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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

425千葉9区:2009/05/05(火) 21:05:12
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/ngo_election/ngo_election090427_1.htm
始動 河村市制 (上)河村改革に最多51万票

 32年ぶりに与野党の“ガチンコ対決”となった名古屋市長選は、「市民税の10%減税」を柱とする行財政改革などを訴えた前民主党衆院議員の河村たかしさん(60)が、市内のすべての区で他の候補に大差をつける圧倒的な強さで制した。「総理を狙う男」をキャッチフレーズに、党代表選へ挑戦すること6回。党内で推薦人が集まらず、一度も出馬できなかった河村さんだが、還暦を機に転身した市長選で、高い知名度を武器に“名古屋の総理”の座を射止めた。公約の減税を実現するには、市議会や市役所、さらには国との綱引きも予想されるが、51万を超える過去最多の得票は、河村さんの大きな後ろ盾になりそうだ。

 「どえりゃあ、うれしい。今回は『河村さん、期待しとるでよ』という声が多かった。役所にたまった税金を庶民に取り戻す。これから日本が変わっていく」

 26日午後9時15分、名古屋市東区古出来の事務所前。当選確実の一報を受け、河村さんが両手を上げて何度もジャンプし、喜びを爆発させると、支援者から大きな拍手が起きた。

 告示からの14日間、自転車で市内315キロを駆け抜けた河村さんは、日焼けした顔をほころばせ、「まずは減税。絶対にやりますよ。できなかったら(私を)堀川か名古屋港に放り込んでくれ。議会も庶民から選ばれているんだから、賛成しなかったらおかしいでしょう」。トレードマークともいえる独特の名古屋弁でまくし立てた。



 バンザイから1時間後、西区のホテルで開かれた記者会見で、“河村節”はさらにヒートアップした。「市民税は6月議会で条例改正案を出したい。コンピューターの数字をなぶるだけでできると聞いとるよ」。自信満々に話すと、おもむろに立ち上がって、胸にしのばせていた垂れ幕を誇らしげに見せた。

 胸の高さほどの垂れ幕には、「日本減税発祥の地ナゴヤ」「日本民主主義発祥の地ナゴヤ」と書かれていた。「この2本を市役所の玄関に掲げる」と宣言し、「垂れ幕に税金は使わんよ。カンパで30万円集める」とうれしそうに話した。

 一方、記者団から高い投票率と大量得票の感想を聞かれると、「それだけの期待をかけていただき、ありがたかった。言ったことは必ずやります」と笑顔から神妙な表情に変わった。



 対立候補に大差をつけて勝ち、千葉、秋田両県知事選で連敗していた党のピンチを救った河村さん。事務所でバンザイの様子を見守った同党県連の杉岡和明幹事長は、「連敗を止めたのは大きい。西松建設の違法献金事件はあったが、政権交代を望む国民の意思は変わっていない」と安堵の表情を見せた。

 だが、河村市政の与党となる民主党市議団の吉田伸五団長は、「大勝で、われわれの話に耳を貸さなくならないか心配だ。河村さんが、やりたいことを市民にきちんと伝わるよう、市議会でも議論を尽くすことが大切だ」と表情を引き締めた。同市議団の選対本部長でありながら事務所に姿を見せなかった奥村文洋議員は、「これだけの支持を受けたのだから、河村さんの考えは尊重する。だが、意見が異なる部分はまだあり、必要な場合はブレーキ役を務める」と、“独走”を警戒した。



 党内に波紋を起こして出馬した名古屋市長選で強さを見せた河村さん。選挙戦で掲げた公約をどう実現させていくのか。河村市政の展望と課題を探る。



(2009年4月27日 読売新聞)


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