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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

2874チバQ:2012/10/13(土) 19:55:49
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001210100001
薩摩川内のあした(上) 原発停止
2012年10月11日


川内原発1、2号機の早期再稼働などを求める要望書を出す川内商工会議所の田中憲夫会頭=薩摩川内市大王町の九電川内原子力総合事務所

【佐藤幸徳】「原発は私たち地域の重要産業で、地場産業と位置付けている。これからも共存共栄を強く考えているので、一日も早い再稼働を望みます」
 3日、薩摩川内市内の九州電力川内原子力総合事務所を訪れた川内商工会議所の田中憲夫会頭は、古城悟所長に訴えた。その手には、川内原発1、2号機の早期再稼働などを求める瓜生道明社長あての要望書を携えていた。
 「業種によっては極めて厳しい。経営そのものが成り立たなくなる方々もおられる。(3号機の)増設が目の前にあったために先行投資をした人もいる」
 川内原発1、2号機が停止して1年以上。地域経済への影響は深刻化している。巨額な交付金が期待される3号機の増設も、容認していた伊藤祐一郎知事が反対に転じ、政府も認めない方針を決めたため厳しい情勢だ。リーマン・ショック以降の景気低迷も追い打ちをかけている。
 1、2号機にはふだん、社員約290人と協力会社員約840人の計約1100人が働くが、13カ月に1度の定期検査では、協力会社員が約2千人に膨らむ。川内商議所は、1基の定期検査が地元に及ぼす経済効果を約6億円と試算する。
 市は6月、川内原発の運転停止の影響を探るアンケートを、川内商議所と市商工会の会員計2186事業所に行い、約3割の658事業所から回答を得た。通常運転時と停止時を比べて経営状況に影響があったか、という質問には全体の38・7%が「影響があった」と回答。市中心部の川内商議所管内では51・9%に上った。
 市はアンケートをもとに、特に影響が大きいと判断したホテル旅館業や飲食業などに業種を絞り、総額約4千万円の緊急経済対策事業に乗り出した。
 だが、影響の裾野は広い。事業対象外の業種で原発の仕事を請け負う30代の中小企業の役員は「うちは影響が少ない業種だが、それでも原発が停止して売り上げが数百万円ほど落ちた。車の燃料代や事務用品などを節約して、赤字を出さないように企業努力するしかない」とこぼす。
 市は、企業誘致も念頭に再生可能な次世代エネルギーの導入もうたっているが、現状を打開できる即効性はない。1号機が稼働して28年。原発に頼ってきた街は岐路に立たされている。
  ◇
 薩摩川内市長選と市議選が21日に告示される。告示を前に、市の抱える課題を追った。

2875チバQ:2012/10/13(土) 19:56:05
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001210120001
薩摩川内のあした(中)財政健全化
2012年10月12日


市消防局の新庁舎建設工事の安全祈願祭=薩摩川内市中郷町

【佐藤幸徳】薩摩川内市中郷町で9月25日、市消防局の新庁舎建設工事の安全祈願祭があった。庁舎や高機能指令センターの建設、通信機器のデジタル化などを含め、総事業費は32億円。岩切秀雄市政が意思決定をした事業で10億円を超えるのはこれが初めてだ。
 2004年10月、1市4町4村が対等合併して誕生した薩摩川内市。総面積は683・5平方キロメートルと県内の市町村で最も広い。04年度末、合併で膨らんだ地方債残高は約654億円。基金は約108億円しかなかった。いや応なしに財政健全化を迫られ、大型事業も影を潜めた。その結果、11年度末で地方債残高は約544億円と100億円ほど減らし、基金も約152億円に増やした。
 だが、最大の懸念は、市町村合併でこれまで手厚く交付されてきた普通交付税が、15年度から5年にわたって減額されることだ。11年度決算で約156億円あった普通交付税は、約42億円減らされる。これは県内の合併22市町のなかで最も多い削減額だ。
 多すぎる職員数の適正化も課題だ。市が09年度決算をもとに作成した市町村財政比較分析表によると、人口1千人当たりの職員数は10・39人で全国市町村平均の7・33人を上回り、全国に42ある類似団体(人口や産業構造などから比較できる自治体)のなかで42位と最下位だった。
 市は10年4月、職員数を5年後に1100人以内にする方針を掲げ、採用者数を抑える取り組みを続けており、今年4月現在の職員数は1132人。さらに市は職員の給与カットも検討している。
 さらに、行政改革の一つとして、市内の8支所のうち、6支所を窓口業務に特化した市民サービスセンター(仮称)にし、3出張所を廃止する支所再編計画も立てたが、説明会やパブリックコメントなどで市民から反対の声が寄せられ、計画の見直しを余儀なくされている。
 市議会も昨年12月、議員定数をこれまでの34から26とする条例案を可決した。
 12年度の市の一般会計当初予算は約503億円。電源立地地域対策交付金など原発関係の財源が予算に占める割合は2・5%で、かつてほどの恩恵はない。市財政課の上大迫修課長は「交付税が削減される15年度以降に対応できる財政構造にするのが大きな課題」と話す。

2876チバQ:2012/10/13(土) 19:56:25
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001210130001
薩摩川内のあした(下)完 工場閉鎖
2012年10月13日


閉鎖される富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ九州工場=薩摩川内市入来町副田

 【佐藤幸徳】11日、薩摩川内市の入来保健センターで特別労働相談会が開かれた。対象は、閉鎖される薩摩川内市入来町副田の富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ九州工場の従業員。この日は2人が訪れ、労働問題に詳しい社会保険労務士から、社会保険や住宅、生活資金などについて助言を受けた。
 九州工場が売却され、2013年度末までに閉鎖されることが明らかになったのは8月末。1978年に合併前の旧入来町が誘致した工場で、従業員数は700人に上る。原発停止で冷え込む地域経済に追い打ちをかける事態となった。
 市によると、700人のうち正規社員644人、非正規社員56人。市内に344人、159人が隣のさつま町に暮らす。正規社員の年代別では、40代が49%、50代が31%、30代が17%、20代が3%で、子どもの学費や住宅ローンを抱える働き盛りの年代が多い。
 従業員の一部は大分県の売却先の会社に転籍し、残りも富士通が関連会社で受け入れを検討するとしている。市によると、工場側は9月1〜9日に従業員に面接し、転籍、配置転換、退職のいずれを選ぶか尋ねたところ、ほとんどが「保留する」という回答だったという。
 市は転籍を避け、地元に残る人も多く出ると予測し、9月3日には市長を本部長とする対策本部を立ち上げた。今月10日、市役所で開かれた第2回の対策本部会議では、離職者を受け入れる企業を探すため、11月に市内外の企業を対象にアンケートをすることを決めた。具体的な内容はこれから検討する。
 市商工観光部の末永隆光部長は「これまで市に寄せられた相談では、地元に残りたいという人が非常に多い。何とか再就職を支援したい」と話した。

2877チバQ:2012/10/13(土) 21:29:42
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/1241
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/1264
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/1369

http://mainichi.jp/area/oita/news/20121013ddlk44010623000c.html
三浦・大分市議:自民に離党届 「政策不一致」市議選は無所属で /大分
毎日新聞 2012年10月13日 地方版

 07年に自民党県連の公募で一時、衆院選大分1区の候補になった三浦由紀・大分市議(50)が離党届を出していた。「政策の不一致」が理由。現時点で国政への意欲はなく、来年3月に任期満了となる市議選に無所属で再出馬する意向。

 三浦議員によると、届けは9月28日付。「国政では消費税値上げ、市議会では都心南北軸や議員定数問題で意見が合わない」と理由を述べた。市連会長の秦野恭義議員は「受理はしていない。月内に結論を出したい」としている。

 三浦議員は衛藤晟一・参院議員の秘書などを経て、93年初当選し現在5期目。07年11月には1区の公募候補になったが、「選挙を戦うに足る組織が作れなかった」として決定3週間後に辞退。代わりに穴見陽一・ジョイフル相談役が公募候補になった。【土本匡孝】

2878チバQ:2012/10/14(日) 17:24:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000365-yom-soci
「高給」現業職員ゼロ目指し、検討始めた政令市
読売新聞 10月14日(日)10時58分配信

 福岡市は、警備員や学校用務員といった現業職員約950人について、今後は退職者が出た後の補充を行わず、段階的に民間委託を進め将来的にゼロを目指す方向で検討に入った。

 2013〜16年度の4年間で約850億円の財源不足が見込まれる厳しい財政下で、民間の2倍前後の給与を払い続けるのは市民の理解が得られないと判断した。現業削減は全国的な流れだが、ゼロを打ち出すのは異例。ただ組合側の反発も予想され、曲折もあり得る。

 現業職員の内訳(5月現在)は、調理業務員332人、学校用務員250人、清掃職員111人、自動車運転手80人、船舶職員33人、警備員31人――など。年齢構成は20〜30歳代が約3割、40〜50歳代が約6割、60歳代が約1割となっている。

 市によると、昨年4月現在の現業職員の平均月給は約38万7000円で、人件費の年間総額は約56億円。民間の類似職種と比べると、警備員が約47万8000円で民間の2・48倍、用務員が約39万2000円で1・87倍などとなっており、市議会でも削減の必要性がたびたび指摘されてきた。

2879チバQ:2012/10/14(日) 17:42:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121014-00000238-mailo-l46
井上県議:自民入り /鹿児島
毎日新聞 10月14日(日)15時37分配信

 薩摩郡区選出で無所属の井上章三県議(65)が13日、自民党県議団入りした。支持層には、先月自殺した衆院鹿児島3区の松下忠洋・元衆院議員(国民新)と宮路和明・元衆院議員(自民)の支持者が混在しているが、「松下先生が亡くなったことで、つながりが一段落した。衆院3区補選前の入党に反発があるのは覚悟のうえ。今後おそらく自民中心の政権になることを考え、判断した」と話した。
10月14日朝刊

2880チバQ:2012/10/16(火) 23:26:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121016-00000000-ryu-oki
共産、村山氏擁立へ 那覇市長選
琉球新報 10月16日(火)9時50分配信

 共産党県委(赤嶺政賢委員長)が、11月11日投開票の那覇市長選に候補者を擁立する方針を決めたことが15日、分かった。同県委委員長代理の村山純氏(64)が、無所属で出馬する方向で詰めの調整を進めている。複数の関係者が明らかにした。
 社民党県連、社大党、共産党県委の3党は4日、革新統一候補の擁立断念を発表していた。共産は社民、社大に村山氏を推すよう呼び掛けることも想定している。
 市民に選挙での選択肢を示すことや、民主党県連が既に出馬を表明した現職の翁長雄志氏(62)の推薦に回ったことを踏まえ、首長選で全国的に進む自公民の共闘の流れに対抗する狙いもある。
 村山氏は1947年12月生まれ。高知大卒。元県職員で共産党県委の書記長、同副委員長を経て、同委員長代理を務めている。

2881チバQ:2012/10/16(火) 23:28:40
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001210160005
北九州市議の日当廃止へ 4会派合意
2012年10月16日

 北九州市議会の主要4会派でつくる議会改革協議会(座長=片山尹議員)の初会合が15日に開かれ、交通費や日当として支払われる現在の費用弁償について、廃止する方針を申し合わせた。海外視察の費用も減額する方向で議論を進めるという。


 議員には現在、費用弁償として本会議や委員会に出席すると、自宅から市議会までの距離に応じて日額7千〜1万円が支払われている。他の政令指定市では、福岡市は日額1千〜3千円、熊本市は日額5千〜7千円が支給されている。


 協議会は非公開で、報道陣の取材に応じた片山議員によると、現行制度については廃止する方向で出席者の意見がまとまった。ただ、公共交通機関を利用した場合の実費の支払いなどについて、今後の協議で詰めるという。


 また、議員の海外視察についても、年間約1千万円の予算を減らす方向で議論を進める。現在は4年間の任期中、計約40人が参加することができ、1回あたりの費用は最大80万円という。


 1人月38万円の政務調査費は、地方自治法の改正で「政務活動費」と改められることから、使い道の基準について協議会の作業部会で検討する。


 61の議員定数については、片山議員は「各会派から現状維持と削減を求める意見が交錯した」などと述べ、報酬も「定数問題とセットで議論することになる」との認識を示した。次回会合は29日にある。(桑原紀彦)
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2882チバQ:2012/10/17(水) 22:04:23
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001210160001
新富町長の減給条例案否決
2012年10月17日

  新富町議会は16日、過労で自殺した女性職員(当時28)の両親が町に損害賠償を求めた訴訟の和解金8千万円などを盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を臨時議会で可決した。和解案は先に可決している。一方、政治責任を取るとしていた土屋良文町長の給与を7割減額する議案も提案されたが、否決した。
  宮崎地裁の和解勧告は支払期限が10月末となっている。土屋町長は議会の冒頭、「町民に心配と迷惑をかけおわび申し上げる」と話し、8千万円の支出については「時間外勤務手当の縮減などの行政改革を進めていく」と説明。議会からの責任追及を受け、町長が給与を7割、副町長が5割、1年間減額するなどした条例改正案も提案した。
  条例改正案に対し、議員からは「なぜ減額が任期満了までではないのか」「辞職は考えないのか」などの声が相次ぎ、採決では12人の議員のうち7人が反対した。
  議案否決について、長浜博議長は「責任の取り方に満足できないし、覚悟がない」と話した。土屋町長は「辞職するつもりはない。二度とこのようなことを起こさないことが大事」と話し、政治責任については再度検討し議案を提案する考えを示した。

2883チバQ:2012/10/17(水) 22:27:47
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121017-OYT1T00371.htm?from=ylist
市長の海外出張7回、「不在で業務遅れる」の声

 福岡市は16日、高島宗一郎市長が2011年度に、韓国や米国など7回の海外出張をしていたことを明らかにした。


 同じ市長就任2年目で比較すると、07年度の吉田宏前市長より5回も多く、市議会からは「業務に支障が出ないように」とくぎを刺された。

 この日の決算特別委員会で、北嶋雄二郎市議(自民党)の質問に答えた。

 市によると、出張先は韓国・釜山市などアジアが多く、主な目的は福岡観光のPR。昨年9月には、都市間会議などを理由に、米・シアトルとカナダ・バンクーバー両市に足を運んだ。今年度は、姉妹都市のフランス・ボルドー市などに6回出張している。

 06年に福岡市収入役だった北嶋市議は取材に対し、「市長が不在で業務が遅れることがある、と漏れ聞こえてくる。以前の市長の海外出張は年間2、3回ぐらいだった」と指摘した。

 市長室は「海外出張は市長の意向ではなく、各局が様々な事業を検討し、市長の出席が効果を上げる事業を選定している」と説明している。

(2012年10月17日15時53分 読売新聞)

2884チバQ:2012/10/17(水) 22:29:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121017-OYT1T00379.htm?from=ylist
財政再建中の政令市、自身の給与削減やめた市長
福岡市が、2004年度から財政再建のために実施していた市長給与の月額10%カットについて、高島宗一郎市長が就任後の11年度にやめていたことがわかった。


 市は「(減額は)特例措置で、本来の水準に戻っただけ」としている。

 市労務課などによると、山崎広太郎元市長が04年、「厳しい財政状況に鑑み、市政改革に取り組む姿勢を示す」として、市長給与の特例に関する条例を設け、月額10%の削減を始めた。

 06年に就任した吉田宏前市長も条例を一部改正して期間を延長し、10年度まで続けた。04〜10年度の市長の年間給与(地域手当含む)は1521万〜1559万円。これに対し、高島市長の11年度の年間給与は1716万円だった。

 市は13〜16年度の4年間で851億円の財源不足に陥ると試算。このため、人件費の縮減や市立幼稚園の廃園を含めた検討など、81項目の事業見直しを行っている。ある野党市議は「職員の人件費を削減するなら、まずは市長が率先して姿勢を示すべきだ」と指摘している。

(2012年10月17日13時40分 読売新聞)

2885チバQ:2012/10/19(金) 23:26:06
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001210180001
市政の課題 激論 薩摩川内市長選
2012年10月19日

 【佐藤幸徳】21日告示の薩摩川内市長選に立候補を予定する現職の岩切秀雄氏(70)と、新顔の山口陽規(はる・き)氏(59)が18日、同市天辰町の市国際交流センターコンベンションホールで開かれた公開討論会で、激論を戦わせた。
 討論会は川内青年会議所が主催した。市民の見守るなか、さまざまな課題について意見を交わした。
 エネルギー政策について岩切氏は「原発は国策。国が責任を持ってやる。電力を大量に安定供給することを考えると、川内原発の再稼働を前提にすべきだ」。
 これに対し、山口氏は「危険な原発を再稼働することは市民の命、暮らしを壊す。断固として反対。国の動きを待つより、市は脱原発宣言をし、地方からの声で国を動かすべきだ」と訴えた。
 行財政改革について、山口氏が原発廃炉のための交付金を国に求めるべきだと主張したのに対し、岩切氏は職員の数や給与の削減に取り組む考えを示した。
 地域経済の活性化については、山口氏が自然エネルギーや観光の活用を主張し、岩切氏は1次産業が加工や流通・販売まで取り組む「6次産業化」を訴えた。

2886チバQ:2012/10/23(火) 20:51:38
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001210230003
県議事業仕分け 市民目線とズレ
2012年10月23日

◎日程公表3日前、傍聴3人 
 「要改善」「拡充」同数8事業


 県議会は22日の予算決算委員会で、県の事業を検証する長崎版「事業仕分け」に取り組んだ。20事業のうち8事業を「要改善」と判定した一方で、事業の拡大を求める「拡充」を促したのも8事業に上った。「市民目線で無駄を洗い出す」といったイメージとは、異なる結果となっている。


 世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」事業。是非を議論するはずの総務分科会だが、ある県議は「期待申し上げる」「何度も上京して国に陳情すべきだ」と要望を投げかけるだけ。別の県議は「事業仕分け自体に疑問がある」と仕分けそのものに反対し、すべての評価を放棄した。それでも結局、多数決で11人中6人が手を挙げた「要改善」に決まった。


 環境生活分科会で取り上げた、動物のアート作品を展示して啓発する「生物多様性保全戦略推進事業」は今年度で終わる事業。「何で仕分けするのか」という疑問の声も上がった。


 事業仕分けは、民間の立場から政策提言をするシンクタンク「構想日本」が提唱した手法で、民主党政権の行政刷新会議で実施して認知度が広がった。


 構想日本は、行政の現場を熟知した識者などが仕分けに参加する「外部の視点」や事業の選定といった準備段階での「第三者の参画」など、事業仕分けの際に守るべき7項目の「基本原則」を掲げている。「全面公開」もその一つで、仕分け人の議論を聞いた傍聴者が判定する「市民判定人」方式を導入する自治体も増えているという。


 一方の長崎県議会。昨年に続いて独自で仕分けを実施し「事業廃止」「要改善」「現状維持」「拡充」など7段階の評価に取り組んだ。しかしその手法は、事業の選定から議論、判定に至るまで、第三者として関わったのは県議だけ。日程を公表したのもわずか3日前で、傍聴に訪れた市民は3人にとどまった。


 昨年、事業仕分けの導入を提案した末次精一議員(新生ながさき)は「まだ慣れていないし、よく分からないままやっている人もいる」としたうえで、「事業仕分けをすることは議会改革になり、議会のチェック機能をぐっと高める。県職員も事業の成果を表すことを求められ、詳細なデータを示す訓練になる」と話す。  (斎藤靖史、花房吾早子)

2887チバQ:2012/10/23(火) 20:56:37
>>2855
http://housing.nikkansports.com/news/f-hs-tp0-20121021-2012102231164.html
再び分離・独立も? 平成大合併後に各地で巻き起こった「離婚」騒動記事を印刷する


 2005年3月22日、4つの市町村が合併してできた熊本県菊池市。のどかな酪農風景が広がるこの地でいま、ちょっとした騒動が起きている。旧泗水町の住民グループが、菊池市からの「分離・独立」を訴える要望書を市長と市議会に提出したのだ。独立に賛成する署名は有権者の半数を超えているという。なぜこんなことになってしまったのか? また、そもそも一度合併した自治体が再び分離・独立することなど可能なのだろうか?

「受け入れがたい価値観の相違」で分離・独立
 分離の要望書を提出した「泗水をよくする会」はその理由について「価値観などで受け入れがたい相違点がある」としている。「価値観の相違」で別れたいなんて夫婦の離婚話みたいだが、過半数が分離を望むというのだから、それはもう埋めがたいほどの「相違」なのだろう。

菊池市だけじゃない、全国で合併トラブルが起きている
 平成11年から平成22年にかけ、政府主導で行われた「平成の大合併」。10年がかりの大幅な統合で当時3232あった市町村は1727に集約された。ただ、これだけの合併ラッシュとなれば、菊池市のように何かしらのトラブルを抱えているケースも少なくないようだ。

■合併トラブルその1/「埼玉県さいたま市」(※2001年、浦和市、大宮市、与野市が合併)
2007年12月11日のさいたま市議会で吉田一郎市議が「旧大宮市の分離・独立」に関する質問を行った。同市議は質問の冒頭で「現在のさいたま市政に怒りを感じている」という旧大宮市民からの手紙を紹介。

■合併トラブルその2/「青森県青森市」(※2005年、青森市、浪岡町が合併)
合併反対派が多数を占めていた民意を無視し、強引に合併を進めたとして浪岡町(当時)の住民が猛反発。浪岡町長がリコールされるなど大騒動に発展した。現在も分離・独立を目指した運動が続けられている。

■合併トラブル3/「群馬県安中市」(※2006年、安中市、松井田町が合併)
合併の告示が行われた後の松井田町(当時)町長選挙で合併反対派の候補が当選。住民アンケートでも合併反対派が多数を占め、松井田町は群馬県と総務省に合併撤回を要請。合併後も「碓氷郡松井田町の復活を考える会」が立ちあがり、分離・独立に向けた住民運動が起こった。

市議会と県議会の議決があれば分離・独立は可能
 これら旧自治体の住民が分離・独立を求める理由はさまざま。市役所が遠くなった、行政サービスが変わって細かなニーズに対応してもらえなくなった、愛着のある地名がなくなった、市域が広大になりすぎて天気予報がアテにならない、そもそも合併に反対だった、などなど多種多様な不満が渦巻いている模様。
もちろん、合併によって財政基盤の強化や行政運営の効率化が図られ、住民サービスが向上した自治体もある。しかし一方で、強引な合併により不遇をかこってしまった住民も少なからず存在しているようだ。

 で、結局のところ一度合併した自治体が「別れる」ことはできるのか? 地方自治法の規定によると、市議会と県議会の議決を経て総務大臣から承認されれば分離・独立は可能。じっさい、戦後に限っても全国70市町村で分離が行われている。

 平成の大合併以降に分離・独立を果たした自治体はまだないが、結婚と離婚が表裏一体であるように、アナタの住む市町村が「独立」する日がやってくるかも。

2888チバQ:2012/10/23(火) 21:02:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000152-mailo-l40
福岡市:81項目事業見直し 高島市長、改めて推進強調−−市議会委 /福岡
毎日新聞 10月23日(火)15時28分配信

 福岡市が財源不足解消のため来年度から補助金や住民サービスなど81項目の事業見直しを検討している問題で、高島宗一郎市長は22日の市議会決算特別委員会で「教育や福祉など身近な施策に力を入れる」としつつ「都市を成長させるにはやめるものはやめないといけない」と改めて強調した。
 宮本秀国市議(共産)の質問に答えた。
 市は13〜16年度に見込まれる財源不足851億円を解消するため、81の見直し検討項目を公表。私立小中高校への補助金廃止や市立幼稚園の廃園、市営渡船志賀島航路の減便などがある。
 宮本市議は九州交響楽団やスポーツ大会への補助金見直しについて「都市度を高める文化やスポーツへの支援に矛先を向けるのは問題」と指摘。高齢者や障害者への個人給付減額などもあり「人工島事業など大型開発に指一本触れず、その財源捻出のために計画を強行すれば市民の厳しい反撃に遭う」と計画の撤回を求めた。
 また、高島市長は市長の給料月額の10%減額措置を就任後に廃止したことについて「減額措置は特例的かつ時限的なもの。全力で市政運営に取り組むことで責任を果そうと新たな減額条例は作らなかった。今後は行財政改革を行う上で自分の給料も当然検討する」と話した。【木下武】
〔福岡都市圏版〕
10月23日朝刊

