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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6164チバQ:2015/04/10(金) 23:19:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk10010177000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦区を歩く/1 高崎市区・コンベンション計画 争点化の動き鈍く 論戦求める声も /群馬
毎日新聞 2015年04月07日 地方版

 JR高崎駅から東へ1キロ。市街地の一角に広大な空間がある。2004年に廃止された高崎競馬場の跡地だ。東京ドームの2倍以上の約10ヘクタール。ここに県は約280億円の事業費でコンベンション施設を建設しようとしている。施設建設の是非は、県議選高崎市区(定数9)の候補10人の間で賛否が分かれており、有権者に判断を仰ぐべき明確な対立軸の一つと言える。

 「ハコを作れば人が来る時代は終わった。今後は人に対し税金を使っていかなければならない。群馬に何が必要か、慎重に考える必要がある」

 告示翌日の4日、現職候補の一人は個人演説会で語気を強めた。しかし選挙戦では議論が成り立っていない。主要な争点からこぼれ落ちそうになっているのが現状だ。

 施設整備については、自民の岸善一郎、清水真人、桂川孝子、橋爪洋介、関根圀男の5氏と公明の福重隆浩氏、無所属の中島篤氏が基本的に賛成。民主の角倉邦良氏、後藤克己氏と共産の伊藤祐司氏は反対・慎重の立場を取ってきた。

 県はこれまで、展示会や見本市、国際会議、コンサートも開けるコンベンション施設は、交流人口を増やし、百億円単位の経済波及効果をもたらし、群馬の経済をけん引する存在になると説明してきた。それでも今回の選挙戦では、予定地周辺の座談会や個人演説会で建設計画に触れられる程度の場合が多い。

 背景には、「地域によって温度差がある」(岸氏)、「景気回復を求める人が多い。市民の関心が高い話題を話したい」(橋爪氏)、「建設計画自体が変わってきており、意見を集約し方向性を定める方が大事」(福重氏)−−といった各陣営の考えがあるという。候補者は現職9人、元職1人と10人全員が県議経験者。一進一退の攻防の中で、現職候補の陣営幹部は「効果が図りにくいコンベンション計画にあえて触れるのはパンドラの箱を開けるリスクがある」と明かし、触らぬ神にたたりなしの構えだ。

 一方、有権者からは論戦を求める声も上がる。競馬場跡地から徒歩10分圏内に住む50代女性は「計画の問題点を指摘する演説を聞くことはあるが、施設のメリットについてもじっくり聞いてみたい」。別の男性会社員(48)は「群馬の発展がかかる計画だからこそ、各候補の主張と結びつけ1票を投じたい」と話した。

 コンベンション施設は県が2020年までの開業を目標とする。有権者の意思が反映される機会は、実質的に今回の県議選と今夏の知事選の2回しかない。別の現職候補の陣営関係者は小声でつぶやいた。「群馬の今後数十年間を占う重要問題。本来は賛成、反対意見を戦わせ、有権者に判断してもらうテーマなのに、もったいない」【角田直哉、山本有紀】=つづく

   ×  ×

 12日の投開票日に向け、激戦が繰り広げられている県議選の注目選挙区を歩いた。

6165チバQ:2015/04/10(金) 23:19:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk10010221000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦区を歩く/2 太田市区・富士重の企業城下町 民主重鎮に危機感、自民4氏も懸命 /群馬
毎日新聞 2015年04月08日 地方版

 「前回は最下位。5期やっても安泰なんて絶対にない」。太田市区(定数5)の現職、黒沢孝行・民主党県連会長の地元で4日夜に開かれたミニ集会で、選対委員長の長谷川嘉一・元県議が熱く訴えた。呼応して会場の熱気が高まるわけでもなく、出席した20人足らずの支持者は黒沢氏の話に静かに聴き入った。

 太田は富士重工業の企業城下町。連合傘下の自動車、電機を中心とした労組票が存在し、自民王国の群馬で民主が大量得票できる可能性がある数少ない地域とみられてきた。実際、民主が政権交代を果たした2009年の衆院選では比例代表で4万8542票を獲得し、自民の2万9956票を大幅に上回った。県議選でも常に3議席目を狙ってきた。しかし、11年の前回は候補3人で計2万7343票。黒沢氏は前々回より3000票以上も減らし、次点と657票差の最下位当選だった。黒沢氏は「党への逆風が強かったのに、選対は安泰ムードで笛吹けど踊らず状態だった」と振り返る。

 前回からの4年間で民主の退潮傾向に歯止めがかかったとは言い難い。県連は県議選に向け候補発掘を続けてきたが、擁立できた新人は県内全域で1人のみ。「守りの選挙」の象徴が、候補を前回の3人から現職2人に絞り、県連会長が議席死守を目指す太田市区だ。

 自民は今回、穂積昌信、山崎正紀、山崎俊之、高田勝浩の4氏を擁立。うち1人は「自民は候補者が出過ぎ。異常な状況」と漏らす。別の自民候補も「4人も出ると保守票が割れるだろう。正直やりにくい」と語る。しかし、前回トップ当選後に衆院議員に転出した笹川博義氏は「それぞれが地元を固められれば全員当選できるはず」とそろばんをはじく。強固な支持母体を持つ公明現職の薬丸潔氏も組織を固める。

 後援会組織を持たず浮動票に狙いを定める民主現職の阿部知世氏も市内全域をくまなく回る。昨年末の衆院選比例代表で民主は、市内の得票が1万6920票にとどまった。今回、仮に票の上積みがないまま2候補が支持を二分すると、ともに当選ラインに届かず共倒れの恐れもある。連合は「県連会長を絶対に落選させない」と躍起になっている。黒沢氏は「実績は票に結び付かない。自民4人に囲まれ、完全にターゲットにされている」と危機感を強める。

 黒沢選対幹部の一人は現在の情勢を「うんと強い人も、うんと弱い人もいない団子レース」と分析する。自公5人による議席独占が非現実的ではないという意味でもある。【吉田勝】=つづく

6166チバQ:2015/04/10(金) 23:20:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk10010092000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦区を歩く/3 邑楽郡区・半世紀不在の自治体 争点なき「地縁戦」 冷めた声も多く /群馬
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 「52年間、邑楽町から県議が生まれていない。このチャンスを逃したら、あと15年や20年は出せない」。前邑楽町議会議長で保守系新人の本間恵治氏は3日の出陣式で繰り返した。邑楽郡区(定数3)の候補者は自民2人と保守系無所属4人の計6人。新人5人は元町議だ。板倉、明和、千代田、大泉、邑楽の5町からなる邑楽郡では、各候補の政策の違いは分かりにくく、地元代表を送り出せるかどうかの激戦が繰り広げられている。

 有権者が2番目に多い邑楽町では、金子万喜太氏(故人)が1963年まで県議を務めて以降、2人が挑んだが当選者はいない。本間氏の出陣式では共産党の町議も「地元に県議がいるのと、いないのでは大きな違いがある」と支持を訴え、あいさつした8人のうち6人が県議不在を憂えた。本間建次選対委員長(72)は「町内の区画整理事業も地元県議がいればもっと順調に進むはず」と期待をふくらませる。

 有権者が最少の明和町。明和工業団地を東西に貫く町道の県道昇格が懸案になっている。約100ヘクタールの団地内には飲料充填(じゅうてん)メーカーや電子機器、印刷などの工場が並び、町道の通行量は、南側に平行して走る県道を上回る。町は道路の「交換」を毎年要望している。町の担当者は「生活道路として整備した町道は路盤が薄く傷みが激しい。歩道の整備も遅れ、危険な通学路になっているが、町による維持管理は財政的に厳しい」と指摘する。59年に久保庭仁一郎氏(故人)が落選して以来56年間、県議を出していない。町議だった薗田繁氏が「県議に頼めば直るところもあるのに、身近にいなかった」と県議転身を目指す。79年の県議選に社会党(当時)公認で立候補し約600票差で次点だった岡安利一さん(70)は、薗田氏の後援会長として「県議は明和の悲願だ」と話す。

 県議を輩出してきた大泉町からは自民現職の久保田順一郎氏と無所属新人の山口将氏が出馬。板倉町からは自民の川野辺達也氏と無所属の森田義昭氏の2新人が立候補している。板倉町の陣営幹部は「血縁や知人関係がなければ地縁が票になる」と他陣営の選挙戦術を分析する。

 一方、陣営関係者以外の有権者からは冷めた声が多く聞かれる。「地元と県のパイプ役」は利益誘導を約束する県議候補の決まり文句だが、明和町の30代女性は「県議は町議よりも遠い感じで選びにくい」と困った表情。邑楽町の60代男性は「選挙になると出てくるが、いつもは何をしているのか分からない。お化けみたいだ」と笑った。

 明和町役場に入って47年になる矢島修一副町長(65)は「地元に県議がいないことが当たり前で、不都合はないと思ってきた。県議がいることで地元の課題が解決するのかどうかは長い目で見ないと分からない」と冷静に話した。【金沢衛】=つづく

6167チバQ:2015/04/10(金) 23:21:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk10010092000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦区を歩く/4止 藤岡市、多野郡区・危機感の山間部 「町が消えてしまう」 /群馬
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 ◇大票田ばかり重視
 藤岡市・多野郡区(定数2)は、2日現在の有権者5万8699人のうち95%が藤岡市民だ。郡部の神流町と上野村で選挙区面積の62%を占めるが、広大なエリアには5%の票しかない。今回の県議選でも候補者3人全員が藤岡出身。選挙期間中、大半の時間を市内で費やしている。

 「候補者には、町村部の将来についてもマニフェストを示してほしい。何もしなければ本当に町は消えてしまう」。神流町の男性(56)は、ため息を漏らした。町内の商店街振興や若者の雇用創出のための具体策が選挙の争点になっていないと感じるからだ。

 この4年間で町内の有権者は13%も減少した。昨年、「消滅可能性」を指摘した日本創成会議の推計では、2040年時点の推定人口は691人で、30年前より71%減ると予想されている。ある陣営の選対幹部は「山間部の将来人口や過疎に対する危機感は切実。現実感が薄い藤岡市内の有権者とは異なる」と言う。

 それでも、選挙運動は藤岡市中心となる。各候補が町村部に入るのは9日間の選挙期間中に2回程度。ある陣営の責任者は「人口も少なく、行くまでに時間がかかるため、選挙運動としては非効率的」と話す。別陣営の幹部も「大票田の藤岡市内を行き来した方がはるかに票は伸びる」と本音を漏らす。

 神流町からは1987年を最後に県議が出ていない。県選管によると、戦後、上野村からの当選者はゼロだ。神流町のベテラン町議は「多野郡だけでは票が少なく、県議会に出たくても出馬しようがない。神流町に一番目を向けてくれている候補を推すしかない」と話す。それは誰か。

 自民現職の新井雅博氏は「人口減を前提とした街づくり」を強調。無所属新人の神田和生氏は「若い世代の柔軟な発想を取り入れた政治」を掲げ、金井秀樹氏は副市長を8年務めた行政経験を挙げ「即戦力」をアピールする。

 山間部の町村にとっては、人口減少による「消滅可能性」といかに闘うかが喫緊の課題だ。上野村の男性(60)も「人口対策やインフラ整備について関心があるが、各候補の政策をじっくり聞ける機会は少ない。結局は日ごろお世話になっている候補へ投票することになってしまう」と話す。

 町村部の投票率は高い。09年の神流町議選は90・67%(13年は無投票)。11年の上野村議選は91・70%だった。前回の県議選では、県全体の投票率は過去最低の49・08%だったが、地元出身の候補がいない神流町では83・03%、上野村では80・98%だった。有権者が1票に託した思いの強さを感じさせる数字だ。【田ノ上達也】=おわり

6168チバQ:2015/04/10(金) 23:33:11
http://www.jomo-news.co.jp/ns/8314285944773942/news.html
〈上野村議選〉駆け込み定数削減 10から8 再選挙回避
更新日時:2015年4月10日(金) AM 06:00
 任期満了に伴う21日告示、26日投開票の群馬県の上野村議選で、村議会は9日臨時会を開き、議員定数を現行の10から8に削減する議員発議の条例改正案を賛成多数で可決した。告示まで2週間を切っての駆け込み削減は異例だ。人口が減少し村民から削減を求める声が上がっていたことが背景にあるが、村議選の立候補者が定数に満たない可能性があり、再選挙や無投票を回避する狙いもある…

6169チバQ:2015/04/10(金) 23:35:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015040502100006.html
注目区を歩く<1>南17区(志木市) せんたく代表に自民“刺客”

2015年4月5日


 「保守系無所属の仲間を増やさない限り、県議会は変わりません」
 県議選が告示された三日午後。志木市の東武東上線志木駅近くで、無所属現職の鈴木正人(まさと)(46)が声を張り上げた。続いてマイクを握った知事上田清司は「鈴木さんは若手県議のリーダー、全国の若手のリーダーだ。県議会の丸洗いを」と支援を呼び掛けた。
 二人が批判の矛先を向けたのは、県議会最大会派の自民県議団だ。鈴木は過去三回の県議選(前回は無投票)で政党の公認や推薦を受けていないが、保守層を中心に浸透してきた。鈴木の支持者の中には自民支持者も少なくなく、自民はこれまで鈴木への対抗馬を擁立したことがない。その鈴木が今回は政治団体「プロジェクトせんたく」の代表として、上田とともに「県議会で自民を過半数割れに追い込む」と訴えている。
 対する自民は、新人で医療法人役員の穂坂泰(やすし)(41)を擁立した。穂坂は、元志木市長で県議を五期務めた自民の重鎮・穂坂邦夫(73)の次男だ。
 「私が現場で携わっている教育、子育て、介護の三本柱を充実させたい」。三日朝、穂坂は志木駅近くで開いた出陣式で力強く抱負を語った。邦夫は集まった有権者と握手を交わして支持を求め、地元選出の自民衆院議員豊田真由子(40)も応援に駆け付けた。
 選対本部長は、自民志木支部長で志木市議の小山幹雄(66)が務めている。小山はこれまで鈴木の選挙運動を支えた一人だが、今回は真っ向から争うことに。出陣式では「泰君は小学校のPTA会長や青年会議所の理事長を務め、福祉医療関係の仕事もしている。志木を良くするために、泰君は県政に行かなければならない」と訴えた。
 県議会では今夏の知事選をにらみ、上田と自民県議団の対立が深まっている。三期目の上田が四選出馬に含みをもたせる発言を繰り返す中、独自候補の擁立を目指す自民は、県議会で上田提出の予算案をたびたび修正させるなどした。そこで上田に近い保守系会派「刷新の会」代表の鈴木らが二月に結成したのが、せんたくだった。
 せんたくが県議選で公認・推薦した三十三人(民主党の候補者十人を含む)は計二十九の選挙区に立候補し、上田はせんたくの「応援団長」として各選挙区を駆け回っている。穂坂は演説ではあえてせんたくに言及していないが、取材には「選挙のための互助会にすぎない」と言い切った。
 両陣営が予想する当選ラインは一万数千票。昨年十二月の衆院選で自民は志木市で約九千九百票の比例票を得ているが、小山は「現職との一騎打ちは厳しい戦いだ」。鈴木も「個人商店が大企業に戦いを挑むようなもの。相手は強敵だ」と危機感を強めている。
  (敬称略、服部展和)
      ◇
 県議選は五十二選挙区のうち九選挙区で無投票となり、四十三選挙区で計百五十三人が舌戦を繰り広げている。注目の選挙区を歩いた。 
◆南17区(志木市)
 (定数1-候補2)
鈴木正人46 運送会社役員  無現<3> =せ
穂坂泰41 医療法人役員  自新

6170チバQ:2015/04/10(金) 23:36:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015040602100011.html
注目区を歩く<2>南9区(さいたま市浦和区) 元みんな 台風の目に

2015年4月6日


 「小林君は若くして楽天の執行役員を務めた経済の専門家。埼玉を豊かにするには、こういう人を県議会に送り込む必要がある」
 三日夜、さいたま市のJR浦和駅西口。無所属新人の小林司(44)の応援演説に立った元大蔵大臣松永光(86)が力を込めた。
 小林は、インターネット通販大手「楽天」の執行役員を務めていた二〇一〇年、参院選埼玉選挙区にみんなの党公認で出馬。約四十二万票を得たが、当選を果たせなかった。その後は楽天子会社の社長などを務めたが、再び政治家を目指して退職。「自民党であればみんなの党より政策実現の可能性が高い」と一三年に自民党員になり、県議選に出馬するため、松永が支部長を務める自民党浦和区支部の推薦を受けた。
 街頭では「自民党浦和区支部推薦の小林司です」と繰り返し、自身を自民候補だと強調している。一方で自民県連は小林から今年一月に申請があった公認を認めず、推薦も出さなかった。このため県連としては「(小林は)自民候補ではない」との見解だ。
 「今回も自民の候補は私一人だけ。支部推薦とポスターに書いている人がいるが、支部推薦なんて制度はない」。四日、浦和駅西口に立った自民現職の荒川岩雄(75)が語気を強めた。四選を目指す荒川は過去三度とも南9区に唯一の自民候補として出馬し、接戦を制してきた。
 荒川があえて「小林批判」を口にするのは、南9区には民主党支持者も多く自民が二議席を独占するのは難しいことが背景にある。ある自民関係者は「荒川さんは昨年から引退を視野に後継者探しを始めた。しかし、小林さんと反りが合わなかったため出馬を決心した」と打ち明ける。
 小林の出馬で自民支持層の票が割れれば、民主現職の浅野目義英(56)に有利になる-。「一見そう見えるが、小林さんには楽天の看板と若さがある。これまで自分が得ていた浮動票が小林さんに流れれば、弱り切った民主でどこまで戦えるのか」。浅野目自身はそんな不安を口にする。
 三選を目指す浅野目は今回、知事上田清司が支援する政治団体「プロジェクトせんたく」の推薦を受けた。スタッフの選挙ジャンパーには、急きょ作った「プロジェクトせんたく」の大きなシールを貼った。四日には上田とともに浦和駅周辺の商店街を練り歩き、「知事とともに議会改革まっしぐらでやります」と声を張り上げた。
 過去二回、荒川と浅野目が議席を分け合ってきた南9区の情勢は、小林の登場で混沌(こんとん)としている。 (敬称略、岡本太)
◆南9区(さいたま市浦和区)
 (定数2-候補4)
小林司44 (元)楽天執行役員 無新 =自
浅野目義英56 党総支部幹事長 民現<2> =せ
荒川岩雄75 弁護士 自現<3> =公
阿部健仁50 クリエーター 無新

6171チバQ:2015/04/10(金) 23:36:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015040702100006.html
注目区を歩く<3>南16区(鴻巣市) 「分断」解消 混戦に

2015年4月7日


 「県議会に送る地元代表を選ぶ選挙に参加するのは長年の夢でした。それがかなったんだから、みんな喜んでいます」。三日、鴻巣市の川里地区(旧川里町)で県議選候補者の演説に聞き入っていた住民の野呂鉄春(74)は、そう言って顔をほころばせた。
 野呂の住む旧川里町は二〇〇五年、旧吹上町とともに旧鴻巣市と合併し、現在の鴻巣市になった。当時の県議選は旧吹上町と旧鴻巣市が同じ選挙区で、旧川里町は旧騎西町(現加須市)などと同じ選挙区。しかし〇七年、一一年の県議選とも区割りは変わらず、旧川里町民は「鴻巣市代表」としての候補者に一票を投じることはできなかった。
 同じ自治体に複数の選挙区がまたがる「分断区」は鴻巣、加須、久喜、春日部、ふじみ野の五市にあった。野呂は「同じ市民なのに選挙区が異なるのはおかしい」と、是正を求める署名活動を一〇年に行った。旧川里町で有権者の半数近い約三千二百人分を集めて県議会に請願を出したが、「一五年の統一選で見直すべきだ」と先送りにされた。そして昨年にようやく区割りなどが変更され、五市とも分断区がなくなった。
      ◇
 新しい南16区では現職一人と新人三人が二議席をめぐりしのぎを削る中、川里地区も激戦の舞台になっている。
 旧川里町の有権者数は約六千九百人で南16区全体の7%にすぎず、当初は「川里での選挙運動に力を入れる候補者はいないだろう」と見る関係者もいた。ところが、実際は告示前から激しい前哨戦が繰り広げられてきたという。ある陣営幹部は「各陣営は競い合うようにリーフレットを全戸配布し、告示前に四巡目になった」と明かす。
 地元市議は川里地区の有権者について「農家が多いという土地柄から義理堅く、一度支援してくれたら“浮気”をしない方が多い」と話した上で、「このまま接戦が続けば、川里での得票数が当落を左右するかもしれない」。
 「川里攻略」の手法は四者四様だ。三選を目指す自民現職の中屋敷慎一(55)は、二月に発足した党の川里支部を拠点にし、自民の野中厚衆院議員(38)の支援を受けている。自民新人の元市議織田京子(62)は働く女性や子育て支援、介護問題を丁寧に訴え、女性票の掘り起こしに力を入れている。
 無所属新人で不動産管理会社代表の佐藤泰彦(57)は、自民公認で出馬した前回に続く挑戦だ。地元市議らの人脈を足掛かりに支持を広げる。無所属新人で元鴻巣市議の新人並木正年(44)は市長原口和久(62)の全面支援を受け、知事上田清司とパイプがあることもアピールしている。
 前回の旧東4区(旧川里町など)は無投票だったが、選挙戦となった前々回で旧川里町の投票率は36・32%。同区全体の51・03%を大きく下回った。「分断区だった川里地区の有権者は県議選への関心が低かった」と振り返る野呂は言う。「今回の投票率は間違いなく上がる」(敬称略、花井勝規)
◆南16区(鴻巣市)
 (定数2-候補4)
佐藤泰彦57 会社代表 無新 =次
中屋敷慎一55 洗剤製造販売業 自現<2> =公
織田京子62 (元)鴻巣市議 自新 =公 
並木正年44 (元)鴻巣市議  無新 =民せ

6172チバQ:2015/04/10(金) 23:36:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015040802100006.html
注目区を歩く<4>西7区(川越市) 2世とベテラン 火花

2015年4月8日


 県議選告示日の三日午後七時すぎ、川越市の結婚式場で民主新人の山根史子(ふみこ)(31)の決起大会が開かれた。会場の大スクリーンで市議四年間の活動が音楽とともに紹介された後、スポットライトを浴びて本人が登場。知事上田清司が来賓として応援演説するなど、若い新人としては破格の集会だった。
 山根は「働きながら二人の子どもを育てる母親として、女性の立場で政策提言していきたい」と唯一の女性候補を前面に打ち出し、前回失った民主の議席奪回を目指す。父親の元参院議員山根隆治(67)はマイクを握ると「この半年間、駅頭に一緒に立ってきた。娘を一人前の地方議員に育てていただきたい」と頭を下げた。
 元衆院議員中野清(79)を父に持つ自民現職の中野英幸(53)は三日、出陣式の演説の最後に父親が以前、商店主らに配ったという詩を読み上げ「二期目の挑戦に全力で、死ぬ気で戦う」と声を張り上げた。
 前回は新人ながら、父親から受け継いだ後援会がフル回転してトップ当選。今回、陣営幹部は「他陣営が『中野は大丈夫だから』と言って回っている」と票の目減りに神経をとがらせる。四日、花見客でにぎわうまつり会場を歩き回った中野は「後援会も世代交代の過渡期。本当に四人の中の一人になるのが精いっぱい」と額に汗を光らせて「安泰」説を打ち消した。
 三期目を目指す無所属現職の舟橋一浩(43)は一月に元川越市長の父舟橋功一を、二月に元衆院議員の祖母松山千恵子を相次いで亡くした。後援会幹部は「選挙前の一番大事な時期に活動できなかったとも言えるが、受け止め方の問題」と弔い合戦の盛り上がりに期待をかける。三日の出陣式で舟橋は「祖母の好きな言葉は『右顧左眄(さべん)すべからず』、父は『不撓(ふとう)不屈』の言葉を大事にしてきた」と根強い舟橋ファミリー支持者の心情に訴えた。
 一方、六期目を目指す公明現職の福永信之(62)は「私は県営住宅の六畳二間で生まれ育った。庶民の代表だ」と二世たちとの違いを強調する。「事前ポスターや文書など、過去五回とは比較にならない激しい選挙になっている」と危機感を募らせ、これまではあまり乗らなかったという選挙カーに朝から乗り、こまめにつじ立ちを繰り返す。四日午後、住宅街の児童公園前でマイクを握った福永は「政治家は結果が大事。名前だけでは価値がない」と実績を強調した。
 「中野と山根は親子、舟橋は(ファミリーの)ブランド、福永は(支持母体の)創価学会。一番危ないのは何もない私だ」。五期目を目指す自民現職の渋谷実(71)は、支持者回りから戻った事務所で厳しい表情を見せた。「今年に入り、一日二カ所のミニ集会を重ね、新しい理解者も増やした」と言う。陣営幹部は「前回は中野さんに数千票を持って行かれた。今回は今まで入らなかった路地裏まで入り『ドブ板作戦』をやる」と巻き返しを狙う。
 共産新人の本山修一(67)は川越市議を五期二十年務めたベテラン。出陣式では「戦争への道か、平和への道かが問われる選挙。国政の大問題について国民の願いを表明する絶好のチャンス」と支持を訴えた。選対幹部は「安倍政権の暴走に対し、不安の声がビンビンと返ってくる」と手応えを語る。
 無所属新人の清水英生(48)はポスター貼りを自分でこなしながら「バランスのよい健康な社会づくり」を訴えている。
  (敬称略、中里宏)
◆西7区(川越市)
(定数4-候補7)
渋谷実71 建材会社社長 自現<4>
山根史子31 (元)川越市議 民新 =せ
中野英幸53 製菓会社副社長 自現<1>
福永信之62 党県副代表 公現<5>
本山修一67 党地区委員 共新 
舟橋一浩43 NPO代表理事 無現<2> =せ
清水英生48 社会問題研究家 無新

6173チバQ:2015/04/10(金) 23:37:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015040902100008.html
注目区を歩く<5>南1区(草加市) 本命不在 7人しのぎ

2015年4月9日


 「『自民はおごりすぎだ。三人も出して』と言う人がいる。支部は二人で頑張るはずだったが一人増えた、ということなんです」
 県議選が告示された三日、東武草加駅前。無所属新人で自民草加支部の推薦を受ける須永賢治(50)の出陣式で、選対本部長が自民系の新人三人が立候補した経緯に触れ、理解を求めた。
 自民票の奪い合いが避けられない中、須永と自民公認の中野徹(45)、無所属で自民推薦の竹村美保(41)が出馬した背景には、自民県連と草加支部のねじれがあった。
 支部は昨春に須永と中野の推薦を決めたが、県連は「県議のことは県連が決める」とあらためて選考を実施。中野を公認、支部選考で漏れた竹村を推薦の候補者として擁立し、須永には推薦を出さなかった。県連は「そもそも支部推薦という制度はない」と突っぱねるが、支部は「須永推薦は支部の意思」と取り消さなかった。ある支部関係者は「一番怖いのは三人共倒れだが、我々もそんな間抜けではない。ただ三議席独占は難しい」と話す。
 「私の後を託せる人は、彼しかいません」
 無所属新人の木下博信(50)の出発式で、選対本部長を務める元県議谷古宇(やこう)勘司(64)が木下を後継指名した。続いて登壇した木下は「市長の経験を生かし、県政から草加を誇れるまちにします」と拳を突き上げた。
 木下は市長を三期、谷古宇は県議を八期務め、ともに知名度は高い。谷古宇は次の国政選挙への出馬をにらみ木下支援に回ったとみられている。ただ木下は五年前に二度の不信任決議で失職し、出直し選で落選。昨秋の市長選でも敗れている。他陣営の幹部は「木下、谷古宇とも一定の個人票を持つが、具体的な集票力は未知数」と実力を読みあぐねている。
 女性候補が三人いるのも南1区の特徴だ。竹村の出陣式には、参院議員の片山さつき(55)が駆けつけ「女性代表として頑張ってほしい」と激励した。民主現職の山川百合子(45)は、一昨年の参院選で夫が日本維新の会(当時)公認で出馬した際「筋を通す」と民主を離党したが、今回の県議選直前に復党。前回はトップ当選だが、街頭演説では「今回はかつてないほど厳しい」と繰り返している。
 もう一人の女性候補は共産新人の今村典子(68)。草加市議を四期務めたベテランだ。告示後は一日十カ所程度のスポット演説を精力的に展開する。共産は昨秋の草加市議選で、新人二人を含む五候補が全員当選するなど勢いがあり、他陣営も「今回の共産は手ごわい」と警戒する。
 「ここに来て、情勢が非常に厳しい。急きょ応援に駆けつけました」
 告示後初の週末、公明現職の蒲生徳明(54)の応援演説に立った参院議員の矢倉克夫(40)が危機感をあらわにした。「組織票があり、現職の強みもある」と他陣営が口をそろえる蒲生だが連日、国会議員が選挙区入りするなど「過去にない態勢を敷いた」(陣営幹部)とテコ入れに躍起だ。街頭では「国、県、市の各議員が連携できるのが公明党。他党とは違う」と政策実現能力の高さをアピールする。
 定数三に七人がしのぎを削る県内有数の大激戦区。「誰が勝っても不思議ではない」(複数の陣営幹部)と、本命不在の戦いは混迷を深める。 (敬称略、竹内章)
◆南1区(草加市)
(定数3-候補7)
木下博信50 (元)草加市長 無新
蒲生徳明54 党県委員長 公現<3>
竹村美保41 行政書士 無新 =自
今村典子68 (元)草加市議 共新
須永賢治50 機械製造会社社長 無新 =自
中野徹45 運送倉庫会社員 自新
山川百合子45 (元)NGO職員 民現<3> =せ

6174チバQ:2015/04/10(金) 23:37:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015041002100007.html
注目区を歩く<6>南5区(さいたま市大宮区) 首長参戦で再び白熱

