>[東京 15日 ロイター] - 元ポン銀理事の門間一夫(みずほリサーチ&テクノロジーズ・エグゼクティブエコノミスト)は、政府がポン総裁に指名した植田和男は就任後、副作用が顕在化しているイールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃を模索することになると述べた。
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>撤廃のタイミングは金融市場や国民への影響を見極めた上での判断になると指摘。
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>撤廃時には短期金利ターゲットの政策に移行し、国債買い入れを続けて長期金利の急上昇を抑える必要があるとの考えを示した。
A Japan Yen note is seen in this illustration photo taken June 1, 2017. REUTERS/Thomas White/Illustration
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>ロイターとのインタビューで15日、語った。
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>門間はYCCについて、なるべく早く撤廃すべきだと強調。YCC撤廃は物価上昇を踏まえたものではなく、あくまで市場とのコミュニケーションを円滑にするための枠組みの修正であり、植田和男は緩和の後退でも出口戦略への一歩でもないことを丁寧に説明すべきだとした。
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>その上で、先行き指針で物価目標が実現するまで金利を維持することを示すべきだと主張した。
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