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Tohazugatali Tourist Bureau

1とはずがたり:2005/04/29(金) 21:06:28
観光・旅行・リゾート・レジャー・ホテル業界等

温泉スレはこちらhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1075222919/l10

902チバQ:2011/03/30(水) 12:38:14
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103290519.html
TDR、4月6日にも一部再開へ 営業時間は短縮
2011年3月30日4時31分

 東日本大震災が起きた11日から休園している国内最大のテーマパーク「東京ディズニーリゾート」(TDR、千葉県浦安市)が、4月6日にも営業を一部再開する。東京電力の計画停電で電力供給が安定しないことから営業を見合わせてきたが、旅行会社の強い要請を踏まえ、営業時間を短くして再開する方向だ。

 運営するオリエンタルランドが方針を固めた。ディズニーランドとディズニーシーを合わせた1日の消費電力量は57万キロワット時と大量で、一般世帯に換算すれば、約5万9千世帯分に相当する。

 通常なら午後10時の閉園時間を午後6時ごろまでに早め、夜間の電力を減らす。昼間も冷暖房を節約することなどで、全体の消費電力の約3割の節電を目指す。できれば、周辺のホテルも同時に営業を再開したい考えだ。

 また、計画停電の長期化をにらみ、園内に大型のガス自家発電機を建設することも検討。TDR全体の消費電力の7割をまかなう計画だ。幹部は「普通なら環境影響調査に時間がかかるが、政府が特例を認めてくれれば半年でつくれる。クリスマスまでには設置したい」と話す。

 年間約2500万人が訪れるTDRは、震災により駐車場で液状化現象が起きるなどの被害を受けた。修復作業は済んでおり、28日からTDR内の商業施設「イクスピアリ」は営業を再開している。

903チバQ:2011/03/30(水) 23:00:07
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110330/biz11033020220047-n1.htm
中国人観光客減り…アキバと銀座は閑古鳥
2011.3.30 20:14 (1/2ページ)
震災後は中国人観光客が激減。東京・秋葉原の免税店は閑散としている=30日(佐久間修志撮影)
 東日本大震災で海外からの観光需要が冷え込み、中国人観光客でにぎわっていた東京・銀座の百貨店や秋葉原の家電量販店も、来店客が急減している。福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故の処理は長引いており、にぎわいを取り戻すには時間がかかる見通しだ。

 JR秋葉原駅近くの免税店。震災前は中国人客でいっぱいだった午後0時過ぎの店内は、閑古鳥が鳴いていた。「炊飯器は(中国向け仕様の)220ボルトだから、日本では使えない。お客が減ったかって? そうだね〜」。女性店員は言葉を濁した。

 ヨドバシカメラマルチメディアAkibaも、中国人客が大きく減った。震災直後は、「日本を脱出する人がおみやげを買いに来たが、先週からは(中国人が決済に使う)銀聯(ぎんれん)カードの扱いも1日1件や2件になった」(担当者)と話す。

 秋葉原と並ぶ、買い物スポットの銀座も同様だ。三越銀座店では、3月1日から11日まで300〜500件あった免税処理が、震災後は20日までで100件未満にとどまった。外国人向けインフォメーションの利用件数も、150件から2けたに落ち込んだ。

 ドン・キホーテ銀座本館は「めっきり中国人が来なくなった」と嘆く。新宿店のおみやげフロア「ようこそ館」にも、団体バスは来ない。「ビジネス客はやや戻りつつある」(同)ものの、前年比3倍増の外国人客数を見込んでいた直近の1週間も、同2割増にとどまり、影響は深刻だ。

904チバQ:2011/03/30(水) 23:00:53
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110330/biz11033020080046-n1.htm
「観光立国」深刻ダメージ 立て直し急務 渡航自粛、キャンセル深刻
2011.3.30 20:02 (1/2ページ)

3連休初日の3月19日、東京都内有数の観光スポット、浅草寺(台東区)に普段のにぎわいはなかった(AP)
 東日本大震災と福島第1原子力発電所の放射性物質(放射能)漏れ事故で、政府の新成長戦略の目玉である「観光立国」が深刻なダメージを受けている。米国やフランス、中国、シンガポールなどが相次いで、日本への渡航自粛を勧告や要請の形で呼びかけており、観光政策の見直しは避けられない。

 観光庁の溝畑宏長官は、1200万人に近い水準を目指していた今年の訪日外国人の目標について、「見直しせざるを得ない」として、下方修正する。溝畑長官は「観光が日本の成長に重要な役割を果たすことには変わりはない」としながらも、放射能漏れや余震、計画停電が続き、外国人離れを食い止めるのは難しいとの判断だ。

 昨年の訪日外国人は、過去最高ながら861万人にとどまり、目標の1千万人に届かなかった。円高と、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件による日中関係悪化が重しになった。観光庁の海外での積極的なプロモーションが期待されたが、その矢先に襲ったのが東日本大震災だった。

 桜の開花を前に日本政府観光局の間宮忠敏理事長が訪中し、現地旅行会社を相手に行うはずだった14日からの訪日ツアー誘致のトップセールスも中止された。

 放射能漏れが明らかになってからは、重点市場15カ国・地域すべてが日本への渡航自粛を決めた。成田空港と羽田空港に発着する外国航空会社にも、欠航などの動きが広がっている。

 国土交通省によると、現在、米デルタ航空など3社が計6便を欠航したほか、仏エールフランス航空など11社が経路を変えている。中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空は、27日の高松空港就航を延期した。

 宿泊施設への打撃も大きい。ホテルニューオータニ(東京都千代田区)は、3月分の宿泊予約のうち外国人を中心に3割強のキャンセルが出た。一方で、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)は「外資系企業の本社機能の大阪移転で予約が増えた」。

 国内旅行市場も縮小傾向にある。大手旅行会社の3月の国内ツアーの予約数は、前年同期比3割も減った。新型車両「はやぶさ」がデビューしたばかりの東北新幹線が那須塩原−盛岡間で運休し、「東京ディズニーリゾート」の休園も足を引っ張った。

 溝畑長官は「被災地以外の観光地のがんばりが、結果として力強いメッセージになる」として、観光を東日本復興のエンジンにしたい考え。ただ、福島第1原発から遠く離れた北海道でも、外国人客は「ほぼ100%キャンセルが入り、壊滅的」(道観光振興機構)な状況で、回復の道は遠い。

905チバQ:2011/03/30(水) 23:01:28
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001103300002
姫島観光タクシー存続の危機
2011年03月30日

 存続か廃止か――。姫島村で昨年夏、約15年ぶりに営業を始めた姫島観光タクシーが岐路に立たされている。秋までは順調な営業だったが、寒波が厳しかった冬場に客足が途絶えたうえ、国の緊急雇用促進事業の補助も3月でなくなるからだ。厳しい選択が迫られている。


 観光タクシーは昨年8月、造船鉄工業木野村ヤンマー商会の木野村光紀代表(39)がリースしたワンボックスカー1台で始めた。


 島には国指定天然記念物の観音崎黒曜石産地や渡りをする大型チョウのアサギマダラの休息地、姫島七不思議などの観光地があり、東回りAコース、西回りBコース(各約30分)2900円、両コースを回るCコース(約1時間、5800円)を設定した。


 11月まではCコースが多く、月に20回以上運行し、利益も出た。だが、冬場は海も荒れ、島を訪れる人は激減。2月は30分コースを4回運行しただけだった。


 補助金でまかなわれていた運転手の給料や車のリース料は3月いっぱいで終わる。木野村代表は「車のリースが残る8月までは続けるが、それ以降は未定」という。


 「姫島の観光客を増やしたい」との思いは強い。運転手からも「歩合でいいから続けたい」との要望もある。木野村代表は「補助金がなくなるのは厳しい。なんとか秋までに昨年の2倍の売り上げをあげ、存続させたいのだが」と話している。(吉良隆夫)

906チバQ:2011/03/30(水) 23:02:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20110330-OYT8T00023.htm
巨大地震 観光に影響
県内のホテルキャンセル相次ぐ
 東日本巨大地震の発生後、県内のホテルや観光施設などで、予約客のキャンセルが相次いでいる。自粛ムードや、原発事故での不安感が広がっているとみられる。観光関係者は「影響は長引きそう」と心配しながら、「これだけの災害だから仕方ない」と受け止めている。

 ■酒類控える宴会

 「地震のため行けなくなりました」

 山口市湯田温泉にあるホテルでは、地震が発生した11日から27日までに宿泊予約者から100人以上のキャンセルの申し出があったほか、約70組(約1000人)の宴会が取りやめになった。

 酒類を控えた送別会も増えており、全体の損失額は800万円近くに上るという。男性支配人は「本来なら送別会で忙しい時期なのに……」と嘆き、「宴会の自粛ムードは、県庁や大企業の営業所にまで広がっている」と今後の影響も覚悟している。

 湯田温泉旅館協同組合の荒瀬公明・事務局長は「多くの命が奪われた災害なので仕方がない」と話した。

 岩国市の観光名所・錦帯橋への客足も減り始めている。隣接する岩国国際観光ホテルでは、地震翌日から29日正午までに、4、5月の行楽客を中心に計148件2159人のキャンセルが入った。

 主に福島、茨城県などの被災地や関東、九州方面からの観光客で、「交通手段がない」「仕事が休めなくなった」などの理由が多い。6月以降の予約についても「いったん取りやめて、再検討します」などの連絡が入っているという。

 ■海外客や出張も

 下関市と韓国・釜山市を結ぶ関釜フェリーでは、利用客が減少。関釜フェリーによると、通常は韓国からのツアー客約400人が下関市に降り立つ「はまゆう」の乗客が、地震後は100人以下となる日もある。「地震、津波に加えて原発事故が不安感に拍車をかけ、日本全体への旅行を控えているのではないか」と分析している。

 下関市と韓国・光陽(クァンヤン)市を結ぶ光陽フェリーも、韓国客のキャンセルが相次ぎ、週3往復の運航のうち、北九州市・門司港に発着させていた1往復を減らした。

 県内から東北地方への旅行取りやめも目立つ。周南市に本社を置く「防長トラベル」では、4月に国の天然記念物・三春滝桜(福島県)など東北地方の桜の名所を巡るツアーを企画し、約50人が予約していたが、中止を決めた。

 企業が関東方面への出張を中止する動きもあるといい、担当者は「現時点ではどれほどの影響か予測できないが、しばらく東北地方へのツアーは企画できない」と頭を抱えている。

(2011年3月30日 読売新聞)

907チバQ:2011/03/30(水) 23:02:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110330-OYT8T00070.htm
売れない…秋田駅前ホテル
競売1900万でも…老朽化で改装費必要


2年以上、手つかずのままになっている「ホテルハワイ駅前店」  秋田市千秋久保田町の「ホテルハワイ駅前店」(2009年閉鎖)の建物が所有者の破産により競売にかけられたものの、応札者が現れず、買い手が決まらないままになっている。JR秋田駅前の千秋公園脇に位置する好立地だけに、不動産業者の注目度も高いが、老朽化などがネックになっているもようだ。周辺商業者などからは「再建か解体か、早く決まってほしい」との声が高まっている。(佐藤直信)

 ホテルハワイ駅前店(約360室)は1972年に開業。主にビジネス客向けだったが、市内のホテル競争激化などの影響で、2009年の元日、系列2店とともに閉鎖された。所有会社(秋田市)は破産手続きに入り、駅前店の地上10〜11階建ての2棟について、同年8月、秋田地裁で競売開始が決定された。

 地裁の競売関係書類によると、2棟の建築年は72年と76年で、約40年間とされる経済的全耐用年数を迎えつつあり、老朽化も進んでいる。不動産評価額は計約7781万円。土地は千秋公園一帯の地主が所有しており、ホテルは地主側に地代を支払って営業していたが、地裁の調査に対し地主側は「土地の売買も可能」と説明したという。

 入札は昨年3月から今年1月、3度にわたって行われたが、いずれも応札者が現れず、落札されなかった。このうち3度目の入札では、落札額の目安となる売却基準価格が、評価額の約4分の1の約1900万円まで下げられたが、応札者はいなかった。

 3度の入札で落札者が決まらず、売却の見込みがない場合、地裁は競売手続きを停止できることになっており、土地の再活用に向けた同手続きが白紙に戻る可能性も出ている。

 競売について、市内のある不動産業者は「超一等地で、関心は持っているが、ホテルとして再営業する場合は改装費や採算性が問題になるし、解体する場合も巨額の費用がかかるため、とても買おうという勇気は出ない」と明かす。

 一方、付近の商業関係者は「観光地である千秋公園の目の前にいつまでも“廃虚”があると、市のイメージダウンにもつながる」と懸念を示し、「中心市街地活性化や千秋公園整備など街づくりとセットで考え、打開策を見つけていくべきだ」と語った。

(2011年3月30日 読売新聞)

908チバQ:2011/03/31(木) 12:33:37
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY201103310110.html
首都圏、花見宴会自粛…一方で「東北の酒飲んで支援」も(1/2ページ)
2011年3月31日12時6分
 春。例年は花見客でにぎわう首都圏の公園で、宴会の自粛要請やイベント中止の動きが広がっている。東日本大震災や計画停電のためだ。「こんな時こそ集おう」という声もある。

 例年150万人以上が約1200本の桜をめでる上野公園(東京都台東区)に「宴会の自粛のお願い」の看板が立つ。地元は1100個のぼんぼりの点灯や骨董(こっとう)市、物産展も中止した。

 約400本の桜のつぼみがほころび始めた井の頭公園(同武蔵野市、三鷹市)にも同様の看板が立つ。管理事務所は「節電のため電灯の明るさを落とした。夜間の安全が保証できない。仮設トイレは被災地に運んだため、確保が難しい」と説明。被災者への配慮もあるという。

 都は計画停電が始まった14日以降に自粛要請を始めた。臨時のごみ箱や仮設トイレは置かず、夜の照明も暗め。石原慎太郎都知事は29日の記者会見で「桜が咲いたからって一杯飲んで歓談するような状況じゃないと思いますよ。少なくとも夜間、明かりをつけての花見なんて自粛すべきだと思っております」と述べた。

 自粛の影響は外食や観光業界に及んでいる。隅田川やお台場で屋形船を運航する「屋形船濱田屋」は20日に営業を再開したが、花見のかき入れ時なのに3、4月で計80隻分の予約が取り消された。松本博幸代表は「被災していない私たちにできるのは、日本の経済をきちんと回して収益を被災地復興に役立てること」と話し、4月30日までの売り上げの5%を日本赤十字社に寄付する。

 タレントのなぎら健壱さんは「日本には、酒を飲んで故人を弔う文化もある」と話し「いま無謀な騒ぎをする人がいるとは思えないし、自粛するかどうかは各人が考えること」と自粛ムードにくぎを刺すが、自身も台東、墨田両区にまたがる隅田公園で十数年にわたり開いてきたファンクラブの花見を中止した。「もし酒の力で被災地を忘れ、羽目を外してしまったら申し訳ないし、切ないから」

 「酒場詩人」の吉田類さんは「つらい時に楽しい気持ちを持ちたいのは自然なこと。人と人が交われば対話が生まれ、支援につながるかもしれない。東北の酒を飲むのも一つの支援」と語る。5月1日に都内で酒を飲みながらの追悼イベントを開き、入場料を被災地に寄付するという。(渡辺志帆、茂木克信)

909チバQ:2011/03/31(木) 23:12:01
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nikko/news/20110331/485853
「街が消えてしまう」観光客減 悲痛な叫び 鬼怒川・川治温泉、大半は休業のまま
(3月31日 05:00)
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 【日光】東日本大震災以降の観光客激減を受け、鬼怒川・川治温泉旅館協同組合は連日のように臨時理事会を開き、対応を協議している。これまでに重ねた会合は10回を超えた。被災者向けに3千人の受け入れ態勢を整えたが、大半の宿泊施設は休業状態。従業員の解雇に踏み切った例もあるといい、「このままでは街が消えてしまう」との悲痛な声さえ出ている。

 同組合は被災者受け入れ可能な宿泊施設のうち、21軒が1泊素泊まり3千円で対応。だが実際に稼働しているのは数軒に満たない。大半は休業したままで、従業員も自宅待機状態だ。

 これまでに避難者100人以上が相談窓口を通して宿泊した。しかし組合によると、3千円でも赤字になる上、光熱費などを考え入れると、少人数を受け入れるために、閉まっている施設を開けるのは難しい。全体の稼働率は1割にも満たない状態だ。

 29日の臨時理事会では「春の稼ぎ時に客がなく、固定資産税が払えない」「計画停電で客が取れず、お手上げだ」などの声が次々と上がり、行政側の対応への不満も出た。

 窮状が続く中、電気代、ガス代、カラオケの著作権料などの支払い猶予についても事業者側との交渉を進めている。また東北出身の従業員の家族が被災して、市内の従業員寮に身を寄せているケースもあり、「救済策はないのか」との声も出ている。

 県は29日、ホテル・旅館を借り上げ、1泊3食5千円で被災者に移転を促す方針を発表したが、先を見通せない現状に変わりはなく、組合側は「宿泊施設だけでなく食堂、店舗なども疲弊している。行政側の主体的な取り組みが必要だ」と訴えている。

910チバQ:2011/03/31(木) 23:13:41
http://gendai.net/articles/view/syakai/129696
セレブの憧れ「シャングリ・ラ ホテル 東京」いきなり休業のワケ
【政治・経済】
2011年3月31日 掲載
外資らしい逃げ足の速さ
 1泊7万円以上の外資系高級ホテル「シャングリ・ラ ホテル 東京」(東京・千代田区)が、今月19日から営業を休止している。べつに地震で建物が壊れたわけでもないのに、不可解な話だ。さっそくホテルに問い合わせたら“やっぱり……”だった。
「ホテルにはアメリカやマレーシアなど約30人の外国人スタッフがいます。余震と放射能への不安でなかなか業務に集中できない。親や家族とも離れ離れになっている。最高のサービスを提供できないなら、休止にしようと香港の本社から指示があったのです。給与はしっかり払っています」(広報担当者)
 放射能怖さの休業だったのである。
「シャングリ・ラ ホテル東京」は2年前の3月に東京駅前にオープン、チェコ製の最高級シャンデリアが至る所に設置され、皇居や丸の内が一望できる。スイートルームは1泊100万円。セレブが集うホテルだ。開業当初は苦戦したが、昨年中国人の観光ビザが緩和されたこともあり、人気を集めていた。日本人の感覚だと「過剰反応」に見えるが、ホテル事情に詳しい国際ホスピタリティースペシャリストの奥谷啓介氏は「正解だ」と話す。
「シャングリ・ラ ホテルの宿泊客の約4割が外国人です。みな放射能を恐れて東京から逃げてしまった。日本人も高級ホテルに泊まろうという雰囲気ではない。無理に営業しても、赤字がどんどん増えるだけです。それなら休止にして、スタッフの人件費だけ払おうという考えでしょう。外資系だけあって判断が速い」
 原発の処理が長引けば、追従するホテルが次々出てくるかもしれない。

911チバQ:2011/03/31(木) 23:16:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110330-OYT8T00914.htm
行事自粛行き過ぎ?
静岡・浜松まつり 安倍川花火も―
 東日本巨大地震の影響から、県内でイベントなどの中止が相次ぎ、経済への影響を懸念する声が上がっている。一部では、イベントを予定通り実施し、会場で募金活動を行うなどの形で、地域活性化の取り組みの中に被災者支援を組み込もうという試みも出ている。

 県内では、東日本巨大地震の被害の甚大さや被災者の心情を考慮し、4月1〜3日に予定されていた「第55回静岡まつり」や5月3〜5日の「浜松まつり」、7月30日の「第58回安倍川花火大会」など、歴史あるよく知られたイベントが軒並み中止になっている。

 こうした流れについて、今月24日に静岡市内で開かれた東日本巨大地震の被災地支援に関する県と市町の合同会議の冒頭、県の大村慎一副知事は「イベントなどの行事を自粛する傾向になっている。我々の気持ちとしては当然そうだが、一方で未曽有の災害で経済的にいろいろと懸念がある」と指摘。「被災地を支援するためにも、逆に歯を食いしばって工夫しながら、できる行事については頑張ってやっていくことでご考慮いただきたい」と述べた。

 県は、イベントなどは可能な限り開催していく方針。川勝知事は30日の記者会見で、「自粛ムードが必要以上に蔓延している。例えば祭りは地域の絆(きずな)を確かめ合う大事な機会。自粛ではなく、応援ムードでやる必要がある」と述べた。

 小嶋善吉・静岡市長も今月25日の記者会見で、相次ぐイベントの中止について「市としてはそれぞれの(実行主体の)決定を尊重する」と断ったうえで、「もっと元気を出して復興しなければいけない時期が来る。その時にいろいろなイベントが復活してくると思う」と語った。

 静岡商工会議所の後藤康雄会頭は今月25日の記者会見で、「静岡まつりは目前に迫っていたが、中止はやむを得なかった」と述べる一方、「安倍川花火大会はだいぶ先の話。慎重に今後の復興状況をみながら改めて判断すべきだ」との見解を示した。 

 一方、沼津市は、今月31日に閉館する同市大手町の「キラメッセぬまづ」で4月3日に、「キラメッセージ大感謝祭」を予定通り開催する。特産物の販売や白隠太鼓の演奏などのほか、地震の被災地への募金コーナーを設ける。

 また、狩野川花火大会などで知られる「沼津夏祭り」も、7月30、31日に開催されることが決まった。

(2011年3月31日 読売新聞)

912チバQ:2011/04/01(金) 22:45:20
>>908
>仮設トイレは被災地に運んだため、確保が難しい」と説明。
イベント自粛が必要じゃなくて、行政がイベントのサポートをできないことを
説明するのがよかったのでは?

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110401/plc11040112210016-n1.htm
蓮舫氏、石原都知事の「花見自粛」に反論 「権力の社会制限は最低限に」
2011.4.1 12:21

官邸に入る蓮舫行政刷新担当相=1日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 蓮舫節電啓発担当相は1日の記者会見で、東京都の石原慎太郎知事が桜の花見について「一杯飲んで歓談する状況じゃない」と自粛を促していることに対し、「権力で自由な行動や社会活動を制限するのは最低限にとどめるべきだ」と反論した。

 また、一部にコンビニエンスストアの深夜営業を自粛すべきだとの意見があることにも「夜間の電力は、現段階では相当余っている。コンビニや自動販売機の夜間の照明は、治安的にも意味がある」と述べ、不必要だと強調した。

 その上で「電力があるにもかかわらず経済活動を公の力で制限していくということが、わが国の経済にとってどのよう影響があるのかも冷静に考えるべきだ」と訴えた。

913チバQ:2011/04/01(金) 23:28:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110331-OYT8T01015.htm
「公有」誘客策がカギ
阿仁スキー場 北秋田市に無償譲渡


ゴンドラから見える樹氷など四季折々の自然も魅力のひとつ  阿仁スキー場の所有会社から施設の無償譲渡を受けた北秋田市。4月から公有施設として心機一転のスタートを切るが、維持管理費や将来的な原状回復費など多額の出費も見込まれ、存続は厳しい状況下にある。市は、県や所有会社にも応分の資金負担を求め、施設の再生を図る方針だ。(糸井裕哉)

 昨年10月、運営会社から譲渡の打診を受けた北秋田市は財政負担を嫌い、消極的だったが、「スキー場がなくなれば観光政策が壊滅する」という危機感から翌月から方針転換した。

 市は宿泊や飲食、土産物購入などによる同スキー場の経済効果を約3億7000万円と試算。高山植物や紅葉、樹氷など四季折々の自然が魅力で「通年観光の目玉」であるゴンドラ運行を廃業すれば、秋田内陸縦貫鉄道(内陸線)や大館能代空港の利用促進策にも悪影響を及ぼすと判断した。

 2009年度、同市への観光客約138万人のうち、約75%が県内からの客。だが、同スキー場の夏季営業に限定すれば県外客が約4割を占めており、市は今後、積極的にゴンドラを活用したツアーを旅行代理店へ売り込む。

 同市の津谷憲司産業部長は「旅行商品は催行日の半年前までの提示が必要だが、近年は継続か廃止か開業直前まで不明で交渉が不可能だった。今後は安心感を持って誘客を図れる」と話す。

 スキー場を所有する「ウインターガーデン・リゾーツ」から市への施設譲渡は4月1日に行われる。だが、地元有力者が創設したNPO法人「森吉山」が国有林の年間賃貸料約210万円を支払い、同社から業務委託を受ける形で今冬から実質的に運営しており、3月議会で、そのまま指定管理者に選定された。

 同法人には、スキー場の閉鎖を懸念する内陸線や地元企業の経営者、市観光協会の役員など計23人が参加。新規事業として4月下旬から始まる「春スキー」や樹氷の見頃に合わせた「雪像まつり」の開催も検討している。

 2年前、地元住民はスキー場存続を求め、市の総人口に迫る約3万人の署名を市に提出。同法人の片岡伸幸理事長は「角館の花見と阿仁の雪見を合わせた観光コースを内陸線と企画するなど、新たな誘客策を打ち出し、利益を地元に還元したい」と話す。

              ◇

(阿仁スキー場)

 西武グループが1987年に開業したが、経営不振で2007年、米シティグループ傘下のウインター社に事業譲渡。08年には同社も運営からの撤退を表明、県と北秋田市が計約3500万円を支援して事業を継続。09年以降は、NPO法人「冒険の鍵クーン」が市から約7〜800万円の助成を受け、通年営業していた。

(2011年4月1日 読売新聞)

914チバQ:2011/04/03(日) 10:10:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110403t63018.htm
「人災だ」 風評被害に温泉地も悲鳴 福島

温泉街の玄関口で、観光案内所が併設されたJR磐梯熱海駅も閑散としている=3月31日、郡山市


 温泉王国・福島県が、巨大地震の被害に加え、福島第1原発事故の風評被害にあえいでいる。原発から遠く離れた温泉地でも宿泊予約のキャンセルが相次ぎ、少なくとも夏までは一般客の利用は見込めない状況だ。事故が収束する見通しもなく、関係者からは「廃業に追い込まれる業者も相当出る」と悲痛な声が上がっている。