2015年4月10日


 三日夕、さいたま市大宮区の住宅街で無所属新人の藤井健志(たけし)(39)と市長清水勇人(53)が肩を並べた。「県議選で、この大宮区だけは当選させたい人間がいます。長年秘書を務めてくれた藤井健志、その人です」。そう呼び掛けた清水からマイクを受け取った藤井は「かつての上司に熱いメッセージをもらった。身が引き締まる思いだ」と応えた。
 大宮は民主党幹事長の衆院議員枝野幸男(50)のお膝元で、民主支持層が根強いとされてきた。県議選の選挙区が大宮区全体で定数一となった二〇〇三年以降、議席を独占してきたのも民主の重鎮県議だ。前回はこの県議が引退し、藤井は後継として民主公認で出馬。自民公認の沢田力(つとむ)(47)と新人同士の一騎打ちで争ったが、約四千二百票差で涙をのんだ。
 その後は知事上田清司(66)の事務所長を半年間、清水の政務秘書を三年余り務め、再び南5区に名乗りを上げた。今回は政党の公認や推薦を受けず、「市長と知事とのパイプをアピールする戦術」(選対関係者)で挑んでいる。
 上田は四日に藤井とJR大宮駅周辺を四時間も練り歩き、藤井支持を呼び掛けた。上田は今回の県議選で、「自民の過半数阻止」を掲げる政治団体「プロジェクトせんたく」の候補者を応援するため県内を駆け回る中、藤井に長時間を割いた。藤井は街頭で「自民党そのものを批判しない」と言う一方で、自民が最大会派の県議会については「大宮の町づくりの足を引っ張っている」と主張している。
      ◇
 現職として藤井を迎え撃つ沢田は、今回も自民の看板を前面に出す作戦だ。
 「国、県、市。一本の背骨が通ることで大宮が元気になる。無所属の方が当選してしまっては、一本の背骨にならない」。沢田は三日の出陣式でそう訴え、応援に駆け付けた自民の衆院議員牧原秀樹(43)も「市、県、国が一体となって大宮を発展させなければ」と声を張り上げた。
 大宮出身の沢田はさいたま市議を三期務め、前回の県議選で初当選した。当時の民主党政権で官房長官だった枝野の“牙城”で議席奪還を果たし、「自民復活」を象徴する一人となった。
 一方、昨年十二月の衆院選で埼玉5区(大宮区など)は枝野と牧原ら三人が争い、枝野が約三千四百票差で次点の牧原に競り勝った。今回の県議選で枝野は表立って藤井を支援していないが、沢田陣営の幹部は「枝野さんの支持者は、無所属でも藤井さんに投票するだろう」と話し、「今回は清水市長と上田知事の応援が怖い」と警戒する。
 五日、大宮駅西口で沢田の応援に立った参院議員片山さつき(55)は「国会が最も期待する県議が沢田力。(自民党の)安倍総裁、谷垣幹事長からは『沢田力を頼む』(と言われた)」とアピールした上で、自民との対決姿勢を明確にしている上田について「『あんまり対抗するな』と申し上げたい」とけん制した。
 前回の得票数は沢田が約二万一千票、藤井は約一万七千票。沢田陣営の幹部が「二万五千ぐらいで圧勝を」と目標を語る中、藤井は十日に大宮駅前で上田、清水との初のそろい踏みを計画。激戦は最終盤までもつれ込みそうだ。 (敬称略、谷岡聖史)
 =おわり
◆南5区(さいたま市大宮区)
(定数1-候補2)
藤井健志39 (元)参院議員秘書 無新
沢田力47 (元)三菱商事社員 自現<1>

6175チバQ:2015/04/10(金) 23:39:20
http://www.sankei.com/region/news/150407/rgn1504070072-n1.html
2015.4.7 07:04
【千葉県議選】
激戦区を行く(上)船橋市選挙区 県内最多、10人が争う7議席

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 船橋市選挙区(定数7)は自民、民主、維新、公明、共産の公認5人、無所属5人が立候補し、県内最多の10人が議席を争う。このうち無所属4人は保守系で、保守支持層の動向にも注目が集まる県内屈指の激戦区だ。

 春の雨が降る。5日午後3時。船橋市の表玄関、JR船橋駅前。自民の現職、斉藤守氏(62)が傘を差さずに立ち、マイクを握って訴えた。

 「ここ船橋から成長をつくっていく。みなが喜びを分かち合う社会にしよう。日本、千葉、船橋のために働かせてください」

 片山さつき参院議員や木村哲也前県議らが応援に駆けつけ、支持者は熱い拍手を送った。自民は無所属候補者の3人から公認・推薦の申請を受けたが、公認候補を斉藤氏1人に絞り、組織票を固めて必勝を期す。

 「地盤だけでなく、市内全域を回り、支持団体に支援をお願いした」

                   ◇

 告示日の3日午後1時。JR津田沼駅前。「県政改革」の旗が林立する中で、民主の新人、野田剛彦氏(54)が街頭演説を始めた。兄の野田佳彦前首相が見守る。多くの市民が集まっており、「野田党」と称される支持基盤は強固だ。

 「少子高齢化が進む。県内の医療、介護を改革しなければならない。社会的立場の弱い人に政治の光を当てる仕事をしたい」

 船橋市議だったが、県議選への出馬を決断。昨年12月の衆院選挙前から野田前首相と駅頭に立って支持拡大を目指してきた。

 「民主党が守ってきた議席を死守します」

                   ◇

 維新の新人、大崎雄介氏(34)は「身を切る改革を。船橋に維新の旗を立て、議席を獲得したい」と訴える。

 保守系無所属候補の動きも活発だ。夕闇迫るJR西船橋駅前。船橋市議4期の実績を踏まえ、県政に挑戦する新人の中村実氏(47)がマイクを握った。「西船橋地区の治安を強化するため、船橋西警察署を新設しよう。県の教育も正していく」

 新人の槻谷岳大氏(33)は大手自動車メーカーの海外駐在員だった。政治家を志し、松下政経塾に入塾。今回の県議選に焦点を合わせてきた。白いスピーカーを肩に担ぎ、「若い力で千葉県政を変えます」と訴える。他の候補たちも連日、市内を走る。7つの議席をめぐる選挙戦は激しさを増している。(塩塚保)

6176チバQ:2015/04/10(金) 23:39:54
http://www.sankei.com/region/news/150408/rgn1504080051-n1.html
2015.4.8 07:07
【千葉県議選】
激戦区を行く(中)千葉市中央区選挙区





 ■「事実上の自民候補」で情勢混迷

 「県政に新しい風を吹き込みたい」。県議選が告示された3日、桜の花びらが舞う千葉市中央区の福正寺で、無所属の新人、鷲見隆仁氏(36)の声が響き渡った。その様子に熱い視線を送る支持者らの中に、自民党政権下で法相などを歴任した臼井日出男氏の姿があった。臼井氏は鷲見氏の後援会最高顧問を務めている。マイクを握ると「自分の選挙より気合を入れて応援する」と力を込めた。

 県都・千葉市中央区選挙区の3議席は前回の選挙で、自民の佐野彰氏(66)と本間進氏(60)、民主の網中肇氏(42)が分け合った。経験と実力を兼ね備えた3氏に、臼井氏の強力な後ろ盾を得た「事実上の自民候補」(別の陣営関係者)の鷲見氏が加わり、情勢は混迷を極めている。

                   ◇

 鷲見氏が当選すれば自民に合流するとみられ、自民の「3議席独占」の可能性もある。だが、佐野氏、本間氏の陣営は、鷲見氏を支える臼井氏の行動に冷ややかな視線を送っている。

 佐野氏のある陣営関係者は、臼井氏が古巣の自民候補ではなく無所属新人を支援することに「裏切り行為だ」と声を荒らげる。「臼井氏の参戦で保守票が割れ、共倒れになる危険性もある」

 佐野氏はかつて臼井氏の親戚と県議の椅子ををめぐって火花を散らした経緯もあるだけに、陣営は「負けられない」と闘志を燃やしている。

 本間氏の陣営も、臼井氏の存在には「緊張感がある」とし、鷲見氏に対しては「新人だからといって油断はできない」と表情を引き締める。本間氏自身も事務所での出陣式では「全力で選挙戦を戦い抜いていく」と支持者に誓い、県議5期の実績に甘んじない姿勢を見せた。

                   ◇

 一方の民主は議席の死守に躍起だ。網中氏の陣営関係者は「保守系の内部分裂は好機だが、党への逆風はまだ強い」とみる。昨年12月の衆院選で同市中央区を含む千葉1区は民主の田嶋要氏が約7800票差で自民の門山宏哲氏を破った。だが、同区だけでみると門山氏の得票数が田嶋氏より約1500票上回っていた。

 告示前の3月15日には網中氏の県政報告会に田嶋氏のほか、野田佳彦前首相と小西洋之参院議員がそろって出席。野田氏は「網中氏は民主にとっての宝。ぜひとも当選させてほしい」と支持を呼びかけた。選挙期間中も、1期4年の実績を訴え、政策勝負で再選を目指している。

 「自民3議席独占」か「独占阻止」か。激戦区となった県都に、春の嵐はどう吹き荒れるのか。(中辻健太郎、大島悠亮)

                   ◇

 ◆千葉市中央区 届け出順 (3-5)

 高沢由里 46 元看護師 無新
 佐野彰 66 保護司  自現 【公】
 本間進 60 元市議  自現 【公】
 鷲見隆仁 36 歯科医師 無新
 網中肇 42 元市職員 民現

6177チバQ:2015/04/10(金) 23:40:16
http://www.sankei.com/region/news/150410/rgn1504100073-n1.html
2015.4.10 07:00
【千葉県議選】
激戦区を行く(下) 柏市区





 ■衆院選の「禍根」 維新と民主激突

 昨年12月の衆院選で自民の1強に対抗するため、県内で選挙区調整を行った民主と維新。だが、今回の県議選では一転し、市川市、船橋市、松戸市、柏市、八千代市の5選挙区で議席を争う“全面対決”の様相となっている。中でも、衆院選で維新の太田和美氏が復活当選した千葉8区に含まれていた柏市では、調整をめぐる「禍根」が尾を引き、民主現職と維新新人が激しい火花を散らしている。

                   ◇

 「維新との選挙区調整は失敗だった」

 民主県連幹部は前回衆院選を振り返り、こう断言する。

 衆院選で民主県連は、千葉7、8区で独自候補の擁立に動いたが、「維新との調整区」であることを理由に、党本部が県連の申請を「黙殺」。県連が擁立を断念した両選挙区には維新の候補者が出馬し、そのうち8区の太田氏は柏市内で4万8620票を獲得し、比例代表で復活当選を果たした。その一方で、民主は候補者不在が響いて党への比例票が伸び悩んだとされ、明暗が分かれる結果となった。

 それから約4カ月経って迎えた県議選。地元では「維新は擁立せず、民主を助けるのではないか」という憶測もあった。「借りを次回の選挙で返す」ことは、政治の世界ではまれにあることだからだ。

 だが、維新は太田氏の地盤を県内での党勢拡大の足がかりとする道を選び、新人の舘池美央子氏(40)を擁立した。知名度が高い太田氏との「一体感」をどこまで浸透させられるかが得票のカギとなる。

 ただ、維新支持者らの間でも、かつて民主の「看板」として県議と衆院議員を務め、その後も所属政党を変えた太田氏に違和感を覚える人は少なくない。

                   ◇

 一方の民主は、前回衆院選で8区での擁立の動きがあった現職の中田学氏(42)が再選を狙う。陣営幹部は「民主への期待を街頭で感じた」と手応えを話す。別の陣営関係者は「他陣営の動きに惑わされず、しっかり戦うだけだ」と力を込める。

 柏市選挙区はほかにも、自民県連幹事長を務めるベテランの浜田穂積氏(68)や同党の中沢裕隆氏(44)、3選を目指す公明の阿部俊昭氏(56)ら強力な現職がひしめき、7人が5つの椅子を奪い合う激戦区となっている。 (江田隆一)

6178チバQ:2015/04/10(金) 23:43:28
>>6121さんビンゴですね〜
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150410/k10010044521000.html
さいたま市議選で立候補の届け出却下
4月10日 22時56分

さいたま市議選で立候補の届け出却下
今月3日に告示されたさいたま市議会議員選挙で南区選挙区に立候補した無所属の候補について、さいたま市選挙管理委員会は、被選挙権がなかったとして、10日、立候補の届け出を却下しました。
これは、10日夜、さいたま市選挙管理委員会が記者会見して明らかにしました。それによりますと、今月3日に告示されたさいたま市議会議員選挙で南区選挙区に立候補した無所属で新人の山口節生氏について、市選挙管理委員会が届け出を受理したあと被選挙権があるかどうか調べたところ、被選挙権がないことが明らかになり、10日、届け出を却下したということです。
公職選挙法では、禁錮以上の刑に処せられた場合、その執行が終わるまでは立候補できないと定められています。市選挙管理委員会によりますと、山口氏は、届け出翌日の今月4日に、警察の書類を破った公用文書毀棄の罪で、実刑判決が確定していたということです。市選挙管理委員会は、候補に被選挙権があるかどうかは、通常、届け出を受理したあとに確認しているということです。
さいたま市議会議員選挙は、今月4日から期日前投票が始まっていますが、山口氏に投票された票は、無効票として扱われるということです。
これにより、今回の統一地方選挙で実施されている、17の政令指定都市の市議会議員選挙の立候補者は、合わせて1476人となりました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015041000996

市議選候補の届け出却下=実刑確定、被選挙権なし-さいたま市選管


 さいたま市選挙管理委員会は10日、12日投開票の同市議選に南区選挙区から立候補した不動産鑑定士の山口節生氏(65)=無所属・新=について、被選挙権がないとして届け出を却下したと発表した。市議選の候補者は81人となった。
 市選管によると、山口氏は告示翌日の4日に、公用文書毀棄(きき)の罪で懲役8月の実刑が確定した。公職選挙法は禁錮以上の刑を受けた者について、執行が終わるまで被選挙権を有しないと定めている。
 山口氏の妻を名乗る人物から、同氏が実刑判決を受けているとの連絡が市選管にあり、本籍地の東京都港区などに確認したところ分かったという。 (2015/04/10-22:45)

6179チバQ:2015/04/11(土) 01:05:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk14010147000c.html
’15統一地方選:県議選・市町議選の定数削減 現職必ず落選の激戦区/無投票の可能性も /神奈川
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 今回の統一地方選に合わせ、県議会と4市1町議会で定数が削減された。政令市議選では、現職が必ず落選する激戦区が生まれたが、人口減少が進む地域は立候補者が少なく、定数を減らしても無投票の可能性がある自治体も見られる。多様な住民の代表を選出することが望まれる議会の格差が、ここでも顕著になった。【飯田憲、田中義宏】

 「定数削減で現職が1人は落選する激戦です」。県議選(3日告示、12日投開票)の横浜市青葉区選挙区。7日午後、東急たまプラーザ駅前で現職候補が支持を訴えた。同選挙区は自民2人、維新1人、神奈川ネットワーク運動1人の計4人の現職に加え、民主1人、無所属1人の元職の計6人で3議席を争う。

 定数が3から2に減った川崎市川崎区選挙区も自民、公明、民主の現職3人と共産の新人が出馬。告示日には公明と共産の党首が応援に入る熱の入れようだった。県議会は今回、定数を107から105に削減。議席を分け合ってきた選挙区で与野党の対決が激しさを増している。

 一方、定数を削減しても無投票になりかねない自治体もある。定数を14から12に減らした中井町議選(21日告示、26日投開票)では、3月に開催した事前説明会に定数と同じ12陣営しか参加せず、2007年以来の無投票の可能性がある。

 議員定数を15から13に削減した三浦市も2月の事前説明会には定数に満たない12陣営しか出席せず、定員割れの可能性もあった。その後、2陣営が出馬を表明したが、ある市議は「財政難の市町村では立候補者が定数に満たない現象が出ている。選挙がないのは問題であり、削減に踏み切った」と明かした。

 神奈川県地方自治研究センターの勝島行正主任研究員は「議会の活性化は定数削減だけでは実現できない。立候補者が少ないということは、その地域の住民に『自分たちの代表を議会に送る』という思想が欠けているとも言える。定数が減る中、民主主義実現のためには、これまで以上に議会が果たす役割が重要だ」と話している。

==============

 ◆第18回統一地方選で議員定数が削減される選挙の日程

         定数

 ◇3日告示12日投開票
県議選    107→105

相模原市議選  49→46

 ◇19日告示26日投開票
平塚市議選   30→28

綾瀬市議選   21→20

三浦市議選   15→13

 ◇21日告示26日投開票
中井町議選   14→12

6180チバQ:2015/04/11(土) 01:06:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk11010087000c.html
託す地方自治:’15統一地方選 止まらない議員の高齢化 現職から若手切望の声も なり手が出てこない現状 /埼玉
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 ◇専門家「新たな仕組み必要」
 少子高齢化が急速に進む中、議員の高齢化も止まらない。現職の地方議員からは若手議員を切望する声が聞かれるが、なかなか若い世代のなり手が出てこないのが現状だ。専門家は旧来の「地域の後ろ盾」がなくても当選しやすくなる新たな仕組みを提案する。

 「(市名)を変える若い力!」。統一地方選後半戦(19日告示)で実施される県東部の市議選に立候補予定の現職男性(41)は、選挙戦に向けて作製したポスターに若さをアピールした言葉を入れた。男性は2012年の補選で初当選。当時、30代の候補者が出たのは約20年ぶりと言われた。「若手議員ばかりがいいとは思わないが、ベテラン議員に世代交代してほしいと思うことは多々ある」と胸の内を明かす。自身も議員活動は3期までが望ましいと考えており「次の世代を育てるための地盤作りをしたい」と意気込む。

 毎日新聞が昨年末から今年1月に行った「全国自治体議会アンケート」によると、回答した県内61市町村議会で議員の平均年齢が最も高かったのは白岡市議会の68・0歳。最も低かったのは富士見市議会の49・3歳だった。平均年齢が60歳以上だったのはほぼ半数の30議会で、このうち町村議会が17議会と半数を超えた。県議会議員の平均年齢は56・1歳、さいたま市議会議員は55・0歳だった。

 「もっと若い人が出れば町のためにもなるのに」と話すのは、県北部の町議選に立候補予定の現職女性(59)。なり手がいない現状について「現職議員に新しい世代を育てて引き継ぐ意識が低い人が多い」と課題を挙げる。

 松本正生・埼玉大社会調査研究センター長は、地方の議員ほど地域推薦で出る傾向が強く「昔は地域社会の中で議員団が再生産されていたが、今は人間関係が希薄になり、後継者になる人がいない」と指摘。「地域の人たちがこれであきらめてしまうと、盛り返すのは容易ではない」と危惧する。最近は住民投票のように議会を通さない動きもあり「議員の高齢化は、議会の存在意義の希薄化を象徴している」とみる。

 若手が立候補しやすくするにはどうしたらいいか。松本センター長は「複数人投票制」を提案する。1946年に1度だけ採用された「大選挙区連記制」のように、複数人を選んで投票できるもので「地域推薦以外の人も選べ、地域の後ろ盾がなくても出やすくなると思う」と話している。【川畑さおり】

6181チバQ:2015/04/11(土) 09:00:34
群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150411/CK2015041102000166.html
県議選あす投開票 自民と農協に隙間風

2015年4月11日


TPPめぐり農家に不信感
 統一地方選の前半戦として論戦が続く県議選が十二日、投開票される。無投票となった七選挙区を除く十一選挙区で、四十一議席を五十八人が争っている。各党は各種団体からの支援を受けて選挙戦をしているが、長年にわたって蜜月関係にあった自民と農協との間には「隙間風」も吹いている。 (菅原洋)
 五十八人の内訳は現職三十二人、新人二十三人、元職三人。党派別では、無投票当選した九人全員が自民だった結果、自民が二十七人(現有議席三十一人)で、民主六人(同五人)、公明三人(同三人)、共産三人(同二人)、維新一人(同一人)、無所属十八人(同五人)。
 自民は建設などの業界団体から支援を受け、昨年末の衆院選で圧勝した追い風を受けて選挙戦を優位に進める。
 民主は全員が連合群馬の推薦を受けて労働組合の組織力を生かし、党本部の幹部も応援に駆け付けた。
 公明は衆院選での追い風を期待し、強固な組織力で現有議席の維持を図る。
 伊勢崎市区で新人を擁立した共産は、国会議員も応援に来県し、一議席の上積みを目指す。
 維新は現有議席を守るため、無党派層の取り込みなどに懸命だ。
 各種団体の中でも、「農業県」の県内で大きな比重を占めるのが農協。自民の候補者は集会を農協のビルで開くなど、有力な支援組織にしてきた現職が多い。
 ところが、政府・自民が進める環太平洋連携協定(TPP)は県内の農家に動揺を及ぼし続けている。
 さらに、政府が決めた農協改革は、上部組織の全国農業協同組合中央会(JA全中)が傘下の農協に持つ監査・指導権を廃止するのが柱だ。
 JA群馬中央会(前橋市)の大沢憲一会長は先月中旬の記者会見で、農協改革を批判した上で、「政府は各農協とともにTPPの反対運動をしているJA全中の力を、農協改革によって弱めたいのではないか」との見方を示した。
 ただ、大沢会長は県議選候補者への支援については、「自民の県議には農家の気持ちを理解してもらっている。これまで通り応援し、農家の声を県や国に伝えてほしい」と述べた。
 しかし、県内の農協関係者は声を潜めて話す。「選挙期間中に自民の県議が農協に来たが、政府の一連の対応を弁明しているように聞こえた。選挙で応援しても、実際は首を絞められるような気がして内心複雑だ。政党で判断するのではなく、本音は農家を支えてくれる人に投票したい」
 こうした隙間風を敏感に察知した民主、共産などの候補者たちは「TPP反対」などを主張し、農協票の取り込みを狙っている。

6182名無しさん:2015/04/11(土) 16:20:26
神奈川県の選挙区ごとの情勢はまとまっていないのかな?

6183選挙&法律ヲタ:2015/04/11(土) 16:47:40
>>6178
チバQさま

こんにちは。

山口氏、予想通りになってしまい、驚いています。
かつては加藤盛雄さんという生粋のU翼の方が、10万票を獲得し、
今回は「国マニア」の吉田さんが無投票当選するなど、
さいたま市も政治的に凄い街だと感じました。

6184チバQ:2015/04/12(日) 20:01:32
http://www.sankei.com/region/news/150407/rgn1504070063-n1.html
2015.4.7 07:10
【埼玉県議選】
注目区を行く 東3区 自民重鎮にせんたく挑む 

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 「古沢さんは、新しい風を起こそうとしている勇気ある方です」

 6日午後、加須市でプロジェクトせんたく公認の古沢道雄の横で声を張り上げたのは、上田清司知事。「新しい風」が向かう相手は、ともに自民公認で11選を目指す重鎮、野本陽一と、元知事特別秘書の柿沼トミ子だ。

 「上田知事から『県議会を変えてくれ』と言われ、短期間に結論を出さなければならなかった」。告示翌日の4日夜、古沢は支援者に頭を下げ、加須市議から県議を目指す決断が今年1月になったことに理解を求めた。同時に、「上田知事に頼まれた」というニュアンスを強くにじませた。

 民主、維新の推薦も獲得し、集会には旧みんなの党時代の仲間で参院議員、行田邦子も応援に駆けつけた。掲げる主な政策は、同市の救急医療体制の整備と県議会改革。ただ、支援者からは「地元でしっかり連携しないと、10期もやってる人には勝てない」「戦略が不明瞭だ」と厳しい声も上がった。

 一方の自民。4日には野本と柿沼が選挙カーを並べ、集まった約100人に合同演説を実施。党本部から復興相の竹下亘が駆けつけ、「政治経験豊かな野本さんと、行政経験豊かな柿沼さんを選び続けていただきたい」と訴えた。

 東3区は今回、旧川里町を除く旧東4区が加わり、定数が2に増加。自民同士の票の奪い合いを防ぐため、野本は旧加須市を、柿沼は町長を務めた旧大利根と騎西、北川辺地域を主戦場としすみ分けを図る。

 演説で野本は「救急医療があれば全部解決するような単純な話ではない」と暗に古沢の政策を批判。柿沼は「上田知事とはけんかもしていない」と笑わせた上で、「自民で唯一の女性県議として切り口は持っている」とアピールした。

 ただ、柿沼陣営の一人はこう漏らす。「『知事に頼まれた』という部分を前面に押し出されると、知事の名前の下に票が集まり、選挙戦の行方は全く分からなくなる」。自民にせんたくが挑む戦いは熾烈(しれつ)さを増している。=敬称略(佐藤祐介)

                    ◇

 県議選立候補者(届け出順)

 東3区 (2-3)

 柿沼トミ子 67 元大利根町長 自現 【公】

 野本陽一 75 党県副会長  自現 【公】

 古沢道雄 65 元加須市議  せ新 【民】【維】

6185チバQ:2015/04/12(日) 20:01:54
http://www.sankei.com/region/news/150408/rgn1504080034-n1.html
2015.4.8 07:06
【埼玉県議選】
注目区を行く 北3区 16年の空白、本庄の戦い

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 「4人が横並びで混沌(こんとん)としている」。北3区で戦うある陣営の幹部は、激しい選挙戦中盤の情勢をこう語る。一方、有権者の6割を占める大票田の本庄市で働く男性会社員(32)は「県議選の話題は職場でも出ない」と言い、盛り上がりを感じられないという。このギャップの背景となっているのが、同市で平成11年を最後に16年間に及んだ無投票期間だ。

 今回、北3区は選挙区再編で上里町、神川町に本庄市が加わった。同市の票の掘り起こしは4陣営の共通課題で、元同市議の飯塚俊彦は、病気療養のため引退する同市出身の県議5期、竹並万吉の支援を受ける。一見盤石だが、不安材料はやはり16年の空白。一時は1万人以上を誇った竹並の支援者も高齢化し、「現状の数は把握できていない」(竹並)という。

 6日夜、同市内で開いた集会で飯塚は支援者に対し、「知り合いに『飯塚を県議として働かせてやってくれ』とお願いしてほしい」と必死で訴えた。陣営は市内を中心に街頭演説や集会で足場固めを急ぐ。

 「自分は本庄ではまっさらな新人で、現職のメリットはない」と話すのは、自民現職の斉藤邦明だ。前回、旧北3区(上里、神川、美里の3町)で初当選したが、地盤の上里、神川両町の有権者は同市の半数程度しかいない。「4陣営とも政策に大きな違いはなく、組織固めも難しい」と斉藤。それでも「4年間で草の根的に広げた支援の輪は、本庄市にも届いている」と期待する。

 元上里町議の小暮敏美は、同市と合併した旧児玉町が地盤だった元自民県議、田島敏包の支援を得て支持拡大を図る。田島は6日、同市内で「市民の力を借りて、小暮敏美をお願いしたい」と絶叫した。

 一方、70代での政治家転身を目指す鯨井武明は、JA県中央会連合会長など農業、消防で要職を務めた知名度の高さを武器に、政策の浸透を図っている。

 本庄票を16年の眠りから覚ますのはどの陣営か。幹部らは「最終的に僅差の勝負になるのでは」と表情を引き締める。(川畑仁志)

                   ◇

 ◆連続無投票後、3選挙区で区割り変更

 無投票が続いた後に区割り変更が実施された選挙区には北3区以外に西12区(定数2)と東4区(同2)があり、いずれも混戦模様となっている。

 西12区東松山市・川島町・吉見町は、旧西14区(東松山市)と旧西13区(川島町、吉見町)を統合。旧西13区で平成19、23年の過去2回、無投票当選した議員が昨年末に死去し、今回出馬した現職は旧西14区の無所属、江野幸一のみ。江野に無所属、松坂喜浩と自民、横川雅也の2新人が挑む。

 東4区久喜市は旧東5区(旧久喜市)▽旧東7区の旧菖蒲町▽旧東12区(旧栗橋町、旧鷲宮町)で構成。旧東5区では15、19、23年の過去3回、自民現職の樋口邦利が無投票当選してきた。今回は樋口と自民、梅沢佳一の2現職と石川忠義、吉田耕、梅田修一の無所属3新人の計5人が出馬している。(いずれも敬称略)

6186チバQ:2015/04/12(日) 20:02:31
http://www.sankei.com/region/news/150409/rgn1504090029-n1.html
2015.4.9 07:06
【埼玉県議選】
注目区を行く 西7区 各党乱立、6候補伯仲

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 「実行力のあるベテラン県議がいないと困る。落選させてはいけない」

 7日夜、小雨に煙る川越駅東口。5期目を狙う自民現職の渋谷実の街頭演説会に駆け付けた親交のある参院議員、佐藤正久は危機感をあらわに、集まった支持者にげきを飛ばした。

 西7区は4議席をめぐり自民、民主、公明、共産の主要4党と無所属の有力6候補がひしめく。勝敗の動向は依然不透明で、選挙戦はさらに熱を増している。

 2万票以上の固定票があるとされる公明の福永信之。6日午後、同市砂の住宅街で「大接戦です」と訴えた声は、既にガラガラにかれていた。5回当選のベテランも「同じことをやっていたのでは落ちる」と従来力を入れてこなかった選挙カーに乗り、こまめな遊説を繰り返す。

 「女性の立場で県政改革を進めたい」。3日夜、結婚式場で行われた民主新人、山根史子の決起集会。唯一の女性候補は駆けつけた知事、上田清司の応援に力を得て民主が失った議席の奪還を誓った。父の元参院議員、山根隆治は「二人三脚で半年間頑張ってきた。皆さまの導きで一人前の地方議員に育ててほしい」と訴えた。

 元川越市長の父、舟橋功一と元衆院議員の祖母を今年初めに亡くした無所属の舟橋一浩。7日朝、川越駅西口で「祖母は『右顧左眄(うこさべん)せず』を大事にし、父は『不撓(ふとう)不屈』で頑張った。2人の背中から教わった」と話し、3期目への決意を新たにした。葬儀の影響で選挙準備の遅れに不安が残る中、陣営では「弔い合戦だ」の声が飛ぶ。

 元衆院議員の父、中野清の後援会を引き継ぎ、前回は新人でトップ当選の自民・中野英幸。7日夕、川越駅東口での街頭演説会で「横一線の戦い。一歩でも二歩でも抜け出せるようにさらなる力を」と猛アピール。終盤に向け、陣営の引き締めに躍起だ。

 川越市議から転身を図る共産の本山修一。昨年の衆院選選挙区で同党は川越市で2万票を超え、党の重点選挙区の一つに。3日の出発式で本山は「必ず勝ち抜き、県民の声に応えたい」と強調。活発な活動に他陣営からは警戒の声が上がっている。=敬称略(石井豊)

                  ◇

 ■県議選立候補者 (届け出順)

  ◇西7区 (4-7)

 渋谷実 71 生コン製造業 自現 
 山根史子 31 元川越市議  民新【せ】
 中野英幸 53 菓子会社役員 自現 
 福永信之 62 党県副代表  公現 
 本山修一 67 元川越市議  共新 
 舟橋一浩 43 NPO理事  無現【せ】
 清水英生 48 元IT会社員 無新

6187チバQ:2015/04/12(日) 20:02:54
http://www.sankei.com/region/news/150409/rgn1504090031-n1.html
2015.4.9 07:08
【埼玉県議選】
注目区を行く 11候補競う南2区

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 自民、民主、公明、共産の主要4党がぶつかり合う選挙区は西7区のほかに、定数3〜7の南1区草加市▽南2区川口市▽南13区上尾市・伊奈町▽西1区所沢市▽東8区越谷市-の5選挙区がある。

 中でも、南2区は前回選挙後、旧川口・鳩ケ谷両市が合併し、定数が1増え県内最多の7となり、現職5人、元職1人、新人5人の11候補が入り乱れる最激戦地となった。

 現有1議席の自民は公認2人に無所属2人を推薦。民主も公認1人に加え無所属1人を推薦し、倍増を狙う。公明は手堅く現職2人を公認。共産も現有1議席の確保を目指す。主要政党の公認・推薦を受けない無所属2人も元職、二世候補で、せんたくの推薦を得て虎視眈々(たんたん)と議席を狙っている。

