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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3823とはずがたり:2016/11/08(火) 19:13:03
>連邦最高裁の判事は、長らく共和党の任命した保守系判事が5人、民主党の任命したリベラル系判事が4人という構成だった。

>最高裁判事には現在、空席がひとつあり、次の大統領が任命権を握っているのである。ヒラリーが大統領になれば、民主党系のリベラルな判事を任命するのは間違いない。

>共和党支持の保守派からすれば悪夢のような時代。その再来を避けるためには、“トランプに耐える方がよっぽどマシ”なのだ。

“隠れトランプ旋風”が吹いたハーバード大 インテリ学生が支持する理由とは
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161108/DailyShincho_514388.html
デイリー新潮 2016年11月8日 08時01分 (2016年11月8日 19時00分 更新)
■「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(1)

 米大統領選を狂乱の渦に巻き込んだドナルド・トランプ(70)。彼の支持者は白人の低所得層とされてきたが、実は世界中の英知が集うハーバード大学でも“旋風”は吹き荒れていた。財務官僚を経て現在は弁護士の山口真由氏が、トランプ支持に走ったインテリ層の闇に迫る。

 ***

 昨年の夏から1年間、私はハーバード大学ロースクール(法科大学院)に留学していた。トランプが米大統領選への出馬を電撃表明したのは、私が渡米する直前の昨年6月16日のこと。

 当初は泡沫候補と思われた彼が共和党の候補者に指名され、ついにはヒラリー・クリントンとの本選に臨むまでになったプロセスを、偶然にも現地で体験したのである。

 今回は私自身の経験を踏まえ、ハーバードにおけるトランプ支持者の実態に触れながら、この“現象”について考えてみたい。

 粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち。これがアメリカ人の抱く、トランプ支持者の典型的なイメージだろう。ハーバード大学のイメージは、その真逆を行く。なにしろ、「ハーバード・コミュニティ」は世界中の知性が集まる場所なのだ。

 実際、ハーバードでのトランプ人気は著しく低い。そもそも、アメリカの「リベラルの牙城」として知られるこの大学の学生のうち、共和党支持者はわずか13%に過ぎない。洗練されたハーバードのインテリたちにとって、移民や女性に対する差別意識を隠そうともしないトランプは、私生活でも一線を画したい存在に違いない。

 だが、それはトランプを大統領候補に推した、共和党の教養ある支持者にとっても同じだ。なぜなら、彼らこそ、「共和党=差別主義者」というイメージと長らく戦ってきたのだから。

■共和党インテリ層からも批判
 ハーバードには共和党支持者たちで組織された「ハーバード・リパブリカン・クラブ」がある。しかし、このクラブは今年8月4日、トランプに三下り半を叩きつけたのだ。

 言っておくが、ハーバード・リパブリカン・クラブが、共和党の大統領候補に不支持を表明したのは128年に及ぶ歴史上、初めてのことだ。これは異例中の異例の事態と呼べる。クラブの公式フェイスブックにはこう綴られている。

〈トランプはコンサバ(保守)ではない〉〈共和党が、いやアメリカ人が共有してきた価値観は人間の尊厳である。それを踏みにじるトランプを、我々は恥じる〉

 格調高くかつ激烈な言葉でトランプを批判するクラブの宣言から伝わってくるのは、共和党のインテリ層の怒りと悲鳴だ。

 無論、その矛先は、ポリティカル・コレクトネス(直訳すると「政治的公正さ」、全てのマイノリティを差別しないという意味)に欠けるというイメージを払拭するための共和党の努力を水の泡にした、トランプに向けられている。

 ところが、そんな四面楚歌のトランプを支持する学生が、実はハーバード内には存在しているのだ。

 しかも、彼らは一般的なトランプ支持者のイメージとはかけ離れた、極めて知的な思惑を持っていた。

3824とはずがたり:2016/11/08(火) 19:13:31
>>3823-3824
■最高裁判事の方が大事
 共和党を支持する上品な男子学生は、トランプの俗っぽさに眉をひそめながらもこう明かした。

「大統領は所詮、4年間の我慢だ。でも、連邦最高裁の判事は死ぬまで続く。それこそ40年の我慢になるかもしれない。トランプに耐える方がよっぽどマシだよ」

 彼の発言には少々、説明が必要だろう。

 まず、アメリカの連邦最高裁は日本の最高裁よりも影響力が大きい。なにしろ、アメリカでは最高裁の下した判決が、そのまま法律としての効力を有するのだ。連邦最高裁の判事は9人で、一度任命されれば基本的にはその人が亡くなるまでの終身制である。任命権を持つのは、大統領その人だ。

 連邦最高裁の判事は、長らく共和党の任命した保守系判事が5人、民主党の任命したリベラル系判事が4人という構成だった。

 ところが、である。

 共和党に任命されたアンソニー・ケネディ判事は、徐々にリベラル側に寄っていき、特にLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字。いわゆる性的マイノリティを指す)の権利にはとても同情的だ。

 それが、昨年6月の同性婚を認める連邦最高裁判決に?がった。宗教的な理由に基づき、同性婚には絶対反対を貫いてきた共和党支持者にすれば、腸(はらわた)が煮えくり返るような裏切りだろう。

 さらに、共和党支持者を絶望させたのは今年2月、保守派の大論客であるアントニン・スカリア判事が79歳で息を引き取ったこと。

 つまり、最高裁判事には現在、空席がひとつあり、次の大統領が任命権を握っているのである。ヒラリーが大統領になれば、民主党系のリベラルな判事を任命するのは間違いない。となれば、ケネディ判事を計算に入れなくても、リベラル系判事が最高裁で多数派を形成することになる。

 1950〜60年代のアメリカでは、アール・ウォーレンというカリスマ判事に率いられたリベラル優位の最高裁が、アメリカの舵を大きく左に切った時代があった。

 黒人と白人の学区を分けるのは違憲、女性の避妊を認めないのも違憲……。ウォーレン判事率いる最高裁による立て続けのリベラルな判決に、保守派は泡を食った。伝統的に保守派はキリスト教の教えを固く信じる白人で、彼らは黒人と同じ学校に子弟を通わせたいとは思わず、避妊なんてキリスト教の教えに反する不道徳な行為だと考えていた。

 共和党支持の保守派からすれば悪夢のような時代。その再来を避けるためには、“トランプに耐える方がよっぽどマシ”なのだ。

 ***

「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(2)へつづく

特別読物「民主党の牙城『ハーバード大学』にも吹き荒れた『隠れトランプ』旋風――山口真由(弁護士)」より

山口真由(やまぐち・まゆ)
1983年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験と国家公務員Ⅰ種に合格。首席卒業し、財務官僚を経て2009年から弁護士。2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学し、2016年8月に帰国。著書に『いいエリート、わるいエリート』など。

「週刊新潮」2016年11月10日神帰月増大号 掲載

3825チバQ:2016/11/08(火) 19:28:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161108k0000e030220000c.html
<米大統領選>両候補、激戦州を遊説 最後の訴え
11:55毎日新聞

<米大統領選>両候補、激戦州を遊説 最後の訴え
米大統領選に向けて演説するクリントン候補(左)とトランプ候補(右)=AP
(毎日新聞)
 ◇民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補

 米大統領選投票日前日の7日、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)と共和党のドナルド・トランプ候補(70)は勝敗を左右する激戦州を遊説した。クリントン氏の集会には、夫のビル・クリントン元大統領やオバマ大統領夫妻らが勢ぞろい。トランプ氏は深夜まで計5州を縦断して投票を呼びかけた。投票は一部を除いて8日朝(日本時間8日夜)から始まる。

 ◇民主党のヒラリー・クリントン候補

 「どのような国にしたいのか、私たちは試されている。一緒に歴史を作ろう!」。ヒラリー・クリントン候補は7日、ペンシルベニア州フィラデルフィアの集会で声を上げた。オバマ大統領やミシェル夫人、夫のビル氏と長女チェルシーさんらが勢ぞろいし、ロック歌手のジョン・ボン・ジョビさんやブルース・スプリングスティーンさんも舞台に立ち「オールスター」で支持を訴えた。

 集会が開かれたのは独立宣言が行われた独立記念館前の広場。屋外に集まった数万人の支持者が「USA」と書かれたプラカードを掲げて声援を送った。

 クリントン氏は演説で「選挙戦が怒りに満ちたものになってしまった」とも吐露。投票日を翌日に控え、トランプ氏が人々の怒りを刺激するのと対照的に前向きなメッセージを打ち出している。同州ピッツバーグの集会では「明日は希望に満ちた寛大な米国のための投票だ」と呼びかけた。

 クリントン氏は中西部ミシガン、ペンシルベニアを回り、7日深夜に南部ノースカロライナ州に入る。同州ローリーでの集会には歌手のレディー・ガガさんらを迎えて最後の支持を訴える。【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)長野宏美】

 ◇共和党のドナルド・トランプ候補

 ドナルド・トランプ候補は7日、南部フロリダを皮切りに、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ニューハンプシャーを訪れ、「我々は歴史的で一生に一度しか起こらないような変化をもたらす」と支持を呼びかけた。7日深夜にはミシガン州で集会を開く。

 「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の一部とされ、自らが大学時代を過ごしたペンシルベニア州のスクラントンの集会では「炭鉱労働者、工場労働者、製鉄工場労働者の仕事を取り戻す」と強調。支持者らはトランプ氏の選挙スローガン「米国を再び偉大な国に」が記されたプラカードを掲げ、会場は熱気に包まれた。

 トランプ氏は選挙戦中の10月、女性蔑視発言で窮地に立たされたが、クリントン氏の私用メール問題で米連邦捜査局(FBI)が再捜査を開始し、接戦に持ち込んだ。そのため、トランプ氏はフロリダ州の演説で「腐敗した候補者だ」などと批判。クリントン氏を応援するオバマ大統領が導入した「医療保険制度改革(オバマケア)」についても「私が大統領になったら、オバマケアを廃止する」と改めて訴えた。【ニューヨーク田中義郎】

3826チバQ:2016/11/08(火) 19:31:54
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E180175.html
注目は明日・午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?
18:47ニューズウィーク日本版

<米大統領選の投開票がいよいよ始まる。ヒラリー・クリントン有利とも、いや激戦だとも伝えられるが、結果は日本時間のいつ頃に分かるのだろうか>

 さぁ、いよいよカウントダウンが始まった! 運命の11月8日(火曜日)、アメリカでは早い州で米国東部時間午前6時(日本時間8日午後8時)から本格的な投票が始まる。全米50州と首都ワシントン全てで投票が終わるのは米国東部時間9日午前1時だが、その間にも投票が終わった州から結果は順次速報されていく。大統領候補が勝利するのに必要な538人の選挙人のうち、過半数となる270人以上を獲得したところで勝敗が決まる。

 決戦の時を迎えた民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプ。2人のどちらが次期アメリカ大統領に選ばれるかは、日本時間の何時に判明するのだろうか。

 大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。投票が締め切られる前に発表してしまうと、その後の投票行動に影響を及ぼすかもしれないからだ。そうなると、各州の当確が発表され始めるのは投票所が閉まってからということになる。観戦する側としては、州ごとに発表される当確情報に基づいて選挙人の数をクリントンとトランプに振り分け、どちらかが270人に達するのを見守ればいい。

 投票の締め切り時間は州ごとに異なるが、ニューヨーク・タイムズ紙のデータをもとに日本時間のタイムラインを作成すると(カッコ内は選挙人の数)――。

■日本時間 11月9日(水)午前8時(米国東部時間8日午後6時):インディアナ州(11)のほとんどとケンタッキー州(8)の半分で最初に投票所がクローズする。

■午前9時:フロリダ州(29)のほとんどの地域、ニューハンプシャー州(4)、ジョージア州(16)、バージニア州(13)などで投票終了。

■午前9時半:オハイオ州(18)、ノースカロライナ州(15)などで投票終了。

■午前10時:ミシガン州(16)のほとんど、ペンシルベニア州(20)、フロリダ州(29)の残りの地域などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計292。

※ニューヨーク・タイムズ紙の分析では、午前10時(米国東部時間午後8時)がひとつの山場だ。同紙はクリントンがほぼ確実に取ると思われている州に加えて、激戦州である6州(アリゾナ、フロリダ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ)をすべて制覇すればクリントンの勝ちと見ている。

■午前11時:アリゾナ州(11)、ウィスコンシン州(10)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計432。

■午後12時:アイオワ州(6)、ネバダ州(6)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計457。

午後1時:カリフォルニア州(55)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計535。

午後3時:全米最後のアラスカ州(3)で投票が終了。選挙人数の合計が全538に到達。

3827チバQ:2016/11/08(火) 19:32:06
フロリダ州に加え、この激戦州2州にも注目

 観戦ポイントとして注目すべきなのは、各候補が270人に到達するために鍵を握る州の動向だろう。なかでも最も目が離せないのは選挙人29人を握るフロリダ州の結果だ。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブはウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿し、「今年の大統領選の最重要州はフロリダ州だ」と語った。過去6回の大統領選で民主党が制してきた18州と首都ワシントンをクリントンが取れば、その時点で獲得選挙人数は242人。そこにフロリダ州の29人を加えれば270人に達するからだ。逆に言うと、トランプはフロリダを落とすとホワイトハウスへの道がほぼ絶望的になる。

 フロリダ州のすべての地域で投票が締め切られるのは日本時間午前10時だが、クリントンがトランプに大差をつけていればフロリダの開票速報は早い時点で出るかもしれない。逆に僅差の場合は、結果が出るまで数時間かかる可能性もある。2000年のジョージ・W・ブッシュ対アル・ゴアの選挙ではあまりに僅差だったため再集計が行われ、結果が出るのに約2週間を要した。

【参考記事】アメリカ大統領選挙、結果が大接戦 そのとき何が起きる?

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値ではフロリダではクリントンが46.6%、トランプが47%とほぼ互角だが、同州では期限前投票で既に総投票数の約3分の2が投じられたと見られており、クリントン優位が伝えられている。専門家によれば、クリントン陣営の「どぶ板選挙」作戦のおかげでクリントンを支持するヒスパニック系と黒人有権者の投票率が跳ね上がっているという。

 フロリダ州の結果を待つ間に注目すべきは、人種や産業の構成などから「アメリカの縮図」と呼ばれ選挙人18人を握る激戦州オハイオの動向だろう。64年以降の大統領選で、オハイオを落として大統領になった候補はいない。「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値では、クリントンが44%、トランプが46.2%と、トランプがリードしている。

 また、激戦州ノースカロライナにも注目が集まっている。4年前の大統領選の結果を正確に予測した統計分析の専門家ネイト・シルバーは、自身が主宰する「ファイブサーティーエイト(538)」で、今年の選挙戦の「主役」はフロリダ州とノースカロライナ州だとして、トランプがこのどちらで負けても270人には届かないとみる。

 選挙人15人を抱えるノースカロライナ州の最新の支持率平均値は、クリントンが45.7%、トランプが46.5%とその差は僅かだ。カール・ローブも、例えトランプがフロリダ州とその他の激戦州で勝ったとしても、クリントンが民主党が過去に勝利してきた18州+ワシントンの242人に加えてノースカロライナ州とバージニア州の両方(合計28人)を取れば決まりだとみる。

 前評判どおりクリントン有利に展開するのか、それとも接戦にもつれ込むのか。はたまたトランプの大どんでん返しがあるのか。他に接戦州とされるのは、アイオワ州(6)、アリゾナ州(11)、ネバダ州(6)、ニューハンプシャー州(4)、コロラド州(9)、ミシガン州(16)、ペンシルベニア州(20)、ウィスコンシン州(10)。だが、勝利演説が何時になるかを予想するには、まずはフロリダ、オハイオ、ノースカロライナに注目するのがよさそうだ。

【参考記事】ニューストピックス 決戦2016米大統領選

3828チバQ:2016/11/08(火) 19:35:07
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080001-n1.html
2016.11.8 08:00
【国際情勢分析】
米大統領選、英国のEU離脱と同じ逆転劇は起きるか だれにも言えない「隠れトランプ支持者」の行方
 8日の米大統領選では、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の「隠れ支持者」の動向が注目点のひとつだ。直近の半年の世論調査では、大半の期間で民主党のヒラリー・クリントン氏(69)が優勢だった。しかし、トランプ氏の女性蔑視や人種差別的な発言から、表だって支持者だと言わない人が多数おり、世論調査に表れない「トランプ票」によって、下馬評が覆されるかもしれないとの見方がある。米政治専門家らは、隠れたトランプ支持の“威力”を読み解こうと躍起だ。

 「私がトランプに投票するつもりだということは、妻にさえ秘密にしている」(中年男性)

 「大学の友だちは知らないわ、私がトランプ支持だなんて。どんな風に思われるか分からないから、話さないの」(女子大生)

 欧米メディアの報道に登場した「隠れトランプ支持者」の声は、ごく身近な人にさえ打ち明けない姿を浮き彫りにしている。

 トランプ氏の不法メキシコ移民を性犯罪者と同列視するような発言や、女性をさげすんだような言いっぷりは、これまでの大統領候補の姿からかけ離れている。そのため支持者であることを普段は隠し、選挙当日にトランプ票を投じる人が多数いるはずだと取り沙汰されてきた。

 こうしたトランプ氏の隠れ支持者について熱心に報道してきたのは、実はイギリスのメディアだった。世論調査に裏切られた手痛い記憶があるからだ。

 6月下旬に実施された英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票。多くの事前の世論調査では、「EUに残留する」との回答が過半数を占めていた。ところが開票してみると、僅差ながらもEU離脱が優勢の結果に。予想を覆された英メディア自身が大騒ぎする羽目となった。

 世論調査の分野では、無作為に発生させた電話番号に電話をかけ、有権者に聞き取る一般的な調査手法では、正確に把握しきれない民意があることは知られている。米国で有名なのが、「ブラッドレー効果」と名付けられたものだ。

 1982年のカリフォルニア州知事選。世論調査では、アフリカ系候補のブラッドレー氏が、白人候補に対して圧倒的に優勢だとの結果が出ていた。しかしフタを開けてみると、白人候補が勝利した。世論調査で「アフリカ系候補に投票する」と述べていた白人有権者の多くが、実際は白人候補に投票したためだった。白人有権者は「人種差別的だ」との印象を持たれるのを恐れ、調査員に本心を伝えなかったためだと考えられている。

 「ブラッドレー効果の再来か」-。今回の大統領選でも、トランプ氏の隠れ支持者の存在が、「クリントン氏優勢」の事前の世論調査を覆すのではないかとの見方が、選挙戦が本格化した今夏以降、米メディアをにぎわしてきた。トランプ氏自身も、「ブレグジット(英国のEU離脱)のような大逆転」をみせると公言している。

3829チバQ:2016/11/08(火) 19:35:37
 そんな隠れトランプ支持者の影響力を探ろうと、米メディアや専門家が分析を加えている。米紙ワシントン・ポストで世論調査を分析しているフィリップ・バンプ氏は、インターネットを通じて回答を得る調査に着目する(10月31日=電子版)。

 一般的な電話による調査方法の場合には、回答者がブラッドレー効果のような「社会的プレッシャー」を感じ、トランプ氏支持を隠す可能性があるが、匿名でしかも人間に対して回答するわけではないネット調査なら、トランプ支持を隠す必要性が小さいと考えられる。

 そこで、電話調査とネット調査の結果を比べてみると、8〜10月のトランプ氏の支持率に大きな差がみられなかった。2つの調査手法の間で最も差が開いた9月でさえ、電話調査が44・5%、ネット調査が42・7%と、1・8ポイントの差しかなかった。

 こうしたことから、バンプ氏は、隠れトランプ支持者が「世論調査のデータに表れていない」という見解に否定的な見方を示している。7月までの共和党候補者指名を決める党員集会・予備選の時期には、トランプ氏の支持率が電話調査とネット調査で平均10ポイントの差があった。差が次第に縮小してきたことからも、トランプ支持を公言することに、回答者が「臆病」になっていないとの見方のようだ。

 むしろバンプ氏が重視するのは、「トランプ氏支持層となる白人労働者階級の投票率が(クリントン氏支持層となる)大学卒の女性より低い」という、米国選挙での一般的な傾向だと指摘する。

 世論調査では、「投票に恐らく行く」と答えた回答者がデータの対象になる。仮に「行くかどうか確率は50%」などとした回答者はデータに算入されないという。したがって、そもそも投票率が低いトランプ支持層の白人労働者は、世論調査のデータから漏れている可能性があるという。バンプ氏は、トランプ氏に一票を投じるため「彼らが投票所へ押し寄せる」かどうかが、クリントン氏優勢の下馬評を覆すかどうかを左右するとの認識をにじませている。

 同様の観点から、ジョージ・ブッシュ大統領の次席補佐官だったカール・ローブ氏も、白人有権者の動向に注目する。

 2012年の大統領選で共和党候補のミット・ロムニー陣営に参加したローブ氏は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(10月28〜30日=電子版)で、トランプ陣営が描いている戦略を解説。再選を目指すオバマ大統領に対して厳しい批判姿勢を示さず、また熱心なロムニー氏支持でもないため、投票に行かなかった白人有権者が500万人おり、トランプ陣営が「彼らを投票所に向かわせることができれば勝てる」とする戦略を立てているという。

 ローブ氏はこの点、「一見もっともな考え方だ」と述べている。ただ、投票者に占める白人の比率は、2000年大統領選の81%から、12年の72%へと下落傾向にあると指摘。トランプ氏の荒唐無稽ともいえる主張に、白人有権者がことさら強く賛同するとも思えない点などから、「失われた500万人」の白人有権者が大挙してトランプ票を投じることに懐疑的な見解を示している。

 このように見てくると、世論調査で把握できない「隠れトランプ支持者」が選挙結果を左右するというよりは、トランプ支持層と重なる白人労働者層の投票率や投票数が、どこまで伸びるかが問題といえそうだ。特にフロリダやノースカロライナなどの激戦州で、トランプ氏が、政治に熱心でない潜在的な白人支持層の足を投票所へ向けさせることができたかどうかが、8日に問われることになる。

 「勝者が決まったときに、誰が投票所に行ったのかも判明する」。バンプ氏はそう述べて、世論調査の「限界」も示唆している。
(外信部 塩原永久)

3830チバQ:2016/11/08(火) 19:37:43
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080011-n1.html
2016.11.8 09:16
【米大統領選】
両候補が「最後のお願い」 重要州を遊説 クリントン氏3州、トランプ氏5州
 【ワシントン=小雲規生】米大統領選の投票日を翌日に控えた7日、民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補はそれぞれ重要州を遊説し、有権者に支持を訴えた。米メディアの予測ではクリントン氏が優勢だが、トランプ氏が逆転する可能性も残っており、両氏は「最後のお願い」に懸命になっている。

 クリントン氏は7日夜までに、トランプ氏が劣勢を覆そうとしているペンシルベニア州とミシガン州で合計3回演説し、票固めを図る。さらに深夜には接戦が続くノースカロライナ州で演説し、逃げ切り勝利を狙う。夫のビル・クリントン元大統領やオバマ大統領らも応援のために各地を遊説に飛び回った。

 クリントン氏はペンシルベニア州での演説で「今回の選挙は米国を分断させるか連帯させるかを問うものだ」と述べて、差別的な言動を繰り返してきたトランプ氏の大統領としての資質を疑問視。「壁ではなく橋を作ることでより良い米国を目指す」と訴えた。

 一方のトランプ氏は7日、逆転勝利のためには絶対に落とせない接戦州のフロリダ州から遊説を開始。その後はノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ニューハンプシャー州と北上し、深夜のミシガン州で選挙運動を締めくくる。娘のイバンカさんら家族やジュリアーニ元ニューヨーク市長らも重要州を回って支援を呼びかけた。

 トランプ氏はノースカロライナ州での演説でクリントン氏の私用メール問題に触れ、クリントン氏が「不正なシステム」に守られていると糾弾。「明日は歴史的な日になる」と述べ、製造業の海外流出を抑え、不法移民の流入防止を徹底するなどして「米国を再び偉大にする」と主張した。

3831とはずがたり:2016/11/08(火) 19:42:16
2016年 11月 8日 13:15 JST
米大統領選の投票監視、民主党の規制強化要請が3州で認められず
http://jp.reuters.com/article/usa-election-intimidation-idJPKBN1330BN?rpc=135

[ワシントン 7日 ロイター] - 米大統領選の投票監視をめぐり、共和党候補ドナルド・トランプ氏支持者による監視への規制強化を求めた民主党の訴えが3州で認められなかった。

最高裁判所はオハイオ州での投票監視に新たな規則を設ける訴えを棄却。ペンシルベニア州、ノースカロライナ州でも民主党の訴えが退けられた。

投票者を威嚇する行為は米国法で禁じられている。ただ民主党陣営は、選挙の不正操作に憤るトランプ氏の支持者がマイノリティ投票者の嫌がらせに動いたり、投票日当日に大都市で混乱が生じる事態を同氏が警告したことを懸念している。

