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大中華世界的話題
6737
:
チバQ
:2014/11/08(土) 23:27:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014110802000110.html
ミャンマーに中国接近 「蜜月」再構築首相訪問へ
2014年11月8日 朝刊
【北京=白石徹】中国の李克強首相は十二〜十四日にミャンマーを訪問し、テイン・セイン大統領らと会談する。七日付の中国各紙が伝えた。軍事政権時代に中国との蜜月関係が続いたミャンマーは、二〇一一年の民政移管後「全方位外交」を展開。李氏は、最大野党・国民民主連盟のアウン・サン・スー・チー党首とも会談するとみられ、ミャンマーとの強固な関係の再構築を目指す。
李氏は、首都ネピドーで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)の一連の首脳会議終了後、ミャンマーを公式訪問。発電事業や港湾整備など大型のインフラ事業への投資契約を締結する見通しだ。
中国政府は人気が高いスー・チー氏も取り込むため、来月上旬に中国に招待する予定。テイン・セイン現政権をインフラ整備などで後押しするだけでなく、最大野党党首のスー・チー氏を招く背景には、ミャンマーで来秋開かれる上下両院選での「国民民主連盟勝利」に備えた動きとみられる。
一方、スー・チー氏は外遊先などで「中国とインドの大国に挟まれたミャンマーは、歴史的に両国と友好関係を維持してきた」と発言。中国側が支援した軍政時代、自宅軟禁に置かれ続けたスー・チー氏だが、中国批判を控えているのはミャンマーの指導者になる意欲の表れともいえる。
これまで中国は、中国南西部とミャンマー沿海を結ぶ全長約二千八百キロの天然ガス・石油のパイプラインを建設し、総額二十五億四千万ドル(約二千九百億円)を投資して軍政を支援。しかし、民政後の一五年に完成予定だった両国をつなぐ鉄道建設は、中国の運営権(五十年)や環境破壊などを懸念する地元住民らの反対もあって凍結に追い込まれ、大きな打撃を受けた。
鉄道建設の総投資額は二百億ドル(約二兆三千億円)に上るとされる。
李氏は今回の公式訪問で、建設着工に向けた交渉などを通じ、民政側と良好な関係を築く狙いもあるとみられる。
6738
:
チバQ
:2014/11/08(土) 23:28:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014110802000109.html
比台風1年 仮設暮らし今も 最大の被災地 高台造成遅く
2014年11月8日 朝刊
写真
【タクロバン(フィリピン・レイテ島)=伊東誠】フィリピン中部を昨年、観測史上最大級の台風30号が襲って八日で一年になる。壊れたままの住宅が残るなど、死者・行方不明者合わせ七千三百人以上を出した災害の傷痕はあちこちに残る。最大の被害が出たタクロバン市でも有数の被害が出たパンパンゴー地区を訪れた。
海沿いの路上に積まれていたがれきは取り除かれ、盛んに車が行き交う。被災した住宅の修理が進む。
同居していた兄(31)を亡くしたジェニフェル・バディリアさん(23)は「この地域は70%、復興したと思う」と話す。
勤めていた飲食店は流され、家も失った。近くの小学校で避難生活を送り、姉妹三人で二月に仮設住宅へ。三畳ほどで天井はなく、鉄板の屋根で連日蒸し風呂のよう。「それでも、仮設に入れるだけまし」。六月、スーパーで勤め始めたが、給料の大半は高校生と大学生の妹の学費に消える。
ジェニフェルさん(左)が妹と住む仮設住宅。薄いトタンで仕切られ、天井がなく、熱がこもりやすい=7日、タクロバンで(伊東誠撮影)
写真
フィリピン政府は海岸から四十メートル以内を居住禁止としたが、父親(53)は禁止区域内に住む。「台風で警備員の仕事も失ったまま。収入ゼロで他に住むところもない」とため息をつく。
政府と市は八百二十七世帯の高台移転に向け、造成地の建設を進めている。将来的には二千五百世帯が住み、職業訓練などもするとの青写真を描くが、いずれも市街地からかなり離れた場所になりそうだ。
ジェニフェルさんも「いつまで仮設にいられるか。高台移転になったら、いつから、どの場所になりそうなのか。市も国も教えてくれない」。市民には情報が伝わっていないのが現状だ。
市の担当者に住民移転の取り組みを尋ねると「居住禁止の住民には移転を促している」と出て行かない住民が悪いと言わんばかり。「四日に、大統領が被災地復興事業の迅速化を目的とした法令にサインした。復興は加速するはずだ」と主張する。しかし、どこを取材しても「国の対応はあまりにも遅い」。このせりふを何度も聞かされた。
6741
:
チバQ
:2014/11/09(日) 12:45:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141106-00000500-fsi-bus_all
揺れ動く香港の価値 民主派デモ、入り乱れる「理想と現実」
SankeiBiz 11月9日(日)8時20分配信
香港で「真の普通選挙」を求めた学生ら民主派の街頭占拠が1カ月以上にわたり、看板の観光業や小売業などが打撃を受けているという。デモが長期化して社会混乱が拡大すれば「国際金融センター」としての信用力やイメージが傷つく恐れもあるとの声も大きい。一方、欧米の金融機関などは「民主派デモの影響は限定的」との見方が支配的。金融機関の業務に直接的な問題は起きていないからだ。
中国共産党政権の圧力に屈せず、将来にわたって民主社会を守りたい「理想」を掲げる学生らの誠実なデモと、民主社会よりもまず収入を得るための経済活動を優先させたい「現実」を訴える市民らの反発が、英国時代からレッセフェール(自由放任主義)と謳(うた)われた香港の価値をめぐって入り乱れている。
「これじゃあ国際社会に対して面目が立たない」。香港の証券大手の幹部は言い放った。11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の一環として当初、香港で行われる予定だった財務相会合。選挙制度改革をめぐる香港民主派の反発が強まったことなどから、開催地を北京に変更して、10月22日に行われた。
「国際金融センターの香港がAPECの場でも存在感を示す重要なチャンスを失ったうえ、デモで社会混乱が起きたと国際社会に受け止められた」と証券大手幹部はいらだちをみせる。
香港の民主派や民主派の動きを抑えられなかった香港の政府や財界などに、今年のAPEC主催国、中国は「財務相会合の開催地変更」との制裁を与えたというのだ。一方、同じ「一国二制度」の下にあるマカオでは9月にAPEC観光相会合を開き、香港に当てつけた。
6742
:
チバQ
:2014/11/09(日) 12:45:49
しかも10月27日には、香港の金融業界が期待していた上海との証券取引所間の「越境株式相互取引」が延期された。双方の証取は「取引開始の技術的な問題はクリアしているが、最終的な中国金融当局からの認可が得られていない」と明らかにしており、民主派デモの混乱に対する制裁との見方が広がっている。通貨の異なる香港と中国本土の越境株式取引は、中国の李克強首相が4月に海南島のボアオ(博鰲)で導入を発表し、半年をかけて取引の準備を進めてきた。
中国側は上海に加え、広東省深センの株式市場でも越境取引を認める方向で検討していた。中国と香港との越境株式取引は2007年にも計画が浮上していたが、上海市場の下落などで頓挫していた。香港問題に詳しい立教大学の倉田徹准教授は「2度目の“取引無期延期”になる懸念もある」と話している。
香港経済界では、ピーク時に10万人を超えた街頭占拠の影響で、主に中国本土からの観光客が減少しホテルや貴金属、化粧品など小売業などが大打撃を受ける、と警戒している。エコノミストの間からは「香港の裁判所が街頭占拠は違法と裁定されたにもかかわらず、デモを取り締まる強硬措置を取れないほど、香港はいわば無法地帯になっていることを、民主派の運動を支持する西側マスコミは指摘しない」などと批判の声も上がり、いらだちが募っている。
ただ、欧米をはじめ海外の金融機関は冷静に民主派デモの事態の推移をみている。英金融大手HSBCは、香港の14年の域内総生産(GDP)成長率予測を2.9%から2.5%に下方修正し、15年通年の予想も3.7%から3.5%に引き下げているが、「民主派デモの影響ではない」としている。HSBCはむしろ「香港の消費の伸びへの影響は短期にとどまる」とみて静観の構えだ。
格付け大手フィッチ・レーティングスも同様だ。フィッチは9月、信用格付けで、香港ドル建てと外貨建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)を「AAプラス」とし、見通しを「安定的」のままに据え置いた。
その理由として「香港経済にはデモによる短期的な影響を受け入れる余力があるうえ、中国本土に欠かせない金融機能の優位性は揺るがず、経済は速いペースで回復し安定する」と説明した。デモは「香港社会の破壊につながるような状況には至っていない」とみて、香港の格付けに今後12〜18カ月間は大きな変化はないと強調している。
短期的には香港政府庁舎に近いアドミラリティ(金鐘)、繁華街のコーズウェイベイ(銅鑼湾)やモンコック(旺角)のデモ隊による街頭占拠場所に近い小売業やホテルの売り上げ減少などの影響はあるものの、その3カ所以外の香港の多くのエリアでは日常的な経済活動にほとんど変化がないのが実態だ。
中国本土からの観光客の減少も10月1日からの国慶節(建国記念日)7連休に団体客が減った程度で、通年で4000万人を大きく超える香港への入境者数からみればわずかだ。局所的な現象面でみて、香港経済へのマイナスを強調する論調は実際、共産党政権の宣伝文句に近い。
国際金融センターとして本来の信頼性を維持し得るのは、情報の正確さを保証する「言論の自由」であったり、司法の独立を守る「法治の健全性」であったりする民主社会が基本なのはいうまでもない。共産党政権の影響力が強化され、情報の透明性が失われて、司法すらも共産党政権にコントロールされることが香港の価値を下落させるとの危機感を、欧米の金融機関は評価ににじませたといえる。
中国本土からの傍若無人な観光客らに、高価な貴金属を買いあさってもらえなくなることを心配するよりも、香港の根源的な価値であるレッセフェールが脅かされる危機感にこそ、問題の本質を求めるべきだろう。(香港 河崎真澄)
6743
:
チバQ
:2014/11/10(月) 21:43:29
http://www.sankei.com/world/news/141110/wor1411100027-n1.html
2014.11.10 20:25
【日中首脳会談】
衝撃隠せぬ韓国政府 朴大統領の「硬直外交」に批判続出 中国にはしご外され…
ブログに書く1
10日、中国の習近平国家主席と握手する韓国の朴槿恵大統領(左)=北京(聯合=共同)
【ソウル=藤本欣也】日中首脳会談が実現したことで、安倍晋三首相との会談に応じない韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領への風当たりが国内でも強まってきた。北朝鮮が拘束した米国人を解放したことを受け、頭越しに米朝協議が進むことへの懸念も浮上、原則重視の朴外交は岐路に立たされている。
韓国大統領府は日中首脳会談について韓国メディアに対し、「わが国の外交戦略に影響を及ぼすほどのものではない」との立場を示している。しかし中央日報によると、先週の「日中首脳会談開催へ」のニュースに、外務省幹部は「会談合意は予想外」と語るなど衝撃を隠せなかったという。
韓国メディアも「政府は東アジア情勢の変化に適応しているのか」(左派系紙、京郷新聞)「突破口を開いた米朝・日中関係を見守るだけなのか」(保守系紙、東亜日報)など、左右両派とも社説で朴政権の外交姿勢を批判している。
背景には、これまで歴史問題を軸に“対日共同戦線”を張ってきた中国の習近平政権が日本に歩み寄ることで、韓国がはしごを外されるとの懸念がある。また、中間選挙に負けたオバマ米政権が外交得点を稼ぐために対北交渉に前のめりになり、韓国が脇役に追いやられるとの焦りもある。
朴大統領は従来、安倍政権には慰安婦問題での対応を要求し、北朝鮮には譲歩を拒否する外交姿勢を貫いてきた。これを「硬直外交」ととらえ、「行き詰まった状態」(保守系紙、朝鮮日報)とする見方が韓国で支配的になりつつある。
6744
:
チバQ
:2014/11/10(月) 21:48:34
http://mainichi.jp/select/news/20141111k0000m030040000c.html
韓国人歌手:羽田で入国拒否 「竹島訪問の報復」と反発
毎日新聞 2014年11月10日 19時32分
聯合ニュースは10日、韓国の男性歌手イ・スンチョルさんが9日に羽田空港で日本への入国を拒否され、所属事務所が「8月に独島(島根県の竹島)で歌を発表したことへの報復とみられる」と反発していると伝えた。
日本の入国管理局は共同通信に対し「個人のことなのでお話しできない」としている。
同ニュースによると、入管の担当者は拒否の理由について「最近報道されたことのため」とイさんに説明。イさんは8月、北朝鮮脱出住民(脱北者)らと共に竹島を訪れ、南北統一を願う歌を発表した。(共同)
6745
:
チバQ
:2014/11/10(月) 21:49:13
http://mainichi.jp/select/news/20141111k0000m010080000c.html
日中首脳会談:「戦略的互恵関係」確認も、修復は見通せず
毎日新聞 2014年11月10日 21時15分(最終更新 11月10日 21時32分)
◇2年半ぶり、北京の人民大会堂で25分間会談
【北京・松尾良、石原聖】安倍晋三首相は10日昼(日本時間同日午後)、中国の習近平国家主席と北京の人民大会堂で約25分間会談した。日中首脳会談は2012年5月に当時の野田佳彦首相と温家宝首相が行って以来、約2年半ぶり。両首脳は、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海を念頭に、日中防衛当局間のホットライン設置など「海上連絡メカニズム」の運用を早期に開始することで一致した。会談では双方とも首相の靖国神社参拝には言及しなかったが、首相は「安倍内閣は歴代内閣の歴史認識の立場を引き継いでいる」と表明した。
日中両国は尖閣諸島を巡る対立などから、首脳会談を行えない状態が長く続いていた。首相と国家主席の会談としては、11年末の野田首相と胡錦濤国家主席(いずれも当時)以来、約3年ぶり。今回、両首脳は会談で「戦略的互恵関係」による発展の重要性を確認したが、互いに「関係改善の第一歩」と位置付けており、急速な関係修復は見通せていない。
首相は会談で「中国の平和的発展は国際社会と日本にとって好機だ。世界第2、第3の経済大国として協力し、地域と国際社会の平和、繁栄への責任をともに果たしたい」と表明。そのうえで「日中関係への思いは(第1次内閣の)06年10月の訪中からまったく変わっていない」として、7日に両政府が発表した合意文書を踏まえ、「今こそ戦略的互恵関係の原点に立ち戻り、再構築すべきだ」と訴えた。
習主席は「戦略的互恵関係に従って、日中関係を発展させたい」と応じたが、「徐々に関係改善に努力したい」とも述べ、安倍政権との距離をなお慎重に測る姿勢をにじませた。
会談では日中が対立する尖閣諸島に関するやり取りはなかったが、首相が海上連絡メカニズムの早期運用開始を提案したのに対し、習主席も「既に合意はできている。事務レベルで意思疎通をしていきたい」と早期運用に前向きな姿勢を示した。
一方、歴史認識を巡っては、習主席は「歴史問題は13億人の中国人民の感情に関わる」と述べ、日本の過去の植民地支配や侵略を謝罪した1995年の「村山談話」にも言及して首相をけん制した。
さらに習主席は、集団的自衛権の行使を可能にした日本の7月の閣議決定などを念頭に「日本が引き続き平和発展の道を歩み、慎重な軍事・安全保障政策を取るよう望む」と述べた。これに対し、首相は「わが国は引き続き平和国家としての歩みを堅持する」と表明した。
6746
:
チバQ
:2014/11/11(火) 22:06:12
http://www.sankei.com/premium/news/141010/prm1410100007-n1.html
2014.10.10 17:00
【鼓動2014】
敦煌ルポ 新シルクロード構想で復活するか? 市民は冷ややか「初めて聞いた」
(1/3ページ)
シルクロードのオアシス、敦煌郊外に広がる砂丘「鳴沙山」。観光客がラクダに乗り古代のキャラバン隊の気分を味わっていた
かつて中国産の絹などを欧州に運ぶ交易路として繁栄したシルクロードが、経済圏拡大をもくろむ中国により、新たに復活を遂げようとしている。習近平政権が進める周辺各国との経済協力拡大構想は、市民生活を潤すのか。荒野に踏み出す分岐点として栄えたシルクロードの主要都市、敦煌で実情を探った。(中国甘粛省敦煌市 川越一、写真も)
観光客頼み
旅客機が着陸体勢に入ったと告げる機内アナウンスを聞いて、外に目を向けると、見渡す限り荒涼とした風景が続いていた。ボーディング・ブリッジもない小さな空港の外に出ると、乾いた空気が待っていた。
「もう1年近く、雨が降っていない。300キロほど北のハミ(新疆ウイグル自治区)では数日前に大雪が降ったらしいけど」。料金メーターもないタクシーで敦煌市内に向かう間、20代後半の男性運転手が気候の厳しさや見どころなどを説明してくれた。
長安(現在の陝西省西安)から中央アジアに向かうシルクロードは、敦煌で3ルートに分かれる。唐の詩人、王維が「西のかた陽関を出(い)づれば故人無(な)からん」と詠んだ「陽関」跡は敦煌郊外に今も残る。
石窟寺院「莫高窟」や砂丘「鳴沙山」、三日月形の泉「月牙泉」…。敦煌には中国の教科書にも載る名所がそろう。「市民の大部分は観光産業で生活している。敦煌では何も取れない。観光しかない」と運転手が言うように、市民は観光収入に頼り切っている。
しかし、10月1日の国慶節(建国記念日)の大型連休が過ぎると、観光客はまばらになり、ホテルや小売店も休業日が増える。その状況が翌年5月頃まで続くのだという。閑散期をいかに減らすかが、生活向上のカギといえる。
「尊い教え」
「新シルクロード? 2、3日前に初めて聞いた」。市場の飲食店で働く20代前半の女性が言った。習近平国家主席が9月中旬、訪問先のインド洋諸国で海上貿易ルート「海上シルクロード」構想に言及した。その関連で、習氏が昨年9月にカザフスタンで提唱した陸の「シルクロード経済ベルト」構想が市民の耳に届いたというわけだ。
新シルクロード構想の主眼は、主要工業国との貿易が伸び悩む状況を、中央アジアや東南アジア、中東などとの経済関係を拡大して打開することにある。背景には、中央アジア産の石油・天然ガスの確保、インフラ整備への協力を通じた影響力の拡大という中国の思惑がちらつく。
習氏はカザフスタン訪問時の演説で「相互信頼、平等を堅持すれば、異なる種族、異なる信仰、異なる文化的背景の国が平和を共有し、共に発展できる。これは古代シルクロードが残した尊い教えだ」と述べた。
しかし、ウイグル族による暴力事件が続発する現状をみれば、その「尊い教え」を実践できているとは言い難い。新疆ウイグル自治区の独立を支持するイスラム勢力の存在は、新シルクロード建設の障害にさえなりかねないように映る。
新たなシルクロードの将来像はまだ定かではない。「敦煌への関心が高まり、観光客が増えてくれたら」という期待も耳にしたが、ある30代半ばの市民は「政府が打ち出す計画は3年といえば5年、5年といえば7、8年かかる」と冷ややかな反応を示した。
6747
:
チバQ
:2014/11/11(火) 22:06:47
http://www.sankei.com/world/news/141110/wor1411100027-n1.html
2014.11.10 20:25
【日中首脳会談】
衝撃隠せぬ韓国政府 朴大統領の「硬直外交」に批判続出 中国にはしご外され…
ブログに書く5
【どうなる日韓関係】
10日、中国の習近平国家主席と握手する韓国の朴槿恵大統領(左)=北京(聯合=共同)
【ソウル=藤本欣也】日中首脳会談が実現したことで、安倍晋三首相との会談に応じない韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領への風当たりが国内でも強まってきた。北朝鮮が拘束した米国人を解放したことを受け、頭越しに米朝協議が進むことへの懸念も浮上、原則重視の朴外交は岐路に立たされている。
韓国大統領府は日中首脳会談について韓国メディアに対し、「わが国の外交戦略に影響を及ぼすほどのものではない」との立場を示している。しかし中央日報によると、先週の「日中首脳会談開催へ」のニュースに、外務省幹部は「会談合意は予想外」と語るなど衝撃を隠せなかったという。
韓国メディアも「政府は東アジア情勢の変化に適応しているのか」(左派系紙、京郷新聞)「突破口を開いた米朝・日中関係を見守るだけなのか」(保守系紙、東亜日報)など、左右両派とも社説で朴政権の外交姿勢を批判している。
背景には、これまで歴史問題を軸に“対日共同戦線”を張ってきた中国の習近平政権が日本に歩み寄ることで、韓国がはしごを外されるとの懸念がある。また、中間選挙に負けたオバマ米政権が外交得点を稼ぐために対北交渉に前のめりになり、韓国が脇役に追いやられるとの焦りもある。
朴大統領は従来、安倍政権には慰安婦問題での対応を要求し、北朝鮮には譲歩を拒否する外交姿勢を貫いてきた。これを「硬直外交」ととらえ、「行き詰まった状態」(保守系紙、朝鮮日報)とする見方が韓国で支配的になりつつある。
6748
:
チバQ
:2014/11/11(火) 22:14:04
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110052-n1.html
014.11.11 22:01
【韓国旅客船沈没】
船長への殺人罪は無罪 司法、政府の意向受けず
旅客船セウォル号沈没事故の判決公判で、光州地裁に向かうイ・ジュンソク被告=11日、韓国・光州(聯合=共同)
【ソウル=藤本欣也】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、光州地裁は11日、船長が問われた殺人罪については無罪と認定した。韓国の司法は政府の意向や世論の動向の影響を受けやすいともされる中で、厳罰を望む国民感情などを前にしながらも、司法の独立を示した形だ。
死者・行方不明者304人を出した今回の事故をめぐっては、朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領が4月下旬、乗客の救助活動に当たらず真っ先に船を脱出した船長を念頭に、「殺人に等しい行為だ」と激しく非難。その後、検察当局が殺人罪での起訴に踏み切った。このため立証の難しい殺人罪での起訴は、朴大統領の意向に沿った措置とも指摘されていた。
昨年1月には、靖国神社に放火した後、在韓日本大使館に火炎瓶を投げて韓国で服役した中国人を、ソウル高裁が政治犯と認定。日韓犯罪人引渡条約に基づく日本への引き渡しを認めない判断を下している。このときは中国政府が韓国側に、日本へ引き渡さないよう要求していた。韓国司法が政府の意向に左右されやすいとされたケースだ。
