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大中華世界的話題

6637チバQ:2014/10/13(月) 23:47:49
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130037-n1.html
2014.10.13 16:14

7億円顧問料「問題ない」 香港行政長官





 香港の梁振英行政長官は、オーストラリア企業から顧問料として400万ポンド(約7億円)を受け取ったとされる問題について「法的、道徳的に問題はない」と述べた。12日放送のTVBテレビの番組で語った。

 梁氏は2012年の長官選に出馬を表明した直後、アジア事業拡大を狙うオーストラリア企業と顧問契約を結び、報酬を当選後に受け取ったとされる。一部メディアは、この企業が関連するテレビ局に有利になるよう、梁氏が別のテレビ局への免許交付を認めないよう働きかけた可能性があるなどと報じていた。

 問題について梁氏が公の場で直接語るのは初めてという。一方、地元記者協会の幹部は12日、「TVBの単独取材に答えただけでは、市民の知る権利に応えたと言えない」とし、報道各社の取材に応じて問題について説明するよう求めた。(共同)

6638チバQ:2014/10/13(月) 23:50:55
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130050-n1.html
2014.10.13 20:35

中国貴州省で数千人が当局と衝突 自治体合併案に不満





 13日付の香港紙、星島日報によると、中国貴州省三穂県でこのほど、周辺自治体との合併案に不満を持つ住民数千人が同県政府の庁舎を包囲するなどして公安当局と衝突、多数が負傷した。

 香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは約5万人が抗議に参加、約500人が負傷したと伝えている。

 同紙によると、当初は三穂県と2県が合併し、行政の中心は三穂県に置く計画で、同県政府は住民から土地を接収するなどした。だが9月末、行政の中心の設置場所を別の県に移すことが判明、住民らが説明を求め今月7日から連日、抗議を始めたという。(共同)

6639チバQ:2014/10/13(月) 23:51:31
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130041-n1.html
2014.10.13 18:17
【香港民主化デモ】
迫る反デモ集団…マスクにサングラス「暴力団じゃないか」 メディア攻撃も

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(1/2ページ)

バリケードを撤去しようとするマスクの男性を制止する警察官=13日、香港(AP)
 【香港=河崎真澄】民主派の学生や市民らによる抗議デモが続く香港で13日午後、道路の占拠中止とデモ解散を求める約千人の集団が、学生らが座り込みを続けている政府庁舎付近のアドミラリティ(金鐘)の路上に集結し、激しい口調で抗議した。反対派の一部はバリケードを撤去しようとして学生らと小競り合いになり、現場は一時、混乱したが、警戒にあたっていた警官隊に引き離された。

 反対派の多くは、同じ型の白いマスクやサングラスで顔を隠していたほか、同じデザインのプラカードを手にしていた。親中派の市民団体が動員し、組織化した集団の可能性がある。学生らが、「(反対派は)黒社会(暴力団)の関係者じゃないのか」と叫び、これに反対派が「おまえらには関係ない」とすごむ場面もあった。14日未明にかけ、反対派が再びデモ隊への抗議を行うとの情報もある。

 また、13日付の民主派寄り香港紙、蘋果日報は、親中派団体が同紙の配送業者に圧力をかけて発行業務を妨害したと報道。さらに同紙電子版は13日、同紙のネットサイトが何者かによるハッカー攻撃を受けたとした。民主派を支援している同紙の創業者の自宅前などでは、反対派が座り込みによる抗議を行っている。

 また、13日は金鐘の幹線道路に約30台のタクシーが集まって一斉にクラクションを鳴らし、デモ隊に抗議した。親中派の団体以外にも、デモの影響で中国本土からの観光客が減り、観光バスの予約がキャンセルされたなどとして、旅行会社が民主派団体を相手取って損害賠償を求める裁判を起こす意向を決めるなど、社会混乱が広がっている。

 民主派団体は、政府庁舎前広場の立ち入り禁止措置が解除されれば、ビジネス街である金鐘の道路占拠を中止して広場に抗議の場を移すと提案したが、政府は13日、これを拒否した。

 13日午前には、警察がデモ隊の少ない幹線道路などで一部のバリケードを撤去した。警察は「強制排除の目的はなく(鉄柵など)政府の所有物を回収して、障害物を撤去するだけ」と説明した。警官隊がデモ隊に発射した催涙ガスへの批判を受け9月29日に強制排除を中断してから、警察側が事実上のデモ規制となる措置を取ったのは初めて。

 バリケード撤去は金鐘のほか同じく香港島中心部のセントラル(中環)とワンチャイ(湾仔)、九竜地区の旺角(モンコック)。梁振英行政長官は13日、訪問先の中国広東省広州市で記者団に対し、衝突が起きないよう確認の上、デモ隊が使っていない障害物を撤去させたなどと説明した。

 これに対し、デモ隊の一部は「強制排除の準備ではないか」として、数十人が催涙ガスの防御策としてゴーグルやマスク着用して路上に座り込み、警官隊とにらみ合う場面もあった。ただ、現場では大きな混乱はなく、通行止めだった幹線道路が一部で開通した。

6640チバQ:2014/10/13(月) 23:54:29
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130018-n1.html
2014.10.13 14:33

金正恩氏、両足首手術で療養中 地下には司令部指揮所 夫人、妹が付き添う 韓国紙報道

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「新年の辞」を発表する北朝鮮の金正恩第1書記 =1月1日(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
 【ソウル=藤本欣也】韓国主要紙、中央日報は13日、健康不安説が取り沙汰されている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について、両足首を手術し現在、平壌北部の専用別荘で療養中であると報じた。李雪主(リ・ソルジュ)夫人と金第1書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が付き添っているという。公の場から姿を消して約40日となるが、軍部を掌握するなど統治状況に問題はないとしている。

 北朝鮮情報に詳しい韓国と米国の消息筋などの話として報じた。外国医療団の動静や車両の移動状況などから分かったという。

 それによると、金第1書記は9月中旬、平壌市内にある専用の診療所で、フランスの医師から両足首の関節の手術と、足の裏のはれや水ぶくれの治療を受けたという。ほかに深刻な疾患があるという情報はないとしている。

 また、平壌北部の山麓にある専用別荘には、朝鮮人民軍最高司令部の地下指揮所が備えられている。政権内で実質ナンバー2である黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長ら側近が専用別荘を訪れ、金第1書記から重要懸案の指示を受けているという。

6641チバQ:2014/10/14(火) 21:10:02
http://www.sankei.com/world/news/141014/wor1410140014-n1.html
2014.10.14 11:58
【香港民主化デモ】
香港警察、繁華街でバリケード一部撤去 「強制排除ではなく障害物を撤去」

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バリケードを撤去する警察官ら=13日、香港(ロイター)
 【香港=河崎真澄】民主派の学生や市民らによる抗議デモが続く香港で、13日から14日午前にかけ、警察当局が一部の幹線道路で道路占拠に使われたバリケードを撤去した。警察は「強制排除ではなく(鉄柵など)政府所有物を回収、障害物を撤去した」と説明した。

 警官隊がデモ隊に向けて発射した催涙ガスへの批判を受け、9月29日に強制排除を中断してから、警察が実質的なデモの規制措置を取ったのは初めて。

 バリケードの撤去は、香港政府庁舎に近いアドミラルティ(金鐘)や、香港島の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)、九竜地区のモンコック(旺角)で行われた。14日午前には一部で車両が通行可能となったが、学生らはなおテントを張って道路占拠を続けている。

 13日には、デモ解散を求める反対派の約千人が金鐘に押しかけ、学生らと一時、小競り合いになって混乱し、警戒にあたっていた警官隊に引き離された。反対派の多くは、同じ型の「白いマスク」で顔を隠して行動するなど、組織化されていた可能性が指摘されている。

6642チバQ:2014/10/14(火) 21:11:07
http://www.sankei.com/politics/news/141014/plt1410140052-n1.html
2014.10.14 20:58
【本紙前ソウル支局長起訴】
韓国国会 「言論の自由ない国と世界に広まった」「国益に反する」との批判も セヌリ党は「処罰は軽い」と強弁





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 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして、ソウル中央地検が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴した問題をめぐり、韓国国会で「不要な措置」「韓国のイメージ低下につながり、国益に反する」と論議が起きている。

 論議は在宅起訴(8日)以降続いている。韓国メディアによると、最大野党、新政治民主連合の朴智元(チウォン)議員(元文化観光相)は13日、国会での法務省への監査委員会で「韓国が言論の自由のない国であることを世界に広めてしまった。不必要な行為だ」と、起訴を強く批判した。

 さらに「朴大統領が(旅客船沈没事故の当日)7時間も所在不明だったとの問題を各国メディアが報じた。むしろ(誤った判断をした)検察を起訴すべきではないか」と訴えた。野党議員からは「(大統領の名誉を守るため)韓国の国益を損ねてしまった」との主張が続いている。

 これに対し、与党セヌリ党側は「当然の処分」との意見のほか、「なぜ在宅のままなのか。在宅起訴は外国人記者への優遇措置であり、処罰としては軽い」との反論も出た。

 朴議員ら野党は左派系で、歴史認識をめぐって産経新聞には日ごろから批判的だ。起訴によってその産経新聞が“言論弾圧の被害者”に祭り上げられ、同時に、韓国の国際的なイメージを著しく低下させた。「二重の逆効果を招いた」との批判だ。

 同様の指摘は韓国メディアにもある。東亜日報は「(韓国に)実益はない。韓国は言論弾圧の国となった。起訴は(韓国にとって)負けだ」とし、ハンギョレ紙は「(起訴処分は)外交的損失であり、朴大統領が自ら収拾すべきだ」と主張した。

 問題は“政争の具”とも化し、事実誤認や情報の混乱も起きている。朴議員は法相に「謝罪すれば起訴しないとの条件を検察側が加藤前支局長に提示したのか」と問いただし、「被疑者の懐柔は韓国検察の独自スタイルではないか」と皮肉った。朴議員の質問そのものが事実に反する。

6643チバQ:2014/10/15(水) 21:45:55
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150003-n1.html
014.10.15 05:07
【香港民主化デモ】
民主派に立ちはだかる「3つの壁」…市民、観光業界、親中派の「白マスク」

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14日、香港中心部でデモ隊が設置した鉄柵を撤去する警官隊(共同)
 【香港=河崎真澄】街頭占拠デモを続ける香港の民主派が「やや劣勢」(学生団体幹部)に追い込まれている。抗議の相手だった香港政府や中国共産党政権とは別に、「3つの壁」が立ちはだかったからだ。

 9月28日に始まった街頭占拠に当初は声援を送っていた一般市民。だが、道路封鎖によるバス運休や交通渋滞など、生活問題で「怒りや困惑」に変わった。

 13日には座り込みが続く幹線道路に約100台のタクシーが集まり、一斉にクラクションを鳴らして「道路を返せ!」と抗議。小中学校の休校や通学への影響にも業を煮やした付近住民が14日、88歳の代表者を先頭に、「民主活動は分かるが生活環境を取り戻したい」と学生に懇願した。

 中国大陸からの団体客急減で、観光バスの予約がキャンセルされたとして、複数の旅行会社が14日までに相次ぎ、民主派団体を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こすと表明した。

 ホテルなど観光業界の団体も早期のデモ解散を求める声明を発表。「外国人への観光イメージも大きく傷ついた」との抗議も。また金融機関の中にも、市場下落で民主派団体に賠償を求める動きもある。民主派は本来は理解者だった層まで敵に回した恐れがある。

 道路の占拠中止を求める約千人の集団が13日、金鐘の路上に集結。学生らと小競り合いになり、デモ現場に一時、緊張が走った。

 集団は同じ型の「白マスク」姿だった。3日から4日にもモンコック(旺角)で、「白マスク」姿の十数人の男らが突然、学生らに殴りかかったことがある。警察はこの際に逮捕した20人のうち8人について「黒社会(暴力団)と関係」と発表した。親中派住民団体が、暴力団を動員したと民主派は判断し、警戒を強めている。

6644チバQ:2014/10/15(水) 21:49:12
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150015-n1.html
2014.10.15 11:28
【香港民主化デモ】
官邸前で強制排除、45人逮捕、催涙ガスを使用

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15日、官邸前でデモ隊を排除する警官ら(AP)
 【香港=河崎真澄】香港の民主化デモは、14日深夜から小競り合いが続いていたアドミラリティ(金鐘)の行政長官弁公室(官邸)周辺で、香港警察が15日未明、催涙ガスを使った強制排除に乗り出し、官邸前の幹線道路を制圧した。警察はこれまでに女性8人を含む学生ら45人を逮捕、警察側でも4人が負傷した。

 香港警察はデモ隊に負傷者はいないと発表したが、地元テレビは15日、デモに参加した男性が複数の警察官に暴行される映像を放送した。

 現場では、両手を挙げて無抵抗を示す男子学生に警察官が至近距離から催涙ガスを噴射するなど実力行使が繰り返され、悲鳴や怒号が飛び交う中で、学生らが次々と拘束された。

 警察は「ほかの違法占拠デモ現場でも強制排除の可能性を排除しない」と警告している。

 香港では15日、デモの影響で延期されていた立法会が政府庁舎に隣接する議会棟で開会する予定で、周辺はものものしい警戒態勢が敷かれている。政府庁舎前の幹線道路はデモ隊の最大拠点で、依然として学生ら数千人が路上にテントを張り、占拠を続けている。

このニュースの写真

6645チバQ:2014/10/15(水) 21:49:47
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150032-n1.html
2014.10.15 20:32
【香港民主化デモ】
警官隊一気に強制排除、世論の“潮目”に変化も

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(1/2ページ)

香港の行政長官弁公室前の幹線道を占拠したデモ隊を排除する警官隊=15日未明(AP)
 【香港=河崎真澄】両手を挙げて無抵抗の姿勢を示す学生に、催涙スプレーを噴射する警官。悲鳴を上げて逃げ惑うデモ参加者らは、警官隊の手で続々と連行された。15日未明、香港島中心部アドミラリティ(金鐘)の行政長官弁公室(官邸)前の幹線道路で、香港警察は衆人環視の中、容赦なく約千人の強制排除に踏み切った。

 地元テレビは15日、警官数人がデモ参加者を建物の陰に連行し、殴る蹴るの暴行を加えた場面を放送した。同日開幕した香港立法会(議会)では民主派議員がこれを非難、警察トップの引責辞任などを求めた。警察を管轄する黎棟国保安局長(閣僚)は調査を行うと回答するにとどめた。

 デモ開始当初は警察の強硬措置への反発も強かったが、強制排除が行われた15日には冷淡な一般市民の態度が目立った。

 デモ隊の占拠が続くコーズウェイベイ(銅鑼湾)で衣料品店を経営する黄さん(43)は、「民主派を応援したいが今回はもう無理。(交通渋滞など)市民生活をここまで悪化させた上、中国共産党を本気で怒らせた」と首を横に何度も振った。

 香港で選挙制度の「真の民主化」を求めるデモの要求に共産党政権が譲歩すれば、体制批判のマグマが中国本土に飛び火するのは自明の理だ。黄さんは「香港政府が相手の民主派デモとは事情が違う。学生らは引くべきだ」と話した。

 15日付の香港紙、星島日報は、「デモは民心を失って“災難”になった」と社説で指摘した。香港警察は世論の“潮目”や立法会の開幕、共産党政権の意向も見極めながら強制排除のタイミングを見計らったようだ。

 9月下旬に始まった街頭占拠デモで警察隊は当初、強制排除を試みたが失敗。その後、ここまで強硬姿勢を示したのは初めてだ。警察側は、「官邸前以外の占拠場所でも強制排除の可能性を排除しない」と改めて警告した。金鐘で占拠を続ける女子大生の施さん(21)は15日、「暴力的な手法では何も解決しない。最後まで抗議を続ける」と語気を強めた。

6646チバQ:2014/10/15(水) 21:50:05
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150033-n1.html
2014.10.15 20:41
【香港民主化デモ】
強制排除に中国の影

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民主化デモの学生らを主要道路から排除しようとする警官ら=15日未明、香港(AP)
 【北京=矢板明夫】香港の警察当局がデモ隊の強制排除に踏み切ったことについて、15日付の中国共産党機関紙、人民日報は1面で「(香港)特区政府の措置を断固として支持する」と題する長文の論評記事を掲載した。デモへの対応は香港当局が主導していることになっているが、強制排除のタイミングなどから、北京の共産党指導部が背後で指揮している可能性がうかがえる。

 論評記事はデモについて「社会秩序を破壊し、市民生活を混乱させる動乱」と決め付け、香港警察による強制排除を「法律に基づいた対応だ」と高く評価した。

 しかし、14日夜までに執筆されたはずのこの記事は、15日未明の出来事を事前に知っていたことを強くにおわせており、香港当局と共産党指導部が綿密に打ち合わせていた公算が大きいことを示している。

 20日には北京で中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第4回総会(4中総会)の開会が予定されており、習近平指導部としてはその前に香港のデモへの対応に一定のメドをつけ、国内の思想統一を図る必要があった。共産党筋は「会議前の準備もあるため、15日未明の強制排除は習政権にとってギリギリのタイミングだった」と指摘する。

 共産党最高指導部である政治局常務委員会は9月末と10月上旬、2度にわたり香港デモへの対応を協議する会議を開いたとの情報もある。

6647とはずがたり:2014/10/15(水) 22:20:35

韓国空軍の飛行隊、米側から中国航空ショーへの参加を反対される・・技術漏洩を懸念―韓国紙
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141010/Xinhua_97856.html
新華経済 2014年10月10日 07時57分 (2014年10月15日 17時20分 更新)

9日付の韓国紙・朝鮮日報によると、国産の超音速訓練機「T−50」からなる韓国空軍のアクロバット飛行隊「ブラックイーグルス」が来月、中国広東省珠海で開催される航空ショーに参加する予定だったが、技術漏洩を懸念する米国から参加取りやめを求められている。環球網が伝えた。
T−50は韓国航空宇宙産業(KAI)が米ロッキード・マーティン社の技術支援を受けて製造された練習機。輸出するには米側の許可が必要で、敵対国を飛行する際にも米側の了承を得なければならない。
韓国政府の情報筋は8日、「ブラックイーグルスは来月の珠海航空ショーへの参加が決まっており、早々に準備を始めていた。だが、米側が最近になって参加を反対してきた」と語っている。米国が中国への技術漏洩を懸念しているとみられている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)

6648とはずがたり:2014/10/16(木) 13:00:43
4年前の記事

北朝鮮
奇襲攻撃でソウルを制圧せよ
The Drumbeats of War
天安号「魚雷攻撃」への関与を否定する金正日政権が準備する新たな戦争プラン
2010年6月24日(木)14時31分
マーク・ホーゼンボール、ブラッドリー・マーティン
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/06/post-1385_1.php

 韓国海軍の哨戒艦「天安」が爆沈し、乗員46人が死亡・行方不明となったのは3月26日のこと。原因究明に当たっていた国際チームが、ついに結果を公表した。

「証拠を見る限り、北朝鮮の潜水艦が発射した魚雷によるものと結論せざるを得ない。それ以外に説明がつかない」。アメリカ、オーストラリア、イギリス、スウェーデンの専門家を含む調査チームの報告には、そう記されている。

 5月20日に発表されたこの報告、確かに証拠は示しているが、動機には触れていない。

 病身の「親愛なる首領様」こと金正日(キム・ジョンイル)総書記率いる北朝鮮に、もとより国際社会の常識は通用すまい。だが、それにしてもなぜ、この時期に韓国の軍艦に魚雷を撃ち込むという危険な挑発に出る必要があったのか。

 あいにくアメリカは、こと北朝鮮に関する限り、直接的な情報をほとんど持っていない。安全保障に関わる当局者らも、金正日の不可思議な思考回路や同国の権力構造がほとんど分かっていないことを認めている。

 微妙な問題であるため匿名を条件に取材に応じた米当局者2人によれば、北朝鮮が攻撃に踏み切った理由を裏付けられる情報をアメリカはまだ入手していない。

 しかしアメリカの専門家の間では、ある見解が定着しつつあるという。3月の魚雷攻撃(北朝鮮は関与を真っ向から否定している)は、昨年11月に北朝鮮の艦艇が韓国側の砲撃によって大きな損害を被ったとされる事件への報復だとする見解だ。

 当時のBBCの報道によると、韓国軍は北朝鮮艇が黄海上の北方限界線(北側は認めていない)を越えてきたので砲撃した。北朝鮮艇も応戦したが、あっという間に炎上したという。

 北朝鮮側は限界線を越えていないと反論し、韓国に謝罪を求めているとBBCは伝えた。またニューヨーク・タイムズは、北朝鮮の将校1人が死亡し、乗組員3人が負傷したと伝えている。

 言うまでもないが、北朝鮮は3月の魚雷攻撃以前から、自国の敵は「容赦なく殲滅する」という威嚇を繰り返してきた。しかし、誰も真に受けなかった。それは50〜53年の朝鮮戦争以来、北朝鮮がお題目のように唱えてきた常套句の1つにすぎないからだ。

ソウル占領だけで十分

「北朝鮮の脅威を口にする専門家たちも、実は相手を見くびっていた。軍隊の規模こそ大きいが、朝鮮半島の統一を実現する力があるとは思えないからだ」と、米海兵隊指揮幕僚大学の教授(国際関係)で北朝鮮の軍事力に詳しいブルース・ベクトルは言う。

 だがベクトルによれば、今後は北朝鮮が核兵器を使用する可能性も考慮すべきだ。同国が戦争プランを変更したとの報道もあり、北朝鮮の「威嚇」を単に虚言癖のある独裁者のはったりと考えてはいけないのかもしれない。

「(諸外国は自国にとっての)北朝鮮の軍事的脅威を軽視しがちだが、大事なのは韓国にとっての脅威を考えることだ」と、『赤いならずもの国家──北朝鮮の絶えざる挑戦』という著書もあるベクトルは言う。北朝鮮が「軍隊とその作戦計画を、今の時代に合わせて変えてきた」からだ。

 この発言は、5月18日付の韓国有力紙「中央日報」に載った記事を踏まえたものだ。

6649とはずがたり:2014/10/16(木) 13:01:01
>>6648-6649
 同紙が韓国軍高官の発言として伝えたところでは、北朝鮮は戦争勃発の事態に際して、韓国全土を1週間以内に占領するという従来の作戦計画を破棄したらしい。

 中央日報によると、代わりに北朝鮮が立てた計画はこうだ。北朝鮮軍は軍事境界線から南下して速やかに韓国の首都ソウルとその周辺を制圧する。さらに南進するか、直ちに停戦交渉に入るかは、状況次第で決めればいい。

 人口が多く経済活動の中心地でもある首都ソウルを人質に取っている限り、北朝鮮は韓国(と同盟国のアメリカ)に対して有利な立場で交渉に臨める。

 ベクトルによると、「北朝鮮にとって、もはや朝鮮半島の統一は必要ない。ソウルを奪うだけで十分だ。ソウルを手にすれば圧倒的な強みになる」。

 ベクトルは、北朝鮮が韓国への「侵攻ルート」に配備しているミサイルや特殊部隊、機動部隊は「そうした目的を持ち、その目的のために訓練されている。以前から私はそう主張してきた。ここで重要なのは、ついに一般メディアも同様な主張を載せるようになったことだ」と言う。

 中央日報の記事は、北朝鮮の作戦計画変更は「米軍と韓国軍の兵器システムが改良されたことに対応するため」ではないかとする情報筋の観測も伝えている。

 さらに軍事専門家の言葉も引用している。それによると、北朝鮮は03年のイラク戦争を見て、米軍には標的を正確に破壊できる兵器があり、時代遅れの武器しかない自国の軍隊では歯が立たないことを認識したという。

