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小沢一郎の政権構想

1やおよろず:2007/10/06(土) 19:00:43
自社対立的発想がまかりとおるメディア・言論界で誤解されがちな小沢の国家構想。
ここで、小沢構想をスレ横断的にまとめさせてもらいます。

小沢一郎ウェブサイト
http://ozawa-ichiro.jp/

政策とオピニオン
http://ozawa-ichiro.jp/policy/index.htm

516iqeqfim:2011/01/31(月) 12:18:48
http://eragolika.woelmuis.nl http://basawea.woelmuis.nl http://olmaderas.woelmuis.nl

517名無しさん:2011/02/02(水) 06:14:53
http://gendai.net/articles/view/syakai/128652
衝撃 石川再聴取の録音全容
【政治・経済】
2011年2月1日 掲載

「4億円が汚い金というのは検察が勝手に言ってるだけ。証拠がないんだから」と担当検事が語ったデタラメ

 これを「誘導」「圧力」と言わずに何と言うのか。政治資金規正法違反罪で逮捕、起訴された石川知裕衆院議員(37)が「録音」した再聴取の全容が31日明らかになった。共同通信が報じたのだが、なぜか大新聞テレビは“黙殺”したままだ。
 繰り返し言うが、昨年5月に行われたこの再聴取は、石川議員を起訴し、その「保釈後」に行われた。起訴後の被告に対して検察が証言を強要したり、誘導したりすることは絶対にあってはならない。法治国家として当然だ。ところが、石川議員の再聴取では随所に検事の“問題尋問”が行われているのだ。東京地検特捜部の検事が話した内容はざっとこんな感じだった。
「従前の供述を維持するのが一番無難だって。今までの話を維持している限り、(小沢は)起訴にはならないんだろうと思うんだよ」
「ここ(再聴取)で全部否定することは火に油を注ぐことになるよね。ここで維持することが彼ら(審査員)の気持ちをどう動かすかだよね」
 石川議員に執拗に供述維持を迫る検事。これほど“強要”する姿勢は異常だ。筋書きありきで突っ走った検察捜査の正当性を保ちたいという考えがミエミエだ。続いて、検事は最初の供述の一言一句を確認する手段に出た。
「小沢先生が政治活動の中で何らかの形で蓄えた簿外の資金であり、表に出せない資金であると思った」などと調書を読み上げたのだ。しかし、これには石川議員が大反論した。
「4億円を隠したいがためっていうのがね、どうしても引っ掛かるんですよ。4億円がいかがわしいお金だなんて、実際どうつくられたかなんて私には分かりません」
「汚いお金だから4億円を何が何でも露見したくないっていうのは今でも違うと言いたい」
 こう石川議員が懸命に食い下がると、検事はこう言い切ってみせた。
「汚いお金だっていうのは、検察が勝手に言ってるだけで、別に水掛け論になるから相手にしなくていいんだよ。証拠ないんだから」
 自ら所属する検察に対して「勝手に言っているだけ」「証拠ないんだから」とは、あまりにデタラメ過ぎる。こんないい加減な聴取で国会議員を逮捕、起訴するなんて本当にフザケた話ではないか。こうまでもヒドイ人権侵害の話を報じないメディアの罪も重い。今の大手メディアは小沢一郎を抹殺するためだけに存在するのか。

518名無しさん:2011/02/06(日) 09:39:42

読む政治:小沢・民主元代表、離党も検討 影響力、じわり低下(その1)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110206ddm001010088000c.html

 ◇昨年10月「どう判断したらいいか。角さんのこともある」 起訴議決公表直後、側近に電話

 民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」事件が昨年1月に立件されて1年余。「反小沢」勢力からの離党圧力を強気ではね返してきたようにみえる小沢元代表だが、一時は離党も検討していた。

 「政治的にどう判断したらいいか、意見を言ってほしい。角さんのこともある」。検察審査会の起訴議決が公表され、強制起訴が確定した昨年10月4日。公表から30分後、小沢元代表は側近に電話でこう告げた。

 「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相はロッキード事件で逮捕され離党した。側近が「角さんって、離党のことか」と問いかけると小沢元代表は黙り込んだ。「離党したら小沢グループが迷ってしまう」と忠告した。

 田中元首相は離党後も自民党内に影響力を保ち、「闇将軍」と呼ばれた。離党することで「政治とカネ」問題にけじめをつけ、復権への足がかりとし、政治的影響力を維持−−。そんな思惑が見え隠れしたが、起訴議決公表から3日後の10月7日、小沢元代表は記者団に離党を否定。「離党話」は立ち消えになった。

 離党して小沢元代表の存在感が薄まれば、約150人を擁する最大派閥が「反小沢」勢力の「草刈り場」と化す可能性もあり、政治的リスクは大きかった。だが、離党を封印した理由はほかにもあった。

 参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」を乗り切るすべを菅直人首相は見いだせず、いずれ行き詰まるとの情勢判断だ。昨年秋の臨時国会では尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件などを巡り与野党対立は先鋭化。1月開会の通常国会では連携相手と期待した公明党が対決姿勢を鮮明にし、11年度予算の関連法案成立に道筋はつかない。

 小沢元代表は正月、東京都内の自宅での新年会で側近議員に「俺が復帰しないとどうにもならないだろう」と復権への意欲を表明。強制起訴された1月31日夜、盟友・鳩山由紀夫前首相のグループ幹部との会食では「予算審議を乗り切れないと、何が起こるか分からない」と、内閣総辞職や衆院解散があり得ると予測してみせた。

毎日新聞 2011年2月6日 東京朝刊

519名無しさん:2011/02/06(日) 09:41:37

読む政治:小沢・民主元代表、離党も検討 影響力、じわり低下(その2止)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110206ddm002010093000c.html

 ◇小沢系の大量新人、選挙に弱点

 数は力−−。最盛期は約140人の自民党最大派閥を率いた田中角栄元首相の権力掌握術は小沢一郎民主党元代表にも引き継がれている。「飲み食いして仲間作りをしろ」。小沢元代表は側近らに口を酸っぱくして言う。約150人を擁し、数のうえでは「田中軍団」をしのぐが、強制起訴後の影響力はじわりと低下している。

 「ちょっとここに座りなさいよ」。強制起訴された1月31日夜の鳩山由紀夫前首相のグループ幹部との会合で、小沢元代表が隣に呼んだのは、鳩山政権で首相補佐官を務めた中山義活経済産業政務官だった。

 鳩山グループは昨年9月の党代表選で小沢元代表を支持し、「小鳩」連携は今も続く。しかし、中山氏は小沢元代表の強制起訴を織り込み、鳩山グループの「小沢色」を薄め、「中間派色」を強めようと動いていた。小沢元代表支持を繰り返す鳩山氏に「静かにしたほうがいい」と、小沢元代表と距離を置くよう進言した。

 小沢元代表に呼ばれた中山氏は「一番大事なのは和の精神だ」と党内融和を訴えたが、小沢元代表は「当たり前の話だよな」とつれなく答えた。中山氏を隣に呼び寄せたのは、小沢元代表のさりげないけん制だった。

 小沢元代表は昨年の起訴議決後、党内での求心力低下を回避するための引き締め策を打ってきた。昨年11月には衆院新人議員の支持グループ「北辰会」(約50人)を作り、動揺する新人議員らとの夜の会合を繰り返してきた。側近議員は「小沢さんは飲んで食うことを重視している。選挙でカネを配るのと同じことだ」と説明する。

 だが、衆院新人議員に影響力を持つ小沢元代表の強みは弱点にも転じる。内閣支持率が低迷する中、追い込まれた菅直人首相が衆院解散・総選挙に踏み切れば、大量落選が予想されるのは選挙基盤の弱い新人議員だ。「首相の解散カードは野党には効き目が薄くなりつつあるが、小沢グループにはまだ有効だ」と党関係者は言う。

 小沢元代表は菅首相と戦った昨年9月の党代表選では所属国会議員のほぼ半数の200人から支持を得た。

 「小沢先生を総帥(そうすい)とする小沢軍団200人の力を抜きにして民主党がしゃんとしていけるわけがない」。国民新党の亀井静香代表は5日、広島県尾道市での民主党参院議員の会合で小沢元代表を前に訴えた。が、党内には「小沢元代表の影響力低下はまぬがれない。『小沢軍団』の結束もぐらつくだろう」との声がじわりと広がる。

 ◇自前の首相候補も不在

 小沢グループには自前の有力な首相候補がいないことも弱点といえる。田中派が、二階堂進、金丸信、竹下登各氏らベテランと、小沢元代表ら後に竹下派「七奉行」と呼ばれる中堅を擁した層の厚さとは対照的だ。

 グループ幹部には奥村展三、鈴木克昌、松木謙公各衆院議員らがいるが、いずれも3期で閣僚経験はない。小沢グループが影響力を維持するには首相候補を担ぎ続ける必要がある。だが、小沢元代表が今春の政変を予測しながらも、次期党代表選への対応には「そのときにはちゃんとだれかいる」(グループ幹部)と頼りない。

 小沢グループは昨年6月の代表選でグループ内からの擁立はもとより、候補一本化にも失敗した苦い経験がある。次回も「中間派」に白羽の矢を立てる可能性がある。

 鳩山グループから自立を図る小沢鋭仁前環境相は小沢元代表と近い原口一博前総務相、首相グループの荒井聡前国家戦略担当相と1月27日、郵政改革についての勉強会に参加した。小沢前環境相の側近議員は「小沢系を引きつけ、菅グループも取り込む狙い」と説明。「中間派」として次期代表選出馬への布石とも見られている。

 しかし、小沢グループ内で支持が分かれれば、逆に「草刈り場」にもなるだけ、との警戒感も強い。【葛西大博、朝日弘行】

毎日新聞 2011年2月6日 東京朝刊

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572とはずがたり:2011/03/28(月) 14:19:11
小沢氏は先ずは地震ではなく原発から政権批判。

原発事故「明確な話避けてた」=政府、東電を批判―小沢氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000061-jij-pol
時事通信 3月28日(月)13時4分配信

 民主党の小沢一郎元代表は28日午前、東京電力福島第1原発の事故に関し「原子力の溶融がずっと前から指摘されていたが、原子力安全・保安院、東電、内閣は明確な話を避けてきた」と述べ、政府や東電の対応を厳しく批判した。岩手県庁で達増拓也岩手県知事と会談後に記者団に語った。
 小沢氏は、現在の事故対応について「思い切った手だてなしに(原発に)水を入れる、バルブを開けることを繰り返せば、放射能は広範囲に飛散し、汚染が広まることがある」と疑問を呈すとともに、「(政府は)国民、地域の皆さんに正直に話をして、理解を求めた上で、思い切った作業をするべきだ。このままずるずる行ってしまうと日本全体がめちゃくちゃになる」と強調した。

573名無しさん:2011/03/28(月) 21:01:03
>>572
思い切った手だてとは何だろう?

