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Tohazugatali Tourist Bureau

1とはずがたり:2005/04/29(金) 21:06:28
観光・旅行・リゾート・レジャー・ホテル業界等

温泉スレはこちらhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1075222919/l10

1863チバQ:2012/08/01(水) 21:43:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20120801-OYT8T00025.htm
青の洞門が復旧 観光客の受け入れ再開


観光客の受け入れが再開した青の洞門周辺  2度の豪雨に襲われた中津市本耶馬渓町の観光名所「青の洞門」が31日、復旧した。市は「被害を受けた観光地は立ち直りつつある。営業している店も多いことを知ってほしい」と訴えている。

 洞門に通じる市道と、市営駐車場にたまった土砂を除去し、通行に危険がないことが確認されたため、観光客の受け入れが決まった。

 洞門から約500メートル離れた道の駅「耶馬トピア」は、営業を続けているが、客は例年の4分の1程度に激減。県外ナンバーの車やバスはほとんど見られなくなった。

 支配人の高橋和美さん(57)と職員たちは、豪雨前日、ソバ殻を使った「玄蕎麦(げんそば)茶」、コーヒーに混ぜた「玄蕎麦珈琲(こーひー)」、玄蕎麦茶をまぶしたソフトクリームを売り出したばかりだっただけに、豪雨の影響に頭を抱える。

 高橋さんは「洞門の再開で、多くの人が訪れてほしい」と期待している。

 洞門そばで復旧作業を続けるレストハウスの従業員は「店舗の再開は未定だが、観光客が以前のように訪れるようになれば、作業の励みになる」と話す。

 市観光課によると、メイプル耶馬サイクリングロードは、鉄橋の一部が流失するなどして再開の見通しは立っていないが、水上スポーツ施設「アクアパーク」は今月中に利用できるようになる見通し。

(2012年8月1日 読売新聞)

1864チバQ:2012/08/01(水) 22:05:07
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201208010244.html
スカイツリー入場100万人 開業72日目で関連トピックススカイツリー東京スカイツリー来場100万人目となった田中礼奈さん(左から2人目)、紗奈さん、龍斗君=東京都墨田区


 東京スカイツリー(東京都墨田区)の来場者が1日、100万人に達した。5月22日の開業から72日目。東武タワースカイツリー社によると、開業後1年間の目標約540万人の達成に向け順調なペースという。

 午前8時54分、100万人目となったのは、長野県東御市で製材業を営む田中礼奈さん(38)と長男龍斗君(12)、長女紗奈さん(7)の一家3人。タワー社の鈴木道明社長から、日付や100万人達成のプレートが付いたスカイツリーの1千分の1の模型や花束などを受け取った。

 東京都大田区の実家に帰省中、子どもたちを誘って来たという田中さんは「ただもう、びっくりしました」。龍斗君は「東京がプラモデルみたいに小さく見えるところを早く見てみたい」、紗奈さんは「一番高い所に上れるのでうれしいです」と話した。

1865チバQ:2012/08/01(水) 22:05:50
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001208010003
自転車タクシー走る 鳥取で1日から
2012年08月01日


三輪自転車タクシーのシクロポリタン=鳥取市尚徳町

 三輪自転車のタクシーが鳥取市内を走り始める。名前は「シクロポリタン」。フランス生まれの電動アシストつき人力三輪車で、環境にもやさしいことから国内でも注目されている。県内での運行は初めてだ。


 高さ約1・9メートルで、座席の幅が1メートル。運転手のほかに、大人が2人まで乗ることができる。雨よけつきのずんぐりした白い車体に、ピンク色の花柄やイラストが描かれている。


 輸入や販売を手がける企業「シクロポリタンジャパン」(東京)によると、2003年にフランスで誕生した。東京スカイツリー周辺で11台、東日本大震災からの復興支援のため、岩手県釜石市に3台の計14台が走っている。


 鳥取市では、市から委託された企業「ブリリアントアソシエイツ」(鳥取市)が1台を走らせる。コースは二つで、いずれも鳥取市大榎町のカフェ「大榎庵(おお・えのき・あん)」から、JR鳥取駅までと、仁風閣までを巡る。


 スタートは1日。今年度中は試験運行として大榎庵の客が無料で利用できる。来年度からは料金制のタクシーとして観光客らを対象に運行する計画だ。


 背景には、県の道路交通法施行細則が6月末に一部改められ、三輪自転車に乗れる人数の制限が緩和されたことがある。かつて運転手以外は乗れなかったが、乗客用の座席がある場合などに限り、座席数に応じて乗れるようになった。


 7月31日、市役所前であった式典に出席したブリリアントアソシエイツの福嶋登美子社長は「観光の活性化につながり、市民にも愛される乗り物になることを願っている」と強調。竹内功市長は「排ガスを出さないタクシーが歴史と伝統のある街並みを走ることで、市の魅力が高まることを期待している」と話した。


 シクロポリタンに乗るためには前日までに予約が必要。問い合わせは大榎庵(0857・30・4891)へ。(山崎聡)

1866チバQ:2012/08/02(木) 20:28:08
http://www.afpbb.com/article/economy/2893050/9321304
ロンドン五輪、観光業には逆効果?混雑嫌い客足ダウン
2012年08月02日 19:45 発信地:ロンドン/英国

【8月2日 AFP】英国の不景気を吹き飛ばしてくれるはずのロンドン五輪が、かえってロンドン(London)市内の観光名所から客足を遠のかせる原因となっているようだ。開幕前に交通網の混乱や宿泊料金の高騰に対する警告が発されたことで、スポーツファン以外がロンドンを避けているためとみられる。「五輪景気」を期待していた市内の商業・観光業者らは、観戦客が混雑を避け、買い物や観光をせず競技会場とホテルを往復するだけなことに不満を募らせている。

■「ロンドンはゴーストタウンだ」

 業界団体「欧州ツアーオペレーター協会(European Tour Operators、ETOA)」によると五輪開幕後、ロンドンの観光客数は「劇的に」減少した。トム・ジェンキンス(Tom Jenkins)ETOA会長は、例年ならば夏にロンドンを訪れる海外・国内観光客は100万人を超えるが、今年は「50万人の五輪観戦客に取って代わられてしまった」と嘆く。「彼らの目的はスポーツ観戦で、しかも多くはロンドン市民だ。ロンドンで観光をしたいわけでも、買い物をしたいわけでもない」

 ジェンキンス会長は、観光客数が減ったのは五輪開幕前にロンドン交通局(Transport for London)が混雑を避けるよう勧告したためではないかと指摘。前年実績と比較してどれだけ客足に影響が出るかは「ロンドン交通局がいつまで『ロンドンに来るな」キャンペーンを展開するかによる」と述べた。

 タクシードライバー協会(Licensed Taxi Drivers Association)のスティーブ・マクナマラ(Steve McNamara)事務局長も、この見解に同意を示す。市内のタクシーの1日当たりの売り上げは2〜4割減で、ロンドン中心部の通りは「まるでゴーストタウンだ」という。

 宿泊施設案内サービスを提供するジャックトラベル(JacTravel)によれば、ロンドンを訪れたい観光客の多くは8月を避け、五輪もパラリンピックも終わった9月にホテルを予約しているという。

■観光庁はあくまで強気

 こうした残念な証拠が並んでいるにもかかわらず、英国政府観光庁(VisitBritain)は強気の姿勢を崩していない。広報担当のマーク・ディトロ(Mark Di-Toro)氏は、次のように述べている。「われわれは一貫して、五輪はチャンスであると同時にチャレンジでもあると考えている。五輪開催で地元観光が打撃を受けるのはいつものことで、この現象に抵抗することこそわれわれの目指すところだ」

 英国政府は五輪開催による開催期間中の経済効果を10億ポンド(約1200億円)、その後2〜3年間で130億ポンド(約1兆6000億円)と見積もっている。(c)AFP/Julien Mivielle

1867チバQ:2012/08/02(木) 20:29:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20120802-OYT8T00016.htm
宿泊客14か月ぶり減 九州新幹線効果が一巡


. 県は6月の観光動向調査の結果をまとめた。宿泊客数は前年同月比で4・5%減となり、昨年4月以来、14か月ぶりにマイナスに転じた。九州新幹線の全線開業から2年目を迎え、好調だった関西、中国、九州からの宿泊客が減少しており、調査研究機関は「全線開業効果ばかりに頼らず、観光客に鹿児島に来てもらう新たな方策を検討していくことが必要」と指摘している。

 調査は県内の主要ホテルや旅館計87施設で実施。宿泊客数は21万3990人で、全体の5割弱を占めた九州が16・8%減と大きく落ち込んだ。中国は14・5%減、関西も6%減と前年を下回った。

 地域別では、観光特急「指宿のたまて箱」が好調だった指宿地区が8%減。関西方面からの利用客減が響いた。鹿児島地区も12・7%減と2か月連続のマイナスとなった。

 一方、3月に就航した鹿児島―台北線の効果もあり、海外からの宿泊客数は79・2%増の6663人と大幅に伸びた。新燃岳噴火の影響が残っていた霧島地区は、台湾からの団体客が増え、19%増と好調を維持。大隅地区は南九州を巡るツアー客などで39・7%増となった。

 鹿児島銀行などの調査でも、6月の観光関連の景況判断を前月の「堅調」から「弱含み」に下方修正。全線開業効果が一巡したことで、主要観光施設でも入場者数が前年を下回るところが出てきているという。鹿児島経済研究所は「官民がより連携し、秋以降の戦略を練らなければならない」と強調する。

 県観光課は、全線開業前の2010年6月比では14・4%増だったとして、「昨年、来県が一気に増えた反動でマイナスとなったが、入り込み客数などは好調に推移している」と分析。県は今後、東京の航空会社との提携や大阪、福岡を含めた都市圏での情報発信に力を入れるとしている。

(2012年8月2日 読売新聞)

1868チバQ:2012/08/03(金) 23:50:46
http://mainichi.jp/select/news/20120801k0000e020218000c.html
大阪・再開発:英国系高級ホテルの名称決まる
毎日新聞 2012年08月01日 12時13分(最終更新 08月01日 18時59分)
 JR大阪駅北側の再開発地域「うめきた」に建設中の英国系高級ホテルの名称が「インターコンチネンタルホテル大阪」に決まった。経営にあたるホテルチェーン「インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ」の日本法人が1日、発表した。うめきたに建設中の高層ビル4棟のうち、北から2番目のビルの1〜4階と20〜32階に入る。215の一般客室のほか、長期滞在者専用に57室を設ける。来春完成し、来夏のオープン予定という。

 世界最大規模の同チェーンの系列ホテルのうち「インターコンチネンタル」は最上級ブランド。国内では東京や横浜などで展開しているが、関西は初進出となる。【宇都宮裕一】

1869チバQ:2012/08/07(火) 19:24:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120807-00000072-mai-bus_all
<近鉄>傘下の旅行2社を経営統合へ 国内2位に
毎日新聞 8月7日(火)19時12分配信

 近畿日本鉄道は7日、傘下の旅行会社、近畿日本ツーリスト(KNT)とクラブツーリズム(東京都新宿区)を経営統合する方針を固めた。来年1月をめどに新会社を発足させる見通し。実現すれば日本旅行を抜いて、JTBに次ぐ国内2位となる。

 経営統合については、KNTを持ち株会社と事業会社に2分割した上で、持ち株会社の傘下に事業会社とクラブツーリズムを置くスキーム案が有力だ。

 旅行業界は、観光需要の減少を受けて、従来の店頭型販売がメーンの大手旅行会社が厳しい経営環境に置かれている。一方、パソコンやスマートフォンを使ったインターネット販売に強い楽天トラベルなどは躍進している。近鉄は系列会社の統合により、競争力の強化を図る狙いだ。また、クラブツーリズムはシニア層をターゲットにした旅行ツアーや会員制旅行を販売し、好調な業績を続けており、このノウハウを生かす考えだ。

 クラブツーリズムは、KNTの事業部門の一つとして93年設立の「旅の友ミリオナーズクラブ」が前身。04年にKNTから独立後、近鉄が08年に子会社化し、グループ全体での旅行業の強化を目指していた。【安藤大介、南敦子】

1870チバQ:2012/08/11(土) 07:20:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120810/CK2012081002000118.html
県内観光 不満は渋滞 「観光スポット不足」も
2012年8月10日

 県がインターネットを使って「観光振興」に関するアンケートを行ったところ、県内観光への不満な点は「道路渋滞が激しい」(40・6%)がトップだった。

 調査は県の「県民参加メールマガジン」の読者を対象に実施し、約百六十人が回答した。それによると、この一年に県内宿泊の旅行をしていない人も七割弱と多く、県内観光の問題点があらためて浮き彫りになった。

 不満や改善点では、「魅力的な観光スポットの不足」(40%)、「PR不足」(37・6%)を指摘する声も目立った。県が力を入れてきた観光地のトイレの改善でも「数や管理状況が悪い」と答えた人が25・5%いた。

 意見や要望では、「自然や景観を生かした魅力をアピールするべきだ」「観光地の駐車場を無料化すべきだ」などが目立った。

 同時に「寄付」に関する調査も行った。九割弱の人が寄付をしたことがあると回答。市民活動団体への寄付の理由は「活動の趣旨・内容に共感したから」が84・8%、「スタッフが熱心に活動しているから」が37・9%と多かった。メルマガ読者へのアンケートは、テーマを変えて年四回実施している。 (小川直人)

1871チバQ:2012/08/11(土) 07:22:04
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001208080007
粋や〜 松江観光は人力車で
2012年08月08日


観光客に説明しながら、松江城の坂道を人力車を引いて上る井上勇一さん=松江市殿町

 人力車による案内で、松江市の歴史ある街並みを楽しんでもらおうと案内業者「粋(いき)や」(東本町1丁目)が奮闘している。経営は苦しいがリピーターが増え始め、JRとの観光キャンペーンが実現するなど「松江を元気にしたい」という熱意が広がりつつある。


 「石垣の表面は崩れやすく造っている。危ないので登らないでくださいね」。今月5日、松江城で人力車を引く井上勇一さん(28)の説明に、兵庫県から訪れた20代の女性2人が聴き入った。常に笑顔を絶やさず城山の中腹まで送り届けた。「乗ってよかったと言ってもらえるのがやりがい。苦しいことも忘れる」


 粋やは5年前、東京から戻って会社員をしていた現会長の松本正さん(55)が「松江には見るところがない」との地元の人のつぶやきを聞いたことがきっかけ。「城や塩見縄手、古き良き街並みは残っているが、めぐって楽しむ『演出』が足りないだけ。和風で、街のよさをじっくりと紹介ができる人力車があれば面白いはず」と考えた。


 県の雇用再生事業の補助を受けて設立し、京都と東京・浅草の業者から約100万円の中古人力車を4台調達。昨年3月、松江歴史館(殿町)の開館に合わせて本格的に運営を始めた。


 時間制で2千円から。利用は城周辺が大半だが、昨年12月からは出雲市大社町の出雲大社周辺で、今年5月からは松江市伊勢宮町、東本町周辺の繁華街で酔客向けの夜の運行も始めた。


 創業以来の利用は約4500人。初年は約1千万円を売り上げたが赤字も約800万円と厳しい。開府400年祭が終わったことで、今年は観光客が大幅に減って一層経営に響く。ただ利用者に渡している次回用の2割引きの優待券を持った観光客が「もう一度乗るために松江に来た」と言って訪れるなど、リピーターが増えているという。


 松本会長は「どじょうすくいの意外な由来を話すなど案内も面白く工夫し、旅行後に松江を勧めてもらえるよう気を配っている。行政は持続的に観光客に来てもらえるような取り組みも支えて欲しい」と話している。市内の酒蔵巡りなどのコースもある。


 問い合わせは粋や(0852・24・1025)へ。(竹野内崇宏)


◆大正時代の1台 JR松江駅展示/10日から◆


 大正時代に松江で使われ、松江城内で保管されている人力車1台が10〜21日、松江市朝日町のJR松江駅の「縁結びの広場」に展示される。街並みに合う「名物」の復活として観光客にPRしたいと「粋や」が協力した。


 昨年7月に着任し塩見縄手や宍道湖などを見て、東京や大阪にない「本物の魅力」があると実感した内山興駅長(38)らが、城付近を行き交う人力車を見て「観光客を案内する導線になる」と発案したという。


 JRは10〜12月に全国展開する観光事業「山陰デスティネーションキャンペーン」でも、中心街への移動手段として人力車観光を旅行会社に紹介する。内山駅長は「人力車も含めて山陰の魅力を伝えたい」と話している。

1872チバQ:2012/08/14(火) 16:24:24
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001208120009
勿来海水浴場、開設を終了
2012年08月13日
 ●県内唯一のオープンも、客足は震災前の4%

震災から2年ぶりに県内でただ一カ所開かれていたいわき市営の勿来海水浴場が12日、28日間の開設期間を終えた。背後地の津波被害が少なかったことなどからオープンに踏み切ったが、客足は暫定集計で8千人ほどと、震災前の約4%にとどまった。


 県内には17カ所の海水浴場があったが、原発事故や津波被害の影響で昨年はすべて閉鎖。いわき市は今年、砂浜の空間線量と海水の線量を測り、安全性のPRに努めた。開設期間は、近隣の海岸が津波の被害に遭っているため、お盆を避けて例年より短縮した。


 勿来海水浴場は震災前、約18万人が訪れ、いわき市内でも2番目の人気を誇っていた。近くで30人収容の旅館を経営する監視員の男性(67)は「駐車場はいわき、福島ナンバーばかり。旅館も予約はゼロ。風評被害は根深い」とがっかりしていた。

1873チバQ:2012/08/14(火) 16:30:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120814-OYT8T00017.htm
南砺市2スキー場閉鎖 経営難、改善見込めず

早ければ来年度の廃止が検討されているスノーバレー利賀スキー場(7月18日) 南砺市は、スノーバレー利賀と閑乗寺の二つのスキー場を早ければ来年度に閉鎖することを決めた。市内には、合併前の旧町村がそれぞれ管理していた六つのスキー場があるが、いずれも経営は苦しく、クロスカントリー場を除く残りの施設も民間に売却するか譲渡する方針だ。

 南砺市内のスキー場は長く1960年開業の閑乗寺スキー場だけだったが、80年代半ばから90年代後半にかけて、旧町村ごとに次々と整備された。

 バブル経済の崩壊、ブームの終焉とともに、全国各地でスキー場が閉鎖されていったが、市内の6施設は残ったまま。90年代、競技者向けのたいらクロスカントリー場を除く五つのスキー場の利用者は合計で30万人を超えたが、2001年度には22万7546人となり、11年度は16万6582人と減少傾向が続いている。

 市行革推進班は昨年、民間の会計会社に経営分析調査を依頼した。6施設は市が所有し、売上高だけみるといずれも赤字だ。売り上げのほか、従業員の給与も市内に還元される経済効果としてプラスにとらえ、そこから施設を維持する経費を差し引いた金額を算出した。

 調査によると、県内屈指の規模を誇るイオックス・アローザ(南砺市才川七)、高速道路のインターチェンジが近いタカンボー(同市西赤尾町)、雪が多く営業期間の長いたいら(同市梨谷)は、経済効果が経費を上回った。このため、市はある程度経営の見通しが立つと判断し、民間への売却や譲渡を目指すことにした。

 一方、スノーバレー利賀(同市利賀村上百瀬)、閑乗寺公園(同市井波外二入会)、たいらクロスカントリー場(同市小来栖)は経費が経済効果を上回った。市は、クロスカントリー場を体育施設として維持する一方、2か所のスキー場を廃止することを決めた。

 都市公園の一部で利用客が少ない閑乗寺は影響が小さいが、例年約2万人が訪れるスノーバレーの廃止は住民に驚きと不安を与えている。利賀地域自治振興会の須河幸信会長は「冬季の雇用に影響する。代わりのものがなければ、廃止には賛同しがたい」と話す。

 田中幹夫市長は「利用客が減少、各施設が本当に地域の役に立っているのか検討した結果の判断。住民の意見を聞き、代替の振興策を考えたい」と話している。

(2012年8月14日 読売新聞)

1874チバQ:2012/08/14(火) 16:58:10
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120814/trd12081408330004-n1.htm
世界自然遺産 観光客増、生態系への影響検証 環境省、保護強化へ本腰
2012.8.14 08:30 (1/2ページ)

 環境省は13日、世界自然遺産の屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森県、秋田県)、知床(北海道)、小笠原諸島(東京都)を対象に、観光客の増加による生態系への影響調査に乗り出す方針を決めた。世界自然遺産の登録には貴重な自然を守る目的があるが、観光客が樹木を無断で伐採するようなケースもあり、地元自治体は保護と観光の両立に悩んでいる。環境省は年内にも有識者会議を設置し、立ち入り規制など保護強化の観点から本格的な検討に着手する。

 政府は新たな国内候補地を選ぶため、早ければ年内に関係省庁による協議を開始する方針。環境省は「世界遺産に登録されて自然環境が損なわれては意味がない。新規登録に向け、課題を探りたい」としている。

 国内の自然遺産では、観光客が増え、混雑時に遊歩道脇の植物を踏み荒らしたりする被害が報告されている。知床では昨年から一部で立ち入り規制を導入、屋久島でも「入山を制限すべきだ」との意見が出ている。

 小笠原諸島では今年3月、絶滅危惧種を含む樹木の枝が大量に折られたことが発覚。環境省は自然公園法違反容疑で容疑者不詳のまま警視庁に告発した。

 世界遺産に登録されると知名度が飛躍的に向上し、観光を核とした地場産業の振興が期待できるほか、自然体験を通じた環境学習ができるメリットもある。有識者会議では、4遺産が地域浮揚にどうつながっているかも検証する方針だ。

 環境省は、国内5カ所目の世界自然遺産の候補として「奄美・琉球諸島」(鹿児島県、沖縄県)を選定している。また、奄美に次ぐ新たな国内候補にしようと、阿寒湖(北海道)や南アルプス(長野県、山梨県、静岡県)などで推薦を目指す動きがある。

                   ◇

【用語解説】世界自然遺産

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産条約に基づき、人類共通の遺産として保護すべきだと認められた生態系や自然環境。各国からの推薦を受けてユネスコが登録を審査し、現在の総数は188件。国内では平成5年、樹齢数千年の屋久杉で知られる屋久島と、ブナの原生林が残る白神山地が初めて登録された。17年には北半球の最も低い緯度で流氷が観測できる知床、23年に固有種の多さから「東洋のガラパゴス」と呼ばれる小笠原諸島を加え、計4件となった。

1875チバQ:2012/08/14(火) 16:59:15
>>1505>>1538
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120814/CK2012081402000175.html
お盆「まちのり」人気 レンタサイクル利用の観光客 「移動費安く済む」
2012年8月14日

空き自転車が一時ゼロになった「広坂」=金沢市広坂で


金沢
 盆休みを利用し、観光客や帰省客らで金沢市内がにぎわっている。市が今春から実施する公共レンタサイクル「まちのり」も、移動手段として有効活用されているようだ。

 市歩ける環境推進課などによると、十二日の一日利用者は二百十二人で、延べ六百六十八回利用。十三日は午後五時までに一日利用者が百六十三人、延べ四百二十五回の利用があった。

 市の試算では、採算性などから一日利用八十人を目安に定めている。一方では冬期間の利用減を考慮し、今のうちに“貯金”を増やしておきたい実情も。

 埼玉県熊谷市から観光で訪れたカップルは「(自転車の貸し出し拠点が)利用しやすい間隔であり便利。移動費なども安く済む」と話した。

 空き自転車などの利用状況は、貸し出し拠点の端末機やインターネット(「まちのり」で検索)で調べられる。 (田嶋豊)

1876チバQ:2012/08/14(火) 17:00:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120814-OYT8T00006.htm
にぎわい復活 敦賀の町家改修へ 

