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文部スレ

1545名無しさん:2009/12/10(木) 21:08:06
>>1534
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20091210ddlk19010161000c.html
県議会:罰金刑の山教組元幹部教頭昇任、自民系議員から批判噴出 /山梨
 ◇「不問に付すのか」
 政治資金規正法違反(虚偽記載)で罰金刑を受けた山梨県教職員組合(山教組)の元幹部が今春、小学校の教頭に昇任したことについて、9日の県議会教育厚生委員会でも自民党系の議員から批判の声が上がった。

 教頭は罰金30万円の略式命令を受けた直後に停職3カ月の懲戒処分も受けており、丹沢和平議員(自由民主党輝真会)は「懲戒処分は一切不問に付すのか」と質問。県教委の佐野勝彦・義務教育課長は「処分を受けた時点でみそぎを済ませている」と答えた。

 また、皆川巌議員(自民党新政会)は「山教組に入らないと人事で不利益を受けるといわれている」と主張、松土清教育長は「県民に疑いの目で見られる部分は積極的に正す」と答えた。

 一方、校長・教頭への昇任試験の問題を県教委が作っていることについても皆川議員は「漏れる可能性がある。外部発注すべき」と迫り、佐野課長は「検討する」と述べた。【小林悠太】

1546名無しさん:2009/12/10(木) 21:12:10
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000912100004
現在位置:asahi.com> マイタウン> 山梨> 記事

山教組やり玉に
2009年12月10日

   ■輿石氏の出身母体 民主は静観


 県教職員組合(山教組)で幹部を務めた人の多くが校長や教頭に登用されていることをめぐって、自民党が県議会で批判を強めている。政治資金規正法違反事件で刑事罰を受けた元山教組幹部が、今春から教頭になったことを「不当だ」と主張。1988年から2005年に幹部をつとめた29人のうち、25人が校長や教頭になったことを「異常だ」と指摘した。これに対し県教委は「適正」と反論している。


 山教組は輿石東民主党参院議員会長の出身母体。民主党と山教組は、静観の構えを見せている。


 刑事罰を受けた元幹部は、山教組の財政部長を務めていた04年、組合員の教職員から政治資金を集め、政治団体の政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたとして06年に略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けた。元幹部は停職3カ月の懲戒処分も受けたが、その後、現場に復帰。管理職登用試験に合格し、今春から小学校の教頭に就いた。


 9日にあった県議会教育厚生委員会で、自民党県議は、「犯罪歴を調べることもしないのか」と追及。県教委は「賞罰も吟味したうえで判断している」(佐藤安紀教育次長)と反論し、「(元幹部は)懲戒処分の時点で十分な厳罰を受けている」(佐野勝彦義務教育課長)と述べた。


 同委員で民主党県連副代表の金丸直道県議は、委員会で発言しなかった。「いちいち取り合っても仕方ない」という。山教組も「我々がとやかくいうことはない」(三浦雅彦副委員長)と話している。


 隣の長野県によると、教職員組合の幹部を務めた教職員が市町村教委の推薦を経て管理職になる例はないと説明。問題の軽重によるが、県教委の懲戒処分を受けた教職員が管理職に昇格する例もないという。

1547杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/12/10(木) 21:33:03
>>1534 >>1546
まぁ、教職員組合が事実上ユニオンショップ制に乗っかって、人事に影響力ってのは批判されても仕方ないのかも知れないけど、でもそれ言っちゃうと、全日教連系の強い栃木とか愛媛はどうなの?ってなっちゃうんだよね。
それをさて置いて、日教組を一方的に叩くのには何か作為的な臭いが抜け切れない。

1548とはずがたり:2009/12/10(木) 22:27:03
>>1546-1547
今迄自民党県議は山教組の支援を受けたりしてきたのも居たけど,次の県議選では全選挙区で民主が立てて来るでしょうし,山教組の支援が受けられないので今の内に叩いておこうという戦略的な動きでしょうね。

1549荷主研究者:2009/12/11(金) 00:19:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091208t75001.htm
2009年12月08日火曜日 河北新報
3校連携の在り方探る 東北福祉大・工学院大・神戸学院大

 東北福祉大(仙台市青葉区)が工学院大(東京都)、神戸学院大(神戸市)と連携し、社会貢献活動の人材育成を目指す教育プロジェクトの開始を記念したシンポジウムが13日、仙台市青葉区の東北福祉大国見キャンパス「けやきホール」で開かれる。

 「TKK連携センター開設記念シンポ」と題し、3大学の主催で河北新報社の共催。各大学に設置された連携センターの意義や今後の活動について考える。

 シンポでは、各大学の学生が防災やボランティアにかかわる活動を報告する。パネル討論もあり、それぞれの大学で連携センター長を務める小松洋吉東北福祉大教授、久田嘉章工学院大教授、前林清和神戸学院大教授の3人が、連携の在り方などで意見を交わす。

 3校は今年、「防災・減災」「社会環境」「ボランティア」の分野でそれぞれの特徴を生かし、教育プログラム共同開発などの協定を結んだ。防災などの社会貢献を担う人材育成で遠隔地にある大学同士が連携するのは例がなく、取り組みが注目されている。

 シンポジウムは午後1時から。入場無料。定員500人。申し込みはファクス022(717)3335へ。締め切りは11日(必着)。連絡先は東北福祉大TKK分かち合い連携センター022(207)1804。

1550荷主研究者:2009/12/15(火) 00:04:46
九大やるねぇ。
>九州大が67件で市内トップ、全国でも2位。大学別では京都大(64件)、名古屋大(48件)、東京大(22件)などを抑え1位

そういう観点からすると九大の郊外移転はマイナスに働きそうだなぁ。九大の箱崎キャンパスには行ったことあるが、コンパクトにまとまり重厚な校舎も残り好感が持てた。確かにこれ以上の拡張は難しいし、真上を福岡空港に着陸する飛行機がバンバン通ってうるさかったりはするのだが…。それにしても移転先はほぼ前原というような場所で、遠すぎるし田舎すぎると思う。
>施設が市中心部にまとまっていることが要因

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/139791
2009年12月10日 00:09 西日本新聞
国際会議 福岡市3位 08年172件 九大、施設別で全国2位

 福岡市で2008年に開かれた国際コンベンション(国際会議)は172件で、全国の主要都市別では東京23区、横浜市に次いで3位の開催数だったことが、日本政府観光局(JNTO)の統計で分かった。同じ3位だった06年と比べても件数では46件増加しており、市は「今後も誘致に力を入れたい」としている。

 地理的に近い「アジア」に関連する会議が、「アジアインテリアデザイン学会」(7月)「アジア固体回路会議」(11月)など36件で、東京23区(72件)に次いで2位。福岡市全体の20・9%を占めた。

 施設別では、九州大が67件で市内トップ、全国でも2位。大学別では京都大(64件)、名古屋大(48件)、東京大(22件)などを抑え1位だった。

 市は「アジアの主要都市と航空機の直行便があることや、施設が市中心部にまとまっていることが要因になっている」と分析している。

 JNTOが定める国際会議の基準は、国際機関や国際団体、国家機関が主催▽参加者が50人以上▽参加国が3カ国以上‐の3項目。06年までの基準は参加者20人以上、参加国2カ国以上だった。

=2009/12/10付 西日本新聞朝刊=

1551とはずがたり:2009/12/15(火) 00:15:53

「研究開発法人」の検討開始=来年2月に制度設計−大幅再編も・3府省チーム
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009121400911

 内閣府と文部科学省、総務省の副大臣や政務官らで構成する「研究開発を担う法人の機能強化検討チーム」の初会合が14日、内閣府で開かれた。理化学研究所や産業技術総合研究所など現在は独立行政法人の組織を、「国立研究開発法人」(仮称)に移行させることを視野に、所管や予算、研究員人事、評価などの制度の在り方を来年2月ごろにまとめる方針を固めた。
 同チームは、昨年議員立法で成立した「研究開発力強化法」を受けて設置され、同法で指定された32(来年度から38)の法人が対象。主査の1人の鈴木寛文部科学副大臣は、これらをそのまま新法人に移行させるのではなく、各省や民間が共同利用できるよう、大幅に再編する考えも示した。
 政府は独立行政法人を国に戻すか、民営化する方針を示しているが、鈴木副大臣は、研究開発機関はどちらの道も取れないと説明。独立行政法人は中期目標・計画に対する達成度で評価し、企業的経営手法が求められるが、研究開発は予想外の発展があり得るため、違った評価・運営方法が必要と述べた。 
 初会合には、理研の野依良治理事長が招かれ、理研がスパコンなど国の基幹技術開発を任される一方で、人員削減も求められるのは整合性がないと指摘。世界最高水準の研究者を集められる待遇も必要と訴えた。(2009/12/14-21:26)

1552チバQ:2009/12/20(日) 10:49:50
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091220-OYO1T00202.htm?from=top
冷え冷え就活越年…4年生、内定率低迷 大手志向 ネット活用も裏目


学生から就職活動の相談を受ける専門職員(滋賀県草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスで) 景気の冷え込みを受け、各大学の就職内定率が落ち込んでいる。前年の同時期に比べ5〜30%低く、年の瀬を迎えても就職活動を迫られている学生が多い。企業が採用枠を狭めたためだが、大企業や公務員に偏った就活やネットによる職探しが裏目に出ているとの指摘もある。

 文部科学省などが公表した来春卒業予定者の就職内定率(10月1日現在)は62・5%で、前年同期の7・4ポイント減。下げ幅は1996年の調査開始以来最大で、就職氷河期といわれた98年(6・1ポイント減)を超えた。

 関西私大大手の関関同立も例外ではない。内定率は関西大(大阪府吹田市)の場合、11月で前年同月比約1割減の約8割。関西学院大(兵庫県西宮市)も10月時点で1割減の約8割だ。同志社大(京都市)は10月の調査で前年の5ポイント減で84%だった。立命館大(同)も約1割少ないと見ている。中堅私大ではさらに厳しく、前年比3割減の大学もある。

 同志社大4年の男子学生(23)は昨年10月から就職活動を始めたが、内定をもらったのは今年11月。学費や生活費捻出(ねんしゅつ)のためのアルバイトが、就活中はほとんどできず、1日1食の生活が1週間続いたこともあった。「内定が決まった友人を見ると孤立した気持ちになり、授業が少ないこともあり夏頃から学校に行く気力がなくなった」と振り返る。両親の知人に紹介された企業から内定をもらったという。

 大学関係者によると、昨年の内定取り消し騒ぎで、安定志向が強まり大企業や公務員に志望が偏っているという。関西大4年の女子学生(22)は、昨年12月から大企業を中心に約20社と、7か所の公務員試験に挑んだが内定を得られなかった。「今後不況がどれだけ続くのか分からず、民間への就職は不安を感じるので、次は公務員試験を中心に就職活動する」と話す。

 大企業などは大学を通さず直接、インターネット就職サイトに求人を出す例も多い。そのため多くの学生がネットを優先、それが裏目に出るケースもある。8月に約50社目で就職が決まった立命館大4年の男子学生は「ネットでは決まらず、大学への求人で製造業の中堅企業に就職が決まった」という。香川大キャリア支援センターの津田弘道・副センター長は「こういう時期だからこそ求人する優良企業もある。大学などの求人をこまめにチェックし、足で情報を得る努力をしてほしい」と呼びかける。

大学側 独自に業界マップ/中小とお見合い
 異例の超氷河期に、各大学とも、独自の就活対策に追われる。

 例年90%以上の就職率(短大含む)を保つ四国大学(徳島市)は「今年は80%を切るかも」と心配する。今秋、就職が未定の4年生に対して、外部の専門相談員に話を聞いてもらう場を設けた。約30人が参加。ある男子学生は、企業でのインターンシップに参加し厳しい指導を受けたショックもあり気力を失ったという。相談会は功を奏し、参加した学生の約半数は就職活動を再開できたという。

 関西学院大は、大学が開拓した企業を業界別にまとめた独自の「業界マップ」を配る。京都産業大(京都市)は、行き詰まった学生を指導し、能力を生かせる中小企業とのお見合いを図る。指導回数は前年の2倍近い。追手門学院大(大阪府茨木市)は、就職浪人を見据えて、就職仲介の専門業者と提携し、既卒者の求人情報を集めることを決めた。

 広島大(広島県東広島市)は3年生の就活も厳しくなることを予想。来年1月、バス3台で東京都での企業説明会などへのツアーを開催。約200万円の経費は大学が負担する。

(2009年12月20日 読売新聞)

1553チバQ:2009/12/20(日) 10:51:00
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091215/biz0912150740004-n1.htm
【凍える就活 内定率急落の現場】(1)一流国立大を出たけれど… (1/3ページ)
2009.12.15 07:37
初の挫折…「ナメていた」

 「ちょっとナメてましたね。絶対、就職できると思ってました」

 一橋大経済学部4年の小峰礼子さん(22)=仮名=は自身の就職活動をこう振り返る。

 3年生の10月から本格化する大学生の就職活動。「次の次の春」に向け、企業の就職情報サイトがオープンし、就職セミナーや合同企業説明会が始まる。

 小峰さんの手帳はこの時期、毎日、2〜3社の説明会の予定で埋まっていた。「やる気も満々」だった。

 大手企業の採用が本格化する4月。銀行や生命保険などの金融を中心に15社を受けた。結果は「全滅」。

 「形のない商品をお客さまに提供する金融では社員こそが命。自分もその一人になりたい…」

 ある銀行の面接。志望動機を聞かれ、そう答えると面接官の顔がみるみるゆがんでいった。

 「あまりに何も考えていない言葉に面接官があきれたんだと思う」

 5月に入ると、周囲には内定獲得者が増え、焦りはピークに。その後、10社ほど受けたがやはり「全滅」。サークルの友人らが卒業旅行の計画を立て始めたのが恨めしかった。

 「自分は社会に必要とされない人間なんだ…」。限界を感じ、就職留年を決めた。

 「自分が何をしたいのかということよりも会社のネームバリューが大事だった。面接官にそれが見透かされていた」

 今は生い立ちをまとめた「自分史」をつくっている最中。就職活動に役立てると同時に、「これまで挫折もなく、たいした努力もしないでそこそこの人生を歩んできた」という自分を見つめ直す意味もある。

 この師走。3年生に交じり「次の次の春」に向けた就職活動に奔走している。

                  ◇

 東北大大学院2年の塩川裕也さん(25)=同=も10月から真新しいスーツに身を包む大学3年生に交じり就職活動を再開させた。前年度はゲーム関連の大手を中心に約30社受けたが、内定にはこぎ着けられなかった。

 「悲しいと言うよりむなしい。学歴社会なんて、誰が言ったのか…」

 群馬県のサラリーマン家庭の出身。両親の期待を背負って東北大理学部に進み、教授に勧められるまま、大学院に進学した。

 ゲーム関連の会社を志望したのは、「ゲームが好きだったし、募集要項に『理工系』とあったから」。

 「勉強をこなすように、就職もなんとなく決まるものだと思っていた。就活がこんなに厳しいなんて、誰も教えてくれなかった…」

 来年は大学院に留年するか、院を出て就職浪人するか、まだ決めていない。

                  ◇

 偏差値トップの東大生だって例外ではない。東大文系学部4年の八木宏さん(22)=同=は外資系金融企業への就職を目指し、昨夏には、企業のインターンシップ(職場体験)にも参加した。しかし、混迷する世界経済の影響で採用人数は絞られ「そっけない対応だった」。

 大学院に通いながら、就職活動を続けることにしたという。「金融に固執せず幅広く受ける」という。

 企業の買い手市場となっている就職活動。だが、この景況下では企業も学生を厳選したうえで採用せざるを得ない。就職活動で、大学のブランドや偏差値がものをいう時代は、過ぎ去っている。

 学生に人気のある運輸系企業の採用担当者は「大学名はある程度参考にするが、それだけではダメ」と語る。「成功体験よりも苦労や挫折した経験のある学生がほしい。そういう人は自分で考え、行動し、課題を乗り越えていく力があるからです」




 厚生労働省などによると、平成22年春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)は前年同期に比べ7・4ポイント減の62・5%。高校生(9月末現在)も、前年同期比13・4ポイント減の37・6%で、いずれも過去最大の下落幅を記録した。

 金融危機に端を発した景気の低迷で、雇用情勢は悪化するばかりだ。これから社会に出ようとする大学生や高校生たちも、その波にもまれ、翻弄(ほんろう)されている。来年を不安な気持ちで迎えようとしている若者たちの、師走の就職活動事情をスケッチする。

1554チバQ:2009/12/20(日) 10:52:09
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091216/biz0912160745003-n1.htm
【凍える就活 内定率急落の現場】(2)夢や希望も奪われる  (1/3ページ)
2009.12.16 07:43

このニュースのトピックス:就職・転職

11月25日、高校3年生を対象に行われた就職面接会。緊張した様子で順番を待つ=山形市の山形国際ホテル
高校生悲鳴「職選べない」

 山形市内の老舗ホテルに11月25日、来春卒業予定の高校3年生、約300人が県内各地から集まった。就職面接会に参加するためだ。

 「えぇーと、料理を作る仕事を希望しています…」「だめだめ。もっと元気よく話さないと」−。会場わきのホールで、生徒が引率の教師と面接の練習を繰り返している。空気が張りつめていた。

 この日、ブースを構えたのは県内の約30企業。生徒は志望動機や特技をびっしりと書き込んだ履歴書を握りしめ、採用担当者の前に長い列をつくった。

 私立高校に通う高橋絵里奈さん(18)は「こんなにライバルが多いなんて…。接客業が希望だけと、職を選べそうにはありませんね」と不安そう。

 高校生の就職の面接・内定は9月16日の解禁。11月下旬に初めて企業の面接を受ける高橋さんの就職活動は周囲に比べ、かなり出遅れていた。

 それには理由がある。彼女は当初、美容専門学校への進学を希望していた。お年寄りや子供たちの髪を切り、「きれいにしてくれてありがとう」と喜ばれる美容師にあこがれていた。

 ところが今秋、母親が働いていた工場で派遣切りにあい、祖父母を含めた家族7人の生活は同じく派遣で働く父親が1人で背負うことになった。

 「両親は『働きながらだったら進学してもいい』とと言ってくれた。でも、中学3年の弟と小学6年の妹がいる。私が就職すれば弟だけでも大学に行かせてあげられるかもしれない…」


◆◇◆

 県内の私立高校3年、岩田真理さん(18)は、面接会の前夜、参加企業の資料を何度も読み返した。

 「いくら会社紹介を見ても、やりたい仕事が分からなくて…」

 岩田さんの両親は3年前に離婚。木造の古い借家で、看護師の母親(42)、パートの姉(20)の3人で暮らす。

 岩田さんには理学療法士になる夢があった。

 参加していた地域のバレーボールチームで足首をねんざしたとき、理学療法士をしている社会人の先輩が包帯を巻いてくれた。その手際よさにあこがれた。

 「専門学校で資格が取れると聞き、自分もなりたいと思った」。母親に相談すると「進学はお姉ちゃんも我慢した。働いて家計を助けてほしい」。

 「自分だけわがままは言えない。少しでも医療に関係のある仕事が見つかれば、頑張れると思うんだけど…」。目標は定まらないままだ。


◆◇◆

 県立高校に通う町田賢太さん(17)は大学進学をあきらめ、就職を決めた。

 ガソリンスタンドで働く父とパートの母が、祖父母を含む一家5人の生活を支え、家計に余裕はない。

 中学時代から成績が優秀だった町田さんは、奨学金を受け、県立の進学校に進んだ。当初は大学も「奨学金で」と考えていた。

 しかし、連日、厳しい雇用情勢を伝えるニュースを目にするうち考えが変わった。「内定取り消し」「過去最低の有効求人倍率」「就職氷河期の再来」…。

 高校、大学を合わせて7年分の奨学金を借金として抱えるのが怖くなり、就職を決意した。

 派遣切り、雇用調整、家計の悪化…。不況は人々の生計だけでなく、若者たちの夢や希望にまで暗い影を投げかけている。

 15日の文部科学省の発表によると、山形県の高校生の就職内定率は54%(10月31日現在)と、前年同期比10・5ポイント減を記録した。全国でも高校生の内定率は55%にとどまっている。

 山形の就職説明会で見られた光景は、全国に共通してみられる光景なのだ。

1555チバQ:2009/12/20(日) 10:53:22
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091216/biz0912162252043-n1.htm
【凍える就活 内定率急落の現場】(3)内定率9割の秘密 (1/3ページ)
2009.12.16 22:51

このニュースのトピックス:就職・転職

11月25日、高校3年生を対象に行われた就職面接会。緊張した様子で順番を待つ=山形市の山形国際ホテル すでに約9割の生徒が内定を決めている高校が岩手県にある。就職を希望する高校3年生の全国平均の内定率が55・2%(10月末現在)と沈み込んでいる中では、驚異的な内定率だ。

 創立96年の伝統校、岩手県立盛岡商業高校(盛岡市)。師走に入って馬上(まがみ)達幸校長(60)が壇上から、3年生に呼びかける光景があった。

 「厳しい就職戦線だったね。でも、これからが大切。社会に出てからどう勉強するのか。それが今後の君たちを形成することになるんだよ」

 同校の就職希望の生徒124人のうち110人がすでに内定を獲得した。多くの生徒が内定を決めた後も、社会人としての心構えなど指導は続く。

 馬上校長は32年間銀行で人事担当などを勤めた後、民間人校長として6年前に転職。盛岡商業には3年前に赴任した。

 生徒の職業観や倫理観を育てるキャリア教育をスタートさせ、昨年までの2年間「就職内定率100%」を達成している。

 生徒は2年生までに職場体験などを通じてキャリア意識を高め、3年生の4月から実践的な面接指導を徹底される。馬上校長も、自ら面接指導にあたる。

   ■    ■

 盛岡商業3年の神崎正さん(17)=仮名=は東北では抜群の人気を持つ、東北電力への就職が決まった。担任の指導もあり1年生の時からスキルアップにはげんできた。簿記、情報処理、ワープロ、電卓…。さまざまな資格の1級を取得している。

 バレーボール部でも中心選手として活躍してきた神崎さんだが、「人前に出ると緊張してしゃべれなくなる」のが悩み。3年生の夏から進路指導の教師や馬上校長の面接指導を10回以上受けた。

 「ドアをノックするところから何回も練習した。本番では緊張したけど、自然に動けた」

 求人が激減する中、同校では1年生から県外企業を含むさまざまな職種に目を向けさせている。生徒が共倒れにならないよう、複数企業の受験は原則禁止。7月下旬から校内選考を行い、それぞれの生徒が受ける企業を決める。

 その過程は実社会を知らない高校生に厳しい現実を突きつけることにもなる。

 「『自己理解』や『個性の尊重』など教育現場には美しい言葉が多い。しかし、本校では競争の激しい社会の現状を伝え、『社会理解』を深めることを重視している」と馬上校長。

