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文部スレ

2045とはずがたり:2013/01/14(月) 09:26:58

過剰指導の悲劇 大阪・高2自殺 体罰指導「プロではない」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130113522.html
2013年1月13日(日)11:17
(産経新聞)
 昨年のクリスマスイブの夜。やりきれない思いに、参列者が胸を詰まらせた。

 前日、首をつって自殺した大阪市立桜(さくらの)宮(みや)高校のバスケットボール部主将だった2年男子生徒の通夜。生徒は自殺前日も練習試合で顧問の男性教諭(47)から激しく叱責され、何度もたたかれた。

 「顔を見てやってください」。母親に促され、顧問が近づくと、口のはれた生徒の物言わぬ姿があった。「これは指導ですか、体罰ですか」。泣きはらした母親から問いかけられた顧問は、「体罰です」と力なく頭を下げた。

 上級生が引退し、新チームに引き継がれた昨年9月、生徒は立候補して主将となった。だが、顧問は主将に特に厳しく当たり、何度も体罰を加えた。「同じようなミスをしても、主将だからよりきつく怒られる」。生徒が残した手紙にはそうつづられていた。

 「(主将を続けるのが)とてもしんどい」。練習試合の後、意を決して打ち明けた生徒に、顧問は「それじゃ、2軍でもいいんやな」と言葉を返した。「また明日から頑張ります」。そう答えた生徒が深い絶望のふちに立たされたであろうことは想像に難くない。

 全国大会常連の同部。強豪校の門をたたいた生徒の大志は、最悪の形で打ち砕かれた。

 「息子がいた当時の高校によく似ている」。前橋市の金沢けい子さん(56)はいう。東京農大二高のラグビー部員だった長男の昌輝さん=当時(17)=は3年進級前の平成14年3月、理不尽ともいえる指導に耐えかね、自ら命を絶った。

 同部は全国大会準優勝の経験もある強豪。昌輝さんは1年の時から頭角を現したが、当時の監督やコーチから「使えない」といった暴言や殴る蹴るの暴力をたびたび受けた。

 昌輝さんは過呼吸を発症。けい子さんは部側に春合宿の不参加を伝えたが、参加を催促する電話があった。昌輝さんが自殺したのは、その直後だった。

 強豪校の重圧、繰り返される体罰、断たれる退路。自殺した桜宮高の生徒は、昌輝さんと同じような思いを抱いたのかもしれない。

 けい子さんは「暴力や暴言の指導は生徒を精神的に傷つけ、追い詰める。特にまじめな子は傷が深いんです」と訴える。

 桜宮高の生徒も責任感が強いタイプだった。青少年心理に詳しい六甲カウンセリング研究所(兵庫県西宮市)の井上敏明所長は、顧問の行動を「指導ではなくいじめだ」と断じる。

 また、関西大の黒田勇教授(スポーツ社会学)は「暴力は教育の失敗。たたく指導者は未熟だし、プロではない。体罰に愛情があればいいというのは幻想だ」と指弾する。

 一方で、顧問には「熱血指導者」との評判もあった。卒業生の一部には処分の軽減を求める動きもあるが、生徒が死を選ばざるを得なかった結果は、あまりに重い。

 けい子さんはこう話す。「息子の死から10年たっても、暴力はなくなっていないのかと。悲しみが大きすぎて言葉になりません」

 社会的に大きな衝撃を与えた桜宮高生徒の自殺。現場での指導の在り方、教育行政を含め、浮かび上がった問題点を見つめる。

2046とはずがたり:2013/01/16(水) 17:31:45

桜宮高2自殺 バスケ部主将に立候補、辞められぬ苦悩…顧問に訴え
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130111130.html
2013年1月11日(金)15:05

 大阪市立桜宮高校の男子バスケットボール部主将だった男子生徒=当時(17)=が自殺した問題で、同部主将には立候補で選出されていたことが11日、分かった。学校関係者によると、男性顧問(47)は自殺当日に行われた大阪府警の事情聴取に、前日の生徒の様子を、「大学進学のため、主将を続けていると話していた」と説明していたことも判明。体罰に苦悩した生徒が、主将を続けられないという思いを抱く一方、主将を辞めれば進学に影響が出ると思い詰めていた可能性があるという。

 学校関係者によると、生徒の学業成績は学内トップクラスで、大学進学を熱望。生徒が所属する同校体育科では部活動での実績などが評価対象になるスポーツ推薦を通じ、進学する生徒も多く、部の主将を務めることが評価されることもあるという。

 生徒は昨年9月、立候補してバスケ部の主将に選出。しかし、顧問による体罰が主将である生徒に集中したことで、母親に対し、たびたび「しんどい」と打ち明けていたという。

 顧問と自殺した生徒が最後にやりとりをしたのは自殺前日の昨年12月22日夕で、部活後に体育教官室で面談。「もうプレーする余裕がないんです」と打ち明ける生徒に、顧問が「そんなにキャプテンがしんどいのか?」と聞くと「とてもしんどい」と返答。顧問は「それじゃあ2軍でもいいんやな」と迫った。

 さらに、顧問が「じゃあお前、なんでキャプテンやってるんや?」と尋ねると「大学進学のためです」と回答。改めて「キャプテンを続けるのか?」と問うた際には「また明日から一生懸命頑張ります」とも話していたという。

 市教委や関係者らによると、生徒は真面目で責任感の強いタイプ。家族は両親と大学生の兄で、同じくバスケットをしていた兄も、強豪校でプレーしていた。

 小学生のときに地元チームで本格的に競技をスタート。中学では副主将として部員をまとめた。休みの日も自主練習を欠かさず、試合でも活躍したが、大会では地区の2位にとどまり悔しい思いも。「もっと強い学校で続けたい」という強い気持ちが強豪・桜宮への志望につながったという。

「主将続ける」悲壮な決意の生徒に顧問「今後も殴られてもええな」 桜宮高2自殺
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130112550.html
2013年1月12日(土)21:44

 一連の問題では、自殺した男子生徒が自殺前日に顧問と面談した際、顧問が投げかけた言葉が、生徒の心理に大きく影響したとみられている。苦痛を訴え、最終的に主将を続ける意思を伝えた生徒に対し、顧問は「今後も殴られてもええねんな」という趣旨の発言をし、遺族は強い憤りを示しているという。

 市教委や学校関係者などによると、生徒は自殺前日の12月22日の練習試合で顧問から叱責や体罰を受けた後、桜宮高の体育教官室で約1時間にわたり顧問と面談。顧問がより厳しく接する主将を続けることについて「しんどい」と気持ちを伝えた。

 これに対し顧問は、生徒が主将をやめれば2軍に落とすことを迫りながら翻意を促し、「キャプテンをやめて一線を退くか、殴られてもキャプテンを続けるか、どっちや」と質問。主将を続ける意思を示した生徒に対し、「ほんなら(殴られても)ええねんな」とさらに迫った。

 市教委側は11日、永井哲郎・市教育長が生徒宅を訪問。市教委によると、生徒の両親はその際、顧問の発言について「精神的に追い込む行為で許せない」と訴えたという。

2047とはずがたり:2013/01/21(月) 19:06:50

市教委が名を捨てて実を取った形(橋下が実を棄て名を取った形)か?

桜宮高の体育系2科、募集中止 体罰問題受け大阪市教委
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/OSK201301210026.html
2013年1月21日(月)17:38

 大阪市立桜宮(さくらのみや)高校でバスケットボール部主将だった2年の男子生徒が顧問教諭の体罰を受け、自殺した問題で、市教委は21日、臨時の教育委員会議を開いた。今春の体育系2科(定員計120人)の募集を中止し、同じ定員を普通科に振り替えて募集することを決めた。ただ、選抜時期や入試科目は従来の体育系2科と同じ内容とし、受験生に配慮する。

 同校の入試は前期選抜の体育科(80人)、スポーツ健康科学科(40人)と、後期選抜の普通科(160人)を予定していた。このうち前期選抜の体育系2科を普通科とする。ただし、新たに普通科とした前期選抜分については、入試科目を体育系2科と同じ国語、数学、英語、運動能力、運動技能の五つとし、入学後のカリキュラムについても、スポーツに特色のある内容とする。通学区域も体育系2科と同じ大阪府内全域とする。

 21日午後の教育委員会議では、体育系2科の募集を普通科へ振り替える案と、従来通りに体育系2科の入試を実施する案の二つが議論された。委員5人のうち4人が普通科への振り替え案に賛同し、この方針で入試を実施する。

2048とはずがたり:2013/01/21(月) 19:07:17

橋下の言葉も譲れない一線としか云って無くて説得力無いしねぇ。

橋下氏「入試やめさせます」…生徒発言受けても
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130121-567-OYT1T00402.html
2013年1月21日(月)13:35

 大阪市立 桜宮高校で体罰を受けた2年男子生徒(17)が自殺した問題をめぐり、橋下徹市長が21日午前、桜宮高を訪れた。

 市教委によると、橋下市長は今春入試での同高体育系2科の募集中止を市教委に求めたことについて、全校生徒や教諭に「新しいクラブのあり方をきちんと出す前に新入生を迎えるべきではない」と述べ、考えに変わりがないことを強調した。

 体罰問題の発覚後、橋下市長の同高訪問は初めて。生徒への説明は非公開で行われた。市教委によると、橋下市長は午前8時45分頃、同高に到着。体育館での全校集会で、午前10時頃まで話したという。

 その中で、橋下市長は「スポーツの中で手を上げることは、ものすごく遅れた指導法。そんなことで技術力は上がらない。世界最先端の指導でないと、体育科の意味がない」としたうえで、「今回の件は一線を越えており、皆さんが社会人になった時に間違った道を進まないよう、クラブのあり方を考え、もう一度、全国に誇れる桜宮高校にしてほしい」と呼びかけた。

 また、「生きているだけで丸もうけ」との自身の発言については「生きていれば、少し回り道をしてでも自分のやりたいことに向けて進むことができるという意味だった」と釈明したという。

 橋下市長の説明の後、生徒2人が手を挙げて発言。いずれも体育科の募集継続を求める内容だった。

 1人は、「(自殺は)忘れてはいけない出来事。桜宮のことを真剣に考えている。(ただ)体育科を続けた状態で考えていきたい」との内容で、もう1人は、「市長は人生は長いというが、今しかない時間を大切にしたい。普通科であればいいという問題でない。入ってくる子にとって受験は一度だけで、その機会を奪ってほしくない」との趣旨だったという。

 これに対し、橋下市長は「皆さんに責任はないが、世の中には越えてはいけない一線がある」などと譲らなかった。

 同高訪問後、橋下市長は記者団に対し、「生徒の声を聞いても、僕の方針を変えるに至らなかった。生徒の言葉だけで間違った教育行政をやるべきではない」と述べた。21日夕の臨時教育委員会議で募集継続が決まった場合でも「僕は入試をやめさせます」と、市長の予算執行権で対抗する考えを改めて強調した。

 また、橋下市長は21日の市議会文教経済委員協議会でも、「旧態依然とした指導が続けられ、生徒は無批判に受け入れている。桜宮高校は時が止まっている状況だ」として同高の刷新が先決だとの考えを改めて示し、体育系2科の募集中止と全教職員の異動の妥当性を強調した。

2049チバQ:2013/01/22(火) 22:09:16
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130122/waf13012211580014-n1.htm
【桜宮高2自殺】
橋下市長、ヤンキー先生を挑発 「組織動かしたことない政務官が…」
2013.1.22 11:57 [westセレクト]
 大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の自殺問題に絡み、橋下徹大阪市長は22日、義家弘介文部科学政務官が市や市教委による調査のあり方を批判したことについて、「外部監察チームが動き、市教委とは違った所感が出てきた」と評価、その上で「組織を動かしたことがない霞が関の政務官が口を挟んだらダメ。大阪の教育現場は僕が預かっている」と反論した。

 義家氏は15日、同校の実態解明について市長直轄の外部監察チームではなく、市教委が主体的に行うべきだとする認識を示していた。

2050チバQ:2013/01/22(火) 22:10:13
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/rbbtoday_101636
01/22 20:54


「命の重みわかっているの?」……尾木ママ、桜宮高生徒による記者会見に憤慨

桜宮高校生徒たちが記者会見したことについて憤慨する“尾木ママ”こと尾木直樹氏

 大阪市教育委員会が、体罰を受けた男子生徒が自殺した大阪市立桜宮高校の体育科の入試を中止すると決定したことを受け、決定に反対する同校の生徒が記者会見して入試の実施を訴えた。この生徒たちの行動について、“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏が憤慨している。

 市教委の決定では、今春の同校体育系学科の募集を中止し、普通科として募集するとした。この市教委の決定をめぐり、同校で運動部キャプテンを務める在校生数名が21日に記者会見を開き、決定を批判したことを複数メディアが報じた。尾木氏は22日に更新した自身の公式ブログでこの件について言及。「なぜ記者会見なの?」「ご遺族の心情考えているの」「命の重みわかっているの」と憤慨するとともに、「誰が仕組んだのかしら?」と、生徒以外の何者かの入れ知恵である可能性についても触れ、「やらせるなら生徒会でしょう。なぜ部活の部長? 出てくるべきは学校、顧問、教師でしょう!!」と怒りをあらわにした。

 さらに尾木氏は、会見を行った生徒らが見せた“教師に依存した姿”について、「橋下市長の言う通り、体育科そのもの」と指摘。生徒と教師とが「従属関係」にあり、マインドコントロールを受けているような状態を「教育に危険、不要なんです」として、「抜本的に見直した方が良さそうですね」との考えを示した。

 前日のブログでは、市教委の決定について、「体罰の悲劇を受け止めけじめをつけた」点と、「受験生の救済」との2点において「この段階としては評価できると思います」と支持していた尾木氏。「後は人事の刷新、在校生のケアと新生。桜宮作るために、先生も教育委員会も子どもたちと共に立ち上がることです!!尾木ママ応援します」とつづっていただけに、今回の記者会見の1件はどうしても看過することができなかったのだろう。22日付けのエントリーでは、今回の事件によって大きな衝撃や動揺を受けたであろう同校生徒たちを慮るとともに、「これはひとりバスケ部の問題ではありません!!今こそ正式に生徒会が立ち上がる時!学校づくりの課題として、クラス討論を基礎に、全校生徒の新生桜宮高校ビジョンまとめるべきです」と改めて生徒たちに呼びかけている。

2051チバQ:2013/01/22(火) 22:19:53
「世の中金だ」と教師自らが教える  素晴らしい教育じゃないか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00001674-yom-soci
退職金減る…埼玉の教員110人が駆け込み退職
読売新聞 1月22日(火)7時53分配信

 埼玉県職員の退職手当が2月から引き下げられるのを前に、3月末の定年退職を待たず今月末で「自己都合」により退職する公立学校教員が、県採用分で89人に上ることが21日、わかった。

 県費で退職手当が支払われるさいたま市採用の教員も、21人が同様の予定という。県教育局の担当者は「例年、定年退職者が年度途中で辞めることはほとんどない。異例の事態だ」としている。該当教員がいる学校では後任の確保の対応に追われている。

 県によると、今年度の県の定年退職者は約1300人(県警を除く)。このうち1月末での退職希望者は教員が89人、一般職員が約30人の計約120人となっている。

 改正国家公務員退職手当法が昨年11月に成立し、総務省が自治体職員の退職手当引き下げを自治体に要請。埼玉県では県議会が昨年末に改正条例を可決し、2014年8月までに平均約400万円が段階的に引き下げられる。改正条例は2月1日から施行され、今年度の定年退職者は3月末まで勤務すると、平均約150万円の減額となるという。2月1日の施行について、県人事課は「速やかな実施が必要」と説明している。

2052荷主研究者:2013/02/03(日) 13:30:47
>>1963
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201301120070.html
'13/1/12 中国新聞
「知の拠点」構想が暗礁に

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/education/Tn20130112007002.jpg

 広島市などが進める中区の広島大本部跡地(11ヘクタール)の再開発で、市と国立大学財務・経営センター(千葉市)がそれぞれ跡地内に所有する土地を交換し、民間が参入しやすい用地を生み出す計画を白紙にすることが11日、分かった。用地売却の見通しが立たないことなどが理由。土地交換の頓挫で、市中心部に位置する未利用公有地の再開発は仕切り直しを迫られる。

 市と広島大の「知の拠点」構想に基づき2009年度末に決定した現計画は、センターが所有する被爆建物の旧理学部1号館を含む敷地(4ヘクタール)の一部を市東千田公園(3ヘクタール)の一部と交換。その後、センターの土地を購入する民間事業者を公募する内容だった。

 土地交換は、1号館を市が引き取って土地の形状を整え、マンションや商業・オフィスビルの建設を促すのが目的。1号館は市が保存活用を検討する。

 だが、交換後にセンターが売却する国道2号沿いの敷地は周辺で渋滞が起きやすいことから交通面や環境面の課題を指摘する事業者が多く、ニーズは低調という。

 また、地元の4町内会と2商店街が「防災上の観点から必要」と公園存続を市に要望。これらを考慮し、市とセンターは土地交換を断念するとみられる。

 打開策として市は、1号館と敷地の一部を購入する方向で調整する。だがセンターの提示額と市の購入希望額の開きは大きく、合意に至るかは流動的だ。市都市機能調整部は「近く今後の方向性を示す。現時点でコメントできない」とする。

 「知の拠点」構想で広島大は跡地内の東千田キャンパス(2ヘクタール)で、構想の中核となる知的人材育成センターの建設を検討する。

【写真説明】広島市などの土地交換計画が白紙になった広島大本部跡地

2053チバQ:2013/02/03(日) 19:02:12
http://mainichi.jp/area/news/20130124ddn041040010000c.html
体罰・指導:/1 紙一重のSOS
毎日新聞 2013年01月24日 大阪朝刊


テニスコートに転がるボール=大阪市内で2013年1月23日、幾島健太郎撮影(記事とは関係ありません)
拡大写真 単身赴任の父親に娘から電話がかかってきたのは、彼女が大学入学を間近にした2月のことだ。関西のスポーツ強豪校から推薦で大学進学を決めていた彼女は、泣きそうな声だった。「大学でクラブしたくない。気持ちも体もついていかないんや。助けて、お父さん」

 長女(24)の叫びは、6年たった今も父親(54)の耳に残る。高校のソフトテニス部主将だった長女は、顧問の体罰や重圧で疲弊し切っていた。

 長女は中学からソフトテニスを始め、全国大会に出場経験もある公立高に入学した。そこでは、顧問の女性教諭によるげんこつや長時間の正座は当たり前。2年時に主将になると体罰は頻繁になり、試験前には部員が欠点を取らないため、勉強を教えるよう指示された。部員が起こした問題の責任を問われ、髪を短く切らされたこともある。しかし、体罰でできた頭のたんこぶを母親に見せながらも、「学校に文句言われたら嫌やから、お父さんには言わんといて」と口止めした。

 厳しい練習を経て全国大会出場を果たし、頑張る娘の姿は父親の目に輝いて見えた。「大学でもテニスを続けてほしい」と願う一方、対外試合で娘を殴る顧問を見ても「娘のためにたたいてくれている」と受け取ってきた。

 3年の秋、私立大からスポーツ推薦入学の勧誘が舞い込んだ。うれしそうな表情を見せて進路を決めた長女だったが元気を失う。父親に「助けて」と電話で打ち明けたのは、入部の2週間前だ。負けず嫌いの娘が発した初めてのSOSだった。

 このまま進学すればどうなるか分からないと不安を覚えた父親は、高校に入学の辞退を申し出た。しかし学校は、「後輩のためにも行ってもらわな困る。“推薦枠”がある」の一点張り。体罰についてただしても顧問は話をそらしてしまう。3時間の話し合いの結論は、「進学した後に退部、中退してもよい」という妥協案だった。

 長女は入学後、大学のソフトテニス部の監督に真意を伝えた。予想外の反応が女性監督から返ってきた。「休部でいい。大学生活を謳歌(おうか)しなさい。あなたが高校で頑張ってきたのを私は見ていたよ。大学に来なさい」

 練習には一度も行かずに卒業し、いま長女は「失った時間を取り戻すかのように」おしゃれを楽しんでいる。学校と親の期待に押しつぶされそうだった高校時代については、「死にたくなるくらいつらかった」が、「気合を入れてもらっていて、体罰とは感じなかった。何より先生が大好きだった」。父親はそんな今の娘に安堵(あんど)しながら、こう思っている。「寸前で乗り越えることができた。桜宮の子と紙一重やった」=つづく

     ◇

 桜宮高校バスケットボール部主将の男子生徒が自殺して23日で1カ月。悲劇が繰り返される教育の現場を追った。

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 ◇求められる成果、過度な重圧
 スポーツ強豪校の指導者は、なぜ体罰に走りがちなのか。

 「プレッシャーはありました。『全国大会に連れて行ってほしい。大学進学の道筋を付けてほしい』と保護者は思っていました」−−。大阪市立桜宮高校バスケットボール部の男性顧問(47)は、市教委の調査に答えた。同校の他の運動部顧問も周囲に、「教師もランク付けされる時代だから結果を残さないと」と吐露。しかし、そこに垣間見える成果主義のゆがみは、桜宮高特有ではない。

 甲子園出場経験を持つ関西の高校野球部では、07年夏の予選敗退後、保護者に「監督が悪い。更迭しろ」と怒鳴り込まれた。30代の男性顧問は、「高校も大学も企業もスポーツ推薦で人を集める中、結果を出すプレッシャーも感じた」と打ち明ける。結局、3人いた顧問は年度末を待たずに解任された。

 学校間競争が激化する中、部活は生徒募集の“看板”になる。桜宮高のバスケ部顧問の長期在任が問題視されるが、関西のスポーツ強豪校の元校長も「強い部活の指導者は学校のキーパーソンだ。いなくなれば部の志望者も減り弱くなる」と打ち明ける。

 重荷を負う指導者にとって「間違いのない指導は型にはめること」と、大阪府内のラグビー強豪校の元指導者(60)は解説する。創造性重視の教育で育ってきた子を逸脱させず型にはめようと思えば、たたくこともあり得る。さらに型重視の指導では、主将は監督の指示を伝える伝達役だ。「伝達役がミスすると型は全部だめになる」と、主将に過度な重圧がかかりやすい構造を指摘する。

2054チバQ:2013/02/03(日) 19:04:15
2みつからず
http://mainichi.jp/area/news/20130127ddn041040037000c.html
体罰・指導:/3 人の命より「勝利」
毎日新聞 2013年01月27日 大阪朝刊