 原発から約50キロ南にあるいわき市のいわき湯本温泉。旅館の多くが地震で被害を受けた施設の修繕を終え、配湯も再開されたが、災害復旧や原発の関係者以外に利用客はいない。
 同温泉旅館協同組合の小井戸英典理事長は「原発が安定すれば客足が戻るのか、地場食材を使えるのか」とため息をつく。
 自らも「こいと旅館」を経営するが、従業員に給料を支払える見通しは立たず、半分以上を解雇せざるを得ない。高齢者福祉施設などへの転業を検討する同業者も出てきたという。
 福島市の飯坂温泉は原発の北西約70キロ。市が5年計画でインフラ整備を終え、誘客に向け動きだす矢先だった。「天国から地獄に突き落とされた感じだ」と同温泉観光協会の畠隆章会長は言う。
 経営する「吉川屋」は月6000〜7000人の予約が7月までほぼすべてキャンセルに。「復興に向かう宮城、岩手県と違い、福島は災害が現在進行形だ」と不安を隠さない。
 二本松市の岳温泉では、創業100年を超える「松渓苑」が3月23日に廃業した。建物の修繕費がかさむ上、相次ぐキャンセルで資金繰りがつかなくなったとみられる。
 原発の西約70キロにある郡山市の磐梯熱海温泉も一般客の姿はなく、原発周辺自治体からの避難者や作業服の人たちがいるだけだ。温泉街でも屈指の規模の「ホテル華の湯」は、花見シーズンを中心に7月までに1万5000人の予約が入っていたが、ゼロになった。温泉街全体が同様だという。
 「これは人災。こんなに離れた場所で原発の心配をすることになるとは」。菅野豊社長は風評被害の怖さを実感する。「福島は観光立県。もう立ち上がれないのか」と怒りが増すばかりだ。
 県旅館ホテル生活衛生同業組合の理事長も務める菅野社長は「国が先頭に立って、農業などと同じように観光業者の損失を補償すべきだ。最低でも金融機関に当面の運転資金供給と借入金の返済猶予をさせてほしい」と訴える。
 環境省がまとめた2009年度の温泉利用状況によると、福島県内の温泉宿泊利用者は延べ476万7000人。2位の山形県に190万人差をつけ、東北1位だった。
(太楽裕克、石川威一郎、菊地奈保子)


2011年04月03日日曜

915チバQ:2011/04/03(日) 21:38:24
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110402/dms1104021507005-n1.htm
福島悲鳴! 旅館「壊滅する」キャンセル続出…廃業も2011.04.02
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 福島県内の温泉旅館やホテルが窮地に立っている。被災に加え、福島第1原発事故の「風評被害」で予約キャンセルが続出。従業員らの減給やリストラでしのぐが、廃業に追い込まれるケースも。「このままでは壊滅する」と悲鳴が上がっている。

 詩人、高村光太郎が「智恵子抄」で詠んだ安達太良山。岳温泉が人気の「櫟平ホテル」(福島県二本松市)は当初、3月分の予約がすべてキャンセルとなった。1日に営業を再開。ところが、前日までの予約客は1人だけ。阿部三枝子社長は「原発から60キロ以上も離れているのに…」と肩を落とした。

 同ホテルが、従業員約70人に支給した3月分の給与は2月分の半分以下。高卒の3人を内定通り採用するものの「給与など労働条件を見直さざるを得ない」という。

 二本松市で100年以上続く老舗旅館「松渓苑」は、震災で客室や天井が激しく損傷。風評被害による予約キャンセルが追い打ちをかけ、廃業を余儀なくされた。

 佐藤俊夫社長は「『もったいない』とお客さまからの電話が殺到したが、これ以上は続けられない」と話すのがやっとだった。

 従業員のリストラに踏み切る旅館も。いわき市常磐湯本町の「旅館こいと」では、37人の従業員を10人以下に減らすことを決めた。小井戸英典社長は「退職金も払えない。お客さまに『子どもを連れて行けない』といわれ、悔しい」と打ち明けた。

 県内約650の温泉旅館が加盟する福島県旅館ホテル生活衛生同業組合の佐藤精寿事務局長は「原発の風評被害に対し、国が早期に安全宣言を出さないと壊滅してしまう」と話す。犠牲は増えるばかりだ。

916チバQ:2011/04/03(日) 21:38:53
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110402/dms1104021506004-n1.htm
赤プリ”提供…被災者癒やす1泊5万円の部屋2011.04.02
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31日で閉館するグランドプリンスホテル赤坂。ホテルをバックにするスタッフ【拡大】

. 惜しまれながら3月31日、55年余りの歴史に幕を閉じたグランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区、旧赤坂プリンスホテル)。最終日にはホテルをバックにしたスタッフの記念撮影も行われていた。

 1955年に開業。バブル期には若者らの人気デートスポットに。自民党の町村派(清和政策研究会)がホテル内に拠点を置くなど、政治家の重要会合や芸能人の結婚披露宴の舞台としても脚光を浴びた。故丹下健三氏が設計した40階建ての新館は、今月上旬から約3カ月間、東日本大震災の被災者らの受け入れ施設として活用される。715ある客室で最大約1600人が滞在可能。ホテル時代に1泊4〜5万円の客室も提供される。都心滞在が被災者にとって安らぎのひとときとなってほしい。

917チバQ:2011/04/04(月) 23:39:57
http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY201104040134.html
フラガール、復興の旗振る 45年ぶり全国巡業復活へ(1/2ページ)2011年4月4日15時2分
 炭鉱町の再起を描いた映画「フラガール」の舞台となった福島県いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が、45年ぶりにフラガールたちの全国巡業を復活させる。震災被害と原発事故の「風評被害」に苦しんでいるふるさと。笑顔で、復興への願いを発信する。

 いわき市では3月11日の地震と津波で277人が犠牲になった。施設もガラスが破損するなど4億〜5億円の被害が出て、休業している。黄金週間前の部分再開を目指したが、原発事故で見通しは立っていない。

 「風評被害は炭鉱閉山より深刻」と、同施設を運営する「常磐興産」の斎藤一彦社長(66)は話す。市内の炭鉱住宅で育ち、いわき市の盛衰をずっと見てきた。今回の原発事故は、観光業だけでなく、農業や製造業にも大きな被害を及ぼす様相を見せる。昭和30年代以降の石炭離れで町が衰退したときよりも深刻に感じるという。

 同社は1966年、石炭採掘時の副産物だった温泉を生かし、フラダンスショーを盛り込んだレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」を炭鉱そばに開業。炭鉱作業員らの娘をダンサーとして育てて人気を集め、地元の危機を乗り越えた。

 開業前、新人ダンサーのチームが宣伝のために全国を巡業し、自らも成長し、地元の人たちを元気づけた経緯は、俳優の蒼井優さんらが演じた映画「フラガール」(2006年)で描かれている。

 再びフラガールに復興の象徴になってほしい――。斎藤社長は、不便な生活を続ける被災者を励まし、福島を苦しめる風評を振り払いたいと考え、あの当時の全国巡業を復活させることにした。復興の状況を見ながら、巡業を始める時期や訪れる場所を決める。なるべく広く巡りたいという。

 「炭鉱には『一山一家』という言葉があった。事故などにも力を合わせて立ち向かってきたDNAがわれわれにはある」と斎藤社長は言う。「私たちとハワイアンズが生まれた今の場所を必ず再興させてみせる」(西堀岳路)

    ◇

 元フラガールたちも立ち上がっている。

 映画で蒼井さんが演じた初代フラガールのモデル、小野恵美子さん(67)は、いわき市内でダンス教師をしている。

 小野さんは、同じく初代フラガールで、いまは市内で飲食店を営む湯座よし子さん(63)らと協力して実行委員会をつくり、3月23日に全国の高校生を集めた初の競技大会「第1回フラガールズ甲子園」を開く予定だった。

 県内外の13校が参加を表明し、湯座さんの指導で練習を重ねてきたが、震災で開催の見通しが立たなくなった。元フラガールたちは落ち込んだが、関西からの参加予定者たちは、すぐに地元で募金活動を始めてくれた。

 それを見た小野さんたちは、地元の復興の様子を見つつ、今夏にも大会を開くことを決意した。「廃れる炭鉱町を『ハワイアンズ』が救い、いわきは復興した。今度はフラガールズ甲子園が、復興の足がかりとして恩返しする番です」。小野さんはそう意気込んでいる。(矢崎慶一)

918チバQ:2011/04/04(月) 23:56:22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104050019.html
宴会減る一方、原発避難組も 中国地方のホテルで、東日本大震災による宿泊や宴会のキャンセルが相次いでいる。観光客やビジネス客が予定を変更しているのに加え、福島第1原発の放射能漏れの影響を懸念する外国人観光客の来日中止も響いている。一方、関東地方から一時的に避難する企業からの宿泊需要もあり、ホテルは対応に追われている。

 ホテルグランヴィア広島(広島市南区)は、震災直後から宿泊キャンセルの対応に追われ、懇親会などの宴会中止も3〜5月で約50件あった。特に4月は、花見目当ての欧米からの観光客の宿泊キャンセルが相次ぎ、キャンセル数は2500室に上った。岡田総副支配人は「外国人観光客の回復は見通しがつかない」と話す。

 福山ニューキャッスルホテル(福山市)でも、宿泊や宴会中止の申し込みがあった。

 ビジネス客が多いザ・グラマシー(周南市)は、3月末から4月初めにかけ、歓送迎会のキャンセルが増えた。担当者は「自粛ムードが広がっている。5月以降は回復してほしい」と話す。

 一方、震災や原発事故の直接的な被害を受けていない中国地方のホテルには、関東から一時避難する企業からの問い合わせもある。

 ホテルグランヴィア広島では、外資系企業2社が震災後から1週間前後、滞在。「1カ月間、部屋を借りられないか」との問い合わせもあったという。グランドプリンスホテル広島(南区)は関東方面からの長期宿泊を念頭に、5連泊の割安プランを発売した。

919チバQ:2011/04/04(月) 23:56:48
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/20110404-OYS1T00241.htm
「龍馬伝」効果、長崎市の観光客600万人超
 長崎市は、2010年の観光統計を発表した。市内を訪れた観光客は610万8300人で、前年より9・4%の増。大河ドラマ「龍馬伝」効果で大幅増加となり、長崎旅博覧会が開催された1990年以来、20年ぶりに600万人を超えた。

 観光客の内訳は、個人525万6900人(前年比8・1%増)、一般団体55万8300人(同29・7%増)、修学旅行生29万3100人(同0・6%増)。宿泊客は255万7700人(同6・5%増)。外国人の宿泊は延べ16万4335人(同0・6%増)で、アジアが68・4%を占めた。

 民間調査機関が算出した経済波及効果は、1726億円。飲食業や商業などで新たに2万4285人の雇用を産み出したと推計されるという。

 一方で、東日本大震災の発生後、宿泊キャンセルが相次ぎ、国際客船も5月までに10隻(約2万7000人)が入港中止となった。外園秀光・文化観光総務課長は「被災地以外の観光客定着を図り、海外に向けては九州の自治体や県と連携して、適切な時期に『九州は安全安心』と発信したい」と述べた。

(2011年4月3日 読売新聞)

920チバQ:2011/04/04(月) 23:57:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011040400015
90キロ離れても「客はゼロ」=記念館、鍾乳洞、沈む観光地−福島
 地震、津波、原発事故と「三重苦」の事態が続く福島県。例年なら春休みシーズンでにぎわうはずの観光地は大きな打撃を受けている。「原発はいつ落ち着くのか」。観光客を受け入れる地元関係者は、いら立ちと不安を募らせている。
 猪苗代町の野口英世記念館は、建物被害もなく1週間で営業を再開した。しかし、年間23万人を数える客足はピタリと止まり、来館者は「ゼロに等しい」(八子弥寿男館長)。原発から90キロ離れているものの、八子館長は「水も空気も大丈夫なので安心して来てほしいが、この状況はしばらく続くのではないか。できればゴールデンウイークまでには原発が落ち着いてほしい」と沈んだ声で語った。
 年間30万人が訪れる田村市のあぶくま洞。地震発生時、洞内に観光客はおらず、係員2人にけがはなく、鍾乳石1カ所の先端が折れるなどしただけで済んだ。しかし、道路が通行止めとなり営業休止に追い込まれ、ゴールデンウイークの再開も難しい状況だ。あぶくま洞は原発30キロ圏外にあるが、管理事務所の吉田典良所長は「市全体が屋内退避圏だと思われていないか心配だ」と話し、再開後の不安は払拭(ふっしょく)できない。
 映画「フラガール」の舞台となり、年間150万人が訪れるいわき市のスパリゾートハワイアンズでも再開時期は未定。建物被害は少なかったが、修繕費だけで数億円掛かる見通し。フラダンサー約30人の契約は何とか守ったが、契約社員約700人との雇用契約は3月末、更新しなかった。
 施設を運営する常磐興産の佐久間博巳・取締役営業本部長は「原発が落ち着き、家族連れが安心して来られるような状況はいつ来るのか」と途方に暮れた様子で話した。(2011/04/04-04:57)

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921チバQ:2011/04/05(火) 22:06:08
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110405/dms1104051607018-n1.htm
“パンダ特需”で客足やや戻ったが…震災が上野に残した“爪痕”2011.04.05


 震災の影響で延期されていた東京・上野動物園のパンダが満を持して公開された。1000年に一度の大災害で上野をはじめ動物園周辺の商店街は軒並み大打撃を受け、花見の自粛ムードも追い打ちをかけた。パンダ効果で、客足は戻りつつあるが、震災の爪痕が完全に癒えるにはまだ時間がかかりそうだ。

 「震災後は、原発(の事故)で観光客も帰っちゃうし、商売になりません。都からの“通達”で桜祭りのイベントも自粛。被災者を考えれば当然ですが、こんな状態では、被災地に協力することもできなくなります」

 商店街を代表する上野観光連盟の茅野雅弘事務総長(51)はこう嘆く。周辺エリアでは夏に向けて浅草の三社祭、サンバのパレード、上野夏祭りパレードなども予定していたが、軒並み中止。「売り上げが8割も落ちた店が続出している。経営者は、今月の給料が払えるか払えないかの瀬戸際です」と危機感を募らせる。

 そんななか、パンダのお披露目は関係者たちを大いに勇気づけた。原発事故の影響で、お披露目そのものを危ぶむ声が上がっていたからだ。

 上野駅前で「パンダうどん」をメニューに加えた「めん処つるや」の平野耕史店長(37)は「地震の後は散々でしたが、パンダとともに景気が戻って来た。パンダ様々です」と手放しで喜ぶ。

 上野にほど近いアメ横に店を構える「茶の君野園」の君野玄一さん(32)は「早々と店じまいする店が多く、暗いイメージに沈んでいましたが、パンダの公開とともに『パンダ煎餅』の売り上げも上々で…」。震災前ほどではないが、客足も戻りつつあるという。

 一方、自粛が通達された今年の花見。上野公園も例外ではなく、昨年同様の活気はない。ただ、先週末には、一部の花見客が青いシートを敷いたり、寝袋持参で場所取りする光景も見られた。

 この時期にあえて花見に来た都内の女性(31)は「私たちまで暗くなっても…。元気を出して応援したい」と言えば、大学のOBグループで来たという男性(26)も「いつまで自粛するかも曖昧だし、元気出さないと」と話す。

 桜を愛でながら行き交う人々が去った夕刻、いつもと違った静かな酒盛りが始まる。活気みなぎる上野は、いつ戻ってくるのか。

922チバQ:2011/04/05(火) 22:08:25
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110405000032
祇園、自粛ムード 宴会など中止で客激減 消費活動、望む声も印刷用画面を開く

ひっそりとした祇園かいわい(30日午後7時半、京都市東山区新橋通花見小路付近) 東日本大震災を受けてイベントや宴会の自粛ムードが広がり、京都市東山区の歓楽街・祇園に影響が出ている。景気低迷に加え、客数がさらに減った店もある。夜の街では募金や消灯の風景が見られ、飲食店からは被災地に配慮しつつ、従来の消費活動を望む声が聞かれる。

 「震災後、団体客のキャンセルが数件続いた」。お茶屋の店主(54)は嘆く。普段は予約取り消しがめったにない。「今回は同業者からも似た話を聞く」と困惑する。

 東山区祇園富永町の居酒屋「遊亀祇園」は、常連客と滋賀県豊郷町で4月に催す予定だった酒蔵祭りを中止した。仙台市の友人が被災した田中真二店長(34)は「被災地のことを考えて好ましくないと判断した。お客さんも納得してくれている」と話す。店内に募金箱を設置し、義援金を呼び掛けている。

 祇園商店街振興組合は震災の犠牲者を悼むため、四条通沿いのアーケードに設置する水銀灯約400個を3月いっぱい消灯した。組合によると、福島第1原発事故の影響からか、花見小路通などでよく見かけた中国や欧米の観光客がいなくなったという。

 路上で呼び込みをする飲食店の男性店員(60)は「お客さんは半減してにぎわいが消えてしまった」と話す。ラウンジを複数経営する女性(50)は「お客さんが2〜3割減り、女の子の出勤を減らして対応している」と話す。「被災地を含む日本経済全体に貢献するつもりで、余裕のある人は積極的に消費してほしい」と願う。

923チバQ:2011/04/05(火) 22:10:32
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20110405/CK2011040502000153.html
越中・飛騨 観光パンフ完成
2011年4月5日

県西部と岐阜県飛騨地域の春のイベントを紹介するパンフレット=小矢部市役所で


 県の枠を超えて観光誘客を図っている県西部と岐阜県飛騨地域の魅力を発信する冊子が、相次いで完成した。自治体などは、豊富な春の催しを案内するパンフレットを、商工団体は「体験滞在型」の旅行を提案するガイドブックを作った。 (森木幹哉、宮本隆康)

春祭り散策
 県西部と岐阜県飛騨地域の自治体などでつくる「越中・飛騨観光圏」は、圏内の四〜五月の祭りなどを紹介する「春祭りめぐり」を作製した。

 圏内には春のイベントが多いことから企画した。約二万枚を印刷し、県名古屋事務所や各市役所、道の駅などに置いてPRする。

 となみチューリップフェアをはじめ、春の高山祭、おやべの獅子舞祭り、高岡御車山祭など、五十七イベントを写真付きで掲載。日程や地図、モデルコース「おすすめお花見スポット」「ご当地グルメ」なども紹介している。

 越中・飛騨観光圏は、行政と民間団体が連携して広域観光を進めるため、昨年三月に発足。県西部六市と岐阜県飛騨地方の三市村、地元観光協会などで構成している。

県西部と岐阜県飛騨地方の体験メニューを紹介したガイド


体験滞在型
 県西部と岐阜県飛騨地域の商工会議所や商工会でつくる飛越ニューツーリズム推進協議会(事務局・高岡商議所)は「飛越感動体験ガイドブック」を一万部作り、県内外の学校などに配った。

 八市の観光・体験施設や団体が実施している取り組みなどを紹介。県内では、木彫やチューリップ植え込み、縄文時代の暮らし、船での生活、銅器・漆器工芸、地引き網などを取り上げている。

 愛知県や岐阜県などの大手旅行会社の教育旅行関係部署にも配布。事務局は「全国の小中学校の体験学習旅行を圏域に呼び込みたい」と意気込んでいる。

924チバQ:2011/04/05(火) 22:11:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110405-OYT8T00142.htm
観光地 復活の誓い
内陸の温泉 被災者支援
 がれきが散乱した三陸の景勝地・浄土ヶ浜。東日本大震災は、沿岸の観光地だけでなく、内陸の温泉旅館や観光地にも大きな打撃を与えている。復活に向けた動きも始まっているが、多くは、先が見えない不安に覆われている。

 内陸でも影響は深刻だ。08年6月の岩手・宮城内陸地震では、実際の被害はあまりなかった地域でも風評被害で客が激減した。今回は、東北新幹線が正常化していないうえ、福島の原発事故なども絡み、関係者は不安を募らせている。

 花巻観光協会によると、花巻市の花巻温泉郷では、地震で交通網が寸断され、燃料不足も加わり、キャンセルが相次いた。各温泉旅館の建物被害は少なかったが、食材や暖房用の重油が入手できず、主な旅館は3月末まで休業。4月に一斉に営業再開するのを前に、10以上の旅館が避難者受け入れを表明した。

 同市湯本のホテル花巻には3月30日、釜石市、陸前高田市の避難者122人がバス6台や乗用車で移った。1日3食の宿泊費5000円は県の負担だ。同日から花巻、大沢など3温泉で避難者計234人が過ごす。仮設住宅など被災地の生活環境が整うまで2、3か月の滞在する見込みだ。

 例年、4月末から5月の連休に向けて花見客などが増える時期だ。今年も一般客の予約も徐々に入ってきたという。ホテル花巻の佐々木豊常務(55)は「花巻温泉には県内有数の収容能力がある。避難者だけでなく、仮設住宅の建設業者などに部屋を提供し、復興の役に立ちたい」と話す。

 やはり被災者が滞在する一関市の温泉旅館「かみくら」の女将(おかみ)、佐藤奈保子さん(44)は「岩手・宮城内陸地震で半年休業した時、多くの人に助けられた。今度は助ける番」と話す。

 八幡平市の安比高原スキー場は、例年は5月上旬まで営業するが、3月15日でやめた。運営会社は「リフトやゴンドラが膨大な電気を消費する。困っている人のために電力消費を最少にした」と説明する。

 平泉町では、中尊寺金色堂などに大きな被害はなく、拝観、見学は可能だが、町は「岩手・宮城内陸地震後、観光客が前年比3割減った。今回はその比ではないだろう」と予想している。

(2011年4月5日 読売新聞)

925チバQ:2011/04/05(火) 22:11:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110405-OYT8T00099.htm
相次ぐキャンセル 観光業悲鳴
交通被害 自粛ムード追い打ち


震災の影響などで3月末で廃業した大仙市のからまつ山荘  東日本大震災の余波が、県内の観光業に深刻な影響を及ぼしつつある。相次ぐ宿泊予約のキャンセルで、廃業に追い込まれた温泉施設も出ており、観光業に携わる関係者からは「全く先が見通せない」と悲痛な声が上がっている。(一條裕二)

 「あの惨状を見れば、お客さんに『来てください』なんて言える状態ではないと分かっている。でも、こちらも生活をしていかなければならず、どうすればいいのか……」

 2008年の岩手・宮城内陸地震で多くの宿泊施設が被害を受けた湯沢市の小安峡温泉で、「民宿秋仙」を経営する佐々木広之さん(51)は肩を落とす。

 今回の地震で、小安峡に来る観光客のメーンだった宮城県が大きな被害を受けた。東北道の一般車両の通行が一時ストップし、ガソリン不足が深刻化したことで、ゴールデンウイークまでの予約はほとんどがキャンセルに。震災後、被災地支援のため同県気仙沼市を訪れたが、あまりの惨状に言葉を失った。

 内陸地震の際には民宿の建物が半壊した。何とか再起を果たし、今年は、宮城、岩手と本県を結ぶ主要国道2路線が、全面開通して迎える最初の年だっただけに落胆は大きい。

 皆瀬観光協会の伊藤多郎兵衛会長は「厳しい1年、いや数年になると思う。内陸地震では多くの旅館が銀行から融資を受けて再建したが、返済計画にも狂いが生じてきている」と明かす。自らも温泉宿を経営し、仙台市に住む娘と孫3人を震災後引き取っている伊藤会長は「今は従業員の休みを多くしてやりくりしているが、どうやって雇用を維持していけばいいのか……」とうなだれた。

 大型ホテルが多く、団体客の割合が高い男鹿市の男鹿温泉郷の状況も深刻だ。男鹿市観光協会によると、震災後の予約キャンセルはすでに1000人分を超え、損失は数千万円規模に膨れあがった。特に、東北新幹線の一部区間が運休している影響が大きいといい、佐藤豊専務理事は「4月下旬には運転を再開する予定と聞いており、5月にどれだけ観光客が戻ってくるかが鍵。旅行への過度の自粛ムードが広がることを警戒している」と話す。

 元々営業状態が思わしくない温泉宿の中には、廃業に追い込まれる宿も出始めている。大仙市の温泉宿「からまつ山荘」は3月21日付で従業員13人を解雇、3月末で廃業した。

 一方、状況に改善が見られる温泉地もある。全国有数の人気を誇る乳頭温泉郷は、震災直後こそキャンセルが相次いだが、最近は県内や被害が小さかった岩手県内陸部からの客が戻りつつある。乳頭温泉組合の二宮誠組合長(休暇村乳頭温泉郷支配人)は、「最近は盛岡方面から買い出しにきたり、一息つきたいというお客様の予約が入るようになり、3〜4割戻った。気持ちをリセットしたいという需要は多いはずで、その期待に応えていきたい」と語る。

(2011年4月5日 読売新聞)

926チバQ:2011/04/05(火) 22:12:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110405-OYT8T00099.htm
「過去最大の打撃」 旅館やホテル相次ぐキャンセル

東日本大震災 外国人客の減少深刻


いつもなら大型観光バスが並ぶ恵那山を望む馬籠宿の駐車場  東日本大震災の影響で、県内の旅館やホテルで宿泊や宴会のキャンセルが相次いでいる。震災直後は、交通機関の乱れによるキャンセルが多かったが、ここ最近は自粛ムードの広がりによるものが増えているという。観光関係者は「ここまで落ち込みがひどかった時はない」と口をそろえ、対応に頭を悩ませている。(福島利之、赤塚堅)

 豪華絢爛(けんらん)な祭り屋台で知られる「春の高山祭」を今月14、15日に控える高山市。飛騨高山旅館ホテル協同組合によると、3〜6月の4か月間に3万5000人以上の予約取り消しがあった。特にアジアや欧州など外国人のキャンセルは深刻で、4月だけで1万1300人に上った。同組合の中畑稔事務局長は「外国からの旅行者は何泊もするので痛い」とため息をつく。

 中津川市の「馬籠宿」では、春休みのこの時期は大勢の観光客でにぎわうが、駐車場には空きが目立つ。また、下呂温泉の大型ホテルでは3月中は企業などの団体旅行を中心に2500人からのキャンセルがあり、4、5月も最大5000人のキャンセルが見込まれる。

