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自公保観察スレ

8726チバQ:2013/08/16(金) 21:00:59
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/national/20130816-OYT1T00887.htm
自民・大島派の事務局長逮捕…公選法違反容疑で

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 岩手県警は16日、自民党大島派事務局長・安藤辰生容疑者(48)(埼玉県戸田市下前)を公職選挙法違反(買収の約束)の疑いで逮捕した。



 発表によると、安藤容疑者は6月、参院選岩手選挙区で落選した同党の田中真一氏陣営の運動員の男(44)と共謀し、女性2人に対し、田中氏への投票を有権者に電話で呼びかける報酬として、時給数百円のアルバイト代を支払うと約束した疑い。

 県警は7月、運動員の男を同容疑で逮捕、男が安藤容疑者の関与を認めたという。県警は安藤容疑者の認否を明らかにしていない。

 同党岩手県連などによると、安藤容疑者は、親交のあった田中氏の依頼で陣営の応援に入り、選挙カーの運行日程管理などを担当していたという。同選挙区は全国有数の激戦区とされ、田中氏は党本部の全面支援を受けた。結果は、トップの平野達男氏(無所属)に8万1869票差の16万1499票だった。

(2013年8月16日19時45分 読売新聞)

8727チバQ:2013/08/18(日) 19:33:17
http://president.jp/articles/-/10290
2013年8月18日(日)

「新土建王」二階氏、幹事長レース脱落の理由
NEWS FILE
PRESIDENT 2013年9月2日号

9月の安倍内閣改造・党役員人事で幹事長就任が有力視されていた二階俊博自民党総務会長代行が、幹事長候補から脱落した。自民党二階派会長の二階氏は、200兆円もの国費投入を計画する「国土強靭化総合調査会」の会長で“新土建王”の呼び声高い実力者。今回の参院選でも、“裏の幹事長”として自派の河村建夫選対委員長と手を携え、候補者選定などで事実上、選挙を取り仕切った。

そこで参院選大勝を受け、安倍氏が“犬猿の仲”の石破茂氏を幹事長から外し、二階氏を据えるとの観測が流れていたのだ。だが、参院選で自民党が歴史的な大勝を収める中、二階氏が推した候補はあえなく落選、面目を失ったのだ。

「二階派で落選中の金子善次郎元代議士を比例区の候補に押し込んだが、自民党で最下位当選の太田房江氏が7万7000票取ったのに対し、わずか3万5000票たらずで当選ラインにはるかに届かなかった。また小泉進次郎青年局長が“党の70歳定年制に抵触する”として擁立に強く反対した佐々木洋平元代議士を比例区に押し込んだのも二階氏。二階氏は佐々木氏を“余人に代えがたい”と安倍首相に直談判してごり押ししたが、5万6000票であえなく落選した。また二階派の大江康弘元参院議員も落選。同じく落選したタレントの伊藤洋介氏も二階氏と近かった」(自民党関係者)

二階氏の失態は比例区に留まらない。今回の参院選で、自民党は選挙区(1人区)で、岩手と沖縄県以外は全勝したが、岩手選挙区で自民党の田中真一候補が落選したのも二階氏の責任だ。

というのも、二階氏は自民党の田中候補がいるにもかかわらず、民主党を離党した無所属の平野達男元復興相を半ば公然と支援。その結果、平野氏が当選して田中氏は落選の憂き目を見た。

「二階氏は、当選後に平野氏を自民党に入党させるつもりだったが、石破幹事長は『ありえない』と否定している。二階派は現在、自民党内で第五位の弱小派閥。そこで二階氏は、参院選を通じてなりふり構わず勢力拡大を目指したが、失敗に終わった」(全国紙政治部長経験者)

二階氏の線が消えたことで、石破幹事長の留任はほぼ確実に。内閣改造も小幅に留まる見通しだ。

8728チバQ:2013/08/18(日) 19:33:48
http://president.jp/articles/-/10286
2013年8月13日(火)