民主党は、トランプ陣営や州の共和党組織などが支持者にマイノリティ投票者の威嚇を促しているとして、6州で裁判所に投票監視者への規制強化を求めていた。

3832チバQ:2016/11/08(火) 19:47:13
http://www.cnn.co.jp/usa/35091783.html
米オクラホマ州で強い地震 住民避難、学校は休校に
2016.11.08 Tue posted at 11:58 JST
(CNN) 米オクラホマ州で6日夜に強い地震があり、震源地付近の建物に被害が出て付近の住民が避難している。7日は一部の学校が休校となった。
オクラホマ地質調査所などによると、同州タルサから約80キロ南西のカッシング付近でマグニチュード(M)5.0の揺れを観測した。これまでのところ、負傷者は報告されていない。
同州非常事態対策局によると、震源に近いカッシングでは救急隊が高齢者施設の入居者を近くの体育館に避難させた。一部地域では約2時間にわたって停電が発生した。
フォーリン州知事によると、カッシングにある石油貯蔵施設ではこれまでのところ、地震による問題が起きた形跡はないという。パイプラインの運営にも支障は報告されておらず、橋などのインフラの点検でも損傷は見つかっていない。
カッシングの公立学校は7日を休校として、校舎などに被害が出ていないかどうか調査する。
オクラホマ州では2カ月前にもM5.6の地震があり、同州を含む6州で揺れを観測した。

3833チバQ:2016/11/08(火) 19:48:10
http://www.cnn.co.jp/usa/35091816.html
激戦州、有権者の動向、そして開票後――注目すべき7つのポイント 米大統領選
2016.11.08 Tue posted at 18:29 JST
ワシントン(CNN) 共和党候補のドナルド・トランプ氏は民主党候補ヒラリー・クリントン氏の「青い壁」を崩そうとしている。一方、クリントン氏は、トランプ氏への反発からラテン系有権者の投票が増えることを望んでいる。
投票日が目前に迫るなか、両候補はフロリダやペンシルベニア、ノースカロライナといった激戦州で最後の遊説を行った。両候補はまた、ミシガンやニューハンプシャーにも足を運んだ。ここ最近の選挙では両州は民主党が獲得しているが、今回の選挙戦ではひっくり返る可能性も出てきている。
大統領選の注目点や注目州を以下に挙げる

トランプ氏が勝たねばならない州は?
トランプ氏にとって、最もあり得そうな勝利への道筋は4年前の選挙で共和党候補のミット・ロムニー氏が獲得した激戦州であるノースカロライナとアリゾナを押さえると同時に、前回はオバマ大統領が勝利したフロリダ、オハイオ、アイオワの3州を取り返すことだ。
いずれかの州で敗北を喫すると、当選に必要な選挙人総数の過半数である270人の獲得がすでに難しい状況にあるなか、さらに情勢は厳しくなるだろう。もし、トランプ氏が選挙人の多いミシガンやペンシルベニアを取り返すことができれば、ノースカロライナの勝敗についてはそれほど気にしなくてもよくなるかもしれない。ペンシルベニアやミシガンで勝利すればノースカロライナでの敗北も相殺でき、選挙人270人の獲得も見えてきそうだ。
そうでなければ、ノースカロライナとアリゾナを押さえる一方で、フロリダやオハイオ、アイオワを取り返すなどしても260人までしか行かないだろう。
トランプ氏はどうにかしてあと10人の選挙人を獲得する必要が出てくるだろう。ニューハンプシャー(4人)やネバダ(6人)などは獲得できるかもしれない。コロラド(9人)やミシガン(15人)、ペンシルベニア(20人)という可能性もありそうだ。

クリントン氏が勝たねばならない州は?
クリントン氏にとって重要なのは「青い壁」と呼ばれる民主党寄りのペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを確保することができるかどうかだろう。
トランプ氏はこの3州を標的にしているが、クリントン氏はいずれの州でも支持率でリードしている。しかし、ミシガンやペンシルベニアの有権者の多くは投票日に投票を行うためクリントン陣営は他州で築いている期日前投票での優位をミシガンやペンシルベニアでは得られていない。
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
その3州のいずれでも勝利できないと、バージニアやコロラド、ニューハンプシャー、ネバダといった州を押さえる必要が出てくる。こうした州では期日前投票では民主党が優勢となっている。

3834チバQ:2016/11/08(火) 19:48:52
ラテン票は拡大するか
もしクリントン氏が勝つなら、投票者の多くは女性や大卒、そして、ラテン系の有権者ということになるだろう。
ネバダやフロリダでの期日前投票ではすでにラテン票の急増が見て取れる。ネバダでは4日に5万7000人が投票を行った。
調査によれば、初めて投票した有権者の多くは反トランプ票を投じた。
共和党全国委員会のプリバス委員長にとっては、過去の亡霊かもしれない。2012年の大統領選後、共和党全国委員会は、共和党がより多くのラテン系有権者を引き付ける必要があると警告していた。共和党が3回連続で大統領選に敗北するとなれば、その理由は候補者がそうした忠告を完全に拒絶したからだということになるかもしれない。
トランプ氏のメキシコ人移民に対する攻撃がラテン系有権者を遠ざけ、女性に対する攻撃がクリントン氏が多くの女性票を獲得することにつながっている。
トランプ氏に「声なき声」
トランプ氏の最大の強みは不満を持った白人有権者、特に男性でさらに学位を持たない有権者からの支持が圧倒的であるということだ。
トランプ陣営は、こうした有権者の支持が選挙戦を制する決め手になると主張している。こうした有権者の多くは、無党派か、トランプ氏の保護主義的なスタンスを受け入れている民主党支持者だ。
トランプ氏はさらに、中核的な民主党有権者が投票に行かないことも望むだろう。
トランプ氏はアイオワで優位を示しており、オハイオでもクリントン氏をリードしている。トランプ氏は、ブルーカラーの民主党支持者の多いペンシルぺニアやミシガンのどちらか一方ででも勝利できないかと望んでいる。
アフリカ系有権者は現れるか
民主党陣営の最大の懸念は、アフリカ系(黒人)有権者の投票が、2008年と2012年にオバマ氏を支持した水準近くにまで達するかどうかだ。
もしそうならなければ、クリントン氏にとって重要なフロリダやノースカロライナといった州で厳しい状況に陥るかもしれない。
オバマ大統領は黒人票の獲得に向けてクリントン氏を支援している。ラジオ番組に出演した際には、自分のときのようにクリントン氏を支持してくれるよう呼びかけた。
「トランプ後」の共和党は
トランプ氏が5月に共和党からの指名獲得を確実にして以来、共和党の上下両院の議員候補は、トランプ氏が行う戦没者遺族や保守的な正統性に対する攻撃などを説明する必要に迫られた。
トランプ氏が勝っても負けても、共和党は、トランプ氏による自由貿易の否定や海外での米国の役割の低減、共和党の連邦議会指導層への批判に対して、どのように対応するのか決断を下さなければならないだろう。
敗者は敗北を認めるのか
国を二分した長く厳しい選挙戦だが、もっとも重要な疑問はこれかもしれない。すなわち、敗者は敗北を認めるのか。そして、それはどのように行われるのか。
トランプ氏もクリントン氏も米国の歴史に残る不人気な大統領候補だ。国民の半分はクリントン氏を嘘つきだと考えており、もう半分はトランプ氏を人種差別主義者で女性嫌いだとみている。
そして、トランプ氏は特に、選挙戦は仕組まれたものだと主張している。
敗者が勝者を正当化する上で重要な役割を担いそうだ。あるいは、そもそも勝者の正当性を認めないかもしれないが。

3835チバQ:2016/11/08(火) 19:51:39
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/8-9.php
8日のアメリカ議会選挙、民主党の過半数奪還なるか 上院は接戦模様
2016年11月8日(火)12時44分
 今後2年の米国の政策決定を方向づける米連邦議会議員選挙が8日、大統領選と合わせて行われる。共和党が上下両院で握る過半数議席を民主党が取り戻せるかが注目される。
 今回の選挙で両院の過半数議席が民主党に移る場合、2017年に就任する新大統領に署名のため送付される法案はより穏健な内容となる可能性が高い。

 民主党が上院の過半数議席を確保するためにはあと5議席が必要になる。定数100の上院では現在、54議席を共和党、44議席を民主党、残りの2議席を民主党系の無所属議員が占めている。

 政治アナリストは最近まで、民主党が今回の選挙で4─7議席積み増すと予想していた。しかし、10月下旬に米連邦捜査局(FBI)が民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用メールを使っていた問題に絡み再捜査を行うと表明したことで、選挙が共和党有利に傾くとの懸念が民主党に広がった。

 FBIはその後、メール問題でクリントン氏の訴追を求めないとした当初の判断を維持すると明らかにした。

 定数435の下院では、民主党が2011年に失った過半数議席を取り戻すためには30議席の積み増しが必要になる。ただ、一部のアナリストは、民主党の積み増しが5─20議席にとどまると予想している。

 下院で多数派の共和党議員は2013年に上院で可決された移民制度改革法案の審議を阻止しているほか、環境規制や金融規制の緩和を図る一方で国内プログラムの予算縮小を提唱している。

 大統領選の結果は議会選の結果に大きく影響するとみられる。ここ数十年を見ると、大統領選で勝利した政党が議会選でも優勢となっている。

 今回の選挙戦では、上院議員選が特に注目されている。

 ミズーリ州では共和党の現職、ロイ・ブラント上院議員に挑むジェイソン・カンダー氏が予想外の健闘ぶりを見せているほか、ペンシルベニア州ではケイティ・マギンティ氏が共和党現職パット・トゥーミー議員の再選を阻む可能性があるとされる。

 また、共和党重鎮で上院議員を30年務めるジョン・マケイン議員もアリゾナ州で再選が予想されているものの、同氏にとっては異例の激しい争いとなっている。

 選挙の結果、上院の議席数が民主党と共和党で50ずつとなる場合、次期大統領が議決権を持つことになる。

3836チバQ:2016/11/08(火) 19:53:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3107253
クリントン氏選挙戦、締めにレディー・ガガさん登場「トランプ氏支持者との和解を」
2016年11月08日 17:59 発信地:ローリー/米国
【11月8日 AFP】米大統領選の激戦区ノースカロライナ(North Carolina)州で7日に行われた民主党候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支援者集会に歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)さん(30)が駆けつけ、大物政治家やスターが勢ぞろいした集会の最後を締めくくった。ガガさんは演説で、近年では最も対立が際立った大統領選の一つとなったことを踏まえ、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の支持者との和解も呼び掛けた。

 ガガさんは全米で最も早い投票が始まる数時間前、深夜の選挙集会で聴衆の若者に向けスピーチし、クリントン氏こそが恵まれない人々の代弁者だと称賛した。またトランプ氏が「どんなに卑怯で馬鹿げていても、彼女(クリントン氏)は満面の笑顔で議論を続けた」「まさに鉄でできている」などと賛辞を贈った。

 一方、ガガさんは、滞在資格を持たないメキシコ移民を「レイプ犯」と呼び、女性蔑視発言を行い、選挙結果を受け入れない可能性にも言及したトランプ氏の支持者も尊重するよう呼び掛け「このメッセージを広げることは重要。トランプ氏の支持者を嫌う必要はない。私たちが本当の米国人であれば、彼の支持者を敵と見るのではなく仲間と見るべきだ」と述べた。(c)AFP

3837チバQ:2016/11/08(火) 20:08:51
>>3801更新
http://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/2016_elections_electoral_college_map.html
クリントン203 (270まで67)
トランプ164(270まで106)


■接戦州(171)
フロリダFlorida (29)
ペンシルバニアPennsylvania (20)
オハイオOhio (18)
ジョージアGeorgia (16)
ミシガンMichigan (16)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に
アリゾナArizona (11)
コロラドColorado (9)
ネバダNevada (6)
アイオワIowa (6)
ニューメキシコNew Mexico (5)
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない

■クリントン有利(35)
ウイスコンシンWisconsin (10)
ミネソタMinnesota (10)
オレゴンOregon (7)
コネチカットConnecticut (7)
メインMaine CD1 (1) 総取りではない

■トランプ有利(9)
サウスカロライナSouth Carolina (9)

3838チバQ:2016/11/08(火) 21:08:25
■接戦州(171)

フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
ミシガンMichigan (16)  96以降民主
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
アリゾナArizona (11) 12年ロムニー 96民主 00以降共和

コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない


>>3833
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
>>3827
フロリダFlorida (29)
オハイオOhio (18)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
に注目

3839チバQ:2016/11/08(火) 21:08:38
■接戦州(171)

フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
ミシガンMichigan (16)  96以降民主
バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
アリゾナArizona (11) 12年ロムニー 96民主 00以降共和

コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
メインMaine CD2 (1) Maine (2)  総取りではない


>>3833
クリントン氏がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを押さえ、さらに、ノースカロライナかフロリダ、オハイオのいずれか1州を取れば勝利を確実にすることができるだろう。
>>3827
フロリダFlorida (29)
オハイオOhio (18)
ノースカロライナNorth Carolina (15)
に注目

3840チバQ:2016/11/08(火) 21:17:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00000010-wordleaf-n_ame
米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?
THE PAGE 11/8(火) 20:30配信

 米大統領選の投票が8日(現地時間)が始まった。世論調査では、民主党のヒラリー・クリントン候補を共和党のドナルド・トランプ候補が最終盤に猛追し、接戦になっている。米大統領選は、全米50州ごとに振り分けられた選挙人の数を、基本的には「勝者総取り」方式で争う。大統領選の勝利の行方を占う「激戦州」と最新の選挙予測を、アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に聞いた。

米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?

クリントン氏が290人〜325人を獲得して勝利?
 渡辺氏はキーとなる激戦州に、オハイオ、ノースカロライナ、フロリダの3州を挙げた。

「トランプ候補はこの3つのうちどれか一つでも敗れるとピンチ。当選には1つも落とせない。クリントン陣営はここで3つ落としても可能性は残る」

 逆にニューハンプシャー州は、クリントン候補が勝つと予想されているが、ここを落とすことになると、クリントン陣営は勝利に不安を感じることになるという。

米大統領選 トランプ氏が1つも落とせない「3つの激戦州」とは?
[図]歴代の米大統領
 米大統領選は第ニ次大戦以降、同じ政党の候補が3回連続して勝利した例が1度しかない。1988年選挙で、再選した共和党のレーガン氏にジョージ・ブッシュ氏が続いた例のみだ。クリントン候補にとっては不吉なデータだが、渡辺氏によると、米政治に詳しい選挙の専門からの多くはクリントン候補の勝利を予想している。得票率で4%程度の差をつけ、選挙人の数(過半数は270人)では、290人〜325人程度を獲得する可能性が高いとみている。

 大統領選に合わせて、連邦議会の上下両院の選挙も行われる。新しい大統領にとっては議会でも自党が多数派を取れるかが、安定した政権運営にとって必要となる。専門家の予測では、下院は共和党の勝利が確実だが、上院でもかなりの接戦になるという。上院100議席のうち、民主党と共和党が50議席ずつ分け合うか、民主党が51議席と2議席差の勝利になるか、とみられている。

 ただ、50対50の同数になった場合でも、例えば、専門家の予測通りにクリントン候補が勝利すれば、副大統領は上院議員のティム・ケイン氏が就くことになる。副大統領は上院議長も兼ねることになっており、ケイン氏が最終決定権を持つので、事実上、民主党が多数派を形成することになる。

3841チバQ:2016/11/08(火) 21:22:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00010010-afpbbnewsv-int
オバマ夫妻にロック歌手…クリントン氏オールスターで最後の訴え
AFPBB News 11/8(火) 16:20配信
【11月8日 AFP】米大統領選の投票日が翌日に迫った7日、民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(69)は重要州を駆け回り、支持拡大へ最後の訴えをした。ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で開いた集会には約4万人が参加。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領夫妻らも駆けつけ、クリントン氏への支持を熱烈に呼び掛けた。

 フィラデルフィアの独立記念館(Independence Hall)前の広場で開かれたクリントン氏の集会には、夫のビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領らも出席したほか、ロック歌手のブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)さんやジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)さんがパフォーマンスを行った。陣営によると参加者の数は過去最多を更新した。

 クリントン氏は「この選挙には明確な選択がある。分断か、それとも連帯かという選択だ」と力説。「全ての人のための経済か、上位層だけのための経済か。力強く、揺るぎないリーダーか、全てを危険にさらしかねない危険人物か」、その選択が問われていると訴えた。(c)AFPBB News

3842とはずがたり:2016/11/08(火) 21:34:08
日本みたいに詰まらんイベントではなく楽しいお祭りやね〜。投票行動への影響なんて糞喰らえで即時投票,即開票w

全米先駆けニューハンプシャー州の村で投票開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00050071-yom-int
読売新聞 11/8(火) 14:57配信

 米大統領選は東部時間8日午前0時(日本時間同午後2時)、北東部ニューハンプシャー州ディックスビルノッチ村で全米に先駆けて投票が始まった。

 同村は、カナダ国境に近い山あいの小さな村で、1960年以来、日付が変わった直後に投開票を行っている。米CNNテレビは住民らが投票する様子を生中継し、開票した結果、4票を獲得した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が2票だった共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)を破った。

 本格的な投票は8日朝(日本時間8日夜)に始まり、早ければ同日深夜(同9日昼)に大勢が判明する見通し。(ニューヨーク支局)

3843とはずがたり:2016/11/08(火) 21:50:33
ポピュリズムの波にのまれた共和党の蹉跌(前編)
ポピュリズムを利用した共和党、選挙後に分裂か?
http://jp.wsj.com/articles/SB11740957682223234214304582399170310808952
By GERALD F. SEIB AND PATRICK O’CONNOR
2016 年 10 月 28 日 07:25 JST

 2015年6月。ドナルド・トランプ氏がニューヨークに立つトランプタワーのエスカレーターで降りてきて大統領選への出馬を表明した瞬間から、ポピュリスト(大衆迎合主義者)型の共和党が急に台頭し始めた。

 だが、彼がそれを作ったわけではない。

 トランプ氏を大統領候補に担ぎ上げた現在の共和党は、この40年間に同党に押し寄せてきた新たな有権者の波によって形成されてきたものだ。つまり、ジョージ・ウォレス氏を支持した南部の有権者や、ロナルド・レーガン氏に鞍替えした民主党員、パット・ブキャナン氏がかき集めたポピュリスト、そして保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の歩兵たちのことだ。

 共和党のエスタブリッシュメント(主流派)はこうした新たな有権者を喜んで受け入れた。その多くが労働者階級で、銃や中絶、同性婚といった社会問題に関する共和党の姿勢に賛同もしていた。だが主流派はポピュリストの強い欲求に応じて党の経済的アプローチを調整するということを怠った。

 それをやってみせたのがトランプ氏だった。大統領選への出馬を表明した際、全国規模の世論調査でトランプ氏の支持率はわずか3%から5%しかなかった。だが彼はその後、自由貿易は有益ではなく有害だと考える数百万人もの新たな有権者の思いを代弁してみせた。彼は社会保障やメディケア(高齢者向け医療保険)の給付金には手を付けないと言った。移民が米中間階級の経済的・文化的に豊かな暮らしを引き裂いているという恐怖を執拗に訴えた。

 有権者の不満は一気に爆発し、共和党の幹部たちに衝撃を与え、主流派を活動不能に陥らせた。11月8日の大統領選の結果がどうあれ、これは何年にもわたって共和党の方向性を変えることになるだろう。

1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した元アラバマ州知事のウォレス氏 ENLARGE
1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した元アラバマ州知事のウォレス氏 PHOTO: PRESTON STROUP/ASSOCIATED PRESS
 トランプ氏の選挙活動は、これまでに共和党に押し寄せた波と同様に、新たな有権者を同党に引きつけることになった。しかし、別の有権者を遠ざけることにもなった。トランプ氏は深い亀裂を生じさせた。その亀裂は修復が難しく、共和党を二分さえしかねないものだ。一方は新たに勢いづいたポピュリストのグループであり、もう一方は伝統的な中道かつ保守派のグループだ。

 仮にトランプ氏が勝利すれば、共和党をよりポピュリスト寄りの方向へ導こうとするだろう。そうなれば、主流派や保守派、財界のリーダーらが追い払われる可能性がある。彼は貿易や移民、外交政策面で自身に同意しない人を軽視する傾向を強めている。トランプ氏と意見を異にする人々は共和党が自分たちの居場所なのかどうかを見極めざるを得なくなるだろう。

 トランプ氏が負ければ、共和党が依って立つ基盤は何かという険悪な論争が党内で発生する可能性が高い。トランプ氏を支持した党員は、同氏を支持しなかった主流派の「多くを名指しで」非難するだろう――。エリック・カンター前下院共和党院内総務はそう予測する。

 いずれにせよ共和党は「ドナルド・トランプから教訓を学び取る」べきだとカンター氏は言う。その教訓とは、「われわれの政策は(多くの平均的な米国人にとって)必ずしもプラスの結果をもたらしてはいないとの怒りを抱えた人々を取り込んできた」というものだ。

問題はエリート主義

 こうした不満の爆発をはるか以前に理解していた共和党員は少なからずいた。ティム・ポーレンティー氏は2001年に早くも、共和党は「ただのカントリー・クラブではなく、サムズ・クラブの政党」になる必要があると警鐘を鳴らした(訳注:サムズ・クラブとはウォルマート傘下の安売り店のことで、こういった店で買い物をする庶民層のこと)。ポーレンティー氏は後にミネソタ州知事となり、2012年には大統領選の候補者指名争いにも出馬した。

3844とはずがたり:2016/11/08(火) 21:51:25
>>3843-3844
 ブキャナン氏は初めて大統領選の予備選に出馬した1992年に、移民に対して不満を抱える有権者層を取り込んだ。同氏は「われわれは『いずれそうなる』と言っていた」と振り返る。「そして実際そうなった」

 ではなぜ、賢明なはずの他の大勢の政治家たちはトランプ氏のもとに兵隊たちが集まっている状況を把握していなかったのだろうか。

 バージニア州選出の元共和党連邦議員トム・デービス氏は「エリート主義が問題だ」と話す。党内には「われわれは賢く、彼らは愚かである。彼らには中絶と銃というエサを与えておけばいい」という態度の人間が大勢いたとしたうえで、「そんな風である必要はなかった」と語った。

 1970年。デービス氏はまだ若い政治家で、当時のニクソン大統領の顧問を務めていたハリー・デント氏のもとで仕事をしていた。デント氏はサウスカロライナ州出身で保守的な南部の有権者を従来の民主党支持から鞍替えさせようと目論んでいた。

 南部の民主党員の多くは1968年の大統領選で、第三政党の候補者として出馬した、人種分離制度を支持する元アラバマ州知事のウォレス氏に投票した。同氏は南部の5州で勝利。彼を支持した人々は左傾化しつつあった民主党からの疎外感を抱いていたのだ。

 デント氏とその仲間たちは共和党がこうした不満を抱いている民主党支持者の居場所となるように努めた。こうした有権者は共和党の財界寄りの経済政策に賛同していたわけではなかったが、徴兵拒否者への反発心や、人種分離廃止を達成するための強制バス通学への不信感、性と麻薬に代表されるカウンターカルチャー(反体制文化)への怒りといった文化的問題での連帯感を提供した。

ニクソンとレーガン・デモクラッツ

 ニクソン、レーガン両氏の政治工作員を務めたジョン・シアーズ氏は、ニクソン氏は今のトランプ氏がポピュリストを引きつけているのと、ある意味同じような方法で民主党からの鞍替え有権者を取り込んできたと指摘する。ニクソン氏もトランプ氏も、メディアや当時の政界主流派らによって広く軽蔑されていた。

 ニクソン氏は「アイビーリーグ校とニューヨーク・タイムズ、聖公会に対抗して出馬していた」とシアーズ氏は言う。南部の有権者を取り込む戦略は1972年のニクソン氏再選に役立った。そして中西部の小さな町の住民たちや北東部のリベラル派、西部の少数の保守派が長らく支持層の主体を占めてきた共和党に、新たなポピュリストの一翼が加わったのだ。デント氏は2007年に死去した。

 南部を基盤とした共和党のポピュリズムの拡大は1976年の大統領選で一時、中断された。南部出身のバプテスト派キリスト教信者で農民だったジミー・カーター氏が当選したときのことだ。この民主党政権は失敗だったと広く認識されたが、共和党に新たな有権者の波をもたらす機会となった。

 1980年。民主党から鞍替えしてレーガン氏に投票した、いわゆる「レーガン・デモクラッツ」は、リベラルな政策が自分たちの生活と地域社会の足を引っ張ったとする同氏の分かりやすい言葉に魅了された。彼らが共和党へ鞍替えしたことで、南部の地盤固めは完了した。レーガン・デモクラッツには不満を抱えたアッパーミッドウエスト(中西部の北側)の労働者階級も加わった。

 レーガン・デモクラッツは税率の引き下げという保守派の政策を受け入れ、レーガン氏は移民による経済的な利点という共和党の党是をうたい上げた。日本製品に関税と制限を課すことで伝統的な保守主義を打ち破った。労働組合の組合員はこれを称賛した。

*記事の後編(有料)に続く。

3845とはずがたり:2016/11/08(火) 22:10:19

米大統領選に見いだす一筋の光明
分裂を広げた今年の選挙が無駄にならない理由とは
http://jp.wsj.com/articles/SB10192246251775523818204582423150294702024
By GERALD F. SEIB
2016 年 11 月 8 日 10:51 JST

――筆者のジェラルド・F・サイブはWSJワシントン支局長

***

 選挙というものは国をまとめることもあれば、分裂させることもある。米大統領選を翌日に控えた今、痛いほど明らかなのは今年の選挙は後者だったということだ。

 さらに悪いことに、今回の選挙戦がもたらした傷は、勝利した方が国の統治に向き合うまでに簡単には癒えないと思う十分な理由があることだ。投票が始まってもいないのに、一方の党の幹部たちがもう一方の党の新たな大統領の弾劾について話している選挙など、この国でかつてあっただろうか?

