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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

354千葉9区:2009/03/26(木) 20:48:48
宮崎市長選に戸敷氏出馬表明
 来年2月の任期満了に伴う宮崎市長選で、旧佐土原町長・戸敷正氏(56)=写真=が25日、宮崎市役所で記者会見を開き、立候補する意向を明らかにした。

 戸敷氏は出馬の理由を「市民の目線で行政が行われているか疑問があるため」としたうえで、3月定例市議会でも議論を呼んだ地域コミュニティ税の導入や、同市の廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」問題への対応の遅れを指摘した。

 同税への賛否について、「市民の意見を集約したい。ただ、新税をあてにしない行政をやらないといけないのではないか。当選したら、負担の掛かる行政を極力避けたい」と述べた。

 戸敷氏は同市出身。県立農業大学校を卒業後、旧佐土原町役場入り。1998年から2期、町長を務め、2006年1月の市長選にも立候補した。

 津村重光市長は次期市長選への対応について「後援会などと協議して決めたい」としている。

(2009年3月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090325-OYT8T01061.htm

355千葉9区:2009/03/26(木) 23:31:16
>>344>>347
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000420903230001
武広氏に脱政争託す
2009年03月23日


同級生らに胴上げされて喜ぶ武広勇平氏=上峰町堤

「政争の町」からの脱却を新顔2人が公約に掲げて争い、22日に投開票された上峰町長選は、前町政に反発する政治団体の擁立した、参院議員の元秘書、武広勇平氏(29)が、失職した前町長の「腹心」で後継者とも目され、前町長支持の町議らに推された前副町長の荒木昌史氏(53)を275票差で振り切った。民意は町政の流れを変える判断を下した格好だが、町議会(定数10)は前町長派が7人と多数を占めており、全国最年少首長・武広氏の前途は多難なものになりそうだ。当日有権者数は7093人。投票率は76・58%で、前回(77・55%)を0・97ポイント下回った。



 同町堤にある武広氏の事務所には、政治団体「上峰町をよくする会」(碇勝征会長)のメンバーや反・前町長派の町議、民主党県議らが参集。午後10時5分ごろに当選の知らせが伝わると、割れんばかりの拍手と歓声が起きた。


 武広氏は「町を覆う閉塞感を打ち破る大きな転換点となる」と泣きながらマイクを握りしめ、叫ぶように支持者に語りかけた。「町民全体の対話を心がけ、情報公開をしっかりしながら、上峰町を一つにすることが私の仕事だ」。あいさつの後、「勇平」コールの中で小学校の同級生に胴上げされ、祝福された。


 選挙戦では若さを前面に出し、「一部の人間が牛耳ってきた町政を町民の手に取り戻す」と旧体制からの脱却を訴え、財政再建の一環として町長の給与50%カットを公約に掲げた。出馬表明前日まで秘書を務めた参院佐賀選挙区の川崎稔議員ら民主党関係者も「勝手連」的に応援した。


 ただ、町議会も、25ある自治会の区長も過半数が荒木氏を全面的に支持。荒木氏を支持した町議らは給与カットに早くも反対を表明するなど、町政は混乱も予想される。武広氏は「町議も区長も、町民の方を向いた政治という観点に立てば、目の前の危機を乗り越える道は一つしかないと分かるはずだ」と話した。


 敗れた荒木氏は事務所で支持者を前に「財政健全化を中心とした私の政策は、町民に受け入れられなかった」と語り、深々と頭を下げた。二十余年の行政経験がある「即戦力」であることを強調し、財政再建については「100億円ある町の借金を5年間で60億円にする」と具体的な数値目標を掲げていたが、及ばなかった。前町長の腹心と目されたことが選挙に影響したか、との報道機関の問いには「一切関係ない」と答えた。


 〈解説〉


 前町長の後継者と目された荒木氏の対立候補として、前町長と直近2回の町長選を争った武広通明氏の長男勇平氏が名乗りを上げたことで、当初は「代理戦争」とも揶揄(や・ゆ)された町長選だったが、民主党関係者が積極的な支援に乗り出したことで、従来の構図に若干の変化が生じたようだ。


 同党県連は推薦や支持こそ出さなかったものの、終盤に県出身の国会議員3人が選挙カーに乗り込んで支持を訴えるほどの注力ぶり。これに、旧来の対立の構図に陥っては敗色濃厚と見た武広陣営が、浮動層を取り込もうと新興住宅地でのローラー作戦を徹底したことが、かみ合った。


 敗れた荒木陣営の幹部は「武広氏は民主党の支援を受けたことで『反・前町長派』のイメージを薄めることに成功し、無党派層を引きつけた」と分析する。


 「上峰はひとつ」をスローガンに掲げる武広氏。県内で最低水準となっている財政の再建や、周辺自治体との合併を進めるうえで、町議会の協力は欠かせないが、「難関」となることも予想される。


 武広氏を表立って支援した町議は1人。前町長派7人は全員、荒木陣営に回った。副町長人事をはじめとする議案が通らねば町政は混乱に陥り、政争を再燃させかねない。(神沢和敬、谷川季実子)


■上峰町長選の確定得票


 当2,814 武広勇平29 無新


  2,539 荒木昌史53 無新

356千葉9区:2009/03/28(土) 17:51:07
>>229
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090328ddlk45040653000c.html
県談合:安藤前知事に実刑、懲役3年6月 断罪に落胆の色濃く−−地裁判決 /宮崎
 官製談合・汚職事件で前知事、安藤忠恕(ただひろ)被告(68)に懲役3年6月の実刑判決が下った。宮崎地裁の高原正良裁判長は「特定業者との癒着を深めて県民の期待や信頼を裏切った責任は大変大きい」と厳しく断罪した。弁護側は即日控訴し、安藤被告は保釈されたが、県民の間からは「判決は当然」「二度と繰り返してはならない」との声が相次いだ。【塩満温】

 ◇県民の関心高く傍聴券に列
 午前10時。地裁204号法廷で主文が言い渡された。「被告人を懲役3年6月に処す。追徴金2000万円を課す」。安藤被告は直立したまま、身じろぎもせず聴き入った。

 弁護人席前の被告人席に戻ると「フーッ」とため息。この後、約3時間に及ぶ判決朗読の間、時折メモを取る以外は、背筋を伸ばしたまま、ほとんど目を閉じて判決理由を聴き続けた。

 この日朝7時40分に安藤被告は普段着で自宅の玄関に姿を現した。待機中の記者に「寒いから、待機するならここらへんの方が」と声をかけ、ニコニコと余裕の表情だった。

 しかし、その余裕も裁判所に入るまで。法廷では平静を装うが、緊張と落胆の色は隠せない。午後2時すぎ、朗読が終わり、高原裁判長から「判決に不服があれば、控訴できます」と告げられると、2度、3度小さくうなずき、不要な所持品を弁護士に預け、検事や廷吏に付き添われて法廷を後にした。

 この日、56席用意された一般傍聴席には244人もの希望者が並び、抽選は4倍以上の確率で、県民の関心の高さを示した。

 ◇変革の半面、傷跡も県庁 職員の思いさまざま
 事件後、県庁は大きな変化を遂げた。

 東国原英夫知事は就任直後、事件の暗いイメージを引きずっていた県庁を観光スポットにすることを提案した。07年4月、県職員がボランティアでガイドする無料ツアーを開始。ツアーは宮崎観光の定番となった。知事室の前でカメラ撮影する観光客の姿は今も絶えない。

 職員の意識にも変化が現れた。以前は派閥があり、知事が代わるたびに論功行賞・報復人事が断行された。知事は「私は適材適所で、能力を見て人事を決める」と過去との決別を強調している。ある幹部は「以前は皆、優遇してもらうことを考えて上層部の顔色をうかがっていた。しかし今は仕事に専念できる。東国原県政の最大の実績」と語る。

 一方で事件の後遺症もある。安藤被告の意を受けて発注業務に当たったとされる土木部(現県土整備部)。当時、警察に聴取された職員は「罪の軽重は司法判断なので何とも言えないが、我々の職場を混乱させた責任は取るべきだ」と安藤被告を責める。また、この職員は、事件に業務上かかわっただけで昇任を留保されたケースも珍しくないと指摘。「今回の事件であおりを食った職員もたくさんいる。事件の残した物は大きい」と安藤被告を非難した。【種市房子】

 ◆県民の声

 前知事の実刑判決について、県民からはさまざまな意見が寄せられた。

 ◇都城市北原町の主婦、白水真由美さん(45)
 多くの県民の支持を得て、知事という重い立場にあった人。問題を起こせば社会的影響も大きい。当然の判決なのだろう。一部の人ではなく、広く一般県民の利益を考えて政治をすれば、仮に誘惑があったとしてもこんなことにはならないと思う。

 ◇延岡市古川町の浜田等さん(59)
 当然の判決だと思う。知事選時の演説を聴いて、期待ができると思っていた。結局うそで塗り固め、県民の信頼を裏切った罪は重い。県のトップは二度とこんなことをしてはならないという今後の教訓になればと思う。

 ◇串間市奈留、主婦、林和江さん(52)
 こういう結果(実刑判決)になって良かったと思う半面、可哀そうな気もする。初当選したときには、クリーンなイメージで期待していたのに。事件が発覚した時点で潔く罪を認めておれば、こんな結果にならなかったのでは。ただ、この事件をきっかけに東国原知事が登場し、宮崎のイメージがアップした。もう、県民の期待を裏切らないでほしい。

 ◇宮崎市中村東の主婦、手塚容子さん(42)
 安藤前知事は福祉では功績があった。量刑は司法判断だろうが、こんなことになってしまうなんて残念。

357千葉9区:2009/03/30(月) 22:01:32
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090330-OYS1T00261.htm
出直し阿久根市長選、反市長派・国出先幹部が立候補へ
阿久根対立
 鹿児島県阿久根市で5月にも行われるとみられる出直し市長選で、竹原信一市長(50)の市政運営に反対する市民らが、同県内にある国の出先機関の男性幹部(56)を擁立することがわかった。男性は29日、読売新聞の取材に対し、「市民からの要請を受けて決断した」と話した。近く退職し、正式に出馬表明する。

 竹原市長が初当選した昨年8月の市長選は、4候補の争いになった。市議は竹原市長以外の2候補の支援に分かれた。結果、2候補の票が割れ、竹原市長が次点の元市議会議長に約500票差をつけて当選した。

 出直し市長選では、反市長派の市民団体が候補擁立を探る動きがあるが、男性を擁立する市民らは「竹原市政をストップさせるには、反市長派が共闘することが最低条件。一本化させたい」と話している。

 竹原市長は市議会に不信任案を突きつけられて議会を解散。今月22日に市議選(定数16)が行われた。4月上旬に開かれる見込みの改選後の市議会で2度目の不信任案が提案、可決されると竹原市長は失職し、出直し市長選が行われる。市議選では、反市長派が過半数の10人を確保したため、失職の公算が大きくなっている。竹原市長はすでに再選を目指して立候補することを表明している。

 一方で、市議選では当選者の上位5人を市長支持の候補が独占しており、市長選になった場合は反市長派、市長支持派による激戦が予想される。

(2009年3月30日 読売新聞)

358千葉9区:2009/03/31(火) 22:26:31
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000903310002
混迷 阿久根市政/対決の構図固まる
2009年03月31日


対話集会では市の将来像をめぐり議員に詰め寄る市民が相次いだ=29日、阿久根市民会館

 竹原信一市長(50)への不信任決議を再可決する見通しの阿久根市議会。すでに出直し市長選に向けて「民意を問う」として立候補の意向を表明した竹原市長に対し、反市長派のグループは対立候補のみこしを担ぎ上げる。最大の争点はブログで議会を批判し続ける竹原市長の政治手法の是非か、議会や市職員給与をめぐる「竹原改革」の是非か。選挙の構図が固まりつつある。(三輪千尋)


 今年1月に結成し、竹原市長の不支持を鮮明にしてきた市民団体「阿久根市民会議」は出直し市長選をにらみ、対立候補の擁立を模索してきた。阿久根市内の複数の候補の中から選んだのが、阿久根市出身で県内の国の出先機関に勤める男性幹部(56)。同会議の幹部は選定理由をこう話す。
 「行政にも詳しく、これまでの経歴から一番適当だと判断した」
 ただ、対立候補の擁立は容易ではなかった。当初、市内に住む女性に立候補を要請。女性はいったん出馬の意向を示したが、市長派5人が得票順で上位5議席を独占した出直し市議選投開票の翌日、同会議の別の幹部に要請を断ったという。
 その幹部は「出直し市議選での市長派の躍進と、竹原市長のブログで何か書かれるのではという不安もあったようだ」と明かす。


 出直し市長選は「二つの争点」のせめぎ合いの場になりそうだ。
 一つは反市長派の争点。ブログで議会や市役所を批判する竹原市長の「改革」手法の是非だ。議員の不人気アンケートのほか、市職員全員の1円単位の給与公開、4月1日付の市人事で約10人を独断で降格扱いとしたことも問うという。
 二つ目は、竹原市長が争点化するとみられる議会のあり方や職員給与の「厚遇」問題。初当選した昨年8月の市長選で主張した市長の給料や退職金、議員定数、市役所人件費の大幅削減を出直し市長選でも訴える考えだ。
 竹原市長は出直し市議選後の今月23日、会見で「2度目の不信任決議を受けたとしても、それは議員が出した不信任。市民が不支持ならば、私は通らないでしょう」と答えた。自身の「改革」をめぐり、市長選で民意を問うという。


 対話集会「市民と議員と語る会」が29日夜、阿久根市内であった。「また選挙か。人口2万5千人の街で、チェンジにこんなに時間がかかるのか」。600人を超す聴衆らが詰めかけた会場では、そんな市民の発言もあった。
 テーマは「市長の不信任案について」。議員全員の16人が市長の再度の不信任決議案に賛成か反対か述べ、市民との意見交換に移った途端、反市長派議員への厳しい声が飛んだ。「竹原市長はまだ半年。一期仕事をさせてからの判断でもいいじゃないか」
 反市長派のある議員は「1回目の不信任は全会一致で可決し、改選後も反市長派が過半数だ」と理解を求めた。不信任決議は市民の代表が集う市議会で決まり、それを争点にした出直し市議選で反市長派が多数を占めた。
 市議会は選挙で有権者によって選ばれた議員が市長らによる行政をチェックし、議場で審議する民主主義の根幹となる機関だ。不信任決議も反市長派が臨時会で提案理由を説明すれば、済むことだ。
 が、「上位当選5人」という市長派の上げ潮の雰囲気に押され、反市長派は市民との対話集会という異例の場での説明を余儀なくされた。集会の終盤、ある市民の男性の発言に大きな拍手がわいた。
 「みんな阿久根市をよくしたいと考えて議員も市長も選んだ。両者が一緒にその方法を考えていけば、こんな混乱は起きなかった。どうか、お願いしたい」

359千葉9区:2009/04/03(金) 22:41:53
http://www.asahi.com/politics/update/0402/SEB200904020007.html
鹿児島・阿久根市長が違法人事 任免権ない職員2人異動
2009年4月2日16時50分
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 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が1日付で行った人事異動で、地方自治法に基づき市議会議長に任免権がある議会事務局職員を違法に異動させていた。竹原市長による議会解散に伴う市議選が3月22日に行われたが、議長はまだ選出されていない。

 この人事は議会事務局次長から市教委への異動の1人と、水産商工観光課から議会事務局に異動した1人。それぞれ議長の辞令は交付されていなかった。

 県市町村課は3月20日ごろ、市からこの異動を巡って事前に相談を受けた際に「任命権者がいないのでできない」と回答したという。同課の担当者は「法律に反しているが、罰則規定はない。事実関係を確認したい」と言う。

 竹原市長は2日、朝日新聞の取材に「人事権はあくまでも市長にある」と話した。

 また、今回の異動では10人の職員が降格になった。地方公務員法などは降格理由の文書の交付を定めているが、辞令交付の際に文書はなかった。10人のうち9人は2日、降格理由の文書を交付するよう竹原市長に請求した。その一人は「降格される心当たりはない」と話した。

 地方公務員法によると、請求を受けた市長は15日以内に文書を交付しなければならないが、竹原市長は「降格は処分ではなく人事の一環。文書を交付する必要がないことを総務課職員から口頭で伝えさせたい」と説明している。

360千葉9区:2009/04/06(月) 20:26:28
>>30>>166>>214-215>>322
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090406/01.shtml
諫早市長に宮本氏が初当選 新市議34人も決まる

 任期満了に伴う諫早市長選と同市議選(定数三四)は五日、投開票され、市長選では現市政の継承と発展を掲げた前副市長の宮本明雄氏(60)が、元県議の橋村松太郎氏(62)、前市議の古川利光氏(65)、学校法人理事長の奥田修史氏(37)、元会社員の真崎光博氏(61)=いずれも無所属・新人=を破り、初当選した。次点の橋村氏とは三百四十四票差だった。市議選でも、新市議が確定した。

 市長選は、旧市時代から四期十三年市長を務めた吉次邦夫氏が今期限りで引退するのに伴い、現市政の「継承」か「刷新」かが対立軸の一つとなった。合併後四年間の市政運営の在り方をはじめ、長崎国体や新幹線などを見据えた基盤整備、大型商業施設誘致や農商工連携による経済活性化、市域全体の均衡ある発展などについて論戦が交わされた。

 当選した宮本氏は、一月に出馬を正式表明。吉次市長、地元選出の八江利春県議の支援を背景に、市職員組合や医療系三連盟、建設業界など保守系団体から労組までを幅広く取り込み、組織戦を展開。長年、市政に携わってきた経験を生かし、子育て支援や企業活性化、国体、新幹線の大型プロジェクトを契機にした新しい町づくりなどについて堅実な政策を主張。出遅れを挽回(ばんかい)し、市全域で支持を広げた。

 橋村氏は、現市政を「合併の相乗効果が十分に発揮されていない」と批判し、旧市部と旧郡部の格差是正などを訴えたが、及ばなかった。

 古川氏は「市民主権」を公約に掲げ、選挙スタイルも草の根型に徹したが、浸透しきれなかった。

 奥田氏は「自治体運営には経営感覚が必要」と改革色を前面に打ち出したが、支持は広がらなかった。

 真崎氏も支持は広がらなかった。

 市議選には現職二十六人、新人十四人が立候補。当選者の地域別内訳は▽旧諫早市十八人(候補者二十三)▽多良見町五人(同五)▽森山町二人(同二)▽飯盛町二人(同二)▽高来町四人(同五)▽小長井町三人(同三)。党派別では▽自民六人▽民主三人▽公明三人▽共産二人▽社民一人▽無所属十九人。

 当日有権者数は十一万一千二百九十二人(男五万一千三百六十二、女五万九千九百三十)。市長選の投票率は71・07%(男69・09、女72・76)で前回を3・97ポイント下回った。市議選の投票率は71・09%(男69・09、女72・79)で3・92ポイント下回った=市選管調べ=。

「生活密着」が基礎 宮本明雄氏の話 市民から「現市政の継承と発展」を選択していただいた。派手さはなくても「生活密着」をすべての政策の基礎に据え、少子高齢化や人口減の局面に入った社会状況に適した市政運営を図る。

 【宮本氏の略歴】無職(諫早市副市長、県央地域広域市町村圏組合議員、諫早市総務部長)国学院大卒(1)



 ▼諫早市長選開票結果(選管最終)
当27,642 宮本明雄(みやもとあきお)   60 無新
 27,298 橋村松太郎(はしむらまつたろう)62 無新
 10,840 古川利光(ふるかわとしみつ)  65 無新
 10,567 奥田修史(おくだなおふみ)   37 無新
  1,253 真崎光博(まさきみつひろ)   61 無新

361千葉9区:2009/04/06(月) 20:27:43
813 :無党派さん:2009/04/06(月) 18:27:29 ID:zFlunnRz
諫早市長選は当選者した宮本と次点の橋村の差が僅か344票差。
際どい当落だったな。

連合や社民は宮本について、西岡後援会が橋村についていたそうだ。
久間陣営も福田陣営も四つ巴の激戦に特定の候補へ肩入れする
ことはできず、自民・民主共に自主投票だったとのこと。

826 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/04/06(月) 18:41:48 ID:9Qu06/OF
市職労・・・宮本陣営
民主支持の市歯科医師会会長・・・橋村陣営
前回民主支持、社民推薦だった現職市長・・・宮本陣営
その他民主党関係者・・・奥田陣営、橋村陣営に分かれる

362千葉9区:2009/04/08(水) 21:38:31
>>357-358
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090408ddlk46010724000c.html
選挙:阿久根市長 田中氏、きょう出馬表明 反市長派支援へ−−出直し選 /鹿児島
 阿久根市の竹原信一市長が不信任決議で自動失職した場合に実施される出直し市長選で、国土交通省川内川河川事務所前副所長の田中勇一氏(56)が7日、毎日新聞の取材に対し、出馬の意向を表明した。反市長派が支援する見通し。8日午後、記者会見し、立候補を正式表明する。

 田中氏は阿久根市出身。1971年に阿久根農高を卒業後、旧建設省に入省。在職中の76年、日大理工学部卒。主に九州各地の出先機関で勤務し、4月1日付で退職した。「混迷する阿久根市政の現状を思い、阿久根再生の旗頭になることを決意した」と述べた。

 竹原市長の反対派市民らで作る「阿久根市民会議」が対立候補の擁立を進め、田中氏に白羽の矢が立った。近く田中氏の後援会が結成され、同会議も解散して合流するという。【馬場茂、福岡静哉】

363千葉9区:2009/04/08(水) 21:43:13
>>360
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090407ddlk42010626000c.html
選挙:諫早市長選/諫早市議選 市長選、宮本氏“薄氷”の初当選 /長崎
 ◇大接戦、次点差わずか344票
 任期満了に伴う諫早市長選・市議選は5日投開票された。5人が立候補した市長選では、前副市長で無所属新人の宮本明雄氏(60)が接戦を制し、初当選した。【柳瀬成一郎】

 宮本氏の当選は、財務、総務部長を歴任した行政手腕に、市民が期待を託したとも言える。しかし、次点との差はわずか344票。“薄氷”の勝利に対し、宮本氏は6日の会見で「接戦は当初から予想していた。結果を謙虚に受け止め、市政を発展させたい」と語った。

 ◇新議員34人も
 一方、市議選(定数34)も深夜から未明にかけて新市議が続々と誕生した。新市議34人の政党別内訳は自民6▽公明、民主各3▽共産2▽社民1▽無所属19。現職は24人、新人10人だった。

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 ■解説

 ◇くすぶる旧町民の不満表面化
 市長選に当選した宮本明雄氏は、吉次邦夫市長の支援と1200以上の団体の推薦を得て、「オール諫早態勢」(関係者)で選挙戦に臨んだ。それでも大接戦となったのは、市中心部で公共事業が相次ぐことや、衰退する旧町の住民の不満がくすぶっていることが表面化したと取れるのではないか。

 前回市長選(05年)でも、吉次市長以外の候補に票を投じた人は計約4万6000人。市長の獲得票を上回ったため、選挙後に市と各業界などとの間で「しこり」が残ったとされる。

 宮本氏は当選後の6日の会見で「どの陣営を応援した業者も、等距離外交をする」と語ったが、宮本氏が選挙中にうたった「市政の継続と発展」には、この「等距離外交」が重要だろう。いずれにしても、今後の市政運営への風当たりの強さをうかがわせる選挙結果だった。【柳瀬成一郎】

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 ◇市長選開票結果
当 27,642 宮本明雄  60 無新

  27,298 橋村松太郎 62 無新

  10,840 古川利光  65 無新

  10,567 奥田修史  37 無新

   1,253 真崎光博  61 無新

==============

宮本明雄(みやもと・あきお) 60 無新(1)

 [歴]市総務課長・財務部長・総務部長▽県央地域広域市町村圏組合議員▽副市長▽国学院大

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364千葉9区:2009/04/10(金) 23:55:43
>>314>>320など
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/88353
長崎知事選 民主県議が出馬へ 高比良氏 県庁舎移転凍結訴え
2009年4月9日 06:30
 2010年3月に任期満了を迎える長崎県知事選に、民主党県議の高比良元(はじめ)氏(56)が立候補の意向を固めたことが8日、分かった。地元選出の同党国会議員や同党県連幹部に伝えた。県が計画する県庁舎移転について「道州制が導入されれば県の役割は変わる。財政状況も厳しく、計画を凍結して政策の優先順位を見直すべきだ」として、同問題を争点に選挙戦に臨む意向という。

 同知事選には今のところ、元内閣府審議官で駐ルーマニア大使の東良信氏(60)が立候補の意向を示しているが、3期目の金子原二郎知事は4選立候補について態度を明らかにしていない。

 民主党県連は衆院選後に知事選への対応を決める方針。候補者に全県的知名度を求める意見もあり、高比良氏で一本化できるかが焦点となる。

 高比良氏は同県旧三和町(現長崎市)出身。長崎北高から早稲田大法学部を卒業後、長崎県庁に入庁。県企画調整課企画監を最後に2001年に退職。02年から三和町長、05年から長崎市議、07年の県議選長崎市区で当選し、現在1期目。

=2009/04/09付 西日本新聞朝刊=

365千葉9区:2009/04/11(土) 00:09:05
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090410ddlk45040636000c.html
前自民県連会長の選挙違反:自民会派と川添県議、新宮崎市区で“密約” /宮崎
 ◇次期県議選、新宮崎市区で“密約”
 県議会で先月可決された議員定数・選挙区の削減条例改正案を巡り、自民党会派の中村幸一会長が、県議選の公選法違反事件による連座制で同一選挙区から5年間の立候補禁止判決を受け上告中の川添博県議(無所属)の求めで、判決が確定しても立候補を妨げない選挙区設定を確約する文書に署名していたことが分かった。

 川添県議が選出された宮崎市は来年3月に清武町と合併予定。条例は両市町の選挙区を「合区」する方針で、新宮崎市選挙区は新たな選挙区として扱われ、公選法による制限を受けない。ただし、合併特例法は、合併前の選挙区に基づく選挙も認めている。

 条例の採決では、自らの選挙区定数が減る議員が反発。自民県議3人が離脱して新会派を設立し、他の会派も修正動議を提出するなど対立が深まった。採決は賛成23、反対19で可決された。

 中村会長は採決の数日前、川添県議にも賛同を要請。その後、川添県議から「旧清武町選挙区の復活には断固反対」とする文書への署名を求められた。

 川添県議は「議席確保のため合区を確認しておきたかった」と説明。中村会長は「合区が基本だから不要だと思ったが、『念のため』と求められ個人としてサインした。軽率だった」と釈明している。

