長との対話による改革」などを掲げ、ともに過半数の議席獲得を目指している。

 ◆議会の仕事◆

 議会の仕事ぶりを「評価しない」は14人。特に、新人は11人のうち10人が評価せず、竹原氏派の前議員4人全員も「評価しない」と回答するなど、反竹原氏派が多数を占めていた議会への不信感が浮き彫りとなった。竹原氏派の前議員は「これまで議会は竹原氏の改革に何でも反対した」と理由を明かす。

 一方、反竹原氏派の前議員9人は全員「評価する」と答えた。その一人は「議会が機能していなければ、竹原氏の独善的な市政運営は、さらにエスカレートしていた」と訴える。

 ◆議員定数・報酬◆

 望ましい議員の定数と報酬について、いずれも約8割にあたる19人が削減の方向を示し、竹原氏が唱えた「人件費の削減」が候補者にも浸透していることがうかがえた。

 望ましい定数は「10〜15」が15人と最も多く、残る4人が「9以下」の大幅削減を唱えた。報酬の削減方法は「月額制のまま額を削減」が7人、「日当制にして削減」が11人、「無報酬」が1人だった。

 一方で、定数や報酬の削減は立候補の門戸を狭め、偏った世代や業種による議会構成になり、民意を反映しにくくなるとの指摘もある。

 議会改革に対する市民の関心は高く、新しい議会は、定数や報酬のあるべき姿を早急に議論する必要がありそうだ。

(2011年4月21日11時45分 読売新聞)

2323片言丸:2011/04/22(金) 20:55:32
2011年 4月22日
牧野陣営の選対本部長逮捕 [18:32] 大分
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD04220016559.html

県議選をめぐる牧野県議の選挙違反事件で牧野県議の弟、牧野容疑者が「兄の指示でやった」と供述を始めました。また新たな逮捕者も出ました。
公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは別府市鶴見園町の牧野浩朗県議の選対本部長容疑者です。容疑者は牧野県議の弟で出納責任者だった牧野容疑者と共謀して今月10日から13日にかけて運動員に選挙運動の報酬として現金数万円を渡した疑いが持たれています。警察では牧野容疑者を逮捕した今月19日に牧野県議の事務所などの家宅捜索を行いました。きょう逮捕された容疑者は陣営の活動を統率する選挙対策本部の本部長を務めていました。きょうは容疑者の関係先も家宅捜索して裏付け捜査を進める方針です。牧野県議は今月の県議会議員選挙で8期目の当選を果たしこれまで県議会議長や自民党県連副会長などを歴任しています。
弟の牧野容疑者は警察の調べに対し容疑を認めていて「兄の指示でやった」と供述しているということです。また牧野容疑者は運動員に対して自分で直接現金を渡したということです。

2324チバQ:2011/04/22(金) 20:57:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000015-maiall-soci
<統一地方選>「竹原流の是非」で対立/尾を引く前市長の幻影  阿久根市議選
毎日新聞 4月22日(金)8時26分配信


市議選のポスター掲示板を眺める市民=鹿児島県阿久根市で2011年4月17日午後4時41分、村尾哲撮影
 「竹原派は数合わせで候補を集めたように見えるし、反竹原派が叫ぶ地域活性化も絵空事に聞こえる」。鹿児島県阿久根市の商店街。照明が落ち、商品が乱雑に並ぶ運動用品店で、男性店主(59)は腕を組んだまま顔をしかめた。


 住民投票による議会解散に伴う阿久根市議選(定数16)。同市では、官民格差是正を唱えて議会と対立した竹原信一前市長(52)が、リコール(解職請求)成立に伴う出直し市長選で落選。2月の住民投票で民意は議会解散を選び、議会再生にも期待を掛けたが、いまだ尾を引く「竹原流」を巡る対立に市民のため息は深い。

 市議選立候補者24人のうち「竹原市政」支持は前職4、新人8の12人。「竹原改革」の継承として、議員報酬の日当制復活▽議員定数削減▽減税−−を訴え過半数奪取を狙う。出直し市長選で竹原氏を破った西平良将市長(38)と対立し、反竹原派の前職候補を批判するビラを配るなど竹原流の攻撃姿勢は相変わらずだ。竹原氏本人も各陣営を回って応援する。

 対する「反竹原派」は前職9、新人2の11人。農林漁業振興による地域活性化を唱え、竹原派が過半数を占めれば再び市政が混乱すると訴える。月額制の議員報酬、定数の現状維持などを主張する候補が多く、竹原派との溝は深い。格差是正を求めつつ竹原氏とは距離を置く「中立」的候補も交え、激しい舌戦を繰り広げている。

 ただ結局、論戦は竹原流の是非に行き着く。竹原氏が市役所を去ってなお、幻影に引きずられている感は否めず、相対的に他の政策論争がぼやけがちだ。

 冒頭の店主は、竹原氏が掲げた格差是正には共感するという。人口減少に加え、大型量販店進出で商店街は壊滅状態。公務員との収入差は開くばかりだ。一方で、08年8月の竹原市長誕生から2年8カ月で、竹原流の是非を巡る選挙や投票は10日の県議選を含め計10回。その都度、民意が二分され、市民には厭戦(えんせん)気分が広がる。

 「どっちもどっちの争い。結局は身近なことを親身にやってくれるかどうかだ」。店の前を走り去る選挙カーに、店主は一べつもしなかった。【村尾哲、写真も】

2325チバQ:2011/04/22(金) 22:21:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/main/20110421/20110421_0002.shtml
大分市長選 政党色 戦術の“要” 釘宮氏・民主掲げず市民党 安部氏・自民から応援次々
2011年04月21日 12:37

「県議」の記事をお探しですか?最新関連記事が 100+ 件 あります。 元民主党衆院議員で3選を目指す無所属現職、釘宮磐氏(63)と、元自民党県議の無所属新人、安部省祐氏(51)=自民推薦=の一騎打ちとなった大分市長選は、8年ぶりに事実上の「民主対自民」の構図となった。だが、東日本大震災の対応を含めて加速する政権与党への逆風に、釘宮氏は政党色を表に出す気配はない。対する安部氏は、自民党の首相経験者が応援に駆け付けるなど党カラーを強めている。

 「この戦いに、中央の構図が持ち込まれようとしていることに懸念を感じる」。20日夕、大分市内の公民館で、釘宮氏は支持者を前に「政党色」を強める安部氏に不快感を示した。

 釘宮氏は2000年、衆院選大分1区で民主党公認として初当選した。ただ、03年の市長選からは一貫して政党推薦を受けずに「市民党」を掲げ、政党色を出さない選挙を展開してきた。出陣式には連合大分の関係者とともに民主党国会議員の姿もあったが、マイクを握ることはなかった。

 今回の出馬会見で「民主党には知人が多い」と政権与党との親密さをアピールした釘宮氏だが、統一地方選前半戦では民主党の苦境が明らかになった。陣営幹部は「こちらは2期8年の実績がある。今更、政党色を出す意味はない」と、あくまで民主党の看板は掲げない戦略だ。

 一方の安部氏は、ここへきて政党色を鮮明にしつつある。20日の街頭演説で並んだのは麻生太郎元首相だった。安部氏は「今は市民サービスができる役所になっていない。連合に推された市長が、組合員に『変えよう』と言えるのか」と、連合大分の推薦を受ける釘宮氏を批判した。麻生氏も「民主党への不満表明には、自民推薦候補を勝たせることだ」と付け加えた。

 5期20年、自民党県議を務めた安部氏は、幅広い支持を得ようと、当初は釘宮氏と同じく「市民党」を掲げた。

 それでも党内には「民主批判の風を呼び込むには自民色を出した方がいい」との声があった。21日には自民党の小池百合子総務会長が大分入りする。

 自民党関係者は「選挙も終盤。こうなったら自民色を強めて戦っていくしかない」と強調する。


=2011/04/21付 西日本新聞朝刊=

2326チバQ:2011/04/22(金) 22:22:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/main/20110422/20110422_0001.shtml
旅客機も論戦も飛ばず 枕崎市議選 市営空港の活用案頓挫 バブルのつけ 放置 「無責任」の声も
2011年04月22日 11:21
開聞岳を望む枕崎空港。旅客機も貨物機も人影もない=13日、鹿児島県枕崎市 多額の税金が投じられながら一機の旅客機も飛ばず、忘れられた空港が鹿児島県枕崎市にある。バブル経済期の1991年に開港した市営枕崎空港。チャーター便が発着し「特産のかつお節も空輸できる」と夢が膨らんだのもつかの間、甘い需要予測と不況で運航会社が撤退した。米軍、自衛隊の利用話や、閉鎖を前提とした跡地利用計画も頓挫。空港問題はもはやタブーとなり、24日投票の市議選(定数16、立候補者数18)で正面から語る候補はいない。

 開聞岳を望む茶畑の間を滑走路が貫く。飛行機も人影もなく「空の玄関口」の看板が寂しい。

 枕崎空港は、地方活性化策を名目に国が促進したコミューター空港建設の第1号。約20億円を費やし、800メートルの滑走路1本を備える。車だと2時間半かかる鹿児島空港や種子島、屋久島との間を3―5人乗りの軽飛行機が結んだ。小型機でも運搬できる集積回路(IC)部品工場誘致を目指し、市は約7億円を投じて近隣に臨空工業団地も造成した。

 しかし、バブル経済ははじけ、旅客は最多の92年度でも年間約4400人と需要予測の8分の1にとどまった。特産品の空輸計画は採算面に無理があり、工場誘致は海に近いため塩害が嫌われて失敗。運航会社の進出と撤退が繰り返された末、最後に託された地元企業も2003年に運航を休止した。

 今は県防災ヘリが使う以外、自家用機が月に1、2回飛来するだけだ。

 ■かつて市を二分

 市議選告示日の17日。空港周辺を走る選挙カーはあっても、将来を展望する訴えはなかった。

 複数の候補者は、論戦が敬遠される背景に、8年前に神園征市長が表明した空港閉鎖と跡地への刑務所誘致構想をめぐる混乱があると指摘する。用地売却益と税収、雇用促進などを狙った誘致構想は、治安悪化の懸念などが出て賛否が二分。国の選考から漏れた。

 対立は今も尾を引き、多くの候補が「市議選でも空港問題は触れないのが無難」とみている。

 ■財政は県内最悪

 市は10年度、空港建設に伴う地方債約8億9千万円を完済した。自家用機の駐機場代(固定資産税)で「04―08年度は黒字。以降の赤字幅も300万円程度」と健全経営を強調する。ただし空港収支は公表していない。今後、老朽化が進み施設維持費はかさむ。

 市の一般財源に占める義務的経費の割合を示す経常収支比率は、財政硬直化の目安とされる80%を大きく超えた県内最悪の98・3%(09年度)。財政再建は市議選の最大争点だが、どの候補も空港を語ろうとしない。

 開港当時に利用したという主婦(81)は「空港抜きの論戦はあまりにも無責任」と批判する。


=2011/04/22付 西日本新聞朝刊=

2327チバQ:2011/04/22(金) 22:22:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/fukuoka/20110422/20110422_0002.shtml
震災に配慮 訴えを工夫 田川市議選ルポ
2011年04月22日 14:48
 ●日中の街頭演説強化 マイク使わず頭下げ 前回と同スタイルも

 東日本大震災の被災地への配慮で、街頭活動の自粛が相次ぐ今統一地方選。特に後半戦は市議選、町議選と立候補者が多い分、従来の選挙にはない朝晩の「静寂」が実感できる。候補たちはどんな戦い方をしているのか。市議選で定数20を24人が争う田川市を歩いた。