ソウル中央地検は先月、朴大統領への名誉毀(き)損(そん)で産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴した。これも大統領府が民事・刑事上の責任追及を明言した直後に、検察が加藤前支局長に出頭を要請するなど政治的側面が指摘されている。
27日に始まる公判では、韓国が法治主義に拠(よ)って立つ国家であるか否かを国際社会が見守っている。
6749
:
とはずがたり
:2014/11/12(水) 14:49:42
中国、自衛隊機の緊急発進やめるよう日本に要求
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0IJ0XF20141030?rpc=223
2014年 10月 30日 19:00 JST
[北京 30日 ロイター] - 中国は30日、自衛隊機による中国機に向けた緊急発進(スクランブル)を止めるよう、日本に求めた。国防省報道官が記者会見で述べた。
防衛省の今月の発表によると、自衛隊機による中国機向け緊急発進は7─9月は103回。全体の半分超を占めたことが明らかになった。
中国国防省の報道官は「中日間の航空の安全性に問題が生じかねない。このような誤った手法を停止するよう日本に要求する」と述べた。
6750
:
チバQ
:2014/11/12(水) 20:52:53
>>6744
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110044-n1.html
2014.11.11 16:50
韓国歌手、日本に入国拒否は「竹島で歌ったから」と主張 韓国「事実なら遺憾」
韓国の歌手、イ・スンチョルさん
韓国外務省報道官は11日、記者団に対し、韓国の男性歌手イ・スンチョルさんが島根県の竹島(韓国名・独島)で歌ったことを理由に日本に入国を拒否されたと主張していることについて「韓国国民が釈然としない理由で入国を拒まれたことが事実なら甚だ遺憾だ」と述べた。
報道官は、在日韓国大使館が日本側に説明を求めたが、個人情報保護を理由に「明らかにできない」と回答してきたと語った。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/141112/wor1411120029-n1.html
2014.11.12 19:33
「歌手入国拒否」で韓国外務省が日本側に説明要請 「歌発表とは関係ない」と日本側
韓国外務省は12日、竹島(島根県隠岐の島町)で歌を発表した韓国の男性歌手イ・スンチョルさんが日本入国を拒否されたことについて、ソウルの日本大使館の政務参事官を呼んで理由の説明を求めた。
同参事官によると、入国拒否は入管難民法の上陸拒否事由に該当したためで、歌の発表とは関係ないとの日本政府の立場を説明したが、韓国側から抗議はなかったという。
入国拒否をめぐっては、イさんの所属事務所が「歌を発表したことへの報復とみられる」と表明、韓国で批判が出ている。
韓国メディアによると、イさんは1991年に大麻使用で有罪判決を受けており、9日に入国拒否された際、日本側からそれについての言及もあったという。しかし、イさん側は「判決後も10回以上、日本に入国できた」と反発している。(共同)
6751
:
チバQ
:2014/11/12(水) 20:56:54
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110053-n1.html
2014.11.11 22:26
【APEC会議】
創設25年、変容した域内情勢 「開かれた地域協力」の理念どこへ
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北京で開かれたAPEC首脳会議=11日(新華社=共同)
【北京=山本秀也】「開かれた地域協力」などの理想を掲げるアジア太平洋経済協力会議(APEC)は、1989年の創設から25年の節目となった。この間、域内では成長の牽(けん)引(いん)役が入れ替わり、安全保障情勢の新たな緊張が生まれるなど、四半世紀を経たAPECは、創設時に描かれた未来図と異なる大国のパワーゲームの場となった。
11日の閉幕会見で、中国の習近平国家主席は、APECの創設25周年を記念する声明が採択されたことを挙げて、「APECの歴史上、初の記念すべき声明だ」と評価した。
APECは、アジア太平洋地域の経済成長が世界的な注目を集める中、域内の連携と協力を創出する目的で、オーストラリアのホーク政権(当時)が、日本の働きかけを踏まえて提唱。オーストラリアの首都キャンベラで89年、東南アジア諸国連合(ASEAN、当時6カ国)と日米豪などの12カ国で発足した。
創設メンバーの日本は当初、地域経済を主導する役割が期待される一方、天安門事件(89年)で国際制裁を科せられた中国は、台湾、香港との「同時加盟」を91年に実現する状態だった。
「世界で人口の4割、国内総生産(GDP)の6割、貿易量の5割」を占めるAPECだが、成長の牽引役は世界第2の経済大国となった中国、インドネシアなどの新興国に移った。
さらに、米国が中東での対テロ戦に引き込まれ、リーマン・ショック後の経済立て直しに手間取る間、中国が経済、軍事の両面で域内での存在感を強めた。アジア回帰に戦略のかじを切った米国だが、中国との経済関係が深まる中、外交、安保での駆け引きを演じざるを得ない。
地域の開放性や各メンバーの協調と自主性を重視する緩やかな組織は、政治、経済いずれでも米中両大国によるパワーゲームの様相を強めている。中国が求めるアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)構想も、米国は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への対抗軸とみるなど、新たな駆け引きが続きそうだ。
6752
:
チバQ
:2014/11/12(水) 20:57:13
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110054-n1.html
2014.11.11 22:59
【APEC会議】
中国「経済覇権」への野望のぞく 金融、貿易…日米欧へ対抗軸
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APEC首脳会議が閉幕し、記者会見する中国の習近平国家主席=11日、北京(共同)
【北京=河崎真澄】中国は北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)を通じ、自国主導で新たな枠組みを作り上げる「経済覇権」への野望をうかがわせた。北京に本部を置くアジアインフラ投資銀行(AIIB)へのインドネシア参加や、韓国との自由貿易協定(FTA)交渉妥結、人民元の国際化につながる香港との越境株式取引の発表がそうだ。金融、貿易、通貨の面から、日米欧など国際社会の既存の枠組みへ対抗軸を打ち出した形だ。
中国は、「日米欧などの国際経済ルールに従い続けるよりも、中国主導型の枠組みに周辺を従わせる戦略を練ってきた」(中国の経済学者)という。APEC参加21カ国・地域は「従わせたい周辺」に重なり、主催国の立場で主導権を握る演出ができると考えた。
日本が最大出資国でフィリピンのマニラに本部を置くアジア開発銀行(ADB)に対抗する組織のAIIBは、中国の提唱で21カ国が先月、創設計画の基本合意書に署名した。訪中したインドネシアのジョコ大統領は習近平国家主席に「AIIBに早期参加したい」と9日に表明。東南アジア諸国連合(ASEAN)の全10カ国が加わることになり中国は主導権を強めた。
韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領は10日の習氏との会談で、FTA交渉で実質的に妥結。来年中の中韓FTA発効をめざすことにした。中国には、日米などが交渉を進める環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)より先行し、FTAによる“貿易勢力圏”を広げておく狙いがある。中国はオーストラリアとのFTAにも道筋をつけた。
香港の梁振英行政長官は9日、習氏との会談で、民主派デモの影響で遅れていた上海と香港の証券市場間の越境株式取引を17日に開始することで合意。金融当局が10日発表した。中国本土の投資家が香港の上場株式を売買すると、人民元建て資本が国際市場で大量に流通することになる。米ドルに次ぐ基軸通貨を視野に入れた中国の通貨国際化戦略では、大きな進展だ。
APECの場を借りた中国の戦術だが、「にわか作りの枠組みに周辺国・地域がどこまで真剣に従属するのか分からない」(日中関係筋)との見方もある。
6753
:
チバQ
:2014/11/12(水) 20:58:27
http://www.sankei.com/world/news/141112/wor1411120024-n1.html
【APEC会議】
プーチン氏と習氏夫人、肩掛け着せるシーンが検閲で削除か CNNも画面真っ暗に
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中国のファーストレディー、彭麗媛夫人に肩掛けを親しく着せるプーチン大統領(AP)
【北京=川越一】北京で10日開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事で、ロシアのプーチン大統領が中国の習近平国家主席の妻、彭麗媛氏に肩掛けを着せた場面が中国国内のウェブサイトや中国版ツイッター「微博」などから削除された。
中国中央テレビが生中継した問題のシーンは、習氏がオバマ米大統領らと歓談する間に起きた。一部の海外メディアは、スペインの伝説の浮気者になぞらえてプーチン氏を揶揄(やゆ)。プーチン氏の気遣いを「紳士的」と受け止め、習氏を「(女性の扱いが)下手」と皮肉る報道もあった。
米CNNテレビが改めてこの出来事を報じた際も、該当するとみられる場面で画面が真っ黒になり視聴が制限された。CNN(電子版)は「中国政府のネット監視当局が削除した」とするネット利用者の見方を紹介した。
12日の米中首脳会談後の共同記者会見で習氏は、海外メディアに中国の国内法規の順守を求めた。AP通信は「好ましくない報道は取り締まられることを示唆した」と解説しており、最高指導者夫妻をちゃかす表現などが「好ましくない報道」に該当した可能性がある。
6754
:
チバQ
:2014/11/12(水) 20:58:49
http://www.sankei.com/world/news/141112/wor1411120030-n1.html
2014.11.12 20:07
「日本冷遇は自業自得」 習主席の無表情、韓国メディアは一斉に報道
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握手(あくしゅ)する安倍晋三首相(左)と中国の習近平国家主席=10日(共同)
【ソウル=名村隆寛】韓国メディアは、10日に北京で行われた日中首脳会談で安倍晋三首相と握手した中国の習近平国家主席が見せた硬い表情について、“日本冷遇”だと強調して報じた。
11日付韓国各紙は、日中首脳会談の写真を日本各紙より大きく掲載した。中央日報は安倍首相が習主席に歩み寄り、握手する様子を連続写真で伝え、「会いはしたが、両首脳には笑いどころか微笑もなかった」と説明した。
朝鮮日報は1面で中韓、日中各首脳会談の写真を並べて載せ、「韓日に対する習主席の2つの顔」と紹介。東亜日報も同様に「習近平、朴(パク)槿恵(クネ)大統領と晴れやかに握手、安倍首相には顔そむけ」との見出しも添えた。両紙は、安倍首相の傍らで無表情な習主席と、その約1時間前に笑顔で握手した中韓両首脳の写真を中韓、日中関係の“対照的な現状”として比較した。
「安倍首相が先に到着、ホスト役の習主席が待たせた」「習主席は安倍首相に口を開かず目も合わせず」「ぎこちない雰囲気」など、韓国では日中首脳会談をくさすような表現が目立った。
また朝鮮日報は12日付の東京発で日本国内の受け止め方について、「笑顔なき握手に日本国民が衝撃を受けている」などと報じた。
日本語版のサイトには「外交の舞台で、なぜあれほど露骨に不快な感情を示すような状況になったのかについて、安倍首相は悟らねばならない。自業自得ではないだろうか」などとする読者の意見も掲載した。 一方、日本メディアが習主席の態度を中国国内向けとみなして会談自体の意味を評価していることについて、「苦心の肯定報道」と断じた。
6755
:
チバQ
:2014/11/12(水) 20:59:22
http://www.sankei.com/world/news/141112/wor1411120021-n1.html
2014.11.12 17:00
【台湾情勢】
「台湾版ウォーターゲート事件」 台北市長選で盗聴疑惑が浮上 与党側「自作自演」と批判
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台北市長選に無所属で出馬している柯文哲氏(田中靖人撮影)
11月末投開票の台北市長選で、優勢が伝えられる無所属候補、柯文哲氏(55)の事務所が何者かに盗聴されていたのではないかとの疑惑が浮上、地元紙が「台湾版ウォーターゲート事件」(自由時報)と報じる騒ぎになっている。
きっかけは、対立候補で与党、中国国民党の連勝文氏(44)氏の選対本部事務局長、蔡正元立法委員(国会議員に相当)が4日夜、フェイスブックに、柯文哲氏の「顧問団」の未公開名簿の一部を掲載したことだ。民主進歩党の陳水扁元総統=収賄罪などで服役中=に近い人物が並んでいることを挙げ、陳氏と柯氏の「近さ」を強調した。
これに対し、柯氏の事務所側は、名簿は盗聴で入手したものだと主張し、警察に通報。電話会社が調べたところ、ビルの9階に入る政策立案部門の電話線につながる3階部分の配線盤に、録音機につなげることができるコードが差してあるのが発見された。
また、同ビル6階は国民党寄りの団体の事務所で、蔡氏がかつて役員を務めていたことも報じられ、「盗聴」が連氏側によるものではないかとの印象が広まった。ただ、盗聴器自体は見つかっていない。
蔡氏は、リストは柯陣営の「口の軽い人物」から聞いたもので、「盗聴」は柯事務所の「自作自演だ」と批判。これに対し、柯陣営は、世論調査でリードしており自作自演で連陣営を攻撃する必然性がない、と反論している。
台湾の情報機関「国家安全局」の職員は地元メディアに対し、「興信所でもこんな時代遅れの手法は使わない」と関与を否定。柯氏側も、実質的に支援を受ける民進党との関係に注目が集まるのを避けるためか、大騒ぎはしていない。
台北市長選では、米国人作家が8月に上梓(じょうし)した中国の臓器売買に関する書籍に柯氏が登場するとして、先月末になってから「臓器売買疑惑」が報じられるなど、「疑惑」報道が相次いでいる。「盗聴」疑惑の真相も、警察の捜査を見極める必要がありそうだ。
(台北 田中靖人)
6756
:
チバQ
:2014/11/13(木) 07:46:11
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141113/k10013160101000.html
香港 警察バリケードなど撤去へ
11月13日 0時01分
香港 警察バリケードなど撤去へ
香港の梁振英行政長官は、民主的な選挙を求める学生らが幹線道路の占拠を続けていることについて「警察には裁判所の命令を執行する責任がある」と述べ、繁華街など一部の地域で占拠を禁止した裁判所の命令を根拠に、今後、バリケードなどの撤去に乗り出す考えを示しました。
香港では、ことし9月下旬から民主的な選挙の実現を求める学生らが、中心部3か所の幹線道路に座り込んで占拠する抗議活動を続けています。
香港の高等裁判所は、タクシーやバスの業界団体などの訴えを受けて、繁華街の道路など一部の地域で占拠を禁止する命令を出したのに続き、10日、バリケードなどの撤去を妨害する場合には警察が逮捕できるとした命令を出しました。
これについて香港の梁行政長官は、北京で行った記者会見で「要請があれば、警察には裁判所の命令を執行する責任がある」と述べ、今後、バリケードなどの撤去に乗り出す考えを示しました。
梁行政長官は、時期については明らかにしませんでしたが、香港のメディアは近く警察が行動に乗り出すのではないかと伝えています。
裁判所の命令は繁華街など一部の地域に限られ、活動の中心的な拠点となっている政府庁舎前の幹線道路は禁止の対象に含みませんが、警察が撤去を強行すれば参加者との間で衝突が起こることも予想されます。
6757
:
チバQ
:2014/11/15(土) 09:58:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2014111400076
「本物だが不完全」=ミャンマー民主化−オバマ米大統領
13日、ネピドーで、オバマ米大統領(左)と握手するミャンマーのテイン・セイン大統領(AFP=時事)
【ネピドー時事】ミャンマー訪問中のオバマ米大統領は13日、首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談した後、記者団に「ミャンマーの民主化は本物だ」と評価した。ただ「なお不完全だ」とも述べ、ミャンマー政府にさらに改革を前進させるよう促した。AFP通信などが伝えた。
オバマ大統領は「変革は困難なものであり、常に一直線に進むわけではないと認識している」と指摘。「しかし、私は楽観している」と語り、憲法改正問題やイスラム系少数民族ロヒンギャ族の人権状況など米国が懸念する問題で今後改善が進むことに期待を表明した。(2014/11/14-07:19)
6758
:
チバQ
:2014/11/16(日) 10:53:16
http://www.sankei.com/world/news/141116/wor1411160006-n1.html
2014.11.16 05:07
中国共産党、党員の宗教禁止徹底…民族対立が深刻化恐れ 習氏表明、全国調査へ
(1/2ページ)
【北京=矢板明夫】中国の習近平指導部は、「共産党員は宗教を信仰してはならない」という原則を改めて徹底する方針を固めたもようだ。党の規律部門を動員し、宗教を信仰する党員を全国で精査する見通しだ。キリスト教やイスラム教などの信者が増え、党中央の求心力が弱まっていることが背景にあるが、宗教を信仰する党員は少数民族や貧困層が圧倒的に多く、こうした“組織浄化”措置は民族対立などの社会矛盾を深刻化させる可能性をはらんでいる。
14日付の国際情報紙「環球時報」によると、習近平総書記は今年9月の中央民族工作会議で、「党員は宗教を信仰してはならない。宗教活動に参加してはならないとの規則を堅持すべきだ」と強調した。
党関係者によれば、党の規律部門は10月ごろから一部地域への「党員の宗教信仰状況」の調査チームの派遣を開始。宗教を信仰する党員に対しては除名など厳罰で臨む方針だという。
党員の中ではウイグル、チベットなどの少数民族を中心に、イスラム教やチベット仏教を信仰する信者が急増。沿海部の浙江省などで違法とされるキリスト教の地下教会の活動に加わる党員も多いという。
中には地域の人民代表大会代表(議員)など重要ポストに上り詰めた人もおり、特定宗教を信仰する少数民族が当局と対立したとき、双方の“仲介者”として役割を果たすケースもある。信者党員らの政治的地位を奪えば橋渡し役がいなくなり、当局と少数民族の対立が深刻化する恐れがある。
8千万人を超える党員の中には貧困や病気などに悩み、宗教に救いを求める者も少なくない。信者党員を追放すれば、「共産党はますます民衆から離れていく」との指摘もある。
「無神論」を唱える中国共産党は宗教を迷信と位置づけ、1921年の党創設当初に信仰を禁じた。毛沢東が始めた文化大革命(66〜76年)の際には、仏像や教会が破壊されるなど厳しく弾圧された時期もあった。一般民衆の宗教信仰は70年代末からの改革開放に伴い、容認へと向かった。
6759
:
チバQ
:2014/11/16(日) 21:50:22
http://www.sankei.com/world/news/141116/wor1411160002-n1.html
2014.11.16 17:00
【アジアの目】
民間出身、国軍の協力が鍵 インドネシア、ジョコ内閣発足
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(1/4ページ)
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領(最前列中央)が指名し発足した新閣僚=27日、ジャカルタ(AP)
第7代インドネシア大統領に就任したジョコ・ウィドド氏(53)が指名した閣僚34人が27日、承認され、ジョコ内閣が発足した。かつて日本で「さあ働こう内閣」とキャッチフレーズをつけたのは福田赳夫元首相だったが、ジョコ大統領も新内閣のキャッチフレーズを「働く内閣」とし、顔ぶれも実務家を多く配置した。
新内閣の目玉政策である海洋開発担当の海事担当調整相ポストを新設したほか、インドネシアでは初の女性外相を起用するなど民間出身の大統領として独自カラーを出すことに腐心した。ただ、インドネシアの経済成長もここに来て足踏みしているだけに、これまでの既得権益を打破するとともに、大統領が掲げる「海洋国家インドネシア再興」に向け、国軍の支持を得られるかが課題だ。
汚職撲滅に全力
「閣僚は慎重かつ細心の注意を払って選んだ。この内閣は今後5年間は続くからだ。裏情報を手に入れるため、汚職撲滅委員会(KPK)や金融取引・報告分析センター(PPATK)にも調査を依頼した」
ジョコ大統領は26日、大統領宮殿の中庭で行われた記者会見で、閣僚名簿を発表するにあたってこう説明。賄賂や不正支出など金の問題がないかどうかを、徹底的に調べあげたことを強調した。
日本での2閣僚の辞任を気にしたわけではなく、インドネシアはユドヨノ前政権からとくに汚職防止に力を入れてきた。大統領のこだわりのおかげで、いったん固まっていた閣僚のうち数人が汚職撲滅委員会などの指摘で問題ありとされ、再検討した結果、閣僚名簿の発表が当初予定よりも遅れていた。
一方、ジョコ大統領が就任演説で宣言した「海洋国家インドネシア再興」を実現すべく、新設された海事担当調整相には、国連食糧農業機関(FAO)の漁業・養殖局の漁業・海洋資源部長を務めていたインドロヨノ・スシロ氏(59)が選ばれた。
数千の島々を抱えるインドネシアだけに漁業や水産資源開発にとどまらず、島々の連結性を高めるための港湾や航路の整備などを一元的に行うことになるという。
ただ、インドネシア海域ではほんの数年前まで海賊が跋(ばっ)扈(ご)し、マラッカ海峡から南シナ海にかけて、多くの船舶を襲撃した。最近はインドネシア周辺で中国艦艇の進出も目立つ。海軍力の増強も合わせて行わない限り、海洋国家としての再興は容易ではないだろう。
6760
:
チバQ
:2014/11/16(日) 21:50:47
経済関係閣僚の顔ぶれをみると、政治家を多く起用したユドヨノ前政権とは異なり、ソフヤン・ジャリル経済担当調整相(61)以下、ほとんどが実務家だ。もっとも、彼ら経済閣僚にも、政党に所属していないがジョコ政権を支える闘争民主党のメガワティ党首に近い人が多い。なかでもリニ・スマルノ国営企業相(56)はメガワティ氏の側近中の側近。アリフ・ヤフヤ観光相(53)、スディルマン・サイド・エネルギー・鉱物相(51)もメガワティ氏に近い経営者だ。
