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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3155チバQ:2011/10/08(土) 13:37:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011100802000045.html?ref=rank
3女性ノーベル平和賞
2011年10月8日 朝刊

 【ロンドン=小杉敏之】ノルウェーのノーベル賞委員会は七日、二〇一一年のノーベル平和賞を西アフリカ・リベリアのエレン・サーリーフ大統領(72)と同国の平和活動家リーマ・ボウイーさん(39)、イエメンのジャーナリスト、タワックル・カルマンさん(32)の女性三人に授与すると発表した。同委員会は授賞理由として「平和構築活動に女性が安全かつ全面的に参加できるよう、非暴力の活動に取り組んだ」ことを挙げた。 

 リベリアでは一九八九年から十四年間にわたって内戦が続き、二十七万人が死亡した。サーリーフさんは内戦終結後の二〇〇五年の大統領選で当選し、アフリカ初の女性大統領として、電気や水道などのインフラがない国家の再建に寄与した。

 ボウイーさんは内戦終結のために非政府組織(NGO)「女性の平和と安全ネットワーク・アフリカ」を創設し、非暴力のデモを呼び掛けてサーリーフ大統領を支援した。

 カルマンさんは中東の民主化運動「アラブの春」がメディアに注目される前から、イエメンで女性の権利や言論の自由を求める活動を展開した。

 女性への平和賞は、〇四年のケニアの環境問題活動家ワンガリ・マータイさん(故人)以来七年ぶり。中東の女性への授与は、〇三年のイラン人権活動家シリン・エバディさん以来となる。

 授賞式は、十二月十日にノルウェーの首都オスロで行われ、賞金一千万スウェーデンクローナ(約一億一千万円)は三人で分け合う。

http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100801000088.html
「アラブの春」を後押し ノーベル平和委員長


 取材に応じるノーベル賞委員会のヤーグラン委員長=7日、オスロ(共同)
 【オスロ共同】ノルウェーのノーベル賞委員会のヤーグラン委員長(60)は7日、イエメンの人権活動家タワックル・カルマンさんら女性3人への平和賞授与発表後、共同通信のインタビューに応じた。「(民主化運動への弾圧が続く)イエメンやシリアに限らず、自由を求めるアラブ世界の全ての人を激励したい」と述べ、中東の民主化運動「アラブの春」を後押しする意図を込めたことを明らかにした。

 その上で、弾圧を続ける中東の独裁的な政権を「人権と民主主義を求める動きにあらがうことはできない。人々への弾圧はやめるべきだ」と批判した。

2011/10/08 09:00 【共同通信】

3156チバQ:2011/10/08(土) 13:38:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000089-san-int
ノーベル平和賞 民主化の象徴に「春」 大衆デモを主導、常に最前線
産経新聞 10月8日(土)7時55分配信

 □リベリアの2人 イエメンのカルマンさん

 【カイロ=大内清】今年のノーベル平和賞の受賞者の一人に、イエメンの女性民主活動家タワックル・カルマンさんが選ばれた。中東・北アフリカに民主化運動が拡大する中、イエメンでの民衆デモを主導してきた人物だけに、同賞授与には、なおも反体制派弾圧が続く同国やシリアへの圧力を強め、いわゆる「アラブの春」を後押しする狙いがある。

 カルマンさんは今年1月、チュニジアでベンアリ前政権が倒れたことに触発される形で発生した、イエメンのサレハ大統領に対する退陣要求デモに当初から参加。政府軍と反サレハ派との間で戦闘も起きる中、デモの中心地である首都サヌアの「変革広場」に小屋を建てて仲間とともにとどまった。同国民主化運動のシンボル的存在だ。

 8月下旬、サヌアで産経新聞とのインタビューに応じた際は、疲れた表情を見せながらも、「大統領を辞任に追い込むまであきらめない」と強調。保守的な部族社会で知られる同国にあって、多数の女性がデモに参加しているのは、“最前線”に立ち続けるカルマンさんの存在が大きく、選考でもその点が高く評価されたとみられる。

 「女性の参加なしで民主主義を築くことはできないという、アラブ世界全体へのシグナルだ」。ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は7日、記者会見でこう述べ、授賞の意義を強調した。

 しばしば“政治的意図”での選考が指摘されるノーベル平和賞。「女性」としての面がクローズアップされての共同受賞とはいえ、今回のカルマンさんへの授与は、欧米が期待する形での変革に向け、地域全体の民主化を促す意図もあるのは間違いない。

 一方、「アラブの春」ですでに政権が崩壊したチュニジアやエジプト、リビアでは最近、民主化に逆行する動きや権力闘争が表面化。エジプトでは全権を握る軍部が徐々に強権的な姿勢を強め、民主化勢力の求心力は低下傾向にある。

