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国際政治・世界事情

3159チバQ:2011/10/08(土) 13:47:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000088-san-int
ノーベル平和賞、中東など3女性
産経新聞 10月8日(土)7時55分配信

 ■サーリーフさん 非暴力で国家を再建/■ボウイーさん 女性組織し内戦停止/■カルマンさん 「アラブの春」先駆者

 【ロンドン=木村正人】ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2011年のノーベル平和賞を、女性の地位向上と社会の安定のために非暴力で闘ってきたとして、アフリカ初の女性大統領となったリベリアのエレン・サーリーフ大統領(72)らアフリカと中東の女性3人に授与すると発表した。女性への授賞はケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさん(9月25日死去)以来7年ぶり。他の2人はリベリアの平和活動家リーマ・ボウイーさん(39)とイエメンの人権活動家タワックル・カルマンさん(32)。

 授賞理由について同委員会のヤーグラン委員長は「3人への授賞が、多くの国で今なお続く女性への抑圧に終わりをもたらすことを望んでいる」と述べた。

 アフリカや中東では女性の権利が十分に認められておらず、今回の平和賞授与により、女性の地位向上に向けた運動を後押しする意図があるとみられる。また、カルマンさんはイエメンの民主化運動にもかかわっており、ヤーグラン委員長は今回の平和賞決定には、中東・北アフリカの民主化運動「アラブの春」への評価も含まれているとの見解を示した。AP通信によると、カルマンさんは史上最年少のノーベル平和賞受賞者という。受賞決定について、サーリーフさんはフランス通信(AFP)に対し「リベリアで長年、平和のために闘ってきた結果だ」と語った。

 サーリーフさんは米ハーバード大で経済学を学び、国連開発計画(UNDP)アフリカ局長などを務めた。隣国シエラレオネの反政府勢力を支援したとして人道に対する罪に問われ、国際刑事裁判所(ICC)で公判中のテーラー元リベリア大統領が亡命し、リベリアの内戦が終結した後の05年にアフリカ初の女性大統領に選出。以後、内戦で荒廃した国家再建と社会の安定に大きく寄与した。

 しかし、同国の残虐行為を調査する「真実和解委員会」が09年、テーラー氏への財政支援を認めたサーリーフさんらの公職追放を求める報告書を国会に提出。これに対し、サーリーフさんは続投を表明し、11日に予定される大統領選に出馬している。

 このため、7日のノーベル賞委員会の記者会見では「(ノーベル賞授与は)内政干渉ではないか」との疑問も呈された。

 ボウイーさんは、リベリアで民族と宗教の壁を越えて女性を組織し非暴力のデモなどを展開、内戦の停止に尽力した。受賞決定後、AFPに対し「アフリカの女性たちに贈られる賞だ」と喜びを語った。

 また、カルマンさんは「アラブの春」が始まる前から、イエメンで民主化や平和運動を推進。今年に入り首都サヌアでサレハ政権を批判する学生運動を組織し、一時逮捕された。カルマンさんは中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対し「反政府デモの犠牲者たちに賞をささげる」と語った。

 賞金の1千万スウェーデンクローナ(約1億1千万円)は3人に配分される。授賞式は12月10日にノルウェーの首都オスロで行われる。


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