 別会派のある県議は「条例を通すための密約」と批判している。【石田宗久】

366千葉9区:2009/04/12(日) 00:22:15
>>211
>今回を含め7回市議選に立候補したが、すべて落選した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/88575
北九州市議選偽投票用紙事件 「陣営幹部から指示」 山村容疑者供述 複数に詐取依頼
2009年4月10日 06:13
 北九州市議選(2月1日投開票)の偽投票用紙事件で、詐欺容疑で逮捕された建設業山村速人容疑者(33)が、同市小倉北区から立候補し、次点で落選した山田国義氏(73)陣営の幹部から「指示を受けて不正に投票用紙を集めた」と供述していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。山村容疑者は、山田氏を当選させるために投票用紙を詐取したとも供述しており、福岡県警は陣営による組織的な不正が行われた疑いもあるとみて、陣営幹部から事情を聴く方針。

 捜査関係者によると、山村容疑者は、同容疑で逮捕された3人以外にも、複数の知人に投票用紙をだまし取ることを持ちかけていたことを認めている。

 県警は山村容疑者のような票の取りまとめ役が、ほかにもいたとみている。

 また、投票用紙詐取の実行役とされる建設業古口信太郎容疑者(25)と建設作業員吉永清澄容疑者(22)の2人は「(山村容疑者から)仕事を紹介してもらうことと引きかえに、犯行を持ちかけられた。絶対にばれないと言われた」などと供述しているという。

 市選管によると、山田氏は最下位当選者から646票差の次点。今回を含め7回市議選に立候補したが、すべて落選した。捜査関係者によると、山村容疑者は山田陣営幹部の親族で自身も運動員だった。

 県警は9日、山田氏の自宅兼事務所など5カ所を家宅捜索するとともに、4容疑者を同容疑で福岡地検小倉支部に送検した。

 市議選では、若松区を除く6選挙区の投票所から計66枚の偽用紙が見つかっており、県警は、金銭の授受があった可能性も視野に捜査を進めている。

=2009/04/10付 西日本新聞朝刊=

367千葉9区:2009/04/12(日) 12:37:05
http://www.oita-press.co.jp/election/2009_123846000095.html
市長選告示前の情勢 宇佐、豊後高田市
[2009年03月31日 09:38]

 二〇〇五年に新設合併した宇佐、豊後高田両市で、任期満了に伴う市長選が四月五日告示、十二日投開票の日程で実施される。宇佐市長選は新人三人の立候補、豊後高田市長選は現職だけの立候補が予定されている。告示を前にした情勢を伝える。(敬称略)

 【宇佐市】
是永 修治 53 無新
大園清一郎 63 無新
中尾与志男 68 無新
 【豊後高田市】
永松博文 69 無現(1)
 (出馬予定者の並びは現職、新人の順。新人は出馬表明順。無は無所属。丸数字は当選回数)

 宇佐市は現職の時枝正昭が引退を明らかにした後、前中津市副市長の是永と前宇佐市副市長の大園が出馬を表明し、宇佐市出身で神奈川県在住の中尾も参戦。九年ぶりの選挙戦は、隣市の前副市長同士による激しい争いとなっている。
 是永は一月初めに出馬表明。中津や豊後高田と比較して「埋没感や閉塞(へいそく)感が漂う」現状を指摘し、古い政治体質からの「チェンジ」や「再生」を掲げる。現市政との違いを打ち出すことで批判票の取り込みを目指し、若さや出身の県とのパイプもアピール。活動は後援会を中心に“草の根”的で、早朝のつじ立ちなどを行って幅広い層への浸透を図っている。
 大園は、時枝の後継として一月中旬に名乗り。現市政を継承する立場で、行財政改革の成果を示した上で「財政基盤を確立したこれからが本当の宇佐市づくり」と強調。同市での行政経験などもアピールしている。時枝の組織をベースに体制を固め、後援会を基盤に自治会へも働き掛け。校区や地区単位でのミニ集会などを重ねて支持の拡大に努めている。
 コンサルタント会社経営の中尾は二月初めに出馬を表明。現市政を批判しながら、市の機構改革や福祉の充実などを訴えている。
 当初は大園の優勢が伝えられたが、知名度を高めてきた是永が徐々に浸透。有権者が多い四日市地区などの動向が鍵を握る。


豊後高田は無投票の公算

 豊後高田市では再選を目指す現職の永松が出馬表明しているだけ。現職に批判的な市民の間では、候補擁立に向けた動きもあったが、いずれも断念したもよう。無投票の公算が大きい。

368千葉9区:2009/04/12(日) 12:47:30
単純に前回の、牧+緒方の票をたせば圧勝だが・・・
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090411ddlk43010601000c.html
選挙:菊池市長選/菊池市議選 市長選、あす投票 /熊本
 ◇現職と新人、新市の将来巡り舌戦展開
 菊池市長選と市議再選挙(被選挙数1)は12日、投開票される。立候補しているのは現職の福村三男氏(68)=無所属=と、新人で旧七城町長の緒方奨氏(57)=同=の2人。05年に菊池、七城、泗水、旭志の旧4市町村合併による新市発足後2度目の市長選は、前回も出馬した2人の一騎打ちとなり、新市の将来を巡り激しい舌戦を繰り広げている。

 福村候補は、新市誕生に向け中心的役割を担った実績をアピールし、新市建設計画の推進を訴える。自民党と公明党の地元支部と連合熊本の推薦を受け、知名度を武器に再選を目指す。

 旧七城町議・町長を歴任した緒方候補は、市民の目線に立った透明性ある市政の実現を訴える。前回立候補した牧俊郎氏や地元市議らの支援を受け大票田の都市部での得票増を図っている。

 一方、06年の市議選で当選した1人が公選法違反の罪で当選無効となったことに伴う再選挙は、新人の会社役員、東英俊氏(41)▽元職の農業、栗原康敏氏(62)▽新人のカメラマン、中村敬一氏(63)=いずれも無所属=の3人が立候補している。

 投票は12日午前7時〜午後7時、市内25カ所であり、同8時半から菊池市体育センターで即日開票される。4日現在の有権者数は4万2370人(男1万9921人、女2万2449人)。【和田大典】

==============

 ◇菊池市長選立候補者(届け出順)
福村三男(ふくむら・みつお) 68 無現(1)

 市社協会長[歴]旧市商工会理事▽旧市議▽県議▽自動車学校代表取締役▽旧菊池市長▽熊本短大

緒方奨(おがた・すすむ)   57 無新

 七城町土地改良区理事長▽菊池川漁協組合長[歴]旧七城町議・議長▽旧七城町長▽熊本第一工高

==============

 ◇菊池市議選立候補者(被選挙数1−3・届け出順)
東英俊  41 無新 会社役員[歴]牧場勤務▽参議員秘書

栗原康敏 62 無元 農業[歴]旧七城町議2期▽市議

中村敬一 63 無新 カメラマン▽農業[歴]北宮区長代理

□2005年4月24日実施の選挙の結果
◇菊池市長選挙(熊本県)開票結果 投票率76.13%
当14044 福村三男(無新、64歳、初当選)
  9428 牧 俊郎(無新、64歳)
  7894 緒方 奨(無新、53歳)
※新「菊池市」は、旧「菊池市」、七城町、泗水町、旭志村が合併して誕生。今回の
選挙は初代市長を決める選挙。当選した福村氏は新市誕生まで菊池市長を務めた。
牧氏は元菊池市長。緒方氏は旧・七城町長。

2001年06月03日
◇菊池市長選(熊本県)開票結果 投票率83.06%
  当9905 福村三男(無新、自・公推薦、60歳、初当選)
    7642 牧 俊郎(無現、60歳)

369千葉9区:2009/04/12(日) 12:47:58
●福岡県柳川市長=福岡7区=
石田宝蔵(59才・無現1):旧大和町長
金子健次(60才・無新) :旧三橋町出身

□2005年4月24日実施の選挙の結果
◇柳川市長選挙(福岡県)開票結果 投票率70.69%
当22786 石田宝蔵(無新、55歳、初当選)
 19502 河野弘史(無新、68歳)
※新「柳川市」は、旧「柳川市」、大和町、三橋町が合併して誕生。今回の選挙は
初代市長を決める選挙。当選した石田氏は旧・大和町長。河野氏は旧・柳川市長。

●大分県佐伯市長=大分2区=
西嶋泰義(62才・無現1):元市議長
菅原忠(48才・無新) 前市議
佐藤佑一(67才・無新) 旧佐伯市長
後藤博子(60才・無新) 前参院議員 =国民新推薦

●大分県宇佐市長=大分3区=
是永修治(53才・無新) 前中津市副市長
大園清一郎(63才・無新) 元副市長
中尾与志男(68才・無新) コンサルタント会社経営

●大分県竹田市長=大分2区=
牧剛尓(63才・無現1)
首藤勝次(55才・無新) 前県議
坂本イツ子(64才・無新) 元NGO職員

●大分県豊後大野市長=大分2区=
芦刈幸雄(70才・無現1)
橋本祐輔(55才・無新) 元市議
佐藤生稔(56才・無新) 前市議

●熊本県菊池市長=熊本3区=
福村三男(68才・無現1)
緒方奨(57才・無新) 旧七城町長

370千葉9区:2009/04/13(月) 21:26:22
柳川・竹田・豊後大野で現職落選

●福岡県柳川市長=福岡7区=
 石田宝蔵(59才・無現1):旧大和町長
☆金子健次(60才・無新) :旧三橋町出身

●大分県佐伯市長=大分2区=
☆西嶋泰義(62才・無現1):元市議長
 菅原忠(48才・無新) 前市議
 佐藤佑一(67才・無新) 旧佐伯市長
 後藤博子(60才・無新) 前参院議員 =国民新推薦

●大分県宇佐市長=大分3区=
☆是永修治(53才・無新) 前中津市副市長
 大園清一郎(63才・無新) 元副市長
 中尾与志男(68才・無新) コンサルタント会社経営

●大分県竹田市長=大分2区=
 牧剛尓(63才・無現1)
☆首藤勝次(55才・無新) 前県議
 坂本イツ子(64才・無新) 元NGO職員

●大分県豊後大野市長=大分2区=
 芦刈幸雄(70才・無現1)
☆橋本祐輔(55才・無新) 元市議
 佐藤生稔(56才・無新) 前市議

●熊本県菊池市長=熊本3区=
☆福村三男(68才・無現1)
 緒方奨(57才・無新) 旧七城町長

371千葉9区:2009/04/13(月) 21:44:17
玉田輝義県議が社民系ということは野党系勝利なのか?
>豊後大野市 定数2−候補3 (選管確定)
> 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
>当 11,244(41.5%) 佐々木 哲也 53 自民=公明 現 2 石油販売会社長
>当 9,917(36.6%) 玉田 輝義 44 無所属 新 1 福祉研究会幹事(あんしん研究会)・(元)豊後大野市職員・社民系
>□ 5,931(21.9%) 後藤 史治 59 無所属=民主 現 農業・(元)三重町議長


http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123958324632.html
豊後大野市長選 橋本氏132票差で初当選
[2009年04月13日 09:36]

 大接戦となった豊後大野市長選は、わずか百三十二票の小差で決着。新人の橋本祐輔氏(55)が現職の芦刈幸雄氏(70)と新人の佐藤生稔氏(56)を抑え、初当選を果たした。投票率は83・73%。前回を4・53ポイント下回った。
 合併後四年が経過し、地域づくりの方向を占う市長選。新庁舎建設のほか、現市政の継続か、変革かについて、市民の選択が注目された。
 橋本氏は新庁舎建設の一時凍結と計画の見直しを掲げて出馬を表明。「豊後大野市は一つ」を訴え、全市で座談会を重ねて徐々に知名度を上げてきた。後援会組織を拡大し、一部労組の支援を得ながら着実に浸透。告示直前の集会で勢いをつけて票を伸ばした。地元緒方町をまとめて市西部で大きくリード。大票田の旧三重町でも一定の支持を得たとみられる。
 芦刈氏は保守、革新系から幅広く推薦を得て、厚い布陣で選挙戦を展開。高い知名度で全市的に票を集めたが及ばなかった。
 十二日午後十時に、当選確実の一報が届いた豊後大野市三重町赤嶺の橋本陣営。「本当に勝ったのか?」。百人を超える支援者が「やったぞ」と互いに抱き合い、涙を流して、勝利に沸き返った。玉田輝義県議が「小差でも大きな勝利。橋本さんを先頭に一つの市に向かいましょう」とあいさつし、万歳三唱。橋本氏は「本当に多くの人に支えられた。全身全霊を傾け、皆さんと一緒に行政運営をやっていきたい」と語り、深く頭を下げた。
 芦刈氏の陣営は落選が確実となると静まり返った。芦刈氏は「不徳の致すところ。大変残念だが、真摯(しんし)に受け止める。市政に全力で取り組んできたが、合併の不満もあったのではないか」と、支持者に頭を下げた。

新庁舎の建設凍結
 橋本氏の話 非常に厳しい選挙戦だった。合併して一体感を持っていこうという思いの結果だろう。新庁舎の建設は凍結し、規模や時期については見直したい。高齢者福祉の充実は必要。厳しい財政状況を市民に公表し、事業の優先順位を決めたい。

372千葉9区:2009/04/13(月) 21:47:40
宇佐も大園=現職後継が落選ですね。しかし、なんで隣の市の副市長が当選するんだ?
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123958417637.html
宇佐市長選 53歳是永氏が制す
[2009年04月13日 09:53]

 宇佐市長選は元中津市副市長の是永修治氏(53)が元宇佐市副市長の大園清一郎氏(63)らを大差で破り、初当選を果たした。投票率は74・78%だった。
 時枝正昭市長の引退を受けて始まった選挙戦は是永氏と大園氏による事実上の一騎打ちとなった。是永氏は現状からの“チェンジ”を掲げ、「古い政治体質を断ち切る」と市政の刷新を訴えた。「閉(へい)塞(そく)感や停滞感が漂う」と市政に変革を求める声は予想以上に大きく、有権者の期待を集めた。
 個人後援会から草の根的に支持を広げ、現市政への批判票を取り込んだ。若さを全面的に打ち出し、幅広い層に浸透した。大園氏を猛追する上げ潮ムードに乗って若年層や浮動層の票も掘り起こし、一万票以上の差をつける圧勝となった。
 時枝市長の後継として出馬した大園氏は「これからが本当の宇佐市づくり」と強調。時枝市長の組織をベースに態勢を固め、選挙戦を優位に展開した。しかし、相手陣営の批判などで受け身の戦いを余儀なくされた。是永氏の猛追を危機感に組織の引き締めを図ったが是永氏の勢いを止められなかった。
 市内別府の是永陣営では開票作業開始とともに支持者が続々と集結。十二日午後十時すぎ、当選確実の報が届くと「良識の勝利だ」の歓声がわき上がった。是永氏は「市政を変えなければ地域に将来はないという市民の切実な声を聞いた。新しい宇佐を皆さんとつくっていく」と決意を表明した。
 大園陣営は午後十時ごろ、貞池冨士生後援会長が敗戦を告げると重苦しい雰囲気に包まれた。選挙事務所に姿を見せた大園氏は「一致団結して政策を訴えてきたが、こうした結果になり、申し訳ありません」と頭を下げた。

公平、公正に運営
 是永氏の話 相手陣営の組織力との戦いになったが、市民の手に市政を取り返そうという訴えに共感してもらえた。市を変えてほしいという思いをひしひしと感じた。市政運営は公平、公正で、公開と法令順守を重視し、市民本位の政治を心掛けたい。

373千葉9区:2009/04/13(月) 21:49:20
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123958395051.html
竹田市長選 首藤氏が牧氏破る
[2009年04月13日 09:47]

 竹田市長選は元県議の首藤勝次氏(55)が、現職の牧剛尓氏(63)と元歌手の坂本イツ子氏(64)を破り、初当選を果たした。同時に市議選もあり、投票率は86・03%と高かったが、前回を約1ポイント下回った。
 事実上、元県議と現職が市を二分する構図となった。市政に新風を吹き込もうとする首藤氏に期待するのか、合併後の厳しい財政事情の中で行財政改革を断行した牧氏の実績を評価するのか、有権者の判断は分かれたが、首藤氏が牧氏に千三百票以上の差をつけ、圧勝。市民は新市長に竹田市の将来を託した。
 首藤氏は一月に出馬表明した後、素早く態勢を固めた。地盤の旧直入郡を中心とした従来の支持層をまとめ、終盤に牧氏の激しい追い上げにあったが、現市政の批判票も取り込んだ。
 牧氏は、告示直前になって陣営がフル回転し、市中心部などで盛り返したが、立ち上がりの遅れが最後まで響いた。行革を進めたことが結果的には周辺地域の衰退を招いたと受け止められ、票が伸びなかった。
 首藤氏の支持者約三百五十人が集まった市内飛田川の会場には、十二日午後九時四十分、当確の知らせが入った。「やったー」「よかった」と抱き合ったり、拳を突き上げるなど喜びに沸いた。首藤氏はうれし涙を目に浮かべ、支持者とがっちり握手。「人生の素晴らしい一ページを授けていただき、ありがとうございました。みんなで新しい竹田市をつくりましょう」と礼を述べた。
 一方、市内会々の牧陣営は敗北が決まると一転して沈痛な雰囲気になった。牧氏は「私の不徳の致すところ。今日までの支援に感謝します。新市長の采配(さいはい)を注視したいが、いい点は支援してあげてほしい」と頭を下げた。

対話し政策つくる
 首藤氏の話 厳しい選挙戦だったが、市内をくまなく歩き回り、市民の「竹田市を変えてほしい」との強い思いを痛感した。懇談会を開くなど、市民との対話の中からオリジナリティーのある政策を生み出し、夢のある竹田市づくりにまい進したい。

374とはずがたり:2009/04/13(月) 21:50:14
>>371とか

選挙:豊後大野市長選/豊後大野市議選 庁舎新設に賛否両論 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/04/09/20090409ddlk44010675000c.html
 <4・12 ミニ統一選 課題>

 市長選は現新3人、議席が7減の市議選(定数24)は現新27人が舌戦を繰り広げる豊後大野市。7町村という大合併(05年)ならではの課題に直面している。【小畑英介】

 ◆職員、給与削減に限界も
 ◇庁舎建設問題◇

 「新庁舎建設計画についてお知らせします」。市内約1万6000世帯に昨年12月、市が作成した小冊子が届けられた。必要性や建設の経緯などを計8ページで解説した。

 計画は市役所(旧三重町役場)周辺約1万3000平方メートルに新市役所や駐車場を整備するもので、事業予定費は約39億円。現庁舎は築35年でエレベーターもない。市は「バリアフリーや耐震性の面で問題がある」と建て替え理由を説明する。プレハブの第2庁舎などでしのぐ現状では、利便性にも劣る。

 「青写真」となる基本設計の関連予算は昨年9月に可決されたが、市の台所事情に危機感を抱く住民は多い。住民グループ「庁舎建設を考える市民の会」は、計画の再検討を求め、市人口の約5分の1に当たる約8000人分の署名を提出。森迫三千会長(69)は「いずれ必要かもしれないが、職員が減れば低予算で済む場合もある。厳しい経済状況のなか、活用できる既存施設も考えられる」と疑問を呈する。

 市側にも、返済額の7割が地方交付税で補われる合併特例債の期限(14年度)内に、主立った事業を済ませたい事情がある。基本設計は7月ごろに終わり、正式な総事業費も示される予定。市側は「市民に丁寧に説明したい」と話すが、施設の充実と緊縮財政のはざまで、住民にも決断が必要だ。
 ◇行財政改革◇

 「18・87人」。豊後大野市の人口1000人当たりの職員数(08年4月、県調べ)は、県内市町村で3番目に多く、県内平均10・99人を大きく上回る。数値が高いほど財政が硬直化していることを示す経常収支比率は97・4%で、人件費も要因の一つに挙がる。

 市の行財政改革プランでは、一般職員を合併当初の857人から5年間で100人減らすとしている。今月1日現在の職員数は765人。病院などを除く一般会計上の人件費は07年度決算で約62億2400万円。合併時から5億円以上削ったことになる。

 しかし、逆に嘱託職員は約100人増。05〜08年度で総職員数は23人しか減らなかった実態もある。保育所など国の基準で配置人数が決まっている職場で、退職者の穴を嘱託職員で埋めたのが主な要因。一層の削減を目的に、ニーズの高い施設の再編に着手すれば、住民の不満も予想される。

 また、市は「消防本部を市単独としたことに伴う消防職員の増加や、公立おがた総合病院の増床に伴う人員増など想定外の要因も出た」と悩ましげだ。行革プラン通りに進んでもなお多い職員数。市長や職員の給与カットなど現状の取り組みにも限界があり、市政のかじ取りは容易ではない。

毎日新聞 2009年4月9日 地方版

375とはずがたり:2009/04/13(月) 21:50:42
>>374-375

選挙:豊後大野市長選 候補者の横顔 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/04/09/20090409ddlk44010591000c.html
 (上から届け出順)
 ◇地域自治区設置し活性化−−佐藤生稔氏 56 無新

 尊敬する人物は、江戸期の米沢藩主、上杉鷹山。窮乏が続く藩財政を「自助・互助・扶助」の精神で立て直した改革者を、理想のトップ像に描く。「潜在的な力がある市を立て直したい」。力を込めて語った。

 現市政への評価を問えば「ハコ物中心の消費行政。産業振興など『生産行政』が目に見えない」と手厳しい。自身は政策の柱に「食」を据えつつ、権限・財源を与える地域自治区設置などによる活性化を掲げる。

 県に約30年務めた後は、地元で会社勤め。「民間がいかに効率よくやっているか分かった。行財政もスリム化できれば、子育てや農林業の振興などに財源が確保できる」。新しい市政のビジョンは明確だ。

 「単身赴任などで必要に迫られ」始めた料理が得技の一つ。娘2人の高校時代は毎朝、弁当を作った。「丼物なら『レストランよりおいしい』と言ってくれる」。市の現状に向ける厳しい目も、この時は柔和になった。
 ◇特例債期限内に新庁舎を−−芦刈幸雄氏 70 無現

 市内の公立2病院の統合など、数々の問題に直面した初代市長としての4年間を「7町村の一体感醸成に真剣に取り組んだ」と振り返る。「苦労はしたが、『おでかけ市長室』などで住民の声を聞きながらやった」

 座右の銘「先憂後楽」に、合併後の市政運営を重ねる。行財政改革は道半ばとはいえ、約383億円の地方債を08年度末で約41億円削減見込み。小中学校の図書館に司書を置くなど将来への投資にも気を配ったという。

 賛否の声がある市庁舎建設には「合併特例債期限(14年度)までに完成させないといけない。理解が得られるよう合意形成をしたい」。農林業の振興や、若年者の定住応援など、積み残した課題にも取り組むつもりだ。

 候補者で最年長だが、自宅の周りを早朝、約2時間かけるというウオーキングで体力、健康には自信がある。趣味は中学まで学んだ絵画の鑑賞。「(地元の)朝倉文夫記念館で絵画展があると聞けば、喜んで行きますね」
 ◇生活インフラの着手から−−橋本祐輔氏 55 無新

 「1メートルからの民主主義」をモットーに掲げる。「多数の市民対自分ではなく、1対1の近い関係が多数あるのを忘れないでいたい」。市民参加型の行政への志向は、情報公開や平日以外の議会開会などの公約と結びつく。

 旧緒方町出身。「合併して何もいいことがないという声が出るのは不幸。市庁舎建設よりも救急、消防車が通れない道路の改善など、生活インフラから手をつければ市内にお金も回る」とアイデアを出す。

 大学卒業後は約2年間、欧州を旅して地元へ。「金をためたら出て行こう」と働いた社会福祉法人「任運社」が、政治の原点になった。「入所者自身が弱い立場の人に配慮し施設を運営する姿に、本当の自治を見た気がした」

 好む言葉は「任運騰々」。運命に従いながらも生命を高らかに伸ばす、との意味だ。避けがたい過疎や高齢化のなか、地域をどう伸ばすか。「今、知恵を出さないと間に合わない」。危機感と希望を両輪に走る。

毎日新聞 2009年4月9日 地方版

376とはずがたり:2009/04/13(月) 22:02:26
選挙結果
http://www.bungo-ohno.jp/division/senkan/information/siryo/shichosenkyo.pdf

●大分県豊後大野市長
2005年(平成17年)
当 12,992 芦刈 幸雄 新① 三重町役場に入職・三重町長 三重で圧倒。千歳・犬飼で得票
  9,351 深田 忠直 新 三重・大野・犬飼で得票
  9,079 山中ひろし 新 緒方地盤・朝地,大野でも得票。三重で取れず

377とはずがたり:2009/04/13(月) 22:19:37

選挙:豊後大野市長選/豊後大野市議選 庁舎新設に賛否両論 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/04/09/20090409ddlk44010675000c.html
 <4・12 ミニ統一選 課題>

 市長選は現新3人、議席が7減の市議選(定数24)は現新27人が舌戦を繰り広げる豊後大野市。7町村という大合併(05年)ならではの課題に直面している。【小畑英介】

 ◆職員、給与削減に限界も
 ◇庁舎建設問題◇

 「新庁舎建設計画についてお知らせします」。市内約1万6000世帯に昨年12月、市が作成した小冊子が届けられた。必要性や建設の経緯などを計8ページで解説した。

 計画は市役所(旧三重町役場)周辺約1万3000平方メートルに新市役所や駐車場を整備するもので、事業予定費は約39億円。現庁舎は築35年でエレベーターもない。市は「バリアフリーや耐震性の面で問題がある」と建て替え理由を説明する。プレハブの第2庁舎などでしのぐ現状では、利便性にも劣る。

 「青写真」となる基本設計の関連予算は昨年9月に可決されたが、市の台所事情に危機感を抱く住民は多い。住民グループ「庁舎建設を考える市民の会」は、計画の再検討を求め、市人口の約5分の1に当たる約8000人分の署名を提出。森迫三千会長(69)は「いずれ必要かもしれないが、職員が減れば低予算で済む場合もある。厳しい経済状況のなか、活用できる既存施設も考えられる」と疑問を呈する。

 市側にも、返済額の7割が地方交付税で補われる合併特例債の期限(14年度)内に、主立った事業を済ませたい事情がある。基本設計は7月ごろに終わり、正式な総事業費も示される予定。市側は「市民に丁寧に説明したい」と話すが、施設の充実と緊縮財政のはざまで、住民にも決断が必要だ。

 ◇行財政改革◇

 「18・87人」。豊後大野市の人口1000人当たりの職員数(08年4月、県調べ)は、県内市町村で3番目に多く、県内平均10・99人を大きく上回る。数値が高いほど財政が硬直化していることを示す経常収支比率は97・4%で、人件費も要因の一つに挙がる。