 そこで北朝鮮は作戦を変更し、機動力のある歩兵隊を前線に増強して短期決戦を仕掛け、素早くソウルに入って首都占領の既成事実をつくろうと考えている。

 同紙の取材に応じた韓国軍の高官によれば、北朝鮮は潜水艦を提供するのと引き換えにイランから新型魚雷を入手し、敵が海岸線から上陸してくるのを防ぐ計画も練っているらしい。

北朝鮮版カミカゼの恐怖

 ただしアメリカ政府は、3月の哨戒艦への魚雷攻撃が本当に昨年11月の事件への報復かどうか、まだ断言できないとしている。

 もちろん、動機としてはかなり説得力のある話だ。しかし本当の問題は、あれが報復行為であったとして、それが国軍の最高責任者である金総書記の許可ないし指示の下に行われたのか、それとも現場の軍指揮官の裁量の範囲で行われたのか。

 韓国の哨戒艦が何らかの状況で北朝鮮の攻撃で沈没したことが明らかになった現在、場合によっては戦争になりかねない。しかしアメリカや日本、韓国、とりわけ中国は破滅的な戦争へとエスカレートさせないよう、慎重に行動しているように思える。

 5月21日に訪中したヒラリー・クリントン米国務長官は、この事件や今後起こり得る北朝鮮の挑発への対抗策について、中国と重点的に話し合っている。

 脱北者らの情報によれば、北朝鮮は「人間魚雷」で自爆攻撃に出る兵士も訓練しているらしい。第二次大戦中の日本軍と同じだ。

 何万もの兵士を駐留させて韓国を攻撃から守っているアメリカは、41年の真珠湾攻撃の悪夢を忘れていない。どう考えてもアメリカに勝てる力はなかったのに、当時の日本軍は大胆な奇襲攻撃でアメリカを揺さぶった。

 70年前の日本軍と似ているという視点は重要だ。北朝鮮のプロパガンダに詳しいB・R・マイヤーズも、新著『汚れなき民族──北朝鮮民族の自画像とその重要性』で、北朝鮮版「特攻隊」の危険を指摘している。

 「北朝鮮による最悪の行為といえば、より危険な中東の勢力に核物質や核技術を輸出することだと考えられているが」と、マイヤーズは書いている。「その一方で軍事最優先の北朝鮮は、特攻精神を鼓舞するスローガンを叫び続けている。太平洋戦争の頃の大日本帝国と同じだ」

(GlobalPost.com特約)

[2010年6月 2日号掲載]

6650とはずがたり:2014/10/16(木) 13:06:33
こちらは最近の記事だけど40年前のネタ。。進歩的文化人とかいう今では胡散臭く感じられるものを俺は肯定的に捉えてるけど,韓国が軍政でダメだったせいで北朝鮮がよく見えてしまった点(及びその他同様の諸々)に関しては大いに反省の必要があるだろう。。

北朝鮮が「地上の楽園」だった時代 --- 池田 信夫
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141014-00010003-agora-int
アゴラ 10月14日(火)9時50分配信

ハンキョレ新聞(http://japan.hani.co.kr/arti/politics/18491.html)が、朴槿恵大統領のやり方は父親と似てきたと論じている。そのころを体験した人は少ないと思うので、メモしておこう。

私が大学に入った70年代、韓国は朴正煕の軍事政権で、言論弾圧の嵐が吹き荒れていた。弾圧は今の中国やロシアより激しく、日本でも民主化を支援する運動が起こった。東大でも和田春樹氏が中心になって支援運動が起こり、私も募金を手伝ったりしたのだが、ある日、向こうの運動体から「支援をやめてくれ」という連絡が来た。日本人が支援しているとわかると、他の韓国人が反発するからだという。

当時は北朝鮮が「地上の楽園」で、韓国は軍事政権の最悪の国ということになっていた。朝日新聞などが先頭に立って、北朝鮮への帰国事業を支援し、1984年に終わるまでに9万人以上が帰国し、一人も戻ってこなかった。これは慰安婦などよりはるかに罪深い、集団拉致事件である。朝日の市川速水記者(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51912476.html)も、次のように率直に責任を認めている。

“かつて南の軍事政権と対比させたとき、南はダメだ、北はいいという論調の記事がありました。北朝鮮に対しては、社会主義幻想と贖罪意識に加えて、その「悪い南と対峙している」という面も加わって、目が曇ったんだと思います。帰国事業に朝日新聞も加担した。[…]自分が1950年代、60年代に記者だったら、踏みとどまれたか、まったく自信はありません。(『朝日vs産経 ソウル発』p.160)”

当時、韓国の民主化運動をもっとも熱心に支援したのは岩波書店で、『世界』には「TK生」という韓国人が弾圧下の韓国から送ってくるというふれこみで「韓国からの通信」が連載された。実は、このTK生は当時の東京女子大教授、池明観氏であり、彼の「通信」は日本で入手した2次情報を加工したものだった。

こういう運動を支援したのが岩波の社長になった安江良介で、岩波は北朝鮮の拉致を一貫して否定した。町山智浩氏が安江に「私は元在日として拉致事件が許せないから調査しているんです」といったところ、「お前には関係のないことだ!」と一喝されたという。岩波の御用文化人だった大江健三郎氏(http://deepfuchsiapigment.myartsonline.com/brd004-01.html)は、次のように書いている。

“北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。[…]ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。 ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかずにはいられない。”

慰安婦問題をめぐる朝日や岩波の異常な言説の背景には、こういう「進歩的文化人」の北朝鮮に対する幻想のなごりがある。

北朝鮮は変わらないが、韓国も軍事政権の時代から本質的には変わらない。フクヤマ(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51915152.html)も指摘するように、政治的腐敗を防ぐ方法は上からの支配と下からの競争だが、この二つはトレードオフになっている。ヨーロッパ圏が過剰な競争のためにいつまでも統一できないのに対して、中国や韓国は過剰な支配のためにいつまでも変化できないのである。

池田 信夫

6651チバQ:2014/10/16(木) 22:05:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101600839
政権長期化を否定=「毎日辞めたい」−タイ暫定首相


 【バンコク時事】「辞める用意はある。毎日辞めたいと思っている」。タイ軍事政権のプラユット暫定首相は15日、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議出席のため訪れているイタリア・ミラノでタイの経済関係者らと行った夕食会でこう述べ、政権の長期化に否定的な姿勢を示した。タイのメディアが16日伝えた。
 プラユット氏は席上、「(計画より)1日も長く(首相の)職にとどまりたいとは全く思わない」とし、「毎日けんかしている。家に帰ると妻ともけんかだ」と述べた。その上で「私は依然不満だ。国民がまだ幸せではないからだ。国民に幸せを取り戻す必要がある」とも語ったという。
 プラユット氏は先に、民政移管に向けて総選挙を2015年中に実施する意向を示す一方、新憲法制定のタイミングや改革の進展次第では総選挙が16年にずれ込む可能性も示唆していた。(2014/10/16-18:37)

6652チバQ:2014/10/16(木) 22:08:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3028985
相次ぐデモ襲撃、闇組織「三合会」に再び疑いの目 香港
2014年10月16日 16:33 発信地:香港
【10月16日 AFP】マスクをした男たちの集団による香港(Hong Kong)の民主派デモ襲撃事件は、香港で暗躍する「三合会(Triad)」と呼ばれる犯罪組織への注目を集め、中国政府がこうした組織と協働していると糾弾する声を復活させた。

 完全に民主的な香港行政長官選挙の実施を求めるデモは2週間以上に及んでおり、市内の一部はまひしている。大通りは抗議行動の参加者らがバリケードを築き、占拠している。ここ最近で相次いだデモ隊への襲撃事件によって、民主派活動家の間では、これまで汚れた政治の世界からおおむね遠ざかっていた三合会が、香港の未来をめぐる議論に自ら関与するようになったことを懸念する声が上がっている。

 香港中心部では13日の白昼、武器を持たない平和的なデモの参加者たちに、マスク姿の男たち数十人が襲い掛かり、大勢の報道陣の目前で乱闘を繰り広げた。デモの呼びかけ人らは、金鐘(アドミラルティ、Admiralty)地区で明け方に警察がデモ隊のバリケードを撤去した後に男らが行動を開始したことを指摘。ある民主派議員はAFPに「三合会と思われる連中がデモ隊に到達できるよう、警察がバリケードをどかしたように見える」と語った。

■保安当局は断固否定

 今月に入ってまずマスク集団に襲われたのは、三合会の勢力範囲として知られる労働者階級地区、旺角(モンコック、Mongkok)の民主派デモ拠点だった。警察によれば、逮捕された男8人は三合会との関連が疑われている。この襲撃の後、警察と香港自治区行政府は、犯罪組織と結託しているのではないかとの疑念の払拭を余儀なくされた。香港保安局の黎棟國(Lai Tung-kwok)局長はこの疑惑について「でっち上げで、行き過ぎ」だと怒りをあらわにし、警察も犯罪組織との共謀を否定した。

 しかし、意図的かどうかにかかわらず、暴行集団は衝突の際、政府側についていたという目撃証言が出ている。民主派の香港立法会(議会)議員、何俊仁(Albert Ho)氏は13日の衝突の後、「行政府は、実力行使を下請け的に委託していないまでも、暴徒らをするがままにさせているように見える。これは中国本土の共産党がよく用いる戦術の一つだ。政府が責任をとらなくて良いように、三合会や政府寄りの暴徒を使って市民を襲わせる手法だ」と語った。

 一方、香港大学(Hong Kong University)の組織犯罪専門家、王鵬(Wang Peng)氏は「香港にしても本土にしても、政府が三合会を警官として雇えば、自分たちの正統性を破壊することになる」として、当局が犯罪組織に積極的に関与しているとの主張に疑問符を投げかけている。

■実業家が三合会雇うことも?

 三合会は従来、麻薬取引や売春、恐喝などに手を染めてきたが、最近ではそれに加えて不動産業や金融業といった、上場企業とのつながりもある、より「堅気の」事業に乗り出していると専門家はいう。三合会のなかでも、地元の報道でよく名前が挙がる3大組織が「和勝和(Wo Shing Wo)」、「14K」、「新義安(Sun Yee On)」で、その活動は香港や中国南部だけでなく海外まで及んでいる。さらにもっと規模の小さい三合会のネットワークや関連組織はあまたとある。

 民主派の活動家たちが、三合会が政治に関与していると非難する一方で、犯罪組織にはバリケードを張っているデモの参加者を襲う、もっと基本的な理由があるという意見もある。つまり、金銭だ。

 風俗店や売春宿が並び、みかじめ料の取り立てがうろつく旺角地区は、三合会と深いつながりを持つ地域だ。そして同地区の店主たちは、デモが始まって以降、収入が落ちていると苦情を言っている。「中国政府とつながりを持ち、支持を表明したがっている愛国的な中国人実業家らが…三合会の構成員を雇って(デモをしている)学生たちを脅すこともあり得るだろう。オキュパイ運動で商売に影響を受けている香港の実業家も、三合会の構成員を雇うかもしれない」と香港大の王氏は指摘する。

 王氏によれば、香港がまだ英国の植民地で、警察の汚職が蔓延していた1960〜70年代に勢力を拡大した三合会は、17年前の香港の中国返還後、活動の焦点を中国本土へ移したという。とはいえ、13年に行われた香港のナイトクラブや風俗店の摘発による逮捕者は1800人以上、12年の三合会摘発による逮捕者は1200人だった。そうした中、「龍頭(Dragonhead)」と呼ばれる三合会の首領格たちが逮捕されたり、投獄されたりすることはめったにない。(c)AFP/Aaron TAM

6653チバQ:2014/10/16(木) 22:16:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101502000237.html
香港、学生を強制排除 衝突で45人逮捕

2014年10月15日 夕刊


 【香港=白石徹】香港警察は十五日、香港トップの行政長官の民主的選挙を求める一部学生と衝突し、公務執行妨害などの疑いで四十五人を逮捕したと発表した。学生を排除する際、こしょう入りスプレーが使われたが、学生は傘で防御するなどした。
 千人近い学生デモ隊は十四日深夜、行政長官弁公室(官邸)北側の道路を新たに占拠。その数時間後の十五日未明、街頭占拠の拡大による交通妨害を懸念した警官隊が強硬措置に出た。ただ催涙弾などは使用されず、抵抗する学生を警官隊が取り囲んで排除した。
 現場は政府庁舎があるアドミラリティ(金鐘)に隣接し、議会棟では十五日、学生デモ隊の抗議活動で延期されていた立法会(議会)が開会する予定。学生の占拠運動による香港市内の混乱収拾策などが話し合われるほか、梁振英行政長官がオーストラリア企業から受け取った四百万ポンド(約七億円)に上る秘密報酬問題も追及されるとみられる。

6654チバQ:2014/10/16(木) 23:15:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141016-00000025-jij_afp-int
香港デモを支持する本土出身者のジレンマ、中国
AFP=時事 10月16日(木)15時37分配信

香港デモを支持する本土出身者のジレンマ、中国
香港特別行政府庁舎前で、一斉に携帯電話の光を掲げる民主派のデモの参加者たち(2014年9月29日撮影)。
【AFP=時事】香港(Hong Kong)の民主派によるデモが、意外な人々からの支持を勝ち取っている──香港の人から煙たがられながらも市内各地に暮らしている中国本土出身者たちだ。彼らは香港のデモに対する中国政府の強硬姿勢に挑み、ソーシャルメディア上で同胞たちから寄せられる反感もものともしない。

香港警察、民主派デモでの暴行映像で非難集中

 香港の人々にとって本土出身者らは、人口過剰な香港に移り住み、病院のベッドから乳児用の粉ミルクまで、あらゆるリソースを奪い取る存在とみなされ、長年にわたり苛立ちを向ける対象となってきた。

 一方、完全な形での民主的な香港行政長官選挙の実施を求める今回の香港のデモについては、中国本土の人々は大半があきれ顔だ。「国家主義者」たちの暴言を招き、共感を示すわずかな人々は当局に拘束されてしまう。

 しかし香港に住む本土出身者の中には、2週間前に始まった民主派のデモに勇気をもって加わり、運営の手助けや運動論的な支援を行い、さらに中国共産党が一党支配する本土では固く禁じられていること──民主主義への支持表明──を享受している人たちがいる。

「本土だったら、自分の信念のために牢屋に放り込まれることだってある」と広東(Guangdong)省出身で社会学を学ぶリーさん(21)は言う。「香港でデモに加わって、民主主義を求めるスローガンを叫び、自分が本当に信じていることのために立ち上がることは、真に解放的な体験」だと語った。

 ただし、実名は伏せておいてほしいと言うリーさんは、香港のデモで北京語を話したことはなく、「台湾アクセント」の広東語だけを使っている。そして自分が通う大学の欧米人学生たちと常に離れないように行動し、広東省にいる両親に「迷惑が掛からないよう」顔をマスクで覆っている。

 香港のデモを支持し参加する本土出身者の数を突き止めることは難しいが、こうした動向は香港の民衆の反乱が本土へ広がるという、中国政府にとっては悪夢のようなシナリオへの「ドミノ効果」の可能性を高めるものでもある。


■本土のSNS上では「友達削除合戦」も

 しかし、交流サイト(SNS)フェイスブック(Facebook)での反応を見ていると、抗議運動が本土にまで広がる可能性はわずかだと、香港大学(University of Hong Kong)の学生シンさん(24)は言う。フェイスブックは中国本土では禁止されているが、仮想プライベートネットワーク(VPN)を使えば、政府の巨大な検閲機構を迂回してアクセスできる。

 シンさんはデモの参加者たちが、ソーシャルメディアで進捗状況を更新できるよう、香港の繁華街・銅鑼湾(Causeway Bay)で自分が住むビルの屋上に無料のWiFi(無線LAN)スポットを設置した。そしてこの屋上から撮影した写真をフェイスブックの自分のページに投稿し始めたところ、シンさんのタイムラインは「戦場」と化した。

「香港人は甘やかされていて、感謝が足りない」「中国なしでは生き残れないくせに」「民主主義? おまえたちにはもう十分自由は与えているだろ」といった投稿であふれ、なかには9月28日に香港警察が、傘を差して身を守るデモ隊に催涙ガスを使用したことをあからさまに支持する意見もあった。

 香港の「雨傘革命(Umbrella Revolution)」を支持するシンさんへの怒りをあらわにし、フェイスブックでの交流を断ち切った「愛国的な」中国本土の友達もいたという。

 香港のデモは中国本土でも支持派と批判派の政治的分断を招き、本土のソーシャルメディア上では両者が互いに友達リストからの削除を繰り広げる「削除合戦」の引き金となっていると報じられている。

6655チバQ:2014/10/16(木) 23:16:06
■本土出身者に対する偏見

 それでも、どれほど熱く民主主義を支持しようとも、本土出身者がデモに参加する香港人の信頼を得ることは容易ではない。

 動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)で広まった、香港の商業地区・旺角(Mongkok)で撮影したあるビデオでは、1人の中国本土出身の女性が、デモの参加者たちから親政府派と間違われ、ブーイングを浴びていた。この中年の女性は、本土訛りの強い広東語で「1989年に私はあそこにいたんです」と叫び、天安門事件の学生たちを支持していたことを示唆し、今回のデモへの支持も口にしたが、群衆は親政府派がいることを伝えるときの合図となっている「ハッピー・バースデー」の曲に合わせて手を叩き、女性をやじった。

 四川(Sichuan)省出身の女性、ジエさん(25)は民主主義には賛成しているが、本土出身者に対する香港人の「排他的な態度」が嫌で、デモとは距離を置いている。香港には、本土出身者は金を持った田舎者だ、という偏見が多いのだと言う。学生だった頃、香港でよく耳にしたのは、アジア地域で覇権を握ろうとする中国を皮肉った広東語の侮辱語「強国人」(Keung gwok yun)だった。

 今年6月に香港大学が行った調査では、自分を「香港人」だと自覚する人は急増し、逆に「中国人」だと自覚する人は1997年の香港独立以来最低だった。

 ジエさんは「香港人と本土出身者の間の溝は毎日どんどん大きくなっている。何故、お互いの言うことに耳を貸せなくなってしまったのだろうか」と現状を嘆いた。【翻訳編集】 AFPBB News

6656チバQ:2014/10/17(金) 22:37:42
http://mainichi.jp/select/news/20141018k0000m030058000c.html
香港:一部デモ隊、再び路上占拠
毎日新聞 2014年10月17日 20時28分(最終更新 10月17日 21時59分)
 【香港・鈴木玲子】香港の行政長官選挙の制度改革を巡る大規模デモで、警察が17日朝に九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)でデモ隊が幹線道路に築いていたバリケードを撤去したが、不満を抱いた一部デモ隊が再び道路の一部を占拠した。同日夜、膨れ上がったデモ隊と警官隊が衝突。警察は催涙スプレーを使用しながら、激しく抵抗するデモ参加者を次々と拘束した。

 撤去の際、デモ隊も一度は路上から退き、警察との衝突など大きな混乱はなかった。幹線道路はバリケードの撤去で片側車線が開通したが、一部デモ隊は抗議し、反対車線に座り込んだ。デモ隊は「事実上の強制排除で、だまし討ちだ」と反発。警察は路上約200メートルの両端に鉄柵を置いて占拠の拡大を防いでいるが、デモ隊は数百人に膨れ上がった。

 民主派は17日、声明で「政府の対話への誠意を強く疑わせる」と非難。また梁振英(りょう・しんえい)行政長官が対話の意向を表明した際に「対話をしても強制排除をしないということではない」と明言したことを「対話への大きな障害になる」とけん制した。

6657チバQ:2014/10/17(金) 23:03:41
http://www.sankei.com/world/news/141017/wor1410170014-n1.html
2014.10.17 11:30
【香港民主化デモ】
「あいつらはデモ終われば高収入」低所得“MK族”にくすぶる不満 一方で路上日本語講義も

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(1/2ページ)【香港民主化デモ】

16日未明、香港の行政長官弁公室前で、警官隊に催涙スプレーをかけられるデモ隊(共同)
 【香港=河崎真澄】「民主社会は黙って天から降ってこない。私にいま何ができるかを考え、ボランティア講師を引き受けました」

 民主派デモ隊が占拠を続ける香港島の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)の幹線道路で、授業ボイコットを続ける学生向けに専門家がボランティアで補講を行う「義教(ボランティア授業)」が連日にぎわう。そこで日本語を教える香港女性のティファニー先生はこう言って目を輝かせた。

 路上のホワイトボード上の「時間割」には物理や数学、語学のほか「世界抗争史」「民主主義社会」など民主派市民も興味をもつ幅広い科目が並んでいた。補講目的だった義教がデモ参加者向けの「市民大学」に早変わりし、授業には毎回100人以上が集まる。

 街頭でのデモ隊に向けた日本語授業でティファニー先生は、足を止めてくれる日本人観光客らにも、民主派がいかに平和的に抗議しているかアピールしたい考えだ。授業を聞いていた林●(=火へんに日の下に立)華氏(33)は、「日本の方も香港の選挙やデモに関心を持ってくれますか」と日本語で話しかけてきた。

 だが、民主派を苦々しくみる香港の若者もいる。

 「あいつらはデモが終われば大学に戻って、卒業すればスーツを着ていい収入があるが、オレたちにはいま商売しなきゃ家賃だって払えねえ」。九竜半島の繁華街モンコック(旺角)で王と名乗った10代後半の男性は早口でまくしたてた。

 デモに参加する学生や市民らの多くは流暢(りゅうちょうな)な英語を話し、日本語ができる人も少なくない。だが王氏は広東語とカタコトの中国(北京)語だけ。中学を中退したという。旺角の路上でアクセサリーを売るのが仕事だ。「この前も大学生を殴った」と悪びれず言う。

 金融機関のビルがそびえ立つ香港島に対し、九竜半島の旺角は低所得の露天商などが密集。そこに生きる若者らは「MK族」などと呼ばれる。モンコックの略で、香港の格差社会を象徴する存在だ。腕の入れ墨を見せながら、王氏は「民主だ、選挙だって言ってメシが食えるのか」とすごんでみせた。

6658チバQ:2014/10/19(日) 16:05:56
http://mainichi.jp/select/news/20141019k0000m030118000c.html
香港デモ:再び衝突 21日対話も難航予想
毎日新聞 2014年10月19日 01時32分(最終更新 10月19日 13時09分)
【香港・鈴木玲子】香港の行政長官選挙の制度改革を巡る大規模デモで、香港政府は18日、民主派の学生団体との正式対話を21日に実施すると発表した。しかし、19日未明、九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)で、警察とデモ隊の衝突が再び始まり、けが人が出ている模様だ。こん棒で殴りかかる警官隊にデモ隊は傘を突き出して抵抗。警官隊はデモ隊が築いたバリケードを突破し、占拠エリアに突入した。

 デモ隊は17日夜の衝突で不信感を募らせていた。政府は「対話と強制排除は別」として強硬姿勢を鮮明にしており、警察が強制排除をさらに進める可能性もある。政府と民主派の主張は大きく隔たり、対話が実現しても難航が予想される。

 政府ナンバー2の林鄭月娥(りんてい・げつが)政務官(閣僚)によると、対話の会場は香港島南部にある学校。代表は双方5人で、約2時間。テレビで生中継する。林鄭政務官は、選挙制度から民主派を事実上排除する中国の決定に基づいて対話するとし、学生側が求める決定の撤回はしない方針を強調した。また、対話とは関係なく占拠エリアのバリケード撤去を継続する姿勢も示した。