博物館通りの活性化に向けて敦賀市が改修する町家(敦賀市相生町で)  昭和初期の雰囲気が残る敦賀市相生町の博物館通りに観光客を呼び込もうと、敦賀市は、昔ながらの町家3棟をレトロな雰囲気に改修して若者が集まる飲食店などを誘致することを決めた。電線の地中化や、観光客が休憩できる「ポケットパーク」などの整備も含めて3年がかりで進め、かつて「敦賀の商業の中心地」とされた通りの活性化を目指す。(藤戸健志)

 博物館通りは、東西約240メートル。1927年に完成した旧大和田銀行本店(県指定有形文化財、現市立博物館)や、敦賀まつりの山車を展示する「みなとつるが山車会館」が立ち並ぶ。近くには平安時代の陰陽師・安倍晴明が修業したとされる晴明神社もあり、地元住民らが毎月第3日曜日に「晴明の朝市」を催すなど、観光資源が集積している。

 しかし、観光客が立ち寄る喫茶店などの飲食店が無く、装飾の美しい石造りの市立博物館の写真を撮るにも電線が邪魔になるなど、観光地としての環境が整っていなかった。

 このため市は7月30日、大学生ら40歳未満の若い世代の住民らを集めてにぎわい創出を検討する協議会を設置。さらに市内の20〜30歳代の女性が参加する分科会も設けて改修する町家のデザインや店の種類などを考えてもらうなど、住民のアイデアを積極的に取り入れることにした。

 協議会は来年1月までに5〜6回開き、市民から寄付された町家に誘致する店舗を決め、2014年4月までに開店してもらう。市立博物館を銀行当時の内装に復元する修復工事や、電線の地中化、アスファルトの路面舗装を石畳風に変えるなど、ハード面の整備も並行して進める。

 町家改修やポケットパーク整備などの予算は今年度から3年間で計1億5000万円。市町単独のまちづくり事業に対して県が1億円を上限に補助する「ふるさと創造プロジェクト事業」を活用するため、市の実質負担は5000万円となる見通し。市はこれとは別に、博物館の内装工事、電線地中化などを単独事業として予算化する。市政策推進課は「歴史的資源を活用しながら魅力あるまちづくりを住民主体で進めたい」としている。

(2012年8月14日 読売新聞)

1877チバQ:2012/08/14(火) 17:00:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120813-OYS1T00335.htm
九州北部豪雨から1か月、夏休みも観光客戻らず
32人の死者・行方不明者を出した九州北部豪雨(7月11〜14日)で被害を受けた熊本県・阿蘇地方や大分県・日田地方などの観光地では、書き入れ時の夏休みを迎えたにもかかわらず、客足が戻らない。鉄道の復旧が遅れている地域では市民生活に影響が出ている。

 年間約1750万人が訪れる熊本県阿蘇地方。「阿蘇カドリー・ドミニオン」の7月の来場者は約2万2000人で昨年同時期より1万人減った。担当者は「阿蘇での観光を控えようという雰囲気がある。『安全で元気になった』とアピールしなくては」と語る。

 大分県日田市の温泉街では、豪雨により1400人以上が予約をキャンセルした。宿泊施設に実害はなかったが、ホテル「亀山亭」は例年より2割ほど客が減少。おかみの諫山知代美さん(58)は「温泉街を流れる川が氾濫して市全体が水没したと誤解した人も多いのでは」とため息をつく。

(2012年8月12日 読売新聞)

1878チバQ:2012/08/14(火) 17:01:29
>>657
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63199
医療ツーリズム…山梨県医師会反対、課題は山積

石和温泉郷には温泉入浴のアドバイスなど、健康増進サービスを提供する旅館が多数ある(笛吹市石和町川中島の「木創りの宿 きこり」で)  中国やロシアなどの富裕層をターゲットにした「医療ツーリズム」は、富士山などの観光資源を抱える山梨県でも定着の可能性が指摘されている。

 年前には、笛吹市観光物産連盟が受け入れの検討を始めたが、尖閣諸島問題で中国人観光客が激減し、実現には至っていない。医療事故が起きた場合の責任の所在など課題が山積しており、県医師会も反対の立場を明確にしている。

温泉で健康増進
 笛吹市の石和温泉郷にある旅館「木創りの宿 きこり」(笛吹市石和町川中島)の大浴場では、温泉入浴指導員でもある伊藤文康支配人(64)が、温泉につかって行う軽い運動を入浴者に指導する。

 同旅館は、厚生労働省が認定した「温泉利用プログラム型健康増進施設」の一つ。2005年7月、石和温泉旅館協同組合に加盟する2施設が全国で初めて認定を受けた。現在、認定済みの全国36施設のうち、同組合に加盟するホテルや旅館が9施設を占める。

 宿泊者は温泉入浴のアドバイスを受けられ、史跡などを巡る散策コースを案内してもらえるほか、組合提携先の石和温泉病院(笛吹市石和町八田)を紹介してもらえる。

富士山とパックで
 こうした健康増進を図れる宿泊施設への滞在と、病院での検診とを結びつけた医療ツーリズムに可能性を見いだした笛吹市観光物産連盟は10年、翌11年からの実施を目指して検討を始めた。

 富士山などに観光に訪れる中国人富裕層で健康にも関心の高い40歳代以上をターゲットにし、市内の医療機関で人間ドックなどを受けた後、石和温泉郷の旅館でくつろいでもらう。計画には宿泊客の低迷に歯止めを掛けたいとする観光業者の狙いもあった。

 だが、10年9月の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を受けて日中関係が不安定化。さらに、東日本大震災の発生も追い打ちを掛け、県内も含めて国内への観光を取りやめた中国人が相次いだ。

通訳の不足も
 医師不足による「地域医療の崩壊」が指摘される中、県医師会は「海外の富裕層を優先することで、医療の平等性が失われかねない」などと危惧し、計画に反対の立場を取る。診断内容を正確に伝える医療通訳の不足も問題とされる。

 笛吹中央病院(笛吹市石和町四日市場)には中国語を話せる診療情報管理士の職員が2人いる。同病院では、笛吹市内の旅館で接客の研修をしていた中国人留学生の健康診断を10年まで3年間受け入れていた実績もあり、医療ツーリズムに賛同した。

 同病院の石川雄一事務長(39)は「病院としての受け入れ態勢はすでに整っている」と話す。一般の保険診療患者に迷惑を掛けない範囲での受け入れが大前提だが、比較的余裕がある3〜6月の時期であれば十分可能だといい、「検査機器の稼働率も上がるはず」と前向きだ。

 医療ツーリズムは旅行に近い形で検診などを組み込むため、医療事故が起きた場合の責任の所在が問題となる。笛吹市観光物産連盟の荻野重行事務局長(48)は「大きなデメリットが潜んでいる中で大きなメリットも見込めないため、実施に踏み込めないのが実情。観光客の動向をみながら受け入れ態勢の再構築を図りたい」と望みは捨てていない。(松本将統)

 医療ツーリズム 健康診断や治療を受けることを目的とした滞在型の海外旅行。中国などアジアの富裕層を対象に、高水準の医療と観光を組み合わせて提供する手法に期待を寄せ、政府は2010年6月の閣議決定で「新成長戦略」の中に盛り込んだ。日本政策投資銀行は、2020年の試算として、国内での潜在的な市場規模が約5500億円、経済波及効果は約2800億円と見込んでいる。

(2012年8月13日 読売新聞)

1879チバQ:2012/08/14(火) 17:03:13
>>1406
http://www.yomiuri.co.jp/otona/tripnews/11/miyazaki/20120812-OYT8T00281.htm?from=yoltop
神話バスツアー人気、継続へ

 県内の神話の舞台を500円で巡る格安バスと人気の「神話巡りワンコインツアー」について、県とみやざき観光コンベンション協会は名称や料金を改めた上で、10月以降も継続する。

 「神話巡り1300円ツアー」と称し、料金は1300円に値上げするが、運行日を拡充するなど利便性を高める。

 県によると、ワンコインツアーは古事記編さん1300年を記念して4月から本格的に実施。「宮崎・西都」「日向・高千穂」の2コースがあり、宮崎市の江田神社や西都市の西都原古墳群、高千穂町の高千穂峡などをガイド付きで巡る。

 9月末までの予定で、土日祝日の指定日に限って運行しているが、500円という格安の料金設定と神話人気などから、ほとんどのツアーは定員の40人に達し、キャンセル待ちも出ていた。

 このため10月以降は、来年3月までの土日祝日に計56回、年末年始を除いて完全実施することにした。

 ツアーの恩恵を受けている観光地の一つが、「神話と伝説の町」で知られる高千穂町。

 周遊先の天岩戸神社(高千穂町岩戸)によると、今年の観光客数は、東国原英夫・前知事によるPR効果が続いていた2011年や10年には及ばないものの、例年より3割ほど多いペースで推移しているという。佐藤延生宮司(58)は「今年に入ってPR効果が薄れつつあっただけに、ツアーが継続されるのはありがたい」と話している。

 10月以降の予約は、今月20日から受け付ける。予約、問い合わせは宮交観光(0985・53・2323、平日午前10時〜午後5時)へ。(尾谷謙一郎)

(2012年8月12日 読売新聞)

1880チバQ:2012/08/14(火) 17:04:06
http://www.yomiuri.co.jp/otona/tripnews/13/etc/20120808-OYT8T00303.htm
真夏の都心バカンス


高級ホテルのプール、プチハワイ体験


敷地面積約2000平方メートルというホテルニューオータニの屋外プール


 夏休みシーズン真っ盛りだが、長い休みが取れないといった事情で、遠出できない人もいるはず。そんな人は、都心にいながら、気軽にリーズナブルにリゾート気分を味わえる、ホテルのプランを利用するのも生活をリフレッシュするための知恵だろう。

 ☆のんびりプールサイド

 ホテルニューオータニ(東京都千代田区)が9月1日まで扱っている「アーバンリゾートステイ」は、屋外プールの利用と朝食がセットの宿泊プランだ。

 プールに揺らめく陽光を眺めながら、白いデッキチェアに横たわれば、バカンス気分になる。夜間は美しくライトアップされたプールサイドで、ジャズの生演奏なども。日帰りで、このプールを昼間に利用すると、平日でも1万2000円、土日なら2万円かかるが、このプランなら1泊1人当たり1万1000円からで済む。宿泊した翌日は、チェックアウト後も終日、プールを利用できる。

 幼児用プールもあり、小さな子どもがいる家族にも人気が高いそうだ。

 ☆ほとんどハワイアン

 日帰りプランでないと……という人には、京王プラザホテル(東京都新宿区)のビュッフェレストラン「グラスコート」で、8月31日まで実施されている「真夏のハワイアンフェア」はどうか。



京王プラザホテルの「真夏のハワイアンフェア」。レイをかけてムードも満点 豚肉をバナナの葉に包んで軟らかく蒸し上げた「カルアポーク」など、ハワイ料理を特別メニューとして用意、フォアグラのソテー(ディナー限定)などの定番メニューと合わせて約70種類の料理をビュッフェ形式で楽しめる。

 ランチとディナーがあり、ディナー(平日5400円、土日6400円)では、アロハシャツなどハワイの衣装で来店すると、京王プラザホテルの屋外プールを半額で利用できる優待券をもらえるなどの特典が付く。また、6人以上のフラダンス愛好家のグループなら、ディナーが平日は4860円、土日は5760円と、さらに得になる。

 ■クールシェアにも

 ☆うってつけの夕涼み

 東京プリンスホテル(東京都港区)が今年から始めた「サマーエンジョイパック〜プール&ディナー〜 ガーデンコース」(1人5500円)は、東京タワーを目前に臨む屋外プールを、午後4時から2時間利用した後、隣接する緑に囲まれたビアガーデンで鉄板バーベキューを楽しめる。

 節電が叫ばれ、涼しさを分け合う「クールシェア」に注目が集まる中、夕涼みにもうってつけのプランとして、家族連れや仕事帰りの会社員に人気が高い。

 プールの入場料は、普通は日帰りで平日4000円、バーベキューセットも通常1人4000円することを考えれば、お得感がある。ほかにも、食べ放題のビュッフェやカラオケを、プールと組み合わせられるコースもあり、9月9日まで利用できる。(経済部 竹内和佳子)

(2012年8月8日 読売新聞)

1881チバQ:2012/08/14(火) 17:04:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20120813-OYT8T01334.htm
松江の隠れた魅力 発信

<「若武者隊」活動2年目>



天守閣をバックに子どもたちと記念撮影する広瀬さん(左) 松江城で武者姿がおなじみになりつつある。城の歴史を紹介したり、記念撮影に応じたりして観光客をもてなす「まつえ若武者隊」。昨年度、松江市の事業として発足し、一度は解散したが、存続を求める市民らの声を受け、5人で活動を再開。2年目に入った。観光客でにぎわう夏休み。張り切るリーダーの広瀬研也さん(39)に思いを聞いた。(大槻浩之)

 広瀬さんは同市天神町出身。広い世界を見ようと、大学院を出て、約15年ほどトルコや中東、ベトナムで日本語教師をした。昨年1月に松江に戻り、多くの人に松江を「発信」したいと思い、若武者隊に応募した。

 赤い鎧(よろい)に、時代劇用の剣を持って、城門や城内の石段に立ち、訪れた観光客を「よくぞお越し頂いた」と出迎える。子どもには「若様」「姫様」と頭を下げる。城の歴史を説明すると、「教えてくれてありがとう」と好評で、「『その鎧、暑くないですか』と気を使ってくれる人もいてうれしい」と語る。

 松江を紹介する際に、特に喜ばれるのは、南北朝時代の出雲市の武将・塩冶判官高貞(えんやはんがんたかさだ)のエピソードだ。足利尊氏に仕えた武将・高師直(こうのもろなお)に妻を横恋慕され、師直によって謀反の疑いをかけられて松江市宍道町佐々布付近で自害したという悲劇の武将だ。観光客や市民は、あまり知られていない松江の“こぼれ話”に興味津々という。

 存続を求めて署名を集めてくれた市民への「おもてなし」も心がけている。毎月25日に同市天神町商店街で行われる「天神市」で演武を披露。天神市での演武に参加する若武者隊の体験メンバーも募っている。

 出雲大社周辺などで開催中の神話博しまねでは、14日にしまね魅力発信ステージ、11月7日の県民おもてなし劇場に出演する。

 広瀬さんは「松江には隠れた魅力がたくさんある。松江に誇りを持ち、住み続けたいなと思ってもらえるように、今後もおもてなしを続けていきたい」と意気込んでいる。

(2012年8月14日 読売新聞)

1882チバQ:2012/08/14(火) 17:06:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120814/bsd1208141155003-n1.htm
花巻市の温泉ホテルが経営破綻 負債54億円、施設は別会社が継承2012.8.14 11:54

 岩手県花巻市の温泉ホテル経営会社「花巻管理」が東京地裁に特別清算を申請し、開始決定を受けたことがわかった。負債総額は54億3000万円。

 旧商号は「花巻温泉」で、本社は岩手県花巻市。大正12年に開業し、「佳松園」「ホテル千秋閣」など4館を中心に、花巻温泉を経営してきた。

 信用調査会社の東京商工リサーチによると、花巻管理はバブル期の過剰設備投資で借入金がかさみ、経営危機に瀕していた。親会社の国際興業と協議し、昨年12月に「経営資源再活用計画」の認定を受け、支援を受けてきた。同月中に事業の受け皿会社である「新花巻温泉」が設立され、今年3月に会社分割して事業を継承した。同社は6月の株主総会で解散を決めた。

 同社は現在は本社を東京都中央区八重洲に移し、清算処理に入っている。

 花巻温泉の各ホテルは、新会社が引き継ぎ、営業を続けている。

1883チバQ:2012/08/14(火) 17:06:55
http://japanese.joins.com/article/392/157392.html?servcode=400&sectcode=400
ソウルのビジネスホテル 大手開館続々=観光客増で
2012年08月12日11時43分
[ⓒ聯合ニュース] comment7hatena0 【ソウル聯合ニュース】韓国を訪れる外国人観光客が大幅に増加したことを受け、ホテル大手や旅行会社などがビジネスホテル事業に続々と参入している。

 業界によると、ホテル大手のウェスティン朝鮮ホテルはソウル・明洞のミリオレビルの3〜17階を借りてビジネスホテルとして運営する案を推進している。

 来韓する外国人数は年間1000万人に達するが、観光客を受け入れる宿泊施設は少なく、観光名所となっている明洞は十分に競争力があると判断したという。

 ロッテホテルは2015年までにソウル市内の2カ所に700室規模のシティーホテルを建設する予定で、別の地域でも建設候補地を物色している。同ホテル関係者は「3年前にオープンしたロッテシティホテル麻浦の年間稼働率は90%に達している。こうしたノウハウを基にシティーホテル事業にさらに力を入れていく」と説明した。

 新羅ホテルは首都圏3カ所でビジネスホテルを委託運営することで契約しており、総合商社のSKネットワークスはソウル市内のガソリンスタンドをホテルに転換することを決めている。

 旅行会社大手も先を争うように宿泊事業に参入している。

 ハナツアーは鍾路区のあるビルをホテルに改築して11月から営業を開始する。モドゥツアーも鍾路区のビルに観光ホテルをオープンし、観光客誘致に乗り出す。

 業界関係者は「ソウル市内に空き部屋がなく、観光客は京畿道のホテルを利用している状況。需要が十分な上、政府規制も緩和され、ビジネスホテル市場は急激に成長するだろう」と話した。

1884チバQ:2012/08/14(火) 17:08:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120812-00000004-ryu-oki
県内ホテル 客室単価前年割れ
琉球新報 8月12日(日)10時25分配信


 沖縄振興開発金融公庫は10日、2011年度県内主要ホテルの稼働状況を発表した。客室稼働率は、宿泊特化型ホテルとリゾートホテルが前年度並みを維持したが、シティーホテルは東日本大震災の自粛ムードに加え、ホテル新設による客室供給増も影響して前年度比1・7ポイント減の67・4%となった。客室単価は全タイプで前年度を下回ったことから、1室当たり平均売上高(レブパー)は2年連続で過去最低を更新した。
 客室単価は、シティーが5・2%減の1万699円、宿泊特化型が5・5%減の6006円で、ともに4年連続の前年度割れ。リゾートは4・7%減の2万872円で3年連続で前年度を下回った。低価格による稼働率確保を余儀なくされる状況が続いている。
 一方、12年度の第1四半期は、稼働率は回復しつつあるが震災前の状況には戻っていない。客室単価はシティーと宿泊特化型で下げ止まりの兆候が見られるが、リゾートはまだ厳しい状況にある。
 客室稼働率は、リゾートが10年度と同じ65・0%。宿泊特化型は0・6ポイント減の60・3%とほぼ前年度並み。宿泊特化型は那覇市内を中心にホテル新設の競争激化が影響した。全てのタイプで年度後半から震災の落ち込みを脱した。
 稼働率に客室単価を掛けたレブパーは過去最低を更新。シティーが7211円、リゾートが1万3558円。震災による稼働率の低下が要因で上半期は前年度を大きく下回ったが、後半は回復し前年度を上回った。宿泊特化型は3624円で、稼働率に比べ客室単価の低下が大きく響き、後半も低調に推移した。
 調査はシティー10社、リゾート17社、宿泊特化型20社の計47社の業況を聞き取り調査した。客室ベースのカバー率は32・9%。10年度分から調査対象を増やした。

1887チバQ:2012/08/16(木) 22:22:34
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012081600708
陸前高田のホテル再建を支援=来年6月開業へ−三菱商事 三菱商事は16日、東日本大震災で全壊した岩手県陸前高田市の「キャピタルホテル1000」の再建を支援すると発表した。三菱商事が設立した復興支援のための財団を通じ、ホテルの運営会社に1億円を出資。運営会社は新たな建物を建設し、来年6月の営業再開を目指す。
 ホテルは名勝として知られた「高田松原」近くにあり、陸前高田の象徴的な建物とされる。津波の被害を受け、現在も廃虚のまま残されている。
 新ホテルは3階建てで、海岸線から約2キロ離れた丘に建設する。7階建ての旧ホテルに比べ縮小するものの、最大80人が宿泊可能。営業再開時に約20人の雇用を見込み、そのうち半数は旧ホテルの従業員とする予定だ。(2012/08/16-17:51)

1888チバQ:2012/08/17(金) 21:18:45
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201208170266.html
2012年8月17日19時16分
「十和田湖観光汽船」が倒産 原発事故の風評被害が深刻
 青森・秋田両県にまたがる十和田湖で遊覧船を運航する十和田湖観光汽船(本社・青森市)が17日、民事再生手続きの開始を青森地裁に申請し、倒産した。同社は「原発事故の風評被害で修学旅行生らが来なくなった。乗客数は事故前の7割までしか戻らず、収益回復が見込めない」と説明している。

 同社によると、震災後、外国人旅行者と修学旅行生が激減。乗客は2010年度の約10万人から11年度に約6万5千人に減り、12年度も回復していない。

 負債総額は約5億7千万円。今後も遊覧船事業を続けながら、従業員42人も解雇せずに再建を目指すとしている。青森県や金融機関に十和田湖の観光振興策などの支援を求めている。

 同社は3月、原発事故の風評被害だとして昨年4月〜今年2月の減収分の全額4200万円の賠償を東京電力に求めたが、5月に昨年3〜5月の外国人旅行客の減少分として75万円が払われただけだったという。

1889チバQ:2012/08/17(金) 21:21:12
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012081700697
中国が初の20万人超=7月の訪日外国人−全体では50%増 日本政府観光局が17日発表した7月の訪日外国人数(推計値)は、東日本大震災の影響で落ち込んだ前年の反動で前年同月比50.5%増の84万5300人だった。国・地域別にみると、中国(香港は除く)が2.3倍の20万3800人と、単月で初めて20万人を超えた。個人観光ビザ(査証)の発給要件緩和に加え、夏休みで家族旅行が増え、震災直後の2011年4月以来のトップとなった。
 2位は韓国の18万9700人。中韓両国で、全体の5割弱を占めた。
 井手憲文観光庁長官は17日の記者会見で、尖閣諸島や竹島をめぐって中国、韓国との関係が緊張していることについて「本日時点で訪日客、日本からの観光客に目立ったキャンセルは出ていない」と指摘。その上で「(両国との関係が)悪化しないことを望む」と語った。(2012/08/17-20:02)

1890チバQ:2012/08/17(金) 21:29:29
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001208170001
福岡城跡 観光へ整備
2012年08月17日


かつては潮見櫓とされていたが、現在は「太鼓櫓」と推測されている「(伝)潮見櫓」=福岡城跡

 福岡市は、観光資源としての活用を目指し国史跡「福岡城跡」の整備に取り組む方針を決めた。専門家や市民でつくる検討委員会を設置し、本丸御殿や櫓(やぐら)の復元について話し合う。復元には多くの資料が必要で、市は市民に写真などの提供を呼びかける。


 高島宗一郎市長が16日の定例記者会見で明らかにした。検討委は学識経験者のほか、NPO法人「鴻臚館(こう・ろ・かん)・福岡城歴史・観光・市民の会」事務局長など市民代表も参加する。


 福岡城は江戸時代の1607(慶長12)年、初代福岡藩主の黒田長政が現在の福岡市中央区に築城した。約48ヘクタールの敷地に約50の櫓や本丸御殿が構えられていたが、火災や自然災害による崩壊などで、現在は石垣や三つの櫓などが残るのみとなっている。


 検討委では、観光資源としての魅力を高めるためにどの建物を復元すべきかや、鴻臚館など周辺施設との調和の取り方などについて検討する。第1回会合は今月30日。


4、5回の会合を経て、2013年度末までに基本計画を策定する予定という。市大規模史跡整備推進課は「基本計画を受け、14年度から2、3年かけて設計に取りかかりたい」としている。


 高島市長は「これまで福岡城を観光資源として使おうという発想自体がなかった。郷土の歴史を感じさせ、外国人観光客にもすごいなと思ってもらえるものにしたい」と話した。


 同課によると、文化庁の基準により、建物の復元には「絵図」「指図」と呼ばれる当時の設計図や、近世の場合は写真があることなどが必要という。市には本丸御殿や「武具櫓」などの資料はあるが、他の建物を復元するための資料は不足している。また、天守閣については存在していたかどうかすら分からず「謎」とされる。市は市民に「当時の建物について書かれた図や文献、写真などがあれば、提供してほしい」と呼びかけている。連絡先は市大規模史跡整備推進課(092・711・4784)。(岩本美帆)