2889チバQ:2012/10/23(火) 21:27:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000178-mailo-l42
県議会:衆院選出馬にらみ、変わるか勢力 「連立どうなる?」会派戸惑い /長崎
毎日新聞 10月23日(火)15時46分配信

 県議会で「連立会派」の一角をしめる会派「新生ながさき」代表の末次精一県議=佐世保市・北松浦郡区選出、当選2回=が次期衆院選出馬の意向を固めたことで、県議会は慌ただしくなってきた。出馬に伴い辞職した場合、県議会の勢力が変わり得るためだ。
 県議会(定数46)は現在、▽改革21▽県政改革県民の会▽新生ながさき−−の3会派による「連立会派」が22人で、最大会派を形成している。しかし、対抗する自民、公明は計21人とその差はわずか1人だ。
 ある連立会派幹部は末次氏の衆院選出馬表明に「意思は固いのか? 連立は一体どうなる?」と辞職の影響を計りかね、戸惑いを隠せない様子だ。
 ただ、衆院選を巡っては自民も、加藤寛治県議が長崎2区出馬を表明。「近いうち」の1減は必至だ。
 さらに影響しそうなのが、連立会派の陣内八郎氏の動向だ。県議選長崎市区での選挙違反事件で連座制適用の是非を争っているが福岡高裁で敗訴し、近く最高裁の結論が出る見通し。連座制適用となれば、失職する。
 ある県議は当面の議会運営を「共産、無所属愛郷の会、創爽会と三つある『一人会派』を、連立、自公のどちらが取り込むかになる」とみる。
 欠員補充の県議補選は14年3月1日任期満了の知事選に便乗して実施される見込みだ。
  ◇   ◇
 末次氏は22日夜、佐世保市内で後援会の緊急集会を開き、次期衆院選出馬を報告した。23日、県庁で記者会見し、正式表明する。【阿部義正】
〔長崎版〕
10月23日朝刊

2890チバQ:2012/10/23(火) 22:23:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/feature/kagoshima1349791468193_02/news/20121009-OYT8T01535.htm
脱「原発依存」の模索−薩摩川内市長選
<上>観光「待ち」から「攻め」へ


薩摩川内市で開かれた模型飛行機の大会。全国から約100人が集まった  「広くて見晴らしが良く、離着陸もしやすい。こんなに良い場所は、なかなかありませんよ」

 9月27〜30日に薩摩川内市の川内川宮里公園で開かれた模型飛行機の全国大会「第50回F3Aラジオ・コントロール曲芸日本選手権」。主催する日本模型航空連盟の成家儀一・競技委員長(63)は、公園上空で宙返りや急降下をする模型飛行機を笑顔で見上げていた。

 同市と地元愛好家らの連携で誘致に成功した九州初の全国大会。全国各地の地区予選を勝ち抜いた選手と大会関係者ら約100人が参加し、市内のホテルや民宿に連泊した。

 市の試算によると、宿泊費や飲食費、おみやげ代などで約500万円の“外貨”が稼げたという。

   □    ■

 昨年5、9月に九州電力川内原子力発電所1、2号機がそれぞれ運転を停止して以来、市内のホテル旅館業、飲食業を中心に影響が出ている。

 法令で13か月以内に1回と定められている原発の定期検査では、最大約2000人の作業員が市内に滞在。宿泊費や飲食代などで1回あたりの経済効果は約6億円に上るとされるが、それがストップしているからだ。

 市などが6月に実施したアンケートでは、市内658事業所のうち、254事業所(約38%)が「運転停止の影響があった」と回答。特に市中心部のホテル旅館業では、11事業所のうち6事業所が「売り上げが7割以上減少した」と窮状を訴えた。

   □    ■

 川内原発の再稼働の時期が見通せない中、市が全力を挙げているのが観光振興だ。

 市は9月議会で、市内でイベントや研修会を開く団体の主催者らを対象に上限50万円(宿泊費1泊あたり1人1000円などを含む)を助成する事業など、計約4000万円の緊急経済対策を盛り込んだ補正予算案を通し、模型飛行機全国大会が適用第1号となる。

 「これまでは原発の経済効果に頼り、観光に関しては『待ち』の姿勢だった」。市観光・シティセールス課の古川英利課長(48)は、そう認めたうえで、「待ってばかりはいられない。原発だけに頼らない地域活性化を目指し、『攻め』に転じたい」と力を込めた。

    

(2012年10月10日 読売新聞)

2891チバQ:2012/10/23(火) 22:23:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/feature/kagoshima1349791468193_02/news/20121010-OYT8T01632.htm?from=popin
脱「原発依存」の模索−薩摩川内市長選
<中>雇用改善策見いだせず

工場閉鎖問題で市役所に設置された相談窓口 「入来町の中核企業だった。従業員がたくさん来てくれていたのに、今後どうなるのか……」

 8月31日に閉鎖が発表された富士通グループの「富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ九州工場」(薩摩川内市入来町副田)。近くでスーパーマーケットを営む石原雄一さん(39)は「ますます町が寂しくなる」と肩を落とした。

 同工場は2014年3月までに生産設備を譲渡先の「ジェイデバイス」(大分県臼杵市)に移し、閉鎖される見通し。700人の従業員は同社の大分県杵築、臼杵市と福岡県宮若市の工場に転籍するか、富士通グループ内で配置転換されるという。

 ただ、8割以上が県内採用で、川内公共職業安定所「ハローワーク川内」の平田正知所長(55)は「300〜400人は転籍や配置転換に応じられず、転職を余儀なくされるだろう」と推測する。

   □    ■

 同安定所によると、薩摩川内地区の今年8月の有効求人倍率は0・70倍で、前年同月比0・13ポイント増となっており、雇用に関しては、九州電力川内原子力発電所1、2号機の運転停止の目立った影響は出ていない。

 しかし、原発の定期検査時にパート従業員を雇用していた民宿が求人を控えたり、九電の工事を受注できない建設会社が新規採用を見送ったりしているケースもあり、同安定所は「数値上は見えないが、サービス業、建設業に運転停止の影響が出始めている」と分析する。

 そんな中での富士通グループ工場の閉鎖発表。川内商工会議所の田中憲夫会頭(75)は「原発運転停止の打撃に追い打ちをかける形。これからボディーブローのように効いてくるだろう」と頭を抱える。

   □    ■

 このような状況を受け、市は9月3日、対策本部を設置。市役所に設けた相談窓口には同月末現在で従業員36人が訪れ、転職先などについて相談があった。

 一方、川内商議所も今月3日、川内原発の運転停止が市経済に打撃を与えているとして、早期の再稼働を求める要望書を九電に提出したが、市も商議所も現時点では抜本的な打開策を見いだせていないのが実情だ。

 市商工振興課の宮里敏郎課長(52)は、市の経済や雇用の回復には再稼働は必要との認識を示したうえで、「『原発からの恩恵は当たり前』という市全体に定着している意識を改め、企業などが自助努力していく環境を整えることも、これからの薩摩川内市には欠かせない」と強調する。

(2012年10月11日 読売新聞)

2892チバQ:2012/10/23(火) 22:23:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/feature/kagoshima1349791468193_02/news/20121011-OYT8T01718.htm
脱「原発依存」の模索−薩摩川内市長選
<下>次世代エネルギー活用探る

 今月8日、薩摩川内市国際交流センターで開かれた「次世代エネルギーフェア」。専門家ら3人が次世代エネルギーの魅力を語る講演会は、400席の会場に70人ほどしか入らず、市担当者は「もっと来てくれると思ったが……」と肩を落とした。

 次世代エネルギーについて知ってもらおうと、市が初めて企画。同時に開かれた太陽光で動くおもちゃ作りや、自転車をこいで扇風機を回す発電体験には多くの家族連れが集まったが、メーンイベントだった講演会に足を運ぶ人は少なかった。

 講演を聴いた市民からは「次世代エネルギーのことがよく分かった。期待している」(61歳男性)との声の一方、「内容が難しかった。もう原発だけに頼る時代ではないが、次世代エネルギーで本当に街は潤うの?」(34歳女性)との懸念も聞かれた。

   □    ■

 東京電力福島第一原発事故や九州電力川内原発の運転停止で危機感を持った薩摩川内市は昨年8月、川内原発と共存しながら、再生可能エネルギー産業の育成・誘致を目指す「『エネルギーの街』づくり構想」を発表した。

 次世代エネルギーの導入を積極的に進めるため、新エネルギー対策課を設置したほか、10〜20年先を見据えた将来展望と行動計画を策定する「次世代エネルギービジョン策定委員会」(会長=古川洽次・日本郵便会長、14人)を発足させた。

 議論の中身は、同市に導入可能な次世代エネルギーの検討をはじめ、コミュニティーや保健福祉などとの連携、環境付加価値を売買する「グリーン電力証書」など多岐にわたる。

 向野陽一郎・市新エネルギー対策監(44)は取り組みの意義について、〈1〉厳しさが増す市財政の立て直し〈2〉若者が働ける環境の整備――などを挙げ、「今から取り組まなければ他地域に先を越される。市民に分かりやすく説明し、理解を求めていきたい」と話す。

   □    ■

 実用化の動きも少しずつ始まっている。9月には、市のらせん型水車による小水力発電(出力30キロ・ワット)の実証実験に国から約6000万円の補助金を受けることが決まり、同市東郷町藤川で2014年度中の実験開始を目指す。今月5日には川内原発から3キロ離れた同市寄田町に地場総合商社「南国殖産」(鹿児島市)の太陽光発電所(出力1100キロ・ワット)が完成した。近くの柳山周辺では、地元企業による風力発電所の建設計画も進められている。

 今年度中の計画策定を目指している策定委の柏木孝夫・東京工業大特命教授(65)(環境・エネルギーシステム工学)は「原発と次世代エネルギーを生かした独特のまちづくりを進めることで、今後の日本に求められる新たなモデルケースを示すことも可能だ」と意気込みを語った。

 (この連載は江上純が担当しました)

(2012年10月12日 読売新聞)

2893チバQ:2012/10/25(木) 00:06:47
>>2863-2864
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-198411-storytopic-3.html
浦添市長選 松本氏が出馬表明「市政に住民の声反映」2012年10月24日
2月の浦添市長選への出馬を表明する松本哲治氏=23日、浦添市社会福祉センター
 【浦添】2013年2月10日投開票の浦添市長選挙に向け、NPO法人代表の松本哲治氏(45)が23日、市社会福祉センターで記者会見し、出馬を正式表明した。「市民がワクワクするまちづくり」を掲げ「住民の声が、市政に反映されていないのではという、閉塞(へいそく)感や風通しの悪さを、どう打開するか考えていく」と述べた。
 市民に政策面の要望を募り、マニフェスト(公約集)に反映させていく方針を示した。保革問わず、政党への推薦依頼を行っていく予定。会見には赤嶺昇県議らが同席した。
 同市長選には現職で4選を目指す、儀間光男氏(69)も出馬を表明している。

2894旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/10/28(日) 21:20:54
当確はまだ
開票率50.5%
 39,204 宮路和明 自民元
 28,029 野間  健 国民新

2895チバQ:2012/10/29(月) 00:07:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121027-00000195-mailo-l44
OITA見聞録:覆面レスラー立候補意欲 「当選後もマスク」 ルールなき議会、論戦ゴング /大分
毎日新聞 10月27日(土)13時4分配信

 来年3月の任期満了に伴う大分市議選(定数44人)への立候補準備を進めるプロレスFTO代表、スカルリーパーA−ji(エイジ)さん(43)。覆面レスラーの立候補は同市議選はもちろん、九州の各種選挙で初めて。選挙戦や当選した場合の議員活動に問題や支障がないか調べた。【土本匡孝】
 エイジさんは毎日新聞の取材に、早くも市議仕様の覆面姿で応じ、「大震災被災地ボランティアで、マスクマンだからこそ気軽に人が集まり話をしてくれた。覆面の力はすごい」と選挙中、当選後もこの姿を続けると誓った。プロレスは本来の覆面で続ける。
 全国の先輩覆面議員は、03年岩手県議選でザ・グレート・サスケさん=写真<上>、今年9月の大阪府和泉市議選でスペル・デルフィンさん=同<下>=が当選した例があるだけ。
 覆面の好き嫌いはともかく、別人が本人になりきる可能性があり「ルール上大丈夫?」と思うが、大分市選管によると公職選挙法に選挙中の覆面禁止規定はない。市議会会議規則も同様だが、議会の品位を重んじなければならない▽議場や委員会室に入る場合は帽子や外とう、襟巻き、つえ、傘の類を着用、携帯してはならない−−と微妙な規定はある。
 岩手県、和泉市にも同様規定があり、議会判断が注目された。サスケさん当選直後、当時の小泉純一郎首相は「本人の自由だから。取りたくない気持ちも分かる。本人と県民の皆さんがどう判断するか」と理解を示した。
 岩手県議会では賛否が分かれ、覆面禁止案が賛否同数になり議長裁決で最終的に容認。県議会で反対派議員から激しいやじを受けたが、素顔の写真入りの議員身分証明書を発行し、事務局による素顔確認で一件落着。和泉市議会では、素顔を把握している事務局が、議会や委員会に入る前に本人の顔を確認し、なりすましを防ぐ。
 そうしたルールは当然、大分市議会にはない。足立義弘議長、長田教雄・議会運営委員長は「申し出があれば議運で諮る」。しかし「親からもらった顔を隠すのはいかがなものか」と疑問を呈するベテラン市議もいる。
10月27日朝刊

2896チバQ:2012/10/29(月) 22:41:12
>>2771
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121029-OYT1T01170.htm?from=ylist
長崎県議選、連座制適用が確定…陣内氏当選無効

 昨年4月の長崎県議選の選挙違反事件で、陣営幹部の有罪が確定した長崎市区選出の陣内八郎県議(63)が福岡高検を相手取り、連座制が適用されないことの確認を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は29日、陣内県議の上告を棄却する判決を言い渡した。


 連座制の適用を認めた1審・福岡高裁判決が確定。陣内県議は当選無効となり、同一選挙区からの5年間の立候補が禁止された。

 陣内県議陣営の選挙運動の総括主宰者ら2人は、運動員に選挙事務所前で手を振らせるなどし、計10万7800円の報酬を渡したとして公職選挙法違反(買収)に問われ、2月に最高裁で有罪が確定。県議側は「悪質な買収とは言えず、連座制を適用すべきではない」と主張していた。

(2012年10月29日20時01分 読売新聞)

2897チバQ:2012/10/29(月) 23:34:22
>>2856>>2874-2876>>2890-2892
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121029/kgs12102900460000-n1.htm
薩摩川内市長に岩切氏再選 「原発再稼働」地元の意思示された 鹿児島
2012.10.29 00:44 (1/2ページ)
 28日に投開票された薩摩川内市長選で、無所属の現職、岩切秀雄氏(70)=民主、自民、公明、国民新推薦=が、無所属の新人で共産党薩摩西部地区委員長、山口陽規氏(59)=共産推薦=を大差で破り、再選を果たした。薩摩川内市は九州電力川内原子力発電所を抱えるだけに、原発の是非が最大の争点だったが、再稼働容認を明言してきた岩切氏の勝利により、地元の意思は明確に示されたといえる。(田中一世)

 「このまま原発が止まっていては日本の産業界の破壊を招く。それを防ぐには再稼働が必要なんです。市民生活を豊かにするために頑張ります!」

 28日夜、事務所に現れた岩切氏は支持者の拍手を受け、力強くこう語った。

 川内原発は昨年9月以降、全2基が停止したまま。岩切氏は、選挙戦を通じて「安全な原発は動かすべきだ。国策として進めたのだから政府が責任を持って安全を確認し、市民に説明してほしい」と訴えた。

 岩切陣営には当初、「あえて原発の是非を争点にすべきではない」との声が多かった。衆院鹿児島3区補選とダブル選となったこともあり「原発再稼働を前面に掲げると推薦してくれた民主、国民新両党に迷惑をかける」と考えたからだ。

 だが、岩切氏は告示日(21日)の出陣式で唐突に「国や市を取り巻く環境を考えると再稼働すべきだ」と断じた。ここで争点化を避ければ、再稼働をめぐり延々と不毛な議論を続けなければならないと判断したに違いない。陣営幹部も寝耳に水だったようで、後援会長で元郵便局長の愛甲勝氏は「私もびっくりしました。自分の考えをしっかり示しておくべきだと考えたのでしょう」と振り返る。

 もちろん岩切氏には勝算もあった。原発停止後、地域経済は疲弊し切っており再稼働を求める声は強まりつつあったからだ。労組などが加盟する地元最大の反原発団体「川内原発建設反対連絡協議会」も独自候補擁立を断念し、共産党推薦の山口氏に相乗りした。

 反原発派は7月の鹿児島県知事選でも現職の伊藤祐一郎知事に大差で敗れており、岩切氏は「地元の民意を示す絶好のチャンスだ」と考えたようだ。

 岩切氏に勇気づけられて再稼働容認派は次々に声を上げ始めた。川内商工会議所の田中憲夫会頭「原発は27年間、地域経済に組み込まれてきた重要な存在だ」と断言。45施設が加盟する市ホテル旅館組合の福山大作組合長は「再稼働の見通しが立たずみんな経営が行き詰まっている。すでに2軒は廃業しました。民主党の政策はあまりにも常識外れ。1日も早く再稼働にOKを出してほしい」と訴えた。

 とはいえ、市長選で勝利しても、もはや死に体となった野田佳彦内閣に原発再稼働にGOサインを出す余力は乏しい。

 川内商議所の岩下晃治専務理事は「市長選は国に私たちの意思を突きつけた。でも最終的に国が『動かす』と言わなければ前に進まない。芯がぶれている民主党政権にその覚悟があるとは思えないし、次の政権まで待つしかないんですかね」と厳しい表情。すっかり人通りの途絶えた太平橋通り商店街振興組合の幹部はこうぼやいた。

 「商店街は原発停止でガラガラですよ。民主党政権ではもうどうしようもない。とにかく一刻も早く解散してほしい…」

 ▽薩摩川内市長選開票結果

当 44816岩切 秀雄 無現

   9978山口 陽規 無新

         (選管最終)

2898チバQ:2012/10/30(火) 00:05:18
>>2893
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-29_40807
浦添市長選:西原前教育長が出馬へ
政治 2012年10月29日 09時48分

(14時間16分前に更新)

 【浦添】来年2月の浦添市長選に向け、市の前教育長、西原廣美氏(64)は28日、市議有志5人(代表・又吉幸子氏)の出馬要請に対し「決死の覚悟で考えたい」と述べ、出馬の意向を明らかにした。11月1日に正式に出馬表明する。

 市議らは西原氏の豊富な行政経験や商工会議所専務理事を務めたことなどを挙げ「市政を変えるにふさわしい人で、地域の人から立候補を望む声が根強い」と出馬を促した。

 赤嶺昇県議らでつくる公募型の選考委員会に応募したが、選ばれなかったことについては「当初想定していた内容と異なったため、(独自で)出馬を要請することにした」と強調。「保革相乗りで支援する」としている。

2899チバQ:2012/10/31(水) 01:10:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121030-OYT1T00504.htm?from=ylist
投票者数過少報告・連携ミス…トリプル選大混乱

28日投開票の鹿児島県薩摩川内市長選、市議選、衆院鹿児島3区補欠選挙の「トリプル選挙」では、市選挙管理委員会による開票作業ミスが相次いだ。

 当初は同日午後9時の見込みだった市長選の投票成績の確定時間は約1時間半遅れ、さらに30分後には修正を出した。

 市選管によると、市長選の投票成績は、上甑島と下甑島からデータが送られて確定する段取りだったが、下甑島の担当者がパソコンで送ったデータに本土側の担当者が気付かなかった。また、本土側はファクスでの送信を求めたが、下甑島は開票作業などで混乱して連携が取れず、確定は午後10時25分まで遅れた。

 さらに、上甑島の担当者が投票者数を14人少なく報告していたことが判明。70・30%でいったん確定していた投票率は約30分後、70・31%に修正された。

 3区補選でも、投票者数を少なく県選管に報告したり、当日有権者数で在外選挙人83人分を重複して県選管に伝えたりしたほか、下甑島の開票作業の混乱のため、市長選と市議選の開票結果の発表も予定より大幅に遅れた。

 市選管の郡山毅事務局長は29日に記者会見を開いて陳謝。「今後は複数の職員によるチェック体制を強化し、間違いのない選挙事務に努める」と述べた。

(2012年10月30日13時54分 読売新聞)

2900チバQ:2012/10/31(水) 01:14:58
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001210300003
陣内氏「判決重すぎる」 
2012年10月30日


記者会見で見解を述べる陣内八郎氏(左)=長崎市樺島町

◎連座制適用 県議を失職
 正当性 改めて主張


 昨春の県議選で陣内八郎氏(63)=民主=の陣営幹部が公職選挙法違反(買収)で有罪となった事件を受け、29日の最高裁判決で連座制が適用されて県議を失職した陣内氏が長崎市内で会見した。「重すぎる判決。非常に悔しい思いでいっぱいだ」と自らの正当性を改めて主張した。


 陣内氏は県職員出身で、県職労を支持母体として07年の県議選に民主党公認で初当選した。昨年4月の県議選で1万42票を得て再選したが、公選法違反で陣営幹部の有罪が確定。陣内氏側は「違法性の認識がなく、悪質でない運動買収による連座制の適用は重すぎる」と訴えたが、この日、最高裁に棄却され、当選無効が確定した。


 陣内氏は会見で公選法について「悪法も法。認めざるを得ない」とする一方で、「普通の人には(公選法は)分からない」という以前からの釈明を繰り返した。また自身の責任については「候補者には違反かどうか判断するゆとりはない」と釈明した。


 失職したことで有権者を裏切ったことにならないかとの問いには、「裏切ったという気持ちはない」と答えた。


 今後も民主党員として活動を続けていくとしたが、次々回の県議選への立候補については、「検討中で白紙の段階」と述べた。


 陣内氏は県議会で「改革21」に所属、旧自民党系など3会派で連立して最大会派を占めていたが、失職により自民、公明という対立する会派との議席数が拮抗することになる。(斎藤靖史、江崎憲一)

2901チバQ:2012/10/31(水) 21:18:37
>>7>>2783
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20121030-OYT8T01544.htm
姫島村長・藤本氏、無投票8選に村民賛否
村長選告示日も通常通りの業務をこなす藤本昭夫・姫島村長  姫島村長選は30日、現職・藤本昭夫氏(69)が連続無投票で8選を決めた。57年前に投票が行われて以降、無投票が続く現実を、村の人がどう受け止めているのか。様々な声を聞いた。(佐々木浩人)

 港で海の様子を見ていた80歳代の元漁業の男性は、「無投票は良くないことだ。民主的でない」と語気を強めた。

 息子夫婦がタチウオ、タイなどの漁に出て生計を立てるが、漁獲量が減り、価格も低下。燃料の高騰も頭が痛い。男性は「漁業で暮らす人が多いが、村から具体的な振興策が見えてこない。新人が出馬して、村を変えてくれることを期待している人は多い」と話す。

 だが、批判的な意見を口にする人は少ない。50歳代の主婦は「あまりに長く無投票が続くと、ワンマンになるかもしれない」とは思うが、「村長は村のことをよく把握している。子育て支援なども充実している」と評価する。