 県内のホテルや旅館ではこれまでも、不況や新型インフルエンザの流行で宿泊客が落ち込んだことがあった。しかし、今回は「今までで最大の打撃」(岐阜市のホテル)のうえ、「いつまで影響が続くのか見通せない」厳しい状況となっている。

 外国人が旅行を見合わせる理由は、「海外では放射能漏れで日本全体が危ないと思われている」(高山市商工観光部)ことが大きいとみられる。また、日本人観光客の減少は、「地震の被災者に配慮した自粛ムードの広がり」(県商工労働部)にあるとされる。

 7軒のホテルや旅館が加盟する岐阜市の岐阜長良川温泉旅館協同組合でも、3月25日までに宿泊と宴会を合わせ、1209件、1525人分のキャンセルがあった。5月11日には、長良川での鵜飼(うかい)シーズンが開幕する。同組合の橋本勝昭部長は「その前には客足が回復して欲しいが、観光キャンペーンするのも難しい雰囲気だ」と苦しい胸の内を明かす。

 県によると、今週末にはシンガポールの旅行会社が県内を安全に旅行できるのか視察に来るという。県観光・ブランド振興課では「県の安全な観光をアピールするとともに、自粛ムードに対する対策が必要」としている。

(2011年4月5日 読売新聞)

927チバQ:2011/04/05(火) 23:25:27
>>902
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000012-jijc-biz
OLC、東京ディズニー4月6日再開報道を否定
時事通信 3月30日(水)20時1分配信

 オリエンタルランド<4661>は30日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(いずれも千葉県浦安市)が4月6日にも営業を再開するとの一部報道について、「早期の再開を目指しているが、現段階で決定している事実はない」とのコメントを発表した。 

http://www.asahi.com/business/update/0405/TKY201104050595.html
東京ディズニーリゾート、再開は5月以降 計画停電で2011年4月5日22時2分

 東日本大震災の影響で休園中の東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)の再開が、5月以降にずれ込む公算が大きくなった。東京電力の計画停電が4月末まで続く見通しのためだ。

 運営会社のオリエンタルランド幹部は「電力供給が不安定になる。計画停電がいったん終わるまで再開は難しい」としている。

 オリエンタルランドによると、液状化現象が起きた駐車場など施設の復旧作業はほぼ終わった。一部の補修作業は続いているが、「いつでも再開できる」(広報担当者)という。

 ただ、ディズニーランドとディズニーシーは、合わせて約57万キロワット時の電力を1日に消費する。計画停電の期間中は、実施が直前までわからず、安定供給の見通しが立たない。地元の浦安市もライフラインが完全復旧しておらず、市民感情も考慮しながら再開時期を決める。

 TDRは一部の施設で営業を再開し始めている。5日にディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」を再開したほか、2日にモノレール「ディズニーリゾートライン」、3月28日には商業施設「イクスピアリ」を再開している。
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928チバQ:2011/04/08(金) 19:55:29
http://mainichi.jp/select/today/news/20110408k0000e040087000c.html
東日本大震災:自粛は2次災害 日光などの観光業者悲鳴
2011年4月8日 14時4分 更新:4月8日 14時36分


東照宮に続く表参道。震災後に観光客が激減し、人影はまばらだ=栃木県日光市で2011年4月7日、浅見茂晴撮影

渓谷沿いにホテルや旅館が建ち並ぶ鬼怒川温泉。原発事故などの影響でキャンセルが相次いでいる=栃木県日光市で2011年4月8日、浅見茂晴撮影 世界遺産「日光の社寺」や温泉など、国内屈指の観光地として知られる栃木県日光市。東日本大震災では大きな被害はなかったものの、直後からホテル・旅館のキャンセルが相次ぎ、街は“自粛ムード”に沈んでいる。隣接する福島県で起きた原発事故も追い打ちとなり、関係者の間からは「2次災害だ」との悲鳴が上がっている。【浅見茂晴】

 「全く人が動かない。こんなピンチは初めて。昭和天皇の大喪の礼(89年)の時にもなかった」。日光観光協会の新井俊一会長(62)は危機感をあらわにした。

 日光東照宮によると、震災翌日の3月12日から同31日までの東照宮の入場者数は、前年同期比で実に95%減の計約5000人。過去に例がない落ち込みとなっており、13日から始まる予定だった日光二荒山(ふたらさん)神社の「弥生祭」に加え、徳川家康ゆかりの「百物揃(ひゃくものぞろえ)千人行列」(5月)の中止も決まった。

 新井会長が経営する旅館「鶴亀大吉」(客室数28)も、震災前は稼働率が90%から満室に近かったが、今は10%程度。キャンセルの理由の大半が、福島第1原発事故の影響を懸念したものだという。

 特に外国人観光客が深刻だ。中禅寺湖畔にある「日光レークサイドホテル」によると、フランスやイタリアなど欧州からのツアー客が、各国政府の渡航自粛要請を受け予約を相次いでキャンセル。5月以降は「ぽつぽつ予約が入り始めている」(同ホテル)が、予断を許さない。

 こうした事態を受け、県内六つの観光協会は先月30日、対策を求める要望書を県に提出。福田富一知事は今月5日、「とちぎ観光安全宣言」を発表した。

 世界遺産地区と奥日光は6月から、修学旅行シーズンを迎える。観光協会は放射線測定器を購入して独自に放射線量を測定。ホームページで公開して安全性をアピールする予定だ。

 ■鬼怒川・川治温泉

 大型ホテルや旅館が集まり、計約4000室、2万人の収容能力がある鬼怒川・川治温泉。バブル崩壊に続き、地元の足利銀行破綻(03年)やリーマン・ショック(08年)など幾度も危機を乗り越えてきたが、あるホテルの幹部は「今度は半端じゃない。足銀破綻以上の影響」と声を落とす。

 このホテルも稼働率は10%程度。震災からの1カ月分だけで、約5700人の宿泊がキャンセルされた。パートを含め従業員約100人は、ワークシェアリングでしのいでいる状況だ。幹部は「まだ減るかもしれない。5月の予約も3日間で500人のキャンセルがあったばかり」と嘆く。

 ■湯西川温泉

 福島県境に近く、16軒の温泉宿が肩を寄せ合う湯西川温泉。創業345年の老舗旅館「本家伴久(ばんきゅう)」も例外ではない。45室、150人を収容できるが、すでに3、4月の予約をすべてキャンセルされ、今月28日まで休業中だ。5月からの予約客から確認の電話が入ると「大丈夫です」と懸命につなぎ留めている。

 それでも、24代目の大女将(おかみ)、伴玉枝さん(77)は「小学6年で迎えた敗戦、旅館が全焼したことに比べれば、大したことはない」と意気軒高だ。

 伴久旅館では、料金を一律で1人1万3000円(1泊2食)に設定し、1000円を被災地への義援金に充てるプランを作成。ダイレクトメールなどで会員4800人に知らせている。従業員30人の雇用も維持する。

 「ピンチはチャンス。こういう時こそトップがしっかりしなきゃ」

929チバQ:2011/04/08(金) 20:06:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20110405-OYT8T01155.htm
五箇山で観光客激減 外国人のキャンセル相次ぐ

 世界遺産の合掌造り集落を抱える南砺市の五箇山地区で、東日本大震災や福島第一原発の事故の影響から、観光客のキャンセルが相次いでいる。相倉集落では、100人以上のキャンセルが出た宿泊施設も。特に外国人客の減少は深刻で、観光業者からは、不安の声が上がっている。

 国際的に有名な観光ガイド「ミシュラン」や「ロンリープラネット」でも紹介されている合掌造り民宿「与茂四郎」(南砺市相倉)。4月は桜などを見に来る外国人が多く、今年もスウェーデンやフランスなどから予約が入っていたが、原発事故を受け、1か月で計102人に上る外国人が予約をキャンセル。残る13人とも連絡がつかないといい、現在予約が決まっているのは、国内から来る7組のみ。

 民宿を切り盛りする東山規子さん(55)は、×印で埋まったカレンダーを見ながら、「被災者のことを思うと我慢しなくてはと思うが、いつまでこの状態が続くのか」と不安を隠せない。今月2日は週末にもかかわらず、相倉集落内の7軒の合掌造り民宿で宿泊客は1組のみだった。

 「五箇山和紙」(同市下梨)でも震災後、欧米からのツアー22件がすべてキャンセルに。約500人が訪れ、工場見学や紙すき体験をする予定だったといい、前崎真也代表(51)は「和紙人形などのお土産も売れないので厳しい」と肩を落とした。

 国内客を主に扱う「五箇山荘」(同市田向)でも影響は深刻で、「親戚が被災した」「社員旅行を自粛する」などとして、関東地方を中心に150人が予約をキャンセル。大型連休がある5月の予約数は、前年より約4割落ち込んだ。

 五箇山観光案内所は「地震や放射能の影響もないので、ぜひ五箇山を訪れてほしい」と呼びかけている。

(2011年4月6日 読売新聞)

930チバQ:2011/04/09(土) 10:09:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000045-maip-soci
東日本大震災 赤プリ不人気 ホテルより定住先求める声
毎日新聞 4月8日(金)23時18分配信

旧グランドプリンスホテル赤坂=東京都千代田区紀尾井町で、手塚耕一郎撮影

 福島第1原発事故を受け東京に避難している人たちを9日から受け入れる旧グランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)の利用希望者が、対象者の3割程度の140世帯約360人にとどまったことが、都の集計で分かった。

【整備が急務】公開された仮設住宅 室内の様子を写真で

 都は、3月末で閉館したホテルを利用し、解体準備が始まるまでの3カ月間、より快適に過ごしてもらう狙いだった。しかし、原発事故が長期化し、避難者から「長く住める公営住宅を拠点に仕事を見つけたい」「落ち着いて住める所から子どもを学校に通わせたい」などの声が寄せられたという。

 東京武道館(足立区)に避難している福島県いわき市の男性(33)は都営住宅を申し込んだが落選。「新1年生の長男がいるので、原発が心配で帰れない。都営住宅で仕事を探したい。ホテルに行ってまた移動では、子どもを何度も転校させることになる」と話した。

 避難者対策の目玉だっただけに、都の担当者は「思ったより少なかったと言わざるを得ない」と話した。敬遠された理由として、都は、基本的に衣食住の費用がかからない避難所からホテルに移れば、生活費の一部を負担しなければならないこともあるとみて、1人1日約1300円の食費を都が負担することを検討している。

 都は、同ホテルの提供を受け、6月末まで715室に最大1600人を受け入れる意向だった。(1)都が運営する東京武道館など3施設に避難している人(2)都営住宅の入居を申し込んで待機中の福島第1原発30キロ圏外の住民−−のいずれかに該当する計約430世帯を対象に5〜7日に希望を募っていた。【青島顕

931チバQ:2011/04/09(土) 12:09:41
http://mytown.asahi.com/areanews/tokyo/TKY201104080579.html
停電で鉄道運休・祭りも自粛…奥多摩の観光地痛手
2011年4月9日


観光名所・日原鍾乳洞も地震後、落石の恐れなどで閉鎖されている=奥多摩町日原


 春の行楽シーズンを迎えた西多摩地域の観光地が、東日本大震災で深刻な影響を受けている。祭りやイベントの中止が相次ぎ、計画停電でJR青梅線が運休したことなどが行楽客の減少に拍車をかけた。閉鎖したまま営業できない観光施設もある。

 「4月は登山客が増え始める季節ですが、今年は本当に少ないですね」。4月最初の日曜日だった3日、JR青梅線の奥多摩駅前で商店を営む川久保典彦さん(64)はそう言うと、閑散とした通りに目を向けた。

 年間140万人の観光客が訪れる奥多摩町。全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、例年4〜5月は約30万人(推計)が登山やキャンプ、渓流釣りを目当てに足を運ぶ。特に休日の午前中は、駅前のバス亭から登山口や観光施設へ向かう行楽客でにぎわいを見せる。

 奥多摩観光協会の渡辺幸治事務局長は「計画停電で電車が不安定だと、お客さんは『帰れなくなると困るから』って敬遠されてしまった」と嘆く。

 町内の観光名所の一つで、年間7万人が訪れる日原(にっぱら)鍾乳洞は地震の影響を受けた。内部で落石の恐れがあるとして閉鎖が続き、ゴールデンウイーク前の営業再開を目指している。

 青梅市では、5月の連休中に開かれる「青梅大祭」の中止が決まった。旧青梅宿を練り歩く華やかな山車が有名で、昨年は約14万人を集めた同市の代表的な祭りだった。市観光協会は「被災地への配慮による自粛が理由の一つ。それと計画停電が実施されれば、警備の警察官が足りなくなる恐れもある」と説明する。

 同市では2月19日〜3月31日の予定で開催していた「梅まつり」も、梅が満開だった3月21日で切り上げた。入場者数は昨年の10万人から今年は4万人に減少。青梅線が停電の影響で運休が多く、ガソリン不足で自家用車の行楽客も少なかったという。

 同協会の榊田明男事務局長は「青梅は年間200万人の観光客のうち、3〜5月が最も多い。こういう状況では観光が真っ先に影響を受けるのは仕方ないのかもしれません」と話した。

 青梅市や奥多摩町など西多摩地域8市町村と山梨県の2村が加盟する大多摩観光連盟によると、地域内の年間観光消費額は約260億円(08年)に上る。

 一方、東京電力が当面の計画停電の廃止を打ち出したことで、ゴールデンウイークの集客には光明が見えてきた。帝国データバンク東京西支店の小俣直哉さん(32)は「電車やガソリン不足の問題が解決すれば、東北方面に旅行を予定していた首都圏の人が、奥多摩などの近場に行楽の行き先を変えることもあるだろう」と分析する。(波戸健一)

932荷主研究者:2011/04/09(土) 16:26:48

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011040109533554/
2011年4/1 9:53 山陽新聞
水島国際ホテルが営業終了 45年の歴史に幕

最後の宿泊客(左端)に花束を手渡す平山社長

 水島国際ホテル(倉敷市水島青葉町)が31日、営業を終了した。水島地区中心部では唯一、大型宴会場を備えた本格ホテルだったが、景気悪化に伴う出張客減などが影響。住民らが惜しむ中、45年の歴史に幕を下ろした。

 この日朝、最後の宿泊客となった建設業古田誠さん(34)=長野県=がチェックアウト。従業員10人が見守る中、平山茂生社長(三菱自動車水島製作所副所長)が花束を手渡した。年10回以上利用してきたという古田さんは「プロ意識の高いスタッフ陣で信頼していた。寂しくなる」と話した。

 同ホテルは三菱自動車の関連会社・水島国際会館(倉敷市水島青葉町)が経営。1966年に開業し、客室は69室。水島コンビナート企業に出張してきた会社員らが利用してきた。1970年代は年間の客室稼働率が70%を超えていたが、近年は40%以下に落ち込んでいたという。

 大型宴会場のほか、結婚式場を備え、水島地区の社交場の役割も果たしてきた。ライオンズクラブの事務局など入居16テナントはすべて移転を終了。4月中に解体工事に着手する予定。

933チバQ:2011/04/10(日) 23:33:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011040802000183.html
宴会自粛…でも 今こそ心温める花見
2011年4月8日 夕刊

川沿いのぼんぼりが点灯自粛される中、店舗の明かりで花見を楽しむ人たち=7日午後、東京都目黒区上目黒で


 東日本大震災を受けて、東京都は上野公園(台東区)などで花見・宴会の自粛を呼び掛けているが、桜の満開の時季を迎え、都内の公園などには多くの人が訪れている。犠牲者を悼み杯を傾ける人がいる一方、東北の復興を願い桜並木をライトアップする店も。それぞれの思いで宴(うたげ)が開かれている。 (蒲敏哉)

 震災後、都内の桜の名所のほとんどが、予定していた桜祭りを中止にした。福島第一原発事故の影響による政府の節電要請もあり、飾られたちょうちんは灯(とも)らない。夜桜見物のためのライトアップも控えている。

 皇居の千鳥ケ淵を所管する千代田区はごみの集積所を設け、例年通りの花見ができる環境は整えた。「宴会をするしないは来場者の判断」と説明する。

 カップルで訪れていた新宿区の会社員(29)は「大騒ぎせず、桜を静かに楽しむのも、今年のたしなみかもしれない」と世情をおもんぱかる。

 中目黒駅前商店街振興組合はイベントも、ちょうちんの点灯もやめた。しかし、目黒川の桜並木沿いにある美容院は、店先にテーブルを並べ、自前の明かりで桜をライトアップ。経営する羽田雅俊さん(50)は「こんなときこそ景気よくいかないと東北の応援にならない」と力を込めた。

 上野公園は花見・宴会の自粛を呼び掛ける看板を各所に掲げているが、多くの花見客がビニールシートを敷いて酒を酌み交わした。

 被災地の仙台市で英会話学校に勤めるカナダ人イアン・ピクルズさん(26)は震災後、東京に避難してきた。「生徒たちの安否が心配」としながら「余震や原発のことで皆、不安な日々を送っている。だからこそ心を温めるためパーティーは必要では」と強調する。

 豊島区から来た会社員(48)はこう思いを明かした。

 「阪神大震災のとき兵庫県宝塚市にいた。壊滅的な風景の中、桜が咲き、未来への希望を抱くことができた。今こそ、桜を見ることが大事なんですよ」

 気象庁によると、九日は一時雨だが、十四日までは曇りが続く見通し。来週いっぱいは桜の見ごろは続きそうだ。

934チバQ:2011/04/13(水) 12:37:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20110413-OYT8T00524.htm
観光業界「死活問題だ」

レベル7、県内に衝撃
第一原発の事故について、記者会見で「レベル7」と説明する原子力安全・保安院の担当者(右)ら=12日午前、福島市の県自治会館で  「原発事故はチェルノブイリ並み」――。経済産業省原子力安全・保安院が12日、福島第一原発の事故の暫定評価を最悪の「レベル7」に引き上げたことは、県内に大きな衝撃を与えた。

 「IAEAから厳しい指摘を受けていたのに。今まで隠していたと言わざるを得ないのではないか」

 第一原発に近く、二本松市に役場機能を移転している浪江町の馬場有町長は語気を強めた。「避難者は頑張っている。政府もきちんと厳しい見方をしないと大変なことになってしまう」

 福島第二原発が立地する楢葉町の鈴木伸一副町長も「なぜ地震から1か月以上もたって、被害規模のレベルが引き上げられるのか。分かっていたなら最初から知らせてほしかった」と不信感を募らせる。さらに「第二原発に関しては東電から問題ないと説明を受けている。一応は安心していたが、第二に関しても不安を感じてしまう」と話した。

 一方、県の佐藤節夫・生活環境部長は「事故の評価が問題なのではない。レベルが下がったからいい、上がったから困るというのではなく、今起きている原発の事故を止めてもらいたい。それなくして県の復興はない」と厳しい口調で語った。

 観光業界からは悲鳴が上がった。

 鶴ヶ城などの観光名所を持つ会津若松市は、3〜5月が観光シーズン。例年、桜の開花時期や名所の問い合わせが相次ぐが、今年はさっぱり。会津若松観光物産協会は「『福島イコール放射能』のイメージをもたれているのに、更にお客さんが遠ざかってしまう。死活問題だ」と話した。

(2011年4月13日 読売新聞)

935チバQ:2011/04/13(水) 12:39:28
http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY201104120481.html
宿泊キャンセル、全国56万人分 東北・関東は39万人
2011年4月13日0時46分
人通りがまばらな東京・浅草の仲見世。この時期は例年、桜を楽しむ観光客でごった返すが、震災後は客足が減った=12日、東京都台東区、内藤写す
 観光庁の溝畑宏長官は12日、東日本大震災の影響により、全国のホテル・旅館で約56万人分の宿泊キャンセルが生じたことを明らかにした。旅行の自粛ムードが広がり、被災地だけではなく、各地で旅行客が激減している。

 この日の参院国土交通委員会で、長沢広明議員(公明)の質問に答えた。内訳は、被災地である東北、関東地方が約39万人、それ以外の地域が約17万人。溝畑氏は「極めて深刻な影響が出ている」と述べた。原発事故による放射性物質の拡散への心配が旅行者に広がっているほか、全国的にも各種のイベントが中止され、旅行需要が急減。諸外国が日本への渡航自粛を打ち出していることも響いているとみられる。

 キャンセル数は、業界団体の調査に基づいて算出した。対象は震災翌日の3月12日から4月8日までで、データが集まらなかった岩手と千葉を除く東北5県と関東の1都5県。業界団体によると、キャンセル数が宿泊予定者の3〜4割にのぼった地域も複数あるという。

 国内旅行の契約件数について、業界団体が加盟社に聞いたところ、震災1週間前と3月末で比べると、20〜40%減った。4〜5月分も前年同期より20〜45%落ち込むという。

 こうした事態が続けば、ホテルや旅館などが経営難に陥る心配もある。このため、観光庁と中小企業庁は事業主への運転資金、設備資金などの支援策を検討する。さらに、観光庁は12日付で自治体や旅行業界などに対し、「被災を免れた地域から観光面で積極的に発信することは被災地の応援につながる」とする異例の通知を出し、観光に積極的に取り組むよう求めた。(橋田正城)

936チバQ:2011/04/14(木) 00:20:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000011-ykf-soci
GW間近…自粛・風評に脅える観光業界「即地域が衰退する」
夕刊フジ 4月13日(水)16時56分配信


まだ間に合うGWの旅行予約。自粛ばかりでは復興できない (写真はコラージュ)(写真:夕刊フジ)

 東日本大震災と福島原発事故の影響で、旅行業界が悲鳴を上げている。自粛ムードが市場を冷やし、放射能とは無関係の観光地を風評被害が襲う。ゴールデンウイーク(GW)を間近に控えるが、予約はふるわない。業界関係者は「自粛しないことも復興の一助」と巻き返しに躍起だが…。

 箱根、熱海に並ぶ東京の奥座敷、栃木県日光。歴史ある温泉地が衝撃に揺れている。

 鬼怒川温泉の老舗、鬼怒川温泉ホテルの担当者は「この一帯は、福島県につながる東北道の沿線というだけで敬遠されています。原発から山を隔てて100キロ以上離れており、まったく関係ないのに」と肩を落とす。

 かき入れ時のGW。普段なら予約でいっぱいになるが、原発の風評被害が襲う。

 同ホテルでは、80周年を記念し、宿泊料金を格安にした「80周年感謝プラン」を準備していた。地震に見舞われても、できたてのグリル料理やステーキ、天ぷらが楽しめる石窯ダイニングは無事だった。3月19日には大浴場も大規模リニューアル…。なのに、ピークの5月3〜4日で予約は6割程度。他の日程では2〜3割という。

 「一時は計画停電も追い打ちをかけて、大口団体を中部電力管内のホテルに一気に持っていかれました」と先の担当者。

 だが、負けてはいられない。福田富一・栃木県知事の「観光安全宣言」に勇気づけられ、先のプランを「栃木・日光安全宣言! 感謝の特別プライス80周年感謝プラン」に衣替え。「今年は限りなくゆったりお過ごしいただけるはずです」(同)とアピールする。

 海外旅行も余波を避けられなかった。この時期、人気コースは予約で埋まるが、今年は違う。旅行会社にキャンセルが殺到、業界大手のジャルパックでも地震発生後、予約者数が一時46%減まで落ち込んだ。

 「女性に人気の台湾などは、料金も手軽で日本から近いこともあり、ここ数日、多くの引き合いをいただいております」(同社販売部)と復調の兆しもあるが、自粛の痛手は大きい。

 「観光やグルメ、美容まで女性の要望を意識した商品ラインアップをそろえており、今からでも十分に予約可能です。国内感覚で出かけられるアジア各国にぜひ注目してください」(同)と巻き返しに躍起だ。

 GWは好みのツアーを予約するだけでも難しい。だが、今年は過度な自粛で、例年ほどの混雑はない。考えようによっては、予約が取りやすい状況ともいえる。

 この震災で祖父や親族を亡くした岩手県釜石市出身の観光ジャーナリスト、千葉千枝子さんは「観光産業の停滞は、即地域の衰退につながります。いまも被災者が苦しんでいるのに…という心情も十分理解できますが、被災地の中にも営業を再開するレジャー施設も出ています。過度な警戒や自粛で遠出を控えている方は、外出も復興支援の一つと考えて、GWの旅行を検討してほしいですね」。自粛を解くのも復興の一助−。心からそう思っている。

937チバQ:2011/04/14(木) 00:22:01
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/501425/
原発14基が立地…福井の観光地“敬遠”相次ぐ
配信元:
2011/04/08 11:44
 東京電力福島第1原発の事故後、14基の原発が立地する福井県南部(嶺南地方)を訪れる観光客が減少している。日本海を望む風光明媚(めいび)な自然に豊かな海の幸、歴史ある寺院など観光資源に恵まれているが、観光自粛ムードに原発立地地域を敬遠する傾向が加わり、宿泊キャンセルが続出、新規予約も入らない状況が続いている。

 国の名勝、三方五湖を観光エリアとする若狭町の若狭三方五湖観光協会によると、3月11日から約1週間で、同町の民宿やホテル、観光施設で700人以上が宿泊や会食をキャンセル。震災直後は津波への不安から沿岸の宿を敬遠する声が多かったが、今は「原発のあるところに、わざわざ行きたくない」など、理由のほとんどに原発立地が挙がっているという。新規予約も入っておらず、同協会は「これでは民宿の経営が成り立たない」と頭を抱える。

 一方、今年初めて関西方面の小中学校の体験学習を受け入れる予定だった高浜町では、予定していた2校のうち私立小学校1校(約100人)が原発立地などを理由に予定を変更。保護者から「子供たちが不安がらないか」との声が上がったためという。

938チバQ:2011/04/16(土) 09:42:40
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201104150023.html
春の高山祭、人出3割減 「GWや秋、先行き見えない」
2011年4月16日


曳(ひ)きそろえられた屋台を見学する観光客=高山市


 春の高山祭が15日、閉幕した。高山市によると、2日間の人出は12万2千人だった。昨年よりも3割少なく、東日本大震災が影響したとみられている。

 「びっくりするほど客が少ない。5月の大型連休や秋の高山祭はどうなるか、先行きが見えない」。同市の「古い町並(まちなみ)」で土産店を営む女性(64)はため息をつく。若者客は震災後に少しずつ戻ったが、土産をまとめ買いする団体客や高齢者の出足が鈍いという。阪神大震災でこれほどの影響はなく、「原発事故が収まる道筋が見えない限り、この状態が続くのでは」と気をもむ。

 福島第一原発事故の風評被害を食い止めようとPRも続く。15日には、台湾の旅行会社やメディア、中華航空の関係者33人が高山祭を見学した。岐阜、長野、富山の観光関係者らが招いた。高山市の外国人観光客のうち、約4分の1が台湾からだ。国島芳明市長は「日本旅行への意欲が高く、日本を身近に感じている方が多い」と期待していた。(高木文子)

939チバQ:2011/04/16(土) 12:10:12
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&amp;d=0415&amp;f=national_0415_139.shtml
韓服着用で立ち入り禁止の韓国ホテル、日本の着物はOKだった
2011/04/15(金) 13:59  

  韓国ソウルの新羅ホテルで12日、韓国の伝統衣装である韓服を着用した顧客のホテル内の入場をホテル側が拒んだことについて、新羅ホテル側が謝罪した。韓国の各種メディアが報じている。

  これは12日、韓国映画『スキャンダル』などで韓国特有の美をアピールした韓国伝統衣装のデザイナーであるイ・ヘスン氏が、韓服を着て新羅ホテルのバイキングレストランに入ろうとした際に、レストランの従業員から入場拒否されたもの。

  新羅ホテルの規定では、韓服は着用するとボリュームが出るため、ほかの客の邪魔になるので、韓服での入場は禁止しているということだったが、これがインターネット上の掲示板に書き込まれ、韓国の各メディアが一斉にとりあげる騒ぎとなった。

  ホテル側は即日、入場の拒否について、従業員の未熟さによるものとして、「大変遺憾だ」とのコメントを発表、正式に謝罪した。

  韓国の各メディアでは、2004年に日本の自衛隊創設50周年に絡む催しが新羅ホテルで行なわれた際、日本の着物を着用して入場していた参加者がいることを指摘、当時の写真も掲載して、「伝統的な衣装でも、日本の着物は良く、韓国の韓服はだめだとはどういうことだ」として、これらの要因が騒ぎを大きくしたようだ。

  ネット上では、「他人の邪魔になるという理由で韓服を着用した顧客の入場を断り、日本の着物は認められるなど、侮辱以外の何物でもない」などの書き込みが目立った。(編集担当:許傑)

http://www.chosunonline.com/news/20110414000048
ホテル新羅、韓服姿でのレストラン立入禁止で波紋
韓服 | ホテル新羅 | サムスン韓服は「危険な服」!?

