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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

426千葉9区:2009/05/05(火) 21:05:55
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/ngo_election/ngo_election090428_1.htm
始動 河村市制 (中)職員の抵抗 どう対処
マイク握り「協力してちょうよ」

 初当選から一夜明けた27日、午前中に名古屋市役所で当選証書を受け取った河村たかしさん(60)は午後0時半過ぎ、自転車に乗って再び市役所前に現れた。おもむろにマイクを握ると、市庁舎に向かって呼びかけた。

 「(選挙戦で)税金で食っとる方が極楽だと言ってきた。色々と思う方はおられるだろうが、事実であることは間違いない」

 昼休みに庁舎から出てきた市職員らは、声の主に驚き足を止めると、遠巻きに耳を傾けた。選挙戦で聴衆が沸いた決めぜりふに、若手職員は「先が思いやられます」と顔をしかめた。

 河村さんの声は庁舎内にいた幹部の席にも届いた。「マニフェストだけでは分からない部分も多い。これから詳しい話をうかがっていきたい」。幹部は努めて淡々と話した。



 6期24年にわたり、市長は市役所出身者が務めてきた。長年、幹部職員も国や県から受け入れていない。そこに、市民税減税や職員人件費の総額10%削減を掲げる河村さんが乗り込んでくる。

 27日で任期を終えた松原武久市長は、元中部経済産業局長の細川昌彦さん(54)を支援し、河村さんの減税などを批判したが、幹部を含めた大半の職員は冷静に選挙戦を見守っていた。

 各候補のマニフェストが出そろった4月上旬、各部局の総務課長が会議室に集まり、内容の分析を開始した。河村さんが優勢との見方が強まると、「市民税10%減税の課題」とする内部文書を作成し、減収分に相当する250億円の財源探しを始めた。

 河村さんは選挙期間中から、「減税は絶対に実現できる。早ければ6月定例会に提出したい」と自信満々に繰り返した。それは、財政局幹部の一人が「書けと言われれば、条例改正案は6月議会にも間に合います」と、河村さんの陣営に伝えていたからだった。



 だが、公務員批判を繰り返してきた河村さんへの抵抗、警戒感は根強い。河村さんは選挙戦中盤には、「市長給与を現在の約3分の1の年間800万円に引き下げる」と明言し、職員給与削減に向けて先手を打った。

 職員約8000人が加入し、市長選では愛知県商工団体連合会長の太田義郎さん(65)を推した名古屋市職員労働組合の中川悟書記長は、「市民サービスの水準を維持するためにも、職員の労働条件を守る必要がある」と主張する。

 約4000人が加入する自治労名古屋市労働組合の上野勉執行委員長は「職員の仕事を実際に見ているのかという思いはある」と、河村さんの姿勢を疑問視したうえで、「最終的には新市長と組合の話し合いが大切だ」と話した。

 河村さんが政策を実現するには、約2万7000人の職員の協力が不可欠だ。市役所前での演説を河村さんはこう締めくくった。「面白い名古屋をつくって、市役所のみなさんにも働きがいのあるようにします。協力してちょうよ」



(2009年4月28日 読売新聞)


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