 父親と2人暮らしの神崎さんは春から県外に勤務する予定だ。

 「父を一人にするのは不安。でも、『おまえならできる』といつも励ましてくれた父のため、早く一人前になりたい」

   ■    ■

 やはり岩手県一関市の県立千厩(せんまや)高校も、すでに92%の生徒が就職を決めている。

 厳しい就職戦線を見越し、同校では今春から生徒の就職支援を専門に行う就職支援相談補助員を1人採用している。

 補助員は大手電機メーカーの元社員。就職希望の生徒から特技や希望職種を聞き取り、1人ひとりに合わせた求人を探す。

 今年は6月から補助員と教師8人が手分けをして県外の企業60社を回り、求人開拓にあたった。

 浅沼孝夫副校長(53)は「今年は例年になく、首都圏のサービス業などの競争率が高かった。大学生も交えた厳しい状況で高校生がはじき出されることも多かった」と振り返る。

 「それでも、生徒をフリーターや派遣にしないように必死にやっている。新卒で就職しなければ、正社員への道がほとんど閉ざされてしまうからです」。熱い思いが、就職戦線の厚い氷を打ち砕く原動力となっている。

1556チバQ:2009/12/20(日) 10:54:19
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091218/trd0912180746003-n1.htm
【凍える就活 内定率急落の現場】(4)あふれるネット情報 (1/2ページ)
2009.12.18 07:41


大学4年生向けに、12月に開かれた会社説明会。多くの学生が詰めかける状態が続いている=東京都新宿区の就職支援企業「就職エージェント」 ■振り回され「自分見失う」

 埼玉大4年の飯島孝史さん(22)=仮名=の一日は、パソコンでメールをチェックすることから始まる。就職活動がスタートした昨年秋。就職情報サイトや企業から会社説明会の案内や採用情報が大量に届いた。就活が終盤を迎えた最近は、就職内定者の体験談が記されたメールマガジンにどうしても目がいってしまうという。

 就職活動を始めて1年以上。約50社にエントリーシート(応募書類)を送ったが、内定は1社もない。紺色のリクルートスーツの袖口はほころび始めている。

 当初は玩具メーカーに絞って活動をしていた。しかし、大手企業が一斉に内定を出し始める春に内定が取れず、職種を選ぶのをやめた。

 それでも1次面接すら通らない。

 「志望動機がうまく説明できない」

 悩んだ末、インターネットで内定者が紹介していた「志望動機の回答例」を、受ける職種に合わせて何パターンか頭にたたきこみ、面接に臨んだ。

 それでも内定にはこぎ着けられない。卒業まで約3カ月半。焦りは募る。

                   ◇

 インターネットは就職活動に欠かせないツール(道具)だ。企業側も採用活動にネットを利用するのが当たり前となっている。

 そんな中で、ネットにあふれかえる情報に、振り回される学生も多い。

 早稲田大4年の西川明美さん(22)=同=もそんな一人。当初は出版社への就職を希望していたが、ネット上の「コネがないと入れない」「いろんな職種の会社を受けないと危険」といった書き込みを見ては不安になり、職種を絞るのをやめた。

 これまでに200社以上に資料請求し、エントリーシートを送った企業は100社近くにのぼる。

 焦りを感じて、希望する企業名をネットで検索すれば、過去に同じ会社を受けた先輩やライバルの書き込みが目につく。

 「最終面接には、個性をアピールするために私服で行った」「恋愛経験を聞かれて、恋バナ(恋の話)したら最終面接に進んだ」

 「少しでも面接の状況を知りたい」と、ネット上の情報を読みあさり、気付くと朝になっていることも度々だった。

 夏に小さな建設会社から内定をもらい、ふと、われに返った。「本当にやりたいことじゃなければ続かない。なぜ、興味のない会社をあんなにたくさん受けたんだろう…」

 就職活動が始まって1年。この秋からは当初の希望通り、出版社に目標を絞って活動を続けている。

 「情報に振り回され、自分を見失った。ネットで企業の情報をみて、分かったつもりになっていただけ…」。でも、進路の見通しが立たない状態が続く。

                   ◇

 パソコン、携帯…。情報化社会に生まれ育った、いまの若者たち。就職活動が厳しさを増せば増すほど、ネット上の情報に救いを求めてしまう傾向があるようだ。

 リクルートが運営する就職サイト「リクナビ」の編集長、毛利威之(たけし)さん(36)は「ネット上の掲示板などの情報は、参考程度にとどめるべきだ」と指摘する。

 毛利さんが「弊害」として挙げるのは、不特定多数が書き込んだ面接試験の受け答えを“模範解答”と錯覚してしまうことだ。

 《ものづくりを通じて、環境と人が歩み寄る社会を作りたい》《御社の社会貢献事業を通じて、自分も成長したい》

 そんな模範解答は、採用担当者からそっぽを向かれる。

 「面接というコミュニケーションを通じて、相手が学生に求めているのは本音」と毛利さん。

 景況悪化で、企業は採用枠をかつてないほど絞り込んでいる。一方で、就職活動に関するネット上の情報は膨張する一方となっている。そのギャップの中で、少なくない学生がもがいている。

1557チバQ:2009/12/20(日) 10:55:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091219/plc0912190756005-n1.htm
【凍える就活 内定率急落の現場】(5)焦る3年生 「何をしたいか分からない」 (1/3ページ)
2009.12.19 07:50

このニュースのトピックス:就職・転職

12月13日、就職情報会社「ディスコ」が大学3年生向けに開いた企業の合同説明会。真剣な表情で採用担当者の説明に聞き入っていた=東京都江東区の東京ビッグサイト なかなか内定が取れない先輩たちの苦戦ぶりを目の当たりにして危機感を募らせているのが「次の次の春」を狙う大学3年生だ。

 12月13日、就職情報会社「ディスコ」(東京都文京区)が東京都内で開いた合同企業説明会には1万1千人もの学生が集まった。参加企業は71社。人気の高い旅行や広告会社のブースは学生であふれかえった。

 企業の広報にあこがれている文教大情報学部3年の上田朋子さん(21)=仮名=は「企業の説明会に参加しないとエントリーシート(応募書類)も受け付けてくれない。とにかく情報量が勝負」と不安そう。

 一緒に参加した同大3年の森田幸さん(21)=同=はすでにマスコミ関係の企業で1週間の職場体験に参加したという。

 「こんなに早くから活動しなければならないのはおかしいと思う。でも周りには面接合宿とかに参加している人もいるから焦る…」

 ディスコが11月、大学3年生を対象に行った調査(1254人回答)では、9割がすでに企業の会社説明会に参加。情報サイトなどを通じて興味があることを示すエントリー平均社数は前年同期に比べ3割以上多い44・3社にのぼる。

  

 ■   ■

 説明会場で学生の質問攻めにあっていた人気企業の採用担当者は「例年に比べて学生が前のめりになっている。しかし、『本当は何がやりたいのかな』と疑問に思う学生が多い」。

 音楽業界を希望している千葉県内の私立大経済学部3年の青木祐二さん(21)=同=もそんな一人だ。「周りが就活を始めたので、音楽業界を回ってるけど、何をやりたいのか、よく分からない」。大手レコード会社に応募書類を出すつもりだが、「A4(判)1枚に自分の将来像を書かなきゃいけない。書くことないし、無理って感じ」とため息をつく。

 一方、明確にターゲットを絞っている学生もいる。

 都内の私立大法学部の田中かよさん(21)は、海外高級ブランドの日本法人やアパレル企業を中心に週3〜4日のペースで説明会を回っている。

 夏には人気アパレル企業の職場体験に参加。「20日間、売り場に立ち、たくさん商品を売った」。同社からは「ぜひ、来てくださいね」と“内々定”を得た。

 

 ■    ■

 大学の就職部も大変だ。まだ就職が決まらない4年生と、前のめりに就職活動をする3年生の両方のサポートをしなくてはならないからだ。

 明治大(東京都千代田区)では11月中旬から12月上旬まで計3回、4年生向けの学内採用選考会を開いた。秋以降の4年生向けの会は異例だが約60社が集まり「出前面接」も行われた。同大就職キャリア支援部の永代達三部長は「3年生の支援としばらくは両にらみの状態」と語る。

 独自の取り組みを始める大学も多い。島根大(島根県松江市)では、大阪など遠距離の会社説明会の会場とを無料で往復するバスを運行するなど新たな取り組みを始めた。

 金沢工業大(石川県野々市町)は平成16年から1年生に毎日の行動履歴を提出させる「ポートフォリオシステム」を導入している。「朝ご飯を食べたか」「サークルで何をしたか」など細かく記録する。自分を客観的に評価し、主体性ある人材の育成を図るのが狙いだ。

 同大企画部の松尾多郎次長は「『指示待ち』の学生を企業は受け入れない。自らモノづくりや資格取得に励む学生は就職が決まっていく」と語る。来春卒業予定の4年生の内定率は8割を超えた。

 大手食品メーカーの採用担当者はいう。「企業は時代のニーズに合わせて変化しながら生き残っている」。経済情勢で変わる就職活動。大学も学生もその変化に追いつこうと必死だ。=おわり

    



 連載は長島雅子、今泉有美子が担当しました。

1558チバQ:2009/12/21(月) 22:58:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091220-00001019-yom-soci
就職氷河期「今年は無理」高校生苦渋の進学
12月21日10時41分配信 読売新聞

 今年の就職戦線は「氷河期の再来」とも言われる厳しさで、大学生だけでなく、高校生も就職難にあえいでいる。

 昨秋の「リーマン・ショック」以降、企業が採用を控えているためで、高校生の中には就職をあきらめ、専門学校などへの進学に切り替える動きも目立ち始めた。指導する高校教諭からも「期待できない求人を待てとは言えず、やむを得ない。ただ、家庭の事情で進学できない生徒もいる」と苦渋の声が聞こえてくる。

 宮城県内の公立高校。就職を目指していた3年生の女子生徒(17)は先月、専門学校進学に希望を変えた。10月に和菓子製造・販売会社の就職試験を受けたが、採用予定はわずか2人。4人1組の集団面接が何組も続いた試験では、思いをうまく伝えられず内定を逃した。「今年の就職活動の厳しさを実感した」

 11月には80社の合同面接会に出向いたが、約1000人の生徒でごった返し、面接まで1時間以上の行列ができる企業も。あまりの混雑に「今年は無理。資格を身に着け、再挑戦しよう」と考え、就職活動を終えた。

 進学先は学費負担が軽い公立の専門学校に決めた。「来年も厳しいと思うが、パソコンの資格などを取り、少しでも有利になるよう頑張りたい」と意欲を見せた。

 別の女子生徒(17)は大学進学に切り替えた。10月に倍率4倍のメーカーで内定を得られず、11月には倍率25倍の法人に挑戦したが、面接にもたどりつけなかった。女子生徒は「大学を卒業する頃には状況が良くなっていればいいのですが」と話す。

 同高の進路指導担当の男性教諭(45)は「就職希望の生徒のうち、4割ほどが決まっていない」とため息をつく。2002年前後の就職氷河期では、派遣の仕事も「最後の選択肢」としてあったというが、今年は派遣会社からの求人もない。「今年ほど積極的に進学を勧めた年はない」

 高校教諭らでつくる「日本高等学校教職員組合」が、組合員を通じて28道府県の403校を対象に、10月末現在の高校生の就職状況をアンケート調査したところ、「就職から進学」に変更した生徒は843人で、「進学から就職」への変更(351人)の2・4倍に上った。同組合の佐古田博副委員長は「就職をあきらめる生徒がこれほど多いとは。先行きが見通せない今年の就職状況を反映している」と指摘する。

 アンケートに答えた現場の教諭からは「求人が少ないため、進学に変更可能な生徒は変更させ、できるだけ就職希望者を減らした」「生徒の1割が進学に変更した」といった指摘が寄せられたほか、「家計にゆとりがなく、就職から進学に変更できない生徒も多い」という悩みも届いている。

 ◆内定率激減55%◆

 文部科学省によると、来春卒業予定の高校生の10月末現在の就職内定率は55・2%で、前年同期比11・6ポイント減。前年同期からの下げ幅は1976年の調査開始以降では最大だった。昨夏までは「売り手市場」だったが、昨秋以降の不況の影響で、企業が採用抑制に転じたのが原因だ。

 また、厚生労働省の調査によると、就職を希望する生徒は9月末現在で17万5799人。7月末現在の19万986人から、2か月で1万5187人減った。関係者は「就職の厳しさから、就職をあきらめる生徒が多数出ている」と指摘する。

 大学生の就職も厳しい。厚労省と文科省の調査によると、10月1日現在の就職内定率は、前年同期比7・4ポイント減の62・5%。こちらも96年の調査開始以降、前年との比較で最大の下げ幅となっている。

1559とはずがたり:2009/12/23(水) 14:14:38
きょういく特報部2009
日本語教室、国費でスタート 不況でブラジル人学校閉鎖相次ぐ
http://www.asahi.com/edu/tokuho/TKY200912210157.html
2009年12月21日

ひらがなの書き方を学ぶ小学校低学年の子どもたち。日系ブラジル人の先生がポルトガル語で指導する=浜松市南区卸本町

 日系ブラジル人の子どもたちを教育する国の事業「虹の架け橋教室」が各地で始まった。工場などで働いていた親の収入が昨秋来の不況で激減し、月に3万〜4万円かかるブラジル人学校に子どもを通わせられなくなった。それならば、無償で授業を受けられる日本の小中学校に通えるようにするため、半年程度、国費で日本語などを教えよう――という取り組みだ。

■公立への編入目指す

 ブラジル人が多く在籍する浜松市の外国人学校「ムンド・デ・アレグリア(喜びの世界)」。学校としての正規課程には110人の子どもが在籍するが、それとは別に、「虹の架け橋教室」の事業委託を受けて20人の小中学生を教えている。

 1時間目は日本語。物の名前をひらがなでノートに書く。漢字で名前を書いたことを日本人スタッフに褒められた日系4世のケンゴ君(14)は、日本語でおどけた。「スミマセン」「シゴトサガシテル」「シゴト、シゴト」

 日本生まれのケンゴ君は6歳で帰国、小学5年までブラジルの小学校に通ったが、2004年に両親と再来日した。しかし、編入した愛知県の学校では日本語がわからず、居場所がなくて教室から足が遠のいた。

 「同じ日系人がいるブラジル人学校に行きたい」。そんなケンゴ君の願いを聞いた父親のマルコスさん(37)は切なかった。派遣会社で通訳をしていたが、不況で仕事は激減し、2月に職を失った。生活保護でしのぐ暮らしでは、ブラジル人学校に通わせる余裕はなかった。

 今年9月、職を求めて浜松市に転居。日系2世の妻(37)は今月から自動車部品工場で働き始めたが、マルコスさんはいまだに職が見つからない。そんな中で「虹の架け橋教室」に出会った。

 「ずっと日本に住みたい。安全で、いつでも友達と会える」。そうポルトガル語で話したケンゴ君は、突然日本語で叫んだ。「日本、大好き!」

 同校の「虹の架け橋教室」では、日本語とポルトガル語、算数や音楽などを学ぶ。松本雅美校長によると、まず子どもにポルトガル語で考える力を身につけさせ、次に日本語を教える手法でカリキュラムを作ったという。日本の学校に行って、習熟の遅い児童生徒のために設けている授業についていける程度まで日本語のレベルを上げていくことを目指している。

 富士重工業の企業城下町、群馬県太田市にあるブラジル人学校「エスコーラ・パラレロ」。「虹の架け橋教室」が11月に始まり、正規の生徒でない8人が毎朝通っている。その1人がフジムラ・ヨシオ・ブレーノ君(12)だ。

 両親、1歳の弟とアパートで暮らす。工場の仕事がなくなった父親は昨年12月に別の職を見つけたが、月収は以前の34万円から14万円程度に減った。ブレーノ君は5年以上「エスコーラ・パラレロ」で学んでいたが、月約4万円の費用が2月から払えなくなって退学し、その後は家の中でテレビを相手に時間をつぶす生活だった。それが、ようやく形を変えて「復学」がかなうことに。「いつも鍵のかかった家の中。楽しいことは何もなかった。とにかく家の外に出られるのがうれしい」

1560とはずがたり:2009/12/23(水) 14:15:12
>>1559-1560
■不就学児1割、自宅に

 どの教育機関にも行っていない「不就学」の日系人の子どもの問題は以前から指摘されていたが、この1年で一気に増えて深刻さが増した。

 日本ブラジル人学校協議会(AEBJ)が今年9月、ブラジル人学校の退学者でその後の行動が把握できた約2700人を調べたところ、最も多かったのが「帰国」で64%。日本の学校への編入は13%。その一方で、11%に当たる283人はどこにも通わず、自宅で過ごしている状態だった。

 そんな中で生まれた「虹の架け橋教室」は、文部科学省が約37億円の補正予算を組んで始めた。9月にブラジル人学校、NPO法人など10県の21団体が委託先に選ばれ、2次募集でさらに7県の11団体が決まった。

 ただし、これもあくまで緊急避難的な「つなぎ」の措置だ。

 ある程度日本語が上達し、公立の小中学校に編入したとしても、学習の遅れや友達関係に十分なケアができる体制がとれるのか、課題は大きい。

 親たちの気持ちも複雑だ。不況でも帰国せずに残っているだけに、相当な長期の滞在、定住も視野に入る。だが、そうではあっても、誇りある文化、独自性は失いたくない。言葉を含めて子どもたちに受け継いでほしいが、日本の学校で日本の教育を受け続けたら「同化」してしまわないか、不安を感じる親は多いという。

 本来、そうした部分を支えてきたのがブラジル人学校だが、AEBJの調査では、昨年10月からの1年間で、各地に99校あった学校のうち16校が経営難などで閉鎖され、さらに6校と連絡が取れなくなっているという。先の太田市の「エスコーラ・パラレロ」も、昨秋以降、生徒が340人から4割以下に激減。教員を17人から10人に減らしたが、それでもぎりぎりの経営が続く。

 お金をやりくりして子どもを通わせることができても、学校自体が無くなるケースが今後、各地でさらに広がる可能性がある。

 11月26日、日系ブラジル人が多い全国28市町でつくる「外国人集住都市会議」が太田市で開かれ、その場でも教育は重い課題として位置づけられた。採択された国への緊急提言では「外国人の子どもの就学義務化」とともに、「受け入れる公立校への十分な人的、財政的措置」「外国人学校の法的位置づけの明確化」といった項目も盛り込まれた。

■日系ブラジル人のリリアン・テルミ・ハタノ甲南女子大学准教授の話

 ようやく日本政府が外国籍の子どもの不就学対策に目を向けたのは前進だが、根本的な対応ではない。

 子どもの母国語が話せるだけでなく、教育の専門知識を持ち、教科の指導ができる人を配置してほしい。外国人学校への支援も足りないし、高校受験でも何らかの支援措置が必要です。

 現状では、「多文化共生」が言葉だけになっている。住民すべてが同じ言語、国籍、文化という時代ではないのだから、多様性を前提に学校も行政も対応すべきです。その中で、日本人の子どもも豊かな考えが持てるようになるはずです。(馬場由美子、上野創)
    ◇
 〈南米日系人の来日〉 製造業の労働力不足に悩む経済界の声を受け、国は1990年に改正出入国管理法を施行。南米に渡った日本人の血を引く日系2世、3世と配偶者、扶養を受け生活する未成年で未婚の4世に在留資格を拡大した。就労制限のない「定住者」の資格を定めたことから「出稼ぎ」日系人が急増。ブラジル・ペルー両国籍の外国人登録者数は、07年末には計37万6663人と法改正前の約20倍に。しかし、昨秋来の不況で初めて減少に転じ、浜松市では09年11月末時点で1万5936人とピークから約2割減っている。

1561とはずがたり:2009/12/26(土) 10:50:56
全員にやらせて全国の順位ぐらい生徒に知らせろよなぁ。順位が出るってのは非常に楽しみである事をアホな教育関係者はわかっとらんのではないか。自分らが崇高な聖職者で競争的な部分を醜いとでも思ってるのかも知れないけど,競争と云う本質の一部分を見れない様では欺瞞である。
でないなら無作為抽出に十分な数%の実施でええやろ。カネの無駄だ。

学力調査「3割抽出」に 都道府県別成績は公表 文科省
http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY200912250531.html
2009年12月26日5時27分

 小6と中3を対象にした全国学力調査について、文部科学省は25日、2010年度は全体の32%(小学校25%、中学校44%)をサンプル抽出して実施することを決めた。政権交代後、文科省の政務三役は従来の全員参加から抽出型にすることを決定。当初は抽出率を4割にする考えだったが、事業仕分けで「もっと少なくても学力傾向はわかる」という批判が続出し、さらに減らすことにした。

 学力調査はこれまで、国語と算数・数学の実施2教科について都道府県別の成績が公表されており、「競争意識を過度にあおっている」という批判がある。文科省は、抽出調査に切り替えた後も何らかの形で都道府県別の成績を公表するとしており、今後も議論は続きそうだ。

 文科省の計画では、調査対象は学校単位で無作為抽出するため、調査対象の学校が一つもない市区町村も出てくる可能性がある。文科省は、自治体が希望すれば、対象から外れた学校にも同じ問題を無料で提供する考えだ。この場合は自主採点とし、全体の集計には加えないとしている。

 文科省は、学力調査のスポーツ版として全国体力調査も08年度から実施しているが、これについても全員参加型をやめ、来年度から20%の抽出調査にするとしている。(青池学)

1562とはずがたり:2009/12/26(土) 20:38:55

アンチ県庁所在地の俺としては弘前大は信州大,静大工学部なんかと同様,県庁所在地にない国立大学として個人的には応援しているぞっ。

>同大は変更の理由について、「青森県内の高校から、生徒の得意分野を生かして受験させたいとの要望があった」と説明した。
やりたい課程へ入れることよりも科目で競争をさせて学力の高い先生を確保したいという方向か。

11年度、3学部で入試選抜方法変更/弘大(2009/12/26)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/12/26/new0912261402.htm

 弘前大学は25日、現在の高校2年生が受験する2011年度入試の選抜方法を発表した。教育学部の学校教育教員養成課程で募集区分を変えるなど、3学部で方法を変更する。また、10年度入試で、国の決定により医学部医学科の入学定員が5人増え、105人になったことを明らかにした。
 