今や大物「菅官房長官」に派閥旗揚げの噂
NEWS FILE
PRESIDENT 2013年9月2日号

安倍内閣の大番頭、菅義偉官房長官に派閥旗揚げの噂が囁かれている。根拠はある。7月4日の参院選告示日の前後に、菅氏は自民党の1〜2年生議員ら20数人と極秘裏に懇親会を開いていたのだ。

「懇親会に参加したのは、昨年暮れの衆院選挙で初当選した神奈川県選出の1年生、2年生議員らを中心にした自民党の若手。無派閥の議員が多いことから“菅氏が菅派結成に向けて動き始めた”と永田町で憶測を呼んだのです。参加者は口どめされているが、菅氏本人は親しい人物に“確かに若い議員と酒を飲んだ”と認めています」(自民党関係者)

菅氏は無派閥ながら、安倍首相の側近中の側近として内閣を取り仕切り、霞が関の官僚にも睨みをきかせる。経済産業省の事務次官に、局長未経験の立岡恒良官房長を抜擢したのも菅氏だといわれる。

かつての大物官房長官、梶山静六氏や野中広務氏の周囲に自然と人が集まったのと同様、菅氏の周囲にも若手議員らが結集しつつある。

「自民党の若手の中には、以前から“菅氏は派閥をつくるべきだ”という菅派待望論がありました。菅氏は、第一次安倍政権でも総務大臣として入閣し、安倍氏を支えた。若手の中には、菅氏を安倍改革路線の継承者と期待する声がある。彼らは将来的には、神奈川選出の小泉進次郎青年局長を首相にしたいと考えているが、菅氏はその進次郎氏とも近い。ある若手代議士は“もし菅派をつくってくれたら自分たち若手の意見を政治に反映させられるのではないか”と話していました」(全国紙政治部デスク)

菅氏は法大卒業後、代議士秘書や横浜市議を経て1996年の総選挙で初当選。叩き上げの苦労人で、98年の自民党総裁選では派閥を脱会して剛腕として知られた梶山氏を応援した。梶山流の剛腕を受け継いた菅氏は第1次安倍政権で初入閣。今や押しも押されもせぬ大物官房長官として君臨している。

「実力者の階段を上るにつれ、菅氏にも“いずれ自分が総理に”という欲が出てきたはず。だが無派閥だと自民党総裁選に出馬するのも難しいので準備を始めたのでは。菅氏はブラック企業経営者と批判されていた渡邉美樹・ワタミ前会長を参院比例代表に押し込み、当選させたが、これも“菅派旗揚げのときのスポンサーづくりが目的では”と囁かれています」(前出・自民党関係者)

8729チバQ:2013/08/19(月) 22:08:52
http://mainichi.jp/select/news/20130820k0000m010023000c.html
自民党:石破幹事長「脱派閥」で悩み
毎日新聞 2013年08月19日 19時22分(最終更新 08月19日 21時19分)


自民党の石破茂幹事長=大阪市中央区で2013年8月5日、後藤由耶撮影
拡大写真 衆参の「ねじれ」を解消した自民党で、石破茂幹事長が党改革の主要テーマの「脱派閥」に悩みを深めている。昨年の総裁選では脱派閥の先陣を切ったが、昨年の衆院選と先の参院選で新人が大量当選し、各派は勢力拡大に走る。派閥の存在感を無視できなくなり、対応を迫られている。

 石破氏は7月30日の記者会見で「事務所の移転という形式的なことより、どうやって派閥の良さを生かすかの観点で論じられるべきだ」と脱派閥に向けた改革が足踏みしている現状を釈明した。

 党政治制度改革実行本部(逢沢一郎本部長)は今年2月、脱派閥を柱とする改革案をまとめ、安倍晋三首相は石破氏に早期の実行を指示。石破氏も改革案に沿って各派事務所を段階的に党本部に移転させる意向を示した。

 しかし、野党時代の国会議員200人余りから400人超の大所帯になったことが、結局、派閥の発言力の増大につながっている。石破氏は一時、党本部主導の新人教育を目指したが、衆参で150人を超える現状では限界がある。事務所移転についても「了解を得たところもあるが、衆参400人の議員がいる。党本部の機能をどうするか、一つ一つ検討が必要だ」と歯切れが悪い。