 「市民の皆さんと対話を重ね、その声を議会や行政に届けます」。選挙戦中盤のある日の夕方、交差点で現職候補が街頭演説していた。横には「演説回数41回」との看板。告示後の街頭演説の回数だった。

 同市議会は3月の会派代表者会議で、一部会派を除き、選挙カーで名前を連呼できる時間帯を午前9時から午後6時までと申し合わせた。

 この候補は前回、街頭で活動できる午後8時まで住宅地で選挙カーを走らせ、街頭で政策を訴えた。夜だと在宅者が多いため効果的だからだ。

 それができない今回。申し合わせには従うが、本音を言えば「不特定の有権者に政策を訴える時間が減るのは困る」。そこで、日中の街頭演説を強化する戦術に変えた。結果、前回とは比較にならない回数になり、看板でそれを表示している。

 午後6時になった。選挙カーにマイクをしまった候補。その場でしばらく手を振り続けた。

 候補が立ち去るのと入れ替わりで、今度は新人候補が交差点に現れた。もちろんマイクは使わない。行き交う車両にひたすら頭を下げた。

 議会の申し合わせには同調している。しかし顔と名前を売ってなんぼ、の新人には、自粛は現職以上につらい。「顔と名前が少しでも伝わる可能性がありますから」。日が暮れ、顔が見えなくなるまで頭を下げていた。

 一方、申し合わせに反対した会派の現職候補。午後8時を過ぎ、事務所に戻ってきたところで話を聞いた。夜も選挙カーを走らせて街頭演説を重ねるなど、前回と同じスタイルを貫いているという。「有権者に選択肢を示すことは大事。なにより選挙で政策を訴えないのは政治家にとって自殺行為でしょう」

 異例の選挙戦でアピールに懸命な候補者たち。有権者は24日、どんな判断を示すだろう。 


=2011/04/22付 西日本新聞朝刊=

2328チバQ:2011/04/22(金) 22:23:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/saga/20110419/20110419_0001.shtml
社民にジレンマ 民、社の県議会統一会派問題
2011年04月19日 15:57
県議会での会派構成について意見が交わされた連合佐賀、民主、社民の3者協議 県議選(定数38)の結果を受け、これまで県議会で統一会派を組んできた民主と社民の会派協議が大詰めを迎えている。鳥栖市区の候補擁立をめぐり、あつれきを生じた両党。18日には、両党の支持労組を傘下に抱える連合佐賀が両党を交えた3者協議を開き、統一会派の継続を要請した。改選後も、県議会では自民が圧倒的な勢力を占める中、8年間続いてきた“非自民”勢力としての統一会派は継続されるのか。動向が注目される。

 県議選では、民主が改選前から1増の4議席を獲得し、単独で会派を組める勢力を確保したのに対し、社民は1減の1議席に後退。社民が社会党時代から通算52年議席を維持し、今回、民主が初めて候補者をぶつけたことで対立の火種となった鳥栖市区では、社民が議席を失い、民主が初の議席を得る結果となった。自民は推薦を含め28議席を獲得した。

 3者協議に先立ち、15日に4役会議を開いた社民。国政でも、政策の不一致から連立解消に至った経緯もあり、「原発問題など大きな政策が違う中、統一会派を継続すれば、判断が難しい状況が出てくるのではないか」との懸念が相次いだ。一方で、「1人会派でできることは限られる」(徳光清孝県連合幹事長)とジレンマを抱える。

 民主は当選した4人を中心に協議し、「これまでの経緯を踏まえ、今後も統一会派を組んでいきたい」との方向性を確認。内川修治県連幹事長は「政党のための会派ではなく、県政に対する考え方が重要。労働者重視という基本スタンスは一致しており、県に対する重しは1人でも多い方がいい」との立場だ。

 社民最大の支持組織である自治労県本部の宮島康博執行委員長は「県民生活を考えれば、政策実現に向け、自民への対立軸としての統一会派に前向きに取り組んでもらえれば」と話す。統一会派の継続か、解消かは、社民の判断に委ねられた格好で、5月初旬にも新たな会派構成が決まる。


=2011/04/19付 西日本新聞朝刊=

2329チバQ:2011/04/22(金) 22:24:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110422/20110422_0001.shtml
わが町から議員を 長崎、佐世保両市議選 合併旧町の戦い過熱
2011年04月22日 14:58
長崎市の旧町地区の海沿いを走る選挙カー。人通りはなくてもマイクでの名前の連呼は止めない ●広がる市域に戸惑いも
 
 24日投開票される長崎、佐世保両市議選は合併旧町をめぐる選挙戦が熱を帯びている。長崎市は前回設けられた旧町ごとの選挙区が廃止され定数も削減された。佐世保市は吸収合併で失職した旧町議らが加わり激戦となっている。有権者が少ない旧町では「町の代表」を市議会に送り込めるかが大きな焦点だ。

 「なんとか町内から議員を出しましょう」

 長崎市南部を地盤とする候補の選挙事務所では、運動員が電話攻勢をかけていた。候補者本人は市中心部まで名前の売り込みに走る一方、事務所では地元町内の支持固めに全力を注ぐ。「これしか訴えることはないですよ。議員がいなくなったら町が見放されないかと不安で」。陣営幹部には焦燥感がにじむ。

 合併後初の選挙だった前回、特例で旧7町に定数1の選挙区が設けられ、定数44の旧市部とは分離された。旧市部の最下位当選者が2546票だったのに対し、有権者が最少の高島区の当選者は309票。今回、旧町出身候補の多くは地元票だけでは3千票台後半とされる当選ラインに届くのは難しい。

 離島出身の候補は大票田で支持拡大を図ろうと市中心部に事務所を構えた。「これまで有権者の顔を見ながらの選挙だったが、こう広いとまったく手応えがつかめない」

   ■    ■

 昨年3月に佐世保市と合併した江迎、鹿町の両町にとっては今回が初めての市議選だ。町長と町議は合併と同時に失職。今回の市議選には、元町長や元町議など江迎から4人、鹿町から2人が立候補した。

 両町の有権者数はそれぞれ約4500人。「候補者を絞れなかったのが一番痛い」。当選ラインを2500票と予想するある陣営幹部は、共倒れを強く懸念する。

 旧町出身候補の多くが地元の活動に重点を置く中、ある陣営は告示翌日に事務所を市中心部に移した。「町内の票では限界がある」と旧市部の票も取り込む作戦だ。しかし、旧市部の候補者も実質的な定数減に危機感が強く両町に活動を広げており、票の争奪戦は激しさを増すばかりだ。

   ■    ■

 「声を届ける議員がいなくなったら、町はますます悪くなる」。江迎の商店主男性(69)は頭を抱える。町の代表を出せるかどうか気をもむのは有権者も同じだ。

 長崎市の旧外海町地区からは市議選候補者が1人も出なかった。前回に無投票当選した現職の後継者はまとまらなかった。他地区の候補が選挙カーで時々回ってくるが、実績も人柄もポスターだけでは分からない。農業男性(66)は「誰を選べばいいのか」と話す。

 一方、釣具店経営の女性(62)はこう言った。「議員がいるだけで町が良くなるとは思えない。市全体のために働いてくれるならよその候補者でいい。役に立たない議員は町にいらない」


=2011/04/22付 西日本新聞朝刊=

2330チバQ:2011/04/22(金) 22:24:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110420/20110420_0003.shtml
米原子力空母が寄港 歓迎の朝長氏 抗議の前川氏 佐世保市長選
2011年04月20日 15:47
米原子力空母ロナルド・レーガンに乗艦し、艦長らにあいさつする現職の朝長則男氏佐世保地区労などの抗議運動に参加して、原子力空母ロナルド・レーガンの入港を見つめる新人の前川雅夫氏(手前) 基地問題を争点の一つとする佐世保市長選。序盤戦がいまひとつ盛り上がりに欠ける中、米原子力空母ロナルド・レーガンが19日、佐世保港に入港した。同艦は東日本大震災に伴う米軍の救援活動「トモダチ作戦」に参加した。直接出向いて歓迎と謝意を伝えた現職の朝長則男氏(62)と、入港への抗議運動に加わった新人の前川雅夫氏(65)。この日の両氏はそれぞれの主張に基づいて対照的な動きを見せた。

 朝長氏は同日午前、市議会議長らとともに空母に乗艦。米海軍幹部に礼状を渡し、「トモダチ作戦後、初めての寄港地。心から歓迎したい」と述べた。午後には米海軍の表敬訪問も受けた。

 基地との「共存共生」を掲げる朝長氏は、その理由に基地の経済効果を挙げており、「佐世保で十分英気を養ってほしい」と期待を寄せた。

 一方、市民の関心が高い原子力艦の安全性については「百パーセント安全とは思っておらず、きちんと国に対応を求めていきたい」と述べた。

 前川氏は同日、空母が入った佐世保港を見下ろす高台で労働団体や平和団体などの抗議集会に参加。「原子力空母は出ていけー」と叫ぶ参加者たちの横で空母の動きをじっと見つめた。

 演説は行わなかったが、前川氏は「市民の一人として米軍基地や原子力船寄港に反対する意思表示をしたかった」と飛び入り参加の理由を説明。米軍のトモダチ作戦については「今回の行動には基地に対する反発を和らげようとする米側の意図も感じられる」と疑念を口にした。

 佐世保市では佐世保商工会議所が空母寄港を歓迎する垂れ幕を掲げる一方、一部の平和団体が中心部アーケードで入港反対を訴え、行進した。


=2011/04/20付 西日本新聞朝刊=

2331チバQ:2011/04/22(金) 22:25:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/nagasaki/20110422/20110422_0002.shtml
2市長選、終盤戦へ
2011年04月22日 14:59
 長崎、佐世保両市長選は24日の投開票へ向けて終盤戦に突入した。長崎市は元市議会副議長の中田剛(67)=共産=、現職の田上富久(54)=無所属=、前教育長の太田雅英(63)=同=の3氏、佐世保市は現職の朝長則男(62)、郷土史家の前川雅夫(65)の無所属2氏が立候補。街頭演説や個人演説会を重ね票の掘り起こしに懸命だ。終盤の戦いを追った。

 ●中田氏・県庁問題広がり期待 田上氏・街頭での反応に自信 太田氏・知名度 徐々にアップ

 ▼長崎市

 中田氏は1日に十数回の街頭演説で政策の訴えに重点を置き、JR長崎駅前再開発など大型公共事業反対を貫く。「災害に強いまちづくり」を掲げ、長崎魚市跡地への県庁舎移転にも批判を強めており、共産支持層だけでなく現地での建て替えを望む有権者へのアピールも狙う。陣営は「県庁舎問題では保守層の支持も期待できる」と話す。

 田上氏は「市民力」を前面に、無党派層の取り込みに力を入れる。加えて支部レベルの支持を受けている民主、自民両党や、自主投票を決めた公明党の支持層にも浸透を図ろうとしている。陣営は「街頭での反応はとてもいい」と自信を見せる。支持者からは「人柄がよい」「1期目の4年で判断するのは早い」などの声が多い。

 太田氏は前半、選挙カーでの巡回に時間を割き知名度アップを図った。「前の教育長さん、と覚えてくれている人が多く徐々に顔が売れてきた」と陣営は話す。職員不祥事多発や新市立病院の入札問題など現職批判を展開し支持拡大を狙っており、後半は街頭演説に力を入れる。「教育政策に共感する」との有権者の声に手応えを得ている。

 ●朝長氏・現職の強み発揮 前川氏・独自の集票活動

 ▼佐世保市

 佐世保市長選は、知名度で勝り組織を固める朝長氏が現職の強みを発揮して
いる。ただ、基地問題や石木ダム計画など両氏の対立軸は鮮明だが、争点としてかみ合っておらず、有権者の関心は高まっていない。

