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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

1391とはずがたり:2005/09/12(月) 22:07:44
鹿野辺りも引退表明しないかなぁ。。
五島が落ちて美穂たんが通れば良かったのにねぇ。。

1392香川県民:2005/09/12(月) 23:46:45
>>1391
高知は万が一ですが広田参院議員が離党する動きを見せればそれを食い止めなければ。。。

広田氏の地盤の3区で落下傘の中山氏が予想外の大健闘を見せたのですから
次に繋げるためにも結束を強化する必要があるはずです。

今回の敗北で民主党が抱える問題点がハッキリした訳ですから
小泉首相とは一味違った分かりやすく、本質を突いた公約を磨き上げる
これしかないと思います。

1393とはずがたり:2005/09/13(火) 00:01:54
>>1392
そうですね。
政治家は驚く程保身に汲々とするからなぁ。。

>広田氏の地盤の3区で落下傘の中山氏が予想外の大健闘を見せた
ほんとだ。

高知3区
74,072 山本 有二53党国対副委長自[高]前 当選
53,718 中山 知意27党県副代表民新
20,090 本多 公二57党県常任委員共新

1394名無しさん:2005/09/13(火) 21:52:34
選挙が終わってみんな内心おかしいと思っていた岡田代表への
本音が出てくるようになりましたね。

石田日記
http://homepage2.nifty.com/ishidatoshitaka/diary.html

 さらに、(これも8月15日の日記で既出だけど)広報宣伝戦略のチグハグさがあるだろう。一例だが、正直言うと「日本を、あきらめない」という選挙キャッチ・コピーが来た時、「一体、誰が『あきらめる』って言ってるんだ?」と一人突っ込みを入れてしまった。もともとあきらめかけている人がいっぱいいる時に「私はあきらめない」という使い方をするんじゃないのか。

 現場では、中小企業の親父だって商店街の親父だって、苦しいけど元気だ。キャッチ・コピーとか宣伝は受け取り方は人によりけりなので、なんともいえないんだけども。そもそも広報宣伝の担当している方が無党派層の影響を余り受けない労組の方だったり、不思議な所もある。そういう人事をしていた代表の責任なんだろうけど。

1395上州屋:2005/09/13(火) 22:19:05
今回の結果を見ると、小選挙区で民主党が票を減らしたところって10程度で、大半が刺客との三つどもえのところなんですよ。
今回の結果を評価するのはなかなか難しいです。

1396片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/13(火) 22:34:45
>>1395
あぁそうなんですか。それは興味深いですね。

私がwebでいろいろ見る限りでは、特に地方の県の小都市以下において前回よりも民主党は伸ばしてると思うんです。細かいデータはまだ局地的にしか見てないんですけど。是非比較したいですね。(蒲島教授、松本教授、橋本教授あたりは何か書くかな。)
やはり自民党の旧保守基盤は崩れつづけていて次の参院選の土台は2004年のときと近似してると言わざるを得ないけど、衆院でセーフティリードがあるから、自民党外を含んだ政局(民主党の出番)にはつながりづらいでしょう。

1397名無しさん:2005/09/13(火) 22:50:14
実は保守分裂ではなく、反小泉分裂だったということですな…

1398名無しさん:2005/09/13(火) 22:51:27
北海道

横路 −423
小平 −12094 刺客

以上

1399上州屋:2005/09/13(火) 22:52:55
岩手

小沢 −3880

以上

1400上州屋:2005/09/13(火) 22:57:17
秋田

佐々木 −10949 刺客

以上

1401上州屋:2005/09/13(火) 23:00:42
福島

渡部 −5574

以上

1402上州屋:2005/09/13(火) 23:02:55
茨城

小泉 −9465 保守分裂
五十嵐 −11277 保守分裂

以上

1403片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/13(火) 23:04:04
>>1397
保守(自民)も分裂しているんですが(地方の比例票は自民も伸び悩んでいる)、主に都市部での新たな動員と改革効果が大きかったということでしょう。
当初自民非公認組を一体として小沢が取り込もうとしていたという報道がありましたが、割れた保守を取り込みにかかる思考があったんでしょう。東北の比例票なんかを見ると、確かにそういう戦い方はありうるなあと思いました。

1404上州屋:2005/09/13(火) 23:08:03
埼玉

武正 −2325
石田 −9242
八木 −16610 保守分裂

以上

1405上州屋:2005/09/13(火) 23:12:14
千葉

野田 −5688
生方 −1349
松崎 −1590
須藤 −9543
若井 −18

以上

1406名無しさん:2005/09/13(火) 23:13:02
東京神奈川は減りまくりじゃない?

1407上州屋:2005/09/13(火) 23:22:05
東京

海江田 −3826
中山 −6142
小宮山 −1432
川島 −8772
鮫島 −26881 刺客
渡辺 −1499
藤田 −21167 八代
城島 −9899
菅 −12479
末松 −2902
加藤 −3125
山花 −6514
石毛 −3130
阿久津 −274
島田 −5143

以上

1408上州屋:2005/09/13(火) 23:27:30
神奈川

佐藤 −2029
大出 −1683
加藤 −5371
大石 −11189
田中 −9089

以上

1409上州屋:2005/09/13(火) 23:29:01
山梨

小沢 −1342
後藤 −759

以上

1410上州屋:2005/09/13(火) 23:30:08
長野

羽田 −6475

以上

1411上州屋:2005/09/13(火) 23:32:39
石川

奥田 −471

以上

1412上州屋:2005/09/13(火) 23:33:38
福井

笹木 −3150

以上

1413上州屋:2005/09/13(火) 23:40:59
面倒になってきました。
あとでエクセルにまとめようかと思いますので、続きは各自でお願いします。

1414名無しさん:2005/09/13(火) 23:45:40
上州屋さんお疲れ様でした。
10どころではなかったですね(笑)
特に東京は酷いな…

1415片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/13(火) 23:53:44
大都市部は、従来投票に行く浮動層に逃げられ、さらに従来投票に行かない浮動層により大差をつけられていますね。

1416とはずがたり:2005/09/14(水) 00:54:18
投票得率上がればもっと一気にひっくり返るのにって云われてましたが,これを実践したのが自民って訳だったんですなぁ。

1417とはずがたり:2005/09/14(水) 15:23:33
前原氏が代表選出馬の意向 民主後継選び新局面
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000113-kyodo-pol

 民主党「次の内閣」の防衛庁長官を務める前原誠司氏(43)は14日、岡田克也代表の後継を選出する代表選に出馬する意向を若手議員らに伝えた。
 中堅・若手リーダーの1人の野田佳彦氏も記者団に「若手で(後継候補を)一本化するべきとの共通認識はある。(中堅・若手で)連絡は取り合っている」と述べ、若手候補の擁立で調整を進めるべきだとの考えを示しており、中堅・若手グループが一致して前原氏を推す可能性もある。前原氏の立候補決意で代表選びは新たな局面を迎えた。
 野田氏は、党内のベテランを中心に話し合いによる選出を求める意見が強まっていることについて「話し合いですんなりいくのならいいが、無理に一本化するのはやめた方がいい」と述べ、複数候補による投票実施も回避すべきではないとの考えを示した。野田氏は13日、仙谷由人政調会長と都内で会談し、後継代表選出をめぐり意見交換した。
(共同通信) - 9月14日14時36分更新

1418とはずがたり:2005/09/14(水) 15:24:56
後継を誰にするかな?

民主党の藤井代表代行が引退へ
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/seiji/20050914/050914X648.html
2005年 9月14日 (水) 12:31

 衆院選で落選した民主党の藤井裕久代表代行は14日午前、高齢を理由に政界を引退する意向を明らかにした。同日夜、神奈川県相模原市で開く選対本部解散式で正式に表明する。藤井氏は衆院議員会館で「民主党の若い人には、2大政党でないと政治は良くならないという思いを持ち続けてほしい」と心境を語った。 

 藤井氏は旧大蔵省出身で、参院議員2期、衆院議員を5期務めた。1993年に小沢一郎氏とともに自民党を離党。旧新生党や旧自由党などを経て、2003年の民主、自由両党の合併で民主党入り。細川、羽田両政権で蔵相を務めたほか、民主党では岡田克也代表の下で幹事長、代表代行を歴任した。

1419いなばやま:2005/09/14(水) 18:15:42
>>1417

 前原じゃあ力不足。まだ河村の方がまし。
 小泉自民と対決するには小沢か菅しかいないと思います。

 前原や野田ら政経塾出身者は権力志向で好きになれない。
 民主党の中堅って大企業や役所の課長代理みたいのばっかりで魅力ないんだよなぁ。
 
 まだ詐欺師・辻元、棚ぼた・保坂や誠実に政策を語る阿部らの社民党議員の方が、
 福祉や教育など地に足付いた活動しているし、個性的で魅力的なんだよなぁ。

 民主党はがたいがでかいから目立たないだけなのかなぁ。

1420名無しさん:2005/09/14(水) 23:30:20
次の選挙は2007年7月なので、
今の代表はつなぎでいいと思うんですけどね。

1421名無しさん:2005/09/14(水) 23:45:28
民主・前原誠司氏、党代表選に出馬意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000114-yom-pol

 民主党の前原誠司「次の内閣」防衛担当は14日、17日の同党代表選に出馬する意向を固めた。

 15日に都内で記者会見し、正式に立候補を表明する。菅直人・前代表を中心とするグループも菅氏擁立について、最終調整を続けており、同党の代表選びは選挙となる可能性も出てきた。

 前原氏は松下政経塾出身で当選5回。幹事長代理や「次の内閣」外務担当などを歴任し、安全保障政策の専門家として知られる。

 前原氏は14日、記者団に対し、自らの代表選出馬について、「党を再生させるため、自分の力の限り、頑張りたい」と述べた。前原氏はこれに先立ち、野田佳彦「次の内閣」財務担当、枝野幸男幹事長代理、玄葉光一郎選挙対策委員長ら若手・中堅議員に電話で出馬の意志を伝え、協力を要請。野田氏らは、支持する考えを示した。

 一方、菅氏は14日夜、都内のホテルで江田五月参院議員会長ら同グループ幹部らと会合を開き、代表選への対応について協議した。出席者からは菅氏の出馬について賛否両論が出た。会合後、菅氏は記者団に、「何も結論を出していない。15日の両院議員総会や前原氏の記者会見を見て、また集まる。前原氏の考えが納得できるものなら協力する選択肢もある」と述べた。

 民主党は15日午後、党本部で両院議員総会を開き、岡田代表の辞任を正式に了承する。17日に都内のホテルで代表選を行い、衆参両院の所属議員による投票で新代表を選出する予定だ。
(読売新聞) - 9月14日22時58分更新