 とはいえ、必ずしも希望がないという訳ではない。恐らく今年の大統領選を覆う雲の中にも一筋の光明がある。ここに考え得るいくつかの明るい希望を挙げてみる。

 恐らく、今年のお粗末で低俗な議論は誰しもにショックを与え、より文明的な会話に立ち返らせることになるだろう。また恐らく、民主・共和両党のエスタブリッシュメント(主流派)を芯まで揺さぶることで、エリート特有の慢心と傲慢さという膿(うみ)を絞り出すことになるだろう。 

 恐らく、ものごとのやり方を知っていると宣言しただけでドナルド・トランプ氏が躍進したことは、単純な議事進行妨害が実際に政治的代償を伴うと両党にどこかの段階で気付かせるはずだ。恐らく、民主党予備選でバーニー・サンダース氏が吹く笛の音に大勢の若者が集まったことは、ミレニアル世代にも政治に関心を持たせられることを示したはずだ。それも現状維持ではない政治に対してだ。

 恐らく、誰もが一歩後ずさりし、深く息を吸ってこう言うだろう。「こういう選挙は二度とごめんだ」。恐らく、各政党は大統領候補者の選出方法を見直し、連邦議会は「取引」の仕方――もしくはそれをしない方法――を再考するだろう。恐らく、地に落ちた米国の政治システムは、これから立ち直れるだろう。

 こうした希望が実現するかどうかは、新たに選ばれたホワイトハウスと連邦議会の政治家たちが示すリーダーシップのあり方に大いに左右される。だが同時に、これまでも真の危機には何度も繰り返し国を結束させてきた地域社会の連帯感を国民が奮い起こせるかどうかにもかかっている。

 現時点では、そうした連帯感がなかなか見えない。トランプ氏とクリントン氏のどちらを選ぶかを巡る会話は、それが家庭の夕食時であれ、ホテルで催されている大きな討論会であれ、緊張と怒りをはらみ、時には怒鳴り合いの一歩手前にまで発展する。先週末、CBSニュースが主催した討論会で、ある有権者は「互いに反目し合っている」と話した。

3846とはずがたり:2016/11/08(火) 22:10:31
>>3845-3846
 当然のことだが、米国は政治的に分裂状態がしばらく続いてきた。だがこの分裂は共和党と民主党、保守派とリベラル派を分けている伝統的な線に沿ったものだった。

 今年の大統領選で露呈した分裂は「前例がない」とビル・マッキンターフ氏は指摘する。同氏は共和党の世論調査員で、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同実施する世論調査の共同ディレクターを務めている。今年の分裂は以前より根本的な、社会の最も基本的な線に沿って生じている。つまり、性別、人種、教育水準だ。WSJとNBCが先週末に実施した投票日前としては最後の世論調査がそれを浮き彫りにしている。

8日の米大統領選で見るべきポイントをWSJワシントン支局のジェラルド・F・サイブ支局長が解説(英語音声のみ)Photo: AP
 最も注目すべきは、教育水準という線に沿った新たな分裂が生じていることだ。トランプ氏とクリントン氏の二者択一の設問では、大学の学位を持った白人有権者の51%がクリントン氏を選び、トランプ氏を選んだのは41%にとどまった。一方、大卒でない白人有権者の間ではトランプ氏の支持率が2対1の割合で高かった。

 地方に住む有権者の5人に3人はトランプ氏を選び、都市部有権者5人のうち3人はクリントン氏を選んだ。より伝統的な分裂は今や、さらに広がりつつある。非白人層ではクリントン氏の支持率が75%であるのに対し、トランプ氏は15%だ。

 さらに言えば、今年の選挙はトランプ、クリントン両氏それぞれの支持者が誰を選ぶかで単に意見が合わないという選挙ではない。一方の支持者の多くは、もう一方の支持者がなぜその候補者を選ぶのか想定することさえできないという状況だ。

 恐らく最も懸念すべきは、クリントン氏を支持する有権者の90%がトランプ氏が大統領になっても支持したくないと回答し、一方のトランプ氏の支持者も90%超がクリントン氏に同様の感情を持っていることだ。選挙後も米国は分裂されたままだとの回答は、どちらの支持者も過半数に達した。

 今回の選挙戦は長かった。出馬を表明したのはクリントン氏が約1年半前で、トランプ氏はほぼ1年4カ月前だ。恐らく、大統領選を巡る緊張の大部分を作り上げたのは、この特定の2候補に向けられた不快な感情に過ぎなかったのだろう。

 いずれにせよ、今年の大統領選でエスタブリッシュメントに対して怒りを爆発させる機会が得られた有権者の溜飲が下がり、政界が国民の声にもっと耳を傾けることを学べば、選挙も無駄にはならない。希望を持てる理由はある。

3847チバQ:2016/11/08(火) 22:52:20
http://www.sankei.com/world/news/161108/wor1611080042-n1.html
2016.11.8 22:13
【米大統領選】
投票始まる 日本時間9日午後にも決着 期日前投票は約4割
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選は8日朝(日本時間同日夜)、東部諸州を皮切りに順次投票が始まった。即日開票され、同日深夜(同9日午後)に大勢が判明する見通しだ。各種世論調査では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が優勢で、共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が追う展開となっている。

 大統領を選ぶ大統領選挙人(計538人、過半数270)が割り振られた全米50州と首都ワシントンで、期日前投票なども含めて計約1億3000万人の有権者が投票する見通しだ。

 AP通信によると、前回を上回る約4627万人が期日前投票を済ませ、多くの州で過去最高を記録。最終的に全投票の約4割に当たる5000万人を超えるとみられ、開票結果にも影響しそうだ。

 両候補は7日、重要州を回って最後の支持を呼びかけた。クリントン氏はペンシルベニア州での演説で、トランプ氏を意識して「壁ではなく橋を作ることで、より良い米国を目指す」と述べた。

 トランプ氏はノースカロライナ州でクリントン氏の私用メール問題に触れ、クリントン氏が「不正なシステム」に守られていると批判。また、欧州連合(EU)離脱が決まった英国民投票を上回る衝撃的な結果になると訴えた。

 クリントン氏は選挙戦を通じ、経済成長から取り残された中間層、黒人やヒスパニック(中南米系)などマイノリティー(少数派)を重視する政策を主張した。トランプ氏は「米国を再び偉大にする」を掲げ、メキシコ国境への「壁」建設を含む不法移民の取り締まり強化や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の破棄などを掲げてきた。

 クリントン氏は私用メール問題、トランプ氏は女性蔑視発言などで、いずれも有権者の過半数から「信頼できない」とされており、前回大統領選の投票率約55%をどれだけ引き上げられるかが鍵となる。投票は8日夜(同9日朝)から順次締め切られ、開票される。上下両院議員選や州知事選なども同時に実施される。

3848とはずがたり:2016/11/09(水) 08:59:52
心情左翼でやってきた俺もすっかり保守・エスタブリッシュメント側に立ってしまってクリントンじゃないと困るなぁと思ってゐて米大統領選の結果が気になって仕方が無い。。

最速! 全米初の投開票はニューハンプシャー州でクリントンに軍配
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6223.php
2016年11月8日(火)19時16分

11月8日、米ニューハンプシャー州ディックスビルノッチで、全米に先駆けて米大統領選の投開票が行われた(2016年 ロイター/Mary Schwalm)
 米ニューハンプシャー州ディックスビルノッチで、全米に先駆けて米大統領選の投開票が行われた。開票の結果、共和党のドナルド・トランプ候補が2票を得たのに対し、民主党のヒラリー・クリントン候補が4票を獲得し、初戦はクリントン候補に軍配が上がった。

[8日 ロイター]

3849とはずがたり:2016/11/09(水) 09:07:26
>大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。

投票日は11/8だと思ってわくわくしてたけど時差もあるし投票が終わるのは日本時間の11/9の昼間なんだな(;´Д`)結構時差大きいなぁ・・。アメリカ時間の11/8午後6時投票〆切とかあるのに。

日本にしか居ないので時差を体感として知らないからなぁ(恥)

注目は午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/10-23.php
2016年11月8日(火)18時47分
小暮聡子(ニューヨーク支局)

<米大統領選の投開票がいよいよ始まる。ヒラリー・クリントン有利とも、いや激戦だとも伝えられるが、結果は日本時間のいつ頃に分かるのだろうか>

 さぁ、いよいよカウントダウンが始まった! 運命の11月8日(火曜日)、アメリカでは早い州で米国東部時間午前6時(日本時間8日午後8時)から本格的な投票が始まる。全米50州と首都ワシントン全てで投票が終わるのは米国東部時間9日午前1時だが、その間にも投票が終わった州から結果は順次速報されていく。大統領候補が勝利するのに必要な538人の選挙人のうち、過半数となる270人以上を獲得したところで勝敗が決まる。

 決戦の時を迎えた民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプ。2人のどちらが次期アメリカ大統領に選ばれるかは、日本時間の何時に判明するのだろうか。

 大統領選当日、米大手メディア各社は投票所にスタッフを送り込んで出口調査を行いその内容を報じていくが、投票の大部分が終了するまではその州の当確は出さないのが慣例だ。投票が締め切られる前に発表してしまうと、その後の投票行動に影響を及ぼすかもしれないからだ。そうなると、各州の当確が発表され始めるのは投票所が閉まってからということになる。観戦する側としては、州ごとに発表される当確情報に基づいて選挙人の数をクリントンとトランプに振り分け、どちらかが270人に達するのを見守ればいい。

 投票の締め切り時間は州ごとに異なるが、ニューヨーク・タイムズ紙のデータをもとに日本時間のタイムラインを作成すると(カッコ内は選挙人の数)――。

■日本時間 11月9日(水)午前8時(米国東部時間8日午後6時):インディアナ州(11)のほとんどとケンタッキー州(8)の半分で最初に投票所がクローズする。

■午前9時:フロリダ州(29)のほとんどの地域、ニューハンプシャー州(4)、ジョージア州(16)、バージニア州(13)などで投票終了。

■午前9時半:オハイオ州(18)、ノースカロライナ州(15)などで投票終了。

■午前10時:ミシガン州(16)のほとんど、ペンシルベニア州(20)、フロリダ州(29)の残りの地域などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計292。

■午前11時:アリゾナ州(11)、ウィスコンシン州(10)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計432。

※ニューヨーク・タイムズ紙の分析では、午前11時(米国東部時間午後9時)がひとつの山場だ。同紙はクリントンがほぼ確実に取ると思われている州に加えて、激戦州である6州(アリゾナ、フロリダ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ)をすべて制覇すればクリントンの勝ちと見ている。

■午後12時:アイオワ州(6)、ネバダ州(6)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計457。

午後1時:カリフォルニア州(55)などで投票終了。この時点で投票が終わった州の選挙人数は合計535。

午後3時:全米最後のアラスカ州(3)で投票が終了。選挙人数の合計が全538に到達。

3850とはずがたり:2016/11/09(水) 09:07:50
>>3849-3850
フロリダ州に加え、この激戦州2州にも注目
 観戦ポイントとして注目すべきなのは、各候補が270人に到達するために鍵を握る州の動向だろう。なかでも最も目が離せないのは選挙人29人を握るフロリダ州の結果だ。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブはウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿し、「今年の大統領選の最重要州はフロリダ州だ」と語った。過去6回の大統領選で民主党が制してきた18州と首都ワシントンをクリントンが取れば、その時点で獲得選挙人数は242人。そこにフロリダ州の29人を加えれば270人に達するからだ。逆に言うと、トランプはフロリダを落とすとホワイトハウスへの道がほぼ絶望的になる。

 フロリダ州のすべての地域で投票が締め切られるのは日本時間午前10時だが、クリントンがトランプに大差をつけていればフロリダの開票速報は早い時点で出るかもしれない。逆に僅差の場合は、結果が出るまで数時間かかる可能性もある。2000年のジョージ・W・ブッシュ対アル・ゴアの選挙ではあまりに僅差だったため再集計が行われ、結果が出るのに約2週間を要した。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値ではフロリダではクリントンが46.6%、トランプが47%とほぼ互角だが、同州では期限前投票で既に総投票数の約3分の2が投じられたと見られており、クリントン優位が伝えられている。専門家によれば、クリントン陣営の「どぶ板選挙」作戦のおかげでクリントンを支持するヒスパニック系と黒人有権者の投票率が跳ね上がっているという。

 フロリダ州の結果を待つ間に注目すべきは、人種や産業の構成などから「アメリカの縮図」と呼ばれ選挙人18人を握る激戦州オハイオの動向だろう。64年以降の大統領選で、オハイオを落として大統領になった候補はいない。「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の支持率平均値では、クリントンが44%、トランプが46.2%と、トランプがリードしている。

 また、激戦州ノースカロライナにも注目が集まっている。4年前の大統領選の結果を正確に予測した統計分析の専門家ネイト・シルバーは、自身が主宰する「ファイブサーティーエイト(538)」で、今年の選挙戦の「主役」はフロリダ州とノースカロライナ州だとして、トランプがこのどちらで負けても270人には届かないとみる。

 選挙人15人を抱えるノースカロライナ州の最新の支持率平均値は、クリントンが45.7%、トランプが46.5%とその差は僅かだ。カール・ローブも、例えトランプがフロリダ州とその他の激戦州で勝ったとしても、クリントンが民主党が過去に勝利してきた18州+ワシントンの242人に加えてノースカロライナ州とバージニア州の両方(合計28人)を取れば決まりだとみる。

 前評判どおりクリントン有利に展開するのか、それとも接戦にもつれ込むのか。はたまたトランプの大どんでん返しがあるのか。他に接戦州とされるのは、アイオワ州(6)、アリゾナ州(11)、ネバダ州(6)、ニューハンプシャー州(4)、コロラド州(9)、ミシガン州(16)、ペンシルベニア州(20)、ウィスコンシン州(10)。だが、勝利演説が何時になるかを予想するには、まずはフロリダ、オハイオ、ノースカロライナに注目するのがよさそうだ。

3851とはずがたり:2016/11/09(水) 09:38:34
今んところ予想通りなんかな??

2016年 11月 9日 09:14 JST 関連トピックス: トップニュース
米大統領選アップデート:クリントン氏がバーモント州勝利へ=CNN
http://jp.reuters.com/article/us-presidential-election-update-idJPKBN13400Y

[9日 ロイター] - CNNによると、8日に実施された米大統領選では、ジョージア(選挙人16)、バージニア(13)、サウスカロライナ州(9)は接戦している。

●バーモント州

CNNによると、民主党のヒラリー・クリントン候補がバーモント州を制するもよう。選挙人数は3人。

●ケンタッキー州

FOXによると、共和党のドナルド・トランプ候補がケンタッキー州を制するもよう。選挙人数は8人。

●インディアナ州

CNNによると、共和党のドナルド・トランプ候補がインディアナ州を制するもよう。選挙人数は11人。

3852とはずがたり:2016/11/09(水) 09:50:17

2016年 11月 9日 08:59 JST
米国で銃規制めぐる住民投票、4州で規制可決へ=世論調査
http://jp.reuters.com/article/usa-election-guns-idJPKBN1332UC

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 世論調査によると、米国で8日の大統領選に合わせて行われる銃規制をめぐる住民投票では、4州で規制が可決される見通し。メーン州とネバダ州では、個人的な拳銃の売買を含め、銃器販売に一律に身元調査を義務付けるかどうかの投票を行う。

この2州で規制が可決される場合、米国国民の半数が身元調査の義務付けなど銃規制が強化された地域に住んでいることになる。すでに18の州と首都ワシントンで同様の規制法が承認されている。

ワシントン州の住民投票では、家庭内暴力の前歴があるなど危険性の高い人物の銃所有を判事が禁じることを認めるかどうかが問われる。

カリフォルニア州では、大容量弾倉を禁じるかどうか、一部の人々の銃弾購入にあたり身元調査をクリアすることを義務付けるかどうかが問われている。

合衆国憲法修正第2条は武器を保持する権利を認めており、この権利の擁護派はいかなる規制にも強く反対している。

3853チバQ:2016/11/09(水) 09:59:20
まもなく10時
フロリダ締め切りですね

3854名無しさん:2016/11/09(水) 11:58:58
http://www.cnn.co.jp/usa/35091841.html
トランプ氏3州、クリントン氏1州で勝利確実 米大統領選

2016.11.09 Wed posted at 09:59 JST

ワシントン(CNN) 8日投票の米大統領選は米東部時間の同日夜(日本時間9日朝)、中西部や南部の一部の州から開票が始まった。

CNNの予想によると、共和党候補のドナルド・トランプ氏がケンタッキー、インディアナ、ウェストバージニアの各州、民主党候補のヒラリー・クリントン氏がバーモント州でそれぞれ当選を確実にした。

オハイオ州やノースカロライナ州など、激戦州の大勢はまだ判明していない。

クリントン氏は7日深夜すぎ、ノースカロライナ州での最後の集会を、「愛は憎しみに勝つ」という言葉で締めくくった。トランプ氏の名と同じ「勝つ(trump)」という動詞を使い、同氏の憎悪発言を批判する意味を込めたスローガンだ。

トランプ氏は8日朝、フォックス・ニュースとのインタビューで「我々は多くの州を勝ち取るだろう」と宣言。クリントン氏優勢を伝える世論調査の数字はメディアのうそだとする主張を繰り返した。

大統領選と同時に投票が行われた連邦議会選では、民主党が上院で過半数奪還を狙う。下院では共和党が議席数の差を減らしつつも過半数を維持するとの見方が強い。

http://www.cnn.co.jp/usa/35091850.html
クリントン氏7州と首都、トランプ氏8州で勝利確実 米大統領選

2016.11.09 Wed posted at 10:45 JST

(CNN) 8日投開票の米大統領選は米東部時間の同日午後8時半(日本時間9日午前10時半)過ぎまでに、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が新たに民主党寄りの6州と首都ワシントン、共和党候補のドナルド・トランプ氏が5州で勝利を確実にした。

出口調査に基づくCNNの予想によると、クリントン氏は最初に勝利確実となったバーモントに加え、デラウエア、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ロードアイランドの各州と、首都ワシントンで勝利する見通し。

トランプ氏はケンタッキー、インディアナ、ウェストバージニアの3州に加えて、新たにアラバマ、オクラホマ、ミシシッピ、サウスカロライナ、テネシーの各州を制する見通しとなった。

勝敗ラインの選挙人獲得数は270人。CNNの集計によると、午後8時の時点でクリントン氏が68人、トランプ氏が66人を獲得している。

http://www.cnn.co.jp/usa/35091854.html
トランプ氏がテキサス州、クリントン氏がNY州制す

2016.11.09 Wed posted at 11:32 JST

(CNN) 8日投開票の米大統領選は米東部時間の同日午後9時(日本時間9日午前11時)過ぎまでに、共和党候補のトランプ氏が新たにテキサス州など6州とネブラスカ州の一部、民主党候補のヒラリー・クリントン氏がニューヨーク州で勝利を確実にした。

出口調査に基づくCNNの予想によると、トランプ氏は大票田のテキサス州のほかアーカンソー、カンザス、ノースダコタ、サウスダコタ、ワイオミングの各州を制した。またネブラスカ州に割り当てられた選挙人5人のうち3人を獲得する見通しとなった。同氏は既にアラバマ、インディアナ、ケンタッキー、ミシシッピ、オクラホマ、サウスカロライナ、テネシー、ウェストバージニアで勝利を確実にしている。

クリントン氏はデラウエア、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ニューヨーク、ロードアイランド、バーモントの各州と、首都ワシントンで勝利する見通し。

勝敗ラインの選挙人獲得数は270人。CNNの集計によると、午後9時過ぎの時点でトランプ氏が128人、クリントン氏が97人を獲得している。

3855とはずがたり:2016/11/09(水) 12:12:21

<米大統領選>接戦 激戦州競り合い、横並び
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161109k0000e030213000c.html
11:39毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は8日、投開票された。米国初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)と共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が接戦を繰り広げている。米主要メディアによると、東部時間8日午後9時(日本時間9日午前11時)段階で、クリントン氏が東部などの8州と首都ワシントンで勝利確実となり、トランプ氏は南部など14州を固めた。勝敗の鍵を握る激戦州の東部ペンシルベニアや南部フロリダなどでは競り合い、横並びだ。

 今回の大統領選は、民主党のオバマ大統領(55)の後任を決める。クリントン氏が勝てば、第二次世界大戦後では初めて民主党が3連勝だ。トランプ氏が勝てば、共和党が8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。

 大統領選は、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人計538人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。米メディアによると、クリントン氏は開票初期の段階で、東部の大票田ニューヨークやマサチューセッツやニュージャージー、中西部イリノイなど民主党の地盤州を確保。一方、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。

 焦点の激戦州は、ペンシルベニアやフロリダに加え、中西部オハイオや南部ノースカロライナなど10州前後。米メディアの選挙人獲得予測ではクリントン氏が先行し、トランプ氏は激戦州の多くを獲得しなければ当選への道は開けない。

 投票所の一部では、電子投票機器の不具合などのトラブルが起きた。米紙USAトゥデーによると、西部ユタ州のワシントン郡では計380台の電子投票の機械のうち99台しか正常に稼働せず、紙による投票に切り替わった。また、ニューヨーク市の二つの投票所では、投票用紙を読み取る機械の一部が正常に作動せず長蛇の列ができ、不満を募らせた有権者らで騒然としたという。

 選挙戦では、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任し、政治経験と実績を掲げたクリントン氏が「就任1日目」から仕事ができると主張した。一方、政治経験がないトランプ氏は、逆に「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張した。

 トランプ氏は「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などに対する度重なる暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。クリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。一方、暴言などで党主流派と対立を抱えたままの選挙戦となった。

 クリントン氏は、オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻も精力的に後押しした。トランプ氏の暴言に嫌悪感を持つ非白人や女性からの強い支持を得て、トランプ氏を「大統領にふさわしくない」と強調した。ただ、国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたり、「何かを隠している」との疑念がつきまとった。

 両候補とも、世論調査で「好感を持たない」との回答が5割を超える不人気候補同士の対決だった。対テロ戦略やロシア、中国との向き合い方、賃金が上がらないことへの対応策など、政策論争は低調なまま推移した。9月下旬から3回開かれたテレビ討論会も非難の応酬に終始し、選挙戦は異例の展開をたどった。

3856とはずがたり:2016/11/09(水) 12:15:50
米下院選挙 共和党が多数派維持へ 米ABC
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010761351_20161109.html
10:45NHKニュース&スポーツ

アメリカでは、大統領選挙に合わせて連邦議会の選挙も行われていて、共和党が下院で多数派を維持することが確実となりました。

連邦議会の上下両院の選挙は、大統領選挙に合わせて8日に投票が行われ、このうち上院では定数100議席のうちおよそ3分の1にあたる34議席が、下院では435議席すべてが改選されます。

ABCテレビによりますと、下院では、現在、多数派となっている共和党が、引き続き過半数を維持することが確実となりました。

現在の連邦議会は、共和党が上下両院で多数派となっていますが、今回の選挙の結果、上院で民主党が現在よりも5議席増やして多数派を奪還し、上院と下院で多数派が異なる、いわゆる「ねじれ」の状態となるのかが焦点です。

3857とはずがたり:2016/11/09(水) 12:27:18

今画面でジョージア州(16)・オハイオ州(18)・フロリダ州(29)・ノースカロライナ州(15)・ウィスコンシン(10)はトランプ有利。このうちオハイオは当確出た様だ。