 旺角では、17日朝にバリケードを撤去されたことに反発したデモ隊が警官隊と衝突。18日未明にも金鐘(アドミラリティ)地区でデモ隊が再び道路を占拠しようとし、警官隊とにらみ合った。17、18日の騒動による逮捕者は33人に上り、警官18人が負傷した。

6659チバQ:2014/10/19(日) 16:06:27
http://mainichi.jp/select/news/20141019k0000m030100000c.html
インドネシア:高成長と迷走…ユドヨノ大統領20日退任
毎日新聞 2014年10月19日 10時00分

 【ジャカルタ平野光芳】インドネシアのユドヨノ大統領(65)が20日、2期10年の任期を終えて退任し、ジョコ氏に引き継ぐ。ユドヨノ氏は1998年のスハルト政権崩壊後の混乱を収めて経済を成長させ、地域大国としての地位を固めたが、終盤は指導力が低下し政権が迷走した。

 ユドヨノ氏は2004年、史上初の直接投票による大統領選で当選。同年12月、死者行方不明者17万人を出すインド洋大津波が起きたが、被災したスマトラ島北部の独立武装組織「自由アチェ運動」から和解を引き出した。爆破テロを繰り返すイスラム過激派組織も力で抑え込んだ。

 社会が安定すると、人口約2億5000万人の個人消費に支えられ、経済は内需主導型の成長軌道に乗った。毎年6%前後の高い成長を記録。リーマン・ショックの影響も比較的少なく、世界中から有望な投資先として熱視線を集める。

 09年大統領選も圧勝。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で唯一の主要20カ国・地域(G20)サミット参加を果たし「国際社会が『インドネシアはどう考えているか』と尋ねてくる時代になった」と、国力の向上に自信を深めた。

 だが、任期後半は不祥事が足を引っ張った。側近や閣僚3人が相次いで汚職で摘発された。本人はクリーンな姿勢を保ち、汚職捜査を妨害しなかったが、人気は急速に低下した。4月の総選挙で与党民主党は第1党から第4党に転落した。

 さらに波紋を呼んでいるのが、9月に地方首長の直接選挙を廃止し、地方議会による選任に戻す法案を成立させたことだ。首長として実績を積んだジョコ氏の支持基盤を切り崩す狙いもあると言われ「民主化に逆行する」と国民の激しい反発を招いた。ユドヨノ氏は見直しを表明したが、法律が国会で覆るめどは立っていない。

 同国のシンクタンク「戦略国際問題研究所」のフィリップス・ベルモンテ部長は「直接選挙で選ばれた大統領が、首長の直接選挙を廃止しようとしている。大統領として最大の汚点だ」と批判する。

 ユドヨノ氏は民主党党首として今後も政界で一定の影響力を持つ見通しだ。

6660チバQ:2014/10/19(日) 16:06:52
http://mainichi.jp/select/news/20141019k0000e030157000c.html
北朝鮮:正恩氏が軍視察、動静途絶後初 党機関紙伝える
毎日新聞 2014年10月19日 15時03分

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は19日、金正恩第1書記が朝鮮人民軍の飛行訓練を視察したほか、韓国・仁川アジア大会で金メダルを獲得した自国選手らと面会したと伝え、つえを突いて関係者と談笑する写真を掲載した。いずれも日時は不明。

 金第1書記による軍視察が報じられたのは8月28日以来で、長期の動静途絶後では初めて。金第1書記は公開活動を再開後、高層住宅の視察など活発に公務を続けている。

 北朝鮮は「体育強国」のスローガンの下、スポーツ振興に力を入れている。金メダリストらとの面会には金第1書記の夫人、李雪主氏も同席した。(共同)

6661チバQ:2014/10/19(日) 17:09:08
http://www.asahi.com/articles/ASGBL4DJNGBLUHBI00Y.html
大統領選の勝者と敗者、就任控え仲直り? インドネシア
ジャカルタ=古谷祐伸2014年10月18日20時05分

 7月のインドネシア大統領選で接戦の末に落選した元軍幹部プラボウォ・スビアント氏が17日、20日に大統領に就任するジョコ・ウィドド氏と選挙後初めてジャカルタで会い、「新政権を支持する」と表明した。

 落選後、プラボウォ氏は選挙結果に異議を唱え、ジョコ氏に会おうとしなかった。自らを支持する政党連合を通じて国会人事を有利に進めてきた。

 しかし、プラボウォ氏はこの日、打って変わって父親の自宅にジョコ氏を招待。会談後の記者会見で「次は私の自宅で歌おう」と親密さを強調した。自派内の政党党首がジョコ氏と会談するなど、政権交代を控えて自派に生じてきたきしみが影響したようだ。

6662チバQ:2014/10/19(日) 18:20:11
http://www.sankei.com/world/news/141018/wor1410180002-n1.html
2014.10.18 07:00更新

【香港民主化デモ】
梁振英氏は“落第” デモ開始後の香港世論調査、民主派に「689」と呼ばれる行政長官

【香港民主化デモ】 .

 【香港=河崎真澄】9月28日未明に始まった香港民主派の街頭占拠デモが長期化するなか、梁振英行政長官(60)に対する市民の評価が、一段と厳しくなってきた。

 デモが続く今月6〜9日に香港大学が、「梁氏に百点満点で評価を付けると何点か」と市民1012人に尋ねた意識調査で、結果は40・6点だった。2012年7月の就任後、13年11月の40・0点に次ぐ低い点数だ。50点が“及第点”のため落第だったといえる。

 不動産ビジネスで身を立てた梁氏。香港財界では傍流の存在だった。親中派が大半を占める1200人の選挙委員が投票した12年3月の間接選挙で、財界主流派の支持を受けた本命候補が個人的スキャンダルで失速。棚ぼた式に行政長官のイスを得た経緯がある。

 民主派の学生らデモ隊は梁氏を指して「689」と呼ぶが、これは得票数が歴代で最低の689票しかなかったことに由来する。

 梁氏は、北京の意向をそのまま香港で反映することが多く、「中国共産党の秘密党員説」が香港メディアで語られるほど共産党政権との関係が密接という。

 今回のデモをめぐっても習近平指導部は梁氏支持を表明した。ただ、梁氏には街頭占拠後に、オーストラリア企業がからむ秘密報酬問題が浮上。民主派の学生との「対話」は一度、約束を反故(ほご)にした。民主派からの追及を懸念し、16日に予定された立法会(議会)での答弁も延期するなど、迷走を続けているようだ。

 香港紙は、デモを引き起こした選挙制度改革の原案が、17年の次期選挙で再選を狙う梁氏が自らに有利になる枠組みを作った、と批判する。民主派が立候補可能になると、市民の間に信望のない梁氏は再選の望みが薄い。梁氏にとり、デモをどう収拾するか正念場となっている。

6663チバQ:2014/10/19(日) 18:21:17
http://www.sankei.com/world/news/141018/wor1410180001-n1.html
2014.10.18 07:00更新

【朝鮮半島ウオッチ】
40日ぶり登場「金正恩」、くすぶる「権力不安説」 北朝鮮内部で何が起きているのか

14日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が掲載した、つえを突きながら住宅などを視察する北朝鮮の金正恩第1書記(聯合=共同)


 北朝鮮は金(キム)正(ジョン)恩(ウン)氏ついて40日ぶりの活動を写真で公表し、国際社会に拡散していた“異変説”はいったん沈静化した格好だが、金氏の権力掌握度への疑念は依然、消えていない。この間、北朝鮮には新たな実力者が登場、最高幹部が韓国を電撃訪問するなどの変化があった。だが内政にも外交にも金正恩氏の影は薄い。北朝鮮内部では何が起きているのか?(久保田るり子)


金正恩氏の動静をめぐる最大のナゾ

 朝鮮労働党機関紙「労働新聞」や朝鮮中央通信が「金第1書記が平壌に完成した科学者向けの住宅団地を視察した」と金氏の動静と写真を日付なしで報じたのは10月14日だ。つまり紙面は13日に編集されている。通常、動静報道は前日か前々日の活動であるため、写真の視察は10月11日か12日の活動とみられている。

 では10月10日、金正恩氏はなぜ、出てこなかったのか。この日は北朝鮮にとって年で最も重要な祝日、朝鮮労働党創建記念日だった。金正恩氏は例年、金日成、金正日の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を訪問してきた。だが、今年、金正恩氏の姿はなかったのだ。

 最高指導者が国家の慶事の記念日に現れず、翌日に団地視察とはあまりに不自然だ。金氏には党の記念日に出席できない理由があったはずである。


金正恩氏は本当に権力を掌握しているのか−拭えない疑念

 金正恩氏が足を引きずるようになったのは今年7月。そして9月3日の公演観覧を最後に動静が途絶えた。以来、9月9日の建国記念日、同月25日の最高人民会議、そして10月10日の党創建記念日の行事すべてを欠席した。この間、最高人民会議で黄(ファン)炳(ビョン)瑞(ソ)総政治局長が国防委員会副委員長に選出され、政権中枢でもずば抜けた実力者の地位に就いた。

 金正恩氏の不在が長引くにつれ、痛風、脳の異常などの健康不安説、軍事クーデター説、拘束説などさまざまが取り沙汰されてきた。「北朝鮮に対する外部社会の不安が噂を作り、その噂が不安をあおる悪循環だった」(韓国紙)

 米韓両国は、北朝鮮の内部監視のため衛星や通信傍受で北朝鮮の兵力異動や通信量をみている。現状では韓国政府、米政府も異変説には否定的だ。現在の最も有力なのは「初夏、現地指導で右足首にけがを負い、放置しておいたら両足首にヒビが入った。9月中旬に特権階層向けの病院で手術を受け、目下リハビリ中」(朝鮮日報)との説だ。

 だが、それでも「北朝鮮の変調説」は消えていない。北朝鮮に詳しい韓国の消息筋は産経新聞にこう証言した。

 「クーデターは起きていないが金正恩はすでに権力を喪失しているようだ。けがをしたとされる現地指導が金正恩氏への攻撃だった可能性もある。彼が一カ月以上執務しなくても障害がないのは、党組織指導部はじめとする権力層が集団で統治し、政権を動かしているからだ」

6664チバQ:2014/10/19(日) 18:22:37
 そしてこう付け加えた「クーデターを起こしたいのは金正恩の方ではないのか?」


朝鮮労働党対南担当書記の3要人電撃訪韓のナゾ

 最高指導者不在のなか北朝鮮から今月4日、黄炳瑞・軍総政治局長ら3要人が異例ずくめの電撃訪韓を行った。彼らは韓国に前日に通知し、翌朝、特別機で現れ、夜には帰途についた。たった12時間の滞在だった。仁川アジア大会閉幕式出席の名目だったが、形式や儀典にこだわる北朝鮮にしては、あまりに安易で目的が不透明なのだ。

 北朝鮮の軍総政治局長の訪韓は1950年の朴(パク)憲(ホン)永(ヨン)氏以来、60年ぶり。黄氏は国防委員会副委員長も兼職しており、序列からいえば過去に訪韓した北朝鮮要人の最高位だった。ところが黄氏は金正恩氏からの親書も口頭メッセージも持参していなかった。

 3人は韓国側の用意したウナギや松茸、アワビやロブスターの昼食コースを食し、統一相らと懇談して帰った。3人の訪韓で高位級会談を再開することが決まったが、先行きは不透明だ。そもそも、高位級会談は板門店の電話通知でも提案できる。




 韓国で疑問視されているのは(1)金正恩専用機の特別機を利用し、金ファミリーの特別警護部隊である護衛総局の要員を同伴してきたこと(2)3要人の口から金正恩氏への「神格化」や「敬愛」「感謝」などの言及はほとんどなかったこと(3)3要人訪韓について北朝鮮メディアの宣伝がほとんどなく、3人訪韓の事実報道しかなかったこと−などだ。

 前出の消息筋はこう述べる。

 「特別機や護衛総局は首領の独占物で北朝鮮幹部はたとえ、配慮で使用を許可されても“忠誠心”から固持するのが普通だ。また代表団が金正恩氏の神格化宣伝を行わないなど、忠臣の道に背く行為に等しい。北朝鮮のアジア大会選手に金正恩氏の伝言を伝えないことも異例だった。狙いは自分たちの権力の誇示だったようにみえる」

 要人が平壌に戻った3日後の7日午前、海上の北方限界線(海上の軍事境界線)を北朝鮮の警備艇が超えて韓国側に侵入、一時交戦状態になった。さらに10日には、韓国民間団体が北朝鮮に向け飛ばした北朝鮮体制批判のビラに、北朝鮮は高射機関銃を撃ち込んで対応している。

 ナゾを呼ぶ金正恩体制の変調が続いている。

6665チバQ:2014/10/19(日) 18:24:44
http://www.sankei.com/world/news/141017/wor1410170056-n1.html
2014.10.17 23:50更新


「一瞬で人々の姿消えた」またも大惨事  韓国の換気口崩落、旅客船沈没、地下鉄、列車衝突に続く事故
アイドルグループなどのイベント中に、地下駐車場の換気口の覆い(手前中央)が崩れ、上に乗っていた観客が落下する事故が起きた現場=17日、ソウル郊外(聯合=共同)


 【ソウル=名村隆寛】27人の死傷者が出た韓国・城南(ソンナム)市の崩落・転落事故は、野外ライブ公演を観覧しようとした観客らが換気口の覆いの上に乗り、その重みに覆いが耐えきれず崩落したものとみられている。

 約700人の観客らが詰めかけたライブ会場。覆いが崩落した換気口は、舞台から数十メートル離れた観客席の後方にあった。

 換気口は格子状の金属のふたで覆われていたが、ステージ上のアイドルをよく見ようとした多くの観客らが、換気口の覆いの上に集まったようだ。

 韓国メディアが報じたところによると、「一瞬で換気口に乗っていた人々の姿が消えた」(目撃者)という。

 一方、換気口の覆いが崩落した後も、数十メートル離れたステージ周辺や中央の観客席では、アイドルグループの華やかな公演で盛り上がっており、離れた換気口の事故に気づく人はおらず、ライブは続けられた。

 だが、事故当時の地元テレビの映像では、崩落直後から次第に換気口の周囲にいた人が異変に気づき、換気口の下をのぞき込んだり、消防に通報を求めたりする人々の姿が映し出されていた。目撃者は「まさか落ちるとは思わなかった」「大変だ」と口々に驚いた様子で話した。

 今回の事故について地元テレビは、観客自らの安全意識とイベント主催者の安全対策について、注意を喚起している。

 事故の知らせを聞いたというアイドルグループの所属事務所は、「残念な気持ちを隠せない」とのコメントを出した。

 韓国では、今年2月、南東部・慶州(キョンジュ)市のリゾート施設で、講堂の天井が崩落し、内部にいた大学生ら多数が下敷きとなり10人が死亡。4月には南西部・珍島沖で旅客船「セウォル号」が沈没し、修学旅行中の高校生を含む294人が死亡、10人が行方不明となった。その後も、地下鉄や列車の衝突事故などが続いた。

6666チバQ:2014/10/19(日) 20:28:04
7389 名前:チバQ 投稿日: 2014/10/19(日) 20:26:21
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190022-n1.html
2014.10.19 20:04
【香港民主化デモ】
4日連続衝突 20人負傷、5人逮捕 学生幹部「終結後、出頭する」
19日、香港の繁華街モンコック(旺角)で衝突に備えヘルメットやマスクを身につけたデモ隊(ロイター)
 【香港=田中靖人】香港で続く大規模デモで、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)で19日未明、規制線を突破しようとしたデモ隊と警官隊が衝突し、地元テレビによるとデモ隊の少なくとも20人が負傷、警察官5人もけがをした。衝突は4日連続となった。

 警察は、刃物を持っていたデモ参加者ら4人を逮捕したほか、17日夜から18日未明に同所で起きた衝突をめぐり、ネットで「違法集会」を呼びかけたとして23歳の男1人を逮捕した。

 大学生連合会(学連)の幹部は19日、今回のデモ終結後、「セントラル(中環)占拠」の発起人3人とともに警察に出頭すると述べた。幹部が占拠の刑事責任を負うと表明することで、一般のデモ参加者が処罰されるのを避ける狙いがあるとみられる。

 一方、21日の政府と学生代表との対話は、大学の構内で公開形式で行い、大学校長会の会長が司会をすることが固まった。

6667チバQ:2014/10/19(日) 20:28:29
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190023-n1.html
2014.10.19 20:14
【香港民主化デモ】
FB仮名で「支持」表明 中国人留学生も参加か「あなた方の側にいる」

 【香港=田中靖人】香港で続く大規模デモで、中国大陸から香港に留学中の大学生らが作成したとみられる、デモ支持のフェイスブックのページが注目を集めている。デモ現場でも中国人留学生が参加しているとの目撃証言が相次いでおり、中国政府が監視と警戒を強めているのは確実だ。

 このページは、「内地生(中国大陸からの留学生)は香港を支持する」という題名のコミュニティーページで、9月30日に開設された。当初は留学生や卒業生らがデモを支持するカードを持つ写真を掲載していたが、やがて「学生らの無私(の心)に感動した」とデモに参加した感想や、「大陸(中国)では政府はわれわれを尊重していない」と中国政府を批判する書き込みも出始めた。ただ、中国当局の監視を恐れてか、大半が仮名となっている。

 英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)も10日、「民主主義の夜明けまで、あなた方の側にいる」などとする匿名の中国人留学生のデモ体験手記を掲載した。

 香港政府傘下の「大学教育資助委員会」の統計によると、香港の公立8大学への中国人留学生は昨年、約1万1千人で、増加傾向にある。ネットの閲覧規制がない香港では、中国で禁止されている天安門事件に関する記述や写真が自由に見られ、政治意識に目覚める学生も多いという。

 だが、デモの最大拠点、アドミラリティ(金鐘)で座り込みをしていた香港科技大2年の男子学生(18)は、友人の留学生がネットにデモを支持する書き込みをしたところ、中国政府から警告のメールが届き、家族が警察に聴取をされたと聞いたという。この学生は「そんな困難な状況でも支持してくれる人に感謝する」と話した。

6668チバQ:2014/10/19(日) 20:28:50
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190021-n1.html
2014.10.19 19:56
【エボラ出血熱】
釜山の国際会議、アフリカ3カ国参加取りやめ 韓国が自粛要請

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 【ソウル=藤本欣也】韓国南部の釜山市で20日から始まる国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)全権委員会議への参加を、エボラ出血熱の感染が深刻なリベリア、ギニア、シエラレオネの3カ国が急遽取りやめた。防疫対策などに当たる釜山市が3カ国に参加自粛を要請していた。

 会議は11月7日までで約190カ国・地域から約3千人が参加予定。昨年2月の朴槿恵政権発足後、最大規模の国際会議となる。

 文亨杓保健福祉相は19日、現地の検疫や移送、収容、隔離施設を視察し、「釜山市民と国民に懸念を与えないよう準備に当たれ」と、入国時の発熱検査などの徹底を指示した。

 釜山市は17日の対策会議で、3カ国に参加自粛を改めて要請するとともに、参加する場合は3カ国の関係者の宿泊先を1つのホテルに限定することを決定していた。3カ国からの参加取りやめの連絡は18日に韓国政府に入った。

 会議開催を控え、釜山市を中心に、住民の間で手指用の消毒剤などの売れ行きが急伸しているという。

 ITU全権委員会議は4年に1度開かれる最高意思決定機関。情報通信技術の懸案などを協議する。

6669チバQ:2014/10/19(日) 20:46:07
http://www.sankei.com/world/news/141019/wor1410190012-n1.html
2014.10.19 17:00
【ビジネス解読】
もがく韓国また「利下げ」 アジア最悪「個人借金」の韓国社会“首締める”リスクはあっても 

 韓国が景気を浮揚させようと、もがいている。韓国銀行(中央銀行)は15日、政策金利を0.25%引き下げて2.0%にすることを決め即日実施した。今年8月に0.25%引き下げて以来2カ月ぶりで、金利水準は世界的な金融危機を受けて2009年2月に引き下げた際の2.0%と並ぶ過去最低となった。今回の追加利下げについて、韓国メディアは「消えかかった景気回復の炎を再びともすきっかけになる」(朝鮮日報電子版)など総じて評価する報道が多い。だがその一方で、資金が流出する懸念や、膨らみ続ける個人債務(借金)をさらに増やすリスクも指摘する。韓国経済が“崖っぷち”から抜け出せるかは、依然“闇の中”といえそうだ。

相次ぐGDP予測の下方修正

 韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は15日、今年の国内総生産(GDP)成長率予測を従来の3.8%から3.5%に引き下げた。この数値は国際通貨基金(IMF)が予測した3.7%をも下回る。同時に来年のGDP成長率予測も4.0%から3.9%に下方修正し、韓国経済の失速ぶりを鮮明にした。

 相次ぐ下方修正は、企業の設備投資がなかなか上向かず、消費者心理も停滞。さらに欧州の景気低迷や円安など外部環境が大きく悪化していることを映している。

 中央日報(電子版)によると、この日の記者会見で李総裁は「3カ月前に見ていたより景気成長のモメンタムが生き返らずにいる。これを生かすにはいまの金利を下げるのが正しいと判断した」と説明。遠回しに話したが、これまで韓国銀行が景気状況を誤認してきたことを認めた格好だ、と報じた。

 今年8月の利下げは1年3カ月ぶりだった。その後、わずか2カ月の短期間で利下げを決めたのは、8月の利下げが期待したほどの効果が得られなかったこととともに、韓国政府が打ち出した景気浮揚策に足並みをそろえた側面も大きい。

 今月8日、4月の旅客船沈没事故以降、続いている消費や投資の低迷を踏まえ、約5兆ウォン(約5千億円)の政策資金を年内に追加投入する内需活性化策を決めていた。

遅いタイミング

 16日付の中央日報(電子版)は「ワンテンポ遅れた利下げ、韓国銀行は役割を悩むべき」との社説を掲載。「韓国銀行が金利調整をためらったために国際金融市場の変化に逆行したり、韓国政府のマクロ政策とかみ合わないことは1回や2回ではなかった。物価安定を唯一の目標にしたまま中央銀行の独立性だけを叫んできた結果」と判断の遅れを指摘。その上で「年初に引き下げを断行したなら、景気浮揚効果を最大化できた」と論じた。

6670チバQ:2014/10/19(日) 20:46:28
 ただ、利下げを行えば、資金が国外に流出する危険性がある。米国が月内に量的緩和政策の終了を決め、来年にもゼロ金利政策を解除して利上げに踏み出す公算が大きい。そうなれば金利差が縮まり、海外からの資金が韓国から離脱する可能性があるのだ。

 共同通信によると聯合ニュースも「欧州の景気低迷などで投資資金が急速に韓国市場を離脱する状況にある。利下げにより韓国資本市場の不確実性が増しかねない」と指摘する。

家計負債額 5四半期連続で過去最高

 さらに見逃せないのが、利下げで個人負債が膨らむリスクが高まることだ。韓国銀行のデータによると、今年6月末時点の家計の負債額は1040兆ウォン(約108兆円)。アジアのトップをすでに独走しており、5四半期連続で過去最高を更新している。

 中央日報(電子版)は「そうでなくても個人負債が経済に大きな負担になっているところに、さらに金利が下がれば個人負債を増やすリスクが大きい」と報じた。利下げで“借金漬け”が促されることになれば、経済への悪影響は現在よりも深刻になりかねない。