6188チバQ:2015/04/12(日) 20:03:12
http://www.sankei.com/region/news/150410/rgn1504100077-n1.html
2015.4.10 07:04
【埼玉県議選】
注目区を行く 南1・西11区でも分裂

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 保守系候補者同士が議席を争う選挙区は、西2区のほかに南1区草加市(定数3)や西11区鶴ケ島市(同1)などがあり、いずれも激戦となっている。

 南1区では、自民県連が新人の中野徹を公認し、無所属新人の竹村美保を推薦した。一方、自民草加支部は無所属新人の須永賢治を推し、県連と支部の間で候補者支援のねじれが発生。計7人が立候補する中で、3人の自民系候補が議席確保に奔走している。

 西11区では、自民鶴ケ島支部長で県議会議長の現職、長峰宏芳と、同副支部長で前同市議の新人、大曽根英明が一騎打ち。大曽根は政治団体「プロジェクトせんたく」の公認を受けており、自民支持層の一部も取り込んでいる。(いずれも敬称略)

6189チバQ:2015/04/12(日) 20:03:42
http://www.sankei.com/region/news/150410/rgn1504100078-n1.html
2015.4.10 07:05
【埼玉県議選】
注目区を行く 西2区/保守三つどもえの激戦 

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 「2つの枠に新人1人が入るのは確実。残り1枠に県とのつながりがある人間を送っていただきたい」

 5期目を目指す自民公認の斉藤正明は5日夕、買い物客でにぎわう入間市内のスーパーの前で声をからした。

 西2区では平成24年に自民現職の田中龍夫が同市長選に出馬したことで欠員1になり、自民入間支部は候補者を公募した。同支部幹事長で元入間市議の駒井勲と、松下政経塾出身の杉島理一郎が名乗りをあげ、駒井が推薦を獲得したが、杉島は無所属での出馬を決断。保守系候補3人による三つどもえの様相を呈している。

 斉藤は同市長選で自民推薦の田中ではなく対立候補の選対本部長を務めたとして、県連から役職停止処分を受けた過去がある。しかし、今回の選挙では田中とも綿密に連携。地元の商工会長を務めるなど経験と実績を強調し「国や県から補助金などを引っ張り、市の負担を軽くするのが県議の務め。新人がいきなりできるような簡単なものではない」と現職の強みをアピールする。

 同じく田中との協力を強くにじませるのは駒井だ。市議6期のベテランとして地元を中心に支援体制をまとめる。国と県、市の連携を訴え「国は衆院議員の大塚拓、県は駒井、市は田中という態勢をつくっていく」と訴える。

 「東日本大震災で、私の郷里、気仙沼で住み込みでボランティアをやってくれた。彼のおかげで立ち直った水産加工場や商店はたくさんある」

 告示日の3日、杉島の隣で前防衛相の衆院議員、小野寺五典が声を張り上げた。「あくまで個人的な応援。被災地の人間として感謝の気持ちを伝えに来た」と小野寺。同じ自民の斉藤と駒井の元には入らず、自身の元秘書の背中を押す。杉島も演説で「30年先の未来への責任を果たす若さがある」とアピールする。

 3候補とも政策面で重なる部分が多い。斉藤陣営の1人は「保守だけの戦いは経験がなく困惑している」とこぼしながらも、「おのおのの戦いを展開するだけだ」と気を引き締める。 (佐藤祐介)

        □ 

 ■県議選立候補者 (届け出順)

  ◇西2区 (2-3)

 駒井勲 64 元入間市議  無新 【自】
 斉藤正明 66 市商工会長  自現 【公】
 杉島理一郎 32 元議員秘書  無新

6190とはずがたり:2015/04/13(月) 08:16:27

(埼玉県)
県議選 自民過半数に届かず
http://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20150413-OYTNT50176.html?from=yartcl_popin
2015年04月13日

 統一地方選前半戦の県議選とさいたま市議選は12日、投開票が行われた。県議選は無投票で当選した9選挙区11人を含め93人の新議員が決まった。自民党は45議席の獲得にとどまり、公認候補だけでは過半数に届かなかったが、推薦候補を含めれば過半数に達した。上田知事に近い政治団体「プロジェクトせんたく」は1議席を獲得。さいたま市議選では自民党が第1会派を維持した。県議選の投票率は37・68%(前回選39・54%)と史上最低。

6191とはずがたり:2015/04/13(月) 08:31:22

こ,輿石王国(;´Д`)

(山梨県)
県議選 民主1 推薦も6当選
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150413-OYTNT50042.html?from=yartcl_popin
2015年04月13日

 ◆後藤知事誕生追い風

 県議選は12日、投開票が行われ、新議員38人が決まった。民主は党出身の後藤知事の誕生を追い風に公認1人と推薦6人が当選し、支持団体の連合山梨が推薦した2人も議席を得た。自民は公認12人と推薦2人が当選したが、前回より公認の議席を2議席減らした。維新は初の議席獲得はならず、公明は公認と推薦各1人が当選、共産は1議席を維持。無所属も多く、今後は会派構成が焦点となる。

 今回の県議選は、2月に後藤知事が就任して初めて迎える県議の改選で、今後の知事の県政運営を占ううえで重要な選挙となった。後藤知事は自民、民主、公明の3党から推薦を受けて当選したが、民主党出身の後藤知事に対して是々非々の姿勢を示す議員も多く、改選後の議員や会派の構成比率によっては県政運営に大きな影響を与えることが予想される。

 後藤県政で「与党」としての存在感を発揮したい民主の公認・推薦候補は、選挙戦で知事との距離の近さをアピールする作戦が目立った。対して、昨年12月の衆院選小選挙区での敗北や、1月の知事選や甲府市長選での独自候補擁立断念などで厳しい状況が続く自民の公認・推薦候補は、反転攻勢のきっかけと位置づけて県議選に臨んだ。

 維新は初の議席獲得に向けて公認候補を擁立し、公明は公認のほか、推薦候補を擁立。共産は昨年の衆院選での全国的な躍進を背景に複数議席の獲得へ挑んだ。

 一方で、既成政党の枠組みでくくられることを避け、党籍を持ちながら無所属で出馬する候補も多く、各党公認候補の人数は前回の25人より少ない21人だった。
2015年04月13日

6192とはずがたり:2015/04/13(月) 08:51:48
関西でのだめっぷりに比べると他所では民主は堪えてる感じっすかねぇ。

(千葉県)
自民 過半数51 県議選
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150413-OYTNT50136.html?from=yartcl_popin
2015年04月13日

 統一地方選前半戦の県議選(定数95)と千葉市議選(同50)は12日、投開票が行われた。県議選では、自民党が無投票当選していた20を加え、単独過半数(48議席)を超える51議席を獲得した。民主党は17議席で、2011年の前回での獲得議席と同数にとどまった。これまでで最多の8人を擁立した公明党は全員当選を果たした。共産党は5議席と、前回の4議席をわずかに上回った。維新の党は2議席を獲得し、初めての議席を確保した。この結果、県議会の勢力図に大きな変化はなく、森田県政を自公両党が支える構図が続くことになった。前回から定数が4減った千葉市議選では、自民が16議席と最大勢力を維持し、民主は8議席を獲得した。

6193チバQ:2015/04/13(月) 22:01:50
http://www.asahi.com/articles/ASH4F1PGDH4FULOB002.html
91歳が1票差落選「休めという天の声」 相模原市議選
山元一郎、小北清人2015年4月13日11時27分
「もうお前は休め、という天の声と受け止める。ただ90になっても議会の第一線でやれる姿を見せられなくなったのは少し残念」

 12日投開票の相模原市議選(南区)で、13回連続当選がならなかった溝渕誠之さんは、同日深夜から自宅に集まった支持者らに頭を下げた。91歳。統一地方選前半戦に出馬した知事、道府県議、指定市長、指定市議選の全候補者の中で最高齢だった。

 「1票差でした」。13日午前0時45分、自宅に落選の報が届くと、「ああー」と支持者から嘆声が出た。前回は最下位で当選したが、「年配者に生きがいを」などと訴えた今回、3303票を得たが、あと一歩及ばなかった。

6194チバQ:2015/04/13(月) 22:02:28
http://www.asahi.com/articles/ASH4D67GRH4DUTIL020.html
「みんな」解党、無所属で挑んだ現職7氏 栃木県議選
2015年4月13日02時20分
 自民でも民主でもない第三極として有権者の期待を受けながら、昨年11月に結党から5年で解党したみんなの党。党を立ち上げた渡辺喜美元代表(63)の地元、栃木県議選(定数50)では、看板を失った現職7人が無所属で挑み、4人が当選した。

 渡辺元代表のおいの妻、渡辺幸子氏(32)は「(元代表の父)渡辺美智雄の『奉仕の精神』を引き継ぐ」と亡き元副総理を前面に出し、再選を果たした。

 結党後初だった4年前の県議選では、新顔8人を含む13議席を獲得し、最大会派の自民党に次ぐ勢力を占めた。しかし、この4年間で6人が離脱し、会派は今期限りで解散。渡辺元代表は今回、表立った動きを見せず、後ろ盾のない選挙戦を強いられた。

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6195チバQ:2015/04/13(月) 22:37:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150413/CK2015041302000199.html

<統一地方選>県議選 自民 推薦含め過半数 「せんたく」伸びず

2015年4月13日


写真
 統一地方選前半戦の県議選とさいたま市議選は十二日、投開票が行われた。県議選で自民は現職六人が落選したものの、無所属の推薦二人を含め過半数の四十七議席をぎりぎり維持した。上田清司知事が支援した政治団体「プロジェクトせんたく」(せんたく)は公認一人と、無所属の推薦九人が当選(民主系会派入りを予定している江原久美子氏を除く)したが、目標とした「自民の過半数割れ」には追い込めなかった。さいたま市議選は、最大会派の自民の公認・推薦二十三人が全員当選した。投票率は県議選が37・68%(前回39・54%)、さいたま市議選が40・39%(同43・60%)でともに過去最低となった。
 県議選(定数九三、五十二選挙区)には百六十四人が立候補した。九選挙区で計十一人が無投票当選し、残る四十三選挙区の八十二議席を百五十三人で争い、自民が過半数(四十七議席以上)を維持するかが最大の焦点となった。
 自民は、全五十二選挙区のうち四十九選挙区に候補者六十五人(公認五十七、推薦八)を擁立。過半数を最低ラインに、改選前の四十九議席を大きく上回る「六十議席獲得」を目標に掲げて戦った。石破茂地方創生相や竹下亘復興相ら党幹部が相次いで県内入りし、国との連携を強くアピールした。
 せんたくは、「自民の過半数割れ」を目指して二月に結成。県議会の保守系会派「刷新の会」所属で上田知事に近い現職らを中心に五人を公認、無所属の十八人を推薦した(民主の推薦を受け、民主系会派入りを予定している江原久美子氏を除く)。上田知事は候補者の応援に連日駆け回り、「自民党県議団は県議会の情報公開に消極的だ」などと批判。「自民対せんたく」の一騎打ちで注目された南17区(志木市)では、せんたく代表の現職鈴木正人氏(46)が自民新人の“刺客”を破った。
 民主は大敗した前回からの立て直しを図ったが、候補者は十五人(公認十二、推薦三)で前回の三十二人から半減。岡田克也代表らが西7区(川越市)の新人の応援に入るなどし、現職全員と新人二人が当選し改選前より二増とした。
 公明は前回と同じ九人を擁立し、全員が当選した。共産は改選前の二議席から五議席に大きく伸ばした。次世代は新人一人を推薦したが、議席獲得はならなかった。
 東7区(春日部市)では十一期目の当選を目指した無所属現職佐久間実氏(74)が落選した。 (岡本太)

6196チバQ:2015/04/14(火) 00:44:54
http://www.nikkansports.com/general/news/1460846.html
プリティ長嶋氏が千葉県議選で再選
[2015年4月13日9時41分 紙面から]
 第18回統一地方選は12日、前半戦となる10道県知事選や5政令市長選、41道府県議選、17政令市議選が投開票された。

 長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の物まねで知られるプリティ長嶋氏(60=無所属)は、千葉県議選(市川市選挙区、定員6人)で再選を果たした。立候補した7人中、6番目の1万7500票を獲得した。同氏は、07年の同市議選で初当選。11年の県議選に鞍替え出馬、当選し、県議として活動している。

6197チバQ:2015/04/14(火) 21:52:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk10010138000c.html
’15統一地方選:県議選を振り返る ゆらぐ固定票 /群馬
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 12日投開票の県議選で自民は改選前の31議席から勢力を伸ばせず、民主は過去最高の6議席を獲得した。過去最低の投票率45・14%を記録する中、議席数に現れなかった特徴は何か。データと当事者の総括で振り返る。

 今回の県議選で有権者の審判を受けたのは58人。投票総数60万4563票を党派別に見ると、自民=30万2926票▽民主=7万4135票▽公明=4万4637票▽共産=3万2513票▽維新5670票▽無所属=13万3887票。前回より得票を伸ばしたのは共産だけで、他党は票を減らした。自民は5万6000票以上の大幅減。無党派だけでなく、従来は「固定票」と見られていた自民党の中核支持層も投票所に足を運ばなくなった可能性がある。

 選挙戦に臨んだ候補1人あたりの得票数は、自民=1万1219(前回1万2385)▽民主=1万2355(前回8591)▽公明=1万4879(前回1万5301)▽共産=1万837(前回9721)▽維新=5670(前回みんな7691)。

 自民候補の得票力が1割近く低下したのに対し、候補を絞り込んだ民主は票の集中で1人当たり44%アップし、候補者数が前回と同じだった共産は支持を11%拡大した計算になる。公明の集票力は3%ダウンし、みんなの党から維新にくら替えした候補は26%の票を失った。

 前回と今回の投票率を比較すると、市部が3・19ポイント低下だったのに対し、郡部では15・32ポイント減と大幅に落ち込んだ。政治的要因以外に、高齢化の進行や投票所の減少によって有権者が投票しづらくなっている可能性もある。

 旧来の支持層に頼りきった選挙では将来の展望が開けないことを暗示している。【角田直哉】

 ◇組織力では勝てない
 「有権者の関心の低さは相当なもの。私が初当選した28年前と比べても政治離れが加速している」。投開票から一夜明けた13日、県議を7期務め引退する中村紀雄氏(74)は、残念極まりないという表情でつぶやいた。

 中村氏は昨年、前橋市区(定数8)の後継として萩原裕司氏(30)を指名。自ら選対委員長として陣頭指揮し、二人三脚で支持者訪問や街頭宣伝をこなしてきた。萩原氏は今回の全候補者で最年少。「若さ」と「行動力」を前面に押し出したが、中村氏の前回の得票から5000票以上も減らし落選した。

 陣営幹部は直接の敗因を「活動期間が半年しかなく、知名度が向上しなかったせいだ」と振り返る。しかし、若者を中心とする浮動票の取り込みに失敗したのも事実。強固な地盤を継承することに失敗した中村氏は「有権者のうち、特に若い世代は絶望的に政治への関心が低い」と悔しそうに漏らした。

 一方、前橋市区で前回民主公認で落選した本郷高明氏(43)は今回、無所属で7位当選を果たした。選挙前にはポスター約3000枚をほとんど自分で張り、ほぼ毎日、市内十数カ所で街頭演説を繰り返したという。13日の当選証書授与式の後、「約2年間、究極のどぶ板選挙に徹した。本当にきつかった」と振り返った。

 自民党県連の幹部は「組織力だけでは勝てなくなった。投票率低下が進む中、無党派層をどう取り込むかが大切。本郷さんの戦い方から学ぶことは多い」と話す。

 投票率低下に歯止めがかからない中、とりわけ無党派層が多いとされる都市部では、組織を固める戦い方が通用しなくなってきていることを示した。【吉田勝】

==============

 ■県議選の党派別得票数と得票率

      今回(2015年)        前回(2011年)

自民  30万2926票(51.02%) 35万9187票(53.23%)

民主   7万4135票(12.49%)  8万5916票(12.73%)

公明   4万4637票 (7・52%)  4万5905票 (6.80%)

共産   3万2513票 (5.48%)  2万9164票 (4.32%)

維新     5670票 (0.95%) −−−−−−−−−−−−−−−−

みんな −−−−−−−−−−−−−−−−    7691票 (1.14%)

無所属 13万3887票(22.55%) 14万6902票(21.77%)

6198チバQ:2015/04/14(火) 21:53:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk19010056000c.html
’15統一地方選:県議選を振り返って 主張の違い不明確 オール与党県政で /山梨
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 12日投開票された県議選。首長選を中心に全国的に自民、民主両党を軸に党派色が前面に出た「政党間対決」の構図で選挙戦が展開されたにもかかわらず、県内の投票率は54・22%と過去最低を更新した。1月の県知事選では自民、民主、公明の3党相乗りで新知事が誕生。それから2カ月余りで同じ県政課題を争点に各党が競ったことが有権者にとって分かりにくかった側面もあるとみられる。【統一地方選取材班】

 県議選が終盤にさしかかった今月9日。自民党の茂木敏充選対委員長が、自民推薦の新人、田原一孝氏(68)の応援で、韮崎市内でマイクを握った。「(全国の自民推薦・公認候補で)一番接戦を演じている一人。ぜひ押し上げていただきたい」と聴衆に訴えた。

 民主推薦の山田七穂氏(47)と田原氏の新人対決となった韮崎市選挙区(定数1)。両党国会議員らが連日地元に入り、各候補への支持を訴えた。

 同選挙区は前回の2011年、自民県連会長を務めた清水武則県議と元市長で民主推薦の小野修一氏が戦い、49票差で清水氏が辛勝。「政党対決になりやすい素地があった」(党関係者)とされる。

 自民党は野党時代、地方選で勝利をつかんだ勢いを国政選挙に結び付けて政権復帰を果たした。民主党もかねて地方議員の確保が課題とされてきた。このため、地方選も近年、「党営選挙」の色彩を強くしている。

 今回の県議選では自民県連として初めて総決起集会を開き、国会議員も一丸となって取り組むことを確認。民主県連も国会議員らがフル稼働して各選挙区を走り回った。山田氏側は40代という若さに加え、民主推薦もアピール。田原氏側は政権与党としての「自民党の推薦候補」を前面に出した。森屋宏・県連会長代理らも応援にかけつけ、国政選挙さながらの様相となった。市内の女性(57)は「なんで県議選なのに」とつぶやいた。

 しかし、同区の投票率は前回は県平均より2・87ポイント上回っていたが、陣営や政党が激しく競い合っても今回は0・75ポイント上回るにとどまった。自民党関係者は「地元となじみの薄い国会議員も応援に入り、『結局、誰の戦いだったの』という選挙戦になってしまった」と話した。

 県議選の投票率は過去最低を2回連続で更新した。盛り上がりを欠いた背景の一つには、元民主党衆院議員の後藤斎知事が、自民、民主、公明から推薦を得た「相乗り」で誕生したことも影響している。韮崎市選挙区では「自民対民主」の政党対決の構図だったが、他の選挙区では自民、民主系の候補者を問わず、「後藤県政を強力に支援」「県人口100万人への挑戦」など、後藤県政との「近さ」を強調する候補が少なくなかった。

 5党の公認・推薦候補が立候補した甲府市選挙区(定数9)に住む男性(53)は「3党相乗りだった知事選の後で、各候補の主張の違いが分かりにくく、選挙に興味が湧かなかった」と話す。同選挙区では、共産党の現職、小越智子氏(51)が約9000票を得てトップ当選。花田仁・県委員長は勝因の一つを「オール与党の県議会に対する批判票の受け皿になった」と分析する。

6199チバQ:2015/04/14(火) 21:55:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk12010350000c.html
’15統一地方選:森田県政、安定続く 自民1強、緊張関係緩み懸念も /千葉
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 12日に投開票された統一地方選前半戦の県議選は自民党が51議席を獲得し、単独過半数を維持した。森田健作知事の2期目の折り返しで迎えた県議選だが、県議会はこの2年間、知事提案議案の全てに否決や修正はなく、原案通り可決や承認された「無風状態」だった。「自民1強」の継続で、森田県政の安定飛行は続きそうだが、議会と行政の緊張関係の緩みを懸念する声も漏れる。【岡崎大輔、円谷美晶、橋口正】

 「是々非々だが、森田知事を誕生させた政党として『是』が多くなるのは当然だ」

 告示日の3日、無投票当選を決めた自民現職は今後の知事との距離感をこう宣言した。

 県議会事務局によると、森田知事が再選した2013年3月以降、県議選前の最後の定例会となった2月議会までの間、知事提案の議案は387本。全てが原案通りに可決されている。

 01年から2期8年務めた堂本暁子前知事時代は、自民が県政史上初めて、県提案条例案を否決するなど、「知事VS自民」の対立が鮮明だった。森田県政では一転して、知事が繰り返し口にする「オール千葉」でまとまっている。森田知事は「完全無所属」を旗印とするが、国会議員時代は自民に所属。ある自民県連幹部は「実態は(自民に)『よろしく』ということだ」と解説。その上で「(知事提案の)議案は最初は疑問符が付くものもあるが、水面下で調整し、世に出る時は100点でないが、無難な内容になっている」と打ち明ける。

 自民は前回54人が当選したが、木更津市長への転出などで告示前は51議席に。今回、現有勢力を維持した上、会派入りを望む無所属議員もおり、盤石と言える4年間が続く。だが、極端な「1強」は、議会が首長の行政運営を監視する二元代表制の根幹を揺るがす危険性もはらむ。

 前回16人が当選したが、会派離脱などで告示前14議席で臨んだ民主党は17議席どまり。今後の議会対応について、党県連幹部は「自民には無所属当選者も加わるだろうが、こちらは是々非々で対応するしかない」と語る。前回4人が当選した共産は自民への対決姿勢をアピールし、告示前の3議席から2増。県委員会幹部は「『数の力』では勝てないが、課題ごとに県民運動を起こしていきたい」と強調した。しかし、いずれも「1強」のブレーキ役となり得るか、疑問符も付く。

 一夜明けた13日、記者団から議会との距離感を尋ねられた森田知事は「国は権力闘争だからいろいろあると思う。しかし、県政は一致団結しないといけない。会派が違っても自分の政策、考えを賛同いただけるよう頑張りたい」と述べた。

 2020年の東京五輪を見据え、議会との二人三脚で県政運営を進める構えを強調する森田知事。だが、ひとたび、緊張感のないなれ合いになれば、有権者の地方政治に対する無関心が加速しかねない。事実、投票率は37・01%で過去最低を更新した。千葉大の関谷昇准教授(政治学)は「議会が行政の『追認機関』になっている」と指摘。その上で「議員が有権者と政策課題を共有する姿勢を示さなければ、さらに投票率は下がり、議会の形式化が進むだろう」と懸念する。

6200チバQ:2015/04/14(火) 22:05:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk09010111000c.html
’15統一地方選:県議選 自民28議席維持 民主6、第2勢力に 公明3守る、旧みんなは5人 /栃木
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇投票率過去最低
 統一地方選第1ラウンドの県議選(定数50)は12日、無投票となった5選挙区を除く11選挙区で投開票され、すべての当選者が決まった。自民は改選前と同数の28人が議席を獲得、過半数(26人)を維持した。民主は6人、公明は3人が当選し、民主が議会第2勢力となった。共産は宇都宮市・上三川町選挙区で4年ぶりに議席を奪回した。前回みんな公認で当選した議員13人のうち10人が出馬、5人が当選した。投票率は44・14%(前回46・27%)で11回連続低下し、過去最低を更新した。

 自民は全選挙区に現職28、元職3、新人2の33人を擁立。無投票当選を決めた7人に加え21人が選挙で当選し、過半数を維持した。定数が13と最も多い宇都宮市・上三川町選挙区には6人が立候補、全員が当選した。

 民主は現職3人、新人4人の計7人を擁立して党勢拡大を図った。結果は、連合栃木の支援を受け実績を訴えた現職候補が堅実に議席を守るなどして6人が当選した。

 公明は宇都宮市・上三川町選挙区と小山市・野木町選挙区に現職計3人が立候補。全員が当選し、現有勢力を維持した。

 共産は空白となっていた議席奪還を目指し、12年ぶりに複数候補を擁立。宇都宮市・上三川町選挙区で元職が当選し、議席を取り戻した。社民は3人を推薦するにとどまった。

 無所属候補は、1人が無投票当選を決めるなど12人が当選した。前回選でみんな公認で当選した13人は、現職11人のうち10人が立候補。このうち9人は無所属で出馬し、5人が当選した。残りの1人は任期中に自民に移り今回は同党公認で出馬し、落選。ただ、みんな会派は任期満了とともに解散が決まっており、今後の議員活動の進め方は不透明で、発言力低下は否めない。

 ◆宇都宮市・上三川町

 ◇共産・野村氏、議席奪還 無所属・渡辺氏も再選
 宇都宮市・上三川町選挙区(定数13)は自民6人、民主2人、公明2人、共産1人の政党公認候補と2人の無所属候補が当選した。

 大きな争点は見えなかったものの17人が激戦を繰り広げた同選挙区。自民は県議会議長の螺良昭人氏が、築き上げた支持層をしっかり固め5選を果たすなど、現職が手堅く議席を確保した。

 民主は連合栃木、公明は創価学会と、それぞれの支持母体を固め現有議席を維持した。共産は昨年末の衆院選で党勢を拡大した勢いに乗り、元職の野村節子氏がトップ当選で議席を奪還し、4年ぶりの県政復帰を果たした。

 前回選挙ではみんな公認でトップ当選を果たし、今回は解党を受けて無所属で立候補した渡辺幸子氏も再選を果たした。

 ◆足利市

 ◇無所属・塩田氏初当選 自民・早川氏ら議席守る
 混戦となった足利市選挙区(定数4)は、自民の早川尚秀、木村好文両氏、無所属で民主推薦の加藤正一氏の現職3人が議席を守り、無所属新人の塩田等氏が初当選した。

 国政選挙では茂木敏充自民党選対委員長が盤石の強さを誇る同市。2年前の市長選で同党推薦の市長が誕生するなど党勢を強めており、現職2氏は手堅い勝利。公認の元職、斉藤具秀氏は79歳の年齢も影響し涙をのんだ。

 加藤氏は支援の労組票に加え、地元の市西部地区で浸透し再選。前回市議選でトップ当選の塩田氏は草の根選挙で支持を広げた。無所属現職の鶴貝大祐氏は大豆生田実・前市長の支持層をまとめきれなかった。無所属新人、杉田勉氏は2回目の挑戦も実らなかった。

 ◆日光市

 ◇女性2人が議席独占 自民・渡辺氏8選ならず
 日光市選挙区(定数2)は、自民現職の阿部博美氏が再選を決め、民主新人の平木チサ子氏も初当選を果たし、女性2人で議席を独占した。8選を目指した自民公認の渡辺渡氏は及ばなかった。

 阿部氏は幼稚園園長として父母とのつながりを生かし、女性の視点、教育、若さなどのキーワードを強調して支持を獲得した。

 平木氏は昨年4月の市長選は無所属で出馬したが落選。今回は日光が地盤の福田昭夫衆院議員の後援会や連合栃木の組織力を動員する一方、福祉重視の訴えなどで無党派層にもアピールした。

 渡辺氏は実績を強調し、後援会組織も総動員したが、女性2人の争いに埋没する形となり、高齢や多選批判も重なり議席を失った。

6201チバQ:2015/04/14(火) 22:05:46

 ◆大田原市

 ◇現職が議席守る
 現職2人と新人が三つどもえの激戦を繰り広げた大田原市選挙区(定数2)は、自民の池田忠氏、みんな解党で無所属となった相馬憲一氏の現職2人が新人の小西久美子氏をはねのけ議席を守った。

 前回無所属で当選し、後に自民入りした池田氏は、義兄の津久井富雄市長の応援を得て「市、県、国のパイプ役」を強調し、着実に支持を伸ばした。

 相馬氏は前回トップ当選の知名度を生かしての戦い。地区ごとの住民集会で「声を形にする政治」を強力に訴え、党の後ろ盾無しでも地力を見せた。

 小西氏は千保一夫前市長が陣頭指揮を取り、当選後の自民入りを公言していたが届かず。北那須地域初の女性県議誕生はならなかった。

 ◆さくら市・塩谷郡

 ◇「撤回」の船山氏初当選 最終処分場で注目
 東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場建設問題で注目を集めたさくら市・塩谷郡選挙区(定数2)は、計画の白紙撤回を訴えた民主新人の船山幸雄氏が初当選した。候補地の塩谷町を含む選挙区に反対派県議が誕生したことが、建設問題にどう影響するか注目される。

 4期連続トップ当選を果たしたのは、地盤のさくら市喜連川地区を中心に手堅くまとめた自民現職の花塚隆志氏。高根沢町を地盤とする自民現職の神林秀治氏は前同町長の高橋克法参院議員のバックアップを受けたが、地元以外に支持が広がらなかった。無所属新人の酒井さつき氏は準備期間が短く、知名度の低さも響いた。

 ◆矢板市

 ◇斎藤氏が議席死守
 前回と同じ顔合わせの一騎打ちとなった矢板市選挙区(定数1)は、前回みんな公認で当選し今回無所属に転じた斎藤淳一郎氏が、自転車で回るなど草の根をアピール、無党派層にも支持され議席を死守した。

 自民元職で過去当選3回、議長経験もあるベテランの青木克明氏は国会議員の応援も受けたが及ばなかった。

 ◆真岡市

 ◇民主奪還ならず
 12年ぶりの選挙戦となった真岡市選挙区(定数2)は、民主の議席奪還はならなかった。

 過去2回、民主公認で当選した一木弘司氏は12年に離党して今回は無所属で立候補。民主が新たに擁立した元市議の新人、高橋昇氏を退けて4選を果たした。“非自民”票が分裂する中、県連幹事長を務める自民現職、石坂真一氏は危なげなく6選を果たした。

 ◆栃木市

 ◇自民が3議席
 自民3人、無所属3人が争った栃木市選挙区(定数4)は、自民が3議席を獲得し、強さを見せつけた。

 自民は現職の実績を強調した平池秀光氏が7選を果たし、元職の日向野義幸氏も旧栃木市長としての知名度で、12年ぶりに県政へ返り咲いた。新人の増山敬之氏も、茂木敏充選対委員長の元秘書として中央とのパイプをアピールし、知名度の低さを補った。前回は民主公認だった保母欽一郎氏は無所属に転じ、連合栃木の推薦を受けて労組票をまとめ3選を果たした。