1891チバQ:2012/08/17(金) 21:29:57
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13451305113306
2012年8月17日(金)
夏レジャー 回復鈍い県北地域

風評影響残る観光施設

【写真説明】釣り堀を見つめる増渕英樹さん=北茨城市華川町の増渕魚園


夏のレジャーシーズン真っ盛りの中、東日本大震災から2回目の夏を迎えた県北沿岸地域では、津波被害や原発事故に伴う風評被害の影響が残る観光施設も少なくない。川魚や山菜の料理を売りに、観光客に人気だった北茨城市内の「増渕魚園」は、昨年以上の客足の鈍さに気をもんでいる。現状を取材した。

県観光物産課によると、今年のゴールデンウイーク期間中の県内の主な観光施設などの人出は震災前の2010年と比較して約90%。11年比では約115%となり、回復傾向にあるという。

その一方で、増渕魚園を経営する増渕英樹さん(50)は「昨年より悪くなるとは思っていなかった」と渋い表情を浮かべる。

同園はニジマスやイワナ、ヤマメを養殖している。釣り堀で釣った魚をすぐに料理して味わってもらうのが売り。採れ立ての山菜の料理も人気で、震災前の休日は多い時で1日200人ほどでにぎわったという。

震災後、昨年の売り上げは通常の半分ほどに落ちた。今年は客足の戻りを期待していたが、3月には市内の花園川のイワナ、ヤマメから、5月には周辺自治体で採取されたコシアブラから、それぞれ基準値を超える放射性セシウムが検出され、状況が逆戻りした。

コシアブラの天ぷらは同園の名物の一つだったというが、「気にされるお客様もいる」(増渕さん)とし、提供を取りやめた。今年の売り上げは昨年を下回っているという。

増渕さんは「県内の水戸以南や、県外のお客様はまだまだ少ない」と話す。例年より人手を減らすなど支出削減に努力し、一番の書き入れ時という秋の紅葉シーズンにどこまで人出が回復するか、気をもんでいる。

北茨城市商工観光課によると、11年度の市内の観光客は約50万人で、前年の40%以下に落ち込んだ。

同課の樫村義弘係長(48)は「民宿などの予約が1〜2割という話も聞く。我々のPRだけでなく、来ていただいた方に、いかに『大丈夫』と言っていただけるか考えたい」と話す。

18日からは市内の県天心記念五浦美術館でウォルト・ディズニー展が予定され、観光復興に期待が掛かる。

県観光物産課は、県内の現状について「全体としては(人出が)戻ってきているが、沿岸部は津波被害が大きかった影響もあって回復が鈍い。県北地域などが苦しい状況にあるのは把握している」としている。

1892チバQ:2012/08/17(金) 21:30:32
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13451305113306
2012年8月17日7時30分
立川ねぶた、地域に絆 10万人超の観光客呼ぶ
羽衣ねぶた祭を引っ張る堀内芳文さん(右)と香川能教さんの2人は「365日、ねぶたのことを考えている」と話す=立川市羽衣町


 青森の夏の風物詩「ねぶた」が17日から3日間、東京都立川市羽衣町の東立川商店街通りにも現れる。今年で14回目を迎える「羽衣ねぶた祭」だ。衰退する商店街を元気づけようと青森から輸入したイベントで、今や10万人超の観光客を呼び込むまでに成長した。住民たちの結束を強める役割も果たしている。

 15日午前、同市羽衣町の公園で、武者絵が描かれた高さ4メートル、幅4メートルのねぶたを囲み、十数人の男がハシゴに登って作業をしていた。雨にぬれても破れないよう防水加工をしたり、夜空に映えるよう発電機を取り付けたり。

 現場を仕切る「羽衣ねぶた会」の堀内芳文会長(64)は汗をぬぐって笑う。「たかだか3日間のためだけど、手がかかるのよ。まあ、こういう準備が楽しいんだけどさ」

1893チバQ:2012/08/17(金) 21:40:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20120816-OYT8T01250.htm
知事、一貫「埋め立て」難色・・・鞆架橋協議 情報公開

 福山市鞆町の港湾埋め立て・架橋事業を巡り、湯崎知事と羽田皓市長との間で行われた計3回の協議について、市は、読売新聞の情報公開請求を受けて、非公開だった1、2回目の内容を開示した。湯崎知事は初回から、埋め立てに難色を示し、市側と景観や観光振興の点で意見が終始折り合わなかった実態が判明した。(石原敦之)

◇第2回「山側トンネルがベスト」

 湯崎知事と羽田市長との協議は2月15日、住民協議会からの報告書の提出を受けて福山市役所で初開催。3月28日には県庁で2回目の協議を行ったが、話し合いはまとまらなかった。6月25日の第3回協議(公開)で、湯崎知事が架橋事業の中止方針を羽田市長に伝えていた。

 開示された文書はA4判141ページで、知事、市長らの発言のほか、9回にわたった事務レベル協議の概要などが記されていた。

 開示文書によると、県側は第1回協議で、〈1〉埋め立て・架橋〈2〉埋め立て・海中トンネル〈3〉山側トンネル〈4〉現在の県道拡幅――の4案について、「景観への配慮」「観光振興」「歩行者と車の分離」といった住民ニーズの各項目を「○」「△」「×」の3段階で評価した一覧を提示した。

 羽田市長から「山側トンネルが県の案か」と問われた湯崎知事は、「山側トンネル案が『×』が最も少ない」と答え、架橋や海中トンネルは「埋め立てにより不可逆的な変化になる」と難色を示していた。

 第2回協議で、湯崎知事は、こうした考えをより鮮明にし、「鞆は港湾を中心に栄えた町。港湾施設の雁木(がんぎ)を使えない形にするのはいかがなものか」「架橋で新たな景観を生むという観点もあるかもしれないが、100年間の観光という視点で鞆はもたない」などと強調。

 さらに、観光客は鞆の港と町並みをセットにした景観を目当てに訪れるため、港の一部を埋め立てて架橋してしまえば観光振興に大きな支障を生じると主張し、山側トンネルを軸にした振興策を「ベストだと考えている」としていた。

 これに対し、市側は、その後の事務レベルを含めた協議で、「町並みを後世に残すためにも住民の利便性を高め、理解してもらうことが重要」などと町中に生活道路を整備する必要性を訴えた。海中トンネルで埋め立てを縮小する3パターンや、最低限必要な整備として、港の西側で県道が狭く迂回路のない約350メートルの近くを埋め立てて道路を通す方法も提案した。

 しかし、県側は「埋め立ての必然性はない」として受け入れず、県と市は最後まで、景観や観光振興の考え方について「お互いに理解が違う」(羽田市長)状態は解消できなかった。協議は行き詰まり、最終的に湯崎知事が埋め立て・架橋の中止を決断した。

(2012年8月17日 読売新聞)

1894チバQ:2012/08/17(金) 21:41:09
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208110054.html
'12/8/11
鞆架橋計画の記録、明らかに



 広島県と福山市は10日、同市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画をめぐる県と市の最終局面の協議内容を記録した文書を、中国新聞の情報公開請求を受けて開示した。3月のトップ会談で、県が山側トンネル案への転換を提案したが、埋め立て・架橋を最善とする市との協議は平行線。その後、市が海底トンネル案などを示したものの県は採用せず、6月に架橋撤回を決めた経緯が記されている。

 県と市が開示した文書はそれぞれA4判の約140ページ。2〜6月に湯崎英彦知事と羽田皓市長が議論した4回のトップ会談と10回の事務レベル協議の計14回のうち、知事と市長が2人だけで話し、議事録がない初回の2月3日のトップ会談を除く13回分の議事録や資料で構成されている。

 文書によると、同15日の2回目のトップ会談で湯崎知事は「架橋の場合、埋め立てにより(鞆港の景観を)不可逆的に変える」と発言。架橋計画には問題点があるとの認識を示した。羽田市長は鞆町の古い町並みを「歴史的な資産」とする一方、埋め立ての影響に直接言及しなかった。

 3月28日のトップ会談では、湯崎知事が「(山側に造る)トンネルにオプションを加える案がベストだと思う」と自身の考えを初めて明確に打ち出した。羽田市長は「(景観などへの)評価が違う。埋め立て・架橋がベスト」との持論を示しながらも、平行線の議論を打開するため、県、市の双方が架橋計画以外の手法を再検討することを確認した。

 その後は担当者や幹部による協議が続いた。市は県の山側トンネル案に「住民の拒否反応が大きい」と難色を示す一方、橋を架けず埋め立て面積を縮小して道路を整備する案と、鞆港の海底トンネル案を提示した。

 これに対し県は「埋め立てる必要はない」と否定。歴史的景観をとどめる港内を改変する案には賛同しなかった。5月下旬まで話し合いを重ねたものの、一致点を見いだすことはできなかった。

 結局、湯崎知事は6月25日のトップ会談で架橋計画を撤回し、山側トンネルを軸としたまちづくりを推進する考えを羽田市長に伝えた。羽田市長は「非常に残念」と反発しながらも、「県の責任で最後までやり遂げてほしい」と事実上受け入れる考えを示した。

【写真説明】鞆港の埋め立て・架橋計画をめぐる広島県と福山市の協議内容を記した県の保存文書

1895チバQ:2012/08/19(日) 18:38:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1340556176797_02/news/20120625-OYT8T00085.htm
2年目の世界遺産
〈上〉「浄土」創建の思い探る

中国の研究者(右側の2人)が毛越寺を訪れ、庭園の造りなどを視察した(21日、平泉町の毛越寺で) 台風4号が過ぎ去った21日午後、中国・山東大の研究者らが平泉町の毛越寺庭園を訪れた。県教委職員が「池の水は北東から南西に流れます。平安時代の庭園書『作庭記』の通りです」と解説すると、研究者らは大きくうなずいた。

 招いたのは4月に開設された岩手大平泉文化研究センター。世界における平泉の価値を探ろうと東アジアの研究者と交流を進めているが、今秋からは最先端機器を使った解析にも本格的に乗り出す。

 注目されるのが、毛越寺や観自在王院跡にある池の底の土。造園当時の植物の種子や花粉が残されている可能性がある。土壌成分を詳しく観察できる高精度実体顕微鏡を購入し、9月頃から農学部、工学部の協力を得て、分析を始める。

 「平泉では植生の研究はほとんど手つかず。元々は桃や梅など、食べられる木の実が植えられた中国風の庭園だったかもしれない」

 庭園には幹回りが2メートルを超す松や杉が茂るが、センター長の藪敏裕・同大教育学部教授(55)(中国思想史)は違った景色を思い描く。

     *

 「罪なくして命を失った者が浄土へ導かれることを祈る。世界遺産登録で大切だったのは、平泉を築いた清衡公のその志だろう」

 中尊寺境内の一室で15日夕、執事の破石澄元(はせきちょうげん)さん(61)はこう続けた。「平泉と中尊寺の原点、中尊寺建立供養願文を思い起こし、お参りに来た方々に広める必要がある」

 同寺本堂には今年11月、約900年前の創建時の姿をした金色で丈六仏(座像で約2・7メートル)の釈迦如来が、新しい本尊としてまつられる。過去に焼失し、高さ約70センチの阿弥陀(あみだ)如来が本尊となったが、願文に基づき約3年前から京都の仏師のもとで建立が進められてきた。

 「震災があり、世界遺産登録があった。清衡公の思いに立ち返る重要性は増している」。破石さんは静かに語った。

     *

 世界遺産委員会は登録時、「金鶏山と他の四つの仏堂・庭園との間に阻害のない展望を維持すること」と勧告した。しかし、京都府宇治市の平等院を模して三代秀衡が建てた特別史跡・無量光院跡の真横にはJR東北線。金鶏山の中腹にも電力会社の鉄塔が立つ。

 「是正する必要性は会社側と共有しているが……」と県教委。平泉町は植樹を行い、線路を見えにくくする方針だが、解決への道のりは遠い。

 一方、無量光院跡では16年度の完成を目指し、復元整備事業が続く。今秋、池跡の護岸工事が始まり、橋や舞台の設置も検討中だ。「5年、10年後には今と違った平泉を見せられるのかな」と平泉文化遺産センターの及川司所長(54)。

 奥州藤原氏の思い描いた「浄土」本来の姿が、ゆっくりとよみがえりつつある。

(2012年6月25日 読売新聞)

1896チバQ:2012/08/19(日) 18:39:32
下がない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1340556176797_02/news/20120626-OYT8T00199.htm
2年目の世界遺産

〈中〉「滞在型観光」へ模索続く

焼きたてのパンが店頭に並べられると、観光客から歓声が上がった(9日、平泉町の産直施設「毛越寺門前直売あやめ」で)  9日午後、雨にもかかわらず、平泉町の農事組合法人が直営する産直「毛越寺門前直売 あやめ」は観光客でにぎわっていた。

 「はい、焼きたてですよ」

 平泉産の小麦で作ったパンを従業員の藤原瑞代さん(38)が店頭に並べると、女性たちが「ワー」と歓声を上げて駆け寄った。

 世界遺産登録後の昨年7〜12月、町を訪れた観光客は前年同期比41%増の約153万人に跳ね上がった。あやめでは売り上げが登録前の3倍に増え、野菜を納入する農家も約30戸から約80戸になった。

 施設管理長の佐々木章さん(64)は「登録前は人件費の支払いで手いっぱいだったのに。今はレジが混雑し、会計が追いつかない日も」と盛況ぶりに驚く。

 毛越寺と中尊寺周辺に計3か所ある町営駐車場も、昨年度の収益は8613万円。前年度より89%増えた。

 一方、9日夜、JR平泉駅前は静まりかえっていた。店を開いていたのは居酒屋数軒。タクシー運転手の男性(56)は「登録前と同じ光景。もっとホテルがあればなあ」と不満げだ。

 町は世界遺産登録後も、観光客の滞在時間が短い「通過型観光地」だ。

 大手旅行会社の近畿日本ツーリスト(東京都)は登録後、毛越寺や観自在王院跡などを4時間で巡る滞在型ツアーを組んだが、中尊寺金色堂などを2時間で巡り、別の観光地に向かうツアーの需要が高いという。「宿泊施設が少ない以上、仕方ない」と広報担当者。

 町観光商工課によると、町内の全宿泊施設の収容人数はおおよそ450人。2005年施行の景観条例で、大半の地区で高さ13メートル超の建物を造ることが規制されたため、宿泊施設の新規進出は困難になった。「登録後、ホテル進出の話は1件もない」という。

 町は一関、奥州両市と連携し、広域観光地として観光客の受け入れを進めているが、町内の農家に宿泊してもらう民泊にも力を注ぐ。

 町は昨年11月、受け入れ農家などを紹介するホームページを開設した。担当者は「民泊は宿泊施設が少ない平泉町で、滞在型観光に貢献できる手段になる」と話す。

 町グリーン・ツーリズム推進協議会会長の千葉正吾さん(66)は今年5月、東京都大田区と宮城県塩釜市の中学2校の生徒計9人を受け入れた。田植えをしたり、柳之御所遺跡の上空に輝く満天の星空を見たりした子どもたちからは、お礼の手紙も寄せられており、交流の輪が広がっている。

 しかし、他人を宿泊させる民泊への抵抗感は根強い。約15年前から本格的に始まり、近年は毎年約250人の修学旅行生が利用しているが、受け入れ先は十数戸で、奥州市の農家と連携して対応している。「会社勤めの家が宿泊を、農家が農業体験をそれぞれ担うなど、方法はある」と千葉さん。

 世界に認められた平泉の価値をどう生かしていくか。地域経済を潤す「世界遺産効果」を一過性で終わらせないための模索が続く。

(2012年6月26日 読売新聞)

1897チバQ:2012/08/19(日) 18:41:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120816-OYT8T00024.htm
クルーズ客船、日向に続々 外国人客でにぎわう



細島港に寄港したコスタ・ビクトリア(5月31日) 日向市の細島港に今年、大型クルーズ客船が次々に寄港している。中国、韓国を中心に大勢の外国人観光客が訪れることから、地元では観光浮揚や買い物による経済効果を期待。各旅行会社の企画ツアーの行程に組まれたショッピングセンターや土産物屋には大勢の買い物客が集中する一方、中心市街地の店からは「あまり恩恵がない」との声も漏れ聞こえてくる。せっかくの好機を逃さない、地域全体の浮揚策が求められている。(門岡裕介)

 海外客船の細島寄港は2010年が3回。11年は東日本大震災の影響でゼロだった。今年はすでにイタリアのコスタ・ビクトリア(7万5166トン)が2回、韓国のクラブ・ハーモニー(2万5558トン)が3回寄港した。9、10月にもコスタ・ビクトリアの寄港が3回予定されている。

 2000人近くを乗せたコスタ・ビクトリアが寄港した5月31日。中国人が大半の乗客はバス40台に分乗し、高千穂峡(高千穂町)や馬ヶ背(日向市)などの景勝を巡るツアーに参加。日向市によると、馬ヶ背の土産物屋などでは通常の2〜3倍の売り上げを記録したという。



クルーズ船の乗客でにぎわうイオン日向店(5月31日) 約5時間の上陸を楽しんだ後、乗客は出港前、港から約1・5キロ南のイオン日向店に集まった。店側は中国語通訳を確保し、「袋詰めはこちらでどうぞ」といった中国語での細やかな案内を心がけるなど積極的に対応。メード・イン・ジャパンの商品を買い求める人たちのニーズに応えた。1個5万円以上する炊飯器は完売。シャンプー、化粧品売り場もごった返した。

 こうしたにぎわいの一方、「旧来の商店に乗客が来たという話はあまり聞かない」と中心市街地にある原町商店会の阿萬(あまん)宗則会長(70)。日向商工会議所などと連携しながら、中国人が海外での買い物に多様する「銀聯(ぎんれん)カード」を商店街の店舗でも使えるようにしたり、外国語の看板を設置したりすることを検討しているという。

 今年は66回、海外客船の寄港予定がある長崎市。地元商店街は外国人が好みそうな品をそろえたり、通訳を配置したり、銀聯カードOKの店を増やしたりと観光客に選ばれるよう工夫を重ねた結果、寄港のたびに街はにぎわいを見せているという。

 県内では、日南市の油津港にも今年初めて外国クルーズ船が入港した。すでに5回寄港し、9月にも1回予定している。「長崎、福岡、大阪などと他の寄港地と同じでは駄目。特産品や民芸品など日南の色が出る物を売り込みたい」と日南市商工観光課は意気込む。

 「外国人がどのようなものを求めているのか分かってきた」。日向市観光振興課の長山尚広係長はこう話す。「銀聯カードの取り扱いを検討したり、ツアーに商店街を組んでもらうよう旅行会社に働きかけたりしている。この機会をものにして、地域全体が潤うようにしたい」と話している。

(2012年8月16日 読売新聞)

1898チバQ:2012/08/20(月) 21:43:57
>>1787
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120819-OYT8T00844.htm
浦安に修学旅行誘致 TDR客を市内観光へ

 浦安観光コンベンション協会は、浦安市内の東京ディズニーリゾート(TDR)目当てに全国から集まる修学旅行生に着目し、「教育」をテーマにした観光プログラムで団体客の誘致を目指す。東京湾の船上見学や、旧漁師町の文化体験など30コースを用意し、売り込みを本格化させる。(大須賀軒一)

 同市の観光客数は年間約4000万人に上り、大半はTDR客とされる。長年、地元では「『夢と魔法の国』と旧漁師町の観光の組み合わせは無理がある」と言われてきたが、長引く不況を受け、同協会などはTDR客の市内回遊を模索していた。

 「浦安と東京湾を学習の場とした教育旅行なら、学校側もTDRと組み合わせやすく、需要も見込めるのでは」と、同協会は昨年6月以降、観光プログラムの開発を推進。今年6月、市内のホテルや博物館などが協力し、「海」「陸」「空」の3テーマで計30コースをまとめた。

 「海」は14コースあり、船上からTDRや羽田空港を見学したり、河川でのカヤック操船、東京湾の浅瀬「三枚洲」での自然観察、浦安名物の「あさり丼作り」などを体験できる。

 13コースある「陸」では旧漁師町の探訪や、郷土博物館を訪れ、昔の漁村や埋め立て時の様子、現在の姿などを学ぶほか、市内の大学見学も。「空」の3コースでは遊覧飛行や、操縦士と整備士の案内によるヘリポート見学を用意した。

 協会は7月、名古屋市など愛知県内の旅行会社、学校、教育委員会を回り、ツアーを売り込んだ。今後は各地の教育委員会、学校などを訪れ、PRを本格化させるという。

 TDR内のホテル広報は「大震災以降、一般の客足は戻ったが、修学旅行の戻りは今一つ。液状化の影響などとみられ、協会の誘客活動に期待したい」とする。

 協会のツアー担当者は「TDRの集客力を生かせば、修学旅行生はもちろん、県内学校の校外学習、大人のグループ旅行の需要も期待できる。修学旅行は、早ければ来春には来てもらえるよう活動をする」とした。ツアーは今後、さらに増やす方針という。

(2012年8月20日 読売新聞)

1899チバQ:2012/08/20(月) 21:45:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20120819-OYT8T01010.htm
鹿児島市、観光客が最多955万5000人

 鹿児島市はこのほど、2011年の観光統計を発表した。九州新幹線鹿児島ルートの全線開業効果などで、市内への入り込み観光客数は前年比7・7%増の955万5000人、宿泊観光客数は同13・9%増の326万1000人となり、いずれも過去最多を記録した。宿泊観光客数の記録更新は38年ぶり。

 市観光企画課によると、これまでの入り込み観光客数の過去最多は、NHK大河ドラマによる「篤姫ブーム」が起きた08年(902万1000人)。宿泊観光客数は、南九州が新婚旅行ブームに沸いていた1973年(322万7000人)だった。

 11年の交通機関別の入り込み状況は、鉄道が前年比6ポイント増の23・2%と大きく伸び、自家用車が47・0%(前年比3・1ポイント減)、航空機が14・5%(同2・9ポイント減)、バスが9・5%(同0・3ポイント減)、船舶その他が5・8%(同0・3ポイント増)だった。

 観光客の出発地別で見ると、最も伸びたのは中国地方で同69・7%増。四国が同48・4%増、関西が同44・8%増で続いた。

 鉄道利用者や西日本からの観光客が急増したことについて、同課は「いずれも九州新幹線開業効果が大きい」と分析。一方、外国人宿泊客数は同35・2%減となり、東日本大震災の影響が考えられるという。

 同課は「新幹線開業効果の維持・拡大が今後の課題」とし、観光客が比較的行動することが少なかった「朝」をキーワードに、ホテル、タクシー業界などと連携して、新たな観光メニューを練っている。市中央卸売市場を巡る案などが浮上しており、10月以降にモニターツアーを計画している。

(2012年8月20日 読売新聞)

1900チバQ:2012/08/20(月) 21:49:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20120819-OYT8T00747.htm
木曽川の渡し 観光船で復活

観光船への再利用が始まった渡し船(愛西市の木曽川で)  かつては人や物を運ぶ重要な役割を担っていた木曽川の渡し船が次々に廃止されている。県内で現在も続いているのは、一宮市と岐阜県羽島市との間を結ぶ「西中野の渡船」だけになったが、近くに計画されている「新濃尾大橋(仮称)」が完成すれば、この渡し船もなくなる可能性がある。そんな中、廃止された渡し船を再活用する観光船の運航が7月から愛西市で始まり、木曽三川の自然に親しむ手段として効果が期待されている。(渡辺浩平)

 愛西市にはこれまで、岐阜県海津市との間を結ぶ「葛木(かつらぎ)渡船」と「日原(ひわら)渡船」があったが、昨年3月末で運航を中止した。

 始まった時期ははっきりしていないが、日原渡船は1927年、葛木渡船は55年に県営渡船となり、それぞれ無料で利用できる生活の足として運航されていた。しかし、69年に上流側の東海大橋、84年に下流側の立田大橋が完成して利用者は激減。2005〜09年度の年間平均利用者はいずれも500人前後にまで減ったため、10年度に県監査委員が渡船のあり方を根本的に検討するよう県に求め、県は廃止を決めた。