ペンシルベニア(20)・バージニア(13)・ミネソタ(9)・コロラド(9)はクリントン有利。

これを現有トランプ140・クリントン109を足すとトランプ228,クリントン160。加州の55を足してもクリントンは215。

「世論調査でトランプと云いたくない人が多かった」とのBBCの論評も。

民主は上院を抑えるのも難しく。

3858とはずがたり:2016/11/09(水) 12:30:13
トランプに当確でた様だ。

「オハイオ州の勝者が当選」続くか…全米の縮図
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161108-OYT1T50126.html?from=y10
2016年11月09日 06時22分
特集 米大統領選

 【ワシントン=大木聖馬】8日投開票の米大統領選で、接戦州と位置づけられるオハイオ州の選挙結果に注目が集まっている。

 同州は産業構造や人口構成などから「全米の縮図」と言われ、1964年以降、同州を制した候補がいずれも大統領となってきたが、事前の予想では、半世紀以上に及んだ「伝統」が崩れる可能性が出て来たためだ。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた7日時点の同州の世論調査平均支持率は、トランプ氏が45・8%、クリントン氏が42・3%で、トランプ氏が約4ポイントリード。ただ、RCPの選挙人獲得予想で優位に立つクリントン氏が同州を落としても、選挙は勝ち抜けるとの分析がある。

 分析通りとなれば、共和党のリチャード・ニクソン氏に同州を取られながらも当選したのは民主党のジョン・F・ケネディ氏だった1960年以来となる。

2016年11月09日 06時22分

3859チバQ:2016/11/09(水) 12:33:02
注目の、ノースカロライナ、フロリダ、オハイオ いずれもトランプ有利
こら、荒れるで

3860とはずがたり:2016/11/09(水) 12:56:39
フロリダなど激戦州でトランプまさかのリード、大統領選は互角の戦い
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6233.php
2016年11月9日(水)12時40分

 11月8日、米大統領選は8日、投開票が行われ、共和党のドナルド・トランプ候補が、激戦州のフロリダ、バージニア、オハイオの各州で若干リードしている。写真はフィラデルフィアで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)
 米大統領選は8日、投開票が行われ、共和党のドナルド・トランプ候補が、激戦州のフロリダ、バージニア、オハイオの各州で若干リードしている。

 日本時間9日昼過ぎにも大勢が判明する見通しで、民主党のヒラリー・クリントン氏が女性初の大統領となるか、共和党のトランプ氏が政権を奪還するかが注目される。

 米東部時間午後9時35分(日本時間9日午前11時35分)時点で民主党のクリントン候補が獲得した選挙人の数は104人、共和党のトランプ候補は136人。当選には過半数の270人を獲得する必要がある。

 全米の3分の2以上の州で投票は既に締め切られている。オハイオ、フロリダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ニューハンプシャー、バージニアの各州が大統領選の行方を左右するとみられている。

 フロリダ州では91%開票時点で、860万票中トランプ氏がクリントン氏を約14万票リードしている。

 トランプ候補は南部や中西部の州で、民主党のクリントン候補は東海岸沿いの複数の州や中西部イリノイ州で勝利を確実にし、ほぼ事前予想通りとなった。

 7日公表されたロイター/イプソスの米大統領選前最後となる週間世論調査によると、大統領選の本選でクリントン氏が勝利する確率は約90%。クリントン氏の勝率は前週の調査結果とほぼ同じだった。

 こうした中、トランプ候補が米西部ネバダ州ラスベガスでの期日前投票について、選挙管理人が規定の投票時間を延長して有権者に投票させたとして投票記録の保管命令を求めて起こした訴訟で、同州の地区連邦地裁は8日、これを棄却した。

[9日 ロイター]

3861チバQ:2016/11/09(水) 12:56:44
コロラド、ニューメキシコはヒラリーが押さえたようだが
オハイオ、フロリダはトランプ確定
ノースカロライナもトランプ優勢

トランプで決まりそうですね

3862とはずがたり:2016/11/09(水) 12:59:12
後4分程で西海岸の投票が締め切られるとの事。その中でこのガンガンの開票と報道w

3863とはずがたり:2016/11/09(水) 13:06:58
青だったウィスコンシンやミシガンがトランプ濃厚。

3864とはずがたり:2016/11/09(水) 13:16:13
>>3861
完全に流れはトランプですねー。
フィリピンの大統領と閣僚みたいにトランプがなんかぶち上げて官僚機構や議会がどうにか抑えて世界に向けて落とし所を考えるのかって感じになるのでしょうか?

3865とはずがたり:2016/11/09(水) 14:08:44
ビル・クリントンの人種観と複雑な幼少期の家庭環境
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6087_1.php
2016年10月21日(金)12時04分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

…彼は、アメリカを再び繁栄に導いた大統領として高く評価されており、今なお国民の間で絶大な人気を誇っている。特に黒人の間で人気が高いことはよく知られている。

西川賢・津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授は『ビル・クリントン――停滞するアメリカをいかに建て直したか』(中公新書)…

第2回は「第1章 深南部での青年期――苦難な環境と人格形成」より。人種差別がそこかしこに残るアーカンソー州の小さな町で、複雑な家庭に生まれ育ったビル・クリントンは、自身が生まれる前に自動車事故で実父を亡くした。祖父ジェームズは黒人居住区で食料品店を経営していたが、人種にこだわらず顧客には公平に接していたという。そしてビルが4歳になる前、母バージニアは再婚する――。



 こんなエピソードがある。アーカンソー州議員も務めた黒人法律家リチャード・メイズは、あるとき若い黒人女性が主催するパーティに招かれた。そこで、当時32歳で州司法長官だったクリントンを偶然見かけた。白人の招待客はクリントン1人だったが、ぎこちない様子などもなく、ほかの黒人の来客と普段通り談笑していた。メイズはクリントンの自然な振る舞いに感心したという。…

3866とはずがたり:2016/11/09(水) 15:53:26
これだねぇ。。

「隠れ支持者」はトランプ氏の秘密兵器になるか、米大統領選
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%80%8C%E9%9A%A0%E3%82%8C%E6%94%AF%E6%8C%81%E8%80%85%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E5%85%B5%E5%99%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%81%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8/ar-AAjVx14
AFPBB News
3日前

【AFP=時事】8日に投票日を迎える米大統領選で、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に投票すると公にするのを控えている「隠れた」支持者はどれほどいるだろうか。

 民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官との大接戦が予想される中、こうした「隠れ支持者」がトランプ氏の秘密兵器となり、結果を左右するかもしれない。

 ホワイトハウス(White House)前で取材に応じた退役軍人のトーマス・ハドソン(Thomas Hudson)さん(64)は、期日前投票でトランプ氏に票を投じたことを気が進まない様子で認めた。いつもは共和党候補に投票することを「とても誇りに」感じているが、今回は「良心の呵責(かしゃく)」があると語った。

 重要なのはトランプ氏の隠れ支持者が、英国民投票が欧州連合(EU)離脱という結果に終わったのと同じような衝撃の選挙結果をもたらすことができるのかということだ。

 政治学者らはこうした予想外の選挙結果を「ブラッドリー効果(Bradley Effect)」と呼ぶ。1982年のカリフォルニア(California)州知事選で、世論調査では大きくリードしていた黒人のトム・ブラッドリー(Tom Bradley)元ロサンゼルス(Los Angeles)市長が敗れたことに由来する。有権者の多くは人種差別だと批判されることを恐れて、ライバルの白人候補に投票すると認めたがらなかったとみられている。

 米政治サイト「ポリティコ(Politico)」が主要11州の共和党の選挙関係者を対象に行った調査では、世論調査では隠れ支持者の数が実際よりも少なく出ると答えた人が71%に達している。

 バージニア(Virginia)州のある共和党員は「トランプ氏に投票すると認めない多くの共和党員を個人的に知っている」と言う。「私自身も認めたくない」

 電話調査でもトランプ氏の支持者は実際より少なく出るかもしれない。インターネット調査のほうが人々はどの候補者に投票するつもりなのか本音を明らかにしやすいとみられる。


オハイオ州ウィルミントンで開かれた選挙集会に参加した米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(2016年11月4日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB Newsc AFPBB News 提供 オハイオ州ウィルミントンで開かれた選挙集会に参加した米大統領選の共和党候補…
 ウェブサイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」は、「ドナルド・トランプ氏に対するヒラリー・クリントン氏のリードは、電話で直接聞き取る方式の調査の方が、そうでない調査よりも大きい」としている。

 米誌ニューズウィーク(Newsweek)に執筆している科学者で政治評論家のウィリアム・ハウスドルフ(William Hausdorff)氏によれば、こうした技術的な要因がEU離脱を決めた英国民投票の結果を世論調査が予測できなかったことにつながったという。

【翻訳編集】AFPBB News

3867とはずがたり:2016/11/09(水) 15:54:42
一部でペンでもトランプに当確でたようだ。

池上彰氏、ヒラリー氏が嫌われる理由を解説「米国民は首都を信用していない」
http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e6%b1%a0%e4%b8%8a%e5%bd%b0%e6%b0%8f%e3%80%81%e3%83%92%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%b0%8f%e3%81%8c%e5%ab%8c%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1%e3%82%92%e8%a7%a3%e8%aa%ac%e3%80%8c%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e6%b0%91%e3%81%af%e9%a6%96%e9%83%bd%e3%82%92%e4%bf%a1%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d/ar-AAk4Hol?li=BBfTjut&ocid=spartandhp
3 / 11
デイリースポーツ/神戸新聞社
1時間前

 ジャーナリストの池上彰氏が9日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」に登場。米大統領選でヒラリー氏が米国民に嫌われる理由について、米国民が中央政府を信用していないという心情があると解説した。

 番組では米大統領選の速報を報道。トランプ氏有利という情勢について、なぜヒラリー氏は嫌われるのか?という話題となった。

 池上氏は、ヒラリー氏の夫が元大統領であることを挙げ「大統領時代の給料は実はそれほど高くはない。でも大統領を辞めた後にみんな財団を作るんです。そこで世界中から寄付を募る。また世界中を講演旅行して多額のお金が入るんです」という仕組みを説明。

 テレビ朝日の小木逸平アナウンサーが「(夫の)引退後、財団があるのに、また大統領になっちゃってどうするの?っていう話ですか?」と、夫婦で“荒稼ぎ”する姿勢を指摘すると、池上氏は「そうです」とうなずいた。


池上彰氏c デイリースポーツ/神戸新聞社 池上彰氏
 また、米国民は「首都を信じていない。連邦政府を信用していないんです」とコメント。過去の大統領についても、オバマ氏はイリノイ州、ビル・クリントン氏はアーカンソー州など、地方の政治から中央へ舞台を変えたことを挙げ「ワシントン政治に汚れていない人が選ばれていた。その点、(ヒラリー)クリントンさんはずっとワシントン。その不信感を(米国民は)持っている」と、ヒラリー氏が支持されない理由を解説した。

 トランプ氏は政治家経験は一切ないが、「それが新鮮なんです」とも指摘していた。

3868とはずがたり:2016/11/09(水) 16:05:46
Clinton HQ,事実上の敗北宣言。代理者が今日はこれ以上発言を出さない,支持者の皆さん今夜は帰って休んで下さいとのこと。

3869とはずがたり:2016/11/09(水) 16:15:32

大統領選アメリカ
佐藤優が斬る! もしトランプが大統領になったら、世界はこう変わる
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48143
佐藤 優作

「スーパーチューズデー」を制したドナルド・トランプ。これを受け、共和党議員やメディア、政治資金団体、ネオコンは総反撃に出る構えだ。暴力的な発言を繰り返すトランプになぜこんなに支持が集まるのか。アメリカの実情から佐藤優氏がその理由を解説する。

佐藤:要するに、トランプは「共和党をぶっ壊す」と言っているわけですよ。それによって改革を進めるのだと。

邦丸:小泉純一郎さんみたい。

佐藤:そういうこと。今まで政治に関心がなかった人の声なき声を吸い上げてくれるということで、たとえば、「イスラム教徒をテロが解決するまで入国させない」というのは暴言だというけれど、冷静に考えれば、誰を国内に入れるか入れないかというのは、国の主管なんですよ。ですからこれは、違法な発言ではないんですね。

佐藤:あるいは、「違法移民を送り返す」という発言も、不法滞在者を送り返すのは違法ではないですよね。トランプはバカじゃない。違法な発言はしないんです。

だけど、法律に違反していないけれど、世の中でタブーになっていることはある。そこを盛り上げることによって、今まで支持していなかった人の支持をかき立てることができた。

率直に言うと、アメリカの南部のほうでは右手に3リットルくらいの大きなボトル入りのコーラを、左手に1キロくらいのポテトチップスを持ってムシャムシャ食べている、私の1.5倍くらい太ったおじさんが、みんなでUFOの話をしてる。

佐藤:あるいは、「最近、どの外国に行ったか」と聞かれて、「ニューヨークだぜ。ユナイテッド・ステイツだから、ニューヨークは別の国だ」と答えるアメリカ人がたくさんいるんですよ。そういう人たちが、「トランプ、なかなかいいじゃないか」と言っているんですね。

佐藤:トランプが「アメリカの若者を戦争に出すことにカネを使うな」と発言すれば「おおっ」と言い、「イスラム国なんかみな殺しにしてやれ」と言えば「おおっ」と盛り上がっているでしょう。

それを理屈で押さえようとするマスメディアや共和党のなかのネオコンは所詮はエリート。そんな彼らがトランプを叩けば叩くほど、「トランプはオレたちの代表だ」と言って、ますます求心力がつくことになりますよ。

佐藤:要するに、(トランプ候補の主張は)既得権益を全部ひっくり返されるという話ですから。それと同時に、国際政治も変えてしまいます。

要するに、トランプはアメリカ孤立主義者なんですよ。激しいことを言うんだけれども、「ルーズベルト大統領が真珠湾奇襲の後、第2次世界大戦に突入したのが間違いだった。ナチスが台頭していようが、日本が出てこようが、放っておけばよかった。アメリカはアメリカの繁栄だけを考えていればよかった。もっとアメリカを豊かにしよう。偉大なアメリカにしよう。アメリカ人の生活さえ良くなればいいんだ。あとは知ったことじゃない」という理屈です。

アメリカが石油を手に入れるのであれば、「アメリカのそばにあるベネズエラが生意気だ。少しシメて、あそこから石油をとってくるか」と、こういう感じですよ。

だから、意外と平和外交になる。

3870とはずがたり:2016/11/09(水) 16:15:43
邦丸:平和外交!

佐藤:だから、中国もロシアも大歓迎。

邦丸:アメリカが出てこなくなるわけですものね。

佐藤:「金持ちケンカせず」ということです。トランプビルを中国に造るといったら、習近平も「いいヤツじゃないか」となる。

だから、世界秩序を全部、ひっくり返す。日本との関係も、まさに昔、鳩山由紀夫さんが言っていた「駐留なき安保」になる可能性もある。要するに、米軍が全部、退いちゃうんです。

「なんで、オレたちがあいつらのことを命を懸けて護らなきゃいけないの。自分の身を護りたいのなら、勝手に護ったら。アメリカにとって有害だということだったら出て行くけれど、アメリカ本土やグアムにいるよ」という感じになりますよ。

「TPPもやめる。日本のクルマにも家電にも思い切り関税をかけてやる。アメリカだけ良ければいいんだ。悔しければ、力をつけろ」と。こういう方針ですよ。だから、アメリカ人は拍手喝采なんですよ。

邦丸:民主党候補のバーニー・サンダースが予想外に支持を集めたのも、モヤモヤしている若い世代が、このままアメリカ国民でいて、われわれは幸せなのかと思っているところに、大学の無償化とか、スポッと胸に響く言葉を言ったからなんですね。

佐藤:モヤモヤなんていうレベルではないんですよ。私が去年の12月31日に対談した山口真由さんをご存じですか。

邦丸・西川:?

佐藤:東大をトップで卒業したあと、財務省に入省して2年で辞め、国際弁護士を目指してハーバード大学に留学中の方です。勉強法などの本もたくさん書いています。その彼女に「ハーバードはいかがですか?」とたずねたところ、「佐藤さん、ひどいところなので驚いたんですよ。授業料がいくらかご存じですか?」と言うんです。「いくら?」と聞くと、「7万ドルです」と。

西川:7万ドル!

佐藤:「1年で?」と聞くと、「10ヵ月で7万ドルです」と。つまり800万円。ロースクールまで最低6年かかるでしょ。ということは、授業料だけで4800万円かかるんですって。

邦丸:はあ〜〜〜。

佐藤:その金額を払える家の子弟しか、もうハーバードには入れない。ひと昔前までは、軍隊に入ればハーバードに入ることができるという話があったんだけれど、もうそういう時代ではない。超富裕層の子どもしか入れない。アメリカのほとんどのエリート大学がそうで、エリート大学を出ると投資銀行で年収2000万〜3000万からのスタートになる。

それ以外のフツーのアメリカ人は就職口がない。あるいは、大学を卒業してもアルバイトで日銭20〜30ドルもらっている。

こういう状態になっているから、若い人たちは閉塞感なんていうもんじゃない。格差が絶対に追いつかないところまで拡がってしまっている。だから、大変な不満があるし、これは異常な社会になっていると、彼女は言っていました。

3871とはずがたり:2016/11/09(水) 16:16:03
>>3869-3871
邦丸:仮にドナルド・トランプ大統領が誕生し、「アメリカさえよければいい」という一国孤立主義の考えに従って、「アメリカ軍はどんどん退く。今までは世界の警察と言われてきたけれど、これからは違う。日本も中東もアメリカには関係ない」となったとしましょう。いわゆる武器商人がアメリカでは巨大な力を持っていると言いますが、彼らからすれば戦争はカネ儲けになる。だから煽るんですね。

佐藤:はい。なので、戦争になります。トランプは「それに関しては適宜、儲けてください」というスタンスですから。それはもう中東で空白ができるから、戦争が起きますよ。そして国内では、おそらくカネ持ちをいじめると思う。

邦丸:カネ持ちいじめ。

佐藤:トランプ自身が、土地と土建で這い上がってきたから、遺産を相続するとか、金融でカネを右から左へ動かすとかいうのは嫌いなんです。だから、そっちのほうには課税したりするでしょうね。産業資本を強化する建設業のような、額に汗する人を重視する。

邦丸:実業を重視する。

佐藤:産業が大事だということで。

邦丸:ウォール街をシメちゃうということですか。

佐藤:今回のネオコンやマスコミの総反発というのは、実はウォール・ストリートの反発だと思うんです。

トランプは、ウォール・ストリートの大ガネ持ちにとってプラスじゃない。ということは裏返して言うと、庶民感覚のところの人にしてみれば、「なかなかいいじゃないか」ということになる。

ウォール・ストリートをシメ上げて、アメリカを強くするためにはみんなにチャンスがなくてはいけないということで、大学の授業料を安くすると思う。

邦丸:奇しくも、バーニー・サンダースと同じことをすることになっちゃうわけですね。

佐藤:同じですね。バーニー・サンダースは社会主義的な方法、トランプはファシズム的な方法で社会政策をやろうとしている。だから図式的に見ると、新自由主義による格差が行き過ぎちゃったから、一方においては社会主義、他方においてはファシズムが出ているという感じです。

日本も他人事ではない。特に子どもの貧困がひどいでしょう。6人に1人が食を欠くことがある。一人親の家庭の子どもは2人に1人という状態になっている。この格差がもう少し拡大すると、日本においても一方でサンダース現象、他方においてトランプ現象が出てきますよ。

邦丸:今、アメリカほどではないにしろ、日本でも少しずつ出ていますよね。

佐藤:率直に言って、トランプの雰囲気は橋下徹さんのなかにあるでしょう。一方、日本共産党が「国民連合政府」と言い出して小沢一郎さんがそこに全面的に賛成しているということだから、こっちはサンダースみたいな感じですね。

両方ともそれほど影響力を持たないのは、まだまだ日本は格差がアメリカに比べれば知れているし、戦争に直面もしていないからですよね。ただ、どの国でもこういうふうになってくると思います。

3872チバQ:2016/11/09(水) 17:03:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000067-asahi-int

共和党、上下両院で過半数維持 米議会選

朝日新聞デジタル 11/9(水) 16:47配信
 米連邦議会選挙が8日、大統領選と同時に行われ、共和党が上下両院で過半数を維持した。複数の米メディアが報じた。共和党が上院で多数派を維持したことで、最高裁人事の行方などにも大きな影響を及ぼす可能性がある。

 上院(定数100)の任期は6年で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の改選は34人(共和24、民主10)が対象。非改選を含め、米東部時間9日未明の時点で、共和党が48議席、民主党が46議席を獲得しており、残りの議席も共和党が優勢となっている。改選前の議席は共和54、民主46(無所属2人を含む)。共和党は2014年の中間選挙で上院の過半数を奪い返していた。

 2年ごとに全議席が改選される下院(定数435)は、9日未明時点では共和党が232議席、民主党が170議席を獲得した。共和党は14年の中間選挙で第2次大戦後最多の247議席を確保していた。改選前の議席は共和246、民主186、欠員3。

 政権の閣僚や欠員が続いている最高裁判事の人事は上院の承認が必要となる。特に米社会の重要問題を判断する最高裁判事は定員9人で、民主党、共和党の大統領に指名された判事が4人ずつで拮抗(きっこう)しており、後任次第では最高裁内のバランスを大きく変えうる。(ワシントン=五十嵐大介)

3873チバQ:2016/11/09(水) 17:15:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000103-jij-n_ame

モデルからファーストレディーに=外国出身は2人目-メラニア夫人・米大統領選

時事通信 11/9(水) 17:00配信

 旧ユーゴスラビアのスロベニア出身で元ファッションモデル。

 ルイーザ・アダムズ第6代大統領夫人以来約190年ぶり、米史上2人目の「外国生まれのファーストレディー」となる。

 1970年4月生まれの46歳。90年代半ばからニューヨークを拠点に活動し、2005年にドナルド・トランプ氏と結婚した。大統領選ではトランプ氏の長女イバンカさんと共に華やかな着こなしで選挙活動を支えた。過激な発言を繰り広げるトランプ氏に「大統領らしく振る舞って」と苦言を呈したこともあったという。

 大統領夫人として、女性の生活向上やネットでのいじめ対策に取り組む意向だ。トランプ氏と交際中の99年にはニューヨーク・タイムズ紙に、同氏が大統領に就任することがあれば「ジャクリーン・ケネディやベティ・フォード(元大統領夫人)のように伝統的な役割を果たし、夫を支える」と答えていた。

 ただ、選挙戦を通じてスピーチ盗用や学歴詐称などの疑惑がたびたび浮上。ワシントン・ポスト紙とABCテレビが8月に発表した世論調査では「ヒラリー・クリントン氏以来の好感度が低いファーストレディー候補」となった。(ワシントン時事)

3874チバQ:2016/11/09(水) 17:16:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00010001-bfj-n_ame

【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず

BuzzFeed Japan 11/9(水) 17:11配信



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【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず


Andrew Kelly / Reuters


米大統領選では、大方の事前予想を覆して、共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選を確実にした。勝敗を分けたのは、激戦州の結果だった。米メディアの分析をまとめた。【BuzzFeed Japan / 鈴木 貫太郎】

CNNは、トランプ氏の勝因として、フロリダ、ノースカロライナ、オハイオ州の結果を挙げた。

この3州では、当初から激戦が予想されていた。だが、事前の予測ではクリントン氏が有利との見方が強かった。
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【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず


Joshua Roberts / Reuters


激戦州5州を制したトランプ氏

ニューヨークタイムズは開票前、激戦の6州でクリントン氏が勝利し、過半数の選挙人を獲得する可能性があると報じていた。

ニューヨークタイムズが注視した激戦6州は、フロリダ、オハイオ、アリゾナ、ジョージア、ニューハンプシャー、ノースカロライナ各州。

トランプ氏はこの激戦6州のうち、少なくとも5州で勝利した。CNNによると、ニューハンプシャーは接戦が続いている。

こうした激戦州に加えて、トランプ氏は民主党有利と見られていた州でも勝利した。

選挙人20人を抱えるペンシルベニア州。過去6回の選挙では民主党が勝利していた州で、クリントン氏有利の見方が強かった。しかし、製造業に関わる白人労働者を中心にトランプ氏が支持を拡大し、民主党の切り崩しに成功した。
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【米大統領選】勝負決めた激戦州 クリントン氏は黒人・ヒスパニック・若者の支持を伸ばせず


Kim Hong-ji / Reuters


クリントン氏、黒人・ヒスパニック・若者の支持が伸びず

CNNは、独自出口調査の結果を発表、クリントン氏は黒人、ヒスパニック系の支持を得られなかった、と伝えた。

オバマ大統領が共和党のロムニー候補に勝利した2012年、オバマ大統領は黒人93%、ヒスパニック系71%の支持を獲得していた。これに対してクリントン氏は黒人88%、ヒスパニック系65%と伸び悩んだ。

