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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1101チバQ:2010/02/04(木) 23:09:00
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001002030002
観光都市どう再生 指宿市長選
2010年02月04日


 南薩の中心都市・指宿市。古くはハネムーンでにぎわい、近年では「篤姫」ブームで注目された。砂蒸し温泉や開聞岳など地域資源に恵まれた観光都市の再生はなるか。7日投票の市長選を前に「観光」の視点から課題を探った。(安斎耕一)


 薩摩半島最南端にある長崎鼻。広大な海と「薩摩富士」の開聞岳が目前に広がる景観豊かな観光地だ。
 「40年くらい前は、そりゃもう新婚カップルばっかりでね。ホテルや空港に送り迎えするタクシーが50台くらい、ずらっと並んでいた」。灯台に向かう通りにある土産物店主の有村隆雄さん(64)が往時を懐かしんだ。
 温暖な気候や南国らしい雰囲気から、かつて「東洋のハワイ」とも呼ばれた指宿。昭和40〜50年代には新婚旅行客が押し寄せた。1990年代初めのイッシーブームで一時盛り返し、2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」ブームで再び脚光を浴びた。同年は400万人を超える観光客が訪れた。いぶすき篤姫館は、市の予想をはるかに上回る約17万5千人でにぎわった。
 だが、今はブームの反動に苦しむ。観光客は減り、昨年12月の指宿地区の宿泊者数は約4万2千人と前年同月比22%減。昨年の観光客数も前年より落ち込む見通しだ。
 長崎鼻で民芸品など扱う有村さんの店も篤姫ブームの恩恵を受けたが、「特需のようなもので、1年たつとまた元通りの客足になった」。
 観光の起爆剤と期待されるのが、来春の九州新幹線全線開業だ。市の玄関口となるJR指宿駅は駅前の景観整備事業が一段落し、観光客を迎える準備が整いつつある。一方、慢性的な課題は点在する名所を結ぶ交通手段の少なさだ。温泉や開聞岳、池田湖など分散する名所を周遊する指宿駅発着の定期観光バスはない。
 駅近くに住む男性(63)は「観光地を名乗る以上、最低限の交通インフラは整備するべきだ。駅に降り立った観光客が途方に暮れる場所ではいけない」と話す。
 指宿までのアクセスの悪さも課題の一つ。鹿児島中央駅から指宿駅までの列車は1日25本で、快速は7本。JR以外は指宿スカイラインや国道226号を使うしかない。国道は大半が片側1車線で慢性的な渋滞に悩まされている。
 新幹線全線開業を見据え、市は広域観光ルートの構築に乗り出した。豊かな自然や農業を生かした体験型観光の充実も進める。菜の花マラソンやマーチのように、おもてなしの心が市民に根付いているのは指宿の「売り」の一つだ。
 県観光プロデューサーの奈良迫英光さん(59)は「新幹線全線開業で人の流れも大きく変わる。砂蒸し温泉という最高のPR材料があるのだから、温泉プラス離島やローカル線の旅など知恵を絞れば、観光地としての魅力が向上するだろう」と語る。
 観光客誘致にどう取り組むか。市長選では新顔4人が独自の考えを主張する。東伸行氏(59)は「まち歩きなど参加型観光でもう一泊プラスさせる」、松元一広氏(42)は「食や温泉を融合した『理学療法湯治』の推進を目指す」、豊留悦男氏(59)は「自然や歴史文化を活用した指宿ブランドの強化を図る」、徳永勝憲氏(62)は「アクセス改善は必須。特急列車の運行を働きかける」と訴える。
 土産物店の有村さんは言う。「指宿には素晴らしい観光資源がたくさんある。今あるものを大切にして、指宿らしさをどう伝えていくか。各候補者にはビジョンを示してほしい」

1102チバQ:2010/02/05(金) 22:34:14
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001002030001
糸島市長・市議選へ市民は(上)
2010年02月03日


地域の農畜水産物をそろえた直売所は週末、大勢の客でにぎわう=糸島市波多江の伊都菜彩


岐志漁港でのカキの出荷作業。カキ養殖が冬場の産業になっている=同市志摩岐志

 ■農・漁業 守り育てて


 九州最大の都市・福岡市の西隣に1月1日、前原市、二丈町、志摩町の合併で誕生した糸島市。JR筑肥線や西九州自動車道が東西に貫く平野部に田園地帯が広がる。芽吹いた麦やブロッコリーなどの野菜が冬の大地を彩る。一方で、筑肥線沿線を中心とした住宅開発などに伴い、都市化が進んでいる。


 「これまで宅地化する場所と農地とがきちんと線引きされてきた。今後もそれは続くはず」。同市二丈武の専業農家、鳥巣孝一さん(62)は約13ヘクタールの水田で米と大豆、冬場は約20ヘクタールで麦を栽培する。生協などに出す減農薬・有機肥料の特別栽培米を作る農協の部会長も務める。


 「近所の人から、もうできないからお願いすると言ってくることもあるし、それだけしないと生活できない」。耕作面積を増やしてきた理由をこう説明する。そのかいがあって、長男(35)の後継も決まっている。同様に経営規模拡大に取り組んできた仲間の農家には後継者も多い。


 糸島地域は大都市近郊にありながら、県内有数の農業地帯の地位を保ってきた。糸島市の第1次産業就業者の割合は2005年の国勢調査(合併前の1市2町の合算)で約10%と、県平均(3・5%)を大きく上回る。農業の衰退傾向の中、比較的「元気な産地」だが、それでも農産物の価格低迷などを背景に全体の農業従事者は減りつつある。


 糸島市は玄界灘に面し、漁業を含めてより多くの人が1次産業を続けていくため期待されているのが、福岡市に近い地理的条件を生かした直売所。糸島市波多江に07年にオープンしたJA糸島の直売所「伊都菜彩」の売り上げは今年度、当初の目標の20億円を大きく上回る見込みだ。「高齢で出荷をあきらめていた農家が再び畑を活用し始めるなどの効果が出ている」(同JA)という。


 新鮮な食材を求める消費者を引き寄せるエリアになったのは、以前から大小さまざまな直売所や青空市が実績を重ねてきたからでもある。


 同市二丈鹿家の農家、諸岡恵治さん(47)は地元に直売所「福ふくの里」ができたのをきっかけに、5年ほど前から野菜を出荷するようになった。味には自信があり、売れ行きも伸びている。「自分で価格をつけられ、頑張った分消費者に評価される」。景気悪化に伴う消費低迷などで本業の和牛飼育は「赤字」といい、直売所の存在は大きい。


 ただ、不安もある。隣の佐賀県唐津市でも大型直売所が春にオープンを予定する。産地間競争で客足が遠のかないか。「直売所に出す地元の小規模な農家が、消費者を地域に呼んできた。新市になっても、街だけでなく隅々にまで目を配ってほしい」と願う。


 糸島半島西側の入り江にある岐志漁港。焼きガキが味わえるカキ小屋が並び、週末を中心に県内外から多くの客が訪れる。


 10年ほど前にカキ養殖を始めた漁師の男性(47)は「夏場の漁だけでは厳しい。カキがあれば冬場も働ける」。地域には魚の直売所もあり、自分でつけた価格で売ることもできる。糸島漁協の吉村寿敏参事は「カキや魚を目当てに多くの人が糸島を訪れる。水揚げ高以上の経済効果を地域にもたらしている」と言う。


 今後さらに都市化の進展が予想される中、環境との調和のとれたまちづくりが求められる糸島市。農業や漁業に携わる人たちに共通するのは、「1次産業を守り、育てることこそが地域全体を豊かにする」という思いだ。


              ◇


 1市2町の合併に伴う糸島市長選・市議選(7日告示、14日投開票)を前に、新市の「課題と期待」を追った。
(後藤たづ子)


 ◇ 糸島市の農・漁業 ◇
 2005年農林業センサスによると、農産物産出額は163億円。花、野菜、コメ、畜産品のいずれも県内有数の生産高を誇る。国勢調査による05年の農業従事者は約4300人で、15年間で約850人減少。一方、市のまとめでは、06年度からこれまでに54人が就農し、うち農業外からの参入者が31人を占めた。漁業は従来ごち網や小型底引き網が盛んで、08年の漁協組合員数は517人で、売上高は約21億7千万円。糸島漁協によると、うち約3割が直売、約5%がカキでの売り上げという。

1103チバQ:2010/02/05(金) 22:34:54
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001002050001
糸島市長・市議選へ市民は(下)
2010年02月05日


農地の向こうに近代的な建物群が立ち並ぶ九大伊都キャンパス。地域と大学の連携が期待されている=糸島市板持




 ■街づくり新住民も 九大移転どう生かす
 1市2町合併による糸島市誕生を目前に控えた昨年暮れ、旧前原市内のJR筑肥線沿線の新興住宅地。30代の主婦が空き地で、小学生の子供を遊ばせていた。福岡市から引っ越してきて6年になるという。「福岡では戸建ては無理なのでこちらに来たけど、子供が遊べる公園もなく、バスの便も良くない。自然も、新鮮な農産物も豊富なのはいいけれど……」。生活は予想以上に不便なことが多いと打ち明けた。


 旧前原市を中心とした筑肥線沿線では、1980年代ごろから福岡市などからの転入者が増えた。それでも旧1市2町の財政は厳しく、合併の要因の一つとなった。


 糸島市によると、人口増加で住民税は増えたが、企業からの法人市民税や固定資産税が他都市に比べ極端に少ない。このため、市民1人あたりの地方税収額(2007年度決算の1市2町分を合計)は県内28市中、24番目だ。一方で、人口増加に対応して下水道やごみ・し尿処理施設、小学校の新設など基盤整備への投資も必要だった。


 こうした状況の中、いまだに公園や文化施設などが少ないという市民の声は多い。近い将来人口増加も頭打ちになり、高齢化が進むと予想され、社会保障経費も増えていく。一方で公共工事への市の公費投入に抵抗感を示す声も少なくない。新・旧の住民が満足する地域をどうつくっていくか――。


 合併前から期待されてきたのが、隣接する福岡市西区と糸島市をまたぐ敷地に整備が進む九州大伊都キャンパスだ。


 糸島地域では県や九大、福岡市、糸島市などが学術研究都市構想を進める。地域の自然を保存しつつ、同キャンパスを核に小規模な開発地を分散してつくっていく計画だ。糸島市内には県や市による研究団地や産業団地も整備され、市は九大と連携する企業や研究機関の立地を期待する。


 冷凍ケーキで売り上げを伸ばす五洋食品産業(福岡市)は旧前原市がつくった産業団地にこの春、工場と本社を移転する。同社の藤和崇管理部長は「農業や九大と連携できる。将来は地元農産物を使っていきたい」。地元でパート従業員を募集したところ約40人の予定人員に100人近くの応募があり、「雇用の面でも期待できる」と話す。


 ただ、誘致のめどが立っていない団地や区画もあり、市の誘致活動が続いている。


    ◇


 旧前原市は九大の学生らの流入による地域経済の活性化に期待し、市内のJR駅と伊都キャンパスを結ぶコミュニティバスを走らせるなど、力を入れてきた。だが地元の不動産会社支店によると、多くの学生は「アクセスがいい」と福岡市側の九大学研都市駅や周船寺駅周辺のアパートをまず探すという。


 糸島市のJR波多江駅近くから原付きバイクで通う男子大学院生(23)は「住んでみると案外学校まで遠くないしスーパーなどもあって暮らしやすい」と言う半面、毎日大学と部屋の往復で地域としての「糸島」を意識することはない。同じく糸島市側に暮らすマレーシアからの留学生(23)は「福岡市の中心部まで行かないとアルバイトがないのは不便」と話した。


 福岡市寄りの波多江地区は住宅街と農村部が混在し、「新住民」が多い地域だ。ここで長年農業を続けてきた男性(66)は近く、普段なかなか接点のもてないマンション住民らが農業に触れる機会をつくりたいと考えている。地域には九大生が入居するアパートもできている。学生が地元の子供たちに勉強を教える場などができないか、とも思う。「せっかくここに来るのだから、互いに利用し、支え合っていかないと」
(後藤たづ子)


 ■糸島市をめぐる人口の移動
 市の1月末現在の人口(住民基本台帳)は10万759人、世帯数は3万6403世帯。10年前(当時の1市2町計)と比べ、約4900人、約6900世帯増加している。2005年の国勢調査によると、福岡市に約2万人が通勤する。九州大伊都キャンパスに通う学生・教職員は現在約1万2千人で、18年ごろの移転完了時には約1万8700人になる予定。

1104チバQ:2010/02/05(金) 23:52:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/150675
長崎知事選告示 民主 政権党アピール 自民 黒子戦術に決別
2010年2月5日 00:46
 4日告示された県知事選。立候補した無所属新人7人が出陣式や街頭演説などに臨み、選挙戦の幕が開いた。参院選の前哨戦として民主、自民の両党が火花を散らす一方、他の候補たちは「政治とカネ」の問題への批判や政党の「しがらみ」からの脱却を訴えた。

 「歴史的な政権交代があった。政権交代の果実をお届けしたい」。民主党選対委員長の石井一参院議員は、元農水省改革推進室長の橋本剛氏(40)の出陣式で政権与党の立場をアピール。「自民党亜流の県政は認めない」と力を込めた。橋本氏も「これまでのやり方を根本から改め、県政の大掃除をしなければいけない」と変革を訴えた。

 ただ、登壇した全員が「政治とカネ」に触れぬまま。渡辺敏勝県連幹事長は報道陣に「県政と中央の問題は違う。触れる必要はない」と強調した。

 前副知事の中村法道氏(59)の出陣式には、自民党の国会議員や地方議員がずらり。県連会長の北村誠吾衆院議員は「自民が火の玉一丸となって勝利し、わが党が長崎から変わっていく」とこれまでの「黒子戦術」に決別、民主党への対抗意識をあらわにした。公明党県本部の江口健幹事長も「民主の圧力に屈せず、長崎の歴史をつくっていきたい」と訴えた。

 中村氏も「地元で生まれ、育ち、長崎を愛する私は不退転の決意だ」と、中央官僚出身の橋本氏との違いを強調した。

 前共産党県委員長の深町孝郎氏(67)はただ一人「政治に金がかからない道をひらきたい」と政治とカネの問題に言及。

 元県議の押渕礼子氏(71)は「県政は県民の意向で推進していくべきだ。県民の意見を反映させたい」と語った。

 元参院議員の大仁田厚氏(52)は「組織や政党が牛耳るしがらみや癒着がある長崎県でいいのか」などと訴えた。

 元会社員の松下満幸氏(62)と会社役員の山田正彦氏(44)も立候補を届け出た。

=2010/02/05付 西日本新聞朝刊=

1105チバQ:2010/02/06(土) 12:01:24
>>1101
まさに篤姫イヤーに鹿児島観光しました。
指宿では砂蒸しして、JR最南端の西大山駅に行ったんですが、菜の花畑以外なにもなく(それはそれで風情あるけど)もう少し観光開発すりゃいいのに
と思った記憶あり

まあ 鹿児島観光で一番インパクトあったのは知覧の特効博物館ですけど。

1106チバQ:2010/02/06(土) 13:43:46
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100204ddlk40010309000c.html
新・糸島の課題:市長・市議選目前/上 住民の一体感 /福岡
 ◇地道な取り組み必要
 旧前原市と志摩、二丈両町が合併して発足した糸島市の市長選・市議選が、7日告示、14日投開票される。市長選には旧前原市長の松本嶺男氏(65)と環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏(56)の2人、市議選には前原選挙区(定数15)に18人、志摩選挙区(同5)に10人、二丈選挙区(同4)に8人が立候補を予定し、既に激しい前哨戦を展開している。市長選を中心に課題と争点をまとめた。【竹田定倫】

 06年9月、旧前原市議会で新市の議員定数に関連しての一般質問で、議場に緊張感が走った。

 「対等なのか、吸収(編入)合併なのか」との問いに、当時の助役が「今後の(合併)協議会設置の中の話し合いになるのでは」と答弁したからだ。すぐに助役は「対等を基本に置く」と修正した。

 それほどに、デマ同然のうわさも飛び交ったが「前原市が志摩、二丈両町をのみ込んでしまうのでは」との不安がつきまとったのは事実だ。

 それだけに、旧1市2町の住民の一体感をどのように作り上げていくか。目に見えないだけに悩ましい課題だ。

 旧二丈町は02〜09年度に「元気づくり事業」を実施した。都会ほどではないが、時代と共に地域のつながりが疎遠になりつつあることを憂慮した、筒井秀来町長(現糸島市長職務執行者)が提唱した。

 行政区ごとにイベントや課題に取り組み、住民の横のつながりを強めるのが狙い。「初めは“迷惑づくり事業”と言われた。予算で物を買ってもいいし、カラオケを買ってもいいということで取り組んだ。昔のおおらかな時代に戻ることは困難だが、地域のきずなはできたのではないかと思う」と話す。

 実際に取り組んだ福井行政区長の宮武久幸さん(69)は「お年寄りが孤独死していたとか、裏の山が崩れ亡くなったということは避けたい。横のつながりを大事にしなければならないと考えた」と振り返る。

 「横のつながり」を作るには、宮武さんは「地道な取り組みが大事」と言う。筒井氏も「悪いとは思わないが、一過性のイベントではなく、ささやかでも永続性のある取り組みでないと、意識の変革は困難。公費を使うとなれば、なおムダにできない」と語る。

 現在、志摩アスリートクラブ(大江勝代表)は今年10月、同市志摩桜井を中心に「マラニック(マラソンとピクニックを合わせた造語)大会」を計画。糸島青年会議所は今年7月、同市前原西の丸田池公園でのイルミネーション事業を考えている。

 市も市民も「横のつながりの大切さ」は十分に理解しているが、即効薬はない。

   ◇  ◇

 市長選への立候補を表明している松本氏は「市民税の1%相当を使って各校区の街づくりを応援する」とし、佐藤俊郎氏は「糸島マラソン大会などを企画・支援する」とマニフェストにうたっている。

〔福岡都市圏版〕

1107チバQ:2010/02/06(土) 13:44:15
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100205ddlk40010353000c.html
新・糸島の課題:市長・市議選目前/中 財政再建策 /福岡
 ◇自然と調和した税収増を
 糸島市志摩師吉(旧志摩町)の大浦台団地は約100戸。住んで約40年の塩川直光さん(75)は「息子は転勤族。団地の3分の1は65歳以上の世帯だが、若者が戻ってきても仕事はない。老人会でもそんな話になる」と嘆息する。

 旧二丈町が03年から3回実施した「町民満足度調査」での「ワースト5」のトップはいつも「町内で働く場所の数」だった。地元に雇用の場がないことを物語る結果だった。

 雇用の場である企業の数は、自治体の税収に直結する。法人市民税や固定資産税などを納める企業が多ければ、景気変動があるとはいえ、税収増につながることは間違いない。

  ◇   ◇

 合併協議が進んでいた08年10月、旧前原市と志摩、二丈両町が実施した住民説明会で示された06年度の起債(借金)残高は、それぞれ523億円、100億円、84億円の計708億円だった。

 前原市は都市化による小学校建設、公共下水道事業などが影響した。加えて、3自治体とも一部事務組合で実施していたごみ処理施設、火葬場などの建設費負担も大きかった。

 借金のピークは越え、08年度の起債残高は67億円減の計641億円となったが、それでも多額の借金を抱えていることには変わりない。問題はいかにして借金を減らし、税収を増やし、財政を健全化するかだ。

 税収増加策として、市長選に立候補を表明している旧前原市長の松本嶺男氏(65)は、九州大学の知的資源を生かし、研究施設を中心とした企業誘致を提唱する。一方、環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏(56)は糸島の農水産物を生かした企業誘致や地元の陶器や染織などの工房の活性化を訴える。

 気掛かりなのは、企業誘致が自然環境に与える影響だ。松本氏は「既存の工業団地に企業を誘致することが先。自然を生かした秩序ある開発は当然」と話し、佐藤氏は「産業集積より、良い住環境づくりや人材育成が必要」と話す。

  ◇   ◇

 旧二丈町の満足度調査ベスト5は「安定的な水の供給」と「山や海、川などの身の周りの自然」が3回とも1、2位を占めた。豊かな自然環境を楽しんでいることが分かるが、少ない「働く場所」に満足できず、バランスを取るのは難しい。