574小説吉田学校読者:2011/03/28(月) 22:18:42
>>573
「石棺」措置かな。なんでしょうね?本当に。

575チバQ:2011/03/28(月) 22:33:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110328/stt11032810390001-n1.htm
小沢氏、震災後に初の地元入り 知事と会談「莫大な予算投じないと復興できない」
2011.3.28 11:08

岩手県の達増拓也知事と面会後、記者団の取材に応じる民主党の小沢一郎元代表=28日午前、岩手県庁
 民主党の小沢一郎元代表は28日、岩手県庁で達増拓也知事と会談した。東日本大震災後、小沢氏が地元入りするのは初めて。小沢氏は「(国が)莫大(ばくだい)な予算を投じないと復興できない」と述べ、支援に向けて政府に働きかけていく考えを示した。

 小沢氏は「被災した自治体が額と使途を自由に使えるような仕組みを(政府に)考えてもらいたい」と強調。達増知事は「国には復興支援に関する立法、予算化を迅速に進めてもらいたい」と要望した。会談には山田正彦前農相のほか、岩手県選出の衆参国会議員4人が同席した。

 小沢氏は衆院岩手4区選出(奥州市など)で、津波で壊滅状態となった陸前高田市は中選挙区時代の地盤だった。

576とはずがたり:2011/04/14(木) 05:06:13

小沢氏が「内閣不信任案」への同調を示唆 菅首相に自発的退陣促す 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000508-san-pol
産経新聞 4月14日(木)1時37分配信

 民主党の小沢一郎元代表が12日夜に都内の私邸で開いた側近議員との会合で、「菅直人首相(党代表)を退陣させるためには内閣不信任案可決しかない」と語ったことが13日分かった。小沢氏は東日本大震災や東京電力福島第1原子力発電所事故の政府対応に強い不満を漏らしているが、「倒閣」に言及したのは初めて。野党側が6月22日の国会会期末に向け検討している不信任案への同調を示唆することで、首相に自発的退陣を促す狙いがあるとみられる。

 複数の出席者によると、小沢氏は「党代表は両院議員総会で辞めさせることができるが、首相は不信任案を可決させることでしか辞めさせられない」と指摘。その上で、「今こそ国民のために行動しなければならない」と決意を示した。

 内閣不信任案が可決すれば、憲法の規定により内閣総辞職か衆院解散となるが、小沢氏は首相が衆院解散に踏み切る可能性について「東北地方では投票所がないから、当分選挙ができない。首相が解散を打つことはできない」との見通しを示した。ただ、後継の首相候補を誰にするかなど、小沢氏が具体的にどのような政治行動を取るかについては言及しなかったという。

 自民党関係者によると、小沢氏は自民党の大島理森(ただもり)副総裁や森喜朗元首相、古賀誠元幹事長と接触を図ろうとしている。小沢氏が不信任案への同調を示唆したことで、与野党を巻き込んだ政界再編の動きが今後、活発化する可能性がある。

 内閣不信任案を衆院の過半数(239議席、欠員2を除く)で可決させるには、民主党会派(306議席)から80人程度が造反する必要がある。衆院の小沢グループ(約90人)が同一行動を取れば可決できるが、慎重論もある。

最終更新:4月14日(木)1時37分

577片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/14(木) 08:49:14
>>576
解散権が実質的にほぼ失われているのも確か。
小沢(とその周辺)としてはこの機会に民主党を抜け自民勢力との連携に走るか?
鳩山はそこまでの考えもなく小沢を慕って尻馬にのっているという感じもします。
だからもし不信任案賛否の分かれ目に来たら鳩山周辺は日和るかも。

菅が解散を打ったりして粘る可能性もゼロではないから実は会期末の不信任案提出というのは結果的にひどい状態を招来するかもしれない。
小沢としては責任を自民党と菅に負担させつつ自らの勝機を見出す策なのだろう。

578名無しさん:2011/04/14(木) 20:33:21
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110415k0000m010101000c.html
民主党:小沢元代表 菅政権への批判活発化も具体策なし

 東日本大震災の発生後、表立った活動を控えていた民主党の小沢一郎元代表が、封印していた菅政権批判の動きを活発化させ始めた。12、13日は東京都内の自宅で側近議員らと立て続けに会合を開き、内閣不信任決議案の提出の可能性にも言及した。だが、菅直人首相を追い込むには決め手を欠き「今のところ打つ手がない」(側近議員)のも実情だ。

 「首相を辞めさせる手法は内閣不信任(決議)案しかない」。小沢元代表は12日の会合で、一般論としつつ首相退陣の具体的な方法に言及。13日の会合では「今の政権でいいのか」と倒閣姿勢を鮮明にした。14日は小沢系の山岡賢次元国対委員長が、公明党の井上義久幹事長、漆原良夫国対委員長と会談。「政府の対応が不十分」との点で一致した。

 だが、衆院で内閣不信任決議案を可決するには、民主党から80人程度の造反が必要。党内には、震災対応の最中に党内対立を起こすことへの賛同の声は広がりを欠いており、可決の現実味は薄い。小沢グループ幹部も「グループ全員が(不信任決議案に)乗るとは限らない」と語る。

 13日夜には小沢系の政務三役約10人も元代表とは別に会合を開いたが、首相退陣論には慎重論も出たという。【葛西大博】毎日新聞 2011年4月14日 19時49分

579片言丸:2011/04/15(金) 13:08:34
小沢氏、首相に直談判へ 震災対応で改善要求
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201104150060.html

 民主党の小沢一郎元代表は、東日本大震災や福島第1原発事故への政府対応を不満として、近く菅直人首相に会談を申し入れる方針を固めた。小沢氏周辺が14日、明らかにした。首相の指導力不足を指摘して対応改善を求める見通し。与野党で退陣要求が相次ぐ中、首相が会談に応じない場合も含め、対応次第では小沢氏や支持派議員が倒閣の動きを強めるとの見方があり、緊迫した局面も予想される。

 小沢氏は統一地方選後半戦が投開票される24日までに会談を実現させたい考えだ。13日には周辺に「首相に意見を言うために会う。とにかく信義を尽くしてみる」と表明。「それでも聞いてもらえなかったら仕方がない。後世『あの時の政治家がきちんと対応せずに日本をつぶした』と言われるわけにはいかない」と、倒閣も選択肢から排除しない考えを示唆した。

 側近議員によると、小沢氏が危機感を募らせているのは対応の遅れ。政府や民主党内に会議や対策チームが乱立する一方、権限や目的、組織同士の関連性が不明確だとして「指揮系統をシンプルにして政治主導でトップが責任を持って迅速に判断すべきだ」と提言する見通しだ。挙党態勢の構築も求めるとみられる。

 特に原発事故で状況悪化を受けて徐々に避難区域を拡大した手法を批判。「最初に大きく構え、安全を確認して縮小する方法を取るべきだった」と主張しているという。

 小沢氏は政治資金問題での党員資格停止処分に不服を申し立てている状況。3月11日の震災発生以降、地元の岩手県が被災したこともあって表向きの政権批判を控えてきた。しかし4月10日の統一選前半戦で民主党が敗北したのを受け、12日の鳩山由紀夫前首相との会談で、菅政権では震災に対応できないとの認識で一致。13日には「無責任な内閣の対応は、さらなる災禍を招きかねない」との文書を配布するなど批判を強めていた。

580片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/17(日) 19:04:07
倒閣も視野に入れた小沢氏の焦りと成算
産経新聞 4月17日(日)16時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110417-00000524-san-pol

【松本浩史の政界走り書き】

 東日本大震災から1カ月あまりが過ぎ、民主党内のゴタゴタが表面化してきた。ことあらためて言うまでもなく、菅直人首相の政権・党運営や政治姿勢に我慢がならぬと、小沢一郎元代表らが倒閣も視野に入れ、そろりと動き出したのである。

 13日には、このところの菅政権に対する見解を支持議員に配布した。「菅直人首相のリーダーシップが見えない」「無責任内閣」「(統一選の)大敗は国民からの菅政権への警告だ」…。その批判のボルテージはとどまるところを知らない感すら受ける。

 小沢氏に近い関係者によれば、最近の小沢氏は大震災で心を痛めているそうだ。ことのほか、東電福島第1原発の放射能漏れ事故をめぐり、菅政権の後手後手にまわる対応には、開いた口が塞がらない心持ちになっている。

 「原発事故にしっかり取り組んでもらえば誰でもいいんだ」

 とある会合では「ポスト菅」に言及し、こう漏らしたという。

 屋上屋を架すような大震災の対策会議をいくつも立ち上げるなど、手だての理念に背骨がなく、一時的な措置を繰り出してはまた考えて、ということを繰り返しながらアリ地獄にはまっている菅政権のありようは、何も小沢氏だけではなく、政界の大半に同じいらだちがあるし、国民もさぞかんに障っているであろう。

 それはともかく、小沢氏がここにきて首相の批判を鮮明にしてきたのは、大震災の対応に業を煮やしただけではあるまい。「小沢氏が動けば政局」という見立ては、政界では、いわば「常識」であり、小沢氏ならではの「勝負勘」も働いている。

 何はともあれ、大震災で衆院解散・総選挙は遠のいたという事情が大きい。首相は大震災前には、小沢グループの「菅降ろし」を封じ込めるため、衆院解散の可能性をちらつかせることで、その動きを牽(けん)制(せい)してきた。だが、衆院解散が行われないのなら、小沢グループにとってそのくびきはない。

 ましてや、不謹慎にも首相は、それまでのふがいない政権・党運営のみならず、政治資金規正法で禁止されている外国人からの献金問題という、自身の「政治とカネ」問題までも、大震災にことよせて、まるでなかったことのように振る舞い始めたのだから、「怒り心頭」の空気は増幅するばかりだ。

 党内手続きもなく首相の独断で推し進めた自民党との「大連立」構想への警戒もある。大連立は、今でこそ下火になったが、決して消えていない。いつまた燃え立つか、あまたの思惑が交錯し、見極めづらいだけなのだ。

 大連立の実現には、首相の存在が障害になっているのは、別稿(走り書きブログ編)で指摘したが、自民党側にすれば、「『エクセプト菅』(菅氏を除く)だけでなく、『エクセプト小沢』も条件になる」(幹部)。これほどまでに自民党の「小沢アレルギー」は強いのだ。さらには、この2つをクリアしたうえで、衆院選マニフェスト(政権公約)の見直し派と連携することが大前提なのである。

 そうそう自民党のシナリオ通りに事が進むはずもないが、小沢氏に近いとある民主党関係者によると、小沢氏はそうした思惑を察知し、党運営の主導権を取り戻す必要に迫られているという。取り戻せば、自分が主導する形でいかようにも政局の絵は描ける。

 そうはいっても、小沢氏は「政治とカネ」問題をめぐる裁判を抱えており、首相の座を菅氏から奪い取り、自らが座ろうとしているわけではあるまい。小沢グループが抱える「担ぐ御(み)輿(こし)がない」という情けない事情は、大震災前と何ら変わりがない。「党員資格の停止」という処分を受けているため、党内政局では派手に動きにくいという制約もある。