1422あかかもめ:2005/09/15(木) 00:30:41
>>1417
よくぞ決断してくれた!。去年の菅代表辞任後の対応を見ていざと言う時にリスクを犯さないヘタレさに幻滅を覚えたけどやはり危機的な状況は若手が変えていかない限り党は活性化しない。
いなばやまさんの言う「大企業の課長」或いは官僚的な無味無臭さと言うか物足りなさを感じる事もあったけどこの出馬声明を機に一皮むけて大化けしてくれる事を願ってやまない。
本音を言うともう一度菅にやってもらいたいのだがそれでは国民に「民主は人材不足」と宣伝する事にもなりかねないし、より一層失望させるだけの結果に終わるだろう。ただ、これで一線を退く人ではないから何らかの形で貢献して欲しいね。
前原代表、小沢幹事長、菅政調会長のトロイカ体制なんか良いと思うが。

1423いなばやま:2005/09/15(木) 00:47:37
>>1422
一皮むけて欲しいですね。
でも民主党にとって次の参議院選挙は必勝が義務づけられた戦い
「民主党原理主義」でいくのか「非自民野党協調」でいくのか
結構、豪腕をふるわないといけない場面これから結構出てくると思うんですよね。

社民党や新党日本が伸びたのは「民主党原理主義」への一種のアレルギーだと思うんですよ。

右は自民党宏池会や経世会の修正資本主義的政策を支持する層から
左は福祉・平和重視の社会民主主義的政策を支持する層までを
どのような選挙戦術をとれば取り込んでいけるのか
「民主党一本」なのか「野党協調」なのか、今現在どっちが正しいのか解りませんが
かなり難しい舵取りが迫られると思います。

 僕的には、小沢一郎が一番いいと思うんだけどなぁ。
前原氏ら中堅は「民主党原理主義」にこだわりそうだから

1424あかかもめ:2005/09/15(木) 01:17:48
小沢氏が「第三の道」路線を旗幟鮮明にするならそれも有りかと思います。
彼なら保守派を抑えられるでしょうしね。タカ派のニクソンが「米中対話」などに代表されるデタント路線を採ったように・・・
まあ、小沢氏には幹事長をやってもらって選挙協力を取り仕切って、なおかつ保守派を抑えて欲しいと個人的には思ってます。
前原が代表に就任したとしても小沢や菅の協力無しには立ち行かないですからその辺はかなり楽観的です。

1425あかかもめ:2005/09/15(木) 01:30:26
>社民党や新党日本が伸びたのは「民主党原理主義」への一種のアレルギーだと思うんですよ。
なんとなく判る気がします。これについては後ほど書き込みたいと思います。

1426名無しさん:2005/09/15(木) 07:27:37
個人的に期待しているのは…
代表選で前原が菅に惜敗して、
菅代表・前原幹事長・野田政調・小沢国対(さすがに国対は受けないか)
そして06年の代表選では菅にやられ役になってもらい、前原代表選出と。

1427片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 20:00:30
14日の日経には、馬淵や津村ら5人が若手・中堅からの擁立を求めてアピールしたとあります。
菅グループでも濃淡あるのでしょう。
そういえば、選挙終わった途端、鳩山グループの人数計算が激減した気もしますが、気のせいでしょうか。

>>1426
自分も、党の戦略的には菅がやられ役ってのがいいような気がするんですが、さて、内部の喧嘩エネルギーを推進力にする巧みさがあるのかどうか。
ほかに、若手〜中堅のなかから数人の次世代リーダーを互選して党としてPR・育成していくとか。
自民党内のパワーバランスは明らかに変わり今後目新しさが出てくるでしょうから、このままじゃ話題作りで負けつづけてもおかしくないですね、民主党は。

1428いなばやま:2005/09/15(木) 21:13:36
民主党の中堅にはがんばってもらわないと
4奉行は揃って小選挙区当選だし彼らが次代の民主党を背負っていくのは間違いないので
個人的には原口氏がバランス感覚もあり右も左もまとめていける力量を持っていそうと睨んでいたんですが・・・。

パンチ勝負で 真紀子や康夫を党首になんてなったら目も当てられないからねぇ。

小沢党首案はあんまり人気ないですね。独自性と野党協調を両立するには彼の豪腕しかないと思うんですが

>>1427
>自民党内のパワーバランスは明らかに変わり今後目新しさが出てくるでしょう

増税を実現するため(目をそらすため?)にも
実効性???でも派手な改革案はぶちあげてきそう。何がでてくるのかなぁ。

ちょっと関係ないですが、国連常任理事国入りにまだこだわっているみたいですが
もう無理なのに・・・。税金の無駄遣いだからさっさとあきらめて欲しいよ、今回は。

1429上州屋:2005/09/15(木) 21:14:30
自分の目指す国家像を提示できるのならば前原でいいが、「民主党を戦う集団にする」とか訳のわからないスローガンしか言わないようならば、小沢が適任かな。
党国会議員に向かって話していてはダメだ(その象徴が民主党を云々という発言。こちらからしてみると今まで遊んでいたのかとつっこみたくなる)国民に向かって話さなきゃ。

1430上州屋:2005/09/15(木) 21:16:19
>>1427
馬淵氏は日記で前原支持を書いていましたね。いつの間にか鳩山派離脱かな?

1431いなばやま:2005/09/15(木) 21:20:23
>>1429

問題はどこに軸足をおいてどう戦うかであって
民主党を云々はその後の話だろって僕も思います。

1432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 21:45:18
>>1429
前原さんは今回は自分の勘では期待薄ですかね。代表にもし仮になっても。あくまで自分の勘ですけど。
カギは政策そのものより、人の動かし方とシステム作りと訴求力ですねー。単に自分がそっちの方面好きなだけか・・・?
前原さんにも一応期待しますが。一方で、伊吹派代表伊吹さんにも期待します。まったく関係ありませんが。

>>1428
人事の面と、市場化重視政策の面で、タイミングよくぶち上げる。都市部民重視で押すと思いますよ、自分は。
特殊法人とか公務員とかの制度、それから農業も?をいじるんじゃないですか。

1433いなばやま:2005/09/15(木) 21:54:41
>>1432
一番の問題は小泉首相のモチベーションだな。郵政民営化法案が通ったあとの

郵政以外はほとんど関心がないみたいだし、あとは北朝鮮との国交正常化ぐらいかなやる気があるのは

1434名無しさん:2005/09/15(木) 22:09:34
民主両院議員総会での主な発言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000233-jij-pol

 15日開かれた民主党両院議員総会での主な発言は次の通り。
 達増拓也氏 ベストな形で代表を選ばないと国民に対する責任を果たせない。
 近藤洋介氏 決められた期間の中で、しっかりした代表を選ぶことができるかどうかと、党のかなえの軽重が問われている。
 寺田学氏 惨敗したのは岡田克也代表のリーダーシップが欠落していた部分もある。
 岡田代表 全国の皆さん、候補者として戦った方に心からおわび申し上げたい。政権交代が十分可能な中で、大きく議席を減らしたのはひとえにわたしの責任だ。
 森ゆう子氏 小泉純一郎首相がなぜ勝ったか。「国民の意見を聞きたいと思って衆院を解散した」。この一言だ。国民の声をわたしたちは聞いていなかったのではないか。
 山田正彦氏 選挙前に年金協議を打ち切っておくべきだった。郵政法案への対案を出していれば、こんな大敗はしなかったはずだ。
 末松義規氏 有権者の反応は悪くなかったが、首相は無関心層を掘り起こした。要点は分かりやすさとドラマ性と明るさ。それらを学んでさらに強くなろう。
 岡田代表 小選挙区選挙はリーダーが非常に重要だ。いろいろな意見があってもいいが、外に向かってはリーダーを支えることが必要だと、遺言として言いたい。(了)
(時事通信) - 9月15日21時1分更新

1435あかかもめ:2005/09/15(木) 22:10:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000025-san-pol&kz=pol

小沢氏、民主代表選出馬へ 一両日中に表明

 民主党の岡田克也代表(52)の後任を決める代表選への立候補の意向を固めている小沢一郎副代表(63)は十五日午前、国会内で記者会見し、惨敗を喫した衆院選の総括をせずに新体制発足に動いている現執行部を批判、一両日中に代表選に対する自身の態度を明らかにする考えを示した。小沢氏はすでに周辺に出馬の意向を伝えており、近く正式に立候補を表明する見通し。
 会見で小沢氏は、「敗戦の反省を省略して代表選だけに奔走するのはいかがなものか」と執行部を批判。「ポスト岡田」体制は衆院選の総括をしたうえで、次期衆院選で政権をとれる布陣にすべきだとの認識を示した。
 自身の代表選への対応については「政権をとるためにどうしたらいいかということだ」と述べ、十六日までに決断する意向を明らかにした。
 また、若手・中堅グループの支持を受けて代表選に名乗りを上げた前原誠司「次の内閣」防衛庁長官(43)については「優秀で将来ある人」と評価しつつも「若ければ選挙に勝てるかという問題がある」と語り、代表には経験と実績が重要との考えを強調した。
 小沢氏は十四日夜、自身を支持する若手グループ「一新会」のメンバーとの会合で、党再建のために代表選に出馬する考えを伝えている。
 一方、再登板に意欲的な菅直人元代表(58)も十五日午前、記者団に両院議員総会後に出馬の有無も含めて結論を出す考えを示した。菅氏は前原氏支持も示唆しており、最終的に出馬を断念する可能性もある。
 河村たかし衆院議員(56)も出馬の意向だが、条件となる二十人の推薦人を確保することは極めて厳しい情勢。
 十七日の代表選は、小沢、前原両氏による一騎打ちか、菅氏を加えた「三つどもえ」で行われる公算が大きくなったが、小沢氏側近は「党内の衆参両院議員の過半数を押さえた」と語っており、小沢氏が「本命」になりそうだ。
≪舞台回し役、満を持して≫
 「政権をとる。その観点から考える」。民主党代表選への態度を十五日の記者会見で問われた小沢一郎氏は、そう語った。かつて党首として自由党を率いたものの、平成十五年に民主党に合流してからは、自らトップに立つことはなかったが、ついに腹を決めたのか。
 昨年、年金未払い問題で、菅直人氏が代表職を退くことになった際、党内では代表就任待望論が出て、本人も一度は内諾したといわれる。自民党は「小沢氏が代表になれば、民主党は手強い相手になる」(首相経験者)と警戒感を強めたが、小沢氏は「自らも年金未払い期間があった」と公表し、代表選に出るどころか、代表代行も辞任。後継となった岡田克也代表は、小沢氏に選挙の責任者になってほしいと要請したが、それさえ「私の仕事ではない」と固辞。一貫して表舞台に出ることを避けてきた。
 その理由は、小沢氏の政治手法にある。「党首として表舞台に出るのではなく、幹事長など舞台回し役になった方が実権を握れると考えている」と、かつて小沢氏とともに新進党にいた与党幹部は解説する。
 自民党時代には、幹事長として時の海部内閣を実質上、コントロールしていた。また新進党でも当初は幹事長で党の実権を握り、この手法に批判が出たため、新進党党首に就いた経緯もある。
 岡田民主党が衆院選で惨敗した直後、小沢氏の名前は当然のように浮上した。「慎重にタイミングを計っている」。民主党関係者は、ここ数日の小沢氏の行動をそう分析する。「今度、党首になるときはラストチャンス。政治生命をかけることになるから」と。(村田雅裕)
(産経新聞) - 9月15日15時36分更新