 前回はみんな公認で初当選した角田正展氏は無所属で再選を目指したが、追い風を失ったのが響いた。立候補表明が遅れた無所属新人の市村隆氏は追い上げが及ばなかった。

6202チバQ:2015/04/14(火) 22:14:31
>>6066民主は千葉市緑区選出の現職、竹内圭司の妻で市原市議の新人、竹内直子(45)を擁立

>>6133>>6135

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk12010356000c.html
’15統一地方選:県議選 民主・竹内氏が818票差で落選 首相との写真影響? /千葉
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 安倍晋三首相と一緒に納まった写真をビラに掲載した民主党公認の新人、竹内直子氏(45)は県議選市原市選挙区に挑んだが、818票差で次点となり落選した。竹内氏は同市議会議長時代、公務で上京した際に安倍首相と撮影した写真を掲載したビラを作成し、今回の県議選で数十枚を支援者に配布。党県連から口頭で厳重注意処分を受けた。県連幹部は「騒動がなければ当選していただろう。本人の管理が甘い」とため息をついた。


 ◇市原市(定数4−7)
当 19928 鈴木昌俊 68 自現

当 18524 塚定良治 60 公現

当 12343 伊豆倉雄太 31 無新

当 11645 山本友子 66 ネ現

  10827 竹内直子 45 民新

  10014 山口勇 68 共新

   7492 水野義之 52 無新

 =選管最終発表

6203チバQ:2015/04/14(火) 22:41:34
>>4630
http://www.news24.jp/nnn/news8885569.html
臼井成夫県議が自民党復党へ
(山梨県)

自民党県連は甲府選挙区で当選した無所属・臼井成夫県議の復党手続を進めることを決めた。臼井氏は過去の衆院選対応をめぐり除名処分を受けていた。森屋宏県連会長代理が13日に臼井氏と面談、し復党手続きを進めることを確認した。。臼井氏は「県連の立て直しに加わり、微力を尽くしていきたい」と話している。自民党県連は昨年末の衆院選で敗れたうえ、知事選、甲府市長選に候補が擁立できず、組織の弱体化が指摘されている。県連は臼井氏復党を組織再建の足掛かりにしたい考えで森屋会長代理は「環境を整えながら他に除名処分などを受けた県議についても復党を検討していきたい」としている。
[ 4/14 19:25 山梨放送]

 ◇甲府市(定数9−11)
当 8952 小越智子 51 共現

当 8676 安本美紀 61 公現

当 8413 臼井成夫 70 無現

当 7707 永井学 40 自現

当 7227 飯島修 60 民現

当 6309 土橋亨 62 無現

当 5673 皆川巌 69 自現

当 5636 宮本秀憲 36 無新

当 4076 佐藤茂樹 59 無新

  3428 飯島正樹 51 維新

  3212 輿石 修 54 無新

 =選管最終発表

6204チバQ:2015/04/14(火) 23:09:14
>>6198
http://www.sankei.com/region/news/150414/rgn1504140038-n1.html
2015.4.14 07:05
【山梨県議選】
韮崎市区 民主系の山田氏が制す

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 自民と民主がそれぞれ推薦する新人同士が1議席を争う一騎打ちとなった韮崎市選挙区は、民主が推す会社役員の山田七穂氏(47)が制した。山田氏は12日夜、同市内の選挙事務所で「自民党に対抗できる民主党をつくっていきたい」と自民に勝利した喜びを語った。

 選挙戦では、自民が推す元市議の田原一孝氏(68)に対峙(たいじ)し、「若さ」と「世代交代」を訴え続けた。山田氏は「託してくれ、信じてくれてありがとう。支持してくれた人たちに後悔はさせません。後藤斎知事を全力で支え、韮崎の生の声を県政に届けていく」と支持者に感謝。そのうえで、「暮らしやすく、子供を安心して育てられ、(市外に出た人が)戻ってきたいと思える韮崎をつくりたい」と抱負を述べた。

 選対本部長を務めた中島克仁衆院議員(山梨1区)は、勝因について安倍晋三首相の経済政策、アベノミクスに触れ、「地方には影響が見えていない。市民が一定の判断を下した結果だ」と指摘し、「1人区の韮崎で勝ったことは(党として)意義がある」と話した。

 同選挙区は、現在5期目で元自民県連会長の清水武則氏が今期限りで引退。自民は議席死守を目指したが競り負けた。




 ◇韮崎市(定数1−2)
当 6744 山田七穂 47 無新

  6573 田原一孝 68 無新

 =選管最終発表

6205チバQ:2015/04/14(火) 23:37:01
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/04/14/06.html
2015年4月14日(火)
<県議選>自民、50議席視野に 一夜明け各会派

 12日投開票された県議選で今後4年間(任期は30日から)の県政を担う93人の顔ぶれが決まった。

 推薦を含めて過半数(47議席)を維持した自民、議席を伸ばした民主と共産、9議席を得た「プロジェクトせんたく」、無所属で当選した9人の動向は県政運営にどのように影響するのか。審判から一夜明けた各会派の思惑や動きを追った。

■自民

 自民は推薦を含めて辛うじて単独過半数の47議席(現職39人、新人8人)を維持したが、改選前から議席を二つ減らした。

 自民県連幹事長の鈴木聖二県議は「落選させてはいけない(現職)議員を落としてしまった。非常に有能で、真剣に政策を立案してきた議員が落ちてしまった」と悔しさをにじませた。「1人区では、首長派と前首長派の遺恨の綱引きの中で戦われていたところがあった」と振り返った。

 無所属で9人(現職1人、新人8人)が当選しており、自民はこれから会派入りを働き掛ける方針。全ての常任委員会で過半数を占める「絶対安定多数」(53議席)を確保できるかが焦点となるが、鈴木幹事長は「まずは50人にしたい」と話した。

■民主

 民主は推薦を含めて手堅く2議席増の14議席(現職11人、新人3人)を獲得し、引き続き第2会派を形成する。公認、推薦を受けなかった中川浩氏(西4区)は今後も民主会派に所属する考え。会派は15人になりそうだ。

 県連代表の大島敦衆院議員は「課題は医療や介護、高齢化へのまちづくり。各候補者が課題に対し、しっかり訴えたことが県民の安心につながった」と評した。さらなる組織の足腰強化が必要と説き、「民主への期待が大きくなっていると感じる」と話す。

 県連幹事長の畠山稔県議は県議会運営について、「議会改革などプロジェクトせんたくと方向性は同じ。自民を暴走させないためにも、協力すべき場面では協力していかなくてはならない」と述べた。

■公明

 公明は目標通り現職9人が全員当選を果たした。県議団の西山淳次団長は「どの選挙区も大変厳しい選挙戦だった」と振り返りながら、「党員や支持者の激烈な支援のおかげで、何とか全員が当選することができた」と安堵(あんど)の様子で話した。

 29人の自民候補を推薦し、26人が当選を果たした。西山団長は「基本は自民と協力することになるが、時には自民のブレーキ役になることも必要」と述べた。

■共産

 共産は前回(2011年)の2議席から5議席に躍進するとともに、12年ぶりに4議席を上回った。

 共産県委員会の荻原初男委員長は「『安倍政権の暴走ストップ』を掲げ、その共感が広がった。反自民の受け皿になったと思う」と、今後につながる手応えをのぞかせた。

 それでも目標は8議席だっただけに、「もう一歩、届かなかった。あと1議席はほしかった。今回はちょっぴり躍進」と101票差で惜敗した選挙区もあり、悔しさをにじませた。

■せんたく

 「県議会改革」を旗印にした「プロジェクトせんたく」は公認、推薦の候補者22人のうち9人(現職6人、新人3人)が当選。せんたく代表の鈴木正人県議は「県議会改革は象徴的なものとして掲げたが、それだけでは届かなかった」としながら、「県議会の在り方などが明らかになったことは、意義があった」と自負した。

 現職の1人は本来、民主会派に所属。残り8人で活動するかどうかも流動的な要素がある。鈴木代表は「自民と十分に戦うには厳しい人数だが、8人いれば条例の提案ができる。一定の勢力は保てた」と前向きに話した。

6206チバQ:2015/04/14(火) 23:37:37
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/04/14/09.html
2015年4月14日(火)
<さいたま市議選>市長の対峙勢力伸長 自公で過半数、共産も増

 さいたま市議60人が、12日に決まった。清水勇人市長との対決色が薄まったとはいえ、自民と公明が計34議席となり、過半数に到達。市長与党は民主が現状維持、議会内会派「改革フォーラム」は大きく減らし、計16議席に後退した。

 共産など、より強く市長に対峙(たいじ)する勢力も伸長。清水市政の基盤が弱まる可能性もあり、議会運営は不透明さを増しそうだ。

 最大会派の自民が推薦1人を含む23人全員が当選し、現有20議席から拡大。現職12人を公認した民主も全員が当選し、第2会派を守った。公明も11人全員が当選し、現有10議席から勢力回復。現有7議席の共産は、1増の8議席を確保。

 一方、無所属は8議席から4議席に半減し、そのうち改革の実質的メンバーは、7人から4人に減った。

 自民の中山欽哉団長は、「自民党に対する有権者の期待の表れで、非常にいい結果だ」と歓迎する。

 4年前の市議選では、清水市長率いる埼玉改援隊をめぐって対立。今回は、多くの候補者に市長の為書(ためがき)が贈られ、出陣式などで市長があいさつした陣営もあった。だが、中山団長は「チェック機能を果たすためにも、(是々非々の)スタンスは変えない」とくぎを刺す。

 民主の高野秀樹団長は、「党勢回復には至っていないが、全員が当選できたのはいいことだ」と評価。ただ、市長を支えるため共同歩調を取ってきた改革が「敗北」を喫したことを受け、「自公が過半数となり、バランスが崩れた。対抗できるよう考えなければいけない」と、会派の枠組み再編も視野に入れる。

 無所属の議員で構成する改革は、副議長となったため会派を離れていた細沼武彦氏が落選。清水市長誕生に大きく貢献した中心人物を失い、議会運営委員会に参加できる「交渉会派(5議席以上)」の座からも脱落した。

 添野ふみ子団長は、「現在の選挙制度は無所属にかなりのハンデがある。今後の方向性を早急に決めなければ」と言う。

 共産は議席増こそ1だが、全国的な勢いを市議選にもつなげることに成功した。山崎章団長は「福祉を切り捨て、イベントに金をつぎ込む清水市政への疑問が示された。一致できれば、ほかの会派とも共闘したい」と反清水色をより鮮明にする方針だ。

 元職の吉田一郎氏を中心に結成され、2人が当選した無所属・無党派は、会派を構成せず無所属で活動する予定。吉田氏は「清水市政にはたいへん厳しい結果。ハコモノ反対、地下鉄7号線の岩槻駅延伸反対などを徹底的に訴えたい」と勢いづいている。

6207チバQ:2015/04/15(水) 00:21:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00010000-chibatopi-l12
落選の「ニート25才」候補に千葉市長 「参院選比例区なら当選も」
ちばとぴ by 千葉日報 4月14日(火)12時26分配信

 千葉市議選花見川区(定数10)に立候補し、「ニート」を全面に押し出す白黒コピーの選挙ポスターなどでインターネット上で話題になった上野竜太郎氏(25)の選挙戦について熊谷俊人市長は13日、「市議選だと一部の地域の人しか投票できないが、ネットで全国的に話題になったのだから参院選比例区だったらひょっとしたら受かるぐらいの票になったのでは」と述べた。

 一方で「地方選は地元の活動とネット上の活動のバランスが必要」とも指摘。地方選ではネットだけの活動での当選は難しいとの考えを示した。

 上野氏のポスターは氏名と「ニート25才」としか書かれておらず、顔写真もない白黒コピーだったことがツイッターなどで話題に。選挙カーなどによる一般的な選挙活動は行わず、10年間の引きこもり経験から同じ境遇の人の気持ちを代弁するなどと真摯(しんし)に訴えた選挙公報やブログの内容にネット上で支持が広がったが、15人中12位で落選した。

 ◇花見川区(定数10−15)
当  8981 川村博章 51 自現

当  8194 三瓶輝枝 60 民現

当  5581 村尾伊佐夫 60 公現

当  5171 川岸俊洋 60 公現

当  5135 段木和彦 56 民現

当  5005 盛田真弓 50 共現

当  4559 中村公江 48 共現

当  4506 岩井雅夫 55 自現

当  3299 石川弘 61 無新

当  3081 桜井崇 48 維現

   2126 鈴木明子 64 ネ新

   1399 上野竜太郎 25 無新

   1396 小村貴司 40 無新

   1381 若生良太 26 無新

    161 阿波克往 48 無新

 =選管最終発表

6208チバQ:2015/04/15(水) 00:23:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00010000-chibatopi-l12
民主・野田剛彦氏トップ当選 佳彦前首相の弟 船橋市 【ちば県議選2015】
ちばとぴ by 千葉日報 4月13日(月)14時18分配信
 千葉県内選挙区で最多10人で争われた船橋市選挙区(定数7)。再生途上の民主党が立てた新人・野田剛彦氏は佳彦前首相の弟。順調に得票数を伸ばし、トップ当選を果たした。

 当選確実になると、同市薬円台の事務所では支持者から拍手がわき起こった。

 支持者の前に現れた野田氏は、「多くの皆さんに支えられて勝利を得ることができた。社会的に立場の弱い人たちにより政治の光を当てるため精いっぱい頑張る」とあいさつ。

 引退する堀江はつ県議が佳彦氏とともに全面支援。野田氏は市議選4連続トップ当選の実力も示した。



◇船橋市(定数7−10)
当 46520 野田剛彦 54 民新

当 30020 斉藤守 62 自現

当 24917 仲村秀明 45 公新

当 23123 丸山慎一 59 共現

当 17586 西尾憲一 64 無元

当 10537 中村実 47 無新

当  7426 大崎雄介 34 維新

   6378 槻谷岳大 33 無新

   5347 大原俊弘 45 無新

   4730 佐藤浩 49 無現

 =選管最終発表

6209チバQ:2015/04/15(水) 00:25:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150414/CK2015041402000178.html?ref=rank
県議選 女性6人当選 倍増 旧みんなに代わり民主第2会派へ

2015年4月14日


選挙戦の勝因などを語る野村氏(左)と共産党県委員会の小林委員長=宇都宮市で
写真
 十二日に投開票された県議選は五十議席の当選者が全て確定し、女性は現有議席の倍で史上最多となる六人が当選した。議席数を伸ばした民主は、旧みんなの勢力に代わり、県議会第二会派になる見通し。最大会派の自民は現有議席と同数を維持した。
 十七人が争った宇都宮市・上三川町選挙区(定数一三)では、四年ぶりに返り咲いた共産元職の野村節子氏が他党候補らを抑えてトップ当選。一夜明けた十三日、共産党県委員会の小林年治委員長と宇都宮市内で会見した野村氏は「安倍政権の暴走を食い止めてほしいという共感や、オール与党の県議会では駄目との意見が幅広い年代から寄せられた」と自己分析した。
 福田富一知事は十三日、県議選の結果を受けて県庁で記者団の取材に応じ、さくら市・塩谷郡選挙区(定数二)で「指定廃棄物」の最終処分場計画の撤回を訴えた民主新人の船山幸雄氏が当選したことについて、「塩谷町に住所のある議員が登場し、地域の思いが議会で発せられる機会が増えると思う」と語った。
 投票率は、過去最低をさらに下回る44・14%。福田知事は「(県民から)県政が遠い存在になっていることが、結果的に棄権と結び付いていると思う」と指摘。県内でも、統一地方選の後半戦となる市町議選などが控えており、有権者に参加を呼び掛けた。
 当選者の内訳は現職四十人、元職三人、新人七人。公認の党派別では、自民二十八人、民主六人、公明三人、共産一人、無所属十二人という構成になった。今後は、県議会の新たな会派構成などをめぐって政党間の駆け引きが活発化しそうだ。
 当選者の最年長は、ともに自民現職の平池秀光氏と板橋一好氏の七十四歳。最年少は無所属現職の渡辺幸子氏の三十二歳。当選回数別では、二回の十六人が最多だった。 (藤原哲也)

6210チバQ:2015/04/15(水) 00:42:41
http://www.sankei.com/politics/news/150413/plt1504130041-n1.html
2015.4.13 07:51
【統一地方選】
平成生まれ2人が初当選 相模原市議選





【統一地方選2015】
 12日投開票の相模原市議選で、平成生まれの2人が初当選した。いずれも被選挙権が得られる25歳。

 緑区選挙区で当選した共産党新人田所健太郎氏は平成2年生まれ。子育て支援策の充実などを掲げた。

 南区選挙区の無所属新人鈴木晃地氏は元年生まれ。松沢成文参院議員の元公設秘書で、介護施設で働いた経験から介護士の待遇改善などを訴えた。

6211チバQ:2015/04/15(水) 01:01:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041302000211.html
さいたま市議選 元日本代表GK 都築さん初当選

2015年4月13日 朝刊


 さいたま市議選では、サッカーのJ1浦和レッズなどで活躍した元日本代表GKで自民新人の都築龍太(りょうた)氏(36)が緑区選挙区(定数五)で初当選を果たした。
 緑区にある埼玉スタジアムは浦和レッズの本拠地。都築氏は事務所で「さいたま市をしっかり守る守護神になれるよう、頑張りたい。いろいろな市民の意見を聞いていきたい」と抱負を語った。
 都築氏は一九九七年からガンバ大阪や浦和レッズなどに所属。二〇〇〇年のシドニー五輪で日本代表に選出され、一一年一月に引退した。同年四月の統一地方選で行われた埼玉県議選では、同じ緑区の南11区(定数一)に無所属で出馬。ジャージー姿で遊説しサッカーファンとの集会も開くなどして約九千七百票を得たが、次点で涙をのんだ。
 今回は「もっと身近な問題に取り組みたい」と市議選に転じ、自民公認で立候補。「元サッカー選手」の色を封印して街頭演説はスーツ姿でこなし、待機児童の解消やスポーツ振興策を訴えて支持を広げた。


 ◇緑区(定数5−7)
当  7046 石関洋臣 33 自新

当  7000 都築龍太 36 自新

当  6073 神崎功 59 民現

当  5803 松村敏夫 40 共新

当  5643 神坂達成 48 公現

   3872 村松順子 67 無現

   2315 堤日出喜 41 無新

6212チバQ:2015/04/15(水) 01:02:55
>5584
http://www.chibanippo.co.jp/senkyo/2015/g/chibag/251090
飲酒事故の元職落選 千葉市議選

2015年04月13日 20:35

 飲酒運転で事故を起こした責任を取り昨年7月に辞職した元千葉市議の山浦衛氏(68)が市議選稲毛区に無所属で立候補していたが、次点で落選した。

 山浦氏は地域福祉施設の充実などを訴え、後援会の引き締めを図ったが、「不祥事から1年もたたずに立候補とは…」と出馬を疑問視する声も上がっていた。

 ◇稲毛区(定数8−12)
当  6813 小松崎文嘉 44 自現

当  6636 茂手木直忠 69 自現

当  6614 桜井秀夫 46 公新

当  6498 川合隆史 47 民現

当  4592 吉田直義 27 共新

当  4453 渡辺忍 42 ネ新

当  3894 阿部智 39 無現

当  2996 山本直史 45 無現

   2558 山浦衛 68 無元

   2025 山下純範 58 維新

   1723 村山健一 32 無新

    755 小梛晃彦 34 無新

6213チバQ:2015/04/15(水) 01:13:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk19010057000c.html
’15統一地方選:富士吉田市長選 元市議の勝俣氏、出馬へ 選挙戦に /山梨
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 統一地方選の第2ラウンドの富士吉田市長選(19日告示、26日投開票)に元市議の勝俣進氏(59)が13日記者会見し、出馬を表明した。市長選には現職の堀内茂氏(66)が3選を目指して出馬を表明しており、選挙戦となることが決まった。

 勝俣氏は会見で「富士北麓(ほくろく)新都市構想」とし富士吉田市を中心に北麓1市1町3村が富士山とともに歩む「新都市構想」を掲げ、富士山麓の環境や立地条件にあった企業誘致で就労の場の確保などの政策を明らかにした。現職には「心の通った将来的な施策がないとの多くの声が出ている。3期目を託してはいけないと熟慮して立候補を決意した」と述べた。

 勝俣氏は同市職員から市議4期、議長を務め、前回2011年の県議選富士吉田市選挙区に出馬し、次点。サッカーJリーグ「ヴァンフォーレ甲府」監督を1999年2月から1年間務めた。現在、富士吉田サッカー協会会長。【小田切敏雄】

6214チバQ:2015/04/15(水) 01:15:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk19010186000c.html
’15統一地方選:県議選 自民14議席確保 民主、微増7議席 公明・共産1議席守る(その2止) /山梨
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇山田氏、2新人当選
 ■甲斐市

 現職2人に新人4人が挑んだ激戦区は自民現職の山田一功氏、いずれも無所属の新人、猪股尚彦氏、民主が推薦する清水喜美男氏の3人が当選した。

 山田氏は「何とか3番目に滑り込んだ。一票一票を背負って議会で発言したい」と述べた。

 猪股氏は、甲斐市議を昨年の任期満了で辞職して準備を整え、優位に進めた。雇用の拡大や子供・高齢者福祉の充実を訴えた。

 清水氏は、前回トップ当選の木村富貴子県議(72)の後継。再生エネルギー推進などで「日本をリードする環境都市を構築する」と訴えた。

 無所属新人の坂本一之氏は、地域消防団の装備充実など防災対策強化を訴えた。自民現職の保延実氏は、甲斐警察署の建設推進などを主張した。無所属新人の込山伸一氏は、「しがらみのない政治」を訴えた。

 ◇高木氏、トップ当選
 ■山梨市

 現職の高木晴雄氏が最多得票で再選を果たした。残る1議席で新人の奥山弘昌氏が同じく新人の河合嘉徳氏を降し、保守系無所属同士の戦いを制した。

 民主と社民、連合山梨の推薦を得た高木氏は、豪雪による農業用ハウス再建支援策などの実績を強調。「後藤(斎)知事の県と、市を結ぶ役割をしっかり果たし、成果を作る。今まで以上にフットワークよくやっていく」と喜びを語った。

 奥山氏は「新しい人が住めるようにして、地域を元気にしたい」と主張。若手企業家の発掘と育成による雇用創出なども掲げ、市議らの応援も受け、保守系をまとめた。河合氏は旧牧丘町長の経験を生かした即戦力を訴えたが、浸透しきれなかった。

 ◇武川氏5選ならず 「世代交代」を象徴
 ■富士吉田市

 富士吉田市長、県議長を歴任した自民現職の武川勉氏が5選を目指したが落選。故金丸信氏の国会議員時代の秘書から市議、県議、市長と地方政治に長い経験を持つベテランだが、かつて共に県議の椅子を分け合った秋山隆信元県議のおいで、無所属新人の30代の渡辺淳也、無所属現職で40代の早川浩の両氏に及ばず、「世代交代」を象徴した。

 武川氏はリニア中央新幹線開業を見据えた「新新御坂トンネル」計画の推進などを前面に4期の実績を訴えたが、前回選挙で早川氏が新人ながらもトップ当選した流れを止められなかった。「政治活動、議員活動と選挙は別次元のものだ」と言葉少なに語った。

 前回は次点にも達しなかった渡辺氏は、巻き返しを図るべく日常活動で浸透。早川氏は「しがらみのない政治」を訴えるなどして再選を果たした。

6215チバQ:2015/04/15(水) 01:17:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk12010109000c.html
’15統一地方選:県議選(その1) 自民「1強」揺るがず 公明、共産は手堅く 千葉市議選も自民 /千葉
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇18選挙区無投票、低調な論争
 統一選前半戦の県議選と千葉市議選は12日、投開票された。県議選では、告示前と同じ51議席を確保した自民党は最大会派を維持し、「1強」を印象づけた。告示前14議席だった民主党は3増にとどまり、劇的な回復には至らなかった。公明党、共産党は堅実な戦い。県議選初参戦の維新の党は2議席。社民党は1議席、市民ネットは2議席だった。地方創生や人口減への対応などが争点だったが、無投票選挙区が46選挙区の約4割を占めるなど政党間の論争は盛り上がらず、投票率も過去最低を更新した。一方、全区で選挙戦となった千葉市議選も自民党が最大会派を守った。【岡崎大輔】

 54人(現職46人、新人8人)を公認した自民党。昨年、県議会各会派が議論した選挙区割りの見直しや定数削減について、自民は最大会派の数の力で先送りした。党県連関係者は「慣れた選挙区が(統一選で)戦いやすいから」と漏らした。

 昨年末の衆院選は全13区のうち、1区と4区で民主党に敗れた以外は勝利を収めた。野党第1党の民主の「戦意を奪った」(自民県連幹部)ことで、県議選でも優位な戦いを進めた。

 海江田万里前代表から岡田克也代表に交代後、初の大型選挙となった民主。しかし、伸び悩む政党支持率を反映し、擁立は前回から10人減の21人にとどまり、厳しい選挙戦となった。党県連幹部も「民主党の『看板』を背負う人間がいない。人材発掘が急務だ」と述べ、出口の見えない状況を嘆いた。

 初めて県議選に8人を公認した公明党は支持団体の強力な後押しを受けて全員当選した。共産党は国政選挙と同様に、自公政権への対決姿勢を打ち出し、告示前の3議席から2議席増やした。

 ◇千葉市議選も自民 定数削減の影響、最小限に
 県議選とは対照的に定数が8年ぶりに削減された千葉市議選。中央、花見川、稲毛、若葉の4区でそれぞれ1減され、定数50の新議席を巡って激しい選挙戦が繰り広げられた。

 定数10の中央区には、現職だけで11人が立候補し、元職と新人を含め計17人が激突。花見川区は政令市移行後、定数の超過数が最多となり、各候補者は定数削減が決まった昨年6月直後から、事実上の選挙活動を進めてきた。

 支持組織や地盤が強固な自民党は最大会派を維持し、定数削減の影響は最小限にとどめた。一方で、少数政党や知名度が低い地域政党、無所属の候補は苦戦を強いられた。

6216チバQ:2015/04/15(水) 01:17:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk12010121000c.html
’15統一地方選:県議選(その2止) 民主3増、伸び悩む /千葉
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇前回選、震災液状化で混乱 浦安市、予定通り開票
 浦安市では午後9時から、市文化会館大ホールで県議選同市選挙区(定数2)の開票が行われた。

 前回2011年の県議選の投開票日は、東日本大震災直後の4月10日だった。浦安は市域の86%が液状化し、断水でトイレが使えずに市外へ避難している市民も多かった。そのため、市側は「選挙ができる状況にない」と延期を求めたが、県選管が予定通りの実施を決めたため、両者の対立が激化。市側が投開票の事務を拒否し、告示して3人の候補が選挙運動をしたのに、投開票が行われない異常事態となった。

 結局、2週間後の市議選は4月24日、予定通り実施され、県議選は約1カ月後の5月22日に浦安だけの再選挙が実施された。

 4年たち、市内で生活に支障のあるインフラ被害はなくなりつつある。市選管担当者は「この4年間、国政選挙、知事選、市長選など滞りなく執行してきた。今回もミスなく粛々と進めるだけ」と話し、開票作業に臨んだ。【市村一夫】

 ◇我孫子市選挙区 水野氏が初当選 今回女性最年少、無党派票集め
 県議選我孫子市選挙区では、今回の女性候補者で最年少の無所属新人、水野友貴氏(32)が初当選を果たした。同市白山2の選挙事務所で水野氏は支援者らと握手を交わした。

 自民現職、民主新人の男性候補と定数2を争った水野氏。選挙戦では「政党や組織の応援を得ない完全無所属」をアピール。組織固めに主眼を置くライバル候補とは対照的に、街頭活動をネット中継したり、ブログやツイッターで支持を呼びかけるなど、無党派層への浸透を図った。

 千葉県議会の女性議員の割合は1割に満たず、今回、最大会派の自民は女性候補もゼロだった。水野氏は「多くの女性が地方政治に関わるようにし、県政を身近にしたい」と語った。【橋本利昭】

6217チバQ:2015/04/15(水) 01:28:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000022-san-l19
【山梨県議選】「分裂自民」2議席減
産経新聞 4月14日(火)7時55分配信

 統一地方選の前半戦となった県議選は12日深夜までに、新議員38人全てが決まった。自民党は公認・推薦14人が当選して「第一党」を守ったが、前回選挙より公認の議席を2議席減らすなど、厳しい状況が続いている。一方、民主党は公認の1議席は前回と同じものの、推薦6人が当選し、党出身の後藤斎知事が誕生した勢いを追い風にした形だ。今後は、会派構成が焦点になるとみられる。

                   ◇

 今回の県議選は、2月に後藤知事が就任してから初めて実施された。無投票6選挙区の11人を含む当選者の内訳は、現職29人、新人9人。党派別では、自民党12人(前回選挙14人)、民主党1人(同1人)、公明党1人(同1人)、共産党1人(同1人)=いずれも公認、無所属23人(同21人)。男女別では、男性37人、女性1人となった。

 自民は、昨年12月の衆院選で県内全2選挙区で敗れ、県連4役が引責辞任したのに続き、今年1月の知事選と甲府市長選に独自候補を立てられず、民主出身の候補に相乗りするという厳しい状況が続いている。

 県議選には挽回を期し、公認14人と推薦5人の計19人を擁立。しかし、公認のベテラン現職2人が議席を失ったほか、推薦した新人4人のうち初当選は1人にとどまり、前回の公認・推薦15人から微減となった。議会内の自民党系会派は2つに分裂しており、勢力図の変化が注目される。

 民主は、衆院選山梨1区での勝利に続き、党出身者が知事と甲府市長に就いたことから党勢拡大の好機として臨んだ。推薦の新人が自民推薦の新人と一騎打ちになった韮崎市選挙区を制すなど、公認・推薦8人のうち7人が当選し、前回の公認・推薦6人より微増とした。当選者のうち推薦1人は社民党県連が重複推薦。

 維新の党は、公認1人を擁立して初の議席獲得を目指したが、及ばなかった。公明党は、前回と同じ公認1人に加え、県本部推薦の1人が当選。共産党は、前回より1増の公認4人を立てたが、前回と同じ当選1人だった。

6218チバQ:2015/04/15(水) 01:29:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000377-kana-l14
共産躍進、勢い本物? 県議会で悲願の議席奪回
カナロコ by 神奈川新聞 4月14日(火)7時3分配信
 統一地方選の前半戦で、共産党が県議、政令市議選で躍進を果たした。一昨年の参院選、昨年末の衆院選で議席を伸ばした勢いを地方選にも持ち込み、県議会では悲願の議席奪回を成し遂げた。「安倍政権に正面から立ちはだかる唯一の存在として認知された」とみる県組織は、躍進の流れを一過性に終わらせまいと、統一選後半戦や来夏の参院選をにらむ。勢いは本物か-。働き盛りの世代への浸透や政策実現力を課題に挙げる声もある。

 「すごい、すごい。(当確の)花が足りなくなるよ」。13日未明、横浜市港北区の小さな事務所は活気にあふれていた。

 港北は、県議選で大山奈々子氏(52)が初当選。市議選でも、現職の白井正子氏(55)が共産議員としては44年ぶりにトップ当選を果たし、「躍進」の象徴区となった。「民意無視の安倍政権へのノーが躍進につながった」。大山氏の声は興奮でうわずっていた。