 自然保護団体の代表も務める塩川さんは「若い人の香りがする雰囲気が要る。欲は深いが、若い人が食べていける、自然と調和した企業誘致がみんなの希望だと思う」と話す。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

1108チバQ:2010/02/06(土) 13:44:48
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100206ddlk40010335000c.html
新・糸島の課題:市長・市議選目前/下 豊かな自然 /福岡
 ◇都市化と共に関心高まる
 糸島には海岸線、山並み、田園地帯など豊かな自然が広がる。この環境を求めて移り住んだ住民が多い。それだけに、環境問題への関心は高い。

 現在、旧二丈町に隣接する糸島市白糸の広域基幹林道沿いの残土埋め立てのための林地開発▽同市雷山などでの九州電力の22万ボルトの高圧送電線設置計画−−の行く末が注目されている。

 林地開発は同市の不動産業者が計画しており、9年の工期で約8ヘクタールの山林を造成し建設残土45万立方メートルを埋め立てる内容。1日約70台のトラックが残土を運ぶという。地元住民が約1万4000人の反対署名を集め、旧前原市議会と旧二丈町議会は反対決議をした。

 林地開発と林道使用の許可は知事と糸島市長がそれぞれ判断する。麻生渡知事は「関係市長が林道の使用許可をしなければ林地開発許可も困難」との姿勢で、旧前原市長の松本嶺男氏は「市林道管理条例に照らす限り許可すべきでない」▽環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏は「生活環境を損なう開発計画には断固反対」と、共に不許可の方針だ。

 一方、高圧送電線(22万ボルト)の設置計画で、九電は当初、早良区の脊振変電所から同市波多江の伊都変電所(仮称)までの約20キロに約60基の鉄塔を建て、15年6月の完成を予定していた。

 旧前原市長時代の松本氏が九電に送電線の地下埋設などを申し入れ、昨年暮れ、九電側は平野部約4キロの地下埋設などを受け入れた。だが、佐藤氏は「断固反対」の姿勢だ。

 計画に対する地元の住民運動は2組織がある。同市雷山の住民らでつくる「雷山の美田と生活環境を守る会」(楢崎清和会長)▽伊都変電所に隣接する同市波多江の中町行政区の住民でつくる「変電所等対策委員会」(原田俊章委員長)。

 「守る会」は、景観を損ねる▽電磁界による健康不安−−などを理由に計画の白紙撤回を求めている。九電の送電線地下埋設受け入れに対しても「我々の質問に九電は十分に答えていない。現段階で白紙撤回要求を取り下げることはない」(楢崎会長)と語る。

 一方、「対策委員会」の原田委員長は「85%は評価している。この問題も既に2年半になり、ある程度白黒をはっきりさせた方がいいと思う」と一部理解を示し、更に「変電所の地中化か、ビル形式で外から見えないように」と求めている。

  ◇    ◇

 糸島市長選・市議選はあす7日告示。環境問題に対する候補者の訴えにも注目が集まる。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

1109チバQ:2010/02/06(土) 14:04:46
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/02/05/01.html
知事選初日の大仁田氏「ファイヤー!」も観衆ゼロ

選挙カーから身を乗り出して支持を訴える大仁田厚候補
 任期満了に伴う長崎県知事選(21日投開票)は4日告示され、元プロレスラーの大仁田厚元参院議員(52)ら過去最多となる無所属新人7人が立候補を届け出た。

 大仁田氏は尊敬する坂本龍馬にあやかろうと、「坂本龍馬展」を開催中の長崎歴史文化博物館(長崎市)前で「長崎の宣伝マンとして使っていただきたい!」と第一声。約10分間の演説では政策については一切触れずに、故郷への思いを述べただけ。最後にはお決まりの「ファイヤー!」と絶叫した。

 博物館は駅から離れており、人通りの少ない場所にあることから観衆はほぼゼロという寂しさ。さらに、警察から選挙カーに掲げた名前のボードが規定より大きいとの指摘を受け、急きょ約5センチも切断するはめに。この作業で約1時間半も足止めされ、予定していた街頭演説をドタキャンするなど前途多難のスタートとなった。6日と7日には親交のある歌手・松山千春(54)が応援に駆け付ける。

[ 2010年02月05日

1110チバQ:2010/02/07(日) 01:57:20
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100206ddlk43010572000c.html
選挙:水俣市長選 2候補が競り合い あす投票 /熊本
 水俣市長選は7日投開票される。現職で再選を目指す宮本勝彬候補(66)と、新人で元広告会社役員の山内康功候補(62)の無所属2氏が競り合いを続けている。

 宮本候補は、市内の産業廃棄物処分場計画を中止に追い込んだ1期目の実績や環境モデル都市づくりを通じた地域活性化を訴えている。産廃問題を通じて前回初当選を実現させた市民団体を中心に支持固めを図っている。

 山内候補は、広告会社での勤務経験を基に「水俣のよさを全国に発信し、企業誘致や雇用確保につなげる」と訴えている。告示直前に支援を決めた自民党支部やチッソを中心に知名度アップと浸透に躍起になっている。

 投票は7日午前7時〜午後8時、市内23カ所で(一部で繰り上げ)。開票は午後9時から市総合体育館であり、深夜に新市長が決まりそうだ。1月30日現在の有権者数は2万3243人(男1万506人、女1万2737人)。【西貴晴】

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 ◇立候補者(届け出順)
宮本勝彬(みやもと・かつあき) 66 無現(1)

 水俣芦北広域行政事務組合代表理事[歴]阿蘇教育事務所長▽水俣第一中校長▽市教育長▽東洋大

山内康功(やまうち・やすのり) 62 無新

 [元]広告制作会社執行役員[歴]建設会社員▽電通テック福岡支社長・監査役業務室長▽東海大

1111チバQ:2010/02/07(日) 10:39:24
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000421001140001
余裕なき「健全財政」
2010年01月14日




 ■検証 金子県政の12年(上)


 知事選に立候補しない意向を表明した昨年11月4日の記者会見で、金子原二郎知事は財政問題について胸を張って話した。「行財政改革を進めた結果、県財政は自主財源が乏しい構造だが、国の指標で見ると、健全な運営を維持することが出来た」
 指標とは「実質公債費比率」のことだ。収入に対して借金返済額の占める割合を示し、25%を超えると「黄信号」とされる。県は、2005年度が12.5%(都道府県中11位)だったが、その後は06年度10.9%(同5位)、07年度10.2%(同5位)、08年度10.1%(同4位)と着実に改善してきた。


 県財政は自主財源に乏しく、県税が占める割合は2割以下だ。歳入の多くを地方交付税と国庫支出金に頼ってきた=グラフ上。ところが、小泉政権下の「三位一体改革」で04年度から地方交付税や国の補助金が大幅に削減された。そんな中で、県は職員を減らし、管理職手当を10%カット。県税の徴収率アップなどの行財政改革で、05〜08年度で計約696億円を改善した。


 自治体の財政問題に詳しい小西砂千夫・関西学院大教授(財政学)は、長崎県の財政について「税収が非常に乏しい中、緊縮モードでひたすら財政健全化に努めたのではないか。身の丈に合った運営と言える」と評価する。半面、「金子知事の3期目は借金を抑制し、事業を相当我慢せざるを得ない状態ではなかったか」とも指摘する。


 歳出に目を転じると、建設事業が大半を占める「投資的経費」は知事就任1年目の98年度には37.1%で1位だったのが、07年度には23.4%になった=グラフ下。一般会計の公共事業費は98年度に約2450億円(最終予算)に達した。だが、その後は年々減り、06年度からは1千億円前後になっている。


 代わって04年度からトップに立つのが人件費だ。歳出の3割を超える。国家公務員の平均給与を100とした時の地方公務員の給与水準を示すラスパイレス指数は08年度101.7で、都道府県平均の99.4を上回り、九州では福岡県(102.0)に次いで高い。


 さらに、財政の弾力性を示す経常収支比率は98.3%と、都道府県平均の93.9%より高く、余裕のない状態と言える。


 県は昨年9月、中期財政見通しを発表した。介護保険や後期高齢者医療制度など社会保障の関係費が2014年度には09年度より74億円増え、「県の借金返済」に該当する公債費の負担も増える。一方、「県の貯金」に該当する財源調整3基金の年度末残高は年々減り続けている。14年度には86億円と09年度の5分の1まで落ち込む見通しだ。


 家計にたとえるなら、避けられない出費や借金返済が増え、貯金が減る――。そうした県財政が、新知事へと引き継がれることになる。


    ◇


 1998年以来、県政を担ってきた金子知事が、あと1カ月半で引退する。この間、県政や県民の暮らしはどう変わったのか。金子県政の3期12年を数値を手がかりに検証する。
(伊東聖、安倍龍太郎が担当します)


■■■■■金子知事在任中の主な大型公共事業■■■■■
諫早湾干拓 2530億円(県負担分359億円)1986〜2008年度。99年、潮受け堤防完成。08年、営農開始
女神大橋 847億円(県負担分306億円)01〜05年度
ながさき出島道路 453億円(県負担分153億円)92〜03年度
西海パールライン有料道路 317億円(県負担分94億円)91〜05年度
石木ダム 285億円(県負担分92.6億円)。75〜08年度で132億円(県負担分86億円)。07年度に事業費を297億円から285億円に縮小
大島大橋 290億円(県負担分74億円)91〜99年度
県美術館 88億円(県負担分57億円)01〜04年度
鷹島大橋 142億円(県負担分35億円)97〜08年度
長崎歴史文化博物館 80億円(県負担分30億円)01〜05年度
九州新幹線西九州(長崎)ルート 3700億円(県負担分500億円)。07〜09年度に80億円(県負担分16億円)。08年度、武雄温泉―諫早の工事実施計画が認可され着工
水辺の森公園整備 32億円(県負担分10億円)89〜03年度

1112チバQ:2010/02/07(日) 10:39:52
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000421001150001
所得低迷 進む人口減
2010年01月15日




■検証 金子県政の12年(中)


 金子原二郎知事が今期限りでの引退を表明した後、初めての県議会となった昨年11月定例会では、3期12年間の県民の暮らしと県の施策を総括する質問が相次いだ。


 県民所得の低迷と県人口の減少に話が及ぶと、金子知事は、こう答えた。「全力で取り組んできたが、これを克服することは極めて難しかったと言わざるを得ない」


 1人当たりの県民所得は、就任1年目の1998年度が234万5千円で、47都道府県で44位だった。在任期間中、44〜46位で推移し、2006年度は215万9千円で45位。金額は都道府県平均の70%にとどまった。


 それにもかかわらず、月間実労働時間数(30人以上の事業所の07年の平均)は164.0時間で、全国平均の154.2時間に比べて約10時間長く、全国で最長だ。


 人口の減少も止まらない。98年には153万1482人だったのに、08年には144万1451人に。10年で9万人減り、最も多かった59年の179万2千人と比べると35万人少ない。05年の国勢調査では、00年より2.50%減っていた。減少率は秋田県(3.68%)、和歌山県(3.17%)、青森県(2.65%)、島根県(2.53%)に次いで全国5位。九州では最も高かった。


 なかでも、県内に働き口がないため、若者の県外流出が深刻だ。07年の高校生の県内就職率は54.2%で、全国44位だった。


 金子県政が手をこまぬいていたわけではない。様々な施策を試みてきた。その一つとして、企業誘致に積極的に取り組み、00年度から78社を呼び込んだ。雇用は8千人を超え、10年度までの目標6200人を大きく上回った。


 また、「観光客誘致」を掲げ、九州新幹線西九州(長崎)ルートの着工にこぎつけ、道路整備も進めた。基幹産業の一つである農林水産業の経営規模拡大にも力を入れた。年間販売額が1千万円を超える農家は、95年は1743戸だったのが、05年には2488戸と43%増加。全国では12%減っており、伸び率は全国1位という。


 ところが、そうした成果をもってしても、県民が豊かさを十分に手にできているとは言い難い。


 1千人あたり何人が生活保護を受けているかを示す保護率は98年度の10.55人(全国平均7.5人)から、07年度16.37人(同12.1人)へと増えた。09年9月の保護率は18.3人。近年は毎月、全国8位と高止まり状態が続いている。


 最低賃金も09年10月現在で629円。沖縄、佐賀、宮崎と並んで全国最低だ。


 98年の知事選で、金子知事は「夢と希望あふれる長崎県をつくります」と訴えて初当選した。だが、就任当時から懸案だった県民所得の低迷と県人口の減少は、12年かけても解決できなかった。


 昨年12月の県議会で、金子知事はこう語った。「歴代の知事も取り組んできた極めて難しい課題。県勢浮揚につながる点で重要だが、次期知事にしっかりと取り組んでいただきたい」

1113チバQ:2010/02/07(日) 10:40:27
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000421001160001
「県政の実態見て」
2010年01月16日


3期12年を振り返る金子原二郎知事=県庁知事室

《検証 金子県政の12年(下)》


3期12年をどう総括しているのか、金子原二郎知事に聞いた。


 ――大型公共事業ばかりやったイメージがあるが、金子知事から始めたのは少ない。


 僕がやったのは美術館とか博物館、水辺の森公園などのまちづくり。諫早湾干拓にしろ、新幹線にしろ、計画したのはおれじゃない。公共事業は減らした。だから、財政的にもっている。ハコモノ行政の典型と思われているが、全然違う。


 ――ただ、在任中、県民所得は44〜46位を脱することができなかった。


 構造的な問題だ。昭和30年代には石炭産業があり、もう少し順位は高かったが、それ以降はほとんど変わらない。企業誘致といっても、何万人って誘致ができれば別だが。


 ただ「県民所得=県民の豊かさ」とみるのもどうかなという気がする。住んでいて生活がいいと感じるかどうか。だから、我々が考えなきゃいけないことは、医療や福祉で他県に負けない中身にすること。県内では救急搬送で断ったのは1件もないはずだし、ドクターヘリの導入も県としては九州で一番早かった。教育と福祉は全力を挙げて取り組んできた。


 ――人口の減少に歯止めがかからなかった。


 離島の人口が減ったからやむを得ない。働く場がなく、これを止めるのはなかなか難しい。


 ――自身の12年をどう評価するか。


 評価は県民が決めること。新幹線や諫干など、ほとんどの事業に道筋をつけることができ、公約については「やった」という気持ちだ。


 ――県民は評価してくれていると思うか。


 長崎は原爆の問題や新幹線、諫干など全国的な問題が多く、知事がどういう態度を取ったかで評価しようとする。国に対して反抗すると認められる。僕は今の制度の中でどう仕上げるかを第一に考えた。


 ――県民には、知事のやり方が伝わっていない感じがするが。


 伝わってないというのは、実態がわかっていないからだろう。自主財源がどれぐらいかご存じないでしょ。県税は1千億円しかない。僕がPR下手というのもあるが。


 ――一番心掛けてきたことは。


 行政の公平公正と、絶えず先頭に立ってやらないといけないということ。


 ――公平公正と言いつつ、なぜ直近の2回の国政選挙で自民党候補を応援したのか。


 参院選は、新幹線の問題があった。予算は付いたが、着工できない状況で、時の政権の協力がないとできなかった。衆院選は、長年、自民党でやってきた同胞が困っている時に協力せざるを得なかった。結果的に負けて、県政に迷惑をかけることになったから、おれはやめたんだ。


 ――知事選に出ていたら勝てたと思う?


 僕は勝てたと思う。選挙は今でも自信がある。


 ――もう少し力を入れておけば良かったと思うことは。


 ないね。県庁舎移転と新幹線が来た上でのまちづくりはめどを付けたいと思っていたが、いろんな意見が出たから。


 ――次の知事に託したいことは。


 長崎の一番の売りは人材。人材育成、人づくりには全面的に力を入れてもらいたい。


 ――県民へのメッセージを。


 上辺だけでなく、県政の実態を積極的に見る努力をしてもらいたい。県の広報誌をよく読んでもらい、他県との比較をしてもらいたい。


 (伊東聖と安倍龍太郎が担当しました)

1114とはずがたり:2010/02/07(日) 18:44:12
>>1104
もう始まってたんですねぇ。。民主にとっては如何にもタイミングの悪い時期ですけど。。

長崎知事選、新人7人の争い確定 21日投開票
02/04 17:35
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_pol/2010020401000674.htm

 4日告示された長崎県知事選は午後5時で届け出が締め切られ、無所属新人7人による争いが確定した。与野党対決を軸に激しい選挙戦となる見込みで、21日に投票、即日開票される。
 届け出たのは、元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)=民主、社民、国民新推薦、元共産党県委員長の深町孝郎氏(67)=共産推薦、前副知事の中村法道氏(59)、元県議の押渕礼子氏(71)、元参院議員の大仁田厚氏(52)、元運送会社員の松下満幸氏(62)、会社役員の山田正彦氏(44)。
 自民、公明両党の支援を受ける中村氏は4日午後、出身地の南島原市に入って地盤固めを開始。街頭演説では、県職員として36年間に培った経験や人脈をアピールした。
 橋本氏は都市部の諫早、佐世保両市などを中心に街頭演説。「県政の継続では長崎の衰退が進む」として、抜本的な改革に取り組む姿勢を強調した。
 深町、押渕両氏も各地を回って支持を呼び掛け、大仁田氏は県北部に足を運び「一人一人で長崎を変えよう」と訴えた。

1115チバQ:2010/02/08(月) 12:19:08
日本で2番目に人口の多い村
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-07_2923
新人の石嶺氏が当選 読谷村長選
政治 2010年2月7日 23時39分
(12時間37分前に更新)

 【読谷】任期満了に伴う読谷村長選挙は7日投開票され、前副村長で新人の石嶺伝実氏(54)=無所属、共産推薦が、新人で沖縄大学教授の上地武昭氏(56)=無所属を5741票差で破り初当選した。村長選の投票率は48・09%。

 同日行われ3人が立候補していた同村議補欠選挙(欠員1)は無所属新人の津波古菊江氏(62)が初当選した。村議補選の投票率は48・02%。

読谷村長選挙

当 石嶺伝実 9811

  上地武昭 4070

読谷村議補欠選挙(欠員1)

当 津波古菊江6398

  山城正輝 5146

  池原昌和 1934

1116チバQ:2010/02/08(月) 21:52:11
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100207/02.shtml
各候補、有権者に熱い思い訴え 知事選告示後初の週末

 知事選告示後初の週末となった6日、各候補者は県内各地を選挙カーで回ったり、街頭演説や個人演説会で有権者に政策を訴えた。有名人が応援に駆け付け投票を呼び掛ける陣営もあり、さまざまな方法で支持拡大にしのぎを削った。

 橋本剛候補(40)は諫早市内を選挙カーで回り、顔と名前を売り込んだ。地元選出の福田衣里子民主党衆院議員も終日同行。橋本候補が「新しい長崎をつくっていこう」と訴えると、「頑張って」と声を掛けられた。夜は個人演説会で支援を呼び掛けた。

 深町孝郎候補(67)は諫早、大村両市で街頭演説や小規模の集会をした。諫早市の選挙事務所では、集まった支持者を前に「知事の仕事は県民の声にどう応えるかだ。今までと考え方が違う知事にしないとこれまでと何も変わらない」と力を込めた。

 中村法道候補(59)は日中、西海市や長崎市琴海地区、西彼時津、長与両町などを回り、農協前での出陣式や街頭演説で農業政策などをアピール。琴海地区では組合員らに「農林版の長崎俵物を作る」と強調した。夜は島原文化会館で個人演説会に臨んだ。

 押渕礼子候補(71)は諫早市と島原半島3市を回った。島原市では幅の狭い道路まで選挙カーで入り込み、「本県初の女性知事を」と呼び掛けた。市役所前では「県民の声を反映させる県政をつくっていきたい」と述べ、農業や観光の振興を訴えた。

 大仁田厚候補(52)は長崎市内で街頭演説。歌手の松山千春さんが駆け付け「長崎の将来を決めるのは政党でなく皆さん一人一人。大仁田を宣伝マンとして使ってほしい」と応援。大仁田候補は「古里を元気にするには発信力が必要。一生懸命働く」と訴えた。