 家庭菜園を手入れしていた80歳代の女性も「村長に対抗する力のある人はいない。今の村政に問題はない」と言う。子供は仕事を求めて島を出て、独り暮らし。だが、民生委員や役場の福祉担当者の見守り活動もあり、「島では安心して暮らせる」と言う。

 一方、自営業を手伝う20歳代の女性は「村長選が無投票なことに関心はありません」と淡々と話した。45人ほどいた同級生は、4分の3が島を出た。島に残った人も、ほとんどが役場に勤め、基幹産業の水産業に就いた人はいないという。「若い人は、仕事がないからではなく、都会暮らしにあこがれているから島を離れる」と話した。 

 藤本村長は報道陣の取材に応じ、無投票が続くことについて「日々村民の色んな話を聞いている。マンネリになるとは思っていない。下水道など社会資本の整備や医療の充実が評価されたのではないか」と述べた。父、熊雄氏の7期を超えた点については「まさかここまでくるとは思わなかった。身が引き締まる思い」と話し、島の今後については「雇用の場が少ないのが課題。村おこしグループの活動を支えるなど、人材育成をしていきたい」と語った。

藤本昭夫(ふじもと・あきお)氏《当選8回》

 村長、県町村会副会長、県漁港漁場協会長(元)村農協組合長▽慶大経▽姫島村

(2012年10月31日 読売新聞)

2902チバQ:2012/10/31(水) 22:11:51
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001210310005
姫島村長選 無風60年
2012年10月31日


8選連続無投票当選が決まり祝福を受ける藤本村長=姫島村

 30日告示された姫島村長選で、現職の藤本昭夫氏(69)の8選が決まった。対立候補は今回も現れず、1957年以降、16回連続の無投票になった。「人口2200人の島を二分しない知恵」との見方もあるが、村政のチェック体制などに疑問の声も上がっている。


 村民らは、55年の村長選が激戦となり、しこりが残ったことから、島を二分する争いを避ける風潮ができたのが無投票の原因と口をそろえる。


 「島の和」が保たれてきた成果として藤本氏は、缶入り飲料の価格に10円の預かり金を上乗せして販売するデポジット制度が続くなど成果をアピール。「みんなが協力してくれたからできた」と説明する。


 一方、静かな島で9月、村では初めてとなる住民監査請求が元村議の男性から出され、小さな波紋が広がった。発端は県漁協姫島支店の組合員でつくる任意団体「水産物共同出荷推進協議会」に村が2011年2月に貸し付けた3500万円だった。この融資金が村長の弟の水産仲買会社に回り、姫島支店への借金返済にあてられたと男性らは主張している。


 これに先立つ6月初めには、融資問題を訴える文書が漁協関係者や村議らに送られていたが、表だった動きは起きなかった。


 こうした中、請求人として手をあげたこの男性は「村議会が機能していないのではないか。60年間政争がなく、村民は意見を言わないことに慣れきっている。声をあげられない状況を変えないといけない」と訴える。


 9月の村議会では融資金に関する質問が出た。藤本氏は「弟の会社に金が回った事実はない」と否定。結局、10月に融資金は協議会から村に一括返還された。両者の言い分は食い違ったままだ。


 藤本氏は8期目の抱負として「水産業と観光の島づくりに力を注ぎたい。雇用の場の創設に取り組む」と宣言。行政ワークシェアリングの継続に加え、「魚の加工場や車エビ養殖で若者の雇用の場を確保していきたい」と強調した。来年の認定を目指すジオパークや大型チョウのアサギマダラを目玉として観光客を呼びこみたいと意欲を示した。(伊藤稔)

2903チバQ:2012/10/31(水) 22:26:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000248-mailo-l40
九州政令市長会議:「九州府」移行にらみ事務・権限移譲議論へ−−熊本 /福岡
毎日新聞 10月31日(水)16時31分配信

 福岡、北九州、熊本市長による第2回九州政令市長会議が30日、熊本市役所であり、道州制による「九州府」移行をにらみ大都市が担うべき事務や、県からの権限移譲などについて検討していくことを確認した。
 会議では熊本市が熊本県から河川管理やパスポートの申請受け付けなどの事務・権限を移譲されているが、福岡、北九州両市はまだであることなどから、九州府構想を補完するためにもさらなる移譲が必要との意見が出た。来春開催予定の3回目の会議で具体的な事務・権限をあげて議論する予定。
 会議後の記者会見で、高島宗一郎・福岡市長は「これまで県に訴えても変わらなかったことも、3市が共通の課題としてアピールすることで力になる」と強調した。北橋健治・北九州市長も「今後の地方のあり方について3市が方針を固めることで、その発信は全国に響くだろう」と期待。幸山政史・熊本市長は「地方分権の話を詰めなければ、形だけの道州制に終わってしまう」と述べた。【松田栄二郎】
〔福岡都市圏版〕
10月31日朝刊

2904チバQ:2012/10/31(水) 22:28:59
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20121031ddlk42010406000c.html
高比良元県議:「維新」へ 民主党県連副代表、近く離党の意向 /長崎
毎日新聞 2012年10月31日 地方版

 民主党県連副代表の高比良元(はじめ)県議(60)=長崎市区選出、2期=は30日、県連幹事長の高比良末男県議に対し、近く離党する意向を伝えた。橋下徹大阪市長が代表を務める「日本維新の会」を支援するためとしている。毎日新聞の取材に、自身の次期衆院選出馬は否定した。

 高比良氏は29日、大阪府庁で、維新副代表の府議と面会し、今後について協議したという。毎日新聞の取材に「(維新の党綱領である)『維新八策』の基本的認識は私の考えと一致している」と前向きに検討していることを明らかにし、「民主では改革はなかなか進まない」と強調した。

 高比良氏は早大卒。県庁職員から旧三和町長、長崎市議などを経て、07年の県議選で民主党公認で立候補し、初当選。現在は県議会で連立会派の一角である「改革21」に所属し、県政改革特別委員長などを務めている。【阿部義正】

〔長崎版〕

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2907チバQ:2012/11/03(土) 21:14:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121102-OYT1T00501.htm
当落分けた市議選0・737票差、全票再点検へ

 10月21日投開票の福岡県宗像市議選で、案分の0・737票差で落選した日隈一憲氏(66)の異議申し立てを受け、市選管は1日、市役所で9日にすべての票を再点検することを決めた。

 市議選では、花田姓の候補が2人おり、「花田」とだけ書かれた8票が得票に応じて比例配分され、1436・737票の花田鷹人氏(65)が最下位で当選。1436票の日隈氏が次点となった。日隈氏は、花田鷹人氏の当選無効を求める異議申立書を提出し、全候補者の得票数の再確認を求めていた。

 市議選の投票者数は、4万95人で、投票率は52・04%だった。

(2012年11月2日11時32分 読売新聞)

2908チバQ:2012/11/04(日) 10:13:00
>>2880
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-198798-storytopic-3.html
那覇市長選きょう告示 翁長氏、村山氏 事実上の一騎打ち2012年11月4日  任期満了に伴う那覇市長選挙は4日、告示される。投開票日は11日で、市長選には現職で4期目を目指す翁長雄志氏(62)=無所属・自民、公明、民主、新党改革推薦=と、新人の村山純氏(64)=無所属・共産推薦、社民、社大支持=、新人で政治団体代表の石田辰夫氏(60)の3人が立候補を表明している。翁長、村山両氏の事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。久茂地と前島両小学校の統廃合問題や行財政改革の手法、経済振興や医療福祉の在り方が主な争点となる。3氏は4日に市選挙管理委員会に立候補を届け出て、1週間の本格的な選挙戦に突入する。
 翁長陣営は与党県議や市議を中心とする「ひやみかち改革・市民の会」を選挙母体に、来年4月からの中核市移行など3期12年の実績を強調し、「風格ある県都・那覇」のまちづくりのため、4選を目指す。
 村山陣営は赤嶺政賢衆院議員を選対本部長に据え、共産党県委の県議や市議団と連携する「市民が主人公の革新市政をつくる会」を選挙母体に「基地のない沖縄への道を切り開く」と訴え、市政奪取に臨む。
 石田氏は政治団体を立ち上げて独自で活動する。
 前哨戦で両陣営は県議や市議団と連携。街宣活動や地域での集会などを精力的に展開し支持拡大に取り組む。2008年の前回選挙の「自公」対「反自公」の構図と異なり、革新統一候補の断念などにより「自公民」対「共産」の戦いとなる。選挙結果は、2年後の県知事選や次期衆院選の行方を占う。
 翁長陣営は4日午前8時半から那覇市牧志の選対本部前で出陣式を行う。
 村山陣営は4日午前9時から久茂地小学校前で出発式を行う。
 那覇市の3日現在の選挙人名簿登録者数は25万271人(男性11万8823人、女性13万1448人)。

2909チバQ:2012/11/04(日) 23:19:27
http://www.asahi.com/politics/update/1104/SEB201211040003.html
2012年11月4日19時34分

那覇市長選、現職に新顔2人挑む オスプレイ配備も影
 那覇市長選が4日告示され、無所属新顔の村山純氏(64)と、諸派新顔の石田辰夫氏(60)、無所属現職の翁長雄志氏(62)の3人が立候補を届け出た。4選をめざす翁長氏に新顔2人が挑む。投開票は11日。3日現在の有権者は25万271人。

 米新型輸送機オスプレイの配備や米兵による事件で米軍基地や政府への反発が保革を超えて強まり、「経済優先か反基地か」で割れた従来の構図が崩れた。

 翁長氏は自民と公明の推薦を受け、民主も初めて推薦に加わった。保守系ながらオスプレイ配備に反対する。公約にも米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設を掲げ、「沖縄の基地問題を解決するには、保革の対立を乗り越える必要がある」と訴える。

2910チバQ:2012/11/04(日) 23:33:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332505
八女市長に三田村氏が無投票再選
2012年11月4日 22:29 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 任期満了に伴う八女市長選が4日告示され、無所属現職の三田村統之氏(68)=民主、自民、公明、社民推薦=のほかに立候補の届け出がなく、無投票で三田村氏の再選が決まった。

 三田村氏は八女市議、福岡県議を経て2008年に初当選。10年2月に周辺4町村を編入し、観光振興に取り組んだ。7月の九州北部豪雨で山間部に大きな被害が出ており、早期復興を重点課題に挙げている。

=2012/11/04 西日本新聞=

2911チバQ:2012/11/05(月) 22:59:50
http://mainichi.jp/feature/news/20121101dde012040007000c.html
特集ワイド:脈打つ沖縄「独立論」 小学校のすぐ隣…オスプレイの列 無視される抗議、日本に見切りを
毎日新聞 2012年11月01日 東京夕刊

 「ヤマトンチューは割りばし使い」。沖縄のことわざで、本土の人は使い捨てにするのが常だから長くは付き合えないとの意味だという。日本という国への歴史的な不信感は米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備で、さらに膨れあがった。そして今、沖縄のことは沖縄自らが決めなければとの「独立・自立論」が広がりつつある。【戸田栄】

 <沖縄人を人間扱いしていない><日本をあてにすべきではない>−−大田昌秀・元沖縄県知事(87)を、運営する那覇市の沖縄国際平和研究所に訪ねると、最近の地元紙にそんな内容の投書が増えたと指摘した。主婦らの投稿も多く、県民の意識が変わってきたと感じている。

 「辺野古では基地建設に反対して、10年以上も地元のお年寄りが座り込みをしている。そこへオスプレイ配備、米兵の女性暴行事件でしょう。投書は怒りに満ちていて怖いくらいです。私は県民が米兵と直接に事を構えることを懸念している。そういう沖縄の現状を、本土の人は理解しようとしていますか?」

 研究所1階を沖縄戦の資料館にし、平和が重要と訴え続ける大田元知事だけに表情は硬い。具体的に、県民の意識はどう変わっているのか。「『沖縄に自己決定権を取り戻さなければ』という考えが大きくなっているのです。独立や自立について、まだ県民が広く語り合う状況ではありませんが、そのうねりが押し寄せているのを感じます」

  ■

 沖縄県宜野湾市の嘉数高台(かかずたかだい)公園。オスプレイが配備された米軍普天間飛行場が一望できるこの場所へ、同市内で「沖縄独立研究所」を主宰する、比嘉康文(こうぶん)さん(70)が案内してくれた。東京ドーム約103個分という飛行場が、市街地の真ん中をどんと占拠している。

 「日本人になろう、なろうとして崖を登るが、途中でいつも谷底へ突き落とされる。それが沖縄の歴史です」と、比嘉さんが飛行場をにらみつけながら語る。比嘉さんは米占領下の沖縄で育ち、琉球政府職員から地元紙記者に転じた。沖縄戦の他、ベトナム帰還兵が在沖米軍基地で日本人男性を射殺した、1972年のベンジャミン事件の報道などに取り組んだ。沖縄の戦後を見据えてきた末の結論だ。

 嘉数高台は、米軍が「いまいましい丘」と呼んだほどの沖縄戦の激戦地だったという。比嘉さんが沈痛な面持ちで語る。

 「多くの沖縄人が日本兵とともに、ここで戦って亡くなりました。その場所から見える光景が基地。沖縄の現在を象徴してはいませんか」

 04年に米軍ヘリが校舎に激突した沖縄国際大を訪ねた後、飛行場と隣り合わせにある小学校へ行った。小学生が無邪気に遊ぶ校庭の向こうに、墜落の危険性が高いとされるオスプレイが並んでいる。教員が憤る。

 「誰だって、子どもをこういう場所で学ばせるわけにはいかないと思うはずです。いつまでこんな状況が続くのか。悲しいことに、子どもたちは慣らされ、少々の物音には動じなくなっていますが……」。校内には「青い空を返せ」との大見出しを打った地元紙を掲示している。子どもたちはこの学校で、何を思って過ごしているのだろう。

 車で30分ほど行った所にある、うるま市の宮森小学校も訪ねた。59年に米戦闘機が墜落して炎上、周辺住民を含む死者17人、重軽傷者210人を出す惨事となった。今も学校は住宅密集地の中にあり、墜落があれば同様の事態を招く恐れがある。

 校内にひっそりと立つ「仲よし地蔵」。素朴な方形の塔に紫と白の花が供えられ、犠牲者の霊を慰めていた。比嘉さんは手を合わせた後、「日本政府は、このひどい現実を半世紀以上も放置している。沖縄人の意識に独立志向が脈打つのは当然のことです」と言葉に力を込めた。

 比嘉さんとともに沖縄独立を訴える、沖縄靖国参拝違憲訴訟の原告団長を務めた彫刻家、金城実さん(73)の読谷村のアトリエへ行く。壁面には「琉球の独立を!」と大書したビラを張っている。集会で参加者に配っているものだ。

 <そろそろ日本に見切りをつけ、独立を目指そう。私たちの頭ごしに日米間で『密約』し、『合意』し、あらゆる沖縄の負担を『誠意ある約束』として、私たちに押しつけようとしている>。ビラの文面に怒りがにじむ。金城さんは「日米政府に抗議を繰り返しても解決にならない。沖縄住民が決断する時です」と大きな声で語った。

2912チバQ:2012/11/05(月) 23:00:22
  ■

 別稿のように、琉球独立論は72年の日本復帰前から沖縄の知識人の間で議論されてきた。だが米占領下の圧政から民主主義国に生まれ変わった日本への期待は大きかった。那覇市の沖縄県立博物館で開催中の復帰40年展を見学すると、復帰運動の写真とともに「日の丸は『抵抗・自由のシンボル』として意識されるようになった」との説明がある。復帰の結末が期待と正反対であることに、本土側は赤面せざるを得ないだろう。

 復帰後、独立論は再燃しては下火になる。映画「GAMA 月桃の花」の音楽などで知られる那覇市在住のミュージシャン、海勢頭豊(うみせどゆたか)さん(69)が当時を述懐する。「沖縄戦の教訓は、平和は何より大切だということです。平和憲法を掲げる日本を信じたい気持ちが沖縄にはあったのですね」

 「ところが、どうです」と海勢頭さんは苦渋の表情を浮かべた。「基地問題の解決どころか、日本は憲法を変えると言い始めました」。海勢頭さんも近年、独立論に傾いているという。

 沖縄の諸問題を論じる季刊誌「けーし風」の編集委員、岡本由希子さん(45)は、民主党政権になっても基地政策が変わらないことが多くの人の心を折ったと見る。「もう日本の政治に期待しようがない。そういう状況に追い込まれたのです」

 若い世代はどうか? 那覇市議の平良識子(たいらさとこ)さん(33)は「独立も選択肢の一つですが、自分たちが幸福になれる社会を沖縄に実現させることを優先したいという思いが、40、50代以下には強い」と話す。

 国連の人権機関などに辺野古への基地押しつけを含む沖縄の人権侵害状況を訴える活動をしてきた。その結果、日本政府は国際人権法に基づく報告を余儀なくされた。平良さんは「国際世論の応援を得て、沖縄の自主性を高めていきたい。その先に自己決定権の回復がありますが、その形が独立か自治かはこれから考えればいい」と語った。

 那覇市内では「チバリヨー(頑張れよ)、東日本」とのステッカーを張った車を何台も見かけた。本土からの観光客を迎える沖縄の人々が笑顔を絶やさないことにも、胸が痛む。その心の奥にわだかまっている問題に、本土側はいつまで知らぬ顔を決め込み続けるのか。

 ◇沖縄独立論
 1879(明治12)年まで「琉球王国」として存在してきただけに、沖縄には長く独立論がある。1972年の日本復帰前は、在沖縄米軍基地が残ることなどがわかり、無条件に復帰すべきでないという「反復帰論」が唱えられた。論客として新川明(あらかわあきら)氏(元沖縄タイムス社長)らが知られ、復帰後の自治・自立論にも大きな影響を与えた。95年、米兵による少女暴行事件、大田昌秀知事(当時)の米軍用地の強制使用に関する代理署名拒否などがあり再び議論が活発化したが、97年には新崎盛暉(あらさきもりてる)氏(元沖縄大学学長)が当時の独立論を「居酒屋談議の域を出ない」と批判し、論争となった。現在も沖縄では、地元雑誌などで独立や自立について活発に論じられている。

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2913チバQ:2012/11/07(水) 01:47:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332815
女性の正副議長が誕生 福岡県宗像市議会
2012年11月6日 20:01 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡県宗像市議会(定数20)は6日、改選後初の臨時会を開き、議長に吉田益美氏(71)=無所属、3期目、副議長に小島輝枝氏(66)=無所属、2期目=を選出した。1981年の市制施行後、女性議長は初。全国市議会議長会によると、正副議長ともに女性の市議会は「全国でも数例のみで珍しい」という。任期はともに4年。

 就任後、吉田氏は「責任の重さを感じている」と語り、小島氏は「男女共同参画社会を築いた先輩の努力を感じる」と述べた。

 2人は最大会派「宗像志政クラブ」(6人)に所属。いずれも投票の末に選出された。吉田氏は2008年11月から2年間、副議長を務めた。

=2012/11/06 西日本新聞=

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2915チバQ:2012/11/07(水) 22:21:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121107-00000229-mailo-l42
長崎市議政調費返還請求住民訴訟:市長、争う姿勢 /長崎
毎日新聞 11月7日(水)16時40分配信

 長崎市議会の10年度政務調査費に違法支出があったとして、「ながさき市民オンブズネット」(倉本ツタヱ代表)が田上富久市長に対し、総額3926万円の返還などを計50人の市議(当時)に請求するよう求めた住民訴訟の第1回口頭弁論が6日、長崎地裁であった。田上市長は答弁書で請求棄却を求め、争う構えを示した。
 オンブズは年間105万円のタクシー代などについて、市に住民監査請求したが、市は8月、「監査範囲について合意できなかった」として、監査手続きをしなかった。これを受け、オンブズは9月、「監査結果に不服がある」として提訴した。
〔長崎版〕
11月7日朝刊

2916チバQ:2012/11/09(金) 00:00:52
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-11-08_41241
那覇市長選、きょうから三日攻防

政治 2012年11月8日 10時35分

(13時間25分前に更新)

 11日投開票の第20回那覇市長選は、8日から「三日攻防」に突入する。新人の村山純氏(64)=無所属・共産推薦、社民、社大支持=と、現職で4期目を目指す翁長雄志氏(62)=無所属・自民、公明、民主、新党改革推薦=が事実上の一騎打ちを繰り広げている。両陣営は7日、市内全域に選挙カーを走らせ、ポイント演説や決起大会を開くなど、支持拡大に向けて精力的に動いた。

 那覇市選挙管理委員会によると、7日までの期日前投票で8162人が投票を済ませた。投票率は3・26%。

 那覇市長選で事実上の一騎打ちを展開する村山純氏(64)、翁長雄志氏(62)への本紙政策アンケートで両氏の主張の違いが浮かび上がった。争点の久茂地小の統廃合、那覇空港第2滑走路建設など経済、教育、福祉政策で対立点が鮮明に。オスプレイや米軍普天間飛行場の返還などの米軍基地問題では、村山氏が「無条件・全面」の返還や撤去を要求するのに対し、翁長氏は「県外(本土)」への移設・移転を主張。日米安保体制下の基地負担を全国民で分かち合う必要性を強調している。

2917チバQ:2012/11/09(金) 22:58:55
>>550
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000288-yom-pol
五木村議会の成果主義に幕…全国初、混乱も招く
読売新聞 11月9日(金)9時28分配信

 熊本県五木村議会(定数10)が全国で初めて導入した成果主義による議員報酬制度が、廃止される見通しとなった。

 8日に開いた全員協議会で「村の振興につながったか疑問」などとして廃止の方向でまとまったという。

 同制度は、2010年度に導入。議長が選ぶ5人以内の村民でつくる「評価委員会」が、議員を5段階で評価し、月額報酬(一般議員21万3000円)の約2割(同4万3000円)を評価結果に応じて変動させる。

 しかし、「11年度の評価が恣意(しい)的だった」などとして問題化し、委員長が責任を取って辞任するなど、混乱が続いていた。

 同村議会の岩本員功(かずのり)議長は「私としては、制度を残したかったので残念。存続する可能性はない」と語った。

2918チバQ:2012/11/09(金) 23:03:33
>>2696
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/333276
呼子「萬坊」 太田順子副社長が昇格
2012年11月9日 01:32 カテゴリー:九州 > 佐賀
 「いかしゅうまい」で知られる「萬坊(まんぼう)」(佐賀県唐津市呼子町)は、創業者の太田善久社長(69)が来年1月の唐津市長選への立候補表明に伴い相談役に退き、次女で副社長の太田順子氏(33)が後任に就いた、と発表した。10月29日付。

 順子氏は明治大学農学部、辻調理技術研究所日本料理研究課程を卒業。2006年萬坊入社、08年に副社長に就任した。善久氏は、唐津・玄海地域の振興策を探る西日本新聞社の「玄海フォーラム」の会長を05年から約7年間務め、現在は顧問。

=2012/11/09付 西日本新聞朝刊=

2919チバQ:2012/11/10(土) 01:32:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/333416
市政継承か、刷新か 都城市長選11日に告示
2012年11月10日 00:04 カテゴリー:九州 > 宮崎

9日夜、都城市文化ホールで同市の将来像を語る池田宜永氏(左)と三角光洋氏 宮崎県都城市の長峯誠市長(43)の辞職に伴う市長選は11日告示される。いずれも無所属新人で、前副市長の池田宜永(たかひさ)氏(41)、市議の三角光洋(こうよう)氏(64)が立候補する意向を表明しており、一騎打ちになる公算が大きい。投開票は18日。2期7年続いた長峯市政の継承か刷新かを主な争点に、両陣営は既に事実上の選挙戦を繰り広げている。

■若さか経験か

 9日夜、同市文化ホール。客席を埋めた約450人が舞台の池田氏と三角氏を見つめた。都城青年会議所が主催した「マニフェスト型公開討論会」。2人は市の未来像を熱く語った。

