ノアム・コーエン|NOAM COHEN
ジャーナリスト。『ニューヨーク・タイムズ』記者として創業期のウィキペディアやツイッター、黎明期にあったビットコインやWikileaksなどについて取材。著書に『The Know-It-Alls: The Rise of Silicon Valley as a Political Powerhouse and Social Wrecking Ball』などがある。
爆発物を検出するほうれん草は、植物にナノ粒子を埋め込むことでさまざまな機能を付加する技術「植物バイオニクス」を研究するMITの研究グループStrano Research Groupによって開発されました。
Strano Research Groupは、ほうれん草の葉にナノ粒子を埋め込んで、爆発物の主要な原料である芳香族ニトロ化合物が根から葉に流れると信号を発するようにしました。さらにほうれん草の付近に赤外線カメラを設置し、ほうれん草の葉に埋め込んだナノ粒子が発する信号を検知すると電子メールアラートを送信するシステムを構築しました。
10月18日から3年ぶりに幕張メッセで開催される「CEATEC 2022」において、出展予定者の中から選考される「CEATECH AWARD 2022」の経済産業大臣賞にシャープの屋内光発電デバイス「LC-LH」がを受賞した。
LC-LH(Liquid and Crystal Light Harvesting)は、弱い屋内の光でも高効率に電気に変換できる色素増感太陽電池とシャープが長年培ってきた液晶技術を融合させ、一般的なアモルファスシリコン太陽電池の約2倍の発電効率を実現した発電システムだ。屋内で発電できるため、電子棚札や医療用のセンサーなど、屋内で使用するさまざまなIoT機器に利用できる。