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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4442チバQ:2012/10/17(水) 22:45:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121017-00000109-mailo-l12
選挙:富津市長選 市選管、異議申立書を受理 現職陣営の運動調査へ /千葉
毎日新聞 10月17日(水)12時31分配信

 9月30日に投開票され、現職の佐久間清治市長が3選を果たした富津市長選で、佐久間陣営で地域を束ねる「区長」の地位を利用した選挙運動を行ったとして、市内の男性から提出された市長選無効を求める異議申立書を、市選挙管理委員会が15日付で受理したことが分かった。市選管は今後、調査を行い、1カ月以内に結論を出すという。
 市選管によると、地域の代表にあたる区長は非常勤特別職で、身分は公務員。申立書では、区長が区の回覧板とともに後援会発行のリーフレットを回し、現職への投票の働きかけを行ったなどとしている。
 申立書は公職選挙法で定める「公務員等の地位利用による選挙運動の禁止」に違反したとして14日に提出された。同法では、選挙に不服がある場合、投開票日から14日以内に選管に異議を申し出ることが認められている。
 市選管は事実確認を行った上で、公選法に違反していた場合は、選挙結果に影響を与えるものであったかどうかなどを審議し、結論を出す方針だ。
 佐久間市長は「内容を精査した中で対応していきたい」とコメントした。【荻野公一】
10月17日朝刊

4443チバQ:2012/10/17(水) 22:54:04
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1210160009/
「神奈川維新」届け出、飯田県議が新会派/神奈川
2012年10月16日
 1人会派で活動する飯田満県議(川崎市宮前区)が、「維新」の名を冠した会派を名乗る手続きに入ったことが分かった。15日に会派名の変更届を県議会に提出した。日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)に呼応した会派設立の具体的な動きは県内の地方議会で初めて。

 届け出た会派名は「神奈川維新の会」で、変更届の扱いは今後、各会派で協議する。

 飯田県議は県議会内で会派「民主党・かながわクラブ」に所属していたが、今年5月に離団した。現在は1人会派「無所属の会」として活動している。

 神奈川新聞社の取材に飯田氏は、会派名を変更する理由について「ゆくゆくは神奈川で(維新の)地域政党を設立することを目指している。会派名を変えることで、そのための起爆にしたい」と説明。「既存政党から抜けきれない人の受け皿になる」と勢力拡大にも意欲を示した。日本維新の会と連携する手続きにも本格的に着手するという。

 飯田氏は中田宏前横浜市長の秘書や川崎市議を経て県議になり、現在1期目。

4444チバQ:2012/10/19(金) 23:05:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121019-00000096-mailo-l11
政調費:民主会派、県に48万円返還 活動ない事務所費に支出 /埼玉
毎日新聞 10月19日(金)11時46分配信

 さいたま市見沼区にあった会派支部の事務所費などに不適切な支出があったとして、県議会会派「民主党・無所属の会」が、11年度に受け取った県政調査費(政務調査費)48万5086円を県に返還していたことが分かった。この事務所は活動実態がほとんどなかった。会派の財務部門でのチェックが不十分だったといい、同会は監査機能の強化による再発防止を検討する。
 不適切な支出があったのは、井上将勝(まさかつ)県議(33)=南6区=が代表を務める見沼支部。同会などによると、井上県議は11年2月ごろにこの物件を借り、同年4月の県議選で事務所として使った。当選後、週の半分ほどは事務作業や資材の保管に使っていたが、同年9月以降はほとんどシャッターを開けていなかったという。
 今年8月に会派の自主調査で問題が判明し、支部の事務所としての役割を十分に果たしていなかったと判断。不適切な支出分を返還し、11年度の収支報告書を訂正した。井上県議は事務所の賃貸契約を解除し、今年度はこの事務所の関連経費を申告しない。
 井上県議は毎日新聞の取材に対し、「認識が甘かった。しっかり襟を正していきたい」と釈明した。【木村健二】
10月19日朝刊

4445チバQ:2012/10/19(金) 23:06:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121019/CK2012101902000119.html
県政調査費 48万円返納 民主の井上県議
2012年10月19日

 県議会会派「民主党・無所属の会」所属の井上将勝県議=南6区(さいたま市見沼区)選出=が、同会派の支部として届け出ていた同区大和田の事務所に使用実態がないとして、県政調査費として受給した昨年度分の事務所費など約四十八万円を県に返納したことが十八日、分かった。井上氏は「週の半分使う程度で、適切ではなかった」としている。

 井上氏によると、事務所は賃貸で、昨年四月から会派の支部事務所として届け出た。しかし、使い勝手の悪さなどから実際の使用頻度は少なく、会派が所属議員の県政調査費の使途を調べた際、「事務所として機能していない」と指摘。このため今年八月に賃貸契約を打ち切り、県政調査費として受給した事務所費などを県に返納したという。

 県議会事務局によると、議員に支給される政務調査費は一人当たり年間約六百万円。議会で定めた「県政調査費の交付に関する規程」では事務所費への充当は認められているが、使用実態についての基準はない。議会事務局は「個々の事務所を立ち入り調査するわけではなく、実態は分からない」としている。 (前田朋子)

4446チバQ:2012/10/19(金) 23:24:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121019-00000039-mailo-l14
茅ケ崎市庁舎:新築「住民投票で是非を」 市民団体、署名活動を開始 /神奈川
毎日新聞 10月19日(金)11時1分配信

 茅ケ崎市役所本庁舎の新築建て替えを巡り、新築に疑問を持つ市民グループ「市役所建て替えの是非を問う住民投票を求める会」は18日、住民投票条例制定に向けた直接請求の署名活動を始めた。直接請求には11月18日までの1カ月間で、市の有権者約19万3300人の50分の1に当たる約3900人の署名を集める必要がある。
 同会は、「新庁舎建設」か「現本庁舎の耐震補強」か、市民の判断を仰ぎたいとしている。昨年の市長選で現職の服部信明市長が獲得した約3万5000票を上回る4万人以上の署名を目標に掲げ、「4万という数で市議会にプレッシャーをかけたい」としている。
 土屋正一代表は「市民の求める声がどこにあるのか、この機会を通じて訴えていきたい」と話した。
 新庁舎建設の総事業費は、現庁舎の解体工事費などを含め総額約72億円。現在、基本設計中で、来年度中には着工する予定。【渡辺明博】
10月19日朝刊

4447チバQ:2012/10/20(土) 12:11:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20121019-OYT8T01512.htm
西桂町あす住民投票…ウナギ宅配、町民が判断

 西桂町の石田寿一町長(69)名義で、町内の支援者らに贈答用のウナギかば焼きが宅配された問題を巡り、町長と町議会の解職・解散(リコール)の賛否を問う住民投票が21日投開票される。1年以上にわたる町長と町議会の対立に、町民の判断が出る。

 今月1日の告示後、石田町長は町内各地で街頭演説を行い、ウナギ問題に関して「(公選法違反の)嫌疑は晴れている」と改めて強調。一方の郷田和美議長(71)ら反町長派議員も土曜、日曜を中心に街頭演説し、「騒動の発端は石田町長がウナギを贈ったことにあり、公選法違反は明らか」と指摘した。議会解散請求をした「西桂維新の会」、町長解職請求をした「明るい西桂町を創る会」の両グループもチラシを配るなどし、それぞれの主張を展開した。

 期日前投票は2日から始まり、19日午後5時までの18日間の投票者は1065人。昨年6月の町長選は、4日間で1194人だった。「リコールは双方の保身が目的」として、一連の経緯を冷ややかに見て投票に消極的な有権者もいる。

 投票は21日午前7時から午後8時まで、西桂町下暮地の町いきいき健康福祉センターで行われ、同日午後8時45分から、町役場2階大会議室で開票される。町選挙管理委員会によると、大勢判明は、町長解職投票が午後10時過ぎ、町議会解散投票が午後11時過ぎの見込み。10月1日現在の有権者数は3687人。

 リコールが成立した場合、地方自治法の規定で、町長失職から50日以内、町議会解散から40日以内に出直し選挙が行われる。町長単独選挙は12月初め、町議会単独、または町長・町議会のダブル選挙は11月中に行われる見通し。町議会の定数は10。

(2012年10月20日 読売新聞)

4448チバQ:2012/10/21(日) 16:55:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20121021/CK2012102102000119.html
18年越し 用地決まる 松戸市立病院建て替え問題
2012年10月21日

千駄堀地区への移転建て替えが決まった松戸市立病院=松戸市で


 松戸市の懸案となっている市立病院(同市上本郷)の建て替え計画をめぐり、難航していた建設地の選定がようやく決着し、市中央部に位置する千駄堀地区への建て替えが決まった。新病院は二〇一七年度の開院を目指す。ただ、現病院ともうひとつの市立病院である東松戸病院(同市高塚新田)をどうするかなど、課題を積み残している。 (川田栄)

 市立病院の建て替え計画が持ち上がったのは、一九九五年の阪神大震災を機に建物の耐震性に問題があることが分かったため。六七年建設の一号館は、今年で四十五年経過して老朽化し、二〜五号館も三十二〜二十三年たつ。

 建設候補地をめぐっては当初、千駄堀地区のほか複数案が挙がっていた。現地建て替え案と合わせ検討したがそれぞれ難点があり、長期化した。選定が難航する中、前市長が二〇〇八年に東松戸駅近くの土地区画整理事業地(同市紙敷)への移転を提案。事業費は約二百五十億円を見込み、一三年春の開院を目指していったんは建設が進むかに見えた。

 ところが、一〇年の市長選で、現病院の使える施設を活用すれば紙敷案より事業費が大幅に少ないと、現地建て替えを主張した本郷谷健次市長が初当選して紙敷案は凍結された。現地建て替え案も市長が諮問した検討委員会は一一年、敷地が限られていることなどを理由に「非常に困難」と答申し、再び行き詰まった。

 検討委では答申の中で「移転建て替え意見が多数を占めた」と触れ、市は再び千駄堀案など複数の移転案を市議会に提示。市議会は特別委員会で検討を重ね、昨年の九月定例会で千駄堀移転案を尊重するとの中間報告を出し、長年の選定問題にようやく区切りを付けた。

 本郷谷市長は九月の議会で、現地建て替えの選挙公約を守れなかったとして「市民と議会関係者におわびしたい」と謝罪。議会は今月一日の最終日に建て替え関連の補正予算を可決し、用地問題は市長の謝罪を受け、最終決着した。

 ただ、残る東松戸病院の課題はこれから。東松戸病院は介護老人保健施設を併設して慢性期医療を担い、市立病院と役割分担してきたが、老朽化などで前市長時代は閉鎖案もあった。

 本郷谷市長は五日の定例会見で、「東松戸病院をどうするか。上本郷の病院(現市立病院)が移転した後、二号館から五号館は使える設備だから新しい所に建てるのではなく、使える設備は使っていきたい。現病院の使えるものは使いながらという思いを残しながら検討していきたい」と述べた。市にとって新たな難問となる可能性もある。

<新病院の建設構想> 松戸市の構想では、急性期医療の病院で、病床数が現病院と同程度の600床、現在の28科を基本に追加すべき診療科を検討する。病院の機能は全県対応型小児医療連携拠点病院▽救命救急センター▽地域がん診療連携拠点病院▽災害拠点病院−など。建設地は約6万9800平方メートル。建物は9階建て4万500平方メートルの本館(免震構造、屋上にヘリポート)と、3階建て4500平方メートルの管理棟(耐震構造)で構成。設計などの準備から起算し、開院までおおむね51カ月を予定。

4449チバQ:2012/10/21(日) 16:56:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20121021/CK2012102102000103.html

115億5000万円を節減 厚木市、3年間の行革で
2012年10月21日

 厚木市が二〇〇九〜一一年度に取り組んだ第四次市行政改革により、百十五億五千万円の節減効果があった。当初見込んでいた百十億円を上回った。

 市行政経営課によると、補助金や委託料の見直しなどの事務事業見直しで六十億八千万円、公共工事費の縮減で十八億円、市営住宅跡地など未利用地の売却で二億五千万円の効果があった。

 このほか、職員百一人を削減したことで十七億九千万円節約した。

 この結果について、小林常良市長は「今後も収納の強化や新たな財源確保とともに経費の縮減に努め、弾力性のある財政運営を目指したい」と語った。 (佐久間光紀)

4450チバQ:2012/10/21(日) 17:28:54
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000791210180002
【知事選の構図】


自公支援で盤石組織 福田氏陣営
2012年10月18日


福田富一氏(左端)の事務所開き。選対事務長に就任した森山真弓・前衆院議員(右隣)をはじめ、自民党関係者で埋まった=4日、宇都宮市馬場通り2丁目

 今月3日に公約集を発表した現職の福田富一氏。この時点で他に出馬表明した立候補予定者がいないことを尋ねられ、「それは残念。私が公約集を出すことによって、候補者擁立を急ぐことにつながると期待している」と語った。その横顔には余裕すら感じられた。


 福田氏は2008年の前回と同じく盤石の組織を固めた。県内全域に張り巡らせた後援会の数は45。各地の集会も今月末ですべて終える予定だ。


 後援会関係者のひとりは「こんなに目線を下げて、小さな集会を重ねる知事はいなかった」と話す。役員にはほとんどの市町長も名を連ね、宇都宮市内の選挙事務所の壁には業界団体からの推薦状がびっしりと貼られている。


     ◇


 その組織の礎を築いたのは福田氏が宇都宮市議、県議時代に所属した自民党だ。08年の年明けごろから「いずれあるかもしれない大戦に備えて」(福田氏周辺)、同党議員の後援会を母体に整備を始めた。


 今年8月の佐野市での集会では、党政調会長(当時)の茂木敏充・県連会長が「我々のリーダーとして最高の知事」と持ち上げた。首相への問責決議案提出などの対応で多忙をきわめる中で出席。集会の裏方の多くも茂木氏の地元事務所のスタッフだった。


 福田氏は県の予算編成でも同党の要望には「満額回答」を続けてきた。今年の9月補正予算も同様で、党県連政調会長の三森文徳氏は会見で「知事と我々は常に危機感を共有している」と胸を張った。


 ただ、公約集発表の会見で福田氏は「(県議会で)オール与党なんて望んでないし、選挙で応援をしてくれたから与党という気持ちもない」と、議会とは是々非々の立場だと強調した。


 自民党とともに福田氏を推薦するのが公明党だ。遠藤乙彦県本部代表は8月、「1期目から最強の与党としてやってきた」と強調。最大限の支援をしていくと表明した。


     ◇


 そうした盤石な態勢のなかで陣営が懸念するのが投票率だ。前回は32・28%だった。3期目に向けて少しでも多くの負託を得たいところだが、有権者の選挙への関心はいまひとつ盛り上がっていない。


 市中心部の大通り沿いに置いた選挙事務所についても、ある選対幹部は「駐車場が確保できる郊外に置くことも検討したが、多くの人に選挙をやっているとアピールできる方がいい」と決めたと明かす。投票率の目標を尋ねると「なんとか前回よりは……」と言葉を詰まらせた。(山岸玲)

4451チバQ:2012/10/21(日) 17:29:22
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000791210200002
【知事選の構図】


対立軸、作れないまま
2012年10月19日


事務所開きで支援者から花束を受け取る野村節子氏。共産党県委員会の事務所を選挙事務所に使っている=13日、宇都宮市東浦町

 「みんなの党を挙げて3選を支援したい」。9月3日、元同党県議で、今も渡辺喜美・党代表との関係が深い阿久津憲二・那須塩原市長が、福田富一氏の後援会支部の集会で訴えた。党として独自候補の擁立を断念した直後のことだった。


 県北地域の福田氏の後援会は、自民党時代の渡辺氏の支援で立ち上がった。そのため後援会支部の顧問に就任した阿久津市長のように、役員には現在もみんなの党関係者が名を連ねる。


 それでも渡辺氏は昨秋ごろから福田氏の県政運営を「(実績に)特筆すべきことがない」「国の指示待ちという傾向が非常に強い」と批判し、党として独自候補の擁立を模索した。


 その裏で県議のひとりは「目立った失政もない知事を代える必要があるのか」と首をかしげていた。擁立作業は進まないまま、告示2カ月前に自主投票が決まった。この県議はこうももらす。「渡辺氏はなかなか帰ってこないのに地元の事情を理解しているのだろうか」
     ◇


 政権与党として初の知事選を迎える民主党も独自候補を立てる方針をとった。


 県連内の一部に福田氏の自民党寄りの政治姿勢を問題視する声や、「政権与党として県民に選択肢を示したい」などの意見を踏まえたものだった。ただ、「大きな失政はない」(松井正一・県連幹事長)とし、対決色を強く打ち出すには至らなかった。


 2月、民主の最大の支援母体である日本労働組合総連合会(連合)栃木と党県連が連携し、知事選や衆院選などへの候補者擁立に向けた協議会を立ち上げた。だが6月の衆院での消費増税法案の採決を巡る党内の混乱などで、5月を最後に協議会は開くこともできなかった。ようやく会合を持てたのは9月だ。


 そんな党県連と連合栃木の考えにずれがある。青木義明会長は「選挙戦の争点が見当たらないし、(連合栃木側と)福田氏と政策的な違いは特にない。こちらから候補者名をあげたこともない」と明かす。


 ある関係者は「自薦他薦を含めて複数の名前は出たが、誰も各論まで進まなかった」と話す。22日には結論を出す予定だ。


     ◇


 前県議の野村節子氏を公認候補として擁立した共産党も、作業は思惑通りにいかなかった。


 当初は幅広い支持を集めるために無所属の立候補予定者を推薦する形を目指した。前回の知事選と同様、党と関わりの深い各種団体によるグループ「みんなで県民の知事をつくる会」を発足させ、約1年間、福田県政の分析や政策議論を続けた。


 しかし、党の小林年治・県委員長は「つくる会の参加者は、それぞれの団体の仕事で手いっぱいだった」。13日の野村氏の事務所開きであいさつした男性医師は「私に声もかかったが、患者がおり受けられなかった」と経緯を説明した。


 野村氏は、県の財政健全化方針に批判の矛先を向ける。事務所開きでは「学校給食や保育、福祉サービスを切り捨てるなど、福田氏の県政は冷たい」と訴えた。ただ、厳しさを増す財政事情への対処法はいまだ示せておらず、大きな対立軸に発展させられるかは未知数だ。(吉野太一郎、田中正一、浜田知宏)

4452チバQ:2012/10/21(日) 17:44:52
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1210200015/
箱根町長選が23日告示「苦境続く観光地に新戦略を」
2012年10月20日

リニューアル工事が進む大涌谷周辺
 国内有数の観光地、箱根町で23日、今後4年間のかじ取り役を決める町長選が告示される。9月には箱根火山一帯が「日本ジオパーク」に認定されるなど明るい話題はあるが、東日本大震災の影響に日中関係の悪化などのマイナス要因が重なり、苦境が続く。観光関係者は「新たな戦略を描いて」などと選挙戦での論戦に期待をかける。

 9月24日夕、県小田原合同庁舎に小田原市や湯河原町などを含む関係自治体の首長らが集まった。待っていたのは、ジオパークの認定報告。決定を知らせる電話が鳴ると、くす玉を割って祝い、テレビ電話回線で結ばれた県庁から“出演”した黒岩祐治知事は「世界ジオパークを目指したい」と意気込んだ。

 貴重な自然を保護しながら、観光や教育に役立てている地域を認定するジオパーク。同町を中心とした1市3町などで推進協議会を設立し、認定に向けた準備や機運づくりに努めてきた。

 とはいえ、認定後のアピール度は世界遺産などと比べてかなり低い。箱根はもともと知名度が高いだけに「認定によって集客効果が高まるとは思えない」(観光関連団体の関係者)との冷めた見方もある。

 そうした声がある中でも認定を重視してきたのは、温泉ほどは観光PRに生かしてこなかった地質や生物といった特徴ある遺産を掘り起こし、リピーターを増やす狙いがあるからだ。ジオパークの拠点の一つである大涌谷では、箱根ロープウェイの駅舎建て替えのほか、大涌谷観光センター内に「火山学習センター」(仮称)を開設するといったリニューアル事業が進んでいる。

 町が2004年に掲げた「年間入り込み観光客2千万人、宿泊客500万人」などの数値目標のうち、日帰りはおおむね安定した数字を維持しているが、宿泊客数はここ10年ほど400万人台で推移。首都圏に近い立地の良さが逆に滞在期間を短くしているとの指摘もある。

 東日本大震災の影響などで大きく落ち込んだ昨年の入り込み観光客数は1700万人台。今年に入ってからは、東京スカイツリーをはじめとした“競合施設”のオープンや夏のロンドン五輪による外出控えに加え、日中や日韓関係の悪化が影を落とす。近年は中国や台湾、韓国などからの観光客が目立っていただけに、町内のある観光施設は「震災の影響から徐々に回復傾向にあった外国人客がまた落ちこんだ」と厳しさを強調する。

 こうした状況下での町長選について、別の事業者は「まずは箱根に来てもらわなければ。行政や事業所などの枠組みを超えた取り組みをさらに」と注文を付ける。箱根温泉旅館協同組合の関係者は「挽回には日本人観光客を呼び込むしかない。長期的な観光戦略を明確にして」と訴えている。

4453チバQ:2012/10/22(月) 23:00:28
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001210220004
現新4氏訴え熱く つくば市長選告示
2012年10月22日

 つくば市長選と市議選(定数28)が21日告示された。市長選は現職の市原健一氏(61)=自民、公明、みんな推薦=と、いずれも新顔で前市議の五十嵐立青氏(34)、前県議の山中たい子氏(61)=共産推薦=、女性団体代表の桜井よう子氏(70)の無所属4氏が立候補を届け出た。4候補は出陣式で、子育て支援、お金の使い方の見直し、脱原発、地域格差の是正をそれぞれ訴えた。


 市長選・市議選はともに28日に投票され、即日開票される。20日現在の有権者数は16万5808人。


 市原氏の出陣式には、衆参議員や県議、自治体の首長が集まった。市原氏は支援者を前に「8年間の実績をこれから実を結ばせ、つくばの未来を開きたい」と語り、「安心して子育てできる環境をつくり、日本一の教育環境を整備する」と誓った。


 五十嵐氏は、つくば駅近くで第一声を上げた。常総市の高杉徹市長や衆院議員らが駆け付けた。五十嵐氏は「市長が代わらなければ、つくばは変わらない。古い政治体質を変えて、ハコ物から弱者のためなどへ、お金の使い方を変えたい」と訴えた。


 山中氏は、市内の事務所前で支援者に訴えた。「『いますぐ原発ゼロ』をオールつくばの声として発信したい。東海第二の廃炉を強く働きかけ、子どもの健康調査、民有地の除染に取り組む。中学卒業までの医療費の完全無料化を直ちに実施したい」と語った。


 桜井氏の出陣式には、県議や衆院議員が駆けつけた。桜井氏は「つくばには製品化の一歩手前のものがたくさんあるはず。ベンチャー企業を育て、世界に売ってゆくことが大事」と主張した。さらに、地域間格差の解消や筑波山の観光整備などを訴えた。

4454チバQ:2012/10/22(月) 23:02:44
>>4401>>4412>>4447
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001210220006
町長・議会を「不信任」
2012年10月22日


町長解職が決まり、記者会見で「今後は家族や支持者と相談する」と話す石田寿一町長=西桂町小沼


開票結果を待つ西桂町の郷田和美議長(右)=西桂町下暮地

   ■出直し選挙 激戦必至


 西桂町の住民投票で21日、町長と議会のリコールが成立し、二つの出直し選挙の実施が決まった。石田寿一町長名でウナギが支持者や知人に贈られた問題の長期化で、町政の混乱を招いたとして、町長、議会双方に民意が退場を求めた。町長派と反町長派の対立は根深く、町長選と町議選も激戦になりそうだ。当日有権者数は3683人、投票率はともに74・23%だった。


 石田町長は「こんな結果になって残念」としたうえで、出直し町長選については「信任投票と思っていたので、その辺も考慮して考えたい」と述べた。


 昨年6月の町長選で、石田氏は川村吉則前町長から支持層を引き継ぎ、前田勝弘元町長に79票差で辛勝した。前々回町長選で川村氏が勝った相手も前田氏だった。出直し町長選も、「前田派対反前田派」の構図になるという見方がある。