 11年度入試の変更点は、教育学部がこれまで三つに区別して募集していた学校教育教員養成課程のうち、「小学校教育専攻」と「中学校教育専攻」の募集枠を一括にする。
 専攻名を「学校教育専攻」と「教科教育専攻」に改め、計13の専修ごとに募集し、入学後に小学校教育の専攻か、中学校教育の専攻かを選択させる。試験の教科は専修ごとに設定する。
 同大は変更の理由について、「青森県内の高校から、生徒の得意分野を生かして受験させたいとの要望があった」と説明した。
 医学部保健学科は、看護学、理学療法学、作業療法学の3専攻で、前期日程試験の理科の選択科目を1科目から2科目に増やす。
 理工学部では、知能機械工学科の前期日程試験の理科で、選択科目から「生Ⅰ・生Ⅱ」を廃止し、「物Ⅰ・物Ⅱ」「化Ⅰ・化Ⅱ」から1科目選択に変更。
 同学科の後期日程試験では面接を取りやめ、理科の科目試験を課す。「物Ⅰ・物Ⅱ」「化Ⅰ・化Ⅱ」から1科目を選択する。
 人文学部、医学部医学科、農学生命科学部の変更はない。
 10年度入試の医学部医学科の定員増は、地域の医師確保に早急に対応するため、同大が国に申請していた。一般入試・前期日程の「青森県定着枠」の募集人数が10人から15人に増え、全体の定員が105人になる。

1565荷主研究者:2009/12/30(水) 00:36:22

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009121800243&genre=G1&area=K00
Kyoto Shimbun 2009年12月18日(金)
京大、東南アジアの大学連合と連携 エネルギーや環境分野で交流

 京都大と東南アジアの22大学でつくるアセアン大学連合(AUN)は18日、新たなエネルギー開発と環境の分野における学術交流協定を結んだ。持続可能なアジアの構築に向けて連携を強化する。

 AUNは、タイやベトナム、カンボジアなど10カ国の大学が集まり、教育プログラムの開発や学生・教員の交流に取り組んでいる。京大は既にAUNの6校と個別に交流協定を結んでいるが、経済発展とともに環境問題の解決が重要な東南アジアの大学とさらに連携を深めることにした。

 協定の調印式はタイ・バンコクのタイ高等教育局で18日に行われ、京大の江崎信芳理事とAUNのスメート・ヤムヌーン議長が出席した。今後、持続可能なエネルギーの開発や環境分野での研究で、教員や学生の交流、共同研究の実施、シンポジウムの開催などを検討する。

1566とはずがたり:2009/12/30(水) 20:50:33

文科省「仕分け」結果をホームページで公開
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091230-OYT1T00247.htm

 文部科学省は29日、行政刷新会議による「事業仕分け」や同省が行った意見公募が来年度予算案にどう反映されたかについて、同省ホームページで公開した。

 公開されたのは、仕分け対象になった各事業の当初予算、仕分け結果、事業ごとに同省に寄せられた意見の件数と主な内容、最終的な予算額。例えば、事業仕分けで「廃止」とされた小学校の英語教育改革総合プラン(約8億円)。しかし、同プランに含まれる補助教材「英語ノート」(約2億円)に対しては、「廃止反対」の意見が同省に約1800件寄せられ、存続が決まった。

 英語ノートについては事業仕分けで「デジタル化して各学校で印刷すればいい」との指摘があったことを受け、来年度中にウェブ利用などの見直しを図る方針も示されており、こうした経過が説明されている。

 事業仕分けの結果については、同省が国民から意見を募ったところ、14万件以上が寄せられた。川端文科相は「仕分け結果や意見公募を踏まえ、どう予算編成したのか分かるようにしたい」と述べていた。
(2009年12月30日10時26分 読売新聞)

1567チバQ:2010/01/01(金) 01:05:45
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20091228-OYO8T00891.htm
「地元就職は大変」「焦る」 年の瀬就活、4年生ら懸命…石川

 学生に石川県内の企業への就職を促す「ふるさと就職フェアいしかわ」(同県など主催)が27日、金沢市袋畠町の県産業展示館で開かれた。厳しい就職事情を反映し、3回目の今年初めて、卒業を来春に控えた学生を主な対象にした説明会を実施。参加した学生たちからは「早く内定がほしい」と悲痛な声が聞かれた。

 フェアは2部構成で、午前中は大学4年生や短大2年生、既卒生を対象にした「面接形式」の説明会を開催。午後からは、大学3年生ら2011年3月卒業予定の学生を対象に企業説明会を開いた。

 午前の部には、学生270人、県内企業53社が参加。各企業のブースでは、採用担当者と1〜3人の学生との面談が実施され、学生たちは、「志望動機は」「会社に入って何をしたいのか」など、次々と出される質問に答えていた。

 かほく市出身で、大阪経済法科大4年の水上美穂さん(22)は、Uターン就職希望。これまで事務職で15社受けたが、内定はないという。「企業数が少なく、地元での就職は大変。でも親を安心させたいので」と、積極的にブースを回っていた。

 北陸大4年の池村公佑さん(21)は、今年1月から20社近くを受けたが、内定をもらえていない。「資格が何もない自分は採用されにくいのか……。焦りはあるが、自分に合った企業を見つけたい」と意気込んでいた。

 サービス業が志望という星稜女子短大2年の岩崎陽子さん(20)は「同級生で内定をもらっているのは10人のうち1、2人」と厳しい状況を明かす。「来春までに決まらなければ、アルバイトをしながら、(就職活動を)続けるしかないですね」とため息交じりに答えた。

 一方の企業側。化粧品などを製造・販売するルバンシュ(能美市)の千田和弘社長は「すぐに人手が欲しいので、3年生よりも4年生の方が目当て」という。しかし、「わらをもつかむ思いで来ているためか、志望動機がはっきりしない学生が多く、逆に採用しづらい」(商社)、「就職難というが、企業は欲しい人材にはすでに内定を出している。結局は学生の質の問題」(情報システム)などと、厳しい声も聞かれた。

 フェアを共催した石川労働局によると、来春に大学や短大を卒業予定の学生の就職内定率は、前年同月比10・3ポイント低い53・7%(10月末現在)。4年制大学に限っても、同9・4ポイント低い67・1%どまりだ。同労働局の中谷新郎職業安定課長は「ここまでくると『フリーターでもいいや』となってしまいがちだが、社会への第一歩が将来を大きく左右する。最後まであきらめないでほしい」と話していた。

(2009年12月28日 読売新聞)

1568チバQ:2010/01/01(金) 01:06:48
http://www.asahi.com/job/special/OSK200912280039.html
来年も笑えない、先送り就職浪人 「決戦は来年」組vs.「あくまで来春入社」派AERA:2009年12月14日号

 大学4年生の就職先が決まらない。超がついた就職氷河期並みに低調だ。就職浪人するか、3月末まで粘るか。低内定率時代に生きる就活生の選択。(AERA編集部 大波綾)

 テレビ、広告、新聞、映画、出版。津田塾大学4年のAさんは今年、約50社にエントリーした。適性検査や筆記試験は通るのに、面接でつまずいた。あるテレビ局は春採用も秋採用も最終面接まで進んだが、両方落ちた。結局、全敗した。

 小学5年生のときに米アカデミー賞授賞式の中継を見て、衝撃を受けた。映画に携わりたい、感動を伝える仕事に就きたいと思い、以来、アカデミー賞のノミネート作品は片っ端から見た。英語の勉強にも励み、TOEICは790点ある。

 大学では体育会の競技ダンスに打ち込んだ。実力は全国レベル。自己PRのエピソードには事欠かない。

 同じ部の一つ上の先輩は昨年、テレビのキー局から内定が出た。だったら私も……という発想が甘かったと反省している。

 ●3年生と一緒に就活中

 「本命の映画会社にこだわりすぎて、テレビ局の面接でも映画を作りたいと言ったり、ディレクターよりも広報を希望したり。それぞれの会社の事業を知らず、志望動機が中途半端でした」

 Aさんはいま、就活をしていない。

 立教大学のB君は商社狙いだった。プレエントリーは100社、エントリーシートなど書類を出したのが20社、面接を受けたのが10社、最終面接までたどり着いたのが4社。実家がある地方のテレビ局は最終面接で内定の意思確認をされたが、「商社の結果次第」と正直に伝えたら内定の連絡はこなかった。

 本命だった5大商社の一つは最終面接の手前まで進んだが、

 「君はいい人過ぎる。商社はずるがしこさも必要なんだけど」と言われ、落ち込んだ。

 敗因は自分なりに分析した。

 「5大商社ばかり見ていて、中小や専門商社まで視野を広げていなかった。そのくせ本命なのに筆記試験で落ちてしまったところもある。落ちるべくして落ちた感じです」

 いまは、3年生と一緒に就活をしている。

 厚生労働省と文部科学省の発表では、2010年3月の大学卒業予定者の就職内定率は10月1日現在で62.5%。前年を7.4ポイント下回った。下げ幅は00年前後の「就職氷河期」より大きく、内定率が60.2%と最も悪かった03年の同時期にも匹敵する。

 一方、リクルートワークス研究所が今年4月に発表した大卒求人倍率は1.62倍で、「96年3月卒(1.08倍)や、00年3月卒(0.99倍)の就職難とされている時期ほどには、落ち込まない見通し」(同研究所)とされていた。ところが、内定率は予想より低調。就職情報サイト「リクナビ」編集長の毛利威之さんはこう見る。

 「求人倍率はあくまで採用予定数。ほしい人材がいなければ、予定数に達していなくても企業が採用基準を緩めなかった」

1569チバQ:2010/01/01(金) 01:07:17
 ●「就職浪人は心証悪い」

 例年、リクナビのエントリー数はゴールデンウイーク(GW)明けに減る傾向だが、今年は例年の約1.5倍で推移した。大手企業の採用活動が終わった後、メジャーではない企業の採用にも学生が殺到したからだ。

 「東大、京大でも内定が出ない人もいる。全方位的に厳しい状況です」(毛利さん)

 就職先が決まらないと……4年生には「就職浪人」という選択肢がちらついてくる。

 リクルートの「就職ジャーナル」が就職浪人した10年卒業予定の学生にアンケートをしたところ、「就職浪人時の進路」は留年(34.2%)、大学院に進学(17.6%)、留学(6.8%)、大学に籍をおかずフリーターになるなど、その他(41.4%)だった。

 さらに、全国の企業人事担当者にアンケートをしたところ、「就職浪人を採用したことはありますか?」という質問では、採用したことがある(57.3%)、採用したことはない(42.7%)で、就職浪人の不採用理由は「採用を新卒か経験のある中途に限定しているから」「その人物が採用基準を満たさなかったため」がそれぞれ30%を占めた。 「就職浪人は正直、心証が悪いから」も13.3%。一概に就職浪人がNGではないが、「理由が納得できるものであれば」「就職浪人時代に何をしていたか次第」と条件はシビアだ。

 ある機械メーカーの採用担当者はこう言い切る。

 「頭数より質を重視する時代。前の年に箸にも棒にもかからなかったなら、次の年もひっかからないと思う」

 ●単なる先送りはダメ

 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の准教授で『就渇時代の歩き方』などの著書がある小島貴子さんは、こう語る。

 「採用担当者の本音は就職浪人よりいまの3年生。前の年に克服できなかった課題を先送りするなら、3月31日のギリギリまで必死に食らいついてリカバリーしてほしいのが私の心情」

 就職のために留年するには学費、さらに自宅外なら生活費の負担も増えるが、「日本の企業は依然として既卒と新卒の間に一線を画している。内定がもらえなかったら、就職浪人しかほぼ道がない」(リクナビ編集長の毛利さん)のもまた現実。となると、内定が出なければ就職浪人という選択になるのか。

 そうした状況を見越し、人材紹介業の「就活カレッジ」ではGW明けに内定を持っていない大学4年生を対象に、大手の就職情報サイトに求人を出さないながらも新卒採用をしたい企業を紹介している。企業と学生双方のニーズを摺り合わせ、内定が決まれば1人あたり企業が60万円の報酬を就活カレッジに払う。学生側は無料だ。同社の谷満生さんは、こう話す。

 「不景気で早くから動く就活生は多いのですが、大手、安定志向に偏ってしまう。反対に大手以外は大々的に採用活動をする状況にはない。希望が一致し、3月末に駆け込みで就職が決まったケースもありました」

 3月31日まで粘るほうがいいのだろうか。先の小島さんは「一概に就職浪人を否定するのはかわいそう」と前置きし、

 「先輩はあの程度の就活で内定がもらえたのに、という例をいまの就活生は見ている。バブルにしろ就職氷河期にしろ、学生は時代を選べない」と同情する。

 だが、何度も言うように就職浪人への風当たりは厳しい。

 「就職をただ先送りするのではなく、業種や企業にこだわりを持って、TOEICの点数をアップさせるなど、成長した証として『これだけのことをやったんです!』と言えないとダメ。就職浪人を決意したなら、現役時代に内定がもらえなかった課題を徹底的に克服する時間にするべきです」

 内定ゼロの学生はどうする?

 冒頭のAさんは、

 「公務員に切り替えるつもりです。まだマスコミに未練があるので迷うところですが、卒業することだけは決めました」

 と、地元に帰ってアルバイトをしながら公務員試験の勉強をする予定だ。

 B君は3年生に交じって合同企業説明会などに参加しつつ、

 「今度こそは筆記で落とされることがないよう、とにかく勉強します。大手商社だけでなく、中小も専門商社も幅広く、とことん受けるつもりです」と就職浪人の覚悟を決めた。

1570荷主研究者:2010/01/02(土) 16:08:25

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200912300054.html
'09/12/30 中国新聞
ふるさと枠低迷 広島大入試
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 卒業後に広島県内で働く医師を確保する広島大医学部医学科の推薦入試「ふるさと枠」は、2年目となる来春の志願者が減り、競争倍率が6・2倍から2・3倍に急落したことが分かった。制度や入試方式に対する理解が進まず、推薦する高校や受験生が敬遠する現状がある。

 「ふるさと枠」は今春入試から設けられ、定員5人に対して31人が志願した。ところが、先月9日に出願が締め切られた来春入試は、定員を2倍の10人に増やしたにもかかわらず、志願者は23人に減少した。

 倍率急落について、高校や予備校関係者の見方は一致する。今春はセンター試験の約100点差を逆転して合格したケースがあった。ある高校の進路指導担当教諭は「面接が重視され、合格ラインが読めない。生徒や保護者に自信を持って勧めにくい」と明かす。

 さらに、「ふるさと枠」の卒業生は、県内の公的な医療機関に9年間勤めることが義務づけられる。受験生の間には「若いうちは海外留学などで先端医療を学びたい、との声も根強い」という。

 県と広島大には、中山間地域での医療確保策として、推薦入試の「ふるさと枠」を3年目は15人にまで広げる計画もある。広島大入学センターの高地秀明准教授は「志望者のすそ野を広げるため、高校で地域医療を考える機会を設けるなど全県的な協力がほしい」と訴えている。

1571荷主研究者:2010/01/07(木) 23:37:37

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100104102.htm
2010年1月4日01時34分 北國新聞
金大が150年史編纂へ 藩政末期から現在まで、11年度完成目指す

 金大は3日までに、藩政末期から現在に至る同大の歴史を伝える「金沢大学創基150年史(仮称)」の編(へん)纂(さん)に取り掛かった。学内外に広く金大の魅力を紹介するため、写真や図表を多用して読みやすいつくりとする。「創基150年」に当たる2012(平成24)年3月までの刊行を目指し、資料提供の呼び掛けも始めた。

 150年史は4部構成で、第1部は1862(文久2)年の加賀藩種痘所の創設に筆を起こし、旧制四高を中心に記述する。

 第2部以降は戦後、新制大学として生まれ変わった金大を扱い、金沢城内にキャンパスがあった時代を第2部、角間キャンパスの20年を第3部で取り上げる。第4部では最新の研究や国際交流の成果を紹介する。

 全体は約50章で、各章を見開き2ページに納めて紙面の約4分の3を写真や図表に充てる。英語、中国語版も作成する。

 創基150年に向けて昨年2月に立ち上げた全学組織「金大創基150年記念事業準備委員会」が編纂に当たり、教員ら約20人が今月から執筆に取り掛かる。

 準備委では編纂のための資料提供を呼び掛けている。金大や旧制四高、その他の前身校にまつわる写真や文書、思い出の品などを幅広く受け付ける。

 問い合わせは同大附属図書館=電話076(264)5200、ファクス076(264)5208、または同準備委のメール150nen@adm.kanazawa―u.ac.jp=まで。

1573荷主研究者:2010/01/12(火) 22:54:51

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201001060027.html
'10/1/6 中国新聞
市立大が平和研移転案を計画
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 公立大学法人移行を4月に控えた広島市立大(安佐南区大塚東)が、付属の広島平和研究所(中区大手町)を本部に移転させる方針を、2015年度までの中期計画に盛り込むことが5日、分かった。被爆地の高等教育機関としての機能を強化する。「平和学」の学位が取得できるカリキュラム構築も進める。

 市立大は、外部識者による評価委員会を設置し、法人化後6カ年の中期計画案を作成中。平和研については国際、情報科学、芸術の3学部・大学院がある本部への移転に取り組む考えを明記する。

 移転時期など具体的なスケジュールは示さず、「資金面など単年度ごとの事業計画は今後詰めていく」(事務局総務課)という。市立大は2月中旬に中期計画案をまとめ、7月をめどに秋葉忠利市長の認可を受ける予定でいる。

 平和学については、平和研と大学院が連携してカリキュラムを確立し、学位(修士・博士)を授与▽留学生にも魅力ある授業とするため英語による講義を充実―などを目指す。平和研によると、中国地方には現在、平和学の学位が取得できる大学はない。

1574荷主研究者:2010/01/12(火) 23:07:36

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100108/CK2010010802000031.html
2010年1月8日 中日新聞
修文大が一宮駅前進出断念 学生の街作れず「残念」の声

 一宮市が2012年度の完成を目指しているJR尾張一宮駅前ビルの建設計画で、修文大(同市日光町)を運営する学校法人一宮女学園が隣地への新校舎建設を断念したことが7日明らかになった。学生たちが集まることで、市街地活性化への相乗効果が期待されていただけに、市内では「残念だ」と失望する声が聞かれた。 (藤原啓嗣)

 「何百人もの学生が来てくれる施設として期待していた。少子化や金融不況などの状況を考えると、やむを得ない」。建設断念の方針を一宮女学園から聞かされていた谷一夫市長は7日、淡々とした表情で話し、今回の決定に理解を示した。

 一宮商工会議所の幹部は「本町商店街、市役所新庁舎、真清田神社、駅前ビルは活性化の要。そこに大学が来てくれると、若い人をもっと呼び込めると思ったのだが…」と寂しがる。

 本町商店街の男性店主は「大学が消え、図書館など公共施設だけとなったビルで、どれほどの利用者を見込めるのか」と冷ややかな反応。「計画を着実に進めてほしい」と市に注文した。

 当初の計画では、JR尾張一宮駅前の駐車場など4300平方メートルを市がJR東海から借り、図書館や市民活動支援センターなどの入った7階建てビルを公共公益施設棟として建設する。10年度に着工予定。一宮女学園はビル南側に民間施設棟として、08年に開学した修文大の新校舎を建てる意向だった。

 現在、市は公共公益施設棟の実施設計を進めており、3月末までにまとめる。谷市長は「大学の進出断念によるビル計画への影響は小さい」と、大幅な見直しはしない考えを示した。修文大に代わる民間施設棟の予定地については今後、JR東海などと協議する。

1575荷主研究者:2010/01/12(火) 23:25:07

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100109/CK2010010802000246.html
2010年1月9日 中日新聞
静岡TLOが3月で休止 補助金が減り財務悪化

 大学などの研究成果を特許として権利化し、企業の製品開発に役立てるための静岡県内の組織「静岡TLO」が、2010年3月で業務を休止することが分かった。補助金が減り財務内容が悪化しているほか、各大学が知的財産を取り扱う部署を設置し、TLOに依存しなくなったことなどが背景にある。

 TLOはTechnology Licensing Organizationの略称で、「技術移転機関」と呼ばれる。

 大学側から研究成果を特許化する権利を譲り受け、成果を利活用する権利を企業側に与えて収益を生み出す。特許申請の知識が豊富でない研究者と、優れた研究成果をビジネスに生かしたい企業を結び付ける手法として、1998年に法制化された。

 静岡TLOは2002年、静岡大の同窓会が母体となった「浜松科学技術研究振興会」が組織し、静岡大、浜松医科大、県立大などの9つの研究機関が参加した。

 09年10月までの特許出願件数は136件、企業が特許を事業化することで得られる実施料収入(ロイヤルティー)は4800万円に達している。

 しかしこの間、静岡TLOを取り巻く環境は大きく変化した。

 国公立大が04年度に法人化されてから、特許権を大学が持つことが可能になり、優れた研究を“囲い込む”傾向が強まった。

 この結果、03年度に38件に達した静岡TLOの特許出願件数は年々減少。09年度には3件にとどまった。

 さらに経済産業省の補助金が設立5年を機に大幅に減額され、収支は赤字に転落するようになった。

 特許権などの無形財産は2000万円程度あるが、08年度には累積損失が460万円に。外国特許を申請するための諸費用が重くのしかかっている。

 こうしたことから静岡TLOを運営する浜松科学技術研究振興会は、TLO事業を09年度末で終了することを決め09年12月、文部科学省と経産省に意向を伝えたという。

 振興会の森田信義常務理事は「国公立大が法人化された今、それぞれが特許を取ろうとするのは当然の流れ。TLOの役割は終わりつつある」と話している。

1576荷主研究者:2010/01/12(火) 23:28:13

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100112104.htm
2010年1月12日02時26分 北國新聞
植物図の達人 金大・梅林助手 国内大学で唯一の専門家 葉脈まで精緻に

顕微鏡をのぞいて植物を描く梅林さん=金大

 金大に国内の大学でただ一人の「図工」がいるそうだ。図画工作ではなく、「図」の職人である。描くのは植物の図で、よくある植物画とは似て非なるものだという。その植物図工、梅林正芳さん(59)を訪ねて角間の金大研究室に入ると、精緻(せいち)を極める無数の植物図があった。

 梅林さんは金大理工学域自然システム学系の助手。愛知県出身で名城大農学部農学科を卒業後、植物分類学の研究者を志して京大大学院の門をたたいた。入学はかなわなかったが、論文につけた植物のスケッチが教授の目に止まった。「植物図工を探している出版社がある。やってみんか」。植物図工人生が始まった。

 植物図は、いわゆる植物画とは違うそうだ。欠かせないのが顕微鏡。1ミリを10センチに拡大し、葉脈や根毛の一本一本をしっかりととらえて描く。研究者が伝えたい情報を際立たせるため、本来の姿を強調したり省略したり。写真にはない利点がある。

 植物図工の道に入った梅林さんだったが、はじめは「この草はブリキでできているのか」などと編集者から駄目を出されてばかり。それでも描くしかなかった。

 転機が訪れたのは1992(平成4)年。金大で植物の根の図説を製作していた清水建美名誉教授からお呼びが掛かった。梅林さんは金大に入り、学生に植物の描き方を教える傍ら、全国から舞い込んでくる仕事をこなしてきた。