 小沢氏は近ごろ、台湾の李登輝元総統を引き合いに出し、己の政治生命を語ることがあるという。李氏は若い時分に不遇のときを過ごした後、ようやく表舞台に登場し、台湾政界に多大な影響を及ぼすまでになった。

 「自分の今の立場を重ね合わせているのだろう。裁判で無罪を勝ち取ってから、政治生命をかけた勝負に打って出るつもりでしょう」

 小沢グループの関係者は、小沢氏の今の心境をこうみている。となれば今は、仕掛ける時機を見計らって、その地ならしをしているのかもしれない。

 民主党で主導権を握るもよし、大連立の中心的な役割を果たすもよし、果ては新党を結成し、蜜月関係にある大阪府の橋下徹知事や名古屋市の河村たかし市長と手を握るもよし、である。政治生命ある限り大業の見込みあれば、どんな決断もありうべし、というところか。

581片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/17(日) 23:25:50
小沢氏が子飼いに語った「まずは一致結束して動け」
2011.4.17 18:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110417/stt11041718010003-n1.htm

 意地でも辞めようとしない菅直人首相を何としても引きずり降ろす−。そんな気持ちに駆られてか、民主党の小沢一郎元代表を支持する勢力が、ここにきて一斉に動き出した。小沢氏は12、13両日夜、東京都世田谷区の私邸に子飼いの議員を招き、首相批判を展開した。それは「菅降ろし」のゴーサインでもあった。

 小沢氏が私邸に招いたのは自らを支持するグループ「一新会」の面々だ。結束を誓い合う場にしたかったのか、一新会所属議員であっても首相に比較的近いと判断された議員には実は声はかかっていない。

 当時の状況を出席者の証言をもとに再現すると、2日間とも小沢氏は酒が入る前に、「君たちに話がある」と切り出し、出席者を身構えさせるという役者顔負けの演出をしている。

 内容は2日間ともほぼ同じ。小沢氏の頭の中は福島第1原子力発電所事故のことでいっぱいで、なかなか収束しない事態に「失政の部分が大きい。これを許していたら後世、『あの政治家は何をやっていたんだ』といわれる。菅さんに働き掛けをするが、それでもダメなら(われわれは)覚悟して行動しなければならない」と語った。

 だが、小沢氏は内閣不信任案に同調することは示唆したものの、具体的な指示を出すことはなかった。しびれを切らした出席者が「われわれは何をしたらいいのですか」と聞くと、小沢氏は「まずは一致結束してわれわれで動く姿勢を示すことだ」と答えるのみ。

 出席者の一人は「覚悟して行動するとはどういう意味なのか。それは言わないんですよね…」と小沢氏の真意をいぶかしがる。結局、小沢グループの議員は「親分」の考えていることを忖度(そんたく)して「打倒・菅」に向けて動くことになる。

 川内博史衆院議員は鳩山由紀夫前首相のグループに属しており、一新会ではない。だが、かねて小沢氏に心酔しており、「動く姿勢」を真っ先に見せた。川内氏は15日、「国民との約束を守り、震災復興を実現する会」を発足させた。出席したのは国会議員46人。そのうちの一人、石井章衆院議員は「菅政権に対して早く退場いただきたいということを国民誰もが思っている」と言い切った。

 15日の民主党代議士会では小沢グループの石原洋三郎衆院議員が退陣を要求した。石原氏の選挙区は原発事故の現場、福島県南相馬市を含む福島1区。

 「当初は『チェルノブイリのような事故にはならない』と言っていた事故が、結果的にレベル7にまでいった。首相は『長期戦を覚悟して、事故処理に臨む』と言ったが、福島県民は長期戦にされては困る。むやみに長期戦になるのであれば、即刻退陣をしていただきたい」

 小沢氏は子飼いたちをどこに連れていこうとしているのか。側近の一人は次期首相候補として原口一博前総務相を推す考えを示した上で「みんなを説得させる」と言い張る。だが、原口氏で小沢グループがまとまる雰囲気はない。

 一新会のある議員が「菅さんが首相を辞めてくれるなら首相は自民党の谷垣禎一総裁だっていい」と発言すれば、別のメンバーは「そんなんじゃだめだ」とシナリオなき突撃には否定的な考えを漏らす。さらに別の議員は「鹿野道彦農水相なら菅支持勢力も自民党も納得して大連立が可能になる」と主張する。

582片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/17(日) 23:26:31
>>581-582
 これが今の小沢グループの実態だ。具体的にどう行動すべきかを示さない小沢氏についていくべきか悩む議員もいる。田中角栄元首相直伝の「数は力」を地でいく小沢氏の「まずは一致結束して動け」という発言には重みがあり意味深長に聞こえるが、実は子分たちに不安をも与えている。

 小沢氏が何を考えているかは、小沢氏以外だれも分からず、「小沢氏なら菅降ろしの秘策を持っているに違いない」という思い込みから「剛腕」のイメージを膨らませることになる。小沢氏はこの国難にどう立ち向かっていこうとするのか。小沢氏の真価が分かる「その時」は意外と近いかもしれない。(坂井広志)

583とはずがたり:2011/06/01(水) 19:56:57
元運転手「ホテルに送った記憶ない」 陸山会事件公判
http://www.asahi.com/national/update/0524/TKY201105240245.html
2011年5月24日15時58分

 小沢一郎・元民主党代表の政治資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判が24日、東京地裁であり、中堅ゼネコン「水谷建設」の元運転手が証人として出廷した。同社の元社長は「2004年10月15日に東京都内のホテルで、小沢氏の元秘書に裏金5千万円を渡した」と証言しているが、元運転手は「その日に元社長をホテルまで送った記憶はない。検察官に(送ったという内容の)調書の訂正を求めたが断られた」と証言した。

 同社の川村尚元社長(54)はこれまでの公判で、衆院議員で元秘書の石川知裕被告(37)=政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴=に5千万円を渡した、と証言している。この授受があったとされる日の元運転手の手帳には「12時10分 東京駅迎え 社長」とあった。元運転手はこの記載をもとに「東京駅で川村元社長を迎えて東京支店に戻ったと思うが、以後は覚えていない」と証言した。

 捜査段階の元運転手の供述調書には、元社長をこの日にホテルに送ったとする記載があった。元運転手は「よく覚えていないのに、検察官から強制的に『サインしてもらわないと困る』と言われた。何度言っても訂正してもらえなかった」と話した。

584とはずがたり:2011/06/03(金) 11:25:52

小沢グループ、前夜の高揚感…一転沈滞ムード
http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY201106020559.html
2011年6月3日3時0分

写真:衆院本会議で民主党議員らに声をかけられる松木謙公氏(中央)=2日午後3時4分、飯塚悟撮影拡大衆院本会議で民主党議員らに声をかけられる松木謙公氏(中央)=2日午後3時4分、飯塚悟撮影
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/TKY201106020622.jpg

 不信任案は絶対に可決する――。2日の代議士会まで、そんな高揚感に包まれていた小沢グループは、首相の辞任の意向表明で一転、沈滞ムードに陥り、打つ手を見いだせないでいる。

 2日夜、小沢氏はグループの議員約40人と都内のカラオケ店へ出かけた。日本酒党の小沢氏には珍しく、テキーラのショットグラスをあおり、まわりが止めるほどだった。議員らは特例公債法や参院での首相問責を、再度の「菅おろし」につなげようと盛り上がり、小沢氏も「みんなの結束が退陣に結びついた。次の戦いに向けて結束して頑張ろう」と上機嫌だった。

 だが、不信任案可決で場合によっては党を割り、新たな連立の枠組みで政権入りも視野に入れていただけに、先に首相から辞任カードを切られたショックは大きい。小沢氏自身も採決では欠席するにとどまり、不信任案はあっけなく否決。この間、小沢氏は欠席した議員と、事務所にこもり、採決をテレビで見守るしかなかった。

585名無しさん:2011/06/03(金) 13:27:14
>>584
> 日本酒党の小沢氏には珍しく、テキーラのショットグラスをあおり、まわりが止めるほどだった。

なんかヤケ酒っぽいんだよなぁ。
結果考えれば仕方ないかもしれんけど。

586とはずがたり:2011/06/21(火) 22:20:02
奥村氏は穏健派なんだな。

小沢氏、不信任案決議で痛手 「軍団」に亀裂、奪えぬ主導権
産経新聞2011年6月20日(月)08:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110620058.html

 民主党の小沢一郎元代表が自らを支持するグループの結束に腐心している。内閣不信任決議案をめぐり内部に深い亀裂が入ったためだ。小沢氏側近を自任し、不信任案賛成に積極的に動いた「急進派」と、側近争いに嫌悪感を覚え、不信任案にも否定的だった「穏健派」の距離は一気に広がり、決議案否決後も解消されていない。小沢氏は次期代表選をにらみ、主導権奪還に向け、4つあるグループの統合を検討しているが実現のハードルは高い。政界随一の結束を誇る軍団は正念場を迎えている。(山本雄史)

 ◆対立エスカレート

 国会内の一室に16日午後、鳩山由紀夫前首相、菅直人首相、前原誠司前外相、野田佳彦財務相の各グループに所属する若手議員や中間派の計約20人が集まった。

 目的は代表選に向けた若手の足場づくり。そこには小沢氏を支持する衆院2〜4回生でつくる「一新会」など小沢グループからも数人が参加した。いずれも、不信任案への賛成を拒んだ穏健派の面々だった。

 小沢氏が進めた不信任案への同調を求める署名活動も一新会事務局長の岡島一正衆院議員ら急進派が仕切ってきた。穏健派の一新会会長代行、奥村展三衆院議員は署名活動を知らされてすらいなかった。

 菅首相への批判の高まりから、不信任案採決の前日の1日には穏健派も含め71人が集まり、小沢氏は面目を保ったが、両派の対立は解消されるどころかエスカレートしている。

 13日から5日連続で開かれた小沢氏との夜会合は急進派の議員が中心となって計画し、不信任案に否定的だった穏健派は誰一人招かれなかった。

 だが結束が高まったはずの急進的な「同志」の間でも、今後の戦略についてはさまざまな意見があり、方向性は共有されていない。

 政治資金規正法違反事件の裁判を抱える小沢氏が、1審で無罪を勝ち取って復権し、「次の次」の代表選に出馬し首相を目指すべきだとの声は依然として根強い。小選挙区の当選組や政務三役ポストが視野に入る中堅は離党に否定的だ。

 その一方で、民主党と決別し新党を結成し、政界再編を仕掛けていくべきだとの意見もくすぶり続ける。特に、民主党会派からの離脱を表明した16人のグループは全員が比例単独選出議員で選挙区がなく、小選挙区も空きが少ないため、小沢氏とともに党を飛び出すことを念頭に置く議員は少なくない。