 「都城をつくってきた先輩方の意思を、われわれ40代の『責任世代』が引き継ぎ、次世代につなぎたい」。池田氏は若さと市政の継続を強調。一方の三角氏は「三十数年間、行政の中でいろいろな仕事をしてきた。閉塞感が漂う今、市民の手に政治を取り戻す」と豊富な経験と現状からの脱却を訴えた。

 池田氏は長峯市長に請われ、2007年から3年間、副市長を務めた。一方の三角氏は5期続いた岩橋辰也市政で総務部長などを任された。2人の対決は長峯市政への評価そのものにも映る。

■通行量は半減

 かつて「南九州第3の都市」の顔として中央通り商店街はにぎわった。昨年1月の老舗百貨店・都城大丸の閉店以降、苦境が続く。同市による毎年7月の歩行者通行量調査によると閉店前は平日千人、休日500人台で推移していたが、今年は平日480人、休日210人と半減した。

 両氏とも中心市街地再生を重要課題とするが、手法は異なる。現在、大丸跡地は都城商工会議所が中心となり設立した受け皿会社「ハートシティ都城」が、跡地の取得や旧館への商業施設誘致などの再生計画を策定中。ネックとなっているのは解体費など15億円以上とみられる資金の調達。池田氏は「市民のため」を前提に市が財政面も含め同社を支援する考え。一方、三角氏は「民間のことは民間に任せるべきだ」として財政援助はせず、市外の開発業者も含む民間再生を打ち出す。

■サービス低下

 「温泉無料券や新入生へのランドセルプレゼントなどいろいろな町のサービスが無くなったねぇ」。同市山田町で商店を営む76歳の女性はため息をつく。同市は2006年、旧都城市と北諸県4町(山田、山之口、高城、高崎)が対等合併して誕生した。旧町住民からは「行政サービスの低下」を嘆く声が聞かれる。

 合併前、各役場職員は200人前後。総合支所となった現在は約70人ずつ。池田氏は本庁舎を含む人員の再配置、三角氏は医療・福祉の専門職の重点配置と、ともに支所機能の見直しを訴える。ただ「行財政改革の流れから人員削減は避けられない」(本庁舎職員)と実現を危ぶむ声もある。

 他にも基幹産業の農畜産業振興など課題は多い。都城の将来を見据えた論戦に期待したいが、市民の関心はいまひとつ。これまで市議選と同日選だった市長選が、長峯市長の任期途中の辞任による単独選となったことなども要因とみられ、両陣営とも投票率低下を懸念している。

     ※

 立候補受け付けは11日午前8時半〜午後5時、市役所7階大会議室で。投票は18日午前7時〜午後8時(一部繰り上げ)、市内94カ所であり、同日午後9時20分から同市妻ケ丘町の都城運動公園体育館で即日開票される。有権者は13万8060人(9月2日現在、市選管調べ)。

=2012/11/10付 西日本新聞朝刊=

2920チバQ:2012/11/10(土) 09:14:21
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001211100001
伊佐市長、市議選あす告示
2012年11月10日


公開討論会に出席した立候補予定者たち=9日午後4時13分、伊佐市文化会館大ホール

 【周防原孝司】伊佐市の市長選と市議選(定数18)が11日、告示される。市長選には現職で再選をめざす隈元新氏(62)、元市議の今吉光一氏(48)、元菱刈町長の神園勝喜氏(62)、元市議の古城恵人氏(63)の4人がいずれも無所属での立候補を表明している。投開票は18日。
 伊佐市は、県北に位置する旧大口市と旧菱刈町が合併して2008年11月1日に誕生した。有権者は旧大口市が約1万7千人、旧菱刈町が約7500人。合併後初の前回市長選は隈元氏が無投票で当選したが、今回は一転して4人が名乗りを上げている。
 隈元氏は大口市議を3期務めた後、大口市長に当選し、伊佐市発足まで4期務めた。合併後の財政健全化に取り組み、「今後の課題解決に向けた資金も準備した」と実績を強調。「日本一子育てにやさしいまち」をめざし、産業振興なども公約に掲げる。
 今吉氏は大口市議を2期務めた後、伊佐市議に当選。市長選に出るため、今年3月に辞職した。「合併後、市民の不公平感がある」と刷新を訴える。若さを強調し、鳥獣被害防止策を含む農林業振興、職員の資質向上など市役所改革に挑むとしている。
 神園氏は旧菱刈町職員として主に村づくり運動を担当した後、菱刈町長を2期務めた。NPO法人かごしま特産品販売促進協会理事長でもある。伊佐米など農産品のブランド確立と販路開拓、雇用確保や自然エネルギーの活用で「市政に新たな風を」と訴える。
 古城氏は旧大口市議を5期務めた後、伊佐市議に当選。9月に辞職した。経済浮揚や雇用拡大を図るため、熊本県水俣市と大口、伊佐、栗野をつなぐ高速道路の実現をアピール。中学校の再編・統廃合の中止や介護・医療の充実、農林業振興を掲げる。
 伊佐市は伊佐米や深ネギ、肉用牛など農畜産業の街として知られる。合併当時約3万1千人だった人口は少子高齢化で減少し、1日現在で2万9千人余り。今回は市を二分する争点は見当たらないが、合併から4年が経ち、今後の街づくりのあり方をめぐる姿勢の違いが4人の立候補表明につながった。現職の「多選」に対する批判も、乱立の背景にある。
 一方、市議選は今回から定数が4減の18となり、旧市町ごとの選挙区もなくなる。いまのところ、現職16人、新顔6人の計22人が名乗りを上げている。
 立候補の届け出は、市長選、市議選とも11日午前8時半〜午後5時、市役所大口庁舎本館2階大会議室で受け付ける。市選管によると、9月1日現在の有権者数は2万4800人。





 伊佐市長選の立候補予定者による公開討論会が9日、市文化会館大ホールで開かれ、4人の立候補予定者が議論を交わした。有志でつくる実行委員会の主催。コーディネーターは鹿児島大学法文学部長の平井一臣氏が務めた。
 隈元新氏、今吉光一氏、神園勝喜氏、古城恵人氏がそろって登壇し、少子高齢化や教育、産業活性化対策について、それぞれのビジョンを発表した。
 隈元氏は「みんなが活躍できる街づくりが理想。コミュニティー活動などを推進する」、今吉氏は「市役所を身近なものにするためフェイスブックを開設し、市民の声が届きやすくする」と述べた。
 神園氏は市長らの給与を30%削減を掲げ、「身を切る努力をする。市民に開かれた市政にしたい」、古城氏は「ぬくもりに満ちた地域づくりや市職員の意識改革で、住民が主役の市政をめざす」と語った。

2921チバQ:2012/11/11(日) 18:28:29
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=49677&catid=487&blogid=16
2012都城市長選 長峯市政8年
(1)最年少市長

(2012年11月6日付)
■積極的に行財政改革

 都城市長・長峯誠(43)の辞職に伴う市長選が11日告示、18日投開票される。35歳で県内第二の都市・旧都城市のトップに就き、市町村合併による市長選でも新市のかじ取りを託された長峯。その8年間にわたる市政を振り返る。


×   ×

 2004年11月28日、長峯は全国最年少市長として初当選を果たした。選挙を戦った前職の岩橋辰也=当時(77)=は市職員出身で5期20年間の長期政権を築いた。一方の長峯は県議からの転身で、行政経験はゼロ。年齢も経歴も大きく異なる市長となった長峯の手腕に注目が集まった。

 この8年間を振り返り、職員や市議、経済団体からは「行政手腕は高かった」「判断力、実行力に優れた」などの高い評価が聞かれる。合併後の新市長となった長峯は行財政改革に力を入れた。新規採用職員の抑制や民間への業務委託などを断行。この財政健全化を評価する声が多い。

 予算編成の市長ヒアリングでは事業の必要性を担当部・課へ徹底的に質問。少しの矛盾、無駄も許さず、部長経験者は「いい緊張感の中で仕事ができた」と述べる。


■   ■

 市役所各部のマニフェスト作成とそれを外部の識者が点検し、事業評価する仕組みを導入するなど新風も吹き込んだ。ある中堅職員は「そうした成果主義に最初は違和感があったが、仕事のスピードと質が上がった」と語る。

 一方で、その職員は「気さくな岩橋さんと違い、壁を感じた」とも話す。岩橋市政では懸案事項などについて市長と直接話す市長協議が頻繁に行われていたが、現在は副市長協議が主体。幹部職員でなければ市長と話す機会はほとんどないという。ただ、元幹部職員からも「距離を感じた」「人心掌握がちょっと…」といった声が聞かれる。


■   ■

 中立的な市議は長峯の能力の高さを認めながら「80点」と評価。「若いのに若さがなかった。岩橋さんは議会答弁で原稿にない本音をぶつけてきた。長峯市長は型にはまった答弁だけ。部長答弁も同じだから議論が成り立たない。市長は脚本家で監督で、部長に役を演じさせているような印象だった」と残念がる。

 「慎重」「堅実」とも評される長峯。「市政運営にしろ議会対応にしろ『失敗は許されない』という思いでやってきたのではないか」と市議は語り、その理由を「先を見ていたから」と推し量る。

 長峯は来年7月の参院選宮崎選挙区に自民党公認候補として立候補する予定。都城市長の「先」を目指し、市役所を後にする。(敬称略)

【写真】旧都城市長選で当選し、初登庁する長峯氏。当時、全国最年少市長となる35歳だった=2004年12月27日、同市役所

2922チバQ:2012/11/11(日) 18:28:51
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=49678&catid=487&blogid=16
2012都城市長選 長峯市政8年
(2)新市

(2012年11月7日付)
■旧4町は閉塞感訴え

 旧都城市と周辺4町の合併に伴う2006年2月の市長選を経て、新市の初代市長となった長峯誠(43)。就任後は新市全域の均衡ある発展を目指し、都城盆地の中心に位置する宮崎自動車道都城インターチェンジ(IC)付近でのサブシティ構想などに取り組んだ。

 しかし、旧4町の高城、高崎、山田、山之口の自治公民館長らは地域イベントの減少による閉塞(へいそく)感、総合支所職員の削減による住民サービスの低下などを強く訴える。


■   ■

 「不便さが増し、地域のにぎやかさは失われている」。山田地区自治公民館連絡協議会会長の中島哲郎(77)は現状をこう語る。同町では合併前に二つあった花火大会が一つに。公民館加入世帯に設置され重宝していた情報連絡網「オフトーク通信システム」も、NTTが14年度に事業撤退することなどを理由に廃止された。新たなごみ焼却施設「都城市クリーンセンター」の工事が始まり、これに伴う道路や水路などの環境整備が期待されているが、中島は「交通量が増えて危険が増す」と辛口だ。

 総合支所周辺の区画整理が行われている高崎町、同自動車道山之口サービスエリアへのスマートIC設置構想がある山之口町でも合併の恩恵は感じられないという。国保の保険料は上がり、公民館への補助金は減額されるなどしており、住民からは「合併しなければよかった」「自立の道でもやっていけたのでは」という声さえ聞かれる。


■   ■

 一方で、高城町ではサブシティ構想に期待が膨らむ。同町穂満坊地区で整備が進む工業団地は14年度に完成予定。ほど近い旧都城市域の太郎坊町には、市郡医師会病院などが移転し健康医療ゾーンが形成される。

 高城地区自治公民館連絡協議会会長の石田了(76)は「現状では合併のメリットを感じられない」と前置きし、「工業団地にどんな企業が来て、どれだけ雇用が生まれるかに注目している。そういう面では住民も期待しているのではないか」と話す。

 対等合併によって新市が誕生し、間もなく7年。長峯は今年3月の定例市議会で「(国から財政上の特例措置が受けられる)合併後の10年間が勝負なので、サブシティ構想やクリーンセンターといった大型事業を進めてきた。10年が経過した後も地域の活力が失われないような基盤をつくるため、努力している」と述べた。しかし、旧4町では地域の存続・発展につながる基盤を見いだせないという声があまりに多い。(敬称略)

【写真】閑散とする都城市山之口町のJR山之口駅前。合併から間もなく7年となるが、旧4町からは閉塞感などを訴える声が聞かれる

2923チバQ:2012/11/11(日) 18:29:14
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2012都城市長選 長峯市政8年
(3)歴史的危機

(2012年11月8日付)
■蹄疫、新燃で指導力

 2010年に県内で猛威をふるった口蹄疫、12年1月には霧島連山・新燃岳のマグマ噴火−。長峯誠(43)は都城市長として2度の歴史的危機に直面した。国政への挑戦を表明する記者会見で、長峯は「口蹄疫、新燃岳で培った危機管理の経験を国政の場で生かしたい」と述べ、その実績を強調した。


■   ■

 同市高崎町の農場で口蹄疫の症状が疑われる牛が見つかったのは10年6月9日。児湯地域での発生が落ち着きつつある中での飛び火に、市役所には衝撃と緊張が走った。同日、対策本部で長峯は「とにかくそこで終わらせないといけない。責任はすべて私が取るので、現場が一番いいと思うことをしてほしい」と指示。出席していた当時の幹部は「あの言葉、トップとしての姿勢に感服した」と振り返る。

 市の対応は速かった。遺伝子検査の結果を待たず、写真で疑似患畜と判定。そこから約21時間で約200頭の殺処分と埋却を終えた。同19日には隣接する三股町と県内初の防疫協定を締結。これも長峯の指示だった。市幹部は「発生が1件だけで済んだのは運もある。しかし、市長の強いリーダーシップが背景にあったのも事実」と話す。


■   ■

 12年1月26日の新燃岳噴火で発生した大量の降灰は、市民生活に多大な影響をもたらした。新燃岳周辺の西岳地区、山田町では降灰に伴う土石流の懸念が強まった。

 市は同2〜9月、計7回の避難勧告を発令。しかし、そのたびに避難率の低さが課題となった。最後の発令となった同9月20日、避難対象は1148世帯2523人だったが、市が開設した避難所に避難したのは37世帯51人だけ。長峯は議会答弁で「指定避難所以外の親戚宅などへ避難した人も多い」としたが、後に公民館長を通して聞き取り調査をしたところ、そうした人は41世帯64人にとどまった。

 市は地区での集会などで避難の必要性を説いているが、西岳地区・荒河内自治公民館館長の野間登志子(56)は「避難する心を耕そうとする努力がまだ足りていない」と指摘。「本当に大きな災害では、自分の身は自分で守るしかない。その心構えを持ってもらうために、厳しい言葉も必要ではないか」と語る。

 職員に(1)疑わしいときは行動せよ(2)最悪事態を想定して行動せよ(3)空振りは許されるが見逃しは許されない−という「プロアクティブの原則」をすり込んできた長峯。守るべき市民に対しても、「自助」の意識を育むため同様の厳しさが必要だったと野間は考えている。(敬称略)

【写真】口蹄疫発生農場へ向かう都城市職員ら=2010年6月10日、都城市高崎総合支所

2924チバQ:2012/11/11(日) 18:29:35
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=49701&catid=487&blogid=16
2012都城市長選 長峯市政8年
(4)将来像

(2012年11月9日付)
■サブシティ構想推進

 長峯誠(43)は市長として、どのような都城市の将来像を描き、どのような種をまいたのだろうか。

 長峯が市長選マニフェストの筆頭に掲げ、在職8年間の成果としても最初に挙げるのが「サブシティ構想」だ。宮崎自動車道都城インターチェンジ(IC)周辺に雇用創出ゾーン(工業団地)を造成するほか、市郡医師会病院などを移転して健康医療ゾーンを形成する計画となっている。

 2014年度までに整備を終える同構想は、長峯が「南九州のリーディングシティとして輝き続ける都城」をテーマに提唱。地域高規格道路・都城志布志道路の開通による交通アクセスの向上を見据え、同IC周辺への企業誘致を進め、産業集積などを目指す。また周辺の三股町、鹿児島県曽於、志布志市と連携して地域活性化に取り組む「定住自立圏構想」では、広域医療充実の中核を担うなど「リーディングシティ」の礎ともいえる。


■   ■

 一方、老舗百貨店「都城大丸」の閉鎖によって衰退が加速した中心市街地については、将来への不安を払拭(ふっしょく)できなかった。11年2月に策定した「まちなか活性化プラン」は、特に中央通り商店街周辺を重点区域と位置づける。市商業観光課は「商業活性化よりむしろ、商店街を中心に広がっている住宅地の住民の利便性を向上させる計画」と説明。そして「周辺の住民が買い物ができる施設として、都城大丸は計画の前提だった」と明かす。

 都城大丸の閉鎖を受け、都城商工会議所を中心とした跡地活用の動きがあるが、「まず民間主導で、求めに応じて支援策を提示したい」という姿勢を貫いた長峯。同マニフェストで「空き店舗を減らす」としていただけに、市民からは「もっと積極的に関与してもよかったのではないか」という声も聞かれる。


■   ■

 宮崎産業経営大が撤退した後、市活性化の起爆剤として誘致に成功した南九州大都城キャンパスは4年目を迎え、学生数は630人。目玉の人間発達学部子ども教育学科には本年度76人が入学し、長谷川二郎学長は「地道な努力でようやく学科の存在が浸透してきた」と話す。

 市は昨年度、長峯の発案で学生の就職を支援する協議会を設立。本年度から市小中学校校長会、市立幼稚園連合会、保育園園長会をメンバーに加え、同学科卒業生の地元就職をサポートする。

 市幹部は「学生を百パーセント就職に導くことが、大学の永続につながる」と、将来へ向けてまいた種を大切に育もうとしている。 (敬称略)

【写真】造成を終え施設の建設を待つ、サブシティ構想・健康医療ゾーンの市郡医師会病院建設予定地=8日午後、都城市太郎坊町

2925チバQ:2012/11/11(日) 18:30:20
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001211090001
都城市長選 宙に浮く中心街活性化
2012年11月10日


買い物難民の解消へ、スーパーの入居も計画されている都城大丸跡地のセンターモール

【寺師祥一】都城市中心部のある整骨院の待合室で、高齢の女性たちが雑談をしていた。


 「(都城)大丸が無くなってから買い物難民になった」。近くに暮らすという女性がぼやいた。買い物は時々、バスやタクシーで大型スーパーまで行き、まとめ買いをするが、「コショウが切れた」などちょっとした買い物ができず、我慢することが多いという。


 昨年1月に閉鎖した都城大丸があった国道10号沿いの中央商店街は、かつてさまざまな商店が並んでいた。だが、今はシャッターが目立つ。


 市の商業統計によると、国道10号を挟んだJR西都城駅から都城駅までの商店街を中心にした地区内の小売り店舗数は、1991年に447店あった。それが、2007年には263店に。販売額も約550億円から247億円に落ち込んでいる。


 市は昨年2月、大型店の郊外立地などで空洞化した中心市街地の活性化のためアクションプランを作成。商業をはじめとして生活サービスの充実を図り、子育て世代や高齢者にも暮らしやすいまちづくりを進めるという計画を掲げた。居住人口増加に結びつけて活気とにぎわいを回復させることを狙うものだ。


 ところが、このアクションプランがまとまる直前、プランでも核になるはずだった都城大丸が閉鎖を発表。プランは現在、前提から崩れる形で半ば宙に浮いた状態だ。


 今年9月、商工会議所の議員有志が中心となり、都城大丸跡地活用への受け皿会社「ハートシティ都城」を設立した。跡地に家族優先の賃貸マンションや商店、スーパーを集め、市街地の核の役割を持たせる計画だ。


 ただ、破産管財人や金融機関との跡地取得交渉は、最近になって宮崎市内の開発業者も触手を伸ばしてくるなどし、難航している。


 商店街の中に人の流れを呼び込むため、今後、閉じたシャッターをどれだけ上げられるかも課題になる。


 商業関係者によると、都城は古くからの商店主が多く、店舗を閉めても生活に困らない人も多いという。いったん貸した後の契約解除が難しくなるのではなど不安があり、「貸さずに固定資産税を払っていた方が良いと考えるオーナーも多い」と言う。


 市内の不動産業者によると、店舗の賃料はかつての3分の1程度まで下がっているところもある。店舗を構えたい人にとってはチャンスとも言えるが、そのチャンスの芽は広がっていない。


 旧都城大丸並びの国道10号沿いでスニーカーの専門店を構える大倉野誠志(のり・ゆき)さん(44)は、「このあたりは衣・食・住に医が加わる理想的な住宅街だった」と振り返り、「個々の店舗の役割も大事。商店街の再開発のカギは、人が住める街にすることだと思う」と話した。



 11日告示の都城市長選では、合併や百貨店閉鎖などの影響が暮らしに重くのしかかる中、市のまちづくりの方向が問われる。現状と課題をみた。(寺師祥一)




 来夏の参院選に立候補する長峯誠市長の後任を選ぶ都城市長選が11日、告示される。これまでのところ元副市長の池田宜永氏(41)=無所属=と市議の三角光洋氏(64)=同=の新顔2人が立候補の意向を表明している。
 池田氏は、農畜産業の6次産業化による地域経済の活性化や都城志布志道路の早期全線開通、郷土愛に満ちた子どもの育成などを掲げている。
 三角氏は、地域の人材育成と中高年者層のボランティア活動推進などに取り組むとし、「市政の流れを変え、都城市を再生したい」としている。
 池田氏は11日午前8時半から都城市北原町の事務所で、三角氏は同日午前9時から同市天神町のワンパークで出陣式を開く。投開票は18日。9月2日現在の有権者は13万8060人。


   ◇   ◇


 立候補予定者による公開討論会(都城青年会議所主催)が9日夜、市総合文化ホールであり、池田氏と三角氏が登壇、行財政改革や地域活性化、基幹産業などに対するそれぞれの考えを述べた。会場には約700人の市民が詰め掛けた。

2926チバQ:2012/11/11(日) 18:30:35
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001211100001
都城市長選 合併6年功罪どう調和
2012年11月11日


焼酎工場へ出荷するイモの収穫作業に励む中原壮年会のメンバー=都城市山之口町富吉



   都城市は2006年1月、山之口、高城、山田、高崎の周辺4町(人口約4万人)との対等合併で、約17万4千人の新「都城市」となった。鹿児島市、宮崎市に次ぐ南九州第3の都市が誕生した。


  市は合併の「プラス効果」として(1)組織の見直しによる行政経費の削減(2)合併特例債や交付金を活用した拠点施設などの整備(3)広域事業での意思決定の迅速化――などを挙げる。


  その「迅速化」が端的に表れたのが、10年の家畜伝染病・口蹄疫(こう・てい・えき)だ。6月9日、高崎町の農場で口蹄疫の症状を示す牛が見つかった。市は感染の疑いが浮上すると、遺伝子検査を待たずに発生農場の牛の殺処分に着手。約2時間後の10日午前3時前には、全208頭を処分し終える。さらにその2時間後には、防護服姿の市職員ら約100人が高崎総合支所の現地対策本部に集合し、埋却処分に向かった。


  高崎総合支所産業振興課の岩下待子副課長(57)によると、本庁から専門家をはじめ大勢の職員が来たが、農場に入った職員の着衣は下着からすべて処分することになっていた。「国や県からの支給品は間に合わず、町内の衣料品店に無理をお願いして調達した。合併がなかった町では職員が足りず、OBの協力をもらうなど大変だったと聞いた」と言う。


  一方で、旧町役場は総合支所と名を変え、各旧町それぞれ100人前後いた職員も今は60人前後と激減した。市のアンケートには、住民から「きめ細かな行政サービスが受けられなくなった」「補助金の見直しで祭りやスポーツイベントの存続が難しくなった」「地元職員が少なくなって気軽に相談できない」「商店街が疲弊した」――などの意見が寄せられた。


  それでも市は総合支所の組織再編をさらに進め、計画に基づき、課の数を今の5課から、15年度までに3課体制にする方針だ。総合支所が取り組む柱として(1)地域自治の強化(2)市民協働(3)公聴業務――の充実を挙げている。


