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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

423千葉9区:2009/05/05(火) 10:12:13
>>413-415とか
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090504-OYT1T00738.htm
「そのたび右往左往」の1週間…河村流に名古屋市幹部グチ
 名古屋市の河村たかし市長(60)が就任してから4日で1週間。

 新市長はこの日も休日返上で、国の登録有形文化財を視察するなど、精力的な活動を続けた。従来の地方行政の枠組みにとらわれない目まぐるしい展開に、市職員や市議からは早くも戸惑いの声が上がっている。

 午後3時、同市中区の堀川沿いにある昭和初期のビル「旧加藤商会」を視察した河村市長。母校・旭丘高校(同市東区)の校舎建て替えの際、自らの体と校舎を鎖で結んで反対した経験を持つだけに、「こういう建物を残さないかん。名古屋城本丸御殿ばっかりじゃない」と述べ、古い建造物を守る条例案を6月定例会に提案する考えを示した。

 市長公用車のトヨタ「センチュリー」の売却、名古屋弁を子供たちに教える「名古屋ことば探検室」設置、市役所への市民税減税と地域委員会の垂れ幕設置など、選挙で掲げた政策を次々と打ち出している。

 さらに、就任初日の28日には従来、非公開だった幹部会を報道陣に公開。局長ら幹部に対し、「テレビや新聞のカメラの向こうには、市民がいることを忘れないでほしい」と述べ、今後も原則として公開する方針を示した。

 市の幹部は「普通は政策を煮詰めてから発表するが、市長は初めにアイデアをぶち上げて既成事実化する。そのたびに右往左往している」と話し、別の幹部は「政策を実現できなければ、われわれも堀川(名古屋市中心部を流れる川)に捨てられるのか」と冗談とも本気ともつかない言葉を口にした。

 市議会で野党となる自民党市議団の一人は、「パフォーマンスにはパフォーマンスで対抗したいが、それも難しい。このまま市長のペースに乗るわけにはいかない。時間をかけて、われわれと議論するべきこともあるのではないか」と話す。

 周囲の戸惑いをよそに、河村市長は「改革にはスピードが大切。4年とか8年とかでは話にならん。商売だったら半年がせいぜい。休んどる暇はない」と意欲満々だ。5日も見直しを掲げる「4大プロジェクト」の一つ、モノづくり文化交流拠点の予定地となっている名古屋港金城ふ頭を視察する。

(2009年5月4日22時35分 読売新聞)

424千葉9区:2009/05/05(火) 10:32:02
http://www.asahi.com/politics/update/0428/NGY200904280026.html
止まらぬ河村節、肝いり垂れ幕は「邪魔」撤去 名古屋(1/2ページ)

 名古屋市の河村たかし市長(60)は就任初日の28日、市幹部、職員、市議会と、あいさつの場に3回立ち、いずれも「絶対に」と公約の実現への決意を繰り返した。ただ、51万票を背負って意気込む河村氏と対照的に、市議や職員の鈍い反応が目立った。(井上未雪、太田航)

 午前8時15分 自宅そばの「古出来町」バス停から市バスで出勤。到着した市役所前では、300人の職員が拍手で迎えた。握手を求める職員もおり、笑顔の新市長。

 午前9時半 市の局長や副市長が参加する幹部会を前に訓示。市民税10%減税を「絶対実現します」と断言した後、実現するための節約策について「みなさんにお任せします。市から渡された事業書を見ると全部必要になってしまう」と話すと、すかさず、住田代一副市長が一言。「必要だからやっています」

 午前10時 幹部職員ら350人を前に「もし(公約を)やらなんだら堀川か名古屋港に沈められますので、絶対やっていただきたい」と念押し。

 午前11時 議会で所信表明。ここでも「絶対に」を強調。上園扶佐江議長からのお祝いの言葉は「世界は未曽有の金融危機にあり、堅調に推移していた経済状況も急速に下降しています」と、260億円の財源が必要と言われる減税施策への牽制(けんせい)ともとれる発言。あるベテラン市議は「弱腰だとか、河村氏への攻撃だとか、市議はみんないろんなこと、言っとるよ」。

 午前11時40分 新市長が市議会各会派の控室へのあいさつ周り。自民党で河村氏と幹部が押し問答。河村氏が「中入って顔出さんと。一言ぐらい言わせてくれ」と言うと、桜井治幸団長が「みんな飯食べとる。もう聞いたでいいがや」とシャットアウト。

 正午 正面階段に「日本減税発祥の地ナゴヤ」「日本民主主義発祥の地ナゴヤ」と長さ約10メートルの垂れ幕2本がかけられる。選挙期間中は市役所本庁舎外壁へ垂らすと公言していたが、「垂れ幕はかけない」との官庁街の申し合わせがあると説明を受け、役所内にとどめた。夕方には「避難経路上にあり、邪魔になる」などの理由で外された。