 郷田和美議長も報道陣に対し、「1年間対立が続き、こういう結果になった。結果を真摯に受け止めたい」と述べた。


 議会解散を請求した「西桂維新の会」は、反町長派主導の議会がウナギ問題に固執し職務を怠っていると指摘。議会の姿勢を批判する声も広がった。議員10人は昨年4月に無投票当選。町長と違い、選挙戦をしていないという指摘もある。


 維新の会は町議選に7〜8人を擁立する方針だ。


 反町長派議員らは「ウナギだけが争点」と主張したが、議会も解散に追い込まれた。このため出直しダブル選挙では、何を訴えるのかを含め、態勢の立て直しを求められそうだ。


 町長解職を請求した「明るい西桂町を創る会」は、ウナギの宅配問題が広く報道され、「町民が屈辱を味わった」と主張してきた。

4455チバQ:2012/10/22(月) 23:03:39
http://mainichi.jp/select/news/20121023k0000m010102000c.html
山梨・西桂町:ダブルリコール成立 波乱含みの第2幕へ
毎日新聞 2012年10月22日 22時46分

 町長名でウナギのかば焼きセット(6000円相当)が有権者31人に宅配されたことに端を発し、21日の住民投票で町長解職と町議会解散のダブルリコールが成立した山梨県西桂(にしかつら)町は22日、町長職務代理者に総務課長が就任、異常事態が続く。来月中に出直し町長・町議選が実施される見通しだが、「町長派」と「議会派」の溝は深く、波乱含みの「第2幕」になりそうだ。

 「粛々と町政を進めていく」。リコール成立から一夜明けた22日午前、町役場で幹部職員9人による庁議が開かれ、動揺せずに日常業務にあたることを確認した。午後には失職した石田寿一前町長(69)が訪れ、滝口武司課長に事務を引き継いだ。石田氏は報道陣に「リコールは残念だが、支持してくれた人には感謝する」と疲れた様子で語った。

 西桂町は富士山北麓(ほくろく)に位置し、人口約4500人。織物産業が盛んな町だが、町長選のたびに織物業者や旧家などにつながる候補者が町を割って争ってきた。07年町長選は132票差、前回11年は79票差といずれも小差。ウナギ問題が発覚した昨年7月以降は、町長派と議会派の住民が互いに「こっち派」「向こう派」と呼び合った。今年9月の町制60周年記念式典では功労表彰対象者14人のうち議会派の7人が欠席する事態に先鋭化した。

 政争の歴史が住民投票に発展した形だが、21日の投票結果は町長リコールへの賛成票1442票に対し、町議会は1765票。議会不信のほうが上回っているのは、問題発覚以降1年3カ月にわたり、町長攻撃に終始してきた議会に町民の多くは嫌気が差したためとみられる。【小田切敏雄、屋代尚則】

4456チバQ:2012/10/22(月) 23:16:48
>>4432-4433
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20121021-OYT8T00917.htm
間市長に田中氏 市政刷新訴え初当選

. 入間市長選は21日、投開票され、いずれも無所属の新人3人のうち、前県議の田中龍夫氏(60)(自民推薦)が、前副市長の吉田竹雄氏(62)と前市議の野口哲次氏(61)を破って初当選した。当日有権者は12万434人、投票率は43・98%(前回43・03%)だった。

 保守分裂の構図となる中、田中氏は「木下博・現市長の側近、吉田氏では何も変わらない」と市政刷新を訴えて、支持を広げた。市職員出身の木下市長は職員を優遇したため行財政改革が遅れたとして、公約には市職員の1割削減、市長給与の半減などを掲げた。自民の推薦をテコに、無党派層にも浸透した。

 吉田氏は「現市政を継承、発展させ、新たな入間を創造する」と訴えたが、支持は広がらなかった。野口氏は行革や生活支援を掲げたが、届かなかった。

 21日夜、当選を決めた田中氏は事務所で「市の施設、道路、職員に至るまで、市民の財産。より良く、使いやすくということを胸に、市民目線でやらせていただきたい」などと抱負を語った。

(2012年10月22日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20121022ddlk11010094000c.html
選挙:入間市長選 新市長に田中氏 議員歴32年強調、保守票固める /埼玉
毎日新聞 2012年10月22日 地方版

 任期満了に伴う入間市長選は21日投開票され、無所属新人の前県議、田中龍夫氏(60)=自民推薦=が、いずれも無所属新人の前副市長、吉田竹雄氏(62)▽前市議、野口哲次氏(61)を破り初当選した。投票率は43・98%で前回08年の43・03%を0・95ポイント上回った。当日有権者数は12万434人(男5万9737人、女6万697人)。

 田中氏は自民の推薦を受け、保守票を手堅くまとめた。市議、県議計32年の豊富な議員歴を強調し、「役人が働きやすい役所から市民のために汗する役所にチェンジする」と市政刷新を主張。駅前の再開発などの整備を進める「市の顔」づくりを訴えた。

 田中氏は同市小谷田の事務所で支持者と万歳を繰り返し、「市民の財産である道路や市の施設を使いやすくしたい。市民に批判も含め常に市政を見ていただきたい」と述べた。

 吉田氏は「現市政を安定的に継承する」と木下博市長の後継をアピール。民間人登用の改革推進室の設置など5改革案と12公約を掲げたが、浸透しきれなかった。

 野口氏は行革推進で住みよい街づくりを訴えたが、支持を広げられなかった。【海老名富夫、西田真季子】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 29348 田中龍夫 60 無新

  19019 吉田竹雄 62 無新

   3872 野口哲次 61 無新

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 ◇入間市長略歴
田中龍夫(たなか・たつお) 60 無新(1)

 [元]県議▽自民党地区支部長▽市陸上競技協会顧問▽市剣道連盟顧問[歴]会社員▽市議▽早大=[自]

4457チバQ:2012/10/22(月) 23:18:57
>>4430>>4438
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20121022-OYT8T00014.htm
笛吹市長に倉嶋氏…現職破り初当選

 笛吹市長選は21日、投開票が行われ、新人で元農林水産省職員の倉嶋清次氏(64)(無所属)が現職の荻野正直氏(67)(同)を破り、初当選を果たした。投票率は68・85%と前回(72・21%)を下回った。当日有権者数は5万7141人。

 倉嶋氏は計画が進んでいた多機能アリーナ建設をいったん凍結する公約を掲げた。市民の意見を聞いて建設を進めるかどうかを決めるとしている。

 地域活性化を図るため、農業の生産から加工、流通までを一体的に行う「6次産業化」を推進。石和温泉と併せて観光資源化し、国から総合特区の指定を受けることを目指す。

 知名度の低さが心配されたが、市内全域を回ってハンデを克服。荻野氏に批判的な市民の取り込みにも成功した。倉嶋氏は当選が確実になったことを受け、「『多機能アリーナをやめてくれ』という思いで投票してくださった皆さんに、『おめでとうございます』と言いたい」と話した。

 その上で、「アリーナが問題視されたのは、財政に対する市民の不安がある。財政の健全な将来的方向に道筋を付けるのが第一だ」と述べた。

 一方、荻野氏は2期8年の行財政改革の実績を掲げ、58団体の推薦を取り付けた。地元の石和地区を中心に支持を集めたが、多機能アリーナ建設への市民の反対をつきつけられることになった。

 市長選と同時に行われた市議選(定数21)は、定数を4上回る激戦となった。投票率は68・85%。

(2012年10月22日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20121022ddlk19010106000c.html
選挙:笛吹市長選/笛吹市議選 市長選、倉嶋氏初当選 アリーナ建設凍結へ /山梨
毎日新聞 2012年10月22日 地方版

 任期満了に伴う笛吹市長選は21日、投開票され、新人の元農水省職員、倉嶋清次件氏(64)=無所属=が、現職の荻野正直氏(67)=同=を破って初当選を果たした。投票率は68・85%(前回72・21%)。当日有権者数は5万7141人(男2万7322人、女2万9819人)だった。

 倉嶋氏は市が進めてきた総事業費45億円の大型多目的施設「多機能アリーナ」建設計画の凍結を公約に掲げており、事業は見直されることになる。

 アリーナ建設に反対する市民団体「市民の声を届ける会」副会長の倉嶋氏は、今月に入って出馬を表明。争点を建設計画の是非に絞って「市の財政が悪化する見込みの中で造る意義は見いだせない」と計画凍結を訴え、支持を伸ばした。温泉や果樹園芸などを生かした国の総合特区導入による地域活性化も訴えた。

 荻野氏は「アリーナ問題だけで市の行方を決めていいのか」と倉嶋氏をけん制。小学6年生までの医療費や妊婦検診の無料化など2期8年の実績を強調し、現職の強みを生かした選挙戦を展開したが及ばなかった。

 倉嶋氏は「ハコモノはいらないという市民の声が大きかった。地域の特色を生かした町づくりをしていきたい」と抱負を述べた。

 ◇市議選は深夜まで
 一方、同市議選(定数21)も同日投開票され、開票作業は深夜まで続いた。投票率は68・85%(前回72・21%)だった。【春増翔太、水脇友輔】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 23004 倉嶋清次 64 無新

  15640 荻野正直 67 無現

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 ◇笛吹市長略歴
倉嶋清次(くらしま・せいじ) 64 無新(1)

 [元]農水省職員[歴]山梨総研特別研究員▽北大

4458名無しさん:2012/10/22(月) 23:30:46
>>4456
http://www.saitama-np.co.jp/news10/21/11.html
入間市長に田中氏 市政改革訴え初当選

初当選を果たし、支持者らと万歳する田中龍夫氏(中央)=21日午後9時50分ごろ、入間市小谷田の事務所

 任期満了に伴う入間市長選は21日投開票され、無所属新人で前県議の田中龍夫氏(60)=自民推薦=が、いずれも無所属新人で前副市長の吉田竹雄氏(62)=連合埼玉推薦=と前市議の野口哲次氏(61)の2人を破って、初当選を果たした。木下博市長による市政の継続か、刷新かをめぐる保守分裂の争いに、市民は刷新を期待し、転換を選択した。

 田中氏の選挙事務所は「当確」の知らせで支持者の大きな拍手と歓声に包まれた。田中氏は「中学3年生まで医療費を無料化し、市役所の日曜日窓口をオープンする」などと抱負を述べた。

 市議4期、県議5期を務めた田中氏は、31年間の実績を訴えて選挙戦を展開。「20年の長期政権でマンネリ化、木下・吉田市政では官僚政治に流れる」と批判の矢を向け、市職員の1割削減と市長給与の50%削減を打ち出して市民の共感を得た。党本部から片山さつき、佐藤ゆかり両参院議員も駆け付けた。自主投票の公明票の一部を取り込んだのも勝因につながった。

 吉田氏は、木下市長が総括責任者に、斉藤正明県議を選対本部長とし、保守系市議も7人が付いて、てこ入れを図ったが、知名度が低く、民主との政策協定も集票には十分に機能せず、届かなかった。

 野口氏は、加治丘陵事業見直し、市内循環バス拡充などを訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は12万434人(男5万9737人、女6万697人)、投票者数は5万2962人(男2万5900人、女2万7062人)。投票率は43・98%(男43・36%、女44・59%)で、2008年の前回市長選を0・95ポイント上回った。

4459名無しさん:2012/10/23(火) 12:24:04
ある県連関係者は「今の民主党では誰も出やしない」と冷ややかに語る。

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20121023ddlk09010154000c.html

民主県連:知事選と宇都宮市長選、候補擁立を断念 2県議補選も /栃木
毎日新聞 2012年10月23日 地方版

 民主党県連は22日夜、宇都宮市内で常任幹事会を開き、11月18日投開票の知事選と宇都宮市長選、二つの県議補選について、候補者の擁立を断念することを決めた。幹事会終了後、記者会見した佐藤栄・県連副代表(選対委員長)は知事選について「県民にどうしても問わなくてはならない県政運営上の問題点がなかった」と理由を述べた。県連は前々回(04年)と前回(08年)の知事選も独自候補者擁立を見送っており、県内での地盤や組織力の弱さが改めて浮き彫りに。今回の断念で3選を目指す福田富一知事と、共産公認の新人で前県議の野村節子氏との一騎打ちの公算が大きくなった。

 宇都宮市長選での擁立見送りは初めて。財政難でのLRT(次世代型路面電車)導入の是非など「争点はあったが、明確に候補者を見付けられなかった。市民に申し訳ない」(佐藤副代表)とした。

 知事選は今夏以降も「擁立に向けた努力は続ける」と重ねて強調してきた県連だが、事実上擁立は断念していた知事選だけでなく「重点選挙」と位置づけた市長選も候補者の擁立ができなかった。佐藤副代表は「すべて私の力不足」。松井正一幹事長も「責任を感じている」と唇をかんだ。

 ある県連関係者は「今の民主党では誰も出やしない」と冷ややかに語る。さらに「組織を大事にしていないことが内部からも見えてくる」と党自体の統一感のなさを指摘し、国政選挙での苦戦も必至だとした。【岩壁峻】

4460名無しさん:2012/10/23(火) 12:25:43
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001210230003

民主が独自候補断念、知事選など4選挙
2012年10月23日

 民主党県連は22日、11月18日に投開票される知事選と2選挙区での県議補選、宇都宮市長選の四つの選挙について、いずれも候補者擁立を断念することを正式に決めた。県議補選の小山市・野木町選挙区以外は自主投票とし、同選挙区は地元支部で対応を協議するが、自主投票になる公算が大きい。

 この日夜の県連常任幹事会で決まった。民主党の候補者擁立断念で、知事選は3選を目指す現職の福田富一氏と共産党公認で前県議の野村節子氏、宇都宮市長選は現職の佐藤栄一氏と新顔の河内宏之氏のそれぞれ一騎打ちによる戦いが決定的となった。

 県連の佐藤栄副代表は常任幹事会後の会見で、知事選について「どうしても選挙で問わなければならない争点や、県政運営上の問題点が見つからなかった」と述べた。

 宇都宮市長選については松井正一幹事長が「いちばん戦いたかった選挙。地方交付税の交付団体となったのに、LRT(次世代型路面電車システム)への巨額の投資が必要なのか」と力を込めたが、断念に追い込まれた。「市民に申し訳ない」と頭を下げた。

 次期衆院選や来年7月の参院選への影響について、佐藤副代表は「あることは否定できない」とした。今後の党勢の立て直しに向けては「そこまで頭が回らないのが現状だが全力をあげる」と述べ、立候補予定者が空白になっている衆院栃木3区と同4区での擁立も含めて対策を進める考えを示した。

4461名無しさん:2012/10/23(火) 13:03:05
>地方のトップを決めるダブル選で、与党として「選択肢」を有権者に示せなかったことに批判が集まりそうだ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121023/CK2012102302000160.html

民主党県連 独自候補の擁立断念
2012年10月23日

 民主党県連は二十二日夜、宇都宮市で常任幹事会を開き、知事選(十一月一日告示)、宇都宮市長選(同十一日告示)への独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。両選挙は、ともに十一月十八日の投開票。地方のトップを決めるダブル選で、与党として「選択肢」を有権者に示せなかったことに批判が集まりそうだ。 (神田要一)

 県議補選小山市・野木町選挙区、那須塩原市・那須町選挙区への擁立も見送る。これらについて、県連の松井正一幹事長は幹事会後の記者会見で「断腸の思いだ」と述べた。

 知事選については、前回の二〇〇八年に続く擁立見送り。会見で佐藤栄選対委員長は「『選挙はやるべきだ』という前提ではあったが、県民に問わねばならない県政運営上の問題点がなかった」と釈明した。

 知事選に出馬表明したのは、自民、公明両党の推薦を受けて三選を目指す現職の福田富一氏(59)と、共産党公認で元県議の野村節子氏(59)の二人。前回同様、現職と共産による一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 一方、宇都宮市長選は前回の〇八年、男性元市議(当時)を支援したが、現職の佐藤栄一氏(51)に敗れて次点だった。今年九月の常任幹事会で、市長選を重点選挙の一つに位置付けたが、結局見送り。佐藤選対委員長は「ぎりぎりまで最大限努力したが、明確に候補者が見つからなかった」と弁明した。

 市長選には、自公の推薦を受けて三選を目指す佐藤氏と、無所属新人で学習塾経営の河内宏之氏(62)が出馬表明している。

4462チバQ:2012/10/23(火) 20:48:28
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001210230002
選挙にらみ政争岐路
2012年10月23日


石田前町長(左)から事務の引き継ぎを受ける滝口総務課長=西桂町役場

   ■西桂町 候補選びで動きも


 町長名のウナギ贈答問題をめぐる住民投票で、町長が解職、議会は解散になった西桂町で22日、前町長派と前議長派が、出直しの町長選と町議選に向けた方針の検討を始めた。民意はリコールされた町長、議会双方に厳しく、戦略の抜本的な見直しが迫られる。町長選の候補者をめぐって両派が協議する可能性もあり、政争の行方は岐路に立たされている。


 石田寿一前町長は町役場で、町長の職務を代行する滝口武司総務課長に引き継いだ後、取材に応じた。


 石田氏は賛成1442票、反対1211票で解職された結果を「信任されなかったと
いうこと。差は小さくない。惜敗とは思っていない」と重く受け止める考えを表明。ただ、町長選立候補を断念するかは「近いうちに支持者と話し合う」と明言を避けた。


 議会への批判は町長以上に厳しかった。解散賛成が1765票、反対は925票。郷田和美前議長は21日夜、「町長の追及の仕方に問題があったかもしれない。反省すべきことはたくさんある」と振り返った。


 こうした民意を受け、郷田氏は町長選に関し、「町長解職に反対票を入れた人とも腹を割って話をし、意見を吸い上げたい」と述べた。前町長派幹部も22日、前議長派と話し合う意向を示した。


 住民投票をすませた有権者に、政争の沈静化に期待する声が多く、両派の姿勢に影響している模様だ。


 ただ、前議長派幹部は「前町長は辞めてもらう」と石田氏の町長選への立候補は拒む考えを強調。一方、前町長派には、郷田前議長らの町長選立候補に反対する声がある。


 町選挙管理委員会は町長、町議会のダブル選を11月中に実施する方針。両派は選挙日程をにらみ、話し合いで歩み寄る可能性も探りながら、今週中の町長選候補者の擁立をめざしている。


   ◇住民も町政の監視を 脱「ぬるま湯」今が好機


 《解説》西桂町議会は9月21日、議員が石田寿一町長らに町政の課題をただす一般質問だった。議員2人は観光や企業誘致への取り組みを質問。町長は「工場適地の規模が小さく、用地買収単価は高いので誘致が遅れている」などと答弁した。


 住民投票はちょうど1カ月後。町と議会の活動をチェックできる好機だった。しかし、傍聴席にいたのは4人の新聞記者だけ。町長や議会のリコールにかかわる人さえ現れなかった。


 町民の議会への関心が低いことは、議員の活動にも影響する。西桂町議会の一般質問では、議員が質問文を読み上げ、町長ら幹部が一度答えると、再質問がないことが多い。答弁の漏れや問題点を自ら考え、町側の姿勢をただすことがほとんど見られない。傍聴者がいなければ、そうした状態は放置されやすい。


 この「ぬるま湯」の中で、議会はウナギ問題の追及に熱を上げた。住民に監視されな
いから、審議は思いのままに進めやすい。同じ質問が何度も繰り返され、問題の長期化につながった。結局、住民投票で議会に厳しい民意が突きつけられた。


 石田前町長の議会対応にも問題があった。調査特別委員会への出席をたびたび拒み、議会の「町政の監視役」の機能を否定する姿勢や発言が目立った。「ウナギは妻が独自に配った」という説明を受け入れてもらうには、議会との関係に対するもっと謙虚な洞察力が必要ではなかったか。


 民主主義の機関は相互監視の刺激を受けることで、より良く機能する。出直しダブル選は「ぬるま湯」を変える好機とみるべきだ。


(村野英一)

4463チバQ:2012/10/23(火) 20:49:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000131-mailo-l19
西桂町:ダブル住民投票 町長と町議会、リコール成立 1カ月の政治空白 /山梨
毎日新聞 10月23日(火)15時15分配信

 ◇緊急幹部会議「粛々と行政進める」
. ウナギかば焼きの宅配問題を発端とする西桂町の住民投票は21日深夜、町長に続いて町議会もリコールが成立した。ダブルリコール成立から一夜明けた西桂町では22日、トップと議会が同時に不在となる事態を受け、幹部会議を急きょ開催。失職した石田寿一前町長(69)からの事務引き継ぎも行うなど対応に追われた。【小田切敏雄、屋代尚則】
 議会リコールは21日深夜に確定し、賛成が1765票、反対は925票。賛成が840票も上回る結果となった。
 町役場ではこの日午前、町長職務代理者の滝口武司・総務課長ら幹部職員が集まり「粛々と町の行政を進める」ことを確認した。同課長によると、町長不在の約1カ月間は、町長決裁が必要な事案はない見通しという。石田氏は町役場で滝口課長と事務の引き継ぎをし、各課を回って退任のあいさつをした。
 町長選は22日から5日以内の失職通知後50日以内、町議選は22日から40日以内に行う規定。町選管を今週中に開いて日程を協議するが、経費などから同日選とし、投票日は来月18日か25日が予想される。
 出直し町長選への出馬について石田氏は「近いうちに支持者らと決める」と明言を避けた。昨年6月の町長選で石田氏に79票差で敗れた前田勝弘元町長は取材に対し「立候補しない」とし、他候補の擁立を示唆している。
 ◇冷ややかな声も
 町内では冷ややかな声とともに町政の正常化を求める声などが聞かれた。
 60代女性は町長解職、議会解散の投票用紙に大きく「×」を記した。「無効になると分かっていたが、現状は町の恥だと思ったから。来月の選挙には行く気が起きない」と言う。80代男性は「住民投票には行った。テレビで県内の中学生が模擬選挙をする風景を見たが、大人が子どもの示しにならないと。何事にしても、もめるのは良くない」と話した。
 ◇郷田前議長「民意を受けとめる」
 議会リコールを受け、郷田和美前議長は21日深夜、「民意として真摯(しんし)に受け止める。我々も石田氏も、この民意を受け止めて進退を判断すべきだ」と述べた。先に町長リコール成立が決まり、集まった町議や支援者らから拍手もわいた。しかし、その1時間後、議会解散という知らせが届いた。
 「町長解職の目的は果たせた」と強気の前町議もおり、支援する「明るい西桂町を創る会」の芦沢茂義代表も「(ウナギ宅配には)『違反は違反だ』という常識が上回った」と強調した。しかし、大差での議会リコールに、郷田氏は「議会活動のアピールが足らず、町民の生活をおろそかにしたと映ったならば残念だ。ダブルリコールを西桂の再出発にしたい」と複雑な表情だった。【藤河匠】
 ◇石田前町長「支持得られず残念」
 町長リコールの成立を受け、失職した石田寿一前町長は21日深夜、町内で記者会見。「不徳の致すところ。町民の支持が得られず残念だ」と悔しさをにじませた。「(ウナギ宅配は)ミスとはいえ、長期にわたり町を騒がせた。誠心誠意説明し、反省も謝罪もしたが受け入れてもらえなかった」と述べ、出直し町長選への対応は「支持者、家族と相談して考えたい」とした。
 一方、ウナギ宅配問題については「妻が贈った」と従来の主張を繰り返した。町議会のリコール成立には「大差での成立で、町民も議会に対して正しく評価した」と話した。
 石田氏を支持する「西桂維新の会」の新田善久会長は「議会解散はかなったが、石田氏には町長として残ってもらいたかった」と唇をかんだ。【山口香織】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆住民投票開票結果
 ◇議会リコール(選管最終結果)
 賛成 1765
 反対  925
10月23日朝刊

4464チバQ:2012/10/23(火) 22:24:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121020/CK2012102002000137.html
進む高齢化 増える交通弱者 つくば市周辺部 
2012年10月20日