 朝長氏は政党推薦を受けず、企業や団体から千近い推薦・支持を得た。離島を含む全域に選挙カーを走らせ支持を広げる。ただ、出陣式や告示翌日に開いた女性集会は参加者が前回市長選の半分程度。21日には支援団体を集めた決起集会を開くなど引き締めに躍起だ。

 前川氏は選挙カーから連呼する活動は行わず、過去に町内会長を務めた早岐地区を中心に歩いて支持を訴えている。社民党市議の一部や共産党が支援の意思を示しているものの出陣式や集会に関係者の姿はなく、集票にどこまでつながるか注目される。


=2011/04/22付 西日本新聞朝刊=

2332チバQ:2011/04/22(金) 22:25:59
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/kumamoto/20110422/20110422_0001.shtml
未来託す産業どう育成 上天草市長選、24日投開票 観光の浮揚策も課題
2011年04月22日 15:09
 ●人口減、農漁業は衰退…
 
 任期満了に伴う上天草市長選は、無所属現職で再選を目指す川端祐樹氏(39)と、無所属新人で元学習塾経営の橋本美春氏(59)が立候補、一騎打ちの戦いとなっている。市は2004年3月に大矢野、松島、姫戸、龍ケ岳の旧4町が合併して誕生したが、近年は人口減少と産業の衰退が著しい。豊富な海の幸や、天草五橋に代表される観光資源を生かした浮揚策をどう進めるのか。課題を探った。

 テレビカメラに向かって地鶏をほおばる姿を、同市大矢野町の男性(46)は鮮明に覚えている。およそ4年前。宮崎県の農産物をPRする東国原英夫・知事(当時)を番組で目にするたび「上天草も、このぐらいやってほしい」と、うなった。

 男性は町で20年以上、市特産クルマエビの養殖を続ける。いけす2基で約17万匹。個人向けに小売りもするし、東京などの市場にも出荷する。

 ただ、1キロ8千円程度だったというエビの市場での卸値は「この20年で半額になった」。不況で需要が減り、昨年は3千円台にまで落ち込んだ。

 近隣で30戸を超えていた同業者も今は5戸程度。この先、続けていけるか。不安が募る。

 「行政はもっと特産品を売り込んで販路を広げ、高く売る努力をしてほしい」。切実な思いだ。

   □   ■

 クルマエビにタイ、かんきつ類−。魚介類や農産物が豊富な市は、キャッチフレーズに「パライゾ上天草」と掲げる。パライゾは「天国」「楽園」の意。癒やしの魅力を前面に、観光客の呼び込みにも力を入れる。

 だが、現実は厳しい。市の人口は約2万9900人(昨年度)。旧4町時代の10年前から約5400人も減った。農漁業は後継者不足が深刻。漁業者数は03年の約1390人が、09年は約1180人に減り、約1490戸(01年)だった農家も昨年までに半減した。

 事業所の撤退や廃業も目立つ。09年は田崎真珠(神戸市)の大矢野町の養殖場が閉鎖され、05年度に市内で約2千を数えた事業所数は、09年度までに約100減った。

   ■   □

 地域経済が疲弊する中、市は産業振興を後押しする役割を担う。ただ合併当初から危機的な財政の立て直しが先決で、経済対策は後回しになってしまった側面がある。

 合併前後に建設した大型施設の起債償還や国の三位一体改革−。収入に対する借金返済額の割合を示す市の実質公債費比率は05―07年度、起債に県の許可が必要な18%を超えた。各種団体への補助金削減や職員のボーナスカットなどを進め、ようやく09年度に約16%まで回復した経緯がある。

 行財政改革を緩めることなく、基幹産業の1次産業を柱に産業振興をどう進めるか。

 21日、川端氏は同市松島町での演説で、2期目を「飛躍の段階」と表現した。選挙戦では食をテーマにした全産業の振興を掲げる。橋本氏は同日、企業誘致による経済振興から脱却し「農林水産業や商工業など地場産業の底上げで雇用を増やす」と力を込めた。

 両候補がともにPRする産業振興の青写真。市内の観光業者(33)は論戦をこう見る。

 「経済対策を急がないと、人が住めなくなってからでは遅い。そこまで衰退したことを自覚し、未来を託す産業を育てる方法を、もっと具体的に語ってほしい」


=2011/04/22付 西日本新聞朝刊=

2333チバQ:2011/04/22(金) 22:26:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/oita/20110421/20110421_0001.shtml
局地的に候補者乱立 日田市天瀬町と宇佐市旧郡部
2011年04月21日 15:58
日田市天瀬町五馬地区で、選挙カーを降りて握手する市議選候補者 立候補者数が定数の「プラス1」にとどまり、前回選挙から10人以上減少した宇佐市議選(定数26)と日田市議選(定数24)。自粛ムードもあり、選挙への関心が高まらないことに戸惑いを見せる陣営は少なくない。ただ、旧郡部の一部の地区では、候補者が乱立気味。24日の投票日に向けて、地盤の票の奪い合いがさらに熱を帯びそうだ。

 人口約2千人の日田市天瀬町五馬(いつま)地区。現職2人に加え、今回は、旧市部出身の新人が地区内に選挙事務所を構え、告示直前には別の新人も出馬を表明。人口比率では市全体の約3%にすぎない山あいの農村部は、25人のうち4人が出馬する市内随一の“激戦区”になった。

 「うちの候補を落とそうとする動きがある。絶対に負けられない」「ボケッとしとったら、新人に食い込まれてしまう」−。現職2人の陣営幹部は、危機感を隠さない。現職の1人は、関心が高い原発事故問題を演説で取り上げるなど、票の掘り起こしに躍起だ。

 一方、新人2人も、一人でも多く名前を覚えてもらおうと、地区内外を選挙カーで走り回る。ある陣営からは「地域の過疎化への不安は、世代を問わず大きい。できれば、全員を議会に送りたい」と期待の声も漏れる。

 27人が立候補した宇佐市議選でも、局地的な激戦が見られる。

 前回選挙では、旧宇佐市と旧安心院町、旧院内町ごとに選挙区が設けられたため、合併後に全市一区で市議選を行うのは今回が初めて。人口比率が全体の約2割にとどまる旧郡部の候補者にとっては、不利になりがちだが、27人のうち10人が旧郡部出身。特に、単純計算すると2議席相当となる院内町からは、6人が出馬した。

 選挙区が広くなった中で、各陣営は、地盤の票を固めながら旧市部にも支持を訴える。院内町出身の元職は「人口4千人の町から6人出馬しているので圧倒的に厳しい」と、選挙戦の半分を旧市部での遊説に充てる。地元での支持拡大に力点を置く安心院町出身の現職は「地域の声を届けるのが市議の仕事。旧市部でいくら訴えても…」と試行錯誤を続けている。


=2011/04/21付 西日本新聞朝刊=

2334チバQ:2011/04/22(金) 22:31:34

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/kagoshima/20110421/20110421_0001.shtml


「竹原流」審判再び 阿久根市議選 候補者アンケート 評価二分
2011年04月21日 16:49

 ●対立構図くっきり
 
 鹿児島県阿久根市議選の立候補者24人を対象にした西日本新聞社のアンケートでは、立候補の動機や取り組みたい施策なども聞いた。竹原信一前市長派11人は議員報酬の日当制復活などの「竹原流改革」の継承、反前市長派11人は市政正常化などを訴え、中立とする2人は議会の改革必要性を主張した。回答からは、前市政の対立構図が続く中、市議選があらためて前市政の是非に節目を付ける民意の審判の場である状況がうかがえた。

 立候補動機について、前市長派の大半は前市長の「改革継承」「官民格差の是正」と回答した。「街を良くしたい」「市民のための議会にする」などを理由に挙げた。

 反前市長派の大半は、前市長と議会が対立して市政が混乱したことを踏まえ「市政正常化」を動機とした。渦中にいた前職の一人は「前市長派が議会で過半数となり、再び市政が混乱するのを防ぐため」と回答した。

 中立の1人は「あるべき姿の議会に戻す」とし、激しかった対立からの脱却を図るとした。

 施策については、前市長派の大半が「行政改革」を掲げた。具体的には議会で過半数を制すれば、職員給与削減や議員報酬の日当制、固定資産税率引き下げなどを議員提案で実現したいとした。

 反前市長派は、1次産業の活性化や雇用創出、市民の所得向上、福祉の充実などが目立った。

 中立の1人は「まずは憲法や地方自治法などを議員に教育したい」とした。

 1月の市長選で竹原氏を破った西平良将市長への評価については、前市長派の大半が「市長給与を上げ、議員報酬を日当制から元の月額制に戻した」「公約違反」と批判した。「西平市長では改革は進まない」との意見もあった。

 反前市長派は「政策に成長戦略が見える」「1次産業振興など共感できる」と評価した。

 中立の1人は「これからに期待したい」とした。


=2011/04/21付 西日本新聞朝刊=




 ◇阿久根市(定数16−24)
松下愛ノ助 63 市民団体代表   無新 支持
牟田学   52 建設会社役員   無元 支持
松元薫久  34 飲食業      無元 支持
野畑直   59 測量設計社員   無元 不支持
平文夫   62 [元]旅客機機長 無新 中立
浜田公貴  54 農業       無新 支持
鳥飼光明  70 [元]市副議長  無元 不支持
木下孝行  51 [元]建設会社長 無元 不支持 
大田重男  62 [元]会社員   無元 不支持
仮屋園一徳 60 [元]市課長   無新 不支持
浜崎国治  63 [元]市総務課長 無元 不支持
西田数市  51 飲食業      無新 中立
竹原恵美  39 建設会社長    無新 支持
中野浩一  66 [元]会社員   無新 支持
寺下富雄  59 農業       無新 支持
湯田大成  33 [元]会社員   無新 支持
山下憲一  69 農業       無新 不支持
中面幸人  58 建設会社員    無元 不支持
出口徹裕  35 会社員      無新 支持
石沢正彰  65 飲食業      無元 支持
浜之上大成 61 仕出し業     無元 不支持
山田勝   66 物産館経営    無元 支持
牛之浜由美 52 地区婦人会長   無元 不支持
岩崎健二  62 農業       無元 不支持

2335チバQ:2011/04/23(土) 00:15:56
http://kumanichi.com/feature/chihousen/kiji/20110422001.shtml
過熱する人吉市長選 地元政界のねじれ引き金
24日投開票の人吉市長選がにわかに過熱してきた。同じ激戦だった前回、前々回から一変し、長らく最大争点となってきた川辺川ダム建設への賛否は前面に出なくなった。代わりに地元政界のねじれが戦局の行方を複雑にしている。その対立の底流にはやはり、ダム問題への距離感が投影している。

球磨川沿いを選挙カーが駆け抜ける。商店街では街頭演説に人垣ができ、集会場では支持者らが拳を突き上げる。4年に一度、目にされる光景だ。

 だが、告示の第一声でダム問題に言及した候補者はおらず、遊説でも触れることは少ない。前回、「中立」の立場で初当選した田中市長がダム計画の白紙撤回を表明。その後、蒲島郁夫知事と民主党政権も相次ぎ建設中止を表明した。地元政界関係者は「もはやダムは争点ではない」と口をそろえる。

●現市政への評価

 それでも告示直前、自民党の金子恭之衆院議員と溝口幸治県議が前市議会議長の大王氏支持を表明したことで、戦いが熱を帯びてきた。

 大王氏は田中市政の意思決定過程を問題視し、「対話で球磨郡との協力関係、国・県との連携を築けるのは私しかない」と強調。田中氏は福永浩介前市政が収賄事件の舞台となった4年前を振り返り、「時計の針を戻すか、クリーンな政治を継続するかの戦いだ」と訴える。双方の主張は擦れ違う。

