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国際政治・世界事情

2855チバQ:2011/07/27(水) 22:27:30
 北欧諸国の複数の政党は、移民問題に真正面から取り組んできた。しかし、一部政治家が使っていた扇動的なトーンは、ブレイビク容疑者の反移民や反イスラムの感情に油を注いでいたかもしれない。

 同容疑者が犯行直前にインターネットに掲載した1500ページに及ぶ文書には、オランダの極右政党の党首ヘルト・ウィルダース議員を称賛する部分がある。同議員はブレイビク容疑者の行動を非難している。 

 反移民や反イスラムを掲げる政党は、北欧では過去数年の間に一定の勢いをつけており、スウェーデンでは昨年の総選挙で反移民を旗印とする民主党が初めて議席を獲得した。

 同国の反ファシズム雑誌Expoは、政治家の発言と暴力に直接的な関係はないかもしれないが、民族問題が動機となる攻撃が増える環境を作り出していると指摘。「スウェーデン民主党のイスラムに向かう姿勢は非常に攻撃的だが、こうした方法が受け入れられつつある」と世論の右傾化に懸念を示した。

 <残忍だが必要>

 ノルウェーの保守党系紙アフテンポステンの政治担当編集者Harald Stanghelle氏は、同国で反移民を掲げる進歩党について、ブレイビク容疑者のような人物の感情に火を付けたとして非難するのはフェアではないと擁護。同容疑者もかつて進歩党の活動家だったが、急進さが足りないとして後に離党している。

 ブレイビク容疑者の弁護士によると、同容疑者は今回の一連の事件について「行動は残忍だと認識しているが、必要だったと考えている」と表明。25日に予定されている罪状認否で自身の考えを主張する意向だ。

(ロイター日本語サービス 執筆:Mohammed Abbas、翻訳:宮井伸明、編集:伊藤典子)


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