 観光船に再活用されたのは葛木渡船。愛西市は県から船を無償で譲り受け、同市観光協会が7月1日から運航を始めた。

 ルートには、1902年に完成した「船頭平(せんどうひら)閘門(こうもん)」(国重要文化財)がある。木曽川と長良川の水位の差を調整して船を通す施設で、観光船は実際にこの閘門を通過し、長良川に出る。帰りも閘門を通り、出発点の葛木港に戻る。2時間半の船旅の目玉ともなっている。

 仲間3人で乗船した江南市の伊藤邦子さん(73)は「川の上は涼しくて気持ちが良かった。船頭平閘門も珍しく、興味深かった」と満足していた。

 同観光協会では「定員12人の観光船に平均で10人ほどの客があり、まずまずのスタート。野鳥観察もでき、多くの人に木曽川下流の豊かな自然に親しんでもらいたい」としている。

 木曽川では最後の渡し船になった「西中野の渡船」は昨年度、延べ約4200人の利用があったが、その9割ほどは行楽やサイクリング途中での利用と見られ、すでに日常生活に必要な足ではなくなっている。近くに橋が建設されれば、渡し船は役割を終える可能性が大きい。船頭の江崎恭平さん(68)は「治水のため薩摩藩が築いたという猿尾(堤防)も近くにあり、渡し船に歴史や文化的な価値はあると思う。廃止されれば寂しい」と話している。

(2012年8月20日 読売新聞)

1901チバQ:2012/08/20(月) 21:51:33
>>1888


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/5872
>「奈落の底に落とされた。まさかここまでとは」。十和田湖遊覧船を運航する「十和田湖観光汽船」の松橋泰彰社長(63)は頭を抱えた。5月の乗客は前年比69%減。修学旅行を中心に団体客のキャンセルが相次いだことが響いた。
↑は2011年の5月

http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001208180004
再建模索もスポンサー難 十和田湖観光汽船
2012年08月18日

 十和田湖観光の中核を担う遊覧船を運航してきた十和田湖観光汽船(本社、青森市)が倒産した17日、関係者に驚きや戸惑いの声が広がった。有効な誘客策もなく、十和田湖観光の厳しさが浮き彫りとなった。


 同社によると、この日、青森地裁に民事再生手続きの開始を申請し、保全命令を受けたという。負債総額は5億6897万円。十和田湖の白鳥から鳥インフルエンザが検出された2008年度に赤字経営となり、11年度の経常赤字は5937万円まで膨らんでいた。税金や社会保険料を4200万円滞納しているほか、給料も1100万円が未払いという。


 同社は1964年から遊覧船事業を始め、年間乗客数は95年ごろ40万人のピークに達した。だが、01年ごろから減少傾向が顕著になり、11年度は約6万5千人にまで落ち込んだ。


 この日、会見した松橋泰彰社長は「十和田湖観光に遊覧船は欠かせない」として、従業員42人全員を解雇せず、役員も辞任しないまま経営再建を目指すという。ただ、「投資に値する事業ではなく、スポンサーは見つかりそうにない」(代理人弁護士)という。経営再建策は「県や十和田市、地元企業と連携しながら十和田湖の観光客を増やすしかない」(松橋社長)という。
  ◇   ◇
 倒産の事実を突然知った関係者は「寝耳に水」「そこまで経営が苦しかったのか」と驚きの声を上げた。


 最高額の2億3900万円の債権を抱える青い森信金では、報道で倒産を知り、信金内で会議を開くなど対応に追われた。審査部の担当者は「事実を確認したばかり。十和田湖の観光は県経済に重要だと認識しているが、債権放棄などの支援ができるかはケース・バイ・ケースだ」と語った。


 十和田市観光推進課は「遊覧船がダメになれば、さらに影響は広がる。私たちだけではどうにもならない」とし、県や国の協力を求めた。県観光国際戦略局の佐藤淑子局長は「観光業界とともに時代にあった魅力的な観光地作りを模索しているが、即効性はなかなか出せない」と苦しい胸の内を明かした。
(鈴木友里子、別宮潤一)

1902チバQ:2012/08/21(火) 21:46:41
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/3505
↑中国の場合

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120820-OYT8T01143.htm
清潔トイレ観光客おもてなし

◆6項目審査、県が認定



おもてなしトイレ認定証 観光客の満足度向上を図ろうと、県は、清潔感あふれるトイレを「おもてなしトイレ」として認定する制度を始めた。県民のおもてなし機運を高め、リピーター客の増加などにつなげたい考えで、来年3月31日までトイレを公募している。(田岡寛久)

 5月に開催された県おもてなし県民会議で、新たな行動指針「おもてなし五か条」を制定。観光分野の成長戦略で4年後の姿として県外観光客入り込み数400万人以上、観光総消費額1100億円以上を目標に掲げる中、清潔なトイレの普及も目標達成に不可欠との意見も出て、認定制度を考案した。

 認定要件は〈1〉清潔である〈2〉明るい(50ルクス以上)〈3〉臭いがない、もしくは臭いを消す対策を講じている〈4〉トイレットペーパーの予備を置いている〈5〉洋式トイレが1か所以上ある〈6〉利用者へのおもてなしがなされている――こと。〈6〉については、例えば▽一輪挿しを飾っている▽オムツ交換台(ベビーシート)がある▽音楽を流している▽地域の情報を提供している――などの工夫を挙げている。

 対象は個人宅を除く宿泊施設や道の駅、観光施設、コンビニ、飲食店など。行政、民間は問わない。今後、広く制度を呼びかけ、同会議で要件を満たしているかどうかを確認する。

 認定されれば認定書となるシール=写真=が与えられるほか、県おもてなし課のホームページ(http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/020201/)でも紹介する。同課は「県民参加のきめ細やかな観光客への対応を図り、多くの高知ファンの獲得につなげたい」としている。

 ホームページから募集要項の閲覧や申込用紙がダウンロードできる。問い合わせは同課(088・823・9043)。

(2012年8月21日 読売新聞)

1903チバQ:2012/08/22(水) 20:42:40
>>1826
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012082290120452.html
カジノ誘致 成田市長、慎重一転 調査に着手
2012年8月22日 12時04分

小泉市長(左)に要望書を手渡す諸岡会長(中)=千葉県成田市役所で


 カジノを主要な収益源とする複合施設(IR)の誘致について、これまで慎重な姿勢を示していた千葉県成田市の小泉一成市長が二十一日、市独自で調査研究に着手する方針を明らかにした。 (小沢伸介)

 市の経済界でつくるIR誘致推進協議会の諸岡孝昭会長が同日、市役所で誘致可能性調査の早急な実施を求める要望書を提出したのに答えた。要望書では庁内プロジェクトチームの設置も求めた。

 小泉市長は「カジノは現時点で違法なので誘致は言いづらいが、市として調査研究する必要性はある。市民の意向、雇用や経済効果などを知ることから始めたい」と述べた。

 諸岡会長らは市議会の宇都宮高明議長にも、調査研究する特別委員会の設置を要望した。宇都宮議長は「九月議会で結論を出す」と述べ、今月下旬の議会運営委員会で検討する方針を示した。

 IR誘致をめぐっては、県が五月に成田空港周辺での経済波及効果などについて調査結果をまとめた。その後、森田健作知事が検討対象を県全域に広げる考えを表明。千葉市で幕張新都心への誘致に向けた動きも出ている。

(東京新聞)

1904チバQ:2012/08/23(木) 22:41:21
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/97604
アウトレット開業控え町の魅力発信 パンフレットとガイドマップ作成 推奨品や観光名所を紹介 酒々井町商工会
2012年08月23日 15:35
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商工会が作成した「酒々井町推奨品パンフレット」と「ガイドマップ酒々井町」 酒々井町南部に来春オープン予定の大型商業施設「酒々井プレミアム・アウトレット」の集客力を町内全体の観光と商業活性化につなげようと、酒々井町商工会(小早稲賢一会長)は、町の名所を巡る散策コース、町推奨品に認定した特産品などを紹介するガイドマップとパンフレットを作り、町内各所で配布をスタート。アウトレット開業を、全国に酒々井の魅力を発信する“絶好の機会”と期待を寄せる。

 両冊子作成は町の「酒々井ブランド創出事業」の一環。事業委託された同商工会が各3万部を発行した。

 ガイドマップは全14ページで、町名の由来となった「酒の井伝説」、国指定史跡の本佐倉城、町内各施設、文化財一覧や年間イベントを紹介。町内の鉄道駅4駅を発着点に双体道祖神を巡るウオーキングコースに加え、観光客にトイレを貸す店なども記している。


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1905チバQ:2012/08/23(木) 22:42:45
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120823t12019.htm
仙台ワシントン開業延期 入居ビル着工めど立たず

新ビル着工のめどが立たず、来春の復活オープンが延期された仙台ワシントンホテルの出店予定地=仙台市青葉区中央4丁目







 藤田観光(東京)がJR仙台駅前に2013年春の開業を目指していた「仙台ワシントンホテル」のオープンが、同年夏以降にずれ込むことが22日、分かった。入居を予定する新ビルの着工が、東日本大震災の復興需要のあおりで大幅に遅れているため。市内のワシントンホテルとしては数年ぶりの「復活」となるだけに、藤田観光は「一日も早い完成を願うしかない」と想定外の事態に困惑している。
 開業を予定するのは、昨年4月に閉館したホテルサンルート仙台跡地(仙台市青葉区中央4丁目)。土地を所有する機械工具商社の菊重(仙台市)が地上9階のビル建設を計画し、当初はことし5月着工、来年4月の完成予定だった。
 菊重によると、旧ビルの解体工事は3月までに終了したが、建設工事の委託業者と請負金額で折り合いが付かず、契約締結の見通しが立っていない。復興需要の増加で建設資材や人件費の積算価格が高騰していることが背景にあるという。
 同社は「現時点でビル建設の方針に変わりはない」と説明。ただ「採算ベースに乗らない事業はできない。いつまでも価格が折り合わなければ、方針を変更せざるを得なくなる」とも話す。
 藤田観光は「ホテルの復活は新ビル建設が大前提。オープンの時期以外は計画に変更はないのだが…」と当惑する。
 藤田観光は全国30カ所でワシントンホテルを経営。仙台市内にも2館あったが、不採算を理由に02年と08年に閉館させた。昨年8月、震災復興の宿泊需要などを見込み、「復活」を発表した。
 出店計画では、ビルの1階に直営レストランが入り、2〜9階は客室(シングル198室、ツイン25室)にする。シングルは通常より広めの18平方メートルを確保する。


2012年08月23日木曜日

1906チバQ:2012/08/23(木) 22:45:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120823-00000051-jij-soci
富岡製糸場を正式推薦=世界文化遺産―政府
時事通信 8月23日(木)11時48分配信

 政府は23日、外務省で関係省庁連絡会議を開き、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に、「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県富岡、伊勢崎、藤岡各市、下仁田町)を推薦することを正式に決めた。9月中にユネスコに暫定版推薦書を、来年2月までに正式版を提出。順調に行けば、2014年に登録可否が審議される見通し。
 富岡製糸場は1872年、近代西洋技術を導入し、創設された日本初の官営製糸工場。同工場で大量生産された高品質の生糸や養蚕技術が海外に広まり、世界の絹産業発展や絹の大衆化に貢献した点などを、推薦書で強調する。

1907チバQ:2012/08/23(木) 22:51:57
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001208220006
「あぶくま洞」に涼求め、戻る歓声
2012年08月23日


ひんやりとした空間が広がる。控えめな照明が幻想的な雰囲気を演出する=田村市滝根町菅谷


 ●今年一転、猛暑が後押し 


 田村市滝根町の鍾乳洞「あぶくま洞」が連日家族連れらでにぎわっている。昨夏は原発事故が影を落とし、最盛期にも閑古鳥が鳴いていたが、この夏は一転。ひとときの涼しさを求め、人出が絶えない。


 入り口近くに立つだけで冷気を感じる。「うわっ、冷蔵庫の中みたい」。炎天下との落差に、大抵の初めての人は驚きを隠さない。


 あぶくま洞は1年を通じて15度前後で、夏はひんやり、冬はポカポカの別世界。公開している部分だけでも全長約600メートル、40分ほどで歩ける。雨水と石灰岩が8千万年かけてつくりあげたとされる多彩な鍾乳石の種類と数は、東洋一といわれる。


 東日本大震災による洞内や施設の被害はなし。周辺道路や駐車場の修復のため1カ月半休んだだけで再開した。放射線量は洞内で毎時0.1マイクロシーベルト以下、入場券売り場前でも同じくらいだ。


 しかし、東京電力福島第一原発から三十数キロという立地が客足を遠ざけた。あぶくま洞管理事務所によると、例年30万人が訪れる県内有数の観光地にもかかわらず、昨年度はわずか5万人ほど。一日4人という日もあったという。


 そんな厳しい状況が、今夏は一転した。県内各地で記録的な暑さに見舞われる中、8月に入って客足が急激に伸びるように。お盆には連日3千人以上がかけつける久々の盛況ぶりだった。駐車場には首都圏ナンバーの車も多数並んだ。


 いまなお、いつもの年の半分以下とはいえ、客足は戻っている。管理事務所の佐藤京一管理課長は「子どもたちの歓声が戻ってきたことを励みに、PRに努めたい」と表情は明るい。(小沢邦男)

1908チバQ:2012/08/24(金) 22:33:25
今日はポニョやってる〜〜
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20120824ddlk34040435000c.html
追跡:2012ひろしま 鞆・架橋計画撤回 トンネル案交錯 福山市、県との協議内容開示 知事、2月から姿勢変えず /広島
毎日新聞 2012年08月24日 地方版

 県が撤回を表明した福山市・鞆の浦の埋め立て架橋計画で、同市は、1月の住民協議会終了後に県と続けてきた協議の内容を開示した。開示資料によると、湯崎英彦知事は公式では最初の会談である2月15日の段階で架橋の代わりに山側トンネル案を推す考えを示しており、その後は同案の評価を上方修正したい県と、逆の立場の市とで綱引きが延々続いた。ただ「市とのすり合わせが必要」としながら知事は当初からほとんど姿勢を変えておらず、「県は結論ありき」とする地元の架橋推進派の批判が強まりそうだ。【稲生陽】

 毎日新聞の情報公開請求を受け、市が10日付で開示した。県と市は6月の最終会談を含めトップ会談を3回、事務レベルでの協議を10回重ねてきたが、最終回以外は非公開とし、知事・羽田皓市長とも内容をノーコメントとしていた。

 資料によると、県は最初に(1)埋め立て架橋(2)海底トンネル(3)山側トンネル(4)現道活用の4案を提示。市長が「(3)が県の案という受け止めで良いか」と質問したところ、知事は「住民ニーズを踏まえて評価すると、(3)が『×』が最も少なくなる」と回答。さらに「(1)や(2)の場合、(港内に)不可逆的な変化になる」と懸念を示し、市と県の対立が決定的になった3月28日の会談では、議論の冒頭に「景観や観光振興は県の判断として重要と考える。山側トンネルに追加策を加えるのがベスト」と断言した。

 これらに対し、市は「県の言う『住民ニーズ』が、本来の住民ニーズとかい離している」と猛反発。県による各工法の評価基準についても、県が景観への配慮や観光振興を、防災対策やバイパス効果よりも優先させたことに反論した。

 しかし、県も「住民協議会での共通認識」を盾に譲らず、羽田市長は3月の会談で「架橋以外にも住民が納得できる形がとれるか議論すべき」と譲歩。市は続く事務レベルの協議で、現在の狭い県道より海沿いを一部埋め立てて道路を整備する案などを新たに提案したが、今度は県が「埋め立てという代償と引き換えにしてまでのものでない」とはねつけ、決裂が決定的になった。副知事、副市長級による最後の事務レベル協議となった5月24日も、改めてトンネル案を説明した県は「住民の反対が多くても、理解を得るため説明していく」とし、一致点は見つからなかった。

 県は7月9日の地元説明会後も地元自治会と日程の調整を続けているが、今のところめどは立っていない。

1909チバQ:2012/08/24(金) 23:02:26
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120824/CK2012082402000012.html
松本はリピーター多し 11年度観光動向調査
2012年8月24日

観光客でにぎわう国宝松本城。市内を訪れる人は「リピーター」が多い=松本市で


 松本市へ来る観光客は繰り返し訪れる「リピーター」が多いことが、二〇一一年度の市観光動向調査で分かった。

 首都・中京圏の約八百人を対象にしたインターネット調査では、松本を二回以上訪れている人が50・6%を占めた。このうち、四回以上訪れている観光客は「まちの雰囲気が好き」「お気に入りの観光地がある」を多く理由に挙げた。国宝松本城や上高地、美ケ原温泉など市内の七観光地で約七百人を対象に実施した対面調査でも、六回以上の人が31・1%に達し、愛着の高さをうかがわせた。

 調査では、松本を訪れた観光客は松本城や上高地などの他、北は安曇野市や白馬、南は諏訪湖など広い範囲を行動していることも明らかになった。

 一二年の県観光地利用者調査によると、一一年に松本市を訪れた観光客は五百四十九万四千人。〇三年と比べると15・3%減っており、県全体の減少率14・1%よりも悪い。

 (佐野公彦)

1910チバQ:2012/08/24(金) 23:02:53
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120824/ngt12082402070001-n1.htm
佐渡観光、トキ効果限定的 空路・海路とも減少傾向 新潟
2012.8.24 02:07
 野生トキ誕生、巣立ちで期待された佐渡への来島者が伸び悩んでいることが23日、県や佐渡市の調べで分かった。今年4月から7月までの佐渡航路の乗船人員は、東日本大震災の影響で急激に落ち込んだ前年同時期を上回ったものの、震災前でトキへの関心も薄かった2年前の水準に届かず、低調。昨夏に再開した空路は、搭乗率が4割を切り、路線維持に黄信号がともる。トキによる誘客への波及効果は限定的になりそうだ。

 県交通政策課によると、4〜7月の佐渡汽船の新潟−佐渡3航路の総乗船人員は63万5442人。前年同期と比べて8・3%増加したが、平成22年の同時期からは4・0%減少した。21年からは9・2%落ち込み、減少傾向が続いている。

 新潟と佐渡を25分で結ぶ空路は、4〜7月の搭乗率が39・2%。23年度(7〜3月)は41・7%で、ひなの誕生以降、逆に搭乗率が下がっている。

 送迎車との接触事故や機体の故障などトラブル続きで運休が相次ぎ、「空路のイメージ悪化」(佐渡市)で敬遠されたのも要因の一つだが、結局、県や佐渡市が年50%としていた搭乗率目標は達成できず、再び撤退を余儀なくされる可能性さえも浮上する。

 県は今後、輸送実績などをもとに4〜6月期の佐渡の観光客数を算出するが、客足が復調傾向にあるかは微妙な状況だ。

 佐渡への観光客は年々減少し、ピークの平成3年度に123万人あった人出は、23年度に53万人と半数以下に落ち込んでいる。

 それでも、旅行業界からは「海に浮かぶ佐渡は非日常感を演出しやすく、県全体の誘客につながる魅力を持っている」との声が根強く上がる。

 トキへの注目は一段落したが、トキがくれた誘客の好機をいかせるか、佐渡は正念場を迎えている。

1911チバQ:2012/08/24(金) 23:06:52
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120822-OYT1T00468.htm
竹島・尖閣問題、気をもむ観光業者
 韓国が不法占拠している島根県・竹島や、香港の活動家が不法上陸した沖縄県・尖閣諸島を巡る領有権問題に、青森県内の観光業者などが気をもんでいる。

 県内を訪れる外国人観光客は韓国、台湾、中国の順に多く、合わせると半数以上を占め、東日本大震災で大きく落ち込んだ客足がさらに遠のきかねないからだ。外国人観光客の約3割と最多なのが韓国。李明博(イミョンバク)大統領による竹島上陸以来の緊張関係が今後高まれば、特に影響が大きい。震災後、運休や減便が続いていた青森―ソウル便は今年2月、ようやく週4往復に戻ったが、今年6月の外国人乗客は約800人で、震災前の2010年6月より約2300人も少ない。

 震災後、日本で地震が起きると、韓国の団体旅行客は県内旅行をキャンセルするようになった。韓国、台湾、中国で見ても、昨年の県内主要宿泊施設の利用客は前年より4割少ない約1万5200人だった。

 過去には小泉元首相の靖国神社参拝を機に、県内自治体と東アジアの友好・姉妹都市との往来がストップしたことがある。県旅館ホテル生活衛生同業組合の担当者は「今回、影響はまだ出ていないが、(領有権を巡る)騒ぎが一時的なものに終わることを期待している」と不安を隠せない。

 県の主力農産品・リンゴの輸出に影響が出ることも懸念されている。輸出の約9割は台湾向け。昨年の輸出量は原発事故などの影響でほぼ半減したため、県は台湾のバイヤーを招いて意見交換会を開催したり、三村知事が台湾にトップセールスに出掛けたりすることを計画している。

 「反転攻勢」に出ようというタイミングで尖閣諸島の領有権問題が持ち上がり、県りんご輸出協会の太田一民理事長は「(台湾で)不買運動が起きる可能性もあり心配。政府には影響の出ない解決方法を望みたい」と訴える。

 一方、県遺族連合会の担当者は「弱腰なままでは周辺国や地域からますますつけ込まれる」と、政府に毅然とした対応を求めている。

(2012年8月22日14時08分 読売新聞)

1912チバQ:2012/08/24(金) 23:07:26
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20120824-OYS1T00302.htm
日南の古事記バスツアー中止、6人しか集まらず

 古事記編さん1300年を記念して、日南市観光協会などが25、26日に計画した1泊2日のバスツアーの参加者が集まらず、中止されたことが分かった。市は15万円を助成して観光振興を後押しする予定だったが、担当者は「盆明けに組んだ日程が悪かった。記念事業の盛り上げムードに水を差す」と肩を落としている。

 ツアーは日南市観光協会と日南地区ホテル・旅館組合が立案、地元の旅行会社が企画した。古事記ゆかりの鵜戸神宮などを巡って市内のホテルに宿泊、2日目は親子で川ガニ取りなどを体験する日程で、定員80人、最少実施人数40人。6月下旬から県南を中心に募集を始めた。

 しかし、1か月たっても申し込みは6人しかなく、宮崎市や県北にも折り込みチラシを入れるなどしてPRしたが増えなかった。今月17日に6人にツアー中止を連絡したという。

(2012年8月24日 読売新聞)

1913チバQ:2012/08/24(金) 23:54:29
タイのどこが政情安定してんだ!?
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120824/chb12082423230004-n1.htm
千葉県、台湾とタイを軸に海外展開 親日的、高度成長、政情安定…少ないリスク
2012.8.24 23:22
 台湾を皮切りに千葉県の海外展開が活発化している。26日から経済交流を深めるため、坂本森男副知事らが台湾を訪問し、続いて27日に観光客誘致の一環で招待した台湾の学生が来県する。いずれも昨年の森田健作知事の訪台をきっかけに交流が具体化。森田知事は22日まで訪れていたタイとあわせ、共通して親日的で経済成長が目覚ましい台湾とタイの“二正面作戦”で今後も交流を進める考えだ。

 今回の経済ミッションと学生ツアーは、森田知事が昨年11月に台湾の簫(しょう)万(ばん)長(ちょう)副総統(当時)らと会談した際に表明していた。

 経済ミッションは26〜29日の4日間の日程。27日には、台湾政府や企業の関係者と現地に進出している日本企業関係者を招き、意見交換などを行う交流会を台北市内で開催する。

 県内の商工会議所の会員企業らも参加し、業種は「台湾で日本スタイルの需要が大きい」(県担当者)サービス業が多いという。

 県は「台湾でのビジネスの実態や需要など情報収集の場になり、今後の取引につながれば」としている。 また、台湾の学生を招いたモニターツアーでは27日から31日にかけ、香取市佐原地区の伝統的な街並みや銚子沖でのイルカウォッチングのほか、木更津市のアウトレットモール、成田山新勝寺などをめぐる。