さらに、クリントン氏は18〜29歳の若年層での支持率も伸ばせなかった。オバマ大統領60%に対して、クリントン氏の支持率は54%にとどまった。

3875チバQ:2016/11/09(水) 17:18:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000102-jij-n_ame

トランプ氏勝利の背景に深い政治不信=米大統領選

時事通信 11/9(水) 17:00配信



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 【ワシントン時事】米大統領選で公職経験ゼロの共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が勝利を確実にした背景には、国民の根深い政治不信がある。

 トランプ氏の政策や政治姿勢は歴代大統領とは全く異なるため、米国の内政・外交が混乱し、国際社会を揺さぶる恐れも否定できない。

 米政治は近年、党派対立が激化し、2013年には政府が閉鎖される事態に発展した。米社会の閉塞(へいそく)感を打開できないエスタブリッシュメント(既成勢力)への反発から、大統領選では「アウトサイダー旋風」が吹き荒れ、トランプ氏を当選ラインに押し上げる大きな要因となった。

 トランプ氏は選挙戦で自身を「チェンジ(変革)の旗手」と位置付けた。投開票前のCBSテレビの世論調査では、12年の大統領選でオバマ大統領に票を投じた人の7%がトランプ氏を支持すると回答。オバマ氏の「チェンジ」に期待した有権者の一部がトランプ氏に流れた面もあるようだ。

 ただ、トランプ氏は先月下旬まで民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)に全米支持率で大きくリードされていた。投開票11日前になって連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題の捜査再開を明らかにしたことが、土壇場での逆転につながったのは間違いない。

 トランプ氏は選挙戦で、米メキシコ国境にメキシコ政府の予算で壁を建設すると公約。駐留経費の負担を増やさなければ在日米軍などを撤退させるとけん制し、就任初日の環太平洋連携協定(TPP)離脱も主張した。いずれも本来の共和党とは懸け離れた孤立・保護主義的な立場だ。

 トランプ氏に対しては、歴代の共和党政権を支えてきた専門家の多くが「史上最も無謀」などと不支持を打ち出した。大統領になれば公約実現に向け協力を得るため、トランプ氏も現実路線に転換せざるを得なくなるという見方も出ているが、政権運営がどのようなものになるかは未知数だ。(了)

3876チバQ:2016/11/09(水) 17:18:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000066-mai-n_ame

<米大統領選>トランプ氏が当選確実 予想覆し逆転

毎日新聞 11/9(水) 16:46配信



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<米大統領選>トランプ氏が当選確実 予想覆し逆転


ドナルド・トランプ氏


 米大統領選は8日、投開票された。米メディアによると、政治経験のない共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が激戦州の中でも大票田の南部フロリダや中西部オハイオなど重要州を制した。勝利が確実視される残る州の選挙人を合わせると、当選に必要な過半数270人を超える見通しで、当選を確実にした。鍵を握る激戦州で敗戦した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は、民主党地盤の東部や西部の諸州などを中心に確保したが、及ばなかった。AP通信はトランプ氏が当選したと速報。米CNNによると、クリントン氏はトランプ氏に電話し敗北を認めた。【ワシントン西田進一郎】

【<米大統領選開票速報>トランプ氏が当選確実】

 米国で政治経験のない人物の大統領就任は、1953年の第二次大戦の連合国軍最高司令官だったアイゼンハワー氏(第34代大統領)以来。行政経験、軍歴もない大統領は1776年の建国以来初めて。

 トランプ氏は副大統領候補のマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)と共に、2017年1月20日に就任する。トランプ氏は就任時は70歳7カ月で、81年1月に69歳11カ月で初就任したレーガン大統領(当時)を上回り、歴代で最高齢で就任する大統領になる。共和党は8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。

 米メディアによると、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。激戦州ではオハイオ、フロリダ、ノースカロライナなどを得た。オハイオ州は「全米の縮図」と言われ、1964年以降の大統領選では、同州で勝った候補がいずれも最終的に当選した。

 一方、クリントン氏は東部の大票田ニューヨークやニュージャージー、中西部イリノイ、カリフォルニアなど民主党の地盤州を確保した。事前の選挙人獲得予想では優勢だったが、実戦でトランプ氏に逆転を許した。

 選挙戦では、トランプ氏は「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張。政治経験と実績を掲げたクリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。

 また、「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などに対する暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配階層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。

 度重なる暴言や過去の女性蔑視発言が暴露されるたびに支持率を大きく落とし、党主流派との対立を抱えたままの選挙戦となった。しかし、大手メディアを「最も不誠実だ」などと酷評しながらも、話題を振りまくことで逆に最大限利用した。大規模集会やソーシャルメディアも積極的に活用し、無党派層や政治に関心の低かった層を掘り起こすことにも成功した。

 米国初の女性大統領を目指したクリントン氏は08年大統領選の民主党候補指名争いで敗れ、今回は女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を打ち破ろうと呼びかけて本選に進んだが、再び敗退した。

 抜群の知名度と実績で、早い段階で「本命候補」と位置づけられたクリントン氏は、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任した政治経験を前面に掲げ、「就任1日目」から仕事ができると主張。オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻なども精力的に後押しした。

 しかし、約30年にわたり政界でスポットライトを浴び続けたことで、有権者の「飽き」を指摘する声が出ていた。さらに国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたって「何かを隠している」との疑念から信頼性が傷つき、敗戦につながった。

3877チバQ:2016/11/09(水) 17:19:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000096-jij-n_ame

米大統領にトランプ氏=初の公職・軍経験ゼロ-クリントン氏及ばず

時事通信 11/9(水) 16:45配信



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米大統領にトランプ氏=初の公職・軍経験ゼロ-クリントン氏及ばず


ドナルド・トランプ氏(EPA=時事)


 【ワシントン時事】オバマ民主党政権の後継を選ぶ米大統領選は8日、投開票され、過激な発言で物議を醸してきた共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を破り、第45代大統領への就任を確実にした。

 米主要メディアがそろって報じた。

 トランプ氏は政府・軍での職務経験がない初めての大統領となる。共和党政権は8年ぶりで、トランプ氏がオバマ大統領の内政・外交路線を転換しようとするのは確実だ。ただ、孤立・保護主義の色彩が強い米国第一主義など、トランプ氏の理念・政策は共和党の立場とも大きく隔たっており、政権運営がどう展開していくかは不透明だ。 (了)

3878チバQ:2016/11/09(水) 18:55:52
>>3837-3838あたりを整理
■接戦州(171)

【トランプ】フロリダFlorida (29) 96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
【トランプ】オハイオOhio (18)  96民主 00.04共和 08.12民主【州勝利→当選】 
【トランプ】ノースカロライナNorth Carolina (15)  96.00.04共和 08民主 12共和

【トランプ】ペンシルバニアPennsylvania (20)  96以降民主
[????]ミシガンMichigan (16)  96以降民主
≪クリントン≫バージニアVirginia (13)   クリントン有利から接戦州に 96.00.04共和 08.12民主

【トランプ】ジョージアGeorgia (16)  96以降共和
【トランプ】アリゾナArizona (11) 96民主 00以降共和

≪クリントン≫コロラドColorado (9) 96.00.04共和 08.12民主
≪クリントン≫ネバダNevada (6)  96民主 00.04共和 08.12民主 【州勝利→当選】
【トランプ】アイオワIowa (6) 96.00民主 04共和 08.12民主
≪クリントン≫ニューメキシコNew Mexico (5) 96.00民主 04共和 08.12民主
[????]ニューハンプシャーNew Hampshire (4)  96民主 00共和 04.08.12民主
[トランプ2 クリントン1]メインMaine総取りではない

■クリントン有利(35)
【トランプ】ウイスコンシンWisconsin (10)  96以降民主
[????]ミネソタMinnesota (10)
≪クリントン≫オレゴンOregon (7)
≪クリントン≫コネチカットConnecticut (7)

■トランプ有利(9)
【トランプ】サウスカロライナSouth Carolina (9)

3879チバQ:2016/11/09(水) 18:58:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3107329
メキシコペソが急落、史上最安値を更新 トランプ氏優勢で
2016年11月09日 12:58 発信地:東京/その他
【11月9日 AFP】米大統領選の開票速報で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に対して優位に立っていると伝わったことを受け、外国為替市場では9日、メキシコの通貨ペソが対ドルで史上最安値を更新した。

 ペソは一時1ドル=20ペソまで急落した。(c)AFP


http://www.afpbb.com/articles/-/3107362
株急落、ドルも対円・対ユーロで下落 トランプ氏優勢で
2016年11月09日 15:49 発信地:香港/中国
【11月9日 AFP】米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の優勢が伝えられる中、9日の世界の株式市場は急落し、ドルが対円、対ユーロで大幅に下落した。

 外国為替市場でメキシコペソが史上最安値を更新する一方で、金などの安全資産は高値をつけた。また、東京、中国・上海(Shanghai)、豪シドニー(Sydney)、韓国ソウル(Seoul)、シンガポール、台湾・台北(Taipei)、インドネシア・ジャカルタ(Jakarta)、フィリピン・マニラ(Manila)、タイ・バンコク(Bangkok)などの株式市場では軒並み下落している。

 米大統領選の激戦州、オハイオ(Ohio)、ノースカロライナ(North Carolina)、フロリダ(Florida)をトランプ氏が立て続けに制することが分かり、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の勝利を見込んでいた金融市場の希望は打ち消された。

 米経済を危険にさらす可能性があると懸念される政策を掲げるトランプ氏よりは安全だと、多くの投資家からみられていたヒラリー氏だが、ここまでの展開に市場は混乱に陥っている。(c)AFP/Danny McCord

3880チバQ:2016/11/09(水) 18:59:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3106873
「白人でも黒人でもない」 国勢調査めぐるジレンマ、米国
2016年11月07日 11:21 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月7日 AFP】米国で10年ごとに国勢調査が行われるたびに、中東および北アフリカ地域にルーツを持つ市民たちは不本意ながらも調査票の「白人」「黒人」「その他」の項目から1つを選んできた──。

 だが米国勢調査局(Census Bureau)はこのほど、調査票を45年ぶりに見直し、「アフリカ系米国人(African-American)」「インド系(Asian Indian)」といった新たな項目の追加を検討している。

 国勢調査局のアナリスト、レイチェル・マークス(Rachel Marks)氏はAFPの取材に「この調査は人種と民族性に関するデータの向上を目的としている」と説明。これによって米国で拡大する人種と民族の多様性を反映した重要な情報を提供できると語った。「中東・北アフリカ(Middle East-North African)系」の追加に関する審査はほぼ終了しているという。

 国勢調査票の見直しに関しては、主にイスラム教徒で構成される、これらの非白人・黒人社会で意見が割れている。具体的な数字が示されることによって、政治的発言力が高まると歓迎する声がある一方、イスラム教徒への風当たりが強くなっていることを背景に、目立つことに不安を覚えるとの意見もある。

 米国のムスリム団体「US Council of Muslim Organizations」のウサマ・ジャマル(Oussama Jammal)代表は、米大統領選にドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が立候補する時代にこうした動きは危険だと危惧する。「イスラム教徒の入国を禁止したり、監視対象にしたりすることを主張する人物にこのような道具を与えることを、私たちは本当に望んでいるのでしょうか?」

 ただ、誰もが1つの点では一致している。イラン、レバノン、サウジアラビアといった国にルーツを持つ人々が、公式の人種区分を選ぶか否かの決断を迫られているということだ。「私たちは白人なのですか?たとえ北アフリカの出身だとしても私たちは決して黒人ではない。問われているのは皮膚の色ですか?それとも出身地域なのでしょうか?だれもがジレンマを抱えている」とジャマル氏は指摘した。

■第2次大戦中の暗い過去を想起

 一部の国では、人種の記録は禁じられているが、米国では、公式統計に出身国や皮膚の色などの項目が含まれている。これによって「黒人の失業率は白人の2倍」といった、社会の傾向を自治体単位で把握できる。こうした統計は、各州の下院議席数の決定にも用いられる。

 調査票は質問項目で単刀直入に「あなたの人種は?」と尋ね、回答者は15の回答のうちから1つ以上を選ぶ。項目に中東地域を加えるべきとの運動が高まったのは1990年代の後半ごろからだ。

 しかしこの運動も、2001年9月11日の米同時多発攻撃や、こうした情報が反イスラムとして用いられるとの懸念からその動きは鈍化していった。

 さらに2004年には、国勢調査局が2000年の調査時に中東地域出身と申告した人々の所在に関する情報をまとめていたことが分かり、物議を醸した。この事実は第2次世界大戦(World War II)中の日系米国人の強制収用という暗い歴史を想起させた。当時、国勢調査局が日系人の特定に協力していたとの調査報告もある。

 だが、こうした不安は時とともに薄れ、非白人・黒人社会から調査票に新たな人種区別を加えてほしいとの要求が国勢調査局に近年再び寄せられるようになった。

「米政府は国民の多大な多様化を考慮しながら、可能な限り最良のサービス提供が可能になる」と米イスラム関係評議会(Council on American-Islamic Relations)のコリー・セイラー(Corey Saylor)氏は語る。

 問題の判断は政治の手に委ねられ、最終的な決定は連邦議会が下すことになる。(c)AFP/Jeremy TORDJMAN

3881チバQ:2016/11/09(水) 19:07:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000085-mai-n_ame
<米大統領選>勝利のトランプ氏 ところで、どんな人?
毎日新聞 11/9(水) 19:04配信

 米大統領選は共和党のドナルド・トランプ氏(70)が当選を決めた。資産総額37億ドル(約3825億円)の不動産王、人気番組を持つテレビタレント、暴言を連発する異端--そして、ついには大統領にまで上り詰めたトランプ氏の実像とは。【ニューヨーク田中義郎】

 9日未明、マンハッタン中心部のホテル。トランプ氏はほほ笑みを浮かべて勝利宣言した。長年の「野望」が成就した瞬間だ。

 トランプ氏は1985年ごろ、すでに周囲に「いつか大統領になる」と漏らしていたという。それでも、しばらくは大統領選のたびに、出馬意欲をちらつかせるだけだった。

 なぜ今回は、本気で大統領の座を狙ったのか。

 かつて、多くの議員がトランプ氏のもとを訪ね、献金を求めた。米国の抱える諸問題の解決策を語る議員たちに、トランプ氏は金を渡した。だが、問題は解決しない。「もう黙っていられない」。2012年にオバマ大統領が再選された直後、後の選挙スローガン「米国を再び偉大な国に」を商標登録し、出馬準備に着手した。「政治家は口先ばかりだ」。ワシントンを中心とした既存政治に対する「怒り」が行動を突き動かした。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ氏は46年、ニューヨークで不動産会社を営むドイツ移民の父とスコットランド移民の母の間に生まれた。リーダーシップの発芽は13歳から5年間を過ごしたニューヨークの軍事アカデミー。野球部の主将としてチームをまとめ上げ、一目置かれた。当時の教官、セオドア・ドビアス氏は「最高のリーダーだった」と振り返る。

 父の不動産開発業を引き継ぐと、米国が好景気に沸いた80年代に一気に台頭する。83年にトランプタワーを建設し、広く名前の知られる存在となった。酒もたばこも口にしないが、高級クラブに通って上流階級の間に知人を増やした。そのころ開拓した人脈は後のビジネスや大統領選で生きている。

 当時から、交渉での押しの強さは際立っていた。90年4月にニュージャージー州アトランティックシティーで開業したカジノホテル「タージマハル」を巡る一連の出来事が好例だ。このカジノホテルは当初、別のリゾート会社が建設を始めていた。しかし同社のオーナーが急逝し、経営が悪化。米メディアなどによると、トランプ氏はオーナーの遺族から同社の議決権付き株式を購入して危機を救うが、「タージマハル」の建設やその費用調達の見返りとして、5年間で1億800万ドル(約109億円)を要求して払わせている。

 これには後日談もある。証券アナリストのマービン・ロフマン氏によると、オープン直前、ロフマン氏が米紙に「タージマハルは債務やローンの返済に1日130万ドル以上の利益を上げないといけない。10月ごろ、冷たい風が吹き始めるだろう」とコメントすると、トランプ氏はロフマン氏が勤める証券会社にファクスを送りつけ、「ロフマン氏が公式に謝罪するか、解雇されない場合には訴訟を起こす」と迫った。

 ロフマン氏と会社幹部がトランプ氏に電話を入れ、「公式の謝罪とは何を指すのか?」と問うと、トランプ氏はこう言ったという。「謝罪文に『タージマハルは大成功する』と書いて公表しろ」。結局、ロフマン氏は解雇された。「トランプはいじめっ子」。ロフマン氏は苦い表情で振り返る。

3882チバQ:2016/11/09(水) 19:08:08
◇ ◇ ◇

 トランプ氏はドン底も知っている。90年代に入ってすぐ、米国の景気が低迷し、所有していたカジノの株価も下がった。トランプ氏の負債額は34億ドル(約3538億円)にまで膨らみ、カジノやリゾート会社が米連邦破産法第11条の適用を4回も受けた。当時、トランプ氏はニューヨーク市内を歩いていた時、道端にいた一人のホームレスに目を留め「彼は金もないけど、借金もない」と絶望の言葉を口にしている。

 そんなトランプ氏に04年、思わぬ好機が訪れた。テレビ番組の司会の誘いがかかったのだ。その番組「アプレンティス(見習い)」はトランプ氏の会社で複数の素人を見習いで働かせ、最終的に残った人を採用するリアリティー番組。毎週、誰か一人が解雇され、トランプ氏が言い放つ「お前はクビだ」の決めゼリフが人気となり、高視聴率を稼いだ。

 再び有名人となったトランプ氏は衣料品会社などとライセンス契約し「トランプ帝国」を再建。メディアに取り上げられる効果を知る男は「人と違うことをしたり、相手とやり合ったりすると、メディアは喜ぶ。彼らが書き立てる分には金がかからず、効果も大きい」と計算していたという。

 トランプ氏は自著で「おれは金持ちだ」と言い切る。ただし「一番幸せなのは素晴らしい家族と真の価値観を持っている人」ともいう。

 トランプ氏は2度の離婚を経験したが、子どもたちには愛情を注いだ。小さいころ、父に家賃の集金や建設現場に連れられ、ビジネスのイロハを学んだ影響もある。トランプ氏は子どもたちを放課後、自ら経営する会社で遊ばせた。今も会社の要職に就け、家族に囲まれて生活している。

 だが、常に現状に安住しないのもトランプ氏だ。自身が求める「真の価値観」を実現するため、ホワイトハウスに乗り込む。

3883チバQ:2016/11/09(水) 19:09:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000574-san-bus_all
大統領選 円相場、乱高下の果てに103円半ば トランプ氏勝利でもドル買い進む
産経新聞 11/9(水) 18:31配信

米大統領選 円相場、乱高下の果てに103円半ば トランプ氏勝利でもドル買い進む
米大統領選開票状況で激しく下落変動した日経平均株価。トランプ候補の当選確実が報じられると、ドル円為替は円安に動いた=9日、東京都港区東新橋の外為どっとコム(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞)
 9日の外国為替市場は、朝方に105円台前半をつけていた対ドル円相場が、米大統領選でトランプ氏優勢を受けて、一時101円付近まで急騰したが、その後は落ち着きを取り戻して円安に転じた。

 トランプ氏の勝利宣言後にはドルが買い戻される動きも進み、午後6時ごろの海外市場では103円台半ばで取引された。

 東京株式市場ではトランプ氏の優勢が強まった午後に、日経平均株価が一時1000円安を超える暴落となったことで、円相場も100円割れが懸念された。しかし午後2時ごろの101円10銭台が高値となり、そこからはじりじりと円安ドル高に戻す動きとなった。

 夕方に大統領選でのトランプ氏の勝利が確定した後の今後の欧米市場でも、ドル買い基調が強まると予想されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000104-jij-biz
919円安の1万6251円54銭=9日の平均株価
時事通信 11/9(水) 17:00配信

 9日の東京株式市場の日経平均株価は、1万6251円54銭と前日終値比919円84銭安で終わった。出来高は概算で38億1000万株。

3884チバQ:2016/11/09(水) 19:11:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000125-jij-n_ame
異端トランプ氏の調整役=経験豊かな保守正統派-マイク・ペンス氏・米大統領選
時事通信 11/9(水) 18:00配信

異端トランプ氏の調整役=経験豊かな保守正統派-マイク・ペンス氏・米大統領選
9日、ニューヨークで、大統領選の勝利を祝い握手するトランプ氏(右)と次期副大統領のペンス氏(AFP=時事)
 米共和党下院議員を12年務めた政治経験豊かな保守正統派で、政治経験のない異端の次期大統領ドナルド・トランプ氏とは好対照の存在だ。


 党内の信望も厚く、ライアン下院議長ら党主流派とトランプ氏との「調整役」としても期待される。

 トランプ氏から飛び出す問題発言の「火消し」に追われ、トランプ氏の言動に不安を抱く共和党支持者に対し、本物の保守候補であると「保証する役割」(ロサンゼルス・タイムズ紙)を担った。

 副大統領候補に指名されるまで全国的には無名の存在だったが、10月4日の副大統領候補討論会では、持論をまくし立てる民主党候補ティム・ケーン上院議員の攻撃を終始冷静な対応で受け流し、評価を上げた。

 弁護士として活動した後、下院選に挑戦するも2度落選。2000年に3度目の出馬でようやく当選した苦労人。13年にインディアナ州知事に転身した。模範にする政治家としてチェイニー元副大統領を挙げる。

 1959年6月、インディアナ州コロンバス生まれ。カレン夫人との間に1男2女。57歳。
◇マイク・ペンス氏略歴
 59年6月7日、米インディアナ州コロンバス生まれ。86年インディアナ大法科大学院修了。弁護士や保守系シンクタンク所長、テレビ・ラジオ番組の司会者を経て、01〜13年に下院議員。13年にインディアナ州知事に就任した。カレン夫人との間に1男2女。(ワシントン時事)

3885チバQ:2016/11/09(水) 19:12:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000124-jij-n_ame
前例ない「実業家大統領」=暴言でもなお期待-ドナルド・トランプ氏・米大統領選
時事通信 11/9(水) 18:00配信

 昨年6月の大統領選への立候補表明後、多くの支持を集めて瞬く間に共和党のトップ候補となり、最高権力の座に上り詰めた。

 実業家で政界経験はなく、女性や少数派らに対する暴言で物議を醸してもなお、移民対策や景気浮揚を望む有権者の熱い期待を受け続けた。米史上前例のないタイプの新大統領は「米国を再び偉大にする」という公約をどう実現するのか、世界が注目する。

 1946年6月、ニューヨーク市で生まれ、育った。子供の頃から自己主張が強く、活発だったようで、学校でもスポーツや勉強で活躍した。68年、ペンシルベニア大ウォートン校を卒業。父親の不動産開発会社を任されると、事業を拡大し、80、90年代には世界で名の知れた不動産王にのし上がった。

 一方で、カジノやホテルの経営で手痛い失敗も経験した。95年には9億ドル(現在のレートで約936億円)以上の損失を申告し、十数年にわたり連邦所得税の支払いを免れていた可能性があるとニューヨーク・タイムズ紙に報じられた。「自分と会社の利益のために税法を活用した」と説明している。

 2004年からは若いビジネスマンを競わせるリアリティー番組の司会も務め、人気を博した。知名度の高い不動産王として、00年に第3党の改革党から大統領選への出馬を検討。12年大統領選に向けても一時、共和党内の支持率で首位を獲得したが、結局出馬を断念した。

 私生活も派手だ。77年にファッションモデルと結婚。90年に離婚し、93年には女優と再婚した。その結婚生活も99年に終わり、05年にモデルだった現在のメラニア夫人と結婚した。3度の結婚で3男、2女がおり、孫も7人いる70歳。
◇ドナルド・トランプ氏略歴
 46年6月14日、米ニューヨーク生まれ。68年ペンシルベニア大ウォートン校卒。父から継いだ不動産開発会社の経営者として、全米でホテルやカジノを展開。不動産王の異名を取った。04年に始まったテレビ番組「アプレンティス(見習い)」の司会者を務めた。3度の結婚でイバンカさんら3男2女がいる。現在の妻はスロベニア出身の元モデル、メラニアさん。(ワシントン時事)

3886チバQ:2016/11/09(水) 19:12:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161109-00180333-newsweek-int
トランプを勝利させた「白人対マイノリティ」の人種ファクター
ニューズウィーク日本版 11/9(水) 17:48配信

<大統領選の勝敗を決めたのは「白人対マイノリティ」という対立の構図だ。これからのアメリカのために、トランプは大統領選で作り上げた差別的な人物像をまず捨てなければならない>(写真:ニューヨークの勝利宣言会場で支持者にあいさつするトランプ)

 ドナルド・トランプ大統領のアメリカで、人々の怒りはどこに向かうのか?

