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2004年米国大統領選スレ

51とはずがたり:2004/01/16(金) 11:47
アメリカンは日本人よりも平気で所属政党をオープンにするんでしょうかねえ。
確かにプライバシーの侵害のようですが,逆に日本はなにか支持政党の話しをするのがお互いタブーみたいな所があってそれが現在の投票率の低さに現れているような気もしますな。

52憲政擁護者:2004/01/16(金) 13:43
>>50-51
アメリカでは、少なくとも二大政党は、半国家組織ですからね。
政党というものに対する国民の感覚が違うのでしょう。
アメリカの純内部事情を日本人が怒っても仕方なし…

53とはずがたり:2004/01/20(火) 11:56
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=20yomiuri20040120i102&cat=35
米大統領選幕開け、アイオワ州民主党党員集会始まる (読売新聞)

[(デモイン(米アイオワ州)=伊藤俊行)]米大統領選挙の幕開けとなるアイオワ州民主党党員集会が19日午後6時30分(日本時間20日午前9時30分)、州内各地で一斉に始まった。

 ジョン・ケリー上院議員(マサチューセッツ州)(60)、ハワード・ディーン前バーモント州知事(55)、ジョン・エドワーズ上院議員(ノースカロライナ州)(50)、リチャード・ゲッパート下院議員(ミズーリ州)(62)の4候補者による接戦が予想される。

 アイオワ州党員集会の結果は、27日にニューハンプシャー州で行われる最初の予備選、さらに、その後各州で行われる党員集会・予備選の流れを左右するものとなる。

[ 2004年1月20日9時44分 ]

54とはずがたり:2004/01/20(火) 12:14
先行逃げ切りよりも差し馬の方が個人的には好きだなぁ。ちうか実際問題,先行は息切れして大変なんでは?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040120-00000068-kyodo-int
ケリー氏勝利確実に ディーン氏伸び悩む
 
[(デモイン(米アイオワ州)19日共同)]米大統領選の民主党候補指名争いの幕開けとなるアイオワ州党員集会が19日夜、州内の約2000カ所の集会場で行われ、米CNNテレビは同日午後8時半(日本時間20日午前11時半)、ケリー上院議員の勝利が確実となったと報じた。
 同時刻の公式集計では、ケリー上院議員が37・7%の支持を獲得、エドワーズ上院議員が同32・5%で2位につけた。当初優勢が伝えられたディーン前バーモント州知事は同17・7%、ゲッパート下院議員も同10・6%と伸び悩んだ。
 共和党の現職ブッシュ大統領に対する挑戦者を選ぶレースが本格的に始まり、11月2日の本選挙投票日に向け、米国は長丁場の選挙戦に入った。
 ディーン氏はCNNテレビに対し、「厳しい戦いだった。ケリー氏が勝利するだろう」と述べ、アイオワ州での敗北を認めた。(共同通信)
[1月20日12時5分更新]

55憲政擁護者:2004/01/20(火) 14:47
ケリー氏が何州出身だか忘れましたが、
1970年代以降、当選した民主党候補(カーター、クリントン)はいずれも南部出身です。
そうでないと、今や共和党優位となった南部の白人票に切り込めないということです。

56名無しさん:2004/01/20(火) 19:44
ジョン・ケリーは、民主党の牙城マサチューセッツ州選出です。
党の長老エドワード・ケネディの裏面です。

今回急進したジョン・エドワーズはノースカロライナ州選出です。

57おりーぶの木:2004/01/20(火) 22:08
>>54
ウーン。ケリーか。こうして見るとディーンの方がいいなぁ。
>>55
つーか、最近の大統領って皆、南部じゃないの?
道理で保守化するはずだ。
>>56
エドワードケネディってJ.F.Kの弟だっけ?

58憲政擁護者:2004/01/21(水) 10:34
>>56
どうもありがとうございます。
そうしますと、単純に民主党が勝つことを考えると、エドワーズですかね。
ディーンが指名された場合、本当にマクガバンの悲劇を繰り返すのかどうか。

>>57
レーガンを輩出したカリフォルニア州は、西部として区分されていますよ。

アメリカの保守化は、1960年代の社会風紀の乱れに対する反動で宗教保守が台頭したもので、
保守化したからこそ保守的な大統領を生んだのです。
ただ、仰る通り、保守的な大統領の政策が更なる有権者の保守化を招いた面もあるかもしれませんね。

エドワード・ケネディは、J.F.K.の実弟です。
民主党リベラル派の長老ですが、チャパキディック事件という大スキャンダルを起こして、
大統領への道が閉ざされた人物です。

59とはずがたり:2004/01/22(木) 13:57
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/election2004.html?d=22kyodo2004012201000672&cat=38&typ=t
ケリー氏大差でトップ浮上 次週予備選前の世論調査 (共同通信)

[(ワシントン21日共同)]米大統領選の民主党候補を選ぶ予備選挙が来週行われるニューハンプシャー州で、アイオワ州党員集会で勝利したケリー上院議員が、ボストン・ヘラルド紙(電子版)の世論調査で21日、ディーン前バーモント州知事を10ポイントの大差で引き離し1位となった。

 ボストン・グローブ紙(同)の世論調査でも、ケリー氏がディーン氏を抜いて1位に浮上した。

 ヘラルド紙調査ではケリー氏が支持率31%で1位、ディーン氏は21%で2位。3位はニューハンプシャー州で集中的に支持獲得を進めてきたクラーク退役大将で16%。

 グローブ紙の調査ではケリー氏27%、ディーン氏24%、クラーク氏17%だった。

[ 2004年1月22日10時57分 ]

60とはずがたり:2004/01/22(木) 14:00
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/ke/edward.html
ケネディ,エドワード・ムーア
Kennedy,Edward Moore
1932(昭和7)年生
アメリカの政治家
ジョセフ・P・ケネディの四男
妻、ジェーン
ジョン・フィッツジェラルド・ケネディの末弟
1962(昭和37)年〜 マサチューセッツ州上院議員
1969(昭和44)年7月18日 チャパキディック事件
 18日深夜、チャパキディック島に架かる橋で自動車事故を起こす
 この事故で助手席に乗っていた秘書メアリー・ジョー・コペニクが死亡
 この事故で懲役2ケ月(執行猶予つき)の判決を受ける
1980(昭和55)年 民主党大統領予備選挙候補 落選

61名無しさん:2004/01/22(木) 14:54
質問なんですが、、、
今の時点で副大統領候補ってのはどうなってるんですか??
ケリーの副大統領候補XX
ディーンの副大統領候補XXとかいるんですか??
それとも、まだ未定で、ケリー・クラーク連合なんかして
クラークが副大統領候補になったりするんんですか??

62とはずがたり:2004/01/22(木) 15:05
確かにそこんとこどうなっているんでしょうか。誰か知りませんかな?
大統領が指名するのだったかと思いますが,どの時点で決めるんですかねえ?
まだ副大統領候補なんて全然聞かないけどどうなってるんでしょうか。

63とはずがたり:2004/01/22(木) 15:13
http://usembassy.state.gov/posts/ja1/wwwhs001.html
大統領候補になるまで

結構詳しく書かれてますが副大統領候補の選出には殆ど触れてませんね。

64憲政擁護者:2004/01/23(金) 14:37
>>61-63
確かに今の時点では、どの候補者も副大統領候補者を持っていません。
党公認の決定した大統領候補が、全国党大会で副大統領候補を指名し、承認を得て決定します。
大概は、各党の全国大会直前になると発表されるので、注意してご覧になっていて下さい。

また、ケリー・クラーク連合のように、大統領予備選に出馬した候補者が副大統領になることは、大いにあり得ますよ。
最近ですと、1980年の共和党予備選でレーガンに敗れたブッシュ(父)が副大統領候補になった例があります。

選挙戦略上のことを言えば、副大統領候補は大統領候補と対照的な人物を選ぶ例が多いようです。
1980年の共和党は、保守派・レーガンに対して中道派・ブッシュ(父)、
1960年の民主党は、北部若手議員・ケネディに対して南部ベテラン議員・ジョンソンという具合ですね。
1992年の民主党のように、共に南部中道派若手のクリントン・ゴアという組み合わせは、稀なようです。
現職のブッシュとチェイニーは、同じ保守派ですが、若手とベテランの組み合わせですね。

65憲政擁護者:2004/01/26(月) 23:40
本日は最後のアメリカ政治史の講義を受けて参りました。
現代の米国政治は、政党がイデオロギー的に純化されると同時に、
共和党・民主党共に有権者の4割を固定票として持っているそうです。
残りの2割の無党派層が帰趨を決することになりますし、
余程のことがない限り接戦になるようです。

因みに、ブッシュ大統領は基盤の保守層からも批判を受けているとか。
そのグループと、批判の理由を記しておきます。
① libertalian 軍拡による政府の肥大化
② civil libertalian 警察捜査権限強化に対する批判
③ neo-conservative 対中国接近と台湾住民投票牽制

まあ、現職有利という一般論は別として、何があるか分かりませんよ。
ケリー氏が台頭しているようですが、彼が中間層を引き付ければ、政権交代もありえる気がしますね。

6661:2004/01/27(火) 18:11
ありがとうございます!!!
なんか、いまんとこケリーが引き離しつつあるなって感じですね。
ブッシュを倒すには中道・無党派層をひきつけられるケリーが、
イラク情勢の極端な悪化した場合ディーンなんでしょうけど
極端に悪化するなんて考えられづらいですね。

また教えて君ですけど、改革党ロス・ペローやラルフ・ネーダーのような
有力候補は出そうなんですか???

67杉山真大:2004/01/27(火) 22:53
>>66
ネーダーは出るそうです。民主党のクシニッチ候補を支持していた様ですが、支持率が伸び
悩んだまま予備選から撤退したので、自ら打って出る動きを見せ始めています。
ただ、緑の党は今回ネーダーを推さずに別の候補者を立てるのですが・・・

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

68憲政擁護者:2004/01/28(水) 01:14
ネーダーにしろ、緑の党公認候補にしろ、出馬すれば民主党の票を減らし、
接戦が予想される中でブッシュを利することは明白なんですけどね。
現に、ネーダー票でゴアが選挙人を獲得できなかった州がいくつあったでしょう。
どこかの国のどこかの党と同じくらい、頭が悪いですね。

6961:2004/01/28(水) 01:23
ということは、民主党以外のリベラル派の有力候補は居なくなりそうですね。
2000年の選挙みたいにはなって欲しくないですね。。

7061:2004/01/28(水) 01:27
この前のフランス大統領選なんか
模範的な選挙かもしれませんね。。。

71ホントは…?@奄美大島:2004/01/28(水) 11:14
何かのお役に立ててください。
民主党の候補者別代議員獲得一覧表。
http://www.cnn.com/ELECTION/2004/primaries/pages/scorecard/index.html

72しょむ研水泡:2004/01/28(水) 14:13
民主党はネーダー氏を推薦すべきでしょうな。このままではアメリカも日本も
フランスの「ルペンvsシラク」と何ら変わらない。

7361:2004/01/30(金) 02:33
>>71
ありがとうございます。
日本語サイトで候補者9人を紹介してるページすらないですよね。

7461:2004/02/05(木) 00:09
決まりかなぁ。。。

米大統領選、民主党候補者7州予備選の開票結果

 [ワシントン 3日 ロイター] 米大統領選の民主党候補指名争いは、南部・南西部
など7州で予備選・党員集会が一斉に行われた。米メディアの集計によると、ジョン・ケ
リー上院議員がミズーリ、デラウェア、アリゾナ、ノースダコタ、ニューメキシコ州の5
州で勝利した。一方、サウスカロライナ州はジョン・エドワーズ上院議員が勝利、またオ
クラホマ州はウェズリー・クラーク元北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍最高司令
官が勝利した。

 調査に基づく州別の各候補者の得票率は以下の通り。(◎印は勝利した候補者)

 <サウスカロライナ州>
 *全米5つのメディアが94%の選挙区で行った出口調査
 ◎エドワーズ氏・・45%
  ケリー氏・・・・30%
  シャープトン氏・10%
  クラーク氏・・・・4%

 <ミズーリ州>
 *全米5つのメディアが87%の選挙区で行った出口調査
 ◎ケリー氏・・・・51% 
  エドワーズ氏・・25%
  ディーン氏・・・・9%
  クラーク氏・・・・4%

 <オクラホマ州>
 *全米3つのメディアがすべての選挙区で行った調査
 ◎クラーク氏・・・30% 
  エドワーズ氏・・30%
  ケリー氏・・・・27%
 
 <デラウェア州>
 *全米5つのメディアがすべての選挙区で行った出口調査
 ◎ケリー氏・・・・50% 
  エドワーズ氏・・11%
  リーバーマン氏・11%
  ディーン氏・・・10%