軍隊経験なし
メガワティ氏に近いといえば、プアン・マハラニ人間・文化開発担当調整相(41)はメガワティ氏の長女だけに、会見では「私が娘だということばかり取り上げないでほしい」と強調した。実際、政治家としての経験や人脈も豊富で、新内閣では強い影響力を持ちそうだ。ジョコ大統領が、メガワティ氏をはじめとする既成勢力の圧力に屈せず、どれだけ独自色を出せるかが改革実現の鍵でもある。
同様に国軍をいかにコントロールするかも重要だ。ユドヨノ前大統領は、自身が改革派の将校といわれつつ、軍での実績を背景に影響力を保持した。しかし、ジョコ大統領は軍隊経験、人脈がほとんどない。ユドヨノ前大統領が軍の支持を得られたのは、兵士の待遇改善を進めたこともある。
ジョコ新内閣では、政治・法務・治安担当調整相に元海軍参謀長のテジョ・エディ・プルディヤトノ氏(62)を任命。また、国防相には、やはりメガワティ氏側近のリャミザード・リャクドゥ元陸軍参謀長(64)を起用した。2人は、ともに国軍時代に治安維持などを理由に強権を振るったことで、国民人気が極めて低いものの、国軍内での影響力は強い。
「ジョコ氏は組閣で妥協を強いられた」(現地紙ジャカルタ・ポスト)との批判はあるが、果たして、この内閣が5年間続くのか、それとも早期に内閣改造を迫られるのか、先行きに注目したい。(編集委員 宮野弘之)
6761
:
チバQ
:2014/11/16(日) 21:57:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141116-00000047-jij-cn
中国、G20開催が決定=国際社会で求心力向上へ―16年
時事通信 11月16日(日)16時56分配信
【北京時事】中国が2016年の20カ国・地域(G20)の議長国を務め、同国で首脳会議を開催することが決まった。05年にG20財務相・中央銀行総裁会議が中国で開かれたことはあるが、首脳会議は初めて。中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が15年に設立が計画されるなど、国際社会での中国の求心力は高まる一方だ。
習近平国家主席は15日、「16年のG20首脳会議開催国として、世界の経済成長への貢献を強め、より大きな役割を発揮したい」と意気込みを見せた。議長国には日本も名乗りを上げていたが、中国支持の声が圧倒的だったと伝えられる。
6762
:
チバQ
:2014/11/16(日) 21:58:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141116-00000042-jij-cn
シルクロードに高速鉄道=新疆区間が開通―中国
時事通信 11月16日(日)16時14分配信
【北京時事】新華社電によると、中国新疆ウイグル自治区のウルムチと甘粛省の蘭州を結ぶ「蘭新高速鉄道」計画で、同自治区内の530キロが開通し、16日に運行が始まった。習近平政権は中国を起点とし欧州へ伸びる「シルクロード経済ベルト」構想を掲げており、高速鉄道は地域の経済活性化を図る新動脈となる。
運行速度は最高200キロ。広大な土漠と強風地帯を通り抜け、年末には蘭州までの全線1776キロが開通する。3年後には北京とも高速鉄道で結ばれる見通しだ。
6763
:
チバQ
:2014/11/17(月) 00:52:28
http://www.sankei.com/world/news/141116/wor1411160048-n1.html
2014.11.16 23:05
【香港民主化デモ】
抗議50日超える 今週にも強制排除着手の構え
学生らが占拠を続ける香港島中心部のアドミラリティ=16日(共同)
2017年の香港行政長官選挙をめぐって9月28日に始まった香港大規模デモは16日で50日目を迎えた。中国政府との対話が失敗に終わった学生団体らの抗議活動に手詰まり感が漂う中、香港政府は司法手続きにのっとり、今週にも一部地域でバリケードなどを強制的に撤去する構えを強めている。
警察はデモ参加者らが抵抗した場合、逮捕などで強制排除する方針。
学生らが占拠を続けているのは抗議活動の本拠地とする香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)、コーズウェイベイ(銅鑼湾)、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の3カ所。当局は金鐘の商業ビル付近と旺角で、強制的にバリケードやテントなどの撤去を認める司法手続きを進めている。
学生団体の周永康代表らは15日深夜、金鐘でデモ参加者に、中国本土に入る際に必要な「回郷証」(査証に相当)を無効にして中国政府が対話を拒否したことを報告、抗議活動の継続を訴えた。(共同)
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チバQ
:2014/11/17(月) 21:42:15
http://www.sankei.com/world/news/141117/wor1411170040-n1.html
2014.11.17 20:25
苦し紛れの「反日カード」? 台北市長選で「皇民化教育推進の子孫」与党陣営が対立候補に
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台北市長選に無所属で出馬している柯文哲氏
【台北=田中靖人】29日投開票の台北市長選で、劣勢が伝えられる与党、中国国民党の連勝文候補(44)の父親で、同党名誉主席の連戦氏(78)が、対立候補を批判する際、日本統治時代の公務員の家系であることを理由に挙げていたことが17日、分かった。同日付の台湾各紙が伝えた。
連戦氏は16日、中台統一派の会合で、優勢が伝えられる無所属の柯文哲候補(55)について、日本統治時代に「青山」と名乗り皇民化教育を推進した「日本の高官の2代目だか3代目」と主張。「青山文哲が市長になることは絶対に許せない」などと訴えた。
長男の連勝文氏が「官二代」(高級幹部子弟)と批判されていることへの反論だが、柯氏の祖父、父親とも教員だという。
連勝文氏の選対事務局長の蔡正元立法委員(国会議員に相当)も7日、柯氏の出自から市長選は「新しい台湾人と古い日本人の争い」と述べており、「反日カード」で自陣営を固める狙いがあるとみられる。ただ、連勝文氏自身は公約で、台北が目指す都市としてシンガポール、ニューヨークと並んで京都を挙げており、陣営の苦し紛れの戦法がどこまで奏功するかは不明だ。
6765
:
チバQ
:2014/11/17(月) 21:43:44
http://www.sankei.com/world/news/141117/wor1411170045-n1.html
2014.11.17 21:21
【香港民主化デモ】
18日にも強制執行、一部バリケード除去へ 学生らの占拠拠点は禁止命令出ず“イタチごっこ”の恐れ
(1/2ページ)
【上海=河崎真澄】香港紙、星島日報(電子版)などは17日、民主派デモ隊による街頭占拠で、香港警察が18日にも一部の現場で高等法院(高裁)による占拠禁止命令の強制執行を開始すると報じた。約7千人の警察隊が出動の準備を整えた。通行の妨げになるバリケードの除去が目的で、警察側は「デモ隊の強制排除ではない」と説明しているが、デモ参加者が抵抗した場合は逮捕する方針だ。
一方、街頭占拠を呼びかけた香港大法学部准教授の戴耀廷氏らは「法治尊重の姿勢を示す」として、近く警察に自首する意向を17日までに明らかにした。強制排除で負傷者が出る事態を避けるためとみられる。
選挙制度の民主化を求めたデモ隊が、9月28日未明に街頭占拠を始めてから裁判所の占拠禁止命令が強制執行されるのは初めて。
ただ、裁判所が占拠禁止を決めたのは香港島のアドミラリティ(金鐘)の立法会(議会)と政府庁舎の隣にあるオフィスビル周辺の狭い地域と、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の道路のみ。18日にもまずデモ参加者が少ない金鐘のオフィスビル周辺でバリケード撤去を始める見通し。
その上で、強硬派の参加者が多い旺角でいつ強制執行するか、警察は時機を見計らうものとみられる。だが、バリケードが撤去されてもデモ隊は別の場所を占拠する可能性があり、“イタチごっこ”になる恐れがある。10月17日には旺角で一部バリケードが撤去されたが、デモ隊の反撃に遭って“奪還”されている。
このほか、学生デモ隊の拠点で2千以上のテントが張られている金鐘の幹線道路では占拠禁止命令が出ていないため、警察は様子見を続けざるを得ない。
民主派の学生団体、大学生連合会(学連)の周永康事務局長は17日、地元ラジオ番組で、「単純な街頭占拠では政府への圧力にも限界があり、今後どのような活動を続けていくか検討する」と述べた。学連や街頭占拠を呼びかけた戴氏ら民主派幹部は18日、今後の抗議活動について話し合う予定で、香港当局はその行方を見守る可能性もある。
6766
:
チバQ
:2014/11/18(火) 20:47:49
http://mainichi.jp/select/news/20141119k0000m030066000c.html
香港デモ:当局のバリケード撤去 19日は旺角でも執行か
毎日新聞 2014年11月18日 20時05分
【台北・鈴木玲子】香港当局は18日、高等法院(高裁)による占拠禁止命令に基づき、次期行政長官選挙制度に反対する民主派が設置した道路のバリケード撤去に乗り出した。今後、撤去範囲を順次拡大するとみられ、香港島の金鐘(アドミラリティ)地区の一部に続き、早ければ19日にも九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)でも強制執行する可能性がある。9月から続く占拠に世論の支持は低下しており、民主派も次の一手に苦慮している。
デモ隊が長期間占拠しているのは金鐘と旺角、香港島の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)の計3カ所。18日に撤去されたのは、立法会(議会)と政府庁舎隣のオフィスビル周辺のみだった。
現場では、執行官ら数十人が、バリケードの鉄柵を次々とトラックで運び去った。デモ隊はほとんど抵抗せず、作業は粛々と進んだ。
香港メディアによると、この日は一部を残し撤去作業を終えた。占拠禁止命令を裁判所に申請していたビル側は、道路の通行状況を見極め残りを撤去するかどうか判断するとしている。
一方、金鐘でデモ隊が大規模に占拠している幹線道路は、この日の撤去対象ではなかった。ただ、この場所もバス会社が裁判所に占拠禁止命令の申請を提出している。
当局は人出の少ない場所でまず着手し、デモ隊の反応を見ながら範囲を広げていく方針とみられる。ただ、旺角のデモ隊は強硬派が多く、撤去に抵抗して混乱する可能性がある。
占拠の長期化に伴い、香港市民の不満は募っている。香港中文大学が16日に発表した世論調査によると、民主派は「占拠から全面退去すべきだ」とするのが67%に上った。
6767
:
チバQ
:2014/11/19(水) 22:45:16
http://www.sankei.com/world/news/141119/wor1411190063-n1.html
2014.11.19 21:14
【香港民主化デモ】
強硬派の不満爆発、長期化で内部対立浮き彫りに
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【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求めた民主派デモが長期化する中、親中派などデモ反対派からの圧力に加え、学生団体や市民ら民主派の内部でも意見の対立が浮き彫りになってきた。19日には立法会(議会)に侵入しようと一部が暴徒化したが、「政府との交渉が進まない膠着(こうちゃく)状態に強硬派の若者らが不満を爆発させた」(香港紙記者)との見方がある。
民主派の長老で政府ナンバー2の政務官を務めた陳方安生氏は19日、「民主化を求める今回のデモは市民や国際社会の理解を得るためにも非暴力の原則を貫く必要がある」と強調。立法会の曽●(=金へんに玉)成主席(議長)は親中派ながら、「民主派デモ隊の学生と暴徒は同じではない」として、暴徒化した一部の行為を非難した。
一方で、9月28日に街頭占拠を始めて50日以上が経過する中で、市民生活や経済全体への影響を懸念する声も広がっている。香港中文大学が16日に発表した世論調査では、デモへの「不支持」は10月の調査に比べ8ポイント増の45・5%で、「支持」33・9%を逆転。デモ隊は全面撤退すべきだとの回答も67・4%と、「撤退すべきではない」13・9%を上回った。
民主派デモに対する欧米など国際世論の応援も先細りだ。こうした変化を受け、街頭占拠を呼びかけた発起人の1人である香港中文大の陳健民副教授は、デモ占拠地を縮小し、香港島の政府庁舎に近いアドミラリティ(金鐘)に集中させるべきだなどと、戦術の転換を呼びかけている。
これに対して学生団体の周永康代表は、「共通認識が得られれば方針を調整する」と理解を示した。
そうした中、香港高等法院(高裁)が占拠地のバリケード撤去で強制執行命令を下し、18日に一部で撤去が始まったほか、20日にも九竜地区の繁華街モンコック(旺角)でバリケード撤去が見込まれるなど、当局は攻勢を強めている。
学生団体や民主派議員らが18日夜に行った話し合いでは、3カ所の占拠地を維持して抵抗を続けるべきだとの声が多数を占める一方で、暴徒化した強硬派は、抗議活動をエスカレートさせるべきだと主張していたという。
6768
:
チバQ
:2014/11/19(水) 22:46:15
http://www.sankei.com/world/news/141119/wor1411190042-n1.html
014.11.19 17:25
韓国、「国民安全庁」が発足、旅客船沈没を受け 人事革新庁も
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韓国で事故災害問題を統括する国民安全庁と公務員制度改革を担当する人事革新庁が19日、発足した。いずれも首相直属の機関で、国民安全庁は4月に起きた旅客船沈没事故を受け新設された。傘下に海洋警備安全本部と中央消防本部が設置される。初代長官には、国民安全庁で朴仁鎔氏、人事革新庁では李根勉が任命されている。(ソウル 名村隆寛)
6769
:
チバQ
:2014/11/19(水) 23:25:39
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141119_20.html
<衆院選>東北の野党、遅れる候補擁立
安倍晋三首相が18日表明した衆院解散に伴う12月の総選挙で、東北の25小選挙区は野党の候補擁立が遅れている。前回22選挙区で候補者を立てた民主党の立候補予定は同日現在、13選挙区にとどまる。野党間の候補者調整が各県で進んでおり、「自民1強」に対抗できる体制を構築できるか大詰めを迎えている。共産党は、全選挙区に公認候補を擁立する。
青森は民主が1、2区で未定、維新は1区で新人を立てる。擁立を模索する社民を含めた3党間での候補者調整が解散後、詰めの段階に進むとみられる。
岩手は民主と生活が競合回避に向け、すみ分ける方針を固めた。民主は1、3区に現職、生活は2区に比例東北現職、4区に現職が立つ。社民は擁立するかどうかを検討している。
宮城は仙台市の1、2区で民主と維新の候補者調整が成立。1区に民主、2区には維新の両比例東北現職が立つ。民主は3区に元議員、4区に兵庫1区からの元議員、5区に現職を擁立。次世代は2区で独自候補を内定した。
秋田は民主が3区、維新は1、2区で候補が決まっていない。選挙協力が実現すれば、それぞれ空白区には擁立しない見込み。社民は2区で擁立の可能性を探るが、人選が難航している。
山形は共産を除き、1、3区で野党の立候補予定者が空白。民主は2区に比例東北現職を立て、1区は人選が最終段階に入った。3区も擁立を模索しており、民主、社民、連合山形の「3者共闘」の成立が焦点。
福島は、民主と維新の選挙協力が進む。民主現職の3区と5区(比例東北)、維新現職(同)が地盤の4区では、共闘態勢を組む方針。1、2区は両党がそれぞれ人選を急いでいる。
2014年11月19日水曜日
6770
:
とはずがたり
:2014/11/20(木) 11:28:34
台湾の時刻表も凄く見難いのだそうな。日本式の台湾時刻表ってのが発売されてて買ったことある
日本人が作った地下鉄路線図に驚嘆「見やすすぎる!」、「神業だ!」・・・「ちょっとミスが。修正お願いしたい」の声も=台湾・台北
サーチナ 2014年11月19日 22時11分 (2014年11月20日 09時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141119/Searchina_20141119206.html
6771
:
チバQ
:2014/11/20(木) 20:26:56
http://www.sankei.com/world/news/141119/wor1411190057-n1.html
2014.11.19 19:34
華人がインドネシア首都知事に就任 イスラム強硬派「異教徒に乗っ取られる」
インドネシアの首都ジャカルタ特別州で19日、少数派の華人(中国系住民)、バスキ・チャハヤ・プルナマ氏(48)が知事に就任した。同国の華人は過去に政治的迫害を受けており、経済界での強い影響力に比べ、政界での存在感は薄い。華人の首都知事誕生は異例だ。
バスキ氏は10月に大統領に就任したジョコ・ウィドド前知事の右腕として副知事を務め、ジョコ氏の転出に伴って知事に昇格した。
スハルト政権下では中国語の使用禁止など厳しく差別され、政界進出も一部に限られていた。一方、ビジネスで成功した者は多く、裕福な華人が攻撃対象になっていた。
バスキ氏は実業家を経て地方政界に入り、国会議員を歴任。イスラム教徒の一部強硬派は「異教徒の華人に首都を乗っ取られていいのか」と就任に反発し、抗議デモを繰り返している。(共同)
6772
:
チバQ
:2014/11/20(木) 20:55:51
http://mainichi.jp/select/news/20141104k0000m030050000c.html
北朝鮮:金第1書記がレベル低さ激怒 部隊解散と降格人事
毎日新聞 2014年11月03日 20時36分(最終更新 11月03日 20時59分)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が今年4月、軍の砲撃訓練を視察し練度の低さを叱責した後、この部隊を解散させ上部部隊のトップら167人を降格させていたことが3日、毎日新聞の入手した軍機関紙から分かった。部隊解散や大量処分という異例の措置は、金第1書記が軍の掌握に自信を持っていることの表れとみられる。一方、記事からは兵士の生活向上のための「副業」が、訓練水準に深刻な影響を及ぼしていることも読み取れる。
軍機関紙「朝鮮人民軍」は、国外への持ち出しが厳しく制限されている。4月26日の紙面で、金第1書記が朝鮮人民軍第681軍部隊傘下の砲兵部隊を視察して叱責し、25日付で実施された部隊解散や降格人事を詳報した。叱責については国営の朝鮮中央通信が報じたが、処分の事実は触れていなかった。
機関紙には降格された幹部167人全員の名簿も掲載。第681部隊の上部部隊である第313軍部隊の軍団長は、上将から少将に2階級降格された。
北朝鮮軍の動向に詳しい聖学院大の宮本悟特任教授は「部隊を解散させ、大量に降格人事を発令した事例は今まで見たことがない。反発を抑える自信があるからできることだ」と指摘する。これに連動し、軍内で大規模な幹部人事が実施された可能性が高いという。
一方、機関紙によると、練度不足の理由を金第1書記は「一部の指揮官は軍人たちを別の作業に動員させていた」と指摘。そのうえで「もちろん軍人生活改善のために副業もして、富強祖国建設にも貢献しなければならない」とも述べたという。食糧や資材不足を補うため、軍隊が副業に精を出すのはやむを得ないと認めた格好だ。
ただ、金第1書記は「指揮官たちは祖国保衛も社会主義建設も人民軍隊が全て引き受ける、というスローガンの本当の意味を認識しなければならない」とも強調。軍に訓練と経済活動の両方をしっかりやるよう要求した。【米村耕一】
6773
:
チバQ
:2014/11/21(金) 00:55:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000057-jij-asia
くすぶる火種、先行き不透明=民政復帰16年以降の公算―クーデターから半年・タイ
時事通信 11月20日(木)14時25分配信
【バンコク時事】タイで軍がクーデターでタクシン元首相派政権を打倒し、権力を掌握してから22日で半年を迎える。戒厳令下でタクシン派など反クーデター勢力の動きが封じ込められ、平穏が保たれているが、プラユット暫定首相(前陸軍司令官)率いる軍事政権が目指す国民和解や包括的な政治・経済改革は道半ばで、民政復帰は2016年以降にずれ込む公算が大きい。政情の不安定化につながる火種がくすぶっており、先行きは不透明だ。
各種世論調査では、軍政に対する国民の支持は依然高い。長期間続いたタクシン派と反タクシン派の対立による混乱を収束させ、ひとまず政情を安定させたことがおおむね評価されているようだ。
しかし、水面下ではプラユット政権に対する厳しい見方がタクシン派だけでなく、クーデターを支持した保守派の間でも広がり始めている。保守派重鎮は取材に対し、「問題の根本原因を取り除くのではなく、『見せ掛けの平和』を取り繕おうとしている」と政権を批判。政権による国民和解や改革への取り組みは「無駄に終わるだろう」と言い切った。
保守派重鎮は「プラユット政権は沸点に達するのを待つ湯のようなものだ」とも指摘。クーデター後、陸軍ではプラユット氏の後任の陸軍司令官に同じ派閥に属する側近のウドムデート副司令官が昇格する一方、他派閥の幹部を冷遇する人事が行われたことなどで、軍内部でも不満が高まっているという。
6774
:
チバQ
:2014/11/21(金) 21:09:05
http://www.sankei.com/world/news/141121/wor1411210038-n1.html
2014.11.21 17:58
モンゴル首相に前官房長官のサイハンビレグ氏
モンゴルの国民大会議(議会)は21日、与党民主党などの賛成多数で新首相に前官房長官のサイハンビレグ氏(45)を選出した。新内閣は2週間以内に発足する見通しで、主要産業である石炭の価格低迷で落ち込んだ経済の立て直しが急務となる。
モンゴルでは5日、議会の辞職勧告決議を受けてアルタンホヤグ首相が辞任、エルベグドルジ大統領が民主党と新首相の選出を進めていた。
アルタンホヤグ氏の側近だったサイハンビレグ氏の首相就任には、野党だけでなく民主党内からも反発の声があり、同氏は難しいかじ取りを迫られそうだ。
サイハンビレグ氏は政府の報道局長などを経て、2012年から官房長官を務めた。(共同)
6775
:
とはずがたり
:2014/11/23(日) 09:11:34
2014.11.19 17:59
北朝鮮人権非難決議を採択 国連総会委、刑事裁判所へ付託促す 北「核実験自制難しい」