     ◇

 この後、河村氏は報道機関などへのあいさつ回りやテレビ局の取材をこなした。

425千葉9区:2009/05/05(火) 21:05:12
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/ngo_election/ngo_election090427_1.htm
始動 河村市制 (上)河村改革に最多51万票

 32年ぶりに与野党の“ガチンコ対決”となった名古屋市長選は、「市民税の10%減税」を柱とする行財政改革などを訴えた前民主党衆院議員の河村たかしさん(60)が、市内のすべての区で他の候補に大差をつける圧倒的な強さで制した。「総理を狙う男」をキャッチフレーズに、党代表選へ挑戦すること6回。党内で推薦人が集まらず、一度も出馬できなかった河村さんだが、還暦を機に転身した市長選で、高い知名度を武器に“名古屋の総理”の座を射止めた。公約の減税を実現するには、市議会や市役所、さらには国との綱引きも予想されるが、51万を超える過去最多の得票は、河村さんの大きな後ろ盾になりそうだ。

 「どえりゃあ、うれしい。今回は『河村さん、期待しとるでよ』という声が多かった。役所にたまった税金を庶民に取り戻す。これから日本が変わっていく」

 26日午後9時15分、名古屋市東区古出来の事務所前。当選確実の一報を受け、河村さんが両手を上げて何度もジャンプし、喜びを爆発させると、支援者から大きな拍手が起きた。

 告示からの14日間、自転車で市内315キロを駆け抜けた河村さんは、日焼けした顔をほころばせ、「まずは減税。絶対にやりますよ。できなかったら(私を)堀川か名古屋港に放り込んでくれ。議会も庶民から選ばれているんだから、賛成しなかったらおかしいでしょう」。トレードマークともいえる独特の名古屋弁でまくし立てた。



 バンザイから1時間後、西区のホテルで開かれた記者会見で、“河村節”はさらにヒートアップした。「市民税は6月議会で条例改正案を出したい。コンピューターの数字をなぶるだけでできると聞いとるよ」。自信満々に話すと、おもむろに立ち上がって、胸にしのばせていた垂れ幕を誇らしげに見せた。

 胸の高さほどの垂れ幕には、「日本減税発祥の地ナゴヤ」「日本民主主義発祥の地ナゴヤ」と書かれていた。「この2本を市役所の玄関に掲げる」と宣言し、「垂れ幕に税金は使わんよ。カンパで30万円集める」とうれしそうに話した。

 一方、記者団から高い投票率と大量得票の感想を聞かれると、「それだけの期待をかけていただき、ありがたかった。言ったことは必ずやります」と笑顔から神妙な表情に変わった。



 対立候補に大差をつけて勝ち、千葉、秋田両県知事選で連敗していた党のピンチを救った河村さん。事務所でバンザイの様子を見守った同党県連の杉岡和明幹事長は、「連敗を止めたのは大きい。西松建設の違法献金事件はあったが、政権交代を望む国民の意思は変わっていない」と安堵の表情を見せた。

 だが、河村市政の与党となる民主党市議団の吉田伸五団長は、「大勝で、われわれの話に耳を貸さなくならないか心配だ。河村さんが、やりたいことを市民にきちんと伝わるよう、市議会でも議論を尽くすことが大切だ」と表情を引き締めた。同市議団の選対本部長でありながら事務所に姿を見せなかった奥村文洋議員は、「これだけの支持を受けたのだから、河村さんの考えは尊重する。だが、意見が異なる部分はまだあり、必要な場合はブレーキ役を務める」と、“独走”を警戒した。



 党内に波紋を起こして出馬した名古屋市長選で強さを見せた河村さん。選挙戦で掲げた公約をどう実現させていくのか。河村市政の展望と課題を探る。



(2009年4月27日 読売新聞)

426千葉9区:2009/05/05(火) 21:05:55
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/ngo_election/ngo_election090428_1.htm
始動 河村市制 (中)職員の抵抗 どう対処
マイク握り「協力してちょうよ」

 初当選から一夜明けた27日、午前中に名古屋市役所で当選証書を受け取った河村たかしさん(60)は午後0時半過ぎ、自転車に乗って再び市役所前に現れた。おもむろにマイクを握ると、市庁舎に向かって呼びかけた。

 「(選挙戦で)税金で食っとる方が極楽だと言ってきた。色々と思う方はおられるだろうが、事実であることは間違いない」

 昼休みに庁舎から出てきた市職員らは、声の主に驚き足を止めると、遠巻きに耳を傾けた。選挙戦で聴衆が沸いた決めぜりふに、若手職員は「先が思いやられます」と顔をしかめた。

 河村さんの声は庁舎内にいた幹部の席にも届いた。「マニフェストだけでは分からない部分も多い。これから詳しい話をうかがっていきたい」。幹部は努めて淡々と話した。



 6期24年にわたり、市長は市役所出身者が務めてきた。長年、幹部職員も国や県から受け入れていない。そこに、市民税減税や職員人件費の総額10%削減を掲げる河村さんが乗り込んでくる。