 松下満幸候補(62)と山田正彦候補(44)は、街頭演説などはしなかった。

1117名無しさん:2010/02/09(火) 08:53:22
>>1110
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2010/02/08/20100208dde007010089000c.html
選挙:熊本・水俣市長選 宮本氏が再選
 (7日)

 ◇水俣市長(熊本県)
 宮本勝彬氏(66)が再選。元会社役員の山内康功氏(62)を破る。投票率は72・77%。

当 9231 宮本勝彬=無現<2>

  7453 山内康功=無新

 (票数は確定得票)

毎日新聞 2010年2月8日 東京夕刊

1118名無しさん:2010/02/09(火) 09:01:04
http://www.373news.com/_senkyo/index.php
指宿市長に豊留氏 新市議22人も決まる

任期満了に伴う指宿市長選挙と同市議会議員選挙の投票は7日行われ、即日開票の結果、市長選は、元小学校校長の豊留悦男氏(59)が、元県議会議員の松元一広氏(42)、元市議会議長の東伸行氏(59)、社会福祉法人理事長の徳永勝憲氏(62)を破り、無所属新人4人による戦いを制し初当選を果たした。市議選では22人の新議員が決まった。田原迫要市長が今期限りでの勇退を表明、旧市時代を含め過去最多の4候補による争いは、序盤から激しい戦いとなったが、最後は豊留氏が抜け出し次点に2772票差を付けた。
 豊留氏は豊富な教育行政経験を強調しながら、「変わる勇気を持とう」と呼び掛け、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向けた地域活性化など掲げ、支持を着実に広げた。
 松元氏は10年先を見据えたふるさとづくり、東氏は子育て支援や市民との対話、徳永氏は市民目線の改革などをそれぞれ訴えたが、及ばなかった。
 定数を4減し行われた市議選には現職21人、新人8人の計29人が立候補。当選者の内訳は現職19人、新人3人。党派別では無所属19人、公明1人、共産1人、社民1人。地区別では旧指宿市14人、旧山川町4人、旧開聞町4人だった。
 当日有権者数は3万7493人(男1万6881人、女2万612人)。市長選の投票者総数は2万8346人(有効2万7806、無効540)。投票率は2006年の前回市長選より4.07ポイント低い75.60%だった。

1119名無しさん:2010/02/09(火) 09:01:51
◇指宿市長選開票結果
(7日午後11時47分、選管最終)
当 10,088 豊留 悦男 59 無新
7,316 松元 一広 42 無新
6,544 東  伸行 59 無新
3,858 徳永 勝憲 62 無新

◇指宿市議選開票結果
(8日午前0時8分、選管最終)
(定数22−29、得票順)
当 1,351 高田チヨ子 58 公現
当 1,263 新村 隆男 59 無現
当 1,251 田中 健一 48 無現
当 1,212 新宮領 進 60 無現
当 1,188 松下喜久雄 56 無現
当 1,172 浜田 藤幸 49 無新
当 1,144 西森 三義 55 無新
当 1,118 前原 六則 59 無現
当 1,109 下柳田賢次 52 無現
当 1,107 大保 三郎 57 無現
当 1,101 福永 徳郎 61 無現
当 1,098 木原 繁昭 62 無現
当 1,089 井元 伸明 60 無新
当 1,083 新川床金春 49 無現
当 1,044 高橋 三樹 63 無現
当 1,018 前田  猛 68 無現
当 982 中村 洋幸 58 無現
当 981 物袋 昭弘 62 無現
当 960 六反園 弘 73 社現
当 955 下川床 泉 50 無現
当 931 森  時徳 65 無現
当 926 前之園正和 59 共現
925 吉村 重則 57 共現
901 竹山 隆志 66 無現
564 今村 聿呂 62 無新
543 元脇 寛道 59 無新
502 高橋 一人 58 無新
332 江崎 時和 61 無新
88 松山 親憲 68 無新
(案分票の小数点以下は切り捨て)

1120チバQ:2010/02/09(火) 09:57:27

>>1090
>◇必ず、指宿に新たな風起こす−−豊留氏
>豊留氏は午前9時、同市西方の事務所前で第一声。支持者や地元選出の県議らが激励に駆け付けた。

とあるので もうひとりの自民県議が支援したみたいですね。


しかし県議選が定数減となると、2年後に松元vs現職の熾烈な保守分裂選挙が見られそうな予感

1121チバQ:2010/02/09(火) 22:30:43
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-157170-storytopic-3.html
沖縄市長選、江洲真吉氏が正式出馬
2010年2月9日

沖縄市長選への出馬を表明し、基本政策を発表する江洲真吉氏=7日、沖縄市中央の後援会事務所
 【沖縄】4月25日投開票の沖縄市長選で、沖縄市議の江洲真吉氏(60)は7日、市中央の後援会事務所で正式に立候補を表明し、基本政策を発表した。江洲氏は「弱者を代表し、先頭に立って変えていかなければならない。行政を住民側に戻していきたい」と強調した。
 基本政策には、福祉、教育、文化、行財政など六つの柱に、市長室の1階移動や中心市街地への大規模駐車場整備、越来城城壁の復元、市長公用車廃止などを掲げた。嘉手納飛行場の民間活用も主張し「東京にも行くことができ、雇用も創出できる」と述べた。
 江洲氏は同日、事務所開きを行い、新垣博後援会長らが、集まった支持者に支援を訴えた。
 江洲真吉(えす・しんきち)1949年9月3日生まれ、同市嘉間良出身。72年沖縄国際大卒。94年沖縄市議に初当選し4期目。1月公明党離党。

1122チバQ:2010/02/09(火) 22:32:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20100209-OYT8T00098.htm
水俣市長選、宮本さんが再選
記者会見で「環境モデル都市根付かせたい」


当選から一夜明け、2期目の抱負を述べる宮本さん 水俣市長選は7日、投開票され、現職・宮本勝彬さん(66)が、新人の元広告制作会社役員・山内康功さん(62)(共に無所属)を破り、再選を果たした。

 選挙戦では、環境モデル都市としてのあり方や経済浮揚策が争点になった。

 宮本さんは、産廃最終処分場の建設を阻止した実績を訴え、環境、福祉重視の市政を主張。環境大学立地などの公約を掲げ、非自民系市議や環境保護を訴える市民団体の支援を受けて支持を広げた。

 山内さんは、経済浮揚の必要性を強調。自民系市議や市の中核企業チッソが支援したが、組織力を生かし切れなかった。

 当選から一夜明けた8日、市役所で記者会見した宮本さんは「環境モデル都市(としての取り組み)を水俣に根付かせたい。経済、雇用対策も早急に手を打たねばならない。チッソや地元企業に元気になってもらい、雇用につなげたい」と抱負を述べ、公約に掲げた小学6年までの医療費無料化を6月から実施すると表明した。

 ▽当日有権者数 2万3074人▽投票者数 1万6791人▽投票率72・77%(前回79・36%)

             ◇

当 9,231宮本 勝彬 66 無現

  7,453山内 康功 62 無新

(選管確定、無効107)

             ◇

 水俣市長選は、環境重視の政策を掲げた宮本勝彬氏(66)が再選を果たした。国からの環境モデル都市認定、ごみ・無駄をなくす「ゼロ・ウェイスト宣言」など、環境を軸にしたまちづくりに一定の信任を得たと言えそうだ。

 しかし、市内には厳しい現実が横たわる。中心部の商店街にはシャッターを下ろした店が目立つ。ハローワーク水俣管内の有効求人倍率は依然、県平均を下回る低水準だ。今年度、企業が利益に応じて市へ納める税額は、昨年度に比べて約1億円減の2億3400万円にとどまった。

 市内では、風力発電施設の建設計画が浮上したが、市が環境への悪影響や住民の健康不安を理由に反対し、立ち消えとなった。雇用創出などを期待した市民からは「環境で飯が食えるのか」と反発も上がった。

 選挙戦で、経済活性化策を強調した新人候補に追い上げられたのは、こうしたことも背景にあるだろう。

 宮本氏は「1期目で基盤はできた」とし、経済政策にも力を入れる考えを示している。「環境」と「経済」をどう両立させるか。その手腕が問われることになる。

(大石健一)

(2010年2月9日 読売新聞)

1123チバQ:2010/02/12(金) 12:52:56
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100211ddlk45010618000c.html
林田・美郷町長:退任 全国最多11回連続当選 /宮崎
 全国の町村長で現職としては最多の11回連続当選した美郷町の林田敦町長(83)の退任式が10日、同町西郷区の役場などであった。「無事に勤め上げた安堵(あんど)と満足感でいっぱいです」と話し、職員に見送られながら庁舎を後にした。

 林田氏は新人3人が立候補した68年8月の西郷村長選で初当選。2〜10期目までは無投票当選。南郷・西郷・北郷の3村が合併して08年2月にあった同町長選で初代町長に。

 村内の高校生を日向市などに送迎する国内初の村営スクールバスの導入▽全戸に受信機を置く行政広報無線機の導入▽和牛やお茶、トマト、キンカンなど9品目の農産業振興など−−42年間の実績を振り返った。

 新町長と町民に対し「誠実と情熱があれば、必ずいい結果がでますので、ぜひみんなで協調して頑張って」と激励した。【甲斐喜雄】

1124チバQ:2010/02/13(土) 01:33:48
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001002120003
再び九州の中核へ
2010年02月12日


田原氏と4人のパネリストが熊本の将来像について意見を交わした=熊本市大江2丁目の県立劇場

  「道州制での州都をめざそう」「熊本にしかない特長のPRを」。9日開かれた九州新幹線全線開通や熊本市の政令指定市移行を見据え、熊本の将来像を考える「KABフォーラム2010」(熊本朝日放送主催)。田原総一朗氏を司会にパネリストたちが持論を展開した。(岩崎生之助)


  めざすは政治の中心


  幸山 熊本は暮らしやすい。私たちは特級の地下水を当然のように飲んでいる。医療環境も良い。救急患者のたらい回しなどは熊本ではまず起きない。


  蒲島 熊本はかつて九州の中心だった。道州制では州都をめざす。めざすことで熊本の拠点性や品格を高められる。福岡は経済の中心に、熊本は政治の中心になる。


  姜 東アジアの数百万人都市圏と向き合うには「九州連合」というか「面」をつくらないといけない。その中核都市に熊本がなっていく。


  中田 県も熊本市も首長がしっかり財政問題をやっている。州都を熊本にするなら財政健全化が必要だ。熊本が他県の面倒も見るくらいのメッセージを発したら九州はすぐまとまるのではないか。


  城生かし新幹線集客  


  田原 九州新幹線が開通すると、福岡や鹿児島が近くなる。熊本は両都市に奪われてしまうのではないか。


  幸山 熊本城を中心とした城下町は、九州の他の都市にはない個性だ。アジアに向けてインパクトにもなる。今ある特色をどう高めていくかが重要だ。


  蒲島 新幹線をどうやって熊本に生かすか。キーワードは「どんな駅を作るか」「いかに来てもらうか」「どうお迎えするか」の三つ。県民総参加でもてなしたい。


  中田 心配なのは熊本からの流出だ。博多まで35分で行けるようになれば、JRは安いチケットを売って「博多で遊ぼうツアー」をやる。


  幸山 熊本はそうならない。百貨店の品ぞろえや娯楽なら福岡だ。だから熊本にしかないものが重要で、やはり熊本城だ。去年1年間で全国約3万人が「一口(ひと・くち)城主」になってくれた。これを街のにぎわいにどうつなげるか。


  姜 阿蘇ほど恵まれた土地はない。阿蘇の温泉と熊本の医療を合わせ、東アジアの富裕層向けの医療観光施設をつくってはどうか。それに日中韓サミットをぜひ、本丸御殿でやってほしい。


  中田 夏のダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)を中国の大連でやった。中国は会議のために信号を止めるなど市民に不便を強いても、外国の客を気持ちよくして帰す。そんな国との競争の中に日本はいる。


  蒲島 自然や歴史、文化で差別化を図る。大阪の財界人に「熊本に来て」といっても反応が良くないが、「黒川温泉に来ませんか」と言うと、来ると言ってくれた。


  田原 かつて熊本には国の役所があった。なんで福岡に取られたのか。


  蒲島 財務省や農水省など大部分は熊本にある。ないのは国交省の地方整備局。私は(検討されている)出先機関の廃止をきっかけに、熊本を再び政治の中心にする戦略を描いている。


  中田 日本は無用な競争が多すぎる。福岡空港に近い佐賀空港はいらない。九州全体を見て港の拠点をどこにするか、鉄道はどうつくるかを考える。道州制にしないと国際競争力は高まらない。


  姜 熊本は物流に力を入れるべきだ。働く人が居住すれば、落ち着きと風格がある街づくりができる。そういう方向に進むべきだ。


  韓国もターゲットに


  田原 韓国では新幹線(韓国高速鉄道、KTX)が開通する。


  姜 玄界灘に海底トンネルを掘って札幌からソウルまで新幹線がつながるようにできないか。韓国と九州はほぼ同じ市場圏の中にある。運賃も安くなると思う。


  幸山 福岡や鹿児島の市長ともKTXの話で盛り上がった。これをターゲットにしない手はない。熊本をしっかりアピールしていきたい。

1125チバQ:2010/02/13(土) 23:14:01
自民系が前
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100213/02.shtml
2月13日のながさきニュース
長崎新聞



知事選は中村、橋本氏激戦 本社・NBC合同世論調査



 
 無所属新人7人が立候補している第17回知事選は、21日の投票日まで残り1週間余りとなった。長崎新聞社は有権者の投票動向を探るため9〜11日の3日間、NBC長崎放送と共同で県内全域を対象に電話世論調査を実施。これに取材を加味し、選挙情勢を分析した。

 その結果、前副知事の中村法道候補(59)と前農水省改革推進室長の橋本剛候補(40)=民主、社民、国民新推薦=が激しく競り合い、元参院議員の大仁田厚候補(52)、前県議の押渕礼子候補(71)、前共産党県委員会委員長の深町孝郎候補(67)=共産推薦=、会社役員の山田正彦候補(44)、元会社員の松下満幸候補(62)の5人に差をつけている。しかし、投票先を決めていなかったり、分からないと回答した人が約45%に上り、情勢はまだ流動的だ。

 中村候補は県農林部長や副知事を務めた行政経験を強調。県農政連や県職員OBらがフル活動し自民党の県議、市議や公明党県議らも支援している。橋本候補は若さをアピール。大臣や民主党幹部が連日応援に入り政権与党とのパイプを強調する。連合長崎も支援態勢を整え追い込みを図る。

 候補者を選ぶ理由は「政策や考え方を支持」が13・1%で最も多く、次いで「行政経験」の11・9%、「政党の推薦や支援」が9・0%、「組織・団体、職場・地元が推薦」が7・7%だった。

 だれに投票するかについては、「決めている」が39・1%、「だいたい決めている」が15・7%、「まだ決めていない」が41・7%、「分からない無回答」は3・5%だった。

1126チバQ:2010/02/14(日) 01:01:08
なんか聞き覚えのある名前だと思ったら04年の自民が4人に支持を出した
伝説(?)の選挙戦の一人だったんすね
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/193

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1548640.article.html
鹿島市長選、元農水省局長・樋口氏出馬へ


 任期満了に伴い4月に行われる鹿島市長選に、同市出身で元農水省局長の樋口久俊氏(64)=東京都杉並区=が12日、無所属で立候補する意向を明らかにした。近く正式表明する。



 樋口氏は佐賀新聞社の取材に「鹿島の将来を心配する地元の人たちから、もうひと働きしてほしいと呼び掛けられた」とし、「鹿島には全国に誇れる文化や歴史、人材があるが生かし切っていない。”行政のプロ”の自負もある、少しでもふるさとに貢献したい」と語った。



 樋口氏は鹿島高−東京大法学部卒。1970年に農林省(現農水省)に入り、農産園芸局長や畜産局長などを務め2001年に退職。農畜産業振興事業団副理事長などを務めた。03年の佐賀県知事選に出馬し落選、現在は松尾建設監査役などを務めている。



 市長選は4月11日告示、同18日投票。立候補の意向を示したのは樋口氏が初めて。現職の桑原允彦市長=5期=は出馬しないことを表明している。市議擁立の動きもあるが断念する見通し。


 昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は2万5397人(男1万1649人、女1万3748人)。

1127チバQ:2010/02/14(日) 01:03:13
ついでなので04年佐賀知事選を振り返ってみる
http://www.nishinippon.co.jp/news/senkyo/03/touitu/saga/kiji/kiji_04.html
「地域対決」鮮明に 知事選世論調査 古川、宮原、樋口の3氏地盤固める
(20030408付 朝刊)
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 西日本新聞社は、知事選の終盤情勢を探るため、電話による世論調査を行った。古川康、宮原岩政の二氏が激しく競り合い、樋口久俊氏がこれを猛追、福島是幸、木下知己、林田重人の三氏が続く展開。衆院佐賀1区では宮原氏、2区は樋口氏、3区は古川氏が、それぞれ地盤となる出身地を固めて優位に立っており、「地域対決色」が鮮明になっている。
 だれに投票するかを決めるうえで「候補者の出身地域を考慮するか」との質問に対し、「考慮する」「どちらかといえば考慮する」と答えた人は39・7%だった。
 古川氏は出身地である唐津市の五割、宮原氏も三養基郡の五割を固め、他地域への浸透を図っている。樋口氏は、出身地である鹿島市で七割の支持を得ている。県都の佐賀市では古川氏が一歩リードし、宮原、樋口両氏が激しく追う。農村部の多い郡部では、全体的に宮原氏が健闘している。
 職業別では、古川氏が事務・技術職に浸透しているのに対し、宮原氏は管理職に多く支持されている。ともに農林漁業従事者から多くの支持を集めており、主婦は古川、宮原、樋口の三氏が横一線で並んでいる。
 投票する人を選ぶ基準として、「人柄」と答えた人は26・3%、「政策」は17・5%。「人柄」を挙げる人は宮原、樋口、林田氏の支持層に多く、「政策」を重視する人は古川、福島、木下氏を支持する傾向がうかがえる。
 重視する政治課題は、「景気・雇用対策」が35・1%で最も多く、「福祉」「農林水産業の振興」「教育」の順。「景気・雇用対策」や「福祉」を重要だと思う人は古川、宮原、樋口の三氏をほぼ横並びで支持。「農林水産業の振興」では宮原氏に期待が集まり、「教育」は古川氏が多かった。

1128チバQ:2010/02/14(日) 01:04:34
知事・県議選開票 知事選 変革訴え古川氏が制す 保守王国に世代交代 44歳古川氏 「現場出る行動派に」
(20030414付 朝刊)
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 「県政改革」若さで実現へ―。十三日、投開票が行われた知事選は、元自治省企画官の古川康氏(44)=自民支持=が、元県議会議長の宮原岩政氏(61)=自民支持=、元農水省局長の樋口久俊氏(57)=自民支持=、那須大教授の木下知己氏(55)、元県高教組委員長の福島是幸氏(63)=共産推薦=、元県教育長の林田重人氏(66)=自民支持=の五人を破り、初当選を果たした。全国で最年少の知事となる。知事選とともに県議選の開票も進み、三十七人の新議員が相次ぎ誕生。無投票当選の四人と合わせ四十一人の顔触れが出そろった。
 ●保守王国に世代交代 44歳古川氏 「現場出る行動派に」
 十三日深夜、古川氏の「当選確実」の報が飛び込んできた。佐賀市兵庫南の選挙事務所で待ちかまえていた支援者たちは「やった―」「日本一若い知事だ」と口々に叫びながら、互いに抱き合って喜びを爆発させた。
 古川氏は、こさと夫人とともに同事務所に到着。喜びの輪の中でもみくちゃにされながら、正嶋輝彦事務局長や、楠田久男総括責任者ら陣営幹部とがっちり握手。
 「バンザイ」の波が断続的に沸き起こる中、「県民皆さんの勝利です。皆さんのおかげで当選することができました」と顔を紅潮させ、深々と頭を下げた。
 報道陣に囲まれ、抱負を聞かれると、「今までにない発想で新しい佐賀県を一緒につくっていきたい。まずは景気対策と雇用の問題をどうするか。必要なら一般財源も使って環境、福祉、教育の分野で雇用を創出したい」と力を込めた。
 手探りの中での挑戦だった。「いつかは古里の役に立つことをしたい。今、決断しなければ後悔するのではないか」。悩んだ末、二十一年間勤めた総務省(旧自治省)を辞職。一月三十一日に出馬を表明した。
 中学時代の同級生とともに始めた後援会活動は、徐々にその輪が広がり、九日の総決起大会は二千人で埋まった。「ゼロからスタートしてやっとここまできた。でも本当の挑戦はこれから」と気を引き締め、「知事は県庁のトップではない。皆さんの代わりに、思いを実現するための代表です」と訴えた。
 選挙戦で交わした握手は一日に千人。車で走破した距離は三千五百キロを超えた。古川氏は「私は積極的に現場に出ていく。県民との対話の中で、何が必要か、必要でないのかを判断してきたい」と、“行動派”知事となることを誓った。