http://www.sankei.com/world/news/141119/wor1411190043-n1.html
【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会第3委員会(人権)は18日、北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を賛成多数で採択した。同様の決議は2005年から10年連続で採択されているが、今回は北朝鮮の人権侵害を国際刑事裁判所(ICC)に付託するよう国連安全保障理事会に初めて促した。来月の総会本会議で正式に採択される見通しだ。
採決では日本や欧米など111カ国が賛成、中国やロシアなど19カ国が反対、55カ国が棄権した。日本と欧州連合(EU)が主導して決議案を作成し、60カ国が共同提案国に加わった。
決議は「(北朝鮮で)人道に対する罪が行われたと信じるに足る合理的な根拠が得られた」と指摘。その上で安保理に対し、ICC付託に加え、「人道に対する罪を犯した最も責任の重い者たちへの制裁措置」を検討するよう促した。
また、外国人などの「組織的拉致」に深刻な懸念を表明し、「拉致被害者を含む、すべての日本人に関する具体的な調査結果を(北朝鮮が)出す」ことへの期待も示した。
中国政府代表は採決に際し、「(人権問題を)安保理で協議するのは適切でない」と述べ、付託問題が安保理で採決にかけられた場合、拒否権を行使する考えを示唆した。
北朝鮮外務省のチェ・ミョンナム国際機構局副局長は「決議の内容は挑戦的だ。(正式採択されれば)深刻な結果を招く。核実験の実施を自制するのは難しくなっている」と警告した。
2014.11.23 09:02
北朝鮮、日本に名指しで警告「超強硬対応」 人権決議に反発
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230009-n1.html
北朝鮮の国防委員会は23日、自国の人権侵害を非難する国連総会第3委員会での決議採択に反発し「未曽有の超強硬対応戦に突入する」との声明を発表、米国や韓国と共に決議に賛成した日本を名指しし「決して逃れることができない」と警告した。朝鮮中央通信が伝えた。
決議は人権侵害について国際刑事裁判所(ICC)への付託検討に言及した厳しい内容で、北朝鮮は対抗措置としてこれまでに核実験もちらつかせている。(共同)
2014.11.21 20:37
プーチン氏に親書で助力要請? 人権問題で金正恩氏
http://www.sankei.com/world/news/141121/wor1411210062-n1.html
韓国の聯合ニュース(英語版)は21日、北朝鮮の金正恩第1書記がロシアのプーチン大統領への親書で、国連などの国際社会で北朝鮮の人権問題に目が向かないよう、ロシアが影響力を行使してほしいと求めたと報じた。
金第1書記の特使としてロシアを訪問した崔竜海・朝鮮労働党書記が18日にプーチン氏に渡した親書の内容の要旨を入手したと主張する韓国政府当局者の話としている。信憑(しんぴょう)性は不明。
北朝鮮の人権状況をめぐっては、国連総会第3委員会(人権)が18日に、北朝鮮の人権侵害を非難し拉致問題の解決などを求める決議案を賛成多数で採択している。(共同)
6776
:
とはずがたり
:2014/11/23(日) 23:52:08
改革路線に変調=突然の利下げ―中国
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-141122X676.html
時事通信2014年11月22日(土)19:53
【広州時事】中国人民銀行(中央銀行)が22日、2年4カ月ぶりに利下げを実施した。バブルをあおる本格的な金融緩和を極力控え、弱い立場の中小企業や農民に対象を絞った慎重な緩和策を行っていたさなかでの突然の利下げ。一貫性を欠く中国の金融政策に戸惑いが広がっている。
利下げは、政策の微調整で苦境を乗り切ろうとする従来路線と明らかに異なる。共産党・政府が翌年の経済政策を討議する年1回の中央経済工作会議を来月に控え、成長重視か構造改革優先かをめぐり、意見対立が起こっている可能性がある。
胡錦濤前国家主席と温家宝前首相のコンビは2013年までの任期中、景気減速懸念が強まるたびに金融緩和で対処した。大型景気対策も併用するなど、エンジンを吹かす形の典型的なてこ入れが目立った。しかし、副作用は大きく、公的債務拡大、企業の過剰設備投資、不動産市場過熱などを招いた。
そうした時代と決別し、改革の大なたを振りかざしたのが習近平国家主席、李克強首相の新指導部だった。国内外のメディアはこの新スタンスを、李首相の名前を冠して「リコノミクス」と呼んで称賛。李首相は期待に応えるように、経済成長よりも改革を優先する姿勢を前面に出した。
6777
:
チバQ
:2014/11/24(月) 07:54:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014112400003
モンゴル前首相、交通事故で重傷
【北京時事】中国国営新華社通信がモンゴルの報道として伝えたところによると、11月初めに経済運営の責任を問われ解任された同国のアルタンホヤグ前首相が23日、ウランバートル北東部で交通事故に遭い、重傷を負った。
前首相は乗っていた車が横転し、鎖骨と背骨を負傷。医師は国外での治療を勧めており、地元メディアは韓国に向かう可能性があると報じている。(2014/11/24-00:15)
6778
:
チバQ
:2014/11/24(月) 08:23:42
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230026-n1.html
2014.11.23 20:11
タイ、クーデターから半年 戒厳令解かずメディア締め付け 学生が米映画まね指立て抗議
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【シンガポール=吉村英輝】タイでクーデターが発生して22日で半年が経過したが、全権を掌握した暫定政権のプラユット首相(前タイ陸軍司令官)はいまも戒厳令を解かない。政治活動の禁止や報道抑圧に、反発が広がっている。
「現状で見境なく報道の自由を行使すれば、むしろ国に危害を与える」
タイの英字紙バンコク・ポスト(電子版)によると、プラユット氏は21日、毎週金曜夜に行うテレビ演説で、制限を正当化してメディアに自制を訴えた。
プラユット氏は19日、政権に批判的なタクシン元首相派が多い東北部コンケンで演説。この際、地元大学生5人が「クーデターはいらない」と書かれたシャツを着け、指3本を高く立てた。独裁国家と化した近未来を描く米国映画『ハンガー・ゲーム』に現れる抵抗のしぐさをまねた抗議行動で、5人はすぐに拘束された。
事件を受け、一部配給会社は「政治運動に巻き込まれたくない」として、20日からのシリーズ最新作の上映中止を決定。学生などが抗議し、メディアも大きく取り上げた。
公共放送局では政治番組のキャスターが降板。プラユット氏は否定したが同局は軍政の圧力を認め、タイのジャーナリスト協会などは報道機関への圧力を非難する共同声明を出した。また元ロイター通信記者によるタイの政治状況を分析した英語書籍も、公共倫理に反するとして輸入販売が禁じられた。
プラユット氏はタクシン派と反タクシン派の「和解」を妨げているとして、ソーシャルメディアにも批判の矛先を向けている。
6779
:
チバQ
:2014/11/24(月) 08:24:34
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230002-n1.html
2014.11.23 18:00
【アジアの目】
タイのプラユット暫定政権、タクシン色カラー排除に躍起
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(1/3ページ)
カンボジアを公式訪問したプラユット首相(右)。フン・セン・カンボジア首相はタクシン氏とも親しく、首相顧問にしたことも=?月?日、プノンペン(AP)
来年はタイとミャンマーで両国の将来を決める重要な選挙が行われる。ミャンマーは民政移管後に行われる初の総選挙。タイは今年5月のクーデターで実権を握った軍政から民政への復帰をかけた選挙となる。ミャンマーでは政府と与野党の話し合いが行われたが、タイでは政府がタクシン氏支持派の排斥を強め、双方の対立は深まっている。
タクシン氏関連ニュース規制
タイのプラユット暫定政権は今年5月のクーデター後、インラック前首相の兄で、国外逃亡中のタクシン元首相の影響力排除に腐心している。暫定政権側はクーデターに踏み切った理由について、タクシン氏を支持する勢力と反タクシン派の対立が解消されなかったためと説明している。
しかし、実際にはタクシン支持派が王制や軍に批判的だとして、支持派の勢力をそぐことが国内の安定につながると判断し、さまざまな施策を行った。タクシン氏に近いとされた人物を省庁や公的機関の主要ポストから外し、さらにタクシン氏寄りとみられるジャーナリストや研究者にも出頭を求め、タクシン氏の擁護や軍政批判を行わないよう命じた。応じなければ拘留やパスポートを取り消すなどして、タクシン支持勢力への圧力を増してきた。
それでもなお、タクシン氏を支持する国民は多い。先週末、中国の四川省でパンダを抱いているタクシン氏とインラック氏の写真が地元メディアで報道されると、インラック氏のフェイスブックに28万人が「いいね!」と応じたという。
これを受けてプラユット首相は3日、国内メディアに対し、「犯罪者であるタクシン氏に関するニュースを伝えないように」と指示した。暫定政府は近く、来年の総選挙に向け、新憲法の草案を検討する委員会を設置するが、今回の措置は、暫定政権が目指す国民和解がいかに難しいかを浮き彫りにした。
警察への影響力増大狙う
暫定政府はさらに、タクシン氏の影響力が強いとされる警察組織の見直しにも着手。タクシン派の幹部を更迭するなどしてきた。その一方で警察官の増強を図るため、かつて行っていた徴兵によって警察官を確保することを決めた。
現地紙ネーションなどによると、タイの警察官は23万人で警官1人当たりの人口は600人(日本は500人弱)。徴兵制を導入することで、警察官の補充を容易にできるとしている。
ただ、本当の狙いはタクシン色の排除だ。タクシン氏は警察士官学校を首席で卒業し、警察在職中に米国に留学。そのときの経験でIT産業の将来性を察知し、退職後、通信会社を立ち上げ、政界入りした。
警察士官学校時代の友人らはそのまま警察幹部となったことから、警察内部にはタクシン氏と深いつながりがある幹部が多いとみられてきた。
今回、軍政が導入を決めた警察官の徴兵制は21歳以上が対象で、軍と同じ2年間。毎年5000〜1万人を採用し、月9000バーツ(約3万1300円)の給料が支払われる。
タイ軍の兵役は18歳から2年間が義務付けられている。多くの若者は今後、兵役を済ませた後で警察に入ることになる。軍と警察のより緊密な関係を築き、軍の警察に対する影響力を強め、警察への国民の信頼を高める狙いもある。
なにしろ、警察への国民の視線は厳しい。警察官が交通違反を見逃す代わりに賄賂を要求するなど日常茶飯事だ。さらに、最近では南部のコータオ・カバナ・リゾートで起きた英国人男女の殺害事件で、地元警察が出稼ぎのミャンマー人2人を逮捕したものの、証拠をでっち上げ、拷問まがいの取り調べを行っていたとされ、警察批判が噴出した。ミャンマー、英国との国際問題にも発展している。
暫定政権が来年の総選挙を無事に実施し、タクシン氏をめぐって分裂してきたタイの各勢力、国民各層が和解を実現するのは容易ではなさそうだ。(編集委員 宮野弘之)
6780
:
チバQ
:2014/11/24(月) 08:29:40
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230022-n1.html
2014.11.23 19:06
【香港民主化デモ】
街頭占拠の発起人准教授らが「自首」へ 「成果あった」デモ収束目指す
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(1/2ページ)【香港民主化デモ】
【上海=河崎真澄】香港紙、蘋果日報(電子版)によると、香港の選挙制度民主化のため街頭占拠を呼びかけた香港大法学部准教授の戴耀廷氏ら発起人3人は23日、法治尊重の姿勢を示すため12月5日に警察に自首し、デモによる抗議活動から退く意向を固めた。民主派の学生団体と協議を進め、街頭占拠デモの早期収束をめざす狙いがある。
戴氏らは9月28日の占拠開始から2カ月が経過するタイミングで「一定の成果があった」として、強硬派も多い学生らを2週間程度かけて説得したい考え。
民主化を求めるデモとはいえ幹線道路の封鎖など街頭占拠は違法行為で、高等法院(高裁)が強硬派デモ参加者の多い繁華街の一部で占拠禁止命令を下している。24日にも強制撤去に踏み切ることが確実となったため、戴氏らは混乱が広がる前に収拾を急ぐ。
民主派政党の工党を率いる立法会(議会)の李卓人議員は戴氏らに従って同時に自首する。民主派を支援する蘋果日報の黎智英会長も撤収に賛意を示した。
英国統治時代に最後の香港総督を務め、民主派デモを支援してきたクリス・パッテン氏は、香港学生の要求は国際社会に十分に伝わったとして、裁判所の命令に従って街頭占拠を解除するよう呼びかけている。
ただ、香港バプテスト大学学生会の陳天俊会長は産経新聞の取材に、「中国や香港の政府に圧力をかけ続けることも必要で、デモ隊が座り続けることに意味がある」と難色を示した。
一方、中国紙、法制晩報(電子版)は23日、浙江省の地元紙、嘉興日報が同日までに、香港の民主派デモを支持する発言をインターネット上で展開していたとして、自社の評論員を解雇したと報じた。中国共産党政権は、香港民主派の動きが本土側に波及しないよう神経をとがらせている。
6781
:
チバQ
:2014/11/24(月) 08:36:44
http://mainichi.jp/select/news/20141124k0000m030048000c.html
台湾映画賞:「KANO」無冠に 「中国に配慮か」
毎日新聞 2014年11月23日 19時43分(最終更新 11月24日 00時56分)
【台北・鈴木玲子】台湾のアカデミー賞とも言われる映画賞「第51回金馬奨」が22日、台北市で発表された。日本統治時代を描いた台湾映画「KANO」は作品賞など6部門でノミネートされていたが無冠に終わった。前日には、観客投票で1位となり、観客賞と国際批評家連盟賞に輝いていただけに、ネット上では「中国に配慮したのでは」などと疑問視する声が上がった。
この作品は、日本統治時代の1931年、台湾代表として夏の甲子園に初出場し準優勝した嘉義(かぎ)農林学校(嘉農)野球部の実話が基になっている。台湾の漢族や先住民族、日本人が力を合わせ、甲子園出場の夢に向かってまい進する姿を描き、セリフの9割が日本語だ。2月に台湾で公開されてヒットし、作品賞のほか、主演の永瀬正敏さんが主演男優賞、馬志翔監督が新人監督賞の候補に挙がっていた。
23日付の台湾紙「自由時報」は、中国当局が金馬奨関連でこの作品に関する報道を禁じる通知をメディアに出したため、中国では報じられなかったと伝えた。また、「審査委員会は中国に協力して『KANO』を封殺したのか」とも報じた。
対日強硬論を展開することで知られる中国の国際情報紙「環球時報」のサイトは、各部門の候補リストを掲載したが、「KANO」は削除されている。
中台の交流が進む中、金馬奨の審査委員には中国出身者が加わるようになっている。ただ、今年の審査委員長を務めた上海出身の女優は「審査は厳正で公明正大」と述べ、政治的な影響を否定した。
6782
:
チバQ
:2014/11/25(火) 20:51:44
http://www.afpbb.com/articles/-/3032637
香港当局、旺角で民主派のバリケードを撤去
2014年11月25日 15:15 発信地:香港
【11月25日 AFP】香港(Hong Kong)当局は25日、同市内で2か月近くにわたり続く民主派デモの参加者らが繁華街・旺角(モンコック、Mongkok)地区に設置したバリケードの撤去を開始した。
同地区は、次期行政長官選挙での民主的な選挙を求めるデモ隊の三大拠点の一つ。警察に立ち退きを命じられたデモの参加者らは、「私たちは真の普通選挙を求めている」などと叫び返した。
25日の撤去作業についての裁判所命令で対象とされたのは亜皆老街(アーガイル・ストリート、Argyle Street)のみだが、翌26日朝には別の裁判所命令に基づいた弥敦道(ネイザンロード、Nathan Road)での撤去作業も予定されていると報じられている。(c)AFP
6783
:
チバQ
:2014/11/26(水) 21:13:15
http://www.sankei.com/world/news/141126/wor1411260022-n1.html
014.11.26 20:58
【香港民主化デモ】
繁華街の幹線道路でデモ隊を完全排除 香港警察、逮捕者約150人に
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香港の旺角で26日、民主派デモ隊のバリケードを撤去する警官隊(AP)
【上海=河崎真澄】香港の選挙制度の民主化を求める大規模デモで、警察当局は26日、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の道路などを占拠していた民主派デモ隊のバリケードやテントなどの強制撤去を続けた。幹線道路ネイザンロードでも数百人のデモ隊を完全排除し、一部の通行が可能になった。
高等法院(高裁)による街頭占拠禁止命令で25日に始まった旺角での強制撤去で、26日朝までにデモ参加者ら116人が逮捕された。さらに同日、学生団体のリーダー2人を含む20人以上が逮捕され、逮捕者は計148人に上った。警官隊約3千人が数百人規模のデモ隊を催涙スプレーなどで制圧した。警官69人を含む多数の負傷者が出た。
旺角を“奪還”した当局側は近く、デモ隊最大の占拠拠点、香港島のアドミラリティ(金鐘)などでも強制排除に乗り出す構えだ。
6784
:
チバQ
:2014/11/26(水) 21:14:18
http://www.sankei.com/world/news/141126/wor1411260002-n1.html
2014.11.26 11:00
【プラユット政権考】
中国にすり寄るタイ暫定政権 駐タイ日本企業は大丈夫か
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(1/3ページ)
11月9日、APEC首脳会議出席のため訪れた北京で、習近平国家主席と握手するプラユット首相(AP)
タイ暫定政権のプラユット首相(前タイ陸軍司令官)が、外交活動を本格始動した。北京やミャンマーでの国際会議に相次ぎ参加したほか、日本訪問も予定しているという。欧米諸国が軍事政権へ冷たい対応をとる中、中国はタイを懐柔する姿勢を強めており、中タイは急接近しているもようだ。日本企業はタイに多く進出しており、高速鉄道輸出など大型インフラ案件にも期待を寄せているだけに、日本政府の対応が注目されている。
プラユット氏は9日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため訪れた北京で、習近平国家主席や李克強首相と相次いで会談し、中国雲南省からラオス、タイを結ぶ鉄道建設への協力などを表明した。
習氏は「両国の全面的な戦略パートナーシップを深めていきたい」と述べ、同鉄道などタイでのインフラ開発への協力や、中国企業によるタイへの直接投資拡大の考えを示した。これにプラユット氏は、中国が目指す「シルクロード経済ベルト」や「21世紀の海上シルクロード」に言及し、関係強化への期待で応じた。
タイでは、インラック前首相の兄で、以前の軍事クーデーターで事実上の国外逃亡を続けるタクシン元首相が、中国との経済関係強化を主導してきた。一方、タクシン氏を警戒する軍部は、中国と一定の距離を保ってきた。国境を接するミャンマーやカンボジアが中国へ軍事的に依存してきた状況も、タイの軍部と中国との微妙な関係を作り出してきた。
だが、5月のクーデーター後、米国がタイへの軍事協力を中止するなど、米欧は早期の民政移管を求めプラユット政権に圧力をかけている。プラユット氏としては、頼れる大国は中国ぐらいしか見当たらないのが実情だ。
プラユット氏が中国に約束した鉄道整備をめぐっては、インラック前政権と日本側が、別の路線における高速鉄道計画で協議を進めていたが、クーデーターで頓挫してしまった。中国政府が自国に有利な路線でタイと合意にこぎ着けたことに、日本政府筋は「中国側が提示する路線の現実性はかなり低い。日本が売り込んでいる高速鉄道とも内容が違い競合しない」と指摘する。一方、現地の日本企業関係者は「タイ国内での需要拡大が確実視されるインフラ整備で中国企業の後じんを拝しかねない」と危機感を募らせている。
タイの英字紙バンコク・ポスト(18日付)によると、タイのプラウィット副首相兼国防相(元タイ陸軍司令官)は、中国ウイグルから不法入国したとみられる200人以上の難民について、国籍を確認後、中国側に引き渡す考えを示した。これら難民は、今年に入り南部ソンクラーで見つかり、現在は拘束中。中国側の迫害が懸念されるが、プラウィット氏は「彼らが帰国したとしても、中国のような大国が暴力で扱うとは信じていない」としており、人権団体などの反発も予想される。
プラユット氏は、8月に首相就任後、10月に初の外遊先としてミャンマーを訪問。その後、欧州や北京、ミャンマーでの首脳会議に出席するなど、着々と外交日程をこなし自信をつけている様子だ。ある地元ジャーナリストは、軍服から背広に着替えて首相としてふるまうプラユット氏の姿に「首相になりたいためにクーデーターを強行したといわれても仕方ない」と指摘する。
バンコク・ポスト紙によると、プラユット首相は12月に日本を訪問する予定。韓国を11〜12日に訪れた後で、日程は未定という。日本では総選挙の時期だけに実現は不透明だが、来日した際は、たなざらしとなっている高速鉄道計画をはじめ、インフラ投資も呼びかける見通しという。(シンガポール 吉村英輝)
6785
:
チバQ
:2014/11/26(水) 21:44:18
http://mainichi.jp/select/news/20141127k0000m030066000c.html
香港:1時間半で「陥落」九竜半島占拠地 当局が強制撤去
毎日新聞 2014年11月26日 20時42分(最終更新 11月26日 20時46分)
◇一瞬だった…学生団体の幹部やリーダー2人を逮捕
【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度に反対する民主派の道路占拠で、香港当局は26日、デモ隊の一大拠点だった九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)の幹線道路でバリケードなどを強制撤去した。香港警察は25日以降、デモ隊の中でも特に強硬派や学生団体幹部らに狙いを定めたように次々と逮捕。リーダー役を失った九竜半島の占拠地は、わずか1時間半で「陥落」した。