体罰を許す土壌を嘆く山田優美子さん=愛知県刈谷市の自宅で2013年1月20日、大竹禎之撮影
拡大写真 「子供は殴られて心が鍛えられる」。愛知県立高校の野球部2年だった山田恭平さん(当時16歳)が自殺した1カ月後の11年7月、初めて自宅を訪れたチームメートの保護者が口にしたのは弔意でなく、体罰をしていた顧問の男性教諭を擁護する言葉だった。「人が亡くなっても疑問に思わないなんて」。母優美子さん(43)は、勝利のために暴力を許す土壌が変わらないまま、悲劇が繰り返されていると感じる。

 恭平さんは1年の終わりごろ、チームメートへの体罰を優美子さんに告白した。止められないことが苦痛で退部を繰り返し申し出たが、顧問らは「逃げているだけ」と突き放した。耐えきれずに練習を休みだし、6月上旬に顧問に呼び出される。自ら命を絶ったのは、その2日後だった。

 顧問は部員を4グループに分けていたという。殴る▽暴言を吐く▽無視する▽何をしても怒らない−−で、恭平さんは暴言の対象だったと部員らは優美子さんに打ち明けた。練習を休む直前にも、「ユニホームを脱げ。消えろ」と怒鳴られていた。

 孤立しがちな子にも快活に話しかける恭平さんの優しい心に、仲間への体罰は人一倍こたえたに違いない。暴力と恐怖による支配に追い詰められ、顧問の呼び出しが悲劇の引き金になったと優美子さんは考える。だが他の保護者たちは「あの顧問なら甲子園も夢じゃない」と、体罰のため謹慎を命じられた顧問の復帰を求め、約80人の部員と保護者全員が要望書に署名した。

 事実解明もいまだに進まない。チームメートは優美子さんに、「何日に何発かがはっきりしないなら、殴られたなんて言うな」と学校で怒られたことを告白した。県教委の資料には、自殺の背景について「(恭平さんの)兄が高校の野球部をやめ、両親の期待が重荷だったのでは」との内容が記されていた。実際に兄が所属していたのは吹奏楽部で、野球部は見学すらしていない。

 94年に小学6年の長男が担任に暴行を受け自殺した内海千春さん(53)=兵庫県=は、「家庭に責任を押しつけ沈静化を図る構図は今も変わらない」と憤る。内海さんも「家庭に問題があった」と事実無根のうわさをたてられた。妹が泣きながら「お兄ちゃん悪いことしたの?」と尋ねたこともある。自身も中学校の教壇に立つが、「学校には体罰根絶に取り組む部署もなく、うまく沈静化した人が評価されるから、誰も本気でなくそうとしない。子供を指導する技術も発達しないままだ」と指摘する。=つづく

 ◇異なる自殺件数
 文部科学省は毎年、全国の小中高校生の自殺件数を調査してきた。11年度(速報値)の総数は200人で、教職員との関係の悩みを理由とするのは0%。不明58%▽父母等の叱責12%などが多いが、実態を反映していないとする指摘も多い。総数さえ11年を353人とする警察庁統計とは大きく異なっており、文科省も実態との乖離(かいり)を認め、統計をとることを中止する。

2055チバQ:2013/02/03(日) 19:04:59
http://mainichi.jp/area/news/20130129ddn041040009000c.html
体罰・指導:/4止 強制せず自覚育む
毎日新聞 2013年01月29日 大阪朝刊

 約2時間の練習で、監督の指示は締めの言葉だけだった。「足りないところを自分で伸ばし、徐々に力を付けてください」。広島県立安芸南高(広島市)サッカー部の畑喜美夫監督(47)は、選手の自主性と想像力を育て、前任校を日本一に導いた。苦悩する教育現場にあって、力に頼らない指導が芽生えている。

 「子供が頑張りたくなる環境を作り、動き出す瞬間を待つ。暴力でも子供は動くかもしれないが、指導力がないと認めるようなものだ」。全体練習は週2日で、週末は試合。残り3日は自主練をしても遊んでもいい。不足する技量や改善策を自ら考え、動く。試合の出場メンバーや戦略も選手が決める。放任に見えるが、未熟な戦略や練習計画は監督が徹底的にただす。キャプテンの小田原雅也さん(2年)は「勝っても負けても自分の責任なので、よく考え、努力する」と自負する。

 県立広島観音高(同市)は畑監督着任8年目の03年に全国大会に初出場し、06年のインターハイで初優勝。今も力は全国レベルだ。11年に異動した安芸南高でも、指導法は揺るがない。

 選手との関係は密で、全体練習のない日は自主練の内容から体調、デートの様子までノートに書いて報告させる。そこから選手を鼓舞する言葉を考え、練習内容を助言する。「上からの強制で育った子供は社会でも指示待ち人間になる。将来につながる力を育てるのが第一だ」。視線は卒業後に向く。

    ◇


生徒が仲裁役となり、コミュニケーション能力を磨く「ピアメディエーション」の授業=大阪市鶴見区の府立茨田高校で2013年1月22日、川平愛撮影
拡大写真 大阪府立茨田(まった)高校(大阪市鶴見区)は、コミュニケーション力を伸ばす指導に取り組む。中退率も低下し始めている。

 かつては「評判の良くない学校」だった。授業中にうろつき、廊下で寝そべる生徒を連れ戻そうと腕をつかむと、「触んな、体罰や」と敵視された。生徒指導の徹底と同時に06年に始めたのが、コミュニケーション力の向上だ。「俺のことを分かってない」と反発する生徒は、教師に思いを伝えられていなかった。

 友人間のトラブルの仲裁役として話を聞き、解決を図る「ピアメディエーション」に特に力を入れる。1月にあった3年の授業では、辞書の貸し借りなど身近なトラブルを想定。間に入る生徒が両者の本音を引きだそうと苦心していた。

 教師のコミュニケーション力も向上した。中村光男校長は「『なんで言うことを聞かんのや』と怒る教師自身が、うまく思いを伝えられず、腹立たしさで手をあげてしまうこともある」と考える。「体罰とコミュニケーションは正反対の関係。全国でこの取り組みが広がれば、体罰も少しずつ減っていく」と信じている。=おわり

    ◇

 この連載は田中博子、林田七恵、林由紀子、原田啓之、村上正が担当しました。

 ◇過去の例教訓に
 過去を教訓に再発防止を図る学校もある。05年に野球部で体罰が発覚した駒大苫小牧高(北海道)では毎月1回、部員寮の管理人や顧問、校長らが集まり、部員の相談に応じる。他の運動部でも、校長が年に4、5回顧問を集めて指導法を尋ねている。

2056チバQ:2013/02/03(日) 19:06:49
これが2にあたるのかな?
http://mainichi.jp/feature/news/20130130ddm041040103000c.html
体罰・指導:/中 教諭苦悩「境目は」
毎日新聞 2013年01月30日 東京朝刊

 ◇「子供への思い」伝わらず
 頭をたたいたはずの右手は、思いがけず耳に当たった。50代の男性教師に力を込めたつもりはなかったが、小学6年生の男児の鼓膜は破れた。懲戒処分(減給)を受け、男児の両親から「体罰だ」と激しく責められた。「鼓膜が破れたのだから仕方ない。でも、それまで積み重ねた取り組みは関係なく、『体罰』というレッテルで全て否定されてしまった」。関西の小学校で起きた2年前の出来事を顧みながら、教師には今も複雑な思いが残る。

 この学校には虐待や経済的困窮など、課題のある家庭の子が少なくない。男児もその一人でいじめへの加担や問題行動があったが、時に厳しくしかりながら、複数の教師で声をかけたり頭をなでたりしてきた。男児はよく制服のボタンを外して教師に駆け寄ってきた。「ちゃんと留めや」と言ってボタンを留めてあげると、にっこりと笑った。

 成長に手応えを感じていたあの日。男児は授業中に悪ふざけして友達を怒らせた。落胆が胸を覆い、「何してんねん」と言って1回たたいた。両親と学校との関係がこじれると、男児は教師に物言いたげなそぶりを見せるものの、以前のように笑いかけることもなくなった。中学に進学した男児は問題を起こし、孤立していると聞く。悔いが残る。「あの子への思いをいくら説明しても、親には聞く耳を持ってもらえなかった。あの出来事さえなければ、もっと何かやれたのに」

     ◇

 大阪府内の中学の男性教師(59)は、30年前の教え子を「先生」と呼ぶ。荒れた学校で校内暴力やシンナー吸引はざらだったが、3年間担任した学年は珍しく落ち着いていた。だが卒業式直前、校舎の窓ガラスが大量に割られる。名乗り出た男子生徒に思わずつかみかかると、予想外の言葉が返ってきた。「そうやってすぐ殴るから嫌なんや」。教師は「『いい学級を作った』と思っていたが、子供は殴られるからおとなしくしていただけだ。恨みと憎しみを残しただけやった」と気付いた。衝撃だった。

 生徒と正面から向き合い、生徒から学ぶ姿勢を忘れない−−。それが信条になった。一方で「形はともあれ、力を使ってない中学なんてないのでは」とも思う。

 認められる「力の指導」と許されない体罰との間に、線を引けるのか。村山士郎・大東文化大教授(教育学)は「教育的な体罰と教育的でない体罰を線引きしても、『子供のことを思ってやった』と言い訳しても、子供にとっては全て体罰でしかないことが多い」と警告する。それでもなお、現場の悩みは深い。

2057名無しさん:2013/02/10(日) 13:21:23
■中国外交文書に「尖閣諸島」=日本名明記、「琉球の一部」と認識−初めて発見
(時事通信社 2012/12/27)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012122700471

 【北京時事】沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり中国政府が1950年、「尖閣諸島」という日本名を
明記した上で、琉球(沖縄)に含まれるとの認識を示す外交文書を作成していたことが27日分かった。時事通信が
文書原文のコピーを入手した。中国共産党・政府が当時、尖閣諸島を中国の領土と主張せず、「琉球の一部」と
認識していたことを示す中国政府の文書が発見されたのは初めて。
 尖閣諸島を「台湾の一部」と一貫して主張してきたとする中国政府の立場と矛盾することになる。日本政府の
尖閣国有化で緊張が高まる日中間の対立に一石を投じるのは確実だ。
 この外交文書は「対日和約(対日講和条約)における領土部分の問題と主張に関する要綱草案」(領土草案、
計10ページ)。中華人民共和国成立の翌年に当たる50年5月15日に作成され、北京の中国外務省档案館
(外交史料館)に収蔵されている。
 領土草案の「琉球の返還問題」の項目には、戦前から日本側の文書で尖閣諸島とほぼ同義に使われてきた
「尖頭諸嶼」という日本名が登場。「琉球は北中南の三つに分かれ、中部は沖縄諸島、南部は宮古諸島と八重山
諸島(尖頭諸嶼)」と説明し、尖閣諸島を琉球の一部として論じている。中国が尖閣諸島を呼ぶ際に古くから
用いてきたとする「釣魚島」の名称は一切使われていなかった。
 続いて「琉球の境界画定問題」の項目で「尖閣諸島」という言葉を明記し、「尖閣諸島を台湾に組み込むべきか
どうか検討の必要がある」と記している。これは中国政府が、尖閣は「台湾の一部」という主張をまだ展開せず、
少なくとも50年の段階で琉球の一部と考えていた証拠と言える。
 東京大学大学院の松田康博教授(東アジア国際政治)は「当時の中華人民共和国政府が『尖閣諸島は琉球
の一部である』と当然のように認識していたことを証明している。『釣魚島』が台湾の一部であるという中華人民共和国
の長年の主張の論理は完全に崩れた」と解説している。
 中国政府は当時、第2次世界大戦後の対日講和条約に関する国際会議参加を検討しており、中国外務省
は50年5月、対日問題での立場・主張を議論する内部討論会を開催した。領土草案はそのたたき台として提示
されたとみられる。
 中国政府が初めて尖閣諸島の領有権を公式に主張したのは71年12月。それ以降、中国政府は尖閣諸島が
「古来より台湾の付属島しょ」であり、日本の敗戦を受けて中国に返還すべき領土に含まれるとの主張を繰り返している。
 領土草案の文書は現在非公開扱い。中国側の主張と矛盾しているためとの見方が強い。

2058とはずがたり:2013/03/01(金) 12:30:01

2010年10月01日 16時59分29秒
教室でホワイトノイズを流すと注意散漫な生徒の学習効果が上がるが、普段から集中できる生徒には逆効果
http://gigazine.net/news/20101001_whitenoise_effective_for_inattentive_children/

2059チバQ:2013/03/06(水) 22:28:18
>高熱やけがで欠席しそうになった生徒もいたが

その人の価値観によって意見が大きく分かれるニュースだろうが
自分はこれを「美談」とは思わない。
体調が悪いなら休むのがよいと思う

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130301-OYT8T00359.htm
男の結束…全員で1年間皆勤達成した高3クラス

 福岡県筑紫野市の県立筑紫高(友野晃校長)は卒業式を前にした28日、クラス全員で1年間の皆勤を達成した3年5組に特別皆勤賞を贈った。同校のクラス皆勤は7年ぶりという。

 5組は男子ばかり36人の理系クラスで、昨年4月、担任の中村健教諭(46)が「全員で無欠席を目指そう」と呼びかけたのをきっかけに挑戦。高熱やけがで欠席しそうになった生徒もいたが励まし合い、対外試合や受験などの公欠を除いて全員が1日も欠かさず登校したという。


 全校生徒の前で友野校長から表彰状を贈られ、学級委員長の吉丸和志さん(18)は「男子ばかりなので、『絶対に休むな』と言いやすかった」と話し、弓削匠さん(18)は「男子クラスの結束力の成果」と胸を張った。


 中村教諭は「何度もピンチに見舞われたが、生徒たちの頑張りに尽きる。頭が下がる思い」とたたえた。


 また同日、太宰府市の県立太宰府高(小柳和孝校長)でも卒業式前の表彰式があり、小学校入学から12年間の皆勤を果たした生徒6人などが表彰された。

(2013年3月1日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20130228-OYT8T01592.htm?from=popin
対馬高3年3組全員1年間無欠席 きょう卒業式

 対馬市厳原町の対馬高(安部成年校長)の3年3組は、38人の生徒全員が1年間無欠席を続け、1日の卒業式を迎える。生徒たちは「新たな進路でも互いに頑張ろう」と誓い合っている。

 担任の藤田綾子教諭(35)は昨年4月、新学期が始まるにあたり、男子13人、女子25人の生徒たちに無欠席に挑戦することを提案。月末のホームルームで欠席者がいなかったことを報告するなど、継続するよう雰囲気作りに努め、少しの発熱であれば登校する生徒もいたという。

 全生徒のうち、12人は3年間無欠席で、半数の6人は遅刻や早退もなかった。中学1年から一度も欠席しなかった阿比留圭祐さん(18)も「友達と一緒に過ごしたり、部活動のバスケットボールで汗を流したりするのが楽しかったので続いた」と笑顔で振り返った。

(2013年3月1日 読売新聞)

2060名無しさん:2013/03/07(木) 19:55:13
日教組組織率は25・8% 過去最低

 日教組の組織率が昨年10月1日時点で前年より0・4ポイント減の25・8%とな
り、過去最低を更新したことが7日、文部科学省の調査で分かった。日教組以外を含め
た教職員団体全体の加入率も0・9ポイント減の39・3%で37年連続低下した。

 一方、新規採用者の日教組への加入率は、0・3ポイント増の18・0%。教職員
団体全体でも0・8ポイント増の23・4%となった。

 調査は大学と高専を除く公立学校の常勤教職員約102万7千人を対象に実施。教職
員団体に加入しているのは約1万人減の約40万3千人だった。

 うち日教組は約4千人減の約26万5千人、全日本教職員組合(全教)は約2千人減
の約5万2千人で組織率5・1%、全日本教職員連盟(全日教連)はほぼ横ばいの約2
万1千人で組織率2・0%。

 新規採用者の加入率は各団体で増え、全教は0・1ポイント増の1・5%、全日教連
は0・3ポイント増の1・5%だった。

3.7 16:56
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130307/edc13030716580000-n1.htm

2061名無しさん:2013/03/07(木) 20:11:09
 領有権や排他的経済水域設定をめぐって日本がロシア、中国、韓国と対立している北方領土、竹島、尖閣諸島
沖ノ鳥島に本籍を置いている日本人が、1月末時点で計642人に上ることが5日、管轄する4市町村への
取材で分かった。

 共同通信が2011年1月時点で同様の調査をした際は計約520人だった。2割以上増えた背景には竹島や
尖閣諸島をめぐる日中、日韓の緊張などがあるとみられる。

 本籍は原則として実際の居住地とは関係なく、日本国内のどこにでも移すことができる。北海道根室市が
管轄する北方四島は前回調査の175人から196人に増加。島根県隠岐の島町の竹島は69人から102人に
沖縄県石垣市の尖閣諸島は約20人から63人に、東京都小笠原村の沖ノ鳥島も262人から281人に増えた。
いずれも居住実態はない。隠岐の島町によると、昨年8月の李明博・前韓国大統領の竹島上陸後、本籍移転に
関する相談が急増したという。

ソース:MSN http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130305/plc13030511440016-n1.htm

2062名無しさん:2013/03/07(木) 20:13:33
1942、43年に旧日本陸軍の陸地測量部が発行し、日本海に竹島が記載された2種類の地図が
見つかったと島根県が6日、発表した。

所有していた宮崎市の男性が県に連絡して判明。竹島の近くに当時の国内発の航路も記されており、
県は研究用に地図を借り、複製を展示する予定。

県によると、地図は、アジア・太平洋地域などを収めた「太平洋素図」(42年、縮尺2000万分の1)と
「太平洋全図」(43年、縮尺1500万分の1)。

両方とも日本海に竹島が描かれ、「竹島」と島名を明記。そばには北海道・小樽と中国・大連を結ぶ航路を
示す点線が描かれていた。当時の竹島が、日本海を行き来する船の目印になっていた様子がうかがえるという。

鬱陵島の島名は「欝陵島(松島)」と書かれていた。

県が昨年11月に竹島に関する資料の提供を呼びかけた直後、男性から情報が寄せられた。県が調べた結果、
同じ地図は国立国会図書館や東北大などにしか残っていないという。県の呼びかけに対し、6日までに地図や
古文書など今回の地図を含む15件の情報提供が寄せられており、「竹島が日本領であることを示す資料が
あれば連絡を」としている。問い合わせは、県竹島資料室へ。

ソース
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130307-OYT1T00483.htm?from=main2

【画像】「太平洋素図」に記された竹島(中央)。そばに小樽と大連を結ぶ航路が点線で描かれている
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130307-865823-1-L.jpg

2063名無しさん:2013/03/09(土) 17:47:02
昭和46年(1971)年、昭和天皇が欧州諸国ご歴訪前に立ち寄られた米アンカレジでのニクソン大統領(当時)との会談で、米側が会談を政治利用しようとしたことに
福田赳夫外相(同)が「わが方としては迷惑千万である」と不満を伝えるよう指示していたことが7日、公開された外交文書で分かった。
当時はニクソン氏による米中接近が日本側に動揺を与えており、会談で日米関係修復を印象づけようとする米側の要求を日本側が拒否した実態が浮き彫りになった。

会談は昭和天皇が欧州訪問の途中給油に立ち寄った米アラスカ州アンカレジに、大統領が出向く異例の形で46年9月27日(日本時間)に実現した。

米側は会談に向けた事前調整で「米国の慣行では、両首脳のみで30分、引き続き随行者を交えて30分間会談する」などと、
両国外相らを交えた実務的な会談に多くの時間を割く案を示した。
同年9月20日に福田外相が牛場信彦駐米大使に宛てた公電によると、米側のこうした案に対し、
福田外相は「日本人には天皇陛下を政治会談に引き込まんとしたとの印象を与えるのみ」と述べている。

同時に「天皇、皇后、ニクソン夫妻4人の会談が主であるべきだ」と主張。
外相らが長く同席すれば「陛下を政治会談に引き込もうとした印象を与えるのみで、米側にとっても望ましいことではない」と警告した。
調整の結果、時間配分は4人の写真撮影と歓談15分、天皇と大統領2人だけの会談25分、外相ら合流後の会談10分とする折衷案で決着した。

外交文書をめぐっては51年から一部公開を始めたが、公開の可否は担当部署の判断に委ねられ、多くが非公開となっていた。
民主党政権が作成後30年経過した文書を原則自動的に公開する新制度を平成22年に導入。新制度下では今回が7回目の公開で計8536冊のファイルが公開された。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130307/plc13030711450008-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130307/plc13030711450008-n2.htm
福田赳夫元首相
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130307/plc13030711450008-p1.jpg

2064荷主研究者:2013/03/17(日) 13:25:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130220t15013.htm
2013年02月20日水曜日 河北新報
留学生の味方 東北大、災害時の行動指針 ハンドブックに

 東北大は、留学生向けに災害発生時の行動指針をまとめたハンドブックを作成し、今年秋に入学する留学生から配布を始める。留学生は日本語力に個人差があり、東日本大震災では日本語で得られる情報量の差が冷静に行動できるかどうかの分かれ目になった。東北大はハンドブックで情報提供し、留学生の不安軽減に努める。

 ハンドブックは、日本が地震国であることを明記した上で、地震からの身の守り方や学内外の避難場所を解説。大学との安否確認、母国の大使館や家族への連絡方法なども具体的に盛り込む。

 東北大は昨年6〜7月に、在籍する留学生1431人から震災発生時の行動について聞いた。回答した739人のうち53%が震災時も在籍し、その半数以上がキャンパス内で被災していた。

 発生からの1週間に留学生が取った行動を詳しく分析すると、比較的日本語の得意な学生が多い学部は、日本のメディアや日本人の友人を通じて情報を得て、冷静に行動する傾向がみられた。

 一方、大学院生は日常会話で主に英語を使っているため適切な情報を得られず、日本を離れるケースが目立った。震災時は春休み中で、指導教官や研究室の友人が近くにいなかった影響も大きかった。

 出身国の国情の違いも浮き彫りになった。震災発生から間もなく大使館が直接安否確認に動いた国がある一方で、発信源の不明な情報に留学生が大きく振り回されるケースもあった。

 分析に当たった東北大国際交流センターの末松和子教授は「将来は大学間で相互に協定を取り交わし、手分けして被災した留学生を一時受け入れする態勢も構築できるといい」と話している。