1436あかかもめ:2005/09/15(木) 22:25:50
>>1429.1431
>自分の目指す国家像を提示できるのならば前原でいいが、「民主党を戦う集団にする」とか訳のわからないスローガンしか言わないようならば、小沢が適任かな。

同感。小泉新自由主義路線に対してどのような対抗軸を打ちたて新生民主を構築していくのかが国民は知りたいわけで・・・
それには市場主義は推進しながらも社会保障などのセーフティーネットの整備、拡充で自民党と差別化を図る所謂「第三の道」路線で行くべきだと思う。
これなら前原の目指している理念にかなうし、ケインズ主義では立ち行かなくなっている状況下においてはこれ以外に民主党の生きる道はない。
無論、第三の道路線が、郵政法案反対に見られるような支持団体の既得権保護の隠れ蓑になってはいけないことは言うまでもないが。

1437いなばやま:2005/09/15(木) 22:32:19
非常に単純な言い方ですいませんが

日本の民主党=英・(労働党−左派)+自民党=独・社民党+自民党

かなと
英労働党左派・独緑の党、左派党的な部分は共産・社民ほかが受け皿かな

1438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 22:42:27
http://www.t3.rim.or.jp/~komiyama/cgi1/index.html
小宮山洋子議員も前原支持のように書いている。

菅対前原なら前原なのだろう、が、小沢が出るとわからんなあ。鳩山・小沢がまとまり、浮遊している保守系と社会党を束ねると強い。

1439あかかもめ:2005/09/15(木) 23:16:56
>>1437
そんな感じですね。それになぜか保守党やキリスト民主同盟が加わる図式。
そら、訳わからんわなw。でも保守系が第三の道にうだうだ言うようなら自民党に行くべきでしょうね。
もはやそちらの方が己の理念と寸分違わぬのですからお互いにとってその方が幸せと言うものw

1440あかかもめ:2005/09/15(木) 23:25:11
>>1438
何度も言いますが「第三の道」路線を旗幟鮮明にしてくれるのなら小沢氏でも可です。
菅氏が民由合併やマニュフェスト路線で政権政党への道を切り開き、小沢氏が民主党の理念を明確化し、前原世代で花開かせるパターンもありかな。
いなばやまさんの仰るように小沢氏のほうが社民党との関係も上手くいくでしょうし。ただし、伝統右派の自民党造反組との連携は勘弁して欲しいですがw

1441あかかもめ:2005/09/16(金) 00:37:48
2005年09月15日 http://www.yamaguchijiro.com/
05年9月:民主党再建の方向性
 総選挙における小泉自民党の大勝について、私はそれほど意外に思わなかった。このような地滑り的な結果は、小選挙区では時々起こるものである。また、負け惜しみであることは否定しないが、民主党の大敗はこの党が政権を取るために一度はくぐらなければならない試練だと思う。一九九〇年代のイギリス労働党やドイツ社会民主党を見れば分かるように、選挙で大敗することは党改革の唯一の契機となる。ボロ負けしなければ政党は変わらないものなのだ。その意味で、この大敗を民主党の再生につなぐことができるかどうかに、日本の政党政治の未来がかかっていると言ってもよい。こういう時は、時間の幅を長めにとって、これからの日本の政党政治のあるべき姿を考える必要がある。

 小泉首相の勝因は、公共部門を攻撃したこと、利益団体・圧力団体に支えられるという従来の政党の姿を否定したことの二点に尽きる。官僚の横暴や役所仕事の非効率に辟易し、特殊利益の走狗となった政党に愛想を尽かしていた国民は、こぞって小泉首相を支持した。しかし、この方法はハイリスク・ハイリターンの戦術であり、危うさがつきまとう。

 まず、公共部門の最高責任者である首相自らが、公共部門を攻撃し、政府の能力を否定したこと自体に潜む矛盾である。確かに、中央官僚主導の非効率的な政策を是正するためには、政府のリストラを争点に掲げることが必要な場面もある。しかし、政府の能力を完全に否定することは政治の自己否定である。小さな政府論は玉葱の皮をむくようなものであり、政府固有の役割について何も語っていない。小さな政府がもたらす国内的矛盾を覆い隠すためには、アメリカのブッシュ政権のように戦争に訴えるという安易な手段もある。が、今のブッシュ大統領の苦境が示すように、これも長続きはしない。アメリカのハリケーン被害が物語るとおり、政治の本来の役割は災害、貧困などのリスクを社会全体で管理する点にある。

 また、既成政党批判も、これからの自民党が根本的に変わらないのであれば、ブーメランのようにはね返ってくる危険がある。固い支持層を切り離し、流動性の高い無党派層に大きく依存することは、それだけリスクを高めることになる。要するに、自民党の栄華も永続的なものではないということである。

1442あかかもめ:2005/09/16(金) 00:39:23
民主党の再建戦略を考える時にも、この二つの課題に答えを出すことが鍵になる。その際、自らの目的を達成するためには党の支持基盤を自ら切り離したという小泉首相の手法から学ぶ必要もある。

 まず、公共部門への信頼と期待の回復について。これからの高齢社会や環境問題などに対して小さな政府と言うだけで対応できるはずはない。しかし、国民は高級官僚の政策能力にも、現場の公務員の仕事ぶりにも満足していない。官僚支配に対する攻撃は民主党の得意である。問題は、公務員の規律と能率である。きちんと働く者の権利は守る、働かない者の既得権は見直すという基本原則を立てて、公共部門の労働実態を見直すべきである。たとえば鳥取県の片山知事は、「公務員はクビにできない」という神話を打破すべく、職員の規律保持に取り組んでいる。そして、働かない職員の分限処分も検討している。これからの労働組合はむしろこうした改革に共同で取り組むくらいの覚悟が必要である。そこまで筋を通して、初めて高級官僚の天下りなどの既得権を攻撃する時に迫力が出てくる。世のため、人のために働くことを美徳と考える気風が日本から消えたわけではないであろう。

 第二は、政党と支持団体の関係という問題である。様々な地域や団体の要求をすべて部分的利益、特殊利益として切り捨てて、最初から国益を追求するという政党を私は信用しない。公共の利益とは、様々な私的、部分的利益がぶつかり合う中で形成されるものである。その意味で、民主党が労働者の声を代表することはむしろ必要であると思う。問題は、労働組合という組織と働く市民とがずれているという点にある。これは第一点とも関係するが、連合を構成する大労組に所属する労働者は、比較的恵まれた層であり、既得権も持っている。そうした労組の組織率は低下する一方で、不安定な非正規雇用が急増している。そして、そのことが国民年金や国民健康保険などの社会保障制度の土台を揺るがしている。今の民主党に必要なことは、たとえば同一労働同一賃金など、働く市民のための政策を労組よりももっとラディカルに打ち出すことである。

1443あかかもめ:2005/09/16(金) 00:40:29
二大政党制とは、似たような政党が代わり番こに政権を担う仕組みではない。ある程度異なった政党が、どちらが国民を幸福にできるかを競う仕組みである。二〇世紀の自民党は再分配機能を担い、日本社会の平等化に貢献した。その意味では左派政党の役割を代替した。しかし、小泉首相の下で、強者の自由を重視する小さな政府という理念を明確に採用し、その意味では右側に軸足を定めた。(ここでいう左右とは、あくまで政治学上の概念であり、右や自由重視、左は平等重視である。)したがって、日本で二大政党制を実現するためには、自民党のやや左側に平等や再分配をある程度継続する政党を立ち上げなければならない。それが民主党の役割である。

 もちろん、集権的官僚支配と族議員によって担われてきた自民党流の再分配を継続することはできない。岩手県や鳥取県など、公共部門の力を使わなければ地域の経済社会を維持できない地方では、リーダーがそのことに気づき、透明で公正な再分配の仕組みに造り替える努力が続いている。こうした地方の知恵を借りながら、より建設的な改革のビジョンを作ることができれば、民主党の再建は可能となるであろう。人数の上では多数を占める都市の負け組も、民主党を支持するに違いない。

 最後に、野党の選挙協力の必要について言及しておきたい。民主党の単独政権が当分できないことははっきりした。自公連立に対して、野党もある程度協力することが必要である。政権交代を起こすためには、民主党と共産、社民との協力が必要である。たとえば、衆議院選挙における比例代表をブロック別から全国一区に変えることを条件として、小選挙区における野党の協力の可能性を追求することも今後必要となるであろう。

1444あかかもめ:2005/09/16(金) 23:18:30
先ほど、菅と前原出演の報ステ見てましたがやはり菅はさすがだ。届く言葉を持っている。
俺が民主スレで「第三の道」路線を旗幟鮮明にすべきと繰り返し述べたが、彼は「小泉政権は一人のホリエモンと1万人のホームレスを作ろうとしている。一人でも多くの人間を不幸から救うのが政治の役割だ。自由競争で社会を活性化するのは重要だが、それによって数万人の自殺者を作り出す構造を放置するのは政治の責任放棄だ」と述べていた。
小泉改革に熱狂している層に「小泉は偽者」と糾弾し差別化を図ったところで(趣旨はわかるし重要ではあるが)国民は聞く耳を持たない。でも改革によってもたらされる社会に皆、漠然たる不安を抱えているのが実情だと思う。その心のひだを理解しわかりやすい比喩で己の目指すビジョンを語れる菅は改めてさすがだと思う。
年金未納の濡れ衣で志半ばにして辞任せざるを得なかった菅にもう一度、チャンスを与えてもいいかなあと正直迷ってます。

1445名無しさん:2005/09/16(金) 23:25:07
<公選法違反>買収容疑などで6人逮捕 衆院選福島4区 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000047-mai-soci

 福島県警は16日までに、衆院選福島4区で当選した民主党の元衆院副議長、渡部恒三氏(73)の選挙運動にかかわった会津若松市、会社役員、斎藤美奈子容疑者(58)ら2人を公選法違反の疑いで逮捕した。また、同市などの無職の男4人を同法違反の疑いで逮捕した。県警は同市の渡部氏の自宅などを家宅捜索した。
(毎日新聞) - 9月16日12時10分更新

1446いなばやま:2005/09/17(土) 22:36:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000100-mai-pol