一瞬だった。26日朝、執行官らが裁判所の占拠禁止命令を読み上げ、強制執行を宣言。最前線のバリケード前では、学生団体「学連」幹部の岑敖暉(しん・ごうき)氏が「(逮捕されるかもしれないが)最後まで一緒にとどまる」と演説していた。だが、警官隊は突然、バリケードの隙間(すきま)から突入し、岑氏とそばにいた「学民思潮」のリーダー、黄之鋒(こう・しほう)氏を引きずり倒した。2人は「法廷軽視罪」などで逮捕された。
強制執行の対象は、南北に走る幹線道路の500メートル弱の区間。道路沿いの宝石店などの店は軒並みシャッターを下ろし、臨時休業した。警察はヘルメット姿の機動隊が中心となりテントなどを取り潰した。さらに警棒や催涙剤が入った放水銃を構え、「(妨害すれば)即逮捕する」と警告。その場にとどまっていた学生らは、特に作業の妨害をしたように見えなくとも次々と拘束された。
後ろ手に縛られて連行される知人を見送った男子学生(21)は「こんな警察の暴力を香港市民は経験したことがない。他の占拠地も失えば、自由な選挙という目標も潰されてしまう」と訴えた。午前10時ごろに始まった強制撤去は同11時半にほぼ終了。香港警察によると、25、26の両日で逮捕者は計148人に上った。香港警察の担当者は記者会見で、法執行に問題はないとの見方を示した。
商業地区の旺角では、長期間のデモ隊の道路占拠を快く思わない雰囲気も色濃かった。26日午後に車両の通行が再開されると、金物店の店主(54)は「庶民の生活に重大な影響が出ていた。学生らの気持ちも分かるが、これで日常が戻る」と胸をなで下ろした。
占拠運動の拠点は、香港島の金鐘(アドミラリティ)と銅鑼湾(コーズウェイベイ)の2カ所になったが、金鐘では今も多くの学生らが占拠を続け、事態打開のめども立っていない。
幹線道路の近くに座り込んでいた男子学生(22)は「占拠は確かに違法だが、強制排除すれば問題が解決すると社会に思われるのが心配。本当の問題は、真の普通選挙をすべきだという私たちの声を一切聞こうとしない政府の姿勢だ」と憤った。
6786
:
チバQ
:2014/11/27(木) 22:07:03
http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270053-n1.html
2014.11.27 20:01
【台湾地方選】
与党苦戦、台北など主要4市 29日投開票
(1/2ページ)
【台北=田中靖人】2016年の次期台湾総統選の行方を占う統一地方選は29日、投開票される。与党、中国国民党は馬英九政権の支持率低迷などで苦戦が伝えられ、全人口の7割を占める6つの直轄市の市長選で、現有4市の維持は難しい情勢だ。
全22県・市の首長、議員や村長など9種の公職で初めて一斉に投票が行われる。定数約1万に約2万人が立候補しており、12月に昇格する桃園を含む6直轄市の投票の動向は総統選の試金石と位置づけられている。選挙戦終盤には、国民党主席の馬英九総統が地元の会合に出席したり候補者と街頭に出たりして巻き返しを図ってきた。
国民党は直轄市の台北市長選で、連戦名誉主席の長男で新人の連勝文氏(44)が苦戦を強いられ、馬総統が里長(町内会長)にまで電話をかけて支持を訴えた。テレビCMなどでも対立候補で無所属新人の外科医、柯文哲氏(55)と野党、民主進歩党との近さを強調。国民党に有利な従来の二大政党対決の構図に持ち込もうとしている。
同じく直轄市の台中市では、市長を3期13年務めた国民党の現職、胡志強氏(66)が多選を批判されたが、終盤になり公共事業の成果を強調。電子機器受託製造(EMS)大手の鴻海(ホンハイ)精密工業の会長が24日、胡氏の4選を条件に2000億台湾元(約7600億円)の投資を表明するなど、財界を巻き込んで追い上げている。
一方、民進党は総統選を目標に、「地方から台湾を取り戻す」と合言葉を掲げ、地盤の南部での現有県・市を固め、中部での伸長を目指している。
6787
:
チバQ
:2014/11/27(木) 22:11:35
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030035000c.html
北朝鮮:金正恩第1書記の妹、金与正氏が党副部長に
毎日新聞 2014年11月27日 19時23分
【北京・西岡省二】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が朝鮮労働党副部長のポストについていることが27日、国営朝鮮中央通信の報道で判明した。部署は明らかにされていないが、韓国の聯合ニュースは、党宣伝扇動部の可能性があると報じている。
朝鮮中央通信は、金第1書記がアニメ映画撮影所を視察したことを伝える記事で与正氏を「党副部長」と紹介した。
与正氏は今年3月、最高人民会議(国会)第13期代議員選挙の際、金第1書記の側近である崔竜海(チェ・リョンヘ)氏や黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏らとともに金第1書記に同行した際、北朝鮮メディアとして初めてその動静が伝えられた。当時の肩書は党中央委員会の責任幹部。その後、金第1書記の秘書室長役を務めているとの情報もあった。
最近、与正氏は金第1書記の公開活動への同行が増えており、金正恩体制の安定と国政運営の中心的役割を果たしているという見方が出ている。
宣伝扇動部は最高指導者に対する偶像化と体制宣伝、住民に対する思想教育を管轄する部署で、組職指導部と並ぶ党の重要部署とされている。
6788
:
チバQ
:2014/11/27(木) 22:13:28
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030106000c.html
香港:道路占拠2カ月 デモ、色濃い手詰まり感
毎日新聞 2014年11月27日 21時59分(最終更新 11月27日 22時10分)
◇政府と対話拒否、参加者減少
【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度に反対する民主派の道路占拠は、香港島中心部の金鐘(アドミラリティ)で最初に占拠が始まってから28日で2カ月が過ぎる。九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)での強制排除が26日に完了したことでデモ隊の拠点は2カ所になり、街の秩序回復に向けて一歩進んだ。一方のデモ隊は反発を強めるものの突破口はなく、手詰まり感が色濃くなっている。
「彼らは戦略がなかったんでしょ。道路に座り込んで文句を言うだけでは何も得られない」。強制排除で通行が再開され、バスなどが行き交う旺角の幹線道路「ネイザンロード」。出勤途中の会社員、袁凱迎さん(27)は冷たく切り捨てた。
旺角では26日夜、強制排除された学生らが「買い物に来た」などと叫びながら脇道に再び集結。27日朝にかけて数百人が警官隊と衝突し、幹線道路をふさぐ動きも起きた。朝までに21人が逮捕され、25、26両日の逮捕者も計159人に上った。
旺角に戻った学生の一人は「旺角の奪還を目指す」と話す。運動の中心である学生団体「学連」も、旺角の強硬派とは距離があったが、26日の強制排除で幹部が逮捕されるなど警察当局の強硬手段に反発。「政府が正義にもとる対応をとるなら、次の行動をとる」と警告した。
ただ、学生側に妙案があるわけではない。香港政府は中国側が決めた選挙制度の撤回を明確に拒否。学生側は「それでは話し合いはできない」として対話を打ち切ってしまった。香港テレビ記者は「実際には対話以外に方法はない。それを拒否して政府に圧力をかけるなら、再び何万人ものデモ隊を集めるしかない」と話す。
だが、現場には疲労感が漂う。政府庁舎が目の前にある金鐘は、かつては数千人が連日連夜、道路を占拠していた。だが、今は道路に無数のテントが敷き詰められているものの、泊まり込みで占拠を続ける人は数少ない。夜の集会も数十人しか集まらない時もある。もう一つの占拠エリアである繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)は27日午前、5人のデモ参加者しかいなかった。
今後の見通しは悲観的だ。香港メディアは、占拠運動の発起人3人が来月5日に警察に出頭すると伝えた。発起人の一人の朱耀明牧師は「運動がどう進むべきか分からない状況。疲れを感じる」と話し、運動からの撤退を示唆した。香港大が実施した調査でも約8割が占拠を「やめるべきだ」と回答しており、世論の風向きも変わりつつある。
現時点で占拠が続く金鐘幹線道路についての占拠禁止を命じる裁判所の判断は出ていない。ただ、香港政府は強硬派の拠点だった旺角の強制排除に成功したことで、金鐘や銅鑼湾でも占拠をやめるようデモ隊側に圧力を加えるとみられる。梁振英行政長官は27日、旺角での強制排除について「警察の仕事は非常に効果があった」と述べ、秩序回復に自信を見せた。
金鐘の占拠エリアで夜勤明けに来たという会社員の陳綽然さん(28)は「私たちの考えを正しく反映させる仕組みが香港にはない。だから占拠して抗議している。警察が鎮圧したから、あきらめろというのか。それで若者は納得しない」と話した。
6789
:
チバQ
:2014/11/27(木) 22:13:56
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030060000c.html
タイ:総選挙16年初め以降にずれ込み
毎日新聞 2014年11月27日 20時14分
【バンコク岩佐淳士】タイ暫定政権のプラウィット副首相兼国防相は27日、民政移管のため2015年中に予定されていた総選挙が16年初め以降にずれ込む見通しを示した。クーデターでタクシン元首相派政権を打倒した軍事政権に対する抵抗活動が収まらないためという。
プラユット暫定首相は今年6月、テレビ演説で、政治改革や新憲法制定を行ったうえで、15年10月ごろに総選挙を実施する日程を示していた。ロイター通信などによると、プラウィット氏は「新憲法が準備されれば、16年初めごろに選挙が実施できるだろう」と語り、日程延期の理由に反軍政勢力の存在をあげた。
軍政は今月、憲法起草委員会を設置し、新憲法制定に着手。しかし、新憲法に盛り込む政治改革が露骨なタクシン派排除を狙ったものになれば反発は必至。反タクシン派内でも政治改革のあり方には意見の食い違いがあり、新憲法制定までには曲折が予想される。
6790
:
チバQ
:2014/11/27(木) 22:19:08
1351 :チバQ :2014/11/27(木) 22:14:32
http://mainichi.jp/select/news/20141128k0000m030063000c.html
台湾:統一地方選が29日投開票 首長選で激しい中部攻防
毎日新聞 2014年11月27日 20時17分(最終更新 11月27日 22時07分)
【台北・鈴木玲子】2016年の次期総統選挙の前哨戦となる台湾の統一地方選が29日、投開票される。6直轄市を含む22の県市の首長や地方議員など九つの選挙が行われる史上最大規模の選挙戦。台湾では北部が与党の国民党、南部は野党の民進党勢力が強いが、今回の首長選では与野党勢力の分水嶺(ぶんすいれい)である中部での攻防が激しくなっている。地盤が動けば総統選にも影響しかねず与野党はトップが頻繁に中部入りし、支持を訴える。
与野党の勢力図は、中部を流れる濁水渓を境に南北に分かれるため「濁水渓の攻防」とも言われる。川の北に位置する台中市、彰化県、南投県は国民党が握る。しかし、今回は国民党の牙城とされてきた台中市の市長選で民進党新人の林佳龍氏(50)が国民党現職の胡志強氏(66)をリードする。
「台湾をひっくり返す。中部台湾から変えよう」。25日、応援で台中に乗り込んだ蔡英文・民進党主席が訴えた。同党は林氏の人気に乗じ、中部を重点地域に置く戦略を鮮明にし、勢力拡大を図る。
隣接する彰化県でも、民進党新人の魏明谷氏(50)が終盤で猛追する。魏氏は25日、林氏と共に立法委員(国会議員)辞職願を出し、背水の陣を演出し、逆転勝利を狙う。
これに対し国民党も党主席の馬英九総統ら幹部がこぞって中部入りし、地盤死守に躍起だ。台中市の現職、胡志強氏は、党の実力者の一人だが、合併前の旧台中市長を含め既に任期が13年に及んでおり、「多選」批判に苦しむ。23日に落成した「台中国家歌劇院」など台中発展への貢献を強調し、必死に巻き返す。
また川の南にある雲林県は民進党が2期県政を担ってきたが、今回は与野党の新人同士の接戦となっている。国民党は、地方派閥を率いる元県長の妹を擁立し、奪還を狙う。成功すれば勢力南下への大きな布石となる。
一方、全体で見れば無所属の花蓮県を除き現有勢力は国民党15に対し民進党が6。馬総統の支持率が低迷する中、現有を守り抜きたい国民党に対し、民進党は7以上を目指す。
また、国民党政権のお膝元である台北市長選では、野党系の無党派新人で台湾大の医師、柯文哲氏(55)が、国民党の連戦・名誉主席の長男、連勝文氏(44)にリード。同党は支持基盤である退役軍人らに訴え、最後の追い上げを図る。
6791
:
チバQ
:2014/11/27(木) 23:16:41
http://toyokeizai.net/articles/-/54383
「嫌韓CM」席巻!台湾の過激な選挙事情
台湾統一地方選で国民党が嫌韓を前面に
福田 恵介 :週刊東洋経済 副編集長 2014年11月26日
11月29日に統一地方選挙が行われる台湾。台北市や高雄市長選をはじめ、2016年にも実施される総統選挙の行方を占う選挙としてもりあがっている。
選挙CMで、台湾にある「反韓」「嫌韓」感情を煽る与党
国民党が作成した「反韓」「嫌韓」を煽る選挙CM
激しい選挙戦が繰り広げられる中、与党・中国国民党が作成し、同党のフェイスブックページなどにも掲載している選挙CMの内容が「あまりにも露骨」として話題になっている。それは、台湾にも少なからず存在する「反韓」「嫌韓」感情を煽っているためだ。
フェイスブックのCMを見るとわかるように、このCMでは、韓国の伝統衣装であるチマチョゴリを着飾った女性が座っているシーンから始まる。女性の前に置かれたテーブルには、なぜか韓国の国旗「太極旗」と台湾の国旗「青天白日満地紅旗」が描かれたカードが。そして次のようなナレーションが入る。
「韓国は言っている。『ありがとう、ありがとう民進党(台湾の最大野党である民主進歩党)、立法院で法案を何回も拒否してくれて』」
「韓国は言っている。『台湾、ありがとう。ゆっくりわれわれの後に来てください』」
これは11月、急きょ合意された韓中FTA(自由貿易協定)のことを指して、このようなCMをつくったものと思われる。
ナレーションはさらに、「韓国の姿を見て、民進党は『大陸市場はよくない、ほかの所に行けばいい』言っている」「中国と韓国とのFTAが締結されれば、韓国は台湾と比べて1632億台湾ドルの関税が節約できる」と続け、「台湾のチャンスを失わせた民進党、11月29日、民進党がこのような行為を続けられるかを韓国は見ている」と締める。
人々の「反韓」感情を煽るのは、国民党の常套手段?
国民党はまるで、韓国が自党の応援団かのように考えているようだ。国民党はこれまで、民進党政権時代にも韓国を引き合いに出して、民進党を攻撃したことがある。
1980年代、90年代に「アジアNIEs」「アジア四小龍」と呼ばれ、韓国よりはいち早く経済のテイクオフを成し遂げた台湾。だが、サムスン電子などの企業が世界市場に台頭した2000年ごろから、台湾経済は相対的に韓国経済よりも振るわないという見方が台湾内でも広がっていた。
国民党はそこを突いて、韓国と比較することを、民進党攻撃のプロパガンダとして利用してきた。2007年にも、韓国の経済指標を比較しながら「民進党政権の7年間で、(国民所得など)韓国に後れを取った」というCMを作成・放映して話題になったことがある。
2008年に国民党が政権を奪回し、馬英九総統はECFA(海峡両岸経済協力枠組取り決め)と呼ばれる中国との実質的なFTAを締結した。すでに実行段階に入っており、さらなる拡充を目指している。
しかし、政権側がアピールするほどの経済成長、景気の回復にはほど遠い。今年3〜4月、中国とのさらなる経済関係の強化を図ろうとした政権に対し、これに反対する学生たちが立法院(国会)を占拠。過激な行動とはいえ、結局は学生たちの主張に台湾市民の多くが共感。結局、馬英九政権は学生たちの主張に耳を傾け、ECFAの手続きをストップせざるを得なかった。
しかも今回の統一地方選挙では、国民党の強固な地盤である台北市長選で、当初は当選確実との下馬評を得ていた国民党候補の連勝文氏が苦戦している状況だ。そのような中、またぞろ「韓国を引き合いに出してきたか」との声が高まっている。
6792
:
チバQ
:2014/11/27(木) 23:17:14
11月に合意された韓中FTAそのものについては、日本の専門家も「日本への影響よりも、台湾への影響が相対的に強い」という指摘が、日本ではある。
韓国のFTA政策に詳しい、亜細亜大学アジア研究所の奥田聡教授は「今回の韓中FTAは、自由化度からすれば非常に低レベルなFTA」としながらも、「精密機械や電子部品、化学製品など、中国がほしがる物品は台湾と韓国は競争関係にあり、台湾企業に影響があるかもしれない」と説明する。
また、台湾経済に詳しい、みずほ総合研究所アジア調査部中国室の伊藤信悟室長は、「韓中FTAの具体的な品目の関税がどうなるのかがまだきちんと発表されていない」と前置きしたうえで、「台湾では、自由化度が低く、台湾に敏感的な品目では非課税になるのが20年後という物品もある。『韓中FTAが台湾経済に悪影響を与えると言うのは時期尚早』との指摘をする専門家もいるようだ」と言う。
ライバルのはずの韓国は、台湾をあまり意識せず
とはいえ、このCMに出てきたように、韓国が台湾に対して優位性を感じつつ関心を持っているかと言えば、必ずしもそうではない。
今回の韓中FTA合意で「(自由貿易ができる)経済領土が世界の8割を超えた」と、韓国メディア特有の「わが国がよくやった」式の報道は多かったが、そのなかに「台湾と比べて有利」といった言葉はほとんど出てこない。韓国経済界や一般国民が、ことさら台湾に関心があるわけでもない。彼らの関心は圧倒的に、中国大陸とどうつきあうべきか、なのだ。
また、中国や米国、EUと相次いでFTAを締結し、一時は「FTA大国」を自称していた韓国だが、その成果を国民が感じているかとなると疑わしい。それは、FTAによって、国民がその恩恵をどこまで意識しているか、ということだ。韓国では李明博前政権当時、米国産の牛肉輸入自由化をめぐり、その安全性などに疑問を持った国民による大規模なデモが発生。それが長期化し、一時は李政権の存続が危ぶまれるほどの規模にまで発展したことがある。
また、米国とのFTA交渉に関しても、農業分野を中心に大規模な反対デモが発生。結局、多額の補償金をはじめ、手厚すぎる補償策をも用意して、ようやく世論の合意を成し遂げた苦渋も味わっている。それほどまでに韓国がFTAを推進したのは、「輸出立国こそ経済の根幹とせざるを得ない韓国にとって、通商面でのインフラづくりこそ重要」(韓国政府関係者)という政策目標があったためだ。
そんな韓国の実状を知れば、国民党が今回作成したCMは、外国人から見てもお気軽すぎる。台湾内でも、「地方選のこの時期に国政レベルの問題を取り上げて対立陣営を攻撃するのは卑怯」「国民党の台北市長候補さえ、この問題をはっきり応えられないのでは」「韓国をつかって台湾を愚弄するな」という批判的な声が高まっている。
韓国の成功体験を学ばない馬英九政権
そんな状況を、ソウル在住の台湾人ジャーナリストである楊虔豪氏はこう言う。「韓国に住みながら感じるのは、韓国国民の進取的な性格や競争心と上昇志向の強さだ。それこそ韓国経済を押し上げた要因と評価したい」という。その一方で、「市場強化と競争力をアピールしてきた韓国政権は、時にはメディアを操作し、時には警察力など公権力を発動しながら、それが韓国国民の世代分裂や国内の地域対立を深めさせた」と、楊氏はマイナス面も指摘する。
さらに、「馬英九政権は2008年の総統選挙前には韓国をつかって台湾国民の不安心理を煽り、当選後には韓国の経験に学ぼうとしないし、公約であった景気浮揚策も実施できていない。ご都合主義で韓国を使うばかりで、政権維持の道具にしかつかっていない」(楊氏)と手厳しい。
結局、政権維持や国民の不満をそらすために他国を引き合いに出すことは、扇動的で場当たり的なものにすぎない、ということだ。
外国と比較し、外国が持つマイナス面を引き合いに出して自国のことを語っても何の生産性もない。一時的な清涼感を得るだけで、余計な摩擦や混乱をさらに招いてしまうことを、国民党の行動は教えてくれる。
6793
:
チバQ
:2014/11/28(金) 20:31:55
http://www.sankei.com/world/news/141128/wor1411280033-n1.html
2014.11.28 20:24
【台湾地方選】
きょう投開票 不人気・馬政権、台北などで与党敗退も
(1/2ページ)
【台北=田中靖人】台湾の2016年総統選の行方を占う統一地方選は29日、投開票される。台湾の地方選としては史上初めて、全土の自治体で一斉に投票されるため、2期目の馬英九政権に対する「信任投票」の側面が強まっている。与党の中国国民党は台北市など直轄市を含む現有15県・市を維持できない見通しで、馬政権は選挙の打撃をどの程度回避できるかが早くも注目されている。
選挙戦最終日の28日、台北市では市長選の無所属新人候補の外科医、柯文哲氏(55)が記者会見し、二大政党による対立の「高い壁」を「台北から倒そう」と訴えた。柯氏を追う国民党の新人、連勝文氏(44)は「情勢は楽観できる」と自信を示した。
台湾では今回、09年に17県・市、10年に5直轄市で行った統一選を経費削減のため全自治体で実施。人口の約7割を占める6直轄市の市長は行政資源を活用できるため、総統選にも影響を及ぼすとみられている。直轄市のうち、国民党が北・中部で4市、野党、民主進歩党が南部で2市を握っているが、国民党が劣勢の台北、台中で敗れた場合、台湾の「政治地図」が大きく塗り替わる。
国民党苦戦の要因の一つが馬政権の人気の低さだ。12年5月の2期目開始以降、側近の不正で清廉な印象が失われ、支持率は10%台で推移。醜聞などで辞任した閣僚級は7人に上る。
政策面では、中国とのサービス貿易協定の批准に反対する学生らが今春、立法院(国会)を占拠し、中国との経済自由化への反発が噴出した。相次ぐ食品安全問題も生活の不安を高めた。所得格差も指摘され、大学新卒の初任給2万2千台湾元(約8万4千円)を意味する「22K」は、庶民の給与の低さの代名詞だ。
国民党は「地方選の当落は候補者個人の要素が大きく、争点も総統選とは異なる」(幹部)と予防線を張っていたが、終盤になって馬総統が何度も地方入りし、サービス貿易協定に反対する民進党への批判を繰り返したことで、「信任投票」の色合いを自ら強める結果となっている。
6795
:
チバQ
:2014/11/30(日) 15:12:11
http://www.asahi.com/articles/ASGCY6K3SGCYUHBI01W.html
台北市長に無所属の柯文哲氏 台湾統一地方選、与党惨敗
台北=鵜飼啓2014年11月30日01時44分