2065荷主研究者:2013/03/17(日) 13:52:48

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1302210054/
2013年2月21日 神奈川新聞
県立図書館閲覧廃止撤回:関係者ら一安心、「在り方考える契機に」/神奈川

閲覧サービスの廃止方針が転換、継続が表明された県立図書館=横浜市西区

 県が提案していた県立図書館2館の「閲覧廃止」の方針が、3カ月余りで転換された。社史や科学技術の豊富な蔵書で知られる県立川崎図書館(川崎市川崎区)も存続方針が示された。廃止撤回を求めてきた関係者は胸をなで下ろす。この間、問い直されたのは「本を手にとって読むこと」の意味と、図書館自体の存在意義そのものだった。

 県の廃止案に「図書館とは言えなくなる」と疑義を唱えた「神奈川の県立図書館を考える会」主宰の岡本真さんは、「まずは一安心」。有志や識者と勉強会を開き、議論を重ねてきた。「県の提案のおかげで議論が深まったとも言える。財政対策を進めながら、経済政策の立案や議員の政策提言などに図書館を使うなど、よりよい形にしていくきっかけに」と注文した。

 県立図書館には閲覧だけでなく、市町村立図書館に専門的な本を貸し出したり、図書館員を育成したりする機能もある。

 全国約7千の個人、施設でつくる全国組織・日本図書館協会の山本宏義常務理事(関東学院大文学部教授)は「県立は市町村立にとっての『よりどころ』だ」と方針転換を歓迎した。

 1万6千冊に上る県立川崎図書館の社史コレクションなどを基に、著書「社史の研究」をまとめた社史研究家の村橋勝子さんも胸をなで下ろす。書棚に並ぶ背表紙を見回し、気になった本を選び出す「ブラウジング」の過程の重要性を挙げ、「パソコンで何でも調べられると思われているが、本を手に取れなければ、内容は確かめられない」と強調する。

 村橋さんは「『全ての人に平等に開かれている』という図書館の理念を再確認すべきだ」と話す。過去には、図書館資料を参考にして会社の創業や、新製品の開発にこぎ着けた実業家の例があるためだ。その上で、村橋さんは「今後は図書館が自ら、存在意義をよりアピールしていくことが欠かせない」と付け加えた。

 貸し出しの在り方については未定だが、県教委の二見研一教育局長は「閲覧継続を土台に、市町村の図書館の意見を真摯(しんし)に聞きながら、引き続き検討を進めたい」と話した。

2067名無しさん:2013/03/20(水) 00:50:19
島根県は18日、日韓両国が領有権を主張する同県の竹島(韓国名・独島=トクト)で、
昭和初期に漁民が畑作をしていたことを示す県所蔵の地図を確認した、と発表した。
県は「昭和初期まで漁民が竹島で長期間生活していたことを示す資料」としている。

 地図は縦22センチ、横28センチ。青いインクで手描きされている。
畑跡のほか、アワビを塩漬けにする作業小屋や日露戦争時の望楼跡も記す。

 県によると、隠岐の島町の住民への聞き取りで、竹島で約1カ月滞在するため、畑にネギや大根を植えたとの証言があったという。
地図で畑跡の位置を初めて確認した。

 県は、地図に「昭和三年九月」と記されていることから1928年の状況を図示したとみる。
県が51年に外務省の事務官に宛てた報告書に添付していた。
県は昨年12月、県公文書センターを調査した際、報告書に挟んであった地図を見つけた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201303190057.html
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20130319005701.jpg

2068名無しさん:2013/03/20(水) 00:58:11
1616年、当時の徳川政権が明国(中国)に対し、尖閣諸島がどこの国にも属さない「無主地」であることを確認していたことが16日までに、
明国側の漢文史料で明らかになった。日本政府は明治28年(1895年)に尖閣が無主地であることを確認して領土に編入したが、
漢文史料を発掘した長崎純心大の石井望准教授は「この史料で日本側の確認の年代が280年繰り上がる」と指摘。
尖閣を「日本が盗んだ」と非難する中国政府の主張が成立しないことを示す有力な証拠になりそうだ。

石井准教授が新事実を発見した史料は、明国の「湘西紀行(しょうせいきこう)」「東西洋考(とうせいようこう)」「盟鴎堂集(めいおうどうしゅう)」の3種。

それによると、元和二年(1616年)、日本から台湾征討のため派遣された使者明石道友(あかしどうゆう)が漂流し、
福建沿岸の東湧島(とうゆうとう)(今の馬祖列島東端)に停泊した。
その際、明国の偵察員に対し「大明の境界に入らず」(明国の領土には立ち入っていない)と述べた。明石は出航前にも、
長崎代官から「天朝(てんちょう)の一草一粒(いっそういちりゅう)をも犯すを許さず」(明国の領土に立ち入るな)と厳命されていた。

石井准教授は「明国の領土を犯さないように、東湧から東が無主地だと事前確認した上で渡航したことを史料は示している。
当時の尖閣航路は季節風を利用する帆船の一本道。その西の出入口に東湧が位置するため、尖閣航路全体を無主地として日本側が確認していたことが分かる」と分析した。

1895年に日本政府が尖閣を領土に編入したことについて
「明治の確認は決して一夜づけでなかったことが明らかになった。中国側の『盗んだ』などの主張は全く成り立たない」と強調した。

石井准教授は、2月4日に開かれたキャノン・グローバル戦略研究所の研究会で今回の研究成果を発表。
「島嶼(とうしょ)研究ジャーナル」(島嶼資料センター)4月最新刊にも掲載する。

http://www.yaeyama-nippo.com/2013/03/17/尖閣-無主地-江戸時代に確認-尖閣-無主地-江戸時代に確認-尖閣-無主地-江戸時代に確認-石井准教授発表/

徳川政権が、尖閣諸島が無主地であると確認していたことを示す史料の発掘について、尖閣問題に詳しい尾崎重義筑波大名誉教授(国際法)は
「史料中、明国に対する明石道友の発言は、公務員としての立場で述べたものと位置づけるべき。当時の日本政府の公式の無主地認識を示している」
と見ており、中国の不当な主張には「断固として反論しなくてはならない」と求める。

 その上で「近代以前の東アジアに国際法が存在したことはすでに研究されているが、今度の史料も、両国間における国際法の表われ」
と、日本の領有権を証明する証拠の一つという認識を示す。

 中国は「日本は日清戦争の混乱に乗じ、尖閣を盗んだ」と、強硬に尖閣の領有権を主張している。

 尾崎名誉教授は「中国側の史料からも、言い分は完全な誤り。尖閣は八重山諸島に最も近く、古くからその存在は島民に知られていた。
そのことは、八重山の人たちがつけた島名からも、十分に推測される。中国名は、その島名を漢文名にしただけだ」と指摘。
「黙っていると世界は中国の発言が正しいという印象を持つ。逐一、反論することが大切だ」と話している。漢文史料は石井望長崎純心大准教授が発掘した。

http://www.yaeyama-nippo.com/2013/03/17/不当主張には断固反論を-日-明の無主地認識証明/

2070りそな総合研究所テクノロジー犯にはロボトミー手術を:2013/03/23(土) 18:08:27
学校法人 大阪初芝学園 学園長 福永 正博  障害者福祉用ブレインマシンインターフェースでかんぽ生命を恐喝

福永 正博は りそな総合研究所のガキ共に障害者福祉用ブレインマシンインターフェースを使用させ、福島第一原子力発電所1号機による
放射線被爆を受けた人を監視し、隠蔽工作、思考誘導により、通院もさせず病状を悪化させて死亡させていた。

詐欺額 9.2億円以上

総務省テレパシーシステムと障害者福祉用ブレインマシンインターフェースを連動させ、
深夜を中心に保険金を払えと、また死亡保険金を 埼玉りそな銀行に振り込めと総務省 情報流通行政局 郵政行政や貯金保険課(株式会社かんぽ生命保険)、数人を恐喝、強要している。

指定振込み先、りそな銀行 りそな 銀行コード0010 772億円以上

大阪初芝学園 学園長 福永 正博と りそな総合研究所のガキ共をブレインマシンインターフェース悪用による統合失調症様症状による傷害罪、
放射線障害による殺人ならびに殺人未遂の幇助 死亡保険金詐欺として逮捕、ロボトミー手術願います。

2071チバQ:2013/03/31(日) 02:24:14
http://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2013/02/post-637.php
日本の部活に異議あり! スポーツ「偏愛」の弊害
2013年02月25日(月)10時00分
今週のコラムニスト:クォン・ヨンソク

[2月19日号掲載]

 スポーツ体罰問題が世間を騒がせている。問題が表面化したことはいいが、「体罰は悪い」の一点張りで、いつもながら根本的な問題には触れられていない。

 問題の背景には、日本独特の過剰な部活文化と、スポーツ選手が英雄視され商品化される「スポーテインメント」の存在、それらを支える日本人の「スポーツ依存症」(「スポーツ偏愛症」)がある。

 僕は日本の部活文化が羨ましかった。目標に向かって仲間が1つになる、汗と涙にまみれた歓喜の青春物語に憧れていた。韓国の青春に部活という2文字はない。進学希望者はひたすら勉強だけで、運動部に所属するのは「選手」を目指す学生だけだ。

 だけど日本の部活文化にも問題はあった。僕は新宿の中学校のサッカー部員だったが、部員の大半が不良という別世界だった。サッカーが好きで入部したのに、練習はひたすらランニングとうさぎ跳びと玉拾い。先輩の機嫌次第ではパンツ1丁でのしごきが待っていた。先輩が試合に負ければ、後輩も「五分刈り」の連帯責任は当然だった。

 戦後日本で部活が活性化したのは敗戦と関係がありそうだ。戦前までの日本人は長年、戦争と身近な生活を送ってきた。そこで醸成されたエネルギーと軍事文化が戦後に行き場を失い、スポーツへはけ口を求めて部活文化へ入り込んだのではないだろうか。

 科学に基づいた練習よりも、上下関係と大声と精神論が強調される背景だ。実際、日本での部活体験は韓国で兵役に就いた際にとても役に立った。上官の命令に絶対服従し、理不尽に耐えることを体が覚えていたからだ。

■体育会に寛容過ぎる日本社会

 もちろんこんな部活文化は昔の話で、今はもっとリベラルで合理的な指導が行われているだろう。しかし近年も、スポーツに熱心過ぎることの弊害は存在する。過剰な部活熱は子供の将来だけでなく、子供に付き合う親の貴重な週末をも奪っている。

 今の子供たちの将来の夢は、サッカー選手などアスリートが筆頭だ。そのせいか、皆が選手になれるはずがないのに、部活はあまりに本格的過ぎる。小学生からサッカーや野球のチームに入り、有資格のコーチから本格的な指導を受ける。週末は土日とも試合がセットされ、子供たちは結果が求められる緊張感の中でプレーをする。親も週末返上で試合に奉仕する。僕の友人は娘がサッカーにはまり、試合引率と審判などで週末は丸つぶれという。
 
 しかし一番許せないのは、大学の体育会の甘えの構図だ。いまだ部活と就活のために大学に来たと思える学生が結構いる。練習を理由に堂々と授業を休み、試合があるので報告の準備もできないという。試合でけがをして長期に大学を休んでも平気な顔だ。それでもOBのコネや、体育会出身の適性が買われて就職は問題ない。これで本当にいいのだろうか? 日本社会は学業とスポーツが本末転倒になっている部活文化に対して、あまりに「寛容」過ぎる。

 そして部活文化と同様におかしいのは、日本人のスポーツ偏愛症だ。その最たるものがあの世にも無駄なプロ野球の「キャンプリポート」だろう。

 選手が自主トレで「キャッチボールを始めた」「ブルペンに入った」「フリー打撃で打った」──。そんなの「あたりまえ体操」だろ! それならアイスホッケーのアジアリーグなど、面白い試みをしている競技をきちんと報じてはどうか。

 日本人はスポーツ選手や報道が好きなのに、実際にはスポーツを楽しめていない。部活は本格的過ぎるしスポーツは金がかかり過ぎる。気軽に楽しめるレジャーとしてのスポーツ振興こそ、日本を元気にするというアベノミクスのもう1つの矢に加えてほしい。

2072チバQ:2013/03/31(日) 13:03:51
意味わからん・・・
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130330-OYT1T01182.htm?from=y10
学校給食の食材、全面国産化へ…自民・高市氏

 自民党の高市政調会長は30日、長崎市内で開かれた自民党の会合で、今夏の参院選公約に、全国の公立学校の学校給食用食材の全面国産化を盛り込む検討に入ったことを明らかにした。

 学校給食費の水準を現状のまま据え置く場合、年間500億円程度の国の補助が必要との試算も明らかにした。高市氏は、政府が環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明したことに言及したうえで、「私たちが国産品を食べる環境を作らないといけない」と指摘した。

(2013年3月30日19時02分 読売新聞)

2073荷主研究者:2013/03/31(日) 21:54:30

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130221/CK2013022102000109.html
2013年2月21日 東京新聞
文教都市へ新拠点 東京理科大葛飾キャンパスで竣工式

図書館前でテープカットが行われた=葛飾区の東京理科大葛飾キャンパスで

 四月にオープンする東京理科大葛飾キャンパス(葛飾区新宿六)は二十日、竣工(しゅんこう)した。壁やフェンスはなく、区民も自由に出入りできる開かれたキャンパスとなる。大学や区の関係者ら約二百六十人が竣工式に出席した。 (村松権主麿)

 出席者らは建物内を見学し、図書館前でテープカット。中根滋理事長は「区民の皆さんにも自由に訪れてもらい、図書館やカフェテリアに来てほしい。愛され、将来を期待される大学にしたい」と抱負を語った。キャンパスは、三菱製紙の工場跡地に建つ。区が誘致し、二〇一一年二月に着工。敷地面積は四万七千平方メートルで、講義棟、実験棟、図書館など八つの建物からなる。

 拠点施設は研究棟に入り、大学と地元企業が共同で研究開発する。青木克徳区長は「葛飾区は中小企業の町で、特に製造業が盛ん。連携することは多い。文教都市として新たに発展するためにも素晴らしい大学が来た」と期待した。

 理科大は災害協力協定を区と結んでおり、災害時に避難者や帰宅困難者らを受け入れる。区は、七万一千平方メートルの隣接地に「葛飾にいじゅくみらい公園」を整備、四月にオープンする。

2074荷主研究者:2013/03/31(日) 23:02:02

http://kumanichi.com/news/local/main/20130307001.shtml
2013年03月07日 熊本日日新聞
熊本大、5大学と包括協定 海外活動の拡大狙う

包括連携協定を結んだ他大学の学長と握手する熊本大の谷口功学長(右端)=東京都千代田区の東海大学校友会館

 熊本大は6日、千葉、新潟、金沢、岡山、長崎の各大学と包括連携協定を結び、「国立6大学連携コンソーシアム」を設立した。各大学が交流している海外の協定校を共有し、国際的な人材育成や留学生の受け皿を拡大する狙い。6大学によると、県境を越えて国立大が連携協定を結ぶのは初めてという。

 「グローバルな人材育成」を第一に掲げ、6大学による国際連携機構を4月にも発足。学生交流プログラムを共同でつくるほか、海外の有力な大学連合との交流を進める。東南アジアの26大学でつくる東南アジア諸国連合(ASEAN)大学ネットワークとの間で、単位互換制度の導入を検討中。今夏、同ネットへ研究者と学生を派遣する。

 熊本大の発生医学や先進マグネシウム研究、新潟大の災害・復興科学など、互いの得意分野を生かして教育・研究プログラムを構築、社会貢献を共同で推進する分野でも連携する。資金や人材を出し合い、東京に事務局を設ける予定。

 6大学は学生数が同じ規模で、地方の総合大学として昨年から連携を模索していた。熊本大の谷口功学長は「熊本大独自の海外協定校は約150校だが、包括連携で約600校に広がる。ロシアやアフリカにも学生や研究者を派遣できるようになる」と強調する。

 東京都千代田区の東海大学校友会館で、谷口学長ら6大学の学長が協定書に調印した。(高橋俊啓)

2076とはずがたり:2013/04/04(木) 17:57:32
東大が推薦入試!?嘆かわしいのぉ。とーだいには毅然として学力偏重主義をやって欲しいところw

東大が「推薦入試」導入 不合格になったら「内申書を書いた教師」の責任を問えるか
http://www.bengo4.com/topics/281/

2077チバQ:2013/04/06(土) 17:23:26
http://mainichi.jp/feature/news/20130406ddm041100088000c.html
仕送り:私大生、8万9500円 家賃引くと、1日923円生活 首都圏調査、過去最低
毎日新聞 2013年04月06日 東京朝刊

 首都圏の私立大・短大に昨年入学した自宅外通学生への仕送り額は月平均8万9500円で、12年連続で過去最低を更新したことが5日、東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連)の調査で分かった。仕送りだけで生活した場合、家賃を引いた残りの生活費は初めて1日1000円を切った。東京私大教連は保護者の収入減の影響とみており、「安心して学べるように、政府は私大生の学費負担軽減策を新設してほしい」と話している。【福田隆、三木陽介】

 調査は昨年5〜7月、早稲田大や明治大など首都圏の17大学・短大の新入生の保護者を対象に実施し、5349人から回答があった。うち自宅通学生は3221人、自宅外は2128人だった。

 自宅外通学生の保護者世帯の税込み平均年収は860万円で前年比約40万円減。月平均仕送り額(6月以降)はピークだった94年(12万4900円)から3割減った。一方、平均家賃は6万1800円で前年から微増。仕送りに占める家賃の割合は69・1%で、前年から2・3ポイント上がった。仕送りから家賃を除いた生活費は2万7700円、1日当たり換算で923円と、いずれも過去最低を記録した。

 仕送りの減少に伴い、学生はアルバイトの掛け持ちが目立ち、深夜勤務のため翌日の講義中に居眠りする学生もいる。食費を切り詰める傾向も見られ、ある学生の場合、朝食はおにぎり3個、昼食はカップ麺、夕食は牛丼屋に行ければ良い方だという。東京私大教連の柿崎敦・中央執行委員は「親の年収減少の影響が大きく、学生はアルバイトに追われて勉強どころではない」と訴えている。

 ◇バイトで疲れ授業行けず ごはん、牛丼ばかり
 福井県鯖江市出身の早稲田大法学部4年の男子学生(22)は、自営業の親からの仕送りは月4万円。1年生の時はキャンパスから電車で約20分の家賃2万5000円の学生寮に入っていたが、通学費と時間がかかるため2年生から大学近くのアパートへ引っ越した。しかし、家賃は7万4000円。日本学生支援機構からの奨学金(月約10万円)ではとても生活できず、2日に1回はアルバイトに明け暮れ、疲れて授業に行けないこともある。「友人からは『社畜』とからかわれています」と苦笑する。

 同大4年の男子学生(21)は広島市の親元からの仕送りはゼロ。父親は地方公務員。入学時、姉が地元の私大に通っていたので「仕送りは無理」と言われた。家賃7万5000円、就職活動に不可欠の携帯電話代月1万円−−。月の半分はバイトを入れている。「ごはんはほとんど牛丼。いつもお金のことを考えています」。今は就職活動中。地元企業を希望しているため、新幹線代がさらに重くのしかかっている。

2078とはずがたり:2013/04/06(土) 22:06:03

学長に「感情的」メールで解雇…元准教授が提訴
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130406-567-OYT1T00315.html
2013年4月6日(土)17:55

 千歳科学技術大(北海道千歳市)を解雇された元准教授の男性(47)が5日、解雇は無効として、地位確認や慰謝料などの支払いを求め、札幌地裁に提訴した。

 訴状によると、男性は2012年9月に同大に採用されたが、川瀬正明学長らに中傷を含んだメールを送ったなどとして、今年2月に「教育者及び組織人としての適格性に欠ける」との理由で解雇された。

 男性は取材に対し、川瀬学長に退学・休学者対策について「もっと責任感をもってください」などと感情的な表現を使ったメールを送ったことは認めた上で、「中傷の意図はなかった。解雇にあたり、学則で必要とされる教授会の審議を経ておらず手続きも不当だ」と主張している。一方、同大は「解雇は正当な行為と考えている」として、裁判で争う意向を示した。

2079チバQ:2013/04/07(日) 23:49:00
http://mainichi.jp/select/news/20130407k0000e040126000c.html
労基法違反:首都圏大学非常勤講師組合、早大を刑事告発へ
毎日新聞 2013年04月07日 10時25分(最終更新 04月07日 18時31分)


早稲田大学=東京都新宿区
拡大写真 ◇契約期間に上限「手続き不正」
 早稲田大学(鎌田薫総長)が新たに設けた非常勤講師の就業規則を巡り、制定の手続きに不正行為があった可能性があるとして、首都圏大学非常勤講師組合(松村比奈子委員長)は同大を近く労働基準法違反の疑いで刑事告発する。非正規労働者の契約は5年を超えて働いた場合、期間の定めのない雇用に転換できるなどとした改正労働契約法が1日から施行されたばかり。この法改正で、大学現場では非常勤の契約に新たに上限を設ける動きが出ているという。【東海林智】

 告発状などによると大学側は3月19日の団体交渉で、非常勤講師の就業規則を組合側に初めて提示。上限のなかった雇用契約期間を通算5年とする内容だった。

 労働基準法によれば新たに就業規則を制定する場合、事業主は事業所ごとに労働者の過半数代表者の意見を聞く必要がある。組合側が「全く聞いていない」と反発したところ、大学側は2月4日には過半数代表者を選ぶ手続きを始めたとする文書や同月14日の公示などを示し、手続きは正当に実施したと説明した。

 しかし組合側によれば、同14日は入試期間で非常勤講師は公示場所に立ち入ることができず、その後も手続き文書を見たことはなかったという。代表者選びの投票結果も公表されないことから、告発を決めた。組合から相談を受け団交にも参加した佐藤昭夫早大名誉教授(労働法)は「『違法な手続きだから期間を空けてやり直したらどうか』と警告したのに大学側は強行した。学生時代から50年も関わった母校だが進歩に逆行するようなことをしてはいけない」と話す。

 組合によると、早大では12年時点で専任や専任扱いの教授らが約2200人なのに対し、非常勤講師や客員教授ら非常勤は約4300人。影響は大きいが、大阪大や神戸大も上限5年の実施を検討している。同様の動きは他大でも出ていたが労組の抗議で撤回や凍結したという。

 松村委員長は「正規の2倍にも達する非常勤の貢献を無視する強引なルール変更なので告発する」。早大広報課は「詳細がわかりませんので、コメントは差し控えさせていただきます」としている。