 基地の街・横須賀の県議選でも、井坂新哉氏(43)が同党議席を8年ぶりに回復。「米軍基地問題を県政で取り上げる」と決意を新たにした。

 議席がなかった県議会は6議席に伸ばし、代表質問に立てる「交渉会派」に。政令市議選でも横浜の4増をはじめ、3市すべてで議席増を成し遂げた。

 当初から力が入っていた。志位和夫委員長は告示日の3日に加え、9日にも来県。大山、井坂両氏らが出馬した重点区でマイクを握り、安倍政権の集団的自衛権行使容認の動きを指弾。「戦争立法ストップの声は、党をつくって93年、反戦平和を貫いた共産候補へ」と力を込めた。

 結局、41道府県議選全てで当選者を出し、議席がない「空白県」を初めて解消。「重要な躍進を勝ち取った。後半国会では戦争立法を廃案に追い込むため、全力を挙げる」。13日、志位氏はそう宣言した。



 「自民、公明、維新は集団的自衛権の行使容認に前のめり。民主は立ち位置を示せない中、ぶれないわれわれに反戦平和の願いが託された」。共産県委員会の田母神悟委員長は躍進理由をこう説明する。加えて前回、旋風を巻き起こしたみんなの党の解党など、第三極の弱体化が有利に働いた、とみる。

 後半戦で市議選の告示を控える党関係者も「間違いなく弾みがついた」と笑顔。県委員会はすでに来夏の参院選に照準を定め、「候補を至急、定めたい。できるだけ若い人を、と思っている」。

 課題は、躍進の流れを持続的なものにできるかどうかだ。共産は1998年の参院選で畑野君枝氏が神奈川選挙区で議席を獲得。翌99年の統一選で、県議会は6議席に躍進した。しかし、その後は自民、民主の二大政党の波にのまれて埋没、長期低迷した。

 今回も昨年末の衆院選の比例南関東ブロックで畑野氏が10年ぶりに国政に復帰。翌春の統一選での飛躍につなげた。畑野氏は「同じ轍(てつ)を踏まぬよう、政権を任せてもいいと認めてもらえる、政策力を磨かないと」と話す。

 田母神氏は党員の高齢化を指摘。原発や派遣労働問題を挙げ、「若者とかみ合う問題は多いが、40代の現役世代の支援者が少ないのが気掛かり」と話す。

 東北大大学院の河村和徳准教授は、今回の躍進に関し、民主党が候補を絞り込んだことと、低投票率で組織政党に有利だった点を挙げ、「共産党は政権を取らない『完全野党』だから、安心して政権批判票を投じられる面がある」と分析。「完全野党と思っていた共産が政策を実現しようとすると、支持が離れかねないジレンマを抱えている」とも指摘する。

6219チバQ:2015/04/15(水) 01:29:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000378-kana-l14
どうなる?4議会の構図 自民堅調、共産躍進
カナロコ by 神奈川新聞 4月14日(火)7時3分配信

 統一地方選前半戦の県議選、横浜、川崎、相模原の3政令市議選が12日に投開票され、積極擁立した自民党が堅調に議席を伸ばした。昨年の衆院選の勢いを持続させた共産党も、前回失った県議会の議席を奪還するなどすべての議会で躍進。それぞれの議会の構図がどう変わるのか、今後を展望した。


◆県議会 「3派連合」に変化
 県議会は、これまで議会運営の主導権を握ってきた自民党、公明党、県政会の「3派連合」の体制が、今選挙を機に様変わりしそうだ。単独過半数を目指し積極擁立を進めた自民が県政会の地盤の1人区に公認候補を擁立し、これまでの協力関係が一変した。失っていた議席を大幅に伸ばし交渉会派の要件を満たした共産党のスタンスも注目点だ。

 自民は改選前から4議席伸ばし過去最多に並ぶ45議席を獲得。さらに無所属で当選した11人の中には自民入りも含めて検討している議員もおり、30日の会派結成届時には所属議員が増える可能性もある。

 自民は、公明との2会派で定数105の過半数を確保している。

 一方、県政会は現職2人が落選し、2議席にとどまった。交渉会派入りするにはほかに2人以上必要だが、すでに複数の無所属議員が会派入りを検討中。

 今後の議会運営について、自民党県連の竹内英明幹事長は「今後県政会がどうなるか、状況をみて判断する」との認識を示した。公明の鈴木秀志団長も「無所属議員の動向を注視し、方向性を見守りたい」とした。

 前回議席を失った共産は6人が当選。党県委員会の田母神悟委員長は「共産党が県議会にいない間、黒岩県政はほぼノーチェックだった。福祉を切り捨てる県政をただす立場で追及していく」と述べ、野党の立場で活動する方針だ。

 民主党は改選前から3議席増やして25議席となり第2会派を維持。維新の党は5議席で交渉会派の要件を満たした。

6220チバQ:2015/04/15(水) 01:30:06
◆横浜市会 自公民の協調が軸
 横浜市会(定数86)では、自民党が改選前の32議席と同数を維持し、引き続き市会最大会派の座を保った。1増の16議席と堅調だった公明党が単独で第2党となり、自公で従前通り過半数を確保した。市会運営は両党と、これまで協調してきた民主党を合わせた3党を軸に展開することになりそうだ。

 改選前、公明と同数の15議席だった民主は副議長経験のベテランや中堅現職が落選、第3会派の13議席となった。維新は改選前と同じ9議席を確保した。

 共産党は現職5人に加え、新人3人、元職1人も当選して大きく躍進。維新と並ぶ9議席となった。

 市会では慣例として、会派の人数に応じて常任委員会や特別委員会の正副委員長ポストを割り当てるドント方式を採っている。共産にも委員長ポストが割り当てられる可能性があり、存在感が増しそうだ。

 議会事務局によると、常任委員会の委員長ポストに共産の市議が就いたのは2002年が最後で、今回委員長ポストが割り当てられれば13年ぶりとなる。また、1人会派や無所属の計7人が今後、互いに連携したり、他会派に協力したりするのかについても注目される。


◆川崎市議会 存在感を増す自民
 川崎市議選(定数60)は、自民党が7選挙区のうち5選挙区でトップ当選し全員当選を果たすなど告示前から4議席伸ばして第1会派を堅持した。市長選で戦った福田紀彦市長に対し是々非々の立場を取ってきた自民が、これまで以上に存在感を増しそうだ。

 公明党も全員が当選し13議席を維持。国政与党の自公での過半数確保に、「議会運営はやりやすくなる」(公明党市議)との見方も出ている。公明は第2会派を確保したため、慣例で副議長ポストを手にした。

 民主党は、議長も経験したベテランが落選する一方、元職が返り咲いて現有の11議席は確保した。しかし、現職1人が無所属会派だったこともあり、民主推薦の無所属新人も含め、第3会派確保をめぐって今後の会派構成が注目される。

 共産党は衆院選の勢いを維持し、高津区で1議席を増やし、民主と並ぶ11議席を獲得した。維新の党は5選挙区で次点となるなど現職1人が当選するにとどまり、存在感をみせられなかった。3人以上の会派に認められる代表質問はできなくなった。

 神奈川ネットは元職が返り咲いて議席を回復したが1議席のみ。福田市長の与党的立場の政治団体「新しい川崎の会」は4人を擁立するも、当選は現職1人と苦戦。福田市長にとって施策推進のバックアップ勢力が後退する形となった。無所属は現職1人、新人2人が当選し、今後1人会派の連携も考えられる。


◆相模原市議会 自民、最大会派形成へ
 相模原市議会(定数46)は、自民党単独の会派が形成される見通しだ。党公認で当選した保守系最大会派の新政クラブの現職12人と新人2人の計14人に、党推薦の新人1人を加えた15人で構成。他会派の形成にもよるが、最大会派となる可能性が強い。

 新政クに次ぐ議会勢力の公明党は、引退した2人に代わる新人2人を立て、現職6人を含めて8人全員当選。引き続き、現有勢力を維持する。

 民主党公認の民主・新無所属の会は、現職6人中5人が当選。これに党公認で無会派の現職と新人の計2人を加えて会派を形成するが、さらに無所属での当選者が合流するかは流動的。

 無所属中心に構成される颯爽(さっそう)の会は、民主公認の現職1人が落選したため4人。ただ、ここも無所属の当選者を含めた会派構成は不確定な状況だ。

 市民連合は現職1人が引退し、社民党公認と推薦の現職2人だけになった。議会運営委員会の委員を出せる3人会派以上の形成を目指している。

 共産党は現職1人が県議選に転身し、現職2人に新人3人の計5人を擁立。全員当選で議会での発言力を増すことになった。

6221チバQ:2015/04/15(水) 01:31:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000383-kana-l14
「綾瀬の未来のために」 綱嶋氏、新人一騎打ち制す
カナロコ by 神奈川新聞 4月14日(火)7時3分配信

「綾瀬の未来のために」 綱嶋氏、新人一騎打ち制す
選挙報告会で「笠間市長とスクラムを組み、綾瀬のためにがんばりたい」と述べる綱嶋氏=綾瀬市内
 12日に投開票が行われた県議選綾瀬市選挙区は、無所属で元市議の綱嶋洋一氏(47)が1万4719票を獲得。自民党の元県議秘書笠間功治氏(41)を約3千票差でかわし、新人同士の一騎打ちを制した。

 綱嶋氏は一夜明けた13日、市内で選挙報告会を開き、「笠間城治郎市長としっかりとスクラムを組み、綾瀬の未来のために働きたい」と抱負を語った。

 笠間市長は選挙中、綱嶋氏を事実上応援。地元衆院13区選出の甘利明経済再生担当大臣や、菅義偉官房長官(衆院2区)が相手の自民党公認候補の応援に入る中、市長後援会と一体となって、支持を訴えた。「自主投票」とした公明も告示当日は現職市議4人全員が綱嶋氏の出陣式にのみ出席した。

 綱嶋氏は選挙戦を振り返り、「非常に厳しい選挙戦だった。市長後援会はじめ、多くの方のおかげで何とか勝つことができた。3期12年の市議経験で、綾瀬と県の太いパイプを築けるのではないか、と有権者が期待してもらった結果だと思っている」と述べた。

◇綾瀬市(定数1−2)
当 14719 綱嶋洋一 47 無新

  11638 笠間功治 41 自新

 =選管最終発表

6222チバQ:2015/04/15(水) 01:31:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000385-kana-l14
「医療拠点誘致を」 瀬戸氏、現職6選阻む 県議選南足柄選挙区
カナロコ by 神奈川新聞 4月14日(火)7時3分配信

「医療拠点誘致を」 瀬戸氏、現職6選阻む 県議選南足柄選挙区
支援者からの祝辞に笑顔の瀬戸良雄氏=13日午前0時15分ごろ、南足柄市千津島の事務所
 12日投開票された県議選南足柄市選挙区では、県議会の「県政会」の重鎮で6期目を目指した現職の川上賢治氏(76)が新人の瀬戸良雄氏(67)に敗れた。波乱の展開の末、4年前と両者の明暗が逆転した。

 同日午後10時40分すぎ、同市関本の川上氏の事務所にいた近隣首長らが、席を立って同市千津島の瀬戸氏の事務所に移動し始めた。

 市選挙管理委員会の確定が出たのは、同10時49分。瀬戸氏9623票、川上氏7901票。瀬戸氏は、川上氏に敗れた前回県議選から約2800票積み上げた。

 支援者らに囲まれて万歳三唱が繰り返された事務所前で、瀬戸氏は「1票をいただいた皆さんに感謝です。市民の良識が示された」と満面の笑み。「前回苦杯をなめてから4年間地道に地域を回った。現職の実績は評価するが、5期は長いという多くの声が6選阻止を選んだと思う」と勝因を分析した。

 初めて臨む県議会に向けて「県の進める未病対策を具現化するため、大学など医療・福祉の拠点を足柄地域に誘致できれば。道の駅をはじめインフラ整備にも取り組みたい」と力強く述べた。

 一方、一夜明けた13日、川上陣営では、支援者らが事務所の後片付け。川上氏は「私の力不足だった。市議・県議を通じて36年間、私を支援してくださった市民の皆さんに心から感謝したい」と敗戦の弁を述べた。選挙戦では、一部報道された政務活動費問題について「違法性はなかったと説明に努めたが、影響を払拭(ふっしょく)しきれなかった」と悔しさをにじませた。



◇南足柄市(定数1−2)
当  9623 瀬戸良雄 67 無新

   7901 川上賢治 76 無現

 =選管最終発表

6223チバQ:2015/04/15(水) 01:35:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041302000291.html
91歳最年長、25歳若手に託す 相模原市議選

2015年4月13日 夕刊


自宅で開票結果を待つ溝渕誠之さん=12日、相模原市で
写真
 12日に投開票された相模原市議選(南区、定数18)で、首都圏の議員候補で最高齢の91歳現職は議席を逃し、初当選した平成生まれの25歳に「社会のために尽くしてほしい」と託した。 (西田義洋、<1>面参照)
 「介護改革などを実現し、四年後の選挙に一人でも多く行ってもらえるよう頑張りたい」。十七番目で初当選した鈴木晃地(こうち)さん(25)は十三日未明、小田急相模原駅近くの選挙事務所で決意を語った。
 その少し後、十二期連続で当選してきた溝渕誠之(せいし)さん(91)は一票差で落選が決まり、市内の自宅で支援者数人を前に「選挙は天の声だから仕方ない。四月から始めた認定こども園に本腰を入れ、新しい人生を切り開きたい」。
 代わって政治の世界に飛び込む鈴木さんに「資質があるかないかは、年齢ではなく、社会のために活動することに情熱を持てるかどうかだ」とエールを送る。
     ◇
初当選が決まり、喜ぶ鈴木晃地さん=13日、相模原市で
写真
 鈴木さんが政治を目指す原点になったのは、高校三年の夏休みに経験したボランティアだった。十七歳、同級生は大学を目指していたが、やりたいことが見つからず、母の知り合いのケアマネジャーから誘われてお年寄りの話し相手になった。「ありがとう。また来てね」。人に感謝される喜びを知った。
 地元の福祉専門学校で介護を二年間学び、東海大健康科学部社会福祉学科の三年に編入。「社会保障が破綻の危機にあるのに無関心な人が多い。自分たちの世代が声を上げなければ」と政治家を志した。
 初めての選挙、告示後に駅頭で演説していると、中年男性から「期日前投票で入れたのは、将来のためだ」と激励された。自分が出ることで同世代の若者にも投票に行ってほしい。低投票率の原因は、政治家が選挙のときにしか姿を見せないからだと思う。「どんなに忙しくても、週に一回は駅頭に立って活動報告をしたい」と誓う。
     ◇
 溝渕さんは故郷高知で教師を目指したが「国のために命をささげるのは日本人として当然だ」と陸軍予備士官学校に入学。しばらくして迎えた終戦時は、二十二歳だった。
 「国際連盟脱退や対米開戦が失敗だった。国際情勢を見極める力があれば」との思いを抱いた。終戦から十九年後に設立した幼稚園で、考える力を育てる教育を実践した。
 一九六七年、知り合いの市議の引退に伴って出馬して初当選。今回は「少子化と超高齢化という激動期に私の経験と知識を生かしたい」と挑んだ。
 続く低投票率には「医療や介護、子育てなど、皆同じことを言うので、有権者は無関心になる」。危機感は安全保障をめぐる現在の政治情勢にも。「日本が近隣諸国を侵略したのは事実。安倍首相は『軍』と言った。軍という言葉の向こうには敵がある。こういう流れは怖い」と話す。
 鈴木さんには伝えたい。「賢者は歴史に学ぶ。歴史を学んでほしい」と。
◇相模原市議選(南区、定数18)で僅差になった当落線上4候補の結果
  順位 確定得票数
当(17)3,435.889 鈴木晃地 25 無新
当(18)3,304.000 小林丈人 43 民新
 (19)3,303.339 大槻和弘 59 無元=自
 (20)3,303.000 溝渕誠之 91 無現=自
 ※鈴木さん、大槻さんはともに同姓の候補がもう一人いた。このため得票数は、姓しか書かれていなかった票などをそれぞれの獲得票に応じて計算した。

6224チバQ:2015/04/15(水) 01:35:56
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20150413-OYTNT50517.html
1票差 3人の明暗
2015年04月14日
選挙報告会で支援者に感謝を伝える溝渕さん(13日午後、相模原市南区相模台で)
選挙報告会で支援者に感謝を伝える溝渕さん(13日午後、相模原市南区相模台で)

 相模原市議選南区選挙区では、1票差にひしめいた3人のうち1人が当選し、2人が涙をのむ結果となった。13回連続当選を目指し、落選した91歳の溝渕誠之さんは「このへんで休めという天の声と受け止めている」と語った。

 同選挙区は定数18に29人が立候補する激戦区で、最下位で当選した小林丈人さん(43)と、同姓の候補者がいるため、案分票が出て1票未満の差で次点となった大槻和弘さん(59)、次の溝渕さんの得票差は1票以内だった。「91歳」は、統一地方選前半戦で行われた全国の選挙の候補者で最高齢。溝渕さんは元教員で、1967年に初当選。教育環境の整備に情熱を注いできた。卒寿を超えた今でも背筋が伸び、生き生きとした声には張りがある。

 溝渕さんは13日午後、支持者を集めてあいさつし、「立派な青年が当選していますから、市議会を任せても大丈夫」と語った。今後は議員と二足のわらじをはいてきた幼稚園長の仕事に専念するといい、「1日に新しい認定こども園が開園したばかり。今は元気だからもう一仕事したい」と、前向きな考えを示した。

 一方、僅差で初当選した小林さんは「初めての選挙で1票の重みを痛切に感じた」と感慨深げ。「ずっと尊敬していた溝渕さんの分まで議会で働きたい」と意気込みを語った。

 次点の元市議、大槻さんは「選挙結果に納得していない」と話している。

6225チバQ:2015/04/15(水) 21:51:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk19010025000c.html
’15統一地方選:県議会各会派、新人獲得へ動き 水面下の攻防激しく /山梨
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 統一地方選第1ラウンドの県議選を終えた県議会(定数38)の各会派は、多数派を構成しようと早くも当選した新人議員などの獲得に乗り出している。会派の所属議員の数は議長、副議長など得られるポストに直結し、議会の発言権にも影響する。今回の選挙で会派代表が落選するなど所属議員を大きく減らした会派や所属県議が引退し、代表質問ができる人数を割り込んだ会派もあり、会派再編の水面下の攻防は激しさを増している。【統一地方選取材班】

 「議会の役割を果たすために協力してほしい」。当選者の1人は最近、ある会派に所属していた候補者の訪問を受け、当選後の会派入りを要請された。別の候補者によると、選挙期間中から選挙応援をするのと引き換えに打診をしてきた会派もあったという。

 改選前の県議会会派構成は、自民党・県民クラブ(14人)▽自由民主党・創明会(11人)▽民主党系の「フォーラム未来」(4人)▽超党派会派の「チームやまなし」(4人)▽公明党(1人)▽日本共産党(1人)▽無所属(1人)−−の7会派があった。

 フォーラム未来は14日午後、早速入会希望者の新人を集めた説明会を県議会内で開いた。会派代表の木村富貴子議員は「議会改革など皆さんには期待が寄せられている。得意分野を生かし、地域の声を質問に反映していきましょう」などと呼びかけた。会議には、いずれも民主推薦を受けて当選した新人の山田七穂氏(韮崎市)と清水喜美男氏(甲斐市)、佐藤茂樹氏(甲府市)が出席。今後の議会日程などを確認した。同会派は木村氏が引退するが、この3人が既に加入を明言し、計6人になる見通しだ。

 さらに行き先未定の議員を獲得しようと、各会派がそれぞれの思惑を胸に水面下で働きかけている。流動的なのが保守系会派だ。

 県民クラブは所属していた議員1人が首長選に転出したが、選挙の結果、残り13人は全員当選した。創明会は会派代表の保延実氏の落選や引退などで4減の7人と大きく減らした。創明会所属県議は「今後、どうなるのか。何も分からない。とにかく集まって話し合う必要がある」と沈んだ声で話した。県民クラブ所属県議も「まだこれから。もう少し時間がたたないと見えてこない」とする。

 会派のうち議会で会派代表質問や議会運営委員会の委員が割り当てられる「交渉会派」になるには所属議員4人以上が必要だ。交渉会派か否かは、会派の発言権や存在感に直結する。改選後の所属が3人で、交渉会派になれるか瀬戸際のチームやまなし代表の永井学県議は「もちろん4人は欲しい。新人には全員声をかけている。(入会の見通しは)一生懸命努力するとしか言えない」と話す。

 新会派入会の届け出は21日に県議会に提出する必要がある。しかし、新人を中心に態度を明言しない新議員も複数いて、新会派を巡る綱引きが続く。

6226チバQ:2015/04/15(水) 21:59:09
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/04/15/04.html
2015年4月15日(水)
知事と自民、夏の知事選へ火花

 県議選を終え、県政界の衆目は夏の知事選に移った。独自候補の擁立を目指す自民党県連の新藤義孝会長(衆院議員)は13日、候補者選定の最終調整に入っていることを明かした上で、3期までとする多選自粛条例を定めた上田清司知事に対し「これを廃止する条例を制定しない限り(上田氏の)立候補の法的根拠はない」とけん制。複数の自民県議は知事が県議選で「プロジェクトせんたく」の支援に回ったことについて「4選出馬に向けた地盤づくり」とみており、「首長が選挙で特定候補に肩入れするのはやりすぎ」と反発を強めている。

 一方、自身の進退表明は6月としている上田知事は14日の定例会見で去就を問われ「自粛をするための努力をしている。だからと言って絶対そうだという話ではない。任期の途中で勝手に(進退について)憶測されるのは迷惑な話」と従来の主張を繰り返し、報道を通じた自民関係者の発言に不快感を示した。

 新藤会長は13日の会見で2011年の知事選時に「自民県連は3期までということを確認した上で上田さんを支持した」ことを明らかにし、立ち会ったという県議団幹部もこの経緯を明言する。

 これに対し上田知事は14日の会見で「そういう話は全くない。大変失礼な話」と語気を荒げて否定。強く4選出馬の余地を残そうとすることが逆に周囲に出馬の意思があると受け取られるのでは、という記者の質問には「パーティー(知事選)が始まる前からビールの栓を抜く人はいない。(任期満了の)1年前から辞めますという人はいないじゃないですか」と、独特の節回しでかわした。

 「上田知事はご自身のポリシーで(3期までと)決めた。通常の解釈なら次の知事選に現職はいない。私たちは責任政党として、それを前提に(候補者擁立の)準備を進める」と新藤会長。一方、せんたく、民主関係者は「自民の操り人形のような人物が知事になって県政は良くなるのか」と4選出馬に動く。春を終え、夏の政治決戦へ向けた準備が加速している。

6227チバQ:2015/04/15(水) 22:14:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000400-kana-l14
風やみみんな消えた 第三極の期待感しぼむ
カナロコ by 神奈川新聞 4月15日(水)7時3分配信

風やみみんな消えた 第三極の期待感しぼむ
楠氏(右)の当選が決まり、あいさつする浅尾氏(中央)=12日午後11時35分ごろ、栄区の事務所
◆県議選で当選1人
 統一地方選前半戦の県議選で、旧みんなの党に所属していた現職の多くが議席を失った。解党後も流れをくむ地域政党「みんなの改革」の公認候補5人のうち再選したのは、浅尾慶一郎代表(衆院4区)のお膝元で出馬した1人だけ。4年前、「非自民、非民主」の受け皿として旋風を巻き起こした勢いはどこへ-。強固な地盤を持たず、浮動票を狙った風頼みの「第三極」は今、地方議会でも窮地に立たされている。

 「すべては私の不徳のいたすところにあるが、個の力では難しかった」

 5議席をめぐり10人が出馬した藤沢市選挙区。3選を目指して落選した塩坂源一郎氏が、厳しかった選挙戦を振り返った。

 旧みんなの党で県総支部の幹事長を務め、今回はみんなの改革の推薦を受け無所属で挑んだ。県内随一の激戦区で浅尾氏らの応援を受けたが、及ばなかった。

 みんなの改革で当選したのは、浅尾氏の地元・横浜市栄区選挙区で立候補した楠梨恵子氏ただ一人。たもとを分かった維新の党から出馬した現職も、同様に厳しい戦いを強いられた。再び議員バッジを手にしたのは、無投票当選した斉藤尊巳氏(川崎市高津区)と江田憲司代表(8区)の地元・横浜市青葉区で出馬した赤野孝之氏だけだった。

 「みんなの改革の名前を知っている人はほとんどいなかった」と振り返る塩坂氏は、こう続けた。「当選したのは、みんなの党が強かったところばかり」

◆直前まで模索続け
 4年前の前回県議選で、旧みんなの党は22人を擁立。新人13人を含む15人が当選し、県議会の第3会派へと躍進した。前知事の松沢成文氏を立てた2013年の参院選では、自民に次ぐ約74万票を獲得する勢いがあった。

 しかし同年12月、江田氏らが渡辺喜美代表(当時)の党運営に反発し党を離れた。その後、代表に就いた浅尾氏と渡辺氏の路線対立が激化し、14年11月に解党した。

 統一地方選まで半年を切っての党消滅。組織的な支援を受けず、強固な地盤を持たない現職の多くは、党の「看板」を失って浮足だった。昨年の衆院選での維新のビラ配り、競争率の低い選挙区への国替え、民主党を含む他党からの出馬-。県議選の告示直前まで、模索を続けた者もいた。

◆「日常活動の差」
 「短期間で浸透できず、厳しい結果だった。得票を見れば、日常活動の差が出ている。敗因分析が必要」。県議、横浜市議選で8人が出馬し、各1人の当選に沈んだみんなの改革の浅尾代表はこう総括し、統一選後半戦の葉山町議選に出馬する現職の土佐洋子氏は「4年前とはまったく違う。今回は、第三極はどこも厳しい」と不安を隠さない。

 来夏に改選を控える参院議員の中西健治代表代行も厳しい現状を受け止め、こう話した。「(この4年間で)第三極の期待感はしぼんでしまった。政権運営の失敗で民主党にすら期待感がない。第二極にないのに、ましてや第三極は…」

6228チバQ:2015/04/15(水) 22:17:00
◇藤沢市(定数5−10)
当 20634 国松誠 53 自現

当 18790 斎藤健夫 46 民現

当 17513 渡辺均 56 公現

当 17467 加藤なを子 56 共新

当 14208 市川和広 44 自新

  12660 松長泰幸 46 自新

   9657 原田建 50 無新

   8105 塩坂源一郎 51 無現

   7271 小林伸吾 37 維新

   6653 甘粕和彦 32 次新

 =選管最終発表

◇横浜市栄区(定数1−2)
当 25352 楠梨恵子 34 み改現

  17896 志田一宏 31 自新

 =選管最終◇横浜市栄区(定数1−2)
当 25352 楠梨恵子 34 み改現

  17896 志田一宏 31 自新

 =選管最終発表発表

6229チバQ:2015/04/15(水) 22:19:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000407-kana-l14
高橋氏14年後の雪辱 県議選足柄下選挙区
カナロコ by 神奈川新聞 4月15日(水)7時3分配信

高橋氏14年後の雪辱 県議選足柄下選挙区
初当選を決め、泣きながら支援者と握手する高橋氏(左)=12日午後10時25分ごろ、湯河原町宮上
 県議選としては2001年の補選以来、14年ぶりの選挙戦となった足柄下選挙区(箱根、真鶴、湯河原町)では、無所属の高橋延幸氏(53)が、自民党の石倉幸久氏(62)との新人同士の一騎打ちを制した。「現職の後継者」と「湯河原町議経験者」が対決し、後者が勝利する構図は14年前と同じ。だが、かつて現職後継で敗れた高橋氏は今回、議員経験を経て前者から後者へ転じ、雪辱を果たした。

 01年は、高橋氏の父でそれまで18年間にわたり県議として地盤を守ってきた実氏が急逝。直後の補選に高橋氏が後継として出馬したが、今回引退した向笠茂幸氏(67)が湯河原町議から転じ、勝利した。

 高橋氏は敗北後の03年に同町議補選で初当選。今回出馬のため辞職するまで4期12年務めた。前回の町議選ではトップ当選し、議長も経験するなど着実に湯河原で地盤を構築。議員交流などで他町にも人脈を広げた。今回選挙では、選挙区の3町の議員の多くが高橋氏の支持を表明。知名度が低い箱根町では同町議会の最大会派「至誠会」が全面的に高橋氏をサポートした。

 向笠氏の後継指名を受けた石倉氏は自民党の支援を背景に選挙戦を展開。高橋氏は地元町議の応援を受けながら個人商店前や町営住宅での街頭演説を重ね、どぶ板選挙を繰り広げた。

 12日の投開票日。午後10時ごろに当選の報が入ると、高橋氏は顔をくしゃくしゃにして、父・実氏の遺影を抱く長女(22)らと抱擁。「地域の仲間に支えてもらって選挙ができた。町民の声を代弁するのが議員の使命。これから足柄下郡のため一生懸命働かせていただきます」と熱く語った。



 ◇足柄下(定数1−2)
当 10635 高橋延幸 53 無新

   8558 石倉幸久 62 自新

 =選管最終発表

6230チバQ:2015/04/15(水) 22:54:48
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159021
「オレは消えない…」渡辺喜美氏が統一選“勝利”で大ハシャギ

2015年4月15日
 みんなの党の代表だった渡辺喜美氏(63)が大ハシャギしている。今月12日の統一地方選の前半戦で、地元の栃木県議選(定数50)に甥の妻、渡辺幸子氏など子飼いの7人が無所属で挑み、4人が当選したからだ。この結果に大喜びだという。

 渡辺氏といえば昨年4月、「8億円のウラ金問題」が発覚してみんなの党代表を辞任。昨年11月には解党し、衆院選は無所属で出馬したが、自民候補に約1万1000票の大差で敗れ落選した。すっかり姿を見せなくなったが、現在はどうしているのか。

「当初こそ落ち込んでいましたが、最近は『渡辺は消えない』と周囲に話すほど元気になっています。一時は奥さんとの不仲説を報道されていましたが、今回の統一選は夫婦そろって戦っていました」(元みんなの党関係者)

 渡辺氏はみんなの党の解党後、千葉県の石崎英幸市川市議が立ち上げた「闘う改革の会」の顧問に就任。本人は本気で再起できると思っているらしい。

「統一選では渡辺派の議員が全国で30人以上立候補し、勝率は6割近い。“闘う改革の会”が支援したプリティ長嶋さんも千葉県議選で当選しています。その一方、みんなの党を解党して喜美さんと対立した浅尾慶一郎氏は、地元の神奈川県議選で1人しか当選させられなかった。機嫌がいい要因かもしれません」(前出の元みんなの党関係者)