 構図も単純ではない。田中氏は金子氏の人吉市後援会長を務めてきた。それだけに支持層は一部重なり、金子、溝口両氏の後援会幹部は田中、大王両陣営に分かれた。両陣営とも「金子、溝口支持者の7割はこっちに来る」と断言する。

 会社社長の長友氏は独自の活動で、「生ごみを飼料化し、流域を一つにした環境都市『球磨市』をつくろう」と訴える。

 市長と衆院議員・県議の対立は、集票に影響力を持つ地元建設業界にも影を落とす。市建設業協会の佐藤征勝会長は「早くから現職推薦を決めており、一枚岩でやっている」と語る。ただ内部には「衆院選では金子さん、県議選では溝口さんを支援してきた経緯から、悩ましい」との声もくすぶる。

 人吉球磨への公共投資総額は10年余り前の約400億円から約200億円へと半減。業界は政界の不安定要素拡大を懸念する。

●対立の残像

 現市政への評価、地元政界のねじれ、業界の戸惑い…。これに、ダム問題での対立の残像が加わる。

 実際、大王、田中両陣営幹部が「ダムは腹の中にある」と明かす。大王陣営の幹部は「大王氏は5期20年の市議時代、一貫してダム推進の旗を掲げてきた。幅広い支持者の中には、そうした姿勢に共感する層は少なくない」、田中陣営幹部も「市長の白紙撤回表明を評価する支持者は多い。大王陣営とわが陣営を分ける底流には、ダムが横たわる」。

 長年、地元政界の分水嶺[れい]となってきた川辺川ダム。そのしこりは消えていない。

 21日夜、人吉カルチャーパレスで開かれた大王氏の支援集会で金子、溝口両氏が必勝を訴えた。田中氏の選挙カーは「市長を決めるのは政治家でなく市民だ」と反撃の声をからした。熾烈[しれつ]な攻防が最終盤に突入した。(山口和也、臼杵大介)

2336チバQ:2011/04/23(土) 10:17:03
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104230001
最終盤 訴えに熱
2011年04月23日

  統一地方選を締めくくる8市町村長選と15市町村議選が24日、投開票される。人吉市長選には3人、上天草市長選には2人が立候補し、激しい選挙戦を展開。熊本、人吉、荒尾、水俣の4市議選(合志は無投票)は計105議席をめぐり140人が争う。小国、高森、御船、錦、あさぎり、水上の6町村長選(南小国町、湯前町は無投票)には計13人が立っている。投票は24日午前7時〜午後8時(一部繰り上げを除く)。25日未明にかけて、新たな首長や議員が誕生する見通しだ。


人吉市長選


人吉市長選は、再選を目指す現職の田中信孝氏(63)といずれも新顔で環境コンサルタント会社社長の長友清冨氏(61)、前市議会議長の大王英二氏(54)が争っている。事実上、田中氏と大王氏による一騎打ちの構図で、両陣営は票の掘り起こしに懸命だ。
 約200団体からの推薦を得た田中氏は、個人演説会を連日開き、1期目の実績を力説。長友氏は自ら選挙カーを運転し、合併による「球磨市」の実現を訴える。大王氏は球磨郡との連携、国・県とのパイプを強調し、田中市政への批判票の取り込みを図る。
 地元選出で自民党の金子恭之衆院議員、溝口幸治県議が告示直前に大王氏への支援を決断したことで、田中、大王両陣営の対決の図式が鮮明になり、選挙戦の過熱に拍車をかけている。


  人吉市長選で22日までに期日前投票を済ませた有権者が3881人に達し、残り1日の段階で前回市長選での期日前投票者数3277人を上回った。各候補者の陣営は、最終的な投票率も「前回より上がるのでは」と見ている。


  市選管によると、告示翌日から始まった期日前投票は初日の18日が307人、19日538人、20日781人、21日1073人、22日1182人と増加。前回市長選では、5日目が終わった時点の投票者数は計2227人だった。


  前回の投票率は79・87%。1995年の市長選以降、投票率は87・01%(99年)、84・98%(03年)と下がり続けている。今回、激戦を繰り広げている各候補者の陣営幹部は22日、「80%は超えるのでは」との見方を示した。


上天草市長選


  再選を目指す現職の川端祐樹氏(39)と、新顔で元学習塾経営の橋本美春氏(59)が激しくぶつかり合っている上天草市長選。両氏とも過疎や高齢化などが著しい現状に触れつつ、地域浮揚策をめぐり舌戦を繰り広げている。


  川端氏は今回の選挙を「継続か、混乱かを決める分岐点」と位置づけ、合併後に危機的だった財政に道筋をつけたなどと成果を強調。「官民一体となって経済の立て直しに力を注ぐ」と街頭演説で訴える。


  橋本氏は漁港などでマイクを握り、閉塞(へい・そく)感を打破するため「地場産業の底上げと市民のアイデアで若者が働ける雇用の場を増やす」と主張。「女性の視点で、きめ細やかな心ある政治ができる」と力を込める。


熊本市議選


  旧富合、植木、城南3町との合併後初となる熊本市議選は、2選挙区に分かれ、計68人が49議席を争う激戦となっている。来春予定される政令指定都市移行後のまちづくりや災害対策、議会や行財政改革などをめぐり論戦を交わしている。


  現職40人に新顔26人が挑む熊本市選挙区(定数48)。自民は現職14人全員の当選を目指す。民主は現職3人に加え、いずれも30歳の新顔3人を公認して議席増を狙う。公明7人、共産3人、社民1人、無所属35人も含め各自の地元や市中心部での遊説に声をからす。


  富合町選挙区(定数1)は自民現職と元町議の一騎打ちとなっている。

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2337チバQ:2011/04/24(日) 18:30:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000000-ryu-oki
普天間移設県民大会1年 全首長「県外国外」望む
琉球新報 4月24日(日)9時40分配信


 昨年4月に読谷村で開かれた「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会」(実行委員会主催)から25日で1年を迎える。琉球新報が19日から22日までに実施した県内全41市町村長に対するアンケートでは、普天間飛行場の移設先について、全市町村長が県外や国外が望ましいと回答。政府が進める方針の名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設が望ましいとした首長はゼロだった。県内移設反対と、県外、国外移設要求がより強いことがあらためて示された。
 「その他」を選んだ翁長雄志那覇市長は「国外移設を否定しない、県外移設」、外間守吉与那国町長は「東京」と回答した。
 一方、昨年5月28日に日米両政府が辺野古移設を明記した日米共同声明を推進する方針の菅直人首相に対し、「評価しない」が38人、「どちらでもない」が2人、無回答が1人だった。これに対し、昨年、県内移設を条件付きで容認する方針から転換し、日米両政府に対し県外移設を求めている仲井真弘多知事の姿勢に対し、「評価する」が40人と「どちらでもない」の1人だった。
 県民大会が普天間飛行場移設に何らかの影響を与えたと思うか、との質問に対し、37人が「影響を与えた」と回答。1人が「影響を与えなかった」、3人が「分からない」と回答した。
 「影響を与えた」と回答した理由として、「日本全国に県民の思いを伝えることができた」(東門美津子沖縄市長)「県外移設要求がさらに強まり、日米両政府間の協議に少なからず影響を与えた」(儀武剛金武町長)などの意見があった。
 鳩山由紀夫前首相が「最低でも県外」の方針から辺野古移設に回帰し、昨年の県民大会後の5月には日米両政府が辺野古移設の共同声明を発表。同6月、政権を引き継いだ菅首相は共同声明を踏襲する方針を示した。首相ほか関係閣僚が相次ぎ来県し移設への理解を求めているが、県内での理解は全く得られていない。

2338チバQ:2011/04/24(日) 18:56:03
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001104180003
3市の課題(上) 夕張の姿 重ねる市民
2011年04月19日


2007年に閉鎖された「ゆうらく」。ホテルやゲームセンターも備えた大型の温泉娯楽施設だった=多久市北多久町小侍

◇多久市(定数16)


 「夕張の二の舞いになりそうで、怖い。同じ産炭地でもあるし」
 15日午後2時前。JR多久駅前のロータリーで客を待つタクシー運転手の男性(68)は、こう訴えた。1時間に1本の下り列車が停車したが、真新しい駅舎から出てくる人は少ない。


 総事業費101億円(うち市負担69億円)をかけ、15年前から17・7ヘクタールで土地区画整理が続く市中心部。その中央にある駅周辺が、閑散としている。男性が思いを重ねるのは、財政破綻(は・たん)した北海道夕張市の姿だ。


 「お客も昔の半分。買い物とか病院通いとか、生活に必要な用を足すお年寄りばかりだよ」


   ◇


 1日現在、市の人口は2万1701人。炭鉱が全盛期だった1960年の半分を割り込み、県内10市で最少になった。有田町(2万1415人)と同規模で、みやき町(2万6286人)や白石町(2万5923人)より少ない。


 必要経費に対する自主財源額を示す財政力指数は0・384(2009年度決算)。太良町、白石町に次いで県内で3番目に低く、市の財政状況は厳しい。


 高齢化率は27・12%と県平均を3%近く上回る。少子化も深刻で、今春、市立小学校に入学した1年生は全7校で170人。2013年の開校を目指し、三つの中学校区ごとに小学校を統合して小中一貫校をつくる計画が進む。市議会は、これまでに計約20億円の事業予算案を可決した。


 07年、炭鉱跡地に立つ温泉娯楽施設「ゆうらく」が経営悪化のため閉館。09年には市役所近くの大型商業施設「コーリー」からもテナントが相次いで撤退し、昨年2月の閉店以降、巨大な空き店舗になっている。


 市内各地から買い物客を運んだコミュニティーバスは、民間バス会社が市内の赤字路線を廃止した後、市が走らせていた。残った路線で運営を続けるコミバス事業は今も、年平均1500万円の持ち出しがある。


   ◇


 定住促進策として市は07年、市内で住宅を得た人への奨励金制度を設けた。これまで計181件(613人)に交付されたが、市の見通しを下回る。この4月には新婚世帯を対象に、賃貸住宅の家賃補助も始まった。子ども医療費や不妊治療費の助成も手厚い。


 企業誘致にも熱心で、長崎自動車道多久インター近くに工業団地を自前で整備。「初期投資を抑えたい」という企業に応え、最初の10年間は1坪(3・3平方メートル)あたり年100円で貸している。ここ20年ほど、進出企業数25件を維持していたが、折からの不景気に加え、東日本大震災の影響が追い打ちをかける。


 市商工観光課の職員は「人口減と、企業や店舗の撤退の悪循環。まちを活性化するにも、どこから手をつけるべきなのか。今後は大型施設に頼らず、住民とともに身の丈に合った街づくりを考えていかなければ」と話す。(谷川季実子)


    ◇


 少子高齢化や中心市街地の疲弊が進む地方都市。24日に市議選が投開票される3市は、どのような課題を抱えているのか。地域の声を聞いた。

2339チバQ:2011/04/24(日) 18:56:31
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001104200003
3市の課題(中) 新幹線論争しぼむ声
2011年04月21日