 一部の派閥領袖は参院選前、石破氏に選挙用の資金を派閥単位で配分するよう要求。石破氏も要求は無視できず、派閥の規模に応じた資金を配分した。

 一方、「脱派閥」で自民党の古いイメージを払拭(ふっしょく)したい首相は石破氏ら執行部に物足りなさを隠さない。首相にとって脱派閥は「ポスト安倍」の動きをけん制する意味合いもある。首相は周囲に「石破さんには『派閥解消』まで強く言ってもらいたい」と語っており、板挟み状態となった石破氏の苦悩が続きそうだ。【念佛明奈】

8730チバQ:2013/08/19(月) 22:25:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130819/stt13081921280002-n1.htm
自民派閥研修会「復活の夏」 二階派皮切り 防災視察で結束確認
2013.8.19 21:26
 7月の参院選大勝で勢いづく自民党の各派閥がこの夏、各地で泊まりがけの研修会を一斉に再開する。最も早い二階派は19日、二階俊博会長の地元・和歌山県内でスタート。二階氏が力を注ぐ「国土強靱(きょうじん)化」の取り組み加速に向け、派内の結束を強めた。

 「われわれが日本国中の防災に取り組む責任がある!」。二階氏は19日、視察先の和歌山県広川町にある「稲むらの火の館」内で、新人議員らを前に訴えた。

 紀伊水道に面する広川町には、安政元(1854)年の大津波の際に庄屋が稲の束に火を付けて避難を誘導した逸話が残る。防災教育施設を併設する同館で、インフラ整備を含む国土強靱化の重要性を新人議員に知ってもらう意図があった。

 4年ぶりとなる研修会の参加議員は、新人11人を含む21人。同派メンバーの3分の2以上が顔をそろえ、この日は高野山の寺院に泊まり、20日も早朝の勤行、住職の説法などの研修メニューをこなす。

 自民党が野党時代、派閥研修会はほとんど開かれなかった。だが、政権与党として迎える今夏は石原、大島両派を除く5派が開催。派閥の団結を確認し、同時に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉や消費税増税判断など、今後の重要課題で影響力を確保しようとする狙いもある。

 岸田、麻生両派は閣僚が講演を行い、長野・軽井沢で開く町村、額賀両派は定番の「ゴルフ懇親」も復活させる予定。党執行部は派閥解消を唱えるが、「派閥復活の夏」となりそうだ。

8731チバQ:2013/08/26(月) 20:48:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130826/stt13082609260001-n1.htm
【政局考(5)自民・石破茂幹事長】
「ポスト安倍」狙うも役職に縛られ妙策なく
2013.8.26 09:21 (1/4ページ)[自民党]

自民党の石破茂幹事長=東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)
 「夏祭りで屋台を一軒一軒回って、焼きそばもフランクフルトも腹がパンパンになるまで食べなさい!」

 7月の参院選で初当選を果たした自民党新人議員35人を対象にした今月7日の研修会。報道陣を閉め出した後にマイクを握った幹事長の石破茂は、地元活動のあり方について手取り足取り指示を飛ばした。

 元首相の田中角栄から直接教わった「握った手の数しか票は出ない」を実践してきた石破。しかし、インターネットを使った選挙運動の解禁など選挙の戦い方は大きく様変わりしている。「周囲に自分と同じことをやるよう求める。まじめなのはいいが、だれも付いてこない」(党幹部)。正攻法オンリーの石破のやり方に党内からは苦言も漏れる。


「早く辞めたい」


 「なぜ総裁選に出馬するのか。それは今が祖国・日本の国難だからだ」

 昨年9月の党総裁選で、石破は国を率いる意欲をみなぎらせていた。再起を期した安倍晋三ら4人と争った総裁選は1回目の投票で安倍の141票を上回る199票を獲得。安倍の87票に対し、165票を集めた地方票が決め手となった。

 だが、国会議員のみの決選投票は石破89票に対し、安倍108票。地方の人気はあるのに国会議員からは疎まれている−という党内基盤の弱さを露呈し、総裁のイスを棒に振った。