 小沢氏もその辺の事情は十分理解しており、グループ議員との意思疎通に優先的に時間を割いている。若手には「1年生議員なのに君たちは(不信任案で)大きく政治を動かした。なかなか経験できないぞ。みんな自信を持ってくれ」と激励し、「必ず選挙の面倒はみるから心配するな」と甘言も忘れない。

 ◆グループ統合計画

 当面の小沢氏の課題は次期代表選にどう臨むかだ。一部の小沢系議員は鹿野道彦農水相の擁立に動いているが、グループ内には異論もある。小沢氏に近い海江田万里経済産業相の擁立についても、東京電力福島第1原発事故の影響を懸念し賛否が割れている。自主投票にすればグループが空中分解しかねない。

 グループ統合計画は一新会に加え、衆院当選1回生でつくる「北辰会」、参院小沢系、旧自由党系の4つを束ねることで、意思疎通を円滑にし、結束をより強めようというものだが、大所帯になれば非小沢系議員から警戒感が一層強まるのは確実だ。

 小沢氏の求心力は今まさに問われている。

587とはずがたり:2011/07/04(月) 20:54:28

陸山会事件:検察、調書却下で異議申し立てへ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110702k0000m040102000c.html

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書3人の公判で、検察側が証拠請求した3人の供述調書の相当数を、東京地裁が採用しなかったことを受け、東京地検は1日、週明けにも同地裁に異議申し立てする方針を固めた。20日の論告では内容の大幅見直しも予想されるが、ある検察幹部は「有罪立証に致命的な問題はない」とした。

 検察側が証拠請求した調書は▽元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)の2通▽元私設秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)の15通▽元私設秘書の池田光智被告(33)の21通−−計38通。関係者によると、同地裁は「他の被告が自白したとの虚偽情報を告げて供述を得ようとする『切り違え尋問』など任意性に疑いがある調べがあった」とし、石川被告の10通、池田被告の2通の全内容を却下。他の大半の調書も一部却下した。大久保被告の調書は採用されたが、「信用性に問題がある」と指摘しているという。

 大久保被告の関与を示す直接証拠だった石川、池田両被告の調書が却下されたことで、弁護側は「(大久保被告の)無罪の可能性が高くなった」と説明。一方で、石川被告が小沢元代表から受け取った約4億円を、銀行口座に分散入金した際の金の動きなどの客観的事実から、別の検察幹部は「(石川被告は)公判で金の流れを全く説明できていない。供述調書がなくても有罪立証は可能」と強気の姿勢を見せた。【鈴木一生、山本将克、野口由紀】

毎日新聞 2011年7月1日 22時24分

588とはずがたり:2011/07/28(木) 02:37:35

民主党:菅首相退陣、8月半ばがポイント…小沢元代表
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110728k0000m010106000c.html

 民主党の小沢一郎元代表は27日夜、東京都内の飲食店で自らを支持する衆院新人議員12人との会合に出席し、菅直人首相について「党執行部の動きなどを勘案すると、(特例公債法案成立など)3条件にかかわらず、おそらく辞めないだろう」と語った。そのうえで「臨時国会を開かなくても予算編成はできる。8月31日の通常国会会期末に(首相退陣という)形を出さないと、来年の通常国会まで(菅首相で)行ってしまう」と指摘し、会期末を控えた8月半ばのお盆ごろが退陣を左右するターニングポイントになるとの見方を示した。

毎日新聞 2011年7月27日 21時41分(最終更新 7月27日 23時40分)

589チバQ:2011/07/29(金) 21:37:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110729-00000100-mai-pol
<小沢元代表>「無責任な思いつきが民主党の人気悪くする」
毎日新聞 7月29日(金)21時7分配信


拡大写真
民主党議員の会合に出席、菅直人首相を批判する民主党の小沢一郎元代表=堺市内のホテルで2011年7月29日午後7時15分、三村政司撮影

 民主党の小沢一郎元代表と海江田万里経済産業相は29日、堺市堺区で開かれた同党衆院議員の会合に出席。元代表は「最近は無責任な思いつきを言って、受けだけをねらう発言をする人がいて、ますます民主党の人気を悪くしている」と、菅直人首相を批判した。

 元代表は「菅さんも解散すると言って脅かしていたが、最近になって2年後だと言って、(衆参)ダブル選挙だとか余計な解釈までしている」と批判。海江田氏は「民主党の議員が気持ちを一つにして、国難にあたることができていない」と語った。

590チバQ:2011/08/09(火) 22:42:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011080700081
小沢氏、虎視眈々=周辺に新党論も
 民主党の小沢一郎元代表が、菅直人首相を退陣に追い込むべく、虎視眈々(たんたん)と機会をうかがっている。「ポスト菅」政権の下で、再び影響力を発揮したい考えだ。小沢氏は6月に否決された菅内閣不信任決議案の再提出をちらつかせて首相をけん制。周辺では、首相が居座った場合の新党結成の可能性を指摘する声も出ている。
 「お盆が明けても首相が辞めないなら、一人一人が決断しなければならない」。小沢氏は今月1日、自身を支持するグループの議員との会食でこう語った。「決断」の具体的な内容には触れなかったが、自らと行動をともにすることへの期待がにじむ。
 小沢氏は、不信任案が否決された際、支持グループの対応が乱れて求心力を落としたが、その後、グループメンバーとの会合を重ねて結束固めに専心。党内では、「徐々に成果が表れている」との見方が出ている。
 小沢氏はかねて周辺に「首相を辞めさせるには不信任決議しかない」と語っている。会期中に同じ議案を2度は扱わない「一事不再議」の慣例があるものの、小沢氏は「提出者と提案理由が違えば、一事不再議に反しない」と公言する。ただ、議案提出には民主党会派を代表する岡田克也幹事長の承認が必要で、岡田氏が認めることはないとみられている。
 そこで取り沙汰されるのが新党構想だ。小沢氏の知恵袋である平野貞夫元参院議員は先月28日のBS番組で「小沢氏は現時点で新党をつくらないと言っているが、想定外のことが起きる可能性がある」と指摘。別の小沢氏周辺も「菅さんが辞めなければ新党をつくるしかない。新党なら不信任案を自分たちで出すことができ、新党に90人参加すれば可決もできる」と話す。
 とはいえ、グループ内には「不信任や新党などあるわけがない」(若手)と冷めた声もあり、温度差は否めない。不信任案の再提出を主張する中堅議員も、「まず執行部全員が辞表を出さないといけない」と腰が定まっておらず、小沢氏が政局の主導権を握るのは容易でなさそうだ。(2011/08/07-14:42)

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591とはずがたり:2011/08/30(火) 10:21:50

小沢氏、3回連続の「敗北」=求心力低下に拍車−民主代表選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011082900838&rel=y&g=pol

 29日の民主党代表選で、小沢一郎元代表が支援した海江田万里経済産業相が決選投票の末に敗れ、小沢氏にとっては3回連続の代表選「敗北」となった。小沢氏はグループの結束を固め直して引き続き再起をうかがう考えだが、求心力低下に拍車が掛かる可能性もある。
 「177票は立派な数字だ。今後は三つの(小沢)グループの垣根を取り払い、一から勉強し直したい」。小沢氏は29日、代表選会場に姿を見せなかったが、その後、都内のホテルで開かれた小沢グループの「残念会」には出席。現在三つに分かれているグループを統合する考えを示した。
 小沢氏は今回の代表選に臨むに当たり、周辺に「絶対に勝たなければいけない」と語り続けた。独自候補を擁立できなかった昨年6月と、自ら出馬して敗れた9月の代表選に続き、菅内閣不信任決議案に同調しようとした今年6月の「政局」も失敗。求心力の陰りは否めないためだ。10月6日には自身の資金管理団体の政治資金規正法違反事件をめぐる初公判を控え、焦りもあるとみられる。
 このため、小沢氏は「勝ち馬」に乗ろうと、ぎりぎりまで態度表明を保留。一時は新代表に有力視された前原誠司前外相との連携も探ったが、前原氏が小沢氏と距離を置く姿勢を示したため、別の候補者の擁立を試みた。しかし、これも実を結ばず、結局は消極的選択で海江田氏を支持。小沢氏の復権を警戒する他陣営からは、「小沢包囲網」を敷かれた。
 党関係者によると、小沢氏は29日朝、かつてグループに所属していた若手議員を呼び出し、協力を求めようとしたが、この議員は応じなかった。小沢氏は、来年9月の任期切れに伴う代表選をにらんでいるとの見方がもっぱらだが、グループ内からは「小沢さんの時代は終わりつつある」との声も漏れている。 (2011/08/29-21:00)

592とはずがたり:2011/08/30(火) 14:06:53

小沢氏、代表選3連敗 遠い復権…民主代表選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110830-OHT1T00070.htm?from=related

海江田氏を支援するものの敗れ、陣営の選対に向かう小沢氏(中央)

 菅直人首相(64)の後継を決める民主党代表選は29日、都内のホテルで党所属国会議員による投開票が行われ、決選投票の結果、1回目で2位だった野田佳彦財務相(54)が215票を獲得、同1位の海江田万里経済産業相(62)を38票差で破り新代表に選出された。野田氏は、同じく同3位だった前原誠司前外相(49)陣営らとの下位連合で、小沢一郎元代表(69)の支持を得た海江田氏をひっくり返した。小沢氏は自身が出馬した昨年に続く代表選連敗となり、影響力に陰りを見せた。

 剛腕、再び敗れる―。小沢氏が鳩山由紀夫前首相(64)と後押しした海江田氏は、1回目こそ最多得票だったが、決選投票で完敗した。結局は昨年から続く「親小沢VS反小沢」の繰り返し。小沢氏の復権は遠のいたとの見方が強い。

 終戦後、海江田氏はサバサバした表情だったが、小沢氏の支持の影響を聞かれると「それは分からない」と言葉を濁した。陣営では「小沢さんはしくじった」と落胆の声も。国会で泣き、経産相辞任の時期も逸した海江田氏は、消去法で残った人物。求心力を欠き、演説もキレはなかった。

 さらに「決選投票を見込んで、鹿野陣営と連携するべきだった」という怒りの声も上がった。小沢氏側は鹿野氏擁立の中心人物だった山田正彦前農相(69)を寝返らせ、鹿野氏の怒りを買った時点で、実は劣勢だった。にもかかわらず「(陣営は)1回で過半数をとればいいなんて舞い上がって、緻密な数字の話をしないで、何かというと集まって酒飲んでただけだ」。

 昨年9月、小沢氏が菅首相に敗れた代表選で、小沢氏に投票した国会議員は200人。今回は小沢氏ら党員資格停止者もいて、投票総数は16減だったものの、海江田氏が集めたのは177票。小沢神話の崩壊を物語る数字とも言える。

 敗戦後、小沢氏は都内ホテルの選対本部を訪れ「こういう中で177票というのは立派な数字だが、負けは負けだ」と認めた。一方で「野田新代表には頑張ってほしいし、支援したいが、これからの態勢次第だ。言葉だけの挙党一致なのかどうか見極めなければならない」と早速けん制。衆院2つと参院、計3つあるグループの一本化を指示した。