 さらに、イエメンではサレハ大統領が即時退陣を拒否して権力の座にとどまっており、カルマンさんの受賞も報道されていない。シリアでは苛烈な反体制派弾圧が続く。

 今年のノーベル平和賞候補に名前があがっていたエジプトの民主化グループ「4月6日運動」のリーダー、アフマド・マーヘル氏は「革命達成に向け、各地の民主化勢力が連携する必要がある」と話している。

3157チバQ:2011/10/08(土) 13:38:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111007-00000103-mai-int
<ノーベル平和賞>イスラム諸国の女性、歓喜 高まる期待
毎日新聞 10月7日(金)21時49分配信

 女性の人権向上などに尽力してきた、リベリアのエレン・サーリーフ大統領と女性平和活動家リーマ・ボウイー氏、イエメンの民主活動家タワックル・カルマン氏の女性3人への7日のノーベル平和賞授賞は、人権弾圧や強権支配が続いている国々にどのような影響を及ぼすのか。受賞者の喜びの声に加え、各国で自分たちの社会を少しでもよくしようと闘い続けている女性たちに授賞の意義を聞いた。【カイロ和田浩明、テヘラン鵜塚健、カブール杉尾直哉】

 「授賞は、(中東の民主化政変)アラブの春の勝利だ。中東で人権のために戦う全ての人に与えられた」

 授賞が決まったイエメンの女性民主活動家、タワックル・カルマンさん(32)は、毎日新聞の電話取材に、興奮した調子で話した。民主化デモ隊が集まる首都サヌア中心部の「変革広場」。この広場を中心にイエメンで今年1月下旬に始まったデモは、直前にカルマンさんを逮捕した当局への抗議活動が始まりだった。

 その広場で授賞発表後に取材を受けたカルマンさんは、「自由が得られるまでここにとどまる」「授賞はイエメン革命を国際社会が理解してくれている証明だ」と語り、強権支配を続けるサレハ大統領の退陣と民主化を求める決意を強調した。

 チュニジアでの政変で始まった「アラブの春」に先駆けて、若者団体の民主化デモを主導。7月には民主化勢力の一部を糾合し「サレハ後」の民主化促進を目指す組織を発足させた。7日も「平和こそが独裁者に対抗する唯一の手段だ」と訴え、戦う者の「本気」を改めて示した。

 カルマンさんへの授賞には女性の権利に対する制限が厳しいイスラム諸国でも喜びの声が上がった。

 エジプトでムバラク独裁政権を崩壊させた民衆蜂起を主導した若者団体「4月6日運動」のエンジー・ハムディさん(27)は、「男性中心社会の中で、女性が恐怖を克服して社会の変革に取り組む努力が認められたということだ」と指摘した。授賞によって「政治参加を目指す女性が大きく勇気付けられた」と評価した。

 保守的な部族社会が支配的なイエメンでは、女性の政治参加は限定的で、10代前半で結婚する若年婚の風習も残る。戒律が厳しいイスラム教ワッハーブ派が主流のサウジアラビアでは、女性は車の運転すら禁止。国際社会からの批判を背景に、アブドラ国王が9月になってようやく参政権の付与を発表したが、進展は遅い。

 イスラム圏では相対的に女性の社会参加が進んでいるエジプトでも、ハムディさんは「民衆蜂起に参加している私を見た男性治安部隊員は、驚きの目で見ていた」と語った。

 「アラブの春」の拡大で、若者を中心に女性も社会や政治の変革を真剣に考え、行動するようになったと言ったハムディさん。「男女平等の社会が実現するよう取り組んでいきたい」と決意を新たにしていた。

 ◇イラン女性「声上げる」

 女性の人権抑圧で知られるイランの女性たちも勇気づけている。

 イランは子供を除く全女性にヘジャブ(かぶりものの総称)の着用を義務化。姦通(かんつう)罪による石打ち刑など女性に不利な法律も多い。テヘランの人権活動家で女性弁護士のザフラ・サデギさん(37)は「女性側が離婚を要求できる条件は極めて限られ、男性が圧倒的に有利な社会だ」と問題点を指摘する。

 03年には女性人権活動家のシリン・エバディさんが平和賞を受賞したが、その後、欧米での活動を余儀なくされた。サデギさんは「特に同じ中東の女性活動家が平和賞を受賞したことがうれしい。時間はかかるが、あきらめずイラン女性の権利のために闘いたい」と話した。

3158チバQ:2011/10/08(土) 13:39:12
 ◇受賞の辞退を

 アフガニスタンの女性の人権向上などを目指している社会活動家、マラライ・ジョヤ元下院議員(33)は7日、毎日新聞に「イエメンの活動家ら女性が注目されたのはいいことだ」と語った。さらに「『アラブの春』で立ち上がった勇気ある民衆に私たちは勇気づけられた。米軍の占領や、アフガン政府の腐敗に抗議するデモも少しずつ国内各地で起きている。希望を捨てずに女性の権利確立と民主主義のために戦い続けたい」と話した。