 ●組織型選挙に限界 自民支持の落選3氏 「力不足」嘆く 宮原氏
 自民党県連から横並びで「支持」を受けた四人は、くっきりと明暗が分かれた。
 佐賀市嘉瀬町の宮原氏の選挙事務所では、陣営幹部らが開票状況を伝えるテレビニュースを食い入るように見つめていたが、古川氏の「当確」が伝えられると、重苦しい空気に包まれた。
 午後九時前から事務所で構えていた宮原氏は、「皆さんのご支援に感謝したい。これから、何らかの形でご恩返しができるように頑張りたい」と敗戦の弁。支援者から温かい拍手が起こった。
 県議会議長や県農協中央会長を務めた「実績」を前面に打ち出し、推薦を受けた農政協議会を軸に知名度と組織力を生かし選挙戦を展開した。しかし、その限界か農村部では票を集めたが、佐賀市など都市部で水を開けられ、及ばなかった。
 一方、樋口氏は佐賀市大財三丁目の選挙事務所で、集まった支援者らを前に「力不足で期待にこたえることができなかった。皆さんにおわびしたい」と頭を下げた。
 子育て環境の整備など「人づくり」の重要性を演説会などでアピールしたが、盛り返せなかった。陣営幹部は「負けたけれど、立派な選挙だったと確信している。政策本位にクリーンな選挙を戦えた」とあいさつした。
 林田氏の佐賀市鍋島町の選挙事務所では、支援者が集まって開票速報を見守った。「落選」という結果が伝わると、一様に落胆の表情が広がった。陣営関係者は「さわやかに戦えた。最後まで組織力のなさが響いた」と語った。

1129チバQ:2010/02/14(日) 01:05:18
◆佐賀
当  160,809 古川  康 無新(1)(自)
   147,842 宮原 岩政 無新 (自)
    76,520 樋口 久俊 無新 (自)
    30,149 木下 知己 無新
    25,577 福島 是幸 無新 (共)
    19,035 林田 重人 無新 (自)

1131チバQ:2010/02/14(日) 17:44:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100214/03.shtml
2月14日のながさきニュース
長崎新聞



各候補「好印象」あの手この手 知事選投票日まで1週間



知事選は候補者全員が新人。各陣営は有権者に与える印象に気を配りながら政策を訴えている=長崎市内
 印象は肝心−。知事選投票日まで1週間。今回の候補者7人は全員新人で、各候補者とも選挙活動で初めて訪れる場所が多い。初めて対面する有権者に好印象を与えようと各陣営は、気を配りながらイメージアップを図っている。

 候補者で最も長身の橋本剛候補(40)は「高慢に見えないよう」、握手をするときはひざを折り、目線を有権者に合わせる。元農水官僚で「演説がまじめすぎる」と指摘されるため、集会場ではまず「髪の毛があったころは身長184センチだったが、髪形が変わり183センチに訂正した」などと笑いを誘って、場を和ませる。

 深町孝郎候補(67)のこだわりは「声」。告示前日には耳鼻咽喉(いんこう)科に行き、水蒸気でのどを潤して調子を整えた。告示後も声がかすれたら病院に行くようにしているが、ここ数日は調子が悪く、集会では「いつもはもっと美声なんですが」とあまり納得していない様子。

 中村法道候補(59)は告示前、女性支持者に促され金縁の色付き眼鏡を無色透明に替えた。本人は「効果は自分じゃ分かんないよ」とイメージ戦略に無頓着な様子を見せつつも、元県庁マンの堅い印象を取り除こうと、派手な色のネクタイを締めたり、演説も議会答弁風にならないよう硬い表現を減らしたりしている。

 押渕礼子候補(71)は服装の色合いを重視。色彩や服飾デザインを専門とする大学教授から「明るい色が似合う」とアドバイスを受け、オレンジ色の上着を“勝負服”にした。候補者の中で最高齢だが、明るい色づかいで若さを演出する狙いもあるようだ。

 知名度が高い大仁田厚候補(52)の場合は他の候補とは違う悩みが。プロレスラーなどとしてのイメージが強く、これがどう作用するか分からないためだ。陣営は坂本龍馬の格好で街を歩いて有権者の目を引く計画があるが「パフォーマンスは逆効果」との意見もあり、実行に移せないまま。準備した衣装は眠っている。

 各候補者とも印象を悪くしないよう注意を払うが、有権者が気付きにくい部分も多い。陣営関係者は「この努力がどれほど有権者に伝わっているのだろうか」とつぶやく。

 このほか、松下満幸(62)、山田正彦(44)両候補も立候補している。

1132新党日本支持者:2010/02/14(日) 18:58:21
福田衣里子が握る「小沢の命運」  長崎知事選で地元にベタ張り  (ゲンダイネット)
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/436.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 2 月 13 日 21:14:24: uj2zhYZWUUp16

(引用開始)

投稿者 新世紀人 日時 2010 年 2 月 13 日 21:14:24: uj2zhYZWUUp16


http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=44657

2010年02月13日 掲載
福田衣里子が握る「小沢の命運」

長崎知事選で地元にベタ張り

●候補者のタマの悪さを挽回
 民主党のアイドルが奮闘している。今月21日投開票の長崎県知事選のため、福田衣里子衆院議員(長崎2区)が地元でフル回転しているのだ。
「金子知事の不出馬で12年ぶりにトップが代わる注目選挙です。立候補者も7人と乱立。元プロレスラーの大仁田厚まで出馬しています。ただ、実質的には民主党が推す元農水省室長の橋本剛氏(40)と、自民党と公明党が支援する前副知事の中村法道氏(59)の一騎打ち。民主党は、告示前から前原国交相や赤松農相、“事業仕分け”で名前を売った蓮舫参院議員といった幹部クラスを投入している。中でも集票を期待されているのが、地元で抜群の知名度と人気を誇る福田議員。党からは『国会に出ないで地元にベタ張りしろ』との指示が出されているようです」
 福田本人も今月3日付のブログで<明日からは、いよいよ闘いが始まります>と書き、気合を入れていた。
 それはそうだろう。彼女の踏ん張りは、新知事選びに影響を与えるだけではない。小沢幹事長の命運も左右するのだ。
「民主党は昨年の衆院選で長崎の4つの小選挙区を独占しています。民主VS自公という知事選の構図は、当時と同じ。そんな状況で敗北すれば、小沢幹事長の進退問題に跳ね返ります」(政治評論家・小林吉弥氏)
 世論調査では7割前後が小沢の幹事長辞任を求めているが、これは瞬間風速に過ぎないし、投票行動への影響は未知数。しかし、県知事選は夏の参院選を占う有力な指標になる。そう見る関係者は多く、党内からも「長崎で負ければ、“やはり小沢ではダメだ”となる」との声が出ている。
「長崎での民主党の基礎票はザッと30万票といわれています。対する自民票は20万でガクッと落ちるが、公明票が10万ぐらいあるから、勢力は拮抗している。それだけに小沢周辺はヒヤヒヤでしょう。しかも、民主推薦の橋本候補は評判がイマイチ。元官僚らしからぬ風貌もマイナスです。どうも民主党にはイヤなムードで、最後は“福田頼み”となりそうです」(地元関係者)
 6月に完成する新議員会館の部屋割りで、福田は小沢の斜め前と決まった。見た目や年齢からは想像できないが、彼女もれっきとした小沢ガールズの一員である。親分のピンチを救えるか――。

(引用終了)

1133とはずがたり:2010/02/15(月) 01:19:44
>>1132
>「長崎での民主党の基礎票はザッと30万票といわれています。対する自民票は20万でガクッと落ちるが、公明票が10万ぐらいあるから
どういう積算根拠でしょうねぇ??近年の比例票?

1134チバQ:2010/02/15(月) 12:09:06
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100215ddlk40010148000c.html
選挙:糸島市長選/糸島市議選 市長選、松本氏が初当選 「礎づくりに責任」 /福岡
 ◇市議も決まる
 合併に伴う糸島市長選・市議選が14日投開票され、市長選では旧前原市長の松本嶺男氏(65)=無所属=が、環境デザインコンサルタントの佐藤俊郎氏(56)=同、民主・社民推薦=を破り初当選した。また、新市議会の24人の顔ぶれも出そろった。当日有権者数は7万9915人。投票率は65・29%。

 同市南風台の松本氏の選挙事務所には午後9時ごろから、支持者が集まり始め、当選の連絡が入ると一斉に拍手が起こった。新市のかじ取り役を担う松本氏は「前回の前原市長選は厳しかったので今回よく勝てたと思う。新市の発展の礎づくりは、合併を進めた私に責任がある。マニフェストに掲げた21項目の実現に着手したい」と抱負を語った。

 松本氏は、昨年9月の旧前原市長選で対立候補2人の合計票を下回る辛勝により、直ちに新・糸島市長選の準備を開始。「無名の新人」だった旧志摩、二丈町での知名度アップに注力し、マニフェスト配布やミニ集会を続けた。更に多くの保守系市議候補者と足並みをそろえ、選挙戦を有利に展開した。

 一方、佐藤氏は、旧前原市長選で昨夏の総選挙圧勝の余韻が残る「民主の風」を受けて松本氏に肉薄したが、今回は逆に、民主党“ツートップ”の「政治とカネ」問題が「マイナスに影響」(陣営)。「新しい糸島には新しいリーダーを」と訴えたが、旧志摩、二丈町での知名度不足が最後まで響いた。

    ◇

 市議選では前原選挙区15人、志摩選挙区5人、二丈選挙区4人の顔ぶれが出そろった。【竹田定倫】

 ◇一体感づくりが課題−−財政再建、環境問題も急務
 旧前原市長の松本氏が初代糸島市長に選ばれた。ただでさえ「旧志摩、二丈町が前原市に飲み込まれる」と言われてきただけに、そのかじ取りは難しい。松本市長は「(旧3市町の)均衡ある発展を目指す」としているが、住民間の壁を取り除くことがまず必要だ。

 松本市長は新市基本計画に沿って街づくりを進めることになるが、当面は▽市民の一体感づくり▽641億円の起債残高(借金)を抱える財政再建▽残土処分場などの環境問題−−などが課題だ。

 「4年間で50億円の歳出削減」を約束したものの、並行して「6歳未満の乳幼児の通院医療費無料化」もマニフェストに掲げ、更なる高齢化などもあり福祉関連予算の増大は必至。訴えてきた「産業振興による歳入増」が実を結ぶか、その手腕に注目が集まる。

 一方、すぐに判断を迫られるのが、同市白糸の残土処分場計画の林道使用問題。松本市長は「断固反対」の姿勢で、訴訟に発展する可能性もある。松本市長は「市民と市議会の後押し」を訴えており、この問題への取り組みが、一体感づくりの試金石にもなりそうだ。【竹田定倫】

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 ◆市長選開票結果=選管最終発表

当 29,141 松本嶺男 65 無新

  21,908 佐藤俊郎 56 無新

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松本嶺男(まつもと・みねお) 65 無新(1)

 旧前原市長[歴]福岡西陵高PTA会長▽県企画振興部長▽福岡北九州道路公社理事▽福岡大

1135チバQ:2010/02/15(月) 12:20:56
http://www.asahi.com/politics/update/0215/SEB201002150001.html
自民王国に「踏み絵」迫る意見交換会 小沢氏出席
2010年2月15日8時4分
 民主党の小沢一郎幹事長を囲む意見交換会が14日、福岡県久留米市内のホテルであり、同市を含む周辺8市長や、これまでは多くが自民党支持だった41団体のトップらが出席した。民主党関係者によると、政権交代後、首長や各種団体の代表をこれほど大規模に集めて小沢幹事長が会うのは初めて。今夏の参院選を控え、交換会は出席者に民主党支持を迫る「踏み絵」の場になった。

 出席した8市長は、久留米市のある衆院福岡6区と隣の7区内にある計9市のうちの8人。残る1市は副市長が出席した。両区は昨夏の衆院選でそれぞれ鳩山邦夫氏と古賀誠氏が当選した「自民王国」。衆院選当時は、ほとんどの市長が2人のいずれかを支援した。

 意見交換会に自ら出るか、代理を立てるか。今月上旬、ある市長は悩んでいた。代理を立ててもよいかと思ったが、届いた「ご案内」にこう記されていたからだ。「民主党政権は予算をはじめ、政策を強力に推し進めるために陳情の一元化を図ってまいりました。その最高責任者が幹事長であることは言うに及ばない」

 会場には、全国知事会長の麻生渡・福岡県知事や福岡経済同友会代表幹事の石原進・JR九州会長のほか、医師連盟や商工連盟、農協などの代表らも集まった。意見交換会は一部非公開。小沢幹事長はその後の地元参院議員のパーティーでは「来年度予算が実行されれば多くの人が政権交代を実感すると思う」と述べたが、意見交換の場では出席者と握手して写真撮影しただけだったという。民主党関係者は「写真はいろいろなところで使える。誰が来たかの証拠になる」と説明した。

 「拍子抜けした」。民主党への協力を求められると思っていたという同県大牟田市の古賀道雄市長は苦笑いしたが、副市長が出席した市について「大丈夫なんだろうか」と心配した。別の市長は「これだけ集まったのは小沢幹事長効果。みんな実は『政治とカネ』の問題について聞きたいと思っているが、言えない。それが政権与党の力です」と語った。(岡田玄)

1136チバQ:2010/02/15(月) 12:27:31
>>61>>858
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1550137.article.html
民主佐賀県連は谷口氏推薦 武雄市長選
 民主党佐賀県連(原口一博代表)は14日、4月4日告示される武雄市長選に立候補を表明している新人で元県職員の谷口優氏(63)=武雄町=の推薦を決めた。

 大串博志副代表は、推薦理由に関し「住民目線で市民の声を聞いて市政運営をやっていきたいという姿勢が、地域主権を打ち出す民主党の政策と合致している」とした上で、「武雄市に限らず、市議、町議選でも党勢拡大という視点でやっている」と説明した。

 谷口氏は「自分たちのまちは自分たちでつくるという、地域主権の考えに賛同した」などとして、1月27日に推薦願いを提出していた。

 同市長選には現職の樋渡啓祐氏(40)=武雄町=も出馬を表明しているが「国政が地方自治に介入すべきでない。自分は”地域・庶民党”でいきたい」として政党推薦を求めない考えを示している。

1137チバQ:2010/02/15(月) 18:25:15
http://www.asahi.com/politics/update/0215/TKY201002140331.html
自公支援の中村氏が一歩リード 長崎知事選中盤情勢調査
2010年2月15日16時12分
 21日に投開票される長崎県知事選で、朝日新聞社は13、14の両日、県内の有権者を対象に電話による情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて中盤情勢を探った。元副知事の中村法道氏が一歩リードし、元農水省改革推進室長の橋本剛氏が激しく追っている。投票態度を明らかにしていない人が4割おり、情勢は変わる可能性もある。

 3期12年務めた金子原二郎知事は引退。事実上の後継候補となる中村氏を、自民、公明が支援している。橋本氏は民主や社民、国民新から推薦を受けている。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、中村氏は自民支持層の8割をまとめ、民主支持層の2割、無党派層の4割に食い込んでいる。女性の支持が厚く、年代別では50代以上で他候補をリードしている。橋本氏は民主支持層の支持が6割、無党派層の支持も2割にとどまっている。

 元プロレスラーの大仁田厚氏は無党派層から一定の支持を得ているが、広がりが見られない。元県議の押渕礼子氏、元共産党県委員長の深町孝郎氏らは苦しい。

 情勢調査と同時に実施した世論調査で、知事選の投票先を決める際、民主党の小沢一郎幹事長の政治資金問題を重視するか聞いたところ、「重視する」は42%、「重視しない」46%だった。

     ◇

 調査方法 13、14の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、長崎県内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1485件、有効回答は1011人。回答率68%。

1138名無しさん:2010/02/15(月) 20:58:00
>>1137(`・ω・´)
朝日新聞&読売新聞世論調査比較。
長崎県知事選挙
 
(朝)中村氏自民・8割
(読)中村氏自民・8割弱
(朝)中村氏民主・2割
(読)中村氏公明・9割弱
(朝)中村氏無派・4割
(読)中村氏無派・3割強
 
(朝)橋本氏民主・6割
(読)橋本氏民主・5割強
(朝)橋本氏無派・2割
(読)橋本氏社民・7割
 
朝日新聞は中村氏一歩リード
読売新聞は接戦
 
朝日新聞政治とカネは知事選で投票を重視するかとの問いに
する42.0%
しない46.0%
 
読売新聞、政治とカネ投票判断する
4割強
 
朝日新聞投票未定4割
読売新聞投票未定2割

1139名無しさん:2010/02/15(月) 21:46:07
>>1132
http://www.h244.net/
↓圧勝した人 ↑苦戦してる人
http://www.yuzaki.org/

1140チバQ:2010/02/15(月) 22:31:22
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100215/plt1002151634005-n2.htm
小沢ショック直撃!長崎県知事選で民主苦戦 進退問題再燃も2010.02.15

 21日投開票の長崎知事選が、永田町の一大関心事になっている。県内の国会議員構成を見る限り民主党が圧倒的に優位なのだが、同党推薦候補が苦戦中なのだ。小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる事件後初の与野党対決型の大型地方選挙。“小沢ショック”が直撃したとも言えそうで、推薦候補が敗れれば、小沢氏の進退問題が再燃する可能性もありそうだ。

 任期満了に伴う知事選は終盤戦に入り、無所属新人7人のうち、現職の後継で自民、公明両党が支援する前副知事の中村法道氏(59)と、民主、社民、国民新各党が推薦する元農林水産官僚の橋本剛氏(40)の事実上の一騎打ち状態。元プロレスラーの大仁田厚元参院議員(52)らは引き離されている。

 報道各社の調査では朝日新聞が中村氏「一歩リード」と報じ、読売新聞は「競り合う」としたものの中村氏を上位に置いている。

 民主党は2004、07年の参院選で、1人区の長崎選挙区で連勝。先の総選挙でも4選挙区で全勝した。長崎2区で自民党の久間章生元防衛相を破った人気者の福田衣里子衆院議員が、4日の告示前から全県を回って応援しており、「負けるはずのない選挙」(県連関係者)とみられていた。

 しかし、「鳩山由紀夫首相や小沢氏の事件のショックで、民主党に対する熱が冷めた。もともとは保守が強い地盤だけに、自公系候補が一歩リードしている」(県政関係者)という情勢になっているのだ。

 実際、鳩山首相や小沢氏が不起訴になったことをたてに潔白を訴えても、世論の風当たりは強い。

 時事通信が4−7日に実施した世論調査では、内閣支持率は前月比11.4ポイント減の35.7%に急落、不支持率は同12.3ポイント増の44.7%となった。小沢氏については、幹事長辞任(48.4%)と議員辞職(24.1%)を求める声を合わせて7割を超えている。

 対する自民党は、小泉純一郎元首相の次男、小泉進次郎衆院議員が告示前に長崎入りしたほか、今後は石破茂政調会長や舛添要一元厚労相といった知名度の高い議員を応援に投入し、政治とカネで攻勢を強める方針だ。

 民主党選対関係者は「長崎知事選に加え同日投開票の町田市長選で、有権者がどう見ているか分かる。負ければ、『参院選前哨戦で敗北、小沢神話にかげり』と書かれる」と、執行部の責任論に触れたうえで、「とにかく絶対に負けられない。長崎は連合が強い地域なので、連合に大ローラーをかけてもらう。1人10票運動だ」と戦略を打ち明けた。

