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国際政治・世界事情

3157チバQ:2011/10/08(土) 13:38:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111007-00000103-mai-int
<ノーベル平和賞>イスラム諸国の女性、歓喜 高まる期待
毎日新聞 10月7日(金)21時49分配信

 女性の人権向上などに尽力してきた、リベリアのエレン・サーリーフ大統領と女性平和活動家リーマ・ボウイー氏、イエメンの民主活動家タワックル・カルマン氏の女性3人への7日のノーベル平和賞授賞は、人権弾圧や強権支配が続いている国々にどのような影響を及ぼすのか。受賞者の喜びの声に加え、各国で自分たちの社会を少しでもよくしようと闘い続けている女性たちに授賞の意義を聞いた。【カイロ和田浩明、テヘラン鵜塚健、カブール杉尾直哉】

 「授賞は、(中東の民主化政変)アラブの春の勝利だ。中東で人権のために戦う全ての人に与えられた」

 授賞が決まったイエメンの女性民主活動家、タワックル・カルマンさん(32)は、毎日新聞の電話取材に、興奮した調子で話した。民主化デモ隊が集まる首都サヌア中心部の「変革広場」。この広場を中心にイエメンで今年1月下旬に始まったデモは、直前にカルマンさんを逮捕した当局への抗議活動が始まりだった。

 その広場で授賞発表後に取材を受けたカルマンさんは、「自由が得られるまでここにとどまる」「授賞はイエメン革命を国際社会が理解してくれている証明だ」と語り、強権支配を続けるサレハ大統領の退陣と民主化を求める決意を強調した。

 チュニジアでの政変で始まった「アラブの春」に先駆けて、若者団体の民主化デモを主導。7月には民主化勢力の一部を糾合し「サレハ後」の民主化促進を目指す組織を発足させた。7日も「平和こそが独裁者に対抗する唯一の手段だ」と訴え、戦う者の「本気」を改めて示した。

 カルマンさんへの授賞には女性の権利に対する制限が厳しいイスラム諸国でも喜びの声が上がった。

 エジプトでムバラク独裁政権を崩壊させた民衆蜂起を主導した若者団体「4月6日運動」のエンジー・ハムディさん(27)は、「男性中心社会の中で、女性が恐怖を克服して社会の変革に取り組む努力が認められたということだ」と指摘した。授賞によって「政治参加を目指す女性が大きく勇気付けられた」と評価した。

 保守的な部族社会が支配的なイエメンでは、女性の政治参加は限定的で、10代前半で結婚する若年婚の風習も残る。戒律が厳しいイスラム教ワッハーブ派が主流のサウジアラビアでは、女性は車の運転すら禁止。国際社会からの批判を背景に、アブドラ国王が9月になってようやく参政権の付与を発表したが、進展は遅い。

 イスラム圏では相対的に女性の社会参加が進んでいるエジプトでも、ハムディさんは「民衆蜂起に参加している私を見た男性治安部隊員は、驚きの目で見ていた」と語った。

 「アラブの春」の拡大で、若者を中心に女性も社会や政治の変革を真剣に考え、行動するようになったと言ったハムディさん。「男女平等の社会が実現するよう取り組んでいきたい」と決意を新たにしていた。

 ◇イラン女性「声上げる」

 女性の人権抑圧で知られるイランの女性たちも勇気づけている。

 イランは子供を除く全女性にヘジャブ(かぶりものの総称)の着用を義務化。姦通(かんつう)罪による石打ち刑など女性に不利な法律も多い。テヘランの人権活動家で女性弁護士のザフラ・サデギさん(37)は「女性側が離婚を要求できる条件は極めて限られ、男性が圧倒的に有利な社会だ」と問題点を指摘する。

 03年には女性人権活動家のシリン・エバディさんが平和賞を受賞したが、その後、欧米での活動を余儀なくされた。サデギさんは「特に同じ中東の女性活動家が平和賞を受賞したことがうれしい。時間はかかるが、あきらめずイラン女性の権利のために闘いたい」と話した。


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