 ツアーには日本語の勉強をしている大学生ら11人が参加。募集の際には1846人からの応募が寄せられたという。県は「学生が自らの言葉で千葉を紹介してくれればPR効果は高い」としており、冬にも2回目のツアーを予定している。

 森田知事は17日から22日まで訪問していたタイについても、「同様の方策をとっていきたい」とし、すでに来年に学生ツアーを組むことを明らかにしている。

 県によると、台湾とタイは、親日的な新興国であるほか、政情が安定していることから、交流相手としてリスクが少ないという。

 森田知事は「台湾とタイとの交流は腰を据えてじっくりやりたい」として、それぞれを軸にした海外展開を進めていく方針だ。

1914チバQ:2012/08/25(土) 20:14:28
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120825/wlf12082513410009-n1.htm
「鉄ちゃん」興奮のホテル…トレインビュー
2012.8.25 13:41 (1/3ページ)[westライフ]

「レム新大阪」から望むトレインビュー
 駅のすぐ近くに立地し、部屋から電車を眺められる「トレインビュー」を売りにしたホテルが鉄道ファンの間で人気を集めている。今や全国で150万〜200万人ともいわれる鉄道ファン。ホテル側もその市場に目をつけ、「電車の見えるホテル」をうたい文句にしたり、電車のグッズをサービスする宿泊プランを売り出すなど、あの手この手で鉄道ファンらを取り込もうとしている。

 JR大阪駅に直結している「ホテルグランヴィア大阪」(大阪市北区)。その立地と鉄道ブームを活用しようと、7月30日から鉄道ファン向けの宿泊プランを、最上階の27階の角部屋などで始めた。

 足元から広がる大パノラマは圧巻だ。地上106メートルという角部屋の縦190センチ、横115センチの窓からは、大阪環状線や東海道線などさまざまな線路や走っている電車を、まるで上空からジオラマを眺めているように見下ろすことができる。また、浴室に窓があり、風呂に入りながら電車を見る極上のひとときも。

 宿泊客向けに大阪ステーションシティのビルの模型や特急「サンダーバード」、関空快速など大阪駅にちなんだ電車のチョロQのプレゼントなど特典もあり、同ホテル担当者は「ディープからライトな層まで幅広く楽しんでいただけるのでは」と太鼓判を押す。

 一方、阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)は「電車の見えるホテル」と銘打ち、グループの全国12のそれぞれのホテルからのトレインビューの動画を収録したDVD付きの宿泊プランを今月3日から始めた。

 東京・秋葉原駅に直結する「レム秋葉原」や、9月21日にオープンする新大阪駅直結の「レム新大阪」などを中心に売れ行きは好調といい、担当者は「いろんなホテルのトレインビューを体感できるのが魅力」と話す。

 鉄道に詳しいというコンサルティング会社「野村アグリプランニング&アドバイザリー」(東京都)の主席コンサルタント、高田伸朗さん(53)によると、鉄道ファンは全国で150万〜200万人おり、市場規模は1千億円になるともいわれている。そうした中、トレインビューを売りにしたホテルはここ数年で増えているという。

 自身も鉄道ファンという高田さんは「鉄道が面しているホテルは、騒音などがありマイナスのイメージが付きがちだが、鉄道ファンにとっては、朝から電車の音が聞こえるのはうれしいこと。そこにホテルが付加価値を見いだしている」と話している。

1915チバQ:2012/08/25(土) 20:31:01
>>529>>1201>>1253
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120825-00000270-mailo-l45
都井岬観光ホテル:競売へ 串間市の購買価格折り合わず /宮崎
毎日新聞 8月25日(土)16時33分配信

 経営不振で10年2月に閉館した串間市の都井岬観光ホテルが、宮崎地裁で競売の手続きに入った。市が購入を希望し、任意売買を求めて、所有者の不動産会社「ケイズコーポレーション」(大阪市)と交渉してきたが、価格面で折り合えなかったという。市は入札に参加する方針。
 同地裁の公告は23日付。入札期間は9月6〜13日で、20日に開札される。対象物件は地上8階、地下1階のホテルの建物と土地8件計8万326平方メートルで、売却基準価額は3721万5000円。建物の一部は現在、市観光協会が市の委託を受け、レストランと土産物店を営業している。
 ケイズ社は「市へ売却したい思いはあったが、市側の提示した価格では銀行の同意を得られなかった」と説明。同社に根抵当権2億円の設定で融資する日本政策金融公庫が、競売を申し立てたという。市商工観光スポーツランド推進課は「都井岬は市の観光の中核。取得を目指したい」としている。市は落札すれば、建物を取り壊して体験型宿泊施設の建設などを検討している。【百武信幸】

8月25日朝刊

1916チバQ:2012/08/25(土) 20:32:08
>>1384
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_134585866545.html
豊の国千年ロマン号  県北観光地巡り
[2012年08月25日 10:34]

宇佐神宮で研修する各地のボランティアガイドら
 博多と別府を結び、途中で県北部地域の観光地巡りも楽しめる観光周遊バス「豊の国千年ロマン号」が10月6日から来年3月17日までの半年間、毎週土・日曜日に運行される。県北部地域観光圏協議会が昨年度から取り組む事業。「悠久の歴史を誇る県北部地域で、タイムトリップツアーを楽しんで」と呼び掛けている。

 昨年度はインパクトを重視し、ワンコイン(500円)という“破格”の料金で実施。利用者約1700人へのアンケートを基に、施設への入館料などを含めた料金を2千円(姫島村を訪れるコースは4千円)に設定した。
 コースは博多を出発する「土曜日発」が2種類、別府を出発する「日曜日発」が3種類の計5コース。10〜12月と、来年1〜3月で、経由する市町村が変わる。姫島村を訪れるコースは毎月第4日曜日のみで、期間を通じて運行する。各市町村では、地元のボランティアガイドが案内する。

 利用者の満足度を高めようと同協議会は22日、ボランティアガイド向けの事前研修を始めた。9月10日までに計5回、各地で開くことにしている。初回は約40人が参加し、宇佐市、日出町で研修。宇佐神宮、日出の城下町などを歩き、意見交換会も開いた。ひじまち歩きガイドの会の渡辺睦子会長(79)は「説明を聞くと見方が変わる。10年ほどガイドをしているが、参考になる点の多い研修だった」と話した。
 「研修でパワーアップした各地のガイドも、旅の大きな魅力」と同協議会。千年ロマン号の申し込みは、8月末から受け付ける。
 申し込み、問い合わせはJTB九州大分支店千年ロマン号デスク(TEL097−537−5200)へ。

1917チバQ:2012/08/25(土) 20:33:33
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/320447
スペースワールド好調 入場5年連続増へ
2012年8月25日 00:21 カテゴリー:経済 九州 > 福岡

スペースワールドの今夏の集客の目玉となった巨大スライダー=22日、北九州市八幡東区(プールエリアの営業は9月2日まで) レジャー大手の加森観光(札幌市)が運営する北九州市八幡東区のテーマパーク「スペースワールド」が好調だ。5億円を投じて新設した巨大スライダー(滑り台)の集客効果もあり、お盆期間(11〜19日)は前年同期比6千人増の12万8千人を記録。夏の書き入れ時を順調に乗り切ったことで、2012年度の入場客数が160万人を超える見通しになった。増加すれば5年連続となる。

 施設内東側にあるプールエリアに今夏、ひときわ長い列ができた。6月末に新設した長さ75メートル、最大斜度30度の巨大スライダー。5人同時に滑れるが、最大30分待ちという人気。

 22日、夏休みで大分県中津市から家族で訪れていた高橋美久子さん(10)は「早くて気持ちよくて5回も滑った。何度やっても飽きない」と笑顔をみせた。

 1990年に開業したスペースワールドは競争激化で経営が悪化し、05年に民事再生法の適用を申請。負債を整理して、北海道や東北を中心に幅広くリゾート・観光施設の運営を手掛ける加森観光が、新日鉄から経営を引き継いだ。

 加森観光は、遠のいた客足を取り戻すために08年春に大人1万4700円の年間フリーパスを5千円以上値下げ。収益構造を抜本的に改善するため、100人以上いた正社員を一気に半減させた。前後して冬場の集客力向上に向けたスケート場や夏場のプールなどを計20億円近くかけて相次いで整備した。

 値下げと施設の拡充効果で、固定客である年間フリーパスの購入者数は値下げ前の10倍に急増。入場客も08年度に11年ぶりに増加に転じ、その後も増加傾向が続いている。今冬も新たなアトラクションを投入する計画があり、同社の松澤修司総務課長は「いつ来ても新しい発見がある施設を目指し、これからも集客増を図っていきたい」と意気込んでいる。

=2012/08/25付 西日本新聞朝刊=

1918チバQ:2012/08/25(土) 23:35:22
横浜ロイヤルパークホテル=ランドマークタワーの上層階部
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120825ddlk14020243000c.html

かながわ経済:横浜のホテルが1、2位独占−−「週刊ダイヤモンド」顧客満足度ランキング /神奈川
毎日新聞 2012年08月25日 地方版

 ◇「眺望・夜景、客室」評価
 経済誌「週刊ダイヤモンド」が発表した今年の「顧客満足度ランキングベストホテル100」で、ともに横浜市西区の横浜ロイヤルパークホテルが1位、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが2位に選ばれた。昨年まで2年連続1位だった帝国ホテル(今回7位)などを抑えた。横浜勢の1、2位独占は初めて。

 最近1年以内に国内のホテルを利用した客1万2000人から得た回答を基に集計。横浜ロイヤルパークホテルは「眺望・夜景」「客室」が高く評価された。通常6万円弱の2人部屋を1万4000円とした格安クーポンも、「高くて泊まれない」と感じていた若年層を引きつけた。

 ベスト10のうち六つが、横浜やディズニーリゾート周辺の首都圏で海が見える「プチリゾート」地帯のホテルで、同誌は「首都圏ユーザーが近場リゾートを再認識した」と分析している。【福井聡】

1919チバQ:2012/08/26(日) 11:30:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20120825-OYT8T01243.htm
<古都の風>すし市場や水族館新名所

 神社仏閣や花街のイメージが強く、観光といえば、祇園周辺の東山区や嵐山などがある右京区などが思い浮かぶ京都で、新たな“名所”が誕生しつつある。下京区の西部地区、具体的に言えば、五条、烏丸、西大路の各通りと、JR東海道線に囲まれたエリアだ。

 元々、東本願寺や西本願寺といった有名寺院に加え、京都ヨドバシビルやJR京都駅ビルなど商業施設が多いが、今年3月、同駅から約1キロ西の梅小路公園に京都水族館が開業した。今月5日には、同水族館から約1キロ北西にある京都市中央卸売市場第1市場の七条通側に、府寿司(すし)生活衛生同業組合が運営する「すし市場」がオープン。観光客らの行列ができる人気ぶりで、関係者は「上々の滑り出し」と口元を緩める。

 さらに、このエリアでは来春、同市場の北側に、府と京都市が京料理の資料展示や調理実習を行う「京の食文化普及啓発施設(仮称)」を整備するほか、2015年度にも、JR西日本が梅小路蒸気機関車館を拡充する「鉄道博物館」の建設計画が進められている。

 地域としての魅力向上に期待が集まる中、問題は、多くの観光資源を「点」に終わらせず、エリア内を循環する人の流れをどのようにつくり、「面」として観光客らを引きつけるか、ということだろう。

 そこで、すし市場の開業を間近に控えた7月、企業や寺院、地域住民や大学などの関係者が活性化策を検討する会議が市の呼びかけで結成された。座長の谷口知弘・同志社大嘱託講師(地域まちづくり)は「参加者は互いに連携の必要性を感じながらも、第一歩を踏み出せていなかった。まずは地区内を歩いて互いの魅力を確認し、個別ではなく、全体の利益となる環境づくりを考えたい」と話す。

 この会議が具体的な方向性を打ち出すには、まだ少し時間がかかると思われるが、街を散策する選択肢が広がるのは、1市民としてもうれしいことだ。どのような街に変わるのか。見守っていきたい。(鷲尾有司)

(2012年8月26日 読売新聞)

1920チバQ:2012/08/26(日) 11:31:03
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120826101.htm
漆掻きで誘客 輪島観光、新たな魅力
漆を採取する古地さん(右)の技に見入る見学会参加者=輪島市深見町
 石川の伝統工芸に欠かせない漆の採取作業「漆掻(うるしか)き」を誘客に生かす取り組みが始まった。地元産漆の盛り上げを目指す職人や業者らの団体「輪島漆再生プロジェクト」が25日、輪島市で初めて漆掻きの見学会を開いた。今年5月に北國風雪賞を受けた漆掻き職人、古地(こうち)喜太郎さん(87)=同市縄又町=が漆を採取する現場を一般公開。漆掻きを見学できる機会は全国的にも貴重で、漆文化に関心を抱く人が輪島を訪れる動機付けとする。
 公開現場は輪島市深見町と三井町の植栽地3カ所。誰でも無料で見学できる。初回は同市内外の漆芸家ら約10人が見守る中、古地さんが漆筒やカンナを手に作業を進め「漆掻きが再び脚光を浴びる」と表情をほころばせた。漆掻きは樹液の質が良くなる夏場が盛りで、9月にも2回の見学会を予定し、来季も継続予定だ。

 輪島の漆器業界は漆の9割超を中国産に依存している。国産漆の価値を見直すため1970年代から十数年かけて漆の木を植える「昭和の植栽」が輪島で展開されたが、手入れが行き届かず現存するのは2千本程度にとどまる。この間、漆掻き職人も減少の一途をたどり、現在、輪島の漆掻き職人は古地さんのほか1、2人だけだ。

 そうした中、昨年8月に石川県内の漆芸家や漆器業者、金大の研究者がプロジェクトを始動させた。今春、輪島市の仲介で「昭和の植栽」で植えた漆の木の生き残り約400本を取得。輪島塗のブランド力強化を目指し、古地さんの協力も得て地元産漆の再興を進めている。

 プロジェクト代表の蒔絵師・若宮隆志さん(48)は「今や貴重となった漆掻き技術を見てもらい、国産漆への関心を呼び起こしたい」、輪島市漆器商工課の細川英邦漆器振興係長は「いったん途絶えれば取り返しがつかない。広く知ってもらうことで後継者が育ってほしい」と技術継承にも期待を込めた。

1921チバQ:2012/08/27(月) 20:05:33
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120827/fkk12082702030001-n1.htm
福岡のホテル好調 過当競争の懸念吹き飛ばす
2012.8.27 02:03
 ■SMAP公演でパンク寸前も

 平成23年3月の九州新幹線全線開業に合わせ、福岡市内に相次いで誕生したビジネスホテル。過当競争も指摘されていたが、新幹線効果で全国的にも珍しく稼働率を上げており、ビッグイベントの際には、客室不足が発生する事態になっている。

                  ◇

 福岡市中央区のヤフードームで23〜26日、人気グループSMAPのコンサートが開かれた。1公演当たり3万人ものファンが九州や中国地方から集まり、市内のホテルは軒並み満室に。宿泊場所が見つからないホテル難民がインターネットカフェにも流れ込み、あふれかえる事態になった。

 25日に熊本県八代市から訪れた34歳と31歳の夫婦は「新幹線で簡単に来られるようになったが、宿泊先を探すのが大変でした」と話す。出張で24日に訪れる社員の宿泊先を探していた会社事務の女性は「今月上旬の時点で、一流ホテルの数十万の部屋しか空いてなかった。キャンセル待ちでようやくビジネスホテルの予約が取れました」と胸をなで下ろした。

 ビジネスホテル「西鉄イン福岡」(福岡市中央区)によると、コンサート期間中の客室は8月初旬にはすべて予約で埋まったという。

 “SMAP特需”は別としても、福岡市内の宿泊施設は23年3月の新幹線開業後、比較的好調だ。

 福岡市や観光庁によると平成21年に約200軒だった市内のホテル・旅館は、現在は約240軒にまで急増。この新設ラッシュに業界内では供給過多だと心配する声も上がったが、延べ宿泊者数は今年1〜3月が約140万人で、21年同期と比べて18万人も増えた。稼働率も55・7%から65%に上昇した。

 博多駅前などで4館のホテルを運営する「博多グリーンホテル」では、23年夏あたりから稼働率の上昇が目立つようになった。同ホテル担当者は「東日本大震災の影響で外国人観光客が減ったが、日本人が大幅に増えた。特に、福岡で会議をやるビジネス客が多いようだ」という。

 ただ、「今年に入り、新幹線効果は一段落してきた」(博多グリーンホテル)といい、業界からは「真のホテル競争はこれから」という声が漏れる。

 博多駅周辺では、今後も複数のホテル開業計画がある。別のホテル担当者は「ビッグイベント時は別として、日常的な顧客争奪戦は激しくなるだろう。値下げ合戦が始まるのではないか」と心配する。

1922チバQ:2012/08/27(月) 21:38:02
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001208270005
顧客・観光客向け宿泊施設が完成
2012年08月26日


宿泊用の部屋の窓からは草花などを楽しむことができる=大田市大森町

◆大田の中村ブレイス◆


 義肢装具メーカーの中村ブレイス(中村俊郎社長)が世界遺産・石見銀山遺跡がある大田市大森町にゲストハウス「ゆずりは」を建て、25日に内覧会があった。全国から訪ねてくる顧客や観光客などの宿泊施設として利用してもらう。


 石見銀山に来ても近くで泊まれる施設が限られるため、今年1月から着工。敷地700平方メートルで、江戸時代の武家屋敷をイメージした木造2階建ての管理棟と平屋の宿泊棟がある。


 管理棟には、絵巻や地図など中村社長のコレクションが飾られたガラスケースと会議もできる広いロビー、茶会が開ける8畳の和室がある。廊下でつながった宿泊棟は、20〜35平方メートルの洋室5部屋。車いすで移動しやすいよう廊下の段差をなくした。障子は石州半紙を使っている。


 建設費は約1億5千万円。9月中の営業を目指す。中村社長は「1日ゆったりと滞在し、銀山の魅力を発見してほしい」と期待している。(小林一茂)

1923チバQ:2012/08/27(月) 21:47:10
>>1593とか
http://www.at-s.com/news/detail/397741017.html
新東名「追い風」 目立つ県外ナンバー 浜名湖周辺(2012/8/27 14:30)

 県内の観光地の多くで今夏、東日本大震災後に落ちこんだ行楽客の入り込み状況に回復の兆しがある−という声が上がった。要因に「新東名高速道県内開通の効果」を挙げる関係者が目立つ。沿線施設は秋の行楽シーズンに期待を膨らませている。
 浜松市西区の浜名湖かんざんじ温泉観光協会によると、8月の宿泊予約客数は、前年同期に比べて1割以上増加した。当初は、東北方面を避けて昨年、県西部などに関東周辺から流入した客が減少すると見込んでいたが、佐藤英年専務理事は「新東名の好影響が出ている。このままの調子で行けば、近年で最も良くなりそう」と「うれしい誤算」を歓迎する。「宿泊が落ち込む秋以降にも好調を持続させたい」と新東名に絡めたPR活動を検討している。
 震災の影響を考慮して昨年、価格を下げた一部のホテルは今年、通常価格に戻したが、今月末までほぼ満室状態を確保している。新東名の利用客をターゲットに導入された新遊覧船を使ったイベントも奏功し、利用者数は例年を上回るペースで推移する。盆休み後半の悪天候による減少を考慮しても日帰り客が増えているという。
 新東名浜松いなさインターチェンジ(IC、同市北区引佐町)近くの観光施設も順調に客足を伸ばしている。竜ケ岩洞は8月の来場者数が前年同期に比べて1割強増え、過去10年間で一番多くなる見通し。龍潭寺は例年より2、3割増加した。アクセス方法を尋ねたところ半数以上が新東名を利用していると回答した。両施設とも同ICからの道順や所要時間への質問が多く寄せられ、駐車場には県外ナンバーが目立つ。秋に向け、関東圏の団体客から新東名を使ったツアーの問い合わせも増えているという。

1924チバQ:2012/08/29(水) 21:53:46
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120829ddlk44040576000c.html
JR久大線:45日ぶり希望の光 特急再開で観光再生 /大分
毎日新聞 8月29日(水)15時48分配信

 ◇豪雨で被害
 九州北部豪雨の風評被害もあり、観光客が激減していたJR久大線沿線の観光地や温泉街は28日、歓迎ムード一色となった。博多からの乗り入れを再開した観光特急「ゆふいんの森」と「ゆふ」。線路復旧に伴う45日ぶりの通常運転再開は久々の明るいニュースとなった。秋の行楽シーズンに向け、誘客作戦を強化する。
 博多駅をほぼ満席で出発した「ゆふいんの森」1号は、ひまわり保育園児が元気と笑顔の象徴・ヒマワリ造花を打ち振り、温泉旅館組合の女将らが出迎えるなか、日田駅ホームへ。藤蔭高もブラスバンドで歓迎した。博多から同乗した石丸邦夫・日田市観光協会会長は「これを機に、元気な日田をアピールしたい」。半数近くは中国韓国系の客。観光再生に期待をもたせた。
 天ケ瀬駅までの車内では、キャンペーンレディが特産のゆずこしょうや観光パンフレットを配布。由布院駅でもミニコンサートやハーブティーでもてなした。【楢原義則】

8月29日朝刊

1925チバQ:2012/08/29(水) 21:59:12
>>1427>>1688
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001208290009
ロケ地効果上々/竹田城跡
2012年08月29日


映画「あなたへ」のロケ地マップやプレゼントの竹田城跡のジグソーパズル、生野ハヤシライス=朝来市役所

 高倉健さんが主演する映画「あなたへ」(25日から全国公開中)に、朝来市和田山町の竹田城跡が登場している。市役所には早くも「ぜひ訪ねてみたい」などと問い合わせが寄せられ、反響は上々。ロケがあった各地が協力してロケ地マップを作製し、それぞれの特産品をプレゼントするキャンペーンも始まった。


 映画は高倉さん演じる北陸に住む主人公が、亡き妻(田中裕子)から託された「故郷の海で散骨してほしい」という思いを知るため、各地で様々な人々と交流を重ねながら長崎県平戸市を目指すロードムービー。高倉さんの移動距離は約9千キロに及んだという。
 竹田城跡は妻が出演したという架空の「天空の音楽祭」が開かれた地という設定で、高倉さんが訪れて妻の思い出をたどる。昨年10月12日にロケがあり、市民ら150人のエキストラも参加。映画では城跡にたたずむ高倉さん、雲海に浮かぶ幻想的な竹田城跡、JR竹田駅など、5分半ほどにわたって城跡周辺が映し出される。
 25日に映画が公開されて以降、週明けの2日間で市観光交流課だけでも千葉県など関東方面からも含めて10件ほどの電話があり、行き方などについて問い合わせがあった。担当者は「あさごし、という読み方から教えることもある。すごいPR効果です」。
 映画のロケがあった朝来市や富山県、岐阜県、山口県下関市など自治体が協力して「全国ロケ地マップ」を作成。各地の名所で写した高倉さん、地図などをカラーで紹介している。またロケ地にちなんだ名産品のプレゼントもあり、映画の半券を添えて応募できる。朝来市からは竹田城跡のジグソーパズル、生野ハヤシライスを贈る。
 マップは朝来市役所の本庁や支所、市内の観光施設などにある。問い合わせは観光交流課(079・672・4003)へ。市では10月28日に和田山ジュピターホールでの特別上映会を企画中で、この上映会の半券もプレゼントの応募に使える。(伊藤周)

1926チバQ:2012/08/30(木) 21:07:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20120829-OYT8T01331.htm
刃物工場見学いかが  問い合わせ増  「観光の目玉に」  関