2080とはずがたり:2013/04/14(日) 16:35:18
実際児童・生徒は日本に住んでどう思ってるんでしょうかねぇ。。

朝鮮学校生、ミサイル礼賛 120人訪朝し忠誠 「正恩元帥様いらしてこそ」
2013.2.18 07:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130218/kor13021807040002-n1.htm

迎春公演では、ミサイルの着ぐるみも登場。地元の子供たちが花束を渡すシーンも放送された(朝鮮中央テレビの映像から)

 訪朝した朝鮮学校の児童・生徒ら約120人が今月10日、北朝鮮が「衛星打ち上げ」と称する長距離弾道ミサイル発射を「宇宙強国に輝かせた」とたたえ、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に忠誠を誓う公演に参加させられていたことが17日、朝鮮中央テレビの映像などから分かった。核・ミサイル実験を理由に朝鮮学校への補助金を停止する自治体も出る中、波紋を呼びそうだ。

 「日本全国を驚かせて祖国の衛星が飛んだとき、私たちは(正恩)元帥様がいらっしゃる祖国の空を見上げました」。同テレビが「学生少年らの迎春公演」として11日に放映した内容によると、公演の後半、少年芸術団の朝鮮学校の生徒らが登場し、男女2人の生徒がこう金第1書記をたたえるセリフを述べた。

 「わが国を宇宙強国に輝かせ、世界がうらやむ誇りを抱かせてくださった金正恩元帥様を慕い、祖国に駆けつけました」

 続いて「元帥様を高く奉じた祖国は一番だ」と題した歌と踊りを披露。代表7人が「元帥様がいらしてこそ私たちの学校もあり、元帥様お一人についていきます」と決意を述べ、感謝の花をささげた後、敬礼で締めくくられた。生徒らは朝鮮学校校長らの引率で1月10日から訪朝していた。

 児童・生徒を動員した平壌での迎春公演をめぐっては昨年、行き過ぎた正恩氏礼賛に保護者からも批判が起き、大阪府が補助金支給を見送った。今年に入ってからも神奈川、埼玉両県が核実験などを理由に補助金の予算計上見送りを決めた。

2081とはずがたり:2013/04/14(日) 16:35:37
【産経抄】
4月6日
2013.4.6 03:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130406/plc13040603110003-n1.htm
▼3代目は、ミサイルの発射ボタンを押し、ワシントンや東京が火の海になる画像を夜な夜な見ているのだろうか。東京都町田市では、教育委員会が朝鮮学校生徒への防犯ブザー配布をやめたが、当たり前の話である。かの地出身の同胞は「差別はけしからん」と騒ぐ前に、胸に手を当ててよく考えてほしい。子供に罪はないが、悪夢の発生源をいまだに崇拝している親たちの責任は重大である。

決定覆し朝鮮学校に防犯ブザー配布 町田市教委
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130408/kor13040814500005-n1.htm
2013.4.8 14:49

 東京都町田市の教育委員会は8日、北朝鮮情勢などを理由に、同市の西東京朝鮮第二幼初級学校の児童に防犯ブザーを配布しないとした決定を撤回、学校側に送ったことを明らかにした。

 町田市教委は平成16年度から防犯ブザーの配布を始め、市立小に通う1年生には無条件で、一部の私立小と朝鮮学校には希望があった場合に配布していた。

 今年2月、朝鮮学校側から25年度の防犯ブザー45個の希望があったが、市教委は「北朝鮮との関係が緊張していることなどを考慮した」として取りやめを決定した。

2082とはずがたり:2013/04/14(日) 16:35:50

朝鮮学校への防犯ブザー配布中止は国益でない 「憧れられる日本」推進を
2013.4.14 11:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130414/kor13041411000002-n1.htm
京都大学産官学連携本部客員准教授・瀧本哲史

 これまで、産経にエールを送ってきたので、今回はあえて苦言を呈したいと思う。

 東京都町田市の教育委員会が北朝鮮をめぐる社会情勢などを理由に朝鮮学校の児童に防犯ブザーを配布しない決定をしたことをうけ、6日付の産経抄はこれを「当たり前」と評した。最終的に町田市は決定を撤回し、防犯ブザーを送付した。普段の論調において、朝鮮学校への支援に対して疑問を呈するのは産経の戦略であろうから、それ自体は批判しない。ただ私は、ブザー配布中止に賛成するのは、長期的な国益という点で得策ではないのではないか、保守論壇をリードしようとする産経であれば、もっとよい戦略を提示できたのではないかと残念に思うのである。

 そもそも、北朝鮮による国際法違反行為は、ブザーを受け取る児童たちには何の責任もない。親が不法な政治体制を支持しているからといって子供を罰するのは、近代国家の原則に反する。

 皮肉なことに、そうした親たちは親類を人質にとられ、現体制に脅されて服従しているものもおり、こうした北朝鮮の反近代法的な発想と五十歩百歩になってしまいかねない。北朝鮮に送金している親への経済援助は体制支援とも言えるが、ブザー代では銃一つ買えないだろう。

 むしろ、今回、町田市が防犯ブザーを配るのをやめていれば、反日教育の材料を増やすことにもなった。つまり、親や学校が子供に「日本は、お前らを見捨て、危険な目に遭っても構わないと言っている。だから、北朝鮮についてきなさい」と諭す宣伝戦に利用されかねない。

 北朝鮮の体制崩壊を長い目で見越せば、朝鮮学校の児童たちは、日本社会とどう関わっていくのかを真剣に考えるタイミングが来るだろう。そのとき、われわれが発したメッセージは、彼らの人生を大きく変える。

 「独裁者によって自由を奪われる国と違って日本国、日本社会は、君たちを“個人として尊重”している。親がどうであれ、国がどうであれ、君たちの安全にわれわれはコミットしている」というメッセージを発信していれば、彼らは日本に生まれ育ったことに感謝し、誇りに思うだろう。逆に、彼らを否定すれば、体制が倒れた後に彼らは行き場を失い、別の過激な活動に走るかもしれない。

 優れた国家は、その理念に国民が賛同し、国民が協力し、その徳と理念で、他国民すら国民になって、その国に貢献したくなる。明治期あるいは高度成長期には日本にもそういう時代があった。保守論壇で産経抄は、「憧れられる日本」を推進すべきなのではないのだろうか。

【プロフィル】瀧本哲史
 たきもと・てつふみ 東京大法卒。東大助手、マッキンゼーを経て独立。投資家。全日本ディベート連盟代表理事。

2083名無しさん:2013/04/14(日) 18:54:18
>>2081
子供に罪はない

ガキの論調だよな

2084ニャンニャン:2013/04/15(月) 13:28:31
>>2081
瀧本哲史君、相手を観てものをいいなさい。

2085名無しさん:2013/04/16(火) 04:46:39
天皇・皇后両陛下が初めての私的な「旅行」にお出かけになりました。

両陛下は15日午後、新幹線で長野駅に到着されました。今回は地方公務ではなく、両陛下にとって初めての
「純粋な旅行」となります。両陛下の希望で、千曲市の名所である、あんずの里を散策されます。

この旅行は宮内庁が両陛下に提案したもので、宮内庁は「80歳を前に多忙な日々を過ごされている両陛下に、
普通のお年寄りの夫婦と同じように旅をして、美しい風景を楽しんでいただきたい」としていますが、
16日には帰京される予定で、つかの間の小旅行となります。

(15日14:33)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5307395.html

2086名無しさん:2013/04/16(火) 04:47:56
天皇、皇后両陛下は12日夜、東京都港区のホテルオークラ東京で開かれた慈善晩さん会
「チェリー・ブロッサム・チャリティーボール」に出席、20年ぶりにダンスを披露された。

 今年で創立60周年を迎えた国際福祉協会の主催。天皇陛下は黒のタキシード、
皇后さまは白いロングドレス姿で、手を取り合い、時折ささやき合いながら、
陛下が軽やかなステップでリードされた。「バラのタンゴ」「ムーンリバー」など
4曲を終始笑顔で踊られ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。宮内庁によると、
両陛下は1か月ほど前から、時折レコードを流し、ダンスの練習をされていたという。

 同協会は、晩さん会の収益金などで国内外の福祉施設の援助を行っている。

(2013年4月12日23時11分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130412-OYT1T01146.htm

2087チバQ:2013/04/20(土) 11:08:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20130419-OYT8T01733.htm
同志社移転京田辺に打撃 6600人減 市、影響調査へ



毎年、新入生が集まってにぎわう同志社大京田辺校地の正門前も今年は閑散としている(京田辺市で)  同志社大の文系4学部が4月から上京区の今出川校地に集約され、これまで京田辺市の京田辺校地で学んでいた1、2年生約6600人が移転した。新入生でにぎわっていた京田辺校地は閑散とし、周辺の不動産や飲食店関係者からは「以前のような活気がなくなった」と悲鳴が上がる。学生街の異変を受け、30年近く大学と共生してきた市は、影響調査などの検討に乗り出した。(小阪和正)

 京田辺校地は1986年に開設。昨年度は理系を中心に6学部の全学年と文系4学部の1、2年生約1万4000人が学んでいたが、市人口(約6万5000人)の約10分の1に当たる今回の移転で、約7400人に半減した。

 市は学生減少による年間経済的損失(消費額の減少)を、今年度一般会計予算(233億円)の約10分の1に上る22億6000万円と試算。30年近くにわたり、ともに歩んできた市と大学は、今後も秋の市民文化祭と大学祭の同時共催や各種交流事業などを続ける方針だが、学生の移転が街の活力低下につながるとの懸念は関係者に広がっている。

 市内に本社があり、学生マンションのあっせん件数トップの不動産会社「バン・ネット・システム」によると、取り扱い件数は昨年の半分程度。市内には単身用物件が約8000室あるが、これまで9割を超えていた入居率は6割まで落ち込んでいるという。同社営業部統括部長の中谷祥彰さん(32)は「家賃も1、2万円下落している。今後は一般向けのあっせんに重点を移すしかない」と語る。

 この時期は、サークルの新入生歓迎コンパでにぎわっていた近鉄新田辺駅前のの飲食店街も、めっきり学生の姿が減っている。市内外で店舗を展開する居酒屋「時代屋」の本田年春・専務(34)は「予約は昨年より少なく、売り上げは確実に落ちている」と厳しい表情。学生の今出川校地移転を想定し、2年前に開店した今出川店でその分をカバーしているという。

 市内のホームセンターも毎年4月は生活用品を買い求める新入生でにぎわっていたが、大学近くの店によると、「今年の来客数は例年の半分程度」という。

 こうした声を受け、市は学生移転の影響を把握する調査を行い、展望を探りたい考えだ。同市の高橋利之・市民参画課長は「残っている理系学部の特性を生かした交流など、『大学の街』活性化へ新たな取り組みを模索しなくては」と危機感を募らせている。

(2013年4月20日 読売新聞)

2088荷主研究者:2013/04/21(日) 10:03:16
>>2065
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303120009/
2013年3月12日 神奈川新聞
廃止方針撤回の県立川崎図書館、臨海部への移転を検討/神奈川

 土地借用期限が迫っている県立川崎図書館について、県は11日、京浜臨海部の殿町地区(川崎市川崎区)に移転する方向で検討を始めたことを明らかにした。ライフイノベーション国際戦略総合特区に絡めて、県が「産業情報センター」としての機能を持つ拠点施設をつくることも表明。その新施設に入居する形態を想定している。

 県は緊急財政対策の一環として川崎図書館の廃止方針を昨年11月に提示。今年2月に撤回したが「企業支援につながる機能を高度化・特化して川崎市内に残す」としただけで、移転場所は示していなかった。

 県議会予算委員会で土井隆典氏(自民)の質問に、黒岩祐治知事は「殿町地区に県主導で戦略的総合的な施設をぜひ造りたい」と表明。さらに「ライフイノベーション特区の目指す方向性と川崎図書館の潜在力は、かなり軌を一にする。統合することは効果的。その方向で教育委員会と調整する」と述べた。

 これに先立つ答弁で、県立図書館を所管する藤井良一教育長も「川崎図書館は知的所有権センターとして企業を支援してきた。こうした機能は(ライフイノベーション関連企業にも)大いに役立つと考えている」と述べ、生命科学関連企業を支援する視点で移転先を検討する方針を示唆した。

 川崎市によると、国際特区には今後、東大などの研究室も入居する予定だ。川崎図書館について、関係者の間では研究活動を補完する「科学技術ライブラリー」などとして期待する声もある。

 川崎図書館では企業や大学などでつくる「神奈川県資料室研究会」が半世紀にわたり活動する。副会長の末廣恒夫さんは「移転先の見通しが立ったことを歓迎したい。産業支援の方向にも賛成だが、個人が排除されないか心配。今後は議論をよりオープンにし、われわれユーザーの声を反映してほしい」と話した。

2089荷主研究者:2013/04/21(日) 11:58:50

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520130315aaar.html
2013年03月15日 日刊工業新聞
文科省、東大・京大・阪大・東北大に産学連携1200億円配分

 文部科学省は産学連携のビジネス化に向けた国立大学の出資事業への資金拠出先として、東京大学など4大学を決めた。2012年度補正予算に盛り込んだ1200億円のうち、東大に420億円、京都大学に380億円、大阪大学と東北大学にそれぞれ200億円を配分する見通し。月内に正式に決める。10年前の国立大学法人化当時も議論となった国立大の出資が、ようやく実現することになる。

 国立大は技術移転機関(TLO)を除き、リスクがある一般企業への出資が禁じられている。技術移転先企業のビジネス化に対する期待は高かったが、近年は大企業もリスクマネー拠出に慎重で、産学連携の成果の実用化が進まないのが現状だ。

 これに対し、新事業は国から資金の拠出を受けた国立大が、産学連携に取り組む企業に出資し、利益が出た場合に国が大学を通じてリターンを得られる仕組みだ。

2090とはずがたり:2013/04/23(火) 13:06:38

教員制度改革:「試用」3?5年 新卒は准免許 自民検討
http://mainichi.jp/select/news/20130414k0000e040122000c.html
毎日新聞 2013年04月14日 09時34分(最終更新 04月15日 08時27分)

 公立学校教員の免許・採用制度改革を検討している自民党案の概要が13日、分かった。教員希望者に「准免許」を与えて学校に配属、「数年の試用期間」を経た上で「本免許」を与える「インターン制度」を導入し、指導力向上を目指す。本免許を与えた教育委員会が任免権を持ち、責任を負う。現在の制度を抜本改革する内容で、党の教育再生実行本部や政府の教育再生実行会議の議論を経て制度設計に入る。指導力向上を目指して民主党政権時代に打ち出された「教員の修士レベル化」は事実上、凍結される見通しとなった。

 現在の教員免許制度では、大学などで教員養成課程の単位を満たせば、卒業時に免許が与えられ、採用試験に合格した自治体の学校で勤務する。1年間は試用期間になっている。中央教育審議会は昨年8月、指導力不足解消のため、教員を「大学院の修士レベルを修了する」とする内容を答申していた。これに対し、自民党内では「大学院で勉強すれば指導力が向上するものではない」と異論が出ていた。

 関係者によると、大学などで教員養成課程を満たした教員希望者に卒業後にまず「准免許」を与える。採用試験を経た上で、希望勤務地の教育委員会を通して学校に配属し、常勤講師と同じ待遇で勤務。場合によっては学級担任や部活動も受け持ちながら「試用期間(インターン)」として学校に所属する。期間は3年または5年を軸に検討が進む方向だ。

 期間中、学校長が勤務態度や授業の状況、課題への対処能力を見極め、基準を満たしたと判断すれば、教委から「本免許」が交付され常勤教諭になる。試用期間中に本免許が取得できない場合でも、准免許のままで勤務可能とする。本免許取得後、指導力不足が判明した場合は、受け入れた教委が責任を負い、研修などを実施する。各学校には、試用教員に十分対応できるよう、担任を持たない教諭などを増やすという。

 自民党は今後、地方教育行政法など関連法規の改正を目指す。【福田隆】

2091とはずがたり:2013/04/23(火) 13:09:59
半年弱前の記事だが。。

休職教員:「心の病」 仕事量増加、同僚の支えなく 現場、ゆとり失う
http://mainichi.jp/feature/news/20121225ddm041100089000c.html
毎日新聞 2012年12月25日 東京朝刊

 文部科学省が24日公表した、昨年度に「心の病」で休職した5200人余りの教員たち。休まざるを得なくなった教員の体験からは、子供の荒れや保護者への対応、増える一方の事務に追われる中で、真面目な人が追い詰められていく現場の実情が浮かび上がる。

 大阪府内の中学に勤める40代の女性教諭は1年半前、うつ病で休職した。学力や生活上の課題を抱える生徒が多く、保護者との関わり方に神経を使う学校だった。「成果がはっきり見えない仕事だけに教員同士で支え合って子供のためになることを話し合うべきなのに、そのゆとりがなくなってきている」という。

 府内の小学校で教諭だった60代女性も10年前、休職に追い込まれた。多動で授業中に他の子供の邪魔をする児童がクラスに2人いたが、管理職に「あんたの責任」と突き放された。

 「2本しか手がないのにどうやって2人に目を配りながら、他の子たちを世話するのか」。悩むうちに家から出られなくなり、最終的に辞職した。

 東京都教職員互助会が運営する三楽病院(千代田区)精神神経科の真金薫子(まがねかおるこ)部長は「学校全体で仕事量が増え、みんな余裕がなくなっている。仕事量を調整する必要がある」と指摘する。

 真金部長は教職員の精神疾患が専門。同病院では相談件数が年々増加し、電話で臨床心理士が応対した場合も含む昨年の相談件数は約2500件で、今年も同様の水準だ。【林田七恵、苅田伸宏】

2092とはずがたり:2013/04/23(火) 13:12:01
少なくとも本人にちゃんと渡るようにはせなあかんね。。

特集ワイド:続報真相 若者つぶす奨学金
毎日新聞 2013年04月19日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130419dde012100056000c.html

日本学生支援機構の奨学金の延滞状況
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 ◇回収強化する学生支援機構/返済延滞で年10%の“罰則”/「貧困ビジネス」との批判も

 「奨学金は、貧困ビジネスになっている」。先月31日、この問題で初の全国組織となる「奨学金問題対策全国会議」が設立された。共同代表になった大内裕和・中京大教授は冒頭のように語り、社会的な救済が必要だと訴えた。今、非正規雇用の広がりなどで奨学金の返済延滞が急増し、独立行政法人・日本学生支援機構(旧日本育英会)が回収強化に乗り出している。その実態を追った。

 「寒い日でした。高校3年の冬、自転車の荷台にこたつを縛り付けて看護専門学校の寮に向かいました。車の多い環状7号線を通って東京・多摩地区の自宅から北区の寮まで。何時間かかったでしょうか。ようやく到着した時には排ガスで全身真っ黒でした」

 東京都内で看護師として働く恵子さん(33)=仮名=は、18歳の門出をそう振り返る。病院でアルバイトして自活した。所持品はこたつの他にインスタントラーメン3個とお年玉の現金2万円。日本育英会(当時)の奨学金制度を恵子さんは知らなかった。

 それから12年後。

 「突然、裁判所から奨学金の支払い督促が届きました。不思議に思って母に聞いたところ、父の借金返済のために私名義で母が借りていたことを知りました」

 実は恵子さんのような例は決して少なくないという。

 奨学金は、消費者金融のように貸金業法の規制を受けない。有利子タイプはほぼ無審査、無担保で利用できる。現在、大学生の半数以上が奨学金を利用しており、日本最大の奨学金事業者、日本学生支援機構の貸付残高は7兆円を超えている。

 同機構は小泉政権時代の2004年に独立法人化され、国から「延滞額を5年で半減」などのノルマを課せられた。しかし、若者層を中心に非正規雇用が広がり、逆に延滞額は増加。11年度末の延滞者数は33万人、延滞額は876億円に上っている。

 同機構の申し立てで東京簡易裁判所が恵子さんに支払い督促を出したのは10年11月8日。財務省の指導を受けた同機構が、滞納者を個人信用情報機関に登録(ブラックリスト化)するなど回収強化に乗り出した時期にあたる。12年5月までに滞納3カ月以上の1万2281人を登録。支払い督促は00年度の338件から11年度に1万5件と約30倍になった。

 恵子さんが督促されたのは156万円。高校3年間に貸与された元金に、延滞金62万4000円が加えられていた。同機構では毎月の返済が遅れると、割賦金(元金)に対して年10%もの延滞金が課せられるのだ。

2093とはずがたり:2013/04/23(火) 13:12:52

 「大金を一括請求されてただ驚き、途方に暮れました。でもこれまでに一度の連絡もなく、ペナルティーの延滞金まで支払えという態度は納得できなかった」と東京簡裁に異議を申し立てた。

 11年12月の簡裁判決は、恵子さんが母親から説明を受けていなかったとして延滞金と時効分の支払いを免除した。同機構は控訴し、東京地裁は今年2月に一転して延滞金の支払いを命じた。奨学生には返済義務を明記した書類を渡していたという高校担当者の証言を証拠採用したのだ。同機構のずさんな住所調査から督促状が届かなかった事情は考慮されなかった。恵子さんは東京高裁に上告している。

 訴訟を支援する首都圏なかまユニオンの伴幸生副委員長は「書類が本人に渡っていたという確かな証拠がないのに、延滞金まで認めた不当判決です。若者を支える奨学金に年10%もの延滞金というペナルティーがあるのがおかしい。負けられない裁判だと思っています」と強調する。

  ■  ■

 より典型的なのは、九州在住の事務職パート、紀子さん(30)=仮名=のケースだ。高校2年間と大学4年間で利用した同機構の奨学金元本と利子は計800万円以上。紀子さんは「借りたお金を返すのは当然ですが、債務に縛られた一生だと思うと落ち込みます」とため息をつく。

 毎月3万2000円で20年返済。救済がないわけではない。同機構には年収300万円以下なら最長5年の返済猶予がある。総額は減らないが、毎月の返済額を減らせる最長10年間の減額返済もある。ただ、いずれも延滞金があると申請できない。

 紀子さんは返済猶予の5年を使い切り、今年から減額制度を利用する。最長10年間の減額(半額)を毎年申請して認められたとして、54歳になるまで返済に追われる。

 「パートの手取りは残業代を含めて9万?10万円。減額後の返済額は1万6000円ですが、延滞すると減額が認められなくなり、返済も延滞金にあてられる。とても結婚や出産は考えられない」という。