 ただ、一昨年に受賞したオバマ米大統領を「アフガンで悲惨な戦争を続けている好戦的な人物」と語り、「ノーベル平和賞というより戦争賞になった」と指摘。「今回授賞を発表された女性たちはアフガンなど各地で続く戦争に抗議し、辞退すべきだ」とも述べた。

 ◇イエメン…33年間独裁続く

 1990年に南北イエメンが統合。人口2426万人(推定)。多数派はイスラム教徒のアラブ人。北イエメン時代を含めサレハ大統領による33年間もの独裁体制が続く。「アラブの春」を機に反政府デモが活発化。大統領は6月に暗殺未遂で重傷を負い、サウジで療養後に9月帰国。政権側や有力部族、アルカイダ系勢力が入り乱れて武力衝突が起きている。

 ◇リベリア…14年間内戦続く

 1847年、米国で解放された黒人奴隷を中心にアフリカ初の共和国として独立。国土は日本の約3分の1、人口410万人(推定)。89年に始まった内戦は、97年就任のテーラー氏がナイジェリアに亡命する03年まで14年間続き、約27万人が死亡、79万人の避難民が発生した。05年10月の大統領選でサーリーフ氏が当選。06年1月にアフリカ初の民選の女性大統領となった。

3159チバQ:2011/10/08(土) 13:47:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000088-san-int
ノーベル平和賞、中東など3女性
産経新聞 10月8日(土)7時55分配信

 ■サーリーフさん 非暴力で国家を再建/■ボウイーさん 女性組織し内戦停止/■カルマンさん 「アラブの春」先駆者

 【ロンドン=木村正人】ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2011年のノーベル平和賞を、女性の地位向上と社会の安定のために非暴力で闘ってきたとして、アフリカ初の女性大統領となったリベリアのエレン・サーリーフ大統領(72)らアフリカと中東の女性3人に授与すると発表した。女性への授賞はケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさん(9月25日死去)以来7年ぶり。他の2人はリベリアの平和活動家リーマ・ボウイーさん(39)とイエメンの人権活動家タワックル・カルマンさん(32)。

 授賞理由について同委員会のヤーグラン委員長は「3人への授賞が、多くの国で今なお続く女性への抑圧に終わりをもたらすことを望んでいる」と述べた。

 アフリカや中東では女性の権利が十分に認められておらず、今回の平和賞授与により、女性の地位向上に向けた運動を後押しする意図があるとみられる。また、カルマンさんはイエメンの民主化運動にもかかわっており、ヤーグラン委員長は今回の平和賞決定には、中東・北アフリカの民主化運動「アラブの春」への評価も含まれているとの見解を示した。AP通信によると、カルマンさんは史上最年少のノーベル平和賞受賞者という。受賞決定について、サーリーフさんはフランス通信(AFP)に対し「リベリアで長年、平和のために闘ってきた結果だ」と語った。

 サーリーフさんは米ハーバード大で経済学を学び、国連開発計画(UNDP)アフリカ局長などを務めた。隣国シエラレオネの反政府勢力を支援したとして人道に対する罪に問われ、国際刑事裁判所(ICC)で公判中のテーラー元リベリア大統領が亡命し、リベリアの内戦が終結した後の05年にアフリカ初の女性大統領に選出。以後、内戦で荒廃した国家再建と社会の安定に大きく寄与した。

 しかし、同国の残虐行為を調査する「真実和解委員会」が09年、テーラー氏への財政支援を認めたサーリーフさんらの公職追放を求める報告書を国会に提出。これに対し、サーリーフさんは続投を表明し、11日に予定される大統領選に出馬している。

 このため、7日のノーベル賞委員会の記者会見では「(ノーベル賞授与は)内政干渉ではないか」との疑問も呈された。

 ボウイーさんは、リベリアで民族と宗教の壁を越えて女性を組織し非暴力のデモなどを展開、内戦の停止に尽力した。受賞決定後、AFPに対し「アフリカの女性たちに贈られる賞だ」と喜びを語った。

 また、カルマンさんは「アラブの春」が始まる前から、イエメンで民主化や平和運動を推進。今年に入り首都サヌアでサレハ政権を批判する学生運動を組織し、一時逮捕された。カルマンさんは中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対し「反政府デモの犠牲者たちに賞をささげる」と語った。

 賞金の1千万スウェーデンクローナ(約1億1千万円)は3人に配分される。授賞式は12月10日にノルウェーの首都オスロで行われる。


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