 4年前。鹿島市議選では、九州新幹線西九州(長崎)ルートの建設に反対する候補者と賛成する候補者が真っ向からぶつかった。選挙の結果、建設に反対する桑原允彦・前市長派の議員が多数を占めた。
 だが、今回の市議選には建設反対派の多くが、それぞれの事情で立候補せず、引退。新幹線長崎ルートを巡って市長派、反市長派が市を二分したのは過去の話という印象だ。
 これまで建設に反対していたある候補は「新幹線の扱いをどうするのかという争点は終わった。現在の市長の手腕は手堅いと、就任後の約1年間を見て分かった。市政には是々非々の立場で臨む」と話す。別の候補も「いまは鹿島市の浮揚が一番の関心事。最大の課題は1次産業や市経済の浮揚をどう再構築していくかだ」と話す。
 その最も分かりやすい具体例は、隣の太良町の「道の駅太良」の盛況ぶりだ。大型バスが駐車でき、一般車両の駐車スペースも広い。それに比べ、わずか数キロ離れた「道の駅鹿島」は駐車スペースも狭く、「活気が無い」という人は少なくない。この格差は、新幹線受け入れを決めた太良町への「見返り」として、国や県から多くの予算がついた地域振興策の結果と、鹿島市民の多くが分かっている。
 鹿島市の振興策が遅れた現状について、今回の県議選の鹿島市・藤津郡区で3選を果たした土井敏行県議は「桑原前市政は壁に向かって球を投げていたが、投げたときのまま戻ってきてしまった。その視点がやや欠けていた」と分析する。
 一方、そう指摘された桑原前市長は「実を取る方向に鹿島市はかじを切ったのだろう。だが、大政翼賛会のような形ではなく、議会のチェック機能を果たしてほしい」と注文する。
 長崎ルートの先行きを懸念する有権者も少なくない。「東日本大震災で状況は一変した。建設費や長崎線複線化、フリーゲージ車両の開発費など大震災前と同額の予算がつくか分からない」
 今回の市議選の争点について樋口久俊市長は「新しい風をという市政への思いは吹き始めてきた。議会とは諫早干拓、TPP、震災後をどうするかの議論をきちんと続けたい。新幹線問題は長い経過を経てきた。賛否どちらかではなく、推移を見守っていくだけ、と就任当初から今でもノーコメントを貫いている」。
 その上で、「今年度からJR肥前鹿島駅のエレベーター設置の工事が始まる。今後4年間で約12億円が投入される見込みで、市にふさわしい玄関口が整備される」と、市の浮揚への一歩となる「果実」を誇った。(長沢豊)

2340チバQ:2011/04/24(日) 18:56:58
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000751104210001
EPZ拡大 望む住民 伊万里市 
2011年04月22日
 伊万里市波多津町木場(こ・ば)。九州電力玄海原子力発電所(玄海町)から12キロ。山林に囲まれたこの田園地区は、市内では原発から最短距離に位置する。29人の候補者の顔が並ぶ、バス停近くの市議選ポスター掲示場前を新顔の選挙カーが原発には触れずに通り過ぎた。
 原発のある玄海町に唐津市が隣接、伊万里市はさらにその隣だ。原発事故に備えた「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)は、県の地域防災計画では原発から半径10キロ圏内となっている。
 一部が圏内に入る唐津市は、市の地域防災計画の中に原発災害対策を盛りこみ、避難経路や28カ所の避難場所を指定している。玄海原発との間には「ホットライン」があり、トラブルがあれば24時間ファクスなどで市に情報が入る。
     ◆
 だが、伊万里市は最短の木場でも圏外となるため、特別な対策はとられていない。
 木場の約60世帯の住民たちは、原発について「恐ろしい」「なか方がよか」と率直に語る。土木従業員の井本東太さん(52)は「今まで安全安全できたが、福島の事故を見て、こちらでも事故が無いとはいえない。故郷がのうなってしまう」と表情を曇らせた。
 木場から曲がりくねった国道204号を1キロ余り行くと唐津市との境界に出る。区長の山口政志さん(55)は「事故があったときにどう対処したらいいか。九電にちゃんと説明してほしい」と語る。
 市民の声を背景に、塚部芳和市長は5日に佐賀市であった県市長会で(1)EPZの拡大(2)福島第一原発事故の原因究明などを織り込んだ緊急決議を提案した。さらに他の市長たちの意見も取り入れて、5月19〜20日に長崎県壱岐市で開かれる九州市長会に提案する予定だ。
 塚部市長は「何で10キロなのかと不思議でならなかった。福島原発事故で20キロ、30キロ、さらにそれ以上のところまで飛び火しているのでEPZの拡大を考えなければならない」と力を込める。
     ◆
 市議選候補たちのEPZ拡大についての取り上げ方は様々。一般質問などでこの問題を取り上げてきた現職候補は「10キロ圏外も原子力防災の対象にするよう県に要請していく」と決意を表明。一方、「避難地域を広げるより、原発の安全総点検を」「太陽光、風力、水力などへエネルギー源のシフトを」と訴える候補もいる。
 木場が地元の現職候補は「これまでEPZの蚊帳の外にいた。今からは蚊帳の中に入れてもらわなければならない」と、市長と歩調を合わせる構え。10キロ圏外からの声は、県や国に届くだろうか。(田中良和)

2341チバQ:2011/04/24(日) 19:01:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000189-mailo-l44
県都の課題:大分市長選 客足が遠のく中心街 県との連携どう図る /大分
毎日新聞 4月20日(水)14時44分配信

 24日投開票の大分市長選。県都として中心市街地活性化など課題は多い。その現状をレポートする。【佐野優、梅山崇】
 1月31日、JR大分駅前の大分パルコが33年の歴史に幕を下ろした。かつては若者の文化発信地としてにぎわいをみせたが、郊外に大型ショッピングセンターが相次いで建設され、売り上げは徐々に減少した。
 閉店から2カ月半経過したが、シャッターは下ろされたまま。ビルを所有する大分開発は「地方の経済環境は厳しいが、街の人に良い形になれば」と複合施設も視野にテナント探しは続く。
 また、09年には大分サティ(大分市中央町)が閉店し、新たなテナントが入ったのは約1年半後。地元のセントポルタ中央町の阿部満理事長は「商店街の人通りも減った。市が3セクで買い取る方法もあった」と感じる。
 市によると、市中心部の土日の通行量は00年度の約47万4000人から10年度は約31万8200人に落ち込んだ。中心市街地の小売業年間販売額も97年度の1480億円から07年度は852億円。中心部の魅力が薄れ、郊外に人が移っている。
 しかし、市も手をこまねいているわけではない。中心市街地活性化基本計画で61事業を計画。さらに、13年夏には、駅南にコンベンションホールなどを備えた複合文化交流施設を建設。JR九州も、早ければ3年後にも商業施設の入った新大分駅ビル建設の計画を持つ。市商工労政課は「中心市街地の魅力になる」と力を込め、阿部理事長は「駅ビルから人を呼び込める商店街を作りたい」と意気込む。
 市は12年度には土日の通行量35万人、中心市街地の小売業年間販売額880億円−−と目標を掲げる。地域と行政が一体となり、魅力ある街を作れるか。描く夢はあるが、クリアすべき課題も多い。
   ◇  ◇
 昨年5〜10月、県内で5件相次ぎ、計335人が発症したサルモネラ菌の卵食中毒。いずれも大分市の採卵養鶏場が原因と推定された。拡大を食い止められなかった背景には、大分市と県の情報共有不足があった。
 県が担う保健所事務だが、中核市の大分市だけは市が担う。市保健所は4人が発症した1件目段階で疑わしい養鶏場を特定していたが、「他の原因の可能性もある」として、養鶏場を指導する県家畜衛生飼料室に知らせず、県側も食中毒が起きたことを知りながら市側に問い合わせず、情報共有できたのは秋になってからだ。
 保健所以外にも中核市が担う県事務は数多い。県は昨年9月、09年度の「大気汚染、水質汚濁、ダイオキシン類及び自動車騒音調査結果の概要」を発表したが、大分市のデータは含まれていなかった。県環境保全課は「大分市だけは独自に調査しているので」と話し、10年度の概要の公表方法についてもまだ大分市と調整していない。
 県、市ともに原因がある風通しの悪さ。昨年11月、約4億円を折半することで合意した県営新大分球場の改修でも、そうした面が透けて見える。球場がある大洲総合運動公園は04年、県が大分市に無償移管方針を伝達。本来なら大分国体(08年秋)前の移管完了を望んでいた県と、老朽化ゆえの補修や維持コストの問題でやや及び腰の市。話は前に進んでいない。
 自治体の自立と連携。どう折り合わせるかが問われている。

4月20日朝刊

2342チバQ:2011/04/24(日) 19:08:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2011unity/main/20110423/20110423_0004.shtml
社民 市町村議選岐路に 県議選 九州で苦戦
2011年04月23日 12:37  全国的な党勢衰退の中で一定の勢力を維持する九州の社民党が、今回統一地方選で岐路に立たされている。10日投開票の県議選で、福岡県で64年守り続けた議席を失い、宮崎県でも議員を減らした。24日投開票の市町村議選では、あえて党派色を薄める候補もいる。

 福岡県田川市議選(定数20)には公認3人が立候補。田川地区は「社民の牙城」とされ、市議選では1951年に1人が当選し、59年と63年には4議席を得た。市長も社民党系が続いたが、2003年選挙で推薦候補が敗退。今回の統一選の県議選では田川市と、隣接の田川郡で推薦、公認候補が落選しており、同市議と周辺の町議の現有議席は「最後のとりで」。だがジレンマもある。

 「今後も市民の切実な声の代弁者としての姿勢を貫く」。選挙終盤の22日、ある公認候補は街頭演説で訴えた。だが「社民」の言葉は聞かれず、リーフレットにも「社民」はない。「市議選では地域のつながりの方が大事。党派色を前面に出すと抵抗を感じる有権者もいる」と打ち明けた。

 全国最多の73人が立候補した宮崎市議選(定数46)。改選前、5議席の社民党は新人1人を含む4候補を擁立した。宮崎県では自治労が社民党を支援していることなどから一定の党勢を維持するが、それでも県議選は県連合副代表を含む2人が落選、3議席になった。

 自治労が主な支援組織という現職候補は、危機感を隠さない。宮崎県出身の福島瑞穂氏の党首効果も「連立離脱後はなくなった」。ただ「反原発や、労働者など社会的弱者の側に立つ社民的な考え方は、今だからこそ受け入れられるのではないか」と期待もしている。


=2011/04/23付 西日本新聞朝刊=

2343チバQ:2011/04/24(日) 19:15:52
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110422-OYS1T00184.htm
選挙期間中 演説ネット中継、福岡市議選候補が毎日
地方選
 10日に投開票された福岡市議選で南区から立候補、落選した無所属新人の本山貴春・元候補(29)が、選挙期間中、インターネット上の無料動画配信サイト「ユーストリーム」を利用し、政策についての演説や支援の呼びかけなどを毎日生中継していたことがわかった。

 候補者が選挙期間中にブログやホームページなどを更新して問題となるケースはあるが、ネットを使った生中継は極めて異例。

 総務省によると、公職選挙法では、選挙期間中は法定はがきなどを除き、候補者や政党に関する「文書図画」の頒布が禁じられている。ネット上の文書や画像、動画も「文書図画」に該当するとされ、選挙期間中の更新は公選法に抵触する恐れがある。

 本山元候補によると、生中継は告示日の1日から投開票日前日の9日まで毎日午後9時から10〜15分程度実施。名前入りのたすき姿で東日本大震災の復興支援策について持論を展開したり、「ご支持、ご支援を賜りますようお願い申し上げます」と投票を呼びかけたりした。それぞれ数十件のアクセスがあったという。