 朝鮮日報(電子版)は社説で「利下げ、財政出動などの資金供給だけで景気を浮揚させた場合、長続きしない。2010年に続き再び危機に直面している欧州や、20年間の長期不況を経験した日本の例がそれを物語る。政府はこの機に問題企業と不況業種の構造調整を行い、サービス業種で新たな成長源を探るという抜本的な対策を立てるべきだ」と提言している。

6671とはずがたり:2014/10/20(月) 11:58:23
開催するのも参加するのも理解に苦しむ。。

2014.10.20 11:34
PM2・5最悪…命懸けの42・195キロ 危険水準超え、北京マラソン棄権続出
http://www.sankei.com/world/news/141020/wor1410200020-n1.html

6672チバQ:2014/10/20(月) 21:33:23
http://www.asahi.com/articles/ASGBN4TR8GBNUHBI016.html
インドネシア新大統領が就任 課題山積、厳しい船出に
ジャカルタ=古谷祐伸2014年10月20日20時14分

 7月のインドネシア大統領選で当選したジョコ・ウィドド氏(53)が20日、国会で就任宣誓した。世界4位の人口を抱える国の経済を軌道にのせるため、大胆な改革が期待されている。だが国会では反対派の力が強く、厳しいかじ取りを迫られそうだ。任期は2019年までの5年。

 ジョコ氏は就任演説で「心と手をつなぎ、インドネシアを政治的にも経済的にも自立した主権国家にするために進む時だ」と呼びかけた。

 就任式には、2期を務めて退任するユドヨノ前大統領のほか、大統領選で落選した元軍幹部プラボウォ氏、豪州のアボット首相、福田康夫政府特使らが出席した。プラボウォ氏は7月の大統領選後に選挙の無効を訴え、一時は新政権の発足が危ぶまれていたが、数日前の会談で「和解」したと伝えられた。

6673チバQ:2014/10/20(月) 21:37:01
http://www.sankei.com/world/news/141020/wor1410200047-n1.html
2014.10.20 21:08

インドネシア・ウィドド大統領 母が語る「庶民派」の素顔
自宅の客間でジョコ・ウィドド氏の絵の前に立つ母親のスジアトミさん(吉村英輝撮影)
 政治家一族や元軍人が幅を利かせ、利権や汚職がはびこるインドネシアの政界に、クリーンさと庶民性で新風を吹き込んだ。飾り気がなく物静かなジョコ・ウィドド大統領について、母親のスジアトミさん(71)は「子供のころから穏やかな性格でした」と振り返り、「国民の役に立ってほしい」とエールを送った。

 ジョコ氏の自宅は、古都ソロ郊外の中流家庭の住宅街にある。2000年に夫と死別した後、母のスジアトミさんは裏でつながる一軒家で暮らし始めた。「息子はビジネスで成功したといわれるが、それならもっと豪邸に住んでますよ」と笑って迎え入れてくれた。

 ジョコ氏の父はソロで製材業を営んでいた。貧しい暮らしで、妹2人の面倒もみながら、ジョコ氏は苦学して国立大で林業を学んで家業を継ぎ、欧州への家具の輸出で成功。業界団体で手腕を発揮し、2005年にソロ市長に当選した。

 「政治家になるとは思わなかった」と言うが、ジョコ氏の祖父は村長で、父はスカルノ初代大統領の大ファンだった。そのスカルノ氏の長女、メガワティ元大統領が率いる闘争民主党にスカウトされ、ジョコ氏は12年、ジャカルタ特別州知事に当選し実績を残した。ジョコ氏の妻は妹の友人で、家に遊びに来るうちに仲良くなったという。「3人の子供もしっかり養ってきたし、(大統領当選後も)よく電話で様子を尋ねてくる」と話し、孝行息子に目を細めた。(中ジャワ州ソロ 吉村英輝)

6674チバQ:2014/10/20(月) 21:38:43
http://www.sankei.com/world/news/141020/wor1410200046-n1.html
2014.10.20 20:43

中国共産党4中総会開幕 周永康氏の処分が焦点 党籍剥奪あるか?

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 【北京=矢板明夫】中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第4回総会(4中総会)が20日、北京で始まった。中心議題は「法による統治」と中国メディアが伝えている。経済情勢や香港デモへの対応などについても話し合われるとみられる。7月に失脚した周永康・前政治局常務委員(71)の処分も決める可能性があり、党籍の剥奪や刑事責任の追及が発表されるかどうかが焦点となっている。

 共産党の中央総会はほぼ毎年一回、秋に開かれる。決まった政策方針は翌年3月に開催される全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で立法されることが多い。国営新華社通信などによると、今回の中央総会では「司法機関がより公正に権限を行使できる改革の推進」が最も重要な議題だ。

 国民の間で「司法機関は共産党委員会の指示に従っており、法律より共産党の政策を重要視している」といった批判が高まっていることが背景にある。しかし最近は、政府を批判する知識人が逮捕され厳しい判決を受けるケースが続く。「法治」より「人治」が強化されたと感じる知識人は多く、司法改革についても「期待できない」という感想は多い。

 周永康氏の処分も注目される。習近平指導部による周氏周辺への粛清はここ一年、休みなく続けられているが、「自身への飛び火」を警戒し、周氏を守ろうとする党長老がいまも複数いるといわれる。共産党筋によれば、周氏は現在、党の規律部門の取り調べを受けているが、4中総会後に発表されるコミュニケで「身柄を司法機関に送る」と明記されれば、「事件が一件落着した」ことを意味し、逆に明記できなければ「反対勢力の抵抗で処理が難航している」とみることができるという。

 また、一部の党関係者によれば、4中総会で、党と政府の重要人事調整についても話し合われる。山東省の郭樹清省長を中国人民銀行(中央銀行)の総裁に、人民解放軍の劉源・総後勤部政治委員を中央軍事委員会副主席にそれぞれ昇格させる案が出ているという。

6675チバQ:2014/10/20(月) 21:57:44
http://mainichi.jp/select/news/20141021k0000m030049000c.html
インドネシア:ジョコ大統領就任 多数派野党に前途多難
毎日新聞 2014年10月20日 19時20分(最終更新 10月20日 20時11分)
 【ジャカルタ平野光芳】インドネシアのジョコ・ウィドド氏(53)が20日、第7代大統領に就任し、「国を守り、福祉や教育を向上させる」と意欲を見せた。草の根人気に支えられ当選したが、国会では多数派の野党が徹底抗戦の構えを見せている。財政の重荷になっている補助金削減など、庶民に痛みを伴う改革にも手をつける必要があり、難しい政権運営を迫られそうだ。

 ◆国会は少数与党

 野党は大統領選で敗れたプラボウォ元陸軍戦略予備軍司令官を支持しており、国会で過半数を占める。9月以降、議長や4人の副議長ポストを独占し、ジョコ氏包囲網を整えた。

 国会では知事や市長の直接選挙制度を廃止し、地方議会で選出する方法に改める法案を可決。地方議会でも優勢な野党側は、各地に野党首長を誕生させ、さらに求心力を高めたい考えだ。プラボウォ氏側近のファドリ・ゾン国会副議長は「国民のために健全な野党としてジョコ氏を監視していく」と強調する。

 一方、ジョコ氏は「地方首長時代も少数与党で乗り切ってきた」と強気の姿勢。大統領として行政や予算の権限を握れば、野党の抵抗も弱まるとの読みもあるようだ。

 ◆試金石

 最大の懸案は、販売価格を抑えるために政府が支出している「燃料補助金」の削減・廃止だ。支出総額が毎年、国家予算の1割を超えるほどに膨れ上がっている。「就任2、3カ月以内に着手しなければならない」と言う政治専門家もいる。だが、国民生活に直結するため歴代政権は改革を先送りしてきた。財政健全化には必要だが、庶民に不人気な政策を野党と協力しながらいかに進めるのかが、政権の成否を左右しそうだ。

 ◆民主化の申し子

 ジョコ氏は2005年に始まった地方首長の直接選挙でソロ市長に当選し、12年にジャカルタ特別州知事に転身。インドネシア民主化の「申し子」と言える存在で、エリートが仕切るインドネシア政界では異色の経歴だ。

 メガワティ元大統領率いる闘争民主党の所属だが、歴代大統領とは異なり党の要職に就いた経験はない。インドネシアのシンクタンク「戦略国際問題研究所」のフィリップス・ベルモンテ部長は「全く新しいタイプのリーダーで、政党間の力学より、市民の声が重視されるようになる。適材適所の人材配置で政治を変える可能性がある」と期待する。ただ、庶民からの人気を保ち続けるのは容易ではない。「謙虚で親しみやすいリーダー」像を維持できるかは未知数だ。

 ◆対日関係

 インドネシアにとって日本は最大の貿易国の一つ。ジョコ氏は就任前から日本側に「製造業やインフラ、エネルギー分野での投資を増やしてほしい」と度々訴えており、日本政府も支援を続ける方針だ。またジョコ氏は日本と中国の領有権問題について「地域の安定が必要で、両者が望めば仲介者となりたい」とも述べ、国是としてきた中立・非同盟の外交方針を生かした協力に意欲を見せている。

 ◇政治アナリストのユナルト・ウィジャヤ氏の話

 ジョコ氏は首長時代、抜き打ちの現場視察を繰り返して庶民と直接ふれあい、愛されてきた。しかし、国全体を担う大統領ではそうはいかない。代替策としてインターネットを通じた市民との「抜き打ち交流」にも意欲を見せているが、これまでのイメージを維持できるか。歴代大統領はいずれも不人気な形で任期を終えている。組織に依存せず、庶民人気を背景に当選したジョコ氏には、どの前任者よりも「人気を保ち続ける」という重荷が待っている。

6676チバQ:2014/10/20(月) 22:14:47
http://www.47news.jp/47topics/e/258484.php
【香港デモ】 民主意識、マカオに波及 きしむ「中国の夢」
 香港や台湾で相次ぐ学生を中心とした政治運動が、香港と同じ「一国二制度」下にあるマカオの若者たちを刺激している。今年、普通選挙の実現を問う異例の市民投票が実施されるなど民主化を求める動きがじわりと拡大。台湾統一を視野に、中華民族の団結を呼び掛ける習近平指導部の「中国の夢」がきしみ始めている。
  ▽優等生
 「居ても立ってもいられずここに来た」。香港大規模デモで学生らが座り込みを続ける中心部のアドミラリティ(金鐘)。マカオで看護師を務める何さん(22)は、民主的な選挙実現を求める学生らの訴えに共感して駆け付けた。「台湾や香港で学生が立ち上がっているのを見て政治に関心を持ち始めた」と話す。
 マカオは1999年、ポルトガルから中国に返還。香港に比べ政治的に安定しカジノ産業の拡大で急速な経済発展を実現。2009年には胡錦濤国家主席(当時)が「返還後の10年は一国二制度がマカオで成功した10年」と強調、制度の〝優等生〟と持ち上げた。
 一方で経済格差が一段と深刻化。中国本土客らを相手にしたカジノや観光に依存しすぎる経済から脱却できないことへのいら立ちも市民の間でくすぶっている。
  ▽不信任
 今年7月、マカオの民主派団体は、マカオ政府トップで親中派の崔世安行政長官の信任や19年の次期長官選からの普通選挙導入を問う市民投票を実施すると発表した。
 経済から文化界まで親中派が影響力を持つマカオでこうした動きが出るのは異例。発起人が当局に拘束されるなど圧力を受けながらも8月に実施され、約8500人が投票。9割が普通選挙導入に賛成し、8割が崔氏に対し「不信任」と回答した。
 投票を呼び掛けた団体幹部の蘇嘉豪さん(23)は「マカオには自由があるが、将来の中国との同化に危機感を持つ若者が増えている」と語った。
 マカオでは5月に政府トップらに手厚い恩給を支給する法案の撤回を求める2万人規模のデモが発生するなど、民主や権利意識の高まりを背景にした活動が増えている。
  ▽衝撃
 習氏は12年に中国の最高指導者となって以降、基本的人権や民主主義など人類共通の「普遍的価値」を拒否する意思を鮮明にした。こうした姿勢が中国の〝異質さ〟を際立たせ比較的自由な環境で育った香港、マカオの若者らの拒絶反応を起こす結果を招いている。
 一国二制度方式で台湾統一を目指す中国政府は、香港やマカオで制度そのものへの信頼が揺らいでいる事態に「衝撃を受けている」(共産党関係者)。マカオの親中派を通じて学生らに圧力をかけ〝民主の芽〟を強硬的に摘み取る可能性もある。蘇さんは「中央政府はマカオの声を聞き、政治改革の必要性に気付いてほしい」と訴えた。(マカオ共同=大熊雄一郎)
(共同通信)
2014/10/20 13:46

6677チバQ:2014/10/21(火) 21:22:19
http://www.sankei.com/world/news/141021/wor1410210040-n1.html
2014.10.21 19:57

「尊敬する友人」政敵を持ち上げるインドネシア新大統領 少数与党、閣僚ポスト配分で駆け引き

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21日、インドネシア・ジャカルタの大統領宮殿で、記者団の取材に応じるウィドド大統領(AP)
 【ジャカルタ=吉村英輝】インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は21日、組閣の最終調整に入った。新国会は、大統領選での敗退後も対決姿勢を崩さない元軍高官のプラボウォ氏を核とする野党連合が多数派を占めている。ジョコ氏はプラボウォ氏との“和解工作”を進める一方、閣僚ポストを野党側に配分するなどして切り崩しを図り、巻き返しを狙うとみられる。

 20日の大統領就任演説でジョコ氏は、歴代大統領らに次いでプラボウォ氏の名前を読み上げ、「尊敬する友人」と紹介。プラボウォ氏が起立して敬礼すると、会場からは拍手が起きた。対立していた両者の歩み寄りを歓迎した形だ。

 両者は就任式に先立つ17日、ジョコ氏がプラボウォ氏を訪ねる形で、7月の大統領選後初めて面談した。市場はこれを混乱収束の兆しととらえ、ジャカルタ証券取引所の総合株価指数は同日、大統領選後では最高となる1.6%上昇を記録。危ぶまれたプラボウォ氏の就任式出席も実現し、翌営業日の20日も0.23%上昇と続伸した。

 ただ、ジョコ氏が所属する闘争民主党など与党連合が国会(一院制)で占める議席は全体の4割に満たない。開発統一党が先週、与党への合流を発表したが、過半数には届かない。

 10月に始まった新国会では、野党連合が議長職と副議長職をほぼ独占した。ユドヨノ前大統領率いる民主党は「中立」を掲げながらもプラボウォ陣営寄りの姿勢を示している。

 ジョコ氏は、野党を入閣させて議会運営の安定を図る狙いとみられる。ロイター通信によると、汚職撲滅委員会は、ジョコ氏が示した候補のうち数人を「問題あり」と回答。ジョコ氏は人選の再考を迫られるなど、難しい対応を迫られている。

6678チバQ:2014/10/22(水) 20:45:19
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141022-OYT1T50141.html
中国当局、香港デモ支持の歌手「出演させるな」
2014年10月22日 19時34分
 【香港=比嘉清太】香港紙・蘋果日報は22日、中国当局が、香港で行政長官選挙の民主化を求めて中心部の大通りの占拠を続ける学生らを支持したとして、香港の歌手や俳優ら3人を出演させないように、映画会社やテレビ局などに命じたと報じた。


 中国本土の市場から締め出し、収入を激減させる狙いだという。

 対象となったのは歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏や黄耀明(アンソニー・ウォン)氏ら。学生らが占拠を続ける政府庁舎前の大通りで、歌を歌うなどした。

 何氏と黄氏は、11月に中国広東省広州で開かれる音楽イベントに出席する予定だったが、2人が参加できなくなったことでイベント自体が中止になったという。

6679チバQ:2014/10/22(水) 21:06:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014102202000234.html
香港対話、双方が「失望」 占拠続行 手詰まり状態

2014年10月22日 夕刊


 【香港=加藤直人】二〇一七年の香港行政長官選挙の民主化を求める大学生連合会(学連)と香港政府の初の対話後の二十二日未明、学連側は「次の対話をするかどうかは分からない」との考えを表明した。学連は「占拠」をやめない姿勢を崩しておらず、混乱する香港情勢は手詰まり状態に陥る可能性が出てきた。
 対話の中で政府は、全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定に対する香港社会の最近の状況や住民の意見を中国政府に報告することや、次期長官選挙の後に選挙制度について政府と学生ら民間各界が意見交換する枠組みをつくることなどを提案した。
 だが、学連リーダーは対話終了後、政府庁舎前で占拠を続ける学生らに、政府提案を「実質的な意味がない」「悪だくみである」などと批判。学連の周永康事務局長は今後について「いつ次の対話をやるかなどは全く話していない」と述べた。
 学連側のこうした反応を受け、対話直後には「雰囲気は良かった」と評価していた香港政府は二十一日深夜、「最大の誠意をもって対話に臨んだが、失望した」とする声明を出した。
 学連の五人の代表は対話の後、政府代表の林鄭月娥政務官(閣僚)が求めた握手に応じたものの、学連が強く要求した民主派の出馬に道を開く「住民投票」導入を政府が拒否したことに「失望」を表明。
 香港中心部の占拠から三週間余を経て初めて実現した対話に双方が「失望」を表明する結果となり、二十二日付の香港紙「明報」は一面で「対話は占拠撤去の助けにならず」と報じた。

6680チバQ:2014/10/22(水) 21:07:22
http://www.47news.jp/47topics/e/258559.php
根強い対中アレルギー 中国は「香港独立」警戒

  香港の次期行政長官選挙への民主派参加を求め、学生団体は21日、香港政府と正式対話を行ったが、議論は平行線をたどった。学生らは民主的な教育を受け、共産党一党独裁体制の中国に対するアレルギーが強く、返還後も約束されたはずの香港の自由が中国政府の介入で失われることを強く危惧する。 中国側は学生団体主導のデモを「香港独立」の動きとみて警戒、相互不信は根強く、香港の「高度な自治」をめぐる対立は出口が見えない。  ▽港人治港  「中国の言うことばかり聞く行政長官は要らない。香港の将来を良くしてくれるリーダーを自分たちの手で選びたい」  香港が英国から中国に返還された1997年生まれの高校3年生、 徐梓聡 (じょ・しそう) さん(17)は真剣な表情で言った。  返還後も「港人治港」(香港人による香港統治)を保障された香港が、中国からの圧力で徐々に変質していると感じている。  2003年に解禁された中国本土から香港への個人旅行。新型肺炎(SARS)などで落ち込んだ香港の経済回復を後押しする狙いで中国当局が決めた。目の当たりにしたのは路上でたんを吐いたり、子供に用を足させたりするマナーの悪い中国人観光客の姿だった。  ▽家を買えない  食の安全への懸念から粉ミルクや薬などを大量に買い、日用品価格の上昇を招いたほか、中国マネーによる不動産投機などで住宅価格も上昇。  「大卒者でも家を買えない」(香港メディア関係者)状態に陥り、ある大学生は「将来展望が描けない」と嘆く。  「中国ファクターが香港社会を直接脅かしている」と徐さん。次期長官選で民主派を事実上排除した中国の決定の撤回を求めるデモの背景には、中国の圧力が続けば生活が不安定化するという差し迫った危機感がある。  ▽心は返還せず  「自由と民主」にあこがれ、香港の芸術関係の学校で学ぶ湖南省出身の男性は「来た当初は周りから『共匪』と差別された」と香港の対中アレルギーの強さを指摘する。  国共内戦や文化大革命の混乱を避け、中国本土から多くの人が逃れてきた香港。家庭では共産党の負のイメージが語られることが多く、返還後も教育関係者は「反共の民主派が多い」(香港メディア関係者)。  「自由と民主」重視の教育を受け、「香港人意識」を強める学生は、香港が「自治権のない中国の一都市」に変質することを懸念する。  アジアの金融センターとして繁栄してきた香港だが、中国が世界第2の経済大国となったことを受け、政府は国内最大の経済都市、上海を国際金融センターに育てる戦略で、香港の地位は相対的に低下しかねない。  ある香港人男性は「香港の利用価値は下がっており、中国は学生の民主化要求に対して妥協しない」と指摘した。  返還から17年後に目立ち始めた中国と香港の亀裂。香港紙のベテラン記者は「香港人の心は中国に『返還』されておらず、摩擦は続く」と警告した。(香港共同=渡辺和昭)
 (共同通信)
2014/10/22 11:29

6681チバQ:2014/10/22(水) 21:09:23
http://news.livedoor.com/article/detail/9383896/
大陸当局が「干す」よう指示した 「民主派支持」の芸能人リスト 「金城武」の名前も=香港メディア

2014年10月22日 5時57分 サーチナ
 新浪香港は、中国当局が20日までに、香港の民主化要求運動を支持しているとして、芸能人29人を「推薦しない」とする指示したと報じた。「推薦しない」は事実上、テレビ番組など新たな制作や、これまでに出演した作品の放送をしないなどの「特定の芸能人を干す」命令と言ってよい。日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、中華圏でも人気の高い金城武さんも「推薦しない」リストに含まれているという。(写真は「CNSPHOTO」提供、2014年5月撮影の金城武。)
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 新浪香港は、中国当局が20日までに、香港の民主化要求運動を支持しているとして、芸能人29人を「推薦しない」とする指示したと報じた。「推薦しない」は事実上、テレビ番組など新たな制作や、これまでに出演した作品の放送をしないなどの「特定の芸能人を干す」命令と言ってよい。日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、中華圏でも人気の高い金城武さんも「推薦しない」リストに含まれているという。

 香港では、2017年に実施される行政長官(首長)の選出は、西側国家並みの民主的選挙によるべきだとする考えの人が、市街地の占拠活動などを続けている。中国側は、大陸側と協調路線を取る人だけを立候補者にできる「事前推薦制度」の導入を表明しており、民主化要求を非難し続けている。

 新浪香港は、リストに含まれている劉徳華(アンディ・ラウ)、梁朝偉(トニー・レオン)、周潤発(チョウ・ユンファ)さんらは、市街地占拠を支持したことは一切なく「暴力的な対応に反対しているだけ」と指摘。「さらに理解に苦しむのは、李安(アン・リー)さんと日台混血の金城武さんは、発言を全くしていないのに、リストに入れられた」と、中国当局の対応に疑問を示した。

 また、黄秋生(アンソニー・ウォン)も当初は運動を支持していたが、「撤退すべき時に前に出ようとすると、よいも悪いも失ってしまう」などと、最近は“戦略的撤退”を唱え、占拠継続の支持はしていないという。

 「干すリスト」に入れられた芸能人は以下の通り。いずれも、台湾、香港系の芸能人だ(敬称略)。

 劉徳華、梁朝偉、周潤発、黄秋生、黄耀明(アンソニー・ウォン)、黄貫中(ポール・ウォン)、トウ紫棋(タン・チーケイ)、陳妍希(ミシェル・チェン)、張家輝(ニック・チョン)、李安、何韻詩(デニス・ホー)、蘇永康(ウィリアム・ソー)、鄭中基(ロナルド・チェン)、杜ブン沢(チャップマン・トウ)、鄭秀文(サミー・チェン)、阿信(アシン)、九把刀(ギデンズ・コー)、張懸(チャン・シュエン)、謝安蒞(ケイ・ツェ)、欧錦棠(ステファン・オウ)、葉蘊儀(グロリア・イップ)、トウ萃モン(シェレン・タン)、張敬軒(ヒンズ・チャン)、金城武、林夕(アルバート・リュン)、甄ニィ(ジェニー・ツェン)、郭富城(アーロン・クオック)、梁詠蒞(ジジ・リョン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)。(「トウ」は「登」におおざと、「ブン」はさんずいに「文」、「モン」は雨かんむりに「文」、「ニィ」は女ヘンに「尼」)