 一方、注目の小沢氏は14日、福岡県久留米市で記者団に対して同知事選について、「国政に直接影響を与えることはない」と予防線を張ったが…。

1141おま天:2010/02/15(月) 22:33:32
>>1138
肝心の民主支持層を固めきれてないのですね。

1142名無しさん:2010/02/15(月) 22:51:53
知事選になると、どうも民主候補が民主支持層を固められないケースが目立つな
政令市の市長選だと、そうでもないんだけど
それだけ難しいということだろう、あんまり名乗り出る人もいないしな

1143チバQ:2010/02/16(火) 12:17:39
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001002160001
地盤底力 陰る民主風
2010年02月16日

 前原市、二丈町、志摩町が合併して1月に発足した糸島市の市長選、市議選(定数計24)から一夜明けた15日、初代の市長、市議に決まった計25人に当選証書が付与された。旧前原市長の松本嶺男氏(65)と環境デザイン会社社長の佐藤俊郎氏(56)=民主、社民推薦=の対決となった市長選は、松本氏が5カ月前の前原市長選からさらに差を広げる形で再び佐藤氏を破った。市議選も民主に厳しい結果となり、昨夏の衆院選で政権交代を実現した「民主風」の陰りをうかがわせた。(後藤たづ子)


 松本氏は当選証書を受け取った後、取材に対し、「今回改めて経験、実績を訴え、均衡ある発展を唱えたことに共感を得られたと思う」と勝因を分析。「旧市町の垣根を越えた和をつくっていきたい。財政健全化に真っ先に取り組む」と抱負を語った。


 衆院選の1カ月後、計3人が争った昨年9月の前原市長選は、佐藤氏に約2200票差に迫られ、佐藤氏ともう一人の共産支持の候補の合計得票は松本氏を逆に約2200票上回った。自民、公明の推薦を受けて戦った松本氏の陣営は、民主への「風」を意識せざるを得なかった。


 その後、政治資金問題などで内閣支持率は下降気味。再び民主、社民の推薦を受けた佐藤氏と一騎打ちとなった糸島市長選で、松本氏の選対幹部らは「前回は前原で負けていた」と引き締めつつ、「今回、民主より風はこっちに吹いている」と支援者らを鼓舞していた。


 ■糸島市長・市議選
 糸島市長選の旧市町ごとの得票で前原開票区は松本氏が1万8221票、佐藤氏が1万4900票。前原市長選の結果からすれば競り合うと見られていたが、松本氏が約3300票の差をつけた。二丈でも約千票、志摩では約3千票上回った。松本氏は「前回は基盤となる保守層が衆院選直後の虚脱感を引きずっていた。その後時間がたち、危機感をバネに頑張ってくれたと思う」との見方を示した。


 一方、佐藤氏は「前回の選挙はムードのようなものに乗って戦ったというのはある」としながら、「今回の活動で民主党批判を受けることはなく、国政の影響は直接感じなかった。地元への密着度がまだ薄かったことや、地元の人に変革への抵抗感があったと感じる」と振り返った。


 佐藤氏の応援に力を入れた民主の藤田一枝衆院議員(福岡3区)も「全く影響がないとは言えないが、国政と地方選挙は違う」と強調。3選挙区で行われた市議選と同時で旧前原市議を中心に多くの候補者が松本氏を支援していたことを挙げ、「今回相手はしっかりした基盤があった。そのところの難しさがあった」と話した。


 その市議選も民主にとって厳しい結果となった。3人を公認、1人を推薦したが、当選したのは前原選挙区の公認の1人。旧市町で議員だった3人が落選した。共産は旧前原市議2人と旧二丈町議の計3人全員が当選。公明の旧前原市議2人も当選。公認、推薦各1人だった社民は公認の旧前原市議が当選した。


 市議選3選挙区の当選者を議員経験別で見ると、前原選挙区(定数15)は旧前原市議が14人、二丈選挙区(同4)は当選者を含む候補者8人全員が旧二丈町議、志摩選挙区(同5)は旧志摩町議が3人。投票率は、前原61・99%、二丈71・9%、志摩72・71%だった

1144チバQ:2010/02/16(火) 21:36:06
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100216ddlk46010546000c.html
岩切・薩摩川内市長:がん公表「早期発見、手術も成功」 /鹿児島
 薩摩川内市の岩切秀雄市長は15日、記者会見で前立腺がん手術を受けたと公表した。「幸い早期発見・治療で手術は成功し、転移もない。経過は良好だ」と話している。また、会見では、08年10月就任時に掲げたマニフェストの工程表も発表した。

 岩切市長によると、昨年8月に市の前立腺がん検診で、早期がんが判明。鹿児島市内の病院に1月31日入院。今月1日の手術でがんを摘出し、10日に退院。12日から公務復帰した。「検診で早期発見することの重要性を身をもって体験した。市民にも受診を勧めたい」と笑顔で語った。

 マニフェストの工程表では、26項目・100の目標指標(当選4年後の評価基準)のうち2月1日時点の達成率を15%とした。今後、09年度末の3月31日時点で24%、また10年度末で64%に上昇。最終の12年度末で100%達成を目指すとしている。工程表は3月議会で発表後、市ホームページでも公開する予定という。

 一方、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を控えて観光客の増加を図るため、来年度から観光交流部を新設すると発表した。現在の観光課を再編し十数人体制でスタートする。【馬場茂】

1145名無しさん:2010/02/17(水) 20:59:52
>>1138(`・ω・´)付け加え@読売新聞
政党支持率
民主党32.0%
自民党25.0%
公明党/3.0%
共産党/0.0%
社民党/1.0%
みんな/1.0%
国民新/0.0%
改革ク/0.0%
新党日/0.0%
その他/0.0%
支持無34.0%
 
ちなみに、選挙前は民主党候補がリードしていた。
支持政党は長崎第1区が民主党の政党支持率を押し上げる要因となる。(10ポイント以上引き離す)
第1区は郵政選挙でも小選挙区で破れなかった労組の地盤である。

1146名無しさん:2010/02/18(木) 17:57:50
956 名前:無党派さん 投稿日:2010/02/15(月) 13:51:29 ID:qHS+9RA2

18日に鹿島市長選挙に出馬表明するという
樋口久俊という64歳のよぼよぼのお爺さんは、
かつて佐賀の選挙で大敗したことがあり、
なんと「反鹿島的な」長崎新幹線容認派(推進派)だそうだ。

  ☆長崎新幹線問題関連リンク
  http://blogs.yahoo.co.jp/take7537/30756519.html
  http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/4543/1229703983/1000

長崎新幹線が暴走的に着工認可された際に、
揉み手で工事を貰いに行った松尾建設の番犬だという。

彼の名前で検索すると「ノーパンしゃぶしゃぶ」がごっそり登場する。

ちなみに彼の支持者の中心人物は、霊感商法まがいの印鑑販売で、
全国あちこちで顰蹙を買い、「鹿島」ブランドを毀損してきた男。

市民が血迷って■ノーパンしゃぶしゃぶ■を
トップに据えるようなことがあれば、鹿島は完全に終わる。

現職市長は引退撤回し、臆することなく6選目に挑むべきである。


958 名前:無党派さん 投稿日:2010/02/15(月) 18:26:45 ID:jOgQg2d/
>>956
うわぁ、ノーパンしゃぶしゃぶ(笑)
佐賀に当事者がいたとは!
山下徳夫並のエロ爺ですか!
64歳のエロ爺がやるなら
桑原市長辞めちゃ駄目だよ!
桑原市長立ち上がれ!

1147名無しさん:2010/02/18(木) 18:06:07
>チバQ

こいつは何だ?古川康の宣伝犬か?

〓古川康〓
2003年に行われた佐賀県知事選挙に無所属から立候補し、6人もの候補者乱立の中、
絶対得票率23.7%という佐賀県政史上最低の数字で当選した。
2007年の知事選でも再選を果たす(唯一の相手方となった共産党候補は約9万票もの大量票を獲得した)。
長崎オランダ村やハウステンボス経営破たん時に、長崎県総務部長・商工労働部長を務める。
長崎県庁裏金問題の際の当事者である。父親の古川工には、九州電力や国鉄(現JR九州)での勤務歴がある。
彼の政治姿勢に対しては、長崎県や特定企業の顔色を常に覗っているのではないか、
佐賀県民の真の権益擁護を無視しているのではないか、との批判の声も少なくない。
佐賀県を誹謗中傷して売名に成功したはなわとは彼のプロモーションビデオに登場するほど親しく、
彼の曲『佐賀県』が、佐賀県内での振り込め詐欺被害の一因となっている疑いもあり、その政治責任を問う声もある。
本項目を美辞麗句のみで埋め尽くそうとするほど、ネット上の宣伝工作は、非常に熱心である。
"http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%BA%B7&oldid=13580546" より

【暴君】古川佐賀県知事について語るⅡ【長崎の犬】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1219562859/

1148とはずがたり:2010/02/18(木) 18:45:08
>>1126-1128>>1146-1147
アンチ古川にアンチ樋口の名無しか。。

<現在の版>

来歴・人物 [編集]
佐賀県唐津市出身。佐賀大学教育学部附属中学校、ラ・サール高校を経て東京大学法学部卒業後、当時の自治省に入省した。沖縄県、長野県、岡山県、長崎県などでの勤務を経て、2003年に行われた佐賀県知事選挙に無所属から立候補し、当選。2007年の知事選でも再選を果たした。佐賀大学教育学部附属中学校時代の同級生に、俳優の陣内孝則がいる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%BA%B7

<前の版>

来歴・人物
佐賀県唐津市出身。ラ・サール高校を経て東京大学法学部卒業後、当時の自治省に入省した。沖縄県、長野県、岡山県、長崎県などでの勤務を経て、2003年の統一地方選挙の中で行われた佐賀県知事選挙に無所属から立候補して当選した。2007年の知事選でも再選を果たす。日本ではじめてマニフェストを掲げて選挙を戦った政治家の一人。2007年作成のマニフェストでは、届くマニフェストを目指し、10年後のすてきな佐賀県の姿をイメージとして物語化し、そうなるために何をしなければならないのか、ということをマニフェスト本体として示した。また、物語マニフェストをフラッシュムービーにした。これは日本ではじめての試みである。

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%BA%B7&direction=prev&oldid=13580546

1149チバQ:2010/02/19(金) 22:50:08
>>936
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100219ddlk45040601000c.html
図師県議の無免許運転:検挙の県議に辞職勧告 賛成多数で決議可決 /宮崎
 18日開会した県議会で、無免許運転で検挙された図師博規議員(日日新(ひびあらた))への辞職勧告決議の動議が出され、採決の結果、賛成多数で可決された。図師議員は「真摯(しんし)に受け止め反省を重ねたい。職責はまっとうしたい」と述べ、議員辞職を否定した。

 県議会事務局によると、決議に法的拘束力はない。辞職勧告決議の可決は、宝石の密輸容疑で関税法違反に問われた議員に対する66年の決議以来、44年ぶり。

 決議は自民党が提出し蓬原正三会長が「県議の自覚に欠ける恥ずべき行為で、県議会への県民の信頼を著しく失わせた」と提案理由を説明した。採決は図師議員を除いて行われたが、問題発覚時に図師議員が所属していた愛みやざきと民主党の議員は退席し、採決を棄権した。

 民主党は「殺人や政治に関する罪ならば問答無用で責められるべきだが、今回の問題は色合いが違う。辞職勧告は重い」。愛みやざきは「図師議員が問題を起こしたのはわれわれの会派在籍中。いわば身内であり、採決には応じられなかった」と議場を出た理由を説明した。

 図師議員は速度超過で運転免許停止期間中だった昨年12月、携帯電話で通話しながら車を運転して無免許運転で摘発され、道交法違反の罪で略式起訴された。【石田宗久、種市房子】

1150チバQ:2010/02/20(土) 10:31:49
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/132.html
■激戦区ルポ/長崎市 乱立で票の行方混沌



 知事選は民主、社民、国民新の与党3党が推薦する橋本剛候補(40)と自民、公明両党が支援する中村法道候補(59)が激戦を展開し終盤を迎えた。有権者の約3割が集中する長崎市は三菱重工労組長船支部(原田敏春委員長、約6700人)の集票力を背景とした民主党の牙城。しかし同労組の動きの鈍さや候補者乱立も重なり票の行方は混沌(こんとん)としている。

 「あそこの組織(の動き)が鈍いとか言っている時期ではない」。14日午後に長崎市内で開いた橋本候補の総決起集会。原田委員長は周囲から漏れ聞こえる声を否定するかのように檄(げき)を飛ばした。

 同労組は民主党県連代表の高木義明衆院議員の出身母体でもある。しかし三菱の協力企業関係者は「今回は拍子抜けするほど動いていない」と声をひそめる。同労組幹部はこれを自民党サイドの喧伝(けんでん)だと打ち消し、19日の総決起集会などで「動きを見せつける」と言い切る。

   ◇   ◇

 13日に開いた日本商工連盟長崎地区の拡大選対会議で企業経営者から自民党議員への不満が続出した。「(長崎市選出の)県議、市議の顔が見えない」

 もともと結束力が弱い同市の自民党県議・市議団。こうした意見を受け約15人の県議、市議は15日に会合を開き、各後援会や地元商店街・企業の票固めを徹底するよう確認した。しかしある市議は「浜町商店街の従業員や企業に浸透していない。このままでは負ける」と逆に経済界に注文することを忘れなかった。

   ◇   ◇   

 県都での選挙戦は与野党とも不安要素を抱え終盤に突入した。両候補がしのぎを削る中、知名度が高い大仁田厚候補(52)と、自民党支援団体の一つ、県医師連盟顧問で長崎市区選出県議だった押渕礼子候補(71)の得票が鍵を握る、との見方が広がりつつある。

 浮動票が多い長崎市は大仁田候補にとって「私たちの基盤」(陣営幹部)。三菱重工長崎造船所香焼工場の出入り口に立ち、従業員に頭を下げるなど橋本候補の地盤切り崩しに照準を定める。押渕候補の陣営は、昨夏の衆院選で自民党の冨岡勉氏を支えた選挙スタッフに加え、党長崎支部政調会長の小森明人市議も支援する。

 中村候補を支援する県農政連幹部は、昨夏の衆院選長崎1区でつけられた約4万票差について▽民主党への追い風がやんだ▽大仁田候補の出馬▽小沢一郎幹事長の政治とカネの問題−で「1万票ずつ計3万票縮む」ともくろむ。11日午後、橋本候補の陣営が長崎市内で開いた女性集会。民主党の高比良末男県議は島原半島での苦戦を伝えこう締めくくった。「主戦場の長崎で相手(中村)候補に5万票以上の差をつけなければ勝利はない。だがファイヤー(大仁田候補)が…」。参加した女性は顔を見合わせ笑ったが、その様子を後ろで見ていた陣営幹部に笑顔はなかった。

 共産党推薦の深町孝郎候補(67)も九州新幹線長崎ルート反対などを前面に長崎市で支援を訴える。



2010年2月16日長崎新聞掲載

1151チバQ:2010/02/20(土) 10:32:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/133.html
■激戦区ルポ/島原半島3市 3市長は中立守る


中村候補/票差抑えれば十分  橋本候補/3市長は中立守る




 自民党の地盤とされる島原半島3市(島原、雲仙、南島原)。知事選では、同党が支援する中村法道候補(59)が地元出身の強みも生かし、有利に戦いを進めているが、“楽勝ムード”の陰で上滑りを懸念する声も漏れる。橋本剛候補(40)を推薦した民主党は農相が応援に入るなど、基幹産業である農林水産業の票の切り崩しを図っている。

 「知事は今まで東京や偉い人から押しつけられてきたが、初めて皆さんの代表が出る」。6日夜、島原市内であった中村候補の個人演説会。候補者と同じ南島原市有家町出身で、自民党の末吉光徳県議会議長は、こう強調し拍手を浴びた。

 同党の島原市議も「(県北出身の)金子原二郎知事の下、佐世保駅前の再開発や西九州道整備などが進んだ。今度は県南だ」と皮算用。支援者は「長崎市で負ける分をここで埋め合わせするため、7対3の割合で(橋本候補に)差をつけたい」と鼻息は荒い。

   ◇   ◇

 衆院の中選挙区時代から西岡武夫民主党参院議員を支えてきた「西岡党」も往時の集票力は見られない。“党員”のある会社経営者は「経済団体の上層部がみんな中村を支援しているので『橋本で』と大声を出しづらい」とぼやく。

 橋本候補陣営は「2万票差に抑えれば十分」とそろばんをはじく。だが半島の県議6人のうち、橋本候補を明確に支援するのは楠大典県議1人しかおらず、橋本候補を推薦した創爽会の松島完県議は表だった動きを見せていない。父の松島世佳南島原市長が4月に市長選を控え、「動きづらいのでは」とみる。半島には民主党市議もおらず、橋本候補陣営は「手足がない」と嘆く。

   ◇   ◇

 6日の中村候補の個人演説会の会場は支持者らで埋まった。一見、盤石に見えたが、用意した第2会場は人の姿はまばらだった。ある陣営関係者は「本当に引き離せるのか」と不安をめぐらす。

 加藤寛治自民党県議が組合長を務めるJA島原雲仙は、中村候補を全面的に支援している。だが畜産業界は山田正彦農水副大臣とつながりが深く、県酪農業協同組合連合会は橋本候補を推薦した。ある畜産業者は「生活が厳しいので民主党に期待する声も強い」と明かす。

 こうした空気を読み、赤松広隆農相は11日、雲仙市に農漁業者を集め、橋本候補への支援を呼び掛けた。今後、山田農水副大臣も乗り込み、てこ入れを図る。

 一方、3市長は政権与党に配慮してか、「中立」を強調。旗色を鮮明にすることを避けている。



2010年2月17日長崎新聞掲載

1152チバQ:2010/02/20(土) 10:32:52
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/135.html
■激戦区ルポ/佐世保市 現職の地盤 組織戦の様相


中村候補/金子後援会が存在感 橋本候補/労組中心に追い込み




 過去3回の知事選では、県北出身の金子原二郎知事が圧倒的な強さを見せた佐世保市。中村法道候補(59)は自民、公明両党や金子後援会などが組織選挙を展開している。橋本剛候補(40)は、労組を主体に必死の追い上げを図っている。

 15日、同市で開かれた中村候補の個人演説会。応援演説に立った石破茂自民党政調会長は、中村候補優勢を伝えたマスコミの世論調査結果に、「一歩リードというのが一番怖い」と厳しい口調で戒めた。

 佐世保の戦いについて、ある同党関係者は「経済人、自公の議員はもちろんだが、金子後援会の貢献度も相当大きい」と言う。

 金子知事は昨年11月の不出馬会見で「後継指名はしない」と明言。だが、後援会幹部や知事の親族は公然と中村候補を支援。後援会関係者の一人は「金子県政12年をきちんと評価しているのは中村。応援するのは当然」と説明する。

 一方で後援会の一部には、夏の参院選に金子知事の出馬を望む声もある。ある同党議員は「佐世保で(橋本候補を)圧倒すれば、知事は健在ぶりを示せる」と思惑を読み解く。

 地元選出の北村誠吾衆院議員は「労組は潜行して地道に活動している。2007年の参院選では苦い思いをした。最後まで引き締める」と話す。

   ◇   ◇

 「多くの人が出席した。やっと(中村候補の)肩に手が届きつつある」

 17日、同市内の公園であった橋本候補の総決起大会。集まった支持者らを前に、佐世保重工(SSK)労組の江口茂広執行委員長はあいさつに力を込めた。

 橋本候補陣営は告示前「知名度を上げるため少しでも人が集まる場所に連れて行っている」(民主党県議)と、長崎市中心に活動を展開。相対的に佐世保市では動きが鈍かった。江口委員長は「佐世保では橋本の顔と名前が浸透していない」と危機感を語る。

 地元陣営関係者の一人は「広く支持を集めるため政党を表に出さない戦術を進めたが難しかった。民主党として知事選を戦ったことがこれまでにないのも一因」と内情を明かす。

 打開に向け陣営は、労組を中心にした浸透に全力を注ぐ。17日は労組員の動員を徹底。江口委員長は「(同市で民主候補が自民候補を小差でかわした)07年参院選が死守ライン。組織内候補並みの追い込みをかける」と意気込む。