 大学の植物図工は、どうして梅林さんだけになったのか。日本植物分類学会の戸部博会長(京大大学院教授)によると、1970年代まで、植物分類学の講義では植物図が必ずといっていいほど使われ、こうした講義のある大学には図工がいた。しかし、一枚の絵は簡単に複製、転用できるようになり、図工が新たに描く機会は減った。

 梅林さんは残った。戸部会長が言うには「研究者の狙いをくみ取り、微細な構造をとらえた図を描く。誰にもまねできない」。梅林さんの技は、日本の植物分類学には欠かせないのだ。

 梅林さんが退官する5年後には日本の大学から植物図工が姿を消すことになるが、技は金沢に残る。梅林さんは3年前から金沢市西町の金大サテライト・プラザで植物図の教室を開き、約20人の生徒に技を伝えている。植物図工としての実績と、こうした活動が認められ、昨年12月には松下幸之助花の万博記念奨励賞受賞が決まった。

 「よく観察すると、見えなかったものが見えてくる。きっと植物に興味が持てる。その楽しさを伝えたい。器用じゃないから、これしかできない」。ミクロを描く達人の仕事は、まだまだ続きそうだ。(林あゆみ)

1577ももだぬき:2010/01/14(木) 15:40:45
毎日新聞夕刊によると、都教育委員会は土曜日の授業を月2回を限度に容認する方針。これで休日削減決定かな…?。

1579とはずがたり:2010/01/17(日) 14:29:36
衆院選の時の特集記事

細る家計に心の負担 重い学費 '09/8/15
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081501.html

 ▽頼みの奨学金、未返済が増加

 アルバイトを始めて2年半になる。スーパーのレジ係。授業がある日は4時間、休日は8時間働く。立ちっぱなしの仕事が終わると足がパンパンに張る。

 広島市内の私立大学4年の女性(22)。1年の時から年90万円の学費の半分をバイトで賄ってきた。最初は生活雑貨店員、その後がレジ係。父は自動車部品メーカーで働く。母はパート勤め。姉と進学を控える妹と弟の6人家族。両親の負担を何とか減らしたかった。

 学費の半分は日本学生支援機構の奨学金を借りた。社会人になってから返済をする。金融機関の内定をもらえたから、何とか返していけそうだという。

 「よう頑張ったと思います」と、女性の父(46)は話す。世界同時不況の荒波をもろに受け、昨冬のボーナスはゼロ。少しは期待した夏のボーナスも結局、出なかった。住宅ローンも抱え、不安が膨らむ中、娘の頑張りに励まされたという。

 ▽3人に1人利用

 親世代の雇用形態の変化とともに、同機構の奨学金利用者は急増している。2007年度は約104万人と03年度の1・2倍に拡大。大学生の3人に1人が利用している計算だ。未回収も増え、07年度分では要返済額3175億円のうち、2割に当たる660億円が未返済だ。03年度分の1・5倍になった。

 返済できない理由を聞いた調査(07年末)では「所得が低い」「親の債務を肩代わりしている」「無職・失業」などが並んだ。

 学費などの教育費は年々、家計の重荷になっている。日本政策金融公庫が08年、同公庫の「国の教育ローン」を利用する約2750世帯を対象にした調査によると、平均年収は約620万円。年収に対する在学費用は平均約34%と収入の3分の1を占める。

 ▽教育格差解消を

 「奨学金がないと学べないのは疑問。学資負担を軽くし、経済格差が教育格差につながる負の連鎖を断ち切ってほしい」。広島大4年の青山睦紀さん(22)は教育予算の拡充を訴える。

 親を亡くした学生に奨学金を貸し出す「あしなが育英会」の奨学生。高校1年の時、父をがんで亡くした。母が働き始めたが子ども4人を食べさせるだけで精いっぱいだった。

 東広島市内で一人暮らし。年間授業料約50万円は大学の制度を利用して全額免除だが、奨学金とバイトで月8万円の生活費を工面する。

 青山さんは奨学生の会合で、経済的事情から進学を断念しかけている多くの高校生を見てきた。「貧しいからと大学進学をあきらめるような社会であってはならない。子どもの責任じゃないんだから」。将来は高校教師になって、1人でも多くの生徒の背中を押そうと心に決めている。(木ノ元陽子、境信重)

【写真説明】夏休みもアルバイトの合間に大学に通う女性(左)。「残り少ない学生生活。大切に過ごしたい」(撮影・高橋洋史)

1580荷主研究者:2010/01/20(水) 23:13:00

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201001160036.html
'10/1/16 中国新聞
広島大が研究資金調達へ組織
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 広島大は、学内の有望な研究を掘り起こし、外部資金を調達する「競争的資金獲得戦略室」を設置した。浅原利正学長が15日、広島市南区の霞キャンパスで開いた記者会見で発表した。運営費交付金の削減などで財政が厳しくなる中、全学的な態勢で国の公募事業の採択などを目指す。

 学内で埋もれていた研究を特色ごとに再分類化し、省庁や他大学からの情報収集や分析に基づいて資金獲得のプロジェクトとして練り直す。学長直属の組織として学部や大学院研究科間の連携も進め、公募につなげる。1月1日付で東広島キャンパス(東広島市)内に設置。室長に理学研究科の相田美砂子教授が就いた。ほかに職員2人を置く。

 国の公募事業は、理系の研究分野が大半を占めていたが、近年は産学連携や教育の分野にも広がっている。他大学との資金争奪戦を勝ち抜くには、学内で知られていなかった研究をいかに開花させるかが重要と判断した。

1581とはずがたり:2010/01/22(金) 13:28:38

東大、新型インフル理由の追試せず
http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY201001220213.html
2010年1月22日12時24分

 東京大学は新型インフルエンザで一般入試を欠席した受験生に追試験を実施しない方針を22日発表した。昨年11月末以降は患者数が減少傾向で、大学入試センター試験のインフル感染による追試験の受験許可人数も志願者全体の0.07%。「受験機会は前期・後期日程で確保する。追試験は公平性確保の点で懸念がある」と判断したという。

 国立大学協会は昨秋、新型インフルで欠席した受験生の受験機会を最大限確保する方針を示したが、この中にある「通常の入試実施体制では受験機会の確保が困難と認められる場合」との条件に該当しないと東大は判断した。

 他大学の追試験予定は、中央大2月27日▽立教大2月28日▽法政大3月2日▽明治大3月4日▽京都大3月4、5日▽大阪大3月3、18日。

1582とはずがたり:2010/01/22(金) 18:04:27
>竜ケ崎第一(龍ケ崎市)に医学・難関理工系進学コースを設けることなどを盛り込んだ。 (高橋淳)
予備校みたいだな。。

日立一、総和を中高一貫に 県立高の再編計画 緑岡と竜ケ崎一に医学コース
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100122/CK2010012202000094.html?ref=rank
2010年1月22日

 県立高校の再編を進めている県教育委員会は二十一日、二〇一一年度から三年間の再編計画を発表した。一二年度から日立第一(日立市)、一三年度から総和(古河市)を中高一貫校とすることや、緑岡(水戸市)と竜ケ崎第一(龍ケ崎市)に医学・難関理工系進学コースを設けることなどを盛り込んだ。 (高橋淳)

 日立第一は県内初の併設型中高一貫校で、別の中学校からも高校に入学することができる。高校は単位制とした上で、普通科のほかにサイエンス科を新設、将来の医療、科学技術を担う人材の育成を目指す。併設型には、高校入学時に新たな生徒が入ってくることで「六年間の中だるみを防ぐ」(鈴木欣一教育長)効果が期待できるという。

 総和は並木(つくば市)に次いで二校目の県立中等教育学校。古河市は隣接する埼玉県など県外の高校への進学者が多く、県内に引き留めるため、地元から一貫校の設置を求める声が上がっていた。

 緑岡と竜ケ崎第一の医学・難関理工系進学コースの新設は一一年度から。普通科や理数科の生徒のうち、優秀な二年生を選抜する。研究機関や医療機関との連携による体験実習や進学セミナーの実施を想定している。

 このほか、茨城東(茨城町)には一一年度から単位制を導入し、少人数指導などを通じて基礎学力の定着を図る。笠間(笠間市)は一三年度から、普通科四学級のうち一学級をメディア芸術科に改編する。

 少子化に伴い学校の統合も進める。一〇年度時点の九十九校を二〇年度までに十一校前後減らす方針。対象校など詳細は今年五月ごろに決める。

1583チバQ:2010/01/22(金) 21:45:10
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100122-OYT8T00237.htm
ホテル、旅行会社 受験後押し
会場までバス送迎、学習相談に対応
 大学受験シーズンが到来し、都内のホテルや旅行会社では、受験生向けに様々なサービスを提供している。不況でビジネス客が低迷しているだけに、各社は知恵を絞っている。

 京王プラザホテル(東京都新宿区)は2月いっぱい、隣接する工学院大学の図書館を利用できる特典のついたプランを販売する。書籍や資料を利用し、集中して勉強できる。一足早く大学の雰囲気を味わえるという。料金は1室1人朝食付き1万8500円から。

 フォーシーズンズホテル椿山荘(同文京区)では3月18日まで、都内の地理に不案内な受験生のため、受験会場が山手線内の場合、タクシーで送り届けるサービスを行う。会場が山手線の外側の場合、同線内の希望の駅まで送り届ける。料金は同3万2200円から。このほか、セントラルホテル八王子(同八王子市)でも2月末まで、八王子市内の主要13大学へバスで送迎する。料金はシングル朝食付き6500円。

 品川プリンスホテル(同港区)は、合格後も繰り返し利用してもらおうと、受験生プランの利用者が住居探しなどで再度宿泊する際、料金を割り引く。専用ホームページのアドレスから申し込むと、朝食付き1室1人利用が3200円安い8500円となる。

 旅行会社も受験生用にパックを用意している。日本旅行では、宿泊した受験生の学習相談に応じる「受験生フォローパック」をオプション(500円)で付ける。日曜祝日を除く2月27日まで24時間、予備校講師などがメールやファクスなどで、英数国3教科の質問に応じる。何度でも利用できる。

 ほかにも多くのホテルで、インフルエンザ予防の加湿器や電気スタンドなどの貸し出しを行っている。日本旅行は「受験会場に近いホテルを勧めているが、迷ったら旅行会社やホテルの担当者に遠慮せずに相談してほしい」と話している。


 大学入試特集は、こちらから(http://nyushi.yomiuri.co.jp/

(2010年1月22日 読売新聞)

1584荷主研究者:2010/01/24(日) 16:25:50

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720100120eaae.html
2010年01月20日 日刊工業新聞
京大と産総研、連携協定を締結−環境・エネで協力拡大

 京都大学と産業技術総合研究所は19日、連携協定を締結したと発表した。蓄電池、燃料電池、太陽電池、省エネルギーデバイスなどの環境・エネルギーと、医工融合の共同研究を含む研究協力が柱。そのほか国際・産学官連携や人材育成でも協力を進める。

 京大と産総研は環境・エネルギーの次世代自動車用蓄電システムや、革新型蓄電池で共同研究をしている。

 そのためこの分野の協力を拡大。蓄電池(リチウムイオン電池、高性能蓄電デバイス)、燃料電池(直接型、アルカリタイプ)、太陽電池・太陽エネルギー有効利用、クリーンエネルギーシステム最適化などをともに手がける。

 関連部署として京大は工学研究科、エネルギー理工学研究所、産総研はユビキタスエネルギー研究部門、太陽光発電研究センターなどが中心になる。

1586ももだぬき:2010/01/24(日) 21:03:46
小学校1年生の入学式は大船渡市三陸地区に倣って4月1日にすべき。翌日から土日以外3週間は3コマで給食なし。学校に慣れさせる秘策。

1587とはずがたり:2010/01/25(月) 17:32:28
>>1586
そんなことしてるんですねぇ〜。
効果出てるんでしょうか。

1588ももだぬき:2010/01/25(月) 17:38:07
書き込みミスごめんなさい。秘策は私の持論です。

1589とはずがたり:2010/01/25(月) 17:45:46
三陸地区で4/1入学しているという部分は本当なんですかね?

1590とはずがたり:2010/01/27(水) 13:33:05
推薦入試、県立高普通1倍割れ 私立は716人、出願締め切る
(1月21日午前7時42分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9651

 福井県立高と私立6高の2010年度推薦入試と、連携型中高一貫教育校入学者選抜の願書受け付けが20日、締め切られた。県立推薦の出願者は普通科154人、専門学科984人となり、それぞれ倍率は昨年に続き1倍を下回った。私立の推薦入試は計716人が出願した。

 県立推薦は同日、体育・芸術を対象にした普通科(推薦枠177人)に新たに2人が出願。倍率は前年比0・13ポイント上がり0・87倍となった。専門学科(同1009人)は前日より2人増え、倍率は同0・01ポイント上がり0・98倍。丹南の総合学科(同83人)は1人が新たに出願して72人となった。県立の推薦出願合計は1210人となった。

 普通科で1倍を超えた学校はなく、推薦枠と同数が出願したのは丸岡、三国、鯖江。丹生のオーケストラ男女には出願がなかった。

 専門学科で最も倍率が高いのは若狭理数科の1・90倍で、福井商商業科1・73倍、同国際経済科1・65倍と続いた。16校27学科で1倍を超え、大野東の4学科と福井商会計科が出願と推薦枠が同数だった。

 中高一貫教育校入学者選抜(金津、丹生、美方、武生池田)に新たな願書提出はなく、出願者は128人となった。

 私立は前日より全体で46人増えた。全日制の出願者は北陸125人(前日比6人増)、仁愛女子139人、福工大福井174人(同35人増)、啓新137人、敦賀気比49人(同5人増)。昼間定時制私立の福井南は92人で変わらなかった。

 選考はいずれも27日に行われ、29日に中学校長あてに合否を通知する。

1592とはずがたり:2010/01/31(日) 16:48:30
>>1591
後輩が,応募する?無理やろ。と云う会話を交わしてたなー。
経済はおらんのか?

Kyoto Shimbun 2010年1月27日(水)
京大「白眉プロジェクト」18人内定
世界的研究へ若手を支援
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010012700221&genre=G1&area=K00

 京都大は27日、次世代を担う若手研究者の支援のため、最長5年間雇用して自由な研究環境を提供する「白眉(はくび)プロジェクト」の初の採用者18人を内定したと発表した。

 36の国や地域から計588人の応募があり、32・7倍の難関を突破した「白眉」が来年度から世界をリードする研究をスタートさせる。

 白眉プロジェクトでは、博士学位を取得した研究者を毎年約20人ずつ雇用し、最大で研究費を年間400万円、給与を月額65万円支給する。学内外の有識者でつくる「伯楽会議」や松本紘総長が面接して選考した。

 内定者の平均年齢は32・8歳。京大以外の研究機関の所属者は、東京大の4人をはじめ計10人で、過半数を占めた。文理別では理系が12人、文系が6人、女性は4人だった。

 研究課題は「磁場中超伝導状態における磁気揺らぎの効果の理論的研究」や「古典インド聖典解釈学派による音声の永遠性論証の研究」など多彩。今後、各研究者が互いの研究内容を伝え合う会合なども検討する。
 内定者に15分の英語面接を行った松本総長は「大変立派な若手ばかり。プライドを持って研究に励んでくれると信じている。日本や世界に貢献する研究者としてのベースを築いてほしい」と話す。

1593ももだぬき:2010/02/04(木) 08:10:15
2月は首都圏の公立高校の入試があります。2月下旬に都立高校や神奈川・千葉・埼玉の県立高校の入試がありますが、3月の中学3年生は何をしてるんでしょう?

1594杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/02/06(土) 00:19:47
そう言えばココ、塾とか通信制高校とか結構手がけてていたとこなんだよね。

財源不足隠し大学開設 環太平洋大の母体「創志学園」4年間新設不認可
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100205-OYT1T01359.htm?from=main6

 文部科学省は5日、財源不足を隠して環太平洋大学(岡山市)の開設認可を受けたとして、学校法人「創志学園」(神戸市)に対し、2014年度までの4年間、大学や学部などの新設を認めない措置を通知した。
 文科省によると、同学園は06年4月に同大新設を申請。その後、計画外の運動場用地を購入したが、認可を得るために必要な財源が4億4000万円不足。これを同省に届け出ていなかった。財源不足分は法人の運転資金で補っており、同省は「本来なら大学の開設が認められないケースだった」としている。

1595荷主研究者:2010/02/07(日) 01:23:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100206t15033.htm
2010年02月06日土曜日 河北新報
「学ぶ意欲」に科学の目 東北大加齢研・仙台市教委が調査

 子どもたちの学ぶ意欲を科学的に分析しようと、東北大と仙台市教育委員会が共同で大規模な研究プロジェクトに乗り出す。「脳トレ」で知られる川島隆太同大加齢医学研究所教授を中心に、市内の小中学生らを対象に約3年間にわたって、脳の働きなどさまざまな調査を実施する。「学習意欲」に関する科学的な研究は過去に例がなく、市教委は分析結果を教育施策に反映させたい考えだ。

 加齢研と市教委は19日、研究や人材交流に関する協定書を締結する。加齢研が自治体の教育委員会と提携するのは初めて。川島教授のほか、生命科学、心理学など学部を超えて研究者が集まり、市教委職員、教諭らとともにプロジェクト委員会を発足させる。

 初段階は、2010年度の新規事業として、すべての小中学校で4月に実施する市標準学力検査に併せて、学習状況調査を実施し、学習意欲に関する質問をする。

 授業に影響を及ぼさない範囲で、脳の活動などを計測する装置を使用。「どんな時に学ぶ意欲や向上心がわくか」といった、普段は目に見えない部分を医学、心理学などの手法を使って評価するという。

 具体的な研究テーマは未定だが、(1)授業についていけない子どもが増えるとされる「小4の壁」「中1ギャップ」の原因を探る(2)「結果をすぐに褒めてあげる」といった教師や親の行動がどう学習意欲に影響するかを証明する―などを想定している。

 市教委の確かな学力育成室は「基礎的な知識や応用力といった学力は、学習意欲がなくては育たない。子どもに意欲を持たせるヒントを得たい」と提携に期待する。

 川島教授は「新しい視点と方法で教育を考える挑戦的な試みだ。手探りのスタートだが、結果が出せれば仙台方式として世界に発信したい」と話している。

1596神奈川一区民:2010/02/07(日) 19:28:54
神奈川大学長に中島氏再任
2010.2.5 22:45 産経新聞  http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/100205/kng1002052245011-n1.htm

このニュースのトピックス:選挙・神奈川
 神奈川大学(横浜市)は5日、任期満了に伴う学長選挙で現職の中島三千男氏(65)が再選され、理事会で認められたと発表した。任期は4月1日から3年間。

 北九州市出身。京大卒、奈良大講師などを経て神奈川大に。専門は日本近現代思想史で、平成19年4月から現職。

1597とはずがたり:2010/02/07(日) 21:11:35

塾が中学の願書出し忘れ 児童2人、第1志望受けられず
http://www.asahi.com/national/update/0206/NGY201002060008.html
2010年2月6日18時27分

 名古屋市千種区に本部のある学習塾「西塾」(水野正雄代表)は6日、児童2人分の私立中学入試の願書を出し忘れる誤りあったと公表した。出願は2日に締め切られたため、2人の児童は7日にある入試を受けられないという。

 西塾は愛知、三重などで10教室を運営する中学受験専門塾。1月下旬に2児童から預かった願書を、名古屋市内の同じ私立中を受けるほかの10人の願書と一緒に郵送する予定だったが、封筒に入れ忘れた。

 試験日が近づいても児童らの自宅に受験票が届かず、保護者が私立中に問い合わせて塾側のミスが発覚。私立中は児童らの第1志望で、保護者は受験料も払い込んでいた。

 同塾には約60人の6年生が通っているという。水野代表は「塾側のミスで本当に申し訳ない。子供のためにしっかり今後の対応を考える。願書のチェック態勢も整える」と話している。

1598とはずがたり:2010/02/08(月) 19:27:21
学力テスト、我が街も受けたい 「自主参加」の希望続々(1/2ページ)
http://www.asahi.com/national/update/0208/TKY201002080117.html
2010年2月8日15時5分

 文部科学省の全国学力調査は今春から従来の全員対象を転換して約3割を抽出するサンプル調査に切り替わるが、「抽出から外れても全校で受けたい」と手を挙げる自治体が相次いでいる。文科省が「対象外の学校も希望があれば問題を無償で提供する」としているためだ。

 こうした自主参加では採点や集計作業を自治体側が自らやらねばならないが、成績向上を求める保護者の強い声を背景に、継続的に学力を検証するために「従来通り」の実施に傾いているとみられる。

 県内の全市町村で「希望する」というのは福岡県だ。「抽出調査の参加校だけで県内の学力を検証するのは不十分だ」という。鳥取県も「求めているのは個々の学校、生徒の課題を見つけるためのデータで、全員調査でこそ意味がある」とし、県内の市町村に「ぜひ希望して」と呼びかける。両県とも、採点や集計の費用を県の予算に盛り込む考えだ。

 大阪市も「予算は未定だが、全校で参加したい」と利用を決めた。学力向上プランの基準の一つが全国学力調査だったからだ。

 過去の学力調査で上位の常連になっている福井県も「なるべく希望を」と県内に呼びかけ、全小中学校が希望して参加することに。採点作業は各市町や学校に委ねるが、集計、分析のためのソフトを県教委で作って配る予定だ。「国などの結果と照らし合わせてもらうため」という。

 一方で、参加を希望しない自治体もある。札幌、横浜、浜松の各市は市独自の学力調査を別途やっているため必要性が薄いという考えだ。神戸市は採点、集計などの負担がネックで希望しないという。

 東京都は2千近い公立小中学校の意向を聞いたが、希望するという回答は小学校で54%、中学校では53%にとどまったという。都教育委員会としては予算措置が間に合わず、採点や集計を業者に委託できないといい、「現場の先生に統一した採点や分析を求めるのは厳しい。できればお願いします、としか言えない」という。

 お茶の水女子大学の耳塚寛明教授(教育社会学)は「記述式問題は採点で迷うことが多く、学校の先生に任せると相当な負担増になる。採点基準を明確にし、統一性をとらないと信頼できる比較はできない」と話す。(中村真理子、井上秀樹、上野創)

     ◇

 〈全国学力調査〉 小6と中3に毎年4月、国語と算数・数学の2教科で実施するもので、2007年度に始まった。3回目の09年4月は約234万5千人が受けた。文科省は「教育委員会や学校が、全国との関係で自らの教育施策の問題を把握するため」としてきたが、「50億円以上の巨費を投じて全員を調べる必要があるのか」「地域や学校の点数競争になっている」との批判があり、政権交代によって抽出方式に転換することが決まった。