**********

◆解説◆
 同記事を掲載した新浪香港は、中国大陸(上海)に本社を置き、ポータル・サイト運営などを行う新浪公司が香港向けに設立したポータルサイト。大陸系サイトが、自国当局が極めて神経質になっている問題について、当局批判と読める記事を掲載したことが注目される。

 ただし、新浪香港は中国大陸からの閲覧がブロックされている。(編集担当:如月隼人)(写真は「CNSPHOTO」提供、2014年5月撮影の金城武。)

6682チバQ:2014/10/22(水) 21:10:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3029480
民主主義許せば低所得層が選挙支配、香港長官が発言
2014年10月21日 14:45 発信地:香港
【10月21日 AFP】香港(Hong Kong)の梁振英(Leung Chun-ying)行政長官は、外国メディアとのインタビューで、次期行政長官選挙についての民主派デモ隊の要求に応じれば、選挙結果は香港の低所得層に左右されることになると語った。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)とインターナショナル・ニューヨーク・タイムズ(International New York Times、INYT)が掲載したインタビューの中で梁長官は、自由選挙は不可能との見解を改めて示した。

 香港では、民主派デモ隊が3週間以上にわたって座り込みや道路占拠を続けているため、一部の都市機能がまひ状態に陥っている。中国政府は、2017年の行政長官で香港市民に1人1票の直接選挙を認める選挙改革を発表した。だが、指名委員会の選定により立候補者は中国政府寄りの人物に限られる見込みで、民主派デモの参加者たちは「偽物の民主主義」だと非難している。

 WSJとINYTの両紙によると、梁長官は行政長官選挙について「全て数の論理に基づくならば、香港市民の半数にあたる月収1800米ドル(約19万円)未満の人々に向かって話しかけることになるのは明らかだ」と語った。

 香港は、世界で最も貧富の差が大きい地域の一つ。先週末に警官隊との衝突に発展した抗議デモの背景には、広がる格差や法外な不動産価格への不満もある。

 デモ参加者らからは、梁長官が現実を直視せず金融中心地としての香港を支配する少数の富豪の気まぐれに迎合しているとの批判が上がっており、今回報じられた発言によって、デモ隊の怒りはさらに高まる可能性が高い。(c)AFP

6684チバQ:2014/10/23(木) 20:48:45
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102301001428.html
香港議会、欠席多数で流会 長官選改革で攻防激化へ


 立法院の前で柵にはられたメッセージを見るデモ参加者=23日、香港(共同)

 【香港共同】香港次期行政長官選挙の民主化を求める学生らの大規模デモが続く中、立法会(議会、定数70)で23日、予定していた本会議が流会となった。議員の出席が34人にとどまり、開会に必要な過半数に満たなかった。

 欠席者数は親中派が民主派より多かったが、葉劉淑儀・新民党主席ら親中派有力議員らは、長官選の制度改革をめぐる香港政府の対応に反発した民主派による「(対政府)非協力運動」の側面もあったとし、民主派批判のトーンを強めた。制度改革案の立法会採決を見据えた両者の攻防はさらに激化しそうだ。

 欠席者は、私的な都合を優先したり遅刻したりしたケースが大半とみられる。

2014/10/23 18:12 【共同通信】

6685チバQ:2014/10/23(木) 21:11:56
http://www.sankei.com/world/news/141023/wor1410230017-n1.html
2014.10.23 10:31

香港世論調査、デモ支持が反対上回る、警察の実力行使には批判的

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 【中国総局】香港中文大学が今月8〜15日に実施した電話による世論調査によると、香港各地で続く学生らの民主化デモへの「支持」は37・8%と、9月の前回調査から7ポイント近く上昇し、「不支持」(35・5%)を初めて上回った。反対派は前回調査から11ポイント近い急落となり、香港の民意が民主化支持に傾いていることを示した。

 2017年の香港行政長官選挙から民主派候補を排除する内容の法案審議については、48・5%が香港議会の立法会に「否決」を望むと回答し、政府案支持(36・1%)を引き離した。催涙弾の使用など香港警察の実力行使には、「不適切」との回答が最多だった。

 中国本土や香港の左派系メディアは、親中派政財界人や運輸労働者などが掲げるデモ反対を「香港の主流民意」と主張している。同大学の調査では、高学歴、低年齢層ほど、デモ支持の傾向が強かった。

6686チバQ:2014/10/23(木) 21:14:41
http://www.sankei.com/world/news/141022/wor1410220038-n1.html
2014.10.22 18:26

中国への外国客減少続く 大気汚染やテロ懸念で





 中国政府系の中国観光研究院は22日までに、観光やビジネスなどで2013年に海外や香港、マカオから中国本土を訪れた旅行客は延べ約1億2907万人で、前年に比べて2・5%減ったとする報告書を発表した。入国した旅行客の規模は12年1〜3月期以来、減少が続いているという。

 報告書は、主な減少理由として深刻な大気汚染や、暴力事件の頻発によるテロへの懸念が強まったことなどを列挙。「国家関係」にも言及しており、日本などとの関係悪化も影響していることを示唆した。

 中国政府は大気汚染によるイメージダウンを深刻に受け止め、車両規制強化など汚染軽減を図っているが、有効な解決策は見いだせていない。

 報告書によると、13年に中国本土で1泊以上した旅行客は延べ約5568万人で、前年比3・5%減少。旅行客の満足度を示す指数も前年から約11ポイント下がったという。(共同)

6687チバQ:2014/10/23(木) 21:14:58
http://www.sankei.com/world/news/141022/wor1410220059-n1.html
2014.10.22 23:47

スー・チー氏出馬に逆風 ミャンマー憲法維持の方向





 ミャンマーの憲法改正について審議していた上下両院合同委員会は22日、大統領資格に関する条項を「現行のまま維持する」とした報告書をまとめた。この条項は最大野党党首アウン・サン・スー・チー氏の大統領就任を事実上禁じている。報告書をたたき台に両院であらためて議論するが、大統領を目指す同氏にとって厳しい情勢となった。合同委は、憲法の条項ごとに改正の必要性などを検討。スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)は、大統領資格に関する条項の撤廃を求めたが、大胆な改憲を望まない軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)に押し切られた。

 軍事政権時代の2008年に制定された憲法は、家族が外国籍を持つ者の大統領就任を禁ずる。死別した夫が英国人で、子供も英国籍を持つスー・チー氏は不適格とされる。(共同)

6688チバQ:2014/10/24(金) 21:26:19
http://www.sankei.com/world/news/141024/wor1410240036-n1.html
2014.10.24 18:59
【香港民主化デモ】
公務員1300人が「デモ支持」の意見広告 親中派公務員と論争に

23日付の香港紙、明報が掲載した、民主化デモを支持する香港の一部公務員による意見広告。約1300人が個人名が特定できないようモザイク加工した身分証明書を公開した(河崎真澄撮影)
 香港の公務員約1300人が、匿名で民主派の抗議デモ活動を支持する異例の「意見広告」を地元紙に掲載し、親中派の梁振英行政長官らに近い公務員労組との間で論争となっている。

 公務員の2労組が民主派デモを非難した20日の声明に一部の公務員が反発し、米交流サイト「フェイスブック」でデモ支持を訴えたところ、1300人以上が賛意を示した。政府本部や警察、衛生局や税関など幅広い部門に属している。

 広告掲載に加わった消防局の男性(33)は24日、産経新聞の取材に、「学生らのデモに警官隊が催涙ガスを発射した前後から、公務員の間でも親中派と民主派の意見が分かれて亀裂が生じた」と話した。

 男性によると、グループは寄付を募り、23日付の地元紙・明報に「2労組の声明はすべての公務員を代表していない」などとする意見広告を掲載。個人を特定されないよう加工した身分証明書などの画像も、紙面やフェイスブックで公開した。政府は公式な反応を示していないが、男性は、「梁長官を支持するグループから反発を受けている」と話した。政府内部から異議を唱える動きとして注目される。(河崎真澄)

6689チバQ:2014/10/24(金) 21:26:55
http://www.sankei.com/world/news/141024/wor1410240034-n1.html
2014.10.24 18:20

「傘」差す習近平氏写真に大賞 香港デモの象徴、ネットで合成写真出回る

 中国国内の優れた報道に贈る各賞が発表され、写真部門の1等賞に選ばれた、傘を差して視察する習近平国家主席の写真=24日、北京(共同)
 中国の新聞協会に当たる「中華全国新聞工作者協会」は24日までに、国内の優れた報道に贈る各賞を発表、習近平国家主席が自ら傘を差して視察をする様子を捉えた写真が、写真部門の1等賞に選ばれた。

 雨傘は香港で続く大規模デモの象徴とされることから、インターネット上では、傘を差す習氏が香港の学生と一緒にデモに参加しているように加工した合成写真が出回るなど話題となっている。

 中国メディアによると、写真は国営通信の新華社が撮影。2013年7月、習氏が湖北省武漢市の港を訪れた際、雨の中でズボンの裾をまくり、左手で傘を持ちながら担当者の話を聞いている姿が写っている。

 受賞理由は不明だが、親しみやすさをアピールした“功績”が認められた可能性もある。受賞発表後、ネットでは「傘を差すのがそんなに素晴らしいのか」などの非難も殺到。「ごますり」との声も上がっている。(共同)

6690チバQ:2014/10/25(土) 12:54:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102400758
民主派投票、2日間実施へ=政府提案めぐり全占拠現場で−香港


 【香港時事】香港行政長官の選挙制度改革問題で、民主派が政府提案への対応について実施する投票は26、27の両日、金鐘(アドミラルティー)など3カ所の占拠現場全てで行われることになった。民主派が24日夜、発表した。
 21日に政府と初の対話を行った民主派系学生団体の大学生連合会(学連)や道路占拠を唱えた民主派グループなどには、投票により、意思統一を図る狙いがある。しかし、道路占拠を続けるデモ隊は強硬派が多いとみられ、投票の結果、民主派は政府との妥協が難しくなる可能性が大きい。(2014/10/25-01:19)

6691チバQ:2014/10/26(日) 19:32:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102600094
民主派の投票「棚上げ」=穏健派巻き返しか−香港



26日、香港の金鐘(アドミラルティー)で記者会見する民主派のメンバーら(AFP=時事)
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度改革問題で、民主派は26日、香港島・金鐘(アドミラルティー)など3カ所の道路占拠現場で26、27の両日に予定していた政府提案への対応についての投票を「棚上げ」すると発表した。


 この投票は設問自体が政府に強硬な要求を突き付ける内容で、実施されていれば、政府と民主派の対話継続が困難になる可能性があった。デモ隊に多い強硬派の意向を反映して設問が決まったが、その後、穏健派が巻き返したとみられる。
 投票主催者の民主派系学生団体、大学生連合会(学連)などは声明で「投票の形式や議題に関して、さまざまな意見が出たためだ」と説明。「協議が不十分だった」として、市民に謝罪した。(2014/10/26-17:03)

6692チバQ:2014/10/26(日) 19:35:41
http://mainichi.jp/select/news/20141027k0000m030034000c.html
香港:民主派投票の実施棚上げ 内部混乱を露呈
毎日新聞 2014年10月26日 18時50分

 【香港・鈴木玲子】香港の次期行政長官選挙制度に反発する学生ら民主派は26日、金鐘(アドミラリティ)地区などの占拠エリア3カ所で26、27の両日夜に予定していた政府提案に対して賛否を問う投票の実施を棚上げすると発表した。「投票形式や議題についてさまざまな意見が出たためで、協議不足だった」と説明した。「棚上げは抗議行動の停滞ではない」とも強調したが、民主派内部では設問内容などを巡って穏健派と強硬派の争いが続いているとされ、内部の混乱ぶりを改めて露呈した形だ。

 政府は21日の学生側との対話で、(1)各界代表による議論の枠組みをつくる(2)中国政府に香港の最新情勢を報告する−−と提案。これに対し投票では(1)新たな枠組みで、2017年の次期選挙制度から、住民の一定の支持があれば立候補ができる「住民指名」の導入を確立させる(2)中国が決めた制度改革の原則の撤回を情勢報告で提案する−−の賛否を問うとしていた。

 一方、25日には占拠反対派の集会を取材していた地元テレビ局2社の記者とカメラマンの計4人が、集会の参加者に顔や腹部などを殴られたり、蹴られたりする暴行を受け負傷した。香港記者協会は「報道の自由を著しく侵害する行為」と非難した。また親中派団体は、占拠に反対する署名が活動初日の25日だけで32万人分に達したとしている。

6693チバQ:2014/10/26(日) 20:53:33
http://www.sankei.com/world/news/141025/wor1410250001-n1.html
【ダイナミック上海】
香港民主社会の「進撃の巨人」の正体とは… 





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香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)で9日朝、主要道路に寝込む民主派デモの参加者(AP)
 「私たちはウォール・ローゼのエレンとミカサかもしれないね」。選挙制度の民主化を求め、香港のアドミラリティ(金鐘)で抗議を続けていた女子大生の劉さん(21)は、こう言って笑った。日本の新聞記者だと聞いて、劉さんは香港でも人気の日本アニメ「進撃の巨人」のストーリーに自分たちの姿を重ねてみせたのだ。

「雨傘革命」続く街頭占拠

 このアニメは、城壁(ウォール)に囲まれた小さな都市に暮らす人類が、壁の外から襲撃してくる恐ろしい「巨人」と戦って生存空間を守る内容。エレンとミカサは主人公の男女だ。

 主権こそ1997年7月に英国から中国に返還されたが、返還後も50年間保証された「一国二制度」の国際公約の下で、香港は民主社会を謳(おう)歌(か)してきた。

 だが、経済力の膨張とともに存在感や発言力を増した中国が、「巨人」となって壁の中の民主社会を襲ってきたと劉さんらの目には映り、エレンやミカサに共感を覚えるのだという。

 暑い日差しや激しい雨だけではなく、催涙スプレーや催涙ガスから身を守るために使ったカサが象徴となり、「雨傘革命」と呼ばれる今回の街頭抗議。9月28日未明に始まった街頭占拠は、2017年の次期行政長官選挙をめぐって、中国側が民主派の立候補を阻止する制度改革を8月31日に決めたことが引き金だ。

渦巻く反中感情

 デモ参加者は一時10万人を超え、当局の事前承認を得ない抗議活動としては返還後、最大規模になった。ただ、劉さんが例えた「巨人」への嫌悪感は、デモの前から城壁の中の人々に強まっていたことは確かだ。

 人口700万人ほどの小さな香港に昨年、中国本土からは実に延べ4000万人以上が押し寄せた。観光収入など経済的効果もあったが、一方で「運び屋」による日用品や食品などの買いあさり、子供の永住権取得を狙った富裕層の妊婦の大量越境、家族連れ観光客などの不作法な振る舞い−など目に余る行為が、英国式教育を受けた香港人に強い「反中感情」を生んでいた。

 12年には香港政府が小中高の教科として「国民教育」を義務化しようとして猛反発を受ける問題もあった。

 中学生の子供を2人持つ40代の香港人女性、張さんは、「中華人民共和国を愛せという愛国教育、中国共産党を崇拝せよという洗脳教育だった」と憤る。市民や学生が「反洗脳」を訴えて数万人規模のデモを繰り返して撤回させた経緯があるが、親中派の香港政府と中国政府の“結託ぶり”が露(あら)わになった。

「一国1.5制度」と揶揄

 そして今年6月10日。中国の習近平政権が、「香港に対し全面的な管轄統治権を持つ」とした初の「一国二制度白書」を発表。「返還後わずか17年で中国政府は『一国二制度』の国際公約を破った」と立法会(議会)の民主派リーダー、李卓人議員(57)は感じている。白書発表の後、民主派の間では「一国1.5制度」などと揶揄(やゆ)する声も増えた。

 香港大学による市民の「帰属意識調査」によると、白書発表直後には自ら「香港人」と考える人が67.3%と、「中国人」との31.1%の2倍以上になった。08年に両者が逆転して以来、「中国人とは呼ばれたくない」と考える香港人が急増した。

 反中感情が渦巻く中で起きた「非暴力」の抗議デモに、香港警察が催涙ガスで強制排除を試みた。城壁の中の人類と巨人の戦いの行方はまだ読めないが、民主主義を信奉する国際社会は、エレンやミカサをもっと強く支援していかねばならない。香港の街頭で、劉さんたちの笑顔を見てそう思った。(上海支局 河崎真澄)

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6694チバQ:2014/10/26(日) 23:05:56
http://www.asahi.com/articles/ASGBV5T7VGBVUHBI01D.html
香港民主派、「広場投票」中止 「検討不十分だった」
香港=古谷祐伸2014年10月26日19時36分
 行政長官選挙の制度改革をめぐり、抗議の占拠を続けている民主派の学生団体らは26日午後、香港政府に対する要求をデモ参加者らに問う「広場投票」を中止すると発表した。26、27日夜に実施する予定だったが、「検討が十分ではなかった」と謝罪した。

 会見した民主派によると、デモの参加者から「内容が複雑で、理解できない」などの声が寄せられたため、この日の朝、話し合って中止を決めたという。学生団体の代表は「今後は占拠を続ける人たちとコミュニケーションを密にしていきたい」と話した。

 投票では、香港政府が21日の対話で提案した中国政府への報告について「中国側が示した立候補を制限する仕組みの撤回を求めてもらうことに賛成かどうか」など2点を、占拠支持派に限って尋ねる予定だった。だが、デモ参加者からも「賛成している人に改めて聞いても意味がない」などの声が出ていた。

 一方、占拠に反対する親中派団体が25日から始めた署名運動では、1日で32万人の署名が集まったという。また、25日夜に九竜半島で開かれた、占拠に反対する別の団体の集会では、取材していたカメラマンや記者ら4人が参加者に押し倒されたり服を破られたりした。現地メディアによると、参加者は集会を生中継しないことに不満を示していたという。(香港=古谷祐伸)

6695チバQ:2014/10/26(日) 23:07:15
http://www.sankei.com/world/news/141026/wor1410260030-n1.html
2014.10.26 21:16

ミャンマー総選挙 来年10月下旬か11月初旬 スー・チー氏率いる最大野党躍進も





 【シンガポール=吉村英輝】来年中の実施を予定しているミャンマーの総選挙について、同国選挙管理委員会は、来年10月下旬か11月初旬に実施すると発表した。アウン・サン・スー・チー党首が率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)の躍進が予想される中、延期の可能性が指摘されていた。

 選管のティン・エー委員長が21日、最大都市ヤンゴンで、各政党の代表者と会見し明らかにした。AP通信によると、海外からの選挙監視団体受け入れも表明した。

 ミャンマーでは、2010年に20年ぶりの総選挙が実施されたが、NLDはボイコットした。12年の補欠選では、NLDが軍政翼賛政党の連邦団結発展党(USDP)に圧勝。来年の総選挙は、同国民主化の試金石として注目されている。

 大統領は議員投票で選出されるが、軍事政権時代の08年に制定された現憲法は、スー・チー氏の大統領就任を事実上禁じており、改正されるかは予断を許さない。

 また、現在は小選挙区制だが、USDPが比例代表制の導入を模索して国会審議を始めてNLDが反発するなど、総選挙実現までは曲折が予想される。

6696チバQ:2014/10/26(日) 23:09:55
http://www.sankei.com/world/news/141026/wor1410260027-n1.html
2014.10.26 21:00

中国「反腐敗」 ボルドーワインにとばっちり 贈答・豪華酒宴の需要消え、輸出額28%減





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中国のスーパーに並んだフランス産のワイン=3月(AP)
 中国の習近平国家主席(61)が進める「反腐敗」キャンペーンがフランスに思わぬ影響を及ぼしている。中国の中央、地方政府の官僚らへの贈り物として重宝されてきたワインの輸出が2013年以降、急降下。中国のワイン輸入のうち、フランス産が35%近くを占めており、ワイン製造業者には大きな打撃となっている。(SANKEI EXPRESS)

ブランド確立あだ

 「ある程度予測はしていたが、ここまでとは」。世界的に有名な産地、南西部ボルドー地区のワイン生産者組合(CIVB)のベルナール・ファルグ会長(49)は驚く。

 フランスのワイン蒸留酒輸出業協会によると、14年1〜6月のワイン輸出額は33億ユーロ(約4500億円)で、前年同期比7%の減少。主な要因は中国向けの減少で、協会は「反腐敗政策」の影響と明言した。

 特にボルドー地区の減少幅は全国値を大きく上回る28%。習主席が就任した13年の前年比18%減に続く大幅下落だ。ファルグ会長は「中国ではワインといえばボルドー。ブランドが確立していただけにもろに波をかぶった」と説明した。

 中国では官僚や共産党幹部とその子弟、さらに企業経営者らの間の贈答用や豪華な酒宴で、大量のワインが消費されていたとみられる。ボルドー地区のワイン醸造所「シャトー・デュロック」オーナー、エルベ・グランドさん(46)は「ある醸造所は毎年中国の旧正月を祝う時期にコンテナいっぱいのワインを輸出していた」と明かす。

「安定的な取引を」

 ただ、ここ2年の落ち込みには「それ以前の伸びが異常だっただけ」との冷静な見方もある。CIVBによると、ボルドーワインの対中輸出量は00年の200キロリットルが、12年は5万3800キロリットルと実に250倍以上の増加。世界的に取引が落ち込んだ08年の金融危機以降も、中国向けだけは毎年数十%から倍増の勢いだった。

 ファルグ会長は「中国は今後も重要な市場。ボルドーワインにはブランド力があり輸出が持ち直したときに最初に恩恵を受けるのもわれわれだ」と期待を込めた。

 中国が共産党独裁体制の命運をかけて取り組む腐敗一掃が、フランスにとっては意外な“輸出障壁”となっている。

 グランドさんは「せっかくいいことをしているのだから腐敗に逆戻りしてくれとは言わない。ただ政治、経済的に安定した状態での取引を望む」と注文する。

 そして「反腐敗もいいが、ワインの偽物対策もちゃんとしてほしい」と中国市場が抱えるもう一つの問題点を指摘した。(ボルドー 共同)

6697チバQ:2014/10/27(月) 23:54:28
http://mainichi.jp/select/news/20141028k0000m030063000c.html
インドネシア:新閣僚34人指名 「クリーンさ」前面に
毎日新聞 2014年10月27日 20時34分(最終更新 10月27日 20時45分)

 20日に就任したインドネシアのジョコ大統領は26日、新閣僚34人を指名した。ユドヨノ前政権で閣僚3人が汚職で検挙された経験を踏まえ、事前に司法当局に閣僚名簿を提出して汚職疑惑がないかを確認し、一部を差し替えるなど「クリーンさ」を前面に出した。


 メガワティ元大統領の長女で与党闘争民主党幹部のプアン氏を人材開発・文化担当調整相に登用するなど与党に配慮する一方、実務に明るい専門家も起用してバランスを取った。貿易相のゴーベル氏はパナソニックの現地販売会社の会長で日本の中央大学に留学経験があり、インドネシア日本友好協会理事長も務める知日派。毎日新聞の取材に「両国間の貿易をより活発にしたい」と意欲を見せた。

 組閣では、大統領選挙で対立候補を支援した野党6党のうち1党を連立与党に取り込むことに成功した。ただ与党は依然として国会では過半数に届かず、厳しい政権運営が続くとみられる。【平野光芳】

6698チバQ:2014/10/28(火) 00:04:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102700719
梁長官、失言で混乱に拍車=親中派からも批判−香港


