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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

427千葉9区:2009/05/05(火) 21:06:36
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/ngo_election/ngo_election090429_1.htm
始動 河村市制 (下)「減税」51万票の重み
「反対できん」確信に

 「51万4513人のみなさんにご信任いただいて名古屋市長になりました。市民のみなさん、チャンスを与えていただいて、本当にありがとうございます」

 28日午前11時、名古屋市議会の議場で、河村たかし新市長(60)が就任のあいさつを始めた。市が用意した原稿は断り、自らが市政にかける思いと「市民税減税」などの政策について、議場の議員や傍聴の市民に向かって、そらで語った。

 あいさつが、公務員批判に及ぶと、「おまえさんも税金で食っとったろう」とヤジも飛んだが、気にする様子もなく続けた。「市長は庶民の代表。偉い人じゃない、友達、仲間ですから。市民のみなさん、議員のみなさんと一緒になって、魅力のある名古屋をつくっていきましょう」



 河村市長誕生の結果、民主は与党に、対立候補を支援した自民と公明、共産が野党になる。市議会の定数は75。民主系市議は28人の少数与党に過ぎない。

 逆に自民は選挙直前に2会派が合流して23議席となり、公明の14議席と合わせると37議席で過半数にあと1議席に迫る。さらに、河村市長の推薦決定過程に不満を持つ民主市議もいたことから、「河村市長になっても、民主市議の一部を取り込めば、過半数をとれる」(自民党市議団幹部)ともくろんでいた。

 「財源確保が難しい中、将来の世代に負担を強いる減税は絶対に受け入れられない。不信任案の提出もありうる」。同市議団幹部らが選挙期間中に見せていた強気な姿勢も、「過半数をとれる」という読みからだった。事実、選挙後に民主市議の1人が民主党市議団に対し離団届を提出した。



 だが、河村市長の51万もの得票数は、こうした自民、公明の思惑を吹き飛ばした。自民党市議団の桜井治幸団長は、「過去最多得票の重みは無視できない。減税についてもその内容次第で、是々非々に対応するしかない」と話す。公明党市議団の一人も「あれだけの票を取られれば正面から反対はできない。市民税を支払っていない年金生活者や、低所得者への配慮を求めていく」と軟化してきた。

 新市長の約15分間の演説が終わると、与党の民主市議だけでなく、自民議員の一部からも拍手が起きた。

 河村市長は選挙戦の前から「市議会は減税に反対できない」と自信たっぷりに話してきたが、就任あいさつでそれは確信に変わっていた。議会でのあいさつ、松原武久前市長との引き継ぎを終えた新市長は、「わしがやろうとしとるのは革命だから。そんなに簡単に賛成してもらったら、つまらんじゃないですか」と不敵な笑みを見せた。

(この連載は、小山内晃、館林千賀子が担当しました)



(2009年4月29日 読売新聞)


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