 27日で任期を終えた松原武久市長は、元中部経済産業局長の細川昌彦さん(54)を支援し、河村さんの減税などを批判したが、幹部を含めた大半の職員は冷静に選挙戦を見守っていた。

 各候補のマニフェストが出そろった4月上旬、各部局の総務課長が会議室に集まり、内容の分析を開始した。河村さんが優勢との見方が強まると、「市民税10%減税の課題」とする内部文書を作成し、減収分に相当する250億円の財源探しを始めた。

 河村さんは選挙期間中から、「減税は絶対に実現できる。早ければ6月定例会に提出したい」と自信満々に繰り返した。それは、財政局幹部の一人が「書けと言われれば、条例改正案は6月議会にも間に合います」と、河村さんの陣営に伝えていたからだった。



 だが、公務員批判を繰り返してきた河村さんへの抵抗、警戒感は根強い。河村さんは選挙戦中盤には、「市長給与を現在の約3分の1の年間800万円に引き下げる」と明言し、職員給与削減に向けて先手を打った。

 職員約8000人が加入し、市長選では愛知県商工団体連合会長の太田義郎さん(65)を推した名古屋市職員労働組合の中川悟書記長は、「市民サービスの水準を維持するためにも、職員の労働条件を守る必要がある」と主張する。

 約4000人が加入する自治労名古屋市労働組合の上野勉執行委員長は「職員の仕事を実際に見ているのかという思いはある」と、河村さんの姿勢を疑問視したうえで、「最終的には新市長と組合の話し合いが大切だ」と話した。

 河村さんが政策を実現するには、約2万7000人の職員の協力が不可欠だ。市役所前での演説を河村さんはこう締めくくった。「面白い名古屋をつくって、市役所のみなさんにも働きがいのあるようにします。協力してちょうよ」



(2009年4月28日 読売新聞)

427千葉9区:2009/05/05(火) 21:06:36
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/ngo_election/ngo_election090429_1.htm
始動 河村市制 (下)「減税」51万票の重み
「反対できん」確信に

 「51万4513人のみなさんにご信任いただいて名古屋市長になりました。市民のみなさん、チャンスを与えていただいて、本当にありがとうございます」

 28日午前11時、名古屋市議会の議場で、河村たかし新市長(60)が就任のあいさつを始めた。市が用意した原稿は断り、自らが市政にかける思いと「市民税減税」などの政策について、議場の議員や傍聴の市民に向かって、そらで語った。

 あいさつが、公務員批判に及ぶと、「おまえさんも税金で食っとったろう」とヤジも飛んだが、気にする様子もなく続けた。「市長は庶民の代表。偉い人じゃない、友達、仲間ですから。市民のみなさん、議員のみなさんと一緒になって、魅力のある名古屋をつくっていきましょう」



 河村市長誕生の結果、民主は与党に、対立候補を支援した自民と公明、共産が野党になる。市議会の定数は75。民主系市議は28人の少数与党に過ぎない。

 逆に自民は選挙直前に2会派が合流して23議席となり、公明の14議席と合わせると37議席で過半数にあと1議席に迫る。さらに、河村市長の推薦決定過程に不満を持つ民主市議もいたことから、「河村市長になっても、民主市議の一部を取り込めば、過半数をとれる」(自民党市議団幹部)ともくろんでいた。

 「財源確保が難しい中、将来の世代に負担を強いる減税は絶対に受け入れられない。不信任案の提出もありうる」。同市議団幹部らが選挙期間中に見せていた強気な姿勢も、「過半数をとれる」という読みからだった。事実、選挙後に民主市議の1人が民主党市議団に対し離団届を提出した。



 だが、河村市長の51万もの得票数は、こうした自民、公明の思惑を吹き飛ばした。自民党市議団の桜井治幸団長は、「過去最多得票の重みは無視できない。減税についてもその内容次第で、是々非々に対応するしかない」と話す。公明党市議団の一人も「あれだけの票を取られれば正面から反対はできない。市民税を支払っていない年金生活者や、低所得者への配慮を求めていく」と軟化してきた。

 新市長の約15分間の演説が終わると、与党の民主市議だけでなく、自民議員の一部からも拍手が起きた。

 河村市長は選挙戦の前から「市議会は減税に反対できない」と自信たっぷりに話してきたが、就任あいさつでそれは確信に変わっていた。議会でのあいさつ、松原武久前市長との引き継ぎを終えた新市長は、「わしがやろうとしとるのは革命だから。そんなに簡単に賛成してもらったら、つまらんじゃないですか」と不敵な笑みを見せた。

(この連載は、小山内晃、館林千賀子が担当しました)



(2009年4月29日 読売新聞)


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