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2004年米国大統領選スレ
7139
:
OS5
:2024/08/17(土) 20:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f6a9c23180325359b148a1e70926c216ae0ecdf
トランプ氏が政権移行チーム発表 息子2人が名誉議長、一族主導が鮮明に
8/17(土) 13:47配信
産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)
【ワシントン=大内清】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領(78)は16日、11月の本選で勝利した場合に来年1月の第2次政権発足を円滑化するための政権移行チームを発表した。副大統領候補のバンス上院議員(40)に加え、トランプ氏の長男ジュニア氏(46)と次男エリック氏(40)も名誉議長として参加し、「トランプ一族主導」の色合いが鮮明となった。
同チームは、選挙戦と並行し、トランプ氏が公約の目玉に掲げる不法移民の大量送還や原油の増産、減税といった政策の立案作業に当たる。トランプ氏が支持者集会などで繰り返し主張している連邦政府職員の大量パージ(追放)や政敵に対する訴追が可能かなども検討するとみられる。
チームの実務上のトップは、第1次トランプ政権で中小企業局長だったリンダ・マクマホン氏と、金融・投資企業を率いる大富豪のハワード・ルトニック氏が務める。
トランプ氏は同日の声明で、「政権発足初日から効果的に(米国を)統治できると絶対的な自信を持っている」と述べ、政権移行チームへの信頼を強調した。
7140
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:17:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/bff0375b1f62009ddd4404ef7b265132fdff5ced
無所属ケネディ氏が正念場 ハリス氏に支持奪われ 米大統領選
8/18(日) 7:05配信
時事通信
【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、正念場を迎えている。
民主党候補がバイデン大統領からハリス副大統領に代わったことで、選挙戦略に狂いが生じているようだ。
ケネディ氏は故ケネディ大統領のおい。高い知名度を武器に、当初はバイデン氏と共和党のトランプ前大統領の双方に批判的な人々に支持を広げ、両者の票を奪って選挙結果を左右する存在と見られていた。しかし、新たに登場したハリス氏に支持層の一部を奪われている。
調査会社ピュー・リサーチ・センターによると、7月のバイデン氏撤退前に実施した世論調査の支持率は、バイデン氏の40%、トランプ氏の44%に対し、ケネディ氏は15%を確保していた。ところが、今月14日に公表された8月の調査結果では、ハリス氏の46%、トランプ氏の45%に対し、ケネディ氏は7%に半減した。
ワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙などは14日、ケネディ氏の陣営関係者の話として、同氏がハリス氏との直接会談を希望したが、実現しなかったと報道。次期政権でのポストと引き換えにハリス氏支持を打ち出し、選挙戦から撤退する構えだったという。ケネディ氏はX(旧ツイッター)に「ハリス氏を支持する計画はない。倒す計画がある」と投稿し、報道を否定している。
報道の2日前には東部ニューヨーク州の地裁が、ケネディ氏の届け出た住所に居住実態がないとして、同州での出馬資格を認めない判決を下した。支持離れに司法判断が重なり、同氏の苦境を浮き彫りにした形だ。
7141
:
OS5
:2024/08/19(月) 17:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e2941e5a402dd7bbc29e6d8915bbc001f2372d5
形勢が変わった大統領選、ハリス・トランプ両陣営に勝利への方策あり CNN予測
8/19(月) 15:56配信
18
コメント18件
CNN.co.jp
青系が民主党支持もしくは民主党寄りの州。赤系が共和党支持もしくは共和党寄りの州。CNNの予測では確保した選挙人の数は民主党候補のハリス副大統領が225人、共和党候補のトランプ前大統領が219人となっている
(CNN) ハリス副大統領が民主党の大統領候補に躍り出たことで、2024年の選挙地図は今年初めのものから劇的に様変わりした。
CNNが作成している最新の選挙人獲得予想「ROAD TO 270」でみられる動きはすべてハリス氏にとってプラスの方向であり、バイデン大統領が大統領候補だったときよりも270人の選挙人獲得への方策を多く持っていることを示唆している。現在の見通しでは20年の選挙戦終盤の状況へと戻っており、七つの激戦州(およびネブラスカ州の1選挙区)が勝利のためにほとんどの時間と資金を費やす中心地となる。広告分析企業のアドインパクトによると、バイデン氏が大統領選への出馬を断念してから4週間でこれら7州では合計2億4000万ドル(約350億円)の広告費が投じられた。内訳は民主党と共和党がほぼ半々だ。
以前の選挙見通しでは、トランプ前大統領が明らかに有利だった。しかしハリス氏が選挙戦に参入し、民主党をすばやくまとめ、民主党勝利に欠かせない有色人種や若年層、女性といった重要な支持層からの勢いを取り戻したことで共和党の優位性は消え去った。一方で、流れは変わったものの、この選挙戦は誤差の範囲での争いに戻ったに過ぎず、現時点で明確に先行している候補者はいない。トランプ氏とハリス氏はどちらも270人の選挙人の獲得に向けた実現可能な方法を複数持っている。
この新たな見通しでは、ミシガン州、ジョージア州、ネバダ州、ノースカロライナ州の4州が共和党寄りから接戦の激戦州に変わった。選挙人総数は53人。
トランプ氏は現在、24州(およびメーン州の1選挙区)で確実な支持を得ているか優勢で、選挙人の合計は219人に上る。勝利に必要な270人には51人足りない。
一方、ハリス氏は19州とコロンビア特別区で確実な支持を得ているか優勢で、選挙人の合計は225人。270人には45人足りない。
民主党全国大会と夏の最後の数週間を迎える現在、7州(およびネブラスカ州の1選挙区)はまさに接戦になるとみられる。選挙人の総数は94人だ。
この選挙見通しは、あくまで現時点の選挙人団の状況を示したもので、11月の結果を予測するものではない。
この現在の見通しは、公式および非公式の世論調査のほか、選挙顧問、共和党および民主党の関係者、議会議員などへの取材に基づいて作成している。
「サンベルト(太陽光地帯)」の州(アリゾナ、ネバダ、ジョージア、ノースカロライナ)の一部は競争が激化しているため、ハリス氏が270人を獲得するための最短ルートは、いわゆる「ブルーウォール」として知られる伝統的に民主党が強い3州(ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン)とネブラスカ州オマハ地区の選挙区を押さえることだというのはおそらく真実だ。
トランプ氏が270人を獲得する最短ルートは、20年に勝利した州をすべて維持し、16年に勝利したジョージア州とペンシルベニア州の2州を取り戻すことだ。この考えによれば、トランプ氏にとってはノースカロライナ州を失わないようにすることが重要となる。トランプ氏が同州を数週間で2回訪問し、テレビCMへの投資を増やした理由はそこにあるかもしれない。
7142
:
OS5
:2024/08/21(水) 17:10:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/4802129acc0f036964074e621ee50bd9e8065b78
無所属ケネディ氏が撤退検討 トランプ氏、政権で処遇も 米大統領選
8/21(水) 14:06配信
時事通信
米大統領選の「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月26日、カリフォルニア州オークランド(AFP時事)
【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、撤退を検討していることが明らかになった。
ケネディ氏の副大統領候補ニコール・シャナハン氏が20日公開されたポッドキャスト番組のインタビューで、選挙戦から撤退し共和党のトランプ前大統領を支持する可能性を示唆した。
シャナハン氏は「われわれが検討している選択肢は二つある。一つは(選挙戦に)残って新党を結成すること。もう一つは撤退してトランプ氏と手を組むことだ」と説明した。
これを受けてトランプ氏は、CNNテレビのインタビューで「私は彼(ケネディ氏)が好きだ。支援を歓迎するだろう」と強調。引き換えに次期政権のポストで処遇する考えを示した。
ケネディ氏も20日、X(旧ツイッター)に「選挙戦での目標を推進するため、どの政党の指導者とも喜んで話をするつもりだ」と投稿。共闘の条件として「政府から企業の影響力を一掃すること」などを挙げた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32ba69040141001a3a0d0af481a7c6aa9ffe1237
トランプ氏、ケネディ氏を政権要職に起用検討 選挙撤退と支持が条件
8/21(水) 10:35配信
毎日新聞
米大統領選への立候補を表明している無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏=東部ペンシルベニア州で2024年8月20日、AP
11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は20日、無所属候補で弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が撤退して自身の支持に回れば、次期政権で要職への起用を検討すると明らかにした。
これに先立ち、ケネディ陣営はトランプ氏支持を検討していると明らかにした。ケネディ氏が撤退すれば、選挙情勢に大きな影響を与える可能性がある。
ケネディ氏の副大統領候補で弁護士のニコール・シャナハン氏は、この日公開されたポッドキャストの番組で、「我々が検討している選択肢は二つある」と説明した。
一つは選挙戦に残ることで、その場合はケネディ氏がトランプ氏の支持層からより多くの票を奪うため「ハリス氏が大統領になる危険性がある」と指摘した。もう一つは選挙戦からの離脱で、その場合は「トランプ氏と手を組み、なぜそう決断したかを支持基盤に説明する」と話した。
ケネディ氏は「第3の候補」として民主党のジョー・バイデン大統領(81)とトランプ氏の再対決に嫌気が差していた有権者らから一定の支持を集めていた。しかし、バイデン氏が7月下旬に撤退を表明して民主党候補がカマラ・ハリス副大統領(59)に差し替わる中、ケネディ氏の支持率は低下傾向にある。
トランプ氏はCNNテレビのインタビューで、シャナハン氏の発言について問われ、「支持はうれしい」と話した。さらに、大統領選で勝った場合にケネディ氏を政権の要職に任命することを検討するか聞かれると、「おそらくそうするだろう。彼は非常に賢い男だ」などと語った。【ワシントン西田進一郎】
7143
:
OS5
:2024/08/23(金) 10:57:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc179efd35729767e7d5dc525b7490b3ddd6cef5
支持者の服装や音楽… 党大会に見る米民主と共和、カラーの違い
8/23(金) 7:30配信
1
コメント1件
毎日新聞
米中西部イリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会で、ハリス副大統領の登場に沸く会場=2024年8月19日、秋山信一撮影
米中西部イリノイ州シカゴで開催中の民主党全国大会は、7月の共和党全国大会とは会場の雰囲気が異なっている。どちらも11月の大統領選に向けた党内の盛り上げには成功しているが、カラーの違いも鮮明だ。
【写真で見る】民主党と共和党、党大会の違い
民主党大会2日目の20日夜、各州の代議員らによる大統領候補の指名投票の開始が告げられると、軽快な音楽が流れ出した。「皆さん、DJキャシディーです。今からロールコーーール(点呼投票)をやろうぜ」。グラミー賞候補になったこともあるDJキャシディーさんが叫ぶと、会場は歓声に包まれた。
進行役が州の名前を順番に告げるのに合わせて、キャシディーさんが州にちなんだ曲や州出身者の曲を流す。指名された州の知事や党幹部らが短いスピーチの後、次々とカマラ・ハリス副大統領(59)への支持を表明していった。
既に8月上旬にオンライン投票で結果は確定しており、今回の投票は形式的だった。しかし本来、指名投票は全米各地から集まった代議員団の最大の見せ場だ。盛り上げに一役買ったキャシディーさんは米メディアに「選曲は自分が提案した。各州に特別な意味を持つ曲を流すのが大切だと思っていた」と語った。
音楽の演出では共和党大会も負けていなかった。主にイベントの専属バンドとして活動する「シックスワイヤ」が4日間、往年の名曲のカバーを中心に生演奏。ドナルド・トランプ前大統領(78)の支持者であるカントリー歌手リー・グリーンウッドさんと共に「ゴッド・ブレス・ザ・USA」(米国に神の祝福を)を演奏したほか、機材のトラブルで進行が遅れた際に場をつなぐ場面もあった。
ただ、共和党大会ではあくまで音楽は脇役だ。指名投票の際も会場はいったん静まり、各州の代議員団のスピーチを聞いていた。曲調もポップな民主党に対して、共和党はカントリーやロックが多かった。
◇共和党は「トランプグッズ」
会場の雰囲気で最も異なるのが、集まった支持者らの顔ぶれや服装だ。
共和党大会は白人が大半で、トランプ氏の支持者が多い内陸部の農村の人種構成に似ていた。帽子やシャツ、ピンバッジなど「トランプグッズ」で身を固めた支持者も目立った。
対照的に、民主党大会では黒人や中南米系も多く、党の支持基盤がある沿岸部の都市の雰囲気を漂わせている。会場ではハリス氏のグッズも販売されているが、身につけている人はそれほど目立たない。性的少数者(LGBTQなど)に配慮する民主党らしく、誰でも使える「ジェンダーニュートラル」のトイレも用意されていた。
演説やシュプレヒコールには、党の現状も映し出されている。
共和党ではトランプ氏の選挙スローガン「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再び偉大に)」を引用する応援演説が多かった。演説に応えるように会場から湧くシュプレヒコールも、大会直前に銃撃された際にトランプ氏が言った「ファイト(戦え)」や定番の「USA」が合言葉となっていた。
一方、民主党のハリス陣営は、演者の「ホエン・ウィー・ファイト(我々が戦う時)」の呼びかけに対して、聴衆が「ウィー・ウィン(我々は勝つ)」と応えるコールを定着させようとしている。しかし、本格的に選挙運動を始めたばかりで、応援演説で引用されることはあまりない。
オバマ元大統領が自身の選挙スローガンを応用した「イエス・シー・キャン(彼女ならできる)」、全米自動車労働組合(UAW)のフェイン委員長が使った「トランプ・イズ・ア・スキャブ(トランプ氏はスト破りだ)」などの独自のキャッチフレーズを聴衆が自然発生的に連呼する場面が相次ぎ、シュプレヒコールにも「多様性」が出ている。【シカゴ秋山信一】
7144
:
OS5
:2024/08/23(金) 15:24:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/59bdddb87210f0fdc00d1a1b2afa108c2dfff0e4
中西部激戦州の争奪バトル ウォルズ氏VSバンス氏 米副大統領候補
8/23(金) 7:09配信
時事通信
米民主党の副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事(左)と共和党の同バンス上院議員(AFP時事)
【シカゴ時事】米民主党の副大統領候補、ウォルズ・ミネソタ州知事(60)は21日、同党全国大会での演説で「ネブラスカ州の小さな町で育ち、お互いを大切にすることを学んだ」と切り出した。
【ひと目でわかる】米民主、共和両党の副大統領候補比較
共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)と同じく、11月の大統領選で激戦が予想される中西部の労働者層の共感を勝ち取る狙いがある。
元州兵、高校教師、アメフトのコーチ―。ウォルズ氏の最大の武器は、中西部の田舎にいる庶民的な白人男性像を体現する容姿と、その「素朴で実直な人柄」だ。演説では、共和党候補のトランプ前大統領(78)とバンス氏について「彼らの政策は困っている隣人の役には立たない。奇妙だ」と独特な言い回しで批判する。
労働者階級の出身を強調するウォルズ氏の政策は左派寄りだ。知事として中間層の減税や処方薬のコスト削減、学校給食の無償化に取り組んだ。また、人工妊娠中絶、体外受精など生殖を巡る個人の自由の保護や、銃規制も呼び掛ける。
中西部のラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置するミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州は特に激戦地と目されている。過去3回の大統領選の勝者はいずれも3州で勝利しており、ハリス、トランプ両陣営のてこ入れが激しさを増す。
トランプ氏がバンス氏を抜てきしたのも、中西部の労働者の結集を期待してのことだ。バンス氏は、繁栄から取り残された白人の悲哀を描いた回顧録を執筆して一躍有名となった。中西部オハイオ州で育ち、高校を卒業して海兵隊に入隊、イラク戦争に従事した。
その後、エール大法科大学院に進学し、ベンチャー投資会社の経営者も務めている。歯切れの良い弁舌は、ウォルズ氏と対照的に見える。
バンス氏はテレビのインタビューで、民主党大会で受けたトランプ陣営に対する批判に対して「トランプ大統領時代、物価は低く、中間層の賃金は上昇していた。国境も安全だった」と反論。「私はとても貧しい家庭で育った。祖母がよく働いて犠牲になってくれたおかげで、アメリカンドリームを生きることができた」と語り、中西部の労働者層に寄り添う姿勢を強調した。
ウォルズ、バンス両氏は10月1日、互いの勝利を目指してテレビ討論会で議論を戦わせる。
7145
:
とはずがたり
:2024/08/23(金) 23:33:28
もがくトランプ氏、陰謀論に引き付けられる 周囲は目を覚ますよう懇願
2024.08.15 Thu posted at 07:55 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35222746.html?ref=rss
(CNN) トランプ前米大統領と、X(旧ツイッター)を所有する億万長者イーロン・マスク氏とのX上での対談が40分以上の技術トラブルの末にようやく始まったとき、マスク氏は証拠もなくトランプ氏の敵対者が同氏を黙らせるためにXへの攻撃を計画したと主張した。
マスク氏は「トランプ大統領の発言を聞くだけの人々に対して多くの妨害がある」と述べた。
しかし最近、最も熱心にトランプ氏を黙らせようとしているのは、同氏が再び大統領になることを望んでいる人々だ。
経験したことのない急速に変化する政治情勢にまごつき、取り乱しているように見えるトランプ氏は、その状況に対処しようと悪意に満ちたメッセージや、人種差別的な侮辱、陰謀めいた攻撃を繰り広げている。こうした行動は同氏に近い支持者や献金者の目にさえ非生産的に映る。トランプ氏が最近、なすべきことに集中できていないために、新たな対立候補であるハリス副大統領の勢いをくじく機会を無駄にしてしまったと非公式に深刻な懸念を表明する人もいる。
トランプ氏に近いある情報筋は、民主党が活気づいており、選挙戦の様相が変わったことに警戒感を示す。ハリス氏は資金調達ができ、首尾一貫した議論でトランプ氏に対抗できると指摘。トランプ氏は経済や移民について議論すべきだと訴える。
トランプ氏はマスク氏との2時間の対談の中で、2020年の選挙についての聞き慣れた不平を吐き出し、タイム誌の最新号の表紙でのハリス氏の美しさについてコメントし、バイデン大統領に執着し、CNNの集計によると少なくとも20個のうそをついた。
トランプ陣営の広報は声明で、トランプ氏が対談でハリス・ウォルズ陣営がいかに弱く、危険なほどリベラルで、米国史上最も過激であるかについて糾弾したと主張。「トランプ大統領はすべての演説で米国第一主義の政策を通じてこの国に対する大胆な展望を示し、急騰するインフレ、制御不能な国境、そして米国地域社会における犯罪の急増というハリス氏の悲惨な実績と対比させている」と述べた。
この対談はバイデン氏が7月21日に撤退して以降のトランプ氏のアプローチを反映したものだった。トランプ氏はハリス氏の人気が高まり、もはや自分に有利ではなくなった政治情勢に対処しようともがいてきた。トランプ氏はジャマイカ系とインド系の移民の子であるハリス氏が人種的アイデンティティーの半分を隠していると非難。自宅である「マール・ア・ラーゴ」に報道陣を集め、原稿なしの虚偽に満ちた記者会見を開き、21年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件前の聴衆の規模は、1963年にワシントンでマーティン・ルーサー・キング・ジュニアのもと雇用と自由を求めて行われた大行進に参加した人の数に匹敵すると主張した。
トランプ氏の選挙活動に再び注目が集まっていることを示す別の兆候がある。人気歌手セリーヌ・ディオンが10日、モンタナ州で行われたトランプ氏の集会で自身の楽曲が「無断使用された」ことを公に非難したのだ。トランプ陣営は23年と24年の集会で、ディオンのヒット曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を繰り返し取り上げてきた。しかしディオンの声明によると、この曲が選挙活動のプレイリストに含まれていることは最近になって初めて知ったという。
共和党は形勢が変わったことに不満を漏らす。共和党議員らはトランプ氏の最近の発言に警戒感を高め、顧問らはトランプ氏に方針転換を促す方法を急ぎ模索している。トランプ氏に近いラリー・クドロー氏とケリーアン・コンウェイ氏はFOXビジネスの番組でトランプ氏に対し、ハリス氏への悪口や侮辱をやめ、洞察や政策の対比をすることが勝利への方程式だと呼び掛けた。
トランプ氏の周囲にいる一部の人々にとって同様に警戒すべきなのは、インターネットの傍流から発生した陰謀論を最近のトランプ氏が支持していることだ。トランプ氏は先週末、先ごろ行われたハリス氏のミシガン州での集会には「誰も」参加していなかったという虚偽の主張をSNSに投稿した。インターネット上の極右の陰謀論者に端を発するこの主張は、参加者やメディアが集会に参加した数千人の支持者を捉えた写真や動画によって簡単に反証された。
トランプ氏を支持する情報筋は、同氏が複数の陰謀論を拡散したことに直接言及しながら「悪循環に陥っている」ように見えると指摘。選挙戦の新たな状況が明らかになった今、トランプ氏が再び焦点を合わせられるようになることを期待していると述べた。
「私たちの多くがトランプ氏を頼りにしている」「だから、彼には早く目を覚ましてほしい」
7146
:
OS5
:2024/08/24(土) 09:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b13b99abb0ecdfafe78dfe37897d1b3cc89012
米大統領選「第3の候補」ケネディ氏が撤退表明…支持層の動向、激戦州の情勢に影響可能性
8/24(土) 5:29配
読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター
【ワシントン=田島大志】米大統領選に無所属で出馬を表明していたロバート・ケネディ・ジュニア氏は23日、アリゾナ州で記者会見し、大統領選から撤退することを表明した。共和党のトランプ前大統領を支持する考えも明らかにした。
「第3の候補」として最有力だったケネディ氏の支持層の動向は、激戦州の情勢に影響を与える可能性がある。
ケネディ氏は会見で、トランプ氏との関係について、「我々の政策には違いがあるが、他の重要な点では一致している」と述べた。トランプ氏はケネディ氏が撤退した場合、要職で処遇することを検討する考えを示していた。
ケネディ氏は、ジョン・F・ケネディ元大統領(民主党)のおいにあたる。
7147
:
OS5
:2024/08/24(土) 09:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/87d91a654ed4d5e680a88d4a6d50c62fe5367796
ハリス氏、激戦5州で優勢 米大統領選の世論調査
8/24(土) 7:14配信
11
コメント11件
時事通信
ハリス米副大統領(左)とトランプ前大統領(AFP時事)
【シカゴ時事】11月の米大統領選の結果を左右する激戦州で、民主党のハリス副大統領が共和党のトランプ前大統領に対して優勢となっている。
【図解】米大統領選の激戦州での支持率
選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートが14日に公表した世論調査では、ハリス氏が激戦7州のうち、5州でリードしている。
7州はアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの各州。他の州では有権者の投票行動がはっきりしており、民主、共和のどちらかが明らかに優勢だが、7州では両党が伯仲している。過去の大統領選でも、激戦州の勝敗が全体の結果に直結してきた。
クックの調査では、7州のうち、ハリス氏が5州で先行。トランプ氏はネバダ州で優位だった。ジョージア州では両者が並んだ。
バイデン大統領の撤退表明前の調査では、トランプ氏が6州で先行し、ウィスコンシン州のみ引き分けだった。バイデン氏からハリス氏に候補者が代わったことで、民主党が勢いを取り戻した。
一方、クックが22日公表した全国レベルの世論調査では、ハリス氏が47.6%で、46.7%のトランプ氏をわずかに上回った。ハリス氏が大卒の白人、黒人やヒスパニック系、若年層の支持を集め、トランプ氏は非大卒の白人を中心に支持を固めている。
7148
:
OS5
:2024/08/24(土) 09:47:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/59bdddb87210f0fdc00d1a1b2afa108c2dfff0e4
中西部激戦州の争奪バトル ウォルズ氏VSバンス氏 米副大統領候補
8/23(金) 7:09配信
15
コメント15件
時事通信
米民主党の副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事(左)と共和党の同バンス上院議員(AFP時事)
【シカゴ時事】米民主党の副大統領候補、ウォルズ・ミネソタ州知事(60)は21日、同党全国大会での演説で「ネブラスカ州の小さな町で育ち、お互いを大切にすることを学んだ」と切り出した。
【ひと目でわかる】米民主、共和両党の副大統領候補比較
共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)と同じく、11月の大統領選で激戦が予想される中西部の労働者層の共感を勝ち取る狙いがある。
元州兵、高校教師、アメフトのコーチ―。ウォルズ氏の最大の武器は、中西部の田舎にいる庶民的な白人男性像を体現する容姿と、その「素朴で実直な人柄」だ。演説では、共和党候補のトランプ前大統領(78)とバンス氏について「彼らの政策は困っている隣人の役には立たない。奇妙だ」と独特な言い回しで批判する。
労働者階級の出身を強調するウォルズ氏の政策は左派寄りだ。知事として中間層の減税や処方薬のコスト削減、学校給食の無償化に取り組んだ。また、人工妊娠中絶、体外受精など生殖を巡る個人の自由の保護や、銃規制も呼び掛ける。
中西部のラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置するミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州は特に激戦地と目されている。過去3回の大統領選の勝者はいずれも3州で勝利しており、ハリス、トランプ両陣営のてこ入れが激しさを増す。
トランプ氏がバンス氏を抜てきしたのも、中西部の労働者の結集を期待してのことだ。バンス氏は、繁栄から取り残された白人の悲哀を描いた回顧録を執筆して一躍有名となった。中西部オハイオ州で育ち、高校を卒業して海兵隊に入隊、イラク戦争に従事した。
その後、エール大法科大学院に進学し、ベンチャー投資会社の経営者も務めている。歯切れの良い弁舌は、ウォルズ氏と対照的に見える。
バンス氏はテレビのインタビューで、民主党大会で受けたトランプ陣営に対する批判に対して「トランプ大統領時代、物価は低く、中間層の賃金は上昇していた。国境も安全だった」と反論。「私はとても貧しい家庭で育った。祖母がよく働いて犠牲になってくれたおかげで、アメリカンドリームを生きることができた」と語り、中西部の労働者層に寄り添う姿勢を強調した。
ウォルズ、バンス両氏は10月1日、互いの勝利を目指してテレビ討論会で議論を戦わせる。
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OS5
:2024/08/26(月) 06:25:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/91bdb08fe9bf9576f0f75d13899343569047e159
ハリス氏、党大会後も勢い 資金は潤沢、激戦州で攻勢へ
8/26(月) 5:42配信
共同通信
22日、米シカゴの民主党大会で演説するハリス副大統領(AP=共同)
【ワシントン共同】11月の米大統領選で、民主党のハリス副大統領陣営は25日、立候補した7月下旬からの約1カ月で約5億4千万ドル(約780億円)の資金を集めたと発表した。今月22日に閉幕した大会後も勢いを維持しており、潤沢な資金を武器に激戦州で攻勢を強める。
共和党のトランプ前大統領陣営が7月に集めた資金は1億3870万ドルだった。中西部シカゴで開かれた民主党大会では、トランプ氏と決別した共和党のキンジンガー元下院議員なども演説しており、幅広い層へのアピールが奏功した。
ハリス陣営によると、直近1週間の献金のうち、3分の1は新規の寄付者によるもので、若者や女性が目立った。
7150
:
OS5
:2024/08/30(金) 17:47:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce0ac9e5d51f194e2da594bbefe03cb05ab9a02
ハリス氏「共和党員を閣僚に起用」、異なる見解取り入れ中間層強化…党指名獲得後の初インタビュー
8/30(金) 13:24配信
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コメント41件
読売新聞オンライン
【ワシントン=池田慶太】米民主党大統領候補のカマラ・ハリス副大統領(59)は29日、CNNのインタビューで「政権の最優先事項は中間層の強化だ」と述べ、大統領就任初日から物価上昇対策に取り組む意向を表明した。異なる見解や経験を取り入れる必要があるとして、共和党員を閣僚に起用する方針も明らかにした。
ハリス氏が今月、党指名を獲得してから報道機関のインタビューに応じるのは初めて。共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領(78)はハリス氏がインタビューから逃げていると批判していた。
ハリス氏は共和党員の閣僚起用に関し、特定の人物は挙げなかったが、「私はキャリアを通じて意見の多様性を促してきた」と強調し、「共和党員が閣僚に加わることは米国民にとって有益だと思う」と述べた。
物価上昇対策に関しては「我々は米国の家族に投資する」と述べ、住宅価格の低下に集中的に取り組む意向を示した。メキシコ国境を越えて入国する不法移民について「責任を問われるべきだ。我々には執行すべき法律がある」と述べ、厳格に対処する考えを示した。
ハリス氏は、「気候変動の危機は現実のものであり、喫緊の課題だ」と述べ、気候変動対策を重視する意向も表明した。一方でシェールガス採掘で環境汚染が指摘される掘削手法については禁止しない考えを示した。
インタビューには副大統領候補のミネソタ州ティム・ウォルズ知事(60)も同席した。
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:
OS5
:2024/09/08(日) 21:43:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7d003e628b0aa95b15cbbaae6b664663dbf400
資金集めではハリス氏が優位に 手持ち資金は双方で計1000億円
9/8(日) 15:00配信
毎日新聞
カマラ・ハリス米副大統領=2024年8月22日、秋山信一撮影
11月の米大統領選で初当選を目指す民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)の陣営は6日、8月に3億6100万ドル(約513億円)の選挙資金を集めたと発表した。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が集めた額の3倍近くに上った。8月末時点で双方の手持ち資金は計約1000億円に上っており、両陣営は残り2カ月で接戦州に集中投下する方針だ。
ハリス陣営の発表によると、新規の献金者が8月だけで約130万人に上った。献金の95%は200ドル(約2万8400円)未満の少額献金で、献金者には特に教員や看護師が多いという。約20%は共和党員や無党派層からだった。
8月はハリス氏の党候補指名や中西部ミネソタ州のティム・ウォルズ知事(60)の副大統領候補起用、党全国大会など資金集めにつながるイベントが重なったこともあり、ジョー・バイデン大統領(81)からの候補差し替え後の党の勢いを象徴する結果となった。
一方、トランプ陣営は8月に1億3000万ドル(約185億円)を集めた。1件当たりの献金額は約56ドル(約8000円)で、陣営は「一般的な米国民から支援を受けているということだ」とアピールした。
8月末時点の手元資金はハリス陣営が4億400万ドル(約575億円)、トランプ陣営は2億9500万ドル(約420億円)。ハリス陣営は、連邦議会選や州知事選など大統領選と同時に施行される選挙の民主党候補に計1000万ドル(約14億円)を振り分ける余力も見せている。ただ、双方とも陣営本体とは別に、大口献金者らが運営する特別政治活動委員会(スーパーPAC)が選挙運動を支援しており、実際の資金力の差は明確ではない。
両陣営は接戦7州を中心に戸別訪問の経費、電話での支持呼びかけ、選挙広告費などに多額の選挙資金を投じる方針だ。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/09/08(日) 21:55:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9a39cfcd5e62cd5fe6953515f79a886f66c4251
共和党のチェイニー元副大統領、ハリス氏に投票へ 米大統領選
9/7(土) 16:50配信
CNN.co.jp
米国のチェイニー元副大統領(右)と娘のリズ・チェイニー氏
(CNN) チェイニー元米副大統領は6日、11月の大統領選で共和党のトランプ前大統領ではなく、民主党のハリス副大統領に投票する考えを明らかにした。トランプ氏に「二度と権力を委ねるわけにはいかない」と警鐘を鳴らした。
チェイニー氏は声明で「米国の248年の歴史において、トランプ氏ほど我々の共和国にとって大きな脅威となった人物はいない」と指摘。「有権者に拒絶された後も、彼は権力の座にとどまろうと噓(うそ)と暴力を利用して選挙を盗もうとした。二度と彼に権力を委ねるわけにはいかない」と訴えた。
そのうえで「市民として、我々には党派よりも国を優先して憲法を守る責務がある。私がハリス副大統領に1票を投じるのはそのためだ」と結んだ。
ハリス陣営のオマリーディロン選対本部長の声明によると、ハリス氏はチェイニー氏の支持を誇りに思っており、「党よりも国を優先する彼の勇気を深く尊敬している」という。
チェイニー氏の娘リズ・チェイニー元下院議員はこれに先立ち、テキサス州オースティンの催しで、父親はハリス氏に投票する意向だと明らかにしていた。リズ・チェイニー氏自身、以前に「トランプ氏の突き付ける危険」を理由にハリス氏に投票する考えを表明していた。
リズ・チェイニー氏はこの日、共和党の正副大統領候補に猛烈な批判を浴びせ、トランプ氏を「下劣な人間」と形容。伴走する副大統領候補のJ・D・バンス上院議員ともども、「女性嫌いのブタ」と痛罵した。
一方、トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに「ディック・チェイニーも娘も重要度の低いRINO(名ばかりの共和党員)だ」と書き込んだ。
チェイニー氏はジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領を務めた筋金入りの保守派で、下院共和党の幹部職を歴任した。ハリス氏への支持は驚くべき動きと言える。
チェイニー氏は2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃後、共和党とトランプ氏に批判的な姿勢を示した。22年に再選を目指した娘の選挙戦の広告では、トランプ氏を「我々の共和国にとっての脅威」「卑劣な人間」と呼んでいた。
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OS5
:2024/09/11(水) 12:55:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f6d7d7f790680eb629a252e4cc0014ab824bb2
即興、所作、間合い…イメージ戦が勝敗を左右 米大統領選討論会
9/11(水) 9:11配信
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コメント3件
毎日新聞
民主党のハリス副大統領(左)と共和党のトランプ前大統領=ロイター
11月の米大統領選に向けた主要候補のテレビ討論会が10日夜(日本時間11日午前)、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで始まる。世論調査では接戦が続く民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が初の直接対決に臨む。態度を決めていない接戦州の有権者や無党派層を意識し、経済や移民、人工妊娠中絶など主要テーマを巡って論戦を繰り広げる。
【図解でまるわかり】米大統領選 候補の横顔から仕組みまで
ハリス氏は、7月に選挙戦から撤退したジョー・バイデン大統領(81)の主要政策を引き継ぎながら、候補の若返りを生かして「未来への新たな道」を訴えている。中間層重視の方針を維持し、低・中所得者層や子育て世帯への税制優遇策を拡充する一方で、大企業や富裕層への増税を提唱。人工妊娠中絶を選ぶ権利を擁護する姿勢も強調する。トランプ氏を「米国ではなく、自分のために大統領の権力を使おうとしている」と批判する構えだ。
トランプ氏は「米国は衰退している」と危機感をあおり、「偉大な米国」の復活を掲げている。1期目に実現した法人減税をさらに進め、規制緩和を推進し、企業活動の活性化によって経済成長を図る政策だ。メキシコとの国境で不法越境を阻止するための「国境の壁」建設や、石油・天然ガスの掘削推進を掲げ、バイデン政権からの「変化」をアピールする方針だ。
討論会には論戦だけでなく、イメージ戦の側面もあり、候補者は即興での対応力や討論中の所作も問われる。ハリス氏は原稿がない場合の説明力不足、トランプ氏は不規則発言や誇張が問題視される傾向があり、90分間に及ぶ長丁場の対応が注目される。
今回の選挙戦は当初、2020年大統領選に続くバイデン、トランプ両氏の再対決の構図だった。しかし、バイデン氏が6月の討論会で高齢不安を露呈し、党内からの圧力を受けて7月に出馬断念を表明。8月にハリス氏が党候補指名を受け、約3カ月間の異例の短期決戦に突入した。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(10日時点)によると、「1対1」を想定した場合の支持率はハリス氏48・4%、トランプ氏47・3%と伯仲している。候補差し替えによって民主党内の熱気が高まり、ハリス氏が8月上旬にトランプ氏を逆転したが、8月下旬以降は僅差の状況が続いている。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/09/11(水) 17:39:41
https://www.nhk.jp/p/catchsekai/ts/KQ2GPZPJWM/blog/bl/pK4Agvr4d1/bp/pJKWxWYMWJ/
【解説・アメリカ大統領選】激戦州“勝利の方程式”は
公開:
2024年
8月30日(金)
午後4:02
更新:
2024年
8月30日(金)
午後4:02
NHK
激戦州を精力的に飛び回り支持を訴える民主党ハリス氏と共和党トランプ氏。なぜ激戦州が重要なのか、そして、両候補の“勝利の方程式”を、望月麻美キャスターが解説します。
(「キャッチ!世界のトップニュース」で2024年8月30日に放送した内容です)
・7つの激戦州 現在の状況は
アメリカ大統領選挙では、有権者は大統領にふさわしいと思う人に投票します。しかし、得票数で勝敗が決まるのではありません。投票結果によってそれぞれの候補が獲得する「選挙人」の数で決まります。
「選挙人」はあわせて538人。過半数の270人を獲得した時点で勝者が決まります。その「選挙人」は各州と首都ワシントンに人口などに応じて割り当てられています。そして、ほとんどの州で「勝者総取り方式」、つまり、1票でも上回った候補が、州の選挙人すべてを獲得する方式を採用しています。そのため、全体の得票数で上回るよりも、激戦州で勝利し選挙人の数を積み上げることが重要になってくるのです。
では、勝利への方程式をシミュレーションしてみます。この図は、CNNテレビの世論調査結果に基づく現在の予想です。数字が選挙人の数です。
赤、またはピンクはトランプ氏が。青、または水色はハリス氏が、現時点では勝利すると予想され、黄色の7州が、現時点でも予想がつかない激戦州となっています。これに基づき、ハリス氏が225人、トランプ氏が219人の選挙人を獲得することを前提に考えてみます。
7155
:
OS5
:2024/09/11(水) 17:42:17
まず、ハリス氏です。ハリス氏が遊説した南部ジョージア州は、前々回はトランプ氏、前回はバイデン氏が勝利しました。人口の3割を占める黒人層は伝統的な民主党の支持基盤ですがバイデン氏の経済政策などで支持離れが指摘されていました。しかし、ハリス氏の登場で、黒人層の民主党支持が盛り返しています。そこで、ジョージア州で16人を獲得するとします。
続いて、トランプ氏が訪れている中西部ウイスコンシン州とミシガン州は、各種世論調査の平均ではハリス氏がリードしています。この2州であわせて25人獲得したとします。それでも、過半数に必要な選挙人は4人残りもう1州、制さなければなりません。しかし、現時点では、僅差ではありますがどの州もトランプ氏がリードしています。
支持率の差が最も小さいのが東部ペンシルベニア州です。ここは、選挙のたびに有権者の動向が揺れる「スイング・ステート」です。また、製造業が衰退した地域、「ラストベルト」の一帯に位置します。
ハリス氏もトランプ氏も、ここで白人労働者層の支持を得ようと、副大統領候補にはそれぞれラストベルトにゆかりの深い人物を据え、激しい戦いを繰り広げています。
7156
:
OS5
:2024/09/11(水) 17:42:53
続いて、トランプ氏です。現時点の各種世論調査結果のまま激戦州のうち5州を制すれば、勝利します。
一方、ジョージア州でハリス氏が追い上げているほか、伝統的な共和党の地盤だった西部アリゾナ州も、カリフォルニア州からの移住者が増えてリベラルな人が増えていることなどを背景に、接戦となっています。この2つの州を落とすと270人に届かなくなるため、トランプ氏はジョージア州とアリゾナ州で勝利した上で、僅差のペンシルベニア州でも勝利することが重要になります。
一方、ウイスコンシン州とミシガン州は、前々回はトランプ氏が勝利しています。支持基盤である白人労働者層に訴えてハリス氏支持の切り崩しを図っています。両陣営は情勢を踏まえてこうしたパズルを繰り返し、選挙活動を続けていくことになります。
ただ、世論調査結果は必ずしも正しく世論を反映しているわけではありません。また、今後、注目のテレビ討論会などを受けて状況が大きく動き、激戦州以外の州でも情勢が変わることもありえます。
大統領選挙の投票日までまもなく2か月。あすから私はアメリカに取材に向かいます。注目のテレビ討論会も控える現地の表情を取材し、現地から中継で放送にも参加します。番組でしっかりとお伝えしていきます。
7157
:
OS5
:2024/09/11(水) 17:44:57
西部 アリゾナ州(11)
西部 ネバタ州(6)
中西部ウイスコンシン州(11)
中西部ミシガン州(15)
南部 ジョージア州(16)
東部 ペンシルベニア州(19)
東部 ノースカロライナ州(16)
7158
:
OS5
:2024/09/13(金) 08:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/855bec310f6369c302a4841d742b7c4be8b911fd
トランプ氏側近、準備した攻撃材料使わず愕然 テレビ討論会
9/12(木) 11:30配信
CNN.co.jp
大統領討論会の後、会場内の取材エリアでメディアの質問に答えるトランプ前大統領
(CNN) 11月の米大統領選に向けて10日夜に行われたABCニュース主催のテレビ討論会をめぐり、共和党候補のトランプ前大統領の側近の一部からは、民主党候補のハリス副大統領の実績や政策転換など準備してきた論点に対する攻撃をうまく行えなかったトランプ氏に対し、愕然(がくぜん)としたとの声が上がった。
トランプ氏は討論会の舞台を降りるとすぐ、視聴室で待機していた人々に対して、討論会がどうだったか質問を始めた。面と向かって「素晴らしい仕事をした」と称賛する人もいたが、多くは内心、そう思ってはいなかったようだ。
トランプ氏の周辺からは討論会について、よく言って引き分け、悪く言えば敗北との声が出ている。
情報筋によれば、トランプ氏はハリス氏との初の討論会に向けて、今夏にバイデン大統領と行った討論会のときよりも、準備を重ねてきたという。それでも、トランプ氏は最後の締めくくりとなる発言まで、ハリス氏に対する主要な攻撃材料のひとつである、現在掲げる公約をなぜ副大統領として過ごした3年半の間に実現できていないのかという点について言及をしなかった。非公開の場や選挙集会でこの指摘を耳にしていた側近の多くが驚いたという。
側近のひとりは、トランプ氏が、ハリス氏がまいた餌にことごとく食いついてしまったと認めた。
トランプ氏の側近からはテレビ討論会について「チャンスを逃した」との声も上がるが、討論会の全体的な重要性については重視しておらず、ペンシルベニア州などの激戦州での支持に影響はないとみている。
トランプ氏自身は11日午前の段階で、2回目の討論会について言及していないものの、CNNの取材を受けた関係者はほぼ全員、トランプ氏が最終的には2回目の討論会に応じるとみていると明らかにした。
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OS5
:2024/09/23(月) 09:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a541a6f648ba101663b701c0eb26e6f6d51512b
トランプ氏が推す知事候補、ポルノサイトに問題投稿か 激戦州で痛手
9/21(土) 12:30配信
朝日新聞デジタル
2024年8月14日、米ノースカロライナ州での選挙集会で、トランプ前大統領に先立って演説をする同州のマーク・ロビンソン副知事=AP
米南部ノースカロライナ州で、トランプ前大統領の支持を受けた共和党の知事選候補が、過去にポルノサイトの掲示板に「私は黒人のナチスだ」などと問題投稿を連発していた、と米CNNが報じた。同州は知事選と同時に実施される大統領選でも激戦州で、トランプ氏自身にとっても痛手となる可能性がある。
スキャンダルが報じられたのは、11月の知事選に共和党から立候補しているマーク・ロビンソン副知事。CNNが19日に調査報道として、ロビンソン氏が2008〜12年にポルノサイトの掲示板などに人種や性的嗜好(しこう)をめぐる投稿を繰り返してきたことを詳報した。
CNNによると、掲示板には「奴隷制は悪くない。復活されることを望む」といった投稿や、当時のオバマ政権について「いまワシントンにいるやつらよりも、ヒトラーの方がいい」といった投稿があった。またロビンソン氏は表向きにはトランスジェンダーへの批判を公言していたが、掲示板では「トランスジェンダーのポルノを見るのが好きだ」と投稿していたという。
朝日新聞社
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OS5
:2024/09/23(月) 09:25:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85a3dd85a67796d0a3d8aeaeeafb285b909a0f4
マスク氏、またも問題発言 トランプ氏暗殺未遂巡り
9/16(月) 19:42配信
時事通信
米実業家イーロン・マスク氏=5月6日、ビバリーヒルズ(AFP時事)
【ロサンゼルス時事】米実業家イーロン・マスク氏は15日、トランプ前大統領の暗殺未遂を巡り、自身がオーナーのX(旧ツイッター)に「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとすらしない」と投稿した。
【写真】発砲があった米南部フロリダ州ウエストパームビーチのゴルフ場周辺に集まった捜査車両
11月の大統領選では共和党候補のトランプ氏への支持を表明済み。対抗馬である民主党のハリス氏らの暗殺を望むかのような発言に批判が殺到し、間もなく削除した。
マスク氏は4日に、ナチス・ドイツ擁護者が出演したポッドキャスト番組を「見る価値がある」と投稿したばかり。7月には、ハリス氏の偽動画も広めた。Xの規約に抵触し得る問題発言が絶えないが、アカウント停止などの措置は取られていない。
マスク氏は、フォロワーの「何で彼らはトランプ氏を殺したがるのか」との書き込みに反応する形で問題の投稿を行った。利用者からは「危険で不穏な挑発行為」「これは扇動だ」などとマスク氏を非難する声が上がった。
マスク氏は削除後、「ジョークは、人々が文脈を理解しない場合、それほど笑えないことが判明した」と改めて投稿。謝罪の言葉はなく、読み手の受け取り方に責任を転嫁した。
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OS5
:2024/09/25(水) 20:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b1a2effbc8612ddb64e141aef0d028948e6ca3f
トランプ氏要求の「勝者総取り」方式への変更断念、ネブラスカ州知事「議員を説得しきれず」
9/25(水) 17:51配信
読売新聞オンライン
テレビ討論会に臨むトランプ氏=ロイター
【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選を巡り、ネブラスカ州のジム・ピレン知事(共和党)は24日、同州に割り当てられた選挙人5人の配分を「勝者総取り」に変更する計画を断念すると明らかにした。共和党のトランプ前大統領から要求されていたが、州議会で法案を採決しても必要な賛成票に届かないと判断した。
【写真】トランプ氏「これで最後だろう」…大統領選で負けた場合、2028年は出馬せず
ピレン氏は声明で、「実現に向けて全力を尽くしたが、議員を説得しきれなかった」と述べた。方式変更は、州議会(定数49)の共和党系議員33人全員が賛成すれば実現するが、4月に民主党からくら替えした議員が23日、賛成しないことを明確にしていた。
米大統領選はほとんどの州で1票でも多い候補が全選挙人を得る総取り方式だが、ネブラスカ州は一部を下院選挙区ごとに割り当てる。州全体では共和党が優勢だが、民主党も選挙人1人を獲得する可能性がある。
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:2024/09/27(金) 21:27:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/51322ea2fe905a6685e06eab88a704f099005d7c
NY市長を収賄罪などで起訴 航空券などの見返りにトルコへ便宜供与
9/27(金) 4:08配信
朝日新聞デジタル
2024年9月26日、収賄罪などで起訴された後、公邸の外で記者会見する米ニューヨーク市のエリック・アダムス市長=ロイター
米連邦検察は26日、ニューヨーク(NY)市のエリック・アダムス市長(64)が収賄罪などで大陪審から起訴された、と発表した。トルコ政府高官から航空券など旅行費用を支払ってもらい、見返りとして同国に便宜をはかったという。また、市長に就任する前からトルコ関係者から違法な献金をもらっていたとされる。アダムス氏は無罪だと主張し、争う姿勢を取った。
NY市は人口が800万人超で米国の最大都市であるうえ、世界の金融機関や国連もあり、市長は注目を集める。トルコの関係者も、アダムス氏が将来の大統領になると期待し、献金などをしていたという。
警察官出身のアダムス氏は民主党に所属し、穏健派とされる。2021年に初当選し、来年の市長選で再選を目指している。今後も市長として職務を続ける方針だが、辞任を求める声が民主党内からも相次いでいる。
朝日新聞社
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OS5
:2024/10/03(木) 08:45:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a21f906d05f1130c645c4a9c2f51e47725da3ec7
最後の陣営直接対決は「互角」 米副大統領候補が討論会 応酬も決定打欠く
10/2(水) 20:31配信
時事通信
1日、ニューヨークで、米副大統領候補のテレビ討論会を前に握手する共和党のバンス上院議員(左)と民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(EPA時事)
【ニューヨーク時事】11月5日の米大統領選を控え、民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(60)、共和党のバンス上院議員(40)の両副大統領候補によるテレビ討論会が1日夜(日本時間2日午前)、ニューヨークで行われた。
両陣営による最後の直接対決で、両氏はともに失言を回避し、手堅い議論に終始した。討論会終了後の世論調査では「ほぼ互角」の結果だった。
勝者を尋ねたCBSテレビの世論調査では、42%がバンス氏、41%がウォルズ氏と回答した。CNNテレビの調査でも、バンス氏が51%、ウォルズ氏は49%と伯仲した結果となった。
両氏は外交や移民対策、経済などで応酬を繰り広げつつ、それぞれの大統領候補である民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の擁護に努めた。人格攻撃などはなかった一方で、互いに決定打を欠く展開となった。
イランのイスラエル攻撃に関し、ウォルズ氏は「ハリス氏は自国と同盟国を守る」と強調。「トランプ氏の気まぐれのせいでイランは核兵器(保有)に以前より近づいている」とトランプ前政権のイラン核合意離脱を批判した。これに対しバンス氏は、「トランプ氏が世界を安全にした」と反論した。
移民問題ではバンス氏が、「ハリス氏が国境を開放したせいで(不法移民で)学校や病院はあふれかえり、市民生活は破壊された」と攻勢を強めた。ウォルズ氏は経済政策で「トランプ氏の減税は圧倒的に富裕層のためだ。ハリス氏は富裕層に公平な負担を求める」と訴えた。
ウォルズ、バンス両氏はともに中西部を地盤とする白人男性だが、対照的な性格で知られる。素朴な人柄で人気を集めるウォルズ氏に対し、各種世論調査で支持率が低迷するバンス氏が挽回できるかが焦点だった。バンス氏は討論会でこれまでの過激な言動を封印し、終了後にはウォルズ氏と握手して健闘をたたえ合うなど、理性的な振る舞いを見せた。
討論会はCBSが主催した。選挙戦は残り1カ月余りで、両陣営は激戦州を中心に激しく競り合っている。ハリス氏とトランプ氏の討論会は9月10日に行われただけで、次回の開催予定はない。
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OS5
:2024/10/03(木) 23:23:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1a4791cf8a3e6079cd75bf4784fe2c780975d52
天災や中東情勢、新たな火種 トランプ氏、現政権の対応非難 米大統領選
10/3(木) 20:34配信
時事通信
ハリケーンの被災地を訪れたトランプ前米大統領(中央)=9月30日、ジョージア州バルドスタ(EPA時事)
【ワシントン時事】投開票を約1カ月後に控えた米大統領選で、南部州を襲ったハリケーンの被害や、緊迫の度を増す中東情勢が新たな火種に浮上しつつある。
返り咲きを目指すトランプ前大統領(78)は現政権の対応を非難。バイデン大統領と二人三脚で対処に当たるハリス副大統領(59)は、緊張を強いられている。
ハリケーン「ヘリーン」は、激戦区に数えられる南部のジョージア州とノースカロライナ州を直撃。死者は190人を超え、被災地では生活インフラが大きな打撃を受けた。投票所となる学校やコミュニティーセンターは損壊し、期日前投票の手続きも停止。11月5日の投開票日までに選挙実務がどこまで復旧するかは不透明だ。
バイデン、ハリス両氏に先立ち現地入りしたトランプ氏は早速、「(現政権は)共和党支持の強い地域を助けようとしない」などと政治利用。ハリス氏は2日に被災地を訪れ、「私たちは長きにわたってここにいる」と全面支援を約束した。
一方、中東ではイランによる1日の弾道ミサイル攻撃を受け、イスラエルがイランの石油施設などに報復攻撃を仕掛ける可能性が報じられている。大統領選でインフレが重要争点となる中、中東の危機が拡大し原油価格を押し上げれば、ハリス氏には逆風となりかねない。
折しも、米東海岸とメキシコ湾岸では、賃金を巡る労使交渉の決裂を受けて港湾労働者が一斉ストライキに入り、物流の混乱も懸念されている。トランプ氏は「(バイデン政権下の)インフレが原因」と、ここでも追及を強めている。
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OS5
:2024/10/04(金) 21:17:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/815928667a7e666ede789dee17f222a648143a50
米大統領選残り1カ月、大接戦で最終盤に突入 「オクトーバー・サプライズ」にも注目
10/4(金) 20:08配信
産経新聞
米国のハリス副大統領
【ワシントン=坂本一之】米大統領選の投開票日(11月5日)まで残り1カ月となり、民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)が大接戦を繰り広げている。両候補は勝敗を左右する7つの接戦州を1つでも多く制するため訪問を繰り返し、支持を訴える。
ハリス氏は3日、接戦州の中西部ウィスコンシン州で、反トランプ派の大物議員として知られた共和党のリズ・チェイニー元下院議員とともに演説。ハリス氏は「共和党、民主党を問わない大統領になる」と、トランプ氏不支持の共和党員らに投票を呼び掛けた。
一方、トランプ氏は同日、接戦州の中西部ミシガン州で演説し、ハリス氏がナンバー2を務めるバイデン政権を批判。物価高問題に関し「私の新政権でインフレを終わらせる」と述べ、電気代などエネルギー負担を半分にすると訴えた。