<民主党>前原新代表選出、党内の反応 期待感に懸念交じる

 民主党内では、衆院選で惨敗した危機的状況を世代交代によって乗り切れるのではないか、という期待感が広がった。
一方、前原氏が憲法9条改正を持論としていることに「自民党と違いがあるのか」と懸念の声も出た。
 「菅候補94票、前原候補96票」。東京都港区のホテルに設けられた代表選の会場。
結果が発表されると、会場から拍手とともに「おー」というどよめきが漏れた。
周囲の議員から握手攻めにあった前原氏は、壇上に上がり「全身全霊をかけて、この仕事をまっとうさせていただく」
と甘いマスクを少しこわばらせながら声を振り絞った。
 これに先立つ演説で、勝負色の真紅のネクタイを締めた前原氏は「既得権益の対極にいるのがわれわれだったのではないか」と述べた。
「(郵政民営化法案に)労働組合の意向で対案が出せなかったのではないか。民主党を闘う集団に変えることだ」
と踏み込んだ党改革を訴え、聞いていた国会議員たちを驚かせた。
 前原氏の推薦人、渡辺周衆院議員(43)は「あそこまで踏み込んだ発言をして過半数が投票するんだから、党に対する危機感が皆にあるのだろう」。
蓮舫参院議員(37)も「世代交代をして党を再生させたい。しがらみのない政治をしてほしい」と期待を口にした。
 同じ松下政経塾出身の野田佳彦衆院議員(48)は「本人の熱い気持ちが伝わった。組織票はなかったが、個人の思いがこもった1票ずつが集まり、
いろいろな壁を突き破ったのだと思う」。
02年の代表選で菅元代表に投票したが、今回は前原氏に入れたツルネン・マルテイ参院議員(65)は「菅さんはすばらしい人。でも時計の針を戻すことはよくない」と語った。
 一方、喜納昌吉参院議員(57)は憲法改正に懸念を示し「私とはぶつかるところもあるだろう。沖縄を要塞化されては困る」と語気を強めた。
古賀一成衆院議員(58)も「憲法改正や防衛など、彼が得意とする分野が自民党と同じなのが気になる」と言う。
 一時は代表選立候補を目指した河村たかし衆院議員(56)は「ただ若いだけでは、いかん。内容も若いことをやってもらわないと」とクギを刺した。
(毎日新聞) - 9月17日21時41分更新

1447いなばやま:2005/09/17(土) 22:39:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000104-mai-pol

<民主党>43歳の前原氏が新代表、2票差で菅氏破る

 民主党は17日午後、東京都内のホテルで両院議員総会を開き、岡田克也代表の辞任に伴う代表選の投票を行った。前原誠司「次の内閣」防衛庁長官が96票を獲得し、94票の菅直人元代表を2票の小差で破った。43歳の前原氏が代表に就任したことで、同党の世代交代は一気に進んだ。前原氏は労組依存体質の打破や党内人事での能力主義の徹底を掲げ、衆院選に惨敗した党の立て直しを進める。
 前原氏は代表選後のあいさつで「日本の民主主義を機能させ、国民の生活を向上させるわが党の使命は極めて重い。全身全霊をかけて、政治生命をかけてこの仕事を全うすることを誓う」と表明した。記者会見では「党が本気で政権を取ろうとしているかが問われている。重要な政策は国会でしっかりと戦わせる」と強調した。
 21日開会の特別国会で再提出される見通しの郵政民営化法案への対応について、前原氏は以前から「重要政策は常に対案を示す」と主張しており、郵便貯金の預け入れ限度額を引き下げる対案を法案提出して、政府・与党と対決する方向だ。
 民主党と労組の関係については、代表選の立会演説会で「既得権益、しがらみにとらわれないのが党の原点」と述べ、見直す考えを改めて強調した。
 前原氏は特別国会に向け、執行部人事に着手。会見では「適材適所でやる」と語り、党内のグループのバランスよりも能力主義を優先させる考えを示した。
 代表選は党所属国会議員(計194人)による無記名投票で行われ、有効投票は190票だった。前原氏の任期は、岡田氏の残り任期の来年9月末までになる。
 代表選は前原氏が中堅・若手の支持を受け、菅氏は同氏に近いグループや旧社会党系議員に支援される構図で、基礎票は拮抗(きっこう)していたが、立会演説会での前原氏の「民主党を闘う集団に変える」などの訴えが、好印象を与えて接戦を制したとみられる。
 前原氏は京大法卒。松下政経塾出身で、京都府議を経て93年、日本新党から初当選し、当選5回。新党さきがけを経て旧民主党入りした。【宮田哲】
 ◇「意見合わないもの、先送りしない」 指導力発揮に決意
 民主党の前原誠司新代表は17日、代表選後の記者会見で、衆院選で惨敗した党の立て直しについて「意見が合わないものについて先送りしない。まとまったものは徹底的に国会で対峙(たいじ)していく。民主党は本気で政権を取ろうとしているのかが問われている」と強調し、政権奪取のため指導力を発揮する決意を表明した。
 代表選で菅直人元代表と2票の小差だったことについては「多くの方々が菅氏を応援したことはしっかりと受け止めなくてはいけない」と述べた。小泉純一郎首相の改革姿勢については「改革を競う環境をつくったのは功罪の功の部分だが、中身は評価していないところが多い」と評した。
 また憲法改正に関しては「改正は必要。9条2項は削除し、自衛権を明記したい」と明言。さらに改憲に当たっての自民党との協力については「しっかり議論し、まとめていくべきだ。何でも反対する野党にはならない」と強調した。
(毎日新聞) - 9月17日22時5分更新

1448いなばやま:2005/09/17(土) 23:04:14

「ミスター・ゼロ」と言われた岡田氏も小泉首相と正反対の「まじめ」さで
一定の人気を獲得したので、前原氏もうまくキャラ立ちさせれば人気になるかも
顔はそこそこいいしね。(w

 前原氏も誠実と言われているが、岡田氏ほど「原理的」ではないそうです。
機を見るに敏というか、世情にスタイルを合わせるとの評価も。

 外交安全保障分野で自民党国防族と歩調を合わせていると言うのが政界の評価で
支持層の大部分がこの分野に消極的なだけに、憲法9条改正で自民党と歩調を合わせるのでは
という危惧を持つ議員も多い。

 次期参院選で確実に争点になるのが「増税」と「憲法改正」

 下手をすると今回のように「賛成の反対なーのだぁ」みたいな中途半端な姿勢を取って
左右の攻撃に晒されそう。特に憲法改正、特に9条改正で自民党と歩調を合わせる(選挙の争点にしない)と
社民党、旧みどりの会議、生活者ネットなどとの選挙協力に非常に悪影響を与えるだろう。
彼らの票の代わりに当てにするのが保守的な無党派層だが、左派票に比べ元々票になるかはっきりしない上
現在自民党に向いている彼らを民主党に振り向かせるのは相当至難の業と言えます。
憲法問題、それに付随する選挙協力については、声高に憲法改正を主張している党首に
左右から踏み絵が求められるでしょう。

 個人的には「大政党はウィング広く」「政権党とは基本的に対決」といかないと野党第一党立ちゆかないと思ってます。

そう考えれば、結論は自ずからはっきりするでしょう。

まぁ、船出したばかりなのでこの程度で、
ただ激務でこれまで以上に頭頂部が寂しくなりそうなのが一番の心配ですかね(w

1449上州屋:2005/09/18(日) 00:24:57
接戦での勝利の場合は人事で苦労しますね。下手を打つとポッポの二の舞になりかねないからね。
間違っても執行部から採用はしてはならない。時間をおくべし。

1450名無しさん:2005/09/18(日) 01:11:29
特別国会が21日召集なので、今日18日中には執行部の骨格を固める方針のようですね。
本当に「実力本位」なら、小沢幹事長、菅政調会長でしょうが、さて。

1451とはずがたり:2005/09/18(日) 01:32:17

“ジャニーズ系”新代表・前原氏は苦学の元高校球児 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/democratic_party.html?d=17yomiuri20050917i112&cat=35&typ=t

 好きな言葉は「天命に生きる」。野田佳彦、枝野幸男、玄葉光一郎氏といった民主党の中堅・若手リーダー格の一人で、「民主党のジャニーズ系」「永田町の郷ひろみ」とも称される端正な顔立ちや、攻めを得意とする国会質問などから、早くから将来の代表候補と目されてきた。

 松下政経塾(8期生)出身。2002年の代表選では、政経塾の先輩である野田氏に立候補を譲ったが、今回は野田氏が前原氏支援に回った。

 党有数の外交・安全保障政策通で、自衛隊制服組や自民党国防族とも太いパイプを持つ。前原氏自身は「公共事業と財政も得意で、社会保障も大丈夫だ」と周囲に語るが、党内には「政策の幅が狭い」と不安視する向きもある。

 日本新党の衆院議員だった1994年、党代表の細川護熙氏(元首相)が小沢一郎氏(民主党前副代表)との連携を強めると、「立党の原点と違う」などと反発して離党した。京セラ創業者の稲盛和夫氏を後援者に持つなど、財界人との関係も深い。

 裁判官だった父を中学2年の時に亡くし、奨学金を得て学業を続けた。元高校球児(京都教育大付)で、京大では、国際政治学者の高坂正堯氏に師事した。熱狂的な阪神ファン。「国会一の腕前」と自負するSLの写真撮影が趣味だ。

[ 2005年9月17日21時16分 ]

1452いなばやま:2005/09/18(日) 03:42:27
産経だからか・・・。この内容は。
大連立で憲法改正なら、公明党が心おきなく排除できるし
公共社の護憲連合結成か、結構強そう

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050918-00000004-san-pol

前原氏会見「改憲、自民と協議」 公明、はや大連立を懸念

 民主党の新代表に選ばれた前原誠司氏(43)は十七日、都内のホテルで就任の記者会見に臨み、憲法改正について「民主党は改正が必要だという立場だ。改正を必要としている政党としっかり議論する中でまとめていく」と述べ、自民党とも協議する考えを示した。憲法に自衛権を明記することを持論とする前原氏の代表就任とあって、会見では憲法改正に関する質問が相次いだ。
 前原氏は「私の従来の意見は(侵略戦争を放棄した)一項はいいが、(戦力不保持や交戦権否定を定めた)二項は削除し、自衛権を明記するということだ」と言い切った。
 ただ、党の憲法改正案の下敷きとなる「憲法提言」の取りまとめなど具体的なスケジュールについては言及せず、「民主党として国のあり方について議論を積み重ねる中でまとめる」と述べるにとどめた。九条改正に慎重な旧社会党系グループなどに配慮したものとみられる。
 前原氏は会見では終始、言葉を選びながら話した。菅直人元代表とわずか二票差だったことについて「それだけ多くの方々が菅氏を応援されたことはしっかり受け止めなくてはならない」と述べ、挙党態勢づくりに配慮していく考えを強調した。一方で党人事について「党内グループのバランスをとる考えはない。適材適所だ」と述べ、中堅・若手の登用に含みを持たせた。
 日本経団連からの献金について「自民党を支持し、われわれから見れば偏った評価をしている団体から献金をもらうべきではない。再検討したい」と述べ、献金を辞退する考えを表明した。ただ、企業献金については透明性が確保され、利益誘導にならないという基準を満たせば従来通り政治献金を受けるとの考えを示した。
 前原氏の代表就任について、現行憲法に新たな条文を加える「加憲」を唱えながらも、憲法改正の動きが加速することを警戒する公明党からは「大連立になるのではないか」と懸念する声が早くも漏れている。
(産経新聞) - 9月18日2時34分更新

1453杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/09/18(日) 13:08:34
おい!マジかよ・・・・・
でも、これで大島令子@社民党にも復活の目が出てきたか!?