 さらに、生中継した動画は自分のブログから閲覧できるようにしており、動画以外にもブログや簡易投稿サイト「ツイッター」を使った活動もしていた。

 この間、福岡県警から4、5回にわたって映像やブログの記述を削除するよう口頭で警告を受けたが、従わなかったという。

 本山元候補は元放送通信会社員。南区には定数11に対し15人が立候補し、本山元候補は1901票で最下位だった。読売新聞の取材に対し、「ネット選挙については公選法に規定がないと認識している。金もかからず、利用しても公選法の精神には反しない。選挙を変えて政治を変えたかった」と話した。

(2011年4月22日 読売新聞)

2344チバQ:2011/04/24(日) 19:21:33
8年ぶりの選挙戦となった中種子町長選は、3選を目指す現職と新人の一騎打ち。前回と同じ顔ぶれの現職と新人の戦いとなった南種子町長選は、225票差だった前回同様、激戦を展開している。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110423-OYT8T00174.htm
8市町村議選あす審判
 統一地方選後半戦の8市町村議選と中種子、南種子町長選は24日、投開票される。議会解散請求(リコール)成立に伴う出直し阿久根市議選(定数16)は、竹原信一・前市長(52)を支持する竹原氏派と、反竹原氏派の議席争いが注目される。

 阿久根市議選は、竹原氏派、反竹原氏派とも11人ずつが出馬。ほかに中間派2人の計24人が立候補した。

 竹原氏は「多数となるため、出来ることは何でもやる」と話し、新人を中心に竹原氏派の候補を支援。一方、市長リコール運動を進めた「阿久根の将来を考える会」のメンバーが、反竹原氏派の候補の選挙活動を後押ししている。

 前回より定数が2議席減った枕崎市議選(定数16)は、現職12人と新人6人の計18人が舌戦を展開。各陣営は、水産業の振興や行財政改革などを訴え、票の掘り起こしを図っている。

 垂水市議選(定数16)は、現職12人、元議員2人、新人3人の計17人による少数激戦。各候補者は第1次産業や観光業の振興、企業誘致などを公約に掲げ、支持を求めている。

 8年ぶりの選挙戦となった中種子町長選は、3選を目指す現職と新人の一騎打ち。前回と同じ顔ぶれの現職と新人の戦いとなった南種子町長選は、225票差だった前回同様、激戦を展開している。

 計53議席を争う大崎、東串良、中種子、南種子町、三島村の5町村議選も、農林水産業の活性化や離島振興策などを争点に、計67人がしのぎを削っている。

(2011年4月23日 読売新聞)

2345チバQ:2011/04/24(日) 22:47:08
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042401000729.html
大分市長に釘宮氏3選確実 与野党対決、自民系破る
2011年4月24日 22時22分

 事実上の与野党対決となった大分市長選は24日、元民主党衆院議員の現職釘宮磐氏(63)が、新人の元県議会議長安部省祐氏(51)=自民推薦=を破り、3選を確実にした。投票率は37・49%。

 釘宮氏は「市民協働のまちづくり」や福祉の充実などを掲げ、これまでの実績を強調。後援会や、推薦を受けた連合大分を基盤として選挙戦を展開した。民主党は県連所属の国会議員や県議が支援に回った。

 当選を決めた釘宮氏は「まちづくりを自分たちでするというメッセージが市民に理解された」と述べた。

 安部氏は元自民党県議で、告示後に麻生太郎元首相や小池百合子自民党総務会長が応援に訪れた。公明党も支援に乗り出したが、出馬表明が3月にずれ込んだことも響き、届かなかった。

(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042401000373.html
統一選、長崎市長に田上氏当確 与野党対決型が焦点
2011年4月24日 22時26分

 第17回統一地方選は24日、後半戦の市町村長選と市町村議選、東京都の特別区長選と区議選が投開票された。長崎市長選で民主、自民両党が実質的に支援した現職田上富久氏(54)が前市教育長(63)らを破り再選を確実にした。大分市長選では元民主党衆院議員の現職釘宮磐氏(63)が自民党推薦で新人の元県議会議長(51)を抑えて3選が確実になった。

 民主党は前半戦の知事選と道府県議選で大敗しており、事実上の与野党対決となった10市区長選で巻き返せるかが最大の焦点。東日本大震災や福島第1原発事故をめぐる菅直人首相の対応には野党だけでなく、民主党内からも批判の声が上がっており、選挙結果が政権運営に大きく影響するのは必至だ。

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)への接続の是非が争点となった福島県矢祭町長選では、接続拒否を続けてきた現職の古張允氏(70)が賛成派の元町議(53)を僅差で破り再選された。

 投票された73市長選には188人、一部が25日開票となる13区長選には46人が立候補。

 首長新党をめぐっては、大阪府吹田市長選で橋下徹知事率いる「大阪維新の会」の元府議(54)が、民主党など推薦の現職(62)に挑んだ。河村たかし名古屋市長の「減税日本」も神奈川県平塚市、愛知県田原市でそれぞれ新人を擁立した。

(共同)

2346名無しさん:2011/04/25(月) 00:29:15
阿久根市議会議員選挙は,新市長派10,竹原前市長派6。
竹原派は2増やすも過半数には届かず。

2347名無しさん:2011/04/25(月) 22:22:57
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104250001
人吉市長に田中氏再選
2011年04月25日

  熊本県内の統一地方選の後半戦、8市町村長選と15市町村議選は24日、投開票された。人吉市長選は現職の田中信孝氏(63)が新顔2人を破って再選。上天草市長選も現職の川端祐樹氏(39)が一騎打ちを制して2度目の当選を果たした。町が主導し頓挫した事業の責任をめぐって争われた御船町長選は、現職の山本孝二氏(53)が批判をはねのけて再選。このほか選挙戦となった5町村長選や、熊本、人吉などの4市議選、11町村議選でも次の4年間を担う顔ぶれが決まった。


  人吉市長選は現職の田中信孝氏(63)が、前市議会議長の大王英二氏(54)と環境コンサルタント会社社長の長友清冨氏(61)を退け、再選を決めた。川辺川ダム問題が最大の争点だった過去の市長選と異なり、農業や観光振興、行財政改革などが論じられたが、有権者は田中氏の2期目に期待を込めた。


  人吉市上薩摩瀬町の事務所で田中氏は「良識ある市民の勝利だ。市民と共に歩むことを誓う」と喜んだ。


  ダム問題では「中立」の立場で初当選した田中氏。その後、白紙撤回を表明し、今回はダム反対派からも支持を取り付けた。告示前の総決起大会では、白紙撤回に賛同する応援演説があり、前回選挙でダム反対を訴えたかつてのライバル候補も紹介。支持の広がりを印象づけた。


  一方でダム推進派だった大王氏は一切、この問題に触れなかった。告示直前には、自民党の金子恭之衆院議員や県議が大王氏支援を表明。「ダム問題への不満がくすぶっていた」(田中陣営)との見方もあったが、約200団体が推薦し、組織力で勝る田中氏の優位は覆せなかった。


  長友氏は市町村合併で「球磨市」とする構想を訴えたが、浸透しなかった。



  上天草市は川端氏


  上天草市長選は現職の川端祐樹氏(39)が、元学習塾経営の橋本美春氏(59)を接戦の末に破り、再選された。両氏とも過疎化や人口減少で沈滞する地域経済の活性化策などを主な争点に論戦を交わしたが、市民は行政の「継続」を選んだ。


  上天草市大矢野町上の川端氏の事務所に当選の一報が入ると、集まっていた支持者から大きな歓声と拍手が起こった。川端氏は「厳しい選挙だったが、この4年間は合併の最終章として頑張っていきたい」と抱負を述べた。


  川端氏は危機的な財政状況を好転させたなどとして、1期目の実績をアピール。市議会最大の「会派あまくさ」や2004年に合併した松島、姫戸、龍ケ岳の旧3町の元町長らの支持も得て、地盤の旧大矢野町を中心に組織固めに徹した。また、選挙中は市内全域の約60カ所で街頭演説を行い、市の売り込みにリーダーシップをとると主張。現職の強みを見せた。


  一方、橋本氏は半数以上の市議が応援し、学習塾の元教え子らもボランティアで支えるなど草の根の運動を展開。地場産業の底上げや子育て支援などを掲げ、女性の視点からの改革を訴えたが届かなかった。

2348名無しさん:2011/04/25(月) 22:23:16
  御船町長選


  現職の山本孝二氏(53)が元町議の栗原秀子氏(52)に競り勝ち、再選を果たした。


  最大の争点は、町が進めて失敗した竹バイオマス事業。山本氏は告示直前、事業運営会社に代わって町が国に返還した約3億円の全額を町に支払うよう町監査委員から勧告を受けた。選挙戦では「私の不徳の致すところ。チャンスを与えてほしい」と反省の姿勢を強調。一方で、光ファイバー網の整備など1期目の実績も強調し、町民の一定の支持を得た。


  栗原氏は「現町長は判断力がなく、2期目を任せることはできない」と批判。「バイオマス問題の真相を解明し、安心して暮らせる町になるよう働く」と訴えたが、及ばなかった。



  小国町長選


  現職の北里耕亮氏(42)が、元町議の時松昭弘氏(64)と農林業の北里太樹氏(28)の新顔2人を抑え再選された。


  北里耕亮氏は、財政健全化など4年間の実績をあげて「小国は確実によくなっている」と強調。安定を求める町民の支持を得た。時松氏は農産物などのブランド力の推進を、北里太樹氏は「若い力を」と訴えたが届かなかった。



  高森町長選


  新顔で会社役員の草村大成氏(44)が現職の藤本正一氏(63)を破り、初当選した。


  草村氏は、湧水(ゆう・すい)公園を道の駅とする構想など「観光立町」を掲げ、行財政改革なども訴えて若者世代を取り込んで支持を広げた。藤本氏は、2期8年の実績とともに企業誘致の進展など町政の継続を主張したが、及ばなかった。



  錦町長選


  現職の森本完一氏(63)が元副町長の桑原正一氏(63)を破り、再選を果たした。


  いずれも町役場で長い行政経験があり、熱のこもった論戦が交わされた。森本氏は1期目の取り組みをアピール。行財政改革や働く場所の確保に意欲を示し、着実に票を伸ばした。桑原氏は「人が集まる元気な町づくり」を掲げたが、支持は広がらなかった。



  あさぎり町長選


  現職の愛甲一典氏(63)が元町議の山口和幸氏(59)との激戦を制し、再選を決めた。


  愛甲氏は財政健全化などの実績を強調。農林業の振興や雇用の確保に意欲を示し、町政の安定を望む支持者を手堅くまとめた。合併で8年前に発足した同町では初めて、2期務める町長となる。山口氏は現町政を「地域とのつながりが薄い」などと批判したが、あと一歩だった。



  水上町長選


  元村会計管理者の広瀬親吾氏(52)が元村議の湯山幹人氏(67)との新顔対決を制し、初当選した。


  4期目の成尾政紀氏(71)の引退に伴い、両候補とも告示まで1カ月を切って立候補表明。広瀬氏は成尾村政の「発展的継承」を掲げ、村民との対話と協調、自然環境を生かした村づくりを訴え、幅広く支持を集めた。湯山氏は村長給与の3割削減などを主張したが、及ばなかった。

2349名無しさん:2011/04/25(月) 22:30:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000193-mailo-l46
’11統一選かごしま:出直し阿久根市議選 反前市長派が10議席確保 /鹿児島
毎日新聞 4月25日(月)15時30分配信