大統領選は全米50州と首都ワシントンに計538人配分された選挙人の過半数を獲得した候補が当選する。NBCニュースの情勢分析ではハリス氏が226人、トランプ氏が219人を獲得する勢いで、残る接戦7州の93人を奪い合っている。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(3日時点)によると、接戦7州での支持率はトランプ氏が48・4%で、ハリス氏は48・3%。トランプ氏が西部アリゾナ州など3州、ハリス氏もミシガン州など3州でそれぞれリード。東部ペンシルベニア州は同率だ。
こうした接戦の状況から、投開票直前の突発的な出来事で選挙の流れが変わる「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)」が起こるかどうかも注目されている。
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OS5
:2024/10/05(土) 09:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/c962c917768682788b3d7cc6dd447310c3280185
「多様性」VS「異端児」 熱狂生むハリス氏とトランプ氏 背景の違い大きく・米大統領選
10/5(土) 7:11配信
時事通信
トランプ前米大統領(左)とハリス副大統領(AFP時事)
11月の米大統領選まで1カ月。
民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領は、勝敗を左右する激戦州で攻防を繰り広げ、各地の選挙集会は支持者の熱気に包まれている。「多様性のハリス氏VS異端児のトランプ氏」。2人が生み出す熱狂の背景を探った。
【最新情勢】データで見るアメリカ大統領選挙2024
◇挑む「ガラスの天井」―ハリス氏
「本当ですか?」。現職のバイデン大統領から選挙戦を撤退し自分を支援すると電話で告げられた時、ハリス氏はこう聞き返した。投票日まで4カ月を切った7月下旬の時点での候補者差し替えは、極めて異例の事態だった。
ハリス氏陣営の打つ手は素早かった。8月の民主党全国大会前に電子投票で候補指名を確保。黒人女性でアジア系という「多様性」を前面に出し、米政界で長く女性の進出を阻んできた「ガラスの天井」に挑む候補者像をつくり上げた。
選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、バイデン氏の撤退直前の世論調査でハリス氏は「好ましくない」が50%強と「好ましい」より約15ポイント多かった。だが、リベラル系メディアの好意的な報道やSNSを駆使し、各地の選挙集会を転戦した結果、10月3日時点では「好ましい」が1.1ポイント上回った。
サンフランシスコ州立大のジェイソン・マクダニエル准教授(政治学)は、支持者がハリス氏に熱狂するのは「彼女のアイデンティティーが出身地のカリフォルニアにあるからだ」と指摘。「この地は社会や経済・技術の変化の前線であり、最初にそれらに対処する。つまり『未来』を示している」と分析する。
ただ、ハリス氏は候補になってから正式な記者会見を開いたことがなく、具体的な政策の説明を求める声は少なくない。全米で展開される党予備選などを経ていないことから、指導者としての資質をどこまでアピールできるかが勝負となる。
◇戦い続ける「ボクサー」―トランプ氏
「重要な大統領だけが狙われる」。トランプ氏は9月17日、2度目の暗殺未遂事件後の選挙集会で、自らの存在感をこう誇示した。米史上、大統領経験者として初めて刑事裁判で有罪評決を下されたが、「バイデン政権による政治的迫害」だとして屈する様子はない。そもそも、2020年大統領選の敗北をいまだに認めていない。
不動産業の経営者出身で人気テレビ番組の司会を務め、公職経験のないまま大統領を目指した異端児。「ディープステート(闇の政府)」を解体すると陰謀論をぶち上げ、ホワイトハウスに乗り込んだ。
トランプ氏の人気の秘密について、ノースウェスタン大のダン・マクアダムス教授(心理学)は「彼は非常に攻撃的で、常に戦っている。人々はそういう人を好む」と解説。「ただ、ボクサーのように勝利することだけが目的で、過去も未来も考えていない」とも言う。実際、トランプ氏は大統領在任中、新たな政治・経済のビジョンを具体的に示していない。
各種世論調査によると、トランプ氏は国民の半数以上から嫌われている。だが、大統領選では得票総数で敗れても、中西部など複数の激戦州を制すれば、最終的に獲得選挙人の数でハリス氏を上回って勝利する可能性は十分にある。
マクアダムス氏は「トランプ氏は敗北したとしても絶対に受け入れないし、人々は彼を『大義のための殉教者』と見るかもしれない。彼は常に注目を集める存在でいるだろう」と予想した。
7167
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OS5
:2024/10/05(土) 09:03:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d459b7d5caca651c0fc0905f1af821f6ebc4ed02
残り1カ月「歴史的接戦」 ハリス氏、資金力で優位 トランプ氏、移民問題で猛攻・米大統領選
10/5(土) 7:10配信
時事通信
3日、米中西部ウィスコンシン州リポンで演説するハリス副大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】11月5日投開票の米大統領選まで5日で1カ月。
女性初の大統領を目指す民主党のハリス副大統領(59)と、返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領(78)の攻防は、「歴史的接戦」(選挙分析サイト)の様相を呈する。候補者討論会など直接対決の主要行事を終え、両陣営は戸別訪問や電話掛けの「地上戦」でラストスパートに入った。
【最新情勢】データで見るアメリカ大統領選挙2024
「うそつきハリスを倒す」。3日、トランプ氏が中西部ミシガン州の集会で気勢を上げると、ハリス氏は同ウィスコンシン州の演説で「(トランプ氏を)二度と大統領にしてはならない」とやり返した。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の全米平均支持率では、3日現在、ハリス氏が49.1%でトランプ氏の46.9%に2.2ポイント先行。トランプ氏は2020年大統領選の同時期、対立候補のバイデン大統領に7.8ポイント、16年はクリントン元国務長官に3.2ポイント後れを取っており、終盤情勢は過去2回よりも僅差だ。東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナなど、激戦7州での差はいずれも2ポイント未満にとどまる。
ハリス氏陣営はこれまでに6億7800万ドル(約995億円)の選挙資金を集めた。トランプ氏の3億1300万ドル(約459億円)を大きく上回り、広告展開や動員力で優位にある。
ただ、黒人やヒスパニック系など伝統的な民主党の支持層で、ハリス氏の支持率は4年前のバイデン氏の水準に届いていない。ハリス氏は一部共和党を含む超党派の「反トランプ連合」結成に奔走。不法移民対策で厳しい国境管理を打ち出すなど、中道右派の取り込みも意識した発信に努めている。
トランプ氏は28年大統領選への出馬を否定し、「最後の戦いだ」と支持層を鼓舞。移民増を最大の争点に据え、「ハリスが国境を開放した」と攻勢を強める。だが陣営は今回、戸別訪問などに当たる地上戦部隊の指揮を党ではなく外部組織に依頼。「激戦州での活動に勢いが見られない」(政治専門紙ヒル)と指摘される。
10月に入り、イランがイスラエルをミサイル攻撃するなど中東情勢が緊迫化。さらに巨大ハリケーン「ヘリーン」は米南部に甚大な被害をもたらした。いずれも選挙戦に影響を及ぼす可能性があり、最後の1カ月は波乱含みだ。
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:
OS5
:2024/10/05(土) 09:21:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/600cc19158252b25f34bf38f9cfae7ccbc5ef599
ハリス、トランプ両陣営の選挙戦最終盤の戦略は 米大統領選まで1カ月
10/4(金) 20:33配信
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コメント9件
産経新聞
米大統領選まで1カ月 両陣営の戦略
11月5日に投開票日を迎える米大統領選まで1カ月。依然として民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)の支持率が拮抗(きっこう)する中、両氏とも接戦州で集会を開催するなど票の上積みに懸命だ。両陣営は選挙戦最終盤の戦略をどう描いているのか。
【写真】テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後
■ハリス氏-共和党支持層の切り崩し狙う
「トランプは偉大な米国を率いるのにふさわしくない。トランプを倒さなければならない」
接戦州の中西部ウィスコンシン州で3日に開かれたハリス氏の集会でこう訴えたのは、トランプ氏批判の急先鋒(せんぽう)に立ってきた共和党のリズ・チェイニー元下院議員だ。
チェイニー氏は2021年の連邦議会襲撃事件でトランプ氏が暴徒化した支持者を止めなかったことを痛烈に批判。党派を超えた「幅広い連合」をアピールし、ハリス氏への投票を呼び掛けた。
続いて演説したハリス氏は「米国の大統領はイデオロギーや党派性で国を見てはならない」と応じ、チェイニー氏と連携して選挙戦を戦うことを強調した。
ハリス氏は、7月に再選断念を表明したバイデン大統領に代わり民主党大統領候補となり、世論調査で優勢だったトランプ氏に8月に追い付く勢いを見せた。ただ、勢いは加速せず接戦が続く。
ハリス陣営は、小口の献金も呼び掛け、そうした資金を元に選挙広告や集会を接戦州で展開。ボランティアを活用した戸別訪問や電話での支持の訴えにも注力するが、支持率は拮抗したままだ。
こうした状況を打開するため、ハリス氏は無党派層の支持拡大に加え、トランプ氏に不満を持つ共和党支持層の切り崩しを図ろうとしている。共和党の元大物議員であるチェイニー氏と「打倒トランプ」で共闘したのはその戦略の一環だ。
また、NBCニュースによると、一部の州で始まった郵便投票と期日前の投票所での直接投票で、すでに約133万人が投票しており、ハリス・トランプ両陣営は集会や選挙広告などを一層強化している。(ワシントン 坂本一之)
■トランプ氏-経済・移民政策に重点を
「彼女はこの国を壊そうとしている」
トランプ氏は3日の接戦州中西部ミシガン州での集会で、ハリス氏が当選すれば、不法移民に紛れ大量の犯罪者の侵入を許すと指摘。すぐに増税して景気を悪化させるうえに、中東の紛争拡大も抑止できず「第三次大戦」に世界を陥れると警告した。
トランプ氏の最大の強みは、選挙戦の主要争点である経済政策、不法移民対策、外交政策に関する1期目の実績だ。
ニューヨーク・タイムズ紙の最近の世論調査によると、経済、不法移民、ウクライナ戦争でそれぞれ「トランプ氏とハリス氏のどちらがより優れた仕事をすると思うか」との質問に、いずれも5割超がトランプ氏に軍配を上げた。
トランプ氏の盟友のグラム上院議員(共和党)も先月末、米メディアを通じて「国民は経済、国境、外交政策でハリス氏より、かなりトランプ氏を信頼している。これらの課題に集中せよ」と苦言を呈した。トランプ氏がハリス氏の適性を巡り根拠のない個人攻撃を激化させているからだ。
大型減税で好景気に導き、厳格な国境警備で不法移民流入を抑制、海外の大規模紛争も抑止した-という1期目のアピールは、バイデン政権の低支持率が続く中で「なお効果的」と共和党系選挙アナリストも指摘している。この点、トランプ陣営が2回目の討論会を拒んでいることには共和党内にも異論がある。
トランプ陣営としては、個人攻撃に傾斜しがちな選挙戦をいかに政策批判にシフトできるかがカギとなりそうだ。
また、トランプ氏は最近、人工妊娠中絶を禁止する連邦法を支持しないと示唆。メラニア夫人も人工中絶は「女性の根本的権利」とX(旧ツイッター)に投稿した。人工中絶の権利容認で柔軟姿勢を示し、伸び悩む都市近郊女性の支持率挽回を図ったとみられる。(ワシントン 渡辺浩生)
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:
OS5
:2024/10/05(土) 17:17:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a67f7e9dd86e00fa515f965c14a193abbdd777d
米大統領選まで1か月、民主・共和両党「10月の波乱」警戒…過去にもヒラリー氏メール問題、トランプ氏のコロナ感染など
10/5(土) 15:24配信
読売新聞オンライン
米ホワイトハウス
5日で投開票まで残り1か月となった米大統領選では、民主、共和両党の陣営が「オクトーバー・サプライズ(10月の波乱)」を警戒している。終盤戦に起きた突発的な出来事は、過去の大統領選でも勝敗に影響してきた。(ワシントン支局 淵上隆悠)
「いつものように、10月に何かが起きるのを心配している」
民主党のヒラリー・クリントン元国務長官は9月末、米公共テレビPBSの公開インタビューでこう述べ、大統領候補のハリス副大統領が選挙戦の終盤になって打撃を受ける事態が起きることに懸念を示した。
2016年大統領選でトランプ氏に敗れたヒラリー氏自身、最終盤に波乱に見舞われた。国務長官在任中に個人メールで機密情報をやりとりしていた問題で、新たなメールが見つかったとして、投票日の12日前に連邦捜査局(FBI)が捜査を再開した。10日間の追加捜査で「訴追見送り」の方針は示されたが、ヒラリー氏の勢いはそがれた。
20年大統領選では、トランプ氏の新型コロナウイルス感染が波乱だったと指摘される。まだワクチンが流通していない時期で、当時74歳で年齢的に重症化リスクが高かったトランプ氏の健康状態に関心が集まった。ウイルスの危険性を軽視する発言を重ねていただけに、支持者にも不安が広がった。
「オクトーバー・サプライズ」は元々、デパートの秋季セールの宣伝文句だった。政治用語となったのは、再選を狙った民主党のカーター氏に共和党のレーガン氏が挑戦した1980年大統領選だ。
CNNによると、選挙戦終盤に劣勢だったカーター氏は、当時、国民の一大関心事だった在イラン米大使館人質事件を解決することで逆転を狙い、レーガン陣営はこれを「オクトーバー・サプライズ」と呼んで警戒した。実際に実現はせず、カーター氏は敗れた。人質はレーガン氏が大統領に就任した翌年1月20日に解放された。レーガン陣営には、イラン側と裏取引し、人質解放を遅らせた疑惑がある。
今回の選挙戦では、トランプ氏に対する暗殺未遂事件や民主党大統領候補の交代劇など、すでに異例の事態が相次いでいる。中東情勢は緊迫の度合いが増しており、大災害も波乱要因となる。大詰めでまた流れを変えるサプライズが起きる可能性は排除できず、両陣営の対応力もカギを握りそうだ。
7170
:
OS5
:2024/10/05(土) 17:26:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/db37b471cb196df1ba813a8a33598a7efbf14dad
米大統領選、民主はオバマ氏投入でハリス氏支援 共和トランプ氏は災害対応を争点化
10/5(土) 14:12配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月5日に投開票日を迎える米大統領選に向け民主、共和両党が勝敗を左右する接戦州のテコ入れで票の掘り起こしを強化している。民主党は党内人気の高いオバマ元大統領が10日から遊説し党候補のハリス副大統領を支援。共和党候補のトランプ前大統領は死者が210人を超えたハリケーン「ヘリーン」の被災地を回り、ハリス氏らの災害対応を批判しながら争点化を図っている。
ワシントン・ポスト紙など主要メディアは4日、オバマ氏がハリス氏支援で10日から接戦州の遊説を開始すると報じた。10日は両陣営がしのぎを削る東部ペンシルベニア州で集会を開く見込みで、知名度を生かした投票の呼びかけで民主党支持層の取りこぼしを抑え、無党派層の支持拡大を狙う。
オバマ氏は、2022年の中間選挙でも応援演説し、共和党の躍進阻止に貢献した。
一方、トランプ氏は4日、ヘリーンの被害が出た南部のジョージア州やノースカロライナ州を訪問。ハリス氏がナンバー2のバイデン政権の被災地支援が「ひどく悪い」などと厳しく非難した。
ヘリーンは9月下旬に南部を直撃し、米メディアによると、安否不明者が数百人に上り、インフラなどにも深刻な被害が出た。トランプ氏は、ハリス氏の政権運営能力を疑問視する世論を喚起して接戦州の票を取り込む戦略だ。
トランプ氏はヘリーン直撃後、素早くジョージア州に入り、宇宙企業「スペースX」を率いるイーロン・マスク氏と衛星通信網「スターリンク」を被災地に提供できないか協議したことを明かすなど、支援の取り組みもアピールしている。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(4日時点)で、接戦7州での支持率はトランプ氏が48・4%で、ハリス氏は48・3%と拮抗(きっこう)している。
7171
:
OS5
:2024/10/06(日) 00:49:43
>>7154
このままだとペンシルベニア州次第って感じですね
ハリス氏が225人+32人=257人、トランプ氏が219人+262人
過半数270人
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/
激戦州
■トランプ優勢(43)
西部 アリゾナ州(11)1.4%差
南部 ジョージア州(16)1.5%差
東部 ノースカロライナ州(16)0.6%差
■ハリス優勢(32)
中西部ウイスコンシン州(11)0.8%差
西部 ネバタ州(6)1.1%差
中西部ミシガン州(15)0.7%差
■互角
東部 ペンシルベニア州(19)
7172
:
OS5
:2024/10/06(日) 00:52:39
https://www.asahi.com/articles/ASS9N042VS9NUHBI006M.html
ハリス氏が重要な接戦州でトランプ氏をわずかにリード 米紙世論調査
有料記事アメリカ大統領選挙2024
ワシントン=合田禄2024年9月20日 10時30分
11月の大統領選に向け、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)などは19日、10日のテレビ討論会後に実施した世論調査の結果を発表した。全米では民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)の支持率が同じ、接戦州の一つ、ペンシルベニア州ではハリス氏がわずかにリードしている。
NYTはシエナ大と地元紙フィラデルフィア・インクワイアラーと共同で、11〜16日に電話による世論調査を実施した。対象は全米の有権者2437人で、うち1082人がペンシルベニア州の有権者だった。
全米の有権者でみると、支持率はハリス氏とトランプ氏がともに47%だった。ペンシルベニア州は、大統領選の勝敗を分けるとみられている七つの接戦州のなかでも、最も選挙人の数が多く、特に注目度が高い。同州の有権者だけに絞ると、ハリス氏の支持率は50%、トランプ氏は46%だった。
同州での調査の誤差は3・8ポイントで、両者の差が4ポイントだったことは、統計的にみて「ハリス氏がリードしている」と言える結果だった。
7173
:
OS5
:2024/10/06(日) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3748bcfa54e71a0b4665f7fb6235287f041d8425
ハリス氏、強い雇用生かせず 「経済」ではトランプ氏に劣勢 米大統領選
10/6(日) 7:42配信
時事通信
米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領=4日、ミシガン州(AFP時事)
【ワシントン、ニューヨーク時事】11月の米大統領選まで残り1カ月となる中、米国の労働市場は堅調さを維持している。
【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年
良好な雇用情勢は、バイデン現政権のナンバー2で民主党候補のハリス副大統領にとって追い風のはず。しかしハリス氏は「経済」に関する支持率で、共和党候補のトランプ前大統領の後塵(こうじん)を拝している。
「経済は良い進展を遂げている」。ハリス氏は4日、中西部ミシガン州で演説し、9月の雇用統計で就業者数が前月比25万4000人増と、市場予想(14万人増)を大きく上回ったことをアピールした。失業率は4.1%と、2023年初めの約53年ぶり低水準と比べれば上昇したものの、良好な雇用情勢を示す水準を保っている。
メディアなどの世論調査ではおおむね、ハリス氏の支持率がトランプ氏を僅差でリードしている。ただ、有権者の最大の関心事とされる経済に限ると、トランプ氏がハリス氏を上回るケースが多い。調査会社イプソスが9月末に行った調査では、「経済・インフレ・雇用」に関する政策でトランプ氏を支持する割合は41%だったのに対し、ハリス氏は35%にとどまった。
ハリス氏が労働市場の堅調さを生かし切れない背景については、米社会の格差拡大を指摘する声が多い。数字的には雇用は堅調、インフレ率も低下しているが、日系証券関係者は「食品や住宅価格が(コロナ禍前より)かなり上昇しており、豊かさの実感が伴わない」と指摘。最高値更新を続けるニューヨーク株式相場についても「資産を持たない層は恩恵を受けられず、不満がたまっている」と分析する。
米国勢調査局が9月に発表した23年の貧困率は12.9%と、2年連続で上昇した。コロナ経済対策の終了が響き、苦境に直面する低所得層の実態がうかがえる。
「インフレが経済を壊滅させた」。トランプ氏は4日、南部ジョージア州で行った記者会見で、生活コスト高への不安をあおった。強い内容だった雇用統計に関しては「不法移民が多くの仕事を奪っている。その点からすれば非常に残念だ」と、看板の主張である不法移民対策と絡め、バイデン・ハリス政権の「成果」を攻撃した。
7174
:
OS5
:2024/10/12(土) 22:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d460a61f7322143e8f453cf201271f1ba501936
米南部、増える黒人票 70年代以降「新たな大移動」 民主、投票率アップ狙う・大統領選
10/12(土) 7:12配信
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時事通信
米エモリー大のギレスピー准教授(同大提供・時事)
米南部ジョージア州(2020年時点の人口約1070万人)は、黒人住民の割合が他の地域より高いとはいえ、長年にわたり白人保守層を基盤とする共和党の牙城だった。
【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年
だが、近年は新たに州内へ移り住む黒人が増え、20年の前回大統領選では、動員に成功したバイデン大統領が28年ぶりに民主党に勝利をもたらした。再現を期すハリス副大統領にとって、増え続ける黒人有権者の足を投票所に向けられるかどうかが重要になる。
◇北部からの回帰
「ニュー・グレート・マイグレーション(新たな大移動)」。シンクタンク、ブルッキングス研究所は22年9月、南部州への黒人の移住が進んでいると指摘する報告書を発表した。南部への回帰とも言えるこうした動きは、南部各州の有権者の構成を変えつつある。
南部の主要産業だったプランテーションで黒人奴隷を労働者として使役していた歴史的経緯から、20世紀初頭には米国の黒人総人口の9割が南部に居住していた。しかし、1900年代前半から500万人ともされる黒人が、職を求めてニューヨークやシカゴなどの大都市がある北部に移住。70年時点で、南部に住む黒人の割合は53%へと落ち込んだ。
ところが70年代以降は、北部で産業空洞化が目立つようになった一方、南部でインフラの整備が進んだことから、人の流れが逆転。2020年には、南部居住の黒人の割合は57%まで「回復」した。
◇増える州外出身者
世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、ジョージア州の黒人有権者数も2000年からの19年間で約92万人増え、同州の有権者全体に占める割合は5ポイント増の33%に達した。19年時点で黒人有権者のうち、州外出身者は43%に上る。この間、同州の白人有権者の割合は11ポイント減の58%にまで落ち込んだ。
ジョージア州では、前回大統領選でバイデン氏が黒人票の9割近くを固め、1万1779票の僅差でトランプ前大統領に競り勝った。アトランタ近郊にあるエモリー大のギレスピー准教授(政治学)は「より多くの黒人が州内に流入し、より多くの票を民主党が獲得したことを示している」と分析する。
◇民主党の不安
黒人票を頼りにしているのはハリス氏も同じだが、ほころびも生じている。
22年11月の州知事選では、バイデン氏の副大統領候補として取り沙汰されたこともある黒人女性ステイシー・エイブラムス氏が、共和党現職のブライアン・ケンプ氏に敗れた。現職の知名度の高さという壁のほか、黒人有権者の投票率が期待されていたほど高くなかったことなどが敗因とされる。
ギレスピー氏は、ジョージア州では依然として共和党支持者の方が民主党支持者より多いと指摘。「黒人以外に差を埋めるだけの票はない」と述べ、黒人有権者の投票率が大統領選の結果を左右するとみている。
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OS5
:2024/10/14(月) 09:29:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e681250629afa3cc99e117702c4078adcbd97f95
トランプ氏、黒人男性取り込み ハリス氏は穏健共和に秋波 互いの支持層争奪・米大統領選
10/14(月) 7:07配信
時事通信
選挙集会で演説するトランプ前米大統領=12日、西部カリフォルニア州コーチェラ(AFP時事)
【ワシントン時事】米大統領選共和党候補のトランプ前大統領(78)が黒人男性への働き掛けを強めている。
黒人の多くは伝統的に民主党候補を支持してきたが、男性はハリス副大統領(59)への投票をためらう傾向があるとされるためだ。対するハリス氏は共和党穏健派の切り崩しを画策。大統領選まで1カ月を切り接戦が続く中、双方が相手の支持層を奪おうとする構図となっている。
トランプ氏陣営は12日、同氏を支持する「黒人男性諮問委員会」と連名の声明を発表。オバマ元大統領が黒人男性にハリス氏への投票を促したことを取り上げ、「政策でなく肌の色に基づいて支持を呼び掛けたことは非常に侮辱的だ」と非難。「黒人家庭のために米国を再び偉大にできるのはトランプだけだ」と主張した。
オバマ氏は10日、東部ペンシルベニア州で民主党の選対事務所を訪れた際、黒人男性がハリス氏を熱心に支持していないと言及。「女性大統領に違和感があるのか。それは受け入れられない」と運動員を叱咤(しった)していた。
ニューヨーク・タイムズ紙が12日に公表した調査によれば、黒人の民主党支持率は2016年の92%から78%に減少したと推定されている。若年層や男性で「民主離れ」が進んでいるもようだ。
一方、ハリス氏は11日の演説で、大統領に就任すれば超党派の政策助言機関を設置し、共和党の意見を政権運営に反映すると約束。同党の「反トランプ派」に秋波を送った。
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OS5
:2024/10/16(水) 11:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d34fefae1aaeda4fa32715221978302544441b8
米大統領選を左右する「黒人男性」票めぐり争奪戦 ハリス氏、トランプ氏が取り込み狙う
10/16(水) 10:36配信
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産経新聞
トランプ前大統領(AP)
【ワシントン=大内清】11月5日の投開票まで3週間を切った米大統領選で、「黒人男性」票が勝敗を左右する要素として注目を集めている。民主党候補のハリス副大統領(59)は、起業を目指す黒人への優遇融資制度の創設などを主張し支持固めに奔走。共和党候補のトランプ前大統領(78)は「黒人男性は大好きだ」と訴え、従来は民主党支持が多い黒人の取り込みを狙っている。
【写真】テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後
ハリス氏は15日、黒人に人気のラジオ番組に出演し、トランプ氏について「適正を欠く」と主張した。14日には、銀行などと連携し黒人の起業資金に最大2万ドル(約300万円)の融資を優遇することや、黒人の就業機会を増やすなどの政策を発表。娯楽用マリフアナ(大麻)合法化にも積極姿勢をみせ、関連容疑で摘発される割合が高い黒人に秋波を送った。
黒人はもともと民主党の支持基盤の一つ。にもかかわらずハリス氏が選挙戦の最終盤にきてアピールを強めているのは、特に男性票の離反が目立っているためだ。「全米黒人地位向上協会」(NAACP)が9月に発表した調査結果では、50歳未満の黒人男性の26%がトランプ氏に投票するつもりだと回答。ハリス氏に投票するとしたのは49%で、黒人全体の平均63%を大きく下回った。
背景として、黒人男性には「男らしさ」や「タフさ」などを重視する傾向が強いことが指摘される。このため、初の黒人系で女性の大統領を目指すハリス氏への共感が薄く、女性蔑視発言や政敵への罵倒を繰り返すトランプ氏に引きつけられる人が多い、との見立てだ。2020年前回選よりも黒人男性の棄権が増えるとの分析もある。
民主党のバイデン大統領は、トランプ氏と争った前回選で黒人票の9割超を固めたことが当選の原動力となった。ハリス氏は、バイデン氏の得票水準に近づけることが勝利に不可欠となる。
ハリス氏を支援するオバマ元大統領は10日、最接戦州の東部ペンシルベニア州ピッツバーグで、黒人男性のボランティアグループに「女性大統領を避ける言い訳はやめよう」とのメッセージを発するべきだと強調。その後の演説では「弱い者いじめを好むトランプ氏の振る舞いを『強さ』だと考える人がいる。しかし、それは本当の強さではない」と語りかけた。
一方のトランプ氏も「不法移民が黒人の仕事を奪っている」などと主張し、黒人票の掘り起こしに躍起だ。同氏は、ナチズムを崇拝する有名黒人ラッパーのイェ(旧名カニエ・ウエスト)氏と親しく、こうした交友関係が一部の黒人男性からの支持を下支えしているとも指摘される。
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OS5
:2024/10/16(水) 11:55:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/74d30692b8e95f05352fb81defc4cbbccb998876
米大統領選、焦点は依然として「ラストベルト」3州か
10/15(火) 12:30配信
CNN.co.jp
道路沿いに立つ共和党候補のトランプ氏への支持を示す看板=9月6日、米ウィスコンシン州レミントン近郊
(CNN) 11月に行われる米大統領選では、選挙の広告や候補者による訪問、組織的な取り組み、世論調査に神経をとがらせているかどうかにかかわらず、ミシガン州とウィスコンシン州、そして何よりペンシルベニア州がこれまでと同様に両陣営にとっての優先事項のトップに浮上した。最近の大統領選ではほぼ毎回、「ラストベルト(さびついた工業地帯)」とも呼ばれるこの3州が重要な位置を占めている。
今年の大統領選における共和党候補のドナルド・トランプ前大統領は2016年の選挙で民主党候補だったヒラリー・クリントン氏に対して、この3州で全勝して驚きを与えた。3州の票差の合計は8万票にも満たなかった。20年の大統領選ではジョー・バイデン氏が逆に3州全てを奪還したが、票差の合計は約26万票だった。
カマラ・ハリス副大統領は7月に民主党の主要候補者となって以降、どの州よりも多くの広告費をペンシルベニア州につぎ込んでいる。
民主党で長くストラテジストを務め、現在は南カリフォルニア大学のCPFの所長を務めるボブ・シュラム氏は、ラストベルトの激戦州3州が長い間、大統領選において極めて重要な位置を占め続けていると指摘。その理由として、3州は、例えば、都市部と農村部、ホワイトカラーとブルーカラーの有権者など現在の米国政治を定義づけている根深い分断の多くを内包しているからだという。シュラム氏は3州が政治の二極化を反映しているとの見方を示した。
別の専門家らは、この3州が大統領選では同じような投票を行うという歴史的な傾向があるため、他の大票田がどちらかの党にはっきりと傾いているときに、選挙のたびに民主党と共和党の勝利が揺れる「スイング・ステート」として機能すると指摘する。カリフォルニアやニューヨーク、ニュージャージーといった州は民主党寄り、テキサスやフロリダ、オハイオの各州は共和党寄りと見られている。
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OS5
:2024/10/16(水) 11:56:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5f2df0bcfa534848d0990b8588f736df61251ef
オバマ氏がハリス氏支援活動を本格化 大統領選、1カ月切り総力戦
10/12(土) 6:38配信
毎日新聞
米民主党のハリス副大統領への支援を呼びかける演説を行うオバマ元大統領=東部ペンシルベニア州で2024年10月10日、ロイター
米大統領選(11月5日投開票)まで1カ月を切る中、オバマ元大統領が民主党のハリス副大統領を支援する活動を本格化させた。10日に東部ペンシルベニア州で集会を開催したのを皮切りに、今後も複数の接戦州で演説する見通し。共和党のトランプ前大統領と支持率が拮抗(きっこう)しており、ハリス氏陣営は総力戦で支持拡大を図る。
【図表】歴代米大統領、一番人気は?
「私が出馬した時と同じような選挙運動のエネルギーが、地域やコミュニティーでまだ見られていないというのが、報告に基づく私の認識だ」。米メディアによると、現在も民主党支持者の間で人気が高いオバマ氏は10日、集会に先立って立ち寄った同州ピッツバーグの選挙事務所でこう懸念を示した。
念頭にあるのは、黒人の男性有権者だ。従来民主党の支持層とされてきたが、若者を中心に支持離れが指摘されている。オバマ氏はハリス氏について「あなた方と同じように育ち、大学に行き、苦労や痛み、喜びを理解している人物がいる」とする一方、トランプ氏については「あなた方を軽視してきた人物だ」と批判した。
その後の集会では「今回の選挙は接戦になる。新しい時代のリーダーを選ぶ機会があり、そしてより良く、より強く、より公平な米国を築き始めるチャンスがある」とハリス氏への支持を呼びかけた。
さらに経済政策や不法移民対策、人工妊娠中絶の権利擁護などを引き合いに出し、ハリス氏こそがとりわけ労働者や中間層のための候補だと強調。「トランプ氏は78歳の億万長者で陰謀論をまき散らしている。彼が気にかけているのは自身のエゴとカネと地位だけだ」と批判した。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、オバマ氏の活動は主に、期日前投票が既に始まった州や郡に焦点を当てており、すぐに投票に行くよう促す狙いがある。さらに2008年と12年の大統領選でオバマ氏に投票した若者や有色人種の有権者の取り込みに狙いを定めているという。【ワシントン松井聡】
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OS5
:2024/10/17(木) 21:50:14
https://www.sankei.com/article/20241015-MF7U2ZKJRRPIFFP72MRM6PQP3U/
アラブ系が米大統領両候補を支持せず、イスラエル政府支持で 激戦州でハリス氏に痛手
2024/10/15 15:14
アラブ系米国人で組織する「アラブ・アメリカン政治活動委員会(AAPAC)」は14日、11月の大統領選で民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領を支持しないと発表した。中西部の激戦州ミシガンには民主党を支持してきたアラブ系住民が多く、ハリス氏に痛手となる。
AAPACはミシガン州に本部を置く。昨年10月に始まったパレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、民間人被害を顧みずに攻撃を続けるイスラエルを支援するバイデン政権に反発を強めていた。
AAPACは声明で、ハリス、トランプ両氏は「極右の過激派が主導する犯罪的なイスラエル政府を支持している」と糾弾。「現在進行中の大量虐殺に加担している候補者を支持することは拒否する」とした。
一方、投票用紙に名前がある候補には「票を受けるに値する人物」がいるとして、第三の候補への投票を呼びかけた。イスラエルに批判的な「緑の党」候補ジル・スタイン氏が念頭にある。(共同)
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OS5
:2024/10/20(日) 21:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b83ab99fec3210c1f1f5d8afd686a9b2098174
米警察、トランプ氏に傾斜鮮明 治安維持で強硬姿勢を評価
10/20(日) 8:16配信
共同通信
選挙集会のため、米ペンシルベニア州ラトローブの空港に到着したトランプ前米大統領=19日(AP=共同)
米大統領選で、警察官が共和党候補トランプ前大統領を支持する傾向が鮮明になっている。激戦州中西部ミシガンの警察官組合のジム・ティグナネリ会長(73)は「治安維持に向けて強い姿勢を示し、警察官の立場への共感も深い」と評価。民主党候補ハリス副大統領やバイデン政権については不法移民に寛容で、犯罪を助長したと訴えた。
警察官を巡っては、主要組織の全米警察官協会や国際警察組合連合がトランプ氏を推薦。組合員約1万2千人を抱えるミシガン警察官組合も2016年、20年の大統領選に続き、今年4月に支持を表明した。
ハリス氏とトランプ氏は異なる統計を引用し、それぞれが政権を担っている時期に犯罪が減少したと主張している。ティグナネリ氏はミシガン州レッドフォードで取材に対し、治安当局者の実感として「トランプ氏の在任中に治安が改善したのは明白だ」と説明した。
ハリス氏が過剰な実力行使を制限する警察改革法案を訴えるなどしたことが警察に対する冷淡な世論の醸成につながったと批判した。(レッドフォード共同)
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OS5
:2024/10/21(月) 16:56:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c819db2ec02a9666958181f4b89eeff280477f52
「世紀の大接戦」両陣営は総動員 投開票まで2週間、激戦州に全力
10/21(月) 16:33配信
共同通信
20日、米ジョージア州の集会に参加したハリス副大統領(左)とペンシルベニア州の集会に参加したトランプ前大統領(いずれもゲッティ=共同)
【ワシントン共同】11月5日の米大統領選まで22日で2週間。民主党候補ハリス副大統領(60)と共和党候補トランプ前大統領(78)がほぼ互角の「世紀の大接戦」(米メディア)を展開している。民主党はオバマ元大統領ら、共和党は実業家イーロン・マスク氏らが激戦州で続々と応援演説に立ち、両陣営とも総動員態勢で全力を投入している。
政治サイト、リアル・クリア・ポリティクスによると、20日時点の各種世論調査で激戦7州の支持率平均はトランプ氏が1ポイントリードしているが統計の誤差の範囲内だ。
ABCテレビは1876年大統領選で共和党候補ヘイズが民主党候補ティルデンに選挙人獲得数で1人上回り薄氷の勝利を収めて以降、最も実力が伯仲した戦いになる可能性があると報じた。
ハリス氏はトランプ氏を「民主主義の脅威」と批判。だがバイデン大統領と自身の違いを問われて答えに窮する場面もあり、勢いに陰りも。
トランプ氏は民主党急進左派を「内なる敵」と呼び、選挙を妨害するようなことがあれば米軍が対処すべきだと主張している。
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OS5
:2024/10/21(月) 17:20:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101900330&g=int
人気芸能人、続々とハリス氏支持 「若者票」獲得後押しか―トランプ氏に焦燥感・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月19日20時32分配信
米歌手テイラー・スウィフトさん=7日、中西部ミズーリ州カンザスシティー(AFP時事)
米歌手テイラー・スウィフトさん=7日、中西部ミズーリ州カンザスシティー(AFP時事)
米俳優ジョン・ボイトさん=8月20日、カリフォルニア州ハリウッド(AFP時事)
【図解】激戦4州での若者の投票行動
【シリコンバレー時事】11月の米大統領選に向け、歌手のテイラー・スウィフトさん(34)やビリー・アイリッシュさん(22)ら人気芸能人が、続々と民主党候補のハリス副大統領への支持を打ち出している。共和党候補のトランプ前大統領は、ベテラン俳優ジョン・ボイトさん(85)らの応援を受けるが、「若者票」掘り起こしで後れを取り、焦燥感がのぞく。
日用品市場で占うアメリカ大統領選の行方 中国当局の関心はハリス氏の方? ルポライター・安田峰俊【時事時評】
◇「スウィフティー」の行方
「偽情報氾濫の危険性に恐怖を抱き、有権者としての立場を明確にする必要があるとの結論に至った」。スウィフトさんは9月、インスタグラムへの投稿で、ハリス氏に一票を投じると宣言した。トランプ氏がスウィフトさんの支持を受けたと装う偽画像をSNSに投稿したことが、表明を後押しした。
トランプ氏がこうまでしてスウィフトさんの支持を欲したのは、全米シングル・チャートの1〜10位を独占する歴史的快挙をもたらした、若者を中心とする熱狂的なファン層「スウィフティー」を取り込みたかったからだ。実際、支持表明後の24時間で、スウィフトさんの投稿を経由した有権者登録に関する情報サイトへのアクセスが40万件超に達し、その影響力の大きさを見せつけた。
米芸能界は多様性を重視する姿勢で知られ、とりわけ世界規模で活動するアーティストには伝統的に民主党支持者が多い。9月には、こちらも多くの若者をファンに抱えるアイリッシュさんがハリス氏支持を明言し、陣営に追い風を与えた。
◇応援団は「タフさ」前面
スウィフトさんの宣言後、トランプ氏は「テイラー・スウィフトが大嫌いだ!」と投稿。一転して意に介さないそぶりを見せたが、若年層の投票動向は選挙結果を左右する可能性がある。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、2020年大統領選では民主党のバイデン大統領が18〜29歳の票の約6割を獲得。この年齢層の投票率が16年比で11ポイント上昇したことが、激戦州でのバイデン氏勝利を支えたとの研究もある。
トランプ氏に対しては、映画「シャザム!」(19年)に主演したザッカリー・リーバイさん(44)が支持を表明。「帰郷」(1978年)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたボイトさんも、X(旧ツイッター)に投稿した動画で「トランプ氏に投票することで、この国は強さを取り戻し、あなた方は夢を追えるようになる」と呼び掛けた。
このほかトランプ氏には、共和党全国大会に駆け付けた元プロレスラーのハルク・ホーガンさん(71)や人気黒人ラップ歌手の50セントさん(49)らが加勢した。ただ、応援団はトランプ氏の「男らしさ」や「タフさ」を前面に出す傾向が強く、保守層以外への支持拡大につながるかは定かでない。
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OS5
:2024/10/21(月) 17:21:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102000363&g=int
共和党地盤の農村部に葛藤 貿易戦争、移民政策を懸念―激戦州ウィスコンシン・米大統領選
時事通信 外経部2024年10月21日07時05分配信
【図解】ウィスコンシン州
【図解】ウィスコンシン州
会合であいさつするウィスコンシン農業者組合のダリン・ボンルーデン会長=12日
収穫した薬用ニンジンを見せるジョー・ハイルさん=15日、米ウィスコンシン州
子牛の世話をする酪農家マーク・クレイブさん=14日、米ウィスコンシン州
チーズ生産量で全米トップを誇る「酪農王国」の中西部ウィスコンシン州。11月の大統領選で、民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領が接戦を繰り広げる激戦州の一つだ。農村部は共和党の地盤だが、トランプ氏が在任時に始めた対中貿易戦争で農家は打撃を被った。同氏の看板政策の移民規制強化も、労働力を移民に依存する州の農業の行方に影を落とす。それでもトランプ氏支持なのか。葛藤を抱える農村を歩いた。
「米農家は板挟み」 関税懸念も中国不信―作家ライシンガー氏・米大統領選
◇報復関税、農業が打撃
10月半ばの週末、州西部の小都市リバーフォールズで行われた「ウィスコンシン農業者組合」の集会を訪れた。地元農家とその家族ら20〜30人ほどが昼食を共にする傍らで、会長の酪農家ダリン・ボンルーデンさん(57)に農業を巡る最大の懸念を尋ねると、トランプ氏の返り咲きを警戒する答えが返ってきた。「関税をかけ合う『戦争』になってしまわないか」
同州では2016年、トランプ氏が共和党候補として32年ぶりに勝利し、当選につなげた。しかし20年はバイデン氏が奪還。「ホワイトハウスへの道はウィスコンシンを経由している」(ハリス氏)とされるゆえんだ。
トランプ氏は今回の選挙戦で、関税引き上げによる国内製造業保護を打ち出している。ボンルーデンさんは「他の製品に関税がかけられるといつも(報復で)農業が真っ先に苦しむ」と顔をしかめる。ウィスコンシン州にとって、中国は現在、カナダ、メキシコに次ぐ第3位の農産物輸出先。州によると、報復関税の影響で中国向けの農産品輸出は19年、前年比で約3割減少した。
もっとも、他の農業者組合員に聞くと「インフレが本当に広がった。バイデン・ハリス政権は評価しない」(穀物農家、45歳)、「好きではないが、恐らくトランプ氏に投票する」(牧羊農家、42歳)との声も上がった。
州中部マラソン郡は高麗ニンジンに似たアメリカニンジンの大産地だ。約30年間、ニンジンを栽培するジョー・ハイルさんの農場を訪ねると、ちょうど収穫の最盛期だった。
ハイルさんのニンジンは90%が中国向けだ。トランプ氏の貿易戦争の影響よりも、その後バイデン大統領が強硬姿勢を維持したことで「対中貿易が増えていない。バイデン・ハリス政権は農家に何もしていない」とハイルさん。エネルギー価格引き下げなど、経済については「ハリス氏よりもうまくやれる」と、トランプ氏の手腕に期待する。
◇どちらにも「投票できない」
ハイルさんのニンジン農場では、メキシコからの労働者が収穫作業に携わっていた。特に大規模農家では、移民が労働力として欠かせない。こうした中、移民問題は大統領選の重要争点に浮上。「不法移民の強制送還」を主張するトランプ氏だけでなく、ハリス氏も不法移民への対応を厳格化する方針だ。
「われわれの労働力の重要な部分は移民だ」。州南部ウォータールーで3700頭の大規模酪農場を営むマーク・クレイブさん(58)は認める。移民政策に関し「トランプ氏は4年間大統領だったが、何もしなかった。バイデン氏もそうだ。民主、共和どちらも解決策を示しておらず、投票できない」と言い切った。
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OS5
:2024/10/23(水) 11:23:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51ec289d1d46fd0045a0c3a37f7a8852c7f1132
ハリス陣営「どぶ板」徹底 ラストベルトの共和党化に危機感 激戦州ペンシルベニア・米大統領選
10/23(水) 7:08配信
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コメント33件
時事通信
トランプ前米大統領の選挙集会に詰め掛けた支持者=9日、ペンシルベニア州スクラントン
大詰めを迎えた米大統領選の最激戦州、東部ペンシルベニアでは、民主党のハリス副大統領陣営が戸別訪問や小規模集会を繰り返す徹底した「どぶ板選挙」を展開している。
2016年に共和党のトランプ前大統領が勝利する震源地となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一角。共和党支持者の急増に危機感を抱く民主党は、若年層や女性らの支持を追い風に伝統的地盤の死守を目指す。
◇ノルマは1日50軒
「とにかくドアをノックして歩く。有権者に直接会うことが、最も効果的な方法だ」。今月上旬、同州東部ルザーン郡ウィルクスバリの住宅街で、ハリス陣営スタッフのアダム・シャハスキーさん(43)が住宅を1軒ずつ訪ね歩き、票の掘り起こしを進めていた。
この日の「ノルマ」は約50軒。2人1組で3時間近くかけて訪ね歩いた。地元企業で働く労働者世帯が多く、民主党色の濃い地域。投票に行くよう党支持者に念を押すとともに、無党派層も取り込む狙いだ。
よりどころは「反トランプ」感情だ。退職後に小規模事業を手掛けるレン・コーニッシュさん(65)は「人種差別的な発言は受け入れられない」とトランプ氏に嫌悪感を示す。地元企業に勤めていたボブ・ホーデンさん(50)も、トランプ氏は「貧困層や中間層への『共感』がない。富裕層の政治だ」と切り捨てた。
ハリス陣営は9月に入り、戸別訪問などを本格化させた。地元紙によると、8月末時点で州内に50カ所の選挙事務所を構え、5000人以上のボランティアを動員。資金力を生かし、投票を促す「マシン」(米メディア)とも呼ばれる。
◇支持が逆転
だが、民主党を取り巻く情勢は厳しい。ルザーン郡はかつて炭鉱や製造業で栄え、白人が多数派を占める典型的なラストベルト。平均収入は州全体より低く、失業率も高い。1970年代以降は民主党の優勢が続いていたが、金融危機が襲った2009年ごろを境に共和党との差が縮小。16年大統領選でトランプ氏が圧勝すると共和党支持者が急増し、今年8月には民主党を上回った。
民主党地区委員長のトーマス・シュビラさん(40)は、労働者の民主党離れに加え「郡の行政機構で共和党が優勢になったのが大きい。就職も共和党が有利」と「共和党化」の背景を説明する。
トランプ氏は今月上旬、ルザーン郡に近いバイデン大統領の故郷スクラントンで選挙集会を開催。会場に入り切らないほどの支持者が詰め掛けた。幼い子どもと参加したニコル・ポンティロさん(29)は、前回選挙でバイデン氏に一票を投じたが、トランプ氏支持に転向。バイデン政権下では「保育費も卵も何もかも値上がりし、生活は何一つ良くならなかった」と不満をぶつける。
◇カギは無党派層
ニューヨーク・タイムズ紙などが今月上旬に実施した世論調査によると、ペンシルベニアでハリス氏とトランプ氏の支持率は伯仲している。トランプ氏は高齢世代や男性からの支持が厚く、ハリス氏は比較的若い世代や女性で優勢だ。
米ウェストチェスター大のジョン・ケネディ教授は、ハリス氏が「民主党の伝統的支持層である労働者など以外から支持を取り付けた」と指摘。勝敗のカギを握るのは「揺れ動く無党派層」で、投票日の11月5日まで「霧の中を走る選挙戦となる」と予想している。
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OS5
:2024/10/23(水) 22:27:40
https://mainichi.jp/articles/20241014/k00/00m/030/001000c
「ここは地獄。でも抜け出せない」 史上最悪の麻薬にむしばまれた町
中村聡也
国際
速報
北米
毎日新聞
2024/10/15 07:00(最終更新 10/17 12:06)
フェルトペンのキャップほどの小さな容器に、麻薬性鎮痛剤「オピオイド」の一種でケシを原料とする「ヘロイン」と、覚醒剤「メタンフェタミン」の粉末が少量ずつ入っていた。そこに数滴の滅菌水を加え、慣れた手つきで混ぜ合わせると、二つの薬物は液体状に変わった。
米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市にある薬物中毒者のたまり場、ケンジントン地区。
「ヘロインだけでは眠気に襲われるから、目を覚ますためメタンフェタミンを混ぜている」。路上生活者のライアンさん(39)は言った。
陶酔感をもたらす「ダウナー系」のヘロインと、興奮作用を引き起こす「アッパー系」の覚醒剤はともに依存性が強く、混ぜ合わせたものは「スピードボール」とも呼ばれる。
「最も怖いのは摂取するときだ。過剰摂取(オーバードーズ)で死ぬかもしれないから」
注射器で液体を吸い上げるとき、脳裏には毎回「ある物質」の存在がちらつく。これらの薬物に混入しているかもしれないからだ。
その名は「フェンタニル」。オピオイドの一種に分類される合成麻薬だ。
米麻薬取締局(DEA)によると、フェンタニルの効き目はヘロインの50倍、モルヒネの100倍以上。極めて依存性が強いことで知られる。
致死量はたった2ミリグラム。とがった鉛筆の芯の先に乗る程度だ。
薬物中毒者のたまり場を歩いた
記者は今年2〜6月に計5回、現地を訪れた。路上生活者は、二つの鉄道駅を結ぶ高架下の公道約900メートルと、その周辺にたむろする。
列車が通るたびに、「ゴー」という騒音が耳をつんざく。周囲を乗用車やバスが行き交う中、彼らは昼間から堂々と麻薬を打っていた。
フェンタニルを乱用する患者に特徴的な、極端に前かがみな姿勢のまま動けなくなったり、ふらふらしたりしている人も頻繁に見かけた。
記者が通り過ぎても、ちらっと見るだけ。「自分だけの世界」に入り込んでいる。話しかけても、支離滅裂な答えばかりが返ってきた。
もともと医療用に開発されたフェンタニルは、麻酔や鎮痛剤として使われてきた。
米食品医薬品局(FDA)が承認した医薬品だが、規制強化でメキシコからの密造品が急増。DEAは昨年、フェンタニルが混じった偽造品の錠剤8000万錠以上と粉末約5・4トンを押収した。
DEAによれば、フェンタニル1キロで50万人を死に追いやることができるという。安価で効き目も強いことから、ヘロインやコカインなど他の薬物に混ぜられている、と警告する。
だが、ライアンさんは「しらふになると、また欲しくなるんだ」と言って、注射器の先端を首に刺した。そして、おもむろにピストンを押すと、液体が体内へと流れ込んでいった。
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OS5
:2024/10/24(木) 07:27:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee77fc4c3530383e0cf0e012c411cc8da1859e0
両陣営がヒスパニック争奪戦 「経済支援」と「移民排斥」 米大統領選
10/24(木) 7:11配信
時事通信
ハリス米副大統領(左)とトランプ前大統領(ロイター時事)
【ワシントン時事】米大統領選の投開票まで2週間を切る最終盤に入り、民主党のハリス副大統領(60)と共和党のトランプ前大統領(78)がヒスパニック系有権者の争奪戦を繰り広げている。
ヒスパニック系は伝統的に民主党を支持する傾向が強かったが、最近は特に男性の間で共和党支持が高まっており、両陣営はてこ入れに躍起だ。
ハリス氏は22日、ヒスパニック系男性に対象を特化した公約を新たに発表。連邦職員採用での学位要件撤廃などを通じた雇用推進策のほか、起業家への最大2万ドル(約300万円)の融資100万件、住宅購入の頭金補助を盛り込み、経済的機会の拡大を提唱した。
同日のスペイン語放送局テレムンドのインタビューでは「ヒスパニック系男性は、大手銀行から融資を受けるのが困難な場合が多い」として、支援強化を約束した。ウォルズ副大統領候補やハリス氏の夫エムホフ氏も今週、スペイン語メディアに相次ぎ出演する。
一方、トランプ氏は22日、南部フロリダ州マイアミでヒスパニック系指導者との対話集会を開催した。ハリス氏が経済的支援を柱に据えたのに対し、「移民問題が最大の争点だ」と強調。急増する新規移民が人種的少数派(マイノリティー)の職を奪い、犯罪増加をもたらしていると主張し、当選すれば「国境を封鎖する」と述べた。
NBCテレビが9月、ヒスパニック系を対象に実施した世論調査によると、支持率は民主党が54%で共和党が40%。2020年調査の63%対27%よりも差が縮まった。女性の支持はハリス氏が60%、トランプ氏が34%だったのに対し、男性は47%で並び、共和党への傾斜がみられる。
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OS5
:2024/10/25(金) 18:43:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102400690&g=int
移民への不満高まる国境州 トランプ氏、発言過激化―実績問われハリス氏苦戦・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月25日07時05分配信
米西部アリゾナ州プレスコットバレーで開かれた、トランプ前大統領の選挙集会=13日
トランプ前米大統領=8月22日、西部アリゾナ州(EPA時事)
11月の米大統領選で激戦州の一つと位置付けられる西部アリゾナでは、メキシコ国境を経由した中南米からの移民増加に住民の不満が高まっている。最大の目玉公約に移民対策を掲げる共和党のトランプ前大統領は、不法移民を「凶悪犯」呼ばわりするなど発言を過激化。民主党のハリス副大統領は現政権の実績を問われた形で、苦戦を強いられている。
◇「殺人者は死刑」
「米国市民を殺害した移民は死刑だ」。10月13日、同州ヤバパイ郡プレスコットバレーでの集会でトランプ氏が怪気炎を上げると、会場を埋めた聴衆は「国境を守れ」と書かれたカードを掲げ、歓声で応えた。参加した主婦テリ・ベアーさん(65)は「移民は薬物などの犯罪を持ち込んでいる」と憤る。
米当局によると、国境に位置する州南部ツーソンには2023年10月〜24年8月、国境警備隊が確認しただけで約45万人の移民が押し寄せた。移民に比較的寛容だったバイデン政権発足時の2倍以上だ。批判の高まりを受けて政権は規制強化にかじを切り、今年に入って不法入国者は減少。それでもベアーさんは「選挙目当てで焦点をぼかそうとしている」と不信感を隠さない。
「けだもの」「血に飢えた犯罪者」。住民の不満を捉え、トランプ氏は移民に関する過激発言を連発。「コロラド州オーロラで、ベネズエラのギャングがビルを占拠した」と主張するなど、うそも織り交ぜて国民の反移民感情をあおっている。
◇薄い存在感
これに対しハリス氏は、上院で民主、共和両党が今年、超党派の移民対策法案で合意したにもかかわらず、トランプ氏がジョンソン下院議長(共和党)に働き掛けて廃案に追い込んだと非難する。しかし、有権者の理解を得られているかは不明で、逆風をはね返すには至っていない。
トランプ氏の集会には、ハリス氏支持に傾いているものの「話を聞くため」足を運んだというパイロットの男性(25)の姿もあった。「国境警備に関しては、トランプ氏の方がタフなのは間違いない」。両親が東南アジアからの難民といい、合法的に入国した移民との公平性を考えれば、不法移民の規制は必要だと考えている。
アリゾナ州はもともと保守地盤が厚い。20年の大統領選と22年の中間選挙では、州都フェニックスを含むマリコパ郡を押さえた民主党が制したが、オバマ元大統領が当選した08年と12年の選挙では共和党候補が勝利した。男性は集会終了後、人工妊娠中絶の権利を擁護していることを理由に、ハリス氏に一票を投じると決めたが、勝敗のカギを握るフェニックスでも「ハリス氏の存在感は薄い」というのが実感だ。
◇無党派遠ざかる?