  だが、こうした行政機構の統合や合理化と引き換えに、住民の地域への思いが離れていくことを心配する声もある。旧町内に住む60代の自営業男性は「合併で自分の育った町らしさがどんどん消えていくのを感じる。盛んだった若者の地域興し活動も停滞気味だ」と残念がる。


  ただ、自分たちの地域は自分たちでつくろうと頑張っている地域興しグループもある。


  同市山之口町富吉地区の「中原壮年会」は、メンバーが異業種の30代から60代の25人。様々な活動に取り組んでおり、活動資金はサツマイモを焼酎工場に出荷したり、パンジーやマリーゴールドなどを種から育て苗を販売したりして得ている。道久和博会長は「基本は自立自興だが、我々も結成時は町からの助成金を受けて立ち上がった。この助成金がなかったら、思いだけで終わっていたかもしれない」と振り返る。


  合併から6年。広域化したことで郷土愛が薄れていっては自治体は成り立たない。旧町の住民を巻き込みつつ、「都城市民は一つ」との実感をどう醸成していくのか。新市長の手腕が問われる。
(この企画は寺師祥一が担当しました)

2927チバQ:2012/11/11(日) 18:31:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121108-00000250-mailo-l45
明日を選ぶ:’12都城市長選/上 街の顔 /宮崎
毎日新聞 11月8日(木)15時41分配信

 ◇客足遠のく中心街 「大丸」跡地再生に期待
 地元で「中央通り」と呼ばれる都城市中町、上町かいわいの繁華街。かつては複数のデパートが競って商戦を展開し、大勢の買い物客でにぎわう「都城の顔」のような場所だったが、そんなイメージもなくなって久しい。
 昼間もシャッターが下りたままの店が並ぶ。不況に加え、高齢化や後継者難で廃業し、空き地や駐車場も目立つ。昨年1月、商店街の核だった老舗百貨店「都城大丸」(破産手続き中)が閉店してからは、さらに客離れが加速。今年7月、都城商工会議所が「大丸前」で実施した通行量調査では、休日、平日ともに約5割、本館東側にある別館「センターモール」付近は約7割も閉店前に比べ減っていることが判明した。
 「デパートが近くにある頃は、多くの客が寄ってくれたよ。うちの商売も景気が良かったな」
 約80年前の父の代から店を構える傘専門店の男性店主(82)は2年ほど前から週1回、バスに乗って郊外の大型スーパーへ買い出しに行っているという。
 衰退に歯止めがかからない商店街。地元経済界や市はただ手をこまねいている訳ではない。市は空き店舗解消のため、出店希望者に店舗改装費の半額(最高80万円)を補助し、昨年度は5店舗、今年度は現在3店舗が新規出店。商議所も毎月第2日曜に中心部・東中町通りで「都城ぼんち市」を開く。その日は農畜産物など販売する軽トラック70台以上が並び、市内外の客でにぎわう。
 都城大丸の跡地再生へ向け、都城商工会議所の有志も「地元経済界を挙げて、中心街を活性化する」と立ち上がった。施設や土地を買い取って運営を目指す株式会社「ハートシティ都城」を9月に設立。計画案では別館の「センターモール」を改修し、食料品スーパーなどを誘致して賃貸マンションや物産館などを新設する予定で、現在、破産管財人を通じて債権者の金融機関と交渉を進めている。「破綻したとはいえ、都城大丸の売り上げは年間約46億8500万円(10年2月期)あった。周辺市町も入れると商圏人口は25万人で潜在力は小さくない。浮上するきっかけを市と一緒に作りたい」と関係者。
 約60年続く靴店の3代目の男性経営者(28)は「家族連れが楽しめるような仕掛けを後押ししてほしい。自分が子供の頃のような、にぎわいを街に取り戻すのが夢」と熱っぽく語る。
   ◇   ◇ 
 現職の辞職に伴う都城市長選は11日告示、18日投開票を迎える。県内第2の人口約17万を抱える市は近年、経済・産業などで南九州の拠点都市を目指している。「明日」のかじ取り役を誰に託すのか。市が抱える課題を探った。
11月8日朝刊

2928チバQ:2012/11/11(日) 18:31:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000265-mailo-l45
明日を選ぶ:’12都城市長選/中 命と暮らし /宮崎
毎日新聞 11月9日(金)15時47分配信

 ◇早期完成へ思い切実 整備進まぬ「都城志布志道路」
 牛、豚、鶏肉の産出額が市町村別で全国1位(06年)の畜産地帯、都城市。今、農家を困らせているのが高騰を続ける家畜の飼料代だ。トウモロコシの主要産地である米国がこの夏、大干ばつに見舞われ不作になった影響で、飼料穀物価格は跳ね上がった。「10月から飼料1トンあたり5000円ほど値上がりした」。肥育牛約80頭を飼う一万城町の農家(66)はため息をつく。必要な飼料は月約20トンで、この1カ月で10万円値上がりしたという。「我々にとっては死活問題。輸送を効率化することなどでコストを下げるしかない。穀物貯蔵施設や配合飼料工場が集結する港とのアクセスが良くなれば」と地域高規格道路「都城志布志道路」の早期開通を切望する。
 都城志布志道路は、国交省が整備を進める通行料無料の自動車専用道。都城インターチェンジ(IC)と鹿児島県の志布志港をつなぎ、全線開通すれば、走行時間は約70分から約40分に短縮される。市を中心にした40キロ圏域には国際港の志布志港、油津港、宮崎、鹿児島両空港があり、地元は災害時の代替道や観光活性化、市街地の渋滞緩和なども期待する。
 しかし、94年に地域高規格道路の計画路線に指定されたが工事は進まず、進捗状況は両県で全体の約3割。全線開通の時期も未定だ。
 開通を見越したまちづくりは着々と進んでいる。市は09年、周辺の三股町、鹿児島県曽於市、志布志市と「定住自立圏」の形成協定を締結。人口流出を食い止めるため、県境を越えてそれぞれの役割分担を定め、生活環境や経済基盤を整備している。一帯の最重要課題の一つが広域救急医療体制の確立で、市は14年秋、南部の大岩田町にある救急医療センターを現在地から約10キロ離れた都城IC付近に移転する。
 センターは午後7時から翌朝午前7時までの夜間のみ開き、年中無休で対応している。体制は圏域では最高レベルで、拠点施設としての役割は大きい。
 市健康課によると、センターの受診者数は11年度が年間1万6000人以上。市町別では都城市、三股町に次ぎ曽於市が1836人と1割以上を占め、志布志市からも565人と多い。
 「センターは心肺停止や脳障害など一刻を争う傷病者にも対応できる。そのためにも、圏域での行き来をよりスムーズにするアクセスが課題。都城志布志道路は、命を守る大動脈と言っても過言ではない」と消防の救急担当者。計画実現に向け、これまで以上にリーダーの戦略と力が求められている。
11月9日朝刊

2929チバQ:2012/11/11(日) 18:31:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000244-mailo-l45
明日を選ぶ:’12都城市長選/下 合併の光と影 /宮崎
毎日新聞 11月10日(土)15時25分配信

 ◇寂れ低迷する旧町 「ハコ物事業」は着々と
 「合併して良いことはなかった。水道課が新市の水道局に統合され、公共施設の管理など仕事がなくなった」「役場や職員は地元商店街にとっては良いお得意さんだった。売り上げが激減した」「地元出身でない職員が総合支所に異動してくると、地名や場所から説明しないといけない。市民と接する機会の多い業務は地元の職員を置いてほしい」−−。
 旧都城市と旧北諸県郡の山之口、高城、山田、高崎の周辺4町が合併し、新生都城市が発足して7年近く。周辺旧町の住民から今、聞こえてくるのは、行政サービス低下や経済低迷を訴える声だ。
 市はこの間、行財政改革を進め、職員数を252人減らすなど人件費を大幅に削減。市の借金にあたる一般会計の市債残高は05年度末で約872億円だったが、11年度末には約763億円に圧縮した。
 一方、国が大部分を負担する合併特例債を利用して、観光客を呼び込む「都城島津伝承館」を10年3月に開館。新たなごみ焼却施設「クリーンセンター」も建設中だ。
 全域の均衡ある発展を目指し、市の中央部に位置する宮崎自動車道・都城インターチェンジ周辺では「サブシティ構想」が進む。雇用と医療環境の充実を図るまちづくり計画で、計約23ヘクタールの「都城インター工業団地」を造成して電子・精密、バイオ関連の企業を誘致。13、14年度中の完成を目指し、1000人規模の雇用創出を見込む。また、高次救急に対応できる市郡医師会病院や救急医療センターの移転新築も決まっている。
 新燃岳(しんもえだけ)噴火や口蹄疫(こうていえき)などの危機を乗り越えた市。しかし、住民の一体感はいまだ乏しい。
 市は毎夏、住民基本台帳から無作為抽出した4000人(20〜80歳の男女)を対象に、「ふれあいアンケート」を実施している。窓口業務や住みやすさなど7項目にわたる評価の意識調査だ。10月に発表された結果によると、「住みごこち」について「やや住みにくい」「住みにくい」と回答した割合は旧4町の場合、06年の合併時に比べ、高城町で3ポイント、山田町で4・43ポイント減ったが、山之口町で9・5ポイント、高崎町で8ポイント増加していた。
 旧4町は農村部が多く、高齢化率は10年10月現在、30%超と県内平均の25・8%を上回る。人口は旧市が約13万5000人と横ばいだが、旧4町の合計は3万9599人から3万6227人に減った。
 「合併の効果や成果が一段落した今、住民の理解を得るには各地域が元気になるような対策が必要だ。無駄には厳しい目を向ける必要があるが、生活に密着した住民サービスが手薄になりすぎていないか」と山之口町の自営業男性(65)は指摘する。
 地域の未来をどう描くのか。まちづくりを担う市には、住民の思いを真剣に受け止める必要がある。
 (この連載は、重春次男が担当しました)
11月10日朝刊

2930チバQ:2012/11/11(日) 18:44:42
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/1232
市街地活性化に暗雲 都城大丸が再生法申請
再生法申請の都城大丸、地元で存続願う声

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/1641
都城大丸破産手続きへ、再建断念に地元「残念」

2931チバQ:2012/11/11(日) 18:54:44
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20121110ddlk40010319000c.html
選挙:宗像市議選 日隈さん、案分0.737票差落選 投票全て再点検、異議申し立て棄却へ /福岡
毎日新聞 2012年11月10日 地方版

 宗像市議選(10月21日投開票)に現職として立候補し、案分の0・737票差で落選した日隈一憲さん(66)の異議申し立てを受け、市は9日、投票総数4万95票全てを再点検した。その結果、市は「1票たりとも間違いはない」と結論付けた。近く正式に異議申し立てを棄却する。

 再点検は市役所の会議室であり、市職員が無効票を含め1票ずつ確認した。約2時間で作業を終え、再点検を見守った日隈さんと陣営関係者に結果を報告した。

 日隈さんは再点検後、報道陣に「多くの人の手をわずらわせた。結果を真摯(しんし)に受け止める。1票の重みをつくづく感じた」と話した。【山下誠吾】

〔福岡都市圏版〕

2932チバQ:2012/11/12(月) 23:03:55
>>2908-2909
何気に新党改革が推薦してる
国民新党(≒そうぞう)は動かなかった?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121111-00000022-okinawat-oki
那覇市長選:現職の翁長氏、大差で4選
沖縄タイムス 11月11日(日)23時52分配信

4期目の当選を決め、長女・志織さん(手前右)から花束を受け取り笑顔を見せる翁長雄志氏=11日午後8時3分、那覇市牧志の選対事務所

 任期満了に伴う第20回那覇市長選挙は11日投票、即日開票され、無所属で現職の翁長雄志氏(62)=自民、公明、民主、新党改革推薦=が7万2475票を獲得し、無所属新人の村山純氏(64)=共産推薦、社民、社大支持=に5万1692票差をつけて4選を果たした。当選者と次点の得票差としては、1976年に次いで過去2番目の大差となった。
 翁長氏は選挙戦で3期12年の市政運営の実績をベースに、行財政改革の継続と「協働のまちづくりの総仕上げ」を訴え、市政運営の手腕に信任を得て圧勝した。
 政治団体代表の石田辰夫氏(60)は2670票だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121112-00000001-ryu-oki
翁長那覇市長4選 村山氏に5万票差
琉球新報 11月12日(月)10時0分配信


那覇市長選で4選を決め、仲井真弘多知事(左)ら集まった支持者らと万歳する翁長雄志氏(中央)=11日午後8時1分、那覇市牧志の選挙事務所

 任期満了に伴う第20回那覇市長選挙は11日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の翁長雄志氏(62)=無所属・自民、公明、民主、新党改革推薦=が7万2475票を獲得し、事実上の一騎打ちを展開した新人の村山純氏(64)=無所属・共産推薦、社民、社大支持=を5万1692票差で破り、4選を果たした。翁長氏は3期12年間の実績を訴え、自民や公明の保守層を固めたほか、民主票も獲得し、無党派層にも支持を広げた。県内首長選で初めて「自公民」が連携して臨んだ選挙の勝利で2年後の県知事選など今後の主要首長選の対決構図にも影響を与えそうだ。投票率は39・43%で戦後2番目に低い結果となった。
 新人で政治団体代表の石田辰夫氏(60)の得票は2670票だった。
 「自公民」が連携して支持を固めた一方、村山氏を支持した革新側は2000年の那覇市長選から4回連続の敗北を喫した。県知事選など主要首長選でも連敗が続き、抜本的な態勢の立て直しが求められる。
 選挙戦は、医療福祉や経済振興の在り方、行財政改革の手法、久茂地と前島両小学校の統廃合問題などが争点となった。
 翁長氏は、現職の強みを発揮して、同市選出の県議や市議団と連携し、経済界の強い後押しを受けて終始リード。13年度の中核市移行や、市の人件費を削減した行財政改革など3期12年の実績を強調した。普天間飛行場の辺野古移設反対やオスプレイ配備反対を求める県民大会で共同代表を務めるなど、米軍基地問題に対する姿勢も評価され、幅広い支持を得た。
 村山氏は、革新統一候補の擁立断念により人選作業が遅れたことが影響し、訴えが浸透しなかった。擁立後も、革新政党間の連携は不十分で態勢が弱かった。
 当日の有権者数は24万6473人。08年の前回選挙に比べて投票率は13・63ポイント下回った。

◆「4期目は総決算」翁長氏
 翁長雄志氏の話 超短期決戦だったが、多くの人に頑張ってもらった。当選できたのはきょう来てもらった皆さんや、多くの市民の力のおかげで大変うれしい。職員の意識改革や協働のまちづくり、保革を乗り越えてやってきたことなどを理解していただいたと思う。4期目は総決算だ。市民目線の行政をやってほしいという期待もあった。市民や支持政党と対話をしながら頑張っていきたい。

◆新たな戦いの出発
 村山純氏の話 全速力で走り、すがすがしい。市民の気持ちを感じながら頑張った。公約は生きているので、共産・社大・社民の市議団や市民とともに実現へ頑張りたい。革新の構図を継承し、つなぐ、誇りある戦いだった。革新市政へ新たな戦いの出発点にしたい。

2933チバQ:2012/11/12(月) 23:04:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121112-00000010-okinawat-oki
翁長氏4選、仲井真知事の後継最有力
沖縄タイムス 11月12日(月)11時12分配信

 翁長雄志氏が大票田の県都・那覇市で、初の「自公民」体制で圧勝した。民主は4年前の市長選では革新陣営を推薦しており、保守の翁長氏が政治姿勢を「中道」にシフトして支持基盤を拡大した格好。2014年の知事選で、仲井真弘多知事の後継候補として最有力視されるのは確実だ。一方、候補者擁立で共闘が初めて崩れた社民、社大、共産の革新3党は選挙戦でも足並みが乱れ、立て直しの道筋は見えない。保守陣営の支持の広がりと革新陣営の地盤沈下で、県内政界は流動化の様相を強めそうだ。
 翁長氏の勝利を受け、年末か年明けにも予想される衆院解散・総選挙で、自公は衆院沖縄1区の戦いに大きく弾みをつけた。
 また、翁長氏がオスプレイの配備撤回を求める9・9県民大会の共同代表として超党派の県民運動をけん引したことは、保革を超えて評価を高めた。県議会では一部の野党議員からも2年後の「翁長知事待望論」が浮上しており、県内政界で発言力と存在感をさらに高めるとみられる。
 翁長陣営内では、今市長選で築いた自公民の“土台”を知事選に引き継ぐ戦略も語られており、任期中も翁長氏の去就に注目が集まるのは必至だ。
 対照的に革新陣営は、最大勢力の社民が村山氏への「単独支持」を強調し、積極的な支援を組織的に封印した。来夏の参院選に現職の委員長が出馬を決めている社大は、党幹部が村山氏の街頭演説や集会で積極的にマイクを握って連帯を強調したが、効果は限定的だった。
 村山氏を推薦した共産にも、衆院1区に出馬する赤嶺政賢委員長の露出という「第2の目的」もあったが、事実上の一騎打ちで完敗。社大、共産とも次期国政選挙に向けた果実を得られたかどうか不透明だ。
 現時点で革新陣営に次期那覇市長選への展望は見えず、市政奪還に向けた早期の体制・選挙戦略づくりが課題となる。(政経部・吉田央)

2934チバQ:2012/11/13(火) 22:32:00
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001211120002
落日の民主 自民と共闘
2012年11月12日

 民主党沖縄県連が、窮地に立っている。11日投開票の那覇市長選では、オスプレイ配備反対を訴える現職の翁長雄志氏を推薦。議員が相次ぎ離党するなか、自民党と共闘して活路を見いだそうという判断だ。


 「保守だ、革新だと自分たちでレッテルを貼るのをやめ、団結したい」。8日朝、那覇市の街頭で民主党市議がマイクを握り、翁長氏支持を訴えた。自民党市議3人と一緒だった。


 「民主党は下野するかもしれない。その後に政権を担う可能性のある自民と組む方が自然の流れだ」


 県連代表で、ただ一人の民主党県議でもある新垣安弘氏は、自公相乗りの背景をこう語る。政権交代後に20人いた県内の議員は、国会議員2人の離党などで半減した。沖縄の民主党に政権与党の面影はすでに感じられない。


 この3年間、県連はずっと政権批判の矢面に立ってきた。米軍普天間飛行場の移設問題で、鳩山政権が主張した「最低でも県外」が行き詰まった後も、県外移設を訴え続けた。オスプレイ配備反対を県議会が決議したときも賛成した。それでも、「民主党は沖縄で浮いている」(社民党県議)ジレンマに悩んできた。


 民主党本部も手をこまぬいている。国会内で6日、県連幹部が一川保夫参院幹事長らと会った。米兵暴行事件への対応などを1時間話し合ったが、選挙期間中なのに那覇市長選の話題は出なかったという。


 「あすは我が身」と身構えるのが、自民党沖縄県連の翁長政俊会長だ。衆院1〜4区すべてで候補者をすでに固めたが、全員が当然のように普天間の県外移設を主張している。「総選挙で勝って自民政権に戻ったら、今度は我々が政権の基地政策の批判を受け、悩ましいねじれの状態に置かれるだろう」


 県民が普天間の県外移設やオスプレイ配備反対を国政に託そうにも、民主・自民の2大政党のどちらにも期待できない現実がある。


 7月に民主党を離党した瑞慶覧長敏衆院議員は、次の総選挙は無所属での立候補を予定している。「基地問題の解決を訴えるためには、既存の政党に入ると難しい」と考えるからだ。


 政権交代前、菅直人前首相に「国会には沖縄のスピーカーが必要だ」と誘われ国政進出を決意した。これからも「スピーカー」として声を上げ続けたい。とはいえ、無所属で当選しても国の政策に影響を与えるのは至難の業だということも自覚している。

2935チバQ:2012/11/13(火) 22:32:20
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001211120001
伊佐市長選 4氏の争い
2012年11月13日

【周防原孝司、柏原愛】伊佐市の市長選と市議選が11日、告示された。市長選には、現職で再選をめざす隈元新氏(62)、新顔で元市議の古城恵人氏(63)、元市議の今吉光一氏(48)、元菱刈町長の神園勝喜氏(62)の4人が、いずれも無所属で立候補を届け出た。投開票はいずれも18日。市選管によると、10日現在の有権者数は2万4748人。
 隈元氏は大口里で出陣式。自民党の野村哲郎参院議員や池畑憲一県議らが応援演説をした。野村氏は、隈元氏の国や県とのパイプ、4年間の実績を挙げ、「道筋に基づいて実際にやり遂げるのは隈元候補しかいない」と呼びかけた。
 前回、無投票当選だった隈元氏は「勝って初めて伊佐市長と認知され、過去4年間を認めていただける。再び新しい気持ちで臨んで参りたい」と述べた。
 古城氏は大口里の事務所で出陣式をした後、選挙カーで街へ飛び出した。支持者を見つけては車を降り、握手して回った。
 街頭でマイクを握り「いまの市政は本当に市民を大切にしているか」と問いかけた。「沈んでいく市をどうやって立て直していくか。新しい街づくりを一緒に考えていこうではないか」と呼びかけ、高速道路の整備や中学校の再編・統廃合の中止を訴えた。
 今吉氏は大口里の市街地の事務所で出陣式。「伊佐の心をひとつに」というスローガンが貼り出され、熊本県人吉市議会の永山芳宏議長や、自民党県連青年局長の山口健・鹿児島市議らがあいさつに立った。
 今吉氏は「山間部の鳥獣被害対策や後継者育成など農林業を盛り上げていく。10年、20年後の伊佐を考えて立候補した。市民の声を聞き、観光開発などの青写真をつくる」と訴えた。
 神園氏は地元の旧菱刈町に選挙カーを走らせた後、大口原田の事務所前で出陣式に臨んだ。湧水町の米満重満町長や旧祁答院町(現薩摩川内市)の今村松男・元町長らが激励のあいさつをした。
 神園氏は「伊佐の産業は農業が柱だ。農産物を都市部に売りさばくために販売と宣伝に努めたい。雇用確保や福祉の充実などで、伊佐を元気で活力ある街にする」と力を込めた。

2936チバQ:2012/11/13(火) 23:36:40
>>2921-2930
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000223-mailo-l45
選挙:都城市長選 池田・三角氏、一騎打ち 経済や市街地活性化争点−−告示 /宮崎
毎日新聞 11月13日(火)16時10分配信

 現職の辞職に伴う都城市長選が11日告示され、元副市長の池田宜永(たかひさ)氏(41)と、前市議の三角光洋(こうよう)氏(64)のいずれも無所属新人2人が立候補した。18日に投開票される。【重春次男、中村清雅】
 来夏の参院選出馬を予定している長峯誠市長の辞職に伴う市長選。中心市街地活性化や産業振興などが主な争点となりそうだ。
 池田氏は、農畜産業の活性化が市の経済浮揚につながるとし、生産、加工、流通販売の第1〜3次産業を掛け合わせた6次産業化の推進を約束。三角氏は、公約として福祉や健康などを中心に据えたまちづくりを積極的に進めることなどを掲げ、「住民目線の市政を」と訴えている。
 期日前投票は、17日まで午前8時半〜午後8時、市コミュニティセンターなど10カ所で。投票は18日午前7時〜午後8時、市内94カ所であり、同日午後9時20分から妻ケ丘町の都城運動公園体育館で即日開票される。
 11日現在の有権者数は13万8187人(男6万3862人、女7万4325人)。
 ◆立候補者の第一声(届け出順)
 ◇潜在力引き出す−−池田宜永 41 無新
 池田氏は同市北原町の選挙事務所前で支援者約1500人を集め、第一声。長峯市長や応援の国会議員らも駆けつけた。
 池田氏は「都城は、まだまだ輝く潜在力を持っている。日本一の都城にしたい。市民と一緒に明るい都城を築いていく」と述べ、現市政の継続と発展を強く訴えた。
 壇上では後援会の若手約40人がダンスパフォーマンス。池田氏は支援者と握手し、街頭宣伝車に乗り込んだ。
 ◇市民と一緒に再生−−三角光洋 64 無新
 三角氏は、同市天神町のワンパーク公園で出陣式。山下博三県議ら支援者約1000人が集まり、太鼓の演奏に合わせて気勢を上げた。
 三角氏は30年以上市職員として行政に携わった経験を強調。「今の都城は、一部の者が利益を得るしがらみの中で動いている」と立候補の動機を語り、「政治は市民の幸せのためにある。みなさんと一緒になって都城を再生させたい」と声を張り上げた。
………………………………………………………………………………………………………
池田宜永(いけだ・たかひさ) 41 無新
 [元]副市長[歴]在豪日本大使館1等書記官▽財務省主計局主査▽宮崎財務事務所総務課長▽東大院=[民][公]
三角光洋(みすみ・こうよう) 64 無新
 [元]市議▽都城西高同窓会長[歴]市土木部長・総務部長▽市社会福祉協議会事務局長▽法政大
………………………………………………………………………………………………………
 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持
11月13日朝刊