593とはずがたり:2011/08/30(火) 21:56:41

壮絶!民主代表選の全内幕…手負いの“豪腕”次の一手はこれだ
2011.08.30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039104547/1892-1893

 代表選出馬に向けて、有力候補が最終判断を迫られていた18日(木曜日)夜、小沢氏と輿石東参院会長(75)、石井一副代表(77)、国民新党の亀井静香代表(75)が懇談した。

 驚いたことに、小沢氏は饒舌だった。3時間半に及んだ懇談のうち、半分ぐらいは1人で話していたという。
 小沢氏「来週、俺自身が動こうと思う。(一新会と参院、北辰会の)3つに俺自身が出て集約する。絶対まとめてみせる。民主党を一本化できる候補がいる。神が降りてくると言ったろう」

 この話を黙って聞いていたのが輿石氏だった。当然である。実は、小沢氏はみんなに話すフリをしながら、輿石氏に向かって話していたのだ。

 小沢氏はこの時点で、輿石氏に代表選出馬を打診していた。輿石氏は「考えさせてほしい」と保留。小沢氏は週明けには受けてくれると確信し、火曜日と水曜日のグループ会合で「輿石氏擁立」のヒントを示し、グループ議員を再結集させる予定だったのだ。

 饒舌だった小沢氏の話を意訳するとこうだ。
 「輿石さん。俺がまとめる。だから受けてくれ」
 輿石氏を担ぎ出すというすごい絵は、誰も描けない。小沢氏の中では、菅直人首相(64)退陣が現実味を帯び始めたお盆前後から「輿石氏擁立」が固まっていた。小沢氏をよく知る元議員が言う。

 「党内では『小沢グループが乗ってくる候補は誰か』という構図で動いていたが、小沢さんは『誰を担げばみんなが乗ってくるか』を考えていた。出た結論が、輿石さんだった」

 参院からというのもポイントだ。首相は国会議員ならなれるが、参院の場合、院が違う衆院の解散権を持つため「問題が多い」とされてきた。ところが、小沢氏は「代表の残り任期の1年間だけ」「解散権は行使しない」「野党と協力して救国内閣を作る」と公約することでクリアできると考えた。しかも、挙党一致できる。

 「輿石さんは現執行部で菅さんを守ってきた。『反小沢』の仙谷(由人官房副長官、65)さんも反対できない。『ねじれの主戦場(=参院)をバックアップしよう』という案に、誰も異を唱えられない。『解散しない』と宣言すれば、選挙を怖がっている若手も安心して乗れる」(同元議員)

 実は、輿石氏はこうした小沢シナリオを受け入れ、一度は「出る」旨の返事をしたという。ところが、シナリオが狂う。

594とはずがたり:2011/08/30(火) 21:57:06
>>593-594
 前原誠司前外相(49)がグループ内の主戦論に押され、「ラストチャンス」と見て、突然出馬へ転じたのだ。それは、小沢氏が動くと宣言していた先週初めだった。輿石氏はひるんだ。

 「人気の高い前原氏が参戦すると世代交代などの争点も浮上し、若手が流れる可能性が高い。輿石さんが前言を翻して22日、小沢さんに『辞退』を伝えたようだ」(小沢グループ参院議員)

 小沢氏は次善の策として、西岡武夫参院議長(75)の擁立を考えていた。24日の同グループ参院の集まりでは、こうヒントを出した。
 「地位と名誉と命もなげうつ覚悟があるなら、参院からでも構わない」
 この話を聞いた主要メンバーは「小沢さんは西岡議長を考えている」と察知し、西岡氏擁立がグループの既定路線になった。だが、告示前日の26日になって、輿石氏が参院からの擁立に反対する姿勢を示し始めた。

 「1つは西岡さんへの嫉妬。2つ目は、西岡さんが議長を辞めたら、小沢さんが自分を議長にするハラだと疑っていた。輿石氏はまだ参院を会長として掌握したい。だからクビを縦に振らなかった」(同参院議員)

 小沢氏と共同歩調をとる鳩山由紀夫元首相(64)も、西岡氏擁立に反対だった。
 鳩山グループは代表選で路線対立から四分五裂。独自候補を立てないとバラバラになる危機感があった。そのため、小鳩連合で海江田万里経産相(62)を擁立する案を決めたのだ。

 鳩山氏も26日、小沢氏に「海江田氏支援」を提案した。小沢氏は、西岡氏にこだわったが、その後、連絡を取った輿石氏は「参院からは反対。海江田さんでもいい」。小沢氏はなお、「西岡氏擁立」を模索したが、夕方、ついに折れて「海江田氏支援」を決めた。

 小沢氏の心中を元議員はこう解説する。
 「小沢さんには強烈なトラウマがある。自民党を割って飛び出したときに、参院を軽視したばかりに誰もついてこず、その後の細川連立政権で苦労した。『参院を大事にしなければ何もできない』。輿石さんの強硬な態度で諦めた」

 小沢シナリオが潰えた瞬間だった。
 《小沢氏を支持する議員グループは30日昼の会合で、現在3つに分かれている衆院1回生の『北辰会』と、中堅議員の『一新会』、参院議員グループを統合する方針を確認した。小沢氏は会合で『大同団結して今までできなかったことをやろう』と語った。新組織の会長には小沢氏が就任する方針という》
 小沢氏は3次補正予算成立後の解散・総選挙を要求している自民党とも「水面下で接触して新党での出直しを図っている」(自民党ベテラン)

 小沢氏は次の一手に向けて動き出している。

595チバQ:2011/08/30(火) 22:37:28
http://www.asahi.com/politics/update/0830/TKY201108300605.html
小沢グループが統合 結束強化、100人規模に
 民主党の小沢一郎元代表は30日、衆参に三つある自らの議員グループを統合し、新グループの会長に就任することを決めた。グループへの帰属を明確にする「純化路線」をとり、結束を強める。来年9月に再び行われる党代表選をにらみ、「最後の決戦」(側近)に備える狙いもある。

 小沢氏は30日、3グループ幹部ら約30人を前に「グループをどういう形にしていくか、みんなの議論が必要だ」と述べ、約1時間意見を聴いた。出席者のほとんどが一本化に賛同したという。新グループは100人規模になるとみられる。

 小沢氏に近い議員によると、グループが分散していることで「政局のたびに、他グループとの間でふらふらする議員がいる」との意見が噴出。グループ統合で他グループとの掛け持ちの禁止も視野に、小沢グループの結束力を強める構えだ。

596チバQ:2011/08/31(水) 22:48:53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011083102000028.html
小沢グループ一本化へ 危機感強まる
2011年8月31日 朝刊

首相指名選挙で投票する民主党の小沢元代表=30日午後、国会で


 民主党の小沢一郎元代表は三十日、三つに分かれている自らのグループを統合し、新たなグループをつくる方針を固めた。党代表選で支援した海江田万里経済産業相が敗れたことを受け、党内での求心力低下を食い止める狙いがある。 (城島建治)

 小沢元代表を支える勢力は計約百三十人と、党内最大勢力。当選一回の衆院議員でつくる「北辰会」、当選二回以上の「一新会」、参院議員グループに分かれて活動している。

 これについて小沢元代表は三十日、衆院議員会館で開かれた三グループの合同会合で「これまで派閥的な動きは自重してきたが、大同団結して、今までできなかったことをやろう」と述べた。

 代表選の翌日に、元代表がこうした方針を示したのは、自らを取り巻く環境が厳しくなっている危機感の裏返しだ。

 元代表は、自ら出馬して菅直人首相に敗北した昨年九月の代表選に続き、今回の代表選で「連敗」。十月には政治資金規正法違反罪で初公判も始まる。今後も党内で一定の影響力を持ち続けるには、グループの結束を高めることが不可欠と判断したようだ。

 一新会幹部は「今までいろいろなグループに分かれ、小沢さんの言葉をいいように解釈してバラバラのことを言っていた」と説明しており、意思疎通を高める狙いもある。

 元代表は三十日、衆院本会議に出席し、首相指名選挙で野田佳彦新首相に投票した。当面、野田氏の対応を見極めつつ、正面衝突を避ける構えも見せる。

 ただ、これらの動きは弱気の裏返しと言えるだけに、「これからグループを抜ける議員がぼろぼろ出る」(若手)と冷めた見方も広がっている。

597チバQ:2011/09/04(日) 17:03:23
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/09/04/kiji/K20110904001549700.html
来年の民主代表選に小沢氏出る?山岡氏が言及
 山岡賢次国家公安委員長は3日のテレビ東京番組で、来年の民主党代表選に小沢一郎元代表が出馬する可能性に言及した。「1年先のことを予測できる人はいないが、必要とされれば、そういうこともあるかもしれない」と述べた。

 一川保夫防衛相が「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と発言したことについては「謙遜の意味を込めた言葉だ。一川氏の全てと取られると気の毒だ」と擁護した。
[ 2011年9月4日 06:00 ]

598とはずがたり:2011/09/20(火) 12:22:51
掛け持ち禁止したら自民党の派閥になっちゃうしねぇ。。掛け持ち禁止の小沢派とゆるやかな小沢系親睦会の2Gつくればいいんでないかい?小沢派は小沢系親睦会に内包される形で。

民主党:小沢グループ、純化の道遠く かけ持ち禁止に反発、強行なら半減も
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110920ddm005010166000c.html

 民主党の小沢一郎元代表=似顔絵=を支持するグループの統合が難航している。統合は元代表の指示によるものだが、締めつけを嫌う若手が反発し、グループ間のかけ持ち禁止も実現しない。元代表の目指す派閥化の道は遠そうだ。

 統合案は、小沢グループが8月の代表選で敗北したことを受け、来年9月の次期代表選に向けた求心力維持が狙い。新人衆院議員でつくる「北辰会」、衆院当選2〜4回の中堅・若手議員の「一新会」、参院小沢系の計三つある支持グループを統合し、人事とカネの配分と引き換えに、代表選で一致結束して対応する派閥化を明確にしようとした。

 ところが北辰会のメンバーが「かけ持ち禁止」に反発。グループ幹部は「1回生はおいしい思いができるとなると、すぐ他グループに行く」と嘆く。約130人の小沢グループだが、幹部はかけ持ち禁止を強行すれば60〜70人になるとみる。「数」が頼みの小沢グループが純化路線で急減しては本末転倒だ。

 野田政権発足に伴う人事では、各グループが輿石東幹事長に「推薦名簿」を提出し、ポスト配分を受けた。しかし、小沢グループ幹部は「政務三役でも小沢グループなのか他グループの推薦なのか、はっきりしない議員がいる」と言う。もらうものはもらうが、締めつけを嫌う「民主党文化」は、小沢グループでも健在のようだ。【葛西大博】