 永田町での支持基盤を得る活動に本腰を入れたかった石破に対し、安倍は即座に幹事長就任を要請した。寝首をかかれる恐れのある石破を「自由にさせたくない」との思惑からだが、石破は受諾し、人事などで反論することもなく、野心を封印してきた。

 ところが参院選を前に石破は「早く幹事長を辞めたい」と漏らすことが多くなった。「次」を目指したいのに自由に行動できない。順調な政権運営を続ける安倍に反旗を翻すことも幹事長のままでは不可能だ。

 自民党総裁の任期は3年で、連続2期まで続投が可能だ。安倍政権が今後約5年間続くかもしれず、時間だけが過ぎていく−。石破にはそんな焦りが見え隠れする。


公明とはパイプ


 だが、幹事長就任後、石破はただ手をこまねいてばかりいたわけではない。周囲を驚かせたのは、公明党幹事長の井上義久との信頼関係の構築だ。同党幹部は「会合の時間中、いつも2人でしゃべっている。あんなに親密な幹事長同士は久しぶりだ」と証言する。

 そもそも公明党とのパイプは強くはなかった。当初は定例の両党幹部会合を「ホテルではなく、国会内でやればいい」と話していたほど。それが今では電話1本で突っ込んだ話ができる関係になった。参院選では周囲の反対を押し切り、埼玉選挙区の公明党候補に前例のない自民党推薦も出した。

8732チバQ:2013/08/26(月) 20:48:36
 公明党が安倍の安全保障政策などに懸念を示す中、石破はクッション役となりつつある。安倍は大勝した参院選の翌日、「獅子奮迅の戦いを展開していただいた」と早々に石破の続投を宣言した。「幹事長を辞めて独自の活動に取り組むべきだ」と助言する側近もいたが、石破はまたも安倍の要請を受け入れた。

 

「勝負はあと1回」


 党のカネと人事を差配する幹事長ポストを引き続き手中に収めた石破だが、「ポスト安倍」への妙策は見えてこない。全国を遊説に回った参院選では新人の「囲い込み」を行わず、幹事長としての「軍資金」を自身との距離感で差別化することもなかった。きまじめすぎる石破に周囲の期待は尻すぼみとなりつつある。

 石破を囲む約60人の勉強会「さわらび会」には国対委員長の鴨下一郎や元防衛相の浜田靖一らが名を連ねるが、中堅以上への広がりは少ない。鴨下らが1月に事実上の「石破派」として発足させた「無派閥連絡会」も活動は停滞気味だ。

 党内には、派閥解消を唱えていた石破が「派閥」を旗揚げした不信感に加え、自ら自民党を捨てた過去も重くのしかかる。

 石破は平成5年から約4年間、政治改革実現を訴えて自民党を離れ、小沢一郎中心の新進党の結党に参加した。4年前の麻生太郎政権時は、農林水産相でありながら麻生に退陣を申し入れた。その麻生は安倍の盟友として「次」をうかがう立場にいる。

 今ひとつ煮え切らない石破だが、側近には最近、こうも語っている。

 「自分は早死にする家系だ。勝負できるのはあと1回しかない」

 そうであるとすれば、勝負をかけるために残された時間は限られている。

=敬称略、おわり

(力武崇樹)

8733チバQ:2013/08/26(月) 20:49:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130821/plc13082108500004-n1.htm
【政局考(3)麻生太郎副総理兼財務相】
「ポスト安倍」蜜月いつまで
2013.8.21 08:46 (1/3ページ)[安倍内閣]

        麻生太郎語録
 良くも悪くも、耳目をひく政治家ではある。

 外遊の際、真っ黒なソフト帽にロングコートというマフィアばりのいでたちで空港に現れて注目を集めたかと思えば、憲法改正にからみナチス政権を引き合いに出して国際的な批判を浴びたのもこの人ならでは。

 そして、「ポスト安倍」候補として真っ先に挙がるのも麻生太郎という名前。第2次安倍晋三政権で副総理兼財務相という重責を担う麻生は果たして、首相を支える名参謀なのか、それとも寝首をかこうともくろむ梟雄(きょうゆう)なのか−。