刃物の製造現場を見学する旅行会社の関係者ら(関市観光協会提供)  「刃物のまち」を売り込もうと、関市観光協会が、市内の刃物工場の見学に、団体や個人の観光客を積極的に受け入れている。地元の刃物業界の団体と協力し、工場見学や体験のメニューを初めて作成するなど受け入れ態勢も整え、同協会は「普段あまり見る機会がない刃物の製造現場を見てもらい、新たな観光の目玉にしたい」と期待している。

 近年、食品メーカーなどを中心に、各地で工場見学が人気を集めており、同協会などにも昨年度以降、旅行会社や一般客から「刃物工場で見学できるところはないか」との問い合わせが増加。同協会が今春、業界団体を通じて協力を求めたところ、すでに自社で見学者を受け入れている2社を含め計7社が手を挙げた。

 6月中旬には、古式日本刀鍛錬など計11か所の見学メニューを用意。職人の熟練の技術を間近で見られるほか、包丁研ぎなども体験できる。

 見学などができる工場一覧や見学時間、内容、電話番号などを同協会のホームページに掲載し、小学校の社会科見学や高校の修学旅行のほか、海外からも旅行会社を通じて問い合わせが相次いでいるという。

 同協会は、名古屋市や首都圏の旅行会社にも売り込む予定で、事務局を務める市観光交流課の河合康紀係長は「刃物のまち・関のことを知ってもらい、販路拡大などにつながれば」と話している。

 問い合わせは同協会(0575・23・7704)。

(2012年8月30日 読売新聞)

1927チバQ:2012/08/31(金) 21:31:34
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120831-OYS1T00795.htm
豪雨の夏 爪痕なお、苦戦の観光地 秋巻き返しへ

湯巡追荘の改修工事でフロント付近の壁を壊す作業員ら(30日、熊本県阿蘇市内牧で)=出水翔太朗撮影 記録的な豪雨となった7月から一転、各地で猛暑となった8月も終わり。昨年に続き節電が求められ、流通業界では扇風機などの売れ行きが好調だった。一方、九州北部豪雨で被災した観光地は、客足が戻らずに苦戦。秋の行楽シーズンでの巻き返しを図ろうと、関係者は誘客キャンペーンなどに乗り出している。

 茶所として知られる福岡県八女市星野村。八女茶の魅力を紹介する「茶の文化館」は、九州北部豪雨による土砂崩れで基礎部分がむき出しになり、休業したまま。近くの天体観測ができる宿泊施設「星の文化館」は8月10日に夜間に限って営業を再開したが、周辺道路の復旧が完全に終わっていないため、客足の戻りは5割程度。

 両施設を運営する一般財団法人「星のふるさと」の伊藤博之専務理事は「年間の売り上げの大半を夏場が占めており、かなりの痛手」と苦しげに話す。

 九州有数の観光地・熊本県阿蘇も、山頂の観光客数が一時半減するなど打撃を受けた。阿蘇市の内牧温泉街では、ホテル・旅館16軒のうち、14軒が床上浸水などで営業停止に追い込まれ、今も5軒が再開できていない。阿蘇温泉観光旅館協同組合によると、豪雨被害によるキャンセル数は3万人以上に上るという。

 同温泉街にある「湯巡追荘(ゆめおいそう)」は、8月には例年8000〜9000人が宿泊する人気旅館。だが、1階の浴槽などに土砂が流入し、今夏はすべてキャンセル。約1億円の損害になったほか、施設改修などのために3億円を借金するという。

(2012年8月31日 読売新聞)

1928チバQ:2012/08/31(金) 21:34:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120831-OYT8T00016.htm
「おおかみこどもの雨と雪」舞台の古民家大人気



映画の舞台のモデルとなった古民家



古民家でツアー参加者と語り合う山崎さん(右端) アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」が大ヒットを記録する中、主人公の家のモデルとなった、上市町浅生の山あいにある古民家に見学者が相次いでいる。古民家は、所有者の善意で内部の見学も可能で、29日には初のツアーも行われた。(川上賢)

 映画では、古民家がモデルとなった家に主人公の女性「花」と2人の子ども「雨」と「雪」が都会から移り住み、様々な出来事を乗り越えて成長していく。

 町観光協会が企画したツアーには県内外の計11人が参加。古民家近くに駐車場がなく、約2キロの道のりを歩いた参加者は、到着すると「映画と全く同じだ」と一斉に歓声をあげた。

 「ここが姉弟2人がけんかした場所」「ここが(主人公が)雪に飛び込んだ場所です」。古民家を所有する山崎正美さん(71)=同町稗田=の丁寧な説明に参加者は熱心に聞き入っていた。横浜市の会社員中川隆博さん(27)は「映画の自然描写に引き込まれたが実際に素晴らしい場所。富山に興味が湧いた」と話した。

 配給元の東宝によると、7月21日に公開された映画は、これまでに280万人以上の観客を動員。興行収入は34億円を超えた。古民家には全国各地から見学者が訪れ、山崎さんによると、100人を超える日もある。

◇維持管理負担将来に不安も

 古民家には以前、山崎さんの義父母が暮らしていた。2004年に義父が亡くなったことから空き家となり、山崎さんと妻の和子さん(65)が所有・管理するようになった。二人は「みんなの家」と名付け、登山者の休憩所として開放した。

 新作映画のロケ地を探していた細田守監督が古民家に立ち寄ったのは10年11月。偶然近くを通りかかり、興味をもったという。その後、何度も訪れては、主に和子さんから古民家での生活や付近の植物や動物などについて聞き取りを行った。

 家の中には見学者が描いた登場人物の絵が張られ、備え付けのノートには家を訪れた感動や感謝の言葉がつづられている。山崎さんは「反響に驚いているが、せっかくなので多くの人に見てもらいたい」と話す。

 ただ、古民家は築120年を超えており、維持管理は容易ではない。山崎さんは剥がれた外壁を木材で補強したり、トイレを改修するなどしてきた。冬の積雪は2メートル以上に達するため業者に雪下ろしを頼んでいるが、11年春には古民家の隣にあり、映画にも登場した小屋が雪の重みでつぶれてしまった。山崎さんは「家を守っていきたいが、将来はどうなるか」と不安をのぞかせる。

(2012年8月31日 読売新聞)

1930チバQ:2012/08/31(金) 21:43:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120830-00000207-mailo-l46
エコちゃり:2回目の社会実験、来月1日から 無料利用時間延長 /鹿児島
毎日新聞 8月30日(木)15時38分配信

 鹿児島市は9月1日から、市街地での移動の際に自転車を共同利用するコミュニティーサイクル「エコちゃり」の社会実験を始める。自動車を利用を抑え環境負荷を減らすことや、観光などでの利便性向上が狙い。実験は昨年秋に続き2回目。
 期間は11月30日まで。今回は通勤、帰宅時間に合わせ利用時間を午前7時半から午後7時まで(貸し出しは午後6時半まで)拡大。無料で利用できる時間を前回の30分から1時間に延ばした。
 また貸し出し、返却場所である「サイクルポート」の設置場所を一部変更。利用の少なかった鹿児島駅と市役所を廃止し、市電の分岐点となる高見馬場交差点に新たに設置する。
 前回は40日間で1日平均77回の利用があり、登録者は1205人だった。登録者の居住地は市内30%▽市外12・5%▽県外56%−−。利用目的は観光49%▽業務14%▽買い物13%▽通勤4%−−などだった。
 利用前に身分証明書を提示しての会員登録が必要。登録料は1日のみの利用で200円、1カ月1000円。利用時間が1時間未満は利用料金が無料で、以降は1時間ごとに300円が課金される。13歳以上で身長140センチ以上が対象。今回は放置自転車として回収された自転車が再利用される。
 市環境政策課は「時間や設置場所を変更したことで、通勤や買い物客のニーズを詳しく把握できれば」と話している。
 ポートの設置場所は次の通り。鹿児島中央駅▽維新ふるさと館▽高見馬場▽天文館・いづろ▽西郷銅像前▽桜島フェリーターミナル。【黒澤敬太郎】

8月30日朝刊

1931チバQ:2012/09/01(土) 09:48:34
どぶ川は二ヶ領用水であり「酒の泳ぐ川」は多摩川だと思っている自分

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120831-OYT8T01693.htm
「ドラえもん」作者の遊び心 川崎・生田を歩く

「オマケの金一封」と書かれた封筒を手に持つ次女の勝又日子さん 人気漫画のキャラクター「ドラえもん」の誕生日は2112年9月3日。未来から来た猫型ロボットの生誕まで100年となる。作者の藤子・F・不二雄(本名・藤本弘)さんが長年家族と暮らした川崎市生田地区を訪ねた。(山口千尋)

     ◇

 小田急線生田駅北口を出て坂道を上った先にある閑静な住宅街。その一角に藤本さんの自宅がある。「休みの日には子どもたちと一緒に犬の散歩に出かけていました」。自宅の前で妻の正子さん(73)は懐かしそうに話した。

 藤本さんは1961年、手塚治虫らが暮らした東京都豊島区のトキワ荘から生田地区に移り住んだ。ドラえもんの連載が始まったのは9年後、36歳の時。漫画は主に東京・新宿の事務所で描き、休日は家族との時間を大切にした。

 3人の娘が幼稚園から小学生の頃、ままごとやドッジボールをした。正月には、割りばしをつなげて紙を張り、絵を描いて手作りしたたこを近所の公園で揚げた。春は向ヶ丘遊園に花見に出かけ、正子さんが握ったタケノコご飯のおにぎりをほおばった。次女の勝又日子(じつこ)さん(42)は「生田の辺りを歩くと父と遊んだ時のことを思い出す」と話す。

 ◇映画に娘の好きなモノ

 藤本さんは口数が少なかったが、家族思いで、いたずら心も持ち合わせていた。

 81年、雑誌に掲載された作品「のび太の結婚前夜」に、静香ちゃんのパパが結婚前夜、娘に語りかけるセリフがある。「楽しかった日、満ち足りた日びの思い出こそ、きみからの最高のおくり物だったんだよ」

 実の娘たちは当時、小学生から高校生。父の口からこのセリフを聞くことはなかったが、日子さんは「本当は私たち娘に伝えたかったこと」と思っている。

 晩年は病と闘いながら創作を続け、96年9月、自宅2階の書斎で長編作品「のび太のねじ巻き都市冒険記」を描いている時に机上に突っ伏した状態で意識を失い、永眠した。

 翌年、映画化されたこの作品を見た家族は驚いた。三女(40)が中学生の頃、「入院中に父の日を迎えるパパを元気づけたい」と自分の小遣いで買ってプレゼントした馬のぬいぐるみ。長女(47)が大好きだった特撮ヒーロー「大魔神」に似たキャラクター。日子さんが幼い頃、「まだ乗りたい」と泣いて両親を困らせた硬貨を入れると動く乗り物。家族の何気ない思い出が詰まった作品は、藤本さんからのサプライズプレゼントだった。

1932チバQ:2012/09/01(土) 09:48:53
 ◇孫に「オマケの金一封」

 藤本さんが亡くなってから1週間後、日子さんは長女を出産。正子さんは藤本さんから生前、「孫が生まれたら渡してほしい」と預かっていた封筒を日子さんに渡した。

 白色の封筒には「オマケの金一封」と書かれ、手に持つとずしりと重い。「まだ開けていないが、たぶん中身は本物の金(きん)。父らしいユーモア」。封筒は、長女が成人したら渡そうと大切にとってある。

 ◇なじみの店とミュージアム

 小田急線生田駅前にあるすし店「ひろ寿司」。お酒を飲まない藤本さんがよく通った店だ。店主の森山弘さん(72)は「日曜日の昼には奥さんと一緒に来て、好物の中トロと穴子を食べていましたよ」と振り返る。

 森山さんは20年近く前、藤本さんからタキシード一式をもらった。上着の内側に「藤本」の刺しゅうがある。子どもの結婚式で着た後も大切にとってある。

 ひと駅隣の向ヶ丘遊園駅から徒歩約15分の生田緑地に、藤本さんが描いた原画約5万点を収蔵する「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」がある。周囲の街の中にドラえもんなど藤本さんの作品キャラクターのブロンズ像9体やレリーフなどが設置され、記念撮影する姿が見られる。来館者数は昨年9月のオープンから8月に50万人を突破。伊藤善章館長(63)は「連載が始まってから42年。ドラえもんが誕生した100年後までこの人気が続いてほしい」と話す。

    ◇

 藤子・F・不二雄(本名・藤本弘)さん(1933〜96年) 富山県高岡市出身。小学生の時、藤子不二雄(A)(本名・安孫子素雄)さんと出会い、コンビを組む。54年に上京し、手塚治虫らが暮らした東京のトキワ荘に入居。川崎市多摩区生田地区に移った翌年の62年に同郷の石本正子さんと結婚、3人の娘に恵まれた。87年に方針の違いなどから安孫子さんとのコンビを解消。発表作は「エスパー魔美」、「キテレツ大百科」、「パーマン」など多数。「ドラえもん」は70年から小学館の学習雑誌で連載開始。単行本全45巻と関連書籍は国内で1億4000万部、海外では中国、韓国など計16か国で4000万部以上売れた。79年からアニメ化、80年から映画化されて32作が上映された。

(2012年9月1日 読売新聞)

1933チバQ:2012/09/01(土) 10:16:56
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20120831ddlk17040634000c.html
「ドラえもん」生誕前100年展:過去や未来、想像しよう 写真や本130点紹介−−来月9日まで富山県立図書館 /北陸
毎日新聞 2012年08月31日 地方版

 今から100年後の2112年9月3日は、人気まんがの主人公「ドラえもん」の誕生日。この記念すべき年にちなみ、ドラえもんや100年前、後について書かれた図書を集めた企画展示「ドラえもん生誕前100年 未来をソウゾウしてみよう」が富山市茶屋町の県立図書館で開かれている。9月9日まで。入場無料。【青山郁子】

 「ドラえもん」は富山県高岡市出身の故藤子・F・不二雄さんの代表作。未来から野比家にやってきた猫型ロボットが、便利なひみつの道具でのび太のピンチを救う物語。

 展示では、藤子・F・不二雄大全集(小学館)から「大長編ドラえもん」1〜19巻や、ドラえもん研究で知られる横山泰行・富山大名誉教授の著書など関連図書約50冊をはじめ、明治期の日本を撮影した写真などを紹介した写真集や、100年後の未来を予測した本など計約130点を紹介。

 中でも1901(明治34)年1月の報知新聞に掲載された100年後の予測記事は、7日間で世界一周ができる、東京−大阪間が2時間半になる、など100年後の01年に当たっていることが評判となったという。


http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001208240002
ドラえもんの「住民票」川崎市
2012年08月24日

 川崎市は「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」(多摩区)のオープン1周年を記念し、9月3日からドラえもんの特別な「住民票」を、区役所などで配る。23日発表した。


 「住民票」にはドラえもんの誕生日の2112年9月3日、家族構成が記され、「好きなもの」にドラ焼き、「嫌いなもの」にネズミと書かれている。A4サイズで、1人1枚、区役所や支所の窓口で無料でもらえる。12万9300枚限定。市のホームページからも9月30日までダウンロードできる。


 また、市は9月3日から1年間、ドラえもんやパーマン、「キテレツ大百科」のコロ助のすかしを入れた住民票の写しや印鑑登録証明書などを発行する。阿部孝夫市長は「ミュージアムをもっと身近に感じてもらいたい」と話している。

1934チバQ:2012/09/01(土) 16:36:02
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209010086.html
'12/9/1

工場夜景眺め女子会いかが

 周南市のコンビナート夜景を遊覧するバスツアーと旅客船クルーズを主催するまちづくり会社「まちあい徳山」は10月6日、女性対象のモニターツアーを開く。女性同士で集まる「女子会」や家族連れに利用してもらおうと、女性をターゲットに集客を探る。

 モニターツアーは午後6時から8時半まで。バスと旅客船に分かれ、ガイドの解説を聞きながら1時間半の夜景ツアーを遊覧。その後、通常のツアーでは行っていないホテルでの夕食を楽しむ。料金や時間の設定、ツアーの感想、意見を尋ねる。

 バス、旅客船のツアーは昨年10月に始まった。月1回運行し、毎回約20〜40人が参加している。

 食事代、保険料などの参加費2千円が必要。定員はバス、旅客船とも各35人で、先着順。申し込みは10日から受け付ける。まちあい徳山=電話0834(33)9612。

1935チバQ:2012/09/01(土) 16:39:08
>>1869

http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120901/wec12090112000002-n1.htm
ネット旅行の台頭に危機感 近ツー、クラブツーリズム統合の内幕
2012.9.1 12:00 (1/3ページ)[ビジネスの裏側]

近鉄大阪上本町駅にある近畿日本ツーリスト子会社が運営する店舗=大阪市天王寺区(松村信仁撮影)
 旅行業界で地殻変動が起こりつつある。国内3位の近畿日本ツーリスト(近ツー)は、同じ近畿日本鉄道系で、12位のクラブツーリズム(クラツー)を来年1月1日付で完全子会社化すると発表。平成16年に近ツーから独立したクラツーを再び取り込むのは、グループの総力を結集しなければ急成長するインターネット販売に対抗できないという危機感があるためだ。

 近ツーは、来年1月1日に持ち株会社制を導入。社名は「KNT−CTホールディングス」で、その傘下に事業会社として近ツーとクラツーがぶら下がる形となる。持ち株会社の社長には近鉄の戸川和良副社長が就き、近ツーの吉川勝久社長は会長となる。

 そもそも近ツーとクラツーは同じ旅行会社でもターゲットが違う。近ツーは法人営業と個人旅行の商品開発が中心で、どちらかといえば従来型の旅行会社といえる。これに対し、クラツーは会員制の旅行商品の企画や販売を手がける。

 販売手法も対照的で、近ツーはかつては自前で店舗を運営していたが、業績悪化などの理由で平成20年1月に窓口業務を旅行販売子会社に移管した。一方、クラツーは店舗は持たず、新聞広告やインターネットの販売が中心だ。

 海外旅行は、昭和60年9月のプラザ合意による円高ドル安をきっかけに身近なものとなり、平成23年は1600万人以上が海外に飛び立った。また、約20年前からは個人や小人数での旅行が一般的となり、団体券をばら売りする格安航空券が普及するが、「この時点では従来型の旅行会社もまだきちんと利益が出せる状況だった」(関係者)。

 しかし、インターネット専業の旅行会社の登場で状況は一変する。旅行代理店に行かなくても航空券やホテルの予約が簡単に取れるようになったためだ。大阪市内の流通関連企業で働く男性社員も「パソコン予約の方が手っ取り早い」と話す。

 しかも、ネット旅行会社は人件費がかからず、マージン(中間手数料)が低く抑えられるため、「旅慣れた人ほど旅行代理店を使わない」とある旅行会社の担当者は指摘。カタログ販売からネット販売に主流が移った通販業界と、その構図は酷似している。

 脚光を浴びる格安航空会社(LCC)も航空券をネットで販売。団体券の取り消しのルールが、これまでの航空会社とは異なることもあり、従来型の旅行会社ではLCCを団体旅行で使うことが難しいという。従来型の旅行会社のビジネスモデルが通用しなくなってきているのだ。

 一方、クラツーは、無店舗で人件費などの固定費を圧縮するとともに、50〜60歳代向けや女性向けのバスツアーな企画力には定評があり、「JTBも日本旅行もクラツーのノウハウはのどから手が出るほどほしいはず」(関係者)。

 もともとクラツーは会員向け会報誌によるカタログ販売が主力だったが、最近は新聞広告やネット販売にも注力し、無店舗によるローコスト経営を実践している。

1936チバQ:2012/09/01(土) 16:39:34
 とはいえ、クラツーも事業を拡大していくためには航空会社や鉄道会社との交渉力が求められ、「業界3位の近ツーと手を組んだ方が有効」(関係者)とみられていた。このため、近鉄サイドには「3、4年前から両社を統合させ、相互のビジネスモデルを融合させることで体質強化につなげたい」(同社幹部)との考えがあったようだ。

 団体旅行を主力としてきた近ツーがクラツーを再び呼び戻し、個人客をどこまで取り込むことができるのか。旅行業界を取り巻く環境が大きく変わる中、近ツーの行方を「従来型」と呼ばれる大手旅行会社はかたずをのんで見守っている。(松村信仁)

1937チバQ:2012/09/02(日) 15:28:15
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001209020001
観光客減 見えぬ復興
2012年09月02日


夏休み中にもかかわらず、温泉街付近を歩く人は少ない=8月23日、十津川村

 《あれから1年 台風12号水害》


 ■十津川 風評被害抜け出せず


 十津川村の観光業界が、いまだ被災の影響を引きずっている。1年が経つ今も風評被害は根深く、温泉や世界遺産の登山道などは観光客が落ち込んだまま。客足を呼び戻そうと、行政や業界は工夫を重ねている。


 ◆温泉旅館はため息


 年間20万人以上が訪れる十津川温泉郷。ホテルや旅館、民宿など約20施設が点々と軒を連ねる。昨年の水害ではポンプなどが水没、湯を供給できなくなり、復旧に約2カ月かかった。


 「頑張っているが、宿泊客は水害前の半分」。平谷地区の旅館「湖泉閣(こせんかく) 吉乃屋」の館主、植村賢一さん(43)は顔を曇らせる。


 水害では露天風呂が浸水、庭園も土砂で埋まったが、昨年11月下旬に営業を再開した。しかし、お盆前後は例年ほぼ満員になるのに、今年はゼロの日も。ツイッターやフェイスブックも使ってPRしているが「お客さんは戻ってきてくれない……」。


 村や観光協会などが出資する第三セクター「ホテル昴(すばる)」(同村平谷)も7月〜8月中旬、宿泊客数は昨年比で9〜22%減。「天気が悪くなると宿泊キャンセルの電話が鳴りやまなくなる。日帰り客は6〜7割少ない」と平瀬貢・支配人(56)。
 村観光振興課によると、村内に4カ所ある公衆浴場の利用客数(5〜8月)は昨年比6・6〜28・6%減っている。「道の駅」利用客も4〜8月は昨年より7〜20%少なかったという。


 ◆吊り橋も登山道も


 年間30万人が訪れる同村の一番の人気スポット「谷瀬の吊(つ)り橋」も、橋に最も近い駐車場の利用台数は6月〜8月中旬、昨年比36〜49%減だった。同課の担当者は「お盆の3日間は毎年、1日あたり5千人が訪れ、橋を一方通行にするが、今年は自分が知る限り初めて規制しなかった」と話す。


 村には世界遺産の熊野古道「小辺路(こへち)」などの登山道もある。だが、道普請ツアーを企画、年間約200人を案内していた住民団体「十津川鼓動の会」の今西芳民会長(68)は「7月ごろまではほぼゼロ」という。


 「道路は通れるか」「村へ行けるのか」。今も村役場などには問い合わせが相次ぐ。同課の馬場健一課長補佐は「『道や温泉が復旧していない』という風評被害が続いている」と悩む。土砂災害警戒警報などの発令基準が平時の8割に設定されているため、雨が降ると警報が出やすく、宿泊キャンセルにつながるという。


 ◆工夫こらす県や村


 一方、県は昨年11月から「復興支援プレミアム宿泊旅行券」を発行して被災地の観光を支援する。昨年度中に売れた8800枚のうち4割は同村で利用された。その効果もあり、村内約30カ所にある全宿泊施設の1〜3月の宿泊客数は昨年比で35〜46%と増加。今年度も四半期に分けて5千枚ずつ発行され、すでに約1万2千枚が売れた。


 村も昨年11月から、10人以上の観光客を誘致した旅行業者に客1人あたり3千円を支給。年度末までに1千人の誘致に成功した。今年度は400万円の予算で、審査を通過した観光事業に上限100万円を補助する制度を実施している。


 馬場課長補佐は「今は補助頼みの状態。それでは本当の復興にはならない。自分たちの力で復興していくすべを見つけていかないと」と話す。


(西山良太)

1938チバQ:2012/09/02(日) 15:31:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120901-OYT8T01215.htm
尾瀬苦難 入山者減り、シカ食害も