毎日新聞 2011年9月20日 東京朝刊

小沢グループ:統合難航 「かけ持ち禁止」に抵抗強く
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110920k0000m010026000c.html

 民主党の小沢一郎元代表を支持するグループの統合が難航している。統合は元代表の指示によるものだが、締めつけを嫌う若手が反発し、グループ間のかけ持ち禁止も実現しない。元代表の目指す派閥化の道は遠そうだ。

 統合案は、小沢グループが8月の代表選で敗北したことを受け、来年9月の次期代表選に向けた求心力維持が狙い。新人衆院議員でつくる「北辰会」、衆院当選2〜4回の中堅・若手議員の「一新会」、参院小沢系の計三つある支持グループを一つに統合し、人事とカネの配分と引き換えに、代表選で一致結束して対応する派閥化を明確にしようとした。

 ところが北辰会のメンバーが「かけ持ち禁止」に反発。グループ幹部は「1回生はおいしい思いができるとなると、すぐ他グループに行く」と嘆く。約130人の小沢グループだが、幹部はかけ持ち禁止を強行すれば60〜70人になるとみる。「数」が頼みの小沢グループが純化路線で急減しては本末転倒だ。

 野田政権発足に伴う人事では、各グループが輿石東幹事長に「推薦名簿」を提出し、ポスト配分を受けた。しかし、小沢グループ幹部は「政務三役でも小沢グループなのか他グループの推薦なのか、はっきりしない議員がいる」と言う。もらうものはもらうが、締めつけを嫌う「民主党文化」は、小沢グループでも健在のようだ。【葛西大博】

毎日新聞 2011年9月19日 19時11分

599とはずがたり:2011/09/26(月) 23:11:17

<陸山会事件>元秘書有罪 小沢元代表復権に大きな打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110926-00000116-mai-pol
毎日新聞 9月26日(月)22時9分配信

 民主党の小沢一郎元代表の元秘書の石川知裕被告ら3人に有罪判決が出たことで、元代表の政治責任が厳しく問われるのは必至だ。元代表との融和路線を進める野田佳彦首相に批判の矛先が向かえば、野党の協力で11年度3次補正予算編成にめどをつけようとする政府・与党の戦略も揺らぐことになる。

 小沢グループ内では、水谷建設からの裏献金の授受までは判決で認められず「少なくとも大久保隆規被告は無罪」との期待が強かった。その構図を前提に、来年4月にも判決が予定されている元代表の裁判で無罪となれば、党員資格停止処分も見直され、来年9月の党代表選前に態勢を立て直せるとの思惑もあった。しかし、元事務担当者の石川、池田光智両被告はもちろん、元会計責任者の大久保被告まで有罪判決を受け、「復権」への見通しは立たなくなった。小沢グループの新人衆院議員は「がっくりだ。小沢さんの裁判にも影響するだろう」と肩を落とした。元代表は、国会内の理髪店で散髪した後、東京都内の個人事務所にこもり、コメント要請にも応じなかった。

 党執行部は現時点で、静観の構えを見せている。野田首相は衆院予算委員会の答弁で「石川議員は今、(民主)党籍を持っていない。判決の中身をよく承知しないでコメントをすることはできない」と述べるにとどめた。輿石東幹事長も、石川被告の議員辞職勧告決議案や元代表の証人喚問などを求める声が野党から出ていることについて「党としては考えていない」と一蹴した。

 だが、山根隆治副外相は記者会見で「元代表は衆院政治倫理審査会に出て説明することがいい機会になる」と指摘。裏献金が認定されたことを受け、元代表の説明責任をあいまいにすれば、党全体が世論の反発にさらされるとの懸念が広がろうとしている。

 野党側からは早速、元代表や石川被告の議員辞職のほか、国会での元代表の証人喚問など、厳しい対応を求める声が相次いだ。

 自民党の石原伸晃幹事長は26日、「秘書の管理者として小沢元代表の責任は極めて重く、議員辞職に値する。証人喚問も求めたい」と国会内で記者団に述べた。さらに石川被告に対し、議員辞職勧告決議案を改めて提出することを「前向きに検討したい」と語った。公明党の山口那津男代表も26日、「小沢元代表の責任は免れない。証人喚問も含めて国会としての行動が求められる」と同調した。【葛西大博、念佛明奈】

600とはずがたり:2011/09/27(火) 18:17:06
裏金詮索されたくないから小沢から借りた4億円記載されなかったってゆう検察側の主張ですがよく解らないんだけど。。

「小沢さん信じたいが…」地元の表情複雑 元秘書有罪判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t33016.htm

 小沢一郎民主党元代表の元秘書3人への有罪判決は26日、小沢氏の地元・岩手にも波紋を広げた。地盤の奥州市では有権者が「小沢さんを信じたいが…」と複雑な表情。県政界では、民主党県連が「控訴審での無罪を信じる」と強調したのに対し、他党からは「政治不信を助長した責任を取るべきだ」と迫る声が上がった。
 小沢氏の地盤、奥州市のJR水沢駅前で買い物をしていた男性(78)は「応援したい気持ちはあるが、元秘書が有罪なら小沢さんも何かあるのではと思ってしまう」と表情を曇らせた。
 津波で被災し、仮設住宅で暮らす陸前高田市の主婦(58)は「復興にはまったく影響ない。小沢さん本人も震災後、姿を見せていないし」とあまり関心がない様子。
 一方、達増拓也知事は「客観的事実に基づいても有罪にはならないケース」と判決を批判。民主党県連の佐々木順一幹事長は「無罪を信じてきたので残念だが、控訴審での無罪を信じている。判決が党に影響を与えるとすれば、最小限にとどめなくては」と強調した。
 自民党県連の千葉伝幹事長は「有罪は当然。小沢氏に対する県民、国民の目はより厳しくなる」と語った。


2011年09月27日火曜日

601名無しさん:2011/09/30(金) 11:22:36
検察はおろか裁判所だって判って言ってないでしょ。
小沢だから有罪、小沢に関係してるから有罪、これだけですよ。

多分検察や裁判所より判ってるだろう江川紹子
「9.26陸山会事件の判決を聞いて」
http://www.egawashoko.com/c006/000331.html

本文転載はここより法学論集や政治とカネの方がふさわしい気がするのだが判らんので管理人さんが決めて転載してくださると助かる。

602とはずがたり:2011/10/03(月) 00:55:04

小沢氏証人喚問86%「応じるべき」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/530495/
配信元:産経新聞
2011/10/02 22:33更新

 共同通信が1、2両日実施した全国電話世論調査によると、野田内閣の支持率は54・6%で発足直後の前回調査より8・2ポイント下がった。不支持率は9・7ポイント増の27・8%だった。

 9月30日に発足した自民党新執行部に「期待する」と答えた人は32・1%にとどまり、「期待しない」の60・6%を大きく下回った。

 資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で元秘書3人に有罪判決が出た民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題では「証人喚問に応じるべきだ」が86・0%に達した。「応じなくてよい」は11・6%。小沢氏は「議員辞職すべきだ」と答えた人も66・5%いた。

 民主党の支持率は27・1%で、自民の23・2%を上回った。他の政党支持率はみんなの党5・7%、公明党4・0%、共産党3・2%、社民党0・9%、国民新党0・4%、たちあがれ日本0・2%、新党改革0・2%、新党日本0・1%、支持政党なしが33・8%。

603とはずがたり:2011/10/03(月) 10:48:11

「スケープゴートにされた」 小沢氏が元秘書有罪を批判 「何の証拠もない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111002/stt11100219170006-n1.htm
2011.10.2 19:14

 民主党の小沢一郎元代表は2日、市民団体が主催するインターネット番組で、自身の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件での元秘書3人への有罪判決について「何の証拠もないのに裁判官が独断、推測に基づいて有罪を決めるのは民主主義国家では考えられない」と批判した。

 小沢氏は「一方的な意見だけで判決が左右されれば本当に暗黒社会になってしまう」と指摘。「今までの体制で既得権を持ってきた人は、私を国政の先頭に立たせてはいけないという意識を働かせている。政権交代のスケープゴートにされた」と強調した。

 小沢氏が公の場で発言するのは9月26日の判決後初めて。報道各社は小沢氏の事務所に取材を要請しているが応じていない。初めての発言にネット番組を選んだ理由について、小沢氏は「テレビ、新聞は偏向した報道になるから真意が伝わらない」と主張した。

 番組はAPF通信社(山路徹代表)が制作し、ネット中継した。主催者の市民団体は「どういうふうに編集されるか分からない」と、テレビ各社の映像や音声の二次使用を原則として認めなかった。また、3万円の使用料を払えば番組の写真を提供するとした。

604とはずがたり:2011/10/03(月) 10:50:01
>>601
転載しときます。

9.26陸山会事件の判決を聞いて
http://www.egawashoko.com/c006/000331.html
2011年09月28日

 裁判所の大胆で強気な判断の連続に、判決を聞いていて驚きを禁じ得なかった。

 実際に報告書を作成した石川知裕、池田光智両被告は有罪とされることは十分ありうる、と思っていた。この事件は、お金の出入りについて、政治資金収支報告書に記載すべきかどうか、いつ記載すべきかが、本来は最大の争点だった。なので、実際に支出があった年に報告しなかったり、小沢一郎氏の他の政治団体など身内間の金の融通についても逐一報告しなければ違法、と判断すれば、有罪になる。

 なので、主文言い渡しの際、2人が有罪となったことについては(求刑通りという厳しさには「おっ」と思ったが)、特に驚いたわけではない。驚いたのは、判決理由と、陸山会事件で大久保隆規被告も有罪とした点だった。  

 東京地裁は、6月に証拠採否の決定で、検察側主張を支える供述調書の多くを退けた。自ら証拠を排除しておいて、判決ではそれを「当然…したはずである」「…と推認できる」など、推測や価値観で補い、次々に検察側の主張を認めていった。しかも、その論理展開は大胆に飛躍する。

 たとえば、大久保被告の関与。同被告が政治資金報告書の作成に関与していないことは争いがない。しかも、石川、池田両被告が「報告書原案を大久保被告に見せて了承を得た」とする検察側主張を、裁判所は判決で退けている。

 にも関わらず、石川被告から土地の登記の日をずらすよう不動産会社と交渉して欲しいと頼まれたことで、小沢氏が建て替えた4億円を隠蔽することについてまで、大久保・石川両被告人は「意思を通じ合った」と決めつけた。さらに、それから半年後の報告書に虚偽を記載する共謀までできあがったと認定。そのうえ、石川被告から後任の池田被告に事務に関する引き継ぎをもって、「石川を通じて池田とも意思を通じ合った」と断定した。そんな証拠はどこにあるのだろうか。

 法廷で明らかになったことは全く逆の事実だった。石川被告が自身の選挙の準備で忙しく、丁寧な引き継ぎを行わなかったうえ、この2人の関係は疎遠だった。池田被告は厳しい石川被告を恐れ、満足に問い合わせもできずにいた。そのため、報告書に記載された金についての認識も、両者で食い違う。