 実家の家計は苦しかった。高校を出たら就職するつもりだったが、地元の求人は遊技場店員など不安定なものばかり。「大学さえ出れば」と地元の私立大学に進学した。無利子と有利子(最高3%)を合わせて月15万円を借りた。一部を親の借金返済と妹と弟の学費に回した。

 卒業後、IT企業に正社員として就職したが、うつ病になって2年で退社。満額返済できたのは1年半だけで、約750万円の債務が残る。実家に戻って両親と弟妹の5人で暮らすが、父親は障害基礎年金、母親は月5万円のパート収入だ。弟と妹も奨学金返済に追われる。

2094とはずがたり:2013/04/23(火) 13:14:37

 相談した弁護士には自己破産を勧められた。「考えてみましたが、父親と叔父が連帯保証人になっているので、自宅を売却しなければならないのです」。奨学金以外に道はなかったか? 「一度就職して学費をためて進学する道はあったが、高校時代には知るすべがなかった。もう少し学費が安かったらよかった」

 文部科学省によると、12年の初年度納付金は国立大学で入学金28万2000円と授業料53万5800円。私立大学の平均は入学金、授業料と施設設備費で131万5882円。不況、デフレなのに右肩上がりだ。

  ■  ■

 冒頭に登場した恵子さん。「内緒で奨学金を借りた母を恨んではいません。私が中学生のころ、父が事業に失敗して多額の借金を抱えました。母はパートで働きましたが、子ども3人を抱えて本当に大変だったと思います」

 取り立てから逃れる父親から時々、母に電話が入った。「大きな仕事をしている。もうすぐ現金が入るから振り込む」。約束の日、うなだれて銀行から帰ってくる母親の姿が忘れられない。当時、自宅に上がって酒を飲むようになった消費者金融担当者の会社名を覚えている。

 「実録『取り立て屋』稼業」を書いた元武富士社員の杉本哲之さん(34)に、その会社名を告げると「いわゆる中小規模の悪徳街金融業者です。自宅に上がり込むのは相手に恐怖心を植え付けて心を支配するため。洗脳です。多重債務者に無理やり奨学金や児童扶養手当、生活保護などを申請させて、その金で返済させるのが常とう手段です」と証言する。さらに「奨学金はほぼ無審査、無担保で月十数万円も借りられる。貸金業者にとって、親が返せなくなった借金を子どもに背負わせる都合のいい制度なのです」と話す。

  ■  ■

 奨学金が金融事業化しているとの批判について、同機構を所管する文科省学生・留学生課長の松尾泰樹さんは「奨学金は学生支援を目的として、与信審査をせず、担保も取らずに貸与しており、金融事業とは異なる。回収は強化しているが、返済猶予もあり、返せない人から無理やり返してもらうようなことはしていない」と話す。ただ、その猶予は5年だけだ。

2095とはずがたり:2013/04/23(火) 13:15:26
>>2092-2095
 2月に全国44の弁護士会が一斉実施した相談会には「生活が苦しく返済できない」などの相談が453件寄せられた。奨学金問題対策全国会議の大内共同代表は「高卒の求人は激減しています。このため、親の経済力によって進学できない子どもは非正規、無業になる可能性が高いという『貧困の連鎖』が起きている。それを避けようとすれば無理な金額を借りてでも進学するしかない。なのに返済が遅れたら年10%の延滞金が課せられる。奨学金は貧困者を対象にもうける金融ビジネスになっている」と指摘する。

 高校新卒者向け求人はバブル末期・92年の167万人をピークに、12年には20万人と87%も激減した。奨学金で進学しても就職難。自分の奨学金を完済する前に、子どもが借りるケースも出始めた。

 対策会議事務局長の岩重佳治弁護士が訴える。「学生の立場に立った奨学金が今ほど求められる時代はない。真の学びを社会全体で支えていく仕組みが必要です」【浦松丈二】

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 ■4年制大学の初年度納付金の推移

      国立       私立         大卒初任給(参考)

1979年 22万4000円  64万8637円  10万9000円 

1989年 52万5000円 103万5116円  16万円   

1999年 75万3800円 127万3095円  19万6000円 

2012年 81万7800円 131万5882円  20万1000円

※国立と私立の初年度納付金は文部科学省調べ。大卒初任給は男子平均、厚生労働省調べ

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2096とはずがたり:2013/04/28(日) 19:16:44
学生運動の残りが頑張ってるの京大と東北大と法政大ぐらいなんか?

京都大学と東北大学に機動隊が突入
http://getnews.jp/archives/330925
2013.04.27 23:20:48

京大と東北大に機動隊が突入
京大熊野寮と東北大サークル棟に機動隊が突入しているとのことでまとめました。写真だけでなく、動画配信をする猛者も…。 更新日: 2013年04月26日RSS
http://matome.naver.jp/odai/2136693822758673101

2097荷主研究者:2013/04/29(月) 12:22:55

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/130223/ecd1302231211001-n1.htm
2013.2.23 12:10 Fuji Sankei Business i.
“氷河期”でもお買い得な30大学 大学ウオッチャー大予想

 大学は“氷河期”へと向かっている。国立社会保障・人口問題研究所によると、2002年に約150万人だった18歳人口は12年に約120万人へ落ち込み、さらに30年には約100万人まで減少するという予測だ。

 少子化で“市場”が縮小するなか、大学側が“売り上げ”を維持するには大学進学率を高めるしかないが、進学問題にくわしいコラムニストのオバタカズユキ氏は「非現実的」と手厳しい。

 「30年には大学進学率を70%まで引き上げなければ、現在の大学定員枠は埋まらない。高校生の進学率は専門学校なども含めるとすでに約70%で飽和状態だ。

 しかも、日本経済の先行きは楽観できない。収入が減れば親は学資を捻出できなくなり、大学生の就職難もますます深刻になるだろう。費用対効果を考え、大学に進学しないケースがむしろ増えていく可能性もある」(オバタ氏)

 現在、国公立大学では、東大を頂点とした旧七帝大(北海道大、東北大、東大、名古屋大、京大、大阪大、九州大)が、ヒエラルキーをもって君臨している。

 私立大学では早稲田、慶應を双璧として、関東では上智、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関西では関関同立(関西学院、関西、同志社、立命館)といった有名校がベスト大学の上位グループを占めている。

 ただし、少子化が進んでも、この構図は基本的に10年後も20年後も変わらないというのが大方の見方である。その理由の一つが“人脈”だ。

 有名大学を見渡すと、共通点に気づく。辛口の大学論で知られる経済評論家の島野清志氏は、「一流大学、有名大学には総合大学、歴史の古い大学が多い。そうした大学の人脈は量も質も違う」と分析する。

 学生数が多ければ、社会で活躍する卒業生も多くなる。さらに注目すべきは歴史の重みだ。学生数が同じでも、創立100年の大学には、創立10年の大学に比べて10倍以上の卒業生がいる。歴史が古い大学ほど、有力者も多く輩出している。

 社会に出てから“コネクション”のありがたみが身にしみた人は少なくないはずだ。就職でもビジネスでもコネが成否を左右する。「地縁、血縁に次いで影響力のあるコネが大学の同門。一生ついて回ることが本音ではわかっているから、誰もが学歴にこだわる」(島野氏)。

 一流大学、有名大学に人気があるのは、学生が優秀で社会的評価が高いからだけではない。卒業生の人脈という“資産”も得られ、社会で成功する確率が高くなるからだ。それゆえ、有名大学は新しい優秀な人材を集め続け、人脈はますますグレードアップしていくわけだ。

2098荷主研究者:2013/04/29(月) 12:23:59
>>2097 続き

意外にお買い得! 人脈豊富な日大

 大学の実力に、人脈が密接にかかわる具体例を紹介しよう。

 オバタ氏は「早稲田と慶應を比べると、慶應のほうが伸びるだろう」と言い切る。

 理由は慶應の校友会である「三田会」の存在だ。「三田会の団結力には舌を巻く。先輩が仕事はもちろん、私生活の面倒まで見てくれ、結婚相手を紹介してくれるケースさえある。まさに家族ぐるみ、一生の付き合いだ」(島野氏)。

 中堅ランクの日東駒専(日本、東洋、駒沢、専修)では「日大がおすすめ」(島野氏)。マンモス校の代表格で伝統があり、校友会組織もしっかりしている。恵まれた人脈を生かせるせいか、上場企業の社長、役員の数でも一流大学に引けをとらない。

 偏差値のわりに“お買い得”な大学なのだ。このことから、同じ偏差値の大学なら、総合大学、歴史の古い大学を選んだほうがいいといえそうである。

 女子大が意外に健闘しているのも人脈を武器にしているから。

 「女子大OGはまとまりがよく、就職も熱心にバックアップしてくれる。とりわけ、管理栄養士や保育士などの専門職には強い」(オバタ氏)。

 お茶の水女子大、日本女子大、東京女子大、津田塾大といった歴史ある名門女子大は依然、根強い人気だという。「ブランドのある女子大はむしろ、今後も共学化には踏み切らないのではないか」(島野氏)。そのほかにも、伸びが期待されている大学を挙げてみよう。

 「MARCHでは、大学ぐるみで就職支援に力を入れている明治大、立教大が頭一つ抜け出てきた。明治大は公務員試験や資格試験にも強い。立教大はミッション系ながら堅実なイメージで、卒業生への評価も高い」(島野氏)MARCHに次ぐランクでは、成蹊大が注目株。

 島野氏は「小規模とはいえ総合大学であり、若者の人気スポットである東京・吉祥寺にキャンパスがまとまっている。学力にも定評がある」という。総合大学ではないが、ミッション系名門校である国際基督教大学(ICU)も見逃せない存在で、オバタ氏は「学費が高いため、人気はいまひとつだが、少人数制で教育水が準高い。

 語学に強く、卒業生の実績もある。小粒ながら一定の評価を得ていくだろう」と見ている。一方、総合大学、単科大学にかかわらず、手に職をつけられる大学も、長引く不況で人気をキープしそうだ。

 一つは国家資格が取得できる大学・学部。とりわけ就職や開業に直結する“使える”資格がポイントになる。「文系で台頭しそうなのは中央大。司法試験はいうまでもなく、公認会計士の合格率も高い。

 税理士、弁理士といったほかの資格試験にも力を入れれば、早慶に肩を並べることも夢ではない」(オバタ氏)。高齢化を受けて医療系の人気も底堅い。卒業と国家資格取がセ得ットで、食いはぐれがない。なかでも増設が盛んな看護学部は要注目。「医療の高度化のなか、看護師のレベルアップは時代の要請だ。

 さらなる躍進が期待できる」(オバタ氏)。そのほか獣医師を養成する獣医学部も安泰だろう。

 もう一つは即戦力となる理工系。学生数が限られているため、卒業生は引っ張りだこだ。

 東京工業大といった一流大学だけでなく、「東京電機大、芝浦工業大、東京都市大(旧武蔵工業大)といった中堅校も、研究室単位でメーカー採用の推薦枠が確保され、就職には困らない」(島野氏)という。

2099荷主研究者:2013/04/29(月) 12:24:35
>>2098 続き

グローバル化で格差拡大が進展

 エリア別の大学勢力図にも変化が表れている。これまでは首都圏の大学に人気が集まっていたが、首都圏以外の有力校の人気が回復してきている。不況で仕送りが難しくなり、受験生の地元志向が強まっているためだ。

 「旧帝大で将来が楽しみなのは東北大と九州大。東北大は大震災をきっかけに防災技術の研究に注力しており、その分野のメッカになる可能性もある。九州大は地の利を生かして東アジアの国際研究、人材交流の拠点になりうる」(オバタ氏)。「中京圏では南山大の人気が上がりそう。司法試験や語学に強く、ミッション系なので女子の人気も高い」(島野氏)。

 ところで、グローバル化が進むなか、日本の大学の将来性はどうなのか?

 東大が秋季入学移行を打ち出し、他の旧帝大、早慶などが追随する動きを見せている。しかし、そうした国際標準対応ができるのは、余裕のある一流大学、有名大学に限られるというのが識者の共通した見方だ。

 「有名大学とそれ以外、もっと言えば、東大とそれ以外といった具合に、大学間の格差は今後も開いていく。全体としては私学も凋落するだろう。国立大学と違って、私立大学は経営のために学生数を絞りにくい。少子化のなかで、レベルダウンは避けられない」(オバタ氏)

 大学の新設は難しくなっていくが、調理師や美容師などの有力専門学校が、技術の高度化に対応するために大学を開学すれば、人気が出るかもしれない。その一方で、生き残りをかけ、大学間の経営統合が進むものと予想される。すでに、大阪大と大阪外大、慶應と共立薬科大、上智大と聖母大(看護学部)といった合併劇が増えているのが現状だ。

 ただし、統合のメリットがなければ、苦境に陥った大学に救済の手を差し伸べるところは少ない。下位校の淘汰が、ますます加速するのは確実だ。大学選びのさいには、そうしたリスクも考慮したほうがいいだろう。(ジャーナリスト 野澤正毅=文 PIXTA=写真)(PRESIDENT Online)

2100荷主研究者:2013/04/29(月) 12:45:51

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/04/04/new1304041402.htm
2013/04/04 14:00 デーリー東北
弘前大が青森市に「食料科学研究所」開設

 弘前大学(佐藤敬学長)は3日、青森市柳川2丁目の青森市役所柳川庁舎内に開設した食料科学研究所(鈴木裕之所長)の看板除幕式を行った。同研究所は、県内の豊富な農林水産物について成分や効能などの研究を通じて付加価値を高めることや、環境に優しい循環型農業システムの構築を目指している。

 同大は環境、エネルギー、被ばく医療、食をテーマとした研究機能の強化を進めている。同市内に設けた研究所としては、北日本新エネルギー研究所(2010年開設)に次いで2カ所目。

 近く専任教員4人を公募で選び、同大の兼任教員とともに研究を開始する方針。研究所が入る柳川庁舎の一部は、産業振興や人材育成を期待する青森市が無償で提供した。

 除幕式には、同大理事や鹿内博市長ら関係者約20人が出席。佐藤学長は「この研究所を拠点に、国が進めるグリーンイノベーションの一端を担い、地域との連携、貢献を深めたい」と意欲を語った。(松倉宏樹)

【写真説明】看板の除幕式を終えて握手を交わす佐藤敬学長(左から2人目)と鹿内博青森市長=3日、青森市

2101荷主研究者:2013/04/29(月) 13:25:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130405t15015.htm
2013年04月05日金曜日 河北新報
東北大、女性入学100周年ロゴ 試験管や七曜紋象徴

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/education/20130404025jd.jpg
国内初の女子学生入学100周年を記念したロゴマーク

 大正年間に日本の大学で初めて女子学生を受け入れた東北大は4日、女子学生入学100周年記念のロゴマークを公表した。出版物やパンフレットなどに活用し、男女共同参画社会の実現や女性研究者の育成推進を目指す。

 東北大は前身の東北帝大時代の1913(大正2)年、当時の文部省の許可を得ずに、大学独自の判断で女性4人の受験を認可した。このうち黒田チカ、丹下ウメ、牧田らくの3人が理学部に合格した。

 化学科を選んだ黒田は紅花の色素に関する研究などで理学博士、丹下はビタミン研究で農学博士の学位を得た。牧田は数学科に進み、母校の東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大)の教員となった。

 ロゴマークは、大学院医学系研究科の大隅典子教授がリーダーを務める男女共同参画委員会のプロジェクトチームが、昨年12月から制定準備を進めてきた。

 試験管を掲げる女性が黒田と丹下、数学の図形を連想させる「七曜紋」は牧田を象徴する。メーンカラーの紅は、黒田が博士号を取得した際に「紅の博士」と呼ばれたことにちなんだ。

 東北大には4日、学部生と大学院生合わせて4999人が入学。このうち女性は、全体の23.7%に当たる1184人となっている。

2102荷主研究者:2013/04/29(月) 13:27:44

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1304040018/
2013年4月4日 神奈川新聞
鉄道の相互直通で通学圏拡大、沿線大学が学生の動きに注目/神奈川

学生らでにぎわう日吉駅=横浜市港北区

 東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まり、首都圏の大学で通学経路が大きく変わるケースが相次いでいる。通学圏が拡大した一方で、ライバル校同士が一本で結ばれることも。新年度を迎えた沿線の大学関係者は、学生たちの動きに注目している。

 東横線の白楽が最寄り駅の神奈川大学は、ぐっと身近になった埼玉県の高校生らに熱い視線を送る。

 「埼玉県の高校生の県外の進学先として一番人気は東京。神奈川は千葉、茨城よりも順位が下だった。これからは横浜まで引っ張ってきたい」(広報課)と意欲を示す。

 埼玉県の大学は、逆に神奈川県の高校生らを取り込みたい考えだ。新座市の十文字学園女子大学は「横浜から通学するとこれまで2時間以上かかっていたが、相互直通で1時間半に短縮された。十分に通学圏内になる」(募集入試センター)と強調する。

 東急グループの東京都市大学は、東急電鉄の電車内に広告を掲げており、結果的に東武、西武線沿線にもアピールする形になった。通学圏の拡大は「少子高齢化が進む中でめったにないチャンス」(大学関係者)だけに、各大学は知名度を高める動きを加速させている。

 一方、長年のライバル校が乗り換えなしでつながるケースも。慶応義塾大学の日吉キャンパスがある東横線の日吉と、早稲田大学の早稲田キャンパスから近い副都心線の西早稲田は30分余りで往来できるようになった。

 これについて慶応義塾広報室と早稲田大学広報室はともに「意識はしていない」と控えめなコメントを出したが、それぞれの大学OBは「早慶(慶早)戦で相手校に乗り込む機会が多くなる」「渋谷で両校の学生が遭遇する機会が増えるのでは」と盛り上がる。

 池袋にある立教大学と渋谷の青山学院大学など、もともと併願関係にある大学は、横浜と埼玉の高校生をめぐってさらに激しく競合しそうだ。一方で「大学の枠を超えたサークル活動は活発になるのでは」と大学関係者はみる。

 こうした学生の動きを見越して東急電鉄は、東急区間が含まれる通学6カ月定期券の購入キャンペーンを始めた。14日までに購入すると抽選で商品が当たる。広報担当者は「部活やショッピング、夏休み期間中なども便利な東急線を利用してほしい」と期待している。

2103荷主研究者:2013/04/29(月) 13:53:00

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/130406/cpd1304061715005-n1.htm
2013.4.6 17:12 Fuji Sankei Business i.
北海道大でジンパ大幅規制 「伝統失われる」と学生反発

北海道大の名物として親しまれてきたキャンパスでのジンギスカンパーティー=2006年、札幌市北区

 北海道大(札幌市)で親しまれてきたキャンパスでのジンギスカンパーティー(ジンパ)が、4月から大幅に規制された。ごみの放置などマナー違反がなくならないためだが、学生からは「伝統が失われる」と反発の声も出ている。

 ジンパは、長年サークルや研究室などさまざまなグループで行われてきた。しかし、ごみの放置、酔っぱらいが騒ぐなど問題も多く、北大施設部は「研究環境と緑地を維持するため」として、キャンパス内の共有緑地約8700平方メートルでの火気禁止を決めた。

 各研究科が管理する敷地での火気使用は認められているものの、広々とした共有空間でのジンパは難しくなる。学生の呼び掛けで、撤回を求めるインターネット上の署名は約1500人分集まった。

 署名を集めた工学部3年斎藤篤志さん(21)=北海道小樽市=は「ジンパは自由な交流の場で北大の文化。何とか残す方法を見つけたい」と話している。

2104荷主研究者:2013/04/29(月) 14:36:08

http://www.news-postseven.com/archives/20130407_181027.html
2013.04.07 07:00
大手4予備校の東大合格者実績 実際の合格者数より多い理由

「いつやるか。今でしょ!」でブレイク中の東進ハイスクール講師・林修さんの授業は連日、学生で超満員となるというが、学生が予備校を決めるときに重視しているのは講師陣の充実ばかりではない。有名大学の合格実績もバロメーターのひとつだ。ところが、この実績に、ちょっと「?」な数字がある。

 大手予備校4校が発表している2012年の東大合格者数を見てほしい。

■駿台予備校 1235名
■河合塾 1184名
■東進 588名
■代々木ゼミナール350名

 合計すると3357名。ところが、この年の東大合格者数は3108人。なんと200名以上も実際の数字を上回っているのだ。いったいなぜか?