李富真社長が謝罪

「韓国の伝統衣装である韓服を着ているという理由でホテルに入れないなんて、言葉が出なかった。その瞬間、美しい韓国の文化が侮辱された気がした」


 映画『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』『スキャンダル』の衣装を手掛けた有名韓服デザイナーのイ・ヘスンさんは12日夜、夕食を取るためホテル新羅(ソウル市中区)のビュッフェレストラン「パークビュー」に入ろうとした。するとホテル側から「韓服姿では中に入れない」と言われ驚いた。イ・ヘスンさんは13日、「レストランの入り口にいたホテル関係者から『韓服やトレーニングウエアでは中に入れない』と言われた」と打ち明けた。


 そして「当直マネージャーを呼び、『常識的に考えて納得できない』と抗議したが、そのマネージャーは『韓服は危険な服だ。ボリューム感があり、ほかの人に被害を与える可能性がある』と答えた」とのことだ。


 イ・ヘスンさんは「『韓国最高のホテルが韓国の服を拒否した』として海外ネタになるのではないかと心配」と話した。イ・ヘスンさんがその日着ていた韓服は、薄い絹地で作られた生成のチョゴリ(上衣)と青のチマ(スカート状の下衣)だった。


 ホテルの対応に憤慨したイ・ヘスンさんは、知人らにこのことを話し、それが簡易投稿サイト「ツイッター」などで広がった。その後、ホテル新羅の公式ホームページなどには非難が殺到した。


 結局、李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長の長女である李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長が13日午前、ソウル市江南区にあるイ・ヘスンさんの韓服ショップを訪れ、直接謝罪した。イ・ヘスンさんはかつてサムスングループ一族の韓服をデザインしたことがある。李富真社長が「恥ずかしくて頭を上げられない。申し訳ない」と謝罪すると、イ・ヘスンさんは「韓国の文化がこのような扱いをされるとは胸が痛む」と述べた。


崔宝允(チェ・ボユン)記者

宋恵真(ソン・ヘジン)記者

940チバQ:2011/04/16(土) 17:25:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000044-mailo-l12
東日本大震災:TDL営業再開 夢と魔法の国、復活に歓喜 ゲストら待ちわび /千葉
毎日新聞 4月16日(土)11時18分配信

 東日本大震災の翌日から休園が続いていた東京ディズニーランド(TDL)が15日、営業を再開した。1カ月以上も待ちわびていた来園者(ゲスト)たちは、「夢と魔法の国」復活に歓喜の涙を流した。半面、春の好天日にしては人出は少なく、アトラクションの行列は短かった。【荻野公一】
 午前8時の開園時間直前、園内からミッキーやミニーら大勢のキャラクターが手を振りながら入場ゲートに向かってきた。「キャー」と女性の歓声。感動して泣き出した人も多い。アーケードの両脇には従業員(キャスト)や経営陣が並び、満面の笑みで出迎えた。「良かったですね」「良かったです」。来園者と従業員がハイタッチ。女性従業員が涙を浮かべた。
 パレードが始まると、リズミカルな音楽に合わせて踊るミッキーやミニーに、一眼レフカメラやビデオカメラが一斉に向けられた。手を振り、音楽を口ずさみ、リズムに乗って体を揺らし、来園者は約40分間の夢の世界を満喫した。
 栃木県佐野市の主婦、鶴貝雅美さん(50)は、家族4人で来園した。夫久さん(51)は運送会社勤務で、被災地の福島県に仮設住宅の資材を搬送する仕事があり、「行きたいのはやまやまだけど無理。楽しんでおいで」と送り出した。鶴貝さんは「被災者のことを思うと娯楽施設に来てもいいのか」と考えたが、楽しんだ分、被災地に寄付することにした。入園してみて驚いた。「月に8回来ることもあるけど、こんなに人が少ないのは初めて」。2時間待つこともあったアトラクションに15分で乗れたという。
 午後6時、通常より4時間早く閉園。家族3人で訪れていた東京都練馬区の小学3年、篠原萌音さん(9)は、誕生日の3日に来るはずだったという。少し遅くなったが「楽しいプレゼントになりました」と笑顔で話した。「もっと長くいたいな」と少し残念そうな様子も見せた。
 横浜市の女性会社員(27)は「3月には勤務先も停電した。午後10時までやってくれるに越したことはないが、欲を言えばきりがない。ファンとしては電力需要が高まる夏にまた休園しないか心配」と話していた。
 ◇TDS再開は「GWも候補」−−上西社長
 TDLは28年前の4月15日に開業した。オリエンタルランドの上西京一郎社長は「1カ月以上の休園は初めて。キャストも気を引き締めてこの日を迎えた。ゲストの笑顔を見てほっとした」と話した。
 上西社長によると、「なぜこういう時期に開けるんだ」と反発する声も寄せられたが、「元気を出させてほしい」という言葉に背中を押されたという。電力需要が高まる夏場を前に、5000キロワットの発電機を3台準備し、8月後半の設置に向けて作業を進めている。東京ディズニーシー(TDS)については「なるべく早く再開したい。ゴールデンウイークも候補」と話した。ディズニーキャラクターが被災地へ慰問に行くことも計画しているという。

4月16日朝刊

941チバQ:2011/04/16(土) 17:25:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000002-fsi-bus_all
節電、悩めるレジャー産業 ディズニー再開も遠い「通常営業」
フジサンケイ ビジネスアイ 4月16日(土)8時16分配信

再開した東京ディズニーランド。朝早くから大勢の来場者が訪れ、パレードも久しぶりに行われた=15日、東京ディズニーランド(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 東日本大震災後に休園していた東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)が15日、約1カ月ぶりに営業を再開した。電力不足に配慮し、営業時間は大幅に短縮してのスタートとなった。運営するオリエンタルランドでは、併設される東京ディズニーシーをゴールデンウイーク(GW)までには再開させたい考えだ。今回の震災でレジャー施設の多くが休園や運営の縮小を余儀なくされた。節電に自粛ムードも広がり、収益への影響が懸念されそうだ。

 「一部の施設で液状化の影響はあったが、復旧し、もとの姿で夢と安らぎを提供できるようになった。ゲストの笑顔をみて、われわれも勇気をもらった」。上西京一郎社長は15日、営業再開を手放しで喜んだ。

 TDLでは駐車場が液状化の被害を受けたほか、一部施設で外壁が崩れるなどの被害が出た。復旧は早期に済んだものの、計画停電の影響や被災者の心情などに配慮し、営業再開を先延ばししていた。

 震災から1カ月余りでの再開だが、営業時間は通常の午後10時閉園を午後6時に繰り上げたほか、施設内の噴水やエスカレーターの使用を抑えるなど節電対策を余儀なくされた。

 また、夏に向けて5000キロワットの自家発電機3基の導入を検討。電力不足の中で、通常通りにはいかない厳しい運営が求められている。

 首都圏周辺のレジャー施設も同じ悩みを抱えている。

 3月19日から営業を再開した遊園地の「としまえん」(東京都練馬区)は、午前10時〜午後5時まで通常通り営業しているが、電力不足に対応して、平日には「フライングパイレーツ」など4つのアトラクションを休止している。3月25日から4月5日までの花見期間中に予定していた午後8時までの夜間営業を中止した。震災後の1カ月の来場者数は「前年比で約4割減った」という。

 東京ドームでは、プロ野球のナイター開催が政治を巻き込んだ論争を呼んだ。

 東京ドームは現在、公式戦63試合が予定されているが、節電のためナイターを取りやめる代わりに、デーゲームの回数が増えた場合は、同社の大きな減収要因になる。

 12日のセ・リーグ開幕戦で、横浜スタジアムで開催された横浜−中日戦の来場者数は1万4000人だったが、「ナイターなら3万人は入った」と関係者は指摘する。ナイターがデーゲームに変更されれば、大幅な来場者数の減少と、ビールや弁当などの売れ行きが鈍ることを覚悟する必要があり、電力不足の対応を迫られている。

 5月のGWという大きなかき入れ時を控えるレジャー産業だが、電力不足と自粛ムードのダブルパンチからの回復を見通せずにいる。

942チバQ:2011/04/16(土) 17:26:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000026-maip-bus_all
東日本大震災 「夢かなう場所」TDL再開 苦しい運営も
毎日新聞 4月15日(金)20時42分配信

約1カ月ぶりに営業再開した東京ディズニーランド=千葉県浦安市で2011年4月15日、谷多由撮影

 東日本大震災の影響で営業休止していた東京ディズニーランド(TDL)が15日、約1カ月ぶりに営業を再開した。震災で営業休止や営業規模縮小を余儀なくされていたレジャー施設の多くが、営業再開に踏み切ったり通常営業に戻し始めている。ただ、自粛ムードの広がりや外国人観光客の訪日減のほか、電力不足の夏場に向けた節電も求められており、各施設は苦しい運営が続きそうだ。【井出晋平、小倉祥徳、谷多由】

 TDLは営業再開日を83年の開園日と同じ15日に設定、新たな出発を演出した。午前8時には再開を待ちわびた客約1万人が列をつくった。近くに住む主婦(32)は「地元なので、再開してくれて元気が出る」。TDLが1カ月以上休止したのは開業以来初で、運営するオリエンタルランドの上西京一郎社長は「来園者の笑顔を見てほっとした」と話す。

 節電のため、閉園時刻を4時間繰り上げ営業時間は午前8時〜午後6時までで、夜間は営業しない。施設の照明や噴水も使用を抑制。さらに出力5000キロワットの自家発電機3台を導入する方針だ。休園中の東京ディズニーシーは大型連休前の営業再開を目指す。

 震災後、営業休止したり営業規模を縮小していたレジャー施設は、徐々に平常営業に戻しつつある。計画停電の影響などで先月13日から営業休止している「江戸ワンダーランド 日光江戸村」(栃木県日光市)は、今月18日に営業を再開する。3月22日に予定していたパンダの公開が遅れていた上野動物園(東京都台東区)は4月1日に再開。平日の来場者数は平年の3倍に達し、「パンダ効果」に沸く。

 ただ、活気が戻った施設はごく一部。サンリオピューロランド(東京都多摩市)は、4月の入場者数が前年の8割近くまで回復したものの、「来場者の1割を占める海外客は途絶えたまま」(広報担当)。横浜・八景島シーパラダイスも来場者が2〜3割減少。目玉イベントの花火大会の中止を決めたこともあり、大型連休も苦戦が続きそうだ。

 再開のめどが立たない施設もある。スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)は、温浴施設やホテルが被災。福島第1原発から50キロ以上離れているにもかかわらず「原発の風評で資材がなかなか届かない」(運営会社の常磐興産)ため、再開時期は未定という。

943チバQ:2011/04/17(日) 18:04:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110417-OYT8T00066.htm
観光業界減収挽回できず
2スキー場再開、新幹線も復旧したが…


再開したスキー場でスキーやスノーボードを楽しむ来場者(山形市の蔵王温泉スキー場で)  東日本大震災の発生以来、1か月以上にわたって営業を休止していた蔵王温泉スキー場(山形市)と天元台高原スキー場(米沢市)が16日に再開した。燃料不足の解消や山形新幹線の復旧などの条件がそろい、シーズン終了間際にようやく間に合った形。しかし、休業期間の観光客を取り戻すのは難しく、長期的に見ても観光客の増加を見通しづらい。旅館の宿泊客も減っており、県内の観光産業全体に影響が広がっている。

 「再開を楽しみにしていた」

 友人とスノーボードをするために蔵王温泉スキー場を訪れた山形市東原町、会社員高橋優さん(30)は笑顔で話した。冬になると毎年10回以上はスキー場に足を運ぶ高橋さん。「4月上旬には、気持ちがはやって休業中のスキー場に行ってしまった」と言う。

 この日のゲレンデは、高橋さんと同様、再開を待ちわびた県内外のスキーヤーやスノーボーダーらで久しぶりににぎわった。

 震災後、燃料不足や電力消費の抑制、山形新幹線をはじめとする交通機関のストップで、1か月以上、営業できずにいた同スキー場。山形新幹線の東京までの直通運転が始まり、ガソリンなどの生活必需品の供給も改善されたことから、再び営業を始めた。今シーズンは、17日と、23日以降5月5日まで開業する予定だ。

 同スキー場のロープウエーやリフトの運営会社で構成する「蔵王索道協会」の小関和夫会長(58)は「シーズンが終わる前に再開できてよかった」と一安心の様子。同じく16日から営業を再開した天元台高原スキー場の山田長一総括支配人(56)も「残りの期間で、できるだけ人を呼び込みたい」と意気込んだ。

 しかし、地震発生後、営業再開に踏み切れた県内のスキー場はごくわずかだ。県観光物産協会によると、蔵王温泉スキー場と天元台高原スキー場のほかは、大蔵村の湯の台スキー場、3月26日から一時的に再開した米沢スキー場だけ。

 雪の多かった今年は、集客増を見込んだ関係者が少なくなかっただけに、震災で思わぬ休業に追い込まれたことへの落胆は大きい。再開を果たした蔵王温泉スキー場でさえ、3月の来場者が例年の4割程度だったことから、シーズン全体では例年の8割以下にとどまる見通しだという。

 さらに、早くも来シーズン以降の集客を危惧する声も上がっている。小関会長は「県内のスキー客は宮城など隣県から来る人が多く、すぐに客足が戻るとは思えない。原発事故に伴う東北全体へのイメージの悪化もあり、影響は長期に及ぶのでは」と、困惑気味に話す。

     ◇

 影響は旅館業界にも及んでいる。県観光交流課によると、震災後、温泉地を訪れる観光客は激減。「年間を通して1割以上の収入減は間違いないが、さらにひどくなることも考えられる」と話す。

 南陽市の赤湯温泉旅館協同組合の代表理事、須藤清市さん(54)は「どの旅館も大打撃だ」と、肩を落とす。須藤さんが経営する「いきかえりの宿 瀧波」では、今年に入って宮城県の客を呼び込む格安ツアーを企画。人気を集めていたが、震災後はパッタリと客足が途絶えてしまった。

 「ゴールデンウイークに向け、少しは予約が戻ってきた。ただ、被災地となっている近県からの利用客はしばらく望めない。サクランボの季節には回復してもらいたいが……」。須藤さんは祈るように話した。

(2011年4月17日 読売新聞)

944チバQ:2011/04/17(日) 18:06:11
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110415-OYT1T00326.htm
島原の小涌園が6月で閉館へ

. 長崎県島原市新湊1の「島原観光ホテル小涌(こわき)園」について、親会社の藤田観光(東京)は14日、6月30日で閉館すると発表した。


 島原港に面した場所に位置し、島原を代表するホテルだっただけに、関係者からは惜しむ声が上がった。

 1964年10月に開業。81の客室を備える大型ホテルで、雲仙・普賢岳の火山活動停止宣言が出された95年には、天皇皇后両陛下が宿泊された。立地の良さや炭酸泉の露天風呂などが人気で、ピーク時の90年には年間10億円の売り上げがあったが、観光客の減少に伴って売り上げが低下。今後、業績回復が見込めないことから閉館を決めたという。

 従業員34人のうち、本社から出向している2人を除く現地採用の正社員7人とアルバイト従業員ら25人の雇用契約は解消され、今後、再就職口探しが課題となる。

 島原市観光・ジオパークグループの平山慎一グループ長は「非常に驚いている。来年以降はジオパークの国際会議や国体が予定され、受け入れ施設としても期待していた。由緒あるホテルだっただけに残念」と話していた。

(2011年4月15日12時08分 読売新聞)

945チバQ:2011/04/17(日) 18:20:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000187-mailo-l39
東日本大震災:徐々に観光客回復 ツアー客中心の郡部、キャンセル相次ぎ苦戦 /高知
毎日新聞 4月15日(金)12時52分配信

 東日本大震災直後に深刻な影響を受けた県内の観光事業がゴールデンウイーク(GW)を控え、徐々に回復傾向にある。キャンセルが相次いだ高知市の宿泊施設が例年並みに持ち直し、ふるさと博も客足が戻りつつある。ただし、ツアー客が中心の郡部では「大打撃だ」と悲鳴が上がっている。【倉沢仁志】
 「震災発生から10日間は予約キャンセル業務のみだった」。高知市内のホテルのマネジャーによると、全242室で満室だった先月19〜21日の3連休の予約は同11日の震災後、キャンセルが相次ぎ、ほぼ半減した。
 しかし、先月末からは個人客を中心に予約件数が回復傾向になっている。龍馬ブームに沸き、連日満室だった昨年ほどではないが、既に9割程度が満室。GWの予約件数は、例年並みの予想を立てているという。同市内の宿泊施設15カ所でも、多くの施設で同様の傾向が見られた。
 京都の観光客が前年比2〜3割となるなど西日本でも観光客が減少する中、高知市内が回復傾向にあることについて、マネジャーは「高知はもともと、京都や沖縄に比べて修学旅行生の受け入れが少ない。その点が今回は救いだ」と分析する。
 また、県ふるさと博推進課によると、先月5日に開幕した同博も開幕後の1週間で入場者数は3万9401人と昨年の土佐・龍馬であい博とほぼ同程度だったが、震災後1週間は2万6746人と昨年同期に比べほぼ半減した。先月末時点での入場者数は、7万人以上少ない15万7330人。しかし、今月に入り、4〜10日の1週間で3万8013人となるなど回復した。
 同課は自粛していたふるさと博のPR活動を今月下旬から西日本を中心に再開させるなど、巻き返しを図る方針。同課は「GWはせめて一昨年の観光客数(17万8126人)を上回りたい」と話す。
 一方、郡部の宿泊施設では「震災の影響で大打撃だ」との声が多い。土佐清水市内のホテルでは震災後、都心からのツアー客が全てキャンセルとなった。責任者は「全49室のうち、9割あった予約が1〜2割程度に落ち込んだ」と肩を落とす。
 県内72カ所の宿泊施設を把握する県旅館ホテル同業組合も「県東西エリアはほとんどがツアー客。今も東日本からのツアーのキャンセルが相次ぎ、GWも期待できない」と悲観する。同組合によると、同市をはじめ、県東西エリアにある宿泊施設8カ所の損害額は、計3000万円を超えるという。

4月15日朝刊

946チバQ:2011/04/20(水) 00:23:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110419/CK2011041902000049.html?ref=rank
グリーンタワー千葉 7月末で営業終了へ 利用客激減 予約キャンセル相次ぐ
2011年4月19日

7月末で営業を終了するホテルグリーンタワー千葉。原発事故の影響で外国人客が激減、修学旅行客のキャンセルも相次いでいた=千葉市中央区で


 千葉市美浜区のホテル業「グリーンタワー」(林威樹社長)は十八日、経営する同市中央区の「ホテルグリーンタワー千葉」の営業を七月末で終了すると発表した。東日本大震災や福島第一原発事故で利用客が激減したことが主な要因という。震災の地元観光業への影響について、市観光推進室でも「観光客の減少がいつの時点で落ち着くのか、注意せざるを得ない」と長期化を懸念している。 (宇田薫)

 同ホテルは二〇〇三年九月に営業を開始。二百七十室の客室があり、中国や台湾からの団体観光客や修学旅行の宿泊利用者が顧客の大半を占めるという。

 同ホテルによると、震災や福島第一原発事故の影響で、先月中の予約のほぼすべてがキャンセルになり、現在も予約がゼロの状態が続いている。修学旅行客も四〜七月末までで約二十件の予約が入っていたが、すべて取り消しになった。

 同ホテルの総支配人開沼義正さん(64)は、営業終了の判断に至った理由を「毎月の売り上げが前年の40%程度しか見込めず、本年度いっぱいは同様の状況が続く見通し。できれば営業を続けたいが、原発事故が収束しない限りは、どうしても難しい」と説明する。

 宿泊は七月二十四日のチェックアウト分まで。レストランとブライダル、宴会事業は七月末まで営業する。約百人の従業員については「他事業部や関連グループにできる限り転籍などをお願いしていく」(開沼総支配人)という。

 同市の「ホテルグリーンタワー幕張」は営業を続ける。

947チバQ:2011/04/20(水) 00:26:08
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104190004
カラカミ観光 2ホテル休館 1年間
2011年04月19日

■震災影響


 道内の大手リゾートホテルチェーン、カラカミ観光(洞爺湖町)は18日、洞爺湖町の洞爺パークホテル天翔(280室)と釧路市阿寒町のホテルエメラルド(206室)を1年間をめどに休館すると発表した。


 二つのホテルは近年、売り上げが落ち込んでいたが、東日本大震災の影響で外国人観光客の予約がほとんどキャンセルとなるなど、宿泊客が大きく落ち込んだのが響いたという。


 洞爺パークホテルの休館は5月1日から、ホテルエメラルドは7月1日から休館する。洞爺、阿寒地区はともに客室数が大きな傘下のホテルが一つずつあり、当面は一館態勢で営業を続ける、としている。休館する二つのホテルの従業員はグループ内のホテルなどに配置転換するが、地元から採用しているパート従業員らの処遇は未定としている。

948チバQ:2011/04/20(水) 00:27:43
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20110419000018
京の主要ホテル、3月稼働率9.4ポイント低下印刷用画面を開く

京都市内ホテルの客室平均稼働率 京都市内の主要ホテルの3月の客室平均稼働率は、東日本大震災による外国人観光客らの相次ぐキャンセルで、78・8%と前年同月を9・4ポイント下回ったことが、日本ホテル協会京都支部のまとめで分かった。関東、東北地方からの避難者の新規予約が入ったものの、キャンセルの影響が大きかった。4月も厳しい見通しとなっている。

 稼働率は市内の15(今年1月からは14)ホテルを集計した。震災直後は避難者の予約が一時的に増えたが、外国人客が軒並み旅行を中止。国内観光もキャンセルが相次いだ。外国人客が全体の3割を占め、同10ポイント低下したリーガロイヤルホテル京都(下京区)は「原発事故収束までの期間の長さも考えると(2年前の)新型インフルエンザ以上に影響が大きい」とする。

 観光シーズンの4月も見通しは厳しい。京都ホテル(中京区)は震災前に90%と予想していたが、キャンセルで65%と「近年にない低下」を見込む。福島第1原発事故の長期化により先行きは不透明で、東日本から西日本へ行き先を変更する修学旅行向け営業を強化するなど、対策を急いでいる。

 同協会は「ゴールデンウイーク後のさらなる落ち込みが懸念される」としている。稼働率の落ち込み幅は、新型インフルエンザが発生した2009年6月(前年同月比20・5ポイント減)以来の大きさとなった。

949チバQ:2011/04/20(水) 00:29:42
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-04-19_16785/
沖縄観光回復 なお遠く
経済 2011年4月19日 09時26分

(15時間2分前に更新)

 東日本大震災の影響を受け、3月に沖縄を訪れた観光客は前年同月を10万8500人(19・9%)下回る43万6400人で、減少幅は過去最大となった。震災後の需要急減も響き、2010年度は目標600万人を下回る571万7900人にとどまった。県内旅行関係者は「キャンセルの嵐は一段落しても、予約の動きは回復しない」と嘆く。県は震災に伴う沖縄観光振興緊急対策で需要喚起に取り組んでいるが、書き入れ時の夏場に向けどんな手だてを打てるか暗中模索が続きそうだ。(榮門琴音)

■低価格競争も

 10年度上期の観光客数は全国高校総体効果などから堅調に推移。国内経済の持ち直しで観光客が戻るとの期待もあったが、円高による海外旅行人気や航空提供座席の減少も逆風となり、昨年12月から再び前年割れに転じていた。