 にも関わらず、石川被告を媒介に大久保被告と結びつけられたうえ、判決でいきなり「大久保に報告するのが自然である」と認定された池田被告は、よほど驚いたのか、目をぱちくりさせていた。

 いくら「名ばかり」といえども、会計責任者になっている以上、石川、池田両被告人の行為が違法と判断されれば、大久保被告の道義的、あるいは政治的な責任が問われるのは当然だろう。しかし、だからといって刑事裁判において、裁判官の価値観と推測によって、かくも安易に共謀を認定し、刑事責任を負わせるというのは、あまりに荒っぽく、危険に思えてならない。

 犯罪の実行に直接関与せず、それについての相談にも乗らず、謀議もなく、事後にも何の報告も受けず、犯罪の存在すら知らずにいても、共謀が成立して有罪となるのでは、企業などでは部下の犯罪は知らずにいても上司の罪となりうる。これでは、郵便不正事件で、係長が行った公的文書の偽造を上司の村木厚子さん(当時課長)は知らないはずがない…という思い込みから出発した(と考えられる)大阪地検特捜部の発想や判断と同じではないのか。

 水谷建設から石川被告への5000万円の授受も、目撃者も裏付け証拠もないまま、同社関係者の証言だけで、「あった」と断定した。これなら、複数の仲間が一定の意図の下に「金を渡した」というストーリーに基づいて話を合わせれば、それが事実ということになり、いくらでも事件が作れてしまう。石川被告に5000万円を「渡した」とする証人は1人だけで、しかも、その証言に疑問を投げかける別の証人も2人いた。にも関わらず、「渡した」と決めつけるのは、被害者の訴えだけで逮捕されたり有罪判決を受けたりする痴漢冤罪事件と同じ構図に見えてならない。

605とはずがたり:2011/10/03(月) 10:50:18
>>604-605
 冤罪を防ぐために、昨今は痴漢事件でも、手に付着した下着の繊維片などの裏付け証拠が重視されるようになってきた。今回の判決は、こうした証拠重視の時代の流れに逆行していると言わざるをえない。

 もう1つ気になったのは、裁判所が、肝心の政治資金収支報告書の記載について淡々と証拠と法律に基づいて判断するのではなく、「政治とカネ」問題を断罪することに並々ならぬ熱意を注いでいたことだ。

 そもそも本件、つまり政治資金の虚偽記載に関して、水谷建設からのヤミ献金の有無は直接関係がない。なぜなら、検察側の主張するヤミ献金の受け渡しは、土地購入のために小沢氏が4億円を立て替えた後の出来事で、この4億円に問題とされた水谷マネーは入りようがないからだ。なので、小沢氏を起訴した検察官役の指定弁護士は、この問題を争点から外している。

 ところが、秘書3人の事件では、検察側は「動機もしくは背景事情」として、このヤミ献金疑惑の立証にもっとも力を入れた。そして、裁判所もそれを許した。裁判を傍聴していても、これはいったい何の事件だったのか、ヤミ献金事件、もしくは収賄事件の裁判ではないかと錯覚しそうになったほどだ。

 そして迎えた判決も、この点に多くが割かれ、読み上げる登石郁朗裁判長の声にももっとも熱が込められていた。やはり、これは収賄事件の判決ではないかと思うほどであった。そして、すでに閉廷予定時刻の5時が迫っているのに、量刑の理由を読み上げる前に、わざわざ10分間の休廷をはさみ、一気呵成に「小沢事務所と企業の癒着」を論難した。

 その口調からは、裁判所が「政治とカネ」の問題を成敗してやる、という、ある種の「正義感」がびんびんと伝わってきた。そこに、我々が社会の不正を正してやる、という特捜検察の「正義感」と相通じるものを感じて、私は強い違和感を覚えた。この種の「正義感」は「独善」につながることを、一連の特捜検察の問題がよく示しているのではなかったか。

 証拠改ざん・隠蔽事件で大阪地検特捜部の検事三人が逮捕されて一年。検察の独自捜査の問題点が少しずつあぶり出され、検察自身も改革を進めつつある。せっかく取り調べの可視化や客観証拠を重視することで冤罪をなくしていこうという機運が高まってきたのに、こういう判決は「マスコミを活用した雰囲気作りさえできていれば、薄っぺらな状況証拠しかなくても、特捜部の捜査は有罪認定する」という誤ったメッセージにならないかと危惧する。

 刑事司法の問題はすなわち裁判所の問題だ。検察が無理をしても調書を作るのは、裁判所がそれを安易に採用し、信用するからだ。しかし、郵便不正事件以降、裁判所も検察を過信するのを控えるようになってきたのではないか、という期待もあった。ところが、それはあまりに甘い見方だったようだ。

 今、もっとも改革が必要なのは、裁判所かもしれない。

(9月27日の朝刊に掲載された共同通信配信の原稿に、大幅加筆しました)

606とはずがたり:2011/10/06(木) 14:48:12

2011年10月6日1時2分
小沢氏起訴「素人判断ではない」 検察審補助役の弁護士
http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY201110040710.html

 民主党元代表・小沢一郎被告(69)の初公判が6日、東京地裁で開かれる。「起訴すべきだ」と決めたのは、11人の市民で構成する検察審査会による2度にわたる議決だ。法的な助言をするために同席した吉田繁実弁護士(60)は初公判を前に取材に応じ、「素人の感情的な判断という批判は見当違いだ」と語った。

 同席したのは、昨年8〜10月の2回目の審査。強制的に起訴するかを決める2回目は、慎重を期すために「審査補助員」として弁護士が立ち会う仕組みだ。

 「法律家としては、どうお考えですか?」「判例はどうなっていますか?」

 審査員11人の平均年齢は34.55歳。頻繁に集まって東京地検特捜部の捜査記録を読み、疑問をぶつけ合った。

 議論の焦点は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の2004年の土地取引をめぐり、政治資金収支報告書に元秘書と共謀してうその記載をしたかどうか。

 質問を受けた吉田弁護士は、上下関係がある場合に共謀を認めた過去の判例を解説した。審査員らは、不起訴にした特捜部の副部長も呼び、判例への見解などを何度も聞いた。

607とはずがたり:2011/10/07(金) 10:38:24

陸山会事件:何らやましくない…小沢元代表、会見で強気に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111007k0000m040099000c.html?inb=yt

初公判後の会見で、記者の質問に語気を強めて答える小沢一郎民主党元代表=東京都千代田区永田町の衆院第2議員会館で2011年10月6日午後5時48分、森田剛史撮影

 「何らやましいことはない」。資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴され、6日の東京地裁での初公判に臨んだ小沢一郎・民主党元代表(69)は、閉廷後の記者会見で強気の発言を繰り返した。公判での意見陳述と同様に検察批判をまくし立てながら、捜査を受けたことを逆手に取り回答を拒否するなど一方的な説明に終始。1審で全員が有罪判決を受けた元秘書3人の監督責任や道義的な責任についても言及はなかった。【鈴木一生、山本将克、島田信幸】

 「今日ぐらいはサービスしようか」。午後5時半過ぎに始まった会見の冒頭。カメラのフラッシュの中、元代表は笑みを浮かべながら、法廷でも読み上げた陳述書を立ったまま再読した。

 「(検察捜査は)法治国家では到底許されない暴力行為だ」「実質的証拠は何もない」。緊張のためか早口だった法廷と違い、抑揚をつけてゆっくりと読み進めた。

 だが、質疑応答になると一変。質問を計6問に限定し、険しい表情を見せた。国会で説明責任を果たすつもりはあるかと問われると「君は三権分立をどう考えているの?」と逆質問。「(司法の独立について)もうちょっと勉強してから質問してください」とたたみかけた。土地購入代金4億円の原資については「詳しく聞きたければ検察に聞いてください。強制捜査を1年以上やっているんだから」と、初公判で厳しく批判した検察捜査を逆に盾にとり、具体的に答えなかった。

 指定弁護士が「4億円の隠蔽(いんぺい)工作の一つ」と指摘した、陸山会の定期預金を担保にした融資について問われた場面では、別の記者が質問する順番だとして回答を拒否。「ルールは守らないと」と質問者をたしなめた。

 「何らやましいことはないので、今後も頑張っていきたいと思います」。元代表は最後にこう述べ、約20分間で会見を打ち切った。

 会見後、小沢元代表は東京・赤坂の居酒屋に向かい、偶然居合わせた大学生に拍手で見送られると、「君らも頑張れよ」と笑顔で手を振り、車の後部座席に乗り込んだ。

毎日新聞 2011年10月6日 21時50分(最終更新 10月7日 0時33分)

608名無しさん:2011/10/14(金) 19:03:42
http://14goukan.xxxxxxxx.jp/menu/

609とはずがたり:2011/10/30(日) 13:59:01

石川議員しどろもどろに…小沢被告の裁判
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20111028-00000021-ann-soci
テレビ朝日系(ANN) 10月28日(金)13時36分配信

 民主党元代表・小沢一郎被告の第3回公判が東京地裁で開かれています。裁判の実質的審理は来年1月まで行われます。28日は、小沢被告が共謀を問われている元秘書・石川知裕議員が出廷しています。ここでの証言内容は、今後の裁判の大きな鍵を握ります。

 元秘書らとの共謀の罪について問われているだけに、小沢被告は注意深く石川議員の証言に耳を傾けていました。石川議員は、小沢被告と目を合わせることなく証言台に立ちました。石川議員の横顔を目にし、それまでこわばっていた小沢被告の表情が少し緩み、緊張がほぐれたようでした。しかし、検察官役の指定弁護士が収支報告書の4億円の記載について質問すると、石川議員は何度も詰まりながら、しどろもどろになっていました。「自分としてはきちんと記載したつもりです」と答えましたが、小沢被告はこの時、若干いら立った様子で顔をしかめていました。また、小沢被告が普段、「コピー用紙は裏紙まで使うように」などと細かいことまで指示をしていたと証言しました。午後の裁判で、石川議員が小沢被告への報告了承についてどう証言するかがポイントです。

最終更新:10月28日(金)20時18分
テレ朝 news

610とはずがたり:2011/11/23(水) 21:14:43

「反消費増税」鮮明に=民主、年末へ波乱要素−小沢元代表
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011112200937

