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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4653チバQ:2012/06/27(水) 21:51:32
>>4535-4539>>4602>>4620-4621>>4634>>4644
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/571961/
「内戦」続くシリア、妥協点みえぬ対立当事者
配信元:
2012/06/27 11:25更新
【イチから分かる】

 アサド政権と反体制派の対立が続くシリア情勢は、反政府デモの発生から約1年3カ月となる今月、国連高官が「内戦」状態にあると認めるに至った。国連・アラブ連盟合同特使であるアナン前国連事務総長の調停案はほぼ破綻している。激化する暴力の背景には何があるのか。(カイロ 大内清)

 アナン調停に基づき、シリア国内に展開する国連シリア監視団(UNSMIS)は16日、安全確保が難しくなったことを理由に、4月の派遣当初から連日実施してきた巡視活動などを停止した。このため、政権側と反体制派の双方への歯止めがまったくなくなり、戦闘がいっそう激化するとの懸念が強まっている。

 ただ監視団は、当事者である政権側と反体制派の「停戦合意」の履行状況を監視するのが基本任務だ。捕虜交換の交渉仲介なども行ってはきたものの、直接、戦闘行為を停止させる力は持っていない。武器携行も許されておらず、当初から活動には限界があるとみられてきた。

 また、アナン調停は両当事者に停戦を呼びかけるものだが、そもそも反体制派には多数の組織が存在し、統一的な意思決定ができる態勢にない。調停には初めから欠陥があったのだ。

 それでも国連がなおアナン氏の調停案にこだわるのは、国際社会が妥協可能なギリギリの線だとみられているためだ。国連安全保障理事会では、シリアの体制転換を主張する米英仏に対し、兵器売却などを通じアサド政権との関係が深いロシアは、中東戦略の柱であるシリアの体制崩壊を警戒。チベットやウイグル問題を抱える中国も、内政問題だとして反体制派弾圧への外国の介入に反対している。

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記事本文の続き このため調停案では、中露の合意を引き出すため、アサド政権存続を前提に、暴力停止と段階的な変革を促すという現実的な路線がとられている。

 しかし、政権打倒を掲げる反体制派には、政権が存続する限り、いつ弾圧の対象となるか分からないとの懸念がつきまとう。

 国際社会の支援が不可欠である反体制派の在外代表組織「シリア国民評議会」や武装組織「自由シリア軍」が表向きは調停案を受け入れつつも、当初から「調停案には無理がある」(同軍幹部)としてきたのはこのためだ。現在、国内の反体制派は本格的な武装闘争を再開している。

 逆にアサド政権は、同案に代わる解決策で国際社会が一致するのは難しいと見越して攻勢を強めている。政権側には、調停案が中ぶらりんな現状の方が、反体制派を武力粉砕するには有利でもあるのだ。

 こうした中、国際社会では、訴追免除などを条件にサレハ前大統領から副大統領に権限を委譲させて暴力停止につなげた「イエメン型」の解決をシリアに適用しようとの案も取り沙汰されている。

 だが、バッシャール・アサド大統領の退陣後も、同氏の出身宗派である少数派のイスラム教アラウィ派を中心としたシリアの権力構造は温存される可能性が高い。特に、反体制側の武装勢力には、イエメン型解決への拒否感が強い。

 武力では政府軍に及ばない反体制武装勢力は、北大西洋条約機構(NATO)の軍事介入がカダフィ政権を崩壊させた「リビア型」のシナリオを再現したいと狙っており、政府軍の報復で多数の住民に犠牲が出ても市街地での局地戦を継続することが欧米の軍事介入を誘う突破口につながると捉えている面もある。

 シリア内戦が周辺地域の流動化を招き、イスラム過激派の流入につながるとの懸念も消えていない。政権側と反体制派に妥協点がない中、打開の道筋は見えないままだ。

4654チバQ:2012/06/27(水) 21:51:43

 ■「アラウィ派支配」に根強い不満も

 シリアでは1963年、クーデターによりバース党政権が誕生、その際、権力奪取に中心的な役割を果たしたのが、イスラム教シーア派の一派とされるアラウィ派の軍人だった。

 人口の1割強といわれるアラウィ派にはもともと、北西部の山岳地帯に住む貧しい農民が多かったとされる。このため20世紀以降は教育費のかからない軍人を目指す者が増えた。

 現大統領の父、ハーフェズ・アサド前大統領もそうした一人で、70年に実権を握ってからは、アラウィ派出身者を軍や治安機関の要職に配置し、自身の権力固めに利用した。

 シリア人口の約7割を占めるイスラム教スンニ派には“アラウィ派支配”への不満も根強く、昨年3月の反政府デモ発生以降、戦闘が激化する遠因ともなっている。今年5月から各地で相次いでいる住民の「虐殺事件」について、反体制側は「アラウィ派民兵集団の仕業」と非難している。

4655チバQ:2012/06/27(水) 21:52:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000560-san-int
シリア問題連絡調整グループ会合 イラン参加で米露綱引き
産経新聞 6月27日(水)15時6分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤、モスクワ=佐々木正明】ロシアのチュルキン国連大使は26日、シリア問題に関する国連・アラブ連盟合同特使を務めるアナン前国連事務総長が30日に開催を提唱している「連絡調整グループ」の会合にロシアのラブロフ外相が出席すると明かした。

 連絡調整グループは、シリア情勢を打開するため、国連安全保障理事会常任理事国5カ国とシリア周辺国で構成、アサド政権と反体制派の双方と協議を行うことを目指しているが、イラン参加の当否をめぐって米国とロシアが対立している。