 追い打ちをかけたのが大震災。今夏の観光需要喚起に向け、官民挙げた取り組みを強化し始めていただけに、落胆は大きい。日並びがよく長い休みが取りやすいゴールデンウイークを回復のきっかけにしたいとの望みも残るが、動きは鈍い。

 「予約を書き出す白板が真っ白」。震災から1カ月余、県内旅行社の誘客担当者は不安を募らせる。一部外国客が沖縄旅行を再開し、修学旅行客が目的地を沖縄に振り替える動きもあるが、沖縄観光全体のボリュームからすれば落ち込みを補うには程遠い。

 ホテルの予約低迷も顕著だ。県内北部のあるリゾートホテルでは、ゴールデンウイークの予約が例年の6〜7割程度にとどまる。総支配人は「このインパクトはこれまでと比べものにならない」と窮状を訴える。那覇市内の老舗ホテルの予約も5割程度。経営者は「単価を下げても反応がない」と頭を抱える。

 需要減少の一方、客室数の供給過多から、長く低価格競争が続く那覇市内のホテルでは、低価格のスパイラルに歯止めがかからない。価格引き下げによる集客は限界に来ており、収益の悪化も必至だ。

■県が緊急対策

 県や観光業界は「現状では『沖縄にぜひ』というプロモーションは心情的にやりにくい」と口をそろえるが、ある誘客担当者からは「配慮も必要だが、もう『沖縄は安全だ』と明確に打ち出さずにはいられない状況だ」との悲鳴も漏れる。

 県は11年度当初予算から2700万円を拠出し、被災者支援と並行し観光振興緊急対策に乗り出した。沖縄観光の厳しい状況を踏まえ、ゴールデンウイークのホテル利用を促す県民向けキャンペーンも展開。福島第1原発の事故を受けて、外国客も減っているため、海外メディアを県内に招聘(しょうへい)し、観光情報の発信を促す方針だ。

 ただ、沖縄を訪れる観光客の49・4%(10年度)は関東方面からで占められており、需要の減退をカバーするほどのスケールになるかは未知数。

 りゅうぎん総合研究所は「西日本の旅行需要は動き始めているが、沖縄が旅行先に選ばれるかは不明。鍵となるのは半数を占める関東方面の客の回復」とみている。

 自粛ムードや原油高もマイナス要因となる。先行きの不透明感は依然強く、県は650万人としている11年度の観光客数の目標値の下方修正も検討している。

950チバQ:2011/04/24(日) 18:08:05
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201104230423.html
青森DC、新幹線「復旧後」に期待 23日開幕2011年4月24日

 JR6社と青森県などによる大型観光企画「青森デスティネーションキャンペーン(DC)」が23日、始まった。東日本大震災で東北新幹線の一部不通が続いていることもあり、この日は県外からの観光客の姿はほとんど見られなかった。関係者らは今月29日の東北新幹線全線復旧以降、7月22日まで続くDCに期待を寄せている。

 この日のオープニングセレモニー会場は当初、東京のJR上野駅の予定だったが、東北新幹線の一部区間が不通のため、青森市の県観光物産館アスパムに変更された。

 県外の観光客はほとんどなく、地元の人や関係者を前に、三村知事は「東北のはじっこ青森からDCで東北のすばらしさを訴えていこう」とあいさつ。やや寂しい幕開けに。家族と遊びに来ていた青森市の会社員城前友義さん(43)は「イベントや情報発信をこれからどんどんやって、青森が県外の観光客でにぎわってほしい」と話していた。

 セレモニーに参加した県旅館ホテル生活衛生同業組合女性部会会長で、黒石市の温泉旅館の女将(おかみ)、石沢照代さんによると、新幹線の開業効果で2月の予約は前年同月の1.4倍に上ったが、震災以降は予約の9割がキャンセルになったという。「新幹線復旧が決まると、だんだん予約が戻ってきた」と期待していた。

 弘前市のJR弘前駅前でもDCの一環として「オープニングイベントin弘前 がんばろう東北! 元気再生〜支えるぞ津軽!」があり、ホットりんごジュースなどの出店もあり、にぎわった。

 イベントでは地元のアイドルグループ、りんご娘やアルプスおとめが元気な歌声を響かせた。また、東日本大震災のチャリティーマーケットもあった。イベントを見に来た子どもらは、桜の花びらの形の用紙に被災者を励ますメッセージを書いたり、新幹線「はやぶさ」塗り絵に熱心に取り組んだりしていた。

 このほか、観光路線として知られるJR五能線の鰺ケ沢駅では、ぶさかわいい(不細工で可愛い)として全国的に有名な秋田犬「わさお」が駅長として乗客を出迎えた。
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951チバQ:2011/04/24(日) 18:11:18
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&amp;k=2011042400077&amp;j4
被災地の観光施設、徐々に再開=福島はめど立たず−東北3県
 東日本大震災で浸水などの被害を受けた宮城県や岩手県の観光施設が、5月の大型連休を前に再開しつつある。両県では既に7割以上の宿泊施設が営業を再開し、全国から200万人以上が足を運ぶ8月の仙台七夕まつり(仙台市)の開催も決まった。一方、福島県では原発事故の影響で、県西部の会津地方でも観光産業は厳しい状況に置かれている。
 仙台市の遊園地「八木山ベニーランド」は4月中旬に約1カ月ぶりに開園、約500人が来場した。福島県相馬市から来た松本親さん(37)は「地元は放射能で危ないので、子供が遊べる場所を探して来た」と娘の手を取りながら、ほっとした様子で話した。
 日本三景の一つ松島では、水族館に続き、遊覧船や土産物店も順次再開する見通し。東北新幹線も29日には全線で運転を再開する。環境は整いつつあるが、県内の沿岸部は軒並み被害を受けており、松島公園管理事務所は「松島も観光できる状態ではないと思われる恐れがある。どこまで客足が戻るのか」と不安を募らせる。
 岩手県では、日本三大鍾乳洞の一つ、龍泉洞(岩泉町)の地底湖が地震の影響で白く濁ったまま。「『世界有数の透明度』とうたっていただけに再開はためらわれた」(管理事務所)が、周辺の宿泊施設などへの影響を考え、27日のオープンを決めた。
 一方、福島県の施設は閑古鳥が鳴く。被害が限定的だった会津地方の観光施設では、宿泊のキャンセルが相次いだ。福島県観光交流課は「原発事故も収束しておらず、観光においでくださいという雰囲気ではない」と言葉少な。沿岸に立つ水族館「アクアマリンふくしま」では津波による停電で大量の魚が死んでしまい、再開には時間がかかりそうだ。(2011/04/24-15:29

952チバQ:2011/04/24(日) 18:12:21
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110424-OYT1T00261.htm?from=y10
こにゃん市長選、17匹の激戦に

 滋賀県湖南市の観光振興や動物愛護の啓発を担ってもらう〈猫市長〉を選ぶ「第1回こにゃん市長選」は24日午前0時〜26日午前9時に、投票が行われる。

 いずれも湖南市在住の飼い猫17匹が“立候補”している。

 投票は同市観光物産協会のホームページで受け付け、26日正午に初代こにゃん市長が誕生する。

 17匹の届け出順は次の通り。
〈1〉ぎん(オス1歳)〈2〉ミャーコ(メス5歳)〈3〉にゃんちゅう(同)〈4〉みかん(オス5歳)〈5〉ピク(オス9歳)〈6〉マイケル(オス12歳)〈7〉カル(オス4歳)〈8〉キャル(メス10歳)〈9〉ジュニア(オス6歳)〈10〉kiki(メス3歳)〈11〉Nina(メス2歳)〈12〉あお(通称ポンタロー)(オス15歳)〈13〉晃(メス3歳)〈14〉ちゃー(メス15歳)〈15〉こま子(メス2歳)〈16〉エトワール(メス3歳)〈17〉メイ(オス年齢不詳)

953チバQ:2011/04/24(日) 18:12:43
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110424/CK2011042402000120.html?ref=rank
「こにゃん選」激戦! 湖南で猫候補乱立、ネット投票
2011年4月24日

まちおこしを託す猫を選ぶネット選挙への投票を呼び掛けるホームページ


 湖南市の観光振興と動物愛護の啓発を託す猫を選ぶ「こにゃん市長選」のネット投票が24〜26日午前9時まで行われる。同市内の飼い猫17匹が市観光物産協会のホームページ(HP)上で立候補。動物愛護への抱負などを盛り込んだ公約「ニャニフェスト」を掲げ、広く投票を呼び掛けている。

 立候補した飼い猫はメス9匹にオス8匹。元野良猫や県動物保護管理センター(湖南市)から現在の飼い主に引き取られた猫もいる。投票はネットを通してだれにでもできる。

 ニャニフェストには「動物の住みやすいまちづくりを目指すにゃん」と動物愛護を推進する訴えのほか、「湖南市をチョー有名にするニャよ」と観光PRへの意欲を示す抱負も掲載されている。

 当選発表は26日正午。初代こにゃん市長に選ばれた猫は、市の新キャラクターのモデルになる。企画した市観光物産協会は「全国の多くの猫好きの人に投票してもらい、湖南市のPRにつなげたい」と期待している。

 協会は今後、HPに猫好きの人が交流する猫のまちの仮想空間をつくり、市の観光情報の発信に活用する。さらに行政が保護した猫の飼育希望者を探す取り組みを通して、動物愛護の啓発も進める。HPは「湖南市観光物産協会」で検索。

 (林 勝)

954チバQ:2011/04/24(日) 18:13:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110423-OYT8T00792.htm
震災影響観光地は苦戦

宿泊客「例年の2割」も
中国から県内を視察にきた楊社長(右)と懇談する阿部知事(21日午前、県庁で)  東日本大震災や県北部地震の影響で、県内の観光地でも宿泊客のキャンセルが相次いでいる。県内経済に影響を及ぼすのは必至で、自治体も対策に乗り出した。(石井千絵)

■「まだ冬眠状態」

 15メートルを超す雪壁で有名な立山黒部アルペンルートの宿泊地としてにぎわうはずの大町市の大町温泉郷。しかし、ルートが全線開通した16日以降も、温泉街の人はまばら。大町温泉郷観光協会によると、宿泊客数は例年の2割程度、大型連休の予約はほとんど入っていない。県北部地震で同市も被災したと誤解されているケースも多いという。

 伝刀明事務局長は「こんなに低調なのは今だかつてない。ルートが開通しても今年はまだ冬眠状態。夏まで続いたらどうなるのか」と肩を落とす。

 NHKで放送中の連続テレビ小説「おひさま」や、小栗旬主演で5月公開予定の映画「岳―ガク―」の舞台となった松本市。ロケ地としてアピールしようとしていた矢先に大震災に見舞われた。

 市によると、この時期には埋まるはずの大型連休の宿泊予約が、今も空いている状況だという。市観光温泉課は「ロケをした場所についての問い合わせはある。引き続き情報発信をしたい」と話す。

 白馬村では、外国人客のキャンセルが相次ぎ、外国人オーナーのペンションが一時閉鎖に追い込まれた。

 県が県内数十か所の宿泊施設などに聞き取り調査したところ、震災後の宿泊客数は例年の半数程度に落ち込んでいた。外国人の宿泊客がゼロになったというケースもあったという。

■挽回に懸命

 「原発事故後に農作物や水を調査したが、放射性物質は健康被害に影響のない値が出ています」。阿部知事は21日朝、中国・深セン市から、視察に訪れた旅行会社の楊建軍社長と懇談し、安全性を強調した。懇談後、楊社長は「目で見て安心安全を確認し、放射能も影響ないことが分かった。中国に戻って大丈夫ですよと伝えたい」と笑顔を見せた。

 知事は15日にも、イベントや旅行の自粛停止を呼び掛ける「信州元気宣言」を発表するなど、大型連休を前に何とか雰囲気を変えようと懸命だ。県は、宿泊料の一部を寄付する「義援金プラン」を宿泊施設に提案。夏休みに向けても、長期滞在する家族向けの割引プランを持ちかける考えだ。

 市町村も動き出している。大町市も18日、緊急対策会議を開き、東京の旅行会社や報道機関にキャラバンを出すことに決めた。市観光課の縣和彦課長は、「市内には震災被害がないことや、節電の必要性も無いことを訴え、夏に涼しい信州で過ごすことを提案したい」と挽回に懸命だ。

(2011年4月24日 読売新聞)

955チバQ:2011/04/24(日) 18:13:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110423-OYT8T00946.htm
「近隣客」取り込みPR 県内観光関係者
自粛一段落で市民にニーズ
 最大10連休となる29日からの大型連休を控え、東日本大震災の影響でキャンセルが相次ぎ、打撃を受けている県内温泉地の旅館や観光関係者が、県内や近県の旅行客を取り込むPR活動に力を入れている。市民の間でも自粛ムードが一段落し、震災への心配で疲れた心身を近場で癒やしたいとのニーズが出てきているようだ。



県内温泉地のパンフレットに見入る買い物客(23日、スマーク伊勢崎で) 県観光国際協会は23日、各地の旅館業者からの要望を受け、ショッピングモール「スマーク伊勢崎」(伊勢崎市西小保方町)で温泉PR展を開催した。伊香保温泉観光協会や四万温泉協会など9団体が参加し、多数の観光パンフレットや旅館案内を配布しながら買い物客に利用を呼びかけた。

 県観光国際協会の牧野文成事務局長(54)は「連休まで1週間ほどだが、県内や近くの人なら来てもらえるはず」と狙いを話す。大震災発生から今月上旬にかけては予約の大半が取り消されたが、1か月強が過ぎ、自粛ムードも和らいできたという。

 イベントは、16日にもイオンモール太田(太田市石原町)で開催。両会場を選んだのは「埼玉や栃木の買い物客も多い上、北関東自動車道の開通で温泉地への交通の便が向上した」(牧野事務局長)ためだ。予約状況は昨年の半分〜7割程度といい、近隣へのアピールでどれだけ回復させられるかが大型連休を乗り切る鍵となる。7〜9月の群馬デスティネーションキャンペーン成功のためにも、近場の客に魅力を知ってもらい、口コミでの集客効果を狙う。

 一方、直接の被災は免れた買い物客たちも、絶え間のない震災報道に接してストレスを感じ、震災の影響で連休の予定が立てづらいなどの事情から、近場での休養を求めている。千代田町上中森の主婦須永静代さん(51)は、長期休暇は東北地方など遠方に出かけることが多いが、「ニュースを見ていると、そんな気になれなかった」と大型連休の予定は立てずじまい。「県内なら今からでも間に合うから」と、パンフレットを見比べながら検討していた。

 家族で立ち寄った伊勢崎市赤堀今井町の会社員桐生茂さん(60)も「震災で連休中の仕事休みがはっきりしない。でも県内なら、日帰りでも行ける」と話した。

(2011年4月24日 読売新聞)

956チバQ:2011/04/24(日) 18:14:34
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110424/nar11042401250004-n1.htm
古都観光で心癒やして 奈良県内のホテル・旅館、巻き返し格安プラン
2011.4.24 01:24
 ■キャンセル損害5億円超

 東日本大震災の影響で、県内のホテルの宿泊予約のキャンセルが相次いだ。県旅館・ホテル生活衛生同業組合によると、判明しているだけでも約5万3千人以上がキャンセルし、5億円以上の損害が出た。だが一方で、被災地から訪れる宿泊客向けに独自の格安プランを企画するホテルも登場し、自粛ムードの改善に向けた取り組みを模索している。

                   ◇

 ◆シーズンなのに…

 県内のホテルや旅館約200施設でつくる同組合によると、県内の宿泊者は4割が首都圏からの観光客。例年、春から初夏にかけ、奈良の宿泊客はピークを迎えるが、震災直後は停電や交通網が打撃を受けた影響もあり、首都圏からの予約を中心に大規模なキャンセルが相次いだ。

 県内最多の客室数を備える「ホテル日航奈良」(奈良市)でも震災以来、キャンセルが相次ぎ、3800室以上の予約が取り消しとなった。広報担当の高塲(たかば)順子さんは「これほどの落ち込みはこれまで経験がなかった」と話す。

 同組合が、加盟する全施設に聞き取り調査したところ、回答があった3割にあたる62施設だけでも、4月1日現在で宿泊、宴会など約5万3千人がキャンセルし、5億円以上の減収となったという。

 ◆奈良にしかできない

 キャンセルの続発は落ち着いたものの、新たな予約がなかなか入らず、回復の見通しは不透明だ。同組合は20日、奈良市の仲川げん市長に観光プランを共同でつくるよう要望した。

 吉川義博専務理事は「被災していない人も心が疲れてきている。仏像に手を合わせ、僧侶の話を聞くなど奈良は心癒やされる場所。奈良にしかできない心の復興支援もある」と奈良の利点を改めて旅行代理店にPRしている。

 長引く自粛ムードに対し、仲川市長は「この時期に遊ぶのはどうか、という気持ちもわかる。しかし、こういうときだからこそ被災地を支えるためにも経済活動に力を入れなければいけない」と語った。

 ◆ニーズを掘り起こす

 こうした現状にホテルもただ手をこまねいているだけではない。ホテル日航奈良は東北、関東、北海道の住民を対象に料金を半額にする宿泊プランを考案。このプランの予約が1件入るたび、100円を義援金にあてる。今月15日の販売開始後、3日で約300室の予約が入り、1週間で約400室が埋まった。

 「奈良ロイヤルホテル」(奈良市)と「ホテルサンルート奈良」(同)も青森、岩手、宮城、福島の4県民に1泊2500円の格安プランを実施している。

 高塲さんは平成7年の阪神大震災を兵庫県西宮市で被災した。ガスや水道がなかなか復旧せず、不自由な生活を送った。2カ月後にはストレスで胃潰瘍を患った経験もあることから、リフレッシュすることの必要性を実感している。「余震も続き、落ち着きたいと思う人は多いはず。奈良でほっとしてもらいたい」と話している。

957チバQ:2011/04/24(日) 18:15:29
http://mytown.asahi.com/areanews/iwate/TKY201104220529.html
乗り上げた観光船、震災モニュメント案浮上
2011年4月23日


民宿の上に乗り上げた観光船「はまゆり」=岩手県大槌町


 岩手県大槌町の民宿に乗り上げた釜石市の観光船「はまゆり」を、震災モニュメントとして保存する案が、地震などの専門家らの提言で浮上している。地元の財政的な理由もあり、保存されるかどうかは流動的だ。

 はまゆりは地震当日、定期検査で大槌町の造船所にあったが津波で流され、2階建ての民宿に乗り上げた。当初、民宿経営者や大槌町、船を持つ釜石市は解体する方針だった。阪神淡路大震災でも断層の保存を提唱した広島大の中田高名誉教授(地形学)が県などに「原爆ドームのように、当時を忘れない象徴として防災教育に活用できる」などと保存を訴え、学識経験者の要望書を集め始めた。23日から解体工事に着手するが、26日までは周辺の整地工事にとどまる。(菊地敏雄、疋田多揚)

958チバQ:2011/04/24(日) 20:44:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000000-rcdc-cn
「M6以上の地震で全額返金」、日本ツアー再開の旅行社が奇策―香港
Record China 4月24日(日)5時41分配信

20日、東日本大震災の風評被害で大きな打撃を受けた香港の旅行社が奇策を打ち出し話題となっている。写真は沖縄。

2011年4月20日、東日本大震災の風評被害により、日本旅行の客足はぱたりと止まり、桜シーズンの日本ツアー客をあてこんでいた旅行社にとっては大きな打撃となった。そんな中、奇策を打ち出した香港の旅行社が話題となっている。ウォール・ストリート・ジャーナル中国語電子版が伝えた。


EGLツアーズは最も早く日本ツアーを再開した旅行社の一つ。健康被害が懸念される福島原発から遠く離れた大阪や沖縄が目的地だが、一般の客にすれば同じ日本であることに変わりはない。

旅行客の不安を打ち消すべく、同社が打ち出した奇策は「旅行中にマグニチュード(M)6.0以上の地震があれば、ツアー料金を全額返金する」というもの。東日本大震災以来、日本では余震が相次いでおり、M6以上の地震も56回を数える。4月14日にもM6以上の地震があったばかりで、この奇策は大きなギャンブルだと同紙は伝えている。(翻訳・編集/KT)

959チバQ:2011/05/04(水) 08:48:51
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110503_14
観光客減に悩む遠野 宿は建設、報道関係で満室も

 宿泊施設は満室でも観光客は減少―。大型連休を迎え、遠野市が被災地の後方支援と観光再建の両立に頭を悩ませている。東日本大震災発生後から観光施設への予約キャンセルが続く一方で、宿泊施設は震災復旧のための工事関係者や報道関係者で満室状態。「被災地支援の最前線基地として役割全う」は共通認識だが、被災地をけん引する経済活性を目指す上で、観光客を泊めることができないジレンマも少なからず抱えている。

 遠野物語発刊100周年だった2010年度は、全国から200万人を超える観光客が同市を訪れた。今年は「新たに踏み出す年」と位置付けたが、震災で状況が大きく変わった。

 市観光協会によると、今年3〜7月に入っていた観光施設への予約216件7593人のうち155件4964人がキャンセル。教育旅行も30校2221人のうち23校1854人が取り消された。

 観光名所の一つ、遠野ふるさと村は例年4月は約千人が訪れるが、今年は200人弱。大型連休が始まっても昨年の3割程度の入り込みだ。鈴木裕子支配人は「観光面も元気を取り戻していきたいが、回復は容易ではない」と悩む。

 観光客が大きく減少する一方で、民宿やホテルなど宿泊施設は震災後から満室状態が続く。観光客は1割に満たず、建設業者ら被災地での作業関連が6割、報道関係が2割と大勢を占める。

 茨城県土浦市から妻(60)と訪れた会社員(59)は「被災地の迷惑にならない程度に、買い物や宿泊で支援をしようと東北を旅している。遠野でも泊まろうと思ったが宿が満員だった」と驚きの様子。

 市内の宿泊施設は家族経営が多く、休み返上で復旧活動に従事する人々を支えている。遠野旅館ホテル組合の三浦芳昌事務局長は「満員はありがたいことではあるが、観光面の現状と今後を考えると…」と複雑な心境。

 市観光協会の立花信一事務局長は「遠野の経済を立て直していくためには、観光産業の回復が不可欠。なんとかして被災地支援と観光客誘致を両立させたい」と苦慮する。

【写真=閑散としたJR遠野駅前。遠野市は観光客が減少する一方、宿泊施設は震災復旧関係者で満室が続く=1日】




(2011/05/03)

960チバQ:2011/05/04(水) 09:42:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000007-maip-soci
潮干狩り 客8割減…自粛ムード影響か 木更津・富津
毎日新聞 5月3日(火)9時46分配信

 春の訪れとともに本格化するはずの東京湾の潮干狩りの客足が伸び悩んでいる。余震が続く中、海での行楽を避ける心理が影響していると見られるが、千葉県は、東京湾岸の木更津・富津両市の潮干狩り場への訪問客数が、4月は昨年比1〜2割程度に落ち込んだとみている。2日には、森田健作知事が木更津市の潮干狩り場を訪れ、「(放射性物質も)基準値を下回り安心。大型連休はぜひ潮干狩りに来て」とアサリをほおばってPRした。

 木更津漁業協同組合の根本昌彦業務課長によると、団体予約客はキャンセルが相次ぎ、連休期間中も予約は2割程度。東京湾沿岸で、農林水産物から暫定規制値を超える放射性物質が検出されたことはないが、「原発事故による放射能の影響はないのか」と問い合わせもあり、風評被害も感じるという。【黒川晋史】

961チバQ:2011/05/04(水) 09:48:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110504/bsk1105040503003-n1.htm
中東・北アフリカに41カ所 「オシャレなホテル」米スターウッド攻勢 (1/2ページ)2011.5.4 05:00
. 米ホテル業界第3位、スターウッド・ホテル・アンド・リゾーツ・ワールドワイドは今後3年間に、政情不安の中東・北アフリカ地域の41カ所でホテルをオープンするという。

 スターウッドは同地域ではすでに、63カ所でホテルを経営。同社で欧州・アフリカ・中東地域の責任者を務めるローランド・ヴォス氏はこのほど、エジプト、シリア、ヨルダンなどの国々で新ホテルの開業を推進すると語った。

 チュニジア、エジプトでは革命で樹立後数十年続いた長期政権に終止符が打たれ、リビアでは内戦が勃発。シリア、バーレーン、イエメンでも市民による反政府活動で死者数が数百人に達した。また、日本では東日本大震災による原子力発電所事故の影響で大規模な避難指示が出されるなど世界各地で混乱が続いている。

 ヴォス氏はアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで2日まで3日間開催されたアラビアンホテル投資会議で「ホテル業界は周期的ビジネスであり、日本や中東で起きたような出来事で、考え方が変わることはない」とし「中東や北アフリカでは驚異的な成長がみられる」と述べた。

 同氏によると、中東や中国、インド、ブラジルなど新興国での中流階級の台頭が、若い旅行者の獲得を狙うホテル業界の新地域参入や事業拡大に拍車を掛けている。スターウッドは「まさにアップルの製品やiPod(アイポッド)を買う人々」をターゲットに「W(ダブリュー)ホテル」など「オシャレな」ブランドの拡張を行っていると、ヴォス氏は説明する。

 スターウッドは1日、UAEのシャルジャに2013年、客室数220のフォーポイント・シェラトンホテルを開業する契約を交わしたと発表。またドバイにある同社の2ホテルも拡張予定。ドバイマリーナのグロブナーハウスは今年9月、新館をオープンし、ドバイ空港に近いル・メリディアンは客室200室を増築する。スターウッドによると、同社のドバイにあるホテル15軒の今年の客室稼働率は88%に達している。(ブルームバーグ Zainab Fattah)

962チバQ:2011/05/04(水) 09:48:51
http://www.sankei-kansai.com/2011/05/01/20110501-052361.php
米高級ホテルのザ・リッツ、京都進出 「フジタ」跡地に
 米高級ホテルのザ・リッツ・カールトンが京都進出を計画していることが30日明らかになった。今年1月に営業を終えた老舗ホテル「ホテルフジタ京都」(京都市中京区)を建て替え、平成26年春の開業を目指す。国内では東京、大阪に次ぐ3カ所目となる。