覚せい剤所持容疑、小林憲司・前衆院議員を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050918it03.htm

 愛知県警は18日、衆院選愛知7区から民主党公認で出馬、落選した前衆院議員小林憲司容疑者(41)(愛知県瀬戸市北浦町)を覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕した。
Click here to find out more!

 同県警で、覚せい剤の入手先などについて追及している。

 小林容疑者は、11日に投開票された衆院選に3選を目指して立候補していた。同容疑者は外資系企業の社員などを経て、2000年の衆院選で初当選し、党国対副委員長、党県顧問などを務めていた。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1454いなばやま:2005/09/18(日) 18:36:12
>>1453
噂通りでしたねぇ、愛知の民主党代議士が麻薬でパクられるって選挙前からネットで出てた。
それにしても愛知は・・・。佐藤に、吉田次いで小林と毎回、犯罪者代議士が生まれる土地柄ですねぇ。

それにしても、民主王国愛知で社民に選挙区譲るかなぁ、前代未聞のケースだけど。

1455いなばやま:2005/09/18(日) 21:12:26
菅を国対委員長にしようとしたそうですが・・・。
野党共闘で深慮遠謀があるならまだ知らず、元代表を遇するを知らないな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050918-00000115-kyodo-pol

鳩山氏を幹事長に起用 民主、前原体制スタート

 民主党の前原誠司代表は18日、幹事長に鳩山由紀夫元代表、政調会長に松本剛明氏、国対委員長に野田佳彦氏を起用することを決め、前原体制がスタートした。
 前原氏は鳩山氏らと党本部で初会合を開き、21日召集の特別国会への対応を協議。郵政民営化関連法案の対案として、郵便貯金預入限度額引き下げ法案を提出する方針を確認。前原氏は、衆院選の総括を踏まえた党機構改革案を12月の党大会までにまとめるよう指示した。
 党内実力者の小沢一郎前副代表には19日にも代表代行就任を要請する。代表選を争った菅直人氏については、国対委員長ポストを打診したが、菅氏は固辞した。
 前原氏は18日夜、3役人事について、記者団に「老壮青が協力してやる。適材適所、能力で決めた」と述べた。
(共同通信) - 9月18日20時33分更新

1456上州屋:2005/09/18(日) 22:54:28
結構いい人事だと思いますよ。
菅を国対に据えようとしたのも、彼の押しの強さを買ってのことと思います。幹事長だったら、偏りすぎだし、菅の得票の源泉を見誤っているのではと思ってましたので、個人的には評価できる。
ただし、小沢を代表代行にしたいのならば、なぜ幹事長で処遇しなかったのかとおもいます。てっきり、小沢に配慮する形で鳩山を幹事長に据えたと思っていたので、これはバランスが悪く感じられる。

古い顔を採用しながら、要所で自分の色を出してて好感が持てます。

1457名外しさん:2005/09/19(月) 00:06:37
国対に野田か。変な局面で妥協せねば良いが。

1458とはずがたり:2005/09/19(月) 11:54:08
鳩山の久しぶりの表舞台ですねぇ。

>小沢を代表代行にしたいのならば、なぜ幹事長で処遇しなかったのかとおもいます
同感ですが,鳩山のフラストレーションも相当溜まってたのでは?

>>1453-1454
やれやれ,何やってんだか。

1459とはずがたり:2005/09/19(月) 12:04:09
小林ってらりってる感じだったんですかね?誰か報告きぼーん。

覚せい剤・小林前議員「議員会館でも吸引」と元秘書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050919-00000401-yom-soci

 愛知県警と警視庁は18日、衆院選の愛知7区で落選した民主党前衆院議員、小林憲司容疑者(41)(愛知県日進市)ら3人を覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕、自宅など約30か所を捜索した。

 このほかに逮捕されたのは、私設秘書の安藤貢視(41)(同県瀬戸市)、団体職員の佐伯正晴(40)(同県春日井市)の両容疑者。佐伯容疑者は小林容疑者と高校の同級生で、2年前まで私設秘書だった。

 調べによると、小林、安藤両容疑者は同日早朝、小林容疑者の自宅で数回分の覚せい剤を隠し持ち、佐伯容疑者は同日朝、名古屋市内のホテルで覚せい剤約0・6グラム(末端価格約3万6000円)を所持していた。

 小林容疑者は調べに対し、「自分で吸引するために持っていた。過去にも使っていた」と供述している。

 別の元私設秘書が読売新聞記者に証言したところでは、小林容疑者が覚せい剤を使い始めたのは、衆院選に初当選した翌年の2001年10月ごろで、知り合いのホステスに勧められたのをきっかけに、週に2〜3回程度、パイプで吸引するようになったという。

 この元私設秘書は、小林容疑者の指示で、イラン人の密売人からコンビニエンスストアの駐車場などで覚せい剤を購入。小林容疑者は自ら覚せい剤を持たず、使うたびにこの元秘書らから受け取っており、秘書のかばんの中には吸引用のパイプがいつも入れられていたという。

 昨年10月ごろまで、日進市の自宅やホテルなどのほか、衆院議員会館の事務所でも吸引していたといい、再選を果たした03年11月の前回衆院選で、選挙カーの中で覚せい剤を吸引してから、演説に立ったこともあった、と証言する。この元私設秘書は、警察当局の事情聴取に応じているほか、秘書当時に持っていた覚せい剤吸引用のパイプを任意提出している。小林容疑者は外資系企業社員を経て、2000年衆院選に初当選。当選2回で党国対副委員長などを務めたが、11日投開票の衆院選で落選した。
(読売新聞) - 9月19日3時6分更新

1460とはずがたり:2005/09/19(月) 12:12:08
>官公労など労働組合と関係が深い旧社会党系議員
この言い方はどうかと思うね。民主党はほぼ全員官公労の支持は受けてるんだろうし。

民主幹事長に鳩山元代表、ベテラン配慮の若手布陣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050918-00000014-yom-pol

 民主党の前原代表は18日、幹事長に元代表の鳩山由紀夫氏(58)、国会対策委員長に野田佳彦氏(48)をそれぞれ起用するなど、新たな党執行部人事の骨格を決めた。政調会長には当選3回の松本剛明氏(46)を抜てきした。

 若手・中堅を中心とした布陣で「闘う集団」としての民主党を前面に打ち出す一方、鳩山氏を幹事長に据え、ベテランにも配慮した。

 前原氏は18日夕、記者団に対し、「自画自賛だが骨格人事としては良いものになった。チームワークで党の再生や国会に良い形で臨めるのではないかと期待している」と強調した。

 また、前原氏は小沢一郎・前副代表に代表代行への就任を求める意向を表明した。近く小沢氏を訪ね、就任を要請する予定だ。

 このほか、幹事長代理に玄葉光一郎氏(41)、政調会長代理に直嶋正行氏(59)(参院)、国対委員長代理に藤村修氏(55)をそれぞれ起用する方向だ。

 政調会長の松本氏は、党の安全保障政策の策定などを、前原氏とともに主導してきた。

 一方で、官公労など労働組合と関係が深い旧社会党系議員は、主要幹部に起用せず、事実上排除した格好となっている。

 鳩山氏は18日夕、党本部で記者団に対し、「“老壮青”が力を発揮できるような体制を作るために協力したい。前原氏には外でどんどん頑張ってもらい、私は党内を固める。自民党以上の『改革政党』に仕立て上げる責任がある」と述べ、前原氏を支え、党改革に取り組む姿勢を強調した。
(読売新聞) - 9月18日21時53分更新

1461とはずがたり:2005/09/19(月) 13:05:50
>>1458
>同感ですが,鳩山のフラストレーションも相当溜まってたのでは?
ちょっと説明不足気味ですが「ここんところ表舞台にまったく立てなくなってた鳩山氏ですから」という意味です

菅を表舞台に重用したいといいながら国対委員長を提示とは本音では菅を排除したいって事でしょうかね?
菅との権力闘争に負けて幹事長代理から国対委員長へ移った熊さんを思い出してちょっと複雑。
国対委員長が地位が低いなら院内総務でもなんでもいいので役職つくって就任して貰う手もあったのではないか?

1462杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/09/20(火) 19:09:47
まぁ、ベテランでさえ粗方落ちましたからねぇ・・・・・

衆院:副議長に横路孝弘氏を選出へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050921k0000m010024000c.html

 衆院は21日、特別国会冒頭で正副議長の選挙を行い、議長に河野洋平・現議長を再任し、副議長に民主党の横路孝弘元副代表を新たに選出する。衆院選の結果を受け、与党は正副議長を独占する構えも見せたが円滑な国会運営を条件に副議長ポストは慣例通り野党第1党から出すことに落ち着き、横路氏が内定した。

【衆院副議長】

 横路 孝弘氏(よこみち・たかひろ)道知事、党副代表。東大法卒。北海道1区。当選9回。64歳。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1463(1/3):2005/09/21(水) 21:45:25
『民主・敗軍の将』岡田克也前代表に聞く
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050921/mng_____tokuho__000.shtml

 歴史的敗北を喫した民主党。総選挙前、「政権を取れなかったら代表を辞任する」と背水の陣で臨んだ岡田克也前代表(52)は、自らの“マニフェスト”通り前原誠司氏にバトンを託した。しかし選挙戦の余韻がまだ残る中、民主党の戦術などへの風当たりは依然強い。当の本人はどう感じているのか。敗軍の将に自らを語ってもらうと…。 (竹内洋一)

 ――今回、自民党に投票した有権者は、岡田さんに「きまじめすぎる」とか「固い」というイメージを持っていたようです。

 リーダーは、きまじめかどうかとか、固いかどうかとかという基準で判断されるべきものではない。実際に選挙結果に影響があったとすれば残念。財政や少子高齢化は危機的状況で、今までの小泉さんの四年五カ月の改革では、とても追いつかないと申し上げた。私自身の危機感、時代認識がうまく伝わらなかったという無念さはある。

 ――首相にあって、岡田さんになかったものは。

 私は小泉さんの実績はあまりなく、改革は進んでいないと思っているが、支持率も高かったので、国民は今までとは違うという認識は持っていたと思う。一方で(民主党は)さらに大きく変えるということを、現実感を持って国民に受け止めてもらえなかったのか、そういうものはあまり必要ないと考えたのか。これはどちらか分からない。