台湾統一地方選が29日投開票され、与党国民党が首都機能を担う台北市長選や中部の拠点都市、台中市長選などで敗れ、惨敗した。格差拡大や相次ぐ食品安全問題で馬英九(マーインチウ)政権への批判が吹き荒れた。台北では無所属の医師、柯文哲(コーウェンチョー)氏(55)が無党派層に支持を広げて当選。二大政党の構図の台湾では主要選挙で無所属候補が当選するのは極めて異例で、台湾の民主主義は新たな段階に入った。
馬政権を支えてきた江宜樺(チアンイーホワ)・行政院長(首相)は29日夜、選挙結果の責任を取り、辞任を表明した。江氏は記者会見し、「選挙結果は民衆が施政に満足していないことを示した。人々の声は選挙結果ではっきりと示された」と述べた。支持率が低迷する馬氏の求心力低下は避けられず、兼任する党主席の辞任を求める声が党内で高まる可能性がある。2016年の次期総統選の後継候補選びにも影を落としそうだ。
国民党は台北や台中など6直轄市のうち、5市長選で敗北。全体で22ある県市長ポストでは15を握っていたが、当選は6県市にとどまっている。全体の得票数は国民党が約499万票(得票率40・70%)、民進党が約583万票(同47・55%)だった。
6796
:
チバQ
:2014/11/30(日) 15:13:24
http://www.afpbb.com/articles/-/3033040
台湾の統一地方選、与党が大敗 行政院長が辞任
2014年11月30日 10:08 発信地:台北/台湾
【11月30日 AFP】29日投開票の台湾の統一地方選挙は、与党国民党(Kuomintang、KMT)が大敗し、首相に当たる江宜樺(Yi-huah)行政院長が「政治的責任」を取って辞任すると発表した。
台湾史上最大の規模となった今回の選挙では、6直轄市をはじめとする全行政区の首長と議員ら約1万1130人が選ばれた。有権者は約1800万人。投票率はまだ公式に発表されていないが、65〜70%とみられている。
公式な選挙結果によると、国民党は最も激しい選挙戦が繰り広げられた6直轄市のうち5市の市長選で敗北した。選挙前に国民党は4直轄市の市長を出していた。
野党民進党(Democratic Progressive Party、DPP)は、同党が支持した無所属新人が国民党の牙城だった台北(Taipei)市長選で当選するなど、6直轄市の市長を2市から4市に倍増させた。国民党が直轄市長選で勝ったのは新北(New Taipei)市だけだった。
選挙前に国民党は北部の3直轄市と中部の1直轄市の市長を出していた。民進党は南部の2直轄市長を出していた。
中国からの影響力増大に住民の不安が募る中行われた今回の選挙は、対中関係が主要な争点となる2016年に次期総統選を控え、重要な試金石になるとみられていた。政府は減速する経済や相次いだ食品関連の不祥事にも見舞われていた。
台北にある中国文化大学(Chinese Culture University)の政治学者、蔡瑋(George Tsai)氏は、「両党にとって意外な結果だったと思う。国民党にとっては勝利できると思っていた地域でも敗北するという悪い結果だった」と述べた。「選挙結果は国民党に、より透明性を高め、(有権者の声に)より良く対応するように政策を根本的に調整しなければ、2016年の選挙で敗北しかねないという明確なメッセージを送った」
(c)AFP/Amber WANG, Benjamin YEH
6797
:
チバQ
:2014/11/30(日) 15:26:53
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141130/mcb1411300911004-n1.htm
【台湾地方選】国民党が台北、台中で敗北 揺らぐ馬総統の求心力 (1/2ページ)
2014.11.30 09:11 Tweet
【台北=田中靖人】台湾の統一地方選は29日夕に投票が締め切られ、開票作業の結果、与党の中国国民党は台北と台中の市長選で敗北した。他の県市でも苦戦しており、大敗の可能性が高まっている。馬英九政権の権力基盤の弱体化は必至で、2016年の総統選での政権交代の可能性が出てきた。
今回の統一地方選は総統選の行方を占う上でも注目されていた。台北市長選では、連戦国民党名誉主席(78)の長男で新人の連勝文氏(44)が29日夜、支持者に謝罪して敗北を認めた。特権階級の世襲だと批判され、基礎票を固めきれなかった。
当選を確実にした無所属新人で外科医の柯文哲氏(55)は実質的に野党、民主進歩党の支援を受けながらも、中台関係をめぐる国民党と民進党のイデオロギー対立の「政治文化」を変えると主張。若年層を中心に支持を広げた。
連陣営は選挙戦終盤、柯氏と民進党との近さを強調し、二大政党対決の構図に持ち込もうとしたが、及ばなかった。
台中市では、3期13年務める現職の胡志強氏(66)が多選批判に苦しみ、民進党の前立法委員(国会議員に相当)の新人、林佳竜氏(50)が当選を確実にした。
10%台の支持率にあえぐ馬政権への批判が示された形で、求心力の低下は避けられず、馬氏が進めてきた中国との経済関係の強化は停滞することが予想される。
6798
:
チバQ
:2014/11/30(日) 15:36:12
1492 :チバQ :2014/11/30(日) 15:33:04
http://mainichi.jp/select/news/20141130k0000m030105000c.html
台湾:統一地方選の与党国民党敗北 対中融和路線も岐路に
毎日新聞 2014年11月30日 01時33分
【台北・鈴木玲子】台湾の統一地方選での与党・国民党の敗北により、馬英九政権が進めてきた対中融和路線は岐路に立たされることになる。将来の統一を目指す中国は国民党を軸に台湾との関係強化を進めてきたが、馬政権が「レームダック(死に体)化」すれば、次期総統選を見据えて馬総統と距離を置く可能性もある。
国民党は終盤で劣勢をはね返そうと、中国との安定した関係が台湾の発展につながるとして対中関係重視を強調し、中台サービス貿易協定に反対する野党・民進党への批判を強めたものの、有権者に支持を広げられなかった。2008年の政権発足以来、中台関係の改善を政権最大の功績と自負してきた馬総統にとっては大きな痛手だ。
中国側にとって懸念材料となるのは、台北市長選で無所属新人で当選した柯文哲氏の存在だろう。中台が関係改善の基礎と位置づけている「1992年合意」について、中国の台湾政策を担う国務院(政府)台湾事務弁公室トップの張志軍主任が25日、柯氏が当選した場合も92年合意の共通認識を持つよう望むと発言したのに対し、柯氏は「92年合意の内容は何?」と疑問を呈して波紋を広げた。92年合意は「一つの中国」を認めつつ、その解釈は中台各自に委ねるとの内容だ。柯氏は当選後、中国との経済交流を継続するとしたが「重要なのは、全ての人が共に享受し、特権階級のものにならないことだ」とけん制した。
中国国営新華社通信によると、台湾事務弁公室の馬暁光報道官は29日夜、「両岸(中台)同胞がようやく得た成果を大切にし、両岸関係の平和的発展を共に守り、引き続き推進するよう望む」とコメントした。
6801
:
チバQ
:2014/11/30(日) 15:39:26
台北市:国民党→無所属
新北市:国民党→国民党
桃園市:国民党→民新党
台中市:国民党→民新党
台南市:民新党→民新党
高雄市:民新党→民新党
6802
:
チバQ
:2014/11/30(日) 15:42:10
http://www.sankei.com/world/news/141129/wor1411290045-n1.html
2014.11.29 21:57
【台湾地方選】
「支持者失望させた」馬政権レームダック化避けられず、「中国が見放す」?
ブログに書く2
(1/3ページ)
台北市長選で柯文哲氏優勢の情報が伝えられ、盛り上がる支持者=29日、台北市(共同)
【台北=田中靖人】「支持者を失望させたことに遺憾の意を表する」。台湾の統一地方選で与党、中国国民党が惨敗したのを受け、馬英九総統は29日夜、党本部で沈痛な面持ちで頭を下げた。馬政権のレームダック(死に体)化が進むことは確実で、躍進した野党、民主進歩党が2016年の総統選で政権を奪還する可能性が強まった。ただ、対中政策の見直しは進んでおらず、課題も残っている。
「陳以真への投票は馬英九への支持」
南部の嘉義市では選挙戦中、国民党の女性市長候補、陳以真氏(37)のポスターの隣に、こんな文章だけのポスターが張られた。広告の依頼主は民進党員。強まる馬政権への反感を計算した上での「ネガティブキャンペーン」だ。
国民党の首長選関係者は「今回の争点は馬英九批判」と言い切った。惨敗で馬総統の求心力低下は避けられず、馬氏が就任以来進めてきた中国との経済関係の強化は党内でも推進力を失う可能性が高い。国民党に近い研究者は「大敗で中国は馬政権を見放すだろう」と指摘する。
一方の民進党は、蔡英文主席が29日夜、「史上最もよい成績だ」と勝利宣言。蔡氏は次期総統選候補の地位を確実にした。県・市長選で地盤の南部を確保しただけでなく、中部や北部でも国民党からポストを奪ったからだ。
ただ、課題もある。当時も蔡氏が主席を務めていた民進党は、09年の統一地方選で躍進し、10年の5直轄市長選では総得票数で国民党を上回り、政権奪還への期待が高まった。しかし、12年の総統選で蔡氏は約80万票差で馬総統に大敗した。敗因の一つは、対中政策で「独立色」を払拭できず、経済界から不安視されたことだ。
半面、学生らによる今春の立法院(国会に相当)占拠で噴出した反中感情を考慮すると、安易に対中融和路線に転向することは難しい。台北市長選で当選した柯文哲氏は、「イデオロギー対立の解消」を掲げたことが評価されており、二大政党対決を強調する従来の手法に戻った場合、今回の選挙以上には支持が広がらない可能性もある。
政治大の童振源特任教授は「総統選は立法委員(国会議員)選と同日選になるが、民進党の立法委員は独立色が強い。対中政策の調整は困難な道のりになるだろう」と話している。
◇
【用語解説】中国国民党
辛亥革命の指導者、孫文が1894年に創設した「興中会」に起源を持つ。1919年に現在の呼称になった。国共内戦に敗れた49年から台湾に移り、蒋介石・経国の父子時代に一党独裁体制を敷いた。2000〜08年の陳水扁総統(民主進歩党)時を除き、一貫して政権を握る。李登輝氏は総統退任後の01年に党籍剥奪。現在の馬英九総統は09年10月から党主席を兼務。
6803
:
チバQ
:2014/11/30(日) 21:24:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014113000539
惨敗の国民党、総統レースも不透明=統一地方選で「本命」苦戦−台湾
台湾の最大野党・民進党の蔡英文主席=11月3日、台北(EPA=時事)
【台北時事】台湾政界は29日の統一地方選を受け、2016年の次期総統選をにらんだ動きに焦点が移る。最大野党・民進党は、勝利を導いた蔡英文主席(58)が候補者となる見通しだ。一方、惨敗を喫した与党・国民党は、「本命」だった朱立倫氏(53)が新北市長選で予想外に苦戦し、党内レースの先行きは不透明となった。
蔡氏は12年総統選に出馬して馬英九総統に敗れ、党主席を辞任した。今年5月、約2年ぶりに主席に復帰し、陣頭指揮を執った今回の統一地方選で「歴史的勝利」。党内に有力なライバルは見当たらず、総統選への再チャレンジに異論の声は出そうにない。
台湾の与党・国民党の朱立倫氏=2009年9月、台北(AFP=時事)
一方、国民党の惨敗は、総統候補選びにも影を落としている。党内では、朱氏が新北市長選で民進党候補に30万以上の票差をつけて圧勝し、その余勢を駆って総統選になだれ込むとの見方があった。しかし、ふたを開けるとわずか2万5000票差の薄氷を踏む勝利。期待されていた集票力に疑問符が付いてしまった。
朱氏の対抗馬としては、呉敦義副総統(66)の名前が挙がるが、統一地方選敗北の「最大の戦犯」とされる馬総統と近い上、党内人気はいまひとつなのが難点。政界のスターである朱氏に比べ、地味であることは否めない。他に適当な人材も見当たらず、候補者選びは難航が予想される。(2014/11/30-20:19)
6804
:
チバQ
:2014/11/30(日) 21:24:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014112900213
人事介入報道、波紋広がる=朴大統領の元側近−産経裁判に影響も・韓国
朴槿恵大統領の元側近による国政介入疑惑を伝える29日付の韓国各紙
【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の元側近で「陰の実力者」と呼ばれるチョン・ユンフェ氏が、政府人事に不当に介入しようとしたとする大統領府の内部文書が表沙汰になり、韓国で大きな波紋を広げている。大統領府はこの文書をスクープした韓国紙・世界日報の社長や記者ら6人を告訴したが、介入疑惑は収まらず、野党やメディアは徹底追及の構えだ。
チョン氏は朴大統領が議員時代の秘書団トップで、「セウォル号」沈没当日、朴大統領と会っていたのではとのうわさが韓国紙などで伝えられた人物。産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、このうわさをコラムで取り上げ、2人への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された。YTNテレビは「(世界日報への)捜査結果は、加藤氏の裁判や韓日の外交関係にも影響し得る」との見方を伝えた。
28日付の世界日報が写真付きで報じた文書は、1月6日に公職紀綱秘書官室が作成。チョン氏が月2回、大統領府の秘書官3人らと会い、国政運営や大統領府の内部状況を確認したほか、金淇春秘書室長を辞めさせるため、交代説や健康不安説を流すよう指示したと記述されている。
大統領府報道官は「根拠のないうわさを集めたもの」と内容を否定。一方で「似た内容の報告書はある」と述べ、文書の存在自体は認めた。(2014/11/29-18:19)
6805
:
チバQ
:2014/11/30(日) 21:43:06
http://mainichi.jp/select/news/20141201k0000m030042000c.html
香港:民主派、最後の拠点で大規模集会 内部からも撤退論
毎日新聞 2014年11月30日 21時34分
【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度に反対し、道路占拠を続ける民主派の学生団体「大学生連合会(学連)」と「学民思潮」は30日夜、事実上の最後の最大拠点である香港島中心部・金鐘(アドミラリティ)で大規模な集会を開いた。近くの政府本部庁舎を包囲する計画が伝えられるデモ隊に対し、香港警察は数千人の警官を動員するなど、再び緊張が高まっている。ただ、九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)からデモ隊が強制排除されるなど手詰まり状態にあり、学生団体の内部からも「撤退論」が浮上している。
民主派は香港島の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)でも占拠を続けているが、参加者は激減。金鐘が事実上、最後の拠点になっている。30日夜の集会で学生団体幹部は「(占拠)行動のレベルをさらに上げる」と宣言、「(金鐘の占拠に加わる)人数を拡大させよう」と呼びかけた。香港メディアによると、デモ隊は政府本部庁舎の出入り口の封鎖などを計画している。
デモ隊は中国が決めた選挙制度の撤回などを要求。強硬派は「占拠エリアを失えば、運動が終わってしまう」と危機感を強め、旺角の「奪還」を図ろうとしている。旺角では29日夜から30日未明にも、数百人のデモ隊が集結。旺角から近くの繁華街・尖沙咀(チムサアチョイ)などに行進した。解散を要求する警官隊と衝突し、9人が逮捕された。
ただ、占拠運動の開始から2カ月が過ぎても要求実現の見通しはたっていない。当局側の強硬措置と同時に、一部デモ隊の過激な行動にも批判が出始め、学連内部では「撤退論」も浮上している。
30日付の香港英字紙、サウス・チャイナ・モーニングポストによると、学連関係筋は「運動をより持続可能な形に改めるべき時だ」と指摘。「政府庁舎を取り囲めば警察は(強制排除の)行動を起こす。占拠以外の方法を考えるきっかけになればいい」と語り、警察の強硬措置をきっかけに抗議行動のあり方を転換すべきだとの考えを示した。
香港メディアは、占拠運動を呼びかけた発起人3人が5日に警察に出頭すると伝えており、発起人も近く運動から撤退する。また、事実上、最後の拠点である金鐘の幹線道路についても、裁判所から占拠禁止命令が近く出る見通し。
デモ隊の間でも意見は分かれている。旺角で占拠に参加していた男子学生(21)は「占拠以外の方法で要求が受け入れられないのは明らかだ」と穏健な学連幹部に反発。一方、金鐘の集会に参加したNGO職員(28)は「運動の本来の趣旨を再確認する必要がある。一時的な撤退は運動の終わりは意味しない」と話した。
6806
:
チバQ
:2014/11/30(日) 21:45:22
http://www.sankei.com/world/news/141129/wor1411290040-n1.html
2014.11.29 20:00
中国・新疆ウイグル自治区で暴徒が飲食店街襲撃、4人死亡 警察が暴徒11人射殺
ブログに書く1
【北京=川越一】中国新疆ウイグル自治区の政府系ニュースサイト「天山網」が29日報じたところによると、カシュガル地区ヤルカンド県で28日、暴徒が爆発物などで飲食店街を襲撃し、4人が死亡、14人が負傷した。駆けつけた地元警察当局が暴徒11人を射殺した。
事件が起きたのは、28日午後1時半(日本時間同2時半)ごろ。暴徒の乗った車が飯食店が立ち並ぶ通りに進入し、爆発物を人混みに投げ入れた。付近をパトロール中だった警官が通りを封鎖し、暴徒らを封じ込めて射殺した。現場からは爆発装置や大刀、おのなどが見つかったという。
警察当局が調べを進めているが、犯行グループの民族や性別などは不明。カシュガル地区では10月中旬にもマラルベシ県の農作物市場で、オートバイで乗り付けたウイグル族の男4人が爆発物を使って18人を殺害し、警官に射殺される事件が発生している。今回の事件も手口が酷似しており、ウイグル族によるテロ事件の可能性がある。
当局のウイグル族に対する締め付けが強まる中、マラルベシ県内では各地に人民解放軍の部隊が駐留し、厳戒態勢が敷かれているという。
6807
:
名無しさん
:2014/11/30(日) 21:48:31
http://www.sankei.com/world/news/141130/wor1411300020-n1.html
2014.11.30 20:00
【台湾総統選】
馬総統、党主席辞任の見通し
ブログに書く0
(1/2ページ)
台湾統一地方選の投票所で投票用紙を受け取る馬英九総統=29日、台北(中央通信社=共同)
【台北=田中靖人】台湾で11月29日に投開票された統一地方選で与党、中国国民党が惨敗したことを受け、馬英九総統が党主席を辞任する見通しとなった。国民党の陳以信報道官は30日、産経新聞の取材に、「馬総統は地位に恋々とせず、負うべき責任を取る」と辞任を示唆した。台湾メディアは30日、馬総統が3日の党中央常務委員会で党主席を辞任するとの見通しを報じている。
22ある県・市長ポストのうち、国民党は改選前の15から6に減らした。このうち6直轄市では、市長職を握っていた4市のうち、事前に苦戦が伝えられた台北、台中に加えて桃園も落とした。総得票数は、国民党499万票(得票率40・7%)に対し、野党の民主進歩党は583万票(同47・55%)で、2016年の総統選で政権を失う可能性が現実味を帯びている。
事態を受け、江宜樺行政院長(首相に相当)が11月29日夜に辞任したのに加え、1日には閣僚や政治任用の次官ら計81人が辞職する見通しとなった。地方選の結果を理由に行政のトップ以下が引責辞任するのは史上初めてという。党では曽永権秘書長(幹事長)が辞任を決めた。
台北市内の国民党本部では11月29日夜、支持者が馬総統の党主席辞任を求めて怒号を上げるなどした。馬総統は大敗を謝罪したものの、「私の責任は(党)改革案を早急にまとめることだ」と党主席としての進退には言及しなかった。
08年5月に総統に就任した馬氏は、党内を掌握するため09年10月、党主席にも就任。国民党は13年11月の党大会で党規約を改定し、現職の総統は任期中に党主席を兼務すると規定した。馬氏が地方選の敗北を想定し、党内権力の維持を図ったとみられていたが、予想外の惨敗で、馬氏が辞任は不可避と判断した可能性がある。陳報道官は「党規約上の問題は現段階で検討していない」と述べた。
6808
:
名無しさん
:2014/11/30(日) 21:50:04
http://www.sankei.com/world/news/141129/wor1411290048-n1.html
2014.11.29 22:30
【台湾地方選】
9年越しの雪辱果たす、「台湾版山手線」計画も 台中市長選制した林佳龍氏
2005年の台中市長選で国民党の現職、胡志強氏に敗れ、苦杯をなめた。「転んだら、その場所から起き上がる」と捲土重来を期し、同じ相手に再び挑んで9年越しの雪辱を果たした。
JR山手線の台湾版「幸福山手線」が看板政策。東京の都心を一周する山手線のように、台中市内を回る鉄道の整備計画の実現を目指している。
台北市出身。裁縫店を営む両親の下、早くから政治家を志して学生運動にも身を投じ、台湾大大学院を修了後、米エール大で政治学の博士号を取得した。
「政治家というより学者。人間味に欠ける」との評もあり、05年の落選の一因と指摘される。敗北後は家族と共に台北から台中に移り住み、12年には立法委員(国会議員)に初当選。台湾高速鉄道(台湾新幹線)で台北まで約1時間かけて通勤し、台中で地道に根を張ってきた。(共同)
6809
:
チバQ
:2014/11/30(日) 22:28:51
http://mainichi.jp/select/news/20141201k0000m030046000c.html
台湾:馬総統の指導力に批判…国民党内公然と 地方選惨敗
毎日新聞 2014年11月30日 22時01分
【台北・鈴木玲子】台湾の統一地方選で惨敗した与党・国民党で、馬英九総統の指導力に批判が相次いでいる。国民党は29日の投開票で、22県市の首長選で選挙前の15ポストから6ポストに激減。羅淑蕾(ら・しゅくらい)立法委員(国会議員)は「敗戦の責任を取るべきだ」と述べるなど、馬総統の指導力を公然と問いただした。
6直轄市長選で国民党は、有力地盤だった台北市や台中市、優勢と見られていた桃園市でも敗北し、死守したのは新北市のみ。同市でも、次期総統候補とみられ、圧勝が予測されていた現職の朱立倫氏が野党・民進党候補に2万余票差に迫られた辛勝だった。29日夜、馬総統は「皆さんを失望させて申し訳ない」と大敗を認め、謝罪した。
29日夜には台北市の国民党本部前などに、抗議の支持者らが押し入らないようバリケードが築かれ、厳重な警備が敷かれた。党本部前では馬総統を批判する声も上がった。
一方、大勝した民進党は次期総統選で8年ぶりの政権奪還が現実味を帯びてきた。指導力を発揮した蔡英文主席は党総統候補の地位をほぼ手中に収めた。
選挙戦で民進党は、中部重点の戦略が奏功。優勢が伝えられた台中市を手堅く押さえたほか、彰化県でも逆転勝利に持ち込んだ。首長選全体では選挙前の6ポストから13ポストに躍進。全体の得票数でも約583万票(得票率47.55%)と、国民党の約499万票(得票率40.70%)を上回った。投票率は67.59%だった。