「各予備校によって、自校の合格者とする基準が異なるためです」 

 こう話すのは、学力問題および予備校事情に詳しい教育評論家の小宮山博仁さんだ。

 例えば、東進では高校3年生時に在籍した現役生のみをカウント。通期で受講した生徒のみを対象とし、短期の講習のみを受けた生徒は含まれていない。ホームページには、「他の大手予備校とは基準が違います」とわざわざ書かれている。実際、他の3校では、講習生をカウントして合格実績として発表している。

「つまり、ひとりの生徒が通期である個人塾の衛星授業に通って、春期や夏期の講習を別の予備校で受講すれば、ダブルでカウントされる可能性がある。とくに地方の学生は、地元の小さな塾に通って、講習だけを大都市の大手予備校で受ける人も多い。また、東進は現役生のみとしていますが、ほかの3校は浪人生もカウントしている点も異なります」(小宮山さん)

 各予備校は、この合格者実績を増やそうと必死のようだ。その背景には、予備校間の激しいバトルがある。浪人生がピーク時から半減し、大学受験の現役志向が強まり、市場も縮小傾向に。そんななかでも、大手予備校では小学生を対象にした中学受験部門を強化するなど、各校がしのぎを削る状況は変わっていない。

「予備校によっては、東大合格者実績を増やそうと、東大志望者を対象にした講習に優秀な生徒を招くケースもあると聞きます。東大合格者実績が多ければ、大学進学を予定している高校生だけではなく、中学受験を考える学生にも、大きなアピールポイントになります。地方では北海道大、東北大など、旧帝大の合格実績が多いとそれだけ学生を集めやすくなりますからね」(小宮山さん)

2105名無しさん:2013/05/02(木) 18:32:27
ゴールデンウィークに入る前に知人がある資料を提供してくれた。雑誌の実売部数を調査したABC公査の最新資料だ。
その資料は、2000年から2012年までの12年間、すなわち干支(えと)でいえば"ひとまわり"の各誌の実売部数がそのまま出ている。

2000年からの12年間というのは、パソコンとインターネットの普及で、メディアのみならず社会そのものが大変革を遂げた時期である。
この間の雑誌の実売部数の変化は実に興味深い。 ひと言でいうなら、「激減」という言葉を超え、「壊滅状態」あるいは「総崩れ」と表現した方がいいかもしれない。

例えば、かつて全盛を誇った男性週刊誌の衰亡ぶりは凄まじい。2000年下期(6月〜12月)と2012年下期を比較してみると、
主要週刊誌6誌(ポスト、現代、文春、新潮、朝日、毎日)だけ実売が総計285万部から177万部まで実に「108万部」も減らしている(37・8%減)。

具体的に見てみると、週刊ポストが65万7000部から31万8000部へ、週刊現代が64万3000部から42万4000部へ、
週刊文春が63万部から48万部へ、週刊新潮が50万6000部から36万5000部へ、週刊朝日が30万9000部から13万部へ、
サンデー毎日が10万8000部から6万部へ、という具合だ。 ちなみに月刊誌の文藝春秋本誌も45万5000部から33万8000部に減らしている。

この2000年代以降は、「雑誌からネットへ」という時代だったが、それがそのまま数字に表われているのである。

大手出版社は、日銭を稼いでいた雑誌の不調で、どこも赤字決算が目白押しだ。
私の耳には、出版社の大型倒産がこれから 数年で「顕在化するだろう」という悲観的な情報まで入ってくる。

各週刊誌のゴールデンウィーク合併号も出揃ったが、読みごたえのある記事は少なかった。
情報の速報性でネットの後塵を拝し、さらには記事の深みやキレもかつての黄金時代とは比べるべくもない。

私自身が雑誌の現場で長く働いてきただけに、目の前の各誌の合併号を見て寂しい気がする。
何が変わったのか、そして何が読者をここまで離れさせたのだろうか。
http://blogos.com/article/61257/

2106名無しさん:2013/05/03(金) 17:18:55
 大阪府教委は2日、派遣型風俗業(ホテルヘルス)で働いたとして、府立高校の女性教諭(29)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
教諭は同日付で依願退職した。教諭は府教委の調査に「衣服・化粧品購入のための借金や大学時代の奨学金返済のために始めた」と説明しているという。

 府教委によると、教諭は昨年10月〜今年4月、大阪市内に事務所を置く派遣型風俗業で計105日間勤務し、約160万円の収入を得た。
学校での勤務終了後や休日に、事務所に訪れた客とホテルに出向き、性的なサービスを行っていたという。
教諭は多い時で約200万円の借金を抱え、収入を借金返済に充てていた。

 府教委は地方公務員法上の信用失墜行為の禁止と兼業禁止に抵触すると判断した。

 3月に府教委への通報で発覚。調査に対し、「短時間で高収入が得られ、特定の客とだけ接すれば済むので、
不特定多数に顔を見られずに済むと思った。生徒には大変申し訳ない」と話しているという。【深尾昭寛】

毎日新聞 5月2日(木)22時51分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130502-00000110-mai-soci

2109荷主研究者:2013/05/12(日) 14:16:20

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130412_11
2013/04/12 岩手日報
革新的な経営者育成 東北大大学院、花巻にサテライト
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 東北大大学院経済学研究科地域イノベーション研究センター(センター長・藤本雅彦教授)は本年度、革新的な事業を創出できる経営者の育成を目指す「地域イノベーションプロデューサー塾」のサテライトを花巻市大通り1丁目の市ビジネスインキュベータ内に開設する。今後、東北6県でサテライトを増設し、復興や産業振興の担い手が遠隔地でも学べる体制を構築する。

 本年度は9月から来年2月まで開講。サテライトでは経営学の基礎講座をテレビ会議システムで毎週火曜夜に中継する。特別講座や実践ゼミ、研修などは本校のある仙台市青葉区の同大片平キャンパスで開く

 同大大学院の教員や民間コンサルタントでの勤務経験がある特任教授らが指導し、半年間で塾生一人一人がビジネスプランを策定。サテライトでは地元金融機関や経済団体からの推薦を受けた経営者の中から、面接試験で塾生を選考する。花巻入塾料は10万円。

 問い合わせは同センター(022・217・6265)へ。

2110荷主研究者:2013/05/12(日) 15:24:50

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720130417eaah.html
2013年04月17日 日刊工業新聞
論文被引用、日本の順位下落傾向−国内トップ3に東大・京大・阪大

 米トムソン・ロイター(ニューヨーク市)は16日、「論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキング(2013年版)」を発表した。被引用数の合計による国内順位は、研究者数の多さもあり、東京大学、京都大学、大阪大学がトップ3を占めた。国内順位に関しては、総合・分野別ともに昨年から大きな変動はない。

 ただ、国内トップの東大の世界順位は17位で、11年の13位、12年の16位から後退した。京大も前回の34位から35位、阪大が44位から47位になるなど、全体的に世界順位が下がる傾向にある。これは海外の大学・研究機関の論文数・被引用数が日本を上回っているためだという。

 分野別にみると、「材料科学」で物質・材料研究機構が昨年国内1位の東北大学と入れ替わり、産業技術総合研究所が3位となった。このほかのトップ3は、「物理学」が東大、東北大、京大。「化学」が京大、東大、JST。

2111とはずがたり:2013/05/15(水) 16:37:58
なにがあったんだ!?確かに上司にパワハラは可怪しいわなw
結局教授が辞めざる得ない形になってるけどよっぽど仕事出来ない教授だったようにしか見えない処分内容だけど。。

教授に辞職強要、准教授を訓告処分…兵庫県立大
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130510-OYO1T00883.htm?from=main2

 兵庫県立大の40歳代の男性准教授が2011年5月〜12年1月、当時、上司だった50歳代の男性教授に対し、「頼りない」などの暴言を繰り返したとして、訓告処分を受けていたことがわかった。

 県などによると、教授と准教授は同じ研究室に所属。教授が11年12月に「准教授からパワハラを受けた」と申し立てていた。調査した結果、准教授は教授に十数回にわたって▽他の研究員の前で辞職を強要▽「管理能力のない人間から評価を受けたくない」と業績資料の提出を拒否――などの行為が判明し、准教授も認めた。大学の幹部会議は昨年11月、「職場の秩序を乱した」と判断。人事院の指針では、暴言行為は減給または戒告に相当するが、教授が注意しないなど、職責を十分果たしたとはいえないとして、准教授を訓告にとどめ、パワハラも認めなかった。教授は今年4月、退職した。

(2013年5月10日 読売新聞)

2112とはずがたり:2013/05/15(水) 22:16:43
>当時は為替リスクなど考えておらず、円高は想定外だった。注意義務は尽くしたつもりだ
産業を掲げる大学の理事がこんな低い能力ではまずいんでわないかい!?

デリバティブで損失…大産大、元理事長らを提訴
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130515-567-OYT1T00321.html
2013年5月15日(水)18:14

 やらせ受験問題で揺れる学校法人「大阪産業大学」(大阪府大東市)が、仕組み債と呼ばれるデリバティブ(金融派生商品)取引によって巨額の損失を生じさせたとして、取引に関与した古谷 七五三次 しめじ・元理事長ら当時の理事3人を相手取り、約1億9000万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしていたことがわかった。

 文部科学省によると、私大の資産運用を巡る損失に対し、学校法人が理事の法的責任を問う訴訟は極めて異例という。

 3人は、古谷元理事長と当時の常務理事2人。

 訴状や学校関係者によると、古谷元理事長らは1999年〜2008年、大手証券会社数社から、米ドルや豪州ドルの為替で利息が変動する仕組み債などを購入した。しかし、08年秋のリーマン・ショックで円が急騰したため、一部を除いて取引を解約。損害額は約12億円で、保有中の仕組み債の評価損も約11億円ある、という。

 大産大はデリバティブ取引に関する第三者委員会を発足。昨年3月、3人が▽損失リスクを十分認識せずに取引した▽法人の定款に反して、教職員の退職金のための積立金を取り崩して運用していた――などの事実を認定し、「理事としての高度な注意義務を怠った」と結論付け、古谷元理事長らに賠償請求するよう提言していた。

 しかし、支払い能力を考慮して、請求額は古谷元理事長らに支払われた退職金などを対象にしたとみられる。

 提訴は4月23日付。大産大は「提訴は事実だが、内容はコメントできない」と回答。古谷元理事長も、代理人の弁護士を通じ「取材には応じられない」とした。

 一方、元常務理事は、「当時は為替リスクなど考えておらず、円高は想定外だった。注意義務は尽くしたつもりだ」とし、別の元常務理事は提訴前の取材に対し、「取引は理事就任前に始まっており、私が口を挟める状況ではなかった」などと話していた。

2113チバQ:2013/05/17(金) 22:07:47
http://mainichi.jp/feature/news/20130205ddm041040160000c.html
医学部新設:期待高く 医師不足の東日本「自民政権復帰、後押しに」
毎日新聞 2013年02月05日 東京朝刊

 自民党が与党に返り咲いたことで、1979年の琉球大以来30年以上認められていない医学部の新設に注目が集まっている。東日本大震災の被災地などで新設構想が相次いで公表され、昨秋発足した同党の「東北地方に医学部新設を推進する議員連盟」も活動を本格化。民主党は日本医師会などの反対を受けて消極姿勢に転じた経緯があり、大学関係者は「老練な自民なら、うまく落としどころを探ってくれるのでは」と期待を寄せる。

 東北福祉大(仙台市)は11年11月、提携する仙台厚生病院と医学部新設の基本計画をまとめた。卒業生を一定期間、地域で従事させる自治医大(栃木県)をモデルとし、医療過疎の解消を目指すとの内容だ。

 「医学部は創立者、新島襄の悲願」とするのは同志社大(京都市)。被災地を含むおよそ10の自治体から「我が自治体に設置を」などと打診を受け、場所を決めないまま昨年末に新設方針を発表した。この他、国際医療福祉大(栃木県大田原市)と聖隷(せいれい)クリストファー大(浜松市)が新設構想を表明している。

 一方、自治体側では埼玉、茨城、神奈川県の他、空港税収で潤う千葉県成田市も医学部の誘致や設立を目指している。

 東日本で動きが目立つ理由は医師数の「西高東低」にある。10万人当たりの医師数(厚生労働省10年調査)は、西日本の府県が軒並み全国平均の230人を上回るのに、東日本は東京(303人)を除くと、埼玉(148人)▽茨城(166人)▽千葉(170人)と首都圏がワースト3で東北最多の宮城も222人だ。ワースト3県はそれぞれ医大が1校しかなく、「医師数と医学部には相関がある。新設なしに医師は増えない」との思いが強い。「医師養成数1・5倍」を掲げた民主党政権下の10年、文部科学省が新設の検討会を設置したことも期待を広げた。

 だが、文科省の検討会は医師過剰を懸念する日本医師会の反対などで事実上中断。積極的だった民主党政務三役も相次ぐ内閣改造で去った。文科・厚労両省は「既存学部の定員増で対応する」と慎重姿勢を崩していない。

 福島県の高校を卒業し、推進議連に名を連ねる平沢勝栄・衆院議員は「新しいものをつくろうとすれば既存団体は反対しがち。反対理由が妥当か見極める一方、ニーズがあるなら震災後の東北の特例として可能か検討していきたい」と話す。

 東京大医科学研究所の上(かみ)昌広・特任教授(医療ガバナンス)は「国は首都圏の人口増を見据えた新設をしてこなかった。このままでは高齢化や医師の超過勤務解消のため、首都圏の医師不足は一層深刻になる」と指摘している。【井崎憲】

2114荷主研究者:2013/05/19(日) 15:56:57

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130502_3
2013/05/02 岩手日報
北里大、三陸キャンパス撤退方針 研究拠点で活用へ
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 大船渡市三陸町越喜来(おきらい)の北里大海洋生命科学部三陸キャンパスが事実上撤退する方針であることが1日、明らかになった。震災で校舎が損壊するなどし使用を中止していた。運営する学校法人北里研究所(東京都港区、藤井清孝理事長)は海洋研究、実習の場として活用する方向で、市などとの協議会設置を提案。だが、地元は震災以前同様に2〜4年生や教員ら約600人が暮らすことを期待してきただけに、復興に暗い影を落としそうだ。

 市によると▽2014年度新入生の教育は4年間、神奈川県の相模原キャンパスで実施▽同学部の教育拠点を相模原キャンパスとする▽三陸キャンパスは三陸臨海教育研究センター(仮称)として研究、実習の場とする―などの説明があった。

 北里研究所の遠藤尚光事務本部長は「キャンパスは相模原でやっていく。三陸を活用していきたいが、どこまでできるか協議会で検討していきたい」としている。

【写真=事実上の撤退方針が示された北里大海洋生命科学部三陸キャンパス=1日、大船渡市三陸町】

2115とはずがたり:2013/05/21(火) 11:06:13

この飲酒に厳しい御時世にアホだなこいつ。。妻も同乗してたんなら運転止めろよなぁ。。

酒気帯び運転し妻身代わり…秋田大前副学長解雇
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130520-567-OYT1T01118.html
2013年5月20日(月)21:41

 秋田大学(秋田市)は20日、秋田県警に道交法違反(酒気帯び運転)と犯人隠避教唆の容疑で16日に書類送検された前副学長で、同大大学院工学資源学研究科教授の中田真一容疑者(58)を24日付で懲戒解雇処分にすると発表した。

 県警などによると、中田容疑者は副学長だった4月23日未明、酒気帯び状態で乗用車を運転して物損事故を起こした後、妻に身代わりを頼み、警察官に「自分が運転していた」とうその申告をさせた疑い。

 中田容疑者は昨年も酒気帯び運転で摘発され罰金の略式命令を受けたが、大学に報告しておらず、当時も副学長だった。同大は、これら一連の行為で処分を決めた。

秋田大、元副学長を懲戒解雇 酒気帯び運転問題で
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201305200413.html
2013年5月20日(月)21:31

 【河井健、大久保貴裕】秋田大は20日、酒気帯び運転などをしたとして検挙された元副学長で大学院工学資源学研究科の中田真一教授(58)を、24日付で懲戒解雇とする処分を決め、発表した。同大の現職教授の懲戒解雇は、少なくとも2004年に国立大学法人に移行してから初めて。

 この日の臨時の教育研究評議会で決定後、処分方針を中田教授に伝えた。中田教授は「大学に迷惑をかけて大変申し訳ありませんでした」などと述べ、異論がなかったことから、即日処分を決定した。中田教授は4月26日付で副学長の職を辞任し、同月30日から自宅で謹慎している。

 処分後に会見した吉村昇学長は「許し難く、残念。学生の倫理教育を進めていたのに、まさか教員が起こすとは……」と述べた。

秋田大:酒気帯び運転事故、妻のせいに 前副学長を解雇
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20130521p1500m040044000c.html
2013年5月20日(月)20:36

 秋田大は20日、酒気帯び運転したなどとして書類送検された前副学長で同大学院工学資源学研究科の中田真一教授(58)を懲戒解雇すると決めた。秋田県警秋田東署によると、中田教授は4月23日未明、秋田市内で酒気帯び運転し、自宅近くの住宅のブロック塀に衝突。同乗していない妻が運転したことにしたとされる。

2116とはずがたり:2013/05/21(火) 11:10:10

研究者詳細
http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/391_ja.html

氏名
中田 真一 (ナカタ シンイチ)
NAKATA Shinichi

所属
大学院工学資源学研究科
環境応用化学専攻

職名
教授

ホームページ
http://ac3.as.akita-u.ac.jp

研究分野・キーワード
(日)機能物質化学
(英)Functional materials chemistry

取得学位
工学博士 、 東京大学

職務経歴(学内)
秋田大学 大学院工学資源学研究科 環境応用化学専攻 、 教授 、 2012年04月 〜 継続中
Akita University Graduate School of Engineering and Resource Science Department of Materials-process Engineering and Applied Chemistry Environ , Professor , 2012.04 -

職務経歴(学外)
千代田化工建設(株) 、 技師長 、 1998年04月 〜 1999年03月
Chiyoda Corporation , 1998.04 - 1999.03

所属学会・委員会
(社)日本化学会、(社)化学工学会、(社)石油学会、(社)日本セラミックス協会、(社)日本分析化学会、触媒学会、ゼオライト学会、日本粘土学会、日本核磁気共鳴学会、日本無機リン化学会、日本素材物性学会、日本工学教育協会、(社)高分子学会NMR研究会 、 1978年04月 〜 継続中 、 日本国

専門分野(科研費分類)
触媒・資源化学プロセス (Catalyst/ Resource chemical process)

研究経歴
固体触媒の固体NMRによる解析
1978年04月 〜 継続中

論文
1.Mechanochemical Collapse of M41S Mesoporous Molecular Sieves through Hydrolysis of Siloxane Bonds Chemistry Letters 、 (頁 469-470 〜 ) 、 1997年01月 、 中田 真一
2.マイクロ-,メソ-ボーラスマテリアルの構造解析 -固体NMRの新しい手法に寄せる期待-スメクタイト 、 7巻 2号 (頁 24-36 〜 ) 、 1997年01月 、 中田 真一
3.Catalysis by Heteropoly Compound. 32. Synthesis of Methyl tert-Butyl Ether Catalyzed by Heteropolyacids Supported on Silica Journal of Catalysis 、 166巻 (頁 263-271 〜 ) 、 1997年01月 、 中田 真一
4.<sup>133</sup>Cs and <sup>23</sup>Na-MASNMR Studies on Cs-added Zeolite-X Microporous Materials 、 9巻 (頁 229-235 〜 ) 、 1997年01月 、 中田 真一
5.Stabilization of Mesoporous Molecular sieves by Trimethylsilylation Journal of Physical Chemistry B 、 101巻 46号 (頁 9436-9440 〜 ) 、 1997年01月 、 中田 真一
(略)
93.Synthesis and Oxygen permeability of the Perovskite-type Oxides in the La-Sr-Fe-Mn-O System Solid State Ionics 、 (頁 53-58 〜 ) 、 2005年01月 、 中田 真一
94.レモングラス精油成分からアルデヒド類の簡便な分離・確認 化学と教育 、 (頁 45-53 〜 ) 、 2005年01月 、 中田 真一
95.Detection of Active Sites for Parafin Cracking on USY Aeolite by 27Al MQMAS NMR Operated at High Magnetic Field 16T J. Mol. Catal. A 、 (頁 257-264 〜 ) 、 2005年01月 、 中田 真一
96.Synthesis of Nb-containing Porous Silica Using TEOS and Colloidal K2NbO3F Solution J. Ceram. Soc. Japan&0d0a; 、 (頁 142-147 〜 ) 、 2005年01月 、 中田 真一
97.Synthesis and Properties of Nb-containing Mesoporous Materials with Bimodal Pores Using TEOS and Layered Perovskite K2NbO3F Chem. Lett. 、 (頁 147-153 〜 ) 、 2005年01月 、 中田 真一

著書
チャートで見る材料の固体NMR
講談社サイエンティフィク 、 1993年04月 、 林繁信,中田真一
ゼオライトの科学と応用
講談社サイエンティフィク 、 1987年03月 、 冨永博夫,小野嘉夫,八嶋建明,浅岡佐知夫,中田真一他
ゼオライトの科学と工学
講談社サイエンティフィク 、 2000年07月 、 小野嘉夫,八嶋建明,稲垣伸ニ,中田真一他
機能性ゼオライトの合成と応用
シーエムシー 、 1995年12月 、 辰巳敬,板橋慶治,稲垣伸ニ,福嶋喜章,松方正彦,鳥居一雄,中田真一他
表面分析図鑑
共立出版 、 1994年05月 、 中田真一他

2117荷主研究者:2013/05/29(水) 23:24:42

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720130503eaaf.html
2013年05月03日 日刊工業新聞
名大、15年春に産学連携研究拠点を新設−次世代移動体開発へ

 【名古屋】名古屋大学は2015年春に、同大敷地内に産学連携開発拠点「少子高齢化社会に向けた情報モビリティ・イノベーション」を新設する。名大が事業主体、トヨタ自動車をコア企業として愛知県や豊田市、企業や大学の参画を募る。革新的なモビリティー技術と情報技術を融合した新しい移動体“コミュニケーター”の開発を目指す。

 コミュニケーターは人や物の運搬にとどまらず、情報を駆使して人や社会のつながりを実現する次世代移動体。参画する企業や大学が連携して軽量化材料や革新的電池、知能化システムの開発などに取り組む。20年度までに要素技術を確立、25年度までの市場投入を目標とする。

 同プロジェクトは文科省の「国際科学イノベーション拠点計画」に採択された。第1弾として59億円の予算で研究開発の新拠点を建設する。

2118荷主研究者:2013/05/29(水) 23:36:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/20130513t35009.htm
2013年05月13日月曜日 河北新報
三陸復興へ研究拠点強化 復旧2施設開所 釜石・平田

完成した岩手大三陸復興推進機構釜石サテライト

復旧工事が完了し開所した釜石・大槌地域産業育成センター

 東日本大震災の津波で浸水した岩手県釜石市平田地区に11日、二つの研究産業支援機関が開所した。岩手三陸沿岸の水産業や、ものづくり産業を産学官連携で後押しする研究開発拠点として、関係者は産業復興につながることを期待している。

 開所したのは、岩手大が復興支援活動の拠点とする「岩手大三陸復興推進機構釜石サテライト」と、釜石市と岩手県大槌町が出資する公益財団法人「釜石・大槌地域産業育成センター」。

 釜石サテライトは2011年10月、釜石市の施設を借りて開設。機能強化のため平田地区に移転した。鉄筋コンクリート2階の施設を新築し、同大初の水産系研究機関「三陸水産研究センター」を設けた。

 東京海洋大、北里大と連携し、サケの増養殖法の研究開発やDNA分析による資源調査、ブランド化などに取り組む。

 中小企業の経営基盤強化を目的に1992年にオープンした産業育成センターは、2階建ての施設の1階が津波で浸水。復旧工事が完了した。

 岩手大、岩手県立大、北里大の研究拠点が新たに入った。岩手大、東北大と地元企業などが連携し初の国内生産に成功したコバルト合金生体材料の関連産業集積、地元海産物の6次産業化などを進める。

 平田地区では、津波で被災した県水産技術センターも一部業務を再開し、復旧作業中。県が誘致を目指す海洋エネルギー発電の国際的試験場関連施設の建設構想もあり、一層の機能集積が期待されている。

 釜石市の野田武則市長は「研究開発拠点の機能強化を被災地の産業復興につなげたい」と話している。

2119荷主研究者:2013/06/02(日) 13:38:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/20130519t75004.htm
2013年05月19日日曜日 河北新報
先人の知恵、現代に還元 東北大と東北芸工大が共同研究

 大規模災害に遭った先人の知恵を東日本大震災からの地域復興や防災に生かそうと、東北大災害科学国際研究所と東北芸術工科大の東北研究センターが共同研究を進めている。歴史学、民俗学的な視点から防災や復旧復興を考える研究はあまり例がないという。

 東北大災害研が進める「実践的防災学」の研究プロジェクトの一つ。研究チームは東北芸工大東北文化研究センターの田口洋美所長(環境学)や東北大災害研の佐藤翔輔助教(災害社会情報)らで構成する。

 国内には、災害が起きることを前提に、被害を最小限にとどめるための知恵が各地で伝わる。

 岐阜、愛知両県にまたがる濃尾平野の集落には、洪水に備え、母屋の軒下に「作舟(つくりぶね)」と呼ばれる木造和船を備える風習が残る。京都府北部の丹後半島では、海岸線に母屋、高台に蔵や納屋を分散して配置し、災害時に避難所として使用してきたという。

 秋田、山形両県境や瀬戸内海の沿岸部では、津波などで壊れることを前提にした構造の堤防を設けており、近代以前からの防災の知恵を知ることができる。

 研究では、各地の事例を現地調査や文献を通じて蓄積し分析。東日本大震災で被災した地域の文化特性を尊重しながら、まちづくりや防災対策を考えるのに役立てる。

 田口所長は「昔の人は自然の脅威に逆らわず、被害を緩和させるという考えで災害と向き合ってきた。科学技術だけで復興を推し進めるのではなく、地域の文化を生かした手法を考えたい」と話している。

2120とはずがたり:2013/06/03(月) 19:37:22

同志社女子が15年に看護学部 京田辺に新設
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060301001762.html

 同志社女子大は3日、2015年4月をめどに京都府京田辺市の京田辺キャンパスに看護師を養成する新学部を開設するとの方針を発表した。

 同志社女子大によると、入学定員は80人。慢性的な看護師不足を受け、医療技術の高度化に対応できる看護師の養成を目指す。14年5月、文部科学省に認可を申請する予定。同大学で文科省の認可が必要な学部の開設は05年の薬学部以来。

 加賀裕郎学長は記者会見で「同志社を創設した新島襄は医学や看護学に関心が高かったといわれている。建学理念の実現を目指すとともに、地域医療に貢献していきたい」と話した。

2013/06/03 17:32 【共同通信】

2121とはずがたり:2013/06/03(月) 19:40:06
こういう場合法科大学院の教員の雇用は確保されるのん?