 市の行財政改革プランでは、一般職員を合併当初の857人から5年間で100人減らすとしている。今月1日現在の職員数は765人。病院などを除く一般会計上の人件費は07年度決算で約62億2400万円。合併時から5億円以上削ったことになる。

 しかし、逆に嘱託職員は約100人増。05〜08年度で総職員数は23人しか減らなかった実態もある。保育所など国の基準で配置人数が決まっている職場で、退職者の穴を嘱託職員で埋めたのが主な要因。一層の削減を目的に、ニーズの高い施設の再編に着手すれば、住民の不満も予想される。

 また、市は「消防本部を市単独としたことに伴う消防職員の増加や、公立おがた総合病院の増床に伴う人員増など想定外の要因も出た」と悩ましげだ。行革プラン通りに進んでもなお多い職員数。市長や職員の給与カットなど現状の取り組みにも限界があり、市政のかじ取りは容易ではない。

毎日新聞 2009年4月9日 地方版

378千葉9区:2009/04/13(月) 22:25:28
>元うるま市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦:仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員ら
>旧与那城町元町長の具志堅順助氏(67)=無所属:山根勉元与那城町長
>元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属:照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員 (実質社民系)

>自営業の金城順正氏(49)=無所属:排水溝のふたの網目化の導入などを訴え



http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-143029-storytopic-3.html
うるま市長選4氏届け出 「合併利点」の手法争点2009年4月13日 【うるま】任期満了に伴ううるま市長選挙が12日告示され、元うるま市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦、旧与那城町元町長の具志堅順助氏(67)=無所属、元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属、自営業の金城順正氏(49)=無所属=(届け出順)の新人4人が立候補を届け出た。組織的に取り組む島袋、具志堅、首里三氏による事実上の選挙戦となる見通し。同市議会議員補欠選挙(欠員4)も同日告示され、6人が届け出た。両選挙は19日に投開票される。
 うるま市長選は、合併直後の前回(2005年)選挙が無投票だったため、今回が合併後初の選挙戦。合併効果を引き出すための市政運営の手法などが争点となる。
 島袋候補は、同市みどり町の選挙事務所で出陣式を行い「市民協働のまちづくりを掲げ、市発展のため全身全霊で働く」と強調。仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員らが参加した。
 具志堅候補は、同市みどり町の選挙事務所で出陣式を行い「旧与那城町の東照間工場用地へ企業を誘致し、東海岸開発を推進する」と主張。東門功一郎後援会長、高良正一選対本部長、山根勉元与那城町長、照屋純選対顧問らが参加した。
 首里候補は、同市具志川の選挙事務所横で出陣式を行い「地域の声を行政に反映し、優良企業誘致で若者の雇用の場を確保する」と決意。島袋秀光後援会長、兼城賢次選対本部長、照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員らが参加した。
 金城候補は、排水溝のふたの網目化の導入などを訴え、独自の戦いを行う。
 うるま市の選挙人名簿登録者数は11日現在、8万8408人(男4万3768人、女4万4640人)。

379とはずがたり:2009/04/13(月) 22:29:45

選挙:4市長選・3市議選(その1) 熱い訴え、きょうまで /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090411ddlk44010622000c.html
 ◇4・12、ミニ統一選

 任期満了に伴う4市長選、3市議選は12日投票、即日開票される。市長選はいずれも激戦で、9日までの期日前投票率は佐伯が7・2%(前回同時期5・3%)、竹田が12・2%(同7・5%)、宇佐4・3%(前回無投票)、豊後大野18・8%(前回データなし)となっている。宇佐は07年市議選の同時期(5・1%)よりやや低いが、その他は盛り上がりがうかがえる。前回の投票率は佐伯が82・59%、竹田が87・02%、豊後大野が88・26%。これらを超えるかも注目される。

 ■宇佐市長選■

 前副市長、大園清一郎氏(63)▽前中津市副市長、是永修治氏(53)▽農業経済研究所社長、中尾与志男氏(68)の3氏=いずれも無所属新人=が、激しい戦いを展開している。

 時枝正昭市長の市政継承を目指す大園氏は「約50億円の行革の成果を上げたが、まだ通過点。次の4年はまいた種を実らせ収穫するとき」などと訴える。

 合併前の旧2町の元町長らが推す是永氏は「合併効果を出すためには、情報通信ネットワーク整備は必要。地場産業振興などを目指す」などと主張。

 中尾氏は「機構改革で、副市長、部長制を廃止し、住民参加型の投票制を条例化する」などと訴え、市内各地での街頭演説に力を入れる。

 投票は午前7時〜午後7時、市内38カ所(一部は午後6時に繰り上げ)で。午後8時半から農業者トレーニングセンターで開票される。有権者数(4日現在)は5万943人(男2万3441人、女2万7502人)。【大漉実知朗】

 ■佐伯市W選■

 市長選は、元参院議員の後藤博子氏(60)▽前市議の菅原忠氏(48)▽元旧市長の佐藤佑一氏(67)の3新人と現職の西嶋泰義氏(62)の計4氏=いずれも無所属=の争い。

 後藤氏は、推薦を受ける国民新党の亀井静香代表代行の応援演説を得て「佐伯を大きく変えよう」と訴える。

 旧宇目町出身の菅原氏は、48歳の若さをアピール。「しがらみのない政治」を訴え、浸透を図る。

 前回の雪辱を期す佐藤氏は、旧郡部の中で最大の票田・旧蒲江町の票の掘り起こしに力を入れる。

 西嶋氏は、行財政改革などの実績を訴え、各種推薦団体の支援を受け、市内全域で支持拡大を図る。

 市議選は、現新33人が30議席を巡って激しく争う。

 投票は12日午前7時〜午後7時、市内86カ所で。68カ所で1〜3時間繰り上げ。開票は、市長選、市議選とも鶴谷中体育館で午後8時半から。有権者数(4日現在)は6万7807人(男3万811人、女3万6996人)。【古田健治】

380とはずがたり:2009/04/13(月) 22:30:09
>>379-380
 ■豊後大野市W選■

 市長選は、新人の元県職員、佐藤生稔氏(56)▽現職の芦刈幸雄氏(70)▽新人の社会福祉法人理事、橋本祐輔氏(55)の3氏=いずれも無所属=が競り合う。

 佐藤氏は後援会「生友会」主体の選挙戦。市長給与3割削減など5本柱のマニフェストで市政改革を訴える。

 芦刈氏は行財政改革などの実績に加え「定住促進や企業誘致に取り組む」と強調。商工会なども支援する。

 教組などが推す橋本氏は小6までの医療費無料化や議会活性化を掲げる。旧町村で毎日辻立ちを繰り返す。

 市議選(定数24)は現新27人の激戦が続いている。

 投票は12日午前7時〜午後6時、市内30カ所で。エイトピアおおので午後8時半、市長選から開票される。有権者数(4日現在)は3万5267人(男1万6106人、女1万9161人)。【小畑英介】

 ■竹田市W選■

 市長選は、新人の元歌手、坂本イツ子氏(64)▽現職、牧剛〓氏(63)▽新人の前県議、首藤勝次氏(55)の3氏=いずれも無所属=の争い。

 坂本氏は市全域をまんべんなく回り、「個人主義から利他主義への意識改革が竹田市の発展につながる」と訴える。

 牧氏は「災害に強い社会資本整備を」と訴え、後半は旧竹田市と旧荻町を中心に回り、手応えをつかみつつある。

 首藤氏は「対話行政で地域の良さを見直そう」と訴え、出身の旧直入町ばかりでなく旧竹田市への浸透を図っている。

 市議選は定数22に現新24人が立候補し、激戦を展開している。

 投票は12日午前7時〜午後6時、市内20カ所で。市長選、市議選ともに市体育センターで午後8時から開票。有権者数(4日現在)は2万2537人(男1万292人、女1万2245人)。【深津誠】

毎日新聞 2009年4月11日 地方版

381とはずがたり:2009/04/13(月) 22:31:00

選挙:4市長選・3市議選(その2止) あす投票 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090411ddlk44010652000c.html
 ◆4・12 ミニ統一選

 ◇宇佐市長選立候補者(届け出順)
大園清一郎(おおぞの・せいいちろう) 63 無新
 前副市長[歴]旧宇佐地域消防長▽市社協理事長▽市シルバー人材センター理事長▽中津東高
是永修治(これなが・しゅうじ) 53 無新
 前中津副市長[歴]県人事課長補佐▽県教委義務教育課管理監▽県行政企画課参事▽立命館大
中尾与志男(なかお・よしお) 68 無新
 中尾農業経済研究所社長[歴]横浜市環境創造局主任▽農業経営コンサルタント▽早大

 ◇佐伯市長選立候補者(届け出順)
後藤博子(ごとう・ひろこ) 60 無新
 国際交流団体代表▽認知症支援連絡協特別顧問[歴]参院議員▽国民新党女性局長▽別府大短大=[国]
菅原忠(すがはら・ただし) 48 無新
 自動車販売会社長[歴]化粧品販売業▽旧宇目町議▽広告代理業▽市議▽佐伯鶴城高宇目分校
佐藤佑一(さとう・ゆういち) 67 無新
 税理士▽会計事務所長▽医業経営コンサルタント[歴]製薬会社員▽県議▽旧市長▽横浜国大
西嶋泰義(にしじま・やすよし) 62 無現(1)
 県市長会副会長▽青果市場取締役[歴]旧市PTA連会長▽商議所常議員▽旧市議長▽佐伯豊南高

 ◇豊後大野市長選立候補者(届け出順)
佐藤生稔(さとう・いきみ) 56 無新
 建設コンサルタント会社員[歴]県竹田直入地方振興局係長▽旧三重町議▽市議▽三重農高
芦刈幸雄(あしかり・ゆきお) 70 無現(1)
 市防犯協会長[歴]旧三重町助役・町長▽大野広域連合長▽5町2村合併協会長▽三重農高
橋本祐輔(はしもと・ゆうすけ) 55 無新
 社会福祉法人理事▽農業[歴]身障者療護施設生活相談員▽旧緒方町議▽市議▽西南学院大

 ◇竹田市長選立候補者(届け出順)
坂本イツ子(さかもと・いつこ) 64 無新
 ケーブルテレビ反対!新竹田市民の会事務局[歴]製薬会社員▽歌手▽竹田高
牧剛〓(まき・ごうじ) 63 無現(1)
 県砂防協会長[歴]県日田土木事務所長・企画検査室長・大分土木事務所長▽京大
首藤勝次(しゅとう・かつじ) 55 無新
 旅館社長▽国交省認定「観光カリスマ」[歴]旧直入町職員・御前湯館長▽県議▽同大中退

氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持

382とはずがたり:2009/04/13(月) 22:32:10

==============
 ◇佐伯市議選(定数30−33・届け出順)
泥谷和喜  55 農事組合役員  無現
三浦渉   60 商工会顧問   無現
日高嘉己  63 会社社長    無現
宮脇保芳  59 農業      無現
上田徹   54 [元]市職員  無新
清田哲也  36 建設会社員   無新
玉田茂   65 [元]旧町議  無現
井上清三  57 NPO理事長  無新
吉良栄三  35 [元]社協職員 無現
高橋香一郎 64 商工会長    無現
清家儀太郎 59 鮮魚小売業   民新
江藤茂   59 林業      無現
佐藤元   65 会社社長    無新
佐保暁   60 林業      無現
清家好文  57 司法書士    無現
桝田穂積  67 農業      無現
芦刈紀生  61 福祉法人理事  無新
下川芳夫  62 会社部長    無現
後藤勇人  47 党支部役員   公新
渡辺一晴  63 [元]旧町職員 無新
御手洗秀光 58 党支部役員   社新
河野豊   58 会社役員    自現
児玉輝彦  57 建築業     無現
矢野哲丸  61 酒類小売業   無現
河原修仁  58 農林業     無現
矢野精幸  64 会社社長    無現
伊東勇   54 ストア店長   無新
和久博至  60 学習塾経営   無現
井野上準  49 会社専務    無現
浅利美知子 50 党支部長    公現
後藤幸吉  62 会社社長    無現
小野宗司  54 会社社長    無現
高司政文  47 党地区委長   共現

 ◇竹田市(定数22−24)
荒巻文夫  62 農業      無現
阿部雅彦  48 [元]飲食業  無新
日小田秀之 60 農業      無現
足達寛康  59 農業      無現
井英昭   35 衣料品販売   無現
田崎光生  51 会社役員    無新
渡辺龍太郎 56 酒店経営    無現

383とはずがたり:2009/04/13(月) 22:32:41
>>381-383
坂梨宏之進 55 会社員     無現
森哲秀   63 農業      無現
大塚哲之  62 会社会長    無現
岩屋千利  61 [元]市部長  無新
本田忠   54 農業      無現
伊藤孝信  66 養鶏業     無現
渡辺克己  58 [元]県職員  無新
阿部重幸  64 農業      無現
加藤正義  66 農業      無現
後藤憲幸  58 農業      無現
佐田啓二  54 [元]旧市職員 無現
和田幸生  66 農業      無現
河野泰浩  67 党市委員長   共新
吉竹悟   50 会社役員    無現
佐藤秀明  71 塾教師     無新
徳永信二  44 会社専務    無現
中村憲史  61 農業      無現

 ◇豊後大野市(定数24−27)
和田哲治  58 [元]団体職員無新
小倉良勝  56 市P連会長   無新
宮成寿男  60 会社相談役   無現
宇薄克哲  67 農業      無現
浅野益美  54 会社社長    無現
恵藤千代子 56 農業      無現
春野慶司  56 行政書士    無新
深田征三  65 [元]会社員  無現
衛藤正宏  61 会社員     無現
高山豊吉  60 会社顧問    無現
赤嶺謙二  60 [元]労組役員 無現
宮成昭義  64 市陸協役員   無現
安藤豊作  60 農業      無現
長野健児  57 農業      無現
佐藤辰己  55 スポ振会長   無現
衛藤竜哉  44 酒店役員    無現
佐藤徳宣  59 建設会社員   無現
小野栄利  60 農業      無現
渡辺一文  71 [元]会社社長 無現
羽田野征広 62 党地区委員   共新
小野順一  55 農林業     無現
生野照雄  63 森林組合長   無現
沓掛義範  52 農業      無新
小野泰秀  59 米穀販売業   無現
伊藤憲義  63 商工会理事   無現
神志那文寛 41 党市委員    共新
首藤正光  64 農業      無現

毎日新聞 2009年4月11日 地方版

384千葉9区:2009/04/14(火) 22:35:21
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090414ddlk44010740000c.html
別府市議会:自民議員団が分裂 黒木・長野氏、新会派を結成 /大分
 別府市議会の自民党議員団(首藤正団長)の黒木愛一郎市議(56)と長野恭紘市議(33)が13日、会派を離脱し、新会派「創世会」を結成した。代表は長野氏が務める。同市議会の自民党系会派が分裂するのは約2年ぶりで今後の動向が注目される。議員団は14日、総会を開いて今後の対応などを検討する。

 同市議会の自民党系会派は、86年7月に当時の自民クラブが2会派に分裂し、その後も分裂状態が続いたが、07年4月の市議選後に21年ぶりに一本化していた。

 記者会見した2氏は「自民党議員団には議長経験者も多い。そうした人たちが議会をリードする形は今の時代に即していないのではないかと思った」と説明した。さらに長野氏は、昨年12月定例会に提出された財団法人別府市綜合振興センターに市営施設の管理を任意指定で委託する議案を挙げて「個人的には議案の修正が必要だと思っていた」と表明。「(賛否を決める際に)会派内できちんと話し合いをしてほしかった」などと訴えた。【祝部幹雄】

385千葉9区:2009/04/16(木) 00:29:37
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000904150004
議長選めぐり?有力候補2人「贈答合戦」
2009年04月15日

 15日からの臨時県議会で選出予定の議長選で、有力候補とみられていた自民党県議2人が今年1〜2月、複数の自民県議に酒や食品を贈っていたことが14日、関係者の話でわかった。2人は取材に対して贈答の事実を認めた上で、趣旨を「新年のあいさつ」「歳暮のお返し」と説明。議長選との関連は否定した。一方、届けられた側は「投票依頼と思った」と話す県議もいて、専門家は「誤解を招く行為は控えるべきだ」と指摘している。


 議長任期は4年だが、宮崎は2年ごとの交代が慣例。自民は07年の前回議長選に際し、議長に意欲をもつ県議が複数いれば「予備選」で1人に絞り、本会議で「当選者」への投票を義務づける党議拘束をかける方式を採用。定数45のうち現有24議席を占める自民会派の予備選が事実上、議長を決める場になる。


 新議長に近いと目されていた自民議員2人は、いずれも6期目。自民では原則、当選回数の多い議員から順送りで議長に推しており、最多当選回数6期目の県議4人のうち、議長の未経験者はこの2人だけだった。


 関係者によると、有力候補の一人が1月、複数の自民県議宅に酒を持参。翌2月に配送で届けられた県議もいた。同月下旬には、もう一人の有力候補から、自民県議宅にウナギのかば焼きが届けられたという。


 取材に応じた自民県議のうち10人以上が2人から届け物があったことを認め、「議長選の投票依頼と思った」「つまらんことをしたらいかんと思った」と話し、議長選がらみと受け止めたことを明かした。一部の県議は2人に返送したという。


 一方、「何のために持ってきたのか分からなかった」「近所に来た際の土産と思った」などと、受け止めた県議もいた。


 酒を届けた有力候補は取材に対し、「1月に新年のあいさつに行った県議の自宅には、日本酒を持参した。2月に他の県議に贈ったかは覚えていない」と説明。その上で、「毎年やっていることで今回の議長選のためではない」と議長選との関連を否定した。また、立候補は未定、としている。


 ウナギを贈った有力候補も「年末に歳暮を頂いた方にお返しをしただけ。自民の全県議に贈ったわけではない」と述べ、議長選とは無関係を強調。議長選には出ない、とも話した。


 自民会派内では、2人から贈答品があったとの話題が上った4月に入り、2人とは別の県議が議長候補に取りざたされている。


■県議会の制度などに詳しい宮崎公立大学の有馬晋作教授(行政学)の話■
 議長ポストをめぐり贈答品を贈ったように有権者に映る誤解を招く行為自体、県議は控えるべきだ。一部の県議が返送したということは、「受け取ったらまずい」と思った議員が自民党の中にもいた、ということだろう。どこの都道府県も議会改革を競う時代の中で、議会をリードする議長は県議の能力本位で選ぶべきだ。

386さんだーばー堂:2009/04/17(金) 20:57:52
>>362など
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=16408
[ 南日本新聞エリアニュース > 選挙 > 市町村長選 ]
竹原・阿久根市長の不信任決議再可決
(2009 04/17 18:10)
 阿久根市の竹原信一市長(50)に対する不信任議決に伴う、出直し市議会議員選挙後初となる臨時市議会が17日開かれ、竹原市長への不信任決議案が再び提案、賛成多数で可決された。賛成11、反対5だった。
 これにより竹原市長は失職、出直し市長選挙が行われることになった。市長選の投開票は5月下旬が見込まれており、竹原市長と、同市出身で元国土交通省・川内川河川事務所副所長の田中勇一氏(56)が立候補に名乗りを上げている。

387千葉9区:2009/04/18(土) 12:40:23
>>386

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090418-OYS1T00240.htm
ブログ市長、失職にもさばさば…出直し選激戦必至

 議会から2度目の不信任を突きつけられ、17日に失職した鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)は「(可決は)予想通り。住みよい社会を作るという私の志は失職後も変わらない」とさばさばした表情で市役所を後にした。出直し市長選は竹原市長と反市長の立場の元国土交通省職員田中勇一氏(56)の一騎打ちとなる見通し。市民の間には竹原市長の手法を支持する意見も多く、市を二分する激戦になるのは必至だ。

 竹原市長は航空自衛官や建設会社勤務を経て市議を務め、昨年8月の市長選に出馬。職員の人件費見直しや議員定数削減などを公約に掲げ、次点候補に約500票差を付け初当選した。7か月間の在任中、「市民が主役の阿久根市に変える」と唱え、様々な言動で地方行政に一石を投じてきた。

 「年収700万円以上の職員が54%。経営という観点から市役所を見れば滅茶苦茶だ」。2月には職員給与を市のホームページ(HP)に公開。その際、竹原市長はブログにこう記した。

 「そこまでやるか」と憤る職員に対し、市民からは「職員はもらいすぎ」と公開を支持する声も聞かれた。大阪府の橋下徹知事も「非常に納得できる」と評価し、竹原市長にならって約1か月後に部長、次長、課長級などのモデル年収をHPに掲載した。

 竹原市長は「市民の方を向いて当たり前のことをしているだけ」と話す。しかし、その政治手法は独善的とされ、しばしば議会や職員と摩擦を起こした。

 昨年8月の市長選期間中のブログ更新では、市選管などから公職選挙法に抵触する恐れがあると警告を受けたが、「現行法では明確に禁止されていない」と反論。一部の市議を「無能」「サイテイの連中」などと中傷した。

 今年3月、職員9人を降格した際には「(職員の)値打ちが下がったわけではない。処分でも不利益でもない」と理由を説明しなかった。降格された職員は「法を勝手に解釈するやり方は独善だ」と苦り切る。

 市長への批判に対し、市長支持を訴えて出直し市議選で当選した山田勝議員(63)は「竹原市長の政治手法が100点とは思っていないが、混乱の原因は(市長の改革に)何もかも反対してきた議会にある」と述べた。

 一方、市長の2度の不信任を受け、2度の選挙が行われることになった阿久根市は、3月の出直し市議選に約2200万円を費やし、出直し市長選では約1000万円の出費を見込む。市議選は12月に行われる予定だったため、前倒しした形になったが、市長選は昨年8月に行ったばかり。財政課は「通常では想定し得ない支出」としている。

(2009年4月18日 読売新聞)

388千葉9区:2009/04/18(土) 23:19:04
●長崎県西海市長
山下純一郎(68才・無現1)
田中隆一(62才・無新) 前市議

●沖縄県うるま市長>>378
具志堅順助(67才・無新) 旧与那城町長=無所属:山根勉元与那城町長
首里勇治(61才・無新) 前県土建部長=無所属:照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員 (実質社民系)
島袋俊夫(56才・無新) 前市議長 =自民推薦=無所属、自民推薦:仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員ら
金城順正(49才・無新) 自営業=無所属:排水溝のふたの網目化の導入などを訴え

389千葉9区:2009/04/18(土) 23:24:54
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000904180003
日南市長選/保守系対決、労組票争う
2009年04月18日



 1市2町の合併に伴う新日南市の市長選が19日、告示される。無所属の3氏が立候補を表明。前自民党県連会長の坂元裕一氏と、自民党衆院議員秘書も務めた谷口義幸氏による対決で自民支持票の分裂が予想されるなか、労組票の行方に注目が集まっている。


 谷口氏は自民党衆院議員の秘書などを務めた後、元社会党衆院議員の現職を破って04年、旧日南市長に初当選。坂元氏は、旧日南市議や県議などを経て、自民党県連のトップに就いた。


 市長選は谷口氏、県議選は坂元氏――。選挙ごとに投票先を2人に振り分けてきた有権者は少なくない。谷口氏の陣営幹部も「支持者は2人の対決に戸惑っているかもしれない」と言葉少なだ。


 谷口氏側は自民党日南市支部に推薦願を出したが、支部は自主投票に。上部団体の県連を率いていたのは坂元氏。「どちらか推薦すれば、組織が割れかねない。自民系市議も両陣営に分かれている」と支部幹部。坂元氏は「政党の推薦は受けない」として、推薦願を出していない。


 谷口、坂元両氏がともに推薦を求めたのは、労組を束ねる連合宮崎。坂元氏は県連会長時代、その連合が支持する非自民勢力と争ってきた。


 日南市は旧社会党の衆院議員が輩出したうえ、定数3(当時)の県議選も社民がトップ当選するなど労組の影響が強い地域。坂元氏が連合に推薦を求めたことについて、市議の一人は「保守票の分散が見込まれ、労組票を無視できないのだろう」。結局、連合は谷口氏支持を決定。加盟労組も同調するとみられる。


 連合を支持母体とする民主党県連にも、谷口氏側の推薦願は届いたが、民主は態度を保留。県連幹部は「労組の一部に坂元氏の支持者もいるから谷口氏を推すと、組織が持たん」。実際、坂元氏の決起集会で「労組幹部がマイクを握る予定だった」(陣営幹部)という。


 坂元氏も、連合に推薦願を出した理由を「自分を支援しやすくするため、連合宮崎に推薦願を出すよう傘下の労組から要請された」と話す。


 日南出身で市川市議(千葉県)を務めた深川保典氏は主要政党に推薦願は出さない方針。「草の根選挙に徹している」(陣営)としている。立候補表明が昨年12月下旬と3氏の中で最も遅れたことなどから、連日街頭に立ち、知名度の浸透を図ることに力を入れている。


          ◇


 立候補の届け出は19日午前8時半から午後5時まで、市保健福祉総合センターで。20〜25日の6日間、午前8時半から午後8時まで、同センターなど3カ所で期日前投票ができる。投開票は26日。3月30日現在の選挙人名簿登録者数は4万9715人(市選管調べ)。

390千葉9区:2009/04/18(土) 23:31:30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1186
04年日南市長選
■日南市長選結果
当 谷口 義幸 無 新    13,613
  北川 昌典 無 現    11,863
  辻  稔種 無 新       639

391千葉9区:2009/04/20(月) 00:24:37
●長崎県西海市長
 山下純一郎(68才・無現1)
☆田中隆一(62才・無新) 前市議

●沖縄県うるま市長>>378
 具志堅順助(67才・無新) 旧与那城町長=無所属:山根勉元与那城町長
 首里勇治(61才・無新) 前県土建部長=無所属:照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員 (実質社民系)
☆島袋俊夫(56才・無新) 前市議長 =自民推薦=無所属、自民推薦:仲井真弘多知事、知念恒男選対本部長、嘉数知賢衆院議員、島尻安伊子参院議員ら
 金城順正(49才・無新) 自営業=無所属:排水溝のふたの網目化の導入などを訴え

392千葉9区:2009/04/20(月) 21:01:18
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090420/01.shtml
西海市長に田中氏 88票差、現職山下氏破る

 任期満了に伴う西海市長選と市議選(定数二〇)は十九日、投開票され、市長選では元市議で新人の田中隆一氏(62)が、再選を目指した現職の山下純一郎氏(69)=いずれも無所属=を破り、初当選した。市議選でも、二十人の当選が決まった。