 反前市長派が10議席で過半数を維持し、前市長派は6議席にとどまった24日の出直し阿久根市議選。投票率は73・79%だった。竹原信一前市長(52)の急進的な「改革」への賛否を巡り、約2年8カ月にわたり混乱した「竹原劇場」はいったん閉幕を迎えそうだ。経過を振り返った。
 ■第1幕〜竹原氏初当選→失職
 08年8月、市議だった竹原氏は「職員人件費削減」などを掲げ、市長選に立候補。有力とされた前議長と元市総務課長らが争う間隙(かんげき)を縫って、小差で初当選した。最初の議会で議員定数を16から6へと10も減らす条例改正案を提案し、全会一致で否決された。これを機に議会との対立が激化した。
 09年1月、竹原市長がブログ上で「辞めてもらいたい議員は誰?」と不人気投票したことが決定打となり、2月、議会は市長不信任決議を可決。竹原市長は議会を解散。3月の出直し市議選では竹原市長に批判的な候補が多数派を占め、4月に2度目の不信任可決で竹原氏は失職した。
 ■第2幕〜竹原氏再選→法を逸脱
 竹原氏は失職前、全市職員の給与明細を市公式ホームページで公開。「年収700万円以上の職員が54%」などと官民格差是正を主張した。
 09年5月の出直し市長選は、議会多数派が擁立した元国土交通省職員との一騎打ち。竹原氏の公務員批判が市民の「不満の結集軸」となり、562票差で再選。市長と議会多数派の対立は続いた。
 ところが竹原市長は法を逸脱した行動に出始める。各課の職員給与合計額を示す張り紙をはがした係長を同7月、懲戒免職処分し、裁判所の処分取り消し決定を無視。10年3月議会では「マスコミが傍聴席にいる」ことを理由に議会への出席を拒否。議会を開かないまま職員ボーナス半減、議員報酬日当制、副市長選任などで専決処分を乱発した。また、ブログでの障害者に対する差別的記述が県内外から強い批判を受けた。
 ■第3幕〜竹原氏退場、議会も解散
 竹原市長の市政運営に危機感を抱いた若手市民らが10年8月、市長解職請求(リコール)の署名活動を開始。10月中旬、有権者の過半数の署名を集めて本請求した。
 これに対し竹原市長を支持する議会少数派は10月下旬、議会解散を求める署名活動を開始。解散後の市議選で多数派を奪い「竹原改革」を一気に進めるのが狙いだったが、12月の住民投票で竹原氏は失職した。ただ、解職賛成と反対の差はわずか398票で、竹原氏への根強い支持も浮き彫りとなった。
 今年1月の出直し市長選ではリコール団体元監事の西平良将氏(38)が竹原氏との一騎打ちを制し、初当選した。首長と議会のねじれは解消。西平市長は就任後、議員報酬日当制や職員ボーナス半減など、竹原氏の専決処分を元に戻した。
 また、議会解散を求める署名は、請求に必要な有権者の3分の1超が集まり、2月の住民投票で解散賛成が反対を大きく上回り、市議会は解散。市議選で前市長派と反前市長派が過半数を目指して再び争う構図となった。竹原氏が10日開票の県議選で落選したため、前市長派にとっては逆風下の市議選だった。

4月25日朝刊

2350名無しさん:2011/04/25(月) 22:30:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000000-mai-pol
<統一地方選>反竹原派が過半数 混乱収束へ 阿久根市議選
毎日新聞 4月25日(月)0時16分配信

 住民投票による議会解散に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市議選(定数16)は、竹原信一前市長(52)を支持する候補が6議席を獲得するにとどまり、反竹原派の候補が10議席を得て過半数を占めた。竹原派は解散前より2議席を増やしたものの、西平良将市長(38)と議会にねじれは生じず、竹原氏の市長就任から約2年8カ月続いた混乱はひとまず収束へ向かう見通しとなった。

 出馬した前職13、新人11の24人の内訳は、竹原派12人▽反竹原派11人▽中立1人。解散前は反竹原派12人で、竹原派は4人だった。

 今回の出直し市議選は、少数派だった竹原派の市議らが過半数獲得を目指し、議会解散を請求したことが発端。竹原派は、竹原氏の妹恵美氏(39)がトップ当選を果たしたが、市長選▽県議選での竹原氏落選に続く3連敗で、形勢挽回は厳しい状況だ。

【村尾哲、川島紘一、黒澤敬太郎】

2351名無しさん:2011/04/25(月) 22:39:18
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110425/kmt11042500130000-n1.htm
市長から市議へ転身 元水俣市長が当選
2011.4.24 23:59
 熊本県水俣市議選で24日、元水俣市長の無所属新人、江口隆一氏(45)が初当選を果たした。

 市長から市議への転身は異例だが、地元経済界などから熱心に口説かれて出馬したという。候補者22人の中で、2位に約900票の差をつけるトップ当選だった。

 選挙戦で「一から頑張ります」と訴えた江口氏。「これまでの経験や人脈を市政発展のために使いたい」と話している。

 江口氏は県議を経て、2002年に市長に初当選したが、06年の市長選で現在の宮本勝彬市長に約3500票差をつけられ落選した。

2352名無しさん:2011/04/25(月) 22:44:57
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110425-OYS1T00314.htm
民主色薄める戦術奏功、釘宮さん大分市長3選

笑顔で支援者らと握手を交わす釘宮さん(24日午後8時54分、大分市の事務所で)=浦上太介撮影 事実上の「民主対自民」の一騎打ちとなった大分市長選は、元民主党衆院議員で現職の釘宮磐さん(63)が3選を果たし、大分市大道町の事務所で支援者と万歳を繰り返して喜びを爆発させた。

 「皆さんのお陰で3期目の当選を果たすことができた。市民とともに街づくりを進めていきたい」

 釘宮さんは興奮した様子で語り、民主党大分県連代表の吉良州司衆院議員や同党県議らと握手を交わし、頭を下げた。

 民主党県連代表などを務めた釘宮さんは、市長選に初当選した2003年に離党。「地方選に中央の構図を持ち込むのはなじまない」として「市民党」を掲げてきた。今回、統一選前半戦で民主党が退潮する中、陣営の危機感はこれまでになく強く、民主党国会議員の後援会などがフル回転。一方で、出陣式や街頭演説などでは政党関係者を表舞台に出さない戦術を徹底した。

 対する前県議会議長で新人の安部省祐さん(51)は自民党を離党して立候補。前半戦の結果を受け、自民色を前面に出す作戦に出たが、出馬表明が遅れたこともあり、追い風をつかめなかった。大分市都町の事務所に姿を見せた安部さんは、「大変尽力いただきながら、皆さんの期待に応えられず、申し訳ない」と敗戦の弁を述べた。

(2011年4月25日 読売新聞)

2353チバQ:2011/04/26(火) 21:08:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000246-mailo-l42
’11統一選ながさき:朝長・佐世保市長、基地拒否の対立候補票に「想定内」 /長崎
毎日新聞 4月26日(火)16時13分配信

 ◇「2万超す票、想定内」
 佐世保市長選で再選された朝長則男さん(62)が25日、市役所で記者会見し「信任を得られ、大変うれしく思う」と喜びを語った。2期目は産業振興で雇用の安定を図る一方、基地問題では米海軍が参加を拒み続ける市原子力防災訓練について「想定を変えて参加を促したい」と語った。
 朝長さんは「相手候補が見えにくく、戦術が立てにくい選挙だった」と振り返り、過去最低だった投票率については、前々回が同じ構図で「有権者に『無風』という思いがあったのでは」と述べた。
 基地との共存を唱える朝長さんに対し、原子力艦の寄港拒否などを訴えた対立候補に2万票を超す得票があったことについて「基地に対する考え方は(反対票が)常に2割かそれ以上ある。想定内だ」と答えた。
 その上で、福島第1原発事故を受け「基地再編の可能性がある。緊急避難的措置と思うが、一部艦船の移動があり得る」と述べ、原子力防災訓練の想定をテロや自然災害など米側に起因しないものに変えられないか国と協議する意向を示した。
 他に、観光振興などに「これまで以上に力を入れる」とし、東アジアへ向けた九州サブ・ゲートウェイ構想に「道筋をつける」とした。再検証途上の石木ダムについては「国にきちんとジャッジしてもらいたい。県と共に必要性を訴えていく」と述べた。【山下誠吾】
〔長崎版〕

4月26日朝刊

2354チバQ:2011/04/26(火) 21:09:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000247-mailo-l42
県議会:自民会派分裂へ 新県議14人、新会派届け出 /長崎
毎日新聞 4月26日(火)16時13分配信

 先の県議選で当選した自民党12人(推薦の無所属1人含む)と無所属2人の新県議14人は25日、新たな会派「自民党・清風会」を届け出た。当選3回以下の若手が中心で、メンバーの1人は「これまでの古い自民党と決別し、新しい自民党を作る」と話した。一方、会派を分裂する動きに党県連内で反発の声が上がり、新県議の任期が始まる30日を前に、主導権争いが激しくなっている。
 当選3回の溝口芙美雄、瀬川光之の両氏とと同2回の金澤秀三郎氏が同日午前、県議会事務局を訪れ、届けたという。地元選出の谷川弥一衆院議員らに近い「主流派」が中心で、それに返り咲いた元職と新人、そして無所属の西川克己、松本洋介の両氏が加わった。
 新会派結成は、同日午後の党県連拡大役員会で報告されたが、非主流派の小林克敏政調会長らは初耳。「何も聞いていない」「この大事な時期に分派とは」などと批判が相次ぎ、この日は流会となった。26日に再び拡大役員会を開く。
 主流派県議は「一部の実力者が方針を決め他はそれに従う、という会派運営に不満がうっ積した結果だ」。非主流派県議は「ルール無視。議会や県連人事で主導権を握ろうとしているとしか思えない」と話した。【阿部義正】
〔長崎版〕

4月26日朝刊

2355チバQ:2011/04/26(火) 21:15:57
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/20110426-OYS1T00181.htm
長崎県議会 自民会派分裂へ、14人離脱届




 県議会の自民党会派に所属する県議の一部が25日、議会事務局に会派結成届を提出した。同党内では、二つの派閥が県議会議長や県連幹事長ポストなどを巡って勢力争いを繰り返してきたが、改選を経て、分裂は決定的となった。

 新会派の代表者は溝口芙美雄議員で、ほかに新人や元議員ら13人が名を連ねている。関係者によると、同日開かれた県連拡大役員会で、ある現職議員が「これまで我々の意見は全く聞き入れられなかった。次の4年間は自分たちでやる」などと述べ、会派から離脱する意向を明らかにした。対立する議員から反発が相次いだため、26日に再び協議する。

 改選後の自民党は、無所属で出馬し、同党の推薦を受けて当選した新人らを含めて24人になる見通しだったが、新会派が結成されれば、同党の議員は10人になる。

 吉川豊幹事長は「これまでも(派閥間で)色々なもめ事はあったが、今回は状況が違う。(分派は)決定的だ」と話した。

(2011年4月26日 読売新聞)

2356チバQ:2011/04/26(火) 21:16:21
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110426/03.shtml
県議会、自民会派が分裂か 14人が新たに結成届け出

 県議会の改選(定数46、任期は30日から)に伴い、自民県議ら14人が25日、新会派「自民党・清風会」の結成届を県議会事務局に提出した。自民県議はほかに10人(入党申請中の1人含む)おり、複数会派に分裂する可能性が浮上。議長選や県連三役人事をめぐり、党内の綱引きが激しくなっている。

 新会派に入った自民県議は八江利春(諫早市区)、三好徳明(西彼杵郡区)、田中愛国、溝口芙美雄、外間雅広(以上佐世保市・北松浦郡区)、瀬川光之(西海市区)、中島廣義(東彼杵郡区)、金澤秀三郎(雲仙市区)、下条文摩左、前田哲也(以上長崎市区)、坂本智徳(対馬市区)の11氏。これに無所属の西川克己(平戸市区)、松本洋介(大村市区)、山本啓介(壱岐市区)の3氏が加わった。