2937チバQ:2012/11/13(火) 23:37:09
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001211120001
都城市政 発展か変革か
2012年11月13日
 都城市長選が11日、告示され、元副市長の池田宜永氏(41)=民主、公明推薦=と元市議の三角光洋氏(64)の無所属新顔の2氏が立候補を届け出た。来夏の参院選に立候補する長峯誠市長の後任を選ぶ選挙で、池田氏は市政を進化・発展させるとし、三角氏は流れを変えると訴えている。


 池田氏は都城市北原町の事務所前で支持者約1500人(陣営発表)を集めて出陣式。自民党の古川禎久衆院議員や長峯市長らも応援に駆けつけた。第一声で、「過去に戻るのではなく明るい未来に向かって新しい都城をつくり上げ、子供やお孫さんたちに引き継いでいく」と声を張り上げた。


 池田氏は農林畜産業の6次産業化や地場産業の育成・活性化、郷土愛に満ちた人間力あふれる子どもたちの育成、災害に負けない強いまちづくりなど「七つの約束」を掲げている。


 三角氏の出陣式は都城市天神町のワンパークであり、山下博三県議が「都城を育てられるのは市総務部長まで上りつめた三角候補しかいない」と応援演説。約1千人(陣営発表)を前に三角氏は「一部のものだけが利益を得るようなしがらみの中でしか動いていない」と現状の市政を批判。「私が市長にならないと将来がない」と呼びかけた。


 三角氏は市長退職金の廃止や、民間の力を使った中心市街地再生、市を南九州の物流拠点にすることなどを公約にあげている。


 投票は18日午前7時〜午後8時(一部繰り上げ)、94カ所の投票所で行われ、午後9時20分から都城運動公園体育館で即日開票される。期日前投票は12〜17日にコミュニティセンターなど10カ所で。11日現在の有権者数は13万8187人。

2938チバQ:2012/11/14(水) 00:00:57
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001211120002
唐津市長選で峰氏正式に出馬表明
2012年11月13日


記者会見で出馬表明し、公約を発表する峰達郎氏=唐津市

 【石田一光】来年1月27日投開票の唐津市長選で、県議を辞職した峰達郎氏(52)は12日、同市内の事務所で記者会見を開き、正式に出馬を表明し、公約を発表した。同市長選は今のところ、現職に新顔3人がぶつかる構図になった。
 峰氏は旧唐津市議、県議を務め、自民党県連では政調会長に就いていた。市長選には無所属で立候補するという。
 立候補の動機を「市町村合併をしたが、このままでは唐津が沈没してしまうという危惧を持った。もっと元気にしたい」と説明。「障害者の就労支援」「合併の効果の検証」など七つに分類した公約を示した。
 原発に関しては「太陽光発電と地下熱発電の設置への補助導入」などとしたが、再稼働については「電力事業者は再稼働や廃炉という前に、現状について説明責任がある。私が今、意見を述べる時期ではない」と明言を避けた。
 九州電力と唐津市が締結した安全協定については、「何の保証もなく、骨抜きではないか。住民がモノを言える立場の協定を求めたい」として、当選した場合は、立地自治体並みの事前了解を求めて九電と再交渉する考えを示した。ただ、こうした考えは、「短い言葉だと誤解を生むかもしれない」と、公約を記した冊子には載せていない。
 市長選にはほかに、市議の酒井幸盛氏(63)、前唐津商工会議所会頭の太田善久氏(69)、現職の坂井俊之市長(51)の3人が立候補を表明している。

2939チバQ:2012/11/16(金) 22:45:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/334401
新幹線効果どう持続 鹿児島市長選、18日告示
2012年11月16日 00:24 カテゴリー:九州 > 鹿児島

鹿児島市の中心街・天文館。空洞化をどう防ぐかが課題だ 任期満了に伴う鹿児島市長選が18日に告示される。いずれも無所属で、3期目を目指す現職の森博幸氏(63)=民主、自民、公明推薦▽市民団体代表の祝迫光治氏(69)=共産推薦▽元会社社長の渡辺信一郎氏(55)=みんな推薦=が立候補を表明しており、三つどもえの戦いになる公算が大きい。一服感が漂う九州新幹線鹿児島ルート全線開通効果を持続させて地域経済浮揚を図り、人口60万人を超す南九州の中心都市の将来をどう描くのか−。3人の立候補予定者の主張から市政の課題を探った。

 「昨年の入り込み観光客数は過去最高となった」。森氏は出馬表明後の記者会見で胸を張った。2011年に市を訪れた観光客は前年比68万人増(7・7%増)の約955万5千人。観光消費額は前年比9・4%増の約991億円に上った。

 新幹線全線開通効果に加え、市電の軌道敷緑化などの政策が奏功したとするが、市内の商業者の中には「新幹線効果を地元に波及させる政策はなかった」と不満を口にする人が少なくない。

 市最大の繁華街・天文館地区の活性化を狙い、市や国が計6億円を補助して建設した映画館「天文館シネマパラダイス」の入館者数は目標の半分以下で推移している。天文館地区の空き店舗率の増加には歯止めがかからず、最近10年間で5・9ポイント増の9・9%となった。新幹線全通により観光客が増える一方で、中心市街地の空洞化は進む。

   ■   ■

 「市の財政は破綻している」。市の本年度当初予算の総額2234億円のうち市債でまかなったのは272億円。渡辺氏は市債発行額を問題視し、財政状況の争点化を狙う。岩崎産業の岩崎芳太郎社長が後援会長を務め、市政へ「民間の経営感覚」導入を訴える。

 だが森氏は「就任以来、黒字決算が続いている。起債は赤字補てん目的ではなく、将来にわたって市民が利益を受ける事業の費用を公平公正に負担してもらうもの。赤字と言われる根拠はない」と否定する。

 年間約5億〜6億円の赤字が続く市営バスなどの経営改善や民間の活用が必要との認識は共通するが、渡辺氏も健全財政の数値目標については明言せず、財政改革の手法については森氏と明確な違いを打ち出せていない。

   ■   ■

 「福祉、暮らし、健康、安全を守る地方自治本来の形を公約にした」。祝迫氏は公約に、低所得者に対する市独自の国保税減免制度の導入や介護保険料の引き下げなどを盛り込み、福祉施策の充実を訴える。

 市でも比較的緩やかではあるが高齢化が進み、21年には65歳以上が29・1%を占める推計だ。昭和40年代、市内の台地に相次いで造成された大型団地の住民も高齢化している。04年に鹿児島市に編入された旧5町地区では、旧鹿児島市地区と対照的に、ほとんどの地区で人口が減り、少子高齢化の傾向も顕著だ。

 今後も医療や福祉関連の予算増大が見込まれる。一方で、若年層の定住促進の取り組みや地域間格差の解消、県都としての経済成長に向けた投資も必要。福祉充実への道のりは容易ではない。

   ■   ■

 前回08年の市長選は盛り上がりを欠き、投票率は過去最低の25・47%だった。今回は衆院が16日に解散され、総選挙ムードが高まる中で実施されるだけに、埋没しないために選挙戦での活発な論戦が求められている。

=2012/11/16付 西日本新聞朝刊=

2940チバQ:2012/11/18(日) 05:16:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121114-00000260-mailo-l46
県都・鹿児島の課題:市長選に向けて/上 中心市街地活性化 長期の連携、重要に /鹿児島
毎日新聞 11月14日(水)15時51分配信

 5月、複合型映画館「天文館シネマパラダイス」の開業セレモニー。念願だった映画館の完成に、運営会社の有馬勝正社長らがテープカットで祝った。
 同館が入るビルの総事業費は約16億円。鹿児島市からも約1億8000万円の補助金を受けて開業した。「活性化の起爆剤に」と期待されたが観客数は伸び悩み、10月末までの累計入場者数は約5万人と当初の目標の約半数にとどまる。
 その一方で周辺には活性化の兆しも。照国表参道商店街振興組合によると、同館の開業が決まり半径50メートル以内の空き店舗に10のテナントが入った。歩行者数も3倍近く増加したといい、吉村賢一事務局長は「3年以上も空き店舗だった場所に出店が相次いだのは開業の効果」と評価する。
   ◇  ◇ 
 天文館地区全体に目を向けると、同地区の空き店舗率は07年度以降急激に上昇。昨年までの4年間は9〜10%弱で推移しており改善の兆しは見られない。
 新幹線効果が期待されたJR鹿児島中央駅周辺の商店街も、開業から1年がたったころから効果が落ちついてきたという。中央町一番街商店街振興組合の庵下龍馬理事長は「飲食店で多少の開業効果はあったが、商店街全体では厳しい状況に変わりがない」と話す。
 市は市街地活性化のため、13年4月から18年3月までの第2期中心市街地活性化基本計画素案を9月に発表。JR鹿児島中央駅周辺や天文館地区、鹿児島本港区など約380ヘクタールの活性化のための58の事業案をまとめた。域内の土日の平均歩行者数を10年比で6000人増加させる計画だ。
 事業者側も積極的な動きをみせる。9月には千日町の再開発案が浮上。店舗の老朽化など将来に危機感を持つタカプラ周辺の地権者らが勉強会を開き、大型ビルの建設などを視野に構想を練る。市側も今後支援する姿勢を示しており、地権者の城山観光の伊牟田均社長は「今後官民一体となって計画を具体化していきたい」とさまざまな面での市側のサポートを期待する。
 一番街でも再開発へ向けた準備が進む。庵下理事長は「これまでの市との協力は順調」とした上で「街づくりのためには5、10年というスパンでの話し合いが必要。今後も行政と連携し続けられるという安心感が大切」と長期にわたる連携の重要性を強調した。
   ◇  ◇ 
 任期満了に伴う鹿児島市長選(18日告示、25日投開票)に、現職の森博幸氏(63)▽新人の渡辺信一郎氏(55)▽新人の祝迫光治氏(69)=いずれも無所属=が名乗りを上げている。告示を前に市の課題を探った。【黒澤敬太郎】
11月14日朝刊

2941チバQ:2012/11/18(日) 05:16:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121115-00000249-mailo-l46
県都・鹿児島の課題:市長選に向けて/下 子育て・福祉 施設充実も批判の声 /鹿児島
毎日新聞 11月15日(木)15時48分配信

 「施設が整備されることで、安心して子供を産み、育てることができる環境作りがさらに推進されると考えている」
 9日、鹿児島市上福元町であった子育て支援施設「南部親子つどいの広場(仮称)」建設の安全祈願祭で森博幸市長は意気込んだ。
 計画では、施設は新南部保健センターと併設され、14年から供用開始予定。子育てサポートのための託児室や遊具などが設置される。このほか、市は08年に中町に親子つどいの広場「なかまっち」を開設。吉野町や伊敷地区にも同様施設の建設を計画中だ。
 市がこれら子育て支援施設の「核」と位置づけるのが、市が3億9000万円をかけて10年にオープンした与次郎の「すこやか子育て交流館・りぼんかん」。開館当初は1日の利用者を200人と想定していたが、多い日では1000人以上が利用しているという。同館に2歳の娘と頻繁に訪れるという女性(37)は「雨や桜島の灰が降っている日でも公園代わりに遊ばせられる。他の親とも知り合うことができる」と重宝する。
   ◇  ◇
 「私たちもきちんと税金を払っている。どうして行政の施設に商売の邪魔されなくてはいけないのか」。市内の銭湯経営者は憤る。
 2期目のマニフェストで「子育て支援施設の充実」「高齢者が安心・快適に暮らせるまちづくり」を掲げ、関連施設の整備も進めてきた森市政だが、一部からは批判の声も上がる。
 市は、65歳以上が無料で温泉に入浴できる「市高齢者福祉センター」を吉野町など7カ所(1カ所は入浴施設なし)で運営。多い所では年間の入浴施設利用者は延べ10万人以上にのぼる。現在は伊敷地区に、新たなセンターの整備計画が進んでいる。
 県公衆浴場業生活衛生同業組合によると、銭湯に通う習慣のある高齢者が、無料施設に流れている可能性があるという。市内の銭湯は経営不振や老朽化で件数が減少しており、組合の原田孝造専務理事は「無料施設が銭湯の経営を圧迫していることは間違いない」と指摘。市は70歳以上の市民には銭湯に年30回まで100円で入浴できるよう補助を出しているが、原田専務理事は「有料と無料の差は大きい」と話す。
 組合は7月、市長あてにセンターの有料化などを求める陳情書を提出したが、現在まで回答はない。市は「他市の事例を参考にするなどして、検討したい」とのスタンスだ。【黒澤敬太郎】
11月15日朝刊

2942チバQ:2012/11/18(日) 05:17:26

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20121117ddlk46010587000c.html
選挙:鹿児島市長選 現職と2新人が立候補か−−あす告示 /鹿児島
毎日新聞 2012年11月17日 地方版

 任期満了に伴う鹿児島市長選は18日、告示される。現職で3選を目指す森博幸氏(63)=民主、自民、公明、社民推薦=に、元会社社長の渡辺信一郎氏(55)=みんな推薦=と市民団体代表委員の祝迫光治氏(69)=共産推薦=の新人2人が挑む構図になる公算が大きい。投票は25日。

 森氏は、市電軌道の緑化や子育て施設の充実など、2期8年の実績を強調。県農政連各支部や連合鹿児島など約300団体の支援を取り付けた。マニフェストでは市電軌道の新設など、110項目を盛り込んだ。

 渡辺氏は市の財政政策を批判し、会社経営の経験を生かした市政運営を掲げる。市長の給与・退職金の削減などを主張。後援会長となった岩崎芳太郎・岩崎産業社長の講演会であいさつするなどして知名度アップを図ってきた。

 祝迫氏は反原発を前面に押し出し、薩摩川内市の川内原発即時廃炉に向けた働きかけなどを主張。共産党市議らで作る市民団体「市民の市政をつくる会」が中心となり、無党派層への支持拡大を進めている。

 前回(08年)の投票率は25・47%と過去最低を記録しており、各陣営とも投票率をどこまで底上げできるかが焦点となりそうだ。

 立候補の受け付けは18日午前8時半〜午後5時、鹿児島市役所で。投票は25日、市内157カ所で、一部地域を除き午前7時〜午後8時。同日午後9時半から鴨池ドームで開票される。2日現在の有権者数は48万9989人。【黒澤敬太郎】

2943チバQ:2012/11/18(日) 12:06:14
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001211140001
南関町町長ら5人 背任で告発
2012年11月14日

  町が町費で私道を舗装したのは違法として、上田数吉町長や当時の建設課長ら計5人について、南関町の会社員男性が背任の疑いで提出していた告発状を、熊本地検が受理していたことがわかった。


  受理は6日付。告発したのは玉名市民オンブズマンの村本稔さん(74)。告発状などによると、町は同町内にある元助役(故人)の私道の計約57メートルを舗装。工事代金として町の予算から約56万円を建設会社に支払い、町に損害を与えたなどとしている。


  問題となっている私道については、2011年5月、町民が監査請求した。町側は「09年4月にその地区で火事があり、消防車が道路を傷つけたため」と説明したが、監査委員は11年7月、町に返還を求め、町長は支払いを拒否した経緯がある。その後、村本さんは町長を相手取り、損害賠償を求める訴えを熊本地裁に起こし、現在も裁判が続いている。


  南関町は「告発状が手元にないのでコメントできない」としている。(日高奈緒)

2944チバQ:2012/11/19(月) 23:10:46
>>2920>>2935
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000222-mailo-l46
選挙:伊佐市長選/伊佐市議選 市長選、隈元氏が再選 /鹿児島
毎日新聞 11月19日(月)14時37分配信

 任期満了に伴う伊佐市長・市議選は18日、投開票された。無所属4人が立候補した市長選は、現職の隈元新氏(62)が、新人3人を破り再選を果たした。投票率は77・29%。当日有権者数は2万4564人。
 隈元氏は、自民県議や医師会、建設業界などの支援も得て、組織戦を展開。「日本一子育てにやさしい街」を掲げ障害児やその家族の支援施設を開設した他、基金を25億円から60億円へ増額した行財政改革の実績も強調し、支持を広げた。
 元旧菱刈町長の神園勝喜氏(62)は、大口地区で伸び悩んだ。前市議の古城恵人氏(63)は高速道整備を唱えたが及ばず。前市議の今吉光一氏(48)は世代交代を求めたが、浸透しなかった。
 市議選(定数18)は現職16人、新人6人が争い、18日深夜から新市議が続々と誕生した。【村尾哲】
………………………………………………………………………………………………………
隈元新(くまもと・しん) 62 無現(2)
 国道267・447号改良整備促進期成会長[歴]養鶏業▽旧大口市議▽旧大口市長▽立命館大
………………………………………………………………………………………………………
 ◆伊佐市長選開票結果=選管最終発表
当 8,987 隈元新  62 無現
  6,081 神園勝喜 62 無新
  1,892 今吉光一 48 無新
  1,831 古城恵人 63 無新
11月19日朝刊

2945チバQ:2012/11/19(月) 23:15:39
>>2936-2937
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000215-mailo-l45
選挙:都城市長選 池田氏が初当選 投票率、過去2番目の低さ /宮崎
毎日新聞 11月19日(月)14時32分配信

 現職の辞職に伴う都城市長選は18日、投開票され、無所属新人2人の一騎打ちの結果、元副市長の池田宜永(たかひさ)氏(41)=民主、公明推薦=が前市議の三角光洋(こうよう)氏(64)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は13万6926人(男6万3202人、女7万3724人)。投票率は46・70%(前回65・56%)で、周辺4町と合併前の92年11月(41・31%)に次ぐ過去2番目の低さだった。
 池田氏は、当選確実の報が入ると、同市北原町の事務所で支持者らとがっちり握手した。
 選挙戦は、中心市街地の活性化や、旧都城市と周辺4町の合併から約7年たって浮上したまちづくりの課題などが争点となった。6月に財務省の官僚を辞して臨んだ池田氏は「現市政を発展・進化させる」と主張。農商工連携の6次産業化による経済浮揚や都城志布志道路の早期全線開通、中心市街地の活性化などへの取り組みを進めることを公約に掲げ、幅広い層から支持を集めた。
 現職市長や国会議員らも支援。組織的に選挙を展開し、街頭活動やミニ集会を重ねて浸透を図った。
 三角氏は市総務部長など約40年の行政経験を強みに、市政刷新や市民行政一体のまちづくり推進などを訴え、草の根活動で浸透を図ったが及ばなかった。【重春次男】
………………………………………………………………………………………………………
池田宜永(いけだ・たかひさ) 41 無新(1)
 [元]副市長[歴]在豪日本大使館1等書記官▽財務省主計局主査▽宮崎財務事務所総務課長▽東大院=[民][公]
11月19日朝刊

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20121119-OYS1T00481.htm
都城市長選、元副市長・池田氏が初当選
 新人同士の一騎打ちとなった都城市長選の投開票が18日行われ、元副市長の池田宜永氏(41)(無所属=民主、公明推薦)が、前市議の三角光洋氏(64)(無所属)を破り、初当選した。来夏の参院選に出馬する長峯誠市長が21日に辞職することに伴う選挙で、長峯市長は池田氏を支援。市民は市政の継続を選んだ。

 同市北原町の池田氏の事務所に当選確実の一報が伝えられると拍手と歓声が湧き起こり、喜びに包まれた。池田氏は詰めかけた支援者と握手を交わし、万歳三唱をして当選を祝った。

 選挙戦では、若さに加え、財務省職員や副市長の実績などをアピール。民間主導による大丸跡地再生の支援や農畜産業の6次産業化などを公約に掲げ、市職員を5年間で140人削減する行財政改革や防災対策の推進も訴えた。

 地元選出の国会議員や長峯市長が支持を呼びかけたほか、民主、公明両党の県組織や連合宮崎などの団体も推薦。知名度不足を補う分厚い支援で選挙戦を優位に進めた。

 三角氏は、市職員や市議として地域に根ざした取り組みや市政の刷新をアピール。2006年に合併した旧4町の特色を生かした街づくりや地域コミュニティーの再生を訴えたが及ばなかった。

(2012年11月19日 読売新聞)

2946チバQ:2012/11/20(火) 00:05:17
>>2939-2942
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000221-mailo-l46
選挙:鹿児島市長選 告示 三つどもえ戦に 3選目指す現職と2新人 /鹿児島
毎日新聞 11月19日(月)14時37分配信

 任期満了に伴う鹿児島市長選は18日告示された。新人で市民団体代表委員、祝迫光治氏(69)=共産推薦▽新人で元衣料品会社社長、渡辺信一郎氏(55)=みんな推薦▽現職の森博幸氏(63)=民主、自民、公明、社民推薦=のいずれも無所属の3人が立候補。3選を目指す現職に、新人2人が挑む構図となった。森市政2期8年の評価や財政政策などを争点に舌戦を繰り広げる。投開票は25日。
 ◇再生エネルギー普及−−祝迫光治氏
 午前9時に、鹿児島市真砂町の選挙事務所前で第一声。脱原発市民団体代表や、県民医連会長らが応援に駆けつけた。
 祝迫氏は、脱原発のほか、中学卒業までの医療費の窓口負担ゼロ化や保育所、特別養護老人ホームでの待機者解消などの公約実現を約束。
 「原発事故が起きれば地域経済の発展どころか、土台を壊してしまう」として、「川内原発の再稼働は容認しない。再生エネルギーの開発・普及を促進する」と訴えた。【垂水友里香】
 ◇役人ではない発想で−−渡辺信一郎氏
 午前9時半から、同市の天文館地区であった出陣式には、みんなの党の渡辺喜美代表や知事選に出馬した向原祥隆(むこはらよしたか)氏らが応援に。渡辺代表は「相手候補には既成政党が全部つき、まさに既成政党対第三極の戦いだ」と市長選の意義を強調。
 渡辺氏は、公務員出身者による市長が続いている状況について「役人の発想じゃ変わらない。役人じゃない発想で変えないといけない。鹿児島市を変えよう」と、繰り返し変革を呼び掛けた。【村尾哲】
 ◇市政のリーダーは私−−森博幸氏
 午前9時、同市の甲突川右岸緑地公園であった出陣式には伊藤祐一郎知事のほか、推薦した自民、民主の国会議員らが集まった。
 森氏は「職員削減や民間力の活用など、行政改革を積極的に行ってきた。1、2期目に約束した事業はすべて完了した」と2期8年の実績を強調。今後も子育て支援や保健医療の充実など、多くの課題があることを指摘し、「市政のリーダーは私以外には誰もいないと固く決意している」と意気込んだ。【黒澤敬太郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補者(届け出順)
祝迫光治(いわいざこ・みつはる) 69 無 新
 市民団体代表委員[歴]県立高校教諭▽共産党県委員長▽共産党中央委員会局次長▽広島大=[共]
渡辺信一郎(わたなべ・しんいちろう) 55 無 新
 [元]衣料品会社社長[歴]学習塾経営▽コンサルティング会社顧問▽鶴丸高=[み]
森博幸(もり・ひろゆき) 63 無 現(2)
 県市長会長▽全国市長会相談役[歴]市秘書課長・財政部長・総務局長▽横浜市大=[民][自][公][社]
………………………………………………………………………………………………………
 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持
11月19日朝刊