利用者の女性を車で迎えに来たNPO法人「友の会たすけあい」のメンバー(手前)。後部座席に乗せると、女性の通院先に向かった=つくば市で


 最先端の研究機関が集まり、つくばエクスプレス(TX)の沿線部を中心に人口が増え、発展するつくば市。その一方で、市周辺部は公共交通が限られ、高齢化でお年寄りの移動が困難になるなど地域格差が広がっている。市長選、市議選を前にその現場を追った。 (松尾博史)

 十月四日朝。市南部にある旧茎崎町内の福祉施設に入居している女性(79)を、NPO法人「友の会たすけあい」(下岩崎)のメンバーが自家用車で迎えに来た。車体の側面には「福祉有償運送車両」のステッカー。目的地は離れた通院先の病院で、後部座席に案内された女性は「歩くのは大変なので(送迎は)便利です」と話す。

 一九八七年から段階的に六町村が合併したつくば市。旧茎崎町は高度成長期以降、JR常磐線牛久駅を利用して都心に通勤する会社員らが移り住み、住宅街が形成された。

 やがてその子どもたちが親元を離れ始めると高齢化が進行。今年四月時点の高齢化率(六十五歳以上)は27・15%で、市内平均を約10ポイント上回る。昨年の国内の高齢化率(23・3%)よりも高い。

 同グループの活動は一九九七年に「車を運転できない住民が低料金で気兼ねなく出掛けられるようにしたい」と始まった。二〇〇五年にNPO法人となり、現在は旧茎崎町を含むつくば市南部、つくばみらい市の一部で体の不自由な住民らを対象に自宅から病院や買い物への送迎を行っている。利用料はタクシーの半額ほどで主に七十代以上の年間延べ約千人が利用する。

 運転手や予約受付係を務めるメンバーは六十〜七十代中心の十七人。利用料の一部は運転手に支払われるが、送迎のガソリン代や車の維持費はメンバーが負担するので、実質はボランティア活動に近いという。

 理事長の鷺(さぎ)賢一さん(72)らは「旧茎崎町は交通の便が悪く、経済的に苦しいお年寄りも多い。市から経済的な補助が出れば、もう少し利用料を安くしたり、運転手を増やすことができるのだが」と訴える。

 民間路線バスなど公共交通はルートや本数が限られ、バス停まで距離があったりとお年寄りには使いづらい。市は車を運転しないお年寄りらが暮らしやすいようにバス会社やタクシー業者に委託し、郊外と中心部を結ぶ「つくバス」、乗り合いタクシー「つくタク」を運行している。

 それでも市の昨年度の市民意識調査で、市内の公共交通について「不満」「どちらかといえば不満」と答えたのは計54%を占めた。日常利用する交通手段は自家用車が88%に上り、自転車(27%)や鉄道(25%)、路線バス(13%)を大きく引き離している。

 市は今月十五日、つくバスのルートを見直し、停留所を増設した。運賃収入だけでは経費を賄いきれないので、本年度は市の予算約三億三千万円を計上している。しかし、市民には「つくタクを平日だけでなく週末も走らせてほしい」との意見もある。

 市の担当者は「高齢化社会への対応や民間の交通事業者とのすみ分けを考えながら、利便性を向上させたい」と話している。

4465チバQ:2012/10/24(水) 21:26:57
>>4453

現職の圧勝選挙かなと思ってたけど、各陣営に国会議員の応援が入ってたりするんですね

4466チバQ:2012/10/24(水) 22:34:22
>>4387-4389
古い記事だけど
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151209140001
【岐路にたつ街】
(上)見通し甘く財政難
2012年09月14日





伊勢原市立比々多小学校の校舎。外壁と屋上の改修工事が延期され、壁の痛みが進んでいる

 築34年の伊勢原市立竹園小学校。トイレの床には細かいひび割れが目立つ。「昨年に改修されるはずだったが、あてが外れた」。渡辺静夫校長はため息をついた。


 税収が予想以上に落ち込み、市は昨年10月、緊急財政対策本部を設置し、歳出カットを進めた。2割カットしていた長塚幾子市長の給与はさらに1割削減して67万6200円に。市商工会などへの補助金も2割減らした。


 今年度予算も緊縮になり、竹園小のトイレ改修は後回しになった。「来年度もあまり期待できない、と保護者には説明している」と渡辺校長はいう。


 歳入に占める市民税の割合が高く、2009年度まで地方交付税の不交付団体だった伊勢原市。その一方で一般会計以外の「隠れ借金」に苦しんできた。


 2000年代初めまで、土地開発公社と事業公社を通して、道路や箱モノの整備を積極的に進めた結果、両公社の債務は04年度には135億円に。一般会計から返済し続けているが、12年度末の見込みでも67億円の借金が残り、歳出を圧迫し続ける。


 さらに、歳入の見通しの甘い予算編成が続いた。市の中期計画では、08〜12年度の5年間の市税収入を計840億円と見込んだ。しかし、景気低迷で税収は伸びず、実際には800億円を割り込む情勢だ。


 この影響もあって、自治体の貯金にあたる財政調整基金の取り崩しが続き、11年度末には約6千万円しか残っていない。07年度は10億円あったのが、ほぼ底をついた。


 地方財政に詳しい多摩住民自治研究所の大和田一紘理事長は指摘する。「見込み違いを途中で軌道修正できなかった責任は、行政と議会両方にある。まずは、市民に財政情報を丁寧に説明することが必要です」


    ◇


伊勢原市長選と同市議補選が16日に告示、23日投開票される。14日告示の県議補選も含めたトリプル選挙となる10万人都市の課題をみる。


(米沢信義)

4467チバQ:2012/10/24(水) 22:34:43
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151209180002
【岐路にたつ街】
(下)聖地再生 知恵絞る
2012年09月15日


3月の「大山とうふまつり」で参加者に湯豆腐を振る舞う黒岩知事(中央)=伊勢原市大山

 伊勢原市随一の観光地、大山参道の商店街。今年の夏山シーズンは、1252メートルの山頂がくっきり見える好天が多かったが、みやげ店の店主(63)は浮かぬ顔だ。「オリンピックの影響かな。思ったより客が来ないんだ」


 大山地区は、江戸時代に大流行した「大山参り」の中心地となり、信者団体「大山講」をもてなした「先導師旅館」が今なお軒を連ねる。山岳信仰の歴史をしのばせる「聖地」のたたずまいと文化。大山豆腐、きゃらぶきなどの名物。観光資源は豊富にあるのに、客足は伸びない。


 ここ数年の観光客数は、2007年の98万人をピークに減少し、昨年は89万人。毎年のように旅館が1〜2軒ずつ廃業している。


 市も10年に駅前観光案内所を開設してPR活動に力を入れ、「大山山麓(さんろく)・食の文化祭」といったイベントも開いてきた。しかし深刻な財政難のなか、老朽化した公衆トイレの改修もままならない。市単独の振興策には限界がある。


 じり貧の大山観光に、今年に入って追い風が吹いた。県が今年度から3年間の重点政策に「大山の魅力再発見」を盛り込んだ。


 「大山を横浜、鎌倉、箱根に続く県内第4の観光地に位置づけたい」。3月の「大山とうふまつり」では、来賓として招かれた黒岩祐治知事みずから熱弁を振るった。


 県、伊勢原、秦野両市、企業、大学などによる連絡会議が発足。みそぎの滝行ができる大滝の再生、バイパス道路の延伸、輸送体制の強化といったプロジェクトが打ち出されている。


 連絡会議会長で、長年大山の歴史発掘を続けてきた斉藤進・産業能率大教授は「伊勢原市も含めてばらばらの取り組みが目立った。今後は広域連携がかぎを握る」という。


 県、市、民間の垣根を越えた協力が進むのか。「聖地再生」の試みは始まったばかりだ。


(米沢信義)

4468チバQ:2012/10/24(水) 22:39:27
>>4453
大泉博子は3陣営の出陣式に梯子・・・


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13508289258096
2012年10月22日(月)
現職に3新人挑む つくば市長選スタート

市議選も告示
任期満了に伴うつくば市長選と市議選(定数28)が21日、告示された。市長選にはいずれも無所属で3選を目指す現職の市原健一氏(61)=自民、公明、みんな推薦、新人の元市議でNPO法人代表の五十嵐立青氏(34)、元県議で政党役員の山中泰子氏(61)=共産推薦、元県議で県地域女性団体連絡会会長の桜井姚氏(70)の現新4人が立候補を届け出た。
(19面に市議選候補者略歴)

同市は今年で市制施行25年、来年は筑波研究学園都市建設の閣議了解から50年を迎え、県内第2の都市として、成熟を目指すまちづくりのかじ取り役を決める舌戦に入った。

市原氏は午後1時から大曽根の選挙事務所で出陣式。岡田広参院議員や石井啓一、大泉博子両衆院議員のほか、首長、県議、支持者ら約5500人(陣営発表)が集まった。市原氏は「2期8年の実績と経験をこれから実を結ばせ、摘み取っていく。それがつくばの未来を開くと信じている」と訴えた。

五十嵐氏は午前10時から吾妻のつくば駅前で第一声。高杉徹常総市長や大泉衆院議員ら約70人が集まった。五十嵐氏は「古い利権政治を断ち切り、つくばの政治を前に進める」と強調した上で、「現市政はお金を使う場所を間違っている。弱者のため、本当に必要なところにお金を使う」と力説した。

山中氏は午前10時すぎ、竹園の選挙事務所で出陣式。塩川鉄也衆院議員や支持者ら約70人が駆け付けた。山中氏は「即時原発ゼロをオールつくばの声として発信する」とし、東海第2原発の廃炉も主張。福祉や教育を誇れるまちづくりに向け「財政力を生かせば住民サービスの向上を図れる」と訴えた。

桜井氏は正午から赤塚の事務所前で出陣式。大泉衆院議員や自民党県議、歴代市長、支持者ら4千人(陣営発表)が集まった。旧町村の地域格差を課題に挙げ、ベンチャー企業誘致やつくばエクスプレス北部延伸による筑波山の観光振興を主張。「つくばを世界にトップセールスする」と呼び掛けた。

市議選は前回の33議席から今回は5議席減で、定数7人超の35人が立候補を届け出た。内訳は現職22、新人11、元職2。政党別は民主2、自民6、公明3、共産3、諸派5、無所属16。

投票は28日午前7時から午後7時まで、市内74カ所で行われ、午後8時半から同市金田の桜総合体育館で即日開票される。

有権者数は16万5808人(10月20日現在)。

4469チバQ:2012/10/24(水) 23:52:23
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001210240002
早川町長選告示 現新一騎打ち
2012年10月24日

   ■多選や町作り争点 20年ぶりの選挙戦


 早川町長選は23日告示された。県内首長で歴代最多の9選をめざす現職の辻一幸氏(72)と、新顔で前町議の望月三千生氏(57)が立候補を届け出た。いずれも無所属。20年ぶりの選挙戦となり、多選の是非や中部横断道開通を見据えたまちづくりなどについて、論戦が始まった。投票は28日で、即日開票される。


 辻氏は、早川町高住の旅館駐車場で出陣式を開き、近隣自治体の首長や支援者らが駆けつけた。辻氏は「32年前から町のビジョンを描き、実現に向かって努力してきた。この先4年は前進の時期。中部横断道開通やリニア着工を控え、夢や希望をもって右肩上がりのまちづくりができる」と述べた。そのうえで町北部と南アルプス市を結ぶトンネルの整備や、森林の再生、医療福祉の充実などを公約に掲げた。


 望月氏は、早川町雨畑の事務所前で、支援する町議らを前に第一声をあげた。望月氏は「道路が遮断され、いつ病人が出るのかわからない状況で、ドクターヘリの発着所を整備しないのはおかしい」と現町政を批判。「日本一人口が少ない町だからこそ、一人ひとりの意見をこまめに聞ける。32年の長期政権に代わり、私の手で新しい風を吹き込みたい」と支持を訴えた。


 22日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は1112人。



   ◇新庁舎は両者「推進」


 10年前、「平成の大合併」で単独での存続を選んだ早川町。全国で最も人口の少ない町で、人口減と高齢化が進み、町政のかじ取りは容易ではなさそうだ。


 町が誕生した1956年当時に1万人を超えた人口は、国勢調査によると、2000年に1740人、10年には1246人と、減り続ける。辻氏が町長に就任した80年、65歳以上の高齢者は町民の2割だったが、10年には町民2人に1人となった。


 町内に大きな産業、工場はなく、町の税収は乏しい。今年度一般会計の予算規模20億3千万円のうち、町税は2億7千万円で15%に満たない。地方交付税11億円など、国が頼みというのが実情だ。財政担当者は「国も財政が厳しい。将来的に交付税が減らされたら、と危惧している」とこぼす。


 一方、東海地震の発生が懸念されるなか課題になっているのが、役場の新庁舎建設。町によると、木造の現庁舎は築55年で、耐震化が施されていない。補修で対処しても、1億円ほどかかるとみられているからだ。


 町長選に立候補した2人とも建設推進の意思を明らかにしている。庁舎建設基金残高は今年3月末時点で4億3千万円。09、10年度と2年続けて約1億2千万円を積み増した。現職の辻一幸氏は「基金の範囲内で、質素ながらも町の防災拠点となるものを」、新顔の望月三千生氏も「2階建ての2階部分に、防災機能を集めたい」と話している。(岩城興)

4470チバQ:2012/10/25(木) 00:03:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20121023-OYT8T01415.htm
早川町長選、現新争う…告示

◇20年ぶりの選挙戦

 早川町長選が23日告示され、現在8期目の現職、辻一幸氏と、新人で元同町議の望月三千生氏がいずれも無所属で立候補を届け出た。同町長選が選挙戦に入るのは20年ぶり。28日に投開票される。

 辻氏が9選を果たせば、歴代の県内市町村の首長として最多当選となる。1980年から町長を務める辻氏の多選の是非が争点となりそうだ。

 辻氏は同町高住で出陣式に臨み、「32年前から将来のビジョン(展望)に向かって努力してきた」などと長年の実績を強調。9期目の4年間を中部横断道開通を控えた「前進の時期」とし、「夢を持ち、右肩上がりの町づくりをしていける」とアピールした。公約として、防災センターを兼ねた役場の新設などを挙げた。

 望月氏は同町雨畑で開いた出陣式で、今回の選挙を「長期政権を維持できるか、それとも流れを変えようという新風を吹き込むかの戦い」と位置付けた。10月1日現在で人口が1230人になった町の現状に触れ、「(町民)一人一人の意見を聞ける。みんなで決定していける町にしなければならない」とも指摘した。

 選挙戦となった1992年の町長選では、辻氏が対立候補の男性を破って4期目の当選を果たした。

(2012年10月24日 読売新聞)

4471チバQ:2012/10/25(木) 22:23:41

http://sankei.jp.msn.com/region/news/121025/tcg12102512160007-n1.htm
知事選は現職vs共産の構図 民主、みんなは対抗馬擁立できず 栃木
2012.10.25 12:14 (1/2ページ)
 任期満了に伴う栃木県知事選は11月1日の告示まで1週間になった。これまでに出馬を表明したのは、3選を目指す無所属現職の福田富一知事(59)=自民、公明推薦=と、共産新人の元県議、野村節子氏(59)の2人。候補者擁立を模索していたみんなの党と民主党は共に断念し、選挙戦は前回と同じ現職と共産新人の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 福田氏は5月下旬に立候補を表明。「災害に強いとちぎづくり」など7つの基本政策の骨子を発表した。10月に入ると、3日に選挙公約を発表。東日本大震災からの復興を第一に、災害に強い地域づくりを掲げ、フードバレー構想などによる新たな成長や再生可能エネルギーの活用などを打ち出した。

 自民党県連と公明党県本部は3回連続で推薦を決定。1期目の足利銀行破綻対応、2期目の震災対応や県財政再建の手腕を評価し、「栃木のチームリーダーとして3期目も担ってもらいたい」(石坂真一自民党県連幹事長)としており、福田氏は着実に3選に向けた態勢を固めている。

 一方で福田県政に批判的なスタンスを取ってきた各党の動きは鈍く、民主党政権の国会運営の行き詰まりで衆議院が解散含みになると、各党衆院小選挙区の候補者擁立を急いだ。その結果、告示1カ月前の10月になっても、福田氏以外に出馬表明者がいない事態に。

 唯一対立候補を擁立したのは共産党。福田氏が事務所開きを行った今月4日、野村氏が出馬表明した。県議を1期務め、国政選に挑戦した経験もある。ただ、同党は当初市民団体からの候補者擁立を目指したが、かなわなかったという党内事情があった。要請を断られた後、ぎりぎりまで調整を図り、野村氏公認に落ち着いた。

 「みるべき成果がない」と2期8年の福田県政を総括、候補擁立に意欲的だったみんなの党だが、「県議団が集まって、自主投票を決めた」(渡辺喜美代表)と結局、具体的に名前が挙がらないままだった。

 民主党も、政権与党として県民に選択肢を示す義務があると、候補者擁立に意欲は示したものの、白羽の矢を立てた元参院議員に昨年6月、国政復帰の意思を表明され、出ばなをくじかれた。その後、連合栃木も候補者選定に加わったが、結局、擁立には至らず、今月22日の県連常任幹事会で正式に自主投票を決定。松井正一幹事長は「県民に選択肢を与えられず、断腸の思いだ」と苦渋の表情で語った。

 各党の内部事情は似通っていて、一言で言うと「人材不足」に尽きる。国政選に候補を出すと、主要地方選の候補がいなくなるという人材の層の薄さが明白になった。組織固めと人材育成に手間と時間をかけてこなかった「つけ」が回ってきた。

4472チバQ:2012/10/26(金) 04:21:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-00000135-mailo-l19
倉嶋・次期笛吹市長:アリーナ中止へ手続き 財政健全化重視、石和温泉活性化も /山梨
毎日新聞 10月25日(木)13時5分配信

 21日投開票の笛吹市長選で、元農水省職員の倉嶋清次氏(64)が現職の荻野正直氏(67)を破り、初当選した。来月14日、市長に就任する。争点となった総事業費45億円の大型多目的施設「多機能アリーナ」建設計画の見直しのほか、観光や農業の再生など取り組むべき課題は多い。倉嶋氏に目指す市政の姿を聞いた。【春増翔太】
 7000票以上の大差での勝利だった
 ◆それが民意だと思う。アリーナ建設は「凍結」と言ってきたが、これだけ多くの意志が示されたわけで、現実的には中止に向けた手続きを進めていく。
 アリーナに充てる合併特例債(国の支援が見込める地方債)は他の事業に振り向けるのか
 ◆合併特例債は有効な財源だが、借金であり市負担も発生する。財政圧迫が見込まれ、その使い方は慎重であるべきだ。必要な施設は造らなければならないが、基本的に「ハードからソフトへ」という流れに沿っていく。アリーナをやめたから他のものを造るわけではない。
 市が進める他の大型公共事業はどうするか
 ◆一つずつ見直していく。笛吹川の砂原橋の架け替えのように着手しているものもあり、まだ動いていないものもある。順番に住民の話も聞いていく。
 アリーナ以外の市政課題については
 ◆何より優先したいのは財政の健全化だ。ただ、公表されている以上の市の財政状況はまだ分からない。就任してから精査したい。選挙はアリーナ問題が争点だったが、裏を返せば「そんなものに税金を使うなら生活を何とかしてくれ」という声が多かったということ。医療や福祉などはもちろん重視していく。
 観光や農業など市の産業には陰りも見える
 ◆いずれの分野でも市民の悲痛な叫びを多く聞いた。農業で言えば、今まで市が進めてきた政策でも新規就農者支援や農産物の販売促進策などは継続したいと思う。また、観光面では石和温泉が元気であることは市にとって大切だ。即効性のあることは難しいが取り組むつもりだ。実際に市長に就任して市職員から直接話を聞き、資料を見なければ分からない実態もある。就任までには各分野で進めるべき具体的な政策を提示したい。
10月25日朝刊

4473チバQ:2012/10/26(金) 04:23:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-00000082-mailo-l11
選挙:白岡市長選 上田知事、不介入を強調 /埼玉
毎日新聞 10月25日(木)12時7分配信

 上田清司知事は24日の定例記者会見で、任期満了に伴う白岡市長選(11月11日告示、同18日投開票)を前に立候補予定者が知事とのつながりをアピールしていることに関し、「今の時代は、はやらない。一般市民としっかり歩いている方がより大事だ」と苦言を呈した。
 上田知事は市町村長選での基本姿勢として「介入しないことにしている」と強調。そのうえで、ビラなどでの自身との関係の取り扱いについて「事実を記載する分には『ダメ』と言う立場にない」と述べる一方、2連ポスターについて「当然、許可があって始まるべきものだ」と説明した。【木村健二】
10月25日朝刊

4474チバQ:2012/10/26(金) 04:30:15
>>4441
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121025/ibr12102502060001-n1.htm
つくば市長選 薄れる関心 「中傷ビラ」で裁判沙汰…市民嫌気 茨城
2012.10.25 02:05 (1/2ページ)

4人の候補者が激戦を繰り広げているが、有権者の関心は…=つくば市内
 28日に投開票される茨城県つくば市長選。現職の市原健一氏(61)=自民、公明、みんな推薦、いずれも新人で元市議の五十嵐立青氏(34)、元県議の山中たい子氏(61)=共産推薦、元県議の桜井よう子氏(70)の4人が立候補し激しい選挙戦を繰り広げている。選挙はすでに終盤戦だが、目立った争点がないことや「中傷ビラ」をめぐって裁判沙汰になる事態に市民もしらけ気味で、前回最低だった投票率(58・44%)のさらなる低下も懸念される。(篠崎理)

 「3年前に引っ越してきたが、暮らしに不満はなく、候補者もよく知らないので選挙には行かない」

 つくばエクスプレス(TX)で都内へ通勤する会社員の男性(45)はしらけ気味に話す。男性の妻(42)は、子供の医療費無料化の拡大に関心があり、熱心に調べたというが、「どの候補も同じようなので選挙に行かなくても大丈夫かな…」。

 今年5月、竜巻被害を受けた北条地区。自宅が半壊したという60代の農業の男性は「さっき、『原発反対』を訴える候補者が来たが、原発は国政の問題。市政とは関係ない」と言い切る。50代の主婦も「北条の復興を一番考えてくれる人に投票したいが、違いが分からない」。

 さらに、選挙を低調にしているのがつくばの選挙風土だ。「国際戦略特区」「世界の中の筑波研究学園都市」などの言葉とは裏腹に、選挙の度に怪文書が飛び交う。今回はある陣営の支援団体が別の候補を批判するようなチラシを配布、裁判沙汰にまで発展した。

 同市谷田部の男性(76)は「街が発展しても、選挙は昔と変わらない。利害関係や昔からの政治勢力が複雑に絡み合っている。ずっとかかわってきた農村部でさえ、もう嫌気がさしている」と吐き捨てた。

 市長選と同時に実施される市議選の候補者は、諦めた様子で嘆いた。

 「市中心部の人は国政に関心があっても地元には関心が低いといわれるが、TX開業で便利になって、よりその傾向が強まっている」

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4477チバQ:2012/10/28(日) 22:56:35
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選挙:守谷市長選 梶岡県議が出馬へ きょう正式表明 /茨城
毎日新聞 10月28日(日)12時0分配信

 任期満了に伴う守谷市長選(11月4日告示、11日投開票)に、みんなの党の梶岡博樹県議(35)が無所属(同党推薦)で立候補する意向を固めた。梶岡県議は28日午後1時半から、守谷市の高野公民館で開く活動報告会で支持者に正式に表明する。
 梶岡県議は日立市出身で、中学時代から守谷市在住。慶応大法学部卒。08年2月、同市議選に初当選。同年11月の県議補選(守谷市区)で初当選し、現在2期目。梶岡県議は「多選に疑問を持つ市民の声に応えたい」と立候補の理由を語った。
 市長選には他に、旧守谷町長時代を含めて6選を目指す現職の会田真一氏(61)が立候補を表明している。【中野秀喜】
10月28日朝刊

4478チバQ:2012/10/28(日) 23:03:00
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001210280002
白岡市長選 民・自対決 前哨戦白熱
2012年10月28日