 今回の大統領選は、最初から最後までが常識外れだった。

 投票当日まで、メジャーな予測機関はすべてヒラリーの勝利を予測し、その大部分が80%以上という高い確率を出していた。

 ところが、トランプが激戦州を次々と獲得しただけでなく、ヒラリーが楽勝するだろうと見られていた州でも苦戦した。

 これは、世論調査だけでなく、トランプ陣営自身も予想していなかった結果だろう。

 なぜこのようなことが起きたのだろうか?

 トランプが予想外に得票を伸ばした地域を見ると、その原因が見えてくる。

 これまで民主党が優勢だった地域でもトランプが優位に立っている。過去には重工業が盛んだったが、産業が時代遅れになって繁栄から取り残された「ラストベルト」と呼ばれる中西部だ。そこで暮らす有権者の多くは労働者階級の白人だ。

 彼らは、予備選でサンダース候補を支持した人たちでもある。民主党は彼らの票を期待していたが、彼らは民主党ではなくトランプを選んだのだ。筆者がコラム『トランプに熱狂する白人労働階級「ヒルビリー」の真実』で書いた人々にとって、トランプもサンダースも、どちらも自分の声を代弁してくれる存在なのだ。

 だが、もうひとつ明らかになったのは、「白人対マイノリティ/移民」という対立の構図だ。開票結果を見ると、これが最も大きなファクターとなったと考えざるを得ない。

 アメリカの国民は依然として白人が最も多いが、近年はマイノリティが急増している。1992年には有権者の84%が白人だったが、現在は70%でしかない。彼らは、それを肌で感じているはずだ。

 白人の支持が多いのは共和党で、92年には党員の93%が白人、16年現在も86%を維持している。一方の民主党は、92年は白人支持者が76%だったが、現在は57%に減少し、半数近くがマイノリティになっている(ピューリサーチセンターの調査より)。

 黒人のオバマが出馬した2008年には、黒人の93%、ヒスパニック系の71%、アジア系の73%がオバマに票を投じた。今回の選挙ではヒスパニック系の投票が増えたと言われ、それがヒラリー有利に働くと予想されていた。

 ところが、蓋を明けてみたら、黒人の投票数は前回2回の大統領選を大きく下回った。「黒人大統領」のオバマを応援するというモチベーションがなくなったからだろう。

 そして、白人有権者は予想以上に多く投票した。白人有権者の不満を積極的に取り込んだトランプがこの票を集めた。この差が、思いがけない州での逆転につながった。

 トランプは、予備選当初から「イスラム教徒によるテロ」「ヒスパニック系移民と都市部の黒人の暴力」「職を奪う移民」といったイメージを与え続け、「アメリカを、白人の国のままにしたい」と考える白人有権者が、堂々とソーシャルメディアでそういった意見を語れるようにした。

 差別的な発言を繰り返すトランプが社会に与える影響に恐怖を覚えるマイノリティは、ヒラリーを支持した。アメリカの人口動態は劇的に変わりつつある。アメリカは、どんどん「マイノリティ」「無宗教」「都市型」「ジェンダーフリー」の国になりつつあり、現在は過渡期だ。

3887チバQ:2016/11/09(水) 19:12:58
 だが、メディアがそれについて語れば語るほど、アメリカでマジョリティ(多数派)としての地位を失いつつある白人有権者は恐れ、反発を覚えたのかもしれない。

 トランプの「Make America Great Again(アメリカを再び偉大にしよう)」という選挙スローガンと「アメリカを優先する」というメッセージの本質は、「アメリカを、マイノリティや移民が乗っ取る前の、居心地がよい白人の国に戻そう」ということだ。トランプに投票した裕福な白人有権者の言葉からは、そういったセンティメント(心情)を感じる。

 アメリカの人々は、オバマ大統領の「希望」にひかれた。だが、今回はエスタブリッシュメント(既存政治)に対する「不満」と「怒り」がエネルギーの源となった。

 これからトランプが直面する問題は、不満を抱える白人有権者に過剰な約束をしたことだ。

 トランプ次期大統領には、「メキシコとの国境に壁を作る」「オバマケアより安くてすばらしい医療制度を作る」「職が外国に行くのを防ぎ、高給の職を沢山作る」という選挙公約を実現するために必要な経験や政治手腕はない。

 その結果、アメリカの景気が悪化し、生活が今よりも苦しくなり、病気になっても医療保険に加入できなくなったら、トランプを支持した人たちは、今度は怒りをどこにぶつけるのだろうか?

 トランプがまずやるべきことは、大統領選で票を取るために作り上げたペルソナ(人物像)を捨てることだ。

 そして、自分に票を投じてくれた人々の期待に応えるべく、国民生活を良くする政策に誠実に取り組む。一方で自分を支持しなかった半数の国民が安心して生活できるような言動を取ることだ。

 大統領選ではマイノリティや移民への差別で票を取ったとしても、実際には差別に反対する毅然とした大統領になれば、4年後の再選も可能かもしれない。

渡辺由佳里(エッセイスト)

3888チバQ:2016/11/09(水) 19:15:13
当確前の記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000055-mai-n_ame
<米大統領選>大接戦 トランプ氏勢い、激戦州オハイオ制し
毎日新聞 11/9(水) 13:22配信
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は8日、投開票された。米メディアによると、東部時間8日午後11時半(日本時間9日午後1時半)段階で、政治経験のない共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は、激戦州の中西部オハイオや南部フロリダなど22州で勝利を固め、218人の選挙人を得た。米国初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は、民主党地盤の東部諸州や大票田の西部カリフォルニア州などで勝利確実となり16州と首都ワシントンを獲得し、選挙人数を209人とした。両者は大接戦を続けている。

 今回の大統領選は、民主党のオバマ大統領(55)の後任を決める。トランプ氏が勝てば、共和党が8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。クリントン氏が勝てば、第二次世界大戦後では初めて民主党が3連勝だ。

 大統領選は、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人計538人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。

 米メディアによると、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。激戦州ではオハイオ、ノースカロライナなどを得た。オハイオ州は「全米の縮図」と言われ、1964年以降の大統領選では、同州で勝った候補がいずれも最終的に当選した。

 クリントン氏は東部の大票田ニューヨークやニュージャージー、中西部イリノイ、カリフォルニアなど民主党の地盤州を確保した。激戦州では南部バージニアで勝利確実、東部ペンシルベニアで優勢だ。

 選挙戦では、トランプ氏は「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張。政治経験と実績を掲げたクリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。

 また、「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などへの暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。

 暴言が報じられるたび支持率を大きく落とし、党主流派との対立を抱えたままの選挙戦となった。しかし、大手メディアを「最も不誠実だ」などと酷評しながらも、話題を振りまくことで逆に最大限利用した。大規模集会やソーシャルメディアも積極的に活用し、無党派層や政治に関心の低かった層を掘り起こした。

 クリントン氏は2008年大統領選の民主党候補指名争いで敗れ、今回は女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を打ち破ろうと呼びかけて本選に進んだ。抜群の知名度と実績で、早い段階で「本命候補」と位置づけられたクリントン氏は、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任した政治経験を前面に掲げ、「就任1日目」から仕事ができると主張。オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻なども精力的に後押しした。

 しかし、約30年にわたり政界でスポットライトを浴び続けたことで、有権者の「飽き」を指摘する声もある。国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたって、「何かを隠している」との疑念から信頼性が傷ついた。

 投票所の一部では、電子投票機器の不具合などのトラブルが起きた。米紙USAトゥデーによると、西部ユタ州のワシントン郡で電子投票機械の異常で紙による投票に切り替わった。また、ニューヨーク市の二つの投票所では、投票用紙を読み取る機械の異常で長蛇の列ができたという。

3889チバQ:2016/11/09(水) 19:15:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000043-mai-n_ame
<米大統領選>接戦 激戦州競り合い、横並び
毎日新聞 11/9(水) 11:40配信

<米大統領選>接戦 激戦州競り合い、横並び
米大統領選投開票の日を迎えたホワイトハウス=2016年11月8日、AP
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選は8日、投開票された。米国初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)と共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が接戦を繰り広げている。米主要メディアによると、東部時間8日午後10時(日本時間9日正午)段階で、クリントン氏が東部などの9州と首都ワシントンで勝利確実となり、トランプ氏は南部など16州を固めた。勝敗の鍵を握る激戦州の東部ペンシルベニアや南部フロリダなどでは競り合い、横並びだ。

 今回の大統領選は、民主党のオバマ大統領(55)の後任を決める。クリントン氏が勝てば、第二次世界大戦後では初めて民主党が3連勝だ。トランプ氏が勝てば、共和党が8年ぶりにホワイトハウスを奪還する。

 大統領選は、全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)に割り振られた選挙人計538人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。米メディアによると、クリントン氏は開票初期の段階で、東部の大票田ニューヨークやマサチューセッツやニュージャージー、中西部イリノイなど民主党の地盤州を確保。一方、トランプ氏は共和党の地盤である南部のケンタッキーやテネシー、西部ワイオミングなどの州で勝利を確実にした。

 焦点の激戦州は、ペンシルベニアやフロリダに加え、中西部オハイオや南部ノースカロライナなど10州前後。米メディアの選挙人獲得予測ではクリントン氏が先行し、トランプ氏は激戦州の多くを獲得しなければ当選への道は開けない。

 投票所の一部では、電子投票機器の不具合などのトラブルが起きた。米紙USAトゥデーによると、西部ユタ州のワシントン郡では計380台の電子投票の機械のうち99台しか正常に稼働せず、紙による投票に切り替わった。また、ニューヨーク市の二つの投票所では、投票用紙を読み取る機械の一部が正常に作動せず長蛇の列ができ、不満を募らせた有権者らで騒然としたという。

 選挙戦では、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任し、政治経験と実績を掲げたクリントン氏が「就任1日目」から仕事ができると主張した。一方、政治経験がないトランプ氏は、逆に「アウトサイダー(よそ者)」であることを前面に掲げ、既存の政治体制を変えると主張した。

 トランプ氏は「米国第一主義」を掲げ、自由貿易や同盟国との関係の見直しなど、これまでの共和党候補とは異なる主張を展開。メキシコ移民や女性、退役軍人などに対する度重なる暴言で批判は浴びたが、現状や「エスタブリッシュメント(支配層)」への不満を募らせる白人男性らの熱狂的な支持を得た。クリントン氏を「体制派」や「不正」の象徴と位置づけ、厳しく批判し続けた。一方、暴言などで党主流派と対立を抱えたままの選挙戦となった。

 クリントン氏は、オバマ大統領の「後継」だと強調し、大統領夫妻やバイデン副大統領夫妻も精力的に後押しした。トランプ氏の暴言に嫌悪感を持つ非白人や女性からの強い支持を得て、トランプ氏を「大統領にふさわしくない」と強調した。ただ、国務長官時代に私用メールを公務に使い機密保持で批判を浴びた問題にたびたび焦点があたり、「何かを隠している」との疑念がつきまとった。

 両候補とも、世論調査で「好感を持たない」との回答が5割を超える不人気候補同士の対決だった。対テロ戦略やロシア、中国との向き合い方、賃金が上がらないことへの対応策など、政策論争は低調なまま推移した。9月下旬から3回開かれたテレビ討論会も非難の応酬に終始し、選挙戦は異例の展開をたどった。

3890チバQ:2016/11/09(水) 19:19:36
http://www.sankei.com/world/news/161109/wor1611090064-n1.html
2016.11.9 18:32
【米大統領にトランプ氏】
激戦州ネバダで勝敗に一喜一憂 「トランプ!」と歓喜の声 「偏見に満ちた大統領でいいのか?」と落胆の声も
 激戦州のひとつだった米西部ネバダ州。カジノの都、ラスベガスは夜が更けると、大通り両側のホテルのネオンサインがきらめいていた。高級ホテル、シーザース・パレスのバーの壁に張りめぐらされた巨大液晶画面は、テレビ各局の米大統領選の特集番組を映し出していた。

 共和党候補、ドナルド・トランプ氏の勝利が伝えられると、バーは二分された。両手を突き上げ「トランプ!」と叫ぶ客、ビールを飲み干しうなだれる客。「お互いの批判ばかりの大統領選にはうんざりだったが、これで終わるよ」。ホテルの男性従業員はそう言って苦笑いした。

 ネバダ州は南部フロリダ州とともに、中南米(ヒスパニック)系米国人が多い。人口比率は全米平均が約17%だが、フロリダ州では約24%、ネバダ州は約28%に上り、トランプ氏が不法移民対策として掲げた「国境に壁」の公約は最後まで波紋を広げた。両州のヒスパニック系の6〜7割が民主党候補、ヒラリー・クリントン氏を支持しているともされてきた。

 だが、全米各地から訪問客が集まるラスベガスのホテルのバーはどちらの候補の支持者が多いともいえず、まるで米国の各州を赤色(共和党)か、青色(民主党)かで陣取り合戦するゲームを興じているように、客らは開票速報に一喜一憂した。

 ヒスパニック系の支持が低いとされたトランプ氏がフロリダ州を制すると、「ヒューッ」と口笛が鳴り響いた。ニュース速報はトランプ氏の予想外の強さを伝え続けた。夜半になって、激しい競り合いを展開したネバダ州でクリントン氏の勝利が伝えられたころには、トランプ氏が差を広げていた。

 ジョージア州からきた白人の女性会社員、ペイジ・ヘイワードさん(37)は「トランプ氏の言動には問題もあるが、大統領になればうまくやってくれると思う」と話した。ビールを何杯も飲んでいたテキサス州の白人の会社経営、ジャック・イーサムさん(48)は「トランプ氏の勢いには驚いたが、それだけクリントン氏への期待が小さかったのだろう」と語った。

 ホテル近くのピザ店にガールフレンドと一緒にいたネバダ州のヒスパニック系の店員、エイロン・サンチェスさん(28)は「トランプ氏に投票した人がこんなにも多いのが悲しい。偏見に満ちた大統領でいいと思う人が多いということだ」と落胆した。

 ホテルのバーは日付が変わってもトランプ氏の勝利を伝える特集番組が流れていた。バーのまわりでは、「壁建設」に無関心な大勢の客がカードやスロットに熱中していた。(ラスベガス 中村将)

3891チバQ:2016/11/09(水) 21:10:11
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161109X546.html
51番目の州への昇格支持=米首都
20:57時事通信

 【ワシントン時事】8日の米大統領選と同時に実施された首都ワシントンの住民投票で、ワシントンを米国の51番目の州に格上げする案が8割超の支持を集めた。米メディアが報じた。

 ワシントンは現在、州に属さない特別区。州に移行すれば、上院に議席を確保できるようになる。ただ、州昇格には住民投票で多数の支持を集めた後も、連邦議会による法改正が必要。ワシントンでは民主党の支持率が圧倒的に高く、8日の選挙で上下両院の多数派維持が決まった共和党が阻止に動くのは確実だ。

3892チバQ:2016/11/09(水) 21:10:33
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161109X545.html
深い政治不信を反映=クリントン氏、支持基盤伸びず―米大統領選
20:57時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選で公職経験ゼロの共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が勝利した背景には、国民の根深い政治不信がある。トランプ氏の政策や政治姿勢は歴代大統領と全く異なるため、米国内外で混乱が生じ、国際社会を揺さぶる恐れもある。

 米政治は近年、党派対立が激化し、2013年には予算が成立せず政府が閉鎖される事態に発展した。社会の閉塞(へいそく)感を打開できないエスタブリッシュメント(既成勢力)への反発から、大統領選では「アウトサイダー旋風」が吹き荒れ、トランプ氏を当選ラインに押し上げる大きな要因となった。

 CNNテレビの分析によれば、ヒラリー・クリントン前国務長官(69)の敗因として、支持基盤である黒人や中南米系有権者、若者の票が十分に集まらなかった点が挙げられる。

 黒人は88%程度がクリントン氏を支持したが、4年前のオバマ大統領の93%には及ばなかった。トランプ氏は中南米系移民への侮辱発言を繰り返したが、クリントン氏への中南米系有権者の支持は65%で、これも4年前のオバマ氏の71%を下回った。

 トランプ氏は先月下旬まで、クリントン氏に全米支持率で大きくリードされていた。ところが投開票の11日前になって、連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題の捜査再開を明らかにした。結局、訴追しないという結論は変わらなかったが、それが判明したのは投票2日前。クリントン氏は一定の打撃を被った。

 トランプ氏は選挙戦で、米メキシコ国境にメキシコ政府の予算で壁を建設すると公約した。こうした政策のため、歴代の共和党政権を支えてきた元高官らの多くは「史上最も無謀」などと不支持を打ち出した。大統領になれば現実路線に転換せざるを得なくなるという見方も出ているが、政権運営がどのようになるかは未知数だ。

3893チバQ:2016/11/09(水) 21:10:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161110k0000m030086000c.html
<米大統領選>浮き彫りのポピュリズム台頭 トランプ氏勝利
20:51毎日新聞

 ◇欧米政治、既存の対立構図が色あせ、「エリート対庶民」軸に

 【ローマ福島良典】8日の米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)が国民の不満を吸収して勝利し、エリート主義に対抗するポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭が浮き彫りになった。経済と社会のグローバル(地球規模)化に伴う貧富の格差や移民流入への反発は欧州でも強まっている。米大統領選の結果は今後の国際政治の潮流にも影響を及ぼしそうだ。

 「人種・宗教上の偏見を拡散している」。国連人権部門トップのゼイド国連人権高等弁務官は今年9月、トランプ氏やオランダの極右政党・自由党のウィルダース党首(53)、仏極右政党・国民戦線のルペン党首(48)ら「民族主義の扇動政治家」の差別的な言動を批判した。

 欧米政治は既存の「左右」や「保革」の対立構図が色あせ、「エリート対庶民」を軸に動いている。特に欧州では経済危機に難民危機とテロが追い打ちをかけ、移民排斥を掲げる極右政党や欧州連合(EU)懐疑派が躍進している。

 米ハーバード大ケネディ行政大学院のピッパ・ノリス教授らの研究によると、欧州における右派と左派のポピュリスト政党の得票率はそれぞれ、1960年代の6.7%、2.4%から、2010年代には13.4%、12.7%へと急増。研究はポピュリスト政党の台頭を「社会の基本的な価値観と慣習を脅かすとみられる文化的変化への反発の表れ」と分析している。

 「EU残留か、離脱か」を問う6月の英国民投票では、与党・保守党の欧州懐疑派や、英国独立党のファラージ党首代行(52)ら離脱派が勝利した。10月のハンガリー国民投票は低投票率のために不成立だったが、EUの難民割り当てへの反対が98%に達し、反対派のオルバン首相(53)が「勝利」を宣言した。

 トランプ氏と似通った実業家上がりのベルルスコーニ元首相(80)を生んだイタリアでは12月4日の国民投票に向け、既成政党批判を繰り広げる新興政治団体「五つ星運動」らの反対陣営が勢いを増している。同じ日のやり直しオーストリア大統領選では、中東などからの難民流入の制限を主張する極右政党・自由党のホーファー候補(45)が有利な戦いを進めている。

 欧州は来年、「選挙の年」だ。4〜5月の仏大統領選では「合法、非合法を問わず移民の流入を止めるのが私の目標だ」と宣言するルペン氏が決選投票に進む公算が大きい。来秋に総選挙を控えるドイツでも、難民受け入れに反対するペトリ党首(41)らの新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が勢力を伸ばしている。

 ローマ社会科学国際自由大学(LUISS)のセバスティアーノ・マフェットーネ教授(政治哲学)は「今、世界的なトランプ現象が起きている。移民への反感が共通要素で、欧州の指導者は多文化主義にブレーキをかけようとしている。トランプ氏勝利の影響は世界中に波及し、(1)経済(2)政治(3)民主主義--の危機を招くだろう」と指摘している。

3894チバQ:2016/11/09(水) 21:11:18
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC954B0JC9UHBI02M.html
トランプ氏、民主党の地盤を次々破壊 産業廃れた各州
17:29朝日新聞

 トランプ氏は、以前からの共和党の地盤を確実に固めたほか、フロリダ州やノースカロライナ州など東部の激戦州を制した。特に、産業が廃れて「ラストベルト」と呼ばれる各州で支持を伸ばしたことが勝因となった。

 トランプ氏は投票を控えた最終日に、フロリダ州など激戦州に加え、1992年から民主党が制してきたミシガン州などで相次いで遊説。選挙戦で訴え続けたスローガン「米国を再び偉大にしよう」を唱え、支持を呼びかけた。

 今回の選挙で、ラストベルトは象徴的な意味を持つ。トランプ氏の支持者が多い高齢の白人男性は第2次大戦後、米国製造業の黄金期を経験。長く、米国経済と家族の生活を支えてきた。だが、経済のグローバル化とともに、鉄鋼や自動車などの産業は衰退した。

 「自動車の街」と呼ばれたミシガン州の最大都市デトロイトは、高い失業率と犯罪率に苦しむ。

 生活に不安を抱く白人労働者たちは、トランプ氏の訴えに熱烈に共鳴した。

 「雇用がメキシコに逃げている」「不法移民は送り返せ」「クリントン氏ら政治家たちは何もしてこなかった」「自由貿易には反対だ」

 トランプ氏は、長く政界にいた対立候補のクリントン氏を容赦なく批判した。既成政治とのしがらみのなさを強調することで、現状に不満を抱く人々を引きつけ、他国や貿易制度に責任を押しつけた。「政治経験が無い」という悪条件を、逆に利点に変える手法だった。

 その結果、ラストベルトの各州で「労働者の党」をうたってきた民主党の地盤を破壊。人口や産業構成で「米国の縮図」とされるオハイオ州で早々に勝利を確実にし、ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州でも得票を伸ばした。

3895チバQ:2016/11/09(水) 21:18:51
http://www.cnn.co.jp/usa/35091909.html
クリントン氏の敗因は?、全ての層でオバマ氏得票を下回る
2016.11.09 Wed posted at 20:06 JST

(CNN) 8日の米大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン氏が予想外の惨敗を喫した。オバマ現大統領が再選を果たした2012年の大統領選と比較して、その原因を分析する。
オバマ大統領を勝利に導いたのは黒人と中南米系、若者の「支持連合」だった。クリントン氏は、こうした層の投票率を前回のレベルまで引き上げられなかったのが敗因とみられる。
クリントン氏は米東部時間の9日午前2時(日本時間午後4時)すぎに敗北を認めた。投票締め切りの時点まで勝利を確信していたが、結果は民主党の安定地盤とされてきたウィスコンシン州やペンシルベニア州さえ落とす惨敗となった。
出口調査の数字によると、クリントン陣営が照準を合わせてきた主な層は勝ち取ったものの、12年のオバマ大統領に比べると、女性を含めた全ての層で当時の得票率を下回った。

3897チバQ:2016/11/09(水) 21:38:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900682&g=use
米政治の行き詰まり映す=大統領選
【ワシントン時事】次期米大統領となるトランプ氏をめぐり最後まで予想外の展開を見せた今回の選挙は、米政治の行き詰まりを映し出した。民主、共和両党の対立による政治の機能不全に嫌気が差した有権者は、型にはまらないトランプ氏が停滞を打ち破ると期待し、大統領に押し上げた。しかし、選挙戦では候補者同士が次元の低い個人攻撃に力を注ぎ、分断はさらに広く、深くなった。トランプ氏は勝利演説で「分断の傷を縫合する時だ」と述べたが、深手は容易に癒えそうにない。

 選挙戦では、有権者から「政治が選択肢を示せていない」という声が聞かれた。トランプ氏は中央政界への抵抗勢力として旋風を起こした。他方、女性蔑視やイスラム教徒、移民らへの差別的発言で多くの国民の怒りを買った。共和党内の体制派からも嫌われ、「党内無所属」とも言える立ち位置にいた。
 一方、体制側を代表するようなクリントン氏は、「特権階級」への反感を一身に受け、私用メール問題を追及され「彼女を投獄しろ」という罵声を浴びた。ある男性有権者は「どちらがより『悪い』のか、判断する踏ん切りが本当に付かない。自分たちの政治状況が全く恥ずかしい」と語った。希望の一票を投じるというより、消去法の選挙だった。
img src="http://pic.d.jw.jiji.com/edit/pict/daily/201611/09at32_t.jpg" > 「焦土作戦」ともいわれた候補の激烈な非難の応酬で、国民の間にも険悪なムードが漂った。トランプ氏は10月末の選挙演説で、クリントン氏なら「6億5000万人」の移民を受け入れるかもしれないと真顔で言った。うそと即座に分かる主張で平然と相手を攻撃する異様な選挙戦だった。
 ピュー・リサーチ・センターの調査によれば、クリントン氏支持者の6割近く、トランプ氏支持者の4割が、相手候補の支持者に敬意を払うのは難しいと答えている。
 「お互いに尊敬する良い点を一つ挙げてほしい」。10月9日にミズーリ州で開かれた大統領選の第2回討論会で、非難し合う両候補に男性有権者が最後に質問し、それまでのとげとげしい雰囲気は一瞬和らいだ。トランプ氏も「一つの国民として団結する時だ」と呼び掛けているが、今回の選挙で党派対立はまたひどくなった。残されたのは、国民和解という重い課題だ。(2016/11/09-20:28)