2947チバQ:2012/11/20(火) 00:05:52
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001211180001
鹿児島市長選告示 3氏論戦
2012年11月19日


 18日に告示された鹿児島市長選は、元共産党県委員長の祝迫光治氏(69)、元衣料品会社長の渡辺信一郎氏(55)、3選をめざす現職の森博幸氏(63)による三つどもえの戦いとなった。17日現在の有権者数は48万9779人。25日投票、即日開票される。


 祝迫氏は真砂町の事務所近くで出発集会を開き、擁立する「市民の市政をつくる会」の関係者や支持者らが集まった。
 最大の主張は原発の即時廃炉。応援に駆けつけた脱原発実行委員会・かごしまの岩井哲代表は「脱原発のうねりをつくり出そう」。鹿児島医療生協の木藤正樹副理事長は「私たちは命を脅かすすべてのものを排除しなければならない。原発ゼロを」と訴えた。
 渡辺氏は天文館のいわさきパーキングで出陣式。推薦するみんなの党の渡辺喜美代表も駆けつけ、市長選を「既成政党と第三極の戦い。次の総選挙を占う前哨戦だ」と位置づけ、「政治を諦めないで。鹿児島から日本を変えよう」と訴えた。後援会長で岩崎産業の岩崎芳太郎社長や、反原発・かごしまネット事務局長の向原祥隆氏、鹿児島市議の野口英一郎氏と大園盛仁氏もマイクを握った。
 森氏は甲突川にかかる武之橋脇の緑地で出陣式に臨んだ。伊藤祐一郎知事をはじめ、推薦する民主党の打越明司県連代表、自民党の森山裕県連会長らが「必勝」と書かれたそろいの鉢巻きをして応援演説に立った。
 伊藤知事は「これまで県政、市政で協力してきた。鹿児島は元気な都市と全国で評価されている。森さんに圧勝を与えていただきたい」と訴えた。

2948チバQ:2012/11/21(水) 22:41:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000182-mailo-l44
選挙:佐伯市長選 塩月氏が立候補へ /大分
毎日新聞 11月21日(水)16時2分配信

 佐伯市の塩月厚信副市長(62)が、来年4月16日任期満了に伴う市長選に立候補する意向を固めたことが分かった。20日、毎日新聞の取材に「市民の共感を得ながら市政運営したい」と話した。週明けにも西嶋泰義市長に辞表を出すという。
 塩月副市長は旧蒲江町出身で亡父金正(きんまさ)氏は旧町長5期。昭和大卒業後、薬局経営などを経て95年から旧町議1期、旧町助役2期を務めた後に最後の旧町長。新市誕生後の05年から助役、副市長として西嶋市政を支えた。市長が推進したが行き詰まって中止になった大手前再開発事業には、慎重姿勢だった。
 西嶋市長は市長選への態度を明らかにしていない。他に水面下での動きもあるという。【古田健治】
11月21日朝刊

2949チバQ:2012/11/22(木) 00:58:06
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001211190001
米兵事件に抗議 沖縄県議会決議
2012年11月19日

 沖縄県読谷村で米軍嘉手納基地所属の米兵が民家に侵入し、中学生を殴るなどした事件で、沖縄県議会は16日、抗議決議を全会一致で可決した。


 決議文は「米軍の綱紀粛正が機能していないことは今回の事件で証明されている。県民の我慢の限界をはるかに越え、米軍基地の全面撤去を求める声も出ている」と非難。日米地位協定の抜本的な見直しや外出禁止措置の強化、基地の整理縮小・返還などを求めた。

2950チバQ:2012/11/22(木) 01:03:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000068-mai-soci
<雑記帳>宮崎県議会、コスプレでノリノリ
毎日新聞 11月21日(水)19時58分配信

宮崎県議(左)や県執行部(奥)だけでなく速記者まで古代衣装を身に着けて本会議は進んだ=宮崎県議会で2012年11月21日、門田陽介撮影

 宮崎県議会は定例会初日の21日、古事記編さん1300年を盛り上げようと議員や県執行部、速記者ら約70人が、まが玉の首飾りと古代衣装を身にまとって本会議を開いた。

 同県は古事記の主要舞台で「神話の古里」として売り出し中。議長が発案し、1日限定で実現した。議会事務局によると全議員が古代人姿の「コスプレ県議会」は全国初。

 古代人風のかつらを着けて委員会報告に臨む議員も出るなど、皆ノリノリ。議事も軽快に進み、関係者は「古事記PRより議会活性化に効果があったかも」。【門田陽介】

2951チバQ:2012/11/22(木) 22:35:56
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2012/11/22020620008576.shtml
島原が2週連続選挙に苦慮

市長選に向けて設置されたポスター掲示板=島原市内


 現職と新人による一騎打ちが見込まれている島原市長選(12月2日告示、同9日投票)。急きょ、衆院選の日程(12月4日公示、同16日投票)も決まり、市選挙管理委員会は職員が休日返上で準備に大わらわだ。相次ぐ選挙に対応するため、市選管の態勢も強化された。一方、市長選への立候補予定者側からは選挙戦への影響を懸念する声も聞かれる。

 「頭が痛い。選管が二つほしい」。市選管の内嶋善之助事務局長はため息をつく。投票所入場券の有権者への発送、市内193カ所に上るポスター掲示板の発注、28カ所の投票所の確保や管理者の選任、投開票日当日の"応援組"職員の配置など、衆院選の日程が決まらなければ取りかかれなかった準備を市長選の事務作業と同時並行で進めなければならなくなったからだ。

 市長選を1週間ずらし、同日選にすれば投開票所に配置する職員の人件費も抑えられるが、「市長選の日付を入れたポスター掲示板などを既に発注している。日程を見直せばかえって混乱を招きかねない」と予定通りの実施を決めた。

 懸念は投票用紙の交付ミス。12月5〜8日は両選挙の期日前投票期間が重なり、同じ投票所(市役所本庁舎と有明庁舎の2カ所)に複数の投票箱が並ぶ。こうした場所での単純な交付ミスに加え、「例えば市長選直前に市外へ転出した場合、(転出先自治体の選挙人名簿に登録されるまでの間)衆院選は島原市で投票が可能だが、市長選は投票できない。同じ有権者でもこうしたケースがあり得るので、入念なチェックが必要」(内嶋事務局長)と神経をとがらせる。市選管は19日、兼任職員を2人増員し、専任1人、兼任8人態勢とした。

 市長選の立候補予定者側も困惑を隠せない。ある陣営関係者は「この時期になっても『市長選があるの?』という有権者もいる。新聞やテレビで第三極勢力などの話題が連日報道される中、市長選への関心が衆院選にのみ込まれないか心配」と投票率などへの影響を懸念する。

 市長選は、現職が1208票差で接戦を制した前回と同じ顔触れの戦いとなる公算が大きい。1票の行方に気をもむ立候補予定者の一人は「特に高齢者の中には、期日前投票で衆院選の投票用紙に市長選の候補者名を間違って書く人が出てくるかもしれない。支持者には注意を呼び掛けていく」と話す。




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2952チバQ:2012/11/22(木) 23:31:47
>>2917
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001211210001
議会の成果主義 成果出ず
2012年11月21日

  「全国初」と注目を集めた五木村議会(定数10)の「成果主義」制度は、3年目の評価を待たずに破綻(は・たん)する。これまでに議員側は、導入時の拙速さが運用の混乱を招いたと指摘してきた。導入を主導した元評価委員長は「制度をやめるのなら代わりの議会改革案を」と訴える。


  発端は議員個々の評価結果を公表したことだった。初年度は議会の申し合わせで議員名を伏せたが、2011年度は「公表しなければ導入の意味がない」との評価委員側の主張を受け入れた。


  ところが、ただ一人、成果報酬が支給されない「普通」とされた議長(当時)への評価は、議長の対応に不満を抱いた評価委員長(同)が恣意(し・い)的に変更していた。ある議員は「評価委員は『公平、厳正に評価した』と報告したのに。信頼性を損なった」。


  制度導入を決めた10年の3月定例会の採決は賛成5、反対4のわずかな差だった。「中身を詰めてやらないと失敗する」「議会がぎくしゃくする」との当時の懸念は現実になった。「評価の基準がしっかりと決まらないうちに見切り発車してしまった」と指摘する議員もいる。


  一方、導入に賛成した議員は「議会改革という原点に戻るべきだ。もっと時間をかけて議論を」と訴えたが、「導入効果が見えない」などの廃止論に押された。


  制度導入を強く訴え、トラブルの責任をとって評価委員を辞任した元村議会議長の照山哲栄さん(80)は「運用は間違っていた。失敗だった」と認めたうえで、「ダムでつぶれた村を再建するにはこの制度を生かさないと。議員は制度の良さを理解していない」と反発。「議会が本当に変わったと村民が認めてくれるような、新たな改革案や立村計画を出してほしい」と望んだ。


  20日の全員協議会で岩本員功(かず・のり)議長は「新しい議会改革に取り組んでいく。議員定数削減の話も当然出てくる」と話した。(知覧哲郎)

2953チバQ:2012/11/23(金) 00:35:08
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001211200001
60万市民の針路(1) 降灰
2012年11月20日


ハウスの小みかんを見て回る白川さん夫婦。木の下には光を反射させるためのシートを敷いているが、横から入り込んだ灰が積もってしまう=鹿児島市桜島白浜町

 【金山純子】絶え間なく上がる噴煙で、景色は灰色にかすんでいた。「今年は収穫量が3、4割少なくなる。収穫が安定しないのが一番困る」。桜島で小みかんやビワを育てる専業農家の白川隆さん(65)はぼやく。
 小みかんの収穫で忙しいはずの11月。今年は桜島の火山灰の影響で着色が2週間ほど遅れ、まだ収穫作業に入っていない。「冬はこんなに(灰が)来ることはなかったのに」と妻千代子さん(62)も驚いた。
 昭和火口の活動が活発化した2009年以来、桜島の農作物被害はひどくなる一方だ。開花時期の春は灰が太陽を遮る日が多く、日照不足に。秋は台風に備え、ハウスの骨組みが壊れないようにビニールを外すと、その間に灰が降って実を傷つけた。
 桜島では、灰よけのために、屋根だけのビニールハウスを設置せざるを得ないが、高齢者にはビニールの掛け替えの作業が大きな負担になっている。
 さらに、鹿児島市への編入も影を落とす。ハウスにかかる償却資産税は、旧桜島町時代は納めなくても黙認されていたが、合併後はきちんと課税される。年に10万円ほどかかるという隆さんは「農家のやる気がそがれる」と話す。
 桜島の農家は降灰が落ち着いていた昭和40年代、日本一早いみかんの産地として1日1万円を稼ぐと言われた。だが、隆さんは「いまは赤字を出さん程度。単価が安くなって、収入を安定させるには収穫量を増やさなければならなくなったのに、灰でパーだもん」。
 島外にいる3人の子どもには、農業を継ぐ気があるかすら聞いていない。農業だけでは暮らせないとわかっているからだ。千代子さんは「山さえ(爆発が)やんだら帰ってくるかもしれないけど」。
 旧桜島町は、独自に桜島フェリーの乗船料を助成していたが、合併後は廃止。市街地に住む長女に会いに行くにも、車で往復すれば2、3千円かかると思うとためらう。「合併して良かったことは何もないよ」と隆さん。桜島選出の市議もいなくなり、声は届いていないと感じている。





 「爆発や降灰そのものよりも、その報道があったときの方が営業には影響があります」。錦江湾を眼前に臨むさくらじまホテルのロビーで、ホテルのフロントマネジャー岩元敬子さん(52)はこう語る。
 鹿児島市の市街地へ灰が降り注ぐとニュースで大きく取り上げられる。「7月に市内に大量に灰が降ったときは予約のキャンセルが4、5件ありました」
 九州新幹線の全線開業の効果で昨年、鹿児島市を訪れた観光客は955万5千人。市内に宿泊した人も326万1千人でいずれも過去最高を記録した。「昨年は8〜12月にお客様が2割くらい増えたが、今年はだんだんしぼんでいる」。ホテルの前の国道を走るバスには大勢の観光客が乗っているが、島での宿泊にはつながっていない。近くにあるふるさと観光ホテルは業績悪化で10月に廃業した。
 岩元さんは「お客様に来ていただくには、まず噴火が危ないというイメージをなくしたい」と話す。島の集落の周りには避難港が設けられているが、ホテルからは遠い。
 「活火山のふもとでずっと人が暮らしている。そんな珍しい環境を体験したいというお客様はいる。避難港の整備などで噴火の不安を少なくし、行政にしかできない安心安全の確保をしてほしい」





鹿児島市長選が18日、告示された。60万人の市民が暮らす県都の課題を探る。

2954チバQ:2012/11/23(金) 00:35:47
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001211200002
60万市民の針路(2)子育て
2012年11月21日


大石知子さんと長女の咲空ちゃん=鹿児島市

【金山純子】天文館のビルの2階、ポンポンや画用紙で作ったクリスマスツリーで飾られた階段を上ると、子どもたちのにぎやかな声が聞こえてくる。年中無休・24時間保育の「アイアイチャイルド保育センター」。認可外の保育所で、0歳児から入所でき、現在53人が通う。
 「ここがなかったら仕事を続けられなかったかもしれない」。天文館で化粧品販売員をしている有馬さゆりさん(33)は2歳の長女夕愛(ゆ・あ)ちゃんを、3カ月のときから預けている。
 勤続12年。育児休暇も取れたが、「仕事を長く続けたいから早く復帰したい」と、子どもを預けることにした。帰りが夜9時を回ることもある。「職場に近く、自宅からも通える所を探した。認可保育所だと、延長保育でも迎えに行く時間が間に合わなかった」
 市内には、深夜にも子どもを預けられる24時間保育所が8カ所あるが、すべて認可外。認可を受けるには、外で遊ばせるための園庭などが必要だが、施設基準を満たすのは難しい。
 アイアイチャイルドでは運動会や節分の豆まき、英語教室のほか、おはら祭にも参加する。「園庭はないが、十分体力もついた。認可保育所と何が違うの」と2人の子を預ける鍋倉香織さん(33)は話す。
 認可保育所は午前7時〜午後6時が多く、延長保育も最長4時間で、夜間保育や一時保育に柔軟に対応できない場合もある。アイアイチャイルドの塩河比登司理事長は「飲食店の多い天文館は夜がんばっているお母さんも多い。24時間保育は絶対に必要」。だが、市は「昼間の保育所の待機児童対策が喫緊の課題で、夜間の保育ニーズまではつかんでいない」という。
 認可外は、運営費を国と市が賄う認可保育所より保育料が割高とされる。市子育て支援推進課によると、2010年度の認可外の保育料は、認可保育所より平均1万2千円高かった。
 市は認可外保育所に、月1万4300円、子ども1人あたり2100円を補助している。アイアイチャイルドは入園料3千円、月謝2万5千円。塩河理事長は「負担をなるべくなくしたいが、保育料を下げるにも限度がある。市がもっと補助をしてくれるとありがたい」と話した。




2955チバQ:2012/11/23(金) 00:36:06



 竹之内健慎君(6)は市内の民間の児童発達支援事業所に週3日通う。他者との意思疎通が難しく、こだわりの強さが特徴の自閉症スペクトラム障害。発達障害や肢体不自由、ダウン症などの子どもたちとともに療育を受けている。
 2歳8カ月から通い始めた。発語はほとんどできなかったが、ほどなく単語を話せるようになり、姉の愛理ちゃん(8)が小学生になるころには「お姉ちゃん」と呼ぶようになった。それまでは「姉」ということが理解できなかった。母明子さん(36)にとって一つひとつの成長がうれしい。それだけに「毎日通えたらいいのに」と惜しむ。
 市障害福祉課によると、市内には障害児の民間の療育施設が37カ所あるが、7月現在で定員437人に対し登録者は1268人。子どもたちは代わる代わる療育を受けており、1人の子どもを毎日受け入れるのは難しい。そのため、公立の療育施設の設置を求める声は少なくない。
 昨春、宮崎市から引っ越してきた大石知子さん(36)もその一人。自閉症の長女咲空(さく・ら)ちゃん(6)のために毎日通える施設を探したが、断られた。
 宮崎では毎日、朝から夕方まで通える市立の施設があった。「発達障害は言葉の意味が理解できなかったり、環境の変化に敏感だったりする。毎日繰り返して体で覚えないと生活習慣が身につかない。健常児は毎日通える場所があるのに、障害があると通えないのはおかしい」
 さらに、8月末の段階で市内の療育施設で看護師が常勤するのは二つしかない。福元久美子さん(38)は、知的障害のある長女陽妃(はる・ひ)ちゃん(6)が、3歳ごろからてんかんの発作が出てきたため、看護師のいる施設に通わせている。
 「発作はいつ出るかわからないので、看護師さんがいれば安心できる。子ども同士の触れ合いも大事なのに、市内には重い障害がある子を預かってくれる施設がほとんどない」
 「鹿児島市に公立の子育て・発達支援センターをつくる市民の会」の東嘉子会長(48)は、保護者が子どもを連れて何カ所も駆け回らなくてもすみ、一貫した支援を受けられるように障害児の相談・医療・訓練・療育などが1カ所でできる施設の設置を市に求める。
 8年前から市議会に出し続けている陳情は、議員の任期満了で2度廃案になった。現在も、市内に県こども総合療育センターがあるといった理由で継続審議のままだ。県の療育センターは診療やリハビリはできるが、通園ができない。
 ダウン症の次男真也さん(14)はもう中学生。「小さいときにいろんな専門的な支援を受けたかった。なぜこんなに時間がかかるのか」

2956チバQ:2012/11/23(金) 00:36:29
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001211210001
60万市民の針路(3)合併
2012年11月22日


人影がまばらなJR薩摩松元駅前=鹿児島市上谷口町

 【金山純子】「合併してかえって寂しくなった。商店街はほとんどシャッターが閉まった状態」。旧松元町のJR薩摩松元駅前で精肉店を営む西村勝美さん(69)は声を落とす。
 8年前、旧松元町が鹿児島市に編入されたときは町議だった。当時、駅周辺には区画整理計画があり、公園もできる予定だった。計画は合併後、市の街づくりの指針、第4次総合計画にも明記された。「商店も盛り上がると思った。財政規模が大きい鹿児島市ならできると思っていた」
 昨年、市は正式に区画整理事業の中止を決めた。道路の幅や住宅の密度から、道路整備だけで十分とされた。ほかの地域から区画整理の要望が出たことも影響した。
 背景には市の財政状況がある。市区画整理課の鮫島健二郎課長は「旧松元町の区画整理は130億近くのお金がかかる。市では福祉にかかる民生費が増えており、公共事業は峻別(しゅん・べつ)しないといけない」と話す。
 市財政課によると、2001年からの10年で、福祉関連の予算は約306億円から653億円と倍以上に増え、一般会計当初予算に占める割合も16%から29%に伸びた。一方、区画整理などの普通建設事業費は減少傾向にあり、割合は24%から17%に落ちた。
 旧松元町は、ガーデンヒルズ松陽台の造成などで郊外の宅地化が進み、2010年の国勢調査では人口が5年前より12・5%増えた。15歳未満の年少人口比は市内で最も高い。にもかかわらず、旧町内の中心地だった薩摩松元駅前は、松陽台などほかの地区と比べると、にぎわいが失われつつある。
 西村さんは「町時代に少しでも予算をつけておけば、違ったかもしれない。見捨てられた感じがする」と悔やんだ。
  ◇
 「お金がないと町内会の行事はできない。小さな集落では祭りの費用も賄うのは難しくなる」。旧吉田町の吉水地区。町内会長代行の窪三智子さん(60)は頭を悩ませる。
 鹿児島市への編入前は、各町内会長を行政事務の委託を受ける嘱託員と位置づけ、町内会に戸数に応じて5万2千〜6万円、加盟世帯ごとに3千円が支払われた。それが町内会活動の原資になり、ゴミステーションや防犯灯の設置、盆踊りなどの行事などに充てられていた。
 合併後、こうした定額の補助は廃止され、事業ごとに補助する方式に変わった。祭りなどの事業の経費の3分の1が6万円を限度に支払われるが、2015年度までの限定事業。お年寄りと子どもたちの交流事業には5万円が支給されるが、同じ内容のものを申請できるのは3回まで。
 昨年、吉水町内会は約30万円の赤字が出たため、貯金を取り崩した。会報の印刷には、トナー代を節約するため公民館のコピー機を使わず、インク代なしで印刷できる施設に持って行った。
 吉水町内会には126世帯が加盟する。窪さんは6月に会長代行を引き受け、役員と51軒のすべての未加入世帯を回ったが、「町内会に入ってメリットがあるのか」と詰め寄られた。
 「確かに月600円の会費を払っても、道路の清掃に参加しないといけない。ゴミステーションは未加入でも使えるし、街路灯の下もみんな歩く。メリットと言われても、集まって楽しいということしかない」
 任意団体の町内会に行政が補助金を出すことについては、使い道がわからない場合があるとして批判もある。
 ただ、市地域振興課の平田哲治課長は「東日本大震災のように、災害時の避難や避難生活をしなければいけなくなった場合、地域での助け合いが基本となる」と重要性を認める。
 その上で「高齢者が多く、若い人が加入してくれないため、事業をするのが難しい所でも、周りの町内会と一緒にするなどして、地域の活力やつながりを強化してほしい」と話す。
 窪さんはこう考える。「行政は『町内会は大事』というだけ。人が集まるための具体策を示してほしい」

2957チバQ:2012/11/23(金) 00:36:47
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001211230001
60万市民の針路(4)完 中心商店街
2012年11月22日


市の助成を受け、カフェを開いた春田誠さん。内装は見通しの良さにこだわった=鹿児島市東千石町

 【金山純子】多くの車が行き交う照国表参道のビルの2階。仕切りがなく、見通しのいい造りのカフェ「パフェアンドダイニング Haru」は4月、春田誠さん(28)が空き店舗だった場所にオープンさせた。
 開店の際に利用したのが市の「街なか空き店舗活用事業」。3カ月以上テナントが入っていない店舗に入る場合、商店街などでつくる選定委員会に認められると、賃借料や改装費の一部の助成が受けられる。
 飲食店で働き、独立をめざしていた春田さん。落ち着いた雰囲気の場所を探していたとき、かつて洋服屋だったいまの物件を見つけた。キッチンを設けるなど大幅な改装が必要だったが、改装費として100万円の補助が出た。家賃は22坪で約20万円で、来年3月まで半額の10万円を受け取れる。「開店の後押しになった。助かっている」
 近年、天文館の空き店舗率は1割弱で推移している。事業が2006年度に始まって以来、昨年度までに16店が事業を使って開店したが、3店が家賃補助が切れてから3カ月〜1年半で撤退した。市産業支援課の担当者は「定着してほしいという考えから、資金や経営の計画をみて、やっていけると判断したテナントを選んでいる。でも、状況は難しい」と話す。
 春田さんは客が来てくれるか、不安は大きかったが、約50種類のパフェを出す珍しさもあり、常連客も増えてきた。「いつまでも行政に頼るわけにもいかない。家賃の補助が切れたら、いま以上にがんばらないといけない」