首相と気脈通じる


 安倍「酒はいいですね」

 麻生「それはそう。でも、どこで飲むのを止めるのかが一番難しい」

 自宅が近所ということもあり、麻生はしばしば、東京・富ケ谷の安倍の私邸に出向き意見を交わす。2人の会話は政権運営や党内情勢だけでなく、酒のたしなみ方にも及ぶ。気脈を通じた仲だ。

 麻生は、第2次安倍政権が発足すると、高支持率の源泉となった経済政策「アベノミクス」の第1の矢である「大胆な金融緩和」の実現に向けて奔走した。

 日銀法改正をちらつかせてインフレ目標設定や無制限の金融緩和など金融政策の変更を日銀に迫る安倍と、慎重姿勢を崩さない当時の日銀総裁、白川方(まさ)明(あき)との対立が先鋭化しそうになると、麻生はこう安倍に耳打ちした。

 「ここで日銀総裁に辞任されたら内閣が吹っ飛びます。慎重にやりましょう」

 政府と日銀による共同文書の作成で、通常は事務方が調整する文章内容を白川と2人でホテルにこもり、膝詰めで議論を重ねた。白川の後任総裁人事でも国内外の情報収集を図りながら安倍と緊密に連携し、黒田東(はる)彦(ひこ)に決めた。

 さらに、自民党政調会長の高市早苗が5月に過去の植民地支配と侵略を認めた平成7年の「村山談話」に疑問を示すと、官房長官の菅(すが)義(よし)偉(ひで)に「高市の発言に閣僚を絶対同調させてはいけない。内閣不一致だけはダメだ」と忠告。海外から安倍政権の外交方針がブレて映らないように閣内の引き締めを図った。

8734チバQ:2013/08/26(月) 20:50:07
政権のアキレス腱?


 こうして、安倍の「後見人」としての立場を着々と固めつつあるように見える麻生だが、必ずしも安倍の意見と完全に一致しているわけではない。

 その最たる例が消費税率の引き上げ問題だ。麻生は「決めるタイミングは早い方がいい」と、消費税増税法通り来年4月に8%への引き上げの流れを作ろうと動いた。これに対し、安倍は慎重だった。

 首相の経済政策ブレーンの内閣官房参与、本田悦朗らは「デフレ脱却の妨げになりかねない」として引き上げの先送りや、毎年1%ずつの引き上げなどを唱える。増税の是非の判断をめぐり今後、「安倍−麻生ライン」に亀裂が生じる可能性も否定できない。

 一方で、歯に衣(きぬ)着せぬ発言が売りの麻生に対し、「政権のアキレス腱(けん)になりかねない」(自民党中堅)との懸念は消えない。

 7月29日の講演で憲法改正にからみナチス政権を引き合いに出した発言は、その不安が的中した形だ。自民党が参院選で圧勝し安定した政権基盤を手に入れた直後だったことに加え、追い込み態勢の2020年夏季五輪の東京招致にも影響が出かねないため、官邸は火消しに躍起になった。

町村派と摩擦も


 麻生は自民党麻生派(34人)と大島派(13人)との合併を模索。実現すれば党内第3派閥になり、領袖(りょうしゅう)としての発言力も増す。派閥勢力の拡大路線は安倍政権の党内基盤を固める狙いがあるようだが、党内には「ポスト安倍」への布石と見る向きもあり、安倍の出身派閥の町村派(87人)との摩擦も起きかねない。

 そうした中で、麻生は毎週木曜日に開く派閥例会で「党内で意見の違いはあるが、一致団結して決めたことは素早く進めていくことが大切だ」と訴え、党内の結束を呼びかける。党の支持団体から大会などに呼ばれても、安倍が出席するときは参加を控えている。