 <ノースダコタ州>
 *全米メディアがすべての党員集会場で行った調査
 ◎ケリー氏・・・・51% 
  クラーク氏・・・24%
  ディーン氏・・・12%
  エドワーズ氏・・10%

 <アリゾナ州>
 *全米5つのメディアが93%の選挙区で行った出口調査
 ◎ケリー氏・・・・43% 
  クラーク氏・・・27%
  ディーン氏・・・14%

 <ニューメキシコ州>
 *全米4つのメディアが49%の選挙区で行った調査
 ◎ケリー氏・・・・38% 
  クラーク氏・・・23%
  ディーン氏・・・20%

(ロイター)

7561:2004/02/05(木) 10:05
ケリーvsディーンのイメージからケリー=中道だと思ってましたが、
比較的リベラルイメージが強いんですねぇ、、、

「投票新記録」続々…米大統領候補選びに熱い民主
 【コロンビア(米サウスカロライナ州)=永田和男】米民主党の大統領選候補選びは3日、ジョン・ケリー上院議員が7州のうち5州で勝利し先頭走者の地位を固めたが、激戦の中、各地の予備選や党員集会の参加者数が新記録を更新し、サウスカロライナ州では過去最高の2倍以上。“打倒ブッシュ”を託せる候補探しで民主党の熱気が目立っている。
 3日朝、同州の州都コロンビアはあいにくの雨。だが記者会見したジョー・アーウィン同州民主党委員長は「これまでの投票記録を大きく更新しそうだ」と紅潮した表情だ。果たして投票数は約29万票で、過去最高だった1992年の約11万4千票をはるかにしのぐ快記録となった。
 先月のアイオワ州党員集会、ニューハンプシャー州予備選でも、参加者数はそれぞれ過去最高かそれに近い数字を記録した。
 なぜ予備選が盛り上がるのか。同委員長は「反ブッシュ感情だ」と言い切る。
 「内輪もめで有名な民主党だが、この大統領を倒したいという思いでは結束している」というのだ。
 そもそも、ブッシュ政権は、激しい遺恨を残した前回大統領選挙で生まれ、その後も、京都議定書からの離脱や富裕層優遇とされる大型減税、失業増大、イラク戦争と、ことごとく民主党員の反発を招いて来た。
 「大量破壊兵器も結局なかったというじゃない。何のために戦争したの?」(ケリー氏支持の元教員ジュディー・キングさん=61)、「大統領は各国の協力を取り付けないまま戦争を始めて米国の立場を悪くした」(エドワーズ上院議員支持の元海兵隊員レオン・ハーパーさん=49)と、支持は違っても反ブッシュ感情の強さは同じだ。
 ではケリー氏は大統領を倒せるのか。
 各種世論調査で、国民の少なくとも半数はイラク戦争の意義を認めているだけに、イラク戦後統治の状況さえ改善すれば、政権支持率は回復し、民主党には逆風となる可能性が高い。
 リベラルなイメージのケリー氏が、穏健・保守層を含めて全米規模の支持を得られるか不安も残る。
 ギャラップ社の2日の世論調査では、ケリー支持率が大統領を上回った。しかしこの勢いが11月まで持続するかどうかは予断を許さない。

76とはずがたり:2004/02/06(金) 11:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00001013-mai-int
<米大統領選>ディーン氏、選挙戦から撤退も 民主党

 【ワシントン佐藤千矢子】米大統領選の民主党指名争いで、ディーン前バーモント州知事(55)は5日、支持者に献金を呼びかける電子メールで、17日のウィスコンシン州予備選で勝てなかった場合には、選挙戦から撤退すると表明した。ディーン氏は、背水の陣を敷いて同州の決戦に臨むが、巻き返しは厳しい情勢だ。

 ディーン氏は、支持者に「レースはつまるところ、ここにかかっている。勝利すれば我々は3月2日(のスーパーチューズデー)に進み、(ディーン氏とケリー上院議員の)2候補の戦いになる。それ以外の場合、我々はレースから外れる」と訴えた。(毎日新聞)
[2月6日10時27分更新]

7761:2004/02/06(金) 18:50
考えてみると、アメリカの大統領候補って多いですね?
自民党総裁選だと、前回は4人だし
民主党でもだいたいそんなもんですよね。

78とはずがたり:2004/02/11(水) 16:54
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=11yomiuri20040211i106&cat=35
米大統領民主予備選、ケリー氏が2州制す…12勝2敗 (読売新聞)

 【ワシントン支局】米CNNテレビは、10日に投票が行われた米大統領選の民主党候補を決めるバージニア、テネシー両州で行われた予備選で、ケリー上院議員が勝利したと伝えた。

 これで、ケリー氏は、14州で行われた予備選・党員集会の通算成績を12勝2敗とした。

[ 2004年2月11日15時17分 ]

79とはずがたり:2004/02/14(土) 07:27
ブッシュ再選は今回も藪の中だ!

ブッシュ大統領支持率、就任後最低の50% 米紙調査
http://www.asahi.com/international/update/0214/002.html

 米政府がイラクとの戦争を正当化するため、イラクが大量破壊兵器(WMD)を持っていると誇張したり、ウソをついたりしたと米国民の2人に1人が考えていることがわかった。ワシントン・ポスト紙が13日、世論調査の結果として報じた。大統領の支持率も50%に急落し、01年に就任してから最低となった。

 世論調査は10、11日に実施された。ブッシュ大統領は8日放映のテレビ番組で「イラクはWMDを持つか隠している」との開戦前の発言は誤りだったと認めたうえで、「製造能力はあった」と戦争の正当化を試みたが、裏目に出ているようだ。

 イラクがWMDを持っているという証拠について、米政府が「ウソをついた」と思う人は21%、「故意に誇張した」と思う人は31%で、逆に「故意に誇張はしていない」と思う人は42%だった。ただ、誇張していたかどうかは別にしてブッシュ政権が「イラクはWMDを持っている」と率直に信じていたと思う人は68%に上った。

 経費と利益を勘案して「イラク戦争は戦う価値があった」と思う人は、1月中旬の前回調査と比べて8ポイント減の48%で、開戦以来初めて5割を切った。

 大統領の資質への評価も軒並み低下している。「正直で信用できる」は52%で就任以来最低。「強い指導者」は61%で01年の同時多発テロ以降では最低になっている。

 このため、支持率自体も前回より8ポイント減の50%に急落した。最高は、米同時多発テロの翌月の01年10月に記録した92%。

 民主党候補者指名のトップを走るケリー上院議員と一対一で選挙したと想定すると、ケリー氏52%対大統領43%と9ポイント差をつけられている。

(02/14 02:18)

80とはずがたり:2004/02/15(日) 01:01
経歴詐称のブッシュと安倍晋三と小泉純一郎はとっとと辞めぇ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000202-yom-int
ホワイトハウス、大統領の州兵文書数百ページを公表

 【ワシントン=永田和男】ブッシュ米大統領がベトナム戦争中に州兵としての任務を全うしていたか否かをめぐる軍歴疑惑で、ホワイトハウスは13日、大統領が州兵だった5年あまりの勤務状況や健康診断の記録類数百ページを新たに公表した。

 マクレラン大統領報道官は13日「われわれの理解ではこれがすべてだ」と述べ記録の全体を入手できたとの認識を表明した。同報道官によると、大統領が全面公開を指示した。

 しかし発表後の米メディアの反応は、疑惑解消にはなお不十分との見方が大勢。AP通信は今回発表の文書では、特に問題となっている1972年のアラバマ州での勤務状況に関する新たな記録が見当たらないと指摘している。

 また今回発表の文書では、テキサス州空軍が72年8月1日付で、所定の健康診断を受けていないことを理由にブッシュ氏の飛行資格を停止したことが判明。これについてホワイトハウスは、同年5月からアラバマ州空軍に移籍し航空機を操縦する任務に就かないことがわかっていたので、診断を受ける必要がないと判断したと説明。飛行任務を逃れるため診断を避けたとの説を否定している。

 ブッシュ氏は72年中にアラバマからテキサス州空軍に復帰し翌年9月に名誉除隊となっている。(読売新聞)
[2月14日13時8分更新]

81とはずがたり:2004/02/15(日) 10:41
良い傾向だ。

支持率急落、慌てるブッシュ陣営
http://www.asahi.com/international/update/0214/013.html

 ブッシュ米大統領が支持率急落に慌てている。ベトナム戦争時代に兵役を全うしなかったという疑惑が収まらず「信頼性が問われている」(タイム誌)との指摘まで出始めたからだ。再選をめざす同氏にとって致命傷ともなりかねないだけに13日には、11日に続いて当時の勤務状況を示す資料を大量に公表したが、それでもメディアの納得は得られなかった。追い詰められた陣営は、民主党の本命ケリー上院議員に対するいわゆるネガティブ・キャンペーン(敵対的選挙運動)まで、予定を早めて始めた。

 問題となっている疑惑は、ブッシュ氏が72年にアラバマ州空軍に在籍した当時、勤務をさぼったのではないかというものだ。民主党側が「無断離隊者(AWOL)」と断じ、ベトナム戦争の英雄だったケリー氏との違いが際立っている。

 ちょうど、イラクは大量破壊兵器(WMD)を備蓄していなかったというデビッド・ケイ前米調査団長の爆弾発言で、政権不信が募っていた時だっただけに、民主党の狙いは的中。昨年12月のフセイン元イラク大統領の拘束直後には60%台まで上がった支持率は、過去最低の50%前後にまで落ち込んだ。

 ブッシュ氏は、ケイ発言に危機感を感じると、WMD問題を検証する独立調査委員会の設置を決めたり、核不拡散の新提案をしたりと、現役の強みを生かして関心をそらそうとしたが、思うような効果は出ていないようだ。

 陣営は、これだけでは不十分とみて12日夜からは、公式サイトでケリー氏批判を始めた。「無節操 第1章」と題するビデオ映像付きメッセージで、ケリー氏が「ブッシュ政権は薬品会社やエネルギー会社など特殊利益集団と関係が深い」と批判していることを逆手に取って、「ケリー氏は上院議員で最もロビイストから献金をもらっている」と非難する内容だ。

 こうした敵対的選挙運動は当初、民主党の指名候補が確定する4月から始める予定だったが、予想以上に追い込まれたため繰り上げた。 (02/14 23:14)

82憲政擁護者:2004/02/17(火) 22:56
私のいない間に、ケリー上院議員が民主党公認候補となることが濃厚になりましたね。
以前にも申しました通り、現在の米国は共和党支持40%、民主党40%、無党派20%という構図となっています。
今のままで行けば、ケリーが無党派層争奪戦を制するでしょう。
ただ、選挙は何が起こるかわかりませんけどね。

83杉山真大:2004/02/23(月) 09:47
やっぱケリーでも「生温い」と思ったんでしょうかね。
もっとも、これでケリーが中道へとシフトしてくれれば、ネオコンべったりのブッシュJr.の当選も危うくなそうな気もするのですが。

ラルフ・ネーダー氏出馬表明 米大統領選、民主に影響?
http://www.asahi.com/international/update/0223/001.html

 米国の消費者運動家、ラルフ・ネーダー氏(69)が22日、NBCテレビの討論番組に出演し、11月の米大統領選に無所属で出馬する
と表明した。前回00年も緑の党から立候補した。民主党支持票の一部が流れる可能性があり、同党の候補にとっては打撃になりそうだ。
 AP通信によると、立候補の理由を「2大政党による政治の独占に挑戦するため」と語った。
 60年代に欠陥車問題を取り上げた消費者運動の先駆的リーダーとして知られる。00年は民主、共和2大政党の候補者の選挙運動
に、巨費が投じられることなどを批判して出馬し、約290万票を獲得。民主党はゴア副大統領(当時)の落選の一因になったと批判した。
今回も同党はネーダー氏に出馬しないよう働きかけていた。                                     (02/23 00:52)


[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

85とはずがたり:2004/03/13(土) 17:43
ケリー候補、世論調査でブッシュ大統領をリード-7ポイント差に拡大 (ブルームバーグ)http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=13bloombergto9249546&cat=10
3月12日(ブルームバーグ):世論調査会社のアメリカン・リサーチ(米ニューハンプシャー州マサチューセッツ)が実施した最新調査によると、民主党の大統領候補となるジョン・ケリー上院議員(マサチューセッツ州)は、ブッシュ大統領に対するリードを7ポイントに広げた。

  同調査によると、ケリー候補を支持する回答は50%と、ブッシュ大統領の43%を上回った。7%はまだ支持を決めていないと回答した。同調査は、登録有権者770人を対象に3月9-11日にかけて実施した。誤差率はプラス・マイナス3.5ポイント。