 ◇


 九州新幹線が全線開業した昨年、鹿児島市を訪れた観光客は955万5千人、宿泊した人も326万1千人で過去最高だった。
 だが、天文館のテンパーク通りの理事長でメンズファッションを扱う「エヌコレクション」の長渡誠一社長(54)はその実感がない。「飲食やホテルは良かったかもしれないけど、物販は最悪だった」
 リーマン・ショックがあった08年ごろから、売り上げは右肩下がり。手数料が高いインターネットの通販サイトでの販売も始めた。洋服などの物販が多いテンパーク通りでは「家賃が高い」という理由で、移転したり閉店したりする店が後を絶たない。長渡さんは「新しくできては撤退を繰り返している」と現状を語る。
 市が、山形屋やアミュプラザの売り上げから算出した昨年の中心市街地の小売業の年間商品販売額の推計は1752億円。06〜07年に郊外の大型商業施設が出店する前と比べると、約340億円少ない。
 市経済政策課の田畑浩秋課長は「観光で直接お金が落ちる飲食やサービスとは違い、小売業は伸びなかった。ファッションは、観光先で買うというものではないので、交流人口が増えても売り上げには結びつかない分野だ」と話す。
 長渡さんは「鹿児島ブランドといえば黒豚とか食べ物ばかり。桜島の軽石で色を落としたジーンズとか、鹿児島まで来ないと買えないような商品の開発にも、市は商店街と一緒に力を入れてほしい」と訴える。

2958チバQ:2012/11/24(土) 11:53:14
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20121123ddlk40010370000c.html
北九州市議会:定数削減 各派の思惑、足並み乱れ−−改革協 /福岡
毎日新聞 2012年11月23日 地方版

 北九州市議会の主要4会派代表らでつくる議会改革協議会(座長・片山尹(おさむ)自民党団長、8人)は22日、最終会合を開いた。終了後の記者会見で、意見集約ができなかった議員定数削減について各会派の意見を発表した。

 同協議会は自民▽民主・社民系の「ハートフル北九州」▽公明▽共産−−の4会派の代表と幹事長で構成。

 終了後、片山座長から報告を受けた佐々木健五議長らが記者会見し、最終的な内容を発表。議員定数削減をめぐっては、ハートフルと公明は来年1月の市議選から定数61から3議席を削減▽共産は行政監視をする議会の役割を果たすため現行維持▽自民は時間をかけて丁寧に検討すべきだ−−との意見が出たことを明らかにした。市議会は来年の市議選後、2年以内に結論を出すことを確認した。

 このほか、議員報酬年8%減▽交通費などの費用弁償全廃▽政務調査費月38万円から3万円減▽海外視察の半減−−の4項目については合意し、12月市議会で条例改正案などを提出することとなった。【宍戸護】

〔北九州版〕

2959チバQ:2012/11/25(日) 01:42:56
いちおーこっちにも
6031 :チバQ:2012/11/23(金) 19:40:29
>>5963
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000226-mailo-l42
2012衆院選ながさき:奥村・雲仙市長が出馬へ 2区、一気に乱戦模様 /長崎
毎日新聞 11月23日(金)14時47分配信

 ◇自民県連に衝撃、保守分裂が濃厚
 衆院選長崎2区で、久間章生元防衛相の元秘書で雲仙市長の奥村慎太郎氏(58)が22日、出馬の意向を固めたことで、久間氏と自民2区支部長を争った加藤寛治県議(66)=自新=との保守分裂選挙が濃厚となり、自民県連に衝撃が走った。前職の福田衣里子氏が離党(除籍)した民主党も独自候補の選定作業を急いでおり、共産は党地区委員の矢崎勝己氏(62)を擁立する。前回09年は民主と自民の一騎打ちだった2区は一気に乱戦模様となってきた。【古賀亮至、大場伸也】
 奥村氏は同日午前9時ごろ、出張先の東京都内で久間氏に会い、出馬の意向を伝えた。雲仙市議会の井上武久議長には午前10時半過ぎに電話し、小さな声で「決めました」と伝えたという。24日に記者会見し、正式表明する方向で調整している。
 民主県連は23日の常任幹事会で2区の独自候補擁立を決める方針。福田氏の離党(除籍)後に調整していた2人の擁立は困難な情勢で、九州比例の前職、川越孝洋県連代表(69)らの名前が取りざたされている。
 自民新人、加藤氏は奥村氏出馬について「間接的にしか聞いていないので、コメントできない」と言葉少なだった。自民県連の八江利春幹事長は「加藤、奥村両氏は同じ島原半島出身。保守票が割れてしまうのかどうか」と語った。
 また、雲仙市議会は29日から開会する予定で、市幹部らは「信じられない」と戸惑っていた。奥村氏が衆院選に出馬した場合、辞職に伴う雲仙市長選は、年明けの投開票となる可能性が高い。
〔長崎版〕
11月23日朝刊

2960チバQ:2012/11/26(月) 23:31:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20121125-OYT8T01017.htm
強固な基盤、森氏が3選 鹿児島市長選

当選を確実にし、笑顔で花束を受け取る森氏  鹿児島市長選は25日、投開票され、現職の森博幸氏(63)(無所属=民主、自民、公明、社民推薦)が、元会社顧問の渡辺信一郎氏(55)(無所属=みんな推薦)、市民団体役員の祝迫光治氏(69)(無所属=共産推薦)の新人2人を破り、3選を決めた。投票率は33・47%。過去最低は免れたが、低調に終わった。

 同市新屋敷町の森氏の事務所に「当選確実」の一報が届くと、歓喜の声と拍手がわき上がった。森氏は「皆さんの支えで重責を担うことができる。課題は多いが、豊かさを実感できるまちづくりに取り組みたい」と決意を語った。

 森氏は8月に立候補を表明。多くの政党と約300団体の推薦を受け、強固な基盤を築いた。選挙戦では、歳出の削減など2期8年の実績を強調。子どもの医療費助成の拡大、路面電車の路線新設などを公約に掲げ、支持を固めた。

 渡辺氏は市の財政運営を批判し、「民間の経営感覚を生かす市政」を強調。祝迫氏は原発廃炉や社会保障の拡充を訴えたが、ともに及ばなかった。

 ▽当日有権者数 48万4700人▽投票者数 16万2216人▽投票率 33・47%(前回25・47%)

(2012年11月26日 読売新聞)

2961チバQ:2012/11/26(月) 23:55:23
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=44706
鹿児島市長選、森氏が3選
(2012 11/26 00:05) 任期満了に伴う鹿児島市長選挙は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の森博幸氏(63)=自民、社民、公明、民主推薦=が、元会社顧問の渡辺信一郎氏(55)=みんな推薦=と「市民の市政をつくる会」代表委員の祝迫光治氏(69)=共産推薦=の無所属新人2人を抑え、3選を果たした。
 投票率は33.47%で、過去最低だった前回の25.47%を8ポイント上回ったものの、過去5番目の低さだった。
 投票は市内157カ所で行われた。当日有権者数は48万4700人(男22万13人、女26万4687人)。投票総数は16万2216票(有効16万990票、無効1225票、持ち帰り1票)だった。

◇鹿児島市長選開票結果
(25日午後11時19分、選管最終)
当 116,372 森博幸 63 無現
33,751 渡辺信一郎 55 無新
10,867 祝迫光治 69 無新

2962チバQ:2012/11/27(火) 23:56:49
>>2517とか
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121127/trl12112711460003-n1.htm
古賀市長を不起訴 福岡地検「証拠得られず」 
2012.11.27 11:44
 福岡地検は27日までに、福岡県警が公選法違反(虚偽事項の公表)容疑で書類送検した福岡県古賀市の竹下司津男市長(44)を嫌疑不十分で不起訴処分とした。20日付。地検は「犯行を立証するだけの証拠を得られなかった」としている。

 竹下市長は2010年11月投開票の市長選告示前に、登記を抹消した貿易会社の代表と記載したビラや名刺を有権者に配り、虚偽の経歴を公表したとして、11年1月に公選法違反容疑で告発され、県警が同年10月に書類送検した。

2963チバQ:2012/11/28(水) 22:25:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000224-mailo-l44
選挙:佐伯市長選 菊池氏も立候補へ /大分
毎日新聞 11月28日(水)16時3分配信

 佐伯市の電気設備会社長、菊池有二氏(63)が27日、来年4月16日任期満了に伴う市長選への立候補を表明した。記者会見で「会社経営の蓄積を生かし、スリムで機動的な市政を確立したい」と話した。大分市出身。県立中央高を卒業し、会社員を経て97年に創業。「今の市政はトップの判断の方向性が見えない。新しい風を市職員や市民と共に起こしたい」と述べた。
 一方、この日副市長を退職した塩月厚信氏(62)も立候補を正式表明。「教育や防災、小児医療に力を入れたい」と話した。西嶋泰義市長は3選への意欲は示しつつ、正式な表明はしていない。【古田健治】
11月28日朝刊

2964チバQ:2012/12/02(日) 00:57:20
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/nagasaki/20121201/20121201_0001.shtml
2市長選、思惑交錯 2区、島原半島二分
2012年12月01日 15:55  自民党公認で元県議の加藤寛治氏(66)と無所属で前雲仙市長の奥村慎太郎氏(58)が出馬を予定し、保守分裂となった2区。選挙区の島原半島では、島原市長選が衆院選投開票日の1週間前の9日に、奥村氏辞職に伴う雲仙市長選が来年1月13日に投開票される。両候補とも島原半島が地盤で、近接する二つの市長選に思惑がうごめいている。

 「日程が近すぎる」。加藤陣営の幹部は、こうぼやく。「お膝元」の島原市長選には現職の横田修一郎氏(65)と新人で元市議の古川隆三郎氏(56)が立候補する見込みだが、陣営は静観の構えだ。加藤氏は自民党の推薦を受ける横田氏とは島原高校の同級生。一方、古川氏の兄は長年、加藤氏の選対幹部を務めてきた。市内で抜群の結束力があるとされる加藤氏の後援会だが、どちらかに偏った応援はしにくい。

 接戦が予想される中、ある加藤陣営幹部は言う。「中立といっても、負けた方は『加藤陣営の応援があったら勝てた』と恨みを持つかもしれない。1、2カ月あれば、ほとぼりも冷めるのだが」

 一方の奥村氏は久間章生元防衛相の秘書や自民県議、自民県連政調会長などを務めてきた。公認を得ていないとはいえ、自民支持層が票の基本だ。陣営は「島原市長選である程度は自民の組織力がそがれ、加藤陣営の締め付けが弱まるはず。日程が近いことは、うちにとっては悪いことじゃない」と言う。

 奥村氏の辞職に伴う雲仙市長選への出馬を探る動きも始まっている。別の奥村陣営関係者は「後釜を狙うなら、衆院選で『加藤』『加藤』とはいかないんじゃないか」と話す。

 長崎2区はこのほか、比例九州の民主前職の川越孝洋氏(69)、共産新人矢崎勝己氏(62)が立候補を表明している。



=2012/12/01付 西日本新聞朝刊=

2965名無しさん:2012/12/03(月) 09:46:06
隠し子等、女性スキャンダルって話はどうなったんだろう、、、大丈夫か?唐津市

2966チバQ:2012/12/03(月) 23:38:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121203-00000141-mailo-l42

選挙:島原市長選 告示 古川、横田氏の一騎打ち 活性化など争点に /長崎
毎日新聞 12月3日(月)12時58分配信

 任期満了に伴う島原市長選は2日告示され、新人で元市議の古川隆三郎氏(56)と、再選を目指す現職の横田修一郎氏(66)=民主、公明推薦=の無所属2人が立候補を届け出た。前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなった。
 老朽化した市庁舎の建て替え問題のほか、少子高齢化対策▽まちのにぎわいづくり▽雇用創出▽防災対策−−などが争点となる。両候補はそれぞれの選挙事務所で支持者を前に第一声を上げた。
 古川氏は「商店街はさびれ、街は空洞化した。農業と観光を連携させ、若者が活躍できる場を提供したい。市庁舎建て替えは今の計画よりコストダウンする。高潮対策には自分の問題として取り組む」と刷新を訴えた。
 横田氏は「雇用を守る産業の活性化に努める。道路整備を進め、防災、基幹産業の農業、漁業や交流人口を増やす観光、物流に力を入れる。市の高齢化率は30%を超え、少子高齢化対策も課題」と継続を呼び掛けた。
 投票は9日午前7時〜午後8時、市内28カ所であり、同9時15分から、島原文化会館中ホールで開票される。
 2日現在の有権者数は3万9484人(男1万7986人、女2万1498人)。【古賀亮至】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選立候補者(届け出順)
古川隆三郎(ふるかわ・りゅうざぶろう) 56 無新
 [元]市議▽青果店経営▽県スポーツ少年団指導者協議会長[歴]市消防副団長▽福岡工業大
横田修一郎(よこた・しゅういちろう) 66 無現(1)
 島原地域広域市町村圏組合管理者▽県水道協会長[歴]県地域振興部長・教育長▽中大=[民][公]
………………………………………………………………………………………………………
 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持
〔長崎版〕
12月3日朝刊

2967チバQ:2012/12/03(月) 23:47:19
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121203-OYT1T00488.htm?from=ylist
パーティー券販売、収容力の4倍…知事支援団体

 小川洋・福岡県知事を支援する政治団体「福岡県の未来をつくる会」(福岡市、代表=松尾新吾・九州電力相談役)が昨年開いた政治資金パーティーで、会場の収容人数の約4倍に当たる約4000人分のパーティー券を個人や企業などに販売していたことがわかった。
 政治資金規正法では券の代金は講演や飲食などの対価とされ、過大に販売した分は事実上の献金と見なされる可能性がある。

 県選挙管理委員会が11月30日に公開した政治資金収支報告書によると、同会は2011年3月18日、福岡市博多区のホテルで「おがわ洋さんを励ます会」を開催。パーティー券は1枚2万円で、大学教授の講演があり、飲食の提供はなかった。報告書の記載では、2014の個人・団体に販売し、計7946万円の収入を得た。約4000人分を販売した計算になる。会場の収容人数は約1000人で、当日は約800人が参加したという。

(2012年12月3日11時54分 読売新聞)

2968チバQ:2012/12/08(土) 10:46:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121208-00000061-san-l40
高島・福岡市長 就任2年 「功」と「罪」は
産経新聞 12月8日(土)7時55分配信

 福岡市の高島宗一郎市長は7日、就任から2年を迎えた。民放アナウンサー出身らしく市民目線を重視して情報発信力を強化、観光客など交流人口の増加にも力を入れた。その一方、「パフォーマンスばかり」「具体性に欠ける」など冷ややかな声も。高島市政の「功」と「罪」を追った。(大森貴弘)

 ◆「分かりやすさ」追求

 高島氏は平成22年12月の就任直後、「行政の発信力強化」を打ち出した。広報のあり方を抜本的に見直すため、市長室に「広報戦略室」を設置。市長会見をインターネットに流し、ツイッターやフェイスブックなども積極的に取り入れた。大阪市の橋下徹市長を意識したに違いない。

 記者会見では、民放情報番組のようにフリップを用意。あらゆる資料の判断基準に「分かりやすさ」を求めた。旧来型のプレスリリースを持ち込んだ職員には「これは何を伝えたい資料なのか」と厳しく詰め寄ることもあった。

 市長選で争点になったこども病院(中央区)移転問題への対応では、この手法が奏功した。

 こども病院の老朽化に伴い、19年に博多湾内の人工島への移転が決まったが、一部市民の反対を受け、難航。高島氏は、移転を検討する第3者委員会のメンバーに移転賛成・反対両派を加え、審議をすべてインターネットで公開した。

 移転の必要性を訴えるには抜群の効果があり、反対派はジワジワ減少。23年5月、高島氏は改めて人工島移転を決めた。高島氏の面目躍如だといえる。

 ◆代理戦争の落とし子

 平成22年12月、菅直人改造内閣発足後初の政令市長選で高島氏は初当選を果たす。知名度があったとはいえ政治的には素人だった高島氏が150万都市のトップとなれたのは、民主党と自民党が激しい「代理戦争」を繰り広げたからだ。

 財界は当初、民主推薦の吉田宏前市長の再選を容認する構えだった。これに対し、自民党福岡市議団は大学教授らに次々に声をかけたが、ことごとく失敗。結局、麻生太郎元首相や自民党県連の一部の後押しもあり、告示ギリギリに高島氏擁立が決まった。

 自民市議団にとっては寝耳に水。政治・行政経験の未熟さを指摘する声もあったが、「民主党との戦い」に勝つため小異を捨て高島氏支持でまとまった。

 高島氏は、行政経験ゼロを逆手にとり「だからこそ市民目線をもてる」と訴え、選挙戦を制した。この勝利の味が「素人」から脱皮できない遠因となった可能性もある。

2969チバQ:2012/12/08(土) 10:47:09
 ◆人を呼び込む

 高島氏は、観光やビジネスで人を呼び込む「交流人口の増加」も重視する。

 まず50億円以上の経済効果があるとされる屋台に着目。屋台は、12年に市が作った要綱で「原則一代限り」となったため、減少を続けてきたが、観光資源として存続を前提とした条例作りに乗り出した。ここでも有識者会議を設け、検討を続けている。

 人工島の立地交付金制度の創設や、ゲーム産業の集積地を目指す構想などを打ち出し、企業誘致にも力を入れる。人工島には今年新たに5企業が進出しており成果は出始めている。

 こうした取り組みで高島氏が本領発揮するのは、やはりプロモーション活動。満面の笑みで相手に歩み寄り、両手でしっかりと握手。最後は相手の目をじっと見詰めてまたほほ笑む。テレビへの写り方を心得た高島氏はトップセールスには最適だといえる。

 ◆素人目線で墓穴

 「福岡市の持つ技術は積極的に外に出していきたい。地球は一つですから」

 7月の記者会見で高島氏は、海水淡水化技術などを学んでもらうため中国から公務員800人を研修に受け入れる方針を表明した。

 中国の公務員研修を受け入れれば、福岡市のステータスも上がるし、経済効果も見込める。政策に合致するし良いことずくめだ−。こう考えたようだ。

 ところが、このパフォーマンスにより高島氏は窮地に追い込まれる。発表当日まで知らなかった多くの市職員は当惑。市議会への根回しも不十分だったため不満がくすぶり、市民からは技術流出などの問題を危惧する声が次々と上がった。

 結局、沖縄・尖閣諸島国有化に端を発した中国での暴動を受け、事実上の中止に追い込まれたが、政府レベルの日中関係の悪化に救われたと言えなくもない。

 なぜこのような事態を引き起こしたのか。「素人」目線を意識するあまり市職員との意思疎通が不十分だったのではないか。共産党一党独裁を続ける中国という国家の特殊事情についてもあまりに不勉強だったと言わざるを得ない。

 ◆海外出張、年9回

 「アナウンサー出身だから声はいいし、議会の答弁もうまいが、小手先のテクニックだ。実際の政策にどれだけ通じているのか」

 ある市議は高島氏の手腕にこう疑問符をつける。「役人の用意した資料を読み込み、議会前ににわか勉強で詰め込むだけ。結局、役人に丸め込まれたのではないか」との声もある。

 「アジアのリーダー都市」を標榜(ひょうぼう)し高島氏が頻繁に行う海外出張の成果を疑問視する声もある。2年目の一年間の海外出張は9回。前市長が4年間で17回だったことと比べるとその差は歴然としている。

 「決済印をもらおうとしても市長はいつもいない」「不在がちで指示を仰げない」−。職員からはこんな不満が漏れる。

 ◆行財政改革の行方は

 人口増を続ける福岡市だが、財政は「火の車」。10月に発表した25年度の財政収支見通しでは82億円の財源不足が明らかになった。市はその直前に25〜28年度の4年間の歳出削減策をまとめていたが、より厳しい見直しを迫られている。

 職員の人件費削減、現業職員の採用停止、外郭団体の廃止、各種補助金のカット−。市職員だけでなく、市民にも痛みを強いる施策に踏み切らざるをえない。

 痛みを伴う改革に踏み込むことができるのか。任期の折り返し地点を過ぎ、「再選」という二文字も脳裏にちらついているはずだ。

 市議会の反発を抑え込みながら高島氏らしい手腕を発揮できるか。ここからが正念場となる。
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2970チバQ:2012/12/09(日) 23:06:48
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2012/12/09220650008710.shtml
金澤県議が雲仙市長選出馬
 前市長の辞職に伴う来年1月6日告示、同13日投票の雲仙市長選に同市区選出の自民党県議、金澤秀三郎氏(52)が出馬する意向を固めたことが8日、分かった。10日、県議会議長に辞職を届け、正式に表明する見通し。同市長選での出馬表明は初めて。

 金澤氏は長崎新聞の取材に「雲仙市の発展に尽力したいと思い決意した。県議を辞め、退路を断った上で正式に表明したい」と話した。

 金澤氏は同市出身で青雲高卒。民間企業に勤務後、家業の製菓会社を経営。2007年4月に県議に初当選し、現在2期目。

2971チバQ:2012/12/09(日) 23:11:29
http://mainichi.jp/area/saga/news/20121209ddlk41010262000c.html
県議会:混乱続く /佐賀
毎日新聞 2012年12月09日 地方版

 一般質問での知事答弁などを巡り空転していた県議会は7日深夜、同日予定していた自民5人の一般質問を10日に実施する日程変更を決めた。しかし、自民以外の会派は欠席する中での変更で、異常な事態が続いている。

 6日の一般質問で、古川康知事が現政権への評価について答弁したのに対し民主県議が「中立性を欠く」などと指摘。更に同日質問した自民県議が、衆院選の特定陣営の資料を示しながら質問したことに「公選法に抵触する」と議事録からの削除を求める声が上がり、議論が紛糾した。

2972チバQ:2012/12/10(月) 00:07:12
>>2964>>2966とか
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121210k0000m010059000c.html
島原市長選:古川氏が初当選 現職破る
毎日新聞 2012年12月09日 23時46分

 任期満了に伴う長崎県島原市長選は9日投開票され、無所属新人の元市議、古川隆三郎氏(56)が、再選を目指した無所属現職の横田修一郎氏(66)=民主、公明推薦=を破り、初当選した。当日有権者数は3万9166人。投票率は70.24%。

 確定得票数次の通り。

当14739 古川隆三郎=無新<1>

 12598 横田修一郎=無現(1)[民][公]

2973チバQ:2012/12/11(火) 23:05:54
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2012/12/11022554008720.shtml
島原市長に古川氏が初当選

初当選を果たし万歳をする古川隆三郎氏(中央)=9日午後11時27分、島原市西八幡町の選挙事務所


 任期満了に伴う島原市長選は9日、投票が行われ、即日開票の結果、元市議で新人、古川隆三郎氏(56)=無所属=が、再選を目指した現職、横田修一郎氏(66)=無所属=との激戦を制し、初当選を果たした。

 4年前と同じ顔触れでの戦いとなった今回、古川氏は、特定政党と距離を置いた"草の根選挙"で雪辱戦に臨んだ。有明庁舎を活用した市役所本庁舎建て替え計画の見直しや島原地域ブランドの確立を柱とする産業振興などを公約に、「市民目線」「民間感覚」を取り入れた市政運営を主張。市政の「変革」を求める有権者の支持を集めた。

 県教育長などを務めた横田氏は、県職員時代に培った豊富な行政経験や人脈をアピールする「実現力」をキャッチフレーズに、1期目の実績を強調。民主、自民、公明各党のほか、連合長崎や企業などから前回の倍近い約450の推薦を集め組織戦を展開したが、市政「継続」の訴えを浸透させることができず、再選を果たせなかった。

 当日有権者数は3万9166人(男1万7825、女2万1341)。投票率は70・24%(男70・19、女70・28)で、前回の70・19%を0・05ポイント上回った。

◎温かい市つくる/ 古川隆三郎氏の話

 古里の元気を取り戻すため頑張りたい。子どもの笑顔があふれ、お年寄りも笑って過ごせる温かい島原市を市民と一緒につくっていきたい。


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