 ハシャぐのは勝手だが、8億円の借り入れ問題の説明など、まだやるべきことがあるのではないか。

6231チバQ:2015/04/15(水) 23:14:11
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/feature/CO015271/20150414-OYTAT50037.html
2015県議選・検証
民主・連合系勢力拡大/組織脆弱「衆院2区内」に課題
2015年04月14日 05時00分
自民推薦候補を破り、民主党の中島克仁衆院議員(左)、同党県連の望月利樹副代表(右)と肩を組んで勝利を喜ぶ山田七穂さん(12日、韮崎市内で)
自民推薦候補を破り、民主党の中島克仁衆院議員(左)、同党県連の望月利樹副代表(右)と肩を組んで勝利を喜ぶ山田七穂さん(12日、韮崎市内で)

 新知事が誕生して初めて迎えた県議選で新たな顔ぶれが決まった。「与党」を標榜する議員が多数を占める一方、ベテラン議員が落選し、世代交代が進むなどの変化も現れた。来月の臨時議会に向け、各会派の合従連衡の動きは早くも始まっている。県政運営に与える影響や、来夏の参院選をにらんだ各党の動きを展望する。(敬称略)

 「民主勢力が1人区で、韮崎で勝利したのは歴史的なことだ。流れは変わってきている」。韮崎市選挙区で山田七穂(47)が初当選を決めた12日午後10時半過ぎ、山田の選対本部長を務めた民主党衆院議員の中島克仁(47)は、熱っぽく語った。自民が占めてきた議席を奪った喜びに酔いながらも、目線の先には既に来年夏がある。「参院選には大きな影響があると思う」

 政権の座から滑り落ちてから、全国的な支持率低落に悩む民主。だが、県内では違う風が吹いている。昨年の衆院選では山梨1区で中島が自民候補を破り、今年2月には党出身の後藤斎(57)が知事に、樋口雄一(55)が甲府市長にそれぞれ就任。こうした追い風を受けて、勢力拡大を目指して臨んだ県議選だった。

 結果は、韮崎市選挙区で山田が自民推薦候補を破り、大月市選挙区(定数1)でも、民主党の支持団体・連合山梨が推薦した卯月政人(52)が自民推薦候補に勝利。それぞれ長年自民公認や自民系が占有してきた議席を奪った。この2人を含め、民主・連合が公認・推薦した当選者は計9人に上った。

 ただ、この中には保守層の支持を得て当選した人も多いため、全員で統一会派を組めるかは不透明な状況だ。だが、自民系が分裂、対立しているため、無所属で当選した新人の取り込みによっては、県議会内で大きな勢力になる可能性も秘めている。

 後藤は県議選の結果を受けて13日、「自分は『県民党』の立場で支援していただいた。その姿勢は変わらない」と述べるにとどまったが、甲府市選挙区(定数9)で再選を果たした県連代表の飯島修(60)は、「志を同じくするメンバーが増えたので、後藤県政をしっかりと支えていきたい」と語った。

 だが、今回の県議選で、民主が公認・推薦した計8人が立候補したのは6選挙区で、ほとんどが中島が勝利した山梨1区の地域内だ。昨年の衆院選で候補の擁立すらできなかった山梨2区の地域内では、山梨市選挙区に推薦候補を擁立しただけだった。

 参院選は全県区の選挙のため、山梨2区地域内の組織強化は欠かせない。来年夏は同党参院議員の輿石東(78)が改選を迎えるが、県連では「参院選の対応は全く未定」としている。

 昨年からの追い風は「自民が自滅してくれたため」という冷めた見方も関係者から聞かれる。支持団体である連合山梨の関係者からも「風頼みばかりでなく、今のうちに、組織が脆弱ぜいじゃくな2区地域での基盤強化など以前からの課題に早急に取り組むべきではないか」と指摘する声が上がっている。

2015年04月14日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6232チバQ:2015/04/15(水) 23:14:31
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/feature/CO015271/20150414-OYTAT50040.html
2015県議選・検証
分裂保守歩み寄り 除名・離党議員 自民復党へ条件交渉
2015年04月15日 05時00分
 14日、甲府市役所で行われた県議選・甲府市選挙区の当選証書付与式の直前。控室から廊下に出た皆川巌(69)は、記者に囲まれた臼井成夫(70)を見つけて足を止め、歩み寄って手を差しのべた。皆川が幹事長を務めていた自民党県連が、臼井を除名してから約2年。対立を続けてきた2人だったが、この日は互いに笑顔を浮かべ、記者の前で固く手を握りあってみせた。


 昨年12月の衆院選で小選挙区の議席を失い、今年1月の知事選と甲府市長選には独自候補を擁立できなかった自民。反転攻勢のきっかけをつかもうと臨んだ県議選でも、公認・推薦候補19人のうち5人が落選。特に、県連執行部を輩出していた会派「自由民主党・創明会」は、代表など複数のベテランが議席を失った。

 保守系の現職県議は主に「創明会」と、自民を除名・離党した県議を含む会派「自民党・県民クラブ」に分裂し、知事選対応などでも保守として統一的な行動が取れなくなっている。「集会では支持者から『いつまで内輪もめしているんだ』と批判される。我々が考えている以上に県議団の分裂は批判的に見られていた」。ある現職県議は県議選を振り返り、こう吐露した。

 選挙の結果、県民クラブがほぼ議席を維持したのに対し、創明会は3分の2に減らした。まず動き出したのは、役職不在の県連で暫定的な会長代理を務める参院議員の森屋宏(57)だった。県民クラブの重鎮で、無所属でありながら「自民党県連の再建」を県議選の公約に掲げた臼井に復党を持ちかけ、開票翌日の13日には9選を果たした臼井が森屋に対して復党願を提出。臼井が両会派の橋渡し役となることが決まった。臼井は14日、取材に対して「戻ってくれと言うなら戻る。過去のことを言い出したらまとまらない」と前向きな姿勢を明らかにした。

 昨年の衆院選敗北の責任を取って県連幹事長は辞任した皆川だが、自らも甲府市選挙区で6選を果たし、創明会の残り少ない一員として県議会に残る。この日、記者の面前で臼井に歩み寄っただけでなく、記者の問いに対して臼井の名を挙げ「ご指導いただきながらやっていく」と持ち上げてみせた。

 県連・創明会側が存続をかけて臼井に歩み寄り、臼井も受け入れる姿勢を示しているが、保守一本化への道のりは容易ではない。県民クラブには臼井のほか、過去の衆院選や参院選の対応を巡って除名・離党した県議が3人おり、全員が当選を果たした。県連・創明会側と臼井との間で今後、復党に向けた条件交渉が行われるが、条件次第では県民クラブ側の態度が硬化することも予想される。県民クラブ側の1人は14日、「まずはお手並み拝見だ」と話した。(敬称略)

 (この連載は、福士由佳子、山口優夢が担当しました)

2015年04月15日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6233チバQ:2015/04/15(水) 23:24:44
’15統一地方選:県議選 開票結果 /山梨
毎日新聞 2015年04月13日 地方版
 ◇甲府市(定数9−11)
当 8952 小越智子 51 共現
当 8676 安本美紀 61 公現
当 8413 臼井成夫 70 無現   県民クラブ:復党へ
当 7707 永井学 40 自現    チームやまなし
当 7227 飯島修 60 民現
当 6309 土橋亨 62 無現
当 5673 皆川巌 69 自現    創明会
当 5636 宮本秀憲 36 無新
当 4076 佐藤茂樹 59 無新
  3428 飯島正樹 51 維新
  3212 輿石 修 54 無新
 =選管最終発表
 ◇富士吉田市(定数2−3)
当 9896 渡辺淳也 36 無新
当 9477 早川浩 46 無現
  7442 武川勉 67 自現    創明会
 =選管最終発表
 ◇都留市・西桂町(定数2−3)
当 7424 杉山肇 55 自現    県民クラブ
当 6904 水岸富美男 51 無現
  3106 小林義孝 72 共新
 =選管最終発表
 ◇山梨市(定数2−3)
当 7009 高木晴雄 64 無現
当 6650 奥山弘昌 55 無新
  3068 河合嘉徳 71 無新
 =選管最終発表
 ◇大月市(定数1−2)
当 9031 卯月政人 52 無新
  6807 山田政文 63 無新
 =選管最終発表
 ◇韮崎市(定数1−2)
当 6744 山田七穂 47 無新
  6573 田原一孝 68 無新
 =選管最終発表
 ◇南アルプス市(定数3−5)
当 7925 桜本広樹 53 自現
当 7375 上田仁 61 無新
当 6946 久保田松幸 64 無現    創明会
  4996 藤本好彦 35 無新
  3539 遠藤昭子 63 共新
 =選管最終発表
 ◇北杜市(定数2−4)
当 8278 大柴邦彦 56 自現    創明会
当 7344 浅川力三 67 自現    県民クラブ
  6682 篠原真清 64 無新
  2078 志村清 62 共新
 =選管最終発表
 ◇甲斐市(定数3−6)
当 6257 猪股尚彦 59 無新
当 5269 清水喜美男 67 無新
当 5123 山田一功 55 自現    県民クラブ
  4798 坂本一之 51 無新
  3403 保延実 66 自現     創明会
  3102 込山伸一 42 無新
 =選管最終発表
 ◇上野原市・北都留郡(定数1−2)
当 7817 石井脩徳 74 無現    県民クラブ
  7239 市川正末 59 無新
 =選管最終発表
 ◇中央市(定数1−2)
当 6620 河西敏郎 65 無現    県民クラブ
  5038 小林幸典 60 無新
 =選管最終発表

6234チバQ:2015/04/15(水) 23:25:34
http://www.sankei.com/region/news/150414/rgn1504140024-n1.html
2015.4.14 07:07
【埼玉県議選 「せんたく」後】
(上) 響かなかった「議会改革」





 「『非自民』が一人歩きしてしまったのが誤算だ。さらに議会改革以外にテーマを設定できないままで、風を起こせていない」

 県議選の終盤、上田清司知事の側近は表情を曇らせた。その危惧通り、上田知事が応援した「プロジェクトせんたく」は、現職8人から1議席増の9議席にとどまり、自民の過半数(47議席)阻止という目標に、あと一歩届かなかった。

 誤算のきっかけは2月、せんたく代表の鈴木正人氏の会見だった。

 自民県議団を批判し、県議会改革に賛同する政党や会派の受け入れを強調した鈴木氏の発言に、自民支持層の一部が反発。同層から支援を受ける保守系無所属候補ら5人ほどが、せんたくへの加入を控えた。思わぬ事態に、「単純に自民、反自民で分けられない」(上田知事)、「あくまで県民党、地元代表者」(鈴木氏)と火消しに追われ、その結果、有権者に分かりやすい対立構図を弱めることにつながった。

 旗印に据えた県議会改革も、「マニアックすぎた」(せんたく関係者)という反省がある。

 「議会改革の訴えは有権者には伝わらなかった。それがこの結果だ」。西11区鶴ケ島市で自民現職に敗れた新人の大曽根英明氏(53)は12日夜、選挙事務所で唇をかんだ。「知事の応援はありがたかったが、議会改革でこちらに期待しようという風は吹かなかった」。上田知事も一夜明けた13日、報道陣に「議会改革で対立軸を作ろうとしたが、生活に直接響かなかった」と語り、誤算があったことを認めた。

 県議会を知らない13人もの新人を擁立したせんたくが、県議会改革以外のテーマを掲げられなかった理由は何か。知事側近は「せんたくの構造的な限界」と語り、こう説明する。

 「各候補者と知事が個々につながる一方で、候補者間の連携はなく、政策を共有できなかった。全県的な課題と政策を打ち出すブレーンもいなかった」

                   ◇

 「せんたく」の戦いは何を残したのか。今夏の知事選も視野に振り返る。

6235チバQ:2015/04/15(水) 23:26:19
http://www.sankei.com/region/news/150415/rgn1504150065-n1.html
2015.4.15 07:07
【統一選2015 「せんたく」後】
(下) 照準すでに知事選 埼玉

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 ■勢力変わらず深まった対立

 「大変失礼な話だ。これまでの知事選で自分から政党に推薦を依頼したことなんてない。誰といつどこでしたのかを聞きたいぐらいだ」。上田清司知事は14日の定例会見で気色ばんだ。

 矛先は前日に会見した自民県連会長の新藤義孝氏。新藤氏が夏の知事選への態度を保留する上田知事を「前回の知事選で知事側から支持要請があった。県議団は何度も『本当に最後か』と確認して決定した」と牽制(けんせい)したからだ。

 県議選直後に始まった場外乱闘。双方の視線は既に知事選に向けられている。

 月内にも複数の知事選候補から絞り込むという自民に対し、上田知事の周辺では「知事は出馬に前向きだろう」との見方が強まっている。

 その根拠とするのが、自民が過半数(47議席)を維持した県議選の結果だ。自民は推薦を含め47人が当選。改選前から2議席減らしたが、無所属当選者に会派入りを呼びかけ、勢力拡大を図る考えだ。

 これに対し、上田知事が主導したプロジェクトせんたくは推薦を合わせ9議席。現職8人から1議席増やしたものの、自民に渡り合える数字ではない。

 「勝者はなく、県議会の勢力図も変わらなかった。だからこそ、自民が意のままにできる状態では次に引き継げないと考え、『もう一度やる』となるだろう。戦うことが大好きな人だから」。上田知事と30年来の付き合いがあり、過去の選挙を支えた男性はこのような見方を示す。

 一方、自民県議団は全面対決の姿勢をより鮮明にしている。

 「知事は選挙期間中、徹底的に自民を落とすために活動をしていた」。自民県連幹事長の鈴木聖二県議は憤りを隠さない。「これまでは自民にも知事に同調する県議がいたが、彼らにも覚悟ができた」

 注目を集める上田知事の去就だが、知事自身は「6月に表明する」との姿勢を崩していない。14日の会見でも比喩を使って報道陣をけむに巻いた。「パーティーが始まる前からビールの栓を抜く人はいない。中身が抜けてしまう。まだ時間もありますから」 (川畑仁志、石井豊、佐藤祐介が担当しました)

6236チバQ:2015/04/15(水) 23:27:53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150414/CK2015041402000170.html?ref=rank
県議選 民意はどこに(上)自民VSせんたく 勝者なき「議会改革」攻防

2015年4月14日


自転車で遊説に向かうせんたく代表の鈴木正人氏(左)と上田清司知事=3日、志木市で
写真
 県議選の投開票日前日の十一日夕、知事上田清司(66)が志木市内に姿を見せた。同市が選挙区の南17区は、自身が支援する政治団体「プロジェクトせんたく」と自民の最激戦区だ。
 「埼玉県知事の上田清司です。県議会には鈴木正人が必要です」。選挙カーに乗った上田はマイクを握りしめ、せんたく代表で四選を目指す現職鈴木正人(46)への支持を訴えた。
 上田は同時刻に行われていた鈴木の打ち上げ式にも同席せず、マイクが使える午後八時ぎりぎりまで市内を駆け回った。
 せんたくは今年二月、上田に近い保守系会派「刷新の会」所属の現職らが、「県議会改革」を旗印に結成した。目標は、県議会最大会派の自民党県議団を過半数割れに追い込むことだ。「少数会派の意見を聞かず、議会での議論がしっかりと行われていない」。告示後に上田は各候補の応援に駆け回り、自民県議団への批判を繰り返した。
 そして迎えた投開票日。せんたくは公認五人と、無所属の推薦十八人のうち十人の当選にとどまった(民主系会派入りを予定している江原久美子を除く)。一方、自民の獲得議席は、推薦を含め過半数ぎりぎりの四十七議席だった。
 「(議会を変えるというせんたくの主張は)生活に直接響かない部分。有権者にとっての分かりにくさがあったことは、素直に認める」。十三日に県庁で会見した上田は今回の結果について淡々と話した。
 「せんたくで票が集まる状況ではない。あくまでも個人対個人の戦いだ」「『せんたく』の名前をまったく知らない人の方が多い」。選挙中、せんたく候補の陣営からは不安の声が漏れた。保守系で自民支持者の支援を受けてきた現職も多く、「反自民色が強くなりすぎると、選挙で不利になる」。自民との対決姿勢は終盤にはトーンダウンし、せんたく幹部は「明確な対立軸になりきれなかった」と振り返った。
    ■  ■
 「非常にショック…。落としてはいけない有能な現職まで落としてしまった」。十三日、県庁で会見した自民党県連幹事長の鈴木聖二(60)は目を赤く腫らし、言葉を詰まらせた。
 自民は、最低ラインの過半数は維持したものの、自ら目標に掲げた六十議席には遠く及ばず、現職六人が落選。鈴木は「勝ったとは思っていない」とうなだれた。
 「大きく議席を伸ばせる」。選挙中にそう語っていた自民現職は、投開票日から一夜明け、「せんたくがもう少し強ければ、追い込まれていた」と苦笑いした。別の自民県議は「今回の結果を見ても、決して自民が強いとは言えない。昨年四月の消費税増税などで自民への不満があるのは事実だ」とつぶやいた。
 県議選を終え、次の焦点は今夏の知事選に移る。自民は独自候補を擁立する方針だが、県連会長の新藤義孝(57)は自身を戒めるように語った。「私たちも反省して、批判に謙虚に耳を傾ける必要がある。そうでなければ、必ずそれは自民にとって終わりの始まりになる」=文中敬称略(岡本太、谷岡聖史、服部展和)
     ◇
 統一地方選前半戦の県議選とさいたま市議選は投票率が過去最低を更新し、地方議会のあり方にも大きな注文を突き付けた。今回の県議選で民意はどう表れたのか、検証する。

6237チバQ:2015/04/15(水) 23:28:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150415/CK2015041502000160.html
県議選 民意はどこに(下)民主「微増」信頼回復これから 共産「躍進」来夏参院選が勝負

2015年4月15日


民主党の岡田克也代表(左)は選挙期間中、西7区の山根史子氏の応援に駆けつけた=9日、JR川越駅前で
写真
 選挙戦終盤の九日夕、買い物客らでごった返すJR川越駅前。民主党代表の岡田克也(61)が選挙カーの上でマイクを握った。「日本を変えるのは女性の力なんです。山根さんはこの選挙区で唯一の女性候補。最も若い」。西7区(川越市)に立候補した民主新人山根史子(31)はすぐ横で、有権者に向かって深々とおじぎを繰り返した。
 前回は、同区(当時は西8区)で四選を目指した民主のベテラン現職が落選。民主が議席奪還へと擁立した山根は元川越市議で、元参院議員の山根隆治(67)の長女だ。民主政権で外務副大臣を務めた隆治もかつては川越市議で、川越では知名度が高い。
 ただ、「二世」の擁立がすんなりと決まったわけではない。ある陣営関係者は「山根(隆治)さんは昨年、西7区に新人を立てようと民主の関係者七人ぐらいを口説いたが、全員に断られた。それで史子さんを出すことになった」と明かす。
 今回の県議選で民主が擁立した新人は公認二人と無所属の推薦二人(せんたくが擁立した並木正年を除く)しかいなかった。「民主に対する有権者の目が依然厳しい。その中で、民主から出ようという新人を見つけるのは簡単ではない」。民主県連代表の大島敦(58)は昨年末の時点で、県議選についてそう語っていた。
 民主は前回は公認・推薦で計三十二人を擁立したが、当選したのは十四人のみだ。民主への強い逆風を受け、改選前の議席を減らした。その後は現職三人が離党するなどし、今回は現職十一人が出馬した。
 告示後、ある民主現職はわずかな手応えを口にしていた。「四年前は駅前に立っていると罵声を浴び、つばを吐きかけられたこともあった。今は少しずつチラシを手に取ってくれる人が増えた」
 結局、民主は現職十一人が全員当選、新人は山根と推薦の江原久美子(44)の二人が初当選を果たし、議席を二つ伸ばした。「逆風はやんだかもしれない。でも民主だから当選できた、なんて人は今回誰もいない。勝てたのは、これまでの地道な活動で名前を知ってもらえたからだ」
 別の現職が、冷静に言葉をつないだ。「これを土台にしなきゃいけない。民主をもう一度信頼してもらうためには、ここからが大事なんだ」
    ■  ■
「民主支持層の票の一部を取り込んだことが当選につながった」。東7区(春日部市)で初当選を果たした共産新人秋山文和(67)は、勝因の一つをこう分析した。
 定数三の同区(当時は東8区)には前回、共産の新人と民主の現職を含む五人が出馬し、共産と民主はともに落選した。今回は民主が候補者を立てず、現職三人と秋山が争った。秋山は前回の共産と民主の票を合わせた約一万六千五百票を獲得し、当選した。共産関係者は「今回は共産が、消費税増税など安倍政権の施策に対する不満の受け皿になった」と振り返った。
 共産は東8区(越谷市)、西5区(ふじみ野市、三芳町)でも議席を奪取。県議選の議席数を二から五に倍増させ、さいたま市議選でも七から八に伸ばした。
 共産が県議選で五人以上当選するのは一九九九年の十人以来十六年ぶり。党県委員長の荻原初男(62)は結果を「躍進」と評価した上で、こう意気込んだ。「勝負は来年夏の参院選。今回の躍進は、議席確保に向けて非常に大きな力になる」=文中敬称略
  (岡本太、谷岡聖史、中里宏、竹内章)

6238チバQ:2015/04/15(水) 23:29:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk11010074000c.html
託す地方自治:’15統一地方選/上 県議選 9人当選「せんたく」 あいまいな「対立軸」 /埼玉
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 ◇議会改革争点、分かりづらく
 「やはり知事の応援は大きかった」。南17区(志木市)で自民新人との一騎打ちを制した「プロジェクトせんたく」代表の鈴木正人氏(46)は12日夜、事務所の支援者を前に上田清司知事への感謝の言葉を興奮ぎみに繰り返した。

 同市は、せんたくの応援団長を務める上田知事の地盤で、鈴木氏は知事の元秘書。「自民対せんたく」の象徴区として注目を集め、選挙戦の最後の訴えでは、自民県連の新藤義孝会長と上田知事がそれぞれの応援に駆け付けるほど過熱した。

 一方、当選から一夜明けた13日に記者会見した鈴木氏は「当落を決したのはせんたく対自民というより、個人対個人の争い。せんたくの名前なんかに頼っていては勝てない」と語った。知事への感謝の言葉とは裏腹に、「せんたく」の意義を自ら打ち消すような発言ともとれた。

 せんたくは上田知事を旗振り役に2月中旬、非自民が結集して設立。上田知事は「自民の過半数割れが望ましい」と公言した。しかし、結局、鈴木氏ら現職候補は自民支持層の離反を恐れて公認ではなく、推薦を受けるにとどまる中途半端な形となった。

 開票の結果、改選前の8議席から1増の9人が当選した。一方で、自民を過半数割れに追い込めず、自民との一騎打ちとなった七つの1人区では5敗。結果は伸び悩んだ。

 上田知事は13日、記者団に「大喜びする勝ち方ではないが負けではない」と一定の評価を示した。だが、争点としたかった議会改革については「有権者の生活に直接響かず、わかりにくかった」と認めた。ある自民幹部は「せんたくの候補者も(自民と同じ)保守系の無所属。単なる保守同士の泥仕合」と切り捨てた。

 投票率について上田知事は「激しく争った選挙区ほど投票率が上がったはず」と強調した。しかし「対立軸」のあいまいさと政策論争の不在が、過去最低記録の更新という結果を招いたことは否めない。

 今夏には知事選が行われる。自民県連の鈴木聖二幹事長は「知事が直接選挙区に入って徹底的に自民を落とすよう動いていたのは、知事選の布石」と断じる。一方で上田知事は「自民は自前の候補者擁立を前提に、県議選を足がかりに体制固めしようとしていたかもしれないが、私にそんな考えは全くない」と否定する。

 いずれにせよ、上田知事にとって「せんたく」の設立が知事選への追い風とはなり得なかった。

    ◇   ◇
 公認・推薦候補16人のうち、11人がせんたくの推薦を受けた民主は改選前の12議席から2増の14議席を獲得した。当選したある現職は「せんたくの推薦を受けてマイナスではなかった」と評するだけで、議席微増への影響はなかったと見る。

 県連の大島敦代表は「民主党への期待が高まりつつある。県民の理解を得られた」と総括したが、民主の党勢回復に向けた道のりはなお遠い。【鈴木梢、川畑さおり、狩野智彦】

    □

 12日に投開票された県議選では、上田知事が応援した「プロジェクトせんたく」の候補者は半数も当選できず、自民は推薦を含めて辛うじて過半数を維持した。選挙結果を検証し、今夏の知事選への影響を探った。

6239チバQ:2015/04/15(水) 23:30:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk11010151000c.html
託す地方自治:’15統一地方選/下 県議選 過半数維持「自民」 県民の厳しい目、実感 真価問われる知事選 /埼玉
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 「県民は手放しで『自民党はそのままやればいい』というわけではない」。13日、同党県連会長の新藤義孝前総務相は県庁で開いた記者会見で険しい表情で語った。同党は今回の県議選で公認推薦合わせて65人を擁立。しかし、結果は改選前から2減の47議席。過半数を維持したものの、当初勝敗ラインとした60議席には程遠かった。

 今回の県議選で、上田清司知事は自らに近い県議らが結成した団体「プロジェクトせんたく」の応援団長として、自民との対決姿勢を強めていった。「知事派」対「自民」。その象徴となったのは南17区(志木市)だった。同区で前回、無投票で当選した現職の鈴木正人氏(46)がせんたく代表に就任。これに対し、自民は元市長の次男で新人の穂坂泰氏(41)を擁立し、一騎打ちを挑んだ。

 選挙戦最終日の11日、新藤会長は同区でマイクを握り「アベノミクスで拡大していく経済への実感を、町のすみずみにお届けする。地方創生を、この町の声を、県を通じて国政にまで届けられるのは穂坂しかいない」と声を張り上げた。しかし、結果は約5000票差での敗北だった。

 選挙戦を通じて自民が強調したのは、国とのパイプだ。同党県連は2月、県内全自治体の首長や担当者を集めて、各自治体で作る「地方版総合戦略」に沿った事業に国から交付金を支給する地方創生の新制度についての意見交換会を開いた。意見交換会という形をとりながら、新藤会長はじめ同党の衆院議員と政府側説明者が壇上に居並ぶ姿は、上田知事に近い首長に対し、予算をちらつかせて、自民側に付くよう揺さぶりをかけたともとれる行動だった。それでも結果には結びつかず、国政と地方選は必ずしも連動しないことが改めて示された。新藤会長は「過半数割れが起きなかったことが重要」と述べるのが精いっぱいだった。

 とはいえ、「せんたく」と直接対決した1人区のほかの6区では5勝1敗と圧勝。さらに全52選挙区のうち擁立を見送ったり、推薦も含め自民候補が1人も当選しなかったりしたのは10区のみ。知事選の足腰となる現職県議のネットワークは維持した形だ。13日の会見で新藤会長は「(知事選の)候補者選定は最終作業に入っている」と強調。上田知事は知事選への出馬を明らかにしていないが、県連幹部も「対上田」を前提に、今月中に候補を絞り込む考えを示している。知名度が高く、選挙上手とも言われる上田知事にどう挑むのか。自民の真価が問われている。

   ◇  ◇

 国政では自民党とともに政権与党の一翼を担う公明だが、県議会では自民が提出した当初予算の修正案に賛成しないなど、両党は一枚岩とはいかない。

 公明党県本部の塩野正行幹事長は知事選の対応について「(自民の希望を)最大限考慮する。ただ、白紙委任ではなく、党として誰が県政にふさわしいかは判断する」とけん制する。【西田真季子、鈴木梢、川畑さおり】

6240チバQ:2015/04/15(水) 23:41:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk11010114000c.html
託す地方自治:’15統一地方選 県議選開票結果(その1) /埼玉
毎日新聞 2015年04月13日 地方版
 ◇南1区(定数3−7)
当 15890 木下博信 50 無新
当 15845 蒲生徳明 54 公現
当 12922 山川百合子 45 民現
  11899 中野徹 45 自新
  10648 今村典子 68 共新
   4004 須永賢治 50 無新
   1829 竹村美保 41 無新
 =選管最終発表
 ◇南2区(定数7−11)
当 23927 村岡正嗣 63 共現
当 20698 立石泰広 53 自現
当 19667 菅克己 49 民現
当 19558 萩原一寿 48 公現
当 18218 塩野正行 52 公現
当 12656 板橋智之 53 自新
当 12295 永瀬秀樹 55 無新
   9366 白根大輔 35 無新
   9116 高橋英明 51 無新
   7340 松本佳和 49 無元  政治団体「プロジェクトせんたく」
   4982 石田政大 39 無新  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表
 ◇南5区(定数1−2)
当 18987 沢田力 47 自現
  17814 藤井健志 39 無新
 =選管最終発表
 ◇南6区(定数2−3)
当 27358 田村琢実 43 自現
当 12343 井上将勝 35 民現
  12242 青柳伸二 67 共新
 =選管最終発表
 ◇南8区(定数1−2)
当 15323 荒木裕介 38 自現
  11773 小高真由美 50 無新
 =選管最終発表
 ◇南9区(定数2−4)
当 18202 浅野目義英 56 民現
当 16040 荒川岩雄 75 自現
  10879 小林司 44 無新
   1896 阿部健仁 50 無新
 =選管最終発表
 ◇南11区(定数1−4)
当 17854 高橋政雄 63 自現
  14679 松岡耕一 39 無新  政治団体「プロジェクトせんたく」
   1595 佐竹彰信 54 無新
   1468 藤代豊 68 無新
 =選管最終発表
 ◇南12区(定数1−2)
当 25836 小島信昭 49 自現
   9877 角田一夫 72 無新
 =選管最終発表
 ◇南13区(定数3−6)
当 20774 畠山稔 65 民現
当 19038 石渡豊 59 公現
当 15818 清水義憲 56 自新
  12220 新藤孝子 60 共新
   8307 斉藤哲雄 56 無新
   5598 秋山かほる 59 無新
 =選管最終発表
 ◇南14区(定数1−2)
当 13035 岡地優 66 自現
   8018 安岡一成 36 せ新  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表