アメリカン大のエルネスト・カスタニェーダ教授は、過去の選挙では「共和党にとって反移民を掲げるだけでは、勝利に十分だったとは言えない」と分析する。あらゆる問題の原因を移民に帰するトランプ氏の主張は分断を広げ、「(保守)穏健派や無党派層を遠ざける」との見解だ。
トランプ氏の過激発言については「性差別、外国人排斥、白人キリスト教ナショナリズム」に基づく主張だと指摘。「格差拡大などに怒っている層にはアピールできる」と認めつつ、有権者の多くは「調和と秩序、力強い経済を望んでいる」として、幅広い支持獲得に懐疑的な見方を示す。
最近の世論調査では、アリゾナ州でトランプ氏がわずかにリードしているとの結果が多い。投票日まで2週間を切った。「先行するトランプ氏、追うハリス氏」の構図に変化が訪れるのか、予断を許さない戦いが続く。(プレスコットバレー=米アリゾナ州=時事)。
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OS5
:2024/10/27(日) 18:11:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102600401&g=int
撤退ケネディ氏が激戦州左右も 投票用紙に名前残る―本人はトランプ氏支持・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月27日07時54分配信
23日、米南部ジョージア州ダルースで開かれたトランプ前大統領(左)の選挙集会に参加したロバート・ケネディ・ジュニア氏(EPA時事)
23日、米南部ジョージア州ダルースで開かれたトランプ前大統領(左)の選挙集会に参加したロバート・ケネディ・ジュニア氏(EPA時事)
【ワシントン時事】11月5日の米大統領選は、無所属で出馬後に撤退を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)の名前が一部州の投票用紙に記載されたまま、投票日を迎えることになりそうだ。ケネディ氏は撤退後、共和党のトランプ前大統領支持に回ったが、有権者がケネディ氏に投票する可能性は残っており、激戦州での結果を左右しかねない。
10月23日、南部ジョージア州でトランプ氏の選挙集会に参加したケネディ氏は「米国を再び健康にしよう」と訴えた。ケネディ氏はジョン・F・ケネディ元大統領(民主党)のおい。高い知名度を武器に、かつては民主、共和両党に批判的な有権者の受け皿だっただけに、その支持はトランプ氏の追い風になるとみられていた。
米大統領選は日本のように意中の候補者名を空欄に書くのではなく、投票用紙にあらかじめ記載された候補者名に印を付ける仕組み。ケネディ氏は全米で100万人以上の署名を集め、大半の州で候補者としての登録手続きを進めた。
8月23日の撤退表明時には「激戦州で私の名前を候補者リストから外し、私に投票しないよう支持者に呼び掛ける」と語っていた。しかし、投票用紙の印刷が既に始まっていたり、死亡以外の理由で削除できないと州法で定められていたりしたため、多くの州で難航。CBSテレビによると、全米50州のうち32州とワシントンでケネディ氏の名前が投票用紙に記載されたままだ。
32州には激戦州の中西部ミシガン、ウィスコンシン両州が含まれている。ケネディ氏は両州で名前の削除を求める訴訟を起こし、いずれも州最高裁まで争ったものの、最終的に候補者として残ることになった。
政治専門紙ヒルの世論調査では、10月22日時点でケネディ氏の大統領候補としての支持率は、全米で依然2.1%ある。ミシガン、ウィスコンシン両州では、民主党のハリス副大統領とトランプ氏がほぼ互角の情勢。ペンシルベニア州立大のダン・マリンソン准教授(政治学)は、時事通信の取材に「僅差で勝敗が決まる激戦州でケネディ氏が(民主、共和両党への)批判票を集めれば、結果に影響を及ぼす可能性はある」と指摘している。
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OS5
:2024/10/30(水) 19:06:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/202b297d74d95d58d5c9e634a6507d391613e3b9
バイデン氏がトランプ氏支持者を「ごみ」呼ばわり 共和党は反発
10/30(水) 14:24配信
毎日新聞
若者と交流するバイデン米大統領=東部メリーランド州で2024年10月29日、AP
バイデン米大統領(民主党)が29日、中南米系団体との電話会議で、トランプ前大統領(共和党)の支持者を「ごみ」と呼ぶ一幕があった。27日にトランプ氏の集会で登壇したコメディアンが米自治領プエルトリコを「ごみの浮き島」と中傷したことを踏まえた発言だったが、共和党は強く反発。バイデン氏の失言が、11月5日に投票日が迫る大統領選で民主党のハリス副大統領の足を引っ張る形となった。
【図表】歴代の米大統領、一番人気なのは…
バイデン氏は、コメディアンの発言に対して「プエルトリコ系(米国人)は、礼儀正しく高潔な人たちだ」と批判。さらに「そこに浮かんでいるごみは彼(トランプ氏)の支持者たちだけだと私には思える。トランプ氏が中南米系を悪魔化しているのは非良心的で、非米国的だ。我々がやってきたことと正反対だ」と述べた。
バイデン氏は会合後のX(ツイッター)への投稿で「先ほどは、トランプ氏の支持者によって吐き出されたプエルトリコに関する不愉快なレトリックが“ごみ”だと言ったのだ」と弁明した。ホワイトハウスのベーツ副報道官はXに「発言録」を投稿し、「彼の支持者たち」ではなく、「彼の支持者の(レトリック)」と言おうとしたのだと釈明した。
しかし、トランプ陣営の広報担当者は「ハリス氏やバイデン氏は、トランプ氏を支持する国民にファシスト、ナチとのレッテルを貼ってきたが、今度はごみだと呼んだ。トランプ氏を憎むだけでなく、数千万人のトランプ氏の支持者を侮蔑している」と非難した。
トランプ氏の集会でのコメディアンの発言は、プエルトリコ系米国人らの反感を買った。米メディアによると、両陣営が重視する激戦州の東部ペンシルベニア州には約47万人のプエルトリコ系住民がおり、大統領選でハリス陣営を利するとみられていた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/10/30(水) 21:09:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/a63ac4f3e7e6c59d36e57f7645a00bce899c1cf7
トランプ氏支持者のコメディアン、プエルトリコ系侮蔑のジョーク発し反発拡大 再選に逆風
10/30(水) 8:39配信
産経新聞
選挙集会で演説するトランプ前大統領(AP)
【ワシントン=大内清】投票まで1週間を切った米大統領選で、米自治領プエルトリコ出身者の動向がにわかに注目されている。共和党候補のトランプ前大統領(78)が27日に開いた支持者集会で、スピーカーの一人がプエルトリコを「ごみの島」と侮辱したことへの反発が拡大。東部ペンシルベニアなどの接戦州でプエルトリコ系が民主党候補のハリス副大統領(60)への支持に傾けば、勝敗に大きく影響する可能性がある。
【写真】トランプ支持者のコメディアン、トニー・ヒンチクリフ氏
発言の主は、集会で登壇したトランプ支持者のコメディアン、トニー・ヒンチクリフ氏。「文字通り海に浮かぶごみの島があるのを知ってる? プエルトリコっていうんだけど」と述べた。
カリブ海北東部のプエルトリコは、1898年の米西戦争後にスペインから米国に割譲された群島で、住民は米市民権を持つ。州ではないためプエルトリコで大統領選の投票は行われないが、米本土には推計約580万人のプエルトリコ系が暮らす。ヒスパニック(中南米系)としてはメキシコ系に次ぎ2番目の人口規模だ。勝敗を分ける接戦7州では、ペンシルベニアに約48万人が住むなど一定の存在感を持つ。
ヒンチクリフ氏の発言に対し、人気歌手のジェニファー・ロペスさんやリッキー・マーティンさんらプエルトリコ系の著名人が相次いでトランプ氏への反対やハリス氏支持を表明。米メディアによると、プエルトリコ系コミュニティーには、親族や知人らにハリス氏への投票を呼びかける運動が広がっているという。
また集会でヒンチクリフ氏は、ヒスパニック全体や黒人、ユダヤ系などのマイノリティ(少数派)を侮辱する「ジョーク」も飛ばした。
トランプ陣営は「これらのジョークはトランプ氏の考えではない」と釈明に躍起だ。ただ、トランプ氏は、ヒンチクリフ氏の発言後の演説でこの問題に言及しなかったことでもプエルトリコ系から批判を浴びている。
ハリス氏は、トランプ氏の集会と同じ27日、本土に比べて遅れているプエルトリコのインフラ整備や雇用創出に向けた政策を発表。勝敗を左右する層としてプエルトリコ系に照準を合わせた矢先にトランプ氏側から思わぬ〝援護射撃〟を得た格好だ。
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OS5
:2024/10/31(木) 10:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/802ccf1ee021b72630e5b3918eb71c911bf28869
ワシントン・ポスト、解約25万件超…大統領選推薦見送り発表で民主党支持者が失望か
10/31(木) 3:54配信
読売新聞オンライン
ジェフ・ベゾス氏=ロイター
【ニューヨーク=山本貴徳】米紙ワシントン・ポストは29日、11月の大統領選でどの候補も推薦しないと発表した後、電子版の解約件数が25万件を超えたと報じた。電子版購読者の約10%に相当する。伝統的に民主党候補を推薦しており、発表後に民主党支持者から失望の声が相次いでいた。
同紙によると、推薦見送りを発表した25日から29日までの数字で、年間契約の購読者などは引き続き有料記事などを読むことが可能だという。
推薦見送りは、同紙オーナーでアマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が判断した。それまで民主党のハリス副大統領を推薦する方向で準備が進められており、反発した編集幹部が辞任した。
ベゾス氏は28日、同紙への寄稿で「推薦は偏向しているという認識を生む。見送りは信念に基づく正しい決断だ」と説明した。
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OS5
:2024/11/02(土) 17:57:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb02aa1c181412ed9974784c83dcd08ae21b872e
「隠れトランプ」か「隠れハリス」か 調査では捕捉不能の有権者たち
11/2(土) 12:30配信
毎日新聞
米大統領選に立候補した民主党のカマラ・ハリス副大統領(左)と共和党のドナルド・トランプ前大統領=ロイター
「隠れトランプ」か、「隠れハリス」か――。米大統領選(5日投開票)の接戦が伝えられる中、世論調査では捕捉しきれない有権者の存在が取り沙汰されている。
【図解でわかる】歴代の米大統領、人気なのは誰?
過去の大統領選では、共和党のトランプ前大統領への支持を公言しない「隠れトランプ」派の存在が指摘されてきた。今回の選挙では、ひそかに民主党のハリス副大統領を支持する「隠れハリス」派の存在を主張する声も上がっている。
「私の周囲ではハリス氏の支持を公言できない共和党員の女性たちがいる。熱狂的なトランプ支持者の家族の中では、自分だけがハリス氏に投票するとは言えない」。こう語るのは、かつての共和党員で現在はハリス氏を支持する南部ジョージア州アトランタ郊外に住む主婦のクリステン・ダドーロドリゲスさん(42)だ。ハリス氏の陣営は、ダドーロドリゲスさんのような穏健な保守層の取り込みを図ってきた。
共和党内の反トランプ派として知られるリズ・チェイニー元連邦下院議員も、ハリス氏への投票の公言を恐れる共和党員が大勢いると述べ、「良心に従って投票し、誰にもそれを言う必要はない」などと訴えている。
米メディア「ポリティコ」によると、世論調査は、共和党の候補指名争いでトランプ氏に敗れたヘイリー元国連大使を支持し、現在はハリス氏を支持する層を捕捉しきれていない可能性もあるという。
一方、トランプ氏は2016年と20年の大統領選で、事前の世論調査よりも本番では支持率を伸ばした実績がある。その要因として、トランプ氏への支持を公言しづらい社会の風潮や、世論調査に回答しない支持者がいることなどが指摘されてきた。
ただ、その後、世論調査はトランプ氏を「過小評価」しないよう改善の試みがなされてきているほか、以前と比べればトランプ氏への支持を表明しやすくなっているとの見方もある。【ワシントン松井聡】
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OS5
:2024/11/03(日) 09:21:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/4359729cf770f3e609c7a60c6f85f124a1e285dc
共和、上院過半数うかがう 下院は接戦 米議会選
11/3(日) 7:05配信
時事通信
【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選が5日、大統領選とともに実施される。
野党共和党は上院(定数100)で4年ぶりの過半数奪取をうかがい、下院(定数435)でも多数派維持を目指す。与党民主党は下院奪還へ攻勢を仕掛けており、接戦が見込まれる。
上院は政府高官や連邦判事らの人事承認権のほか、条約の承認・批准権を有する。下院で多数派から選出される議長は、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職。議会は予算編成権も持つため、上下両院選の結果は新大統領の政権運営を大きく左右する。
任期6年の上院の現勢力は民主51(無所属4を含む)で共和49。2年ごとに約3分の1ずつ改選し、今回は民主23、共和11が対象となる。
選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、民主系無所属議員が引退する南部ウェストバージニア州のほか、西部モンタナ州で共和候補が優勢で、過半数を視野に入れつつある。ただ、中西部ネブラスカ州で無所属候補が共和現職を猛追しているとされ、「事態を一変させる可能性」(米メディア)もある。
任期2年の下院は全議席が改選。米紙ニューヨーク・タイムズによれば、1日時点で、接戦が見込まれる22選挙区のうち、共和が10選挙区を押さえれば多数派を維持する。
5日には全米50州のうち11州で知事選も行われる。
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OS5
:2024/11/03(日) 10:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd887eb9e70f0482f58c2cd5d49233a633ec916
割れるヒスパニック票 物価高や移民で与党離れ 初の女性大統領に期待も・米ネバダ州
11/3(日) 7:04配信
時事通信
トランプ前米大統領の選挙集会=10月24日、西部ネバダ州ラスベガス
大詰めを迎えた米大統領選で、ヒスパニック票が割れている。
中南米諸国にルーツを持つヒスパニック系市民は米国最大の人種的少数派(マイノリティー)で、伝統的に民主党支持の傾向が強かったが、近年は若年層の男性を中心に共和党支持者が増加。両陣営が支持獲得に奔走している。
【図解】トランプVSハリス〜激戦7州の平均支持率〜
◇質素な食事しか…
激戦州の一つで人口の約3割をヒスパニック系が占める西部ネバダ州。10月下旬、世界有数の歓楽街ラスベガスのホテル群を間近に臨む屋内競技場で、共和党のトランプ前大統領が選挙集会に登壇し、支持者が2階席まであふれた。同僚女性と参加したオルガ・ゴンザレスさん(49)も、その一人だ。
メキシコから移り住んで30年。娘との料理を楽しむ生活を送ってきたが、物価高が直撃し「質素な食事しか作れなくなった。(民主党の)ハリス(副大統領)のせいで貧しくなった」と嘆く。「トランプなら国を変えてくれる」と信じ、既に一票を投じたという。
州兵に所属しながら地元大学に通うガブリエル・ディアスさん(19)は「戦争が怖い。今の世界では前線にいつ送られるか分からない」と不安を吐露。「トランプは北朝鮮の金正恩(朝鮮労働党総書記)に会ったが、バイデン(大統領)は何もしない。トランプなら軍を強くして守ってくれる」。人生初の投票はトランプ氏に入れるつもりだと打ち明けた。
◇「正しい情報を」
ラスベガス郊外の住宅街では、大学生のカルラ・リベラさん(20)が強い日差しに汗をにじませながら、一軒ごとに呼び鈴を鳴らして回っていた。しばらく待って応答がなければ、民主党の政策や投票方法を記したチラシをドアに掛ける。
「女性が大統領になってほしい。そうすれば全ての女性がもっと活躍しやすくなる」。ハリス氏支持の理由をそう語るリベラさんは、ヒスパニック系非営利団体「メーク・ザ・ロード・アクション・ネバダ」の一員だ。約200人の選挙対策チームが州内各地で戸別訪問や電話で民主党への投票を呼び掛けている。
同団体幹部のロバート・ガルシアさん(24)は、両党が支持率で拮抗(きっこう)する中「直接会って少しでも政策を知ってもらうことが違いを生む」と力を込める。メンバーのシェイン・ハッチンズさん(28)も「トランプの時代の方が物が安かったというが、新型コロナ禍で経済が停滞していただけだ」と指摘。「正しい情報を広めることが重要だ」と活動の意義を強調した。
◇期日前は共和先行
ネバダ州では過去4回の大統領選で、民主党候補が勝利した。だが、フロリダ大が運営する「米国選挙プロジェクト」によると、10月末時点の期日前投票では、共和党が民主党を4.8ポイント上回っている。
メキシコから合法的に移住したというトラック運転手フランシスコ・サイエンさん(37)は、ラスベガス郊外の期日前投票所で共和党に票を入れた。「不法移民(への処遇)は不公平だ。われわれの税金が彼らに使われている」と不満をこぼした。
一方、ラゲル・アラナさん(48)は、人工妊娠中絶の権利を擁護する民主党に投じた。「私自身が女性で、娘も孫娘もいる。彼女たちを守りたい」。そう言って投票所を後にした。
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OS5
:2024/11/04(月) 09:46:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/36bd5c4fd73925aa77de4c9869c0c3e567b75836
協調重視か自国優先か 国際情勢を左右 米大統領選
11/4(月) 7:08配信
時事通信
【ワシントン時事】米大統領選では、外交政策も争点の一つだ。
ハリス副大統領(民主)が同盟関係を重視する「国際協調」を続ける一方、トランプ前大統領(共和)は自国優先の「米国第一」を唱える。欧州や中東で続く紛争への対応でも考えは異なり、選挙結果は国際情勢を大きく左右する。
ロシアが侵攻を続けるウクライナに対し、ハリス氏は軍事支援継続を訴え、地対地ミサイルなどを供与してきたバイデン政権の政策を踏襲する構えだ。トランプ氏は「就任前に決着をつける」と豪語し、ロシアとウクライナに働き掛け、早期の終結を実現したい考え。ハリス氏はウクライナに譲歩を迫ることになると批判している。
次期大統領は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザへの対応も迫られる。両候補共にガザでの早期停戦を訴えるが、パレスチナ国家樹立を認める「2国家共存」による和平を後押しするハリス氏に対し、トランプ氏は「非常に難しいだろう」と述べ、消極的だ。
対中政策では、ハリス氏が競争しつつも不測の事態を避けるための対話を重視。トランプ氏は自国産業の保護を理由に関税を引き上げ、対立を辞さない姿勢だ。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に関しては、金正恩朝鮮労働党総書記との親密な関係を誇示するトランプ氏をハリス氏が批判し、正恩氏に「擦り寄るつもりはない」と明言している。
ハリス氏は「同盟は米国を強くする」との立場で、日本を含む同盟国との関係を強化する方針だ。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防支出の増加を要求しており、同盟国に防衛面での負担を求める意向を鮮明にしている。
7196
:
OS5
:2024/11/04(月) 10:32:35
>>7171
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/
激戦州
■トランプ優勢(68)
西部 アリゾナ州(11)2.6%差
南部 ジョージア州(16)2.3%差
西部 ネバタ州(6)1.0%差 (逆転してる)
東部 ノースカロライナ州(16)1.5%差
東部 ペンシルベニア州(19)0.3%差
■ハリス優勢(26)
中西部ウイスコンシン州(11)0.3%差
中西部ミシガン州(15)0.8%差
過半数270人
このままだと
トランプ氏が219人+68人=287人
ハリス氏が225人+45人=251人
ペンシルベニアをハリスが逆転すると・・・
トランプ氏が219人+49人=268人
ハリス氏が225人+26=270人、
ペンシルベニア州
20年 民バイデン
16年 共トランプ
12年 民オバマ
08年 民オバマ
04年 民ケリー (←結果と違う候補が制してる)
00年 民ゴア (←結果と違う候補が制してる)
7197
:
OS5
:2024/11/04(月) 10:36:16
>アイオワ州の選挙人数は6人と少なく、大統領選全体への影響は限定的だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2edc5fae0f16b1bb3c25a1f2c88ed602ac9b58a
保守層多いアイオワ州でハリス氏が逆転 地元有力紙の世論調査 女性の支持増
11/4(月) 10:03配信
産経新聞
選挙集会で演説する民主党候補のハリス副大統領=3日(AP)
【ワシントン=大内清】米中西部アイオワ州の有力紙デモイン・レジスター(電子版)は2日、大統領選最終盤の州内での同紙世論調査で、民主党候補のハリス副大統領(60)が支持率で共和党候補のトランプ前大統領(78)に逆転したと伝えた。共和党が優勢なアイオワ州ではトランプ氏の勝利が固いとみられてきただけに、調査結果への驚きが広がっている。
アイオワ州の選挙人数は6人と少なく、大統領選全体への影響は限定的だ。ただ、大統領選の候補者選びで最初の党員集会が開催される地であることからも、アイオワ州での調査は世論の全体的動向や近隣の中西部各州の結果を占う上で注目される。
デモイン・レジスターによると、調査は10月28〜31日に実施。ハリス氏の支持率は47%で、トランプ氏の44%を上回った。トランプ氏は9月の調査ではハリス氏を4ポイント上回っていたが、逆転を許した。高齢層や無党派層の女性有権者の間でハリス氏支持が増加した。
保守層が多いアイオワ州ではこれまでトランプ氏が圧倒的に優勢とみられていた。6月時点では、民主党の候補者指名が確実視されていたバイデン大統領(81)に支持率で18ポイント差をつけていた。
7198
:
OS5
:2024/11/04(月) 17:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/913831fc51b3b704fb7d3b7d82e1db2255b765e8
法廷闘争や議会選出にもつれたケースも 米大統領選、こじれた歴史
11/4(月) 9:52配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂を囲むトランプ前大統領の支持者=ワシントンで2021年1月6日、高本耕太撮影
米大統領選(11月5日投開票)は、人口などによって各州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の獲得数を主に民主党と共和党の候補者が競う。大半の州は州内の最多得票者が全ての選挙人を獲得する「総取り方式」を採用し、過半数の270人を獲得した候補が当選となる。ただ、過去には集計の妥当性を巡って法廷闘争にまで発展し、決着が遅れるケースもあった。
【図解でわかる】歴代の米大統領、人気なのは誰?
最も有名なのが、共和党のジョージ・ブッシュ南部テキサス州知事(当時)と民主党のアル・ゴア副大統領(同)が争った2000年の大統領選だ。大票田の一つ、南部フロリダ州(選挙人は当時25人)の結果を巡り、両陣営による法廷闘争が展開され、決着までに36日を要した。
開票日翌日未明に、複数のテレビ局がブッシュ氏が当選確実と報道。ゴア氏もブッシュ氏に敗北を認める電話をかけた。
しかし、フロリダ州では最初の集計で両氏の得票数の差が投票総数の0・5%以下だったため、州法の規定に基づき再集計となった。最終的に同州が発表した結果では、ブッシュ氏が537票(投票総数の約0・01%)上回っただけだった。
記載内容が不明確な「疑問票」を巡って双方が訴訟合戦を展開したが、連邦最高裁は疑問票の手集計を命じた同州最高裁の判決を差し戻し、ブッシュ陣営の事実上の勝訴を言い渡した。ゴア氏はテレビ演説で「次期大統領の下で結束しよう」と敗北を宣言。混乱は幕を閉じた。
民主党のジョー・バイデン大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領による一騎打ちとなった20年の前回大統領選も記憶に新しい。開票日の4日後にバイデン氏が当選を確実にし、勝利宣言したものの、トランプ陣営は「不正があった」と主張。各地で選挙結果の無効化を求める法廷闘争に打って出た。
その後、トランプ氏側の敗訴や訴えの取り下げが相次いだ。しかし21年1月、「不正」を主張するトランプ氏の支持者らが、大統領選の公式集計手続きが行われていた連邦議会議事堂を襲撃。少なくとも5人が死亡し、1000人以上が訴追される事態となった。
一方、いずれの候補も獲得選挙人数が270人に届かなかった場合は、合衆国憲法に基づき、開票日の翌年1月に連邦下院での投票で大統領を選出する。実際、現在の2大政党制が定着する前の1824年にそのケースがあった。
候補者は、ジョン・クインシー・アダムズ国務長官、アンドリュー・ジャクソン上院議員、ウィリアム・クロフォード財務長官、ヘンリー・クレイ下院議長の4人(肩書はいずれも当時)。ジャクソンが選挙人の総数261人(当時)のうち99人を獲得して首位だったが、過半数は下回り、下院での投票に持ち込まれた。下院では州単位(各州1票、当時は24州)で投票が行われ、アダムズが過半数の13票を獲得、第6代大統領となった。
今回も、バイデン政権を継承する民主党のカマラ・ハリス副大統領と、返り咲きを目指すトランプ氏が接戦を繰り広げている。両者とも獲得選挙人が269人となるなど過半数に至らず、200年ぶりに下院での投票にもつれ込む可能性を指摘する専門家もいる。【畠山哲郎】
7199
:
OS5
:2024/11/05(火) 07:19:59
>>7196
訂正
>>7171
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/
激戦州
■トランプ優勢(68)
西部 アリゾナ州(11)2.6%差
南部 ジョージア州(16)2.3%差
西部 ネバタ州(6)1.0%差 (逆転してる)
東部 ノースカロライナ州(16)1.5%差
東部 ペンシルベニア州(19)0.3%差
■ハリス優勢(26)
中西部ウイスコンシン州(11)0.3%差
中西部ミシガン州(15)0.8%差
過半数270人
このままだと
トランプ氏が219人+68人=287人
ハリス氏が225人+26人=251人
ペンシルベニアをハリスが逆転すると・・・
トランプ氏が219人+49人=268人
ハリス氏が225人+45人=270人
7200
:
OS5
:2024/11/05(火) 07:22:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade648102a4be567b9c7f68671c1545773f39381
トランプ氏48・5%、ハリス氏48・4%で横一線…あす投開票
11/4(月) 18:29配信
読売新聞オンライン
ハリス副大統領(左)と、トランプ前大統領=AP
【メーコン(米ジョージア州)=淵上隆悠】米大統領選は5日、投開票が行われる。民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が、終盤まで横一線で争っている。選挙戦最後の日曜日の3日、両氏は勝敗のカギを握る激戦州で支持を呼びかけた。
米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」の3日時点の世論調査平均によると、トランプ氏の全米での支持率は48・5%、ハリス氏は48・4%でほぼ並んでいる。
ハリス、トランプ両氏の対決を想定した支持率推移
大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の選挙人の獲得数を争う。激戦となっているペンシルベニアやミシガン、ジョージアなど7州の勝敗が全体の結果を左右する。7州に限ると、RCPまとめでトランプ氏が0・8ポイントの僅差でリードしている。
民主党のハリス氏は、女性、アジア系として初の大統領を目指す。3日にミシガン州で演説し、「常に党と個人より国を優先し、すべての米国人のための大統領になる」と強調した。
共和党のトランプ氏は2020年大統領選でバイデン大統領に敗れ、今回の選挙に雪辱を期す。トランプ氏は3日、ジョージア州メーコンでの演説で国境の警備強化などを主張し、「5日は米国史上最も重要な日だ。ともに米国を再び偉大にしよう」と気勢を上げた。
開票作業は5日に各地で始まるが、郵便投票の確認作業などにより、結果判明までに時間がかかる可能性もある。
7201
:
OS5
:2024/11/05(火) 21:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e4a23d851745ba16ea2f4be28bfa14fe4a3e524
米大統領選、開票所など有刺鉄線で囲み州警察も派遣…トランプ氏敗北の場合「暴力心配」が57%
11/5(火) 20:21配信
7
コメント7件
読売新聞オンライン
米大統領選の開票所は有刺鉄線のフェンスに囲まれ、敷地前には警察車両が待機していた(4日、ペンシルベニア州フィラデルフィア近郊で)=金子靖志撮影
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=金子靖志、グランドラピッズ(ミシガン州)=阿部真司】5日に投開票される米大統領選を巡り、激戦州を中心に暴動や混乱への警戒が強まっている。2020年の前回大統領選を巡って起きた連邦議会占拠事件を踏まえ、選挙結果に不満を持つ支持者が過激な行動に訴えるのではないかとの懸念が高まっているためだ。
激戦州のペンシルベニア州フィラデルフィアでは4日、投票所や開票所で多くの警官らが警備に当たり、厳戒態勢を敷いていた。州によると、地元警察に加えて約5000人の州警察が各投票所に派遣された。
フィラデルフィア近郊の開票所は出入り口に警察車両が待機し、建物周辺を有刺鉄線を張り巡らせたフェンスで囲うなど物々しい雰囲気に包まれていた。警備担当者は本紙の取材に「登録した人しか出入りできない仕組みで、身元確認を徹底している」と話した。
首都ワシントンでも、ホワイトハウスや連邦議会議事堂、民主党のハリス副大統領の公邸などが鉄柵で覆われている。米メディアによると、ウィスコンシンやノースカロライナなど10州では、州兵が開票所などに派遣された。アリゾナ州では州幹部が襲撃に備え、防弾チョッキを着用している。
バイデン大統領とトランプ前大統領が激突した20年の前回大統領選は、バイデン氏が勝利したが、トランプ氏は「選挙に不正があった」と敗北を受け入れなかった。フィラデルフィアなどでは支持者が開票所や選挙事務所に押しかけた。21年1月には、バイデン氏を正式に大統領に選出する手続きを行っていた連邦議会にトランプ氏の支持者が乱入し、占拠した。
激戦州の有権者を対象にした米紙ワシントン・ポストの世論調査では今回、トランプ氏が敗北した場合の支持者の暴力が「心配」だとする回答が57%に達した。ハリス氏が負けた場合でもその割合は31%に上った。
支持者も懸念を強めている。ミシガン州イーストランシングで3日に行われたハリス氏の集会に参加したトレイシー・メイソンさん(49)は、トランプ氏が負ければ「21年の議会占拠事件と同じようなことが、より組織化されて起きる」と表情を曇らせた。同州グランドラピッズで4日に開かれたトランプ氏の集会に訪れた大学1年のバート・ジムさん(18)は「どちらが勝っても怒りの収まらない人が出てくるだろう」と語り、米国の分断を嘆いた。
7202
:
OS5
:2024/11/06(水) 08:46:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cffdea21da3653e1ca1d648e30047b83bdd947f
世紀の接戦、カギ握る7州 天王山はペンシルベニア 米大統領選
11/6(水) 7:13配信
時事通信
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)時事】大接戦が見込まれる5日の米大統領選では、東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナなど7州が激戦州に数えられる。
それぞれの地域性や人口動態から、産業振興や急増する不法移民への対策など争点も多様だ。
7州のうち「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」を抱えるのが、東部ペンシルベニアと中西部ミシガン、ウィスコンシンの3州。とりわけ選挙人の割当数が19人と7州の中で最も多いペンシルベニアは、民主、共和両陣営とも絶対に落とせない最重要州と位置付ける。
3州は人口の7〜8割を白人が占め、製造業が盛ん。労働組合の影響力が強く、長らく民主党の牙城だった。同党のイメージカラーにちなみ「ブルーウォール(青い壁)」とも呼ばれる。
だが、2016年大統領選では、グローバル化に取り残された白人労働者層の不満をくみ取り、トランプ前大統領が3州を制した。20年はバイデン大統領が奪還した。ハリス副大統領は激戦州以外の州の選挙人獲得予測で先行が伝えられ、3州の確保は勝利への最短距離となる。
一方、ノースカロライナとジョージアの南部2州は、7州の中で黒人有権者の割合が比較的高い。キリスト教信仰が厚く、もともと保守的で共和党が強い地域だが、近年の経済成長に伴いリベラルな住民が移住し、接戦州へと変貌した。両州ともこの秋、巨大ハリケーンで甚大な被害を出し、選挙への影響が注目されている。
アリゾナ、ネバダの西部2州は地理的にメキシコに近く、ヒスパニック系人口が3割前後と全米でも多い。中南米からの移民急増が市民生活に影響を及ぼしており、大きな争点となっている。ヒスパニックは民主党の支持基盤だったが、近年は共和党も徐々に支持を拡大している。
7203
:
OS5
:2024/11/06(水) 17:19:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/53e7abca4e5b4f5e8a6a10c689d6a3535f1d54d5
共和党は青かったか 「保守=青、リベラル=赤」を覆す米国流 契機は2000年大統領選
11/6(水) 15:07配信
産経新聞
青と赤で色分けされた2020年米大統領選の選挙人獲得状況
米大統領選の投開票が5日、始まった。世界の関心が集まるが、その際使用されるのが「マジックウオール」と呼ばれる全米50州の地図だ。新聞やテレビ放送で全米の地図が青と赤に色分けされるが、民主・共和両党は公式に政党カラーを定めたことはない。両党が競う接戦に伴った誤解回避のため、メディアが作った概念だという。
【画像でみる】共和党のシンボルは「ゾウ」、民主党は「ロバ」…定着も公式には使用せず
■レーガン氏勝利に「米国は青い海」
民主党が勝利した州を「ブルー・ステート」(青い州)、共和党が勝った州は「レッド・ステート」(赤い州)、激戦州は両色を混ぜた「パープル・ステート」(紫の州)と呼ばれるが、この色分けが定着したのは2000年以降のことだ。
「今夜、米国は青い海に見える」。1980年の大統領選で、開票の推移を見た米3大ネットワーク・NBCテレビのキャスターはこう口にした。選挙戦では、米大使館人質事件やソ連によるアフガニスタン侵攻を背景に、「強いアメリカ」を訴えた共和党のレーガン元大統領が大勝した。当時の米メディアは、共和党を赤ではなく青で色分けしていた。
新聞やテレビ放送がモノクロだった時代は濃淡で差を付ければ済んだが、カラー化が進むとともに色彩に関心が集まる。「青=共和党、赤=民主党」の図式は、76年の大統領選でのNBCの放送が皮切りだった。南北戦争時、共和党のリンカーン大統領が率いる北軍が紺の軍服を着ていたことや、英国を始めとした欧州で「保守=青、リベラル=赤」という政治文化があったためとされる。
■「R」繋がりで色が交代、21世紀に定着
続く80年の大統領選で、図式を逆転させるきっかけを作ったのが、同じ3大ネットワークのABCテレビ。共和党を赤とした。共和党(Republican)とレーガン(Reagan)の頭文字を引っ掛け、共和党を赤(Red)にしたという。
その後、まばらだった新聞やテレビ局の色分けが現状と同じになったのは、2000年の大統領選だった。米有力紙ニューヨーク・タイムズとUSA TODAYがフルカラーで全米の地図を掲載した。
共和党のブッシュ氏(子)と民主党のゴア氏の対決は事前から接戦が予想され、結果を確定させるまで36日間を要した。接戦のフロリダ州は郡ごとの詳細な地図を掲載する中、ABCの方式に統一が進んだ。CNNテレビは「視聴者の混乱を避けるため他のメディアと足並みをそろえた」、NBCも「(チャンネルを変える)視聴者に混乱を与えないようにした」としている。
民主党を青、共和党を赤とする図式はそれ以降、現在まで続いている。ブルーステートとレッドステートは辞書にも掲載され、米国の分裂を示す象徴となった青と赤の色分けは市民権を得た。(五十嵐一)
7204
:
OS5
:2024/11/06(水) 17:20:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d7e60acb7ea8780a7d3a6d70dbc4d0f8b78860
【米大統領選】トランプ氏、ペンシルベニア州で勝利確実に 激戦州の中で“最重要”
11/6(水) 16:12配信
開票が進むアメリカ大統領選挙で、トランプ前大統領が、激戦州の中で最も重要とされるペンシルベニア州で勝利を確実にしました。
アメリカの主要メディアの共同調査によりますと、トランプ前大統領が、激戦州最多の19人の選挙人を抱えるペンシルベニア州で勝利を確実にしました。
勝敗のカギを握る7つの激戦州のうち、最も重要とされるペンシルベニア州を含め3州をおさえたことで、トランプ氏が獲得した選挙人は、265人となりました。勝敗の分かれ目となる270人に大きく近づいています。
2016年にはトランプ氏が、2020年にはバイデン氏がペンシルベニア州を制して大統領となっていて、ハリス氏としては、崖っぷちに追い込まれた形です。
7205
:
OS5
:2024/11/06(水) 17:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/769c873667f05c8b9c5d06d0233f58cb52ce20d4
トランプ氏が演説で「勝利宣言」 「国を癒やすのを助けていく」
11/6(水) 16:43配信
毎日新聞
米大統領選の選挙結果を受け演説するトランプ前米大統領=南部フロリダ州ウェストパームビーチで2024年11月6日、AP
米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は6日未明(日本時間6日午後)、南部フロリダ州の集会で演説し「47代米大統領に選ばれたことを名誉に思う」と「勝利宣言」した。CNNによると、選挙人の獲得数は当選ライン(270人)に届いていないが、激戦7州のうち最激戦州の東部ペンシルベニア州と南部2州で勝利。トランプ氏は「少なくとも315人に届くだろう」との見通しを示した。
トランプ氏は集まった支持者を前に「我々は今夜歴史を作った。あなたがたの投票を誇りに思う」と強調した。また「米国は助けを求めている。我々の運動は、国を癒やすのを助けていく」と述べた。【ワシントン秋山信一】
7206
:
OS5
:2024/11/06(水) 17:22:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6184d05b460ee81f06cbfd7b19a949952a15122
最終盤で「アイオワの衝撃」 米大統領選 世論調査でハリス氏優勢
11/3(日) 12:01配信
毎日新聞
米大統領選で対決する民主党のハリス副大統領(左)と共和党のトランプ前大統領=AP
米中西部アイオワ州の有力地元紙デモイン・レジスターが2日公表した大統領選(5日投開票)の世論調査で、民主党のハリス副大統領の支持率が共和党のトランプ前大統領を3ポイント上回った。「トランプ氏優勢」とされてきた州で最終盤にハリス氏のリードが伝えられたインパクトは大きく、米メディアは「衝撃」と報道。トランプ陣営は「極端な外れ値だ」と火消しに追われた。
同紙が10月28〜31日に実施した調査では、投票予定の有権者のうち47%がハリス氏、44%がトランプ氏を支持した。アイオワ州では、トランプ氏への支持を表明して選挙戦から撤退した弁護士のケネディ氏の名前も投票用紙に残っており、今回の調査で3%が支持。「まだ分からない」(3%)、「言いたくない」(2%)、「他の人」(1%)といった回答もあった。
一方、今月1〜2日にエマーソン大学が同州で行った調査では、53%がトランプ氏、43%がハリス氏を支持した。過去の選挙ではアイオワ州は民主、共和両党の接戦州と評された時期もあったが、今回は一貫してトランプ氏の優勢が伝えられてきた経緯もあり、トランプ陣営は「エマーソン大の調査の方が実態を表している」と強調した。
大統領選はハリス、トランプ両氏の大接戦になっている。激戦7州の攻防が勝敗のカギを握るとみられており、アイオワ州など激戦州以外で「波乱」が起きる可能性は低いとみられている。【ワシントン秋山信一】
7207
:
OS5
:2024/11/06(水) 17:23:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/71641fa0acee529978ddf3db8ee5dc98589dcecf
「最重要州」ペンシルベニアでトランプ支持者は歓喜の声、ハリス支持者らは不安な表情
11/6(水) 16:20配信
読売新聞オンライン
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア)=金子靖志】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領と民主党候補のハリス副大統領の接戦となっているペンシルベニア州では5日夜から6日未明にかけて、開票状況を見守る集会が各地で開かれた。
「ペンシルベニア州でトランプ氏が逆転し、優勢に」――。5日午後10時過ぎ(日本時間6日正午過ぎ)、保守系メディアの米FOXニュースが速報を流すと、ペンシルベニア州最大都市フィラデルフィアの飲食店に集まったトランプ氏の支持者から歓声が湧き上がった。
同州は激戦州の中で選挙人の数が19人と最も多く、全米の結果に最も影響する可能性があると言われている「最重要州」だ。トランプ氏優勢の一報に、支持者らは拳を突き上げて「USA」を連呼した。
大型スクリーンに映し出された開票速報でペンシルベニア州でのハリス氏の劣勢に不安な表情を浮かべる民主党支持者ら(5日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで)=金子靖志撮影
集会に参加した通信会社に勤めるシモン・ビンゲリスさん(28)は「バイデン政権下では食品やガソリンが高騰し、生活が苦しい状況だ。トランプ氏なら今のインフレ(物価上昇)を変えてくれるはずだ」と期待を寄せた。
一方、約3キロ・メートル離れたイベント会場ではハリス氏支持者の集会が開かれていた。店内に設置された大型スクリーンに米CNNの速報でトランプ氏優勢の報道が流れると、来場者は不安な表情を浮かべて首を振ったり、落胆の声を漏らしたりした。
コンサル会社勤務のコナー・ダフィさん(33)は「トランプ氏は気に入らない人物を攻撃し、憎悪を拡大させる分断の政治を行ってきた。民主主義の根幹も揺らいだ。彼を勝たせてはいけない」と語った。
7208
:
OS5
:2024/11/06(水) 20:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/96e4954f14c69dffeaacb2c1ffc05553365cdbb6
トランプ氏の当選確実 132年ぶりの米大統領「返り咲き」へ
11/6(水) 19:32配信
毎日新聞
米大統領選の選挙結果を受け演説するトランプ前米大統領=南部フロリダ州ウェストパームビーチで2024年11月6日、AP
米大統領選(5日投開票)は6日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)の当選が確実になった。米メディアが報じた。大統領経験者が返り咲きを果たすのは132年ぶり。刑事事件の被告が、大統領選で勝利する異例の事態となった。トランプ氏は2025年1月20日に第47代大統領の就任式を迎える。
トランプ氏は選挙戦で「衰退した米国を再び偉大にする」と訴え、過去4年間に進んだインフレ(物価高)、不法移民の増加など、社会や政治の現状への不満に訴えかける戦略を取った。
23年3〜8月には計四つの刑事事件で起訴され、24年5月には不倫関係を主張する女性への口止め料支払いを巡って親族企業の業務記録を改ざんした罪で有罪評決を受けた。しかし、トランプ氏は「政治的な迫害だ」と主張することで、保守層を中心に支持を伸ばした。
民主党は当初、ジョー・バイデン大統領(81)が再選を狙ったが、24年6月の討論会で高齢不安を露呈。党内の圧力を受けて、7月に選挙戦から撤退した。女性初の大統領を目指すカマラ・ハリス副大統領(60)が8月に党候補に指名され、党内の活気は戻ったが、政策の具体化が遅れた。
トランプ氏は内政、外交ともバイデン政権からの政策転換を進める。不法越境対策として「国境の壁」の建設を本格的に再開し、不法移民の国外追放も進める。石油や天然ガスの増産を促し、実業家のイーロン・マスク氏も起用して「連邦政府の効率化」を推進する。
外国製品には10〜20%、中国製品には60%の一律関税を課す。日本には一層の市場開放や防衛費の負担増を求める可能性がある。ロシアのウクライナ侵攻を巡っては、対ウクライナ支援を見直し、早期の和平仲介を目指す姿勢だ。【ワシントン秋山信一】
7209
:
OS5
:2024/11/06(水) 20:53:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a3875136161e7961a954c655899e9d0812c22c
米共和党、4年ぶりに上院奪還 「トリプルレッド」の可能性
11/6(水) 19:46配信
共同通信
【ワシントン共同】米連邦議会選の投開票が5日、大統領選と同時に実施された。米主要メディアによると、共和党は上院で非改選議席を含めて過半数の51議席を確保し、4年ぶりの多数派奪還を決めた。トランプ前大統領も勝ち、接戦の下院を押さえれば、赤をシンボルカラーとする共和党がホワイトハウスと上下両院を独占する「トリプルレッド」となる。
米国では議会に立法権と予算編成権があり、上院は閣僚や大使、連邦最高裁判事の人事承認権を握る。トリプルレッドが実現すれば、トランプ氏は選挙戦で訴えた国境警備強化や減税を実現しやすくなる。一方、チェック機能は弱まり、同氏による大統領権限強化が進む恐れもある。
7210
:
OS5
:2024/11/06(水) 20:53:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf4ab7a0d87e7959133e6b69603933218126ba1
米共和党が上院の多数派奪還、「トリプルレッド」視野 下院は接戦
11/6(水) 18:22配信
毎日新聞
米連邦議会の上院(建物右側)と下院(同左側)=ワシントンで2024年2月14日、秋山信一撮影
米連邦議会の上下両院選が大統領選と同じ5日に投開票された。上院は共和党が4年ぶりに多数派を民主党から奪還。下院は接戦が続いており、両党の勝敗が判明するまで時間がかかる見通しだ。赤をシンボルカラーとする共和党は、ホワイトハウスと上下両院の多数派を独占する「トリプルレッド」も視野に入れている。
上院(定数100)は2年ごとに約3分の1ずつ改選する。現有は民主党(民主系無所属を含む)51議席、共和党49議席。このうち民主23、共和11の計34議席が改選となった。
CNNによると、共和党は南部ウェストバージニア、中西部オハイオ両州で民主党の議席を奪い、現有議席も守って過半数の51議席に達した。西部モンタナ州で優位に立ち、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシンの3州でも接戦に持ち込んでおり、議席差がさらに広がる可能性がある。
上院には政府高官や連邦判事の人事承認権がある。共和党のトランプ前大統領が返り咲いた場合、思い通りに人事を進められる基盤ができた。ただ、上院には大半の法案の可決に60議席を必要とする独特の慣例がある。共和党も60議席には届かない見通しだ。
民主党は接戦州で現職が軒並み苦戦。議席奪取の期待があった南部テキサス州でも敗北した。
全435議席が改選となる下院の改選前議席は、共和党220、民主党212、欠員3だった。CNNによると、共和党は187議席、民主党は160議席の獲得を確実にした。
民主党が勝てば、下院党トップのジェフリーズ院内総務が黒人初の下院議長に就く可能性が高まる。下院議長は、大統領の職務継続が難しくなった場合の継承順位が副大統領に次ぐ地位で、歴史的な勝利となる。
一方、共和党は「トリプルレッド」を実現し、思うように政策を進める展開を狙っている。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/07(木) 07:48:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee40d61eb4ff12f9e01afe9c48094f90ea9f5865
アラブ系多数派の街でトランプ氏が得票上回る イスラエル問題影響か
11/7(木) 0:54配信
毎日新聞
ミシガン州ディアボーンのカフェに集まったトランプ氏の支持者ら=6日、AP
5日投開票された米大統領選で、共和党のトランプ前大統領は、アラブ系住民が多数派の中西部ミシガン州ディアボーン市で、民主党のハリス副大統領の得票を上回った。アラブ系住民の間では、パレスチナ自治区ガザ地区で続く戦闘で人道危機が深刻化していることを受け、イスラエルの後ろ盾となってきた民主党のバイデン政権への批判が高まっていた。
ディアボーン市のアラブ系住民は人口の約55%を占め、全米で最も比率が高い。発表によると、トランプ氏の得票は42・48%で、ハリス氏の36・26%を上回った。2020年の前回選ではバイデン大統領が68・8%を獲得する一方、トランプ氏は29・9%で、トランプ氏は今回の選挙で大幅に得票を増やした。
アラブ系有権者の票は、イスラエルに批判的な緑の党のジル・スタイン氏に流れるとの見方もあったが、スタイン氏の得票は18・37%にとどまった。
ハリス氏はアラブ系住民の離反を防ごうと、イスラエルの自衛権は支持しつつ、「イスラエルは罪のない市民を守るため一層の努力をしなければいけない」などと訴えていたが、効果は限定的だった模様だ。【ワシントン松井聡】
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OS5
:2024/11/07(木) 12:01:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb03f81f6b1c35420d70c16c629d9b55da7e6a12
ハリス氏の敗因探る民主党 理念先行型の争点設定が不発、バイデン氏を糾弾の声も
11/7(木) 8:57配信
産経新聞
米大統領選での敗北表明の演説を終え、引き揚げるハリス副大統領(左)=6日、ワシントン(AP)
【ワシントン=大内清】5日の米大統領選で、共和党候補のトランプ前大統領(78)が選挙人の獲得数だけでなく総得票数でも民主党候補のハリス副大統領(60)を大きく上回ったことに同党では衝撃が広がった。争点設定やメッセージの発信手段などさまざまな角度からの敗因分析が始まる一方、米メディアによれば、選挙戦から撤退した7月まで再選にこだわったバイデン大統領(81)の責任を問う声も高まりつつある。
■マイノリティーの支持揺らぐ
各種出口調査によると、ハリス氏は女性票では2020年前回選のバイデン氏をやや上回るか同程度を獲得したものの、男性票は数ポイント下落。黒人やヒスパニック(中南米系)、アジア系の得票は軒並み低下した。
もともと民主党は高学歴でリベラルな白人や、人種的マイノリティー(少数派)を支持基盤としてきた。しかし今回はそれが盤石ではないことが露呈した格好だ。
たとえば長年、民主党の地盤とされてきた東部ニュージャージー州の場合、前回選ではバイデン氏がトランプ氏に得票率で約16ポイント差をつけて勝利したが、今回はわずか約5ポイント差に縮んだ。民主党の大票田である西部カリフォルニア州でも、前回選では約29ポイント差あったリードが今回は開票率58%時点で約17ポイント差にとどまっている。
■「勇気ある決断」一転
ハリス氏は今回の選挙で、民主主義の価値を守ることや、トランプ1期目政権で進んだ司法の保守化で脅かされる人工妊娠中絶の権利を保護することを主要争点に据えた。出口調査では「民主主義」を最も重視するとした人が「経済」を上回り、一定の成果もみられた。
ただ、選挙戦ではトランプ氏も「不法移民による不正投票で選挙の信頼性が損なわれている」などと主張しており、「民主主義」を最重要争点に挙げた人の中にはトランプ氏支持者も多かったと考えられる。ハリス陣営による理念先行型の争点設定は、全体としては不発に終わったといえる。
こうした中、CNNテレビによると、ハリス氏の陣営関係者には「バイデン氏が早期に選挙戦から撤退していれば、ハリス氏の政策や人柄をもっと有権者に浸透させられた」との恨み節があるという。これまでバイデン氏の撤退表明は民主党内で「勇気ある決断」と称賛されてきたが、現在は火種となっている。
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OS5
:2024/11/07(木) 20:37:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/983f33beb091aac4d64afddc4f7f31e94ff63cfd
完敗の民主、放心 都市型偏重、労働者に背 「青い壁」総崩れ・米大統領選
11/7(木) 20:34配信
時事通信
6日、ワシントンのハワード大で演説するハリス米副大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】5日投開票の米大統領選で民主党のハリス副大統領(60)は「ブルーウォール(青い壁)」と呼ばれる地盤の東・中西部3州を含め、激戦7州を全て失う完敗を喫する見通しとなった。
都市型化を進めた同党が「労働者階級の人々を見捨てた」(民主系無所属のサンダース上院議員)ツケは大きく、解党的出直しは必至だ。
「望んだ結果ではなかった」。ハリス氏は選挙から一夜明けた6日、母校ハワード大の演説で率直に認めた。支持者たちは涙を流し、会場には重い空気が漂った。副大統領候補のウォルズ・ミネソタ州知事は記者団に今後の予定を問われ、「ミネソタに帰る」と短く答えた。
かつての製造業の中心地で衰退が目立つ「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置し、死守しなければならなかったミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア3州の「壁」は、軒並み崩壊。黒人やヒスパニック系を含め、幅広い有権者層で2020年の前回選挙から票を減らした。