 民主党の小沢一郎元代表が消費増税反対の姿勢を鮮明にし始めた。政府・民主党は来年の通常国会に消費増税準備法案を提出する方針で、年内に党内の意見集約を目指すが、党内最大の120人規模とされる勢力を束ねる元代表が徹底抗戦に回れば、混乱は必至。年末へ向けて波乱含みの展開となる。
 「年内のタイミングを捉え、そこまで決めていくというのは世論の理解を得られない。強行するなら党内の運営も厳しくなる」。元代表は22日、自らを支持する中堅・若手議員の会合に出席し、年内に増税時期や上げ幅も含め結論を出そうという執行部の方針を強くけん制した。
 政治資金規正法違反罪で強制起訴され、自らの公判を抱える元代表。野田佳彦首相が元代表に近い輿石東参院議員会長を党幹事長に据えたこともあり、これまでは表立った政権批判を控え、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題でも静観を保ってきた。
 しかし、2009年衆院選マニフェスト(政権公約)に明記されていない消費税の引き上げとなれば話は別だ。19日はネット番組に出演し、「(予算組み替えなど)抜本改革をやらずに消費税を上げるのは反対だ」と明言した。
 元代表のグループには選挙基盤の弱い若手議員が多く、世論の反発が大きい増税への抵抗感は、TPP問題の比ではない。グループ内には「消費増税をやれば政権ががたがたになる。離党者も出る」(中堅)との声があるほか、増税反対派による新党結成の可能性も取り沙汰されている。
 首相や輿石氏は22日午後、首相官邸で開いた政府・民主三役会議で、消費増税について年内に社会保障改革と一体で党の結論をまとめ、来年3月に準備法案を閣議決定するスケジュールを確認した。しかし、TPP問題への対応などで野田内閣の支持率は下降局面に。求心力に陰りが出始めた首相が党内の「反増税」勢力を抑え込むのは容易ではない。元代表の動きが政権基盤を揺るがす可能性もある。(2011/11/22-19:50)

611チバQ:2011/11/25(金) 21:30:33
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111125/crm11112505070001-n1.htm
小沢氏政党支部へ1億円 旧新生党資金「私物化」 参院選資金か
2011.11.25 05:07 (1/2ページ)[政治資金・献金・資産]

 民主党の小沢一郎元代表(69)が代表を務める民主党岩手県第4区総支部が7月に参院選のあった昨年、旧新生党の資金が備蓄されている政治団体「改革フォーラム21」(東京都千代田区)から1億円の寄付を受けていたことが24日、分かった。民主党候補の選挙資金に使われた可能性がある。旧新生党には多額の公金が投入されており、識者からは「(解散した)政党資金の私物化」との批判が出ている。

 岩手県選挙管理委員会が公表した昨年分の政治資金収支報告書の要旨で判明した。これによると、同支部は改革フォーラム21から1億円、小沢氏の関係政治団体「誠山会」(解散)から約9500万円の寄付を受領。その後、同支部から約2億円が「寄付・交付金」として支出されている。公表されたのが要旨のため、支出先や支出時期は不明。

 改革フォーラム21は平成21年の衆院選にあたっても同様に3億7千万円を同支部に支出。この際は小沢氏の資金管理団体「陸山会」に全額を移動後、小沢グループなどに属する民主党候補91人に計4億4900万円が選挙資金として配られている。改革フォーラム21の1億円については今回の参院選にあたり、同様の手法がとられた可能性がある。

 政治資金規正法では、政党や政党支部などを除く政治団体が、別の政治団体へ年間5千万円を超えて寄付することを禁じている。いったん民主党の支部に入金後、陸山会に移動させる手法は「迂回(うかい)献金」にあたるとして、市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪)のメンバーらが今年2月、小沢氏と21年当時の会計責任者だった平野貞夫元参院議員を東京地検に刑事告発している。

 小沢氏が代表幹事を務めた新生党は平成6年12月、新進党移行のため、立ち上げから1年5カ月で解散。党本部と支部に残っていた約9億2千万円が改革フォーラム21に移された。うち約5億円は国から党に支給された「立法事務費」だった。20年には約6億9千万円の残高があったが、21年の衆院選にあたり3億7千万円を支出。22年1月当初は、まだ約3億2千万円が備蓄されていた。

 小沢氏をめぐっては、党首を務めた自由党が15年9月、民主党との合併に伴い解散した際にも、約13億6千万円の資金を政治団体「改革国民会議」に寄付。西松建設の違法献金事件の公判では検察側から「小沢議員の財布の一つ」と指摘を受けるなど問題視されていた。

 政治とカネに詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「解散後の政党の資金が私物化されており、公金の使い道として不適切と言わざるを得ない。仮に衆院選のときと同様、選挙に使われていたとするならば、再び問題となるだろう」としている。

 産経新聞は小沢氏の事務所と、改革フォーラム21の代表を務める民主党の川島智太郎衆院議員に寄付の経緯などを聞いたが、24日夜までに回答はなかった。

612チバQ:2012/01/12(木) 20:09:50
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20120111ddm003010085000c.html
クローズアップ2012:小沢元代表、描けぬ「復権」 「増税解散」に若手動揺 「流れ、これから」結束に躍起

公判を終え、東京地裁を出る民主党の小沢元代表=10日午後5時3分 民主党の小沢一郎元代表は10日、政治資金規正法違反事件をめぐる東京地裁の公判で被告人質問に臨み、事件への関与を否定した。4月下旬にも言い渡される判決で無罪を勝ち取り、政権運営の主導権を奪い返すというのが小沢元代表の描く「復権」のシナリオ。消費増税への反対姿勢を鮮明にして野田政権を揺さぶるが、野田佳彦首相のちらつかせる「衆院解散カード」が小沢グループ内に動揺を広げ、裁判で身動きがとれないうちに「小沢抜き」で政局が動くことへの焦りも募る。【葛西大博、小山由宇】

 「いわれなき批判と戦ってきた。天下国家の政策論はこうあるべきだと考えたことはどんなことでも貫かないといけないという生き様でやってきた」

 小沢元代表は10日の被告人質問で、政権中枢への復帰に強い意欲をにじませた。

 昨年末、民主党に離党届を提出した9衆院議員による「新党きづな」の結成も、小沢グループの集団離党に備える「小沢別動隊」と位置づけられ、野田政権への揺さぶりを強めている。ただ、背後には、復権の展望が描けない焦燥もにじむ。

 「これからもっと大きな流れができるから、その時にみんなでまとまった方がいい」

 小沢元代表は昨年12月22日、グループの若手議員に対し、こう言って離党を思いとどまるよう説得している。

 「小沢新党」を結成するなら政党交付金を受け取れる1月1日までに動くのが得策だが、「大阪維新の会」などの地域政党や、石原慎太郎・東京都知事を党首とする「石原新党」構想との連携なしでは、次期衆院選で生き残れる保証はない。

 そのため、現時点では民主党内にとどまって復権の機会をうかがうのが元代表の基本戦略。しかし、選挙基盤の弱い当選1回議員が大半を占めるグループ内は衆院解散・総選挙への不安で浮足立つ。12月26日、離党を訴える若手に「俺が若かったら君たちと同じことをやっていた」と容認する意向を伝えた。

 小沢元代表は鈴木宗男前衆院議員が結成して代表に就いた「新党大地・真民主」に無所属で活動中の側近2人、松木謙公(北海道12区)と石川知裕(同11区)の両衆院議員が参加することも認めた。

 鈴木代表は1月6日の結党記者会見で、地域政党間の連携に意欲を示す一方、野田政権の与党に加わることも宣言。政権内で元代表と協力する狙いとみられるが、元代表が離党した場合の連動については「民主党の枠で対応していく。小沢先生はあくまで民主党の一員という受け止めだ」と述べるにとどめた。

 鈴木代表は北海道内に根強い支持票を持つものの、次期衆院選で松木、石川両議員が当選するには民主党との選挙協力が必要との判断が働いているとみられる。一方の小沢元代表は100人を超える党内最大勢力として12月にグループの合同勉強会を発足させたばかりで、「数」の結束にほころびが生じるのは避けたいのが本音だ。

 「松木と石川は無所属だから、鈴木さんに任せるしかない。俺のグループには手を突っ込まないでくれ」

 小沢元代表は12月9日、鈴木代表から新党構想を打ち明けられた際、民主党内のグループ切り崩しはしないよう要請。周辺には「俺は裁判中だから自分では動けない。申し訳ない」と漏らしている。

613チバQ:2012/01/12(木) 20:10:10
◇首相、党内融和に決別
 「代表選で訴えた消費増税に反対するのは『ちゃぶ台返し』で倒閣運動と同じだ。離党者が出ても仕方ない」

 野田首相は昨年末、民主党幹部らに不快感をあらわにし、離党届を提出した9衆院議員を慰留するそぶりも見せなかった。昨年8月の党代表選直後、「ノーサイド」を呼びかけてから4カ月以上が過ぎ、党内融和路線とは決別しつつある。

 民主党内が緊迫する可能性が高いのは、首相が消費増税法案の提出を目指す3月。その時点では小沢元代表に対する判決は出ていない見通しだ。表だって動きにくい元代表側の事情を見透かすように首相周辺は「小沢さんたちが消費増税に反対するなら、民主党を出てもらって構わないと首相は考えている」と語り、党分裂覚悟の強行方針を示唆する。

 早期の衆院解散を求める自民党の谷垣禎一総裁も、消費増税の必要性を訴えてきた立場。次期衆院選で民主、自民のどちらが勝っても選挙後は消費増税で協力する姿勢をみせている。

 小沢元代表が消費増税反対を掲げて新党結成に動けば、「小沢抜き大連立」や「小沢抜き政界再編」の機運が民主、自民双方に高まる可能性があり、首相の側近議員は「首相は小沢さんの動向に大きな関心は払っていない」と強気だ。

 ただ、消費増税で2大政党が手を結ぶ構図が鮮明になれば、みんなの党や新党勢力の勢いが増し、小沢元代表の期待する「大きな流れ」につながる可能性もある。

614とはずがたり:2012/02/09(木) 23:31:29

<民主>消費増税に反対 広野広報委員長が辞表提出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120209-00000037-mai-pol
毎日新聞 2月9日(木)13時12分配信

 民主党の広野允士広報委員長は9日、消費増税方針に反対して広報委員長の辞表を輿石東幹事長に提出した。広野氏は小沢一郎元代表に近く、野田佳彦首相の増税方針に反対する動きが党役員からも生じた形だ。

 民主党は7日の常任幹事会で「『明日への責任』対話運動本部」を設け、税と社会保障の一体改革に関する全国キャンペーンを展開することを決定しており、同本部メンバーの広野氏は「キャンペーンを広報委員長としてやっていくのは(できない)という気持ちだ」と語った。元代表には8日夜に辞表を提出することを伝えたという。【葛西大博】

615チバQ:2012/03/08(木) 22:58:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120307-OYT8T01154.htm
小沢元代表、陸前高田の合同追悼式出席へ



2度目の沿岸被災地入り
 民主党の小沢一郎元代表が、東日本大震災から1年の11日、陸前高田市で行われる県と市の合同追悼式に出席する意向であることがわかった。複数の民主党関係者が明らかにした。震災後、小沢元代表が沿岸の被災地を訪れるのは、1月3日の県連役員会に出席して以来で、2度目となる。

 県は、県関係の国会議員8人全員に合同追悼式の招待状を郵送した。県によると、小沢元代表ら6人の議員の事務所が議員本人か代理人が出席すると返信。民主党関係者らによると、小沢元代表本人が出席の意向を示しているという。

(2012年3月8日 読売新聞)


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