1599チバQ:2010/02/08(月) 19:35:00
>>1593
自分の経験を言うと、合格者同士 ひたすら遊んでました。
渋谷だの鼠園だの。
溜まった鬱憤晴らしって感じでした。

1600とはずがたり:2010/02/09(火) 00:15:23

国立大13校がインフル追試を見送り 流行下火で特別扱い避ける
2010.2.8 22:32
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100208/edc1002082233000-n1.htm

 新型インフルエンザの流行が下火になっている影響で、国立大学全82校のうち東大など13校が感染者救済のための追試験実施を見送ったことが8日、分かった。私立も早稲田大が今月5日に見送りを発表している。最大5万人の追試に備えた1月の大学入試センター試験でも、インフルとみられる症状で追試を許可されたのは509人に過ぎず、受験の現場で新型インフルの“特別扱い”を避ける判断が広がっているようだ。

「公平性」懸念

 文部科学省によると、追試の実施を見送った国立大は、北海道▽埼玉▽東京▽東京農工▽東京芸術▽東京工業▽一橋▽横浜国立▽山梨▽岐阜▽名古屋▽三重▽九州−の13校。東京外語だけが対応を公表していないが、12月時点で「受験機会の確保措置を講じる」と表明。他の68校は最低1つの学部で追試を実施する。

 公立大は76校のうち9校が追試を見送っている。

 見送りの理由として、東大や早大などは(1)患者数が減少傾向(2)センター試験でインフルを理由とする追試験受験許可者数が少なかった(3)ワクチン接種が容易になり、自主的予防が可能−などを挙げており、「追試は公平性確保の点で懸念があり、総合的に判断した」(東大)としている。

 文科省は昨年10月、新型インフルへの対応方針として、各大学に追試などの救済措置を求めた。国立大学協会も2次試験で何らかの救済策を各大学が行うことで合意していた。

問題7万部印刷も…

 センター試験では、大学入試センターが全受験者の1割の「5万人」が追試験を受ける事態を想定して準備。例年は2カ所の追試験会場を、今年は69カ所で確保。問題用紙も「人数判明後では間に合わない」として7万5千部印刷した。

 しかし、実際の受験許可者数は100分の1の509人。48会場で予定通り追試を行ったが、受験者が10人以下の会場も目立ち、鳥取と島根の両県では1人だけ。大量に刷った問題の大半は廃棄される見通しだ。

 同センターは想定した大流行がなかったことを受け、「(追試受験者が)大変少ない人数で収まってほっとしている」とコメントしている。

1601とはずがたり:2010/02/09(火) 04:14:23

もう閉鎖すべきでしょう。

姫路独協大の法科大学院、入学者ゼロの可能性
http://www.asahi.com/national/update/0208/TKY201002080387.html
2010年2月9日3時0分

 姫路独協大(兵庫県姫路市)法科大学院が先月末に行った2010年度入試で、合格者がいなかったことが分かった。再募集をしない限り、入学者ゼロという異例の事態で新年度を迎えることになる。大学院の経営環境は厳しくなり、学内では、11年度以降の募集停止についても議論が出ている。

 法科大学院をめぐっては、乱立による「質の低下」が指摘されており、文部科学省は事実上、統合や再編を促す指導を強めている。中央教育審議会(文科相の諮問機関)の特別委員会も昨春、新司法試験の実績で低迷が続く大学院に「抜本的見直し」を求め、実質的に廃止も含めた検討を迫っていた。仮に姫路独協大が募集停止を決めれば、04年度の法科大学院制度開始以来、初の撤退校となる。

 同大の入試は1月30、31日にあり、今月5日に合格発表があった。志願者は3人だったが、合格者はいなかった。

 同大はこれまで、5月ごろに入試要項を公表し、秋に1次募集、年明けに2次募集の試験を実施していた。だが、志願者が減ったこともあり、今回は1月末の1回のみという対応を取った。

 再募集の可能性について吉崎暢洋・法務研究科長は「やるかやらないかも含め検討中」としているが、学内関係者は「仮に実施しても、入学者確保の見込みは薄い」と話す。今後の撤退について、吉崎研究科長は「(するかしないか)両面から検討中。今回の試験結果も踏まえ、内外の意見を聞きながら判断する」としている。

 04年度に開校。消費者法の重視や地域密着型法曹の養成を掲げてきた。しかし、新司法試験の合格者数は過去4回で計3人と、全74校中、最も少ない。入学者は07年度8人、08年度7人、今年度も全校中最少の5人だった。09年度には定員を40人から30人に削減し、10年度ではさらに20人に減らしていた。

 第三者機関による評価でも、入試選抜や定員確保に問題があるとして「不適合」判定を受けている。先月には、中教審特別委の作業班による各校調査で、学生の質の確保などで大幅な改善が必要な14校に区分けされた。(石川智也)

1602とはずがたり:2010/02/09(火) 04:14:59

法科大学院見直しへワーキングチーム 法務、文科両省
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201002040007.html
2010年2月4日

 「質の低下」が懸念されている法科大学院を中心とした法曹養成制度の見直しを検討するため、法務省と文部科学省は両省副大臣をトップにした「ワーキングチーム」を立ち上げることを決めた。今月から議論を始め、今夏までに問題点を整理し、新たな見直し論議につなげる考えだ。

 法曹養成制度は、国の所管が法科大学院は文科省、司法試験は法務省、司法修習は最高裁と分かれている上、法曹三者と大学の利害もからみ、調整が難しい現実がある。しかし、現在のような司法試験合格率の低迷が続けば制度そのものの存続が危ぶまれるとして、両省の政務三役が連携して迅速に対応できるチームが必要と判断した。

 加藤公一・法務副大臣、鈴木寛・文科副大臣を中心に、司法試験、法科大学院を受け持つ両省の担当者、最高裁、法科大学院、検察庁、日本弁護士連合会の代表で構成。月2回程度の会合を開く。

 法科大学院の適正な配置や教育内容と、司法試験のあり方などが中心的な議題になる見通し。チームとしては新たな見直し策には踏み込まず、まずは現状の問題点について「共通認識」を持つのが狙いだ。(延与光貞)

1603荷主研究者:2010/02/11(木) 01:06:01

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_12596309027.html
2009年12月01日 10:23 大分合同新聞
大分全国1位 人口10万人当たりの留学生

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/education/2009_125963090085.jpg

 人口10万人に対する留学生の数が大分県は339・8人となり、東京都(329・4人)を抜いて初めて全国1位になった。定員の半分近くを留学生が占める立命館アジア太平洋大学(APU・別府市)の存在が大きいが、物価など学生の暮らしやすさも「全国一の留学生県」になった要因のようだ。

 数値は県が人口、在留外国人の全国統計の最新データを基にAPUの開学4年目の2004年度から算出している。人口(昨年10月1日現在)は120万人で、留学生数(昨年12月末現在、留学生ビザによる在留)は4077人だった。

 昨年度は327・7人で全国2位(1位の東京都は337・1人)。04年度以降ずっと東京都に次ぐ2位だった。

 留学生が増える要因について、県国際交流室はAPUのほかに▽比較的物価が安い▽アパートなどを共同で借りるルームシェアが普及しており住宅費が抑えられる▽県独自の給付型奨学金がある―など「暮らしやすく学業に専念できる環境が人気につながっているのでは」と分析する。

 坂本秀文室長は地域にとって留学生が増える意義を「学業以外にも盛んに地域の活動に出ているので、県民は日々の暮らしの中でさまざまな国の文化や考え方に接することができる。イベントへの参加は若者が減った地域にも活気を与えている」と説明している。

 留学生の割合は大分、東京が飛び抜けており、3位以下は▽京都府 177・7人▽福岡県 154・4人▽大阪府 142・6人▽石川県 128・9人▽岡山県 119・3人―の順。最新の集計(今年11月1日現在)による県内の留学生数は4160人。

1604とはずがたり:2010/02/11(木) 19:33:36

小学校教員採用試験で連携 本県と東京、協定締結
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100211f

 教員の採用枠が広がらず高倍率となっている本県と、団塊世代の大量退職により教員の人材難に直面している東京都の両教育委員会は10日、小学校教員の採用試験で連携する協定を結んだ。

 2011年度の採用試験から、本県の1次試験で一定の基準を満たした受験者に都の1次試験を免除するほか、都で採用された場合、5年程度勤務した後に本県で採用する枠を設けるなどの内容。本県の受験者のチャンスが広がる一方、人材難に悩む都も教員を確保できる利点がある。連携による都の採用は5人程度になる見込み。
(2010/02/11 10:35 更新)

1605チバQ:2010/02/13(土) 01:02:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2010021102000067.html
『就職に有利』強引に勧誘 大学生ターゲット 自己啓発講座、英会話…高額契約
2010年2月11日

 大学生の就職難が深刻化する中、「就職に有利」をうたい文句に、学生が英会話教室や自己啓発セミナーなどに強引に勧誘され、トラブルになるケースが増えている。中には、入会した大学生に新規会員勧誘を競わせる業者もあり、国民生活センターが注意を呼び掛けている。 (安藤明夫)

 「思い出すのもつらい体験です」と、東京の私立大四年の美紀さん(22)=仮名=は振り返る。昨冬、先輩の女子大生から食事に誘われた。就職活動について話すうち「尊敬できる人がいる。勉強になるので紹介したい」と勧められた。

 後日、メールで指定された場所に出掛けると、学生や若い社会人を対象に自己啓発セミナーを開催している会社だった。個室で、スタッフの女性と先輩から「就職のために自分の力を磨こう」と約一時間半にわたって、入会を勧誘された。ためらったが「二十歳を過ぎたら自分で決めなきゃ」と言われ、その場で契約した。

 このスタッフの担当する班には十数人の大学生がいて、クラブ活動のような雰囲気。合宿形式のセミナーもあって、徹夜で大声を出したりするうちに、仲間意識が高まった。頻繁に事務所に通うようになると「自分を磨くステップ」として友達の勧誘を指示された。電話で食事に誘って、脈ありなら事務所に連れてくる、という手順を教わり、「嫌だな」と思ったが、班内の獲得競争に負けたくないと、数人に声をかけた。心配した両親や恋人に説得されて、悩んだ末に退会を決意。誘った友人にも謝罪した。

 在籍した半年ほどの間に、入会金、毎月の会費、合宿費用などで出費は約二十万円。就職が決まった今は「得られたものは何もなかった。世間知らずだった」と反省する。

      ◇      

 国民生活センターの調べでは、就活中の大学生を対象にした勧誘トラブルは、二〇〇四年度以降、千四十四件の相談が各地の消費生活センターに寄せられている。その数は年々増加、〇九年度も昨年九月末現在で前年度同期を上回っている=グラフ。

 相談の内訳は、英会話教室など六百二十二件(59・6%)、資格講座九十五件(9・1%)、自己啓発セミナーなどの精神修養講座九十五件(同)、パソコン教室五十八件(5・6%)など。

 会社説明会の帰りに呼び止められた愛知県の男子大学生(21)は、アンケートに答えたら、電話で「就職に役立つ話が聞ける」と勧められた。個室で長時間説得され、六十万円近い英会話学校の契約をした。神奈川県の女子大学生(22)も、会社説明会で知り合った大学生に「自分を高め、やる気が出て、お金もうけもできる」と自己啓発セミナーに誘われた。断っても何度もメールが来る。

 同センターが問題点に挙げるのは、「就職活動で困っていることは」などアンケートへの回答を求め、連絡先を記入させる▽勧誘目的を隠して「就職に役立つ話が聞ける」などと呼び出す▽個室で長時間、勧誘する▽「このままでは就職がうまくいかない」「なぜ親に相談するのか」などと強引に契約させる▽大学生にとって高額な契約が多く、数年にわたるクレジットを結ばせている−など。

 悪徳商法被害者対策委員会(東京)の堺次夫会長は「大学は、社会経験の乏しい同世代の若者が多数集まるため、昔から悪質商法の標的になってきた。就職氷河期で、将来に不安を持つ学生が増え、リスクがさらに高くなっている」と話す。

1606とはずがたり:2010/02/13(土) 14:04:57

米大学で女教授が乱射、6人死傷 待遇に不満か、アラバマ州
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021301000120.html

 【ニューヨーク共同】米南部アラバマ州ハンツビルのアラバマ大学ハンツビル校で12日午後(日本時間13日午前)教員会議の最中に女の教授が銃を乱射、同僚教員3人が死亡し、3人が負傷した。うち2人は重体。女は間もなく身柄を拘束された。米メディアが大学当局者らの話として伝えた。

 ニューヨーク・タイムズ紙が地元紙の報道として伝えたところによると、拘束されたのは生物学を教えるエイミー・ビショップ容疑者。地元テレビによると、同容疑者は12日朝、終身教授の地位が認められず、午後にキャンパスで開かれた生物学科の会議に出席して発砲したとみられる。

 負傷者のうち1人は職員だった。同容疑者の夫も拘束されたが、警察当局は容疑者とはみていないという。

 報道によると、同容疑者はハーバード大出身の神経科学者で、夫と共に細胞培養の分野で業績があるという。

 大学側はウェブサイトで、12日夜はキャンパスを閉鎖し、授業を中止すると発表した。同大はアラバマ州北部にあり、学生数は約7500人。
2010/02/13 12:08 【共同通信】

1607とはずがたり:2010/02/13(土) 14:05:53
>>1606
こええなぁ。。終身教授の地位ってのはテニュアの事だな。

1609荷主研究者:2010/02/13(土) 18:34:54

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100213000027&genre=B1&area=K00
2010年02月13日(土) Kyoto Shimbun
大学の研究内容を産業界へ 京大など来月サイト開設

 京都大情報学研究科と京都高度技術研究所(ASTEM)、京都リサーチパーク(KRP)は、大学教授らの研究を産業テーマごとに集めたインターネットサイトを3月に共同開設する。京都の大学が持つ幅広い知見を産業界に発信し、産学連携の促進を図る。

 大学などの多岐にわたる研究内容をテーマで分類し、関連の技術要素を探しやすくする。外部から見えにくい研究動向を分野別に「事業のシーズ(種)」として紹介し、企業と大学の共同開発につなげる。サイトは「バーチャルラボ」と名付け、新たな産学連携支援モデルの確立を目指す。

 第1弾は「環境とコンピューティング」、「文化とコンピューティング」の2分野のサイトをASTEMホームページ内に設ける。代表の研究者がそれぞれのテーマで専門的な知識や技術を持つ研究者を選び、最新研究の内容や成果をまとめて掲載する。海外向けに英語版も立ち上げる。

 環境分野は、次世代の情報通信技術で機器を省電力化する研究などに取り組む京都、東京、神戸の3大学の教授5人を紹介する。

 文化ではコンピューターの言語習得や文化財のデジタル保存を進める京大などの7人の研究を発信する。今後、IT分野などで新たな技術の登場に応じて順次サイトを立ち上げる。

 京大情報学研究科の石田亨教授は「あちこちに散らばる事業の種をタイムリーなテーマにまとめることで、大学と企業の距離を縮め、現実の共同研究や連携に結び付けたい」と話している。

1610とはずがたり:2010/02/14(日) 12:47:59
2010年02月14日(日)
問われる「市立」の存在意義
こう着続く大月短大付属高「閉校」問題
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/02/14/4.html
存続には市民の理解不可欠

市立大月短大付属高の存続に向けては、校舎の耐震化が必要だが、財源確保の面などで課題が多い=大月市御太刀1丁目

 市立大月短大付属高の存廃問題は、「閉校やむなし」との審議会答申を石井由己雄市長が受けて1カ月以上たつが、市議会による調査特別委設置や市民の署名など存続を求める動きが巻き起こり、“こう着”している。存続派は、地元生徒にとって県立高以外の受け皿がなくなることや、地域活力の減退を懸念。一方で定員減に加え、地元入学者が4割に満たない状況で「市が高校を運営する役割は終えた」との意見もある。施設の耐震化や短大との分離移転を迫られる中、存廃の判断には、同校の役割を明確にした上で、財政負担に対し市民の理解が得られるかが鍵となりそうだ。
 「結論を先延ばしできる時間的余裕はない。私の考えはこれまで通りだ」。石井市長は3日の定例会見で年度内に方針を示す考えを重ねて強調。一方、市議会が答申に猛反発した経過から「議会が調査を始めたところなので、検討結果もみながら判断したい」と配慮もみせた。

◆迫られる耐震化
 市が方針決定を急ぐのは、関連法改正により、2015年度末までに同校校舎などの耐震化が求められたから。大学認証評価で短大施設との併用も問題視され、同年度までに分離移転も迫られている。
 審議会の試算によると、現校舎などの耐震化には約5億9千万円の費用がかかる。また一部で提案された富浜中校舎跡地を活用した場合は、現定員の1学年150人は収容できない。仮に同校廃校を選択すると、逆算して11年度までに生徒募集を打ち切らなければならないという。
 同校の台所事情をみると、1学年の定員はピーク時の1970年度の450人から3分の1に減り、授業料が主な自主財源は大幅に減少。市は年7千万円規模の運営費を負担していて、審議会は「市税収入が落ち込む中、(同校に対するこれ以上の)財源確保は困難」と指摘している。
 さらに、市内在住の生徒の入学率も85年には61・5%だったが、09年度は38・9%と大幅に低下。市外からの生徒を多く受け入れている。
 こうした実態は8日開かれた市議会調査特別委でも取り上げられ、市議が「市税で運営する高校。市民に優先権を与えるなど方策があったはずだ」とただしたのに対し、市教委は「公平性を考えると市民を優先するのは難しかった」と苦しい答弁に終始した。
 審議会答申が公になって以降、市民からは存続を求める声が噴出。6千人分の署名を集めた「大月短大付属高校再生市民連合会」の石岡博実代表は、同校の役割を「県立高に進学できない子どもに勉学の機会を与えた」と位置付けた上で、「教育貧困の格差につながる」と廃校に反対している。

◆改革が共通認識
 同窓会も「市内生徒が他地域の高校に通うのに交通費と時間が必要になる」と弊害を挙げながら、存続を求めて市に陳情。また市中心街の呉服店従業員(41)は「毎年制服約200着を商店街で受注している。収益だけでなく、街を歩く学生が減り、空洞化が加速するのでは」と不安視する。
 ただ、「存続には高校の抜本的な改革が必要」というのが立場を超えた共通認識になっている。民間による経営や新学科設立などの案が出ているが、いずれも「現実性は乏しい」(審議会)とみられている。
 県内に2校しかない市立高として存続するため、市民が納得できる“存在意義”を見いだせるか。今後、PTA関係者らと意見交換を検討している市議会調査特別委の議論の行方が注目される。

1612荷主研究者:2010/02/15(月) 01:47:22

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/151576
2010年2月10日 00:04 西日本新聞
九州大学 ネパール 研究交流へ協定 豊富な生物資源活用 食品、医薬品の開発目指す

握手を交わすネパール科学技術省のラム・ハリ・アリアル事務次官(左)と九州大の有川節夫学長=9日、福岡市東区の同大箱崎キャンパス

 九州大学とネパール政府は9日、科学技術の交流とバイオテクノロジー分野での研究連携に関する覚書を結び、福岡市東区の同大学で調印した。世界190カ国などが加入する生物多様性条約に基づいて、日本の大学が初めて外国政府と結ぶ研究交流協定。ネパールの豊富な生物資源を保全・活用して、同国の科学技術振興や九大の研究進展を目指す。

 国内の標高差が8千メートルを超すネパールは、ヒマラヤに代表される高山地域から南部の亜熱帯地域まで気候帯が広がり、さまざまな生物資源が分布することで知られる。生物多様性条約は、生物資源の持続可能な利用や遺伝資源が生み出す利益の公正な分配を目的としており、先進国が開発途上国を支援する仕組みを規定。研究者間の交流を温めてきた九大とネパールは、科学技術を介して協力関係を強める。

 両者は、ネパールのヨーグルトや漬物などの発酵食品に含まれる微生物の特定や薬用植物の機能解析を行い、同時に発酵食品や微生物のデータベース構築も進める。それらを基に、日本のバイオ、食品関連企業などと産学官連携を進め、機能性食品や医薬品の開発を目指すという。

 10月に名古屋で開かれる生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10)も、遺伝資源の適正利用を議論する予定だ。九大の安浦寛人副学長は「海外の生物資源にどうアクセスし、その利益を配分するのか、モデルケースを築きたい」と話した。

=2010/02/10付 西日本新聞朝刊=

1613ももだぬき:2010/02/19(金) 06:21:47
毎日新聞の社説には土曜日の学校問題とありますが、夏休み・冬休み・春休みの短縮が一番。東京なら冬休みや春休みの短縮。あと小中学校の卒業式をもっと遅らせるべき。中学校で3月23日、小学校で3月25日かな。

1614チバQ:2010/02/20(土) 11:47:49
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100220/CK2010022002000150.html
《経済》 県内新卒者 深刻な就職難に危機感 『とにかく内定欲しい』
2010年2月20日

就職ガイダンスで企業の担当者から説明を受ける就職希望者=浜松市中区で


 景気回復の遅れから、今春卒業予定の学生の就職内定率が大幅に低下し、2000年前後の「就職氷河期」再来の様相を見せている。静岡労働局や静岡県は県内の主要経済団体などに3度にわたって積極採用を要請したが、深刻な雇用情勢の視界は晴れず、新卒者に大量の未内定者が出る懸念が広がっている。

 「業種にはこだわらない。とにかく内定が欲しい」−。浜松市内で19日に開かれた就職ガイダンス。相談に訪れた市内の短大に通う男子学生(19)は、昨年春から就職活動を始めたが、1社の内定ももらえないまま卒業が3月に迫る。「このまま内定がもらえなければ、アルバイトをしながら就職に有利な資格を取ろうと思います」とうなだれた。

 静岡労働局によると、昨年末現在で県内の大学生の就職内定率は前年同期を11・5ポイントも下回る過去最低の61・0%。未内定者は2456人に上る。短大生は41・0%で5・7ポイント減。643人が未内定だ。高校生は9・4ポイント減の80・6%で1253人に内定が出ていない。

 学生らの就職を支援するNPO法人日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会(本部・東京都世田谷区)の長崎一朗・静岡支部長は「雇用情勢の厳しさは就職氷河期に匹敵する。こうした状況はしばらく続くのでは…」と指摘。大学なども緊急の就職支援策を講じたが「内定に至らず、どうしたらいいか分からないといった相談も多い」という。

 県内の有効求人倍率も昨年2月以降、全国平均を下回ったまま。景気に回復の兆しが見え始めたといわれる昨年12月も0・41倍にとどまっている。基幹産業の製造業が打撃を受けた県西部の倍率は0・36倍で、中・東部と比べても最低水準だ。地域別に見れば、磐田が0・30倍、浜松が0・38倍と深刻な数字が並ぶ。

 今春の新卒予定者については、スズキやヤマハ発動機など大手が採用を極力抑える一方、中小企業も即戦力となる経験者を求める動きが目立っている。関係者は「景気は持ち直しつつあるが、先行きに不安要素が残り、採用を絞り込む状況が続いている」と説明する。

 労働局と県などは未内定の新卒者を対象に3月、浜松、静岡、沼津市の3会場で就職面接会を計画。この時期の開催は異例で、担当者は1社でも多く参加してほしいと企業への呼び掛けを強めている。

1615とはずがたり:2010/02/20(土) 16:18:02

小平の方を売却した方がよくね?