 アナン氏は「連絡調整グループ」の会合に、イランを招待したい考えでロシアはこれに賛成している。

 チュルキン大使は「(30日の)会合を重視している。ロシアが提唱しているシリア問題の会議と同様の構想のものだ」と述べた。

 また、ロシアのインタファクス通信によると、中東歴訪中のロシアのプーチン大統領は26日、連絡調整グループ会合にイランを呼ばないというのは「正常化の過程に加わる隣国は多いほどいい。外交官が好んで使う言葉だが、非生産的だ」などと発言、イランの参加に反対する米国を牽制した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000013-jij_afp-int
「シリアは戦争状態」、アサド大統領 反体制派鎮圧を命じる
AFP=時事 6月27日(水)12時18分配信

シリアの新閣僚就任式で話すバッシャール・アサド大統領(2012年6月26日撮影)。

【AFP=時事】シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領は26日、シリアは戦争状態にあると述べ、反体制派を鎮圧するよう新たに任命された閣僚らに命じた。

首都近郊で大規模な戦闘

 反体制派の民衆蜂起は16か月目に入り、緊張はいっそうの高まりをみせている。国営シリア・アラブ通信(SANA)によると、アサド大統領は、シリアが「まぎれもない戦争状態」にあることを認め、「戦争状態である以上、われわれの全ての政策と能力を使って勝利を確保しなければならない」と新閣僚らに語った。

 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、26日にはシリア国内で民間人68人、政府軍兵士41人、反体制派戦闘員7人の116人が死亡した。

■米政府「アサド氏は権力失いつつあるが捨て身」

 米政府は、シリア軍将兵の国外逃亡や、首都ダマスカス(Damascus)近郊でも激しい戦闘が起きたことを挙げ、「捨て身の」アサド大統領が徐々に権力を失ってきていると指摘する。

 ジェイ・カーニー(Jay Carney)米大統領報道官は「アサド氏はゆっくりと権力を失いつつある。ゆっくりすぎるとはいえ」と述べ、軍幹部が最近ヨルダンとトルコに逃れたこともアサド政権が国内を掌握できなくなっていることのもう一つの証左だと語った。

 一方でカーニー報道官は「だが、アサド氏が航空戦力と(政府系民兵組織の)シャビハ(Shabiha)を投入し続けていることから、同氏がいかなる代価を払ってでも権力にしがみつこうと捨て身になっていることは明らかだ」と述べた。

 また米政府は、前週のシリア軍によるトルコ軍機撃墜について北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるトルコへの支持を表明。さらに、シリア問題をめぐって30日にスイスのジュネーブ(Geneva)で開かれる予定の国際会合にイランを参加させるべきだというロシアの主張に反対する考えを示した。【翻訳編集】 AFPBB News

4656チバQ:2012/06/27(水) 21:54:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000118-mai-int
<シリア>首都郊外で戦闘 「複数の死者」情報も
毎日新聞 6月26日(火)22時45分配信

 【カイロ前田英司】シリアの首都ダマスカス郊外にある共和国防衛隊の基地近くで26日、共和国防衛隊と反体制派の戦闘員が交戦し、反体制派組織「地域調整委員会」は複数の死者が出たと伝えた。

 現場はダマスカス中心部から8キロしか離れておらず、共和国防衛隊の基地付近での戦闘発生は極めて異例。首都はアサド政権の拠点とされるが、最近、戦闘が頻発している。

 共和国防衛隊はアサド大統領の弟マーヘル氏が指揮する精鋭部隊で、首都の警護が主任務。昨年来の民主化闘争では政権側の弾圧の主力ともいわれた。

 一方、東部デリゾールや中部ホムスなどでは26日、政府軍が砲撃を仕掛け、地域調整委員会によると、各地で計50人以上が死亡した。

http://mainichi.jp/select/news/20120627k0000e030180000c.html
シリア:打開策の糸口遠のく
毎日新聞 2012年06月27日 12時21分(最終更新 06月27日 12時34分)

 シリアのアサド大統領が26日、「本物の戦争状態にある」と宣言したことで、内戦状態に陥ったシリア情勢が一段と混迷するとの懸念が高まっている。政府軍と反体制派の交戦は激化の一途で、30日に開催予定のアナン国連・アラブ連盟合同特使の提案による「シリア連絡グループ」会合で打開策が打ち出される可能性は小さい。シリア問題の出口はますます見えにくくなっている。【カイロ前田英司、ワシントン白戸圭一】

 「すべてが戦争の勝利に向けて動く必要がある」。アサド大統領は26日、総動員態勢で反体制派と交戦する意向を強調した。在英人権団体「シリア人権監視団」によると、26日には全土で計140人が死亡。このうち軍兵士の死者46人に対し、民間人は87人とされ、一般市民に被害が広がっている現状が浮き彫りになった。

 26日には、政権の拠点である首都ダマスカス近郊で、精鋭部隊の共和国防衛隊と反体制派が激しく交戦。AFP通信などによると、戦闘では大砲などが使用され、首都近郊では最も激しい戦闘に発展したという。北部では、反体制派が対空砲などで政府軍のヘリコプターを撃墜したとの情報もあり、戦闘は激しさを増している。

 一方、アサド大統領の演説は、危機感の表れとの見方もある。米紙などによると、サウジアラビアやカタールなどから反体制派への武器や資金提供が進み、配分などについて米政府が関与しているとされる。

 カーニー米大統領報道官は26日、「最近の軍高官のヨルダンとトルコへの亡命は、アサド政権がシリア国内で支配力を失っていることの証左だ」と述べ、アサド政権の弱体化が進展しているとの見解を示した。

 シリアでは21日に空軍パイロットが戦闘機でヨルダンに亡命。25日には将兵33人が陸路でトルコへ逃れた。カーニー報道官は「退陣拒否が恐るべき犠牲をシリア国民にもたらしている」と述べ、早期退陣を重ねて求めた。


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