 ホテルフジタ京都の土地・建物を所有する積水ハウスと、ホテル運営会社のザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー(米メリーランド州)が基本合意した。リッツ側は「事実関係について(現時点で)申し上げられることはない」とコメントしているが、関係者によると、約200億円を投じ、来年にも着工する計画という。客室数や宿泊料金などは未定。

 開業予定地は東に鴨川をのぞみ、祇園などの観光名所にも近く、観光客に人気の高い場所。東日本大震災で外国人観光客は減少しているが、リッツ・カールトン大阪では5〜6月の宿泊予約は昨年並みに改善しているという。このため震災の影響は限定的と判断し、関西での体制強化に踏み切ったとみられる。

 京都市内では外資系のフォーシーズンズ・ホテルズも26年に高級ホテルの開業を予定しており、既存の近隣ホテルとの顧客争奪戦が今後激しさを増しそうだ。


(2011年5月 1日 09:21

963チバQ:2011/05/04(水) 09:49:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110501-OYT8T00836.htm
県内ホテル 家族連れ狙い客足回復へ

こいのぼりケーキ、調理体験
 東日本大震災の影響で宿泊のキャンセルが相次いだ県内のホテルなど宿泊施設では、ゴールデンウイーク期間中に客足を取り戻そうと、あの手この手のサービスやキャンペーンが行われている。湖畔の立地を生かしたり、子ども自身が一部を“調理”できるようにしたりと、〈家族連れ〉をキーワードにするなど工夫が凝らされている。

 大津市におの浜の「大津プリンスホテル」(077・521・1111)は、琵琶湖に臨む広場でバーベキューを楽しむ「レイクサイドガーデン」を開業した。家族連れに湖畔の風景を楽しんでもらおう、と企画した。湖に面した広場にテーブルやイスが並べられ、眼前の景色をゆったりと眺めながら食事が味わえる。

 ホテル内のラウンジでは、こいのぼり風にデコレーションしたケーキ(1200円)やこいのぼり形のパン(200円)も販売。バイキングとセットにした企画もあり、3、4の両日は科学実験ショー(6000円、12〜3歳半額)、5日はダンスイベント(8000円、12〜4歳半額)が行われる。

 長浜、米原両市で開催中の「江(ごう)・浅井三姉妹博覧会」に支えられ、例年通りの予約がある長浜市港町の「北ビワコホテルグラツィエ」(0749・62・7777)では3、4の両日、バイキングで子どもがハンバーグやギョーザなど料理の一部を調理できる「キッズシェフ」(4000円、小学生半額)を実施する。

 一方、草津市西大路町の「クサツエストピアホテル」(077・566・3333)では宿泊やレストランがいまだに2割減といい、例年並みの予約がある結婚式を重視した。期間中(6日除く)にブライダルフェアを展開し、レストランでも8日まで、ロブスターなど高級食材のバイキング(6000円、小学生半額)を行っている。

 また、大津市の雄琴温泉では、ゴールデンウイーク限定の特別プランを用意したり、子ども用おもちゃを用意したキッズルームを開設したりするホテルや旅館もある。詳しくはおごと温泉旅館協同組合のホームページ(http://www.ogotoonsen.com/)。

(2011年5月2日 読売新聞)

964チバQ:2011/05/04(水) 09:50:04
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104290008/
ホテルの客室稼働率、GWは「自粛」からV字回復へ/横浜
2011年4月29日 東日本大震災を境に急降下した横浜のホテルの客室稼働率が、ゴールデンウイーク(GW)期間中はV字回復しそうだ。山下町地区ではGW前半が満室になったホテルもあり、みなとみらい21(MM21)地区でも前半は80〜90%台で推移する見通し。各ホテルは「観光都市・横浜の復活へ向けて、反転攻勢のきっかけにしたい」と期待している。

 横浜のホテルの客室稼働率は大規模な会議や展示会の増加などに伴い、ほぼ順調に推移してきたが、東日本大震災を境に急降下。3月は、30〜40%台という過去に例のない“超低空飛行”を余儀なくされた。「地震による直接的な被害はなかったのに、過度な自粛ムードのまん延で観光客や会議・展示会などが激減したのが響いた」とMM21地区のホテル関係者。

 GW期間中の予約も出足が鈍く、昨年を大幅に下回ることが心配されていた。しかし、各ホテルがインターネットを使った販売などに力を入れた結果、「2週間ほど前から反応が出始めた」(山下町地区のホテル関係者)。このホテルではGW前半は既に満室になり、後半も70%以上は確保できる見込みだという。

 MM21地区でも昨年の実績には及ばないものの、前半は80〜90%台で推移する見通し。後半はまだ50〜70%台とばらつきがあるが、「ネットを使うお客は宿泊前日に予約する事例も珍しくないので、悲観はしていない」(ホテル関係者)とさらなる上積みを期待する。

 中でも同地区の横浜ロイヤルパークホテルは今月19日以降、割引チケット共同購入サイトに宿泊券を提供して約1万4千枚(10月18日まで有効)を売り上げ、GW後半からの“伸びしろ”を見込む。

 GW以降の稼働率維持には不安要素もあるが、山下町地区のホテル関係者は「国民の間に“節約疲れ”や“過度の自粛への疑問”も出てきた。被害を受けなかった都市の経済をさらに活性化し、被災地の復興に寄与するという大義名分が浸透すれば、観光客は増えるはず」と期待している。

965チバQ:2011/05/04(水) 09:51:45
http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY201105020230.html
GW、近場の観光地が人気 「自粛やめよう」効果?(1/2ページ)2011年5月2日15時5分
 ゴールデンウイーク(GW)に入り、大都市圏近郊の観光地が意外なにぎわいを見せている。東日本大震災と福島第一原発事故による自粛ムードの広がりで大幅な落ち込みが予想されていたが、「自粛はやめよう」とのかけ声が効いたのか、連休直前に駆け込み予約が相次いで例年並みの客足が戻りつつある。一方で、国内・海外とも遠方への旅行客は思うように回復していない。

 世界遺産の日光東照宮(栃木県)では、4月29日に前年比2割増しの約1万人が訪れ、GWは好調な滑り出しとなった。「観光に出かけることが経済効果にもつながるとのメッセージが報道などで流れたことが影響したのではないか」と東照宮の担当者。ただ原発事故の影響か、関西や外国からの客は少なく、団体客が少ないのも特徴だ。

 神奈川県の箱根登山鉄道も、連休に入ってから一部の駅で客が乗りきれない電車も出るほど観光客が戻っているという。

 東京の名所を巡る「はとバス」は、4月上旬までは予約が少なく、運行会社は例年の5割程度に落ち込むと予想していたが、連休が近づくにつれて予約が急増。都内観光コースは対前年比で3.6%減までV字回復した。広報担当者は「自粛しすぎるのも良くない、という感じで客足が戻ってきていると思う。天気を見ながら近場で楽しもうというニーズを取り込めている」と話す。

 高速道路の渋滞は前年より減ると予想されていたが、連休初日の29日朝には関越道下り線で予想の倍を超える56キロの渋滞を記録した。3〜5日も激しい渋滞が予測されている。

 4月1日からジャイアントパンダ2頭が公開されている東京都台東区の上野動物園の入場者は4月29、30日に3万人を超えた。30日は15分間の入場制限を2度実施し、入場待ちの列ができたという。

 大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、観光客が遠出を控える傾向を見越して大型連休前に近畿や東海などの日帰り圏を中心にテレビなどで宣伝をしたという。広報担当者は「ほどよくお客さんが多く、順調だ」と話す。

 108回目を迎える佐賀県有田町の「有田陶器市」は29日から3日間の人出が昨年より約9万人多い約54万人。「震災で関東や東北方面への旅行を控えた人が、休日を近場で過ごそうとしている」と主催者。長崎県佐世保市のハウステンボスには29日からの3日間で約4万人が足を運び、前年より1万8千人増えた。

966チバQ:2011/05/04(水) 09:52:04
■国内旅行申し込み、例年の2倍

 近畿日本ツーリストでは4月10日ごろから、首都圏発の国内旅行の申し込みが例年の2倍ほどのペースで増えている。栃木県の日光、群馬県の草津温泉などが目立つという。

 JTBは国内旅行が昨年比28%減、海外旅行は17%減と推計していたが、連休直前から大都市近郊の駆け込み予約が伸びているという。「準備に時間がかかる海外旅行はあきらめても、どこかに出かけたいと考える人が身近な場所に出かけているのではないか」と広報室の担当者は話す。

 空の便も「1週間ほど前から東北を中心に予約が増えている」と日本航空広報部。被災した家族や親類に会ったり、ボランティアに行ったりする人が増えているとみる。GW中に仙台、花巻、山形を中心に約300の臨時便を飛ばし、国内線は昨年並みの旅客数に近づきそうだという。

 成田空港はGW中の出入国者数が前年比で半減すると推計している。ただ、最近は駆け込み予約の海外旅行者が増えてきたという。成田国際空港会社の広報担当者は「旅行をして日本を元気にしようという雰囲気が出てきた。旅客は推計よりは増えるはず」と話す。

■「応援したい」被災地にも観光客

 被災地の観光地はまだまだ厳しい。

 青森県弘前市で4月23日に始まった「弘前さくらまつり」。東北新幹線が全線復旧した同月29日の観光客数は13万人。4万人だった前日よりは増えたが、それでも例年の半分以下にとどまる。桜は2日が満開の見込みだ。

 国宝の中尊寺金色堂がある岩手県平泉町も、4月29日に町を訪れた人の数は前年より6割減ったという。同県雫石町の小岩井農場は震災の影響に連休前半の悪天候も重なり、首都圏からの観光客が特に減っているという。

 宮城県観光課によると、津波で被災した沿岸部では、観光客を受け入れられない状況が続いている。大型連休を含む昨年5月の全県の観光客の延べ人数は約640万人だったが、県観光課の担当者は「震災の影響がどの程度になるかの試算は難しい」としている。

 同県の松島。4月29日に運航を再開した遊覧船乗り場の人影はまばらだ。午前10時に出発した船の定員は210人だが、乗客は10人ほど。運航会社の関係者は「松島の被害は少ないのに……。人出は例年の10分の1くらいだ」と話した。それでも松島観光協会の担当者は「連休が近づくにつれ、ホテルの空き状況の問い合わせが予想以上に増えている」と期待を寄せる。

 「東北を応援したいと思い、初めて来ました」「がんばってください」。観光客から声を掛け、励ます光景が見られるという。

967チバQ:2011/05/04(水) 21:21:43
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110504/art11050420380005-n1.htm
東北の悲願 「平泉」を世界遺産に 雪辱なるか、週内にも評価結果 
2011.5.4 20:33 (1/2ページ)

世界遺産登録を目指している岩手県の中尊寺。震災の被害はなく従来通りに参拝できる
 中尊寺金色堂など「平泉の文化遺産」(岩手県)をはじめ政府が世界遺産に推薦した3つについて、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が6〜7日にも評価結果を勧告する。平成20年にイコモスから「記載延期」の勧告を受け今回は雪辱を果たす格好の平泉。東日本大震災による遺跡の損傷はなかったが、岩手県は甚大な被害を受けた。世界遺産へ「内定」が決まれば、観光客へのPRなど東北を活気づける契機になりそうだ。

 ■高まるハードル

 政府が推薦している遺産はほかに文化遺産の国立西洋美術館(東京都)と自然遺産の小笠原諸島(同)。

 イコモスは現地調査を含め約1年半にわたって審査し、「記載」(世界遺産に記載)▽「情報照会」(追加情報を求め次回以降審査)▽「記載延期」(本質的な改定が必要で推薦書を再提出)▽「不記載決議」(記載にふさわしくないもの)−の4区分で勧告。最終的には勧告を受けた世界遺産委員会が登録の可否を決定するが、「記載」勧告は事実上の世界遺産内定となる。

 平泉は20年に記載延期となったが、文化庁は「1回目で『記載』の勧告を受けるのは難しい。年々ハードルが高くなっている」と理由を分析する。

 その背景には世界遺産が増えていることにある。22年8月現在で登録された世界遺産は911件。世界遺産委員会は管理可能な規模とするため、新規記載の遺産数を抑制していく傾向にあるという。

■悲願へ絞り込み

 前回、政府は平泉について「浄土思想を基調とする文化的景観」と題して推薦。平泉が政治・行政上の拠点であるとの考え方を示し、全体を文化的景観として9資産を提示した。

 だが、イコモスは(1)浄土思想の世界的意義と構成資産の関連性が証明しきれていない(2)浄土思想と関連性が薄い資産がある(3)個々の資産がつながって文化的景観をなしていない−などを理由に「延期」を勧告。このため今回は文化的景観とは捉えず、浄土思想の表現に直接的に関連する6資産に絞り込んでの再チャレンジとなった。

 世界遺産に登録されれば過去の例からも観光客が大幅に増加することが見込まれる。震災による原発事故で観光の風評被害が深刻な問題となっているなか、世界遺産に内定すれば東北地方に観光客が再び戻る可能性が高く地元の期待も高まっている。

 文化庁では「震災の被害がイコモスの評価に影響を与えることはないが、被災地に明るいニュースを提供したい」としている。

968チバQ:2011/05/05(木) 20:48:21
http://www.minyu-net.com/news/news/0505/news8.html
目立つ津波跡見物 “観光地化”に地元苦虫

 東日本大震災の津波で、家屋などが流され、多くの死者、行方不明者が出た相馬市など本県沿岸部で、他県などからの見物者が目立っている。中には、陸地に打ち上げられた船の前に立ち、船と一緒に”記念撮影”する見物者も。被災地の“観光地化”とも言える現象に、行方不明者の捜索に当たる消防団員らからは「多くの人が亡くなった場所。被災者の気持ちを逆なでする行為で腹が立つ」と怒りの声がある一方、「これから復興を担う若い人に現実を知ってもらうことも大事」と話す市民もいて、受け止め方はさまざまだ。
 大型連休は例年、潮干狩りやイチゴ狩りでにぎわいを見せる相馬市の松川浦周辺は、震災で潮干狩りなどが中止となっている今年も他県ナンバーの車が押し寄せている。普段はがれき処理などのため、関係者以外の立ち入りを規制している同市消防団も車の多さに規制を取りやめたほど。
 同市原釜地区では大型連休に入り、車の助手席などからビデオや携帯電話でがれきの山を撮影しながら走る家族連れやカップルの姿が多く見られる。
 同市の幹部職員は「被災地のことをきちんと知りたいと思って来ている人は少ないはず」と見物者らの来訪目的を疑問視。「がれきの周囲は準備もなしに近寄るのは危険。万が一、再び大地震や津波などが起こった場合は、沿岸部からの避難で渋滞することも考えられる」と懸念している。
(2011年5月5日 福島民友ニュース)

969チバQ:2011/05/05(木) 20:50:49
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110501/biz11050112000005-n1.htm
旅行で東北を助けたい GW、観光に光
2011.5.1 11:57 (1/3ページ)

まだ二分咲きだが、花見客でにぎわう弘前公園の「さくらまつり」。東北新幹線の全線再開により、首都圏からの駆け込み客が急増した=4月29日、青森県弘前市
 東日本大震災以降初めての大型連休となるゴールデンウイーク2日目となった30日、高速道路は行楽地などを目指す車で渋滞し、東北へ向かう新幹線も一部で自由席が満席になった。大震災で観光客激減の打撃を受けた東北の観光地では、連休直前から急に予約が集まるホテルも現れ、まつりもにぎわった。東京電力福島第1原発事故、計画停電、そして、自粛ムード…。あえいでいた東北を中心とする観光地は、新幹線全線再開と連休効果もあって活気を取り戻しつつある。


来場者13万人に急増


 例年250万人が訪れる「弘前さくらまつり」(4月23日〜5月8日)を開催中の青森県弘前市。28日までは日々の来場数が1万〜4万人と低迷していたが、連休初日となる29日は13万人と急増した。30日も多くの家族連れらでにぎわい、市内の駐車場は満車に近い状態。ホテルなどの宿泊施設もほぼ満室だ。

 震災後、さくらまつり期間中の宿泊キャンセルが相次いだが、新幹線再開の日程が決まった22日以降、問い合わせが増え始め、主な旅館やホテルで9割ほどが予約済みに。青森県観光連盟の林光男理事長は「新幹線の全線再開が大型連休に間に合い、首都圏からのお客さまが一気に増えた」と話す。弘前公園のソメイヨシノの満開は2日の予想で、市立観光館では「5月に入れば駆け込みの観光客がさらに増えるのではないか」と期待する。


「余震の中、ありがたい」


 震災1カ月後にJTBグループが実施したアンケートでは、旅行や出張を中止・延期した人の27%が、理由として「何となく暗く、楽しめない気がする」と答え、25%が「被災者への罪悪感がある」と回答した。だが、自粛ムードが広がり経済が低迷すれば、復興はおぼつかなくなる。28日に東京・日本橋であった観光PRキャンペーンで、枝野幸男官房長官(46)は「連休中にはぜひ旅行に出掛けたり、家族で外食をしたりして、いつも通りの休日を楽しんでほしい。日本経済を活性化することが復興につながる」と力説。実際、被災地周辺の旅行で復興を後押ししようという動きが出ている。

 「観光で東北を応援したい」「頑張って」。割安の「地震災害復興!がんばれ宮城!プラン」を展開する宮城県大崎市鳴子(なるこ)温泉の旅館「幸雲閣」では、連休中の予約の電話が相次ぎ、応援の言葉を口にする人も少なくない。4日まで8〜9割が予約済み。連休終盤は予約数が少ないが、予約担当の男性社員は「余震が続く中、あえて観光に訪れてくれることがありがたい」と感謝する。

 岩手県花巻市の旅館「大沢温泉」は震災で7000〜8000人分の予約がキャンセルに。高田貞一社長(54)は「観光の回復は未知数」と不安そうだが、連休中は満室の日も出始めた。笑顔行き交う新幹線

 東北新幹線の全線再開と大型連休の初日が重なった29日、東京駅は観光やボランティアで被災地へ向かう人たちの笑顔が行き交った。妻と息子と新青森に向かった東京都江東区の森泰成さん(47)は「観光で被災地に貢献できればいいと思う」と話し、Jリーグ観戦で仙台に向かった静岡県島田市の会社員、薮崎知世子さん(48)も「募金したりお土産を買ったりして、少しでも支援したい」と笑顔をみせた。

 「旅行で東北を助けたい」。ゴールデンウイークの国民的合意だ。

970チバQ:2011/05/05(木) 20:54:21
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110502t12027.htm
仙台のホテル業界苦境 本格回復「七夕まつり期待」

「がんばろう東北」のメッセージを掲げるホテルメトロポリタン仙台


 東日本大震災は百万都市・仙台のホテルにも建物や設備などに被害を与えた。大型連休に合わせて営業を再開した施設がある一方、損傷がひどくいまだに開業見通しが立たないケースもある。再スタートを切ったホテルでも宿泊客は災害支援や復旧事業の関係者が大半だ。観光客利用が戻るには時間がかかりそうで、「開催が決まった仙台七夕まつりに期待したい」との声が強まっている。
 外資系高級ホテルのウェスティンホテル仙台(青葉区一番町)は4月29日、営業を全面再開した。被害は軽微だったが、ライフラインの復旧遅れなどで、これまでは客室数や飲食の営業時間を縮小せざるを得なかった。
 「インターネット予約も含め、通常態勢に戻った」とマーケティング部。宮城県が4月29日を復興への「キックオフデー」と位置付けたことなどもあり、「これをきっかけに観光客の呼び込みに力を入れる」と話す。
 向かいの仙台国際ホテル(青葉区中央)は1階ラウンジでランチ、ディナーの提供を行うが、宿泊は再開できていない。客室への給湯設備の損傷などが原因で、「交換が終わるのは5月半ば以降になりそう」という。
 全く営業できないホテルもある。ホテルコムズ仙台(青葉区本町、旧三井アーバンホテル)は外壁や客室などが損傷。幹部は「安全確認と今後の検討に必要な調査だけで1〜2カ月かかる」と話し、再開時期を明言できない状況だ。
 ロイヤルパークホテル仙台(泉区寺岡)は建物の一部が傾くなどし、補修工事を進めている。関係者は「9月1日をめどに再開する方針。リニューアルも含めて検討中」と説明する。
 宿泊の動向も気掛かりだ。4月15日から通常態勢で営業するJR仙台駅前のホテルメトロポリタン仙台(青葉区中央)は「観光客が少ない。大型連休中も一般客の宿泊予約がない日もある」と嘆く。
 市内で11のビジネスホテルを展開するホテルグリーンチェーンは「どこも5月中はほぼ満室だが、8割は復興支援の関係者。損害保険会社や医師、ボランティアの利用が多い」と語る。
 東北新幹線が4月29日に全線復旧するなど好材料はある。例年通り8月6〜8日の開催が決まった仙台七夕への期待は高く、「首都圏を中心に既に予約が入った」とウェスティン。メトロポリタンは「東北各地の夏祭り関係者とも連携し、需要を喚起したい」と強調する。

971チバQ:2011/05/05(木) 20:55:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110504-OYT8T00718.htm
にぎわい遠いGW ひたちなか・大洗エリア原発風評、津波被害響く
イベント、値下げ誘客に懸命

 大型連休で例年なら県外からの観光客でにぎわう、ひたちなか・大洗エリアの行楽地が、今年は苦戦を強いられている。東日本大震災による津波や福島第一原発放射能漏れ事故への不安から、観光客が海岸地域を敬遠しているとみられるためだ。各施設ではサービスの充実や料金の値下げなどで誘客活動を展開している。

 例年多くの潮干狩り客でにぎわう大洗サンビーチ(大洗町)。今年は好天に恵まれた4日も波打ち際に家族連れの姿はまばらだった。毎年潮干狩りに訪れる水戸市千波町、主婦上原しのぶさん(28)は、「津波が怖い」と言う長男(4)の言葉にためらいつつ活性化のためにと訪れた。「人出は例年の半分もない。この時期には海の家も建ち始めていたのに、今年は1軒もなくて不安になる」と話した。

 近くで民宿「大勘荘」を経営する小野瀬和助さん(47)は「連休中の客入りは10%にも満たない。いつもなら満室なのに閑古鳥が鳴いている」と頭を抱える。付近の民宿は、相次ぐ予約のキャンセルを受けて宿泊料金を1000〜2000円ほど安くするなどして打開策を探っている。

 アクアワールド県大洗水族館(大洗町)も、昨年4月29日〜5月5日の来館者約6万4000人に対し、今年は4月29日から5月4日までの来館者が2万5849人。連休中のイベントを充実させ、8日まで中学生以下の入館料を無料とするが、他県からの来館者は伸び悩む。

 大型連休後にシーズンを迎える学校遠足も「津波があった町や、福島の近くに行くのは問題」などとして予約のほとんどが取り消された。2002年の開館以来記録してきた来館者数100万人超も「このままだと難しく、採算が取れるか危うい状態」(同館経営企画課)という。稲葉暢弘副館長は「飼育員が積極的に来館者に話しかけるなどサービスを充実させ、また来たいと思える水族館になりたい」と奮起している。

 丘一面を青色に染めるネモフィラや、チューリップが見頃を迎えた国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)。4月29日から5月3日までの来園者数は約4万8000人と、前年同期の約4分の1で、例年は過半数を占める県外からの来園者は4割程度。昨年の連休中に1000件を数えた同園ツアーも今年は28件という。広報担当者は「天候不順もあるが、一番の原因は風評被害。福島が近いため『大丈夫ですか』との問い合わせが多い。何とか足を運んでもらえるようなイベントなどを企画したい」と意気込んでいる。

(2011年5月5日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110505-OYT1T00059.htm?from=nwlb
風評被害払拭を!茨城・大洗魚市場で復興まつり

風評被害の払拭にと、大洗魚市場で開かれた復興まつり 震災からの復興PRと福島第一原発事故に伴う風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、茨城県大洗町の大洗魚市場で4日、同町主催の「がんばっぺ大洗!〜海・山復興まつり〜」が開かれた。

 市場では、通常5個300〜400円の地元産ホッキ貝が100円で格安販売され、用意した約600キロが1時間ほどで完売する人気ぶり。「ホッキ飯」や焼きイカなどの海産物のほか、ニラやサツマイモといった地元の農産物なども販売され、来場者を喜ばせた。

 小谷隆亮町長は「震災前の生活に戻るにはまだ時間はかかるが、原発事故の風評被害が残るなかでにぎわいを呼び戻せて自信になった。今後は観光期の夏に向けて広報活動を一層強化し、復興をPRしたい」と力を込めていた。

(2011年5月5日09時53分 読売新聞)

972チバQ:2011/05/05(木) 20:56:54
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201105020026.html
連休の飛騨・高山の観光、個人客戻るも団体伸び悩み
2011年5月3日


大型連休になって観光客の姿が戻った「古い町並(まちなみ)」=高山市


 東日本大震災で客足が遠のいた飛騨・高山の観光地も、大型連休で一息ついている。晴天に恵まれた2日、岐阜県高山市の「古い町並(まちなみ)」は、観光客の姿が戻った。だが、例年に比べ、団体客の伸び悩みが目立つという。

 飛騨高山旅館ホテル協同組合によると、加盟する67カ所の旅館やホテルは、連休半ばの3日までほぼ満室。一方で、担当者は「個人客が戻って満室になったが、大勢が入れる和室は定員いっぱいになっていない」と気をもむ。

 市内の「高山シティホテルフォーシーズン」(収容61人)では1週間ほど前からようやく個人客の予約が増えたという。冨田雅之支配人は「関西、東海地区から手軽に行ける場所を選んだ方が多い」と話す。

 東京都中央区から家族で「古い町並」を訪れた男性(47)は、イタリア旅行を中止して中部圏に変えたという。「福島第一原発の事故がどうなるか分からないので、海外に出るのはやめました」と話していた。

973チバQ:2011/05/05(木) 20:57:30
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110428-OYT1T00125.htm
日光の観光、復興へあの手この手…市は安全宣言

15日から始まった風車を飾るイベント。温泉街復興への象徴として期待がかかる(日光市の鬼怒川温泉駅前で) 世界遺産「日光の社寺」や温泉などを抱える栃木県の観光地・日光で、観光客が激減している。