  ケリー候補のリードは、1、2月に比べ拡大している。2月の調査ではケリー候補支持が48%に対しブッシュ大統領支持が46%、1月はそれぞれ47%対46%と、ほぼ互角だった。

  ケリー氏は来週にも、民主党候補として指名が確定する見通し。アメリカン・リサーチによると、独立候補として出馬の意向を表明している米消費者運動家のラルフ・ネーダー氏を加えた世論調査では、ケリー候補が48%、ブッシュ大統領が42%の支持を得、その差は6ポイントになった。ネーダー氏への指示は2%だった。

原題:Kerry Leads Bush, 50 Percent to 43 Percent, in Poll (Update2)(抜粋)

[ 2004年3月13日13時34分 ]

86おりーぶの木:2004/05/06(木) 00:15
>>85
米軍によるイラク兵捕虜虐待でさらに泥沼化しそうでますます混沌としてきましたねぇ。

87magenta:2004/05/14(金) 23:38
「危険水域」のブッシュ支持率=40%台に低迷、響く虐待問題−米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00000329-jij-int

【ワシントン13日時事】イラクの刑務所で起きた米兵によるイラク人虐待は、全米に衝撃を与えているが、これに伴って、ブッシュ大統領の支持率が落ち込んでいる。
ピュー・リサーチ・センターが12日発表した最新の世論調査でも、同大統領の仕事ぶりを評価する回答は44%と低迷し、民主党の大統領候補に確定しているケリー上院議員(マサチューセッツ州)には、50%対45%でリードを許すなど、再選に黄信号がともる「危険水域」(ロイター通信)に入ってきた。 (時事通信)
[5月13日15時2分更新]

89とはずがたり:2004/06/14(月) 14:17
民主ケリー氏の副大統領の誘い、共和マケイン氏ヒジ鉄
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040612-00000313-yom-int

 米主要メディアは11日、民主党の大統領候補となるジョン・ケリー上院議員が、共和党のジョン・マケイン上院議員に副大統領候補となる意思があるかどうか非公式に打診していたと一斉に報じた。

 マケイン氏は拒否しているという。

 マケイン氏は、同じベトナム帰還兵のケリー氏と親しい一方、共和党内では2000年大統領選予備選に出馬して以来ブッシュ大統領とやや距離を置く存在。ケリー氏が民主党候補に確定してからは、マケイン氏が副大統領候補の“大穴”として下馬評に上っていたが、ケリー氏による打診が明るみに出たのは初めて。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が両氏に近い筋の話として報じたところによると、ケリー氏は3月から6月初めにかけて少なくとも7回、電話などでマケイン氏に副大統領候補に関心があるか探ったが、マケイン氏はもともと副大統領職に興味はないとの回答を繰り返したという。

 過去には、1864年大統領選で共和党のリンカーン大統領が民主党のアンドリュー・ジョンソンとコンビを組んだ例があるが、他党から副大統領候補を選ぶのは異例中の異例。ワシントン・ポスト紙(電子版)は、「打診がどれほど真剣かは不明」としながらも、ケリー氏はマケイン氏とのコンビを考慮する構えを見せるだけで、無党派層や一部共和党支持者にアピールするメリットがあると解説している。

 最近のCBSテレビの世論調査では、ケリー、マケインの超党派コンビなら、ブッシュ、チェイニーの現職コンビを支持率で14ポイントも上回るとの結果が出ている。だが、マケイン氏の拒否姿勢が固い上、民主党内でも奇策には懐疑的な意見が強いことから、夢のままで終わりそうだ。(読売新聞)
[6月13日0時0分更新]

90とはずがたり:2004/06/18(金) 12:47
「ただ可能だったから」 クリントン氏が不倫理由語る
http://www.asahi.com/international/update/0617/010.html

 「およそ考えられる最悪の理由でやってしまった。それは、ただ単に『可能だったから』だ」

 クリントン前米大統領は、自らの弾劾訴追にまで発展した元ホワイトハウス実習生、モニカ・ルインスキーさんとの不倫に踏み込んでしまった理由について、20日放送予定のCBSテレビのインタビュー番組のなかでこう語った。22日に予定されている自叙伝「マイライフ」の発売を前に出演したもので、事前に収録された内容の一部が16日、公表された。

 クリントン氏はまず、振り返って後悔している失敗としてこの不倫をあげて、「大変な道徳的過ち」だったと認めた。さらにその理由を説明したうえで「道徳的にみて、まったく弁明の余地のないものだった」とも述べた。

 発覚後、ヒラリー夫人には「不興をかい」、娘のチェルシーさんとの関係も疎遠になってしまう恐れがあったという。離婚の危機もあったが、家族全員で1年以上にわたるカウンセリングを受け、何とか乗り切ることができたという。

 ただし、不倫もみ消し疑惑をめぐり、弾劾訴追を受けたことについては「(検察側の)権力の乱用だ」と反発。「違法であるため、私は汚点とは思わなかった。戦い全体が名誉の印だった」と一転、強気をみせた。「決して辞任は考えなかった」とも述べた。

 一方、大統領としての最大の功績は、「国内で2200万人の雇用を創出した」経済運営だったと説明。外交面ではコソボ紛争の終結を挙げた。

(06/17 20:08)

91とはずがたり:2004/06/19(土) 20:55
マケイン氏がブッシュ氏応援 民主党副大統領説に終止符
http://www.asahi.com/international/update/0619/011.html

 4年前の米大統領選でブッシュ大統領と共和党候補指名を争ったマケイン上院議員が18日、今年初めてブッシュ氏の応援演説をした。ブッシュ政権に批判的だったため、民主党大統領候補のケリー上院議員が副大統領候補を打診してきたが、その申し出を断ってブッシュ氏の支持を表明。ベトナム戦争の英雄だったマケイン氏の参入は力強い援軍になりそうだ。

 マケイン氏はワシントン州の米軍基地で開かれたブッシュ氏の演説会に登場。イラク戦争について「正義と不正義との戦い、善と悪との戦いであることは明白。我々の生存をかけた戦いだ」と語り、ブッシュ氏の戦争観を支持。ブッシュ氏に対して「彼は明快な倫理で我が国を導き、断固とした決意で無条件の勝利を達成した」と称賛した。

 マケイン氏はイラクの戦後復興で米軍の増派を一貫して主張し、応じないブッシュ政権を批判してきた。大型減税や環境政策にも批判的だった。このため、同じベトナム復員軍人で気心の知れたケリー氏が共和党支持層を切り崩そうと副大統領候補を何度も打診した。

 しかし、ブッシュ氏の選挙参謀であるカール・ローブ大統領顧問が和解を働きかけていた。マケイン氏は大統領選と同時にある上院議員選で改選を迎えるため、共和党議員としてはブッシュ氏に協力する姿勢を見せた方が有利と判断したと見られる。

(06/19 19:55)

92とはずがたり:2004/06/22(火) 19:32
「見えない米駐英大使」退任へ 論功行賞のポスト続く?
http://www.asahi.com/international/update/0622/004.html

 米国のファリシュ駐英大使が7月10日付で、退任する意思を表明した。外交の表舞台や英メディアにめったに登場せず、3年間、「見えない大使」と揶揄(やゆ)され続けた。後任大使は当面、指名されない見通しで、英国では、米大統領選をめぐる駆け引きに、このポストが使われるのではないか、という憶測が盛んだ。

 ファリシュ氏は19日付の英紙タイムズに寄稿し、「家族とビジネスのため、ロンドンでの仕事を終える」と述べた。7月中に米ケンタッキー州に戻るという。

 01年8月に赴任。1カ月後に母国を襲った同時テロ事件の翌日、BBCラジオで簡単な声明を読み上げたものの、その後はメディアから姿を消した。公邸では頻繁にパーティーが催されたが、大使が自ら顔を見せる機会は少なかった。

 ファリシュ氏は競走馬の飼育で財をなしたビジネスマン。ブッシュ大統領の一族と旧知で、00年の大統領選の際、ブッシュ陣営に多額の資金を提供したとされる。大使に指名されるまで、外交の経験はなかった。

 論功行賞で選ばれた米国大使を迎え入れるのに慣れているとはいえ、イラク戦争をめぐり、市民の反米感情が高まった時期にも黙り込んだファリシュ氏にはあきれた、という英国人は多い。11月の米大統領選でだれが勝つにせよ、大口献金者に大使ポストを割り振る慣行が続けば、批判が高まることもありそうだ。

(06/22 08:39)

93とはずがたり:2004/06/23(水) 13:36
左派のいないアメリカではリベラル←中道→保守なんですな。

クリントン回想録、大統領選に波紋
http://www.asahi.com/special/usaelection/TKY200406230171.html

 クリントン前米大統領が回想録「マイライフ」の宣伝活動を大々的に展開していることが、米国内の政治に関する話題もさらっている。民主党側は大統領選の指名候補に確定しているケリー上院議員の選挙運動と連動して盛り上げをもくろむが、共和党側は旧敵の登場に結束して批判を展開。クリントン前政権をめぐる論議が、にわかに起きている。レーガン元大統領の死去に続いての大イベントに、肝心の大統領選がかすんでしまいそうな情勢となっている。

 「大統領の本の出版と宣伝ツアーを歓迎する」

 ケリー氏は発売日前日の21日、CNNテレビのインタビューでこう答えた。その理由については「我が国の経済や政策の方向性に関してとてもすばらしい時代があったことを、大統領の本は米国人に思い出させてくれると思うから」と語った。

 米国史上最長期間、景気拡大の継続を実現させたクリントン前政権は、民主党にとって貴重な政治的財産だ。ケリー氏も演説で「クリントン大統領の指導力で93年に経済は好転し、財政は均衡し、財政赤字はなくなり、2200万人の雇用を創出した」と強調。「クリントン政権の8年間が好きだったら、ケリー政権の最初の4年間も好きになるはずだ」と訴えている。

 クリントン氏の政策継承を訴えることで狙う効果はそれだけではない。ケリー氏は政治専門誌による03年の投票行動分析で、「最もリベラルな上院議員」とランク付けされた。民主党中道派だったクリントン氏を持ち出せば、自分のリベラル色を緩和でき、支持の拡大を期待できるという読みもあるようだ。

 クリントン氏も、回想録の販売宣伝にあわせてケリー氏を応援する考えだ。2人は連絡を取り合っており、ケリー氏は「クリントン氏にはできる限り大統領選の選挙運動を手伝ってもらうつもりだ」と語っている。

 クリントン氏は、ケリー氏を大統領候補として正式に指名する7月末の民主党全国党大会の初日に演説をする予定だ。ただ、地味なケリー氏がかすんでしまわないようにとの配慮で、サイン会などほかのイベントは計画していないという。

 しかし、ここへ来て、ケリー氏がかすんでしまうという懸念は、当初ほど強くはない。米政治専門誌「ナショナル・ジャーナル」が先週、民主党関係者49人に聞いた調査では、29人が回想録の出版は「ケリー氏のためになる」と見ており、「ケリー氏がかすんでしまう」と答えたのは4人だけだ。

 一方、共和党側から見れば、クリントン氏はスキャンダルにまみれて大統領の地位をおとしめた人物だ。保守的な放送内容で知られるフォックス・ニュースが今月8、9日に実施した世論調査では、民主党支持者の78%がクリントン氏を「好ましい」としているが、共和党支持者では74%が「好ましくない」と回答している。

 共和党系の保守的な団体は、クリントン氏の宣伝活動に一斉に反発して「反クリントン」キャンペーンを始めている。

 クリントン政権のホワイトウォーター疑惑を追及したロビイストグループ「市民連合」は、クリントン氏が回想録に関して初めて応じたインタビューを放送した20日のテレビ番組の直前に、「反クリントン」CMを放映した。

 そのCMでは、回想録の表紙を映した後、クリントン前政権時代に米国が対象にされたテロの映像を流し、「この間、クリントンが大統領だった。だれが責任を取るべきか。クリントンの本を読むまでもない」と非難している。

 また、著名な右派のトークショーホスト、ラッシュ・リンボー氏は回想録のことを「マイライフ」と呼ばず、「マイライ」(私のウソ)と呼びはじめている。

 こうした論調に対して民主党側は「保守派は、ブッシュ大統領の失敗はすべて前任者のせいにできると思い込んでいる」と反発。「クリントン大統領は国際テロ組織アルカイダを警戒するようにブッシュ氏に引き継いだ」と反論を展開している。

(06/23 11:47)