ウィスコンシン州リポン大のヘンリク・シャツィンガー教授(政治学)は、「労働者階級の関心が分からなかったこと」が最大の敗因だと分析する。多くの国民がインフレに悩まされる中、民主党は出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーの権利など文化的政策に比重を置き、「常識を欠いた」と指摘。結果的に、農村部や非大卒の有権者らに背を向けられたと解説した。
民主党がハリス氏を担ぐまでの拙速で不透明な手続きも、陣営の足を引っ張った。就任前、再選を目指さないと表明していたバイデン大統領(81)は、前言を翻し2期目を目指し立候補。高齢不安の果てに撤退に追い込まれた。
慌ただしく後を継いだハリス氏は、通常の手順を飛ばして候補に指名された。党内の対立候補との討論会やメディアの厳しいインタビュー、予備選で一般党員の審判を仰ぐといった試練を経ないまま、3回目の選挙に臨むトランプ前大統領(78)と相まみえることになった。
ビヨンセさんらセレブを大量動員した「バイブス(雰囲気)」頼みの選挙は、日々の生活に苦しむ中間層の心に響かなかった。シャツィンガー氏は民主党の今後について「トランプ氏を非難するだけでなく、内省し、どの有権者の支持をまとめたいのか考え直す必要がある」と語った。
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OS5
:2024/11/07(木) 20:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4048004071beb9e7d1a0f745d59ce29ff73c1f93
有力上院議員の落選相次ぐ 米民主、農村部で弱体化
11/7(木) 20:33配信
時事通信
5日、米中西部オハイオ州コロンバスで上院選の敗北を認める演説を行うシェロッド・ブラウン氏(中央)(AFP時事)
【ワシントン時事】米大統領選と同時に5日に投開票された上院選では、民主党の農業州選出の有力議員が相次いで落選し、同党の農村部での弱体化が浮き彫りとなった。
共和党は、トランプ前大統領が勝利を確実にした大統領選の勢いに乗り、高官人事の承認など権限の大きい上院で過半数を奪還した。
中西部オハイオ州では、上院の銀行委員長を務め、連邦準備制度理事会(FRB)の人事などで影響力を示してきたシェロッド・ブラウン氏が、トランプ氏に近い実業家出身の共和党候補に敗れ、3期18年間守ってきた議席を失った。
ブラウン氏は5日夜に報道で敗北が伝えられると、支持者を前に「失望しているが、失敗ではない」と表明。ハリス副大統領が大統領選で争点に据えた人工妊娠中絶の権利擁護などは「決して間違いではない」と述べた。
西部モンタナ州は強固な共和党の地盤だが、農家出身のジョン・テスター上院議員が3期18年にわたり民主党の議席を維持してきた。同党穏健派の代表格であるテスター氏は、8月の民主党全国大会への出席を見送るなど、バイデン・ハリス政権から距離を置いたが、勝利をつかめなかった。
一方、中西部ウィスコンシン州では、3期目を目指したタミー・ボールドウィン議員が僅差で逃げ切って議席を死守。性的少数者であることを公表しているボールドウィン氏はリベラルだが、「州ビジネス界と近い」(地元ジャーナリスト)とされ、選挙では保守系の農業団体から支持を得た。
民主党が圧倒的に強い東部ニュージャージー州では、アンドルー・キム氏が韓国系として初めて当選を確実にした。
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OS5
:2024/11/07(木) 22:01:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/401f2d305067de0dfd3bfa0f3c352c5d79087da8
トランプ政権の陣容は 対中シフト濃厚 国務長官にハガティ氏、国防長官はポンペオ氏有力
11/7(木) 20:33配信
産経新聞
6日、米大統領選で勝利宣言する共和党候補のトランプ前大統領=米南部フロリダ州(AP)
【ワシントン=渡辺浩生】5日の大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が勝利を収め、次期政権の陣容が早くも注目されている。トランプ氏とパイプを維持してきた元閣僚・補佐官、副大統領候補に挙がった議員らが外交・安全保障などの主要ポストを占めるとみられる。米国第一主義を再び旗印に最大の脅威とみなす中国の抑止に軍事力や経済力の重心を移す布陣となりそうだ。
国務長官には、1期目で駐日大使を務めたウィリアム・ハガティ上院議員や、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたロバート・オブライエン氏らの名前が挙がっている。ハガティ氏は日米関係強化や米外交のインド太平洋へのシフトを主導した。
国防長官候補は、1期目で中央情報局(CIA)長官や国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏が筆頭。陸軍将校としてイラク・アフガニスタンに従軍したトム・コットン上院議員、上院外交委員会の主要メンバーのマルコ・ルビオ上院議員らも有力だ。コットン、ルビオ両氏は一時、副大統領候補として名前が挙がるなどトランプ氏の信頼も厚い。
財務長官には1期目の通商代表で、対中関税など貿易不均衡是正策を指揮したロバート・ライトハイザー氏が最有力。自由貿易より「公正貿易」を主張。経済面で対中封じ込めを主導しそうだ。
大統領補佐官(国家安全保障問題担当)には、トランプ前政権で国防次官補代理を務めた対中強硬派の論客のエルブリッジ・コルビー氏のほか、ペンス前副大統領補佐官だったキース・ケロッグ退役陸軍中将らの名前が挙がる。コルビー氏は国防総省高官としての復帰もありうる。
大統領候補指名争いから撤退した後、トランプ氏の支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏も産業政策の担当閣僚に起用されるとの観測もある。最後までトランプ氏と指名を争ったニッキー・ヘイリー元国連大使は次期大統領選を狙い距離を置きそうだ。
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OS5
:2024/11/07(木) 22:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0aab48ec3f211b3a4f8819c087160874a4b3c92
上院選は共和党が過半数、新政権に追い風…トランプ氏「我々に前例のない強力な権限与えてくれた」
11/7(木) 19:04配信
読売新聞オンライン
【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選と同時に行われた米連邦議会の上院選は、共和党が非改選を含めて6年ぶりに過半数を獲得することが確実となった。復権を決めた共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)にとって、政権運営の追い風となりそうだ。
トランプ氏は6日未明の勝利演説で、「米国は我々に前例のない強力な権限を与えてくれた」と述べ、上院選での躍進に胸を張った。
(写真:読売新聞)
定数100で任期6年の上院は、2年ごとに約3分の1ずつが改選される。現在の勢力は民主党系51議席、共和党49議席。今回はこのうち民主党系23議席、共和党11議席の計34議席が改選対象だった。
5日、米テキサス州ヒューストンで、上院での再選を確実にし、演説する共和党のテッド・クルーズ氏=ロイター
AP通信の6日午前10時(日本時間7日午前0時)時点の集計によると、共和党は14議席、民主党は14議席を固めた。非改選を含めた議席数は共和党52、民主党系42となった。まだ6議席の行方が判明していないが、共和党が主導権を握ることが決定的となった。
共和党は、オハイオ、モンタナ両州で民主党の現職を破り、民主党系のジョー・マンチン氏の引退で空席となるウェストバージニア州でも勝利した。2016年大統領選でトランプ氏と党の候補指名を争ったテキサス州のテッド・クルーズ氏は接戦になる可能性が指摘されていたが、得票率で約10ポイントの差をつけて民主党候補を退けた。
上院は政府高官人事や条約の承認権を握るため、多数派と政権が異なる「ねじれ」が生じればトランプ氏の足かせになる可能性があった。14年の中間選挙で上院の主導権を失った民主党のオバマ政権は、上院の承認を得られず、連邦最高裁判事の人事でつまずいた。
一方、定数435の下院は任期2年で、全議席が改選対象だ。現有勢力は共和党220議席、民主党212議席、欠員3。AP通信の集計によると、共和党が198議席、民主党が180議席を固め、残り57議席を争っている。
共和党が大統領職と上院の多数派を取ったため、次の焦点は共和党が下院の主導権を維持できるかどうかに移っている。実現すれば、共和党は大統領と上下両院を握る「トリプル・レッド」の政治環境を手にする。赤は共和党のイメージカラーだ。
ただし、下院の過半数維持に失敗すれば、政権との間に「ねじれ」が起き、予算案や法案を巡って民主党と折衝が必要となる。トランプ氏は前政権時代、18年中間選挙で下院の主導権を奪われ、目玉政策だったメキシコ国境の壁建設が思うように進められなかった。
5日は、11州で知事選も行われた。AP通信の集計では、共和党が8州、民主党が3州で勝利を確実にした。
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OS5
:2024/11/07(木) 22:11:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/40dc49d3194a3a03a87c3beb53df4d3d36dc98ca
ハリス氏敗北の米民主党、反省から非難合戦へ
11/7(木) 16:36配信
CNN.co.jp
6日、米首都ワシントンのハワード大学で演説するハリス副大統領
(CNN) 米大統領選でのハリス副大統領の敗北後、民主党内では当初の反省から一転して非難合戦の色が強まっている。ハリス氏に近い関係者や顧問の間では、かたくなに再選出馬をめざし、撤退に消極的だったバイデン大統領の責任を指摘する声が多い。
【映像】ハリス氏、大統領選当確のトランプ氏に祝意
バイデン氏は7日、ホワイトハウスのローズガーデンで国民向けに演説を行う予定。ただ、激戦州の複数の民主党顧問はCNNに対し、ハリス氏は単純に経済や移民、「変化へのあらがえない欲求」(側近の一人)を巡りバイデン政権と一線を画すことができなかったとの見方を示した。
他の顧問は、人工妊娠中絶を巡る情報発信に依存しすぎた点、選挙戦終盤でセレブに脚光が当たっていた点も指摘した。
民主党の戦略家からは既に、2012年のオバマ大統領再選後に共和党が行ったような党を挙げた選挙結果分析を実施し、民主党が米国の大部分からこれほど乖離(かいり)してしまった理由を調べるよう求める声が出ている。
民主党はかねてトランプ氏を軽蔑する姿勢で団結してきた。だが、ハリス氏が107日間の選挙戦で打ち出したトランプ氏に関するメッセージは、最初はトランプ氏を小ばかにしておきながら突然、民主主義への差し迫った危険として重大視するというもので、こうした変遷が今後議論の的になりそうだ。
民主党の上級顧問はCNNの取材に、「我々はトランプ氏への反対票ではなく、ハリス氏への一票を投じる十分な理由を国民に示していただろうか」と自答した。
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OS5
:2024/11/08(金) 16:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ee68ec9aa8d769f9646a03bbaa858f5c2fc344
全米各地で支持離れ、民主が惨敗に衝撃…「戦犯」探し活発化で泥仕合
11/8(金) 6:57配信
【ワシントン=池田慶太】米民主党のハリス副大統領は6日に首都ワシントンで行った敗戦の弁で、結果を受け入れ、再起を目指すよう支持者に促した。ただ民主党内には惨敗の衝撃が広がっており、責任をなすりつけ合う泥仕合が始まっている。
【表】米国の主な歴代副大統領
ハリス氏「感謝でいっぱい」
「きょうの私の心は、信頼を寄せてくれたあなた方への感謝や国への愛でいっぱいだ」。ハリス氏が謝意を示すと、集まった支持者や陣営関係者らは歓声で応えた。
高齢不安を抱えるバイデン大統領が再選断念を表明した7月下旬、ハリス氏は後継に名乗りを上げた。以降107日間、ハリス氏は現代の米大統領選では最短とされる異例の選挙戦を戦い抜いた。共和党のトランプ前大統領に大幅リードを許していた支持率を五分に戻し、巨額の献金も集めた。多様な人種で構成される党支持層をにわかに活気づけた。
ハリス氏は演説で「自由や機会、公平、人々の尊厳のための戦い」だったと選挙戦を振り返り、自らを支えた若者世代に向けて「諦めないで。絶望しないで」とメッセージを送った。
しかし、予想以上に厳しい選挙結果となった。米紙ニューヨーク・タイムズによると、2020年大統領選と比較し、全50州と首都ワシントンのうち少なくとも44州でトランプ氏が支持を伸ばした。民主党の牙城だったニューヨーク州やカリフォルニア州でも民主党のリードが大幅に縮まり、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤へのシフト」(米メディア)が全米各地で起きた。
敗因については様々な臆測が飛び交っている。ハリス氏が20年大統領選の党指名候補争いで早々に敗れたにもかかわらず、競争を経ず大統領候補に選ばれた今回の手続きへの批判もある。
民主党系無所属で急進左派のバーニー・サンダース上院議員は6日、「労働者階級の人々を見捨ててきた民主党が労働者階級から見捨てられたと気付いても、さほど驚くことではない」とする声明を発表した。富の不平等や生活水準の低下などの問題に取り組んでこなかった党指導部をサンダース氏は痛烈に批判した。
一方、人種や民族、ジェンダーといった問題でより過激な政策の実現を求める急進左派の責任を問う声もある。党の左派色が強まり、ハリス氏から無党派の有権者を遠ざけた可能性が指摘される。中道派も一定程度抱える民主党は近年、支持層の宗教や人種の多様化が進み、一枚岩になるのが難しくなっている。
ロイター通信によると、党全国委員会トップのジェイミー・ハリソン氏は周囲に辞意を伝えた。惨敗の責任を巡る「戦犯」探しは水面下で活発化しており、党の混乱は続くと予想される。
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OS5
:2024/11/09(土) 06:32:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b7f53f832bf5d98e2be73194cbf96826200e36
「労働者階級を見捨てた民主党」 サンダース氏が批判、党内に波紋
11/8(金) 22:07配信
毎日新聞
バーニー・サンダース米上院議員=AP
米連邦議会で民主党会派に所属するバーニー・サンダース上院議員(無所属)が、大統領選で敗れた民主党について「労働者階級の人々を見捨てた」などと厳しく批判し、波紋を呼んでいる。サンダース氏は民主党左派やリベラル層などの若者に根強い人気がある。党全国委員会は「でたらめだ」と反論したが、党内の混乱は続きそうだ。
サンダース氏は6日にX(ツイッター)に投稿した声明で、「労働者階級の人々を見捨てた民主党が労働者階級から見捨てられても、さほど大きな驚きではない」と痛烈に批判。既に白人の労働者層の支持を失っていたが、現在では中南米系と黒人の労働者層の支持も失ったと指摘した。
さらに、米国民が「怒り、変化を求めている」一方で、民主党指導部は「現状を守っている」と訴えた。所得格差の拡大や医療が保障されていないこと、パレスチナ自治区ガザ地区に対する米政府の対応などの問題を列挙した。
「民主党を支配しているのは富裕層や大企業、高給取りのコンサルタントたちだ」と主張し、「多くの米国人が感じている痛みや政治的な疎外感を理解できるだろうか」と疑問を呈した。
サンダース氏は急進左派のベテラン議員で、大統領選と同時に行われた上院選で4選を決めた。2016年と20年の大統領選では民主党の候補指名獲得を目指して立候補し、若者旋風を巻き起こした。
「身内」からの批判に対し、党全国委員会のジェイミー・ハリソン委員長はサンダース氏の投稿を引用する形で、Xに「全くのでたらめだ」と投稿。バイデン大統領について「私の生涯で最も労働者寄りの大統領だ」と強調した。
ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官も7日、記者団の質問に対し、「(サンダース)上院議員には謹んで同意しない。労働組合に話を聞き、我々が創出した雇用を見れば、それを否定できる」と語った。【ワシントン西田進一郎】
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:2024/11/09(土) 08:42:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d3abc4b1149a83ad6c666701dfd56f59e5022d
トランプ氏、総得票も優勢 共和候補20年ぶりか
11/9(土) 5:53配信
共同通信
トランプ次期大統領
【ワシントン共同】米大統領選で勝利した共和党のトランプ次期大統領は、選挙人獲得数だけでなく総得票数でも民主党候補のハリス副大統領をリードしている。全米で支持を広げており、共和党候補が総得票数で民主党候補を超えれば20年ぶりになる。開票は8日も続き、米主要メディアによると、トランプ氏は西部ネバダも押さえて激戦7州で六つを制した。
5日の大統領選と同時実施の連邦議会選で、共和党は上院を4年ぶりに奪還。下院多数派を維持できるかどうかが焦点だ。両院を支配すれば、トランプ次期政権には大きな追い風になる。定数435の下院は、AP通信によると共和党が211、民主党が199の議席を確保した。
APによると、8日午後1時(日本時間9日午前3時)の時点でトランプ氏が約7351万票、ハリス氏が約6918万票を獲得。430万票以上の差がある。
米大統領選は全米の総得票数ではなく、州ごとに選挙人の獲得を競う。2016年は、民主党候補のクリントン元国務長官が280万以上多く得票したが、選挙人の数で及ばなかった。
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OS5
:2024/11/09(土) 14:22:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/23490a4dfc8c39f001f04ff4167009a50afc9aca
トランプ氏、総得票数も勝利なら20年ぶり 強硬派ライトハイザー氏に通商代表打診と報道
11/9(土) 13:28配信
産経新聞
6日、米南部フロリダ州ウエストパームビーチで勝利演説に臨むトランプ前大統領(AP)
【ワシントン=坂本一之】開票作業が続く米大統領選で、勝利を決めた共和党のトランプ前大統領(78)は8日、西部ネバダ州も制し、接戦7州のうち6つを押さえた。トランプ氏は全米の総得票数でも民主党候補のハリス副大統領に差を付けており、共和党候補が総得票数で民主党候補を上回れば20年ぶりとなる。
トランプ氏の閣僚人事を巡っては、1期目の政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(77)に復帰を打診したと報じられた。
接戦州で結果が出ていないのは西部アリゾナ州のみで、同州でもトランプ氏がリードしている。
全米の総得票数は米CNNテレビの集計で、8日午後10時(日本時間9日正午)現在、トランプ氏が約7414万票、ハリス氏が約7023万票を得た。トランプ氏は約391万票の差を付けている。
2004年の大統領選で共和党のブッシュ氏(子)が勝利して以来、20年ぶりに共和党候補が民主党候補の総得票数を上回る見通しだ。トランプ氏の完勝の様相を呈している。
大統領選と同時実施された連邦議会の上下両院選では、共和党が上院の多数派を4年ぶりに奪還。定数435の下院は8日午後10時現在で共和党が213議席、民主党が204議席を確保し、過半数の218議席を巡る戦いが続いている。
閣僚人事を巡り、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は8日、トランプ氏が対外強硬派で知られるライトハイザー氏にUSTR代表への復帰を要請したと報じた。
また、複数の米メディアによると、トランプ氏がウクライナのゼレンスキー大統領と6日に電話会談した際、実業家のイーロン・マスク氏も参加していた。マスク氏は大統領選でトランプ氏を強く支援した経緯があり、次期政権で要職に起用されるとみられている。
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OS5
:2024/11/09(土) 17:12:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3c2f3557d6bb59b71461891d0275af93448765
米民主党、“お家芸”身内批判 ペロシ氏がバイデン氏に責任押しつけ
11/9(土) 7:07配信
毎日新聞
ペロシ元連邦下院議長=6日、AP
米民主党のペロシ元連邦下院議長は7日の米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、大統領選(5日投開票)での民主党のハリス副大統領の敗北について、バイデン大統領の選挙戦からの撤退が遅かったことと党候補指名争いを仕切り直さなかったことが原因だと指摘した。
党勢が陰ると身内を批判し出すのは民主党の“お家芸”だが、ペロシ氏も自身が当初はバイデン氏を擁護していたことを棚に上げて、責任を押しつけた形だ。
ペロシ氏は「バイデン大統領がもっと早期に選挙戦から撤退していれば、(ハリス氏以外の)他の候補が党候補争いに参戦していたかもしれない。しかし、バイデン氏が撤退時にハリス氏を後継に推したことで、党候補争いをやり直すことがほぼ不可能になった。もっと早い時期なら状況は違っただろう」と語った。
一方、民主党系無所属のサンダース連邦上院議員が「民主党は労働者階級の人々を見捨てた」と批判したことに対して、「サンダース氏は(過去の大統領選の党候補指名争いで)勝っていない。彼のことを尊重するが、民主党が労働者階級の家族を見捨てたというのは受け入れがたい」と語った。
ペロシ氏は今回の大統領選で、当初はバイデン氏の再選を支持。党候補争いでは相手が現職大統領でも立候補は可能だが、ペロシ氏ら党有力者が「党内の内紛」を封じ込めたことで、高齢不安を抱えるバイデン氏に有力な対抗馬が現れなかった。ところが、6月の討論会後にバイデン氏への高齢批判が高まると、水面下で撤退圧力を加えた。
ペロシ氏は当時、党候補争いをやり直すべきだとの考えだった。しかし、ペロシ氏に反発するバイデン氏は、ハリス氏を後継に推すと明言し、そうした動きを逆に封じた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/09(土) 17:24:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b67e37e979d499469abb4b1dbd2bdfbd7188cc9
トランプ氏、首席補佐官に初の女性を指名 選対本部長のワイルズ氏
11/8(金) 9:53配信
朝日新聞デジタル
スーザン・ワイルズ氏。2024年7月撮影=AP
トランプ米次期大統領は7日、新政権の大統領首席補佐官に、大統領選で選対本部長を務めたスーザン・ワイルズ氏を起用すると発表した。新政権の人事が注目されるなか、主要ポストで1人目の指名となった。就任すれば、女性として初めての首席補佐官となる。
トランプ氏は声明で「ワイルズ氏は、米史上最大の政治的勝利の一つを達成するのを手助けしてくれた」と称賛した。「タフで賢く、革新的で、広く尊敬を集めている人物だ。米国を再び偉大にするためにたゆまぬ努力を続けるだろう」とも述べた。
大統領首席補佐官はホワイトハウスのスタッフを束ねる要職で、大統領に最も近い存在とされる。ワイルズ氏は2016年と20年の選挙戦でもトランプ陣営を支えた人物で、首席補佐官に最有力視されていた。米メディアは「忠誠心を重視した人選だ」と報じている。
朝日新聞社
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OS5
:2024/11/10(日) 17:03:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40a8528eff7e8926c08774cec438c6211039cc1
トランプ氏勝利31州と選挙人312人、初当選2016年と酷似 違いは激戦ネバダ州のみ
11/10(日) 14:55配信
産経新聞
米大統領選で9日(日本時間10日)、共和党のトランプ氏が最後まで勝敗が確定していなかった西部アリゾナ州でも勝利を確実にしたことで、勝利した州は31州、獲得する選挙人は312人となった。これはトランプ氏が初当選した8年前の2016年の大統領選の30州306人を1州6人上回った。16年に民主党のクリントン氏が勝利した西部ネバダ州(割り当て選挙人6人)で今回、トランプ氏が勝利したためだ。
米CNNなどの集計によると9日、不法移民の「国境の壁」の建設が進み「激戦7州」の一つでもあるアリゾナ州でトランプ氏が勝利。これにより、選挙人が「総取り方式」ではない州の内訳などを除き、トランプ氏が全米50州のうち31州で勝利することが確実となった。
今回の結果を16年大統領選と比べると、勝利州とそれに伴う獲得選挙人数の違いは、激戦7州の一つであるネバダ州だけだった。16年はクリントン氏が同州で得票率47.9%、トランプ氏が45.5%だったのに対し、今回はAP通信によるとトランプ氏50.6%、民主党のハリス氏47.5%と逆転した。
また、同通信によると、10日時点でトランプ氏の総得票数は約7464万票(得票率50.5%)、ハリス氏は約7091万票(同48.0%)と、トランプ氏が得票数で約373万票、得票率でも2.5ポイント上回っている。
16年大統領選では、クリントン氏が得票数で約286万票上回りながら、選挙人獲得数の多かったトランプ氏が勝利したが、今回は得票数でもトランプ氏がハリス氏を圧倒した。
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OS5
:2024/11/12(火) 07:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a70e7604f62d875160756dc6cf1c2e9d0ff9595b
トランプ政権、国連大使に“熱心なトランプ派”ステファニク氏起用へ
11/12(火) 6:08配信
米国のドナルド・トランプ次期大統領は11日、共和党のエリス・ステファニク下院議員(40)を次期政権の国連大使に起用する意向を明らかにした。米メディアが報じた。現職のリンダ・トーマスグリーンフィールド大使は閣僚級。
トランプ氏は声明でステファニク氏について「強く、タフで、賢い『米国第一』の闘士だ」と強調した。
ステファニク氏は東部ニューヨーク州の選挙区から2014年に当時女性として最年少の30歳で初当選した。熱心な「トランプ派」として知られ、今回の大統領選でも副大統領候補の一人に挙げられた。
穏健派としてトランプ氏が主導した減税法案などに反対した時期もあったが、弾劾訴追につながった「ウクライナ疑惑」などでトランプ氏を擁護する中で台頭。21年に党内反トランプ派の急先鋒で党下院ナンバー3の議員総会議長だったリズ・チェイニー氏追放の立役者となり、後任として同職に就いた。
ステファニク氏は昨年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘をめぐり、イスラエル批判を強める国連への資金拠出見直しを求めている。また大学内における反戦デモなど「反ユダヤ主義」への対応を下院公聴会で追求し、ハーバード大など複数の学長の辞任につながった。【ニューヨーク八田浩輔】
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OS5
:2024/11/13(水) 19:39:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/1630026a7b85956cd3c7757be52de1d53aab0a88
ハリス氏、テレビ出演前に司会者側に7700万円寄付 好意的インタビューとの関係は不明
11/13(水) 12:59配信
産経新聞
米ワシントンのホワイトハウスに到着後、集まった政権スタッフの声援に応えるハリス副大統領=12日(AP)
米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領がMSNBCテレビのインタビュー番組に出演する前に、ハリス陣営が司会者の公民権活動家アル・シャープトン氏の団体に50万ドル(約7700万円)寄付していたことが分かった。保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」が報じ、一部メディアが後追い報道した。
英紙デーリー・メールが確認した選挙資金報告によると、ハリス陣営は9月5日と10月1日に、シャープトン氏が創設し代表を務める黒人運動団体「ナショナル・アクション・ネットワーク」に25万ドルずつ寄付した。
番組は同月20日に放送された。シャープトン氏は「トランプ氏は敵対的で不安定なメッセージで選挙戦を終えようとしている」とした上でハリス氏を称賛。黒人女性初の下院議員で、1972年大統領選に向けた民主党予備選で敗退したシャーリー・チザム氏と比較するなど、好意的なインタビューとなった。
MSNBCとナショナル・アクション・ネットワークはメディアのコメント要請に応じておらず、寄付と番組内容の関係は不明だ。
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OS5
:2024/11/14(木) 09:38:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/25b22d31118ec3ad66c8bafe70b552b06fe1caa3
米共和党「トリプルレッド」達成 大統領職と上下両院握る
11/14(木) 6:21配信
【ワシントン共同】米大統領選と同時実施された5日の連邦下院選(定数435)で、CNNテレビは13日、共和党が多数派を維持したと報じた。赤をシンボルカラーとする共和党が大統領職と上下両院を独占する「トリプルレッド」を達成した。トランプ次期大統領が忠臣で周囲を固める中、ホワイトハウスに対する議会のチェック機能が弱まる恐れがある。
米国では議会に立法権と予算編成権があり、上院は閣僚や大使、連邦最高裁判事の人事承認権限を握る。トランプ氏は選挙戦で訴えた不法移民の強制送還や国境警備強化、減税など米国第一の政策実現にまい進する。
保守派が多数を占める最高裁判事を巡っては、高齢の保守派判事を入れ替え、保守優勢を長期間維持しようと画策するとの指摘もある。
下院は2年ごとに全議席改選。CNNによると、共和党が過半数の218議席に達した。民主党は208議席。
上院(定数100)は共和党が4年ぶりに多数派を奪還。AP通信によると、非改選を含め、共和党が53議席、民主党が47議席になった。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:16:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb5abb7cb36d2b5cebb995e211699804a137b4e
トランプ氏、国家情報長官に元民主党下院議員ギャバード氏指名へ
11/14(木) 7:58配信
11月13日、トランプ次期米大統領は、国家情報長官に元民主党下院議員のトゥルシ・ギャバード氏(43)を指名すると発表した。ペンシルベニア州ピッツバーグで4日撮影(2024年 ロイター/Jeenah Moon)
David Brunnstrom Matt Spetalnick
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ次期米大統領は13日、国家情報長官に元民主党下院議員のトゥルシ・ギャバード氏(43)を指名すると発表した。2022年に民主党を離党した同氏は、バイデン現政権のウクライナ支援など外交政策を厳しく批判してきた。
トランプ氏は声明で「トゥルシは、その輝かしいキャリアを象徴する勇敢な精神をわれわれの情報機関にもたらし、われわれの憲法上の権利を守り、力による平和を確保してくれるだろう」と述べた。
ギャバード氏が20年以上にわたり「米国の自由、全ての米国人の自由のために戦ってきた」と称えた。
同氏は情報収集活動の直接的経験がほとんどないため国家情報長官への起用はあまり予想されていなかった。
同氏はハワイ州兵の少佐として2004─05年にイラクに派遣された経歴があり、現在は米陸軍予備役の中佐。
20年大統領選でバイデン氏と民主党の候補指名を争って敗れ、その後バイデン氏の支持に転じた。しかし、離党後はバイデン氏や政権の批判を強め、保守派層から注目を集めるようになり、テレビやラジオで孤立主義的政策を支持し、人種差別など社会的不公正に高い意識を持つ「ウォークネス」に嫌悪感を示すコメントを発してきた。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:18:12
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident/20241113-OYT1T50096/
イーロン・マスク氏、トランプ新政権で「政府効率化省」トップに…CIA長官はラトクリフ氏
2024/11/13 11:49
【ワシントン=淵上隆悠、阿部真司】米国のトランプ次期大統領は12日、保守系のFOXニュースで司会者を務めるピート・ヘグセス氏を国防長官に、実業家のイーロン・マスク氏を新設する「政府効率化省」のトップにそれぞれ起用すると発表した。トランプ氏は政権の骨格を自身に近い人物や信奉者で固める姿勢を鮮明にしている。
イーロン・マスク氏=ロイター
FOXによると、ヘグセス氏は元陸軍州兵で、アフガニスタンやイラクなどに駐留した経験がある。2014年にコメンテーターとしてFOXに加わり、現在は週末の番組でホスト役を務めている。トランプ氏は声明で「勇気と愛国心を持って『力による平和』を推進するだろう」とヘグセス氏に期待を示した。
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FOXは、トランプ氏の番組出演を通じてヘグセス氏とトランプ氏は親交を深めたと報じた。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、トランプ氏が第1次政権で北朝鮮の 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記と直接会談したことや、海外の駐留米軍の削減を訴えた点をヘグセス氏は評価してきた。
ヘグセス氏は、米メディアでも事前に国防長官候補として名前が挙がっておらず、同紙は今回の指名を「型破りだ」と伝えた。政府高官人事は上院の承認を得る必要がある。大統領選と同時に行われた上院選で共和党が多数派の奪還を確実にしたが、民主党議員からは「資格がない」といった声が上がっている。
一方、トランプ氏は「政府効率化省」を新設し、自身の選挙戦を支えたマスク氏と実業家のビベック・ラマスワミ氏の2人に運営を任せると表明した。ラマスワミ氏は今回の大統領選で共和党指名候補争いから撤退し、トランプ氏支持を明言していた。トランプ氏は声明で「2人は官僚主義を解体し、過剰な規制と無駄な支出を削減する」と強調した。
マスク氏は電気自動車(EV)大手テスラの最高経営責任者(CEO)で、X(旧ツイッター)のオーナーでもある。自身が経営する企業との利益相反や、偽情報の生成などに悪用されるAI(人工知能)に対する規制の停滞が懸念されている。
トランプ氏は12日、国境管理を担当する国土安全保障長官にサウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事を起用し、中央情報局(CIA)長官にジョン・ラトクリフ元国家情報長官を充てる人事も発表した。いずれも「親トランプ」の立場を示していた。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:18:55
https://www.yomiuri.co.jp/world/20241114-OYT1T50159/
司法長官指名のゲイツ氏、造反や性的人身売買の疑いなどの「トラブルメーカー」…承認手続き難航か
2024/11/14 20:55
【ワシントン=淵上隆悠】米共和党のトランプ次期大統領が司法長官に指名したマット・ゲイツ氏(42)、情報機関を統括する国家情報長官に指名されたトゥルシー・ギャバード元下院議員(43)は様々な問題が指摘されてきた人物で、上院での承認手続きが難航する可能性が高い。
ゲイツ氏(左、ロイター)とギャバード氏(AP)
フロリダ州出身のゲイツ氏は、2016年の下院選で初当選した。トランプ氏に心酔する保守強硬派で、23年1月の下院議長選でウクライナ支援に前向きだったケビン・マッカーシー氏を選出する党の方針に反発した。造反を繰り返し、決定まで15回の投票を行う要因を作った。
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10月には、マッカーシー氏が民主党と協力して暫定予算を成立させたことを受け、解任動議を提出した。民主党も賛成に回り史上初の議長解任となったが、共和党は後任選びで混乱し、党内対立が露呈した。
ゲイツ氏は、性的人身売買容疑で司法省の捜査対象になったことがある。共和党のリサ・マコウスキー上院議員は13日、米メディアに「真剣な起用だとは思えない」と述べ、資質に疑問を投げかけた。
国家情報長官指名のギャバード氏は「親露的」
一方、ギャバード氏はハワイ州選出の民主党元下院議員で、20年大統領選の党指名候補争いに出馬したことがある。21年に下院議員を退任した後、トランプ氏支持を打ち出した。米メディアによると、州兵としてイラクに派遣された経験があるが、情報機関の知見は乏しい。
ギャバード氏はロシアによるウクライナ侵略について、SNSで「米国と北大西洋条約機構(NATO)がロシアの正当な安全保障上の懸念を認めていれば、この戦争は回避できた」と投稿したことがある。上院情報委員会のマーク・ワーナー委員長(民主党)は米紙ワシントン・ポストに対し、「親露的かどうか厳しく調べる必要がある」と語った。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:20:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024111300734&g=int
保守派のニュース司会者 米国防長官指名のピート・ヘグセス氏―次期米政権・横顔
時事通信 外信部2024年11月13日20時32分配信
保守系のFOXニュースで司会者を8年間務めてきた退役軍人。民主党や左派を痛烈に批判する論客として知られる。トランプ次期大統領が掲げる「力による平和」の実現を託されるが、安全保障政策の手腕は未知数だ。
1980年6月、中西部ミネソタ州で生まれた。プリンストン大卒、ハーバード大大学院修了。陸軍ではイラクやアフガニスタンに従軍した。
トランプ氏とは長く親しい関係で、何度もインタビューをしてきた。政権1期目では非公式に補佐役を務め、民間人殺害で戦争犯罪に問われた米兵に恩赦を与えるよう助言したとされる。
近著では、人種や性別の多様性を推進する米軍を批判し、「能力主義」を取り戻すよう主張した。トランプ氏は意に沿わない軍幹部の粛清を検討しているとされ、その実行を任される可能性がある。
政府・軍での要職経験はなく、事前の下馬評にも挙がらなかった。今月公開のポッドキャスト番組で「中国は米国を打ち負かすために軍備を増強している」と警戒を呼び掛けたが、安保政策に関する具体的な考えはまだ見えていない。
3回の結婚歴があり、2019年に結婚した現在の妻ジェニファーさんはFOXの同僚。式を挙げたのはトランプ氏が所有するゴルフクラブだった。子供は計7人。44歳。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:21:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024111400184&g=int
米国務長官にルビオ氏 対中強硬派の外交通―トランプ次期政権
時事通信 外信部2024年11月14日11時04分配信
ルビオ米上院議員=6月14日、南部フロリダ州ウェストパームビーチ(AFP時事)
ルビオ米上院議員=6月14日、南部フロリダ州ウェストパームビーチ(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は13日、中国やイランに対する強硬派で知られるマルコ・ルビオ上院議員(53)を国務長官に指名すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻や中東での紛争終結に加え、覇権主義的な動きを強める中国への対応など、政権2期目の外交の司令塔を担う。「
南部フロリダ州マイアミ出身。キューバ移民の両親の下に生まれた。米メディアによると、就任すれば、初のヒスパニック系の国務長官となる。
トランプ氏は声明で、「ルビオ氏はわが国の強力な擁護者で、同盟国の真の友人であり、敵対者には決して引き下がらない恐れを知らぬ戦士だ」と評価した。東アジアの国際関係に精通し、訪日経験もある。
ルビオ氏は2010年に上院議員に初当選した。上院外交委員会や情報委などに所属。中国・新疆ウイグル自治区で行われている強制労働に関係した製品の輸入を認めないウイグル強制労働防止法の成立を主導した。
16年の大統領選では、共和党主流派としてトランプ氏と指名を争って敗れた。24年の大統領選では同氏の副大統領候補として取り沙汰されたこともある。
トランプ氏はまた、マット・ゲーツ下院議員(42)を司法長官に指名すると表明した。自らを捜査してきた司法当局のトップに側近を送り込む狙いがあるとみられる。ゲーツ氏は発表直後に議員を辞職した。
米メディアによると、ゲーツ氏を巡っては、未成年との性行為など複数の疑惑に関する下院倫理委員会の報告書が近く公表される見通しだった。議員辞職を受け、公表は見送られる可能性が高いという。
トランプ氏はこのほか、民主党から共和党にくら替えしたギャバード元下院議員(43)を国家情報長官に充てる人事も発表した。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:24:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024111300737&g=int
対中タカ派の元グリーンベレー 次期米安保補佐官のマイク・ウォルツ氏―次期米政権・横顔
時事通信 外信部2024年11月13日20時32分配信
マイク・ウォルツ氏=7月17日、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
マイク・ウォルツ氏=7月17日、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員で、対中タカ派の急先鋒(せんぽう)。トップダウンで政権を運営するトランプ次期大統領の「忠臣」として、ホワイトハウスの外交・安全保障政策を統括する。
1974年、南部フロリダ州生まれ。バージニア州立軍事学校卒業後、陸軍入りした。精鋭のグリーンベレーに選抜され、アフガニスタンや中東などに派遣された経験がある。軍務は27年間に及んだ。
2018年の下院議員選で初当選。重要鉱物の中国依存低減や、米大学での中国の影響排除に向けた法案作成にも携わった。22年北京冬季五輪のボイコットも呼び掛けた。
外交姿勢はトランプ氏と共鳴している。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援に当初は賛成したが、次第に「(米議会は)白紙の小切手は切らない」と慎重姿勢に転向。北大西洋条約機構(NATO)との関係でも、国内総生産(GDP)比2%の国防支出を「最低限だ」と訴え、同盟国の負担増を求めた。
妻のジュリア・ネシェワット氏は日本の東京工業大(現東京科学大)に留学経験があり、トランプ政権1期目で大統領補佐官(国土安保担当)を務めた。2人の子供がいる。50歳。
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OS5
:2024/11/15(金) 07:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/18049f40654ad9ab723fce03741874058049972c
次期米政権、対中タカ派が勢ぞろい 外交・安保の陣容固まる 国防長官候補に懸念も
11/15(金) 7:10配信
時事通信
ピート・ヘグセス氏=2021年12月、米南部テネシー州ナッシュビル(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は13日、国務長官にマルコ・ルビオ上院議員(53)を指名すると発表し、次期政権で外交・安全保障を担う陣容がほぼ固まった。
対中タカ派が勢ぞろいしたが、国防長官候補は手腕が未知数で、懸念も広がっている。
ルビオ氏は2016年の大統領選で共和党の候補指名をトランプ氏と争って敗れ、今回の大統領選ではトランプ氏の副大統領候補に名前の挙がった有力者。対中強硬派として知られ、トランプ氏は「同盟国の真の友人であり、敵対者に決して引き下がらない、恐れを知らぬ戦士だ」と称賛した。
トランプ氏は12日に、大統領補佐官(国家安保担当)にマイク・ウォルツ下院議員(50)、国防長官に退役軍人でFOXニュース司会者のピート・ヘグセス氏(44)を指名すると発表。ウォルツ氏は米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」出身で、22年北京冬季五輪のボイコットを呼び掛けたこともある。
トランプ氏は選挙公約に中国製品への関税引き上げを掲げるなど、対決姿勢を強めている。ただ、ルビオ、ウォルツ両氏が外交・安保分野で実績を持つ一方、政治的に無名の存在だったヘグセス氏の抜てきには驚きが広がった。米メディアは、国防総省関係者や安保政策に精通する共和党議員らが「いったい何者なんだ」と困惑する様子を相次いで伝えた。
ヘグセス氏は最近のポッドキャスト番組のインタビューで、米軍における人種や性別の多様性を批判。軍制服組トップで黒人のブラウン統合参謀本部議長の解任を要求したほか、「女性を戦闘任務に就かせるべきではない」と主張した。
中国の覇権主義的な動きに加え、ロシアのウクライナ侵攻、緊迫する中東情勢など課題が山積する中、要職経験のないヘグセス氏を国防総省トップに据えることを疑問視する声もある。米メディアによると、上院軍事委員会所属の民主党議員らは「深刻な懸念がある」などと懐疑的な姿勢を強めており、上院での人事承認手続きが難航するとの見方も出ている。
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OS5
:2024/11/15(金) 07:53:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb6879931fa8b1695c441a4840044c20019bbb88
トランプ新政権、厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア氏を指名と発表…ワクチンに懐疑的な言動も
11/15(金) 6:34配信
読売新聞オンライン
選挙イベントであいさつを交わすロバート・ケネディ・ジュニア氏(右)とトランプ氏(10月23日、米ジョージア州で)=ロイター
【ワシントン=冨山優介】米国のトランプ次期大統領は14日、新政権の厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)を指名すると発表した。ケネディ氏はワクチンに懐疑的な言動で知られ、保健行政のトップに就くことで混乱が生じると懸念されている。
ケネディ氏は、ジョン・F・ケネディ元大統領のおい。昨年10月に大統領選への出馬を表明し、民主、共和のどちらの党にも属さない「第3の候補」として注目を集めたが、今年8月、選挙戦から事実上撤退し、トランプ氏を支持すると明らかにしていた。
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OS5
:2024/11/15(金) 08:39:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/00725f63e0072c45c256cbda28d5153ed2c64716
米共和上院トップにスーン氏 穏健派、トランプ氏と連携
11/14(木) 8:01配信
13日、ワシントンで、米共和党上院トップの院内総務に選出されたスーン上院議員(AFP時事)
【ワシントン時事】米共和党は13日、上院トップの院内総務にスーン上院議員(63)を選出した。
共和党は大統領選に合わせて実施された上院選で過半数を制しており、スーン氏はトランプ次期大統領と連携して政策を進める役割を担う。
スーン氏はこれまで院内総務を約18年間務めてきたミッチ・マコネル氏の後任となる。中西部サウスダコタ州選出の穏健派で、トランプ氏と良好な関係を築いてきた。
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OS5
:2024/11/17(日) 21:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb72c9a7871e7d62002ee9b96ec35de8721f7d25
マスク氏、米財務長官人選に「口出し」 投稿に陣営内部から不満も
11/17(日) 16:32配信
毎日新聞
米実業家のイーロン・マスク氏(右)=米南部フロリダ州で2024年11月14日、AP
米実業家のイーロン・マスク氏は16日、トランプ次期政権の重要閣僚ポストである財務長官の人選を巡り、自らが適任者と考える人物を実名で「X(ツイッター)」に投稿した。マスク氏はトランプ氏の大統領選勝利に貢献して新政権への影響力を強めているが、重要閣僚人事への「口出し」はトランプ氏陣営内部で反発を招く可能性がある。
財務長官候補は、トランプ氏陣営で経済政策のアドバイザーを務めた米投資会社トップのスコット・ベッセント氏か、トランプ氏の政権移行チームを主導する米金融会社トップのハワード・ラトニック氏の2氏が有力とされている。
マスク氏は16日、Xへの投稿で「私の見解では、ベッセント氏は通常通りの選択だが、ラトニック氏は実際に変革を実現するだろう」と主張。続けて「通常通りの手法が米国を破産に追いやったわけで、何らかの形での変革が必要だ」とし、ラトニック氏が適任との見方を公言した。
マスク氏は大統領選でトランプ氏陣営に巨額の献金をし、選挙集会で応援演説を重ねた。トランプ氏と蜜月関係を築き、来年1月に発足する新政権では新設する「政府効率化委員会」トップへの起用が決まっている。
米紙ワシントン・ポストは16日、マスク氏の発言について「皆が不満を感じている」とのトランプ氏陣営関係者のコメントを引用し、「マスク氏の影響力の増大が、一部のトランプ支持者をいら立たせている」と報じた。【ワシントン大久保渉】
7238
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OS5
:2024/11/17(日) 21:26:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c53167ad3abf0e1c92164dfd8f18f077adc688b1
米大統領報道官に27歳のキャロライン・レビット氏
11/16(土) 14:49配信
【AFP=時事】ドナルド・トランプ次期米大統領は15日、大統領報道官にキャロライン・レビット氏(27)を起用すると発表した。
トランプ氏は声明でレビット氏について、「賢く、タフで、非常に有能なコミュニケーターであることも分かっている。私は全幅の信頼を置いている。会見で優れた働きを見せ、われわれのメッセージを米国民に伝えるのを助けてくれるだろう」と述べた。
レビット氏は、大統領報道官という重要なポジションの歴代担当者の中で最年少の一人となる。
大統領選の際、トランプ氏陣営で報道担当を務めた。トランプ政権1期目では、大統領報道官の補佐を務め、2022年の中間選挙では、地元ニューハンプシャー州から下院選に出馬したが落選していた。
15日にオンラインで公開されたFOXニュースのポッドキャストでは、今年7月に第1子を出産したと明らかにしている。【翻訳編集】 AFPBB News
7239
:
OS5
:2024/11/18(月) 14:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/675ce1aef541851c0a4320b689459024eef434e8
「効率化省」SNS開始 マスク氏トップも詳細不明 トランプ次期米政権
11/18(月) 7:03配信
時事通信
左からイーロン・マスク氏、トランプ次期米大統領、ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米政権の「目玉」人事として、実業家のイーロン・マスク氏がトップに就任する新組織「政府効率化省」が17日までに、X(旧ツイッター)のアカウントを開設した。
【ひと目でわかる】ドナルド・トランプ氏ってこんな人
行政の無駄を省き、歳出削減を目指すが、役割や位置付け、権限などは曖昧だ。「かえって無駄をもたらす」と厳しい声も上がっている。
「極めて知能指数(IQ)の高い、小さな政府を志向する革命家を必要としている」。「効率化省」のアカウントは早速、人材募集を始めた。ダイレクトメールで履歴書の送付を呼び掛け、共同で同省トップを務めるマスク氏と実業家のビベク・ラマスワミ氏は、選考に残った上位1%の応募者の審査に加わる。
ただ、新組織は「省」と名乗っても、「政府外から助言する」(トランプ氏声明)とされている。公的機関なのか、民間組織なのか「多くの詳細が不明なまま」(米シンクタンク)だ。
ウォーレン上院議員(民主党)はXで、マスク氏とラマスワミ氏が共同トップに就くことを「2人が1人分の仕事をする。本当に効率的なようだ」と皮肉り、マスク氏は「あなたと違って、われわれには報酬が支払われない」と応酬した。
新組織は、選挙戦を通じてトランプ氏と急接近したマスク氏の個人的な権勢をよりどころにしている面は否めない。シンクタンク「サードウェイ」のザック・モラー氏は「無駄と不正を増やし、権力の乱用を招く可能性がある」と警告している。
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:
OS5
:2024/11/19(火) 19:22:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb6f6c210c5e6c9c37bc0cb6e690668946169bf1
財務長官人事が混迷 側近対立、元FRB理事の名も 次期米政権
11/19(火) 13:33配信
時事通信
米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ元理事(EPA時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米政権の要となる財務長官人事が混迷している。
有力視されていた投資ファンド経営者のスコット・ベッセント氏と、米投資銀行トップのハワード・ラトニック氏の2候補を巡って、トランプ氏の「側近」同士の対立が表面化。米メディアは18日、トランプ陣営は連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ元理事らも候補として検討し始めたと報じた。
当初は、トランプ氏が経済的な知見を高く評価していたベッセント氏がレースをリードしていると思われていた。しかし、政権移行チーム共同議長を務めるラトニック氏が巻き返しを図り、影響力を強めている実業家のイーロン・マスク氏や、厚生長官に指名されたロバート・ケネディ・ジュニア氏がSNSへの投稿でラトニック氏支持の意向を示した。
内輪もめが公になる中、陣営は他の候補も物色し始めた。ブルームバーグ通信によると、トランプ氏の政権移行チームはウォーシュ氏を財務長官、ベッセント氏をホワイトハウスで経済政策のかじ取り役を担う国家経済会議(NEC)委員長とする案を検討している。ただ、ベッセント氏は同委員長ポストの提案に対し、誰が財務長官か分かるまでは受けないとトランプ氏に伝えたという。