■「あきらめない」若者への訴え

 ――選挙のキャッチフレーズ「日本を、あきらめない。」の意味が分かりにくかったと言われています。

 確かに、後ろ向きだとか、そんなにあきらめてはいないという人がいることは認めます。ただ、(勝ち組、負け組の)二極化の中であきらめざるを得ない人、夢を持ちながら実現させるだけの希望が持てない若者たちがたくさんいる。そういう人たちに送ったメッセージなんです。

 ――当初は「もっと大事なことがある」だったが、変わったのはなぜですか。

 変わったのではなく、まず「もっと大事なことがある」と言った。土俵を郵政に設定するのではなく、より本質的な年金や子育て、財政の立て直しに持っていこうということで、つなぎとして。その上で、「日本を、あきらめない。」に持っていった。最初の想定通りの展開だった。

1464(2/3):2005/09/21(水) 21:45:56
 ――自民党は分裂し民主党にとってチャンスでもあったのでは。

■『刺客』など報道に偏り

 報道があまりに「刺客」騒動に偏っていた。特にテレビでかなりあった。新聞は途中から本来の政策の選挙にしようと努力したと思うが、間に合わなかった部分がある。最初のところで、本来、国民は関心がなかったはずの郵政民営化がぐっと争点に浮上したところに、メディアの役割はあったと思う。メディアの中から自省の念が出てこなかったとしたら、絶望的だと思う。第三者的な学識者の評価を含め、メディア側で考えてもらいたい問題だ。

 私は選挙は政策で争われるべきだと思っているので、最後まで一貫して政策を述べ続けた。それが通用しなかったのは残念。負けは負けだから、当然その責任を負わなければいけないが、日本の民主主義にとって間違ったことをしたという認識はない。今は政策本位の選挙が定着している過程にある。私は、その歯車を逆には戻さなかったという誇りはある。

 ――では、政策と訴え方は間違っていなかった。考え方を変える気はないと。

 ありません。選挙の結果は非常に重く受け止めないといけないが、私自身の考え方が拒絶されたとは思っていない。届かなかったということだ。

 ――民主党は国会審議で郵政民営化法案の対案を出さなかったが、選挙戦の途中で最終的な民営化の可能性に踏み込んだ。郵政の土俵に乗らない方がよかったと後悔していないか。

 それは無理でしょう。あそこまでメディアで郵政の問題が取り上げられた以上は。小泉さんはそれしか言わなかったわけだから。争点になった以上は、ちゃんと議論しないといけない。だから、追加的にマニフェスト(政権公約)の中で「8つの約束」の最後に入れた。私は最終的な姿としては(郵貯と簡保は)民営化か廃止だと言った。

■「訴える力が足りなかった」

 ――選挙結果をみれば、小泉さんの訴えの方が、国民に受け入れられやすかったということになる。

 われわれは(郵政改革の必要性を認めた上で)あの法案には反対だと言い続けたが、小泉さんはいつの間にか、民営化に賛成か反対かということにすり替え、国民もそういうふうに理解した面はあった。われわれに訴えるエネルギーが足りなかったのかもしれない。ただ、小泉さんのまねをすべきだったとは、まったく思わない。

 ――選挙の結果、与党が衆院で三分の二を占め、圧倒的な与党優位になった。

 巨大与党だから、おごりが出てくるかもしれない。でも、そのことも含めてこれは有権者の判断の結果だから、われわれとしては筋を通して、きちんと対案を出していく。二大政党制がこれで崩れたとは全然思わない。

1465(3/3):2005/09/21(水) 21:46:27
 ――巨大与党に対抗して民主党は前原誠司氏を新代表に選んだ。

 危機感を持ってリーダーをしっかりサポートしていけば、次の選挙で大きなチャンスがある。われわれはチャレンジャーだから、みんながリーダーをサポートしなければ与党には勝てない。私も前原君をサポートしたい。私でしか言えないことはあると思う。

 ――前原代表は憲法九条改正論者。民主党には、護憲の立場の人もいる。

 彼個人の考えと、代表になったときの立場は違う。慎重に物事を進めると思う。よく考えることのできるリーダーだから、何の心配もしてない。彼が安全保障の面で勝負するとは必ずしも思っていない。それは国民がいま最も望んでいることではないと思う。

■憲法改正問題「議論は数年先」

 ――憲法改正論議で民主党も自民党と同じ歩調をとって、大政翼賛会のような形にはならないか。

 当面は、憲法は大きなテーマではない。実際に憲法改正を具体的に議論するのは数年先だ。これだけ自公が融合している時に、自民党が簡単に憲法を変えられるわけもない。

 ――自民党との違いをどう打ち出していくのか。

 自民党との違いを論ずることはあまり意味がない。自民党自体がはっきりしない政党だから。民主党の方向性ははっきりしている。われわれが目指すのは「効率的な政府」で、(小泉首相が掲げる)「小さな政府」ではない。市場に任せるところは徹底的に任せる、従来の自民党のように介入はしない。しかし、市場が関与しない子育てとか、そういう部分は政治がきちんと役割を果たす。市場の限界を、政治が補正していく考え方だ。

 ――ご自身の政治家としての今後の展望は。再度、首相を目指すのか。

 私自身の政治家としての目標には、何かになりたいというのはない。自民党を離党した(一九九三年の)段階で、そういう望みはすべて捨てている。二大政党制を定着させたい。政権交代が可能な政治を定着させるのが第一の目標。そのことにまい進したい。

 今回の選挙結果をみても、まだ私の考えが多くの人に理解されるに至っていない。永遠に理解されないかもしれないが、理解される時が五年、十年先に来るかもしれない。それは巡り合わせだから、来なかったとしても、かまわない。

 おかだ・かつや 1953年7月生まれ。通産省勤務を経て90年、自民党から衆院議員に初当選。新生党、新進党を経て98年、民主党に合流。昨年5月に代表に就任し、7月の参院選で民主党を躍進させた。衆院三重3区。当選6回。

1466名無しさん:2005/09/22(木) 21:01:10
「大臣」の呼称やめます=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000133-jij-pol

 民主党の「次の内閣」は22日までに、「大臣」の呼称を使わないことを申し合わせた。前原誠司代表が「われわれの置かれた立場を謙虚に受け止め、呼び方でおごりに聞こえないように」と使用を禁じた。今後は「担当」などと呼ぶ考えだ。
 岡田克也前代表は「野党」に代わって「政権準備政党」の呼称を使用するよう呼び掛け、連合の笹森清会長から「名前なんてどうでもいい」と批判を浴びた経緯がある。前原氏の指示には、政権交代が遠のいたことを踏まえ、前執行部との違いを鮮明にする狙いもあるとみられる。 
(時事通信) - 9月22日19時0分更新

「大臣と呼ばないで」 前原流、「次の内閣」呼称でも 2005年09月22日10時42分
http://www.asahi.com/politics/update/0922/004.html

 「大臣」とは呼ばないで――。民主党が、党の政策決定機関である「次の内閣」の閣議では「大臣」の呼称をやめることになった。これまでは互いに「総理」「官房長官」「大臣」と言い合っていたが、前原代表の指示で今後は「担当」と呼ぶ。

 「次の内閣」は99年に導入され、当時37歳だった前原氏も社会資本整備担当大臣として「初入閣」。いまは「総理」となったが、総選挙で大敗し、政権交代どころか党立て直しが急務のなか、「ままごとのように見られる」(前原氏)ことを嫌った。

 前原氏は21日の「閣議」で「我々は政権を取っていない。置かれた立場を考え、呼び方でおごりに聞こえないよう徹底をしていきたい」と語った。

1467名無しさん:2005/09/23(金) 23:26:47
最近2chに良く張られている>>1382の民主グループ色分け表ですが、
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2005minshu.html
私の考えでは、

寺田(東北)=他の右派→菅派(代表選選対本部事務局長)
玄葉(東北)=野田派→前原枝野派(さきがけ以来の盟友))
北神(近畿)分類不能→前原枝野派(北神をリクルートし野中地盤で立つ事を渋る北神父を膝詰め談判で説得@今週の新潮か文春に出てた)

だと思います。

1468とはずがたり:2005/09/24(土) 02:09:19
>>1467
全部同意見・賛成です。
また直しておきます。京都は松井・北神・福山・山井とみんな前原系でしょうね。

1469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 00:08:15
寺田は、今回はその役職に就いてましたが、ウェブサイトをチェックする限り菅派と言っていいものか疑問だと思います。
河村篠原三日月長安大串森本は他の右派、岩国はその他(羽田勉強会にも出てたし遊軍的な動きをする)、近藤・長島は凌雲会に入ってるかわかりませんが今後前原とのつながりが強くなりそうですね。

1470とはずがたり:2005/09/25(日) 10:47:12
>>1469
一応親父は新自由主義というかトップダウンの寺田知事ですからねぇ。
菅の若手や保守への配慮として代表選選対本部事務局長に起用されたって所なんでしょうか?

1471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 17:01:43
>>1470
グループにはっきり属していない若手や新人の支持をうけるためじゃないかなと。推測に過ぎませんが。
岡田就任のときは、自分はグループに属さない岡田に強く共感するから岡田派を名乗ろうかというようなことを書いています。
自民党との違いを強く意識していて、その勢いで動いてるような印象。
でも、あえてどのグループかに分類する場合は菅グループかもしれません。(今後の動きはわかりませんが)

1472香川県民:2005/09/25(日) 22:49:44
場合によっては自民鉄板区∩民主地方組織貧弱、という選挙区からは撤退を余儀なくされるケースも出てきそう。
「タマが悪い」とされる議員や候補者を差し替えられるかどうかに注目してみたいです。

<民主党>政党交付金が減少、落選者の処遇に苦慮
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000070-mai-pol

衆院選で惨敗した民主党が、大量の落選者の処遇に頭を悩ませている。
小選挙区で敗れ、比例代表でも復活できなかった落選者は03年衆院選の90人から178人と倍増。次期衆院選に向け再び落選者を公認内定した場合、党から支給する生活費などは膨れ上がるが、逆に政党助成金は減ると予想されるからだ。落選者の一部を降板させる作業も避けられず、党執行部は財政、人事の両面で難題を抱えている。
民主党は、03年衆院選では小選挙区で267人を公認し、比例復活も含め177人が当選。今回の小選挙区擁立者は289人に上ったが、うち当選者は111人にとどまった。党本部が、各選挙区で次期衆院選に立つ「公認内定者」を決定。
内定者にはこれまで毎月50万円の活動費と20万円の生活費を一律支給し、活動が活発な者には30万円を上積みして最高100万円を支援してきた。