<職能総合大学校>厚労相が売却方針固める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100220-00000006-mai-pol
2月20日2時32分配信 毎日新聞

 長妻昭厚生労働相は19日、同省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」が雇用保険料によって運営している「職業能力開発総合大学校」(神奈川県相模原市)を売却する方針を固めた。敷地の売却益は約100億円を見込んでおり、政府の行政刷新会議が独法や公益法人を対象に4月にも始める「事業仕分け第2弾」を前に、同省独自の改革をアピールする狙いがある。分校の東京校(東京都小平市)に統合し、定員や教育課程は大幅に見直す。

 同校は全国の職業能力開発短期大学校などの指導員を養成する課程を持つが、民間に就職する卒業生が増え、自公政権の08年、政府の行政減量・効率化有識者会議が民営化か廃止を求める報告書をまとめている。昨年11月の事業仕分けでも「廃止を検討すべきだ」と指摘された。【塙和也】

最終更新:2月20日8時14分
毎日新聞

1616とはずがたり:2010/02/21(日) 11:30:24

気持ちは解るけど子供らに罪はないからねぇ。。

「無償化対象、朝鮮学校は除外を」拉致担当相、文科相に
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201002200381.html
2010年2月21日8時52分

 4月に実施予定の「高校無償化」をめぐり、中井洽・拉致問題担当相が、在日朝鮮人の生徒らが通う各地の朝鮮学校を対象から除外するよう、川端達夫文部科学相に要請していたことが政府関係者の話で分かった。拉致問題が思うように進まない状況を踏まえてのこととみられる。

 高校無償化制度では、公立で授業料をとらないようにする一方、私立高校や外国人学校を含む各種学校の生徒にも公立の授業料相当額として年約12万円を支給する方向で予算が組まれている。学校の種類で支援の有無を区別すべきでないという考えからだが、今回の「閣内異論」も踏まえ、文科省は軌道修正も検討している。

 中井氏はこれまでも、サッカーの東アジア女子選手権への北朝鮮参加に反対し、参加が見送られた経緯がある。政府関係者によると、中井氏は17日に参院議員会館で開かれた拉致問題関係政策会議でも、高校無償化について「朝鮮学校を対象としないよう求めている」などと発言したという。

 文科省内には、今後、中井氏のような意見が高まった場合、「外交ルートなどを通じ、授業内容が日本の高校と同等だと確認できること」などを支給条件とすることで朝鮮学校を除外することもあり得るという考えが浮上している。(青池学、鈴木拓也)

1617ももだぬき:2010/02/23(火) 02:59:24
公立小学校で制服はひどすぎ。

1618とはずがたり:2010/02/24(水) 02:43:17

大阪で専門学校が未内定者を受け入れ 就活再チャレンジを後押し
2010.2.23 23:38
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100223/biz1002232339038-n1.htm

 高卒予定者の就職内定率落ち込みで、大阪府の専門学校でつくる大阪専修学校各種学校連合会は23日、就職意思があるにもかかわらず府内の未内定の高校生を対象に入学金と受験料を免除する特別支援推薦入試を実施することを決めた。専門学校が受け皿となり、職業教育を受けた上で、新卒者として就職活動への再チャレンジを後押しする全国でも珍しい制度で、22年度限定の措置。24日に正式に橋下徹知事に提案する。

 文部科学省によると、大阪府の今春卒業予定の高校生のうち、平成21年12月末時点の就職内定率は67・9%。府の推計では、約2千人が未内定。特別支援推薦入試は、未内定のまま高校を卒業すると既卒者扱いとなるため、専門学校が進学先として受け皿となり、新卒者として再度就職を目指す仕組み。

 制度は連合会加盟の専門学科を持つ1〜4年制の175校のうち、約80校で実施する見込み。その際、受験料1〜3万円(平均2万円)と入学金10〜40万円(平均22万円)を免除とする。一方で、年間50〜130万円の授業料は学校によって分割納付や奨学金の利用の相談に応じるという。

 制度の利用希望者は、各高校の校長の推薦で受験が可能になるという。受け入れは1校につき数人から90人になる見込み。

 学校は美容や調理、医療などさまざまな専門課程があり、在学中に資格の取得なども可能。府内の専門学校の20年度の就職率は80・9%と高い。

 府は、橋下知事が掲げる「職業教育日本一」の下で、連合会や高校、企業と連携して早期から職業教育の充実を図っており、今回は連合会の提案で特別支援推薦入試が実現。府私学・大学課は「今回府は予算対応していないがありがたい申し出。今後高校に制度について積極的に広報していきたい」としている。

 毎年卒業生の3割が就職をするある府立高校では、現在も5人が未内定。校長は「例年ならばこの時期は、1人いるかいないかという状況で、今年の5人という状況は重い」と話す。特別支援推薦入試は「利用も選択肢のひとつになると思うが、経済的に厳しい生徒も多いので授業料が払えるかどうかがネックになるだろう」とした。

1619荷主研究者:2010/02/24(水) 22:24:30
地名は文化遺産であり安易に変更するのは歴史に対する冒涜ではないか。同志社大学のような名門大学がその辺を軽く考えているようなのは遺憾である。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100220000036&genre=G1&area=K00
2010年02月20日(土) Kyoto Shimbun
学校側、「同志社」に地名変更を要望
京田辺 歴史損なうと異論も

 継体天皇が置いた筒城宮の伝承を伝える石碑(京田辺市多々羅・同志社大京田辺キャンパス)

 学校法人同志社(京都市上京区)が、京都府京田辺市の同志社大、同志社女子大京田辺キャンパスなどの地名を「同志社」に変更するよう求めている。実現すれば同志社と名がつく全国初の地名となるが、継体天皇の筒城宮(つつきのみや)に由来するという小字「都谷(みやこだに)」などが敷地内にあり、「安易な変更は地域の歴史や文化を損なう」と危ぶむ声も上がっている。

 変更を求めているのは多々羅、興戸、三山木、普賢寺の4地区にまたがる両大学と同志社国際中高の敷地。全体を「同志社」に統合し、1丁目、2丁目などの呼称を希望し、地名変更の要望書を市に提出している。

 同志社大の片山傳生副学長は「地名を変えることで地域との一体感が深まる。大学があるまち、というイメージの発信力を強めることもできる」と語る。隣接地では、都市再生機構が2003年から「同志社山手」の名で住宅地を開発中で、片山副学長は「住宅の地名に同志社の名が付くなら、キャンパスとも統一を図りたい」と主張する。

 同志社大のある多々羅都谷は、継体天皇が511年から518年に置いた筒城宮が地名の由来といわれる。遺跡は見つかっておらず正確な場所は不明だが、キャンパス内には「筒城宮址」の石碑=写真=が建っている。要望通り変更された場合、都谷は数件の住宅地をのぞき、ほとんどが新地名に吸収される。京都地名研究会の吉田金彦会長(87)は「地名には、その土地の歴史や文化が息づいている。安易な変更は地域に固有の歴史を抹殺することになり、あまりにも乱暴な話だ」と話す。

 府内で大学名をつけた地名は、京都大桂キャンパスがある一帯を「西京区京都大学桂」に改名した例があるだけで、全国でも10カ所ほどという。京田辺市の石井明三市長は「要望を真摯(しんし)に受け止め、地元住民の意見などを聞きながら慎重に検討したい」としている。

1620チバQ:2010/02/24(水) 22:33:14
http://mainichi.jp/life/job/news/20100224ddm041100129000c.html
就職難:不況に泣く18の春 「進学は断念、就職も不安」
 厳しい就職難を反映して、多くの高校3年生が卒業を1カ月後に控えた今も就職活動を続けている。就職をあきらめて大学や専門学校への進学に進路変更した生徒も多いが、より深刻なのが、家計急変で進学を断念し、急きょ就職活動を始めた生徒たちだ。

 学生服姿の高校3年生でホテルの一室はあふれ返っていた。22日、水戸市で開かれた高校生対象の合同就職面接会には約170人が参加した。地元企業44社がブースを構えたが、多くは求人数が1人か2人の狭き門だ。

 製造業を中心に回った男子生徒(18)は、大好きな自動車の整備士になりたくて専門学校に進学するはずだった。合格していたが、予定していた奨学金を借りられないことが分かり、11月になってから就職活動を始めた。6人きょうだいの2番目で、家計は苦しい。「できれば進学したかった……。就職活動も出遅れたし、ものすごく不安です」と言う。

 別の男子生徒(18)は音楽関係の専門学校への進学を断念した。高校入学後にバンド活動を始め、プロを夢見たこともある。父は新聞配達など複数の仕事を掛け持ちし、母はスーパーのパート。両親はなんとか進学させようと頑張ってくれていた。自身もガソリンスタンドでアルバイトするなどして家計を助けてきた。ぎりぎりまで進学か就職か悩んだ末に「これ以上親に無理はさせられない」と就職することにした。これまでに4社の面接を受けたが、内定は得られなかった。

 日本高等学校教職員組合(日高教)が全国の403校を対象にした10月末現在の調査では、進学から就職に進路変更した生徒は145校で351人いた。そのうち273人が経済的理由だった。

 一方で就職をあきらめて進学に切り替える例も多く、同じ調査では219校の843人に上った。厚生労働省の調査では、就職希望の高校3年生は昨年7月末に約19万1000人いたが、就職活動が解禁(9月)された後の11月末には約16万7000人に減っており、相当数が就職から進学やアルバイトに切り替えたとみられる。

 日高教の佐古田博副委員長は「直前に進路変更して就職活動に出遅れた結果、就職も進学もできない生徒がかなりの数になるのではないか」と話す。進学して景気回復を待つ余裕がある生徒はまだ恵まれている。ただ、佐古田副委員長は「就職志望だった生徒の中には経済的に恵まれない家庭も多い。入学金や学費を払う段階になって、結局は断念というケースも多いのでは」と危惧(きぐ)する。【井上俊樹】

毎日新聞 2010年2月24日 東京朝刊

1621荷主研究者:2010/02/24(水) 22:53:56

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100219/CK2010021902000194.html
2010年2月19日 中日新聞
越すに越されぬ高校統合 大井川挟む県立高再編計画

大井川高との統合再編計画が示されている吉田高=18日、吉田町で

揺れる吉田町

 静岡県教育委員会が提案した県立の大井川高校(焼津市)と吉田高校(吉田町)の統合再編計画が、波紋を広げている。わずか6キロしか離れていない両校を統合し、新たな高校を大井川高に開校する案だが、両校の間に流れる大井川が生活圏を分けてきた。吉田高の地元では「町の唯一の高校がなくなれば、地域が地盤沈下する」と反発が広がり、住民の署名活動も進んでいる。(静岡総局・広瀬和実)

 「学校が一度なくなれば立ち直れない。吉田高を活用し発展する可能性を試させてほしい」

 1月下旬、吉田高で開かれた県教育委員との意見交換会。3月までに新校の設置場所を決める方針を伝える県教委側に、粂田幸雄・吉田高同窓会長(49)は再編案の凍結を求めた。

 急速な少子化で、県内の中卒者は1989年度の6万3000人をピークに、2010年度は3万7000人に激減。県立高1校あたりの平均募集学級数は89年度の8学級から、08年度は5・7学級まで落ち込んだ。

 一学年の適正学級数を6〜8とする県教委は06年度の浜松大平台高(浜松市)の開校を皮切りに、県内10地区で順次再編を進めている。高校再編整備室の担当者は「学級数が減れば部活動が縮小・消滅するなど、教育環境が悪化する」と再編の必要性を強調する。

 吉田高は現在4学級、大井川高校も来春には4学級となる見通しで、再編のめどは13年度とされる。大井川高は敷地が4万平方メートルと広い上、施設が新しく、改修の財政負担も軽いことなどが考慮され、新たな高校の設置場所の候補に挙がっている。

 だが、江戸時代から「越すに越されぬ大井川」とうたわれるなど、東海道の難所とされた大井川流域を、吉田高関係者は「もともと川の両岸で生活圏が異なる」と説明する。「大井川高がある左岸に、県立高が6校あるのに対し、吉田高がある右岸の榛南地区には3校しかないのに、さらに減らすのか」と憤る住民も。吉田町の西隣、牧之原市の主婦(50)も「子どもたちは大井川を越えて左岸に通う意識は薄い。右岸の県立高が2校になれば選択肢が減ってしまう」と懸念する。

 吉田高の後援会長を務める吉田町の田村典彦町長らは1月末、計画の再考を求め、川勝平太知事と面談した。昨年6月に開港した静岡空港が近いことを引き合いに「吉田町は県内有数の人口増加地域。空港を活用した地域づくりや人材育成に、吉田高の存在は欠かせない」と訴え、川勝知事から現地視察する約束を取り付けた。

 昨年後半から始めた再編案の再考を求める署名は、1万2000人を超え、吉田町を中心に牧之原市でも急速に広がっている。3月中に県教育長に提出する予定という。

1622とはずがたり:2010/02/25(木) 22:06:24
環境大公立化検討へ 改革案受け平井知事
2010年02月23日
http://www.nnn.co.jp/news/100223/20100223047.html

 入学者の定員割れが続いている公設民営の鳥取環境大学(古沢巌学長)について、改革検討委が公立化に変更する改革案をまとめたことを受け、平井伸治知事は22日の県議会本会議で、鳥取市と共同で検討・調査に着手する可能性を示唆した。これまで公立化に消極的な発言を繰り返してきたが、検討の前提として「学長や理事長から改革の決意を聞いてから」と述べた。
公立化を求める声もある鳥取環境大学。定員割れなどの現状をどのように打開していくか=鳥取市若葉台北1丁目

 山根英明議員(県議会自民党)が代表質問で「検討を真摯(しんし)に受け止め、公立化を真剣に考えるべき」と呼び掛けた。

 鳥取環境大は県と市が出資して2001年度に開学したが、04年度から6年連続で定員割れ。古沢学長や理事会は打開策の一つとして、公立化に前向きな姿勢を見せ、08年に設置された検討委でも議論となった。

 平井知事は本会議で「今の議論は『公立化すれば何とかなる』と聞こえる面もある」と疑問を呈しつつ「むしろ大学側が血を流してでも、学生が入りたいという大学に変えたい思いがどれだけあるか。具体的な話を聞いてから検討を始めるべき」とした。

 その上で、現状は魅力ある大学づくりに欠けている点を指摘。「開学のころと比べて大学側の熱意が冷めている。改めてほしい」と訴えた。

 平井知事はこれまで、公立化に否定的な見解も示してきた。昨年9月の県議会本会議では「公立になれば解消するかというと、それはミスリード」「魅力ある大学づくりにつながるだろうか」と述べている。

1623荷主研究者:2010/02/28(日) 16:32:40

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002230225.html
'10/2/23 中国新聞
ベトナムに活動拠点 広島大
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 広島大(東広島市)は22日、ベトナムのホーチミン大と協定を結び、現地に学生交流や共同研究の拠点とする「広島大ベトナムセンター」を開設した、と発表した。

 センターは、留学生試験の会場として利用したり、広島大の研究成果を発表したりして情報発信の拠点にもする。1年間の留学をした場合、両方の大学で学位の取れるコースを新設することも視野に入れている。

 浅原利正学長は同日の月例記者会見で「ベトナムは若者が多い国。広島大にも活気を運んでくれる」と期待した。

 広島大はこれまでに、約30カ国の約100機関と大学間協定を結び、ブラジルやロシアなど4カ国5都市にセンターを設置している。

1624神奈川一区民:2010/03/01(月) 20:58:10
橋本大二郎氏が4月1日付で早稲田大学客
員教授に就任。

(ソース@ニッカンスポーツ)

1625チバQ:2010/03/02(火) 12:23:11
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100301/dms1003011633008-n2.htm
就活学生が熱視線 内幕暴露“ブラック企業リスト”の実態
2010.03.01
 冷え込む一方の新卒採用に苦しむ大学生らの間で、「ブラック企業リスト」が話題になっている。美辞麗句を並べた会社案内や人事担当者の言葉からは見えてこない企業の“ヤバい”内幕をネット上で暴露したものだ。この情報をもとに入社をためらう学生まで出ているというから企業側も看過できない。果たしてその中身は真実か−。

 就活中の学生らの間で最も有名なのは、大学入試の偏差値に見立てた「ブラック企業偏差値ランキング」。名の知れた企業が偏差値で区分けされており、数値が高いほど過酷な勤務実態の“ブラック企業”ということになる。

 ランキング上位には、一般のイメージからも厳しいノルマが想像される販売系の企業や技術系の新興企業が名を連ねている。その下には有名企業の名前もちらほら。中には、大学生の就職希望ランキングで毎年上位にランクされる業界大手の企業名もある。その暴露内容は、こんな具合だ。

 《俺、社員だけど仕事きついぜ〜。給料安いし。30歳の時に手取りがやっと20万超えました》《(入社したら)ソルジャー決定です。来年は離職率が過去最高になる》《真っ黒だよ。イメージだけで選んだやつは死にます。ダチは一日11時間労働だそうです》

 実態はどうなのか。名指しされた企業に勤務する20代の社員に聞くと、「ブラックかどうかは別として、学生が抱くイメージと仕事の内容はまったく違うし、仕事の結果に対するプレッシャーが半端ではなくキツいのも事実」と苦笑いする。

 「給与が低いのは事実ですが、30歳で手取り20万円は大うそ。世間並みにはもらえますよ。ただ、業務の性質上、ここまでやったら終わりというものが見えず、労働対価としては低いでしょう。競争も激化の一方で、目標をこなすには相当の努力が必要です」

 世界的に有名なメーカーも俎上に上げられているが、《先週末また独身寮で自殺があったよ。設備の機械屋だったんだけど、相当プレッシャーあったみたい。会議の最中に部長達が突然部屋から出ていくんで、何事かと思ったらそういうことだった。これでまたまた独身寮に開かずの間が増えてしまった》と、やけに具体的。

 こうした情報提供に対し、学生の中には《よかった〜。最終(面接を)ブッチ(=無断キャンセル)で、他の会社の面接選んで》《ここを早く読んでれば、筆記や面接で糞田舎まで行かずに済んでた》などと応じる者も現れており、就活に影響を与えているのは間違いなさそうだ。

 ネットのアングラ情報に詳しいITジャーナリストの井上トシユキ氏は「企業説明会の内容と実態がかけ離れていたり、あまりにも過酷な労働を強いる企業の内部告発情報が、数年かけて収れんされたようだ。学生の皆さんは、これらの情報を『その可能性もある』程度に受け止めたうえで、OBや現場訪問などを通して自分の目で確かめることが大切でしょう」と話している。

1626とはずがたり:2010/03/02(火) 12:39:52

京大出として云わせて貰うと活気溢れる立て看や怪しげな学生運動の残党みたいなのが居ない健全なきゃんぱすなんぞ大学ではないわい。法政の良さも学生運動の残党が強かった所にあるのに。。
そういう意味では京大も嘗ての自由な雰囲気が低下中かも知れない。教養なんかきったなくて良い感じだったのにすっかり綺麗になっちまった。
最近は抑え込まないと文科省が五月蠅いのかねぇ?