   ◇   ◇

 深町孝郎候補(67)は現県政の批判票取り込みに力を入れている。押渕礼子候補(71)は14日、同市で集会を開くなど女性を中心とした支持拡大に躍起。大仁田厚候補(52)は街頭活動などを中心に、都市部の無党派層取り込みを狙う。



2010年2月18日長崎新聞掲載

1153チバQ:2010/02/20(土) 10:33:30
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/136.html
■激戦区ルポ/諫早市 低調ムードに不確定要素も


中村候補/陣営の緩みを警戒 橋本候補/票掘り起こし懸命




 県央の中心都市、諫早市は最近2回の国政選挙で民主党候補の得票が自民党候補を上回った。しかし今回は民主党を勝利に導いた追い風は吹かず、自民党などが支援する中村法道候補(59)がやや優位、との見方も流れる。民主党などが推薦する橋本剛候補(40)の陣営は労働組合を中心に票の掘り起こしに懸命。中村候補の陣営は緩みを警戒する。ただ選挙戦は盛り上がりを欠き、両陣営とも票の行方をつかみきれていない。

 18日午後6時半。橋本候補の陣営と中村候補の陣営が諫早市内で開いた個人演説会はほぼ同時刻に始まった。「なぜか諫早が厳しいといわれているが、私は一人一人が必ず胸に秘めたものを持っていると確信している」。選挙戦で初めて橋本候補の応援演説に立った民主党の西岡武夫参院議員は力を込めた。宮本明雄市長は「大手をふってまいりました」とあいさつし、会場をわかせた。

 一方、中村候補の応援演説では弁士から陣営を引き締める言葉が相次いだ。県農政連長崎県央支部の野中彌三支部長は「優勢が伝えられているがそれが一番危ない。熱意と情熱で当選させてほしい」と強調。この日は無党派層を意識し、自民党の小泉進次郎衆院議員も市内2カ所で街頭に立った。

   ◇   ◇   

 諫早市は民主党の大久保潔重参院議員の地元で、2007年の参院選で自民党候補に約1万2千票差をつけた。昨夏の衆院選でも福田衣里子衆院議員が久間章生氏を約8千票上回った。

 しかし大久保氏も福田氏も「個人後援会は弱い」(連合長崎幹部)。頼みの労働組合のうち諫早市職員組合は県職員組合の自主投票を受け、推薦の一つ下の「支持」に決定。こうした中、福田氏の選挙に続きてこ入れに入った三菱重工労組長船支部の前委員長、山下金守氏は16日、市選出の県議、市議らに檄(げき)を飛ばした。「民主党推薦だから自分たちを応援した人は橋本を支持すると考え違いしていないか。声掛けが足りない」

   ◇   ◇   

 「市民はムードの中で夏風邪をひいただけだ。もうすっかり治った」。山下氏とともに福田氏を支援し、今回は中村候補を支える元県職組書記長の江口満氏は福田氏の勝利をこう例え、自信をみせる。

 ただ、中村候補の陣営はどこまで浸透したか不安ものぞかせる。選挙運動は自民党県議や市議、農政連などが中心。だが、自民党県議の運動に温度差もある上、運動員も足りないのが現状だ。新知事をつくる県民の会諫早支部によると、推薦企業・団体は約500に上ったが高尾茂会長は「まだ少ない。企業にもまだ様子見のところが多い」と明かす。

   ◇   ◇   

 大仁田厚候補(52)や押渕礼子候補(71)、深町孝郎候補(67)も支持拡大を図っており、橋本、中村両候補の陣営は口をそろえる。「何とか諫早で勝ちたいが、票が読みづらい戦いだ」



2010年2月19日長崎新聞掲載

1154名無しさん:2010/02/20(土) 17:21:26
>>1147
>〓古川康〓
>ネット上の宣伝工作は、非常に熱心である。

>>1148を見ると、まったくそのとおりでワロタw 下のやつむごすぎw

1155チバQ:2010/02/21(日) 10:48:17
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-21_3750
東門氏支持 4党確認 沖縄市長選
「泡瀬」対応は再審議
政治 2010年2月21日 09時54分
(53分前に更新)

 【沖縄】4月25日投開票の沖縄市長選で現職の東門美津子氏(67)の支援を検討する社民、共産、社大、民主の4党会議が20日、市内で開かれ、東門氏を支持することで一致。市長候補に擁立する方針を決めた。課題となっていた泡瀬沖合埋め立て事業(東部海浜開発事業)については、市の新計画案がまとまる3月末以降に事業の合理性についてあらためて審議。4党で「合理性なし」と判断した場合、「事業を推進すべきでない」との政策協定を東門氏に提案する。

 過去6回の会議では4党から同事業の新たな計画案の合理性に懐疑的な意見が多く出ており、東門氏が政策協定を受け入れた場合、「事業推進」の方針変更を余儀なくされそうだ。

 同日の会議では、18日に県内の環境団体が各政党に郵送した「泡瀬干潟を守るための要請」を政策協定に盛り込むことを4党で確認。「泡瀬干潟の保全」や事業に経済的合理性がないとした「泡瀬干潟裁判の判決尊重」などを明記した政策協定を今週末にも東門氏に提案する方針。

 会議をまとめた仲村未央県議は「泡瀬事業をめぐり政党間で意見の違いがあったが、一致点を見いだせた。できるだけ早く東門氏に提案したい」と話した。

 同市長選には、泡瀬事業の「全面推進」を掲げる元県歯科医師会長の喜屋武満氏(62)と、「事業推進」を公約とする同市議の江洲真吉氏(60)が出馬しており、事業の対応が争点となる可能性が出てきた。

1156チバQ:2010/02/21(日) 11:49:59
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1194191152/457
基地の街 頼みの人工島/泡瀬干潟ルポ
2009年12月03日

など、沖縄市・泡瀬の埋め立ては
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1194191152
利水スレ参照

1157チバQ:2010/02/21(日) 12:42:27
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/139.html
■投票率どう動く? 「乱立が後押し」「盛り上がり欠く」



 知事選の投票日まで残り1日。各陣営とも気になるのが、当落に影響しかねない投票率。今回は民主、自民両党が候補者を推薦または支援した上、過去最多となる7人が立候補したため2006年の前回知事選(52・27%)を上回るとの見方で各陣営は一致する。浮動票の取り込みを狙う各陣営は、投票率アップが有利とみる。ただ、盛り上がりに欠けるともいわれており、各陣営はその動向に注目している。

 衆院選長崎4区の補欠選挙と同日選挙だった1998年知事選は、自民党などが推薦した金子原二郎氏と、自由党推薦の西岡武夫氏の事実上の一騎打ちとなり、投票率は68・78%。最近5回の知事選で、衆院選と同日選だったときに次ぐ高さだった。

 今回は民主、自民両党が共に候補者を推薦または支援し、98年以来12年ぶりの激戦とみられている。だが、ランタンフェスティバルや冬期五輪の開催と重なったことや、候補者の知名度が低いことなどを理由に、選挙戦は「盛り上がっていない」とみる陣営は多い。それでも、新しい知事の誕生と新人7人が立候補した「話題性」で、各陣営は「60〜70%」を予想する。

 民主党などが推薦する橋本剛候補(40)の陣営は、大票田の長崎市で投票率が上がることを期待。「候補者が若い分、若者の投票率が上がれば有利」と自信をのぞかせる。ただ、民主党県議は「『政治とカネ』の問題で(民主の)イメージが良くない」と、投票率の低下を懸念。影響を見極めきれずにいる。

 自民党などが支援する中村法道候補(59)の陣営。長崎市内は55%前後とみるが、ある市議は過去2回の知事選で40%台が続いたことから「今回も50%に届かないこともあり得る」と推測。昨夏の衆院選で長崎1区の投票率は67・03%。自民候補は民主候補に約4万票差をつけられたが「50%を切ればこんな票差はつかない」と分析。一方、陣営幹部は出身の南島原市の投票率を「75〜80%」とみており、地元の強みを生かし、票の上積みを狙う。

 共産推薦の深町孝郎候補(67)陣営は「80%超えれば十分勝機はある」、押渕礼子候補(71)陣営は「80%まで上がれば票が流れる希望がある」。知名度を生かし、若者や主婦層を狙う大仁田厚候補(52)陣営は「70%に近ければ近いほど良い」とそれぞれ高い投票率を期待する。ただ「候補者が多すぎて、票の流れが予測できない」と戸惑う声もある。

 期日前投票者数も投票率を占う一つの要素になる。制度の導入後、各2回ずつあった参院、衆院選は、各選挙ともそれぞれ前回の期日前投票者数を上回り、投票率も上昇した。県選管によると、告示翌日の5日から14日までの10日間の投票者数は前回知事選の同時期と比べ約2倍に上っている。



2010年2月20日長崎新聞掲載

1158チバQ:2010/02/21(日) 19:23:57
215 名前:サンフレッチェ男 ◆jWkaDJV846 :2010/02/21(日) 19:06:14 ID:+8fL2PW5
長崎知事選投票速報
        今回  前回  前回差
10時現在  11.32% 10.36%  +0.96%
11時現在  18.12% 16.50%  +1.62% 
14時現在  30.75% 28.67%  +2.08%
16時現在  37.20% 35.08%  +2.12%
18時現在  42.15% 40.01%  +2.14%


期日前投票 12.03%  6.75% +5.28% 2月20日までの確定値

最終投票率     52.27%

http://www.pref.nagasaki.jp/election/2010chiji/sokuhou/index.html

投票率、何とか60%台に乗りそうだな〜(でも微妙な感じも・・・)

217 名前:無党派さん :2010/02/21(日) 19:11:07 ID:1bkQVzU+
松浦市の投票率が2割強落ちてるぞ!なんで??

219 名前:無党派さん :2010/02/21(日) 19:13:18 ID:D1NjLpGj
>>217
選挙疲れじゃね?
確か少し前に市長選あったろ。そういやこの選挙でも民主推薦候補が負けてたな。


220 名前:無党派さん :2010/02/21(日) 19:15:32 ID:grAMvOm0
>>217

>>219に補足
前回は合併後の新・市長選と同日。

1159チバQ:2010/02/21(日) 20:24:36
さらりとNHKが中村当確

1160とは:2010/02/21(日) 21:30:36
う〜ん、だめだったかぁ。

1161建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 22:25:54
>>1160
う〜ん、だめだったかぁ。って
ダメに決まってるだろwwwwwwwwwwww
無党派層がほとんど次は自民に入れるっていってんのに
どんだけ危機意識ねーだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwpgr

神奈川1は中村当選できて今頃、勝利宣言してるだろう
よかったなwwwwwwwwww

1162建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 22:28:15
ハゲ惨敗w

1163神奈川一区民:2010/02/21(日) 22:41:00
>>1161
大人気ないですよ、浣腸!!

1164建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 22:46:00
>>1163
よう!
中村当選オメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや、俺が大仁田くるんじゃないか
と予想してたら、チミが長崎県民はそんなアフォじゃないよといってたからさw
中村当選して長崎県民の良識が証明されたということだろうなとww

1165ももだぬき:2010/02/21(日) 22:47:58
長崎の民度はまた、落ちたね(泣)

1166神奈川一区民:2010/02/21(日) 22:55:56
>>1164
長崎県民は浣腸のような残念な人ではない
ということがわかって良かったです。

1167ぐらもん:2010/02/21(日) 23:15:54
とりあえず大仁田じゃなくてよかったと思いたい。

1168名無しさん:2010/02/21(日) 23:19:17
地元に詳しい方にちょっと質問なんですが
>>1140
>民主党は2004、07年の参院選で、1人区の長崎選挙区で連勝。先の総選挙でも4選挙区で全勝した。長崎2区で自民党の久間章生元防衛相を破った人気者の福田衣里子衆院議員が、4日の告示前から全県を回って応援しており、「負けるはずのない選挙」(県連関係者)とみられていた。
04も07も参院とってて09衆院もとってるとの事ですが、前回(06?)前々回(02?)の知事選で勝った方って民主系だったの?

1169ももだぬき:2010/02/21(日) 23:20:18
ぐらもんさんへ→大仁田だったらどうなっていたのですか?

1170建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/21(日) 23:36:48
>>1169
参院選でみんなの党が第一党ww

1171名無しさん:2010/02/21(日) 23:46:01
現職の金子知事は、元自民党衆院議員
前回は知らんが、前々回は相乗りだったかと
04参で民主が勝ったのは自民現職の高齢批判が多分にあったかな

1172名無しさん:2010/02/22(月) 01:06:02
長崎県知事選挙
投票率
02年49.79%
06年52.27%
10年60.08%
 
開票結果確定
中村法道氏316.603票
橋本剛氏*222.565票
大仁田厚氏/98.200票
押渕礼子氏/30.902票
深町孝郎氏/21.291票
山田正彦氏//6.634票
松下満幸氏//2.889票
 
(`・ω・´)っ
>>1138>>1145
産経新聞出口調査
中村法道氏
自民支持層76.8
公明支持層77.8
無派支持層36.4
 
橋本剛氏
民主支持層69.2
社民支持層57.1
※民主、社民から15%前後中村氏に流れる。
 
大仁田厚氏
民主、自民から10%前後大仁田氏に流れる。
無派22.2
 
中村法道氏自民・公明
橋本剛氏民主・社民・国
押渕礼子氏長崎市内の保守系
深町孝郎氏共産党
大仁田厚氏無党派
他泡沫
 
政治とカネが政治不信を招いたなら、通常は投票率下がるものだが逆に上昇。

1173名無しさん:2010/02/22(月) 01:16:54
>>1172(´・ω・`)あっ産経新聞調査じゃなく
共同通信調査ね。間違えた。。
記事載ってたのが産経でした。

1174名無しさん:2010/02/22(月) 01:38:45
>>1169
こういうとあれですが大仁田がビジョンを持っているとはどうしても思えない。
「いかにして目立つか」ということしか考えていないように思えて仕方がないのです。
そうじゃなきゃ引退→復帰を5回もしないでしょうし。

>>1170
今のままで候補をがっつり立てられればそうなるかもしれません。

1175二階席:2010/02/22(月) 07:48:44
まあ長崎というのはそんなに支持層がコロコロ変わる所じゃないんですよ。
国政はもちろん、地方になると余計に支持母体が固くて。
多少の浮動票は、自民、大仁田に流れたとしてもほぼ予想通りの結果と思えます。

直近の衆院選がちょっと大幅に支持層をまたいで(否大仁田)民主に入った、という
ことで、民主県連も「この票差なら」とちょっと安心したかも、という見方も
あるくらいです。まあ、負けていいとは思ってなかったでしょうけど。

自民県連は「結構票差が詰まった」ことで参院選に向けてちょっと苦しいかな?と
思い始めたでしょう。いずれにしても党勢回復とは言い切れない結果だと思います。

1176名無しさん:2010/02/22(月) 09:56:42
転載
4年前
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/42/00000547.html
398692 金子 原二郎 61 男 無所属(自民、公明、社民推薦) 現
188154 小久保 徳子 47 女 無所属 新
31538 山下 満昭 53 男 共産 新

8年前
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2002/42/00000799.html
468099 金子 原二郎 57 男 無所属 現
116644 高村 暎 61 男 無所属 新

自民は投票率が上がって獲得票数大幅減ではあるものの、前回共闘した社民と自党出身の大仁田分が逃げただけという感じでいるのかな。
一方で民主は逆風下でも支持層は固めてる感じ?
これで大仁田が民主勢力に駆け込んだら面白くなるような。

11771176:2010/02/22(月) 10:04:10
ちなみに
> 大仁田が民主勢力に駆け込んだら
の可能性を示すものはこんな辺り
>>894
>大仁田&宗男氏、長崎知事選へ“タッグ”
選挙中も↓のような事があったので、後々新党大地入りしてもおかしくないかなと。

松山千春が毒舌&歌で大仁田氏にエール
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100207-593460.html
 松山千春(54)が6日、激戦の長崎県知事選に出馬した大仁田厚元参院議員(52)の援軍に駆けつけ、長崎市内で街頭タッグを結成し「オオニタはそれほどバカじゃない!」と“毒舌エール”でパワーを注入した。街頭では自身の曲「長い夜」「大空と大地の中で」を熱唱。不況にあえぐ市中心部の繁華街は、多数の群集で久々のフィーバーとなった。

 千春は、大仁田氏が政界入りしたきっかけである新党大地・鈴木宗男衆院議員(62)の親友。千春はこの日、大仁田氏と合流すると「(知事選で)自民党の候補には、さわやかな小泉進次郎君が応援に来た。民主党の候補にはかわいい福田衣里子君が来た。一方、大仁田の応援に来た男はこんな人相が悪い(笑い)。でも彼らは税金で応援に行っている。オレは、自前で応援に来ました! オレがゼニやカネで動く男か? バカヤロー!」と“千春節”をさく裂させた。

 直立して恐縮する大仁田氏を見つつ、千春は「こいつはレスラーとしても議員としてもラフプレーが多かった。でも真っすぐな人生を歩んできた。(師匠の)ジャイアント馬場さんも、天国から活躍を祈っているぞ」と続けると、同氏は感極まって目に涙を浮かべた。

 知事選には新人7人が立候補し混戦模様。夜になると千春は、繁華街「思案橋」などに登場。「オレが来たからには、だれよりも強い援軍を得たと思って、これからも精いっぱい戦ってもらいたい」と宣言。興奮した大仁田氏は「オイ(私)に1回、チャンスばくれんですか!」と長崎弁で絶叫した。【広部玄】

 [2010年2月7日9時11分 紙面から]

1178チバQ:2010/02/22(月) 12:19:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000048-sph-soci
大仁田氏落選も参院選でリベンジ みんなの党と連携も視野…長崎県知事選
2月22日8時32分配信 スポーツ報知

 任期満了に伴う長崎県知事選が21日、投開票され、自民、公明両党が支援した前副知事の中村法道氏(59)が初当選した。一方、民主、社民、国民新の与党3党が推薦した前農水省室長の橋本剛氏(40)は鳩山由紀夫首相、民主党・小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題で逆風にさらされた。また、第三勢力として注目を集めたプロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(52)は、今度は今夏の参院選に出馬する意向を表明した。

 大仁田氏の目に涙はなかった。「長崎はしがらみ、癒着から脱却することはできなかった。負けたことは受け止めますが、私はあきらめません」。深々と頭を下げた。

 17日間の選挙戦では、県庁移転反対、退職金放棄などを掲げ、抜群の知名度から無党派層からの支持を受けた。「どげんか、長崎」と声をからし、県内を奔走した。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査については県民投票で結論を出す方針を示し、九州新幹線西九州ルートの建設には反対を表明。政策面でも独自色を鮮明にしていた。

 プロレスラー時代から何度もどん底に落ちながら、ゾンビのように復活する生命力は健在。「次は参院選で勝負する。このままじゃ終われない」。この日、早くも今夏の参院選に照準を合わせた大仁田氏だが、民主、自民両党とは距離をおいている。選挙前の1月、鳩山首相、小沢幹事長のカネの問題について説明を求めて民主党の長崎県連のパーティーに抗議文を持って押しかけ、門前払いにされた。自民党とは離党の際のゴタゴタで絶縁状態が続いている。

 大仁田氏は「脱官僚」「地域主権」を掲げるみんなの党に興味を示しており、「渡辺喜美代表ら幹部に、政策や参院選の情勢などを詳しく聞いてみたい」と話した。無所属での出馬も視野に入れているというが、政策などで一致すれば電撃合体する可能性がある。大仁田氏は疲れ切った表情で「県民から力をもらった。違う形で貢献したい」と話した。

 ▼長崎県知事選開票結果(選管最終、投票率60.08%)
当316603中村 法道 無新
 222565橋本  剛 無新
  98200大仁田 厚 無新
  30902押渕 礼子 無新
  21291深町 孝郎 無新
   6634山田 正彦 無新
   2889松下 満幸 無新

1179チバQ:2010/02/22(月) 12:20:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100221-00000562-san-pol
民主敗北、小沢氏進退再浮上も “利益誘導”選挙通じず
2月21日22時48分配信 産経新聞