3898チバQ:2016/11/09(水) 21:40:29
開票前
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110800914&g=int
クリントン支持が多数=「最悪よりまし」冷めた声も-米大統領選・NYなど


8日、米ニューヨーク州チャパクアで、投票を終え、笑顔のクリントン前国務長官(AFP=時事)
 【ニューヨーク、ワシントン、シカゴ時事】米大統領選投票日の8日、民主党のヒラリー・クリントン、共和党ドナルド・トランプ両候補の地元であるニューヨークでは、通勤途中の有権者らが夜明け前から投票所に長蛇の列をつくった。民主党優勢の土地柄とあって、クリントン氏に投票した人が圧倒的に多いようだ。ただ「トランプ氏よりはましだから」と冷めた声も少なくなかった。
【特集】米大統領選〜最新ニュース、支持率、ビジュアル解説〜

 ニューヨークの繁華街マンハッタン中部の投票所で、白人女性のエイミー・レリーベルトさん(53)は迷わずクリントン候補に投票した。「真面目で政策に通じ、人々の生活を改善するために働いてきたから」だ。トランプ候補は「(選択肢として)あり得なかった」という。

8日、ニューヨークの投票所で、米大統領選の投票に臨む人々(AFP=時事)
 黒人やヒスパニック系住民の多いマンハッタン北部ハーレム地区の投票所には、開場して間もなく200人を超える行列ができた。話を聞いた10人は全員、クリントン氏に投票。支持理由では「経験豊富だから」が最も目立った。
 ただ、そのうち5人は「最悪(なトランプ氏)よりもましだから」と明かした。黒人女性のカレンさん(62)は「ヒラリーは経験はある。でも信頼できないし、国をまとめることもできないだろう」とクリントン氏への評価は低い。
 テレビ局勤務のラヘル・ゲブレメスケルさん(25)は「トランプが大統領になれば、嫌悪や不寛容など世界に間違ったメッセージを与える」と述べた。黒人女性ワンダさん(45)も「対立候補がトランプでなければ、ヒラリーに投票しなかっただろう」と冷めた表情だった。

8日、ワシントンの投票所で米大統領選の投票を行う有権者
 一方、首都ワシントン中心部の図書館に設置された投票所では、クリントン氏に一票を投じたコンサルタントの黒人女性ブルック・ストローザーさん(23)が「今回の選挙はまるでサーカスのよう。きょうで終わりになってうれしい。初の女性大統領が誕生してくれたら」と話した。
 また、オバマ大統領の地元である中西部シカゴでは、白人女性の会社員ドーン・スミスさん(42)がクリントン氏に投票後、取材に「彼女は結束などこの国の価値を体現している。トランプのように人種差別主義者ではない」と語った。 (2016/11/09-00:07)

3899チバQ:2016/11/09(水) 21:41:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110901012&g=int
嗜好用大麻を合法化=米加州

 【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州で8日、大統領選の投票に合わせて、嗜好(しこう)品としてのマリフアナ(乾燥大麻)使用合法化の是非を問う住民投票が行われ、賛成票が過半数に達した。8日には同州以外にネバダ、マサチューセッツ両州でも住民投票で解禁が支持されており、合法化の動きが加速しそうだ。 
 一方、カリフォルニア、ワシントン、ネバダ各州の住民投票では、銃規制強化が支持された。ネブラスカ州の住民投票では、死刑制度の復活が決まった。(2016/11/09-21:17)

3900チバQ:2016/11/09(水) 21:42:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900773&g=use
大波乱の時代に突入する世界=米大統領選

 米大統領選挙で、共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が大接戦の末、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を抑えて勝利を収めたことは、世界に大きな衝撃を与えた。各国市場の動揺は避けられず、安全保障面でも不透明感が強まるのは間違いない。世界は大波乱の時代に突入する。
〔写真特集〕次期米大統領 ドナルド・トランプ氏

 ◇衝撃的な勝利
 開票が進み、トランプ氏の勝利が濃厚になった段階で、AFP通信は「衝撃的な勝利」が迫っていると報じた。3回のテレビ討論では、いずれもクリントン氏が内容で勝り、事前の世論調査でもおおむねリードを保っていた。しかし、クリントン氏有利という常識的な見方は「トランプ旋風」に蹴散らされた。
 激戦州のオハイオ、フロリダ両州で勝利を収めただけでなく、民主党の地盤であるペンシルベニア州なども獲得して、低所得の白人労働者層の強い支持を見せつけた。
 ニューヨーク・タイムズ紙が9月中旬に発表した世論調査では、「政治に真の変革をもたらすのはどちらか」との質問に、トランプ氏と答えた人が48%に上り、クリントン氏との回答は36%だった。選挙結果は、この差が決定的な形で表れたとも言えよう。
 米国民の多くは現状に不満を持ち、既存の政治に「ノー」を突き付けたかった。そして、クリントン氏はまさに既成政治家の代表格だったのである。
 ◇ほくそ笑む中ロ
 トランプ氏の勝利は、国際情勢にどのような影響を与えるのか。米ロ関係は「新冷戦」と言えるほど冷却化している。ロシアが2014年3月にウクライナのクリミア半島を強引に併合してから、世界は一変した。その後もウクライナ東部では、親ロシア派と政府軍の内戦が続いている。シリア内戦にもロシアは軍事介入した。
 北大西洋条約機構(NATO)は7月、ロシアを恐れるバルト3国などの防衛を確実にするために、4000人規模の兵力派遣を決定した。ところが、トランプ氏はNATOを「時代遅れ」と呼び、プーチン大統領のリーダーシップをほめ上げる。世界秩序を乱すロシアへの批判は聞かれない。プーチン大統領にとって願ってもない人物がホワイトハウス入りする。
 中国の習近平国家主席は、経済問題で「トランプ政権」と衝突が予想されるものの、南シナ海の領有権争いでは孤立主義的なトランプ氏の方が、クリントン氏よりくみしやすしと考えそうだ。
 日米関係は危機的状況に陥るかもしれない。東シナ海で緊張が続いている中、日本の防衛負担増を求めるトランプ氏を説得するのは容易ではない。日米同盟は大きな岐路に差し掛かる。(時事通信解説委員・明石和康)(2016/11/09-17:54)

3901とはずがたり:2016/11/10(木) 00:50:46
大統領になることになったトランプ氏がどんな言動を繰り出すか注目ですねぇ。。

アメリカが日本や欧州の停滞を尻目に成長できてるのが勝者総取りの絶望的な経済システムのお陰だとするとかなり陰鬱な訳だが,トランプの古びた興業政策ではその成長の源泉をぶった切ってしまう可能性もある。

天文学的収益を得ながら碌に課税しない富裕層・多国籍企業からイノベーションを奪う事無く税金奪って国民にばらまけれれば成功なんだろうけど。

3903チバQ:2016/11/10(木) 00:56:12
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611090112.html
【米大統領にトランプ氏】米上下両院を共和党が確保 「ねじれ現象」解消 最高裁判事人事など推進
11月09日 23:09産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】8日投開票の米大統領選と同時に行われた議会選挙では、共和党が上院(定数100)で多数派を維持した。共和党は下院(定数435)でも過半数を確実にしており、上下両院を共和党が握ることになる。大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利し、議会と政権の「ねじれ現象」が解消。最高裁判事の任命や医療保険制度改革(オバマケア)の廃止などの動きが進みそうだ。

 上院の改選議席数は34議席。CNNテレビによると、9日午前6時(日本時間9日午後8時)現在、共和党が21議席、民主党が11議席を確保した。共和党は非改選の30議席を含めて過半数に達する計算だ。またニューハンプシャーは接戦。ルイジアナは今回の選挙で上位だった2候補による決選投票が12月に行われるが、共和党の勝利が有力視されている。

 一方、全議席が改選される下院は共和党が235議席を確保して多数派を維持。民主党は191議席にとどまっている。共和党は最終的には240議席前後に届くとみられているが、現状(246議席)からは減りそうだ。

 共和党が上下両院で多数派となったことで、次期トランプ政権下での審議は共和党が完全に主導権を握る。トランプ氏は次期大統領としての最優先課題の一つに現在1人の欠員が生じている最高裁判事の指名を挙げており、共和党主導の議会のもとで承認の手続きが進むとみられる。

 またトランプ氏は選挙戦でオバマ大統領の最大の政治遺産(レガシー)であるオバマケアを廃止し、新たな医療保険制度を導入することも公約している。民主党の反発は必至だが、共和党は今年1月、オバマケア廃止法案の審議で予算審議をからめる特別な投票手続きを使い民主党による上院での議事進行妨害を回避。法案を上下両院で可決することに成功した。オバマ大統領の拒否権が行使されたが、次期政権下でも同様の動きに出る可能性がある。

 また12州で行われた知事選では共和党がノースダコタなど6州で勝利。民主党はデラウェアなど4州での当選が確実になっている。

3904チバQ:2016/11/10(木) 00:56:53
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC95S7GJC9UHBI03M.html
トランプ氏の勢いに乗って…共和党、上下院で過半数確保
00:42朝日新聞

トランプ氏の勢いに乗って…共和党、上下院で過半数確保
米上下院選挙前後の勢力
(朝日新聞)
 米大統領選と同時にあった連邦議会選挙は、9日午前10時半(日本時間10日午前0時半)までの米メディアの集計によると、共和党が下院(定数435)で過半数を維持し、上院(定数100)でも過半数を確保した。共和党が大統領選を制し、上下両院でも過半数を占めるのは2003年のブッシュ前大統領以来。来年1月に発足するトランプ政権が、政策や人事を有利に進められる環境が整うことになりそうだ。

 上院の任期は6年で、定数100人のうち、2年ごとに3分の1ずつ改選される。改選前の議席は共和54、民主46(無所属2を含む)で、今回の改選は34(共和24、民主10)が対象だった。CNNによると9日未明の段階で非改選を含め、共和党が51議席を獲得し、民主党は47議席にとどまった。民主候補が有利とみられていたウィスコンシン州のほか、接戦が予想された州でも共和党が議席を獲得。事前の世論調査以上の得票で勝利したトランプ氏の勢いを受けた形だ。

3905チバQ:2016/11/10(木) 00:58:17
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611090123.html
【米大統領にトランプ氏】NY絶叫「USA!」 クリントン派「もう終わった」
11月09日 23:24産経新聞

 米ニューヨークのマンハッタンでは8日夜から、2人の大統領候補者の支持者たちが街に繰り出し、長い戦いの結末を見守った。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)の支持者らが「ユー・エス・エー」の絶叫で興奮をあらわにする一方、民主党候補のヒラリー・クリントン氏(69)の支持者は愕然(がくぜん)としながら「もう終わった」。結果を見届けず、失意のうちに帰宅の途につく姿も目立った。(ニューヨーク 松浦肇、上塚真由)

 ミッドタウンのビジネス街にあるヒルトン・ホテル。トランプ氏の陣営が集会を開いていたため一般人は近づけなかったが、南北を走る6番通りを挟んだ歩道では「米国を再び偉大にしよう!」と書かれたプラカードを掲げたトランプ氏の支持者たちが集まった。

 途中、クリントン候補の支持者が近くに陣取り、「人種差別はやめよう」と声を上げた。リベラルな校風で知られるコロンビア大学の音楽団もトランプ氏への事実上の抗議として、ヒルトン・ホテルそばを楽器を鳴らしながら行進した。

 一方のトランプ支持者は対抗する格好で、「ヒラリーを監獄に入れろ」と合唱。トランプ支持者の集まりでは「マスコミは不誠実だ」との声も上がり、近辺を取材していた外国人記者が絡まれる場面もあった。

 9日未明。トランプ氏当選の報道が流れ始めると、トランプ氏の支持者らは大絶叫。「ユー・エス・エー」と気勢を上げた。

 マンハッタンは民主党の金城湯池だ。アッパーウエスト地区の103丁目では、選挙ボランティアによる選挙の打ち上げ会が深夜にかけて予定されていたが「クリントン氏が敗色濃厚」との報道が流れると中止に。ボランティアたちは帰宅し始めた。近所に住んでいるというケビン・リーさんは「本当に悲しい」と目を真っ赤に腫らしていた。

 一方、ニューヨーク中心部のタイムズ・スクエアでは大型スクリーンが設置され、大勢の人が開票状況を見守った。

 激戦州で次々とトランプ候補の勝利が伝えられると、「もう終わった」「開票作業に問題が起きているのではないか」と、人々は次々と不安を口にした。普段は騒がしい場所として知られるが、この日は静かに開票を見守る結果となった。

 クリントン氏の選挙集会に参加したブルックリンのロビン・デビッドソンさん(40)は、レズビアンでパートナーと結婚し、2人の子供もいる。「トランプ氏は同性愛カップルに理解はない。これからどんな生活が待っているのか。他人を排除する大統領に決まったことを、子供たちにどうやって説明したらいいのか…」と途方に暮れていた。

3906とはずがたり:2016/11/10(木) 11:41:03
さんざんトランプを批判して来たライアンだけどもう次は切り替えて行くしかないわなー。

米下院議長、トランプ氏と緊密に協力 「共和党に大きな可能性」
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161110/Reuters_newsml_KBN1343I1.html
ロイター 2016年11月10日 08時47分 (2016年11月10日 11時06分 更新)

[ワシントン 9日 ロイター] - ポール・ライアン米下院議長(共和党)は9日、米大統領選挙で勝利したドナルド・トランプ氏と緊密に協力し、共和党の政策を積極的に推し進めていく姿勢を表明した。
大統領選と同時に実施された議会選挙では共和党が上下両院の過半数を掌握し、ねじれ議会が解消する。共和党が大統領職のほか上下両院を制するのは2007年初旬以来、初めてとなる。
ライアン氏は地元ウィスコンシン州のジェーンズビルで行った記者会見で、「われわれは統一された共和党の政府を手中にし、大きな可能性を手に入れた」と述べ、改選後の議会運営などについて話し合うためにトランプ氏と近く協議の場を設けることで日程を調整していることを明らかにした。
両氏の関係は必ずしも円滑ではなかったものの、ライアン氏は過去18時間で2回にわたり会談したと表明。大統領就任宣誓式の終了直後の始動を目指していると述べた。

3907とはずがたり:2016/11/10(木) 19:27:11

2016年 11月 10日 10:15 JST
オピニオン:トランプ次期大統領の政策転換リスク=安井明彦氏
http://jp.reuters.com/article/opinion-trump-akihiko-yasui-idJPKBN1341S1?sp=true
安井明彦みずほ総合研究所 欧米調査部長

[東京 9日] - 来年1月に始動するドナルド・トランプ共和党政権の特徴を一言で分類すれば、「known unknown」すなわち「分からないことだけが分かっていること」だと、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は指摘する。

選挙中も公約は二転三転しており、政治経験の欠如、スタッフ不足、共和党議会の分裂リスクなど波乱要因は山積し、政策の不透明性が高水準となるのは必至だと見る。

同氏の見解は以下の通り。

<大きな政府への傾斜>
今回の米大統領選は、政治経験のない実業家ドナルド・トランプ氏が共和党候補者指名争いを勝ち抜いたうえに、本選でも勝利するという、異例の展開で幕を閉じた。後講釈にすぎないが、現状に対する米国社会の不満はそれだけ強く、トランプ氏が勝ったというよりも、政治のプロの象徴的存在であるヒラリー・クリントン氏(民主党候補)が負けたということなのだろう。

現状に対する不満の解消(真の変化)を約束して船出するだけに、トランプ政権は世論に振り回されながら常に迷走する恐れがある。そもそも、選挙期間中もトランプ氏の公約は二転三転しており、次期政権の特徴を一言で分類すれば「known unknown」、すなわち「分かっていないことだけが分かっていること」だ。政治経験の欠如、スタッフ不足など波乱要因は山積し、政策の不透明性が高水準となるのは必至である。

それでも過去の言動から政策運営をあえて予想すれば、次の3つの方向性は高い確率で追求されそうだ。まず「大きな政府」へのシフト、第二に、それにも関連するが、財政赤字の拡大容認、さらに米国第一主義に基づく閉鎖的・保護主義的な政策への転換である。

米国では「大きな政府の民主党」「小さな政府の共和党」と言われてきたが、そもそもトランプ氏の経済政策はその伝統的な共和党の路線から外れている。象徴的なのは、年金・医療保険だ。共和党はそれらの分野の予算削減を主張してきたが、トランプ氏は2015年6月の演説で「削減せずに、年金と医療保険を救う」と表明している。

注目すべきは、トランプ氏だけでなく、共和党の支持者においても、「大きな政府」志向が強まっていることだ。世論調査によれば、年金の削減に反対する割合は、民主党支持者と同じくらい高水準だ。かつて保守派運動「ティーパーティー」の躍進もあり、「共和党は小さな政府への傾斜が進んでいる」との論調がよく聞かれたが、そうした解釈の正しさが問われる状況となっている。

とはいえ、オバマ政権が導入した医療保険制度改革法(通称オバマケア)が廃止を免れるかは不透明だ。トランプ氏は、年金・医療保険の削減には反対しているが、民間保険業界主導の新たな仕組みの必要性を主張している。

3908とはずがたり:2016/11/10(木) 19:27:28
>>3907-3908

現在、複数の州で保険料が高騰していることが社会問題となっており、それに対する政策的な手当てが足元で必要な点はトランプ政権も理解するだろう。だが、「クリントン大統領」ならば、恐らくはテクニカルな修正だけで済んでいたところ、オバマケア廃止までにらんだ大手術に乗り出す可能性もある。その場合、共和党は、オバマケアに代わる新たな仕組みを自ら提示する必要があり、混乱の長期化は必至だろう。

<共和党の分裂リスク>
トランプ政権で予想される政策方向性の第2のポイントは、財政赤字の容認だ。実は、クリントン氏も同様の政策方向性を示していたが(インフラ投資拡充の考えも同じ)、自然増を超えた財政赤字拡大の度合いや中身に関しては、大きな違いがあった。

特に歳入面では、クリントン氏の場合、富裕層増税が盛り込まれており、自然増を超えた財政赤字拡大の度合いはかなり小さかったが、トランプ氏の場合は、増税をせず、大型減税のみを提案していたことから、赤字拡大の度合いは格段に大きかった。

上下両院で過半を維持したとみられる共和党は、前述したように「小さな政府」志向とはもはや必ずしも言えない状況だが、民主党に比べて財政規律へのこだわりがいまだ強いのは事実だ。トランプ氏の計画通りに行くのか、共和党議会との綱引きとなろう。

最後に、対外的な関わりについて言えば、そもそもこれまでは民主党が保護主義的で、共和党が開放的な政策志向が強いと考えられてきた。ところが、今回の選挙戦では、むしろその逆で、トランプ氏の方がより強く閉鎖的な姿勢を前面に押し出した。「メキシコとの間に(移民流入を防ぐ)壁を築く」「環太平洋連携協定(TPP)は最もひどい通商合意」「日本は(在日米軍経費について)全額負担すべきだ」といったトランプ氏の発言はその象徴だ。

むろん、そうした言動は選挙戦を勝つための戦術だったのかもしれないが、トランプ氏の場合は、本気で言っている可能性も懸念される。後者ならば、トランプ氏を阻止できるのは、共和党議会だけという構図になる。トランプ氏が持論にこだわれば、共和党が大きく割れてしまうリスクも浮上するだろう。

*安井明彦氏は、みずほ総合研究所・欧米調査部長。1991年東京大学法学部卒業後、富士総合研究所(当時)入社。在米日本大使館専門調査員、みずほ総研ニューヨーク事務所長などを経て、2014年より現職。主な著書に「アメリカ 選択肢なき選択」などがある。

*本稿は、安井明彦氏へのインタビューをもとに、同氏の個人的見解に基づいて書かれています。

(聞き手:麻生祐司)

3909チバQ:2016/11/10(木) 20:57:47
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC9741LJC9UHBI06M.html
「敵陣」攻めたトランプ氏 「ラストベルト」地帯で逆転
05:16朝日新聞

 米大統領選で、民主党のクリントン氏優位とされながら、最後に逆転した共和党のトランプ氏。激戦州を制し、敵陣にまで攻め込む――。奇跡とも言える逆転を可能にしたのは、世論調査に表れない「隠れトランプ票」による底上げだ。クリントン氏は、ヒスパニック系の人口増という追い風に期待したが、「変化」を望む勢いに圧倒された。

 選挙結果は、全米50州と首都ワシントンDCのうち、選挙予測サイト「ファイブ・サーティー・エイト」の分析で勝率80%以上だった州では、トランプ氏が全州で勝利、クリントン氏もウィスコンシン州を落としたほかは勝利した。かぎとなったのは、勝率80%未満の接戦14州(総取り方式でないメーン、ネブラスカの2州を含む)だった。

 特に激戦区と呼ばれた州では、クリントン氏の勝率が50〜60%未満とされた4州のうち、トランプ氏が、最大の選挙人29人を抱えるフロリダ州などで勝利。ヒスパニック系が急増するネバダ州(選挙人6人)では、非白人層から人気のあるクリントン氏が勝利。もし、クリントン氏がペンシルベニア州など勝率60〜80%でやや優位とされた州を死守すれば、同氏が次期大統領になるはずだった。

 ところが、トランプ氏は、こうした「敵陣」に攻め込む素地を着々とつくっていた。五大湖周辺で鉄鋼業など産業が廃れた「ラストベルト」と呼ばれる地帯を集中的に攻めた戦略が功を奏した。

3910チバQ:2016/11/10(木) 20:58:19
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-161110-0006.html
ガガ、トランプ氏勝利で抗議 セレブたち落胆の声
05:42日刊スポーツ

ガガ、トランプ氏勝利で抗議 セレブたち落胆の声
トランプタワー前で抗議するガガ(ガガのインスタグラムから)
(日刊スポーツ)
 米東部時間の9日午前2時半ごろ、米大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利を収めたことが明らかになるやいなや、ヒラリー・クリントン氏の支持者だったレディー・ガガが、トランプ氏が住むマンハッタンの5番街にあるトランプタワー前で、クリントン氏が選挙キャンペーンで使用した「Love trumps hate (愛は憎しみに勝つ)」というサインを掲げて抗議したと米情報サイトE!などが報じた。
 カリフォルニア州やオレゴン州では、街中でトランプ氏の勝利に抗議するいくつかのグループが見られたと報じられる中、ガガはツイッターで、黒いジャンプスーツ姿でトランプタワー前に停まっていた市の清掃トラックのステップに立ち、サインを掲げている写真をアップ。写真には、「愛が憎しみに勝つ、優しい国に住みたい」とのキャプションが付いている。
 この他、多くのセレブたちが、トランプ氏が大統領になることにショックと失望が入り混じった反応を示した。アリアナ・グランデは、トランプ氏の勝利が決定的となっていく中で、「本当に恐ろしいことだわ。泣いています」とツイート。
 選挙前、「トランプ氏が大統領になったら、アメリカを去る」と公言し、クリントン氏を支持していたマイリー・サイラスも、ツイッターでビデオ映像をアップ。薄暗い部屋の中で泣きながら、「クリントン氏は初の女性大統領になるべき人だと、今でも思っています」と語った。
 大御所歌手のシェールも、「世界はもう、元には戻らない。若者たちのことを考えると、悲しい」とツイート。
 ケイティ・ペリーは、「革命がやってくる。立ち上がれ。人々に力を。私たちはこれからも、決して沈黙しない」。マドンナは、「新たな火が灯された。私たちは絶対にあきらめない。屈しない」と新たな決意をツイートしている。(ニューヨーク=鹿目直子)

3911チバQ:2016/11/10(木) 20:58:48
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161110X580.html
20年はオバマ夫人に期待?=米大統領選―ソーシャルメディアで待望論
06:08時事通信

 【ロンドン時事】米大統領選でのトランプ氏勝利に失望した人々の間で、2020年の次期大統領選をにらみ、世論調査で人気の高いミシェル・オバマ大統領夫人に出馬を促す動きが広がっている。英紙デーリー・テレグラフ(電子版)が報じた。ソーシャルメディアでは、夫人が「(米国を救う)唯一の希望」などと期待する投稿が殺到している。

 ツイッターには、既に「ミシェル2020」のハッシュタグ(投稿を検索しやすくするための目印)が登場。トランプ氏勝利の結果判明後、「ミシェル、助けて。あなただけが私たちの希望だ」「4年後に初の黒人女性大統領を誕生させよう」といったコメントが相次いだ。

 今回の選挙戦でミシェル夫人は、民主党候補のクリントン前国務長官の支援に奔走し、人気の高さから「最強の応援弁士」とも言われた。もっとも、肝心の夫人は立候補の考えがないと再三強調。オバマ大統領も夫人の出馬の可能性を否定している。