 市制施行後、初めての白岡市長選が来月11日、告示される。現職で再選を目指す小島卓氏(73)と、新顔で前教育次長の岡安良氏(61)が、ともに無所属での立候補を予定している。白熱する前哨戦は、両氏の思惑とは裏腹に、民主・自民の政党対決の色合いを帯びてきた。
 小島氏は市制施行や行財政改革を推進した実績をアピールし、福祉タウン構想などを掲げる。岡安氏は長年の行政経験を踏まえ、子育て支援の充実や幼稚園から中学校までの一貫教育などを打ち出す。県が整備する白岡西部産業団地への企業誘致や図書館の充実など共通の政策もあるが、新市スタートをどちらがかじ取りするか注目される。
 小島氏には、自民党県連が23日に推薦を決め、28日には麻生太郎元首相が応援演説にやって来る。首長選では多くの支持を得るために党派色は出さないのが通例で、小島氏自身も「どの党からも1票でも多くいただきたい」と語る。
 しかし、21日投票の入間市長選で自民推薦候補が圧勝。陣営幹部は「自民党、自民党と言った方がいいかも」と、戦略の練り直しを示唆する。
 一方、岡安氏は地元選出の民主党県議が全面支援し、市内には民主党の大野元裕参院議員とのツーショットポスターが張られるなど民主党色を強めている。
 ただ、このポスターには「民主党」とは明記されていない。岡安氏自身も「国際的なまちづくりをしたいと思っており、国際感覚が優れた(元外交官の)大野さんの登場をお願いした」と、あくまでも人物本位での起用だと強調する。
 上田清司知事をめぐるポスター騒動も両陣営の対立に拍車をかける。小島氏側が選挙に先立ちツーショットを張り出したが、これに岡安氏側が「知事は承知しているのか」と反発し、知事サイドが小島陣営に抗議した。ところが、岡安氏のチラシなどにも握手写真が使われており、逆に小島陣営は「写真ではなく、政策で競いたい」と皮肉る。
 上田知事は「こういうのって、今ははやらないのですがね」と困惑しつつ、撤去は強制せずに黙認している。

4479チバQ:2012/10/28(日) 23:44:07
>>4469-4470
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/10/28/12.html
2012年10月28日(日)
辻氏が9選果たす 県内首長で最多 早川町長選


 任期満了に伴う早川町長選は28日投開票され、現職の辻一幸氏(72)=新倉344の1、写真=が、新人で前町議の望月三千生(57)=雨畑1949=を192票差で破り県内の首長では最多の9選を果たした。
 多選の是非を最大の争点に、20年ぶりの選挙戦となったが、辻氏が8期32年の実績を訴え、多選批判を繰り広げた望月氏を振り切った。
 投票率は93.68%だった。


早川町長選 開票結果(選管最終) 当 辻一幸    609   無 現    望月三千生  417   無 新   (投票総数 1037 無効 11)

4480チバQ:2012/10/29(月) 00:21:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121023/CK2012102302000162.html
2012とちぎ知事選 復興への一票(1)放射線被害 オール栃木で仕切り直しを
2012年10月23日

 東京・芝浦の中央卸売市場食肉市場。那珂川町で黒毛和牛を約百頭育てている磯野均さん(65)は今月十一日、県産ブランド牛の「とちぎ和牛」や、交雑種の「霧降高原牛」「日光高原牛」の枝肉品評会に出向いた。

 この日、とちぎ和牛一頭(平均五百六十七キロ)の枝肉価格は、震災後初めて平均百万円を超えた。その様子を見届けた磯野さんは、仲間とともにうれしさをかみしめた。「一年半以上かかって、ようやく震災前に戻れたな」

 昨年三月十一日も、同じ市場で品評会に参加していた。新幹線で帰る間際、東京駅で突然、大きな揺れに見舞われた。駅の待合室で深夜まで過ごし、埼玉県に住む長男の車で那珂川町に戻ったのは翌午前七時すぎ。その後の苦難は、まだ想像もつかなかった。

 東京電力福島第一原発事故後、県産野菜などから放射性セシウムが確認されると、混乱が始まった。「もしかすると、危ねえかも」。農家に不安が広がる中、屋外に置いていた稲わらや、それを食べた牛肉からもセシウムを検出。昨年八月二日、県産牛肉は出荷停止になった。

 磯野さんが会長を務める「JAグループ栃木和牛販促委員会」は、震災前から計画していた新たな取り組みを始めたばかりだった。出荷六カ月前から、飼料の1%に米粉を混ぜて牛に給与。牛肉の風味や食味のさらなる向上を目指していた。

 他県の牛より長く育て、生後三十カ月超に「完熟」させて出荷する技術が、最高ランクのとちぎ和牛のブランドを支える。「出荷にピークを合わせて仕上げるのに、牛は(商品にならずに)死んでも仕方ないということか」。磯野さんは稲わらを倉庫で保管し、八月に出荷する牛もなかったが、焦りは周りの農家と同じだった。

 出荷停止は一カ月足らずで実質的に解かれたが、その後の卸値は三割安の状況が続き、店に置いてもらえないスーパーもあった。磯野さんは取引のある卸売業者を一軒ずつ回り、百貨店で対面販売もした。「出荷再開後は全頭検査している。食材の中で最も安全だ」と胸を張る。しかし、消費者は「放射性物質はゼロでないと」と言う。

 米粉を与えた牛肉は昨年末から販売が始まり、磯野さんも「脂の乗りがよくなった」と喜ぶ。ほかにもイチゴやコメ、麦などの豊富な農産物がありながら「行政も、われわれもアピールがへた」と生産者は口をそろえる。「被災県のハンディはまだまだ大きい。オール栃木で仕切り直しをしなければ」。磯野さんは県にそう求める。

    ◇

 知事選が十一月一日に告示される。震災と原発事故を経て、県政はどう進むのか、方向性が問われている。被災しながらも、前を向く県内の有権者たちが何を求め、一票に託すのかを追う。

4481チバQ:2012/10/29(月) 00:22:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121024/CK2012102402000169.html
2012とちぎ知事選 復興への一票(2)避難者 実態に見合った支援を
2012年10月24日

1年半近くを過ごした仮設住宅を前に「今後は個別の状況に応じた支援が重要」と訴える曽根原さん=那須烏山市で


 東日本大震災の爪痕の大きさを今も如実に物語る。県が県内に唯一、設置した那須烏山市岩子の仮設住宅。依然として避難を余儀なくされている人たちは「3・11」から二度目の秋を迎えた。

 「避難者ごとにスピードこそ違うが、間違いなく生活再建は進んでいる」。仮設住宅代表の曽根原勉さん(64)は、手応えを口にする。自宅の改築が進み、次々と新天地へ移り住む入居者を幾人も笑顔で見送ってきた。

 昨年五月、二十世帯が入居して開所した仮設住宅も、現在では十世帯に半減した。だが、逆に新たな課題が浮き彫りになった。「人数が少なくなることで、安全の確保が難しくなっている」

 入居者が離れていくことは、皮肉にも仮設住宅がコミュニティーとしての役割を果たせなくなる矛盾をはらむ。「空き家」が増えることで「地域の目」が必然的に減り、防犯上の問題が深刻さを増す。入居者にはお年寄りも。警察官が巡回を欠かさない状況とはいえ、不安が募る。

 加えて、河川沿いの立地は、常に危険と隣り合わせ。「これまでも台風で危ない思いをした」。今後、さらに入居者が減れば、不測の事態に十分な協力態勢と、迅速な対応を取れない恐れがある。

 曽根原さんは来年三月十一日、震災から二年の節目に引っ越すことを決めている。現在は市内に土地を購入し、地質調査などの準備に入った。「最後の再出発。そこを機に生き直そうと思っている」と決意は固い。

 しかし、自身の転居で万事が終わるわけではない。来年五月、仮設住宅は居住期限を迎える。国は居住期間の一年延長を決めたものの、仮設住宅の存続は、個々の事情に委ねられ、流動的。県も「リース会社との契約がある。国が決めたからといって、即延長とはならない」と説明する。

 ただ、期限までに転居のめどが立っていない入居者もいる。「家が造られるまでを準備してあげるのが行政の役割」と曽根原さん。「仮設住宅を閉じるとすれば、自宅が再建されるまで別の借り上げ住宅を提供するなどの対応が必要になる」

 取り巻く窮状の変遷を把握し、打開しなければ、真の復興はかなわない。曽根原さんは訴える。「最初は食べ物や水などを配る画一的な支援でよかったが、今は違う。行政には避難者それぞれの実態に見合った支援をしてほしい」。多様性と柔軟性を持った対策が、復興へ向けた試金石になる。

4482チバQ:2012/10/29(月) 00:23:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121025/CK2012102502000138.html
2012とちぎ知事選 復興への一票(3)観光振興 民間活力へサポート強化を
2012年10月25日

さまざまなアイデア商品を手掛け、地元の観光復興を期す八木沢さん=那須塩原市で


 東北自動車道・西那須野塩原インターチェンジから、塩原温泉へ向かう主要道では「品川」「横浜」といった県外ナンバーが行き交う。「3・11」の直後、「福島」「いわき」ナンバーであふれた「避難路」は今、「観光道」として復活への軌跡をたどる。

 「うちは小さい店だけど、いい方なのかな」。沿道の那須塩原市塩原で土産物などを販売する「塩原リゾートショップブレス」を経営する八木沢広樹さん(41)は、東日本大震災の発生当初から抱える不安を一掃しようと葛藤の日々を送る。

 あの日、すべてが暗転した。出会うのは県外からの避難者。観光目的ではなく、懸命に生きるためにたどり着いた人たちだった。震災に端を発した東京電力福島第一原発事故。正確な情報が入らない中、「もうだめかな」。商売をあきらめかけたこともあった。

 今月、八木沢さんは県内産のウメと塩原温泉の温泉水を使った梅酒を発売した。昨年から温めていた企画。県内の酒蔵に依頼して、たる詰めも終わっていた。直後に震災が起きた。酒蔵は施設の一部が倒壊。商品化を断念せざるを得なかった経緯がある。

 意欲が途切れかけた今夏、酒蔵から一本の電話が入った。施設の再開を知らせる内容だった。「いつでも言ってください」という電話口からの力強い声に、背中を押された。

 一方で、二の足を踏んだのも事実。「さすがに商売。風評被害の中、梅酒を長く売り続けることができるのか」。多才なアイデアマンとはいえ経営者。迷ったが、決断した。「安全であれば、地元産を使う」。自らの信念を貫くと決めた。

 震災前から、塩原温泉水を使ったビールや芋焼酎などを次々に開発。「何とか塩原温泉に人を呼びたい」一心だった。震災後も、温泉水の麦焼酎や、地元産イチゴを使った発泡酒などを手掛けてきた。「今こそ、地元の力を」と知恵を絞った。

 イチゴの発泡酒は好評を得て増産。その後、地元産の「味恋(あじこい)トマト」や、ブルーベリーの発泡酒もヒットした。信じた道は間違っていなかったから、梅酒も自信を持って発売した。

 八木沢さんは「これまでは自力でやってきたが、県の補助があれば、今後、挑戦したいこともある」と民間活力へのサポート強化を訴える。「ポスターを作って『安全・安心』をアピールしても、風評被害はなくならない。県だけで実現できなければ、国への働き掛けを強めて、観光面の支援を充実させてほしい」と注文を付けた。

4483チバQ:2012/10/29(月) 00:23:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121026/CK2012102602000149.html
2012とちぎ知事選 復興への一票(4)新エネルギー 長期的な展望必要
2012年10月26日

設置が進む太陽光パネル。光を受けるため角度を10度に傾けてある=鹿沼市で


 鹿沼市東部の国道352号沿いに「鹿沼ソーラーファーム」と命名された二・三ヘクタールの広大な土地がある。縦横に並ぶ無数の太陽光パネルが、日の光を受けてまぶしく輝く。

 「コンクリートを使わず、地中にくいを打ち込む環境に優しい工法を取り入れた。二酸化炭素の削減にも大きく寄与できる」。今月九日、大規模太陽光発電所「メガソーラー」の建設現場を報道陣に公開した「藤井産業」(宇都宮市)の大久保知宏総務部長(51)は、自信を見せた。

 電設資材販売などを手掛ける藤井産業は、十年以上前から大手メーカー製太陽光パネルの販売・施工に参入。北関東を軸に、家庭用と産業用で計三千三百件の設置実績を持つ。鹿沼ソーラーファームは十一月末の稼働を目指しており、一般家庭の四百九十戸分に当たる年間百八十万キロワットの発電量を見込む。

 県がメガソーラー事業を本格化させたのは、震災後の昨年十月。県内で事業化できる候補地をリストアップし、発電事業者の公募を始めると、藤井産業も参入に動いた。鹿沼市の土地は農業試験場鹿沼農場の跡地。ほかの候補地も、多くは山林や工場跡地などだ。

 土地は二十年の賃貸で、電気を東京電力に買い取ってもらう形で収益を上げる。大久保部長は「土地を段取りしてもらい、その土地に手を挙げるスタイルは、土地のない事業者にとっては理想的。ノウハウを蓄積し、ほかの事業者が手を挙げたとき、質の高いサービスを提供したい」と広がりを期待する。

 東電福島第一原発事故を機に、太陽光や風力など再生可能エネルギーへの関心は高まっている。県内のメガソーラーも、一部は蓄電池に電力を蓄え、災害時に供給できるようにする。鹿沼のほか、藤井産業は大田原市で二カ所、子会社が真岡市で一カ所、メガソーラーを建設中。いずれも年内の稼働を目指している。

 今年七月から、再生可能エネルギーで発電した電力の買い取りを電力会社に義務づける「固定価格買い取り制度」が始まり、初期費用がかかる事業者には後押しになっている。ただ、太陽光で一キロワット時当たり四十二円という高めの買い取り水準が続くかどうか分からず、今後の普及に不安定な要素もある。

 県の長期的なビジョンや、財政支援も欠かせない。大久保部長は「エネルギー政策は、今年一年だけの話ではない。電力会社からの脱却とか、そんなところまで踏み込んだ政策が自治体から出てくれば、再生可能エネルギーの可能性は広がるのではないか」と未来を想像する。

◆県内61カ所で事業者公募
 1971〜2000年の統計で、県内の冬場(12〜2月)の平均日照時間は埼玉、群馬各県に次いで全国3番目に長く、太陽光発電に適した環境にある。県は「とちぎ環境立県戦略」で、09年の太陽光発電導入量2万9000キロワットを、10年後には20倍に増やすことを目指している。

 県は昨夏以降、県有地や市町有地、民有地の中から、メガソーラーの候補地を順次選定。参入を希望する事業者から企画提案書を募り、候補地と結び付ける「ビジネスマッチング」に力を入れる。

 今のところ、候補地61カ所(計478ヘクタール)に県内外から計866件の応募があり、鹿沼ソーラーファームを含む12カ所で事業者が決まった。ほかにも12カ所で事業者の選定が進む。一方、まだ応募がない候補地もあり、ばらつきがある。

 再生可能エネルギーの発電設備を設置する県内の中小企業などに対し、県は「環境保全資金」として、経費の9割以内(500万〜1億円)を貸し付ける融資制度を導入。災害時の非常用電源設備を設置する際も、最大500万円の補助事業がある。

4484チバQ:2012/10/29(月) 00:26:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121027/CK2012102702000153.html
2012とちぎ知事選 復興への一票(5)最終処分場 試される県の調整手腕
2012年10月27日

シートをかぶせて保管している焼却灰。袋にはそれぞれ日付が記してある=大田原市で


 一年前と変わらない光景が、シャッターの向こうにあった。

 奥行きが十メートルの倉庫に、目いっぱい詰まった大きな袋が三段ずつ積まれている。中身は全てごみの焼却灰だ。「五年は保管する覚悟」と、男性職員は淡々と話した。

 大田原市のごみ処理施設「広域クリーンセンター大田原」には、放射性セシウム濃度が一キログラム当たり八〇〇〇ベクレルを超える焼却灰が約百八十八トンある。放射性物質汚染対処特措法で「指定廃棄物」として区別され、外部に持ち出せずにいる。

 東京電力福島第一原発事故による県内の指定廃棄物は、最終的に計九千トン以上に達する見通し。これらは特措法に「国が収集、運搬、保管、および処分をする」と明記。県も「廃棄物を速やかに処理するには国の責任で処分場を確保することが必要」との立場を強調する。

 環境省は今年六〜七月の選定作業で、複数の候補地から矢板市塩田の国有林を「適地」と導いた。しかし、その経過は地元に示されず、横光克彦前副大臣が候補地の提示に訪れるという連絡さえ、矢板市には九月三日の当日朝まで伏せられていた。訪問の打診を事前に受けた県も、候補地までは知らされていなかった。

 国と地元に挟まれる県。矢板市には、県同席の下で国から説明を聞くことを提案しているが、国の一方的な手法に怒る住民からは「白紙撤回」のムードが高まるばかり。知事選後の十二月二日には、矢板市で一万人規模の反対集会が計画される。

 市民団体「矢板市民同盟会」の小野崎俊行会長(63)は九月末、この問題を取り上げた県議会を傍聴した。「処分場は必要」と繰り返す県の答弁に「いかにも(建設が)決まっているように聞こえた」と話した。「知事は一度も現地に来ておらず、現状を分かっていない」。県にも当事者意識を求める。

 県の苦しい立場を、矢板市の遠藤忠市長も理解はしている。「自分たちで問題点をはっきりさせて、しかるべき時期に国の説明を聞くこともある」との構えを見せるが、国への強硬姿勢は崩さない。

 指定廃棄物は今、県内各地に分散保管されている。焼却灰の仮置き場を確保するため、周辺住民に丁寧な説明を繰り返した経験がある那須町の高久勝町長は、こう助言する。

 「『ここに決まったから納得してほしい』ではなく、よく話を聞いて、こちらが思っていたことと違うことでも取り入れ、接点を見いだすことが必要」

 県に試される、調整役の手腕。少しずつ除染が進む県内で、放射性廃棄物の処分が終わり、誰もが「復興を果たした」と言える日はくるのか。次の四年間を担う知事に、大きな壁が立ちはだかる。

  =おわり

    ◇

 この企画は神田要一と磯谷佳宏が担当しました。

4485チバQ:2012/10/29(月) 23:40:12
>>4441>>4453>>4468>>4474
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001210290005
つくば市長 市原氏3選
2012年10月29日

 つくば市長選と市議選(定数28)は28日、投票された。即日開票の結果、市長選は現職の市原健一氏(61)=無所属、自民、公明、みんな推薦=が、いずれも新顔で前市議の五十嵐立青氏(34)=無所属=、元県議の桜井よう子氏(70)=無所属=、前県議の山中たい子(61)=無所属、共産推薦=を破り、3選を果たした。当日有権者数は16万3489人。投票率は市長選54・54%、市議選54・53%で、いずれも過去最低だった前回(市長選・市議選とも58・44%)をさらに下回った。


 午後10時すぎ、「当選確実」の知らせが届くと、市原氏の事務所に詰めかけた支援者らから大きな拍手と歓声がわき起こった。市原氏は「非常に厳しい選挙だったが、私が今までやってきた色々な事業を評価していただいた。国際戦略特区を、これからの日本とつくば市の発展のために活用していきたい」と語った。


 また、「学園都市と周辺との格差を是正するための方策や少子高齢化対策について、期待されていると思う」と話した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121029/CK2012102902000154.html
つくば市長に市原氏 実績訴え3選果たす
2012年10月29日

 二十八日に投開票されたつくば市長選は、無所属現職の市原健一氏(61)=自民、公明、みんな推薦=が、市政刷新を訴えた無所属新人の三人を破り、三選を決めた。当日有権者数は十六万三千四百八十九人、投票率は54・54%(前回は58・44%)だった。前回、過去最低だった投票率をさらに下回った。 (松尾博史)

 市原氏は市財政の再建や二〇一〇年の新庁舎の開庁、国による「つくば国際戦略総合特区」の指定など二期八年間の実績を強調。三期目では小中一貫教育の推進や子ども医療費の助成拡大に取り組むと訴えた。

 候補者四人の中で最も早い三月上旬に出馬表明し、政党の支援を受けて選挙戦を展開した。対立候補が三人に上り、市原氏への批判票が分散したことも有利に働いた。

 元市議の五十嵐立青氏(34)は地元の学生らが選挙活動を支え、高杉徹・常総市長や河村たかし・名古屋市長らが応援演説に駆け付けたが、知名度で現職に及ばなかった。

 元県議の桜井よう子氏(70)は一部の女性層から熱烈な支持を受けたが、幅広い層には浸透しきれなかった。

 元県議の山中泰子氏(61)=共産推薦=は福祉政策の充実や脱原発を訴えたが、出馬表明が九月下旬で出遅れが響いた。

 二十八日には現職、元職、新人の計三十五人が立候補した市議選の投開票も行われ、開票作業は深夜まで続いた。投票率は54・53%(前回58・44%)だった。

◆開票結果
当 36,010 市原健一 無 現<3>

  28,048 五十嵐立青 無 新 

  16,864 桜井よう子 無 新 

  6,650 山中泰子 無 新 

  全票終了

4486チバQ:2012/10/29(月) 23:40:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000013-mailo-l08
選挙:つくば市長選/つくば市議選 市長選、市原氏が3選 新人3人を抑える /茨城
毎日新聞 10月29日(月)10時30分配信

 任期満了に伴うつくば市長・市議選が28日投開票された。無所属4人が立候補した市長選は現職の市原健一氏(61)=自民、公明、みんな推薦=が新人3人を抑えて3選を果たした。投票率は市長選54・54%(前回08年58・44%)、市議選54・53%(同)でいずれも過去最低。当日有権者数は16万3489人だった。
 市原氏は財政再建や新庁舎建設をはじめ2期8年の実績と経験を強調。国際戦略総合特区からの新産業創出などを訴えた。3政党のほか、農業、医療関係など多数の団体から推薦を受け、手堅く支持を広げた。市原氏は同市大曽根の選挙事務所で支持者を前に万歳を三唱。「今までやってきたことが評価していただけた」と述べた。
 NPO法人つくばアグリチャレンジ代表理事の五十嵐立青(たつお)氏(34)は現市政を「弱者に冷たい」と批判。組織に依拠せず、大学生も加わる手づくり選挙を展開したが、及ばなかった。前県議の山中たい子氏(61)=共産推薦=は「原発ゼロ」を最重点に主張したが、立候補表明が1カ月前と出遅れたのが響いた。県地域女性団体連絡会長の桜井よう子氏(70)は女性支援団体と後援会が連動したが、支持が浸透しなかった。
 市議選(定数28)には35人が立候補、新議員が続々と決まった。【安味伸一、山内真弓】
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 ■解説
 ◇市民による政策の検証必要
 東日本大震災、今年5月の竜巻被害で対応を陣頭指揮、2期の経験と実績を訴えた市原氏が着実に集票した。前回は主に建設業者が選挙運動を担ったが、今回は農協などの支援に加えて旧6町村ごとに後援会を構築し、地区ごとに支持固めに当たったことも実を結んだ。
 つくばには国立や独立行政法人を中心に企業も含めて約300の研究機関が集中する。昨年はロボットが公道を走るモビリティロボット特区、次世代がん治療などを開発する国際戦略総合特区と、立て続けに全国に先駆けた研究を後押しする枠組みが出来た。利点を生かし、公約に掲げた「新事業を創出し、雇用促進につなげる」ことを期待したい。
 一方で、選挙戦を通じて今後の政策課題も浮かび上がった。例えば子育て支援の医療費助成。現行は小学3年まで無料だが、五十嵐、山中、桜井の3氏はそろって中学3年までの無料化を掲げた。市原氏は「拡充」を公約、「年代ごとの有病率や受診率をきちんと調べてデータに基づき、拡充の幅を決めていきたい」と説明する。市議会の論議を含めて、公約した政策の実行を市民が検証していく必要がある。【安味伸一】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果
当 36010 市原健一  61 無現
  28048 五十嵐立青 34 無新
  16864 桜井よう子 70 無新
   6650 山中たい子 61 無新
 =選管最終発表
………………………………………………………………………………………………………
 ◇つくば市長略歴
市原健一(いちはら・けんいち) 61 無現(3)
 市長▽医療法人理事長▽県病院協会長▽医師[歴]県議4期▽県監査委員▽北里大=[自][公][み]
10月29日朝刊