 ただ、安倍を立てる麻生の振る舞いは、かえって野心を覆い隠すためのポーズのようにも映る。

 安倍も閣僚の一人に「麻生さんの顔は必ず立てるように」と指示。フェイスブックにツーショット写真を掲載する気遣いをみせる。

 2人の蜜月関係は今後も続くのか。安倍−麻生ラインが政権の命運を握っているのは間違いない。(坂本一之)=敬称略

      ◇

 ■あそう・たろう 昭和15年、福岡県飯塚市生まれ。72歳。学習院大政経学部卒。射撃でモントリオール五輪に出場。麻生セメント社長や日本青年会議所会頭を務め、54年に衆院旧福岡2区(現福岡8区)から出馬し初当選。当選11回。経済企画庁長官や総務相を歴任し第1次安倍内閣では外相。自民党幹事長を経て平成20年、第92代首相。今年7月には夏季五輪の東京招致でスイスでのプレゼンテーションにも参加。

8735チバQ:2013/08/26(月) 20:51:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130819/stt13081912190001-n1.htm
【政局考(1)菅義偉官房長官】
視線は3年後のダブル選 「兄貴」「親分」党内基盤着々
2013.8.19 12:18 (1/3ページ)[官房長官]

菅官房長官の発言
 「3年後は間違いなく『衆参ダブル選挙』だ。その1年前ぐらいにはいい流れを作りたい」

 今月6日夜、都内のホテルの中華料理店で、官房長官の菅義偉は当選1、2回の衆院議員と、当選したばかりの参院議員ら十数人で会談し、そう宣言した。最近は慎重な発言に終始している第2次安倍晋三政権のスポークスマンとは思えないほど、この日の菅の舌は滑らかだった。


消費増税には慎重


 7月21日の参院選で自民党が圧勝し政権の足場が盤石となったことで、党内には「首相が年内の内閣改造に消極的だ」との見方が広がる中でも、菅は「内閣改造は秋にある。副大臣、政務官も代わる」と正反対の見方を強調した。

 ひとつの長いテーブルを全員で囲んで食事をする光景は、映画「ゴッドファーザー」のワンシーンを彷彿(ほうふつ)させ、結束の強さを際立たせた。集まった若手らは、いずれも菅を「兄貴」「親分」と慕う議員ばかり。中には党内の有力派閥に所属する議員の姿もあった。

 菅の面倒見の良さは永田町で定評がある。役所の仕組みが分からない若手議員には、中央省庁の官僚らとの会合をセットする。選挙では応援弁士の手配まで買って出る。

 自らグループを作る気はなくても、若手議員らは近く「スガ・グループ」を立ち上げる可能性をにおわせている。党内基盤は着実に固まりつつある。

 首相の安倍にとって、消費税率引き上げや環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の決断、集団的自衛権行使の容認、成長戦略の加速化に向けた法案審議を行う臨時国会など、この秋に乗り越えるべき課題が山積している。

 特に、消費税では、税率を来年4月に8%、平成27年10月に10%にそれぞれ予定通り引き上げるかどうかをめぐり、政権、党内に賛否両論が渦巻く。菅は増税慎重派だ。6日の会合では「平成27年の増税は個人的に反対だ。ダブル選挙にならなくなるだろう」と強調した。


各方面ににらみ


 情報収集にも余念がない。午前5時過ぎに起床し、同7時過ぎには議員宿舎を出て、国会近くのホテルなどで朝食を取る。ときには他党の議員も呼ぶ。酒を飲めないのに夜は何軒も会合をハシゴし、党内情勢を探る。上京してきた地方議員との記念撮影のために顔を出すというサービス精神もある。

 一方で各方面ににらみを利かす重量級の官房長官のイメージも定着しつつある。初当選したときの官房長官であり、「政治の師」と仰ぐ故梶山静六の手法と酷似している。

 閣僚や党幹部らの失言の「火消し」役に回ることも。副総理兼財務相の麻生太郎が7月29日の講演で憲法改正に絡んで戦前ドイツのナチス政権を引き合いに出した発言が波紋を広げると、麻生に電話で「誤解されている」と撤回を促し、沈静化を図った。