94名無しさん:2004/06/23(水) 21:08
>左派のいないアメリカではリベラル←中道→保守なんですな。
そうですね。補足ですが、米国のリベラルは、社民をも取り込んだ思想です。労働組合も、民主党の支持基盤ですからね。ちなみに、E.ケネディ、ケリー両上院議員を擁し、極めてリベラルな風土で知られるマサチューセッツ州は、「マサチューセッツ人民共和国」との異名を採っていますよ。
余談ながら、お隣のカナダでは、社民―リベラル―保守という色分けになっています。保守=保守党、リベラル=自由党、社民=新民主党という3党が、メジャーな全国政党です。労働組合は、新民主党の支持基盤ですね。1993年までは、進歩保守党(保守党の前身の一党)と自由党の二大政党で、新民主党が第3党でしたが、同年の総選挙で旧与党・進歩保守党が僅か2議席に転落し、地域政党の群雄割拠もあり、新与党・自由党の一党優位となっていました。来る28日の総選挙では、合併により誕生した新党・保守党の躍進が見込まれ、二大政党制に復帰しそうな情勢です。

95おりーぶの木:2004/06/23(水) 22:25
合併か・・・その言葉聴くだけで蕁麻疹が出るよ
まあ民主党と自由党の合併と蕁麻疹が出るという件の合併では意味合いがまったく違うけどね。
アメリカもテキサスのような南部や中部とマサーセッツやサンフランシスコのようなリベラル派の牙城のような街では色彩がまったく異なるわな。
それだけ多様性のある国だと言う証左だろうが。そういえば某読売新聞の某ナベツネと言うあだ名の将軍様に言わせると放映権の再分配は共産主義じみててばかげてるそうな。
ていうことはアメリカ大リーグは共産主義組織だと言うわけか。こりゃ驚いた。まあ「マサーセッツ人民共和国」と言う異名を持つ州があっても不思議じゃないか(笑)
いかんいかん・・ここは大統領選スレだったな。どうしても条件反射でこの話題にたどり着いてしまう。なまねこなまねこ

96とはずがたり:2004/06/24(木) 00:37
懐かしいですな>進歩保守党
そんな大敗もありましたねぇ>僅か2議席に転落し

しかし「マサチューセッツ人民共和国」は知りませんでした。MITはリベラルな空気の中にあるんですなぁ。シカゴとかはどうなんでしょ?

やはり民主党は軸として保守と社民を統合したリベラルという軸を作らないと,政権交代しても自民党と大差ないというレッテル貼られ続けてしまうと思われます。念のため云っておくと政治学的な用語法の議論ではなく,です。
日本は革新←リベラル→保守となればいいのでは?革新=共産・社民等共闘を形成するのが一番難しそうだが…。

9794:2004/06/24(木) 20:54
>>96
ニュー・イングランドや北東部はリベラルですよ。あの辺は、共和党員ですらリベラルですから。因みに、ブッシュ大統領の祖父であるプレスコット・ブッシュ元上院議員は、コネチカット州選出で、共和党リベラル派でした。また、ブッシュ父は、共和党中道派です。
そう言えば、日本では、民主党と自由党が合同してからは、リベラルという表現が使われなくなった気がします。確かに党内の均衡点はリベラルなのですが、幅が広すぎて、一言ではいえないのでしょうね。青と赤が混ざらず、紫ではない、というところでしょう。個人的には、カナダや韓国のような、二大政党・保守/リベラル+第三党・社民というのが好みですので、似たような考えです。ただ、革新という言葉は、古い急進的な社会党を連想させるので、あまり流行らない気がしますが。

98おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:16
日本での上映が待ち遠しい。
「華氏911」25日全米封切り…賛否両派過熱
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/fahrenheit911/
 【ニューヨーク=河野博子】ブッシュ大統領の対テロ戦争を批判した米映画「華氏911」(マイケル・ムーア監督)が25日、全米で封切られる。制作親会社ディズニーによる配給拒否、カンヌ映画祭での最高賞「パルムドール」受賞――と反響が反響を呼び、大統領選の時期とも相まって、賛否両派の動きは過熱する一方だ。

 映画は23日、ニューヨークの一部の映画館で先行上映され、ワシントンでは民主党の議員らを招待しての試写会が開かれた。ニューヨークで映画を見たグラフィック・デザイナーのグリン・アトキンソンさん(60)は「政府にだまされていたことがわかり、頭に来た。私は民主党支持者ではないが、ブッシュ大統領には投票しないよ」と興奮気味に話した。

 ムーア監督はABCテレビに対し、「この映画は、4年間のブッシュ政権に対する意見だ。公正でバランスの取れたジャーナリズムとか客観的な記録映画だ、というつもりは毛頭ない」ときっぱり。さらに「目的? ホワイトハウスからブッシュを追い出すことさ」と、ブッシュ政権打倒の意図まで宣言した。

 2時間4分の映像は確かにメッセージにあふれる。

 イラク戦争で死んだ兵士の母親の嘆き。世界貿易センターへの旅客機突入の第1報後、7分間にわたってフロリダの小学校で子供たちに本を読んできかせる大統領。サウジアラビアのビンラーディン一族とブッシュ政権のつながり。見る者の心に、疑問が膨らむよう、映像が構成される。

 こうした内容に、保守系団体「ムーブ・アメリカ・フォーワード(米国を前進させよ)」は「真実をゆがめ、反米をあおる」として、映画館や劇場への手紙や電子メール作戦を呼びかけている。映画批評もまっぷたつで、賛否どちらの陣営も感情むき出しだ。

 ホワイトハウスは、「とんでもなく事実に反している」とするほか、大統領の父ブッシュ元大統領は、「息子に対する悪意に満ちた攻撃だ」と、デイリー・ニューズ紙に語った。だが、過剰反応は映画の宣伝になるとの判断からか、政府の反論は比較的おとなしい。

 ムーア監督は最近、弁護士や政治コンサルタント数人を雇って、「作戦部」を始動させた。その1人で、クリントン前大統領の顧問や前回の大統領選で民主党陣営幹部を務めたマーク・ファビアーニ氏(47)は、本紙に「上映妨害やあらゆる攻撃に備え、24時間体制で新聞、テレビ、インターネットで誰が何を言っているかチェックしている。法的手段も含め反撃を準備中」と話した。

 上映は、カナダの配給会社など3社により、こぎつけた。映画館数は全米で約700と、通常のハリウッド映画の約3000に比べ少ないが、各地の映画館は、「毎日数千の電子メールのほか、手紙も来るし電話は鳴りっぱなし」(オハイオ州の映画館主)の状態という。この映画館主は「賛否両方あるので、結局上映を決めた」という。(読売新聞)
[6月25日3時12分更新]

100とはずがたり:2004/06/29(火) 13:53
カナダ総選挙、与党の自由党が第1党維持も過半数割れ
http://www.asahi.com/international/update/0629/007.html

 カナダ総選挙は28日、即時開票の結果、与党・自由党が議席を大きく減らしつつも、伸長が予想された保守党を抑え第1党を維持した。しかし、過半数には届かない見込みで、25年ぶりに過半数割れの政権誕生となる。また、仏語圏ケベック州の権限強化を主張する地域政党・ケベック連合が大きく議席数を伸ばした。昨年12月に就任したマーティン首相の続投となるが、1年ほどで再び総選挙が行われるとの観測が強い。

 公営のカナダ放送協会(CBC)のまとめによると、前回より7議席増えた308議席のうち、オタワ時間29日午前0時(日本時間同日午後1時)段階で、当選と当選見込みを合わせて与党・自由党136議席、保守党94議席、ケベック連合54議席、左派の新民主党23議席、その他1議席。

 今回の選挙では政策論議よりも、2月に発覚した自由党前政権時代の政府補助金不正使用疑惑を巡り、有権者がマーティン政権の対応を支持するかどうかが焦点となった。事前の世論調査では、トロントのある大票田オンタリオ州など自由党の基盤で反発が強く、保守党と互角の第1党争いが予想されていた。

 だが、選挙戦の最終盤で保守党に中絶や教育を巡ってキリスト教右派的な発言が目立ち、元来リベラルな層が自由党支持に戻ったようだ。CBCは「マーティン政権が奇跡的に生き延びた」と評している。

 昨年12月に保守系2党が合同してできた保守党は、議席数こそわずかに伸ばしたものの、得票率では前回の保守系2党の合計より約8%落ちた。中道右派の旧進歩保守党の支持者が、保守党の中核を占める旧カナダ同盟系候補の右派色を嫌ったと見られている。

 一方、ケベック連合は前回選挙の33議席から20議席以上増えた。同州では従来、自由党と議席を二分してきたが、均衡が崩れたことで州政府の権限強化の要求が高まると予想される。新民主党も議席数を伸ばしており、自由党は議会運営で閣外協力を求めるとみられる。

(06/29 13:32)

103とはずがたり:2004/07/24(土) 13:31
こういうジョークが出てくるうちは未だ未だよゆうだねぇ,ブッシュ陣営。
>もっと面白い作り話として、我々は『シュレック2』を推薦するね

「華氏911」人気、話題も過熱 気をもむブッシュ陣営
http://www.asahi.com/international/update/0724/008.html

 大統領選挙が近づく米国で、支持率低迷に悩む共和党のブッシュ大統領陣営が、同氏を痛烈に批判したマイケル・ムーア監督の映画「華氏911」の人気に気をもんでいる。6月の公開以来の観客数が全米で約1200万人に達したうえ、ショーで映画を称賛した人気女性歌手のステージが打ち切られるなど、話題に事欠かないからだ。

 ●勢い衰えず

 公開から4週間たった今も全米の約2000の映画館で上映されている。「スパイダーマン2」と肩を並べる夏の目玉映画として大健闘を続けている。

 そんな中、世論調査会社ギャラップの行った調査結果が、共和党を驚かせた。今月11日の時点で全米の成人の8%がすでに映画を見ており、18%が近く見に行くと回答。さらに30%がビデオやDVDの発売を待って見ると答えたからだ。

 民主党支持者だけでなく、共和党支持者の3分の1、浮動層の3分の2が「見たい」と答えた。ロイター通信によると、ビデオやDVDは11月2日の大統領選を前にした秋に発売されるという。ブッシュ陣営にとっては嫌なタイミングだ。

 ●歌手の受難

 ネバダ州ラスベガスのホテルで17日、歌手リンダ・ロンシュタットさんのショーがあった。終わり近くになって、ロンシュタットさんはステージから「華氏911」を称賛し、映画を見に行くように呼びかけた。会場は歓声とブーイングに包まれて騒然となった。

 ホテル側はショーを打ち切り、ロンシュタットさんを退去させた。

 ニュースが報じられると、ムーア監督はホームページで「憲法が保障する言論の自由を侵した」とホテル側の対応を批判した。ホテル側は「歌手を呼んだのは娯楽のためで、政治的主張をさせるためではない」と反論したが、ニューヨーク・タイムズ紙が社説でロンシュタットさんの肩を持つなど、いま一つホテル側の分が悪い。

 こうした出来事が続くことが、映画への関心をさらに高めている。

 ●牙城で上映

 ブッシュ大統領の私邸と牧場があるテキサス州クロフォード。映画館のない、人口約700人の町で、同州の平和団体が8月14日夜に「華氏911」の野外上映を計画している。

 クロフォードの牧場は、ブッシュ氏が休暇を過ごしたり、好んで各国首脳を招いたりするため「西のホワイトハウス」とも呼ばれている。

 計画では、牧場から約10キロ離れた倉庫の壁にスクリーンを張り、即席の会場を作る。ムーア監督は大統領のおひざ元での上映のために、フィルムを無料提供した。

 平和団体メンバーの上映責任者は「大統領と奥さん、娘さん2人が一緒に見てくれるなら大歓迎」と話している。

      ◇

 「華氏911」は人気の一方で、ブッシュ嫌いが映画館に集まって留飲を下げるだけの内容、との酷評がある。大統領批判に都合のいい映像ばかりを継ぎはぎしており、事実と異なる点もあって、ドキュメンタリーとは言い難いとの指摘もある。

 共和党全国委員会本部のイヤー・シー広報担当は、朝日新聞の取材にこう話している。

 「(影響は)気にならないことはない。映画をどう受け止めるかは見た人次第だが、あれが真実だと思う人は、わずかだろう。もっと面白い作り話として、我々は(アニメ映画の)『シュレック2』を推薦するね」 (07/24 11:57)

104とはずがたり:2004/07/26(月) 03:31
<米大統領選>ヒラリー議員演説でつばぜり合い 民主党大会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040726-00000029-mai-int
 26日にボストンで開幕する米大統領選・民主党全国党大会の「影の主役」になりそうなのが、クリントン前大統領夫人のヒラリー・クリントン上院議員(56)だ。大会では当初、発表された演説予定者リストにヒラリーさんの名前がなく、女性支持者らが猛反発。結局、ヒラリーさんが夫を紹介する形で演説を行うことになった。「ヒラリーさん外し」には08年大統領選に向けたつばぜり合いが影響していると言われ、早くも4年後に向けた戦いが表面化した格好だ。