 市長選は、二〇〇五年四月の合併以降に噴出した旧町問題や少子高齢化と人口減少への対応策、雇用対策、農商工連携による経済活性化などについて、活発な論戦が展開された。

 当選した田中氏は、知名度不足も懸念されたが、市内各地でミニ集会を重ねながら組織に頼らない草の根選挙を展開。旧町問題に対する市の対応への批判や、“市民力”による閉塞(へいそく)感の打破を訴え、多くの市民の支持を得て、山下氏の票を切り崩した。

 山下氏は、自民県連や公明県本部、市内企業、農協、漁協など幅広い団体の推薦を受け、組織戦を展開。しかし、旧町問題への対応や停滞する市政をめぐり市民の厳しい批判を浴び、田中氏の猛追を受けて敗れた。

 現職十七人、新人十一人の計二十八人が立候補した市議選は、前回より定数が六人減となり、激しい票の争奪戦を展開した。旧町別の当選者は▽西彼六人(立候補者八)▽西海七人(同九)▽大島二人(同三)▽崎戸一人(同四)▽大瀬戸四人(同四)となった。

 当日有権者数は二万六千四百四十二人(男一万二千四百四十九、女一万三千九百九十三)。投票率は市長選、市議選とも85・56%(男84・56、女86・45)で、市長選は前回を3・99ポイント下回った=市選管調べ=。

○夢持てる市に/田中隆一氏の話

 市民の皆さんの勝利。市民と約束したローカルマニフェストを守るのが第一。若い人が流出しないよう住環境を整え雇用の場を確保する。夢と希望の持てる明るい市をつくる。

393千葉9区:2009/04/20(月) 21:06:16
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-20-M_1-002-1_001.html?PSID=314a03f112c25e12cfa6870e54b1be80
実績・知名度全域で うるま市長選・島袋氏初当選/首里氏 相乗り効果不発

 新人の島袋俊夫氏は、市内全域での高い知名度を生かし、自公路線の盤石な支援体制を受けて初当選を果たした。

勝因敗因

 島袋氏は、現職の知念恒男市長の不出馬を受けて急きょ出馬を決定。正式表明は2月後半と出遅れたが、自民党の推薦や公明党の支援、仲井真弘多知事らのバックアップを受け、選挙戦終盤で巻き返した。旧具志川市時代から市議を5期、その間に議長を計3期務めた実績と知名度を生かし、市内約120業者から支持を取り付けるなど、大票田の具志川地区で手堅く票をまとめた。

 首里氏は市政奪還を目指す野党市議のほか、地盤である与勝地区選出の与党市議らの支持を受け、保革を超えた市政の実現を強調した。「刷新」を掲げて、合併効果再検証の必要性を強調。現市政への反対票をはじめ浮動票の獲得を狙ったものの、与野党相乗りの効果を十分生かせず、具志川、与勝地区で票を伸ばせなかった。

 具志堅氏は、特定政党の支持を受けない「市民党」として年明け早々から選挙活動を展開したが、「新市建設計画の実現」という基本政策を有権者に広めることができなかった。(中部支社・天久仁)

県内政局
中部の自公市政を死守

 県政与野党による事実上の一騎打ちで島袋俊夫氏が当選したことは、自民、公明の県政与党にとって昨年の那覇市長選、今年1月の宮古島市長選に続く勝利で、次期衆院選や来年の参院選、県知事選に向けて弾みがついた。一方、野党は一部保守勢力を取り込み、市政奪還を目指したが実現できず、共闘立て直しは必至。野党間の対立も予想され、選挙戦略の見直しが迫られる。

 自民は当初、保守系市議らが推す首里氏の推薦も検討した。だが、首里氏が社民、共産、民主、社大の野党4党と支部レベルで政策協定を締結。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する意向を示し、革新色を強めたことなどから、3月下旬に島袋氏推薦を決定した。

 公明も地縁、血縁関係の強い与勝地域の特性に配慮して自主投票としたが、実質的に島袋氏を支援した。

 自民・公明は、うるま市長選を落とせば本島中部の全市長が反・非自公となることを危惧。「次期衆院選、参院選、県知事選で壊滅的な打撃を受ける」(自民幹部)と選挙態勢の強化を図った。自民の島袋氏推薦を受け、仲井真弘多知事も3度も応援に出向くなど積極的に支援した。

 衆院沖縄3区から出馬する自民現職の嘉数知賢氏、無所属の小渡亨氏にとって、支援した島袋氏の当選はともに好材料だが、保守分裂の状況は変わらず、どれほどの追い風が吹くかは未知数だ。今後は、島袋氏の支持取り付けに向けて対立が激化することも予想される。分裂した保守層の関係修復も課題となる。

 野党は社民、共産、民主、社大の4党が共闘し、昨年の県議選で民主、社民の候補が上位当選した勢いで市政奪還を狙った。だが、保革相乗りで、首里氏自身の仲井真県政に対するスタンスもあいまいなまま争点を明確にできず、市民から厳しい審判を受けた。衆院選では社民公認の新川秀清氏、民主公認の玉城デニー氏が立候補を予定しており、今後は野党間の対立も予想される。

 共闘の在り方そのものが見直しを迫られることになると同時に、無党派層の共感を得られる争点設定や選挙戦略に課題が残る結果となった。(政経部・平良吉弥)

394千葉9区:2009/04/20(月) 21:06:55
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-20-M_1-001-1_001.html?PSID=314a03f112c25e12cfa6870e54b1be80
うるま市長に島袋氏 市政継承 合併を評価

首里氏に4148票差/投票率62・55%
 【うるま】任期満了に伴う、うるま市長選は19日投開票され、新人で前市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦=が2万5260票を獲得、元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属=に4148票差をつけて初当選した。元与那城町長の具志堅順助氏(67)=無所属=は及ばなかった。当日有権者数8万6893人、投票者数5万4350人、投票率は62・55%。同日行われた市議補選では欠員4人の当選が決まった。

 2005年4月の2市2町による市町村合併後、うるま市としては初の投票による市長選となり、合併効果や経済、雇用対策が争点となった。残る6年間の合併特例期間の行政手腕や、市内4地区の地域間格差解消の方法なども問われた。

 島袋氏は、現市政の継承を前面に出して選挙活動を展開。新市建設計画の進展状況など合併効果を評価した。経済政策では同市州崎地区への企業誘致をはじめ、雇用促進などを訴えた。出馬表明が2月と出遅れたものの、自民党の推薦や仲井真弘多知事の応援を取り付け、選挙戦終盤で巻き返した。

 首里氏は現市政の刷新を掲げ、合併効果の検証を呼び掛けるとともに、県での行政経験をもとに県や国とのパイプを強調。市議会野党をはじめ一部与党を取り込んだが及ばなかった。

 具志堅氏は市町村合併に携わった当時の与那城町長としての経歴を打ち出し、行財政改革や観光産業の振興を訴えたが、票を伸ばせなかった。

地域振興頑張る

 島袋俊夫氏の話 市政の継承・発展を最大の公約に掲げ、市民が公約に夢をかけた。中城新港地域への企業誘致をはじめ、与勝半島地域の自然景観を生かした観光産業、サービス産業を具体化して経済を活性化させる。県や国とのパイプをつくり地域振興に頑張りたい。

395千葉9区:2009/04/21(火) 21:18:16
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90644
基盤グラグラ 久間氏危機感 「盤石」の西海市長選 応援候補落選 自民長崎2区 立て直し迫られ
2009年4月21日 01:22
 19日に投開票された長崎県西海市長選で、自民、公明の推薦を受けた現職が敗れ、同市を含む衆院長崎2区の自民現職、久間章生元防衛相(68)が危機感を募らせている。次期衆院選で同区は、元薬害肝炎九州訴訟原告団長の福田衣里子氏(28)が民主から出馬を予定する自・民対決の全国注目区。小沢一郎民主党代表の企業献金問題などで自民への逆風は一時期より和らいだとはいえ、久間陣営は態勢立て直しを迫られている。

 19日夜、予想外の敗戦に静まり返る西海市長選の現職候補の事務所。応援に駆けつけた久間氏は「国政選挙と市長選は違う」「自公批判ということではない」と強調した。だが、周囲には「総選挙に影響が出る。運動がしにくくなるだろう」と漏らし、支持基盤の弱体化に危機感をにじませた。

 同市長選では、現職が企業、団体からの支持を受け自民県連三役も現地入りするなど態勢は盤石のはずだった。ところが組織に頼らず草の根選挙に徹した新人候補に88票差でかわされた。同時に行われた市議選でも、前回無所属から民主公認となった候補がトップ当選。市議選応援のため3回現地入りした福田氏の関係者は「好材料のひとつ」と手応えを語った。

 長崎2区で最多の有権者を抱える諫早市で5日行われた市長選。ここでも自民県議や企業、組織が全面支援し大勝が予想された前市長後継候補が、対立候補に344票差の小差にまで迫られた。「支持層への縛りが効かない。『自民』を掲げることで無党派層も逃げていく。自民の看板が邪魔になっている」。ある自民県議は頭を抱える。

 久間氏陣営の関係者は「『自民』を掲げて戦うしかない。とにかく引き締めないと」と話す。だが、足元の選挙が突き付けた現実に苦悩は隠せない。

=2009/04/21付 西日本新聞朝刊=

396千葉9区:2009/04/22(水) 23:22:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90835
自民内紛が再燃 長崎県議会会派 人事めぐり分派の動き 衆院選支援態勢に暗雲
2009年4月22日 09:21
 自民党県連の三役人事をめぐり県議会最大会派の自民・県民会議(25人)に分派の動きが再燃している。主流・非主流派ともに幹事長候補を擁立しており、22日の議員協議会で調整がつかず投票決着になれば、数で劣る非主流派は退席も辞さない構え。次期衆院選の同党候補予定者にとって県連の内紛は、内閣支持率低迷に加え新たな懸念材料だ。

 「絶対に譲れない。分派する腹を決めた」。20日夜、長崎市内の料亭に非主流派県議10人が顔をそろえた。テーマは議員協議会での幹事長人事への対応。出席した複数の県議によると「主流派側の候補は当選回数や資質の面で幹事長には不向き。投票になった場合は退席する」との考えで一致したという。

 同会派の自民議員は同党県連会長の谷川弥一衆院議員(長崎3区)を支持する主流派(13人)と、それに反発する非主流派(11人)が対立。昨年7月の副議長選では、非主流派が少数会派と組み主流派の候補を落選させた。当時も出た分派の動きは、総選挙間近のムードもあり沈静化した。だが対立の火種はくすぶり続けていた。

 非主流派の動きについて、主流派の有力県議は「個人的感情や思惑で幹事長を決めようとしている」と反発。別の主流派県議も「歩み寄ることができないなら投票するほかない。これまでの役員人事でもそうしてきた。(非主流派が)会派を出ていくというなら仕方ない」と突き放す。

 次期衆院選で同党は県内4選挙区すべてに候補を立てる。県議は各選挙区でチームを組み選挙戦を仕切るが、幹事長人事をめぐる対立が解消しなければ、その影響は深刻だ。「一丸となって臨まなければならないのに、今のような状態では到底勝てない」。現幹事長の末吉光徳県議は苦渋の表情を見せる。

=2009/04/22付 西日本新聞朝刊=

397とはずがたり:2009/04/23(木) 10:50:48
>>133>>388>>391>>392>>395

選挙:西海市長選/西海市議選 市長選、新人・田中氏が初当選 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090420ddlk42010319000c.html
 ◇行政透明化訴え現職破る

 任期満了に伴う西海市長・市議選は19日、ほとんどの地域で投票が行われ、同日夜、西海スポーツガーデン体育館で開票された。市長選は、元市議で新人の田中隆一氏(62)=無所属=が、旧西海町長で現職の山下純一郎氏(69)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は2万6442人、市長選の投票率は85・56%だった。

 田中氏は市議や市監査委員を務めた。この4年間に旧大島町臨時職員の退職慰労金問題などで住民監査請求が相次ぎ、このうち退職慰労金問題は最高裁で市側が敗訴したことを指摘。「行政運営の透明化」などを訴えた。

 田中氏は「感激して言葉も出ない。青年の居住と雇用の場を確保し、勇気と希望の持てる明るい西海市を作りたい」と語った。

 一方、山下氏は「2期目は将来に向けた施策を実行する」と訴えたが、及ばなかった。
 ◇新市議続々決まる

 今回から全市区で行われた市議選(定数20)には、現職17人、新人11人の計28人が立候補。投票率は85・56%だった。【阿部弘賢】

==============
 ◇西海市長選 開票状況=選管最終発表
当 11,186 田中隆一  62 無新
  11,098 山下純一郎 69 無現
==============

田中隆一(たなか・たかいち) 62 無新(1)
 [元]市議▽市ソフトボール協会長[歴]旧西彼町議・副議長▽市監査委員▽西彼農高

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月20日 地方版

398千葉9区:2009/04/25(土) 13:55:52
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090423ddlk42010447000c.html
自民県連:三役人事 幹事長ポストで対立、調整できず /長崎
 自民党所属の県議24人は22日、議員総会を開き、党県連の三役人事を協議したが、次期衆院選などを取り仕切ることになる幹事長ポストを巡って2グループが衝突。まとまらなかった。23日午後、再度協議する。

 幹事長には田中愛国氏(64)=佐世保市区、4期目=と松田正民氏(55)=北松浦郡区、7期目=の2人が名乗りを上げ、田中氏支持のグループ13人と松田氏支持のグループ11人とが激しく対立。昨年7月の県議会副議長選での構図がそのまま再現された形となり、議長経験者と三役の7人が一本化に向けて調整したが、結論は出なかった。

 あるベテラン県議は「最悪、会派分裂もあり得る。間近に迫る衆院選を前に、しこりが残らなければいいが」と影響を懸念した。

〔長崎版〕

399とはずがたり:2009/04/26(日) 15:27:28
だいぶ前だけどスレ立て逃げされたレス転載

伊藤祐一郎知事 は失格
1 名前:鹿児島をこよなく愛する人間 投稿日: 2006/04/02(日) 17:32:09
伊藤祐一郎知事は、知事失格であると思う。私は、鹿児島で生まれ15歳まで生活した。関西の進学校へのた県を離れ、今は関東在住である。ただ、望郷への思いは、だれにも負けない。今回、新聞、インターネットの電子版でみた、伊藤祐一郎知事の「県庁の景観をそこねるから隣接の土地を買い占める」については、はらただしい思いがする。県財政は決して豊かとは思えず、ましては、破綻に近い状態にあるにもかかわらず。それらは全て、現在までの県首長のリーダーシップ欠如のほかならない。このような財政破綻にある県財政を無用(県庁上階からの景色を守る)の産物のために更なる県民への負担(恐らく大部分の負担は国税)を強いるべきなのか。
まったくリーダーとしては愚か者がおこなうことである。鹿児島は西郷を生んだ県だ。伊藤祐一郎知事よ、私利私欲をすて公僕となれ。また、それは、あなたの公約でもあるはず。

400千葉9区:2009/04/26(日) 22:39:43
>>396>>398
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090425ddlk42010544000c.html
自民県連:幹事長に田中氏 三役人事が内定 /長崎
 幹事長ポストを巡り、県議2人が激しく対立していた自民党県連三役人事は24日、ようやく決着した。党所属県議24人が議員総会を開き、幹事長に田中愛国氏(64)=佐世保市区、4期目=、総務会長に小林克敏氏(64)=大村市区、4期=、政調会長に黒田成彦氏(48)=平戸市区、3期目=を内定した。5月10日の県連定期大会で正式決定する。

 幹事長人事は田中氏のほか、松田正民氏(56)=北松浦郡区、7期目=が名乗りを上げたため、調整が難航。2年の任期を幹事長は1年とし、田中氏、松田氏の順で務めることで合意した。

〔長崎版〕

401とはずがたり:2009/04/27(月) 01:01:43
長洲町長選、中逸氏が初当選
2009年04月26日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090426006.shtml

 任期満了に伴う長洲町長選は二十六日、投開票があり、元熊本市課長の中逸博光氏(54)が、元町議で会社役員の福永栄助氏(59)=ともに無所属新人=を破り、初当選した。

 投票率は71・78%で、前回を7・87ポイント上回った。

 町は二〇〇七年度決算で下水道事業の累積赤字が約二十億円に上るなど財政が厳しく、一四年度までに下水道赤字を解消する町緊急行財政行動計画などが争点となった。

 中逸氏は、同計画を「前倒しも視野に入れ、着実に遂行する」と強調。「情報公開を進め、開かれた町政を目指したい」と訴えた。地元選出の国会議員や県議、多数の町議の支援も取り付け、手堅く票をまとめた。

 当選後、中逸氏は「長洲町を再生することは、いばらの道かもしれないが、夢と希望と活力あふれる町にすることが私の使命だ」と抱負を語った。

 福永氏は、赤字の解消時期を四年先にし、「浮いた財源を子育て支援などに充てる」と主張。勇退する橋本孝明町長の支援も得たが、出遅れが響いた。

 当日有権者数は一万三千八百九十二人(男六千五百七十五人、女七千三百十七人)。(宮崎祥一郎)

◇長洲町長選開票結果
(選管最終)
当5,627 中逸博光54無新
  4,216 福永栄助59無新

402とはずがたり:2009/04/30(木) 09:20:54
>>366

偽投票用紙事件、北九州市議選の元候補を逮捕 詐欺容疑
http://www.asahi.com/national/update/0429/SEB200904290006.html
2009年4月30日3時9分

 2月の北九州市議選で偽の投票用紙66枚が見つかった事件で、福岡県警は29日、小倉北区から立候補して落選した建設会社代表山田国義容疑者(73)=同区井堀1丁目=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。県警によると、「知りません」と容疑を否認しているという。山田容疑者は85年から市議選に7回立候補したが、いずれも落選。今回は646票差の次点だった。

 また県警は同日、すでに詐欺容疑で逮捕していた山村速人(33)、桑野隆平(27)、涌波正登(25)、土生賢太郎(33)、古口信太郎(25)の容疑者5人を、別の詐欺容疑で再逮捕した。いずれも容疑を認めているという。

 捜査2課などによると、山田、山村の両容疑者は今年1月下旬〜2月1日、桑野容疑者らと共謀し、小倉南区役所の期日前投票所などで、偽の用紙を入れて正規用紙計4枚をだまし取った疑いがある。

 捜査関係者によると、山村容疑者は山田容疑者の支援者で、調べに対し、「山田氏から偽の用紙と現金を受け取り、不正を指示された」などと供述。山村容疑者が中心となって40枚前後の正規用紙を集め、山田容疑者に渡した疑いがあるという。集まった正規用紙は別のグループに渡り、小倉北区で山田容疑者への投票に使われた可能性が高い。

 正規の用紙1枚につき5千円の報酬があったことや、1人5千円で山田容疑者への投票を呼びかけていたという内容の供述をしている容疑者もいるという。県警は、公職選挙法違反(買収、被買収)容疑も視野に調べる。

 山田容疑者は前回05年の市議選では、135票差で次点。今回の票のすり替えについて、山田容疑者は28日までの朝日新聞の取材に、「指示していないし、知らなかった」と関与を否定していた。

 福岡地検小倉支部はこの日、すでに逮捕されていた6人のうち1人を処分保留のまま釈放した。

403千葉9区:2009/05/05(火) 10:30:16
>>366>>402とか 当然だろうに・・・
http://www.asahi.com/politics/update/0501/SEB200905010002.html
「選挙事務、候補者の親類は制限」 北九州市長
2009年5月1日12時11分
 北九州市議選の偽投票用紙事件で同市職員が詐欺容疑で逮捕されたことを受け、北橋健治市長は1日、記者会見を開き、「選挙の公正さを根底から揺るがす行為で極めて悪質。市民に多大な迷惑をかけた」と謝罪。候補者の親類などを選挙事務に従事させないようにするなど、不正防止策の検討を始めたことを明らかにした。福岡県警は同日、職員が勤務していた市福利課を家宅捜索した。

 この事件では、小倉北区から立候補して落選した山田国義容疑者(73)の長男で、北九州市職員の山田正一容疑者(51)が30日、逮捕された。

 市選管などによると、正一容疑者は今回の市議選で投開票に関する選挙事務には加わっていなかったが、05〜07年の市議選や衆・参院選、市長選などでは、八幡西区内の投票所1カ所の管理責任者を務めたという。国義容疑者が立候補した小倉北区ではなかったものの、「市職員が不正にかかわるような事態は想定外だった」ため、これまでは具体的な対策は講じていなかったという。

404千葉9区:2009/05/05(火) 10:41:36
>>65>>365
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090429ddlk45040622000c.html
前自民県連会長の選挙違反:最高裁、上告棄却 川添氏「政治活動は続ける」 /宮崎
 ◇宮崎市合併で再出馬か
 07年県議選の公選法違反事件で最高裁は28日、川添博県議(無所属の会)の上告を棄却する決定を出し、当選無効が確定した。川添氏が選出された宮崎市選挙区(定数10)は1人欠員となる。川添氏は「多くの県民にご迷惑をお掛けしたことを心からおわび申し上げます。信頼回復のため誠実に政治活動を続けたい」と話している。

 宮崎市は来年3月、清武町と合併予定。公選法は5年間、同一選挙区からの立候補を禁じているが、新宮崎市は新たな選挙区として扱われ、制限を受けない。このため川添氏は次期県議選に再び立候補する可能性がある。

 合併特例法は合併前の選挙区に基づく選挙も認めている。しかし、川添氏は今月、判決が確定しても立候補が妨げられない選挙区設定を自民党会派の中村幸一会長(当時)に求めて「確約書」を交わしていたことが発覚。自民党が推進する議員定数・選挙区の削減条例改正案の採決前だったため、他会派から「密約」と批判された。【石田宗久】

405千葉9区:2009/05/08(金) 23:54:48
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000905080002

錦江町長選 無効異議申請
2009年05月08日

 4月19日に投開票された錦江町長選をめぐり、同町の養鶏業、基(もとい)岸澄さん(61)が7日、町内の高齢者福祉施設での不在者投票の執行方法に問題があったなどとして、町選管に選挙無効の異議を申し出た。町選管は公選法の規定に基づき30日以内をめどに認容か棄却を決定し、結果を通知する。
 基さんの申し出によると、4月16日に同施設であった不在者投票では、「施設長が入所者本人の意思を確認せず投票用紙を選管に請求し投票させた疑いがあり、自分で書ける入所者がいたにもかかわらず、すべて代理投票だった」などとしている。
 町選管は、同施設に事実確認をする作業に入った。同施設によると、4月16日当日の入所者はショートステイ利用者も含め83人で、投票者数は58人。施設長は朝日新聞の取材に対し「(同時に行われた)町議選の不在者投票もあり気を使い、規定に従い適正に行った」と話した。
 同町長選は現職の野元良一氏(60)と元町議の新顔、楠元忠洋氏(61)の争いになり、野元氏が5票差で再選を果たした。基氏は楠元氏を後援会長として支えた。



http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090421ddlk46010757000c.html
選挙:錦江町長選/錦江町議選 市長選、野元氏が再選果たす /鹿児島
 ◇5票差で新人破る
 19日、投票された任期満了に伴う錦江町長選は、深夜に及ぶ開票の結果、無所属現職、野元良一氏(60)が5票差で新人を破り、再選を果たした。また、さつま、錦江、南大隅の3町議選も20日未明までに開票が終わり、新議員が出そろった。

 錦江町長選は、現職の野元良一氏(60)=無所属=が、新人で元町議の楠元忠洋氏(61)=同=を、わずか5票差で破り、再選を果たした。

 野元氏は、きん差での勝利を「政策や実績がきちんと町民に伝わっていなかった」と分析。「住民対話を積極的に行い、私の目指す町の将来像を理解してもらうよう努力したい」と話した。

 一方、楠元氏は「町政を変えるチャンスだったが、残念。(野元さんは)これだけの批判票を反省材料にしてほしい」と述べた。【新開良一】

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 ◆錦江町長選確定得票

当 3,548 野元良一 60 無現

  3,543 楠元忠洋 61 無新

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野元良一(のもと・りょういち) 60 無現(2)

 町長[歴]旧大根占町議・収入役・町長▽県畜産講習所

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406千葉9区:2009/05/13(水) 21:56:20
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000905130003
町議方火災 見えぬ背景、議会は静観
2009年05月13日

 川南町議会議員、今井伸二さん(62)方の倉庫2棟が全焼した火災から13日で1週間。県警は現場に火の気がないことなどから放火事件とみている。今井さん宅には「脅迫状」とみられる郵便も届いており、県警は関連も捜査。周辺では「議員活動に対する嫌がらせなのか」との憶測も呼んでいるが、犯行の動機は見えず、議会側も静観せざるを得ない状況だ。(今村優莉)


 高鍋署などによると、約15メートル離れた2棟の倉庫がほぼ同時に出火したのは6日午前2時半ごろ。建物はあっという間に炎に包まれ、母屋で寝ていた今井さんは「ただただ、ぼうぜんと見ているだけだった」。


 今井さんの周辺では今月に入り、不審な出来事が続いていた。3日には1日付消印の封書が自宅に届き、中にはA4用紙の1枚に「じゃまするな」とだけ書かれていた。「震えるような字」だったと今井さん。翌4日に同署に相談した。


 さらに、自宅駐車場にとめていた軽乗用車が車上荒らしの被害に遭った。4日夕方に車を使いカギをかけずにいたところ、議会用の資料などが盗まれていたという。


 そんな矢先に起きたのが、今回の火災だった。


 事件後、ある町議は今まで開けっ放しにしていた、古新聞などを置いた車庫のシャッターを夜は必ず閉めるようにした。「こんな事件がうちには起こらないだろうと思いつつ、用心するに越したことはないから」


 別の町議は、警察から「脅迫文や嫌がらせを受けていないか」と聞かれ、「気をつけるように」などと言われたと明かす。町議は「議員活動をしている以上、人の反感を買うことがあるかもしれない」と考える一方、家族からは「『水利事業』については議会であまり言わないでと促された」と声を潜める。


 「水利事業」とは、同町で建設が進む農業用「切原(きり・ばる)ダム」から同町と都農、高鍋3町の計1580ヘクタール(約1600戸)の農地に水をひく畑かん事業のことだ。国と県による総事業費390億円の大規模事業だが、一部農家から「事業の同意の取り方が不適切」「将来の受益者負担金が明らかになっていない」など反対表明が相次いでいる。