4487チバQ:2012/10/29(月) 23:59:21
>>4477
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001210290002
守谷市長選、梶岡県議出馬へ
2012年10月29日

 次期衆院選で茨城3区からの立候補を予定していた、みんなの党の梶岡博樹県議(35)が28日、守谷市長選(11月4日告示、11日投開票)に、同党推薦を受け無所属で出馬する意向を明らかにした。市長選は、3選を目指して無所属で立候補を表明している現職の会田真一氏(61)との一騎打ちとなりそうだ。


 梶岡氏は、市内で開かれた地元市議の活動報告会で、「予算と人事権を握る現職の長期政権(旧守谷町長3選、守谷市長2選)の弊害が出ている。無投票阻止の声に応えたい」と立候補の動機を語った。


 市長選に向け、梶岡氏が告示前に県議を辞職するか、告示と共に自動失職した場合、50日以内に県議補選がある。

4488チバQ:2012/10/31(水) 21:22:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000306-saitama-l11
残業2000時間「ばかな」 上田知事、人事管理の不備叱責
埼玉新聞 10月30日(火)23時31分配信

 県職員の昨年度の時間外勤務で2千時間を超える「残業」をしていた職員がいたことについて、上田清司知事は30日の定例会見で「時間外勤務を減らす努力を全庁挙げてやってきた。私に言わせると『ばかな』というぐらいの過度な超過勤務。なぜ時間配分を考えながら、人員確保などの体制づくりができなかったのか。職員が悪いのではなく、管理職が悪い」と叱責(しっせき)し、人事管理を徹底することを強調した。

 人事課によると、県職員1人当たりの平均時間外勤務は年間135時間なのに対し、税務システムの変更に伴い、税務課の男性主査が最長2017時間、別の男性主査が1916時間の時間外勤務をこなしていた。

 知事は「特殊事情があったとはいえ、県民から見ると異常(な勤務形態)。許されるものではない。年度途中でも必要なところには人事配置を行ってきた。そういうことが可能でありながら、やらなかった」と問題点を指摘した。

4489チバQ:2012/10/31(水) 21:22:22
http://www.saitama-np.co.jp/news10/27/02.html
2012年10月27日(土)
「県庁に住んでたの?」 県職員、残業最長2017時間

 県職員(知事部局の主幹級以下約6300人)の2011年度の時間外勤務手当で、最も高い人は年間給与額と同程度の約747万円が支給されていたことが、26日の県議会決算特別委員会で報告された。

 人事課によると、この職員は税務課の40代男性主査で年間の時間外勤務は1916時間。同課の別の40代男性主査は最長2017時間(時間外手当額約740万円)働いており、県職員1人当たりの平均年間総労働時間(1874時間)と比べると、2人は通常勤務時間を上回る「残業」をこなしていたことになる。

 中屋敷慎一県議(刷新の会)は「単純計算すると、普通の職員の2倍、朝から翌日未明まで仕事をしていたことになり、この職員は県庁に住んでいたのか、という話になる。支給金額はともかく労務管理上、問題がある」と指摘。

 人事課は「昨年7月に税務システムの切り替えがあり、その部署の職員を中心に負担が増してしまった。時間外勤務の多い部署については今後、具体的な縮減策を作り、削減を図る」と述べた。

 同課の調べで、職員1人当たりの年間時間外勤務は平均135・6時間だが、一部課の職員の時間数が突出している。昨年度の時間外勤務が年間1千時間を超えた職員は両主査を含む税務課6、財政課10、人事課4の計20人。

 昨年、システム変更という特別な状況があった税務課に対し、財政課と人事課は季節的な業務の差が激しく、慢性的に時間外勤務が多い傾向にあるという。

4490チバQ:2012/10/31(水) 22:08:06
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210310037.html
'12/10/31
周南市選管全委員が辞任へ

 5月の周南市議選をめぐる票混入問題で、市選管の西村幸昌委員長は30日、委員4人全員が引責辞任すると表明した。木村健一郎市長も信頼回復に向け、自身と青木龍一副市長を減給10%(1カ月)にする考えを示した。

 西村委員長はこの日の市議会全員協議会で再発防止策を説明した上で辞意を表明。取材に対し「選挙への信頼を失墜させたことを重大に受け止め、責めを負う」と述べた。福元亮一、原田良子、神代政和の3委員も辞任の意向で、異例の全委員の同時辞任となる。11月に選挙管理委員会を開き、辞任を正式に決める。

 木村市長も全協で「市の最高責任者として社会的、道義的責任を痛感している。信頼回復の姿勢を示したい」として市長、副市長を減給10%(1カ月)にする条例案を12月開会の市議会定例会に出す考えを示した。

 さらに市選管は31日付で、開票事務の管理が不十分だったなどとして事務局長を減給10%(1カ月)、事務局次長を戒告の懲戒処分。事務局次長補佐は文書訓告にする。

 同市議選をめぐっては、次点で落選とされた候補の審査申し立てを受け、山口県選管が全投票用紙を再点検。3票が別の候補者の票に混入していたことが判明するなどずさんな開票事務が明るみに出ていた。

4491チバQ:2012/10/31(水) 22:33:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000059-mailo-l09
とちぎリーダー考:’12知事選/上 矢板・最終処分場 明確な態度表明必要 /栃木
毎日新聞 10月26日(金)11時30分配信

 ◇問題直視する茨城、群馬
. 「国には丁寧な説明を求めたい」「地元の理解が何より重要」
 この1カ月半、福田富一知事は幾度となくこの言葉を口にしてきた。
 東京電力福島第1原発事故で発生した高濃度の放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場候補地として、国が矢板市塩田の国有林を提示したのは9月3日。以来、知事は言葉では国に強い姿勢を示し、市民に寄り添う。だが現実は、市と国との埋まらない溝の間で、事態進展の有効策を示せないでいる。
 県内の指定廃棄物の量は、福島県に次ぐ4450トン(8月現在、環境省調べ)。これを処分するのは、放射性物質汚染対処特措法で国の責任。県の立ち位置はどうも中途半端で、知事の発言のあいまいさの一因にもなっているようだ。
 9月の県議会で矢板市選挙区の斎藤淳一郎議員(みんなのクラブ)が「当事者意識を欠いていたのではないか」と詰め寄った。このときは多数派の自民党議員らに関連質問が事実誤認と指摘され、うやむやになったが、問題視する動きもあるにはあった。
   ◆  ◆
 一方の茨城県。9月27日に高萩市を最終処分場の候補地として提示され、白紙撤回を求める署名活動が始まった。「撤回するなら、どこかへ持って行くか、現在の(一時)保管場所にさらに置いておくことになる」。橋本昌知事は10月16日、絞り出すように言った。「考えはまとまっていない」
 群馬県では最終的に頓挫したものの、4月に大沢正明知事が「複数の方が地元の理解が得やすい」として市町村ごとに最終処分場を新設することを、横光克彦副環境相(当時)に「逆提案」していた。いずれも、問題を直視し、真剣に取り組む姿勢が感じられる。
   ◆  ◆
 当事者にとっては、福田知事にも明確な態度を示してほしいのではないだろうか。だが、批判が表立つことはない。
 9月10日、遠藤忠・矢板市長は、会談で知事から国の説明を聞くよう求められると「その時期ではない」と突っぱねながら「同じ責任者として苦しい立場にある」と、知事の苦悩に理解も示した。白紙撤回を求める「矢板市民同盟会」の幹部も県の対応を聞くと「その話はやめておこう」と口を閉ざした。
. とはいえ「市町村単位で対処するには重い問題。県は行政と住民の合意形成を働きかけたり、国に安全性の確保を徹底させたりするなど、単なる仲介役でなく積極的に問題に関与すべきだ」と、廃棄物行政に詳しい岩手大の笹尾俊明准教授(環境経済学)は、知事のリーダーシップの必要性を指摘。その上で、処分場の安全性をチェックする監視委員会を県独自で設置することなどを提案する。「候補地を最初に提案された自治体だけに、他県も栃木の対応には注目をしているはず。(国と矢板市の間で)問題をスルーすることはできない」
 「膠着(こうちゃく)状態の打開を」。新たに就任した園田康博副環境相に投げかけた知事の言葉は、そのまま自らに跳ね返ってくる。
   ×  ×
 任期満了に伴う知事選の告示(11月1日)まで1週間を切った。現職で3選を目指す福田富一知事にとって、2期目は東日本大震災、竜巻被害と危機管理能力が試された。災害以後の行動を検証し、あるべきリーダー像を探った。
10月26日朝刊

4492チバQ:2012/10/31(水) 22:33:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121027-00000028-mailo-l09
とちぎリーダー考:’12知事選/中 県東部竜巻被害 問われる即断力 /栃木
毎日新聞 10月27日(土)10時57分配信

 ◇「支援」表明まで3週間
 5月6日。竜巻が県東部を襲った。「車が3回転した」「屋根が全部吹き飛ばされた」。悲鳴が上がる。けが人が運ばれる。死者がなかったのが幸いだった。翌日には、黙々とがれきを片付ける住民たちが道ばたにあふれていた。復興は静かに進んだ。だが……。
 被災直後の県のまとめで茂木町は半壊7棟、一部損壊124棟。さらに真岡市は全壊6棟、益子町は同7棟。これほどの被害に、国の支援が出ないことが判明する。支援の条件は被災者生活再建支援法で「全壊10世帯以上の市町村」などと定められているからだ。
 被害の状況を尋ねた福田富一知事に、古口達也・茂木町長は「県で何とかしてほしい」とすがった。福田知事は「被害を(3市町で)一連のものとしてとらえてほしい」と要望書を国に提出。法の要件緩和を訴えたが、国は動かなかった。
   ◆  ◆
 福田知事が記者会見で3選を目指し知事選出馬を正式表明した5月25日。県議会では竜巻被害を受けた臨時会議が開かれた。県の独自支援策の有無を聞かれた知事は「国に支援法の柔軟な運用を求めている」として即時の言及を控えた。慎重、熟慮、事態の見極め−−の結果だろうか。独自の「見舞金」支給を検討していると明かしたのは4日後の29日になってだった。議案は臨時会議で可決(6月11日)し、全壊住宅に100万円、大規模半壊世帯に50万円の支給が始まった。来年4月には、法の適用対象外となった被災者に法と同等の支援金を支給する県独自の制度が制定される見込みだ。
   ◆  ◆
 ただ、被災者の思いは複雑だ。益子町の陶芸家、西村早苗さん(51)は窯の煙突が折れ「一部損壊」で県の見舞金はなく、窯は町の基金を借りて修理した。「窯を直さないと仕事にならない。『一部損壊』でも致命的な被害なんです」と話す。
 同町の自宅が「条件付き全壊」と判定された看護師の女性(55)は9月に100万円が支給され、真岡市のアパートへの転居費用に充てたが、それまで何度も役場まで往復した。「もっと早く簡潔な手続きで済むようにしてくれていれば精神的にも楽だったのに」とこぼした。
 県の独自制度でも、半壊より軽い被害住宅は今後も対象から外れる。県は検討の余地もあるとする。古口町長は「知事が打ち出した策で全てが解決したと思ってはいない」と念を押した上で「第一歩を踏み出した点では評価できる」。会長を務める県町村会は1月に立候補を要請し、福田知事を支援する体制を整えている。そんな知事への注文は? あえて聞くと「人が良すぎるところ。できること、できないことを早めに見極めるべきでは」と返ってきた。即断力。災害時にあって、リーダーに求められる大事な要素だ。
10月27日朝刊

4493チバQ:2012/10/31(水) 22:34:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000126-mailo-l09
とちぎリーダー考:’12知事選/下 キャンプ那須構想 取捨選択の判断を /栃木
毎日新聞 10月31日(水)12時25分配信

 ◇備え?「首都」呼び水?
 静かな森に穏やかな日が差し込む那須塩原市の那須野が原公園。その小高い丘の上に、県が運営する巨大な塔「サンサンタワー」が建っている。ほぼ円筒形、高さ約30メートルのその最上部には展望台が開かれている。国会など首都機能の移転先の候補地を視察する人たちのためだ。
 「国会を移転させよう」。この機運が盛り上がり、国の審議会が「栃木・福島地域」を移転先候補の総合評価で1位としたのは99年。県や経済団体の担当者は移転に関する「県民会議」をつくり、首都機能が県内に来た夢を見た。
 だが、いつの間にか熱は冷めた。タワーのひっそりとした寂しさが、このテーマが既に熱を失ったことを象徴しているようだ。
   ◆  ◆
 それが意外な形で「再燃」した。今年4月9日、那須塩原市が巨大災害の初動期に備えた「首都機能バックアップ・キャンプ那須構想」案を国に提出。同26日には構想策定のためのプロジェクトチームの初会議を開いた。阿久津憲二市長は「地域ブランドのイメージアップにもなる」と付随するメリットまで強調しPRしてみせた。
 ところが6月11日、これを、県議会の国会等移転促進協議会がやり玉に挙げた。促進協は東日本大震災を受けて約7年ぶりに開いたのだが、議員の多くは那須塩原市の構想に疑問を呈した。
 福田富一知事も6月12日の定例記者会見で「私の考えとは違う。一緒にはできないと(同市に)伝えた」と冷めた表情で切って捨てた。市の案が災害初期の施設と位置づけられており長期的な想定がないというのだ。阿久津市長はその後「市の独自案にはこだわらない」とトーンダウンした。
 当時を振り返り、阿久津市長は「構想は(1月の)市長選時の公約。『願わくば県と一緒に』との思いがあった」と釈明する。福田知事ともその後は感情的なやりとりはないという。
   ◆  ◆
 「キャンプ那須」を県が「本題」である首都機能移転の足がかりとする姿勢は変わっていない。07年から整備を国に要望し続け、今年も同様の要望を出している。
 だが、国土交通省は首都機能移転企画課を11年6月末で廃止。県はそれでも「(92年施行の)『国会等の移転に関する法律』が廃止されない限り、手を下ろすわけにはいかない」と、苦しい胸の内を明かす。
 国会移転とバックアップ。今後も「両にらみ」を利かせるのか、どちらかに的を絞るのか。いよいよ問題の先行きが見えない中、取捨選択し取り組みを進める判断力がリーダーには求められる。(この連載は岩壁峻、柴田光二、長田舞子が担当しました)
10月31日朝刊

4494チバQ:2012/10/31(水) 22:35:52
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/107829
「事業費6通り試算」撤回 印西市長謝罪「市民に誤解」 ごみ処理施設移転問題
2012年10月31日 10:52
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 印西市と白井市、栄町でつくる一部事務組合のごみ処理施設移転問題で、印西市の板倉正直市長は、30日の市議会全員協議会で、現計画の白紙化に向けて12日に示した6通りの概算事業費などの試算について「誤解を生むもとなので全面的に撤回する」と述べ、議員に謝罪した。同市の白紙方針に変わりはないものの、新計画について同市長は「組合管理者として現計画を5年程度凍結し、その間に(組合を構成する)行政、議会、市民とともに新しい構想を練り上げたい」とし、組合主体で策定していく方針を示した。

 議員に試算撤回を表明した板倉市長は「市の事務方が現計画以外の場所を想定し施設規模だけを考え、それに仮定の数字として現計画を参考に上積みして試算した仮の案」とした上で「(報道で取り上げられ)数字が一人歩きし、市民からも新計画が発表されたように受け止められたのは残念。十分説明しなかった私の責任」と弁明し、頭を下げた。また、約5年間の現施設延命対策費40億円の試算についても誤った算出方法だったと撤回した。

 市執行部は12日の全員協議会で、移転予定地を市街化調整区域と市街化区域の2通りに設定し、焼却能力が現計画と同規模、ごみ減量化を進めた場合の各3通りを想定した計6通りの事業費試算を発表。うち3通りで当初の現計画概算事業費約198億円を上回っていた。議員からは試算方法などへの疑問が相次ぎ、30日は再び市執行部から説明を受ける予定だった。


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4495チバQ:2012/10/31(水) 22:53:45
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121031/plt1210311900011-n1.htm
神奈川・黒岩知事が石原氏批判、第三極結集は「暴論」 2012.10.31
神奈川県の黒岩祐治知事は31日の記者会見で、石原慎太郎東京都知事が呼び掛けている第三極結集について「政策なんてどうでもよいという暴論。こうした動きは意味不明だ」と強く批判した。

 さらに「石原氏は『小異を捨てて大同に付く』と言っているが、小異ではない。安全保障、原発問題など考え方はバラバラだ」と指摘した。

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4496名無しさん:2012/11/02(金) 05:27:19

自民、総選挙の前哨戦 渡辺氏牙城でのろし 知事選告示
(11月2日 朝刊)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121101/913016

 1日告示された知事選は、自民党にとって政権奪還をかけた衆院選の前哨戦でもある。1〜5区すべての選挙区で同党の立候補予定者が現職の福田富一氏(自民、公明推薦)とともに聴衆の前に立って存在をアピールし、福田氏もそれに応えて自公との蜜月関係を演出。みんなの党の牙城、3区の大田原市で福田氏が第一声を放ったのが、その象徴だ。

 大田原市中心部の国道交差点。遊技場の駐車場に置かれた小さな演壇の背後に、自民党県連の幹部がずらりと並んだ。道路の斜め向かいは同党3区支部の事務所。みんなの党の渡辺喜美代表の地元で、応援弁士たちは自民党の看板の前で福田氏を囲んだ。

 県連会長の茂木敏充衆院議員がのろしを上げた。渡辺氏が福田県政の2期目を「特筆すべきことがない」と批判したのを引き合いに出し、震災対応などの実績を強調。「見る目がないのでは」と渡辺氏を皮肉った。

 その後も、同党の国会議員や県議がマイクを握り、同党3区支部長で次期衆院選候補となる簗和生氏や県議補選那須塩原市・那須町選挙区に立候補する同党推薦の立候補予定者まで紹介された。みんなの党の県議3人も聴衆の前に並んだが、マイクでの紹介はなし。同党県議の一人は「うちは自主投票だから(差をつけられても)仕方ない」と肩をすくめた。

 独自候補擁立を見送り自主投票としたみんな、民主両党はアピールの機会を失い、影が薄い。2区の鹿沼市、5区の足利市、4区の小山市でも福田陣営の演説会場は、自公両党の議員らが前面に立った。

 共産党公認の新人、野村節子氏の第一声には、同党の塩川鉄也衆院議員(比例北関東)や本県1区で立候補予定の田部明男氏が応援演説に駆けつけた。県内全選挙区で候補者を擁立する同党は、可能な限り候補者を同行させて知名度向上を図る戦略という。

4497名無しさん:2012/11/02(金) 05:29:38

民主、独自候補も推薦候補もなし…栃木知事選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121101-OYT1T00899.htm?from=ylist

 栃木県知事選が1日告示されたが、民主党は独自候補擁立を見送り、推薦する候補もいないまま、選挙戦を迎えた。

 年内の衆院解散・総選挙の可能性も取り沙汰される中、党分裂の混乱などもあり、政権与党として存在感が薄らいでいる。

 同知事選には、自民、公明両党が推薦する現職の福田富一(59)=当選2回=と、共産党が擁立した新人で前県議の野村節子(59)の2氏が立候補を届け出た。

 宇都宮市内では1日午前、両陣営の出陣式などが行われた。自民党は県連会長で党政務調査会長、幹事長代理などを歴任した茂木敏充氏(栃木5区)が応援に駆けつけたが、民主党所属の国会議員や県連幹部らの姿はなかった。

 2008年の前回知事選で候補擁立を見送っている民主党は今回、県連を中心に、参院議員経験者らに出馬を打診するなど、独自候補の擁立を目指した。

 しかし、元民主党代表の小沢一郎氏が新党「国民の生活が第一」を結成し、小沢氏に近い山岡賢次衆院議員(栃木4区)が離党するなどし、県連は混乱した。知事選と同じ今月18日に投票が行われる宇都宮市長選(11日告示)にも、候補擁立を断念。ともに「自主投票」を機関決定した。

(2012年11月1日14時55分 読売新聞)

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笛吹市議会 アリーナ賛否拮抗
2012年11月02日

   ■10人共に 市長と距離手探り


 市長選とW選挙となった10月の笛吹市議選(定数21)では、多機能アリーナの建設反対派が勢力を伸ばし、賛成派、反対派が10人ずつになった。新市長は建設中止を明言する倉嶋清次氏。建設ストップの民意は示された結果だが、アリーナ以外の課題も山積しており、両派とも手探りで市長との距離感を探っている。


   ◇態度未定の新顔カギ


 今回、トップ当選したのは、アリーナ反対を訴える市民団体で、倉嶋氏と共に事務局を担ってきた新顔の神宮司正人氏。2、3位も反対派の新顔が占めた。建設反対を訴えた10人全員が当選。反対派は7人から10人に議席を増やした。


 倉嶋氏が当選後に開いた報告会には、この10人全員がそろって顔を見せた。そのうち、共産党の2人を除く8人は保守系無所属。会派「笛新会(仮称)」を立ち上げる予定で、「アリーナ建設中止」では一致して市長を後押しする考えだ。市長に近い神宮司氏は「市長の与党的な会かな」と話す。だが、会長に就任予定の北嶋恒男氏は「アリーナ以外については是々非々」と会派の立場を説明し、微妙な考えの違いを見せる。


 一方、アリーナ建設の賛成派10人は、倉嶋氏の報告会に全員が欠席した。選挙の得票だけを見ると、反対派が10人で約1万7千票だったのに対して、賛成派は落選した2人も含めると12人で約1万8千票を獲得している。


 賛成派の中には「民意は重い」との声もあるが、選挙の争点がアリーナの賛否に絞られ、「市民の答えにも勘違いはある」との思いもある。ある議員は「アリーナ以外の大型プロジェクトにどんな答えを出すか、街のにぎわいをどうするか、教育などの課題にどう取り組むか、緊急の課題は山積だ」と語り、市長の出方を見極める考えだ。


 賛否10人ずつとなり、今後の市政運営のかぎを握るのが、態度を明確にしていない新顔の古屋始芳氏。選挙後、賛成、反対両派のメンバーとも話したが、今のところ、どちらの会派にも誘われていないという。「市長の施政方針演説の内容で対応を考えたい」


 15日の臨時会で、倉嶋氏は市長として初めて議会で発言する予定。多くの議員にとって、「最終的な所属会派や市長への対応が決まるのはその後になる」という。(渡辺嘉三)


 ■笛吹市議選の当選者とアリーナ建設への賛否
(○=賛成、×=反対、△=どちらともいえない)
賛否  得票  氏  名  政党(当選回数)
× 3,357 神宮司正人 無新(1)
× 2,843 保坂利定  無新(1)
× 1,999 岩沢正敏  無新(1)
○ 1,908 志村直毅  無現(2)
○ 1,898 中村正彦  無現(2)
○ 1,776 前島敏彦  無現(3)
○ 1,772 小林始   無現(3)
○ 1,758 渡辺清美  公現(3)
○ 1,648 大久保俊雄 無現(3)
○ 1,639 川村恵子  公現(3)
× 1,618 野沢今朝幸 無現(2)
△ 1,504 古屋始芳  無新(1)
○ 1,491 中川秀哉  公現(3)
× 1,459 海野利比古 無元(2)
× 1,377 亀山和子  共現(3)
× 1,358 北嶋恒男  無現(2)
○ 1,332 上野稔   無現(3)
○ 1,243 梶原清   無新(1)
× 1,178 渡辺正秀  共現(3)
× 1,013 神沢敏美  無新(1)
×   969 荻野謙一  無新(1)

4505チバQ:2012/11/03(土) 21:07:32
>>4295
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/108382
野田市議の政調費返還求め監査請求 船橋の会社員
2012年11月03日 16:42
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 野田佳彦首相の実弟の野田剛彦船橋市議が、政務調査費(政調費)の架空請求の疑いを指摘され、約134万円を返還した問題に絡み、船橋市内の会社員、石塚雄信さん(44)が1日、市長が野田市議に対してさらに政調費約35万2290円を返還請求するよう勧告を出すことを求めて市監査委員に住民監査請求した。