 【香港時事】香港民主派から行政長官の選挙制度民主化要求を突き付けられている梁振英長官が選挙制度改革に関する失言を繰り返し、混乱に拍車を掛けている。批判の声は民主派だけでなく、政府を支持する親中派からも出ている。
 梁長官は最近、2017年に実施する長官の「普通選挙」について、各界代表から成る指名委員会ではなく、住民が立候補者を認定する仕組みを採用した場合、月収1800米ドル以下の低中所得層の影響力が大きくなり、選挙に各界の意見が適切に反映されなくなると主張した。
 梁長官はさらに、これまで長官を選んできた選挙委員会には「何の経済的貢献もない」スポーツ界や宗教界の代表も参加していたと発言した。
 これらの発言について、親中派労働組合・工会連合会(工連会)の名誉会長で立法会(議会)議員の陳婉嫻氏は27日のラジオ番組で「奇怪な説で、非論理的だ」と批判。「これでも梁長官を支持するか」との質問に対し、「答えたくない。梁長官が(デモ隊の)道路占拠をどう処理するかによる」と答えた。
 工連会は親中派主要組織の一つ。12年の長官選で梁氏当選の原動力になった。(2014/10/27-18:24)

6699チバQ:2014/10/28(火) 21:03:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141028/k10015771221000.html
香港抗議行動支持の市民を拘束
10月28日 20時48分

香港で民主的な選挙を求める学生らが幹線道路の占拠を始めてから28日で1か月となります。
中国本土では、民主的な選挙を求める香港での学生などの抗議活動を支持した市民たちが、相次いで警察当局に拘束されています。

関係者によりますと、今月はじめ、北京市郊外の芸術家が多く暮らす宋庄地区で、民主派の詩人、王蔵氏など10人以上が「騒動を引き起こした疑い」で拘束されたということです。
王氏の弁護士は、いまだ面会すら認められないとしたうえで、「当時、彼らは香港での活動を支持するための集会をやろうとしていた。それが当局に拘束された原因だろう」と話しています。
また、この弁護士は「国内の多くの人は、みずからの意見を表明しただけで、法律には違反していない。罪名こそ騒動を引き起こしたとされているが、実際は言論の弾圧だ」と主張しています。
北京の人権活動家らによりますと、香港の抗議活動に関連して中国本土で拘束された人は、これまでに知識人や芸術家など40人以上に上るとみられるということです。中国政府としては、香港の抗議活動を支持する活動家などへの締めつけを強めることで、本土への支持の広がりを抑えこむとともに、経済格差や少数民族問題などで不満を抱える国民が触発され、中国政府そのものへの批判の高まりにつながらないよう、神経をとがらせているものとみられます。

中国政府「違法行為」と主張
中国政府は、香港で学生などが続ける民主的な選挙を求める抗議活動について、「違法行為」だと繰り返し主張しています。
先週、開かれた共産党の重要会議「四中全会」のコミュニケでも、「わが国の憲法は、共産党の指導の地位を確立している」としたうえで、香港の問題について、「法に基づいて『1国2制度』を保障する」と言及しました。
中国政府としては、香港の政策決定もあくまで共産党の指導の下で行われるとして、行政長官選挙に関する中国側の決定を堅持し、学生側の要求に一切応じない姿勢を示しました。
また、中国外務省の華春瑩報道官は今月20日の記者会見で、「国際社会には、香港で起きている違法な活動を激励や扇動、それに支持しようとたくらむ勢力が確かに存在する。香港の出来事は中国の内政問題である。どんな外国勢力であれ、どんな方法であれ、香港の問題に介入するたくらみに、われわれは断固反対する」と述べ、欧米を中心とした、香港の抗議活動を支持する動きをけん制しています。
一方、国営の中国中央テレビをはじめ、中国本土の主要メディアは、連日、抗議に反対する市民の声や香港警察の記者会見などを大々的に伝える一方、抗議に参加する学生側の主張は伝えていません。
このうち、中央テレビは「香港で抗議活動に反対する署名が2日間で65万人分集まった」と、繰り返し伝え、現場から記者が「署名に訪れる人があとを絶たず、占拠行為は、香港の社会秩序を壊していると話している」などとリポートしています。
中国政府としては、メディアをとおして、学生側の行動を批判的に伝えることで、抗議活動への支持を抑え込みたい思惑があるものとみられます。

6700チバQ:2014/10/28(火) 21:21:09
http://www.47news.jp/47topics/e/258745.php
【香港大規模デモ1カ月】 天安門事件に似た様相も 中国指導部の対応警戒

 香港・アドミラリティの「雨傘広場」に立つデモ隊のシンボル像=27日(共同)
 香港大規模デモは、28日で発生から1カ月。占拠した幹線道を埋める色とりどりのテントは、1989年の天安門事件に至る北京での民主化要求デモで天安門広場を埋めたテントを想起させる。 学生側と政府の主張の大きな隔たりと手詰まりの解決策、統制を欠いたまま長期化するデモの状況も天安門事件前と似た様相だ。香港の現場では「民主」を敵視する 習近平 (しゅう・きんぺい) 指導部の次の一手に警戒感が広がる。
 ▽動乱
 「とてもよく眠れる。何カ月だって大丈夫」。デモ隊の最大拠点アドミラリティ(金鐘)。デモが「雨傘革命」と呼ばれることから「雨傘広場」と名付けられた幹線道路上のテントで寝泊まりする男子学生(20)は疲れも見せずに言い切った。
 この“広場”に市民らから無償提供されたテントが並ぶ。香港メディアによると、デモの3拠点には計2千張り以上のテントが集まり7千人以上が夜を明かしている。
 天安門事件前も、民主化を要求する学生らは天安門広場でテントを張っていた。改革派指導者だった故 胡耀邦 (こ・ようほう) 元共産党総書記の死去をきっかけに起きたデモは当時瞬く間に全国に拡大。地方では暴動も発生し、中国共産党機関紙、人民日報が「動乱」と規定した。
 学生指導者らは 李鵬 (り・ほう) 首相(当時)と対話したが成果は出ず、デモ隊は戒厳令が布告されても天安門広場に通じる道をバリケードで封鎖して対抗した。一部の学生指導者は撤収を提案したが、強硬派が占拠継続を主張。デモ開始から約1カ月半後の6月4日、中国軍がデモ隊に無差別発砲し多数の死傷者を出した。
 ▽迷走
 香港大規模デモは2017年の 次期行政長官選 で民主派参加を中国が事実上排除したことに反発した学生らが始めた。警察が9月28日に催涙弾を使ってデモ隊を強制排除しようとしたことをきっかけに、金鐘から九竜地区の繁華街モンコック(旺角)などにも拡大した。
 旺角では連日、デモ隊と反対派の衝突が発生。人民日報は、天安門事件時と同じ表現を使い「動乱」と非難。デモを主導する学生団体と香港政府の対話は解決の糸口すら見いだせず、学生らは強制排除に備えて金鐘や旺角の幹線道に設置したバリケードを強化した。
 流血の惨事を懸念する民主派から撤収を促す声が連日出ているが、学生団体は強硬派と穏健派に割れ、26日には政府への要求を決める市民投票を実施直前に中止し、迷走ぶりを印象づけた。
 ▽沈黙
 天安門事件当時との違いもある。中国の国際的地位の向上が最たるものだ。天安門事件では、事件直後に欧米諸国が一致して対中経済制裁を発動した。しかし10年に世界第2位の経済大国になった中国に対し経済協力を優先する姿勢が主流になり、民主的な長官選挙実施を求める強い国際的な圧力はないのが実情だ。
 長期化する幹線道占拠で経済や市民生活に悪影響が出ていることに、香港市民からは「直ちに立ち退け」と不満の声も上がる。民衆の一致した支持を得て首都・北京の中心部で共産党と対抗した学生運動とは異なる。中国人研究者は「(党指導部の)危機感の深刻さは全く違う」と分析する。
 習指導部は発足以降、習氏への権力集中にまい進し「民主」を全否定してきた。香港デモ発生後、習氏の関連発言の公表はなく、不気味な沈黙を保っている。(香港共同=芹田晋一郎、松岡誠)
2014/10/28 10:47

6701チバQ:2014/10/28(火) 21:31:31
まだやってたのか!?
http://www.sankei.com/world/news/141028/wor1410280010-n1.html
2014.10.28 09:34

「同性愛行為」事件でアンワル氏の審理開始 マレーシア最高裁、収監も





 マレーシアで野党連合を率いるアンワル・イブラヒム氏(67)が2008年に「同性愛行為」をしたとされる事件で、首都近郊プトラジャヤの連邦裁判所(最高裁)は28日、2日間の日程で審理を始める。二審は禁錮5年の逆転有罪判決だった。

 今回の審理で判決が言い渡され、アンワル氏の上告が完全に退けられれば有罪が確定し、アンワル氏は収監される。出所後5年は選挙に立候補することができず、年齢から政界復帰が厳しくなるとの見方が強い。

 野党連合はここ数年で支持を広げ、13年5月の総選挙で過去最多の議席数を獲得しナジブ政権を追い詰めた。アンワル氏は、事件を「政治的意図に基づくでっち上げだ」と主張している。二審判決によると、アンワル氏は事務所スタッフの男性に同性愛行為をしたとされる。(共同)

6702チバQ:2014/10/28(火) 21:34:21
http://www.sankei.com/world/news/141028/wor1410280026-n1.html
014.10.28 20:17
【拉致再調査】
「徐大河と申します」 メディアに姿さらした北の秘密警察高官、異例の「誠意」攻勢

ブログに書く1




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協議に臨む北朝鮮の徐大河・特別調査委員長=28日午前、平壌(共同)
 【平壌=桜井紀雄】日本政府代表団との協議で、北朝鮮の特別調査委員会は、トップの秘密警察高官を含め、全ての責任者が顔をそろえ、日本メディアの前に姿をさらすという異例の対応に出た。拉致被害者ら日本人調査に取り組む「誠意」を日本世論にアピールすることで、今後の協議を北朝鮮ペースに持ち込もうとの思惑がにじむ。

 「徐大河(ソ・デハ)と申します。委員長を務めています」

 28日午前、調査委庁舎の玄関で、副委員長2人と軍服姿で外務省の伊原純一アジア大洋州局長らを出迎えた徐大河委員長は、握手の手を差し伸べながら、こう自己紹介した。

 中国や欧米の現地駐在メディアも代表団を待ち構えていた。北朝鮮側が手配したとみられ、海外に向けた宣伝姿勢をのぞかせた。

 庁舎は平壌中心を流れる大同江(テドンガン)沿いの道路に面した2階建て。玄関には「特別調査委員会」の真新しい金看板が掲げられていた。日本人調査が外国人管理に関わるためか、「出入国事業局」も入居している。

 北朝鮮ガイドは、調査委事務所は「日本人調査の重要さを示すために設けられた」と説明した。ただ、手狭な上、職員らが日常的に使っている様子はなく、「象徴」のための建物との印象が拭えなかった。

 代表団を委員長室に案内してからも、徐氏は「遠いところ、大変ご苦労さまでした。多少窮屈ですが、ご理解ください」と述べ、気遣いぶりを示した。

 徐氏をはじめ、調査委幹部の多くは、7月のメンバー公表後も素性が謎に包まれていた。特に秘密警察の国家安全保衛部副部長でもある徐氏や副委員長の金明哲(キム・ヨンチョル)同部参事、拉致被害者分科会責任者の姜成男(カン・ソンナム)同部局長は、秘密警察幹部という特性上、公の場での姿が確認されていなかった。

 平成14年の当時の小泉純一郎首相と金正日(キム・ジョンイル)総書記の首脳会談を調整したとされる当時の柳敬(リュ・ギョン)保衛部副部長も日本側から「ミスターX」と呼ばれ、自ら素性を明かすことはなかった。

 海外のテレビカメラ前に軍服姿でわざわざ姿をさらした徐氏は70歳前後とみられ、小柄な体格。代表団とのあいさつでは低姿勢に徹し、国内で反体制者を次々と粛清してきた機関の高官との印象を消していた。大きな星1つの肩章を付けていたことから朝鮮人民軍少将の階級にもあるようだ。

 消息筋によると、徐氏や姜氏は保衛部内でも特にエリートが就く海外工作を担当しているとされる。保衛部は現在、朝鮮労働党幹部に対する広範囲の盗聴監視に乗り出し、党幹部からの反発が予想されている。一方で、6月以降、ロシアや中国で続いた要人失踪事件をめぐり、管理責任を問われる事態ともなっている。

 “内憂外患”を抱える中、徐氏ら幹部は、対日協議でも失敗を許されない立場に置かれている。このため、調査に対する真剣さを強調し、対日交渉をつなぎ止めようとはしても、拉致再調査で責任を追及されかねない踏み込んだ結果を提示するかは疑わしい。

6703チバQ:2014/10/28(火) 22:07:06
http://www.sankei.com/premium/news/141028/prm1410280005-n1.html
2014.10.28 07:00
【国際情勢分析】
中台関係に「風邪ひかせた」香港デモ 習氏「一国二制度」言及の“罪”





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台北の中正紀念堂前の広場では1日、台湾の学生たちが香港でのデモへの支持と連帯を訴える集会を開いた。香港のデモは図らずも、分断後、最も安定していた中台関係を悪化させる影響を及ぼした(AP)
 香港で続く「真の普通選挙」を求める大規模デモが、中台関係にも影響を及ぼしている。中国の習近平国家主席(61)が、香港で施行する「一国二制度」を台湾統一に適用すると言及したことで、台湾当局や与野党が反発、デモ支持が広まった。これを受けて馬英九総統(64)がデモへの支持を公言すると、今度は中国側が批判。初の首脳会談の計画も頓挫し、馬総統が「(分断後)65年来で最も安定し平和的」と評した中台関係に、とげとげしい雰囲気が漂っている。

習氏発言が触発

 習氏は9月26日、台湾の野党「新党」の党首ら統一派訪中団と北京の人民大会堂で会談した。習氏は台湾独立派を強く牽制(けんせい)する一方で、「平和統一と一国二制度は台湾問題を解決する基本方針であり、統一を実現する最良の方式だ」と語った。一国二制度による台湾統一は中国政府の従来の方針だが、習氏が台湾人を前に言及するのは就任後、初めてとされる。

 香港の大学ではこれに先立つ22日、1万3000人規模の授業ボイコットが始まり、台湾でも報道されていた。そのタイミングでの習氏の発言に、台湾の総統府は、直ちに「香港と台湾は全く違う。中華民国(台湾)は主権国家であり、一国二制度は受け入れられない」とする報道官談話を発表。野党、民主進歩党の報道官も「香港市民の境遇が、すでに一国二制度は空手形だと証明している」と反発した。


 今回の香港のデモについても、香港の中国系通信社、中国評論通信社が10月6日付社説で、「一部の台湾人が、台湾独立派と香港独立派を合流させようとしている」と主張。香港当局も6月末、台湾の学生運動幹部の香港入りを阻止しており、台湾との連携を警戒している。

さらに悪化も

 一方、台湾の馬総統は「独立せず」を宣言しているものの、就任以来、民主主義や人権問題への関心の高さをアピールしてきた経緯がある。8日には切望していた11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)への出席を断念し、初の中台首脳会談の実現見送りが確定した。それもあってか、10日の「双十節」の演説では、香港のデモに改めて支持を表明するとともに、中国に「智恵と度量」を示してデモ隊に譲歩するよう求めた。

 これに対し、中国国務院(政府)台湾事務弁公室の報道官は10日と15日の2度にわたり、「香港の政治改革について、台湾側は四の五の言うべきではない」と不快感を表明。台湾の反中デモや対中主管官庁幹部のスパイ疑惑などを受けても表面上、良好な関係を維持してきた中台の当局間関係は、元台湾当局高官が「風邪をひいた」と認めるまで冷却化する事態になった。

 台湾では11月末に統一地方選を控え、当面は対中政策で大きな譲歩をする政治環境にない。中国評論通信社は13日付の社説で、2016年5月の馬総統の退任までを見通し、「両岸(中台)関係はさらに悪化する可能性もある」と警告した。(台北支局 田中靖人)

6704チバQ:2014/10/28(火) 22:17:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102800955
前軍事委副主席、巨額収賄で起訴へ=軍事検察の捜査終結−中国

パネッタ米国防長官(左、当時)と握手する中国中央軍事委員会副主席だったころの徐才厚氏=2012年9月、北京(AFP=時事)
 【北京時事】中国国営新華社通信は28日、巨額収賄容疑で党籍剥奪処分を受けた徐才厚・前中央軍事委員会副主席(71)に関する捜査を軍事検察院が27日に終結し、起訴に向けた審査を行うと伝えた。徐氏をめぐっては党籍のほか、中央軍事委から軍籍と上将ポストも剥奪されたことが判明した。
 共産党中央は6月末、「重大な規律違反」で徐氏の刑事責任追及を決定。軍事検察院によると、徐氏は職務上の権限を利用し、部下らの昇進のために便宜を図った見返りに、本人または家族が巨額の賄賂を受領したと認定された。徐氏は収賄事実を認めているという。
 軍事委副主席を経験した軍首脳が汚職容疑で摘発されたのは初めて。習近平指導部はこのほか、最高指導部経験者として極めて異例の調査が行われている周永康・前党中央政法委員会書記についても今後、党籍剥奪を公表し、刑事責任を本格的に追及する方針だ。(2014/10/28-20:50)

6705チバQ:2014/10/28(火) 22:17:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102800898
比大統領、再選を否定=母のつくった憲法に従う?



母コラソン・アキノ元大統領の肖像を前に取材に応じるフィリピンのアキノ大統領=2010年5月、ルソン島中部タルラック(AFP=時事)
 【マニラ時事】フィリピンのアキノ大統領は28日、改憲した上で2016年の次期大統領選に自身が出馬する可能性について「正しい方法だと思わない」と述べ、否定した。実業家向けの演説で明らかにした。
 フィリピン憲法は再選を禁止しているが、アキノ大統領は8月、改憲による再選に含みを残す発言を行った。この発言に反発が出ていた。
 フィリピンでは、1986年の「ピープルパワー革命」で打倒されたマルコス長期独裁政権への反省から、アキノ大統領の母親である故コラソン・アキノ大統領時代に大統領再選を禁じる憲法が制定された。(2014/10/28-19:39)

6706チバQ:2014/10/28(火) 22:18:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014102800657
改革誌社長に胡耀邦氏長男=強まる圧力、言論守る狙い−中国



中国の月刊誌「炎黄春秋」10月号
 【北京時事】中国共産党史の真相に迫ったり、政治改革を求める主張を展開したりする改革派知識人の言論の場として影響力を持つ月刊誌「炎黄春秋」の新社長に、1980年代の改革派指導者・胡耀邦元党総書記の長男・胡徳平氏(71)が就任した。同誌をめぐっては、政府が主管機関を学術団体から文化省系団体に切り替えることを命じるなど圧力が強まっている。同じ太子党(高級幹部子弟)として「習近平国家主席に近い」(共産党筋)とされる胡氏をトップに据えることで改革志向の言論を守る狙いがあるとみられる。(2014/10/28-16:03)

6707チバQ:2014/10/28(火) 22:18:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014102800807
次期長官選の布石か=親中派がシンクタンク−香港



香港の董建華・初代行政長官=9月3日、香港(AFP=時事)
 【香港時事】初代香港行政長官で中国の国政諮問機関・全国政治協商会議(政協)副主席の董建華氏率いる親中派のシンクタンク「香港団結基金会」が11月10日、発足する。28日付の地元各紙が報じた。政界では、2017年に実施される次期長官選への布石とみられている。
 シンクタンクには董氏のほか、梁錦松・元財政官(閣僚)、唐英年・元政務官(同)、前香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)総裁の任志剛氏ら親中派の大物が参加する。(2014/10/28-18:04)

6708チバQ:2014/10/29(水) 06:25:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000097-mai-cn
<香港デモ1カ月>民主派内に亀裂、迷走 漂う手詰まり感
毎日新聞 10月28日(火)21時11分配信

<香港デモ1カ月>民主派内に亀裂、迷走 漂う手詰まり感
香港の大規模デモ発生から1カ月がたった28日、金鐘地区の最大占拠エリアではデモ参加者が行動の象徴となった傘を一斉に差して抗議した=2014年10月28日、鈴木玲子撮影
 【香港・鈴木玲子】香港の行政長官選挙の制度改革に反発する民主派の大規模デモは28日で1カ月が経過した。民主派内部では抗議手法を巡って穏健派と強硬派の亀裂が深まっているとされ、政府への要求が二転三転するなど迷走している。28日には大規模集会を開き、団結力をアピールしたが、手詰まり感が漂う中、抗議行動は岐路に立たされている。

【写真特集】香港デモ、傘とこん棒

 集会は、政府庁舎などがある金鐘(アドミラリティ)地区の最大占拠エリアで開かれた。先月28日に警察がデモ鎮圧のために催涙弾を使用した時刻に合わせ、運動の象徴になった雨傘を一斉に開きながら、民主的な選挙制度の導入を訴えた。

 21日に政府と対話した民主派の学生団体「大学生連合会」(学連)は28日、政府側の対話責任者であるナンバー2の林鄭月娥(りんてい・げつが)政務官(閣僚)に対する公開書簡を発表し、対話再開の条件を示した。書簡では、中国が決めた制度改革の原則の撤回要求のほか、住民の一定の支持があれば立候補できる「住民指名」制度の導入を掲げ、香港政府がこの要求を受け入れられない場合、中国の李克強首相らに学生との直接対話を要請するよう求めた。

 抗議行動は学連など二つの学生団体を主軸に進んできたが、急進的勢力も参入し、統制が取れない場面が増えている。17日夜には九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)で占拠エリアの「奪還」を狙う急進派の呼びかけで約9000人が集まり、警察と衝突した。

 21日の学生側との対話で政府は、(1)各界代表による議論の枠組みをつくる(2)中国政府に香港の最新情勢を報告する−−と提案。学生側は政府提案に対して市民の意見を集約するため26、27の両日、占拠エリアでの投票実施を発表した。「住民指名」の導入などについて賛否を問うものだったが、26日になって投票中止を発表。「協議不足」などを理由に挙げたが、内部の混乱ぶりを改めて示した。

 香港メディアは28日、街頭行動の発起人の一人で香港大学准教授の戴耀廷(たいようてい)氏と香港中文大学准教授の陳健民氏が大学の講義に戻ると報じた。戴氏は「退去ではない」と説明したが、占拠行動に影響を及ぼす可能性もある。

 香港政府側も事態収束に結びつく打開策を見いだせず、梁振英(りょうしんえい)行政長官は苦境に立たされている。香港中文大の世論調査(10月21〜23日)によると、梁長官に対する評価は2012年の就任以来、最低の結果となった。

 さらに梁長官の「舌禍」が混乱に拍車をかけた。欧米メディアとのインタビューで梁長官は「住民指名」制度を導入すれば、「月収1800米ドル(約19万円)以下の低中所得者層が選挙を主導することになる」と発言。25日には、現行制度で長官を選ぶ選挙委員会に関し「何の経済的貢献もないスポーツ界や宗教界の代表も参加していた」と発言し、波紋を広げた。相次ぐ失言に親中派からも批判が噴出。梁長官は28日、「誤解があったなら申し訳ない。我々はどの分野も重視している」と釈明に追われた。