4年間で逮捕者118人、生き残りをかけて揺れる法政大学
http://www.janjannews.jp/archives/2744309.html
2010年02月26日
三上英次

 法政大学が揺れている。と言っても、揺れているのは2000年に竣工した地上27階建のボアソナードタワー(写真1)ではない。この問題は06年3月に大学側の「ビラまき・立て看板禁止」の決定に抗議した学生ら29人の逮捕に端を発している。事態は収拾するかに見えたが、2月5日には、「公道でのビラ配布」に対して、学生6人が「威力業務妨害罪」と「公務執行妨害罪」で逮捕される騒ぎが起きた。

(1)2月5日の逮捕劇
 
 5日朝10時、法政大学の入試初日、法大生を含む6名の学生が大学正門前で、おもに受験生を対象にビラを配っていたという。その場には「サークルの勧誘」ビラを配る他の学生らもいた。逮捕された学生らが配っていたのは、いわゆる学生運動色の強いビラである。学生側の主張によれば、3人はビラを配布、1人は横断幕を持ち、1人はビデオ撮影をしていたという。(1)現場では入試業務が混乱することもなく、(2)試験開始前の時間帯であったというのが、「学生らのビラ配布によって、入試業務が妨害された」とする大学側への学生らの反論だ。
 
 100名近い公安警察や機動隊員によって、6名が上記罪名で逮捕され、目撃者の話によると、公安の刑事が生け垣に倒れ込むという、お決まりの「転び公妨」もあったらしい。事前の警告も無い「公道でビラをまいただけで逮捕」を、学生らは「法政大学の腐敗を批判する学生のビラまき・宣伝活動を強制的にやめさせるためにのみ強行された弾圧」「政治弾圧・言論弾圧そのもの」と訴えている。

(2)逮捕劇の背景
 たしかに「公道でビラをまいただけで逮捕」とは、過去の〈立川自衛隊官舎ビラ配布事件〉や〈葛飾ビラ配布事件〉、そして現在も係争中の〈国公法・堀越事件〉や〈世田谷・国公法事件〉よりも不穏な印象も受ける。但し、この逮捕にはいくつか複数の背景がある。
 2月5日の逮捕にいちばん近いできごととしては、1月29日に、法政大学の敷地200メートル以内のビラまき・演説を禁止する、東京地裁(渡邊隆浩裁判長)の仮処分の決定がなされたことがある。これには12名の学生が対象になっていたというが、5日の逮捕劇の時、その仮処分の対象になる学生らは、200メートル以上離れた駅周辺でのビラ配布を行っていた。しかし、警察にしてみれば、裁判所が仮処分の決定が下されている以上、正門前でこれまでと同じように学生らがビラ配布を行い、また大学当局からも110番通報があれば、学生排除に動くことは当然考えられるだろう。あるいは、わざわざ入試当日に正門前で、となれば大学からすれば挑発的行為と見られても仕方のないところもある。

1627とはずがたり:2010/03/02(火) 12:40:35

 ふたつ目は、冒頭に書いた06年の逮捕劇だ。法政大学は、もともと「バンカラ(蛮カラ)」で鳴らし、どちらかと言えば、スポーツで有名な、男くさい大学である。今年の大学案内にも〈130年の歴史と自由な学風〉とあるように、かつては、その自由な校風の中、詰め襟の体育会系男子学生が闊歩する大学でもあった。学生運動も盛んで、正門市ヶ谷キャンパスの正門から入ってすぐ左、現在の「外濠(そとぼり)校舎」には、以前は古びたサークル棟が立っており、学生らの立てた看板がところ狭しと並んでいたものである。4年前の3月14日、大学側の「立て看板禁止」に抗議する学生ら29人が、200名近くの警察関係者に取り囲まれて建造物侵入罪で逮捕された一件はテレビ放映もされたため記憶に新しいが、それ以来、一部の学生らと、大学・警察側とは対立したまま現在に至っている。09年9月にも、学生ら8人らが暴力行為等処罰法によって起訴されており、過去4年間の逮捕者はのべ118人、起訴された者は33名を数える。

 3つ目の背景は、18歳人口の減少などによる大学側の大きな経営転換だ。現在、法政大学は、市ヶ谷キャンパス、小金井キャンパス、多摩キャンパスの3つを有し、学部数は15にも増えている。特に、この10年をふり返ると、「国際文化学部」「人間環境学部」の新設(99年)から始まり、2000年には「現代福祉学部」と「情報科学部」を、さらに07年には「デザイン工学部」、09年に「スポーツ健康学部」が新設されている。これらは〈学部〉の新設であり、これに〈学科〉の新設を加えると、2001年以降、国際経済学科、メディア社会学科、経営戦略学科、市場経営学科、現代ビジネス学科…などが新設され、今や法政大学は、15学部35学科を擁するマンモス大学に変わりつつある。

 しかし、そうした大学経営の多角化は、逮捕された学生らの言葉を借りれば、「入試=営業」、「金儲け」であり「高い学費、高い受験料による新自由主義的な〈教育ビジネス〉に手を染めている」との批判を受けることにもなる。15学部の入学初年度の合計金額は法学部、文学部などが125万円、上は理工学部機械工学科の209万円まで幅があるが、15学部平均すると約130〜140万円ほどになる。2010年の大学発行の案内によれば、15学部全体の入学者定員は5940人であるから、定員オーバーがなく、その人数が全員130万円を大学に納めるとすると、5940(人)×130(万円)、つまり学生の納付金だけで年間約77億円のお金が大学に入って来ることになる。さらに、学生、教職員数に比例して交付される一般補助金(=国の税金)、入試の受験料などを含めると、「教育を金儲けの手段とする、教育の民営化(私物化)」という学生らの主張もわからなくはない。

 大学側の言い分はどうなのか。法政大学入学センターに電話で問い合わせると、だいたい下記の大学ウェブサイトのような回答が返って来た。大学にすれば、いつまでも学生運動のイメージがつきまとうのは困る、今までの「バンカラ」の印象も払拭したいという中で、06年3月の29名の学生逮捕から続く学生らとの対立に、業を煮やしているというところも当然あるだろう。特に、よりによって入試初日に正門前でビラをまかれたとなれば、単なる「公道でビラをまいただけ」という話ではなくなり、「いい加減にしろ!」というのが本音かもしれない。

(3)東京地裁前での警察官VS大学生

 前節(2)のような対立の背景を考えると、「公道のビラ配布」を100%認めろという主張も認めにくい。場合によっては、ビラ配布が受験生離れや大学のイメージ低下を招き、個々の学生の学習権云々(うんぬん)よりも、大学経営そのものにも影響を及ぼすかもしれない。しかし、学生らが大学の方針に反発し、警察権力と敵対するのも、すべて学生たちに非があるのかと言えばそうでもない。下記に記すような、いささか過剰な締めつけがあるのも事実である。

 2月24日、東京地裁前で、逮捕された6名の学生らを支援する学生たちが横断幕を掲げて、通行人にビラを配布していた。と、そこに、一人の警察官が自転車に乗って現れ「マイクがうるさいので、やめるように」学生らに指示をした。聞けば、「近隣の人から、マイクの音量がうるさいという匿名の電話があった」とのことである。

1628とはずがたり:2010/03/02(火) 12:41:02

 しかし、東京地裁前で、それぞれ訴訟の支援者らが、マイクを片手に通行人に自分たちの主張を訴えることは日常的によく見る光景だ。よりによって、学生らがビラを配布していると、自転車に乗った警察官が来て、それをわざわざ制止させようというのは妙な話だ。そもそも東京地裁のまわりのどこに「マイクがうるさいと感じる住人」が住んでいるのか――、その話を聞いて、そばを通りかかった通行人男性も学生たちも笑っていたが、そういう物言いは、いかにも学生たちをなめてかかっているようにも思われる。

 その日はたまたま通行人の男性がいて、名前を言い渋る警察官に対して「警察手帳規則の第5条(=身分の提示)は?」と切り返して名前を言わせたり、写真を撮らせまいとすることに対しても「職務中の公務員に肖像権は無いはずだ」と指摘したりして、警察官はそれ以上、学生らに強硬に接するようなことはなかったが、そのあと制服警官が公安を呼んだのか、彼ら学生の行動を遠巻きに監視する私服の警察関係者が目についた(写真3)。学生たちに言わせると「いやがらせだ」とのこと、記者から見ても、2月5日の大学正門前の逮捕以上に、警察関係者が学生らを物陰から監視し、圧力をかけるようなやり方はおとなげない無いようにも思われた。警察官らの給与(=生活費)も、国民の税金でまかなわれていることを考えれば、警察官らが闘うべき不正・巨悪の類いは、もっと他にあるのではないだろうか。改めて(写真3)を見て欲しい。小春日和の暖かさの中、2月にも関わらず私服警察官らは、コートも羽織らずに談笑している。例えば、組織の不正と闘わずに、学生相手にお茶を濁しているようでは、仕事ぶりをごっこ遊び(=警察ごっこ・捜査ごっこ)」と皮肉られても仕方ないのではないだろうか。

(4)未来を背負って立つ学生諸君に

 法政大学(市ヶ谷キャンパス)内を歩いてみると、そのモダンな校舎群に驚かされる。かつてのような立て看板はなりをひそめ、応援団のがなり声も聞こえない。「法政=バンカラ」の校風を知る身としては、いささか寂しさを感じることも否めない。大学という場所は、そもそもすべてにおいてさわやかで清潔感あふれている必要はないわけで、むしろ「水清ければ魚住まず」で、「清濁あわせもつ」ところも魅力の一つだ。キャンパスには20代の吉永小百合を髣髴(ほうふつ)とさせる女子大学生がいるかと思えば、およそ「おっさん」にしか見えない30代の学生がいる…、時に政治的な主張もなされる、というのが、ごくふつうの大学キャンパスの光景である。最新のパソコンルームやカラフルなラウンジだけが売りというのではなく、師弟関係や異なる考えを持つ学友同士の交流で、学生一人ひとりの人格が陶冶されていくことが、大学生活の意義とも言える。

 もちろん、角材や鉄パイプに象徴される暴力はもってのほかだし、また、学籍を有していない“学生風”活動家も学びの場から排斥されることはやむを得ない。しかし、一部の人間による好ましくない行為から、全学生を対象に「一律禁止」の網をかけるような規制もまた好ましくない。例えば、10代の若者は、政治的なこと、権力への反発に目覚める時期だ。北風と太陽の例ではないが、大学には、ある程度は大様(おおよう)な態度で学生に接してほしい。大学側は、一般学生の学ぶ権利を守るためという言い方をするが、本当に一般の学生から、大学の勉強に支障が出るといった声が出ているのだろうか。「ほかの学生のため」と言いつつも、何とか、大学のクリーンなイメージを広めたい、大学のマンモス化という“営業”方針の妨げになることは警察に頼ってでも排除したいといった思惑は無いのだろうか。警察への通報、そして逮捕が日常的になるにつれて、いつのまにか警察権力に頼った大学経営が常態化することを、記者は危惧する。
 
 第一線で働く警察官には、特に学生らを「いいカモ」と見くびるのではなく、将来の日本を負って立つ貴重な人材であるとの意識を持ち、むしろ自分たちの取り締まり方法への反省や自戒を大いに期待する。通報を受けた警察が、学生相手に「転び公妨」など言語道断である。少なくとも記者が話を交わした学生たちは、かつての学生運動とは明らかに異なる世代だ。話せばわかるし、お互いに反目し合うのは不毛な対立だし、「逮捕→勾留」がプロ(警察)としての精一杯だとしたら、これほど情け無いことは無い。町のチンピラヤクザが小学生相手にカツあげを繰り返しているようなものだ。

1629とはずがたり:2010/03/02(火) 12:41:49
>>1626-1629
 おそらく、警察の目論見としては、ビラ配布などの行動に対して、「逮捕→20日間の勾留」を繰り返すことで、学生らへの〈萎縮効果〉をねらっているのだと推測される。たとえ、起訴されずに釈放になったとしても、逮捕され、約3週間も勾留されるのではたまったものではない。一般の社会人であれば、起訴・不起訴にかかわらず、「逮捕→勾留」だけで職を失うことがある。だから痴漢事件でも冤罪が増えるわけだし、「認めなければ出さないぞ」式に脅しをかけるような〈人質司法〉がまかり通るわけである。

 警察をめぐる世間の目は厳しい。先日の警察に関するシンポジウムでも、ひとり暮らしの女性宅を複数の警察官が深夜2時に訪れて「任意同行」を求め、そのままパトカーで連行するという事実が報告された。警察という組織内部で習慣的に行っていることが、知らず知らずのうちに「世間の非常識」になっていないか、警察関係者はよく考えて欲しい。

 同時に、現場の警察官は、よく勉強をすべきだ。何も知らない市民に対しては、さも法令に詳しいそぶりをするが、いざ他の法令との整合性や、法令にまつわる判例、最近の事件なども驚くほど無知な警察官を一部で見かける。公安関係者も含めて、もっと組織のあり方をオープンにしていくことが必要かもしれない。

 最後に、記者がいちばん期待を寄せるのは、学生諸君だ。

 まず、今回、大学に問い合わせると、逮捕された6名のうち、すべてが法政大学の学生ではなく、むしろ法大生はごく少数で「30代の男性もいたように聞いている」と大学関係者は返答した。電話取材につき、正確な数字は確認できなかったが、外部の学生(人間)が、入試当日に大学正門前でビラをまき、過去に逮捕例もあったとすれば、いかに公道上とは言え、その行為が「憲法21条でも保障されたまったく正当な言論・表現活動」とは言いにくい。
 
 記者が、学生諸君に望むことは、逮捕されて勾留されている学生6名を“奪還”して、終わりではないということだ。死刑判決から40年以上、拘置所から無罪を訴えている奥西さん(名張事件)もいれば、冤罪を訴えつつ死刑が執行された飯塚事件の遺族もいる(2008年10月、死刑執行)。飯塚事件遺族は、故人の名誉回復を願って、すでに再審請求している。高知白バイ事件では、運転手の片岡さんが1年4ケ月の実刑を受け、この2月23日、ようやく加古川刑務所から家族のもとに帰ることが出来た。学生諸君は、警察や検察、そして裁判所などによる「弾圧」を糾弾している。もし、自分たちへの「弾圧」に不条理を感じるのであれば、それについて平和的に発言し、同じように、平穏な社会生活を送る中で、突然、冤罪に陥れられ、時には仕事や家庭、そして命まで奪われる例が、この今の日本で起きていることに思いを致して欲しい。記者は、学生諸君が、本当に世の中の弱い立場の人のことを考え、そういう人たちへの深い共感の念を持ち続けていけることを心から願っている。

〈大学側・学生側 両者の見解〉
◎法政大学側 見解
 ttp://www.hosei.ac.jp/news/shosai/news_94.html
◎学生側(3・14法大弾圧を許さない法大生の会)見解
 ttp://hosei29.blog.shinobi.jp/Entry/916/
 
〈関連サイト〉
◎国公法・堀越事件⇒3月29日、高裁判決
 ttp://www.geocities.jp/kokkou_horikoshi/
◎世田谷・国公法事件
 ttp://homepage3.nifty.com/s-kokkou/
◎名張事件
 ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~nabari/
◎高知白バイ事件(2月23日、片岡さん出所)
 ttp://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/59914634.html
◎星野文昭さん支援者の会
 ttp://fhoshino.u.cnet-ta.ne.jp/Default.htm

〈警察関連記事〉
◎警察の裏金
 ttp://www.news.janjan.jp/living/0908/0908138680/1.php
◎警察官のおとり捜査
 ttp://www.news.janjan.jp/living/0910/0910282311/1.php
◎岩手県警の冤罪疑惑
 ttp://www.janjannews.jp/archives/2618826.html

1630チバQ:2010/03/03(水) 23:50:14
http://mainichi.jp/life/job/news/20100301ddm013100048000c.html
働きたいのに:高卒クライシス/上 十数社すべて門前払い
 仕事が見つからない−−。卒業を目前に控えた高校3年生が不況の波にさらされ、行き場を失っている。文部科学省の調査では、今春卒業を予定する高校生の就職内定率は昨年12月末時点で74・8%。前年同期比で7・5ポイント減、下落幅は過去最大だ。急速に冷え込んだ高校生の雇用。厳しい現実に直面する生徒、地域の現状を報告する。【山崎友記子】

 ◇経済的に進学難しく「バイトしつつ資格取る」
 「十数社に問い合わせたけれど、採用試験を受けることすらできなかった」

 静岡市内の私立高3年の昌代さん(18)=仮名=の夢は、みんなが笑顔になれる料理店を開くこと。経験を積もうと、調理関係への就職を試みたが取り合ってさえくれない会社が大半だった。卒業後は市内の飲食店のアルバイトで働く予定だ。

 小学1年の時、病気で父親を亡くした。父親の死後、母親(51)は看護師資格を取り、高齢者施設などで働いてきょうだい3人を育ててきた。高校はスポーツ推薦で入学し、授業料は免除された。だが、部活動を続けることが在学の条件のため、県外への遠征費など金銭的負担は大きかった。小学生の時からためたお年玉を少しずつ崩してあてた。お小遣いはもらったことがない。だから、友だちに遊びに誘われても、断るしかなかった。

 2年までは調理師の専門学校に進むのを希望していた。「現実を見ないと」と就職に絞ったのは3年生になってからだ。しかし、現実の壁は想像よりずっと厚かった。学校に届く求人票には調理関係の仕事は一つもない。しようがなく、服飾販売の会社ものぞいてみたが、6〜7人の求人枠に100人ほどが応募。学歴も年齢も上の人たちと競合し、とても太刀打ちできなかった。

 昨年秋になり、見かねた教師が「今年は不況で就職が厳しい。いまから進路を変えてもいいよ」と言い始めた。例年、昌代さんのクラスでは、半数が就職するが、今年は3分の1程度まで就職希望が減った。

 「やっぱり専門学校に」と気持ちが揺らいだ。大学生の兄(21)に相談すると「好きなようにしたらいいよ」と言ってくれた。兄は奨学金を3種類借り、バイトで学費も生活費もすべてまかなっている。しかし、卒業後は膨らんだ奨学金の返済が重くのしかかる。

 「兄と同じことをするのはきつい。早く働いて母を支えたい」。そう心に決めた。外食関係の会社に電話するたび「不況で客が減り経営が厳しい。高卒の未経験者に一から教える余裕はない」と門前払いされる日々が続いた。

 昨年暮れ、ハローワークを通じて「バイトからでも良かったら」と声をかけてくれる会社があった。経営する飲食店を見て歩いた。雰囲気は良かった。

 バイトという不安定な身分で働くか、意に沿わない職種でも正社員を探すか。少し迷ったが、2月初めに「希望と違う仕事に就いても長続きしないだろう」とバイトから始めることにした。勤務は店の片付けが終わる午後11時まで。時給800円。バイトの間は厚生年金などの社会保険も付かない。先々への不安は募るが、夢は捨てていない。

 「2、3年頑張って、調理師免許を取りたい」

     *

 2月10日の学生職業総合支援センター(東京都港区)。午後0時半の受け付け開始前から、制服姿の高校生が次々とやってきた。約40社が集まる就職面接会に参加するためだ。

 スーパーへの就職を希望する、都内の私立高3年の女子生徒(18)は「ここに来るまで3社受けたが全部落ちた」という。専門学校への進学を希望していたが、経済的に難しく就職に変えた。「友だちはみんな進学。一緒に就職活動する仲間はいない」と焦りの表情を浮かべた。

 インターネットで面接会を知り、静岡県伊東市から駆けつけた県立高3年の女子生徒(18)。推薦で大学進学が決まっていたが、入学時納付金約116万円を期日までに用意できず、1月末に入学を辞退した。銀行の融資を受けようと父親が走り回ったが間に合わなかった。

 「進学をあきらめるのはつらいけど、くよくよ考えてもしようがない。早く仕事を決めたい」

 出口が見えない就職活動。社会人としての大事な一歩を踏み出そうと高校生たちは必死に頑張っている。

1631チバQ:2010/03/03(水) 23:51:41
http://mainichi.jp/life/job/news/20100302ddm013100169000c.html
働きたいのに:高卒クライシス/中 沈む地方経済、求人なく
 ◇人材流出恐れ、県など職業訓練や雇用促進策
 「こんなに求人がないなんて。想像以上に厳しかった」。青森県五所川原市内の高校3年の女子生徒(17)は、就職活動をそう振り返った。卒業式も終わったが、春以降の進路は決まっていない。

 県内の販売接客職を希望したが、求人はほとんどない。やっと探し当てたスーパーなど2社の求人には県内から希望者が殺到。9、10月に受験したが不採用だった。特に2社目のショックは大きく、「また一からか」「どうせ、また落ちる」と徒労感に包まれた。「自分は必要とされていないような気がして暗い気持ちになった」

 落ち込んで10月でいったん就活をやめたが、思い直して年明けに再開した。高校の企業就職希望者のうち、県内企業に決まったのは約15%、残りは県外という厳しさだ。両親が口やかましく言うことはなかったが、「早く決めてくれ」との思いはひしひしと伝わってきた。

 女子生徒はいま、ハローワークに通って求職し、同時にアルバイトも探している。これ以上、親に迷惑をかけたくないとの思いが強い。「とにかく働きたいんです」

 進路担当教諭は「進学率が例年より1割は高くなった。これまで信頼関係があって本校指定で来た求人も減り、内定がなかなか取れない」と現状を嘆く。

 厚生労働省によると、同県内の求人倍率は0・37倍(09年11月現在)で全国最低クラス。昨年度まで3年連続で県外就職が県内分を上回り、その傾向は今年度も続く見通しだ。

 高校生の就職は地域と密接に結びついている。流出が続けば人口減少や経済基盤の消失も進み、地域の崩壊を招くことになる。県や青森労働局などは地元定着のため、求人や内定を早く出すよう県内企業に働きかけ、求人開拓にも力を入れてきた。深刻な不況で、こうした努力もなかなか実を結ばない。

 五所川原市を中心に県西北部を管轄するハローワーク五所川原。管内にあった東芝メディア機器が昨年、三沢市の東芝系企業と合併して本社や工場を同市に集約した。さらに不況のあおりで大手半導体工場が雇用を抑制。この2社の影響は大きく、地元求人数は前年1月末比で約27%も減っている。

 五所川原市内の高3の男子生徒(18)は地元で建設関係の求人を見つけられなかった。両親には「早く職に就いてくれ」とハッパをかけられた。「待っていても仕方ない。自分で探すしかない」とつてを頼り、工務店のアルバイトを探し出した。男子生徒は「何年かかるか分からないが正社員になれるよう頑張りたい」と語る。

 ハローワークの大坊昌司所長は「新卒は正社員採用が通常だが地元に求人がない。緊急避難的にパートなどに就き、経験を積んでつないでほしい」と訴える。

 深刻な雇用情勢に対し、県も4月以降の未内定者向けに職業訓練コースの新設、県非常勤職員の高卒枠の拡大などの対策を打ち出した。2月からは新卒者などを雇用する県内中小企業を支援するための融資制度も始めた。企業の反響は大きく、融資枠は当初の10億円から2度積み増しされ、50億円へと拡充された。19日現在、37社で新卒53人を含む計96人の雇用につながる見込みという。県労政・能力開発課の佐藤俊課長は「県は関係機関と連携してバックアップするので、あきらめずに仕事を探してほしい」と呼びかける。

1632チバQ:2010/03/03(水) 23:51:54
   *

 「まさか、役立つなんて思わなかった」。秋田県由利本荘市内の高3の女子生徒(18)は驚きを隠さない。

 秋田労働局管内の八つのハローワークは今年度、希望する未就職者に「自己アピールシート」を書き込んでもらった。職員がシートを携えて企業を回り、「優秀な生徒が残っている」と求人開拓に活用した。秋田独自の対策だ。女子生徒は管轄外のハローワークにもシートを提出し、それを見た企業から打診があり、2月に内定が出た。それまで3社で不合格。「自分だけ置いていかれた気分だった。ほっとした」

 女子生徒の高校がある由利本荘市は、TDKグループの「企業城下町」として知られる。同市は県内でも地元定着率が高かったが、09年春に61人の新卒者を採用した同グループの求人が今年はゼロ。危機感を抱いた同市は来年度までの2年間で、地元企業が新卒者などを雇用すれば1人につき30万円を助成する。関連機関と連携し、各種対策も講じた。その結果、グループ以外の地元企業の求人掘り起こしに成功した。

 県も雇用促進のための融資制度のほか、人材の県外流出を防ぐため、就活失敗後に専修学校などへ進路変更した生徒の入学金の一部助成を始めた。県企業活性化・雇用緊急対策本部の高橋徹事務局長は「今回の対策はあくまで緊急のもの。県は新規産業育成や県内企業活性化のため支援をしている。それによって雇用を作り出さないと、今後、こうした危機には対応できない」と話す。【立山清也】

1633チバQ:2010/03/03(水) 23:52:28
http://mainichi.jp/life/job/news/20100303ddm013100209000c.html
働きたいのに:高卒クライシス/下 次世代育成、誰が担う
 ◇地域の労協が就労支援「今やらねば将来困る」
 福岡県南部、熊本との県境に位置する大牟田市。かつて栄えた炭鉱は閉山し、街は高齢化が進む。

 市内にある「米の山病院」では毎朝6時半から10〜20代の若者たちが掃除に汗を流す。病院から清掃の業務委託を受けている労協センター事業団の大牟田事業所のメンバーだ。

 鋤田隆史さん(19)も昨年春、高校卒業後に仲間入りした。黙々と作業を続けるが、なかなか時間通りに終わらない。先輩たちからは毎日のように注意を受ける。でも、病院の関係者から「ありがとう」と感謝されると、また頑張ろうと思う。