8736チバQ:2013/08/26(月) 20:51:55
政局勘が課題


 官房長官就任までは「暴れん坊」の印象が付きまとった。本会議採決の「造反」常習犯であり、当時の首相、森喜朗を降ろす平成12年の「加藤の乱」に加担したこともある。


 他党との接触もマメだ。20年3月、のちに首相となる野田佳彦(民主党)を共同代表に担ぎ、「せんたく議員連合」の発足に奔走。「官僚政治からの脱却」を掲げ、政権奪取の可能性が高まっていた民主党とのパイプづくりに励んだ。

 政権復帰前から、憲法改正で考え方を共有する日本維新の会共同代表の橋下徹との関係構築に汗を流した。維新とつながりの深い元経済企画庁長官、堺屋太一を内閣官房参与に起用するよう安倍に進言、「官邸と直結する」と久しぶりに橋下を喜ばせた。

 安倍政権の支柱であることは言うまでもない。それだけに、政局勘が課題となる。20年秋、首相に就任したばかりの麻生が衆院解散を検討していたのを、先送りするよう進言し、翌年の衆院選で自民党は惨敗した。菅の進言が政権の命運を左右する。

 安倍からの信頼は、「首相」という野心をみせず黒子に徹する姿勢にある。ただ、複数の派閥を渡り歩き、「加藤の乱」後は元幹事長、加藤紘一と別行動を取るなど政治行動が定まらない一面も否定できない。

 3年後の「ダブル選挙」まで、菅は安倍に仕え続けているか。=敬称略

(山本雄史)





 7月の参院選で衆参のねじれが解消し、永田町は久しぶりの「静かな夏」を迎えた。この間、政権や野党の有力者は秋以降の政局をどう描いているのか。5人に焦点を当てて連載する。





【プロフィル】すが・よしひで

 昭和23年、秋田県生まれ。64歳。高校卒業後、「集団就職」で上京。国会議員秘書、横浜市議2期を経て、平成8年に衆院神奈川2区から出馬し初当選。連続6期。18年、第1次安倍内閣の総務相、郵政民営化担当相で初入閣。衆院議院運営委員会筆頭理事、自民党幹事長代行などを歴任し、24年、第2次安倍内閣で官房長官、国家安全保障強化担当相に就任した。

8737名無しさん:2013/08/31(土) 00:20:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130830-00001310-yom-pol

首相、人間ドックに備え公邸宿泊…再登板後初

読売新聞 8月30日(金)22時54分配信



 安倍首相は30日夜、首相公邸に宿泊した。

 昨年12月の第2次内閣発足以来、首相が公邸に泊まるのは初めて。31日に予定する病院での人間ドックに備えたためで、周辺に「直前に何も食べることができないから、泊まろうかな」と語ったという。

 首相公邸は、戦前に建てられた旧官邸を改装して2005年に完成して以来、歴代首相が住まいとしてきた。安倍首相は普段、東京都渋谷区富ヶ谷の私邸から車で15分ほどかけて首相官邸に通っており、公邸入りのタイミングが注目されている。首相周辺は「これからも、時々、泊まるかもしれない」と話している。

8738チバQ:2013/09/02(月) 20:58:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130901/stt13090123500003-n1.htm
「復権」に沸く派閥、実は「衰退」の兆候 ポスト安倍不在で存在感薄く
2013.9.1 23:49 (1/2ページ)[安倍首相]
 自民党の各派閥が「復権」に湧いている。今夏の参院選で大勝し所属議員が増えたことで、かつての活気を取り戻したかのようだ。1日には最大派閥の町村派が長野県軽井沢町で5年ぶりの泊まりがけ研修会を開き、2日には恒例だったゴルフ懇親も復活させる。しかし、安倍晋三首相に代わる「次期リーダー」候補を持たない各派閥には、確実に「衰退」の足音が忍び寄っている。(小田博士、力武崇樹)

 「大勢が参加して研修会を開くことは喜びであり、楽しみだった。今度の臨時国会は安倍政権、自民党にとり非常に重要だ。一段と実力を発揮してほしい」

 町村派会長の町村信孝元官房長官は1日の研修会で、会場となったホテルの大宴会場に集まった約70人の出席議員を前に、首相を後押しするよう訴えた。

 町村派は、福田赳夫、森喜朗、小泉純一郎、福田康夫各氏、そして安倍氏を首相に据えてきた名門派閥だ。野党時代は所属議員約50人にとどまっていたが、第2次安倍内閣発足、7月の参院選を経て一気に88人に膨れあがった。