 主な請求理由は(1)野田市議が今年7月に返還した政調費(政策宣伝資料作成費)に関連するとみられる器材代約5万9千円も目的外支出に当たる(2)2010年に政調費でカメラを購入したにもかかわらず、翌年もカメラとビデオカメラ計約29万円を購入しており必要性が見いだせない−の2点。

 野田市議の政調費問題をめぐっては今年9月の市議会で、百条委員会設置の発議案が議長裁決で否決されている。


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4506チバQ:2012/11/03(土) 21:10:21
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20121103ddlk09040089000c.html
小山市議の傷害:逮捕の小林市議、不起訴 示談が成立 /栃木
毎日新聞 2012年11月03日 地方版

 宇都宮地検栃木支部は、知人女性を殴って全治約10日のけがをさせたとして傷害容疑で逮捕された小林英恵小山市議(31)を不起訴処分(起訴猶予)とした。10月24日付。

 市議会事務局によると、小林市議と被害女性の間で示談が成立しているという。市議の処分については、10月から市議会の政治倫理審査会で検討している。

 地検栃木支部は9月28日に処分保留で釈放し、任意で捜査していた。【加藤佑輔】

4507チバQ:2012/11/03(土) 21:12:22
>>4487
4486 :名無しさん:2012/11/03(土) 12:59:56
>>4484
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121103ddlk08010218000c.html

選挙:守谷市長選 みんな・7市町議、梶岡氏出馬表明で緊急要請書を提出 /茨城
毎日新聞 2012年11月03日 地方版

 守谷市長選に前県議の梶岡博樹氏(35)が出馬を表明したことを巡り、みんなの党の県3区支部に所属する県南6市町の議員7人が2日記者会見し、党本部に対し守谷市議団や第3区内地方議員団と早急に協議するよう求める緊急要請書を提出したと発表した。梶岡氏は市長選出馬に伴い、党3区支部長を辞任しており、後任の支部長や県議補選についての協議を求めている。これに対し梶岡氏は「本人たちから何も聞いておらず、コメントのしようがありません」と話している。

 要請書は「渡辺喜美代表が4日に守谷市内で応援演説することを報道で知った。事前に何も情報がなかった」として(1)くら替え出馬に関し党本部や梶岡氏から全く連絡がなく党内民主主義などに矛盾する(2)今まで衆院選を目指し応援や協力してきたが、有権者から問い合わせや非難を受けており、説明ができない(3)市政と国政では中身や方向性が違い、市民は我が党の姿勢に疑念を抱いている−−などとしている。10月30日に渡辺代表らに提出したという。

 7市町議を代表して末村英一郎守谷市議は「これまで我々に一言の相談もなく、今のままでは梶岡氏の応援について、静観するとしか言いようがない」と話した。【中野秀喜】

 ◇みんなの党本部は要請書受けて謝罪 瑕疵認め7市町議に

 みんなの党本部事務局は同日、緊急要請書に対するコメントを発表。記者会見した7市町議について「第3支部の党活動に対し、日ごろから非協力的で、問題視していた」と指摘した。その上で、梶岡氏の立候補について事前の連絡がなかったと7市町議が指摘したことに対し「瑕疵(かし)があった」と認め、謝罪したことを明らかにした。一方で「党として推薦しており、選挙運動の妨害をするなど反党行為があった場合、何らかの処分をする」とした。【中野秀喜】

4508チバQ:2012/11/03(土) 21:13:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121103-00000007-kana-l14
横浜市議を再度不起訴、公選法違反容疑で横浜地検/神奈川
カナロコ 11月3日(土)0時0分配信

 公職選挙法違反容疑で告発され、不起訴処分となったが、その後、検察審査会が不起訴不当と議決した港南区選出の横浜市議(49)について、横浜地検は2日までに、再度、不起訴(嫌疑不十分)とした。

 市議は、昨年4月に投開票された横浜市議選で、林文子横浜市長の推薦を受けているかのような文言を本人の許可なく選挙運動用ポスターなどに記載したとして、公選法違反容疑で告発された。

 地検は同12月に不起訴(嫌疑不十分)としたが、今年7月、横浜第3検察審査会が「市議は違反と認識しており、犯意は明らか」などとして不起訴不当と議決した。議決に拘束力はないが、地検は再捜査していた。

4509チバQ:2012/11/03(土) 21:16:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20121102/CK2012110202000124.html
自民控室だけ 喫煙スペース 横浜市議会 会派内からも「由々しき問題」
2012年11月2日

 横浜市が、最大会派の自民党の会派控室にだけ、例外的に喫煙スペースを認めていることが分かった。禁煙や完全分煙を義務付けた県の受動喫煙防止条例施行により、他の会派は既に廃止。代わりに市は庁舎の議会棟に共同の喫煙所まで設けている。近年の禁煙意識の高まりから、議会内では「廃止すべきだ」との声も上がっている。

 「喫煙室」と書かれた自民会派の喫煙スペースは、控室の奥にある。煙が外に漏れないよう天井までパネルで仕切られ、空気清浄器を備えている。

 市議会局によると、かつては他の会派控室や庁舎各階にも喫煙スペースがあったが、換気機能がなかったり、仕切りが不十分だったりした場所もあった。

 県条例施行を受け、市は二〇一〇年度、完全分煙を徹底するため、条例に基づき、本庁舎に三カ所、議会棟に二カ所、煙が漏れないよう密閉し、換気設備のある喫煙所を整備。従来の喫煙スペースを廃止した。

 しかし、自民会派控室だけは、会派からの要望で残したという。市議会局の担当者は「会派の裁量」と説明する。

 他会派の市議は「不公平だ」「市民に範を示すべき立場なのにおかしい」と批判する。会派内からも受動喫煙による健康被害を懸念する声が上がる。自民幹部は「共同の喫煙所まで一番遠く、大所帯だけに喫煙者が多いため」と答える。

 「がん撲滅横浜市会議員連盟」の会長で、自民会派の田野井一雄市議は「禁煙の流れの中、議員の部屋に吸う場所があるのは由々しき問題。廃止を会派内で諮りたい」と話す。 (中沢誠)

4510チバQ:2012/11/03(土) 21:38:20
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211020002
LRT導入の是非 前回同様に争点か
2012年11月02日

 宇都宮市長選が11日に告示される。いまのところ、3選を目指す現職の佐藤栄一氏(51)=自民、公明推薦=と、新顔で学習塾経営の河内宏之氏(62)が、ともに無所属での立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。前回の市長選に続き、次世代型路面電車システム(LRT)の導入の是非が最大の争点になりそうだ。


 佐藤氏は前回、LRTについて「導入はまだ白紙状態」と慎重な姿勢だったが、今回は公約にLRTの整備を明記した。高齢化社会が進むなかで、車の運転ができなくなる人が増えるとし、「公共交通で守られた宇都宮を急ピッチでつくる」と強調する。予約乗り合い方式のデマンドタクシーの導入や路線バス網の新設など地域の交通網も充実させ、誰もがどこへでも移動できる公共交通網をつくりたいとしている。


 河内氏は、立候補を表明した当初は教育改革を打ち出した。しかし、「最大の争点はLRTしかない。目の前の現実問題として感じた」とし、「脱LRT宣言」を前面に掲げて支持を訴えている。ミニ集会や街頭で、「LRT整備にかかる400億円は、教育や子育て、高齢者福祉などのために使う」と主張。「まずは、町を活性化させたうえで、交通問題を考えるべきだ。優先順位が違う」としている。


 市の東西を結ぶ基幹交通と位置づけられているLRT。市の計画では、JR宇都宮駅を挟んだ東西約15キロの区間に路面電車を走らせる。総事業費は約380億円と試算され、市は、国の補助が受けられると説明している。


 2日午後7時からは、同市宿郷5丁目のベルヴィ宇都宮で、宇都宮青年会議所主催による公開討論会が予定されている。


 市長選の投開票は、知事選と同じ18日に実施される。

4511チバQ:2012/11/03(土) 21:41:02
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/2050
2012年4月27日 下野新聞 朝刊
「LRTには消極的」 関東自動車とみちのりHD

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/2112-2114
郷土再生 県都の交通
LRT導入滞る議論
LRT富山で成果
計画白紙堺市LRT

4512チバQ:2012/11/03(土) 22:05:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20121101-OYT8T01735.htm
[知事選]課題様々 解決求め

候補者の訴えに拍手を送る聴衆。それぞれの期待や注文を込める 知事選が1日告示され、3選を目指す現職の福田富一氏(59)と新人で前県議の野村節子氏(59)が、県内各地を巡る論戦の火ぶたを切った。有権者は今後4年間のかじ取り役に、県のブランド力向上や経済活性化、子育て支援や高齢者福祉の拡充など、様々な課題の解決を求めた。

◇知名度アップを

 「栃木県の良さをアピールできる人が条件」。那須烏山市で縫製業を営む大木悦子さん(61)は、本県の知名度アップを願った。民間企業の今年の調査では、本県の「魅力度」は全国44位。発信力の弱さが指摘された。

 魅力は観光客の入り込みにも直結する。宇都宮市の主婦高瀬昌代さん(49)は、「観光客を呼び戻す工夫に力を入れて」と話す。日光市の土産物店で働く鶴巻康文さん(35)はさらに踏み込み、「閉鎖された保養所を活用したりして、いかに集客を増やすか。そうしたことを考え、約束を守り、実行してくれる人が必要」とも注文をつけた。

◇雇用環境改善を

 宇都宮市の会社員高野知明さん(58)は「とにかく県内経済を元気にしてほしい」と要望し、「商店街はシャッター通りになって疲弊している。やる気のある事業者の支援など、知事にできることは少なくないはず」と訴えた。雇用創出を求める声もある。同市の無職小堀博さん(66)は、収入を年金に頼っているものの、働きたいのが本音。「定年を過ぎると働ける場所は少ない。高齢者の雇用環境の改善に力を入れてほしい」と話した。

 益子町の農業福原光雄さん(59)は、今年5月の竜巻でイチゴのハウスが被害を受け、JAの仲間と復興に取り組んでいる。「なるべく行政に頼りたくない」と気丈さを見せるが、「いざという時は、我々の自立を手助けしてほしい」とも思っている。農業は後継者不足も深刻で、「農家の跡取りは『先代の質を落とすまい』と苦労する。後継者の支援が必要」と指摘した。

◇育児を支援して

 「子育て支援をきちんとしてくれる知事を望む」と話すのは、小山市の黒沢幸子さん(38)。長男が中学に入学してから教育費がかさみ、パートの仕事を始めた。「公的な補助の拡大と育児の相談・交流の場がほしい」と話す。足利市の山口茜さん(27)は育児で勤務先を休職中だ。「子育てをしながら働く人はさらに増えていく。保育園整備に力を入れて」と、保育環境の改善を求めた。

◇冷めた見方も

 要望や期待の声があがる反面、冷ややかな見方も少なくない。74歳の母親と同居する栃木市の清掃業川江徹さん(40)は、高齢者福祉の拡充を期待して投票所に足を運ぶつもりだが、「知事が何かしてくれたという実感がない」とこぼす。鹿沼市の会社員小塚香子さん(28)も、「同世代の多くは東京に目が向いている」と県政が身近に感じられず、「選挙期間中だけでなく、日頃から若者にメッセージを送ってほしい」と不満を口にした。

(2012年11月2日 読売新聞)

4513チバQ:2012/11/03(土) 22:08:57
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211020020/
市議会で会派再編、総選挙にらんだ動きも/海老名
2012年11月2日

 海老名市議会で1日、会派再編が行われた。最大会派の海友会とニュー市政・みんなのクラブが解散、志政会と市政改革の会が誕生した。

 最大会派だった海友会(8人)は、メンバー6人で志政会を創設。別のメンバー1人とニュー市政・みんなのクラブ(3人)にいた2人で自民系の市政改革の会を創設した。

 海友会のメンバー6人で新たな会派を創設したことについて、新旧の会派で代表を務める市川敏彦氏は「会派創設から1年たって、新人議員も議会活動が分かってきた。個々の思いがあり、1年を契機に新たに志を同じくする同士で集まった」と説明。一部で市立門沢橋保育園の建て替え問題をめぐる混乱の影響を指摘する声もあるが、「それは関係ない」と否定した。

 市政改革の会は自民の甘利明衆院議員を応援するグループ。ニュー市政・みんなのクラブでは、みんなの党の議員と一緒だったため、近づく総選挙をにらみ「もし総選挙になったら同じ会派で違う候補者を応援していては市民の理解が得られない」と、同クラブの解散を決めたという。飯田英榮代表は「市長と是々非々であたる二元代表制の議会を目指すことと、甘利さんへの応援を強化したかった」と話している。

 今回の再編で、みんなの党の中込淳之介氏と自民系の山口良樹氏はともに無会派となる。

4514チバQ:2012/11/04(日) 10:15:54
2417 名前:チバQ 投稿日: 2012/11/04(日) 10:14:15
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121103/914332
投票率「もう一つの敵」 知事選、全国で下落相次ぐ 現職対共産で低迷傾向
(11月4日 朝刊)
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 18日投開票の知事選は、投票率の行方も大きな焦点だ。2012年に行われた6県の知事選では、4県で投票率が前回を下回った。今回の栃木県知事選は、過去にも投票率が低迷した「現職対共産党系新人」の構図で、低投票率の懸念はぬぐい切れない。過去ワースト2位の32・28%だった前回を念頭に、現職陣営は「もう一つの敵は投票率」を合言葉にし、新人陣営も前回以上の投票率を目指す。知事選経費の予算は約8億7千万円。有権者の投票行動にどう結び付けるかが問われる。

 政権選択を問う国政選挙と、生活に身近な市町村選挙との間で、「県民から遠い」といわれる知事選。今年行われた6県の知事選の投票率は30〜40%台にとどまっている。■「原発」以外ダウン

 前回を上回ったのは、原発再稼働が争点となった鹿児島県と、原発建設計画への対応が争点となった山口県だけ。熊本、富山両県では現職と共産系候補の一騎打ちの構図だった。

 本県の過去の知事選でも、「現職対共産系」で投票率が低下する傾向がある。この構図は過去8回あり、投票率がアップしたのは1967年の1回のみ。一方、3人以上が立候補した選挙は過去7回で、1回を除いて投票率を伸ばしている。

 今回の知事選では、政権与党の民主党と、「第三極」を掲げるみんなの党が独自候補擁立を見送った。再び力量差のある「現職対共産」の選挙戦となり、「選択肢が少ない」と嘆く有権者もいる。

 白鴎大法学部の市村充章教授(選挙・議会制度)は「知事に目立った失政がない限り、野党勢力が対立候補を出す構図になりづらい。有権者の選択肢が奪われ投票率が下がる傾向になる」と分析する。

4515ざる進二:2012/11/04(日) 22:37:12
>>4509
大所帯で喫煙者が多いという言い訳はまかり通らない。そういうスペースはまず撤去すべきだ。

4516チバQ:2012/11/04(日) 23:28:14
>>4458
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20121104ddlk11010125000c.html
自民県連:斉藤県議を全役職停止処分 /埼玉
毎日新聞 2012年11月04日 地方版

 自民党県連は3日、10月21日投開票の入間市長選で当選した自民推薦、田中龍夫市長の対立候補陣営で選挙対策本部長を務めたとして、斉藤正明県議=西2区(同市)=を無期限の全役職停止処分とした。同日の役員会で決定した。

 市長選には、元県議=西2区=の田中氏と、斉藤氏が選対本部長を務めて民主党も実質的に支援していた前副市長、吉田竹雄氏ら新人計3人が立候補していた。

 役員会では除名処分を求める声も上がったが、長沼威県連幹事長は「首長選での除名は前例がなく、次期衆院選など総合的に判断した」としている。斉藤氏が現在務める県議団政調会長や県連政調会長代行など、全ての役職を停止する。【西田真季子】

4517チバQ:2012/11/05(月) 22:47:38
>>4507
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20121104-OYT8T00977.htm
守谷市長選告示、現新一騎打ち

 守谷市長選が4日、告示され、新人で前県議の梶岡博樹氏(35)(無所属=みんな推薦)と、現職で4選を目指す会田真一氏(61)(無所属)が立候補を届け出た。市政の刷新か継続かを巡る現新の一騎打ちとなった。

 梶岡氏は午後3時、同市松ヶ丘のホームセンター前で第一声を上げ、「無投票を避けるために立候補した。多選によるしがらみを一掃する」と市政刷新を訴えた。みんなの党の渡辺喜美代表もマイクを握り、「立候補の決断を心から応援する」と力強く語った。

 会田氏は午前10時、同市本町の選挙事務所隣接地で出陣式。協働のまちづくりや生活基盤整備の実績を強調し、「何十年もかかって今の守谷がある」と、多選批判をかわした。国会議員や近隣市町の首長ら二十数人が駆けつけ、橋本知事のメッセージも披露された。

 市議補選(欠員1)も4日告示され、いずれも無所属の元議員2人と新人3人の計5人が立候補した。

 市長選、市議補選とも、11日午前7時から午後8時まで市内20か所で投票が行われ、即日開票される。

 3日現在の有権者は4万9971人。

◇現職多選阻止へ立候補・・・梶岡博樹候補

 「国政を目指していたが、『現職が当選したら(町長時代からの)6期24年は長すぎる』という市民の声に押され、告示直前に立候補を決断した。しがらみを一掃して税の無駄遣いを廃止し、市民税を5%カットして子育てしやすい守谷にする。いじめ防止条例の制定など思いやりとぬくもりのある教育に取り組み、地域力を向上させる。県議2期の実績と若さで改革を進め、守谷駅前には商業施設を作って若者が集まるようにする」

◇「市民手作りのまち」実現・・・会田真一候補

 「20年前の町長選で『協働』を掲げたが、本当に市民手作りのまちになったと感じている。市制10周年の式典は市民が取り仕切り、守谷駅前の開発も市民の力で出来た。全国でも珍しい地域担当職員制度も、職員は当然と受け止めてくれた。来期は、市民と一緒に作った地域ごとの福祉計画を実行する。小中高一貫校の誘致を実現し、連携教育を進めたい。不妊治療の助成もする。4年前の公約はほぼ達成した。今回も必ず実行する」

(2012年11月5日 読売新聞)

4518チバQ:2012/11/06(火) 22:40:49
http://news24.jp/nnn/news8882322.html
旅費返還訴訟 県議「観光旅行でない」
(山梨県)「県議の視察研修は観光旅行と変わらない」として市民グループが県に費用の返還を求めた裁判で県議が法廷に立った。証人として出廷した県議3人は「見識を広げるための有意義な視察だった」などと説明し観光旅行ではなかったことを強調した。裁判は2009年と10年に県議11人がアメリカなどを訪れた4件の研修について市民グループが「観光旅行にすぎない」として旅費など850万円の返還を県に求めているもの。6日の証人尋問には山下政樹・堀内富久・望月勝県議の3人が出廷し原告、被告の双方が視察目的などを質問した。質問では市民グループ側が「ワイナリーや観光地を訪れたのは観光旅行ではないか」などと尋ねた。これに対し県議らは「県産ワインの販路拡大や富士山の世界遺産登録に向けた視察だった」などと説明し観光旅行ではないことを強調した。ただ証人尋問では視察した場所や内容の一部について、一部県議が「覚えていない」などと答える場面が多くみられた。これに対し市民グループは「県民の税金を目的意識を持たずに使っていることが明らかになった」と指摘している。次の弁論は1月22日に開かれる。
[ 11/6 19:20 山梨放送]

4519チバQ:2012/11/06(火) 22:56:42
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121106ddlk08010147000c.html
かすみがうら市議会:市長ら三役の減給案を可決 /茨城
毎日新聞 2012年11月06日 地方版

 かすみがうら市議会は5日、臨時会を開き、市職員の度重なる不祥事の監督責任として、現在50%減の宮嶋光昭市長の給料を現在より月20%減、石川真澄副市長と菅沢庄治教育長の給料を同10%減とする条例案を原案通り可決した。3人とも今年12月の給料1カ月分のみに適用される。

 一方、市の千代田庁舎耐震補強工事委託料と工事請負費計約4億9365万円とメガソーラー事業を実施する株式会社への市出資金100万円が盛り込まれた一般会計補正予算案が提出されたが、メガソーラー事業分は修正削除され、耐震補強工事委託料と工事請負費分だけが可決された。【福沢光一】

4520チバQ:2012/11/06(火) 22:59:03
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121106ddlk08010147000c.html
かすみがうら市議会:市長ら三役の減給案を可決 /茨城
毎日新聞 2012年11月06日 地方版

 かすみがうら市議会は5日、臨時会を開き、市職員の度重なる不祥事の監督責任として、現在50%減の宮嶋光昭市長の給料を現在より月20%減、石川真澄副市長と菅沢庄治教育長の給料を同10%減とする条例案を原案通り可決した。3人とも今年12月の給料1カ月分のみに適用される。

 一方、市の千代田庁舎耐震補強工事委託料と工事請負費計約4億9365万円とメガソーラー事業を実施する株式会社への市出資金100万円が盛り込まれた一般会計補正予算案が提出されたが、メガソーラー事業分は修正削除され、耐震補強工事委託料と工事請負費分だけが可決された。【福沢光一】

4521チバQ:2012/11/06(火) 23:00:15
>>3959
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121103-00000072-mailo-l12
銚子市立病院:事業の補正予算案否決で、再生機構が抗議声明 /千葉
毎日新聞 11月3日(土)12時20分配信

 銚子市立病院の赤字補填(ほてん)を盛り込んだ市の病院事業会計補正予算案が2度にわたり否決され、市と議会が対立している問題で、経営する同病院再生機構が2日記者会見し「病院再生に努め、無駄遣いもない。政争の材料にするのはやめてほしい」などと異例の声明を出し、市に善処を求めた。
 記者会見した同機構理事長でもある白浜龍興院長(72)らによると、声明は資金ショートの危機も迫る中で「経営が不透明」と主張する議会側への“怒りの抗議”。白浜氏は「5年間は赤字を補填する約束。サービス向上に専念してきたが、もうやめていいのか市民に問いたい。医師も集まらず去るばかりだ」と語気を強めた。
 また、白浜氏らは公表した市民向けの文書で「赤字は常勤医師や手術・患者数を増やすための過渡期のもの」と分析。「市民の健康を守り、地域医療を強固にするとの志で闘う」とし、議会との公開討論や市民の意見募集も行う考えを示した。
 市は週明けにも、3億1268万円を補填する補正予算案について「義務的経費にあたり、地方自治法に基づき原案通り執行可能」として、議会の同意のないまま執行する方針。【武田良敬】
11月3日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000045-mailo-l12
銚子市立病院:赤字補填問題 市長「予算を執行」 議会否決、経営側の抗議受け /千葉
毎日新聞 11月6日(火)11時53分配信

 銚子市立病院の赤字を補填(ほてん)する市の病院事業会計補正予算案が市議会で否決された問題で、野平匡邦市長は5日、議会の同意のないまま予算を執行すると発表した。野平市長によると、地方自治法に基づいた措置で、経営する同病院再生機構による市議会への抗議声明を受けたもの。野平市長は記者会見で「病院の資金繰りに間に合わせた。(同機構など病院側が抗議声明の形で)意思表示し、良かった」と述べた。
 今回の措置は、地方自治法の「地方自治体の義務に属する経費は、議会で否決されても首長が支出できる」という規定によるもの。赤字補填が「義務的経費」に当たるかについて、野平市長は「14年度まで実行すると約束し議会の賛成も得ており、市の義務にあたる」と説明した。
 同問題をめぐっては、同機構理事長を兼ねる白浜龍興院長らが2日「病院再生に努め、無駄遣いもない。政争の材料にしないでほしい」と抗議声明を発表。市民に支援を求める文書3万部を配布する事態となっている。【武田良敬】
11月6日朝刊

4522チバQ:2012/11/06(火) 23:05:32
>>3938
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121106/CK2012110602000138.html
水戸市役所本庁舎 現在地で建て替え
2012年11月6日