大阪学院大、法科大学院募集停止 全国で7例目
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060301001406.html

 大阪学院大(大阪府吹田市)は、法科大学院の2014年度以降の入学者を募集しないことを決めた。3日午後、記者会見して発表する。文部科学省によると、届け出を経て正式に決定すれば、法科大学院の募集停止では全国で7例目となる。

 同大学の法科大学院は今春、定員に占める入学者の割合(充足率)が、全国で最も低い7%となるなど低迷していた。

 弁護士や検事、判事を養成する法科大学院は、司法試験の合格率の低下や志願者の減少が課題となっている。一時は全国に74校あったが、11年度から募集を停止していた姫路独協大(兵庫県姫路市)で、今年3月に廃止された。

2013/06/03 12:06 【共同通信】

2122とはずがたり:2013/06/04(火) 17:17:46

東北か九州か、7月末決定=次世代加速器、研究者会議で−政府の誘致表明が焦点に
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013060300680&amp;rel=j&amp;g=soc

地下トンネルに建設される次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の想像図。北上山地(岩手、宮城県)か脊振山地(福岡、佐賀県)か、候補地の最終評価報告書が7月末に公表される(高エネルギー加速器研究機構・Rey.Hori氏提供)

 次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の立地評価会議共同議長を務める東北大の山本均教授は3日、仙台市の同大で記者会見し、国内候補地を岩手・宮城両県の北上山地と福岡・佐賀両県境の脊振山地のどちらにするか、7月末をめどに最終報告書を公表することを明らかにした。
 海外には有力な候補地がなく、日本が中心になって建設予算を出せば、国内誘致が決まる状況。文部科学省では福井照副大臣らが2月に勉強会を設けて取り組み方を検討しており、候補地が決まれば政府が誘致を決めるかが焦点となる。(2013/06/03-18:19)

2123とはずがたり:2013/06/06(木) 20:05:01

センター試験見直し・達成度試験導入、検討開始
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130606-567-OYT1T00591.html
2013年6月6日(木)12:24

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)が6日午前、首相官邸で開かれ、大学入試制度の改革に向けた議論を始めた。

 高校在学中に複数回受けられる学習達成度試験の導入や現行の大学入試センター試験の見直しなどを検討し、今秋をめどに安倍首相に提言する。

 会議後、記者会見した下村文部科学相は「大学入試のあり方を検討していただき、提言を受けて制度設計をしたい」と発言。さらに、文科省内部で「達成度試験を複数回するなら、センター試験など二重負担になることを避けるべきとの議論があった」と述べた。

 センター試験をめぐっては、一発勝負で、1点刻みで合否を判断する弊害などの問題が指摘されてきた。文科省では昨秋、中央教育審議会に特別部会を設け、センター試験に代わるものとして、高校で学んだ知識や思考力を幅広く確認する「学習到達度テスト」創設の検討などを進めてきた。

2124とはずがたり:2013/06/08(土) 23:26:04


グローバル人材、もう無理…高校・大学の半数超
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130608-OYT1T00091.htm

 国際的に活躍する「グローバル人材」の育成が急務とされる中、学習塾などが全国の大学生や高校生、保護者約1000人に行ったアンケート調査で、大学生の半数以上が「自分はもうグローバル人材になれない」と諦めていると回答した。

 調査は3月、海外進学を目指す小中高生向けの学習塾「IGS」(東京)などがインターネットで実施。全国の高校2年生・大学3年生(当時)の男女412人と、小学校から高校までの児童・生徒の保護者618人が回答した。「今からグローバル化のための教育を受けても自分は間に合わない」と感じている割合は、高校生で50%、大学生で55%だった。保護者も24%が「我が子は手遅れ」と諦めていた。

 「将来、グローバルに活躍したい」という大学生は3割、高校生も4割にとどまり、内向き志向や語学力への自信のなさがうかがわれる。海外展開する企業への就職を希望しない学生・生徒に理由を尋ねたところ「他の国の人とのコミュニケーションが不安」「日本にいられなくなりそう」などの回答が上位を占めた。

(2013年6月8日20時44分 読売新聞)

2125荷主研究者:2013/06/16(日) 18:13:00

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/363705
2013年5月15日 01:35 西日本新聞
福岡・百道浜に医療系大学院 国際医療福祉大グループ

 国際医療福祉大グループ(栃木県)が、福岡市早良区百道浜のIT企業集積地区「福岡ソフトリサーチパーク」(SRP)にあるパナソニック「九州マルチメディアセンター」ビルを買収したことが分かった。8月までに同大大学院の福岡キャンパスを移し、一部は同大福岡看護学部の施設としても活用する。

 福岡市などはSRPの用途をIT分野に限定してきたが、時代の変化に合わせ規制を緩和した。SRPへの大学進出は初めて。

 ビルは地上9階、地下1階建て、延べ床面積約8800平方メートル。1995年秋から松下電器産業(現パナソニック)や関連会社の研究・開発拠点として使われていたが、パナソニックの業績不振に伴い2011年3月に閉鎖。全国的な資産整理の一環として、ビルの売却先を探していた。

 同大グループによると、今年3月27日に土地とビルを取得した。同大大学院は同市中央区に福岡天神キャンパスを構えていたが、建物の老朽化で今年4月に同市早良区百道浜にある系列の専門学校内に移り、同じ建物に入っていた福岡看護学部も百道浜の別のビルに移転した。同大の大学院は全国6カ所のキャンパスで遠隔講義を受講でき、看護師など働く人の教育に力を入れている。福岡キャンパスでは70人が学んでいるという。

 当面は、購入したビルの3、4階を大学院が使い、2階に福岡看護学部の研究室などを設ける。将来的には大学の学部増設の受け皿として活用する方針。

=2013/05/15付 西日本新聞朝刊=

2126とはずがたり:2013/06/19(水) 10:52:21

東大 4年後の秋入学事実上断念
6月19日 4時7分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130619/k10015403621000.html

東京大学は、4年後をめどに学部の入学時期を春から秋に全面的に移行する方針を、事実上断念することになりました。
代わって、海外からの留学生の受け入れや日本の学生の短期留学に対応できるよう、1年を4つの学期に分ける制度を平成27年度までに導入することを決めました。

東京大学は大学教育の国際化を進めるため、4年後をめどにすべての学部の入学時期を春から秋に移行する方針を打ち出し、学内の検討会議で実施方法について議論してきました。
しかし、秋入学への全面的な移行を巡っては、国家試験の時期が変わらないなど東大単独での移行に理解が得られにくいことや、学内からも、入学前に空白期間が生じ、学生の学習する権利を奪うなどの意見が出されていました。
こうしたことを踏まえ、学内の検討会議は今月13日に答申をまとめ、当初示した4年後をめどとした秋入学への全面移行は事実上断念し、平成27年度までに4月から翌年3月までの1年間を4つの学期に分ける制度を導入することを決めました。
具体的には、▽4月から5月、▽9月から10月、▽11月から12月、▽1月から2月などの4つの学期に分けるとしていて、東京大学によりますと、これにより秋入学が主流の海外の留学生を9月から受け入れることが可能になるほか、東京大学の学生が夏休みの6月から8月に行われる海外の大学のサマースクールに短期留学することなどが可能になるということです。
東京大学は秋入学の実施について引き続き検討するとしていますが、今回の方針について、「国家試験の時期の見直しなど社会的な理解が得られないなか、大学の国際化に対応する現実的な方向性を探ることにした」と話しています。

2127とはずがたり:2013/06/23(日) 19:14:31
東北大ひどす。。過労死と云うよりブラック企業のそれですやん。。
>命を絶ったのはそれから半月後だった。5年計画のプロジェクトも抱えていたのに2年以内の研究室閉鎖を大学から一方的に告げられ、心のバランスを崩した結果だった。

過労死:自死の大学教員遺族、根絶目指し法整備求める
2013年6月22日(土)12:54
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20130622k0000e040218000c.html
(毎日新聞)

 東日本大震災で研究室が全壊した大学教員が、再開を目前に控えながら過労と絶望の末に命を絶った。労災だと認められたが、仕事上のストレスを原因とする2012年度の精神疾患の労災認定は475人で過去最多を更新するなど、心を壊す職場の荒廃が広がる。「働くことで命を失うことがあってはならない」。遺族らによる過労死根絶を求める声は共感を広げながら増え続けている。

 仙台市青葉区の前川珠子さん(48)の夫英己(ひでき)さん(当時48歳)が自殺したのは12年1月のことだ。

 英己さんは東北大工学部准教授でリチウム電池など先端材料の解析を専攻していた。博士課程を含む8人の学生を指導し、研究プロジェクトも多く抱えていた。しかし東日本大震災で研究室は全壊した。

 水素ボンベなど危険物が転がる部屋からデータや実験機材を持ち出し、再開の日に向けて働いた。授業の傍らの国内外への出張は93日間。珠子さんは、ノートパソコンに頭を突っ込むようにして眠っている姿を何度も見ている。

 再開のめどが立ったのは翌年の1月半ばだった。プレハブの研究室に珠子さんと一人息子の長男(14)を連れて行き、「これから始まるんだ」と満面の笑みを見せた。長男は科学のことを分かりやすく話してくれる英己さんが大好きで「将来は科学者になりたい」と憧れていた。

 命を絶ったのはそれから半月後だった。5年計画のプロジェクトも抱えていたのに2年以内の研究室閉鎖を大学から一方的に告げられ、心のバランスを崩した結果だった。

 体調を心配する珠子さんに向けた「ありがとう。大丈夫。息子をよろしくね」が最後の言葉になった。珠子さんは労災を申請し、昨年10月「過重労働の恣意(しい)的強制があった」と認められた。大学の教員で労災が認められるのは極めてまれだ。

 ただ、長男は父の死に傷つき、科学者になる夢を口にしなくなったという。その姿に珠子さんは他の過労死遺族と「過労死防止基本法」制定を求める運動に加わった。「息子や夫の教え子たちを、働くことが尊重され人らしく生きられる社会に送り出したい。過労死根絶はその第一歩」と話す。

 遺族や労働組合らによる基本法制定を求める動きは3年前から始まり、署名は46万人を超えた。こうしたうねりに、与野党9党の議員が参加し、「『過労死防止基本法』制定を目指す超党派議員連盟」が参院選後にも結成されることになっている。【東海林智】

2128とはずがたり:2013/06/27(木) 17:15:00

SNS閉鎖2000以上、不正に染まるロシアの「国家試験」
http://news.livedoor.com/article/detail/7804883/
産経新聞2013年06月27日12時20分

 ロシア全土でこのほど、学校の卒業試験と大学の1次入試を兼ねた「統一国家試験」が行われた。
 本格導入から5年目となる試験なのだが、今回も完全な醜聞まみれとなった。
 各科目の試験が順次行われた約3週間、問題や解答の流布などで閉鎖されたインターネット交流サイト(SNS)のコミュニティーは2千以上。問題の事前流出はもとより、受験生が試験中にやり取りをしているケースも多々あった。
 教育監督当局が高得点者の答案を抽出調査したところ、地方の試験委員会の手で、半数以上の点数が底上げされていたともいうから驚きだ。
 統一試験の導入前は、各学校や大学が独自の筆記・口頭試験を行っていた。これが大学教員らの収賄の温床になり、地方生徒の大学進学が不利になるといった理由でマークシート型の統一試験が始まったのだ。
 だが、何のことはない。蓋を開ければ、汚職の主体が地方で試験に関わる役人や、学校教員に代わったにすぎないようだ。
 “文書マニア”のロシアでは筆記試験信仰が根強く、「マークシートは学力低下につながっている」といった批判も多い。しかし、私はそれ以上に、子供たちがこの年齢から腐敗と不正に染まっていることに空恐ろしさを感じる。(遠藤良介)

2129とはずがたり:2013/07/02(火) 14:07:57
難しいなぁ。。

民間人校長「公」無き退場 「給料最低」「外資の経験生かせない」
2013年6月29日(土)15:25
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130629125.html
(産経新聞)

 外資系証券会社を渡り歩いた校長の見切りの早さに、児童は泣いた。大阪市教委の公募で採用された市立小学校の民間人校長が着任から3カ月足らずで退職した。記者会見では謝罪はなく、「体験を生かせる学校ではない」などと不満をぶちまけた。橋下徹市長が旗を振り、市や学校の幹部ポストで公募制度が導入されたが、“途中退場”は区長に続き2人目。今年の校長公募では応募者数が激減しており、専門家からは「公」への奉仕を優先する人材を見抜く難しさを指摘する声が上がる。突然「さよなら」

 25日午後、大阪市住之江区にある市立南港緑小学校の体育館。同日付で退職した前校長の千葉貴樹氏(38)が臨時の全校集会を開き、こう告げた。

 「先生の個人的な事情で『さよなら』しないといけなくなりました」。突然の別れに泣く児童もいた。

 4月に着任したばかりだったが、「児童は千葉氏と校庭で一緒に遊び、慕っていた」(学校関係者)。

 臨時集会直後の記者会見。千葉氏は記者団から学校への謝罪の気持ちを問われると、一笑に付した。

 「不祥事で辞めるわけではないので、謝罪するつもりはない」

 ◆保護者ら不快感

 千葉氏は大学卒業後、15年近くの間に4社の外資系証券会社を渡り歩いた。今年1月に市教委に採用され、研修を受け始めたが、このころから違和感を抱いていた。民間人校長の中で30代の自身が一番給料が安く、「年齢だけで有無を言わさずに最低。研修成果は評価されない年功序列の組織」と納得できなかった。

 そして同小配属をめぐり、「市教委に英語教育の強化を訴えたが、学校では基礎学力の習得が優先課題。自分の力を活用できない」と退職を決意した。

 千葉氏の会見は不快感を広げたようだ。市教委によると、保護者や市民の苦情の電話やメールが相次ぎ、「『なんだあいつは』と批判する声が多い」(担当者)という。同じ民間出身の梅香小(此花区)の玉川実二校長(53)も「自分よりも、子供に何をするのかを考えなければいけない」と批判した。

 教育評論家の尾木直樹氏はこう切り捨てる。

 「児童たちの心の傷が心配。教育現場にマッチしていない人を選んだ市教委の責任は重い」

 ◆「マッチング困難」

 昨年7月に市立学校活性化条例を成立させ、校長ポストに公募の門戸を開いた橋下市長は千葉氏を「無責任」と批判する一方で、「公募制度が失敗とは思わない。外からの意見が教育現場に入ってくる方向性を目指す」と強調した。

 だが、公募で採用された外部人材の“途中退場”は千葉氏で2人目。3月、民間出身だった当時の東住吉区長(51)は重要な会議を欠席したなどとして更迭。その後、年金記録に関係する文書を改竄(かいざん)し、市に提出したとして分限免職処分になった。

 市教委は今年も小中高の校長を公募。民間人ら外部枠として35人を設定した。応募者数は昨年の928人から激減し、140人超にとどまった。しかし、橋下市長は「(提出を求めている)論文のハードルを上げ、労力がかかる。(応募者は)それなりの意欲と覚悟を持った人だ」と胸を張る。

 人材コンサルタントの常見陽平氏は「文化の違う公の組織の幹部に中途採用する際、完全なマッチング(適合)は難しい」とした上で、「採用時に公に適した人物か判断するだけでなく、配属後も職場で浮かないように支援する必要がある」と助言している。

2130杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2013/07/02(火) 22:15:02
こうなると、徹底的に不祥事の膿を出さないと収まらないんじゃないか?流石に月並みではあるけど、だがそれ以外に何も言い様が無い・・・・・

附属校からのやらせ入試発覚の大産大、「大学の不正ばらす」と元幹部が親族の採用迫り逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130702-OYT1T01057.htm

 学校法人「大阪産業大学」(大阪府大東市)の幹部に対し、「大学の不正をばらす」などと言って親族の採用を迫ったとして、府警四條畷署は2日、同府松原市の同法人元総務部長・北山貞夫容疑者(83)を強要未遂容疑で逮捕した。
 容疑を認め、「不正の詳細は言えない」と話しているという。
 発表では、北山容疑者は親族が同大学の職員採用試験で不合格になったことに腹を立て、昨年11月、幹部職員に電話をかけ「過去の採用試験で不正があったのではないか」「公表して大学を混乱させる」などと脅し、親族を採用するよう求めた疑い。
 同大学を巡っては、今年3月、入学意思のない付属高校の生徒のやらせ受験が発覚しているが、北山容疑者は電話でこの問題の公表もほのめかしていたという。
 幹部職員は要求に応じず、同署に告訴していた。読売新聞の取材に対し、学校法人は「採用試験の不正は一切ない」としている。

(2013年7月2日19時13分 読売新聞)

2131とはずがたり:2013/07/03(水) 07:46:36

どんだけごたごたしとんねん。。

「孫を採用しなければ学園を混乱に陥れる」…元大産大総務部長、強要未遂容疑で逮捕
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130702/waf13070220450031-n1.htm
2013.7.2 20:44

 大阪産業大学(大阪府大東市)の職員採用試験に親族が不合格になったことに腹を立て、採用するよう職員を脅したとして、大阪府警四條畷署は2日、強要未遂容疑で、同府松原市別所、同大元総務部長、北山貞夫容疑者(83)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年11月26日、同大事務局に電話をかけ、応対した男性職員(59)に「どうして自分の孫が試験に落ちるのか。不正があったのではないか」と言いがかりをつけ、「採用しなければ学園を混乱に陥れる」と脅迫し、採用を要求したとしている。北山容疑者は「だいたい間違っていない」と容疑をおおむね認めているという。

2132とはずがたり:2013/07/03(水) 07:50:01
読み飛ばしてたけど本山が学長やってたんか!