3912チバQ:2016/11/10(木) 21:03:38
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161110k0000e030202000c.html
<米大統領選>「国の分断、予想以上」クリントン氏敗北演説
10:48毎日新聞

<米大統領選>「国の分断、予想以上」クリントン氏敗北演説
ビル・クリントン元大統領(右)を伴い、支持者らを前に演説するヒラリー・クリントン前国務長官=2016年11月9日、AP
(毎日新聞)
 【ニューヨーク長野宏美】米大統領選を戦った民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は9日、東部ニューヨークのホテルで支持者らを前に演説し、敗北を認めた。勝利確実の共和党候補で実業家、ドナルド・トランプ氏(70)については「全米国人の大統領として成功することを望んでいる」と述べた。

 登壇したクリントン氏のシャツとジャケットの襟には紫色が使われ、並んだ夫のビル・クリントン元大統領のネクタイも紫だった。紫は民主党の青と共和党の赤のシンボル色が混ざった超党派の姿勢を象徴する。

 クリントン氏は選挙結果に関し「私たちが思ったよりも深く国が分断されていた」と発言した。その上で「未来に目を向けなければならない。広い心を持ち、トランプ氏に指導者としての機会を与える義務がある」と結束を呼びかけた。

 クリントン氏は女性初の大統領を目指したが及ばなかった。演説では「私たちはいまだに最も高く硬い(女性の昇進を阻む)ガラスの天井を砕くことができなかったが、私たちが思うより早く誰かが達成するだろう」と語り、将来の女性候補の活躍に期待を示した。敗北は「つらい」と無念をにじませたが、涙をこらえて笑顔で語り続けた。

 クリントン氏は勝利を期待し「ガラスの天井」を打ち破ることを示すような、天井までガラス張りの建物で演説を予定。だが、選挙の大勢が判明した9日未明には公の場に姿を見せず、トランプ氏に電話し、敗北を認めた。

 大統領選の開票作業は続いており、米メディアによると、9日午後(日本時間10日午前)の段階で、勝利に必要な選挙人270人を超える290人をトランプ氏が獲得、クリントン氏は228人。総得票数はクリントン氏がわずかに多い。

3913チバQ:2016/11/10(木) 21:04:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161110k0000e030220000c.html
<米大統領選>過去の差別発言に反発…全米各地でデモ、集会
11:22毎日新聞

<米大統領選>過去の差別発言に反発…全米各地でデモ、集会
ニューヨーク5番街のトランプタワー前で抗議のスローガンを叫ぶデモ参加者たち=2016年11月9日、AP
(毎日新聞)
 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選で勝利した共和党候補のトランプ氏が過去に行った差別発言に反発するデモや集会が9日、全米各地で行われた。同氏の地元ニューヨーク市などでは女性やマイノリティー(人種的少数派)への差別発言も相次いで報告された。

 選挙中、トランプ氏は「メキシコ人は薬物や犯罪を持ち込む。彼らはレイプ魔だ」「有名人なら女は何でもさせてくれる」などの差別発言を行った。批判も受けたが一部国民は支持を続けた。

 トランプ氏の勝利を受け、ニューヨークで同氏が住む「トランプタワー」前には数千人が集結し「私の大統領ではない」と怒りの声を上げた。AP通信によると、西部カリフォルニア州オークランドでは一部の抗議者が複数のビルの窓ガラスを割るなどした。西部オレゴン州ポートランドの中心部ではデモ隊が星条旗を燃やして抗議した。西部コロラドやアリゾナ、中西部イリノイなどの諸州でもデモが報じられている。

 ニューヨーク市内の大学の関係者によると、9日午前に男子学生が女子学生に「トランプの米国になったから女を殴っても罰されずに済む」と話したという。同大の職員(30)は毎日新聞の取材に「学生はおびえ、泣いている者もいる」と話した。レズビアンの女子学生が同性婚制度が覆される不安を訴え、マイノリティーの学生からは、人種に基づく犯罪捜査の横行を心配する声もあるという。ニューヨーク市在住のエリス・ラクソさん(31)は「同性愛の友人が強制収容所に行けと言われた。私も怖い。米国を出ることを考えている」と話した。

3914チバQ:2016/11/10(木) 21:06:11
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161110X643.html
政権引き継ぎへ準備本格化=閣僚人事も着手か―トランプ次期米大統領
14:35時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選から一夜明けた9日、当選を果たした共和党の実業家ドナルド・トランプ氏は政権引き継ぎに向けた準備を本格化させた。党幹部らと相次いで電話会談し、公約実現のための協力を確認。閣僚人事の検討にも着手したもようだ。10日にはホワイトハウスでオバマ大統領と会談する。

 トランプ氏は9日、電話で党幹部のライアン下院議長、マコネル上院院内総務と「将来の仕事」(ライアン氏)について意見交換。マコネル氏はこの後の記者会見で、オバマ大統領のレガシー(遺産)の一つであるオバマケア(医療保険制度改革)の廃止について「優先順位は極めて高い。早ければ早いほど良い」と述べ、トランプ氏と協力して即時撤廃を目指す考えを示した。

 トランプ氏はこの日、安倍晋三首相とも電話で会談。米メディアによると、選挙戦で応援を得られなかったブッシュ元大統領やその息子のブッシュ前大統領からも電話で祝福を受けた。

 一方、政治専門紙ポリティコは9日、トランプ氏の政権移行チームが新政権の閣僚候補者リストの作成を水面下で進めていると報じた。トランプ氏の意向を踏まえ、論功行賞や企業人としての実績が人選のポイントになっているという。

 同紙によれば、国務長官には大統領選で功績のあったニュート・ギングリッチ元下院議長やボブ・コーカー上院外交委員長、ジョン・ボルトン元国連大使が浮上。国防長官にはジェフ・セッションズ上院議員やスティーブン・ハドリー国家安全保障担当大統領補佐官の名前が挙がっている。 

http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161110050.html
トランプ氏、米新政権の要職人事で論功行賞か=関係筋
13:57ロイター

トランプ氏、米新政権の要職人事で論功行賞か=関係筋
 11月9日、関係者によると、米国の次期大統領に当選したドナルド・トランプ氏は新政権の人事で、選挙戦で自身に尽くした人物を要職に起用するとみられる。写真はニューヨークで撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)
(ロイター)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 関係者によると、米国の次期大統領に当選したドナルド・トランプ氏は新政権の人事で、選挙戦で自身に尽くした人物を要職に起用するとみられる。大統領選では、共和党の多くの有力者がトランプ氏と距離を置いていた。

トランプ氏の政権移行計画に詳しい筋が9日明らかにしたところでは、最も熱烈にトランプ氏を支持していた議員の1人、ジェフ・セッションズ上院議員(アラバマ州選出)は国防長官など重要ポストへの起用が検討されている。

国務長官候補としては、ニュート・ギングリッチ元下院議員、ボブ・コーカー上院議員(テネシー州選出)が浮上しているもよう。コーカー議員は上院外交委員会の委員長を務めている。両氏はともにトランプ氏の副大統領候補者リストに名前が挙がっていた。

共和党全国委員会(RNC)のラインス・プリーバス委員長が大統領首席補佐官への起用でうわさされているほか、同氏の右腕でRNCシニアストラテジストのショーン・スパイサー氏はホワイトハウス報道官に起用される可能性があるという。

トランプ陣営の選挙対策本部長を務めたケリーアン・コンウェイ氏は、大統領上級顧問の候補と目されている。

共和党候補の指名争いから撤退した後、トランプ氏支持を表明した元神経外科医のベン・カーソン氏には教育長官のポストが用意される可能性がある。

このほか、国連大使にはリチャード・グレネル元米国連代表部報道官が、中央情報局(CIA)長官にはマイク・ロジャース元下院情報特別委員会委員長らが候補に挙がっているという。

3915チバQ:2016/11/10(木) 21:08:38
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1611100023.html
【米大統領にトランプ氏】株価急落は収束も米政策の不透明感晴れず 当面、不安定な値動きか
19:39産経新聞

 10日に日経平均株価が今年最大の上げ幅となったのは、9日の米国株が大幅高となった流れを引き継いだほか、円相場が一時1ドル=106円近辺まで急落して輸出関連企業の採算悪化懸念が後退したためだ。

 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が想定外に勝利したことに伴う株価急落局面はいったん収まった形だが、具体的にどのような政策を実施し、実現性があるのか、今のところ判然としない。市場には、新政権の政策姿勢が明確になるまで不安定な展開が続くとの見方がある。

 「トランプショック」が直撃した9日の平均株価が919円安と今年2番目の下げ幅となったのに対し、同日の米ダウ工業株30種平均は約2カ月半ぶりの高値で終え、対照的な流れとなった。さらに投資家の不安心理を映し出すとされる米国の「VIX指数」は急低下し、10月26日以来3週間ぶりの低水準となった。

 これを受け、10日の東京市場でも投資家がリスクを取る姿勢が持ち直し、株式の買い戻しを急いだ。9日の下げすぎの反動で自律反発を期待した買いも入った。平均株価は、9日の急落分をわずか1日ですべて取り戻したことになる。

 一方、新政権の下での政策の不透明感が払拭されたというわけではない。

 9日に米国株が大幅高となった背景にはこれまで過激な主張を繰り返してきたトランプ氏が勝利宣言で穏当な言動に終始したことへの安心感に加え、選挙戦で掲げていた大規模な減税やインフラ投資が米景気にプラスに働くとの期待が広がったことが背景にある。

 ただ、こうした政策を実現するには財政規律との両立が課題になる上、米議会との協調も欠かせない。

 みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「新政権の政策姿勢がはっきりしてくるまでは、腰を据えて株式を買う長期の資金は本格的に流入せず、短期の資金による売買が中心になるのではないか」と指摘。そのうえで、「米国株や為替は値動きが大きくなってきている。日本株も荒い値動きが年内は続く可能性がある」との見方を示した。(森田晶宏)

3916チバQ:2016/11/10(木) 21:09:29
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161110X676.html
「反トランプ」全米に拡大=NYで1万人デモ、深刻な分断―大統領選
20:24時事通信

「反トランプ」全米に拡大
大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が接戦を制したことを受け、一夜明けた米国では9日、「反トランプ」デモが全米の10都市以上に広がった。写真はニューヨークの「トランプ・タワー」前に集まったデモ隊。【AA=時事】
(時事通信)
 大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が接戦を制したことを受け、一夜明けた米国では9日、「反トランプ」デモが全米の10都市以上に広がった。デモは9日夜(日本時間10日午後)になっても収まらず、ニューヨークでは1万人近くが「私たちの大統領ではない」と叫びながら行進した。

 デモは、ペンシルベニア州フィラデルフィア、首都ワシントンなど、民主党支持層の多い州や都市を中心に行われ、若者や中南米系など、それぞれ数百人から数千人が参加した。「団結する時だ」というトランプ氏の呼び掛けに反し、深刻化する米国社会の分断を改めて印象付けた。

 CBSテレビなどによると、ニューヨークのデモは、午後6時に数十人で始まったが、トランプ氏が拠点とする「トランプ・タワー」を目指して行進するうちに参加人数は7000〜1万人に膨れ上がった。デモは、タワー前の通りを占拠した後、トランプ氏関連のホテルなどに目的地を変え、さらに続けられた。参加した男性はCNNテレビに「選挙結果を見てわき上がった不安を解消するために来た」と語った。

 ロサンゼルスでは9日深夜まで、数千人のデモが行われ、「女性を尊重しろ」などと声を上げた。数百人が幹線道路を埋め、封鎖される騒ぎにもなり、ロサンゼルス・タイムズによると、拘束者も出たという。

 ロサンゼルスの市庁舎付近では、トランプ氏が暴言を繰り返してきた中南米系の若者ら数百人によるデモが行われた。参加者は「ビクビクしながら暮らさない」「戦い、立ち上がれ」などのシュプレヒコールを上げた。

 カリフォルニア州オークランドでも、道路を封鎖したデモ隊の参加者が車に接触するなどして負傷者が出た。

3917チバQ:2016/11/10(木) 21:09:48

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161111k0000m030102000c.html
<米大統領選>米メディア、外れた当落で「謝罪」「釈明」
20:43毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】8日の米大統領選では世論調査を基にした米メディアや専門機関の予測の多くが結果を外していた。共和党のドナルド・トランプ氏(70)の勝利が衝撃的になった一因だ。予測を外した米メディアや専門機関は、トランプ氏当選が確定した9日未明以降、「謝罪」や「釈明」を始めた。トランプ氏の勝利は世論調査や選挙予測の信頼性も揺るがしている。

 「今晩がトランプ氏や陣営が望むようなものになるなら、世論調査会社も投票予測会社もつぶれますよ」。米CNNテレビのアンカー、ジェイク・タッパー氏は8日夜の選挙特別番組で、各種世論調査や予測に反してトランプ氏が優位な戦いを進めている状況についてコメントした。

 CNNの世論調査などを基にした選挙人獲得予測は、クリントン氏が勝利に必要な過半数にあと2人と迫る268人、トランプ氏は204人を固め、残る66人の争奪戦だというものだった。東部ペンシルベニアや中西部ウィスコンシン州などはクリントン氏優位と判定し、争奪戦の対象である「激戦州」にもしていなかったが、トランプ氏は両州も獲得した。CNNに限らず、多くのメディアが投票日前の段階で、クリントン氏が過半数を既に確保しているか、過半数に迫るとの予測をしていた。

 選挙予測で定評のあるバージニア大政治センターのラリー・サバト所長らは選挙前日の7日、最終予測としてクリントン氏が322人、トランプ氏が216人で圧勝すると発表。著名な「クック・ポリティカル・レポート」もクリントン氏が278人、トランプ氏は214人、激戦州46人としていた。

 しかし、10日朝(日本時間同夜)には、トランプ氏が過半数を上回る290人を獲得し、クリントン氏が232人という結果は、当事者らを揺さぶっている。同レポートは「ひどい間違いだった。私の人生の中で最も衝撃的なことだ」と認め、どうして間違ったのかを「トランプ氏を嫌いだが、投票はトランプ氏にした人たちの存在」など8項目を挙げて釈明する担当者の声明を発表した。

 予測が外れた主要な原因としてあげられているのが、世論調査の電話にさえ支持を明かさない「隠れトランプ支持者」の存在だ。

 予測が外れたサバト氏らは9日、「隠れトランプ支持者」の数を低く見積もっているとの指摘があったとしたうえで、「我々は信じなかった。我々は間違っていた。謝罪する」と発表した。USAトゥデー紙も「投票所に殺到したが、決して世論調査のレーダー上には現れない『隠れトランプ支持者』の数を過小評価していたかもしれない」と総括した。

 一方、ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」も「『物言わぬ多数派』や『シャイなトランプ支持者』がいたことは無視できない」としながらも、調査の回答率が今回は極めて低かったことなどを指摘。「今後数週間で、何が機能し、何が機能しなかったのかを分析し、今後どうするかを検討する」と約束する記事を掲載した。

3918チバQ:2016/11/10(木) 21:57:34
http://www.cnn.co.jp/tech/35091978.html
米ハイテク業界にトランプショック、加州の独立目指す動き
2016.11.10 Thu posted at 18:12 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 未来の超高速列車「ハイパーループ」の開発企業の共同創業者は10日までに、米国の次期大統領にドナルド・トランプ氏が決まったことを受け、米カリフォルニア州の合衆国からの離脱を目指す合法的なキャンペーンに資金援助する計画を明らかにした。
シャービン・ピシェバー氏は電子メールを通じたCNNMoneyの取材に、「真剣であり、私に可能な最大の愛国的な行動」とし、「米国は深刻な岐路にある」と強調した。投資家の同氏は配車サービス「ウーバー」の事業にも初期段階から関与したことで知られる。
ピシェバー氏がツイッター上で公表したこの提案にはシリコンバレーに拠点を置く複数のテクノロジー企業の創業者がすかさず賛同を表明した。
同氏は今回の提案は米国に必要な組織的な変化の一環と強調。分離しても、トランプ氏の任期が終われば合衆国に再度加入出来るとも主張した。
ただ、カリフォルニア州を離脱に持ち込む方途の詳細や独立が憲法改正などを経ずに可能なのかについては触れなかった。今回の提案や支持者の出現については、米国を改善する努力を捨て、「逃亡」の道を選んだとする批判も出ている。
ピシェバー氏の提案が実現する可能性はないと見られるが、トランプ氏の出馬に反対する立場を過去数カ月間打ち出してきたテクノロジー業界が同氏当選で受けた衝撃や不満を突き付けた形ともなっている。
同業界の企業幹部ら100人以上は今年の夏、トランプ氏の当選は技術革新にとって惨事になると警告する公開書簡に署名していた。また、最近数カ月間ではトランプ氏の財政政策、移民問題での提案や同氏の資質を批判する言論活動を示していた。

3919チバQ:2016/11/10(木) 21:58:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900881&g=use
日系ホンダ議員が落選=米下院

 【ロサンゼルス時事】8日投開票された米下院選で、民主党の日系有力議員マイク・ホンダ氏(カリフォルニア州17区)の落選が確実となった。複数の主要メディアが伝えた。
 ホンダ氏は祖父母が熊本県出身の3世。2000年に連邦下院議員に初当選した。07年に下院で採択された従軍慰安婦問題をめぐる対日非難決議を主導した。
 下院選にはホンダ氏を含め日系候補4人が民主党から出馬。カリフォルニア州6区の現職ドリス・マツイ氏、同州41区の現職マーク・タカノ氏、ハワイ州1区の元職コリーン・ハナブサ氏の3人は当選を確実にした。
 上院のメイジー・ヒロノ議員(民主党)は非改選のため、日系の連邦議員は4人となった。(2016/11/09-18:54)

3920名無しさん:2016/11/10(木) 23:22:53

■「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(3)

粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち――
そんなイメージで語られがちな共和党候補ドナルド・トランプ(70)の支持層だが、
世界中の英知が集うハーバード大学にも、隠れた支持者たちはいる。

昨年の夏から1年間、同大学のロースクール(法科大学院)に留学していた山口真由氏が、
“隠れトランプ旋風”の実状を明かす。

 ***
さて、ここまでハーバードにおけるトランプ支持者の“思惑”に触れてきた。
だが、トランプを支持していたのは彼らのような熱心な共和党支持者や、キリスト教徒だけなのだろうか。

私は思い出していた。ハーバード・ロースクールの友人であるケヴィンが、
「ヒラリーは信用できない。トランプの方がまだ信用できるよ」と、酔った勢いで呟いていたことを。

「表現の自由」について学ぶクラスで、リベラルな教授は言う。
「共和党の指名争いは、歴史上稀に見る恥ずべき状態になっている」
トランプを「差別する人」、マイノリティを「差別される人」と表現した教授に対し、
授業後の立ち話でケヴィンは不快感を隠そうとしなかった。
その決めつけこそが、ステレオタイプな差別だというのだ。
「すべての人がすべての人を差別していると言った偉人がいるけど、僕も同感だ。
マイノリティだってある意味でトランプを“差別”しているんだと思う」と説く彼の言葉は、ハーバード生だけあって説得力がある。

そこで私が、「なぜ、授業中に教授に反論しなかったの?」と聞くと、
「一度、授業で同性婚に反対したことがある。授業が終わるとLGBT団体が僕の机まで来て、泣きながら抗議した。
“あなたは私たちのことを嫌いなのね。だから、差別するのね”って。もううんざりだよ」

■「差別主義者」のレッテル
ハーバードを卒業した白人男性は、「僕らは自分の意見を自由に表明することができない」という。

ポリティカル・コレクトネスが行き過ぎた現在のアメリカでは、白人男性であることはむしろ「原罪」なのだ。

努力して好成績を修めても、「優遇されてるからでしょ」と批判されることもあるという。
下手に反論すれば「差別主義者」のレッテルを貼られてしまう。

私の留学中に、人種差別に抗議した黒人学生がロースクールのロビーを何カ月も占拠する事件があった。
学校側は黒人学生たちに「どきなさい」とは言わないし、彼らが大量に貼り付けたポスターもそのままだ。
にもかかわらず、ロビー占拠に抗議した白人至上主義の学生が、トランプのポスターを貼ると学校側によって瞬時に撤去された。
親しくなったハーバードの学生たちも「ロビーを自由に使いたい。占拠はやり過ぎだ」と口を揃えていた。

だが、どうして学校側に抗議しないのか尋ねると、
「自分が矢面に立って“人種差別主義者”のレッテルを貼られたら、この国ではまともに就職できないよ」とあきらめ顔。

ケヴィンも酔った席での戯言を除いてオフィシャルにトランプ支持を表明することはない。
ポリティカル・コレクトネスが何より重んじられるアメリカ。
インテリ層がこれを間違うと大変なことになる。信用を失い、名誉を失い、将来を失う。

 トランプ支持を堂々と表明できる、粗野で素朴な南部の白人男性たちはよい。それを公表できない白人インテリ層のなかにこそ、
ふつふつと不満が堆積していたのかもしれない。そして、溜りに溜まった鬱憤が、トランプ旋風に一役買ったのではないか。


http://www.dailyshincho.jp/article/2016/11090801/?all=1

3921チバQ:2016/11/10(木) 23:43:33
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCB5HWHJCBUHBI01W.html
敗北のクリントン氏、「紫色」に託した思いは
21:07朝日新聞

 米大統領選の決着がついてから一夜。民主党のクリントン前国務長官(69)は9日午前、共和党のトランプ氏(70)に負けたことを認めたうえで、「正しいことのために戦うことに価値があると信じ続けて」と呼びかけた。トランプ氏への協力も求め、米社会の分断の傷を癒やそうとした演説には、この選挙戦で「最もいい演説」だったとの評も出ている。

 女性初の米大統領を目指したクリントン氏は投開票日の8日夜、ニューヨーク市内にあるガラス張りのコンベンションセンターで選挙パーティーを開催。女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を突破することを象徴的に見せるため、ガラスの破片に見立てた紙吹雪まで用意していた。

 しかし、結果的にはライバルのトランプ氏が白人の圧倒的な支持を集める一方で、自らは女性やマイノリティーの票をまとめきることができず、予想外の敗北。敗れた候補が先に演説するという米大統領選の慣例を破り、9日の昼前になって市内のホテルに支持者やスタッフを集め、会見を開いた。

 拍手で迎えられたクリントン氏のブラウスは、民主党の青でも、共和党の赤でもなく、融和を示すかのような紫色。隣に立った夫のビル・クリントン元大統領も紫色のネクタイを締めていた。時折、涙を浮かべながらも、笑顔で「負けたことの痛みは長く続く」と敗北を認め、そのうえで「選挙戦は一人の人間のためでも、一つの選挙のためでもなかった。私たちが愛する国、そして希望を抱き、包容力があり、大きい心を持つ米国を築くためだった」と語りかけた。

 前夜にトランプ氏に電話をかけ、相手を祝福したクリントン氏は「米国を信じているのであれば、この結果を受け入れ、将来を見据えなければならない。トランプ氏が我々の大統領となる」と述べ、憲法で定められた権力の平和的な移譲の大切さを説いた。

3922チバQ:2016/11/10(木) 23:45:11
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161111k0000m030137000c.html
<米大統領選>驚き、落胆の米著名人 トランプ氏勝利に
22:04毎日新聞

 8日投開票された米大統領選で、共和党のドナルド・トランプ氏(70)が当選したことについて、民主党のヒラリー・クリントン候補(69)を支持した著名歌手や映画監督、俳優たちに落胆と驚きが広がっている。米国では歌手らが政治的な意見を表明することは珍しくないが、トランプ氏当選では、ツイッター上などで抗議活動が呼びかけられるほど激しい反発が起きている。

 人気歌手、レディー・ガガさんは9日、ツイッターで「米国の混乱はトランプ氏の無責任な選挙キャンペーンにある。彼が作った混乱に目を向けよう」と呼びかけた。ガガさんは7日、米南部ノースカロライナ州でのクリントン氏の集会に参加し、支持を求めていた。

 10月に西部ラスベガスの大学寮でクリントン氏への投票を呼びかけた歌手、ケイティ・ペリーさん。ツイッターに「私たちは絶対に黙ってはいない。座ってじっとしてはいけない。泣かずに、動こう」と投稿。歌手のマドンナさんも「新たな火がついた。私たちは決して諦めない」とつぶやいた。

 映画監督、マイケル・ムーアさんはトランプ氏への抗議運動が続いていることに触れ「これは始まりに過ぎない」と投稿し、女優のメリル・ストリープさんは「言葉がない。それでもヒラリーを応援する」と心境を明かした。

 一方、ボクシングの元ヘビー級王者、マイク・タイソンさんや米プロバスケットボールの元スター選手、デニス・ロッドマンさんはトランプ氏を支持してきたが、ツイッター上で選挙へのコメントはなかった。【山本太一】


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