震災による損傷で使えなくなっている市役所本庁舎


 東日本大震災による被災で使えなくなっている水戸市役所の本庁舎について、同市の高橋靖市長は五日、市議会の特別委員会に出席し、本庁舎を取り壊して現在地に新たな庁舎を建てる方針を表明した。市議会側も同調していることから、実質的に現在地での建て替えが決まった。市は関連予算を早ければ十二月補正予算案に計上し、二〇一七年度中に完成させたいとしている。 (永山陽平)

 高橋市長は現在地での建て替えに決めた理由について「新たな用地取得費用が生じず、財政負担の軽減につながる。(国から補助金が出ない)改修に比べて費用のバランスに優れており、バスなどでのアクセスもいい」と説明した。

 現在地での建て替え、移転しての建て替え、現庁舎の改修の三案から年度内に決めるとしていた方針を前倒しで公にしたのは「不便な状態を早く解消してほしいという声が市民から多く聞かれたから」と述べた。

 市によると、整備費用は約百三十億円。そのうち国の震災復興特別交付税で約八十三億円を工面する。元利償還金の七割が普通交付税で戻る合併特例債も活用することで、市の実質負担額は約二十億円となる見通し。

 新庁舎の延べ床面積は「手狭だった」(市幹部)という現庁舎の二・六倍となる約三万二千七百平方メートルを予定。別棟だった水道部と消防本部も同居する。一方で、県三の丸庁舎の敷地内に建てたプレハブの臨時庁舎で業務する市民課や収税課などは新庁舎に移さず、県三の丸庁舎の一部を間借りして入居させる方向で県と協議している。窓口機能を分離する理由について、高橋市長は「中心市街地に近い県三の丸庁舎に市民が多く訪れれば、街の活性化につながるから」と語った。

 市では新庁舎の機能性を話し合っている市民検討委員会の報告書(今月十六日に提出予定)を踏まえて設計に入る。

4523今だけ:2012/11/07(水) 07:59:50
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4524チバQ:2012/11/07(水) 21:20:27
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001211070003
前橋市長会見、異論も
2012年11月07日

 前橋市が6日から、山本龍市長の定例記者会見を、インターネットの動画配信サイト「ユーストリーム」で生中継するようになった。「情報公開100%で包み隠さずやりたい」と強調する市長肝いりの試みだ。ただ、引き換えに文字による会見録をホームページに掲載しないと決めたことに、異論が出ている。


 同市はこの日午前の記者会見からユーストリームでの生中継を始めた。動画は会見終了後も、いつでも視聴できる。同日午後7時までに視聴回数は150回を超えた。山本市長は「インタラクティブ(双方向的)な関係ができれば」と話す。


 市長会見はこれまで、市政発信課が、市長や担当部長と記者との問答を文字起こしし、市のホームページに掲載していた。しかし、掲載までの確認作業に10日以上かかり、市職員の負担にもなっていた。今後は、職員の労力軽減のためにも、文字起こしはせず、動画を会見録として残すことになった。


 この対応に異議を唱えるのは、市民オンブズマン群馬の鈴木庸事務局長。「IT弱者や聴覚障害者は困るはずだ。一番市政に関心のある高齢者を遠ざけてしまうのでは」と懸念する。


 県聴覚障害者連盟の飯島豊理事長は以前、市の広報番組に字幕も手話通訳もないため理解できず、市に要望したという。「首相、官房長官の会見も手話がつく。せめて会見録を載せるべきで、できないというのはおかしい」と訴える。


 こうした意見に対し、市政発信課の中島和美課長は「従来の一言一句は難しいかもしれないが、今後、概要版の掲載を考えたい」と話した。(牛尾梓)

4525チバQ:2012/11/07(水) 21:21:35
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001211070002
『出直しW選 西桂町』新顔9人説明会出席
2012年11月07日


選挙管理委員会の説明を聞く立候補予定者ら=西桂町役場

   ■融和・改革に意欲


 西桂町でリコールされた町長、町議会の同日選挙を前に6日、立候補予定者説明会が町役場で開かれた。町議選は、代理人を含む出席者のうち、新顔が前職を上回り、「派閥解消」や「改革」をめざす声が相次いだ。一方、町長選は、町内2派による統一候補の擁立協議が続いている。


   ◇町長候補 数人に絞る


 同日選は20日告示で、25日に投開票される。町議会(定数10)は前町長名のウナギ贈答問題を長期間追及したことを批判され、10月の住民投票で解散になった。説明会出席者17人のうち、新顔は9人。前議員は8人だったが、少なくとも2人は後継者に譲る意向。前議員は全員が60歳以上だが、新顔は40代や50代の出席者もいた。


 立候補見送りに含みを持たせている前職もおり、議会の顔ぶれが大きく変わる可能性がある。


 会社経営柏木正氏(53)は「議会の融和を第一とし、自分の意見を述べられる議会にしたい」。織物業井上秀樹氏(52)も「派閥を解消したい。町民が意見を出し合える風通しの良い議会にしたい」と述べた。


 改革への意欲も強い。会社役員小山正則氏(60)は「町の将来のために、財政面などで改革をしたい」。会社経営小林剛氏(47)は「町民も参加できる議会に改革したい。夜間に開会すれば、仕事を持つ町民も傍聴できる。定数削減も考えたい」と話した。


 前議員も町民との関係を再考している。ウナギ問題の調査特別委員会で委員長だった滝口新一朗氏(70)は「町民はこれまで議会を知ろうという姿勢がなかったし、議会も町民に議会の役割を知らしめる努力をしていなかったかなと思う」と述べ、選挙戦で議会活動への理解を広げる考えだ。


 前職の渡辺隆氏(63)は「ウナギの贈答は道義的に悪いから町長を辞めなさいと言った。監査委員として町職員に問題も指摘した。二元代表制の議員としてやるべきことをやったが、理解されなかった」と振り返り、後継者が決まったら支援する考えだ。


 議会解散を主導した「西桂維新の会」は新田善久会長(62)ら3人が立候補の準備を進める。新田会長は新顔の立候補予定者が9人いることについて、「これまでの議会のあり方に疑問を持ち、新しい風を吹かせる人たちが立ち上がったと思う」と話した。


 一方、ウナギ問題などで対立してきた町内2派による町長選の「選考委員会」は、双方から候補名を提示し、60代の元自治体職員ら数人に絞り込んだ。近日中に統一候補を擁立する方針だ。(村野英一、菊地雅敏)

4526チバQ:2012/11/07(水) 21:33:07
>>4518
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121107-00000165-mailo-l19
旅費返還訴訟:3県議の証人尋問 疑念抱くやり取り /山梨
毎日新聞 11月7日(水)15時23分配信

 世界文化遺産見学などを目的に県議11人が公費で行った海外視察などは「個人旅行」と同じだとして、県市民オンブズマン連絡会議が旅費返還を求めた訴訟の第11回口頭弁論が6日、甲府地裁(林正宏裁判長)であり、県議3人の証人尋問があった。県議側は視察を「見識を高めるため」と主張する一方、視察場所や内容を「覚えていない」「分からない」などと発言。法廷では旅行目的に疑念を抱かせるやり取りが続いた。
 出廷した堀内富久県議(自民党・県民クラブ)は10年4月に世界文化遺産登録の経緯を学ぶとしてエジプトなどを訪問。堀内氏は「環境に興味があり、ピラミッドの周りの汚れている川などを見て富士山の環境保護へ参考になった」と陳述。原告側弁護士が視察の報告書に環境問題の記述がないことを指摘すると「よく分からない」と述べた。
 また、10年1月に米国のメトロポリタン美術館などを訪問した山下政樹県議(創明会)に対し、原告側が美術館視察がどう政策に生かされたかただすと、山下氏は「具体的にはこれから」とした。
 他に望月勝県議(自民党・県民クラブ)の尋問も行われた。
 同連絡会議の山本大志代表委員は「『覚えていない』では話にならない。海外訪問から何のアイデアも生まれておらず、県政に生かす態度も見られなかった」と批判した。【片平知宏】
11月7日朝刊

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121107-OYT1T00604.htm?from=ylist
ホワイトハウス外から見学の県議「見識広めた」

 山梨県議が公費で行った国内外の視察を巡り、「私的旅行と差異はない」として、県市民オンブズマン連絡会議のメンバーらが横内知事を相手取り、県議と元県議に対して旅費など計850万円の返還請求をするよう求めた住民訴訟の口頭弁論が6日、甲府地裁(林正宏裁判長)であった。


 視察に参加した県議3人は証人尋問で「観光ではなく、県議として見識を高める目的があった」などと、原告の主張を否定した。

 証人として出廷したのは、山下政樹、堀内富久、望月勝各県議。2010年1月、米国を視察した山下県議は原告側弁護人から「ホワイトハウスを外側から見ただけで、県政の役に立っているのか」と問われ、「自分なりに政治に向かっていこうという思いを抱いた。見聞、見識を広められた」と証言。09年7月に韓国、同12月に屋久島を視察した望月県議は、韓国で観光地ばかり訪れたことを指摘され、「県議としての見識を高めるという目的を持って視察した」と証言した。

 原告の一人で、県市民オンブズマン連絡会議の山本大志代表委員は閉廷後に記者会見し、「視察の成果を県政に結びつけることが大事なのに、何一つ結びついていない」と批判した。

(2012年11月7日17時55分 読売新聞)

4527チバQ:2012/11/08(木) 23:47:43
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121108/tcg12110802080001-n1.htm
県議補選2選挙区で自民VSみんなの構図 あす告示 栃木
2012.11.8 02:08
 小山市・野木町と那須塩原市・那須町の2選挙区の県議補選が9日告示される。投開票は知事選と同日の18日。両選挙区とも自民、みんな両党が擁立、支援する新人が対決する構図となりそうだ。

 小山市・野木町選挙区(欠員1)は、自民新人の元小山市議、五十畑一幸氏(38)とみんな新人、元大学院教授、小野塚久枝氏(69)が立候補を表明している。

 五十畑氏は参院議員秘書を経て平成19年から小山市議。2期目途中で市議を辞任しての出馬となる。小野塚氏は過去2回、小山市長選に出馬。7月の同市長選ではたちあがれ日本の推薦を受け、みんなの党は別の候補(落選)を支援した。

 那須塩原市・那須町選挙区(同1)は、いずれも無所属新人で、元那須塩原市議、関谷暢之氏(50)=自民・公明推薦=と旧西那須野町長で同市議、平山武氏(64)が立候補を表明している。

 両氏は、みんなの党の渡辺喜美代表を支持してきたが、関谷氏は1月の那須塩原市長選の対応をめぐり確執が生じ、渡辺氏の下を離れた。このため関谷氏は元自民県議から出馬要請を受け、市長選で敗れた前副市長らが支援する。平山氏は県議から転じた阿久津憲二市長の後継として出馬を要請され、阿久津市長派の支援を受ける。

4528チバQ:2012/11/09(金) 22:27:56
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12001101211090001
知事 進退表明いつ?他候補の「出方待ち」
2012年11月09日

 来春の知事選が近づくなか、現職の森田健作知事(62)が進退についてなかなか態度を表明しない。むしろ、既成政党や第三極の動きを見定めるかのように先延ばししている。県議会の自民党は出馬すれば森田氏を支持する見通しだが、民主党は対応が決まらない。


 「自分が出ようとするならば、どういうことができるのかできないのかを含めて、しっかり考えながら結論を出したい。今流で言えば、近いうちに」


 10月25日の定例会見。森田健作知事は、2期目を目指すかどうかの態度を来年以降に持ち越す考えを改めて示した。野田佳彦首相の解散・総選挙をめぐる発言を念頭に冗談まで飛び出し、余裕すら漂う。


 4月の時点では「(10月21日の)アクアラインマラソンが終わってから考えたい」と語り、年内表明の可能性をにおわせていた。しかし、大会4日後の会見に続いて今月2日に開いた自著の出版記念パーティーでも出馬には触れなかった。今や「選挙直前まで引っ張るのでは」(地元財界人)という臆測まで出始めた。


 他の候補者の「出方待ち」という状況を作りだしたのは、広く県民に注目される有力な対抗馬が現れていないからだ。


 選挙まで半年を切るなか、出馬表明したのは、共産党県委員会などによる「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」が担ぐ教育行政学者の三輪定宣(み・わ・さだ・のぶ)氏(75)だけ。国政選挙や都知事選の行方をみてから判断できる現職有利の展開だ。


 前回の知事選では、一枚岩になれなかった自民党。自民県議らは、森田氏を含む新顔3人にそれぞれ分裂して争った。だが、森田氏に対抗した石井準一参院議員のグループは今春早々に、現職支持で合意した。「前回のしこりはない」(石井氏)と歩み寄っただけに、次の知事選では自民党県議はほぼまとまる見通しで、現職の出馬表明を待っている状態だ。


 国政選挙で自民と協力関係にある公明党は、森田氏の態度表明をみてから対応すると静観を決め込んだ。


 一方、政権与党の民主党の動きは鈍い。前回は堂本暁子前知事が事実上の後継とした新顔を推薦し、森田氏と対決した。今回の知事選では独自候補の擁立も含めてどこまで踏み込めるのか対応が注目される。ただ、森田県政の3年半について検証した県議からは「一定の評価を与えざるを得ない」という声も出ており、態度は煮え切らない。


 千葉市内を訪れた安住淳・同党幹事長代行は8日、知事選の対応について「県連としてどうしていくか聞かせていただく。それは年明け以降だ」と語った。民主県連の選挙対策委員会の日程もこれからで、答えは先延ばしになりそうだ。

4529チバQ:2012/11/10(土) 08:58:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20121109-OYT8T01763.htm
県議補選「自民VSみんな」

 県議補選が9日、告示され、那須塩原市・那須町選挙区(欠員1)には、前同市議の関谷暢之氏(50)(無所属=自民、公明推薦)と、みんなの党が支援する前同市議の平山武氏(64)(無所属)が立候補を届け出た。小山市・野木町選挙区(欠員1)には、自民党公認で前同市議の五十畑一幸氏(38)と、みんなの党公認で社団法人代表理事の小野塚久枝氏(69)が立候補。両選挙区とも、自民とみんなが次期衆院選をにらんで対決する構図となった。投開票は知事選と同じ18日。

◇関谷氏「未来を創る」 平山氏「公認級」支援

 関谷氏は午前10時、那須塩原市五軒町の選挙事務所前で出陣式を行い、「地域力を高めて、栃木の未来を創っていきたい」と訴えた。

 上野通子参院議員や自民、公明両党の県議12人が出席。知事選を戦う福田富一氏の妻喜江子さんも壇上に立った。次期衆院選もにらみ、「この地域は1人の国会議員のためにあるのではない」と、みんなの党の渡辺喜美代表を暗に批判する応援演説もあった。

 平山氏も午前10時、同市末広町に構えた選挙事務所近くで出陣式に臨み、「除染対策をさらに進め、産業振興にも全力を挙げる」と第一声を上げた。大票田での支持獲得を重視し、有権者の多い旧黒磯市中心部を選挙戦初日の舞台に選んだ。

 出陣式には、阿久津憲二市長やみんなの渡辺代表のほか、同党系の県議や同市議、那須町議もそろって出席。同党は公認候補並みの支援態勢を見せつけた。

◇五十畑氏「自民躍動」 小野塚氏第3極強調

 五十畑氏は午前10時、小山市乙女の選挙事務所で「自民党の信頼回復、躍動のために負けるわけにいかない」と第一声を上げた。出陣式には、同党の佐藤勉衆院議員、自民、公明両党の県議らに加え、知事選を戦う福田氏も駆けつけた。

 佐藤氏は次期衆院選で4区から出馬予定。「(五十畑氏と福田氏を)一緒に当選させ、私の選挙も頑張らねばならない」などと訴えた。

 小野塚氏は正午、JR小山駅東口で第一声。「元祖第3極で、栃木県生まれのみんなの党を支えよう」と支持を求めた。同党の渡辺代表のほか、山内康一国対委員長、同党県議らが駆けつけ、小野塚氏とがっちり握手して結束をアピールした。

 渡辺代表は次期衆院選の前哨戦との位置づけを強調し、「自民を選ぶか、みんなを選ぶかが総選挙につながる」と声を張り上げた。

(2012年11月10日 読売新聞)

4530チバQ:2012/11/10(土) 09:04:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121110/CK2012111002000121.html
現新一騎打ちか 白岡 初の市長選あす告示
2012年11月10日

 町から市制に移行後、初となる白岡市長選は十一日告示される。いずれも無所属で再選を目指す現職の小島卓(すぐる)氏(73)=自民推薦=と新人で元白岡町議の岡安良(まこと)氏(61)が立候補を表明しており、両氏の一騎打ちになりそうだ。

 小島氏は市制施行の実現や、地方債残高削減などの行財政改革に取り組んだ実績を強調。図書館機能を持つ生涯学習拠点の建設やJR白岡駅西口周辺整備、弱者に優しい地域公共交通の実現などを重点施策に掲げる。

 岡安氏は「リーダー不在で市政が停滞している」と批判。自身のリーダーシップをアピールし、「チェンジ白岡」と訴える。図書館と生涯学習の複合施設や、駅前への子育て支援施設の整備などを公約に挙げる。

 衆院の年内解散の観測も流れる中、両氏がこれまでに開いた集会には国会議員の姿も。小島氏の講演会には麻生太郎元首相(元自民党総裁)が応援に入り、岡安氏の集会には県選出で民主党の大野元裕参院議員らが出席した。

 同時に行われる市議補選(被選挙数一)には三人が立候補の準備を進めている。有権者数は四万一千四百七十六人(九月二日現在)。 (石井宏昌)

4531チバQ:2012/11/10(土) 11:16:15
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211100005
2選挙区に新顔4人 県議補選もスタート
2012年11月10日

 議会議員の補欠選挙が9日、2選挙区(いずれも被選挙数1)で告示された。那須塩原市・那須町選挙区には、元那須塩原市議会副議長の関谷暢之氏(50)=自民、公明推薦=と、元同市議の平山武氏(64)の無所属新顔の2人が立候補。小山市・野木町選挙区には、元小山市議の五十畑一幸氏(38)=自民=と、元大学院教授の小野塚久枝氏(69)=みんな=の新顔2人が立候補した。知事選、宇都宮市長選と同じ18日に投開票される。


■那須塩原市・那須町
 関谷氏は、那須塩原市五軒町の事務所前で第一声をあげた。支持者ら約300人のほか、自民党と公明党から多くの議員や関係者が集まり、那須町の高久勝町長も応援に駆けつけた。自民党県連の石坂真一幹事長は「この地域の将来だけでなく、県の発展にも大切な選挙だ」と支持を求めた。


 関谷氏は旧西那須野町議や那須塩原市議、同市議会副議長を歴任。この日は公約として、子どもの教育や原発事故対策の充実、酪農業を守ることを訴え、「みなさんの手足としてこの地域のためにはたらく」と声を張り上げた。


 平山氏は那須塩原市末広町の事務所近くで第一声。みんなの党の渡辺喜美代表の父、美智雄氏(故人)の教えを受けてきたと強調し、放射能対策、キャンプ那須構想の実現など公約を挙げ、「しっかりとした地域をつくるために県とのパイプ役になる」と訴えた。


 応援の渡辺氏も「案外、(衆院)解散は早いのかも知れません。県議補選は私にとっても命がけの選挙」と、自身への支持も呼びかけた。同市の阿久津憲二市長や同党系の県議、市議らが並んで、今年1月の市長選を再現するような態勢で臨む出陣式となった。


■小山市・野木町
 五十畑氏は、午前10時からJR間々田駅近くの選挙事務所で出陣式。約200人を前に「負けるわけにはいかない」と第一声をあげた。小山市の市民病院の移転新築、農業の振興などを挙げ「私にやらせていただきたい。福田富一知事選候補と一緒に支持をお願いする」と訴えた。


 福田氏も「観光や農業を全国発信していく。五十畑氏とともに当選させてもらいたい」と相乗りを強調した。衆院栃木4区が地元の佐藤勉議員は演説で「年内にも総選挙がありそうで、この流れを大事に私の選挙も頑張る」とも話した。


 小野塚氏は正午からJR小山駅東口で出陣式を開き、「郷土に恩返ししたい。経済活性化は、専門家の私にまかせてほしい」と訴えた。政策では「第三極の元祖みんなの党と考えが一致した」とし、同党が掲げる「増税の前にやるべきことがある」や、持論のスリムな政府を強調した。


 応援の渡辺喜美代表は「みんなの党の議席が二つなくなった穴埋めの選挙。私にとっても負けられない」とし、「自民を選ぶか第三極か。総選挙の前哨戦だ」と訴えた。衆院栃木4区に擁立予定の藤岡隆雄氏が進行役をした。

4532名無しさん:2012/11/10(土) 13:24:15
>>4529
ミンス不戦敗w

4533チバQ:2012/11/11(日) 17:22:23
>>4510-4511
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211050005
宮っこの選択・宇都宮市長選/(上)
2012年11月06日
JR宇都宮駅西口のバスターミナル。西に延びる大通りには1日約2千往復の路線バスが走る

 【田中正一】宇都宮市内で8月に開かれた「交通まちづくり市民フォーラム」。基調講演で京都大大学院の藤井聡教授は約400人の市民を前に「LRT(次世代型路面電車システム)への投資で、企業立地や人口の集中により税収も増える。渋滞も減って車を使う人にも便利になり、街に利益をもたらす」と意義を強調した。


 パネリストとして参加した佐藤栄一市長は「身の丈に合った事業。企業で言えば設備投資だ」と続いた。
    ◇
 先進地の富山市などのように鉄道の廃線や既設の路線を使った例ではないだけに、宇都宮市の取り組みは国も注目する。


 市が思い描くのは、LRTと既存の鉄道、路線バスという「幹線」に、さらにきめ細かな「地域内交通」が結びつく街の姿だ。


 市北部の国本地域では、公共の「地域内交通」となる「くにもとふれあい号」が10月から本格運行を始めた。運行はタクシー会社に委託し、利用者は乗り合いで地域内の目的地に行ける。料金は1回300円。自治会役員らでつくる国本地域内交通推進協議会が運営する。


 試験期間だった昨年10月からの1年間で利用者は延べ約3500人。同協議会長職務代理の池田裕文さんは「お年寄りを中心に徐々に利用者は増えている。運行を継続するためにも、PRなどに力を入れたい」。


 こうした「地域内交通」は現在、試験運行を含め7地区で導入。2年後には14地区に広げる予定だ。佐藤市長は「公共交通は今や行政の役割で、福祉の一部」と強調する。
    ◇
 しかし、LRT導入には市民の合意が必要だ。市は昨年から市民説明会を開いてきたが、試算で約380億円の大規模事業であることや、導入後も採算が取れず公金を投入することになるのではないか、など反対意見は根強い。


 バス事業者との調整も不可欠だ。LRTはJR宇都宮駅から西に延びる大通りのバス路線と競合する。


 県内最大手の関東自動車はこれまで難色を示していたが、4月に交通事業経営支援会社「みちのりホールディングス」(HD、本社・東京)の100%グループ会社になった。みちのりHDの傘下には、福島交通と茨城交通、岩手県北バスがあり、各社の経営基盤を強化しながら、広域連携を進める。関東自動車の会長に就任したみちのりHDの松本順社長は、朝日新聞の取材に「市が公共交通の総合的な街づくりを進めていることでは賛同できる。市と県の公共交通ネットワーク構築のブレーンとして、一緒に考えていきたい」と話す。


 海外のLRTの事情に詳しい宇都宮大大学院の森本章倫教授は、英国でバス会社と競合したまま開業したLRTが破綻(は・たん)した例を挙げながらこう語る。「公共交通は、道路や橋と同じ社会インフラシステムのひとつ。バス事業者と協議し、市の公共交通全体をどう充実させていくか。市民に情報公開しながら考えることが大事だ」
    ◇
 11日に告示される宇都宮市長選。高齢化社会が進み、財源もやせ細るなか、都市間競争で生き残れるのか。まちのこれからを検証する。

4534チバQ:2012/11/11(日) 17:23:10
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211070004
再開発ビルでにぎわい創出を模索
2012年11月07日