こうした支援は落選時点で打ち切られたため、民主党幹部は「有望な人物には11月にも次期衆院選の内定を出したい」と意欲的だが、問題は党財政が持つかどうか。落選者のほぼ全員に月100万円を支給すると、年間21億円が必要になり、年間予算140億円の党には過大な負担だ。
しかも、予算の大半を占める政党助成金は議席数などに応じて増減する。今年分は、衆院選前は122億円の計算だったが4億円減額され、来年は105億円にまで減る見通し。「支援額を見直す必要が出るかもしれない」と話す幹部もいる。

今後は落選者を公認内定者としてどの程度残すかが課題になる。前原誠司代表は「活動に問題があった方は公認から外す」と明言。選対幹部も「03年の衆院選後の対応は、惜敗率50%以上は内定するなど甘かった。今回は精査する」と厳正審査をほのめかす。
さらに党所属の小林憲司前衆院議員(愛知7区で立候補し落選。現在除籍処分を決定)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された事件を受け、候補者の人品をどうチェックするかも検討課題に浮上している。

一方、「風だけで当選してきた人が今回、落選しており、いい候補に差し替える好機」(中堅)との声も上がり、元職も安閑とはしていられない状況だ。【田中成之】

1473片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 23:01:57
ホントは、むしろ都市部で落下傘的にやった方が効果的なんじゃないかとも思いますね。
田舎地盤は一日にしてならず。

1474香川県民:2005/09/25(日) 23:30:57
>>1473
福岡の岩本参院議員のような前例がありますから都市部の方が効果的というのは明らかですね。
田舎だと地縁血縁があって候補者の努力だけではどうにもならない部分が多いですし。

>>1472関連で四国スレから引張ってきましたが
この記事の通りだと数人は差し替え必至の情勢かと思われます。
高知も五島氏は選挙違反や年齢の事もあるし、次は1区に中山氏を持ってくる、なんて作戦が取れないものかと。

861 名前:無党派さん 投稿日:2005/09/12(月) 02:34 ID:rDNZifFl
民主候補惜敗率の推移

          前回    今回
玉井@愛媛1区  38.6%    43.4%
斉藤@愛媛2区  43.9%    56.2%
高橋@愛媛3区  55.3%    66.0%
浜口@愛媛4区  32.8%    45.7%

小川@香川1区  79.4%    88.2%
玉木@香川2区  67.5%    69.6%  前回は真鍋

高井@徳島2区  86.6%    75.4%
仁木@徳島3区  57.6%    67.8%

五島@高知1区  84.0%    92.4%
田村@高知2区  43.2%    64.1%
中山@高知3区  39.3%    72.5%  前回は川添

1475とはずがたり:2005/09/26(月) 00:59:18
>>1472-1474
確かにホントは都市部はポッと出でもゆーめーじんなら通っちゃうし,田舎は地道に活動してる人が当選するからねぇ。そういう意味では田舎は地盤のある現職の地方議員を候補者にすれば生活費丸抱えせずに済むし,支部の維持費少なくて済みそうだしいいんちゃうかなぁ。。
ただ都市部の有名人作戦は風見鶏のゆーめーじんは民主が勝ちそうじゃないとなかなか急な立候補要請に応じてくれそうに無いけど。。
風だけで当選しちゃった悪いタマを変える絶好の機会だとは思うけど,これを生かせるかなぁ。特に東京・神奈川。

民主は交付金4億円減 衆院選結果で再算定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000011-kyodo-pol

 衆院選で各政党が獲得した議席数と得票数に基づいて再算定される2005年分の政党交付金(助成金)の新たな見込み額が13日、共同通信社の試算で分かった。惨敗し、議席を大きく減らした民主党は4億1800万円減の117億7300万円となった。
 大勝した自民党は当初交付額から3億7500万円増の157億9400万円。議席をわずかに減らした公明党は2400万円減の29億4600万円、1議席増やしながらも得票数を減らした社民党は300万円減の10億2300万円。交付金を受けない共産党は試算から除外した。
 政党要件を満たした国民新党は6000万円、新党日本は4000万円が交付される。新党大地は要件を満たさなかった。
(共同通信) - 9月14日6時14分更新

1476あかかもめ:2005/09/26(月) 07:07:26
>>1469-1470
菅G、横路G系で構成しているリベラルの会会員ですからまあ菅Gに近いと言ってもいいんじゃないですかね?
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20050916
これ読んでるとそんな気がする。

1477名無しさん:2005/09/26(月) 19:26:37
>>1476
「リベラルの会」に所属している人は、左派と考えて差し支えないでしょう。
そうすると、川内博史の鳩山派というのもクエッションですかね。
でも、簗瀬進は完全な鳩山側近ですしね。うーむ。

「リベラルの会」結成にあたって
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/seitoutou/minsyu-liberal.htm(誤字多し)
 私たちは、東西冷戦に象徴されるイデオロギー対立の政治が終焉した21世紀こそ、「真の自由」と「真の民主主義」を実現する世紀にしたいと思います。
そして、「真の自由」と「真の民主主義」こそが、世界に平和をもたらし、個々人に光り輝ける人生をもたらすものと考えます。
 以上の基本認識の下、私たちは、次の基本的な考え方を政策実現していくために、「リベラルの会」を結成します。
1、 憲法第9条の精神を世界に広め、活かしていきます。自衛隊は専守防衛に徹し、一部の国を敵国扱いすることとなる集団的自衛権は行使せず、
国連を中心とした集団的安全保障の確立を目指します。国連改革を推し進め、新しい国連の下、積極的に世界平和の構築に取組むとともに、
北東アジアの平和と安全の為にイニシャティブを執っていきます。
2、 真に自立した市民一人一人が政治に参加することのできる「市民に開かれた政治」を目指します。そして、「市民に開かれた政治」の中で、
社会的立場の弱い人を含むあらゆる人が、安心して自由に暮らしていける社会の実現を目指します。
<世話人>(五十音順)
【衆院】 石毛えい子、稲見哲男、○生方幸夫、大出 彰、○川内 博史、○小林千代美、○今野 東、○近藤昭一、島田 久、○辻 恵、
中川 治、楢崎欣弥、○西村智奈美、○平岡秀夫、藤田一枝、本多平直、松野信夫、水島弘子 【参院】○梁瀬 進、○白 真勲
 (○印は事務局担当)

世話人のうち、戻ってこれた代議士は、川内、近藤昭、西村智、平岡のみ。

1478名無しさん:2005/09/26(月) 20:03:43
「リベラルの会」世話人以外の議員の情報

■憲法9条改正に慎重…「リベラルの会」民主若手が設立(読売新聞08/03)
http://dzusi.seesaa.net/article/405088.html
//【衆院】石毛暎子、岩國哲人、生方幸夫、川内博史、近藤昭一、増子輝彦、井上和雄、大出彰、今野東、首藤信彦、
中村哲治、楢崎欣弥、平岡秀夫、水島弘子、山花郁夫、泉健太、泉房穂、稲見哲男、篠原孝、島田久、
園田康博、田島一成、辻恵、寺田学、中川治、西村智奈美、藤田一枝、本多平直、松野信夫、村越祐民、若井康彦
【参院】岡崎トミ子、犬塚直史、神本美恵子、下田敦子、白真勲

「凌雲会」の篠原孝も入ってますね。

1479あかかもめ:2005/09/26(月) 22:59:41
簗瀬はバリバリの護憲派ですからわかりますけど川内や増子は意外ですねぇ。
この中では井上も鳩山派のような気がした。中村哲治は野田Gじゃなかったでしたっけ?

>世話人のうち、戻ってこれた代議士は、川内、近藤昭、西村智、平岡のみ。
ああ、そうか。ほとんど落選したのか・・・・改めてショックだ。左派の私としては彼らのいない民主党なんてありえないのに。
特に本多と中村の落選は痛い。渡嘉敷や大蔵のような議員が当選して彼らが落選だなんてあまりに理不尽で不条理だ。まあ、それも含めて審判を下したのはほかならぬ選挙民なのだがそれにしたって・・

1480名無しさん:2005/09/26(月) 23:08:17
さきがけ系左派の生方の落選も残念です。
まあ今回、関東全域で目も当てられない総崩れでしたが。

今週のAERAには「民主投票組のマイノリティー哀感」なんて記事が。
凹んでる人は少なくなさそうです。

1481名無しさん:2005/09/27(火) 00:01:50
>>1479
他にも、水島、山花、首藤ら党内左派は総崩れですね…
>>1480
生方は立候補前にさきがけに所属していましたが、
この数年はずっと横路グループに居ましたから、
さきがけ系左派というのにはちょっと違和感が。

1482名無しさん:2005/09/27(火) 00:41:55
>>1479
国会議事録を見ると梁瀬議員は9条の1項は守るべきだけど自衛隊の存在を無視することはできないので
民主的統制のため9条の一部(3項追加?)を改憲すべきという意見かな。

[005/022] 162 - 参 - 憲法調査会 - 6号 平成17年04月06日

(前略)
 第二点目は、シビリアンコントロールでございます。
 マスコミ等ではシビリアンコントロールを文民統制と、このように解釈をする、翻訳をすることが通例になっております。しかし、これはかなり狭い訳あるいは狭い解釈であると思っております。軍隊の最高指揮者が非軍人、文民でなければならないというのがいわゆる文民統制の意味でございますが、実はヒトラーもいわゆる軍の最高指導者となったときは文民でございました。
 正に現在的な意味においては、シビリアンコントロールとはもっと広く、すなわち民主的手続によって選ばれた議会の統制に服する、そういう民主的統制として理解されるべきであると、このように、これが現在の通説になっているということを主張したいと思っております。アメリカやドイツのシビリアンコントロールの例などは当調査会でも取り上げられたところでございますけれども、我が国においてもこれらを参考にして、自衛隊に対する民主的統制の原理として、一、戦争の開始、二、戦争の終了、三、戦争の予算、この三点は議会の決定によらなければならないということを憲法上明記すべきであると考えます。
 以上でございます。