6709チバQ:2014/10/29(水) 06:26:10
 ◆香港の大規模デモを巡る主な動き◆

8月31日 中国が行政長官選挙への民主派の立候補を事実上不可能とする制度改革の原則を発表

 9月28日 民主派の学生らが金鐘の幹線道路を占拠

10月2日 梁振英行政長官が辞任要求を拒否

   3日 旺角で占拠反対派と学生らが衝突

14〜15日 学生らが金鐘で新たに道路を占拠。警察が強制排除し、45人を逮捕

   16日 政府が対話の意向表明、学生側も受け入れ

17〜18日 旺角で警察がバリケード撤去。反発したデモ隊と警官隊が衝突し、他地区を含め33人逮捕

  21日 政府と学生側が初の対話

  23日 政府提案に対し学生側が投票実施を発表

  26日 民主派が実施直前に投票中止を発表

6710とはずがたり:2014/10/29(水) 14:58:55
徐才厚摘発を巡り暴露された中国軍の内情
摘発理由は薄煕来? 最大の「黒幕」江沢民との関係
2014年07月29日(Tue)  弓野正宏 (早稲田大学現代中国研究所招聘研究員)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4065

6711チバQ:2014/10/29(水) 21:56:11
http://www.sankei.com/world/news/141029/wor1410290034-n1.html
2014.10.29 21:18

台北市長選に異変 無所属リード 統一地方選まで1カ月 与党、中国国民党苦戦

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 【台北=田中靖人】台湾の統一地方選は29日、11月29日の投開票まで1カ月となった。6直轄市を含む22県・市の首長選では、馬英九政権の支持率低迷や相次ぐ食品安全問題の影響で、与党、中国国民党の苦戦が伝えられる。特に「大本営」(聯合報)の台北市で無所属の新人にリードを許す異例の展開で、2016年の総統選への影響を指摘する声も出始めている。

 公務員や大企業関係者が多い台北市は、国民党の強固な地盤。直轄市として初の直接選挙が行われた1994年の市長選で、野党、民主進歩党の陳水扁氏が国民党系陣営分裂の「漁夫の利」も得て当選したが、その後4回は野党時代を含め負け知らずだ。96年の直接選導入以降の総統3人全員が同市長経験者という政界の「登竜門」でもある。

 今回は、国民党の連戦名誉主席(78)の長男で新人の連勝文氏(44)と、無所属で出馬した新人で台湾大の外科医、柯文哲氏(55)の事実上の一騎打ち。民進党は6月、柯氏支持に回り、二大政党の一翼が公認候補を出さない異例の構図が確定した。

 ただ、連氏は6月以降の主要な世論調査で、一貫して柯氏にリードを許している。直近では、国民党寄りの聯合報の今月21日付調査で、支持率42%の柯氏に対し、連氏は29%と13ポイントもの差がついた。民進党寄りの自由時報(29日付)では、20ポイント空いている。

 連氏につきまとうのが、「世襲貴族」批判だ。米コロンビア大で博士号を取得し、米投資会社を経て台北市関連企業の会長に就くなどして富と地位を築いた経歴が、父親のおかげではないかとの反感は根強い。連戦氏が2月、習近平・中国共産党総書記(国家主席)と会談するなど「中台統一派」と目されていることも影響していそうだ。連勝文氏は今月23日の記者会見で「私が『誰か』より『何をするのか』の方が重要だ」と訴えたものの、「最大の敵は自分」という状況だ。

 一方、柯氏は民進党への入党を拒否し二大政党のイデオロギー対立を回避することで、若年層を中心に政治や社会に対する不満の受け皿になっている。両氏とも失言が目立つが、柯氏の場合は率直な発言が既得権益との距離感を生み、好感されている面もある。

 態度未定者が2割前後いるため、情勢には流動的な要素もあるが、「国民党が台北市で負けた場合、総統選に不利な雰囲気が生まれるのは間違いない」(研究者)との指摘が出ている。

6712チバQ:2014/10/29(水) 22:20:47
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000m030031000c.html
中国:香港行政長官辞任検討求めた田氏の政協委員職解任
毎日新聞 2014年10月29日 18時59分

 中国の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)は29日、香港の親中派政党・自由党の田北俊党首が務める政協委員職を解任した。

 香港の次期行政長官選挙制度を巡る混乱が続く中、親中派の田氏は24日、事態収拾に手間取る梁振英(りょう・しんえい)行政長官に辞任の検討を求めた。

 政治的発言により政協委員が解任されるのは極めて異例。田氏は29日、「決定を受け入れ、尊重する」と述べた。また今後、自由党の党首も辞任する意向を示した。政協は中国各界や香港、マカオの親中派有力者らが委員を務める。【香港】

6713チバQ:2014/10/30(木) 07:48:26
http://www.sankei.com/world/news/141030/wor1410300001-n1.html
2014.10.30 06:00
【ビジネス解読】
復調日本に引き離され沈む韓国製造業 躍進中国にも挟まれ“深刻な憂鬱”





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韓国では携帯電話端末、自動車など5大産業の業績が急落している。写真はサムスン電子のスマートフォン(AP)
 韓国の製造業が“凋落”の危機にひんしている。韓国銀行が16日発表した2013年の企業経営分析によると、韓国製造業者の売上高増加率は前年比でわずか0.5%にとどまった。通貨危機直後の1998年の0.7%より低く、統計を取り始めた61年以来、最も低いという。中央日報電子版によると、徐英京(ソ・ヨンギョン)韓銀副総裁は「まだ予断するのは難しいが、今年の製造業の売上高増加率は過去初めてマイナスになる可能性がある」とコメント、さらに業績が悪化する可能性を示唆した。業績反転のきっかけをつかめずにいる韓国製造業。日本の製造業を追い詰めたかつての勢いは完全に失われている。

売上高わずか0.5%増

 10月16日、韓国の産業界に衝撃が走った。現代重工業グループが造船3社の現代重工業、現代尾浦造船、現代三湖重工業の全役員262人の31%に相当する81人を退任させる電撃人事を発表したのだ。これほど大幅な役員削減は通貨危機以降、韓国の大企業では例がないという。朝鮮日報電子版が伝えた。

 日本の経済団体連合会(経団連)にあたる韓国の全国経済人連合会(全経連)の業績分析によると、12年に前年比2.1%増だった韓国造船業の売上高伸び率は、13年が1.3%、今年上期は前年同期比でマイナス0.9%と減少に転じた。営業利益率に至っては13年が2.0だったが、今年上期はマイナス3.6%と大幅に悪化した。

 現代重工業の営業赤字は、今年上期だけで1兆3000億ウォン(約1310億円)に達した。朝鮮日報電子版によると、今回の人事は「世界一流の造船所」の業績悪化の責任を問う性格が強い。韓国は9月の国別船舶受注量で中国、日本に次ぐ3位に転落した。世界首位だった韓国の造船業の栄華は終焉(しゅうえん)を迎えているのではないかとの懸念も聞かれるという。

5大産業、相次ぎ急落

 中央日報電子版によると、全経連の業績分析で造船のほか韓国経済を支えていた携帯電話端末、石油化学、自動車、テレビなどの5大産業の13年の売上高や営業利益率がいずれも急落した。また、韓国貿易協会の調査として韓国10大輸出品目のうち、鉄鋼板、ディスプレー、造船、石油製品の4品目がマイナス成長になったと伝えている。

 韓国製造業の凋落は、内需不振が長期化する中、グローバル景気の低迷で頼みの輸出も失速していることが大きい。朝鮮日報電子版はこうした要因に加え「経済が復活する日本と躍進する中国に挟まれた『サンドイッチ効果』なども原因」と報じた。さらに、11年以降は30大企業グループ入りを果たす中堅企業がなく、経済的な躍動性が低下していることも影響しているという。

通貨危機当時より厳しい局面

 通貨危機当時よりも韓国製造業が厳しい局面に立たされているのは疑いようもない。世界景気の低迷や円安など外部要因だけでなく、製品の競争力低下など内部要因に負うところも大きいとの指摘もある。今後も浮上に向けた“次の一手”が見つからず、このまま下降曲線をたどるとの見方も出ている。

 中央日報電子版は「韓国製造業、危機乗り越える成長動力探さなければ」との社説を掲載。この中で「大企業もこれまでの経営方式に安住することなく、自ら再飛躍のための転機を積極的に用意するときだ。かつてケインズは、不確実性を甘受しても投資を決める企業家の直感を野性的衝動(アニマルスピリッツ)と表現した。今こそ、野性的衝動が必要なときだ」と論じている。

6714チバQ:2014/10/30(木) 23:16:51
http://www.47news.jp/47topics/e/258826.php

【香港デモ】「自分の意見持つようになった」 政治意識、背景に高校授業 中国、危機感強め干渉も

2017年の行政長官選挙をめぐる中国の決定に端を発して9月28日から1カ月以上続く香港の大規模デモは、大学生らが主導権を民主派の活動家から奪う格好で広がり、 香港政府に圧力をかけ続けている。 かつてない盛り上がりを見せる学生運動の背景には、詰め込み型教育からの脱皮を図るため5年前に全ての高校に導入された一般教養科目「通識教育」の授業による政治意識の高まりがある。
 「一国二制度」で「高度な自治」を保障する中国は、抗議デモの原因は香港の教育にあると危機感を強めており、今後さらに干渉を強めそうだ。
 通識教育は日本の学校で行われている公民の授業に近く、教育改革の一環として導入。06年から多くの中学校で1年生を対象に始められ、09年に全ての高校で必修化された。中国や香港で起きている幅広い問題をテーマに、生徒自身が自主的に資料を集めたりグループ討論したりするのが特徴で、批判的に物事を分析、自分で判断することに主眼が置かれる。
 デモに参加する 孫凱(そん・がい)さん(18)は「通識の授業でさまざまな角度から物事を理解し、考えを固める訓練ができた。社会問題への関心も高まった」と話す。香港城市大の 林徳民(りん・とくみん)准教授(政治学)は「通識の授業を受けた学生は社会問題に対する意識が高い」と指摘した。
 香港における中国人意識の向上は1997年の中国返還後、中国、香港政府にとっての大きな課題だ。香港の教育界は自由や人権を重視する民主派が圧倒的で、授業で中国の格差や環境汚染の問題を取り上げてきたことが共産党に反感を抱く若者が増えている要因ともいわれる。
 政府は2012年、小中学校で愛国教育強化を狙って「道徳・国民教育」科目の導入を試みたところ、教師や学生、保護者らから猛反発を受け、事実上の撤回に追い込まれた。 今回の大規模デモを率いるリーダーの1人で大学1年の 黄之鋒(こう・しほう)さん(18)も当時の抗議活動に参加して政治意識が高まったという。
 通識の授業について親中派は批判を強めている。ある立法会議員は「通識を廃止して中国の歴史をもっと教えるべきだ」と主張。中国の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)常務委員である 伍淑清(ご・しゅくせい)氏は10月23日、中国のテレビで「香港では(中国人としての)国民教育が足りない」と訴えた。
 通識を教える高校教諭の 方景楽(ほう・けいがく)氏は「あらゆる意見を示し、客観的であることを意識している」と反論。香港島中心部のアドミラリティ(金鐘)で泊まり込んでデモを続ける女子大生の 区嘉頴(く・かえい)さんは「授業で自分の意見を持つようになった。簡単にはだまされない」と力強く話している。(香港共同=一井源太郎)
(共同通信)
2014/10/30 13:40

6715チバQ:2014/11/03(月) 16:16:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3030508
ミャンマー大統領、スー・チー氏や軍幹部と異例の協議
2014年10月31日 15:48 発信地:ネピドー/ミャンマー
【10月31日 AFP】(写真追加)来年に総選挙を控えたミャンマーで31日、テイン・セイン(Thein Sein)大統領が首都ネピドー(Naypyidaw)で、軍幹部やアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏をはじめとする野党政治家らとの協議に入った。

 スー・チーとテイン・セイン大統領は共に室内に入った。数十年続いた軍政から民政に移行したミャンマーで、こうした協議が開かれた前例はない。先週、ミャンマー選管当局は2015年総選挙を10月最終週から11月初週にかけて実施すると発表していた。(c)AFP

6716チバQ:2014/11/03(月) 16:16:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3030567
スー・チー氏の大統領就任阻む憲法、改正審議へ ミャンマー
2014年10月31日 20:19 発信地:ネピドー/ミャンマー
【10月31日 AFP】ミャンマー政府高官は31日、同国最大野党、国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)党首の大統領就任を妨げている憲法条項の改正について、議会で審議を行うことが決まったと述べた。ミャンマーでは来年、総選挙が予定されている。

 ミャンマーのテイン・セイン(Thein Sein)大統領が軍幹部やスー・チー氏ら野党指導者らと会談した後、イエ・ツット(Ye Htut)大統領報道官は記者団に対し「法に基づき、憲法改正を議会で審議することで合意した」と述べた。

 来年の総選挙で、仮に自由で公正な選挙が行われた場合、スー・チー氏の国民民主連盟が勝利するとの見方が強い。だが同国の現在の憲法では、配偶者または子どもが外国籍の場合は大統領に就任することができないと定められており、すでに亡くなった夫が英国籍で、2人の息子も英国籍を持つスー・チー氏は憲法改正を求めていた。

 また憲法には、改正に対する軍部の拒否権を認める条項もあるため、国民民主連盟はまずこの条項の改正に注力していた。憲法改正には議会の75%の賛成が必要となる。(c)AFP

6717チバQ:2014/11/03(月) 16:17:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3030576
馬総統側近の台北市議、収賄罪で懲役10年
2014年11月01日 21:18 発信地:台北/台湾
【11月1日 AFP】台湾の裁判所は10月31日、馬英九(Ma Ying-jeou)総統の側近で台北(Taipei)市議会議員の頼素如(Lai Su-ju)被告(50)に収賄罪で懲役10年の有罪判決を言い渡した。

 馬総統の国民党(Kuomintang、KMT)は11月後半の地方選挙を前に、2件の食の安全をめぐる問題などで批判が相次ぎ、支持率が低迷している。頼被告の有罪判決は政権にとって大きな打撃だ。

 台北地方法院は声明で、台北市の大型建設計画をめぐる便宜を図る見返りに1000万台湾ドル(約3700万円)を要求したとして、頼被告に収賄罪の有罪判決を言い渡したと発表した。

 頼被告は100万台湾ドル(約370万円)の授受は認めたものの、賄賂ではなく政治献金だったと主張していた。

 頼被告は国民党の期待の星として一時は党広報担当を務めた他、馬総統の党事務所の責任者も務めた。また弁護士として、馬総統ら大物政治家の代理人も務めた。

 馬総統の側近の政治家としては2012年に行政院秘書長の林益世(Lin Yi-shih)副党首(当時)が収賄罪で有罪判決が下されたのに続き、2人目となる。

 頼被告が控訴するかどうかはまだ分かっていない。(c)AFP

6718チバQ:2014/11/03(月) 16:38:04
http://www.sankei.com/world/news/141101/wor1411010028-n1.html
2014.11.1 14:18

マカオにも「民主」の波…香港から刺激 電子投票で95%「普通選挙を」

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 学生や市民のデモが続く香港と同様に中国の「一国二制度」下にあるマカオでも、民主意識が高まっている。親中派からトップを選ぶ制度は香港と同じ。8月31日には現長官が96%の得票率で再選された。だが民主派の団体は異例の民間住民投票を行い、89%が再選を支持しないとする結果を得た。今年12月20日に1999年のポルトガルからの返還15年を迎えるマカオ。民主派リーダーに話を聞いた。(マカオ 河崎真澄)

■「住民投票」実施で逮捕…「包囲網狭まった」

 「別件逮捕だった。言論の自由も奪われ始めた」

 カジノと世界遺産で知られるマカオ。ポルトガル時代の雰囲気も漂う路地裏の雑居ビルで、民主派市民団体「新マカオ学社」の前理事長、周庭希氏(27)は声を潜めた。周氏は、現理事長の蘇嘉豪氏(23)らと手弁当で活動している。

 親中派の現職、崔世安氏が唯一の候補だった長官選に反発、周氏らが発起人となって行った意識調査は違法ではなかったが、警察は周氏を「個人情報保護法違反の疑い」で逮捕した。

 警察の捜査を受けて、市内5カ所の投票所を閉鎖。電子投票のみに切り替えて8688人から得た票を集計した結果、再任不信任が89・3%、5年後の次期長官選で、民主派の立候補も認める「真の普通選挙」制度導入を求める声が95・1%にのぼった。

「5年前の長官選前後から民主派寄りの言論に規制が強まり、包囲網が狭まった」と周氏は話す。昨年の立法会(議会、定数33)選では民主派の議席は3から2に減少し、苦戦中だ。

■デモ成功…「習主席に直訴の方法、考えている」

 中国本土の富裕層を主な相手としたカジノや観光で経済が成り立つマカオ。当局は反中的な言論を取り締まる一方、カジノ収益の一部を住民に与える福祉策で、不満抑制を狙う。

 だが今年5月、長官や政府高官の退職後の優遇策をめぐって反発した民主派が、返還後では最大規模となる2万人(主催者発表)参加のデモを行い、優遇策を撤回させた。

 周氏らは9月末、香港の民主派デモに参加し、警察の催涙ガス発射にも遭遇した。その経験を踏まえ、今後は5年後の長官選への「真の普通選挙」導入に民主派の活動の照準を当て、次の計画を策定中だ。

 台湾に留学経験のある蘇氏は、「12月20日の返還15年式典に出席する習近平国家主席に対し、どうしたらマカオの民意を伝えられるか、冷静に直訴する方法を考えている」と明かした。

6719チバQ:2014/11/03(月) 16:48:38
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014110100221&g=int
統一地方選、与党苦戦か=「首都」など無所属、野党優勢−台湾



記者会見する台北市長選の国民党候補、連勝文氏=10月23日、台北
 【台北時事】台湾の統一地方選挙(29日投開票)まで1カ月を切った。台北、高雄など6直轄市を含む22県市の首長選は、馬英九総統の支持率低迷に加え、違法ラードなど食の安全を揺るがす事件が相次ぎ、与党・国民党が苦しい戦いを強いられている。「首都」の顔を選ぶ台北市長選でも、国民党候補が無所属候補にリードを許している。
 台北市長選は、国民党公認の新人、連勝文氏(44)と、無所属新人の医師、柯文哲氏(54)による事実上の一騎打ち。ケーブルテレビ局のTVBSが22日発表した世論調査によると、連氏の支持率32%に対し、柯氏が47%と15ポイントの大差をつけて先行している。(2014/11/01-17:26)

6720チバQ:2014/11/03(月) 16:49:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014110100227
「次の一手」、意見まとまらず=出口見えない道路占拠−香港民主派


 【香港時事】香港行政長官の選挙制度改革で次にどのような手を打つべきかをめぐる民主派各党・各団体の話し合いは、1日も意見がまとまらなかった。政府との対話だけでなく、民主派内部の協議も進まず、9月28日に始まった民主派デモ隊の道路占拠問題は出口が全く見えない状態だ。
 民主派各党はいずれも、立法会(議会)の民主派議員が辞職し、補欠選挙で制度民主化を争点にする案に前向きの姿勢を示したが、詳細については一致していない。
 公民党などは、有権者が最も多い香港全域の大選挙区(定数5)で補選を行うべきだと主張。しかし、大選挙区で唯一、複数の議員を擁する民主党では、多くの党が議員を出している一般の選挙区の方が良いという意見が多い。(2014/11/01-17:38)

6721チバQ:2014/11/03(月) 17:03:02
http://mainichi.jp/select/news/20141101k0000m040147000c.html
サンゴ密漁:価格高騰 罰金払ってまた…中国船歯止めなし
毎日新聞 2014年11月01日 07時00分(最終更新 11月01日 12時23分)
 【佐藤賢二郎、宮崎隆、上海・隅俊之】東京・小笠原などでの中国漁船によるサンゴ密漁問題で、過去に別の海域で逮捕された中国人船長が小笠原近海で再び逮捕されていたことが31日、関係者への取材で分かった。船長は罰金を払いながら密漁を繰り返していた。サンゴが中国で億単位で取引されるのに対し、日本での密漁の罰金は最大1000万円。罰金が軽すぎて法で歯止めがかからない実態が浮かんだ。

 横浜海上保安部は30日、小笠原諸島・北之島沖で中国サンゴ漁船の船長(45)を漁業法違反(無許可操業)で現行犯逮捕した。海保によると船長は昨年3月、沖縄県の宮古島沖でも逮捕され、罰金を払い釈放された。

 海保によると、逮捕歴のある中国人船長が小笠原諸島で逮捕されたのは初めて。海保幹部は「サンゴを求め沖縄から小笠原に移動してきた可能性が高い。中国で良質のサンゴは億単位で取引されているとの情報もあり、担保金(罰金)の額が低すぎる」と話した。

 実際、「一獲千金」を狙う中国の密漁船は後を絶たない。海底を根こそぎさらう漁法に、中国の業者も「赤サンゴは日本でも取れなくなるのでは」と懸念している。

 中国紙によると、福建省寧徳で2012年5月以降、10以上の密漁団が摘発され、約38キロの赤サンゴが押収されたケースでは、評価額は2240万元(約4億円)に上った。

 ある密漁者は出稼ぎ先で技術を学び、仲間数人で密漁を計画。漁船を約100万元(約1800万円)で購入し、赤サンゴを取る大型網を隠せるよう改造し密漁船に仕立てた。密漁先で裏切り者が通報しないよう携帯電話の電波を遮断する機器を付ける船もある。

 乗組員の給料や漁船の改造費、燃料費なども含めると投資は約200万元(約3600万円)。それでも密漁が成功すれば見返りは大きく、全財産を投じる者もいる。赤サンゴに詳しい上海の業者によると、以前は台湾の業者が高知県産を中国で販売していたが、ここ数年で日本産の価値に中国漁民が気づき始めたという。

 上海の専門店には日本円で数十万円から100万円以上の値札が付いた赤サンゴの宝飾品が並ぶ。日本の赤サンゴは「アカ」、桃色サンゴは「モモ」と日本語で呼ばれる。中でも深紅の「アカ」は人気で、高級品は1グラム1万元(約18万円)以上と5年前の約5倍に高騰しているという。

 中国は法律で採取を禁止し、悪質な場合10年以上の懲役刑が科される。だが、執行猶予の付くケースもあり、密漁の歯止めにはなっていない。業界関係者は「日本の赤サンゴは密漁者に根こそぎにされる」と警告する。

 太田昭宏国土交通相は31日、「違法操業には厳正に対処する。(中国側には)外交ルートできちんと抗議している」と述べた。だが、小笠原近海で今年、船長が逮捕された中国漁船は6隻、拿捕(だほ)は1隻にすぎず、残りは法令に基づき洋上で釈放しているのが現実だ。

 一方、小笠原諸島の警戒強化で警視庁は同日、小笠原署に警察官28人を派遣した。島内パトロールや船員が上陸した場合のトラブルに備える。10月に入り「陸から見える距離に不審船が近づいている」などと住民から不安の声が上がっていた。

6722チバQ:2014/11/04(火) 22:06:31
http://www.sankei.com/world/news/141104/wor1411040028-n1.html
2014.11.4 19:49

スー・チー氏、訪中へ 来秋の選挙にらみ招待か





 ミャンマーの最大野党、国民民主連盟(NLD)は4日、党首のアウン・サン・スー・チー氏が12月上旬に中国を訪問することを明らかにした。スー・チー氏の訪中は、2010年に自宅軟禁を解かれてから初めて。中国側の招待に応じたという。

 中国は、ミャンマー国民の人気が高いスー・チー氏と関係を築き、同国で影響力を維持する狙いとみられる。同国では来年秋に上下両院選を控えており、NLD勝利の可能性も考慮したもようだ。

 スー・チー氏は12年の下院議員就任後、中国の民主化、人権問題で表立った批判を控えている。中国企業が関与し、住民の抗議行動を招いたミャンマー北部の銅山開発についても「継続すべきだ」との立場を表明。隣国である中国との関係に配慮している。(共同)