 「子どもの頃の光景を見ているようです」。10月27日午後3時過ぎのオリオン通り。市民グループ「宇都宮街づくり大学」代表の根本泰昌さん(36)は、通りを埋める人出に喜んだ。


 同大学が主催した、生産者と消費者が対話しながら野菜や果実などを販売するイベント。行列ができる生産者のブースもあった。「中心街は市の顔。仲間と一緒に元気にしていきたい」という。
    ◇
 そのオリオン通りのすぐ北側、宇都宮二荒山神社周辺では市街地再開発事業が進む。1997年に宇都宮パルコができ、2007年にはうつのみや表参道スクエアが誕生。一昨年は24階建てのタワーマンションが完成した。


 さらに周辺3地区でも事業が検討されている。そのひとつ、宇都宮パルコの東側にある「大手地区」では、広さ0・4ヘクタールの地区に25階程度の再開発ビルの計画が進む。シニア向けの設計にした住居も備えたマンションに、クリニックや店舗が入る予定だ。地権者らでつくる再開発準備組合の和気幸雄理事長は「当初の計画より縮小されたが、人が住めばにぎわい、商業施設も集まる」と話す。


 タワーマンションもすでに165戸がすべて完売。「まちなか居住」でのにぎわい創出に期待がかかる。
    ◇
 一方で、苦戦しているのが、うつのみや表参道スクエアだ。市の出張所や事業所などが入居する。総事業費約66億円のうち、県と市がそれぞれ6億円の補助金を出したが、オープン当初から空きスペースができたままでのスタートとなった。フィットネスクラブが撤退した4階部分はいまも空いたままだ。


 再開発の調整を担当する市の市街地調整課再開発室は「持ち主と情報交換はしているが、補助金を出したからといって行政が介入するのは難しい」と明かす。


 同神社周辺の一画にあり、MEGAドン・キホーテなどが入居するビルでは、建物を建て直し、マンションと、県立図書館の分室的な機能を整備した再開発ビルにする計画も浮上したが、県は財政難などを理由に難色を示し、先行きは不透明だ。


 バンバ地区再開発準備組合の斎藤高蔵理事長は「食料品店のほか、医療機関やマンションなどがあり、周辺の店舗にもいい影響を与えるような事業計画を中心市街地につくるよう努力している」と話す。


 多くの地方都市で街の空洞化が指摘されるなか、イベントには多くの人が市中心街に足を運ぶ宇都宮。魅力ある再開発に向けて、官民の模索が続いている。

4535チバQ:2012/11/11(日) 17:23:41
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211090003
宇都宮市長選/「都市ブランド」工夫
2012年11月09日


宇都宮といえばギョーザ。今年の餃子祭りも会場は人で埋まった=3日、宇都宮城址公園

【田中正一】今月3、4の両日、宇都宮城址(じょうし)公園で開かれた「餃子(ギョーザ)祭り」。年に1度のファン感謝デーとして、市内の専門店が集まり、1皿(4個入り)を100円の低価格で振る舞う。毎年10万人以上が訪れる人気のイベントだ。会場を埋めるにぎわいぶりに宇都宮餃子会の平塚康・専務理事(60)は「『宇都宮イコールギョーザ』。このブランド力を大事にし、さらに魅力をアップさせたい」と熱を込める。


    ◇


 「宇都宮といえば○○」と、多くの人が思い描き、「行ってみたい」「住んでみたい」と思わせるのが都市のブランド力だ。いまのところギョーザはその筆頭だが、市はさらなる魅力づくりに知恵を絞る。


 3年前、市は「宇都宮ブランド戦略指針」を作成。市民も議論に加わりながら「住めば愉快だ宇都宮」のロゴを打ち出した。


 市役所内には都市ブランド戦略室を設置。街の魅力を発信するため、市出身や在住のスポーツ選手など著名人を「愉快市民」に認定したり、ゆるキャラ「ミヤリー」でPR活動をしたりするなど話題づくりを続けている。年間のプロモーション費は約3500万円。市の担当者は「交流人口を増やし、気に入って住んでもらう。企業誘致にもつなげたい」と意気込む。


 市観光交流課は、日光など県内の観光地への移動拠点を宇都宮にするという戦略を立てる。今年、JTBパブリッシングに委託し、「るるぶ特別編集 宇都宮」を初めて発行した。自治体の「るるぶ特別編集」としては最も多いページ数となる52ページ。ギョーザや観光スポットなど市のすべてを一冊に集約し、10万部作製した。首都圏のJTB支店のほか、日光や鬼怒川など県内の宿泊施設で無料配布している。


    ◇


 都市ブランド戦略を必要とする背景には、少子高齢化社会による人口減がある。地域資源を使って認知度を上げ、定住人口を増やすことを目指している。佐藤栄一市長は「人口が減り、企業が抜けることは、県庁所在地都市としては許されない。全国で5本の指に入る都市をつくる」と語る。


 地域ブランド戦略で多数の著書があり、地方自治を研究する地域開発研究所の牧瀬稔さんは「宇都宮市は、ギョーザという庶民的なイメージが認知度の向上に成功した例」と分析する一方で、「あまりにも強い印象がついてしまったのが現状。次の一手が重要になるでしょう」と話している。
(田中正一が担当しました)

4536チバQ:2012/11/11(日) 17:24:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121107/tcg12110719030007-n1.htm
【LRTと公共交通・宇都宮市長選の課題】
(上)車社会からの転換 その道筋は…
2012.11.7 18:54 (1/2ページ)[地方選(栃木)]

 「天文学的な借金がありながら400億円ものお金をかけてLRT(次世代型路面電車)をつくることが本当に幸せアップにつながるのか」

 2日に開かれた宇都宮市長選立候補予定者の公開討論会(宇都宮青年会議所主催)。無所属新人、河内宏之氏(62)は冒頭からLRTの話題を切り出した。

 6〜8月、市内5カ所で市民フォーラムを開き、LRTの必要性を訴えてきた無所属現職、佐藤栄一氏(51)は、すかさず「総合的な公共交通を整備し、高齢者の生きがいづくりをして幸せ力をアップしていく」と反論した。

 河内氏が導入にかかる整備費(推定383億円)について「利用者が見込めないLRTにかける必要はない。JR宇都宮駅西側につくれば渋滞を呼び、市中心部は寂れていく」と批判すれば、佐藤氏は「道路整備よりも安く、国の補助も出る。JRと東武をつなぐ横軸をつくることで宇都宮全体を公共交通でカバーすれば住んでみたいまちになる」と強調。約1時間半の討論会で何度もLRTが話題に上がり、主張がぶつかった。

           ■ □ ■

 市は自動車がなくても市内各地を移動できる「ネットワーク型コンパクトシティ」構想を描く。その柱が市中心部の桜通り十文字付近からJR宇都宮駅を通り、宇都宮テクノポリスセンター地区を結ぶ東西基幹公共交通(約15キロ)だ。

 構想が必要となった背景にあるのが、マイカーへの高い依存度だ。市交通政策課によると、今年3月末の市内の自動車保有台数は39万4496台で1人当たり0・78台。平成15年は33万2070台、同0・74台だった。この10年間で自動車への依存は加速し、車社会が進むにつれ、二酸化炭素排出量増加や渋滞の問題は大きくなった。特に市東部の工業団地へとつながる柳田大橋付近では、通勤時間帯の渋滞が慢性化している

        ■ □ ■

 一方で公共交通網の整備は遅れている。市が大学教授やバス事業者などと策定した「宇都宮都市交通戦略」によると、鉄道駅やバス停が近くにない「公共交通空白地域」に約17万人が居住。運行本数が少ない「公共交通不便地域」もJR宇都宮線東側などで広がっている。

 市は、郊外など民間バス事業者の参入が難しい地域では乗り合いタクシーなどの地域内交通を拡大。JR宇都宮駅東側や東武宇都宮駅西側など、人口は多いがバス路線が少ない地域では「需要が見込める地域は民間が運営するのが理想。住民に働きかけてバス利用者を確保したい」(同課)と、来年1月からバス実験を始めるなど空白・不便地域解消に向けた政策を本格化させている。

 宇都宮が抱える課題が浮き彫りになる中での市長選。LRTでは真っ向から対立する両氏も「公共交通を充実させる必要性」については一致している。車社会で公共交通をどう充実させていくのか。論戦が期待される。

          ◇

 宇都宮市長選の争点の一つはLRT導入問題だ。同市の公共交通の現状と課題を考える。

4537チバQ:2012/11/11(日) 17:25:20
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121108/tcg12110819480008-n1.htm
【LRTと公共交通・宇都宮市長選の課題】
(中)バス路線は一極集中
2012.11.8 19:44 (1/2ページ)[地方選(栃木)]

 午前7時半、栃木県宇都宮市のメーンストリート「大通り」には車の列が長く連なる。毎朝の通勤ラッシュの光景だ。中でもバスは、県庁と市役所を結ぶシンボルロードと大通りが交差する本町交差点から東武宇都宮駅にかけては、8、9台のバスが数珠つなぎのように並んで走行する。

 最も身近な公共交通といえるバス。LRT(次世代型路面電車)が有力な選択肢として上がっている東西基幹交通について市幹部が市内各地区で説明した市民フォーラムでも「バスの本数を増やしてカバーできないのか」などの意見が相次いだが、バス路線の拡大にも課題がある。

 宇都宮都市交通戦略によると、市内のバス路線はアンバランスな状態になっている。極端に集中しているのが大通り。本町交差点付近にある県庁前バス停では、通勤ラッシュなどのピーク時は1時間当たり約100本のバスが到着。約40秒間隔で運行している。

 ピーク時以外もほぼ1分ごとにバスが通過。JR宇都宮駅東側の「鬼怒通り」の約20倍に相当する。

 一方、市内各地に広がっている公共交通空白・不便地域を解消するためには、走行距離で約6千台キロ(10台が10キロ走行し100台キロ)に相当するバス路線の拡大が必要とされる。JR宇都宮駅に発着するバスは推計で約1200台も増えることになり、駅付近や大通りのバス優先レーンでは、増えすぎたバスで「機能不全」になる可能性があるという。

■ □ ■

 利用者確保も問題になっている。市交通政策課によると、平成19年に1534万人だったバス利用者は、22年で1303万人となり減少傾向が続く。23年度の赤字バス路線への公的補助は、国や県と合わせて約1億2500万円。バス会社の運用方法などにより利用者減少がそのまま補助額増加にはつながらない。

 しかし、旧上河内町から引き継いだ市内唯一の市営路線「上河内ユッピー号」には23年度で3046万円が支出され、赤字バス路線への支出合計の約24%を占めている。民間事業者が路線を維持できない地域での市営バスの“苦戦”は著しく、バスだけでの公共交通の確保は厳しい状況にある。

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 バス事業の課題が浮き彫りとなる一方で、「LRTに反対する市民の会」実行委員長、瀧田剛也さん(53)は「それがLRT導入につながるのは飛躍しすぎている」と話す。同会では、道路の中央にLRTを導入すれば車線が減少し、交通渋滞がさらに激化する可能性を指摘する。瀧田さんは「線路が必要なLRTでは整備して問題が発生しても対応しにくい。連結バスが専用レーンを走るBRT(バス高速輸送システム)や既存の公共交通を利用する手段は本当にないのか。議論が尽くされていないと感じる」と疑問を投げかける。

 同会の集会では「バス事業者にとってドル箱といえる幹線道路にLRTを通したら、バス会社が撤退して郊外の民営バス路線がなくなるのではないか」との声も上がっていた。LRTとバスを効率的につなげる構想に対する疑問の声は根強い。

4538チバQ:2012/11/11(日) 17:25:58
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121109/tcg12110918010008-n1.htm
【LRTと公共交通・宇都宮市長選の課題】
(下)地域内交通整備 求められる一体感
2012.11.9 18:00 (1/2ページ)[地方選(栃木)]

 「4年前に検討を始め、どういうルートができるか悩んだ。課題は残ったものの利用推進を図り、地域の足として充実するよう努力したい」

 富屋地区市民センター(宇都宮市徳次郎町)で4日、乗り合いタクシーによる地域内交通「わくわくとみや号」の運行開始式が開かれ、地域住民による富屋地域内交通推進協議会の植木保夫会長(69)は公共交通への意識向上の必要性をにじませた。同地区は市内7路線目の地域内交通で、今後1年間は試験運行だ。

 タクシーをバス代わりに運行し、利用者の自宅からあらかじめ設定された施設へ向かう。人口が少なく民間バスの十分な運行が見込めない地域で有効とされているのが地域内交通だ。自治体支援金や企業協賛金でも不足する分を市が補助するシステムで、平成20年1月に清原地区で始まった。市は郊外14地区での導入を目指している。

 

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 日光市との市境にある篠井地区も昨年11月から市内6路線目となる乗り合いタクシー運行が始まった。篠井地域内交通運営協議会によると、同地区の住民は約2700人で、22年6月での高齢化率は27・2%。地区内にコンビニエンスストアやスーパーがほとんどなく、買い物のためには車で約20分かけて日光市や宇都宮市中心部に向かう。

 同地区での地域内交通利用者は9月までの11カ月間で計1751人。当初136世帯だった利用登録は195世帯に増えた。利用目的は通院が73%を占める。毎月、新規登録者もおり、着実に広まっているが、同協議会の沼尾順市会長(73)は「今のシステムが住民の求める全てではない」と話す。隣の富屋地区や日光市大沢地区の医療機関も運行エリアに入っているが、国立病院機構栃木病院(宇都宮市中戸祭)や済生会宇都宮病院(同市竹林町)など拠点病院へ直接向かうルートはない。住民側は「拠点病院まで行けなければ十分とはいえない」と将来的なルート増設を求めるが、市側は「地域内の運行が基本。拠点病院へはバスに乗り換えてほしい」との姿勢だ。

 「まだ行政との間で認識にズレがある。乗り継げるのは健康な人で、高齢者には苦痛だ」と沼尾会長。ただ、課題は残るが、「行政に全てを支援してもらうのも限界。使いやすいシステムにするため住民と行政が歩み寄るのが大事」と強調する。

 

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 地域内交通やバスなどを効率的に結びつけて市内の交通網を確保するためには、市民と行政が一体となって全体の構想を共有しなくてはならない。

 LRT(次世代型路面電車)を推進する市民団体「雷都レールとちぎ」の奥備(おくび)一彦代表(71)は「交通問題は生活の場所、年齢などによって考える基準が違う。市民の意見がまとまるのは非常に難しい」と分析。「議論を深めるためには、税金は誰のために、何のためにあるのかという基本的な話から始める必要がある」

 市長選ではLRTが大きな争点になる。奥備代表は「反対派を排除するのではなく、違う意見を出し合い解決策を見つける姿勢が『公共』には欠かせない。選挙は一つのチャンス」と話す。LRT問題を通して公共交通への関心も高まる。市の将来像を見据えた議論が期待される。

 (この企画は野々山暢が担当しました)

4539チバQ:2012/11/11(日) 17:26:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000131-mailo-l09
街を歩けば:12宇都宮市長選/上 バンバ通り 市民、再開発冷ややか 商店主「どれだけメリット?」 /栃木
毎日新聞 11月9日(金)12時34分配信

 「バンブラって呼んでたんですよ。聞いたことないでしょう」
 宇都宮市鶴田町の大野幹夫さん(80)が笑った。銀座の「銀ブラ」にかけ「バンバをぶらつくこと」。そんな言葉があったほど、かつての宇都宮市の中心市街地・バンバ通りやその周辺は活気があったということだ。
 戦前から今に至るまで宇都宮を見てきた大野さん。「戦前からひときわにぎわっていたと言えばやはり『仲見世』」と懐かしそうにゆっくりと話した。
 仲見世はそのバンバ通りにあった露店だ。2列にずらりと100軒以上。べっこうあめ、バナナ、ベーゴマ……。何でもあった。「人がごった返していてハトは地面に降りてこない。夜は飲み屋にかわってにぎやかでしたねえ」
 1945年の宇都宮大空襲で焼け野原になるが、テントで作られた仲見世が数カ月で復活。にぎわいが戻ったという。48年にはオリオン通りが誕生。仲見世は防災などの理由で撤去されるが、60年代からは中心部に東武、山崎、福田屋などの百貨店が次々とオープンした。オリオン通りは外に商品を並べることができないほど大勢の人が訪れた。
   □  ■
 しかし、94年の福田屋の郊外移転を皮切りに百貨店の閉店が相次ぎ、大型商業施設は郊外に移り始める。街の灯もぽつぽつ消えるようになった。
 市と宇都宮商工会議所が毎年行っている商店街通行量実態調査によると、休日通行量では85年の約18万8000人をピークに減り続けている。昨年は約6万2000人と、この20年で3分の1に激減。
 市は中心市街地の活気を取り戻そうと、86年ごろから市街地再開発事業に乗り出した。老朽化した建物を取り壊し、新しく商業施設やマンションを建てるなどして7地区が完了。現在、バンバ通りに隣接する大型ショッピングセンター「MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店」などで計画が進んでいる。
   □  ■
 平日の午後4時。高校生の自転車の列がびゅうっと通り過ぎると、商店街の閉まったシャッターが風圧でガタガタ揺れた。夕飯時には居酒屋以外の店は閉まり、BGMが静かに響く。野良猫が悠然と通りを横切り、人通りはまばらだ。
 バンバ通りのすぐ近くに店を出す70代の女性は「街の景観が良くなるのはいいけど、地元にどれだけメリットがあるんでしょうね」と複雑な表情をみせた。
   ×  ×
 かつて「宇都宮の浅草」と呼ばれにぎわった宇都宮市の中心市街地。11日告示の市長選を前に、課題の街を歩いて考えた。
11月9日朝刊

4540チバQ:2012/11/11(日) 17:27:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000123-mailo-l09
街を歩けば:12宇都宮市長選/下 オリオン通り /栃木
毎日新聞 11月10日(土)12時40分配信

 ◇昔のにぎわいを 出店で活性化に貢献
 「人が少なくなって寂しくて。飲食店が増えれば、にぎわって他の店もお客さんが入るでしょ」。09年、オリオン通りに手打ちソバ「まげし とちぎや」(宇都宮市曲師町)ののれんを出した理由を、店主の板橋弘志さん(47)はそう話す。
 オリオン通りは高校時代の通学路。ファストフード店がそろい、格好の遊び場だった。運送業だった前の仕事でも、ここが配達担当区域。商店街の知り合いが増えた。
 以前から飲食業に就きたいとの思いもあり、慣れ親しんだ場所で周辺にはなかった本格的な手打ちソバをやろうと決めた。家賃が高く、周囲は「駐車場もある場所の方がいい」と反対したが、決意は固かった。
   □  ■
 かつては「宇都宮の浅草」と呼ばれた中心市街地。だが、90年代から核となる百貨店が閉店したり、車社会に合わせて大型商業施設の郊外移転が続く。反比例して中心部の空洞化が進む図式にはまり、県都といえども抜け出せていない。
 NPO法人の宇都宮まちづくり推進機構によると、オリオン通りを含む市中心部の空き店舗数は08年4月以来、100店舗を下回らず、今年9月現在で113店舗。市中心市街地活性化推進室によると、小売業年間商品販売額は97年の1516億5600万円をピークに減少。07年には936億7300万円となっている。
 市は現在「MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店」が入るビルのあるバンバ地区(同市馬場通り2、1・28ヘクタール)などで本格的な再開発事業を進める。最高30階程度の高層マンションと7、8階の商業施設などが入る一体型ビルにする予定で、完成は数年先になりそうだ。
 同推進室によると、周辺の高層マンション建設などと相まってここ2、3年は人口が微増しているという。だが、入居施設は未定で、具体的な絵がまだ見えてこない。
   □  ■
 板橋さんは「建てるなら市民の手に届く価格のマンションを増やしてほしい」と注文する。大勢の人に周辺を回遊してほしいからだ。住民の利便性の向上と新しい業種が入る相乗効果が期待されている。
 店を出して10月で3年。店はようやく軌道に乗り始めた。それでも「平日は正午からの1時間ほどしか客の入りが良くない」と、夜は居酒屋にして午後10時まで店を開ける。オリオンスクエアや商店街内でのイベントに積極的に参加し、活性化に向けて奮闘する。
 「平日に少しでも昔のにぎわいが出ればなあ」。オリオン通りの人たちの共通の願いだ。(この企画は中津成美が担当しました)
11月10日朝刊

4541チバQ:2012/11/11(日) 17:31:18
>>4491-4493>>4496-4497
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1350575042974_02/news/20121019-OYT8T00072.htm
2012知事選 県政の課題
<1>教育・育児 いじめ解消進まず

県教委、一部除き「関わりにくい」
■内部啓発を優先

いじめ抑止の啓発事業で県内各地の教育事務所が作製したチラシ。アンケート結果を生かした内容とは言えない 「1人でなやんでいませんか」「笑顔になれる学校づくりを」――。そんな文言を並べたチラシを、県内の各教育事務所がいじめ撲滅のために作製している。2011年度は公立小中学校と県立学校に計21万4900部が配布された。

 「いじめの早期発見のため、子どもの気になる行動を見つけたら、保護者が学校に連絡するよう呼びかけている」。古沢利通・県教育長が3日、県議会で、県教委として対策に力を入れているとチラシを紹介した。

 県教委は「各地の実情に合わせた内容」としていたが、標語のような言葉が目立ち、学校ごとに行ったアンケート調査結果などもなく、「実情」はうかがえない。それを取材で尋ねると、「各教育事務所に当事者意識をもってもらうことを優先した」と説明した。

 文部科学省が9月発表した都道府県別いじめの現在の状況(国公私立)によると、認知件数に対して、本県は「解消しているもの」が79%と、同じ北関東の茨城(84%)や群馬(87%)よりも低い。県教委によると、公立小中高校でいじめを機に不登校になった生徒は89人と横ばいだ。

 大津市でいじめを受けていた男子中学生が自殺した問題を受け、全国各地で対策の検討が進む。本県の12年度補正予算にも500万円の対策費が盛り込まれ、各教育事務所に設けた「いじめ・不登校等対策チーム」の強化に使われるが、県教委は「深刻なケース以外、県教委が関わるのは難しい」となお及び腰だ。

■不登校対策

 高根沢町に03年オープンした町立フリースペース「ひよこの家」。町民から借り上げた古民家を活用し、黒土の土間や囲炉裏が温かみを感じさせる。いじめで心的外傷後ストレス障害などに苦しみ、不登校になった子ども13人が通う「適応指導教室」だ。

古民家を活用し、学校色をなくした適応指導教室「ひよこの家」(高根沢町で) 開設当初からの教育相談員を務める芳村寿美子さんは、「どこで学ぶかではなく、何を学ぶかが重要」と強調する。学校とも交渉し、テストもこの教室で受けられるようにした。給食も提供している。これまでの「卒業生」65人中、高校進学まで含めると64人が学校に復帰した。

 県内には、不登校児を扱う適応指導教室が28か所あるが、ひよこの家には町外からも親の送り迎えを頼りに通う子どもがいる。だが、運営費は今年度当初予算で1044万5000円と、町の持ち出しだ。自前で整備に取り組んできた高橋克法町長は、「県教委はもっと、不登校児の支援にも力を入れるべき」といらだちを隠さない。

病児保育、独自策出せず

■専用スペース設置

 鹿沼市内にあるかみつが保育園は、上都賀総合病院が2010年、職員向けに開設した施設だ。保育室から廊下を5メートルほど進むと、簡易キッチンやトイレ、ベッドを備えた別室がある。急な発熱やぜんそくの発作、病後回復期の幼児に対応した専用スペースだ。



「かみつが保育園」の病児室。ガウンとマスクを着用した看護師が園児の世話をする 13人の園児のうち、ここで過ごすのは1か月に3、4人ほどだが、2週間続けて使うこともある。保育士4人のほか、3人の看護師も交代で勤務し、病気の子どもを世話する。

 38度以上の発熱時には、迎えに来られるかどうかを保護者に電話で尋ねるが、親たちがすぐに対応できるとは限らない。夕方、11か月の長女を迎えに来た内科医の近藤裕子さん(42)は、「私には患者がいる。病気に対応できる保育所は本当に安心」と話した。


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