6241チバQ:2015/04/15(水) 23:42:03
 ◇南15区(定数1−2)
当 13513 新井一徳 42 自現
  10643 平尾良雄 62 無新  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表
 ◇南16区(定数2−4)
当 14566 並木正年 44 無新  政治団体「プロジェクトせんたく」
当  9374 中屋敷慎一 55 自現
   8711 織田京子 62 自新
   6482 佐藤泰彦 57 無新
 =選管最終発表
 ◇南17区(定数1−2)
当 13348 鈴木正人 46 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
   8417 穂坂泰 41 自新
 =選管最終発表
 ◇南18区(定数2−3)
当 19576 安藤友貴 39 公現
当 18022 吉田芳朝 40 無現
  11662 石島陽子 52 共新
 =選管最終発表
 ◇南19区(定数1−2)
当 12360 須賀敬史 47 自現
   6955 榎本和孝 34 無新
 =選管最終発表
 ◇南20区(定数2−4)
当 12968 菅原文仁 39 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
当  9224 細田善則 32 自新
   6769 斎藤直子 53 無新
   6109 岡崎郁子 44 共新
 =選管最終発表
 ◇南21区(定数2−4)
当 11320 醍醐清 62 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
当  9644 神谷大輔 43 無新
   6733 石川啓子 52 共新
   5037 星野文男 57 無新
 =選管最終発表
 ◇南22区(定数1−3)
当 11203 井上航 35 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
   7430 田上安男 59 無新
   3530 川上豊子 65 共新
 =選管最終発表
 ◇北3区(定数2−4)
当 13695 斉藤邦明 42 自現
当 11689 飯塚俊彦 54 無新
   7869 小暮敏美 55 無新
   7629 鯨井武明 73 無新
 =選管最終発表
 ◇北4区(定数3−4)
当 21123 江原久美子 44 無新  せんたく&民主推薦
当 13824 小川真一郎 41 自現
当 13590 神尾高善 64 自現
  12206 加藤裕康 69 自現
 =選管最終発表
 ◇北5区(定数3−6)
当 22480 小林哲也 56 自現
当 13933 田並尚明 49 民現
当  9487 大嶋和浩 36 無新  政治団体「プロジェクトせんたく」
   8640 杉田茂実 61 無新
   7910 山田忠之 51 無新
   3796 礒崎修 59 無新
 =選管最終発表
 ◇東1区(定数1−2)
当 13184 鈴木聖二 60 自現
  12752 柿沼貴志 39 無新
 =選管最終発表
 ◇東3区(定数2−3)
当 11935 柿沼トミ子 67 自現
当 11703 野本陽一 75 自現
   9036 古沢道雄 65 せ新  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表
 ◇東4区(定数2−5)
当 12373 樋口邦利 67 自現
当 12021 石川忠義 45 無新
  11757 梅沢佳一 61 自現
  10943 梅田修一 40 無新
   3978 吉田耕 69 無新
 =選管最終発表
 ◇東5区(定数1−3)
当  7296 石井平夫 67 自現
   6795 森伊久磨 44 せ新  政治団体「プロジェクトせんたく」
   5782 長谷部芳明 61 無新
 =選管最終発表

6242チバQ:2015/04/15(水) 23:42:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk11010116000c.html
託す地方自治:’15統一地方選 県議選開票結果(その2止) /埼玉
毎日新聞 2015年04月13日 地方版
 ◇東6区(定数1−2)
当 16740 岡重夫 62 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
  11091 井上直樹 65 自新
 =選管最終発表
 ◇東7区(定数3−4)
当 20733 白土幸仁 41 自現
当 20477 権守幸男 43 公現
当 16456 秋山文和 67 共新
  16093 佐久間実 74 無現
 =選管最終発表
 ◇東8区(定数4−6)
当 22539 浅井明 66 自新
当 20129 藤林富美雄 60 公現
当 19334 山本正乃 55 民現
当 13122 金子正江 67 共新
  10333 藤沢慎也 37 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
   5826 中島隆 40 無新
 =選管最終発表
 ◇東9区(定数1−3)
当  7882 宇田川幸夫 36 無新
   6847 福野未知留 43 無新
   6630 森伸一 54 自現
 =選管最終発表
 ◇東10区(定数2−3)
当 12329 山下勝矢 53 自現
当 10447 美田宗亮 41 無新
   8230 苗村京子 56 共新
 =選管最終発表
 ◇東11区(定数1−3)
当 15077 吉良英敏 40 せ新  政治団体「プロジェクトせんたく」
  12062 枝久保喜八郎 65 自現
   6429 窪田裕之 49 無新
 =選管最終発表
 ◇東12区(定数1−2)
当 13351 松沢正 55 自新
  10750 戸田馨 42 無新  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表

6243チバQ:2015/04/15(水) 23:42:37
 ◇西1区(定数4−6)
当 21582 西山淳次 56 公現
当 20998 柳下礼子 68 共現
当 18420 水村篤弘 41 民現
当 15100 岡田静佳 41 無新
  14005 浜野好明 64 自新
  12870 安田義広 46 自新
 =選管最終発表
 ◇西2区(定数2−3)
当 17835 斉藤正明 66 自現
当 14163 杉島理一郎 32 無新
  11972 駒井勲 64 無新
 =選管最終発表
 ◇西3区(定数1−2)
当 13777 内沼博史 58 無新
  11948 和田浩 62 自現
 =選管最終発表
 ◇西4区(定数2−3)
当 21161 本木茂 61 自現
当 14359 中川浩 48 無現
  11242 広森すみ子 67 共新
 =選管最終発表
 ◇西5区(定数2−4)
当 12482 土屋恵一 60 自現
当  9965 前原かづえ 65 共新
   9753 加藤末勝 64 自現
   8451 宮崎克彦 48 民新
 =選管最終発表
 ◇西6区(定数1−2)

当 17206 星野光弘 57 自現
   7908 瀬戸口幸子 63 共新
 =選管最終発表
 ◇西7区(定数4−7)
当 21781 福永信之 62 公現
当 19973 中野英幸 53 自現
当 18904 山根史子 31 民新
当 16321 渋谷実 71 自現
  14573 本山修一 67 共新
  13754 舟橋一浩 43 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
   1702 清水英生 48 無新
 =選管最終発表
 ◇西9区(定数1−2)
当 11673 武内政文 62 自現
  10124 下田俊哉 61 無新  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表
 ◇西10区(定数1−2)
当 15918 木下高志 55 自現
   6444 安沢美佳 38 無新
 =選管最終発表
 ◇西11区(定数1−2)
当 11888 長峰宏芳 72 自現
   7738 大曽根英明 53 せ新  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表
 ◇西12区(定数2−3)
当 17557 松坂喜浩 54 無新
当 14550 横川雅也 35 自新
  11951 江野幸一 64 無現  政治団体「プロジェクトせんたく」
 =選管最終発表

6244チバQ:2015/04/16(木) 21:13:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk12010016000c.html
選挙:市原市長選 自民、前東電発電所長・大西氏擁立の方針 支部、県連に推薦願へ /千葉
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 任期満了に伴う市原市長選(5月31日告示、6月7日投開票)で、自民党市原市支部は15日、選対会議を開き、新人で前東京電力五井火力発電所長の大西英樹氏(59)を推薦するよう党県連に求めることを決めた。近く推薦願を提出する。

 大西氏は市原市八幡出身。慶応大卒業後、東京電力に入社。姉崎火力発電所副所長などを経て2009年7月から昨年6月まで五井火力発電所長を務めた。

 市原市長選では、自民党は前回の11年も推薦候補を擁立したが、3選を目指した佐久間隆義市長(68)に敗れた。今回も独自候補擁立を検討していた。市支部長の鈴木昌俊県議は毎日新聞の取材に「いろいろと意見は出たが、(大西氏推薦で)大勢の了解を得た」と話した。

 今回の市長選を巡っては、佐久間市長が3月定例市議会の冒頭、今期限りでの退任を表明。今のところ、新人で市議の小出譲治氏(54)、新人で学校法人理事長の石井一男氏(68)の2人が立候補を表明している。【阿部義正】

6245チバQ:2015/04/16(木) 21:14:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk12010005000c.html
’15統一地方選:習志野市長選 公共施設再生が争点 老朽化到来、統廃合の是非割れる /千葉
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 統一地方選第2ラウンド(4月19・21日告示、26日投開票)で実施される習志野市長選は、現職で再選を目指す宮本泰介氏(42)と、いずれも新人で元市議の鴨哲登志氏(67)、三浦邦雄氏(71)の無所属3人が立候補を予定している。東京のベッドタウンとして発展した習志野は、高度成長期に公共施設が相次いで建てられ、現在一気に老朽化する時期を迎えている。市は昨年に策定した「公共施設再生計画」を基に、統廃合を進めながら計画的に施設を建て替えていく方針だが、この内容が選挙の大きな争点になっている。

 「地域の図書館や公民館が潰される。市民は『潰さないで』と言っている。重要なコミュニティー施設をなくしていく市政は断じて許せない」。2月18日、市内で出馬表明した鴨氏は、立候補の理由をこう説明した。統廃合も進める「計画」については「ご破算にする」と断言し、「そのために(選挙に)立つ」と話した。

 これより先に出馬会見した三浦氏も、今年度中に着工予定の市庁舎の新築に反対し、「工事を見直して可能なら中止する」と表明した。現職の宮本氏も公共施設再生を争点と捉えている。

 習志野は1954年、人口約3万人で市制をスタートした。東京駅まで最短30分という便利さから、60〜90年に人口が増え、現在は約16万6000人が住んでいる。こうした中で公共施設も建設が続いてきた。

 約21平方キロの小さい市ながら、「計画」の対象になる施設(清掃工場など工場系の施設は除く)は123。このうち約7割が築30年以上、約1割が建物の耐用年数とされる50年を超える。2011年の東日本大震災では、旧市庁舎(64年建設)の耐震性が著しく低下。近くの民間ビルに移転を余儀なくされるなど、突発的に対応を迫られる事態も起きている。

 「計画」は、今ある施設を小学校など地域の中核となる施設に再編・統合し、建物の総数や床面積を減らしていくことを基本方針にしている。それぞれの施設について建て替えや改修、統合の時期を定め、財政悪化を防ぐ算段だ。

 鴨氏は「市民のための施設をなくし、高額な市庁舎を建てるのはおかしい。習志野の財政力は全国でも上位で、施設を維持していける」と訴える。

 これに対し、宮本氏は「なくなる施設の機能は別の施設で維持し、その方法も示している。市庁舎も、震災の関連で実質的な補助金が出たので建設を決断した。将来の財源を確保する狙いを丁寧に説明していきたい」と反論。全く正反対の主張となっている。

 三浦氏はこのほか、住宅街へのパチンコ出店も問題だとし、風俗営業規制条例の復活を訴えている。【市村一夫】

6246チバQ:2015/04/16(木) 21:14:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk11010163000c.html
託す地方自治:’15統一地方選 さいたま市議選 市長の「全方位外交」 自公との接近印象づけ /埼玉
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 ◇民主、市政安定を優先
 選挙戦最終日の11日、大宮駅東口前で自民現職、渋谷佳孝氏(42)=大宮区=の応援演説に清水勇人市長が立った。2年前の市長選では自民と公明が擁立した候補と激戦を繰り広げた清水市長だったが、この日は違った。「渋谷さん無くして大宮の街づくりは実現できない」。渋谷氏も市長への協力姿勢を示した。開票の結果、渋谷氏はトップ当選で再選を決めた。

 今回のさいたま市議選(定数60)は、自民22人▽民主12人▽公明11人▽共産8人▽諸派2人▽無所属5人(うち自民推薦1人)が当選した。

 2009年に初当選した清水市長の1期目は自民との対立が続いた。11年の前回市議選では市議会で主導権を握ろうと地域政党「埼玉改援隊」を結成。しかし、定数の4分の1にも満たない12人の推薦候補当選に終わった。一方、自公も2年後の市長選で清水市長に敗北。清水市長と自公は「痛み分け」となり、接近を図ってきた。

 清水市長は4月、市議選への対応について「同じ方向を見ていらっしゃる方を応援させていただく」と党派にとらわれない姿勢を示した。その言葉通り、共産と諸派以外の現職全事務所を訪問する「全方位外交」を展開。さらに依頼のあった陣営では応援演説に立った。清水事務所によると、演説依頼は共産を除く全会派からあり、特に公明候補者からの要請が多く、清水市長と自公の接近をより印象づけた。

 「市長与党」の民主は、この動きを静観。逆風の中で現職12人の擁立にとどまった民主としては、清水市政安定を最優先した形だ。ある民主市議は「市長に全会派を回るようにこちら側からアドバイスした」と話す。民主は改選前の6から4に議席を減らした市長与党会派「改革フォーラム」との共同会派づくりも検討。合流して16人になると、22議席の自民に迫ることになる。

 この数を背景に、清水市長を通じて近くなった公明との「連携」の芽が出てくるとの思惑があるという。【西田真季子】

6247チバQ:2015/04/16(木) 22:10:09
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150415-OYTNT50175.html?from=ycont_top_txt
甲府市議選 新人攻勢に現職危機感
2015年04月16日
 統一地方選の後半戦で行われる甲府市議選(19日告示、26日投開票)は、定数32を大幅に上回る44人が立候補を予定し、大激戦になる見通しだ。新人が18人出馬するためで、44人が出馬すれば、現行の定数で行われた2007年以降で最多となる。新人のうち、30、40歳代の若手候補が10人いるのも特徴。若手候補が世代交代を訴える一方、ベテランの現職議員らは危機感を募らせながらも実績を強調している。(横山耕太郎)

 「山梨で農業をして暮らしたいと思う若者は少なくない。甲府の農業を今、変えないと間に合わない」。約5年前に埼玉県から甲府市に移住し、農業を営む立候補予定者の新人男性(37)は訴える。男性は、耕作放棄地を減らすには移住者を募るなどの政策が必要だと考え、立候補を決意したという。

 また、甲府市内で飲食店を経営する立候補予定者の新人男性(47)は、「店を構える中心街は人通りが少なくさみしい状態。これまでとは違う視点を行政や議会に持ち込みたい」と話し、特色のある街づくりや空き店舗対策など、甲府の活性化策に取り組むと意気込む。

 若い世代の新人が多く出馬する背景には、前回選で当時28歳の男性がトップ当選し、33歳の男性も初当選した若手の躍進があるという。今回の立候補予定者で最も若い元会社員の新人男性(30)は、「30年後の甲府の未来を責任を持って語れるのは若い世代。街では若い世代に期待する声も多い」と話す。

 12日に投開票された県議選・甲府市選挙区(定数9)の結果も、市議選関係者に衝撃を与えた。大きな支援組織を持たない新人の宮本秀憲氏(36)が、5636票を獲得して初当選したからだ。現職のベテラン市議は、「まさに『宮本ショック』だ。これまで通りの選挙で支持が得られるだろうか。特に票が読めない若い世代から支持を集める方法を考えないといけない」と危機感を募らせる。

 ただ、別の現職のベテラン市議は、「言いたいことを言うだけでは議会は進まない。市長が代わったばかりでもあり、経験を積んだ議員が必要だ」と強調し、選挙戦では実績を訴えていくという。

 また、県議選・甲府市選挙区の結果に、共産党陣営が活気づいている。党公認の小越智子氏(51)が8952票を獲得してトップで3選を果たしたため。今回の市議選では現職3人と新人1人を公認候補とし、03年以来の4議席獲得を目指すといい、党県委員会関係者は、「共産党への期待は全国でも甲府でも高まっている。4人で当選し存在感を強めたい」と話している。

2015年04月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6248チバQ:2015/04/16(木) 22:33:34
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検証 県議選
自民 一段と「自分党」化
2015年04月14日 05時00分
 「まずまずの成績ではなかったかと思っている」

 県議選投開票から一夜明けた13日午前、公認・推薦当選者を示す52個のバラを前に、自民党の桜田義孝県連会長は、安心した表情で記者会見した。

 ただ、八つの常任委員会の委員長ポストと各委員会の過半数を同時に獲得できる安定多数(56議席)に話題が及ぶと、同席した浜田穂積県連幹事長は「これから(保守系無所属の当選者に)アプローチしていくが、達成できるかどうか不透明だ」と表情を曇らせた。

 単独過半数(48議席)は達成したが、県連の思惑通りに進んだ戦いではなかった。党の号令で動くことは少なく、「自分党」とも言われる自民党。県連幹部は「一段とバラバラの活動が目立っている」と組織力の衰えに不安を漏らす。

 香取市区(定数2)では今回、自民現職と元民主党衆院議員を兄に持つ無所属新人が立候補し、無投票となった。前回は自民が2議席を獲得した実績から、独占も見込めたが、戦わずして1議席を明け渡した。前回の自民当選者が2013年に死去し、県連は後継擁立を画策したが、今回無投票当選した現職側の理解が得られなかったという。

 自分の議席を優先する風潮に対し、県連は党への忠誠心を高めようと昨年10月、新たな基準を作成し、「党員50人以上の獲得」を統一地方選の公認・推薦の条件とした。県連幹部は「簡単に公認を出し過ぎて、党のために何もしない人ばかりになっていた」と理由を語る。

 新たな基準には、新人の公認決定で「現職の意向を考慮する」との文言も盛り込まれた。引退議員に後援会組織の引き継ぎを促すためだが、挑戦のハードルを高くすることにつながった。

 安倍政権が「女性の活躍推進」を掲げる中、前回、前々回に続き自民の女性候補はゼロ。桜田会長は「地域の皆さんから女性を立候補させたいという希望があれば、チャンスがあった」とする一方、「現職を落選させてしまう可能性があれば、『上から目線』で党主導の女性擁立はできない」と苦しい現状を説明した。

 一方、公明党との連携は県連主導で大きく進んだ。公明から自民への推薦は、前回の10人から自民推薦候補を含めて39人に増加。公明候補不在の定数1の選挙区を中心に、自民からは「公明推薦がなければ勝てなかった」との声が上がる。「前回統一選後の3回の国政選で協力し、勝利した実績への評価が大きい」と公明県本部幹部は語る。

 前回7議席だった公明は今回、県議会で議案提出できる8議席をつかんだ。「党独自の条例案を年に1、2本提出したい」との声が早くも出ている。

 13日に記者会見した公明の富田茂之県本部代表は、自民から抵抗が強い議員定数の見直しをテーマの一つに挙げ、揺さぶりをかけるようにこう語った。

 「4年前も言ったが実現できなかった。推薦した自民の先生37人が当選しているから、議案提出すれば、これまでと違った対応をしていただけるのではないか」

 公明が積み上げた1議席が、県議会の風景を大きく変える可能性もある。

2015年04月14日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6249チバQ:2015/04/16(木) 22:34:12
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民主、共産 ほぼ「現状維持」
2015年04月15日 05時00分
 「目標の『現職全員当選』とはならなかったが、改選時の議席を上回ることができた」

 県議選翌日の13日の記者会見で、民主党の田嶋要県連代表は成果を強調した。引き合いに出した「改選時の議席」は、2011年の前回に獲得した17議席ではなく、会派離脱者などが出た後の現有14議席だった。

 今回の民主候補は21人。31人を立てた前回は、5選挙区に複数を擁立し、1人しか当選できなかったり、票が割れて共倒れしたりする事態が相次いだ。その反省から各選挙区1人に絞り込んだ結果、前回と同じ17議席を獲得した。

 前々回の07年、2人当選した松戸市区(定数7)も女性の新人に一本化。告示日に岡田代表、2日後には蓮舫代表代行が入り、「県議会でも女性の活躍を」などと女性候補のいない自民党との違いを訴え、3位当選した。

 前回3人を擁立し、全員落選の憂き目にあった市川市区(定数6)でも新人が議席を奪還。「まだ複数を立てるほど力が回復していない」(連合千葉幹部)と言われる中、田中信行県連幹事長は「一本化は非常にうまくいった」と前向きに総括する。

 だが、民主公認候補の得票数を見ると、候補者絞り込みの「副作用」がうかがえる。松戸市区では前回から8920票減らし、市川市区でも6235票減。党勢回復の目標に反する形にもなった。

 2回連続で議席を守ってきた市原市区では、新人公認候補が安倍首相と握手する写真をチラシに掲載。対抗する自民のトップとのツーショットがインターネットで話題となり、県連が厳重注意した。田嶋代表は「あぜんとした」と振り返る。この候補は818票差の次点で落選した。

 一方、共産党は積極姿勢を貫き、前回を7人上回る12人を擁立した。

 千葉市花見川区選挙区では「新人では厳しい」とみられていた下馬評を覆し、民主現職を破った。7回連続当選した現職が引退した同選挙区で、伝統の議席を守った。

 県議選中に県内を2度回った共産の志位委員長は、「県政は自民、公明、民主のオール与党。森田県政に真っ向から対決するのは共産だけだ」と訴えた。民主が県の15年度予算案に賛成するなど森田県政との対決色を薄める中、共産のカラーを鮮明にすることを狙った。

 反自民票を取り込んで躍進した昨年の衆院選を連想させる戦いぶりだったが、結果は前回から1増の5議席。新人の当選は花見川区選挙区だけだった。

 13日の記者会見で共産の浮揚幸裕県委員長は、「市川や松戸、柏の得票は前回の1・5倍にぐっと伸びた。党に対する期待は大きく広がっている」と手応えを語る一方、議席数には「善戦したが、力不足」と唇をかんだ。

 再生途上の民主と、躍進を狙った共産。ともにほぼ「現状維持」となった結果は「自民1強」の壁を破る難しさを浮き彫りにした。

2015年04月15日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6250チバQ:2015/04/16(木) 22:34:36
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO015231/20150416-OYTAT50008.html
維新 準備不足で埋没
2015年04月16日 05時00分
 維新の党は「第3極」の代表格として7人の候補で県議選に初挑戦した。8日には松野頼久幹事長、9日には江田代表が県内入りし、「千葉でも身を切る改革を」と訴えたが、獲得したのは船橋、松戸市区の2議席にとどまった。

 柏、八千代、市川市区での維新候補の得票は、最下位当選者の半分にも満たなかった。無党派層の支持に期待をかけていただけに、「しがらみがないことを前面に押し出したが、低投票率の中で裏目に出た。地力がなかった」と藤巻健史・県総支部代表は振り返る。

 県議選に向けては昨年夏、当時の維新・椎木保県総支部代表とみんなの党の水野賢一幹事長が選挙協力で合意していた。全国に先駆けたモデルとして注目されるはずだったが、12月の衆院選前にみんなは解党、椎木氏は県外選挙区に「国替え」し、全てが水泡に帰した。

 衆院選後、維新の県総支部は参院比例選選出の藤巻氏を代表に迎え、衆院千葉8区に出馬、比例復活した太田和美氏が幹事長に就任した。みんなからは現職2人が入党し、県議選に出馬したが、候補者選定や支援体制で準備不足は明らかだった。

 第3極の勢力の一つ、次世代の党は議席を得られなかった。

 県内に第3極躍進の素地がないわけではない。2010年の参院選千葉選挙区(改選定数3)では、みんな公認の水野氏が、自民、民主両党の2人目の候補を抑えて当選を果たした。水野氏の得票は約48万票。今回の県議選で維新が得た5万9022票との落差に、維新では「非自民の受け皿となれず、第3極の役割を果たせなかった」(太田氏)との受け止めが広がる。

 統一地方選を終えると各党の関心は来年夏の参院選に移る。改選を迎える無所属の水野氏に、維新の党本部の幹部は「能力も高くぜひ来てほしい」と秋波を送る。水野氏自身、「非自民勢力の結集」を公言するが、今後の所属政党については「何も決めていない」と沈黙する。

 統一選では、みんなの渡辺喜美元代表を顧問に、元みんなの県内市議らが「闘う改革の会千葉」を結成し、後半戦の3市議選に4人を擁立する。県内の衆院議員は「水野氏は国政レベルを含め第3極再編の動きを見極めた上で判断するのではないか」と見る。

 参院選千葉選挙区には県議選翌日の13日、自民県連が早くも2人擁立を表明した。民主は現職1人の再選に専念する構えで、参院選で雪辱を期す維新内には「バラバラに動けば自民を利するだけ」との焦りが広がっている。

 県議選松戸市区で前回はみんな、今回は維新で当選した松戸隆政氏は語る。

 「自民でも民主でもない、しがらみのない改革派を選びたい有権者には、第3極が選択肢になる。内部対立せず、党の意見をしっかりとまとめ、選んでもらえるような存在にならないといけない」

 37・01%という全国最低の深刻な投票率は、「投票に行きたい」と思わせるような魅力アップという重い課題を、各党に突き付けた。

(この連載は田島大志、服部有希子が担当しました)

2015年04月16日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6251チバQ:2015/04/16(木) 22:35:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk12010150000c.html
’15統一地方選:県議選開票結果 /千葉
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇千葉市中央区(定数3−5)
当 17108 本間進 60 自現

当 16792 佐野彰 66 自現

当 16457 網中肇 42 民現

   6972 鷲見隆仁 36 無新

   5705 高沢由里 46 無新

 =選管最終発表

 ◇千葉市花見川区(定数3−4)
当 17859 宍倉登 65 自現

当 15954 田村耕作 48 公新

当 13399 寺尾賢 38 共新

  12347 大川忠夫 56 民現

 =選管最終発表

 ◇千葉市稲毛区(定数2−3)
当 27178 阿部紘一 71 自現

当 14249 天野行雄 55 民現

   7173 二宮尚徳 33 無新

 =選管最終発表

 ◇千葉市若葉区(定数2−3)
当 24362 山中操 65 自現

当 14526 田中信行 63 民現

   7479 山田安太郎 72 共新

 =選管最終発表

 ◇千葉市緑区(定数2−3)
当 22261 関政幸 35 自現

当 10341 竹内圭司 47 民現

   6154 石川正 70 共新

 =選管最終発表

 ◇市川市(定数6−7)
当 20213 赤間正明 53 公現

当 19838 坂下茂樹 40 自現

当 19453 守屋貴子 47 民新

当 18600 岡田幸子 64 共現

当 18514 鈴木衛 63 自現

当 17500 プリティ長嶋 60 無現

   7701 水野文也 53 維現

 =選管最終発表

 ◇船橋市(定数7−10)
当 46520 野田剛彦 54 民新

当 30020 斉藤守 62 自現

当 24917 仲村秀明 45 公新

当 23123 丸山慎一 59 共現

当 17586 西尾憲一 64 無元

当 10537 中村実 47 無新

当  7426 大崎雄介 34 維新

   6378 槻谷岳大 33 無新

   5347 大原俊弘 45 無新

   4730 佐藤浩 49 無現

 =選管最終発表

 ◇館山市(定数1−2)
当 10888 三沢智 60 無新

   9013 秋山光章 68 自現

 =選管最終発表

 ◇木更津市(定数2−3)
当 17789 森岳 35 自新

当 14710 高橋浩 53 民現

  11492 大野俊幸 57 自新

 =選管最終発表

 ◇松戸市(定数7−9)
当 22612 河上茂 66 自現

当 20930 三輪由美 59 共元

当 16823 安藤淳子 38 民新

当 16371 松戸隆政 36 維現

当 15661 藤井弘之 57 公現

当 15589 秋林貴史 55 公現

当 12056 本清秀雄 79 自現

  11094 川井友則 39 無現

   4450 工藤鈴子 61 社新

 =選管最終発表

 ◇野田市(定数2−3)
当 17679 木名瀬捷司 73 自現

当 13089 礒部裕和 33 民現

   4735 田中洋成 34 無新

 =選管最終発表

6252チバQ:2015/04/16(木) 22:35:27
 ◇佐倉市(定数3−6)
当 13155 西田三十五 50 自現

当 11599 入江晶子 49 ネ現

当 10976 伊藤昌弘 59 自現

   8048 岩井功 47 維新

   5873 鴨志田安代 59 共新

   5261 密本俊一 67 無元

 =選管最終発表

 ◇習志野市(定数2−3)
当 16108 佐藤正己 74 自現

当 15741 鈴木均 51 民新

  14817 斉藤賢治 49 無新

 =選管最終発表

 ◇柏市(定数5−7)
当 20541 阿部俊昭 56 公現

当 18821 中田学 42 民現

当 18136 浜田穂積 68 自現

当 17750 加藤英雄 62 共現

当 16001 中沢裕隆 44 自現

  11069 松本寛道 37 無新

   7110 舘池美央子 40 維新

 =選管最終発表

 ◇市原市(定数4−7)
当 19928 鈴木昌俊 68 自現

当 18524 塚定良治 60 公現

当 12343 伊豆倉雄太 31 無新

当 11645 山本友子 66 ネ現

  10827 竹内直子 45 民新

  10014 山口勇 68 共新

   7492 水野義之 52 無新

 =選管最終発表

 ◇流山市(定数2−4)
当 21785 武田正光 45 自現

当 12370 小宮清子 64 社現

   7903 矢田春代 48 共新

   7827 保坂隆裕 29 維新

 =選管最終発表

 ◇八千代市(定数3−5)
当 18055 茂呂剛 46 自新

当 13036 横山秀明 44 公現

当 10198 石井敏雄 63 民現

   8258 上野洋嗣 38 共新

   4539 手島淳一 49 維新

 =選管最終発表

 ◇我孫子市(定数2−3)
当 14526 今井勝 67 自現

当 13261 水野友貴 32 無新

  10116 飯塚誠 45 民新

 =選管最終発表

 ◇鎌ケ谷市(定数2−3)
当 11827 石井一美 70 自新

当 10003 藤代政夫 67 無現

   7851 伊藤仁 55 民新

 =選管最終発表

 ◇浦安市(定数2−3)
当 20221 内田悦嗣 50 自現

当 12194 矢崎堅太郎 47 民現

   6351 井原めぐみ 66 共新

 =選管最終発表

 ◇四街道市(定数2−3)
当 10469 鈴木陽介 31 民新

当  9475 中台良男 71 自現

   7899 坂本弘幸 67 無新

 =選管最終発表

 ◇印西市(定数1−2)
当 17607 滝田敏幸 55 自現

   7182 雨宮弘明 77 無新

 =選管最終発表

 ◇白井市(定数1−2)
当 10218 田中宗隆 71 自現

   9205 岩田典之 60 無新

 =選管最終発表

 ◇匝瑳市(定数1−2)
当  8815 宇野裕 57 自現

   7215 江波戸雅美 60 無新

 =選管最終発表

 ◇山武市(定数1−2)
当 11322 松下浩明 54 自現

   2516 鈴木匡哉 45 次新

 =選管最終発表

 ◇いすみ市(定数1−2)
当 10464 小路正和 46 自新

   7390 君塚正芳 48 無新

 =選管最終発表

 ◇大網白里市(定数1−2)
当 12968 阿井伸也 51 自現

   1358 武井直子 49 無新

 =選管最終発表

 ◇印旛郡(定数1−2)
当  8980 岩井泰憲 45 無現

   6012 金塚学 41 自新

 =選管最終発表

6253チバQ:2015/04/17(金) 23:46:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk12010159000c.html
’15統一地方選:白井ダブル選、過熱 北総線問題の余波 学校給食の提供を巡り、市長派と反市長派対立 /千葉
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 統一地方選第2ラウンドで行われる白井市長・市議(定数21)のダブル選挙(19日告示、26日投開票)が過熱している。前回選挙からの北総線の高額運賃値下げに向けた補助金支出を巡る問題の“余波”が続く中、市が進める老朽化した学校給食共同調理場(給食センター)の移転・建て替え問題が新たに急浮上。補助金問題を追及してきた反市長派の市民グループは、市政運営全般に批判のトーンを強めており、対抗馬を擁立し、現職との一騎打ちになる公算が大きい。市議選でも立候補予定者が市長、反市長派に分かれ、主導権争いの様相を呈している。【橋本利昭】

 「おはようございます」。「行ってらっしゃいませ」

 15日早朝、白井市を横断する北総線の西白井駅で次々と駅構内に吸い込まれる通勤客に、駅通路に並んだ数人の市議選候補予定者が懸命に名前を売り込んでいた。「移転先の借地はUR(都市再生機構)の高額な造成地」「現地改修なら、給食が休止され弁当持参になる」−−。沿線各駅で給食センターを巡るお互いの主張が飛び交っている。