ブルームバーグは、ウォーシュ氏が数日以内に、トランプ氏の南部フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で同氏と面談すると報じた。このほか米メディアは財務長官候補として、米有力投資ファンド、アポロ・グローバル・マネジメントのマーク・ローワン氏や、トランプ氏の1期目に駐日大使を務めたハガティ上院議員(共和党)らの名前を挙げている。
7241
:
OS5
:2024/11/19(火) 19:24:23
>>7230
https://news.yahoo.co.jp/articles/bca1337c2501d6698e87858d6734bbfe07f266de
ゲーツ氏、未成年と性交か 司法長官候補、人事承認難航も
11/19(火) 15:50配信
共同通信
米司法長官候補のゲーツ元下院議員=14日、フロリダ州(AP=共同)
【ワシントン共同】米主要メディアは18日、トランプ次期政権の司法長官候補のゲーツ元下院議員(42)が、2017年のパーティーで17歳の女性との性交を目撃されていたと報じた。ゲーツ氏は、未成年女性の買春や薬物使用の疑惑で下院の調査を受けていた。就任に必要な上院での人事承認が難航する可能性が高まった。
ゲーツ氏は女性が未成年だとは認識していなかったという。女性と目撃者の弁護士が取材に応じた。弁護士によると、ゲーツ氏は南部フロリダ州で開かれたパーティーで17歳の女性と、目撃した女性に金銭を渡していた。参加者の多くは麻薬を使用していた疑いがあり、両女性はゲーツ氏を調査した下院倫理委員会に、当時ゲーツ氏も薬物を使用していた兆候があったと証言した。
ゲーツ氏はトランプ次期大統領に忠誠を誓う議員の代表格。トランプ氏は四つの事件での自身に対する起訴を取り下げさせるとの見方がある。
倫理委は調査報告書を近く公表するとの見方が出ていたが、ゲーツ氏は司法長官の指名発表を受けて下院議員を辞職、報告書は公表されていない。
7242
:
OS5
:2024/11/20(水) 13:51:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/654d6bc8b317dbe918d2eab7650222bb4254955b
米議会でもトランスジェンダーのトイレ巡る論争 公言の候補が初当選
11/20(水) 13:15配信
毎日新聞
米東部デラウェア州で、トランスジェンダーを公言する候補として初めて連邦議会下院選で当選したサラ・マクブライド氏=2024年11月5日、AP
米連邦議会のナンシー・メイス下院議員(共和党)は18日、出生時に男性として生まれ、女性を自認するトランスジェンダーが、下院の女性用のトイレや更衣室を利用するのを禁止する決議案を提出した。
5日の連邦下院選で、トランスジェンダーを公言する候補として初めてサラ・マクブライド氏(民主党)が当選。規則変更の決議案はマクブライド氏に対する「いじめだ」との批判が出ているが、メイス氏は「女性の権利のために闘っている」と主張している。
決議案は、下院の議員や職員らが特定の性別に割り当てられた設備を利用する際、「生物学上の性」に沿って使うよう求めている。利用状況は、議会の守衛官が監視するとしている。
メイス氏はX(ツイッター)への投稿で「生物学上の男性は、女性のプライベートな空間の一員にふさわしくない」と主張した。
一方、マクブライド氏はXに「一般の米国民は、自分とは異なる人生の旅路を歩む人たちとともに働き、敬意を持って接している。連邦議会の議員にも同様の思いやりを持ってほしい」と投稿。メイス氏を「極右の過激派」と批判した。
米メディアによると、他の民主党議員からも「単なるいじめだ」「痛ましい」と反発の声が相次いでいる。しかし、メイス氏は「女性の権利のために闘うフェミニストを極左が過激派と呼ぶなら、それでも構わない」と反論した。
議会によると、下院の議員会館には性別不問の個室トイレが3カ所にある。ただ、個室トイレが設置されていない建物もあり、増設を求める声が上がる。
米国では近年、トランスジェンダーのトイレ利用を巡る論争が続く。NPO「運動前進プロジェクト」によると、13州が公立学校などで自認する性に割り当てられたトイレの使用を禁止。こうした制限は、いずれも共和党が主導している。【ワシントン秋山信一】
7243
:
OS5
:2024/11/20(水) 15:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea85113c85266001ec22db39c42d77b67ae9c92
教育長官に元プロレス団体トップ エンタメ業界、異例の存在感 米次期政権
11/20(水) 14:47配信
時事通信
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は19日、教育長官に第1次政権で中小企業局長官を務めたリンダ・マクマホン氏(76)を起用すると発表した。
同氏はプロレス団体WWEの共同創業者で元最高経営責任者(CEO)。トランプ氏はテレビ司会者も相次いで高官に指名しており、エンターテインメント業界との関係の深さが人事に色濃く反映されている。
トランプ氏は「教育省の廃止」を大統領選公約に掲げ、連邦予算の削減や、教育政策における各州の裁量拡大を目指してきた。この日の声明で「われわれは教育を州に戻す。リンダはその先頭に立つ」と述べた。
マクマホン氏は現在、保守系シンクタンク「米国第一政策研究所」(AFPI)の理事長。商務長官に指名された実業家ラトニック氏と共に、政権移行チームの共同議長を任されている重要人物だ。トランプ氏との付き合いは、WWEがトランプ氏所有のホテルで大規模イベントを開催した1980年代後半にさかのぼる。
7244
:
OS5
:2024/11/21(木) 07:45:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/70fecddd232334547668f6bf25549da960a9d263
「誰も逆らえない」 ニューヨークの不法移民に漂うあきらめ
11/21(木) 7:00配信
毎日新聞
トランプ次期米大統領=ワシントンで2024年11月13日、代表撮影・AP
来年1月20日のトランプ米次期大統領の就任で注目されているのが、選挙戦で掲げていた不法移民に対する「米国史上最大の強制送還プログラム」だ。
就任初日に大統領令を発令し、メキシコとの国境を封鎖した上、数百万人規模の強制送還を宣言するという。トランプ氏は米国が移民らに「侵略」されていると主張し、国境管理の厳格化により「街を救い出す」とほえる。
米東部ニューヨークで暮らす移民には、「従うほかない」とのあきらめムードも漂う。
妻(38)と6〜15歳の5人の子どもを抱え、メキシコとの国境を不法越境した中米パナマ出身のアンヘル・マッサさん(39)は1月にニューヨークに来た。自分のように亡命申請した移民らは強制送還の対象にならないと信じているが、「確信はない」と話す。
「もしチャンスがあれば、ここで人生をやり直したい」。たばこの煙を吐き出しながら穏やかな口調で米国に残る理由を語った。そして、こう言葉をつないだ。
「でも自分の力ではどうすることもできない。国の決定には誰も逆らえない」【ニューヨーク中村聡也】
7245
:
OS5
:2024/11/22(金) 11:56:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ab6906eef0a118ff8795c4ca1cf21c53cc4093f
トランプ氏、大統領報道官に27歳の広報担当を指名…FBI長官には「FBI解体」主張のパテル氏か
11/16(土) 11:44配信
読売新聞オンライン
リービット氏(左)とパテル氏=ロイター
【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ次期大統領は15日、新政権の大統領報道官にカロライン・リービット氏(27)を指名すると発表した。ニューヨーク・タイムズ紙など米メディアによると、大統領報道官としては史上最年少での起用となる。
リービット氏は女性で、大統領選ではトランプ陣営の広報担当を務めた。トランプ氏は声明で「賢くタフで、非常に高いコミュニケーション能力が証明されている」と述べた。
一方、米CNNは15日、トランプ氏が連邦捜査局(FBI)の長官に、元国防長官首席補佐官のカシュ・パテル氏の起用を検討していると報じた。現職のクリストファー・レイ長官は2027年までの任期を残し、解任される方向だ。
FBI長官は政治的中立性を保つため、任期は大統領より長い10年間となっている。パテル氏はトランプ氏の熱烈な支持者で、トランプ氏を捜査してきたFBIの解体を訴えている
7246
:
OS5
:2024/11/22(金) 11:57:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/478e17909c3148bcf16537f4bad70a7dc1a6bb69
トランプ氏、司法長官にボンディ氏を新たに指名 前フロリダ州司法長官
11/22(金) 9:58配信
CNN.co.jp
トランプ次期米大統領は司法長官にボンディ氏を新たに指名した
(CNN) トランプ次期米大統領は21日、フロリダ州の司法長官を務めたパム・ボンディ氏を政権の司法長官に指名した。マット・ゲーツ元下院議員による同日の司法長官指名辞退を受け、新たな人材に白羽の矢を立てた。
トランプ氏は自身のSNS、「トゥルース・ソーシャル」での声明で、「パムは検事として20年近いキャリアを持つ。その間、暴力的な犯罪に対しては非常に厳しい姿勢で臨んだ。街の安全を守り、フロリダで暮らす各家庭のために働いてきた。そして同州初の女性司法長官として命を奪う薬物の密輸阻止に尽力し、フェンタニルの過剰摂取(オーバードーズ)が招く死の悲劇を低減した。この悲劇により、我が国では多くの家庭が破壊されてきた。彼女の非常に素晴らしい実績を念頭に、政権1期目ではオピオイド(医療用の麻薬性鎮痛薬)及び薬物乱用問題ための委員会に携わってもらった。我々は多くの命を救った!」と述べた。
その上で、「極めて長い間、党派的な司法省は私や他の共和党議員に対する武器として機能してきた。これからは違う」「パムは司法省を本来の目的に再び注力させるだろう。すなわち犯罪と戦い、米国を再び安全にすることだ。私はパムを長年知っている。彼女は聡明(そうめい)にしてタフな人物であり、米国第一主義の戦士だ。司法長官として素晴らしい仕事をするだろう」と強調した。
当初司法長官に指名されていたゲーツ氏は21日、指名を辞退すると発表した。同氏に関しては、下院の倫理委員会が違法な性的行為や薬物使用などの疑いを調査していた。
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OS5
:2024/11/22(金) 18:09:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/85f7212da9b585153ae801b476038bdaa9eb9436
米上院選、共和党53議席・民主党系47議席で確定…大統領職・上下両院と主導権独占
11/22(金) 17:20配信
読売新聞オンライン
米連邦議会議事堂
【ワシントン=池田慶太】5日の米大統領選と同時に行われた連邦議会上院選(定数100)は21日、票の再集計が行われていたペンシルベニア州で民主党候補が敗北を認め、共和党候補が勝利した。これにより、来年1月招集の上院の勢力は、非改選を含めて共和党53議席、民主党系47議席で確定した。
共和党は定数435の下院でも多数派を占めることが確定しており、大統領職と上下両院の主導権を独占することになる。
7248
:
OS5
:2024/11/24(日) 23:42:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a08d92f0dd29168a28a1a04e8e95c23d80293601
トランプ氏、農務長官に保守系シンクタンク所長を起用 次期米政権の主要閣僚顔ぶれ固まる
11/24(日) 18:52配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】トランプ次期米大統領は23日、農務長官に保守系シンクタンク「米国第一政策研究所(AFPI)」のブルック・ロリンズ所長を起用すると発表した。来年1月に発足する政権の人事を巡っては通商代表部(USTR)代表の調整を続けているが、主要閣僚の顔触れが出そろった。トランプ氏が掲げる「米国第一」主義や国境対策、関税政策などを強く支持する人材を登用している。
トランプ氏は23日の声明で、ロリンズ氏が第1次政権で内政全般を指揮する国内政策会議を率いた経歴などを振り返り「素晴らしい仕事をした」と述べ、農政に詳しいことも強調した。
重要閣僚では国務長官にマルコ・ルビオ上院議員、財務長官に投資ファンド経営者のスコット・ベセント氏、国防長官に保守系テレビ司会者のピート・ヘグセス氏を充てる。閣僚は上院の承認を経て就任する。
上院は11月5日に大統領選と同時実施された選挙で共和党が多数派を奪還し、トランプ氏の意向が基本的に反映される形だ。ただ、ヘグセス氏が過去の性的暴行疑惑が報じられるなどしており、全ての人事を承認するか上院共和党の対応も注目を集めている。
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OS5
:2024/11/25(月) 11:13:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/90cd8dc2c4690d3bc747f88424c4b5a8a4a5d2a5
米財務長官に実業家ベッセント氏 課題は「トランプ減税」の延長
11/23(土) 9:51配信
朝日新聞デジタル
米ノースカロライナ州で8月、経済について演説する投資家のスコット・ベッセント氏=AP
トランプ次期米大統領は22日、財務長官に実業家のスコット・ベッセント氏を指名すると発表した。当選を確実にして以降、トランプ氏は政権の骨格となる人事を矢継ぎ早に決めてきた。調整が遅れていた財務長官が固まり、主要閣僚が出そろった。
トランプ氏はこれまで、外交を担う国務長官や国防長官などの重要閣僚を次々に決めてきた。一方で、経済政策の司令塔となる財務長官は候補者が乱立。トランプ氏に近い実業家イーロン・マスク氏が別の候補者を推したこともあり、調整に時間がかかっていた。
そんななか、ベッセント氏が重職に指名された背景には、トランプ氏が一連の人事で最も重視した自身への「忠誠心」がありそうだ。
ベッセント氏は、トランプ氏の経済政策への懐疑論が根強い金融業界に身を置く。それでも、選挙戦中はトランプ氏に経済政策の助言をし続けた。そうした功績が今回の人選につながった可能性がある。株価に敏感なトランプ氏が、自らの経済政策の理解をウォール街に求めるうえで、「パイプ役」を期待した面もありそうだ。
トランプ氏は同日の声明で、ベッセント氏について、「米国第一主義を長年にわたって強く訴えてきた」と指摘。自らの信条に一致する人物だと強調した。連邦議会上院で承認されれば正式に就任が決まる。
ベッセント氏は投資ファンドのキー・スクエア・グループ経営の富豪。著名投資家ジョージ・ソロス氏のファンドで経験を積んだことで知られる。
就任すれば、2025年末に期限が切れる個人所得税の減税(トランプ減税)の延長が課題となる。トランプ氏の最重要公約だが、専門家からは、連邦政府の財政を今後10年間で5兆ドル(約770兆円)以上悪化させると批判される難題だ。
朝日新聞社
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OS5
:2024/11/27(水) 13:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/062ff4dad57cc54db4e990c466ee74bb8c545a01
米通商代表にグリア氏を起用 トランプ氏、経済司令塔NEC委員長にはハセット氏
11/27(水) 13:29配信
産経新聞
【ワシントン=塩原永久】トランプ次期米大統領は26日、米通商代表部(USTR)代表にジェミソン・グリア氏を起用すると発表した。グリア氏はトランプ前政権のUSTRで首席補佐官を務め、対日貿易交渉や強硬な対中政策を主導した当時のライトハイザーUSTR代表を支えた。グリア氏の起用は関税発動を辞さないトランプ次期政権の通商政策を示すものとなる。
トランプ氏は声明で、グリア氏が「不公正な貿易慣行と闘うため中国やそのほかの国々に関税を課した」前政権下で、重要な役割を担ったと指摘。米国の膨大な貿易赤字削減や、製造業の保護、海外市場の開放にグリア氏が注力することになると説明した。
グリア氏は通商弁護士。2020年1月発効の日米貿易協定の交渉にも深くかかわった。
また、トランプ氏は26日の声明で、ホワイトハウスの経済政策の司令塔となる国家経済会議(NEC)の委員長に、エコノミストのケビン・ハセット氏を指名することも明らかにした。
ハセット氏はトランプ前政権で大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長を務め、大型税制改正の実現に手腕を発揮した。次期政権下でも減税に意欲を示すトランプ氏の経済政策運営で中心的な役割を担う公算が大きい。
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OS5
:2024/11/28(木) 14:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e97df751b0561c09d6e88dc730decd0e3ef3b05d
対中強硬の実務家起用 通商代表、看板政策担う 次期米政権
11/27(水) 20:32配信
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コメント3件
時事通信
トランプ次期米大統領=13日、ワシントン(EPA時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米政権で通商代表部(USTR)代表に指名されるジェミソン・グリア氏は、中国との「戦略的デカップリング(分断)」にも言及した強硬派の実務家だ。
第1次トランプ政権では、ライトハイザー元USTR代表の首席補佐官として、関税の掛け合いとなった中国との「貿易戦争」や対日貿易交渉などの最前線で活躍した。
トランプ次期大統領は、商務長官に指名する米投資銀行トップ、ラトニック氏が「USTRに直接責任を負う」と説明した。ラトニック、グリア両氏が、対中追加関税や輸入品への一律関税といった看板政策を担う。
「中国の不公正な貿易慣行から守り、軍事的、技術的支配を妨げることを重視するべきだ」。今年5月、米議会諮問委員会の公聴会に出席したグリア氏は、中国脅威論を展開した。
優遇関税を適用する「最恵国待遇」撤回、投資規制、半導体など重要分野の輸出規制強化といった対中政策を提言。「製造業の強固な基盤は、米国と同盟国にとって大変重要だ」と産業を保護する必要性も訴えており、多くがトランプ氏の主張と重なる。
メキシコ、カナダとの交渉も課題となる。トランプ氏は25日、不法移民や麻薬の流入が止まるまで、両国に25%の関税を課すと表明。選挙戦では、自動車生産拠点のメキシコへの移転を問題視し、同国製自動車への高関税も主張した。
グリア氏は第1次政権で、貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の交渉にも当たった。2026年には、USMCAの見直しも予定しており、再び両国と対峙(たいじ)することになる。
グリア氏は西部カリフォルニア州出身。かつて米空軍に所属し、イラクに派遣された経験もある。主に通商弁護士として歩み、現在は弁護士事務所に所属している。妻と5人の子どもを持つ。
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OS5
:2024/12/04(水) 14:30:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba46e229a48d2de376f6526d458766bfdb25e8e
「カナダを米国の51番目の州に」 トランプ氏、トルドー首相に提案
12/4(水) 11:39配信
毎日新聞
米国で会談したトランプ次期米大統領とカナダのトルドー首相=トルドー氏のX(ツイッター)より
米国のトランプ次期大統領が先月末にカナダのトルドー首相と会談した際、カナダが関税を回避したければ「米国の51番目の州」になるよう提案したと米保守系FOXニュースが報じた。会談に同席したカナダのルブラン公安相は3日、2人の指導者の「温かく親しい関係」を示す「冗談」だと強調した。
【写真まとめ】トランプ次期政権の人事 主な顔ぶれ(2024年11月現在)
トルドー氏とトランプ氏は先月29日に米南部フロリダ州で夕食をとりながら3時間会談した。FOXは2日、会談ではトランプ氏の「51番目の州」発言の後に、カナダ側から「緊張した笑い」が起きたとする関係者の話を伝えた。カナダ放送協会(CBC)によると、記者団から発言について問われたルブラン氏は、両国の良好な関係を示す「楽しくおかしい」冗談だったと述べた。
トランプ氏は、カナダとメキシコの不法移民や違法薬物の流入対策が不十分として、来年1月の就任直後に両国から輸入する全製品に25%の関税を課す考えを示している。
カナダにとって米国は最大の貿易相手で、輸出の4分の3が米国向けだ。カナダ側は会談後、トランプ氏の懸念に対処するため、無人航空機(ドローン)やヘリコプター、国境警備隊を追加配備して両国の国境管理を強化する方針を示した。
一方、トランプ氏は3日、自身のソーシャルメディアでトランプ氏とカナダ国旗が並ぶ生成人工知能(AI)で作製されたとみられる画像を投稿。「カナダよ」と短い文章を添えたが、意図は不明だ。【ニューヨーク八田浩輔】
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OS5
:2024/12/05(木) 08:36:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/00a1e7ee17374b82a6aa0e6398415a3b15716699
米下院の議席確定 共和、多数派維持も薄氷
12/5(木) 5:51配信
時事通信
【ワシントン時事】開票作業が続いていた米連邦議会下院選(定数435)は4日、最終議席が確定し、共和党が220議席を押さえ多数派を維持した。
民主党は215議席。上下両院選は大統領選と同じ11月5日に実施され、郵便投票の利用が多い西部カリフォルニア州で開票に時間を要した。米主要メディアが伝えた。
共和党は上院(定数100)で53議席を確保し、多数派を奪還。大統領職と両院を、赤がシンボルカラーの共和党が支配する「トリプルレッド」が実現した。
トランプ次期大統領が下院議員3人を新政権の高官に起用したことなどで、下院共和党は当面、欠員3となる。多数派といえども議席数の差はわずかで、同党のジョンソン下院議長は引き続き難しい議会運営を迫られそうだ。
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OS5
:2024/12/05(木) 10:53:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/92e6094380ea0d6f3351356a762f2d3ce48eaab2
米下院の全議席が確定 共和党が僅差で多数派に 投票日から1カ月
12/5(木) 10:16配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月、西田進一郎撮影
米連邦議会下院選(定数435)で勝敗が決していなかった西部カリフォルニア州第13選挙区で民主党候補の勝利が確実になった。米主要メディアが4日報じた。11月5日の投票日から約1カ月かかって、ようやく全議席が確定。獲得議席数は共和党220、民主党215で、共和党が僅差で多数派となった。
カリフォルニア州では、投票日までに投函(とうかん)した郵便投票が有効で、開票作業に時間がかかる。州第13選挙区は3日時点で約21万票が開票されたが、民主、共和両党の候補の得票差は200票弱の大接戦となっていた。
トランプ次期大統領は大統領補佐官(国家安全保障問題担当)にウォルツ氏、国連大使にステファニク氏を起用する方針で、司法長官指名を辞退したゲーツ氏も含めて今回当選した共和党議員3人が、2025年1月に始まる新会期の序盤に下院を離れる見通しだ。その3議席を差し引くと民主党とは2議席差という状況で、共和党指導部は党内で不協和音を起こさないように慎重な議会運営を求められる。
下院選は、大統領選や上院選(定数100)と同時に実施された。共和党は約3分の1が改選された上院では、53議席に勢力を拡大。上下両院の多数派を取ったことで、トランプ政権が政策を推進する裁量は大きくなった。民主党は上院で議事妨害(フィリバスター)を行う余地はあるが、26年の中間選挙までは予算案や法案の審議で弱い立場になる。【ワシントン秋山信一】
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:
OS5
:2024/12/05(木) 19:49:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ec80984d8720cc281dce54c49c52ad31ade361d
米国防長官候補に交代論浮上 醜聞続くヘグセス氏、上院の承認不透明
12/5(木) 19:00配信
朝日新聞デジタル
2024年12月4日、米連邦議会議事堂を訪れた国防長官候補のピート・ヘグセス氏(右)=AP
トランプ次期米大統領が国防長官候補に指名したピート・ヘグセス氏に交代論が浮上している。ヘグセス氏の資質を疑問視する声が相次ぎ、上院での承認が得られるか見通せないためだ。フロリダ州のデサンティス知事らが新たな候補だとも報じられるなか、ヘグセス氏は自身が抱える醜聞の釈明に追われている。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは3日、関係者の話として、トランプ氏がヘグセス氏の指名を取りやめ、デサンティス氏の国防長官への起用を検討していると報じた。デサンティス氏は2024年大統領選の共和党指名候補争いから撤退した後、トランプ氏への支持を表明していた。ほかに駐日大使を務めたハガティ上院議員や、アーンスト上院議員も新たな候補として米メディアで取りざたされている。
朝日新聞社
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:
OS5
:2024/12/09(月) 21:57:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4cc0609b02d5aafbe11c1ddb3b195ee72c1f34e
トランプ次期米大統領、各国首脳と相次ぎ会談 断念の石破首相は「リストの相当下の方」か
12/9(月) 15:09配信
68
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産経新聞
トランプ前米大統領
トランプ次期米大統領がフランスのマクロン大統領ら外国首脳と相次いで会談していることを受け、11月にトランプ氏との会談を断念した石破茂首相は、トランプ氏側に「体よく断られた」との見方が与野党から出ている。
【写真】親指、中指、人差し指、「Vサイン」も…答弁求め方も個性的な石破茂首相
首相は11月中旬に南米で国際会議に出席した後、帰国途中で米南部フロリダ州に立ち寄り、トランプ氏と会談することを模索していた。安倍晋三元首相が2016年の大統領選後、各国首脳に先んじてトランプ氏と面会して親密な関係を築いた成功例にならおうとしたが、実現しなかった。
トランプ氏側が大統領就任前に外国要人との会談は行わない方針を示したためだ。日本政府は、民間人が米政府の外交問題で外国政府と交渉することを禁じた米ローガン法を踏まえた判断だとの説明も受けた。
しかし、トランプ氏は11月29日にフロリダ州の私邸でカナダのトルドー首相と夕食をとりながら会談。今月7日には訪問先のパリでマクロン氏と会談し、その後、ウクライナのゼレンスキー大統領も交えて3者で会談した。
自民党の閣僚経験者は米国内法も理由とした説明と異なるトランプ氏の動きについて、「トランプ氏がルールを守ると思うか?(基盤が脆弱な)石破政権がどこまで持つかわからないから、トランプ氏は首相と距離をとっている」と話す。
トランプ次期政権の関係者とのパイプを有する日本保守党の島田洋一衆院議員も、産経新聞の取材に「トランプ氏が優先して会う人物のリストで、石破氏は相当下にある。石破氏レベルと会うと相当数の首脳と会わなければいけなくなる」との見方を示した。
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OS5
:2024/12/12(木) 07:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d38263db5d442f3aaaf5503bfa3a4d9d97f46e0c
日鉄、法廷闘争も覚悟 バイデン氏「阻止」で USスチール買収
12/12(木) 7:03配信
時事通信
日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画が、米バイデン政権に認められない可能性が高まった。
瀬戸際に追い込まれた日鉄は「公正な結論を得るために、あらゆる手段を検討し、講じていく」との談話を発表。訴訟も辞さず、あくまで買収を目指す構えだが、実現への道は一段と狭まってきた。
米ブルームバーグ通信は10日、バイデン大統領が安全保障上の懸念から買収を阻止する方針を固めたと報じた。計画は米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)が安保上の観点から審査中で、月内に期限を迎える。
懸念があると判断されれば、日鉄とUSスチールは異議を唱え、法的措置に踏み切るしかないとみられる。しかし、「買収が米国の経済と国家安全保障を強化する」という日鉄の主張が裁判で認められる保証はない。
法廷闘争となった場合、結論が出るまで一定の時間が確保できる可能性はある。だが、トランプ次期大統領も買収計画に「完全に反対する」と明言しており、情勢が変化するとは考えにくい。
日鉄はこれまで、総額27億ドル以上の追加投資や雇用維持を約束。買収が完了すればUSスチール従業員に1人5000ドル(約76万円)のボーナスを出す方針も表明した。だが、全米鉄鋼労組(USW)は「合理的な判断ではなくメンツや勢力維持に力点を置いている」(SMBC日興証券の山口敦シニアアナリスト)とみられ、買収反対の姿勢を崩していない。
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OS5
:2024/12/13(金) 10:11:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a4b93d96175d4b44491b3549149c06286907d22
大統領選・議会選全敗の民主党 内輪もめで離れる有権者 立て直しへの機運盛り上がらず ポトマック通信
12/13(金) 7:38配信
産経新聞
ポトマック通信
米国で11月5日に実施された大統領選、上院選、下院選の全てで民主党は共和党に敗北した。バイデン大統領の政権与党だった民主党にとって、食品や居住費の高騰などに苦しむ有権者の不満で厳しい戦いだったことは間違いない。
ただ、党の有力議員や執行部が総括すべきことがある。一般党員らの予備選などで党の大統領候補に選んだバイデン氏を議員が引きずり降ろしたことだ。
バイデン氏が6月のテレビ討論会で精彩を欠くと、議員から大統領選で共和党のトランプ前大統領に敗れるとして撤退圧力がかかった。ただ、米政府関係者の一人は「上下両院選で落選や多数派を失うことを避けたい議員の思惑だ」と指摘する。日本でも、首相の不人気で落選することを嫌う議員が首相降ろしに走る。
バイデン氏が撤退を決断するまでの党内対立は連日のように報道され、「醜態をさらす民主党から無党派層が離れるのは当然だ」と振り返る人もいる。
バイデン降ろしの中心的存在だったペロシ元下院議長は選挙後、バイデン氏が「早く撤退していれば」と不満を漏らし、内輪もめのイメージをさらに強めてしまった。一方で、惨敗から党を立て直そうという機運は盛り上がっていない。
トランプ氏に敗れたハリス副大統領の演説を涙ながらに聞く支持者と議員の間にある溝を感じた。(坂本一之)
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OS5
:2024/12/13(金) 14:35:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0c84005068efaff03a7bb59bb3ad0c04de838ab
トランプ氏、不法移民追放に米軍投入も 「侵略行為」とみなすと主張
12/13(金) 13:29配信
毎日新聞
米東部ニューヨークの証券取引所で、米誌「タイム」の「今年の人」に選ばれたことを受けて演説するトランプ次期大統領=2024年12月12日、AP
トランプ次期米大統領は、12日公開された米誌「タイム」とのインタビューで、不法移民の国外追放に米軍を投入する可能性を示唆した。不法移民を受け入れない国に対して、米国市場へのアクセスを規制する考えも示した。
報道によると、トランプ氏は2025年1月の就任後、複数の法執行機関に対して、不法移民の国外追放に着手するよう命じると説明した。米国には国内の法執行に米軍を使うことを禁止する法律があるが、不法入国を「侵略行為」とみなして「米国への侵略に対して、米軍の使用は妨げられない」とも主張。「法律で許される最大限のレベルで執行する」と述べた。
また、不法移民を出身国や第三国に追放する手続きに協力しない国に対して、「そうした国々とはビジネスをしない」と述べた。懲罰的に関税引き上げなどの措置をちらつかせることで、協力を求める方針だとみられる。トランプ氏は既にカナダやメキシコに対して、25%の追加関税を示唆し、不法移民対策への協力を求めている。
ロイター通信によると、トランプ氏の政権移行チームは、不法移民の出身国が受け入れを拒否した場合、第三国に移送することも検討しており、既にパナマなど中南米諸国に受け入れを打診しているという。こうした交渉でも、関税引き上げを交渉材料に使う可能性がある。
トランプ氏の側近は同誌に対して、南部のメキシコとの国境での「国境の壁」建設の本格再開や、不法移民の亡命申請中に米国内への仮放免を認める「キャッチ・アンド・リリース」方式の廃止も進めることも明らかにした。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/12/14(土) 19:24:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/02626db87b3455c1507cea8d7d4a1d7711cdcd17
米、ティックトック「禁止」に現実味 規制新法の発効停止は却下、議会も包囲網
12/14(土) 11:35配信
産経新聞
スマホに表示されるTikTok(ティックトック)の画面
【ワシントン=塩原永久】米国で中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に対する包囲網が狭まってきた。来年1月19日にティックトック規制新法が発効するのを控え、アプリ運営企業が求めた新法発効の一時停止命令を裁判所が13日に却下した。約1億7千万人が使う米国で「利用禁止」となる事態が現実味を帯びる。
ティックトックを巡っては、首都ワシントンの連邦高裁が6日、米国での利用禁止につながる規制を盛り込んだ新法を合憲と判断した。これを受け、アプリを運営する中国企業「字節跳動(バイトダンス)」側が9日、新法発効を一時停止する命令を出すよう裁判所に申し立てていた。
新法を合憲とした連邦高裁の判断は、ティックトックの利用に伴う「安全保障上の懸念」を訴えた米政府側の主張を支持した。米政府は利用者のデータが運営企業を通じて、中国側に流出するリスクがあるとみている。
議会でも警戒感が根強い。下院中国共産党特別委員会は13日、ティックトックを米国のアプリストアから削除するよう米アップルとグーグルに求めた。同委員会の共和、民主両党幹部がアップルなどに宛てた書簡は「新法の順守に必要な措置を(アップルなどが)実施しなければならない」と迫った。
ティックトック規制新法は今年4月、バイデン大統領が署名して成立。バイトダンスがティックトック米国事業を分割をして手放すか、さもなくば米国内でアプリ配信を禁じるとの内容だ。
今後、バイトダンス側が事業分割に応じ、米国企業などが買収してティックトックのサービスを続ける可能性がある。バイトダンス側は最高裁に上訴する方針で、法廷闘争次第では利用禁止を免れられる。
また新法は来年1月19日から90日間、猶予する特例を設けており、1月20日に就任するトランプ次期大統領が利用禁止を覆すこともできる。ただ米政界での厳しい対中姿勢を背景に、ティックトックが現行のサービスを維持できる道は狭まっている。
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OS5
:2024/12/15(日) 20:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9cfdbbd1287ccbda0948a329687a32e28598071
トランプ氏、駐日大使にグラス氏の指名を検討 実業家出身で大口資金支援者
12/15(日) 19:43配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米CBSテレビ(電子版)は14日、トランプ次期米大統領が駐日大使に実業家出身のジョージ・グラス氏の指名を検討していると報じた。グラス氏は大口献金者としてトランプ氏を支え、11月の大統領選での返り咲きにも貢献した。
グラス氏は第1次トランプ政権で駐ポルトガル大使を務めた。西部オレゴン州出身でオレゴン大卒。1990年に投資銀行を設立し、2015年には不動産業にも進出した。指名されれば上院の承認を経て就任する。
トランプ氏は14日、北朝鮮やベネズエラなどに関して特別任務を担当する大統領特使にリチャード・グレネル元国家情報長官代行を起用すると発表した。声明で「世界の最もホットな現場で働いてもらう」と述べた。
また、トランプ氏は同日、過去の性的暴行疑惑などが報じられた国防長官候補のヘグセス氏らと東部メリーランド州でアメリカンフットボールの試合を観戦。ヘグセス氏は上院の承認手続きが難航する可能性も指摘されているが、トランプ陣営は擁護している。
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OS5
:2024/12/19(木) 15:34:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c6fe1d6afd8ebf996486c8e134f5dd823ff5c14
トランプ氏、落選候補を相次ぎ要職に 元アメフト選手はバハマ大使
12/19(木) 11:23配信
毎日新聞
米国のトランプ次期大統領=2024年7月18日、秋山信一撮影
トランプ次期米大統領は17日、アメリカンフットボールの元スター選手のハーシェル・ウォーカー氏を駐バハマ大使に起用する意向を発表した。ウォーカー氏は2022年の上院選ジョージア州選挙区で落選していた。トランプ氏は22年中間選挙の注目区で敗れたトランプ派候補を相次いで要職に起用し、落選候補の「救済措置」をとっている。
トランプ氏は大使人事などで、親族や大口献金者も優遇しており、「コネ重視」が前面に出ている。
ウォーカー氏はジョージア大学のスター選手で、大学フットボールの最優秀選手に輝いた。トランプ氏が1980年代に一時保有していたプロチームでプレーした経験もある。22年上院選では知名度を生かして善戦したが、女性スキャンダルなどもあって落選していた。
トランプ氏は次期政権の高官人事で、22年アリゾナ州知事選や24年上院選アリゾナ州選挙区の候補だった元テレビキャスターのカリ・レーク氏を政府系放送局「ボイス・オブ・アメリカ」のトップ、22年上院選ペンシルベニア州選挙区の候補だった医師のメフメット・オズ氏を公的医療保険制度を管轄する政府機関のトップに起用する方針を発表している。
22年上院選ではトランプ氏が推す候補が共和党予備選を次々と勝ち抜き、21年の大統領退任後も影響力を維持していることを実証したが、本選ではトランプ派は苦戦していた。「トランプ氏は党内の争いでは強いが、民主党相手には弱い」との評価もあったが、今回の大統領選でこうした見方を覆した。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/12/31(火) 11:34:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8458e5d1867a787b155003a69693b112b6fbfe11
米下院議長選で現職支持 トランプ氏表明、くすぶる造反
12/31(火) 6:55配信
時事通信
ジョンソン米下院議長=20日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は30日、1月3日に行われる下院議長選で、現職のジョンソン議長を「全面的に支持する」とSNSに投稿した。
ジョンソン氏の再選には与党共和党の一部に反対や懐疑論があり、投票の行方は不透明だ。
野党民主党は一致して同党下院トップのジェフリーズ院内総務に投票する方針。共和党は新議会で下院(定数435)の多数派を維持したが、優位はわずかで、党内から2人が反対すればジョンソン氏は当選できない。
共和党の内部対立が近年顕著になっており、造反が相次いだ2023年1月の議長選では、マッカーシー議長(当時)の選出に15回もの投票を要した。トランプ氏は「素晴らしい機会を無駄にするのはやめよう。ジョンソン議長は善良で勤勉で信心深く、正しいことをするだろう」と述べ、共和党議員に結束を呼び掛けた。
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OS5
:2025/01/02(木) 13:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb4c5cab43360227f2ea868b8b8873f0da1f6da
「政商」マスク氏、異例の権力を手中に トランプ次期政権の決定に再三介入
1/2(木) 10:00配信
時事通信
大統領選の集会に参加し、トランプ氏と握手するマスク氏(右)=2024年10月、米ペンシルベニア(AFP時事)
2024年11月の米大統領選でトランプ前大統領の返り咲きを支えた実業家イーロン・マスク氏が、民間人として異例なレベルの「権力」を手にしつつある。行政の無駄と歳出カットを図る新組織「政府効率化省」のトップに起用されただけでなく、事実上の最側近と言えるほどの存在感を発揮して次期政権の意思決定に介入している。経営する電気自動車(EV)大手テスラや宇宙起業スペースXは、この権力から恩恵を受けるとみられ、現代の「政商」として成功しつつある。(時事通信社ニューヨーク総局 武司智美)
【写真】トランプ氏の専用機内でマクドナルドのハンバーガーを食べるマスク氏ら
邸宅入り浸り、いつも隣席
大統領選が投開票された11月5日以降、マスク氏は南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅に入り浸り、ほとんどそばを離れていない。米国で家族が集まる祝日とされる感謝祭のパーティーでも、あるいはトランプ氏の専用機内でマクドナルドのハンバーガーを食べる際にも隣席を確保。スペースXの宇宙船打ち上げ現場をトランプ氏に案内し、蜜月ぶりを見せつけた。
「ここまでトランプ氏の近くにずっといて、嫌がられていない人は見たことがない」。米テレビの政治担当記者は、マスク氏が発揮しているコミュニケーション力に目を見張る。良好な関係は長続きしないと見る向きもあるが、今のところは保たれているようだ。
異例の存在感はまず外交分野に表れた。米メディアによると、トランプ氏が当選後、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した際にマスク氏が参加した。マスク氏はスペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を活用し、戦場での通信などでウクライナをバックアップしている。ゼレンスキー氏には支援を継続する考えを示したという。
要人との会談では、トルコのエルドアン大統領がトランプ氏に電話した際も同席していたとの報道がある。マスク氏がイランのイラバニ国連大使と秘密裏に会談したとの情報や、ロシアのプーチン大統領と定期的に連絡を取っているとの情報も駆け巡っている。
ライバルとの電話にも同席
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、マスク氏がトランプ氏の耳元にさまざまな助言をささやける地位を手にしたことで、「民間人として前例のない力を得ている」と指摘。マスク氏は、生成AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛けるオープンAIやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムといったハイテク企業のトップとそれぞれに確執を抱えており、マスク氏の強力な立場が各社の脅威となっていると報じた。
グーグルのピチャイCEO=2023年11月、米サンフランシスコ(EPA時事)
この懸念は実体として現れつつある。グーグルのピチャイ最高経営責任者(CEO)がトランプ氏に当選祝いの電話をした際に、マスク氏が参加したと報じられた。生成AIの新興企業を率いるマスク氏は、グーグルと競合関係にある上、グーグルの生成AIや検索サービスが左派に偏った内容を表示していると批判してきた。マスク氏がトランプ氏の腹心さながらに会話に入ってきたことで、ピチャイ氏の心中は穏やかではなかっただろう。
トランプ次期政権人事への「介入」もみられた。財務長官の選考課程で、最終的に指名された投資家とは別の人物を選ぶよう、マスク氏は公然と働き掛けた。トランプ氏が検討している最中に口を出した格好で、そうした自由な振る舞いが許されているという特別な立場を誇示するようだ。通信や放送を規制する連邦通信委員会(FCC)のトップなど他の人事でも、マスク氏に有利となる人材が選ばれているとの見方が出ている。
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OS5
:2025/01/02(木) 13:45:02
「悪ふざけ」が正式採用に
左からイーロン・マスク氏、トランプ氏、ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)
マスク氏はトランプ氏のそばに控えているだけでなく、次期政権で役割も与えられた。新組織「政府効率化省」を、実業家のビベク・ラマスワミ氏と共同で率いることになったが、この組織自体がそもそも、マスク氏の提案により生まれたものだ。
マスク氏は、24年7月にトランプ氏が銃撃を受けた直後、大統領選で同氏を支持すると正式に表明。X(旧ツイッター)上でトランプ氏と対談した8月には、「インフレは政府の過剰支出によってもたらされる。『政府効率化委員会』のようものが必要だ」と水を向けた。トランプ氏は当初、関心を示さなかったが、マスク氏は繰り返しこの話を持ち出し、運営に自ら協力するとアピール。トランプ氏は最終的に「ぜひそうしてほしい」と返答した。
この時点では「委員会」と呼ばれていたが、マスク氏は9月になると、Xに「『政府効率化省』は素晴らしいものになる」と書き込むようになり、次期政権も名称を採用した。英語名「Department of Government Efficiency」の頭文字を取った略称「DOGE(ドージ)」は、マスク氏が推奨している暗号資産(仮想通貨)「ドージコイン」と一致しており、これが「委員会」から「省」に変遷した理由とみられる。マスク氏の「悪ふざけ」が正式なものとして認められた形だ。
トランプ氏の発表によれば、「効率化省」は、次期政権が「官僚主義を打破して過度な規制を減らし、無駄な歳出を削減し、連邦政府機関を再編するために道を開く」役割を担う。「省」と名付けられているが、政府外から助言を行う組織という位置付けだ。
政府機関を4分の1に削減?
息子を肩車するマスク氏=2024年12月、米ワシントン(AFP時事)
「効率化省」によって政府の人員や予算をどれだけ削るのか。マスク氏は10月初旬に公開されたインタビューで「すべての連邦機関を見ていく。本当に428も必要だろうか。人々が聞いたことがないようなものもたくさんある」と指摘。約4分の1に相当する「99まで減らしてもやっていけるはずだ」と豪語した。
10月末にトランプ氏の選挙集会で登壇した際には、連邦予算を「少なくとも2兆ドル(約315兆円)」削減できるとの見方を披露した。連邦政府の2024年度の支出が6兆7500億ドル(約1060兆円)だったので、年間2兆ドル規模の削減という意味であれば、政府支出を約3割も減らすことになる。
ただ、これらはまだトランプ氏が当選する前のアイデアだ。11月下旬にマスク氏とラマスワミ氏はWSJに寄稿し、「効率化省」が進める取り組みについて説明した。政府支出の削減規模については、「議会で承認されていないか、議会が意図していなかった方法で使用されている年間5000億ドルに狙いを定める」と表明。これには、非営利法人の公共放送機構(CPB)や国際機関への資金供与が含まれるとした。
もっとも、削減目標が2兆ドルと5000億ドル(約80兆円)のいずれであったとしても、こうした大幅カットは難しいとの見方が強い。というのも、日本と同様に米国でも、政府支出の大半は社会保障や医療保険関連が占める。これらの分野に切り込もうとすれば、国民からの反発は必至だ。
「テスラだけ優遇」警戒
トランプ氏(中央)に宇宙船打ち上げ現場を案内するマスク氏(左)=2024年11月19日、米テキサス州(AFP時事)
マスク氏がトランプ氏に接近した理由については、さまざまな観測が出回っている。「効率化省」も活用しながら、自身が率いる企業に対する当局の監視を弱めたり、規制を有利なものに変えたりすることが狙いの一つではないかとみられている。バイデン政権下では、運輸省道路交通安全局(NHTSA)がテスラに、連邦航空局(FAA)がスペースXにそれぞれ厳しい目を向けてきたためだ。
トランプ次期政権は、自動運転に関する連邦規制の整備を計画していると報じられている。テスラで自動運転タクシーへの参入を目指すマスク氏は以前から、州ごとに自動運転車を走行させるための承認を受けなければならない現状の仕組みに不満を持っていた。
日系自動車メーカーの関係者は、自動運転だけでなく排ガスなどに関する規制でも「マスク氏がテスラに有利な変更を働き掛ける可能性は十分考えられる」と警戒。トランプ氏がメキシコやカナダに対する関税引き上げを宣言し、両国に工場を持つ自動車各社は身構えているが、テスラがメキシコに新工場の整備を計画していることから、「テスラだけ関税が免除されることもあり得る」と日系メーカー関係者は注視している。
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OS5
:2025/01/04(土) 10:46:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/47d310a02235e31d835584998b00c1ca67e0a336
米議会の新会期始まる 下院議長選出も、議席差小さく波乱含み
1/4(土) 9:44配信
毎日新聞
米連邦議会のマイク・ジョンソン下院議長=2024年7月16日、秋山信一撮影
米連邦議会は3日、2年間の新会期が始まった。下院ではトランプ次期大統領が推す共和党のマイク・ジョンソン氏が議長に選出された。党内から造反する議員が出たため、当初は選出に必要な票数に届かなかったが、反対派を説得して翻意させた。ジョンソン氏は何とか面目を保ったが、民主党との議席差が小さいため、今後の議会運営は波乱含みだ。
下院(定数435、欠員1)は2年ごとに全議席が改選され、会期当初に各議員が口頭で支持候補を表明する「点呼投票」によって議長を選ぶ。
過半数の219議席を有する共和党はジョンソン氏を議長候補に決めていたが、当初の投票では前会期のジョンソン氏の議会運営に不満を抱く3人が造反した。その後、票の集計過程で2人が翻意し、ジョンソン氏は当選ラインの218票にぎりぎり届いた。民主党は215人全員が党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務に投票した。
ジョンソン氏は選出後の演説で、トランプ氏の米国第一主義を意識し「我々は再び米国民の利益を最優先していく」と強調。国境管理の強化、天然ガスや原油の増産、減税などトランプ氏が重視する政策の実現に協力していくと述べた。トランプ氏は自身のソーシャルメディアへの投稿で「マイクは偉大な議長になり、米国に利益を与えるだろう」と祝意を表した。
共和党には、議会運営で民主党との妥協を嫌ったり、予算縮減が不十分だと不満を抱いたりする強硬派がいる。次期政権が20日に発足し、高官に起用された下院議員2人が抜けると、民主党とは2議席差となり、党内を結束させられなければ法案審議が滞るリスクが常にある。ジョンソン氏は今後もトランプ氏や強硬派に配慮しながら、薄氷を踏むような議会運営を強いられることになる。
一方、2年ごとに議席の約3分の1が改選される上院(定数100)は、共和党53議席、民主党(民主系無所属を含む)47議席となった。共和党は法案審議の主導権を握るが、上院では規則上、多くの議案の可決に60票が必要なため、民主党との一定の妥協は欠かせない。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2025/01/06(月) 12:00:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/57654394a4353b30e6549ab006a68e7d6c5b93fc
NYで「渋滞税」の徴収始まる 米国初、負担増には根強い反対
1/5(日) 14:48配信
共同通信
米ニューヨーク・マンハッタン中心部の渋滞=4日(共同)
【ニューヨーク共同】米ニューヨークで5日、マンハッタン中心部に乗り入れる車への「渋滞税」の徴収が始まった。慢性的な渋滞の解消と、交通インフラ改修の財源確保が目的。米国初の取り組みだが、市民の負担が増えるとの懸念から反対も根強い。
トランプ次期大統領はニューヨークの競争力をそぐとして導入に反発しており、20日の大統領就任後に撤廃を試みる可能性がある。
対象地域はタイムズスクエアやウォール街を含むマンハッタン中部から南部。日中、乗用車の乗り入れに9ドル(約1400円)、バスやトラックは14.40ドルを徴収する。午後9時から翌朝までは75%引きとなる。徴収は1日1回に限る。
ニューヨーク州のホークル知事は昨年6月に予定されていた渋滞税導入をいったん見送った。11月の大統領選後に徴収額を15ドルから9ドルに下げ、実施を決定した。トランプ氏の就任前に導入する狙いがあったとみられる。
州は対象地域内の交通量を1割程度減らせると試算。環境保護団体は、温室効果ガスの削減につながると歓迎する。
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OS5
:2025/01/07(火) 07:41:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e96dd1d36e4be3e45afede8d6e62a753236b492e
〈カナダは米国の51番目の州になるのか?〉トランプの「米国第一主義」は領土の「拡張主義」へ「グリーンランド、パナマ運河、カナダが標的に」
1/7(火) 5:02配信
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Wedge(ウェッジ)
WEDGE Online(ウェッジ・オンライン)
ウラジーミル・プーチン露大統領(以下、初出以外敬称および官職名等略)は、武力によりウクライナの領土の一部を奪った。2025年1月20日の米大統領就任式を前に、今、ドナルド・トランプ次期米大統領は、ディール(取引)による領土拡張を狙ったと解釈可能な発言を繰り返している。本稿では、トランプの一連の発言の狙いを探ってみる。
なぜグリーンランドにこだわるのか?