「前理事長も指示」と証言 付属高元教頭
2013.4.23 14:10
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130423/wlf13042314120012-n1.htm

「やらせ受験」疑惑に揺れる大阪産業大=大阪府大東市

 大阪産業大(大阪府大東市)の「やらせ受験」問題で、告発者とされる付属高の元教頭が23日までに大学側の聞き取りに応じ、前理事長らの指示があったことを証言していたことが分かった。聞き取りに立ち会った大学の教職員組合関係者が明らかにした。

 大学は12日の会見で、「大学側の関与はなかったと思っているが、調査中でコメントできない」としていた。

 組合関係者によると、聞き取りは22日、大阪市内のホテルで行われた。元教頭は大学の本山美彦学長に、平成21年度の経営学部の入試にあたり20年12月、当時の大学の入試担当者から「このままでは(入学者が増えすぎて)国の補助金が受け取れない」などと「やらせ受験」の依頼があったと話した。

 その際、協力した生徒に対する謝礼の支払いについても大学側から提案があったことから、元教頭は金銭の支出について前理事長に確認。前理事長も「大学の言う通りにやってほしい」と指示したという。

2133とはずがたり:2013/07/03(水) 07:52:31

しどろもどろ会見、泥仕合「大産大・やらせ受験」迷走…あまりにお粗末“大阪の恥”
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130505/waf13050518000016-n1.htm
2013.5.5 18:00

 大阪産業大(大阪府大東市)が入学意思のない付属高生に受験を依頼したとする「やらせ受験」問題は、本山美彦学長が辞意を表明する事態に発展した。本山学長が4月12日の会見で「大学の組織的関与はなかったと思う」と述べた10日後、当時の付属高の元教頭が組織ぐるみだったと証言。学部長らに辞任を迫られる結果となった。大学側は問題発覚後約1カ月、公式な会見を行わないなど、対応の遅れも目立ち、内部からは「組織を解体するくらいの気持ちで、学校運営を見直すべきだ」と批判が強まっている。

ついに「辞任」を口に

 「第三者委員会の結論が出たら辞任する」

 4月23日に開かれた各学部長や幹部職員との会議で、やらせ受験問題の責任を問われた本山学長は、こう辞任の意向を示した。問題を調査する第三者委は、5月末にも結果をまとめ、公表する予定だ。

 関係者によると、この会議の席上、本山学長は「学長不在の期間ができるだけないよう、次の学長を早く選んでほしい」という趣旨の発言を行ったという。3月中旬の問題発覚以降、再三にわたって学内から進退を問われていた学長が、ついに決断を下した瞬間だった。

 この問題は、今年1月に文部科学省への内部告発で発覚した。告発内容や大阪府の調査によると、大産大は21年度の経営学部入試で、推薦入試などで入学者が予想を上回り、国からの補助金がカットされる定員超過となる可能性が高まった。そこで、付属高の当時の教頭に依頼し、入学意思のない生徒9人に一般入試で日程別に延べ30回受験させたとされる。

 また、23年度入試では、京大など国公立大進学者を多数輩出する系列校の大阪桐蔭高にも、偏差値の維持のため大産大への受験を依頼したとみられている。

 実は、当時の教頭は、退職後の23年9月に、現在の理事長あてに関与を告白する文章を送っていた。しかし、大学からの聞き取り調査などの要請には応じなかったため、大学側は「事実が確認できなかった」とあいまいなまま調査を終了していた。

 だが、元教頭は問題が表面化した後の今年4月22日になって大学側との面談に応じた。関係者によると、元教頭は同席した本山学長に、21年度の経営学部の入試にあたり、20年12月、当時の大学の入試担当者から「このままでは(入学者が増えすぎて)国の補助金が受け取れない」などと「やらせ受験」の依頼があったと話した。

 その際、協力した生徒に対する謝礼の支払いについても大学側から提案があったことから、元教頭は金銭の支出について前理事長に確認。前理事長も「大学の言う通りにやってほしい」と指示したと証言している。

2134とはずがたり:2013/07/03(水) 07:53:07
>>2133-2134
関与の有無は二転三転

 問題は、今年3月17日に明らかになり、翌18日、報道陣が大学に詰めかける騒ぎになった。しかし、大学側は「以前の報道で、不正確な報じられ方をしたことがあり、テレビカメラの取材は受けたくない」と取材を拒否。その後約1カ月間、大学として正式な対応は行われなかった。

 4月12日にようやく記者会見に臨んだ本山学長は「世間の皆様をお騒がせして誠に申し訳なく思っています。心よりおわびします」と謝罪。会見がこの日になった経緯については「学内からも会見を開くよう声明が出ており、そういう声にも背中を押された。機を逸した感はあるが、あえて記者会見を開催させていただきます」と述べた。

 しかし、報道陣との質疑応答が始まり、やらせ受験への関与について問われると、大学側の説明は二転三転した。当初、本山学長は「大学の組織的関与はなかったと思っている」と一度は断言したものの、認識を再度問われると、突然言を左右にし始めた。

 「これは私個人の調査の範囲のことでして、大学全体の総意というと、それは違うということに…」

 あいまいな回答に、報道陣からは「学長は一体どういう立場で会見をしているのか」「無責任ではないのか」と質問が相次いだ。

 手元の資料を読み返すばかりの本山学長は「とはいえ第三者委員会の調査結果次第では、違うこともありえます」としどろもどろ。

 その第三者委についても、大学側は「委員は弁護士、教育委員会関係者、学校関係者、マスコミ関係者の5人」と説明するだけで、メンバーは非公表にする方針を示した。理由について問われると「事前に取材などされると困るので」と繰り返し、歯切れの悪い説明に終始した。

辞任求める教職員

 説明の遅れや、あいまいな対応が続く大学側に対し、学校関係者は強い憤りを隠さない。

 そもそも、ここ数年、大産大では不祥事が相次いでいることも関係者の悩みだ。平成21年には、法人の資産運用を目的とするデリバティブ(金融派生商品)取引で、60億円にのぼる評価損が判明した。

 一方、付属高では、20〜23年に、大阪市立中や大阪府寝屋川市立中の校長らを飲食接待していたことも発覚している。付属高は生徒の獲得を目的とした飲食であることは否定したが、イメージに傷がついたことは間違いない。

 22年から現職となった本山学長は学長選で、不祥事が続いた大学のイメージを改め、体質刷新を掲げて当選したという。

 ある教授は「一連の不祥事は、学校法人の金もうけや受験生獲得を第一とする体質が現れたもの。改革を目指した本山学長も、学校に染みついた体質は変えきれなかったのではないか」と嘆く。

 そして、「今の大産大のままなら、入学希望者が増えるはずがない。不祥事を隠蔽(いんぺい)する体質を一新し、大学解体と呼べるような組織改革を行わなければ」と話した。

2135とはずがたり:2013/07/03(水) 07:54:23

不正なして・・

「不正なし」第三者委が報告 大産大「やらせ受験問題」
http://www.asahi.com/edu/articles/OSK201306260002.html

 大阪産業大(大阪府大東市)の「やらせ受験」問題を調査していた「第三者委員会」が25日、調査報告書を発表した。入学意思のない付属高の生徒が謝礼をもらって受験した事実は認めたが、大学側の関与は否定し、「不正入試という批判は当たらない」と結論づけた。

 問題が発覚した今年3月、大学を経営する法人が委員会を設置した。この日、初めて明らかになったメンバーは弁護士の山本恒己委員長ら5人。大学や高校の関係者ら16人に聞き取り調査をしたという。

 委員会は、2009年度入試で、すでに他大学に合格した付属高の生徒9人が1回5千円の謝礼でのべ31回受験、全員が入学を辞退したことを確認。「入試制度の信頼性を根幹から損ないかねない」と批判した。

大産大第三者委、やらせ受験認定…大学関与否定
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130626-OYO1T00290.htm?from=main3

 大阪産業大学(大阪府大東市)の2009年度経営学部入試を巡り、入学意思のない付属高校の生徒が受験させられていた問題で、同大学を運営する学校法人が設置した第三者調査委員会(委員長・山本恒己弁護士)は、やらせ受験を認定する一方、国の補助金目的の入学者数の調整はなかった、とする調査報告書をまとめ、25日、公表した。ただ、告発者に話を聞けず、やらせ受験に至った経緯があいまいなまま、大学側の関与はなかったと結論づけており、調査方法や矛盾の多い事実認定に疑問の声も出ている。

 第三者委は3月に設置され、大学や付属高の関係者、元受験生ら延べ16人から聴取した。その結果、▽付属高の教諭は、元教頭の指示で09年1月、進路の決まっていた生徒9人に延べ31回受験させ、1回当たり5000円の謝礼を渡した▽延べ20人が合格したが、全員入学手続きをしなかった――などの事実を確認。目的は「大学の偏差値を上げるためだった」とし、「入試制度の信頼性を根幹から損ないかねない」と指摘した。

 元教頭は「(入学者数の超過率が基準を超えた場合の)補助金停止を逃れるため、優秀な生徒を複数回受験させて入学者数を減らすよう複数の役員から指示を受けた」と、法人理事長宛ての告発文書に記していたが、第三者委は、定員を増員したため受験段階で補助金停止の恐れは解消されていたとし、「補助金目的の不正入試という批判は当たらない」と結論付け、大学側の関与を否定した。

 山本委員長はこの日の記者会見で、元教頭が「やらせ受験」に至った経緯について、「元教頭に文書で2度協力を依頼したが、調査に応じてもらえず、わからない」と釈明。告発文書でやらせ受験を指示した人物として名指しされた法人元理事長が、元教頭を名誉毀損きそんで告訴していることを明らかにし、「刑事手続きの場で明らかにされるものと考える」と、事実解明を司法に委ねる考えを示した。

 元教頭は第三者委が委員の氏名を非公開としていることなどを理由に「信用できない」と調査を拒否していたが、第三者委はこの日初めて委員の氏名を公表した。

 問題発覚後、初めて記者会見に出席した同法人の土橋芳邦理事長は「報告の結果を真摯に受け止め、信頼回復に向けた取り組みを早急に検討したい」と謝罪。本山美彦学長は、辞任する意向を改めて表明した。

 一方、同大学の教職員組合幹部は読売新聞の取材に、「大学側の関与は無かったとする結論は納得できない。透明性のある調査と言えるのか。調査のやり直しを求めたい」と批判した。

(2013年6月26日 読売新聞)

2137とはずがたり:2013/07/04(木) 17:35:20

解雇したい人追い詰める 大学の「追い出し部屋」の実態
http://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-2013070200024.html?fr=rk
2013年7月3日(水)16:00

 解雇したい人間を押し込め、じわじわと追いつめる「追い出し部屋」。これは、民間企業だけではなく、公的機関である「大学」にも存在する。

 その場所は、「教職員研修室」の名で呼ばれていた。名古屋女子大学文学部教授として教鞭をとっていた谷口富士夫(たにぐちふじお)さん(55)は昨夏まで、この「部屋」で、日本漢字能力検定の過去問を解かされ、何度もリポートを書かされ、文章作成などの業務を行っていた。当時を振り返って谷口さんはこう言う。

「いつ何をさせられ、今後どうなるかわからない状態…。心理的に追いつめられていました。まさに追い出し部屋です」

 学園の法人本部から突然呼び出しを受けたのは一昨年6月。指示通り、本部がある汐路(しおじ)学舎の会議室に行くと、事務方の中間管理職の男性からこう告げられた。

「漢字能力検定の1級と2級の過去問題を解くように」

 学生による授業評価アンケートの結果が低かったため、日本語関係の授業を教える能力があるかどうかを見極めるための「学長特命プログラム」、と説明されたという。

 こうして、事務方中間管理職立ち会いの下、漢検の過去問に取り組む日々が始まった。一日約3時間。途中、1時間置きに5分のトイレ休憩があるだけ。10月までの計13回、漢検の過去問を解き続けた。この間、他にも、日本語教育能力検定の過去問にも取り組まされた。

 谷口さんへの「指導」は9月に入るとさらに激しさを増す。プログラムを続けるため、すべての授業が休講になり、研究室の移動を命じられると、学内LANにつながったパソコンを取り上げられた。専門分野と関係のない授業の「見学」も指示され、毎回リポートが義務づけられた。10分単位で授業がどのような展開になっているか記録し、授業の感想を書き、その授業の良い点を3点列記するよう指導された。すでに授業停止になっていたにもかかわらず、自らの授業に取り入れたい内容も書くよう言われた。授業見学は翌2012年1月まで延べ120回近く。ことあるごとに反省文も書かされ、リポートと反省文の多くは手書きを強いられたという。

 名古屋女子大学は、学校法人「越原(こしはら)学園」が運営する創立98年の私学だ。07年に中学・高校を吸収合併し、法人名を「越原学園」に変更。関係者らの話を総合すると、この頃から、学園方針のほとんどの決定は、理事長、副理事長、常務理事の3人から成る常務委員会でなされるようになったという。理事長は越原一郎氏、副理事長は理事長の娘婿の越原洋二郎氏だ。こうした手法に反発した教職員らが同年4月、「名古屋女子大学教職員組合」を結成すると、組合員を対象にした、大学側からの「指導」が始まったという。谷口さんは組合結成当初から、組合副委員長を務めている。

 こうした状況のなか12年4月、谷口さんは「教授」から「助手」に降任。そして同年7月下旬、谷口さんがネット上で書いていた「名古屋某女子大学マンガチック」と表記したブログが名誉棄損等にあたるとして学園から解雇を言い渡された。学園は谷口さんに対し、名誉棄損による約1千万円の賠償請求訴訟を起こし、谷口さんも同年9月に解雇無効等の裁判を起こした。二つの裁判は現在、名古屋地裁で審理が続いている。

 アエラの取材に学園本部の総務課長は、電話口で、「(教職員研修室のことを)よくご存じですね。しかし、企業秘密であり、非常に敏感な部分でもあるので、一切お答えすることはできない」とだけ回答した。

AERA ※2013年7月8日号

2138とはずがたり:2013/07/04(木) 17:54:22

「やらせ受験」の大産大 仕切っていたのは天下りの警察OB!?
http://dot.asahi.com/news/domestic/2013032700001.html
(更新 2013/3/27 11:30)

 週刊朝日(3月29日号)のスクープで「やらせ受験」が発覚した大阪産業大学(大阪府大東市)。取材に一切応じない姿勢を見せているが、その対応の舵取りをしているのは、大学に天下った警察OBだった――。ノンフィクションライターの西岡研介氏と週刊朝日取材班が追及する。
*  *  *
 大産大の常務理事であり、法人本部事務局長の重里政司氏は1968年に大阪府警入りし、広報課調査官、国際捜査課長などを経て2004年、警視正に昇任。生活安全部参事官、警察学校長などを歴任し、10年3月25日付で退職した。そして、その1週間後には大産大法人本部の「内部監査室長」に天下りしている。大産大現役職員が語る。

「重里氏はもともと産高(大産大附属高校)のOB。古谷(七五三次)前理事長の教え子で、『内部監査室』設置の際に古谷前理事長が迎え入れたのです」

 この重里氏、現職時代から大学と“親密な関係”にあったという。今度は大産大の元幹部職員が証言する。

「重里さんが国際捜査課長のときのことですわ。『国際問題に強い』いうことで、母校の産高や大阪桐蔭から講演に呼ばれたんです。その際、ベンツで学校に乗りつけてきはったんで『おまわりさんって、えらい羽振りがええんやな』と思いました。ゴルフも何回か一緒に行きましたよ。02年5月の連休のときは、大産大から古谷前理事長や総務部長ら4人、府警から重里さんと部下の若いおまわりさんら4人の2組で、コースを回りました」

 こうした“蜜月ぶり”が根底にあるのだろう、重里氏が大産大に天下った後、後輩の警察OBが次々と招き入れられたのだという。「重里氏の後釜の『内部監査室長』には、奈良県警OBの山口晶三氏が就きました。また問題となっている『入試センター』や法人の管理課にも、後輩の府警OBが複数人、天下りしています」(先の現役職員)。

 重里氏は本誌の直撃取材にこう答えた。「(現職時代に前理事長らと)ゴルフに行ったのは事実やけど、あくまでもプライベートのもので接待などではない。(自分たちの分の)プレー費は自腹で出してますよ。ベンツの話は、中古のマイカーです。(今回の問題については)第三者調査委員会の結果が出れば、それをふまえて学長が会見を開くと思います」

※週刊朝日 2013年4月5日号

2139とはずがたり:2013/07/04(木) 18:15:26

早大が「授業上限週4コマ」強行、「非常勤5年でクビ」に追い打ち 講師15人が鎌田薫総長を告訴
林 克明
06:47 07/03 2013
http://www.mynewsjapan.com/reports/1851

2140荷主研究者:2013/07/10(水) 23:32:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130621t13013.htm
2013年06月21日金曜日 河北新報
広報担当に研究者 理系研究成果、学外へ発信 東北大

記者説明会で司会を務める長神さん(左)=仙台市青葉区の東北大病院

 大学間競争を勝ち抜こうと、東北大の理系研究科が研究者を広報担当者として積極的に採用している。建学以来の伝統が「研究第一」の東北大だが、「せっかくの成果が学外に十分に伝わっていない」との反省を踏まえた。担当者らは科学全般の基礎知識や専門領域の研究経験を生かし、大学と一般社会をつなぐ橋渡しの役割を担う。

 仙台市青葉区の星陵キャンパスに立地する東北メディカル・メガバンク機構。特任教授で広報を担当する長神風二さん(38)は、研究者と市民の関係などを考える「科学コミュニケーション論」が専門だ。

 東大大学院で生物物理化学を専攻したが、研究者と社会とのつながりが希薄なことなどに問題意識を抱き、日本科学未来館(東京)などで展示企画に携わった異色の経歴を持つ。

 2008年からは、東北大大学院医学系研究科でイベントや記者発表のコーディネートに取り組んできた。12年のメガバンク機構発足と同時に移籍した。

 記者発表では事前に発表文の原稿を添削し、専門用語を一般語に置き換えたりする。今も医学系研究科や大学病院の発表に立ち会い、長神さんは「記者や市民が知りたい情報は何かを考え、研究者から引き出すよう心掛けている」と言う。

 そんな長神さんの影響もあり、08年度は9件だった医学系研究科のプレスリリースは、12年度には37件と大幅に増えた。

 「東日本大震災後は被災者の協力で進める研究が多い。より説明責任が求められる。広報への先生方の意識もだいぶ変わった」と長神さん。

 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の助教で広報担当の中道康文さん(34)は、九州大理学研究院時代に生物研究の傍ら広報業務を担当した。「研究の意義や苦労が分かる研究者が広報をサポートすると、研究発表がより深みを増す可能性もある」と言う。

 脳神経細胞を専門とする大学院医学系研究科教授の大隅典子さん(52)は広報室長を兼務する。「研究は得意でも説明が苦手な研究者は少なくない。広報の知識やスキルのある実動部隊が大学の価値を高める」と指摘する。

 東北大本部も広報体制の充実に取り組む。12年度から26学科・研究科の広報責任者の連絡会議を定期開催し、情報共有に務める。東北大広報課は「各学科・研究科で培われた人的資源や広報ノウハウを持ち寄り、マッチングさせて全学の発信力を高めたい」と話す。

◎東北大研究者2人にロシアから資金最大5億円/若手教育など支援

 ロシア政府が世界の優れた科学研究者に資金を提供し、基礎研究や国内の若手研究者らの教育に取り組むプロジェクトのリーダーに、東北大から川添良幸名誉教授(材料情報学)と大学院理学研究科の大谷栄治教授(高圧地球物理学)が選ばれた。

 川添氏はクリーンエネルギーの水素燃料となる液体水素の貯蔵技術、大谷氏は地球内部の物質状態解明が研究テーマ。ロシアから若手研究者を東北大に招き、共同研究と教育指導に当たる。

 プロジェクトは2011年に始まり、リーダーには研究費として年100万ドルが3〜5年間、最大で500万ドル(5億円弱)が提供される。過去に選ばれた日本人研究者はノーベル化学賞を受賞した米ボストン大名誉教授の下村脩氏だけだった。

 13年は世界で計42人が選出され、このうち日本人は川添、大谷両氏を含め3人。

2141とはずがたり:2013/07/22(月) 17:12:50

関学大副学長が酒気帯び運転容疑 「ゼミで飲んでいた」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/OSK201307200008.html
朝日新聞2013年7月20日(土)12:54

 酒を飲んで原付きバイクを運転したとして、兵庫県警は19日、関西学院大学副学長の対馬路人(つしまみちひと)容疑者(63)=同県宝塚市月見山1丁目=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「ゼミで飲んでいた」と容疑を認め、「少しくらいだから大丈夫だろうと思った。甘い考えだった」と話しているという。

 西宮署によると、対馬容疑者は19日午後9時50分ごろ、同県西宮市宝生ケ丘1丁目の県道で、酒気帯び状態で原付きバイクを運転した疑いがある。乗用車と接触し、駆けつけた同署員が調べたところ、呼気1リットル中0・3ミリグラムのアルコールが検知された。対馬容疑者と、車を運転していた女性にけがはなかった。

 関学によると、対馬容疑者は社会学部教授(宗教社会学)で、7人いる副学長の1人。関学は井上琢智(たくとし)学長名で「学生を指導する立場の者が逮捕されたのは誠に遺憾で、再発防止に尽くします」とする内容のコメントを出した。

2143とはずがたり:2013/07/29(月) 07:43:55

朝礼で文章読み上げず解雇は無効 京都地裁
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130727510.html?fr=rk
産経新聞2013年7月27日(土)09:55

 昨年9月、学校法人平安女学院(京都市上京区)を解雇された京都市の60代の男性が、同法人を相手取り、解雇無効の確認などを求めた訴訟の判決が26日、京都地裁であった。大島眞一裁判官は「解雇は合理的な理由を欠く」として、解雇は無効だと認定した。

 判決によると男性は平成23年4月、業務成績の不振を理由に解雇されたが、解雇は不当だとして同法人を相手取って提訴。勝訴し、24年8月に職場復帰したが、同年9月、朝礼で決まった文章を読み上げる「朝礼唱和」で、文章を読み上げなかったことが就業規則違反にあたるとして懲戒解雇された。

 判決理由で大島裁判官は「男性の行為により業務に支障が生じたとは認められない。解雇は合理的な理由を欠き、無効」と認定し、解雇から判決確定までの給与の支払いを命じた。

 平安女学院は「判決文が届いておらず、コメントできない」としている。

2144とはずがたり:2013/08/01(木) 18:37:36

慶應大に現れる「人さらい」有名企業のトップが…
http://dot.asahi.com/aera/2013073100030.html
(更新 2013/8/ 1 07:00)

村井純(むらい・じゅん)慶応義塾大学環境情報学部長。1955年東京生まれ。慶応義塾大学工学研究科博士課程修了。2009年から現職。「日本のインターネットの父」と呼ばれる(撮影/今村拓馬)

 これまで多くの企業家たちを輩出してきた慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)。独特の学生が集うその環境について、村井純・慶應義塾大学環境情報学部長は次のように話す。
* * *
 在学中からベンチャーをやっている学生がSFCには多いですけど、見ているとすぐ周囲の友達を引き込むんですね。人材の多様性が高いから、「オレ、いいアイデア持っているんだけど、お前、ソフトウエア書いてくれない?」「ウェブのデザインはアイツがうまい」と言って、才能のある人をすぐ集められちゃう。卒業していったん就職しても、同級生で面白いことやっているヤツのことを思い出して、「じゃあ、会社やめて一緒にやろうか」となる。人材流動性が高いんです。ITベンチャーの中核には、やっぱりSFC出身者が多い。今でも有名IT企業のトップがしょっちゅう、キャンパスをウロウロして、「人さらい」に来ていますよ(笑)。

 とがっているヤツは相変わらず来ていますね。特にいいのは、地方出身でAO入試で入ってくる学生。「AO入試組なんてバカばっかり」と2ちゃんねるで書かれていることは知っていますが(笑)、我々はAO入試に絶対的な自信がある。1990年に始めて23年、いい学生を取るためのシステムを作ってきた。一芸に秀でた学生、たとえば「子どものころからナマコの研究ばっかりしていて、海外で発表もしました。でもナマコのこと以外は何も知りません」というような子も入っていますよ。どうやったらその子がナマコに対する熱意を保ちつつ、新しい友達に出会い、新たな力をつけて卒業していけるか。そこまで考えて入試をしているんです。

 AO入試、9月入学など、SFCが最初に導入し、他学部がそれに続いた制度もある。慶應義塾は「未来を先導する大学」ですが、SFCはさらにそのなかのパイオニア。失敗してもリスクを取れるキャンパスでありたいですね。


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