 民主党が13日に発表した演説予定者リストには、カーター元大統領、クリントン前大統領、ゴア前副大統領らのほか、正副大統領候補であるケリー、エドワーズ両上院議員の家族や、アイオワ州知事夫人らの名前もあったが、ヒラリーさんは含まれていなかった。

 ケリー陣営は、ヒラリーさんは演説はしないが、開幕日の夜に同僚の女性上院議員らとともに登壇し重要な役目を果たすと説明。だがヒラリーさん支持派は「アイオワ州知事夫人まで含まれているのに、ヒラリー・クリントンが入らないのはひどい不公平だ。ヒラリー個人だけでなく、民主党と米国の全女性に対する侮辱だ」(ジュディス・ホープ元ニューヨーク州民主党女性委員長)と納得せず、ケリー氏に抗議電話をかけて直談判に及んだ。メディアも、ヒラリーさんを演説させるべきか否かの論争を展開した。

 ヒラリーさん自身は「私は過去にいくらでも話す機会があった」と演説抜きでも参加する意向を示し、支持派にも運動を控えるよう求めた。だがケリー氏は2日後に方針の修正を余儀なくされ、ヒラリーさんに演説を要請する電話をかけ、ヒラリーさんも承諾。ただし、夫のクリントン前大統領を紹介する演説を行うという決着がはかられた。

 共和党関係者によると、大統領選でケリー氏がブッシュ氏に敗れた場合、次の08年大統領選ではエドワーズ氏が有力な民主党大統領候補として浮上する可能性が高い。ヒラリーさんも08年大統領選を狙っているとされ、エドワーズ氏とヒラリーさんの「ライバル関係」が、今回の騒動の背景にあると解説する。

 AP通信が20日に発表した、民主党大会に出席する代議員を対象とした世論調査では、ケリー氏が敗れた場合の08年の同党大統領候補は、「いない」が36%と最も多かったが、次いでヒラリーさん26%、エドワーズ氏17%の順だった。(毎日新聞)
[7月25日19時29分更新]

105とはずがたり:2004/07/28(水) 20:11
米民主党大会、「暴言」のケリー夫人が締めくくり
http://www.asahi.com/international/update/0728/009.html

 「私はリーダーを見つけたと思う。私は彼の妻です」。米民主党大会の2日目は、大統領候補に指名されるケリー上院議員のテレーザ夫人(65)が締めくくった。新聞記者に「くそくらえ」と発言する様子が全米に放映されるなど、歯にきぬ着せぬ物言いがファーストレディー候補として批判を浴びることも多いが、米メディアはとりあえず、この日は「合格点」をつけた。

 テレーザ夫人は「ジョンは戦士。祖国のために前線に身を置く昔ながらのやり方で勲章を受けた」と夫の強さを訴えた。一方で、スペイン、フランス、イタリア、ポルトガルの4カ国語で聴衆に呼びかけ、多才ぶりを披露。「自分の意見を持っている女性が『頑固』とレッテルを張られるのではなく、男性同様に『見聞が広い』と呼ばれる日がすぐに来ることが、私の望みです」と、自らに対する批判への反論も忘れなかった。 (07/28 13:08)

「08年大統領候補」のヒラリー議員、相変わらず人気
http://www.asahi.com/international/update/0728/010.html

 米民主党の全国党大会で、ヒラリー・クリントン上院議員が相変わらず人気を集めている。同党の大統領選候補となるケリー上院議員への応援演説を26日にしたのを皮切りに、ボストン市内で開かれている様々なパーティーに招かれている。演説も堂に入っており、「08年の大統領候補」と期待する声は衰えそうにない。

 初日の演説者リストには当初、ヒラリー議員の名前はなかった。しかし、支持者から不満が上がったため、主催者が急きょ、クリントン前大統領を紹介する役として、メーン会場のステージに立つ出番を作った。

 ゴア前副大統領やカーター元大統領らに続いて登壇すると、会場は総立ちで拍手。「話す言葉もありません」と言っていたが、いったん話し始めると、単なる「紹介」にとどまらない堂々たる演説を約12分間。党内の評価をさらに上げた。

 引っ張りだこのヒラリー議員は、27日以降もボストンにとどまっているが、夫のクリントン氏は演説を終えると早々にニューヨークに戻った。引退した今もなお、民主党支持者の間で根強い支持が残っているとあって、これからボストン入りする主役のケリー氏のお株を奪わないようにという配慮のようだ。 (07/28 18:46)

106さむらい:2004/08/13(金) 12:30
どっち勝つんですかね?
今のところ全く互角といったところですかね?

107おりーぶの木@合併反対:2004/08/13(金) 12:52
五分ですね。若干、ケリー優位ってとこじゃないかな?

108magenta:2004/08/31(火) 22:30
予告通り“殴り込み” 共和党大会にムーア氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040831-00000108-kyodo-soci

【ニューヨーク30日共同】ブッシュ米政権を痛烈に批判する映画「華氏911」で知られる米映画監督マイケル・ムーア氏が30日、ニューヨークで開かれている共和党大会初日に予告通り“殴り込み”をかけた。
 ムーア氏はトレードマークの野球帽に黒のTシャツ、ジャンパー姿。チェイニー副大統領夫妻やブッシュ元大統領夫妻が会場入りし、お祭りムードが盛り上がり始めたマディソンスクエアガーデンに登場した。
 ムーア氏はウェブサイト上で、コラム執筆のためUSAトゥデー紙が共和党大会の入場証を同氏のために準備したことを明らかにしていた。
 取り囲む警備陣に黄色い記者証を示し「(米紙)USAトゥデーの席に行く」。警備員はやむを得ずムーア氏の入場を認め、同氏は「華氏911」にも登場する副大統領や元大統領と、広い会場フロアを挟んで向き合うような席から党大会を「取材」した。
(共同通信) - 8月31日11時53分更新

109無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/09/04(土) 12:21
このままブッシュが勝つとするなら、この一週間が転機として記録されそう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040904-00000103-yom-int
 【ワシントン=永田和男】米タイム誌(電子版)は3日、共和党大会期間中の8月31日―9月2日に実施した大統領選に関する世論調査結果を発表した。

 それによると、「大統領選が今日行われたとして」ブッシュ大統領に投票するという人が52%で、民主党ジョン・ケリー候補の41%を11ポイント引き離した。無所属ラルフ・ネーダー氏は3%だった。

 同誌調査でブッシュ、ケリー両氏の支持率に2ケタの差がつくのは、3月にケリー氏が候補に確定して以来初めて。

 タイム誌が共和党大会前に行った調査ではブッシュ氏46%、ケリー氏44%の接戦が続いていた。

 今回の調査は、大統領が2日夜行った指名受諾演説の前に締め切られたが、党大会で連日、大物が登壇してケリー氏批判を行うなどした効果をうかがわせる結果となった。今後発表される他の世論調査で党大会効果がどの程度か、選挙戦終盤の勢いを占う意味で注目される。

 3日発表のタイム誌調査では、主要争点別の支持率でも「経済」でブッシュ氏(47%)がケリー氏(45%)を逆転。「イラク」「テロ」「強い指導力」といった項目でも大統領がリードし、ケリー氏が先行しているのは「医療保険」「人々に何が必要か理解がある」などにとどまった。

 調査は成人1316人を対象に電話で行われ、うち926人が11月の大統領選で「おそらく投票する」と答えた。

110とはずがたり:2004/09/04(土) 15:43
毎日新聞ではこう↓なんだが,国民の支持率にはアピールしたんですねぇ。
こういうので支持率が一過性の増減をすると云うことは米大統領選ではあるんでしょうか?それともこのまま現職が突っ走る?

04米大統領選:共和党大会 経済政策、新味なく−−ブッシュ氏が再指名演説
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/archive/news/2004/09/04/20040904ddm008030078000c.html

 ◇ぬぐえぬ景気減速懸念

 ブッシュ米大統領は、2日の共和党大統領候補への再指名受諾演説で、2期目の経済政策の青写真を示した。大型減税の恒久化に加え、雇用が低迷している地域への「経済特区」創設、持ち家拡大支援などが柱だ。しかし、新味には乏しく、注目された原油高抑制策も盛り込まれなかった。世界経済の先行き不安要因になっている米景気減速懸念を払しょくするには力不足の内容になった。

 「(01、03年に実施した)大型減税により米経済は成長と雇用を取り戻した。不況に後戻りすることはもう無い」。ブッシュ大統領は演説で景気の先行き楽観論を強調した。そのうえで、主に製造業の撤退で失業増大に苦しむ地域を対象に、特別な税制優遇措置で新たな企業誘致を支援する「経済特区」構想を打ち出した。

 ただ、この構想は、11月の大統領選の激戦州であるオハイオやペンシルベニアなどでの支持獲得を狙った政治的打算が色濃い政策であり、もとより米景気全体の再浮揚につながるものではない。

 一方、持ち家拡大はすべての国民が、自らが望む財産やサービスを享受できる社会を目指す「オーナーシップ(所有者)社会」構想の一環。具体的には今後、10年間で700万の持ち家世帯を増やす目標を掲げた。

 こちらは、住宅ブームが旺盛な個人消費と並んで米景気回復のけん引役になってきたことから、実現すればそれなりの景気刺激効果を生む可能性がある。

 しかし、夏場の雇用の伸び悩みで失業不安が再び頭をもたげる中、消費者の持ち家意欲が今後も続くかどうかは不透明。米景気の堅調な拡大という楽観的な前提が崩れれば、政策が空回りする恐れもある。
毎日新聞 2004年9月4日 東京朝刊

111とはずがたり(1/2):2004/09/21(火) 02:23
またブッシュが居座るのかよ!

<米大統領選>情勢一変、ブッシュ氏逃げ切りの見方強まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040921-00000008-mai-int

 「かつてない接戦」と言われる米大統領選(11月2日投開票)の情勢がこの1カ月余で一変した。「ベトナム戦争の英雄」を最大の売り物にした民主党候補ケリー上院議員(60)の戦略がつまずき、それまで苦戦を強いられてきた共和党の現職ブッシュ大統領(58)に逆転を許す展開になっている。ケリー陣営は内政批判に重点を移すなど土壇場の戦略転換で巻き返しを試みているが、ブッシュ氏が逃げ切るのではないか、との見方が広がりつつある。
◇ケリー氏、土壇場で戦略転換
 「ブッシュとチェイニー(副大統領)がイラク戦争のあらゆる面でやり損なったのは明白だ」「私が大統領になったら、ハリバートンのような会社に入札なしで政府事業の受注はさせない」
 ケリー氏は17日、チェイニー副大統領が就任前に会長兼最高経営責任者(CEO)を務めていた石油関連会社ハリバートンが、イラク復興事業を入札なしで受注するなどの不正疑惑を指摘されていることに切り込み、ブッシュ政権は石油業界との「癒着」が一因でイラク復興のやり方で間違いを犯し、米兵や国民の負担を増大させていると痛烈に批判した。
 選挙戦は、9月6日のレーバーデー(労働祝日)明けから終盤戦に突入したが、ケリー氏の演説には明らかな戦略転換が見て取れる。(1)「ベトナム戦争の英雄」を強調するのを控える(2)経済、医療保険など内政に重点を移す(3)イラク政策も納税負担増大など内政に絡めて攻撃する(4)全体にブッシュ批判の調子を強める――などだ。
 戦略転換の陰には、クリントン前大統領の存在がある。クリントン氏は心臓バイパス手術のため入院した今月初め、病床からケリー氏に電話した。ベトナム戦争を論戦の中心にすえるのをやめ、雇用や医療保険でブッシュ氏との違いを際立たせるようアドバイス。さらに92年大統領選でクリントン氏がブッシュ元大統領を破った際の選挙参謀らをケリー陣営に送り込むと約束した。
 陣営には現在、クリントン前政権の大統領報道官だったロックハート、マカリー両氏ら「クリントン人脈」が加わり、巻き返しに駆けずり回っている。
◇ブッシュ氏、テレビ討論での失点警戒
 これに対し、ブッシュ陣営は共和党大会(8月30日〜9月2日)で、同時多発テロの記憶を国民に呼び起こさせ、対テロ戦争の実績を訴える戦略を取った。支持率はその時点ですでにケリー氏と逆転していたが、その差を着実に広げた。
 「最後の勝負」に出たケリー陣営に対し、ブッシュ陣営の再選マシンは順調にフル稼働を続けている。
 政権人事にも早くも動きが見られ、02年夏に政権を離れていた側近カレン・ヒューズ元大統領顧問は8月半ばにホワイトハウスに復帰。米政治専門誌ナショナル・ジャーナルによると、政権2期目の人事構想で「ラムズフェルド国防長官が米軍の変革・再編を理由に再任を希望すればブッシュ氏は認める」などとささやかれているという。