 長崎県知事選と東京都町田市長選で民主党など与党3党が推薦した候補が敗北したことは、小沢一郎民主党幹事長や鳩山由紀夫首相に絡む「政治とカネ」の事件と北海道教職員組合の違法献金事件の「3大資金疑惑」が逆風となって直撃したのは明らかだ。民主党内では「『政治とカネ』で攻められて前向きな政策的な話ができない。このままでは参院選は戦えない」(中堅)との危機感が高まっており、小沢氏の進退問題が再浮上しそうだ。

 鳩山政権が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題で混乱したり、衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐって迷走を重ねていることも民主党への期待感をしぼませ、逆風をはね返せない要因となった。

 21日夜、民主党の石井一選挙対策委員長は同知事選について「結果を厳粛に受け止めて今後の糧(かて)」にするとの談話を発表したが、首相と小沢氏という政権のツートップの問題に及ぶためか「政治とカネ」への言及はなかった。

 だが、与党・社民党の渕上貞雄選対委員長は同日夜の談話で敗因の一つに「『政治とカネ』についての国民の批判に十分応えきれていないこと」を挙げた。「政治とカネ」の問題に対する小沢氏や首相の対応への不満から「小沢支配」にほころびが生じる可能性もある。

 民主党は同知事選で、赤松広隆農水相や原口一博総務相、前原誠司国土交通相らを現地入りさせ、市町村長と面談させるなど政権与党の立場をフル活用した。小沢氏自身も1月17日、党長崎県連のパーティーで「(推薦候補の)橋本剛君を知事に選んでいただければ自主財源となる交付金も皆さんの要望通りできます。高速道路をほしいなら造ることもできます」と“利益誘導”をちらつかせたが、勝利できなかった。

 小沢氏は、「大都市部」を象徴する町田市長選も、「地方」の長崎県知事選とともに重視した。もともと民主党が強い地域でもあるためで、小沢氏は、市長選レベルでは異例の候補者事務所訪問によるてこ入れも図ったが実らなかった。

 これは「政治とカネ」の問題に加え、鳩山政権への有権者の失望も混じっている。平成22年度予算案の編成ではガソリン税などの暫定税率を実質的に存続させる「マニフェスト破り」に踏み切った。首相は野党時代には国の借金頼みを批判していたが、新規国債の発行額も過去最高となった。

 マニフェストの目玉である「子ども手当」の創設法案や「高校授業料無償化」法案の成立もまだだ。子ども手当にはこれまで、23年度からの完全実施を困難視する意見が閣僚や副大臣から出て、首相がその都度否定するなど方針が定まらないことを印象付けている。

 小沢氏は21日、松江市内で記者会見し、参院選のための全国行脚の加速を宣言。参院選の第1次公認候補を3月1日にも決めることも明らかにした。「政治とカネ」をめぐる世論の厳しい反応を薄めたい思惑がありそうだ。

 自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件についても「全国行脚の機会に(有権者から)希望があれば答えていきたい」と述べるにとどめ、国会での説明に応じる考えは示さなかった。

 小沢氏に批判的な中堅議員は「まだ来年度予算案成立前で、地方選でもあるから、すぐには『小沢降ろし』は噴出しないが、党内は『小沢的なるもの』を排除しないと参院選に勝てない、という空気になるだろう」と、いずれ「小沢降ろし」の声が表面化すると予言した。(榊原智)

1180秋田2区:2010/02/22(月) 18:48:44
大仁田がみんなから比例で出たら一位当選も夢ではないかも

1181とはずがたり:2010/02/22(月) 22:20:10
個人的には宮崎みたいに大仁田が大量得票するんじゃないかと心配してましたが,まあ惨敗でそこは見識をみせたのかも。
みんなの党でもどうなんでしょうか?ちょっと時期外したし前回の当選の時もそれ程実績残したように見えなかったし難しいんじゃないでしょうかねぇ?

1182秋田2区:2010/02/22(月) 22:24:43
実績ですね、やっぱり。
うちの選挙区の参員2人も実績と言われれば、正直ピンときません。

1183神奈川一区民:2010/02/22(月) 22:40:58
プロレスファンの自分から言わせて頂くと
、大仁田氏は人間として残念なので、もう
政治に首を突っ込んで欲しくないですね。
神取忍氏の方がましです。

1184チバQ:2010/02/22(月) 22:55:26
>>1180
逃げる票のほうが多い
という賢明な判断をミッチーjrにはしていただきたいもの。

1185二階席:2010/02/22(月) 22:57:22
>>1184

逃げる票は、多そうですね〜。
私も同意見です!

1186チバQ:2010/02/23(火) 00:33:40
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/150.html
■「若さと情熱」届かず 「力不足」橋本さん無念



「期待に応えられず申し訳ない」と述べる橋本剛さん=21日午後9時53分、長崎市築町の選挙事務所
 閉塞(へいそく)感の漂う古里を憂い、農水官僚の職をなげうって知事選に挑んだ橋本剛さん。政権与党の推薦を受け、若さと行動力で県政刷新を訴えたが、その熱意は届かなかった。

 長崎市中央橋の選挙事務所。「与党が応援していたのに…」。うなだれる支援者に向け、橋本さんは「力不足で、多くの皆さんの期待に応えられず申し訳ない」と深々と頭を下げた。

 民主党県連は昨年夏の衆院選で県内四つの小選挙区で全勝し、国会議員は8人に増えた。その勢いで、知事選に初めて独自候補を立てたが、金子原二郎知事の4選不出馬で、多選批判という対抗軸を失った。その上、脱官僚を党是にしながら官僚を擁立したことに疑問の声が上がり、これが後々まで尾を引いた。

 「地域をどうやって元気にするか」。橋本さんは農水省を志望した時からずっと考えてきた。在京本県出身者の集まりに頻繁に顔を出し、熱っぽく古里を語る姿が、国会議員らの目に留まった。古里が農漁業や観光の潜在力を生かしきれないまま、人口流出や経済縮小で疲弊していくのを見過ごせなかった。

 選挙戦では、自民党が支援した副知事の中村法道さんを金子県政の継承者とみなし、「これまでの延長線上では長崎は変わらない」と訴えた。ただ政策面で明確な違いを打ち出せず、タレント候補の大仁田厚さんにも浮動票を奪われる形となった。

 民主党は100人を超える国会議員を応援に送り込んだ。予算を握る大臣や党幹部が、国と県のつながりを強調する一方、自民党寄りの業界団体の切り崩しを図った。だが「政治とカネ」の問題が取りざたされ、政権交代時の追い風はとうにやんでいた。

 当初は幅広い支持を集めようと、党や労組色を薄める作戦だったが、組織づくりが間に合わず、結局は従来の枠組みに頼らざるを得なかった。その民主党さえ地方議員は少なく、運動は頭打ち。ある民主党県議は「まだ声をかけていない人がたくさんいる」と天をあおぎ、労組幹部は「民主党は自分たちの支持者なら『橋本』と書いてくれると勘違いしている」とぼやいた。

 連合長崎も県職員組合が自主投票になり、足並みが乱れた。終盤追い込んだが、知名度のない橋本さんを浸透させるには、あまりにも時間が足りなかった。

 「新知事が県民のために改革を実現されるよう期待する」。橋本さんは自分の思いを託すように語った。



2010年2月22日長崎新聞掲載

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/151.html
■大仁田さん肩落とす



敗戦の弁を述べる大仁田厚さん=21日午後9時17分、長崎市宝町の選挙事務所
 高い知名度を生かし全国に長崎をPRする「宣伝マンになる」と訴えた大仁田厚さん(52)。落選の一報が入ると、長崎市宝町の選挙事務所で「長崎を変えたいという気持ちが届かなかった」と肩を落とした。

 政党や組織などの支援を受けず、商店街や中小企業などを回る草の根選挙を徹底。知名度があるだけに各地で有権者から握手や記念撮影を求められ反応は上々だった。一方、元プロレスラーやタレントとしての印象も強く、陣営幹部は「つくられたイメージをぬぐい去るのに苦労した。準備期間も足りなかった」と悔やんだ。

 知事選出馬のため東京都で住居にしていたビルや乗用車を売って選挙資金をつくり、背水の陣で臨んだ。大仁田さんは今後の政治活動について「夏の参院選と次の知事選を視野に入れている。あきらめない」と話した。



2010年2月22日長崎新聞掲載

1187チバQ:2010/02/23(火) 00:34:54
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/145.html
■解説/危機感バネに自民結束 民主、地方の脆弱さ露呈

 事実上の与野党対決で自民、公明両党が支援した中村法道氏が民主党など与党3党推薦の橋本剛氏を破ったことは、昨夏の衆院選で県内小選挙区を全勝した民主党県連の勢いが止まったことを意味している。

 確かに鳩山由紀夫首相、小沢一郎党幹事長の政治とカネの問題をめぐる党への逆風、大仁田厚氏ら候補者乱立に伴う金子県政批判票の分散など、橋本氏や民主党にとって不運は重なった。しかし党県連の候補者選考過程が支持基盤である労働組合の関係者に反発を招いたことも大きかった。

 候補者は県議団からげたを預けられた国会議員8人が決めた。しかし協議は非公開の上、選考基準も分かりづらく「密室協議」と批判を浴びた。しかも「脱官僚」を掲げ衆院選に勝利したにもかかわらず選んだのは農水省の官僚だった。こうした姿勢が労組の運動を鈍らせ、結果的に有権者への支持を広げられなかった感は否めない。

 橋本氏らは選挙戦で金子原二郎知事が進めた3期12年の県政を批判し刷新を訴えた。しかし具体的にどの政策をどのように変えるのか有権者に具体的に示したとは言えなかった。

 中村氏は従来から二つのグループに分かれ主導権争いを演じていた自民党県議団が危機感をバネにまとまって支援したのが大きかった。しかし当初「県民党」を掲げながら告示後は自民党国会議員が連日応援に入るなど、日がたつにつれ自民党色が濃くなった。今後の民主党政権との関係で難しいかじ取りを迫られそうだ。

 夏には参院選が実施される。民主党県連は地方組織の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈した。一方の自民党県連も候補者選考で一枚岩になれるか不透明で成り行きが注目される。(報道部・西村伸明)



2010年2月22日長崎新聞掲載

1188チバQ:2010/02/23(火) 00:35:52
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/144.html
■新知事に自公支援の中村氏 与党推薦橋本氏に大差



初当選を果たし万歳する中村法道氏(中央)=21日午後8時46分、長崎市元船町の選挙事務所
 任期満了に伴う第17回知事選は21日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で自民、公明両党が支援した前副知事、中村法道氏(59)が約31万6千票を獲得し、無所属新人で与党3党が推薦した前農水省改革推進室長、橋本剛氏(40)=民主、社民、国民新推薦=ら6人を破り、初当選した。次点の橋本氏に約9万4千票差をつけた。事実上の与野党対決で民主党推薦候補が敗れたことで「政治とカネ」の問題で揺れる鳩山由紀夫首相の政権運営や、今夏の参院選にも影響を与えそうだ。

 知事選では、3期12年務めた金子原二郎知事が昨年11月、4選不出馬を表明。政権与党となった民主党が初めて独自候補を擁立するなど過去最多の無所属新人7人が立候補した。民主党政権への逆風の中、昨夏の衆院選で県内四つの小選挙区で全勝した民主党県連の勢いが持続しているかが焦点だった。

 中村氏は経済団体幹部などでつくる「新知事をつくる県民の会」の要請を受け昨年12月に立候補を表明した。農林部長や総務部長、副知事を歴任した37年間の県庁での行政経験を訴え即戦力を強調。県農政連や県庁OB、自民、公明両党議員、金子知事の後援会などが中心に戦った。自民党の小泉進次郎衆院議員らも応援に駆け付け、政権に不満を持つ無党派層の支持も得た。

 橋本氏は昨年11月、民主党県連の要請で立候補を表明。若さを前面に打ち出し、金子県政の刷新を掲げた。選挙戦では赤松広隆農相ら閣僚や民主党国会議員が連日応援に入り政権与党とのパイプをアピール。しかし知名度不足に加え鳩山首相や小沢一郎党幹事長の政治とカネの問題など党への逆風も影響。終盤に入り連合長崎を中心とする労働組合もてこ入れを図り追い込みをかけたが及ばなかった。

 元参院議員の大仁田厚氏(52)は高い知名度を生かし「長崎の宣伝マンになる」、前県議の押渕礼子氏(71)は唯一の女性候補を強調し「初の女性知事の誕生」、前共産党県委員会委員長の深町孝郎氏(67)=共産党推薦=は九州新幹線長崎ルートの中止など「大型事業中心の県政を転換する」とそれぞれ訴えたが、二大政党の戦いの中で票は伸び悩んだ。

 元会社員の松下満幸氏(62)、会社役員の山田正彦氏(44)も浸透しなかった。

 当日有権者数は117万4280人(男53万9161、女63万5119)。投票率は60・08%(男59・66、女60・43)で、前回の52・27%を7・81ポイント上回った。

経済・雇用対策に力/中村法道氏の話

 多くの県民の支援をいただき、ありがたい半面、身が引き締まる思い。各地で数多くの声が上がった経済・雇用対策に取り組みたい。市町村や関係諸団体との連携を深め、県民の目線に立ち全身全霊をもって公平公正な県政の実現を目指していく。

 【中村氏の略歴】(元)県副知事、総務部長、農林部長、対馬支庁長、総務部秘書課長、県立病院課長▽長崎大経済学部卒、長崎市鳴見台2丁目(1)



知事選開票結果 (選管最終)

当316,603 中村法道(なかむら・ほうどう)無新
 222,565 橋本 剛(はしもと・つよし)無新
  98,200 大仁田厚(おおにた・あつし)無新
  30,902 押渕礼子(おしぶち・れいこ)無新
  21,291 深町孝郎(ふかまち・たかお)無新
  6,634 山田正彦(やまだま・さひこ)無新
  2,889 松下満幸(まつした・みつゆき)無新



2010年2月22日長崎新聞掲載

1189チバQ:2010/02/23(火) 00:44:09
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100222ddlk40010240000c.html
選挙:行橋市長選 市政変革か継続か 新人・田中氏、現職・八並氏−−告示 /福岡
 ◇3度目の戦い
 任期満了に伴う行橋市長選は21日告示され▽貿易会社社長で新人の田中純氏(63)▽民主、公明、社民、国民新各党の推薦を受けて3選を目指す現職の八並康一氏(70)−−の無所属2人が立候補を届け出た。田中氏は「市役所を変えよう」と市政変革を、八並氏は「行革で蓄えた財政力を形にする時」と市政継続を訴える。【降旗英峰】

 2人は一騎打ちだった前回と三つどもえだった前々回も市長の座を争った因縁の顔合わせ。田中氏は88年以来7回連続の挑戦。八並氏は自民市支部の推薦も受けている。主な争点は財政難の中での経済対策と、不祥事続き(07年=収賄▽08年=公金着服▽09年=飲酒運転−いずれも懲戒免職)の市役所再生だ。

 田中氏は同市西宮市の福岡みやこ農協ホールで出陣式に臨み「現市政で駅前交番設置は8年進まなかった。やる気がない。行政を市民の手に取り戻そう」と支持を呼びかけた。市議会の城戸好光議長や行橋商議所の宮西健司会頭が激励に立ち、若手飲食店主ら有志で作る行橋青年維新隊が「行橋を変えるぞ」と気勢を上げた。政党や組織に頼らぬ草の根戦術で浸透を図る。

 八並氏は同市西宮市の選挙事務所前で出陣式。「職員削減など行革を断行し、建設事業確保に努めてきた。東九州道工事も始まり、もっと住み良い街になる。もう1期仕事がしたい」と訴えた。民主党の城井崇議員(衆院福岡10区)、国民新党の自見庄三郎幹事長らがあいさつ。他の京築6市町長や地元・近隣選出の県議、市町議らが応援に駆けつけ、組織力を見せつけた。

 投票は28日午前7時〜午後8時、市内16カ所で。同9時10分から同市今井の市民体育館で開票される。期日前投票は22〜27日午前8時半〜午後8時、市役所5階会議室で。20日現在の有権者数は5万8279人(男2万7270人、女3万1009人)。

==============

 ◇立候補者(届け出順)
田中純(たなか・じゅん) 63 無新

 貿易会社社長[歴]在ブラジル日本大使館一等書記官、旧大蔵省関東財務局上席調査官▽京大

八並康一(やつなみ・こういち) 70 無現(2)

 行橋京都防犯協会会長[歴]県高齢化対策課企画監、京築福祉事務所長、市助役▽熊大=[民][公][社][国]

〔京築版〕

1190名無しさん:2010/02/23(火) 01:15:45
なんか、やっちゃダメな分析方法だなぁ↓

【速報】長崎県知事選・町田市長選の分析(暫定→詳細)
http://nihon-jyoho-bunseki.seesaa.net/article/141845146.html

1191 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/23(火) 22:36:08
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku12/01.html
与野党対決の波紋 中村新知事誕生(上)

 事実上の与野党対決となった知事選は自民、公明両党の支援を受けた前副知事、中村法道(59)が
民主など与党3党が推薦した前農水省改革推進室長、橋本剛(40)を大差で破った。「民主王国」となった
本県での党推薦候補の惨敗は「政治とカネ」の問題で揺れる政権に衝撃を与えた。初の独自候補を擁立
した民主党県連の誤算と今後の県内政局の行方を探った。

連勝で民主に“おごり”  国会議員への不満噴出

 21日午後9時半すぎ。あっけなく敗北が決まり、重苦しい空気が漂う長崎市の橋本の選挙事務所に
参院議員の西岡武夫が現れた。西岡は敗戦の弁を終えた橋本と握手を交わし「申し訳ない」と伝えた。
マスコミに囲まれた西岡は「県民は現在の県政の実態をよく知らない。それを分かってもらう努力をしないと」。
しかし橋本を支持した市議の一人は「戦犯は西岡を含む国会議員だ」と吐き捨てた。

 民主党県連は2007年の参院選、昨年の衆院選と勝ち続け県内の衆参全選挙区の議席を独占した。
念願の政権交代も果たし、自民党を支援した知事の金子原二郎を不出馬に追い込んだ。「普段の選挙運動
をすれば知事選も負けるはずがない」。関係者の自信はいつしか過信に変わっていた。

 そこに大きな落とし穴が待っていた。8人の国会議員は、参院議員の大久保潔重の友人で西岡が強く
推した農水省官僚の橋本を知事候補に決定。しかし橋本は県議にさえ面識がなかった。国会議員が候補者
を決め、選挙運動の主力となる労働組合に降ろす手法は反発を招いた。ある労組幹部は「気持ち良く
乗れないところからスタートした。率直に『誰それ?』という感じだ」と振り返る。

 そこに鳩山由紀夫首相や小沢一郎党幹事長の政治とカネをめぐる問題が直撃。肝心の国会議員の動きも
鈍く、西岡が応援演説に入ったのは選挙終盤の数日だった。労組と風頼りの選挙を繰り返してきた県連に
この逆風を乗り切るすべはなかった。マスコミ各社が橋本の苦戦を伝えると、県議や労組から、たまっていた
国会議員への不満が一気に噴き出した。

 投票まであと4日に迫った17日夜。大村市内のホテルに国会議員6人と県議6人が急きょ集まった。
大久保が「総合選対に元気がない」と発言したが、その評論家のような口ぶりに県議の高比良末男が
食ってかかった。「そういう前にあんたが自分のところ(地元の諫早市)に張り付け」

 その2日後の19日。三菱重工労組長船支部が長崎市で開いた総決起集会。委員長の原田敏春は県連
代表の高木義明を前に声を張り上げた。「こちらの国会議員は8人だ。相手は復活当選の2人だ。なんで
こんな(苦戦を強いられる)状況なのか」

 橋本の得票は約22万2千票にとどまり、昨年夏の衆院選県内4選挙区(約42万7千票)のおよそ半分に
とどまった。23市町のうち中村に得票で上回ったのは三菱重工労組が強い長崎市と西彼長与町だけ。
労組関係者は自戒を込めてつぶやく。「急に組織が大きくなりみんな指示待ち、人任せになった。政権交代
して国会議員も県議も労働組合もおごりがあった」(文中敬称略)