 今井さんは町議会でこの事業のことを盛んに質問。「農家に対し、適正な手順と手続きをとるべきだ」などと主張していたという。


 ただ、現段階で「脅迫状」の目的や「放火」の犯行動機などはわかっていない。


 定数15の町議会で同事業に反対したり、慎重論を唱えたりしていたのは、今井さん以外にも複数いる。町幹部の一人は「事件と事業に関係があれば、ほかの議員や反対運動を続ける農家にも脅迫めいたアクションがあるはずだ」。町議の多くも「事件の背景がはっきりしない」と口をそろえる。


 今井さんは「議員活動に対する妨害」と受け止め、議会内にはそれが事実ならば何らかの声明を出すべきではとの声もあるが、現状では「警察の捜査結果を見ないことには態度を決めかねる」(川越忠明議長)との立場だ。

407千葉9区:2009/05/16(土) 14:15:52
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090516/crm0905161301013-n1.htm
【衝撃事件の核心】市長派が分裂?の急展開…「ブログ選挙」がもたらす破壊とカオスの現場 (1/5ページ)
2009.5.16 13:00
 自身のブログで物議を醸してきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、議会から4月に2度目の不信任決議を突き付けられ、職を追われた。次の舞台は5月末の出直し市長選。反竹原派議員らが推す対抗馬との事実上の一騎打ちとなる見通しで、「竹原」VS「反竹原」のバトルもついに最終章を迎える。選挙戦は早くも過熱し、竹原氏がブログに書き込んだ支援団体との“分裂劇”がさまざまな憶測を呼ぶ事態にも。地方の首長が仕掛けた「ブログ選挙」の総決算。“実験台”となった格好の地元に、果たして何が残るのだろうか。(花房壮)


 

支援団体の幹部をブログで名指しして…


 「(竹原前市長の)ブログの書き込みを読んだ支援者が、最近心配して『市長選は大丈夫か』とよく声をかけてくるんですよ」

 市長に就任した昨年8月末以降、竹原氏が掲げる市職員の給与カットなどの財政改革を応援してきた政治団体「阿想会」関係者は、竹原氏のブログ「阿久根時事報」の内容に、少し困惑している。

 その記述は4月30日付。阿想会幹部2人を名指した上で、こう書き込まれている。

 《両氏には『竹原を改革する』という意図があるということだ。私は両氏の『竹原改革』を受け入れるつもりはない。説明のできない意図を隠しての応援はお断りする》

 5月1日付にも、別のブログに投稿された阿想会幹部2人と竹原氏の“やりとり”が紹介されている。

 《まわり(仲間)をもっと大事にしろ》

 《私は、私です。皆さん好きにやってもらって結構です》

 《ここまできて投げ出す気? 情けない》

 こうしたブログを目にした竹原氏の支援者の一部が、5月31日投開票の出直し市長選を前に、竹原氏と阿想会との間で内部分裂が生じている−と認識したようだ。

 いったい何があったのか。

 「ブログ上で、市議らへの激しい個人攻撃をやめるよう忠告したことはあるが、それは別に『竹原改革』というような意味ではなかったんだが…」

 名指しされた阿想会幹部は声を落としながら、こう続けた。

 「市議や市役所を批判することはあっても、仲間に矛先を向けたことは1度もなかった。5月1日付の会話内容も全くのデタラメで、なぜブログで紹介したのか理由がわからない」

 一方、内部分裂を示唆する記述について、竹原氏は産経新聞の取材に「改革について目指す方向が違ったということだろう。阿想会はもともと私個人の応援団でもないし…」とあいまいに答えた。

 こうした状況に、竹原信一後援会幹部は陣営の団結ぶりをこう強調する。

 「改革や政策について多少、考え方が違っても、それはよくあること。全く問題ない」


 

「怪文書」も出回るデッドヒートの市長選


 一方、ライバル側はどうみているのか。

 「はっきり言って、パフォーマンスだろう。陣営内が分裂しているように見せかけて、実はこちらを油断させようという戦術ではないか」

 反竹原派議員などが応援する国土交通省OBの田中勇一氏(56)の陣営。関係者の1人は竹原陣営の“分裂劇”を奇策ととらえ、警戒心を強めている。

 「失職するまでの8カ月余りの期間は、予想外のことばかり起きている。今回の市長選でもどんな作戦に打って出てくるか予想できない」

 こんな不安を口にする関係者もいるが、確かに8カ月余りの竹原市政は、人口約2万4000人の静かな港町にとって、激動そのものだったに違いない。

 昨年8月末の市長就任以降、竹原氏と議会は市職員幹部人事や議員定数削減などをめぐって激しく対立。今年1月には竹原氏が自身のブログ上で《辞めてもらいたい議員は?》と全市議の実名を並べて不人気投票を呼びかけ、それが引き金となって議会が1回目の不信任決議を可決した。

 地方自治法に従い、自らの失職と議会解散の二者択一を迫られた竹原氏は後者を選択。だが、3月の出直し市議選では反竹原派議員が過半数を握り、4月17日の臨時議会で2度目の不信任決議を可決し、竹原氏は地方自治法に基づいて市長職を追われた。

408千葉9区:2009/05/16(土) 14:16:37
 では、出直し市長選の下馬評はどうか。

 「市議選では竹原派の当選者は定数16のうち5人だけだったが、当選順では上位5番までを占め、合計得票数も約5300票に及んだ。反竹原派の計約7000票には届かなかったが、直接対決となる市長選ではさらに接戦になるのではないか」

 議会関係者は、市長選の得票数が拮抗(きっこう)する可能性が高いと分析している。

 竹原氏はそんな緊迫した状況の中で、相手陣営の“やる気”をそぐために、自陣営の分裂劇をブログ上で演出したのだろうか。

 当の本人に質問をぶつけると、「まったくそんな意図はない」と否定したが、議会関係者は「本心では何を考えているか読めないところがある」と、なおも懐疑的だ。

 一方、地元では竹原氏と女性の“関係”がつづられた出所不明の文書が一部で出回るなど、選挙時期ならではの情報戦もすでに始まっているようだ。

 文書の内容について、竹原氏は取材に「どこまでも小説の話」としている。


 

権力闘争の行く末は…


 混乱が続く阿久根市だが、出直し市長選の結果によって、「竹原」vs「反竹原」の泥仕合にも終止符が打たれることになりそうだ。

 竹原氏が再選された場合、地方自治法の規定で、不信任決議の成立には「議員の3分の2以上が出席し、4分の3以上の賛成」が必要となる。阿久根市の全市議16人が出席すれば12人以上の賛成が必要だが、反竹原派は現在10人しかいない。中立派の1人が加わっても条件を満たすことはできない。つまり、3度目の不信任決議は封印されることになる。

 「再選後も反竹原派が過半数を握る議会での“ねじれ状態”は解消されないが、反竹原派も反対ばかりしていると市民から見放されるリスクもあるため、ある程度は歩み寄る姿勢を見せるのではないか」

 議会関係者は、反竹原派との関係が正常に向かう可能性を指摘するのだ。

 一方、竹原氏は落選した場合について、「そのときにまた考える」としているが、地元関係者は「市長の座にそれほど未練もないようなので、もう出馬しないのではないか」と、“政界引退”のシナリオにも言及する。

 阿久根市では出直し市長選後に再び平穏なときが戻るのかもしれないが、一方で「ブログ選挙」がもたらした“傷痕”は決して小さくない。

 「時の権力者がブログという武器を選挙戦に利用した場合、すさまじい破壊力を持つことがよくわかった」

 地元関係者が指摘する具体的なケースは、出直し市議選前の2月下旬に公開した市職員全員の1円単位での給与明細だった。年収700万円以上の職員が半数を占める実態を暴露したものだったが、市役所には抗議の電話が鳴りっぱなしで、3日間ほど仕事にならなかったという。

 「いま思えば、あれがターニングポイントとなり、出直し市議選で竹原派議員の躍進につながったのだろう」

 一方、地元ではこんな意識の変化も出てきているという。

 「出直し市議選の後から特に、他人を見るときに、市長派か反市長派かということを意識する人が増えている。ギスギスして重苦しい雰囲気だ」

 商工関係者は嫌悪感を口にし、こう吐き捨てた。

 「議会でも冷静に政策を議論する空気はない。感情的な対立がどんどん強まっているだけだ。阿久根はどこに行こうとしているのかまったく分からなくなった」

 地方都市で展開されたブログ選挙をめぐるドタバタ劇。地元にもたらされたのは、いまのところ破壊や混乱、混沌(こんとん)といった負のキーワードばかりのように見えるのだが…。

 出直し市長選は24日に告示され、現在、竹原氏ら3人が立候補を予定している。

409千葉9区:2009/05/18(月) 22:59:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/96231
チラシ飛び交い、連日集会 阿久根 前哨戦過熱 出直し市長選告示まで1週間
2009年5月18日 01:30
 「竹原氏で改革を」「竹原氏では阿久根がだめになる」‐。鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(50)が不信任決議を2度受け、失職したことに伴う出直し市長選の24日告示まであと1週間に迫った。前哨戦から過熱。竹原氏の市政運営の是非を最大争点に、批判と支持のチラシが飛び交い、ミニ集会も連日のように開催されている。 (川内支局・上野和重)

 立候補予定者は今のところ、竹原氏と反竹原氏の元国土交通省職員田中勇一氏(56)、金物店経営砂畑実氏(79)の3氏。

 竹原氏は昨年9月の就任当初からインターネット上のブログ(日記風サイト)で市議会批判を展開。これに議会が反発して市長不信任案を可決。市長は議会の解散を選択したものの、出直し市議選後、再び不信任案が可決されて失職…。混乱続きの市政に困惑している有権者も少なくない。

 市長選に向けた竹原氏の最大公約は「市役所人件費の削減」。2月に市職員給与を1円単位まで公開。年収700万円以上の職員が半数以上を占める現実には、市民の声も賛否が分かれた。

 竹原氏は「職員給与は議会で決めるが、市役所も議会も職員組合に乗っ取られている」と公言。バイクに乗って「私の改革ができれば行政サービスは劇的に向上する」と訴えるチラシを配って回っている。

 これに対し、田中氏の集会では、応援する市議たちが「竹原氏では公平公正な市政は期待できない」と声を高めている。後援会は竹原氏の市政運営を「ルール無視」と批判するチラシを市内全域に配った。田中氏は、市長選を「良識が問われる戦い」と位置付け「食や自然など阿久根の財産を活用し再生を図る」と主張。職員の人件費問題については、市を会社に例えて「社長が従業員の職員の給料をはぎ取ろうとしている」と批判している。

 市長選に3度目の挑戦となる砂畑氏は、竹原氏派と反竹原氏派の双方を批判し「民間経営者の感覚で混乱する市政を立て直す」と訴えている。

410千葉9区:2009/05/21(木) 00:17:13
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000905190002
混迷阿久根市政/それぞれの市長選
2009年05月20日

 出直し市長選の告示日(24日)が迫ってきた阿久根市。新顔の一人は知名度を上げようと精力的に動き回り、ネットやブログで全国的に名が知れ渡った前職はミニ集会を重ねて市民への浸透を図る。選挙には3人が名乗りを上げており、事前活動は三者三様のスタイルだ。(三輪千尋)
 「おはようございます」「いってらっしゃい」。19日午前7時半すぎ。通勤、通学で人や車が行き交う阿久根駅近くの橋に田中勇一氏(56)と支援者の姿があった。
 田中氏は川内川河川事務所の前副所長で、市長選に初めて立候補する。市特産品をアピールする「アクネ ウマイネ 自然ダネ」の文字を背中にあしらった黄色いポロシャツ姿に、胸には大きな名札。「がんばろう 阿久根」と書いたのぼり旗を手にし、道行く人に手を振り続けた。
 大型連休前から立ち続け、「あれが田中というやつか、と徐々に認識されてきた」と手応えを感じ始めている。
 田中氏陣営は、昨年8月の市長選で初当選し「ブログ市長」として有名になった前職の竹原信一氏(50)に対し、いかに知名度を上げるかが課題だ。朝の街頭活動の後は市内各地を回る。16日には総決起集会を開き、約1200人を集めた。
 一方の竹原氏陣営は地道な活動に徹する。活動の中心はミニ集会だ。「毎日が決起集会みたいなもの」と須崎和馬後援会長。後援会の男性(80)も「竹原陣営は庶民の集まり。一人ひとりの『阿久根を変えよう』という強い思いで活動をしている」と話した。
 大型連休明けから市内各地の公民館などでミニ集会「竹原前市長と語る会」を連日開催。自らバイクに乗って市内を回り、集会を知らせるチラシを配っている。
 ミニ集会には竹原氏の政治理念を支持する政治団体「阿想会」の市議も参加。阿想会の石沢正彰議員によると、竹原氏の訴えの中心は市役所職員の人件費削減についての話だという。石沢議員は「竹原氏は阿久根の将来のビジョンや夢を語らない、という人もいるが、夢をかなえる前にやるべきことがある、ということを説明している」と援護する。
 立候補の意思を示した同市内の金物店経営、砂畑実氏(79)に特別な活動は見られない。告示日以降に選挙カーで市内を回り、選挙運動をすると説明する。

411千葉9区:2009/05/21(木) 21:11:39
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090521ddlk42070394000c.html
島じま:ため息 /長崎
 民主党の新執行部人事が決まった。これで自民、民主の2大政党の体制が整った。さあ衆院選−−と、各地で選挙ムードが再び盛り上がってきたようだが、県政界はそうはいかない。その前に、2年に1度の県議会議長選のハードルを越えなければならないためだ。

 ハードルを高くしているのは、最大会派の自民・県民会議のお家事情。主流派(13人)と非主流派(11人)が対立し、県連幹事長人事では会派分裂寸前の大もめとなったため、「議長選もすんなりとはいかない」との見方が支配的だ。

 今年、九州に巡ってくる全国議長会長ポスト就任を大義名分に三好徳明議長を続投させる案も出たが、18日の九州議長会で三好議長は会長に推薦されず、案は流れた。「しこりが残らなければいいが」。県庁周辺でため息をつく人は次第に増えているようだ。【阿部義正】

〔長崎版〕

毎日新聞 2009年5月21日 地方版

412千葉9区:2009/05/24(日) 20:09:12
>>14>>22
馬鹿か?
http://www.data-max.co.jp/2009/05/21_090000.html
政治家失格!八女市長のデタラメ収支報告 再訂正へ
[混乱する八女市政]
2009年05月21日 09:00 更新

 三田村統之八女市長が初当選した昨年11月の八女市長選挙で、三田村陣営が八女市選管に提出した「選挙運動費用収支報告書」に、事前運動と見られる施設使用料の支出など多数の間違いが見つかり訂正に追い込まれた問題に、さらなる問題点が判明した。三田村陣営の出納責任者は再訂正すると話しているが、政治家の基本が守られていなかったことに批判が出ている。

 三田村陣営は、八女市長選挙の告示日である08年11月9日以前に、公民館など複数の施設で集会を開いていたが、この時の使用料を選挙運動費用として計上していた。今月11日、データマックス取材班が八女市選管に対し「公選法違反ではないか」として見解を求めていたところ、18日になって三田村陣営が施設使用料など一部分を削除・訂正していた。
 20日、三田村陣営の出納責任者に確認したところ、訂正の事実は認めたが「出馬のための事前準備だった」として、市選管による訂正理由とは違う話に終始した。
この折、疑問点の一つだった電気代・水道代・ガス代についての支出がないのはなぜか、と聞いたところ「水道は使っていない。明るかったので電気は必要なかった」と明言。市長選の時期に選挙取材で八女市に入った記者が、夜、三田村選挙事務所の室内が明るかったことを確認していた、として追及したところ「それなら訂正しましょう」と言い出した。
 「選挙運動費用の会計帳簿はある」と主張しているが、収支報告書の杜撰さからは到底まともな帳簿があるとは思えない。帳簿の確認を求めたことについては三田村市長と相談するとしているが、同日夜まで出納責任者からの連絡はなかった。

 選挙は政治家のスタート地点である。自らの選挙運動の収支報告書について、きちんとチェックができない人間に、自治体の経営ができるとは思えない。光熱水費の支出を必要としない選挙事務所があるとは思えないが、問題が明らかとなった以上、三田村市長自身が自らの選挙運動費用について見直すべきだろう。できなければ政治家失格である。念のため付け加えておくが、三田村市長の選挙運動費用収支報告書の疑問点はまだまだある。デタラメな収支報告書が許されることはない。

http://www.data-max.co.jp/2009/05/post_5638.html
「水も電気も使っていない」市長陣営のビックリ選挙(八女市)
[混乱する八女市政]
2009年05月22日 11:28 更新

 「あそこ(選挙事務所)は水が悪いから水道は使わなかった。水道でない水を買った」
「選挙事務所では、電気は使わなかった」
平成の時代とは思えない言い訳の数々に、唖然とさせられてしまった。
 
 昨年11月に初当選した三田村統之八女市長陣営に事前運動の疑いが浮上、「選挙運動費用収支報告書」の大幅訂正に追い込まれた。同報告書の記載からその事実をつかんだデータマックスの指摘を受けてのものである。
 報告書には告示前の「県政報告会」に係る会場費の費用を「選挙運動費用」として記載していたほか、政治活動での郵便代やその他の支出も「選挙費用」とされていた。訂正されたのは会場費と郵便代のみであり訂正不十分な状態が続いているが、昨日報じたように三田村市長の報告書には「光熱水費」が含まれていなかった。冒頭の仰天言い訳は、その点を出納責任者に追及した時のものである。

 飲料水としての使用はさておき、水も電気も使わずに11月の選挙が乗り切れるはずがない。選挙期間中、三田村市長の選挙事務所が明るかったのは記者も確認しており、出納責任者の話は明らかな嘘。記者のさらなる追及に「そういうことなら、追加しときましょ」。
これでは有権者をバカにしているとしか思えない。さらに、三田村市長は自分の政治資金の管理についてノーチェックだったことになる。

 自分の選挙運動費用の収支もチェックできない人物が、どうして自治体の経営ができるのだろう。八女市町村会館工事をめぐる入札疑惑騒動は、市長の資質と無関係ではなさそうだ。

413千葉9区:2009/05/28(木) 21:47:23
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20090528-OYS1T00278.htm
阿久根市長選でまたブログ、市議が支援候補の訴え掲載

 阿久根市の出直し市長選で、同市の市議が27日、自身のブログ(日記形式のホームページ)に支援する候補者の訴えなどを書き込んだ。市選挙管理委員会は法定外の文書や図画の頒布を禁じた公職選挙法に抵触する恐れがあるとして、市議に記述の削除を要請し、市議は同日、削除した。

 市議は27日付でブログを更新し、候補者の陣営が作成した法定ビラの内容を書き写す形で、候補者の氏名や訴えなどを掲載した。同法では選挙期間中の法定外の文書、図画の頒布や掲示を禁止している。総務省選挙課もブログを閲覧するためのパソコン画面が法定外の文書図画に当たるとの解釈だが、ブログ更新に関する明確な規定はないのが実情だ。

 市議は27日、読売新聞の取材に対し、「ブログは見たい人が見るものだから選挙違反とは思わないが、要請を受けたので削除した」と話した。

(2009年5月28日 読売新聞)

414千葉9区:2009/05/30(土) 00:02:28
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090529ddlk46010671000c.html
選挙:阿久根市長選 出直し選、終盤戦さらに過熱 ミニ集会や街頭演説 /鹿児島
 阿久根市の出直し市長選は、31日の投票に向け、終盤戦に入った。前職の竹原信一氏(50)と、新人で元国交省職員の田中勇一氏(56)による一騎打ち。両陣営は市内各所を選挙カーで回り、ミニ集会や街頭演説で主張を訴えるなど、激しい選挙戦を展開している。【馬場茂】

 ■竹原氏

 「公務員は制度に守られ、高い給与をもらっている」

 市職員の給与・退職金批判を展開する竹原氏。26日、大漉公民館でのミニ集会でも熱弁をふるった。「自治労に、市役所も議会も乗っ取られている」と、矛先は市職員労組にも向く。「これまでは改革でした。選挙に勝ったら『革命』をやります」と訴える。

 陣営は、議会批判も欠かさない。ミニ集会の最後には、支援者の一部が、不信任決議案を提案した反市長派4市議のリコールを呼び掛ける場面も。

 応援演説に回る市議は「市民にも、議会と市職員への不満が根強いと感じる」と話す。

 ■田中氏

 「改革とは何かをぶち壊すのでなく、是は是、非は非として改善すること。将来のビジョンが必要だ」

 田中氏は27日夜、三つの集会を駆け足で回った。北部の寺山公民館では「市を会社に例えたら、今は社長が従業員の悪口を言うばかり。こんなことではいけない」と、前市長を批判。農林漁業振興や教育施設の充実、子育て支援など公約に掲げた政策も語る。

 「ゼロからの出発で、これまで名前を知ってもらうのが精いっぱいだった。日に日に浸透して来た」と、陣営の市議。「相手との違いを出すため、政策を前面に出す作戦に移した」と明かした。

 ◇期日前投票、3日間で983人
 阿久根市選挙管理委員会によると、出直し市長選(31日投開票)の期日前投票は27日までの3日間で983人となり、期日前投票率は4・87%。昨年8月の前回市長選の2・66%、3月市議選3・31%(いずれも3日間累計)を上回った。

 期日前投票は、初日の25日が255人。3月の出直し市議選時のほぼ倍と出足は好調だった。その後、26日282人▽27日446人−−と、尻上がりに増えている。

 期日前投票は午前8時半から午後8時まで、市役所公用車管理事務所で。30日まで。

 ◇毎日新聞社が候補者アンケート
 出直し阿久根市長選で、毎日新聞社は、前職の竹原信一氏(50)と新人の田中勇一氏(56)=ともに無所属=に対し、候補者アンケートを実施した。(竹原氏からは回答を頂けなかったため、田中氏の回答のみ掲載します。)

 【質問】

(1)市議会の議員定数は何人が望ましいか?

(2)議員日当制についてどう考えるか?

(3)昨秋以来の市政の混乱の原因は誰にあるか?

(4)市の人件費削減は必要か?

(5)市独自の雇用対策は必要か?

 【田中氏の回答】

(※カッコ内は理由、方策など)

(1)現状のまま(改善の必要性については検討していく)

(2)反対(日常における議員活動も不可欠)

(3)市長(改革の必要性は認めるが、公平性、透明性、説明性が欠如している)

(4)思う(旅費の日当など、民間目線での見直しは必要)

(5)思う(再就職活動期を補完する行政対応は必要)

415千葉9区:2009/05/31(日) 01:05:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/99017
「改革」か「再生」か 市二分し激戦 鹿児島・出直し阿久根市長選31日投票 現地報告
2009年5月30日 01:23 カテゴリー:九州・山口 > 鹿児島
 改革か再生か‐。31日に投票を迎える鹿児島県阿久根市の出直し市長選。前市長の竹原信一氏(50)=無所属=と元国土交通省職員の田中勇一氏(56)=無所属=が激しい舌戦で、市を二分する選挙戦を繰り広げている。昨年9月の竹原氏の市長就任から市議会との対立が続き、混迷を深めた市政。市民は「改革」を旗頭にする竹原氏を支持するのか、新リーダーとして田中氏の下で地域再生を進めるのか。激戦の現場から報告する。 (川内支局・上野和重)

 26日、同市大漉(おおすき)地区であった竹原氏の個人演説会。「住民至上主義革命を起こす」と、竹原氏は「革命」という刺激的な言葉を使い、話の大半を公務員批判に費やした。「市職員は給料も年金も高い。公務員は1つの身分であり、階級社会となっているのが現実だ」などと訴え、「市職員の『下僕』となっている市民に主権を取り戻す」と締めくくった。

 約20人の市民のほとんどは竹原氏支持。熱を帯びた会場の雰囲気を代表するかのように男性が声を張り上げた。「明治維新の時も廃藩置県や廃刀令など過激と言われることをやった。竹原さんの方向は間違っていない」

 「改革は必要だが、もっと着実に進めてはどうか」と慎重な市政運営を求める意見も出た。しかし、竹原氏は「市職員給与の改革が遅れるほど、市民の生活改善は進まない」と反論。逆に改革に向けた姿勢を強調する場を竹原氏に提供する結果となった。

   ◇   ◇

 午前8時すぎ、田中氏は阿久根漁港で水揚げ作業をする漁師に名前を売り込んだ。傍らには昨年市長を引退した斉藤洋三氏の姿。昨年8月の前回市長選で目立った動きを見せなかった斉藤氏は「私にも市政混迷の責任がある。田中さんなら立て直せる」と言い、自ら選挙カーのマイクを握る。

 田中氏の個人演説会。壇上に立った弁士は「改革というが重箱の隅をつついているだけ」などと公務員改革の主張を繰り返す竹原氏を批判した。田中氏は「改革の先にビジョンがなければ単なる破壊だ」と呼応し、「市民に寄り添って政策を進める」と、竹原氏との手法の違いも披露。しかし、それ以上、相手候補のことには踏み込まない。

 むしろ論点を振興策に絞る。過疎化と経済の地盤沈下に苦しむ人口約2万4000人の市。田中氏は「サービス日本一の役所にする。農水産物のトップセールスで、1次産業を元気づける」などと街の再生策を強調する。

   ◇   ◇

 同市赤瀬川の主婦(58)は「阿久根で公務員給与が変われば、全国でもそういう流れになる。自分を捨てて、街を変えてくれる人だ」と竹原氏に期待。同市新町の主婦(67)は「国、県とのパイプを生かし、まちを元気にする政策が期待できる」と田中氏を支持する。

 一方で、両氏の集会に参加した同市西目の男性(76)は「阿久根は何カ月も停滞している。新市長が決まれば、みんなでいい方向に向かってほしい」と祈るように話す。

 「選挙の話はできない」という市民も多く、市を二分する激戦が、市民間に対立や感情のもつれをもたらしているようにもみえる。過熱しながらも、争点がかみ合わない選挙戦。市民は31日に、どんな判断を下すのだろうか。

=2009/05/30付 西日本新聞朝刊=

416千葉9区:2009/05/31(日) 10:20:49
http://www.asahi.com/politics/update/0529/SEB200905290036.html
「厚遇批判」肩身狭い市職員 鹿児島・阿久根市長選(1/2ページ)
2009年5月31日1時17分

 鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、市職員が肩身の狭い思いをしている。前職の竹原信一氏(50)が「市役所改革」を掲げ、職員批判を繰り広げているためだ。

 竹原氏は告示後、新聞に折り込んだ選挙運動用ビラ「住民至上主義革命」の中で、市役所職員と市民に「官民格差」があるとして、「年収700万円以上の職員が54%というのは我慢の限度を超えている。3千万円にもなる高額退職金もひどすぎる」と指摘した。「職員は貴族、市民が下僕。下僕扱いされている市民が主権を取る事、これは革命」とも記し、民間から能力重視の職員採用をするなど「市役所の構造改革」を図ると宣言している。