 市長、反市長の両派が入り乱れて訴える姿は、市長選の盛り上がりをそのまま反映している。「駅前は通勤客の邪魔にならないよう、のぼり旗は1人1本が暗黙のルール」(現職陣営)を知らない新人が1人で5、6本立てる日もあるという。

 「まるで4年前のよう」。前回市長選は現新3人による乱戦だった。補助金支出の専決処分を巡って議会の不信任決議を受け、自動失職した前市長が出馬。激戦を制したのが「対立から対話へ」を掲げた当時、前市部長で現職の伊沢史夫氏(59)だった。

 だが、今も補助金問題はくすぶり続ける。今回、再選を目指す伊沢氏=無所属、自民、公明推薦=に挑むのは元船橋市職員の新人、徳本悟氏(65)=無所属。市民団体「違法専決NO!の会」事務局長で、住民勝訴が確定した補助金返還訴訟の原告の1人でもある。

 補助金問題は、値下げ名目の補助金を取りやめる一方、県による貸付金返済の優遇や、沿線市が国と共に別枠で北総線の耐震化工事に対して支援を行うことで、通学定期の割引が10年間据え置きになるなど一定の値下げが維持される形で決着した。伊沢氏は「公費負担なしの値下げが実現できた」と強調するが、徳本氏は「耐震化工事に名目を変えた隠れた補助がある」と批判し、対立は依然尾を引いている。

 ◇センターか自校式か

 この対立を更に先鋭化させているのが、給食センターの問題だ。

 現施設は35年以上経過し、老朽化と耐震不足が指摘される。このため、市は民間資金を活用しながら、賃借するURの分譲地にアレルギー対策機能などを備えた施設を新築しようと計画した。

 しかし、反市長派の市民グループなどが「移転建て替えありきだ」と反発。その一方で、小中学校のPTAが「施設の故障リスクが高まっており、これ以上先送りできない」などとして建設推進のための署名を約1万4000人分集めるなど、議論が過熱している。

 同市議会では「衛生面やアレルギー対策の必要性からも早急な移転・建て替えが必要だ」と主張する市長派と、「アレルギーなどへの個別対応や温かい給食の提供ができる、学校ごとに給食を作る自校方式が全く検討されていない」とする反市長派が真っ向から対立。先月の議会では、事業費が削除された今年度の予算案などが可決され、計画は白紙に。しかし、差はわずか1だったため、議員たちは選挙戦をにらみ、自己の投票行動の正当性を訴えるチラシをそこかしこで配っている。

 市長選では、徳本氏陣営が「市はコンサル業者に依存するだけだ。給食センターを無駄遣いの例にしてはならない」と自校方式を主張。伊沢氏陣営は「自校方式は金がかかりすぎ、実現性のない空論。北総問題と同様、学校給食を政争の具にしている」と反論している。

 ◇市議選も真っ二つ
 市議選も真っ二つだ。選挙前の勢力(議員数は欠員1の20人)は市長、反市長派が各9人ずつ(中間派2人)。今回の選挙では計6人の現職が退き、現職14人、新人12人、元職2人の計28人が出馬を準備しているが、市長派は公明党3人を含め計14人、反市長派は共産党1人を含め計11人と、それぞれが過半数確保を狙っている。

 ダブル選で、どちらに軍配が上がるのか。あるいは「ねじれ」が生じるのか−−。結果は今後の市政運営に大きな影響を及ぼしそうだ。

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6254チバQ:2015/04/17(金) 23:46:35
 ■ことば

 ◇北総線の高額運賃値下げのための補助金問題

 高額な北総線の運賃を値下げするため、前市長が議会の議決を経ずに、専決処分で補助金約2360万円を支出。反発した議会は不信任決議案を可決した。前市長は議会を解散せず、自動失職して2011年の出直し選挙に出馬したが、落選した。13年には市民グループによる住民訴訟で、千葉地裁が専決処分の違法性を認めて前市長に対し補助金全額の返還を命じ、今年1月、判決が確定した。

 また、北総鉄道は自治体による5年間の補助金支出が終わる今年4月以降、平均4.6%の値下げを全て中止する考えを示していたため、県は16年度から償還が始まる県企業庁の貸付金約53億円と利子の返済を21年度に先延ばしする案を提案。さらに沿線の自治体が、国と共に経営基盤の強化につながる耐震化事業の支援を行うことを提示した。これを受け、北総鉄道は4月以降の▽通学定期の値下げ率(25%)を10年間維持▽普通運賃の値下げ率を4.9%から2.7%に縮小▽通勤定期の値下げ率を1.1%から0.6%に縮小−−を決め、平均の値下げ率は3.4%となった。

6255チバQ:2015/04/17(金) 23:58:25
>>6207
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041702000250.html?ref=rank
ニート25才 善戦した 千葉市議選次々点 上野竜太郎さん

2015年4月17日 夕刊


上野竜太郎さんと、千葉市議選で使った本人のポスター=千葉市花見川区で
写真
 「バイト応募の電話や面接の苦痛よりも選挙のハードルは高くなかった」。中学二年のころから家に引きこもってきた男性が統一地方選の前半戦で落選したが、善戦した。「ニート25才」の字を黒枠で囲んだ自作ポスターが目を引き、出馬とともに始めた人生初のツイッターも注目された。千葉市議選の花見川区選挙区で出馬した上野竜太郎さん。「二十代の人間なら挑戦してみる価値はある。若者の立候補が若者に身近な選挙につながる」と語った。 (辻渕智之)
 ただいまー 携帯忘れて行っちゃったテヘ でも、良かった。いつも通りメールも電話も来てない
 一人で歩き回ってのポスター張りから帰宅した告示二日後の夜、上野さんはツイッターに書き込んだ。ニートで、友人も支援者もいない悲哀がこもった。
 二十歳から三年弱、青果店でアルバイトをした後、再び引きこもっていた。出馬を決めたのは「何かスイッチみたいなものが入ったから」。ツイッターでは、選挙制度や政治への疑問も発信し続けた。
 私は、自分の財布も国民の金庫も痛まない選挙を実践出来たと思います
 忌中札(きちゅうふだ)を思わせるポスターは近所のコンビニでコピー印刷し、一枚十円。ポスターや選挙カーの費用は公費負担されるが、上野さんは申請しなかった。選挙カーも使わなかった。「私のような人間に税金は使いたくないから」。上野さんが今回使った全費用はわずか八千円。「でも今の政治家がやる『普通の選挙』をすればそうはいかない」
 普通の人間が用意するには大変な額のお金がかかります。その結果、普通の人間は立候補を断念し、少し普通ではない人間が我々の代表になるのです
 選挙区の定数は一〇。十五人が立候補し、上野さんは十二位で千三百九十九票を獲得した。所定の票数に届かなければ没収される供託金の五十万円は、返還される。青果店のアルバイトでためた金だ。
 立候補しようと思うなら20代の「2」という数字には大きな力があります。地方選挙なら、恐らくこの「2」という数字だけで供託金没収ラインは越えることが出来ると思います
 駅頭演説も果たせず、「外でした選挙活動は実質、ポスター張りぐらい」の上野さんがそれを証明した。そして二十代の立候補者が増えればと願う。
 自分の友人が選挙に立候補していれば、自分の元同級生が立候補していれば、そして全ての若い人間が「自分も政治家になるチャンスがあるかもしれない」と心の何処かで思っていれば、若年層の投票率低下問題も、少しはマシになるのかもしれません
 「応募せりふ台本」を用意してアルバイト求人先に電話する手は震えだし、腹痛に襲われる。面接も頭が真っ白になり、声が出なくなる。そんな彼が選挙後の十五日、ハローワークを訪れた。
 今回の経験を通して「社会のゴミ」はリサイクルされ、少しマシになったようです。このペラペラの再生紙が、今後平凡な社会人として皆さまの社会に少しでも貢献出来れば幸いです
 ツイッターのフォロワーは一万人を超えた。千葉市の熊谷俊人市長も「ネットで全国的に話題になった。参院選の比例代表で出たら受かるぐらいの票になっちゃうんじゃないの」と善戦に言及した。

6256チバQ:2015/04/18(土) 00:13:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150417/CK2015041702000171.html
<統一地方選>桐生市長選 合併、人口減で論戦

2015年4月17日


 統一地方選の後半戦で行われる桐生市長選に向けた公開討論会が15日、市民文化会館であった。立候補を予定している現職の亀山豊文氏(64)と、ともに新人で県議の大沢幸一氏(71)、元市議の相沢崇文氏(39)が参加し、争点になるみどり市との合併や人口減少問題への対応などをテーマに、それぞれの持論を展開した。 (杉原麻央)
 合併について、三氏はそろって「三年以内に実現する」と主張した。
 亀山氏は「二期八年で実現できなかったが、新市建設研究会は任意合併協議会に代わるもの。順調に進んでいる」と理解を求めた。
 相沢氏は「中核市を目指し、両市が新しいまちを創造するチャンスだ。みどり市との太いパイプを生かす」と力を込めた。
 大沢氏は「合併の手順を市民と共有する必要がある。合併特命の副市長を配置して円滑に進めたい」と強調した。
 子育て支援についても意見を交わし、大沢氏は「第二子以降の三歳児未満の保育料を無料にしたらどうか。小学六年までの給食費無料化も調査研究の必要がある」と訴え、亀山氏は「無料化は財政状況をみながら対象を拡大する」と述べた。相沢氏は「黒保根地域で実施されている出産祝い金制度を、第二子以降で市全体に広げたい」と話した。
 最後に、三氏は「市の将来を考える大事な選挙だ」などと市民に投票を呼び掛けた。
 桐生青年会議所が主催し、市民約六百人が訪れた。市長選は十九日に告示、二十六日に投開票される。

6257チバQ:2015/04/18(土) 00:13:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150417/CK2015041702000148.html?ref=rank
市川市議会 政務活動費 大半の会派が返納へ

2015年4月17日


 市川市議会の政務活動費(調査費)をめぐる問題で、同議会の全員協議会が十六日開かれた。二千百三十四万円余の不適切支出を指摘した外部監査結果に対し、全十一会派が対応策を発表。大部分の会派が支出額の全てないし一部を自主返納する意向を示した。一方、発端となった切手の大量購入問題は未解明のまま、十九日告示の市議選に入る。宮田克己議長は「開いた価値はあった。ただ切手問題は未解明。改選後の新議長に問題を引き継ぐ」と話した。
 全員協議会は「公開の場で議会の対応を示したい」(宮田議長)と開かれ、市民四十八人が傍聴した。自主返納するのか、運用手引きは見直すのかなど、事前に示した質問に会派代表者が答える形で行われた。
 自主返納を表明した会派は任期末の五月一日までに返納額を計算し提示する。ただ、いずれの会派も「制度の趣旨に沿った支出」として不正は認めていない。
 外部監査の改善提案を評価する声も多かった。今後の切手購入は、四会派が「廃止」、三会派が「上限額など制限を設け大量発送は別方法」と答えた。交付方法も、六会派が精算払いへの変更を支持。現金出納帳簿や領収書のホームページでの公開も、六会派が賛成した。
 一方、大量購入の切手が本当に使われたか、解明を期待して訪れた市民からは「調べないのはおかしい」などの声が上がり、宮田議長に説明を求める場面もあった。 (服部利崇)

6258チバQ:2015/04/18(土) 00:13:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150417/CK2015041702000149.html
<統一地方選>後半 4市長選行方は

2015年4月17日


 統一地方選後半戦の市長選は、流山、佐倉、白井、習志野の4市で、19日告示、26日投開票の日程で実施される。いずれも現職に対し、新人が名乗りを上げており、選挙戦になる見通し。各市の告示直前の情勢を探った。 (文中敬称略)
◇市長選立候補予定者
▽流山市
井崎 義治 61 無現<3>
大作 浩志 57 無新
▽佐倉市
宇田 実生子 50 無新
西田 譲 39 無新
蕨 和雄 65 無現<2>
▽白井市
伊沢 史夫 59 無現<1>
徳本 悟 65 無新
▽習志野市
鴨 哲登志 67 無新
三浦 邦雄 71 無新
宮本 泰介 42 無現<1>
 (五十音順)
◆流山市長選 街づくり、市政改革で激突へ
 ともに無所属で、四期目を目指す現職の井崎に、新人で農業の大作が挑む、前回と同じく一騎打ちになる公算が大きい。
 井崎は県内首位になった人口増加率や出生率を挙げて、「子育て世代に選ばれる街になってきている」と三期の実績を強調。「住み続けたい良質なまち」づくりを政策の柱に、つくばエクスプレス沿線の新住民を含め支持の浸透を進める。
 大作は四回連続の市長選挑戦。ほかに出馬の動きがなく、三月十八日に「無投票、現職の四選を阻止する」と立候補を表明。前回得た一万四千票の支持を核に、透明度の高い市政改革や市民サービスの向上を公約に掲げ、現職批判票の拡大を図る。 (飯田克志)
◆佐倉市長選 順大誘致、争点
 三選を目指す現職の蕨(わらび)といずれも無所属新人の西田、宇田の三つどもえとなりそうだ。順天堂大の新キャンパス誘致などが争点となる。
 蕨は「市長として仕事はまだ道半ば」と、少子高齢化対策のさらなる充実などを訴える。順大誘致は基本的に賛成の立場だが大学側に詳細な計画説明を要請。市からの補助金額は「厳格に判断する」との姿勢だ。
 元衆院議員の西田は「積極性に欠ける市政の転換」を訴える。地域活性化のため順大誘致は「公約の一丁目一番地」として積極的に進める。また、少子化対策として切れ目のない子育て支援なども掲げる。
 市民の行財政勉強会「佐倉向日葵(ひまわり)会」代表の宇田は現在の市政を「情報公開が不十分」と指摘。順大誘致も情報公開をした上で、市民に意見を聞くという姿勢。母、主婦、女性の視点に立った市政運営も訴えていく。 (渡辺陽太郎)
◆白井市長選 北総線運賃値下げや給食センターで対決
 ともに無所属で、再選を目指す現職の伊沢と新人の市民団体役員、徳本の一騎打ちとなる公算が大きい。北総線運賃問題と老朽化した学校給食センターの建て替えが争点となっている。
 伊沢は、北総線の運賃値下げ補助金を打ち切った上で、通学定期の割引率を維持した実績を、「公費負担なしで値下げを実現」と強調。さらなる値下げを目指す。給食センターは、移設建て替えを推進する。
 徳本は「沿線市にとって将来にわたって最大の障害。鉄道会社に正面から30%の値下げを迫る」と、運賃の抜本的値下げを掲げる。給食センターは移設計画を白紙に戻し、自校方式などを検討すると主張している。 (三輪喜人)
◆習志野市長選 公共施設の統廃合 新庁舎建設を論議
 再選を目指す現職の宮本に、ともに元市議で無所属新人の鴨と三浦が挑む構図となりそう。八十八億四千五百万円余の新庁舎建設問題や、公民館や図書館の統廃合を含む公共施設再生計画が争点になる見込みだ。
 五人が立った前回選挙を勝ち抜いた宮本は「着実、確実に事業を執行した」と一期目の実績に胸を張る。再生計画も「未来の財源確保に必要。費用対効果も高い」と理解を求めていく。
 三回連続の市長選挑戦となる鴨は、現市政を批判する市民団体と政策協定を結んだ。「再生計画は全面ボツ。新庁舎も可能な限り手直しをする」と約束する。
 前回選挙の落選直後から運動を始めた三浦は文教福祉政策を中心に「住み続けたいまちにする」。市長交際費の透明化や、新庁舎建設の見直しも訴える。 (服部利崇)

6259チバQ:2015/04/18(土) 00:14:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/gnm/CK2015041702100012.html
飛び地解消なるか 一票誰に みどり市との歩み

2015年4月17日


 桐生市は、みどり市を挟んで東西に分断されている。「飛び地」になったまま、間もなく十年がたつ。
 桐生、みどり地域はもともと結び付きが強い。旧藪塚本町(現太田市)を含む七市町村は、一九七二(昭和四十七)年から広域行政圏としてごみ処理、し尿処理、火葬場、消防を共同運営していた。
 「平成の大合併」では当初、この枠組みで合併を進める動きもあった。
 だが、桐生競艇場(みどり市笠懸町)の廃止問題で行き詰まる。桐生市が赤字を理由に競艇事業から撤退し、存続を決めた旧笠懸町、旧大間々町(現みどり市)とたもとを分かった。
 桐生市は太田市などと合併協議会をつくったが離脱し、二〇〇五年六月、旧黒保根村、旧新里村と合併して新しい桐生市に。翌年、笠懸、大間々の旧二町と旧勢多郡東村でみどり市が誕生した。
 「財政やまちづくりの面から、広域圏の合併は桐生が生き残るための最低条件だった。不幸な歴史の一ページだ」。当時を知る元桐生市議の男性は悔やむ。
 話が改めて動きだすのは〇七年、亀山豊文市長(64)がみどり市との合併を掲げて初当選してから。「桐生・みどり連携推進市長会議」を設け、職員の人事交流や行政サービスの差をなくす事業などに取り組んだ。
 両市の歩みは遅い。亀山市長は一〇年、両市の将来像を調査する「将来ビジョン研究会」設置をみどり市の石原条市長に求めたが、既存組織の拡充にとどまる。昨年、桐生市は任意合併協議会を持ち掛け、回答を半年待った末に、「桐生・みどり新市建設研究会」が発足した。合併に必要な調整事項を職員レベルで調査している。
 桐生市の担当者は、「市民はおおむね合併に賛成している」と話す。一方、みどり市の担当者は「合併に賛成の人も反対の人もいるだろうが、研究会は市民に判断材料を提供するもの」と、慎重に受け止める。
 飛び地合併の解消に向けて、誰をトップにみどり市との歩みを進めていくか、市民の一票に委ねられる。 (杉原麻央)

6260チバQ:2015/04/18(土) 00:30:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150417-00000447-kana-l14

風頼みでもろさ露呈 代表お膝元で維新低調
カナロコ by 神奈川新聞 4月17日(金)7時3分配信

風頼みでもろさ露呈 代表お膝元で維新低調
維新の党は、江田代表(右から2人目)の地元で議席を守ったものの、その他の選挙区では苦戦を強いられた=4月3日、横浜市青葉区
 維新の党が統一地方選前半戦の県議、政令市議選で伸び悩んだ。金城湯池の大阪で奏功した「都構想の実現」といった争点が明確にできず、投票率が低迷した結果、浮動票頼みのもろさが露呈した形。党代表のお膝元・神奈川での低調ぶりに、統一選後半戦や来夏の参院選の行方を危惧する声も出ている。

 「減らしたのではなく、ほぼ現状維持だ」-。江田憲司代表は16日の会見で、神奈川での前半戦をこう総括した。だが、県議、3政令市議選で公認した47人のうち、当選者は16人と、3割強にとどまった。

 公認ベースで見た場合、横浜市議(9人)と相模原市議(1人)は告示前の勢力を維持。県議は告示前の8から5に減らしたが、江田氏は「告示直前に維新の看板を欲しがって公認した数人を差し引けば、ほぼ現状維持」と説明した。

 その上で、「風頼みで地元活動の少ない候補は例外なく落選した」と指摘。告示前の3から1に減らし、実に5人が次点に泣いた川崎市議選を引き合いに、「党代表として、全国を公平に(応援に)回らざるを得なかった。神奈川に注力できれば、議席は倍増したと思う」と、自負をのぞかせた。



 告示前、県総支部内では「県議選だけで2桁議席を確保できるのでは」との読みもあった。それだけに、県総支部幹部や落選者からは「惨敗だ」「低調と言わざるを得ない」との声が漏れる。

 要因はいくつも挙がる。「大阪では都構想というメーンテーマがあったが、神奈川で訴えても響かない。身を切る改革も十分に浸透しなかった」。県総支部の青柳陽一郎代表は、有権者の関心を高めるために必須の争点化が不発に終わったと分析。多くの新人候補が今年に入って決まった点も踏まえ、「擁立が遅れた上、空中戦頼み。昨年の衆院選比例票を当て込んだ短期決戦型のモデルが通用しなかった」と認める。

 追い打ちを掛けたのが、告示直前に発覚した上西小百合氏の衆院本会議欠席問題だ。川崎市議選で敗れた為谷義隆氏は言う。「選挙戦では感じなかったが、連日の報道は向かい風になったのでは」。党は除名処分を下して早期の幕引きを図ったが、江田氏も「電話作戦で、維新と聞いただけでガチャンということもあったようだ」と明かした。



 4年前、「第三極」に吹いた風はピタリとやみ、統一選後半戦の議員選告示は目の前。参院選も来夏に迫るが、党勢を上向かせる処方箋は見いだせていない。

 江田氏は「後半戦も身を切る改革を訴えるしかない。浸透するよう、努力する」と強調するが、党幹部はこう苦言を呈す。「地方選では身を切る改革と叫ぶだけでは駄目。どう実現するのか、住民に何のメリットがあるのか語らないと。橋下徹大阪市長(党最高顧問)になったつもりで、お題目だけ唱えているのが多すぎる」

 安倍政権の支持率が高止まりで、共産党の躍進が顕著な現状を踏まえ、神奈川の政界関係者は言う。「共産を除く、野党の分断状況が続けば、神奈川の参院選は与党と共産で大勢が決しかねない」

6261とはずがたり:2015/04/18(土) 08:00:13
埼玉県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh11.html

南1区 定数3 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,890(21.8%) 木下 博信 50 無所属 新 1 (元)草加市長
当選 15,845(21.7%) 蒲生 徳明 54 公明 現 4 党県副幹事長
当選 12,922(17.7%) 山川 百合子 45 民主(せ) 現 4 (元)NPO職員
□ 11,899(16.3%) 中野 徹 45 自民 新 (元)草加市議
□ 10,648(14.6%) 今村 典子 68 共産 新 (元)草加市議
4,004(5.5%) 須永 賢治 50 無所属 新 (元)草加市会議長
1,829(2.5%) 竹村 美保 41 無所属(自) 新 行政書士

南2区 定数7 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 23,927(15.2%) 村岡 正嗣 63 共産 現 2 党県委員
当選 20,698(13.1%) 立石 泰広 53 自民 現 2 党副支部長
当選 19,667(12.5%) 菅 克己 49 民主(せ) 現 3 (元)川口市議
当選 19,558(12.4%) 萩原 一寿 48 公明 現 2 党総支部長
当選 18,218(11.5%) 塩野 正行 52 公明 現 4 党県幹事長
当選 12,656(8.0%) 板橋 智之 53 自民 新 1 (元)川口市会議長
当選 12,295(7.8%) 永瀬 秀樹 55 無所属(自) 新 1 鋳物団体相談役
□ 9,366(5.9%) 白根 大輔 35 無所属(民) 新 (元)川口市議
□ 9,116(5.8%) 高橋 英明 51 無所属(自) 新 (元)川口市議
□ 7,340(4.7%) 松本 佳和 49 無所属(せ) 元 運送会社社長
4,982(3.2%) 石田 政大 39 無所属(せ) 新 建設会社社長

南3区 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 日下部 伸三 56 無所属 現 2 (元)さいたま市議

南4区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 高木 真理 47 民主 現 2 党県政調会長
当選 鈴木 弘 74 自民(公) 現 4 (元)さいたま市議

南5区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,987(51.6%) 沢田 力 47 自民 現 2 (元)さいたま市議
□ 17,814(48.4%) 藤井 健志 39 無所属 新 (元)市長秘書

南6区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 27,358(52.7%) 田村 琢実 43 自民(公) 現 3 党県青年局長
当選 12,343(23.8%) 井上 将勝 35 民主(せ) 現 2 党県副幹事長
□ 12,242(23.6%) 青柳 伸二 67 共産 新 (元)さいたま市議

南7区 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 伊藤 雅俊 32 自民(公) 現 2 学習塾講師

南8区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,323(56.6%) 荒木 裕介 38 自民(公) 現 2 (元)衆院議員秘書
□ 11,773(43.4%) 小高 真由美 50 無所属 新 印刷出版会社員

南9区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,202(38.7%) 浅野目 義英 56 民主(せ) 現 3 (元)衆院議員秘書
当選 16,040(34.1%) 荒川 岩雄 75 自民(公) 現 4 弁護士
□ 10,879(23.1%) 小林 司 44 無所属 新 調査機関代表
1,896(4.0%) 阿部 健仁 50 無所属 新 クリエイター

南10区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 木村 勇夫 47 民主(せ) 現 3 党県副幹事長
当選 宮崎 栄治郎 60 自民(公) 現 4 学校法人役員

6262とはずがたり:2015/04/18(土) 08:00:27

南11区 定数1 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,854(50.2%) 高橋 政雄 63 自民 現 3 1級建築士
□ 14,679(41.2%) 松岡 耕一 39 無所属(せ) 新 (元)衆院議員秘書
1,595(4.5%) 佐竹 彰信 54 無所属 新 (元)衆院議員秘書
1,468(4.1%) 藤代 豊 68 無所属 新 (元)北本市議

南12区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 25,836(72.3%) 小島 信昭 49 自民(公) 現 5 車修理会社会長
□ 9,877(27.7%) 角田 一夫 72 無所属 新 (元)さいたま市議

南13区 定数3 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 20,774(25.4%) 畠山 稔 65 民主(せ) 現 3 党県幹事長
当選 19,038(23.3%) 石渡 豊 59 公明 現 4 党県幹事長代理
当選 15,818(19.3%) 清水 義憲 56 自民 新 1 (元)上尾市議
□ 12,220(14.9%) 新藤 孝子 60 共産 新 党地区委員
□ 8,307(10.2%) 斉藤 哲雄 56 無所属(自) 新 乳製品卸売業
5,598(6.8%) 秋山 かほる 59 無所属 新 (元)上尾市議

南14区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,035(61.9%) 岡地 優 66 自民(公) 現 2 貸倉庫業
□ 8,018(38.1%) 安岡 一成 36 せん(維) 新 (元)産経新聞記者

南15区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,513(55.9%) 新井 一徳 42 自民(公) 現 2 (元)新聞記者
□ 10,643(44.1%) 平尾 良雄 62 無所属(せ) 新 内科医師

南16区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,566(37.2%) 並木 正年 44 無所属(民・せ) 新 1 (元)鴻巣市議
当選 9,374(24.0%) 中屋敷 慎一 55 自民(公) 現 3 洗剤製造販売業
□ 8,711(22.3%) 織田 京子 62 自民(公) 新 (元)鴻巣市議
□ 6,482(16.6%) 佐藤 泰彦 57 無所属(次) 新 薬局経営

南17区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,348(61.3%) 鈴木 正人 46 無所属(せ) 現 4 政治団体代表
□ 8,417(38.7%) 穂坂 泰 41 自民 新 医療法人役員

南18区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 19,576(39.7%) 安藤 友貴 39 公明(自) 現 2 党県青年局次長
当選 18,022(36.6%) 吉田 芳朝 40 無所属(民) 現 4 (元)証券会社社員
□ 11,662(23.7%) 石島 陽子 52 共産 新 (元)新座市議

南19区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,360(64.0%) 須賀 敬史 47 自民(公) 現 2 (元)蕨市議
□ 6,955(36.0%) 榎本 和孝 34 無所属 新 (元)蕨市議

南20区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,968(37.0%) 菅原 文仁 39 無所属(せ) 現 2 (元)戸田市議
当選 9,224(26.3%) 細田 善則 32 自民(公) 新 1 倉庫会社役員
□ 6,769(19.3%) 斎藤 直子 53 無所属(自) 新 (元)戸田市議
□ 6,109(17.4%) 岡嵜 郁子 44 共産 新 党県委員

6263とはずがたり:2015/04/18(土) 08:00:45

南21区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,320(34.6%) 醍醐 清 62 無所属(せ) 現 3 (元)朝霞市議
当選 9,644(29.5%) 神谷 大輔 43 無所属 新 1 (元)朝霞市議
□ 6,733(20.6%) 石川 啓子 52 共産 新 党市委員
□ 5,037(15.4%) 星野 文男 57 無所属 新 (元)朝霞市議

南22区 定数1 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,203(50.5%) 井上 航 35 無所属(せ) 現 2 (元)和光市議
□ 7,430(33.5%) 田上 安男 59 無所属(自) 新 (元)和光市議
3,530(15.9%) 川上 豊子 65 共産 新 (元)団体事務局長

西1区 定数4 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,582(21.0%) 西山 淳次 56 公明 現 5 党県議団団長
当選 20,998(20.4%) 柳下 礼子 68 共産 現 6 党中央委員
当選 18,420(17.9%) 水村 篤弘 41 民主(せ) 現 2 (元)所沢市議
当選 15,100(14.7%) 岡田 静佳 41 無所属(自) 新 1 (元)所沢市議
□ 14,005(13.6%) 浜野 好明 64 自民 新 党副支部長
□ 12,870(12.5%) 安田 義広 46 自民 新 食販会社社長

西2区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,835(40.6%) 斉藤 正明 66 自民(公) 現 5 入間市商工会長
当選 14,163(32.2%) 杉島 理一郎 32 無所属 新 1 (元)衆院議員秘書
□ 11,972(27.2%) 駒井 勲 64 無所属(自) 新 (元)入間市議

西3区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,777(53.6%) 内沼 博史 58 無所属 新 1 (元)飯能市会議長
□ 11,948(46.4%) 和田 浩 62 自民 現 寝具店経営

西4区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,161(45.3%) 本木 茂 61 自民(公) 現 4 幼稚園理事長
当選 14,359(30.7%) 中川 浩 48 無所属(せ) 現 2 (元)狭山市議
□ 11,242(24.0%) 広森 すみ子 67 共産 新 党市委員長

西5区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,482(30.7%) 土屋 恵一 60 自民(公) 現 3 幼稚園理事
当選 9,965(24.5%) 前原 かづえ 65 共産 新 1 (元)ふじみ野市議
□ 9,753(24.0%) 加藤 末勝 64 自民(公) 現 (元)ふじみ野市議
□ 8,451(20.8%) 宮崎 克彦 48 民主 新 (元)陸上自衛官

西6区 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,206(68.5%) 星野 光弘 57 自民(公) 現 2 不動産会社社長
□ 7,908(31.5%) 瀬戸口 幸子 63 共産 新 党市委員長

西7区 定数4 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 21,781(20.4%) 福永 信之 62 公明 現 6 党県副代表
当選 19,973(18.7%) 中野 英幸 53 自民 現 2 党支部幹事長
当選 18,904(17.7%) 山根 史子 31 民主(せ) 新 1 (元)川越市議
当選 16,321(15.3%) 渋谷 実 71 自民 現 5 建材製造販売業
□ 14,573(13.6%) 本山 修一 67 共産 新 党地区委員
□ 13,754(12.9%) 舟橋 一浩 43 無所属(せ) 現 NPO代表理事
1,702(1.6%) 清水 英生 48 無所属 新 (元)IT会社社員


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