トランプは第1期目の2019年に、デンマークの自治領であるグリーンランドの購入を提案した。米有力紙ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポスト(いずれも電子版)は、トランプの旧友で、米化粧品メーカーのエスティローダー社のロナルド・ローダー氏が、トランプにグリーンランド購入の考えを思いつかせたと報道した。しかし、デンマークのメテ・フレデリクセン首相に拒否され、トランプは同国訪問を中止したという経緯がある。
米大統領就任式を前に、トランプは自身の公式のSNS に「世界中の国家安全保障と自由の目的のために、米国はグリーンランドの所有と管理が絶対必要だと考えている」と投稿し、グリーンランド購入に再び強い意欲を示した。これに対し、ムテ・エゲーデグリーンランド自治政府首相は、「グリーンランドはわれわれのものである。売り物ではないし、これからも売り物になることはない」と声明を出して、トランプに対して断固拒否の意を表した。
では、なぜ、トランプはグリーンランドにこだわるのか。まず、グリーンランド西北部にはピッフィク米宇宙軍基地がある。また、グリーンランドには未だ開発がされていないレアアース(希土類)、石油、天然ガス等が豊富にあるとみられている。
さらに、地球温暖化の影響により船舶の運航が容易になり、貿易および軍事上、グリーンランドの戦略的な地位が近年高まっている。となると、米国のライバル中国の影響力が強まる前に、先手を打つ狙いがあると言えそうだ。
同時に、トランプは自身の不動産ビジネスと絡めて、グリーンランドの観光産業に目をつけたのかもしれない。加えて、トランプは自身のレガシー作りを考えている可能性も排除できない。過去に米国は外国の領土を購入した。トーマス・ジェファソン第3代大統領は1803年、南部ルイジアナをフランスから、アンドリュー・ジョンソン第17代大統領は1867年、ロシアからアラスカを購入した。ルイジアナとアラスカの購入は、米国史に残る出来事である。
従って、トランプのグリーンランド購入の背景には、公益と私益の双方があるとみてよいだろう。
パナマ運河を巡る攻防
グリーンランド購入に加えて、トランプはパナマ政府にパナマ運河の米国の管理権の再取得を訴えている。1903年以来、米国は同運河を永久租借していたが、1977年9月7日の新パナマ運河条約によってパナマとの共同管轄に移った。
その後、1999年12月31日に管轄権はパナマに返還された。ちなみに、上記の新パナマ運河条約に署名したのが、2024年末に亡くなったジミー・カーター元大統領であった。
カーターが死去すると、トランプは自身のSNSに、「私は彼(カーター)に最大の敬意を払っている」と、カーターの業績を称賛する投稿をした。しかし、実際のところトランプは、カーターの業績を覆そうとしている。米国は不当に高額の運河通航料を課せられているので、再びパナマ運河の管理権を取得し、米国の管理下に置くと、トランプは言うのだ。
また、英公共放送BBCによれば、ホンコン系企業がパナマ運河の入り口にある2つの港の管理に携わっている点も懸念材料になっている。
トランプは就任後、パナマ政府に圧力と脅しをかけ、運河通航料の引き下げか、管轄権の返還かの二者択一のディールを突き付けることになる。これに対しても、パナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領は「われわれの国の主権と独立に関して交渉の余地はない」と述べ、トランプの要求を退けた。
パナマは、2017年に台湾との国交を断絶し、翌18年に習近平国家主席の訪問を受け入れ、「一帯一路」に署名した。これにより、パナマと中国の関係が著しく近くなった。
中国からすれば、パナマ運河は欧州へつながる国際貿易の最重要地点である。当然ながら、米国は、パナマ運河が中国の管理下に置かれることに強い警戒心を示している。
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OS5
:2025/01/07(火) 07:42:23
トランプのトルドー“いじめ”
トランプはカナダが「米国の51番目の州になる」と自身のSNSに投稿し、ジャスティン・トルドー首相を「トルドー知事」と呼んだ。そうなれば、カナダは「税金と防衛費を節約できる」と冗談交じりに言った。
第1期目のトランプとトルドーの関係は、決して良好であったとは言えない。トランプはトルドーを「弱いリーダー」と呼び、一方、トルドーは、トランプに批判的な発言している姿をメディアに撮られてしまった。
トランプは第2期目の大統領就任初日に、カナダからの米国への輸入品に一律25%の関税をかけるとすでに宣言しており、関税でカナダ経済を疲弊させ、個人的に恨みのあるトルドーを“いじめ”て、首相の座から引きずり下ろそうとしているように見えなくもない。
トルドーは2024 年11月29日、トランプの南部フロリダ州にある私邸マーラ・ア・ラーゴを訪問した。彼は米大統領選挙後、G7のメンバーの中で、トランプに最初に会った首脳になった。トランプは、関税で圧力と脅しをかけ、トルドーの訪問を引き出し、支持者や米国民に「強いリーダー」の自分をみせつけた。
米国第一主義は領土の「拡張主義」か?
米CNNによれば、トランプは「メディアの注目を集める」「支持基盤を活性化させる」および「ディールをまとめるために先制攻撃を行う」ために、上記のような発言をする傾向がある。確かに、交渉を有利に進めて、目の前のディールを成立させるための戦術としてみることができる。
しかし、トランプのディールの戦術は、同盟国や友好国の主権や国境を軽視したものであり、彼らとの関係悪化を招くものである。大統領選挙期間中、「米国が再び世界から尊敬されるようにする」とのトランプの主張とはほど遠い。
トランプの第1期の「米国第一主義」は、「不干渉・不関与」の孤立主義的な色が濃いと見られていたが、「グリーンランド購入」「パナマ運河の管理権返還」と「米国の51番目の州としてのカナダ」に関する発言は、領土の「拡張主義」であると解釈できる。トランプの新しいバージョン「トランプ2.0」では、「米国第一主義」は「拡張主義」を取り込んで行くのか。
仮にそうなれば、国際上、「武力のプーチン」と「ディールのトランプ」は、手法は異なるが、到達地点は同じであるがために、極めて危険な米国のリーダーが返り咲くことになる。
海野素央
7270
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OS5
:2025/01/07(火) 14:16:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b085277ea9a7aaf16b51eab2af8c22977a979b1
議長ハリス氏、悔しい役回り 選挙結果承認は「神聖な義務」 米
1/7(火) 13:32配信
時事通信
6日、ワシントンで、米大統領選の結果を承認する上下両院合同会議を主宰するハリス副大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】6日に米議会で行われた大統領選の結果承認手続きは、トランプ次期大統領と戦ったハリス副大統領が主宰した。
【写真特集】カマラ・ハリス氏
上院議長を兼務する副大統領の職務と憲法に定められているためで、ハリス氏は自らの敗北の確定を宣言する悔しい役回りを演じることとなった。
ハリス氏は開会に先立ち、ビデオメッセージで「選挙結果の承認は神聖な義務であり、国への愛と憲法への忠誠、国民への信頼に基づきこれを守る」と述べた。
敗者が結果承認を担ったのは、2000年、票集計を巡る混乱の果てにブッシュ(子)氏(共和)に敗北したゴア氏(民主)や、1960年にケネディ氏(民主)と戦ったニクソン氏(共和)らの例がある。
ハリス氏は大統領選の翌日に敗北を宣言。「闘いをやめない」と語り、政界に残る意向を示している。2028年大統領選に再挑戦する可能性が取り沙汰される一方、26年カリフォルニア州知事選に立候補する説も浮上している。
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OS5
:2025/01/08(水) 13:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/9aaa44887766dc05b206bbebcee4c98b468ac8c0
議会襲撃、清算なき4年 トランプ氏復権で帳消し 米
1/8(水) 7:08配信
時事通信
トランプ次期米大統領=2024年12月22日、アリゾナ州フェニックス(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領の2024年大統領選における勝利が6日、連邦議会の承認で最終確定した。
20年選挙の敗北を認めず、支持者による議会襲撃を招いて丸4年。「現職不起訴」の原則から、同氏に対する訴追は尻すぼみになった。現職大統領が民主主義の根幹である選挙の結果を否定し混乱を引き起こした前代未聞の事件は、司法の裁きを受けず帳消しになろうとしている。
◇司法の追及に幕
6日、冬の嵐に見舞われ雪が降り積もったワシントンは、厳重な警備をよそに静まり返っていた。ハリス副大統領が主宰した上下両院合同会議での結果認定作業は遅滞なく進み、トランプ氏は「歴史に残る瞬間だ」と復権をかみしめた。
4年前のこの日、トランプ氏は「選挙不正」を訴え、ホワイトハウス前に集まった支持者に「ここにいる全員が議会へ行進するだろう」とけしかけた。暴徒化した群衆は議事堂を破壊し、警官隊と衝突。トランプ氏は後に、集計手続きを妨害したなどとして連邦法違反と南部ジョージア州法違反で起訴された。
だが昨年当選したことで、事件は公判前に「時間切れ」となった。起訴状や下院の調査などによれば、トランプ氏はペンス副大統領(当時)や州当局に集計結果を改ざんするよう圧力をかけた。議会襲撃前、銃で武装していた一部支持者の存在をトランプ氏が認識していたことなども明らかになっている。こうした事実関係の検証や責任の追及は未完のままだ。
司法省によると6日までに、騒乱に加わった1583人が警官への暴行や器物損壊などの罪で起訴され、667人が禁錮刑を受けた。トランプ氏は被告らを「愛国者」と呼び、一部を就任初日に恩赦すると宣言している。
◇再発どう防ぐ
この間、事件を巡る認識は強い党派色を帯び、米国の分断を深めた。CBSテレビの最新世論調査では、襲撃犯の恩赦について共和党支持層の72%が賛成する一方、民主党支持層では88%が反対した。右派の言論空間では、「平和的な抗議活動」などと正当化する説がまかり通る。
21年の反省から、議会は選挙結果の認定に関わる法改正を行い、あくまで形式的だった手続きを厳格化。副大統領には儀礼上の役割しかないことなどを明記した。ただ、こうした対応のみでは同様の事件を防げるとは限らない。
バイデン大統領は、民意を尊重し、権限移譲を平和裏に進めることでトランプ氏との対比に努めている。バイデン氏は5日の民主党議員との会合で、1月6日を「米史上最も困難な日」と位置付け、こう呼び掛けた。「民主主義は試練にさらされている。真実を伝え、何が起きたかを記憶することは、あなた方の義務だ」。
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OS5
:2025/01/12(日) 22:58:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b656f64861ce6716951e618c7960271bcbe1538
領土、関税…トランプ氏「19世紀の栄光」への憧憬 政権発足へ1週間、身構える世界
1/12(日) 22:00配信
産経新聞
トランプ次期米大統領の発言が世界を揺らしている。中米パナマ運河やデンマーク自治領グリーンランドを掌握する「領土的野心」をあらわにしたかと思えば、国際貿易を損ねる関税強化を繰り返し公言している。トランプ氏を突き動かすのは、高関税の壁で自国を囲い、領土拡張をためらわなかった19世紀末の第25代大統領マッキンリー(1843〜1901年)への憧れだといわれる。
「彼は偉大な大統領だった。マッキンリー山の名前を取り戻す。彼はそれに値する」
トランプ氏は昨年12月下旬、西部アリゾナ州で演説した際、北米最高峰のデナリ山(西部アラスカ州、6190メートル)を巡り、そう宣言した。
かつてマッキンリー山と呼ばれたが、当時のオバマ大統領が2015年、先住民族が使う呼び名に改名した。トランプ氏は「米国で膨大な金を生み出した」とマッキンリーへの敬愛の情を示した。
マッキンリーはフィリピンやハワイを併合し、キューバを保護国化。帝国主義列強として米国の地位を確立した。高関税を課すマッキンリー法を成立させるなど、保護主義を前面に打ち出した。
トランプ氏は、マッキンリーが大統領を務めた19世紀末を理想視し、米国の最盛期だったと位置づける。昨秋の選挙集会では「1890年代、米国は恐らく最も豊かだった。関税の制度があったからだ」と言及し、マッキンリーを称賛した。
トランプ氏の国際感覚は19世紀の帝国主義時代に似ていると指摘されるようになった。領土の拡張に武力行使も排除しないと示唆したためだ。
今月7日、南部フロリダ州の私邸マールアラーゴで記者会見したトランプ氏は「安全保障上、不可欠だ」としてパナマ運河やグリーンランドの領有に強い意欲を示した。実現のために軍事的、経済的な実力行使さえ、排除しない姿勢をみせた。
トランプ氏は「51番目の州にする」と息まくカナダにも関税強化をちらつかせる。その同国のトルドー首相は6日、支持率低迷から辞任を表明。司令塔を欠いた同国の危機感は深い。
米国が関税を発動した場合の報復として、米国産品に関税を発動する「主戦論」まで出ている。トランプ氏就任前から米カナダ間の摩擦は深まっている。
「米国第一」の矛先を向けられ、トランプ氏の真意を測りかねる外国首脳は、国内の突き上げを食らいながら、強い姿勢を示さざるを得ない。
米国は南北戦争を終えた19世紀後半、産業と経済が大きく発展し、「金ぴかの時代」と称された。トランプ氏は今月7日の会見で、「米国の黄金時代に向けた夜明けが近づいている」と強調し、米国の最盛期を再現すると語った。(ワシントン 塩原永久)
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OS5
:2025/01/12(日) 23:10:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e61426843210bd682a731303ce49c6408efd898
被害拡大、市長責任問う声 消防局予算削減で批判 LA山火事
1/12(日) 19:02配信
時事通信
水を投下する消防ヘリコプター=10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス(AFP時事)
【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊を襲った山火事で、市消防局の予算を削減したとして、ロサンゼルスのバス市長(民主)の政治責任を追及する声が出ている。
【写真特集】米ロサンゼルスで山火事
バス氏は消防局の現在の対応能力に問題はないと釈明するが、「過去最悪」とされる山火事の被害は拡大しており、批判はさらに強まる可能性がある。
問題視されているのは、2024〜25年度の市予算で、バス氏の主導によって消防局予算が前年度比で約1700万ドル(約27億円)削減された。地元紙ロサンゼルス・タイムズによると、バス氏は機器購入を減らすことを中心とした予算カットを提案した。
最終的に消防局予算とは別枠で、消防士の昇給や消防車購入費が市議会で承認されたため、消防関連全体で見れば増額となった。ただ、消防局予算の削減を率先した事実に注目が集まり、バス氏は非難されている。
消防局のクローリー局長が以前から予算削減により緊急事態への対応に支障が出ると訴えていたことも判明。山火事発生後にクローリー氏が「火災への対応がある程度制限された」とメディアに述べたことも波紋を呼んだ。
当局によると、山火事による死者は少なくとも16人で、安否不明者が13人いる。約150平方キロメートル超を焼き、家屋などの建物1万棟以上が損壊した。避難命令の対象者は10万人超。米気象分析会社アキュウェザーによれば、損害額は推計最大1500億ドル(約24兆円)で、05年に米南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」の2000億ドル(約32兆円)に迫る規模だ。
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OS5
:2025/01/17(金) 22:20:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfe055d33ac1760ee9496e30a4209f8d750f519e
差別是正の目標廃止・縮小、米企業で「多様性」見直す動き…トランプ新政権への政治的配慮か
1/17(金) 7:33配信
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読売新聞オンライン
【ニューヨーク=山本貴徳】米国企業の間で「多様性」の推進施策を見直す動きが広がっている。移民社会の米国では採用や昇進などで重視するのが企業の役割とされてきたが、保守派から批判が強まり、幅広い業種で施策の廃止・縮小が相次ぐ。トランプ次期大統領の就任をにらんだ政治的配慮が背景にあるようだ。
【一覧表】多様性施策を見直す主な米企業
■広がり
多様性に関する目標の一部を取りやめると表明したマクドナルドの店舗(ニューヨーク・マンハッタンで)=山本貴徳撮影
米マクドナルドは6日、多様性に関する目標の一部を取りやめると発表した。これまでの取り組みで管理職への女性登用が進み、男女の賃金格差の解消も実現したと指摘。取引先に求めていた「DEI」と呼ばれる取り組みへの誓約なども終了するとした。
同社は方針転換の理由として、2023年に連邦最高裁が下した判断に言及した。大学の入学選考で黒人らを優遇する差別是正措置を違憲と判断したもので、「法的環境の変化も考慮した」(同社)と説明した。
見直しの動きは、リベラルな気風で多様性を重視してきたテック業界にも広がる。
米ニュースサイトのアクシオスは10日、IT大手メタ(旧フェイスブック)が採用活動で多様性への配慮をやめる計画だと報じた。同社幹部は従業員宛ての書簡で「法律や政策の状況が変化している」と説明。社内の専門部署を廃止し、多様性に考慮した取引先の選定もやめるという。
米ブルームバーグ通信によると、小売り大手ウォルマートも取引先との契約で人種・性別を考慮することや、DEIという用語を使うことをやめる。性的少数者を支援するイベントへの支援も見直すという。
■拍車
企業に多様性施策が広がったのは20年、白人警官による黒人暴行死事件に端を発した「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切だ)」運動が契機だ。この後、企業間で専門の部署や役職を設ける動きが相次いだ。
しかし、23年の連邦最高裁判断を境に流れが変わった。保守派がDEIを支持する企業の商品のボイコットを呼びかけるなど、多様性施策に批判的な世論がじわりと広がった。
こうした風潮に拍車をかけたのが、20日に就任するトランプ氏だ。昨年の大統領選では「連邦政府のあらゆるDEIプログラムを終了する」と宣言。新設される「政府効率化省」のトップに就く予定の実業家イーロン・マスク氏も「人種差別だ」と批判した。
もっとも、企業イメージの悪化を恐れ、DEIの考え方自体に反対していないことを強調しているケースも多い。ウォルマートはDEIの代わりに、政治色が薄く柔らかい表現と受け止められる「帰属意識(Belonging)」を使用しているという。
急激な方針転換によって従業員から反発が上がり、人材流出などにつながる恐れもある。トランプ氏の政策が読めない中、米企業の困惑は当面続きそうだ。
日本企業 対応分かれる
日本企業の対応は分かれている。
トヨタ自動車の米国法人は採用サイトなどに、米国のLGBT人権団体が「性的少数者の働きやすい企業」として高く評価する調査結果を掲載していた。今後は調査を受けるのをやめる。
日産自動車の米国法人もDEIに関する活動方針を一部見直し、政治活動に重点を置く団体の調査などへの参加を取りやめるとしている。パートナーやスポンサーの選定基準も改める。
一方、日本マクドナルドは「米国に合わせて目標を変更する予定は今のところない」(広報)とする。同社は女性管理職比率を2030年度末までに40%とする目標を設定しており、今後も推進していく考えだ。
大手商社の三菱商事や丸紅もDEIを重視する姿勢について「現時点では方針の変更は予定していない」としている。
経済同友会の新浪剛史代表幹事は15日の記者会見で「DEIはイノベーションの大前提であり、日本においてますます重要だ。日本企業はもっと進めていかねばならない」と強調した。
◆DEI=多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包括性(Inclusion)の頭文字をとったもの。企業は社員の持つ多様な個性を最大限発揮し、価値向上を目指すことが重要との考え方から近年、推進の動きが広がった。
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OS5
:2025/01/20(月) 10:30:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/10474e6aa3d28a11f54a9eac05e1f09b6e4dcdec
トランプ氏、領土拡張へ軍事圧力も グリーンランド・パナマ運河に食指 身構える同盟・友好国
1/20(月) 7:02配信
時事通信
トランプ次期米大統領(左)とデンマークのフレデリクセン首相(AFP時事)
【ワシントン時事】20日に就任するトランプ次期米大統領は、デンマーク領グリーンランドやパナマ運河の支配を目指すと公言し、そのためには軍事的圧力も辞さない姿勢を示している。
真意は明らかでないものの、領土拡張の野心に各国は身構えている。
◇強まる帝国主義的色彩
「(軍事・経済両面での圧力について)どちらもやらないとは約束できない。経済安全保障のために必要だ」。トランプ氏が7日の記者会見で、グリーンランド領有などへの意欲を改めて示すと、同盟・友好国に衝撃が走った。
トランプ政権は1期目も「米国第一」を掲げ、同盟国との不協和音が絶えなかったが、紛争解決への関与に消極的な「孤立主義」的側面も垣間見られた。一方、2期目を控えた発言は、領土や勢力圏の拡大を志向する「帝国主義」的な色彩を強めている。デンマークもパナマも、これまで米国と敵対していたわけではないだけに、戸惑いは大きい。
特にデンマークは北大西洋条約機構(NATO)の同盟国で、グリーンランドには米軍の基地がある。トランプ氏との電話会談で「グリーンランドは売り物ではない」と売却を拒否したフレデリクセン首相は、「われわれは深刻な状況にある」と外交的な緊張に懸念を示した。
パナマのムリノ大統領は不法移民の米国流入阻止で協力する「親米派」だが、トランプ氏の発言に「われわれの運河は、パナマ人以外の誰のものでもない」と反発を隠さない。トランプ氏はパナマ運河を「中国人が支配している」と言い掛かりをつけている。
◇賛否は二分
米国民の反応は二分している。調査会社ユーガブの世論調査では、グリーンランド領有への賛成は31%で反対は35%。パナマ運河支配は賛成と反対が共に36%だった。
ウォルツ次期大統領補佐官(国家安保担当)は、ロシアや中国を名指しし「西半球に敵対者が侵入し、われわれの安全保障を脅かすのは、もうたくさんだ」とトランプ氏の意図を「解説」。一方、トランプ氏の長男ドナルド・ジュニア氏と共にグリーンランドを今月訪問した政治活動家チャールズ・カーク氏は、鉱物資源独占などのために「米国の51番目の州にする必要がある」と訴える。
トランプ氏の発言について、交渉での取引材料にするのが狙いとの見方もある。だが、ニューヨーク・タイムズ紙は、軍事力を背景にした領土拡大を公言することは「中国に台湾占領の許可証を与えたようなものだ」とするコラムニストの見解を掲載。東アジアを含む世界情勢に、影響が波及しかねないと警鐘を鳴らした。
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OS5
:2025/01/21(火) 17:45:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/5102562149daa77615395efa952f9851c7c3ddde
実務能力は度外視、歯止め役不在 マスク氏存在感で不和も
1/21(火) 17:03配信
共同通信
就任式後、支持者の前で演説するトランプ米大統領=20日、ワシントン(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米国のトランプ新大統領は、自身に忠誠を誓う面々で閣僚候補を固めた。実務能力を度外視したようなケースも多く、トランプ氏が暴走した場合の歯止め役は見当たらない。要職を任され、存在感を増す実業家イーロン・マスク氏が外交や経済政策に横やりを入れ、政権内で不和を生じさせる危うさをはらむ。
15の省トップのうち、財務長官に起用されるベセント氏ら白人男性が8人を占める。女性は司法長官となるボンディ氏ら5人。非白人は中南米系初の国務長官ルビオ氏ら3人で、多様な顔触れだったバイデン前政権とは対照的だ。
国防長官になるヘグセス氏は大規模組織を率いたことはなく、性的暴行疑惑が問題視されている。機密情報を扱う国家情報長官に指名されたギャバード氏は門外漢で、厚生長官候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏はワクチン懐疑派だ。FBI長官候補のパテル氏は組織の解体的見直しを主張する。
トランプ氏は第1次政権で国防長官だったマティス氏ら良識派の閣僚らの反対によって意のままに政策を実行できなかったとの思いが強い。
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OS5
:2025/01/21(火) 22:29:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba5c7a81a89348b5cd50efc5db12d31a9dd06df8
トランプ人気いつまで 歴代大統領と比べ低支持率スタート 支持集めて中間選挙に臨めるか
1/21(火) 20:09配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】2期目をスタートさせた米共和党のトランプ大統領は、「歴史的勝利」と位置付ける2024年大統領選の結果を力の源泉として政策運営を進めていく方針だ。ただ、政権発足直前に発表された世論調査では支持率が伸び悩む結果も出ており、求心力維持に向け今後も成果を出し続けることが課題となる。
【写真】妻メラニアさんにキスしようとし、帽子のつばに阻まれるトランプ氏
トランプ氏は20日の就任演説で「先の大統領選が米史上最大かつ最も重要な選挙として記憶されることを望む」と語り、支持する民意が強いことを訴えた。
トランプ氏は共和、民主両党の勢力が拮抗する接戦7州全てを制し、20年ぶりに共和党候補として民主党候補の総得票数を上回った。
保守系のFOXニュースの世論調査(10〜13日実施)によると、トランプ氏を支持する人は過半数の52%に達した。
ただ、大統領選の結果について、「トランプ氏への支持」が理由と答えた人は41%。一方、54%が大統領だったバイデン氏や副大統領だったハリス氏への「拒否」と答えた。トランプ氏は歴史的勝利だと強調するが、現在の人気が盤石でない可能性を示唆している。
米調査会社ギャラップの最新調査では就任直前のトランプ氏の支持率は49%。21年に就任した民主党のバイデン氏(68%)、01年に就任した共和党のブッシュ氏(61%)に比べて低い。
トランプ氏が就任初日から国境問題やエネルギー政策などで大量の目玉政策を打ち出したのも、選挙戦の勢いを継続して高い支持率を維持する狙いがある。
トランプ氏にとり、政権の「審判」と位置づけられる26年の中間選挙に高支持率で突入できるかが大きな課題だ。
共和党が握る上下両院の多数派を中間選挙で失えば、党内から責任論が噴出し、求心力を失う恐れがある。2期目のトランプ氏は、憲法で禁じられていることから原則大統領3選を目指すことができない。中間選挙の結果は、トランプ氏の後任となる共和党のリーダーを選ぶ動きにも影響しそうだ。
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OS5
:2025/01/22(水) 23:23:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1f5270775a5e0ba13a27b43524609677a47be6c
早速の「トランプ人事」 米沿岸警備隊の女性トップを解任
1/22(水) 7:51配信
毎日新聞
トランプ政権に解任された米沿岸警備隊のフェイガン司令官=ワシントンで2022年6月1日、AP
米国の国土安全保障省のハフマン長官代行は21日、沿岸警備隊トップのリンダ・フェイガン司令官を解任した。米メディアによると、海上での麻薬密輸対策の失敗や、過剰なDEI(多様性・公平性・包括性)施策が理由だという。
20日に就任したトランプ大統領は、独立性が尊重されてきた軍や法執行機関に関しても、自身の意に沿わない高官は解任する構えを見せる。「トランプ人事」が早速、発令された形だ。トランプ氏は、連邦機関のDEI施策を撤回し、「能力本位」に改めるとも表明している。
フェイガン氏は2022年に女性初の沿岸警備隊司令官に就いた。報道によると、解任理由には、人員確保の失敗▽沿岸警備隊士官学校で起きた性的暴行事件への対処ミス▽砕氷船やヘリコプターの調達を巡る管理ミス――などが挙げられたという。
トランプ氏は昨年11月の大統領選後、軍高官らの入れ替えを検討していると報じられていた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2025/01/24(金) 11:41:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/28ba3766d366770f3cde0717d584a769992e4eea
対トランプ氏、日米外交が始動 「好発進」も不安拭えず 関税・防衛費に懸念〔深層探訪〕
1/24(金) 7:00配信
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時事通信
会合に臨む(左から)岩屋毅外相、インドのジャイシャンカル外相、米国のルビオ国務長官、オーストラリアのウォン外相=21日、ワシントン(代表撮影・時事)
【ワシントン時事】第2次トランプ米政権下の日米外交が始動した。岩屋毅外相は21日(日本時間22日)、訪問先のワシントンで、就任初日のルビオ国務長官と会談し、強固な日米同盟を確認。同行筋は「やれることは全てやれた」と「好発進」を自賛した。ただ、トランプ大統領の米国第一主義への不安は拭えない。2月上旬にも想定される日米首脳会談で関税や防衛費増額要求などの難題が飛び出す懸念は残る。
【ひと目でわかる】ドナルド・トランプ氏ってこんな人
◇ルビオ氏に期待
「こうした形で招待いただいたのは、トランプ新政権が日米関係を重視していることの表れだ」。岩屋氏は21日、訪米の手応えを記者団に語った。米政府側も「ルビオ氏は日米同盟に対する永続的な責務を強調した」と公表し、呼応した。
岩屋氏は、米連邦議会議事堂内のロタンダ(円形大広間)で20日に行われた大統領就任式に、日本の外相として初めて出席。関連行事の礼拝で、トランプ氏側近の実業家イーロン・マスク氏と言葉を交わした。21日は日米外相会談や日米豪印4カ国枠組み「クアッド」の外相会合に出席し、ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)とも会談するなど、パイプづくりに奔走した。
トランプ氏と蜜月を築いた安倍晋三元首相は既に死去。在米日本大使館は大統領選のさなかから、トランプ氏に近いロビー団体なども通じ接触に努めてきた。日米外交筋によると、日本政府は昨年11月のトランプ氏当選以降、「クアッド」の継続を強く要請してきた。
石破茂首相とトランプ氏の相性は未知数だ。このため、まずは外交当局同士の基盤づくりの一環として、対中強硬派で知られるルビオ氏やウォルツ氏を重視した。ルビオ氏が「初仕事」にクアッドを選んだことを日本側は歓迎している。トランプ氏の同盟国・同志国軽視が懸念される中、外務省幹部は「中国へのインパクトは大きい」と強調した。
◇予見不可能
ただ、トランプ氏の「予見不可能性」(首相周辺)がリスクなのは変わらない。就任直後からメキシコ、カナダへの25%の関税賦課に言及し、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対国内総生産(GDP)比5%の国防支出を迫った。
トランプ氏は一律関税から、日本など同盟国を除外する考えは示していない。防衛費や在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の増額要求も今後の焦点となる。岩屋氏はルビオ氏に「対米投資を拡大していく」と伝え、2027年度までの5年間で約43兆円を投じる日本の防衛力強化を自ら説明。先手に努めた。
頼みの綱のルビオ氏も、トランプ氏との距離がどれだけ近いかは微妙だ。外交通のルビオ氏は、中国に対する強硬姿勢や、軍事・経済力ともに「強い米国」を目指す立場ではトランプ氏と一致するものの、同盟国重視の方向性まで共有しているかは不透明。ワシントンでは解任も想定し、既に「次の国務長官候補の選定が始まっている」とうわさされる。日米関係を支える幅広い人脈づくりは欠かせない。
首相は日米関係について「結局はトランプ氏の損得勘定に左右される」と周辺に吐露した。
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OS5
:2025/02/07(金) 22:16:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025020700782&g=pol
対トランプ、安倍氏残像強く 石破首相、試される外交手腕
時事通信 政治部2025年02月07日20時30分配信
アンドルーズ米空軍基地に到着した石破茂首相(右から3人目)=6日、米メリーランド州
アンドルーズ米空軍基地に到着した石破茂首相(右から3人目)=6日、米メリーランド州
【ワシントン時事】石破茂首相とトランプ米大統領による初の日米首脳会談。故安倍晋三元首相が第1次政権時のトランプ氏と「蜜月関係」を築いたことはいまだ記憶に新しい。安倍氏のライバルだった石破氏はトランプ氏とうまく渡り合えるのか。外交手腕に国内外の注目が集まる。
トランプ氏「戦争したくない人」 安倍昭恵さん、面会内容明かさず
「日本が好きだ。楽しみにしている」。トランプ氏は先月31日、石破氏との会談についてこう記者団に語った。しかし、石破氏の名前は口にせず、代わりに「安倍首相はとても近しい友人だった。彼の身に起きたことはとても悲しい。最も悲しい日だった」と安倍氏の死を振り返った。
「シンゾー」「ドナルド」と呼び合う関係は2016年11月、安倍氏がニューヨークに大統領就任前のトランプ氏を訪れたところから始まった。「ケミストリー(相性)も合った」(安倍氏)2人は共通の趣味のゴルフを重ね、「親密な関係」(ニューヨーク・タイムズ紙)を築いていった。
在任中、対面の会談は14回を数えた。各国首脳がトランプ氏に振り回される中、トランプ氏が安倍氏に電話し、政策について意見を求めたこともあったという。夫人同士の関係は今も続いており、昭恵夫人は昨年12月、フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅「マールアラーゴ」に招待された。
「オタク気質」と言われる石破氏は肌合いが安倍氏とは異なる。同僚議員の間では「石破氏は飲み会より読書の時間を大切にする」との評が専ら。石破氏は酒豪だが、トランプ氏は酒を飲まない。高校時代はゴルフ部に所属していた石破氏だが、今のところ「ゴルフ外交」に乗り気ではない。
石破氏とトランプ氏の共通点は長老派のクリスチャンという背景を持つこと。ただ、米メディアによると、トランプ氏は「無宗派のキリスト教徒になった」とも語っており、宗教に関する話題で話がどこまで弾むかは未知数だ。
3日の衆院予算委員会で「トランプ氏は意外と人の意見をよく聴くと聞いている。ひょっとしたらケミストリーが合うかもしれない」と語った石破氏。側近はトランプ氏とのつきあい方を相談され、こう答えたという。「首相に安倍氏のまねはできない。自分のやり方でやればいい」。
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OS5
:2025/02/07(金) 22:20:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025020601330&g=int
トランプ氏、ガザ「所有」に改めて意欲 米軍派遣の可能性は否定
時事通信 外信部2025年02月06日22時56分配信
【ワシントン時事】トランプ米大統領は6日、自身のSNSで、パレスチナ自治区ガザが「戦闘終結後にイスラエルから米国に引き渡されるだろう」と述べ、改めて「所有」に意欲を示した。一方で「米兵は必要ない」として、米軍派遣の可能性を否定した。
トランプ氏は4日、イスラエルのネタニヤフ首相との会談後の記者会見で、米国によるガザの「所有」に言及。住民を近隣諸国に移住させ、ガザの復興や再建を主導する考えを示し、アラブ諸国などから強い反発を受けている。
トランプ氏はSNSで「パレスチナ人は幸せで安全で自由になるチャンスがある」と再び主張した上で、「地球上で最も偉大で壮大な開発になるであろう建設を米国は徐々に慎重に始める」と強調。各国の「開発チーム」と協力して構想に取り組む意向を示した。
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OS5
:2025/02/11(火) 10:00:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/16c60d940f5cf3badb25866def6138b59ac4dd02
米社会揺るがすDEI、「行き過ぎた」多様性配慮も トランプ大統領就任後に反発広がる
2/10(月) 16:11配信
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産経新聞
【ニューヨーク=本間英士】トランプ米大統領が「多様性・公平性・包括性(DEI)」政策の見直しを進めている。DEIは少数派の権利向上を目指す活動で、バイデン前大統領ら過去の民主党政権が推進してきた。だが、多様性への配慮が「行き過ぎだ」として是正を求める声が水面下で拡大。トランプ氏の就任後、反発が一気に広がっている。
■特定の人種を「優遇」
「破壊的で分断を生むDEIの強制をやめる。政府と民間のすべてで、米国を実力主義に戻す」
1月19日の就任前日、ワシントンで開かれた支持者向けの集会でトランプ氏がこう宣言すると、会場から歓声がわいた。
米国では民主党のオバマ政権が誕生した2009年ごろから、人種間などの格差を是正する社会的風潮が強まった。20年に起きた白人警官による黒人男性の暴行死事件を受け、流れは加速した。
21年に就任したバイデン氏も先住民や同性愛者を初めて主要閣僚に起用するなど、人種・性的少数者の権利を擁護。政府方針を受け、各企業も特定の人種などが有利となる採用活動を進めた。米マクドナルドの場合、管理職に占める人種・性的少数者の比率を35%に引き上げる目標を掲げた。
■費用対効果への疑念も
一方、急速な社会の変化を受け反発も強まった。ニューヨーク在住の白人の男子大学生(22)は「今の米国では多様性への配慮が行き過ぎている。トランプ氏はただそれを是正しようとしているだけだ」と強調する。
風向きが変わったのは23年6月。学生団体がハーバード大などの入学選考で「アジア系が差別され、合格率が不当に低い」と訴えたことに対し、連邦最高裁は黒人や中南米系など特定の人種を優遇するのは「法の下の平等」に反し、違憲だと判断した。
その後、特定の人種や性別への優遇を「行き過ぎたリベラル化」「実力主義と反する」とする批判が保守派の間で噴出。トランプ氏支持者を中心に、DEI推進企業への不買運動も拡大した。
企業間では訴訟リスクに加えて費用対効果への疑念も生まれた。昨年11月の大統領選でトランプ氏が勝利した後、マクドナルドや小売り大手のウォルマート、IT大手のメタなどは相次いで取り組みの縮小や廃止を発表した。
■加速する「反DEI」
トランプ政権は就任直後から「反DEI」の動きを加速している。
各省庁に対しては、民間企業によるDEI推進の停止を促すよう命じる大統領令に署名。関連部署の閉鎖も指示した。
反DEIの動きは米軍にも向かう。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの存在が軍の即応性や部隊の結束を損なうとして、トランプ氏は「米軍からトランスジェンダーの思想を徹底的に排除する」と宣言。ヘグセス国防長官も2月7日、「軍事史上最も愚かな言葉は『多様性は私たちの強さ』だ」と語った。
■国民の3分の1が否定
DEIを巡る米世論は割れている。CBSニュースが1月中旬に実施した世論調査によると、DEIのさらなる推進を求める人は39%、現状維持を望む人は27%。他方、終了を求める人も34%に上り、米国民の3分の1が否定的な立場を取る。
米紙ニューヨーク・タイムズは「多種多様な人材を活用するというバイデン前政権の決断は、米国に良い結果をもたらした」と強調。小売り大手コストコなどDEI推進を維持する企業もある。
一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルは「米国民は争いのもとになるDEIのイデオロギーにうんざりしている」と指摘。DEIの推進が「違法な差別や優遇」につながる可能性を示唆した上で、停止を決めたトランプ氏の判断について「賢明だ」とした。
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OS5
:2025/02/14(金) 11:19:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/366808698403e148d35630b7098b24d6803cd599
ケネディ氏の厚生長官指名を米上院が承認 共和党重鎮マコネル氏は造反「危険な陰謀論者」
2/14(金) 8:49配信
産経新聞
【ワシントン=大内清】米上院本会議は13日、トランプ大統領が厚生長官に指名したロバート・ケネディ・ジュニア氏の人事を52対48の賛成多数で承認した。ワクチンが自閉症スペクトラム障害を引き起こすなどとする誤情報を拡散させてきた過去の言動を問題視する野党・民主党の全員と与党・共和党の重鎮マコネル議員が反対に回った。
ケネディ氏はワクチン接種に反対する活動家で知られる。保健衛生専門家らの間で適性を疑問視する声が上がる中、トランプ氏はケネディ氏起用で「米国は再び健康になる」と主張している。トランプ氏は就任直後に世界保健機関(WHO)からの脱退を宣言する大統領令に署名した。
ケネディ氏は1月下旬に行われた上院厚生教育労働年金委員会での指名承認公聴会で、「私は反ワクチン論者ではない」と強弁。一方で、自身が拡散させてきたワクチン接種が自閉症を引き起こすとの主張や、新型コロナウイルスワクチンには効力がないとの主張は科学的根拠のない誤りだったとは認めなかった。
共和党でただ一人、ケネディ氏の承認に反対したマコネル氏は13日、ケネディ氏を「危険な陰謀論を拡散させ、公衆衛生機関への信頼を失わせてきた」人物だと批判した。
マコネル氏は、12日に上院で承認されたギャバード国家情報長官の人事でも共和党で唯一の反対票を投じた。ギャバード氏を巡っては、プーチン露大統領やシリアのアサド前大統領を擁護したり、米国のスパイ活動を暴露した中央情報局(CIA)元職員のスノーデン容疑者を称賛したりした過去の言動から、情報機関を統括する立場に就くことを危険視する声がある。
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OS5
:2025/02/17(月) 14:13:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d0d52185ce27c692da4f77888d698c939cf7661
危機感強めるトランスジェンダー 「存在消すな」、トランプ政権に抗議 NY
2/17(月) 13:32配信
時事通信
ゲイバー「ストーンウォール・イン」周辺で、トランプ政権への抗議デモに参加したタニア・ウォーカーさん(右)ら=14日、米ニューヨーク
【ニューヨーク時事】トランプ米政権に対し、出生時の性と自認する性が異なるトランスジェンダーの人々が危機感を強めている。
トランプ大統領は就任初日に「性別は生物学的な男女のみ」と宣言、バイデン前政権による性の多様性の推進を後退させる政策を次々に打ち出したためだ。
「トランスジェンダーの存在を消すことは許されない」。ニューヨーク・グリニッチビレッジにある国定史跡のゲイバー「ストーンウォール・イン」周辺で14日、数百人規模の抗議デモが行われた。1969年、このバーに踏み込んだ警官に客らが抵抗し、暴動に発展。LGBTなど性的少数者の権利獲得運動の原点となった。
デモのきっかけは、国立公園局のウェブサイトで暴動の紹介文が「LGBの市民権を求める画期的な出来事」と書き換えられたことだ。以前は「LGBTQ+」だったが、同性愛者などLGBだけを残し、トランスジェンダーを示す「T」や、性自認を決めていない人などを指すクィアまたはクエスチョニングの「Q」を削除した。男女以外の性別を認めないトランプ政権の方針を受けて変更されたとみられる。
デモ参加者は、トランスジェンダーがストーンウォール暴動後に進んだ性的少数者を擁護する運動で大きな役割を果たしたと反発。退役軍人でトランスジェンダーのタニア・ウォーカーさんは「トランプ政権は、ヒトラーがユダヤ人や黒人らを標的にしたのと同じように私たちを標的にしている」と怒りの声を上げた。
第2次トランプ政権発足後、国務省はパスポートの性別欄で男性でも女性でもない「X」の選択を認めない方針に転換。また、トランプ氏はトランスジェンダーのスポーツ選手の女子競技参加を禁止する大統領令に署名しており、性的少数者の権利擁護を訴える市民団体などから強い批判が出ている。
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とはずがたり
:2025/02/20(木) 10:49:33
トランプ氏の仕事ぶり、53%が評価 インフレ抑制には不満も―米世論調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021000201&g=int
時事通信 外信部2025年02月10日08時21分配信
【ワシントン時事】米CBSテレビが9日公表した世論調査の結果によると、トランプ大統領の就任から約3週間の仕事ぶりについて、53%が「支持する」と回答した。47%は評価しなかった。また、インフレ抑制への取り組みに関して、66%が「不十分」を表明した。
「金のかぶと」トランプ氏に 首相が土産、16万円超―日米首脳会談
世論調査は5〜7日の間、全米の成人2175人を対象に行われた。それによると、トランプ政権が大々的に掲げる不法移民対策は59%が支持し、41%が不支持だった。
トランプ氏、不支持が支持逆転 「プーチン氏信用せず」81%―米世論調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022000245&g=int
時事通信 外信部2025年02月20日06時48分配信
【ワシントン時事】米キニピアック大が19日公表した世論調査によると、トランプ大統領の支持率は45%で不支持の49%を下回った。就任直後の1月調査では支持46%、不支持43%だったが、逆転した。また、ウクライナ侵攻終結を巡ってトランプ氏が直接協議に意欲を示すロシアのプーチン大統領について、81%が「信用すべきでない」と答えた。
「民意」盾に強引な治政 性急な政府縮小で混乱も―第2次トランプ政権1カ月
トランプ氏は就任後約1カ月で、大統領令を駆使し、法の逸脱も指摘される政策を進めている。調査で行政権、立法権、司法権の抑制と均衡について尋ねたところ、計54%が「あまり」もしくは「全く」機能していないと回答。「ある程度」「とてもよく」機能していると答えたのは計38%だった。同大調査員は「有権者が三権分立の機能不全を感じていることは明白だ」と指摘した。
「政府効率化省」を率い、公務員や政府支出の削減に取り組む実業家イーロン・マスク氏の権限について、55%が「過大」と回答。36%は「適切」とした。トランプ氏が提案した米国によるパレスチナ自治区ガザ「所有」に62%が反対し、賛成は22%にとどまった。
調査は13〜17日、全米1039人の登録有権者を対象に実施された。
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OS5
:2025/02/21(金) 07:53:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/75d9955cd637428733eec6bc0b20f93a93e5e608
米政界重鎮、27年に引退 共和党マコネル氏
2/21(金) 5:54配信
共同通信
【ワシントン共同】昨年11月まで米上院共和党トップの院内総務を務めた米政界の重鎮マコネル議員(83)は20日、2026年の中間選挙に出馬せず、上院議員として27年1月までの任期を務めた後に引退すると表明した。
上院で党の指導者を史上最も長く務めた。ここ数年は転倒したり、記者対応中に放心状態で無言になったりするなど、高齢による身体の衰えが懸念されていた。
共和党のトランプ大統領は、同党が上下両院で多数派を握る現状を利用して中間選挙までに政策を推し進めたい考え。トランプ氏に対して是々非々の姿勢で知られるマコネル氏は今後、トランプ氏からの圧力や選挙対策を気にする必要がなくなり、トランプ氏への批判を強める可能性がある。
トランプ政権が消極的なウクライナ支援の継続を訴えるマコネル氏は20日の議会演説で任期切れまで「やるべき仕事が残っている」と述べた。
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OS5
:2025/02/24(月) 09:12:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/88193996d7d66660ac7af7de108fac8eab9a0afe
米人気俳優の旅券で性別変更 トランプ政権の「反トランス」政策反映か
2/24(月) 7:05配信
毎日新聞
米俳優のハンター・シェイファーさん=西部カリフォルニア州で2025年2月22日、AP
トランスジェンダー女性を公表している米国のモデルで俳優のハンター・シェイファーさん(26)が、トランプ政権の発足後に交付されたパスポート(旅券)の性別欄が「男性」に変更されたと、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で明らかにした。
トランプ大統領は、性別は生物学的な男女のみとし「変えることはできない」とする大統領令に署名した。出生時に決められた性と性自認が異なるトランスジェンダーの人々を抑圧する決定に、当事者や人権団体は危機感を強めている。
シェイファーさんは米人気ドラマ「ユーフォリア」で俳優デビュー。有名ブランドのモデルを務め、日本の資生堂もシェイファーさんの名前を冠したコラボレーション製品を展開する。
TikTokに投稿した動画で、シェイファーさんは性別欄に男性を表す「M」と記された新しいパスポートを公開。10代の頃からパスポートや運転免許証の性別表記は女性で、今回も「いつも通りに記入」したが、出生証明書をたどり「男性」に変更された可能性があるとした。海外で撮影中にパスポートを紛失し、再発行を申請したという。
シェイファーさんは、トランプ政権の政策が「ゆっくりと実行に移されていることがただ恐ろしい」と語り、「書類や旅券では私の存在は変えられない」と強調した。【ニューヨーク八田浩輔】
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OS5
:2025/02/26(水) 12:39:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/89889e4139b5676450b338989c6991e3a1d3d84e
マスク氏の政府効率化省職員3分の1が辞職、改革に抗議
2/26(水) 9:07配信
AFP=時事
米首都ワシントンで、ドナルド・トランプ米大統領とイーロン・マスク氏の政府効率化省の政策に反対するデモでプラカードを持つ人(2025年2月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】実業家イーロン・マスク氏が率いる米政府効率化省(DOGE)の職員の約3分の1が、要求された改革は国を危険にさらすものだと抗議し、辞職した。
【写真】チェーンソーを持つイーロン・マスク氏
AFPが25日に入手した書簡によると、DOGEの職員21人はスージー・ワイルズ大統領首席補佐官に対し、「われわれは政権を超えて米国民に奉仕し、憲法への宣誓を守ることを誓った」「しかし、それらの約束をこれ以上履行できないことは明らかだ」と語った。
21人は当初、米国デジタルサービス(USDS)に勤務していたが、1月20日のドナルド・トランプ大統領就任後にDOGEに再編され、マスク氏が事実上部門を引き継いだ。
マスク氏はDOGEの政治的原動力であり、この大富豪に忠実な少数の従業員が政府全体に派遣され、職員と支出の削減に取り組んでいる。
マスク氏は21人の離職は大したことではないとして、21人はトランプ氏のオフィス出勤命令を拒否して在宅勤務を続けた「政治的残党」だと述べた。
X(旧ツイッター)に「彼らは辞職しなければ解雇されていただろう」と投稿した。
書簡では、1月21日に始まった混乱した政権移行プロセスが記述されている。その日はホワイトハウスの訪問者バッジを着けた身元不明の人物らが急きょ面接を行い、職員に政治的忠誠心について質問し、チーム内の分断を生み出そうとし、「技術能力が限られている」ことを示した。
今月14日にはUSDSの職員約3分の1が匿名のメールで突然解雇され、緊張が高まった。
解雇された職員らは社会保障、退役軍人サービス、税務申告、医療、災害救援プラットフォームなどの重要な政府システムの近代化に取り組んでいたと書簡は述べている。
書簡は続けて、「彼らの解雇はこれらのサービスに毎日依存している数百万人の米国人を危険にさらす。彼らの技術的専門知識が突然失われることで、重要なシステムと国民のデータの安全性が損なわれる」と指摘。
21人は「政府の中核システムと国民の機密データを危険にさらし、重要な公共サービスを解体する」取り組みに参加することを拒否した。【翻訳編集】 AFPBB News
7289
:
OS5
:2025/03/02(日) 08:51:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/516c87f5b990d5e5c30a063d98d522d44191c943
NY市長にクオモ氏立候補 セクハラ辞任の前知事、疑惑の現職に挑む
3/2(日) 7:25配信
朝日新聞
米ニューヨーク市長選への立候補を表明したアンドリュー・クオモ氏。1日に公表され、ソーシャルメディアに投稿された動画から=ロイター
11月の米ニューヨーク市長選に向け、1日、民主党のアンドリュー・クオモ氏が立候補を表明した。知名度抜群の政治家だが、複数の女性にセクハラをしたことが認定され、2021年8月、ニューヨーク州知事を辞任した汚点がある。
再選を目指す現職のアダムス市長(民主)も、汚職疑惑から逃れるために不透明な形でトランプ大統領に擦り寄ったとされる問題が噴き出し、市政は混乱している。6月に予定される市長選の民主党予備選に向け、激しい争いが見込まれる。
クオモ氏は1日、立候補を明らかにした動画で、貧困や犯罪などニューヨークの市政が直面する課題を指摘。アダムス氏への直接の言及は避けたものの「民主党の失敗した指導者たちのせいで、働く男女(の市民)たちが最も高い代償を支払わされている」と述べた。
朝日新聞社
7290
:
OS5
:2025/03/08(土) 21:52:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c88855a85142f4c5ff62f09d290dc3f37ec64e9f
ハリス前副大統領、地元カリフォルニア州の知事選への出馬検討か…米メディア報道
3/8(土) 19:27配信
読売新聞オンライン
集会で大統領選挙の敗北を認めるハリス氏(2024年11月6日、米ワシントンで)=片岡航希撮影
昨年11月の米大統領選でトランプ大統領に敗北した民主党のカマラ・ハリス前副大統領について、米政治専門紙「ポリティコ」などは7日、2026年に地元カリフォルニア州で行われる知事選への出馬を検討していると報じた。28年大統領選の民主党指名候補争いに影響を及ぼす動きとして注目が集まっている。
ハリス氏はロサンゼルス近郊の山火事被災地で食事を配るなど、地元活動に力を入れている。ポリティコは関係者の話として「知事選出馬を真剣に検討しており、数か月以内に決断を下す」と伝えた。米CBSニュースは「今夏までに決める」との見方を示した。
28年大統領選の民主党候補にふさわしい人物を尋ねた世論調査では、ハリス氏がバイデン前政権で運輸長官を務めたピート・ブティジェッジ氏、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏らを抑えてトップに立つ。ただ、党内にはトランプ氏に完敗したハリス氏の責任を問う声も強い。
ニューサム氏は27年に任期満了を迎える。ハリス氏は州初の女性知事として影響力の保持を狙うとの見方がもっぱらだ。ポリティコは「知事選で勝利した場合、28年大統領選への出馬の可能性はほぼない」と報じた。
(ロサンゼルス支局 後藤香代)
7291
:
OS5
:2025/03/08(土) 23:21:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a550cb27e865419ffeb715625a2c7cb64a75b67
マスク氏とルビオ国務長官、人員削減めぐり閣議で衝突との報道…トランプ政権内で不協和音広がる
3/8(土) 20:19配信
読売新聞オンライン
マスク氏(左)とルビオ氏=いずれもAP
【ワシントン=淵上隆悠】米紙ニューヨーク・タイムズは7日、トランプ米政権で「政府効率化省(DOGE)」を率いる実業家のイーロン・マスク氏とルビオ国務長官が、6日の閣議で激しく衝突したと報じた。
【図表】物議をかもすマスク氏の言動
関係者5人の話として伝えた。それによると、連邦政府で人員削減の旗振り役を務めるマスク氏が、「誰も解雇していない」とルビオ氏を批判した。ルビオ氏は「1500人以上の国務省職員が早期退職に応じた」などと反論したが、両者の口論はさらに続いた。最終的には、腕組みをしながら聞いていたトランプ大統領が、ルビオ氏を擁護する形でその場を収めたという。
トランプ氏は7日、事実関係の確認を求めた記者団に対し、「衝突はなかった。2人はうまくやっているし、素晴らしい仕事をしている」と述べた。ただ、報道によると、閣議ではダフィー運輸長官もマスク氏に不満を伝える場面があったといい、不協和音が広がっているようだ。
7292
:
OS5
:2025/03/13(木) 11:49:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f341956229639335994c62397a25685fd124be0
米政府つなぎ予算案、期限切れ迫る 官庁が一部閉鎖のおそれ
3/13(木) 10:30配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月15日、西田進一郎撮影
米連邦政府の当面の運営資金を手当てする「つなぎ予算」の期限切れが14日夜に迫り、政府機関の一部閉鎖リスクが強まっている。上院民主党トップのシューマー院内総務が12日、与党・共和党の策定した新たなつなぎ予算案に賛成しない意向を示したため。成立には民主党の一部の賛成が必要で、先行きは不透明だ。
つなぎ予算案は上下院で多数派を握る共和党が策定。2025会計年度の最終日となる9月末までの資金を計上しトランプ大統領の支持を得た内容で、共和党議員による圧倒的多数の賛成を得て11日に下院を通過した。
上院(定数100)も共和党が53議席を握るが、成立には60票が必要。だが、シューマー氏は12日、「民主党の意見を全く聞かず、つなぎ予算案を策定した」と共和党を批判し、協力に否定的な考えを示した。代わりに4月11日までの短期間のつなぎ予算案を求めている。
現行のつなぎ予算は14日夜に失効する。それまでに新たなつなぎ予算案を成立させなければ政府機関が一部閉鎖に追い込まれ、社会活動が混乱する恐れがある。【ワシントン大久保渉】
7293
:
OS5
:2025/03/13(木) 20:22:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b4aa71cc02c102feaf149a4cfeb5a769847c33e
鉄鋼・アルミ関税に各国反発 全面的貿易戦争の様相
3/13(木) 9:07配信
AFP=時事
ドナルド・トランプ米大統領。ホワイトハウスの大統領執務室で(2025年3月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領が鉄鋼・アルミニウムを標的に25%の追加関税を発動したのを受け、主要な貿易相手国・地域は12日、相次いで報復措置を発表した。これに対し、トランプ氏はさらなる対応を宣言。米国発の全面的な貿易戦争の様相を呈してきた。
欧州連合(EU)は4月以降、総額280億ドル(約4兆1000億ドル)相当の米国からの輸入品に報復関税を段階的に導入すると発表。カナダは13日から、207億ドル(約3兆円)相当の米産品に追加関税を課すと表明した。中国は、「必要なすべての措置」を講じるとした。
EU欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は、バーボンウイスキーからオートバイに至るまで適用されるEUの報復措置は「強力だが適切」なものだと主張。
これに対しトランプ氏は記者団に、報復措置に「当然」対応するとし、米国はEUとの「金融戦争に勝つ」と語った。
一方、欧州最大の輸出立国、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、米国の関税政策を「間違っている」と非難し、インフレ高進を警告。中国外務省は「貿易戦争に勝者はいない」と批判した。
日本は、関税適用から除外されなかったことに遺憾を表明。オーストラリアは不当だと反発しながら、英国とともに、報復には及ばなかった。メキシコも直ちには報復しないと表明、ブラジルは反応せずとの姿勢を示した。【翻訳編集】 AFPBB News
7294
:
OS5
:2025/03/15(土) 09:44:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/90dc226f1b5f94d63628e59a15c0665275749573
米国の「つなぎ予算案」成立へ 政府閉鎖、ギリギリで回避
3/15(土) 9:39配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ
米連邦政府の当面の運営資金を賄う「つなぎ予算案」が14日、上院で賛成多数で可決された。トランプ米大統領の署名を経て成立する。現行のつなぎ予算が14日夜に失効するため政府閉鎖の恐れが出ていたが、ギリギリで回避した。
【写真で見る】トランプ政権の主な政策や顔ぶれは?