にぎわう尾瀬ヶ原。日帰りが大半を占め、宿泊客増加も課題だ(7月29日)  群馬県など4県にまたがる尾瀬が国立公園となり、8月30日で5周年を迎えた。3、4日に「尾瀬サミット」が福島県檜枝岐村で開かれ、4県の関係者や山小屋経営者らが自然保護などについて意見交換と報告を行う。昨年の東京電力福島第一原発事故による影響も残る中、2年ぶりの開催を前に課題を整理した。(斎藤茂郎)

■山小屋

 入山者数は1996年度の約64万人をピークに減り、昨年度は東日本大震災と原発事故で、記録が残る89年度以降で最も少ない28万1300人にまで落ち込んだ。宿泊者はさらに少なく、このうち2割程度に過ぎない。

 宿泊客の減少は、木道の修繕や登山指導を担う「尾瀬の番人」でもある約30軒の山小屋の経営に暗い影を落とす。尾瀬山小屋組合の関根進組合長(67)は「尾瀬の観光シーズンは1年の半分だけだから、営業期間は普通の宿泊施設の半分以下。経営難の中、環境に負荷をかけない設備を維持しつつどう経営を続けるかは大きな問題」と話す。生き残りをかけて、宿泊型観光のPRや、個室の確保など時代の流れに対応しようと思案も巡らす。

■動植物

 至仏山の植生保護など課題は山積する中、最も深刻化しているのがニホンジカの増加と食害だ。90年代半ばから、尾瀬にいなかったニホンジカは現れた。尾瀬沼ではここ数年は減少したものの、尾瀬ヶ原では増え続け、環境省の今年5月末の夜間調査ではこれまでで最も多い120頭を確認した。公園内の維持管理を担う「尾瀬林業」尾瀬戸倉支社の清水秀一支社長(53)は「人間に慣れて逃げなくなり、食害が広がっている。ミズバショウなど尾瀬を代表する植生が心配だ」と顔を曇らせる。

 そんな中、群馬県側の山小屋関係者などでつくる「尾瀬保護協会」は8月20日、ミズバショウが被害を受けた大清水湿原を侵入防止柵で囲った。自然の景色を大切にする尾瀬では初の試みだ。同協会は効果を見守り、制限の多い国立公園内での有効策を探している。

■震災の影響

 震災後も残る放射能への懸念を払うため、県は今年5月から空間放射線量を測定して公開している。

 尾瀬の約4割の面積を所有する東電は、昨年度から年間維持管理費を震災前より1億円減らし約3億円とした。

 東電が所有地を売却する懸念はないが、老朽化した木道の付け替えなどに影響が出るのではと心配する声も残る。東電は「効率的な管理を心がけ、安全などに影響しないよう努める」とするものの、昨年は豪雨被害による臨時の支出もあった。今後この管理水準が適切に維持されるか未知数だ。

(2012年9月2日 読売新聞)

1939チバQ:2012/09/02(日) 15:55:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120902-00000006-maiall-soci
<秋田県三種町>宿泊施設に温泉供給停止 数千万円滞納で3日にも
毎日新聞 9月2日(日)12時2分配信

 秋田県三種町の森岳温泉郷にある温泉宿泊施設が、下水道と水道、温泉の3使用料を長期にわたり滞納しているとして、同町が3日にも水道と温泉の供給を停止することが1日分かった。滞納額は数千万円に上るとみられる。同施設は同温泉郷の代表的な施設だが、町は経営者側が再三の督促に応じず、誠意が見られないとして、異例の措置に踏み切る。【田村彦志】

 町によると、下水道と水道、温泉の町全体の滞納総額は今年4月現在、下水道4207万円、水道1883万円、温泉1184万円の計7274万円。町は施設経営者の滞納額について明らかにしていないが、滞納総額の5割以上ともいわれている。再三の督促に加え、町は08年に分納計画書を提出させたが、一向に改善されず、滞納額は膨らむばかり。

 三浦正隆町長は4月の町議会全員協議会で「納付すると言いながら履行されない。負担の公平性を考えると問題がある」として、強制措置を取る意向を表明。その後、3カ月間の猶予期間を設け、全額納付しなければ水道と温泉の供給を停止すると経営者側に通告していた。

 三浦町長は取材に対し、「現在も納付されておらず、週明けに供給を停止する」と語り、停止期間については「納付されるまで」とした。

 森岳温泉郷の源泉は町が所有しており、温泉水を各施設に供給して使用料を徴収している。関係者によると、問題の施設は「平成の大合併」前の旧山本町時代から滞納を続けており、町議会でもたびたび議論されてきた。しかし、観光や雇用への影響を懸念する声もあり、町は強制措置に慎重な構えを見せてきたため、滞納額が巨額に膨らむ結果となった。

1940チバQ:2012/09/04(火) 21:23:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120904-00000124-mailo-l28
神戸市:六甲・摩耶に2バス路線、来月から社会実験 民間が運行、観光客増図る /兵庫
毎日新聞 9月4日(火)12時41分配信

 六甲・摩耶エリアの魅力向上と観光客の増加を図ろうと、神戸市は摩耶山と山裾をケーブルカーなどで結ぶ「まやビューライン」までのアクセスと山上施設間の回遊性を向上させるため、期間限定で民間バスを新たに運行する社会実験を行う。市は「実験結果を検証し、民間の力で継続して運行できるか見極めたい」としている。
 六甲・摩耶エリアの活性化策の一環で、10年に210万人だった同エリアの観光入り込み客数を15年に250万人に増やすことを目指す。
 バスは、山裾にある「摩耶ケーブル駅」とJR灘駅や阪急王子公園駅を結ぶ「坂バス」と、摩耶山・掬星台の摩耶ロープウェー「星の駅」から六甲山牧場を経て森林植物園までを往復する「森バス」の2種類。坂バスは10月26日から11月25日まで毎日、森バスは10月6日から11月25日までの土日祝日の計18日間運行する。
 坂バスは阪急王子公園駅から水道筋商店街を横切って、摩耶ケーブル駅まで北上。その後少し東寄りのルートを南下し、JR灘駅までのルートを回る。午前7時〜午後9時半の間に37本運行する予定。途中、道が狭いため30人乗りの小型バスを使用する。山裾の市民が水道筋商店街や駅へ行くコミュニティーバスとしての役割も期待されている。
 一方、森バスは既存の公共交通機関がなかった六甲山牧場−森林植物園間(約6・3キロ)を結ぶことが大きな特徴。午前10時半〜午後5時ごろに約19本の運行を予定している。
 料金は坂バスが区間均一で大人200円、小学生以下は100円。森バスは大人500円、小学生以下250円の1日乗り放題券などを販売する。【近藤諭】
〔神戸版〕

9月4日朝刊

1941チバQ:2012/09/04(火) 21:24:08
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024758511.html
ホテル百万石5日から休業へ 加賀市の山代温泉にある老舗のホテル「ホテル百万石」が、5日から休業することになりました。
民間の信用調査会社によりますと経営不振が原因と見られるということです。
加賀市山代温泉の「ホテル百万石」は、明治40年創業の老舗のホテルで、昭和53年に県内で全国植樹祭が行われた際には昭和天皇が宿泊するなど、加賀地方を代表する宿泊施設として知られています。ホテルの運営会社「百万石アソシエイト」の佐々木真二社長によりますと、ホテルは5日から営業を停止するということです。
民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、「ホテル百万石」は、平成3年7月期には87億円余りの売り上げがありましたが、長びく不況で業績が悪化し、現在では年間の売り上げが16億円あまりまで落ち込んでおり、休業は経営不振が原因と見られるということです。
「百万石アソシエイト」では、6日、取引業者を集めた説明会をホテルで開き、休業の理由などについて説明するということです。
「百万石アソシエイト」の佐々木真二社長は「休業までの経緯や今後の運営方針などについては説明会で明らかにしたい」と話しています。

09月04日 12時34分

1942チバQ:2012/09/04(火) 22:33:20
http://www.asahi.com/travel/news/OSK201209040066.html
2012年9月4日18時19分

リーガロイヤルのロイヤルスイート、初の一般販売

 リーガロイヤルホテル(大阪市北区)は4日、国内外の賓客のみが利用できる「ロイヤルスイート」(843平方メートル)の宿泊を初めて一般に販売し始めた。創業77周年を記念したクリスマス限定プランで、12月23日からの1泊1組(4人まで)。リムジンでの迎えや特別ディナーがつき、価格は計200万円。予約は06・6441・1121へ(12月1日まで)。

 ロイヤルスイートは1995年に完成し、リビングやダイニングなど5部屋。米国のゴア副大統領(当時)や皇族が宿泊した。

1943チバQ:2012/09/05(水) 22:11:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120904-OYT8T01535.htm
旧都井岬観光ホテルの競売中止
 6〜13日の入札期間で競売の実施が公告された串間市大納の旧都井岬観光ホテルの土地、建物について、宮崎地裁が競売を中止したことが分かった。同地裁は理由を明らかにしていないが、ホテル内に処分費用がかかるポリ塩化ビフェニール(PCB)があることが判明。競売情報に記載していなかったためとみられるという。

 入札に参加する予定だった串間市によると、ホテル地下1階に発がん性があるとされるPCBを絶縁素材に使ったコンデンサー1台(重さ約20キロ)があることが分かり、8月31日に宮崎地裁から競売取りやめの通知が届いたという。

 取りやめについて、同地裁総務課は「理由は言えない」としているが、同市は「処分コストがかかるのに競売情報に記載がなかったためではないか」とみている。コンデンサーは適正に管理されているため危険性はないという。

 同地裁の公告によると、ホテルは約8ヘクタールの敷地があり、地上8階、地下1階、客室150室の施設が建つ。開札は20日の予定で、最低売却価格は2977万2000円。串間市は入札に参加する方針を示していた。

 ホテルはケイズコーポレーション(大阪市)が2007年3月、串間市出資の第3セクターから経営権を譲り受けたが、経営不振で10年2月末に閉館。同市はケイズ社と買収交渉を重ねていたが、価格面で折り合わなかったという。

(2012年9月5日 読売新聞)

1944チバQ:2012/09/05(水) 22:12:02
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20120905202.htm
別れの踊り、優美に 富山の越中八尾駅で「見送りおわら」

見送りのおわら踊りを舞う福島支部の踊り手=4日午前6時5分、富山市のJR越中八尾駅
 富山市八尾町で繰り広げられた「越中おわら風の盆」の閉幕から一夜明けた4日早朝、同市のJR越中八尾駅ホームで、おわら保存会福島支部の踊り手が帰路に就く観光客をおわら踊りで見送った。
 午前5時45分発富山行き、同6時7分発猪谷行きの列車に合わせ、浴衣や法被姿の踊り手24人がホームに並び、胡弓(こきゅう)や三味線の音色に合わせて優美な踊りを披露した。乗客570人や駅舎外に集まった大勢のおわらファンが名残惜しそうに最後の演舞を見詰めた。

 見送りおわらは約50年前、住民が観光客への感謝の気持ちを込めて踊ったのが始まりとされる。

1945チバQ:2012/09/05(水) 23:03:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120905t73031.htm

焦点−大震災から1年半 被災3県アンテナショップ、売り上げ半減

東日本大震災から1年半近くたち、客足が例年並みに戻りつつある宮城ふるさとプラザ







 地場産品購入などを通じ、東日本大震災の被災地を間接的に支援しようとする動きに変化が生じている。岩手、宮城、福島3県の東京都内のアンテナショップは、本年度の売り上げが前年の半分程度に減少。被災企業の復興資金を支えるファンドも顧客の反応が鈍くなった。関係者は首都圏などでメディアへの露出が減った影響とみて「復興はまだ緒に就いたばかり」と風化への危機感を強めている。

◎応援ファンドも反応鈍く/復興したと誤解か

<にぎわいなく>
 東京・池袋にある宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」。「萩の月」や牛タンなどに加え、水産加工品も徐々に店頭に戻ってきたが、前年ほどのにぎわいは店内にない。
 同店の売り上げは昨年度、過去最高の6億8000万円を記録した。ことし4〜7月末の売上高は1億4600万円。昨年同期の47%と急激に落ち込んだ。
 上野剛店長は「震災直後は売れ筋でない商品までが売れた。根強い応援はあるが、被災地の報道が減った首都圏では、まるで被災地が復興したかのように関心が薄れつつある」と嘆く。
 福島、岩手両県も含むアンテナショップの状況は表の通り。前年度比で減少が目立ち、3県とも震災前の水準に戻ったという。
 福島県の「ふくしま市場」(東京・葛西)は昨年度、過去最高の1億8100万円を売り上げたが、本年度は前年同期の約6割にとどまる。
 昨年度は5割増だった岩手県の「いわて銀河プラザ」(東京・銀座)も客足が鈍り、7月から県産品の購入やPRに協力する個人・企業を「いわて復興応援団」として登録する制度を始めた。

<継続的支援を>
 震災への関心の低下は、被災地の中小企業などを支援する金融商品の調達状況にも現れている。
 ミュージックセキュリティーズ社(東京)は昨年4月、出資額の半分を寄付し残額を投資に回す「被災地応援ファンド」を創設した。全国的に評判を呼び、「第1期組」として出資を募った宮城県の水産加工会社は、募集開始から3週間で1000万円を調達できた。
 しかし、ことし4月以降、市場の反応は弱まっている。宮城県内の別の水産会社は6月に1000万円を目標に募集を始めたが、まだ半分にも達していない。
 セキュリティーズ社は「被災地の商品が出回り始め、被災企業が完全復活したと誤解されている面もある」と分析する。その上で「震災から2年目となり、本格稼働するための資金需要は強い」と被災地への継続的な支援を呼び掛ける。


2012年09月05日水曜日

1946チバQ:2012/09/07(金) 17:50:02
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/36761.html
芝政ワールド経営にエル・ローズ 再生支援機構から全株式取得へ

(2012年9月7日午前7時05分)
 衣料品企画製造販売などのエル・ローズ(本社福井県福井市三郎丸4丁目、前川長慶社長)は6日、企業再生支援機構からレジャー施設「芝政ワールド」(福井県坂井市)の運営会社、芝政観光開発(本社同市三国町浜地、斉藤安明社長)の全株式を買い取ると発表した。芝政ワールドの経営を引き継ぐ。

 10月1日までに全200株を買い取る予定。買い取り額については、守秘義務契約を交わしているとし明らかにしていない。

 エル・ローズの前川社長は福井新聞社の取材に対し「再生機構が支援に乗り出してから約1年半みてきたが、今年7、8月の来場者数は、(1994年以降で)最高を記録するなど、十分採算が取れると判断した」と買収の理由を説明。レジャー施設を手掛けるのは初めてで、行政との連携、芦原・加賀温泉、東尋坊などの観光名所とのタイアップ事業を推進していく。「県外客に偏りすぎるのではなく、地元に愛される施設を目指していきたい」と意欲を示した。

 現在の雇用は守りつつ、さらに知的・精神障害者の雇用を積極的に図っていく。

 再生機構は、芝政ワールドの経営悪化に伴い昨年3月、同観光開発から経営を引き継ぎ、再建に取り組むと同時にスポンサーを探してきた。同観光開発のメーンバンクである福井銀行は約123億円の債権を放棄している。

 再生機構から出向している同観光開発の村越宣昭代表取締役専務によると、機構が経営に乗り出して以来、従業員1人当たりの利益率など、3年間で達成すべき経営指標を初年度ですべて達成し「優良企業といえるほどまでになった」と説明。「エル・ローズは地域と連携し、機構の考えを継続してくれる。多くの企業経営で実績があり、人材育成面でも評価が高い」と話している。

 同観光開発は73年に設立。売上高は92年に40億円に達していたが、バブル崩壊後に来場者が急減。10年4月期の売上高は12億3600万円、経常損益は約2億円の赤字だった。こうした事態を受け10年9月、福井銀行と連名で再生機構に支援を要請した。

1947チバQ:2012/09/08(土) 21:19:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120908-00000805-yom-soci
営業運転中ジェットコースター点検、作業員死亡
読売新聞 9月8日(土)18時27分配信

事故があったジェットコースター(8日午後5時16分、福島県郡山市の郡山カルチャーパークで)

 8日午後1時55分頃、福島県郡山市安積町成田のレジャー施設「郡山カルチャーパーク」のジェットコースターの軌道上で、点検作業をしていた同市安積町荒井、団体職員兼子政広さん(48)が、走行してきたジェットコースターと軌道に挟まれた。

 兼子さんは間もなく出血多量で死亡した。ジェットコースターには小学生3人が乗車していたが、いずれもけがはなかった。

 郡山署の発表によると、兼子さんはジェットコースターの出発場所から約50メートルの上り坂地点で保守点検作業をしていたところ、ジェットコースターの車両に巻き込まれた。当時、ジェットコースターは営業運転中で、同署は軌道上で点検していた経緯などを調べる。

 ジェットコースターは、「郡山カルチャーパーク」内の遊園地「ドリームランド」の乗り物で、6人乗り車両の6両編成。最高時速は65キロ・メートルに達する。2004年8月にも、試運転で乗車していた男性作業員が投げ出されて死亡する事故があった。

1948チバQ:2012/09/10(月) 20:41:18
>>1941
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2012090902000190.html
加賀温泉郷 続く苦闘 ホテル百万石休業
2012年9月9日

観光客を送迎する「LadyKaga」のメンバー=8日、石川県加賀市のJR加賀温泉駅で


観光業者ため息
 石川県加賀市山代温泉の老舗旅館「ホテル百万石」の休業が、加賀、同県小松両市の四温泉地でつくる「加賀温泉郷」に波紋を広げている。休業から初の週末を迎えた八日、観光客数の減少など不安を口にする関係者が目立った。一方で北陸新幹線の金沢開業を二〇一四年度末に控え、早期の営業再開を期待する声も聞かれた。(服部展和)

 「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」。加賀温泉郷の玄関口のJR加賀温泉駅では、温泉郷で働く女性による話題のグループ「Lady Kaga(レディー・カガ)」のメンバー二人が観光客らに声を掛けていた。

 加賀市片山津温泉の矢田屋松濤(しょうとう)園のフロントマネジャー忠谷真紀子さん(46)は、スカイツリー開業で沸く東京や新幹線が開通した九州などと比べ、北陸の温泉地はアピール材料に欠け苦戦が続いていると指摘。「イメージダウンでお客さまの足が遠のかなければいいのですが」と懸念した。

 「百峰閣もやめたしなあ」。この日、山中温泉文化会館で開かれた山中温泉旅館協同組合の理事会。山中温泉の旅館「想(おも)い出づくり百峰閣」が今年七月に事業停止したばかりだけに、出席者たちからため息が漏れた。

 この日はレディー・カガの案内で山中温泉をめぐるツアーを予定していたが、申し込みがなく中止に。苦戦の一端が表れた形だ。

 ホテル百万石の地元の山代温泉では、商店主らが不安を訴えた。菓子店経営の女性(53)は「昔と違って団体客が減った。さらにお客さんが減らないか心配」と人通りのまばらな温泉街を見つめた。

 別の商店主の男性は「いずれ営業を再開するにしても難しい面がある」と打ち明けた。「格安の宿を展開する県外の資本が入り利益だけ追求されると、一生懸命まちづくりに取り組んでいるのにマイナスになる。それは避けたい」と話した。

 一方、飲食店経営の東光博さん(44)は「やり方次第で起爆剤になる」とみる。「大規模な施設を生かせばテーマパークのようにできる。早く営業を再開してほしい」と期待を込めた。

1949チバQ:2012/09/10(月) 20:41:33
山代温泉の中心部にある共同浴場の古総湯(手前)と総湯(右奥)=8日、石川県加賀市山代温泉で


宿泊客減少の一途 10年211万人
新幹線開業に期待
 石川県の加賀温泉郷は宿泊客数の減少に歯止めがかからない。

 県の観光統計によると、温泉郷の四温泉の二〇一〇年の宿泊客数は二百十一万二千人。統計を毎年取るようになった〇一年以降では、ピークの〇二年の二百六十万人から四十八万八千人(18・8%)も落ち込んだ。

 四温泉の旅館協同組合などによると、各組合に加盟する旅館・ホテル数は現在、山代の十九館が最多。山中の十八館、片山津の十二館、粟津の六館と続き、加盟以外の旅館・ホテルも若干ある。


 各温泉ともここ十年間で、数館ずつ廃業。今年は、六月に山中の老舗旅館「花紫」の元経営会社が特別清算の開始決定を受けて経営再建中。七月には粟津の老舗旅館「湯元かみや」、山中の「想い出づくり百峰閣」が相次いで経営破綻している。

 宿泊客数の落ち込みは全国的な傾向で、観光関係者は「観光ニーズの多様化や海外旅行ブームなどが複雑に絡んでいる」と指摘。粟津の関係者も「会社関係が泊まりがけの忘新年会をしなくなり、大人数の社員旅行も激減した」と語る。

 四温泉とも手をこまねいているわけではなく、行政と連携して温泉街の魅力向上策に取り組んでいる。その一つが街並み整備などと合わせた総湯(共同浴場)のリニューアル。四月の片山津のオープンで、四温泉とも新たな総湯が出そろった。

 北陸新幹線金沢開業という好材料もあり、山代の観光関係者は「新幹線を励みに、おもてなしなど魅力アップに努めるしかない」と力を込めた。 (基村祐一)

核となる強み必要
 マーケティングコンサルタントの西川りゅうじん氏は旅館経営について「価格競争がどんどん激化している。特に初期投資が大きい大型旅館の場合は、回収に時間もかかり経営が難しい」と指摘。再建には「料理や雰囲気など、核となる強みを持つこと」と強調する。

 加賀温泉郷には「官民でPRに力を入れること。ライバル関係にある旅館同士が共におもてなしの質をあげていくこと」とアドバイスする。

 ◇加賀温泉郷◇ 石川県加賀市の山代、山中、片山津温泉と同県小松市の粟津温泉の総称。米女性歌手レディー・ガガさんをもじって名付けたレディー・カガの動画第1弾は動画投稿サイト「ユーチューブ」で30万回以上の視聴があった。4温泉の観光協会などの加賀温泉郷協議会や県は6月から4カ月間、観光客をもてなす「加賀温泉郷おもてなしプロジェクト」を展開中。

 ◇ホテル百万石◇ 1907(明治40)年創業。83年に石川県で全国植樹祭が開かれた際は昭和天皇が宿泊されるなど県内有数の老舗旅館として知られる。70〜80年代に積極的な設備投資で成長。1100人収容で、売上高はピークの91年7月期に約87億8800万円。景気低迷や団体客の減少で2000年代は大幅な赤字だった。

1950チバQ:2012/09/10(月) 20:42:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120909-00000073-mailo-l23
追跡2012:白川郷揺らす民間駐車場 景観損ねる車、客引き 生活空間、厳しい規制難しく /愛知
毎日新聞 9月9日(日)12時2分配信