 町村氏は周囲に「過去最大になった」と胸を張る。8月29日の総会では、各派閥による予算獲得争いを懸念する声を逆手にとり、新人議員に「どんどん『族議員』になってほしい」と発破をかけたほどだ。

 しかし、水面下では別の事態が進行している。

 「安倍首相がさらに会員数を増やしたいようで、新人に電話をかけている」

 同派関係者はこう語る。首相に近い議員には「事実上のオーナーだった森氏に反発して脱会した“安倍シンパ”を迎え入れ、100人態勢にすればよい」との声もある。「安倍派」への看板の掛け替えだ。

 7月の参院選後の新人争奪戦も、「総裁派閥」である町村派が最大の10人を獲得したのに対し、他派は数人止まり。それでも公然とした町村派批判が起きないのは、他派に「ポスト安倍」候補が見あたらないという事情がある。

 第2派閥の額賀派(54人)では、会長の額賀福志郎元財務相を総裁に推す声は聞かれず、「竹下登元首相の弟、亘(わたる)・党組織運動本部長か小渕恵三元首相の二女、優子財務副大臣を会長にして『竹下派』や『小渕派』を復活したらいい」との声も漏れる。第3派閥の岸田派(42人)は伝統的に「ハト派」の色が強く、安倍首相の路線とはもともと対極にある。だが、会長の岸田文雄外相に加え小野寺五(いつ)典(のり)防衛相が入閣している状況では、独自色を打ち出すことは難しい。

 政治改革で「カネ」や「票」を割り振る機能を失った派閥に残されたのは「ポスト」の分配くらいだが、9月の党役員任期切れに伴う内閣改造は見送られる見通しで、いくら「復権」を印象づけようとしても存在感を示せない。

 額賀派の中堅はこうつぶやいた。「派閥にいても、パーティー券販売の割り当てなど負担の方が多い。強いてメリットを挙げれば情報交換することくらいか」

8739とはずがたり:2013/09/03(火) 17:18:17
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8740杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2013/10/26(土) 22:39:27
現職国会議員なんて知らずに受理って・・・・・保守王国だとその辺り不感症になってるのか?


阿部衆院議員の入党取り消し 受理した県連、党本部の判断必須の規定知らず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131026-OYT1T00253.htm?from=ylist

 衆院山形3区選出の阿部寿一衆院議員(54)が自民党に入党した問題で、党山形県連は25日、阿部氏の入党を取り消した。

 現職の国会議員が入党する際は、県連でなく党本部が判断するという規定を、県連が知らなかったのが理由。県連は同日、阿部氏側に謝罪するとともに、交付していた党員証の返還を求め、阿部氏側も応じる意向を示した。

 党県連は「事務的なミスで関係者に迷惑をかけた。大変申し訳ない」としている。

 県連によると、通常の入党手続きは、地域や職域ごとに設けられた支部が窓口となっており、申し込みを受けた後に県連に報告し、県連から党員証が郵送される仕組みになっている。阿部氏は7日、酒田市第一支部(支部長・佐藤藤弥県議)に入党を申請。同支部から報告を受けた県連は10日、阿部氏に党員証を郵送していた。

 しかし、現職の国会議員が入党する場合は、政治判断が必要とされることもあるため、党の内規で、県連ではなく党本部が判断するとしている。県連は内規の存在を知らなかった上、入党の申込書に記載された「阿部寿一」氏が、現職国会議員であることに気付かないまま申請を処理した。

 阿部氏の入党が表面化した25日、県連が党本部から指摘を受けて問題が発覚した。県連事務局長は同日、酒田市の阿部氏の事務所を訪問し、事務手続きのミスを謝罪。納入された1年分の党費4000円を返すとともに、党員証の返還を求めた。阿部氏は不在だったが、事務所によると、返還に応じる意向という。

(2013年10月26日12時44分 読売新聞)


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