112とはずがたり:2004/09/21(火) 02:23

 しかしブッシュ陣営も盤石ではない。イラク情勢の不透明感が最大の理由だが、もう一つ気がかりなのがテレビ公開討論会で思わぬ「失点」をすることだ。
 超党派の実行委員会の主催で、両候補は今月30日から計3回、一騎打ちの討論会を行う。ただ、ベーカー元国務長官が率いるブッシュ陣営の討論会担当チームは対話集会形式の2回目の討論会に特に警戒感を強め、「無党派を装った民主党支持者が交じって、厳しい質問をぶつけるのではないか」と「出席拒否」を検討、開催が危ぶまれる一幕もあった。
 米紙ワシントン・ポスト(20日付)によると、両陣営はようやく3回の討論会を行うことで原則合意したが、大物の元国務長官まで繰り出したブッシュ陣営の「危機管理」ぶりは、ブッシュ氏が優勢でもいまだ「安全圏」ではないことを浮き彫りにした。
◇ベトナム強調作戦が裏目に
 各種世論調査によると、7月まで優勢を保っていたケリー氏は8月に入り失速した。調査により多少ばらつきが見られるが、ブッシュ氏がケリー氏を2けた近くリードしているものが多く、ギャラップ社調査(17日発表)では、ブッシュ氏が55%と、ケリー氏の42%に13ポイントの大差をつけている。
 選挙戦は、17州前後の「スウィング・ステート(揺れる州)」と呼ばれる激戦州を制した候補が勝つとされ、最激戦州のオハイオ、フロリダの両州はブッシュ氏がやや優勢、ペンシルベニア州はほぼ互角との調査結果が多い。
 ケリー氏の支持率急落の理由としては、「ベトナム戦争」重点戦略を採用し、失敗したことが挙げられる。
 同氏は、02年秋に上院でのイラク攻撃容認決議に賛成しながら、イラク情勢の混迷が深まった03年秋にはイラク復興支援補正予算に反対した。一部側近は「イラク開戦に賛成した最初の投票は間違っていた」と認めようと進言したが、ケリー氏は退け、開戦自体への批判を避け、戦争や戦後復興の遂行方法を攻撃する選択をした。だが、これではブッシュ氏との違いは出にくかった。
 その間にブッシュ陣営は、イラク政策などで態度がくるくる変わるとしてケリー氏を「フリップ・フロップ(変節漢)」と揶揄(やゆ)、ケリー氏の代名詞として定着させた。
 そこでケリー氏は、ベトナム戦争の従軍経験を活用。対テロ戦争を率いる指揮官としての資質は、ブッシュ氏よりも優れているとアピールする戦略に出た。ベトナム戦争下でブッシュ氏が徴兵逃れや無許可離隊など軍歴疑惑を指摘されていることを踏まえたもので、民主党大会(7月26〜29日)は「ベトナム戦争の英雄」ぶりを演出した大会となった。
 だが30年以上前の「過去」に焦点を当てた党大会は、ケリー氏の支持を伸ばすことはできなかった。8月に入り、保守系の退役軍人団体が逆に、ケリー氏がベトナム戦争で勲章を受けた戦功の報告に誇張やウソがあると批判する中傷テレビ広告を放映した。ケリー陣営の反論が遅れるうちに火の手は膨れ上がり、陣営は8月いっぱいを火消しに費やした。
(毎日新聞) - 9月21日1時7分更新

115とはずがたり:2004/10/11(月) 11:14
大統領選というより心理学か?

<米大統領選>ブッシュ氏まばたき激減 第2回討論会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041011-00000009-mai-int

 米ミズーリ州セントルイスで8日に行われた米大統領選の第2回討論会で、ブッシュ大統領のまばたきが激減していることが9日、分かった。ストレス問題を研究している心理学者、米ボストン大のジョセフ・テッチ教授(非言語コミュニケーション)が、両候補の身ぶりや表情などから分析した。
 同教授によると、まばたきの回数は精神的安定度の指標になり、あまり多いとテレビ討論会などでは視聴者に不安感を与えるという。米テレビの世論調査によると、ブッシュ大統領は1回目の討論会で落ち着きのなさなどを指摘され民主党のケリー候補に優勢を許したが、2回目はほぼ互角との結果が出ている。
 テッチ教授は討論会の模様をビデオ録画し、質疑応答中の両候補のまばたきを数えた。その結果、ケリー氏が1分間に平均37回だったのに対し、ブッシュ大統領は18回だった。第1回討論会ではケリー氏が1分間に51回、ブッシュ大統領が40回だった。
 問題は討論会の締めくくりの2分間のスピーチで、ブッシュ大統領は1回目の討論会で1分間平均109回のまばたきをしたのに比べ、今回は23回に激減した。一方、ケリー氏は同じスピーチで、前回48回、今回32回と安定していた。
 同教授によると、視聴者を意識するテレビ討論会では、1分間に30〜50回が通例。くつろいでいる時は15〜20回という。
 テッチ教授は「第1回討論会での落ち着きのなさをメディアなどで指摘され、特訓を積んだ可能性が高い。司会者に向き合う前回と違い、今回は歩き回り、間合いを取ることができたことも大きい」と分析する。
 同教授は74年8月、当時のニクソン大統領が辞任会見で激しいまばたきをし、いらだちを示したことに注目。80年以来、過去6回の大統領選討論会での民主党、共和党2候補のまばたきを比較したところ、前回00年を除き、まばたきの多かった候補が落選していた。
(毎日新聞) - 10月11日3時6分更新

116とはずがたり:2004/10/19(火) 01:59
パリのバーでの模擬投票は「ケリー氏圧勝」 外れ過去1度
http://www.asahi.com/special/usaelection/TKY200410180044.html

 米大統領選は民主党のケリー上院議員がブッシュ大統領を18ポイント引き離して圧勝ムード−−と言っても、パリ繁華街のバーでの話。80年の歴史があるという米国人による模擬投票の途中結果で、実際の結果と食い違ったのは過去1回だけと話題になっている。

 オペラ座に近い1911年創業の「ハリーズ・バー」の一角に白い「投票箱」が置かれている。投票希望者にはパスポートで米国人であることを確認してから、投票用紙を渡す。今回は10月2日の初日からケリー氏優位で進み、16日にはケリー氏144票(得票率59%)、ブッシュ氏99票(同41%)になった。

 24年に始まった米大統領選の模擬投票で、食い違ったのは民主党のカーター候補が共和党のフォード候補を破った76年だけ。僅差(きんさ)で開票が紛糾した前回も、模擬投票はブッシュ氏に軍配を上げていた。

 だが、フランス人の店長アラン・ダシルバさん(40)は「今回は当たらないかも」とちょっぴり弱気だ。米仏関係がぎくしゃくする昨今、パリで暮らしたり、旅行に来たりするような米国人は平均より「反ブッシュ」に振れやすい−−と冷静に分析している。

(10/18 08:19)

119名無しさん:2004/11/03(水) 16:32
激戦のフロリダ州、ブッシュ氏が制す
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041103it02.htm

 【ワシントン支局】2日に投票が行われた米大統領選は各州で開票が進んでいるが、接戦が続いている。
 CNNテレビによると、再選を目指すジョージ・ブッシュ大統領(共和党)(58)は地元テキサス州で圧勝したほか、共和党の地盤である南部諸州を中心に健闘している。
 ジョン・ケリー上院議員(民主党)(60)は地元マサチューセッツ州や大票田のニューヨーク州など北東部諸州を中心に勝利が確定した。
 勝敗のカギを握るとみられるフロリダ、ペンシルベニア、オハイオの激戦州では、ケリー氏がペンシルベニア州をおさえ、21人の選挙人を獲得した。
 一方、フロリダ州ではブッシュ氏がケリー氏を破り、27人の選挙人を獲得する見通しとなった。
 また、オハイオ州(選挙人数20)でも、ブッシュ氏がケリー氏をわずかながらリードしているという。
 米東部時間3日午前0時(日本時間同日午後2時)過ぎ現在、両陣営の獲得選挙人数は、ブッシュ氏234人、ケリー氏188人となっている。
 次期米大統領の就任式は来年1月20日に行われる。
(2004/11/3/15:05 読売新聞 無断転載禁止)

120杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/11/03(水) 17:22
↓「しょむ研」掲示板にも関連スレ立ってます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2073/1099040734/

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

121おりーぶの木:2004/11/04(木) 06:05
あーあ負けちゃった。ショックでかいわ。朝のラジオではケリーやや優勢だったのに・・・・
しかしなんて国だ・・・

122名無しさん:2004/11/04(木) 19:02
共和党が上院55議席確保、下院でも躍進 米連邦議会選
http://www.asahi.com/international/update/1103/009.html

 米大統領選と同時に2日投票された連邦上院選(定数100、改選数34)は、開票が遅れていたアラスカ州でリサ・マカウスキー氏(共和)が、フロリダ州でメル・マルティネス氏(同)がそれぞれ当選を決め、全議席が確定した。共和党は下院も含め改選前より議席を増やし、2期目が決まったブッシュ政権の基盤を一層強固なものにした。

 上院の非改選分も含めた、党派別勢力分野は共和55、民主44、無所属1。改選前の伯仲状態(共和51、民主48)から共和党が抜け出した。下院選(定数435)は3日午後(日本時間4日未明)現在、共和231、民主200、無所属1、未定3。ここでも共和党は改選前より4議席増やした。州知事選も11州のうち、ワシントン州を除いて確定し、共和、民主両党がそれぞれ5州を押さえた。 (11/04 11:02)

123無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/04(木) 19:35
テロと道徳重視の8割がブッシュ投票 米大統領選の出口調査
http://www.cnn.co.jp/election2004/CNN200411040024.html

ブッシュ米大統領が得票率51%、獲得選挙人274人で再選を果たした米大統領選で、CNNなど米主要メディアは2日から3日にかけて、民間調査会社2社による出口調査結果を参考に票読みを行った。調査結果を項目別に見ると、アフリカ系市民の88%がケリー上院議員に投票したことや、ブッシュ氏支持者の多くがテロ対策と価値観の問題を重視していたなど、様々な特徴が浮かび上がってくる(カッコ内は、全回答者に占めるそのグループの割合)。


回答者1万3660人を性別によって見ると、男性(46%)のうち、ブッシュ氏に投票した男性は55%、ケリー氏に投票した男性は44%。女性(54%)はブッシュ氏48%、ケリー氏51%だった。


性別と人種を合わせると、白人男性(36%)の62%がブッシュ氏に投票、ケリー氏は37%。白人女性(41%)の場合は、55%がブッシュ氏、44%がケリー氏に入れたと回答した。非白人男性(10%)は67%がケリー氏に投票し、ブッシュ氏は30%。非白人女性(12%)は75%がケリー氏、24%がブッシュ氏に投票。白人男性はほとんどがブッシュ氏支持で、非白人は男女ともケリー氏支持が多かったことが分かった。


人種だけでみると、白人(77%)でブッシュ氏に入れたのは58%、ケリー氏は41%。アフリカ系(11%)でブッシュ氏に入れたのは11%、ケリー氏は88%に上った。ラテン系(8%)ではブッシュ氏44%、ケリー氏53%。アジア系(2%)ではブッシュ氏44%、ケリー氏56%。その他(2%)の人種ではブッシュ氏40%、ケリー氏54%だった。


年齢層別には、18〜29歳(17%)のグループがブッシュ氏45%、ケリー氏54%と、若者層にケリー氏支持者が若干多くみられたが、それ以上の年齢層ではいずれも過半数がブッシュ氏に投票したと回答した。


政策課題別には、回答者が何を重視するかで投票傾向がはっきり分かれた。道徳など価値観の問題が最重要と答えた人(22%)のうち、80%がブッシュ氏に投票し、ケリー氏は18%だった。テロ対策が最重要と答えた人(19%)のうち、ブッシュに入れた人は86%に上り、ケリー氏は14%だった。一方で、経済対策が最も重要と答えた人(20%)のうち80%がケリー氏に投票し、18%がブッシュ氏と答えた。イラク政策を最重視する人(15%)のうち、73%がケリー氏に、26%がブッシュ氏に投票。医療保険を最重視する人(8%)のうち、77%がケリー氏に、23%がブッシュ氏に入れ、教育改革を最重視する人(4%)のうち、73%がケリー氏に、26%がブッシュ氏に入れた。