1483名無しさん:2005/09/27(火) 00:42:19
[015/022] 161 - 参 - 憲法調査会 - 3号 平成16年11月10日

○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。
 私は、このシビリアンコントロールの論議というのは、実は今までかなり不十分であると思っております。
 なぜかといえば、自衛隊が軍隊かどうかというそもそも論の論議が非常に我が国の憲法論議ではウエートを占めておりまして、その結果として、自衛隊の活動範囲がどんどんどんどん広がり、海外にも活動するような状況になっておりながら、自衛隊をどういうふうにコントロールしていったらいいのか、あるいはどういうふうに管理していったらいいのかという部分についてのオープンな議論が、今まである意味では封じ込められてきたと。これは非常に重要なポイントだと思います。
 軍隊かどうかという論議はさておき、自衛隊というものを前提とした上でも、憲法で、新しい憲法をつくる、あるいは憲法改正を論議をするといったときに、この自衛隊のシビリアンコントロールについての基本原理を憲法の中にやっぱりきちんと定めておくような、そういう姿勢は絶対必要なんではないのかなと。
 そういう観点から、先生の御著書にございます二つの憲法が結構詳細に引用されております。
 一つは、一七八七年にできたアメリカ合衆国憲法であります。アメリカ合衆国憲法の第一条第八節、議会の権限ということがここにあるわけでありますけれども、その第十一項には戦争を宣言するのは議会の権限であると。正に、戦争を開始するかどうかということの決定は議会がやるということが、これきちんと憲法に定められております。それから、歳出の予算についても、これは二年を超える期間にわたることはできないと、こういうふうなことが極めて明定されております。これは憲法事項になっておるわけであります。それから、陸海軍の統制及び規律に関する規則を定める、これについても議会の権限であるということがきちんと明らかになっている。これがアメリカ合衆国憲法であります。
 同じように、敗戦をした西ドイツ。西ドイツ基本法というようなものがありますけれども、これも先生の御著書に引用されておるように、西ドイツ基本法の六十五条では、防衛に対する議会の責任というようなもの、基本法というのは、これは西ドイツの憲法ですから、正に防衛に対する議会の責任というようなものがきちんと六十五条で原則規定が置かれた上で、七十三条には、防衛に対する専属的な立法権は議会にあると。それから八十七条で、これは軍隊ということでありますけれども、その出動条件は基本法、すなわち憲法によって明示されていなければならないということが憲法上きちんと定められております。その後に、百十五条のaの一というところで、防衛事態の確定は議会の同意が必要であると、こういうふうなことも憲法できちんと定められております。また、予算についても議会が定めなければならない。また、議会の要求による出動停止ということも憲法事項として、これは八十七条のaの四項で定められているわけであります。
 さて、日本国憲法をこれから考えていく場合に、私は今もって、議会の権限について、これは立法でも様々な対応になっています、事前だったり事後だったり。こういうふうなことであっては本当の意味でのシビリアンコントロールはできないと思います。でありますから、憲法でその辺はきちんとやっぱり書いて、しっかりとコントロールできるような、そういう原則を憲法に置いておくべきなんではないのかなと考えますが、いかがでございましょうか。

1484片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/27(火) 01:38:19
>>1478
篠原孝は、最近のウェブの記述でも小沢一郎や鹿野道彦に近いところを見せていますし、左派とはいいがたいのではないかと思っていましたが・・・。
小沢一郎や鹿野道彦に近い左派なのかもしれないですけど・・・、政策面でも疑問が・・・?

>>1477
川内は鳩山側近ですよ。
鳩山的なリベラルな面を増幅した感じでは。
これだから、リベラルなんて言葉、仕方ないなあと思うんですが。

1485名無しさん:2005/09/27(火) 22:22:14
参院神奈川補選、民主は女性弁護士擁立へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000315-yom-pol

 民主党は27日、参院神奈川選挙区補欠選挙(10月23日投票)に、新人で米国弁護士、牧山弘恵氏(40)を公認候補として擁立することを決めた。

 牧山氏は同党の公募に応募した26人から選ばれた。

 民主党の斎藤勁・前参院議員の衆院選出馬に伴う同補選には、自民党が前外相の川口順子氏(64)、共産党が前参院議員の畑野君枝氏(48)の擁立をそれぞれ決めており、女性3人が争う構図となりそうだ。
(読売新聞) - 9月27日22時9分更新

1486名無しさん:2005/09/27(火) 22:38:54
13区次回不出馬 民主・島氏表明
http://mytown.asahi.com/aichi/news01.asp?kiji=12225

「結果は結果」

 「選挙に関して、大変な風があったとか、いろんなことがあるが、結果は結果」。愛知13区で落選し、比例でも復活できなかった民主党前衆院議員の島聡氏(47)は26日夕、地元後援会の幹部を集めた席で、次の総選挙で同区から立候補しないことについてこう話し、不出馬が連敗への責任の取り方であり、けじめであることを強調した。

 小選挙区で3連敗とはいえ、03、05年とも約11万票を集めた。不出馬を惜しむ声はあったが、選対の幹部は「島さんの政治美学だから仕方がない」と声を落とした。

 「政権交代のためには小選挙区で勝たなければならない」。そう言い続けてきた島氏は03年の総選挙で比例復活した時に「次の総選挙の小選挙区で敗れた場合は、愛知13区の次の候補になるより、ほかの方になるほうが党のためになる」と言っていた。

 13区は全国屈指の激戦区。島氏は「大変な戦いだったが、本当にクリーンな戦いができた、それは本当に誇り。そして私の支援者が、私の最大の誇りです」と涙ぐむ幹部らに語りかけた。

 別の選対幹部は「不出馬は、不祥事などのためではない。政権交代と党改革、そのために身を引く。島の思いをくんでほしい」と語っていた。
(9/27愛知各版共通)

1487名無しさん:2005/10/04(火) 23:03:05
テロ特措法延長、賛成で調整へ=前原氏「国会承認は必要条件でない」−民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000100-jij-pol

 民主党は4日、テロ対策特別措置法の効力を1年間延長する同法改正案への対応について、賛成する方向で調整に入った。前原誠司代表は同日午後の記者会見で「国会(事前)承認が(改正案賛成への)必要条件とは考えていない」と言明した。
 同法は2001年に成立、03年に2年間延長の改正が行われたが、民主党はそれぞれの採決で、自衛隊派遣に関する国会の事前承認が必要との主張が受け入れられなかったことを理由に反対した。前原氏の発言はこうした立場を転換、改正案賛成にかじを切ったものだ。
(時事通信) - 10月4日19時1分更新

1488名無しさん:2005/10/04(火) 23:03:35
このあたりかな?>赤松広隆、江田五月、輿石東、朝日俊弘

前原氏の労組対応に異論 民主、常任幹事会で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000202-kyodo-pol

 民主党の前原誠司代表が掲げる「労組との関係見直し」をめぐり、4日午後の同党常任幹事会で、連合に近い常任幹事から「衆院選敗北の責任が労組にあるというメッセージは遺憾だ」「連合との関係修復を図るべきだ」などの異論が相次いだ。
 前原氏は「連合との関係が悪くなったとは思っていない」と突っぱね、川端達夫常任幹事会議長が「相手(政府、与党)の思うつぼだ」と議論を打ち切った。
 議論の焦点となったのは、前原氏が連合に配慮して郵政民営化関連法案の対案を提出しなかったことが衆院選の大きな敗因と主張している点。
 ある常任幹事は「対案を出さなかったのは(民主党側の)政局判断であり、労組の反対で出さなかったというのは事実と違う」と批判した。
(共同通信) - 10月4日19時47分更新

1489いなばやま:2005/10/05(水) 22:28:04
「現実路線」、どこで対立軸を設定するのかな・・・
右ばかり見ていると左の票が逃げてくよ

前原民主、現実路線に舵 インド洋派遣再延長、特措法改正案賛成へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000005-san-pol

 民主党執行部は四日、インド洋での海上自衛隊の給油活動などを一年間再延長するテロ特措法改正案に賛成する方針を固めた。同党は平成十三年に政府が時限立法で法案を提出した際と十五年の二年延長のための同法改正の際いずれも自衛隊派遣の国会事前承認などを求め反対したが、「対米関係」重視の観点から今回、大きく面舵(おもかじ)を切った。安全保障政策や憲法改正などで現実的な対応を探る前原誠司代表の路線を象徴する流れといえそうだ。
                  ◆◇◆
 十一月一日に期限が切れるテロ特措法改正への対応について前原代表は四日の記者会見で「洋上給油を海上自衛隊は行っているが、具体的にどのような役に立ったのかなど国民への説明責任が果たされていない」と政府を批判し、「総合的なテロ対策の恒久法のようなものを作る必要がある」と持論を展開。賛否については明言を避けたが、「しっかりした対応を民主党としてやっていくことを国民に伝えたい」と現実的な対応をとることを示唆した。
 四日の党外務・防衛部門会議では、「反対」の意見が出たが、党内には「国会の事前承認を条件に賛成すべきだ」との声もある。前原氏ら執行部や「次の内閣」メンバーの間では「前原体制になった以上、民主党も現実路線に舵を切るべきだ」(中堅)との空気が強まっている。「条件つき賛成」については「巨大与党には民主党の条件は軽く一蹴(いっしゅう)され、結局反対せざるを得なくなる。賛成するなら条件はつけないほうがいい」(幹部)との判断に傾きつつある。
 民主党には郵政民営化法案への対応をめぐり「守旧派」のレッテルを政府・与党にはられ、衆院選で大敗に追い込まれた苦い経験から、テロ特措法でも「まず反対ありき」の姿勢は取れなくなってきた。方針転換について「テロ特措法に反対すれば民主党は旧社会党と同じという印象を与える。保守層の支持を得ない限り政権交代は厳しい」と党幹部は語る。
 第二次大戦時の英・チャーチル首相は「外交・安保政策の80%は常識。残りの20%はニュアンスの差でしかない」と説いた。政権担当能力がある政党の外交・安保の基本線は変わらないという意味だが、党内には「衆院選惨敗で民主党もようやく目を覚ました」(中堅)との声も漏れる。
 一方、テロ特措法とともに重要な米国との協調活動に位置付けられるイラク特措法について、民主党は「政府はイラクからの自衛隊撤退など出口戦略の検討に着手している」(幹部)とみている。このため「派遣延長反対を主張しても痛手にならない」(幹部)として、昨年の臨時国会に提出したイラク特措法廃止法案を再提出することも検討している。
(産経新聞) - 10月5日2時47分更新

1490とはずがたり:2005/10/09(日) 01:00:57
民主・小沢前副代表、落選議員の支援で全国行脚へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000311-yom-pol

 民主党の小沢一郎・前副代表は11月から、小沢氏を支持するグループの落選した前衆院議員らを支援するための全国行脚を始める。

 当面、グループの結束強化に力を注ぐ狙いで、党内には、「来年秋の代表選をにらんだ準備活動ではないか」と見る向きもいる。

 小沢氏を支持する若手の会「一新会」は9月の衆院選の結果、解散前にいた53人のメンバーが27人とほぼ半減した。落選者には、会長の室井邦彦氏や、小沢氏の秘書だった樋高剛氏ら旧自由党時代からの小沢氏の側近議員の多くが含まれる。党内では「壊滅状態」(中堅議員)との声もささやかれ、小沢氏の影響力の低下は否めない。

 一新会は、衆院比例選の11ブロックの「ブロック会」ごとに、現職議員、前議員らが集まって情報交換することを決めるなど、体制の立て直しを図っている。選挙後には、新人4人も加わり、メンバーは31人となった。

 小沢氏は、前原代表から代表代行就任を要請された際、「フリーな立場で仲間の応援をし、全国を行脚したい」と語り、固辞した。

 一新会内では、「落選議員の支援は本来、執行部が取り組むべき仕事なのに、やらないから、小沢氏がやるんだ」として、前原執行部と距離を置く空気も根強い。
(読売新聞) - 10月9日0時3分更新


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