 職員批判は現職時から。2月には市のホームページで07年度の消防をのぞく職員268人の年収を1円単位で公開し、「経営という観点から市役所人件費を見ればめちゃくちゃだ」と攻撃してもいた。

 基幹産業の漁業や商店街の不振、隣接する出水(いずみ)市からの大手メーカーの工場撤退などで疲弊している市に、厚遇批判は大きな反響を呼んだ。市民の平均所得は年200万円程度と言われ、職員は市民の厳しい目にさらされている。

 「ボランティア活動している時でさえ、手当はいくらだと言われる」「700万円以上の職員につないで、という電話が掛かってきた」。不満を募らす職員は多く、市役所を辞める人まで出てきたという。現職時代の竹原氏の指示で庁内に張り出された07年度の各課の人件費総額を記した紙が、竹原氏の失職後すぐにはがされたこともあった。

 「職員組合VS.市民の戦い」とぶちあげる竹原氏に対抗し、市職員労働組合も「本当のところを知ってほしい」と題したチラシを告示前に4回にわたって市民に配り、「組合が勝手に勤務条件や政策は決められない」などと理解を求めてきた。ただ、選挙になってからは、「候補者であり、逆に攻撃の材料を与えかねない」などとして、表だった行動はしていないという。

 一方で、「改革の方針は間違っていない」「一番に市民のことを考えているのは間違いない」と竹原氏を評価する声もあるという。

 今回の対立について、竹原氏と一騎打ちとなった新顔の元国土交通省職員、田中勇一氏(56)は市長と市職員の関係を社長と社員に例え、「いがみ合っても何もならない。信頼関係を築くべきだ」と主張している。(三輪千尋、周防原孝司)

417名無しさん:2009/05/31(日) 23:23:01
http://mainichi.jp/select/today/news/20090601k0000m010074000c.html

ブログ市長再選ですね。

418とはずがたり:2009/05/31(日) 23:29:00
選挙:阿久根市長選 出直し選、終盤戦さらに過熱 ミニ集会や街頭演説 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090529ddlk46010671000c.html

 阿久根市の出直し市長選は、31日の投票に向け、終盤戦に入った。前職の竹原信一氏(50)と、新人で元国交省職員の田中勇一氏(56)による一騎打ち。両陣営は市内各所を選挙カーで回り、ミニ集会や街頭演説で主張を訴えるなど、激しい選挙戦を展開している。【馬場茂】

 ■竹原氏

 「公務員は制度に守られ、高い給与をもらっている」

 市職員の給与・退職金批判を展開する竹原氏。26日、大漉公民館でのミニ集会でも熱弁をふるった。「自治労に、市役所も議会も乗っ取られている」と、矛先は市職員労組にも向く。「これまでは改革でした。選挙に勝ったら『革命』をやります」と訴える。

 陣営は、議会批判も欠かさない。ミニ集会の最後には、支援者の一部が、不信任決議案を提案した反市長派4市議のリコールを呼び掛ける場面も。

 応援演説に回る市議は「市民にも、議会と市職員への不満が根強いと感じる」と話す。

 ■田中氏

 「改革とは何かをぶち壊すのでなく、是は是、非は非として改善すること。将来のビジョンが必要だ」

 田中氏は27日夜、三つの集会を駆け足で回った。北部の寺山公民館では「市を会社に例えたら、今は社長が従業員の悪口を言うばかり。こんなことではいけない」と、前市長を批判。農林漁業振興や教育施設の充実、子育て支援など公約に掲げた政策も語る。

 「ゼロからの出発で、これまで名前を知ってもらうのが精いっぱいだった。日に日に浸透して来た」と、陣営の市議。「相手との違いを出すため、政策を前面に出す作戦に移した」と明かした。
 ◇期日前投票、3日間で983人

 阿久根市選挙管理委員会によると、出直し市長選(31日投開票)の期日前投票は27日までの3日間で983人となり、期日前投票率は4・87%。昨年8月の前回市長選の2・66%、3月市議選3・31%(いずれも3日間累計)を上回った。

 期日前投票は、初日の25日が255人。3月の出直し市議選時のほぼ倍と出足は好調だった。その後、26日282人▽27日446人−−と、尻上がりに増えている。

 期日前投票は午前8時半から午後8時まで、市役所公用車管理事務所で。30日まで。
 ◇毎日新聞社が候補者アンケート

 出直し阿久根市長選で、毎日新聞社は、前職の竹原信一氏(50)と新人の田中勇一氏(56)=ともに無所属=に対し、候補者アンケートを実施した。(竹原氏からは回答を頂けなかったため、田中氏の回答のみ掲載します。)

 【質問】
(1)市議会の議員定数は何人が望ましいか?
(2)議員日当制についてどう考えるか?
(3)昨秋以来の市政の混乱の原因は誰にあるか?
(4)市の人件費削減は必要か?
(5)市独自の雇用対策は必要か?

 【田中氏の回答】
(※カッコ内は理由、方策など)
(1)現状のまま(改善の必要性については検討していく)
(2)反対(日常における議員活動も不可欠)
(3)市長(改革の必要性は認めるが、公平性、透明性、説明性が欠如している)
(4)思う(旅費の日当など、民間目線での見直しは必要)
(5)思う(再就職活動期を補完する行政対応は必要)

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

419とはずがたり:2009/05/31(日) 23:30:45
阿久根市長選:「ブログ市長」竹原氏が再選
http://mainichi.jp/select/today/news/20090601k0000m010074000c.html
2009年5月31日 21時42分 更新:5月31日 23時17分

 2度にわたる市長不信任案可決に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選が31日投開票され、ブログなどで議会や市職員を批判し「ブログ市長」と呼ばれた前市長の竹原信一氏(50)が、反竹原派の市議らが擁立した新人で元国土交通省職員の田中勇一氏(56)を破り、再選を果たした。1日の選管告示で市長に復帰する。2期目も議会攻撃などを続けるとみられ、市の混乱は今後も続きそうだ。

 竹原氏は選挙中も「仕事内容に見合わず、市民に比べて給与が高過ぎる」と市職員を批判し、争点化を図った。人件費を削減し給食費を無料化するなどと訴えた。過激な言動には批判もあったが、改革が遅れがちな議会や市職員への不満を幅広く取り込む形になった。

 これに対し、田中氏は「ビジョンなき改革は、破壊に過ぎない」と竹原氏の市政運営を批判。混乱が続く市政の正常化を訴えたが、出馬表明が今年4月と出遅れたこともあり、浸透できなかった。

 選挙中「市民が議会と市役所を監視できる環境を整備する」などと訴えた竹原氏に、反竹原市議らは反発を一層強めていた。議会は反竹原派の市議が過半数を占めており、今後も市長と議会の衝突が予想される。

 投票率は82.59%で、前回を7.09ポイント上回った。当日有権者数は1万9876人だった。【福岡静哉】

 確定得票数次の通り。

当8449 竹原 信一=無前<2>
 7887 田中 勇一=無新

 ◇「大変なことになった」肩落とす市職員

 再選を決めた竹原前市長は午後9時半すぎ、事務所で支持者に囲まれバンザイ三唱。記者団に2期目の抱負を聞かれると、笑顔は消え「市長という職が続くだけ。特別な感慨はない。責任者はあくまで市民の皆さん」と、淡々と語った。議会との関係については「これから考えます」とあっさり答えたが、市職員に対しては「自治労は阿久根から出ていってもらう」と容赦なく攻撃した。

 50代の男性職員は「大変なことになった。やりたい放題の独裁になってしまう。市政に具体的な弊害が出てからしか、選択の誤りに気づかないのだろう」と肩を落とした。

420千葉9区:2009/06/01(月) 22:10:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090601/lcl0906010130002-n1.htm
【ブログ市長】当選も立場変える市議おらず…議会との溝深く  (1/2ページ)
2009.6.1 01:27
 ブログ問題などで2度の不信任決議を受けて失職した鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(50)が、31日の同市市長選で小差で再選を果たした。「独善的」と批判された行政手法を市民が支持した格好だが、議会で主導権を握る反竹原陣営との溝は、なお深い。“ブログ市長”の行政手腕が改めて問われることになりそうだ。

 当選した竹原氏は選挙事務所に詰めかけた支持者の前で「みなさんのおかげであり、みなさんの責任です」と“竹原流”の謝意を述べた。

 竹原氏は昨年9月の市長就任以降、議員定数削減などをめぐり議会と激しく対立。今年1月にブログで《辞めてもらいたい議員は?》と不人気投票を呼びかけた。反発した議会が不信任決議を可決すると、対抗して議会を解散。しかし、出直し市議選では反竹原派議員が過半数を握り、逆に市長職を追われた。

 竹原氏は今回の選挙戦で議会側を「議論する頭もない」「反対派が何もさせてくれない」などと批判。市職員についても「給与に見合った仕事をしていない」と切って捨てた。

 対立を辞さずに改革を進めようとする姿勢が市民に受け入れられた形だが、議会で多数を占める反対派との溝は深い。市議側は「改革どころか法律無視の『革命』になりかねない」と懸念。「選挙結果によって反竹原の立場を変える市議はいない」(反竹原氏陣営)との見方は強く、今後も波乱含みとなりそうだ。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/99367
「これから革命」 阿久根市長選 竹原氏返り咲き 「市民も変わった」
2009年6月1日 01:11 カテゴリー:九州・山口 > 鹿児島
 「私の当選は市民が変わったことの表れ。これから革命を起こす」。31日に投開票された出直し鹿児島県阿久根市長選で再選を果たした竹原信一氏(50)は失職から返り咲き、市政改革への抱負をあらためて語った。

 「私がやってきていることにぶれはない。市民に本当のことを知らせて変わってもらうことだ」。常に一貫した政治姿勢を強調する。約6年前に始めた市政の問題点を指摘するチラシ配布。失職後も自らバイクに乗って配って回った。

 今回の選挙戦では「官民格差」の是正を訴え続けた。市長在任中の2月、職員給与と退職金を公開し、公務員の「厚遇ぶり」を批判。「人件費の適正化で10億円は浮く。それを給食費無料化や巡回バスの運行などに使う。取り組む順番は市民と議論していく」と語る。

 集会で「ゆるやかな改善」を求めた市民に「改革が遅れるほど、市民生活の改善は進まない」と反論し、急速さを追求する手法に理解を求めた。

 昨年8月の市長選で告示後も更新し続け、物議を醸したブログ(インターネットの日記風サイト)は、今回は更新しなかった。ただ、今後も情報発信手段として利用する考えに変わりはない。

 昨年8月の市長選で初当選し、わずか7カ月で失職に追い込まれた竹原氏。2期目の当選で、いよいよ「竹原改革」が本格化する。

■阿久根市長選得票

 (開票終了) 
 当  8,449 竹原 信一 無前
    7,887 田中 勇一 無新

=2009/06/01付 西日本新聞朝刊=

421千葉9区:2009/06/01(月) 22:16:43
http://www.asahi.com/politics/update/0601/SEB200906010003.html
職員組合の事務所「庁舎から退去を」 再選の阿久根市長
2009年6月1日13時29分

 鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、再選を果たした竹原信一市長は1日、市役所庁舎内にある市職員労働組合(落正志委員長、約200人)の事務所に早期退去を求めることを明らかにした。職員給与を高いと批判し、「市役所改革」を掲げて選挙戦を戦った竹原市長は、組合事務所については「市民の財産の目的外使用」にあたると主張していた。こうした要求は異例で、市職労は「活動に支障が出る」と困惑している。

 組合事務所の退去について、竹原市長は1日午前の初登庁後、記者団に対し「悪平等であり、市民の税金を不当に使ってしまう運動ばかりしている。背任組織だ。退去はなるべく早くやります」と述べた。退去は選挙公約にも掲げており、当選を決めた5月31日夜にも、「主権を市民から取り上げた自治労(市職労)は阿久根から出ていってもらう」と宣言していた。

 市職労は市庁舎別館の一室(約50平方メートル)を使用している。市行政財産の使用料徴収条例は「市長が公共上必要と認めれば使用料を減免できる」と規定。使用料を全額免除する契約を毎年度結んでいる。電気、水道代に関しては昨年3月までは支払っていなかったが、昨年4月から毎月1万5千円を市に支払っているという。市は今年度も利用を許可しているが、竹原氏は「代理決裁によるもの」として認めない考えを示した。

 竹原氏はブログで「自治労は税金にたかることと職員の間に悪平等をつくることしかできない組織」「長いあいだ光熱費も事務所使用料も払わず、市民の税金にたかってきた自治労事務所を市役所から追放します」と市職労(自治労)を厳しく批判していた。

 市職労のある幹部は「どこの役所にも組合の事務所はある。パスポート印紙の販売や共済事務もやっているので活動に支障が出る」と困惑しており、残すよう交渉していく考えを示した。

 全国労働組合連絡協議会の中岡基明事務局長は「確かに庁舎内に労組事務所のスペースを与えるのは便宜供与だが、どこの自治体でもやっていることで、退去要請は労組つぶし以外の何物でもない。労働組合法の不当労働行為にあたる可能性もある」と話した。

422千葉9区:2009/06/02(火) 22:05:26
http://www.data-max.co.jp/2009/06/post_5778.html
福岡市選出県議、影響力低下の声
[耳より情報]
2009年06月02日 14:15 更新

 先日明らかになった自民党福岡県連新役員の名前を見て、政界事情に詳しい人は「福岡市から出ている県議はもう力が無くなった。県政に影響力はない」とこぼしている。
 今度の県連役員で福岡市選出県議は、新宮松比古会長(博多区選出)のみだ。また最高顧問には衆議院議員5名とならび早麻清蔵県議(中央区)が入っているものの、ここは超々ベテランとして待遇されているもので、実権はないという。つまるところ役員の要職はすべて福岡市選出以外の県議で占められているということだ。
 さきごろ、人工島やコンベンションセンター建設をめぐって福岡市議の「領域」にまで県議が入り込んだ、として両者の確執が伝えられた。
 こうした現象は、市選出県議の影響力低下を物語っている、とは前出氏の言である。

423千葉9区:2009/06/05(金) 21:12:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/dokohe/do_090602.htm
<上>「年収700万円」の衝撃
 鹿児島県阿久根市の出直し市長選は、2度の不信任決議を受け失職した竹原信一市長(50)が再選を果たした。竹原氏の何が有権者を引きつけたのか。「竹原流改革」はどこへ向かうのか。

     ◇

 「社会的弱者を救うのが政治の役目。竹原さんならやってくれると1票を託しました」

 市内の20歳代の男性は1日、きっぱりと話した。

 きっかけは、竹原氏が2月に市のホームページで1円単位で公開した全職員の給与だった。「市職員の半数以上が年収700万円」に衝撃を受けた。

 収入は同居している女性と合わせ月約25万円。「こちらは休みも少なく、働きづめ。市役所の窓口対応は悪いのに、給与が高すぎる」と怒りがこみ上げた。

 国家公務員給与を100とした阿久根市職員のラスパイレス指数は94・9。県内18市の中では16番目で、公務員の中では高いとは言えない。

 だが阿久根市民の平均年収は1人当たり200万〜300万円とされる。竹原氏はこの点をとらえ、選挙戦で「高すぎる職員給与」を前面に打ち出した。出陣式では「このまちには非常に惨めな人と、金持ちの人、権力を持っている人がいる」と強調、有権者の心をとらえることに成功した。

 竹原氏に敗れた元国土交通省職員・田中勇一氏(56)には、反竹原氏派の市議らに加え、市内100の企業、団体が支援に回っていた。しかし陣営幹部は、普段は支持してくれている高齢者や若者らの票が竹原氏に流れるのを、食い止められなかったと分析。「職員の厚遇批判がボディーブローのように効いた」と振り返る。

 昨年9月の市長就任以来、議会、職員をやり玉に挙げて「改革」を唱えてきた竹原氏。職員給与公開は、大阪府の橋下徹知事が竹原氏にならって約1か月後に職員のモデル年収をホームページに掲載するなど、他自治体にも影響を与えた。

 阿久根市の漁業女性(66)は竹原氏が昨年、市役所の職員専用駐車場を市民に開放したことを挙げ、「行動力、実行力があり、目線が市民に向いている」と言う。

 再選の予兆はあった。

 竹原氏への1度目の不信任決議後、市議会(定数16)が解散して3月に行われた出直し市議選。反竹原氏派が多数を確保したものの、竹原氏支持派が上位5人を占めたのだ。

 竹原氏の「改革」の原点は2003年にさかのぼる。市役所の窓口対応の悪さに憤り、1人でバイクに乗って市内を回り、市役所の体質を批判するビラを各戸に配り始めた。

 それから6年。竹原氏をよく知る人物は「市民の怒り、不満を見抜き、それを単純化してぶつけたのが今回の選挙だ」と語る。

 1日、竹原氏は職員の出迎えを断って自家用車で初登庁し、市長室へ。記者会見では早速、「人件費はこれまでの半分でできる」、職員労働組合事務所の市庁舎からの退去も「早いうちに要請したい」と語った。

 「竹原流改革」の第2幕が開いた。

⇒<下>「改革」不透明 続く対立

(2009年6月2日 読売新聞)

424千葉9区:2009/06/05(金) 21:13:25
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/dokohe/do_090603.htm
<下>「改革」不透明 続く対立
 5月31日夜。鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、敗北を知った元国土交通省職員・田中勇一氏(56)はいら立ちを隠さなかった。市長と市議会の対立で市政の停滞が続く中、「市民の良識」に期待して臨んだ選挙戦。だが訴えは及ばず、険しい表情で「将来像を示さない改革は破壊に過ぎない」と、再選された竹原信一市長(50)を改めて批判した。

 確かに、竹原氏の「改革」には不透明感がつきまとっている。

 選挙戦では「職員給与を削減し、学校給食費の無料化や巡回バスの運行などに充てる」と公約に掲げた。ところが、1日の就任記者会見では「なるべく早くやる」などと、具体性のない発言に終始した。

 これから竹原氏と向き合う市議会(定数16)。多数を占める反市長派(11人)の一人は「給食無料化の財源規模など、具体的計画は何一つ示されていない。改革のすべてがあいまい」と切り捨てる。別の市議は「市長選で民意は示されたが、それを錦の御旗にしたごり押しは認めない。抵抗すべきところは抵抗していく」と言い切った。

 竹原氏が昨年9月に市長就任後、市長不信任決議案が2度可決され、出直しの市議選、市長選が行われた。竹原氏は「混乱は(改革に伴う)必要なステップ。予定通りで必要なことだ」と言う。だが、今年度予算は義務的経費を中心とする骨格予算のままで、新規事業を打ち出せない状態だ。

 さらに再選後、初登庁した1日には、職員の人件費を半分にすることを示唆し、市職員労働組合(約200人)の事務所明け渡し要請も表明、波紋を広げた。自治労本部企画局は「従来の制度を無視して給与を削減すれば、職員の士気が低下し、志望者も減って、将来のまちづくりに影響が出るだろう」と指摘する。

 鹿児島大の平井一臣教授(政治学)は「敵を作って攻撃し、市民の関心を集める今の手法が続けば混乱は収まらず、市政の停滞が続くのは明白。議会と行政、市民の3者が調整しながら改革を進めることが必要だ」と話す。

 竹原氏は当選したとは言え、田中氏との得票差は有権者の3%に満たない562票。僅差(きんさ)の勝利は、竹原市政の危うさに市民の警戒感が強いことも物語る。「竹原流改革」の行く先は、まだ見えない。

(2009年6月3日 読売新聞)

425千葉9区:2009/06/05(金) 21:14:12
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/news/20090604-OYS1T00233.htm
嫌がらせや怪情報、出直し阿久根市長選「余震」続く
 竹原信一市長(50)が再選を果たした阿久根市の出直し市長選。議会解散後の市長失職などで市を二分する激戦となったことに加え、「ブログ市長」として知られる竹原市長の過激な政治手法もあって、全国的に注目される選挙となった。

 その一方、選挙後に、陣営関係者に対する嫌がらせとみられる行為が起こり、様々な怪情報も飛び交うなど、同市では市長選の“余震”が続いている。

 出直し市長の投票率は82・59%と有権者の関心も高く、選挙は562票差という接戦となった。投開票日から一夜明けた1日、反市長派が擁立し、落選した元国土交通省職員・田中勇一さん(56)の事務所や支持者らの自宅の敷地など4か所に、動物の死体の一部が置かれていた。

 阿久根署などによると、同日朝、同市赤瀬川の田中さんの事務所の駐車場に、豚のあごの部分とみられるものが落ちているのを、支援者が見つけた。このほか、市長選で田中氏を支援した、地元選出の県議や市議の自宅敷地内、元市長が代表を務める福祉施設前からも相次いで発見された。

 いずれも同日未明から早朝に置かれた可能性が高く、同署では、同一犯による悪質な嫌がらせと見て、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑を視野に入れて捜査を始めた。今後、犯行がエスカレートする恐れもあることから、同署では周辺の聞き込みに当たるなどしている。

 事件を知った田中さんは「誰が、何の目的でやったのか見当がつかない。不気味で不愉快、恥ずかしいこと。どうか阿久根を見捨てないでほしい」と市のイメージダウンを心配した。

 竹原氏後援会長の須崎和馬さん(78)も「激しい選挙戦だったが、法にのっとったクリーンな選挙を心がけ、一致団結してきた。こんなことでは、阿久根に対する悪い印象が広がりかねない」と憤った。

 このほか、選挙期間中に「現金や物品が有権者に配られている」「期日前投票箱が開けられ、票が抜き取られた」などの怪情報が飛び交うなどしている。

(2009年6月4日 読売新聞)

426千葉9区:2009/06/05(金) 21:14:43
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/news/20090605-OYS1T00301.htm
阿久根市職労事務所問題、市長と11日に団体交渉
 阿久根市の竹原信一市長(50)が、市職員労働組合(落正志委員長、203人)に庁舎内にある市職労事務所の明け渡しを求めている問題で、11日に市と市職労の団体交渉が開かれることが決まった。

 竹原市長は団体交渉で事務所の明け渡しを正式に申し入れる方針だが、他の自治体と同様に市庁舎内で長年、事務所を構えている市職労側が難色を示すことが予想される。

 4日に開かれた市側と市職労との事務折衝は、市側から松永庄司総務課長ら3人、市職労側から落委員長ら5人が出席し、非公開で行われた。折衝後、市職労の大野裕人書記長は団体交渉では事務所問題を話し合うことを明らかにしたうえで、「明け渡しを求める理由や、明け渡した後の利用法などを尋ねたい」と話した。

 市職労の事務所は「市行政財産の使用料徴収条例」に基づき、今の市庁舎が完成した1978年から、北側の別館の一室(約50平方メートル)を無料で使用する契約を毎年度結んでいる。使用許可書には〈1〉公用または公共用に供する必要が生じたとき〈2〉使用者に許可条件に違反する行為があると認めるとき――のいずれかに該当する場合は許可を取り消すことができるとしている。

 竹原市長は市職労が長年、無料で事務所を使っていることを「市民の財産の目的外使用」と主張しており、今年度の契約に関しても「課長の代理決裁で私は許可していない」と話し、使用を認めない考えを示している。

(2009年6月5日 読売新聞)

427千葉9区:2009/06/06(土) 09:05:27
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-06-05-M_1-002-1_001.html?PSID=eeb8e6b1e76f78e5d7f8bf6956317db3
衆院前哨戦と位置付け 那覇市議選まで1カ月/県内政党 党勢拡大に躍起

 7月5日投開票の那覇市議選まで1カ月となり、予定候補者は後援会事務所を構え、連日、街頭での朝立ちや地域へのあいさつ回り、懇談会をこなすなど、精力的に動いている。定数4減で40議席となる一方、これまでに68人が立候補を表明する乱立状態。県内各政党は次期衆院選や来年11月の県知事選など主要選挙の前哨戦と位置付け、党勢拡大に力を注ぐ。

 那覇市は次期衆院選1区の有権者の約95%を占める。現在の市議会の与野党の構成は与党が28人。野党15人で与党多数。

 自民党県連は公認11人と推薦1人の計12人を擁立。衆院沖縄1区に党公認で立候補する国場幸之助氏(36)は、公認・推薦候補者らと遊説活動を展開している。翁長政俊幹事長は「無所属を加えた与党多数が最低条件。多くの票を取り込み、衆院選に向けて勢いをつけたい」と力を込める。

 現職・新人の4人を擁立し、2議席増を目指す社民党県連。衆院1区は独自候補は立てず、反自公の立場で自主投票を決定した。新里米吉書記長は「市議選の結果は間接的に2、3区の党公認の選挙にも影響を与える。比例票の獲得と次の県議選で2議席の確保を目指す上で重要だ」と話す。

 1997年以来の7議席(現6議席)を目指す共産党県委。衆院1区に外間久子氏(70)を擁立、比例区で現職の赤嶺政賢氏(62)の当選を目標にする。市議選候補者と党の政策を訴えており、古堅宗嘉書記長は「衆院選を占う重要な選挙。全員当選で勢いをつけ、支持拡大を図る」と話す。

 公明県本は衆院選は独自候補は立てず、九州比例で1増の4議席を目指す。市議選は現職6人、新人1人を擁立。糸洲朝則代表は「現7議席は絶対に死守する。候補者乱立で票の掘り起こしが必要。好結果を残し、衆院の1区で国場氏、比例区は議席の拡大につなげたい」と意気込む。

 民主党県連は現職・新人4人の公認と新人1人を推薦。現2議席から5議席を目指す。衆院1区は候補者を擁立せず、国民新党現職の下地幹郎氏(47)を推薦。喜納昌吉代表は「那覇で市議が増えれば県内全域で支持を拡大する足がかりになる。下地氏にとっても追い風となるはずだ」と話す。

 社大党は市議選で現有2議席から2増の4議席が目標。現職と元職の3人を公認、新人1人を推薦する。衆院1区は共産の外間氏を推薦。喜納昌春委員長は「市議選の結果は翁長市政の評価だけでなく、政府、県政の評価につながる。反自公政権の誕生を目指し、全員当選を目指す」と話す。

 衆院選で国民新党の下地氏の選挙基盤となる政党そうぞう。市議選は公認2人、推薦1人を決定。當間盛夫代表は「市議選は現有の3議席確保が至上命題。下地氏を支持する無所属候補と連携して支持を拡大していく」と話す。国民新党県連の呉屋宏代表も「そうぞうの市議を増やし、衆院選につなげる」と語る。

 ある政党幹部は「市議選は地縁や血縁、同窓会など組織の力も強い。票がすべて衆院選につながるわけではない」と指摘。「市議選も衆院選も都市部に多いとされる無党派層に魅力的な政策が必要だ」と冷静に分析する。