124無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/04(木) 19:35
(続き)
所得層別では、年間所得1万5000ドル(約160万円)未満(8%)のうち、36%がブッシュ氏、63%がケリー氏。1万5000ドル以上3万ドル未満(15%)のうち、42%がブッシュ氏、57%がケリー氏。3万ドル以上5万ドル未満(22%)のうち、49%がブッシュ氏、50%がケリー氏。5万ドル以上7万5000ドル未満(23%)のうち、56%がブッシュ氏、43%がケリー氏、7万5000ドル以上10万ドル未満(14%)のうち55%がブッシュ氏、45%がケリー氏。10万ドル以上15万ドル未満(11%)のうち57%がブッシュ氏、42%がケリー氏。15万ドル以上20万ドル未満(4%)のうち、58%がブッシュ氏、42%がケリー氏。20万ドル以上(3%)のうち63%がブッシュ氏、35%がケリー氏。つまり、低所得層はケリー支持者が多く、高額所得層はブッシュ支持者が多いという傾向が、はっきり現れ、ケリー支持多数がブッシュ支持多数に逆転する分水嶺は年間所得5万ドルの前後だということが分かった。


また労組加入者(14%)の61%がケリー氏に投票したのに対し、ブッシュ氏は38%。労組非加入者(86%)の54%がブッシュ氏、45%がケリー氏だった。


最終学歴別には、大卒者(42%)はブッシュ氏、ケリー氏ともに49%が投票。学位を持たない人(58%)は53%がブッシュ氏、47%がケリー氏だった。


信仰別には、プロテスタント(54%)のうち59%がブッシュ氏、40%がケリー氏。カトリック(27%)のうち、52%がブッシュ氏、47%がケリー氏だった。ブッシュ氏自身はプロテスタント、ケリー氏はカトリックだ。ユダヤ教(3%)はブッシュ氏25%、ケリー氏74%とケリー氏が圧倒的に多かった。その他(7%)はブッシュ氏23%、ケリー氏74%。なし(10%)はブッシュ氏31%、ケリー氏67%だった。


ベトナム戦争中のケリー氏の軍歴や、ブッシュ氏の州兵としての経歴が取りざたされた選挙戦だったが、出口調査の回答者のうち軍隊経験者は18%。そのうち、ブッシュ氏に投票したのは57%、ケリー氏は41%だった。軍隊経験のない人(82%)は、49%がブッシュ氏、50%がケリー氏に投票したと答えている。


同性結婚も大きな争点となったが、回答者のうち同性愛者(ゲイ、レズビアン、バイセクシャル)は4%。そのうちブッシュ氏に入れた人は23%、ケリー氏は77%で圧倒多数だった。異性愛者(96%)はブッシュ氏53%、ケリー氏46%だった。


全米ライフル協会(NRA)が共和党の支持団体として影響力を発揮するなか、銃規制は米国の国政選挙で常に争点のひとつとなるが、出口調査では家に銃があると答えた人(41%)のうち、63%がブッシュ氏に投票。ケリー氏は36%だった。銃は持っていないという人(59%)の43%がブッシュ氏に投票、57%がケリー氏だった。


誰に投票するか決めたのはいつかという質問では、91%が10月30日までにと答え、9%が10月31日以降と答えた。以前から誰に入れるか決めていた人の間では、52%がブッシュ氏に入れ、47%がケリー氏に入れたと答えた。直前まで迷っていたという人は、44%がブッシュ氏に、53%がケリー氏に入れた。

125とはずがたり:2004/11/05(金) 00:52
うーん残念だ。。

126とはずがたり:2004/11/08(月) 01:15
まぁ今更ですが。。

米大統領選:電子投票の激戦州で異様なブッシュ票
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041108k0000m030041000c.html

 米大統領選で電子投票を使った地区の中に、民主党員が圧倒的に多いのにブッシュ大統領が勝利したり、投票総数の6倍以上をブッシュ氏が得票するなど奇妙な現象が起きていたことが分かった。

 市民団体「ブラック・ボックス投票」によると、光学読み取り式投票機を使ったフロリダ州カルホーン郡では、登録有権者8350人中82.4%が民主党員で、共和党員は11.9%。投票率71.4%での推計ではブッシュ氏709票、ケリー氏4911票だったが、結果はブッシュ氏3780票、ケリー氏2116票で、ブッシュ票が予測より433.2%も増えた。

 一方、オハイオ州フランクリン郡ガハナ地区では、638人しか投票しなかったのに、タッチスクリーン式の投票機がブッシュ氏4258票、ケリー氏260票とはじき出した。

 ジャーナリストのトム・ハートマンさんは「出口調査はケリー氏勝利を予測していた。出口調査と結果がかい離するようになったのは電子投票が導入されてからだ」と指摘。不正投票の疑いも含めて調査すべきだと訴えている。

毎日新聞 2004年11月7日 19時14分

128とはずがたり:2004/11/22(月) 23:46
この阿呆をなんとかしてくれ。

「北朝鮮半島」? 米大統領、APECでも「迷言」連発
http://www.asahi.com/international/update/1122/012.html

 「北朝鮮半島?」「APECではなくOPEC?」――。アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席したブッシュ米大統領は、記者会見などで「迷言」を連発。周囲を笑わせた。

 20日に小泉首相と会談後、ブッシュ大統領は記者団に「北朝鮮半島やイラクを含め、議題は広範囲に及んだ」と語り、朝鮮半島を「北朝鮮半島」と言い間違えた。その場にいた記者からは、ブッシュ政権には「韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が北朝鮮に同情的すぎる」との不満があることから、「大統領には韓国も北朝鮮と一体化して映っているのだろう」との解釈も。

 財界人らを集めた同日の講演では「米国も太平洋国家。だからOPECの会議はとても重要なのだ」と、APECと石油輸出国機構(OPEC)を混同した。

 チリのラゴス大統領と共同記者会見した21日は、イラクの国民議会選挙は来年1月30日に実施される予定だが、「選挙は6月30日に予定されている」。直後にイラクを民主化する意義を強調し「彼らは大統領を投票で選ぼうとしている」と言ったので、「ブッシュ大統領は、1月の選挙でイラクの大統領が選ばれると勘違いしているのでは」「6月に大統領選を実施するつもり?」など、周囲の想像力をかき立てた。 (11/22 18:55)

129名無しさん:2004/11/23(火) 22:47
マイケル・ムーア監督、面白みに欠ける著名人のトップに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041123-00000124-reu-ent

 [ロサンゼルス 22日 ロイター] イラク戦争を批判した「華氏911」のマイケル・ムーア監督が22日、オンライン映画雑誌 FilmThreat.comの毎年恒例の「Frigid 50(寒い50人)」でトップに選ばれた。
 このサイトは、エンターテインメント業界に反体制的なことで知られているが、「Frigid 50」は、面白みに欠け、興ざめの著名人上位50人。
 監督が選ばれた理由はあまりに巨大なエゴという。
 第2位は、「チョコレート」でアカデミー賞を受賞しながらも、「ゴシカ」と「キャットウーマン」での役があまり評価されなかった女優、ハル・ベリーだった。
(ロイター) - 11月23日18時7分更新

132とはずがたり:2005/01/05(水) 13:34
面白い取り合わせだ。。

父とクリントン氏が地震の募金責任者 米大統領が任命
http://www.asahi.com/international/update/0104/003.html

 ブッシュ米大統領は3日、ホワイトハウスに父親のブッシュ元大統領とクリントン前大統領を招いて記者会見し、両氏をスマトラ島沖大地震・津波の被災者を支援する募金活動の責任者に任命した、と発表した。

 ブッシュ大統領は全米の市民や企業に対し、「米国は過去の国際的な災害でも支援実績をあげてきた」と募金を呼びかけた。被災地では当初から、数百人の米国人の安否が気遣われている。米社会では今回の災害をかなり深刻に受け止めており、全米規模の支援を求めた。マクレラン大統領報道官によると、ブッシュ、クリントン両氏は今後、全米各地で募金活動を展開する方針だ。 (01/04 01:13)

133とはずがたり:2005/01/07(金) 20:13

約40年ぶりKKK幹部逮捕 米公民権運動時代の殺人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000186-kyodo-int

 7日付の米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、1964年に米ミシシッピ州で黒人の有権者登録を支援していた公民権運動の活動家3人が殺害された事件で、約40年ぶりに白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の幹部エドガー・レイ・キレン容疑者(79)が殺人容疑で6日、逮捕された。
 この活動家殺害は公民権運動が盛んだった時代の未解決事件として悪名高く、米映画「ミシシッピー・バーニング」(88年)の題材にもなった。逮捕者はさらに増える見通し。
 事件では67年、キレン容疑者を含む10数人が3人の人権を侵害した罪で起訴されたが、全員白人の陪審団の評決不成立で同容疑者は釈放。別の7人は有罪となったが、殺人罪が適用された例はこれまで皆無だった。
(共同通信) - 1月7日19時39分更新

134片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/20(木) 21:57
論法的には「自由の拡大」なんですよね。このあたりがリベラルの入り混じるところか。

「自由の拡大」を宣言へ ブッシュ米大統領が就任式
http://kumanichi.com/news/kyodo/main/200501/20050120000242.htm

 【ワシントン20日共同】「テロとの戦い」での勝利を約束し、昨年の米大統領選で再選を果たした共和党のジョージ・ブッシュ大統領(58)の2期目の就任式が20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)、首都ワシントンの連邦議会前で行われる。大統領は正午(同2時)すぎ、宣誓して正式就任。世界平和実現のために中東地域の民主化など「自由の拡大」を推し進め、テロを撲滅して米国を守る決意を演説で表明する。

 2001年の米中枢同時テロ後初の就任式。ブッシュ政権は反米テロや攻撃が相次ぐイラクをはじめ、世界規模で対テロ戦争を続けており、戦時下での式典開催は1973年のニクソン大統領(2期目)以来。首都ではテロ警戒で警察や米軍を大量に動員、空前の厳戒態勢が敷かれた。

135とはずがたり:2005/01/21(金) 02:33
悪の枢軸の次は圧制の拠点でしょうか?

「圧制の拠点」の2国、結束誓う イラン・ジンバブエ
http://www.asahi.com/international/update/0120/012.html

 米国のライス次期国務長官から「圧制の拠点」と名指しされたイランとジンバブエ両国の大統領が19日、互いをたたえて結束を確認した。AFP通信などによると、イランのハタミ大統領が訪問先のジンバブエでムガベ大統領に対し「アフリカ発展において中心的役割を担う」と賛辞を送ったのに対し、ムガベ氏も「イランは必要不可欠なパートナー」などと述べたという。

 ムガベ大統領が17年間も政権を握るジンバブエでは、白人農園を強制収用して黒人に再配分する土地改革が00年から実施され、警察権限の強化や報道規制なども行われた。これらの政策を「強権支配」と批判する欧米諸国との対立も深まり、03年には英連邦脱退を表明。一方で、外交的孤立を避けるためにもアフリカ諸国やイランなどとの関係を重視している。

 ハタミ大統領は19日、「ジンバブエでは人々が自分の土地を持ち、独立と主権を享受している。アフリカの発展に向けて良い手本を示し、中心的な役割を担える」とムガベ政権の施策を高く評価。ムガベ氏も「今回の訪問で両国の協力関係がさらに深まる」などと述べた。この訪問を機に、イランからジンバブエへの貸し付け限度額が約2600万ドル(約27億円)に引き上げられるという。 (01/20 22:01)

136片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/10(木) 13:12:48
ブッシュ氏再選の功労者、大統領次席補佐官を兼務
http://www.asahi.com/international/update/0209/008.html

 マクレラン米大統領報道官は8日、ブッシュ大統領の側近のカール・ローブ大統領顧問(54)が次席補佐官を兼務すると発表した。ローブ氏は、昨年の大統領選で選挙参謀を務め、ケリー民主党候補へのネガティブキャンペーンを成功させたやり手で、ブッシュ氏再選の最大の功労者とされており、ホワイトハウス内の立場をさらに強化し、政権運営に一層深くかかわることになりそうだ。

 報道官は「ローブ氏は大統領の政治課題を推進するために引き続き戦略全般に目配りする」と説明。「ローブ氏は政府内の部局間の仕事や政治的な案件、戦略的な決定を監督する」と述べ、政策と政局をあわせた政権運営全般に関与するという見方を示した。

 ローブ氏は政権1期目には再選戦略を担い、国家安全保障会議を除くホワイトハウスの重要な会議にほとんど出席し、票固めにつながるような政策立案を大統領に進言してきた。宗教右派の支持を固めるため、中絶や同性婚に反対する姿勢を強く打ちだすように大統領に求めたのもローブ氏とされている。

 ローブ氏は政権2期目は共和党の基盤を固めるような歴史的業績をつくり、共和党の長期支配体制をうち立てる考えと言われている。

138片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/11(金) 16:34:25
どういう思想を個々が持つかというより、どういうキャンペーンがなされて、各種の人々が引き寄せられる先はそれぞれどこであり、それぞれの数量はどうか、という考え方が重要(特にアメリカ大統領選挙では)なんじゃないかと思います。