ただ、次期総統選に向け課題も浮かぶ。独立志向が強い民進党は、12年の前回総統選で対中国政策を明確に打ち出せず、馬総統の再選を許した。民進党ではなお対中政策を巡る意見調整に手間取っており、見直しは進んでいないのが実情だ。
6810
:
チバQ
:2014/12/01(月) 21:32:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120100809
金第1書記が「張成沢派」一掃指示か=8月以降、粛清相次ぐ−北朝鮮
【ソウル時事】韓国の国家安保戦略研究院のヒョン・ソンイル首席研究委員は1日、北朝鮮の金正恩第1書記の指示で、昨年12月に処刑された張成沢氏と密接な関係にあったとして、労働党幹部ら約10人が銃殺されるなど粛清が行われていると語った。研究院は、情報機関・国家情報院の傘下組織で、ヒョン氏は元北朝鮮外交官。
ヒョン氏によると、「張成沢の残りかすを清算する」という名目で、今年8月、人事や監察を担う労働党組織指導部に対して指示が下った。これを受け、秘密警察の国家安全保衛部なども動員し、10月に中央や地方組織の党幹部約10人が殺害された。
また、横領や韓国ドラマを視聴したなどの理由でも、幹部の処刑が行われた。組織指導部も処分対象となり同部の副部長のほか、宣伝扇動部幹部ら約20人が9月に銃殺されるなどした。(2014/12/01-19:55)
6811
:
チバQ
:2014/12/01(月) 21:33:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120100339
台湾内閣が総辞職=地方選の与党敗北で
【台北時事】台湾の行政院(内閣)は1日、11月29日の統一地方選で与党・国民党が大敗したのを受け、総辞職した。2016年次期総統選に向けて人事を一新し、馬英九政権の求心力を高めるのが狙い。
国民党は、統一地方選で台北、台中など主要都市の首長選で敗北し、22県市長のポストを15から6に大幅に減らした。党主席を兼任する馬総統は3日の党中央常務委員会で主席辞任を表明する見通し。
新内閣は近く発足するが、行政院長(首相)は現段階で未定。馬総統の任期が残り1年半となる中、新内閣が新たな重要政策を打ち出すことは難しいとみられる。(2014/12/01-12:17)
6812
:
チバQ
:2014/12/01(月) 23:12:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120100866
天安門元学生リーダー出馬へ=議員補選にウアルカイシ氏−台湾
中国・天安門事件で弾圧された民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏=4月、台北(AFP=時事)
【台北時事】1989年の中国・天安門事件で弾圧された民主化運動の元学生リーダー、ウアルカイシ氏(46)は1日、来年2月に予定される立法委員(国会議員)の補欠選挙に立候補する意向を表明した。
同氏は立候補の理由について「台湾は苦境にある。与野党の対立を越えて、民主主義の発展に貢献したい」などと語った。11月29日の台北市長選で、無所属の柯文哲氏が高い得票で当選したことにも影響を受けたという。在住する台中市の選挙区から出馬する。
ウアルカイシ氏は天安門事件後、香港経由で中国を脱出し、米国滞在中に知り合った台湾人女性と結婚。96年に台湾に渡り、3年後に台湾籍を取得した。台中市でIT関連の会社を経営している。(2014/12/01-22:12)
6813
:
チバQ
:2014/12/01(月) 23:39:28
http://mainichi.jp/select/news/20141201k0000e030134000c.html
香港:デモで政府機能まひ 衝突で52人逮捕、負傷者多数
毎日新聞 2014年12月01日 11時21分(最終更新 12月01日 13時08分)
【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度をめぐり、香港島中心部・金鐘(アドミラリティ)で大規模な集会を開いた民主派のデモ隊は11月30日深夜から1日未明、近くの政府本部庁舎を包囲し、警官隊と激しく衝突した。香港警察は1日朝までに金鐘の40人を含む計52人逮捕。多数の負傷者が出た。デモ隊が本部庁舎につながる道路を封鎖したため、香港政府は同日午前は本部庁舎を閉鎖すると発表し、政府機能がまひした。
デモ隊は中国が決めた選挙制度の撤回を求めているが香港政府から譲歩は得られず、最後の反攻に出た形だ。衝突は流血の事態に発展し、開始から2カ月が過ぎた占拠運動は大きな岐路に立たされている。
デモ隊は30日深夜、政府本部庁舎の北側にある道路を新たに占拠。だが、警官隊は1日朝、デモ隊を道路から強制排除した。この他、衝突は複数箇所で断続的に起き、警官隊は警棒でデモ隊を殴りつけ、催涙スプレーや放水で制圧した。
また、デモ隊は1日朝、政府本部庁舎に続く歩道橋などに障害物を置いて封鎖。政府職員の出勤を妨害しようとした。ここでも警官隊が押し返し、にらみ合いが続いた。本部庁舎の隣にある立法会(議会)も1日午前の審理をとりやめた。
学生団体幹部は30日夜、「やむを得ず行動のレベルを上げる」と述べ、庁舎の包囲は香港政府の強硬姿勢が原因だと強調。無抵抗の若い女性らを殴るなど警官隊の過剰な制圧姿勢に批判も出ている。しかし、香港紙によると、「行動のエスカレートは何の助けにもならない」(民主派議員)などと、学生らの行動には同じ民主派からも批判の声が出ており、占拠運動は終結を模索する段階に来ている。
デモ隊は最大拠点の金鐘以外に香港島の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)でも占拠を続けているが参加者は激減。11月26日に幹線道路からデモ隊が強制排除された九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)では反発するデモ隊と警官隊の衝突が続いており、30日夜から1日未明にかけて12人が逮捕された。
6814
:
チバQ
:2014/12/01(月) 23:39:58
http://mainichi.jp/select/news/20141202k0000m030087000c.html
タイ:警察、内部汚職摘発…王室巻き込む醜聞
毎日新聞 2014年12月01日 20時52分(最終更新 12月01日 21時18分)
【バンコク岩佐淳士】タイ警察が、内部のグループによる大型汚職事件の摘発を進めている。ワチラロンコン皇太子(62)の妻シーラット妃(42)の叔父で、重大事件を捜査する「中央捜査局」のポンパット前長官(58)が逮捕され、王室を巻き込んだ異例のスキャンダルとなっている。
警察は先月から前長官や民間人など計19人を収賄や王室に対する不敬の容疑などで次々と逮捕。前長官は多くの実績を誇る大物警察高官として知られていた。捜査は継続中で、容疑者はさらに増える見込みだ。
前長官らのグループは、石油密輸や違法カジノを巡り業者から賄賂を受け取ったほか、昇進を求める部下に金を要求した疑いが持たれている。関係先の捜索で、現金や貴金属、仏像など不正蓄財とみられる20億バーツ(約72億円)以上相当の資産も押収された。
前長官らは王室との関係をかたり、賄賂を求めたとされる。逮捕された容疑者には、シーラット妃の実弟らも含まれている。ワチラロンコン皇太子は先月28日、内務次官に書簡を送付し、シーラット妃の一族に王室が与えた姓を剥奪した。事件を受けた措置とみられる。
タイで王室周辺の関係者が絡む事件が表面化するのは異例だ。しかし、地元メディアは不敬罪に抵触するのを警戒し、王室との関わりについては詳しく報じていない。
6815
:
チバQ
:2014/12/02(火) 01:45:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000582-san-cn
香港民主化デモ 「暴力の応酬」混乱拡大の背景とは…
産経新聞 12月1日(月)19時49分配信
【香港=河崎真澄】香港で選挙制度民主化を求めて9月末に始まった街頭占拠による民主派の平和的なデモが「暴力の応酬」(学生団体幹部)による流血の事態に発展した。民主派リーダーの立法会議員、李卓人氏は1日のラジオ番組で、「政府庁舎包囲は代償が大き過ぎた」と述べ、学生側にも警官隊にも多数の負傷者が出た事態を批判した。しかしデモ隊急進派の動きをもはや、穏健派が抑えられなくなっている。
「抗議活動のレベルを今から引き上げる」。民主派デモ隊最大の拠点である香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)で30日夜、民主派系学生団体の大学生連合会(学連)と高校生が中心の団体、学民思潮の幹部は近接する政府本部庁舎を指さしながら、デモ参加者に庁舎包囲を呼びかけた。
2カ月以上も続く街頭占拠だが、行政長官の選挙から事実上、民主派候補を排除するとの中国側の決定を覆すどころか何の譲歩も得られていない。香港市民からの支持も失い徒労感を深る民主派。「(街頭占拠に続く)次の一手を探していた」(学生団体幹部)が、それが組織的な庁舎の包囲という抗議活動のエスカレートとなった。
先月26日に九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で裁判所の決定に基づく強制排除を警官隊が行い、その後も連日、旺角で無抵抗の学生らに警官隊が催涙スプレーや警棒での殴打など強硬措置をとったことに怒りが鬱積していた。旺角には急進派が多く、「その大半が旺角を追われて金鐘に流れて穏健派を突き上げたのではないか」(立教大学の倉田徹准教授)との見方がある。
民主派は2年前に、中国共産党政権を称える「国民教育」の香港の小中学校での実施を10万人以上の大規模デモで撤回させるなど“成功体験”があるが、今回は政府側が「対話」を拒否したまま膠着状態が続き、焦燥感が募っていた。
急進派は、国民教育計画や市民監視につながる「国家安全法制定」を撤回させた経緯から、街頭占拠を続けるだけの穏健派幹部を批判。先月19日に立法会(議会)議事堂内に突入しようとして穏健派と“内紛”騒ぎも起こしていた。
学連の周永康代表ら穏健派は「デモ隊内部の空中分解は避けたい」として組織的な庁舎包囲に傾いたが、混乱を拡大する結果に終わった。民主派内部の意見対立が今後、デモ隊の活動に影を落としそうだ。
6816
:
とはずがたり
:2014/12/02(火) 08:51:15
<台湾>馬総統の指導力に批判…国民党内公然と 地方選惨敗
毎日新聞社 2014年11月30日 22時01分 (2014年12月1日 00時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20141130/Mainichi_20141201k0000m030046000c.html
【台北・鈴木玲子】台湾の統一地方選で惨敗した与党・国民党で、馬英九総統の指導力に批判が相次いでいる。国民党は29日の投開票で、22県市の首長選で選挙前の15ポストから6ポストに激減。羅淑蕾(ら・しゅくらい)立法委員(国会議員)は「敗戦の責任を取るべきだ」と述べるなど、馬総統の指導力を公然と問いただした。
6直轄市長選で国民党は、有力地盤だった台北市や台中市、優勢と見られていた桃園市でも敗北し、死守したのは新北市のみ。同市でも、次期総統候補として名前が挙がり、圧勝が予測されていた現職の朱立倫氏が野党・民進党候補に2万余票差に迫られた辛勝だった。29日夜、馬総統は「皆さんを失望させて申し訳ない」と大敗を認め、謝罪した。
29日夜には台北市の国民党本部前などに、抗議の支持者らが押し入らないようバリケードが築かれ、厳重な警備が敷かれた。党本部前では馬総統を批判する声も上がった。
一方、大勝した民進党は次期総統選で8年ぶりの政権奪還が現実味を帯びてきた。指導力を発揮した蔡英文主席は党総統候補の地位をほぼ手中に収めた。
選挙戦で民進党は、中部重点の戦略が奏功。優勢が伝えられた台中市を手堅く押さえたほか、彰化県でも逆転勝利に持ち込んだ。首長選全体では選挙前の6ポストから13ポストに躍進。全体の得票数でも約583万票(得票率47.55%)と、国民党の約499万票(得票率40.70%)を上回った。
ただ、次期総統選に向け課題も浮かぶ。独立志向が強い民進党は、12年の前回総統選で対中国政策を明確に打ち出せず、馬総統の再選を許した。民進党ではなお対中政策を巡る意見調整に手間取っており、見直しは進んでいないのが実情だ。
6817
:
チバQ
:2014/12/02(火) 19:41:33
http://mainichi.jp/select/news/20141203k0000m030056000c.html
中国:英外交委の議員団を入境拒否 香港訪問調査に反発
毎日新聞 2014年12月02日 18時58分
【香港・隅俊之】中国政府は香港情勢の調査のために香港訪問を計画していた英下院外交委員会の議員団に対して入境拒否の方針を伝えた。議員団は香港の次期行政長官選挙をめぐる民主派のデモについても調査する計画だったが、中国が反発したという。同委員会は1日、「圧力には屈しない」との声明を発表し、ビデオ通話などで住民への聞き取り調査を進める方針を明らかにした。
議員団は今月下旬の香港訪問を計画していたが、ロンドンの中国大使館が11月28日、委員会に対し「香港は中国領土であり、いかなる内政干渉にも反対する」と通告した。中国外務省の華春瑩・副報道局長も1日、「どうしても訪問するなら、中国への公然の対決姿勢であり、中英関係の発展にとってマイナスになる」と警告した。
中国と、香港の旧宗主国である英国は1984年の中英共同宣言で、1997年の香港返還と返還後50年間の「高度な自治」の保障を定めている。今年は調印から30周年に当たり、同委員会が政治や経済、文化などを中心に宣言の履行状況を調査している。
中国政府は11月にも香港のデモを支持する発言をした英下院議員へのビザ発給を拒否している。
6818
:
チバQ
:2014/12/02(火) 19:44:37
http://www.sankei.com/world/news/141202/wor1412020016-n1.html
2014.12.2 10:36
タイ皇太子妃一族の姓剥奪 警察汚職事件で逮捕者か
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【シンガポール=吉村英輝】タイのワチラロンコン皇太子(62)は、内務次官に書簡を送り、シーラット皇太子妃(42)の一族に王室が与えた姓を剥奪(はくだつ)し、1日から旧姓に戻させるよう命じた。理由は明らかにされていないが、タイ警察幹部の汚職事件をめぐる逮捕者の中に同姓の容疑者が含まれていたことを受けた措置とみられている。
タイ英字紙バンコク・ポスト(電子版)によると、書簡は11月28日付で出された。ポンパット前中央捜査局長らが関与した汚職事件で逮捕された十数人のうち、皇太子妃一族に与えられた「アッカラポンプリーチャ」姓が3人いた。
タイでは王室への中傷や侮辱は不敬罪に問われ、報道も厳しく制限されている。シンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズによると、3人は兄弟で、ポンパット容疑者はシーラット皇太子妃の叔父にあたる。シーラット皇太子妃は2001年、プミポン国王(86)の長男であるワチラロンコン皇太子の3回目の結婚で妻となり、2人の間には9歳の男子がいる。
6819
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:11:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120300837
次期行政院長に毛治国氏=近く新内閣発足−台湾
台湾の毛治国氏=2013年10月、台北(AFP=時事)
【台北時事】台湾総統府は3日、次期行政院長(首相)に毛治国氏(66)を任命すると発表した。毛氏は与党・国民党の統一地方選大敗を受けて1日に総辞職した江宜樺内閣で行政院副院長(副首相)を務めた。
馬英九総統の任期が残り1年半となる中、近く発足する新内閣は「安定」を最優先し、閣僚は大半が前内閣からの留任となる見込み。
毛氏は交通部(交通省)の官僚出身。馬政権では交通部長(交通相)を経て、2013年2月から行政院副院長を務めた。(2014/12/03-20:11)
6820
:
チバQ
:2014/12/03(水) 21:38:56
http://www.sankei.com/world/news/141203/wor1412030001-n1.html
2014.12.3 11:00
【国際情勢分析】
「このままでは“ゆでガエル”になる」…中韓FTAに脅える台湾
(1/3ページ)
18日、台北市内で、中韓FTAの影響について記者会見する台湾の杜紫軍経済部長(右)ら(田中靖人撮影)
中国と韓国が10日の首脳会談で実質的に妥結した自由貿易協定(FTA)に、台湾が警戒感を強めている。対中輸出製品の7割以上が韓国と重複しているためで、台湾当局は経済に「重大な影響が生じる」と分析している。中台は2010年に事実上のFTAを締結しているが、具体化の協議が進んでいない。台湾では16年初頭に総統選が予定されているため、反対論が根強い中台協議の加速化は見込めず、馬英九政権は焦燥感にとらわれている。
輸出製品の75%が重複
中国の習近平国家主席(61)と韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)(パク・クネ)大統領(62)は10日、北京で会談し、FTAについて年内の協議終了と15年中の発効を目指す方針で一致した。台湾の経済部(経済産業省に相当)によると、台湾と韓国の対中輸出製品の「相似指数」は75%に達する。中韓FTAが発効した場合、こうした台湾製品が関税の低い韓国製品に取って代わられるため、輸出額は1.34%に相当する37億5000万ドル(約4400億円)低下し、域内総生産(GDP)を0.5%押し下げると予測されている。特に影響を受ける産業は、鉄鋼、自動車部品、石油化学、ガラスなど7分野だという。
台湾と中国は10年、事実上のFTAに相当する「経済協力枠組み協定(ECFA)」を締結。先行実施項目(アーリーハーベスト)として、台湾から中国向けで539品目の関税を自由化した。だが、台湾では13年に締結した「サービス貿易協定」の批准に反対する学生らが今春、立法院(国会)の議場を占拠するなど、過度の対中依存に対する反感が噴出した。この影響で「物品貿易協定」の協議は中断し、当初目標だった14年内の妥結は絶望視されている。
「跳板」としても価値低下
中韓両国がFTA交渉を始めたのは12年で、台湾としては「後発」の韓国に追い抜かされた形になった。杜紫軍経済部長(55)=経産相=は19日、「自分は寝ていて動かず、韓国にゆっくり歩くよう期待することはできない」と述べ、韓国に後れを取った原因は台湾側にあるとの認識を示した。
中韓FTAによる打撃は、対中輸出だけに留まらないとの指摘もある。台北のシンクタンク、中華経済研究院の王健全副院長は16日付の中国時報への寄稿で、中国市場に進出する「跳板」としての台湾の価値が下がるため、外国から台湾への投資額が減少するなど、長期的な経済成長に悪影響を及ぼすとの懸念を示した。
だが、中台の経済協議を加速し、韓国に追いつける見通しはない。王金平立法院長(73)=国会議長=は4月、議場を占拠した学生らに退去の条件として、「サービス貿易協定」の審議前に中台協議の監視法を成立させることを確約した。ただ、立法院では監視法案の審議すら始まっておらず、サービス貿易協定は審議入りの予測もできない状態だ。
「ゆでガエル」化に警鐘
馬英九総統(64)が香港の大規模デモに支持を表明したことなどで中台関係は冷却化しており、中国側に物品貿易協定交渉で大幅な譲歩を期待することもできない。そもそも中国側は、サービス貿易協定の批准前には物品貿易協定を締結しない方針とみられている。
台湾では29日投開票の統一地方選が終わると、16年の総統選に向けた「政治の季節」が始まり、与野党の対立が激化することが予想される。野党、民主進歩党はサービス貿易協定に反対しており、立法院での批准は容易ではない。馬総統は08年の就任以来、中国との経済関係の強化を政権浮揚策にしてきたが、対外的にも対内的にも手詰まりの様相を呈している。
馬総統は20日、与党、中国国民党の会合で、中韓FTAが発効した場合、台湾経済は「ゆでガエル」のように徐々に圧迫されていくと警鐘を鳴らした。その上で、民進党に対し「大陸(中国)市場を放棄したいのか」と訴え、サービス貿易協定の早期批准を求めた。(台北支局 田中靖人)
6821
:
チバQ
:2014/12/03(水) 22:57:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3033128
朴大統領、「根拠ない」噂報道に怒り示す 韓国
2014年12月01日 19:55 発信地:ソウル/韓国
【12月1日 AFP】韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領は1日、「根拠のない噂」をもとに政権や自身の私生活に関する報道が出回っていると批判した。
朴政権をめぐる報道では、朴大統領の元側近のチョン・ユンフェ(Jeong Yun-Hoe)氏が公職の座にないにもかかわらず国政に介入していると報じた世界基督教統一神霊協会(統一教会、Unification Church)系の日刊紙、世界日報(Segye Times)の担当者らを前週、青瓦台(大統領府)が名誉毀損(きそん)で告訴している。
チョン氏は高校生ら約300人が犠牲になった旅客船セウォル(Sewol)号沈没事故当日に朴大統領が密会していたと噂されている人物で、この件に関する韓国メディアの報道をもとにしたコラム記事を書いて在宅起訴された産経新聞(Sankei Shimbun)前ソウル支局長の初公判が前週行われたばかり。
政権が問題とした同支局長のコラムについて、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(Reporters Without Borders、RSF)」は公益性にかなうものだと主張し、韓国当局が行った起訴を批判した。(c)AFP
6822
:
チバQ
:2014/12/04(木) 19:09:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120400728
中国とイラン、鉄道で連結=新シルクロード構想に弾み
【北京時事】中国国営新華社通信によると、イランと北隣のトルクメニスタンをつなぐ鉄道が開通し、3日に両国国境で記念式典が開かれた。これにより、中国とイランが中央アジア経由で鉄道で結ばれた。中国が取り組む新シルクロード構想に弾みがつきそうだ。
式典では、路線がつながったイラン、トルクメニスタン、カザフスタンの首脳や地元住民らが見守る中、中国製列車「シルクロード号」がイラン領内に入った。新華社は「中国の乗客、貨物が鉄道でイランに移動できるようになった」と開通の意義を強調した。(2014/12/04-17:31)