つなぎ予算案は、2025会計年度の最終日の9月末までの資金を手当てする内容。上下院で多数派の共和党がトランプ氏の支持を得て策定し、11日に下院で可決されていた。
上院で「議事妨害」を回避して通過させるには野党・民主党から一定数の賛成票が必要だった。上院民主党トップのシューマー院内総務はいったんは協力しない姿勢を示したが、13日に政府閉鎖の悪影響を考慮して賛成に転じる考えを表明。米社会を混乱させる政府閉鎖が迫る中、14日の上院通過を後押しした。【ワシントン大久保渉】
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:
OS5
:2025/03/16(日) 10:03:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9088ea10a6b2c19426b39a490b17731bdcb8edeb
「対トランプ」戦略に亀裂 闘争か協力か、世代間分断も 米民主
3/16(日) 7:03配信
時事通信
米民主党上院のシューマー院内総務(左)と同党下院のジェフリーズ院内総務=2024年12月、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領の与党共和党との対決戦略を巡り、野党民主党が苦悩している。
【ひと目でわかる】ドナルド・トランプ氏ってこんな人
ベテラン勢率いる上院執行部は一定の協力をしながら「ブレーキ役」を目指す一方、ここ数年で大幅に若返った下院執行部は全面闘争を要求。「対トランプ」で世代間の分断が顕在化しつつある。
「次の質問をどうぞ」。民主党下院トップのジェフリーズ院内総務(54)は14日の記者会見で、党上院トップのシューマー院内総務(74)を信頼するか質問され、あからさまに回答を避けた。上院執行部の交代を求めるかを問われた際も明確に否定せず、両院指導部に「驚くべき亀裂が生じた」(米政治専門紙ポリティコ)と伝えられた。
きっかけはシューマー氏が13日、共和党主導のつなぎ予算案に賛成の意向を表明したことだ。シューマー氏は仮に予算切れとなり政府閉鎖に陥れば、「政府効率化」の名の下で連邦組織縮小に取り組むトランプ氏や実業家イーロン・マスク氏の思うつぼだと主張。だが、ジェフリーズ氏は「対決は怖くない」と強硬に反対する。
トランプ氏は2期目就任以降、対外援助や政府補助金の凍結、多様性政策の廃止、連邦職員の大規模解雇などを強引に進めてきた。民主党支持層は怒りを募らせ、トランプ氏を止めるよう行動を求める声が高まっている。
分断の淵に立つ民主党を尻目に、共和党はトランプ氏の返り咲き後、団結を強めている。「シューマー議員は賢い。米国は全く新しい方向へと進むだろう」。トランプ氏は14日、満足げにSNSにつづった。
7296
:
OS5
:2025/03/28(金) 09:58:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/6af696dc0f6b40eb9d194aacc9fcb445d23a605c
国連大使の指名取り下げ 下院議席維持を優先 米大統領
3/28(金) 8:15配信
時事通信
米共和党のエリス・ステファニク下院議員=1月21日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領は27日、与党共和党のエリス・ステファニク下院議員に対する国連大使の指名を取り下げると発表した。
同党は下院で辛うじて過半数を維持しており、トランプ氏の看板政策である大規模減税を実現するため議席の確保を優先した。ステファニク氏に代わる大使候補は決まっていない。
トランプ氏はSNSで「米国第一の課題を推し進めるには、議会におけるどの共和党議席も維持することが不可欠だ」と強調。ステファニク氏の大使就任に伴う辞任後の補欠選挙で「リスクを取りたくない」と投稿した。
7297
:
OS5
:2025/03/30(日) 23:57:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/35c6daefc0758fe287c225e11aa7db4d222681b6
トランプ氏、補佐官解任すべきか悩む アプリで攻撃計画共有 「迷走」印象を嫌い続投
3/30(日) 12:19配信
産経新聞
【ワシントン=塩原永久】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は29日、トランプ米大統領が一時、ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を「解任すべきか?」と側近に意見を求めていたと報じた。政権幹部が攻撃計画を協議したアプリの情報が米誌編集長に共有された問題で、ウォルツ氏が矢面に立たされたが、トランプ氏は擁護し続投を決めた。
この問題は、幹部や閣僚がイエメン攻撃計画を協議した通信アプリ「シグナル」のグループチャットに、ウォルツ氏とみられるアカウントから誤って米誌編集長が招待され、計画が共有された。
ニューヨーク・タイムズによると、この米誌が24日に問題を報道したのを受け、トランプ氏は26日、バンス副大統領やワイルズ大統領首席補佐官、人事担当者らと会議を開き、ウォルツ氏を続投させるか議論した。
トランプ氏は、幹部交代が相次いだ第1次政権時のように政権が迷走している印象を与えることを嫌い、最終的にウォルツ氏を更迭しないことを決定。28日朝までに周囲に意向を伝えたという。
トランプ氏は問題発覚当初から、公の場で「ウォルツ氏はいい人物だ」などと擁護していたが、水面下では解任も視野に悩んでいたようだ。
一方でニューヨーク・タイムズは、イランへの武力行使も辞さない外交政策の「タカ派」のウォルツ氏が、対外関与を抑制したいバンス氏らと対立する場面がみられ、以前からウォルツ氏の「足場が揺らいでいた」との見方も示した。
7298
:
OS5
:2025/04/02(水) 15:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f8262873392585df6f379bc9e2e204fb199f1f
マスク氏支援の候補敗北 「代理戦争」民主に軍配 米州判事選
4/2(水) 14:26配信
時事通信
【ワシントン時事】米中西部ウィスコンシン州で1日、トランプ政権への「信任投票」として注目された州最高裁判事選が行われた。
米メディアの開票速報によると、民主党が支持した候補が共和党のトランプ大統領や実業家イーロン・マスク氏の支援を受けた候補を破り、リベラル派が州最高裁判事の多数派を維持する見通しとなった。
同州判事選は、昨年の大統領選後初めて行われた激戦州の主要選挙。トランプ政権と民主党の「代理戦争」の様相を呈し、両陣営は国政選挙並みにてこ入れした。とりわけ、多額の資金を投じて保守系候補を応援したマスク氏の政治的影響力を測る機会として耳目を集め、民主党は同氏による連邦政府縮小の取り組みを最大の争点に据えた。
州最高裁判事は人工妊娠中絶の権利や、下院選挙区割りの見直しといった政治的争点にも影響力を持つ。ニューヨーク・タイムズ紙は「民主党に勢いをもたらす結果」と伝えた。
7299
:
OS5
:2025/04/04(金) 16:45:49
https://www.asahi.com/articles/AST435STZT43UHBI03KM.html
NY市長「ぬれぎぬで選挙困難に」 民主→無所属で市長選出馬へ
ニューヨーク=田中恭太2025年4月4日 2時36分
11月の米ニューヨーク市長選での再選を目指すエリック・アダムス市長は3日、所属する民主党からではなく、無所属で立候補すると表明した。
アダムス氏は収賄罪での起訴やトランプ政権との接近などで支持率が低迷。次期市長が事実上決まるとされる6月の民主党予備選での指名獲得が難しい情勢が伝えられていた。アダムス氏は声明で「ぬれぎぬで予備選で戦うのが困難になった。ニューヨーカーに直接信を問う」と述べた。
ニューヨークは民主党支持層が厚い。同党では元ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ氏らが立候補を表明。エマーソン大の3月下旬の世論調査ではクオモ氏が首位に立つ。
アダムス氏は昨年9月に起訴されたが、トランプ新政権に接近。政権の介入の末、今月2日に起訴取り下げが決まった。声明では「取り下げに時間がかかりすぎた」と語った。
7300
:
OS5
:2025/04/04(金) 20:22:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f598c6699686b705062cd92e65a263501b9a8e2b
イーロン・マスク氏、数か月内にトランプ政権から離脱…大統領選勝利の原動力から政権の重荷に
4/4(金) 19:19配信
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読売新聞オンライン
米ホワイトハウスの大統領執務室でトランプ氏(手前)の話を聞くマスク氏(2月11日)=ロイター
【ワシントン=淵上隆悠】米国のトランプ大統領は3日、「政府効率化省(DOGE)」を率いる実業家イーロン・マスク氏が数か月以内に政権を離れると明らかにした。マスク氏は閣僚や政府高官との不和が伝えられ、反発する民主党や市民の標的にもなっており、トランプ氏の「重荷」になったとの指摘が出ている。
【図解】Xのアルゴリズム変更が米大統領選に与えた影響
「彼には経営している会社がいくつもある。できるだけ政権に長くいてほしいが、いつか去らなければならない時は来る」
トランプ氏は3日、記者団にこう述べ、マスク氏が政権を去る時期が目前に迫っているとの認識を示した。マスク氏は「特別政府職員」の立場で、早ければ5月下旬に130日以内の任期を迎える。トランプ氏がどのような「延命措置」を図るかが注目されていたが、マスク氏はこのまま退任し、DOGEのサポート役に回る見通しとなった。
両氏は昨年の大統領選を機に接近し、マスク氏は豊富な資金力を背景に2億6000万ドル(約381億円)以上をトランプ陣営に献金した。世界一のフォロワー数を誇るX(旧ツイッター)では、虚偽や誤解を招く表現を含めトランプ氏に有利に働く投稿を続けた。
トランプ氏は勝利の原動力になったマスク氏を重用した。大統領就任初日に大統領令でDOGEを設け、運営を任せると、マスク氏は規制撤廃や行政組織の縮小、コスト削減を柱に掲げ、短期間で人員削減や組織の縮小を断行した。3月の米FOXニュースのインタビューで、マスク氏は5月下旬までに「1兆ドル(約146兆円)の赤字削減に必要な作業の大半を達成できると思う」と述べていた。
一方、強引な改革や奔放な言動は政権内で対立の火種になっている。選挙を経ていないマスク氏が強大な権力を持つことには多くの市民が拒否反応を示し、各地で「反マスクデモ」が起きている。最高経営責任者(CEO)を務めるテスラの電気自動車(EV)も販売が大きく落ち込んだ。
トランプ氏にとってマスク氏は、批判の矛先を自身に向けないための「避雷針」でもあったが、米政治専門紙ポリティコは「トランプ氏はマスク氏が『政治的な足かせ』になりつつあると判断し、退任させることを決断した」と分析した。
7301
:
OS5
:2025/04/08(火) 22:21:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/79579656718a1814c2fbf0780e32bcbd8f35da2f
テスラは「組み立て屋」 米大統領顧問が皮肉 政権内で泥仕合
4/8(火) 17:39配信
毎日新聞
米電気自動車大手テスラのフリーモント工場=米西部フリーモントで2023年11月18日、大久保渉撮影
トランプ米政権で関税引き上げを主導するナバロ大統領上級顧問(貿易・製造業担当)は7日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)について「彼は自動車メーカーではない。自動車組み立て屋だ」と皮肉った。トランプ氏側近のマスク氏は、関税に否定的な立場からナバロ氏を批判しており、政権内で泥仕合を繰り広げている。
【図解】関税のメリットとデメリット、てんびんにかけると…
ナバロ氏は米CNBCテレビのインタビューで、テスラについて、海外から重要部品を輸入し米国内で車体を組み立てる「組み立て屋」と表現。「彼が安い外国製の部品を欲しがっているのは理解できる。しかし、私たちが望んでいるのは(重要部品を含めた)国内生産だ」と述べ、トランプ政権の掲げる「強い米製造業の復活」に、テスラのビジネスモデルはそぐわないとの認識を示した。
マスク氏は5日、欧米間の関税について「将来的にゼロが望ましい」と発言。関税引き上げを主張するナバロ氏について、X(ツイッター)に「ハーバード大学で経済博士号をとるのは悪いことだ。結果としてエゴが能力を上回る」との趣旨の投稿をしていた。
トランプ政権は5月3日までに、米国外で生産された自動車部品に25%の関税を課す方針。部品の一定量を輸入しているテスラも影響を受けるとみられる。【ワシントン大久保渉】
7302
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OS5
:2025/04/09(水) 10:59:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/16163856674e7aa31e80168e894c7775050f83fc
トランプ政権がWFP(世界食糧計画)への資金提供を一部打ち切り WFP「飢餓に苦しむ人への死刑宣告に等しい」
4/9(水) 6:41配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN
アメリカ・トランプ政権がWFP=世界食糧計画の複数の支援プログラムへの資金拠出を打ち切ると通告しました。WFPは「飢餓に苦しむ人への死刑宣告に等しい」と見直しを訴えています。
WFPは7日、「アメリカ政府から14か国で行われている緊急食糧支援への資金提供を打ち切るとの通告があった」と明らかにしました。「もし打ち切りとなれば、極度の飢餓に苦しむ何百万人もの人への死刑宣告に等しい」と強調し、見直しを求めています。
アメリカ国務省 ブルース報道官
「WFPと連携しているUSAID(政府開発局)の支援の85%は継続していて、活動が続いている」
アメリカ国務省の報道官は、資金提供の打ち切りは「限定的だ」と強調し、打ち切りを決めたイエメンとアフガニスタンでの活動では「資金がテログループに利益をもたらしているとの懸念がある」と指摘しました。
アメリカ政府は外国などに人道支援を行うUSAID=政府開発局の事業の83%を打ち切ったと発表していて、世界の支援活動への影響が懸念されています。
TBSテレビ
7303
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OS5
:2025/04/12(土) 21:22:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf8e00593d6e245f511108eee732780f545bada3
統合参謀本部議長にケイン氏 米軍最高幹部の経歴なく異例の人事
4/12(土) 11:21配信
毎日新聞
米上院軍事委員会の公聴会に出席するダン・ケイン氏=ワシントンで2025年4月1日、ロイター
米上院本会議は11日、軍制服組トップの統合参謀本部議長に退役空軍中将のダン・ケイン氏を充てる人事案を賛成多数で承認した。トランプ大統領が2月、軍内のDEI(多様性、公平性、包摂性)の推進に尽力した前任のブラウン氏を任期途中で解任し、後任としてケイン氏を指名していた。統参議長は法律上、副議長や陸海空軍の制服組トップなどの軍最高幹部の経歴が原則必要で、ケイン氏の人事は異例。
ケイン氏はF16戦闘機の元パイロットで、2018〜19年にはイラクで特殊作戦部隊の副司令官として過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討を指揮した。米メディアによると、トランプ氏は昨年の政治集会で、ケイン氏を称賛。1期目の18年にイラクを訪問した際にトランプ氏のスローガン「MAGA(マガ=米国を再び偉大に)」の文字をあしらった赤い帽子をかぶっていたと述べていた。
今月1日にあった上院軍事委員会の公聴会では民主党議員からはケイン氏の政治的中立性に懸念が示されたが、ケイン氏は「政治的グッズを身につけたことはない」と否定。トランプ氏から違法な指示をされれば「解任されても抵抗する」と主張した。
人事案は賛成60票、反対25票で承認され、民主党から15人が賛成に回った。ケイン氏は公聴会に提出した書面で日本との同盟強化に取り組む考えを示している。【ワシントン金寿英】
7304
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OS5
:2025/04/23(水) 22:45:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7cc67819d13cde40f023e0d3216325e24abbb9
米国防総省、内紛で混乱 相次ぐ情報漏えい 権力争い背景、長官更迭論も
4/23(水) 20:31配信
時事通信
ヘグセス米国防長官=10日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】米国防総省が内紛で混乱している。
ヘグセス国防長官の側近らによる権力争いが表面化し、内部情報が相次いでメディアに流出したためだ。ホワイトハウスはヘグセス氏を擁護しているが、与党共和党からも更迭論が浮上している。
NBCテレビは22日、ヘグセス氏が通信アプリ「シグナル」のグループチャットに投稿したイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する軍事作戦の内容が、米中央軍のクリラ司令官から機密性の高い通信手段で伝えられていたと報じた。ヘグセス氏はこれまで「機密ではなかった」と説明してきた。
軍事作戦の内容を巡っては、ヘグセス氏がチャットで家族と共有していたと20日に報じられたばかり。政治専門紙ポリティコは、ヘグセス氏にとって打撃となる報道が相次いだ裏側に、国防総省内の激しい対立があると伝えた。
それによると、内紛劇の中心はカスパー前長官首席補佐官だ。国防総省が今月、メディアに内部情報を無断で流出させたとしてカルドウェル前上級顧問ら幹部3人を解任した際、カスパー氏は主導的な役割を担った。自らに権力を集中させるため、強引な手法で追放したとされる。
解任されたカルドウェル氏らは共同声明で「根拠のない攻撃で、われわれの品位を中傷した」と反発。ポッドキャスト番組でも情報漏えいを否定し、名指しを避けつつ「われわれに個人的な恨みを持つ人々がいた」と訴えた。
ヘグセス氏は22日、NBCなどの一連の報道について、「国防総省から追放された連中が、われわれを妨害するために情報を漏らした」と根拠を示さず非難。一方で、混乱を招いたカスパー氏を首席補佐官から外したとも明らかにした。
ヘグセス氏に対しては、野党民主党が辞任を要求しているほか、共和党からも「私が上司なら責任を追及する」(ベーコン下院議員)などと更迭論が上がっている。CNNテレビによると、トランプ大統領は解任に慎重なものの、ホワイトハウスでは国防総省の機能不全に懸念が強まっている。
7305
:
OS5
:2025/05/01(木) 23:21:39
https://www.sankei.com/article/20250430-FXE7BPIEBFLDNDIGEHB3344Q7M/
「タカ派」「MAGA派」「経済ナショナリスト」…トランプ政権内では5派が競い合い
2025/4/30 12:57
大内 清
「タカ派」は世界での米国の優越を重視し、中国やロシア、イラン、北朝鮮といった権威主義勢力への対決姿勢を前面に押し出すとともに同盟関係を重んじる。ルビオ国務長官やウォルツ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が筆頭だ。西半球(主にアメリカ大陸)を世界戦略の拠点と位置づけ、中国の影響力排除を目指す。19世紀に欧州列強を西半球から締め出すと宣言したモンロー大統領になぞらえて「モンロー主義2・0」とも呼ばれる。
これに対し「アジア優先派」は、中国の軍事的脅威に対抗するため同盟国に役割拡大を求め、米国自身もインド太平洋地域に資源を振り分ける立場だ。そのために中東への関与を低下させ、欧州諸国には自立的な防衛態勢の構築を期待するという。中心には第1次政権でも国家防衛戦略の策定に大きな役割を果たしたコルビー国防次官(政策担当)らがいる。
一方、米国の対外関与そのものに懐疑的なのが、バンス副大統領に代表される「米国回帰派」。ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援継続にも否定的だ。2月末に訪米した同国のゼレンスキー大統領をバンス氏が難詰した場面に、同派の姿勢が如実にあらわれた。
「経済ナショナリスト」は、米国の優位を主に経済面から追求しようとする立場で、ベセント財務長官やラトニック商務長官らが主導。対中競争の面ではタカ派やアジア優先派と部分的に利害が一致するものの、カナダやメキシコ、日本、韓国など同盟国や友好関係にあった隣国にも関税をテコに譲歩を迫る。
もっとも、最近は関税政策の進め方を巡ってベセント氏やラトニック氏、ナバロ大統領上級顧問(貿易・製造業担当)らの確執も伝えられており、必ずしも一枚岩とはいえない状況だ。
最後の「MAGA強硬派」は対外援助の縮小や領土拡張といったトランプ氏の意向を代弁する。MAGAはトランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の英語頭文字で、同氏の熱烈な支持勢力を指し、不法移民の大量送還などといった国内政策を実現するツールとして対外政策をとらえる傾向があるという。ミラー大統領次席補佐官らがホワイトハウス中枢に陣取る。
政権内で異なる政策グループが対立し合うこと自体は自然なことだ。だがブランズ氏は、歴代政権と比較して第2次トランプ政権では「派閥間の相違が非常に大きい」とする。トランプ氏の判断は助言者によって大きく左右されがちだと指摘されていることから、今後の政権内の力関係の変化は外交政策にも直結するとみられる。(ワシントン 大内清)
7306
:
OS5
:2025/05/04(日) 19:10:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdaaacdac8abc63097b565d99bfc5480c0292880
マスク氏が「影の市長」 企業城下町、新自治体に 米
5/4(日) 19:01配信
時事通信
米宇宙企業スペースXのロケット打ち上げ拠点「スターベース」=2022年2月、南部テキサス州ボカチカ近郊(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米政権で影響力を振るう実業家イーロン・マスク氏が、今度は地方自治体の実質的なトップとなる。
マスク氏が率いる宇宙企業スペースXの南部テキサス州の企業城下町を新自治体として分離する住民投票が3日行われ、賛成多数で承認された。
新たな自治体名は「スターベース」で、スペースXが2014年以降ロケットの打ち上げ拠点としてきた。有権者283人のほぼ全員が同社の従業員。NBCテレビによると、最初の開票時点で分離賛成が173票、反対が4票で、承認に必要な過半数を得た。
初代の「市長」にもスペースXの幹部が就く。マスク氏はX(旧ツイッター)で「テキサス州スターベースは今や本当の市になった!」と投稿した。
自治体となることで、連邦政府の補助金を受けたり、独自の条例を制定したりできる。
マスク氏はトランプ政権で行政の無駄を省く新組織「政府効率化省(DOGE)」を率い、政府職員の大量解雇を実施した。強引な手法に国民や政権内から反発が出ており、同氏が最高経営責任者(CEO)を務める米電気自動車(EV)大手テスラの自動車販売台数は大幅に落ち込んでいた。
7307
:
OS5
:2025/05/05(月) 08:13:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/1525ed743d27a7ad959c26d581db8ab37f3d60a8
トランプ氏「3選考えず」 後継筆頭にバンス、ルビオ両氏 米
5/5(月) 5:42配信
時事通信
米国のルビオ国務長官(右)とバンス副大統領(中央)。左はトランプ大統領=4月7日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領(78)は4日放映のNBCテレビインタビューで、大統領3選について「考えていない」と否定した。
さらに2028年大統領選の共和党の後継候補を問われると、「深入りしたくない」と前置きした上で、「J・D(・バンス副大統領)は素晴らしく聡明(そうめい)だ。マルコ(・ルビオ国務長官)も素晴らしい。素晴らしい人はたくさんいる」と語った。
バンス氏(40)は労働者階級の出自とトランプ氏への忠誠をアピールし、党内の「トランプ派」に人気が高い。一方、トランプ氏と距離のある党穏健派の信頼が厚いルビオ氏(53)は、更迭されたウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)の暫定的な後任に指名され、にわかに存在感を増す。今後2人のライバルとしての関係性に注目が集まりそうだ。
トランプ氏は「偉大な4年を過ごし、誰かに引き継ぐつもりだ」と明言。政治運動「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再び偉大に、MAGA)」は、自身が退いても継承されるとの見通しを示した。
7308
:
OS5
:2025/05/05(月) 08:17:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/029ec427d8c8319717a48f5a32250219cd6e33c8
マスク氏、トランプ氏らに別れ「一緒に仕事ができて光栄だった」…低迷のテスラ経営に集中
5/1(木) 19:47配信
読売新聞オンライン
マスク氏=ロイター
【ワシントン=淵上隆悠】米国のトランプ政権で政府効率化省(DOGE)を率いる実業家のイーロン・マスク氏は、30日の閣議で「素晴らしいみなさんと一緒に仕事ができて光栄だった」と述べた。マスク氏は5月から業績が低迷している米電気自動車(EV)大手テスラの経営に集中する方針を示しており、閣僚らに別れを告げた形だ。
マスク氏は、米国民は昨年の大統領選で「賢明な支出」に期待して投票に臨み、期待通りになっていると強調。自身が進めたコストカットで1600億ドル(約23兆円)を節約したと訴えた。
トランプ大統領が「我々はあなたに感謝している」とマスク氏をねぎらい、「いつまでもここにいてほしいが、車と家族のもとに戻りたいのだろう」と語ると、閣僚らは拍手を送った。マスク氏を巡っては、一部の閣僚らとの不和も指摘されたが、関係は円満だとアピールしたとみられる。
7309
:
OS5
:2025/05/06(火) 15:07:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/974e5633a6b82b19860276a211746ce0f08cdff5
米政権、不法移民に帰国費提供へ 14万円と航空券、自主退去促す
5/6(火) 4:53配信
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米国境警備隊員らの前で並ぶ中国からの不法移民ら=2024年1月、カリフォルニア州ハクンバホットスプリングス(共同)
【ワシントン共同】米国土安全保障省は5日、米国にいる不法移民に対し、自主的に母国に戻る費用として現金千ドル(約14万4千円)と航空券を政府が提供すると発表した。トランプ政権が進める不法移民対策の一環。ノーム長官は「逮捕を避けるため、自主退去は最も安全で費用対効果が高い方法だ」と不法移民に呼びかけた。
トランプ大統領は不法移民の「史上最大の強制送還」を公約している。推定1千万人を超える不法移民を拘束して強制送還するには巨額の費用が必要で、1人当たり平均で約1万7千ドルかかる。FOXニュースによると、自主退去の場合は1人につき平均4500ドルで済むと試算されている。
7310
:
OS5
:2025/05/07(水) 17:40:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/aece3743d846f7fbfddcb85ca7c3f33b7910728f
トランプ氏、カナダを「51番目の州に」 カーニー首相との初会談で
5/7(水) 9:53配信
毎日新聞
会談したトランプ米大統領(右)とカナダのカーニー首相=米首都ワシントンのホワイトハウスで2025年5月6日、ロイター
トランプ米大統領は6日、カナダのカーニー首相とホワイトハウスで会談した。トランプ氏は会談の冒頭で、カナダへの敬意を強調しつつも、カナダが「51番目の州」になるべきだとの持論を展開。カーニー氏は「カナダが売り物になることは決してない」と反論したが、トランプ氏は「決してないとは言えない」などと引き下がらなかった。トランプ氏と3月に就任したカーニー氏が対面で会談するのは初めて。
【写真】カナダのカーニー首相、首相当時の岸田氏と握手
トランプ氏はカナダのトルドー前首相を「知事」などと皮肉ってきた。カナダ国内ではトランプ氏への反発が高まっており、カーニー氏率いる中道左派の自由党は「反トランプ」の機運を追い風に4月下旬の総選挙で第1党を維持した。
トランプ氏は会談で総選挙に触れ、「素晴らしい選挙だった。カナダは才能があり、素晴らしい人を選んだ」などと持ち上げた。ただ、「51番目の州」発言について聞かれると、カナダが大規模な減税や軍事面での恩恵を受けられるとし、「素晴らしい結婚になる」と主張した。これに対してカーニー氏は「不動産では決して売らない場所がある。ここ(ホワイトハウス)もそうだ」と切り返した。
カーニー氏は会談後にワシントンで記者会見し、トランプ氏に「51番目の州」と呼ぶのをやめるよう直接伝えたと明らかにした。
関税を巡る両国の交渉も難航しそうだ。トランプ氏は会談冒頭で記者団に対し、カナダへの関税引き下げの可能性について「ない」と明言。理由について「それが現実だ」としか説明せず、強硬姿勢を続ける構えを示した。
トランプ氏は「我々はカナダ産の車を必要としておらず、関税を発動した。いずれかの時点でカナダで車を生産することが経済合理性を欠くようになるだろう」と述べ、関税引き上げによりカナダにある自動車工場の米国への移転を促す考えを改めて表明。「カナダ産の鉄鋼やアルミニウムも不要だ」と強調した。
トランプ政権はカナダを含む全ての国から輸入する自動車と鉄鋼・アルミに原則25%の関税を発動。日米欧の大手自動車メーカーは、事実上ゼロ関税で輸出入できる「米国・メキシコ・カナダ協定」を前提に3カ国一体で生産計画を立てており、カナダにも多くの工場を設けている。
トランプ政権はこれらの品目別関税とは別に、カナダとメキシコに対しては「合成麻薬の流入対策に不備がある」として原則25%の制裁関税を発動している。カナダも米国から輸入する自動車などに報復関税を発動している。
カーニー氏は記者会見で、「米国とカナダの関係を再定義するプロセスが始まったばかり」とも述べ、関税をめぐる早期の妥結には慎重な見方を示した。両氏は6月中旬にカナダで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議での再会を確認したという。【ワシントン松井聡、大久保渉、ニューヨーク八田浩輔】
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:
OS5
:2025/05/07(水) 19:16:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/538421e1b075a7f3fcc94bcee7080b340e2fa386
米国防長官、シグナルの公務使用常態化か 与野党から辞任求める声
5/7(水) 11:16配信
毎日新聞
ヘグセス米国防長官=中西部ミシガン州で4月29日、ロイター
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は5日、ヘグセス米国防長官が民間の通信アプリ「シグナル」で、少なくとも12のチャットグループを公務に関連して使用していたと報じた。進行中の軍事作戦について同盟国への伝達をスタッフに指示したり、政権内での安全保障の議論を側近らと共有したりしたという。シグナルによる機微な情報のやり取りが常態化していた可能性が指摘されている。
WSJによると、ヘグセス氏は複数のチャットグループに自身と副長官の事務所スタッフや警護要員を加えていた。公務のスケジュールなども共有していたという。機密性の高い国防総省の通信システムではなく、私用の携帯電話でシグナルを多用していたとされる。
シグナルの使用を巡っては、米軍が3月にイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対して実施した空爆について、ヘグセス氏が攻撃の開始時間などの詳細を妻や弟らと共有していたとも報じられている。WSJによると、ヘグセス氏のアカウントにアクセスできる側近が投稿したという。
ヘグセス氏の情報管理がずさんだとして、野党・民主党だけでなく与党・共和党の議員からも辞任を求める声が高まっている。トランプ大統領は4日に放映されたNBCテレビのインタビューで、ヘグセス氏は「とても素晴らしい仕事をしている」と擁護した。【ワシントン金寿英】
7312
:
OS5
:2025/05/08(木) 15:44:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/f11f97485f22d8a4126e5c8a4c6d38c0330204b0
トランプ米大統領、ペルシャ湾を「アラビア湾」に改称か イラン反発
5/8(木) 14:47配信
朝日新聞
2025年5月7日、米ワシントンのホワイトハウスで話すトランプ大統領=ロイター
トランプ米大統領は7日、中東のペルシャ湾を「アラビア湾」と改称することを検討していると明らかにした。13日からのサウジアラビアなど中東3カ国の訪問に合わせて発表される可能性があるが、古代ペルシャ帝国の歴史に誇りを持つイランは反発している。
AP通信などが名称変更について報じたことを受け、トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「現地に行ったら彼ら(アラブ諸国)はその件について私に聞いてくるだろう。その時には決定を下さなければならなくなる」と述べる一方、「誰かの感情を傷つけたくない。誰かが傷つくかどうかは分からない」とも発言。この件に関する説明を受けてから決断する考えを示した。
朝日新聞社
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OS5
:2025/05/13(火) 22:00:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fc0c9f7a0c538c9c17413f110ed8834fec6e6e7
中東歴訪開始、サウジ入り 対米投資・貿易拡大目指す 米大統領
5/13(火) 19:49配信
時事通信
13日、サウジアラビアの首都リヤドに到着したトランプ米大統領(左)を出迎えるムハンマド皇太子(中央)(AFP時事)
【リヤド時事】トランプ米大統領は13日、サウジアラビアの首都リヤドに到着した。
第2次政権発足後、初の本格外遊となる中東歴訪の最初の訪問国で事実上の最高権力者、ムハンマド皇太子と会談。対米投資や貿易、経済面での協力拡大を目指す。
トランプ氏のサウジ訪問は2017年以来。1期目初の外遊先だった。今回の中東歴訪ではサウジのほか、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)を訪れる予定だ。
トランプ氏は13日午前に大統領専用機でリヤドの空港に到着。タラップ下で出迎えた皇太子に笑顔を見せて握手を交わすと、会話をしながら空港内の貴賓室へと移動し、親密さを印象付けた。
トランプ氏は同日午後、リヤド市内の宮殿で皇太子と会談。経済協力に加え、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの情勢や、トランプ政権が対話路線にシフトしたイラン核問題、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の動向などを協議する見通し。
トランプ氏は会談後、リヤド市内で開かれている米サウジの投資フォーラムに出席。トランプ氏に先立ち、フォーラムに出席したベセント財務長官は「米国は規制緩和などによってインフレなき力強い成長の時代に向けて準備を整えている」と強調し、対米投資を呼び掛けた。
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:
OS5
:2025/05/13(火) 22:02:29
https://www.sankei.com/article/20250513-P4SAUUVOT5OCNKOIREF5ORYE6Y/
トランプ米大統領、2期目初の外遊先にサウジ、異例の「イスラエル外し」 実利優先鮮明に
2025/5/13 16:11
大内 清の写真
大内 清
トランプ米大統領は2期目で最初の本格外遊先に、1期目と同様、サウジアラビアを選んだ。米大統領の中東訪問では、重要同盟国のサウジとイスラエルが「ワンセット」となることが多いが、今回はパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを回避。地域安定に向けた働きかけよりも、富裕な湾岸諸国から巨額の対米投資を引き出す実利優先の姿勢を鮮明にした。
トランプ氏は1期目の2017年、サウジに続きイスラエルを訪問した。バイデン前米大統領も22年にイスラエルとサウジを歴訪した。1度の外遊で両国を訪ねるのは、中東外交の「2本柱」に序列をつけない配慮と同時に、イスラエルとアラブ諸国で立場が大きく異なる中東和平問題で米国が「公正な調停者」として振る舞うためでもある。
しかしトランプ氏は今回、イスラエルを訪問先から外した。米ニュースサイト「アクシオス」によると、イスラエルは米側に訪問を働きかけたものの、不発に終わったという。
背景には、イスラエルによるガザ攻撃が続く中、「ピースメーカー(紛争解決者)」を自負するトランプ氏が期待する停戦などの展望が見えないとの事情がある。トランプ氏は、パレスチナ国家樹立によるイスラエルとの「2国家共存」に否定的な点では、同国のネタニヤフ首相と共通するが、これに替わる和平の道筋は打ち出せていない。
またトランプ政権は現在、核開発を続けるイランとの協議も進める。同国を敵視するイスラエルは、イランの核開発能力を完全に放棄させるべきだとの強硬論を主張。トランプ氏には、イランとのディール(取引)を目指すこの時期にイスラエルの干渉は避けたいとの思惑もありそうだ。
一方、湾岸アラブ諸国はトランプ氏一族とビジネス面で縁が深い。米メディアによると、同氏の次男エリック氏はこのところ、今回の訪問先に含まれるカタールとアラブ首長国連邦(UAE)を商談で訪問。トランプ氏が後押しする超高額賞金ゴルフツアー「LIV招待」はサウジ政府系ファンドが出資元だ。
ホワイトハウスは、トランプ氏一族のビジネスと無関係だと主張するが、アラブ側には商業上のつながりが対米関係で有利に働くとの計算もあるとみられる。(リヤド 大内清)
7315
:
OS5
:2025/05/20(火) 22:30:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/f37987bdfd4621075325509fb82618c9dba3ca8e
トランプ関税、米国民の暮らしも圧迫…ウォルマート値上げへ「すべてのコスト増を吸収できない」
5/19(月) 7:44配信
読売新聞オンライン
トランプ大統領のスローガンが書かれた帽子の多くは中国製だ(8日、ワシントンで)=中根圭一撮影
【ワシントン=中根圭一、ニューヨーク=山本貴徳】トランプ政権が導入した関税措置が、市民生活にも影響を及ぼし始めている。物価統計などではインフレ(物価上昇)の勢いは加速していないが、消費者や企業の間ではコスト増への懸念が強まっている。
【写真】元ウォルマートのセブン&アイ次期社長、父のコンビニで「嫌々ながら」深夜バイト
米小売り大手ウォルマートは15日、今月下旬から商品の値上げに踏み切る方針を示した。ダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は電話記者会見で「関税の規模を考えると、すべてのコスト増を吸収することはできない」と説明した。
別の経営幹部は米CNBCのインタビューで、関税発動前に仕入れた在庫が尽きるため、5月末頃から値上げが始まり、6月にはさらに拡大するとの見通しを明らかにした。
トランプ関税により、インフレの再燃や個人消費の落ち込み、企業収益の悪化が進む恐れが指摘されている。米労働省によると、4月の消費者物価指数(CPI)の伸び率は前月より鈍化したが、日用品や資材の値上がりを実感する声も出ている。
ワシントンのホームセンターを訪れた配管工マリオ・トーマスさん(63)は「収入は増えていないのに、あらゆるものが値上がりしている」と嘆く。今後の値上がりに備え、水道管の部品を30個まとめ買いした。
ワシントンの土産物の露店で売られている、トランプ大統領のスローガン「米国を再び偉大に」が書かれた帽子の多くは中国製だ。ある業者は「仕入れ価格が2倍以上になると通告された」と明かし、露天商のブラヒム・イドサッシさん(53)は「関税の低い国に仕入れ先を変えたいが、すぐには難しい」とこぼした。
影響は中国製品以外にも及ぶ。米ニュージャージー州のクラフトビール会社「イカロス・ブリューイング」のマネジャー、ケビン・カーティスさんは「関税の影響が続けば、値上げせざるを得ない。痛手を負うのは中小企業だ」と語る。トランプ政権がアルミニウムに関税を課した影響で、ビールに使うアルミ缶の価格はすでに5%上昇した。醸造に使うタンクの多くも中国製のため、今後は調達が難しくなる恐れもあるという。
「関税のせいにすべきでない」…トランプ氏 値上げ撤回求める
【ワシントン=木瀬武】米国のトランプ大統領は17日、関税の影響で値上げの方針を表明した米小売り大手ウォルマートを批判した。自身のSNSに「値上げの理由を関税のせいにすべきではない」と投稿し、撤回を求めた。ウォルマートは商品の3分の1を、中国やメキシコ、ベトナムなどから輸入している。とりわけ電子機器やおもちゃは中国製の割合が大きく、4月以降の関税発動で仕入れ価格が上昇している。中南米産のバナナやアボカドなども値上げする可能性があるという。
トランプ氏は「ウォルマートは昨年、予想よりはるかに多く稼いだ。関税の影響を顧客に転嫁すべきではない」とも非難した。
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OS5
:2025/05/27(火) 20:45:48
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident/20250525-OYT1T50054/
エマニュエル前駐日米大使、次期大統領選出馬の可能性…民主党のペロシ氏が明かす
2025/05/25 18:39
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中根圭一
駐日米大使を退任するにあたって記者会見するラーム・エマニュエル氏(今年1月、東京都の日本外国特派員協会で)
【ワシントン=中根圭一】米民主党のナンシー・ペロシ元下院議長は、2028年の次期米大統領選にラーム・エマニュエル前駐日米大使が出馬する可能性があると明らかにした。米メディアのフリー・プレスが23日、ペロシ氏のインタビューを報じた。
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エマニュエル氏はオバマ政権で大統領首席補佐官を務め、党重鎮のペロシ氏ともつながりが深い。ペロシ氏はインタビューで、エマニュエル氏が出馬するかどうかを問われ、「そう思う」と答えた。
駐日米大使時代のラーム・エマニュエル氏(左)(2022年9月、東京都千代田区で)
大使を離任したエマニュエル氏は帰国後、公職についていない。米CNNのコメンテーターなどを務めながら各地で講演を行っており、次期大統領選への出馬が取り沙汰されている。
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OS5
:2025/06/08(日) 20:13:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b18ac5de6265eb3b8954e21ac65d2724934099bb
マスク氏が米民主党支援すれば「深刻な代償払う」 トランプ氏が警告
6/8(日) 12:22配信
毎日新聞
米ホワイトハウスの執務室で記者会見するトランプ大統領(右)とイーロン・マスク氏=2025年5月30日、ロイター
トランプ米大統領は7日、蜜月関係が崩壊した実業家のイーロン・マスク氏に対して、野党の民主党候補を資金面で支援すれば「非常に深刻な代償を払う」と警告した。豊富な資金力があるマスク氏が「報復」に出れば、来年11月の中間選挙に大きな影響が出かねないという危機感が背景にある。NBCニュースの電話インタビューで語った。
【写真】マスク氏退任時、トランプ氏が手渡したものは…
蜜月関係は、マスク氏がトランプ氏肝いりの大型減税を含む「一つの大きく美しい法案」を批判し、廃案にするよう訴えたことを端緒に崩れた。マスク氏は、法案に賛成票を投じた議員は中間選挙で落選させるべきだとの考えを示している。このため、賛成した共和党議員らを落選させるために民主党候補を支援するのではないかとの見方が出ている。
トランプ氏はインタビューで、マスク氏が民主党候補への資金支援を始める可能性を懸念しているかと聞かれ、「彼がそれを行った場合、非常に深刻な代償を払うだろう」と答えた。ただし、具体的な内容は明かさなかった。
また、マスク氏との関係を修復する気があるか聞かれると「ない」と断言。マスク氏を「大統領職に対して非常に無礼だ」と非難した。マスク氏が率いる電気自動車(EV)大手テスラや宇宙企業「スペースX」との関係は終わったと思うかと尋ねられると、「そう思う」と話した。
マスク氏は2024年大統領選で、トランプ氏陣営側に多額の資金援助を行った。米メディアによると、2億5000万ドル(約360億円)以上を投じたという。特に、大統領選全体の勝敗を左右する激戦州での支持拡大に貢献したとされる。
マスク氏は第2次トランプ政権で政府効率化省(DOGE)を事実上率いてきたが、5月末に政権を離脱した。離脱後は、「一つの大きく美しい法案」についての批判を強め、トランプ氏についても「私がいなければ選挙で負けていた」「恩知らずだ」などとX(ツイッター)に投稿。これに対し、トランプ氏は「彼は気が狂ってしまった」などと反撃し、激しいののしり合いになっている。【ワシントン西田進一郎】
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OS5
:2025/06/12(木) 00:05:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4844718e2a15dedd19f4d0f835273887cd451d75
ロサンゼルス・ダウンタウン一部区域、夜間外出禁止令…抗議者の暴徒化受け市長「違反者は逮捕し起訴」
6/11(水) 10:49配信
読売新聞オンライン
10日午後、米カリフォルニア州ロサンゼルスで、抗議者を拘束する米税関・国境取締局(CBP)の当局者ら=後藤香代撮影
【ロサンゼルス=後藤香代】米カリフォルニア州ロサンゼルスのカレン・バス市長は10日、トランプ政権が進める不法移民の摘発作戦を巡り、抗議者の一部が暴徒化していることを受け、ダウンタウンの一部区域に夜間外出禁止令を発令した。
高速道路に囲まれた約2・6平方キロ・メートルの区域が対象で、現地時間10日午後8時から11日午前6時まで継続される。この区域の居住者や通勤者、メディア関係者は、一部の規制が免除される。
バス氏は10日の記者会見で発令の理由について、「破壊行為や略奪を阻止するため」と説明した。「違反者は逮捕し、起訴する」とも述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250611-OYT1T50117/?ref=yahoo
ロスの抗議デモにトランプ大統領「反乱法」言及、「暴動起きれば発動」…軍にも逮捕権限付与で衝突激化か
2025/06/11 19:05
阿部真司
後藤香代
【ワシントン=阿部真司、ロサンゼルス=後藤香代】米国のトランプ大統領がカリフォルニア州ロサンゼルスの抗議デモへの対応で「反乱法」を適用する可能性に言及し、強硬姿勢をエスカレートさせている。発動すれば派遣された海兵隊員らの権限は強化され、デモ参加者との衝突が激化する恐れがある。
不法移民の一斉摘発に抗議するデモ隊(10日、米ロサンゼルスで)=後藤香代撮影
トランプ氏は10日、ホワイトハウスで記者団から反乱法を適用するかどうかを問われ、「もし暴動が起きれば間違いなく発動する」と述べた。
米軍は原則的に国内での法執行が禁じられており、海兵隊員らの任務は連邦政府の職員や施設の警護などに限定されている。しかし、反乱法が発動されれば、軍にも逮捕権限が与えられるため、海兵隊員らが強制的なデモ参加者の排除に乗り出す可能性がある。
反乱法は1807年に制定された。最後に発動されたのは、白人警官が警棒などで黒人男性を暴行したことなどを受けて起きた1992年のロサンゼルス暴動にさかのぼる。
トランプ氏は10日、ノースカロライナ州の陸軍基地で演説し、抗議デモについて「平和、公共の秩序、国家主権に対する本格的な攻撃だ」と厳しい姿勢で臨む考えを示した。抗議デモは全米の主要都市に拡大し、政権への批判が強まっている。首都ワシントンで軍事パレードが予定されている14日には各地で「反トランプ」集会が計画されており、トランプ氏は「(14日に)抗議活動を行えば、非常に強力な力で迎え撃つ」と威嚇した。
これに対し、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は10日夜にインターネット配信した演説で「現職大統領による厚顔無恥な権力の乱用は火に油を注ぎ、市民や警官、州兵を危険にさらした」と指摘し、トランプ氏の行動を「犯罪行為だ」と激しく非難した。
7319
:
OS5
:2025/06/12(木) 22:27:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/65c2a4efd06f29b28409781691730333a3f18af2
カリフォルニア州知事、ロス抗議行動で脚光 トランプ氏に抵抗 米
6/12(木) 20:31配信
時事通信
米カリフォルニア州のニューサム知事=5日、同州コンプトン(ロイター時事)
【ワシントン時事】米ロサンゼルスの抗議活動への対処で強権を振るうトランプ大統領に対し、徹底抗戦するカリフォルニア州のニューサム知事(民主党)が脚光を浴びている。