 会派代表者の溝口氏は「これまで派閥争いが指摘されてきた。会派を分けた方がより自由闊達(かったつ)な議論ができる」としている。同日、県連であった拡大役員会ではほかの県議が「なぜ事前に相談しなかったのか」「分派ありきの無所属議員の入党は認められない」と反発。26日に再協議する。会派結成届の提出期限は29日。

 県議会の記録や県連関係者によると、自民は複数会派に分かれていた時期もあったが、1980年代以降大きく分派せず最大勢力を保ってきた。

2357チバQ:2011/04/26(火) 21:20:31
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001104260001
統一選 一夜明けて
2011年04月26日
  統一地方選を締めくくる市町村長選・議員選の投開票から一夜明けた25日、当選した首長たちが相次いで記者会見した。激しい選挙戦を振り返りながら、市民らに訴えた公約の実現に向けて表情を引き締めていた。一方、前半戦の県議選で1議席を失うなど敗北した民主党県連の松野頼久代表はこの日、引責辞任を表明した。


  人吉市長選で再選された田中信孝市長(63)は市役所で記者会見した。前回得票を4千票余り上積みしての圧勝。田中市長は「仕事を完遂させてやろうという思いの市民、1期目の実績を評価してくれた方々もいる。2期目のマニフェスト(公約)に対する期待もあるのでは」との見方を示した。


  選挙戦は事実上、前市議会議長の大王英二氏(54)との一騎打ちだったが、約5千票の大差をつけた。一方で田中市長は「批判票もある。さらに緊張感をもって仕事をしていきたい」と述べた。


  すぐに取り組む政策として、臨時雇用対策事業と中学生までの医療費無料化、中心商店街の活性化などを挙げた。川辺川ダム問題では、ダムによらない治水対策や、五木村の生活再建を支援する補償法案の国会提出を引き続き働きかけていくという。


  また今回、自民党の金子恭之衆院議員と溝口幸治県議が告示直前から大王氏の支援に乗り出し、波紋が広がった。金子氏の市後援会長でもある田中市長は、今後の関係修復について「まだ何も考えていない。私から縁を切ったわけではないので、向こうから何らかのアクションがあるのではと思う」と話した。



  上天草市長選で新顔に競り勝ち、再選を果たした川端祐樹市長(39)は午前10時、市役所正面玄関で約60人の職員らに迎えられ、女子職員から花束を受け取って笑顔で登庁。疲れも見せず、2期目の市政のかじ取りをスタートさせた。


  市長就任式では幹部職員らを前に「厳しい選挙戦だったが、市民の皆さんは継続を選択した」と振り返り、「市民が安心して暮らせる社会づくりに取り組みたい」とあいさつ。職員に対し、合併時からの旧町間の格差是正や過疎化対策、副市長を含む新体制づくりなどへの協力を求めた。


  その後の就任会見で、川端市長は240票差という接戦について「選挙内容の分析はできていないが、僅差(きん・さ)だったことは、私の市政運営に対する厳しい評価であり、その点は謙虚に受け止め、すべきことを精査し、改善すべきは改善したい」と述べた。


  また、選挙戦の争点でもあった今後の地域経済の振興策に触れ、「農産物や水産物に付加価値をつけ、利幅の高い商品づくりをしていくことが我々の大きな課題」と説明。官民一体となって取り組んでいくことを強調し、「私自身も取引先に出向くなりのことをしたい」と選挙期間中に訴えていたトップセールスに改めて意欲を見せた。

2358チバQ:2011/04/26(火) 21:20:51
  統一地方選の敗北を受けて民主党県連代表の松野頼久衆院議員は記者会見で、代表辞任の意向を表明。「敗因は全国的な党への逆風と地方組織の脆弱(ぜい・じゃく)さ」と説明した。


  熊本市で鎌田聡幹事長とともに会見に臨んだ。松野代表は逆風の要因について「細かい分析はこれから」とし、地方組織の強化策も「次の大方針は次の代表が決めること」と述べるにとどめた。5月1日の常任幹事会で、後任選考も含めた対応を協議するという。


  民主県連は今回、県議選で6人、市町議選で8人を公認したが、当選したのはそれぞれ現職の県議1人と市議4人だけ。松野代表は「有権者の審判は極めて大きい。結果が出てけじめをつけようと思った」と険しい表情で語った。鎌田幹事長も「真摯(しん・し)に結果を受け止める。民主の応援団はまだいるので、きちんと組織化していく」とした。


  一方、他の府県連でも相次ぐ代表辞任の動きとの関連について、松野代表は「他がどうこうだからではない」と否定した。



  熊本市議選で歴代最多得票 松野明美氏


  熊本市議選の熊本市選挙区(定数48)でトップ当選したのは、現職でタレントの松野明美氏(42)=無所属=だった。市選管によると、得票した1万1196票は歴代の市議選で最多。


  松野氏は一夜明けた25日、「正々堂々と戦った。まだ1年しか議員経験がないが、これだけの支持を受けて今後4年間がんばらないといけないと決意した」と語った。


  松野氏は、ソウル五輪の陸上女子1万メートルに日本代表として出場。その後はタレント活動もしていたが、昨年4月に行われた旧植木町との合併に伴う熊本市議増員選(植木町選挙区)で3551票を獲得し、初当選した。


  今回の市議選では同町の定数特例がなくなり、選挙区が旧富合町を除く市域全体に広がったことで、松野氏の知名度が生きた。市内をくまなく回り、朝と夕方は走りながらの訴えも。得票は2位に約4千票差をつけてのぶっちぎりだった。

2359名無しさん:2011/04/27(水) 12:10:44
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110427/05.shtml
県議会・自民会派の分裂決定 新会派結成撤回せず
自民党会派の分裂が決まった拡大役員会=党県連
 10日の県議選で当選した自民議員ら14人が新会派「自民党・清風会」を結成することを受け、党県連は26日、拡大役員会を開いた。吉川豊幹事長ら三役は「党でまとまるべき」として結成の白紙撤回を求めたが、新会派メンバーは受け入れず、自民党会派の分裂が決まった。ほかの自民県議10人(うち1人は入党申請中)は27日、今後の対応を協議する。

 吉川幹事長は役員会の前に会見を開き、「国難の中で長崎県を支え、知事を補佐していかなければならない自民党が割れたような状態になり、県民に申し訳なく思う」と述べた。党公認で当選した20人のほかに、無所属4人が自民党入りする見通しを明らかにした上で、県議会(定数46)の過半数に当たる24人でそろって会派を組むよう、再考を求める意向を表明した。

 だが、非公開で行われた役員会では、新会派の議員が「この4年間、若手議員が自分の意見をなかなか聞いてもらえなかった」などの理由で「白紙撤回は考えられない」と拒否。このため、27日に予定していた議員総会を中止し、新会派に属していない議員10人で別会派を組むのか、新たに協議することにしたという。

 今後、議長選をめぐり多数派工作が激しくなるとみられるが、新会派に入っていない小林克敏政調会長は「他の会派と手を組むかどうかは、今の時点では申し上げられない」と述べるにとどめた。

 新会派は党公認当選者11人と無所属3人(うち1人は自民推薦)の計14人で構成している。

2360名無しさん:2011/04/27(水) 12:12:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110426-OYT8T00906.htm
無所属6人自民入り

過半数維持 県議会会派構成決まる
 統一地方選で改選された県議会(定数39)の会派構成が26日、決まった。会派数は改選前と同じ8で、最大会派の「自由民主党」には党公認の当選者18人に加え、宮崎市区でトップ当選した新人の清山知憲氏(29)ら無所属の6人が加わり、県議会の過半数を維持した。

 「自由民主党」には改選前の所属議員22人のうち、16人が党公認で、1人が無所属で当選した。ほかに1人会派の「自民党鳳凰の会」に所属していた現職・坂口博美氏(63)と党公認の新人1人、無所属の元職と新人5人が加入して24人になった。

 清山氏は「有権者への責任を果たすには、議会の中で堅実に仕事をしなければならない。最大会派で合意形成を図ることが、県政に声を伝える確実な方法だと考えた」と、自民会派に入った理由を説明した。

 民主と無所属系議員による統一会派「新みやざき」には、党公認で初当選した渡辺創氏(33)が加わったが、現職の引退などで改選前の8人から5人に減った。公明党県議団(3人)と共産党県議会議員団(1人)は、それぞれ改選前と同じ。社民党県議団は5人から3人に減った。

 自民党から会派入りを打診されていた新人の有岡浩一氏(48)は、「政務調査費廃止などの議会改革を推し進めるため」として、1人会派「郷中(ごじゅう)の会」を結成した。

 「日日新(ひびあらた)」と「自民党つくしの会」の1人会派は改選前と同じ。

(2011年4月27日 読売新聞)

2361チバQ:2011/04/29(金) 00:06:34
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001104280002
3会派に分裂
2011年04月28日

 ◇県議会自民系 新たに4人分派


 県議会(定数46)の改選に伴い、自民党系の県議ら24人のうち14人が新会派の「自民党・清風会」を結成することを受け、残り10人が27日、長崎市で会合を開いた。10人のうち4人がさらに別の新会派結成を届け出る意向を示し、自民党系の県議は3会派に分裂する見通しとなった。


 新会派は加藤寛治氏(島原市)を中心に結成。徳永達也氏(雲仙市)が代表となり、中村和弥氏(諫早市)と無所属で当選し自民党に入党申請中の中島浩介氏(南島原市)が加わる。28日に県議会事務局に結成届を提出する。


 徳永氏は分派の理由について「総合的に判断した結果。今後機会をみて説明する」と話した。


 自民党県連の小林克敏政調会長は「熟慮の結果ということなので受け止めざるを得ないが、極めて残念」と語った。

2362チバQ:2011/04/29(金) 00:06:56
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001104280001
4票差で落選 元県議が異議
2011年04月28日

 ■県議選長崎市区


 県議選の長崎市区(定数14)で、4票差で次点となった無所属元職の押渕礼子氏(72)が27日、県選挙管理委員会に対し、票の再点検を求めて異議を申し出た。公職選挙法の規定では、選管は異議の申し出から30日以内、5月27日までに検討結果を出すことになっている。

2363チバQ:2011/04/29(金) 00:08:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000184-mailo-l42
県議会:自民会派3分裂に 人事巡り綱引き激化 /長崎
毎日新聞 4月28日(木)13時15分配信

 自民党などの新県議14人が新会派「自民党・清風会」結成を届けた問題で、同党の残る新県議10人が27日、会合を開き、対応を協議した。加藤寛治氏が「別に会派を結成したい」と発言し、最大会派「自民党」はさらに分裂することになった。【阿部義正】
 会合の冒頭、小林克敏氏がこれまでの経緯を説明。党県連の北村誠吾会長の「県議会のための自民党ではない」との言葉を紹介し「残った10人で正道を」と団結を呼び掛けた。しかし、当選8回の加藤氏が発言する機会を求め「熟慮を重ねた結果、別に会派を結成したい思いに至った」と分派を表明。これに加藤氏に近い3人が同調、席を立った。残った6人は「(党の)母屋をしっかりと守っていかなければならない」と一致団結を確認。同日午後、議会事務局に「自民党」名で会派結成届を出した。
 党県連によると、数人の分派はあったが、大規模な分派は初めてという。自民・清風の溝口芙美雄氏は「これまでは議論が十分にできなかった。同じ党の理念の下、各会派で活発な政策論議ができれば、活性化するのではないか」▽小林氏は「異常な状態。ひとえに人事問題とも思う」▽加藤氏は「原点に返り(議会活動を)