428千葉9区:2009/06/06(土) 21:02:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090604-OYT8T01032.htm
日田公社人事巡り、市長と議会対立
 日田市土地開発公社の理事任命を巡り、佐藤陽一市長と市議会が対立を深めている。議会が理事に推薦した議員4人のうち1人が市監査委員を務めているため、佐藤市長が「経営をチェックする立場の監査委員が、経営責任を負う理事に就くのはふさわしくない」と任命を拒否したことが発端。議会は4日、議会運営委員会を開き、「議会の総意なので変更できない」として、理事候補全員が理事に就任しないことを決める異例の事態になった。

 同市では、同公社の理事について、議会から推薦を受けた議員を市長が任命するのが慣例になっている。

 同公社の理事は昨年度まで13人で、うち7人が議員だった。今年度からは総数を9人に減らし、議会からは4人を選ぶことになっていた。

 議会側は5月12日、四つの常任委員会から1人ずつ選んで推薦した。しかし、佐藤市長が監査委員の任命を拒んだため、議会は「推薦を尊重すべきだ。監査委員と理事を兼務しても法的には問題がない」と反発。6月1日には杉野義光議長と城野礼子副議長が、佐藤市長と協議し、再考を求めたが、平行線をたどったままだった。

 議会運営委員会では、議員から「人選を頼んでおきながら拒否するのは、議会への侮辱」「議会の威信にかかわる問題だ」などといった意見が続出。理事候補全員が就任を拒否することを確認した。

 佐藤市長は「議会から連絡を受けていないため、現時点ではコメントできない」としている。

 5月下旬に予定されていた公社の理事会は開かれておらず、2008年度の決算も決裁が受けられないままになっている。

 こうした事態に同市天瀬町の農業男性(55)は「市民置き去りの政争だ。市長と議会の対立が長引けば市民生活への影響も考えられる。もっと市民のための議論をするべきでは」とあきれていた。

(2009年6月5日 読売新聞)

429千葉9区:2009/06/07(日) 18:29:17
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090607/crm0906071800012-n1.htm
【衝撃事件の核心】豚の頭も投げ込まれた壮絶選挙…“復活”ブログ市長は新たな「抵抗勢力」をロックオンした (1/5ページ)
2009.6.7 18:00
 ブログ問題などで2度の不信任決議を受けて失職した鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、出直し市長選を小差で制した。市職員の高給ぶりを徹底批判したことが勝因とされるが、市を真っ二つに分断した激戦は市民の間に険悪な雰囲気をもたらし、落選候補陣営には豚の頭が投げ込まれる嫌がらせも。一方、市長が改革への最大の障壁と位置づける市職員組合との間では、ついに“全面戦争”勃発(ぼっぱつ)の気配が漂い始めた。「ブログ選挙」が誘発した地方都市の大混乱。その主は「独裁者」か、それとも「真の改革者」なのか…。(花房壮)

4カ所に豚の頭…“犯行”めぐり両陣営応酬
 
 出直し市長選翌日の今月1日午前6時半ごろ。阿久根市にある福祉施設の入り口付近の道路脇に、豚の頭2個が置かれているのを出勤してきた職員が発見した。

 「とにかく不気味だったので、施設周辺の警戒を警察に要請しました」

 施設長は言いようのない不安感を募らせた。

 この福祉施設は、今回の市長選で落選した元国土交通省職員、田中勇一氏(56)を応援した元市長が開設者だった。豚の頭は田中氏の選挙事務所の駐車場や、同氏を支援した地元選出の県議や市議の自宅敷地内など計3カ所でも見つかっている。

 阿久根署や市議などによると、豚の頭は20〜30センチ程度で原型を留めていないという。いずれも1日未明から早朝に投げ込まれたとみられ、同署が廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いも視野に捜査に乗り出している。

 同署幹部は「今回の市長選と関係あるか、全くわからない」と慎重に話す。ただ、地元では「豚の頭事件」と市長選を結びつけるさまざまな憶測が乱れ飛んでいるのだ。

 例えば、反市長派市議の関係者はこんな見方を口にする。

 「田中氏が落選直後にマスコミ向けに発言した『市民の良識の敗北』という言葉に竹原支持者が反発したが、その中から嫌がらせで投げ込んだ人がいるに違いない」

 一方、市長派市議は「むしろ田中陣営の内紛に原因があるのではないか」とした上で、こう続けた。

 「当選後に公共事業の受注を期待して多くの業者が田中氏を応援していたようだが、落選したことで一部業者の怒りの矛先が田中陣営幹部に向かったのではないか」

 こうした憶測について、議会関係者は興奮した口調で話す。

 「今回の選挙はまさに市を分断し、住民同士も疑心暗鬼になるなど、これまでにない異常な雰囲気の中で行われた。誰が何をしてもおかしくないような状況だった」

 前回を約7ポイント上回る82・59%という高い投票率に、8449票対7887票の際どい勝負。そして乱れ飛ぶ怪文書と誹謗(ひぼう)中傷の数々。「豚の頭事件」は市長選の苛烈さを象徴する出来事だったのかもしれない。

「背任組織」との全面戦争へ

 

 今回の市長選で、反市長派との一連の泥仕合に決着をつけた格好の竹原市長。だが再選早々、新たな敵との全面戦争が勃発しようとしている。

 「市民の税金を不当に使っている背任組織だ。退去はなるべく早くやる」

 1日の初登庁後、竹原市長は記者団に対し、“宣戦布告”を口にした。

 「背任組織」と不名誉な呼び方をされたのは、庁舎内に事務所を構える市職員労働組合(組合員約200人)のことだ。

 5月16日の市長の個人ブログ「阿久根時事報」でも、《税金にたかることと、職員の間に悪平等をつくることしかできない無駄な組織》とこき下ろし、市役所からの早期追放を“公約”として掲げていた。

 市長の「公務員叩き」は人気の源泉にもなっている。今年2月、市職員全員の給与明細を1円単位で公開、職員の半数以上が市民の平均年収を大幅に上回る700万円以上となっている高給ぶりを暴き出し、市民の圧倒的な支持を獲得した。結果としてこれが追い風となり、3月の出直し市議選での市長派市議の躍進、そして今回の出直し市長選での勝利につながった−とされている。

430千葉9区:2009/06/07(日) 18:30:17
 いわば、労組は市長にとっての「抵抗勢力」の本丸であり、市政改革の最終ターゲットでもあるのだ。

 「竹原さんは市職員と労組の実態を6年前からチラシやブログで市民に知らせているが、今回は本気で労組つぶしをやるつもりだ」

 そう議会関係者が言うように、さっそく4日に労組側と退去に向けた事務レベル交渉を実施し、市長本人も近く労組幹部と直接対決する予定だ。

 一方、労組側は「課長の代理決裁とはいえ市長名で4月からの1年間の使用許可を得ており、職員の福利厚生にも必要。市長の退去発言は理解に苦しむ」として、明け渡しに難色を示している。

 この“労組追い出し”は市長の市役所改革の足がかりにすぎない。その先に見すえるのは、公務員給与の大幅削減による約8億円の確保と、それを原資とした学校給食費の無料化や後期高齢者医療への補助などの政策実現である。

 ただ、市長が掲げる政策には、住民の間から現実味に乏しいとの声がすでに上がり始めている。

 「公務員の給与を削減するにしても、条例を作って議会で承認を得る必要があるが、反対派が多数を占める議会では無理な話だ」

 「給食費を無料化するより、これまでの未収金を回収する方が先。また、市の基幹である農林水産業の振興を優先させるべきだ」

 こうした意見に対し、竹原市長は産経新聞の取材に「優先順位はつけられない。改革のすべてはつながっており、どれも重要である」と答えた。

 
「ブログ市長」改め「チラシ市長」


 「いつか更新されると期待して、告示後も毎日チェックしていたのですが…」

 竹原市長のブログに興味を持っているという地元の50代女性は、市長選告示後の5月24日以降、市長の書き込みがないことを残念がった。

 実際、同21日を最後に書き込みはぱったりと止まり、再開されたのは選挙後の今月3日になってからだった。

 公職選挙法では選挙期間中、ホームページやブログの更新は法定文書、図画以外の頒布にあたると解釈され、「選挙運動」にかかわる内容は更新できないことになっている。

 ただ、竹原市長は昨年8月の市長選の間に別の候補者を批判する書き込みなどで更新を続けて県警から警告されたほか、今年3月の出直し市議選の告示後も市長派候補の実名を書き込んだり、反市長派候補に関する過去のニュース映像をブログにリンクさせるなど、「違反スレスレ」(議会関係者)のことをやってのけているのだ。

 「ブログは自分の日記であり、更新は違法ではない」

 県警や市選挙管理委員会から違法性を指摘されるたびにこんな持論を展開してきた市長だが、今回の市長選ではなぜ書き込みを封印したのか。

 「大事の前の小事。ブログより選挙の方が大切だし、ブログを更新することで騒動になったら支持者が心配するから」

 竹原市長は言葉を選びながらこう話した。

 だが、1度だけ告示直後に書き込みをしていたことが議会関係者への取材で判明している。

 この関係者によると、市長は自身を応援する別のブログサイトに市長選への思いを書き込み、わずか数時間で削除していたという。

 この点について、市長は事実を認めたが、「内容は忘れた」としている。

 一方、市長側はブログの代わりに、議会や市役所を批判するチラシを精力的に配布したという。

 「ブログを見ている大半はマスコミや市外の人たちで、地元住民はあまり見ていない。これからはブログ市長ではなく、チラシ市長だ」

 冗談まじりにこう答えた市長。地方都市でのチラシの影響力の大きさを改めて認識したようだ。

 今後の議会運営はどうなるのか。市長が再選したことで、反市長派市議による不信任決議は事実上、不可能となった。可決に必要な12人の賛成に1人足りないからだ。だが、反市長派は市長選の間から市長派の取り込み工作を本格化させ、「再び不信任可決を狙っている」(議会関係者)という。

 市長を支持する市民グループも反市長派市議の数人について、リコール請求に向けた準備を行っている。

 「一体いつになったら議会も市役所も正常化するのか。このまま行けば、本当に選挙で市が破綻(はたん)しかねない」

 60代の自営業の男性は、どこまでも続く混乱に懲りたような口調で吐き捨てた。

 「ブログ選挙」が地方都市にもたらしたカオス状態。その行く末は荒涼とした戦場をイメージさせるのだ。

431千葉9区:2009/06/07(日) 19:00:55
2005年選挙結果
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7509-7510

http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0906/0906040593/1.php
島を二分する積年の争い〜多良間村長選
山本正治2009/06/05
任期満了に伴う多良間村長選が2日に告示され、元職で自営業の兼浜朝徳(60)と現職の下地昌明(58)の2氏が立候補した。両氏の一騎打ちは3回目で、これまで1勝1敗の結果となっているが、激しい選挙戦の発端は1982年にまでさかのぼる。

 任期満了に伴う多良間村長選が2日、告示された。届け出順に、元職で自営業の兼浜朝徳(60)と現職の下地昌明(58)の2氏が立候補した。両氏の一騎打ちは3回目で、これまで1勝1敗の結果となっている。

 1986年の村長選から多良間村では、毎回激しい選挙が行われている。この激しい選挙戦の発端は、1982年にまでさかのぼる。その年に4期16年にわたって村長を務めた下地朝憲氏が引退し、新人の仲宗根玄常氏が無投票で初当選をした。仲宗根氏は助役に安里茂男氏を起用し、行政運営を行った。その後、村長と助役の関係が悪くなり、1986年の村長選には、現職の仲宗根氏に助役の安里氏が挑む構図となった。仲宗根氏と安里氏の間に生じた不仲が、今に続く島を二分した争いの発端となっている。今回の村長選挙に立候補している兼浜氏は仲宗根氏の後継にあたり、下地氏は安里氏の後継に当たる。

 1994年の選挙は安里氏と仲宗根氏の後継である兼浜氏が立候補し、安里氏が当選した。この選挙では、不在者投票の際の村選管事務手続きに違反があったとして、落選した兼浜氏側が異議の申し立てを行った。沖縄県選挙管理委員会は「手続きは規定違反で選挙結果に異動を及ぼす恐れがある」として、選挙無効を裁決した。この結果を受けて翌年に行われた再選挙では再び、安里氏と兼浜氏が争い、安里氏が当選した。

 1999年の選挙も安里氏と兼浜氏の戦いになり、再び安里氏が当選した。その後、安里氏は体調を崩し、2001年に辞職した。その年の7月に行われた安里氏の辞職に伴う選挙では、兼浜氏が、安里氏の後継である、下地氏を1票差で破り当選した。一方、2005年の選挙では、下地氏が兼浜氏を17票差で破り当選した。

 今回も激しい選挙戦が行われており、3日の期日前投票の開始日だけで、230人(約20%)の有権者が投票を済ませている。6月2日現在の有権者数は940人(男性509人、女性431人)。多良間村長選は7日に投票され、即日開票される。
◇     ◇     ◇

過去の多良間村長選の結果
○は当選者
選挙執行年  仲宗根派  安里派
1982年  仲宗根玄常 (無投票)
1986年 ○仲宗根玄常  安里茂男
1990年  仲宗根玄常 ○安里茂男
1994年  兼浜朝徳 ○安里茂男 (選挙無効)
1995年  兼浜朝徳 ○安里茂男 (再選挙)
1999年  兼浜朝徳 ○安里茂男
2001年 ○兼浜朝徳  下地昌明(安里氏の辞職に伴う)
2005年  兼浜朝徳 ○下地昌明

432千葉9区:2009/06/07(日) 19:05:51
2001年の記事が残ってるなんて凄いな琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-109294-storytopic-86.html
兼浜朝徳氏が1票差で初当選/多良間村長選 2001年7月9日
【多良間】安里茂男前村長の辞任に伴う多良間村長選挙は8日、投開票が行われ、新人で元収入役の兼浜朝徳氏(52)=保守系無所属=が484票を獲得し、新人で前村議会議長の下地昌明氏(49)=同=をわずか1票上回り、当選した。
四度目の挑戦で初当選した兼浜氏は「支持者の強い応援が最大の勝因」と述べ、「住民の目線に立ったサービス向上に全力を尽くす」と支持者を前に決意を表した。
有権者数は982人で投票総数は970。投票率は前回を0・3ポイント上回る98・78%で、無効票は3票だった。
兼浜 朝徳氏(かねはま・とものり)1949年生まれ。沖縄大卒。72年に村教育委員会に就職。村中央公民館長や村収入役(2期)を歴任した。52歳。塩川出身。

▽多良間村長選挙開票結果
当 484 兼浜朝徳
483 下地昌明(選管最終)


「1票」…緊迫の検票/開票場に歓声とため息
【多良間】多良間村長選は予想を超える激しい戦いとなった。当落はわずか1票差で決まった。佐和田朝功選挙管理委員長から当選者が発表された瞬間、開票場の周辺は歓声とため息が交錯。当選した兼浜朝徳氏が「神がかり」と評し、落選した下地昌明氏も「まさか」と驚きを隠せない。1票の重さが大きく明暗を分けた。
開票が始まったのは8日午後7時半。開票場となった多良間小学校体育館の周りには続々と住民が駆け付け、結果を見守った。同8時20分ごろ「484対483」という数字が出されたが、選挙管理委員会は「慎重には慎重を重ねよう。再度数え直しを」と検票を行った。
異例の処置に佐和田委員長は「こんなことは村で初めて。だからこそ住民に納得してもらうために検票が必要」と話したが、開票場内は異様な雰囲気に包まれた。
検票は1時間余り念入りに行われた。無効3票についても県選管からの指示を受け、その後当選者が発表された。
下地氏は「本当ですか…」と言ったきり、長い沈黙の後、「悔しい。1票か」と唇を震わせた。兼浜氏も村を二分した戦いを振り返り「選挙で生まれた住民同士の溝を早く埋め、村民一丸となって島づくりに取り組みたい」と汗をぬぐった。

433千葉9区:2009/06/08(月) 21:02:30
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-145632-storytopic-123.html

多良間村長に下地氏再選 開票作業で問題発生2009年6月8日

 【多良間】任期満了に伴う多良間村長選挙は7日、同村役場で投開票され現職の下地昌明氏(57)=無所属=が494票を獲得し前村長の兼浜朝徳氏(60)=無所属、自営業=を61票上回り、再選を果たした。
 選挙管理委員会が記録した投票総数931票に対し実際の投票用紙は932票と1枚上回ったが、選管は「票差があり、当落には関係しない」と判断。8日に委員会を開き原因を確認する。
 下地氏は「カボチャなど新たな作物を多良間の特産品としてブランド化させたい」と抱負を語った。
 当日有権者数は940人(男509人、女431人)。投票率は99・04%(前回99%)。有効票927票、無効票5票だった。

 下地昌明氏(しもじ・まさあき)1951年生まれ。同村仲筋出身。拓殖大卒。81年から村議選に5期連続で当選し議長も務めた。05年の村長選で初当選した。

▽多良間村長選開票結果
当 下地昌明 494 無現
  兼浜朝徳 433 無前
(選管最終)

434名無しさん:2009/06/12(金) 20:00:55
http://www.asahi.com/politics/update/0612/SEB200906110031.html
「ブログ」市長、対決第一幕 市職労事務所に退去通告(1/3ページ)
 「ブログ市長」として知られ、市議会の不信任決議に伴う5月末の出直し市長選で再選された鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が11日、市庁舎にある市の職員労働組合事務所に対して使用許可を取り消し、1カ月以内の退去を通告した。公約した「市役所改革」がいよいよ第一歩を踏み出した形だが、組合側は反発し全面対決の様相だ。強引にも映る「竹原改革」の第2幕は実を結ぶのか。

 「市職労事務所は長年使用料や光熱費を払っておらず、不当な便宜供与。市民の役に立っていない」

 竹原市長は11日の記者会見で退去を迫る理由をこう説明した。市は午後5時ごろ使用許可を取り消す文書を市職労に渡し、別館にある事務所入り口2カ所に張り出した。

 市職労の落(おち)正志委員長は「あまりに理不尽で唐突。上部団体とも協議し、法的手段も考慮し対応策を講じたい」と怒りをにじませた。

 市職労の事務所退去は市長の公約だ。再選後の1日の記者会見でも「自治労は背任組織」と切って捨て、まず第一に実行するとしたのが「事務所撤去」だった。

 市職労側は「公務員の職員組合事務所は他の自治体でも役所敷地内にある」と主張する。実際、鹿児島県内では組合がある県と35市町村の事務所はすべて庁舎や敷地内にある。しかし、竹原市長は「阿久根のかたちは阿久根市民が決める」と、意に介さない。

 この日夜には、事務所撤去に向けた市長と市職労の団体交渉が予定されていた。市民も含めた公開による団交を望む市長に市職労が難色を示したことで中止となり、市長側が退去通告を強行した。

 組合事務所前には午後6時ごろから、市長を支持する市議や市民が「自治労は阿久根から出て行け」などのプラカードを掲げて、シュプレヒコールを上げた。

 エスカレートする一方の事態に、市民からは「この対立は異常」「なぜ話し合いで解決できないのか」と、不安がる声も聞かれた。

 竹原市長は自身のブログでも、市職員の給与などの待遇を巡り「市長と議員が職員組合と癒着してきた結果」などと市職労を批判してきた。

 「早期退職制度を使って52歳で辞めた給食センターの女性職員の退職金が3800万円やっど(だよ)。民間なら無理」

 いま、市民の間にはそんな話が飛び交い、市長は「自治労が議員の勉強不足に乗じて、民間とかけ離れた仕組みをつくった」と説明する。

 国家公務員の月額給与を100とした場合の地方公務員の給与水準を示すラスパイレス指数で見た場合、08年度の阿久根市は94.9。全国の市の平均の98.3を下回り、県内18市中、下から3番目だ。市職労は「他と比べ高くない」と主張しているが、市長は「そもそも市職員の給与と国家公務員を比べる仕組みが疑問」と攻撃を緩めない。

 市職労側は市長選前の4月下旬から「本当のところを知ってほしい」と題したビラ4種を市中心部の世帯に配布。「98年度から全職員の昇給を停止している」「今年5月からは2〜8%の給与減額をしている」などと記し、市民に理解を求めているが、まちでは市長の「改革」に期待を寄せる声も多く聞かれる。

 市長は公約の中で「20億円ある職員給与費を半減する」と唱えた。19年度決算を元にした市財政課の試算では、8億円を削減しようとすると、1人あたり約633万円だった市職員の平均給与を約300万円下げる必要がある。

 市職労が合意しなくても、市長提案の条例案が市議会で可決されれば人件費の削減はできる。市長は就任後の会見で「市民からの信頼をやりがいにする職員に変えれば、人件費問題は簡単に片づく。ハートが重要」と話しているが、市長寄りの市議でさえ「いきなり半減は無理。仮にそんな提案があってもにわかに賛成はしにくい」と慎重姿勢だ。

 〈阿久根市長と市職労〉 竹原市長が2月、市職員の給与明細をネットで公開し、「年収700万円以上の職員が54%は我慢の限度を超える」などと「高給」批判をした。4月には「時間切れ」を理由に、団交がまとまらないまま給与カットを断行し、市議会も認めた。市議会の不信任決議による失職直前には、各課窓口に人件費を張り出させたが、直後に何者かにはがされた。出直し市長選では、公約に「自治労事務所を市役所から追放します」と明記。市と事務所は使用料を全額免除する契約を長年結び、昨年3月までは電気、水道料も免除されていた。

435千葉9区:2009/06/17(水) 22:39:09
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090617/03.shtml
平戸市長選に高田市議が出馬へ ジャパネットたかた社長の兄

 平戸市議の高田謀(はかる)氏(62)は16日までに、任期満了に伴う平戸市長選(10月11日告示、18日投票)に立候補する意向を固めた。長崎新聞社の取材に答えた。近く正式に表明する。現職の白浜市長が今期限りでの引退を5月に表明。同市長選への立候補の意思を明確にしたのは高田氏が初めて。

 平戸市議2期目の高田氏は「地域経済の立て直しを図りたい。新たな企業立地は難しく、平戸に合ったやり方として、恵まれた自然や歴史を生かして交流人口の拡大を目指すべきだ。観光と農漁業を柱に活性化したい」と出馬理由を話した。通信販売国内最大手、ジャパネットたかた(佐世保市)の高田明社長は弟。

 同市長選ではほかにも数人が出馬を模索している。

 【編注】「高田謀」の「高」は、「高」の「口」が「目」の上と下の横棒なし

436とはずがたり:2009/06/17(水) 22:42:31
>>31
亀レスですけどこの辺に川内が若しくは民主が鹿児島で勝ちきれない原因があるのではないか?
勿論勝てないからこういう結果になる可能性も有る訳ですけど,社民や連合と組んで(場合によっては切って)勝ちに行くと云う気運に乏しそうだ。。

437とはずがたり:2009/06/17(水) 22:43:44
>>435
なんとw
じゃーぱねっとじゃぱねっと♪は佐世保なんですねぇ。
自民系かな?