6723チバQ:2014/11/04(火) 22:11:41
http://www.sankei.com/world/news/141104/wor1411040005-n1.html
2014.11.4 00:22
【韓国大統領選】
潘事務総長出馬めぐり政界騒然 故金大中氏側近「側近に打診受けた…」 世論調査で4割近い支持





 韓国の最大野党、新政治民主連合の重鎮が3日、同国外交官出身の潘基文国連事務総長の側近から、2017年末の大統領選に潘氏が同党候補として出馬するのはどうかと打診を受けたと主張し、騒ぎになっている。

 潘氏は10月下旬の韓国の世論調査機関の調べで次期大統領候補として4割近い支持を集め、首位になっており、大統領選をにらむ各党が無視できない存在になっている。

 打診を受けたと主張したのは故金大中元大統領の側近の権魯甲元国会議員。潘氏の「側近」がだれかは明かしていない。潘氏には与党セヌリ党内の朴槿恵大統領に近い勢力からも待望論が出ている。

 潘氏は07年1月に事務総長に就任した。16年12月に2期目の任期が終わる。(共同)

6724チバQ:2014/11/04(火) 22:27:31
http://www.asahi.com/articles/ASGC351W0GC3UHBI00X.html
香港占拠、行き詰まる民主派 反対派は中止求め署名提出
香港=鵜飼啓2014年11月3日22時57分
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 香港行政長官選の制度改革をめぐり、市街地を占拠する学生団体や民主派は、「住民投票」に代わる手段として、立法会議員の補欠選挙に持ち込むことを検討し始めた。ただ、具体的手法などでまとまらず、次の一手を探しあぐねている。一方、反対派は3日、占拠中止を求める署名を集め、政府に伝えた。

 学生団体などが検討しているのは、香港全域で議員を選ぶ「超級議席」枠の議員か、全5選挙区選出の民主派議員各1人が辞職し、制度改革案を争点に補選を行うという案だ。香港政府との対話に進展がなく、占拠が1カ月を超えて長期化する中で浮上した。

 だが、超級議席枠は民主派と親中派の得票差が小さく、取りこぼす恐れがある。一方、選挙区選出の5人が辞職すると、定数70のうち現有27の民主派議席数が重要議案を否決できる24議席を下回り、補選までに制度改革案が採択されてしまう可能性もある。

6725チバQ:2014/11/05(水) 21:04:10
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050033-n1.html
2014.11.5 20:19

モンゴル首相が辞職 石炭産業低迷、経済不況





 モンゴルの国民大会議(議会)は5日、アルタンホヤグ首相の辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。同首相は辞職、テルビシダグワ副首相が代行を務める。

 モンゴルでは、主要産業である石炭の価格が低迷、経済が落ち込んでおり、野党が同首相の責任を追及していた。エルベグドルジ大統領は次の首相について与党民主党などと協議、2週間以内に国民大会議で新首相が選出される見通し。(共同)

6726チバQ:2014/11/05(水) 21:18:54
http://www.sankei.com/world/news/141105/wor1411050006-n1.html
2014.11.5 05:00

中国、高官ら40人超不審死 事実上「粛清」との声も 汚職撲滅キャンペーンで

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 【北京=矢板明夫】中国の習近平国家主席が主導する汚職撲滅キャンペーンで、共産党幹部の自殺や不審死が頻発している。今年になってから「不自然に死亡した」と認定された党、政府、国有企業の幹部らはすでに40人を超えた。党の規律部門のずさんな捜査と過酷な取り調べが官僚たちを追い詰めたとの指摘は多い。捜査対象に習主席が所属する派閥、太子党の関係者がほとんどいないことから「反腐敗の名を借りた“粛清”だ」との声もある。

 遼寧省高級人民法院(高裁)のナンバー2だった女性副裁判長、徐安生氏(55)が10月29日未明、同省内のホテルで、バスローブの帯で首をつり、遺体は同日朝に発見された。同日正午頃には、同省の身体障害者協会のトップ、任志偉・共産党書記(55)が勤務先のビル7階の窓から飛び降りて自殺した。

 同じ省の局長級幹部2人が同じ日に自殺を図ったことはインターネットなどで話題を集めた。地元紙記者によると、徐氏は汚職問題で党の規律部門の調査対象になっており、自殺した日の午前には、規律委員会との面談を控えていたという。任氏にも汚職の噂があった。ネットには「2人は死ぬことで上にいる大幹部を守ろうとしたのでは」といった書き込みもあった。
 中国メディアの統計によれば、2003年から12年まで、中国で自殺した官僚は毎年10人以内だった。ところが12年11月に習近平指導部が発足して以降に急増し、13年は23人を記録した。今年は昨年からさらに倍増する勢いだ。自殺する官僚の多くは、地方指導者や国有企業の幹部で、病死と発表されたケースもあるといい、すでに50人を超えたとの見方もある。

 党の規律部門は、今年になってから1日2人の速いペースで汚職官僚の摘発を進めている。証拠調べはずさんで「調査対象になったら、無罪になることはまずない」(共産党幹部)という。汚職官僚に認定されると財産が没収されてメディアで宣伝され、子供の進学や就職にも影響が出る。こうした事情が、取り調べ前の自殺を選ぶ原因になっていると指摘されている。

 また一連の汚職撲滅キャンペーンで、摘発され自殺した共産党幹部は、胡錦濤前主席や江沢民元主席の派閥の関係者が多く、習派の太子党につながる人脈はほとんどいないといわれている。

6727チバQ:2014/11/05(水) 23:07:39
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141104-OYT1T50128.html
張氏側幹部を粛清対象…北、恐怖政治で体制固め
2014年11月05日 07時11分
特集 北朝鮮
 【ハバナ=吉田健一、ソウル=豊浦潤一】北朝鮮の金正恩キムジョンウン第1書記の側近、崔竜海チェリョンヘ朝鮮労働党書記が、昨年末に処刑された当時政権ナンバー2の張成沢チャンソンテク・国防委員会副委員長に近い幹部を、粛清対象者としてリストに掲載するよう軍に命じていたことが4日、分かった。


 複数の北朝鮮関係筋が読売新聞に明らかにした。

 粛清はこのリストに基づき行われているという。張氏の処刑から約11か月が経過しても、恐怖政治で体制固めを進めていることを示すものだ。

 崔氏は粛清理由とともにリストを金第1書記に提出したが、同筋は、張氏と関係が薄い人物も含まれていると指摘。「経済利権を巡り、崔氏や軍部と対立する人物を排除する口実に『張氏との関係』が使われている」との見方を示した。

2014年11月05日 07時11分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6728チバQ:2014/11/06(木) 06:46:57
http://www.asahi.com/articles/ASGC54Q4VGC5UHBI01N.html
韓国次期大統領選、潘国連事務総長の擁立論が急浮上
ソウル=東岡徹、ニューヨーク=金成隆一2014年11月6日05時48分

潘基文・国連事務総長と握手をする韓国の朴槿恵大統領=昨年5月、ニューヨークの国連本部

 韓国の次期大統領選候補に潘基文(パンギムン)・国連事務総長(70)が急浮上した。与党の一部が擁立を議論すると、野党からも「わが党から出すべきだ」との発言が飛び出し、争奪戦が始まっている。ただ、選挙は3年も先。韓国メディアも時期尚早だと冷ややかだ。

■与野党からラブコール

 潘氏は外交通商相などを歴任し、2007年1月に国連事務総長に就任。立身出世の人物として英雄視されている。最近行われた次期大統領候補の人気度調査では圧倒的な1位だった。事務総長の任期は16年12月までで、17年12月の大統領選に十分間に合う。

6729チバQ:2014/11/06(木) 22:08:01
http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000m020103000c.html
APEC:北京は厳戒と大規模交通規制 役所や学校6連休
毎日新聞 2014年11月06日 21時42分

 【北京・工藤哲】中国・北京で10、11の両日に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、北京市内では厳戒態勢が敷かれている。大気汚染防止や渋滞緩和を目的とした大規模な交通規制も3日から始まり、市民生活に影響が出ている。

 首脳会議は北京市中心部から北東に約60キロ離れた懐柔区の雁栖湖畔で開かれる。近くの高速道路は通行が規制され、会議場一帯の立ち入りも一部に限られている。中国各地で近年頻発するテロ事件を警戒し、北京では武装警察の特殊部隊が今月に訓練を実施。市内の駅周辺や交差点などで自動小銃を手にした警官が巡回している。100万人とされる治安ボランティアも動員されたほか、地下鉄の手荷物検査も強化されている。

 北京市内では7〜12日、役所や学校が6連休となる。車のナンバーの末尾が偶数か奇数かによって交互に市中心部での通行が規制されたことから、地下鉄やバスの利用者が1日延べ約300万人増え、駅などは通常より混雑している。通行規制の影響を受け、宅配業者の配送の遅れも予想されている。

6730チバQ:2014/11/07(金) 19:10:32
http://www.sankei.com/world/news/141107/wor1411070027-n1.html
2014.11.7 14:00

日本軍の記憶も「問題なし」 圧倒的な親日ぶりを示すミャンマー初の世論調査

ブログに書く6




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ミャンマーの日本食人気はとどまるところを知らない。最近開店した店では、しゃぶしゃぶと回転寿司を一度に楽しめる=10月、ヤンゴン(宮野弘之撮影)
 シンクタンクのミャンマー経済研究・コンサルティング(MERAC)が、調査会社のサード・アイ(Third Eye)とともに、ヤンゴンとマンダレーで行った世論調査の結果がまとまった。長く軍政下にあって、世論調査が実質的にできなかったミャンマーで、本格的に行われた初の世論調査といえる。今回は、その概要を報告する。(フジサンケイビジネスアイ)

 ◆公式統計に不安も

 「アジア最後のフロンティア」といわれ、世界の投資家が熱い視線を注ぐミャンマーだが、いざ、投資計画を立てようとすると、誰もがミャンマーの経済社会の実態をつかむのに大変な苦労をする。必要かつ信頼できる統計やデータがほとんどないためだ。貿易統計(通関ベース)なども、密輸や申告逃れのせいで、貿易相手国側から入手した数字と大きな乖離(かいり)があり、あまりあてにはならない。

 2011年3月以降のテイン・セイン政権下で進む広範かつ大幅な改革で、ミャンマーの政治・経済・社会の状況は日々、急速に変化しており、ミャンマー社会の実態を把握するのは、容易ではない。

 その意味で今回の調査は、ミャンマーに関わる政府、企業、団体などにとって、ミャンマーの人々が何を考え、社会にどのような変化が起こっているのかを把握するうえで、極めて有用で時宜を得たものといえよう。

 MERACとともに調査を行ったサード・アイは、マーケティング調査や社会調査の多国籍の専門家集団だ。両社は主に内外の政府関係機関や外資系企業の対ミャンマー戦略策定のバロメーターを提供することを狙い、ミャンマーの「ソーシャル・ウェザー・リサーチ」(社会的天気観測)プロジェクトを開始した。できるだけ客観的データを提供できるようにスポンサーを付けず、独立・中立の調査を目指した。

 回答者は、今年5月から6月にかけ、最大都市ヤンゴンと第2の都市マンダレーの15歳以上の男女1128人(男性44%、女性56%)。サンプリングは精度が高く偏りがない結果が得られやすい層化3段無作為抽出法で行った。具体的には、確率比例サンプリング(PPSサンプリング)で調査地区(ヤンゴン管区32地区、マンダレー管区18地区)を選択。次に地区ごとにPPSサンプリングでそれぞれ3つの集団を選ぶ。そして、サンプル集団の全世帯をリストアップし、世帯構成、所得、年齢、住所、電話番号などを世帯ごとにインタビューし、回答の承諾を得る。そこから15歳以上の回答者候補をリストアップし、システマティック・サンプリングで100人の中の10人ごとに1人をランダムで選び、名前と住所を確認するという手順だ。

6731チバQ:2014/11/07(金) 19:10:52
 この手法のおかげで、ヤンゴン、マンダレーの人々の民意をより正確に反映できる回答者を選択できた。この回答者に訓練された18人のインタビュアーが1人約40分間の面接を行った。

 ◆最も好きな国は米国

 質問は全部で52問。回答者の性別、年齢、教育レベル、毎月の所得と支出などの一般的情報に加え、諸外国やその国の製品に対する印象、外国投資に対する姿勢のほか、特別にミャンマーの人々が日本をどう見ているかについても焦点を当てた。また、テイン・セイン政権に対する評価も尋ねた。

 回答結果は大変興味深いものだった。好ましい国のトップは意外にもミャンマーに厳しい制裁を科してきた米国で、日本が2位だった。ただ、日本は「ミャンマー経済に最も重要な国」で、「働きたい外国企業の国」でもトップ。「製品の質」も日本が断トツと、ほとんどの項目で日本はナンバーワンで、親日ぶりが確認できた。

 戦時中の日本軍の行為についても尋ねたが、約9割の人が「両国の関係の障害にはなっていない」と答えた。他方、中国やインドに対するミャンマー人の印象は決して良くない。

 テイン・セイン政権のパフォーマンス(業績)については9割強の人が評価。12年4月の補欠選挙で65.6%の人が国民民主連盟(NLD)を選んだときとは、だいぶ様相が異なっている。また、完全ではないものの、自分の本当の意見を表明できる環境に改善されたと、多くの人が回答している。

 この世論調査結果の報告書には詳細な集計表が付属しており、さまざまな角度から独自の分析が可能で対ミャンマー戦略を立てる上で多くのヒントが得られよう。報告書の日本語版(有料)の申し込みは、メール(email:ebashi@meracyangon.com)で受け付けている。

6732チバQ:2014/11/07(金) 19:12:02
http://www.sankei.com/world/news/141107/wor1411070001-n1.html
2014.11.7 11:00
【プラユット政権考】
タクシン・インラック兄妹、TDR、万里の長城などで観光三昧、政権奪回への布石も着々と





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インラック氏(右)が10月26日に自身のフェースブックに投稿した写真。中央は兄のタクシン氏、左はインラック氏の一人息子
 軍事クーデターでタイの全権を掌握したプラユット政権が、民政移管に向けた作業を粛々と進める一方、タイの政治から追いやられる形となったタクシン元首相一族は“休戦モード”に入っている。タクシン氏は、来年末にも実施が予定される総選挙での巻き返しを狙っているとみられるが、妹のインラック前首相と中国観光を満喫するなど余裕の構えを見せている。

 インラック氏は10月26日、フェイスブックに、タクシン氏や一人息子と万里の長城を訪れたと書き込み、3人の写真も掲載した。肩を抱き合う兄弟のにこやかな表情からは、5月のクーデターで政権崩壊に追い込まれた心労は伺えない。

 タイの英字紙ネーション(電子版)などによると、インラック氏は19日に息子とタイを出国して日本に向かい、東京ディズニーランドなどを観光。日本でタクシン氏と合流し、25日に北京に移動した。インラック氏と息子は、11月初旬に帰国予定だという。

 タクシン氏は、通信事業などで富を築いて政界に進出し、2001年に首相に就任。前回クーデターで失脚し、実刑判決を受けて08年から事実上の海外亡命生活に入ったが、今もタイの政治に影響力を持つ。

 「兄の操り人形」とも揶揄(やゆ)されたインラック氏は、反政府デモを受け昨年12月に議会下院を解散したが、職権乱用で憲法裁判所から失職処分を受けた。国家汚職追放委員会から告発を受けており、軍政の許可を受けて海外渡航している。

 タイの民政復帰に向けた改革や新憲法の起草に取り組む国家改革評議会(NRC)は10月21日に初会合を開いた。議員には退役軍人や公務員らが名を連ねるが、その顔ぶれは、昨年からの反政府デモの主導者など反タクシン派がほとんどとされる。

 一方、タクシン派幹部は、これまでの総選挙で圧勝してきた実績などから、憲法改正後の総選挙への自信を見せ、再びインラック氏を首相候補に担いで政権奪取を目指す考え表明している。ただ、具体的な行動は見せていない。地元記者は「タクシン派幹部は、海外のタクシン氏から細かく指示を受けている」と指摘。軍政が進める諸改革を冷静に分析し、戦略を練っている段階とみられる。

 プラユット政権は、タクシン派の返り咲きを何とか防ぎたいのが本音だ。出身地の北部や農村で今も高い支持を集めるインラック氏は、コメ買い取り制度をめぐって職務怠慢があったとして、汚職追放委が国家立法議会などに告発しており、有罪となれば政治活動が禁止される見込み。ネーションによると、プラユット暫定首相は、インラック氏への告発を審議する国家立法議会を11月12日に召集するよう指示した。(シンガポール 吉村英輝)

6733チバQ:2014/11/08(土) 22:27:02
http://www.sankei.com/world/news/141108/wor1411080058-n1.html
2014.11.8 22:19
【香港民主化デモ】
違法性認め、自首を表明 金融街占拠を計画した香港大准教授

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香港の学生団体と政府側との対話の中継を見守るデモ参加者(ロイター)
 香港行政長官選挙の民主化を求めて金融街セントラル(中環)占拠を計画し、学生らが主導する大規模デモにも関与する戴耀廷香港大准教授は、違法な集会に参加した責任を認め、数週間以内に自首する考えを表明した。香港公共ラジオが8日伝えた。

 戴氏は、デモは限界に近づいているとの見方を示し、学生らに長期化しているデモの収拾を検討するよう促した。ただ、戴氏の影響力は限定的とみられ、デモ収拾に向けた動きに直ちにはつながらないとみられる。

 戴氏は、政府に圧力をかけるため立法会(議会)の民主派議員が辞職による補欠選挙実施を検討していることには協力するとした。(共同)

6734チバQ:2014/11/08(土) 22:30:12
http://www.sankei.com/world/news/141108/wor1411080002-n1.html
2014.11.8 11:00
【日々是世界】
「韓国は大惨事共和国」「違う。惨事を3日で忘れる阿呆共和国だ」…韓国紙が酷評する崩落事故の社会背景

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地下駐車場換気口の覆いが崩れ、上に乗っていた観客が転落した事故発生時のビデオ映像=17日、ソウル郊外(聯合=共同)
 韓国のソウル南方郊外の城南(ソンナム)市で10月17日、野外コンサート中に地下駐車場の換気口のふたが崩落し乗っていた観客ら16人が死亡した事故は、韓国社会に大きな衝撃を与えた。4月には南西部・珍島(チンド)沖で旅客船「セウォル号」が沈没し、修学旅行中の高校生を含む294人が死亡、10人が行方不明となる大惨事が起き、相次ぐ人災とも言える事故に、韓国社会はショックを隠せない様子だ。

いずれも「人災」

 「韓国は大惨事共和国だ」

 「いや違う、大事故が発生しても3日で忘れる阿呆共和国だ」

 「韓国では国民の誰もが年に1度か2度は遺書を書いておかなければならない」

 朝鮮日報(10月20日、電子版)は、インターネットの掲示板やソーシャルネットワーク(SNS)に寄せられた自嘲や皮肉まじりの市民の反応を掲載。その上で、今回の事故やセウォル号の沈没事故以外に、5月に起きたバスターミナル火災(死者8人)や療養施設火災(死者21人)など韓国内で起きた大事故を挙げ、「これまで発生した事故は、いずれも安全に対する意識の低さに起因する『人災』だったことが分かっている」と断じた。

 さらに社説では、今回の事故で4つの問題点を指摘している。(1)建築法など関連法令に換気口のふたの強度、厚さ、耐久性、材質などを定めた規定がない(2)会場にいたイベントの担当スタッフ38人のうち、「安全管理」を自らの役割と認識していた人は1人もいなかった(3)主催者側は消防署に安全対策のための協力要請を事前に行っていたが、消防署は「屋外の広場は安全点検の対象外」として対応しなかった(4)数十人が換気口に上り、その時点でたわんでいた。ふたに乗った人たちも「自分の安全は自分で守る」という意識がなかった−とした。

 その上で、「主催者側や会場を訪れた観客個人に至るまで、関係者全員が『人の命を守らねばならない』という意識が欠如していたことが原因となった」と非難した。

「後進国型の悲劇」

 一方、公演開始前、司会者は換気口のふたに乗っていた人たちに対し「危険だから、下りてほしい」と3、4回注意していたという。

 東亜日報(10月20日、電子版)は、「換気口の観客らに、下りてこなければ公演を開始しないと強く求めていたら、結果は違っていたはずだ」「イベント主催側の安易な気持ちや観客の安全意識の不在が招いた惨事だ」として、主催者側の対応や市民の安全意識の低さを批判した。

 中央日報(18日、電子版)の社説は、「韓国の公演・スポーツ界は資金不足と劣悪な事情のため管理が徹底されていないことが多い。主催者側もより多くの観客誘致ばかりを考え、先進国のようにイベント会場の至る所をあらかじめ点検して事前に危険を防ごうという姿勢が足りない」と指摘した。

 その上で、「こうした後進国型の悲劇を防ぐには、設計段階から安全を十分に考慮するのは言うまでもない。そして我々が安全不感症から惨事を招いていないか冷静に確認してみる必要がある」と訴えた。

公演関係者の告白

 中央日報(電子版)は10月21日、「公演関係者10人による『安全不感症』の告白」と題し、ソウル大学路にある小劇場を実際に訪れ、公演関係者10人とともに検証した内容を掲載している。「彼らは消防点検の強化、関係者の意識改善、関連法令の改正などが急務だと異口同音に話した」という。

 検証した結果、非常口を探すのが難しい▽安全要員を配置していない▽舞台からの墜落や音響・照明機器による感電の危険が高い▽安全問題を考慮すれば公演をキャンセルすべき状況でも強行するケースが少なくない−などの問題点などが次々と明らかになった。(国際アナリスト EX)

6735チバQ:2014/11/08(土) 22:41:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014110800352
「シルクロード基金」創設へ=インフラ整備で−中国主導


 【北京時事】中国の習近平国家主席は8日、モンゴルやミャンマーなど近隣国首脳らとの会合で、「シルクロード基金」を創設し、中国が400億ドル(約4兆6000億円)を出資する計画を明らかにした。インフラ整備の資金を提供する役割を担うとみられ、設立準備が進むアジアインフラ投資銀行(AIIB)とともに、中国主導で開発途上国で鉄道や道路などの建設を推進する計画。(2014/11/08-21:55)

6736チバQ:2014/11/08(土) 23:10:46
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%AD%E3%83%92%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%A3%E6%97%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8C%E8%84%B1%E5%87%BA%E6%96%99%E3%80%8D%EF%BC%9D%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%B2%BB%E5%AE%89%E9%83%A8%E9%9A%8A%E2%80%95%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E5%9B%A3%E4%BD%93%E5%A0%B1%E5%91%8A/ar-AA6Y48P
ロヒンギャ族から「脱出料」=ミャンマー治安部隊―人権団体報告

時事通信
1日前
 【バンコク時事】タイ・バンコクに拠点を置く人権団体「フォーティファイ・ライツ」は7日、ミャンマーの治安部隊が、当局の迫害を逃れるため国外への脱出を図る西部ラカイン州のイスラム系少数民族ロヒンギャ族から現金を徴収するなどして出国させているとする報告書を発表した。

 ミャンマーを脱出したロヒンギャ族からの聞き取り調査を基にまとめたもので、それによると、ロヒンギャ族のブローカーは通常、ロヒンギャ族を乗せた船を出国させる見返りに警察や海軍、陸軍に1隻当たり500〜600ドル(約5万8000円〜7万円)を支払う。海軍が7000ドルを要求した例や、警察がロヒンギャ族から1人15ドルを直接徴収した例もあったという。


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