 就職活動は製造業を中心に回った。だが、3社、4社と受けても不合格。クラスの中で自分だけ就職が決まらず、焦っていた時に学校から紹介されたのが大牟田事業所だった。

 *

 労協は、労働者協同組合の略。働く人が出資し合って仕事を起こし、経営にも参加できる。こうした働き方は「協同労働」と呼ばれ、70〜80年代に高齢者や失業者らが、公園緑化や病院清掃といった委託事業で活動を始め、近年は介護事業、公共施設の管理・運営などにも広がっている。

 大牟田事業所も30年ほど前に、高齢者福祉事業団として出発。20年以上、50〜60代の中高年による中高年のための職場だった。

 高校新卒者を初めて受け入れたのは03年の春。その年の卒業生の就職内定率は過去最低の66・3%(02年末)。就職氷河期だった。

 02年夏、隣の熊本県にある専修大学玉名高校の加藤一典教諭(53)は、生徒の就職先確保に奔走していた。求人探しに困り果て、たまたま通りかかった病院前で草刈りをしていた当時の所長に「うちの生徒を採ってもらえないか」と声をかけた。これが、きっかけだった。

 当初は事業所内にも「若い人に清掃の仕事が続けられるのか」と疑問の声があった。仕事を教え、一人前にするにも人手と時間がかかる。あいさつの仕方から教え込む必要のある若者もいる。

 しかし、新本ハルヨ所長(68)は「地域には仕事につけない若者があふれている。いま人を育てなければ、本人も、上の世代も将来困ることになる」と受け入れを続けてきた。

 昨年春までの6年間で、同校関係者だけで15人が事業所に入った。現在、現場で働く16人のうち6人が10〜20代。中には「派遣切り」に遭い、事業所にたどりついた若者もいる。

 再び、高卒生が就職難に見舞われている。玉名高校でも2月現在で、就職希望者の7割程度しか行き先が決まっていない。

 事業所では今年春、新たに5人程度の新卒者を引き受ける予定。これまでにない人数だ。それでも、現在の清掃業務だけでは若者の就労先として限界があると感じている。昨年末、新本所長は市役所を訪ね「地域で仕事をしていくには、若者の職業訓練が必要だ。国の補助金を利用できないか」と迫った。

 予算の手当てがつかず新年度には間に合わなかったが、11年度実施に向け準備を進めている。介護ヘルパーの講座はいまも多い。だが若い男性の職には結び付きにくい。電気工事や植木の剪定(せんてい)、害虫駆除など技術が身に着き地域にも貢献できる内容を検討している。

 新本所長は「大企業は生産量によって雇用調整し、次世代を育てようとしない。誰かが責任を持たなければ」と覚悟を決めている。【山崎友記子】

1634とはずがたり:2010/03/05(金) 21:01:12

たるんどるのぉ

問題3カ所にミス 公立高入試、県教委発表
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20100304000000000013.htm
03/04 08:19
 県教委は3日、県内公立高の2010年度入学者選抜初日の学力検査で、社会の問題に訂正が2カ所と誤字が1カ所あったと発表した。
 県教委によると、訂正は2カ所ともに掲載したグラフに記した単位の間違いで、「万t」とすべきを「百万t」、「t」を「千t」と記載していた。問題印刷後にミスに気付いた。検査開始前に監督者が全検査室で受験者に板書で説明して訂正を伝え、時間通りに試験を開始した。
 誤字はグラフの出典で「世界国勢図会」を「世界国勢国会」と記した。検査開始後に学力検査を実施している学校から連絡があった。解答に影響がないと判断し、検査終了後に誤字を説明した。
 県教委は「問題確認が十分ではなかったために発生した」と謝罪した。
 学力検査の実施状況についても公表し、全日制99校、学年制の定時制18校、単位制の定時制3校で、インフルエンザなどによる別室受験者は2人、辞退者を含む欠席者数は256人だった。
 4日は面接などが行われる。追検査は10日、合格発表は15日。

誤って5分開始早める 静岡市高
 静岡市教委は3日、同日に静岡市立高(同市葵区)で実施された入学者選抜で、試験開始時刻を誤って5分間早めるミスがあったと発表した。
 同市教委によると、試験会場の教室の一つで午前9時5分開始の国語の試験(50分間)を誤って午前9時から実施した。試験監督の教諭がすぐ誤りに気づき、終了時刻を予定より5分繰り上げた上で残り時間を板書するなどの措置をとったという。また試験終了後、同室で受験した40人に事情を説明して謝罪した。
 試験監督の1人が、予鈴を試験開始のチャイムと勘違いしたのが原因とみられる。同市教委教育総務課は「今後はこのようなミスがないよう、全職員に指導を徹底したい」としている。

1635ももだぬき:2010/03/06(土) 03:34:00
愛子さま不登校に。朝日新聞から。

1636杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/03/06(土) 08:52:42
これって、体のいい学歴粉飾じゃないの?

不登校生は金(カネ)の卵?500万で卒業証書あげます
http://news.livedoor.com/article/detail/2298499/
2006年08月09日07時43分 / 提供:PJニュース

 不登校生は金=カネの卵なのか?不登校生の話題は、ニート、引きこもりなどと共に、マスコミなどのニュースにたびたび登場する。PJは以前、都内の公立中学校をいくつか回って先生にお話を伺ったが、不登校の生徒は、だいたいクラスに1人はいるようであった。
 そのような生徒の進学はというと、とりあえず中学は義務教育だから中学を卒業することはできる。しかし、その後の高校進学は義務教育ではないので、本人に進学の意思がないと学歴は中卒扱いになってしまう。そこで“待ってました”とばかりに登場するのが、不登校を主に扱う私立の通信制高校だ。
 そこへ入学して卒業となれば、高卒資格を得ることができる。しかし、問題なのは非常に高い学費だ。例えば都内にある某通信制高校は3年間で約500万円かかる。一般の私立高校の学費が3年間で約300万円(文部科学省「平成 16年度「子どもの学習費調査」)とすればかなり高い。それでも子供に高卒資格はとって欲しい、という親の気持ちは、藁をもつかむ思いであり、入学させる家庭も多い。
 しかし、学校側は、そういう親の気持ちを逆手にとって、不登校生ビジネスを展開しているのも事実だ。以前、とある都内の私立通信制高校の学校長が「うちの学校経営は“すきま産業”だ」と言い、ビジネスとしてとらえていたのがとても印象的であった。
 そういう学校は、できるだけ多くの生徒を学校に来させるということを主眼としているので、“教育”までたどり着いていない。例えば、“生徒が学校に毎日来さえすればよい”ということから、授業中にヘッドホンをして音楽を聴いていても、携帯電話をいじっていても、生徒を厳しく注意するということができない雰囲気に包まれている。いけないことをいけないと言わない、まさに、その学校内だけの、おかしな世界が存在するのだ。現に、この事実を普通高校の教師に話すと「そんなことあり得るのか?」と驚かれてしまった。
 このように不登校生は、いつまでたっても本物の教育を受けることができないのだ。先ほどの学校長はよく“教育”という言葉を口にしていたが、本当のところ、そこに教育は存在するのか?といった具合である。教師も頻繁に遅刻をし、ダラダラと仕事をして残業代を稼ぎ、飲み代を学校の経費で落とすなど、教師もやりたい放題である。校長いわく、「飲まなきゃやってられないよ」とのことだが。
 そのような学校でも、卒業したら親はとても喜ぶものだ。それをきっかけとして子供達が成長してくれればいいが、本当に3年間の学校生活が生徒にとって血となり骨となる内容だったのかに疑問が残る。正直、『高い金を払って、そこそこ3年間ちゃんとやってくれれば、高校の卒業証書を渡すよ』と言っているみたいなものだ。もともと不登校だった生徒が、甘やかされた環境の中で3年間を過ごし、一人前として本当にやっていけるのだろうか?高い金を払ってくれるからこそ、その子のためにも、厳しく指導すべきところは、ちゃんと厳しく指導すべきだ。
 また、この学校は、高卒した後に、大学に合格しなかったり、進学先が決まらなかったりすれば、系列の専門学校も用意されている。まさに至れり尽くせりというのはこのことである。【了】

1637神奈川一区民:2010/03/06(土) 09:06:36
>>1636
こういう高校生も高校無償化の恩恵を受け
るんですよね。もう高校も義務教育化する
方がいいです。こんなことするぐらいなら


1638とはずがたり:2010/03/07(日) 13:08:53

文科相「小林議員の責任は非常に重い」 北教組事件
http://www.asahi.com/politics/update/0305/TKY201003050248.html?ref=reca
2010年3月5日13時1分

 川端達夫文部科学相は5日の衆院文部科学委員会で、民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)陣営をめぐる選挙違反事件や北海道教職員組合(北教組)側からの違法献金事件について、「深刻な事態を招いている責任は小林さんに非常に重くある」と述べた。自民党の下村博文氏の質問に答えた。

 また、川端氏は、教員が禁止された政治活動をしても刑事罰の対象外となる教育公務員特例法18条2項を削除するかどうかについては「北教組事件で教育現場の中立性に国民的不安が起きている。法令違反の徹底的調査を指示している。二度とこういう事態を招かないための施策の一つとして18条2項の議論がある」と述べ、文科省の調査を踏まえて判断する考えを示した。

 同項削除については、鳩山由紀夫首相が川端氏に検討を指示している。

1640杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/03/08(月) 09:40:08
これは拙いんじゃないかなぁ・・・下手したら教育困難校が無くなって落ちこぼれを野に放つ結果になってしまうのでは。

だめな高校は退場してもらう 橋下知事の改革始動
http://www.asahi.com/national/update/0308/OSK201003070116.html
2010年3月8日7時36分

 だめな高校は公立、私立とも退場してもらう――。大阪府の橋下徹知事の高校改革が今春、本格的に始まる。公私間の授業料格差を無くすため、府の私立助成を大幅に拡充。公私で生徒の獲得を競わせる。また、芸術やスポーツなどの分野で成果を上げた公立に助成金を約束するなど、公立同士の競争も後押しする。知事がこだわる「競争原理」は、大阪の教育の質を向上させられるのか。

     ◇

 「公立と私立が競争できるような条件をつくるため、府のお金を投入します。私立の皆さんには、公立の受験生を奪うんだという意気込みで戦ってもらいたい」。2月1日に大阪市内で開かれた「大阪私学保護者の集い」で、橋下知事が声を張り上げた。
 2009年度の府内の高校授業料は公立の年間14万4千円に対し、私立は同平均約55万円。4月から鳩山政権によって公立の授業料が無償化される。橋下知事はこれに併せて、府内在住の私立高校生について、年収350万円未満の世帯を無償化できるよう府独自に助成する。11年度には、府内の私立高校生の半分をカバーするとみられる年収680万円程度の世帯にまで助成を広げる方針だ。
 公立と私立の授業料の差が縮まれば、生徒や保護者が家庭の経済事情にかかわらず、自由に学校を選べるようになる。そうなれば、進路の判断基準は純粋に良い学校かどうかだ。各高校が生徒獲得競争を勝ち抜くために魅力ある学校づくりに励めば、教育の質の向上につながる――。橋下知事はそう考えている。
 金蘭会高校(大阪市北区)の藤林富郎校長は「30人学級でのきめ細かい指導や、日本文化の素晴らしさを伝える華道や茶道の授業などで個性を打ち出す」と述べ、公立との競争に前向きだ。
 助成拡充の一方で、橋下知事は記者会見や議会で「競争を重視する制度の中では、経営的に成り立たない学校は倒れても仕方ない」と、クギを刺す。
 府私学・大学課によると、09年度の府内の私立高校の生徒数を10年前と比べると、全94校のうち15校で生徒数が半減している。ある女子高校の校長は「女子校の多くは満足に生徒を集められていない。危機感をもって経費を削減し、進学実績を伸ばすなどして競争に打ち勝つしかない」と話す。
 公私の高校のあり方を変えることは、橋下知事の宿願だった。大阪府では1980年代以降、府教育委員会と私立高校側が協議し、公立と私立の入学者の比率をほぼ7対3に決めてきた。橋下知事は就任1年目の08年、この取り決めを「カルテルのようなもの」と批判し、生徒が公立でも私立でも行きたい高校を自由に選べるようにするべきだと主張してきた。

     ◇

 橋下知事は、人気のない公立高校の「撤退ルール」を策定する意向も示している。2月、報道各社とのインタビューで「募集定員の何割を下回れば公立は撤退、と決めておかねばならない。良い学校が残ればよい」と述べた。

1641杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/03/08(月) 09:41:16
 大阪府公立中学校長会が5日に発表した今春卒業予定の中学3年の進路希望調査結果によると、定員割れした公立高校が前年同期より13校多い21校に達した。中西正人・府教育長は14年度までは少子化がいったん底を打ち、高校の入学者数の増加が見込まれるとして、「(深刻な定員割れなどの)問題が顕在化してくるのはそれ以降」との見方を示している。
 その一方で、橋下知事は10年度当初予算案に、公立高校同士に競争を促す制度を盛り込んだ。
 有名大学への進学実績で府内トップ級とされる北野、大手前など府立10校を「進学指導特色校」に指定。手厚く支援するため、各校をオンラインで結ぶ進路支援システムの構築などに1億637万円を計上した。
 橋下知事は「頑張る学校は新たに特色校の指定に挑戦でき、そうでない学校は指定から外れる。そのような競争のシステムが必要だ」と強調し、特色校を入れ替え制にするよう府教委に求めている。
 芸術やスポーツの分野でも競わせる。コンクールや全国大会などでめざましい成果を上げた府立高校の専門学科を支援する予算に3千万円を計上した。
 府南部の府立高校校長は「全国1位など、脚光を浴びる生徒はごく一部。(学力的に)しんどい生徒を底上げすることが大阪全体の活性化につながるはずなのに、そういう努力をした高校が評価される仕組みになっていない」と指摘する。
 知的障害のある生徒とない生徒が同じ教室で学ぶコースを設置している府立高校の校長は「勉強やスポーツ、芸術などの一面的な競争では得られない取り組みも必要だ」。別の校長は「公立は地域とのつながりが強い。地域の子どもをしっかり育てることが公立の成果なんだと分かってもらえるよう地道にPRしていきたい」と話す。(左古将規)

     ◇

■高校をめぐる橋下知事の最近の発言

●公立と私立の競争

 「授業料の格差をなくせば、子ども、保護者がいろいろな判断で選択できる。そのシビアな判断に委ねるのが、学校側の努力を高めることにつながる」(2月3日、定例記者会見)
 「『切磋琢磨(せっさたくま)』は『競争』と同義語。公立と私立で切磋琢磨して、授業内容も経営内容も上を目指してもらいたい」(3月1日、府議会)

●公立の撤退ルール

 「私立より怠けている公立ありますよ、いっぱい。だって倒産がないですから。だめな公立には退場してもらう」(2月1日、大阪私学保護者の集い)
 「公立は税金が入ってくるので、倒れることがない。でも、勝ち負けのライン、公立撤退というルールはきちんとつくらないといけない」(2月2日、報道各社のインタビュー)

●子どもも競争を

 「東アジアの子どもは必死になって勉強している。国際社会は食うか食われるかの激烈な競争。日本が子どもを甘やかしていたら、仕事がどんどんなくなってしまいますよ。英数国理社だけじゃなくて、手に職をつけることでもいいし、体育でも芸術でも何でもいい。僕はもう絶対、どんなことがあっても子どもたちを競争させて、仕事ができるだけの能力を身につけさせる」(3月3日、府議会)

1642とはずがたり:2010/03/08(月) 18:17:15
694 名前: ◆ESPAyRnbN2[] 投稿日:2010/03/08(月) 18:06:47
学校スレとかないですか? とりあえず、学園都市のここでいいですかw

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010030802000191.html
各省『大学校』見直しへ 参院予算委で仙谷戦略相
2010年3月8日 夕刊

 仙谷由人国家戦略担当相は八日午前の参院予算委員会で、各省や独立行政法人などが所管する教育・研修・
訓練施設の各種大学校について「縦割り(行政)の中で、ばらばらに好き勝手なことをやって、時代のニーズからも
大きくずれている。各省の壁をなくし、新たな技能を身に付ける仕組みを考えなければいけない」と述べ、政府全体で
見直しを図る考えを表明した。

 民主党の谷岡郁子氏の質問に答えた。谷岡氏は気象庁所管の気象大学校に学生一人当たり年間八百十三万円の
経費がかかり、給与や賞与、授業料も国が出していると指摘。「役人の生涯学習に多くの税金がつぎ込まれている」と
追及した。

 前原誠司国土交通相も気象大学校について「見直しを含めて検討する」と明言。厚生労働省所管の独法で職業
訓練の大学校などを多く抱える長妻昭厚生労働相は「文部科学省所管の高等専門学校とより一体的な運営が
できないか、内閣全体で取り組みたい」と述べた。

1643とはずがたり:2010/03/08(月) 19:18:35

だめな高校は退場してもらう 橋下知事の改革始動
http://www.asahi.com/national/update/0308/OSK201003070116.html
2010年3月8日7時36分

 だめな高校は公立、私立とも退場してもらう――。大阪府の橋下徹知事の高校改革が今春、本格的に始まる。公私間の授業料格差を無くすため、府の私立助成を大幅に拡充。公私で生徒の獲得を競わせる。また、芸術やスポーツなどの分野で成果を上げた公立に助成金を約束するなど、公立同士の競争も後押しする。知事がこだわる「競争原理」は、大阪の教育の質を向上させられるのか。
     ◇
 「公立と私立が競争できるような条件をつくるため、府のお金を投入します。私立の皆さんには、公立の受験生を奪うんだという意気込みで戦ってもらいたい」。2月1日に大阪市内で開かれた「大阪私学保護者の集い」で、橋下知事が声を張り上げた。

 2009年度の府内の高校授業料は公立の年間14万4千円に対し、私立は同平均約55万円。4月から鳩山政権によって公立の授業料が無償化される。橋下知事はこれに併せて、府内在住の私立高校生について、年収350万円未満の世帯を無償化できるよう府独自に助成する。11年度には、府内の私立高校生の半分をカバーするとみられる年収680万円程度の世帯にまで助成を広げる方針だ。

 公立と私立の授業料の差が縮まれば、生徒や保護者が家庭の経済事情にかかわらず、自由に学校を選べるようになる。そうなれば、進路の判断基準は純粋に良い学校かどうかだ。各高校が生徒獲得競争を勝ち抜くために魅力ある学校づくりに励めば、教育の質の向上につながる――。橋下知事はそう考えている。

 金蘭会高校(大阪市北区)の藤林富郎校長は「30人学級でのきめ細かい指導や、日本文化の素晴らしさを伝える華道や茶道の授業などで個性を打ち出す」と述べ、公立との競争に前向きだ。

 助成拡充の一方で、橋下知事は記者会見や議会で「競争を重視する制度の中では、経営的に成り立たない学校は倒れても仕方ない」と、クギを刺す。

 府私学・大学課によると、09年度の府内の私立高校の生徒数を10年前と比べると、全94校のうち15校で生徒数が半減している。ある女子高校の校長は「女子校の多くは満足に生徒を集められていない。危機感をもって経費を削減し、進学実績を伸ばすなどして競争に打ち勝つしかない」と話す。

 公私の高校のあり方を変えることは、橋下知事の宿願だった。大阪府では1980年代以降、府教育委員会と私立高校側が協議し、公立と私立の入学者の比率をほぼ7対3に決めてきた。橋下知事は就任1年目の08年、この取り決めを「カルテルのようなもの」と批判し、生徒が公立でも私立でも行きたい高校を自由に選べるようにするべきだと主張してきた。
     ◇

1644とはずがたり:2010/03/08(月) 19:18:53
>>1643-1644
 橋下知事は、人気のない公立高校の「撤退ルール」を策定する意向も示している。2月、報道各社とのインタビューで「募集定員の何割を下回れば公立は撤退、と決めておかねばならない。良い学校が残ればよい」と述べた。

 大阪府公立中学校長会が5日に発表した今春卒業予定の中学3年の進路希望調査結果によると、定員割れした公立高校が前年同期より13校多い21校に達した。中西正人・府教育長は14年度までは少子化がいったん底を打ち、高校の入学者数の増加が見込まれるとして、「(深刻な定員割れなどの)問題が顕在化してくるのはそれ以降」との見方を示している。

 その一方で、橋下知事は10年度当初予算案に、公立高校同士に競争を促す制度を盛り込んだ。

 有名大学への進学実績で府内トップ級とされる北野、大手前など府立10校を「進学指導特色校」に指定。手厚く支援するため、各校をオンラインで結ぶ進路支援システムの構築などに1億637万円を計上した。

 橋下知事は「頑張る学校は新たに特色校の指定に挑戦でき、そうでない学校は指定から外れる。そのような競争のシステムが必要だ」と強調し、特色校を入れ替え制にするよう府教委に求めている。

 芸術やスポーツの分野でも競わせる。コンクールや全国大会などでめざましい成果を上げた府立高校の専門学科を支援する予算に3千万円を計上した。

 府南部の府立高校校長は「全国1位など、脚光を浴びる生徒はごく一部。(学力的に)しんどい生徒を底上げすることが大阪全体の活性化につながるはずなのに、そういう努力をした高校が評価される仕組みになっていない」と指摘する。

 知的障害のある生徒とない生徒が同じ教室で学ぶコースを設置している府立高校の校長は「勉強やスポーツ、芸術などの一面的な競争では得られない取り組みも必要だ」。別の校長は「公立は地域とのつながりが強い。地域の子どもをしっかり育てることが公立の成果なんだと分かってもらえるよう地道にPRしていきたい」と話す。(左古将規)
     ◇
■高校をめぐる橋下知事の最近の発言
●公立と私立の競争
 「授業料の格差をなくせば、子ども、保護者がいろいろな判断で選択できる。そのシビアな判断に委ねるのが、学校側の努力を高めることにつながる」(2月3日、定例記者会見)
 「『切磋琢磨(せっさたくま)』は『競争』と同義語。公立と私立で切磋琢磨して、授業内容も経営内容も上を目指してもらいたい」(3月1日、府議会)

●公立の撤退ルール
 「私立より怠けている公立ありますよ、いっぱい。だって倒産がないですから。だめな公立には退場してもらう」(2月1日、大阪私学保護者の集い)
 「公立は税金が入ってくるので、倒れることがない。でも、勝ち負けのライン、公立撤退というルールはきちんとつくらないといけない」(2月2日、報道各社のインタビュー)

●子どもも競争を
 「東アジアの子どもは必死になって勉強している。国際社会は食うか食われるかの激烈な競争。日本が子どもを甘やかしていたら、仕事がどんどんなくなってしまいますよ。英数国理社だけじゃなくて、手に職をつけることでもいいし、体育でも芸術でも何でもいい。僕はもう絶対、どんなことがあっても子どもたちを競争させて、仕事ができるだけの能力を身につけさせる」(3月3日、府議会)


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