438千葉9区:2009/06/17(水) 23:13:18
http://www.asahi.com/politics/update/0617/SEB200906170004.html
阿久根市職労が市長を提訴へ 事務所退去通告に反発
2009年6月17日16時47分

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市役所庁舎内にある市職員労働組合の事務所退去を通告した問題で、市職労は使用許可取り消しは根拠がなく「地方自治法(行政財産の管理規定)に違反している」として、近く市長を相手に処分取り消しを求める訴訟を鹿児島地裁に起こすことを決めた。

 竹原市長は5月末の出直し市長選で「市職労事務所を市庁舎外に追放する」と公約に掲げて再選。今月11日、市職労と団体交渉をする予定だったが、市職労が公開を拒んだのを理由に団交を中止。竹原市長は「許可条件に疑義が生じた」として使用許可を取り消した。事務所ドアには7月11日までに退去するよう通告する紙が張られている。

 提訴について、市職労は「『疑義が生じた』という取り消し理由は説明になっていない。もはや市長と話し合いの場を持つのは難しく、司法に判断を委ねたい」と話した。竹原市長には提訴を伝える書面を送る。

 地方自治法238条は、行政財産の使用許可を取り消すには「公共のために使う必要が生じた場合」「使用者が許可条件に違反した場合」と定めているが、市職労は違反行為はないと主張している。

 これに対し、竹原市長は「人の家(市民の市役所)に上がり込んできたから出て行けと言ったら、逆に提訴するなんて考えられない。聞いたこともないあきれた話だ」と話した。

439名無しさん:2009/06/18(木) 06:24:22
敵もさるものでさすが保徳戦争をくぐりぬけてきただけのことはある
保岡自身、特に不人気というわけでもないし2区のような保守分裂の機運もない

厚い岩盤を崩すのは困難を極めるなか、川内は、本当によく頑張っている
彼でなければ、1区なのに比例復活もできず
結果、民主党の旗を立てて先頭で走る国会議員がいなくて自民王国を崩すきっかけすらつかめない
状況だっただろう

440千葉9区:2009/06/18(木) 22:25:01
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090618-OYS1T00252.htm
東国原知事、国政転身改めて否定 県議会一般質問で

 中央政界が混迷を深め、次期衆院選へのムードが高まる中、東国原知事は17日の県議会一般質問で、国政への転身を改めて否定し、「各党のマニフェストに地方分権と公務員改革が示されるか検証したい」と自身のスタンスを説明した。中野一則(自民党)、武井俊輔(愛みやざき)両議員の質問に答えた。

 中野議員は、知事が退職金を半額にする意向を示していることを挙げ、「なぜこの時期か。いつでも辞められる準備では」と指摘。衆院選へ出馬するかどうかを聞いた。

 これに対して知事は、退職金の半減は行財政改革に取り組んでいることなどを「総合的に判断した」と説明。県民にできるだけ早く考えを示したかったとし、国政転身を意識した措置ではないことを強調した。

 さらに、出馬については、「任期の一日一日、全身全霊を傾ける覚悟。昨年9月から主張しているが、今のところ考えていない」と答弁し、来年の参院選についても同様に否定した。

 武井議員は衆院選へのスタンスを質問。知事は「各政党のマニフェストに、地方分権や公務員制度改革が明確に示されるかや、実現性を十分に検証する必要がある」と考えを述べた。

 知事は、全国知事会として次期衆院選で支持する政党を示すべきと訴えている。本会議終了後、単独で支持政党を表明するか問われ、「可能性はゼロではない。私や全国知事会が言っていることが取り上げられるか、実効性があるかを勘案したときには、その行動もあり得る」と説明した。

(2009年6月18日 読売新聞)

441千葉9区:2009/06/19(金) 23:08:45
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/078.html
■民主、佐々町長選で前哨戦の構え 藤井最高顧問ら応援入り

 16日告示された北松佐々町長選で、無所属新人の前副町長、古庄剛氏(62)の出陣式に民主党最高顧問の藤井裕久衆院議員や長崎4区に出馬予定の民主元職、宮島大典氏(46)が応援に駆け付けた。次期衆院選が迫る中、宮島氏の支持基盤が弱い北松地区で首長選と衆院選を一体に戦う選挙戦略が浮かぶ。こうした動きに自民現職、北村誠吾氏(62)の陣営や、古庄氏と対決する無所属の前町長、大瀬康政氏(69)の陣営からは戸惑いの声も上がっている。

 「霞が関による中央集権体制や自民党政治で地方は疲弊した。地域のことは地域の人が考えるべきだ。そのためには町民の声を代弁する古庄氏を押し上げることが必要だ」。出陣式でマイクを握った藤井氏は古庄氏を持ち上げた後、横に立つ宮島氏に視線を向け、こう続けた。「3カ月以内にこっち(宮島氏)の選挙もあるので、よろしくお願いします」

 古庄氏は関耕二町長の後継候補として出馬した。関町長は5月28日夜、本県入りした小沢一郎代表代行と宮島氏の陣営関係者の懇親会に出席するなど、民主党寄りの姿勢をみせている。民主党県連も今回、古庄氏を推薦した。

 民主党の戦略の背景には郡部での弱さがある。2005年9月の前回衆院選の佐々町の得票は、北村氏の3913票に対し宮島氏は2569票。佐世保市以外では約1万7500票もの大差がついた。「宮島が勝つには、北松など佐世保市以外での得票が鍵になる」。宮島氏の陣営や民主県連の認識は一致している。

 一方、北村氏は両陣営に激励文を寄せるなど態度を明確にしていない。後援会関係者は「衆院選に向け町長選を利用する意図が感じられ、いい気はしないが、大瀬氏に肩入れすることにはならないと思う」と語る。大瀬氏の陣営は「国政レベルの人が地方政治に口を出すべきではない」と不快感を隠さない。

 民主党は名古屋、さいたま、千葉の市長選で3連勝するなど勢いづいている。地方選の勝利を、衆院選での政権交代につなげようとする戦略が本県でも当てはまるのか、その成否は不透明だ。


2009年6月17日長崎新聞掲載

442千葉9区:2009/06/20(土) 09:56:12
>>344>>347>>355
http://www.asahi.com/politics/update/0619/SEB200906190009.html
全国最年少町長、自ら給与半減を提案したら、議会が否決
2009年6月20日7時50分
 現職首長で全国最年少の武広勇平・佐賀県上峰町長(30)が6月議会に提案していた町長給与50%カットの議案が、19日の本会議で否決された。カット分を在宅障害者が通院に利用できる「福祉タクシー」の財源に充てる前提で同時提案した一般会計補正予算案もあわせて否決された。武広町長は「自信をもって提案していただけに残念。修正して再度提案するかどうかは検討する」と述べた。

 武広町長は、前町長が公職選挙法違反(寄付行為)の有罪確定で失職したのに伴う3月の町長選で初当選。町議会(定数10)のうち前町長派ら7人が支援した対立候補を破った。給与の半減は町長選の公約だったが、この日の採決では賛成3人、反対6人で否決された。

 上峰町は実質公債費比率が23.3%(07年度決算)で佐賀県内の自治体では最悪。17日の一般質問では、町長選で対立候補を支援した議員の一人は「町財政にとってはありがたいが、町長給与を50%カットする議案が通れば、それなら町議も、と町民から要請される恐れがある」「他の自治体の住民が、わがまちの首長も、と言い出しかねない」と反対の理由を表明した。

443とはずがたり:2009/06/20(土) 11:18:53
諫早市議選あす投票
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2008/isahayag.html
 【諫早】任期満了に伴う諫早市長選と同市議選は五日、投開票が行われる。市長選には元県議の橋村松太郎氏(62)、学校法人理事長の奥田修史氏(37)、前市議の古川利光氏(65)、前副市長の宮本明雄氏(60)、元会社員の真崎光博氏(61)=届け出順、いずれも無所属=の新人五人が立候補し、論戦を繰り広げている。

 橋村候補は、旧一市五町合併による相乗効果が出ていないとし、土地規制の大胆な見直しで住宅需要などを喚起し、人口減少に歯止めをかけると訴え。

 奥田候補は、町づくりには面白さ、わくわく感が大切だと説き、教育の充実や地元産品のブランド化、大型商業施設誘致などに官民一体で挑むと強調。

 古川候補は、市民主権を前面に掲げ、さらにスポーツ振興や合宿誘致などを促進する施設を整備して交流人口増にもつなげていくと主張。

 宮本候補は、現市政を継承し発展させるスタンスで、身近な子育て支援策や地元企業の活性化策など生活者の立場で立案し、実行するとアピール。

 真崎候補は、成長型から循環型社会へ転換することを目標に掲げ、新規事業はストップして、まずは社会のセーフティーネットを充実させると表明。

 市議選は定数三四に現職二十六、新人十四の計四十人が立ち、混戦模様となっている。

 投票は五日午前七時から午後八時、市内七十六カ所で。午後九時半から諫早市体育館で即日開票される。市長選、市議選とも同日深夜から六日未明にも大勢が判明する見通し。

 有権者数は十一万三千六百八十九人(男五万二千六百六、女六万一千八十三)=三月二十八日現在、市選管調べ=。

諫早市議選立候補者(定数34)40人
(届け出順、丸数字は当選回数、カッコ内は経歴)

松本正則(まつもとまさのり) 52 自民現(1)
農業、栄田町自治会役員(旧諫早市議)諫早農高卒、栄田町

青木弘義(あおきひろよし) 65 自民現(1)
農業(旧森山町議会議長、県町村議会議長会長)諫早農高卒、森山町

松永隆志(まつながたかし) 54 民主新
農業生産法人顧問(県諫早湾干拓支所長)京都府立大卒、福田町

山口一輝(やまぐちかずてる) 58 無 現(1)
農業(旧小長井町議、長里小PTA会長)鎮西学院高卒、小長井町

吉田修治(よしだしゅうじ) 58 無 新
保険代理業、団体理事(旧高来町議)諫早高卒、高来町

藤田敏夫(ふじたとしお) 59 無 現(1)
土地家屋調査士、民事調停委員(旧諫早市議)名城大卒、川内町

木下政儀(きのしたまさのり) 64 無 新
農業(民生委員児童委員、旧多良見町議)諫早農高卒、多良見町

木村和俊(きむらかずとし) 66 共産現(1)
党県委員(党県中部地区常任委員、旧高来町議)東京農工大卒、高来町

西口雪夫(にしぐちゆきお) 55 無 新
県施設園芸研究会理事(市少年補導員会理事)諫早農高卒、長田町

赤崎光善(あかさきみつよし) 61 無 現(1)
大久保農作業請負組合長(旧小長井町議)諫早農高卒、小長井町

森多久男(もりたくお) 54 無 新
市身体障害者福祉協会会長(旧諫早市議)長崎工高卒、福田町

中野太陽(なかのたいよう) 31 共産現(1)
党中部地区青年部長(旧多良見町議)ブリガムヤング大卒、多良見町

並川和則(なみかわかずのり) 64 自民現(1)
貝津町自治会会長(旧諫早市議)鎮西学院高卒、貝津町

松岡眞弓(まつおかまゆみ) 57 公明現(1)
党県本部女性局長(旧多良見町議)熊本市立高卒、多良見町

444とはずがたり:2009/06/20(土) 11:19:13
>>443-444
山口隆一郎(やまぐちりゅういちろう)66 無 現(1) 
県軟式野球連盟理事(旧飯盛町議)鎮西学院高卒、飯盛町

南条(なんじょう)博(ひろし) 59 自民現(1)
NPO法人理事長、自治会監事(旧諫早市議)諫早商高卒、久山町

松尾義光(まつおよしみつ) 57 自民現(1)
県柔道場連盟監事(旧多良見町議)県農業大学校卒、多良見町

林田敏隆(はやしだとしたか) 58 無 新
小船越町自治会理事(郵便局長)長崎大商業短期大卒、小船越町

北島守幸(きたじまもりゆき) 52 無 現(1)
会社社長、商工会理事(旧多良見町議)日本大卒、多良見町

福田美子(ふくだよしこ) 48 無 新
無職(ろうけん西諫早看護師長)県央看護学校卒、堂崎町

小川(おがわ)誠(まこと) 62 無 新
NPO法人理事(会社社長、商工会議所議員)長崎大経済学部卒、幸町

土井信幸(どいのぶゆき) 61 無 現(1)
農業、保育園理事長(旧小長井町議)諫早高卒、小長井町

宮崎博通(みやざきひろみち) 61 民主現(1)
労働団体役員(旧諫早市議)久留米工業学園短大卒、平山町

山口喜久雄(やまぐちきくお) 55 公明現(1)
党諫早支部長、幸町町内会理事(旧諫早市議)諫早高定卒、幸町

野副秀幸(のぞえひでゆき) 56 公明現(1)
会社役員、宇良土地水利組合理事長(旧高来町議)湯江中卒、高来町

笠井(かさい)良三(りょうぞう) 62 無 現(1)
市ソフトボール協会副会長(旧高来町議)大村工高卒、高来町

早田(そうだ)隆一(りゅういち) 70 自民現(1)
諫早地区保護司会副会長(旧諫早市議)諫早農高卒、城見町

田川伸隆(たがわのぶたか) 41 無 新
社会福祉法人理事、ケアハウス豊寿園施設長、日本大卒、高来町

藤山徳二(ふじやまとくじ) 61 無 現(1)
本野地区青少年健全育成会長(旧諫早市議)拓殖大卒、富川町

宇戸一夫(うとかずお) 66 無 現(1)
市社会福祉協議会評議員(西里町町内会理事)諫早高卒、西里町

西田京子(にしだきょうこ) 60 共産新
党中部地区常任委員(旧諫早市議)長崎西高通卒、船越町

牟田(むた)央(なかば) 62 無 現(1)
司法書士、行政書士(旧諫早市議、長崎自動車社員)中央大卒、長野町

田添政継(たぞえまさつぐ) 61 社民新
党諫早総支部副代表、ボランティア協役員(九電社員)郡中卒、本野町

室内武(むろうちたけし) 64 無 現(1)
飯盛開土地改良区換地委員長(旧飯盛町議)諫早農高卒、飯盛町

水田寿一(みずたじゅいち) 71 無 現(1)
保育園園長、町自治会長(旧諫早市議)国学院大卒、小豆崎町

林田(はやしだ)保(たもつ) 60 民主新
0団体役員(衆院議員公設秘書、旧諫早市議)塩田工高卒、平山町

高谷記史(たかたにのりひさ) 45 無 新
一級建築士事務所代表(建築設計事務所社員)福井大卒、中尾町

黒田茂(くろだしげる) 57 無 現(1)
県シニアサッカー連盟役員(銀行員)長崎大卒、森山町

村川喜信(むらかわよしのぶ) 51 無 現(1)
諫早青果食品協同組合理事(旧諫早市議)名城大中退、有喜町

岩永賢一(いわながけんいち) 51 無 新
会社役員(旧諫早市議、家庭教師)西九州大家政学部卒、栄田町

【編注】赤崎光善の崎は大が立の下の横棒なし
2009年4月4日長崎新聞掲載

445とはずがたり:2009/06/20(土) 11:20:34

諫早市議34人決まる
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2009/isahayagsoku.html
 ◇諫早市議選開票結果
(選管最終)
当 3375 山口隆一郎 66 無現
当 2795 中野 太陽 31 共現
当 2764 西口 雪夫 55 無新
当 2705 室内  武 64 無現
当 2626 黒田  茂 57 無現
当 2625 林田 敏隆 58 無新
当 2578 藤田 敏夫 59 無現
当 2469 林田  保 60 民新
当 2406 吉田 修治 58 無新
当 2395 山口喜久雄 55 公現
当 2372 野副 秀幸 56 公現
当 2263 青木 弘義 65 自現
当 2220 村川 喜信 51 無現
当 2151 松岡 眞弓 57 公現
当 2108 田川 伸隆 41 無新
当 2074 南条  博 59 自現
当 2061 宮崎 博通 61 民現
当 2005 木下 政儀 64 無新
当 1995 並川 和則 64 自現
当 1956 松尾 義光 57 自現
当 1936 北島 守幸 52 無現
当 1911 福田 美子 48 無新
当 1851 西田 京子 60 共新
当 1780 早田 隆一 70 自現
当 1742 牟田  央 62 無現
当 1719 藤山 徳二 61 無現
当 1705 土井 信幸 61 無現
当 1629 松永 隆志 54 民新
当 1623 笠井 良三 62 無現
当 1605 赤崎 光善 61 無現
当 1551 松本 正則 52 自現
当 1549 山口 一輝 58 無現
当 1452 田添 政継 61 社新
当 1451 宇戸 一夫 66 無現
  1375 水田 寿一 71 無現
  1370 森 多久男 54 無新
  1311 木村 和俊 66 共現
  854 岩永 賢一 51 無新
  809 高谷 記史 45 無新
  699 小川  誠 62 無新

 【諫早】任期満了に伴う諫早市長選と同市議選(定数三四)は五日、投開票され、市長選では現市政の継承と発展を掲げた前副市長の宮本明雄氏(60)が、元県議の橋村松太郎氏(62)、前市議の古川利光氏(65)、学校法人理事長の奥田修史氏(37)、元会社員の真崎光博氏(61)=いずれも無所属・新人=を破り、初当選した。次点の橋村氏とは三百四十四票差だった。市議選でも、新市議が確定した。

 市議選には現職二十六人、新人十四人が立候補。当選者の地域別内訳は▽旧諫早市十八人(候補者二十三)▽多良見町五人(同五)▽森山町二人(同二)▽飯盛町二人(同二)▽高来町四人(同五)▽小長井町三人(同三)。党派別では▽自民六人▽民主三人▽公明三人▽共産二人▽社民一人▽無所属十九人。

 当日有権者数は十一万一千二百九十二人(男五万一千三百六十二、女五万九千九百三十)。市長選の投票率は71・07%(男69・09、女72・76)で前回を3・97ポイント下回った。市議選の投票率は71・09%(男69・09、女72・79)で3・92ポイント下回った=市選管調べ=。

【編注】赤崎光善の「崎」は、大が立の下の横棒なし

446とはずがたり:2009/06/20(土) 11:32:35
【諫早特集】
諫早は衆院選の分裂もかくやと思わせるような戦国状態かも。知事候補も諫早から出るみたいだし

<市長選>
05年結果
05年4月諫早市長選
当 36,331 吉次 邦夫 72 男 無所属、民主(推)新〈元〉諫早市長
  27,176 八江 利春 65 男 無所属 新 〈元〉県議長     ←自民県議05.05県議補選で当選
  18,877 橋村 松太郎58 男 無所属 新 〈元〉県議・森山町長

選挙:諫早市長選 橋村元県議が立候補を表明 /長崎
>>30

市議の古川氏が出馬へ 諫早市長選
>>166

諫早市長選 現職引退で情勢混迷 自民、民主とも分裂様相 4人?5人? 前哨戦が本格化
2009年2月4日 02:09
>>214-215

09長崎・ズーム&ワイド:4氏が白熱、諫早市長選の行方 /長崎
>>322

諫早市長に宮本氏が初当選 新市議34人も決まる
>>360-361
 ▼諫早市長選開票結果(選管最終)
当27,642 宮本明雄(みやもとあきお)   60 無新
 27,298 橋村松太郎(はしむらまつたろう)62 無新
 10,840 古川利光(ふるかわとしみつ)  65 無新
 10,567 奥田修史(おくだなおふみ)   37 無新
  1,253 真崎光博(まさきみつひろ)   61 無新

選挙:諫早市長選/諫早市議選 市長選、宮本氏“薄氷”の初当選 /長崎
 ◇大接戦、次点差わずか344票
>>363

<市議選>
諫早市議選あす投票・諫早市議34人決まる
>>443-445

<県議選>
注目選挙区ルポ<5>諫早市区 区域拡大、7人乱戦 
>>202

<県知事選>
島じま:知事選 /長崎
>>314
 民主党県連が22日の定期大会で、来年の知事選で金子原二郎知事を推薦しないことを明確にした。

知事任期満了まで1年
09年3月1日
>>320
 金子原二郎知事(64)の3期目の任期満了まで、1日であと1年となった。金子知事は現時点で、4選出馬への態度を明らかにしていない。一方、昨年9月の読売新聞の取材に対し、出馬の意向を明らかにした諫早市出身のルーマニア大使、東良信氏(60)は2月下旬から一時帰国しており…

知事選土台揺らぐ
2009年03月01日
>>326
 一方の自民党内部にも、少しずつ変化が生じている。
 県議会に昨年12月、県が1億円を投じたベンチャー企業が経営破綻した問題の責任を追及する調査特別委員会(百条委)が設置された。10年余りの金子県政で百条委の設置は初めてとなる。
 実は、県側は百条委を設置しないよう自民党県議に水面下で働きかけていた。金子知事に近い議員たちは設置に慎重になった。だが知事と距離を置く議員たちは追及の手を緩めず、自民党県議団は真っ二つに割れた。
 最終的に、全会一致で可決。設置を断念させられなかったことについて、県選出の自民党国会議員の一人は「知事の求心力が落ちている証し。」

<衆院選>
基盤グラグラ 久間氏危機感 「盤石」の西海市長選 応援候補落選 自民長崎2区 立て直し迫られ
2009年4月21日 01:22
>>395
 [西海]市長選では、現職が企業、団体からの支持を受け自民県連三役も現地入りするなど態勢は盤石のはずだった。ところが組織に頼らず草の根選挙に徹した新人候補に88票差でかわされた。同時に行われた市議選でも、前回無所属から民主公認となった候補がトップ当選。市議選応援のため3回現地入りした福田氏の関係者は「好材料のひとつ」と手応えを語った。
 長崎2区で最多の有権者を抱える諫早市で5日行われた市長選。ここでも自民県議や企業、組織が全面支援し大勝が予想された前市長後継候補が、対立候補に344票差の小差にまで迫られた。「支持層への縛りが効かない。『自民』を掲げることで無党派層も逃げていく。自民の看板が邪魔になっている」

447とはずがたり:2009/06/20(土) 11:55:15
【諫早特集・追加】
>>446-447
<県議選>
結果

諫早市 定数4−候補7
当 15,822(24.7%) 八江 利春 67 自民 現6 県森連会長
当 12,906(20.1%) 山口 初實 59 民主 新1 造船会社員
当 11,731(18.3%) 中村 和弥 46 無所属=自民 新1 保育園理事長
当 8,738(13.6%) 北浦 定昭 61 自民 現2 党県広報副委長→>>20205年5月の県議補選で初当選した「県議1年生」ながらも旧諫早市の市議会議長も務めたベテラン。にもかかわらず、告示前の今年1月から市内全域で200回以上の街頭演説を重ねるなど新人さながらの活動を続けてきた。それでも本人は「手応えはまだまだ」とこぼす。
□ 8,669(13.5%) 田中 克史 56 無所属 現 共済組合理事
3,244(5.1%) 石丸 完治 57 共産 新 党中部地区委長
3,048(4.8%) 森 多久男 52 無所属 新 福祉協専務理事

448千葉9区:2009/06/21(日) 17:03:43
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090621ddm041040133000c.html
入札妨害:容疑で、えびの市長逮捕−−宮崎県警
 宮崎県えびの市発注の橋りょう維持工事で業者に有利な価格で落札させようとしたとして、宮崎県警は20日、えびの市栗下、えびの市長、宮崎道公(みちひろ)(73)と、同市池島、造園土木会社社長、星指(ほしさし)勝典(65)の両容疑者を競売入札妨害(偽計)容疑で逮捕した。この造園会社の落札価格は最低制限価格より約400円高いだけだった。県警は今後、金品のやり取りの有無についても調べを進める。

 容疑は、昨年6月27日にえびの市役所であった「08年度榎田橋橋りょう維持工事」の指名競争入札で、宮崎容疑者が星指容疑者の会社に落札させようと、入札前日の26日ごろ、星指容疑者に対して、非公開の最低制限価格(1096万1524円)を電話で教え、翌27日の入札で制限価格に近い入札金額(1096万1900円)で落札させたとしている。県警によると、2人は容疑を大筋で認めている。業者は7社参加していた。【小原擁】

毎日新聞 2009年6月21日 東京朝刊

449千葉9区:2009/06/21(日) 17:11:20
また複雑怪奇の宮崎県政界の混乱か

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/789
>(2002年)三月に行われたえびの市長選。県知事の松形祐堯の実弟が四期で退き、後継指名した候補が大きな後援母体を持たない宮崎道公に、意外な大差で敗れた。これまで同様、県の介入は、半ば公然と行われ、市外から業者が大挙して選挙運動に加わったにもかかわらず、である。市政に対する有権者の不満が組織型選挙を凌駕(りょうが)したことで、同市長選をコントロールしてきた県に衝撃が走った。

□2002年3月10日実施の選挙の結果
◇えびの市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率82.64%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 8853 宮崎道公(無新、65歳、初当選)       ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  7706 新出水寛人(無新、54歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

□2006年3月12日実施の選挙の結果
◇えびの市長選挙(宮崎県)開票結果 投票率79.67%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 9075 宮崎道公(無現、69歳、再選)        ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  6512 鬼川利男(無新、58歳)           ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

450千葉9区:2009/06/21(日) 17:43:06
>>442
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000906200004
議案 次々否決 上峰町長「逆風」現実に
2009年06月20日

 選挙公約に掲げた町長給与50%カットなど、全国最年少の現役首長としての独自色を前面に打ち出した施策にかかわる議案を、就任後初めて臨んだ定例の町議会で19日に否決された武広勇平・上峰町長(30)。町議会との事前調整による妥協を潔しとせず、志を貫くことにこだわった結果、住民生活にも影響しかねない事態を招いてしまった。町議会(定数10)は7人が町長選で対立候補の支援に回り、「逆風」は予想されていたとはいえ、自治体の運営は一筋縄ではいかない現実に直面した。(上山崎雅泰)


自らの給与を半減とする武広町長の大胆な選挙公約は町内外の耳目を集めた。ただ、その是非は一刀両断にはできないことを、地方自治の専門家らはかねて指摘している。


 例えば、九大法学部の田中孝男准教授(行政法)。「職責に見合う報酬を、地域の事情に応じて地域で決めるべきだ。上峰町は財政状況も悪く、仕方ない面もあるが、トップの報酬が低いと有能な人材が集まらない可能性もあり、やみくもに下げるだけでは良くないのでは」とする。


 こうした議論の余地がある町長給与のカットを、武広町長は議会承認を前提として財源に当て込み、在宅障害者通院用の福祉タクシーの運賃を助成する新規事業を計画。事業費を一般会計補正予算案に盛り込み、町長の給与カット議案と一体のものとして6月議会に提案したが、そうした手法には異論も出ていた。


 吉富隆議長によると、武広町長とは5月下旬から、給与カット議案の提案方法について意見を述べ合ったという。


 吉富議長は、町長給与は3月議会の議決を経て15%カットを実施済みなのだから、6月議会でさらにカットする議案は通らないと考え、「町長給与カットと補正予算を連動させず、新年度予算を組む来年3月議会で、にしては」と提案。武広町長は「選挙公約であり、支援者のこともある」と譲らなかったという。


 6月議会最終本会議の19日にも、吉富議長は開会前に町執行部に議案を修正するよう改めて進言。これを受けて武広町長ら執行部は、本会議の開会時刻を過ぎてなお協議を続けた末、原案通り議決に諮ることを決断。本会議は定刻より1時間遅れて始まった。


 まず、総額約1億7千万円の一般会計補正予算案の賛否討論があり、原槙和彦議員が反対を表明。伊東盛雄議員は「新型インフルエンザ対策や学校の耐震工事など住民生活に大きくかかわっている事業が多い」として賛成意見を述べた。採決では議長を除く9人のうち、2人起立しただけで少数となり否決された。


 続く町長給与カット議案は、岡光広議員が反対を表明。中山五雄議員は「財政難の折、町長自らの給与削減には理解する。私たち町議も削減すべき所はする必要がある」として賛成討論をした。採決で起立したのは3人で、こちらも否決となった。


 武広町長は議案が否決されるたびに伏し目がちになり、唇をかむようなしぐさをみせた。閉会後、報道各社の取材に「(起債が制限される)早期健全化団体は目の前。健全化の第一歩として給与カットを提案したのに残念」。吉富議長は「町長にとって初めての議会。できるだけ譲歩し、スムーズな運営を目指していただけに残念。早急に臨時議会を開いて修正案を出すよう促したい」と述べた。


 議会を傍聴した人からは、一般会計補正予算案が否決されたことで、住民生活への影響を懸念する声が聞かれた。


 実現が遠のいた福祉タクシー運賃の補助について、町身体障害者の会の前会長、佐藤実さん(73)は「障害者には無料の福祉通学バスが運行しているが、バス停に行くまでが大変。福祉タクシー制度がないのは県内では上峰だけ。身内に障害者がいると思って真剣に考えて欲しかった」と話した。


■否決された議案
・一般会計補正予算案
・町長給与支給額の特例に関する条例の一部改正条例
 ・福祉タクシー利用助成券支給条例
 ・教育委員の選任同意2件

451とはずがたり:2009/06/23(火) 12:14:14
アホか。
>僕の能力からして可能かもしれない。

東国原知事、総務相兼務否定しながら「可能かも」
そのまんま知事
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090623-OYS1T00257.htm
 宮崎県の東国原英夫知事は22日、知事と総務相の兼務について、県庁で記者団に「法的には可能だが、物理的にはどちらも中途半端になるのでは。両方激務で、責任もあるから」と述べ、否定的な見方を示した。一方で「僕の能力からして可能かもしれない。その辺は少し微妙。県民、国民が判断すること」とも述べ、世論を慎重に見極める姿勢を示した。内閣改造の際の東国原氏の入閣は、自民党の一部で取りざたされており、総務相に起用する案などが出ている。

 また、自民党の古賀選挙対策委員長と県庁で23日に行う会談については、「(具体的な中身は)何も伺っていない」と述べた。
(2009年6月23日 読売新聞)

452千葉9区:2009/06/23(火) 12:18:13
やる気マンマンですね

453とはずがたり:2009/06/23(火) 12:22:31
地方の人は大臣就任を喜んでお祝いしますので大臣就任なら宮崎県民輿論もあのハゲが知事辞めるの認めるかもしれませんなー。


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