2010年2月23日長崎新聞掲載

1192 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 00:09:41
> 小沢氏は参院選に向け、地方や組織、団体の陳情を党幹事長室に一本化するシステムを構築してきた。
> 長崎県知事選はこのシステムの最初のテストケース。小沢氏側近の細野豪志組織・企業団体委員長を
> はじめ、現地入りした副幹事長らも街頭演説より組織、団体回りを優先した。副幹事長の一人は「陳情を
> 受け付ける出前」と表現し、与党の利益誘導を前面に出す戦術だったことを明かす。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100223ddm002010093000c.html
選挙:長崎県知事選 「敗因」認めても、「政治とカネ」首相策なし
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR 政治>

 与党推薦候補が惨敗した21日の長崎県知事選は、昨夏の衆院選で政権交代をもたらした民意の
「民主党離れ」を浮き彫りにした。鳩山由紀夫首相は敗因の一つとして、首相自身と小沢一郎・民主党
幹事長の「政治とカネ」の問題を強調したが、小沢氏は国会での説明に慎重な構えを崩していない。
偽装献金問題を抱える首相は、小沢氏に国会での説明責任を迫れず、政権浮揚の糸口を見いだせないでいる。

 鳩山首相は22日夜、首相官邸で記者団に対し、長崎県知事選の敗北について「私も含め、必要に応じて
国民の理解を求めていく努力が必要だ」と語り、「政治とカネ」問題で小沢氏に説明責任を果たすよう踏み込んだ。

 県知事選では都市部での民主優位が崩れ、無党派層の民主離れが鮮明になった。県内13市で民主系
候補が得票で上回ったのは長崎市だけ。同じ全県区で構図が同じ07年の参院選で13市の合計得票数を
みると、民主系候補が自民系候補を上回っており、「政治とカネ」に敏感な都市部有権者の投票行動が
選挙戦を直撃した。

 今夏の参院選をにらみ、小沢氏の幹事長続投を認める以上、どこかで政治資金問題に決着をつけなければ
ならない。鳩山首相は18日、小沢氏に電話で「お互いに国民に向かって、もっと説明する努力をしよう」と要請。
首相自身、国会審議で偽装献金事件への釈明を繰り返しており、小沢氏にも国会で説明責任を果たして
ほしいとの本音がのぞく。

 しかし、小沢氏や同氏周辺に衆院政治倫理審査会など国会での説明に応じる気配はない。小沢氏は
22日の記者会見で「検察の強制捜査の対象になり、結果として不正な事実はないことが明らかになった」と
強調。説明責任についても「全国をこれからも回っていきたいと思うので、疑問があれば答えていく」と述べる
にとどめた。

 鳩山首相は敗因を認識しながらも、下落し続ける内閣支持率の浮揚策を打ち出せないでいる。首相周辺は
「10年度予算審議も順調に進んでおり、政策でミスをした認識はない。政治とカネしか敗因は考えられない」
と解説。一方で「それでも小沢さんは辞めないだろう」と無力感さえ漂う。【坂口裕彦】

 ◇「小沢神話」崩壊の兆し
 長崎県知事選での与党推薦候補の敗北で、民主党内では小沢幹事長の求心力を支えてきた「選挙に強い
小沢神話」が崩れる兆しが見えている。参院選に向け幹事長辞任論が党内で再燃しそうだ。

 小沢氏は参院選に向け、地方や組織、団体の陳情を党幹事長室に一本化するシステムを構築してきた。
政権与党の利点を生かし、党主導で効率的に得票につなげる狙いだ。

 長崎県知事選はこのシステムの最初のテストケース。小沢氏側近の細野豪志組織・企業団体委員長を
はじめ、現地入りした副幹事長らも街頭演説より組織、団体回りを優先した。副幹事長の一人は「陳情を
受け付ける出前」と表現し、与党の利益誘導を前面に出す戦術だったことを明かす。だが、組織重視の
小沢戦術を忠実に実行したにもかかわらず、現地入りした党幹部は「結局、農協、漁協を自民党から
はがすことができなかった」と認め、危機感を募らせる。

 小沢氏は22日の会見で「個々の議員が草の根の活動を続け、どのような状況でも有権者の支持を
得られる党にならなければいけない」と所属議員の活動不足を敗因の一つにあげた。しかし、今夏改選を
迎える参院議員は「特に小沢氏の問題が効いて票が掘り起こせない。今後は小沢氏に引いてもらいたいと
いう期待が高まる」と語った。【須藤孝】

毎日新聞 2010年2月23日 東京朝刊

1193 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 12:10:04
>>1191
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kikaku12/02.html
与野党対決の波紋 中村新知事誕生(中)

しがらみ、ねじれ懸念の声  内憂外患 抱えた船出

 拍手は鳴りやまなかった。23日朝、自民党県議の議員総会。知事選で大勝した前副知事の中村法道
(59)が議員控室にあいさつに訪れると、議員会長の馬込彰は「今、全国で最も注目されている知事」と
もてはやした。だが中村に付き添った陣営幹部は、23人の県議を前に「これからが大変だ」と表情は
さえなかった。

 「県民党」を掲げた中村。戦いの内幕は全く違ったものだった。

 自民党は表向き「あくまで支援団体の一つ」(北村誠吾県連会長)を貫いた。だが「新知事をつくる県民の会」
の支部は、党支部がそのまま衣替えした地域もあり、演説会の動員や電話作戦は議員が担った。選挙戦
後半には、民主党の国会議員大量投入作戦に対抗するように九州の自民党国会議員の秘書が連日、本県
入りした。

 知事の金子原二郎の後援会もフル稼働。中村は「フリーハンドで県政を進める」と演説で語ったが「自民
候補」と金子県政の「継承」との見方がこれからも付きまとう。

 「これだけやれば、そりゃ勝つさ。最初から分かっていた」。自民党県連幹事長の田中愛国は今、こう豪語する。

 早々と当選が決まった21日夜の県連。県議らが集まり、祝宴は遅くまで続いた。政調会長の小林克敏は
こう笑い飛ばした。

 「皆さんにお願いしておきます。これからはくれぐれも『おい、こら、中村』なんて呼び捨てにしないように」

 「それはあなただろう」とつっこみを入れた田中も「箔(はく)を付けてやらないといけないな。ラッキーボーイ。
長崎の今太閤(たいこう)だ」と悦に入った。

 中村を支援した県庁OBの一人は「しばらくは自民の好きなようにやられる。みこしに乗ったのだから
しょうがないが…」とぼやく。強固な後援会組織を持ち、県議にも影響力があった金子に比べ、中村は
「政治家としては未知数」とこのOBは言う。

 橋本剛(40)を推薦した民主党の県連幹事長で県議の渡辺敏勝は、こう見立てる。金子の重しが外れた
とたん「権力」の綱引きをする自民党県議団の2グループの中で「リーダーシップを取るのは難しいだろう」と。

 憂いは内ばかりではない。23日は国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門問題で、赤松広隆
農相が開門もあり得るとの考えを示し、県庁内に「早速、民主党の政治的嫌がらせか」と波紋を広げた。

 自民党県議の八江利春は知事就任前でのタイミングに「言語道断。知事選で惨敗した腹いせだ」と憤る。
そして「中村に対してはこれからも政権からの圧力が続くだろう」とみる。

 「しがらみ」や「ねじれ」という内憂外患の中で3月2日にスタートする中村県政。県庁OBは「これから
いろんな荒波が押し寄せてくる。三角波も来るかもしれない」と話す。(文中敬称略)

2010年2月24日長崎新聞掲載

1194 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 12:14:39
この空気は本当なのだろうか? 事実だとしたら、参院選は相当厳しい。
> すでに世の中には「また変えろ」という空気が広がっていることに気付かなかったのだろうか。

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/155.html
■知事選記者座談会/民主への逆風流れを決める 知名度不足で盛り上がらず

 21日に投開票された知事選は、前副知事の中村法道氏(59)が初当選を果たした。12年ぶりに誕生する
県政の新たなリーダーを目指し、過去最多の新人7人が立候補した選挙戦を記者が座談会で振り返った。
(以下、文中敬称略)

 −投票率は60%を超えたが、選挙は盛り上がったか。

 A 事実上の与野党対決でタレントも立候補して話題性はあったが、盛り上がりは感じなかった。

 B 最大の原因は超短期決戦だった上、大仁田を除く候補者の知名度不足が解消されなかったのが原因
ではないか。たった数カ月で、離島を抱える本県を回り、地域の課題を熟知し、それに有効な政策を
打ち出せるわけがない。候補者の十分な情報がないまま有権者は選択を迫られることになった。

 −争点は何だったか。

 B 金子県政の継続か刷新かに尽きるのでは。

 A ただ、自民党系と民主党系の候補者の主張に大きな違いはなかった。4大事業(新幹線、国営諫早湾
干拓の開門調査、石木ダム、県庁舎移転)への主張の違いも有権者には分かりにくかった。目立った争点は
なかったのではないか。

 −中村の勝因は。

 C 大仁田の出馬で無党派層の票が分散したのは、橋本には痛かった。自民県連幹部も「大仁田さまさま」
とはしゃいでいた。

 A 自民党を推薦した県農政連もよく動いた。民主党本部が大勢の国会議員を送り込んで圧力をかけた
ようだが、動じなかった。自民党県議団も来年の県議選への影響を考えてか珍しくまとまった。

 C 告示前に来県した自民党の小泉進次郎の応援は話題を呼び、無党派対策として効果的だった。
「裏方に徹する」作戦だった自民党が表に出やすくなった。

 D 後継者を指名しなかった金子知事も変装してこっそり中村の街頭演説などを見守っていた。記者に
見つかり「別に…」とか言っていたけど、やっぱり心配だったのだろう。

 −橋本の敗因は。

 A 橋本に近い関係者は「選挙運動をする人の真剣さの違い」を挙げた。「政権交代時の余韻に浸っていた
のでは」という声もあった。すでに世の中には「また変えろ」という空気が広がっていることに気付かなかった
のだろうか。

 B さっきも話が出ていたが、やはり、大仁田に足を引っ張られたのが痛かった。選挙戦最終日の「マイク
納め」の会場が大仁田と重なり、大仁田の演説で橋本の声が聞き取りにくくなったのは、今回の知事選を
象徴しているように見えた。

 C 民主党は自民党よりも地方議員が少なく、人を集めきれない決起集会もあった。国会議員の締め付けも
逆効果になったようだ。

 B 候補者の選考方法も禍根を残したのでは。本来地元で決めるところを決めきれず、国会議員にげたを
預けた。東京の「密室」で選ばれたというイメージは良くない。ある労組幹部は「候補者に親近感がないと
知人に広げようと思わない」と話していた。

 −民主党の「政治とカネ」の問題は影響したか。

 B この問題が浮上し、「民主党は期待外れだ」という空気が広がったようだ。橋本を応援したある市議は
「問題をあちこちで持ち出され、支援をお願いしにくくなった」と嘆いていた。

 C 「政治とカネ」の問題だけでなく、迷走する鳩山政権に失望する声も聞いた。マニフェストを実行できない
民主党に批判的な人も増えているみたいで、そういう人の票も他候補に流れたのではないかな。

 −ほかの候補者の敗因は。

 E どの候補者も与野党対決の構図に埋没した感があった。大仁田は「プロレスラーに政治ができるの?」
という疑問の声を取り除くのに苦労した。演説では学歴や元参院議員の経験を強調したが、浸透せず、結局
知名度頼りになってしまった。

 F 押渕は唯一の女性候補をアピールしたが、集会ではメモを見て話すなど演説に不慣れなことを露呈した
のはまずかった。深町は存在感を出せなかった。

2010年2月23日長崎新聞掲載

1195とはずがたり:2010/02/24(水) 16:20:20
政権交替は自民党的利権配分に嫌気が差した部分もあったとおもうんですけど,小沢側近の特にピン辺りの地方の恫喝は酷いっすね。
問題だとすると政治とカネよりもこっちのほうがより根源的で痛い気もします。

1196名無しさん:2010/02/24(水) 17:25:09
>>1194
というか、国政で変えてみてたいしてうまくいってないものに、あえて県政で変えていく必要を感じなかったというのではないんですかね。
空気の表現なんて難しいですが、「また変えろ」というのは違う気が。
また変えてどうしたいのかわからんし。

1197 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/24(水) 18:00:51
>>1196
同感です。記者Aさんが、無理矢理、国政の政権交代を結びつけてコメントしているだけのような。
昨年総選挙時の民主党の選挙活動では通用しない、という意味なら同意できるのですが。

>>1195
>>1192で言うテストケースの悪い面ばかりが、目立ってしまったのですかね。
とはいえ、政権与党として、実現性の怪しい総花的なマニフェスト、政策を街頭演説する選挙戦は、
通用しそうもありませんし。

1198チバQ:2010/02/24(水) 22:28:22
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100218ddlk40010334000c.html
検証・市政の課題:行橋市長選を前に/上 不況 /福岡
 ◇“乾いたタオル絞る”行革 「公平」巡り不信感も
 「市役所に火をつけようかと思いましたよ」。行橋市で建設業を営む男性(60代)は声を震わせた。

 ここ10年、公共事業が激減し、数十万円単位の小規模工事で食いつなぐ毎日だ。数年前、火事で自宅を失い、以来、プレハブに住み続けている。国民健康保険税(国保税)支払いが滞り、昨夏にはとうとう市から銀行貯金約40万円のうち30万円を差し押さえられた。

 「民家のブロック塀を積む仕事の代金が振り込まれた直後の差し押さえ。次の仕事が入った時の資金と当て込んでいたのに。以後、仕事らしい仕事はない。今は妻のパート収入が頼り」と男性。窮状を、力なく訴えた。

 市は04年度、06年度まで(その後10年度までに延長)の行政改革計画を策定した。職員削減や滞納税徴収など「乾いたタオルを絞る」(市総合政策課)ような支出カットや歳入確保を進める。税滞納者には04年度から法措置も辞さず、今年2月中旬までに計3138件(総額1億6909万円分)を差し押さえた。

 徴収される側からすれば過酷な措置だが、背景には厳しい財政事情がある。00年度、国から市への地方交付税は一般会計の26%にあたる65億円にのぼり、建設事業には72億円が充てられた。しかし以後、国は交付税を削減。08年度は41億円で、建設事業も25億円に減った。

 市納税対策課、森渕幸二課長は「厳しいからこそ公平さと歳入確保を図るための法的措置が必要だ」と語るが、男性は「年金も払ってないから受給できん。憲法が保障する最低限の生活が脅かされている。70、80まで生きられるんじゃろうか」。市が強調する「公平」に不信感を募らせる。

 一方、行橋は、日産自動車九州工場(苅田町)、トヨタ自動車九州(宮若市)、ダイハツ九州(大分県中津市)の中間に位置しているとあって下請け企業が並ぶ。基幹産業ともいえるが、一昨年秋の“リーマンショック”から依然立ち直れずにいる。

 「どん底は抜けたが、操業は今も生産能力の半分程度」。地元の自動車部品工場の係長はこう言って肩を落とした。リーマンショック後、受注が落ち込み、13人いた従業員は一時6人に。現在、22人にまで回復したが「いまだ黒字転換の見通しはたたない」と係長。40人体制にし雇用拡大に貢献するのが目標だが、道のりは険しい。

  ◇  ◇

 任期満了に伴う行橋市長選は21日告示、28日投開票される。市町村合併が相次ぐ中、みやこ、築上両町(当時は勝山など旧5町)との合併協議は不調に終わり、単独行政を続ける。長引く不況は産業界を直撃。ハローワーク行橋の有効求人倍率は、県北部最低の0・31(09年12月)を推移している。ただ、14年3月までに待望の東九州道行橋インターが開通するなど経済的好機も迎える。市政の課題を追った。【降旗英峰】

〔京築版〕

1199チバQ:2010/02/24(水) 22:28:51
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100219ddlk40010422000c.html
検証・市政の課題:行橋市長選を前に/中 東九州道 /福岡
 ◇開通への期待と課題交錯、中心街へ客いざなえるか
 行橋市吉国の東九州道行橋インター予定地で今月2日、苅田町上片島−同インター間の起工を祝う安全祈願祭があった。これで東九州道の苅田〜行橋間は13年度開通が具体化した。

 同区間は基本計画が決まって18年。この間、旧道路公団の民営化で新規路線の凍結論が一時浮上、今も無料化への取り組みで建設財源に一抹の不安が残る。「民営化だ、無料化だ、と言う前に、まず東九州道を造ってくれ」。市の井上義孝・都市整備部長の本音だ。「開通すれば農水産物を早く出荷できる。観光客も来る。企業誘致も期待でき、インター付近に工業団地を造る構想もある」

   ◇   ◇

 インター予定地から東へ約2キロの市中心部は行橋駅東に七つの商店街が並ぶが、郊外店進出で、226店中51店が空き店舗(06年現在)。中町と西町両商店街(計約20店)は08年から夏に風鈴祭りを開く。風鈴と打ち水、そうめん流しで客を呼ぼうとの狙いだ。

 企画者の一人で創業約120年の和菓子店5代目、大村重彦さん(43)も「行橋パーキングエリアに商品を置ければ、アンテナショップになる」と東九州道に期待する。同時に「しかしお客には“あの”渋滞を越えてもらわなくちゃならない。広い駐車場もない」と課題も実感する。

 市内は国道201号と、それに交差する安川通り(国道496号)で朝夕中心に渋滞が頻発するが、201号バイパス(4・5キロ)や安川通り延伸(895メートル)はこれから本格整備する段階。中心街は道幅が狭く、大村さんの店の前も一方通行。郊外店のような広い無料駐車場はない。

 市商工水産課は「開通すれば、北九州市や福岡市に顧客を吸い上げられる恐れもある。商店主やNPOが2〜3月にひな祭り、4月に昭和の日イベントなど催事を開いており、タッグを組んで集客を図りたい」と話すが、東九州道利用者を中心街へいざなう具体策はまだ見えていない。

〔京築版〕

1200チバQ:2010/02/24(水) 22:29:20
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100220ddlk40010402000c.html
検証・市政の課題:行橋市長選を前に/下 漁業 /福岡
 ◇後継者育成が急務 高齢化顕著 「所得補償の検討を」
 20〜30代2人▽40〜50代11人▽60代14人▽70代以上101人。行橋市最大の漁港、蓑島の年齢別漁業者数だ。60代以下が束になっても70代以上の4分の1。極端な高齢化だ。若手の1人、中山勲さん(36)は憂う。「70代が引退したら魚を取る人がいなくなっちまう」

 かつて蓑島の海はシャコ、カニ、ハモと魚種豊富な好漁場で、干潟のアサリも安定した収入源だった。85年の漁業センサスで漁業者は286人。10〜40代は152人いた。ベテラン漁師の記憶では、このころから漁獲量が落ち、漁業者も減って高齢化が進んだ。今、シャコやアサリはほとんど取れない。

 中山さんはサラリーマン家庭に育って漁師になった珍しい存在。「水産高校卒業後、先輩漁師の手伝いをして仕事を覚えた。後継者を育てて昔の活気を取り戻したい」と願う。

 蓑島は今、養殖カキに活路を見いだし「豊前海一粒かき」のブランド名で売り出している。市も80年代後半から、放流事業に力を入れて漁獲維持を図り、毎秋のカキ発売に合わせて産業祭を開き、宣伝に努める。

 そのカキも安泰ではない。近年は台風被災やノロウイルスの風評被害があった。働き盛りの中山さんでさえ、台所事情を「食ってはいける」と表現する状態。市長選に立候補を予定する現職の八並康一(70)、新人の田中純(63)の両氏はマニフェストで漁業にほとんど触れず、八並氏が「漁港整備等を進め、漁業経営安定に努める」とした程度。後継者問題への言及はない。

 中山さんは「昨夏の衆院選でも、民主党が農家の所得補償を公約に掲げたが、水産業はあまり議論されなかった。漁業も、せめて若手が一人前になるまでの所得補償は検討してほしい」と話す。

 両候補が掲げる道の駅建設には期待を寄せる。「道の駅では農産物以上に魚介類が人を呼ぶ。海の見える場所に道の駅ができれば買い物客で活気が出る。漁業体験会を開けば後継者作りにつながるかも」。だが「道の駅は商店街の客を奪ってしまうかもしれない」と市の光沖和朗・商工水産課長は頭を悩ます。

 山積する課題。市長選での積極論争が期待される。【降旗英峰】


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