 東日本大震災での大きな被害はなかったが、旅行やイベントの自粛ムードが広まった上、福島第一原発事故による風評被害の影響も重なり、旅館などは開店休業状態が続いている。そんな中、危機感を抱いた観光業界関係者らが客足を呼び戻そうと、イベント開催や観光PRを再開するなど打開策に乗り出した。

 鬼怒川・川治温泉旅館協同組合によると、震災後、従業員に自宅待機を命じるなどしたホテル・旅館が多く、全体の稼働率は1割ほど。他地域でも状況はほぼ同じといい、日光地区観光協会連合会の増渕正男事務局長は「壊滅的な状況」と嘆く。

 日光東照宮と日光二荒山神社では3月以降、多くの行事の取りやめを決めた。東照宮によると、震災翌日から先月末までの入場者数は、前年同期比わずか5%の約5000人に落ち込んだという。

 また、観光施設は営業を自粛。東武ワールドスクウェアは3月17日に再開したものの、「入場者数が一桁台の日もあった」(根本幸央副支配人)。また、日光江戸村も今月18日まで営業を見合わせていた。

 状況を打開しようと、観光業界関係者たちが動き出した。日光市は5日、放射能汚染などの風評被害の排除を目的に、市の水や食べ物、観光の安全性をアピールする「市観光安全宣言」を発表。今月から東京での観光PRを再開することにした。斎藤文夫市長は「そろそろ積極的に動く時期に来た」と話す。

 日光地域では日光山輪王寺と協力して、同地域のホテルや旅館の宿泊者に護摩祈祷券を配布し、厄を落としてもらう取り組みを12日から開始。同協同組合では「元気宣言キャンペーン」と題し、宿泊施設35軒と協力して、宿泊者を両温泉街の8観光施設中1か所に招待する格安プランを始めた。

 また、鬼怒川・川治温泉観光協会も、3月から延期していた温泉街に1万5000個の風車を飾るイベントを15日から実施しているほか、市と同連合会は日光の安全性を訴えるはがきを5万枚作り、各宿泊施設の固定客らに送った。

 観光業界関係者は、5年目を迎えたJR東日本と東武鉄道の直通特急の運行が、ゴールデンウイーク期間に通常運行されることへの期待も大きい。増渕事務局長は「一度離れた客が戻るには1年はかかる」と指摘。その上で、「長い戦いになるがここが正念場と考えて踏ん張りたい」と力強く語った。日光の観光復興への道はまだ始まったばかりだ。

(2011年4月30日14時56分 読売新聞)

974チバQ:2011/05/05(木) 20:58:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110504t75008.htm
戻った笑顔ひと安心 大型連休後半、東北の観光地にぎわう

松島湾を周遊する遊覧船に乗り込み、ウミネコに餌をやる家族連れ=3日午前10時40分ごろ


 大型連休後半に入った3日、東北の主な観光地はにぎわいを取り戻した。東日本大震災から50日余り。一時は宿泊キャンセルが相次ぐなど打撃を受けたが、滞在客のあふれる笑顔に観光関係者はひと安心。それでも福島第1原発事故による風評被害は消えず、客足が十分に戻らない地域も多い。「観光立国・東北」の完全復活まで、険しい道のりが続く。

 日本三景の一つ「松島」を抱える宮城県松島町。4月29日に運航を再開した松島湾遊覧観光船には3日、大勢の家族連れが乗船した。
 「乗船客は平年の約8割ほどに回復してきた」と松島島巡り観光船企業組合。復旧工事に携わる東京都の会社員高橋誠さん(52)は家族と乗船し、「美しい松島のように宮城全体がかつての景色を取り戻してほしい」と話した。
 マリンピア松島水族館にも同日、3000人超が来館。水族館は「ほぼ平年並みに近づいている」と安心した。
 つなぎ温泉など盛岡市周辺の温泉地も4月29日のJR東北新幹線の全線復旧に伴い、連休直前に予約が殺到。岩手県雫石町の鶯宿温泉観光協会は「首都圏の飛び込み客があり連休中は予約で9割が埋まった」と語る。
 同町の小岩井農場も連休中の小学生以下の入園料を無料にした効果もあり、「家族連れでにぎわっている」と言う。
 福島県内の観光地は、原発事故による風評被害が影を落とした。
 会津若松市の若松城は3日、周囲の公園の来場者が1万人超で例年並み。市観光公社は「関東ナンバーなどの車が目立つようになった」と喜んだが、猪苗代町の野口英世記念館の今月1日の入場者は約800人で、例年の連休平均の約4分の1にとどまった。
 潮干狩りで知られる相馬市の松川浦は、周辺の住宅や道路は大津波でがれきと化した。アサリの稚貝も全滅した可能性が高く、地元漁協は「来年の再開も厳しいのではないか」と苦渋の表情だ。
 客足が戻った地域も完全復活は遠い。「全体の人出は例年の2割程度」と松島町の松島観光協会。宮城県内の各温泉地も「連休後の予約は週末でも空きが目立つ」と嘆き、2次避難住民が身を寄せる福島市の飯坂温泉の観光協会は「一般客受け入れの見通しは立たない」と不安視する。
 新潟を含む東北7県の官民でつくる東北観光推進機構は「旅行会社に『東北復興関連商品』の企画・販売を要請している。夏場に向け、明るい材料をつくっていきたい」と話している。

975チバQ:2011/05/05(木) 20:58:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110502t13008.htm
観光 浜に活気着々と 「マリンゲート」営業再開

松島へ向かう遊覧船が運航を再開し、観光客を迎えた=1日午前10時ごろ、塩釜市の観光桟橋


 宮城県塩釜市の観光桟橋にある観光施設「マリンゲート塩釜」が1日、営業を再開した。丸文松島汽船による塩釜―松島間の遊覧船も運航を再開し、塩釜の観光拠点として復興の一歩を踏み出した。
 マリンゲートは営業再開に合わせ、復興市を始めた。津波被害により店舗で営業を再開できたのは一部の飲食店にとどまったが、土産物店12店が1階ホールにワゴンを並べて地酒や水産加工品などを特価で販売、久しぶりに活気が戻った。
 マリンゲート前の観光桟橋からは午前9時、再開第1便の松島行き遊覧船が出航。約50分で湾内を遊覧する船に観光客約10人が乗り込んだ。
 松島までの航路は震災直後は津波で流出したノリ養殖施設などが漂流し航行できなかったが、宮城県などの回収作業に丸文の遊覧船も協力し、運航再開にこぎつけた。丸文によると、大型連休後は修学旅行などの団体客でにぎわう季節だが、予約は震災後すべてキャンセルになった。
 丸文松島汽船の佐藤昭夫社長(66)は「客は当面少なくなりそうだが、新たな予約も入ってきた。最盛期の秋に向かって首都圏などに営業をしていきたい」と話し、遊覧船の出航を見送った。
 マリンゲートの復興市は当面、午前9時〜午後4時。飲食店は午前11時〜午後4時。


2011年05月02日月曜日

976チバQ:2011/05/05(木) 21:04:55
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110426/dms1104261611019-n1.htm
観光客激減の影で…被災者の心を静かに癒やす「三春滝桜」2011.04.26

 滝桜は健在だった。日本三大桜のひとつで国の天然記念物に指定される「三春滝桜」(福島県三春町)が満開を迎えている。毎年多くのツアー客でごった返すが、今年は原発事故の風評被害で人影は極端に少ない。だが、芋を洗うような人混みにおされ、この時期、花見を避けてきた地元・福島や東北の人々に、いつもと違う静かな癒やしを与えていた。(震災取材班)

 地震、津波、原発の爆発。相次ぐ災害と未曾有の事故が襲っても桜は変わりなく咲いていた。

 福島県いわき市から家族4人で見物に訪れていた男性(69)は、原発事故の影響で、見物客が少なくなった滝桜を前に穏やかな笑顔で語る。

 「こんなにゆったりと見られるのは、奇跡ですよ。放射線の心配は、ないといったらウソになるし、孫には念のためマスクをさせてますけど、まったく心配ない数値でしょ。目いっぱい、美しさを楽しませてもらった方が得ですよ」

 山形県庄内地方から職場仲間5人で訪れた女性(47)も、「毎年、テレビで満開が報じられるたびに、一度見てみたいと思っていました。地震の影響も受けずに、変わらず美しい花を咲かせてくれる姿を見ると、右往左往している人間が恥ずかしくなりますね」と目を細めた。

 毎年、満開の時期は観光客を乗せたバスが1日100台以上も訪れる。平日でも磐越道船引三春ICから、駐車場までのわずか2キロに1時間以上もかかるが、記者が訪れた22日午前は、同ICから駐車場までノンストップで10分程度。観光バスは1台で、850台収容の一般駐車場も半分程度しか埋まっていなかった。

 車のナンバーは「福島」「いわき」が圧倒的で、他県でも「山形」「仙台」など。首都圏は限りなく少ない。福島観光バスの今泉幸雄運転士(63)も、「30年以上運んでるけど初めて。福島市や郡山市に避難している原発周辺に住む方々からタクシー送迎の注文はあっても、大型(バス)はゼロよ」と苦笑いするほどだ。

 三春町観光協会によると、例年1日平均約1万6000人が訪れるが、今年はわずか10分の1。風評被害は想像以上に大きい。それでも渡辺安博事務局長は、「こんな時に足を運んでいただいた方にこそ、日本一の桜を見て、元気になってもらいたい。町としてこれほどうれしいことはありません」と話す。

 滝桜の近くに住み、半世紀以上見守り続けてきた橋本タミさん(76)は「今年は、気持ち、色が薄い気がする。原発事故を悲しんでいるのか、客が少ないのを嘆いているのか…」。

 満開も27日まで。来年はより一層鮮やかな「サクラ色」とともに、多くの観光客でにぎわっているはずだ。

 【三春滝桜(みはるたきざくら)】 福島県田村郡三春町にある樹齢1000年以上のベニシダレザクラ。根尾の淡墨桜(岐阜)、山高神代桜(山梨)とならぶ日本三大桜のひとつ。満開時は薄紅色の花をつけ、約25メートルも枝を広げる。福島第1原発からは西に約50キロで、放射線量は毎時約0.4マイクロシーベルト(22日時点)。

977チバQ:2011/05/06(金) 22:21:03
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001105060003
都圏客奪還なるか
2011年05月04日


再開された特急「踊り子」の乗客を出迎える石井直樹下田市長(右)ら=4月23日、下田市の伊豆急下田駅




 「ようこそ、下田・南伊豆へ」。大震災から1カ月半ほどたった4月23日、下田市の伊豆急下田駅ホームに横断幕が掲げられた。計画停電の影響で止まっていた東京から直通の特急「踊り子」が再開。観光客を迎える同市や南伊豆町の観光関係者ら約150人の笑みには安堵(あんど)感が漂っていた。


 「南伊豆地域は道路事情が悪く、車や観光バスは来たがらない。『踊り子』あっての南伊豆」。同市の石井直樹市長は鉄道に頼る現状を再認識したという。


 同市観光協会の松井大英会長も「料理や景色などこれまでのものを使ったキャンペーンではお客さんは呼べない」と言い切り、「さらに、町全体を楽しんでもらえるイベントなどのソフトをつくっていかなければ」。観光地・下田の新しい魅力作りを模索する。


 1991年度に1993万人あった伊豆地域(熱海、伊東、伊豆、伊豆の国、沼津、下田市など)の宿泊客数は2009年度には900万人以上減少。県内全体の減少幅の9割近くを伊豆が占める状況になっている=グラフ。


 首都圏から1〜3時間という地の利を生かし、施設の大型化で団体を受け入れていた伊豆地域のホテル・旅館だったが、バブル経済の崩壊後、宿泊客も激減。


 熱海温泉ホテル旅館協同組合の土屋基専務理事は「新幹線など交通網の整備が一層進んだこともあり、首都圏のお客さんもより遠くへ行くようになった。全国レベルでの『観光地間競争』の時代。熱海なら熱海、下田なら下田でその温泉地のブランド力を上げなければならない」と危機感を募らせる。伊豆の観光客の4割は首都圏客だけに、この地域からの集客奪還が最大の課題だ。


 観光振興を掲げる県もキャンペーン、雑誌などとの共同企画で伊豆を売り出している。「不況や格安チケットの普及の影響、団体客から個人客中心への流れなど、ここ10年ほどの旅行スタイルの変化は大きなものがある。これからは、泊まって何をするかが大事」と加藤博昭・県観光局長。


 ターゲットを女性に絞って男子禁制にした「女子会」や伊豆地域の自然を生かした「わさび田体験」、ホタル狩りなど、泊まることにリンクして楽しめる工夫をしつつホテルや旅館の特色を出し、並行して伊豆が一体となったブランド再構築を目指すという。


 熱海温泉の「ホテルニューさがみや」では料理に力を入れることで特色を出すとともに、デパートやカード会社と提携し「割引プラン」を設定して「リピーター」を確保。昨年のリピーター率は5割を超え、今回の震災の影響も他施設と比べると最小限で済んだという。「料金の中で料理原価に多くをかけており、お客さんにも歓迎して頂いているようです」と星野寛治支配人。ただ、ゴールデンウイーク以降の予約状況は鈍く、「根本的な対策が必要だとは感じる」という。


 土屋専務理事は「熱海全体や伊豆全体を考えることが出来る人材を育てるとともに伊豆地域全体の連携が必要」と指摘しつつ、「簡単にできる課題ではないんですが」と声を落とす。

978チバQ:2011/05/07(土) 00:39:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110506-00000009-kana-l14
動物や魚に無理させられない…、夏の節電対策に頭悩ます水族館や動物園/神奈川
カナロコ 5月6日(金)12時30分配信

低い水温を維持しなければならないキタミズクラゲ=藤沢市片瀬海岸の新江ノ島水族館(同館提供)

 大幅な節電が求められる今夏、県内の水族館や動物園が頭を悩ませている。常に水温や気温を下げなければならない動物や魚もいるため安易に節電できない。「人は我慢するしかないが…」と対応策を練っている。

 「動物に無理はさせられない」。気温25度を維持しなければならないレッサーパンダを展示しているよこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)の担当者は頭を抱える。「職員の業務スペースでエアコンを止めたり、消灯したり。今年の夏は暑くなりそうです」と話す。

 具体的な妙案はないものの、夜の動物が見られるとあって人気の夏季限定イベント「ナイトズーラシア」では、恒例となっているイルミネーションの点灯を見送ることなども検討しているという。

 水族館はさらに厳しい。藤沢市の新江ノ島水族館では、夏場に向けて展示内容を段階的に変更する方針だ。

 節電要請に応えるためには、館内の空調を高めに設定せざるを得ない。だが「低い水温が必要なキタミズクラゲなどは、館内の気温が高いとガラスが結露し曇って見られなくなってしまう」(広報担当者)と、展示内容を変える方針だ。

 ただ、水族館ではテーマを決めそれぞれのストーリーに沿って展示しているため、単純な入れ替えでは対応できない難しさがあるという。

 新江ノ島水族館ではさらに今夏、館内や展示水槽、バックヤードの照明(計約500カ所)を電力消費が少ない発光ダイオード(LED)に変更。従来照明に使っていた電力を7割程度引き下げることができる見通しという。

 横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)は5月の大型連休中、営業時間を短縮し対応。夏に向けては「何ができるか議論を始めたところ。具体的な節電目標などが示された段階で策を練っていくことになる」(広報担当者)としている。

979チバQ:2011/05/07(土) 00:39:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110506-00000715-yom-bus_all
オリエンタルランド、震災で97億円の特損計上
読売新聞 5月6日(金)19時58分配信

 東京ディズニーランド(TDL)などを運営するオリエンタルランドは6日発表した2011年3月期連結決算で、東日本大震災直後からの休園による97億円の特別損失を計上した。

 休園中の人件費などに53億円、地震で損傷した商品や施設の復旧費用に44億円がかかった。

 同期の売上高は、TDLと東京ディズニーシー(TDS)の入園者数が前期比で1・8%減ったため、4・1%減の3561億円となったが、キャラクター商品の販売が好調で入園者1人あたりの売上高が増えたことなどから、営業利益は28・0%増の536億円と過去最高を更新した。税引き後利益は9・9%減の229億円だった。

980チバQ:2011/05/07(土) 11:57:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/240700
おしゃれな佐世保PR 若い旅行客照準 観光協HPにギャラリー
2011年5月7日 00:52 カテゴリー:九州 > 長崎
「SASEBO Gallery」に掲載されている佐世保市街地の夜景と西九州自動車道 佐世保観光コンベンション協会は、観光情報を紹介しているホームページ(HP)で佐世保市の街中の雰囲気を写真でつづった「SASEBO Gallery」を新たに開設した。日常風景にあるおしゃれなスポットを切り抜くことで若い世代に関心をもってもらおうと企画した。

 同協会は、2007年からHPで「写真で見る佐世保の風景」を掲載。国内外で活動する佐世保市の写真家中倉壮志朗さんに撮影を依頼し、九十九島や米軍基地、亀山八幡宮などの名所を市民の表情も交えながら紹介している。

 ただ、佐世保を訪れた観光客の感想で目立つのが、整然とした街並みや街角のあちこちで見られる英語表記の看板などへの意外性。今年2月には東京の旅行者から「若い人が興味を持つような都会的な面を紹介してみてはどうか」との助言も受け、中倉さんにあらためて依頼することにした。

 新コーナーの掲載は20枚。夜の西九州自動車道で光の帯を作る車列と市街地の夜景をはじめ、店先に掲げられた外国人向けの飲食店メニュー、斬新なデザインのアルカスSASEBOなど、観光案内にはない佐世保が描かれている。写真説明は付記していない。

 同協会は「特定の場所を売り出したいのではなく、今の佐世保のイメージと雰囲気を感じ取ってほしい」と話す。HPのトップ画面で、カメラを持った男性をクリックすれば見ることができる。

=2011/05/07付 西日本新聞朝刊=

981チバQ:2011/05/07(土) 12:03:09
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110507/trd11050708070009-n1.htm
平泉と小笠原諸島が世界遺産登録へ
2011.5.7 08:07

 文化庁は7日、中尊寺金色堂などの「平泉の文化遺産」(岩手県)と珍しい生態系を持つ「小笠原諸島」(東京都)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関で国際記念物遺跡会議(イコモス)などが、世界遺産への登録を勧告したと発表した。勧告を踏まえ、6月にパリで開かれるユネスコの世界遺産委員会で、いずれも登録が正式決定される見通し。

 平泉が登録されれば日本の世界文化遺産では国内12件目で、東北地方では初めて。東日本大震災でも対象の文化財に大きな被害はなく、観光振興での期待を含め、被災地には朗報となりそうだ。小笠原諸島が登録されれば国内4件目の世界自然遺産となる。

 平泉は平成20年に登録が見送られており、今回が再挑戦。政府は金色堂で知られる中尊寺など六つを構成資産に絞って推薦したが、勧告では奥州藤原氏の住居や政務場所だった「柳之御所遺跡」の除外が登録の条件とされた。

 他に候補になっていた「国立西洋美術館本館」(東京都)など、日本がフランスなどと共同推薦した建築家ル・コルビュジエ設計の建築物は勧告がなく、今月下旬に通知される。

982チバQ:2011/05/07(土) 12:04:13
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110507/trd11050708570010-n1.htm
小笠原は国内4番目の自然遺産に 「絶滅危惧種の貴重な生息地」
2011.5.7 08:54 (1/2ページ)

 環境省は7日、世界自然遺産候補地の小笠原諸島(東京都)について、世界遺産委員会の諮問機関、国際自然保護連合(IUCN)が「生態系に普遍的価値が認められるため、世界遺産一覧表への記載が適当である」と勧告したことを明らかにした。6月19日からフランス・パリで開かれる世界遺産委員会で審査、決定されるが、勧告が覆された例はほとんどなく、小笠原諸島の世界遺産への登録がほぼ確実となった。

 IUCNの評価結果によると、小笠原の生態系は「カタツムリなどの陸産貝類が環境に応じて進化する過程がみられ、植物の固有種率も高い」とした。その一方で、外来種対策の継続や海域の保護区の拡大を検討することなどが指摘された。

 小笠原諸島は、大小30余の島から構成。東京湾の南約1000キロに位置し、島の誕生以来、一度も大陸と陸続きになったことのない海洋島だ。生物は独自の進化を遂げた固有種が多い。オガサワラオオコウモリやクロアシアホウドリなど絶滅のおそれがある種の貴重な生息・生育地で、生物多様性の保全のために欠かせない地域とされる。

 課題となっていた外来種駆除のめどが立ったことから、政府は昨年1月、小笠原諸島の推薦書を提出。7月にIUCNが現地調査を実施した。推薦区域はIUCNの指摘に基づいて、海域約530ヘクタールを追加し、計約7940ヘクタールとした。

 国内の世界自然遺産は、白神山地(青森・秋田)と屋久島(鹿児島)、知床(北海道)に次いで4番目。

    ◇

 石原慎太郎都知事の話「大変うれしく思う。登録されれば、東京で初めての世界自然遺産となり、東京の魅力を向上させるだけでなく、東日本大震災から復興しつつある日本にも元気を与えることができる。登録決定を心待ちにしている」

 地元の小笠原村の森下一男村長の話「小笠原発の明るいニュースを皆さまにお届けし、村民とともに喜びを分かち会える日が来ることを心から願っている。東日本大震災で被災した岩手県の平泉町と小笠原村が同時に登録となり、少しでも日本を元気にすることができれば、こんなに嬉しいことはありません」

 松本龍環境相の話「東京都や小笠原村、地元の関係団体や島民の長年にわたる保全の取り組みと熱意があってこその評価。最終決定は6月の世界遺産委員会を待たなければ行けないが、世界遺産登録に向けて大きく前進した」

983チバQ:2011/05/07(土) 12:05:24
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110507/art11050711220006-n1.htm
再挑戦「平泉」…構成資産絞り込み奏功 「柳之御所遺跡」除外は課題
2011.5.7 11:18
 「浄土思想と個々の構成資産との関係が不明確」と指摘され「記載延期」となった前回(平成20年)の勧告を踏まえ、構成資産を9つから6つに絞り込み、改めて推薦内容を練り直したことが“雪辱”へとつながった「平泉の文化遺産」。ただ、今回の評価でも中心的要素である「柳之御所遺跡」を構成資産から除外することが含まれるなど課題を残した。

 同遺跡は、奥州藤原氏が仏教に基づく理想世界の実現を目指し、平泉の造営を進める上での重要な起点。政府は推薦書で「初代清衡が造営した中尊寺金色堂など浄土を空間的に表現する建築や庭園とも緊密な位置関係を持っている」と強調していた。

 「遺産の中の重要な要素」(文化庁)であるはずが、イコモスの今回の評価は浄土思想との直接的な関連性の弱さを指摘。さらに政府は「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」との名前で推薦したが、「考古学的遺跡群」を削除すべきと勧告された。文化庁は「岩手県と相談する」としている。

 一方で、藤原氏4代の遺体をミイラとして安置した金色堂などの中尊寺や「浄土庭園」が造られた毛越寺、観自在王院跡、平泉の空間設計の基準となった金鶏山などは、浄土を表す上で顕著な普遍的価値が認められた。

 今回、地元自治体からの反発はあったものの、構成資産から岩手県奥州市と同県一関市の遺跡などを除外。文化財と自然環境が有機的に結び付いた「文化的景観」とした当初の意義付けも改めた。寺や庭園によって浄土思想を具現化したという平泉の特異性に絞ったことが奏功した。

 前回の登録見送りからの再挑戦。6月の正式登録を前に難しい“宿題”が残されたが東北の悲願に向けて大きく前進したことは間違いない。

984チバQ:2011/05/07(土) 12:59:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110507-00000030-mai-soci
<世界遺産>小笠原・島民が地道に自然保護…審査通過に力
毎日新聞 5月7日(土)12時41分配信

 「東洋のガラパゴス」から世界の小笠原へ−−。小笠原諸島(東京都小笠原村)が世界自然遺産の登録を確実にした背景には、島民が主体となった外来種駆除など地道な自然保護活動がある。審査した国際自然保護連合(IUCN)の担当者は昨年7月の現地視察で「行政だけでなく、地元の人々が参加するのは非常に大事だ」と評価した。世界の評価に、地元の自治体も「日本を元気にする」と感激した。

 活動の中心を担った都立小笠原高校の元生物教諭、安井隆弥さん(80)は33年前、異動で八丈島から父島に移り住んだ。休みは欠かさず山へ入った。独自の進化を遂げた植物は「科名までは見当がついても名前の知らないものばかり」。だが、半年もたたないうちに、開発による生態系破壊に危機感を募らせた。決定的だったのは空港建設計画だ。88年、都が小笠原固有の原生林に包まれた無人島の兄島への建設計画を表明。安井さんは反対運動の先陣に立った。結果的に計画は頓挫し、兄島は全域が自然遺産の推薦範囲となった。

 退職後は絶滅にひんする植物や昆虫を守るため、小笠原で初のNPO法人「小笠原野生生物研究会」を設立。十数人で始めた会は160人を超えた。固有植物の生存を脅かす常緑高木モクマオウといった外来種の伐採などの活動を高校生らボランティアと続ける。

 自然遺産になることで開発規制が強化されることを懸念する島民もいる。「自然を保護しながらも暮らしが楽しめる島であってほしい。自然遺産は関係機関が自然保護を継続して進める手段になればいい」。安井さんにとっては島の宝を後世に残すための通過点だ。

 石原慎太郎・東京都知事は「登録されれば、東京で初めての世界自然遺産となる。東京の魅力を向上させるだけでなく、東日本大震災から復興しつつある日本にも元気を与えることができる」との談話を発表。森下一男・小笠原村長も「平泉町と同時に登録となり、少しでも日本を元気にすることができれば、こんなにうれしいことはない」とのコメントを出した。【八田浩輔、黒田阿紗子】

985小説吉田学校読者:2011/05/08(日) 09:44:46
小笠原は納得。アメリカ大陸でいえば「カリフォルニア半島」と同等でしょう。
しかし、平泉はなんともはやって感じで、だったら四国八十八ヶ所霊場のほうがいいと思うねえ。
世界に向けて、奥州藤原氏を説明しなければならなくなるが、それが世界遺産たる価値があるのか、率直に疑問であります。