6823
:
チバQ
:2014/12/07(日) 19:07:07
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060034-n1.html
2014.12.6 19:26
【周永康氏の党籍剥奪】
国営テレビ、正午のニュースでトップ報道 新聞は新華社電…規制強まる
周永康・元共産党政治局常務委員(ロイター)
中国国営の中央テレビは6日正午のニュース番組で、最高指導部メンバーだった周永康・元共産党政治局常務委員の党籍剥奪と逮捕決定をトップで報じた。各紙は1面で伝えたが、国営通信新華社電を使用、当局は報道規制を強めている。
共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「党は特権を認めない。(周氏は)公的手続きに基づいた裁判を受けるだろう」との専門家の指摘を紹介した。最高指導部入りを狙い失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記=収賄罪などで無期懲役確定=の裁判と同様に、周氏の裁判も公開されるかどうか注目される。
周氏への判決について中国人研究者は「軽くても薄氏と同じ無期懲役だろう」と予測した。
短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「(周氏が)最高指導部メンバーにまでなれたのは監督機能が不全のためだ」など、一部で体制批判の声も上がった。(共同)
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:
チバQ
:2014/12/07(日) 19:07:43
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060042-n1.html
2014.12.6 22:09
【周永康氏の党籍剥奪】
習氏、基盤強化に逆効果? 密室闘争まるで「宣伝」…長老逆襲の可能性も
ブログに書く1
中国の共産主義青年団設立90周年大会に出席した周永康氏=2012年5月、北京の人民大会堂(共同)
中国の習近平指導部は党内の一部勢力の反対を押し切って、収賄などを理由に前最高指導部メンバーの周永康氏の党籍を剥奪し、刑事責任を追及することを発表した。中国共産党史上、前例のない汚職追及の姿勢を内外にアピールし、失墜した党の信頼回復を目指すとともに、自らの権力基盤を固めるのが狙いとみられるが、その効果を疑問視する声も多い。
共産党規律部門が発表した周氏の容疑は、巨額の収賄、親族による企業の不法経営、国家機密の漏洩(ろうえい)、多数の女性との不道徳な関係など多項目にわたる。「周氏を失脚させたことは正しい決断であることを印象づけようとした」(中国メディア関係者)ものだが、発表を受け「このような人物がなぜ抜擢(ばってき)され続け、共産党の最高幹部にまで出世できたのか」「ほかの党高官は同じようなことをやっていないのか」といった疑問を持った国民も少なくない。
また、今回の周氏に限らず、党高官への調査に関する報道は厳しく管理され、ほとんどのメディアは国営新華社通信の原稿だけを使うように指示されているという。独自の取材や論評は許されておらず、「密室の権力闘争の結果を国民に宣伝しているだけ」との印象は拭えない。
ある党関係者は「周氏の事件をアピールすればするほど党のイメージが悪くなるかもしれない」と話す。
また、欧米や香港のメディアが報道したように、曽慶紅元国家副主席、温家宝前首相など多くの大物党指導者の親族にも巨額な不正蓄財の疑惑がある。周氏への厳しい対応で、党内の緊張が一気に高まったとの情報もある。習主席による反腐敗キャンペーンが今後も続くなら、身の危険を感じた党長老が束になって逆襲に出てくる可能性もある。(北京 矢板明夫)
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:
チバQ
:2014/12/07(日) 19:14:21
http://www.sankei.com/world/news/141207/wor1412070033-n1.html
2014.12.7 17:41
正恩氏「気がかりは軍人に肉を食べさせられないこと」 韓国TVが深刻な食料難示す内部文書入手と報道
韓国KBSテレビは7日までに、北朝鮮の朝鮮人民軍部隊の内部文書に基づき、軍でも慢性的に食料が不足し、金正恩第1書記が2013年5月の視察時に「一番の気がかりは軍人に肉をきちんと食べさせられないことだ」と発言したと報じた。
文書には、食糧不足で兵士が逃亡したほか、訓練が予定通りできなかったとの記載や、任務を遂行できる兵士は40%との記述がある。無線機の85%は電池がなくて使えず、戦闘時に弾薬を運ぶ車両もないなど、装備の補充がままならないことを示す報告書も含まれる。
燃料や軍施設備品を売り飛ばした幹部が摘発された記録や、軍人への配給がなくなり生活苦で多くの家庭が崩壊しているとうかがわせる資料も。兵士が民間人相手に犯した強盗や殺人などの犯罪が11年だけで127件に上るとの報告もあった。(共同)
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:
チバQ
:2014/12/07(日) 19:52:28
http://mainichi.jp/select/news/20141207k0000m030098000c.html
中国:反腐敗強調、汚職解明どこまで 周永康氏逮捕へ
毎日新聞 2014年12月06日 21時59分(最終更新 12月06日 22時05分)
周永康氏をめぐる汚職事件の構図
【北京・工藤哲】中国共産党は5日、2012年11月まで最高指導部の政治局常務委員として公安・司法を統括した周永康(しゅう・えいこう)前党中央政法委員会書記の党籍を剥奪し、逮捕する方針を決定した。周氏の汚職などの容疑が司法手続きの過程でどの程度解明されるかが今後の焦点となる。
周氏は江沢民元国家主席に近いとされ、胡錦濤前国家主席時代の07〜12年に常務委員(序列9位)を務め、「石油閥」や「四川閥」、公安・司法部門を中心とした「政法閥」の重鎮として影響力を誇示してきた。国営新華社通信は周氏の容疑について▽職務の特権を利用して多くの人物の利益を違法にだまし取り、家族を通じて巨額の賄賂を受け取った▽親族や愛人、友人の経営を職権を乱用して援助し、巨額の利益を得て国有資産に重大な損失を与えた▽党と国家の機密を漏えいした▽権力や資金を使い、多くの女性と不適切な関係を持った−−などの行為が判明したとしている。
国際情報紙「環球時報」は6日付で、周氏の事件について、文化大革命を推進し、1976年の毛沢東の死去後に影響力を失った妻、江青(こう・せい)らの「四人組」が逮捕されて以来の重大さだと伝えており、司法当局は常務委員経験者である周氏の地位を考慮し、慎重に手続きを進めるとみられる。
共産党機関紙「人民日報」は6日付の1面論評で「党の規律や法を前に我々は平等であり、反腐敗に例外(の地位)はない」と習近平指導部の反腐敗対策の成果を強調した。さらに周氏の行為を「党の健康な体に侵入したがん」と非難し「(党内で)集団を形成したり、いかなる形式であれ非組織活動をしたりすることは絶対に許さない」と指摘し、周氏が党内に何らかのグループを形成し、党中央の方針と異なる動きをしたことを示唆した。周氏は13年9月に無期懲役の判決を受けて失脚した薄熙来(はく・きらい)服役囚(元重慶市党委書記)と関係が深かったとされ、こうした事情が背景にある可能性がある。
10月下旬に北京で開かれた党の重要会議、第18期中央委員会第4会総会(4中全会)を機に周氏の処分が公表されるとの見方もあったが「調査が続き、時期尚早」(共産党筋)として、その約1カ月半後の公表となった。通常と異なる未明の突然の発表となったことについて「事件の対応や公表の方法を巡り、党内対立が依然残っていることの表れ」(中国の外交筋)との見方も出ている。
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:
チバQ
:2014/12/08(月) 20:19:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120800672
人事介入疑惑、野党と対立激化=大統領にも「飛び火」−韓国
【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の元側近の政府人事介入疑惑をめぐり、前文化体育観光相が、朴大統領本人が関わる新たな疑惑を主張した。韓国メディアは連日、大々的に報道。一連の疑惑を否定し、断固たる対応を表明した政府と、徹底究明を求める野党側の対立は激化している。
韓国大統領府、世界日報を告訴=「陰の実力者が国政介入」と報道
最初の疑惑は韓国紙・世界日報が報道。朴大統領の元側近チョン・ユンフェ氏が大統領府の秘書官3人らと定期的に会合を持ち、金淇春秘書室長を辞任させようとしたとの内容の大統領府の内部文書を写真付きで報じた。
大統領府報道官は「似た内容の報告書はある」と認めた一方、「根拠のないうわさを集めたもの」と報道内容を否定。秘書官らは、世界日報の社長や記者らを告訴した。
さらに、ハンギョレ新聞が朴大統領本人に関する疑惑を報じた。同紙によると、チョン氏の娘が乗馬の国家代表に選ばれたことなどに絡み、便宜が図られたとの疑惑が浮上。大統領府の指示で昨年、文化省が調査した。
調査結果はチョン氏側にも問題があるとの内容だったことから、その後、チョン氏の圧力で担当局長と課長が交代させられたとされる。
同紙は、この過程で、朴大統領が劉震竜文化相(当時)を呼び、「(局長と課長は)悪い人だと言われている」と話したと報道。劉氏は別の韓国紙とのインタビューで、報道は「ほぼ正確だ」と語った。
これに対し、大統領府報道官は、朴大統領は、スポーツ界全体の問題解消を急ぐ必要があると指摘したのだと説明した。
朴大統領は7日の与党セヌリ党幹部との会合で、「あるメディアが確認もしないで報道した後、とんでもない話が出続けている。一方的な主張に動揺しないでほしい」と訴えた。大統領は「国が発展し、国民が幸せになる夢をかなえるために一日一日を生きている私に、怖いものなどあろうか」と感情をむき出しにして、団結を呼び掛けた。
最大野党の新政治民主連合は「(一連の疑惑で)国民は心穏やかでない」と強調。「大統領は国民に謝罪し、何が真実かを明らかにせよ」と徹底抗戦の構えで、対立は簡単には収まりそうにない。(2014/12/08-17:20)
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:
チバQ
:2014/12/08(月) 20:20:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120800657
「テロ罪」で8人に死刑判決=200人超死傷、ウルムチ2事件で−中国
中国新疆ウイグル自治区のウルムチで、車両にはね飛ばされて横たわる人々。奥には炎も見える=5月22日(AFP=時事)
【北京時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市中級人民法院(地裁)は8日、4月と5月にウルムチ市内で相次ぎ発生した二つの爆発事件で、テロ組織を率いた罪や爆発罪などで起訴され、両事件の主犯格とされた被告計8人に対し、死刑判決を下した。
また計5人に対して2年間問題がなければ無期懲役に減刑される執行猶予付き死刑判決、計4人に無期懲役を含む実刑判決をそれぞれ言い渡した。国営新華社通信(電子版)が伝えた。
被告らはウイグル族とみられる。当局は「暴力テロ事件」と認定し、2事件で計210人以上が死傷した事態を重く見て、「テロ」に厳罰で臨む姿勢を強調した。(2014/12/08-19:41)
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:
チバQ
:2014/12/08(月) 20:33:09
http://www.sankei.com/world/news/141208/wor1412080022-n1.html
2014.12.8 11:45
地方選惨敗で新内閣発足 台湾、毛首相就任
11月の台湾統一地方選で与党中国国民党が惨敗した責任を取って総辞職を表明した江宜樺氏に代わる新たな行政院長(首相)に8日、副院長(副首相)だった毛治国氏(66)が就任し、新行政院(内閣)が発足した。
新メンバーは馬英九総統が任命。毛氏は「手堅い官僚タイプ」とされ、残り任期約1年半のレームダック(死に体)化が指摘される馬総統は「安定」を重視した。副院長には科学技術部長(科学技術相)だった張善政氏が就任、その他の大半の閣僚は残留した。地方選の敗因として指摘された政権批判に応えていないとの声が与党内からも出ている。(共同)
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:
チバQ
:2014/12/08(月) 22:20:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3033571
タイ国王、誕生日の祝賀式典出席を取りやめ
2014年12月06日 13:38 発信地:バンコク/タイ
【12月6日 AFP】タイのプミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)国王は5日、87歳の誕生日を迎えたが、「医師の助言」を理由に毎年恒例の祝賀式典への出席を取りやめた。王の健康状態をめぐり、騒乱が続くタイ国内ではさらなる不安が高まっている。
過去60年間タイ国王として君臨しているプミポン国王は、世界の君主の中で在位期間が最も長く、政治や軍事騒乱が続くタイにおける「団結の父」として親しまれてきたが、老齢を迎え王位の最期に入りつつある今、タイの将来への懸念が生まれている。
正式にはラーマ9世(Rama IX)として知られるプミポン国王は、今年10月に胆のう摘出手術を受けて入院していたが、誕生日の祝賀式典には出席するとみられていた。
しかし6日朝になり、タイ王室庁は医師の助言を理由に式典への欠席を発表。宮殿職員によると一般謁見とテレビ生中継も中止された。(c)AFP/Jerome TAYLOR
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:
チバQ
:2014/12/08(月) 23:33:21
http://www.sankei.com/world/news/141208/wor1412080024-n1.html
2014.12.8 12:49
周永康氏逮捕「党中央の決定を断固として支持」 地方や軍、習指導部に忠誠
中国共産党創建90周年祝賀大会に出席した習近平国家副主席(右、当時)と周永康氏(下段左)=2011年7月、北京の人民大会堂(共同)
中国各地の地方政府や人民解放軍は8日までに、最高指導部メンバーだった周永康・元中国共産党政治局常務委員の党籍剥奪と逮捕決定を受け「党中央の決定を断固として支持する」と表明、習近平指導部に忠誠を誓った。同日付の中国各紙が伝えた。
周氏の権力基盤の一つで、腐敗の舞台となった四川省のトップ、王東明同省党委員会書記は5日に会議を開き、周氏追及を支持、「反腐敗工作を全面的に強化する」と誓った。人民解放軍と武装警察も「断固として法に基づいて軍を治める」と表明した。
また業界紙、中国石油報によると、大手国有石油企業「中国石油天然ガス集団(CNPC)」も5日の会議で「党中央と思想や行動を一致させる」とした。石油閥出身の周氏はCNPCなどに強い影響力を持っていた。(共同)
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:
チバQ
:2014/12/08(月) 23:34:07
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141207-OYT1T50010.html?from=ytop_main3
中国軍女性少将、収賄容疑で連行…2将軍自殺か
2014年12月07日 09時51分
【北京=竹内誠一郎】中国の習近平シージンピン国家主席は、共産党の最高指導部経験者である周永康ジョウヨンカン前党政治局常務委員の刑事責任追及に踏み切り、権力基盤が一段と固まったことを国内外に誇示した。習政権は党幹部の腐敗摘発を党内引き締めや求心力の維持に最大限利用していく構えだ。
「多くの女性と権力や金銭を通じた関係があった」
新華社電によると、党の調査機関、党中央規律検査委員会は、周氏には巨額収賄などの容疑だけでなく、女性問題もあったことを指摘し、周氏の「腐敗分子としての罪状」を強調した。習政権はこれまで「トラもハエも一緒にたたく」として、庶民の不満が集中する党幹部の腐敗を「法治の徹底」の名の下に大々的に摘発してきた。
だが、世界の汚職状況を監視するNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部・ベルリン)が3日に発表した2014年の「汚職番付」(汚職が少ない順に並べるランキング)で中国は13年の80位から100位に後退。同団体は習政権の腐敗摘発が「政敵の追い落としを目的にしている」と指摘しており、周氏の刑事責任追及で政治闘争の印象が一層鮮明になった。
中国公安省は4日、海外に逃亡した汚職官僚らを追跡する「キツネ狩り」作戦の成果を発表。最近4か月で、海外に潜伏するなどしていた計428人を拘束したという。習氏は外遊先でも「反腐敗の国際連携」を呼びかけており、「国外に逃げれば安泰」(政府関係者)とされた逃亡官僚に対する追及の網を広げている。
中国のニュースサイト「財新網」は4日、中国軍の女性少将が収賄容疑で軍検察機関に連行されたと報じた。中国版ツイッター・微博などでは、巨額収賄容疑で起訴の手続きに入っている前制服組トップの徐才厚・前党中央軍事委員会副主席に関係するとみられる複数の将軍が取り調べを受けていると伝えられている。このうち海軍の2人が飛び降り自殺したとの情報もある。
6833
:
名無しさん
:2014/12/09(火) 22:02:25
http://mainichi.jp/select/news/20141210k0000m030096000c.html
香港:道路占拠、11日に強制排除 衝突の恐れも
毎日新聞 2014年12月09日 21時13分(最終更新 12月09日 21時16分)
【香港・鈴木玲子】香港警察は9日、香港島中心部・金鐘(アドミラリティ)地区などで続く道路の占拠を11日に強制排除すると発表した。次期行政長官選挙制度に反対する民主派は、9月28日から2カ月以上にわたり占拠してきたが、これで事実上終結することになる。警察は「長期占拠は違法行為で、現在の状況は非暴力運動とはかけ離れている。暴力行為があれば、果断に法を執行する」と警告。だが、一部の学生団体は撤収を拒否しており、警官隊と衝突する恐れがある。
金鐘の幹線道路の一部には、高等法院(高裁)による道路占拠禁止命令が出ており、11日はまずこの部分のバリケードを撤去する。禁止命令を申請していたバス会社の弁護士は、デモ隊に11日午前9時(日本時間同10時)までに撤収するよう促した。対象範囲のデモ参加者は少数だが、この隣には、デモ隊のテントが約2000張り設置されている。
警察はその後、この最大占拠エリアでも撤去に乗り出す。金鐘での排除完了後、香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の占拠エリアでも強制排除するとしている。
香港メディアによると、警察はデモ隊の全面排除に約7000人の警官を投入する見通し。警察は、テント数は多いものの実際に座り込みを続けているデモ参加者は数百人とみている。
一方、香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官は9日、強制排除について「警察は一貫して必要最低限の実力行使しかしていない。今後も同様だ」と話した。
6835
:
チバQ
:2014/12/10(水) 20:53:04
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100028-n1.html
2014.12.10 12:33
朴大統領支持率40%割る 韓国、就任後初
青瓦台で開かれた行事に出席した韓国の朴槿恵大統領=10日、ソウル(聯合=共同)
韓国の世論調査機関リアルメーターは10日、韓国JTBCテレビの依頼で7〜8日に実施した世論調査で、朴槿恵大統領の支持率が39・7%となったと明らかにした。同社による朴大統領の支持率調査が30%台に落ち込んだのは、2013年2月の就任後初めて。今月5日実施の調査では42・2%だった。
朴氏は7日、元側近の政府高官人事への介入が報じられた問題で「チラシ(証券業界の情報誌)にでも出てくるような(疑わしい)話」と発言。人事介入疑惑を認定しない方向へ検察捜査を誘導しかねないと指摘されており、こうした批判が支持率低下につながったとみられる。(共同)
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チバQ
:2014/12/10(水) 21:00:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014121002000111.html
香港デモ 金鐘 あす全面排除へ 最大拠点 衝突の恐れ
2014年12月10日 朝刊
9日、香港島アドミラリティの幹線道で開かれたデモ隊の集会。手前の横断幕には「真の普通選挙が必要だ」と書かれている=共同
写真
【上海=加藤直人】香港紙・明報(電子版)によると、香港警察は九日、民主派デモ隊の最大拠点、香港島のアドミラリティ(金鐘)で十一日、道路のバリケードなどの全面的な撤去に踏み切ると発表した。一部の強硬派デモ隊と警官隊の激しい衝突が起きる可能性もあり、九月二十八日に始まった道路占拠による抗議活動は最終局面を迎えそうだ。
警察は十一日午前九時(日本時間同十時)に金鐘の政府庁舎西南の道路で高等法院(高裁)の占拠禁止命令に基づく強制執行に協力。その後、多くの学生がテントを張って占拠している政府庁舎前の大通りを含む金鐘全域で占拠禁止命令なしでバリケードやテントの撤去を行い、道路を全面的に開通させる方針。繁華街のコーズウェイベイ(銅鑼湾)でも近く全面的な強制撤去に踏み切るという。
警察の報道官は強制執行前に道路から撤収するようデモ隊に呼びかけた。その上で「警察への反撃や道路開通の妨害行為があれば、果断な措置を取る」と述べ、デモ隊との衝突が起これば最低限の武力を使って強制排除する姿勢を示した。
明報によると、デモを主導する学生団体の一つ「学民思潮」のリーダー、黄之鋒氏は全面的な排除の動きに「平和と非暴力を貫く」と述べ抵抗しない姿勢を示した。一方、「逮捕される準備はあるが、殴られる準備はない」とも強調し、警察に暴力的な強制排除をしないよう求めた。
行政長官選挙の民主化を求める学生らは九月二十八日から道路占拠を始め、金鐘、銅鑼湾のほか九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で幹線道路を占拠。旺角のデモ隊は十一月下旬に強制執行で排除された。
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