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国際政治・世界事情

3156チバQ:2011/10/08(土) 13:38:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000089-san-int
ノーベル平和賞 民主化の象徴に「春」 大衆デモを主導、常に最前線
産経新聞 10月8日(土)7時55分配信

 □リベリアの2人 イエメンのカルマンさん

 【カイロ=大内清】今年のノーベル平和賞の受賞者の一人に、イエメンの女性民主活動家タワックル・カルマンさんが選ばれた。中東・北アフリカに民主化運動が拡大する中、イエメンでの民衆デモを主導してきた人物だけに、同賞授与には、なおも反体制派弾圧が続く同国やシリアへの圧力を強め、いわゆる「アラブの春」を後押しする狙いがある。

 カルマンさんは今年1月、チュニジアでベンアリ前政権が倒れたことに触発される形で発生した、イエメンのサレハ大統領に対する退陣要求デモに当初から参加。政府軍と反サレハ派との間で戦闘も起きる中、デモの中心地である首都サヌアの「変革広場」に小屋を建てて仲間とともにとどまった。同国民主化運動のシンボル的存在だ。

 8月下旬、サヌアで産経新聞とのインタビューに応じた際は、疲れた表情を見せながらも、「大統領を辞任に追い込むまであきらめない」と強調。保守的な部族社会で知られる同国にあって、多数の女性がデモに参加しているのは、“最前線”に立ち続けるカルマンさんの存在が大きく、選考でもその点が高く評価されたとみられる。

 「女性の参加なしで民主主義を築くことはできないという、アラブ世界全体へのシグナルだ」。ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は7日、記者会見でこう述べ、授賞の意義を強調した。

 しばしば“政治的意図”での選考が指摘されるノーベル平和賞。「女性」としての面がクローズアップされての共同受賞とはいえ、今回のカルマンさんへの授与は、欧米が期待する形での変革に向け、地域全体の民主化を促す意図もあるのは間違いない。

 一方、「アラブの春」ですでに政権が崩壊したチュニジアやエジプト、リビアでは最近、民主化に逆行する動きや権力闘争が表面化。エジプトでは全権を握る軍部が徐々に強権的な姿勢を強め、民主化勢力の求心力は低下傾向にある。

 さらに、イエメンではサレハ大統領が即時退陣を拒否して権力の座にとどまっており、カルマンさんの受賞も報道されていない。シリアでは苛烈な反体制派弾圧が続く。

 今年のノーベル平和賞候補に名前があがっていたエジプトの民主化グループ「4月6日運動」のリーダー、アフマド・マーヘル氏は「革命達成に向け、各地の民主化勢力が連携する必要がある」と話している。


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