 世界遺産に登録されて17年になる岐阜県白川村の「白川郷・五箇山の合掌造り集落」。荻町地区は、江戸末期から明治に建てられた59棟の合掌造り家屋が建ち並び、周囲の山々や田園と相まって“日本の原風景”をなしている。屋根の葺(ふ)き替えを村総出で行うなど、人と人とのつながりを大事にする「結(ゆい)」の文化が育まれた。しかし近年、農地を無許可で転用した民間の有料駐車場とその客引き行為が景観を損ねると論議を呼んでいる。生活空間でもある白川郷でいかに景観を守っていくのか。住民らの模索は続く。【加藤沙波、宮田正和】
 ◇世界遺産登録で激変
 世界遺産の入り口にある村営「せせらぎ公園駐車場」から庄川をまたぐ長さ約100メートルの「であい橋」を渡ると、荻町地区にたどり着く。
 集落の中心を走る「本通り」沿いには合掌造りの土産店や飲食店が建ち並び、行楽シーズンには合掌造りを写真に収める観光客でにぎわう。観光車両が多くの観光客を避けながら行き来し、その一部は民間駐車場へ向かい、出入りは一日中激しい。
 白川村では45〜55年にダム建設が相次ぎ、多くの集落が水没した。多数の合掌造りが売却・移築されたり、焼却されたりした。そんな中、合掌造りを守ろうという機運が起こった。青年たちが核となり、「売らない・貸さない・こわさない」の3原則を掲げ、71年に「白川郷荻町集落の自然環境を守る会」が発足した。
 観光資源としての合掌造りに注目が集まっていく中、無料の村営「荻町駐車場」が70年ごろ開設。76年に地区は国の「重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)」に選定された。ただ、当時は「文化財とはいえ生活空間だから車が通るのは当たり前だったし、観光車両であふれかえることはほとんどなかった」と住民らは振り返る。
 村の様子が激変したのは、95年の世界遺産登録。伝建地区内に観光車両があふれ、渋滞するようになった。97年、荻町からやや離れて有料の村営「せせらぎ公園駐車場」(普通車208台、大型車39台)が開業すると、荻町駐車場も有料化。周辺に土産物店や飲食店が増えた。民間の有料駐車場が現れ始めたのは、このころからだ。
 田畑をつぶし、駐車場にする動きが続けば田園風景が壊れてしまうと、守る会は00年、「景観保存基準におけるガイドライン」を策定。駐車場について「居住に必要最小限度とし、貸し有料駐車場として利用しないこと」と規定した。村の伝建地区保存条例とこのガイドラインが景観保全の2本柱となった。
 だが、民間駐車場は事実上、規制されなかった。住民らは「ある意味、渋滞対策になっていた」「小さな村だけにそれぞれの家の事情が分かっており、強く規制できなかった」という。
 しかし一昨年、せせらぎ公園駐車場付近にあった民間駐車場が拡張され、一部が伝建地区にかかったことが問題化した。村や守る会などは昨年9月、「『有料駐車場』の考え方について(お願い)」と題した文書を荻町地区の全戸に配布し、駐車場経営者らに駐車場の閉鎖を求めた。
 ◇国際機関も危惧表明
 村は今年4月、観光車両を伝建地区内に流入させないため、地区内にあった荻町駐車場を廃止。地区内の有料駐車場の経営者らにも改めて廃止を求めた。
 これを受け、民間駐車場3カ所は廃止された。経営していた人たちは「世界遺産の名をけがすわけにはいかない」「ガイドライン違反は知っていたが、なかなかやめられなかった。村の者同士、にらみあいはしたくない」と廃止に応じた理由を説明する。

1951チバQ:2012/09/10(月) 20:42:47
 ただ、今でも荻町地区で3カ所(計数十台)、せせらぎ公園駐車場付近で1カ所(約90台)の有料駐車場が残っている。
 経営を続ける人たちの考えはそれぞれだ。ある経営者は「ぼた餅が落ちていれば拾う。車が通る限り、続けるのは当然」と話す。別の人は「突然やめろと言われても、生活がかかっており困る。世界遺産登録後、土産物店や飲食店も増えたのに、なぜ駐車場だけ問題になるのか」と反論する。
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「日本イコモス国内委員会」は今年5月、村営と民間の駐車場の廃止努力を評価する一方で、農地を転用した民間駐車場が存続していることに危惧を表明する文書を村に送付した。景観悪化が続けば、最悪の場合は世界遺産登録が抹消される「危機遺産」になりかねないと言及したことが、村の住民に衝撃を与えた。
 駐車場経営者らとの交渉に当たる「守る会」の和田正人会長(51)は、「白川郷は私たちだけのものではなく、子や孫の代につなげていかなければならない。合掌造りや農山村の景観を守ってこその白川郷。これまで築かれてきた住民の強い絆で今後も守っていきたい」と理解を求め続けている。
 民間駐車場の問題は、地区内の景観悪化だけにとどまらない。
 せせらぎ公園駐車場は、合掌集落保存の財源を賄う仕組みになっている。普通車の駐車料金500円のうち200円、大型車3000円のうち1000円は、集落の保存協力寄付金となり、合掌造り屋根の修復、トタン壁やシャッターの木製化、遊休農地の復旧といった景観保全に使われている。民間駐車場も村営と同じで普通車500円。民間に車が奪われれば、保存協力寄付金が入らなくなる。
 観光客からすれば、民間駐車場は手前に位置し、盛んな呼び込みが行われたため、「平日は利用が半減している」(村)。一方、観光客からは、呼び込みなどに「不快な思いをした」との不満の声も寄せられている。
 ◇村は抜本的対策検討
 日本イコモス国内委員会委員長で、東京大副学長の西村幸夫教授(都市工学)は「民間駐車場に観光客が流れ、協力寄付金が減っているのは大問題。これほど露骨な呼び込みは悪質だ。遺産を保存していくには、個人駐車場をなくし、公共駐車場にとめてもらうしかない」と指摘する。
 村や観光協会はホームページで、観光客に、せせらぎ公園駐車場の利用を呼び掛けている。成原茂村長は「公共駐車場から保存協力寄付金を得ているシステムが民間駐車場に脅かされる事態を憂慮している。教育委員会、議会、地域を交えて廃止の方向で話を進めたいが、うまく進まない」とこぼす。
 成原村長はいま、抜本的な対策を温めている。まずは、伝建地区での車両の規制強化。03年に策定した村交通対策基本計画は、地区内のメーン道路「本通り」の全面通行止めなどを提案している。3年前から観光バスが通行禁止に、一般車両も観光客の多い年間18日間は通行禁止にしてきたが、村長は「数年後をめどに全面通行止めを検討したい」という。
 一方で、せせらぎ公園駐車場の無料化も検討されている。協力寄付金は合掌集落内に入る際に徴収することで、寄付金は確保できるという。成原村長は「無料化すれば有料駐車場を使う人はいなくなる」と狙いを説明する。
 住民たちも「本通り」の全面通行止めに向けて話し合いを進めている。本通りの両端に村営駐車場を開設して通り自体は通行止めにするというアイデア。南側は既存の臨時駐車場を利用し、北側に新たに整備する。今年中に住民の合意を得たいという。
 世界遺産登録で観光客は年間130万人を超した。村が想定していなかった規模になっており、「もっと早く細かなルールを作っておくべきだった」とある役場職員は反省するが、住民らが居住する空間に厳しい規制を強いるのが困難なことも事実だ。
 この職員は言った。「駐車場問題をきっかけに『白川郷らしさ』とは何かを、村全体で共有していく時が来たのかもしれない」

9月9日朝刊

1952チバQ:2012/09/11(火) 22:33:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20120910-OYT8T01309.htm
古い町並み消えゆく石塀 長崎市、保存へ協議



石塀が取り壊された場所。以前は手前の石塀と続いていた   江戸時代の町並みが残る長崎市深堀地区で、1998年に確認されていた30か所の石塀のうち、5か所が取り壊されていたことが市と長崎大大学院の調査でわかった。石塀の保存を義務づける規定はなく、今後も撤去が進む可能性があることから、市は町並みの維持に向けて住民と協議する意向だ。(大島朋幸)

 深堀地区は江戸時代、佐賀藩の家老職を務めた深堀鍋島家(6000石)が治めていた。武家屋敷の古い石塀や路地などが変わらぬ姿で残っており、市は4月、景観形成重点地区に指定した。

 石塀は、98年の長崎大の調査で、民家など30か所で確認された。市は昨年11月、重点地区の指定を前に、長崎大大学院と合同で石塀の残存状況を調査したところ、3か所でなくなり、1か所で上半分が取り壊されていたことが判明。撤去された場所は、駐車場などになっていた。

 1月には、空き家が解体された際、敷地内の石塀も同時に取り壊された。土地を買収した業者が、住宅の新築工事のために撤去したとみられ、地元の70歳代の女性は「町並みを生かした地域おこしを進めており、せめて石塀だけも残してほしかった」と残念がった。

 重点地区に指定されたものの、石塀の保存を義務づける規定はなく、現状を変更する場合は市への届け出が必要になる景観重要建造物の指定も3か所にとどまっている。また、武家屋敷などの建物が残っていないため、保存費用が補助される国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定できないという。

 市は今年度、同大大学院とともに、石塀の所有者から保存に関する考えを聞き取っている。その結果を踏まえて、地域住民の同意を得たうえで保存に向けた指針を設ける方針で、景観重要建造物の指定を進めることも検討している。

 市まちづくり推進室は「保存の強制はできないが、町並みを守るために、住民と話し合う中でルールを作っていきたい」としている。

(2012年9月11日 読売新聞)

1953チバQ:2012/09/12(水) 21:39:36
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120912-OYT1T00343.htm
中国人観光客のキャンセル相次ぐ…温泉旅館

 尖閣諸島の領有を巡る日中関係の悪化を理由に、山梨県笛吹市の石和温泉の旅館2軒で、260人の中国人観光客が宿泊をキャンセルしていたとみられることが、石和温泉旅館協同組合への取材で分かった。


 同組合によると、協会に加盟する35軒の旅館のうち少なくとも2軒で、8月24日から9月5日までに、予約していた中国本土や香港からの観光客260人が、領有問題を理由にキャンセルしたとみられるという。

 同組合は8月28日に各旅館に対し、日中関係悪化の影響を聞くアンケートを送り、9月3日までに11軒が回答。その中で、短期間に大量のキャンセルが相次いでいることを把握し、組合の定例会で組合員に報告した。

 同組合の山下安広理事長(65)は「これからもキャンセルは増えるだろう」と予測し、「石和温泉は宿泊客の約2割が中国人観光客。あまりひどくなるなら、対応を国会議員に陳情することも考えたい」と話した。

(2012年9月12日13時23分 読売新聞)

1954チバQ:2012/09/12(水) 21:40:59
>>1950-1951
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120911-OYT1T01247.htm
強引に車止め、個人駐車場へ誘導…苦情相次ぐ

世界遺産の合掌造り集落がある岐阜県白川村荻町で、個人経営の有料駐車場の強引な客引き行為に、観光客らから苦情が相次いでいる。


 秋の行楽シーズンを前に、村や白川郷観光協会は、ホームページなどで村営駐車場の利用を呼びかけ、民間駐車場の経営者らにも中止するよう求めるなど、トラブルやイメージ悪化を防ごうと懸命だ。

 民間駐車場は主に集落内のメーン通りにあり、現在は4軒が計100台分余りの駐車場を経営する。通りに出て強引に車を止める姿も目立ち、村は「交通渋滞や事故の原因にもなる」と指摘。村営駐車場(普通車188台、大型車38台)の利用も減り、集落保全のため徴収する協力金(普通車200円)は年約4500万円の想定を1000万円ほど下回るなど、修繕にも一部影響が出ているという。

 夏休み中の先月には、村などに「村営駐車場に行こうとしたら、強引に駐車させられた」「観光前から嫌な思いをした」などの苦情が相次いだ。このため、村はホームページで現状を広く知ってもらい、トラブルを回避しようと、村営駐車場の利用を呼びかけることにした。同協会も「個人有料駐車場に断固反対する」との文章を掲載した。

 村などが中止するよう求め、民間駐車場は昨年秋以降、減ってきているが、一部は「生活のため」などとして応じないという。成原茂村長は「このままでは、世界遺産の価値に傷がつく」と危機感を募らせる。同協会の山腰博文会長も「今後はマイカー規制の検討も必要ではないか」と話している。(赤塚堅)

(2012年9月12日07時13分 読売新聞)

1955チバQ:2012/09/12(水) 21:43:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120911/k10014954501000.html
韓国への日本人観光客が減少
9月12日 18時9分島根県の竹島の領有権などを巡って日本と韓国との関係がぎくしゃくするなか、韓国の商工会議所が日本と取り引きのある国内の企業を対象に調査を行ったところ、韓国を訪れる日本人観光客が減るなどして、影響が出ていることが分かりました。

韓国の大韓商工会議所は、先月末から今月初めにかけて、日本と取り引きのある国内の500社を対象に調査を行い、およそ6割の企業から回答を得ました。
その結果、日韓関係の冷え込みによる影響を受けていると答えたのは全体の12%で、業種別に見ますと、観光業では29%、日本車の輸入販売代理店では26%、食品業では20%に、上っています。
このうち、観光業では、韓国旅行を取りやめる日本人団体観光客が増え、大手旅行代理店が損失を被ったと回答したほか、食品業では、日本に調味料を輸出しているメーカーが、売れ行きが3分の1に激減したなどと答えています。
一方、日韓関係の悪化が長期化した場合については、65%を上回る企業が憂慮すると回答しています。
今回の調査からは、今のところ日韓関係の影響を受けている企業は限られているものの、今後に対する懸念が広がっていることがうかがえます。

1956チバQ:2012/09/12(水) 21:45:41
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120910/wec12091020550009-n1.htm
韓国、中国には行きたくない?! 尖閣・竹島問題で、個人旅行の予約が4割減
2012.9.10 20:48 (1/2ページ)[west経済]

 沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐる中国、韓国との対立の余波が、関西の旅行会社へも及んできた。ツアーの予約が前年同期に比べ3〜4割減に落ち込んだほか、新聞広告を見合わせるなど影響が深刻化しつつある。中国、韓国は日本人旅行者の渡航先ベスト3に入るだけに、旅行会社のダメージは大きく、両国以外のツアーを拡充する動きも出ている。

 日本旅行では、尖閣諸島や竹島問題が再燃した8月下旬以降、中国や韓国の個人パック旅行のキャンセルが相次いだ。関西発着分の9〜10月の予約は韓国が前年同期比4割減、中国も同3割減と厳しく、同社は「何らかのてこ入れが必要だ」と頭を抱える。

 阪急交通社も「(中韓の)治安は大丈夫なのか」といった店頭での問い合わせが増えており、8月下旬から中国、韓国方面ツアーの新聞広告を見合わせた。こうした影響は「少なくとも1カ月続く」(担当者)とみて、関西国際空港からの所要時間が韓国・ソウルに近い沖縄や台湾のツアー拡充を急いでいる。

 今回の問題で、旅行会社が懸念を強めるのは修学旅行への影響だ。

 修学旅行の行き先に韓国、中国を選ぶ学校は私立を中心に少なくない。近畿日本ツーリストでは「ぎりぎりまで様子を見て判断する学校が多い」(担当者)と話すが、関係悪化が続くと“中韓外し”が進む可能性もある。

 首都圏よりもアジアに近い関西は投資や貿易で中国や韓国との結びつきを強めてきた。それだけに現時点で旅行業界以外では、大きな影響は出ていない。ただ、中国や韓国で事業を展開するアパレル企業の関係者は「社外で大声で会話しないよう注意している」と明かすなど、問題の行方をめぐり産業界も慎重な対応を迫られている。

1957チバQ:2012/09/13(木) 21:34:10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201209130148.html
'12/9/13
訪日ツアー、中止相次ぐ 尖閣国有化反発の中国

 【北京共同】日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に対する反発が強まっている中国で、旅行会社が訪日観光ツアーを中止したり、予約受け付けをやめたりする動きが相次いでいる。

 中国からの訪日観光客は2010年の中国漁船衝突事件や11年の東京電力福島第1原発事故で激減。今年は順調に回復していたが、日中関係悪化で再び落ち込めば、日本の観光業界に打撃となりそうだ。

 中国の大手旅行会社「中国旅行社」によると、尖閣諸島の国有化問題が中国で大きく報じられた今月10日前後から訪日ツアーの予約客のキャンセルが相次ぎ、団体ツアーの出発を中止したケースがあるという。担当者は「新たな訪日ツアーは組めない状況だ」と話した。

 訪日観光のキャンセルは対日感情の悪化が影響しているとみられ、別の旅行会社の担当者は「日本観光の予約は受け付けているが、(日中の)情勢が厳しいため、客が集まらない」と話した。

 四川省の旅行会社は12日、尖閣国有化が「中国人の民族感情を傷つけた」ことを理由に、日本ツアーの予約などの業務を全て停止すると発表。中国紙、毎日経済新聞(電子版)は13日、訪日観光の予約受け付けを停止する旅行会社が相次いでいると報じた。

 日本政府観光局(JNTO)によると、11年の中国からの訪日旅行客は前年比26・1%減の104万3500人と大幅なマイナスだったが、今年1〜7月は前年同期比72・3%増の94万7600人に急回復。7月は前年同月より2倍以上増え、単月で初めて20万人を突破していた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012091201059
中国旅行大手、訪日ツアー中止=国家観光局は注意喚起
 【上海時事】中国旅行大手の康輝旅游集団は12日、日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化を受け、日本行きツアーの催行を中止すると発表した。中国では9月30日から10月7日まで中秋節と国慶節の大型連休があり、多くの中国人が日本を訪れるとみられていたが、他の旅行会社が追随すれば、受け入れる日本の関連業界も大きな打撃を受ける可能性がある。
 12日の上海テレビなどによると、康輝は国内の傘下旅行会社220社、5500店舗の全てで、訪日ツアーの実施や受け付けを停止。同社は「釣魚島問題が解決しなければ、訪日ツアーは再開しない。すでに申し込んだ人には、全額返金する」としている。同社は北京市当局系企業で、複数の日本の大手旅行会社とも提携。今年4月には年内に5万人のツアー客を日本に送り出す目標を公表していた。
 一方、中国国家観光局は同日、ホームページで旅行会社などにあてた緊急通知を発表。18日までの1週間に、836団体2万2000人余りの団体ツアー客が日本を訪れる予定だとして、日本滞在中の安全確保に万全を期すよう注意を促した。(2012/09/12-22:41)

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1958チバQ:2012/09/13(木) 21:34:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120913-00000095-mai-cn
<中国>日本への旅行、中止相次ぐ…国慶節控え影響懸念
毎日新聞 9月13日(木)21時12分配信

 【北京・井出晋平】日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化の影響で、中国で日本への旅行を中止する動きが出ている。訪日ツアーの予約の減少だけでなく、ツアー自体の取り扱いを中止する旅行会社も出ている。中国は今月末から国慶節の休暇で旅行シーズンに入り、日本の観光業者にとってはかき入れ時の一つで、影響を懸念する声も出ている。

 中国の大手旅行会社、衆信旅遊によると、9月以降、日本への旅行の予約が減っているという。そのため「訪日ビザ申請の取り扱いも停止した」という。また、中国メディアによると、大手旅行会社、康輝旅遊集団が傘下の旅行会社220社、5500店舗で訪日ツアーの実施や受け付けを中止したという。

 一方、12日から北京市内で開かれている国際会議や社員旅行を誘致する商談会「中国国際ビジネス・会議旅行展覧会」には、日本政府観光局や北海道や沖縄県などの自治体のほか、日本の大手ホテルなどが出展した。沖縄県の担当者は「商談数は例年並みで、今のところ影響は感じられない」と話す。

 日本政府観光局によると、中国からの訪日観光客数は、今年1〜7月は94万7600人と、東日本大震災前の10年同期比で9・1%増加。7月単月では20万3800人と過去最高を記録するなど順調に伸びていた。日本政府観光局北京事務所は業者などへの聞き取りなど影響について調査を始めた。

1959チバQ:2012/09/14(金) 21:57:28
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20120914ddlk31040591000c.html
水木しげるロード:観光客、3年連続200万人突破−−境港 /鳥取
毎日新聞 2012年09月14日 地方版

 「鬼太郎」や「ねずみ男」などの妖怪ブロンズ像139体が並ぶ境港市の水木しげるロード(800メートル)の今年の観光客数が12日に3年連続で200万人を突破した。中村勝治市長は13日、「全国的な観光地として定着した」とコメントを発表した。

 同ロードは2007年から100万人突破を記録していたが、10年は水木しげる夫妻を題材にしたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放映された影響で、一気に372万人の過去最高を記録。

 その後、人気の低下が懸念されたものの、昨年は8月18日に200万人を突破し、年間で322万1000人が訪れた。今年の200万人突破は昨年より約1カ月遅い段階での達成だが、秋の観光シーズンに期待し、年間目標270万人達成を目指すという。【小松原弘人】

1960チバQ:2012/09/14(金) 21:57:49
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209140151.html
'12/9/14
観光客誘致へ「清盛フェア」

 広島県がロケ地になったNHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率が振るわない。9日放送分は広島地区が14・5%で、関東地区が10・5%。最近の5作品の平均視聴率を下回る。清盛ブームで観光客を増やしたい県などは、16日から東京で「清盛フェア」を開催。秋の行楽シーズンに向けアピールを強める。

 ビデオリサーチによると、広島地区の視聴率は1月の21・9%をピークに15%前後で推移。関東では3月以降、15%を超えず、ロンドン五輪開催中の8月5日は7・8%だった。平均視聴率が過去最低の「花の乱」(1994年)の14・1%を下回る恐れもある。

 清盛は信仰する宮島(廿日市市)の厳島神社の海上社殿の造営に尽力し、音戸瀬戸(呉市)を切り開いたとされ、ドラマのロケが宮島や呉市であった。

 県や市町は昨春、ドラマの推進協議会を設立。1億円の資金を集め、東京、大阪、福岡で観光PRを進めてきただけに、視聴率の低迷は当てが外れた格好で「もう少し上がってくれれば」との声も漏れる。

 一方、1月から宮島と呉市音戸町に開館し、ロケの衣装やパネルを展示するドラマ館はまずまずの入り。20万人が目標の宮島は12日現在で13万2994人、10万人を目指す音戸町は11日に7万人を超えた。「目標を達成できそう」という。

 清盛フェアは16日、県の東京アンテナショップ「TAU(タウ)」で開幕。28日までパネルや小道具のレプリカを展示し、平安時代の外出着「壺(つぼ)装束」の着付け体験(22、23日)もある。

 10月14日には宮島での撮影シーンが放送される。協議会は「宮島は秋の紅葉が美しい。首都圏から人を呼び込むきっかけに」と意気込む。

1961チバQ:2012/09/14(金) 21:58:39
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001209140003
コスプレ+赤れんが=観光客増?
2012年09月14日


コスプレと赤れんが倉庫の組み合わせが変わった雰囲気を醸し出す=ねこ太ёさん撮影

              ファンの写真で舞鶴PR狙う




              16日催し







 アニメやゲームの登場人物に扮するコスプレのファンに楽しんでもらおうと、舞鶴市の舞鶴赤れんがパークで16日、「こすぷれんが。」が開かれる。赤れんが倉庫を背景に写真撮影し、作品をファンの間に流通させることで観光PRにつなげる初の試みだ。


 市や舞鶴観光協会などでつくる実行委が主催する。会場は市役所横の赤れんが4号棟と5号棟の屋内、周辺のパーク敷地内。午前10時から午後7時まで、好きな場所でコスプレ撮影ができるほか、4号棟ではアニメソングのダンスイベントもある。


 市文化振興課は「これまでと違う切り口で赤れんがパークをアピールしたい」とし、継続的な開催を予定している。


 被写体となるコスプレ愛好家、ファンのアマチュアカメラマンらを含め、京阪神から定員いっぱいの200人の参加申し込みがあった。会場の状況によっては、当日の参加(1人1500円)も受け付ける。


 ただ、赤れんが倉庫は明治〜大正時代にできた旧海軍の軍事施設で、多くは国の重要文化財に指定されている。市は「平和の尊さを後世に語り継ぐ場でもある」として、各国(地域)で現在までに使われた軍服、軍隊の礼服の着用は禁止(架空の軍服は可)する。


 イベントの問い合わせは市文化振興課(0773・66・1019)へ。

1962チバQ:2012/09/14(金) 21:59:40
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120914-OYT1T00318.htm
観光・芸術・盆踊り…日中交流事業、中止や延期
政府による尖閣諸島(沖縄県石垣市)国有化を理由にしたと見られる日中交流行事の中止や延期の動きが広がっている。


 20日に東京で開幕するアジア最大級の旅行博「国際観光フォーラム・旅博2012」に中国が出展の中止を連絡してきたほか、14日に都内のホテルで開催予定だった「日中著作権セミナー」も急きょ中止が決まった。

 さらに、日中国交正常化40周年記念事業の一環として25日に北京で予定されていた「日中文化芸術フォーラム」も延期される。

 民間交流にも影響が出ている。16日に吉林省長春で企画されていた盆踊りなどの行事や、17〜26日に予定されていた「日中記者交流計画」もそれぞれ延期されることになった。

(2012年9月14日09時51分 読売新聞)


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