野党民主党内では、かねて2028年大統領選の候補の一人に取り上げられてきたが、トランプ氏との激突でさらに存在感を高めている。
ニューサム氏は10日に演説し、デモ鎮圧のため一方的に州兵と海兵隊を動員したトランプ氏を痛烈に批判した。「トランプに屈するな」「カリフォルニアでは終わらない。次は他の州、ひいては民主主義だ」との呼び掛けは、次期大統領選を見据え、国民全体に宛てたメッセージと受け止められている。
闘志あふれる姿は支持層を歓喜させる一方、現状はニューサム氏にとって「政治的に危険な局面」(米紙)とも指摘される。州知事として不法移民に寛容な対応を取ってきたことで、政権による移民摘発強化の標的となった側面があるためだ。各種世論調査では、移民の強制送還を支持する声が過半数を占め、移民政策はもろ刃の剣となり得る。
トランプ氏や支持者は、民主党支持の強い「青い州」が犯罪者や不法移民を野放しにしてきたと批判する。米最大の青い州を治めるニューサム氏に「急進左派の象徴」のイメージが定着すれば、幅広い有権者の支持獲得は難しくなる。デモの対応にも繊細なかじ取りが迫られる。
7320
:
OS5
:2025/06/13(金) 18:29:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/baff105f1d5bb2eb903f9e2a433a6a5ca202d7c6
トランプ氏VSカリフォルニア州、深まる対立 移民摘発への抗議デモ
6/13(金) 18:00配信
朝日新聞
ロサンゼルスで12日、連邦政府による移民摘発に抗議する人々=ロイター
米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで続く移民摘発への抗議デモをめぐり、トランプ政権と州政府のさや当てが繰り広げられている。トランプ大統領のカリフォルニア州への攻撃は州兵の派兵にとどまらず、同州の環境規制にまで及んだ。
【写真】ロサンゼルスで2025年6月12日、会見する国土安全保障省のノーム長官=ロイター
トランプ氏は、連邦政府の移民税関捜査局(ICE)による移民の一斉摘発への抗議デモに対応するためとして、計約4千人の州兵と約700人の海兵隊員をロサンゼルスに派遣。一方、カリフォルニア州のニューサム知事は、混乱を生むだけで「不要だ」とし、派兵には州知事の承認が必要だとして提訴していた。
米連邦地裁は12日、トランプ氏による州兵派遣は違憲だとして、一時的に差し止める命令を出した。地裁判決は、州兵派遣は大統領の権限を越えているとし、州知事に指揮権を返還しなければならないとした。
ただ、トランプ政権側の申し立てを受けた同日の上訴審では、この命令をすぐに停止。結果的に州兵が大統領の指揮下で派遣されている状況は変わらないまま、訴訟が続くことになった。
トランプ政権の攻撃の勢いは強まるばかりだ。ノーム国土安全保障省長官は12日、抗議デモが続くロサンゼルスで会見し、「捜査当局や軍はロサンゼルスでの活動を継続し、強化していく。去ることはない」と述べた。ロサンゼルスを「解放」するために移民の摘発を継続し、断固とした態度で臨むと強調した。
朝日新聞社
7321
:
OS5
:2025/06/22(日) 00:38:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/33a1655d81e3b708c2301eff5a12a77dc5b39145
突然の拘束、引き離される家族 ロサンゼルス抗議デモを引き起こした移民強硬摘発の人的犠牲
6/20(金) 18:30配信
CNN.co.jp
ロサンゼルス警察が抗議デモの参加者を押し戻している様子=9日
(CNN) 米移民税関捜査局(ICE)から「不審な」ショートメールが届いたのは、移民の一斉摘発に端を発した抗議運動が激化して、ロサンゼルスに米軍が配備される数日前のことだった。
【画像】連邦政府の建物前で配置につくカリフォルニア州兵
夫宛てに届いたメールは、家族と一緒にロサンゼルス市内の連邦政府事務所に出頭するよう求める内容だった。
「家族全員で出頭しろと言われて本当に驚いた」。そう語るナンシー・ラケル・チリノス・メディナさんはホンジュラスの出身で、夫と共に米国に亡命を申請している。ICEには定期的に出頭していたが、次の予定は9月のはずだった。
チリノス・メディナさんは妊娠9週目で、夫との間に8歳の息子と米国生まれの幼い子どもがいる。6月4日、約20家族と共に、ロサンゼルス市内でICEによって一家全員が長時間拘束された。何が起きているのかほとんど説明もないまま、その晩、夫は逮捕され、国外移送に向けてICEの留置施設に移送された。
「パパは帰ってこないの?」。幼い息子はそう尋ね、その夜遅く、ロサンゼルス郡北部ランカスターの自宅へ戻る車の中で、90分間泣き続けた。
チリノス・メディナさん夫妻は息子を連れて4年前に米国へやって来た。亡命申請は裁判所に退けられ、今はその決定に対して不服を申し立てている。
夫のランダル・イサイアス・ボニーリャ・メヒアさんは今も帰宅できずにいる。裁判所は一家の亡命申請について審理が行われるまで、国外追放を差し止める決定を言い渡した。
一家を襲った出来事は、トランプ政権が強行する移民摘発の人的犠牲の大きさを物語る。政権は定期的に出頭する移民を拘束する一方で、職場での摘発にも乗り出し、南カリフォルニア全域に恐怖が広がった。
移民取り締まりに詳しいカリフォルニア大学ロサンゼルス校のアマダ・アーメンタ准教授は「これほどの規模の取り締まりは見たことがない」と話し、「彼らはマスク姿で現れる。自分たちの身元は明かさない」と指摘した。
武装したICEの係員は装甲車で乗り付けて移民の一斉摘発を行うという。「人々を無差別に捕らえてバンに押し込み、弁護士にも面会させない。弁護士と面会する前に国外退去させたり、他州に移送して支援を妨害したりする」
悲嘆、憤り、不安
ホワイトハウスが1日の逮捕者を増やすよう要求する中で、ここ数週間は移民に大きく依存する産業で移民の一斉摘発が増えている。
ゴールドマン・サックスによると、滞在資格のない移民が米国の労働力に占める割合は4%〜5%程度。しかし農作業や食品加工、建設などの業界では15〜20%以上に上る。
移民政策研究所によると。ロサンゼルス郡の住民は約95万人のうち10分の1を滞在資格のない移民が占める。およそ3分の1は米国に20年以上居住しており、3分の2以上が雇用されている。
ロサンゼルスのホームセンターやアパレル倉庫での一斉摘発を発端として6日に巻き起こった抗議デモは数日間続き、デモ隊と警官隊が衝突する場面もあった。トランプ大統領は7日に州兵をロサンゼルスに派遣。「ICEや国家公務員を守るための一時的な措置」として、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事の頭越しに州兵をロサンゼルス市に配備した。ニューサム知事は「あからさまな権力の乱用」と反発した。
トランプ大統領の移民政策について、南カリフォルニア大学のジョディ・アギウス・バレホ教授は「米国の法的地位を持つ移民の子どもたちや、親族の中に滞在資格のない移民がいる人たちに大きな影響を与えた。国籍を得て市民になった人たちが不安と恐怖に駆られている」「カリフォルニアで移民と無関係な人は一人もいない。だからみんなが街頭に出ている」と指摘する。
7322
:
OS5
:2025/06/22(日) 00:38:50
ロサンゼルスでは、ベビーシッターとして働きながら、ICEの摘発を恐れて暮らす人たちがいる。学年末が近づき、自宅にとどまる子どもも多い。学校で自分たち家族の未来を心配して泣く子どもや、卒業式への出席を見送った保護者もいる。
「既におびえている子どもたちをこれ以上怖がらせることなく、この現実をどう説明すればいいのか」。ヒスパニック系住民が多いボイルハイツ地区の小学校教員、エイドリアン・タマヨさんはそう問いかける。
夫婦で車に乗る時は、「君の方が僕より肌が白いから」と言って妻に運転してもらうというタマヨさん。「こんな風になってしまったのは悲しい」と打ち明けた。
ロサンゼルスの高校で働くソーシャルワーカーのマーサ・メレンドレスさんは、昨年11月の大統領選挙以来、不安を募らせる生徒が増えたと話す。3カ月前には男子生徒の自宅に来た移民担当官が、生徒に銃を突きつけたという。
「ただ腹立たしくて、痛ましく、悲しい」というメレンドレスさん自身、かつて滞在資格のない移民だった。
6日に数十人の移民が拘束されたアパレル倉庫前で取材に応じたレスリー・ケチョルさん(23)は、倉庫で働いていた家族がバンに押し込まれて泣いている人たちがたくさんいたと振り返る。
いとこのイスマエル・ケチョルさん(40)も拘束された1人だった。15年以上前にメキシコから移住して、米国で3人の子どもが生まれた。逮捕された移民の多くは、メキシコ先住民サポテク族の子孫だという。
「みんなが悲嘆に暮れ、憤り、おびえている。家族が連れ去られるのをただ見ているしかなかった」「私たちの社会が攻撃されている」
まるで投獄
夫が拘束されたチリノス・メディナさんは2021年、当時4歳だった息子を連れて、ホンジュラスからメキシコを経由して米国に入り、カリフォルニア州で暮らし始めた。ホンジュラスを離れたのは、バス運転手をしていた夫がギャングから殺人予告を受けたためだった。
ICEには定期的に出頭するなど「指示には全部従っていた」という。
4日は指示に従って一家で出頭したところ、ほかの約20家族とともに待機していた部屋の扉が閉められ、係員が現れて見張りに立った。
「まるで投獄されたみたいだった。座って待っていると、誰かが『助けてくれ、息子が怖がっている』と叫ぶ声が聞こえた。自分も息子に怖い?と尋ねると、震えながらうん、と言った」。チリノス・メディナさんはスペイン語でそう語る。「私たちは離れ離れにされることを恐れた」
やがて係員に呼ばれたチリノス・メディナさんは、子どもたちと一緒に帰宅できると告げられた。しかし夫は解放されなかった。
そのことを告げると、夫は「くじけるな」と言ってくれた。
「彼らはドアを閉めた。夫と再び会うことはできなかった」
夫に犯罪歴はない。しかし今も、カリフォルニア州内のICEの施設に留置され続けている。
「こんなことになるなんて考えもしなかった」とチリノス・メディナさんは言い、トランプ大統領には自分たちのような人々ではなく犯罪者を追いかけてほしいと訴える。「たくさんの家族が苦しんでいる」
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:
OS5
:2025/06/25(水) 18:37:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/75b3dd8ef19507452a15ea320205fbfeff807e85
ニューヨーク市長選の民主党予備選で「大番狂わせ」 33歳急進左派候補が勝利見通し
6/25(水) 14:36配信
産経新聞
【ニューヨーク=本間英士】米東部ニューヨーク市でアダムズ市長の任期満了に伴う11月の市長選に向けた民主党の予備選が24日に実施され、急進左派のゾーラン・マムダニ州下院議員(33)が勝利する見通しとなった。予備選の有力候補で、2021年にセクハラ疑惑で辞任したニューヨーク州のアンドリュー・クオモ前知事(67)が敗北を認めた。米メディアはマムダニ氏の勝利を「大番狂わせ」などと報じた。
市選挙管理委員会によると、開票率96%時点で暫定得票率はマムダニ氏が43・5%、クオモ氏は36・4%。マムダニ氏はX(旧ツイッター)に「ニューヨーク市の新しい時代の夜明けだ」と投稿した。
民主党の地盤であるニューヨーク州では、予備選で勝利した候補が本選でも最有力候補と目される。再選を目指す現職のアダムズ氏も民主党出身だが、汚職疑惑などで人気が低迷しており予備選出馬を断念。本選では無所属候補として立候補する。共和党からは、防犯活動NPO「ガーディアン・エンジェルス」創始者のスリワ氏が出馬予定だ。
マムダニ氏はインド系移民で、本選でも当選すればニューヨーク市初のイスラム教徒の市長となる。中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などを活用した選挙戦略や、市営バス無償化などの公約で若者や移民らの支持を集め、政治的信条が近いサンダース上院議員やオカシオコルテス下院議員ら民主党有力者も支持を表明した。
一方、大企業や高所得者層への増税を掲げているため、富裕層やウォール街関係者は警戒。政治経験の浅さも指摘されている。
中道派のクオモ氏は21年にセクハラ疑惑で州知事を辞任した。ただ、知名度の高さや長年の政治手腕で一時は最有力候補と目され、クリントン元大統領も支持を表明していた。
AP通信はマムダニ、クオモ両候補の対決が「民主党全体に広がるイデオロギーの分断を象徴している」と分析。「クオモ氏のスキャンダルにまみれた過去が対立の構図に独特の色味を加えている」と報じていた。
7324
:
名無しさん
:2025/06/26(木) 09:21:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b2b7c788f4fab3814c9ebc9e424c7434609be08
NY市長有力候補に急進左派の33歳が浮上 予備選で大物抑え優勢に
6/25(水) 16:00配信
朝日新聞
米ニューヨークで2025年6月4日、ニューヨーク市長選の予備選を前に討論会の会場に到着した市長選候補者のゾーラン・マムダニ氏=AP
米国最大の都市ニューヨーク(NY)の市長選で、急進左派系のニューヨーク州議会議員ゾーラン・マムダニ氏(33)が勝利する可能性が出てきた。24日に民主党の予備選があり、集計の中間段階で、本命とされていたアンドリュー・クオモ前NY州知事(67)をリードし、トップに躍り出ている。
【写真】米ニューヨークで2025年6月4日、ニューヨーク市長選の予備選の前に討論会で話すアンドリュー・クオモ氏=ロイター
インド系のマムダニ氏は、商品を卸価格で販売する公営スーパーマーケット設置による物価対策や、市営バスの完全無料化、企業やトップ1%の富裕層に対する増税など、急進左派的な政策が特色だ。無名だったが、終盤になり猛追が伝えられていた。当選すればNY市で初のムスリム市長となる。
最初の開票結果でマムダニ氏は43・5%を獲得。クオモ氏は36・4%にとどまる(開票率96%)。クオモ氏は同日夜、「彼が勝った」と述べた。NY市は民主支持者が多く、同党の予備選勝者が11月の本戦でも勝利する公算が大きいとされる。無所属で出馬する現職のエリック・アダムス市長や共和党候補らと競うことになる。
朝日新聞社
7325
:
OS5
:2025/06/30(月) 17:23:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/b53c50658dae3a35036df29456594f36bc9a1d2a
トランプ氏肝煎り法案に反対 共和上院議員、26年選挙に不出馬表明
6/30(月) 10:58配信
毎日新聞
米共和党のトム・ティリス上院議員=ワシントンで2025年1月29日、AP
米共和党のトム・ティリス上院議員(64)=南部ノースカロライナ州選出=は29日、2026年11月の上院選に出馬しない意向を表明した。ティリス氏は、トランプ米大統領肝煎りの大型減税を含む法案に反対し、トランプ氏が党予備選で対抗馬を擁立する考えを示していた。
トランプ氏は大型減税などの看板政策を盛り込んだ法案を審議している上院共和党に対し、速やかな可決を求めている。ティリス氏は、大型減税の恒久化などと引き換えに盛り込まれた低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の削減に懸念を示し、上院で採決に向けた手続きを進める28日の動議で反対票を投じた。
これに対し、トランプ氏は自身のソーシャルメディアで28日、「スタンドプレーだ」と批判。ティリス氏の対抗馬として党予備選への立候補に意欲を持つ数人と近く面談する考えを示した。
ティリス氏は29日に発表した声明で、「もともと再選には乗り気ではなかった」と内心を吐露。「ワシントンでは近年、譲歩や独立的な考えを実践する指導者たちは絶滅危惧種になりつつある」と党派対立の激化に警鐘を鳴らした。【ワシントン金寿英】
7326
:
OS5
:2025/07/02(水) 11:18:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef446f6243d221e6812aed46bd1f6e860dbf61e2
左派議員、民主予備選で勝利確実 米NY市長選の最有力に
7/2(水) 8:48配信
時事通信
ニューヨーク州下院議員のゾーラン・マムダニ氏=6月24日、ニューヨーク(AFP時事)
【ニューヨーク時事】11月に行われる米ニューヨーク市長選の民主党候補を決める予備選の暫定結果が1日、公表され、左派のニューヨーク州下院議員ゾーラン・マムダニ氏(33)の勝利が確実となった。
同市は民主党支持者が多く、マムダニ氏は本選での最有力候補となる。
予備選は6月24日に投開票された。1日発表された暫定結果によると、マムダニ氏は得票率56%を獲得し、党の指名獲得に必要な50%を上回った。本命視されていたアンドルー・クオモ前州知事(67)は44%にとどまった。最終結果は今月中旬に発表される見通し。
アフリカのウガンダでインド系の家庭に生まれたマムダニ氏は、7歳でニューヨーク市に移住。選挙戦では富裕層への増税や公営スーパーの設置など急進的な公約を掲げ、生活費の高騰に苦しむ若年層を中心に支持を得た。
本選では共和党候補のほか、汚職疑惑を受け無所属として出馬する現職のアダムズ市長(64)らと争う。クオモ氏も無所属として本選に再挑戦する可能性がある。マムダニ氏が当選すれば、同市初のイスラム教徒、インド系の市長となる。
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:
名無しさん
:2025/07/02(水) 21:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/20c8d94365a94701409e62f8c8a80f2b7b6f3f8d
医療削減、与党に渦巻く不満 トランプ減税法案、下院も難航必至 米
7/2(水) 20:32配信
8
コメント8件
時事通信
1日、米大統領専用機内で取材に応じるトランプ大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領の看板政策である大型減税を含んだ法案が1日、上院をバンス副大統領(上院議長)の賛成票の上乗せにより、賛成51票、反対50票の僅差で辛うじて通過した。
与党共和党内で渦巻く低所得者向け医療制度「メディケイド」削減への不満が「難産」の背景にある。法案審議の舞台は2日、下院に移るが難航は不可避だ。
「メディケイドなどは削減されない。無駄と詐欺、乱用の排除によって強化される」。トランプ氏は上院での法案可決後、SNSでそう強弁した。
だが法案では、減税による収入減を補う支出カットの大部分を「約1兆ドル(約144兆円)」(米紙)に上るメディケイドなど医療費の削減が担う。議会予算局(CBO)によると、メディケイド削減で無保険者が2034年度までに1180万人増える。
富裕層を利する減税を、弱者切り捨てで賄う構図に、野党民主党の下院トップ、ジェフリーズ院内総務は法案可決後の記者会見で「国民が命を失いかねない。米史上最大の公的支援削減だ」と非難した。
トランプ氏は大統領選の選挙運動中から「メディケイドには手を付けない」と繰り返し発言してきた。法案への反対を崩さなかったティリス上院議員(共和党)は6月29日、トランプ氏に次の党予備選で「刺客」を立てると脅され、来年の選挙への出馬を断念。上院本会議で「法案はトランプ氏が大統領執務室などで行ってきた約束を裏切るものだ」と批判した。
CBOの最新の見通しによると、法が成立すればメディケイド削減にもかかわらず、34年度までに財政赤字が3兆4000億ドル増える。共和党下院の財政規律派は「法案を修正し、上院に送り返す」(有力議員)と反発を強めている。
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OS5
:2025/07/06(日) 10:13:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/097dcef8c483eeab93040ad3be442b24556aa50b
マスク氏、新党設立を表明 第三極、議会で決定権狙う
7/6(日) 7:29配信
共同通信
イーロン・マスク氏(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米実業家イーロン・マスク氏は5日、X(旧ツイッター)で、新党「アメリカ党」を設立したと表明した。トランプ大統領の肝いりで4日に成立した大規模減税を柱とする法律が大幅な財政悪化を招くと批判。来年11月の中間選挙で共和、民主の二大政党に第三極として割って入り、議会で決定権を握る狙いとみられる。
【写真】米効率化省がマスク氏調査も 反抗やめろとトランプ氏
議会は上下両院とも与党共和党が多数派を握っているが、いずれも僅差。5月下旬まで第2次トランプ政権で「政府効率化省」を事実上率いたマスク氏は一部の保守層から根強い人気がある。世界有数の大富豪で資金力もあり、中間選挙で台風の目となる可能性がある。
マスク氏は、法律がトランプ氏の強い影響下にある共和党主導で成立したことを踏まえ「無駄や汚職で国を破綻させるもので、民主主義ではなく一党支配体制にあるようなものだ」と批判。新党結成は「自由を取り戻す」ためだと訴えた。
4日にXで始めた新党設立の賛否を尋ねるアンケートに約124万件の回答が寄せられ、賛成が65%に上った。
7329
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名無しさん
:2025/07/06(日) 20:51:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8cf11e2f74c6071b45c54064319952165cd858a
トランプ政権 不法移民7人を第三国へ追放 政情不安の南スーダンに
7/6(日) 14:18配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN
アメリカのトランプ政権はベトナムなどからの不法移民7人を出身国ではない第三国のアフリカ・南スーダンに追放したと発表しました。
アメリカ国土安全保障省は5日、ベトナムやミャンマー、キューバなどからの不法移民7人について、第三国の南スーダンに強制移送し、追放したと発表しました。7人以外に南スーダン出身の1人も強制送還したということです。
不法移民をめぐっては、出身国が強制送還を受け入れないケースもあり、トランプ政権は第三国への追放を進めてきました。
これに対して、マサチューセッツ州の連邦地裁が「当事者が不服申し立てを行うための時間が必要である」などとして、差し止めを命じていましたが、連邦最高裁が先月23日に追放を当面認めるとして差し止めを解除していました。
南スーダンは政情不安が続いていますが、国土安全保障省は7人には殺人などの犯罪歴があるとしていて、追放措置を「アメリカ国民の安全のための勝利だ」としています。
TBSテレビ
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OS5
:2025/07/07(月) 09:36:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/96d8019e10276a1297414d0b89999c039c77dcc0
マスク氏、新党「アメリカ党」結成を発表 「自由を取り戻す」
7/6(日) 10:13配信
毎日新聞
トランプ米大統領が開いた閣議に出席したマスク氏=ホワイトハウスで2025年4月30日、ロイター
米実業家イーロン・マスク氏は5日、新党「アメリカ党」を結成したとX(ツイッター)で表明した。マスク氏は、トランプ米大統領が目玉政策として掲げ、4日に成立した大型減税を含む法律を、財政悪化を招くとして繰り返し批判してきた。来年11月の中間選挙で議席を獲得し、共和、民主の2大政党が拮抗(きっこう)する中でキャスチングボートを握ることを狙っているとみられる。
【写真】「アメリカ党」の結成を表明したマスク氏のX投稿
マスク氏は投稿で、共和党がトランプ氏の強い影響力の下、党内外の反対を押し切って法律を成立させたことについて「我々は民主主義体制ではなく、無駄遣いと汚職で破産しかけた一党支配体制の下にある」と批判。「自由を取り戻す」ために新党を結成したと説明した。具体的なメンバーや掲げる政策などは不明だ。
米国では小選挙区制がとられており、2大政党に所属していない政党の候補者が議席を得るのは難しい。しかし、マスク氏は一部の保守層に人気があり、資金力も絶大だ。Xへの4日の投稿では、上院で2〜3選挙区、下院で8〜10選挙区に絞って活動し、議席獲得を目指す可能性を示唆した。
連邦議会は現在、上下両院とも共和党が多数を占めている。ただ、いずれも民主党(上院は民主党系無所属を含む)との議席差はわずかだ。新党が数議席でも獲得すれば、法案や人事案などの採決を巡って、大きな影響力を発揮する可能性がある。
マスク氏は、第2次トランプ政権の発足に伴い、連邦政府機関の縮小や人員削減を目指す「政府効率化省(DOGE)」を事実上率いていた。しかし、5月に政権を離脱すると、大型減税を強く批判し、トランプ氏と激しく対立。法律に賛成した共和党議員を落選させるための運動を展開する意向を示していた。
さらに4日、新党設立の賛否を問うアンケートをXで実施。約125万件の回答があり、賛成が65・4%、反対が34・6%だったという。マスク氏は結果を受け、「2対1の割合で、皆さんは新しい政党を望んでおり、その願いはかなうだろう!」と述べていた。【ワシントン西田進一郎】
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OS5
:2025/07/07(月) 09:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa6c3f3e94f27ee5020a4f561c4e034292f54ea6
マスク新党「決定権」狙うも高い壁…2大政党拮抗、保守票奪い合えば民主党を利する可能性
7/7(月) 7:28配信
読売新聞オンライン
マスク氏=ロイター
【ワシントン=阿部真司】新党設立を表明した米実業家のイーロン・マスク氏には、来年の中間選挙で議席を獲得し、共和、民主両党の議席数が拮抗(きっこう)している連邦議会で法案成否の決定権を握る思惑がある。米国では2大政党制が定着しており、第3政党が進出するには高いハードルがある。共和党候補と保守票を奪い合えば、民主党を利する結果になる可能性がある。
【写真】テスラ車の前でマスク氏と並んで取材に応じるトランプ大統領
マスク氏は5日、X(旧ツイッター)への投稿で、「戦場の正確な地点に極めて集中した戦力」を投入する考えを示した。中間選挙で上下両院の議席を獲得するため、特定の選挙区に照準を定める戦略とみられる。4日の投稿では上院2〜3議席、下院8〜10議席に絞った選挙活動を一案として紹介していた。
議会は上下両院とも共和党が過半数を占めるが、上院(定数100)は共和53、民主系47、下院(定数435)は共和220、民主212と僅差となっている。新党が一定の議席を獲得すれば、共和、民主両党が激しく対立する議会で法案や人事の命運を握る「キャスチングボート」を手にできる。
マスク氏は昨年の大統領選でトランプ氏の陣営に巨額の献金を行い、勝利を後押しした。豊富な資金力を背景に新党の選挙運動を主導するとみられるが、米メディアの多くはマスク氏が目指す議席の確保について、「困難に直面する可能性が高い」(ニューヨーク・タイムズ紙)と厳しい見方を伝えている。
米国には共和、民主両党が長年かけて築いた全国的な組織基盤がある。CBSニュースは5日、投票のあり方を定める州の法律は2大政党制を前提としており、「全ての州法が第3政党の登場を可能な限り困難にしている」との専門家の見方を紹介した。過去の大統領選でも第3政党や無所属候補の挑戦は2大政党の壁に阻まれてきた。
ただ、選挙結果に影響を与えたケースはある。1992年の大統領選では実業家のロス・ペロー氏が無所属で立候補し、保守票が分散したため、現職だった共和党のジョージ・ブッシュ大統領(父)の敗北につながった。
7332
:
OS5
:2025/07/07(月) 09:45:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7369bc6c0e6bd3b63f5aa2690a02f0797061ba7
米ロス抗議1カ月、続くトランプ政権の移民摘発 対立は司法の場にも
7/6(日) 18:00配信
朝日新聞
トランプ政権への抗議デモの参加者ら。移民税関捜査局(ICE)への抗議を示す内容だけでなく、「中間選挙で彼らを捕まえろ」などといった主張もあった=2025年7月4日、米ロサンゼルス、市野塊撮影
トランプ米政権による不法移民の一斉摘発に抗議して始まった、カリフォルニア州ロサンゼルスでのデモから6日で1カ月。デモ自体は小規模になっている一方、いまも移民当局による摘発は続く。政権と地元との対立は司法の場にも広がり、混乱の収束は見通せない。
「米国は異なる民族が力を合わせてつくった国家だ。独立記念日はそれを再認識させてくれる」。祝日だった4日の独立記念日、ロサンゼルス市内であった抗議デモに参加したマイケル・フェガートさん(54)はこう語った。妻はメキシコ移民の2世。「誰か一人の権利が侵害されることを許せば、次は別の誰かの権利侵害につながる。自分にも関係する問題だ」と訴えた。
デモの発端は、移民税関捜査局(ICE)が滞在資格のない不法移民100人以上を一斉摘発したことだった。抗議が広がると、トランプ政権は州兵の導入を決め、その後に海兵隊も派遣した。
朝日新聞社
7333
:
OS5
:2025/07/07(月) 09:47:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/85f8dbfa217dd1eac1a11fdfd9cc4cefa1078e3a
米関税協議で成果乏しく、トランプ氏いらだちか 政権内の足並みに乱れも
7/6(日) 9:33配信
産経新聞
【ワシントン=塩原永久】トランプ米政権は関税措置の一部を9日まで90日間、一時停止し、貿易相手国との協議を進めてきた。当初は「90日間で90の合意」(ナバロ大統領上級顧問)を目指したが、6日までに貿易交渉で合意したのは英国やベトナムなどに限られる。成果は乏しく、米政権内の足並みには乱れもうかがえる。
トランプ大統領が発動した「相互関税」は、上乗せ分を今月9日まで一時停止。その間に各国と集中協議し、続々と妥結に導く筋書きを描いた。
だが、思い通りには進まず、やがて政権幹部から「18の主要国を優先する」などと、交渉対象国の縮小路線に移行した。
米政権が最初に妥結したのは英国で、6月中旬に正式合意した。米国が課した輸入車への25%の追加関税で、英国車は上限10万台まで10%とする低関税枠を導入。米国の農畜産物の輸出拡大に向けた項目も入った。
米国と100%超の関税措置の応酬となった中国とは、関税を大幅に下げることで合意した。
トランプ氏は2日、ベトナムと合意したと表明したが、具体的な内容は不明だ。同氏はベトナムからの輸入品に20%の関税を課す一方、米国からの輸出品は「関税ゼロ」だと説明している。
また、米国はカンボジアとも合意に達したと伝えられるが、詳細は発表されていない。
ロイター通信によるとインドは、米国の自動車関税に対抗し、米国に報復関税を課すと世界貿易機関(WTO)に通知。9日の期限前に激しい駆け引きを続けている。
欧州連合(EU)やカナダも、対米報復措置を準備しつつ、厳しい姿勢で協議に臨んでいる。
ベセント財務長官らは一時期、相互関税の上乗せ分の停止を延長し、協議を継続する姿勢を示していた。ところが、トランプ氏は今月に入り、協議を打ち切り、関税率を一方的に各国に通知すると表明した。各国が強く反発し、ベセント氏ら閣僚が進めてきた協議が水泡に帰す恐れもある。
7334
:
名無しさん
:2025/07/08(火) 21:50:25
>>6667
https://news.yahoo.co.jp/articles/8127df4754e906d8a90445079b8907ff7cf719d0
第3政党の創設者と接触か マスク氏、新党設立巡り
7/8(火) 8:53配信
共同通信
イーロン・マスク氏、アンドルー・ヤン氏(ともにゲッティ=共同)
【ワシントン共同】米ニュースサイト、ポリティコは7日、新党「アメリカ党」の設立を表明した実業家マスク氏が、第3政党「前進党」の共同創設者アンドルー・ヤン氏と接触したと報じた。来年11月の中間選挙で共和、民主の二大政党に第三極として割って入ることをにらみ、動きを活発化させた可能性がある。
ヤン氏はポリティコの取材に対し、マスク氏との接触を認めた上で「二大政党の独占打破を望む人物に興奮している」と強調。今後の連携の可能性に含みを持たせた。いつ、どんな内容の話をしたかは明かさなかった。
ポリティコによると、前進党は年内に全50州で投票用紙に党候補の氏名が記載される資格を得る目標を掲げている。世界有数の大富豪マスク氏は資金力を生かして、中間選挙での候補者擁立と議席獲得を狙っており、選挙戦での協力が議題に上った可能性がある。
ヤン氏は台湾系の実業家で、コロンビア大法科大学院で学んだ。2020年大統領選の民主党予備選に出馬した際、マスク氏から支持を取り付けたこともある。
7335
:
名無しさん
:2025/07/08(火) 22:02:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c88d8f5e7c7cfdc57f81dc084f83b6c34ff55cb
トランプ関税50%の最貧国 国王は再エネに活路 日本に支援要請も
7/8(火) 9:00配信
朝日新聞
インタビューに答えるレソトの国王レツィエ3世=2025年7月3日、東京都千代田区、長島一浩撮影
米国から世界最高の50%の「トランプ関税」を通告されたアフリカ・レソトの国王レツィエ3世が7日までに、朝日新聞の取材に応じた。主力の縫製業は北米市場が主な輸出先で、関税がかかれば深刻な打撃となる。レツィエ3世は「北米市場に依存する危険を目の当たりにした」と語り、エネルギー事業の整備を進める考えを示した。
【写真】「リーバイス」作るアフリカの小さな王国、トランプ関税50%の衝撃
レソトは国連が「最貧国」に指定する、南アフリカに囲まれた人口230万人の小国。政権運営には国王の一族が携わり、国王自身も政治的な影響力を持つ。
レソトは米国が2000年に施行した「アフリカ成長機会法」(AGOA)によって米国への輸出の関税が免除され、米国向けの縫製業が盛んになった。縫製業は国内総生産(GDP)の約2割を占めるまで成長したが、貿易赤字の解消を進めるトランプ大統領は今年4月、レソトに50%の関税を課すと表明した。
関税の発動は一時的に停止されたが、今月9日の停止期限を控え、米国との交渉に進展はないという。先行きの不透明さで一部の受注が停止。米国向けの工場で働く計1万2千人の従業員の一部は、時短勤務を強いられているという。
打開策の一つとして、レツィエ3世は再生可能エネルギーに注力するとした。国土の多くが山岳地帯のレソトは水資源が豊富で、水力発電所を含めたインフラの整備が進めば、「南アなどへ電力を輸出することが可能になる。新たな経済モデルが必要だ」と主張。8月に横浜市で開かれるアフリカ開発会議(TICAD9)で技術面などの支援を日本に求めるという。(多鹿ちなみ、長島一浩)
朝日新聞社
7336
:
OS5
:2025/07/08(火) 22:03:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/35259ab374507a92330b6aaf016b6503516880e9
トランプ関税25%、日本企業に重い負担 拠点見直しや輸出控えも
7/8(火) 20:42配信
毎日新聞
記者会見で、トランプ米大統領から石破茂首相への関税に関する書簡を示すレビット報道官=ホワイトハウスで2025年7月7日、ロイター
トランプ米大統領が日本からの全ての輸入品に対し、8月1日から25%の関税を課すと自身のソーシャルメディア上で明らかにした。発動済みの一律分の税率10%から、企業にはさらに重い負担がかかることになる。関税交渉の長期化やトランプ政権の予測不能な動きを見越し、拠点見直しや輸出を控える企業も出てきている。
【画像】トランプ米大統領が石破茂首相宛てに送った書簡
情報機器メーカーのセイコーエプソンは、売り上げと利益の約2割を米国で稼ぐ。関税コストは価格に転嫁するが、値上げによる販売数量の減少などを加味し、2026年3月期に事業利益ベースで80億円の減益要因になると見込んでいる。
対策として、これまで中国で生産していた米国向けのプロジェクターなどについて、周辺の国に比べて税率の低いフィリピンでの生産に切り替えを進めているという。7月1日の記者会見で吉田潤吉社長は「現段階では顕著な影響は表れていない」とした上で、「フレキシビリティー(柔軟性)をもって気を緩めず対処していきたい。影響を極小化する努力を続けていく」と述べた。
カシオ計算機は5月の決算記者会見で、関税影響を避けるべく米国向けの時計や楽器の一部で出荷を停止していると説明した。当面は現地の在庫でしのぐが、カシオは日本以外に中国やタイなど、トランプ政権が高関税を課す国が主な生産拠点で、体制見直しも検討している。
ソニーグループは、26年3月期の営業利益に1000億円程度の関税影響が出ると試算している。家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」について、生産拠点の分散や米国内の在庫積み増しといった対応を取っている。
トランプ政権が4月2日に「相互関税」を発表した際、日本の関税率は税率10%の一律分と一時停止中の上乗せ分を含め24%だった。発表された税率は更に数字が上乗せされることになる。
ただ、トランプ氏は1日に日本の関税率を30%超に引き上げる可能性も示唆していたため「25%の関税率は想定内」との声も聞かれる。ある電機メーカーの関係者は「米政権の政策は不確実性が高く、関税率や発動時期はさまざまなパターンを想定し影響を試算していた。今回の決定にそこまで大きな驚きはない」と淡々と語った。
帝国データバンクが6月に実施した企業へのアンケート調査(有効回答企業は1万435社)では、トランプ関税について、40・7%の企業が1年以内にマイナス影響があるとみている。今後5年程度では44%の企業がマイナス影響があると回答した。米国への進出を計画していたが、取りやめた(機械製造)という声も出ている。【成澤隼人】
7337
:
OS5
:2025/07/15(火) 09:24:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/eaf69dde278ed15c373ed01fbe7cda46842a90ef
NY市長選、クオモ氏が選挙戦継続へ 予備選を制した民主候補と対決
7/15(火) 8:01配信
朝日新聞
米ニューヨークで2025年6月4日、ニューヨーク市長選に向けた民主党予備選の討論会で、ゾーラン・マムダニ氏(中央)と握手するアンドリュー・クオモ氏(左)=ロイター
11月にあるニューヨーク(NY)市長選に向けた民主党予備選で敗れた前NY州知事のアンドリュー・クオモ氏は14日、本選での当選を目指し、選挙活動を継続すると発表した。
6月の予備選でクオモ氏に勝利して民主党候補となった、NY州議会議員のゾーラン・マムダニ氏と再び戦うことになる。
予備選でクオモ氏は当初リードしていたが、比較的無名の候補だったマムダニ氏の猛追を受け、敗北を喫した。クオモ氏は、セクハラ疑惑で州知事を辞任した経緯も影響したとみられる。
クオモ氏は14日に公開した動画で「私たちの街を救う戦いは終わっていない。マムダニ氏は聞こえのよいスローガンを掲げているが、本当の解決策を示していない」と述べた。
NY市は民主党の牙城(がじょう)で、同党候補が勝利する公算が大きいとされてきた。一方で米メディアは、地元経済界などでは「民主社会主義者」を自任し、急進左派的な政策を訴えるマムダニ氏への警戒感が強いとも伝えている。(ニューヨーク=田中恭太)
朝日新聞社
7338
:
OS5
:2025/07/20(日) 15:43:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3fa9c7a6d29982a799651a046a14f9397a41d9f
「強権」治政、最高裁が後ろ盾 圧力外交、副作用じわり トランプ米政権発足半年
7/20(日) 7:10配信
時事通信
18日、ホワイトハウスで演説するトランプ米大統領(EPA時事)
【ワシントン時事】第2次トランプ米政権が発足してから20日で半年。
この間、トランプ大統領は目玉の大型減税関連法を成立させたほか、不法移民送還や政府職員の大規模リストラ、リベラルな教育・言論機関の弱体化といった公約を断行した。強権的との批判もあるが、保守派の判事が多数を占める連邦最高裁はトランプ氏の「後ろ盾」として機能。与党・共和党が上下両院で多数を占める状況で、ブレーキ役は実質存在していない。
「米国は世界一、魅力的な国になった」。こう誇るトランプ氏の「成果」の一つが、不法移民対策だ。拘束・送還を強硬に進めた結果、バイデン前政権で最大約37万人に達した月間の不法越境者数は、今年6月に過去最低の約2万5000人まで減少。取り締まりは今後、さらに強化される。
また、「左派思想の温床」と忌み嫌うエリート大学や公共放送への政府補助金を大幅削減。十数万人規模の連邦職員解雇や、教育省を含む一部政府機関の縮小も進めた。「政権寄り」の最高裁は、差し止めを求める各種裁判で、相次ぎ暫定的に政府を支持する判断を示している。
外交面では、日本を含む各国に関税の脅しを強めたほか、対外支援を大幅に削減。6月にはイラン核施設を空爆した。ソフトパワーよりも軍事的、経済的威圧を頼む傾向を見せている。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の平均値によると、トランプ氏の支持率は18日現在、45.8%。3月以降、継続して不支持が支持を上回るが、1期目平均の42.8%に比べるとわずかに高い。
一方、政策の副作用も顕在化し始めている。移民労働者が一斉摘発を恐れて出勤せず、農業や食品加工業などの事業者は直接の打撃を受けている。また、減税法が低所得者向け医療制度「メディケイド」の予算を大きく削減したことで、貧しい地方部には不安が渦巻く。野党民主党は共和党の「弱者いじめ」を、来年11月の中間選挙で主要争点とする構えだ。
6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇したが、高関税政策や移民追放の物価への影響が本格化するのはこれから。トランプ氏が執拗(しつよう)に連邦準備制度理事会(FRB)に利下げを迫る姿には、焦りも見え隠れする。
7339
:
OS5
:2025/07/31(木) 10:34:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f433948f99fcdb91d3811325f4fbf5ac11c9b5e
民主・ハリス氏、地元カリフォルニア州知事選に不出馬 大統領選出馬の可能性も
7/31(木) 8:31配信
産経新聞
【ワシントン=大内清】昨年の米大統領選で敗れた民主党のハリス前副大統領は30日、声明を出し、2026年11月に行われる地元・西部カリフォルニア州の知事選への不出馬を表明した。米メディアでは、28年大統領選への出馬に可能性を残したとの見方が強い。
ハリス氏は昨年、バイデン前大統領が選挙戦から撤退したのを受けて民主党の指名を獲得したが、本選で共和党のトランプ候補(現大統領)に惨敗した。その後は、任期制限により27年1月に退任を迎えるニューサム同州知事(民主)の後釜を狙うとの観測が浮上していた。
ハリス氏は声明で、「ここ数カ月、検討を重ねて知事選への不出馬を決めた」と説明。将来的な政治活動については今後、詳細を明らかにしていくとした。
7340
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OS5
:2025/08/06(水) 22:06:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ea99bc774f2fc3b131ab049a9efa85b8d29b08c
米下院選へ「区割り戦争」勃発 共和、中間選挙にらみ攻勢 南部テキサス州
8/6(水) 7:11配信
時事通信
4日、米中西部イリノイ州ウォーレンビルで記者会見するテキサス州選出の民主党下院議員(AFP時事)
【ワシントン時事】来年11月の米中間選挙に向け、南部テキサス州の州議会で、多数派の共和党が自党に有利な下院選挙区の区割り再編を強行しようとしている。
反対する民主党議員団は関連決議案の採決を阻止するため、州外へと「逃亡」。共和党の州知事が民主議員の「逮捕状」を請求する事態に発展し、急速に対立が激化している。
現在、共和党は連邦議会の上下両院で多数派を握り、トランプ大統領に意のままの政権運営を許している。仮に中間選挙で同党が少数派に転じれば、予算案や法案の審議が滞るばかりでなく、民主党がトランプ氏弾劾に動く可能性も出てくる。多数派維持を目指すトランプ氏は、保守派が牛耳るテキサス州共和党に対し、「ゲリマンダー」と呼ばれる恣意(しい)的な区割り変更を働き掛けてきた。
トランプ氏の求めに応じ、同州下院委は共和党に有利な選挙区が五つ増える区割り変更案を承認。民主議員は本会議採決の定数を充足させないため、州外へと脱出した。アボット知事は州警察当局に4日、民主議員を「捜索し、議会へ連れ戻す」よう命じた。
連邦下院のテキサス州の議席配分(定数38、欠員1)は共和党25、民主党12。2年ごとに行われる下院選(定数435)は近年接戦の傾向があり、わずか数議席が勝敗を左右してもおかしくない。
一方、ニューヨークやカリフォルニアなど民主党支持が強い州の知事も「目には目を」とばかり、恣意的な区割りでテキサスに対抗するかを検討している。各政党が「ゲリマンダー合戦」を先鋭化させれば、有権者が平等な条件の下で議員を選ぶという民主主義の根幹は大きく揺らぐことになる。
7341
:
とはずがたり
:2025/08/21(木) 17:43:42
「今すぐ辞任すべきだ!」とトランプ氏、FRB理事の住宅ローン不正疑惑で 解任検討との報道も
https://news.yahoo.co.jp/articles/128fdf9c35298612cd84646d115bfe9e18948b57
8/21(木) 15:54配信
ロイター
トランプ米大統領は20日、米連邦準備理事会(FRB)のクック理事の辞任を要求した。同理事の住宅ローン契約を巡る不正疑惑が指摘されたことを理由に挙げた。 これに対しクック氏は「脅しに屈して辞任するつもりはない」と表明。一方米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ氏が側近に対し、クック氏が辞任に応じなければ解任を検討すると伝えたと報じた。トランプ政権が政治的に対立した相手に対して住宅ローン詐欺の捜査を行うのは、今回が初めてではない。
トランプ米大統領が、FRBに対する圧力をさらに強めている。今回の攻撃の矛先はパウエル議長ではなく、理事会メンバーのクック氏だ。
きっかけはトランプ氏側近の1人、連邦住宅金融局のプルテ長官による指摘だった。プルテ氏は、クック理事がミシガン州とジョージア州に所有する不動産のローン申請で、虚偽の申告を行ったと主張した。プルテ氏はボンディ司法長官に捜査を要請。司法省関係者はこの問題を「非常に深刻に受け止めている」と述べた。
これに対しクック氏は「脅しに屈して辞任するつもりはない」とし、質問に答えるために必要な資料を準備中だと表明した。クック氏はバイデン前大統領によって任命され、FRB理事会に加わった初の黒人女性。
一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ氏が側近に対し、クック氏が辞任に応じなければ解任を検討すると伝えたと報じた。仮にクック氏が辞任または解任となれば、トランプ氏は自らの側近を後任に指名する道が開けることになる。
トランプ氏は、自らの利下げ要求に応じないとしてパウエル議長を繰り返し厳しく批判。
「人々は家を買えない。こいつ(パウエル議長)が間抜けだからだ。彼は金利を高止まりさせている」
トランプ氏は以前、パウエル議長の任期途中での解任を示唆したが、そうした意図を否定する発言も行った。
トランプ政権は過去にも、政治的に対立した相手に対する住宅ローン詐欺の捜査を行った前例がある。これまでにニューヨーク州のジェームズ司法長官や民主党のシフ上院議員がやり玉にあげられたが、両氏とも疑惑を否定している。
7342
:
OS5
:2025/08/24(日) 19:19:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/87ec70deb611e538cda9adfaae283fd058463506
米テキサス州で区割り変更可決 知事署名で共和党有利に
8/24(日) 5:47配信
時事通信
【ニューヨーク時事】米南部テキサス州議会上院は23日未明、来年11月の中間選挙に向け、共和党に有利な下院選挙区の区割り変更案を可決した。
今後共和党のアボット知事の署名を経て成立する。
今回の区割り変更によって、共和党に有利な選挙区は五つ増える。テキサス州は共和党が多数派で、中間選挙で連邦議会の共和党優位を狙ってトランプ大統領が変更を働き掛けてきた。
区割り変更案は20日に州下院を通過したが、同州の民主党議員団はこれまで、採決阻止のために一時州外へ逃亡するなど、激しく反発。州上院でも民主党議員が演説を長時間続けるフィリバスター(議事妨害)を試み、未明の採決となった。
7343
:
OS5
:2025/08/24(日) 19:35:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f78bf8ddbf087075bdb7f97b1667b0cd72dcf54b
米・加州が民主党有利の選挙区案可決 中間選挙へトランプ氏とニューサム氏の対立鮮明
8/22(金) 13:30配信
アメリカのカリフォルニア州議会が、民主党に有利な選挙区案を可決しました。テキサス州で共和党が進める同様の区割り変更へ対抗した形です。
カリフォルニアの州議会は21日、選挙区の区割り変更案を両院で可決し、旗振り役で民主党のニューサム州知事が直ちに署名しました。
変更案が実現すれば、カリフォルニア州選出の連邦議会52議席のうち5議席を民主党が共和党から奪う可能性があります。
これはテキサス州で共和党が議席増に向けてトランプ大統領の要望で推進する計画への対抗策で、こちらも同じ5議席を共和党が民主党から奪うとみられています。
一連の動きは現政権に不利になりがちな中間選挙が来年に迫っていることへの対策で、円滑に議会を運営したいトランプ大統領と大統領選へ出馬が有力視されるニューサム州知事が真向から対立した形です。
テレビ朝日
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