世界遺産:国内最北の世界文化遺産誕生へ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110507k0000e040041000c.html

 平泉は東北地方では初、国内最北の世界文化遺産に登録される見通しとなった。平安時代末期に奥州藤原氏初代の清衡(きよひら)が前九年・後三年の役の犠牲者の霊を慰めるために建立したとされる中尊寺をはじめとする寺院や庭園群が、浄土思想を具現化したものとして評価された。前回(08年)登録を目指した9資産から、浄土思想とのかかわりが明確な6資産にしぼり、価値を分かりやすく伝えた点も奏功した。
 中尊寺金色堂をはじめとする日本の「黄金文化」は、13世紀に「東方見聞録」を著したマルコ・ポーロが日本を「黄金の国ジパング」と紹介したことにつながり、欧州の航海家が次々にアジアを目指すきっかけになったとされる。現在も黄金に輝く金色堂は、東北観光の目玉でもある。
 震災からの復興を目指す岩手県などは世界遺産登録を「観光の起爆剤に」と期待するが、今後のまちづくりのビジョンは明確になっておらず、真価が問われるのはこれからといえる。【湯浅聖一、山中章子】

986チバQ:2011/05/17(火) 20:28:56
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-05-17_17907/
4月観光客数21.3%減
経済 2011年5月17日 09時51分

(10時間37分前に更新)

 県文化観光スポーツ部は16日、4月の入域観光客数が37万1500人だったと発表した。前年同月比21・3%(10万400人)の減少で、前年割れは昨年12月から5カ月連続。県は東日本大震災の影響による新規予約の低迷が要因とみている。

 国内客は21・2%(9万5700人)減の35万5200人。約半数を占める関東方面からの客足が26・1%(5万6000人)落ち込んだほか、関西、福岡、名古屋も軒並み前年を下回った。震災に伴う旅行マインドの低下が影響しているという。

 ゴールデンウイーク期間は予約状況を上回る送客があり回復の兆しは見えたものの、引き続き厳しい状況が続くと分析している。

 外国客は22・4%(4700人)減の1万6300人。震災の影響による旅行手控えに加え、大型クルーズ船の寄港がなかった。震災後に日本への渡航自粛が発令された香港は64%(1600人)減の900人だった。航空定期便の減便や海路客の減少で5、6月の見通しは厳しいが、7月以降は那覇―香港の運航再開や那覇―上海の増便もあることから持ち直しを期待している。

 県は震災後未設定となっている2011年度ビジットおきなわ計画の入域観光客数目標を5月中にも発表する方針。

987チバQ:2011/05/17(火) 20:34:41
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110517/biz11051700210000-n1.htm
近畿日本鉄道 京都駅上の新ホテル名称は「ホテル近鉄京都駅」 10月1日に開業
2011.5.17 00:19
 近畿日本鉄道は16日、近鉄京都駅に建設中のホテルの名称を「ホテル近鉄京都駅」(京都市下京区)とし、10月1日に開業すると発表した。客室はダブルやツインが主体でシングルルームは設けず、京都や奈良への観光客の利用を見込む。

 同ホテルは客室数368室で、近鉄は49億円を投じて建設した。客室には複数の人が同時に化粧直しできる「パウダールーム」を設け、浴室にも広めのバスタブを備えるなど女性客のニーズを取り込んだ。

 客室はすべて電車や線路の眺望が楽しめる「トレインビュー」。特に各階(3〜8階)の西端にある6室「コーナーツイン」からは、東海道新幹線、JR東海道線や近鉄線の列車が行き交う様子が一望できる。

 食事は朝食のみで、1室2人利用の場合、1泊1万9千円から。年間の平均稼働率は80%程度を見込む。

988チバQ:2011/05/17(火) 20:42:10
>>775
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051701000674.html
長崎―上海フェリー来春開設へ ハウステンボス震災で延期
2011年5月17日 16時41分

 長崎県佐世保市のリゾート施設「ハウステンボス」(沢田秀雄社長)は17日、当初7月就航を計画しながら、東日本大震災の影響で延期を検討していた長崎―中国・上海間のフェリー航路について、来春をめどに定期運航を開始する方針を明らかにした。

 震災と原発事故で中国人観光客らが訪日を敬遠、「少なくとも半年は利用が見込めない」(同社長)と判断した。船自体はギリシャで購入済みで、10〜11月ごろに試運転を開始するまで欧州の海運業者に貸し出す考え。沢田社長は既に長崎県に現況と運航計画を報告し、今後の日程について詳細を詰めているという。

 ハウステンボスによると、外国人観光客の同施設での宿泊は、震災発生後に9割以上がキャンセル。現在も前年割れが続き、今後の回復見通しも不透明としている。

 しかし、昨秋から今春にかけてイベント集客が好調だったことなどから、2011年3月中間決算(単体)は、6億円強の経常黒字となる見通しも明らかにした。

(共同)

989チバQ:2011/05/17(火) 20:43:45
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001105140005
下関観光 人出まずまず
2011年05月14日


市職員の歓迎を受ける韓国からの観光客=下関市の下関港国際ターミナル

  東日本大震災で激減していた関釜フェリー(下関市)の韓国人観光客が回復の兆しを見せ始めた。下関港国際ターミナルに13日、震災後初めて大型の団体ツアーが訪れ、ロビーに活気が戻った。県や下関市など近隣自治体が誘客したもので、関係者は「観光客回復に弾みをつけたい」と期待を込めた。


◆関釜フェリー 久々満席
  ツアー客を乗せたフェリーはまゆうは午前8時に入港。入国審査を終えた観光客が次々にロビーに出てきた。下関市の職員らが「ようこそ、下関へ」の横断幕を掲げ、一人ひとりに県内の観光パンフレットや絵はがきを贈った。ツアーの参加者は約120人。震災後、初めてほぼ満席となり約460人がやって来た。


  大邱市の会社員チョ・ジェヒョンさん(41)は社員旅行で来日した。「原発事故の影響で少し不安はあるが、せっかくなのでいろいろ日本の文化に触れたい」。ソウル市の女子大生(21)は「福島から離れているし、地震の備えもあると思うので大丈夫と思って来た」と話した。


  関釜フェリーは下関と釜山を毎日1往復している。昨年度は韓国から約23万6千人が訪れた。3、4月は例年月間2万人以上が乗船するが、震災後は激減。3月は予約客約1万人がキャンセルし、乗客数は7500人に減少し、4月も6千人にとどまった。


  震災から2カ月が経ち、久々の満席に西田隆啓営業部長は「韓国の人も身近な所に旅行したいという気持ちが戻って来たのではないか。この傾向が続いてくれれば」と期待を寄せる。


  ツアー客の一行は1泊2日の予定で、下関市のほか山口市の瑠璃光寺や美祢市の秋芳洞を観光。長門市に宿泊し、翌日、福岡県の太宰府天満宮を見学して帰国する。下関市国際課の川上勝参事は「今回の団体ツアーを機に日本は安心と感じてもらい、観光客回復につなげたい」と話した。
(二宮俊彦)

990チバQ:2011/05/17(火) 20:47:34
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20110517-OYS1T00275.htm
阿蘇中岳立ち入り制限、観光シーズン迎え打撃

阿蘇中岳第1火口周辺から避難する観光客ら(16日、阿蘇市で) 16日、前日に続いてごく小規模の噴火を起こし噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)に上がった阿蘇中岳第1火口。本格的な観光シーズンを迎えた中で火口から半径1キロが立ち入り規制され、阿蘇山ロープウエーが運休するなどの影響が出た。中岳の噴火は2009年2月以来で、立ち入り規制は6年ぶり。福岡管区気象台は慎重に活動を分析している。

 立ち入り規制の影響で火口そばまでの阿蘇市営有料道路も全面通行止めになった。火口から北東に約2キロ離れた同市一の宮町の仙酔峡は規制範囲外で、開催中のつつじ祭り(29日まで)を続けるという。

 同気象台火山監視・情報センターの下村雅直・主任技術専門官らは16日午後、阿蘇市役所で記者会見。警戒レベル引き上げの理由を、〈1〉14、15日に火口底で火炎現象が見られた〈2〉火口底の温度が約370度(15日)と高い〈3〉火山ガスの噴出量が多くなっている――などと説明した。

 一方、県は16日、本庁の当直で災害対応を担う職員を1人から2人に増員し、県阿蘇地域振興局の全職員に夜間や休日は自宅に待機するよう指示した。当面、関係市町村と連絡を密にし、火山ガスや火山灰による被害などの情報収集も行う。

 この日、県の関係部署の幹部ら約20人は県庁で熊本地方気象台の火山防災官から阿蘇中岳の状態を聞いた。ごく小規模な噴火は今後も続き、火山活動は終息する見通しはないという内容だったが、「活動が安定すれば噴火警戒レベルを1に引き下げられる程度だ」との説明もあったという。

(2011年5月17日 読売新聞)

991チバQ:2011/05/17(火) 20:48:10
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001105170003
観光への影響 懸念
2011年05月17日

  約2年3カ月ぶりに小規模噴火が起きた阿蘇・中岳第1火口。16日午前には噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)へ引き上げられた。周辺自治体などは火口から1キロ以内の立ち入りを制限する措置を取ったが、これから阿蘇山上は花々に覆われる季節を迎えるだけに観光への影響を心配する声も聞かれた。


  中岳のレベル2は、2007年12月の噴火警戒レベル導入後初めて。福岡管区気象台・阿蘇山火山防災連絡事務所は16日午後、阿蘇市役所会議室で記者会見を開き「今後の活動を注意深く観測していく。警戒レベルの引き下げがいつになるかは分からない」とした。


  レベル2へ引き上げた理由について(1)15、16日と火口外への火山灰噴出が見られた(2)火山ガス(二酸化硫黄)放出量が今年3月までの平均値(1日当たり200トン〜500トン)に比べ4月20日1千トン、5月9日600トンとわずかながら増加(3)火口直下の温度上昇を示唆する磁力の変化が見られ、14、15日の夜間には火口カメラが火口底中央部の噴気孔の一部でごく弱い火炎現象をとらえた――などと説明した。


  一方、「マグマの上昇が推測される火山性連続微動はない」と指摘。火口底を覆っていた湯だまりが少雨で3月から1割程度に減少し、噴気孔が露出している状態にあるといい、「噴出物が湯だまりに遮られずに噴き上がったのではないか」と解説した。


  一方、阿蘇市と南阿蘇村などでつくる阿蘇火山防災会議協議会(会長・佐藤義興市長)は、火口周辺1キロ以内への立ち入りを制限。この規制は、土砂噴出のために2005年4月14日から1カ月間実施されて以来という。阿蘇山上では、火口までの有料道路入り口の門が閉められ、近くの登山口には登山禁止を呼び掛ける看板が火口監視員の手で立てられた。


  ロープウエーも運休


  火口から約1キロの地点にある阿蘇山ロープウエー。事務所では、火口への立ち入り規制に伴う運休のアナウンスを繰り返し流した。山上では間もなくミヤマキリシマが咲き誇り、多くの観光客らが訪れる。現在は1日に約1200人が乗降し、ゴールデンウイーク時は3千人前後の利用があった。事務所の担当者は「2005年の時はゴールデンウイークを挟んでいたので(運休は)特に痛かった。自然現象とはいえ、一日も早く収まってほしい」。


  山口県下関市からのツアー客は「ツツジを楽しみに参加したのに残念。でも何かあってからでは困るので、(規制の)対応は正しい」と話し、噴煙を上げる中岳をバックに記念写真に納まっていた。


  火口から1キロ圏外の観光スポット、草千里で今月22日から6月5日まで開かれる「阿蘇山上つつじ祭り」は予定通りという。 (寺師祥一)

992チバQ:2011/05/17(火) 20:49:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105170049.html
水木ロード、100万人突破 境港市の水木しげるロードを今年訪れた観光客が、100万人を突破した。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」人気を受けた昨年より2カ月以上も早まった。

 市観光協会によると、3万人近く訪れた14日に100万人を超えた。「ゲゲゲ…」放送前までは、夏休みの8月下旬ごろが多かったという。昨年は7月18日に達成し、年間372万人を記録した。

 今年は東日本大震災と放送終了の影響が懸念されたが、大型連休(4月29日〜5月8日)に41万人が訪れた。

993チバQ:2011/05/17(火) 20:50:14
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201105160530.html
巨木スギ、17日から一般公開 佐渡観光の起爆剤に期待
2011年5月17日


「四天王杉」と名付けられた巨木スギを見上げる泉田知事(左)=佐渡市石名


 新潟県佐渡市の県有林「大佐渡石名天然杉」を散策できる遊歩道が17日から一般公開される。写真集やポスターにも登場する巨木スギが間近に見られるようになり、県と佐渡市は、低迷する佐渡観光の「起爆剤」にしたい考えだ。

 16日にはオープニングセレモニーがあり、泉田裕彦知事が遊歩道を「歩き初め」。スギを見上げた知事は「本当にすごい。佐渡の厳しい冬を耐え抜いてできた造形美だ」と語った。

 県有林は両津港から約1時間の林道石名・和木線沿いにある。大佐渡山脈の北側にあたり、1年の半分は雪に覆われている。これまでほとんど知られていなかったが、原生林の写真集で紹介され脚光を浴びるようになった。県は昨夏から遊歩道としてコースを整備し、今春完成させた。

 遊歩道は標高900メートルの場所にあるが、車で近くまで乗り入れることができ、初心者でも安心して行けるのが特徴だ。既存の登山道を含めて1周約800メートル。高低差が少なく1時間ほどで回ることができる。

 樹齢数百年にも及ぶ5本の巨大な天然スギは、公募で「象牙杉」「四天王杉」「大黒杉」「家族杉」「羽衣杉」の名が付けられた。周辺は貴重な山野草の宝庫としても知られ、環境教育にも利用できるという。

 県や佐渡市がこの新しい観光資源を後押しする背景には、佐渡島を訪れる観光客数の伸び悩みがある。昨年は前年より9.3%減の54万7千人と2年ぶりに60万人を割った。今年も東日本大震災の影響で大きな落ち込みが予想され、振興策が急務となっている。

 泉田知事は「佐渡が持つ魅力を気軽に多くの人に体感してもらいたい」と意気込む。佐渡市も巨木スギの写真集を宣伝冊子としてつくり、各地に配布するなどPRに懸命となっている。(川崎友水)

994チバQ:2011/05/17(火) 20:50:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20110516-OYT8T01238.htm
古い町並み「川原町」で観光活性

体験交流イベント「長良川おんぱく」10月


古い町並みが残る通称「川原町」  古い町並みが残る岐阜市の通称「川原町」周辺を活用して観光を活性化させようと、県や岐阜長良川温泉旅館協同組合は今年10月、地域密着の体験交流型イベントを行う「長良川温泉泊覧会」(長良川おんぱく)を開催する。

 「おんぱく」は2001年、観光客の減少に悩む大分県別府市で始まった。観光客が町並みの散策や特産品作りを体験することで町の魅力を知ってもらい、地域を活性化することや観光客の増加が目的とされる。

 県や同組合は、観光客が戦国時代の武将になりきり、岐阜城を目指す「金華山城攻め登山」や、県の特産品・美濃和紙を使って親子で紙飛行機を作るなど約50の体験型プログラムを計画。一つの企画で15〜20人の参加を予定し、期間中の1か月間で約1000人の参加を見込んでいる。

 実行委員会の初会合は長良川河畔のホテル「石金」で開かれ、会員約20人が企画について協議。県観光推進局の古田菜穂子局長は「長良川という世界に二つとない清流が育んだ文化が岐阜にはある。文化の素晴らしさを体験してもらい、岐阜を活性化させたい」としている。

(2011年5月17日 読売新聞)

995チバQ:2011/05/19(木) 19:36:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110519-00000593-san-bus_all
4月の外国人旅行者、過去最大の62%減 原発事故の影響続く
産経新聞 5月19日(木)17時15分配信

 日本政府観光局は19日、4月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計値)が前年同月比62.5%減の29万5800人だったと発表した。下落率は東日本大震災が発生した3月の50.3%を抜き、過去50年で最大となった。震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故で、訪日旅行のキャンセルが相次ぎ、新規予約も含め全国的に訪日旅行者が減った。

 前年割れは2カ月連続。30万人を割り込むのは、新型肺炎(SARS)が流行した2003年5月以来、7年11カ月ぶり。国・地域別では、中国が49.5%減だったのをはじめ、香港が87.6%減、米国が55.4%減となるなど、軒並み激減した。

 4月に原発事故が国際評価尺度の暫定評価で最悪の「レベル7」に引き上げられたことなどから、「国外の一般消費者の恐怖心が助長された」(観光局)ことが大きかった。また旅行計画は前月に組まれることもあり、3月に震災や津波の発生の衝撃が各国に広がったことも響いたという。

 観光局では「足下では(外国人旅行者が)戻る流れはある」としているが、原発事故の不安定な状況などが続く中、依然として先行きは不透明だ。

996チバQ:2011/05/19(木) 19:37:12
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/506902/
韓国で激安日本ツアー人気 往復700円も

2011/05/14 16:54更新
 東日本大震災と福島第1原発の事故の影響で、日本を訪れる外国人観光客が減少する中、韓国の旅行会社が激安日本ツアーを次々に企画し、話題を集めている。フェリーでの往復旅費が9900ウォン(約700円)の商品も登場、売れ行きは好調という。

 日本関連の商品を数多く扱うソウル市の旅行会社「旅行博士」は、4月上旬から韓国東部の東海市と鳥取県境港市を結ぶフェリーの往復乗船券(正規料金18万ウォン)を9900ウォンで売り出し、約600件を完売した。

 釜山から高速船を利用した福岡2泊3日のパックは、最安値がホテル代込みで6万9千ウォン。ほかの旅行会社でも、通常の半額以下でツアー商品が売り出されるケースが目立つ。(共同)

998チバQ:2011/05/20(金) 21:43:20
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001105200002
観光の街か 産業の街か ――有松の悩み
2011年05月20日

「一方通行反対」の看板を掲げる民家=名古屋市緑区有松町有松

●電柱を撤去・一方通行
【安全に町歩きできる/渋滞して生活に不便】


 有松絞りで知られる名古屋市緑区有松町有松の東海道に残る古い町並みと景観を守るため、道路脇の電柱を取り払う事業と車両の一方通行化が同時に進んでいる。観光客にとっては安全に町歩きを楽しめるようになったが、車を利用する住民には「不便になった」との声も聞かれ、賛否が分かれている。


 工事が進むのは、名鉄有松駅南側に位置し、江戸時代からの町屋や商家が連なる東海道の約800メートル区間。幅約5〜7メートルと狭く、道路脇に電柱が立ち並び、交通の妨げになっていた。「店先に電柱があって、せっかくの景観を損ねていた」と話すのは、街道沿いで洋服店を営む本田雅己(まさき)さん(53)。電柱の撤去は、周辺に暮らす住民の8割以上が要望していたという。
 時代とともに和装が廃れ、有松絞りの需要も下火になる中、「町並みと合わせてPRすることで大勢の人に訪れてもらおう」という機運も高まっていた。そのためには、車両を一方通行にして歩行者が安全に散策できるようにする必要があった。
 市は2008年度、総額5億2千万円をかけて電柱を撤去し、地中に埋める電線共同溝工事に着手。昨年5月、中間の約330メートル区間が完成、一方通行が始まった。今月21日には第二工区が完成し、さらに東へ約130メートル延伸する。
 だが、不便も生じている。
 道路は、南側を走る国道1号の迂回(うかい)路でもあったため、工事後は付近の市道で渋滞が起きるようになった。また、住民でも駐車や車両の移動に大回りしなければならず、自営業の女性(53)は「本来、観光の町ではなく、産業の町だから、渋滞や不便は生活に困る」と明かす。
 12年度中にすべての工事が完了する予定だが、「一方通行反対」の看板を掲げた民家もある。
 推進派の本田さんは、「開村400年以上の歴史があり、江戸時代からの町並みが残る地区だが、若者が流出し、伝統技術の後継者も少なくなっているのが悩み。多くの人に足を運んでもらい、街を元気にするためにも住民の理解が必要」と訴える。
 21日午後1時50分から、第二工区の完成を記念して「講談を聴く会」を有松山車会館で催す(無料)。問い合わせは有松・鳴海絞会館(052・621・0111)へ。(小若理恵)

999チバQ:2011/05/20(金) 21:51:43
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001105200001
真岡SLあす復活/日光・きぬがわに新車両
2011年05月20日


東日本大震災の影響で運休していた真岡鉄道の蒸気機関車(SL)が今週末に復活し、導入が遅れていたJR東日本の日光・鬼怒川温泉方面の特急車両も6月初めに正式デビューする。震災で打撃を受けた県内観光を盛り返すきっかけにしたいと、関係者は期待する。


真岡鉄道(茂木―下館)は、21日から週末と祝日に1往復しているSL「C12」の運行を再開する。大井川鉄道(静岡県)とともに、全国でも珍しいSLの定期運行で知られ、年間約4万人が訪れる地元観光の目玉が復活する。
 地震の影響で線路下の砕石が崩れるなどしたため、運転を見合わせていた。4月1日に全区間の営業運転を再開させたが、SLは重さ約55トンと通常の気動車の2倍近く、線路への負荷が大きいため、復活を先延ばししていた。線路の修復は6月末まで続くが、大型連休中に試験運行を2回実施し、安全面で問題ないと判断したという。
 同社の竹村高・事業部長は「線路の補修作業がずれ込み、観光シーズンの3〜5月にSLを運転できなかったのは痛いが、少しでも街に活気が戻ってほしい」と願う。
 21日午前10時15分から下館駅(茨城県筑西市)で出発式があり、「がんばろう日本! SLもおか号」のヘッドマークが掲げられる。22日は午前10時から真岡駅周辺で、露店の出店や住民らによる太鼓の演奏などがある。
 「C12」は1933年製。旧国鉄で活躍し、福島県川俣町で保管されていたが、1994年に真岡鉄道で再び動き始めた。“同郷”の縁にちなみ、沿線自治体に避難している主に福島県出身の震災被災者は、SL列車に無料で乗車できる。


JR東日本は6月4日から、新宿と東武日光・鬼怒川温泉間を結ぶ直通特急「日光」「きぬがわ」に、専用車両「253系」6両編成2本を投入する。
 当初、老朽化した現行の車両を置き換えて4月16日から運行を始める予定だったが、震災による計画停電の影響で首都圏路線が混乱し、収束に人手を取られるなどしたため車両のリニューアル工事が遅れていた。
 専用車両は、特急「成田エクスプレス」として使われていた車両を、日光の社寺や紅葉をイメージした赤と黄色に塗り替え、化粧室や乳幼児連れ乗客向けの多目的室を新設した。英語、中国語、韓国語に対応した車内放送とディスプレーによる案内表示も順次導入していく。
 同社によると、今年の大型連休期間中、JR・東武直通特急の利用者は昨年の6割程度と大きく落ち込んだ。同社の担当者は「新しい車両を、日光観光復活の起爆剤にしたい」と、東京方面からの割安なツアープランなども用意して巻き返しを狙う。(吉野太一郎)

1000チバQ:2011/05/20(金) 21:55:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110520/dst11052017220015-n1.htm
東北のGW観光客、41%減 西日本は好調 観光庁
2011.5.20 17:22
 観光庁は20日、ゴールデンウイーク期間中(4月29日〜5月8日)に国内の主な観光施設247カ所を訪れた人は昨年に比べ、7・9%減だったと発表した。東日本大震災や福島第1原発事故の影響で東北6県が41・6%減と大きく落ち込んだ一方、西日本では中国が9・0%増、近畿が8・3%増となるなど比較的好調だった。

 今年は昨年(4月29日〜5月9日)より連休期間が1日短く、観光庁は全国的に見れば来客数は「昨年以上」と評価している。

 溝畑宏観光庁長官は記者会見で「予想を上回る回復。旅行で全国的に経済が活性化し、東北復興につながるという意識が高まったことが一番大きかった」と分析。イベントなどで東北の観光をてこ入れする考えを強調した。

1001チバQ:2011/05/20(金) 21:56:35
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20110520-OYS1T00256.htm
人吉に無料人力車登場、観光客らに人気

観光客を乗せて人力車を引く中武さん 城下町にふさわしい趣向で観光客を迎えようと、JR人吉駅前広場などから乗れる無料の人力車が登場し、人気を集めている。引き手の中武忠秀さん(19)(人吉市鶴田町)は「一人でも多くの観光客にまちの魅力をPRしたい」と意気込んでいる。

 人力車の運行は、人吉温泉観光協会が県の緊急雇用創出基金事業として企画。4月からの1年間にわたって観光案内に取り組んでもらう人を募ったところ、市職員を目指す中武さんが応募してきたという。

 中武さんは昨年春に人吉高校を卒業。同9月、同市の採用試験を受けたが不合格となった。今年の試験にもチャレンジすることを決め、「人吉のことを勉強できるいい機会になる」と手を挙げたという。

 約1か月間の研修を通して、市の観光案内所で接客の仕方や観光名所について学習。人力車は「軽車両」扱いのため、イベント時に活動することがある地元の人力車団体「九州相良疾風(かぜ)之会」のメンバーから車道を走る際の注意点や引き方の実地指導を受け、4月末に独り立ちした。

 人吉球磨地域を治めた相良(さがら)家や球磨川のアユにちなみ、引き手名は「相良屋鮎太郎(あゆたろう)」だ。地下足袋に腹掛け、黒い編みがさ姿で、「SL人吉」が運行される金曜と週末、月曜を中心に活動。SLの到着、出発時には駅前広場のシンボル「からくり時計」前で観光客と一緒に記念写真を撮ったり、観光案内をしたりしている。

 観光協会が募集していたもう一人の引き手には今月中旬、山口亮さん(19)(同市鬼木町)が決まり、6月からデビューする。協会事務局は「2人態勢になれば人吉城跡や鍛冶屋町通りを人力車で巡る観光コースを設け、活動の幅を広げたい」と話している。

(2011年5月20日 読売新聞)


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