大統領選については、↓のブログの人の言ってることが面白かったなと。
http://blog.goo.ne.jp/268tkfpp5znlw

↓で目立とうとしてさんざん叩かれてたけど、興味深かったんで擁護してました。
http://www.geocities.jp/log268/index.html
http://blog.goo.ne.jp/268tkfpp5znlw/cmt/d9738a2d167aab65cdd37b85215cc7c4

あとはこのへん
http://blog.goo.ne.jp/268tkfpp5znlw/e/f3ef5d610f00323a2a8037c1cc2b0744
だから、デュカキスの時と同じ失敗だと。。。。。

1。メディアに頼りすぎ
2。基礎票より浮動票にたよりすぎ。
3。イメージ戦略に頼りすぎ
4。そのくせ政策通をきどりすぎ。
5。弁護士が無力。

以上、プレジデンシャルキャンペーンの失敗点。
コングレスレースの失敗点は、以下の通り。
1 有権者のニーズとは違う政策論争に拘りすぎ
2。「アンチ保守主義」以外の看板がなさすぎ
3。集金下手すぎ。
4。公務員なめすぎ。
5。地方ポリティカルマシーンをなめすぎ。

http://blog.goo.ne.jp/268tkfpp5znlw/e/c68a98461f47195f482ff240725c80a1
つまり、今回の選挙の結果を受けて、いろんな人々が「宗教右派の勢力拡大」を指摘されて
いますが、よくよく考えると、選挙戦の争点に倫理問題が浮上し、それに対して
ヒステリーとも言えるような反応を示す人間が大勢い出たっていうのは、「宗教右派の拡大」
というよりも、「アメリカ特有のマスヒステリーのあり方」であるような気がしてならない
のです。

カールローブの辣腕は、福音派なりなんなりをがっちりと支持基盤に組み込んだという
点にあるのではなく、老獪なまでに、アメリカの通弊たるマスヒステリーをコントロール
した点にあると言えるのではないでしょうか。(この点において、民主党側は見事な
までに、大枠の戦略フェーズで失敗してしまいました)

と、思うと、注意しなければならないのは、アメリカと言う国で、「福音派」でも
なんでもいいですが、「とんでもない価値観の人間が国政を左右している」という点ではな
く、「我々がつきあっているアメリカという国は、時として、そういうヒステリーを
起こす国なのだ」と言う点ではないかと思うのです。

こういった通弊を、前提としてから、選挙分析なりをしなければ、全ては空虚になって
しまうような気がしてなりません。

散々2chで書いていることですが、とかく我々がアメリカの選挙分析をする時は
「ネオコンが」とか「キリスト教右派が」とか、ベーグな言葉をもってきて
全ての疑問を解く鍵にしてしまいがちです。これでは、シルバーボレットを
探すのが大好きな、マスヒステリー下のアメリカ人と変わりありません。

139名無しさん:2005/02/12(土) 17:42:51
これで2008年エドワーズの線が消えたかな?

訴訟社会脱皮へ法案可決 米上院、高額請求にノー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050211-00000029-kyodo-int

 【ワシントン10日共同】米上院本会議は10日、企業などを相手にした多額の損害賠償請求訴訟を起こしにくくさせる「集団訴訟改革法案」を72対26の賛成多数で可決した。与党共和党が多数を占める下院でも来週、可決される見通し。“訴訟社会”からの脱皮などを目指し、ブッシュ大統領が2期目の内政課題に掲げた「司法改革」の第一弾が動きだす。
 欠陥製品などによる損害賠償を企業に求める場合、米国ではできるだけ多くの州から原告を集め、企業責任を最も厳しく規定する州の裁判所に提訴する「集団訴訟」が一般的。企業敗訴のケースが多く、高額の賠償金支払いに苦しむ企業側が、共和党に改革を要請していた。
(共同通信) - 2月11日10時0分更新

140片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/13(日) 17:36:23
>>139
ブッシュがかねてから目の敵にする「乱訴」ですよね。
でもこれが可決されたことでエドワーズが立候補しないということになるんですか?

141名無しさん:2005/02/13(日) 22:28:37
>>140
予備選の頃から言われつづけてきたことだけど法廷弁護士への評判があまりよくないのと
ATLAアメリカ法廷弁護士協会の集金能力に直結しますからね。
(NRA全米ライフル協会を上回る資金力があったからこそ予備選で善戦できたともいえる)

以下参考までに

通商弘報−視点 弁護士は「ろくでなし」?
http://www.jnews.jetro.go.jp/cgi-bin/newsb/wlnews.cgi?id=shiten&amp;no=31

溜池通信 <1月28日>(金)
http://tameike.net/diary/jan05.htm

142片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/13(日) 23:09:38
>>141
有益なリンクありがとうございます。
まだまだ片方の意見であったりするんではないですかね。今強いのは、制限するほうの意見ですが。
資金源がどれだけ衰退するかには注目ですが、この法案の成立自体でどこまでエドワーズに影響が、と思いまして。
制限されても現実に民主党内のそういった勢力は強いでしょうし。

(日本では最近になって、PL法が導入され、さらに団体訴訟とかクラスアクションとかが議論されてますね。「逆に」といってはいけないかもしれませんが)

民主党は新たな潮流を掴まなければ、当面厳しいとは思いますが、その中でどういったふうに大統領候補が持ち上がってくるんだろう、と。
新たな二大政党の対立軸を示せる候補者? うーん。

追記 日経の2/12の地球回覧というコーナーでも取り上げられていました。

143片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/14(月) 01:33:49
>>137
ここで、議員が務める職ではないと書いてますが、ディーンは議員じゃありませんね。
地味な事務方(自分より党をアピール)のトップ役職だということが言いたかったんです。曖昧な記憶ですみません。

支持者拡大のためにはリベラルすぎるという声と、過激なまでの行動力に期待という声の両面か・・・。
この役職でどうかというところなのかもな・・・。

↓のブログに関連記事。
http://macska.org/index.php?p=52
↓にも
http://www.yoshiohotta.com/
↓他のニュース記事発見
ディーン前バーモント州知事、米民主党委員長に選出
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/050213-205952.html

 【ワシントン12日三笘義雄】昨年の米大統領選挙の民主党候補者選びで痛烈なイラク戦争批判などで「旋風」を巻き起こしたハワード・ディーン前バーモント州知事が十二日、米民主党組織を取りまとめる全国委員会の委員長に選出された。
 ディーン氏は同日、ワシントン市内で開催された党会合で、「今日が民主党再生の出発点となる。第一に取り組むべきことは、われわれの信念を貫くことだ」と語り、大統領選や連邦議会選挙などでライバル共和党に躍進を許し、退潮が目立つ同党の復活を誓った。

 一方「リベラルな」ディーン氏では保守・中道層への支持拡大は困難と見方が党内の一部にあったことを意識し、同氏は「基本政策を決めるのは党議会指導部の役割」と述べ、そうした不安を払しょく。自らは党地方組織の強化などに専念する考えを明らかにした。

 同氏は会合後の会見で、「われわれが“国民党”であろうとするならば、南部や西部を放棄することはできない」と語り、共和党の“牙城”となった南部・西部諸州で巻き返しを図る決意を表明。また、「宗教層、キリスト教福音派への働き掛けを行っていく」と語り、共和党躍進を支えてきたキリスト教保守派にアプローチしていく意思を明らかにした。

 ディーン氏は、大統領選の党候補者選びでは、インターネットを活用した献金集めや草の根組織を駆使した選挙運動を展開。反イラク戦争と痛烈なブッシュ批判で、一時は支持率で他候補を圧倒し、「ディーン旋風」を巻き起こした。しかし予備選では同氏の“過激さ”が裏目に出て失速、「当選の可能性」で評価されたケリー上院議員に敗れ去った。

 同党は、昨年十一月の大統領選・議会選挙で共和党に惨敗するなど、全国レベルの選挙では敗北続き。そんな中行われた今回の委員長選は、党再建の方向性を左右することもあり、成り行きが注目されていた。
2005/2/13 20:59

http://cnn.co.jp/usa/CNN200502050012.html
ディーン氏は、全国委員長に就任した場合、2008年の米大統領選には出馬しないとの方針を表明している。同氏は、昨年の大統領選で、イラク戦争を批判、一時は選挙戦の「主役」にも浮上していた。

144さむらい:2005/02/23(水) 09:59:00
カリフォルニアはやっぱり民主党が強いようですね。
ブッシュは好きかと聞かれて
一応Yesと答えたら
(俺は別にブッシュのことは好きでも嫌いでもないですけど、
 ブッシュ嫌いの人から見たら好きに見えそうなので。
 俺は別にブッシュ政権をいいとも悪いとも思っていません。普通です。
 功罪あわせもっていると思います。色々複雑だと思います。
 相対的には民主党よりはマシですけど、絶対的にはいいとも悪いとも思っていません。
 同姓婚反対、中絶反対等の内政は参考になります。
 ですが、北朝鮮問題や台湾問題に対する弱腰な政策、
 極東において自分達が関与し主導権を握ることだけを考えて
 拉致問題、核問題、金正日体制の打破等の北朝鮮問題を放置し、
 中共に妥協し台湾独立を妨害している点は納得できません。
 9.11と中東問題は非常に複雑な上、俺自身が不勉強なのでコメントしません。
また、小泉も好きかみたいに聞かれ
一応Yesと答えたら
(実際はあまり好きじゃないですけど、
アメリカのブッシュ嫌いな人から見たら好きに見えると思うんで) 
またOh,noみたいなこと言われましたからね。
後でOh,You’re Bush Loverって言われましたし。
うちのホストファーザーも民主党員ですしね。
Daily Democratとかいう民主党の機関誌を取ってましたし。
(ちなみにホストファーザーに同じことを言われた時は
ブッシュ政権は複雑すぎてコメントできないと言っときました。)

145とはずがたり:2005/02/23(水) 10:51:13
日本じゃあんた自民党好きかとかあんまり聞かないですけど(都会の人はそんな事聞かないし,田舎行くと自民党しかないからね),アメリカ人は平気で聞くんですねぇ。旅行者の外国人に対してだから気軽に聞いたんでしょうか。

信仰する宗教も訊いたりされましたか?

146さむらい:2005/02/24(木) 01:36:30
>>145
「大学で何を専攻してるんだ?」と訊かれて
「政治を専攻してる」と言ったんで
「ブッシュは好きなのか?」と訊かれたんだと思います。
別にそんなに平気で訊いたりはしないですよ。
信仰する宗教は訊かれてないです。

147とはずがたり:2005/02/24(木) 03:50:41
>>146
なるほど。
流石にそんなに平気で訊いたりはしないんですねぇ。

148杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/24(木) 09:04:44
>>147
早大のChutorial Englishでネイティブの方に言われたんですけど、アメリカでは政治的スタンスを人に聞くのは一種のタブーになっているみたいです。
保守とリベラルで極端に走り易く、たびたび"激論"になるからでして。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

149名無しさん:2005/03/12(土) 19:42:28
今から考えるとこの事件が大統領選を左右しましたね。
いわゆる同性愛、児童虐待という社会問題に対して保守側が道徳的価値観の重視を訴えて支持を広げたのに対して
リベラル側がなにもできなかったですから。

ジャクソン裁判、原告少年が虐待経験を証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000949-reu-ent

 [サンタマリア(米カリフォルニア州) 10日 ロイター] 少年への性的虐待罪などに問われている米歌手マイケル・ジャクソン(46)の公判で10日、被害者とされる原告の少年(15)が、裁判の核心である性的虐待経験について証言した。
 少年は少なくとも2度にわたって、ジャクソン被告から性的虐待を受けたと主張。
 最初は2003年2月、ジャクソン被告に密着取材した英ドキュメンタリー番組の放送から数週間後のことで、2度目はその数日後だった。少年は当時、被告の自宅兼遊戯施設「ネバーランド」に滞在中で、ワインや強い酒を飲まされたという。
 ジャクソン被告はこの日の開廷に1時間近く遅刻し、カリフォルニア州サンタバーバラ郡地裁のメルビル判事が一時逮捕状を用意する一幕があった。
 ジャクソン被告は白いTシャツに青いパジャマ、上に黒のジャケットを羽織った姿で被告席に着いた。
 被告側弁護士は遅刻の理由について、ジャクソン被告が着替えの最中に誤って転倒し、腰を痛めて病院で治療を受けたためと説明している。
(ロイター) - 3月11日14時17分更新

150片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/03/13(日) 18:56:39
>>149
>今から考えるとこの事件が大統領選を左右しましたね。

ホントですか?


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